≪第110号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その5 2021/1/12〜
1/15(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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BIS
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BIS SA 2384
(SACD HYBRID)
¥2800 →\2590
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ロナルド・ブラウティハム( フォルテピアノ)
『ウェーバー:ピアノと管弦楽のための作品全集』
(1)ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 WeVN.9(Op.11)(1810)
(2)ピアノ協奏曲第2変ホ長調 WeVN.15(Op.32)(1811–12)
(3)コンツェルトシュテュック(ピアノ小協奏曲) へ短調
WeVN.17(Op.79)(1821) |
ロナルド・ブラウティハム( フォルテピアノ)
ケルン・アカデミー
マイケル・アレクサンダー・ウィレンス(指揮) |
鬼才フォルテピアノ奏者ブラウティハムがウェーバーのピアノと管弦楽のための作品全集をリリース!
フォルテピアノ/コンラート・グラーフ(1819年製作)のレプリカ、ポール・マクナルティ(2007年製作)
セッション録音:2018年11月/ドイツ放送室内楽ホール(ケルン、ドイツ)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、56'18
制作:インゴー・ペトリ/録音:イェンス・ブラウン
SACD ハイブリッド盤。
鬼才フォルテピアノ奏者ブラウティハムがウェーバーのピアノと管弦楽のための作品全集を録音しました!
ロナルド・ブラウティハムは、2019年、マイケル・アレクサンダー・ウィレンス率いるケルン・アカデミーと共演したベートーヴェンのピアノ協奏曲全集(BIS
SA-2274)をリリース。
ドイツやフランスのメディアから最高の評価を与えられ、イギリスの「Gramophone」誌から「素晴らしい演奏と、それを捉えた
BIS のエンジニアたちの洗練された感覚が、新鮮で爽快な気分をもたらした」と評されました。
モーツァルトの協奏曲をモデルにしたと思われる《ピアノ協奏曲第1番》は、ヴィオラ、チェロ、ホルン、ティンパニという小さな編成のオーケストレーションから繊細さとロマンティックな温もりが生まれる第2
楽章「アダージョ」と、舞曲の性格をもった「プレスト」の終曲にウェーバーの個性が見られると言われます。
《ピアノ協奏曲第2番》は、ウェーバーが楽譜を入手したベートーヴェンの《皇帝》と同じ変ホ長調で書かれた作品です。
最初の協奏曲を超えた完成度と輝かしさをもち、とりわけ精細なオーケストレーションで書かれた「アダージョ」の第2楽章は、ウェーバーの作曲したもっとも美しい楽章に数えられ、終曲〈ロンド〉には《魔弾の射手》を予感させるページも見られます。
3曲のうちもっともよく知られる《コンツェルトシュテュック》(ピアノ小協奏曲)は、《魔弾の射手》が初演される1821年6月18日に完成した作品です。
約16分の「演奏会の小品」は、大きく4つの部分に分かれ、十字軍で出征した騎士の帰還を待つ貴婦人をイメージして作曲されたと言われます。
このアルバムでブラウティハムは、明確な音の輪郭と美しく豊かな響きをあわせもった、マクナルティ製作のコンラート・グラーフによるレプリカ楽器を弾いています。
ピリオド楽器のオーケストラと共演してウェーバーを弾くブラウティハムの微笑む姿を想像できる、チャーミングな演奏。ベートーヴェンの協奏曲全集と同じインゴー・ペトリの制作、ケルンのドイツ放送室内楽ホールでのセッション録音です。

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MIRARE
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ピエルロ&リチェルカール
J.S.バッハ〜ただ神の栄光のために
カンタータ第21番 「われは 憂いに沈みぬ」BWV
21
カンタータ 第76番「もろもろの天は神の栄光を語り」
BWV76
「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639
「いと高きところには神にのみ栄光あれ」BWV663
「主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ」BWV617
「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」
BWV 715 |
コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、
リチェルカール・コンソート、
フィリップ・ピエルロ(指揮)
マリア・コヘイン(ソプラノ)
カルロス・メーナ(アルト)
ユリアン・プレガルディエン(テノール)
マティアス・フィーヴェク(バス)
ベルナール・フォクルール(オルガン) |
一貫したスタイルと音楽性の深さピエルロ&リチェルカールによるバッハ、フォクルールのオルガン演奏も必聴
83'00
フィリップ・ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートとコレギウム・ヴォカーレ・ゲントによるバッハのカンタータ2篇とリチェルカール・コンソート創設メンバーでもあるベルギーのオルガニスト、ベルナール・フォクルールの演奏によるオルガン作品を収めたアルバム。
ここに収録されたカンタータはワイマール時代とライプツィヒ時代に書かれ、その10年にわたるバッハの進化を示しています。
21番は2部構成、全11曲から成る初期の大作。バッハの生涯に何度も演奏された名曲です。
嘆きを歌う第1 部、救いの喜びを歌う第2部の対照も見事な、きわめつけの美演です。76番は、ライプツィヒのトーマスカントルに着任後の初仕事だったBWV75
「貧しきものは饗せられん」の翌週に初演された作品。
トランペット による華やかな始まりが印象的です。
カップリングのオルガン作品では、バッハとブクステフーデ両大家のオルガン曲全曲録音を果たした、豊富な知識と技量を持つ現代最高峰のオルガニスト、ベルナール・フォクルールの見事なテクニックと感性を存分に堪能できます。
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ブーレーズの難曲を弾きこなす名手フローラン・ボファール最新盤
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調
Op.57「熱情」
ベルク:ピアノ・ソナタ Op.1 ロ短調
ブーレーズ:ピアノ・ソナタ 第3番 |
フローラン・ボファール(ピアノ) |
録音:2020年8月、ベルギー/67'00
1964年生まれのフローラン・ボファール。1988年から1999年までブーレーズが主宰する現代音楽専門のオーケストラ、アンサンブル・アンテルコンテンポランのピアニストとして活躍。ハルモニア・ムンディ・フランスの若手音楽家を紹介するシリーズで2000年に録音したドビュッシーとバルトーク(
廃盤) を完成度の高い演奏を聴かせてくれました。MIRAREからはシェーンベルクのピアノ作品集(MIR191)をリリースし見事な解釈を聴かせてくれました。
ここでは、ベートーヴェン、ベルク、ブーレーズという3つの異なる時代のピアノ・ソナタを収録しています。ボファール自身はこの選曲を、「ウィーンからパリへ、2つの文化的観点からみた1世紀にわたる西洋音楽の記録である」と述べています。
ベートーヴェンが1803年にパリから入手したエラール製のピアノで作曲されたと考えられている「熱情」。
この楽器の特性を活かした幅広い音域を用いた作曲法で書かれており、それは並行して作曲していた《フィデリオ》の中でもその表現がみられます。
そしてそのおよそ100年後のウィーンで書かれたベルクのピアノ・ソナタはロ短調を主調とする20世紀作品で、新ウィーン楽派のピアノ曲を代表する作品です。
そしてブーレーズの第3のソナタ。アンティフォニー、トロープ、コンステラシオン、ストローフ、ゼクエンツの5つのフォルマンからなり、ジョン・ケージの「偶然性の音楽」とマラルメの「書物」の概念に影響された「管理された偶然性」の手法による作品です。これらの難曲をボファールの卓越したテクニックと鋭い洞察力、そして高い知性で見事な演奏聴かせてくれます。
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トリオ・カレニーヌによるシェーンベルク「浄夜」のピアノ・トリオ版
リスト:トリスティア 〜「オーベルマンの谷」より
シューマン:6つのカノン風小品 Op.56(テオドール·キルヒナー編)
シェーンベルク:
浄められた夜 Op.4(エドゥアルト・シュトイアーマンによるピアノ三重奏曲版) |
トリオ・カレニーヌ
パロマ・クイデール(ピアノ)
ファニー・ロビヤール(ヴァイオリン)
ルイ・ロッド(チェロ) |
録音:2020年8月18−21日、ベルギー/58'00
2009年に結成されたピアノ・トリオ、トリオ・カレニーヌによる19世紀後半のロマン派の作品を収録した最新盤。
対位法を研究していたシューマンが、ペダル・ピアノのために作曲したカノン風の6つの小品を、シューマン夫妻やブラームスと親交があった作曲家、テオドール·
キルヒナー(1823-1903)が、ピアノ・トリオに編曲した作品。
そしてシェーンベルクの薫陶を受けたばかりでなく、ブゾーニの弟子でもあった知る人ぞ知るピアノの名手エドゥアルト・シュトイアーマンがピアノ・トリオに編曲したシェーンベルクの「浄められた夜
」。ピアノのパートに重きをおいた編曲で、それぞれの旋律が立体的に明瞭に聴こえ、弦楽六重奏とは違った響きが楽しめます。またリストの「トリスティア」も豊潤な音楽で魅了されます。
トリオ・カレニーヌの名はトルストイの小説「アンナ・カレーニナ」に由来します。パリ国立音楽院でイザイ四重奏団に師事し、メナヘム・プレスラー、バイエルレらのマスタークラスを受講。
第5回ハイドン室内楽コンクールで特別賞/プロ・ムジチス協会賞を受賞。2013年、ミュンヘン国際コンクールで最高位(第2位)に輝いています。
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DUX
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パデレフスキの交響曲「ポーランド」の完全版!
パデレフスキ:交響曲ロ短調 Op.24《ポーランド》 |
ボフダン・ボグシェフスキ(指揮)
リヴィウ・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団 |
☆ 3本のコントラバス・サリュッソフォーンとトルトニオン(サンダーマシン)を使用!
舞台は歴史に翻弄され続けたウクライナの都市リヴィウ。巨匠パデレフスキの交響曲「ポーランド」の完全版!
ポーランドの国境からわずか70kmという場所に位置し、過去にはポーランドやオーストリア=ハンガリー帝国に支配され、ドイツ軍による占領、旧ソ連への併合など、歴史に翻弄され続けてきたウクライナ西部の都市リヴィウ。
世界遺産にも登録されているリヴィウ歴史地区群があり、様々な国々の文化併せ持つこの都市を本拠地とするオーケストラ、リヴィウ・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団がポーランドの巨匠パデレフスキの「交響曲
Op.24」を録音するという歴史的にも非常に興味深いプロジェクトが実現しました!
ピアノの詩人、ショパン以降のポーランドにおける最も優れたコンポーザー=ピアニストであり、同国の首相や外務大臣を務めるなど政治家としても活躍した偉人であるパデレフスキ。
政治家としての活動を本格化する前、作曲家としてのパデレフスキの最後期の作品の1つである「交響曲
Op.24」は、演奏時間60分を超える20世紀初期のポーランドを代表するシンフォニーとして知られています。
ポーランドのマエストロ、ボフダン・ボグシェフスキは、パデレフスキの構想を忠実に再現するために3本のコントラバス・サリュッソフォーンとトルトニオン(パデレフスキ独自のサンダーマシン)の使用を決断。
さらに第2楽章の「カンティレーナ」では、コンサートマスターのみではなく、第1ヴァイオリンのセクション全体の演奏に変更するなど、まさに完全版と呼ぶべき演奏に仕上がっています。
交易拠点として発展したが故に支配権の争奪戦に巻き込まれ続けてきたリヴィウのオーケストラと、ポーランドの指揮者のコンビが壮大なスケールで奏でるパデレフスキの「ポーランド」。要注目の新録音です!
※録音:2019年8月、リヴィウ・ナショナル・フィルハーモニック・コンサート・ホール(リヴィウ、ウクライナ)
※DUXはポーランド国内での販売、演奏家へのCD供給を優先するため、ポーランド国外での発売が延期、または輸出が中止となる場合がございます。予めご了承下さい。(代理店)
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ミハウ・ベルクソンのピアノ協奏曲「交響的協奏曲」!
ミハウ・ベルクソン:
ピアノとオーケストラのための《交響的協奏曲》Op.62/
マズルカ Op.1-1/マズルカ Op.4-1/英雄的な大ポロネーズ/
ピアノのためのマズルカ《ポーランド!》/
歌劇《モンフォートのルイーザ》Op.82への序奏/
クラリネットとオーケストラのための情景とアリア
(歌劇《モンフォートのルイーザ》Op.82より)/
ソプラノとオーケストラのための《帰還》 |
ジョナサン・プロウライト(ピアノ)
ヤクブ・ドルィガス(クラリネット)
アレクサンドラ・クバス=クルク(ソプラノ)
ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)
ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団
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19世紀ポーランドの知られざるロマンティシズム。ミハウ・ベルクソンのピアノ協奏曲「交響的協奏曲」!
ポスト=ショパン世代のポーランドを代表するコンポーザー=ピアニストの1人であり、そのショパンのプロモーターとしても活躍したミハウ・ベルクソン(1820−1898)。
フランスの高名な哲学者アンリ・ベルクソン(1859−1941)の父親として歴史にその名を残しているものの、現在ではその作品や経歴はほとんど忘れ去られてしまっているベルクソンのピアノ協奏曲「交響的協奏曲」などを収録したポーランド音楽ファン要注目の作品集!
ドイツのフリードリヒ・シュナイダー、カール・フリードリヒ・ルンゲンハーゲンやヴィルヘルム・タウベルトに音楽を学び、主にイタリアやスイスで活躍。
ジュネーヴ音楽院の教授を務め、後に院長まで上り詰めるなど教育者としても確かな足跡を残したベルクソンはその後、妻の母国であるイングランド、そしてフランスを渡り歩き、1898年にロンドンでその生涯を閉じています。
ポーランド・ロマンティシズムの知られざる秀作と評するべき「交響的協奏曲」でソリストを務めるのは、ポーランドのピアノ作品の演奏と解釈において当代屈指との評価を受けているジョナサン・プロウライト。
Hyperionでの録音に代表されるように、プロウライトが奏でるポーランド・ロマン派のピアノ協奏曲の演奏は超一級品として大絶賛されています。
ポーランドのオーケストラ・シーンを牽引する鬼才にして次代の巨匠候補、ウカシュ・ボロヴィチのタクトも冴え渡っています。
※全曲世界初録音
※録音:2020年8月10日−12日&9月8日、ポズナン・フィルハーモニック・コンサート・ホール(ポーランド)
※DUXはポーランド国内での販売、演奏家へのCD供給を優先するため、ポーランド国外での発売が延期、または輸出が中止となる場合がございます。予めご了承下さい。(代理店)

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DUX16941695
(2CD)
特別価格 ¥3600
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ボロヴィチの新たな快挙!
ケルビーニの「ファニスカ」!
ケルビーニ:歌劇《ファニスカ》(イタリア語版) |
ナタリア・ルビス(ソプラノ)
クリスティアン・アダム(テノール)
カタルジナ・ベルキウス(ソプラノ)
ロベルト・ギエルナッハ(バス・バリトン)
トマシュ・ラク(バリトン)
ユスティーナ・オジョウ(メゾ・ソプラノ)
ピオトル・カリーナ(テノール)
ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団
ポズナン室内合唱団、
ウカシュ・ボロヴィチ(指揮) |
ポーランドの鬼才ボロヴィチの新たな快挙!コロナ禍の中で大成功を収めたケルビーニの「ファニスカ」!
フランス、パリで活躍したイタリア人作曲家ルイジ・ケルビーニ(1760−1842)がウィーンで作曲した3幕のオペラ・コミック、歌劇「ファニスカ」のイタリア語版!
1791年に初演された「ロドイスカ」の成功によりウィーンに招聘され新たなオペラの作曲依頼を受けたケルビーニは、フランスの劇作家ルネ・シャルル・ギルベール・ド・ピクセクールが1803年に書いたメロドラマ「ポーランドの鉱山」を題材としたヨーゼフ・ゾンライトナーのドイツ語の台本を得て「ファニスカ」を完成。
その成功によりハイドンからは「交響曲第103番」の筆写譜が贈られ、ベートーヴェンからも熱烈な支持を受けたと伝えられています。
ルイージ・プリヴィダーリによるイタリア語版の「ファニスカ」は2020年10月10日から22日かけてワルシャワで行われた第24回ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン・イースター・フェスティヴァルで上演され、この公演がポーランド初演となりました。
新型コロナ禍の中、ソーシャルディスタンスを保つためにオーケストラの規模を可能な限りコンパクトなサイズとするなど、数々の制約や困難を乗り越えて演奏を成功へと導いたのはポーランド楽壇の鬼才ウカシュ・ボロヴィチ。
ポズナン・フィル、ポズナン室内合唱団、そしてポーランドの実力派歌手陣を見事にまとめ上げた手腕はお見事。イタリア語版「ファニスカ」のポーランド初演の成功は、世界の音楽シーンから注目を集めるボロヴィチの快挙と言っても過言ではないでしょう!
※録音:2020年8月24日−27日&10月12日−16日、ポズナン・フィルハーモニック・コンサート・ホール(ポーランド)

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EUDORA
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Eudora Records(ユードラ・レコーズ)は、スペインのレコーディング・エンジニア、ゴンサロ・ノケ(Gonzalo
Noque)が主宰するスペイン、マドリッドの新興レーベル。
DSD256(11.289MHz)での収録、パッケージ版はSACD
Hybrid Multichannelフォーマットでのリリースをポリシーとしており、新たな世界有数の高音質レーベルの誕生は世界各地のオーディオファンやクラシックファンから注目を集めています。
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EUDSACD2003
(1SACD HYBRID)
¥2700
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TUHU(トゥフ) |
ガエル・ソラル(ギター) |
ローラン・ディアンス:ヴィラ=ロボス賛歌より第4曲
《トゥフ》/
ピシンギーニャ:カリニョーゾ/
エイトール・ヴィラ=ロボス:ショーロ第1番/
ギンガ(マルクス・タルデーリ編曲):コンスタンス/
ヴィラ=ロボス:ブラジル民謡組曲より第1番
《マズルカ=ショーロ》/
ヴィラ=ロボス(マルセーロ・ゴンサルヴェス/ガエル・ソラル編曲):トリストローザ/
ディアンス:3つのサウダージより第3番/
ヴィラ=ロボス:前奏曲第2番/
エルネスト・ナザレー(ガエル・ソラル編曲):ブレジェイロ/
ヴィラ=ロボス(イサイアス・サヴィオ編曲):モジーニャ/
アントニオ・カルロス・ジョビン:ショーラ・コラソン/
ヴィラ=ロボス:ブラジル民謡組曲より第2番
《スコットランド風ショーロ》/
エグベルト・ジスモンチ(ガエル・ソラル編曲):水とワイン/
ヴィラ=ロボス:前奏曲第3番/
アニバル・アウグスト・サルディーニャ&ガロト(ガエル・ソラル編曲):ラメントス・ド・モーホ |
ガエル・ソラルが弾くヴィラ=ロボス!Eudora初のSACD/MQA-CDハイブリッド盤!
世界でも有数のクラシック・ギター・コンクールであるシティ・オブ・アレッサンドリア・コンクールで、フランス人女性音楽家として初めて優勝したギターの名手ガエル・ソラルが、ヴィラ=ロボスをベースに創り上げた珠玉のギター・アルバム。
2009年、ヴィラ=ロボス没後50年を記念して開催されたラジオ・フランスのフェスティバルにおける、素晴らしいブラジル人ミュージシャンとの出会いをきっかけに、ソラルはブラジルへ旅し、リオデジャネイロで人生を変えるような音楽体験をしました。
リオからは楽譜や録音物、インスピレーションの詰まった荷物を持ち帰り、最終的に完成したのが、ヴィラ=ロボスの少年時代の愛称をタイトルとした本アルバム『トゥフ
Tuhu』でした。
ここには彼女が数年をかけて研究を重ね、自身で編曲したギター曲が収録されており、ブラジルの偉大な作曲家の作品と、ピシンギーニャ、ナザレー、ジョビン、ディアンスらの繊細で陽気な作品が交互に演奏され、ブラジルの民族音楽とクラシック音楽の融合を楽しむことができます。
フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。
※録音:2019年9月10日ー12日、オーディトリオ・サンフランシスコ(スペイン、アビラ)
☆MQA公式ウェブサイトにて、当アルバムも紹介されております!
https://mqa.jp/article/eudora-records-mqa-cd-tuhu/
☆YouTubeにてご試聴いただけます!
https://youtu.be/fmEAS7XCFL0

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EUDSACD2002
(1SACD HYBRID)
¥2700
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ショパン&リスト:ロ短調ソナタ集
ショパン:
ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58、
夜想曲第17番 Op.62-1、夜想曲第18番 Op.62-2
リスト:凶星! S.208、ピアノ・ソナタ ロ短調
S.178
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ジュゼップ・コロン(ピアノ)
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スペイン・ピアノ界の知る人ぞ知る巨匠ジュゼップ・コロン、ユードラ・レコーズ4枚目のアルバムはショパンとリストのロ短調ソナタ!
ピアノ・レパートリーのピークとも言える2つの名作にショパンの夜想曲とリスト晩年の《凶星!
Unstern!》を加え、円熟の演奏で濃密な時間を作り出しています。
ユードラ・レコーズの鮮やかな録音も相俟って、コロンの明瞭な音楽表現が際立つ名盤に仕上がりました。
※録音:2018年3月27日ー30日、オーディトリオ・デ・サラゴサ
モーツァルト・ホール(スペイン、サラゴサ)

