≪第111号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その1 2021/3/9〜
3/12(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ATMA CLASSIQUE
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隠された宝〜
17世紀ハプスブルクとボヘミアの音楽 |
ヴィッキ・サン・ピエール(コントラルト)
リンダ・ピアース(指揮)
サカブチェ!(声楽&器楽) |
ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス(c.1600-1679):O
dulce nomen Jesu
作者不詳:8声のシンフォニア
マッシミリアーノ・ネーリ(c.1621-1666
or after 1670):第4ソナタ Op.2
ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオナメンテ(late
16th century-1642):6声のソナタ
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):6声の第1ソナタ
フィリップ・ヤコブ・リットナー(c.1637-1690):3声のソナタ
作者不詳:4声のサルヴェ・レジーナ
ゲオルク・ピスカトール(c.1610 -after1643
):7声のソナタ
アントニオ・ベルターリ:ソナテッラ第3番
作者不詳:O quam suavis
アントニオ・ベルターリ:ソナテッラ第1番/6声の第2ソナタ
ジョヴァンニ・ヴァレンティーニ(1582/3-1649):4声のカンツォーナ
アントニオ・ベルターリ:ソナテッラ第2番
ウェンデリン・ヒューバー(1615-1679):6声の第4ソナタ
ヨハネス・マリア・マンデル(17th century):Transfige
o dulcissime mi Jesu
アントニオ・ベルターリ:ソナテッラ第5番
フェデリコ・カウダ:Laudate, pueri, Dominum |
ハプスブルク家の豊かさを物語る充実の音楽集
録音:2019年5月20-23日/ケベック
カナダのアンサンブルによる17世紀の音楽集。
ハプスブルク宮廷の歴史に彩られた音楽が鮮やかによみがえります。
コントラルトの歌と器楽作品で構成され、器楽はヴァイオリン、コルネット、サックバット、テオルボ、オルガンが用いられています。
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ディスタンス |
ジャン=セバスチャン・ヴァレ(指揮)
聖アンデレ&パウロ教会合唱団 |
バーバー(1910-1981):アニュス・デイ
トレヴァー・ウェストン(b.1967):マニフィカト
J.S.バッハ(1685-1750):来たれ、イエスよ、来たれ
BWV 229
エルガー(1857-1934)/ジョン・キャメロン編:永遠の光(エニグマ変奏曲「ニムロッド」)
リーナ・エスマイル(b.1983):When the
Violin
スルピティア・チェシス(1577-c.1620):O
crux splendidior
ジェイムズ・マクミラン(b.1959):A Child's
Prayer
キャロライン・ショウ(b.1982):And the
Swallow
ウィリアム・クラウシャール(b.1989):Ni
de l'est ni de l'ouest
ラフマニノフ(1873-1943):Nunc Dimittis
(晩祷 Op.37 第5曲)
ユージス・プラウリニュシュ(b.1957):Laudibus
in Sanctis |
内省的に音楽を見つめなおす合唱作品
録音:2020年11月6-8日/ケベック
コロナ禍において「ディスタンス」というものを見つめなおしたアルバム。
孤立、孤独、沈黙といったイメージからはじまり内省的に深まっていく合唱音楽です。
革新的なプログラムと多様なスタイルで高い評価を得る聖アンデレ&
パウロ教会合唱団はカナダ有数の名合唱アンサンブル。
教会の礼拝音楽からモントリオール交響楽団との演奏会まで幅広く活動しています。
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BIS
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BIS SA 2392
(SACD HYBRID)
¥2800 →\2590
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グルズマンがベートーヴェンとシュニトケのヴァイオリン協奏曲
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
Op.61
(カデンツァ:シュニトケ)
(2)シュニトケ:ヴァイオリン協奏曲第3番(1978) |
ワジム・グルズマン
(ヴァイオリン/
1690年製ストラディヴァリウス
「ex-Leopold Auer」)
ジェイムズ・ガフィガン(指揮)
ルツェルン交響楽団 |
アウアーが使用していたストラディヴァリウスで演奏!名手グルズマンがベートーヴェンとシュニトケのヴァイオリン協奏曲を録音!
セッション録音:(2)2017年11月、(1)2019年12月&2020年1月/ルツェルン文化・会議センター(ルツェルン)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、67'28
プロデューサー:マルティン・ナゴルニ(Arcantus
Musikproduktion)
サウンド・エンジニア:(1)トーレ・ブリンクマン(Take5
Music Production)、(2)ファビアン・フランク(Arcantus
Musikproduktion)
SACD ハイブリッド盤。
N響との共演でも知られるグルズマンがベートーヴェンとシュニトケのヴァイオリン協奏曲を録音。ベートーヴェンのカデンツァはシュニトケ版を演奏しております。
クレーメルの依頼で書かれたこのカデンツァではブラームス、ベルク、バッハ、バルトーク、ショスタコーヴィチの作品とベートーヴェンの協奏曲の旋律がコラージュのように編まれている力作。
非常に技巧的なカデンツァであるため、クレーメル以外ではなかなか聴くことができず、グルズマンによる新録音は大歓迎といえましょう。
シュニトケのヴァイオリン協奏曲第3番はオレグ・カガンのために1978年に書かれ、翌1979年モスクワで初演された作品。
13の管楽器と弦楽四重奏という極めて特異な編成のこの作品は、2重のコントラストからなる緩—急—緩の3楽章構成で、休みなく演奏されます。
シュニトケ自身が「オープニング・カデンツァ」と呼んだように冒頭からヴァイオリンのソロで始まり、また、第1楽章と第3楽章終わりのコラールにはロシア正教の教会音楽の面影が見られるのが特徴。
グルズマンの愛器、アウアーが使用していた1690年製のストラディヴァリウスの美音とともにガフィガン率いるルツェルン交響楽団の好サポートも得て熱演を聴かせてくれます。
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ミクローシュ・シュパーニ(チェンバロ)
C.P.E.バッハ(1714-88):鍵盤独奏曲全集 Vol.40
『鍵盤用編曲集第1集』 |
ミクローシュ・シュパーニ(チェンバロ) |
(1)メヌエット ニ長調 Wq.116/35(H.309)/(2)ポロネーズ
イ長調 Wq.116/34(H.308)/
(3)アレグレット・グラツィオーソ ハ長調
Wq.116/57(H.331)/(4)メヌエット ト長調
Wq.116/29(H.303)/
(5)シンフォニア ニ長調 Wq.176(H.303)/(6)メヌエット
ニ長調 Wq.116/35(H.309)/
(7)マーチ ト長調 Wq.116/31(H.305)/(8)メヌエット
ニ長調 Wq.116/40(H.314)/
(9)ポロネーズ 変ロ長調 Wq.116/43(H.317)/(10)メヌエット
ハ長調 Wq.116/47(H.321)/
(11)プレスト イ短調 Wq.116/39(H.313)/(12)ポロネーズ
イ長調 Wq.116/42(H.316)/
(13)アレグロ ハ短調 Wq.116/51(H.325)/(14)協奏曲
ヘ長調 H.242(Wq.deest.)/
(15)アレグロ 変ロ長調 Wq.116/38(H.312)/(16)ポロネーズ
ヘ長調 Wq.116/41(H.315)/
(17)メヌエット ニ長調 Wq.116/33(H.307)/(18)アレグロ・ディ・モルト
イ長調 Wq.116/36(H.310)/
(19)「ゆっくりとした、そして悲しい」 イ短調
Wq.116/50(H.324)/
(20)ポロネーズ ニ長調 Wq.116/49(H.323)/(21)シンフォニア
ホ短調 Wq.122/3(H.652) |
シンフォニアのチェンバロ用編曲も収録!正統派シュパーニによる正真正銘の解釈によるC.P.E.バッハの鍵盤独奏曲全集の第40弾は鍵盤用編曲集!!
[楽器 Double manual harpsichord built
around 1965 by the workshop Ammer, Eisenberg,
Germany,inspired by 18th century harpsichords
from the Thuringian and Saxon tradition]
セッション録音:2019年7月28日-8月1日/ハールト福音教会、ノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラーセ(ドイツ)/DDD、BIS
ecopak、81'51
ミクローシュ・シュパーニによるC.P.E.バッハの鍵盤独奏曲全集の第40集。
この巻ではC.P.E.バッハが別の楽器のために書いた作品を鍵盤用に編曲したものを集めました。
18世紀後半には、上流階級の人々が鍵盤楽器を演奏することが増え、それにより編曲作品も多く残しました。
ここではシンフォニアのチェンバロ版も収録しております。シュパーニはオリジナルの資料をもとに、最も適した楽器を選択して演奏。
C.P.E. バッハの膨大な作品に対して時間をかけ、着実に録音活動をしてきたシュパーニにでしか表現することのできない明晰な解釈で演奏されております。
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BIS SA 2453
(SACD HYBRID)
¥2800
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ヨリス・ルーロス(1984-):『ループ・ダンス』
〜万人のための軽快な音楽(2015-2020)
(1)道化師には気をつけろ!/(2)スウィート・スーパーマン/
(3)ループ・ダンサー/(4)足は十分に軽い?/
(5)奈落の底を長く見つめていれば.../
(6)オフ・バランス/(7)永劫回帰/
(8)3つのメタモルポーセース/
(9)...奈落の底があなたを見つめ返す/
(10)ザ・マスター・キャント・ダンス/
(11)快癒に向かう者/(12)笑う子供 |
ブラム・ファン・サムベーク(ファゴット)
ヨリス・ルーロス(バス・クラリネット、クラリネット)
ブラム・ド・ローズ(ピアノ)
クレメンス・ヴァン・デル・フィーン(ダブル・ベース)
マタイン・ヴィンク(ドラム) |
ジャズの実力派が集結!アーロン・ゴールドバーグ共演のデビュー・アルバムでも注目されたヨリス・ルーロスがニーチェに触発された音楽を作曲!
セッション録音:2020年1月/放送音楽センター第2スタジオ、ヒルフェルスム(オランダ)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、52'06
SACD ハイブリッド盤。
クラリネット奏者で近年作曲家としても確かな地位を築いているオランダ生まれのヨリス・ルーロスがニーチェの哲学に触発されたアルバムを制作。
プロイセン王国出身の哲学者フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900)は若いころから音楽と哲学について興味を持ち、作曲、音楽理論の研究。フックス、ワーグナーらと親交をもち自身の哲学に欠かせない音楽とのつながりを発展させていきました。
ルーロスはニーチェが遺した言葉や哲学から触発され、ひとつの組曲のようにまとめた12の作品を作曲しました。
ジャズのテイストを存分に散りばめ、実に完成度の高い演奏で魅了します。ルーロスといえば、ピアノのアーロン・ゴールドバーグやドラムのアリ・ホーニグらが参加したデビュー作『Introducing
JorisRoelofs』でも注目を集めた逸材。
現在ニーチェと即興音楽についての論文もまとめているルーロスが問う注目アルバムです。
共演者はいずれもヨーロッパで活躍する人気アーティスト。ジャンルを超えた表現に注目です。
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BIS SA 2460
(SACD HYBRID)
¥2800 →\2590
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サン=サーンス歿後100周年記念!
カントロフ率いるリエージュ・フィル
サン=サーンスが10代から20代にかけて作曲した交響曲3篇を録音!
サン=サーンス:
(1)交響曲 イ長調(1850年頃)
(2)交響曲第1番 変ホ長調 Op.2(1853)
(3)交響曲第2番 イ短調 Op.55(1859) |
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
リエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団
ジェオルジェ・トゥドラケ(コンサートマスター) |
サン=サーンス歿後100周年記念!カントロフ率いるリエージュ・フィルがサン=サーンスが10代から20代にかけて作曲した交響曲3篇を録音!
録音:2019年4月&12月/サル・フィルハーモニック(リエージュ)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、75'36
プロデューサー:イェンス・ブラウン(Take5
Music Production)/サウンド・エンジニア:インゴ・ペトリ(Take5
Music Production)
SACD ハイブリッド盤。
サン=サーンス(1835-1921)は今年(2021年)に歿後100年を迎えました。
その記念すべき年にジャン=ジャック・カントロフ率いるリエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団が交響曲3篇を録音!
3篇といっても「オルガン付き」ではなく、10代から20代半ばに書かれた、作品番号を付番する前の交響曲
イ長調と交響曲第1番、第2番を収録しております!
才能豊かなサン=サーンスはわずか13歳でパリ音楽院に入学。
ドイツ、オーストリアの偉大な作曲家たちの交響曲に触発され、はやくもこのジャンルに挑戦し始めました。
ここに収録されたイ長調の交響曲は16歳ごろの作品。4楽章構成で書かれており、なんといっても第1楽章冒頭から非常に美しい旋律が印象的でやがて雄大な広がりを見せます。まさに溌溂さが光る交響曲です。
そのわずか3年後に書き上げた交響曲第1 番はベルリオーズとグノーが称賛しており、サン=サーンスが作曲家として確固たる地位を築き上げることを証明しているかのような力作です。
そして25歳のときに書かれた交響曲第2番では循環形式を導入し、簡素ながらサン=サーンスの独創性を堪能できます。
記念すべき年だからこそ、聴いてみたくなる注目の録音です。
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CLAVES
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50 3018/19
(2CD)
¥4400
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ヴィスメール:交響的音楽と協奏曲集
CD 1(新録音)
(1)ディヴェルティメント
(2)クラリネット協奏曲
(3)ギター協奏曲
CD 2(アーカイヴ録音)
(4)ピアノ協奏曲第3番
(5)バレエ「アレルト、ピュイ21!」による交響組曲 |
(2)ポール・メイエ(クラリネット)、
(3)ティボー・コーヴァン(ギター)
(1)-(3)ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)、
オルケストラ・ド・ドゥエ・レジョン・オー=ド=フランス
(4)ユーリ・ブーコフ(ピアノ)、
ルイ・ド・フロマン(指揮)、
ルクセンブルク放送交響楽団
(5)ピエール・ヴィスメール(指揮)、
ルクセンブルク放送交響楽団 |
ポール・メイエ、ティボー・コーヴァンがソリストをつとめたピエール・ヴィスメールの協奏曲集!
録音:(1)-(3)2020年10月/アンリ・デュティユー・ホール(ドゥエ)、(4)1976年、(5)1965年/ラジオ・テレビジョン・ルクセンブルク内スタジオ(ルクセンブルク)/ディジパック仕様、CD
1 51'25、CD 2 61'54
プロデューサー、サウンド・エンジニア、エディティング&マスタリング:イェンス・ブラウン(Take5
Music Production)
ジャケット絵画:ロベール・ドローネー「Rythmes」
(1934)
Clavesレーベルが力を注いでリリースしているジュネーヴ生まれのフランス人作曲家ピエール・ヴィスメールの作品。
当アルバムではカントロフ指揮、オルケストラ・ド・ドゥエ・レジョン・オー=ド=フランスによる新録音とルクセンブルク放送からのアーカイヴ録音の2枚組です。
1915年、スイス、ジュネーヴ生まれのフランス人作曲家ピエール・ヴィスメール。ジュネーヴの音楽院で作曲を学んだ後、1935年から三年間パリ音楽院にてロジェ=デュカスに師事、またエコール・ノルマル・ド・ミュジックではミュンシュに指揮を学びました。
第2次世界大戦でスイスに帰国するも49年にはパリに戻り、58年にフランス国籍を取得しております。フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、ルーセルからの影響を受けながら、その後はストラヴィンスキーの音楽からも影響を受けていきました。
ヴィスメールはジョリヴェやトマジのように協奏曲のジャンルを開拓し、様々な楽器のために作品を残しました。
当アルバムではクラリネット協奏曲、ギター協奏曲(世界初録音)を収録。ポール・メイエ、ティボー・コーヴァンという当代きっての名手をソリストに迎えており、充実の演奏を堪能できます。
アーカイヴではユーリ・ブーコフ独奏のピアノ協奏曲第3番を収録。この作品の初演は1974年9月10日、小泉和裕指揮、フランス国立管弦楽団による演奏でピアノはユーリ・ブーコフでした。
当録音は初演から2年後となります。
最後に作曲家自身の指揮によるバレエ「アレルト、ピュイ21!」(「21個の井戸に気を付けて!」)による交響組曲も収録しております。
ヴィスメールの協奏曲集(ヴァイオリン協奏曲第2番、トランペット協奏曲、コンチェルティーノ・クルーズ、他)(50-1811)も好評発売中です。
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NAIVE
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E 7385
(2CD)
¥3000 →\2790
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復活!ホプキンソン・スミスのバッハ
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲全曲 BWV1007-1012(テオルボ&リュート版) |
ホプキンソン・スミス
(テオルボ、リュート) |
[CD1]
第1番 ハ長調 BWV1007(原曲:ト長調/ホプキンソン・スミス編)
第2番 ト短調 BWV1008(原曲:ニ短調/ホプキンソン・スミス編)
第3番 ヘ長調 BWV1009(原曲:ハ長調/ホプキンソン・スミス編)
[CD2]
第4番 変ロ長調 BWV1010(原曲:変ホ長調/ホプキンソン・スミス編)
第6番 ニ長調 BWV1012(ホプキンソン・スミス編)
第5番 イ短調 BWV1011(原曲:ハ短調/バッハによるリュート版
BWV995 ト短調 を転調して演奏) |
ホプキンソン・スミスの無伴奏チェロ全曲が復活!隠された対位法と和声が浮かび上がる名編曲、美しく深みのある表現に脱帽!!
録音:[CD1]2012年10月、[CD2]1980年6月(第5番)・1992年10月(第4・6番)/2h25
【使用楽器】第1-3番:ヨエル・ファン・レンネップ製作のジャーマン・テオルボ、第4・6番:ヨエル・ファン・レンネップ製作の13コース・リュート、第5番:ニヴォ・ファン・デア・ワールス製作の13コース・リュート
数十年にわたってバッハの音楽を研究してきたリュートの巨匠ホプキンソン・スミス。30年かけて全曲の録音が出そろった無伴奏チェロ組曲の編曲版は、彼の神髄が詰まった偉業のひとつと言えます。
入手困難が続いていた音源ですが、このたび2枚組で再発売されました!
