≪第108号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2020/9/1〜
9/4(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HORTUS
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ジャン・アラン(1911-1940):オルガン作品集
(1)組曲 AWV86
(2)世俗的な前奏曲第1番 AWV57
(3)世俗的な前奏曲第2番 AWV58
(4)小品 AWV37
(5)3つの舞曲 AWV119
(6)アリア AWV120 |
トマ・モネ
(オルガン/
カヴァイエ=コルの大オルガン) |
ノートルダム・ドートゥイユ教会、カヴァイエ=コルの大オルガンを演奏!マリー=クレールの兄、ジャン・アランのオルガン作品集
録音:2018年/ノートルダム・ドートゥイユ教会(パリ)/60'39
1911年生まれ、1940年に戦死したフランスの作曲家ジャン・アラン。父アルベールはギルマンやヴィエルヌに師事した作曲家・オルガニスト、また一番下の妹はマリー=クレールは言わずと知れた20世紀を代表する名オルガニストです。
ジャンはその短い生涯ながら魅力的な室内楽、歌曲、そしてオルガン作品を残しました。ここに収録されたオルガン曲はジャンの聴き手の魂揺さぶる名曲揃いです。
演奏のトマ・モネはフランス国立高等音楽院、リヨン国立高等音楽院にて研鑽を積んだオルガニスト。2003年にアンジェで開催された芸術アカデミーでのオルガンコンクールでの優勝をはじめ数々のコンクールでの入賞歴を誇ります。
レパートリーの中心は19世紀から現代まで、とりわけフランスの作品を得意としております。当演奏ではノートルダム・ドートゥイユ教会に据え付けられたカヴァイエ=コルの大オルガンを用いて演奏しております。
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リスト:オルガン作品集
(1)バッハの名による前奏曲とフーガ
(2)システィーナ礼拝堂への祈り
(3)バッハのカンタータ 「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」の主題によるによる変奏曲
(4)コラール 「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ |
トマ・モネ
(オルガン/
カヴァイエ=コルの大オルガン) |
リストのオルガン作品、傑作4篇を名手トマが演奏!
録音:2014年/サン・モーリス・ド・ベコン教会(クールブヴォア、オー=ド=セーヌ県、フランス/DDD、72'05
ピアノのヴィルトゥオーソ芸術の確立者フランツ・リスト(1811-1886)。カトリック信仰の深かったリストは1850年代以降を中心にさまざまな作品のオルガン編曲、また大規模なオルガン作品を残しました。
ここに収録された4曲はいずれも大作。最も有名な『バッハの名による前奏曲とフーガ』、アレグリの「ミゼレーレ」とモーツァルトのモテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」による『システィーナ礼拝堂への祈り』、マイアベーアの歌劇「預言者」の主題による『コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ』など、どの作品も難曲揃いです。
演奏のトマ・モネはフランス国立高等音楽院、リヨン国立高等音楽院にて研鑽を積んだオルガニスト。2003年にアンジェで開催された芸術アカデミーでのオルガンコンクールでの優勝をはじめ数々のコンクールでの入賞歴を誇ります。
レパートリーの中心は19世紀から現代まで、とりわけフランスの作品を得意としております。当演奏ではサン・モーリス・ド・ベコン教会に据え付けられたカヴァイエ=コル製作の大オルガンを用いて演奏しております。
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シューベルト:ピアノ作品集
(1)さすらい人幻想曲 ハ長調 Op.15 D.760
(2)3つのピアノ曲 D.946
(3)ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調「レリーク」
D.840
(4)ピアノ・ソナタ第8番 嬰ヘ短調 D.571 |
マッテオ・フォッシ(ピアノ) |
名手フォッシがシューベルトの「さすらい人幻想曲」を録音!
録音:2016年/ファツィオリ・コンサートホール、サチレ、ポルデノーネ(イタリア)/DDD、76'14
HORTUS レーベルの看板アーティスト、マッテオ・フォッシによるシューベルトの「さすらい人幻想曲」、未完のソナタ第8番、第15番「レリーク」、そして3つのピアノ曲を収録したアルバム。
フォッシは1978 年フィレンツェ生まれ。幼少期からフィエーゾレ音楽院でピアノと室内楽を学び、フェラーラ音楽院を最優秀の成績で卒業。その後、ミラノ・トリオ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、マウリツィオ・ポリーニのマスタークラスを受講するなどして研鑽を積みました。現在ではイタリアの最も重要な演奏家の一人として活躍しております。
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ブラームス:ピアノ作品集
(1)シューマンの主題による変奏曲 嬰ヘ短調
Op.9
(2)2つのラプソディ Op.79
(3)7つの幻想曲 Op.116
(4)4つの小品 Op.119 |
マッテオ・フォッシ(ピアノ) |
フォッシが奏でる重厚なブラームス。
録音:2014年/イタリア/DDD、71'47
HORTUSレーベルの看板アーティスト、マッテオ・フォッシによるブラームスのピアノ作品集。
フォッシは1978年フィレンツェ生まれ。幼少期からフィエーゾレ音楽院でピアノと室内楽を学び、フェラーラ音楽院を最優秀の成績で卒業。その後、ミラノ・トリオ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、マウリツィオ・ポリーニのマスタークラスを受講するなどして研鑽を積みました。現在ではイタリアの最も重要な演奏家の一人として活躍しております。
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シューマン:ピアノ作品集
(1)クライスレリアーナ Op.16
(2)色とりどりの小品 Op.99
(3)「天使の主題による変奏曲」 WoO 24 |
マッテオ・フォッシ(ピアノ) |
名手フォッシが奏でる情熱のシューマン。
録音:2015年12月15-16日/ファツィオリ・コンサートホール、サチレ、ポルデノーネ(イタリア)/DDD、78'24
HORTUS レーベルの看板アーティスト、マッテオ・フォッシによるシューマンのピアノ作品集。
フォッシは1978年フィレンツェ生まれ。幼少期からフィエーゾレ音楽院でピアノと室内楽を学び、フェラーラ音楽院を最優秀の成績で卒業。その後、ミラノ・トリオ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、マウリツィオ・ポリーニのマスタークラスを受講するなどして研鑽を積みました。現在ではイタリアの最も重要な演奏家の一人として活躍しております。
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「17&18世紀の声楽とリュート、ヴィオールの作品集」 |
フランシスコ・ハビエル・マニャリチ(歌、ヴィオール)
マルコ・オルヴァ(歌、リュート) |
(1)カンピオン:「アポロ!願わくばあなたこそ」〜アリア集第2巻
Op.5より
(2)パーセル:「つかの間の音楽」〜劇音楽「エディプス、テーベの王」Z.583より
(3)ミラヌッツィ:「苦しみのない愛はない」
(4)ビュイソン:前奏曲
(5)カンプラ:「ヴィアンと竪琴」
(6)作者不詳:「パッサカリア・デッラ・ヴィータ」
(7)マレ:「アルペッジョによる前奏曲」〜ヴィオール曲集第5巻
組曲 イ短調より
(8)カスタルディ:「誰が、わたしに幸せを見出そうか」
(9)パーセル:新しいグラウンド ホ短調 Z.T682
(10)カヴァッリ:歌劇「アポロとダフネの愛」より第3幕「アポロの嘆き」
(11)ユレル:「もし酒場に行くことがあったなら」
(12)ピッチニーニ:「アレマナと呼ばれるこのフランスの空気」〜リュートとキタローネのためのタブラチュア曲集第1巻より
(13)モンテヴェルディ:「チェトラの調べに合わせて」〜マドリガーレ集
第7巻より
(14)キャンピオン:「コリンナがリュートに歌う時」
(15)パーセル:「ユリア、お前のいわれなき軽蔑の目は」
(16)マレ:ロンドー〜ヴィオール曲集第5巻
組曲 イ短調より
(17)作者不詳:「リゼットが大好き」
(18)ミラヌッツィ:「空気のような曖昧さ」
(19)ビーバー:パッサカリア
(20)ル・カミュ:「このボカージュでは何も聴こえない」 |
17&18 世紀の声楽とリュート、ヴィオールの作品集
70'20
フランシスコ・ハビエル・マニャリチとマルコ・オルヴァが楽器を演奏しながら歌うという古来の伝統を受け継いだ形で演奏しました。
収録作品は17世紀から18世紀にかけてのフランス、イタリア、イギリスのレパートリーから選曲しました。
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MIRARE
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ジョルジュ・ビゼー:ピアノ作品集〜無言歌
・ラインの歌(6っつの無言歌)
〔1.夜明け 2. 出発 3. 夢 4.ジプシー女
5.打ち明け話 6. 帰還〕
・『真珠とり』より
ナディールのロマンス"耳に残るは君の歌声"(グーアン編)
・半音階的変奏曲
・メヌエット(「アルルの女」第1 組曲より)(ラフマニノフ編)
・サン=サーンス/ビゼー編:
ピアノ協奏曲第2 番 op.22(ビゼー編曲によるピアノ独奏版) |
ナタナエル・グーアン(ピアノ) |
グーアンが抜群のテクニックと濃厚な歌で聴かせるビゼー
録音:2019年7月3-5日
1988年パリ生まれの新星ピアニスト、ナタナエル・グーアン。リストのディスク(MIR-354)では驚異的なテクニックと知性を感じさせるプログラムで話題を集めましたが、今回のソロ・アルバムはビゼーで登場。
ビゼーは、リストにも認められたほどのピアノの腕前の持ち主でした。どの作品も標題を持っており、持ち前のメロディの美しさ、そして自身のピアノの腕を髣髴とさせる華麗なパッセージも聴かれる魅力的な作品をのこしています。
このアルバムでは、ビゼーの作品のほか、ビゼーの作品を他の作曲家、あるいはグーアン自身が編曲したもの、そしてサン=サーンスのピアノ協奏曲第2番はビゼーがこれまた超絶技巧のピアノ独奏版に編曲したものを収録。
グーアンが、ビゼーのメロディの天賦の才とヴィルトゥオーゾを存分に引き出した秀演を展開しています。
グーアンはソロ、そして室内楽でも引っ張りだこの存在。ヨーロッパ、アジア、アメリカでの演奏会経験も豊富。4歳から音楽を学び始め、オーストリアのヨハネス・ブラームス・コンクールや、スウェーデン国際デュオコンクールで優勝しています。
2015年には、ピリスのパルティトゥーラ・プロジェクトに選ばれ、日本でもベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番や、ピリスとの連弾を披露しています。
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DUO
1. エグベルト・ジスモンチ:水とワインAgua
e Vinho
2. レオポルド・フェデリコ:私達は若かった
3. ジョルジ・カルドーゾ:ミロンガ(ビジェーナ編)
4. J.S.バッハ:
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番
ハ短調 BWV 1017より
"ラルゴ"
5. ラウタロ・ティセラ・ファヴァローロ:チャカレーラ
6. バルバラ・ヴァラッシ・ペーガ:母への子守歌
7. アルマンド・ポンティエ&ホメロ・エクスポジト:三つ編み
8. アドリエン・ポリティ:ウメボシ
9. G.マトス・ロドリゲス:ラ・クンパルシータ
10. フェルナンド・オテロ:Tercermundo
11. アレハンドロ・シュヴァルツ:ロープ
12. ヘンデル:ソナタ第1番 ト短調より"アレグロ" |
ヴィクトル・ウーゴ・ビジェーナ(バンドネオン)
エマニュエル・ロスフェルダー(ギター/1,3)
アンリ・ドマルケット(チェロ/2)
サブリナ・コンデロ(ヴァイオリン/4)
ラウタロ・ティセラ・ファヴァローロ(ギター/5)
バルバラ・ヴァラッシ・ペーガ(ピアノ/6)
クリスティーナ・ヴィラロンガ(歌/7)
カイ・スレキング(ギター/8)
サブリナ・コンデロ(ヴァイオリン/9)
フェルナンド・オテロ(ピアノ/10)
パヴァディタ・ストリングス(弦楽四重奏/11)
1721プロジェクト
(12/ラウタロ・ティセラ・ファバローロ(ギター)、
バルバラ・ヴァラッシ・ペーガ(ピアノ)、
ウリスティーナ・ヴィラロンガ(歌)、
カイ・スレキング(ギター)) |
気鋭のバンドネオン奏者、ビジェーナ、共演を重ねた息の合った仲間たちとの「デュオ」
50'
バンドネオン奏者ビクトル・ウーゴ・ビジェナ(1979年生まれ)と、彼が21年前にフランスに移ってから日々あたため続けてきた他の演奏者たちとの絆がつむぐ1枚。
タンゴのほか、クラシックや現代の新曲にも取り組んできた年月がつまっています。豪華共演者たちとの素晴らしい「デュオ」をおたのしみください。
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CARNAVAL〜シューマンの謝肉祭をメインとしたリサイタル |
マタン・ポラト(ピアノ) |
1. Carnaval: 1. 前口上/
2. ラロ先生(Master Raro): 前口上/3.
Carnaval: 2. ピエロ/
4. ヴィラ=ロボス:ピエレットの気まぐれ(「ブラジルの子供の謝肉祭」より)/
5. Carnaval: 3. アルルカン/6. ラッヘンマン:Akiko
「(子供の遊び」より第3曲)/
7. F.クープラン:道化(L'Arlequine)/
8. ストラヴィンスキー:ワルツ/
9. Carnaval: 4. 高貴なワルツ/
10. スクリャービン:アルバムの綴りop. 45より第1曲/
11. Carnaval: 5. オイゼビウス Eusebius/
12. シューマン:Frisch (ダヴィッド同盟舞曲
op.6より第15曲)/
13. Carnaval: 6. フロレスタン Florestan/14.
Carnaval: 7. コケット Coquette/
15. ヴィトマン:間奏曲(妖精のユモレスクより)/16.
Carnaval: 8. 返事 Replique/
17. シューマン:蝶々 op.2より第2曲/
18. プーランク:少女の舞踏会(8つのノクターンより第2曲)/
19. Carnaval: 9. 蝶々/20. ブラームス:間奏曲(ピアノ小品集
op.76より)/
21. シューマン:間奏曲(ウィーンの謝肉祭の道化
op.26より)/
22. ラロ先生(Master Raro):A.S.C.H-S.C.H.A/23.
Carnaval: 10. 踊る文字〜A.S.C.H-S.C.H.A/
24. グリーグ:シルフィード(叙情小曲集
op.62より)/25. Carnaval: 11. キアリーナ/
26. クララ・シューマン:マズルカ(音楽の夜会
op.6より)/27. Carnaval: 12. ショパン/
28. ショパン:練習曲第2番 変イ長調 遺作/29.
Carnaval: 13. エストレラ/
30. クルターク:頑固 変イ長調(ヤーテーコクより)/31.
Carnaval: 14. 再会/
32. バッハ:前奏曲 ハ短調(平均律第1巻より)/33.
Carnaval: 15. パンタロンとコロンビーヌ/
34. ヴェーベルン:変奏曲 op.27より第2番/35.
Carnaval: 16. ワルツ・アルマンド(ドイツ風ワルツ)/
36. シューマン:パガニーニの奇想曲による6
つの演奏会用練習曲 Op.10 より第1番/
37. Carnaval: 17. パガニーニ/
38. シュトックハウゼン:ピアノ小品第3番/
39. Carnaval: 18. 告白/40. チャイコフスキー:少しシューマン風に(18の小品
op.72より)/
41. Carnaval: 19. プロムナード/42. Carnaval:
20. 休憩/
43. マスター・ラロ(Master Raro):休憩Pause/
44. Carnaval: 21. フェリシテ人と闘う「ダヴィッド同盟」の行進 |
独自の路線を極めるポラトの最新盤はシューマンの謝肉祭+α!
録音:2019年12月9-11日、ノイマルクト、ドイツ/58'
イスラエル出身のピアニスト、マタン・ポラト。これまでにもスカルラッティの作品を主題にみたて、ヤナーチェクら様々な作曲家との作品を組みわせることによる「変奏曲」(MIR
213)や、自作を交えた「Lux」(MIR 400)など、独自の視点が光るプログラムのディスクを発表しております(Lux
はコー賞受賞)。
今回は、シューマンの名曲「謝肉祭」を軸に、それぞれの楽曲に関連のある作品を新旧とわずはさみこんだ、「謝肉祭をメインとしたリサイタル」ともいえる1枚で登場。新しい音楽を発見する喜びを感じるとともに、シューマンの謝肉祭をより深く理解することができます。
マタン・ポラトはイスラエル出身。ジュリアード音楽院修士課程修了。これまでピリス、ペライアらにピアノを、セルッシ、ベンジャミンに作曲を師事。
シカゴ響、ミュンヘン室内管、イザイ弦楽四重奏団、カザルス弦楽四重奏曲、パユらと共演。2011年には自作「Lux
Aeterna」を収めた録音がエコー賞に輝きました。
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TCO(クリーヴランド管弦楽団・自主レーベル)
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TCO 0002
(SACD HYBRID)
¥3700 →\3490
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クリーヴランド管弦楽団自主製作
極限の集中、稀有の名演、
メストとクリーヴランド管による注目のリリース!
・シューベルト:交響曲第9番 ハ長調 D944「ザ・グレイト」
・クルシェネク:
Statisch und ekstatisch, Op. 214(静的で恍惚とした)〜
室内オーケストラのための10 の楽章 |
フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)
クリーヴランド管弦楽団 |
極限の集中、稀有の名演、メストとクリーヴランド管による注目のリリース!
収録:2020年3月12,13日/クリーヴランド、セヴェランス・ホールでのライヴ録音/STEREO
世界がたいへんな時代に産声を上げたクリーヴランド管弦楽団のレーベル、TCO。注目の第2弾は、2020年3月という、まさにコロナ禍の中行われた特殊な演奏会の記録の登場となりました。
2020年3月12日木曜の午前、オーケストラの事務局長は、12日と13日の演奏会はホールは開けず、政府から100人以上での集まりを禁止する旨が発表されたことを受け、一部のパトロンとスタッフだけを客席に入れての演奏会、そして13日の演奏会も同様に何名かのスタッフだけがセヴェランス・ホールの真っ青な客席に座った状態で演奏は行われました(ちなみにこの後しばらくセヴェランス・ホールは閉鎖されました)。
極限まで集中した中で演奏は行われ、メストは、この演奏は自分の中でも稀有のもので、生涯忘れられないものになる、と語っています。クルシェネクの作品は2020年5月に予定されていたオーストリアへのクリーヴランド管のツアーでも予定されていた作品で、それとシューベルトを合わせて組まれたプログラムです。
クルシェネクの作品は厳密でひりひりするような緊張感と、様々な要素が複雑に組み合わされた、奏者に極度の集中を要する作品。この演奏会の特殊な状況、そしてクリーヴランド管のメンバー一人ひとりの卓越した能力があったからこそ為し得た稀有の名演が展開されています。
シューベルトはメストにとっても特別な作曲家。ディテールのひとつひとつに注意を払い、それらを注意深く創意豊かに発展させつつ、メランコリー、あこがれ、そして悲しみといったさまざまな感情が込められたシューベルトの作品を、ほぼ無聴衆の特殊な演奏会という状況で演奏することによって、シューベルトの作品がもつ孤独のようなものがより濃厚に表れている瞬間もあるように感じられます。
今なお続く不安な状況に、メストとクリーヴランド管からの心からの共感と、極上のエールのようにも響く稀有の演奏となっております。

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SWR CLASSIC
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『クリスマス・キャロル』 クリスマスにまつわる名曲集 |
マーカス・クリード(指揮)
SWRヴォーカル・アンサンブル |
1. ボリス・オード(1897–1961): 囚われのアダムは横たわり/
2. ロバート・パーソンズ(1530–1570):
アヴェ・マリア/
3. ベンジャミン・ブリテン(1913–1976):
聖母讃歌/
4. ハーバート・ハウエルズ(1892–1983):
汚れなきバラ/
5. エドガー・ペットマン(1866–1943):
天使ガブリエル/
6. ピーター・ウィッシュハート(1921–1984):
アレルヤ、新たな使命が/
7. レイフ・ヴォーン・ウイリアムズ(1872–1958):
天から送られた真実/
8. オーランド・ギボンズ(1583–1625):
ダヴィデの子にホザンナ/
9. 作者不詳(16世紀): おやすみ、小さな可愛い子/
10. ジョン・タヴァナー(1944–2013):
神の子羊/
11. ウォルフォード・デイヴィス(1869–1941):
柊とつた/
12. トマス・レイヴンズクロフト(1582–1635):
心せよ、ああ、世の人よ/
13. エリザベス・ポストン(1905–1987):
林檎の木なるイエス・キリスト/
14. ウィリアム・バード(1543–1623):
今日、キリストが生まれたまいぬ/
15. ハウエルズ: 子守歌を歌って/
16. デイヴィッド・ウィルコックス(1919–2015):
明日は私が踊りましょう/
17. トーマス・アデス(1971-): フェアファックス・キャロル/
18. グスターヴ・ホルスト(1874–1934):
わびしき真冬に/
19. チャールズ・ウッド(1866–1926):
ディンドン空高く |
【磨き上げられたアンサンブルによる、美しいキャロルの世界】
SWRヴォーカル・アンサンブルと、17年間務めたその音楽監督の座を2020年で去るマーカス・クリードによるクリスマス・キャロル。
ルネサンスから現代まで幅広い年代から名曲ばかりを収めており、様々な層の音楽ファン、合唱ファンに喜んでいただける内容となっています。
クリードとアンサンブルの篤い信頼が生んだ、美しいハーモニーをお楽しみいただけます。
『世界の合唱作品』9枚組(SWR19100CD)も好評発売中。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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SWR CLASSIC
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SWR19092CD
(5CD)
¥4900 →\4490
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『ヘンリク・シェリング、協奏曲を弾く』
〜 1956-1984 SWRレコーディング |
ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン) |
【DISC 1】
1-3. バッハ:ヴァイオリン協奏曲 第1番
イ短調 BWV 1041
カール・リステンパルト(指揮)
ザールラント放送室内管弦楽団
録音: 1959年9月11日 ザールルイ
4-6. バッハ:ヴァイオリン協奏曲 第2番
ホ長調 BWV 1042
パウル・ザッハー(指揮) 南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン
録音: 1960年4月14日
7-9. モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲
第3番 ト長調 K. 216
パウル・ザッハー(指揮) 南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン
録音:1960年4月13日
【DISC 2】
1-3. モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲
第5番 イ長調 K. 219 「トルコ風」
エルネスト・ブール(指揮) 南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン
録音: 1958年11月10日
4-6. モーツァルト: ヴァイオリン協奏曲
第7番 ニ長調 K. 271i (偽作) *
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
ザールブリュッケン放送交響楽団
録音: 1978年4月28日 コングレスハレ、ザールブリュッケン
【DISC 3】
1-3. ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op. 61
エルネスト・ブール(指揮) 南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン
録音: 1956年3月13日
4-6. シューマン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
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エルネスト・ブール(指揮) 南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン
録音: 1971年2月18日
【DISC 4】
1-5. ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 Op.