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DYNAMIC
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CDS-7866
(2CD)
¥3500
※Blu-ray、DVD同時発売
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《トゥーランドット》の補筆完成版の作者
フランコ・アルファーノ(1875-1954)作曲:歌劇《復活》 全4幕
台本: セザーレ・アナウ/原作: レフ・トルストイの小説
『復活』 |
カテリーナ・ミハイロヴナ(カチューシャ)...アン・ソフィー・デュプレル(ソプラノ)、
ドミートリイ・イヴァノヴィチ・ネフリュードフ公爵...マシュー・ヴィッカーズ(テノール)、
シモンソン:政治犯...レオン・キム(バリトン)、
ソフィア・イヴァノヴナ:ドミートリーの伯母...フランチェスカ・ディ・サウロ(メゾ・ソプラノ)、
マトリョーナ・パヴロヴナ...ロミーナ・トマゾーニ(メゾ・ソプラノ)、
年老いた下女頭...ナディア・ピラッツィーニ(メゾ・ソプラノ)、
ヴェラ/コラブリョーヴァ...アナ・ヴィクトリア・ピッツ(メゾ・ソプラノ)、
フェニーチカ...バルバラ・マルカッチ(ソプラノ)
他
フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団&合唱団、
指揮: フランチェスコ・ランジロッタ、
合唱指揮: ロレンツォ・フラティーニ |
収録 2020年1月17、21日 フィレンツェ5月音楽祭劇場、フィレンツェ、イタリア
プッチーニの未完の遺作《トゥーランドット》の補筆完成版の作者として知られる、作曲家フランコ・アルファーノの歌劇《復活》。
世界中で数多く舞台・映画化されることになるロシアの文豪トルストイの代表作の一つ『復活』(1899)に感銘を受け作曲を構想。1904年のトリノ初演で大成功を収め、彼の出世作となりました。
この原作の小説は、日本でも舞台化され、松井須磨子が劇中で歌った『カチューシャの唄』が1914年に大ヒットしたことでも知られています。
主役カップル、カチューシャとドミートリイに世界中のヴェリズモ・オペラの』舞台で引く手あまたの2人、アン・ソフィー・デュプレルとマシュー・ヴィッカーズを起用。
フランチェスコ・ランジロッタが導くフィレンツェ5月祭管弦楽団&合唱団とともに、随所にロシア正教の復活の祈りの調べを配し、時にプッチーニやリヒャルト・シュトラウスの音楽をも想起させる劇的で華麗な響きに満ちたこの名作を鮮やかに蘇らせています。
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ドヴォルザーク(1841-1904): ピアノ三重奏曲第3番&第4番
1-4. ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調 Op.65
5-10. ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調「ドゥムキー」
Op.90 |
トリオ・デ・アルプ
【メンバー】
ハナ・コトコヴァー(ヴァイオリン)
クラウデ・アウリ(チェロ)
コッラド・グレコ(ピアノ) |
録音 2018年10月6-8日 RSI-Auditorium Stelio
Molo, Lugano, Italy
ドヴォルザークの2曲のピアノ三重奏曲を収録した1枚。1883年に作曲された第3番は敬愛するブラームスの影響も感じられる古典的な4楽章形式で書かれた曲。第3楽章の美しいチェロの旋律が心に残ります。
第4番は「ドゥムキー」(ウクライナ起源の叙事的なバラッド、ドゥムカの複数形)と題された6楽章からなる曲。チェコをはじめ、スラヴのさまざまな民族音楽の要素を備えた作品です。
演奏するトリオ・デ・アルプスは前作「20世紀の女性作曲家たち」(CDS-7717)で高く評価されたアンサンブル。
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フランソワ・クープラン(1668-1733):
Les Regrets ou L'art de la Melancolie 嘆きまたはメランコリーの芸術 |
ステファノ・ロレンツェッティ(チェンバロ) |
1. クラヴサン奏法 第1前奏曲/2. 嘆き
- クラヴサン曲集 第1巻 第3組曲/
3. お気に入り(2拍子のシャコンヌ)- クラヴサン曲集 第1巻 第3組曲/
4. クラヴサン奏法 第2前奏曲/5. 幸福な思い
- クラヴサン曲集 第1巻 第2組曲/
6. 熱心な女 - クラヴサン曲集 第1巻 第2組曲/7.
クラヴサン奏法 第3前奏曲/
8. 魅力的な女(ロンドー) - クラヴサン曲集 第1巻 第1組曲/
9. 花傘、またはやさしいナネット - クラヴサン曲集 第1巻 第1組曲/
10. クラヴサン奏法 第4前奏曲/11. 目覚まし時計
- クラヴサン曲集 第1巻 第4組曲/
12. クラヴサン奏法 第5前奏曲/13. ロジヴィエール(アルマンド)
- クラヴサン曲集 第1巻 第5組曲/
14. クラヴサン奏法 第6前奏曲/15. 女流詩人(アルマンド)
- クラヴサン曲集 第2巻 第8組曲/
16. クラント 第2 - クラヴサン曲集 第2巻 第8組曲/
17. 風変り(サラバンド) - クラヴサン曲集 第2巻 第8組曲/18.
クラヴサン奏法 第7前奏曲/
19. 牧歌 - クラヴサン曲集 第2巻 第6組曲/20.
クラヴサン奏法 第8前奏曲/
21. 双生児 - クラヴサン曲集 第2巻 第12組曲/22.
アタラント - クラヴサン曲集 第2巻 第12組曲 |
録音 2018年12月 RSI-Auditorium Stelio
Molo, Lugano, Italy
フランスのバロック期を代表する作曲家の一人、フランソワ・クープラン。室内楽曲や声楽曲など数多くの作品を作曲しましたが、その中で主要な位置を占めるのが27の組曲(オルドル)で構成された4巻からなるクラヴサン(チェンバロ)曲です。220曲ほどの小品がひしめくこの曲集ですが、ほとんどの曲には優雅なタイトルが付されていることでも知られています。
このアルバムは、イタリアを拠点に活躍するチェンバロ奏者ロレンツェッティが、第1巻と第2巻から特徴的な14曲を選び出し、ここに1716年に出版された『クラヴサン奏法』に付された8曲の前奏曲を組み込むことで、彼独自のユニークな「組曲」を創り上げたものです。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAND SLAM
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シューベルト:「未完成」(1948)、ベートーヴェン:「英雄」(1952)
(1)シューベルト:交響曲第8番 ロ短調 D.759「未完成」
(2)ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調
Op.55「英雄」 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
フルトヴェングラー&BPOの灼熱のライヴ、シューベルト:「未完成」(1948)、ベートーヴェン:「英雄」(1952)、望みうる最上の音質で復刻!
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ
録音:(1)1948年10月24日、(2)1952年12月8日/ティタニア・パラスト(ベルリン)/日本語帯・解説付
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)/録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)
■制作者より
「未完成」はヴォックス、ターナバウト、アウディーテなど、一方「英雄」はチェトラ、ターラ、アウディーテなどと同一の演奏です。
内容については、もはや説明不要かと思われますが、とにかく「過去最高の音質」を達成出来たと自負しています。
特に「英雄」は情報量が多く、フルトヴェングラーとベルリン・フィルのライヴの凄さが、脳天までビリビリと伝わってきます。(平林直哉)
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MEMBRAN
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MEMBRAN 600581
(10CD)
¥2500 →\2290
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マリア・カラス(Sop)/ミラノ・スカラ座
ヴェルディ・オペラ名唱集
歌劇「リゴレット」セラフィン指揮、1955年録音
歌劇「トロヴァトーレ」 カラヤン指揮、1956年録音
歌劇「仮面舞踏会」 ヴォットー指揮、1956年録音
歌劇「運命の力」セラフィン指揮、1954年録音
歌劇「アイーダ」(抜粋版)セラフィン指揮、1955年録音 |
Disc. 1、Disc. 2
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」
マリア・カラス(Sop)ティート・ゴッビ(Br)ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Ten)
ニコラ・ザッカーリア(Bs)アドアナーナ・ラッツァリーニ(MSop)ジューゼ・ジェルビーノ(MSop)
プリニオ・クラバッシ(Bs)ウィリアム・ディッキー(Br)レナート・エルコラーニ(Ten)
カルロ・フォルティ(Bs)エルヴィラ・ガラッシ(MSop)ルイザ・マンデッリ(MSop)ヴィットリオ・タトッツィ(Bs)、他
トゥリオ・セラフィン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 1955年録音
Disc. 3、Disc. 4
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
マリア・カラス(Sop)ローランド・パネライ(Br)フェドーラ・バルビエーリ(MSop)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Ten)ニコラ・ザッカーリア(Bs)ルイザ・ヴィッラ(MSop)
レナート・エルコラーニ(Ten)ジュリオ・マウリ(Bs)、他
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 1956年録音
Disc. 5、Disc. 6
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」
マリア・カラス(Sop)ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Ten)ティート・ゴッビ(Br)
フェドーラ・バルビエーリ(MSop)ユージェニア・ラティ(Sop)エンツォ・ジョルダーノ(Br)
シルヴィオ・マイオニカ(Bs)ニコラ・ザッカーリア(Bs)レナート・エルコラーニ(Ten)、他
アントニーノ・ヴォットー指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 1956年録音
Disc. 7〜Disc. 9
ヴェルディ:歌劇「運命の力」
マリア・カラス(Sop)リチャード・タッカー(Ten)カルロ・タリアブーエ
(Br)
ニコラ・ロッシ=レメーニ(Bs)エレーナ・ニコライ(MSop)レナート・カペッキ(Br)
プリニオ・クラバッシ(Bs)リーナ・カヴァッラーリ(MSop)ジーノ・デル・シニョーレ(Ten)
ダリオ・カゼッリ(Bs)ジュリオ・スカリンチ(Ten)オットリーノ・バガッリ(Ten)、他
トゥリオ・セラフィン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 1954年録音
Disc. 10
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」(抜粋版)
マリア・カラス(Sop)リチャード・タッカー(Ten)フェドーラ・バルビエーリ(MSop)
ティート・ゴッビ(Br)ジュゼッペ・モデスティ(Bs)ニコラ・ザッカーリア(Bs)
エルヴィラ・ガラッシ(Sop)フランコ・リッチャルディ(Ten)、他
トゥリオ・セラフィン指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 1955年録音 |
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SCRIBENDUM
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SC 825
(14CD)
¥5700 →\5290
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SCRIBENDUM (14CD)
マイケル・レビンの芸術
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Disc 1
・パガニーニ:24のカプリース, Op.1
録音: 1958年9月5&8日 Studio
A, Capitol 46th Street Studios, New York
City
Disc 2
・ドヴォルザーク:スラブ舞曲 ホ短調,
Op.72 No.2 (編曲:クライスラー)
・カール・エンゲル (1883-1944):貝がら
(編曲:ジンバリスト)
・ウィリアム・クロール (1901-1980):バンジョーとフィドル
録音: 1952年3月5日
・ヴィエニャフスキ:エチュード=カプリース イ短調,
Op.18 No.4 (編曲:クライスラー)
・ビゼー (サラサーテ):カルメン幻想曲,
Op.25 〜終曲
・クライスラー:狩り
録音: 1952年3月18日 Columbia 30th
Street Studio, New York City
アルトゥール・バルサム(ピアノ)
・ドビュッシー :レントよりも遅く(編曲 :ロケ)
録音: 1959年4月30日 Studio A, Capitol
46th Street Studios, New York City
・ラヴェル :ハバネラ形式の小品 /・サラサーテ:サパテアード イ長調,
Op.23 No.2 /
・サラサーテ:ハバネラ ニ短調, Op.21
No.2 /・ショパン:夜想曲第8番 変ニ長調,
Op.27 No.2 (編曲 :ヴィルヘルミ) /
・モンポウ :庭の乙女たち(編曲 :シゲティ)
/・プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」〜行進曲
(編曲:ハイフェッツ) /
・スーク:ブルレスカ, Op.17-4 /・スクリャービン:
エチュード 変ニ長調, Op.8 No.10 (編曲:シゲティ)
/
・エルガー:気まぐれ女, Op.17 /・カール・エンゲル
(1883-1944):貝がら (編曲:ジンバリスト) /
・ヴィエニャフスキ:エチュード=カプリース イ短調,
Op.18 No.4 (編曲:クライスラー)
録音: 1959年3月23&25日 (stereo) Studio
A, Capitol 46th Street Studios, New York
City
レオン・ポマース(ピアノ)
・オトカル・ノヴァーチェク(1866-1900):常動曲
/・パガニーニ:常動曲, Op.11 (編曲:クライスラー)
/
・サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン, Op.20
No.1
録音:1953年1月29日 Columbia 30th
Street Studio, New York City
ドナルド・ヴァヒーズ(指揮)、コロムビア交響楽団
Disc 3
・ウィリアム・クロール (1901-1980):バンジョーとフィドル
・ヴィエニャフスキ:エチュード=カプリース
イ短調, Op.18 No.4 (編曲:クライスラー)
チャイコフスキー:
・なつかしい土地の思い出, Op.42 No.1
/・瞑想曲「アンダンテ・カンタービレ」
サラサーテ:
・カルメン幻想曲〜終曲, Op.25 /・マラゲーニャ ニ長調,
Op.21 No.1 /
・ハバネラ, Op.21 No.2 /・スペイン舞曲集
Op.23〜第2番「サパテアード』
録音:1969年6月12日 (Stereo) RIAS
Radio, Studio Lankwitz, Berlin
ローター・ブロダック(ピアノ)
・クライスラー:ウィーン奇想曲, Op.2/・ディニク:ホラ・スタッカート,
(編曲:ハイフェッツ) /
・マスネ:「タイス」より瞑想曲 /・サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン,
Op.20 No.1 /
・パガニーニ:常動曲, Op.11 (編曲:クライスラー)
/
・ヨハン・ブランドル (1835-1913):オールド・リフレイン
(編曲:クライスラー)
・リムスキー・コルサコフ:熊ん蜂の飛行/・サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ,
Op.28
録音: 1959年9月10-11日 Capitol Studios,
Hollywood
フェリックス・スラトキン(指揮)、ハリウッド・ボウル交響楽団
Disc 4
・J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番 ハ長調,
BWV 1005
イザイ:
・無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調,
Op.27 No.3
・無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番 ホ短調,
Op.27 No.4
録音:1955年9月30日 Studio A, Capitol
46th Street Studios, New York City
・フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調,
Op.13
録音:1961年10月17日放送 - RIAS Radio,
Berlin
・サン・サーンス:ハバネラ, Op.83
録音:1962年10月30日 (mono) RIAS
Radio, Studio Lankwitz, Berlin
ローター・ブロダック(ピアノ)
Disc 5
・パガニーニ:カプリース第 1, 5, 9, 11,
13, 16 & 18番
録音:1950年5月19日 Columbia 30th
Street Studio, New York City
・サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ,
Op.28 /・サン・サーンス:ハバネラ, Op.83
録音: 1956年6月12-13日 United Kingdom
・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ニ長調, Op.35
録音: 1956年6月11-12日 United Kingdom
アルチェオ・ガリエラ(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
Disc 6
パガニーニ:
・カプリース第 14, 17, 21 & 24番
録音:1950年5月25日 Columbia 30th
Street Studio, New York City
・ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調,
Op.6
録音:1955年1月1日 United Kingdom
・グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調,
Op.82
録音:1954年12月17日 United Kingdom
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
Disc 7
・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調,
Op.64
録音:1957年1月2&4日 United Kingdom
・ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 嬰へ短調,
Op.14
録音:1957年1月3&4日 United States
・ブルッフ:スコットランド幻想曲, Op.46
録音:1957年1月4日 United Kingdom
エードリアン・ボールト(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
Disc 8
・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調,
Op.30
録音: 1962年10月30日放送 RIAS Radio,
Berlin
ローター・ブロダック(ピアノ)
・ラヴェル:ツィガーヌ
録音:1957年1月1日 United Kingdom
エードリアン・ボールト(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
・パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調,Op.6
録音:1960年5月14日
・ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調,
Op.22
録音:1960年5月13日 No.1 Studio,
Abbey Road, London
ユージン・グーセンス(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
Disc 9
・ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ
ニ長調, Op.4
・サン・サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ,
Op.28
録音:1952年7月2日
・パガニーニ :カプリースNos. 21,
11 & 16 /
・スクリャービン:エチュード 変ニ長調,
Op.8 No.10 (編曲 :シゲティ) /
・レオポルド・ゴドフスキー(1870-1938):懐かしきウィーン(編曲 :ハイフェッツ)
/
・クライスラー:中国の太鼓, Op.3 /・ラヴェル :ツィガーヌ
/・チャイコフスキー :秋の歌, Op.37b
No.10
録音:1952年7月8日 Australian Tour,
Sydney Town Hall
レイモンド・ランバート(ピアノ)
・ミヨー:ブラジルの郷愁より第8番ティジューカ
/・シマノフスキ :神話Op.30よりアレトゥーサの泉
録音:1962年10月30日 (ライヴ放送) Berlin
ローター・ブロダック(ピアノ)
・アルバート・スポルディング:無伴奏ヴァイオリンのためのトンボー
録音: 1962年10月30日 (ライヴ放送) Berlin
・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番
ニ短調, Op.27 No.3
・パガニーニ:カプリース第 5, 9, 13, 14,
17 & 24番
録音:1961年10月17日 (ライヴ放送) Berlin
Disc 10
・パガニーニ:カプリース No.17
録音:1950年8月7日 (ライヴ), NBC Radio
The Bell Telephone Hour - Introduction
・ブラームス :瞑想(編曲 :ハイフェッツ)
/・クライスラー :ウィーン奇想曲, Op.2
/
・サン・サーンス :序奏とロンド・カプリチオーソ,
Op.28
録音:1951年12月17日 (ライヴ)
・J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043より第1楽章
録音:1952年4月28日 (ライヴ)
ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
ドナルド・ヴァヒーズ(指揮)、ベル・テレフォン・アワー管弦楽団
・メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調,
Op.64よる第3楽章 /・マスネ:エレジー
録音:1955年5月16日 (ライヴ)
ドナルド・ヴァヒーズ(指揮)、ベル・テレフォン・アワー管弦楽団
・カール・エンゲル(1883-1944):貝がら
(編曲:ジンバリスト)
・メンデルスゾーン:無言歌, Op.19/1 (甘い思い出,
編曲:ハイフェッツ)
・プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」〜行進曲
(編曲:ハイフェッツ)
・サン・サーンス :ワルツ形式の練習曲による奇想曲,
Op.52 No.6
録音: 1956年6月18日
ドナルド・ヴァヒーズ(指揮)、ベル・テレフォン管弦楽団,
・ポール・クレストン(1906-1985):ヴァイオリン協奏曲第2番,
Op.78
録音: 1962年3月19日 (ライヴ) Town
Hall, New York
トマス・シャーマン(指揮)、リトル・オーケストラ・ソサエティ
Disc 11
・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調,
Op.35
録音: 1964年10月29日
エイヴィン・フィエルスタート(指)オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
・グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 イ短調,
Op.82
録音:1968年3月3日
エーリヒ・シュミット(指揮)、チューリヒ・ベロミュンスター放送管弦楽団
・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調, Op. 26
録音:1969年6月15&17日 (ライヴ)
mono, Berlin
トーマス・シッパース(指揮)、ベルリン放送交響楽団
Disc 12
・ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 嬰へ短調,
Op.14
録音:1950年4月7日 (ライヴ) Carnegie
Hall, New York
チャールズ・ブラックマン(指揮)、ニューヨーク・ナショナル・オーケストラ・アソシエーション
・リヒャルト・モーハウプト (1904-1957):ヴァイオリン協奏曲
録音:1954年4月29日 (ライヴ) Carnegie
Hall, New York
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
・ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 嬰へ短調,
Op.14〜第1楽章
録音: 1953年 (ライヴ) (「スタンダード・アワー」放送録音)
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)、ロサンジェルス・フィルハーモニック
Disc 13
・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調,
K.218
録音:1960年2月9日 (ライヴ)
ソール・カースタン(指揮)、デンヴァー交響楽団
・ポール・クレストン (1906-1985):ヴァイオリン協奏曲第2番,
Op.78
録音:1960年11月17日 (World Premiere)
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)、ロサンジェルス・フィルハーモニー管弦楽団
・パガニーニ:カプリース No.9
録音: 1970年1月20日 WQXR Radio,
The Listening Room, New York
Disc 14
・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調,
Op.77
録音:1967年8月3日 (ライヴ) Ravinia
Festival, United States
ラファエル・クーベリック(指揮)、シカゴ交響楽団
・プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ト短調, Op.63
録音:1968年7月 (ライヴ) Ravinia
Festival, United States
アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)、シカゴ交響楽団
*クラムシェル・ボックス仕様。 |
名教師ガラミアンは、「これまでの弟子の中で最高の天才は誰か」と問われ、迷うことなくレビンの名を上げた。
デビュー当時、ミトロプロスにセルに絶賛され、エルマンすらその才能を認めたという稀有の才能を持ったヴァイオリニスト。
しかしその後麻薬中毒でボロボロになり、諸説はあるものの自宅の家具の角に頭をぶつけ、あっけなくこの世を去った。一人の人間が背負うに、その才能はあまりに重すぎたのか。
そんなまさに伝説的ヴァイオリニスト、レビンの秘蔵音源ボックスが登場。
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<メジャー・レーベル>
<映像>
DYNAMIC(映像)
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DYNDVD37866
(DVD)
¥3900 →\3590
※CD同時発売
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フランコ・アルファーノ(1875-1954)作曲:歌劇《復活》全4幕 世界初映像収録
台本: セザーレ・アナウ/原作: レフ・トルストイの小説
『復活』
カテリーナ・ミハイロヴナ(カチューシャ)...アン・ソフィー・デュプレル(ソプラノ)、
ドミートリイ・イヴァノヴィチ・ネフリュードフ公爵...マシュー・ヴィッカーズ(テノール)、
シモンソン:政治犯...レオン・キム(バリトン)、
ソフィア・イヴァノヴナ:ドミートリーの伯母...フランチェスカ・ディ・サウロ(メゾ・ソプラノ)、
マトリョーナ・パヴロヴナ...ロミーナ・トマゾーニ(メゾ・ソプラノ)、
年老いた下女頭...ナディア・ピラッツィーニ(メゾ・ソプラノ)、
ヴェラ/コラブリョーヴァ...アナ・ヴィクトリア・ピッツ(メゾ・ソプラノ)、
フェニーチカ...バルバラ・マルカッチ(ソプラノ)
他
フィレンツェ5月音楽祭管弦楽団&合唱団、
指揮:フランチェスコ・ランジロッタ、
合唱指揮:ロレンツォ・フラティーニ |
DYNBRD57866
(Blu-ray)
¥3900 →\3590
※CD同時発売
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演出: ロゼッタ・クッキ/装置: ティツィアーノ・サンティ/衣装:
クラウディア・ペルニゴッティ/
照明: ジネヴラ・ロンバルド(オリジナル・デザイン...D.M.ウッド)/映像製作:
ダヴィデ・マンチーニ
オリジナル舞台制作:ウェクスフォード・オペラ・フェスティヴァル(2017)
収録 2020年1月17、21日 フィレンツェ5月音楽祭劇場、フィレンツェ、イタリア/収録時間:
120分
音声: イタリア語歌唱 PCMステレオ2.0/Dolby
digital 5.1(DVD) PCMステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)
字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語
画角:16:9 REGION AllDVD...DVD 片面二層Blu-ray・・・BD
片面二層 1080i High Definition
ある年の復活祭の日、若い貴族の将校ドミートリイは、おじ夫婦の別荘を訪れ幼馴染みの身寄りのない同家の下女カチューシャと再会、一時の激情に駆られ純心なカチューシャと肉体関係を結びます。ドミートリイの出征後、子を宿したことが発覚したカチューシャは、同家から追放され、その子も失うという不幸に見舞われ、絶望の果てに娼婦に身を落とします。さらには殺人の嫌疑で収監されるという転落の人生を歩んで行きますが・・・
プッチーニの未完の遺作《トゥーランドット》の補筆完成版の作者として知られる、作曲家フランコ・アルファーノの歌劇《復活》。
世界中で数多く舞台・映画化されることになるロシアの文豪トルストイの代表作の一つ『復活』(1899)に感銘を受け作曲を構想。1904年のトリノ初演で大成功を収め、彼の出世作となりました。この原作の小説は、日本でも舞台化され、松井須磨子が劇中で歌った『カチューシャの唄』が1914年に大ヒットしたことでも知られています。
主役カップル、カチューシャとドミートリイに世界中のヴェリズモ・オペラの舞台で引く手あまたの2人、アン・ソフィー・デュプレルとマシュー・ヴィッカーズを起用。フランチェスコ・ランジロッタが導くフィレンツェ5月祭管弦楽団&合唱団とともに、随所にロシア正教の復活の祈りの調べを配し、時にプッチーニやリヒャルト・シュトラウスの音楽をも想起させる劇的で華麗な響きに満ちたこの名作を鮮やかに蘇らせています。

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<LP>
AVIE(LP)
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AV2434LP
(2LP)
(180g 特別価格)
¥6700
※CD発売済
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アンナ・クライン:神話集
仮面舞踏会(世界初録音)*
真夜中の時間
女仕立屋‡
ナイト・フェリー§
<<巻き戻し<< **
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ジェニファー・コー(ソロ・ヴァイオリン)‡
アイリーン・バックリー(ヴォイス)‡
マリン・オールソップ(指揮)*
サカリ・オラモ(指揮)“℀
アンドルー・リットン(指揮)§
アンドレ・デ・リッダー(指揮)**
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オールソップ、オラモ、リットンら豪華指揮者陣!アンナ・クラインの管弦楽作品集
LP盤リリース!
☆イギリスの若きグラミー賞ノミネート作曲家、アンナ・クライン!
☆オールソップ、オラモ、リットンら豪華指揮者が振った「神話集」ライヴのアナログ盤登場!
1980年ロンドン生まれのアンナ・クラインは、2015年にグラミー賞の現代クラシック作曲家賞にノミネートしたアコースティックおよびエレクトロ・アコースティック音楽の作曲家。
世界中の最先端の振付家、ビジュアル・アーティスト、映画製作者、ミュージシャンとのコラボレーションを行い、2010年〜2015年まではリッカルド・ムーティの下でシカゴ交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスを務め、その後も、ボルティモア交響楽団、イル・ド・フランス国立管弦楽団、バークリー交響楽団の作曲家を歴任。2020年からはスコットランド室内管弦楽団のアソシエイト・コンポーザーに就任しています。
アンナ・クラインの「神話集(Mythologies)」は、2005年〜2015年にわたって書かれ、BBCラジオ3で放送されてきたバービカン・ホールとロイヤル・アルバート・ホールでのライヴ録音。
マリン・オールソップ、サカリ・オラモ、アンドルー・リットン、アンドレ・デ・リッダーといった4人の名指揮者がそれぞれBBC交響楽団を振っており、歴史的なスタイルから新しい音楽への変容、エレクトロ・アコースティック音楽のバックグラウンドと詩、ビジュアルアート、ビデオグラフィーなど様々なマルチメディアとのコラボレーションで培ってきたアンナ・クラインの豊かな魅力が凝縮された作品です。
CD盤(AV2434)は2020年10月にワールド・リリースされ、グラモフォン「エディターズ・チョイス」、プレスト・クラシカル「エディターズ・チョイス」などに選定。
ニューヨーク・ミュージック・デイリーでは「2020年の6つのベスト・クラシカル・アルバムの1つ」に選ばれるなど大成功を収め、豪華2枚組LPセットの発売が実現しました。
180g重量盤アナログ・レコードによる高品質サウンドで、アンナ・クラインのカラフルな音のパレットと特殊効果を再現します。
※録音:2012年、2013年、2016年、2018年
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1/14(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALIA VOX
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アリアンナ・サヴァール
アリアドネの迷宮 |
アリアンナ・サヴァール(アンティークハープ、歌) |
(1)ゴーティエ・ド・コワンシー(1177-1236):Efforcier
m'estuet ma voiz*
(2)作者不詳(即興):Rotundellus I*(器楽独奏)
(3)作者不詳(Cc.de Sant Joan de les Abadesses
13世紀):Amors merce non sia*
(4)作者不詳(即興):Rotundellus II*(器楽独奏)
(5)アルフォンソ10世賢王(1221-1284):Strela
do dia, d'apres CSM 100/166(器楽独奏)
(6)『モンセラートの朱い本』よりFantaisie
sur Stella splendens*(器楽独奏)
(7)作者不詳:Lamento di Tristano / La Rotta*(器楽独奏)
(8)作者不詳(15世紀フランス):Une jeune
fillette*
(9)アロンソ・ムダーラ(1510-1580):Fantasia
que contrahaze la harpa en la manera de Ludovico(器楽独奏)
(10)ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー(1580-1651):Toccata
II Arpeggiata*(器楽独奏)
(11)ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575-1647):Toccata
Seconda & Ligature per l'arpa(器楽独奏)
(12)タールキニオ・メールラ(1594-1665):Folle
e ben che si crede, 1638
(13)ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー:Toccata
V(I 器楽独奏)
(14)クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):『オルフェオ』よりRitornello
per l'arpa(器楽独奏)
(15)ルーカス・ルイス・デ・リバヤス(1626-1677):Espanoleta(器楽独奏)
(16)ガスパール・サンス(1640-1710):Folies
d'Espagne*(器楽独奏)
* 編曲:アリアンナ・サヴァール |
当初SACDと告知されていたがその後CDに変更(2021/1/29)
失われた楽園を思わせる、いにしえのハープ弾き語り希望と喜びに満ちた音楽の旅
録音:2018年5月23・24日、10月2・3日/ベルギー、シャトー・ド・フラウィンヌ/63'00''
使用楽器:(2)(3)(4)ロマネスクハープ(Harpe
romane modele Troubadour de Franz Reschenhofer)
(1)(7)ゴシックハープ(Harpe gothique
de Franz Reschenhofer)
(6)ダブルハープ(Harpe double medievale
d'Aragon de Franz Reschenhofer)
(5)ロタ(Rota de Carlos Paniagua)
(8)アルパ・ドッピア(Arpa doppia modele
Viaggio de Rainer Thurau)
(9)(15)(16)クロスハープ(Arpa cruzada
modele Ivan de la Torre de Rainer Thurau)
(10)〜(14)トリプルバロックハープ(Harpe
baroque triple modèle Cellini de Rainer
Thurau)
歌手でありハープ奏者でもあるアリアンナ・サヴァール、全編1人で演奏したソロ・アルバムは今作が初。
中世からバロック時代のレパートリーを7 種類の歴史的ハープを用いて演奏。順に年代を追って、器楽独奏と弾き語りで構成されています。
ハープが文化生活の中で重要な位置を占めていたイタリア、フランス、スペインの3カ国の音楽は、ハープ独自の多様性と美しさを開花させたもの。
アリアンナ・サヴァールの澄んだ声で聴く甘美な歌は、まるで失われた楽園を思わせる美しさ。遠く離れたいにしえの幻想が時代を超越し現代の心に希望と共に寄り添ってくる、奥深い味わいの音楽です。
「私たちはミノタウロスのいない喜ばしい迷宮に彼女と一緒に入っていき、その中で音楽的にも神話的にも美しい体験をし、豊かな充実を手に入れます。もう一人のアリアドネが奏でる音楽の糸のおかげで、ハープと歌に満たされた、新鮮で刺激的かつインスピレーションあふれる旅に出逢えるのです」..ジョルディ・サヴァール
アリアンナ・サヴァールは1972年スイス・バーゼル生まれ。高名なヴィオール奏者・指揮者のジョルディ・サヴァールを父に、歌手の故モンセラート・フィゲーラスを母に持ち、兄のフェラン・サヴァールも歌手。マリア=ドローレス・アルデアに声楽を、ロルフ・リズレヴァンに撥弦楽器を師事。カタルーニャ語、フランス語、英語、スペイン語、ポルトガル語など世界各国の言語を駆使して歌を歌っています。