第5番はバッハ自身の手によるリュート版(BWV995)が残されており、楽器の特性に合わせて効果的に書き換えられています。
特にフランス風序曲の形をとるプレリュードではフーガも多声的な処理が可能となり、単旋律を基本とするチェロ版では暗示されるに留まった対旋律やバスがくっきりと奏でられます。
スミスは最初にこの作品を録音したことによって、ほかの5曲も同じことができないか模索し始めたのでしょう。そして作られた編曲版はまさにその楽器のために作られた、新たな美しさを持った名品。隠された対位法を解きほぐし和声を引き出し、調性を吟味し、おおらかな曲想の前半3曲ではテオルボを使用するなど、随所にこだわりが効いています。
瞑想的な美からエネルギッシュな走句まで、演奏が素晴らしいのはもちろん言うまでもありません。
微妙なスラーやトリルの入れ方ひとつとっても、他に代えがたい魅力をもった名演奏です。
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マウリシオ・ソテロ:弦楽四重奏曲集
(1)ディオティマ:焼きうちの追憶(弦楽四重奏曲第3番)(2008/9)
(2)アルテミス(弦楽四重奏曲第2番)(2003/4)
(3)英雄の怒り(弦楽四重奏曲第1番)(2002)
(4)カザルスvB-131(弦楽四重奏曲第4番)(2017) |
ディオティマ四重奏団
【ユン・ペン・チャオ、
コンスタンチェ・ロンザッティ(ヴァイオリン)、
フランク・シュヴァリエ(ヴィオラ)、
ピエール・モルレ(チェロ)】 |
フラメンコを現代音楽化、話題の作曲家マウリシオ・ソテロの弦楽四重奏曲全集
録音:2020年1月15-18日/ラ・セーヌ・ミュジカル(ブローニュ・ビヤンクール)/48kHz
24bit、60'00
現代音楽に定評のあるディオティマ四重奏団は話題のスペインの作曲家マウリシオ・ソテロの全集。
マウリシオ・ソテロは1961年生まれ、ルイジ・ノーノに師事し多大な影響を受けています。フラメンコの語法を現代音楽に採り入れた作風で知られ、2015年作のオペラ「エル・プブリコ」はエラス・カサド指揮テアトロ・レアルの演奏が発売されています。
タイトル通り弦楽四重奏曲第3番はディオティマSQ
に、第2番はアルテミスSQ、第4番はカザルスSQ
に捧げられていますが、いずれも古いフラメンコのリズムと歌唱法が源泉となっています。
ファリャの探求をさらに推し進め、名人歌手の歌をコンピューターで解析し、そのデータに基づき現代音楽化するという斬新な創作に目が離せません。
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PARATY
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イントゥイーションズ
J.S.バッハ(ポーレ&ガイガー編):
(1)ヴァイオリン・ソナタ ト長調BWV1021
(2)シンフォニア第7番ホ短調BWV793
(3)シンフォニア第3番ニ長調BWV789
(4)いざ来たれ異邦人の救い主よBWV659
(5)シンフォニア第8番ヘ長調BWV794
(6)シンフォニア第13番イ短調BWV799
(7)トリオ・ソナタ第4番ホ短調BWV528
(8)シンフォニア第11番ト短調BWV797
(9)シンフォニア第2番ハ短調BWV788
(10)シンフォニア第15番ロ短調BWV801
(11)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調BWV1002
(12)目覚めよと呼ぶ声ありBWV645 |
ステファニー・ポーレ(ヴァイオリン)
エリーザベト・ガイガー(オルガン) |
無現の可能性を示唆。ヴァイオリンとオルガンによるバッハ
録音:2017年8月/シャロル教会(フランス)/59'25
フランスの女性バロック・ヴァイオリン奏者ステファニー・ポーレとオルガン奏者エリーザベト・ガイガーによる大バッハ作品集。
とは言ってもオリジナル作品はないため、いずれも彼女たちによる編曲。オルガンの響きの渦とヴァイオリンが絡みあいに加え、教会ならではの残響が不思議な効果を生んでいます。
ヴァイオリン・ソナタは想定内ながら、チェンバロのための3声のシンフォニア7篇や2つのコラールは目から鱗が落ちるような驚き。
さらに無伴奏ヴァイオリン・パルティータのオルガン・パートは、まさにバッハが書いたような自然さでヴァイオリン独奏を一歳邪魔せず寄り添います。
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バック・トウ・バッハ
J.S.バッハ(リュシー・ド・サン・ヴァンサン、パスカル・マビット編):
(1)プレリュード999(前奏曲ハ短調BWV999」による)
(2)我を導きたまえ(カンタータ第150番「主よ、われは汝を求む」による)
(3)世の罪を除きたもう主よ(ミサ曲イ長調BWV234による)
(4)ため息(カンタータ第21番「わが心に憂い多かりき」による)
(5)受難(ヨハネ受難曲第1部「主よ、我らの支配者よ」による)
(6)プレリュード・ソロ(前奏曲ハ長調BWV924
による)
(7)魂はイエスの手にて憩う(カンタータ第127番「まことの人にして神なる主イエス・キリスト」による)
(8)祝福(カンタータ第84番「我はわが幸いに心満ちたり」による)
(9)エピローグ(ヨハネ受難曲第2部「憩え安らかに、聖なる御からだよ」による) |
コレクティフ・トリトーネ
【リュシー・シャルタン(ソプラノ)、リュシー・ド・サン・ヴァンサン(ピアノ)、
ジョアン・ドリーセン(サクソフォン)、ミハイル・イワノフ(コントラバス)、
ジョアン・テロル・アミーゴ(ドラムス)】 |
古楽・ジャズとのクロスオーヴァーによるバッハ
録音:2019年11月9-11日/Eサウンド・スタジオ(オランダ)/58'53
コレクティフ・トリトーネは、ピアニストでアレンジャーのリュシー・ド・サン・ヴァンサンにより2016年に結成されたグループ。メンバーは歌手以外ジャズ畑で、古楽、クラシック、ジャズの融合を目指した活動を繰り広げています。リーダーのリュシー・ド・サン・ヴァンサンはエコール・ノルマルで古楽とジャズを学び、クロスオーヴァー音楽に深い関心を持っています。
このアルバムはバッハの名作を基に即興と再創造に挑戦しています。
バッハ作品はジャズに編曲しても壊れるどころか新しい魅力を放ちますが、ここではさらに古楽演奏の要素も採り入れ、21世紀的なバッハ像を創り上げています。それが決して抽象的な実験になっておらず、バッハ音楽ならではの人間的で情緒的な味わいに満ちています。
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モラゲスが参加。ベートーヴェンのクラリネット三重奏曲
ベートーヴェン:
(1)ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調「街の歌」Op.11
(クラリネット、チェロ、ピアノ版)
(2)クラリネット三重奏曲変ホ長調Op.38
(ピアノ三重奏曲第8番)(七重奏曲Op.20の編曲) |
DSCHショスタコーヴィチ・アンサンブル
【パスカル・モラゲス(クラリネット)、
アドリアン・ブレンデル(チェロ)、
フィリペ・ピント=リベイロ(ピアノ)】 |
録音:2020年2月3-5日/ ラ・セーヌ・ミュジカル
DSCHショスタコーヴィチ・アンサンブルといってもロシアの団体ではなく、ピアニストのフィリペ・ピント=リベイロが2006
年にリスボンで結成した可変編成のグループ。
今回はクラリネットの名手パスカル・モラゲスを招き、ベートーヴェンの「街の歌」を披露。
さらにベートーヴェンが自作の七重奏曲を1803
年にクラリネット(またはヴァイオリン)、チェロ、ピアノのために編曲したものも収録。
見事なアンサンブルを聴かせてくれます。
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故郷 第1集
(1)コダーイ:マールタの風景
(2)バルトーク:4つのハンガリー民謡
(3)同:4つのスロヴァキア民謡
(4)ドヴォルザーク(ヤナーチェク編):6つのモラヴィア二重唱曲
(5)シェーンベルク:3つのドイツ民謡Op.49
(6)ブラームス:あそこの牧場に/静かな夜/故郷にてOp.64の1 |
ミハーイ・ゼケ(指揮)
アンサンブル・キテラ
マリー・ヴェルムラン
(ピアノ/1896年製スタインウェイ) |
若き合唱団によるフレッシュな民謡編曲芸術シリーズ第1弾
録音:2020年2月28日-3月1日/マリーエンミュンスター修道院(ノルトライン=ヴェストファーレン)/60'34
アンサンブル・キテラは、ミハーイ・ゼケが2019年に結成した室内合唱団。
メンバーの出身国は10に及び、汎ヨーロッパ的な志向を示しています。「故郷」と題されたシリーズで19-20世紀に民謡や伝承音楽に基づいて作られた合唱曲を紹介していく予定となっています。
第1 弾は「ハンガリーからドイツ」と題されますが、バルトークのスロヴァキア民謡、ドヴォルザーク(ヤナーチェク)編曲のモラヴィア民謡も入っています。
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SUPRAPHON
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チェコ音楽をハープで
『わが祖国』〜スメタナ、ドヴォルザーク、スーク:ハープ作品集
スメタナ:『わが祖国』より
(1)第1曲「ヴィシェフラド
(2)第2曲「ヴァルタヴァ(モルダウ)」
(3)第3曲「シャールカ」
ドヴォルザーク:
(4)交響曲第9番 ホ短調 Op.95『新世界より』より第2楽章「ラルゴ」
(5)組曲 イ長調 Op.98(B 184)
(6)スーク:夏の印象 Op.22b |
ヤナ・ボウシュコヴァー(ハープ) |
チェコ音楽をハープで堪能。「モルダウ」、「新世界より」も収録したスメタナ、ドヴォルザーク、スークの作品集。
セッション録音:2020年6月27&28日、2020年8月6日、2021年1月13&31日/ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム(プラハ)/DDD、77'30
チェコを代表する世界的ハーピスト、ヤナ・ボウシュコヴァーが自国の作曲家、スメタナ、ドヴォルザーク、スークを取り上げたアルバムをリリースします。
ボウシュコヴァーは1992年開催のアメリカ国際ハープ・コンクール第1位などの受賞歴を誇る名手。2004年にはチェコ共和国の「最も優れた女性
10人の一人」に選出され、クラシックの音楽家としては史上初となる「女性プロフェッショナル賞」を受賞した逸材です。現在チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・ハープ奏者をつとめる傍ら、ロンドン王立音楽院、ブリュッセル王立音楽院の教授として後進の育成にも力を注いでいます。
「My Country(わが祖国)」と題された当アルバムではボウシュコヴァーが祖国への愛を惜しみなく注いだ渾身の演奏を披露。
「モルダウ」で有名な『わが祖国』から3曲、ドヴォルザークの『新世界より』の第2楽章も収録しており、哀愁に満ちた美しきメロディをボウシュコヴァーは心を込めて演奏しております。
なお、同アルバムのプログラムは2019年4月の来日公演でも披露され、その圧倒的な技術と類まれな表現力で聴衆を魅了しました。
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コロラトゥーラ・ソプラノ、クネジコヴァーが歌う
『フィデレ』〜
マルティヌー、デュパルク、ラヴェル、シマノフスキ:歌曲集 |
カテジナ・クネジコヴァー(ソプラノ)
ロベルト・インドラ(指揮)
ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団 |
(1)マルティヌー:『魅惑の夜』
【第1曲「外国で」/第2曲「ありのままの春に」/第3曲「神秘的な笛」】
〜漢詩によるH.119(1918)
デュパルク:
(2)「前世」(1884)/(3)「旅へのいざない」(1870)/
(4)「フィディレ」(1882)/(5)「悲しき歌」(1868)
ラヴェル:
(6)歌曲集『5つのギリシャ民謡』
【第1曲「花嫁の目覚め」/第2曲「向こうの教会へ」/第3曲「私と比べられる男前はだれなんだ?」/
第4曲「乳香を集める女たちの歌」/第5曲「何と楽しい!」】(1906)
(7)歌曲集『シェヘラザード』【第1曲「アジア」/第2曲「魔法の笛」/第3曲「つれない人」】(1903)
(8)シマノフスキ:「ペンテレシア」Op.18(1908) |
なんとカラフルで夢幻的な世界...?コロラトゥーラ・ソプラノ、クネジコヴァーが歌うマルティヌー、デュパルク、ラヴェル、シマノフスキのオーケストラ付歌曲集!
セッション録音:2020年6月22、23&27日/オストラヴァの家、共同ホール(チェコ)/DDD、64'56
叙情的なコロラトゥーラ・ソプラノで魅了するカテジナ・クネジコヴァー。
これまでBBC交響楽団、バンベルク交響楽団、ザルツブルク・カメラータ、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、マーラー室内管弦楽団などと共演。
現在、世界のオペラハウスでも引っ張りだこのクネジコヴァーですが、当アルバムではマルティヌー、デュパルク、ラヴェル、シマノフスキのオーケストラ付歌曲に挑みました。
その表情は実に豊か。漢詩をチェコ語に訳したマルティヌーの『魅惑の夜』、デュパルクの素朴な歌曲、ラヴェルらしい情熱漂う歌曲集『5つのギリシャ民謡』『シェヘラザード』、そして夢幻的で色彩的な音楽が魅力のシマノフスキの「ペンテレシア」と、クネジコヴァーの圧巻の表現力で魅了する注目の1枚です。
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「セプテム・ディエース(一週間)」〜プラハ大学の音楽(1360年〜1460年)
■聖月曜日【亡者恩顧】
典礼の中では
(Slysiz zeme Song/Kyrie pro defunctis/Memento
etiam Domine/
Veni sancte Spiritus et in me roburauge
Cantio)
典礼の外では
(Miretur omnis nacio Cantio (instrumental)/Degentis
vita - Cum vix artidici - [Vera pudicitia]
Motet)
■聖火曜日【聖カタリナ(アレクサンドリアのカタリナ)の】
典礼の中では‐晩餐
【Deus in adiutorium Versus/Quia devotis
laudibus / Ps. 147 Lauda Ierusalem/
Antiphon with psalm/Benedicamus
Domino Versus】
典礼の外では(Nunc festum celebremus
Cantio/Ein schone liebe Junckfraw Song/Vsed
dabel babe na plece Song)
■聖水曜日【聖マルティヌスの】
典礼の中では(Sanctus scholasticum/Ora
pro nobis Antiphona)
典礼の外では(Martino divo presuli Cantio/Generari
voluit Cantio (instrumental))
■聖木曜日【聖体の祝日の】
典礼の中では(Caro mea vere est cibus
Graduale/Jesus Christus nostra salus Cantio)
典礼の外では
(Esto quod expertus sis in trivio
Cantio/
ベルナール・ド・クリュニー:Apollinis
eclipsatur - Zodiacum signis - In omnem terram
Motet)
■聖金曜日【十字架の】
典礼の中では(Et factum est postquam
in captivitatem Lamentations of Jeremiah)
典礼の外では(Christus Rex pacificus)
■聖土曜日【聖母マリアと希望の復活の】
典礼の中では
(Quid admiramini Cantio/Salve sancta
parens Introitus/
ペトルス・ヴィルヘルミ・デ・グルデンツ:Poligena
exanimes Cantio)
典礼の外では(O regina lux divina Cantio/Jour
a jour Rondeau)
■主日【お告げの祭日】
Sacerdotes Dei Cantio/Asperges me hyssopo
Antiphon/アントニオ・ダ・シビダーレ:Gloria
in excelsis Deo |
スコラ・グレゴリアーナ・プラジェンシス
【ハサン・エル=ドゥニア(テノール)、オンドジェイ・ホルプ(テノール)、ヤン・クカル(バリトン)、
トマーシュ・ライトケプ(テノール)、オンドジェイ・マニョウル(テノール)、
ミカル・メデク(バス)、スタニスラフ・プジェドタ(バス)】
ダヴィト・エベン(指揮)、コリーナ・マルティ(クラヴィシンバルム) |
スコラ・グレゴリアーナ・プラジェンシスが600年前のプラハの大学生が楽しんでいた音楽へと誘う。
セッション録音:2019年9月25&26日、10月1-3日/聖母マリア修道院(ミレヴスコ)/DDD、79'37
このアルバムにはフス戦争と大学の革新を経た15世紀半ば、プラハのカレル大学の学生が演奏していた音楽を集めました。
典礼音楽、若い聖職者による聖歌、世俗音楽など、大学生が娯楽のために演奏した幅広い作品を収録。
その作品にはグレゴリオ聖歌や修道士ベルナール・ド・クリュニー、ペトルス・ヴィルヘルミ・デ・グルデンツ、アントニオ・ダ・シビダーレの作品も含まれます。
15世紀以前の作品の演奏・録音に積極的に取り組んでいるスコラ・グレゴリアーナ・プラジェンシスが当時の世界へと誘います。
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DACAPO
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8.201101
(11CD)
¥7400 →\6990
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49歳の若さでこの世を去ったハイセの残した歌曲のほぼ全て
ペーター・ハイセ(1830-1879):歌曲集 |
【CD1】 NORDEN 北にて
1-4. Fire sange af Arne アーネの4つの歌/5.
Du ar min egen あなたは私自身/
6-10. Finske Sange フィンランドの歌/
11-14. Bergmanden og Solveigs Sange 山の鉱夫とソルヴェイグの歌/15.
Spillemaend ヴァイオリン弾き
Sange fra 'Fjeldsoen' 山の湖の歌
16. 第1曲 Gunhilds romance グンヒルドのロマンス/17.
第2曲 Skjaldens sang スキャレンの歌/
18. 第3曲 Vuggesang 子守歌
19-25. Bergliot ベルグリョート(声とピアノ版)
アストリッド・ノルドシュタット(メゾ・ソプラノ)‛&1-3,12-14、イェンス・ソンダーガード(バリトン)‛&4,11,15、
フランシーヌ・ヴィス(メゾ・ソプラノ)‛&5、シーネ・アスムッセン・マヌイット(メゾ・ソプラノ)‛&6-8,10、
ボー・クリスティアン・イェンセン(テノール)‛&9、ヨハンネ・チーステド・ホイルン(メゾ・ソプラノ)‛&16,18-25、
アレクサンレル・ノール(バリトン)・・・17、クリスティアン・ヴェステルゴー(ピアノ)‛&1-25
【CD2】 恋愛詩
1. En sommernat 夏の夜/2-6. Erotiske
digte 恋愛詩/7. Natten var mild og kær
夜は優しくいとしく/
8-14. Kaerlighedssange 愛の歌/15. Til
Luna 月へ/16-21. En Sangkreds 連作歌曲/
22-26. Liebeslieder 恋愛詩(ドイツ語歌唱)
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(バス・バリトン)‛&1,22-26、ラーシュ・ムラー(バリトン)‛&2-6、
アレクサンダー・ノール(バリトン)‛&7、クララ・セシリエ・トムセン(ソプラノ)‛&8、
アダム・リース(テノール)‛&9-21、クリスティアン・ヴェステルゴー(ピアノ)‛&1-26
【CD3】 GULDALDERBILLEDER 黄金時代の印象
1. En sanger 歌手は鳥のようだ/2. I skovens
hojsale falken gra 森の中の高い広がりを灰色の鷹が/
3. Vi laerker under himlens bla 私たちは青空の下で戯れる/4.
I skoven 森の中で/
5. De to drosler 2羽のツグミ/6. Skovbal
スコバル/7. Nar natten kaster sine skygger
夜が影を落とす時/
8. Hvor tindrer nu min stjerne わたしの星はどこで輝いているのか/
9. Savoyarddrengens sang サヴォアの少年の歌/10.
Pigerne inde i skoven 森の中の少女/
11. Gasepigen til glenten アヒル飼い少女/12.
Husker du i host 4つの民謡 - 覚えているか、収穫の時に/
13. Pa sondag aften kommer hun 日曜の夜、彼女はやってくる/14.
Da bank pa mit vindu 私の窓をノックする/
15. Ingen nat er for mork 暗すぎる夜はない/16.
Han sa'e mig sa meget あの男はそこまで言ってくれたのに/
17. Fawal Mari ファウォル マリ/18. Owli
エウリ/
19. Sov ind, mit sode nusseben おやすみ、私のかわいい赤ちゃん/20.
Min skat 私の恋人/
21. Nar dagen er bortgangen 一日が終わるとき/22.
Afsked med vinteren 冬への別れ/
23. Forvandling 変容/24. Laengsel あこがれ/25.
Sa fast mit hjerte banker 私の心臓は速く鼓動する
ブー・クリスティアン・イェンセン(テノール)‛&1,6,8,12,13,21、
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(バリトン)‛&2,4,5,7,9,18、
シーネ・アスムセン(ソプラノ)‛&3、ヨハンネ・ヒュイルント(メゾ・ソプラノ)‛&10,11、
ソフィー・エルケーア・イェンセン(ソプラノ)‛&14-16、ラーシュ・ムラー(バリトン)‛&17、
フランシーヌ・ヴィス(メゾ・ソプラノ)‛&19、アダム・リース(テノール)‛&20,22-25、
クリスティアン・ヴェステルゴー(ピアノ)‛&1-25
【CD4】 EFTERKLANGE こだま
1-7. Digte fra middelalderen トア・ランゲによる中世の詩/8.
Til Ossian オシアンへ/
9. Ossians sang til aftenstjernen 夕べの星のオシアンの歌/10.
Ossians sang til manen 月のオシアンの歌/
11. Duggen er falden 露が降りて/12-18.
Romancer og Sange ロマンスと歌/
19-23. トア・ランゲによる中世の詩(抜粋)
アストリッド・ノルドシュタット(メゾ・ソプラノ)‛&1-7、ラーシュ・ムラー(バリトン)‛&8-10、
ブー・クリスティアン・イェンセン(テノール)‛&11、ダヴィド・ダンホルト(テノール)‛&12-18、
エルザ・ドライジヒ(ソプラノ)‛&19-23、クリスティアン・ヴェステルゴー(ピアノ)‛&1-23
【CD5】 KENNST DU DAS LAND あなたはあなたの国を知っていますか
1. Nahe der Geliebten 恋人の近く/2.
Madchen mit den roten Wangen 赤い頬の乙女/
3. Madchen mit dem roten Mundchen 赤いくちびるの乙女/4.
Es war ein alter Konig 昔、ひとりの年老いた王がいた/
5. Genoveva mit dem Kinde im Gefangnis
監獄の中のゲノヴェーヴァと子供/6-10. Mellem
sivene 葦の間に/
11. Varsang i host 秋に歌う春の歌/12.
Sommervise 夏の歌/13. Sang 歌/14. Standchenセレナード/
15. Komm, klopf' an mein Fenster 私の窓をノックする/16.
Er sagte mir so vieles あの男はそこまで言ってくれたのに/
17. Die Serenade des Konigssohns 皇太子のロマンス/18.
Dornroschen's Traum 眠りの森の美女の夢/
19. Wo blinket nun mein Sterne 私の星はどこで光っているの?/
20. Abendlied auf dem Balkon バルコニーの夕べの歌/21.
I syden 南部で/22-28. Sydlandske sange 南部の歌
イェンス・ゾンダーガード(バリトン)‛&1,6-10、アダム・リース(テノール)‛&2-3,13-14、
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(バス・バリトン)‛&4、
アストリッド・ノルドシュタット(メゾ・ソプラノ)‛&5、エルザ・ドライジヒ(ソプラノ)‛&11-12,15-16、
ダヴィド・ダンホルト(テノール)‛&17、クララ・セシリエ・トムセン(ソプラノ)‛&18、
ブー・クリスティアン・イェンセン(テノール)‛&19-20,22-28、
シモン・ドゥース(バス・バリトン)‛&21、クリスティアン・ヴェステルゴー(ピアノ)‛&1-28
【CD6】 THERE BE NONE OF BEAUTY'S DAUGHTERS 美しい娘はここにはいない
1. There be None of Beauty's Daughters
美しい娘はここにはいない/2. Echo エコー/
3. Ay, woken, O! ああ、あえてしなければならない/4.
Childe Harold チャイルド・ハロルド/
5. The Poor Soul Sat Sighing かなしい娘は楓の下で/6.
Den stakkels pige sad かわいそうな女の子が座っていた/
7. Childe Harolds afskedssang チャイルド・ハロルドの別れの歌/8.
Blaes, blaes du vintervind 吹けよ、吹け、冬の風/
9. Sig hvor fodes elskovs lyst 愛の欲望が生まれる場所/10-17.
Sange af Shakespeare シェイクスピアの歌/
18. Kaerlighedens filosofi 愛の哲学/19-24.
Digte fra det engelsk 「英詩集」の詩
アダム・リース(テノール)‛&1-4,9,19-24、シーネ・アスムセン(メゾ・ソプラノ)‛&5-6,11,13,15、
シモン・ドゥーズ(バス・バリトン)‛&7-8、ブー・クリスティアン・イェンセン(テノール)‛&10,12,14,16-17、
クララ・セシリエ・トムセン(ソプラノ)‛&18、クリスティアン・ヴェステルゴー(ピアノ)‛&1-24
【CD7】 DYVEKE ディーヴェケ
1-7. Dyvekes Sange ディーヴェケの歌/8-10.