21
ロルフ・ラインハルト(指揮) 南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン
録音: 1963年5月11日
6-8. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
Op. 77
エルネスト・ブール(指揮) 南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン
録音: 1961年5月18日
【DISC 5】
1-3. シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調
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岩城宏之(指揮) ザールブリュッケン放送交響楽団
録音: 1984年10月27日 コングレスハレ、ザールブリュッケン
4-5. ベルク:ヴァイオリン協奏曲 (ある天使の思い出に)
エルネスト・ブール(指揮) 南西ドイツ放送交響楽団バーデン=バーデン
録音: 1957年11月11日
6-9. シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲
第2番 Op. 61 *
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
ザールブリュッケン放送交響楽団
録音: 1978年4月26日 コングレスハレ、ザールブリュッケン |
※* はステレオ、他はモノラル。全てセッション録音。
※ 特記の無い録音場所はバーデン=バーデン、スタジオV(後のハンス・ロスバウト・スタジオ)
※モーツァルトK. 216以外は全て初発売
【ほとんどが初発売!シェリングの放送用セッション録音による協奏曲集がBOXで登場!】
品格ある解釈でドイツ音楽の演奏を中心に圧倒的な人気と敬意を集めるヘンリク・シェリング(1918-1988)。南西ドイツ放送(SWR)のアーカイヴより、放送用にセッション録音された協奏曲CD5枚分が一挙登場します。
しかも、かつてバーデン=バーデンのモーツァルト録音集でCD化されたK.
216以外は全て初発売という嬉しい内容です。
さらに、オリジナルマスターテープより今回のリリースのために全て新たにマスタリングが行われており、シェリング本来の艶のある響きを楽しむことが出来ます。
収録されたレパートリーは、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスといった彼が最も評価されたスタンダードな名曲に加え、スクロヴァチェフスキと共に深い共感を持って臨んだ同郷ポーランドのシマノフスキや、晩年に岩城宏之と共演したシベリウスなど。
70年代以降の録音はステレオというのも嬉しいところです。
巨匠の深い音楽性と幅広い表現力を満喫できる、ファン垂涎のBOXです。
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<メジャー・レーベル>
<国内盤>
SONARE
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SONARE 1050/51
(2CD)
¥4000+税
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橋本洋
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全集 |
橋本洋(ヴァイオリン) |
J.S.バッハ(1685–1750):
[CD1]
(1)無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番
ト短調 BWV1001
(2)無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番
ロ短調 BWV1002
(3)無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調
BWV1003
[CD2]
(4)無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番
ニ短調 BWV1004
(5)無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番
ハ長調 BWV1005
(6)無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番
ホ長調 BWV1006 |
伸びやかかつ艶やかな演奏。実力派ヴァイオリニスト橋本洋によるバッハの無伴奏全曲録音!
録音:2018年9月、2019年1月、2020年6月/大田区民ホール・アプリコ
小ホール(東京)/DDD、CD1 66'00、CD2 65'03、日本語帯・解説付
実力派ヴァイオリニスト橋本洋がJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ&ソナタ全曲録音をリリースしました。
橋本洋は11才で全日本学生音楽コンクールに満場一致で全国第1位を受賞。東京芸術大学附属高校を経て東京芸術大学卒業。その後、ジュリアード音楽院で名教師として知られるドロシー・ディレイ氏に師事して研鑽を積みました。
現在国内外で活躍している橋本。2018年、ニューヨークのカーネギーホールにおけるヴァイオリン・リサイタルでは「超絶なテクニックとダイナミックな演奏で、観客をあっという間に惹き付けた。柔らかな旋律の奥にも情熱を感じさせる力強い音色」とニューヨークの新聞で絶賛されました。非常に伸びやかかつ艶やかな音色で奏でるバッハはまさに絶品の一言。一音一音端正に紡ぎだされる演奏は、現在の充実ぶりを示した録音と言えましょう!
「ここに聴くバッハ演奏は、音楽を本質的なところから周到な眼差しで見つめ、そこから得るものを虚飾なく、着実に表現できる人のものである。バッハの音楽を表現するに当たっての、彼の技術および基本的な音楽性のありかたは、すこぶる高度なものだと言えよう。」(濱田滋郎 ライナーノーツより)
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9/3(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CLAVES
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サミュエル・デュコミュンの代表作を集めたアルバム。
サミュエル・デュコミュン(1914-1987):
・オラトリオ《火の収穫》〜ソプラノ、バス、児童合唱、混声合唱、オーケストラとオルガンのための
Op.63a
サラ・パジン(ソプラノ)、モハメド・ハイダル(バス)、HEMジュネーヴ・ヌーシャテル管弦楽団、同合唱団、
ジャック=ダルクローズ児童合唱団、ニコラ・ファリーヌ(指揮)
ライヴ録音:2019年3月13&16日/ヴィクトリアホール(ジュネーヴ)
・弦楽シンフォニエッタ第2番 Op.91a
ヌーシャテル室内管弦楽団、ヤン・ドブルゼレフスキ(指揮)
録音:1984年/スイス(RTSアーカイヴ)
・トランペットとオーケストラのためのコンチェルティーノ
Op.68b
ジャン=ピエール・マセズ(トランペット)、ローザンヌ室内管弦楽団、ヴィクトール・デザルゼンス(指揮)
録音:1963年/スイス(RTSアーカイヴ)
・オルガンと弦楽オーケストラのための協奏曲第2番
Op.102
ロベール・マーキ(オルガン)、ヌーシャテル音楽院管弦楽団、ヤン・ドブルゼレフスキ(指揮)
録音:1997年/スイス |
20世紀に活躍したスイス人作曲家、サミュエル・デュコミュンの代表作を集めたアルバム。
ADD、ディジパック仕様、78'34
10代の頃から作曲家として活躍したサミュエル・デュコミュン(1914-1987)は、声楽や様々な楽器の伴奏としてオルガンを使用する作品を数多く残しています。
当アルバムにはデュコミュンの代表作であるオラトリオ《火の収穫》をはじめ、弦楽シンフォニエッタ、コンチェルティーノ、オルガン協奏曲を収録しました。
デュコミュンの作品のスタイルはフランス音楽の影響を受けており、その形式はしばしば古典的な形式(フーガ、パッサカリア、ソナタ形式など)を引用しています。
また調性音楽に忠実ながらも、時には先入観にとらわれることなく無調性を用いています。
まさにデュコミュンのオリジナルの個性を発揮した"自分だけの音楽言語"
を見つけることに成功した作曲家と言えましょう。
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HORTUS
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ブザングランがフランクと
その同時代の作曲家が残したオルガンの傑作を録音! |
フランク・ブザングラン(オルガン)
(2)(7)(12)エステル・ブザングラン(チェロ) |
(1)セザール・フランク(1822-1890):前奏曲、フーガと変奏曲
Op.18
(2)フランク:メランコリー〜チェロとオルガンのための
(3)フランク:コラール第3番 イ短調
(4)フランク:奉納唱 ハ短調
(5)クレマン・ロレ(1833-1909):シャコンヌ〜12の小品より
(6)フランソワ・ブノワ(1794-1878):奉納唱
ハ長調
(7)カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):祈り
Op.158〜チェロとオルガンのための
(8)アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):凱旋行進曲
変ホ長調 Op.34b
(9)ギルマン:前奏曲 変ホ長調 Op.41-1
(10)テオドール・サロメ(1834-1896):ロマンス
Op.59
(11)ウジェーヌ・ジグー(1844-1925):メヌエット〜10の小品より
(12)レオン・ボエルマン(1862-1897):ノートルダムの祈り〜ゴジック組曲
Op.25より(チェロとオルガン編)
(13)ボエルマン:トッカータ〜ゴジック組曲
Op.25より |
名手ブザングランがフランクとその同時代の作曲家が残したオルガンの傑作を録音!
録音:2019年/サン=ジェネ・ド・ボルドー礼拝堂(ボルドー)/DDD、74'59
ロマン派の時代、オルガン作品には変化が起こりました。それはバロック時代の作品の中心であった宗教的な側面は残しながらも17世紀から18世紀にかけての作品には華やかさが加わり、ピアノやオーケストラ作品からの影響を受けた作品が数多く作曲されました。
その代表格と言えるのがセザール・フランクです。フランクはフランス・オルガンの特性を生かしたシンフォニックかつロマン的な旋律を随所に散りばめた作品を数多く残しました。
ここに収録された「前奏曲、フーガと変奏曲」、そして「コラール第3番」はフランクのオルガン作品の中でも最も有名です。この他、フランクの同時代の作曲家の名作も収録しております。いずれも詩的な美しい作品が並びます。
フランク・ブザングランはボルドー生まれ。トゥールーズ地方音楽院にて学び、作曲賞などを受賞しました。その後、視覚障害者の音楽教育を専門とし、母校で数年間教鞭を執った経歴を持ちます。現在オルガニスト、作曲家として活躍しております。
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タルディヴェルが奏でる、フランクの3つのコラール!
フランク:
(1)コラール第1番 ホ長調
(2)新郎新婦の行進〜
歌劇「ユルダ」 Op. 4,FWV.49より
(シャルル・トゥルヌミール編)
(3)エルマインの歌〜
歌劇「ユルダ」 Op. 4,FWV.49より
(トゥルヌミール編)
(4)第2幕の前奏曲〜歌劇「ジゼル」FWV.50より(トゥルヌミール編)
(5)コラール第2番 ロ短調
(6)コラール第3番 イ短調 |
ヨアン・タルディヴェル(オルガン) |
実に堂々たる演奏!フランス若き名オルガニスト、タルディヴェルが奏でる、フランクの3つのコラール!
録音:2016年/ムーラン大聖堂(アリエ県)/DDD、57'56
フランス期待の若き名オルガニスト、ヨアン・タルディヴェルがフランクの3つのコラールを録音しました!
3つのコラールはフランク最晩年1890年に作曲したオルガン曲でフランクが完成させた最後の作品。名オルガニストでもあったフランクがオルガンビルダーのカヴァイエ=コルが製作した手鍵盤3段を擁する最新鋭のオルガンから着想を得て作曲しました。
豊かな響きと祈りに満ちたこの作品はフランクの傑作であることはもちろんのこと、オルガン作品の頂点に君臨する圧倒的な存在感を示しております。
この他、フランクに作曲を師事したシャルル・トゥルヌミール(1870-1939)が編曲したフランクの歌劇「ユルダ」そして「ジゼル」の作品も収録しております。
演奏のヨアン・タルディヴェルは1982年生まれ。これまでにミシェル・ブヴァール、オリヴィエ・ラトリーなどフランスの名だたるオルガニストに師事してきました。
パリ地方音楽院、リュエイユ=マルメゾン音楽院、そしてパリ国立音楽院で学んだ後、パリとコペンハーゲンの王立音楽院にて、名オルガニスト、ビーネ・ブリンドルフのもとで北ドイツのバロック音楽のレパートリーについて学びました。現在はブリュッセル王立音楽院にてベルナール・フォクルールとともにオルガン科で教鞭を執っている若き演奏家です。
HORTUS レーベルからリリースされているサン=サーンスの3つの幻想曲、7つの即興曲(HORTUS172)も好評発売中です。
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タルディヴェルが煌めくサン=サーンスの幻想曲と即興曲
サン=サーンス:
(1)幻想曲第1番 変ホ長調
(2)7つの即興曲 Op.150
(3)幻想曲第2番 変ニ長調 Op.101
(4)幻想曲第3番 ハ長調 Op.157 |
ヨアン・タルディヴェル(オルガン) |
フランス期待のオルガニスト、タルディヴェルが煌めくサン=サーンスの幻想曲と即興曲を録音!
録音:2018年/サン=ミシェル大聖堂(ボルドー)/DDD、76'07
サン=サーンスによるオルガン作品は、日本では演奏機会は少ないものの実に魅力的なものばかり。3つの幻想曲、そして7
つの即興曲はサン=サーンスらしい煌めく旋律と堂々たる響きが融合した作品です。
演奏のヨアン・タルディヴェルは1982年生まれ。これまでにミシェル・ブヴァール、オリヴィエ・ラトリーなどフランスの名だたるオルガニストに師事してきました。
パリ地方音楽院、リュエイユ=マルメゾン音楽院、そしてパリ国立音楽院で学んだ後、パリとコペンハーゲンの王立音楽院にて、名オルガニスト、ビーネ・ブリンドルフのもとで北ドイツのバロック音楽のレパートリーについて学びました。
現在はブリュッセル王立音楽院にてベルナール・フォクルールとともにオルガン科で教鞭を執っている若き演奏家です。
HORTUS レーベルからリリースされているフランクのコラール集(HORTUS
147)でもその高い技術と表現力でフランス国内外で高く評価されております。
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アンサンブル・フラトレスによる
モーツァルトの弦楽五重奏曲集
モーツァルト:
(1)弦楽五重奏曲第2番 ハ短調 KV.406
(2)弦楽五重奏曲第5番 ニ長調 KV.593 |
アンサンブル・フラトレス
【ニコラ・ぺネル(ヴァイオリン)、
フラヴィオ・ロスコ(ヴァイオリン)、
ローラン・ガリアーノ(ヴィオラ)、
シプリアン・ブッソリーニ(ヴィオラ)、
マテュー・ルクエ(チェロ)】 |
名手が揃ったアンサンブル・フラトレスによるモーツァルトの弦楽五重奏曲集
録音:2014年12月12-14日/プネ=ル=ジョラ(スイス)/DDD、61'40
ヴァイオリンのニコラ・ペネルなどの名手が揃ったアンサンブル・フラトレスによるモーツァルトの弦楽五重奏曲第2番と第5番を収録したアルバムの登場。
第2番 ハ短調KV.406 は自身の作曲した管楽セレナードKV.388
を1787年に弦楽五重奏に編曲した作品。一方、第5番
ニ長調 KV.593 は1790年12月、モーツァルトが亡くなる前年に作曲した作品。晩年のモーツァルトの傑作として知られます。
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宇山=ブヴァール 康子がフォルテピアノを演奏。
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタと幻想曲
モーツァルト:
(1)ヴァイオリン・ソナタ第27番 ト長調
KV.379(1781)
(2)フォルテピアノのための幻想曲 ニ短調
KV.397(1782)
(3)ヴァイオリン・ソナタ第21番 ホ短調
KV.304(1778)
(4)フォルテピアノのための幻想曲 ハ短調
KV.475(1785)
(5)ヴァイオリン・ソナタ第28番 変ホ長調
KV.380(1781) |
ステファニー・ポーレ(ヴァイオリン)
宇山=ブヴァール 康子(フォルテピアノ) |
名手、宇山=ブヴァール 康子がフォルテピアノを演奏。モーツァルトのヴァイオリン・ソナタと幻想曲。
DDD、68'03
いわゆる「ヴァイオリン・ソナタ」というジャンルにおいてもモーツァルトは大きな変化を齎しました。
それはJ.S.バッハを除くバロック時代の作曲家のように、鍵盤楽器の和音をベースにし、ヴァイオリンが独奏的なスタイルをとる形ではなく「ヴァイオリン伴奏つきのピアノ・ソナタ」として、2人の主人公を対等な立場に置き、音楽の"対話"
を展開していきました。
当アルバムではそんなモーツァルトのヴァイオリン・ソナタの傑作である第21番
ホ短調 KV.304、第27番 ト長調 KV.379、第28番
変ホ長調KV.380、そしてフォルテピアノのための幻想曲
ニ短調 KV.397 と幻想曲 ハ短調 KV.475 を収録しております。
演奏の宇山=ブヴァール 康子は東京藝術大学器楽科オルガン専攻卒業後、1976年に渡仏。その間、オルガンをエドゥアール・スーベルビエル、ミシェル・シャピュイ、クラヴサンをユゲット・ドレフュスに師事しました。その後、フォルテピアノに魅了され、パリ国立高等音楽院にてヨス・ファン・インマゼールに師事し、在学中にオルガンとクラヴサンにおいて国際コンクールで2度の優勝を果たした実力派です。
現在、トゥールーズ地方音楽院にてクラヴサン、フォルテピアノの教授、トゥールーズのサン・ピエール・デ・シャルトリュー教会でオルガン奏者を務めており、ミシェル・ブヴァールの夫人としても知られます。
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フォッシが奏でる美しきベートーヴェンのピアノ・ソナタ3篇
ベートーヴェン:
(1)ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op.7
(2)ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31-2「テンペスト」
(3)ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110 |
マッテオ・フォッシ(ピアノ) |
イタリアの名ピアニスト、フォッシが奏でる美しきベートーヴェンのピアノ・ソナタ3篇
録音:2019年/ファツィオリ・コンサートホール、サチレ、ポルデノーネ(イタリア)/DDD、72'43
HORTUS レーベルの看板アーティストの一人、1978年フィレンツェ生まれのピアニスト、マッテオ・フォッシがベートーヴェンの生誕250周年を記念してピアノ・ソナタを録音しました。
収録作品は第4番、第17番「テンペスト」、第31番の3篇で初期、中期、後期の作品を揃えました。フォッシらしい洗練された美しいベートーヴェンを聴くことができます。
幼少期からフィエーゾレ音楽院でピアノと室内楽を学び、フェラーラ音楽院を最優秀の成績で卒業。その後、ミラノ・トリオ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、マウリツィオ・ポリーニのマスタークラスを受講するなどして研鑽を積みました。
現在ではイタリアの最も重要な演奏家の一人に数えられます。
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ジャン・カルタンの声楽曲とピアノ曲集
ジャン・カルタン(1906-1931):
(1)フランソワ・ヴィヨンの3つの詩〜テノールとピアノための
(2)トリスタン・クリングソルの5つの詩〜テノールとピアノための
(3)3楽章のソナチネ
(4)3つの夏の歌〜テノールとピアノための
(5)2つのマラルメのソネット〜テノールとピアノための
(6)ソナチネ(ピアノ独奏版)
(7)ダンテへのオマージュ
(8)詩篇第22篇〜テノールとピアノための |
カエリグ・ボシェ(テノール)(1)(2)(4)(5)(8)、
トマ・タケ(ピアノ) |
デュカスに師事し、メシアン、デリュルフレと同門だったジャン・カルタンの声楽曲とピアノ曲集
録音:2019年8月5&6日、9月3-5日/ヨンヌ県(フランス)/DDD、61'48
1906年生まれで、1932年に亡くなったジャン・カルタンのテノールとピアノのための作品、及びピアノ作品を集めたアルバム。
父エリ・カルタン、兄アンリ・カルタンはともに数学者であったジャン・カルタンは1924年にパリ音楽院に入学し、マルセル=サミュエル・ルソー、ノエル・ギャロン、ポール・デュカスに師事し、オリヴィエ・メシアンやモーリス・デュルフレと同じクラスで学んだ逸材。師のポール・デュカスが彼の音楽を高く評価し、励ましていたとされています。
その才能豊かなカルタンですが結核を患っていたため、1932年3月26日、わずか25歳の時に未完の作品を残してこの世を去ってしまいました。
テノールのカエリグ・ボシェとピアノのトマ・タケはカルタンの作品に強い感銘を受け、これまで録音されることのなかった作品を含む声楽曲とピアノ曲を収録しました。
作風はデュカスやルーセルの影響を感じさせるものでありながらも、カルタン独自の世界感も確立しております。
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AUSTRIAN GRAMOPHONE
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ベートーヴェンとショパンの名作ばかりを集めたプログラム
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13《悲愴》
ショパン:
夜想曲第1番変ロ短調 Op.9-1、
夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2、
夜想曲第20番嬰ハ短調、
バラード第1番ト短調 Op.23、
スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31 |
ルーレ・エレツィ(ピアノ) |
コソボ出身のピアニスト、ルーレ・エレツィは、7歳の時ピアノの先生であった母親が初めてピアノを教えてくれたのがきっかけで音楽の道を歩み始めたといいます。
多くの困難な政治状況を経験してきたコソボで生まれたエレツィは、アルバニア民族の学生が正式な教育機関から排除されていた時代に、音楽の専門的な研究を成し遂げました。(当時のコンサート活動は教会やコソボ作曲家協会の建物の中に隠れて行われていたといいます。)
本アルバムは彼女のデビュー盤で、ベートーヴェンとショパンの名作ばかりを集めたプログラム。どれも彼女の心に寄り添い、長年コンサートの舞台で成功を収めてきた作品たちです。
エレツィの叙情的でありながらも力強い演奏をお楽しみください。
※録音:2017年3月
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C’AVI−MUSIC
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ウェイン・マーシャル
ケルン放送管弦楽団との6年間の記録
ボーン・トゥ・プレイ 〜 ガーシュウィン
パキート・デリベラ(ダニエル・フレイバーグ編):
ブラジリアン・ファンタジーより
Corcovado、Doce di coco、Um a zero
ガーシュウィン:セカンド・ラプソディ
パキート・デリベラ:象と道化師
ガーシュウィン:
《ストライク・アップ・ザ・バンド》序曲、
《ガール・クレイジー》序曲、
《オブ・ジー・アイ・シング》序曲、
ラプソディ・イン・ブルー |
ウェイン・マーシャル(指揮、ピアノ)
ケルン放送管弦楽団
パキート・デリベラ(クラリネット)
アンディ・マイルズ(サクソフォン)
オマール・ロドリゲス・カルボ (コントラバス)
ローランド・ヴィラロン(パーカッション)
ダニエル・フレイバーグ(ピアノ) |
2014年からケルン放送管弦楽団の首席指揮者を務め、2020年で契約終了となるイギリスの指揮者、ウェイン・マーシャル。十八番のガーシュウィンをメインとしたケルン放送管弦楽団との6年間の記録がリリース!
ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」、「セカンド・ラプソディ」ではマーシャル自身がピアノを担当、カルロス・ジョビンの名曲「コルコバード」などのアレンジをベースとしたパキート・デリベラの「ブラジリアン・ファンタジー」では、サックスやクラリネットの名プレイヤーであるデリベラ自身がクラリネットで参加するなど、聴きどころたっぷりの1枚です。
※録音:2015−2019年、クラウス・フォン・ビスマルク・ザール(ドイツ、ケルン)
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KAIROS
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0015038KAI
【新装再発売】
¥2600
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カリツケの「ストーリー・テラー」が復活!
カリツケ:
チェロと管弦楽のための《ストーリー・テラー》
(2015/2016)*
ヴァイオリン独奏と6人の楽器奏者のための《地平線の人影》
(2011)+ |
ヨハネス・モーザー(チェロ)*
ヨハネス・カリツケ(指揮)*/+
ベルリン・ドイツ交響楽団*
イヴァナ・プリスタショーヴァ(ヴァイオリン)+
オーストリア新音楽アンサンブル+ |
ヨハネス・モーザー参加の名盤!カリツケの「ストーリー・テラー」が復活!
1959年ドイツ生まれのヨハネス・カリツケは、現代音楽の作曲と指揮の両方で世界的な活躍を行う音楽家。ケルン音楽院でピアノをアロイス・コンタルスキー、指揮をヴォルフガング・フォン・デル・ナーマー、作曲をヨルク・ヘラーに師事しています。
「ストーリー・テラー」はイギリスを代表するファッション写真家、ティム・ウォーカーの作品にインスピレーションを受けたチェロ協奏曲で、ここでは実力派チェリストのヨハネス・モーザーが見事なソロを披露しています。
ヴィオラ、チェロ、フルート、クラリネット、ピアノ、打楽器の6つの楽器からなるアンサンブルと、ヴァイオリン独奏のための《地平線の人影》は、亡くなった同僚に捧げる「5つのオビアチュリー(死亡記事)」で構成された追悼作品。こちらもイヴァナ・プリスタショーヴァの存在感あるソロが特筆ものです。
※録音:2018年5月−11月
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0015030KAI
(2CD)
¥3600
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シェルシ再訪(SCELSI REVISITED)
ミヒャエル・ペルツェル(1978−):Sculture
di suono(2014)- In memoriam Giacinto Scelsi
ミシェル・ロト(1976−):MOI (2012)
トリスタン・ミュライユ(1947−):Un Sogno(2014)
pour ensemble instrumental et synthese electronique
ゲオルク・フリードリヒ・ハース(1953−):Introduktion
und Transsonation(2012)
ニコラ・サーニ(1961−):Gimme Scelsi(2012)-
In memoriam Giacinto Scelsi
ウリ・フッセンネッガー(1966−):San Teodoro
8(2013)
ファビアン・レヴィ(1968−):a tue-tete
(2015) pour 9 musiciens spatialises
ラグンヒル・ベシュタード(1956−):cardinem(2014)
for large ensemble |
クラングフォルム・ウィーン、シルヴァン・カンブルラン(指揮)、
シアン・エドワーズ(指揮)、ヨハネス・カリツケ(指揮)、エミリオ・ポマリコ(指揮) |
「シェルシ再訪(SCELSI REVISITED)」と名付けられたこのプロジェクトでは、7人の作曲家がクラングフォルム・ウィーンの委嘱を受け、ジャチント・シェルシ(1905−1988)のテープ音楽から新しい作品を制作しました。
その結果はそれぞれ非常に異質なものとなっており、原典の綿密な分析反映されたものから、シェルシ作品の自由な芸術的解説まで、多岐にわたっています。
※録音:2013年−2015年
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シモーネ・モヴィオ:地球と魔法の書
(Libro di terra e d'incanti)(2016−2019) |
リヴィア・ラド(ソプラノ)
ベアート・フラー(指揮)
Mdiアンサンブル |
1978年生まれのシモーネ・モヴィオは、2014年のエルンスト・フォン・シーメンス音楽財団作曲家賞ほか、オーストリア、スイス、ドイツにおける数々の受賞歴を持つ現代音楽の作曲家で、パトリツィア・コパチンスカヤやジョヴァンニ・アントニーニをはじめ、多くの著名アーティスト、アンサンブルが彼の作品を取り上げています。
声楽と器楽アンサンブルのための本作品は、イタリアの詩人、小説家アンドレア・バジャーニ(1975-)による、祖母が黒板に書いた「一日の簡単なことのリスト」から生まれた60編の詩集「プロメモリア(Promemoria)」に基づき作曲されています。
※録音:2019年12月
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ARCANA
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バッハ一家は当時このようなプログラムで音楽を楽しんでいたのではないか
『バッハ家の音楽帳』 〜
オリジナル手稿譜と当時の出版譜から再現する、バッハ一家の音楽の夕べ |
フランチェスコ・コルティ (チェンバロ) |
1. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):フランス組曲
第4番 変ホ長調 異稿 BWV 815a - 前奏曲
2-7. バッハ: フランス組曲 第4番 変ホ長調
BWV 815
2. アルマンド/3. クーラント/4. サラバンド/5.
ガヴォット/6. エール/7. ジーグ
8-10. ヨハン・クーナウ(1660-1722):聖書の物語の音楽的描写
「聖書ソナタ」 - 第4番 瀕死のヒゼキア王とその回復
8. 死の予告に嘆くヒゼキア王と、彼の熱心な祈り/9.
その祈りを神が聞きとどけた/10. 健康を回復した喜び
11. ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):ポロネーズ
ト長調 (BWV Anh. 130)
12. ゲオルグ・ベーム(1661-1733): 前奏曲、フーガと後奏曲
ト短調
13-15. バッハ: 前奏曲、フーガとアレグロ
変ホ長調 BW 998
16. フランソワ・クープラン(1668-1733):
ロンドー 変ロ長調 (BWV Anh. 183)
(クラヴサン曲集 第2巻 第6オルドル 「牧歌」)
17-22. ゲオルグ・フィリップ・テレマン(1681-1767):序曲(組曲)
変ホ長調 (TWV 55:Es4 による) より ※
17. 序曲/18. メヌエット I - II/19.
ルール/20. ブーレー I - II/21. アリア/22.
パスピエ I - II
23-28. バッハ: カプリッチョ 変ロ長調
「最愛の兄の旅立ちに」 BWV 992
23. アリオーソ 「旅を思いとどまらせようとする友人たちのやさしい言葉」/
24. 「他国で起こるかもしれないさまざまな不幸の想像」/25.
「友人一同の嘆き」/
26. 「友人たちは(どうしようもないと知って)集まり、別れを告げる」/27.
郵便馬車の御者のアリア/
28. 郵便ラッパを模したフーガ
29. バッハ: ただ愛する神の摂理にまかす者
BWV 691 |
使用楽器:ハノーファーのクリスティアン・ファーター1738年製楽器(ニュルンベルクのゲルマン国立博物館所蔵)にもとづき、ミラノのアンドレア・レステッリが1998年に複製した楽器
録音: 2019年5月13-15日 ジャルディーノ音楽ホール、 クレマ、クレモナ
※ デジタル配信版には、テレマンの組曲のうち、省略されている「アントレ」「ジーグ」「ポロネーズ」が収録されています。
【名手フランチェスコ・コルティが再現する、バッハ一家の音楽の夕べ】
アムステルダムでボブ・ファン・アスペレンに師事し、マルク・ミンコフスキのルーヴル宮音楽隊などで活躍、日本を含む世界各地でリサイタルを行い、ソリスト、指揮者としても活動するほか、バーゼル・スコラ・カントルムで教鞭も取るフランチェスコ・コルティ。
ここで聴かせてくれるのは、「アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳」「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」「メラー手稿譜」「アンドレアス・バッハ写本」など、ヨハン・ゼバスティアン・バッハが関わった手稿譜に含まれるものを中心に収録した内容で、バッハ一家はおそらく、このようなプログラムで音楽を楽しんでいたのではないか、という再現となっています。
各作品はそれぞれの手稿譜のオリジナルや、BWV
998では東京の上野学園に保存されている自筆譜コピーなど、バッハ一家の資料として出来る限りの原本をあたって検証されています。
結果、フランス組曲第4番には異稿版に添えられた前奏曲を加え、偽作の疑いのあるメヌエットが省かれました。
また、バッハ自身のカプリッチョに大きな影響を与えたと言われるクーナウの「聖書ソナタ」の一部も収録され、こちらは1700年にライプツィヒで出版された一番最初の出版譜に拠っています。
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BR KLASSIK
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900718
(6CD)
¥6900 →\6290
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ヤンソンスとバイエルン放送響のブルックナー集大成
第6番は初出
ブルックナー:交響曲選集 |
マリス・ヤンソンス(指揮) 、
バイエルン放送交響楽団 |
【CD1】 1-4. 交響曲 第3番 ニ短調 WAB103(1889年
第3稿)
録音 2005年1月20,21日 ライヴ ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
【CD2】 1-4. 交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」WAB104(1878年
第2稿/終楽章 1880年版)
録音 2008年11月26-28日 ライヴ ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
【CD3】 1-4. 交響曲 第6番 イ長調 WAB106(1879-1881) ※初出音源
録音 2015年1月22,23日 ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
【CD4】 1-4. 交響曲 第7番 ホ長調 WAB107(1881-1883)
録音 2007年11月4日 ライヴ ムジークフェライン大ホール、ウィーン
【CD5】 1-4. 交響曲 第8番 ハ短調 WAB108(1890年
第2稿)
録音 2017年11月13-18日 ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
【CD6】 1-3. 交響曲 第9番 ニ短調 WAB109(オリジナル・ヴァージョン)
録音 2014年1月13-17日 ライヴ ミュンヘン放送、フィルハーモニー・イン・ガスタイク |
【ヤンソンスとバイエルン放送響のブルックナー集大成、第6番は初出!】
バイエルン放送交響楽団にとってブルックナーは、初代首席指揮者のオイゲン・ヨッフム以来楽団のレパートリーの中核となっており、マリス・ヤンソンスはオーケストラの伝統を尊重するかのように、じっくりと時間をかけて取り組んできました。
このBOXには彼らが録音したブルックナーの交響曲が全て収録されています。ヤンソンスはブルックナーの総譜を細部まで読み込み、書かれた音符を丹念に音にしていきます。
ワーグナーへの敬意が表明された第3番、牧歌的な曲調を持つ第4番、オルガンの荘厳な音色を思わせる第8番など、ブルックナーの特徴とも言える分厚い響きを存分に表現、中でもブルックナーが「愛する神に捧ぐ」と譜面に書き入れた交響曲第9番は圧巻の演奏を誇ります。
ヤンソンスのオーソドックスなアプローチから浮かび上がる作品の姿を、世界トップクラスの実力を誇るバイエルン放送交響楽団の豊穣な響きが余すことなく描き出しています。
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CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES
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フランス古楽器勢によるヴェルサイユ宮殿での新録音
ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):
コメディ=バレ《ジョルジュ・ダンダン、あるいはやり込められた夫》、牧歌劇《ヴェルサイユの洞窟》
1. クロード・バベロン(不明-1715): 王の親衛隊のための行進曲
2. ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):抒情悲劇《プシュケ》
LWV 45
第5幕 最終場 - トランペット群と弦楽によるエコー形式の前奏曲
3-20. リュリ:牧歌劇《ヴェルサイユの洞窟》LWV
39 (1667あるいは1668年ヴェルサイユ/台本:フィリップ・キノー)
21. リュリ: 抒情悲劇《プシュケ》 LWV
45 第5幕 最終場 - マルス神の信奉者による第1のエール
22. リュリ: 抒情悲劇《プシュケ》 LWV
45 第5幕 最終場 - 同、第2のエール
23-45. リュリ: コメディ=バレ《ジョルジュ・ダンダン、あるいはやり込められた夫》
LWV 68
(1668年6月18日ヴェルサイユ/台本: モリエール) |
《ヴェルサイユの洞窟》
ダヴィッド・ヴィチャック(バリトン)‛&シルヴァンドル、アントナン・ロンドピエール(テノール)‛&コリドン、
フランソワ=オリヴィエ・ジャン(テノール)‛&メナルク、ジュリエット・ペレ(ソプラノ)‛&イリス、
ダヴィド・ギラルディ(テノール)‛&ダフニス、ランセロ・ラモット(テノール)‛&リカス、
セシル・アシール(ソプラノ)‛&第1の女羊飼い/エコー、ヴィルジニー・トマ(ソプラノ)‛&第2の女羊飼い
《ジョルジュ・ダンダン》
カロリーヌ・アルノー(ソプラノ)‛&クリメーヌ、ヴィルジニー・トマ(ソプラノ)‛&クロリス、
フランソワ=オリヴィエ・ジャン(テノール)‛&-ティルシス/羊飼い、
ダヴィッド・ヴィチャック(バリトン)‛&フィレーヌ、ヴィルジル・アンスリ(バス・バリトン)
-バッコス神の仲間
カロリーヌ・アルノー, ジュリエット・ペレ,
ダヴィド・ギラルディ、
ギヨーム・グティエレス(テノール)‛&恋神に従う者たちの合唱
マルグリット・ルイーズ (合唱/管弦楽 古楽器使用)、ガエタン・ジャリ
(指揮) |
【ヴェルサイユで再現される、17世紀の華麗な音絵巻】
17世紀フランス宮廷で宮廷楽長として絶大な地位を誇ったリュリによる、モリエールとキノーという17世紀屈指の劇作家たちの演劇2作に添えられた音楽を中心としたアルバム。
いずれも演劇として物語が進行する合間にリュリの音楽が挟まれていくという趣向で、そのための音楽部分のみを収録しています。演奏機会もそれほど多いとは言えない貴重な作品を、初演時の王室とゆかりの深いヴェルサイユ宮殿で制作されたフランス古楽器勢による新録音で聴けるのは貴重です。
《ヴェルサイユの洞窟》は、宮殿内にある人工洞窟にまつわるお話で、台本はリュリと組んで多くの傑作を生んだ詩人フィリップ・キノー、《ジョルジュ・ダンダン》は成り上がりものの主人公が、頭は切れるが浮気者の若妻にさんざん振り回されるという喜劇で、台本は人気作家のモリエール。彼は初演時に自ら主人公ダンダン氏役で舞台にあがり、劇中に挿入された牧歌劇を歌う歌手たちと共演しました。
《プシュケ》からの景気の良い音楽も取り混ぜて、ガエタン・ジャリ率いるマルグリット・ルイーズによる華麗極まりない演奏でお楽しみいただけます。
録音も、豪華絢爛な装飾で知られるヴェルサイユ宮殿内の「十字軍の間」で行われたものです。
プロモーション動画: https://youtu.be/DlFiG4bv08g

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RICERCAR
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『ああ、イエスは死なん』 アンドレアス・ハンマーシュミット(1611-1675):宗教モテット集
1. Ach Jesus stirbt ああ、イエスは死なん/2.
O barmherziger Vater おお、慈悲深き父よ/
3. Warum betrubst du dich, mein Herz 何ゆえに悲しむや、わが心よ/
4. Ach Gott, warum hast du mein vergessen ああ神よ、何故ゆえに我を忘れしか/
5. Erbarm dich mein 憐れみたまえ/
6. Bis hin an des Creutzes Stamm 十字架に掛けられたり/
7. Christ lag in Todesbanden キリストは死の縄目につながれたり/
8. Vater unser 我らが父よ/
9. Ich bin gewiB, das weder Tod 我は信ず、いずれも死なりと/
10. Triumph, Triumph, Victoria 勝利、勝利、栄光/
11. Die mit Tranen saen 涙とともに蒔くものは/
12. Wer walzet uns den Stein 誰が墓の入口から石を転がさん/
13. Ist nicht Ephraim mein theurer Sohn エフライムはわが最愛の子なりしか/
14. Ich fahre auf zu meinem Vater 我、わが父の元へと昇らん/
15. Siehe, wie fein und lieblich ists 見よ、いかに美しく愛らしきかを(12声のツヴァイファッハ・エコー) |
ヴォクス・ルミニス (合唱/器楽合奏 古楽器使用)
(Sop 4、Ct-tn 2、Tn 4、Bs 3、トランペット2、サックバット3、ドゥルツィアン、オルガン)
クレマチス (古楽器使用) ‛&6、8、12(ヴァイオリン2、ヴィオラ2、ヴィオローネ)
総指揮: リオネル・ムニエ |
録音: 2019年9月 ガディンヌ聖母教会、ベルギー
【シュッツ後のドイツで一世を風靡したハンマーシュミットの真価を問う】
ボヘミア生まれながらフライベルクで学び、ツィッタウでオルガニストとして活躍したドイツ・ザクセン地方の作曲家ハンマーシュミット。作曲家としての名声は絶大で、ドイツ三十年戦争の頃から室内楽や声楽など数多くの作品集が出版され、ポスト=シュッツ世代のドイツ中部で最も成功した作曲家のひとりでした。
本人の歿後、音楽の世間的な好みが大きく変わった18世紀にもハンマーシュミットの教会音楽はドイツ各地で根強く愛され、そのことについての後続世代の音楽家たちの驚嘆の声も残っています。
その作風はシュッツがヴェネツィアからドイツに持ち込んだコンチェルタート様式を継承したもので、各声部、クワイアが金管楽器と共に掛け合い、たいへん華やかです。
シュッツ、ケルル、フックスなどドイツ語圏の17世紀作品の解釈できわめて高い評価を博してきた少数精鋭の古楽声楽集団ヴォクス・ルミニスは、作品の真価を問う素晴らしい演奏を披露、当時の名声をありありと思い起こさせてくれます。
弦楽パートにはステファニー・ド・ファイー率いるクレマチスが参加。ヴォクス・ルミニスの先行盤となるバッハの先祖たちの作品集(RIC401・国内仕様NYCX-10068)と同じく、17世紀ドイツでは必ずしも広まっていなかったチェロを使わず、ヴィオローネ(コントラバスの前身)とドゥルツィアン(ルネサンス・ファゴット)だけが鍵盤と通奏低音を支える編成も効果的で、青年バッハにつながる17世紀ザクセンの音楽を生々しく追憶させる演奏内容になっています。
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9/2(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HORTUS
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オスピタルがオール・リスト・プログラムに挑む!
リスト:
(1)オルフェウス S.98(ルイ・ロビヤール編曲)
(2)コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ
(3)葬送〜「詩的で宗教的な調べ」より(ロビヤール編曲)
(4)リヒャルト・ワーグナーの墓に S.135
(5)コンソレーション第4番 S.172 |
トマ・オスピタル(オルガン) |
フランス期待のオルガニスト、オスピタルがオール・リスト・プログラムに挑む!
録音:2016年/サントゥスタッシュ教会/DDD、67'16
フランス期待のオルガニスト、トマ・オスピタル。これまでにオリヴィエ・ラトリー、ミシェル・ブヴァールなど、フランスのオルガン界の重鎮から薫陶を得たオスピタルは最難関のひとつフランス・シャルトル国際コンクールをはじめ、ヨーロッパのコンクールで次々に優勝、入賞を重ねてきた実力派。
25歳でラジオ・フランス・コンサートホール及びフランス最大のパイプオルガンを誇るサントゥスタッシュ教会のオルガニストに就任しています。2019年1月には武蔵野市民文化会館のリサイタルに登場し、圧倒的なテクニックで聴衆を魅了しました。
当アルバムではオール・リスト・プログラムに挑みました。演奏技術はもちろんのこと、豊かな表現力が求められるリストの難曲を自由自在のテクニックを武器に圧倒的な演奏を披露しております。
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HUNGAROTON
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「フレンチ・コレクション」
(1)ラモー:新しいクラヴサンのための組曲(27'09)
(2)ドビュッシー:映像第1集(16'36)
(3)ドビュッシー:映像第2集(14'44)
(4)ピエール・ブーレーズ:アンシーズ(2001年版)(11'25) |
ヨージェフ・バログ(ピアノ) |
ハンガリーの俊英ピアニスト、バログが奏でる3
世紀にまたぐフレンチ作品集!
