≪第109号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 2020/11/24〜
11/27(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALTUS
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ALT 446/7
(2CD)
¥3700 →\3390
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すべて初CD化
有田正広の軌跡 第3集 1980-1982
[CD1]〈ミシェル・ブラヴェの世界〉
ブラヴェ:
フルート・ソナタ
ロ短調 作品3 の2、ニ長調 作品2 の5、
ニ短調 作品2 の2、ト短調 作品2 の4、
フルート協奏曲 イ短調
[CD2]〈リクリエーション・リサイタル〉
ダンディ:サラバンドとメヌエット 作品72
リゲティ:6 つのバガテル
ルーセル:ディヴェルティスマン 作品6
フランセ:黄昏時(ビアホールの音楽 )
プーランク:六重奏曲 FP100 |
[CD1]有田正広(フラウト・トラヴェルソ)
若松夏美(バロック・ヴァイオリン)
高田あずみ(バロック・ヴァイオリン)
鈴木秀美(バロック・チェロ)
[CD2]有田正広(フルート)
本間正史(オーボエ)
千葉直師(クラリネット)
笠松長久(ホルン)
堂阪清高(ファゴット)
土屋律子(ピアノ) |
すべて初CD化。ピリオド楽器とモダン楽器、双方で示されるフランス音楽の粋
[CD1]録音:1981年5月3日/聖グレゴリオの家
[CD2]録音:1980年10月20日/こまばエミナース・ホール(ルーセル、プーランク)、1982年6月28日/石橋メモリアル・ホール(ダンディ、リゲティ、フランセ)
国内プレス、[CD1]57'00''、[CD2]53'43''、日本語帯・解説付
音楽家・有田正広の軌跡を辿るアーカイヴ・シリーズ第3集。
CD2枚組で、ピリオド楽器による「ミシェル・ブラヴェの世界」とモダン楽器による「リクリエーション・リサイタル」を収録。
前者は1981年、同名のコンサート前日に録音のためだけに聴衆なしで行われた1回きりの演奏で、日本の本格的なピリオド楽器による演奏の黎明期を飾る音源。
後者は都響首席メンバーを中心に結成されたアンサンブルが1980、82年に行った伝説的なリサイタルからの音源。フランス音楽をテーマにひとりの音楽家が携わった2
つの貴重な記録が初CD 化。
同時期に行われたことが驚きですらあるモダン・ピリオド双方のたいへん素晴らしい演奏を一気に聴くことができる注目盤です。
有田氏へのインタビューを交えつつ構成したブックレットは当時の逸話などもたくさん入っていて大変面白い内容。本人提供の貴重写真も数多く掲載しています。
またCD1のブラヴェは有田氏の盟友・峰尾昌男氏が録音・マスタリングした貴重音源。
有田正広 :
1971年、第40回NHK・毎日音楽コンクール(現、日本音楽コンクール)で第1位を獲得。翌年、桐朋学園大学を首席で卒業。73年、ベルギーのブリュッセル王立音楽院に留学。74年からはコレギウム・アウレウムのメンバーとして、ヨーロッパ、日本などで活動。75年、王立音楽院をプルミエ・プリで卒業。同年、ブルージュ国際音楽コンクールのフラウト・トラヴェルソ部門で第1
位となる。77年、オランダのデン・ハーグ王立音楽院に入学、半年で最高栄誉賞つきソリスト・ディプロマを得て、卒業。帰国後も、フランス・ブリュッヘン指揮「18世紀オーケストラ」、クイケン兄弟、トレヴァー・ピノック指揮「イングリッシュ・コンサート」など、内外の名手たちとも盛んに共演。ルネサンスから現代に至る400年間に変遷を遂げた様々なフルートを駆使する演奏は、有田ならではのもので、様々な時代の作品に輝かしい光を与え、人々を魅了しつづけるアーティストとして高い評価を得ている。
89年には「東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ」を結成。指揮者として結成記念公演を行い、絶賛された。2006年にはモーツァルト生誕250年を記念し、モーツァルトのフルートとオーケストラのための作品全5曲を自身の指揮と演奏により一晩で演奏するという快挙を成し遂げ、話題を呼んだ。09年には同オーケストラをさらに発展させ、ロマン派をレパートリーとする日本初のピリオド楽器によるオーケストラ「クラシカル・プレイヤーズ東京」を結成。古楽器と現代楽器の枠を超えた新たな音楽的創造の領域へとさらに活動の場を広げている。
録音は「ドイツ・バロックのフルート音楽」(レコード・アカデミー賞2部門と文化庁芸術作品賞受賞)などアルヒーフ、DENON
アリアーレ、avex-CLASSICS からリリース多数。
第21回サントリー音楽賞受賞。現在、昭和音楽大学客員教授、桐朋学園大学特任教授。
2018年に第30回ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門特別賞を受賞。
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HARMONIAMUNDI
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フィルハーモニー・ド・パリ音楽博物館所蔵の名器
コレクション・ストラディヴァリ Vol.5
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
(1)チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-1
(2)チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2
(3)モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の
主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO
46
カミーユ・プレイエル(1788-1855)、シャルル=ニコラ・ボディオ(1773-1849):
(4)夜想曲「魔笛の思い出」〜ピアノとチェロのためのコンチェルタンテ |
ラファエル・ピドゥー(チェロ)
タンギ・ド・ヴィリアンクール(フォルテピアノ)
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名器×名手で生まれる名演!フィルハーモニー・ド・パリの音楽博物館所蔵の名器を用いた第5弾!ピドゥーとヴィリアンクールが奏でるベートーヴェンのチェロ・ソナタ作品5
(チェロ/ピエトロ・ガルネリ・ベニス(1734年)[国立音楽博物館コレクション
E.1555])
(フォルテピアノ/カール・グリウス・ゲバウール(1855年頃)[国立音楽博物館コレクション
E.2005.4.1])
調律=430 Hz
セッション録音:2020年1月/パリ、シテ・ド・ラ・ミュジーク(フィルハーモニー・ド・パリ内)/DDD、65'24
フィルハーモニー・ド・パリの音楽博物館とハルモニア・ムンディのパートナーシップによって、博物館が保存している貴重な名器を用いたシリーズ第5弾はトリオ・ヴァンダラーのチェリストでソリストとしても活躍するラファエル・ピドゥーとラ・フォルジュルネ
TOKYO2018でも話題となったフランスの俊英ピアニスト、タンギ・ド・ヴィリアンクールが登場します。
今回の使用楽器はジュゼッペ・ガルネリの息子、ピエトロ・ガルネリ・ベニスが1734年に製作したチェロ、そしてカール・グリウス・ゲバウールが1855年頃に製作したフォルテピアノです。
博物館の徹底した管理のもと丹念にメンテナンスされた楽器の鳴り方は素晴らしく、低音は朗々と高音も渋みと深い味わいのあるこのチェロに対して、可憐で繊細そして色彩豊かな響きを持っているのがこのフォルテピアノです。
この名器を用いてのベートーヴェンは格別の極み。チェロ・ソナタ第1番&第2番
Op.5 は1797年に出版され、プロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム2世に献呈された作品。ベートーヴェン初期の作品ながら貫禄すら感じさせますがこの二人の演奏で新たな発見があること間違いなしです。
カミーユ・プレイエル(1788-1855)作曲の夜想曲「魔笛の思い出」〜ピアノとチェロのためのコンチェルタンテはシャルル=ニコラ・ボディオが作曲した「チェロの指使いと弓使いについての教本」をもとにして作曲した作品。美しいメロディと2つの楽器の掛け合いが魅力的です。
ピドゥーはトリオ・ヴァンダラーとしてピアノ三重奏曲全曲(KKC-5635
/ HMC-902100)を、ヴィリアンクールはバガテル全曲集(MIR-492)をそれぞれリリースしており、ベートーヴェンの作品に向き合ってきたこの2人の名手による演奏は期待せずにはいられません。
フィルハーモニー・ド・パリの音楽博物館のコレクション「ストラディヴァリ」を用いてのシリーズは下記の通り。名手が奏でた名器の音色をお楽しみください。
●ルイ・クープラン:新しい組曲集/クリストフ・ルセ(チェンバロ)(KKC-5984
/ HMM-902501 / 1652年アントワープ製ヨアンネス・クシェ)
●ベルリオーズ(エッセール編):幻想交響曲(2台ピアノ版)/ジャン=フランソワ・エッセール、マリー=ジョゼフ・ジュード(ピアノ/
1928年プレイエル製対面ピアノ)(KKC-6017
/ HMM-902503)
●「ベルリオーズとの夕べ」/ステファニー・ドゥストゥラック(メゾ・ソプラノ)、ティボー・ルーセル(ギター/ジャン=ニコラ・グローベール、パリ、1830年頃)、タンギ・ド・ヴィリアンクール(ピアノ/プレイエル、1842年製)、ほか(HMM-902504)
●マティアス・レヴィ:「UNIS VERS」/マティアス・レヴィ(ヴァイオリン/
1924 年ピエール・エル製"グラッペリ")、ほか(HMM-902506)

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DUX
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カルウォヴィチの交響詩集!
カップリングはショパンのアレグロのピアノ協奏曲版!
カルウォヴィチ:交響詩集
交響詩《オシフィエンチム家のスタニスワフとアンナ》Op.12、
交響詩《悲しい物語(永遠への序曲)》Op.13、
交響詩《仮面舞踏会の出来事》Op.14/
ショパン:演奏会用アレグロ Op.46
(コンラート・ビニエンダのオーケストレーションによる
ピアノとオーケストラ版)* |
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
グジェゴシュ・ノヴァーク(指揮)
コンラート・ビニエンダ(ピアノ)* |
ノヴァークが振る夭折の天才カルウォヴィチの交響詩集!カップリングはショパンの演奏会用アレグロのピアノ協奏曲版!
タトラ山脈でのスキー中に雪崩に遭遇し悲劇的な最期を遂げたポーランドの夭折の天才作曲家、ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876−1909)。
シマノフスキ以上にポーランド楽壇の希望の光として将来を嘱望されていた天才が遺した代表的ジャンル「交響詩」の中から、晩年(1907〜1909)に作曲された3曲の傑作を、同郷のマエストロ、グジェゴシュ・ノヴァークが長きに渡り良好な関係を築いてきたロイヤル・フィルとのコンビでレコーディング。
カルウォヴィチの管弦楽作品の魅力でる色彩感、卓越したオーケストレーション、抒情性を、ノヴァークのタクトが見事に描き出しています。
カップリングのショパンの「演奏会用アレグロ」は、ソリストを務めるポーランド系アメリカ人のピアニスト、コンラート・ビニエンダ自身のオーケストレーションによる「ピアノ&オーケストラ版」。
ショパンが構想していたと伝わる「3曲目のピアノ協奏曲」としての姿が見えてくる優れた編曲と演奏は要注目です。
※録音:2019年10月17日、アルトゥール・ルービンシュタイン・コンサート・ホール(ウッチ、ポーランド)

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様々なポーランドの作曲家によるポロネーズ集 |
ウルシュラ・バルトキエヴィチ(ハープシコード) |
ボーダノヴィチ:ポロネーズ・アモローソ
ヘ長調/
ヘイリンスキ:ポロネーズ第1番ヘ長調、ポロネーズ第2番ニ長調/
ブウォンスキ:ポロネーズ第1番ニ長調、ポロネーズ第2番変ホ長調、ポロネーズ第3番変ロ長調、悲劇的なポロネーズ/
ロドウスキ:
ポロネーズ第1番ニ長調、ポロネーズ第2番ト長調、ポロネーズ第3番変ロ長調、
ポロネーズ第4番変ホ長調、ポロネーズ第5番ハ長調、ポロネーズ第6番ニ長調/
コズロフスキ:
プレイエルのクィンテットによるポロネーズ
イ短調、プレイエルのセレナードによるポロネーズ変ホ長調、
ロマンスによるポロネーズ ヘ短調、ポロネーズ
ロ長調、イタリアのアリアによるポロネーズ
ト短調 |
長年に渡りポーランド有数のチェンバリストの1人としてその名を知られ、17〜18世紀のポーランド音楽の研究者としても高名なベテラン女流奏者ウルシュラ・バルトキエヴィチが、「ポーランドのチェンバロ作品集」シリーズの続編(第3弾)となる「ポロネーズ集」を発表しました。
ポーランド、トルンのニコラウス・コペルニクス大学の図書館に所蔵されている写本や古い書物に収められていた知られざるポーランドの作曲家たちが遺した「ポロネーズ」の数々。
ショパンの時代よりも前に生まれていた「ポロネーズ」の魅力を伝えてくれる音楽史的にも意義深い作品集です。
ちなみにこのCDに収録されている「ポロネーズ」は2019年12月に、ブィドゴシュチュのフェリクス・ノヴォヴィエジスキ音楽アカデミーによって出版されました。
※録音:2020年3月2日−5日、オトレンブシ(ポーランド)
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ウコビエツ:アナモルフォーシス
戦士たちの行進/ストーブの後ろでの猫たちの眠り/
操り人形の踊り/印象第1番/印象第2番/印象第3番/
パッシモフォン/アヴェ・マリア/あなたがいなくとも/
聖務日課書/ピエタ/アナモルフォーシス第1番/
アナモルフォーシス第2番 |
ウルシュラ・クリーガー(メゾ・ソプラノ)
マレク・ミゼラ(ピアノ)
カメラータ・スコラルム
ヴォイチェフ・ズディブ(指揮) |
ヴロツワフのカロル・リピンスキ音楽院で研鑽を積んだパヴェル・ウコビエツは1973年生まれのポーランド人作曲家、教育者。
シューマンやルトスワフスキなど19〜20世紀の作曲家たちの足跡をたどった作風を特徴としています。
※録音年月日不詳
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パリ音楽院で結成されたサックス四重奏
アンサンブル・ラユエラ 〜 タブロー
シチア:ラユエラ(世界初録音)
ナンテ:アルトロ・カステッロ(世界初録音)
ムソルグスキー(ウォルター編):組曲《展覧会の絵》* |
アンサンブル・ラユエラ
〔小澤瑠衣(ソプラノ・サクソフォン)、
ラケル・パニョス(アルト・サクソフォン)、
ナイカリ・オロリツ(テナー・サクソフォン)、
リヴィア・フェラーラ(バリトン・サクソフォン)〕
永井基慎(ピアノ)* |
パリ音楽院で結成されたサックス四重奏!アンサンブル・ラユエラ第1弾は"展覧会の絵"!