Lauras sange ローラスの歌/
11. Dans fra 'Marsk Stig' フィドルは踊りをさそう(声とピアノ編)/12-14.
Ases sange オーセの歌/
15. Ranes sang ラネスの歌/16. Marskens
sang マルスケンスの歌/
17. Dyvekes sang ディーヴェケの歌/18.
Den elskede 最愛の人/19-25. Dyvekes lieder
ディーヴェケの歌
マリ・エリクスモーン(ソプラノ)‛&1-7、アストリッド・ノルドシュタット(メゾ・ソプラノ)‛&8-10,17、
スティグ・フォーグ・アンデルセン(テノール)‛&11,15、
クララ・セシリエ・トムセン(ソプラノ)‛&12-14,19-25、アレクサンダー・ノール(バリトン)‛&16、
ブー・クリスティアン・イェンセン(テノール)‛&18、クリスティアン・ヴェステルゴー(ピアノ)‛&1-25
【CD8】 VERSFORTAELLING OG VAUDEVILLE 物語詩とヴォードヴィル
1. Ej ensom er jeg 私は孤独ではない/2.
Nu er vintrens kolde tid 今は冬の寒い時期/
3-9. Verner og Malin ヴェルナーとマリン/10.
Morgenstjerne sang til blomster 花に歌う暁の星/
11. Efter regnen 雨上がり/12. Gold er
den jord 金色の地球/
13. En fisk jeg fanged pa min krog 釣り針で獲った魚/14-19.
Viser og sange 詩と歌/
20. Vekselsang 交唱/21. Ingeborgs sang
インゲボルグの歌/22. Fru Ingeborg インゲボルグ夫人
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(バス・バリトン)‛&1,6,18、シモン・ドゥース(バス・バリトン)‛&2,16、
ブー・クリスティアン・イェンセン(テノール)‛&3,7-9,19、
アストリッド・ノルドシュタット(メゾ・ソプラノ)‛&4,16-17,20,22、
クララ・セシリエ・トムセン(ソプラノ)‛&5,10-11、ダヴィド・ダンホルト(テノール)‛&12-13、
アレクサンダー・ノール(バリトン)‛&14,17,20、シーネ・アスムセン(ソプラノ)‛&15,21、
クリスティアン・ヴェステルゴー(ピアノ)‛&1-22
【CD9】 SVÆRMERIER 幻影
1-6. Farlige dromme 危険な夢/7. Om strommen
mod dig bruser あなたが不利になっても/
8. Armidas sang アルミーダの歌/9. Den
unge laerkes forarssang 子ヒバリの春の歌/
10. Stjerneblomsten 星の花/11. Hun sad
og vented stille 彼女は座って静かに待った/
12. Velsignet skibet være 船に恵まれ/13.
Halfdans sang ハルフダンの歌/
14-18. Havfruens sange人魚の歌(抜粋)/19.
Agnetes Vuggevise i havmandens slot アウネーテの子守歌/
20. Han gynged pa havet 彼は海に揺れ/21.
En sommeraften silde 夏の夜のニシン/
22-27. Gefahrliche traume 危険な夢/28.
Havfruens sidste sang 人魚の最後の歌/
29. Farlige dromme: Det glimter med perler
危険な夢 - 真珠がきらめく
ボー・スコーフス(バリトン)‛&1-6,22-27、ラーシュ・ムラー(バリトン)‛&7、
シーネ・アスムセン(ソプラノ)‛&8、21、クララ・セシリエ・トムセン(ソプラノ)‛&9、
ブー・クリスティアン・イェンセン(テノール)‛&・10,20、
ソフィー・エルケーア・イェンセン(ソプラノ)‛&11,14-18,28、フランシーヌ・ヴィス(メゾ・ソプラノ)‛&12,19、
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(バス・バリトン)‛&13,29、クリスティアン・ヴェステルゴー(ピアノ)‛&1-29
【CD10】 - INDVIELSEN 就任式
1. Indvielsen 就任式/2. Herlige skov
美しい森/3. Glenten グレンテン/4. Aftensang
夕べの歌/
5. Aladdins vuggevise アラディンの子守歌/6.
Gulnares aftensang グルナーレの夕べの歌/
7. Pa min moders grav 母の墓で/8. Traetter
dig livets strom 人生に疲れた/9. Serenade
セレナード/
10. Nomadeliv 遊牧民/11. Orkenens son
砂漠の息子/12. Studenten sang sa ungdomsglad
生徒は若々しく歌った/
13. Sommervise 夏の歌/14. Vuggesang
子守歌/15. Decemberskov 12月の森/
16. Kongesonnens romance 皇太子のロマンス/17.
Torneroses dromme 眠りの森の美女の夢/
18. I "den lille skov" 小さな森の中で/19.
Serenade セレナード
アダム・リース(テノール)‛&1-2,7,9,19、シモン・ドゥース(バス・バリトン)‛&3-5、
ブー・クリスティアン・イェンセン(テノール)‛&6,11-12、ラーシュ・ムラー(バリトン)‛&8、
アレクサンダー・ノール(バリトン)‛&10、クララ・セシリエ・トムセン(ソプラノ)‛&13-15,17、
ダヴィド・ダンホルト(テノール)‛&16、シーネ・アスムセン(メゾ・ソプラノ)‛&18、
クリスティアン・ヴェステルゴー(ピアノ)‛&1-19
【CD11】 GUDRUN グドルーン
1-6. Gudruns sorg グドルーンの嘆き/7.
Kaempevise 英雄詩/8. Bjarkemal ビャルケモール/
9. Den fangne venderkonge Skalks sang
捕らえられたベンダーの王スカルクスが歌った/
10. Kong Haddings vise ハディング王の歌/11.
Haddings vise ハディングの歌/
12. Margretes vuggesang マルグレーテの子守歌/13.
Samson サムソン/
14. Det kom til kamp mellem vrede maend
怒った男たちの争いとなった
15-20. Seks krigssange 6つの戦争の歌/21-26.
Gudrun's grief グドルーンの悲しみ
フランシーヌ・ヴィス(メゾ・ソプラノ)‛&1-6、ティグ・フォーグ・アンデルセン(テノール)‛&7,11,17-20、
シモン・ドゥース(バス・バリトン)‛&8-9,14、ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(バス・バリトン)‛&10,15-16、
アストリッド・ノルドシュタット(メゾ・ソプラノ)‛&12、イェンス・ゾンダーガード(バリトン)‛&13、
ヨハンネ・ヒュイルント(メゾ・ソプラノ)‛&21-26、クリスティアン・ヴェステルゴー(ピアノ)‛&1-26 |
録音 2016年10月-2018年1月 デンマーク国立音楽大学、コンサート・ホール(デンマーク)
歌劇《王と元帥》で知られるデンマークの作曲家ペーター・ハイセ。両親は彼が弁護士になることを望んだものの、音楽の成績が良かったため本人は作曲家を志し、ニルス・ヴィルヘルム・ゲーゼに師事して19歳から作曲を始めました。
若いころにはデンマーク各地を回って数百曲の民謡を採取しており、それを自身の歌劇《眠れる森の美女》などに用いています。
1857年から1865年まではデンマーク東部の都市ソレの大学で教鞭をとるとともに、オルガニストを務めました。
49歳の若さでこの世を去ったハイセの作品は、交響曲から室内楽、歌劇までさまざまなジャンルに及びますが、この11枚組には彼が残した歌曲のほぼ全てを収録しています。
ほとんどがデンマーク語のテキストを用いており、その魅力的な旋律はもちろん、充実したピアノの伴奏部も含め、デンマークのロマン派歌曲における最高傑作と呼びうるものです。
シーネ・アスムセン(ソプラノ)、ボー・スコウフス(バリトン)、アダム・リース(テノール)らデンマークにおける現代最高の歌手たちが集結しており、ピアノ伴奏はハイセをはじめとしたデンマーク歌曲の研究者でもあるクリスティアン・ヴェステルゴーが担当しています。

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAND SLAM
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シューリヒト&ハーグ・フィル、ブルックナーの交響曲第7番
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(改訂版) |
カール・シューリヒト(指揮)
ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団 |
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ。シューリヒト&ハーグ・フィル、ブルックナーの交響曲第7番
録音:1964年9月/デン・ハーグ、クアハウス/ステレオ、日本語帯・解説付
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)/録音方式:ステレオ(録音セッション)
■制作者より
この録音は、当時世界最大規模の会員制レコード・クラブ「コンサート・ホール・ソサエティ」によって収録されました。
このクラブは1970年代に消滅しましたが、そのおかげでシューリヒト唯一のステレオによるブルックナーの第7番が残されることになりました。
ハーグ・フィルは二流のように思われていますが、演奏をじっくり聴くと細部にわたってきっちりとリハーサルを行った跡が感じられます。その意味ではウィーン・フィルよりも指揮者の手足となっているとも言えるでしょう。
今回、非常に状態の良いテープを入手、柔らかく繊細、かつ透明感溢れる原音の響きを大切にしてマスタリングを施しました。(平林 直哉)
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<国内盤>
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299MUSIC
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NIKU-9032-33
(2CD)
¥3000+税
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フランソワ・クープラン(1688-1733)
クラヴサン曲全集1/中野振一郎 |
中野振一郎(チェンバロ) |
DISC-1
(1-4)クラヴサン曲集第1巻 第4オルドル
ヘ調 (1713)
(1)灰色服部隊の行進(重々しく、遅くなく)
[02'45"]/
(2)バッカス祭:バッカスの陽気な騒ぎ−バッカスの甘い言葉−バッカスの怒り
[07'51"]/
(3) パトリーヌ(優美に) [05'14"]/(4)目覚まし時計(軽やかに)
[03'32"]/
(5) クラヴサン奏法/前奏曲第7番 変ロ長調(1716)
[02'19"]
(6-13)クラヴサン曲集第2巻 第6オルドル
変ロ長調(1717)
(6)刈り入れをする人々(陽気に) [02'20"]/(7)優しい恋煩い
[04'12"]
(8)さえずり(優美に、流れるように)
[01' 50"]/(9)ベルサン(軽やかに) [02'40"]/
(10)神秘のバリケード(生き生きと)
[02'22"]/(11)田園詩/ロンドー(素朴に)
[04'50"]/
(12)おしゃべり(生き生きと) [02'00"]/(13)羽虫(軽やかに)
[02'03"]
(14)クラヴサン奏法/前奏曲第3番 ト短調(1716)
[00'54"]
(15-19)クラヴサン曲集第2巻 第7オルドル
ト調(1717)
(15)メヌトゥ(優美に、遅くなく) [03'31"]/
(16)子供時代:ミューズの誕生−幼年期−思春期−悦楽
[10'16"]/(17)バスク風 [02'28"]/
(18)シャゼ(極めてなだらかに、遅くなく)[04'36"]/(19)気晴らし(遅くなく)
[04'07"]
DISC-2
(1-5)クラヴサン曲集第3巻 第17オルドル
ホ短調 (1722)
(1)高慢またはフォルクレ(威張って、遅くなく)
[04'29"]/(2)小さな風車(極めて軽やかに)
[01'58"]/
(3)鐘 [03'33"]/(4)クラント [02'14"]/(5)バニョレの乳搾りの少女たち(軽やかに、流れるように)
[02'02"]
(6)クラヴサン奏法/前奏曲第4番 ヘ長調(1716)
[01'31"]
(7-13)クラヴサン曲集第3巻 第18オルドル
ヘ調(1722)
(7)ヴェルヌイユ/アルマンド [03'38"]/(8)ヴェルヌイエット(軽やかに、快く)
[01'23"]/
(9)修道女モニク(優雅に、遅くなく)
[03'48"]/(10)騒々しさ(極めて速く)
[01'45"]/
(11)感動(痛ましく) [02'58"]/(12)ティク・トク・ショクあるいはマイヨタン(軽やかに、明確に)
[02'27"]/
(13)びっこのガイヤール(ふざけた風情で)
[03'00"]
(14)クラヴサン奏法/前奏曲第8番 ホ短調
(1716) [01'20"]
(15-19)クラヴサン曲集第4巻 第21オルドル
ホ短調(1730)
(15)ハートの女王(ゆっくりと、極めて優雅に)
[03'12"]/(16)鼓動(陽気に) [01'45"]/
(17)クープラン(節度ある快活さで)
[03'51"]/(18)喧嘩、ハープ風の曲 [03'26"]/
(19)棘のある言葉(情愛をこめて、遅くなく)
[02'23"]
(20-24)クラヴサン曲集第4巻 第25オルドル
変ホ長調-ハ長調-ハ短調(1730)
(20)妄想(荘重に、明確に/速く) [03'34"]/(21)神秘(節度をもって)
[04'15"]/
(22)モンフランベール(優雅に、遅くなく)
[02'20"]/
(23)勝ち誇るミューズ(大胆に) [02'35"]/(24)さまよう亡霊(物憂げに)
[04'47"] |
楽壇生活35年を迎える中野振一郎が物語るフランソワ・クープランの成し遂げた偉業の真価。フランソワ・クープラン:クラヴサン曲全集1/中野振一郎
録音:2020年7月13-16日、9月7-8日 岐阜・サラマンカホール DXD
24bit/352.8kHz RECORDING、[70'15"] [68'44"]
クラヴサン曲集:第4・6・7・17・18・21・25オルドル/クラヴサン奏法:前奏曲
第3・4・7・8番
ロココの戯れ、フランス的甘さ、そして謎めいたムードなど、ユニークかつ多様な作品群の情緒あふれる世界を、その流麗で円熟味をました表現と時折垣間見える遊び心で深みと新鮮さを与え展開する。楽壇生活35年を迎える中野振一郎が物語る、フランソワ・クープランの成し遂げた偉業の真価。
使用楽器:アトリエ フォン・ナーゲル社1988年製
フレンチ2段チェンバロ(ブランシェ 1730)
中野振一郎(チェンバロ) Shin'ichiro Nakano,
clavecin
1964年京都生まれ。
1986年桐朋学園大学音楽学部演奏学科(古楽器専攻)卒業。
1990年4夜連続独奏会『ヨーロッパ・チェンバロ音楽の旅』により「大阪文化祭金賞」受賞。
1991年フランス『ヴェルサイユ古楽フェスティバル』のクープラン・サイクルに出演。欧米を代表する名手と肩を並べ「世界の9人のチェンバリスト」の一人に選ばれる。1992年『バークレー古楽フェスティバル』へ最年少の独奏家として招かれる。その後も、イギリス(ウィグモア・ホール、BBCジャパン・シーズン)、ドイツ(ライプツィヒ・バッハ・フェスティバル)、チェコ等、欧州での招聘演奏旅行を続ける。「例外のチェンバリスト!」「耳の御馳走」等、各地で好評を博す。
また、国内で長年続けていたバッハの〈ゴルトベルク変奏曲〉の演奏には今でも定評がある。「各変奏が持つ世界を可能な限り忠実に描出しようとする真摯な姿勢には心を打たれる」「先人たちの遺産を鑑み、大地をしっかり踏まえた中野の解釈の方が説得力が大きい」「この基本的な解釈にさらなる年輪が刻まれるのを見守っていきたい」と絶賛される。
2000年CD《ゴルトベルク変奏曲》で「第38回レコード・アカデミー賞」受賞。2003年「第22回京都府文化賞」、2004年「文化庁芸術祭・大賞」、2009年《女王の祭壇
〜パーセル作品集》で第47回レコード・アカデミー賞受賞。
2010年日本語による初のチェンバロ教則本『チェンバロをひこう〜憧れの楽器をはじめるための名曲集』(音楽之友社)を出版。
そして2020年7月からは、《フランソワ・クープラン全集》のCD収録(長期企画)を、岐阜県のサラマンカホールにて開始。
幅広いレパートリーと楽しいトークによるレクチャー・リサイタルも日本各地で高い人気を呼んでいる。現在、京都市立芸術大学、名古屋音楽大学、大阪音楽大学等で後進の指導にも励んでいる。

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NIKU-9034-35
(2CD)
¥3000+税
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ドビュッシー ピアノ・デュオ作品集/藤原亜美&長尾洋史(ピアノ) |
藤原亜美&長尾洋史(ピアノ)
(Disc1、12-18)たきいみき(語り) |
Disc-1 (4手ピアノのための)
(1-4)小組曲 Petite suite (1888-1889)
I. 小舟にて [03'40"]/II. 行列
[03'24"]/III. メヌエット [02'59"]/IV.
バレエ [03'10"]
(5)民謡の主題によるスコットランド行進曲(1891)
[06'11"]
(6-11)6つの古代のエピグラフ (1914)
I. 夏の風の神、パンに祈るために [02'18"]/II.
無名の墓のために [03'20"]/
III. 夜が幸いであるために [02'06"]/IV.
カスタネットを持つ舞姫のために [02'17"]
V. エジプト女のために [02'42"]/VI.
朝の雨に感謝するために [02'03"]
(12-18)おもちゃ箱(1919) [Transcription:Tomohiro
Tawada] (訳/青柳いづみこ)
語り [02'06"]/前奏曲:おもちゃ箱の眠り
[02'46"]/第1場:おもちゃ屋 [11'09"]/
第2場:戦場 [09'35"]/第3場:売りに出た羊小屋
[06'04"]/
第4場:財産ができてから [01'55"]/エピローグ
[01'26"]
Disc-2 (2台のピアノのための)
(1)牧神の午後への前奏曲(1892-1894) [08'35"]
(2)リンダラハ(1901) [05'04"]
(3-4)神聖な舞曲と世俗的な舞曲(1904)
I. 神聖な舞曲 [04'48"]/II. 世俗的な舞曲
[04'48"]
(5-7)海 (1905) [Transcription:Andre
Caplet]
I. 海上の夜明けから真昼まで[08'03"]/II.
波の戯れ [07'07"]/III. 風と海との対話
[07'46"]
(8-10)白と黒で (1915)
I. Avec emportement [04'29"]/II.
Lent. Sombre [06'45"]/III. Scherzando
[04'23"] |
呼応する2人の澄み切った表現と躍動する色彩。ドビュッシー:ピアノ・デュオ作品集/藤原亜美&長尾洋史
録音:2020年3月17-19日 彩の国さいたま芸術劇場「音楽ホール」
[69'37"] [62'16"]
呼応する2人の澄み切った表現と躍動する色彩。
フランスで研鑽を積み、現在はソロや室内楽を中心に様々な分野で活躍する実力派ピアニストの藤原亜美と長尾洋史が、ドビュッシーが極限まで彫琢した燦然と輝くピアノ・デュオ作品の在りようを、絶妙なコンビネーションと外連味のない表現で映し出す。雑味を除き虚飾を排した、この2人でしか成し得ない演奏が楽曲の本質に迫る。
藤原亜美(ピアノ) Ami Fujiwara, piano
札幌市出身。東京藝術大学附属音楽高校を経て、東京藝術大学ピアノ科、並びにパリ国立高等音楽院ピアノ科を審査員満場一致の1等賞で卒業。1998年フランスで行われた第3回オルレアン20世紀音楽国際ピアノコンクールにて第1位受賞。在仏中、各地での演奏の他、国営放送ラジオ・フランスの音楽番組にソロ、伴奏にて出演するなど活発に演奏活動を行う。パリに於いてデヴィッド・ロバートソン、ジョージ・ベンジャミン、アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバーによるアカデミーに参加。日本国内では札幌交響楽団、東京交響楽団、広島交響楽団とソリストとして共演。現在、東京を拠点に各地でピアノ・ソロ、室内楽の分野で活動中。数多くの日本初演にも携わる。2009年ブーレーズ・イン京都出演。東京シンフォニエッタ、Ensemble
sans-limiteの各メンバー。東京音楽大学、日本大学藝術学部において後進の指導にもあたっている。
ソロCD「エチュードの妙技ー20世紀の作曲家による」、「モシュコフスキ
ピアノ作品集」、「モシュコフスキ ピアノ作品集Ⅱ」、「ポーランド現代ピアノ作品集」、「エネスコ&リパッティ
ピアノ作品集」、「ドビュッシー:前奏曲集第1巻・ベルガマスク組曲」、「ジョリヴェ
ピアノ作品集」、「ジュリアン・ユー:青少年のための作曲法入門〈きらきら星〉の主題によるピアノのための変奏曲」を含む録音を多数リリース、第49回、51回レコードアカデミー賞(現代音楽部門)受賞するなど各方面より好評を博す。
今までにテオドール・パラスキヴェスコ、神野
明、ダリア・ホヴォラ、ジャン・ケルネール、アンリエット・ピュイグ・ロジェ、マリア・クリスティアン、ピオトル・パレチニ、ジャン・クロード・ペヌティエ、オルトンス・カルティエ・ブレッソン、堀江孝子、佐藤安子の各氏に師事。
長尾洋史(ピアノ) Hiroshi Nagao, piano
東京藝術大学音楽学部器楽科及び、同大学院修士課程を修了。在学中に安宅賞を受賞。宗廣祐詩、遠藤道子、米谷治郎の各氏に師事。1995年、エコールノルマル音楽院(パリ)に留学。
NHK交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団など国内主要オーケストラとの共演やソロ・リサイタル、マクサンス・ラリュー(フルート)、ジャン=イヴ・フルモー(サクソフォン)、パーヴェル・ベルマン(ヴァイオリン)など、国内外の管弦楽器奏者とも多数共演。また、国内外を問わず多くの作品の初演、サイトウ・キネン・フェスティバル松本やサントリーホール・サマーフェスティバルなどの音楽祭出演、NHK等のメディア出演など、その活動は多岐にわたっている。
CDは「エボカシオン」「ラヴェル&ドビュッシー」(ライブノーツ)、「メシアン:アーメンの幻影 2台ピアノ」、「リスト&レーガーを弾く」(コジマ録音)、現在進行中のシリーズ「ピアニズム1/バッハ:ゴルトベルク変奏曲、ピアニズム2/ドビュッシー:前奏曲集
第1巻&第2巻」(299MUSIC)のソロのほか、ミシェル・ベッケ(トロンボーン)、ワルター・アウアー(フルート)、加納悦子(メゾソプラノ)らとの共演など多数リリースされ、各紙にて好評を得ている。
透明で芯のある美しい音、緻密で精巧なテクニックの中に、熱くみずみずしい音楽を聴かせることのできる数少ない演奏家である。

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3/11(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
MDG
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MDG 92322076
(SACD HYBRID)
¥2500
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イエス、わが喜び
テレマン:カンタータ「イエス、わが喜び」TWV1:966
ドーレス:モテット「イエス、わが喜び」
J.S.バッハ:モテット「イエス、わが喜び」BWV227
クレープス:カンタータ「イエス、わが喜び」KWV110 |
アンサンブル・バッハヴェルクヴォーカル
ゴードン・サファリ(指揮) |
バッハと二人の弟子、そしてテレマンによる「イエス、わが喜び」
Stereo/5.1/2+2+2、65'35、輸入盤・日本語帯付
17世紀ドイツで愛されてきたコラール「イエス、わが喜び」。特に有名なのはバッハのモテット。ここには4人作曲家による作品を収録しています。
テレマンの作品は、フランス・オペラを題材としており、印象的な短いコラールのあとに技巧的なアリアが続きます。
バッハの弟子であったドーレス。気品と優雅さを兼ね備えた彼のモテットは、ウィーン古典派を予見させるような作品。
同じくバッハに師事したクレープスは同時代の弟子の中でも最も評価されていた高弟です。
バッハの偉大なモテットと対照的なテレマンの刺激的な作品や、弟子たちの作品を一緒に収録することにより、奥行きのある内容に仕上がっています。
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MDG 92122046
(SACD HYBRID)
¥2500
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1697年に作曲ヨハン・クリーガーの6つのパルティータ
ヨハン・クリーガー:6つのパルティータ |
タチヤナ・ヴォロビヨーヴァ(ハープシコード) |
屈指の鍵盤奏者であったヨハン・クリーガーの6つのパルティータ
Stereo/5.1/2+2+2、77'06、輸入盤・日本語帯付
ニュルンベルク生まれのドイツのオルガニスト兼作曲家ヨハン・クリーガー(1652−1735)。兄のヨハン・フィリップ・クリーガーのともに、バイロイト王室のオルガニストを務め、その後グライツ宮廷楽長、ツィッタウ市音楽監督兼オルガニストを歴任。ヘンデルからも当代随一のオルガン奏者で作曲とみられていました。宗教曲やオルガン曲、鍵盤楽曲を多く作曲していましたが、その多くが戦争等で失われてしまっています。
現存するヨハン・クリーガーの作品の中でも重要なのが、ここに収録されている6つの組曲です。これはニュルンベルクで1697年に作曲。
当時のリュート奏者たちが用いたStyle Brise
(崩された様式)と呼ばれる自由奔放な様式を模倣していますが、ヨハン・クリーガーの創意工夫がこらされた立派な作品。
演奏するのはラトヴィア出身の鍵盤奏者タチヤナ・ヴォロビヨーヴァ。ルッカースの二段鍵盤チェンバロでヴェルクマイスター調律のための希少な作品を、立体的に演奏しています。
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ALFA MUSIC
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Beyond
ショパン:前奏曲 op.28
n.1 - ChOpen/n.2 - A minor blues/
n.3 - Wind/n.4 - Saudade da bossa/
n.10 - Tico Tico no Chopin/n.11 - Like
Chopin/
n.20 - Ballad con moto/n.21 - Talking
to myself |
ジュゼッペ・ディ・マイオ(ピアノ) |
ジャンルを越えたジュゼッペ・ディ・マイオ(piano)のプロジェクト。ショパンの前奏曲で感じた創造的なプロセスを表現したアルバム「Beyond」。
前奏曲から即興へと繋がるパッセージは、ブルース、ボッサ、Tico
Tico no Chopin、Like Chopinなどユニークに、そして楽しいスウィング風な即興で楽しめます。
まさに柔軟性と高い芸術性が求められるこのプロジェクトは、彼の音楽人生そのものが表れた作品で、気鋭ぶりとその高い企画性が評価されています。
Alfa Musicらしい雰囲気の音色もとてもいい。
透き通るクリアなタッチでショパンを斬新にそして新鮮に描きます。ショパン・ファン、ジャズ・アレンジ愛好家は要注目。
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ANAKLASIS
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アレクサンデル・ノヴァクの新作音楽劇「ドラフ」!