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BIS
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BIS SA 2533
(SACD HYBRID)
¥2800
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ヒヨリ・トガワ
『孤独の歌(Songs of Solitude)− ヴィオラ・ソロの音楽』 |
ヒヨリ・トガワ(戸川ひより)(ヴィオラ) |
(1)細川俊夫(1955–)【横浜】:Sakura/Solitude(さくら/
孤独)(2020)
(2)ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750):サラバンド(《無伴奏チェロ組曲第4番
変ホ長調 BWV1010》より)
(3)ヨハンナ・ドーデラー(1969–)【シュミダタル、オーストリア】:Shadows(影)(2020)
(4)ホセ・セレブリエール(1938–)【ニューヨーク】:Nostalgia(郷愁)(2020)
(5)J.S.バッハ:サラバンド(《無伴奏チェロ組曲第1番
ト長調 BWV1007》より)
(6)ティグラン・マンスリアン(1939–)【イェレヴァン(エレバン)、アルメニア】:
Ode an die Stille(沈黙に寄せる頌歌)(2020)
(7)大島ミチル(1961–)【ニューヨーク】:Silence(沈黙)(2020)
(8)J.S.バッハ:サラバンド(《無伴奏チェロ組曲第3番
ハ長調 BWV1009》より)
(9)カレヴィ・アホ(1949–)【ヘルシンキ】:Am
Horizont (地平線にて)(2020)
(10)ジョン・パウエル(1963–)【ロサンジェルス】:Perfect
Time for a Spring Cleaning(噴水清掃にうってつけの時)(2020)
(11)J.S.バッハ:サラバンド(《無伴奏チェロ組曲第5番
ハ短調 BWV1011》より)
(12)クリスティーナ・スピネイ(1984–)【ナッシュヴィル、テネシー州】:Keep
Moving(動きつづけろ)(2020)
(13)リーアン・サミュエル(1944-)【プルヘリ、ウェールズ】:Salve
Nos(われらを救いたまえ)(2020)
(14)J.S.バッハ:サラバンド(《無伴奏チェロ組曲第2番
ニ短調 BWV1008》より)
(15)ゲイブリエル(ガブリエル)・プロコフィエフ(1975–)【ロンドン】:
Five Impressions of Self-Isolation(自己隔離で思う5つのこと)(2020)
Calling Out..(掛け声をかける)/Wine
for One(ひとりで開けるワイン)/
Only Birds in the Sky(空の鳥だけが)/How
Many Weeks..? (いったい何週間..?)/
Back to the English Garden(イギリス式庭園にもどる)
(16)J.S.バッハ:サラバンド(《無伴奏チェロ組曲第6番
ニ長調 BWV1012》より)
(17)フェデリコ・ガルデッラ(1979–)【ミラノ】:Consolation(慰め)(2020) |
細川俊夫、大島ミチル、アホ、マンスリアン、セレブリエールなどが作曲した2020年最新作を収録。コロナ禍で生まれたヒヨリ・トガワ(戸川ひより)の渾身作!ヨハネス・ブラームス国際コンクール第2位受賞の実力派が奏でるヴィオラ・ソロの音楽、抜群のセンスから生み出された『孤独の歌』!
ヴィオラ/アントニオ・カッシーニ1690年頃製作
セッション録音:2020年6月、9月、10月/アンドレーアス教会(ベルリン=ヴァンゼー、ドイツ)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、78'54
制作・録音・編集・ミクシング:マルティン・ナゴルニ
SACD ハイブリッド盤。
『孤独の歌(Songs of Solitude)』のプロジェクトは、ひとつのウィルスのせいで世界中の人々が隔離状態に追いこまれた時、ヴィオラ奏者ヒヨリ・トガワ(戸川ひより)の思いつきから生まれました。
細川俊夫、ヨハンナ・ドーデラー、ホセ・セレブリエール、ティグラン・マンスリアン、大島ミチル、カレヴィ・アホ、ジョン・パウエル、クリスティーナ・スピネイ、リーアン・サミュエル、ゲイブリエル・プロコフィエフ、フェデリコ・ガルデッラという世界各コクで活躍する作曲家たちが、彼女のたっての願いを受け、さまざまな場所で「孤独の時」を過ごしながら作曲したヴィオラ・ソロの曲が、曲間にはさまれるバッハの《無伴奏チェロ組曲》の「ヴィオラ」による6つの〈サラバンド〉と一緒に演奏されます。
ヴィオラ奏者のヒヨリ・トガワ(Hiyoli Togawa)は、日本とオーストラリアをルーツにもち、ドイツのラインラントで育ちました。
ヴァイオリンを習っていた幼少のころ、父親が大切にしていた古いヴィオラをこっそり弾いたことが、人生を捧げるに値する「声」をもつ楽器との出会いだったと言います。
ライナー・モーク、アントワン・タメスティ、ハリオルフ・シュリヒティヒに学び、アルテミス四重奏団からは室内楽を学びました。シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭をはじめとするフェスティヴァルに定期的に出演、ハンブルク・カメラータ、ノルディック室内管弦楽団などのアンサンブルと共演しています。
2014年に開かれたヨハネス・ブラームス国際コンクール第2位を受賞し注目を集めました。
2017年8月、フィンランドのカレヴィ・アホが彼女の演奏からインスピレーションを得て作曲した《Solo
XII - In memoriam EJR》を初演、翌年2月にハンブルク・カメラータのコンサート・シリーズ「Krypta」で再演しました。オンスロウ、メンデルスゾーン、カリヴォダの曲を弾いた『ヴィオラのためのロマンティック・ソナタ』がデビュー・アルバムです。
ヒヨリ・トガワは、モデナのアントニオ・カッシーニが1690年ごろに製作したとされるヴィオラを弾いています。「孤独の歌」に似合った深い響きを生む楽器です。
このアルバムにつけられた44ページのブックレットには、彼女がプロジェクトについて綴った「プロローグ」と「エピローグ」、それぞれの作曲家についての覚書(英語、ドイツ語、フランス語)が、写真や絵(トガワが描いています)と一緒に掲載されています。2020年の6月から10月にかけてベルリン=ヴァンゼーのアンドレーアス教会で行われたセッションの録音です。
「2020年の春、わたしはまだ、空っぽのベルリンのスタジオで座っていました。そして、晩夏が訪れるころ、わたしの机には新しい楽譜がいっぱい置かれ、壁には私が新しく描いた絵が掛かっていました。
音と色彩に囲まれていることで、孤立しているという感覚はまったくありません。むしろ、支えられ、守られていると感じました。コンサートの聴衆がいないと音楽家としては孤独だと感じることが多かったと思います。でも、この古い音楽と新しい音楽のおかげで、これっぽっちも孤独感はありません。このことも私は『孤独の歌』で表現しました」(ヒヨリ・トガワ「エピローグ」より)

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BONGIOVANNI
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GB 2109
(2CD)
【再発売】
¥2600
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ドニゼッティの珍しいオペラ作品集
ドニゼッティ:
歌劇『リタ』
スザンナ・リガッチ(ソプラノ)
ウーゴ・ベネッリ(テノール)
ロマーノ・フランチェスケット(バリトン)
ジュゼッペ・マニーニ(朗唱)
歌劇『ピグマリオン』
パオロ・ペッレグリーニ(テノール)
スザンナ・リガッチ(ソプラノ)
歌劇『オリンピアーデ』
スザンナ・リガッチ(ソプラノ)
ダニエラ・ブロガネッリ(コントラルト)
歌劇『美しい囚人』
パオロ・ペッレグリーニ(テノール)
スザンナ・リガッチ(ソプラノ)
ロマーノ・フランチェスケット(バリトン) |
ファビオ・マエストリ(指揮)
イン・カント室内管弦楽団 |
ドニゼッティの珍しいオペラ作品集、2枚組1枚価格で再発売
62'12''、66'18''
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新世界を描いたカンタータ
ドニゼッティ:情景カンタータ『コロンブス、或いはアメリカの発見』
ステファノ・アントヌッチ(バリトン)、
マッシモ・デ・ベルナルト(指揮)、
サヴォーナ青年管弦楽団
録音:1992年10月30日
ドニゼッティ:
フルート・ソナタ ハ長調/
チェロとピアノのためのモデラート ト長調/
クラリネットのための練習曲 変ロ長調/
フルート、ファゴットとピアノのための三重奏曲
ヘ長調
G.ブリッチャルディ:『ルクレツィア・ボルジア』によるフルートとピアノのための幻想曲
フランチェスコ・キリヴィ(フルート)、
ロベルト・ペトルッチ(クラリネット)、
パトリック・デ・リティス(ファゴット)、
マウリツィオ・ガンビーニ(チェロ)、
ガブリエレ・カタルッチ(ピアノ)
録音:1994年11月1-3日 |
56'51''
コロンブスを描いたカンタータに室内楽作品をカップリングしたアルバムです。
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イタリアの現代オルガン作品集
カルロ・ベナッティ(1963-):Victimae Paschali
Laudes
マリオ・ペットレッリ(1889-1954):
Kincumber/
Offertorium In Festo Pentecostes Supra
"Veni Sancte Spiritus"
ヴィッリョ・ピウベーニ(1912-1999):
Ave Maria/Variazioni Sul Tema Gregoriano
Della "Salve Regina"
エットーレ・カンポガッリアーニ(1903-1992):
Preghiera a vespro/4声のフーガ 嬰ヘ短調/
4声のフーガ ト長調/3声のフーガ イ短調 |
カルロ・ベナッティ(オルガン) |
63'21''
1963 年マンチュア生まれでオルガニスト、ピアニスト、作曲家、合唱団の指揮者として活動するカルロ・ベナッティによるオルガン・アルバム。
北イタリアの4つのオルガンを使って録音されています。
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フランソワ・ドヴィエンヌ:6つのファゴット・ソナタ
Op.24
第1番 ハ長調/第2番 ト長調/第3番 ヘ長調/
第4番 変ロ長調/第2番 ト短調/第6番 ハ長調 |
マウロ・モングッツィ(ファゴット)
ジョヴァンニ・ブロッロ(ピアノ) |
いきいきと歌うファゴット
録音:2019年7月15-16日
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803)が残した革新的なファゴット・ソナタ集。
ミラノRAI 交響楽団、フェニーチェ歌劇場管弦楽団などのファゴット奏者を務めるマウロ・モングッツィによる演奏です。
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PENTATONE
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PTC 5186271
(3CD)
¥3400
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ヘンデル:6つの合奏協奏曲 Op.3、12の合奏協奏曲
Op.6
【CD 1】
6つの合奏協奏曲 Op.3
合奏協奏曲
(1)第1番 変ロ長調 Op.3-1 HWV 312/(2)第2番
変ロ長調 Op.3-2 HWV 313/
(3)第3番 ト長調 Op.3-3 HWV 314/(4)第4番
ヘ長調 Op.3-4 HWV 315/
(5)第5番 ニ短調 Op.3-5 HWV 316/(6)第6番
ニ長調 Op.3-6 HWV 317
【CD 2】
12の合奏協奏曲Op.6より第1番〜第6番
合奏協奏曲
(7)第1番 ト長調 Op.6-1 HWV 319/(8)第2番
ヘ長調 Op.6-2 HWV 320/
(9)第3番 ホ短調 Op.6-3 HWV 321/(10)第4番
イ短調 Op.6-4 HWV 322/
(11)第5番 ニ長調 Op.6-5 HWV 323/(12)第6番
ト短調 Op.6-6 HWV 324
【CD 3】
12の合奏協奏曲Op.6より第7番〜第12番
合奏協奏曲
(13)第7番 変ロ長調 Op.6-7 HWV 325/(14)第8番
ハ短調 Op.6-8 HWV 326/
(15)第9番 ヘ長調 Op.6-9 HWV 327/(16)第10番
ニ短調 Op.6-10 HWV 328/
(17)第11番 イ長調 Op.6-11 HWV 329/(18)第12番
ロ短調 Op.6-12 HWV 330 |
【CD 1】
ゲオルク・カルヴァイト
(ヴァイオリン/コンサートマスター)
【CD 2&3】
ベルンハルト・フォルク
(ヴァイオリン/コンサートマスター)
ベルリン古楽アカデミー |
名人集団ベルリン古楽アカデミーによるヘンデルの6つの合奏協奏曲&12の合奏協奏曲がセットになって登場!
セッション録音:【CD 1】2019年5月、【CD
2】2018年9月&2019年2月、【CD 3】2019年2月/ニコデマス教会(ベルリン)/DDD、輸入盤・日本語帯付
エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(ペンタトーン)
レコーディング・プロデューサー&編集:カレル・ブリュッゲマン(ポリヒムニア・インターナショナル)
バランス&レコーディング・エンジニア:ジャン=マリー・ヘイセン(ポリヒムニア・インターナショナル)
名人集団ベルリン古楽アカデミー(Akamus)によるヘンデルの6つの合奏協奏曲
Op.3と12の合奏協奏曲Op.6 が3枚組のセットになって登場です!
合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)とはバロック時代特有の協奏曲で、複数の独奏者によって編成される独奏楽器群と、オーケストラ全員による大合奏群との間の音量的、技巧的対比を楽しむ音楽です。
1734年頃に作曲された6つの合奏協奏曲 Op.3
は、小規模ながら管楽器を効果的に取り入れた編成をとりヘンデルらしい豊かな旋律に加えて合奏協奏曲ならではの華やかな響きが魅力といえます。
一方、12の合奏協奏曲は1739年に作曲された作品群。コレッリの協奏曲の形式に基づいたこれらの作品はヘンデルの作品中、もっとも密度の高い協奏曲として知られます。
数々の名録音でも知られるベルリン古楽アカデミーが聴き手の感性に直接訴えかけてくるような刺激的な音楽を聴かせます!
※当セットではフォーマットは通常CD となります。

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AEOLUS
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AE11261
(2SACD HYBRID)
¥5700
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マティアス・ヴェックマン:オルガン作品全集 |
レオン・ベルベン(オルガン) |
CD1 〜
第1旋法による5声の前奏曲 ニ短調/第1旋法によるフーガ
ニ短調/カンツォン ト長調/
神をほめ、祝しまつらん/トッカータ ホ短調/カンツォン
ニ短調/我ら貧しき罪人を/
ファンタジア ニ短調/来てください、聖霊、主なる神よ/カンツォン
ハ短調/
今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ/第12旋法によるトッカータ
ハ長調/
カンツォン・ダル・イステッソ・トゥオーノ
ハ長調/
トッカータ、または第1旋法による前奏曲
ニ短調/第2旋法によるマニフィカト/
CD2 〜
イエス・キリストよ、賛美を受け給え 第2曲/カンツォン
ハ長調/
イエス・キリストよ、賛美を受け給え 第1曲/
おお、光よ、祝福されし三位一体/トッカータ
ニ短調/救いはわれらに来れリ |
貴重なヒストリカル・オルガンの高音質SACD録音で高い評価を得ているドイツのAeolus(エオルス)新録音。
グスタフ・レオンハルトの最後の生徒であり、ゲーベル率いるムジカ・アンティクヮ・ケルンのチェンバリストとしても活躍した、古楽王国オランダの名手、レオン・ベルベン。
作品と同時代の17世紀前半のオルガンによる初の全曲録音となる、ハインリヒ・シュッツの弟子マティアス・ヴェックマン(c.1616−1674)のオルガン作品全集。
CD1はリューベック聖ヤコビ教会のフリードリヒ・シュテルヴァーゲン・オルガン(1637)、CD2はタンガーミュンデ聖シュテファヌス教会のハンス・シェーラー・オルガン(1624)を使用。
※録音:2019年7月、タンガーミュンデ(CD2)&2020年6月、リューベック(CD1)
☆YouTubeにてご試聴いただけます! https://youtu.be/H7Mfe228s-M
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CHRISTOPHORUS
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夜空 〜 シューベルト、ベンダー、ダールベルク:歌曲集 |
フランツ・ヴィッツム(カウンターテナー)
カタリナ・オリヴィア・ブラント(フォルテピアノ) |
シューベルト:秋の夜の月に寄す D.614、ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲
D.576/
カール・フリードリヒ・ツェルター(1758−1832):セレナーデ、夕べの幻想/
シャルロッテ・ベンダー(1792−1870?):乙女の嘆き、Une
Demande?/
ヨハン・フリードリヒ・フーゴー・フォン・ダールベルク(1760−1812):岸辺の乙女、平和へ/
シューベルト:天の火花 D.651、夜曲 D.672/
ヨハン・ヴェスケ・フォン・ピュットリンゲン(1803−1883):ビッテ/
ヨゼフィーネ・カロリーネ・ラング(1815−1880):水源にて/
メンデルスゾーン:月/
エルンスト・フリードリヒ・カウフマン(1803−1856):風の歌/
ヒュッテンブレンナー:さすらい人、子守歌 |
フランツ・ヴィッツム!シューベルトと同世代の知られざるリート集
☆ドイツ古楽界が期待を寄せるカウンターテナー、フランツ・ヴィッツム!
☆グラーフ1826モデルのフォルテピアノ伴奏で歌う、シューベルトと同世代の知られざるリート集。
男声ヴォーカル・アンサンブル、シュティムヴェルク(Stimmwerck)の創設メンバーであり、ドイツ古楽界が期待を寄せるカウンターテナー、フランツ・ヴィッツム。
フィリップ・ヘレヴェッヘ、ニコラス・マギーガン、ヘルマン・マックスら古楽界の名匠と共演し、レコーディングでは、ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)、カプリコルヌス・コンソート・バーゼル(ピリオド・アンサンブル)、ジュリアン・ベール(リュート)などとコラボレーションしてきました。
注目の新録音は、ヴィッツムのデュオ・パートナーであるカタリナ・オリヴィア・ブラントが弾くコンラート・グラーフ1826年モデル(クリストフ・カーン2019年製)のフォルテピアノを伴奏にした、ロマンティックで幽玄なリート集。
フォルテピアノ独奏による「ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲
D.576」を間に挟みながら、シューベルト、ヒュッテンブレンナー、メンデルスゾーンの歌曲とともに、ツェルター、ベンダー、ダールベルク、ピュットリンゲンら知られざるドイツ・ロマン派の歌曲を歌います。
シューベルト、ヒュッテンブレンナー、メンデルスゾーンの作品を除く全曲が世界初録音。
※録音:2020年6月23日−26日、ドイツ