スペイン、イタリア、そして日本の4人の女流サクソフォニストがフランスのパリ国立高等音楽院で出会い結成された期待のサクソフォン・クヮルテット、アンサンブル・ラユエラのデビュー・アルバム!
パリ国立高等音楽院の室内楽科ではモラゲス木管五重奏団の創設メンバーでもある世界的オーボエ奏者、ダヴィッド・ウォルターのクラスで研鑽を積み、今回の「ラユエラ」と同プログラムで臨んだ室内楽科のマスターの卒業試験では満場一致の一等賞で首席卒業を果たすなど、サクソフォン大国フランスにおいても注目を集める存在となっています。
パリ国立高等音楽院の卒業試験と同じプログラムとなった今回のデビューアルバムでは、世界初録音となるブノア・シチアとアレックス・ナンテの2人の委嘱作品に、モラゲス木管五重奏団でもその手腕を発揮しているダヴィッド・ウォルターの見事なアレンジによるサクソフォン四重奏&ピアノによる五重奏版の「展覧会の絵」を組み合わせたプログラムを披露。
サクソフォン・アンサンブルが持つ大きな可能性、またアンサンブル・ラユエラの若き才能たちの飛躍を存分に感じさせてくれる充実の演奏です。
※録音:2019年9月4日−6日、パリ国立高等音楽院ヴァンサン・マイエール・ホール(フランス)

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プロローグ 〜 アイスランドの室内楽作品集
ノルダル:ヴァイオリンとピアノのための《おとぎ話の姉妹》
チェロとピアノのための《パネルの写真》
ビダル:ヴァイオリンとピアノのための《アイスランド組曲》
スヴェインビョルンソン :
ヴァイオリン、チェロとピアノのための《ピアノ三重奏曲イ短調》 |
アグニェシュカ・パナシウク(ピアノ)
アンナ・ヴァントケ(ヴァイオリン)
パヴェウ・パナシウク(チェロ) |
ポーランドの音楽家による20世紀アイスランドの音楽というユニークな組み合わせによる室内楽作品集。
変化に富んだ表現力、抒情的で豊かな感情表現を備えたアイスランドの音楽の数々を3人のポーランドの実力者たちが好演。
アイスランドの音楽言語とそのオリジナリティを巧みに表現してくれています。
小国アイスランドの音楽面における存在感の大きさを改めて実感させてくれるアルバムです。
※録音:2018年7月15日−16日、オルシュティン(ポーランド)
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ヴェルトハイム:ピアノ独奏作品集
4つの前奏曲 Op.2/2つの前奏曲 Op.5/
ポーランド民謡による3人の賢者 Op.13/
即興曲ヘ長調 Op.6-1/創作主題による変奏曲
Op.4/
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ Op.18(世界初録音) |
パヴェル・パヴリク(ピアノ)
ジーモン・テレッキ(ヴァイオリン) |
19世紀後半〜20世紀前半のポーランドにおけるコンポーザー=ピアニスト、指揮者、教育者、音楽評論家として活躍したユリウシュ・ヴェルトハイム(1880−1928)。
ヴェルトハイムは新ロマン主義を掲げた作曲者としての一面はもちろんのこと、若き日のアルトゥール・ルービンシュタインに多大な影響を与えた人物としても知られています。
しかしながらその作品や作風に接する機会にはほとんど恵まれてこなかったため、今回のピアノ作品集(+ピアノ&ヴァイオリン・ソナタ)は、ルービンシュタインも一目置いた音楽家の功績を記録した貴重なものとなるでしょう。
※録音:2017年10月7日−9日&2019年7月4日−5日、オトレンブシ(ポーランド)
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HYPERION
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PCDA68260
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2857+税
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スティーヴン・ハフ
はかなき人生 〜 バッハ、ブゾーニ、ショパン、リスト、ハフ、グノー
J.S.バッハ(ブゾーニ編曲):シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調
BWV.1004より)/
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35/
リスト:葬送曲(詩的で宗教的な調べ S.173より)、無調のバガテル(メフィスト・ワルツ)
S.216a/
ブゾーニ:カルメンによる室内幻想曲(ソナチネ第6番)
BV.284/
スティーヴン・ハフ:ピアノ・ソナタ第4番
《はかなき人生》/
韓国民謡(ハフ編曲):アリラン/
グノー(ハフ編曲):J.S.バッハのピアノ前奏曲第1番による瞑想曲
《アヴェ・マリア》 |
スティーヴン・ハフ(ピアノ) |
CDA68260
¥2500→\2290
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スティーヴン・ハフ!自作のピアノ・ソナタ第4番!
☆英国の名匠スティーヴン・ハフの新たなリサイタル・プログラム!
☆はかない人生と「死」をテーマに、自作のピアノ・ソナタ第4番とショパンの葬送ソナタ、リストの葬送曲、バッハ=ブゾーニのシャコンヌ、グノーのアヴェ・マリアなどを収録した魅惑のラインナップ!
イギリス・ピアノ界の名匠スティーヴン・ハフは、4つのグラミー賞ノミネート、2つの"Record
of the Year"を含む8つのグラモフォン賞受賞を誇る、ピアノ王国ハイぺリオンを代表するピアニスト。
「イン・ザ・ナイト(CDA67996)」や、「夢のアルバム(CDA68176)」など、独自の選曲で綴ったコンセプト・アルバムでも人気を博してきたハフの新たな録音は、作曲家としても注目を浴びるハフ自作のピアノ・ソナタ第4番
《はかなき人生》を軸に、ショパンの葬送ソナタ、リストの葬送曲など、はかない人生と「死」をテーマにした名曲をプログラミング。
バッハ=ブゾーニのシャコンヌやグノーのアヴェ・マリアなどの珠玉の逸品、ハフが編曲した韓国民謡「アリラン」などを含む、眩いばかりの魅惑のラインナップでお贈りします。
ファリャが作曲したオペラのタイトルでも知られる「はかなき人生(Vida
breve)」を副題に冠したハフのピアノ・ソナタ第4番は、ミシガン州で行われているギルモア国際鍵盤音楽祭によって2016年ギルモア・ヤング・アーティスト賞を受賞したミカ・マクローリンのために作曲され、2018年にスティーヴン・ハフ自身によって初演。
シャルル・トレネの「四月のパリ」など5つの小さなモチーフによって構成され、約10分間の単一楽章のなかで、シンプルな美しいメロディから次第に複雑なフーガが発展し、情熱的な激動まで、儚くも濃密な人生を描いています。
※録音:2018年12月10日−14日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)

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CDA68335
(2CD)
特別価格 ¥2500
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ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.76《エルデーディ四重奏曲集》
弦楽四重奏曲第75番ト長調 Op.76-1, Hob.III-75
弦楽四重奏曲第77番ハ長調 Op.76-3, Hob.III-77《皇帝》
弦楽四重奏曲第79番ニ長調 Op.76-5 , Hob.III-79《ラルゴ》
弦楽四重奏曲第76番ニ短調 Op.76-2, Hob.III-76《五度》
弦楽四重奏曲第78番変ロ長調 Op.76-4, Hob.III-78《日の出》
弦楽四重奏曲第80番変ホ長調 Op.76-6, Hob.III-80 |
ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団
キャサリン・マンソン(ヴァイオリン)
マイケル・グレヴィチ(ヴァイオリン)
ジョン・クロカット(ヴィオラ)
ジョナサン・マンソン(チェロ) |
ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団第9弾!「エルデーディ四重奏曲集」!
クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの精緻なアンサンブル、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハイドンのスペシャリストとして高評価を確立してきたイギリスの名カルテット、ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団。
2006年以降アムステルダム・バロック・オーケストラのリーダーを務めるスコットランドの名手キャサリン・マンソンが率い、幾度かのメンバー交代を経ながらも徹底したスタイルを貫いて堅実な評価を積み重ねてきたハイドン・シリーズ。
いよいよ全集の終わりが近づいてきたハイドン第9巻では、ハンガリーのエルデーディ伯爵に献呈され「エルデーディ四重奏曲」の名で愛される作品番号76の傑作四重奏曲セットを録音。
1799年に出版されたロングマン&クレメンティ社(ロンドン)アルタリア社(ウィーン)のエディションを使用。
※録音:2020年2月27日−3月3日、ポットン・ホール(サフォーク)

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ジョスカン・デ・プレ:モテット&ミサ曲楽章集
主はこの乙女に/うるわしき救い主のみ母/めでたし,
天の女王/
輝くオリュンポスの山より(6声)/スターバト・マーテル(6声)/
おお慈悲深く, いと優しきイエスよ(6声)/
主よ, 御身の怒りにて...ミゼレーレ/主よ,
いつまでもわれを/
ある人が大いなる宴を催し/祝福された聖処女のグローリア/
受難のサンクトゥス |
ブラバント・アンサンブル
スティーヴン・ライス(指揮) |
2021年没後500周年記念!ブラバント・アンサンブルが歌うジョスカン!
☆フランドル・ポリフォニーのスペシャリスト、スティーヴン・ライス&ブラバント・アンサンブル!
☆ジョスカン・デ・プレの没後500周年記念録音!
☆モテットと単独楽章のミサ曲からなるジョスカンの小品集!
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。
これまでグラモフォン賞に3度ノミネートしてきたブラバント・アンサンブルによる、ジョスカン・デ・プレ(c.1450/55−1521)の没後500周年記念レコーディング。
一つの定旋律でミサ曲の各楽章を統一した定旋律ミサ曲(循環ミサ曲)としては、タリス・スコラーズがジョスカンのミサ曲全集録音という偉業を達成しましたが、ここではそういった定旋律ミサの形式が定着する前の15世紀初頭に一般的であった、単独の楽章による2つのミサ曲(「祝福された聖処女〔ベアテ・ヴィルジネ〕」と「受難〔パッシオーネ〕」)を含む、モテットとミサ曲楽章の珍しい小品を取り上げています。
※録音:2020年1月16日−18日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ALTUS
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〈ギュンター・ヴァント 不滅の名盤〉第7回発売
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音質向上目覚ましい大注目シリーズ〈ギュンター・ヴァント
不滅の名盤〉第7回発売、北ドイツ放送交響楽団との真打・決定打!
1タイトルずつ丁寧に最新リマスタリングを施しSACDハイブリッド化。
過去最高峰のサウンドで聴く、あまりに完璧な音楽!! |
PALTSA 025/6
(2SACD HYBRID)
¥5200 →\4790
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ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[13]
北ドイツ放送交響楽団編
ブルックナー:
[Disc1]
ブルックナー歿後100周年記念演奏会
交響曲第4番 変ホ長調《ロマンティック》WAB.
104(1878-80年原典版)
[Disc2]
北ドイツ放送交響楽団創設50 周年記念演奏会
交響曲第5番 変ロ長調 WAB. 105(原典版) |
ギュンター・ヴァント(指揮)
北ドイツ放送交響楽団 |
Profil の名盤を丁寧にSACDハイブリッド化!1
作ずつじっくりと向き合って味わいたい〈ヴァント
不滅の名盤〉格別の想いがみなぎるブルックナー真打4・5番!完全無欠の音楽が音質大改善でさらなる感動を呼ぶ!
ライヴ録音:[Disc1]1996年10月11-13日、[Disc2]1995年10月8-10日/ハンブルク、ムジークハレ/国内プレス、日本語帯・解説付
Profil レーベルのヴァントの名盤がSACD ハイブリッド化!
Altus レーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品化。CD
層・SACD 層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。眼の醒めるようなヴァントの名演が、更なる鮮烈さを持って堂々の再登場!