アレクサンデル・ノヴァク:音楽劇 《ドラフ》 |
マレク・モシ(指揮)
ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》
ヤン・ヤクブ・モノヴィト(カウンターテナー)
ヨアンナ・フレシェル(ソプラノ)
セバスティアン・シュムスキ(バリトン)
マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(ハープシコード) |
1945年にクラクフで設立されたポーランド最大級の音楽出版社「ポーランド音楽出版社(PWM
Edition)」が新たに設立したレーベル「Anaklasis(アナクラシス)」のオペラ・シリーズ。
現代のもっとも優れたポーランドの作曲家の一人、アレクサンデル・ノヴァク(アレクサンダー・ノヴァーク)(1979-)の音楽劇「ドラフ」。
ティヒ市のAUKSODRONE音楽祭のキュレーターから委嘱され、2019年の同音楽祭で初演。ノヴァクと同じ年齢のポーランドの小説家、シュチェパン・トヴァルドフの小説「ドラフ(DRACH)」を基にした、ソプラノ、バリトン、カウンターテナー、ハープシコード、ストリングス、ルーパーのための音楽劇で、ポーランド語、シレジア語(ポーランド南西部からチェコ北東部にまたがるシレジア地方の言葉で、ノヴァクもトヴァルドフもシレジア地方の生まれ)、ドイツ語の3ヶ国語が使われています。
2020年11月に発表されたポーランド音楽のコリュパイオス賞では、この「ドラフ」の初演公演が「イヴェント・オヴ・ザ・イヤー」に選ばれました。ハープシコードは、レイチェル・ポッジャーとともにブレコン・バロックのメンバーとしても活動するポーランドの俊英、マルツィン・シヴィオントキエヴィチ。
※録音:2019年10月、カロル・シマノフスキ・カトヴィツェ音楽アカデミー・コンサート・ホール
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インプレッションズ・オン・パデレフスキ
パデレフスキ:
メヌエット ト長調 Op.14-1/伝説 変イ長調
Op.16-1/
ポーランド幻想曲 嬰ト短調 Op.19からのテーマ/
夜想曲 変ロ長調 Op.16-4/
ピアノ協奏曲イ短調 Op.17 第3楽章からのテーマ |
クシシュトフ・ヘルヅィン(ピアノ) |
ポーランドのビドゴシュチ出身、ノヴォヴィエイスキ音楽アカデミーで名教師カタジナ・ポポヴァ=ズィドロンのクラスを卒業し、ピアニスト、作曲家、編曲家、指揮者、音楽プロデューサーとしてクラシック、現代音楽、ジャズ、ポップス、映画、劇場のあらゆるシーンで活躍するクシシュトフ・ヘルヅィンによる、パデレフスキのジャズ・アレンジ・アルバム。
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860−1941)は、ショパン以降のポーランドにおける優れたコンポーザー=ピアニストであり、ショパンの楽譜の編纂者、また首相や外務大臣を務めた政治家としても功績を残したポーランドの偉人。
ショパンのジャズ・アレンジは数あれど、パデレフスキのアレンジは珍しく、さすがはポーランドのレーベルならではの着眼点。第11回パデレフスキ・ピアノ・コンクールの間に行われたスペシャル・コンサートのライヴ録音で、ヘルヅィンのピアニスティックな即興と心地よいジャズのリズムが、パデレフスキの知られざる魅力を照らしてゆきます。
※録音:2019年11月23日、ポメラニアン・フィルハーモニック・コンサート・ホール(ビドゴシュチ、ポーランド)
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バイゲルマン、ゲット・トゥ・タンゴ
バイゲルマン:
ザ・ロード・トゥ・ハピネス/ノー・モア・レイズンズ・レフト/リトル・クラウド/
シン/ジプシー・ソング/アイ・スティール・バイ・ナイト/チャイルドフッド・イヤーズ/
ジューズ・アー・ハマーリング/ア・パトリオット/クローズ・ユア・アイズ |
ベステル・クァルテット
〔ヤロスワフ・ベステル(アコーディオン、アレンジ)、ダヴィト・ルボヴィチ(ヴァイオリン)、
マチェイ・アダムチャク(コントラバス)、リシャルト・パウカ(ドラム、パーカッション)〕
グラジナ・アウグシツィク(ヴォーカル)、ドロタ・ミシキエヴィチ(ヴォーカル)、
ヨルゴス・スコリアス(ヴォーカル)、ミハウ・ビリツァ(トランペット)、クシシュトフ・レンチョフスキ(チェロ) |
ベステル・クァルテットは、ポーランドのアコーディオン奏者・作曲家のヤロスワフ・ベステルが1997年に結成(結成時の名前はクラクフ・クレズマー・バンド)。クラシックとジャズを学んだ4人の奏者(アコーディオン、ヴァイオリン、コントラバス、パーカッション)で構成され、クラシック、ジャズ、アヴァンギャルド、コンテンポラリーの多様なスタイルを取り入れたレパートリーで活動しています。
このアルバムでは、ホロコーストの犠牲となったポーランドの作曲家、ダヴィト・バイゲルマン(1887−1945)の音楽を特集。オペレッタやキャバレーにユダヤ音楽の伝統を取り入れてきたバイゲルマンの精神を、陽気でエキサイティングなクレズマー・バンド+ヴォーカルで届けます。
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DUX
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ヴァイオリンとハープシコードのために編曲された
スカルラッティのソナタ集 |
パヴェウ・ウォサキエヴィチ(ヴァイオリン)
リリアンナ・スタヴァルツ(ハープシコード) |
スカルラッティ:
ソナタ イ短調 K.149/ソナタ ニ短調
K.32/ソナタ変ロ長調 K.42/ソナタ ヘ長調
K.153/
ソナタ ハ短調 K.11/ソナタ ト短調 K.8/ソナタ
ニ短調 K.34/ソナタ ロ短調 K.197/
ソナタ ニ短調 K.64/ソナタ イ長調 K.208/ソナタ
ニ短調 K.213/ソナタ ト長調 K.80/
ソナタ ニ短調 K.176/ソナタ ト長調
K.144/ソナタ ホ短調 K.402/ソナタ ハ短調
K.58/
ソナタ ニ短調 K.77/ソナタ ト長調 K.63/ソナタ
ニ長調 K.415/ソナタ ニ短調 K.247/
ソナタ ロ短調 K.293/ソナタ ヘ短調
K.466/ソナタ ヘ短調 K.481/ソナタ ロ短調
K.377 |
ヴァイオリン&ハープシコード版!ポーランドの重鎮が奏でるスカルラッティのソナタ集!
1685年に生を受けた音楽史上の3大巨匠の1人、ドメニコ・スカルラッティ(1685−1757)が遺した555曲の鍵盤ソナタの中から24曲を選び、「鍵盤楽器独奏」から「ヴァイオリン&ハープシコード」へと編曲、録音を行ったユニークなスカルラッティ・アルバム!
躍動感にあふれ、様々な表情を見せるスカルラッティのソナタの数々を奏でるのはポーランドのデュオ、ヴァイオリンのパヴェウ・ウォサキエヴィチとハープシコードのリリアンナ・スタヴァルツ。
1616年製のアマティのヴァイオリンでスカルラッティのソナタを奏でるには、ワルシャワのショパン音楽大学のヴァイオリン科教授や室内楽部門の責任者などを歴任したポーランドの重鎮パヴェウ・ウォサキエヴィチ。
伴奏を受け持つリリアンナ・スタヴァルツとの共演によるスカルラッティは、その優雅で表情豊か、そして躍動感に満ちた演奏で「ヴァイオリン」との相性の良さを存分に楽しませてくれる好演奏です。
古楽ファン&編曲作品ファン要チェックです!
※録音:2019年12月20日、2020年3月19日&9月20日、ワルシャワ(ポーランド)
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20世紀ポーランドにおける最も重要な音楽家の1人
ブコフスキ:協奏的作品集
ピアノとオーケストラのための《3つの夜想曲》
ピアノ、弦楽オーケストラと打楽器のための《コンチェルティーノ》
ピアノ協奏曲第2番
トランペット、ティンパニ、ピアノとオーケストラのための《三重協奏曲》 |
マリア・マグダレーナ・ヤノフスカ=ブコフスカ(ピアノ)
トマシュ・ボズニアク(トランペット)
ピオトル・ロバク(ティンパニ)
キェルツェ交響楽団
ヤチェク・ロガラ(指揮) |
存命時にはその作曲、教育活動の貢献度の高さから20世紀のポーランドにおける最も重要な音楽家の1人として認識されていたものの、没後約30年が経過した現在ではその音楽や功績が忘れられてきてしまっているリシャルト・ブコフスキ(1916−1987)。
その作曲家としての功績、作品の再発見を目的とした再評価の一環として製作されたのは、晩年の「ピアノ協奏曲第2番」、「3つの夜想曲」を含む4曲の協奏的作品集。
ショスタコーヴィチの「ピアノ協奏曲第1番」と同じくトランペット・ソロが重要や役割を担う「三重協奏曲」など、新古典派主義的、12音技法、そして前衛的な手法などが用いられ、その多彩な作曲技法が駆使された作品はいずれも高い完成度を誇ります。
※録音:2020年7月6日−9日&9月21日−25日、キェルツェ(ポーランド)
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バッハ・ファミリー |
エヴァ・ジェテツカ=ニェヴィアドムスカ(オルガン) |
J.S.バッハ:
神のひとり子なる主キリスト BWV.698、いざ来たれ、異教徒の救い主よ
BWV.699、
高き空よりわれは来れり BWV.701、神の御子は来たれり
BWV.703、全能の神に讃美あれ BWV.704/
C.P.E.バッハ:ソナタ ト短調 Wq.70-6, H.87/J.S.バッハ:おお神、汝義なる神よ
BWV.767/
C.P.E.バッハ:ソナタ イ短調 Wq.70-6, H.85/
ヨハン・クリストフ・バッハ:44のコラール前奏曲より/J.S.バッハ:カンツォーナ
ニ短調 BWV.588/
C.P.E.バッハ:ソナタ イ長調 Wq.70-1, H.133/W.F.バッハ:フーガ
ヘ短調 Fk.31-8 |
ヨハン・セバスティアン・バッハとその家族、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ、ヨハン・クリストフ・バッハ、ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの関係をそのオルガン作品で表現したプログラム。
バッハ一族の作品を奏でるエヴァ・ジェテツカ=ニェヴィアドムスカは、スイスのジュネーヴ音楽院でレオナルド・ガルシア・アラルコンにチェンバロを師事したポーランドの女流鍵盤奏者。
ポーランド東部の都市シェドルツェにあるヨアヒム・ワーグナー・オルガンによる録音です。
※録音:2019年7月、シェドルツェ(ポーランド)
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FONDAMENTA
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ヴラディーミル・トロップ(ピアノ)2019年新録音
チャイコフスキー:四季
夜想曲ヘ長調 Op.10-1
四季 Op.37a
夜想曲嬰ハ短調 Op.19-4
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ヴラディーミル・トロップ(ピアノ) |
ロシアン・ピアニズムの巨匠、ヴラディーミル・トロップの「四季」新録音!
☆フランスの高音質レーベル、フォンダメンタ(Fondamenta)!
☆ロシアン・ピアニズムの巨匠、ヴラディーミル・トロップによる2019年新録音、チャイコフスキーの「四季」!
1939年モスクワ生まれ、グネーシン音楽大学とチャイコフスキー音楽院で教鞭を執る偉大なるロシアン・スクールの伝統を受け継ぐ代表者の一人、ヴラディーミル・トロップ。
スクリャービン、メトネル、ラフマニノフの魅惑のリサイタル・プログラムを収録した前作(FON1401017)に続く注目のロシアン・プログラム新録音は、1年の12か月をそれぞれ感情豊かに描写したチャイコフスキーのピアノ曲集「四季」を中心としたチャイコフスキー・アルバム。
トロップは1995年にも「四季」をレコーディングしており、約24年ぶりに再び世に問う「四季」は、録音当時79歳の円熟味を存分に見せてくれることでしょう。ラフマニノフ協会の副会長、ロシア・スクリャービン協会の役員なども務めるロシアン・ピアニズムの巨匠による新たなチャイコフスキー・アルバムにご期待ください。
※録音:2019年2月27日−30日、フランス
※このアルバムは、ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「Fidelity
CD」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「Mobility
CD」(収録内容は同一)の2枚のディスクが封入されています。
前作 |
FON 1401017
(CD+Bonus CD/
特別価格)
\2600 →\2390
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ヴラディーミル・トロップ(ピアノ)
ロシアン・リサイタル
スクリャービン:
幻想曲ロ短調 Op.28、夜想曲嬰ヘ短調
Op.5-1、
マズルカ嬰ハ短調 Op.3-6、
3つの小品 Op.45〔アルバムのページ、詩的幻想曲、前奏曲〕
メトネル:
3つの小品 Op.31 《第1即興曲》〔即興曲、葬送行進曲、おとぎ話〕
ラフマニノフ:
コレッリの主題による変奏曲ニ短調 Op.42、前奏曲嬰ハ短調
Op.3-2 |
ヴラディーミル・トロップ(ピアノ) |
フランスの高音質レーベル、Fondamenta、ヴラディーミル・トロップの2015年録音!
☆ロシアン・ピアニズムの巨匠、ヴラディーミル・トロップによるロシアン・リサイタル!
1939年モスクワ生まれ、グネーシン音楽大学の名教師の一人として知られるロシアン・ピアニズムの巨匠、ヴラディーミル・トロップの2015年録音。ラフマニノフ協会の副会長、ロシア・スクリャービン協会の役員なども務めるトロップ。特に定評のあるロシア音楽から選ばれた、スクリャービン、メトネル、ラフマニノフの魅惑のリサイタル・プログラム。
スクリャービンの夜想曲&マズルカ、ラフマニノフの前奏曲は、2017年10月の来日公演(ヤマハホール)でも披露された演目、またスクリャービンやメトネルはかつてレコード・アカデミー賞を受賞した1997年録音盤にも収録されていた、まさに十八番のレパートリーです。※録音:2015年1月28日−30日、サル・コロンヌ(パリ)
※このアルバムは、ハイファイ・オーディオ向けにマスタリングされた「Fidelity
CD」に加え、ボーナス・ディスクとして、コンピュータやカー・オーディオ向けにマスタリングされた「Mobility
CD」(収録内容は同一)の2枚のディスクが封入されています。
一時期国内盤でリリースが相次いでかなりの人気を博していたトロップ。新譜というのはそうとう久しぶりだった。 |
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PHIL.HARMONIE
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PPHIL06040
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2857+税
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ベルリン・フィルのヴィオラ、シュテーグナー!
バッハ"無伴奏チェロ組曲"全曲をヴィオラで録音!
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 BWV.1007−1012(ヴィオラ版/全曲)
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV.1008
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009
無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV.1010
無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV.1011
無伴奏チェロ組曲第6番ト長調 BWV.1012(原曲:ニ長調)
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マルティン・シュテーグナー(ヴィオラ)
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PHIL06040
¥2600→\2390
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ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーや、そのメンバーたちによるアンサンブル、コーリャ・ブラッハーなどかつて同オーケストラで活躍したメンバーなどの録音を発表しているドイツ、ベルリンのレーベル「Phil.harmonie(フィルハーモニー)」の取り扱いを開始します。
1996年からベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のヴィオラ奏者として活躍するドイツ、ニュルンベルク出身の名手、マルティン・シュテーグナーがJ.S.バッハの不朽の名作「無伴奏チェロ組曲」の全6曲を「ヴィオラ」でレコーディング!
バッハの音楽、特にこの「無伴奏チェロ組曲」について「これまでに作曲されてきた音楽の中で最も完璧なもの」、「何百万もの解釈が考えられる作品であり、(この作品に対して)あまりにも大きな尊敬の念を抱いていたため公の場で演奏する勇気がなかった」と述べるシュテーグナー。
ベルリン・フィルのメンバーとして多くのステージに立ち、様々な時代、スタイルの作品を演奏してきた百戦錬磨のシュテーグナーの言葉は、バッハの「無伴奏チェロ組曲」の傑出した完成度とその偉大な存在感を改めて感じさせてくれます。
自分の人生を豊かに、そして幸せにしてくれる「無伴奏チェロ組曲」の6つの組曲と長年に渡って向かい合い続けた結果、この音楽を友人やリスナーと共有したいという考えに至り、満を持してヴィオラでの録音を決断したシュテーグナー。
レコーディング・エンジニアを付けず4本のマイクとヴィオラを持ってホールに向かい、自分自身が演奏者、プロデューサーとエンジニアを兼ねる1人3役で録音に臨みました。まさに入魂のバッハ。ご期待下さい!