録音:2019年/ハンガリー/DDD、70'23
ハンガリーが誇る俊英ピアニスト、ヨージェフ・バログ。「フレンチ・コレクション」と題した当アルバムではラモー、ドビュッシー、ブーレーズをとりあげました。実に3世紀をまたぐフランスの作品で異なる時代を音楽で旅するコンセプトで選曲しております。
ヨージェフ・バログは1979年ブダペスト生まれ。リスト—バルトーク国際ピアノ・コンクール優勝(2000)、ブラームス国際音楽コンクール第2位(2004)など輝かしいコンクール歴の持ち主で、確固たるテクニックと抜群の表現力で聴き手を魅了しております。驚くべき完成度の演奏には定評があります。
HUNGAROTON レーベルからリストの超絶技巧練習曲集(HCD
32736)、ガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルー(HCD
32806)などをリリースしております。
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DIVINE ART
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「青い海」〜メシアン、ゴートン、シマノフスキのピアノ作品集
メシアン(1908-1992):鳥のカタログ 第1巻より
1. キバシガラス/2. キガシラコウライウグイス/
3. 【間奏曲:ウタツグミとコバシカンムリヒバリ】/4.
イソヒヨドリ/
5. 【間奏曲:ニシコウライウグイスとニワムシクイ】
ゴートン(1978-): 6. オンディーヌ
シマノフスキ(1882-1937):ピアノ・ソナタ 第3番 Op.36
7. I. Presto/8. II. Adagio, mesto/9.
III. Assai, vivace, scherzando/
10. IV. Fuga: Allegro moderato,scherzando
e buffo
11. 【Postlude 後奏曲】
トラック3,5,11は即興演奏 |
ロデリック・チャドウィック(ピアノ)‛&1,2,4,6,7-10
ピーター・シェパード・スケアヴェズ&シャー・ヴィクトリア・レヴィ(ヴァイオリン)‛&3,5,11 |
録音: 2019年12月17-18日 the Angela Burgess
Recital Hall,Royal Academy of Music, London
メシアンやシュトックハウゼンのエキスパートであるピアニスト、チャドウィック。
このアルバムでは幼少時より鳥の歌声に尋常ならぬ興味を示したというメシアンの「鳥のカタログ」から3曲と、チャドウィックとも親交があるイギリスの作曲家ゴートンのモダンな作品「オンディーヌ」、難曲として知られるシマノフスキの「ピアノ・ソナタ第3番」を表現力豊かに演奏。
曲間とアルバムの最後にはヴァイオリニスト、スケアヴェズとレヴィの鳥の歌を思わせる即興演奏が置かれており、印象派から近現代に連なる音楽で、光、色彩、山々や海辺などへの旅のイメージを想起させます。
プロモーション動画: https://youtu.be/68XHmBQZOJo
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20世紀のポーランド室内楽曲集
1-3.シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.9
4-6.パヌフニク(1914-1991):ピアノ三重奏曲 Op.1
7-10.バツェヴィチ(1909-1969):ヴァイオリン・ソナタ 第4番 |
フーベルマン・ピアノ三重奏団‛&4-6
フーベルマン・デュオ‛&1-3,7-10
【メンバー】
マガダレーナ・ジャルコフスカ=コワツカ(ヴァイオリン)‛&1-10
セルゲイ・リサノフ(チェロ)‛&4-6
バルバラ・カラスキエヴィチ(ピアノ)‛&1-10 |
録音2020年1月 in the concert hall of the
Bronislaw Huberman State Philharmonic of
Czestochowa, Poland
ポーランドの室内楽作品集。
19世紀から20世紀にかけてポーランドの音楽を開花させた功労者であるシマノフスキ、彼のヴァイオリン・ソナタOp.9は活動の初期である22歳頃に書かれ、批評家をはじめ、聴衆にもすぐに受け入れられました。
パヌフニクはパリやウィーンの音楽院で学び、1957年から59年にバーミンガム市交響楽団の音楽監督を務めイギリスで市民権を取得。Op.1は初期の作品で、彼の全作品中、唯一のOp番号がついたもので、ここには1977年の作曲家自身による改訂版を収録。モダニズム、ロマンチシズムだけではなくジャズの要素も感じられます。
バツェヴィチは、ヴァイオリニスト、ピアニストとして活躍し、ポーランドの女性作曲家として最初に名を成した人物。ヴァイオリン・ソナタ第4番は「現代のブラームス」と評される彼女の代表作です。
ポーランドのチェンストホーヴァを本拠地として活動するフーベルマン・トリオとそのメンバーによるデュオの演奏です。
プロモーション動画: https://youtu.be/4qwa6COSzik
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LAUDA
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LAU020
(2CD)
¥4200
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トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):死者のための聖務日課集、レクイエム
皇太后マリアの葬礼
【DISC 1】
Ad Matutinum 朝課Versus initialis 初めの祈り
1. Domine labia mea aperies (詠唱)/2.
Deus in adjutorium meum intende (fabordon
a 4)
3. Invitatorium: Circumdederunt me (詠唱) Psalmus
94: Venite, exsultemus Domino (詠唱)
In primo nocturno 第1夜課
4. Lectio I: Parce mihi Domine (詠唱)/5.
Responsorium I: Credo quod redemptor
6. Lectio II: Taedet animam meam/7.
Responsorium II: Qui Lazarum resuscitasti
(詠唱)
In tertio nocturno 第3夜課
8. Lectio VII: Spiritus meus attenuabitur
(詠唱)/9. Responsorium VII: Peccantem me
quotidie
Ad Laudes 賛課
10. Antiphona: Exsultabunt Domino
(詠唱) Psalmus 50: Miserere mei Deus
11. Antiphona: Ego sum resurrectio
(詠唱) Canticum: Benedictus Dominus Deus
Israel
【DISC 2】
Missa Pro Defunctis 死者のためのミサ
1. Introitus: Requiem aeternam/2.
Kyrie/3. Graduale: Requiem aeternam/
4. Tractus: Absolve, Domine (詠唱)/5.
Sequentia: Dies irae (詠唱)/
6. Offertorium: Domine Iesu Christe V/.
Hostias et preces (詠唱)/
7. Praefatium (詠唱)/8. Sanctus -
Benedictus/9. In elevatione (motectum):
Versa est in luctum/
10. Agnus Dei/11. Communio: Lux aeterna/12.
Postcommunio: Dominus vobiscum (詠唱)
Absolutio / Absolucion 赦祷式 13. Responsorium:
Libera me, Domine
※ ミサ全体として世界初録音 |
ラ・グランド・シャペル(Sop 4、Ct-t 2、Tn
4、Bs 2)、ホセ・ゴメス (バホン)、アルベルト・レカセンス
(指揮)
詠唱:スコラ・アンティクァ (11名)、ホアン・カルロス・アセンシオ
(指揮) |
録音: 2019年10月2-5日 サント・ドミンゴ・エル・レアル修道院、トレドプロデューサー、エンジニア:
フィリップ・ホップス (LINN RECORDS)
【ビクトリアの名作「レクイエム」誕生の姿が甦る】
黄金時代のスペイン最大の作曲家の一人ビクトリア。その代表曲にしてルネサンス期スペインの重要作品である5声の「死者のためのミサ曲(レクイエム)」が1603年に作曲されたのは、およそ20年近くにわたって彼を支援した神聖ローマ皇太后マリア・デ・アブスブルゴ(カール5世の娘、フェリペ2世の妹、マクシミリアン2世の妻)の葬礼のためでした。
今回アルベルト・レカンセンスとホアン・カルロス・アセンシオが協力して制作したこのアルバムは、ビクトリアが作曲した「レクイエム」とモテット数曲のみならず、当時歌われたと目されるカント・リャーノ(単旋律聖歌/詠唱)も含め、2日間にわたって行われた葬礼の音楽を全て収録したという労作です。
さらに、スペイン教会音楽の当時の慣例を踏まえ、低声部をバホン(ファゴットの原型ドルツィアンのスペイン名)が先導しているのも注目で、その音色が芯となってハーモニーに安定をもたらし、非常に美しい響きを創り上げます。
録音はLINN RECORDSのフィリップ・ホップスが担当。修道院の音響を見事再現した極上のエンジニアリングです。
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METIER
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ペルシャの秋〜イランのピアノ作品集
ホルモズ・ファルハト(1928-):
1. トッカータ
2-5. ピアノ・ソナタ第1番
6-8. ピアノ・ソナタ第2番
アミール・マヤル・タフレシプール(1974-):
9. Yasna ヤスナ
10. Shabahang シャバハング
11. Pendar for piano ペンダール・フォー・ピアノ
12. Celebration at Pasagardae パサルガダエの祝典
世界初録音 |
メアリー・ダレー(ピアノ) |
録音: 2019年12月20日,21日 Menuhin Hall,
Cobham, Surrey
世界的な評価を得ているイラン出身の作曲家ファルハトとタフレシプールによるピアノ作品集。
二人は、世代こそ違うものの欧米で音楽教育を受け、それぞれの道を切り開きました。1928年生まれのファルハトはアメリカで初めてクラシックを学んだイラン人で、ダリウス・ミヨー他に師事。母国イランに戻るまで、長年UCLAで仕事をしていました。
多方面のジャンルにわたるその作品は、アメリカやヨーロッパでも演奏されており、特にピアノ・ソナタには定評があります。
1974年生まれのタフレシプールはイギリスとデンマークで学び、2020年12月には、デンマークで新作オペラが上演される予定です。
収録されたピアノ曲はペルシャ音楽の伝統を大切にしながら、コスモポリタンな作風が特徴的。
演奏者ダレーは現代曲を得意とするアイルランド出身のピアニスト。様々な作品の委嘱でも知られています。
プロモーション動画: https://youtu.be/jJbzWBCvSYE
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SOMM RECORDINGS
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偉大なる映画音楽集 第2集 |
イアン・サザーランド(指揮)
フィルハーモニック・プロムナード管弦楽団 |
1. 『新スタートレック』(ジェリー・ゴールドスミス)
メイン・タイトル
2. 『007は二度死ぬ』(ジョン・バリー/イアン・サザーランド編)
メイン・タイトル
3. 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(ジョン・ウィリアムズ)
メイン・タイトル
4. 『ミッション』(エンニオ・モリコーネ)
ガブリエルのオーボエ
5. 『鷲は舞いおりた』(ラロ・シフリン/イアン・サザーランド編)
メイン・タイトルと愛のテーマ
6. 『シー・ホーク』(エーリヒ・コルンゴルト)
メイン・タイトル
7. 『地中海事件』(コール・ポーター/ジョン・ランチベリー編)
タイトル・ミュージック
8. 『パリの恋人』(ジョージ・ガーシュウィン)
序曲
9. 『フィニアンの虹』(バートン・レーン)
プレリュード(メイン・タイトル)
10. 『青きダニューヴの夢』(ロバート・シュトルツ/チャールズ・プレヴィン編)
行進曲
11. 『旅愁』(クルト・ワイル/イアン・サザーランド編)
セプテンバー・ソング
12. 『ソウ・ロング・アット・ザ・フェア』(ベンジャミン・フランケル)
キャリッジ・アンド・ペア
13. 『みじかくも美しく燃え』(W.A.モーツァルト)
ピアノ協奏曲第21番ハ長調〜アンダンテ
14. 『リチャード三世』(ウィリアム・ウォルトン)
プレリュード
15. 『ヘンリー五世』(ウォルトン)パッサカリア/ファルスタッフの死
16. 『ヘンリー五世』(ウォルトン)彼女の唇に触れて分かれなん
17. 『アラビアのロレンス』(モーリス・ジャール)
メイン・テーマ |
録音:1988-89年 ライヴ録音1,3,8,9,10,11,14,17 1994-95年
スタジオ録音 Iain Sutherland/Radio Clyde
Archive/NOS Archive2,4,5-8,12,13,15,16
スコットランド生まれのアレンジャー兼指揮者イアン・サザーランド&フィルハーモニック・プロムナード管弦楽団による、楽しい映画音楽集の第2集。
美しくドラマティックなオーケストラ・サウンドが、聴き手をハリウッドの黄金時代へと誘います。映画音楽の分野でも有名なコルンゴルトや、クルト・ワイル、ガーシュウィンやポーターから、ジョン・ウィリアムズにモーリス・ジャール、そしてモリコーネの作品までを網羅。
『新スタートレック』や『007は二度死ぬ』から、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第21番」が印象的に使われた『みじかくも美しく燃え』などの名画からセレクトされています。
もちろんイギリスのレーベルらしく、シェイクスピアの『リチャード三世』と『ヘンリー五世』のウォルトン作曲のエキサイティングなテーマも収録。
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TOCCATA CLASSICS
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プロコフィエフ作品の編曲集
ピアノとヴァイオリンのための音楽 |
ユーリ・カルニッツ(ヴァイオリン)
ユリア・チャプリーナ(ピアノ) |
プロコフィエフ(1891-1953):
1. 年とった祖母のお話 Op.31 第2番 Andantino (ミルシテイン編)
2-6. バレエ「シンデレラ」より5つの小品 Op.87(フィフテンホルツ編)(1969)
7-26. 束の間の幻影 Op.22 (デレヴィアンコ編(1980)/クレス編)
27. 《戦争と平和》 Op.91 ワルツ(レイティフ&ジンゲル編)
28. 「エジプトの夜」組曲 クレオパトラの陥落 Op.61(レイティフ&ジンゲル編)
29. 子供の頃の手稿譜より タランテラ(レイティフ&ジンゲル編)(1901)‛&世界初録音
30. 「ボリス・ゴドノフ」 Op.70bis 第13番 アモローソ(レイティフ&ジンゲル編)‛&世界初録音
31. 4つの小品 Op.32 第2番 ミヌエット
変ロ長調 (レイティフ&ジンゲル編)‛&世界初録音
32. 4つの小品 Op.32 第3番 ガヴォット(ハイフェッツ編)(1935)
33. 子供のための音楽 Op.65 第11番 夕べ(レイティフ&ジンゲル編)‛&世界初録音
34. 「3つのオレンジへの恋」組曲 Op.33 第4番 行進曲(ハイフェッツ編)(1937)
35. 「石の花」Op.118 ダイヤモンド・ワルツ(レイティフ&ジンゲル編)
36. ピアノのための10の小品 Op.12 第6番 レジェンド(伝説)(レイティフ&ジンゲル編)‛&世界初録音
37. ピアノのための10の小品 Op.12 第7番 リゴードン(レイティフ&ジンゲル編)‛&世界初録音 |
録音 2019年10月7-8日 St. John the Evangelist,Upper
Norwood
プロコフィエフのメロディは歌うような資質をもつことから、昔からヴァイオリニストたちがこぞって彼の作品を編曲、演奏してきました。
このアルバムには、プロコフィエフのピアノ作品から編曲したピアノとヴァイオリンのための37作品が収録されています。
この中にはミルシテインやハイフェッツなど偉大なヴァイオリニストたちによる優れた編曲作品も含まれており、とりわけハイフェッツの「3つのオレンジへの恋」のアレンジは、コンサートのアンコール・ピースとしてもよく知られています。
また、初録音となるプーシキンの詩劇「ボリス・ゴドノフ」や、クレオパトラを描いた「エジプトの夜」のアレンジは貴重です。
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マルセル・ミアロヴィチ(1898-1985):ピアノ作品集
1-3. ソナティネ Op.11(1922–23)
4-7. 4つのカプリース Op.29(1928)
8-18. リチェルカーリ Op.46(1941)
19-22.4つのパストラール Op.62(1950)
23-25. ソナタ Op.90 (1964)
26. パッサカーユ(左手のための) Op.105(1950)
※8-18,23-25以外はすべて初録音 |
マシュー・ルーベンシュタイン(ピアノ) |
録音: 2018年6月5-6日,7月30-31日 ベルリン、イエス・キリスト教会(ドイツ)
1920年代から30年代にパリで活動した芸術家の一群、''エコール・ド・パリ''の一員だったルーマニア出身のミアロヴィチのピアノ作品集。
1898年ブカレストで生まれ、1919年から亡くなる1985年までをパリで過ごし、エネスクに見出されダンディらに師事しました。
彼の妻で、近代フランス作品で高い評価を得たピアニストのモニク・アースは、ミアロヴィチの作品を数多く初演し、ここに収録されている重要な作品「リチェルカーリOp.46」も彼女に献呈されました。
このアルバムでは、ベルリン在住のアメリカ人ピアニストのルーベンシュタインが、フランス風の洒脱な風情と東欧の伝統音楽、新古典主義の明晰な対位法などがブレンドされたミアロヴィチのピアノ曲を情熱的に演奏しています。
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アクセル・ルオッフ(1957-):オルガン作品全集 第1集 |
ヤン・レヘトラ(オルガン‛&トゥルク大聖堂) |
1. Sacrum-Toccata VI (2018) サクルム-トッカータVI
Neun leichte Stucke 9つの簡素な小品(2013)
2. No. 1 Praludium プレルーディウム/3.
No. 2 Chora 合唱/4. No. 3 Capriccio カプリッチョ/
5. No. 4 Intermezzo インテルメッツォ/6.
No. 5 Romanze ロマンツェ/
7. No. 6 Interludium インタールーディウム/8.
No. 7 Bagatelle バガテル/
9. No. 8 Scherzo スケルツォ/10. No.
9 Postludium ポストルーディウム
11. Morgengesang-Toccata V (2010) 朝の歌-トッカータV
Drei phantastische Tanze 3つの幻想的な舞曲(2004–5)
12. No. 1 Sehr rasch, scharf artikuliert/13.
No. 2 Allegro assai/14. No. 3 Presto/
15. Erhebt euch, Pforten der Weltzeit –
Toccata IV (2007)
立ち上がれ、世界時間の門-トッカータIV
16. Wie liegt die Stadt so verlassen:
Sinfonische Fragmente (2007)
その都市はなぜ放棄されたのか:交響的断章
17. Via Dolorosa (1985) ヴィア・ドロローサ(苦難の道)
18. Schalen des Zorns-Toccata II (1995)
怒りの殻-トッカータII
1,11,12-14,15,17,18‛&世界初録音 |
録音: 2020年3月2日(17のみ2020年5月9日) トゥルク大聖堂、フィンランド
1957年にシュトゥットガルトで生まれ、国立シュトゥットガルト大学で教授や学部長を務めたルオッフは、メシアン以降、オルガン音楽へ大きな貢献を果たしている重要な作曲家の一人。日本政府の奨学金で東京藝術大学に留学して学んだ経歴を持っています。
彼の音楽はフランスの大聖堂の伝統を受け継ぐラングレー、デュプレやギユーと、ドイツのレーガーなどの音楽で使われた対位法や理論を融合させたような作風です。
宗教的なものに刺激を受け、聖書の物語を現代のシンフォニック・オルガンの資質を存分に活かして作曲しており、
旧約聖書の中で最もドラマティックな場面のいくつかを、自由奔放なエネルギーで表現しています。
フィンランド出身のレヘトラが、フィンランドの重要な建築としても有名なトゥルク大聖堂のオルガンを演奏しています。
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ローランド・セントパリ(1977-):3つの協奏曲
1-3. テューバ協奏曲(2002)
4. ラプソディ(2007-12)‛&世界初録音
5-7. 3つの舞曲(2007)‛&世界初録音 |
ローランド・セントパリ
(バス・サクソルン‛&5-7)、
(バス・テューバ‛&1-3)
ベンチェ・セペシ
(クラリネット‛&4)、
(ソプラノ・サクソフォン‛&4-7)
(タロガトー‛&4)
ラースロー・マロシ(指揮)
ジュール・シンフォニック・バンド |
録音: 2014年10月24-26日 Concert Hall
of the University of Gyor,cHungary
ハンガリー出身の作曲家で演奏家のセントパリの3つの協奏的作品を収録したアルバム。
超絶技巧を要する《テューバ協奏曲》では、作曲家自身がソリストとして登場。《ラプソディ》は、クラリネット、サクソフォンとスモーキーな音色が楽しいハンガリーの民族楽器、タロガトーのための作品です。
タロガトーとはオーボエに似た外観を持つリード楽器で、サクソフォンに通じる野性的な音色を持っています。
そして《3つの舞曲》では、セントパリがバス・サクソルン(テューバに似たアドルフ・サックス考案の金管楽器)を担当。
3作品に共通するのはバルトークにも影響を与えた民俗音楽の伝統と、吹奏楽特有の強い打音的な響きであり、ここに、圧巻のソロ・パフォーマンスが加わります。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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EPITAGRAPH
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EPITA 014
(UHQCD)
¥2900 →\2690
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世界初出音源発見!