真打・北ドイツ放送響とのブルックナーを2曲収録。いずれも記念演奏会のライヴで、特別な思いが込められています。
ブルックナー歿後100周年記念の第4番は精密なコントロールとそこから生み出される音楽的な艶やかさが聴く者の心を震わせます。
北ドイツ放送響50周年記念の第5番はヴァントが得意とした作品に真っ向から取り組んだ至上の名演で、複雑なフーガを偉大な発展の糧として解放感に満ちた無類のコーダに至るプロセスの完璧さに脱帽!まさに不滅の名演、あまりにも完璧な音楽にひれ伏すのみです。
(第4番)「あたかもスポーツカーを乗り回すようなヴァントの巧みな操縦術」「完全無欠な構築感が不思議と滑らかな質感をもって聴き手に訴えかけてくる稀有な演奏」「彼のラストレコーディングとなった2001年のブルックナー4番と双璧をなす、ヴァントのひとつの頂点」(第5番)「最高傑作といって過言ではない名演」「北ドイツ放送交響楽団と築き上げた熟練のブルックナー解釈に、N響(1979年)やBBC
響(1990年)と繰り広げたような一期一会の熱っぽさが加わった奇跡的な音楽」「ライヴ録音とは思えないほど一糸乱れぬ完全無欠の音楽だ」〜坂入健司郎氏の解説より抜粋〜
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PALTSA 027/8
(2SACD HYBRID)
¥5200 →\4790
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ギュンター・ヴァント 不滅の名盤[14]
北ドイツ放送交響楽団編
ブルックナー:
[Disc1]
交響曲第7番 ホ長調 WAB.107(1885年ハース原典版)
[Disc2]
交響曲第9番 ニ短調 WAB.109(原典版) |
ギュンター・ヴァント(指揮)
北ドイツ放送交響楽団 |
Profil の名盤を丁寧にSACDハイブリッド化!1
作ずつじっくりと向き合って味わいたい〈ヴァント
不滅の名盤〉比類なき生命力、不滅の名演。ブルックナー真打7・9番!完全無欠の音楽が音質大改善でさらなる感動を呼ぶ!
ライヴ録音:[Disc1]1996年10月11-13日、[Disc2]1998年4月5-7日/ハンブルク、ムジークハレ/国内プレス、日本語帯・解説付
Profil レーベルのヴァントの名盤がSACD ハイブリッド化!Altus
レーベルがライセンスし、このハイブリッド盤のための最新リマスタリングを施して製品化。
CD 層・SACD 層共にかつてないほどリアルな音質が追求されています。眼の醒めるようなヴァントの名演が、更なる鮮烈さを持って堂々の再登場!
真打・北ドイツ放送響とのブルックナーを2曲収録。第7番は引き締まった構築感を漲らせたままに作品を一筆書きで描いた清々しい演奏で、美しい旋律に満ちた音楽を澄み切った精神で奏できるヴァント晩年の境地が垣間見えます。
そして何といっても第9番。ヴァントと北ドイツ放送響のならではの作品への没入感が凄まじく、静寂も爆発もすべてに魂が宿った迫真の演奏になっています。徹底したスコアの読みから生み出される、比類なき生命力!まさに不滅の名演、あまりにも完璧な音楽にひれ伏すのみです。
(第7番)「的確なアーティキュレーションによって導かれる澄みきった音楽は、シューリヒトの指揮にも通ずるような枯淡の境地」「高解像度の録音で明るみになった強弱のレンジの広さやポリフォニックな音響」「演奏が終わってほしくないと願ってしまうほど、聴き手を夢中にさせる」(第9番)「〈白鳥の歌〉というような演奏を期待して聴くと面を食らうほど、生命力に溢れた熱演」「ダイナミックレンジも極めて広く、第一楽章の長大なコーダに入る前には、踏み込んではいけない世界に入り込んでしまったかのような静寂に思わず身震い」「(第三楽章も)没入感が凄まじい圧巻の演奏」〜坂入健司郎氏の解説より抜粋〜
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ALTUS創立20周年記念、完全限定生産盤!!
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ALT 449
(7CD)
¥9000 →\8190
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若杉弘/ケルン放送交響楽団
WDR録音大集成 |
若杉弘(指揮)
ケルン放送交響楽団 (現 WDR交響楽団) |
[CD1] ALT-188
チャイコフスキー:
(1)交響曲第6番 ロ短調『悲愴』作品74/(2)弦楽セレナーデ
ハ長調 作品48
ライヴ録音:(1)1979年10月13日 (2)1980年11月28日/ケルン
[CD2] ALT-189
ブラームス:
(1)交響曲第4番ホ短調 作品98/(2)ハイドンの主題による変奏曲
変ロ長調 作品56a
ライヴ録音:(1)1980年9月12日/ケルン、(2)1981年10月13日/トーンハレ
[CD3] ALT-190
ベートーヴェン:
(1)交響曲第1番 ハ長調 作品21/(2)交響曲第3番
変ホ長調『英雄』 作品55
ライヴ録音:(1)1977年1月14日 /ケルン、(2)1977年10月28日/トーンハレ
[CD4][CD5] ALT-201/2
マーラー:交響曲第9番 ニ長調
ライヴ録音:1983年6月11日/東京文化会館
[CD6] ALT-203
(1)チャイコフスキー:交響曲第5番/
(2)ハイドン:交響曲第99番
ライヴ録音:(1)1982年10月29日、(2)1979
年9月15日/ケルン
[CD7] ALT-204
ブラームス:
(1)悲劇的序曲 ニ短調 作品81
(2)ピアノ四重奏曲第1番ト短調作品25(シェーンベルクによる管弦楽編曲版)
録音:(1)1983年3月18日(スタジオ録音)、(2)1978年3月17日(ライヴ)/ケルン |
ALTUS創立20周年記念、完全限定生産盤!!
ALTUS 創立20周年記念企画。若杉弘のエレガントな名演を大胆にセット化
完全限定生産、国内プレス、ステレオ、日本語帯・解説付
ALTUS レーベル20周年記念企画。2020年は生誕85年、N
響とのブルックナー全集(ALT-431)も話題沸騰の若杉弘。
再評価著しい名匠がケルン放送響と繰り広げたALTUS
の名シリーズをすべてまとめたお買い得7枚組ボックスセットが登場。
博覧強記にしてエレガントな若杉の美学と人間味あふれる名演の数々が堪能いただけます。
ブックレットも単売CD と同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
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ALT 450
(5CD)
¥7900 →\7490
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マルティノン/フランス国立管弦楽団
INAベートーヴェン・ライヴ大集成 |
ジャン・マルティノン(指揮)
フランス国立放送管弦楽団 |
[CD1] ALT-332
ベートーヴェン:
(1)レオノーレ序曲第3番 作品72b/(2)交響曲第3番
変ホ長調『英雄』作品55
ライヴ録音:(1)1969 年3月12日 (2)1970年1月28日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
[CD2] ALT-333
ベートーヴェン:
(1)交響曲第5番 ハ短調『運命』作品67/(2)交響曲第7番
イ長調 作品92
ライヴ録音:(1)1970年3月11日 (2)1970年2月11日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
[CD3][CD4] 334/5
ベートーヴェン:
(1)劇音楽『エグモント』 作品84
(1.序曲 2.第1間奏曲 3.第2間奏曲 4.リート 5.第3間奏曲
6.クレールヒェンの死 7.勝利のシンフォニー終結の音楽)
※語りと第6曲と第8曲は演奏会で割愛。
(2)交響曲第9番『合唱』 二短調 作品125
アグネス・ギーベル(ソプラノ)、マルガ・ヘフゲン(コントラルト)、エリック・タッピー(テノール)、
ワルター・クレッペル(バス)、フランス国立放送合唱団
ライヴ録音:1970年2月25日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
[CD5] ALT-373
ベートーヴェン:
(1)大フーガ 変ロ長調 作品133( 編曲:F.ワインガルトナー)/
(2)ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲
ハ長調 作品56/
(3)ロマンス第1番 ト長調 作品40/(4)ロマンス第2番
ヘ長調 作品50
エリック・ハイドシェック(ピアノ)、クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)、ポール・トルトゥリエ(チェロ)
ライヴ録音:1970年3月11日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ) |
ALTUS 創立20周年記念企画。すべてステレオ録音による薫り高き名演集
完全限定生産、国内プレス、ステレオ、日本語帯・解説付
ALTUS レーベル20周年記念企画。INA(フランス国立視聴覚研究所)の音源からCD
化し、屈指のベストセラーを記録しているマルティノン&
フランス国立管弦楽団のシリーズから、ベートーヴェンの演奏をすべてまとめたオール・ステレオ5枚組セット。
壮麗にして気品にあふれる美しい名演をたっぷりとお楽しみいただけます。
ブックレットも単売CD と同じ原稿をしっかりと網羅。完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
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ALT 451
(4CD)
¥7000 →\6490
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フルトヴェングラー/ウィーン・フィル
ORF戦後ライヴ大集成 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
[CD1] ALT-076
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調『
合唱付き』 作品125
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)、ロゼッテ・アンダイ(アルト)、
アントン・デルモータ(テノール)、パウル・シェフラー(バリトン)
ウィーン・ジングアカデミー(合唱)
録音:1953年5月30日/楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
[CD2] ALT-077
ブラームス:
ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
ヴァイオリン、チェロとオーケストラのための協奏曲
イ短調 作品102
ウィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン)、エマヌエル・ブラベッツ(チェロ)
録音: 1952年1月27日 楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
[CD3] ALT-078
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
録音: 1952年1月27日 楽友協会 大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル)
[CD4] ALT-088
マーラー:さすらう若人の歌
ベートーヴェン: 交響曲第3番変ホ長調『
英雄』 作品55
アルフレート・ペル(バリトン)
ライヴ録音: 1952年11月30日 楽友協会
大ホール(ウィーン)
ロートヴァイスロート(赤白赤)放送グループによるライヴ録音(モノラル) |
ALTUS 創立20周年記念企画。巨匠の貴重音源を新リマスターでセット化
新リマスター、完全限定生産、国内プレス、モノラル、日本語帯・解説付
ALTUS レーベル20周年記念企画。連合国オーストリア進駐軍放送=
赤白赤放送集団(ORF 前身)が収録しウィーン・フィルのアーカイヴに保管されていた貴重なオリジナルマスターテープからCD
化され、大きな話題をさらったフルトヴェングラーの名演を4枚組セット化!
しかも新リマスター!!ブックレットも単売CD
と同じ原稿をしっかりと網羅。
完全限定生産品のため、お早目の入手をお勧めします!
また、今回の新リマスターによるSACD シングルレイヤー盤も近日発売予定。
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<メジャー・レーベル>
<国内盤>
<LP>
ALTUS(LP)
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ALTLP 153/4
(2LP)
¥15400(税込)
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ワルター/ウィーン・フィル 1960年告別演奏会
[LP1-A]
シューベルト:交響曲第7(8)番 ロ短調《未完成》D.759(全楽章)
[LP1-B]
マーラー:交響曲第4番 ト長調(第1・第2楽章)
[LP2-A]
マーラー:交響曲第4番 ト長調(第3楽章)
[LP2-B]
マーラー:交響曲第4番 ト長調(第4楽章)
『子供の魔法の角笛』より「美しいトランペットの鳴り響くところ」
『リュッケルト歌曲集』より「ぼくはほのかな香りを吸い込んだ」 |
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ブルーノ・ワルター(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
とろける美音!ワルター最後のウィーン・フィル公演、オリジナルマスターから新カッティングでLP化
ライヴ録音:1960年5月29日/ウィーン、ムジークフェライン大ホール/国内プレス、完全限定生産盤、モノラル、日本語帯・解説付
Altus のベストセラーである名盤が新カッティングLP
で登場。
INA に残る世界に唯一現存するオリジナルマスターテープをもとに最新リマスターを施して製品化。
収録されているのはマーラー生誕100年に湧く1960年5月、楽友協会で行われたワルターとウィーン・フィル最後の演奏会。
マーラーの招きを受け1901年からウィーンで活動してきたワルターの総決算とも言うべき、とろけるような美音と深い慈しみに満ちた感動的な音楽が奏でられています。
伝説的公演の全貌をとくとご堪能ください。
このコンサートはALTLP-085/8(4枚組LP)として他の演奏会の音源と一緒にLP
化されていましたが、既に限定数完売となっており現在入手困難です。
そこで再生産のご要望が多かった「告別演奏会」のみを、新たなマスタリングとカッティングでLP
化。
アナログならではの味わいに満ちた逸品です。
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11/26(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
DANACORD
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シューマン&ブラームス:チェロのための作品集
ブラームス:チェロソナタ第1番 ホ短調 Op.38
ロベルト・シューマン:
アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70、
民謡風の5つの小品 Op.102、幻想小曲集
Op.73 |
ニルス・シュルヴェスト(チェロ)
ミミ・ビアケロン(ピアノ) |
☆1980年からデンマーク国立交響楽団(デンマーク放送響)の奏者として活躍する"左利きチェリスト"!
☆ニルス・シュルヴェストのソロ・デビュー・アルバムは、ジョヴァンニ・ガリアーノ1811年製(1982年改作)のチェロで弾く優美なるシューマン&ブラームス!