8歳の時に父からヴァイオリンを学び始めたマルティン・シュテーグナーはマンハイム音楽大学でローマン・ノーデルに師事した後にヴィオラに転向。
ベルリン・フィルのオーケストラ・アカデミーでナイトハルト・レーザとヴィルフリート・シュトレーレに師事した後、1993年にベルリン・ドイツ交響楽団に首席ヴィオラ奏者として入団。そしてその3年後にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に移籍し現在に至ります。
ベルリン・フィルハーモニー・ジャズ・グループの共同創設者でもあるシュテーグナーは、2008年にアンサンブル・ボレロ・ベルリンを設立。ベルリン・フィルでの活動やソロに留まらず、ジャズ、アンサンブルなど様々な分野で幅広く活躍しています。
※録音:2019年−2020年、ベルリン(ドイツ)

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BR KLASSIK
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ペトリス・ヴァスクス(1946-):弦楽オーケストラのための作品集
1. Musica serena ムジカ・セレナ(2015)
2. Musica dolorosa ムジカ・ドロローサ(1983)
3. Musica appassionata ムジカ・アパッショナータ(2002)
チェロ協奏曲第2番 「Klatbutne 来臨」
- チェロと弦楽オーケストラのために(2011-12)
4. Cadenza I. Adagio/5. I Andante
cantabile/
6. II Allegro marcato/7. Cadenza II.
Andante/8. III Adagio |
ウラジーミル・シンケヴィッチ(チェロ)...4-8
アンナ=マリア・パリ(ソプラノ)...8
ミュンヘン放送管弦楽団
イヴァン・レプシッチ(指揮) |
録音 2020年10月,11月 BR放送 第1スタジオ、ミュンヘン(ドイツ)
【ヴァスクス生誕75年を記念してリリース。美しいチェロ協奏曲が聴きどころ!】
2021年4月16日に75歳の誕生日を迎えるラトヴィア生まれの作曲家ペトリス・ヴァスクス。
クロアチア出身の指揮者レプシッチはヴァスクスの良き解釈者として作品を積極的に紹介することで知られ、このアルバムには弦楽オーケストラのための3つの作品とチェロ協奏曲が収録されています。
弦楽オーケストラのための3つの作品は、それぞれ1983年、2002年、2015年とほぼ30年間にわたって作曲されており、その間に起きた1983年の妹の死や、ラトヴィアの不安な政治情勢が反映された悲劇的、かつ情熱的なヴァスクスの作風の変遷がうかがえる作品です。
またソル・ガベッタとアムステルダム・シンフォニエッタによって初演された「協奏曲第2番」は、中間楽章こそ激しい楽想が聴かれるものの全体的にゆったりとした瞑想的な旋律が歌われる作品。
深いチェロの音色が存分に生かされた2つのカデンツァ、またバーバーのアダージョやグレツキの「悲歌のシンフォニー」を彷彿させる楽想を持つ最終楽章の終わりには、天上的な美しさを帯びたソプラノのヴォカリーズが添えられ、すすり泣くようなチェロの旋律で幕を閉じるといった、ヴァスクスが作品に込めた平和への祈りと希望が感じられる印象的な曲です。
ここでチェロを演奏するシンケヴィチはベラルーシ生まれ。2012年に開催された「ユン・イサン国際コンクール」で優勝を飾り、世界的なソリストとして活躍を始めた俊英で、2011年からミュンヘン放送管弦楽団の首席チェリストを務めています。

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ORCHID CLASSICS
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CHARMES 魅惑 女性作曲家の歌曲集 |
オレーナ・トカール(ソプラノ)、
イーゴリ・フリシン(ピアノ) |
アルマ・マーラー=ヴェルフェル(1879-1964):
5つの歌曲
1. 第1番: Die stille Stadt 静かな街/2.
第2番: In meines Vaters Garten 私のお父の花園にて/
3. 第3番: Laue Sommernacht なま暖かい夏の夜を待ちわびて/
4. 第4番: Bei dir ist es traut あなたの傍では心おきなく/
5. 第5番: Ich wandle unter Blumen 私は花の下をさすらう
クララ・シューマン(1819-1896):
6. Liebst du um Schおnheit 美しさゆえに愛するのならOp.
12 No. 2/
7. Er ist gekommen 彼はやってきたOp.
12 No. 1/
8. Warum willst du and're fragen なぜ他の人に尋ねるのかOp.
12 No. 3/
9. O Lust, o Lust, vom Berg ein Lied
おお、歓喜よOp. 23 No. 6/
10. Geheimes Flustern hier und dort ひそやかな語らいOp.
23 No. 3
ポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシア(1821-1910):
11. Nixe BinsefuB 水の精ビンゼフース/12.
Hai luli 私は悲しい/13. Der Gartner 庭師/
14. На холмах Грузии ジョージアの丘で/15.
Две розbl 2本のばら/
16. Тихо вечер догорает
山頂の黄金の輝き/
17. Не пои, красавица,
при мне 歌わないでください、私の美しさを
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):
18. Navzdy 永遠に Op. 12 No. 1/19. Potkali
se vcera lide dva 昨日二人は会った/
20. Az jednoho dne se budes ptat ある日あなたは尋ねるだろう/21.
Ruce 手 Op.12 No. 3 |
録音 2019年8月6-7日 ヴィラ・イーダ、ライプツィヒ(ドイツ)
19世紀から20世紀にかけて、音楽史にその名を刻んだ女性作曲家たちの歌曲を集めたアルバム。
登場するのは
・マーラーの妻として、またクリムトやココシュカら多くの芸術家にインスピレーションを与えたアルマ・マーラー=ヴェルフェル。
・ロベルト・シューマンの良き伴侶であり、ブラームスの庇護者、そして自身も優れたピアニストとして活躍したクララ・シューマン。
・ショパンの友人で、ロシアの文豪ツルゲーネフに崇拝されたポーリーヌ・ヴィアルド=ガルシア。
・アルフォンス・ミュシャの息子イジーと恋に落ち結婚するも、25歳の若さでこの世を去ったヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー
の4人の女性たち。
作曲家として女性が認められるのが困難だった時代に、パートナーに創造的な貢献をもたらしながらも自身の芸術を貫いた彼女たちの作品は、ジェンダー平等が唱えられる21世紀になって新たな価値が見いだされています。
ルガンスク(ルハンスク)出身、モスクワ音楽院とライプツィヒ音楽大学で学んだソプラノ、オレーナ・トカールとドイツ系ウクライナ人ピアニスト、イーゴリ・フリシンの演奏で。

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ORFEO
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C210062
(2CD)
¥3500 →\3190
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2017年11月に亡くなったホロストフスキー、
2018年3月に亡くなったロペス=コボス
2016年4月ウィーン国立歌劇場ライヴ《仮面舞踏会》
ヴェルディ(1813-1901): 歌劇《仮面舞踏会》 |
グスタフ...ピョートル・ベチャワ(テノール)
レナート(アンカーストレム) ...ドミートリー・ホロストフスキー(バリトン)
その妻アメリア...クラッシミラ・ストヤノヴァ(ソプラノ)
黒人の女占い師ウルリカ...ナディア・クラステヴァ(メゾ・ソプラノ)
小姓オスカル...ヒラ・ファヒマ(ソプラノ)
ホルン伯爵...アレクサンドル・モイシュク(テノール)
ワルティング伯爵...ソリン・コリバーン(バス・バリトン)
クリスティアーノ...イーゴリ・オニシュチェンコ(バリトン)
他
ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン国立歌劇場管弦楽団、
ヘスス・ロペス=コボス(指揮) |
録音 2016年4月(ライヴ) ウィーン国立歌劇場
ヴェルディが1856年に作曲した《仮面舞踏会》は、アントニオ・ソンマが実際に起きた事件をもとに台本を書いた作品。
原作のウジェーヌ・スクリーブの戯曲はスウェーデンの啓蒙専制君主グスタフ3世が1792年に仮面舞踏会の壇上で暗殺された事件を題材に、王と暗殺者アンカーストレム伯爵の妻との架空の恋を絡ませたものでしたが、王の暗殺という題材がナポリの検閲に引っかかったため、舞台をボストンに移すことでようやく上演がかなったといういきさつを持ちます。
ウィーン国立歌劇場においても、1870年に最初の上演が行われて以来、500回以上も上演が行われるという人気演目になっています。20世紀に入ってからはようやく舞台をスウェーデンに戻しての上演が増え、この2016年の録音もスウェーデン版で行われています。
演者にはベチャワやストヤノヴァ、モイシュクらスター歌手が配され、ヴェルディの緊迫した物語を盛り上げますが、中でも病を押して素晴らしい歌唱を聴かせたホロストフスキーの圧倒的な存在感が強烈な印象を残します。
全体をまとめるのはスペインの名指揮者ヘスス・ロペス=コボス。情熱的なヴェルディの音楽を威厳を持ってまとめ上げています。
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ミヒャエル・ギーレン(指揮)
ベルリオーズ(1803-1869):『レリオ、あるいは生への復帰』Op.14bis
1. モノローグ「神様、私はまだ生きている!」/2.
第1曲 漁師 - ゲーテのバラード/
3. モノローグ「奇妙にもこの記憶が」/4.
第2曲 亡霊の合唱/5. モノローグ「おお、シェイクスピアよ」/
6. 第3曲 山賊の歌/7. モノローグ「私の心はどのようにさまようのか」/
8. 第4曲 幸福の歌 - 讃美歌/9. モノローグ「ああ、私が見つけることができないもの」/
10. 第5曲 エオリアン・ハープ−思い出/11.
モノローグ「なぜそのような欺瞞的な幻想に」/
12. 第6曲 シェイクスピアの「テンペスト」にもとづく幻想曲/13.
モノローグ「今日はこれで結構!」 |
ヨアヒム・ビスマイヤー(語り手)、ヘルベルト・リッペルト(テノール)、ヘールト・スミッツ(バリトン)、
ウィーン・ジングアカデミー(合唱指揮...ハインツ・フェルレシュ)
ウィーン放送交響楽団、
ミヒャエル・ギーレン(指揮) |
*モノローグはドイツ語、歌唱はフランス語による
録音 2000年12月7日(ライヴ) ウィーン・コンツェルトハウス
名作「幻想交響曲」の続編として、ベルリオーズが自身の失恋体験をもとに作曲した「レリオ、あるいは生への復帰」。
1830年に初演されたこの作品は、以前に作曲したいくつかの曲が組み込まれただけではなく、器楽のみの幻想交響曲とは違い、語り手と独唱、合唱が必要とされています。
しかし、第1曲の漁師ではオーケストラは登場せずピアノ伴奏でテノールが歌い、第6曲の幻想曲が始まるまでは語り手以外はカーテンの裏で演奏が行われる(全てはレリオの幻想であるため)という、異色の構成が取られています。
そのため語り手を担当する俳優にも高い表現力が求められ、その上ベルリオーズは「幻想交響曲と続けて演奏すること」と指定したため、なかなか上演される機会がありません。
このギーレンによる2000年12月7日のライヴ演奏で語り手を担当したのは1936年ドイツ生まれの名優ヨアヒム・ビスマイヤー。
歌唱部はフランス語であるものの、語りは全てドイツ語で行われるため、ギーレンのきっちりとした指揮も相俟って全体が固めの印象に仕上がっているのが面白いところです。
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<国内盤>
OMF
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ラ・ノスタルヒア/バリオス作品集
アグスティン・バリオス=マンゴレ(1885–1944)
: 作品集
1.カーサパ/2.森に夢見る/3.ワルツ 第3番/4.ワルツ
第4番/
5.追憶のショーロ/6.マシーシ/7.告白〈ロマンサ〉/8.フリア・フロリダ
大聖堂
9.前奏曲〈郷愁〉/10.宗教的なアンダンテ/11.荘重なアレグロ
アンデス組曲より
12.クエッカ/13.アコンキーハ/14.アイレ・デ・サンバ/
15.ワルツ 第2番〈君の心のほとりに〉 |
池田慎司( クラシックギター) |
使用楽器:Manuel Velazques (1978)/録音会場:小海町音楽堂/録音:2019
年10 月
録音フォーマット:24bit/192kHz/仕様:ジュエルケース仕様
曲目解説付き/ドローイング:小川敦生
池田慎司(いけだしんじ) クラシックギター:
1976年、北九州市生まれ。 9才よりクラシックギターを堀幸悦に師事。1995年にスペインへ渡り、アルコイにてホセ・ルイス・ゴンサレスに師事。同時期にアポロ音楽院でパーカッションを学び、それをきっかけにスペイン音楽やクラシック音楽の他に、南米音楽にも目を向けるようになる。
その後国内外のコンクールに入賞し、1998
年帰国。以後ソロコンサートをはじめ、他楽器との様々な共演、2004
年九州交響楽団とアランフェス協奏曲での共演、2008
年Hakujuギター・フェスタでの、E.フェルナンデス、福田進一、荘村清志とのギターカルテット共演など、精力的にアンサンブル活動の幅を広げる。
2009年、レオナルド・ブラーボとのギターデュオをきっかけに、クラシックギターの伝統的なレパートリー以外に、タンゴやショーロ、フォルクローレといった、南米の音楽も本格的に演奏するようになる。
その後「どんでばもす(ギターデュオ)」「SGF(ギター五重奏)」のメンバーとしても活動を開始。2020
年、東京で行われた日本ギター連盟主催のコンサートにおいて、ギター11本による「ブラジル風バッハ第4
番」全楽章のアレンジを手がけ好評を得る。
現在は演奏の他に、楽曲アレンジ、また後進の指導にも精力的に力を注ぎ、クラシックギター演奏の可能性を探求し続けている。
これまでにCD「 Brasil」「 Buen viaje」「Circulation」「
IberoAmerica」「 Qerida Espana」をリリース。
ミュージックカルチャー「プレリュード」,唐人町ギター教室各講師。
ongaku Goya 主宰。(公社)日本ギター連盟正会員。
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<映像>

3/10(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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APARTE
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AP 245
(2CD)
¥3700 →\3390
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ショヴァンとコンセール・ド・ラ・ローグ、
ハイドンの「パリ交響曲」セット、お待たせしました!
完結編登場!
ハイドン:
Disc1
(1)交響曲第84番変ホ長調Hob Ⅰ:84
(2)スターバト・マーテル〜第1部
Disc2
(3)スターバト・マーテル〜第2部
(4)交響曲第86番ニ長調Hob Ⅰ:86 |
ジュリアン・ショヴァン(ヴァイオリンと指揮)
コンセール・ド・ラ・ローグ
フローリー・ヴェリケット(ソプラノ)
アデル・シャルヴェ(アルト)
レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)
アンドレアス・ヴォルフ(バス)
マチュー・ロマーノ(合唱指揮)
アンサンブル・エデス
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ショヴァンとコンセール・ド・ラ・ローグ、ハイドンの「パリ交響曲」セット完結!
録音2019年11月/メッツ、アルセナル劇場(1)、10/11月/ルーブル美術館オーディトリウム(2)(3)(4)/24bit
96kHz
ジュリアン・ショヴァンが手兵の古楽器集団コンセール・ド・ラ・ローグとハイドンの「パリ交響曲」を録音するシリーズの完結盤。
当時の演奏慣習に従い、様々な編成の楽曲でプログラムを構成するのが注目で、今回のメインはスターバト・マーテル。ハイドンとしては遅く厳粛すぎる雰囲気に満ちていますが、深く感動的世界を味わえます。
一変、2つの交響曲では溌剌とした推進力にあふれ、明るく爽やかな世界にひたれます。
APARTE
才気煥発!1枚1枚決してただで終わらない
ジュリアン・ショヴァン(指揮)&ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
18世紀パリの交響曲コンサート再演第1〜4弾
ショヴァン(指揮)&ル・コンセール・ド・ラ・ローグの「18世紀パリ交響曲コンサート再演」シリーズ。
ル・コンセール・ド・ラ・ローグは2015 年、ヴァイオリン奏者のジュリアン・ショヴァンによって設立された古楽器オーケストラ。
この名称は、1783 年に設立されたコンセール・ド・ラ・ローグ・オランピックにちなんでいる。マリー=アントワネット下のチュイルリー宮でレジデント・オーケストラを務めた、おそらくヨーロッパ随一の楽団だった。
さてそんな彼らの演奏がすこぶる面白い。
才気煥発。生きが良くて自由闊達。
18世紀当時のパリ、ヨーロッパ音楽の中心のひとつであり、交響曲が盛んに演奏されたあの当時のノリのよさがそのまま肌に伝わってくるような、そんなシリーズなのである。
で、メインは一応ハイドンのパリ交響曲(第82-87
番)なのだが、実際に聴いてみるとそれ以外の作品めっぽう面白かったりする。
いろいろな意味でぜいたくで、そして刺激的なシリーズなのである。
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第1弾 注目はリジェルの交響曲第4番 |
ハイドンのパリ交響曲(第82-87 番)を録音するプロジェクトの第1
弾。
当時の演奏会習慣に則り、交響曲をメインに据え、様々な編成の楽曲でプログラムが構成されています。
リジェルの交響曲、2曲のアリア、そしてハイドンの交響曲、という当時ありがちなプログラム。
2 曲収録のソプラノ・アリアでは、サンドリーヌ・ピオーが客演。最後のハイドンの「王妃」では快活なテンポで、きざむ弦のリズムが小気味よい。
でも注目は最初の作品だったりします。
アンリ=ジョゼフ・リジェルの交響曲第4番
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アンリ=ジョゼフ・リジェル(1741-1799)は、名前を見てピンと来た方もおられるかもしれませんが、本来、南ドイツのヴェルトハイムという町に生まれたドイツ人。
1767年にパリに移住し、ここで後半生を過ごし、亡くなっています。
ハイドンより一世代後の人だけに、ドイツで確立した手法をしっかり身につけ、その上でパリ好みの作風となっています。
そんなリジェルの交響曲は管楽器の活躍も印象的な、ドラマティックな作品。ヨーゼフ・マルティン・クラウスなどを思わせる疾風怒濤の激しい音楽。
聴いておいてよい傑作です。
アンリ=ジョゼフ・リジェル
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ピオーも参加の注目アルバム
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
ハイドンのパリ交響曲チクルス
・アンリ=ジョゼフ・リジェル(1741-1799):交響曲第4番
ハ短調 op.12
・ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):「見捨てられたディドーネ」よりセレーナのアリア*
・J.C.バッハ(1735-1782):「エンディミオーネ」よりディアーナのアリア
・J.ハイドン(1732-1809):交響曲第85番「王妃」変ロ長調
Hob I:85
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ジュリアン・ショヴァン(指揮)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ) |
録音:2016年3月 * 世界初録音
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第2弾 注目はモーツァルトのピアノ協奏曲第17番
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フランスの気鋭ヴァイオリン奏者、ジュリアン・ショヴァンの指揮による、ハイドンのパリ交響曲(第82-87
番)を録音するプロジェクトの第2 弾。
当時の演奏会習慣に則り、交響曲をメインに据え、様々な編成の楽曲でプログラムが構成されています。
ハイドンの交響曲第83番 の品の良さは格別。モーツァルトでも、ひとつひとつのパッセージがきわめて細やかで活き活きと響いています。
ソリストを務めるジャスティン・テイラーは、23
歳の若さでブルージュ古楽国際コンクール(2015
年) で優勝した逸材。オリヴィエ・ボーモンやブランディーヌ・ランヌに学び、さらにピアノをロジェ・ムラロにも学んだといいますから、古楽演奏も、モダンピアノのテクニックも併せ持った注目の存在です。ここでも前奏から素晴らしい演奏で参加しております。
マリー=アレクサンドル・ゲナンは、古典派からロマン派へと移行する時期のパリを代表する存在でした。1783
年に設立された、コンセール・ド・ラ・ローグ・オランピック(ハイドンの「パリ交響曲」もこの団体のために書かれた)でも、第二ヴァイオリン奏者をつとめていました。
1778 年、モーツァルトのバレエが王立音楽アカデミーで、モーツァルトの名を伏せて上演された頃、ハイドンの交響曲の演奏機会が増えていましたが、ゲナンは名声をほしいままにしていましたし、他にカンビーニ、ゴセックといったフランスの作曲家たちの交響曲も頻繁に演奏されていました。
オーストリア=ドイツ圏の交響曲と同じくらいに、フランスの交響曲も熱狂的に受け入れられており、とりわけゲナンはそのフランス陣の中でもトップクラスの作曲家だったといえるでしょう。
そして今回も、ハイドン以外の作品が注目だったりする。
今回だと傑作はモーツァルトのピアノ協奏曲第17番。フォルテピアノのジャスティン・テイラーがもう自由自在に気持ちよさそうに暴れまくってて、同曲歴代の華やかな名演を聴かせてくれる。
冒頭からいきなりまるで花びら舞い散るように、ピアノが踊りまわるのである。本来出番がないはずなのに!
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ショヴァン率いるル・コンセール・ド・ラ・ローグ
ハイドン・プロジェクト第2弾
モーツァルトのピアノ協奏曲第17番が秀逸!快演!
・ハイドン(1732-1809):
交響曲第83番 ト短調 Hob.I:83
・モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K453
・マリー=アレクサンドル・ゲナン(1744-1835):
交響曲ニ短調 op.4-3 |
ジュリアン・ショヴァン(指揮)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
ジャスティン・テイラー(フォルテピアノ) |
ショヴァン率いるル・コンセール・ド・ラ・ローグ、ハイドン・プロジェクト第2弾。フォルテピアノの若手逸材、ジャスティン・テイラーも参加!
録音:2016年10月、ルーヴル・オーディトリウム(ハイドン)/2017年2月、ジャン=バティスト・リュリ音楽院(プトー)(ゲナン、モーツァルト)
ハイドン:パリ交響曲集第83番もがんばってます
(2011年「まだまだクラシックは死なない!」から抜粋)
ハイドン「パリ交響曲集」・・・。
そのなかにむっちゃかっこいい曲があるのだ。
第1楽章の冒頭のかっこよさはハイドン疾風怒濤の中期シンフォニーにも勝り、マルティン・クラウスにも肉薄し、モーツァルトの25番をも脅かす。そのドラマティックな展開と、胸を切り裂くような切ないメロディー。とにかくむちゃくちゃかっこいいのである。
こんなかっこいいシンフォニー、どうして今まで隠してたんだ!・・・って、まあ誰も隠していないんだろうけど、ああ!ハイドンの80番台にこんな素敵な曲があったとは。
で、何番かというと・・・第83番。
お持ちの全集があったらさっそく聴いてみて。
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第3弾 注目はドゥヴィエンヌの協奏交響曲
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フランスの気鋭ヴァイオリン奏者、ジュリアン・ショヴァンの指揮による、ハイドンのパリ交響曲(第82-87番)を録音するプロジェクトの第3弾(第1弾
AP 131 /第2弾 AP 157)。当時の演奏会習慣に則り、交響曲をメインに据え、様々な編成の楽曲でプログラムが構成されています。
冒頭から実に痛快な「熊」でたちまち演奏に引き込まれます。その後も心地よいテンポ感で滑舌のよい音楽発語が見事。18世紀フランスの、ウィットに富み、ヴィルトゥオーゾ要素満載の音楽を心ゆくまで堪能できる1枚です。
ダヴォーは当時のフランスで聴衆から最も人気のあった作曲家の一人で、ゴセックと同じくらいに有名でした。この協奏交響曲に含まれるアリアは、ダヴォー自身のオペラ「テオドーラ」からとられています。
パリでは管楽器は特別な人気がありました。
ドゥヴィエンヌのこの作品は、変奏曲の形式をとりながら、テーマを奏でる各楽器奏者に高い難度の技巧を要求しつつも、当時の記述に「花畑の中で幸せに語り合う恋人たち」と称されたような幸福に満ちた作品となっています。途中粋な演出もあったりして、「当時の音楽を楽しむ」という製作者の心憎い意図に感動することになります!