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DUX
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ポーランドの木管五重奏曲集
スピサク:木管五重奏曲
バツェヴィチ:木管五重奏曲
パチョルキェヴィチ:木管五重奏曲
キラール:木管五重奏曲
スヴィデル:小さな木管五重奏曲 |
クラクフ・ゴールデン・クィンテット
〔ナタリア・ヤルゾンベク(フルート)、
ダミアン・スヴィスト(オーボエ)、
トマシュ・ソワ(クラリネット)、
マウゴジャータ・ヴィゴタ(ファゴット)、
コンラード・ゴルダ(ホルン)〕 |
ポーランドの精鋭木管五重奏団、堂々のデビュー!
クラクフ・フィルの首席フルート奏者ナタリア・ヤルゾンベクや、ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団のホルニストのコンラード・ゴルダなどポーランドの木管楽器奏者たちによって2015年に結成された木管五重奏団、クラクフ・ゴールデン・クィンテットのデビュー・アルバム。
2019年にポーランドのジェシュフで開催された第1回スタニスワフ・モニューシュコ国際ポーランド音楽コンクールで第2位を獲得し、その他にもベオグラード、マドリード、ローマ、ヤボル、ロンドンで行われたコンクールで第1位に輝いてきたポーランドの精鋭集団です。
デビュー・アルバムのプログラムは、バツェヴィチを筆頭とした母国ポーランドの作曲家たちによる5つの木管五重奏曲。同編成のレパートリーの拡大にも一役買ってくれる好演です。
※録音:2020年7月20日−23日、ジェシュフ
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フルート!
ブールダン:
オリキュレール・マキシレール・パーティ(耳と顎のパーティ)、
バッハニアーナ、スタク=フラット、パーンのシャンソン、
パーンの祝福、ヴィヴ・アルディ
J.S.バッハ(べロック編):IBBWV. 1013(アルマンド)
カステレード:4月のソナチネ
ベロック:ソナタ
ヴィヴァルディ(ベロック編):
フルート協奏曲ニ長調 RV.428《ごしきひわ》 |
イヴァネ・ベアトリス・ベロック(フルート)
パスカル・パルネ=フーゲール(ギター)
ジャン=マルク・ズヴェレンルテール(ギター) |
フランスの女流コンポーザー=フルーティスト、イヴァネ・ベアトリス・ベロックが無伴奏、ギターとのデュオで繰り広げるリサイタル・プログラムは、自らの師である20世紀フランスにおけるフルート界の巨匠ロジェ・ブールダン(1923−1976)へのオマージュ。
作曲家としても第24回ラジオ=フランス国際作曲コンクール優勝など華々しい実績を持つベロック。
2011年にはフランスのマイエンヌにイヴァネ・ベアトリス・ベロック音楽院を創設するなど教育者としての活動も活発です。
※録音:2019年4月&9月、パリ(フランス)
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コンツキ:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.156
ピアノ・ソナタ第2番ヘ短調 Op.310
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アンナ・パルキータ(ピアノ)
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ポーランドのコンポーザー=ピアニストで、ヨーロッパ全域のみならず、アメリカ、インド、オーストラリア、ニュージーランド、中国、日本でもコンサートを行い、19世紀の音楽文化の発展に多大な影響を与えたポーランドの音楽家アントニ・コンツキ(1816−1899)。
世界各地での活躍や多作家として数多くの作品を残したにも関わらず、現在ではポーランドだけでなく世界的にもすっかり忘れられてしまったコンツキの作品の中から、ヘ長調とヘ短調のピアノ・ソナタ2作品のレコーディングが実現!
初期ロマン派のスタイルで書かれたコンツキの佳作を弾くのは、ポーランドの若手女流ピアニスト、アンナ・パルキータ。
ロマン派作品の演奏を得意とするパルキータは、2013年に国立ショパン研究所からショパン賞を贈られるなど、将来を嘱望されているポーランドのピアニストの1人です。
※録音:2019年11月23日−24日&12月7日−8日、キェルツェ(ポーランド)
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おやすみなさい、グレツキ氏
グレツキ:
ヴァレンタインの小品 Op.70、
アン=リル、
あなたのために Op.58、
おやすみなさい Op.63
ゼムラー:グッド・ラック |
エヴァ・リープヒェン(フルート、アルト・フルート)
エミリア・カロリーナ・シタルツ(ピアノ)
バルバラ・キンガ・マジェフスカ(ソプラノ)
フベルト・ゼムラー(打楽器) |
ポーランドのフルート界における現代音楽のスペシャリスト、エヴァ・リープヒェンによるグレツキ・アルバム。
2010年に発表した自身のデュオ「Flute o'clock」の録音が「Hi-Fi
i Muzyka」誌の年間最優秀アルバムに選出されるなど、特殊奏法や最先端の現代作品の解釈は高い評価を受けています。
※録音:2020年8月、ワルシャワ(ポーランド)
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深淵への旅 〜 スタンチンスキー:ピアノ作品集
ユーモレスク/マズルカ変ニ長調/マズルカ嬰ト短調/
夜想曲/3つの前奏曲/ソナタ変ホ短調/
リディア旋法による前奏曲/カノン/
前奏曲とフーガ/カノン形式による前奏曲 |
ヴィトルト・ヴィルチェク(ピアノ) |
ロシアの悲運の天才、スタチンスキーが遺した秀作の数々。
モスクワ音楽院でタネーエフとジリャーエフに作曲を学び将来を大いに嘱望されたものの、父親の他界を機に精神を病んでしまい医者からもさじを投げられ、遂にはクリミア地方の友人を訪ねた際に謎の溺死によってこの世を去るという悲劇的な生涯を送ったアレクセイ・スタチンスキー(1888−1914)。
そのピアノ作品は、師であるタネーエフや生まれ故郷の民族音楽、ムソルグスキーからの影響の中にスクリャービンの響きが内包されているなど、その才能の豊かさを証明する秀作揃い。
学友だったメトネルも絶賛したという夭折の天才スタチンスキーのピアノ作品を弾くのは、1988年生まれのポーランドのピアニスト、ヴィトルト・ヴィルチェク。
パリのフランス音楽コンクールをはじめ、数々のコンクールで優勝、入賞を果たしている実力派です。
※録音:2020年3月10日−12日、ルスワビツェ(ポーランド)
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シマノフスキ:ピアノ作品集 Vol.2
9つの前奏曲 Op.1
変奏曲変ロ短調 Op.3
4つの練習曲 Op.4
幻想曲ハ長調 Op.14 |
ヨアンナ・ドマンスカ(ピアノ) |
クラクフ音楽アカデミーでヤン・ホフマン、シマノフスキ音楽院ではアンジェイ・ヤシンスキ、そしてパリではリヴィア・レフにピアノを師事し、2011年から2017年までカロル・シマノフスキ音楽教会の会長、また「カロル・シマノフスキ・ミュージック・デイズ」国際音楽祭の芸術監督を務めるなど、現在のポーランドにおけるシマノフスキ演奏の第一人者として知られるスペシャリスト、ヨアンナ・ドマンスカ。
ドゥクス(Dux)レーベルで進行中のシマノフスキのピアノ作品集の第2巻には、ワルシャワ音楽院に進学する前後の1899年から1905年の間に作曲された若かりし日の4作品を収録。
初期ロマン派的な作風を特徴とするシマノフスキの初期作品の知られざる魅力を、ドマンスカの両手が描き出します。
※録音:2020年2月、カトヴィツェ(ポーランド)
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フルートとピアノのためのアメリカのフルート作品集
ムチンスキー:ソナタ Op.14
エルディン・バートン:ソナチナ
トムリンソン・グリフィス:詩曲
リーバーマン:ソナタ Op.23 |
オルガ・レオンキエヴィチ(フルート)
キンガ・フィルレイ=クビカ(ピアノ) |
リーバーマンやトムリンソン・グリフィスなど20〜21世紀アメリカのフルート作品4曲を奏でるのは、ポーランドのルブリン出身のフルーティスト、オルガ・レオンキエヴィチ。
2011年のフリードリヒ・クーラウ国際フルート・コンクールで第2位、2013年の第7回ポーランド・フルート・コンクール(ヴロツワフ)で第3位、さらには2015年の第7回国際フルート・コンクール(クラクフ)で第2位に入賞するなど、実績十分の女流フルート奏者です。
※録音:2019年11月2日−3日、クラクフ(ポーランド)
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小路の間 〜 ポーランドのアコーディオン作品集
ヤナス:ソナタ・インフィニティ/
ブレシャルツ:ハイポプニア/
ジムカ:小路の間/
ザガエフスキ:TR13/
オルチャク:シャンソン/
シェラー:冬/
ペシャト:ジェニーの魂 |
ヴィエスワフ・オフヴァト(アコーディオン) |
現役のポーランド人作曲家たちによって21世紀に入ってから作曲されたアコーディオンのためのコンテンポラリー作品7曲を収録。
現在、クラクフ音楽アカデミーの木管&アコーディオン科でアシスタントを務めているヴィエスワフ・オフヴァトが、ポーランドで生まれたアコーディオンのための現代作品を演奏。
オフヴァトはポーランドをはじめとする新作の初演に積極的に取り組んでおり、アコーディオンのレパートリーの拡大に力を注いでいます。
※録音:2017年1月10日&10月30日、クラクフ(ポーランド)
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SOMM RECORDINGS
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Treasures from the New World 新世界からの宝物
ビーチ/オスワルド/ノブレ: ピアノ五重奏曲集
1-3. エイミー・ビーチ(1867-1944):ピアノ五重奏曲
嬰ヘ短調 Op.67
4-7. エンリキ・オスワルド(1852-1931):ピアノ五重奏曲
ハ長調 Op.18
8. マルノス・ノブレ(1939-):詩曲 21 Op.94
No.21..初録音
9. ビーチ:ロマンス Op.23 |
クレーリア・イルズン(ピアノ)..1-9
コウル四重奏団
【メンバー】
ロジャー・コウル(ヴァイオリン)..1-9
フィリップ・ギャラウェイ(ヴァイオリン)..1-8
ジョナサン・バリット(ヴィオラ)..1-8
ニコラス・ロバーツ(チェロ)..1-8 |
録音 2019年4月8-9日 Turner Sims, Southhampton,
UK
「Treasures from the New World 新世界からの宝物」と題された室内楽作品集。収録されているの
はブラジルの作曲家オスワルドとノブレ、アメリカの作曲家ビーチの作品です。
ヨーロッパからの移民を両親に持ち、イタリアとブラジルで活躍したオスワルド、初期のころから十二音技法に興味を抱き、ヒナステラに師事したノブレ、アメリカで初めて作曲家として成功した女性であるビーチ。
3人とも新しい時代の音楽を開拓し、個性的な作品を書きあげました。
このアルバムでは、ブラームスとシューマンの影響が感じられるビーチのロマンティックな五重奏曲、流麗かつ力強いアンサンブルが楽しめるオスワルドの五重奏曲、この2曲をメインに置き、陰鬱ながらも情熱を秘めたノブレの詩曲(世界初録音)と、愛らしいビーチのロマンスが添えられています。
ブラジル出身のピアニストのクレーリア・イルズンと、コウル四重奏団の演奏で。
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イギリスのヴァイオリン・ソナタ集
1-2. ウィリアム・ウォルトン(1905-1983):ヴァイオリン・ソナタ
3-5. ウィリアム・オルウィン(1905-1985):ヴァイオリン・ソナチネ
6. ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):
ヴァイオリンとピアノのためのエレジー..初録音
7. ジェイコブ: カプリース..初録音
8. ジェイコブ: 小さなダンサー..初録音
9-11. ケネス・レイトン(1929-1988):ヴァイオリン・ソナタ第1番
Op.4
12. アラン・ロースソーン(1905-1971):ピエロ
- ヴァルス=カプリス
13. レノックス・バークリー(1903-1989):エレジー
イ長調 Op.33 No.2
14. バークリー:トッカータ ホ短調 Op.33
No.3 |
クレア・ホウィック(ヴァイオリン)
サイモン・キャラハン(ピアノ) |
録音 2019年9月7-8日 Wathen Hall, St Paul's
School, London, UK
20世紀に大好評を博したイギリスのヴァイオリン・ソナタを集めた1枚。メニューインから依頼されたウォルトンのソナタをはじめ、均整のとれたオルウィンのソナタ、初録音となるジェイコブの3つの小品、映画「アンクル・サイラス」でも用いられたロースソーンのヴァルス=カプリス、若々しいレイトンのソナタ、巧妙に音が張り巡らされたバークリーのエレジーとトッカータ、この6人の作曲家の作品が演奏されています。
演奏しているクレア・ホウィックはこのアルバムがSOMMへのデビュー。ピアノのサイモン・キャラハンと息の合った演奏を聴かせます。
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英国とフランスをつなぐヴァイオリン曲集
ENTENTE MUSICALE 音楽の架け橋 ヴァイオリンとピアノの音楽
1-3. ディーリアス(1862-1934): ヴァイオリン・ソナタ
ロ長調 Op.posth
4. シリル・スコット(1879-1970):
Cherry Ripe 熟したさくらんぼ -クライスラーに
5. スコット: ワルツ・カプリース(A.W.クレーマー編)..初録音
6-8. ドビュッシー(1862-1918): ヴァイオリン・ソナタ
ト短調
9. ラヴェル(1875-1937): ハバネラ形式の小品(J.ハイフェッツ編)
10-12. アイアランド(1879-1962): ヴァイオリン・ソナタ第1番
ニ短調
13. バックス(1883-1953): Mediterranean
地中海(J.ハイフェッツ編) |
クレア・ホウィック(ヴァイオリン)
サイモン・キャラハン(ピアノ) |
録音 2019年10月24-25日 Wathen Hall, St
Paul's School, Barnes、UK
英国とフランスをつなぐ作品を書いた作曲家たちのヴァイオリン曲を集めた1枚。冒頭にはこのジャンルを代表するディーリアスの作品が置かれています。
20代後半、パリに留学した彼は滞在した8年の間に、この都市の空気と文化を存分に堪能、認められることはなかったもののこの「ヴァイオリン・ソナタ
ロ長調」を含む数多くの作品を書き上げています。
また、彼より年少のアイアランドのソナタは、エドワード調の優雅さとフランス印象派の作風を融合させたものであり、ドビュッシーの最後のソナタは深い感情が表出された名作です。
ここに、ラヴェルとドビュッシー作品から影響を受けたシリル・スコットの小品と、ハイフェッツのアレンジによるラヴェルの「ハバネラ形式の小品」、バックスの「地中海」を併せ、ホウィックとキャラハンが各曲の共通項を探っていきます。
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ベル・エポック 1886 フランク/ゴダール:
チェロ・ソナタ集
1-4. フランク(1822-1890): チェロ・ソナタ
イ長調
5-7. ゴダール(1849-1895): チェロ・ソナタ
ニ短調 Op.104 |
コリーヌ・モリス(チェロ)
ペトル・リモノフ(ピアノ) |
録音 2019年11月14-15日 Carlisle Place,
London、UK
1886年に作曲されたフランクとゴダール、2曲のソナタを収録したアルバム。
どちらもベル・エポック(良き時代)の頃に、フランス系の作曲家がドイツ、オーストリア系の作風に則って書いた作品です。
とはいえ、ヴァイオリン・ソナタを原曲とするフランクのソナタは良く知られていますが、ゴダールのソナタは録音も演奏機会もほとんどなく、貴重な1枚となります。サロン風の音楽ばかりが知られるゴダールですが、ここではかっちりとした形式を持つ壮大な音楽が展開されています。
チェロを演奏するコリーヌ・モリスは、ロストロポーヴィチとトゥルトリエに高く評価された奏者。肩の故障により5年以上コンサートから遠ざかっていましたが、見事な復活を遂げています。
ロシア系イギリス人ピアニスト・指揮者、ペトル・リモノフは『Classical
Music magazine誌』にて「無限の能力を備えた驚異的な音楽家」と評された名手。
二人の息を呑むようなアンサンブルをお聴きください。
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ピーター・ドノホー(ピアノ)
モーツァルト(1756-1791):ピアノ・ソナタ集
第3集
1-3. ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330
4. ジーグト長調「ライプツィヒ・ジーグ」K.574
5-7. ピアノ・ソナタ第18番 ニ長調 K.576
8. アダージョ ロ短調 K.540
9-11. ピアノ・ソナタ第11番 イ長調「トルコ行進曲付き」K.331 |
ピーター・ドノホー(ピアノ) |
録音 2018年7月9-12日 Royal Birmingham
Conservatoire, Birmingham,England, UK
イギリスの中堅ピアニスト、ピーター・ドノホーが弾くモーツァルトのソナタ集。
第3集となるこのアルバムでは人気の高い第11番「トルコ行進曲付き」と、第10番ハ長調、最後のソナタである第18番ニ長調の3曲を収録。
同時収録は1788年に書かれた「アダージョ
ロ短調」と、あまり耳にすることのない小品「ジーグ
ト長調」。ドノホーは各曲の持つ雰囲気を弾き分け、明から暗までさまざまなモーツァルトの表情を描きだしています。
中でも軽やかな「ジーグ」と悲痛な「アダージョ」での対照的な雰囲気が聴きどころ。
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エセル・スマイス(1858-1944):歌曲とバラード集
4つの歌
1. No. 1. Odelette オデレット/2. No.
2. La Danse ダンス/
3. No. 3. Chrysilla クリシラ/4. No.
4. Ode anacreontique アナクレオンへの頌歌
歌とバラード Op.3
5. No. 1. Vom berge 山から/6. No. 2.
Der verirrte Jager 失われた狩人/
7. No. 3. Bei einer Linde 菩提樹のそばで/
8. No. 4. Es wandelt, was wir schauen
それは変わる、私たちが見るもの/
9. No. 5. Schon Rohtraut 美しいロートラウト姫
歌 Op.4
10. No. 1. Tanzlied 踊りの歌/11. No.
2. Schlummerlied 眠りの歌/
12. No. 3. Mittagsruh 昼休憩/13. No.
4. Nachtreiter 夜の騎手/
14. No. 5. Nachtgedanken 夜の想い
3つの歌
15. No. 1. The Clown 王冠/16. No. 2.
Possession 所有/17. No. 3. On the Road 路上 |
ルーシー・スティーヴンス(コントラルト)、
バークリー・アンサンブル..1-4、
オダリーネ・デ・ラ・マルティネス(指揮)..1-4、
エリザベス・マーカス(ピアノ)..5-17 |
録音 2019年9月11-12日 Studio 1, University
of Surrey, Guildford, UK
19世紀後半から20世紀前半のイギリスで活躍した数少ない女性作曲家の一人、エセル・スマイス。作曲だけではなく、女性解放運動にも力を尽くし、晩年には自伝や交友録を著すなど優れた活動をした人です。
熱烈なブラームス信奉者であった彼女ですが、実際に作曲したのは歌曲や合唱曲が中心で、器楽のための作品はほとんど残っていません。
このアルバムには1886年から1913年の間に書かれたピアノとオーケストラの伴奏による17の声楽曲を収録。Op.3の5曲はドイツ語のタイトルが付いていますが、歌詞は作曲者自身が英訳したもの。
一方Op.4の5曲はドイツ語の歌詞に作曲しています。1913年に作曲された「3つの歌」のうち、2つの曲にはイギリスの社会主義活動家エセル・カーニー・ホールズワースの詩が用いられており、彼女の強い主張が感じられます。
1908年に作曲された「4つの歌」は室内楽伴奏による美しい作品。フランス風の音楽であり、ドビュッシーからも賞賛されました。
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Hush! ヴォーカル・アンサンブル作品集 |
パパゲーナ(ヴォーカル・アンサンブル) |
1. ドン・マクドナルド(1966-): Fire-Flowers:
No. 1. Moonset 月の入り
2. ジョージア伝承曲: Shen khar venakhi
(S.テナント=フラワーズ編)
3. フローリ・ジャゴダ(1926-): Hamisha
asar (S.ヴァンゴ編)
4. チャイコフスキー(1840-1893): 子供のための16の歌
Op.5 - 第5番 伝説 (G.ウィーヴァー編) ..初録音
5. ルーマニア伝承曲: Sub o salcie しだれ柳の下に
(A.ウッズ編)
6. ケドロフ(1871-1940): 主の祈り
7. カッシア(810-867): Ek rizis agathis
神の道より
8. ダッガン(1963-): O viridissima virga
最も優しい小枝
9. イングランド伝承曲: The Snow it Melts
the Soonest 雪はすぐ溶ける (W.ブリュックナー編)
10. ホルスト(1874-1934): The swallow leaves
her nest ツバメは巣立つ
11. ガンズ・アンド・ローゼズ: Sweet Child
o' Mine (S.ヴァンゴ編) ..初録音
12. アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):
私の心よ、弱ってはならぬ
13. リビー・ラーセン(1950-): Jack's Valentine
14. ケルト伝承曲: Mouth Music (J.フォークナー&D.キーン編)
15. ジェトス・ブレーマー(1959-): Sigh
No More, Ladies
16. デイヴィッド・ラング(1957-): I Lie
(ヴォーカル・アンサンブル編)
17. ブルガリア伝承曲: Kakwa moma (U.クノルン編)
18. ジム・クレメンツ(1983-): The Woman's
'If'..初録音
19. ジェス・アロースミス(1977-): Changeling's
Lullaby (ヴォーカル・アンサンブル編) |
録音 2019年9月6-8日 Challow Park Srudios,Wantage、UK
前作のアルバム「The Darkest Midnight」(SOMMCD0189)が、イギリスのAMAZONでクラシック・チャートのトップを飾るという快挙を成し遂げた女声5人によるヴォーカル・アンサンブル「パパゲーナ」の第2作。
"厳しい冬を照らす暖かい光"をテーマに掲げ、選ばれた多種多様な音楽はどれも魅力的、かつ意味深いものばかり。
伝承曲からロックまで刺激的で興味をそそられる曲が並びます。彼女たちの美しくブレンドされた声の響きが楽しめます。
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From Five Continents 五大陸より ペネロピ・スウェイツ(1944-):合唱曲と歌曲集
1. 詩篇第24篇「The Earth is the Lord's
すべての地は主のもの」
2. 詩篇第121篇「I will lift up mine eyes
目を上げて山々を仰ぐ」
3. 詩篇第19篇「The heavens tell out the
glory of God 天は神の栄光を告げる」
4. 詩篇第23篇「The Lord is my shepherd
主は私の羊飼い」
5-9. ミサ・ブレヴィス
10. Reverie 夢
11. All the Days of Christmas クリスマスの全ての日々
12. Forestry 林業
5つのシェイクスピアの歌
13. No. 4. Under the Greenwood Tree 緑の木陰に
14. No. 1. Fear no more the heat o'the
sun 燃える太陽ももう恐れるな
15. No. 2. When icicles hang by the wall
つららが壁に垂れ下がり
16. No. 3. O Mistress Mine 私の恋人よ
17. No. 5. It was a lover and his lass
恋に落ちた若者とその彼女
18. Yaathum oore yaavarum kelir 誰もが何でも聞く
19. Walkabout ウォークアバウト
20. Kano カノ
21. Cold Winter's Night 冷たい冬の夜
22. A Carol of Christmas Morning クリスマスの朝のキャロル
23. Lead, Kindly Light みちびきゆかせたまえ
24. Saint Teresa's Bookmark 聖テレサのブックマーク
※トラック10を除いて全て初録音 |
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)..1,4,5-9,11,13-17,19
ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)..3,5-9,12,13-17,20
ウィリアム・デイズリー(バリトン)..10,13-17
ルバート・ジェフコート(オルガン)..1,2,5-9,13-17,22
エクス・カセドラ(ヴォーカル・アンサンブル)
ペネロピ・スウェイツ(ピアノ)..3,4,10,11,12,13-17,18,19,20,21,23
ジェフリー・スキッドモア(指揮) 他 |
録音 2019年9月20-22日 Elgar Concert Hall,
University of Birmingham,England, UK
オーストラリア出身の作曲家・ピアニスト、ペネロピ・スウェイツ。パーシー・グレインジャーの解釈が高く評価されるとともに、ミュージカルなどの彼女自身の作品も好評を持って迎えられています。
この「五大陸より」と題されたアルバムでは、19曲の初録音を含む合唱曲と歌曲を紹介しています。
「ミサ・ブレヴィス」と4曲の詩篇、シェイクスピアの詩を用いた曲、インドとアフリカの音楽に影響を受けた歌、南北アメリカの民謡を採り入れた歌、そしてオーストラリア奥地の民謡に喚起された歌がバランスよく配置されています。
これらを歌うのは古楽系の演奏でも知られるキャロリン・サンプソンとジェイムズ・ギルクリスト、ウィリアム・デイズリーの3人の歌手たち。
スウェイツのピアノだけでなく、ギターからドラムやサックス、トランペットまでの多彩な楽器を伴奏に、エクス・カセドラとともに華麗な歌を披露します。
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Faith, Love and Nonsense 信仰と愛とナンセンス
スタンフォード(1852-1924): 歌曲集
信仰の歌 Op.97(1907)..全曲の初録音
1. Strong son of God, immortal Love/2.
God and the universe/
3. Faith/4. To the Soul/5. Tears/6.
Joy, Shipmate, Joy!
ロバート・ブリッジの詩による3つの歌
Op.43(1891)..初録音
7. Since thou, O fondest and truest/8.
I praise the tender flower/
9. Say, O say! saith the music
《Shamus O'brien 探偵オブライエン》Op.61-4つの歌(1896)..デジタル初録音
10. My heart is thrall to Kitty's beauty/11.
Glengall/
12. Ochone, when I used to be young/13.
I love my ould Ireland
Nonsense Rhymes ナンセンスな詩(遺作)
14. The Hardy Norsewoman/15. The Compleat
Virtuoso/16. The Absent Barber/
17. The Cow and the Coward/18. Barkerolle/19.
Dithyramb/
20. The Generous Parishioner./21.
Limmerich ohne Worte/
22. The Boat Song/23. Nileinsamkeit/24.
The Aquiline Snub/
25. Tone Poem/26. Gongdichtung/27.
A Visit of Elizabeth
The Triumph of Love 愛の勝利 Op.82(1903)..初録音
28. O one deep sacred outlet of my
soul/29. Like as the thrush in winter/
30. When in the solemn stillness of
the night/31. I think that we were children/
32. O flames of passion/33. Barkerolle(異稿版) |
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)..1-9,12,13,15-20,23,26,27,33
ジェームズ・ウェイ(テノール)..10,11,14,22,24,25,28-32
アンドルー・ウェスト(ピアノ) |
録音 2019年6月25-26日 Wyastone Concert
Hall、UK
アイルランド出身の作曲家、チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード。7曲の交響曲を含む数多くの作品を残し、19世紀英国音楽発展の立役者と目されながらも、20世紀になると一部の合唱作品の他はほとんど忘れられてしまいました。
このアルバムでは、名バリトンのロデリック・ウィリアムズと、2017年に開催された「第62回キャスリーン・フェリアー賞」で第2位を獲得した若きテノールのジェームズ・ウェイの歌唱で、スタンフォードのさまざまな歌曲を収録。
中でも「ロバート・ブリッジの詩による3つの歌」と「愛の勝利」は世界初録音となります。
他にはウォルト・ホイットマンの詩による「信仰の歌」、遺作となったエドワード・リアの詩によるユニークな曲調を持つ「ナンセンスな詩」など、どの曲も英国詩人たちが紡ぐ美しい言葉が巧みにロマンティックな音楽へと織り込まれています。
ピアノを担当するアンドルー・ウェストも力強い演奏を聴かせます。
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ベル歴史的録音・旧録音>
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濃厚に表現する"カラヤンのブラームス"
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ヴィルヘルム・バックハウス(P)+
カラヤン指揮、ベルリンフィル |
1964年5月18日ウィーン・ムジークフェラインザール(ウィーン音楽週間ライヴ)
初出時には「カラヤンとバックハウスの水と油の音楽性」という面が強調された名盤。ベルリンフィルのウィーン客演時のライヴ。実はカラヤンとバックハウスは頻繁と言わないまでも共演する間柄でした。今聴き直しますとカラヤンも当然ながらドイツ音楽の雄。お互いを尊重し、かつ一歩も引かない見事な演奏です。バックハウスは80代半ばと言う高齢ながら厳格なリズム感、情熱的な表現に事欠かず鍵盤の獅子王の面目躍如たるものがあります。ベルリンフィルの分厚い低弦を大筆の払いのように濃厚に表現する"カラヤンのブラームス"も存分に楽しめます。コンサートは5月17日と18日に行われ当ライヴ録音は二日目。メイン・プログラムは交響曲第2番でした。
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ベルリンフィル
カラヤンにとって「ブル8」は勝負曲!
ブルックナー:交響曲第8番
[17:13][15:21][26:21][25:37] |
カラヤン指揮
ベルリンフィル |
1966年6月16日オランダ音楽祭。アムステルダム・コンセルトヘボウ、ライヴ・ステレオ
カラヤンにとって「ブル8」は勝負曲でありました。フルトヴェングラーの後任としてベルリンフィル戦後初のアメリカツアーを率いた1955年も、ベルリンフィルとの不協和音が囁かれる中で敢行した生涯最後のウィーンフィル、ニューヨーク公演もこの曲を轟かせて批判の声を封じ込めました。
当演奏は伝説の1966年日本公演の直後に行われたヨーロッパツアーから名ホールアムステルダム・コンセルトヘボウで行われた凄絶なライヴ。
壮麗な音響、荒々しいまでの推進力、絶望に至るほどのカタルシス。他国客演時では常日頃より燃え上がるのがカラヤン。スタイリッシュなだけでない汗をかくカラヤンを味わいたいならこれは必聴です!
初回限定で1枚価格にてご提供します。英日のライナーノート付です。
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ET’CETERA
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ルッジェーロ・リッチ&アルゲリッチ!Et'ceteraの名盤復刻!
フランク&プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ集
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
Op.94a
イザイ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調
Op.27-3《バラード》
パガニーニ:ゴッド・セイヴ・ザ・キングによる変奏曲
Op.9
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調
BWV.1006より
ガヴォット・アン・ロンドー |
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) |
ルッジェーロ・リッチ&アルゲリッチ!Et'ceteraの名盤復刻!
☆リッチ&アルゲリッチの1979カーネギー・ライヴが再生産!
オランダの老舗レーベル「Et'cetera(エトセトラ)」の初期の名盤の1つ、ルッジェーロ・リッチとマルタ・アルゲリッチが1979年にニューヨークのカーネギー・ホールで繰り広げた白熱のライヴ!
多くの名演が存在するフランクのヴァイオリン・ソナタのなかでも、決定盤の1つとして評価の高い熱演(楽章間にまで巻き起こる拍手からも会場の熱気が伝わります)でありながら、長らく廃盤・入手不可となっていた名盤が再生産されました!
※録音:1979年10月20日、カーネギー・ホール(ニューヨーク/ライヴ)
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ブリテン:歌曲集
《誕生日のお祝い》Op.92より 4つのバーンズの歌
民謡編曲集
〔とねりこの木立、ザ・ツリーズ・ゼイ・グロウ・ソー・ハイ、
ねえクッションを縫える?、なんと甘く答えることか、
夏の名残のばら、ミンストレル・ボーイ〕
子守歌のお守り Op.41/
民謡編曲集
〔サリー・ガーデンズ、広い河の岸辺、
ニューカッスルからおいででは?、私が父の家にいた頃〕 |
イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)
キャロリン・ワトキンソン(アルト)
タン・クローネ(ピアノ) |
イヴォンヌ・ケニーとキャロリン・ワトキンソン、二人の大歌手が歌ったベンジャミン・ブリテンの歌曲集(オリジナル・リリースは1987年頃)も再生産されました。
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SOMM RECORDINGS
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キャスリーン・フェリアー 20世紀英国歌曲の宝物
1. パリー(1848-1918): Love is a bable 愛は聖書
2. クィルター(1877-1953): Now sleeps the
crimson petal 深紅の花弁は眠りに就く
3. クィルター: To Daisies デイジー
4. クィルター: The Fair House of Joy 喜びの公正な家
5. ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958): Silent
Noon 静かな午後
6. スタンフォード(1852-1924): The Fairy
Lough 妖精の湖
7. スタンフォード: A Soft Day 穏やかな日
8. スタンフォード: La Belle Dame sans Merci
容赦ない美女
9. ブリッジ(1879-1941): Go not, happy day
幸せな日よ、去ることなかれ
10. ウォーロック(1894-1930): Sleep 眠り
11. ウォーロック: Pretty ring-time 呼び出し時間
12. ジェイコブソン(1896-1973): The Song
of Songs ソロモンの雅歌
13-15. ラッブラ(1901-1986): 3つの詩篇 Op.61
16-18. ワーズワース(1770-1850): 3つの歌
Op.5
19-23. ファーガソン(1908-1999): Discovery
発見 Op.13
24. ブリテン(1913-1976): 花の歌 Op.37
25-28. レノックス・バークリー(1903-1989):
アビラの聖テレサの4つの詩 Op.27・・初出音源 |
キャスリーン・フェリアー(コントラルト)
フレデリック・ストーン(ピアノ)..1,5-12、フィリス・スパー(ピアノ)..2,3,4、
アーネスト・ラッシュ(ピアノ)..13-23、アンナ・ポラック(メゾ・ソプラノ)..24、
EOGオーケストラ..24、レジナルド・グッドオール(指揮)..24、
ロンドン交響楽団..25-28、ヒューゴ・リグノルド(指揮)..25-28 |
録音1952年6月5日 BBC recital..1,5-7,9-11 1951年12月
DECCA(1952年9月発売)..2,3 1951年12月 DECCA(1952年11月発売)..4 1948年2月16日
BBC recital..8 1947年11月3日 BBC recital..12 1953年1月12日
BBC recital..13-15,16-18,19-23 1946年10月11日
BBC broadcast..24 1952年4月7日 BBC broadcast..25-28
20世紀前半を代表するコントラルト歌手キャスリーン・フェリアー。41年という短い生涯の間に数々の名唱を遺し、これらの録音は現在でも広く愛されています。
このアルバムは、彼女が歌うあまり知られていない英国歌曲を収録。これらの中で、もっとも初期の録音は1946年に録音されたブリテンの《ルクレシアの凌辱》の「花の歌」で、以降、1953年に彼女が亡くなる9か月前までの様々な時期の歌唱が収録されています。
これらはどれもDECCAとBBCのために録音された音源ですが、レノックス・バークリーの「アビラの聖テレサの4つの詩」はこれまでに発表されたことがありません。
アルバムに添えられたブックレット(英文)を執筆したのは、現在「キャスリーン・フェリアー賞」の管財人を務めるバリトン歌手、トーマス・アレン。
作品の解説とともにフェリアーの類まれなる才能とその歌唱に改めて光を当てています。
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<メジャー・レーベル>
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WARNER
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9029519170
\2600→\2390 |
PHOENIX/ヤヌシュ・ヴァヴロウスキ(ヴァイオリン)
1. ルジツキ:ヴァイオリン協奏曲 Op.70
2. チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
Op.35 |
ヤヌシュ・ヴァヴロウスキ(ヴァイオリン)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
グジェゴシュ・ノヴァーク(指揮) |
録音:2019年11月18,19日、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール
第二次世界大戦中、ポーランドの人々はナチス・ドイツの占領軍によって残酷に抑圧されました。
ポーランドの芸術家は、国の文化的アイデンティティを消滅させることを目的としたゲシュタポによって監視されていました。
ルドミル・ルジツキ[1883-1953]は、1900年代初頭に歌劇『ヘンゼルとグレーテル』の作曲家であるフンパーディンクに師事。第一次世界大戦後、ポーランドがロシアから独立したとき、彼は自国の音楽を活性化しようと努めた作曲家グループ(シマノフスキを含む)のメンバーでした。彼は、悪魔とファウストの協定を結んだ16世紀の貴族の物語バレエ音楽『パン・トヴァルドフスキ』(1920年)で特に成功を収めました。
ルジツキは、1944年の夏にヴァイオリン協奏曲の作曲に取り組みました(ワルシャワ蜂起は8月上旬から10月上旬に行われています)。
最初にピアノとソロ・ヴァイオリンによるヴァージョンでスコアがほぼできあがり、オーケストレーションを完了する必要がありました。ソロ・パートの技術的面について、名ヴァイオリニストであったヴワディスワフ・ウォツニアクと時間を過ごしていましたが、彼と家族がナチス軍から危険にさらされていることがわかり、ルジツキはワルシャワから脱出することを決心し、スーツケースに楽譜をしまい庭に埋め隠したのでした。彼の家は最終的に破壊され、戦後、ポーランドの首都の南西約300kmにあるカトヴィツェ市で教鞭をとっていたルジツキは、この協奏曲の楽譜を失ったことに失望していました。彼は1953年に亡くなりましたが、その後、スーツケースが、ワルシャワにあるルジツキの家の廃墟を片付けていた建設作業員によって発見され、そこに入っていた楽譜はポーランド国立図書館のアーカイブに届きました。
ヤヌシュ・ヴァヴロウスキはこの協奏曲について「ルドミル・ルジツキのヴァイオリン協奏曲の楽譜の断片に最初に出会ったのは数年前のことです。この素晴らしい作品はすぐに私に語りかけ、灰から立ち上がるフェニックスのように生まれ変わり、世界中の観客に楽しんでもらうべきだという考えが頭に浮かびました」と話しています。研究者の助けと多くのアーカイブの精査により、彼は協奏曲のピアノ・リダクションによる楽譜と、オーケストレーションされたフルスコアの最初の87小節を見つけることができました。一部の音楽家は、すでにピアノ・リダクションのみに基づいた協奏曲を完成させていましたが、ヴァヴロウスキはピアニスト兼作曲家のリシャルト・ブリーラと協力し、オーケストレーションされた断片をもとにし、新たに作品の再現に着手しました。彼はまたソロ・パートを編集し、ヴァイオリニストが完全に再現できる奏法に収まるように改訂しています。
このプロジェクトには数年かかりました。ロジツキの当初の考えに可能な限り近い・・・私にとって、この協奏曲は戦前のワルシャワのエネルギーと生命に満ちていていることについて、作曲家は思い起こそうとしていたと思います。そして、彼が1944年に書いたように、この前向きなエネルギーを伝えています。ナチスの大砲が街に降り注いだ非常に暗い時期でした。私たちの文明の激動の歴史と不安の時代を振り返ると、文化と芸術は常に人類に不可欠な役割を果たしてきたことがわかります。悲しい現実に直面したアーティストたちは、意識的に創造力を駆使して、希望と喜びの両方をもたらす作品を創造してきました。これは、このアルバムに録音された2つのヴァイオリン協奏曲のメッセージです。どちらも、作成者の生活の中で非常に困難な時期に書かれました。チャイコフスキーは、彼の結婚の苦痛な崩壊の後、作曲の避難所を探していました。2人の作曲家は、異なる時代に書いていましたが、多くの共通点がある作品を作成しました。チャイコフスキーが1878年に作曲したヴァイオリン協奏曲は、今日私たちが知っている映画音楽のスタイルに似た作品を作曲した最初の作曲家の1人です。ルジツキの作品は、ガーシュウィンやコルンゴルトを思い起こさせます。ハリウッドを感じつつ、同時に独特のスラブの味を保持しています。ルジツキは、チャイコフスキーの65年後の作品ですが、より大規模なオーケストラを自由に使用しつつ、チャイコフスキーと同様の方法でオーケストラを背景にソロ・ヴァイオリン・パートを描いています。ルジツキの協奏曲は最も暗い時代に書かれた作品ですが、壮大で豪華なロマン派後期の様式による前向きなエネルギーを持っていることは信じられないことです。」と、ヴァヴロウスキは語っています。
ルジツキの作品は6人以上の打楽器奏者を必要とし、「詩人の心のこもった口調を持つ名手」と呼ばれるヴァヴロウスキの芸術的個性に非常に適しています。このレコーディングはロンドンで行われ、のロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と、同じポーランド生まれのグジェゴシュ・ノヴァークが指揮を務めています。
ヤヌシュ・ヴァヴロウスキは、1982年、ポーランドのコニン生まれ。6歳からヴァイオリンを始め、ワルシャワ音楽院を優秀な成績で卒業。数多くの国際コンクールの入賞歴を持ち、世界中のオーケストラとも共演しています。最近ではザコパネ国際室内楽音楽祭「ハイツミュージック」の芸術監督を務め、またワルシャワのショパン音楽大学の講師も務めています。現在、ポーランドで最も実力、人気を持つヴァイオリニストです。
ここで使われたヴァイオリンは、戦後のポーランドとして初のストラディヴァリウス。バッハが生まれた年と同じ1685年製のこの楽器は、これまで私的なものであり、記録になかったもので、まったく謎に包まれた楽器といわれています。最近この楽器を購入しヴァヴロウスキへ貸し出した後援者は、ポーランド独立100年を称え、この楽器を「ポロニア」と名付けました。
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イーゴリ・ストラヴィンスキー・エディション
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9029514093
(23CD)
\7300→\6890 |
このボックスは、イーゴリ・ストラヴィンスキー没後50年を記念して製作されたものです。ストラヴィンスキーの主要な作品や、あまり聴かれない小さな作品などを、Erato
/ Warner Classicsアーティストによって演奏された名演奏だけでなく、ストラヴィンスキー自作自演などによる1920年代後半から1930年代にかけての歴史的録音も収録されています。ほぼ約100年の演奏史ともなっています。またストラヴィンスキー自身や他の作曲家・演奏家らによるトランスクリプションも収録。
各ディスクは、ロシア出身の画家・美術理論家で、ストラヴィンスキーの音楽から影響を受けているといわれている純粋抽象絵画の創立者、ワシリー・カンディンスキーの絵画が使用された紙ジャケに封入。
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イーゴリ・ストラヴィンスキー・エディション
CD1
ストラヴィンスキー:
1. 幻想的スケルツォ Op.3 (1908)
2. 幻想曲『花火』Op.4 (1908)
3. バレエ音楽『火の鳥』 (1910)
フィルハーモニア管弦楽団
エリアフ・インバル(指揮)
CD2
1. バレエ組曲『火の鳥』 (1910, Ballet Suite
1919)
フィラデルフィア管弦楽団
リッカルド・ムーティ(指揮)
2. バレエ音楽『ペトルーシュカ』 (1911 original
version)
フィルハーモニア管弦楽団
エリアフ・インバル(指揮)
CD3
1. バレエ音楽『ペトルーシュカ』 (1911, orchestration
1947)
フィラデルフィア管弦楽団
リッカルド・ムーティ(指揮)
2. バレエ音楽『春の祭典』 (1913)
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
CD4
1. 交響詩『ナイチンゲールの歌』 (1917)
フランス国立管弦楽団
ピエール・ブーレーズ(指揮)
2. バレエ音楽『プルチネッラ』 (1920)
アン・マレイ(メゾ・ソプラノ)
アントニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)
サイモン・エステス(バス)
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
ピエール・ブーレーズ(指揮)
3. 小管弦楽組曲第2番 (1921)
4. 小管弦楽組曲第1番 (1925)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
CD5
1. バレエ音楽『結婚』(フランス語歌唱:1914-1917
& 1919-1923)
バシア・レチツカ(ソプラノ)、アルレット・シュデル(アルト)
エリック・タピー(テノール)、フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)
マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ(ピアノ)
エドワード・アウアー、スザンヌ・ウッソン(ピアノ)
打楽器アンサンブル、ローザンヌ大学合唱団(合唱指揮:ミシェル・コルボ)
シャルル・デュトワ(指揮)
2. 4つのロシアの歌(オリジナル版:1914-1917)
3. 4つのロシアの歌(4つのホルン付き版:arranged
1954)
フランス放送合唱団
ジャック・ジュイノー(指揮)
4. 交響組曲『妖精の口づけ』(ディヴェルティメント)
(1928-1934, revised 1949)
フィルハーモニア管弦楽団
アンドレ・ヴァンデルノート(指揮)
CD6
1. バレエ音楽『ミューズを率いるアポロ』 (1928,
1947 revised version)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
2. 4つのエチュード (1928)
フランス国立管弦楽団
ピエール・ブーレーズ(指揮)
3. 詩篇交響曲 (1930, rev.1948)
ベルリン放送合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
4. 協奏曲変ホ長調『ダンバートン・オークス』
(1938)
スコットランド室内管弦楽団
ユッカ=ペッカ・サラステ(指揮)
CD7
1. クレド(使徒信経) (1932)
2. アヴェ・マリア (1934)
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
スティーヴン・クレオバリー(指揮)
3. バレエ音楽『カルタ遊び』 (1936)
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
ジェイムズ・コンロン(指揮)
4. 交響曲ハ調 (1940)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
5. 協奏的舞曲 (1941-1942)
ロサンジェルス室内管弦楽団
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
CD8
1. 4つのノルウェーの情緒 (1942)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・キタエンコ(指揮)
2. サーカス・ポルカ (1942)
フィルハーモニア管弦楽団
エリアフ・インバル(指揮)
3. ロシア風スケルツォ(ジャズ・バンド版:1944)
4. ロシア風スケルツォ(管弦楽版:1944)
バーミンガム市交響楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
5. 3楽章の交響曲 (1945)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ズービン・メータ(指揮)
6. 弦楽のための協奏曲ニ長調 (1946)
バース祝祭管弦楽団
イェフディ・メニューイン(指揮)
7. 祝賀前奏曲 (1955)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・チャールズ・マッケラス(指揮)
8. バレエ音楽『アゴン』 (1957)
メルボルン交響楽団
岩城宏之(指揮)
CD9
1. パストラール (1907)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ジェフリー・パーソンズ(ピアノ)
2. 2つの歌曲 (1910, orchestration 1951)
フランソワ・ル・ルー(バリトン)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
ジョン・ネルソン(指揮)
3. 歌劇『夜鳴きうぐいす』全曲 (1914)
ナタリー・デセイ(ソプラノ)
ヴィオレータ・ウルマーナ(アルト)
ロラン・ナウリ(バリトン)
マリー・マクローリン.(ソプラノ)、他
パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
ジェイムズ・コンロン(指揮)
4. ブルレスク『きつね』 (1917)
ジュール・バスタン(バス)
エリック・タピー(テノール)
フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)、他
マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ(ピアノ)
エドワード・アウアー、スザンヌ・ウッソン(ピアノ)
楽器アンサンブル
シャルル・デュトワ(指揮)
CD10
1. 兵士の物語 (1918)
ジェラルド・キャラ(語り)
クランソワ・ベルデ(兵士)
フランソワ・シモン(悪魔)
ニコラス・チュマチェンコ(ヴァイオリン)
楽器アンサンブル
シャルル・デュトワ(指揮)
CD11
1. 歌劇『エディプス王』全曲 (1927)
アントニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)
マルヤナ・リポヴシェク(メゾ・ソプラノ)
ジョン・トムリンソン(バス)
アラステア・マイルズ(バス)
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)、他
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
フランツ・ヴェルザー=メスト(指揮)
CD12
1. メロドラマ『ペルセフォーヌ』 (1933)
アントニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ケント・ナガノ(指揮)
CD13-14
1. 歌劇『放蕩息子の遍歴』全曲 (1951)
ロバート・ロイド(バス)
ドーン・アップショウ(ソプラノ)
ジェリー・ハドレー(テノール)
サミュエル・レイミー(バリトン)
グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)
アン・コリンズ(メゾ・ソプラノ)、他
リヨン歌劇場管弦楽団&合唱団
ケント・ナガノ(指揮)
2. シェイクスピアの3つの歌曲 (1953)
イアン・ボストリッジ(テノール)
アダム・ウォーカー(フルート)
マイケル・コリンズ(クラリネット)
ローレンス・パワー(ヴィオラ) |
CD15
1. ピアノと管楽器のための協奏曲 (1923-24,
revised 1950)
2. ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ (1929,
revised 1949)
ミシェル・ベロフ(ピアノ)
パリ管弦楽団
小澤征爾(指揮)
3. ヴァイオリン協奏曲ニ長調 (1931)
マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)
4. ムーヴメンツ (1959)
ミシェル・ベロフ(ピアノ)
パリ管弦楽団
小澤征爾(指揮)
5. パストラール(ヴァイオリンと管楽四重奏のための:1907:
by Stravinsky & Dushkin 1933)
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
メイリク・アレクサンダー(ファゴット)
マイケル・コリンズ(クラリネット)
ジェーン・マーシャル(イングリッシュ・ホルン)
デイヴィッド・テオドール(オーボエ)
6. 弦楽四重奏のための3つの小品 (1914)
アルバン・ベルク四重奏団
CD16
1. 11楽器のためのラグタイム (1918)
シャルル・デュトワ指揮、器楽アンサンブル
2. クラリネットのための3つの小品 (1919)
ザビーネ・マイヤー(クラリネット)
3. 弦楽四重奏のためのコンチェルティーノ (1920)
アルバン・ベルク四重奏団
4. 管楽器のための交響曲 (1920 original version)
ケント・ナガノ指揮、ロンドン交響楽団
5. 管楽八重奏曲 (1923)
シャルル・デュトワ指揮、器楽アンサンブル
6. 協奏的二重奏曲 (1932)
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)
7. エレジー (1944)
タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)
8. エボニー協奏曲 (1945)
マイケル・コリンズ(クラリネット)
サー・サイモン・ラトル指揮、ロンドン・シンフォニエッタ
9. 12楽器のためのコンチェルティーノ (1920,
orchestrated 1952)
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
ピエール・ブーレーズ(指揮)
10. ラウール・デュフィ追悼の二重カノン (1959)
アルバン・ベルク四重奏団
CD17
1. スケルツォ (1902)
2. ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 (1903-1904)
3. 4つのエチュード Op.7 (1908)
4. ドイツの行進曲の思い出 (1915)
5. 子供のためのワルツ (1917)
6. ピアノラのための練習曲 (1917)
7. ピアノ・ラグ・ミュージック (1919)
8. 5本の指で(8つのとてもやさしい小品) (1921)
9. ピアノ・ソナタ (1924)
10. イ調のセレナーデ (1925)
11. タンゴ (1940)
ミシェル・ベロフ(ピアノ:1-4,6-10)
レックス・ローソン(ピアノラ:5)
CD18
1. バレエ音楽『火の鳥』組曲(グイド・アゴスティによるピアノ編曲抜粋版)
2. バレエ音楽『ペトルーシュカ』からの3つの楽章
ベアトリーチェ・ラナ(ピアノ)
3. バレエ音楽『ペトルーシュカ』(2台のアコーディオン編曲版)
ジェイムズ・クラブ&ゲイル・ドラウグスヴォル(アコーディオン)
4. プルチネルラからのイタリア組曲(ピアティゴルスキー&ストラヴィンスキー編)
トゥルルス・モルク(チェロ)
ラルス・フォークト(ピアノ)
CD19
1. バレエ音楽『春の祭典』(ストラヴィンスキーによる4手ピアノ版)
ファジル・サイ(ピアノ:多重録音)
2. ラグタイム(ピアノ版)
マルセル・メイエ(ピアノ)
3. イタリア組曲(『プルチネッラ』より ドゥシュキン編)
4. 歌劇『マヴラ』より『ロシアの歌』(ドゥシュキン編)
5. 『妖精の口づけ』(ディヴェルティメント)(ストラヴィンスキー&ドゥシュキン編)
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ:3,5)
サミュエル・サンダース(ピアノ:4)
6. タンゴ(2台のアコーディオン編曲版)
ジェイムズ・クラブ&ゲイル・ドラウグスヴォル(アコーディオン)
CD20
1. バレエ音楽『火の鳥』(抜粋)
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮、グランド・オーケストラ
録音:1928年11月8-10日、パリ
2. バレエ組曲『ペトルーシュカ』(1911年版)
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮、シンフォニック・オーケストラ
録音:1928年6月27,28日、ロンドン
3. 『兵士の物語』組曲
マルセル・ダリュー (ヴァイオリン)、エミール・ゴドー(クラリネット)
ウジェーヌ・フォヴォー(トランペット)、ジャン=ポール・モレル(打楽器)
アルフォンス=ジョセフ・デルマス=ブーサゴル(コントラバス)
ギュスターヴ・デラン(ファゴット)、ラファエル・デルボス(トロンボーン)
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
録音:1932年5月6,7日、パリ
CD21
1. バレエ音楽『春の祭典』
グラン・オーケストラ・シンフォニーク(ワルター・ストララム管弦楽団)
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
録音:1929年5月7-10日、パリ
2. 詩篇交響曲
ワルター・ストララム管弦楽団、アレクシス・ヴァルゾフ合唱団
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
録音:1931年2月16-18日、パリ、シャンゼリゼ劇場
3. バレエ音楽『結婚』
ケイト・ウィンター(ソプラノ)、リンダ・セイモア(メゾ・ソプラノ)
ペリー・ジョーンズ(テノール)、ロイ・ヘンダーソン(バス)
バークレイ・メイソン(ピアノ)、レスリー・ハワード(ピアノ)
アーネスト・ラッシュ(ピアノ)、エドウィン・ベンボウ(ピアノ)
打楽器アンサンブル、BBC合唱団
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
録音:1934年7月10日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
CD22
1. ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ
イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
エルネスト・アンセルメ指揮、ワルター・ストララム管弦楽団
録音:1930年5月8-10日、パリ
2. 八重奏曲
マルセル・モイーズ(フルート)、エミール・ゴドー(クラリネット)
ギュスターヴ・デラン(ファゴット)、マリウス・ピアール(ファゴット)
ウジェーヌ・フォヴォー(トランペット)、ピエール・ヴィニャール(トランペット)
アンドレ・ラフォッス(トロンボーン)、ラファエル・デルボス(トロンボーン)
録音:1930年5月7-9日、パリ
3. バレエ音楽『プルチネッラ』(抜粋)
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮、オーケストラル・アンサンブル
録音:1930年5月7日、パリ
4. 協奏的二重奏曲
サミュエル・ドゥシュキン(ヴァイオリン)
イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
録音:1933年6月、パリ
5. バレエ音楽『カルタ遊び』
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
録音:1938年2月21日、ベルリン、ジングアカデミー
CD23
1. 弦楽四重奏のための3つの小品
クレットリ弦楽四重奏団
録音:1928年12月7日、パリ
2. ラグタイム
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮、器楽アンサンブル
録音:1934年7月13日、パリ、スタジオ・アルベール
3. ピアノ・ラグ・ミュージック
イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
録音:1934年7月15日、パリ、スタジオ・アルベール
4. セレナード イ長調
イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
録音:1934年7月6,7日、パリ、スタジオ・アルベール
4. 2台のピアノのための協奏曲
イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
スリマ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
録音:1938年2月14,16日、パリ、パテ=マルコーニ・スタジオ
5. パストラール(ヴァイオリンと管楽四重奏のための)
サミュエル・ドゥシュキン(ヴァイオリン)
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮、管楽アンサンブル
録音:1933年6月6-8日、パリ、スタジオ・アルベール
6. ドゥシュキンとストラヴィンスキーのコンサート・ツアーのためのバレエ音楽からのアレンジ集
サミュエル・ドゥシュキン(ヴァイオリン)
イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
録音:1933年6月6-8日、パリ、スタジオ・アルベール
7. モーツァルト:フーガ ハ短調 K.426
イーゴリ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
スリマ・ストラヴィンスキー(ピアノ)
録音:1938年2月14,16日、パリ、パテ=マルコーニ・スタジオ |
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<LP>
ANALOGPHONIC(LP)
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LP 43167
(LP)
¥6000
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ブラームス:チェロ・ソナタ集
(A 面)チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38
(B 面)チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99 |
ピエール・フルニエ(チェロ)
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ) |
フルニエといえば真っ先に挙がる大名盤!ブラームスのチェロ・ソナタ全曲、バックハウスとの大巨匠名盤が極めてオリジナル盤に近い音質で復活!
モノラル録音:1955年5月1-3日/ジュネーヴ、ヴィクトリアホール/180g
重量盤、限定生産、モノラル
ユニバーサル・ミュージックのオリジナル・アナログ・マスターを用い、ロンドンのAir
Studios でジョン・ウェッバー氏がマスタリング、ドイツのパラス社でプレスされた180g重量盤のオーディオマニア向けヴァージン・ヴァイナル。
オリジナル盤の品番はLXT-5077で、今や中古市場で高値で取引される超レア盤です。
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メンデルスゾーン&ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲集
(A 面)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
ホ短調 Op.64
(B 面)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ト短調 Op.26 |
イオン・ヴォイク(ヴァイオリン)
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)
ロンドン交響楽団 |
オリジナル盤の入手は至難、知る人ぞ知る名人イオン・ヴォイクの代表盤、往年のデッカサウンドが耳を直撃するみごとな音質!
ステレオ録音:1965年2月18、20日/キングスウェイ・ホール/180g
重量盤、限定生産、ステレオ
ユニバーサル・ミュージックのオリジナル・アナログ・マスターを用い、ロンドンのAir
Studios でジョン・ウェッバー氏がマスタリング、ドイツのパラス社でプレスされた180g重量盤のオーディオマニア向けヴァージン・ヴァイナル。
オリジナル盤の品番はSXL-6184。
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LP 43164
(LP)
¥6000
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フランク&ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ集
(A 面)フランク:ヴァイオリン・ソナタ
イ長調
(B 面)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ |
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
ラドゥ・ルプー(ピアノ) |
キョンファ・ルプー名コンビのフランク&ドビュッシー、うれしいオリジナル仕様、新品LPで聴けるよろこび
ステレオ録音:1977年5月9-12日/キングスウェイ・ホール/180g
重量盤、限定生産、ステレオ
ユニバーサル・ミュージックのオリジナル・アナログ・マスターを用い、ロンドンのAir
Studios でジョン・ウェッバー氏がマスタリング、ドイツのパラス社でプレスされた180g重量盤のオーディオマニア向けヴァージン・ヴァイナル。
オリジナル盤の品番はSXL-6944。
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DG 40038
(2LP)
¥9700
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カルメン幻想曲
[LP1]
(A面) サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
Op.20
ヴィエニャフスキ:伝説曲 ト短調
Op.17
(B面)タルティーニ:ソナタ ト短調『悪魔のトリル』(クライスラー編)
[LP2]
(A面) ラヴェル:ツィガーヌ
マスネ:タイスの瞑想曲
(B面) サラサーテ:カルメン幻想曲 Op.25
フォーレ:子守歌 ニ長調 Op.16 |
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
官能と絶美。 これぞ女王ムターの名盤中の名盤!濃厚な味わいで聴かせる珠玉のヴァイオリン名曲集。
レヴァイン率いるウィーン・フィルという超豪華バックも注目
ステレオ録音:1992年11月/ウィーン、ムジークフェラインザール/180g
重量盤、限定生産、ステレオ
女王ムターが1992年に録音した珠玉のヴァイオリン名曲集。ピアノ伴奏では数多の録音がある名曲集ながら、当盤はオーケストラとの共演、しかもレヴァイン率いるウィーン・フィルという超豪華な組み合わせであることが最大の魅力です。
とにかく情熱的なサウンドに心躍らされます。ムターの歌いまわしは絶美の一言で、ツィゴイネルワイゼンの一音目からムター節炸裂の官能的な音色満開。
タイスの瞑想曲は一度聴いたら忘れられない濃厚さ、まるでオペラ歌手と見まごう演奏に圧倒されてしまいます。
ムターの凄味は技巧的なパッセージでも自分らしさを貫く表現に徹すること。ツィガーヌ、悪魔のトリル、カルメン幻想曲とやはり不朽の名曲ながらムターでしか描けない唯一無二の豊穣な世界が広がります。
この演奏をLPで聴けるのは贅沢の極みといえましょう。
エミール・ベルリナー・スタジオでMaarten
de Boer氏が手がけたマスターを使用し、ドイツのパラス社でプレスされた180g重量盤のオーディオマニア向けヴァージン・ヴァイナル。
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シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
(A 面)シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
イ短調 D.821
(B 面)ブリッジ:チェロ・ソナタ |
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
ベンジャミン・ブリテン(ピアノ) |
リアリズムサウンドの鬼の代表盤、デッカの名録音ロストロポーヴィチのアルペジオーネ、ブリッジとのオリジナルカップリングで聴けるのがまた貴重!
ステレオ録音:1968年7月22-27日/スネイプ、モールディングス/180g
重量盤、限定生産、ステレオ
ユニバーサル・ミュージックのオリジナル・アナログ・マスターを用い、エミール・ベルイリナー・スタジオでライナー・マイヤール氏がマスタリング、ドイツのパラス社でプレスされた180g重量盤のオーディオマニア向けヴァージン・ヴァイナル。
オリジナル盤の品番はSXL-6426。
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LP 43007
(LP)
【再プレス】
¥6000
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パガニーニ・フォー・トゥー
(A 面)
パガニーニ:
ソナタ・コンチェルタータ イ長調 M.S.2
6つのソナタ 作品 3 M.S.27 から
第 1 番イ長調、第 4番イ短調、第 6
番ホ短調
大ソナタ(グランド・ソナタ) イ長調
M.S.3 から「ロマンス」
(B 面)
パガニーニ:
チェントーネ・ディ・ソナタ M.S.112
〜
第 2 番ニ長調、第 4番ニ長調
カンタービレ ニ長調 M.S.109
ソナタ・プレギエーラ(祈りのソナタ)へ短調
M.S.23
常動曲ハ長調 作品 11 M.S.72 |
ギル・シャハム(ヴァイオリン)
イェラン・セルシェル(ギター) |
【再プレスのご案内】
カンタービレももちろん収録!ふくよかなシャハムの美音と繊細なセルシェルの調べ。パガニーニのヴァイオリンとギターのためのデュオ作品集
ステレオ録音:1992年11月/イエス・キリスト教会(ベルリン)/180g
重量盤、限定生産、ステレオ
1971年生まれのギル・シャハムが名ギタリスト、セルシェルと録音したパガニーニのヴァイオリンとギターのためのデュオ作品集。1992年の録音でシャハムは当時31歳です。
DG 時代にシャハムはヴァイオリンの主要レパートリーを録音し、そのどれもが高い評価を得てきました。
その中でもこの「パガニーニ・フォー・トゥー」は同曲を収めたアルバムの頂点に位置する名盤です。
若かりしシャハムの魅力といえば、非常にふくよかな美音と研ぎ澄まされた感性で奏でるヴァイオリニストとして人気を博しました。
また、フィンガリングにもこだわりを持ち、その演奏は20世紀の巨匠を思わせる風格も携えておりました。
パガニーニといえばヴァイオリン協奏曲第1番や24のカプリースが圧倒的に有名ですが、ギターとのデュオ作品も実に魅力的。優美な旋律をシャハムはまるで歌うように奏でます。
また、名手セルシェルも繊細な演奏を披露しております。
パウラー・アコースティクスでハンス=イェルク氏によってダイレクト・メタル・マスタリングがなされ、ドイツのパラス社でプレスされた180g重量盤のオーディオマニア向けヴァージン・ヴァイナル。
レーベル完売のためしばらく入荷がありませんでしたが、このたび再生産されました。お早目の入手をお勧めします。(代理店)
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LP 43136
(LP)
【再プレス】
¥6000
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メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集
(A 面)ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
(B 面)ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 |
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
アカデミー室内管弦楽団 |
【再プレスのご案内】
ムローヴァ1度目のメンコン録音!シャープにして美音冴えわたる超絶の名演!
ステレオ録音:1990年1月/ロンドン/180g
重量盤、限定生産、ステレオ
ムローヴァはメンデルスゾーンを2度録音しておりますが当盤は1度目の1990年の録音。マリナー指揮アカデミー室内管との演奏です。
1982年にチャイコフスキー・コンクールで優勝を果たしたムローヴァ。その後、フィリップス・レーベルから数々の名盤を残してきました。このメンデルスゾーンはピリオド奏法に傾倒する前の絶頂期の演奏。
当時のムローヴァらしいシャープな冷静芸ながら実に熱いモノを感じさせる当演奏は異次元の集中力で、コーガンなどの20世紀のロシアの大家からの伝統を受け継ぎつつもテンポ設定は新時代のスタイリッシュさを併せ持ちます。
第1楽章のカデンツァでは通常フラジョレット奏法で演奏される高音部をヴィブラートたっぷりに歌い上げ、今のスタイルとは全く違う実にロマン的な演奏を披露。情感豊かな第2楽章、そして軽快な第3楽章も聴き逃せません。
協奏曲録音でも数多くの名演を生み出してきたマリナーらしく、実に冷静にしかし情感込めた指揮ぶりも見事です。カップリングのニ短調の協奏曲もこれほどの高水準の演奏は稀有の一言。当盤聴かずにムローヴァを語ることはできません!
エミール・ベルリナー・スタジオでライナー・マイヤール氏が手がけたマスターを使用し、ドイツのパラス社でプレスされた180g重量盤のオーディオマニア向けヴァージン・ヴァイナル。
レーベル完売のためしばらく入荷がありませんでしたが、このたび再生産されました。お早目の入手をお勧めします。(代理店)
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1/13(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
BIS
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BIS SA 2388
(SACD HYBRID)
¥2800
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マルッキ&ヘルシンキ・フィルのバルトーク第2弾は
歌劇《青ひげ公の城》!
バルトーク:歌劇《青ひげ公の城》 Op.11
[歌唱:ハンガリー語] |
ミカ・カレス(バス/青ひげ公)
シルヴィア・ヴェレシュ(メゾソプラノ/ユーディット)
ゲーザ・シルヴァイ(ナレーション)
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
スサンナ・マルッキ(指揮) |
録音:2020年1月(ライヴ&セッション)/ヘルシンキ・ミュージックセンター(ヘルシンキ、フィンランド)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、60'30
制作:ロバート・サフ/録音:エンノ・マエメツ
SACD ハイブリッド盤。
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団(ヘルシンキ・フィルハーモニック)と首席指揮者スサンナ・マルッキ(1969-)によるバルトークの第2弾の登場です!
バレエの音楽《かかし王子》と《不思議なマンダリン》を収めた2019年のアルバム(BIS
SA-2328)は、イギリスの「グラモフォン」誌から「(スサンナ・マルッキは)ヘルシンキ・フィルハーモニックから鮮明な、リズムの統制のとれた演奏を引きだしている・・・登場人物たちに新鮮な命を吹きこみ生き生きと動かす、素晴らしいストーリーテラーでもある」と評され、各国のメディアからも高い評価を獲得しました。
新しいバルトーク・アルバムの《青ひげ公の城》は、シャルル・ペローの『青ひげ』に基づいてベーラ・バラージュが執筆した台本によるß1
幕のオペラです。
場の区切りがなく、ナレーターによる「プロローグ」、青ひげ公に連れられたユーディットが城に到着するオープニング、「拷問部屋」につづく第1の扉から、3人の妻が現れる第7の扉まで、物語の展開とバルトークの音楽に従い、一般的に、大きく9つの場面に分けられます。
このアルバムには、ヘルシンキのミュージックセンターで2010年1月に行われた上演のライヴ録音と追加セッションで録音された演奏が収録されました。
「青ひげ」を歌うミカ・カレス(1978-)は、シベリウス・アカデミーで学んだ、フィンランドのバス歌手です。2005年から2010年までカールスルーエ・バーデン州立歌劇場のアンサンブルに所属、バイエルン国立歌劇場、シカゴ・リリック・オペラ、ザルツブルク音楽祭、ロイヤル・オペラ・ハウスなど、各国のオペラハウスの舞台に立ってきました。ケント・ナガノとヨーテボリ交響楽団が上演した《ボリス・ゴドゥノフ》(BIS
SA-2320)に参加、ピーメン役を歌いました。
「ユーディット」役には、ハンガリーのメゾソプラノ歌手シルヴィア・ヴェレシュが起用されています。フランツ・リスト音楽大学でエヴァ・マルトンに学び、2014年にハンガリー国立歌劇場でデビュー。
2016年、ザルツブルク音楽祭の「ヤング・シンガー・プロジェクト」のメンバーに選ばれ、アンナ・ネトレプコ、プラシード・ドミンゴと共演しました。2018年からウィーン国立歌劇場のアンサンブルのメンバー。
コンサートではバッハ、ペルゴレージ、モーツァルト、アルヴォ・ペルト、ペーテル・エトヴェシュたちの作品を歌っています。
「プロローグ」のナレーションは、ハンガリー出身のヴァイオリニスト、ゲーザ・シルヴァイ(1943-)が担当しました。指揮者としても活動、シベリウス・アカデミーで教えて多くのヴァイオリニストを育てたことで知られます。
《青ひげ公の城》のスサンナ・マルッキは、前作と同様、バルトークの作品を「現代音楽」のから捉え、ヘルシンキ・フィルハーモニックの輝かしい音色と深い響きを活かしながら「無」の幕切れに向けて音楽を展開させていきます。
マルッキは、2021年5月、ベルリン・フィルハーモニーのコンサートでこのオペラを指揮する予定です。