シューマンが作曲したチェロとピアノのための全作品とブラームスの「チェロソナタ第1番
ホ短調」。デンマーク国立交響楽団(デンマーク放送(DR)交響楽団)のチェリスト、ニルス・シュルヴェストのソリストとしての初めての録音です。
シュルヴェストは、コペンハーゲンのデンマーク音楽アカデミーでエアリング・ブレンダール・ベンクトソンに学び、1980年からデンマーク国立交響楽団に加わりました。
ソリストも務め、1984年から1988年まで参加したデンマーク四重奏団ではヤコブ・ゲーゼ賞を受賞。
彼は「左利き」のチェリストとして親しまれ、ジョアンネス(ジョヴァンニ)・ガリアーノが1811年に製作した楽器を「ニルス用」に改造したチェロを弾いています。
ピアニストのミミ・ビアケロンは、デンマーク音楽アカデミーのアメーリエ・マリングの下で学び、1991年に卒業。スウェーデンのルンドでハンス・ポールソンに師事しました。
デンマーク放送室内管弦楽団のコペンハーゲンとマルメのコンサートでベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を弾き、ソリストとしてデビューし、室内楽奏者としても活動しています。
※録音:2016年11月、(デンマーク)
※使用楽器:チェロ「ジョヴァンニ・ガリアーノ(1811)」
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HALLE
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CDHLL7556
(1CD‐R)
¥2200
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ハレ管弦楽団、マーク・エルダーによる
ヴォーン・ウィリアムズ・サイクル最新巻
ヴォーン・ウィリアムズ:
旅の歌
〔管弦楽版編曲:
第1曲、第3曲、第8曲(作曲者自身)/
第2曲、第4曲〜7曲、第9曲(ロイ・ダグラス)〕*/
仮面劇《ヨブ》 ** |
マーク・エルダー(指揮)、
ハレ管弦楽団
ニール・デイヴィス(バス・バリトン)*
デイヴィッド・アダムス(ヴァイオリン)**
ダリウス・バッティワラ(オルガン)** |
イギリスで最古の歴史を持つオーケストラのひとつ、ハレ管弦楽団と音楽監督マーク・エルダーによるヴォーン・ウィリアムズ・サイクル最新巻。
交響曲第6番&第4番(CDHLL7547)に続く新録音は、イギリスの詩人、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの作品に基づき作曲された9曲からなる連作歌曲「旅の歌」に、イギリスの詩人、画家のウィリアム・ブレイクが描いたヨブ記への挿絵を基に作曲され、傑作のひとつと称される「仮面劇ヨブ」をカップリング。華やかさの中に静謐さを合わせた上質な音楽、美しいヴァイオリン・ソロにも注目です。
「旅の歌」でソロを務めるニール・デイヴィスは、1991年のカーディフ・シンガー・オブ・ザ・ワールド・コンクールで歌曲賞を受賞。マリス・ヤンソンス、ピエール・ブーレーズ、フランス・ブリュッヘン、ダニエル・ハーディングといった著名な指揮者の下、世界各国の主要オーケストラと共演。日本では、2019年のバッハ・コレギウム・ジャパンとの共演でベートーヴェン
《交響曲第9番》 のソリストを務めています。
※録音:2019年7月2日 - 4日、ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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LYRITA
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SRCD387
(1CD‐R)
¥2600
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シア・マスグレイヴ(b.1928):合唱作品集
露を滴らせよ,天よ(無伴奏混声合唱のための)*
ミサ・ブレヴィス(混声合唱とオルガンのための)**
私たちの祖先の声(合唱、金管五重奏とオルガンのための)* |
ニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズ
ハロルド・ローゼンバウム(指揮)
アメリカン・ブラス・クインテット
タデウシュ・フォン・モルトケ(ナレーター)
ジェイムズ・アダムス(オルガン)
デイヴィッド・エンロウ(オルガン) |
コープランドに学び、60年間にわたって現代音楽の最前線に立ってきたスコットランド出身の女流作曲家シア・マスグレイヴによる合唱、金管五重奏、オルガンが織り成す作品集。
1988年にハロルド・ローゼンバウムによって創設されたニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズは、これまでに現代作曲家による500以上の作品を初演しており、アメリカを代表する合唱団のひとつとして確固たる地位を築いています。
※録音(ライヴ):2018年5月27日*、聖マリア教会(ニューヨーク)/2019年4月13日**、アドヴェント・ルーテル教会(ニューヨーク)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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NIMBUS
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NI5996
(1CD‐R)
¥2500
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レントヘン:ピアノ作品集 Vol.5(2台ピアノのための音楽)
ユリウス・レントヘン:セザール・フランクの主題による変奏曲
カール・ライネッケ:J.S.バッハのサラバンドによる変奏曲
Op.24
レントヘン:ベートーヴェンの主題による変奏曲
ライネッケ:アンダンテと変奏曲 Op.6
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
Op.56b |
マーク・アンダーソン(ピアノ)
ミシェル・マレ(ピアノ) |
19世紀から20世紀前半にかけてオランダで隆盛を誇った音楽一族レントヘン家を代表する音楽家ユリウス・レントヘン(1855
- 1932)。
ドイツの後期ロマン派の流れを汲む、オランダ・ロマンティシズムの象徴的存在、レントヘンのピアノ作品を、独墺系レパートリー、またハンス・フォン・ビューローなどのレア・レパートリーの演奏に定評のあるマーク・アンダーソンが弾くシリーズの第5巻。今作では、1988年のジュネーブ国際コンクール、ピアノ部門にて上位入賞(1位、2位無し)をしているカナダ出身の名手、ミシェル・マレとの共演で2台ピアノのための作品を収録。
※録音:2019年7月11日 - 12日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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NI1708
(4CD‐R)
特別価格 ¥4800
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べスト・オヴ・ ケヴィン・ボウヤー
〜 20世紀のオルガン作品傑作選 |
ケヴィン・ボウヤー(オルガン) |
【Disc1】
ニールセン:コンモツィオ Op.58/
フランス・シベア:前奏曲, 間奏曲, フーガ/
ヒンデミット:ソナタ第2番/
シェーンベルク:レチタティーヴォによる変奏曲
Op. 40/
ピーター・マクスウェル・デイヴィス:《おお、大いなる神秘》
による幻想曲
【Disc2】
ペア・ノアゴー:パルティータ・コンチェルタンテ
Op.23/
マルコム・ウィリアムソン:エディス・シットウェルの碑文/
ジャン・ラングレー:幸福の詩/
ジャン・アラン:架空庭園/アラン・リドー:最後の7つの言葉/
ヘンリク・グレツキ:カンタータ Op.26/
ウィルフリッド・メラーズ:オーパス・アルキミクム
【Disc3】
ジェイムズ・イリフ:オルガンのための三重奏曲/
ブライアン・ファーニホウ:7つの星/
エイノユハニ・ラウタヴァーラ:トッカータ
Op.59/
ソフィア・グバイドゥーリナ:光と闇/
ペルト:断続する平行/
パトリック・ゴワーズ:トッカータとフーガ/
フィリップ・グラス:サティヤグラハ より
第3幕フィナーレ
【Disc4】
タヴナー:マンデリオン/ジャネット・グラハム:オルガンのための3つの小品/
ジョナサン・ハーヴェイ:幻想曲/
クリストファー・バウワーズ=ブロードベント:デュエットとカノン/
ダイアナ・バレル:アーチド・フォーム・ウィズ・ベルズ |
5つの国際オルガンコンクール優勝、ソラブジの第2オルガン交響曲(約8時間におよぶ大作)初演や、J.S.バッハのオルガン作品全曲録音という偉業を成し遂げたケヴィン・ボウヤー。
ニールセンが晩年に残した傑作のひとつ「コンモツィオ」から、ペルトやグラスに至るまで、ボウヤーが1992年から1999年にかけて録音した20世紀のオルガン作品を集約。
※録音:1992年 - 1999年
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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PIANO CLASSICS
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Reflections
ベートーヴェン(リスト編):交響曲第5番
ベートーヴェン(アルカン編):
ピアノ協奏曲第3番より第1楽章 カデンツァ付 |
レオナルド・ピエルドメニコ(pf) |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
CAMEO CLASSICS
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CC9117
(1CD‐R)
¥2200
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英国有数の歴史を誇る「エオリアン弦楽四重奏団」
アリアーガ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番ニ短調
弦楽四重奏曲第2番イ長調
弦楽四重奏曲第3番変ホ長調 |
エオリアン弦楽四重奏団
〔シドニー・ハンフリーズ(ヴァイオリン)、
トレヴァー・ウィリアムズ(ヴァイオリン)、
ワトソン・フォーブス(ヴィオラ)、
ジョン・ムーア(チェロ)〕
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「リリタ(Lyrita)」の創設者、リチャード・イッターが蒐集していたBBC放送のコレクションから復刻する「Itter
Broadcast Collection」シリーズより、1927年に創設され、ひとつのカルテットによる史上初のハイドンの弦楽四重奏曲全集録音でも知られる英国有数の歴史を誇る「エオリアン弦楽四重奏団」が登場。
※BBCスタジオ放送日:1954年12月5日、7日&9日
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。/ADD
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DANACORD
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DACOCD884
(2CD-R)
特別価格 ¥2700
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ラウニ・グランデールの遺産 第4集
[Disc1]:
・カール・ニルセン(1865−1931):歌劇《仮面舞踏会》
FS39(1904−06)第1幕・第2幕
[Disc2]:
・カール・ニルセン(1865−1931):歌劇《仮面舞踏会》
FS39(1904−06)第3幕
・クヌーズ・イェペセン(1892−1974):
合唱と管弦楽のための「ワシとコガネムシ(ワシとフンコロガシ)(Ornen
og skarnbassen)」(1949)* |
ホルガー・ビューリング(バス、イェロニムス)、
インゲボー・ステフェンセン(メゾソプラノ、マウデローネ)、
テューイェ・テューイェセン(テノール、リアンダー)、
アイナ・ヌアビュー(バスバリトン、ヘンリク)、
マーリウス・ヤコブセン(テノール、アーヴ)、
ポウル・ヴィーゼマン(テノール、バリトン、リーオナート)、
ルート・グルベク(ソプラノ、リオノーア)、エレン・マグレーテ=エズラス(ソプラノ、ペアニレ)、
ゲーオウ・ライクト(バス、夜警)、ニルス・ユール・ボンド(バリトン、家庭教師)、
デンマーク放送合唱団*、デンマーク放送交響楽団*、
ラウニ・グランデール(指揮)* |
☆デンマークの巨匠、ラウニ・グランデールの遺産を残すシリーズ!
☆第4巻は、カール・ニルセンの歌劇《仮面舞踏会》と、グランデールが親交のあったクヌーズ・イェペセンの《ワシとコガネムシ》!
ラウニ・グランデールの「遺産」シリーズ第4巻は、カール・ニルセンの歌劇《仮面舞踏会》の最初の(ほぼ)全曲と、グランデールと親交のあったクヌーズ・イェペセンの《ワシとコガネムシ》。
デンマーク放送のスタジオで行われた「ライヴ放送」と「ライヴ・コンサート」の録音です。
グランデールは、彼が学んだニルセンの唯一のコミック・オペラを共感と情熱をもって指揮、デンマーク・オペラの歌手たちと一緒になって、ニルセンらしいウィットと素朴な喜びにみちた音楽を自然な姿に展開していきます。この録音は「カール・ニルセン:歴史的録音第3集(DACOCD357-359)」に使われたのと同じ音源です。クラウス・ビューリトが新たにリマスターして収録されました。
クヌーズ・イェペセンもカール・ニルセンに学んだ音楽家のひとりです。教会音楽家、オルガニスト、作曲家、音楽学者と多面的に活動し、音楽理論の著作で世界的に名を知られています。
「ワシとコガネムシ(ワシとフンコロガシ)(Ørnen
og skarnbassen)」は、ドイツ軍の占領から解放された4年後、1949年の作品です。
「弱い者も、強い者からひどい目に遭わされたら、いつかきっと仕返しすることができる」というイソップ寓話をニルス・ムラーがデンマーク語のテキストを作り、デンマークの典型的道徳観を示す物語に激化した作品です。
※録音:
・1954年1月28日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(スタジオ・ライヴ放送録音)
・1954年9月5日、デンマーク放送第1スタジオ(コペンハーゲン)(ライヴ・コンサート録音)*
※復刻:クラウス・ビューリト
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC
/ Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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SCRIBENDUM
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SC 826
(19CD)
¥6300 →\5890
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ハンス・クナッパーツブッシュの芸術
with ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
ウィーン・フィルハーモニ管弦楽団 |
CD 1
ベートーヴェン:
1. 「レオノーレ序曲」第3番, Op.
72a
モーツァルト:
2. 「フィガロの結婚」序曲 K.492
セレナーデ ト長調, K. 525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
3. I. Allegro/4. II. Romance/5.
III. Menuetto. Allegretto – Trio/6.
IV. Rondo. Allegro
ヨハン・シュトラウス2世:
7.ポルカ「浮気心」,op.319
ヨーゼフ&ヨハン・シュトラウス2世:
8.「ピチカート・ポルカ」
ヴェルディ:
9.「アイーダ」〜凱旋行進曲
カール・ミヒャエル・ツィーラー(1843-1922):
10. ワルツ「ウィーン娘」op.388
ワーグナー:
11.「リエンツィ」序曲/12.「神々の黄昏」〜ジークフリートのラインへの旅
Rec: 8 August 1938(1),15 October
1940(2),12 May 1940(3-6&12),1940(7-11)
CD 2
モーツァルト:
交響曲第40番 ト短調,K.550
1. I Allegro Molto/2. II Andante/
3. III Menuetto:Allgretto-Trio/4.
IV Allegro assai
交響曲第41番 ハ長調,K.551「ジュピター」
5. I Allegro vivace/6. II Andante
cantabile/
7. III Menuetto:Allgretto-Trio/8.
IV Molto allegro
ワーグナー:
9.「神々の黄昏」〜ジークフリートのラインへの旅
10.「神々の黄昏」〜葬送行進曲
Rec:9 November 1942(1-8),31 January
1942(9-10)
CD 3
J.S.バッハ:
「ブランデンブルク協奏曲」第3番 ト長調,
BWV.1048
1. I Allegro/2. II Adagio/3.
III Allegro
「管弦楽組曲」第3番 ニ長調, BWV
1068
4. I. Ouverture/5. II. Aria/6.
III. Gavotte/7. IV. Bourree/8.Ⅴ.Gigue
レーガー:
9. 「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ」op.132
Rec:24 June 1944(1-8),1944(9)
CD 4
ブルックナー:
交響曲第7番 ホ長調
1. I Allegro moderato/2. II Adagio(Sehr
feierlich und sehr langsam)/
3.Ⅲ Scherzo(Sehr schnell)/4.Ⅳ Finale(Bewegt,doch
nicht schnell)
Rec:30 August 1949
CD 5
ワーグナー:
1.「リエンツィ」序曲/2.「パルジファル」〜第1幕への前奏曲/
3.「パルジファル」〜第1幕「舞台転換の音楽」/
4.「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜第1幕への前奏曲/
5.「ニュルンベルクのマイスタージンガー」〜第3幕への前奏曲/
6.「ワルキューレの騎行」/7.「さまよえるオランダ人」序曲
Rec:June 1950(1-3),September 1951(4-5),May
1953(6-7)
CD 6
ワーグナー:
1.「タンホイザー」〜 序曲とヴェヌスベルクの音楽
ベートーヴェン:
交響曲第7番 イ長調, op.92
2. Ⅰ Poco sostenuto-vivace/3.