"黄金の組み合わせ"
バックハウス&ベーム&VPOによるベートーヴェン第4番
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第4番 ト長調 作品58【世界初出】
(2)ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37【本邦初CD】 |
(1)ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
カール・ベーム(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)マイラ・ヘス(ピアノ)
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC交響楽団 |
"黄金の組み合わせ"バックハウス&ベーム&VPOによるベートーヴェン、世界初出音源発見!!
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番/バックハウス&ベーム&ウィーン・フィル(1966)【UHQCD】【限定発売】
(1)録音:1966年5月22日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)(MONO)
(2)録音:1946年11月24日NBC,8Hスタジオ、ニューヨーク(ライヴ)(MONO)
Produced by Epitagraph(原盤:エピタグラフ)
MONO,66' 30",日本語帯・解説付
「50、60年代欧州で黄金の組み合わせ」と称されたバックハウス=ベーム=ウィーン・フィルによるこの曲の実演テープをついに発見!
「4番」はバックハウスが最も愛好した曲。ベームとの「4番」はウィーン交響楽団との67年映像がユニテルから、リアス交響楽団との50年ライヴがAUDITE(95.610)から出ていますが、ウィーン・フィルとの録音は初めて!まさに夢の組み合わせによる実現ライヴです!
ウィーン・フィルの深い美音を生かしたベームの堅実な指揮のもと、バックハウスのピアノは冴えわたり、高純度の響きで、メロディの謳わせ方、リズムの弾みなど、まさに絶品! 音もテープヒスノイズこそありますが、高音をそのまま生かしています。細かいパッセージの動きも見事にとらえた良好録音。
カップリングは、イギリスの"ピアノの女王"マイラ・ヘスが渡米公演でトスカニーニ&NBC
響のバックで弾いたライヴ。かつてトスカニーニ協会のLP
やナクソスのCD(いずれも廃盤)で発売されたことがありますが、今回の音のリアルさにびっくり!録音年(1946年)を感じさせないほど、明瞭です。
マイラ・ヘスはベートーヴェンの4番協奏曲でデビュー、ベートーヴェン弾きとしても名声を博していただけに、重厚さと軽妙さ、自在なタッチで妙技を披露して圧巻。
そして、ここにきかせるトスカニーニの雄弁きわまりない指揮!唸り声まで聞こえます。デッドな響きで有名(?)な8Hスタジオの面目を一新させる、このライヴな響きは特筆すべきです。
トスカニーニ・ファンにとっても、ベートーヴェン演奏の一端を堪能できる垂涎のCDといえるでしょう。
Epitagraph 提供のオープンリール・テープから、キング関口台スタジオでデジタル・マスタリング。各曲ともテープヒス等残っていますが、総じてバランス良好な音質となっています。さらには"
高音質CDの決定版"であるUHQCDになりますので、音質面でも期待充分のCDといえるでしょう。
(エピタグラフ)・・・ 歴史的価値ある音源の発掘・蒐集・復刻を目的に2019年に立ち上げた国内の自主制作レーベル。
バックハウス&ベーム/RIAS響
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
AUDITE 1CD\2600→¥2390
巨匠ベーム(1894−1981)が、その壮年期にあたる1950年代にRIAS響を指揮したベートーヴェン。
1952年、ベーム57歳のときの第4交響曲は第2次大戦後に彼が残したベートーヴェン録音のなかでも最初期のひとつに数えられるもの。おそらく初出ではないか?
ベームのベートーヴェンといえばauditeには1970年代のライヴ録音で、バイエルン放送響との第2番、第3番「英雄」そして第7番があり、気力のみなぎったときのベームの凄さを実感できる内容だが、時期こそ違うもののここでも、じっさいのテンポ以上に疾走感にあふれた音楽運びが印象的。
いっぽう、バックハウスとの共演によるピアノ協奏曲第4番はかつてTAHRAよりリリースされていたものと同じ演奏だがTAHRA盤は廃盤。バックハウス66歳、枯淡とは無縁の剛直で明晰なピアニズムにしびれる。
すべてベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からの復刻。
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「カール・ベーム・エディションVol.7 / ベートーヴェン作品集」
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
(2)ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調Op.60 |
(1)ヴィルヘルム・バックハウス(P)
(1),(2)カール・ベーム(指)
RIAS交響楽団 |
(1)録音:1950年10月9日ベルリン・ティタニア・パラスト(ライヴ・モノラル)
(2)録音:1952年4月21、23日ベルリン=ダーレム・イエス・キリスト教会(セッション・モノラル)
69’45”
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キング・インターナショナル
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KKC 4233/5
(3CD)
¥3800 →\3490
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キング国内盤復刻
フルトヴェングラー
唯一の全曲録音《フィガロの結婚》
モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》 K.492
(全曲) |
エーリッヒ・クンツ(バリトン:フィガロ)、
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ:スザンナ)、
パウル・シェフラー(バリトン:アルマヴィーヴァ伯爵)、
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ:伯爵夫人)、
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ:ケルビーノ)、
エンドレ・コレー(バス:バルトロ)、
ペーター・クライン(テノール:ドン・バジーリオ)、
ジークリンデ・ヴァーグナー(アルト:マルツェリーナ)、
アロイス・ペルネルシュトルファー(バス:アントーニオ)、
リゼロッテ・マイクル(ソプラノ:バルバリーナ)、
エーリッヒ・マイクート(テノール:ドン・クルツィオ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
ウィーン国立歌劇場合唱団、
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮) |
フルトヴェングラー唯一の全曲録音《フィガロの結婚》、歌詞対訳付(キングHP掲載)で、国内盤CDとしてよみがえる!!
録音:1953年8月7日 フェストシュピールハウス、ザルツブルク(ライヴ)/MONO、45:13(CD1:第1幕)、47:52(CD2:第2幕)、75:59(CD3:第3,4幕)、日本語帯・解説付
音源提供:DISCOS, Milano/国内発売初LP:セブンシーズGT-7086/8(1980.2.21)(オリジナルLPはチェトラLO-8)
巨匠唯一の全曲録音は1953 年にザルツブルクで指揮した《フィガロの結婚》。
このオペラの原語はイタリア語ですが、当時のドイツやウィーンでは、ドイツ語歌唱が一般的でした。この53年録音もドイツ語歌唱ですが、クンツ、ゼーフリート、シュヴァルツコップなど名歌手による歌唱に違和感は感じられません。
高貴でドイツ語歌唱による格調高さが漂うシュヴァルツコップ(伯爵夫人)、チャーミングな声質が絶品のゼーフリート(スザンナ)、ボーイッシュな声質を披露しているギューデン(ケルビーノ)—女性陣が個性的な魅力を発揮し、男性陣もクンツ(フィガロ)は台詞にも芸達者なところをみせ、シェフラー(伯爵)は貫録の歌いっぷり。ドイツおよび旧オーストリア帝国出身、ドイツ語圏で育った名歌手たちが台詞もふくめて、生き生きと歌い、語り、演じています。
そして何よりフルトヴェングラーの指揮!「序曲」のアッチェレランドや、「結婚式の行進曲」でのスケール感など持ち味を見せつつも全体的にはいたってノーマル、豪華歌手の名アリアでは繊細かつ暖かみのある伴奏となっています。
「問題は、このきわめて繊細かつ人工的でテンポの速いオペラが、いかつくて雄大な姿勢を持前とする指揮者の手の中で、どのように進行するかということである。答は事実きわめて良好である。
これは、必要なときは速く、アリア、アンサンブル、そして実際の音楽のどんなパッセージにおいてもけっしてだれることなく、全体に暖か味があり、ときおり全部が絶妙な輝きを見せる点で、指揮者の個性の航跡のみが光るといったすばらしい演奏である。」『レコードのフルトヴェングラー』ピーター・ピリー著、横山一雄訳、音楽之友社刊、1983年)
1980年、米ワルター協会についでLP 発売された伊チェトラ盤
(LO-8)。ミラノ、ディスコス制作のこの音源をキングレコード(セブンシーズ・レーベル)は同年に国内発売しました(GT-7086/8)。
4年後(84年)チェトラは「フルトヴェングラー・エディション」シリーズを立ち上げ再発売(FE-27)、キングではK19C-9390/2
で再発売しております。しかし、CD 化は他社に(仏ロドルフォなど。1996年にはEMI
でも)先を越され、マスターテープはキングレコードの倉庫に眠ってまま。
今回、このアナログテープ(2トラック、38cm/秒)から、キング関口台スタジオで40年ぶりにデジタル・リマスタリング&初CD化!
音質は鮮明かつ明瞭!デジタル臭(金属的な響き)のしない、暖かみのある自然な質感!!名歌手揃いの名アリアの数々、楽しさあふれる舞台回し、ウィーン・フィルの美音、フルトヴェングラーの人間味あふれる指揮にききほれてしまいます!
ブックレットは日本語解説(浅里公三氏のライナーノーツ)付。台詞の場面も含めてドイツ語の歌詞・対訳はキングHP(WEBサイト)に掲載します。プリントアウトも可能です!(ブックレットに記載してあるパスワードを入力してください)
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<メジャー・レーベル>
<国内盤>
EDITION HST
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HST-119
¥2000+税
※楽団結成23周年記念、
特別価格!
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「J.B.ヴァンハル(1739 -1813);弦楽三重奏曲集第2巻」
弦楽三重奏曲集op.11 (1772) から
第3番ヘ短調Weinmann VIa:f1
第2番ト長調Weinmann VIa:G3
第5番イ長調Weinmann VIa:A3
第6番ホ長調Weinmann VIa:E1 |
ハイドン・シンフォ二エッタ・トウキョウ
(リーダー:松井利世子)
福本 牧(ヴァイオリン)、
小原 圭(チェロ) |
ヴァンハル:弦楽三重奏曲集第2巻。1772年、パリで出版された作品11から4曲収録 〜全曲・世界初録音!〜
録音: 2019年12月12日、東京・三鷹、風のホールにてライヴ収録
*1772年パリから出版されたことから、作曲は1771年イタリア留学中または直後と推定される。
その年、英旅行作家バーニー氏は作家を表敬訪問し「重篤な精神病」と報告した分岐点に当たる。
同時進行で作曲された交響曲、弦楽四重奏曲と全く同じスタイルを取り(メヌエットは省略)、いつもの天真爛漫な美しい旋律に溢れている。
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9/1(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALTUS
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有田正広&曽根麻矢子
J.S.バッハ:4つのフルート・ソナタ
J.S.バッハ:フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ集
ソナタ ロ短調 BWV 1030
ソナタ ト短調 BWV 1020 / H.542-5
ソナタ イ長調 BWV 1032
ソナタ 変ホ長調 BWV 1031 / H.545
《ボーナス・トラック》
ヨハン・クリスティアン・バッハ:アンダンテ・グラツィオーソ
(フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ
ニ長調 Op. 16-1, WB 10 より) |
有田正広(フルート)
曽根麻矢子(チェンバロ) |
現代にあるべきバッハの姿をいきいきと描いた真実の美しさ。モダン・フルートとチェンバロで織りなす、生きる力にあふれたソナタ集!
(フルート) 使用楽器:V.Q. Powell # 16478、2019年、Boston
使用楽器: David Ley 製作、18世期初頭のパリの製作家による複数の作品をモデルとしたフランス式2
段チェンバロ/国内プレス、日本語帯・解説付
セッション録音:2019年11月19〜22日/八ヶ岳やまびこホール/ピッチ:A=440Hz
有田正広4回目のバッハのソナタ録音はモダン・フルートによる新境地!
フルートとチェンバロの右手が対等に掛け合うオブリガート・チェンバロ付きのソナタが選ばれ、録音では初共演となる曽根麻矢子との絶妙なアンサンブルが繰り広げられます。
バッハという人間の持っていたあらゆる思いを楽譜から読み解き、吟味し、いきいきとした演奏に昇華。困難な状況にあっても力強く生きる姿勢を貫き続けたバッハ、そして同じ思いを持ち生きる現代の音楽家が提示する、ほんとうに美しい音楽がここにあります。
ジャケットに用いられた絵画は佐伯祐三(1898-1928)の「絵具箱」(大阪中之島美術館所蔵)。佐伯もまた生きようとする強い意志によって自らを切り拓いていった人物で、有田・曽根がこのアルバムに込めた思いと響き合うものを持っています。
ブックレット所収の有田自らの筆による楽曲解説にも注目。偽作説に終止符を打つなど最新研究に基づいた新たな見解が著されていて、バッハ・ファン必読の内容です。
「バッハの音楽に秘められた様々なメッセージを読み解き、それを音に繋げ表現する過程には、想像以上の刺激と驚き、感動があった。(有田正広)」
「バッハはチェンバロとの出会いをもたらしてくれた大切な作曲家です。自分を"努力を惜しまぬ真面目な人"に変身させてしまうほど圧倒的な存在です。(曽根麻矢子)」〜ブックレットの文章より抜粋
有田正広(フルート)
1971年、第40回NHK・毎日音楽コンクール(現、日本音楽コンクール)で第1位を獲得。翌年、桐朋学園大学を首席で卒業。73年、ベルギーのブリュッセル王立音楽院に留学。74年からはコレギウム・アウレウムのメンバーとして、ヨーロッパ、日本などで活動。75年、王立音楽院をプルミエ・プリで卒業。同年、ブルージュ国際音楽コンクールのフラウト・トラヴェルソ部門で第1位となる。77年、オランダのデン・ハーグ王立音楽院に入学、半年で最高栄誉賞つきソリスト・ディプロマを得て、卒業。帰国後も、フランス・ブリュッヘン指揮「18世紀オーケストラ」、クイケン兄弟、トレヴァー・ピノック指揮「イングリッシュ・コンサート」など、内外の名手たちとも盛んに共演。ルネサンスから現代に至る400年間に変遷を遂げた様々なフルートを駆使する演奏は、有田ならではのもので、様々な時代の作品に輝かしい光を与え、人々を魅了しつづけるアーティストとして高い評価を得ている。
89年には「東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ」を結成。指揮者として結成記念公演を行い、絶賛された。2006年にはモーツァルト生誕250年を記念し、モーツァルトのフルートとオーケストラのための作品全5
曲を自身の指揮と演奏により一晩で演奏するという快挙を成し遂げ、話題を呼んだ。09
年には同オーケストラをさらに発展させ、ロマン派をレパートリーとする日本初のピリオド楽器によるオーケストラ「クラシカル・プレイヤーズ東京」を結成。古楽器と現代楽器の枠を超えた新たな音楽的創造の領域へとさらに活動の場を広げている。
録音は「ドイツ・バロックのフルート音楽」(レコード・アカデミー賞2
部門と文化庁芸術作品賞受賞)などアルヒーフ、DENON
アリアーレ、avex-CLASSICSからリリース多数。
第21回サントリー音楽賞受賞。現在、昭和音楽大学客員教授、桐朋学園大学特任教授。
2018年に第30回ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門特別賞を受賞。
曽根麻矢子(チェンバロ)
桐朋学園大学附属高校ピアノ科卒業。高校在学中にチェンバロと出会い、1983
年より通奏低音奏者としての活動を開始。故鍋島元子、有田千代子の各氏に師事。
1986 年ブルージュ国際チェンバロ・コンクールに入賞。その後渡欧を重ね、同コンクールの審査員であった故スコット・ロスに指導を受ける。ロスの夭逝後、彼の衣鉢を継ぐ奏者としてエラート・レーベルのプロデューサーに認められ、1991年に同レーベル初の日本人アーティストとしてCDデビューを果たした。
以後イスラエル室内オーケストラのツアーや録音に専属チェンバリストとして参加するほか、フランスおよびイタリア等のフェスティバルへの参加、現代舞踊家とのコラボレーションなど国際的に活躍。
日本国内でもリサイタル、室内楽と積極的な音楽活動を展開するとともにテレビ、ラジオへの出演、雑誌「DIME」でのエッセイ連載、「いきなりパリジェンヌ」(小学館)の刊行など多才ぶりを見せている。
録音活動も活発に行い、avex-CLASSICSよりCDを多数リリースしている。
また、2003年から全12回、6年にわたるJ.S.バッハ連続演奏会(浜離宮朝日ホール)に続き、2010年から2014年まで全12回のF.クープランとラモーのチェンバロ作品全曲演奏会(上野学園エオリアンホール)を行い、いずれも好評を博した。
1996年「第6回出光音楽賞」をチェンバロ奏者として初めて受賞。1997年飛騨古川音楽大賞奨励賞を受賞。
2011年よりスタートした「チェンバロ・フェスティバルin東京」では芸術監督をつとめた。

2017年の2人のコンサートのちらし
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BIS
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BIS SA 2530
(SACD HYBRID)
¥2800
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ジャン・チャクムル〜第2弾はリスト×シューベルト!
フランツ・リスト(1811-86):
1.-14.『白鳥の歌』 S 560
(シューベルト—ジャン・チャクムルによる再編成)(59'34)
?.「愛の便り」/?.「戦士の予感」/?.「彼女の絵姿」/
?.「春の憧れ」/?.「別れ」/?.「遠い国で」/
?.「セレナード」/?.「アトラス」/?.「漁師の娘」/
?.「海辺で」/??.「我が宿」/??.「町」/
??.「影法師」/??.「鳩の便り」
15.-18.『4つの忘れられたワルツ』 S 215(19'43)
?. 第1 番/?. 第2 番/?. 第3 番/?.
第4 番 |
ジャン・チャクムル(ピアノ/) |
第10回浜松国際ピアノコンクールの覇者、ジャン・チャクムル。BISレーベルからの注目の第2弾はリスト×シューベルト!チャクムル再編成の『白鳥の歌』、そして『4つの忘れたワルツ』!
ピアノ/Kawai SKEX(Shigeru Kawai Concert
Grand)
セッション録音:2020年1月/ワイアストン・コンサートホール(モンマス、イギリス)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、80'12
プロデューサー&サウンド・エンジニア:インゴ・ペトリ(Take5
Music Production)/エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ
SACD ハイブリッド盤。
2018年第10回浜松国際ピアノコンクール第1位のほか、同コンクールの室内楽賞、札幌市長賞など数々の賞に輝いたジャン・チャクムル。優勝者の副賞としてBISレーベルからの録音デビューが決定し、2019年1月にコンクールの会場となったアクトシティ浜松におけるセッション収録でデビュー盤(KKC
4169)をリリースし、一躍注目を集めました。同コンクールの優勝者ツアーとして2019年4月より全国20
公演をこえる演奏会も成功させ、現在最も期待されている若手実力派ピアニストの一人として注目されています。
高い評価を集めたデビュー盤の録音から早1年、2020年1月にイギリス、ワイアストン・コンサートホールにおけるBISレーベル第2弾の録音ではリストに挑みました!
収録作品はリストがピアノ独奏用に編曲したシューベルトの『白鳥の歌』S
560そして、『4つの忘れられたワルツ』 S 215です。
シューベルトの3大歌曲集の一つ『白鳥の歌』は、シューベルト自身が編んだ『美しき水車小屋の娘』、『冬の旅』とは異なり死後に出版社や友人たちがまとめたもので、歌曲集としての連続性は持っていません。そのためチャクムルは自身の感性で演奏順を変えております。新たな物語を提示した注目の演奏です。
一方、1881年から1884年にかけて作曲された『4つの忘れられたワルツ』S
215 はリスト晩年の穏やかな曲調が印象的。チャクムルの研ぎ澄まされた感性と歌心に満ちた演奏でお楽しみいただけます。今後より一層の活躍を期待せずにはいられない注目盤の登場です!
ジャン・チャクムル:
1997年トルコのアンカラ生まれ。レイラ・ベケンシル及びアイシェ・カプタンのもとで音楽を学び始め、6年間師事した菅野潤やエムレ・シェンに多大な影響を受けました。2012年にアンカラの高校を卒業後、パリのスコラ・カントルムにてマルセラ・クルデリに師事し2014年に首席で卒業。現在はワイマールにてグリゴリー・グルツマンに師事し研鑽を積んでおり、同時にベルギーのダイアン・アンダーセンとの活動を継続。TUPRAS
社をスポンサーに、ピアノデュオ、ペキネル姉妹が主導する若い演奏者が国際舞台で活躍することを目的とした音楽教育プロジェクト:G&S
Pekinel Young Musicians on the World Stagesに選出され、研鑽のためのグランンドピアノが供与されています。コンクール歴も華々しく、2017年にはスコットランド国際ピアノコンクールで第1位、翌2018年には第10回浜松国際ピアノコンクールで第1位を受賞するなど、現在その活躍が最も期待される若手ピアニストのひとりです。
パッケージについて BISレーベルの社主、ロベルト・フォン・バール氏が環境に配慮した『BIS
ecopak パッケージ』を採用。こちらのパッケージは、森林認証制度のFSC
及びPEFCを取得している素材、また環境に配慮された接着剤や大豆油インク、水性ニスを使用しリサイクル性に優れており、プラスチックは使用されておりません。
今後、当レーベルではこちらのパッケージでのリリースが増えていく予定です。

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ARS PRODUKTION
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ARS38309
(1SACD HYBRID)
¥2700
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パリ − モスクワ
タネーエフ:弦楽三重奏曲 ロ短調/フランセ:弦楽三重奏曲/
ハイドン:弦楽三重奏曲 ト長調 Op.53-1/コダーイ:間奏曲/
シューベルト:弦楽三重奏曲 変ロ長調 D.471/
ハンス・クラーサ (1899-1944):舞曲/
エネスク:オーバード
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トリオ・ゴルトベルク |
ウィーン国際音楽コンクール2019金賞受賞!トリオ・ゴルトベルクの新録音!