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BIS SA 2349
(SACD HYBRID)
¥2800
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ペトゥル・サカリがフランクの3つのコラールを録音!
フランク:
オルガンのための3つの小品 FWV 35-37(1878)
(1)幻想曲 イ長調
(2)カンタービレ ロ長調
(3)英雄的小品 ロ短調
オルガンのための3つのコラール FWV 38-40(1890)
(4)第1番 ホ長調
(5)第2番 ロ短調
(6)第3番 イ短調 |
ペトゥル・サカリ
(オルガン/カヴァイエ=コル1880年製作) |
カヴァイエ=コル製作の大オルガンで演奏!天才オルガニスト、ペトゥル・サカリがフランクの3つのコラールを録音!
セッション録音:2020年1月/サン=クロワ大聖堂(オルレアン市、ロワレ県)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、80'37
SACDハイブリッド盤。
天才若手オルガニスト、ペトゥル・サカリがフランクの3つの小品と、大作3つのコラールを録音しました!
1992年フィンランド生まれのペトゥル・サカリは音楽家の両親のもと、幼少のころよりチェロを習っていましたが、両親とともにロードス島でのオルガン・リサイタルに聴きに行った際にオルガンに魅了され、故郷のヘルシンキに戻りすぐに鍵盤楽器を習い始めました。2005年、サカリはわずか13
歳でリサイタル・デビュー、その後はヨーロッパを中心に積極的に演奏活動をしております。
フィンランドのオルガンの名手、カレヴィ・キヴィニエミの助言によりフランスの作品も積極的に取り組み、20歳のときに録音したフランス人作曲家によるオルガン作品集(BIS
SA-1969)をリリースし、信じられないほどの完成度と若々しさ満ちた大迫力の演奏で高い評価を得ました。
フランクの3つのコラールは最晩年の1890年に作曲したオルガン曲で、フランクが完成させた最後の作品です。名オルガニストでもあったフランクがオルガン・ビルダーのカヴァイエ=コルが製作した手鍵盤3段を擁する最新鋭のオルガンから着想を得て作曲しました。
豊かな響きと祈りに満ちたこの作品はフランクの傑作であることはもちろんのこと、オルガン作品の頂点に君臨する圧倒的な存在感を示しております。
サカリの圧倒的な表現力はもちろんのことBISレーベルならではの高音質録音により空気感と立体感をお楽しみいただけます。