Ⅱ Allegretto/4. Ⅲ Presto-Assai meno presto/5.
Ⅳ Allegro con brio
6. 「コリオラン序曲」, Op. 62
Rec:May 1953(1),17 January 1954(2-6)
CD 7
ブルックナー:
交響曲第3 番 ニ短調「ワーグナー」(1889-90,Schalk-Loewe
edition)
1. I Massg bewegt/2. II Adagio(Etwas
bewegt) quasi andante/
3. Ⅲ Scherzo(Ziemlich schnell)/4.
Ⅳ Finale(Allegro)
ワーグナー:
「神々の黄昏」〜
5.ジークフリートのラインへの旅/6.葬送行進曲
Rec:April 1954(1-4) ,June 1956(5-6)
CD 8
ワーグナー:
1. 「ジークフリート牧歌」
ブラームス:
2.「悲劇的序曲」, op. 81
交響曲第3番 ヘ長調, op. 90
3. I Allegro con brio/4. II Andante
/5. III Poco Allegretto/6. IV Allegro
Rec:1 April 1955(1),26 July 1955(2-6)
CD 9
ブルックナー:
交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」(1888,Loewe
edition)
1. I Bewegt,nicht zu schell/2.
II Andante quasi allegretto/
3. Ⅲ Scherzo(Bewegt)/4. Ⅳ Finale(Bewegt,doch
nicht zu schnell)
Rec:April 1955
CD 10
ブルックナー:
交響曲第5番 変ロ長調(1894,Schalk
edition)
1. I Introduction:Adagio-Allegro/2.
II Sehr langsam/
3. Ⅲ Scherzo:Molto vivace-Trio/4.
Ⅳ Finale:Adagio-Allegro molto
Rec.May 1956
CD 11
ブラームス
1.「大学祝典序曲」, op.80/2.「悲劇的序曲」,
Op.81 /3.「アルト・ラプソディ」, op.53
「ハイドンの主題による変奏曲」, Op.
56a
4. Thema. Chorale St. Antoni. Andante/5.
Variation I. Poco piuanimato/6. Variation
II. Piuvivace/
7. Variation III. Con moto/8.
Variation IV. Andante con moto/9. Variation
V. Vivace/10. Variation VI. Vivace/
11. Variation VII. Grazioso/12.
Variation VIII. Presto non troppo/13. Finale.
Andante
Rec:May 1957
ルクレティア・ウェスト(アルト)(3)、ウィーン・アカデミー男声合唱団(3)
CD 12
フランツ・シュミット:
1.軽騎兵の歌による変奏曲
シューベルト:
交響曲第9 (8) 番 ハ長調, D 944「グレイト」
2. I Andante - Allegro ma non troppo/3.
II Andante con moto/
4. III Scherzo. Allegro vivace
- Trio/5. IV Finale. Allegro vivace
Rec:20 October 1957
CD 13
ブルックナー:
交響曲第8番 ハ短調(1892,Schalk version,Oberleithner
edition)
1. I Allegro moderato/2. II Scherzo:Allegro
moderato-Torio:Langsam/
3. Ⅲ Adagio:Feierlich langsam
doch nicht schleppend
Rec:29 October 1961
CD 14
ブルックナー:
交響曲第8番 ハ短調(1892,Schalk version,Oberleithner
edition)
1. Ⅳ Finale:Feierlich,nicht schnell
ヨハン・シュトラウス2世
2.「ラデツキー行進曲」,op.228
カレル・コムツァール2世
3.ワルツ「バーデン娘」, op.257
ヨハン・シュトラウス2世
4.「アンネン・ポルカ」,op.117/5.「トリッチ・トラッチ・ポルカ」,op.214
カール・ミヒャエル・ツィーラー(1843-1922)
6.ワルツ「ウィーン娘」op.388
ヨハン・シュトラウス2世
7.ワルツ「加速度」,op.234/8.ポルカ「浮気心」,op.319/9.ワルツ「ウィーンの森の物語」,op.325
Rec: 29 October 1961(1),October 1957(2-9),Karl
Jancik (zither)(9)
CD 15
テオドール・ベルガー:
1.ロディーノ,ジョコーソ, op.4
ハイドン:
交響曲第88番 ト長調, Hob. I :88
2.I Adagio – Allegro/3.II
Largo/4.III Menuetto:Allegretto/5.IV Allegro
con spirit
ブラームス:
交響曲第3番 ヘ長調, op. 90
6.I Allegro con brio/7.II Andante/8.III
Poco Allegretto/9.IV Allegro
Rec:November 1958
CD 16
ワーグナー:
「トリスタンとイゾルデ」から
1.前奏曲
チャイコフスキー
組曲「くるみ割り人形」,op.71a
2.ⅠOverture/3.ⅡMarche/4.ⅢDanse
de la fee dragee/5.ⅣDanse russe/
6.ⅤDanse arabe/7.ⅥDanse chinoise/8.ⅦDanse
de mirlitons/9.Ⅷ Valse des fleurs
シューベルト:
10. 「軍隊行進曲」,op.51-1
ウェーバー
11.「舞踏への勧誘」, op.65
オットー・ニコライ:
12.「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
Rec:,September 1959(1),Feburary 1960(2-12)
CD 17
ベートーヴェン:
1.「レオノーレ序曲」第3番, Op. 72a
ベートーヴェン
交響曲第3番 変ホ長調, Op. 55「英雄」
2. I Allegro con brio/3. II Marcia
funebre. Adagio assai/
4. III Scherzo. Allegro vivace/5.
IV Finale. Allegro molto
Rec:31 May 1962(1), 17 February 1962(2-5)
CD 18
リヒャルト・シュトラウス
" 交響詩「死と変容」,op.24
シューマン:
交響曲第4番 ニ短調,op.120
2.I Ziemlich langam-Lebhaft/3.
II Romanze(Ziemlich langsam)/
4. III Scherzo(Lebhaft)/5. IV
Langsam-Lebhaft
ワーグナー:
6.「ジークフリート牧歌」
Rec:16 December 1962,21 May 1963(6)
CD 19
ブルックナー:
交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」(1888,Loewe
edition)
1. I Bewegt,nicht zu schell/2.
II Andante quasi allegretto/
3. Ⅲ Scherzo(Bewegt)/4. Ⅳ Finale(Bewegt,doch
nicht zu schnell)
Rec:12 April 1964
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<メジャー・レーベル>

11/25(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CANTALOUPE
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CA21161
(3CD)
¥4400
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ジョン・ルーサー・アダムズ(1953-):The Become
Trilogy ビカム三部作
【CD1】CA21161S(配信限定アルバムの初CD化)
1. Become River
【CD2】CA21101
1. Become Ocean
【CD3】・・・CA21148
1. Become Desert |
ルドヴィク・モルロー(指揮)
シアトル交響楽団
シアトル交響合唱団‛&CD3 |
録音Mark Taper Foundation Auditorium in
BenaroyaHall, Seattle, WA, USA 2018年6月15日,10月30日‛&CD1 2013年11月12日‛&CD2 2018年9月25,26日‛&CD3
ゆったりとしたオーケストラの響きで刻々と変化する海の姿を描き、ピューリッツァー賞とグラミー賞を獲得した「Become
Ocean」、砂に風紋が生まれる様子を音で克明に描いた「Become
Desert」、両作品の原型となった室内オーケストラのための小品「Become
River」。この三部作をひとつにまとめたセットが登場。
「Become Ocean」と「Become Desert」は名エンジニア、ナサニエル・ライヒマンによる新リマスタリングが施されており、ルドヴィク・モルローが指揮するシアトル交響楽団が織りなす瞑想的な響きをお楽しみください。
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DIVINE ART
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ババジャニアン/チェボタリアン/ピアソラ:ピアノ三重奏曲集
1. ガヤネー・チェボタリアン(1918-1998):
ピアノ三重奏曲(1945)
2. アルノ・ババジャニアン(1921-1983): ピアノ三重奏曲
嬰ヘ短調(1952)
ピアソラ(1921-1992): ブエノスアイレスの四季(1960)
5. ブエノスアイレスの春/6. ブエノスアイレスの夏/
7. ブエノスアイレスの秋/8. ブエノスアイレスの冬 |
トリオ・ド・リール
【メンバー】
ウリアナ・ドルゴヴァ(ヴァイオリン)
ドミニク・ボーセジュール=オスタギイ(チェロ)
パティル・ハルボヤン(ピアノ) |
録音 2020年2月 Oscar Peterson Hall at
Concordia University,Montreal, QC, Canada
2015年に結成されたケベックを拠点に活動するトリオ・ド・リール。3人のメンバーは各々ソリスト、教師として活躍を重ねながら、アンサンブルを楽しんでいます。
このアルバムにはアルメニアの作曲家ババジャニアンとロシア生まれ、アルメニアで活躍した女性作曲家チェボタリアンのピアノ三重奏曲、そしてピアソラの「ブエノスアイレスの四季」を収録。
哀愁溢れる印象豊かな旋律と、アルゼンチン・タンゴのインスピレーションに満ちた情熱を対比させながら音楽の喜びを歌い上げています。
プロモーション動画: https://www.youtube.com/watch?v=71eBeGOt0vw
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METIER
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Troubled Waters 混沌の世界 サクソフォン四重奏作品集
ケヴィン・マローン(1958-):
1. I When the World's on Fire/2. II
The Water Protectors/
3. III The Housatonic near Sandy Hook
リチャード・ウォーリー(1974-):
4. IV When the World's on Fir/5. V Iapetus
Suture/
6. VI Refugees Welcome ᬦe
世界初録音 |
エボナイト・サクソフォン四重奏団 |
録音 2019年11月30日,12月1日 Cosmo Rodewald
Concert Hall,University of Manchester UK
マンチェスター大学で教鞭を執る2人の作曲家ケヴィン・マローンとリチャード・ウォーリーの作品集。
これらの曲は全て民謡を基にしており、霊歌や抗議の歌、バラードはどれも気候変動や銃規制への懸念など、現在の世界の不安定さを反映しています。
とはいえ、どの曲もサクソフォンの柔らかい響きを存分に生かした親しみやすい雰囲気に溢れています。
2011年にオランダで設立されたエボナイト・サクソフォン四重奏団は、ポーランドの奏者をフィーチャーした活気のあるアンサンブル。オランダとスペインを中心に多くの賞を受けており、エキサイティングで華麗なパフォーマンスに定評があります。
プロモーション動画: https://youtu.be/WhVZNFnwWxY
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SOMM RECORDINGS
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スタンフォード(1852-1924):弦楽五重奏曲と間奏曲集
1-3. 弦楽五重奏曲第1番 ヘ長調 Op.85
3つの間奏曲 Op.13(チェロとピアノ編)世界初録音
4. 第1番 Andante espressivo Allegretto
leggiero Tempo I
5. 第2番 Allegro agitato Tranquillo
6. 第3番 Allegretto scherzando
7-10. 弦楽五重奏曲第2番 ハ短調 Op.86 世界初録音 |
ダンテ四重奏団とエンデリオン四重奏団のメンバー
ダンテ四重奏団員
クリシア・オソストヴィチ(ヴァイオリン)1-3,7-10、
井上祐子(ヴィオラ)1-3,7-10、リチャード・ジェンキンソン(チェロ)1-10
エンデリオン四重奏団員
ラルフ・デ・スーザ(ヴァイオリン)1-3,7-10、ガーフィールド・ジャクソン(ヴィオラ)1-3,7-10
ベンジャミン・フリス(ピアノ)4-6 |
録音2019年11月25-26日 St. Nicholas Parish
Church,Thames Ditton UK 1-3,7-10 2018年4月5日 Turner
Sims, Southampton UK 4-6
ダンテ四重奏団による弦楽四重奏曲集が好評を博したスタンフォードの室内楽作品集。
今作はダンテ四重奏団のメンバーに、同じく実力派エンデリオン四重奏団のメンバーを加えて弦楽五重奏曲を収録した1枚。
1904年に初演されたブラームスを思わせる重厚な雰囲気を持つ2曲の五重奏曲は、ライプツィヒ、ベルリンで学んだスタンフォードが師と仰いでいたヨーゼフ・ヨアヒムを念頭に置いて作曲した作品。第2楽章ではアイルランド民謡が用いられるなどスタンフォードらしさも際立ちます。
世界初録音となる第2番も、60年前のヨアヒム初の英国訪問を記念したという曲。どちらも偉大なる師への尊敬の念が込められています。
1880年に書かれた間奏曲は、もともとクラリネットとピアノのための作品ですが、ここでは作曲家自身がチェロとピアノ用に編曲した版が使われています。
ピアノを担当するのは名手ベンジャミン・フリスです。
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ハイドン(1732-1809):ピアノ・ソナタ集 第3集
1-3. ソナタ 第34番 ニ長調 Hob. XVI:33
4-5. ソナタ 第32番 ト短調 Hob. XVI:44
6-8. ソナタ 第31番 変イ長調 Hob. XVI:46
9-11. ソナタ 第38番 ヘ長調 Hob. XVI:23
12-13. ソナタ 第55番 変ロ長調 Hob. XVI:41
14-15. ソナタ 第56番 ニ長調 Hob. XVI:42 |
レオン・マッコーリー(ピアノ) |
録音 2019年11月23-24日 Turner Sims, Southampton
UK
1993年、ウィーン国際ベートーヴェンピアノコンクールで優勝。同年リーズ国際ピアノコンクールで第2位を獲得したイギリスのピアニスト、レオン・マッコーリーが取り組むハイドンのピアノ・ソナタ集。
第3集となるこのアルバムでは1767年から1784年にかけて作曲された6つのソナタが演奏されています。
今作でもマッコーリーは、旋律に自在な装飾を加えながら遊び心たっぷりの演奏を披露。
とりわけ後期の2つのソナタ、第55番と第56番での充実の演奏が聴きどころです。
マッコーリー、ハイドン:ソナタ集 既発リリース
第1集…SOMMCD0162
第2集…SOMMCD0602
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FLORA
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ジョヴァンニ・パオロ・チーマ (1570頃-1622)
: 教会コンチェルト集 (1610)
主においてに皆感謝せよ [Gaudeamus Omnes]
(4声)
ソナタ 50 イン・エコー [Sonata 50 in eco]
(4声)
おお、聖なる宴 イン・エコー [O sacrum convivium
in eco] (2声)
起き上がれ イン・エコー [Surge propera
in eco] (2声)
聴きたまえ、主よ [Exaudi Domine] (2声)
カプリッチョ [Capriccio] (2声)