☆ウィーン国際音楽コンクール2019でゴールドメダル受賞!
☆トリオ・ゴルトベルクのパリとモスクワを繋ぐ多様なプログラム。
モナコのモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団で活躍する3人の実力派たちによって結成され、2019年のウィーン国際音楽コンクールで見事ゴールドメダルを獲得した将来有望なアンサンブル、トリオ・ゴルトベルク。
彼らはモーツァルトからシュニトケまで膨大なレパートリーを持っており、前作(ARS38263)ではクライン、ドホナーニ、ヴァインベルク、そしてジャン・クラという、玄人好みのプログラムでリスナーを楽しませました。
本作でもレパートリーの広さを活かしてハイドンからシューベルト、ハンス・クラーサと、古典派から近現代までの多様な作品を取り上げ、「パリ
− モスクワ」という副題でまとめています。
アルバムはモスクワ音楽院の教授、院長を務めたタネーエフの作品に始まり、オーストリアや東欧の作曲家の作品を経由しながら、パリ音楽院で学んだエネスクの《オーバード》で締めくくられます。
※録音:2020年2月
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ARS38303
(SACD HYBRID)
¥2700
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ロマン派ピアノ作品集
シューマン:交響的練習曲 Op.13
ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
Op.22(ピアノ独奏版) |
ショレーナ・ツィンツァバーゼ(ピアノ) |
ショレーナ・ツィンツァバーゼのロマン派王道プログラム!
ショレーナ・ツィンツァバーゼはモスクワの音楽一家に生まれ、モスクワ音楽院でジナイダ・イグナチエワとセルゲイ・ドレンスキーに、アメリカでオクサナ・ヤブロンスカヤに学んだピアニスト。
彼女はイブラ国際ピアノ・コンクール(2000)をはじめ数多くの国際コンクールで受賞しており、2015年には「ジョージア国際若手音楽家協会」を設立、クラシック音楽の若い世代への普及に務めています。
シューマン、ブラームス、ショパンと、選ばれた作曲家は王道ですが、曲目にひねりが効いているのがポイント。ベヒシュタイン・ピアノの味わい深い音がこれらの作品の性格とマッチしています。
※録音:2019年12月
※使用楽器:ベヒシュタイン D282, 209913
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ARS38564
(2CD)
特別価格 ¥3600
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テプリツェの市長でもあった
ヨーゼフ・ヴォルフラム:歌曲全集(世界初録音)
ヨーゼフ・ヴォルフラム(1789-1839):
6つの新しい歌、4つの歌、6つのドイツの歌、
6つのセルビア民謡、パテンの贈り物、
4つの歌、3つの歌、父の家、バラの死、理由 |
ヨハネス・クリューサー(テノール)
アンネリ・プフェッファー(ソプラノ)
トマシュ・スプルニー(フォルテピアノ)
マルティン・ブルクハルト(バロック・チェロ) |
音楽と政治、両方の分野で優れた仕事を残したヨーゼフ・ヴォルフラム(1789-1839)の歌曲全集。
ボヘミア出身のヴォルフラムは、幼いころから並外れた音楽の才能を発揮し、レオポルト・コジェルフの従兄ヤン・コジェルフについて学びました。
一方、プラハの大学では法律を学び、各地で地方裁判所の法律顧問や、地方自治体の行政官を務めたのち、最終的にはテプリツェの市長に選出され、1839年に亡くなるまでそこで過ごしました。
テプリツェでは著名な芸術家や政治家と交流し、政治的・文化的な発展に貢献したといいます。(プラハの北西約90キロに位置するテプリツェは当時最も重要な温泉街のひとつで、ゲーテやベートーヴェンが訪れた際のエピソードでも有名です。)
本アルバムの収録曲は、生前に出版された8つの歌曲集と、手稿の形で保存されていた2つの歌曲で構成されており、すべて世界初録音です。
それぞれの作品からはハイドンやモーツァルト、シュポア、ウェーバー、シューベルトらが活躍した時代の空気、古典派からロマン派へ移り変わっていく様子が感じられます。
伴奏には1826/27年製のグラーフのピアノが用いられており、雰囲気たっぷり。《3つの歌》ではバロック・チェロ(1675年製カッシーニ)も参加します。
※録音:2016年10月
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こんな大物がいたのか・・・ボリス・ブロッホ(ピアノ)
チャイコフスキー:ピアノ作品集(ピアノ・ワークス
Vol.9)
四季 Op.37b、ロマンス ヘ短調 Op.5、
6つの小品 Op.51より第4番《ナタ・ワルツ》、
ドゥムカ(ロシアの農村風景)Op.59、即興曲「抒情的な詩」、
6つの小品 Op.51より第6番 感傷的なワルツ、
18の小品 Op.72より第8番《対話》、第15番《少しショパン風に》、
6つの歌 Op.16より第1番《子守歌》(パーヴェル・パプスト編)
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ボリス・ブロッホ(ピアノ) |
ロシアン・ピアニズムの継承者ボリス・ブロッホ、「ピアノ・ワークス」第9巻はチャイコフスキー!
☆ロシアン・ピアニズムの継承者ボリス・ブロッホによる、オール・チャイコフスキー・プログラム!
ウクライナのオデッサで生まれ育ったボリス・ブロッホは、モスクワのチャイコフスキー国立音楽院でタチアナ・ニコラーエワ、ディミトリ・バシキロフに師事し、1978年にはブゾーニ国際ピアノコンクールで第1位を受賞した、"鬼才"や"奇才"といった表現がピッタリな知る人ぞ知る名ピアニスト。
本アルバムは、彼がアルス・プロダクション(ARS
Produktion)で進めているシリーズ「ピアノ・ワークス」の第9集で、2018年11月6日、チャイコフスキーの命日に没後125周年を記念して行われたコンサートの模様を収めたものです。
※録音:2018年11月
まだこんな大物がいたのか・・・きっとそう思うに違いない。
ボリス・ブロッホ。
だがARS PRODUKTIONからリリースされていたシリーズの第2弾のベートーヴェンの「悲愴」の最初の一音を聴いただけでこの人がただものでないと分かるはず。
そしてショパンではその男くささに辟易するかもしれない。
岩を叩き潰すような破壊的打鍵、ミスを恐れぬ荒業、縦横無尽の個性的解釈。
どこか別の時代にタイムスリップしたかのような豪腕ヴィルトゥオーゾ。
好き嫌いは分かれよう。
だが世界にはまだこんな化け物がいるのだ。

ショパンのワルツ。
https://www.youtube.com/watch?v=XN8vdGJGx9A&feature=player_detailpage
画質は悪いですが「ラ・カンパネッラ」。こんな弾き方していいのか!?
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=NwBMhbtCJXA
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ボリス・ブロッホ〜ピアノ・ワークス Vol.1
ヘンデルのオペラ「アルミーラ」からのサラバンドとシャコンヌ
S.181(**)
パガニーニによる大練習曲 S.141(ブゾーニ版)(+)
ダルゴムイシスキーのラタンテッラ S.483(#)
モーツァルトの「フィガロの結婚」の2つの主題による幻想曲(*) |
ボリス・ブロッホ(ピアノ) |
ボリス・ブロッホ(ブロフ)は1951年ウクライナのオデッサに生まれ、モスクワ音楽院でドミートリー・バシキーロフに師事したピアニスト。
音楽院卒業の翌年、1974年にニューヨークに移住し、1978年にはブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝、1985年にエッセンのフォルクヴァング大学教授に就任以降ドイツに定住しています。
録音:1979年1月、ミュンヘン(ドイツ)、レジデンツ、ヘルクレスザール(*)、2004年6月、デュッセルドルフ(ドイツ)、ローベルト・シューマン・ザール(+)、2005年10月、ドゥイスブルク(ドイツ)、ヴィルヘルム・レーンブルック美術館(#)、
2007年10月、エッセン(ドイツ)、フォルクヴァング大学、新講堂(**)、ライヴ(全収録曲) |
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ARS 38502
(2CD)
\4600→ \3990
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ボリス・ブロッホ〜ピアノ・ワークス Vol.2
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調「悲愴」Op.18
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27
No.2
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調「熱情」Op.57
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調「ヴァルトシュタイン」Op.53
幻想曲 Op.77(*)/創作主題による32の変奏曲ハ短調
WoO.80(+)
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op.10 No.2(#) |
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ボリス・ブロッホ(ピアノ)
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録音:2008年12月、ドゥイスブルク(ドイツ)、ヴィルヘルム・レーンブルック博物館、ライヴ(無印) 2001年1月、デュッセルドルフ(ドイツ)、ローベルト・シューマン大学パルティカ=ザール、ライヴ(*) 2004年3月、エッセン(ドイツ)、フォルクヴァング音楽大学、新講堂(+) 1979年1月、ミュンヘン(ドイツ)、レジデンツ、ヘルクレスザール、ライヴ(#)
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ボリス・ブロッホ ピアノ・ワークス Vol.3
ショパン(1810-1849):
マズルカ ホ短調 Op.17 No.2/マズルカ変イ長調
Op.17 No.3
マズルカ イ短調 Op.17 No.4/マズルカ
ハ長調 Op.24 No.2
マズルカ変ロ短調 Op.24 No.4/マズルカ変ニ長調
Op.30 No.3
ポロネーズ イ長調「軍隊」 Op.40 No.1/夜想曲嬰ヘ短調
Op.48 No.2
スケルツォ ロ短調 Op.20/即興曲嬰ヘ長調
Op.36
練習曲変ト長調「黒鍵」Op.10 No.5/大ワルツ変イ長調
Op.42
ワルツ変ニ長調「メヌエット・ワルツ」Op.64
No.1
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ変ホ長調
Op.22 |
ボリス・ブロッホ(ピアノ) |
録音:2010年2月14日、生誕200年記念ショパン・マチネ、ライヴ、アルフリート・クルップ・ホール、エッセン・フィルハーモニー、ドイツ
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ボリス・ブロッホ ピアノ・ワークス Vol.4
モーツァルト(1756-1791):ピアノ作品集
幻想曲ハ短調 K.396/ソナタ第12番ヘ長調
K.332(*)
ソナタ断章変ロ長調 K.332/ソナタ第2番ヘ長調
K.280
ソナタ ヘ長調 K.547a/幻想曲ハ短調 K.475(+) |
ボリス・ブロッホ(ピアノ) |
録音:2004年3月(*)、2008年6月(+)、2007年1月(無印)、ライヴ、
フォルクヴァング大学新講堂、エッセン、ドイツ
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ARS 38505
(2CD)
\4600→ \3990
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ボリス・ブロッホ ピアノ・ワークス Vol.5
ラフマニノフ(1873-1943):
10の前奏曲 Op.23(1901-1902)(*)
絵画的練習曲集 Op.33(1910-1911)(+)
幻想的小品集 Op.3(1893)(#)
ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30(1909)(++) |
ボリス・ブロッホ(ピアノ)
フォルクヴァング大学管弦楽団(++)
デイヴィッド・デ・ヴィリアー(指揮(++)) |
録音:2005年3月、ライヴ、ヴィルヘルム・レーンブルック博物館、ドゥイスブルク、ドイツ(*)
1988年5月18日、ライヴ、大劇場、ブレシア、イタリア(+)
2007年5月、フォルクヴァング芸術大学音響スタジオ、エッセン、ドイツ(#)
2001年1月31日、ライヴ、フォルクヴァング芸術大学新講堂、エッセン、ドイツ(**) |
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ボリス・ブロッホ ピアノ・ワークス Vol.6
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ集
ハ長調 K.514/ヘ短調 K.19/嬰ヘ長調 K.319/ト長調
K.146/ト長調 K.470
ト長調 K.547/ロ短調 K.27/ニ長調 K.491/ニ長調
K.492/ニ短調 K.1
ホ長調 K.380/ホ長調 K.381/ホ長調 K.20/イ短調
K.54/イ短調 K.3
ホ短調 K.394/ト長調 K.454 |
ボリス・ブロッホ(ピアノ)
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録音:2010年3月5日、オーケストラ・センターNRW、ドルトムント、ドイツ |
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ボリス・ブロッホ ピアノ・ワークス Vol.7
シューベルト (1797-1828):
ピアノのための4つの即興曲 Op.90 D 899
ハ短調/変ホ長調/変ト長調/変イ長調
ピアノのための幻想曲 ハ長調 「さすらい人幻想曲」
Op.15 D 760
ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 Op.120 D
664
楽興の時 (ピアノのための) Op.90 D 780
から 第3番 ヘ短調
録音:データ記載なし
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ボリス・ブロッホ (ピアノ)
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ARS 38508
(2CD)
\4600 →\3990
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ボリス・ブロッホ ピアノ・ワークス Vol.8
J・S・バッハ (1685-1750):
クラヴィーアのためのトッカータ ニ長調
BWV 912
クラヴィーアのためのパルティータ 第1番
変ロ長調 BWV 825
クラヴィーアのためのパルティータ 第2番
ハ短調 BWV 826
クラヴィーアのためのフランス組曲 第4番
変ホ長調 BWV 815
クラヴィーアのための幻想曲 ハ短調 BWV
906
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 から
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 846/前奏曲とフーガ
ハ短調 BWV 847
前奏曲とフーガ ホ長調 BWV 854/前奏曲とフーガ
ホ短調 BWV 855
クラヴィーアのための協奏曲 ニ長調 BWV
972
(原曲 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲
ニ長調 RV 230)
クラヴィーアのための協奏曲 ニ短調 BWV
974
(原曲 B・マルチェッロ:オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲
ニ短調)
イタリアの様式によるクラヴィーアの協奏曲
[イタリア協奏曲] ヘ長調 |
ボリス・ブロッホ (ピアノ) |
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リチャード・ミコ(ca.1590-1661)の作品集
リチャード・ミコ(ca.1590-1661):
ヴィオールのためのパヴァンとファンシー集 |
コンチェルト・ディ・ヴィオール |
ウィリアム・バードの元パトロンであったウィリアム・ピーター卿に22年間仕え、多数のヴィオール曲を残した17世紀イギリスの作曲家、リチャード・ミコ(ca.1590-1661)の作品集。
ミコの作品カタログは、16〜17世紀イギリスの音楽生活にコンソート音楽がいかに深く根付いていたかを反映しており、ヴィオラ・ダ・ガンバやコンソート音楽の作曲家、音楽理論家として名を残すクリストファー・シンプソン(ca.1605-1669)も、ヴィオール音楽の代表的な作曲家の一人として彼の名を挙げています。
各曲には「甘いバラ」「春と夏の間」「暗闇の中で」など副題がついていますが、これらは演奏者たちが聴き手の想像力をかきたてるために、ダウランド、ホルボーン、ヒュームらの伝統に倣って新しくつけたものになります。
※録音:2019年7月
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スクリャービン:ピアノ作品集(サウンド・カラーズ)
24の前奏曲 Op.11、ピアノ・ソナタ第4番 嬰ヘ長調
Op.30、
ワルツ Op.38、ピアノ・ソナタ第7番「白ミサ」Op.64、
詩曲《焔に向かって》Op.72、5つの前奏曲
Op.74 |
コンスタンティン・セミリャコフス(ピアノ) |
1984年ラトビアのリガ生まれのコンスタンチン・セミラコフスは、特にクラシック・ピアノのレパートリーにおける色彩知覚の現象の研究に力を入れているピアニスト。
彼はメシアンやスクリャービンの音楽の共感覚的な演奏にも関心を寄せており、このアルバムにはその成果が収められています。各作品は年代順に配置されており、スクリャービンの音楽言語が19世紀の音楽に由来するものから、より特異なスタイルへと発展していく過程を辿ることができます。
※録音:2019年5月
※使用楽器:スタインウェイ D(2012)
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ティミーとアメリカの音楽
〜新世界への音楽発見の旅〜 |
アンドレアス・ハース(語り、フルート、歌)
マティアス・ハーケ(ピアノ、編曲)、他 |
なぜアメリカは「新世界」と呼ばれるのか?実際にアメリカはどのようにして誕生したのか?そして「ドヴォルザーク」という作曲家と何の関係があるのか???
フルート奏者であり、語り部であり、音楽教育者でもあるアンドレアス・ハースが手掛ける、子ども向けクラシックシリーズのアメリカ編が登場。ティミーの物語を通じて、彼は学校やコンサートホールで何千人もの子供たちにインスピレーションを与えています。
アメリカへの旅で、ティミーは海賊について学び、ネイティブ・アメリカンの音楽や文化に出会い、白人のクラシック音楽と黒人のリズミカルな音楽から、全く新しいアメリカの音楽がどのように発展していったのかに魅了されます。
ドヴォルザークやジョプリン、スーザ、ガーシュウィン、そして多数の伝統音楽が、室内楽アンサンブルによる編曲版で収録されています。
※録音:2019年6月&10月
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MUSICAPHON
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M56924
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
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ウィリアム・バベル(ca.1690-1723)のオーボエ・ソナタ集
ウィリアム・バベル:12のオーボエ・ソナタ (1725年出版) |
カルラ・シュレーター(オーボエ)
コンサート・ロイヤル・ケルン |
ドイツ、ケルンのピリオド・アンサンブル!コンサート・ロイヤル・ケルンが秘曲を蘇演!
イギリスで活躍したヴァイオリニスト、ハープシコード奏者、作曲家ウィリアム・バベル(ca.1690-1723)のオーボエ・ソナタ集。
バベルはオーボエやヴァイオリン、フルートのための通奏低音つきソナタの作曲や、当時の有名なオペラ・アリアの鍵盤楽器用編曲に長けており、それらの楽譜はイギリスだけでなく、オランダやドイツでも出版されていました。様式の面ではヘンデルの影響が明らかですが、彼の作品は時にヘンリー・パーセルの作品よりも高く評価されていたといいます。(彼は当時の英語圏で最も重要な劇場の一つであった、王室のドルリー・レーン劇場でファゴット奏者をしていた父親に音楽的な訓練を受けました。
その後ヨハン・クリストフ・ペープシュ(1667-1752)のもとでレッスンを受けたことは確かですが、ヘンデルに師事したかどうかは分かっていません。)当時は印刷に多額の費用がかかったこともあり、楽譜の販売数を増やすため、上声部用にさまざまな代替楽器を示すのが一般的でしたが、この曲集の初版楽譜には「ヴァイオリンまたはオーボエ」が独奏楽器として明記されています。
コンサート・ロイヤル・ケルンは、オーボエ奏者のカルラ・シュレーターによって結成されたドイツのピリオド・アンサンブル。18世紀以降、演奏されていない貴重な作品をアーカイヴやライブラリーで探し出し、これらの作品の蘇演を目指しています。
基本的な編成はオーボエ、ファゴットとチェンバロ。作品によって、ナチュラルホルンやナチュラルトランペット、ヴィオラ・ダ・モーレなど様々なピリオド楽器が加わります。
※録音:2010年5月
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M56972
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
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ヨハン・ゲオルク・リニケ:管楽器のための協奏曲&室内楽作品集(世界初録音) |
コンサート・ロイヤル・ケルン |
2本のオーボエとオブリガート・ヴァイオリンのための協奏曲ヘ長調
ヴァイオリン、オーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ
ト短調
オーボエ、ファゴットと通奏低音のためのトリオ・ソナタ変ロ長調
トランペット、オーボエ、フルート、バイオリンと通奏低音のためのソナタ変ホ長調《モルトリウム》
オーボエ・ソナタ ヘ長調
フラウト・トラヴェルソ、オーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ
ニ長調
2本のオーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタ
ト長調
オーボエ協奏曲変ロ長調 |
1680年頃、ブランデンブルクの音楽家の家系に生まれた作曲家、ヨハン・ゲオルク・リニケ(ca.1680-1762)のオーボエをメインとする管楽器のための協奏曲&室内楽作品集。
リニケは1699年にはベルリンの王室礼拝堂に入り「対位法の父」ヨハン・タイレ(1646-1724)の指導を受け、1705年に行われたゾフィー・シャルロッテ・フォン・ハノーファーの葬儀では、礼拝堂の責任者としてセンセーションを巻き起こしたといいます。
名前の共通点以外にバッハ、ヘンデル、テレマンのような大作曲家とリニケとのつながりを想起するのは難しいかもしれませんが、彼はバロック時代の著名な作曲家との関わりが多い人物でした。
ケーテンの宮廷で大バッハが活躍していた1718年頃に、リニケは宮廷を手伝っていたことが知られています。また1721年にはイギリスへの数年間の滞在許可を得て、1724/25年の冬まで滞在。イギリスでは数多くのコンサートを行い、ヘンデルのオーケストラに参加、特に1725年から26年にかけては、テレマンの指揮の下、ヘンデルのオペラ公演に参加していたといいます。
バッハのブランデンブルク協奏曲のようにさまざまな楽器が活躍する、リニケの多彩な作品群をお楽しみください。
※録音:2015年6月
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M56971
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
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ヴィオラ、ヴィオラ! Vol.1 〜 イギリスのヴィオラ作品集
ジェフリー・グレイ:ヴィオラ・ソナタ
アダム・ゴーブ:ワルツとノクターン、ユモレスク
ブリテン:ラクリメ 〜 ダウランドの歌曲の投影
Op.48
ブリス:ヴィオラ・ソナタ |
カリン・ドルマン(ヴィオラ)
セシリア・ボッシュマン(ピアノ) |
イギリスはヴィオラの名曲が多いことで知られますが、それは偉大なヴィオラ奏者、ライオネル・ターティスや、ウィリアム・プリムローズの存在によるところが大きいようです。
ブリスの《ヴィオラ・ソナタ》(1933)はターティスのために、ブリテンの《ラクリメ》(1950)はプリムローズのために作曲されたもので、ブリスは「楽器のシンデレラであるヴィオラをプリンセスに仕立て上げたのはターティスだ」と、自著『As
I Remember』の中で述べています。
ターティスはブリス以外にも、ウィリアム・ウォルトン、アーノルド・バックス、フランク・ブリッジ、グスタフ・ホルストらにヴィオラのための作品を依頼しました。ここではさらに後の世代の2人の作曲家による作品が収録されていますが、ジェフリー・グレイのソナタ(1986)もターティスに教わったヴィオラ奏者ロジャー・チェイス(1953−)のために書かれたもので、20世紀初頭の英国ヴィオラ音楽の伝統を受け継いでいます。
ヴィオラのカリン・ドルマンはオランダ、ロッテルダム音楽院の教授を務める女流奏者。国際ヴィオラ協会の副会長の任にもある現代のヴィオラ界の重要人物の1人です。
※録音:2009年10月
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M56976
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2600
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ヴィオラ、ヴィオラ! Vol.2 〜 フランスのヴィオラ作品集
ミヨー:
ヴィオラ・ソナタ第2番 Op.244、
花のカタログ Op.60(演奏者による編曲)
ケックラン:ヴィオラ・ソナタ Op.53
フランセ:ヴィオラとピアノのためのラプソディー
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カリン・ドルマン(ヴィオラ)
セシリア・ボッシュマン(ピアノ) |
第1巻(M56971)のテーマがイギリスのヴィオラ作品であったのに対し、第2巻となる本アルバムには、20世紀フランスのヴィオラ作品が集められています。
1910年以前に書かれたフランスのヴィオラ・ソナタのリストを見てみると、有名な作曲家の名前がほとんど含まれていないことに気が付きます。ヴィオラが室内楽のための楽器として評価されるには、20世紀を待たねばなりませんでした。
本アルバムの中心となるのは、盟友関係にあったケックランとミヨーのヴィオラ・ソナタです。1915年に完成したケックランのソナタは、彼が室内楽の分野で重要な一歩を踏み出した作品であり、この頃の彼の最高傑作と言っても過言ではない重要作。長いメロディックなライン、複雑なリズム、劇的なコントラストを持ち、第1次世界大戦中の雰囲気を漂わせるこのソナタについて、ケックランは作品の被献呈者であるミヨーに「陰鬱であると同時に親密なもの」と語っています。
一方ミヨーのソナタ第2番はケックランの約30年後、1944年の作で、プロ・アルテ四重奏団の創始者であるアルフォンス・オンヌーの思い出に捧げられています。
※録音:2010年11月
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AMADEUS
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なかなか入りにくいAMADEUSですが新譜が出るようです。
イタリアのマイナー・レーベルAMADEUS。イタリアらしいカラフルで美しい装丁、高水準の演奏、ライセンス音源による意外な大物登場、そして安価な価格設定。
知る人ぞ知る存在ではあったが、心に残る優秀レーベルだった。
しかしそのAMADEUS、日本に入らなくなって久しい。最後にまとめて特集したのは6年前、ポツリポツリと出ていた新譜も2年前が最後。
そのAMADEUSの久しぶりの特集紹介をしたのが先月。そしてそのとき旧譜はほとんどほとんどが一桁しか在庫がなく、なくなった時点で終了。再生産はない、という知
らせが来た。そういう状況なのでこのままフェードアウトするのかと思ったら・・・なんと新譜案内が来た!