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HARMONIAMUNDI
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HAF 8905309
(2CD)
¥3200
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ジェズアルド(1566-1613):マドリガーレ集vol.2
CD1: 第3集(フェッラーラ,1595)
CD2: 第4集(フェッラーラ,1596) |
ポール・アグニュー(指揮)
レザール・フロリサン
ミリアム・アレン(ソプラノ)
ハンナ・モリソン(ソプラノ)
ルシール・リシャード(コントラルト)
ショーン・クレイトン(テノール)
ポール・アグニュー(テノール)
エドワード・グリント(バス) |
レザール・フロリサンによる、ジェズアルドのマドリガーレ集第2弾!
1h37'40
レザール・フロリサンの共同指揮者、ポール・アグニューによる、ジェズアルドのマドリガーレ集第2
弾です。
ジェズアルドは、1560年頃イタリア・ナポリ王国の名門貴族として生まれ、イタリア・マドリガーレの最後を飾る作曲家です。
ジェズアルドが20歳の頃に結婚、しかし不義の妻と愛人を殺害し、このことが彼の人生に暗い影をおとします。
ジェズアルドは、1594年(28歳頃)再婚のためにフェッラーラに赴きます。彼の地フェッラーラは、宮廷で活躍していたルッツァスコ・ルッツァスキの影響でマドリガーレが盛んであり、ジェズアルドはこの街で生気を取り戻し、立て続けに4巻のマドリガーレ集を出版しました。
これらの曲集は、当時の様式に則りながらも、彼らしい激しい感情表現を、半音階的進行や不協和音など大胆な和声を駆使した作品で、同時期のモンテヴェルディの作品と並び16世紀末を代表するマドリガーレ集となっています。
本盤では、前作(HAF-890507)に続き第3&4集を収録しています。
レザール・フロリサンの刺激的かつ美しい演奏で、聴くことができます。
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MD+G
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MDG 90322026
(SACD HYBRID)
¥2500 →\2290
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ピアッティが編曲したチェロ版の「ハンガリー舞曲集」
ブラームス:ハンガリー舞曲集
(アルフレッド・ピアッティ編曲/チェロ版) |
グィド・シーフェン(チェロ)
マルクス・クロイル(ピアノ) |
チェロの名手ピアッティが編曲したチェロ版の「ハンガリー舞曲集」
Stereo/5.1/2+2+2、輸入盤・日本語帯付
ブラームスがハンガリーに旅して収集したジプシーや農民の音楽をもとに作曲したハンガリー舞曲集は、ブラームスの作品の中でもよく知られた名曲です。
それを19世紀イタリアの名チェリスト、カルロ・アルフレッド・ピアッティ(1822-1901)
がチェロとピアノ版に編曲しています。これまでにも部分的には録音されていましたが、全21曲をグィド・シーフェンが初録音しました。
ピアッティは、ヨーゼフ・ヨアヒムと同じく、度々クララ・シューマンと室内楽を演奏していたメンバーであり、ブラームスとも親交がありました。
ピアッティの編曲は、オリジナルのピアノ4手の華やかさに加え、チェロの美しい音色や響きも楽しめるように作られています。チェロのグィド・シーフェンとピアノのマルクス・クロイルの演奏は、茶目っ気の中にも優雅さが感じらえる第3番、リズミカルな第10番、哀愁と陽気さが共存する第4番、と誇張のない表現で聴かせてくれます。
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MDG 95122016
(SACD HYBRID)
¥2500
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オルゲルプンクト〜ブレーメン大聖堂のザウアー・オルガン
1-2.メンデルスゾーン:6つの前奏曲とフーガ第1
番ホ短調Op.35-1
3. マルコ・エンリコ・ボッシ:主題と返送Op.115
4.リスト:コンソレーション
5-6.J.S.バッハ:幻想曲とフーガ BWV542
7.ジャン・アラン:幻想曲第2
8.デュリュフレ:シシリエンヌ
9.デュリュフレ:トッカータ(組曲Op.5より)
10.ジョゼフ・ジョンゲン:マイのうたOp.53-1
11.ジョゼフ・ジョンゲン:スケルツェットOp.108-1
12. ルイ・ヴィエルヌ:交響曲第6番Op.59より終楽章 |
オルガン:ブレーメン大聖堂の
ヴィルヘルム・ザウアー製
ステファン・ロイトホルト(1,2,4,8,9)
フェリックス・メンデ(3)
ダーヴィト・ショルマイヤー(10-12)
リー・スッター(5-7) |
圧倒的な音響!ブレーメン大聖堂のザウアー・オルガンの録音
Stereo/5.1/2+2+2、77'26、輸入盤・日本語帯付
1928年にブレーメンの大聖堂のオルガンが完成した時、その響きを聴いた聴衆や評論家からは大絶賛されたといいます。ドイツの名オルガン製作者ヴィルヘルム・ザウアーによって作られました。
そしてこのオルガンは戦火を逃れ、数年前に修復され新たに甦りました。
本盤は、4人のオルガニストによって録音されており、圧倒的な音響と存在感を放つオルガンで個性光る演奏を聴かせてくれます。
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KAIROS
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クラウディオ・アンブロジーニ(1948-):作品集
De vulgari eloquentia(1984)、Icaros(1981)、
A guisa di un arcier presto soriano(1981)、
Rondo di forza(1981)、
Rousseau,le Douanier: ''Follia d'Orlando''(1983)、
''Oh, mia Euridice...'' a fragment(1981)、
Prelude a l'apres-midi d'un fauve(1994)、
Tutti parlano(1993)* |
エクス・ノーヴォ・アンサンブル
ソニア・ヴィセンティン(ソプラノ)* |
イタリアの作曲家として最初のローマ賞受賞者、クラウディオ・アンブロジーニの作品集!
1948年生まれのクラウディオ・アンブロジーニはイタリア・ヴェネツィア出身の作曲家、指揮者。ヴェネツィア音楽院で学び、ヴェネツィア大学(音楽)とミラノ大学(言語学)を卒業したほか、ヴェネツィアではブルーノ・マデルナやルイジ・ノーノと頻繁に会い、彼らはアンブロジーニをお気に入りの作曲家の一人に挙げていました。
アンブロジーニは声楽、器楽、電子作品、オペラ、ラジオのための劇、オラトリオ、バレエなどを幅広く作曲し、イタリアの作曲家として初めてフランスからローマ賞を受賞(1985年)、ヴェネツィア・ビエンナーレ現代音楽祭をはじめ、世界各国の主要な国際フェスティバルに参加しています。
「楽器」に魅了された作曲家アンブロジーニは、木管楽器、金管楽器、弦楽器、撥弦楽器、鍵盤楽器、打楽器...と、一つ一つの楽器について体系的な研究を行い、その成果を最初は一連のソロ作品で、次に本アルバムに含まれるようなトリオや五重奏の形で発表してゆきました。
「楽器は私を魅了します。楽器を生き物だと思っています。楽器の音を聴くのが好きで、楽器は私に何かを示唆しているようで、私にヒントを与え、新しい道を示してくれます。私は楽器で音楽を作り、自分のアイデアを楽器と一緒に命を吹き込んでいると思うのが好きです。」(クラウディオ・アンブロジーニ、2020年)
※録音:1988年、1997年、1999年
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ベルンハルト・ラング(1957-):フルート&バス
フルートのための Monadologie XVI ''solfeggio''(2011)、
コントラバスのための DW25 ... more loops
for U.(2015)、
フルートとコントラバスのための DW22 ''Winterlicht''
(2010)
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マヌエル・ズリア(フルート、バス・フルート)
ダリオ・カルデローネ(コントラバス)
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フリージャズや即興演奏、ヒップホップやDJカルチャーに至るまで、様々な音楽スタイルやジャンルを参照し、決して枠にはまることのない作曲活動を行っているオーストリア出身の作曲家ベルンハルト・ラング(1957-)。
本アルバムはフルートとコントラバスという珍しい組み合わせの2楽器に捧げられており、非常に高度な技術を必要とする3つの作品が収録されています。
複雑な音楽細胞の絶え間ない高速な繰り返しは、演奏者とリスナーの双方に集中力を要求しますが、忘れることのできない親密な音楽体験となることでしょう。
※録音:2018年11月、2020年5月
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GRAND PIANO
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アルヴィン・ルシエ(1931-):ピアノと正弦波オシレーターのための音楽
MUSIC FOR PIANO WITH
SLOW SWEEP PURE WAVE OSCILLATORS XL(1992/2020)
ピアノと正弦波オシレーターのための音楽
※世界初録音 |
ニコラス・ホルヴァート
(ピアノ...Steinway & Sons, Model D,
No. 248200) |
録音 2020年4月11,12日 La Fabrique des
Rêves Recording Studio, Misysur-Yonne,
France
アメリカにおける伝説的な実験音楽作曲家アルヴィン・ルシエ。来日経験もある彼の作品は、常に「新しい芸術」として高く評価されています。
このアルバムは、ルシエ自身がピアニスト、ホルヴァートに「ピアノのための型破りな曲を演奏しませんか?」と持ち掛けたことから生まれた作品「MUSIC
FOR PIANO WITH SLOW SWEEP PURE WAVE OSCILLATORS
XL」を収録した1枚で、Slow Sweep Pure Wave
Oscillatorsとは「正弦波」を出力する発信器(オシレーター)のこと。ルシエはこれまでもこの機器を用いた作品をいくつか発表しています。
ここでは2台のオシレーターを使用し、ピアノの打鍵から生まれた響きに独特な「うなり」(beat)効果を加えることで、謎めいた音響が次々と生み出されました。
音色の探求は64分間に及ぶ長丁場ですが、ホルヴァートは楽しみながらこの作品を創り上げています。
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「アルメニアのヴェルディ」
ティグラン・チュハジャン(1837-1898):ピアノ作品集
1. 即興曲 変ロ短調 「CASCADE DE COUZ カスケード・ド・クーズ」
(1887)
2. 性格的な舞曲 イ短調 「オリエンタル」
(1891)
3. 幻想的大ワルツ イ短調 「ILLUSIONS 幻影」
(1888)
4. タランテッラ 変ロ短調 (1887)
5. カプリース ホ短調「LA LYRE ORIENTALE
東洋のリラ」 (1894)
6. サロン風マズルカ「MIGNON ミニョン」
(1887)
7. もうひとつのガヴォット 変ホ長調 (1883)
8. ポルカ ヘ長調「LA GAITE 幸せ」 (1892)
9. プロティ・ポルカ ト長調 (1892)
10. 葬送行進曲 ニ短調 (1884)
11. 東洋風幻想曲第1番 イ短調
「SUR DES MOTIFS TURCS トルコ風のモティーフで」
(1895)
12. 東洋風幻想曲第2番 イ短調
「SUR DES MOTIFS TURCS トルコ風のモティーフで」
(1895)
※世界初録音 |
ミカエル・アイラペティアン
(ピアノ...
Steinway and Sons,
Model D. 274) |
録音 2019年4月30日 モスクワ、チャイコフスキー音楽院大ホール(ロシア)
ティグラン・チュハジャンはアルメニア音楽の歴史において非常に重要な人物の一人。
アルメニアにおいて「西洋と東洋の文化の融合」を図った最初の作曲家であり、オスマン・トルコ帝国時代にその音楽が抑圧されたものの、同時代の人々の間では「アルメニアのヴェルディ」と呼ばれるなど高く評価されました。
この世界初録音となるピアノ曲からは、ショパンとリストの影響が強く感じられるものの、どの曲にも東洋的なニュアンスが息づいており、チュハジャンの独自性が表出されています。
ピアニスト、アイラペティアンはピアニスト、作曲家としてアルメニア音楽の国際的認知度を高めるために尽力。
これまでに自作をはじめ、コミタスやバグダサリアンなどのアルメニアのピアノ曲のアルバムを10枚以上リリースするとともに、彼自身がプロデューサーを務めるコンサートでもアルメニア音楽を積極的に紹介しています。
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ONDINE
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ラルス・フォークト(ピアノ)
ヤナーチェク(1854-1928):ピアノ作品集
1-2. ピアノ・ソナタ 「1905年10月1日、街頭にて」
霧の中で
3. I. Andante/4. II. Molto adagio/5.
III. Andantino/6. IV. Presto
草陰の小径にて 第1集
7. われらの夕べ/8. 散りゆく木の葉/9.
一緒においで/
10. フリーデクの聖母マリア/11. 彼女らはツバメのようにしゃべり立てた/
12. ことばもなく/13. おやすみ/14. こんなにひどく怯えて/
15. 涙ながらに/16. ふくろうは飛び去らなかった
草陰の小径にて 第2集
17. Andante/18. Allegretto – Presto/
19. 補遺: Piu mosso/20. 補遺: Allegro/21.
補遺: Vivo |
ラルス・フォークト(ピアノ) |
録音 ドイツ放送、室内楽ホール、ケルン、ドイツ 2016年5月3日...3-6 2019年11月25-27日...1-2,7-21
1970年、ドイツ生まれのピアニスト、ラルス・フォークト。古典派、ロマン派、20世紀作品の実演や録音ですでに一定の評価を確立し、現在はパリ室内管の音楽監督を務める実力派です。
最近はロイヤル・ノーザン・シンフォニアを弾き振りし、ベートーヴェンとブラームスの全ピアノ協奏曲をリリース、指揮者としても卓越した才能を披露しています。
そんなフォークトの新作は、深い憂鬱の中に情熱を秘めたヤナーチェクのピアノ曲集。「予感」と「死」の2楽章で構成されたヤナーチェク唯一のピアノ・ソナタをはじめ、内省的な表情に終始する『霧の中で』、夭逝した娘オルガの追悼音楽でもある『草陰の小径にて』。
これらヤナーチェクの代表作でもある3作品を、フォークトは作曲家の揺れ動く内面を窺いながら、美しく表情豊かに演奏しています。