ソナタ ト調 [Sonata in sol] (2声)
主に感謝せよ [Confitemini Domino]
来たれ、キリストの花嫁 [Veni sponsa Christi]
ソナタ ニ調 [Sonata in re] (2声)
神に歓呼せよ [Jubilate Deo] (2声)
ソナタ 51 [Sonata 51] (4声)
私は美女を見た [Vidi speciosam] (3声)
それは誰か [Quae est ista] (3声)
私は主を祝福する [Benedicam Dominum] (2声)
ソナタ イ調 [Sonata in la] (3声)
カンツォン IV「平和」 [Canzon IV "La
Pace"]
彼らは飾った [Ornaverunt] (5声)
マリアは昇天した [Assumpta est Maria] (8声) |
レ・サックブーティエ
アドリアナ・フェルナンデス (ソプラノ)
ピエール=イヴ・ビナール (テノール)
エレーヌ・メドゥ (ヴァイオリン)
ジャン=ピエール・カニャック (コルネット[ツィンク])
ダニエル・ラッサール (テナー・サックバット)
ジョエル・カスタン (バス・サックバット)
アンヌ・ゴーリエ (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ミゲル・リンコン (テオルボ)
ヤスコ・ブヴァール (オルガン) |
録音 : 2017年10月、サン=サヴァン修道院、サン=サヴァン、フランス
ジョヴァンニ・パオロ・チーマはルネサンス末期からバロック初期にかけてミラノで活躍したイタリアの作曲家・オルガン奏者。
モンテヴェルディの教会音楽への挿入曲として器楽作品が演奏・録音されることはよくありますが、CD一枚丸ごとチーマが取り上げられるのは珍しいことです。
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リチャード・ジョーンス (?-1744) :
ヴァイオリンと通奏低音のためのチェンバー・エア集
Op.2 (1735) から
エア イ短調
エア 変ロ長調 & ホ短調
エア イ長調
エア ハ短調 |
ザ・ベガーズ・アンサンブル
オーギュスタン・リュッソン (ヴァイオリン)
ダリア・ゼメレ (チェンバロ)
マティアス・フェレ (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
カミーユ・デュポン (チェロ、バス・ド・ヴィオロン)
マテュー・リュッソン
(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローネ)
ルシール・テッシェ (ファゴット) |
録音 : 2017年10月27-30日、ポワティエ、フランス
リチャード・ジョーンズはヘンデルと同時代に活躍した英国の作曲家・ヴァイオリン奏者。生年が不明である等その生涯については詳細が知られておらず、作曲された劇場作品の楽譜は失われています。
ヴァイオリンと通奏低音のための8つのエア
(アリア) から成る Op.2 はヴァイオリニストでもあった彼の音楽をうかがい知ることができる、残された貴重な曲集のひとつです。
ジョーンズの作風にはイタリア音楽の影響が大きく、この録音を聴いても「イタリアの作曲家ではないの?」と思えるほどです。
ザ・ベガーズ・アンサンブルはラトヴィアのチェンバロ奏者ダリア・ゼメレ
(Daria Zemele) とフランスのヴァイオリン奏者オーギュスタン・リュッソン
(Augustine Lusson) により2016年に創立。
オーギュスタン・リュッソンは1996年生まれ。パリでパトリック・ビスミュットに、リヨンでオディール・エドゥアールに師事。
また一人、注目すべきバロック・ヴァイオリニストが現れました!
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新スペインの音楽の旅 エルナン・コルテスの足跡をたどって
不詳 (サンタ・エウラリア [Santa Eulalia]
写本 (1556) 2, 7 & 8) : Sorsayal / Fahuana
/ Asculo
ガスパル・フェルナンデス (1565-1629) :
Venimo can glan contento
ホセ・ヒメネス (1600-1672) : バタリャ 第6旋法
[Batalla de sexto tono]
ガスパル・フェルナンデス : A no teneros
mi Dios (4声)
フアン・ガルシア・デ・セペデス (1619-1678)
: ラ・グアラチャ [La Guaracha]
ガスパル・フェルナンデス : Oh labios decidme
vos / Tañe Gil tu tamborino (6声)
不詳 (サンタ・エウラリア [Santa Eulalia]
写本 6 & 7) :Te re re que zaza / Y technepa
sacramento
不詳 (サンタ・エウラリア [Santa Eulalia]
写本 8) : われを憐れみたまえ [Miserere Mei]
不詳 (サンタ・エウラリア [Santa Eulalia]
写本 7) :El fiel peso y medida / Sed Miguel
fuerca y escuto
サンティアゴ・デ・ムルシア (1673-1739)
: タランテリャ [Tarantella]
不詳 : No hay que decirle le el primor
ガスパル・フェルナンデス : Ven y veras,
zagalejo
フアン・ペレス・ボカネグラ (1598-1631)
: Hanacpachap cussicuinin
不詳 (サンタ・エウラリア [Santa Eulalia]
写本 1) : Oy hacemos fiesta
不詳 (サンタ・エウラリア [Santa Eulalia]
写本 4) : Oy sube nuestra esperanza
不詳 (サンタ・エウラリア [Santa Eulalia]
写本 7) : Si tanta gloria se da / Victoria
quien a vencido
不詳 (サンタ・エウラリア [Santa Eulalia]
写本 6) :
聖母マリアよ、われらのために祈りたまえ
[Sancta Maria ora pro nobis]
フアン・アラネス (15??-1649) :良き生活へのチャコナ
[Chacona a la vida bona] (Un sarao de la
chacona) |
レ・サックブーティエ
アドリアナ・フェルナンデス (ソプラノ)、ダビド・サガストゥメ
(男性アルト)、
ビクトル・サルド (テノール)、ダニエーレ・カルノヴィク
(バス)、
ジャン=ピエール・カニャック (コルネット
[ツィンク])、ダニエル・ラッサール (サックバット)、
フィリップ・カンギレム (ショーム)、ローラン・ル・シュナデク
(ドゥルツィアン、バロックファゴット)、
エドゥアルド・エグエス (リュート、ギター)、フローラン・ティセール
(打楽器)、
ヤスコ・ブヴァール (ポジティヴ・オルガン) |
録音 : 2018年11月、ヴィラ・ダルティ礼拝堂、バニェール=ド=リュション、フランス
キューバからメキシコに侵入しアステカ帝国を征服したスペインのコンキスタドール、エルナン・コルテス
(1485-1547) の足跡をたどり、16世紀に新スペイン
(中米) に浸透していったスペイン系音楽を俯瞰するプログラム。
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あるイングランド人のバラッド
不詳 : グリーンスリーヴズによるディヴィジョン
[Division on Greensleevs]
ジェレマイア・クラーク (1674-1707) : 地方の農夫
[The country farmer] (*)
ジョン・ブロー (1649-1708) : 前奏曲 &
老いた男の望み [Prelude & An old man's
wish] (*)
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー
(1580-1651) : スペインのビラン [Villan di
Spagna]
ヘンリー・パーセル (1659-1695) : 男は女のために作られる
[Man is for the woman made] (*)
クリストファー・マーロー (1564-1593) 作詩/不詳
:
一緒に暮らそう、恋人になってくれ [Come
live with me and be my love] (恋する羊飼い)
(*)
ヘンリー・パーセル : ホーンパイプ [Hornpipe]
−
ジェレマイア・クラーク : メアリーは野暮ったい娘だった
[Mary was a dowdy Lass] (*)
トマス・バルツァー (1630頃-1663) &
クリストファー・シンプソン (1605頃-1669)
:
「ジョン、キスしてちょうだい」によるディヴィジョン
[Divisions on John Come kiss me know]
ウィリアム・ヤング (?-1662) : サラバンド
[Sarabande] −
ジェレマイア・クラーク : 若いコリドンとフィリス
[Young Corydon and Phyllis] (*)
ヘンリー・パーセル : 彼女は愛し、告白もする
[She loves and she confesses too] (*)
サミュエル・エイクロイド [アキロイド] (1684-1706)
:
ああ、フィリス、あなたはなぜあまり優しくないのか
[Ah Phyllis why are you less tendre] (*)
ウォルター・ローリー (1552-1618) 作詩 :ニンフたちが羊飼いに返事する
[The nymphs reply to the shepherd] (*)
ヘンリー・パーセル : おお、孤独よ [O solitude]
(*)
不詳 : グリーンスリーヴス [Greensleeves]
(*)
ジョン・ブロー : エア [Ayre]
クリストファー・シンプソン : プロルジオ
[Prolusio] −
ニコラス・ラニアー (1588-1666) : 死にゆく恋人
[The dying lover] (*)
ヘンリー・パーセル :
ここで私の人生を [Here let my life] (*)
近付きなさい、不平を言う恋人たちよ [Draw
near, you lovers that complain] (*) |
ジェフリー・トンプソン (テノール (*))、フィリップ・ピエルロ
(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ダニエル・サピコ (テオルボ、ギター) |
録音 : 2018年8月、ボーフェ、ベルギー
レザール・フロリサンのメンバーとしておなじみのテノール、ジェフリー・トンプソン
(アメリカ合衆国出身) が17世紀のイングランド人になり、様々な感情を体験する「心の旅」のプログラム。
ダニエル・サピコ (1983年生まれ) はカタルーニャ高等音楽学校
(バルセロナ) でシャビエ・ディアス=ラトーレに師事したスペインのテオルボ奏者。フィリップ・ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートのメンバーでもあります。
リュート奏者と名乗らないところがユニークですね。
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<メジャー・レーベル>
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WARNER
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ヘプシバ・メニューイン/オマージュ
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いわれて見ればこれまで彼女を主役にしたボックスというのは存在しなかったように思います。
「独立した精神、20世紀の偉大なピアニストの間でも最も優雅で寛大な女性」
これは、ヘプシバ・メニューインと名ヴァイオリニストのイェフディ(ユーディ)・メニューインの両者の近くにいたブリュノ・モンサンジョンの言葉。
今回、このフランスの著名な映像作家が、彼女にまつわる音源と映像の収集・編纂を行いました。
そこには1933年から、60歳で亡くなる1年前の1980年にかけてのライヴ・パフォーマンスやテレビなど、世界初公開のものも数多く収録されています。
兄のデュオ・パートナーとしての記録だけでなく、リサイタルおよび協奏曲ソリストとしての彼女の素質にも新たな光が当てられています。
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9029527031
(9CD+2DVD)
\7200→\6790 |
ヘプシバ・メニューイン/オマージュ
CD1
1. ヘプシバ・メニューインの、スイス放送でのアンリ・ヤートンによるインタビュー
2. モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第35番イ長調
K.526
3. モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第24番ヘ長調
K.376
4. モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番イ長調
K.414
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ:2-4)
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン:2,3)
ルドルフ・バルシャイ指揮、モスクワ室内管弦楽団(4)
録音:
VIII.1974, RTS Studio, Geneva (1)
24.VI.1933, Salle Pleyel, Paris (2)
29.III.1938, Studio No. 3, Abbey Road,
London (3)
26.XI.1962 Grand Hall of the Moscow Tchaikovsky
Conservatory (4)
CD2
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第14番変ロ長調 K.449
2. ピアノ協奏曲第19番ヘ長調 K.459
3. 2台のピアノのための協奏曲(第10番)変ホ長調
K.365 ※初出音源
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
ジェレミー・メニューイン(ピアノ:3)
イェフディ・メニューイン指揮、メニューイン祝祭管弦楽団(1,2)
フィリップ・ベンダー指揮、プロヴァンス=コート・ダジュール管弦楽団(3)
録音:
27-29.VI.1965, Studio No. 1, Abbey Road,
London (1,2)
13.XI.1976, Theatre national de Nice /
LIVE (3)
CD3
1. J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調
BWV.1016
2. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調
Op.30-2
3. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調
Op.12-3
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
録音:
30.III.1938, Studio No. 3, Abbey Road,
London (1,2)
18.IX.1940, HMV Studio, Sydney, Australia
(3)
CD4
1. 1-3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調
Op.110 ※初出音源
2. 4-6) モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ
ニ長調 K.448 ※初出音源
3. 7-24) ブラームス:ワルツ集『愛の歌』 Op.52 ※初出音源
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
ルイス・ケントナー(ピアノ:2,3)
エイプリル・カンテロ(ソプラノ:3)
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ:3)
リチャード・ルイス(テノール:3)
ドナルド・ベル(バス・バリトン:3)
録音:
26.I.1976, Unesco, Paris / LIVE (1)
V.1960, Bath International Music Festival
by BBC Transcription Service / LIVE (2,3)
CD5
ブラームス:
1. ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
2. クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
3. ラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン:1)
ジョージ・ピーターソン(クラリネット:2,3)
録音:
18.IX.1940, HMV Studio, Sydney, Australia
(1)
21-24.I.1980, Amsterdam (2,3)
CD6
1. シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調
Op.121
2. ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15 ※初出音源
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン:1)