しかし1枚1枚決してただで終わらないル・コンセール・ド・ラ・ローグ、ほんとにいいですね・・・。
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ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
ハイドン・プロジェクト第3弾
ジュリアン・ショヴァン指揮の痛快な「熊」!
ドゥヴィエンヌの協奏交響曲
・ハイドン:交響曲第82番「熊」ハ長調
Hob.I:82
・ジャン=バティスト・ダヴォー(1742-1822):
2台の独奏ヴァイオリンのための愛国的アリアを伴う協奏交響曲
・フランソワ・ドゥヴィエンヌ(1759-1803):
協奏交響曲第4番 ヘ長調〜
フルート、オーボエ、バスーン、ホルンのための |
ジュリアン・ショヴァン(指揮)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
シュシャヌ・シラノシアン(ヴァイオリン)
タミ・クラウス(フルート)
エンマ・ウラック(オーボエ)
ハヴィエ・ザフラ(バソン)
ニコラ・シェドメイユ(ホルン) |
ジュリアン・ショヴァンの注目シリーズ第3弾、痛快な「熊」!ドゥヴィエンヌのヴィルトゥオジックな協奏交響曲。
録音:2017 年10 月、ルーヴル・オーディトリウム
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第4弾 注目はルイ=シャルル・ラグエの交響曲
ニ短調
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ルイ=シャルル・ラグエは1744年にベルギーのナミュールで生まれたハープ奏者兼作曲家。
1762年から1771年までローマで、1776年から1777年にかけて、プロイセンのフリードリヒ2世の宮廷で活動。1783年にブリュッセルで最初の作品を出版した後パリに向かい、1787年に出版された交響曲は、コンセール・スピリチュエルで大成功を収めました。
マンハイム楽派の影響を受けたドラマティックで美しい初期古典派交響曲。第2楽章では彼のお得意のハープが大活躍。いままでまったく見向きされなかったのが不思議な傑作です。
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ジュリアン・ショヴァン(指揮)&ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
18世紀パリの交響曲コンサート再演シリーズ第4弾 |
ゾフィー・カルトホイザー(ソプラノ)
ジュリアン・ショヴァン(指揮)
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ |
ヨーゼフ・ハイドン:交響曲第87番 イ長調
アントニオ・ザッキーニ(1730-1786):
《C'est votre bonte que j'implore(私がほしいのはあなたの優しさです)》
グルック:
《Fortune ennemie(なんと惨めな生活なのだろう)》『オルフェオとエウリディーチェ』より
ジャン=バティスト・ルモワーヌ:
《Il va venir(彼は来るだろう)》『フェードル』より
ヨハン・クリストフ・フォーゲル:
《Age d'or, o bel age(おお黄金の時よ)》『デモフォン』より
アンドレ=エルンスト=モデスト・グレトリ:
《O sort! Par tes noires fureurs(おお運命よ!)》『サムニウム人の結婚』より
ルイ=シャルル・ラグエ:交響曲 ニ短調 op.10-1 |
録音:2018年10月、2019年3月
ジュリアン・ショヴァンの率いるル・コンセール・ド・ラ・ローグによるハイドンのパリ交響曲とその同時代の作品をレコーディングしていくプロジェクト。
今回は交響曲第87番。さらに、その表情豊かな声で世界を魅了しているソプラノ、ゾフィー・カルトホイザーをゲストに迎えてのアリア集、というプログラムです。
ル・コンセール・ド・ラ・ローグのモデルとなったのは、1783年に設立され、ハイドンの「パリ交響曲」を献呈されたコンセール・ド・ラ・ローグ・オランピック。
ここに収録されたハイドンの交響曲以外もすべてこの団体に捧げられたものです。
ハイドンの交響曲以外はほぼすべて歴史に埋もれてしまっていましたが、カルトホイザーの表情豊かな歌唱と、ショヴァン率いる管弦楽の見事さで、かつての光を取り戻したようです。
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タンゴ
(1)グラシエラ・プエヨ:ストラス・メディアノーチェ/
(2)アウグスティン・バルディ:何という夜/(3)同:盲目の雄鶏/
(4)カルロス・ガルデス:帰郷/
(5)フアン・ダリエンソ:7月9日/
(6)オラシオ・サルガン&ウバルド・デ・リオ:ワルツとお前/
(7)ピアソラ:オブリビオン/
(8)同:リベルタンゴ/
(9)エドゥアルド・アロラス:適切な/
(10)クリストフ・ジュリアン:ヴァレンティノ組曲(全4曲) |
パスカル・コンテ(アコーディオン)
ポール・メイエ(指揮)
ワロニー室内管弦楽団 |
ポール・メイエが指揮を務めるタンゴの歴史
録音:2020年1月8-10日/アルソニック(モンス、ベルギー)/24bit
96kHz
1963年生まれのフランスのコンテンポラリー・アコーディオン奏者パスカル・コンテ。
様々なジャンル、様々な楽器とのコラボを意欲的に続けてきた彼が、今回オーケストラ伴奏でタンゴに挑戦。大半がタンゴの巨匠の作で、王道的な世界を堪能できます。
新作では1972年生まれのフランスの作曲家クリストフ・ジュリアンがサイレント映画のスター、ルドルフ・ヴァレンティノを題材にした組曲も注目。
オーケストラの指揮を名クラリネット奏者ポール・メイエが務めているのも興味津々です。
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静かな感動を導くバッハ以前の受難曲
アウグスティン・プフレーガー:
キリストの生涯と受難 |
マルティン・ヴァルベルグ(指揮)
オルケルテル・ノルド
ヴォックス・ニドロシエンシス
【ナタリー・ペレス、
グンヒルド・アルスヴィク(ソプラノ)、
サミュエル・ボーデン、
ヴィクトル・サルド・ヴィツエンテ(テノール)、
ホーヴァンル・ステンスヴォルト(バス)】 |
録音:2018年9月27-29日/セルブ教会(ノルウェー)/24bit
96kHz
ノルウェーのチェロ奏者でもある指揮者マルティン・ヴァルベルグが2009年に創設した古楽器アンサンブル、トロンハイム・バロック。17-8世紀作品を主要レパートリーとし高い評価を受けていますが、2018年にオルケルテル・ノルドと改名してさらなる可能性を模索しています。
今回はアウグスティン・プフレーガー(1635
頃-1686) の宗教曲に挑戦。大バッハが生まれる前年に歿したドイツの作曲家で、その先駆的な宗教曲を残しています。
ここでは彼の宗教コンチェルト6篇を並べ、キリストの生涯と受難を描く大作に仕立てています。
声楽アンサンブルのヴォックス・ニドロシエンシスは5
構成名で、ノンヴィヴラートの透明な歌唱を聴かせます。
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訛り
(1)ボロディン(ヴァンサン・ポーレ編):だったん人の踊り
(2)ドビュッシー(ベンノ・ザックス編):牧神の午後への前奏曲
(3)コープランド:アパラチアの春(原典版)
(4)ヴィラ=ロボス(グスタボ・デ・サ編):ショーロス第5番
(5)ソフィー・ラカーズ:無言の物語 |
シモーネ・メネゼス(指揮)
アンサンブルK
(5)マノン・ガリー(ヴァイオリン)、
カツペル・ノヴァーク(チェロ)、
マーラ・ドブレスコ(ピアノ) |
ワールドミュージック・ファンにもオススメ!世界の音楽訛りを追跡
録音:2020年7月6-9日/トゥールコワン音楽院講堂/24bit
96kHz
1977年ブラジル出身の女性指揮者シモーネ・メネゼス率いるアンサンブルKのデビュー・アルバム。
アコーディオンも含む13人から成る若きアンサンブルで、フレッシュな感覚が魅力。さまざまな出自からなる彼らが5つの民族の作品から、その言語と同じく音楽にもある「訛り」を追求しています。
ロシア東方のアジア系民族の音楽であるボロディンの「だったん人の踊り」と南米ブラジルのヴィラ=ロボスに不思議な親近性があったり、コープランドの「アパラチアの春」が13楽器のための原典版を使用するなど多くの発見に満ちています。
1963年生まれのフランスの女性作曲家ソフィー・ラカーズ作品はアンサンブルのメンバーによるピアノ三重奏。オーストラリアのアボリジニの音楽に基づき、原始的な活力がロックを思わせる作風となっています。
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KLARTHE
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自由電子
(1)ブーレーズ:アンテーム2(1997)
(2)フィリップ・マヌリ:パルティータⅡ(2012)
(3)サーシャ・ブロンドー:アトラスⅡ (2019) |
カン・ヘスン(ヴァイオリン) |
まるでフュージョンのような現代音楽
録音:2020年6月22-25日/Ircamスタジオ5(パリ)
★韓国出身の女性ヴァイオリニスト、カン・ヘスンはパリ音楽院でクリスチャン・フェラスに師事。1994
年にアンサンブル・アンテルコンタンポランに参加し、ブーレーズの信任厚いヴァイオリニストとして活躍。
★ここに収められた3 篇はいずれもヴァイオリン独奏とエレクトロニクスの作品で、すべてカン・ヘスンに献呈されています。被献呈者による貴重な録音で、今年6
月にパリのIrcamスタジオで実現しました。いずれも21世紀風で、フュージョンのように聴きやすく幻想的な世界が広がります。
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AYROS
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イヴニング・ソング 〜
16世紀ポーランド・リトアニア共和国の知られざる作曲家たちの歌曲、聖歌、詩篇 |
アンサンブル・モルガイネ |
ミコワイ・ゴムウカ(c.1535−after 1591,
probably 1609):
詩篇第137篇、詩篇第127篇、詩篇第22篇、詩篇第91篇、詩篇第30篇
ペトルス・デ・ドゥルシナ(c.1560−1611):Resonet
in laudibus
ツィプリアン・バジリク(c.1535−c.1600):敬虔な歌、オラティオ・ドミニカ、詩篇第130篇
バリント・バクファルク(1526/30−1576):黒牛
バジリク:パニスカの慈悲、詩篇第71篇
作者不詳:Radim Themu、Passomecz
クシシュトフ・クラボン(c.1550−c.1616):カリオピ・スウォヴィエニスキエイの歌
ヴァツワフ・ズ・シャモトゥウ(c.1550−c.1560):
詩篇第117篇、光にして日なるキリストよ、詩篇第1篇、詩篇第86篇、イヴニング・ソング |
アンサンブル・モルガイネ デビュー・アルバム、16世紀ポーランド・リトアニア共和国の音楽!
☆16世紀ポーランド・リトアニア共和国を専門とする古楽アンサンブル!
リトアニアの首都ヴィリニュスで活動するハープシコード奏者アリーナ・ロタルとヴィオール奏者ダリウス・スタビンスカスによる古楽アンサンブル「モルガオネ」。
後期ルネサンスから初期バロック、特にポーランド・リトアニア共和国の黄金時代を専門とするアンサンブル・モルガイネのデビューCD。
16世紀ポーランド・リトアニア共和国の知られざる作曲家たちの歌曲、聖歌、詩篇を、ソプラノ、アルト、テノール、バスの歌手とリコーダー、トレブル・ヴィオール、ハープシコード&オルガン、リュートの真摯なアンサンブルで再現します。
※録音:2019年11月25日−28日、リトアニア国立文化センター(ヴィリニュス)

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DUX
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ラートハウス:ピアノを伴う三重奏曲集
ヴァイオリン、チェロとピアノのための《トリオ・セレナーデ》Op.69
クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための《三重奏曲》Op.53 |
カロル・ラートハウス・アンサンブル
〔マルチン・ハラト(ヴァイオリン)、
マルチン・マクジンスキ(チェロ)、
ピオトル・ラト(クラリネット)、
アレクサンドラ・ハラト(ピアノ)〕 |
退廃音楽のレッテルを剥がした作曲家。カロル・ラートハウス晩年の室内楽曲2作品!
シュレーカーの愛弟子でベルリンでの大成功後、輝かしい未来が待っていると思われたが、ナチス・ドイツの台頭によって「退廃音楽の作曲家」のレッテルを貼られてしまい、祖国オーストリアから脱出。
パリ、ロンドンを経てニューヨークへたどり着き、同地でクラシック音楽だけでなく、映画音楽の作曲家としても成功を収めたカロル・ラートハウス(1895−1954)。
ラートハウスの室内楽作品はベルリン時代などの初期作品が高く評価されていますが、ここに収録されているのはニューヨーク移住後の1944年に作曲された「Op.53}と死の前年となる1953年作曲の「Op.69」の2作品で共に世界初録音。
戦争に翻弄されヨーロッパを離れざるをえなかったラートハウスが、新天地ニューヨークで生み出した秀作の魅力を、作曲家名前を冠するポーランドのアンサンブルが紐解きます。
※録音:2019年11月30日−12月1日&2020年7月29日−30日、ポーランド
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シマノフスキ、クレツキ&バルギェルスキ:
ヴァイオリンとピアノのための音楽
シマノフスキ:ソナタ ニ短調 Op.9
クレツキ:序奏とロンド Op.21
バルギェルスキ:ネオソナチナ、1981年の夜想曲 |
ドミニカ・プジェフ(ヴァイオリン)
アダム・ミコワイ・ゴジュジェフスキ(ピアノ)
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シマノフスキ、クレツキ、そしてバルギェルスキといった3人の作曲家たちによって20世紀中に作曲されたポーランドの「ヴァイオリンとピアノのための音楽」を時系列で紹介し、その変遷をたどるポーランド音楽ファン要注目のプログラム。
20世紀ポーランドの3作品を奏でるのは、1985年、ポーランドのブィドゴシュチュ出身の女流ヴァイオリニスト、ドミニカ・プジェフ。2009年の第7回カロル・シマノフスキ国際ヴァイオリン・コンクール(ポーランド、ウッチ)で第2位と2つの特別賞、2007年の愛16回国際キェイストゥット・バツェヴィチ国際室内楽コンクールで第1位と特別賞に輝いた実力派。
共演のアダム・ミコワイ・ゴジュジェフスキも、第17回ショパン国際コンクールにポーランド人として最年少出場を果たした同国の有望株です。
※録音:2020年10月20日−23日、ウッチ(ポーランド)
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プナール&バス:ピアノ作品集
プナール:
ピアノ・ソナタ第2番、
オフェーリアの葬送による3つの間奏曲、
ピアノ・ソナタ第1番
バス:アイロニー、オペラのメドレー |
オルラン・バス(ピアノ) |
ラヴェル、オネゲル、ストラヴィンスキー、デュティユー、ジョン・アダムズやジョン・ウィリアムズの作品からインスピレーションを得て自らの作風を確立したという現代音楽、ミニマル・ミュージック、ジャズ、映画音楽の分野で活躍するフランスの作曲家オリヴィエ・プナール(1974−)と、パリ国立高等音楽院で学んだフランス系イギリス人のピアニスト、チェンバリスト、作曲家、即興演奏家オルラン・バス(1994−)の自作自演をカップリングしたピアノ作品集。
演奏者、作曲者として1人2役の活躍を繰り広げるオルラン・バスは、作曲をエスケシュ、ピアノをムラロ、伴奏法をヌーブルジェ、室内楽をゴランから学んだエリート。
2019年6月にはバンク・ポピュレール財団から活動やプロジェクトへの助成金を授与されるなど、その才能は各所で高く評価されています。
※録音:2020年2月17日−20日、ボーリュー(フランス)
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FONE
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SACD223
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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ガイル・ベによるスタイリッシュなゴルトベルク変奏曲
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 |
ガイル・ベ(ピアノ) |
1994年生まれのオランダ出身のピアニスト、ガイル・ベによるスタイリッシュなゴルトベルク変奏曲。
幼い頃から才能に恵まれた彼女は15歳の時に国際スタインウェイ&サンズ・ピアノ・コンクールの最優秀賞を受賞し、2018年にはベーゼンドルファー・アーティストに選出、オランダ王室のためにも演奏を行っています。
レコーディングはノイマンU47とU48の真空管マイクを用いてイタリア・ミラノにあるサーラ・デル・エルメリーノで行われ、レーベルの売りでもあるシニョリッチ・システムによるマスタリングが行われています。
Foneならではの歴史的空間の音響効果を活かしたナチュラル・サウンドで、若き名手によるゴルトベルクをお楽しみください。
※録音:2019年11月、カーサ・デラ・ムジカ
「サーラ・デル・エルメリーノ」(イタリア、ミラノ)
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CD153
【旧譜】
¥2600
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ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集 《四季》
Op.8
(シェフ、フルビオ・ピエランジェリーニが語る四季のレシピ付き)
ヴィヴァルディ:
協奏曲 ホ長調《春》
1. 第1楽章 アレグロ/2. 第2楽章 ラルゴ/
3. 第3楽章 アレグロ/4. フルビオ・ピエランジェリーニが語る「春」
協奏曲 第2番 ト短調 《夏》
5. 第1楽章 アレグロ・ノン・モルト−アレグロ/6.
第2楽章 アダージョ/
7. 第3楽章 プレスト/8. フルビオピエランジェリーニが語る「夏」
協奏曲 第3番 ヘ長調 《秋》
9. 第1楽章 アレグロ/10. 第2楽章
アダージョ・モルト/
11. 第3楽章 アレグロ/12. フルビオ・ピエランジェリーニが語る「秋」
協奏曲 第4番 ヘ短調 《冬》
13. 第1楽章 アレグロ・ノン・モルト/14.