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SAUDADE 郷愁
ジブオクレ・マルティナイティーテ(1973-):作品集
1. Saudade 郷愁(2019)
2. Millefleur 千花模様(2018)
3. Horizons 地平線(2013)
Chiaroscuro Trilogy キアロスクーロ三部作(2017)
-ピアノと弦楽オーケストラのために
4. I. Tunnel トンネル
5. II. Meteors 流星
6. III. Darkness of Light 光の闇 |
リトアニア国立交響楽団...1-3
リトアニア室内管弦楽団...4-6
ガブリエリウス・アレクナ(ピアノ)...4-6
ギエドレ・シュレキーテ(指揮) |
録音 2020年7月28-30日 The Grand Hall of
the Lithuanian National Philharmonic Society,
Vilnius
ニューヨークを拠点に活躍するリトアニアの女性作曲家、ジブオクレ・マルティナイティーテの作品集。
どれも2013年以降に作曲された直近のもので、細部まで練り上げられたオーケストラの質感豊かな響きを特長としています。
最新の作品「Saudade 郷愁」は彼女自身の過去を辿り、失われた悲しみと憧れを象徴的に音にしています。「Millefleur
千花模様」は音響による快楽の探求を表現した作品。さまざまな音が層を成し、聴き手の耳を刺激します。
2013年の「Horizons 地平線」は映画『クラウド・アトラス』と『めぐりあう時間たち』そして、イタロ・カルヴィーノの小説『冬の夜ひとりの旅人が』にインスパイアされた作品。さまざまなストーリーが交錯しながら、クライマックスへと到達します。
「キアロスクーロ三部作」はピアノが縦横無尽に活躍する華麗な作品。
ここで素晴らしい演奏を披露しているガブリエウス・アレクナは2005年「ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール」で2位を獲得したピアニストです。
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<メジャー・レーベル>
<国内盤>
MCLASSICS
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MYCL00003
(SACD HYBRID)
\3200+税
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"白鳥の歌"四題 |
宮本益光(バリトン)、
?田恵子(ピアノ) |
シューベルト:白鳥の歌 D.957より
1.アトラス/2.彼女の絵姿/3.漁師の娘/
4.街/5.海辺にて/6.影法師
ブラームス:4つの厳粛な歌 作品121より
7.人間の成り行きは/8.私は顔を向け、見た/
9.おお、死よ、なんと辛いことか
ヴォルフ:ミケランジェロの詩による3つの歌曲
10.我、ときに思う/11.生あるものすべて/
12.我が魂は感じる、神の創った憧れの光を
マーラー:リュッケルトの詩による5つの歌曲より
13.この世に私はいない/
14.たおやかな香りをかいだ/15.真夜中に
シューベルト:
16.ミューズの児 作品92-2 D.764/
17.楽に寄す 作品88-4 D.547 |
録音 2020年9月28-30日かつしかシンフォニーヒルズ、アイリスホールDXD352.8kHzレコーディング
日本を代表するバリトン歌手、宮本益光3年ぶりのソロ・アルバムで、初のリート・アルバムです。
「"白鳥の歌"四題」と題し、ロマン派を代表する4人の作曲家、シューベルト、ブラームス、ヴォルフ、マーラーが円熟期から最晩年にかけて書いた淡く崇高な歌曲を集めました。
各作曲家が行きついた「音楽の精神」がこれらの作品であり、苦難を強いる今の時代に問うような、人間の「死」と「生」を見つめる深い普遍的な作品集です。
このプログラムは宮本の師である高橋大海が1985年10月に行ったリサイタルへのオマージュとなっています。宮本は、師への敬意を払い、師と寄り添い対話しつつも、自らの魂を解放させ音楽の真髄へと向かって行きます。
宮本の心の琴線に触れる深い歌声が全編にわたり聴くものの心を揺さぶり、一筋の希望の光を射すかのような「楽に寄す」でアルバムを終えます。
宮本益光の覚悟と精神と師への愛情が詰まった渾身の作品です。
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<映像>

1/12(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AUDITE
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ヴィドール、ロパルツ、サン=サーンスのオルガン作品集!
(1)ヴィドール:オルガン交響曲第8番 ロ短調
Op.42-4(1887年作/1929年版)
(2)ロパルツ:大オルガンのための6つの小品より第2曲「祈り」
(3)サン= サーンス:「糸杉と月桂樹」Op.156より「糸杉」 |
ジャン・バティスト・デュポン
(オルガン/
カヴァイエ=コル(1889年製作)) |
これぞフランスのオルガン音楽!サン=セルナン教会のカヴァイエ・コルの銘器で聴くヴィドール、ロパルツ、サン=サーンスのオルガン作品集!
セッション録音:2019年11月13-15日/サン=セルナン教会(トゥールーズ)/PCM、96kHz
/ 24bit、ディジパック仕様、54'34
フランスのオルガンの名手ジャン・バティスト・デュポンがヴィドール、ロパルツ、サン=サーンスの作品を録音しました。
演奏したオルガンはトゥールーズのサン=セルナン教会に据え付けられたカヴァイエ=コル(1889年製作)の銘器です。このオルガンはもともと1843年にデュクロケが製作した楽器を改修したものです。
フランスのオルガン・ビルダー、アリスティド・カヴァイエ=コルは1887年にこの改修を依頼され、2年後の1889年に完成しました。
1932 年と1957 年に改修されましたが、1996年に復元修復が施され、1889年当時の響きを取り戻しました。その後2017-18
年に現代屈指のオルガン・ビルダー、ロベール・フレールによってオーバーホールされました。
当録音ではこの銘器がもつ高貴さと圧倒的な存在感を存分に味わうことができます。
ヴィドールはフランス各地のオルガニストを務めたのち、1869年にパリのサン=シュルピス教会のオルガニスト(当オルガンももちろんカヴァイエ=コル製作の大オルガン)となり、その後65年間この地位にありました。
10つのオルガン交響曲はヴィドールの代表作で、第8番は6楽章構成の大曲。カヴァイエ=コルの楽器と響きを知り尽くしたヴィドールが描く世界は唯一無二の雄大さを誇ります。
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HAENSSLER
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「サリエリ&ベートーヴェン・イン・ダイアログ」
(1)サリエリ:「ハプスブルグ」序曲(1803)
(2)ベートーヴェン:「ヴェスタの火」導入部(1805)【未完のオペラ】
(3)サリエリ:「ファルマクーザのチェーザレ」序曲(1800)
(4)ベートーヴェン:三重唱「おののけ、背徳者」Op.116(1802/03)
(5)サリエリ:「無言の神託」序曲(1802)
(6)サリエリ:「エルサレムの再建」終結部(1805)
(1)(5)(6)=世界初録音 |
独唱:(2)(4)(6)ディアナ・トムシェ(ソプラノ)、
(2)(4)(6)ジョシュア・ホワイトナー(テノール)、
(2)(4)(6)カイ・プレウスケ(バス)、
(2)トーマス・ヤーコプス(テノール)
合唱:(6)トーマス・ヤーコプス(テノール)、
トーマス・ドルン(テノール)、
マティアス・エシュリ(バス)、
シュテファン・ミュラー=リュッペルト(バス)
ハイデルベルク交響楽団
ティモ・ユーコ・ハーマン(指揮) |
世界初録音の作品も収録!サリエリとベートーヴェンのオペラの序曲などを集めた注目盤!
セッション録音:2020年3月/マルティン・ルター・ハウス(ドッセンハイム)/DDD、47'40
アントニオ・サリエリ(1750-1825)は2020年に生誕270周年を迎えました。
サリエリといえば、映画『アマデウス』により、「モーツァルトの同時代の人」というイメージしかないといっても過言ではありませんが、オーストリア皇帝に仕える宮廷の楽長としてヨーロッパ楽壇の頂点に立った人物として活躍し、またベートーヴェン、リスト、シューベルトなどの名作曲家を教えたことでも知られます。
近年クリストフ・ルセ指揮、レ・タラン・リリクが世界初録音したオペラ「タラール」(KKC-6048
/ AP-208)でも話題の作曲家で、またヘンスラー・レーベルからはトーマス・ファイ指揮、マンハイム・モーツァルト管弦楽団による「序曲、バレエ曲集」(98-506)と「序曲、舞台音楽集」(98-554)、ティモ・ユーコ・ハーマン指揮、ハイデルベルク交響楽団による「カンタータ集」(HC-19079)をリリースしております。
当アルバムには世界初録音を含むオペラ、カンタータの序曲を中心としたサリエリとベートーヴェンの作品が収録されております。
1795年3月、ベートーヴェンはサリエリのピアノ協奏曲を作曲家自身の指揮のもとソリストとしてウィーン・デビューを果たしました。その後、ベートーヴェンは1797年から翌1798年にかけてヴァイオリン・ソナタ第1-3番
Op.12を作曲。
この3曲のソナタは1799 年に刊行され、サリエリに感謝の意を表し献呈。また、1799年にはサリエリのオペラ「ファルスタッフ」の二重唱『まったく同じだわ』の主題による10
の変奏曲 WoO.73を作曲しております。
二人の偉大な作曲家が1800年初頭に作曲したオペラやカンタータからの作品を当アルバムはまさに二人が濃密な対話を楽しんでいた時代の作品が凝縮されているといえます。
演奏はサリエリの研究者としても名高いハーマン率いる颯爽とした演奏がたまらないハイデルベルク交響楽団です。
当団といえばトーマス・ファイによるハイドンの交響曲録音でも知られており、ピリオド・アプローチの生み出すきびきびとした音楽づくりが印象的です。
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『北欧の合唱音楽』
(1)ヤン・ホーカン・オーベリ(1916–2012)(編曲):天つみ国に(I
himmelen, i himmelen》(『スウェーデン賛美歌本』)
(2)オーラ・ヤイロ(1978–):慈しみと愛のあるところ(Ubi
Caritas)
(3)ヴァルデマル・オーレーン(1894–1982):
夏の賛美歌「谷と野原はやさしい緑におおわれ」(Sommarpsalm
"En vanlig gronskas rika drakt")
(4)モッテン・ヤンソン(1965–):雫(Stillae)(チャールズ・アンソニー・シルヴェストリ(1965–)のラテン語の詩)
(5)ホーカン・パルクマン(1955–1988)(編曲):東の国へ私は行こう(Till
Osterland)
(6)モッテン・ヤンソン(1965–):マリア
IV(Maria IV)
(7)ヤン・サンドストレム(1954–):サンクトゥス(聖なるかな)(Sanctus)
(8)クヌート・ニューステット(1915–2014):不滅のバッハ(Immortal
Bach)
(9)ヤン・サンドストレム(1954–):
山の風に寄せるヨイク(Biegga luohte/Joik
till fjallvinden)(1998)(ユーハン・メーレクのヨイクによる)
(10)ペア・ヌアゴー(1932–):喜べ神の御母を(Gaudet
Mater)
(11)ヤーアン・イェアシル(1913–2004):私の大好きな谷(Min
yndlingsdal)(1957)
(12)ペア・ヌアゴー(1932–):一輪のばらが咲いた(Flos
ut rosa floruit)
(13)ニルス・リンドベリ(1933–):きみを夏の一日にくらべたらどうだろう(Shall
I compare thee to a summer day)
(14)ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963–):海の惨事の頌歌(Canticum
Calamitatis Maritimae)(1997)
(15)エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928–2016):第一の悲歌(Die
erste Elegie)(1993) |
(1)-(8)ドルトムント合唱アカデミー・ユース・コンサート合唱団、フェリクス・ハイトマン(指揮)
(9)ドルトムント合唱アカデミー・ユース・コンサート合唱団、WDR
放送合唱団、
ステファン・パルクマン(指揮)、リヒャルト・ロギーヴァ(バリトン)
(10)-(15)WDR 放送合唱団、ステファン・パルクマン(指揮)
(14)ミン・インソン(ソプラノ)、アレクサンダー・シュミット(バリトン) |
北欧ファン、合唱ファン必聴!民俗音楽と民謡と順応しながら発展してきたスカンディナヴィアの音楽。北欧の合唱音楽レパートリーから15曲を録音!
セッション録音:2019年10月21日-24日、2018年9月5日、9月3-6日、2011年11月8日、2012年10月22日/WDR
クラウス・フォン・ビスマルク・ホール(ケルン、ドイツ)/DDD、72'45
制作:シュテファン・ハーン/録音:ウーヴェ・ザビロフスキ
スカンディナヴィアの文化はこれまでずっと、人々を魅了し、心をつかんできました。
スカンディナヴィアの音楽には神秘的で「典型的に北欧」の響きがあることがしばしば言われ、とりわけ、民俗音楽と民謡と順応しながら発展してきた合唱音楽には、自然の中にいる人間の姿と心が深く刻まれています。
季節の変化とともに変わる人々の日常生活を映し、生と死に対する基本的な問いを投げかける、これらの国々の合唱音楽。
ドルトムント合唱アカデミー・ユース・コンサート合唱団と
WDR 放送合唱団のアルバムでは、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークの合唱レパートリーから15曲が歌われます。
『スウェーデン賛美歌本』の一曲をヤン・ホーカン・オーベリが編曲した《天つみ国に》。
グレゴリオ聖歌のアンティフォナに基づく、オーラ・ヤイロの《慈しみと愛のあるところ》。
暗い冬が過ぎ、夏の訪れを告げるオーレーンの《夏の賛美歌》。モッテン・ヤンソンが、国際ベーレンライター合唱コンペティションに優勝した記念にドルトムント合唱アカデミー・ユース・コンサート合唱団に献呈した《雫》と、スウェーデン王室の委嘱で作曲した《マリア
IV》。
ヤン・サンドストレムが「ヨイク」を素材に作曲した《山の風に寄せるヨイク》と、パリのノートルダム寺院で初演された《サンクトゥス》。
バッハの4声のコラールを「即興」風に展開させたニューステットの《不滅のバッハ》。ペア・ヌアゴーが、中世デンマークのラテン語ミサのメロディを素材にして作曲した《喜べ神の御母》と、聖母マリアを讃える中世の旋律を「現代の音楽」に作った《一輪のばらが咲いた》。
若かったころを懐かしむ、ヤーアン・イェアシルの《私が大好きだった谷》。
ジャズピアニストで作曲家のニルス・リンドベリが、シェイクスピアの『ソネット18番』に作曲した《きみを夏の一日にくらべたらどうだろう》。
フィンランドのマンテュヤルヴィが、1994年9月28日、フィンランド群島、ウト島沖のバルト海で起きた海難事故の犠牲者を追悼する「レクイエム」として作曲さした《海の惨事の頌歌》(Requiem
zum Untergang der Estonia)。
ラウタヴァーラの《第一の悲歌》は、彼が若いころ興味をもっていたというリルケの詩に作曲されました。
「ドルトムント合唱アカデミー・ユース・コンサート合唱団(Jugendkonzertchor
der Chorakademie Dortmund)」は、ヨーロッパ最大の「歌」の学校のひとつ、ドルトムント・コンサートホールの運営する「合唱アカデミー」のアンサンブルです。監督を務めるフェリクス・ハイトマン
Felix Heitmann が創設、年長クラスの男女、約40人が所属しています。
ケルンに本拠を置く「WDR 放送合唱団(WDR
Rundfunkchor)」は、43人のアンサンブル。2014年から2020年にかけてスウェーデンのステファン・パルクマン
Stefan Parkman(1952–)が首席指揮者を務めました。西部ドイツ放送(WDR)のホールでのセッション録音を集成したアルバムです。