フェルナンド・プレヴィターリ指揮、ヴィクトリア交響楽団(2)
録音:
7.I.1959, Studio No. 3, Abbey Road, London
(1)
1951, Sydney, Australia / LIVE (2)
CD7
1. シューベルト:華麗なロンド ロ短調 D.895
2. シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調 D.667『ます』
3. サン=サーンス:動物の謝肉祭 R.125
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン:1)
アマデウス四重奏団員(2)
ジェイムズ・エドワード・マレット(コントラバス:2)
アビー・サイモン(ピアノ:3)
レイモンド・クラーク(チェロ:3)
エフレム・クルツ指揮、フィルハーモニア管弦楽団(3)
録音:
6.V.1938, Studio No. 3, Abbey Road, London
(1)
15-17.X.1958, No. 1 Studio, Abbey Road,
London (2)
14.IV.1959, No. 1 Studio, Abbey Road, London
(3)
CD8
1. バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第1番
Sz.75
2. ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ※初出音源
3. エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番『ルーマニアの民俗様式で』 ※初出音源
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
録音:
1962, Moscow / LIVE (1)
14.III.1965, London (2)
18.IX.1973, Bucarest / LIVE (3)
CD9
1. メンデルスゾーン:ヴァイオリンとピアノのための協奏曲ニ短調
2. フアン・ホセ・カストロ:ピアノ協奏曲 ※初出音源
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン、指揮:1)
メニューイン祝祭管弦楽団(1)
フアン・ホセ・カストロ指揮、ヴィクトリア交響楽団(2)
録音:
13-14.X.1977, Studio No. 1, Abbey Road,
London (1)
1953, Sydney / LIVE (2)
DVD1-2
1. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調
Op.96
2. バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz.56
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
収録:II.1963, Festival of Performing Arts
3. モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調
K.595 ※初出映像
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
ルドルフ・ケンペ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
収録:25.IV.1961 International Concert
Hall
4. シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調
Op.99, D.898
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)、
モーリス・ジャンドロン(チェロ)
収録:10.VI.1964, Bath Festival, Colston
Hall, Bristol / LIVE
5. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調
Op.24『春』〜第4楽章 ※初出映像
6. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調
Op.30-3〜第3楽章 ※初出映像
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
収録:19.III.1965, Berlin(2人の対話付き)
7. モーツァルト:3台のピアノための協奏曲(第7番)ヘ長調
K.242
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
ジェレミー・メニューイン(ピアノ)
ヤルタ・メニューイン(ピアノ)
イェフディ・メニューイン指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:22.IV.1966, Royal festival hall,
London / LIVE
(イェフディ、ヘプシバ&ヤルタ・メニューインによる対話付き)
8. フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
FWV.8 ※初出映像
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
収録:X.1967, United Nation, New York
9. メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 Op.54 ※初出映像
10. シューベルト:高雅なワルツ集(12のレントラー)
D.969, Op.77 ※初出映像
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
収録:11.VIII.1968, Maison de la Radio,
Paris / LIVE
11. 音楽の中心で〜ヘプシバ・メニューインへのベルナール・ガヴォティによるインタビュー ※初出映像
収録:7.VIII.1969, Maison de la Radio
12. ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調
Op.97『大公』
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
モーリス・ジャンドロン(チェロ)
収録:12.II.1970, Gstaad
13. シューベルト:創作主題による8つの変奏曲変イ長調
D.813, Op.35
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
ジェレミー・メニューイン(ピアノ)
収録:12.II.1970, Gstaad
14. ショパン:新練習曲 第1番ヘ短調 ※初出映像
15. ショパン:練習曲 イ短調『木枯らし』 ※初出映像
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
収録:UNICEF concert: 19.VII.1976, Theatre
de l’Alhambra, Paris / LIVE
16. ショーソン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ヘプシバ・メニューイン(ピアノ)
シドニー弦楽四重奏団
収録:29.X.1979, ABC's studio, Sydney
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<LP>
CANTALOUPE(LP)
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CA21162
(1LP)
¥4000
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カーキ・キング(1979-):Modern Yesterdays
【SIDE A】
1. Default Shell/
2. Can't Touch This or That or You or
My Face/
3. Teek/4. Godchild/
5. Rhythmic Tiny Sand Ball Patterns
【SIDE B】
1. Puzzle Me-You/2. Final State/
3. Lorlir/4. Sanitized, Alone/
5. Sei Sei/6. Forms of Light and Death |
カーキ・キング(ギター)
クロエ・アレクサンドラ・トンプソン
(エレクトロニクス)
ファリス・ラルフ(ヴィオラ)‛&3 |
アメリカのギタリスト&作曲家カーキ・キングの10枚目のアルバムとなる「Modern
Yesterdays」。
2015年にリリースされた「Neck Is a Bridge
to the Body」から5年ぶりとなるこのアルバムは、ほぼ完全にアコースティックギターで録音された最初のプロジェクトです。
独創的なコード進行とポストクラシック、ジャズ、ブルース由来のモティーフが多用されたサウンドは瞑想に誘うような趣があります。
プロモーション動画: https://youtu.be/3UtGSIY462Q
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11/24(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
PARATY
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エモ・パジャンの個性的ショパン
ショパン:ワルツ全集(全18曲) |
エモ・パジャン(ピアノ) |
あのシルヴィア・マルコヴィチ令息のピアニスト、エモ・パジャンの個性的ショパン
録音:2020年2月/ベーゼンドルファー(ウィーナー・ノイシュタット)/DDD、65'09
エモ・パジャンは1983年生まれのフランスのピアニスト。ドミニク・メルレやレオン・フライシャーに学び、ヨーロッパのいろいろなコンクールで入賞するなど注目されています。
彼は1970-80年代に情熱的な演奏で人気を博したヴァイオリニスト、シルヴィア・マルコヴィチの愛息で、近年は母との共演も数多く行なっています。
パジャンはショパンのワルツ18曲に挑戦。どの曲も個性的解釈に驚かされますが、生き生きとした生命感が魅力です。
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チェロの歌
(1)ショパン:チェロ・ソナタOp.65
(2)同(フランショーム編):ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26の1
(3)同(フランショーム編):ノクターン第14番嬰ヘ短調Op.48の2
(4)同(フランショーム編):マズルカ第19番ロ短調Op.30の2
(5)フランショーム:ノクターン ホ短調Op.14の1
(6)同:ノクターン 変ホ長調Op.14の3
(7)同:ベッリーニの「海賊」の主題によるカプリッチョ |
フェルナンド・カイダ=グレコ
(チェロ;1880年ミルモン製)
エドアルド・トルビアネッリ
(ピアノ;1842年プレイエル製) |
古楽器の深い音色に魅了されるショパンとフランショームのチェロ音楽
録音:2017年10月1日/ロワイモヨン修道院(ライヴ)/DDD、56'00
オーギュスト・フランショームはショパン後半生の親しい友人のひとりで、彼がチェロ曲を手掛けるきっかけともなりました。
ここではショパンがフランショームに捧げたチェロ・ソナタをメインに、両者の作品を集めています。特にフランショームがチェロとピアノ用に編曲したショパンの3曲が聴きもの。
フェルナンド・カイダ=グレコは1978年アルゼンチン生まれのチェロ奏者。イタリアとスイスで学び、古楽から現代音楽まで幅広いレパートリーを持つ俊英。1880年ミルモン製の銘器の深い音色に聴き入ってしまいます。
エドアルド・トルビアネッリは1970年イタリア生まれのフォルテピアノ、チェンバロ奏者。インマゼール門下の注目株。ショパンと同時代1842年製プレイエルで絶美の世界を創り上げています。
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対話
(1)サント=コロンブ:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ組曲ト短調
(2)フィリップ・エルサン:エルサレムへの道(2003)
(3)サント=コロンブ:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ組曲ハ長調
(4)フィリップ・エルサン:パスコラス(2019)
(5)サント=コロンブ:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ組曲ニ短調 |
ロナルド・マルティン・アロンソ
(ヴィオラ・ダ・ガンバ) |
バロックと現代が対話する新時代のガンバ芸術
録音:2019年10月21-24/サン・ミシェル高教会/DDD、61'02
ロナルド・マルティン・アロンソは1980年キューバ生まれのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。アンサンブル・ストラヴァガンツァを率い、古楽界をリードするかたわら、最新の前衛音楽でヴィオラ・ダ・ガンバの可能性を開拓しています。
ここでもサント=コロンブが1690年頃に作った無伴奏組曲と、1948年生まれのフランスの作曲家フィリップ・エルサン作品を対話的に組み合わせています。
2019年作の「パスコラス」はアロンソのために書かれ、メキシコのヤキ族の儀礼音楽に基づいています。
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ティトゥルーズ:聖歌、マニフィカトとオルガン小品集2
(1)ミサ・セクス・ヴォクム・シンプリーチ・コルデ
(2)第5旋法によるマニフィカト
(3)ミサ・クァトゥオール・ヴォクム・ヴォティヴァ
(4)アニュエ・クリステ |
トーマス・ファン・エッセン、
ヴォルニ・オスティオ(指揮)
アンサンブル・レ・メランジュ
フランソワ・メニシエ( オルガン) |
ルネサンスの香りを残すフランス初期バロック宗教音楽
録音: 2019年7、9月/DDD、58'18
アンサンブル・レ・メランジュはトーマス・ファン・エッセンが結成した古楽団体で、ノルマンディを本拠に活動しています。
彼らが2019年にリリースしたジャン・ティトゥルーズ(1563頃-1633)
のミサ曲に次ぐ第2弾。ティトゥルーズはカトリックの司祭でルーアン大聖堂のオルガニストも務めた作曲家。ルネサンス声楽音楽の伝統を忠実に守る初期フランス・バロックの貴重な録音と申せましょう。
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荒涼とした森〜ルネサンスからパーセルまでのイギリス音楽 |
コンソート・ブルイヤミーニ |
(1)ホルボーン:メランコリーの印象/妖精のラウンド/ムイ・リンダ/エルモーサ
(2)作者不詳:ワトキンズ・エール/パキントンのパウンド
(3)バード:ローランド/ヴォルタ/荒涼とした森
(4)ファーナビー:セント・ポールの岸辺
(5)クリストファー・タイ:イン・ノミネ第12、第15
(6)ヒュー・アストン:ヒュー・アストンのマスク
(7)ロバート・ジョンソン:テンプルの2 番/王子の1番
(8)ジョン・コプラリオ:クパラレーまたはグレイズ・イン
(9)ジョン・アドソン:おどけたテンプルの1番/2番
(10)ウィリアム・マンディ:おお世界の母よ
(11)マシュー・ロック:組曲第3番(全4部)
(12)パーセル:パヴァン/チャコーニー |
リコーダーの古雅な響きに癒されるイギリス黄金時代の音楽
録音:2019年4月/ジャンブル教会/DDD、58'32
コンソート・ブルイヤミーニはリヨン音楽院5人の学生が結成したリコーダー合奏団。2012年スペインのヒホン古楽国際コンテスト、2016年ヴァンヴの国際古楽コンクールでともに優勝した実力派。
彼らがイギリス黄金時代からパーセルまでの作品に挑戦。大半がリュートや鍵盤のために書かれたものを、彼ら自身が編曲。古雅な魅力に富んでいます。
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連弾のモーツァルト
モーツァルト:
(1)ピアノ連弾のためのソナタハ長調K.521
(2)アンダンテと変奏K.501
(3)ピアノ連弾のためのソナタヘ長調K.497 |
デュオ・ペガス
【モルガーヌ・ル・コール&
クヌート・ジャック】 |
フォルテピアノ連弾によるはつらつとしたモーツァルト
DDD、56'50
モーツァルトの連弾用ソナタは独奏や2台の名作に比べポピュラーではないものの、さすがモーツァルトの充実した世界を構築しています。
このアルバムはパリ音楽院で古楽器の教鞭をとるモルガーヌ・ル・コールとクヌート・ジャックがクリストファー・クラーク製作のアントン・ヴァルターのレプリカ・フォルテピアノではつらつとした演奏を繰り広げます。
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CHANDOS
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アルカディア弦楽四重奏曲
ヴァインベルク:弦楽四重奏曲集 Vol.1
弦楽四重奏曲第2番 Op.3/145 (1939-40/1987改訂)
弦楽四重奏曲第5番 Op.27(1945)
弦楽四重奏曲第8番 Op.66(1959) |
アルカディア弦楽四重奏曲
〔アナ・トローク(ヴァイオリン)、
レスヴァン・ドゥミトル(ヴァイオリン)、
トライアン・ボアラ(ヴィオラ)、
ツォルト・トローク(チェロ)〕 |
アルカディア弦楽四重奏団第2弾!ヴァインベルクの弦楽四重奏曲集スタート!