第2楽章 ラルゴ/
15. 第3楽章 アレグロ/16. フルビオ・ピエランジェリーニが語る「冬」 |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
フルビオ・ピエランジェリーニ(語り) |
イタリアの偉大なヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドとオルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナによるヴィヴァルディの
《四季》 の名演に、イタリアの天才シェフ、フルビオ・ピエランジェリーニによる、四季にインスパイアされた独自の料理レシピを融合させた、極めてユニークな1枚。
各協奏曲の第3楽章の後に、ピエランジェリーニが語る料理レシピが収録されています。
Foneの設立者ジュリオ・チェーザレ・リッチのユニークなアイデア、イタリアが誇る芸術のマリアージュをお楽しみください。
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CD037
【旧譜】
¥2600
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サルヴァトーレ・アッカルド 〜 ザ・マスター(ヴァイオリン名曲集)
ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調 Op.50/
ガーシュウィン:サマータイム、女は気まぐれ/ピアソラ:オブリビオン(忘却)/
カステルヌオーヴォ=テデスコ:フィガロ/
パガニーニ:ヴェニスの謝肉祭 Op.10、カプリース第13番
変ロ長調 Op.1-13/
クライスラー:美しきロスマリン/ピアソラ:アディオス・ノニーノ/
クライスラー:愛の悲しみ/パガニーニ:カプリース第24番イ短調
Op.1-24 |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン、
ストラディバリウス「ハート」1727年製)
ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)、
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ |
イタリアの偉大なヴァイオリニスト、サルヴァトーレ・アッカルドがストラディバリウス「ハート」(1727年製)を用いてFoneレーベルに録音した作品の中から、ベートーヴェン、パガニーニ、クライスラーらの名曲ばかりを集めたベスト・アルバム。
マイクはノイマンのU47、U48、M49を使用し、マスタリングはレーベルの売りであるシニョリッチシステムを用いて、Foneの設立者ジュリオ・チェーザレ・リッチによって行われています。
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CDGOLD073
(1GOLDCD 24K)
【旧譜】
特殊価格
¥3700
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スザンヌ・ウッソンの超絶技巧系&ラテン系名曲集 |
スザンヌ・ウッソン(ピアノ) |
ピアソラ:
3つの前奏曲(レイヒアのゲーム(タンゴ前奏曲)、
フローラのゲーム(ミロンガ前奏曲)、サニーのゲーム(ワルツ前奏曲))
ドメニコ・ツィポーリ(ヒナステラ編):トッカータ
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番 Op.22
スクリャービン:
左手のための夜想曲 変ニ長調 Op.9-2、練習曲
変ニ長調 Op.8-10、
練習曲 嬰ニ短調 Op.8-12、練習曲 嬰ハ短調
Op.42-5
ラフマニノフ:
エレジー 変ホ短調 Op.3-1、前奏曲 嬰ハ短調
Op.3-2、
前奏曲 変ホ長調 Op.23-6、前奏曲 ト短調
Op.23-5
アルベニス:スペイン組曲よりグラナダOp.47-1 |
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリに師事したフランス系アルゼンチン人ピアニスト、スザンヌ・ウッソンの超絶技巧系&ラテン系名曲集。
ミケランジェリは彼女のことを「2つの驚異的な手!」と評したといい、マルタ・アルゲリッチやネルソン・フレイレと録音したストラヴィンスキーの
《結婚》 はディアパゾン・ドール賞を受賞しました。
演奏はイタリア・ヴォルテッラの歴史的なペルシオ・フランコ劇場で行われ、最初から最後まで一切編集なしのレコーディングが行われています。マイクはノイマンU47,
U48, M49を使用。496枚限定生産の24金ゴールドCD仕様です。
※録音:2010年11月、ペルシオ・フランコ劇場(イタリア、ヴォルテッラ)
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CD98F22
【旧譜】
¥2600
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ジェラール・ズシェットの中世音楽 「ラ・プリマヴェーラ・ダモーレ」
イ・トリヴァトーリ 12〜13世紀の音楽
Un sonet m'es bel qu'espanda Raimon de
Miraval(..1191-1229..)/
Una danseta Uc de sant Circ(..1217-1253..)/
Altas ondas Raimbaut de Vaqueiras(..1181-1205..)/
D'un sirventes faire Peire de la Cavarana(..1157..)/
D'un sirventes far Guilhem Figueira(..1215-1240..)/Tant
ai ame onon de Bethune(..1220-1269..)/
Quan vei la lauzeta Bernart de Ventadom(..1147-1170..)/Ara
lausatz Anonyme(..1250..)/
Ab la doussor del temps novel Guilhem
de Peiteus(..1071-1126..)/
Ara-m digatz senher Raimbaut Albert Marques
de Malaspina(..1180-1210..)/
Calendo maia Raimbaut de Vaqueiras(..1180-1205..)/
Ai las e que-m fan mei uelhs Sordel(..1220-1269..) |
ジェラール・ズシェット(ヴォーカル、フルート、シトル、オルガニストルム、ハーモニウム、ショーム)
パトリス・ブリアン(ギター、シターン、レベック、その他)
ジャック・クディル(ダラブッカ、ベンディール、体鳴楽器) |
中世音楽、特にトルバドゥールを専門とするジェラール・ズシェットによる12〜13世紀音楽のアンソロジー。ズシェットは研究者、音楽家としてトルバドゥールの歌の解釈や再現を行いつつ、トルバドゥール芸術の普及のための幅広い活動を行っています。理想的な音響効果を持つサン・ガヴィーノ大聖堂の中で繰り広げられる陶酔的、幻想的な音楽は、予備知識なしで聴いても楽しめること間違いなし。
※録音:1997年10月、サン・ガヴィーノ大聖堂(イタリア、ポルト・トッレス)
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LAWO
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思いがけない歌
アルネ・ヌールハイム(1931−2010):3つの思いがけない歌、はじめての蝶々
コンラード・バーデン(1908−1989):賛歌
エギル・ホーヴラン(1924−2013):マニフィカト
シェル・モルク・カールセン(1947−):ミサ・ブレヴィス、神に,
わたしの魂は渇く |
ダニエル・セーテル(カウンターテナー)、カロリーネ・アイステン・ダール(リコーダー)、
リュネッタ・テイラー・ハンセン(フルート)、マリアンネ・スヴェンニング(オーボエ)、
イーダ・ブリューン(ヴィオラ)、アンネ・スティーネ・ダール(チェロ)、
ヘンリッケ・G・リュンニング(ガンバ)、ヴェーガル・ルン(テオルボ)、
ビルギッテ・ヴォラン・ホーヴィーク(ハープ)、
ラーシュ・ヘンリク・ヨハンセン(チェンバロ)、アンデシュ・アイステン・ダール(オルガン) |
ノルウェーの歌手、ダニエル・セーテルのデビュー・アルバム『思いがけない歌』。バロック音楽や「髪粉をつけたかつら」と結びつけられがちな「カウンターテナー」の声で20世紀ノルウェーの作品を歌ったアルバムです。
セーテルは、イギリスの王立バーミンガム音楽院、オランダのハーグ王立音楽院で学び、カウンターテナー歌手としてアーリーミュージックと現代音楽をレパートリーに2011年から各国のコンサートとオペラに出演。
2019年の秋にはノルウェー国立劇場がジョン・マッデン監督の映画に基づいて上演した『Forelska
i Shakespeare(恋におちたシェイクスピア)』に出演しました。
このアルバムの作品の多くは、『旧約聖書』の『詩編42番』(涸れた谷に鹿が水を求めるように)、『新約聖書』『ルカによる福音書』の「マリアの賛歌」、『カトリック・ミサ』といった宗教的性格のテクストに作曲され、アルネ・ヌールハイムの《3つの思いがけない歌》はイタリアの詩人トルクァート・タッソの詩、ヌールハイムが書いたもっとも簡素で美しい歌曲《はじめての蝶々》はノルウェーの作家ヘンリク・ヴェルゲランの詩が、それぞれテクストに使われています。
『ブラックバード』(LWC1069)のカロリーネ・アイステン・ダールのリコーダー、フルートとオーボエ、現代と古い時代の弦楽器、ハープ、チェンバロとオルガン。幅広い表現とスタイルのプログラムに合わせた楽器が共演しています。
※録音:2019年2月25日−3月1日、ブラゲルネス教会(ドランメン、ノルウェー)
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キュームシュテット、ファン・エイケン、ロイプケ
オルガンのための音楽
フリードリヒ・キュームシュテット(1809−1858):
幻想曲(演奏会用小品) Op.47、
大ソナタ(Grosse Sonate)(ト長調)
Op.49
ヤン・アルベルト・ファン・エイケン(1823−1868):
オルガンソナタ第2番 Op.15
ユリウス・ロイプケ(1834−1858):オルガンソナタ《詩篇94番》 |
ハルゲイル・シャーゲル(オルガン)
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[ヘルマン・オイレ・オルガン工房のオルガン(Opus
677)]
ヨハン・ゴットロープ・シュナイダーの作品集『オルガンの王』(LWC1090)、ドイツ・ロマンティシズム時代の音楽を集めた『神よ国王を守りたまえ』(LWC1102)を録音したノルウェーのオルガニスト、ハルゲイル・シャーゲル(1955−)の
LAWO Classics 第3作。
19世紀ドイツのオルガン音楽を特徴づける「交響的」規模と性格をもった作品によるプログラムのアルバムです。
ダルムシュタットでクリスチャン・ハインリヒ・リンク、ヴァイマールでフンメルに学んだオルガニスト、作曲家、フリードリヒ・キュームシュテット(1809−1858)の作品が2曲。
リューベックの聖マリア教会に新しく設置されたシュルツェ・オルガンを聴いた後に作曲された、自由な構造の5つの部分から成る《幻想曲》。同一主題を使った3つの楽章の《大ソナタ》は、作曲者の死後出版された作品です。
ヤン・アルベルト・ファン・エイケン(1823−1868)は、ライプツィヒ音楽院で学んだオランダのオルガニスト、作曲家。
《オルガンソナタ第2番》は、ふたつの「アレグロ」の楽章が抒情的な「アダージョ」の楽章をはさむ、古典的な構成で書かれた作品です。
フランツ・リストに学んだユリウス・ロイプケ(1834−1858)の《オルガンソナタ》は、『詩篇94番』「主よ、報復の神として 報復の神として顕現し 全地の裁き手として立ち上がり」のテクストを背景とする、彼の傑作のひとつに挙げられている作品です。
ドイツのヘルマン・オイレ・オルガン工房が製作した、19世紀ドイツのオルガンに倣った響きと音色をもつ、ソフィエンベルグ教会のオルガンによる演奏。
※録音:2019年4月23日−25日、ソフィエンベルグ教会(オスロ、ノルウェー)
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雪のように静かに
カール・クリスチャン・ニコライ・バレ(1806−1855)(マーリト・トンデル・ボスベルグ・ヴァイデ(1981−)編曲):
今一度クリスマスの鐘が鳴る(クリスマスを祝う鐘が鳴る)
オプダール民謡(エギル・ホーヴラン(1924−2013)編曲):さあ鐘よ鳴れ
ハーデナク・オト・コンラズ・スィンク(ハルトナハ・オットー・コンラート・ツィンク)(1746−1832)
(メテ・オストビュー・カンペルハウグ
編曲):フィヨルドと岸辺から
スンフィヨルド民謡(イードゥン・ヴィンスポル(1986−)編曲):幼な子は喜ばしく
アイナル・トヴィンネライム(1904−1993)(マーリト・トンデル・ボスベルグ・ヴァイデ(1981−)編曲):
静かに教会の鐘が鳴る
ヨハン・エーブラハム・ペーター・シュルス(1747−1800)(イードゥン・ヴィンスポル(1986−)編曲):
子供たちよ、あなたたちのところに行きましょう
フランツ・クサヴァー・グルーバー(1787−1863)(ビョルン・アンドル・ドラーゲ(1959−)編曲)
聖しこの夜/ジャン・シベリウス(1865−1957):クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」
トマス・ベック(1899−1963)(イードゥン・ヴィンスポル(1986−)編曲):祝福されたクリスマスイブ
シーグル・リ(1871−1904)(オイスタイン・ソンメルフェルト(1919−1994)編曲):雪
ペーデル・クヌーセン(1819−1863)(クヌート・ローケン(1944−)編曲):クリスマスイブは幸せな気持ちに
ヤコプ・ゲアハルト・マイデル(1778−1857)(イードゥン・ヴィンスポル(1986−)編曲):うるわしき青空
スヴァイン・グンデシェン(1949−)(クリスティーネ・ヴィルヘルムセン(1986−)編曲):輝く星が東の空に
トリグヴェ・ホフ(1938−1987)(マグヌス・フレムスタ(1995-)編曲):北ノルウェーのクリスマスキャロル
シュレジェン民謡(アーネ・エミーリエ・ヴォル・ミケルソン(1991−)編曲):この世はうるわし |
オスロ大学女声合唱クラブ、マーリト・トンデル・ボスベルグ・ヴァイデ(指揮)、
インゲル=リーセ・ウルスルード(オルガン) |
オスロ大学女声合唱協会の合唱団が歌うクリスマス・アルバム
☆オスロ大学女声合唱協会の合唱団がコロナ禍を受けて歌うクリスマス・アルバム。
「オスロ大学女声合唱クラブ(Kvindelige
Studenters Sangforening)(KSS)」(アカデミー女声合唱団、オスロ大学女声合唱協会)は、1895年に創設された、世界最古の学生の女声合唱グループです。
現代ノルウェーの作品を歌った『姿をあらわす黄金色の太陽のように』(LWC1144)をリリースした彼女たちは、COVID-19
によって「普通の生活」が送れなくなった2020年、『貧しき地はクリスマスの静けさに』(2009)(LWC1009)に次ぐ2作目のクリスマス・アルバムを録音しました。
ノルウェーで伝統的に歌われているキャロル、谷合で歌い継がれてたきた賛美歌。「大声で話される言葉や騒音を沈黙させる『雪』の純粋さと静けさ」をイメージしたプログラムが組まれました。
シベリウス自身が女声四部合唱のために編曲した《クリスマスの歌》(1942年編曲)などをのぞき、メンバーによる編曲とクラブの友人たちが彼女たちのために手がけたの編曲で歌われます。
※録音:2020年3月6日−8日、ウラニエンボルグ教会(オスロ)

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ニーダロス大聖堂にこだまするライプツィヒ |
マグネ・H・ドローゲン(オルガン)
[ニーダロス大聖堂のシュタインマイヤー・オルガン] |
フリチョフ・アンデシェン(1876−1937):序奏とフーガ
へ短調
ライフ・ソールベルグ(1914−2016):オルガンのためのパストラール
シーグル・イスランスモーン(1881−1964):
トッカータとパッサカリア Op.63、夜想曲(《オルガン・ソナタ》
Op.50 から)
アーリル・サンヴォル(1895−1984):6つの即興曲
Op.5
トマス・サルヴェセン(1915−1995):オルガンのためのパッサカリア
Op.5
ライフ・ソールベルグ(1914−2016):前奏曲とフーガ
ハ短調(1933)
フリチョフ・スパルデル(1896−1985):パストラール(1930)
ルードヴィーグ・ニルセン(1906−2001):序奏とフーガ
Op.6(1943) |
作曲家エドヴァルド・グリーグがライプツィヒに留学した1850年代、ノルウェーの音楽教育はまだ黎明期にあったといわれます。
ライプツィヒの音楽院は当時ヨーロッパでもっとも進歩的な音楽学校とみなされ、グリーグにつづくノルウェーの若い音楽家たちが多数、海を渡りました。
19世紀から20世紀への変わり目には、音楽院で教えていた作曲家のマックス・レーガーとオルガニストのカール・シュトラウベの下で学ぶため、ノルウェーの学生が次々とライプツィヒに留学。彼らが、帰国後、クリスチャニア(現、オスロ)や各地の教会と大聖堂のオルガニストとして活躍することになります。
ノルウェー国立音楽大学で学び、2012年からニーダロス大聖堂の音楽監督を務めるマグネ・H・ドローゲン(1974-)の新しいアルバムでは、ライプツィヒ音楽院で学んだ、あるいは彼らに学んだ音楽家たちの作品が演奏されます。
アーリル・サンヴォル(1895−1984)の《6つの即興曲》は、ノルウェー伝承の賛美歌「主なる神よ、御名の讃えられんことを」「天の砦を知っている」「神よ、われらの知識を深めさせてください」「聞け、教会の鐘が誘ってくる」「神の恩寵の豊かさ」「神とともにある真の喜び」を素材にした作品です。
北ヨーロッパで最大の教会オルガンのひとつ、ニーダロス大聖堂のシュタインマイヤー・オルガンを弾いた、『ニーダロス大聖堂のシュタインマイヤー・オルガン』(LWC1075)に次ぐ録音。
※録音:2019年6月25日−27日、ニーダロス大聖堂(トロンハイム、ノルウェー)
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LWC1206
(2CD)
¥4800
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アスハイム&ハーシュタード:白の度数
ニルス・ヘンリク・アスハイム(1960−)/ヨハン・ハーシュタード(1979−):
[Disc 1]
白の度数(ノルウェー語版)
[Disc 2]
白の度数(英語版) |
ライラ・グッディ(ノルウェー語ナレーション)、ペトロネッラ・バーカー(英語ナレーション)、
ノルウェー放送管弦楽団、クリスチャン・エッゲン(指揮)、
ハーラル・オードラン(ヴァイオリン)、
ヴィリ・オーセ(ヴァイオリン)、ヨン・ヴィーン・ソンステボー(ヴィオラ)、
エメリ・カルダス(チェロ)、ラッセ・マルハウグ(エレクトロニック・サウンド) |
作家、劇作家のヨハン・ハーシュタード(1979−)が、女の人格のさまざまな層をめくってゆく辛辣なテクストを書く。
作曲家、オルガニストのニルス・ヘンリク・アスハイム(1960−)が、無数の層で構成した「音風景」を作る。
異なる段階の「凍傷」を経験してゆく女を彼女の声とオーケストラによって描いた『白の度数(Grader
av hvitt/Degrees of White)』は、ノルウェーの芸術家ふたりのコラボレーションから生まれた作品です。
「とても静かなところね。わたしたちは、グリーンランドにいるの。近くだと思うけど、どこかに主人のアンドレーアスがいるはず。上着を脱ぎ、その上に腰をおろした。もう、凍えて死にそうだわ‛&‛&」。
ハーシュタードとアスハイムのアイデアは、年月をかけて練り上げられ、2017年2月、クリスチャン・エッゲン指揮のノルウェー放送管弦楽団の演奏で録音。
「COVID-19」の年、別セッションで録音されたノルウェー語と英語のナレーション、エレクトロニクスによるサウンドのミクシングが行われ、「シンフォニー、モノドラマ、ラジオ劇、サウンドアート」の要素をもつ「冷たく荒廃した世界」の4部のドラマが完成します。アルバムは、2枚のCDで構成され、[Disc
1]に「ノルウェー語ナレーション」、[Disc
2]に「英語」の版が収録されています。
※録音:2017年2月20日−23日(音楽)、2018年2月22日、2019年5月14日(ナレーション)、NRK(ノルウェー放送)大スタジオ(コンサートホール)(オスロ)
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STEINWAY&SONS
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『スタインウェイのオペラ・ファンタジー』
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ロベルト・ピアーナ:
プッチーニの《ボエーム》による大幻想曲/ビゼーの《カルメン》による大幻想曲
ロベルト・ピアーナ(1971-):
1. プッチーニの《ボエーム》による大幻想曲/2.