しかしどれほど潤沢に市場に流通するかはまったく不明。というか入手は今後もかなり困難になっていくと予想される。
なのでできればご注文はお早めに(2020/8/31)。
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AM 318-2
(1CD)
¥2400 →\2190
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ゴルトベルク変奏曲を弦楽四重奏とチェンバロで演奏!
J・S・バッハ (1685-1750) :
ゴルトベルク変奏曲 BWV 988
(2つのヴァイオリン、ヴィオラ、
チェロとチェンバロのための編曲版) |
ニコラス・ロビンソン、
エリーザ・チッテーリオ (ヴァイオリン)
ジャンニ・マラルディ (ヴィオラ)
ホルヘ・アルベルト・ゲレロ (チェロ)
渡邊孝 (チェンバロ) |
録音 : 2015年11月23-27日、ギスリエリ大学講堂、パヴィア、イタリア
弦楽三重奏への編曲版が浸透しつつあるゴルトベルク変奏曲に、大いに魅力的な「弦楽四重奏+チェンバロ版」が加わりました。これは演奏メンバーによるプロジェクトであり、特に編曲者名は記されていません。
2020年現在コンチェルト・イタリアーノのファースト・ヴァイオリニスト兼ソリストを務めるニコラス・ロビンソン、ターフェルムジーク
(バロック・オーケストラ) のミュージック・ディレクターを務めるエリーザ・チッテーリオ他、ピリオド楽器の名手たちによる演奏は充実の極みにあります。
既に「ゴルトベルク変奏曲」のソロCDをリリース済みで、この版では支え役に徹した感のある渡邊孝も頼もしい。今後この編成での演奏が流行るかもしれません。バッハ・ファンなら聴き逃せない一枚です。
スリップケース有りと無しの2つの外装パターンがあり、どちらが供給されるかわからず選ぶことができません。なにとぞご了承ください。(代理店)
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ズービン・メータ (指揮)&フィレンツェ五月音楽祭管
リムスキー=コルサコフ、ムソルグスキー、ボロディン
: 管弦楽作品集
リムスキー=コルサコフ (1844-1908) :
交響組曲「シェエラザード」Op.35 (*)
スペイン奇想曲 Op.34
ムソルグスキー (1839-1881) : オペラ「ホヴァーンシチナ」前奏曲
ボロディン (1833-1887) : オペラ「イーゴリ公」から
ポロヴェツ人の娘たちの踊り / ポロヴェツ人の踊り
(+)
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フィレンツェ五月音楽祭合唱団 (+)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
ズービン・メータ (指揮) |
録音 : 2010年12月11日 (*)、1994年10月1日
(*以外)、ライヴ、テアトロ・コムナーレ、フィレンツェ、イタリア
前出 : Maggio Live, MAGGIO 012
スリップケース有りと無しの2つの外装パターンがあり、どちらが供給されるかわからず選ぶことができません。なにとぞご了承ください(代理店)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ALTO
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ポール・ロブスン Songs of Struggle &
Love
ベリー・ベスト・オブ・ポール・ロブスン
Vol.2 |
ポール・ロブスン (バス)
様々な共演者 |
Summertime (Porgy and Bess) / Carry Me
Back to Green Pastures / Were You There ?
By and By / John Henry / Joe Hill / The
Peat-Bog Soldiers / Kevin Barry
Native Land (Donayevsky) / The Four Insurgent
Generals / Oh, How Proud Our Quiet Don
Killing Song (Sanders of the River) /
Congo Lullaby (Sanders of the River)
At Dawning / Didn't My Lord Deliver Daniel
? / Steal Away to Jesus
St. Louis Blues (Handy) / Mah Lindy Lou
(Strickland) Cradle Song (Gretchaninov)
Passing By / Lazin' (Big Fella) / Thora
/ Love At My Heart / Encantadora Maria
Ebenezer (The Proud Valley) / All Men
Are Brothers (Ode to Joy)
Song of the Plains (Red Army Song) /
The Soviet Anthem / Jerusalem |
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ドイツ・バロック ハンマーシュミットからテレマンへ
アンドレアス・ハンマーシュミット (1612-1675)
:「第一の精励」[Erster Fleiss] から 4つの組曲
(*)
ヴィオール合奏のための組曲 ニ短調 (5声)/ヴィオール合奏のための組曲
ト長調 (5声)/
管楽合奏のための組曲 ト長調 (5声)/弦楽
(ヴィオール) 合奏のための組曲 ハ長調 (5声)
ゲオルク・フィリップ・テレマン (1681-1767)
:ターフェルムジーク 第3巻 から (+)
2つのオーボエと弦楽のための組曲 変ロ長調
から メヌエット & 終曲 (フリオーソ)
2つのホルンと弦楽のための協奏曲 変ホ長調 |
エスペリオン XX (*)
ブルース・ディッキー、ジャン=ピエール・カニャック
(コルネット [ツィンク])、
リチャード・チーダム (アルトトロンボーン)、
シャルル・トゥト (テナートロンボーン)、ウィム・ベク
(バストロンボーン)、
セルジ・カザダムン (トレブル・ヴィオール
[デスカント・ガンバ])、
ロベルト・ジーニ (テナー・ヴィオール
[ヴィオラ・ダ・ガンバ・テノール])、
ジェイ・バーンフェルド、パオロ・パンドルフォ
(バス・ヴィオール [ヴィオラ・ダ・ガンバ])
ローレンツ・ドゥフトシュミット (ヴィオローネ)、ホセ・ミゲル・モレーノ
(リュート)、
ヤン・ウィレム・ヤンセン (チェンバロ)
ジョルディ・サヴァール (指揮 (*))、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス (+)、ニコラウス・アーノンクール
(指揮 (+)) |
録音 : 1986年1月17-23日、ロックモール教区教会、ロックモール、フランス
(*) / 1967年以前 (+)
原盤 & ライセンサー : Ars Musici &
Membran (*) / Vanguard Classics (+)
アンドレアス・ハンマーシュミットは17世紀中盤、ドイツ東部の都市ツィッタウを本拠に活躍し「ツィッタウのオルフェウス」と称えられた作曲家・オルガン奏者。声楽を伴うコンチェルタート様式の教会音楽作品を数多く残しました。
器楽作品は少なく顧みられることも稀でしたが、1980年代半ばでハンマーシュミットの器楽作品に注目していたサヴァールはさすがの目利きと申せましょう。
当時のエスペリオン XX のメンバーの豪華さには驚くべきものがあります。
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ショスタコーヴィチ (1906-1975) :
劇付随音楽「リア王」(メゾソプラノと管弦楽のための)
Op.58a (*)
交響曲 第13番「バビ・ヤール」
(バス、バス合唱と管弦楽のための) Op.113
(+) |
ニーナ・ロマノヴァ (メゾソプラノ (*))
サンクトペテルブルク室内管弦楽団 (*)
エドヴァルト・セロフ (指揮 (*))
ヴィタリー・グロマトスキー (バス (*))
ロシア国立アカデミー合唱団バス・グループ
(+)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 (+)
キリル・コンドラシン (指揮 (+)) |
録音 :1984年、サンクトペテルブルク・メロディア・スタジオ、サンクトペテルブルク、ロシア、ソヴィエト
(*)
1962年、モスクワ音楽院大ホール、ライヴ、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
(+)
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マルコム・アーノルド (1921-2006) :
交響曲 第5番 Op.74 (1961)
管弦楽のためのディヴェルティメント 第2番
Op.75 (1961)
交響的習作「マシーン」Op.30 (1951)
バレエ音楽「ソリティア」(1956) から サラバンドとポルカ
バレエ音楽「女王への忠誠」Op.41A (1953)
から
前奏曲と開幕の場 / 虫たちの踊り / 火の踊り
/ フィナーレ
管弦楽のための小組曲 第2番 Op.78 (1955)
(*)
序曲 / バラッド / 舞曲
コメディー組曲「じゃじゃ馬学校」(同名の映画音楽による)
前奏曲 / トリニアンズ行き列車 /
フラッシュとミス・フリットン / レースとゲーム
/ フィナーレ |
ミュンヘン交響楽団 (*以外)
オーフス王立アカデミー交響楽団 (*)
ダグラス・ボストック (指揮) |
録音 : 1998年、バイエルン・ミュージック・スタジオ、ミュンヘン、ドイツ
(*以外)
2001年9月18-20日 または 11月14日、オーフス王立音楽アカデミー
または ゲレルプ教会、オーフス、デンマーク
(*)
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バッハ ・・ トゥ・ギター 伝説のギタリストたちによるバッハ
J・S・バッハ (1685-1750) :
前奏曲、フーガとアレグロ (*)
前奏曲 (無伴奏チェロ組曲 第1番 BWV 1007
より)
ルール (無伴奏チェロ組曲 第3番 BWV 1009
より)
シチリアーノ (無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
第1番 BWV 1001 より)
ロンド形式のガヴォット
(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番
BWV 1006 より)
フーガ (無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番
BWV 1001 より)
リュートのための前奏曲 BWV 999
ブーレ (リュート組曲 第1番 BWV 996 より)
ガヴォット (無伴奏チェロ組曲 第6番 BWV
1012)
シャコンヌ (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ
第2番 BWV 1004 より)
(以上、ギターのための編曲版)
J・S・バッハ/ジョン・W・デュアート
(1919-2004) 編曲 :
無伴奏チェロ組曲 第3番 BWV 1009 (+) |
ジュリアン・ブリーム (ギター (*))
アンドレス・セゴビア (ギター (無印)
ジョン・ウィリアムス (ギター (+)) |
原盤 : RCA / MCA / Decca
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ALC 1608
(2CD)
¥2100
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ベルリオーズ (1803-1869) :オラトリオ「キリストの幼時」Op.25,
H.130 |
ヤン・ブロン (テノール : 語り手、百人隊長)
カレン・カーギル (メゾソプラノ : マリア)
ウィリアム・デイズリー (バリトン : ヨゼフ)
マシュー・ローズ (バスバリトン : ヘロデ)
ピーター・ローズ (バス : 家長、ポリュドールス)
テネブレ (合唱)
ナイジェル・ショート (合唱指揮)
ロンドン交響合唱団
ロンドン交響楽団
コリン・デイヴィス (指揮) |
録音 : 2006年12月3、4日、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
原盤、ライセンサー、前出 : LSO Live, LSO
0606
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BIDDULPH RECORDINGS
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入ってくれるだけで嬉しい、ありがたい |
LAB 3057
(3CD)
¥3400
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ライオネル・ターティス/
ヴィオラのためのクリティクス・チョイス—ヴォカリオン
& コロムビア録音選
[CD 1]
シューベルト (1797-1828)/ライオネル・ターティス
編曲 :
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲
変ロ長調 Op.99, D 898
(ピアノ、ヴァイオリンとヴィオラのための版)
(V/P1)
録音 : 1921年10-11月
初出 : Vocalion D-02050 &
D-02060 (matrices : 02585, 02538, 02586X
& 02587)
トマス・ダンヒル (1877-1946) : ピアノ、ヴァイオリンとヴィオラのための幻想的三重奏曲
(V/P2)
録音 : 1920年5月 初出 : Vocalion
R-6027 (matrix : 01777)
フックス (1847-1927) : ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲
(V)
録音 : 1921年1月 初出 : Vocalion
D-02019 (matrix : 02177)
グリーグ (1843-1907)/ライオネル・ターティス
編曲 :
ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調
(ヴィオラとピアノのための版) (P1)
録音 : 1923年6月 初出 : Vocalion
D-02104, D-02106 & D-02112 (matrice :
03272/77)
ブラームス (1833-1897) : ヴィオラとピアノのためのソナタ
第1番 ヘ短調 Op.120 No.1 (P1)
録音 : 1924年5月 初出 : Vocalion
X-9463, X-9464 & K-05117 (matrice :
03524/29)
クライスラー (1875-1962)/ライオネル・ターティス
編曲 :
ラ・シャス (狩猟)、カルティエの様式による
(ヴィオラとピアノのための版) (P2)
録音 : 1920年12月 初出 : Vocalion
R-6007 (matrix : 02112)
ルイ13世の歌、クープランの様式による
(ヴィオラとピアノのための版) (P2)
録音 : 1920年12月 初出 : Vocalion
R-6111 (matrix : 02115)
フォーレ (1845-1924)/ライオネル・ターティス
編曲 : エレジー (ヴィオラとピアノのための版)
(P1)
録音 : 1921年11月 初出 : Vocalion
K-05144 (matrix : 02592)
[CD 2]
トッド・ボイド/ライオネル・ターティス
編曲 : サモアの子守歌 (ヴィオラとピアノのための版)
P2)
録音 : 1920年12月 初出 : Vocalion
R-6033 (matrix : 02122)
ベンジャミン・デイル (1885-1943) :
ヴィオラとピアノのためのロマンス (P2)
録音 : 1920年1月 初出 : Vocalion
D-02067 (matrix : 01617)
ジョン・ブラックウッド・マキュアン
(1868-1948) : Breath o' June (ヴィオラとピアノのための)
(P2)
録音 : 1920年1月 初出 : Vocalion
D-02006 (matrix : 01613)
アイアランド (1879-1962) : 聖なる少年
(ヴィオラとピアノのための) (P1)
録音 : 1921年11月 初出 : Vocalion
K-05144 (matrix : 03300)
J・S・バッハ (1685-1750)/ライオネル・ターティス
編曲 : シャコンヌ (ヴィオラ版)
録音 : 1924年11月25日 初出 :
Columbia 67071-D/72-D (matrice : AX 755/58)
コルンゴルト (1897-1957)/ライオネル・ターティス
編曲 :
劇付随音楽「空騒ぎ」より ホーンパイプ
(ヴィオラとピアノのための版)
録音 : データ不明 未発売 (matrix
: T 1709 4a)
ドホナーニ (1877-1960)/ライオネル・ターティス
編曲 :
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
嬰ハ短調 Op.21 (ヴィオラとピアノのための版)
(P2)
録音 : 1925年11月25日 初出 :
Columbia L 1731/32 (matrice : WAX 116o/63)
ライオネル・ターティス (1876-1975)
: 昨日の夕べ [Hier au soir] (ヴィオラのための)
録音 : 1925年12月9日 初出 :
Columbia L 1761 (matrix : WAX 1199)
ヨゼフ・スルツァー (1850-1926)/ライオネル・ターティス
編曲 :
サラバンド (G線上のアリア) (ヴィオラとピアノのための版)
(P?)
録音 : 1926年5月21日 初出 :
Columbia D 1554 (matrix : WA 3286)
シューベルト/ライオネル・ターティス
編曲 :
あなたは安らぎ (君はわが憩い) (ヴィオラとピアノのための版)
(P?)
録音 : 1927年6月17日 原盤 :
Columbia D 1647 (matrix : WA 5703)
ディーリアス (1862-1934)/ライオネル・ターティス
編曲 :
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
第2番 (ヴィオラとピアノのための版) (P3)
録音 : 1929年10月7日 初出 :
Columbia 67762-D (matrix : WAX 5196)
クライスラー (1875-1962)/ライオネル・ターティス
編曲 :
前奏曲とアレグロ (ヴィオラとピアノのための版)
(P1)
録音 : 1930年12月8日 初出 :
Columbia DB 855 (matrix : WA 10960)
J・S・バッハ/ライオネル・ターティス
編曲 : 来たれ、甘き死よ (ヴィオラとピアノのための版)
(P?)