☆大阪、ロンドン、ハンブルク等の国際コンクールで優勝したルーマニアのクヮルテット、アルカディア弦楽四重奏団のChandos第2弾!
☆彼らが熱烈に支持するヴァインベルクの弦楽四重奏曲プロジェクトがスタート!
ルーマニアのエキサイティングなクヮルテット、アルカディア弦楽四重奏団によるミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996)の弦楽四重奏曲集!
彼らはヴァインベルクの四重奏曲を熱烈に支持しており、「ヴァインベルクの音楽は、未知の闇に囲まれた光の輝きのようなものであり、その影を薄くすることが我々の目標になりました。」と語っています。
ヴァインベルクの17曲の弦楽四重奏曲の創作は、ワルシャワでの学生時代からモスクワでのキャリアの終わりまでの半世紀近くに及んでおり、彼の作曲家としての成長を他のどのジャンルよりも明確に示しています。
第2番はミンスクで学んでいた1939年から40年にかけて作曲されたもので、作曲者の母と妹に捧げられています。(母と妹はドイツ軍のポーランド侵攻によってすでに命を落としていましたが、ヴァインベルクはそれを知ったのは後のことでした。)
1945年に作曲された第5番は、各楽章にタイトルを付けた最初の四重奏曲で、親交の深かったショスタコーヴィチの影響を受けています。第8番はボロディン四重奏団に捧げられた単一楽章の作品です。
アルカディア弦楽四重奏団は、2006年にルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーの生徒たちによって結成。
2009年ハンブルク国際室内楽コンクール、2011年アルメレ国際室内楽コンクール、2012年ウィグモア・ホール・ロンドン国際弦楽四重奏コンクール、そして2014年の大阪国際室内楽コンクールで優勝し、同世代のもっともエキサイティングな弦楽四重奏団のひとつとして活躍しています。
※録音:2020年3月4日−6日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)

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ONYX
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ダウスゴー&BBCスコティッシュ響
バルトーク:管弦楽作品集 Vol.2
中国の不思議な役人 Sz.73
組曲第2番 Sz.34
ハンガリー農民の歌 Sz.100 |
トーマス・ダウスゴー(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団 |
ダウスゴー&BBCスコティッシュ響!バルトーク第2弾
「中国の不思議な役人」!
☆デンマークの名匠トーマス・ダウスゴーと、現在首席指揮者を務めるBBCスコティッシュ交響楽団!
☆初開催となった「BBCプロムス・ジャパン」の出演でも話題を呼んだ同コンビのバルトーク第2弾は「中国の不思議な役人」!
トーマス・ダウスゴーは、現在BBCスコティッシュ交響楽団(BBC
SSO)の首席指揮者、スウェーデン室内管弦楽団の首席指揮者、シアトル交響楽団の首席客演指揮者(2019シーズンより音楽監督)、トスカーナ管弦楽団の名誉指揮者、デンマーク国立交響楽団の名誉指揮者(2004年〜2011年まで首席指揮者)という多くの重要ポストを務めるデンマーク出身の名指揮者。
2019年10月&11月に初開催となった「BBCプロムス・ジャパン」では、メイン指揮者&オーケストラとしてBBCスコティッシュ交響楽団とともに来日し、日本でも再び注目を浴びました。
「バルトークの多様なスタイルを示すために、2つ以上の対照的な作品を1つのディスクにまとめる」との意欲的なコンセプトでOnyxから新たにスタートしたバルトークの管弦楽作品集。
「組曲第1番」と「管弦楽のための協奏曲」の組み合わせで収録された前作(ONYX4210)に続く第2巻は、1幕のパントマイムのための音楽として作曲され、バレエ音楽としても親しまれるバルトークの傑作「中国の不思議な役人」と、「第1番」よりも規模が小さく民謡などの要素が組み込まれていった「組曲第2番」、そしてオーケストラによる「ハンガリー農民の歌」のカップリングです。

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ALBANY
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TROY1825/28
(4CD)
¥7500 →\6990
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ベートーヴェン在世時の楽器
アンドレア・カロルス作1797年ウィーン製
ベートーヴェン(1770-1827):ヴァイオリン・ソナタ全集
CD1)第1番ニ長調Op.12-1/第2番イ長調Op.12-2/第3番変ホ長調Op.12-3
CD2)第4番イ短調Op23/第5番ヘ長調Op24
CD3)第6番イ長調Op.30-1/第7番ハ短調Op.30-2/第8番ト長調Op.30-3
CD4)第9番イ長調Op.47《クロイツェル》/第10番ト長調Op.96
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ジェリリン・ジョーゲンセン(Vn)
カラン・ブライアント(Pf) |
ベートーヴェン生誕250年記念!ベートーヴェン在世時の楽器によるヴァイオリン・ソナタ全集!
録音:2016-2018年CD1[58:52] CD2[46:11]
CD3[68:47] CD4[67:09]
ベートーヴェン生誕250年記念ディスク。ベートーヴェン在世時の楽器によるヴァイオリン・ソナタ全集。
ヴァイオリンはアンドレア・カロルス作1797年ウィーン製、弓もF.X.トゥルテ(1748-1835)作のものを使用する徹底ぶり。
ピアノはいくつか曲によって使い分けているが、いずれもベートーヴェン存命中に作られたベーゼンドルファーほかを使用。
ピアノはフォルテピアノに近い音色で現代のピアノとかなり趣が異なるが、声部の細やかな動きがはっきりと聴こえベートーヴェンが意図したであろう音楽の構造が透視図画法のようにくっきりと見えてくる。
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クリストファー・テオファニディス(b.1967):
(1)ヴァイオリン協奏曲(2008)
(2)ヴィオラと室内オーケストラのための協奏曲(2002) |
デイヴィッド・アラン・ミラー(指揮)
オルバニー交響楽団
(1)チー・ユン(Vn)
(2)リチャード・オニール(Va) |
録音:2017/2018年[52:19]
テオファニディスはイェール大学とイーストマン音楽院、ヒューストン大学で学んだ後、アメリカ・ローマ大賞を受賞、2007年にはグラミー賞現代音楽部門にノミネートされている。
ヴァイオリン協奏曲はダイナミックなオーケストラと書法も華麗なヴァイオリンがぶつかり合う力作でアメリカの新ロマン主義の真骨頂ともいえる秀作。
艶やかなメロディと演奏効果の高いヴァイオリンの技巧が聴きもの。
ヴァイオリン独奏は以前DENONから多数のアルバムを発表していたアイドル的ヴァイオリニスト、チー・ユンです。
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ロバート・パウンド:歌曲集
《記憶の遺物》(全6曲)
《不穏な精神》(全6曲)
《一緒にそして一緒に》(全6曲) |
ジョナサン・ヘイズ(Br)
ウィリアム・ファーガソン(Ten)
クレイグ・ケッター(Pf) |
録音:2016年[64:00]
ロバート・パウンドの生年は不明だがおそらく中堅世代の作曲家と思われる。彼は指揮者としても活動し、タングルウッドではドホナーニ、クルト・マズア、小澤征爾に師事している。そんなパウンドの主要作品は当然オーケストラ曲でアトランタ響、セント・ルイス響ほかにより多くの作品が委嘱されている。
このディスクはピアノと歌だけによる歌曲集だが、オーケストラを得意とする作曲家の作だけあったさながらオペラとも言うべき、緊密なドラマが展開する。
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「昼も夜も」〜女性作曲家によるモダン・フルートとピアノのための二重奏作品集
リリ・ブーランジェ(1893-1918):夜想曲
ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):パストラル、フォルラーヌ
メラニー・ボニ(1858-1937):フルート・ソナタ
リタ・グリアー:フルート・ソナタ
ナンシー・ガルブレイス(b.1951):アタカマ |
エリンK・マーフィ(Fl)
カースティン・イーデ(Pf) |
録音:2015年 [52:39]
女性作曲家によるフルートとピアノのための二重奏曲集。
リリ・ブーランジェは作曲家で名教師としても知られたナーディア・ブーランジェの妹。20代で惜しくも早世した。
タイユフェールはフランス6人組の紅一点。いずれもフランス的に洗練された小品。メラニー・ボニはマスネ、フォーレと同時代の作曲家で近年再評価されつつある。
グリエールとガルブレイス現代アメリカの作曲家だがいずれも新ロマン主義風の抒情性豊かな作品である。
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アメリカの新旧様々な世代の作曲家によるピアノ三重奏曲集
ガンサー・シュラー(1925-2015):ピアノ三重奏曲第3番(2012)
ニコラス・アンダーヒル(b.1953):ピアノ三重奏曲第1番(2005)
マシュー・オーコイン(b.1990):ピアノ三重奏曲第1番(2015) |
グレマーシー・トリオ:
【シャラン・レーヴェンタール(Vn)
ジョナサン・ミラー(Vc)
ランドール・ホジキンソン(Pf)】 |
録音:2016-2017年[66:36]
アメリカの新旧様々な世代の作曲家によるピアノ三重奏曲集。
ガンサー・シュラーはジャズと現代音楽を融合した作風で知られるアメリカ作曲界の重鎮。しかしこの作品にはジャズの要素は聴かれず、無調の厳しい様式で書かれている。
アンダーヒルの作品は12音技法もしくは自由な無調で書かれている。
若手のオーコインはミニマルやロックの影響を感じさせるグルーヴィな快作。
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TROY1833/34
(2CD)
¥4300
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パナマ共和国出身の作曲家
ロケ・コルデロ(1917-2008):ピアノ作品全集
CD1)
ピアノのためのミニアチュア/からっぽの揺りかごのための前奏曲/
ノスタルジア/リズミックなソナチネ/5つのミニアチュア/
セカンド・ミニアチュアのための変奏曲/9つの前奏曲/短いソナタ
CD2)
アリーナのための3つの小品/5つの新しい前奏曲/
ピアノ・ソナタ/3つの詩的な瞑想曲 |
テュエン・トンヌ(Pf) |
録音:2019-2020年/CD1[52:00] CD2[48:00]
ロケ・コルデロはパナマ共和国出身の作曲家、指揮者。作曲をエルンスト・クシェネク、指揮をミトロプーロスに師事した後、母国パナマで音楽院の創設、国立管弦楽団を組織し、その音楽監督を務めるなどパナマ音楽界の発展に貢献した。
彼の作品は管弦楽、室内楽、ピアノ曲、声楽曲と多岐に渡っているが、このディスクは彼のピアノ作品を集大成しており、彼の作風を知る上で大変貴重。
サティ、ミヨーからバルトークなど20世紀初頭の様々な潮流の影響を受けているが、中には無調的な作品、12音技法の作品もある。
しかしラテン・アメリカ出身の作曲家だけあっていずれも活き活きとしたリズム、色彩的なハーモニーが魅力。
知られざる作曲家の楽しいアルバム。
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セア・マスグレイヴ(b.1928):オーボエ作品集
《アンプロンプチュ》〜Fl,Obのための/
《夜明け》〜Ob独奏のための/《哀歌》〜E-hr,Pfのための/
《アンプロンプチュ第2番》〜Fl,Ob,Clのための/
《ニオベ》〜Ob独奏のための/
《夜の風》〜Ob,Pfのための/
フルート、オーボエとピアノのための三重奏曲 |
エリザベス・サリヴァン(Ob、イングリッシュHr)
レベッカ・ジョンソン(Fl)
ジェシカ・リンゼイ(Cl)
カラ・チャウニング(Pf) |
録音:2017-2019年[55:26]
マスグレイヴはイギリス、スコットランド出身。パリで作曲の名教師ナーディア・ブーランジェに学び、タングルウッドでコープランドに師事した。その後ニューヨークで教鞭を執りながら多くの作品を発表。
彼女の作風は師事歴からもわかるように、ある時代のフランスのよきアカデミズムを背景とした堅実で誠実なもの。
モード、無調などを折衷し、ファンタジックな作品に仕上がっている。
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ヨーゼフ・マルクス(1882-1964)歌曲集
昨日彼は私にバラの花を持ってきました/
セレナータ/マリエンリード/ピエロの伊達男/
日本の雨の歌/夜想曲/さすらいの歌/
サンクタ・マリア/祝福された夜/
ほか全25曲 |
ケンドラ・コルトン(ソプラノ)
ローラ・ウォード(Pf) |
録音:1999年 [60:28]
後期ロマン派の歌曲が好きな人なら絶対気に入るはず!
R.シュトラウス、ヴォルフの歌曲の濃厚テイストに近代フランスのシャンソンの淡い香りをミックスしたらマルクスの歌曲が出来上がるのではないでしょうか。
ヨーゼフ・マルクスは同時代のR.シュトラウスの知名度には及びませんが、フランツ・シュレーカー、エーリッヒ・コルンゴルトと並び近年再評価が著しい作曲家。
ワーグナーの半音階的和声にフランス印象派の光輝く淡い色彩をブレンドしたエレガントの極みともいうべき作品を多く残しました。
特に歌曲は150曲以上書いたといわれており、彼の作品で重要な位置を占めます。この機会にぜひお聴き下さい。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<映像>

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