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HORTUS
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教会の『サクラメント』をテーマに
エクス=アン=プロヴァンス大聖堂の神秘に迫る!
●グレゴワール・ロラン:『サクラメント』
●グレゴリオ聖歌より
「洗者ヨハネの誕生」「御聖体の祝日の奉納唱」
「十字架賛歌」「主の御あわれみを」
「高位聖職者の教会訪問のための聖歌」 |
グレゴワール・ロラン(オルガン)
ピエール・タウドー(指揮)
エクス=アン=プロヴァンス大聖堂グレゴリオ聖歌隊 |
録音:2019年/サン・ソーヴール大聖堂(エクス=アン=プロヴァンス)/DDD、ディジパック仕様、56'22
2018年3月よりエクス=アン=プロヴァンスのサン・ソーヴール大聖堂のオルガニストを務めるグレゴワール・ロランが作曲家兼オルガニストとしてのファースト・アルバム『サクラメント』をリリースしました。
ロランは2020年にはウィーン大聖堂(オーストリア)の作曲コンクールで1位を獲得し現在、複数の新曲の委嘱している注目の音楽家です。
サクラメントとはキリスト教においての神の見えない恩寵を具体的に見える形で表現することを意味しております。このアルバムではグレゴリオ聖歌とロラン作曲のオルガン曲『サクラメント』を交互に演奏することで、過去から現在へと脈々と受け継がれるキリストの音楽を表現しております。
エクス=アン=プロヴァンス大聖堂の神秘に迫るオルガニスト、グレゴワール・ロラン渾身の録音。サン・ソーヴール大聖堂に据え付けられた銘器デュクロケ製作のオルガンが大聖堂に響き渡ります。
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イギリス、フランスの作曲家による
2つのヴィオラ・ダ・ガンバ(ヴィオール)のための作品集 |
オリヴィエ・グラドフォーファー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
エレノア・ルイス=クロエ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) |
マシュー・ロック:幻想曲—サラバンド
トバイアス・ヒューム:「ガンバの魂」「音楽の受難」
トマス・モーリー:2声のカンツォネッタ
マイケル・イースト:「そしてあなたのように私もまた」「ホールド・ライト」
クリストファー・シンプソン:2つのヴィオラ・ダ・ガンバのためのディヴィジョンズ
ルイ・クープラン:ヴィオールのためのファンタジー
ムッシュ・ド・サント=コロンブ:2つのヴィオールのための合奏曲集より第42番「ダラン」、コンセール第3番「優しさ」
マラン・マレ:田園の合奏
ルイ・ド・ケ=デルヴロワ:ヴィオールの小品集第4巻
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ:ソナタ第1番
ホ短調 Op.10
マレ:夢 |
ヴィオラ・ダ・ガンバ(ヴィオール)の黄金時代に生まれたイギリス、フランスの作曲家による作品集
セッション録音:2019年/フランス/DDD、ディジパック仕様、66'40
ヴィオラ・ダ・ガンバ(ヴィオール)は、16世紀末から18世紀にかけてイギリスとフランスで人気を博しました。表現力の優れた楽器として聴き手を感動させます。
当アルバムはモーリー、ヒューム、イースト、ロック、シンプソン、クープラン、サント=コロンブ、マレ、ボワモルティエ、ケ=デルヴロワの作品をアンソロジーとして収録し、黄金時代を想起させる充実の演奏を聴かせます。
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ザウイがゲバウアーを用いて
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ3篇を録音!
ベートーヴェン:
(1)ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1
(2)ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調 Op.27-1
(3)ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-3 |
シモン・ザウイ
(ピアノ/ゲバウアー
(1850年頃製作)) |
フランスの名手ザウイが1850年代に製作されたゲバウアーを用いてベートーヴェンのピアノ・ソナタ3篇を録音!
セッション録音:2019年/フランス/DDD、ディジパック仕様、66'44
フランスの名手、シモン・ザウイがベートーヴェンのピアノ・ソナタ第1番、第3番、第13番を録音しました。当録音では1850年頃に製作されたゲバウアーのピアノを用いて演奏しております。
この楽器の特徴はウィーン風のメカニズムを持ち、ハンマーはフェルトの薄い皮で覆っております。その響きはドイツとウィーンのロマン派を携えており、低音域から中音域はまるでビロードのような多彩な音色をもち、高音域はクリスタルな音が魅力といえます。
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「J.S.バッハのコラールの芸術」 |
ダニエル・メイラン(指揮、オルガン)
ラ・カメラータ・バロック合唱団 |
J.S.バッハ:
「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」BWV711/
「いざ来ませ、異邦人の救世主よ」BWV599/
「汝にこそわが喜びあり」BWV615/「キリスト、汝
神の小羊」BWV656a/
「キリストは死の絆につきたまえり」BWV625/
「来ませ、造り主なる聖霊の神よ」BWV667/
「われらみな唯一の神を信ず」BWV680/
「今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ」BWV734/
「主を頌めまつれ」BWV650/「装いせよ、わが魂よ」BWV654/
「目覚めよ、と呼ばわる物見らの声」BWV645/
「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639/
「われ汝に別れを告げん」BWV736/「いと高きところの神にのみ栄光あれ」BWV664 |
アーレント・オルガンで聴くなんと美しい響き。これぞバッハのコラールの芸術!オルガン・コラールと声楽も加わった充実の演奏。
セッション録音:2013年/イエスズ教会(スイス・ポラントリュイ市)/DDD、ディジパック仕様、66'54
オルガン:ユルゲン・アーレント製作
バッハのオルガン・コラールの中でも最も美しく有名な作品ばかりを集めた当アルバムでは、オルガンとともに声楽も加わって演奏されており実に感動的な内容となっております。
オルガンは現代屈指のオルガン・ビルダー、ユルゲン・アーレントがスイス・ポラントリュイ市のイエスズ教会に建造したバロック・オルガン。その澄み切った美しい響きが特徴です。
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KLARTHE
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今世紀に生まれた古楽風宗教合唱曲
フランク・ヴィラール:
(1)モテット「キリストはおのれを低くして」(合唱版)(2011)
(2)幻想曲風に(2007)
(3)聖木曜日のためのテネブレ(2007)
(4)エクス・アブルプト(2014)
(5)モテット「キリストはおのれを低くして」(合唱とオルガン版)(2011) |
オリヴェエ・オプデビーク(指揮)
コーリ・スペッツァーティ
ドニ・コムテ(オルガン) |
録音: 2018-2020年聖フランソワ・グザヴィエ教会(パリ)
フランク・ヴィラールは1966年生まれのフランスの作曲家。オペラ指揮者としても活躍しています。
彼の宗教作品はトマス・ルイス・デ・ビクトリアの伝統をプーランクの精神で蘇らせた美しいもので、グレゴリオ聖歌の引用も見られます。
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多才で知られるファルジョのオシャレな世界
ジョアン・ファルジョ:
(1)幼年時代その1/(2)俳句1/(3)モリーの歌/(4)天にましますわれらの父よ/
(5)ニューヨーク・シティ/(6)カルメン・ドスカル/
(7)人生の道の半ばで/(8)俳句2/(9)摩天楼/(10)幼年時代その2/
(11)シー・シャンティーズ/(12)俳句3/(13)さよならの夜 |
(1)カロル・ベッファ(ピアノ)
(2)カリーヌ・デエ(メゾソプラノ)、デイヴィッド・ビスムート(ピアノ)
(3)ヒューズ・ボルサレッロ(ヴァイオリン)、アルノー・トレット(ヴィオラ)、
アントワーヌ・ピエルロ(チェロ)、ジェローム・デュクロ(ピアノ)
(4)パコ・ガルシア(テノール)、マルティン・カンデラ(テノール)、
イーゴル・ブワン(バリトン)、オリヴィエ・グルディ(バリトン)
(5)ジョアン・ファルジョ(指揮)アンサンブル・サクソ・ヴォーチェ
(6)ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(ヴァイオリン)
(7)アメリー・レゾン(ソプラノ)、アンブロワジーヌ・ブレ(メゾソプラノ)、
マチルド・ボルサレロ=エルマン(ヴァイオリン)、ブルーエン・ル・メートル(ヴァイオリン)、
アルノー・トレット(ヴィオラ)、アントワーヌ・ピエルロ(チェロ)
(8)アンブロワジーヌ・ブレ(メゾソプラノ)、アルノー・トレット(ヴィオラ)
(9)ピエール・ジェニソン(クラリネット)
(10)幼年時代その2 ラファエル・アンベール(サクソフォン)、ギヨーム・コルニュ(ピアノ)
(11)アンサンブル・コントラスト
(12)パコ・ガルシア(テノール)、マルティン・カンデラ(テノール)、イーゴル・ブワン(バリトン)、
オリヴィエ・グルディ(バリトン)、ジョアン・ファルジョ(ピアノと指揮)
(13)アルノー・トレット(ヴィオラ) |
ジョアン・ファルジョは1975年生まれのフランスの作曲家。ピアニストとしてコンサートやCD
も多く、パリのジャズ・クラブのディレクターも務める多才さを見せています。
このアルバムは彼の作品だけを集めたもので、クラシックの枠にとらわれないオシャレな世界を楽しめます。
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シューベルト:「冬の旅」より
(1)おやすみ/(2)かじかみ/(3)菩提樹/
(4)あふれる涙/(5)川の上で/(6)憩い/
(7)春の夢/(8)霜おく頭/(9)からす/
(10)最後の希望/(11)道しるべ/
(12)宿屋/(13)辻音楽師 |
ノエミ・ウェイズフェルド(ヴォーカル)
ギヨーム・ド・シャシー(ピアノ) |
まるでシャンソンのような「冬の旅」
録音:2019年9月/ラ・ビュイソンヌ・スタジオ(ペルヌ=レ=フォンテーヌ)
ノエミ・ウェイズフェルドはフランスの女優でシンガー。クレズマーやタンゴ、ファドやロシア民謡で人気があります。そのウェイズフェルドがシューベルトの名作「冬の旅」に挑戦。
ジャズ・ピアニストのギヨーム・ド・シャシーが共演し、全体を芝居形式で演じています。
もちろんクラシック歌唱ではなく、ある時はささやくよう、ある時は声を張るなど、この名作の先入観を覆す新鮮さに満ちています。
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シューマン一族の楽興の時
(1)カミッロ・シューマン:チェロ・ソナタ第1番Op.59
(2)ロベルト・シューマン:民謡風の5つの小品Op.102
(3)ゲオルク・シューマン:チェロ・ソナタOp.19 |
シリエル・ゴラン(チェロ)
アントワーヌ・ムルラ(ピアノ) |
諸井三郎、信時潔、近衛秀麿の師ゲオルク・シューマンの隠れた名品
録音:2019年1月2-4日/聖マルセル寺院(パリ)
シューマン姓の3作曲家によるチェロ作品集。
ゲオルクとカミッロは兄弟ですが、大ロベルトとは血縁関係がありません。
ゲオルク・シューマン(1866-1952) は名教師として多くの門下を育てましたが、日本の諸井三郎、信時潔、近衛秀麿の師ですが、あまり作品を聴く機会がなかったので大歓迎と申せましょう。
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ブリュノ・デコル、弦楽四重奏を中心に歌やフルートの不思議な世界
ブリュノ・デコル:
(1)アドネイス、または大気と夢想Op.47
(2)コリンナへⅡOp.18の2
(3)太陽への讃歌Op.46
(4)すべての黄色は色褪せる(アポリネール詩)Op.48bis |
(1)(4)ベーラ四重奏団、
ローラ・ホルム(ソプラノ)
(3)ジュリー・ブルネ=ジェリー(フルート) |
今世紀に生まれた古代への幻想
ブリュノ・デコルは1949年生まれ、パリ音楽院でメシアン、ブクシュリエフに師事した作曲家。
収録曲は2014年から16年までラ・プレ修道院滞在中に作ったもので、弦楽四重奏を中心に歌やフルートの不思議な世界が広がります。
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LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
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ボリス・ベルマン(ピアノ)
ブラームスの2つのソナタ Op.120と三重奏曲
Op.114!
ブラームス:
(1)クラリネット三重奏曲 イ短調 Op.114(ヴィオラ版)
(2)ヴィオラ・ソナタ第1 番 ヘ短調 Op.120-1
(3)ヴィオラ・ソナタ第2 番 変ホ長調 Op.120-2 |
ボリス・ベルマン(ピアノ)
エットーレ・コーザ(ヴィオラ)
(1)クライヴ・グリーンスミス(チェロ) |
ボリス・ベルマン、コーザ、グリーンスミスが雄弁に語るブラームスの2つのソナタ
Op.120と三重奏曲 Op.114!
録音:2018年1月12-15日/ゴワイヨット(ヴォーヌ=ロマネ)/DDD、ディジパック仕様
近年ブラームスの作品を集中的に録音しているピアニスト、ボリス・ベルマンが2
つのソナタOp.120と三重奏曲 Op.114 を録音しました。
ボリス・ベルマンは1948年生まれ。モスクワ音楽院でオボーリンに師事し、1973年にイスラエルへ移住、1979年からはアメリカに居を構えて演奏活動を行なうかたわらインディアナ大学やイェール大学でピアノを教え、名教師として世界的な評価を受けています。
このアルバムに収録されたブラームスの3つの作品はクラリネット奏者のリヒャルト・ミュールフェルド(1856-1907)とブラームスの友情がなければ、おそらく作曲されなかった作品といえます。
しかしブラームスは各スコアにヴィオラに置き換えることができることを明確に示しています。
ヴィオラを演奏するのは数々の編曲録音でも有名なエットーレ・コーザです。コーザはベルマンとともにシューマン&ブラームスのアルバム(50-1511)をリリースするなど長年共演しております。
またチェロは東京クヮルテットの最後のチェリストを務めたクライヴ・グリーンスミスが演奏しております。
名手が雄弁に語るブラームスの後期作品をご堪能ください。
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PROFIL
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リトヴィンツェヴァ、Profilレーベル第6弾
(1)フランク:交響詩「呪われた狩人」
(2)同:交響変奏曲
(3)リヒャルト・シュトラウス:ブルレスケ
(4)同:交響詩「死と変容」Op.24 |
(2)(3)エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ(ピアノ)
ジョナサン・ブロックスハム(指揮)
北西ドイツ・フィル |
新進ピアニストと新進指揮者のフレッシュな顔合わせ
録音:2020年1月27-30日/ヘルホルト・シュッツェンホフ国立公園
1986年生まれのロシアの若手リトヴィンツェヴァProfilレーベル第6弾。
協奏曲とは銘打たれないものの難曲なフランクの「交響変奏曲」とリヒャルト・シュトラウスの「ブルレスケ」に挑戦。
この2篇は同じ1885年に作曲されていますが、他の収録曲もほぼ同時期のもので、時代的な雰囲気と作者の個性の違いも味わえます。
指揮のジョナサン・ブロックスハムはイギリスの新進。今年3月に大阪フィル、東京交響楽団、日本センチュリー交響楽団で日本デビューが予定される注目株です。
リトヴィンツェヴァと息の合った解釈を披露しています。
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IDIS
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ヘンリーの冒険 オーボエとアコーディオンのためのオリジナル作品集
ヴィルジニオ・ツォッカテッリ:ヘンリーの冒険
マリア・テレサ・カルローニ:真夏の風
マルコ・ファゾーリ:2 声のカプリッチョ
ミゲル・アンヘル・ムスマーノ:エクセルシオール
オロフ・ネスルンド :小協奏曲
ヴィルジノ・ツォッカテッリ:カントリーウォーク
ピエトロ・サルヴァッジョ:新古典風幻想曲
マルコ・ファゾーリ:古風な様式による協奏曲
ミゲル・アンヘル・ムスマーノ:カルメンのミロンガ |
エンリコ・カルカーニ(オーボエ)
マウリツィオ・デ・ルカ (アコーディオン) |
録音:2018年1月7-10日/63'39''
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オーボエ・リサイタル
フェルミン・ルイス・エスコベス:ソロ・コンセール第5番*
サン=サーンス:期待
トーマス・アトウッド・ウォルミズリー:ソナチネ第1番
クリスチャン・フレデリク・バース:ポプリ・コンチェルタント*
ヘンリー・ストゥーピ:幻想的変奏曲*
フェルミン・ルイス・エスコベス:宗教的メロディ
フェルミン・ルイス・エスコベス:ソロ・コンセール第4番*
トーマス・アトウッド・ウォルミズリー:ソナチネ第2番
*世界初録音 |
エンリコ・カルカーニ(オーボエ)
アルベルト・マガーニ(ピアノ) |
録音:2018年8月22-24日/67'54''
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C.P.E.バッハ:フルートとピアノのための作品集
フルート・ソナタ ニ長調 Wq.71(原曲:ヴァイオリンと鍵盤楽器)
フルート・ソナタ ト長調 Wq.150(原曲:フルート、ヴァイオリンと通奏低音)
無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132
フルート・ソナタ ニ短調 Wq.145(原曲:フルート、ヴァイオリンと通奏低音)
フルート・ソナタ ロ短調 Wq.143(原曲:フルート、ヴァイオリンと通奏低音) |
フランチェスカ・パニーニ(フルート)
アンニバーレ・レバウデンゴ(ピアノ) |
録音:2018年5月24-26日/71'25''
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フィリップ・ゴベール:フルートとピアノのための作品集
フルート・ソナタ第1番 イ長調
フルート・ソナタ第2番 ハ長調
フルート・ソナタ第3番 ト長調
フルートとピアノのためのソナチネ |
フランチェスカ・パニーニ(フルート)
ヤクブ・チョルツエフスキ(ピアノ) |
録音:2019年2月11-13日/58'27''
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スペイン黄金時代のビウエラ作品集 第1集
ルイス・デ・ミラン:ビウエラ作品集
(Libro de Musica de vihuela de mano.
Intitulado El maestro, Valencia, 1536)
ルイス・デ・ナルバエス:ビウエラ作品集
(Los seys libros del Delphin de musica
de
cifras para taner vihuela, Valladolid,
1538) |
パオロ・ケリーチ
(ビウエラ;
Giuseppe Tumiati, Milano 1995) |
録音:2020年1月/75'19''
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20世紀のフルート・ソナタ集
フォルトナー:ソナタ(1947)
ヘンツェ:ソナチネ(1947)
ハラルド・ゲンツマー:ソナタ第2番(1952)
カール・ヘラー:ソナタ第2番 ハ長調 Op.53(1955)
ヒンデミット:ソナタ(1936) |
フランチェスカ・パニーニ(フルート)
アンニバーレ・レバウデンゴ(ピアノ) |
録音:2020年1月/67'02''
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スペイン黄金時代のビウエラ作品集 第2集
アロンソ・ムダーラ:ビウエラ作品集
(Tres libros de musica en cifras para
vihuela, Sevilla, 1546)
エンリケス・デ・ヴァルデラーバノ:ビウエラ作品集
(Libro de musica de vihuela intitulado
Silva de
sirenas, Valladolid, 1547)
ディエゴ・ピサドール:ビウエラ作品集
(Libro de musica de vihuela, Salamanca,
1552)
ミゲル・デ・フエンリャーナ:ビウエラ作品集
(Libro de musica para vihuela, intitulado
Orphenica Lyra, Sevilla, 1554)
エステバン・ダサ:ビウエラ作品集
(Libro de musica en cifras para vihuela,
intitulado el Parnasso, Valladolid,
1576) |
パオロ・ケリーチ
(ビウエラ;
Giuseppe Tumiati,
Milano 1995) |
録音:2020年3月/73'02'
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フルート・ソナタ集
ツェルニー:デュオ・コンチェルタンテ ト長調
Op.129
ウェーバー:フルート・ソナタ 変イ長調 Op.39
ベートーヴェン:フルート・ソナタ ニ長調
Op.41 |
フランチェスカ・パニーニ(フルート)
ヤクブ・チョルツエフスキ(ピアノ) |
録音:2020年5月/79'26''
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フルートと通奏低音のための作品集
ジュゼッペ・サンマルティーニ:
ソナタ ト長調/ト長調/ニ長調/イ短調
カルロ・ズッカーリ:ソナタ ト長調
ジョヴァンニ・アンドレア・フィオリーニ:ソナタ
ニ長調 |
マリオ・カルボッタ(フルート)
ロベルト・コニャッツォ(チェンバロ) |
録音:1991年3月/59'31''
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C’AVI−MUSIC
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東欧の作曲家によるピアノ三重奏曲集
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番 ヘ短調
Op.65(ca.1883)
ジークフリート・ファル(1877-1943):
ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.4(1898/99)
マレク・ディアコフ(1976-):Perperikoana(2015) |
トリオ・イマージュ |
注目の若手アンサンブル トリオ・イマージュ、新録音は東欧作品集!
マウリシオ・カーゲルのピアノ・トリオ全集(2014年のECHO賞でその年の最優秀初演録音賞を受賞)でセンセーションを巻き起こした若手アンサンブル、トリオ・イマージュの東欧作品集。
ドヴォルザークのOp.65を含め、演奏機会の少ないピアノ三重奏曲の魅力を見事に描き出しています。
ジークフリート・ファルはオペレッタで有名なレオ・ファルの弟で、ブルッフとヘルツォーゲンベルクに師事したモラヴィア出身の作曲家。父と2人の兄弟はオペレッタ作曲家でしたが、ジークフリートはよりシリアスな作品を書く傾向にありました。
Op.4のピアノ三重奏曲は、印象的な楽想に溢れた説得力のある作品で、メンデルスゾーン作曲賞を受賞しています。
トリオ・イマージュのメンバーは、ジークフリート・ファルのスコアを偶然にも手に入れ、自分たちのレパートリーにできたことに興奮したといいます。
「ほとんど忘れ去られてしまった作曲家の初期の作品であるにもかかわらず、一連の驚くべき、想像力に富んだアイデアと革新性を備えています。
この音楽は、若々しい感情と生き生きとしたヴィルトゥオジティに満ちており、ウィーンの民謡の要素が散りばめられており、地平線に迫る数十年の恐怖を漠然と予感させます。」
※録音:2020年2月、ワイマール・フランツ・リスト音楽大学(ドイツ)
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8553032
(2CD)
特別価格
¥3600
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モーツァルト:弦楽四重奏曲集 Vol.3
第14番 ト長調K.387、第23番 ヘ長調 K.590、
第2番 ニ長調 K.155、第8番 ヘ長調 K.168、
第12番 変ロ長調 K.172、第21番 ニ長調 K.575
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アルミーダ四重奏団
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「弦楽四重奏の父」であるハイドンのオペラにちなんで名付けられ、2006年にベルリンで設立されたアルミーダ四重奏団。
彼らはこれまでの聴き慣れた習慣に疑問を投げかけようと、まるで作曲家が自分の肩越しに見ているかのように、モーツァルトの作品を徹底的に吟味し、探求しています。
ヘンレ社と音楽学者のヴォルフ=ディーター・ザイフェルトとのコラボレーションにより、彼らはモーツァルトの弦楽四重奏曲の原典にあたることで、これまで見落とされていた細部を発見し、パッセージを刺激的な、新たな方法で解釈することができるようになったのです。
アルミーダ四重奏団は2012年にミュンヘンの国際ARDコンクールで1等賞と聴衆賞、更に6つの賞を受賞し、カルテットとしての華々しいキャリアをスタートさせました。
2014年〜2016年にはBBCの「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれています。
※録音:2020年1月&4月、バイエルン放送スタジオ2(ドイツ、ミュンヘン)
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ドビュッシー《前奏曲集》と、
クラムの《マクロコスモス》第1巻をカップリング
ドビュッシー:前奏曲集 第1集
ジョージ・クラム(1929-):マクロコスモス
I |
マーティン・クレット(ピアノ) |
象徴主義的音楽としてのドビュッシー《前奏曲集》と、占星術を念頭に12星座を音楽化したクラムの《マクロコスモス》第1巻をカップリングし、「音の中の魔法」をテーマに、聴き手を不思議な音世界へと誘う1枚。
ドビュッシーは、テキストの選択や歌劇《ペレアスとメリザンド》からもわかるように、自分自身を象徴主義に精通していると考えていました。
彼の2巻の前奏曲集では、主題や詩的な説明はタイトルとしてではなく、各曲の最後に暗示的に括弧で表示されています。
アメリカの作曲家ジョージ・クラムの《マクロコスモス》は、19世紀にシューマンが書いたような、種々の性格的小品を集めたもので、こちらも各曲はみな暗示的な意味を持っています。
例えば第5曲「The PhantomGondolier」は、占星術においてちょうどさそり座の期間が始まる10月24日が誕生日であるクラム自身の見事な自画像となっています。
演奏はクラシックのみならず、ジャズやタンゴでも洗練された演奏を聞かせる気鋭のピアニスト、マーティン・クレットです。
※録音:2019年2月&5月、ハンス・ロスバウト・スタジオ(ドイツ、バーデンバーデン)
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PERFECT NOISE
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リスト:ピアノ作品集
巡礼の年 第2年 イタリア S161 第5曲 ペトラルカのソネット第104番、
巡礼の年 第3年 S163 第4曲 エステ荘の噴水、
巡礼の年 第2年 イタリア S161 第7曲 ソナタ風幻想曲《ダンテを読んで》、
ピアノ・ソナタロ短調 S.178 |
コルビン・バイスナー(ピアノ) |
1988年生まれ、ブダペストのフランツ・リスト音楽院卒業のピアニスト、コルビン・バイスナーのデビューCD。
フランツ・リストの主要なピアノ作品の神秘性、情熱を存分に味わうことができる、卓越した演奏です。録音はスイスのメニューイン・フォーラムで行われており、アコースティックなサウンドの美しさも特筆されます。
※録音:2019年10月、ユーディ・メニューイン・フォーラム(スイス、ベルン)
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スワン・ヘネシーによる美しいピアノ曲の世界初録音
スワン・ヘネシー(1866-1929):ピアノ作品選集
女性のスケッチ Op.33、森のはずれで Op.21、
祭 Op.36、旅の途中‛&(自然のエチュード)
Op.40、
気まぐれなワルツ Op.41、ピアノ ・ソナチネ
Op.43、
ケルトの小品Op.45、パリジャンのスケッチ
Op.47、郊外 Op.69、
複数の作曲家風の音楽より
(ボロディン/シャブリエ/ドビュッシーとゴダール/ラヴェル) |
モーリッツ・エルンスト
(ピアノ、シュタイングレーバー 602285) |
フランスの印象主義ピアノ音楽の愛好家にとって真の発見となること間違いなしの、スワン・ヘネシーによる美しいピアノ曲の世界初録音。
スワン・ヘネシー(1866-1929)はシカゴで育ったアイルランド系の作曲家で、後にイギリスに渡った後は各地を転々としていましたが、最終的にパリに落ち着き、1903年から1929年に亡くなるまでの間をフランスで過ごしました。当初、彼の音楽はロベルト・シューマンへの偏愛に大きく影響されていましたが、1907年以降、印象主義的な作風の作品が多くなります。
《Croquisparisiens》や《Etudes d'apres
nature》といった作品タイトルからも分かるように、ヘネシーは描写的な「音による絵画」を得意としました。
最後に抜粋で収録されている《複数の作曲家風の音楽 A
la maniere de...》のようなパロディ風の作品は、当時カゼッラやラヴェルをはじめ色々な作曲家が手掛けており、ヘネシーは1926年から27年にかけて30の作品を書いています。
「ボロディン風」と「シャブリエ風」の音楽ではラヴェルが書いたバージョンとの比較をお楽しみいただけます。
※録音:2020年6月、シュタイングレーバー室内楽ホール(ドイツ、バイロイト)
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LINDORO
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アートリュートで聴くバッハの「無伴奏チェロ組曲」
J・S・バッハ (1685-1750)/ミゲル・リンコン
編曲 :
無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 (ハ長調に移調)
BWV 1010
無伴奏チェロ組曲 第5番 ト短調 BWV 1011
無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 (ヘ長調に移調)
BWV 1012
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ミゲル・リンコン (アーチリュート) |
録音 : データ記載なし (2020年以前)
使用楽器 : 1990年、スティーヴン・マーフィー
[Stephen Murphy] 製
アートリュートは「大きなリュート」という意味の、開放低音弦を持つリュート属の楽器。バッハが生まれた頃からテオルボに替わって盛んに使われるようになりました。
ミゲル・リンコン (1979年生まれ) はセビリャのマヌエル・カスティリョ音楽院でフアン・カルロス・リベラに師事したリュートおよびピリオド・ギター奏者。ソロの他、数多くの古楽アンサンブルでも活躍しています。
当レーベルには師のフアン・カルロス・リベラがキタローネ
(テオルボの開放低音弦をさらに伸ばした楽器)
で演奏したバッハの「無伴奏チェロ組曲 第1,
2, 3番」のCD (MPC 0704) がありましたが、残念なことに廃盤になってしまいました。
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わが愛のかくなる不在 ホセ・マリンのトノにおける恋と失恋
ホセ・マリン (1619頃-1699) : 歌え、ゴシキヒワ
(五色鶸) [Canta jilguerillo]
ルカス・ルイス・デ・リバヤス (1626-1677以後)
:
ハカラ 第1旋法 [Xacaras por primer tono]
ホセ・マリン : メンガの浮気 [Del amor las
mudanzas de Menga]
ホセ・マリン : シエラ・モレナから [De la
Sierra Morena]
ガスパル・サンス (1640-1710) : エスパニョレタ
ニ長調 [Espanoletas por la D]
ホセ・マリン : もはや死の何が重要なのか
[Que importa la muerte ya]
ルカス・ルイス・デ・リバヤス : (フィレンツェの)
大公 [Gran duque (de Florencia)]
サンティアゴ・デ・ムルシア (1673-1739)
: フランスのハカラ [Jacaras francesas]
ホセ・マリン : わが失望よ [Ya, desengano
mio]
ホセ・マリン : おお、何と年の過ぎることよ
[Oh, como pasan los anos]
ルカス・ルイス・デ・リバヤス : 斧の踊り
[Danza del hacha]
ホセ・マリン : ああ、神よ、何と甘い悪 [Ay,
Dios, que dulce mal]
ホセ・マリン : 愛と不在の [De amores y
de ausencias]
不詳 : スペインのフォリア [Folias de Espanya]
(1700頃)
ホセ・マリン : タホ川のやもめのキジバト
(雉鳩) [Viuda tortola del Tajo]
ホセ・マリン : 生きたいならば [Si quieres
vivir]
ガスパル・サンス : 十字架のパッサカリア
[Pasacalles por la cruz] |
ムシカ・フィクタ
ハイロ・セラノ
(テノール、打楽器、バロックギター)
カルロス・セラノ (リコーダー)
フリアン・ナバロ
(バロックギター、ハラナ)
レヒナ・アルバネス (テオルボ、ハラナ) |
録音 : 2018年9月26日-10月1日、サン・イシドロ・ラブラドル教会、チキサ、ボヤカ、コロンビア
スペインの作曲家でハープおよびギター奏者でもあったホセ・マリンのトノ
(声楽曲の一形式) を中心としたプログラム。
ムシカ・フィクタ [Musica Ficta] はラテンアメリカとスペインの古楽の演奏のため1988年南米コロンビアで結成されたアンサンブル。
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NL 3035
【新装再発売】
¥2500
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今は喜びの季節 中世ヨーロッパの音楽と詩
シャンパーニュのティボー4世 (1201-1253)
? :
En mai la roussee −不詳 : ウンガレスカ
[Ungaresca]
アルフォンソ10世 (1221-1284) 編纂 : 聖母マリアのカンティガ集
から
Como podem per sas sulpas (第29番) /
Nas mentes sepre teer (第166番)
Como Deus - A que avondou (第23番 - 第386番)
ギョーム・ド・アミアン (13世紀) : C'est
la fin, quoi que nous die
不詳 :
サルタレッロ [Saltarello] (14世紀) /
ダンサ・レアル [Danza Real] (13世紀)
/ サルタレッロ (14世紀)
不詳 : カルミナ・ブラーナ から Ich was
ein chint so wolgetan (第185番)
不詳 : エスタンピダ・レアル [Estampida
Real] 第3番 (13世紀)
ラインバウト・デ・ヴァケイラス (確認できる活躍期
: 1180-1207) :
カレンダ・マヤ [Kaleda maia]
不詳 : シャンソネタ・テデスカ [Chansoneta
Tedesca] (14世紀)
バルカン半島のユダヤ系スペイン伝承曲 :
Ventanas Altas
不詳 : カルミナ・ブラーナ から Sic mea
fata (第116番) |
アルテファクトゥム
フランシスコ・オロスコ(独唱、撥弦楽器)
ホセ・ルイス・パストル (撥弦楽器)
アルバロ・ガリド (打楽器)
フアン・マヌエル・ルビオ(擦弦楽器、撥弦楽器)
イグナシオ・ヒル (管楽器)
ホセ・マヌエル・バケロ(ハーディガーディ、笛) |
録音 : 2001年6月、旧イエズス会神学校内礼拝堂、セビリャ、スペイン/前出
: MPC 0711
新デザイン、新規格品番での再発売。
中世の音楽から幅広く選曲し、さまざまな中世楽器を用いてちょっとアラブ風な味つけでパワフル&ダンサブルに演奏したアルバム。オロスコの演技たっぷりの歌いっぷりが笑えます。
にぎやかなサウンドを優秀録音がみごとにとらえています。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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PROFIL
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PH 20066
(10CD)
¥5400 →\4990
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ルドルフ・ショック ドイツ語によるオペラ名演集
Vol.2
Disc1-2 オッフェンバック:ホフマン物語
Disc3-4 モーツァルト:コジ・ファン・トゥッテK.588
Disc5-6 オーベール:フラ・ディアヴォロ
Disc7-8 チャイコフスキー:エフゲニー・オネーギン
Disc9-10 チャイコフスキー:スペードの女王
+この月夜にOp.73 の3/昼の輝きが満ちOp.47
の6/
舞踏会のざわめきの中でOp.38 の3/ピンピネッラOp.38
の6 |
[Disc1-2]オッフェンバック:ホフマン物語
ホフマン:ルドルフ・ショック(テノール)、オリンピア:ウィルマ・リップ(ソプラノ)、
アントニア:エルフリーデ・トレチェル(ソプラノ)、ジュリエッタ:マルタ・メードル(ソプラノ)、
ステラ:アンネリー・ヤンセン(ヴォーカル)、リンドルフ、コッペリウス、ダッペルロゥット、
ミラクル:アレクサンダー・ヴリッチュ(バス)、ニクラウス:マリア・フォン・イロスヴァイ(コントラルト)
オイゲン・センカル(指揮)ケルン放送管弦楽団、同合唱団
録音: 1950年9月26日-10月1日/ケルン
[Disc3-4]モーツァルト:コジ・ファン・トゥッテK.588
フィオルディリージ:シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)、ドラベッラ:イーラ・マラニューク(ソプラノ)、
フェルランド:ルドルフ・ショック(テノール)、グリエルモ:ホルスト・ギュンター(バス)、
ドン・アルフォンソ:ベンノ・クッシェ(バリトン)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)北ドイツ放送交響楽団、同合唱団
録音: 1954年1月20-30日/ハンブルク
[Disc5-6]オーベール:フラ・ディアヴォロ
フラ・ディアヴォロ:ルドルフ・ショック(テノール)、コックバーン卿:ジェイムズ・ピース(バリトン)、
パメラ夫人:ウルズラ・ゾレンコップ(アルト)、ロレンツォ:エルンスト=アウグスト・シュタインホフ(テノール)
ウィルヘルム・シュヒター(指揮)北ドイツ放送交響楽団、同合唱団
録音: 1954年10月8-16日/ハンブルク
[Disc7-8]チャイコフスキー:エフゲニー・オネーギン
ラーリナ:ヒルデ・ビュッヘル(メゾソプラノ)、タチヤナ:セーナ・ユリナッチ(ソプラノ)、
オネーギン:フーゴ・ハスロ(バリトン)、レンスキー:ルドルフ・ショック(テノール)、
グレーミン:ゴットロープ・フリック(バス)
ウィルヘルム・シュヒター(指揮)北ドイツ放送交響楽団、同合唱団
録音: 1952年9月11-12日/ハンブルク
[Disc9-10]チャイコフスキー:スペードの女王
+この月夜にOp.73 の3/昼の輝きが満ちOp.47
の6/
舞踏会のざわめきの中でOp.38 の3/ピンピネッラOp.38
の6
ゲルマン:ルドルフ・ショック(テノール)、トムスキー伯爵:ヤロ・プロハスカ(バリトン)、
エレツキー:ハンス=ヘルマン・ニッセン(バリトン)、リーザ:エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)、
ポリーナ:アンネリーゼ・ミュラー(アルト)
アルトゥール・ローター(指揮)ベルリン放送交響楽団、ベルリン国立歌劇場合唱団
録音:1946年4月15-27日/ベルリン
エアハルト・ミヒェル(ピアノ)
録音:1947-8年 |
今となっては超貴重!ドイツ語上演によるチャイコフスキーとオッフェンバック
MONO、70:30、62:27、71:25、72:01、40:42、54:00、60:39、55:55、65:09、41:03
ルドルフ・ショックのドイツ語歌唱による名作オペラ集の第2弾。
今日でこそオペラは書かれた言語で歌われるのが通例ですが、20世紀前半は上演国語に翻訳され歌われることが当り前でした。
ここではフランス語の「ホフマン物語」や「フラ・ディアヴォロ」、ロシア語の「エフゲニー・オネーギン」と「スペードの女王」、イタリア語の「コジ・ファン・トゥッテ」がいずれもドイツ語で現れます。
ルドルフ・ショック(1915-1986) はデュイスブルク生まれのテノール。1937年にデビューするものの兵役に就いていたため本格的な活動は戦後になってからですが、フルトヴェングラー、セル、ベームらと共演するかたわら、オペレッタやポピュラー・ソングまでレパートリーに持ち、テレビでもおなじみの存在となりました。
ショックは独特な陽性で官能的な美声を持ち人気を誇りましたが、ここではその芸風を存分に堪能することができます。共演者も豪華なうえ、指揮もイッセルシュテットや日本とも縁の深いシュヒターと興味津々。
おまけとしてチャイコフスキーの歌曲4篇が入っているのも大歓迎。もちろんドイツ語歌唱です。
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<メジャー・レーベル>
<映像>

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