録音 : 1947年8月22日 初出 :
HMV C 3619 (matrix : 2EA 12132)
[CD 3]
ヘンデル (1685-1759)/ヨハン・ハルヴォルセン
(1864-1935) 編曲 :
パッサカリア (ヴァイオリンとヴィオラのための版)
(V/P1)
録音 : 1929年5月27日 初出 :
Columbia L 2364 (matrix : WAX 4947/48)
伝承曲/ライオネル・ターティス 編曲
:
ラメント (アイルランド古謡) (ヴィオラとピアノのための版)
(P1)
録音 : 1930年12月8日 初出 :
Columbia DB 396 (matrix : WA 10959)
メンデルスゾーン (1809-1847)/ライオネル・ターティス
編曲 :
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲
第2番 ハ短調 Op.66
(ピアノ、ヴァイオリンとヴィオラのための版)
(V/P4)
録音 : 1925年12月9日 初出 :
Columbia 67212-D/15-D (matrice : WAX 119o/97)
モーツァルト (1756-1791)/ライオネル・ターティス
編曲 :
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲
第5番 ホ長調 K.542
(ピアノ、ヴァイオリンとヴィオラのための版)
(カット有り) (V/P4)
録音 : 1929年3月25日 未発売 (matrice
: WA 8747/48)
モーツァルト : ヴァイオリン、ヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲
変ホ長調 K.364 (V/O)
録音 : 1933年4月30日 初出 :
Columbia DX 478/81 (matrice : CAX 6824/31) |
ライオネル・ターティス (ヴィオラ)、アルバート・サモンズ
(ヴァイオリン (V))、
エスル・ホブデイ (ピアノ (P1))、フランク・セントレジャー
(ピアノ (P2))、
ジョージ・リーヴズ (ピアノ (P3))、ウィリアム・マードック
(ピアノ (P4))、伴奏者不明 (ピアノ (P?))、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 (O)、ハミルトン・ハーティ
(指揮 (O)) |
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LAB 3058
(3CD)
¥3400
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ウィリアム・プリムローズ/
ヴィオラのためのクリティクス・チョイス—コレクターズ録音選
1938-47
[CD 1]
モーツァルト (1756-1791) : ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲
変ロ長調 K.424 (V1)
録音 : 1941年5月22日、9月28日 初出
: Victor 18195/97 (matrices : CS065641/45)
エルンスト・フォン・ドホナーニ (1877-1960)
: 弦楽三重奏のためのセレナード ハ長調 Op.10
(V1/C)
録音 : 1941年9月8日 初出 : Victor
118176/78 (matrices : PCS061590/95)
ヘンデル (1685-1759) : トリオ・ソナタ
ホ長調 0p.2 No.8 から アダージョ (V2/P1)
録音 : 1941年7月1日 初出 : Victor
18238 (matrices : CS 066350)
アンリ・カサドシュ (1879-1947) : ヘンデル作を称したヴィオラ協奏曲
ロ短調 (O)
録音 : 1946年5月8日 初出 : RCA
Victor 11-9612/4 [M 1131] (matrices : D6-RC-5829/33)
ヨハン・ゴットリープ・グラウン (1703-1771)
:
ヴィオラとチェンバロのためのソナタ
ハ短調 (伝ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ作曲)
(H)
録音 : 1938年11月23日 初出 :
RCA Victor 18107/8 [M 807] (matrices : CS
030304/7)
メンデルスゾーン (1809-1847) : 五月のそよ風
Op.62 No.1 (ヴィオラとピアノのための編曲版)
(P2)
録音 : 1947年12月17日 未発売
78回転盤 (matrix : D7-RB-2838)
チャイコフスキー (1840-1893) : アンダンテ・カンタービレ
(ヴィオラとピアノのための編曲版) (P2)
録音 : 1947年12月17日 初出 :
RCA Victor 12-0287 (matrix : D7-RC-8251)
クライスラー (1875-1962) : 愛の悲しみ
(ヴィオラとピアノのための編曲版) (P2)
録音 : 1947年12月17日 初出 :
RCA Victor 12-0287 (matrix : D7-RC-8250)
[CD 2]
バックス (1883-1953) : ヴィオラとピアノのためのソナタ
ト長調 (1921) (P3)
録音 : 1937年7月22日、1939年5月12日 初出
: Columbia ROX 179/82 (matrices : CAX 8047/53)
ヒンデミット (1895-1963) : ヴィオラとピアノのためのソナタ
ヘ長調 Op.11 No.4 (1922) (P4)
録音 : 1938年11月18日 初出 :
RCA Victor 15367/8 [M 547] (matrices : CS
028979/82)
ロイ・ハリス (1898-1979) : 独り言とダンス
(ヴィオラとピアノのための) (P5)
録音 : 1942年1月12日 初出 :
RCA Victor 11-9212/3 [M 1061] (matrices :
CS 045772/5)
アーサー・ベンジャミン (1893-1960)
:
ヴィオラとピアノのためのエレジー、ワルツとトッカータ
(P6)
録音 : 1945年5月22日 初出 :
RCA Victor 11-9210/1 [M 1061] (matrices :
D5-RC446/9)
ジャマイカン・ルンバ (P6) / マッティ・ラグ
(P6)
録音 : 1945年5月22日 初出 :
RCA Victor 11-8947 (matrix : D5-RC-451)
クッキー (P6) / サン・ドミンゴから
(P6)
録音 : 1945年5月22日 初出 :
RCA Victor 11-8947 (matrix : D5-RC-450)
[CD 3]
ブラームス (1833-1897) : ヴィオラとピアノのためのソナタ
ヘ短調 0p.120 No.1 (P7)
録音 : 1946年5月7日 初出 : Victor
11-9487/9 [M-1106] (matrices : D6-RC-5837/42)
ブラームス : アルト、ヴィオラとピアノのための2つの歌曲
Op.91 (A/P8)
録音 : 1941年6月30日 初出 :
Victor 11-18507/8 [M-882] (matrices : CS-066342/5)
J・S・バッハ (1685-1750) : 管弦楽組曲
第3番 から エア (G線上のアリア) (P2)
録音 : 1947年12月17日 初出 :
RCA Victor 12-1109 (matrix : D7-RC-8253)
ハイドン (1732-1809)/グレゴール・ピアティゴルスキー
(1903-1976) 編曲 :
ディヴェルティメント (ヴィオラとピアノのための版)
(P2)
録音 : 1947年12月17日 初出 :
RCA Victor 12-0698 (matrices : D7-RC-8244/5)
クライスラー : 美しきロスマリン (ヴィオラとピアノのための版)
(P2)
録音 : 1947年12月17日 未発売
78回転盤 (matrix : D7-R13-2837)
ボリス・ミロノフ : ヴィオラとピアノのためのカプリス
(P2)
録音 : 1947年12月17日 初出 :
RCA Victor 10-1476 (matrix : D7-RC-2840)
ミヨー (1892-1974)/クロード・レヴィ
編曲 : ブラジルのサウダージ から
レミ (ヴィオラとピアノのための版)
(P2) / イパネマ (ヴィオラとピアノのための版)
(P2)
録音 : 1947年12月17日 未発売
78回転盤 (matrix : D7-RC-8249)
フラウシーノ・ホドリーゲス・ヴァリ
(1894-1954)/ヤッシャ・ハイフェッツ (1901-1987)
編曲 :
かがり火のほとりで (ヴィオラとピアノのための版)
(P2)
録音 : 1947年12月17日 初出 :
RCA Victor 12-1109 (matrix : D7-RC-8252)
フリアン・アギレ (1868-1924)/ヤッシャ・ハイフェッツ
編曲 :足跡 (ヴィオラとピアノのための版)
(P2)
録音 : 1947年12月17日 初出 :
RCA Victor 12-1109 (matrix : D7-RC-8252)
エフレム・ジンバリスト (1889-1985)
: サラサーテアーナ (ヴィオラとピアノのための版)
(P2)
録音 : 1947年12月17日 初出 :
RCA Victor 10-1441/2 [MO 1242] (matrices
: D7-RC-2829/32) |
ウィリアム・プリムローズ (ヴィオラ)、ヤッシャ・ハイフェッツ
(ヴァイオリン (V1))、
アルバート・スポルディング (ヴァイオリン
(V2))、エマヌエル・フォイアマン (チェロ (C))、
マリアン・アンダーソン (アルト (A))、イェラ・ペスル
(チェンバロ (H))、
アンドレ・ブノワ (ピアノ (P1))、デイヴィッド・スタイマー
(ピアノ (P2))、
ハリエット・コーエン (ピアノ (P3))、ヘスス・マリア・サンロマ
(ピアノ (P4))、
ジョアナ・ハリス (ピアノ (P5))、ヴラディミール・ソコロフ
(ピアノ (P6))、
ウィリアム・カペル (ピアノ (P7))、フランツ・ルップ
(ピアノ (P8))、
ビクター交響楽団 (O)、フリーダー・ヴァイスマン
(指揮 (O)) |
. |

LAB 5059
(5CD)
¥5200
|
パブロ・カザルス ヴィンテージ・コレクション/
ビクター 1926-28、コロムビア・マスターズ
1915-25、
HMV コンサート・レコーズ 1936-45 録音集 |
パブロ・カザルス (チェロ) |
[CD 1]
J・S・バッハ (1685-1750)/アレクサンドル・ジロティ
(1863-1945) 編曲/
パブロ・カザルス (1876-1973) 編曲 :
アダージョ
録音 : 1927年2月28日 初出 : Victor
6635 (matrix : CVE 31977)
J・S・バッハ/フェルナン・ポーレーン
(1879-1955) 編曲 : ミュゼット
録音 : 1928年1月31日 初出 : Victor
1349 (matrix : BVE 40386)
シューベルト (1797-1828)/イレーネ・ベッカー
編曲 : 楽興の時 第3番
録音 : 1926年1月4日 初出 : Victor
1143 (matrix : BVE 31979)
ショパン (1810-1849)/マルティヌス・シーフェキング
(1867-1950) 編曲 : 前奏曲「雨だれ」
録音 : 1926年1月19日 初出 : Victor
6589 (matrix : CVE 34415)
ショパン/ポッパー 編曲 : ノクターン
変ホ長調
録音 : 1926年1月20日 初出 : Victor
6589 (matrix : CVE 34419)
シューマン (1810-1856) : 夕べの歌
録音 : 1926年1月4日 初出 : Victor
6630 (matrix : CVE 32127)
ワーグナー (1813-1883) : 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より
優勝の歌
録音 : 1926年1月19日 初出 : Victor
6620 (matrix : CVE 34412)
ワーグナー : オペラ「タンホイザー」より
夕星の歌
録音 : 1926年1月4日 初出 : Victor
6620 (matrix : CVE 34076)
ブルッフ (1838-1920) : コル・ニドライ
録音 : 1928年1月31日 未発売 (matrices
: CVE 40384/40385)
ルビンシテイン (1829-1894/ポッパー 編曲
: メロディー ヘ調
録音 : 1926年1月20日 初出 : Victor
1178 (matrix : BVE 34421)
ポッパー (1843-1913) : マズルカ
録音 : 1928年2月28日 初出 : Victor
1349 (matrix : BVE 42496)
ポッパー : ヴィート
録音 : 1928年1月31日 初出 : Victor
1311 (matrix : BVE 31973)
ポール・イルマシェ (1852-1933) : 優しいガヴォット
録音 : 1926年1月4日 初出 : Victor
1191 (matrix : BVE 31967)
ズガンバーティ (1841-1914)/アントン・バウマン
(1855-1906) 編曲 : セレナータ・ナポレターナ
録音 : 1928年2月1日 初出 : Victor
1542 (matrix : BVE 40387)
ゴダール (1849-1895) : ジョスランの子守歌
録音 : 1926年1月20日 初出 : Victor
6630 (matrix : CVE 34420)
サン=サーンス (1835-1921) : 白鳥
録音 : 1928年1月31日 初出 : Victor
1143 (matrix : BVE 34074)
フォーレ (1845-1924)/パブロ・カザルス
編曲 : 夢のあとで
録音 : 1926年1月5日 初出 : Victor
1083 (matrix : BVE 31972)
ドビュッシー (1862-1918)/ガストン・ショワネル
(1857-1921) 編曲 : 小組曲 より メヌエット
録音 : 1926年1月4日 初出 : Victor
1191 (matrix : BVE 31969)
グラナドス (1867-1916)/パブロ・カザルス
編曲 : スペイン舞曲 ホ短調
録音 : 1928年2月28日 初出 : Victor
1311 (matrix : BVE 34416)
グラナドス/カザルス 編曲 : オペラ「ゴイェスカス」間奏曲
録音 : 1927年2月28日 初出 : Victor
6635 (matrix : CVE 31978)
(以上、チェロとピアノのための楽曲、版)
ニコライ・メドニコフ (ピアノ)
[CD 2]
エルガー (1857-1394) : 愛のあいさつ
(*)
録音 : 1915年1月15日 初出 : Columbia
A 5679 (matrix : 37 129-2)
ヘンデル (1685-1759) : オペラ「セルセ」より
ラルゴ (*)
録音 : 1915年1月15日 初出 : Columbia
A 5649 (matrix : 37 130-1)
ルビンシテイン : メロディー ヘ調
録音 : 1915年1月15日 初出 : Columbia
A 5649 (matrix : 37 131-1)
タルティーニ (1692-1770) : ヴァイオリン協奏曲
ニ短調 より アダージョ (*)
録音 : 1915年1月15日 初出 : Columbia
A 5654 (matrix : 37 132-2)
ブルッフ : コル・ニドライ (*)
録音 : 1915年1月18日 初出 : Columbia
A 5722 (matrices : 37 133-1, 134-1)
ポッパー : スペインのセレナードOp.11
No.3
録音 : 1915年1月24日 初出 : Columbia
A 3650 (matrix : 37 149-2)
サン=サーンス : 白鳥
録音 : 1915年1月24日 初出 : Columbia
A 5650 (matrix : 37 150-2)
バルトロメオ・カンパニョーリ (1751-1827)
: ロマンス
録音 : 1915年1月27日 初出 : Columbia
A 5654 (matrix : 37 151-1)
フォーレ : 夢のあとに
録音 : 1915年3月 初出 : Columbia
A 6020 (matrix : 不明)
シューマン (1810-1856) : トロイメライ
(*)
録音 : 1915年4月14日 初出 : Columbia
A 5679 (matrix : 37 252-1)
ポッパー : マズルカ ト短調
録音 : 1915年4月23日 初出 : Columbia
A 5697 (matrix : 37 256-1)
リスト (1811-1886) : 愛の夢 (*)
録音 : 1915年3月5日 初出 : Columbia
A 5656 (matrix : 37 262-1)
J・S・バッハ : 管弦楽組曲 第3番 ニ長調
から エア (G線上のアリア) (*)
録音 : 1916年5月5日 初出 : Columbia
A 5656 (matrix : 37 263-1)
J・S・バッハ : 無伴奏チェロ組曲 第3番
ハ長調 から
前奏曲 / サラバンド / ブーレ / ジーグ
録音 : 1915年4月15、23日
初出 : Columbia A 5782, 5697, 5875
(matrice : 37 257-1, 37 259-1, 37 258-1,
48 697)
(以上、チェロとピアノのための (無印)、チェロと管弦楽のための
(*) 楽曲・版)
チャールズ・A・ベイカー (ピアノ
(無印))、管弦楽団 (*)
[CD 3]
ハイドン (1732-1809) : メヌエット ハ長調
録音 : 1916年4月14日 初出 : Columbia
A 5821 (matrix : 48 695)
グラナドス : スペイン舞曲
録音 : 1916年4月14日 初出 : Columbia
A 5847 (matrix : 48 696)
ハイドン (1732-1809) : チェロ協奏曲
ニ長調 (*)
録音 : 1916年4月15日 初出 : Columbia
A 5875 (matrix : 48 698)
ゲオルク・ゴルターマン (1825-1876) :
チェロ協奏曲 第4番 イ短調 より カンティレーナ
(*)
録音 : 1916年4月15日 初出 : Columbia
A 5847 (matrix : 48 699)
ボッケリーニ (1743-1805) : チェロ・ソナタ
第6番 イ長調 より アレグロ
録音 : 1916年4月19日 初出 : Columbia
68025 D (matrix : 48 710)
メンデルスゾーン (1809-1847) : 春の歌
録音 : 1916年4月19日 初出 : Columbia
A 6020 (matrix : 不明)
ワーグナー : オペラ「タンホイザー」より
夕星の歌 (*)
録音 : 1916年4月21日 初出 : Columbia
A 5953 (matrix : 48 716)
シューマン : 夕べの歌 (*)
録音 : 1916年4月21日 初出 : Columbia
A 5907 (matrix : 48 717)
モーツァルト (1756-1791) : クラリネット五重奏曲
イ長調 から ラルゲット (*)
録音 : 1916年4月21日 初出 : Columbia
A 5953 (matrix : 48 718)
クライスラー (1875-1962) : ルイ13世の歌とパヴァーヌ
録音 : 1916年4月22日 初出 : Columbia
A 5907 (matrix : 48 719)
サン=サーンス : アレグロ・アパッショナート
録音 : 1916年4月22日 初出 : Columbia
A 5821 (matrix : 48 721)
シューマン : トロイメライ (+)
録音 : 1920年1月21日 初出 : Columbia
68023 D (matrix : 49 795)
サン=サーンス : 白鳥 (+)
録音 : 1920年4月22日 初出 : Columbia
68027 D (matrix : 49 796)
シューマン : 夕べの歌 (*)
録音 : 1920年4月23日 初出 : Columbia
68024 D (matrix : 49 801)
ヘンデル : オペラ「セルセ」より ラルゴ
(*)
録音 : 1920年4月23日 初出 : Columbia
68061 D) (matrix : 49 802)
ルビンシテイン : メロディー ヘ調 (+)
録音 : 1920年4月24日 初出 : Columbia
68026 D (matrix : 49 804)
リスト : 愛の夢 (+)
録音 : 1920年4月28日 初出 : Columbia
68023 D (matrix : 49 812)
ワーグナー : オペラ「タンホイザー」より
夕星の歌 (*)
録音 : 1920年4月29日 初出 : Columbia
68027 D (matrix : 49 813)
エドゥアルド・ラッセン (1830-1904) :
Thine Eyes So Blue (+)
録音 : 1920年4月29日 初出 : Columbia
33032 D (matrix : 79 147)
J・S・バッハ : 管弦楽組曲 第3番 ニ長調
から エア (G線上のアリア) (*)
録音 : 1920年1月29日 初出 : Columbia
68026 D (matrix : 49 814)
ショパン/ポッパー 編曲 : ノクターン
変ホ長調 (+)
録音 : 1920年4月30日 初出 : Columbia
68024 D (matrix : 49 820)
(以上、 チェロとピアノのための (無印/+)、チェロと管弦楽のための
(*) 楽曲・版)
チャールズ・A・ベイカー (ピアノ
(無印))、ウォルター・ゴールド (ピアノ (+))
管弦楽団 (*)
[CD 4]
フレデリック・クロウチ (1808-1896) :
愛しいキャスリーン (*)
録音 : 1920年5月1日 あるいは 4日 初出
: Columbia 3:3008 D (matrix : 79 154)
トマス・ムーア (1779-1852) : 春の日の花と輝く
(*)
録音 : 1920年5月1日 あるいは 4日 初出
: Columbia 33008 D (matrix : 79 155)
ポッパー : ガヴォット ニ長調 Op.23 (#)
録音 : 1922年1月23日 初出 : Columbia
68025 D (matrix : 98 012)
エルガー : 愛のあいさつ (#)
録音 : 1922年1月24日 初出 : Columbia
33031 D (matrix : 80 158)
キャサリン・タイナン=ヒンクソン (1859-1931)
: 私がリンゴの花だったら (ロンドンデリーの歌)
(#)
録音 : 1922年1月24日 初出 : Columbia
33032 D (matrix : 80 159)
ルビンシテイン : ロマンス 変ホ長調 (+)
録音 : 1923年1月30日 初出 : Columbia
33031 D (matrix : 80 815)
ズガンバーティ : セレナータ・ナポレターナ
(+)
録音 : 1923年1月31日 初出 : Columbia
2036 M (matrix : 不明)
マクダウェル (1860-1908) : 野ばらに寄す
(+)
録音 : 1923年1月31日 初出 : Columbia
33031 D (matrix : 80 817)
テレサ・デル・リエゴ (1876-1968) : Oh,
Dry Those Tears (+)
録音 : 1923年3月30日 初出 : Columbia
2037 M (matrix : 不明)
ブルッフ : コル・ニドライ (**)
録音 : 1923年4月3日 初出 : Columbia
68019 D (matrices : 98 068, 069)
グラズノフ (1865-1936) : アラブのメロディー
Op.20 No.1 (**)
録音 : 1923年4月3日 初出 : Columbia
33(0) D (matrix : 80 923)
ハイドン : チェロ協奏曲 ニ長調 より
アダージョ (+)
録音 : 1924年2月2日 初出 : Columbia
68061 D (matrix : 不明)
メンデルスゾーン (1809-1847) : セレナード
Op.67 No.6 (+)
録音 : 1924年2月2日 初出 : Columbia
33048 D (matrix : 81 526)
ブラームス (1833-1897) : サッフォー風のオード
(+)
録音 : 1924年2月2日 初出 : Columbia
68089 D (matrix : 不明)
ヘンデル (1685-1759) : メヌエット (+)
録音 : 1924年2月16日 初出 : Columbia
2036 M (matrix : 不明)
チャイコフスキー (1840-1893) : メロディー
(+)
録音 : 1924年2月16日 初出 : Columbia
33048 D (matrix : 81 571)
チャイコフスキー : 秋の歌 0p.37 No.10
(+)
録音 : 1924年2月16日 初出 : Columbia
68089 D (matrix : 不明)
キュイ (1835-1918) : 子守歌 Op.20 No.18
(+)
録音 : 1924年2月18日 初出 : Columbia
2037 M (matrix : 不明)
J・S・バッハ/アレクサンドル・ジロティ
(1863-1945) : アダージョ (**)
録音 : 1925年2月21日 初出 : Victor
6501 (matrix : C 31977)
グラナドス/ガスパル・カサド (1897-1966)
編曲 : オペラ「ゴイェスカス」間奏曲 (**)
録音 : 1925年2月21日 初出 : Victor
6501 (matrix : C 31978)
(以上、 チェロとピアノのための (+/#/**)、チェロと管弦楽のための
(*) 楽曲・版)
ウォルター・ゴールド (ピアノ (+))、ロマーノ・ロマーニ
(ピアノ (#))、
エドゥアール・ジャンドロン (ピアノ
(**))、管弦楽団 (*)
[CD 5]
ボッケリーニ/フリードリヒ・グリュツマッハー
(1832-1903) 編曲 : チェロ協奏曲 変ロ長調
録音 : 1936年11月29日 初出 : HMV
DB 3056/8 (matrices : 2EA 4156/61)
ハイドン/フランソワ=オーギュスト・ジュヴァール
(1828-1908) 編曲 :チェロ協奏曲 ニ長調 Op.101
(*)
録音 : 1945年10月15日 未発売 (matrices
: 2EA 10648/50 & 10701)
エルガー : チェロ協奏曲 ホ短調 Op.85
(*)
録音 : 1945年10月14日 初出 : HMV
DB 6338/41S (matrices : 2EA 10641/7)
ブルッフ : コル・ニドライ Op.47
録音 : 1936年11月27日 初出 : HMV
DB 3063/4 (matrices : 2EA 4153/5)
ロンドン交響楽団 (無印)、ランドン・ロナルド
(指揮 (無印))、
BBC交響楽団 (*)、エイドリアン・ボールト
(指揮 (*)) |
<メジャー・レーベル>

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