ビゼーの《カルメン》による大幻想曲 |
アントニオ・ポンパ=バルディ
(ピアノ/ハンブルク・スタインウェイ モデルD
#610511) |
録音: 2019年11月10日、2020年5月1日 スタインウェイ・ホール、ニューヨーク
イタリアのコンポーザー・ピアニスト、ロベルト・ピアーナの作品を名手アントニオ・ポンパ=バルディが奏でるシリーズ。
これまでナポリ民謡を元にしたもの(STNS-30086)などがありましたが、今回はオペラの名曲を元にしたアルバムです。
演奏時間は《カルメン》が25分、《ボエーム》は30分近くもあるいずれも大作で、それぞれのオペラに散りばめられた名旋律の数々を堪能できるのはもちろん、目の覚めるような超絶技巧も駆使した、華麗で聴き応えのある作品に仕上がっています。
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STNS-30172
(2CD)
¥3700
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『パーソナル・デーモンズ』 〜
ブゾーニ/リスト/カベラーチ/シューベルト/リーバーマン:ピアノ作品集
【DISC 1】
1-4. ロウェル・リーバーマン(1961-):
ガーゴイル Op. 29
5-12. ミロスラフ・カベラーチ(1908-1979):
8つの前奏曲
13. フランツ・リスト(1811-1886): 死の舞踏
S525/R188
【DISC 2】
1-4. リーバーマン: 4つの幻影 Op. 17
5. フランツ・シューベルト(1797-1828):
アンセルム・ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲
イ短調 D. 576
6. フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):
対位法的幻想曲
7. リーバーマン: 夜想曲第10番 Op. 99 |
ロウェル・リーバーマン
(ピアノ/スタインウェイ モデルD #533611) |
録音: 2020年8月24-27日、11月28日 ブルー・グリフィンズ・スタジオ「ザ・ボールルーム」、 ランシング、ミシガン州
アメリカに現在住んでいる作曲家の中では、最も頻繁に演奏・録音されているというコンポーザー・ピアニスト、ロウェル・リーバーマン。実際ここに収められている「ガーゴイル」などは、かなりの数の録音が既にリリースされています。
そんな彼がこれまで最も影響を受けた作品ばかりを、自作と合わせて収録したのが今回のアルバム。
幅広い音楽性とモダンなピアニズムに溢れた、彼の創作の秘密に迫る内容となっています。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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SCRIBENDUM〜ARGENTO
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エルネスト・アンセルメの芸術〜ステレオ・レコーディングス1954-1963年 |
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SC 831
(45CD)
¥14000→\11990 |
エルネスト・アンセルメの芸術〜ステレオ・レコーディングス1954-1963年
Disc 1
ドビュッシー 聖セバスティアンの殉教
1.La cour des lys 15'33''/2. La chambre
magique 10'02''/
3.La concile des faux dieux 11'54''/4.Le
laurier blesse 08'09''/
5.Le paradis 07'25''
Rec: June 1954 Victoria Hall, Geneva,
Switzerland
シュザンヌ・ダンコ,ソプラノ
ナンシー・ウー &マリー=リーズ・ド・。オンモラン,
コントラルト
トゥール・ド・ペイルス合唱団
ビゼー
6.序曲「祖国」 12'04''
ルーセル 小組曲, Op. 39
7.Aubade 03'03''/8.Pastorale 06'46''/9.Mascarade 02'49''
Rec: October 1954 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 2
ボロディン
交響曲第2番 ロ短調
1.Allegro 07'22''/2.Scherzo: Molto
vivo 05'33''/
3.Andante 06'38''/4.Finale: Allegro 06'30''
交響曲第3番 イ短調
5.Moderato assai 07'12''/6.Scherzo:
vivo moderato 08'43''
7.「イーゴリ公」序曲 (管弦楽版.グラズノフ) 10'36''
Rec: October 1954 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
バラキレフ
8.交響詩「タマーラ」 20'37''
Rec: June 1954 Victoria Hall, Geneva,
Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 3
リムスキー・コルサコフ
交響組曲「シェヘラザード」, Op.35
1.The sea and Sinbad's ship 09'30''/2.The
Kalandar Prince 10'51''/
3.The young Prince and the young
Princess 09'11''/
4.Festival at Baghdad; The sea; The
shipwreck 12'19''
Rec: September 1954 La Maison
de la Mutualite, Paris
ピエール・ネリーニ,ヴァイオリン、パリ音楽院管弦楽団
交響組曲「アンタール」, Op.9
5.Largo 11'45''/6.Allegro 05'11''/
7.Allegro risoluto alla marcia 05'42''/8.Allegretto
vivace 08'22''
Rec: June 1954 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 4
グラズノフ
1.交響詩「ステンカ・ラージン」, Op.13 14'56''
リャードフ
2.バーバ・ヤーガ, Op.56 03'06''/3.交響詩「キキモラ」,
Op.63 06'20''
管弦楽のための 8つのロシア民謡, Op. 58
4.Religious Chant 01'54''/5.Christmas
Carol 'Kolyada' 01'26''/6.Plaintive Song 02'54''/
7.Humorous Song 'I danced with the
gnat' 00'55''/8.Legend of the Birds 01'34''/
9.Cradle Song 01'53''/10.Round Dance 00'50''/11.Village
Dance Song 01'25''
Rec: June 1954 Victoria Hall, Geneva,
Switzerland
リムスキー・コルサコフ
12.「5月の夜」序曲 08'14''
組曲「皇帝サルタンの物語」, Op.57
13.The Tsar's departure and farewell 04'35''/
14.The Tsarina and her son afloat
in the cask 06'51''/15.The three wonders 07'34''
Rec: November 1956 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
16.熊蜂の飛行 01'43''
Rec: April 1957 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 5
ルーセル
交響曲第3番 ト短調, Op.42
1.Allegro vivo 05'16''/2.Adagio 08'50''/3.Vivace 03'04''/4.Allegro
con spirito 06'01''
交響曲第4番 イ長調, Op.53
5.Lento; Allegro con brio 06'02''
/6.Lento molto 09'39''/
7.Allegro scherzando 02'57''/8.Allegro
molto 04'12''
Rec: May 1956
くもの饗宴
9.Lento 10'45''/10.Lento 09'55''/11.Molto
moderato 03'39''/12.Molto lento 04'36''
Rec: October 1954
シャブリエ
13.ハバネラ 03'39''
Rec: October 1955 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 6
ファリャ
恋は魔術師
1.Introduction: En la cueva 02'27''/2.Cancion
del amor dolido 01'31''/
3.El aparecido: Danza del terror 02'17''/4.El
circulo magico: a media noche 02'56''/
5.Danza ritual del fuego 03'50''/6.Escena 00'56''/7.Cancion
del fuego fatuo 01'36''/
8.Pantomima 04'41''/9.Danza del
juego del amor 02'47''/10.Final: Les campanas
del amanecer 01'25''
マリーナ・デ・ガバライン,メゾ・ソプラノ
11.「 はかなき人生」よりスペイン舞曲第1番 03'30''
Rec: October 1955 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
三角帽子
Act I
12.Intoduccion 01'35''/13.La
tarde 05'04''/
14.Danza de la molinero: Fandango 03'38''/15.Las
uvas 04'07''
Act II
16.Danza de los vecinos: Seguidillas 03'14''/17.Danza
del moilinero: Farruca 06'57''/
18.Danza del corregidor 06'00''/19.Danza
final: Jota 06'15''
Rec: February 1961
テレサ・ベルガンサ, メゾ・ソプラノ
シューマン
20.ホルンと管弦楽のためのアダージョとアレグロ 変イ長調,
Op.70 07'55''
Rec: November 1957 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
エドモン・ルロワール,ホルン
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 7
ストラヴィンスキー
火の鳥
1.Introduction 02'35''
Tableau I
2.Le jardin enchante de Kachtchei 01'39''/3.Apparition
de l'Oiseau de feu poursuivi par Ivan Tsarevitch 02'18''/
4.Danse de l'Oiseau de feu 01'27''/5.Capture
de l'Oiseau de feu par Ivan Tsarevitch 00'57''/
6.Supplications de l'Oiseau de
feu – apparition des treize princesses
enchantees 07'28''/
7.Jeu des princesses avec les pommes
d'or 02'31''/8.Brusque apparition d'Ivan
Tsarevitch 01'18''/
9.Khorovod (ronde) des princesses 03'49''/
10.Lever du jour; Ivan Tsarevitch
penetre dans le palais de Kachtchei
01'29''/
11.Carillon Feerique, apparition
des monstres-gardiens de Kachtchei et capture
d'Ivan Tsarevitch;
Arrivee de Kachtchei l'Immortel;
Dialogue de Kachtchei avec Ivan TsarEvitch;
Intercession des princesses;
Apparition de l'Oiseau de feu 05'08''/
12.Danse de la suite de Kachtchei enchantee
par l'Oiseau de feu 00'48''/
13.Danse infernale de tous les
sujets de Kachtchei 04'47''/
14.Berceuse; Reveil de Kachtchei;
Mort de Kachtchei; Profondes tenebres 04'59''/
Tableau II
15.Disparition du palais et des
sortileges de Kachtchei;
Animation des chevaliers petrifie;
Allegresse generale 03'22''
Rec: 1955 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
ナイチンゲールの歌
16.La fete au palais de l'Empereur 05'57''/17.Les
deux rossignols 06'32''/
18.Maladie et guerison de l'Empereur 09'10''
Rec: 1956 Victoria Hall, Geneva,
Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 8
ストラヴィンスキー
1.きつね 16'03''
Rec: October 1955 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
Michel Senechal-Hugues Cuenod,
tenors; Heinz Rehfuss, baritone;
Xavier Depraz, bass; Istvan Arato,
cymbalom
ミューズを率いるアポロ
2.Prologue: Naissance d'Apollon 04'38''/3.Variation
d'Apollon: Apollon et les muses 02'42''/
4.Pas d'action 04'29''/5.Variation
de Calliope 01'26''/6.Variation de Polymnie 01'17''/
7.Variation de Terpsichore 01'43''/8.Variation
d'Apollon: Apollon et les muses 02'24''/
9.Pas de deux 03'51''/10.Coda:
Apollon et les muses 02'55''/11.Apotheose 03'21''
プルチネルラ組曲
12.Sinfonia 01'51''/13.Serenata 03'12''/14.Scherzino 01'33''/15.Allegretto 01'13''/
16.Andantino 01'18''/17.Tarantella 02'00''/18.Toccata 00'52''/
19.Gavotta con due variazioni 04'07''/20.Vivo 01'28''/21.Minuetto 02'31''/22.Finale 02'07''
Rec: 1956 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 9
ストラヴィンスキー
ペトルーシュカ
1.Tableau I: Fete populaire de la
semaine grasse 10'00''/
2.Tableau II: Chez Petrushka 04'19''/3.Tableau
III: Chez le Maure 07'26''/
4.Tableau IV: Fete populaire de la
semaine grasse, vers le soir 13'36''
春の祭典
Part I: L'Adoration de la Terre
5.Introduction 03'22''/6.Les
Augures printaniers: Danses des adolescents 03'35''/
7.Jeu de rapt 01'18''/8.Rondes
printanieres 03'15''/9.Jeux des cites rivales 01'33''/
10.Cortege du sage 01'06''/11.Le
sage 00'24''/12.Danse de la terre 01'18''
Part II: Le Sacrifice
13.Introduction 03'53''/14.Cercles
mysterieux des adolescentes 03'06''/
15.Glorification de l'elue 01'43''/16.Evocation
des ancetres 00'45''/
17.Action rituelle des ancetres 03'34''/18.Danse
sacrale: l'Elue 04'59''
Rec: 1957 Victoria Hall, Geneva,
Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 10
ドビュッシー
春
1.Tres modere 08'51''/2. Modere 06'08''
Rec: May 1957
3.牧神の午後への前奏曲 09'08''
夜想曲
4.Nuages 07'01''/5.Fetes 06'22''/6.Sirenes 09'37''
Rec: November 1957
おもちゃ箱 (管弦楽版:カプレ)
7.Prologue 02'07''/8.Tableau I:
Le magasin des jouets 10'37''/
9.Tableau II: Le champ de bataille 08'06''/10.Tableau
III: La bergerie a vendre 05'32''/
11.Tableau IV: Apres fortune faite 02'10''/12.Epilogue 01'18''
Rec: May 1957
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 11
ドリーブ
コッペリア
Tableau I
1.Prelude; Mazurka 05'06''/2.Valse 02'00''/3.Scene:
Swanhilde et Franz 03'51''/
4.Mazurka 03'37''/5.Scene: Preparatifs
de fete 01'50''/6.Ballade de l'Epi 02'10''/
7.Theme slave varie 06'25''/8.Czardas:
Danse hongroise 03'28''/9.Sortie 05'41''
Tableau II
10.Entr'acte; Valse 01'34''/11.Scene:
L'atelier de Coppelia 02'11''/12.Scene 02'42''/
13.Musique des automates 01'37''/14.Scene 01'17''/15.Scene 02'25''/
16.Chanson a boire 03'38''/17.Scene
et valse de la poupee 03'34''/
18.Scene 03'51''/19.Bolero 01'38''/20.Gigue 01'28''/21.Scene:
Final 02'13''
Rec: April 1957 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 12
ドリーブ
コッペリア
Tableau III
1.Marche de la cloche 03'11''/
Fete de la cloche
2.Valse des heures 03'42''/3.L'aurore 02'24''/4.La
priere 02'09''/
5.Le travail: La fileuse 01'25''/6.L'hymen:
Noce villageoise 01'48''/
7.La discorde et la guerre 02'44''/8.La
paix 02'58''/9.Galop final 04'11''
Rec: April 1957 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
ラヴェル
マ・メール・ロワ
10.Prelude et danse du rouet 06'15''/11.Pavane
de la Belle au bois dormant 01'33''/
12.Petit Poucet 03'03''/13.Laideronnette,
imperatrice des pagodes 03'31''/
14.Les entretiens de la Belle et
de la Bete 03'58''/15.Le jardin feerique 03'58''
Rec: November 1957
ドビュッシー
16.スコットランド風行進曲 05'41''/17.月の光
(管弦楽版:カプレ) 04'15''
Rec: October 1955 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
18.遊戯 17'08''/19.舞曲 (管弦楽版:ラヴェル) 05'42''
Rec: April 1958
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 13
リムスキー・コルサコフ
交響組曲「シェヘラザード」, Op.35
1.The sea and Sinbad's ship 10'15''/2.The
Kalandar Prince 11'14''/
3.The young Prince and the young
Princess 09'39''/4.Festival at Baghdad;
The sea; The shipwreck 12'34''
ローランド・フェニヴス,ヴァイオリン
組曲「皇帝サルタンの物語」,Op.57
5.The Tsar's departure and farewell 04'35''/6.The
Tsarina and her son afloat in the cask 06'51''/7.The
three wonders 07'34''
8.熊蜂の飛行 01'49''
Rec: 1958
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 14
リムスキー・コルサコフ
1.「ロシアの復活祭」序曲, Op.36 14'51''
Rec: November 1956 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
2.「クリスマス・イブ」組曲 23'52''/3.ドゥビヌシカ,
Op. 62 04'22''
Rec: May 1957 Victoria Hall, Geneva,
Switzerland
4.交響詩「サトコ」, Op.5 11'01''
Rec: April 1957 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
5.「雪娘」組曲 12'36''
Rec: November 1957 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
ジュネーヴ・モテット合唱団
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 15
ビゼー
カルメン組曲第1 & 2番(抜粋)
1.Prelude to Act 1 03'43''/2.Prelude
to Act 4: Aragonaise 02'13''/
3.Prelude to Act 3: Intermezzo 02'32''/4.Prelude
to Act 2: Les Dragons d'Alcala 01'39''/
5.Marche des contrebandiers: from
Act 3 03'53''/6.Habanera: from Act 1 01'47''/
7.Nocturne: from Act 3 05'04''/8.La
Garde montante: from Act 1 03'46''/
9.Danse boheme: from Act 2 04'29''
アルルの女
第1組曲
10.Prelude 06'28''/11.Minuet 03'02''/12.Adagetto 02'52''/13.Carillon 04'31''
第2組曲
14.Pastorale 05'46''/15.Intermezzo 03'32''/16.Minuet 04'03''/17.Farandole 03'28''
Rec: May 1958
ドリーブ
シルヴィア組曲
18.Prelude: Les chasseresses 05'07''/19.Intermezzo
et Valse lente 03'29''/
20.Pizzicato 01'51''/21.March:
Cortege de Bacchus 05'50''
Rec: April 1959
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 16
チャイコフスキー
くるみ割り人形, Op.71
1.Overture 03'12''
Act I
2.The Christmas tree 04'10''/3.March 02'27''/4.Galop
and dance of the parents 02'14''/
5.Dance scene: The presents of Drosselmeyer 05'16''/6.Scene:
Grandfather dance 05'35''/
7.Clara and the Nutcracker 06'35''/8.Battle
between Nutcracker and Mouse King 03'29''/
9.Scene: Pine forest in winter 03'23''/10.Scene:
and Waltz of the snowflakes 06'03''
Act II
11.The magic castle in the land of
sweets 04'01''/12.Clara and Nutcracker
Prince 04'41''
Divertissement
13.Chocolate (Spanish dance) 01'11''/14.Coffee
(Arabian dance) 03'11''/
15.Tea (Chinese dance) 01'03''/16.Trepak
(Russian dance) 01'07''/
17.Dance of the Mirlitons 02'14''/18.Les
Polichinelles 02'42''/19.Waltz of the flowers 06'25''
Rec: November 1958 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 17
チャイコフスキー くるみ割り人形, Op.71
Act II (continuation)
Pas de deux
1.Intrada 05'38''/2.Variation
I: Tarantella 00'41''/3.Variation II: Dance
of the Sugar Plum Fairy 01'59''/
4.Coda 01'22''/5.Final waltz
and apotheosis 04'55''
Rec: November 1958
ムソルグスキー 展覧会の絵(管弦楽版.ラヴェル)
6.Promenade; Gnomes 04'05''/7.Promenade;
The old castle 05'21''/
8.Promenade; Tuileries; Bydlo 04'04''/
9.Promenade; Ballet of the
unhatched chickens; Samuel Goldenberg and
Schmuyle 04'07''/
10.The marketplace at Limoges; The
Catacombs; Con mortuis in lingua mortua 05'10''/
11.The hut on fowl's legs (Baba-Yaga);
The Great gate of Kiev 08'42''
Rec: November 1959 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
ストラヴィンスキー 妖精の口づけ〜ディヴェルティメント
12.Sinfonia 06'27''/13.Danses suisses 07'08''/14.Scherzo 04'01''/
15.Pas de deux: Adagio, Variation,
Coda 07'07''
Rec: May 1962 Victoria Hall, Geneva,
Switzerland
オネゲル
16.交響的断章第1番 パシフィック231 06'16''
Rec: April 1963
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 18
チャイコフスキー 眠れる森の美女, Op.66
Prologue
1.Introduction; Marche de salon 07'55''/2.
Entree des fees; Scene dansante 04'14''
Pas de six
3.Grand adage: Petit allegro 04'15''/4.Candide 00'44''/5.Coulante,
Fleur de farine 00'34''/
6.Miettes qui tombent 00'56''/7.Canari
qui chante 00'31''/8.Violente, echevelee 00'57''/
9.La Fee des lilas voluptueuse 00'57''/10.Coda
generale 01'29''/11.Scene et final 08'10''
Act I
12.Scene des tricoteuses 06'36''/13.Grande
valse villageoise 04'20''/14.Entree d'Aurore 01'49''
Grand pas d'action
15.Grand adage a la rose 06'05''/16.Danse
des demoiselles d'honneur et des pages 01'58''/
17.Variation d'Aurore 02'38''/18.Coda 03'37''/19.Scene
et final 05'38''
Rec: April 1959 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 19
チャイコフスキー 眠れる森の美女, Op.66
Act II
1.Entr'acte et scene de la chasse
royale 02'48''/2. Colin-Maillard 01'39''
Danses des demoiselles nobles
3.Scene 00'40''/4.Danse des duchesses 00'51''/5.Danse
des baronesses 00'46''/
6.Danse des comtesses 00'32''/7.Danse
des marquises 00'45''/8.Farandole; Scene;
Danse 01'35''/
9.Scene et depart des chasseurs 04'46''/10.Entree
de l'apparition d'Aurore 05'00''/
11.Variation d'Aurore 01'25''/12.Coda 01'22''/13.Scene 00'46''/
14.Panorama 02'49''/15.Scene
and Finale 04'19''
Act III
16.Marche 02'26''/17.Grand polonaise
dansee 04'29''
Pas de quatre
18.Entree 01'51''/19.Variation
de la fee-Or 01'03''/
20.Variation de la fee-Argent 00'57''/21.Variation
de la fee-Diamant; Coda 01'27''
22.Pas de caractere: Le Chat botte
et la Chatte blanche 01'55''
Pas de quatre
23.Entree 02'14''/24.Var. de Cendrillon
et Prince Fortune 00'48''/
25.Var. de l'Oiseau bleu la Princesse
Florine 00'45''/26.Coda 01'30''/
27.Pas de caractere: Chaperon Rouge
et le Loup 01'19''/
28.Pas berrichon: Le Petit Poucet,
ses freres et l'Ogre 01'17''/
29.Pas de caractere: Cendrillon et
Prince Fortune 02'31''/
Pas de deux
30.Entree; Grand adage 03'40''/31.Variation
du Prince Desire 01'00''/
32.Variation d'Aurore 01'26''/33.Coda 01'23''/34.Sarabande 02'04''/
Finale and Apotheosis
35.Coda generale 03'55''/36.Apotheose 01'52''
Rec: April 1959 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 20
ボロディン
1.だったん人の踊り第8番 02'30''/2.だったん人の踊り第17番 11'16''
Rec: November 1960 Choeur des
Jeunes & Choeur de Radio, Lausanne
3.中央アジアの草原にて 06'44''
Rec: February 1961
ラヴェル スペイン狂詩曲
4.Prelude a la nuit 03'53''/5.Malaguena 01'55''/6.Habanera 02'21''/7.Feria 06'08''
Rec: November 1957
8.ラ・ヴァルス 13'04''/9.ボレロ 14'23''
Rec: April 1963
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 21
チャイコフスキー 白鳥の湖, Op.20 (abridged
version)
Act I
1.Introduction: Moderato assai; Scene:
Allegro giusto 05'45''/2.Valse 06'45''/
3.Pas de trois 07'00''/
Entree: Allegro; Allegro semplice;
Moderato; Allegro; Coda: Allegro vivace
4.Sujet; Danse des coupes: Tempo
di polacca 04'51''
Act II
5.Scene: Moderato 02'36''/6.Scene:
Allegro moderato; Scene: Allegro 07'57''
Danse des cygnes
7.Tempo di valse 02'16''/
8.Pas d'action, Deuxieme danse
de la reine des cygnes:Andante non troppo 05'43''/
9.Danse des petits cygnes: Allegro
moderato 01'16''/10.Tempo di valse 01'32''/
11.Premiere danse de la reine des
cygnes:Moderato assai 01'44''/12.Coda:
Allegro vivace 02'18''
Act III
13.Danse des fiancailles: Allegro
giusto 02'54''/
14.Scene, Entree des invites et
la valse: Allegro 03'34''/15.Scene: Allegro 01'53''/
16.Danse espagnole: Allegro non
troppo, tempo di bolero 02'17''/
17.Danse napolitaine 02'09''/18.Mazurka 02'50''/19.Danse
hongroise: Czardas 02'27''
Act I
20.Pas de deux 07'37''
Entree: Valse; Andante; Valse;
Coda: Allegro molto vivace
Rec: November 1958 Victoria
Hall, Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 22
チャイコフスキー 白鳥の湖, Op.20 (abridged
version)
Act IV
1.Scene: Allegro agitato 02'04''/2.Scene
finale: Andante: Allegro agitato 06'04''
Rec: November 1958 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
交響曲第6番 ロ短調, Op.74「悲愴」
3.Adagio: Allegro non troppo 18'11''/4.Allegro
con grazia 07'05''/
5.Allegro molto vivace 08'47''/6.Finale:
Adagio lamentoso; Andante 09'42''
Rec: October 1956 Victoria
Hall, Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 23
ベートヴェン
交響曲第2番 ニ長調, Op. 36
1.Adagio molto: Allegro con brio 10'37''/2.Larghetto 12'00''/
3.Scherzo: Allegro 03'46''/4.Allegro
molto 07'05''
Rec: January 1960 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
交響曲第4番 変ロ長調, Op.60
5.Adagio; Allegro vivace 12'30''/6.Adagio 09'46''/
7.Allegro vivace 05'54''/8.Allegro,
ma non troppo 07'26''
9.コリオラン序曲, Op.62 07'06''
Rec: November 1958 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 24
ベートヴェン 交響曲第3番 変ホ長調,
Op.55「英雄」
1.Allegro con brio 14'36''/2.Marcia
funebre: Adagio assai 15'16''/
3.Scherzo: Allegro vivace 06'00''/4.Finale:
Allegro molto 12'15''
Rec: April 1960 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
5.プロメテウスの創造物序曲, Op.43 05'25''/6.フィデリオ序曲,
Op.72c 05'59''/
7.レオノーレ序曲第2番, Op.72a 13'48''
Rec: January 1960 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 25
ベートヴェン
交響曲第5番 ハ短調, Op.67
1.Allegro con brio 07'38''/2.Andante
con moto 09'48''/3.Allegro 05'12''/4.Allegro 08'41''
Rec: May 1958 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
交響曲第6番 ヘ長調, Op.68 「田園」
5.Erwachen heiterer Empfindungen
bei der Ankunft auf dem Lande: Allegro ma
non troppo 09'45''/
6.Szene am Bach: Andante molto mosso 12'39''/
7.Lustiges Zusammensein der Landleute:
Allegro 05'50''/8.Gewitter, Sturm: Allegro 03'42''/
9.Hirtengesang; Frohe und dankbare
Gefuhle nach dem Sturm: Allegretto 08'32''
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 26
ベートヴェン
交響曲第7番 イ長調, Op.92
1.Poco sostenuto; Vivace 11'47''/2.Allegretto 08'53''/
3.Presto; Assai meno presto 09'26''/4.Allegro
con brio 08'57''
Rec: January 1960 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
5.エグモント序曲, Op.84 08'27''
Rec: May 1958
スイス・ロマンド管弦楽団
6.大フーガ 変ロ長調, Op.133 17'05''
Rec: May 1959 Victoria Hall, Geneva,
Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 27
ベートヴェン 交響曲第9番 ニ短調, Op.125
1.Allegro, ma non troppo, un poco maestoso 16'23''/2.Molto
vivace 11'19''/
3.Adagio molto e cantabile 15'16''/4.Presto 24'14''
Rec: April 1959 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)、ノーマ・プロクター(メゾ・ソプラノ)、
アントン・デルモータ(テノール)、アルノルト・ヴァン・ミル(バス)、
ブラッシュ合唱団、ヴォー国民協会青年合唱団、スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 28
ウェーバー
1.序曲「魔弾の射手」 09'08''/2.序曲「プレチオーザ」 07'07''/3.「幽霊の支配者」序曲 05'52''/
4.「オベロン」序曲 08'22''/5.「 オイリアンテ」序曲 08'30''/6.「アブ・ハッサン」序曲 03'20''/7.祝典序曲 07'27''
Rec: November 1958
シューマン 謝肉祭, Op.9(管弦楽版.グラズノフ,リムスキー・コルサコフ,リャードフ,
チェレプニン)
8.Preambule 02'32''/9.Pierrot 01'17''/10.Arlequin 01'10''/11.Valse
noble 01'37''/
12.Eusebius 01'27''/13.Florestan 01'00''/14.Coquette 01'37''/15.Papillons 00'59''/
16.A.S.C.H - S.C.H.A. 00'53''/17.Chiarina 00'57''/18.Chopin 01'47''/19.Estrella 00'33''/
20.Reconnaissance 01'33''/21.Pantalon
et Colombine 01'06''/22.Valse Allemande 00'57''/
23.Paganini 01'26''/24.Aveu 01'00''/25.Promenade 01'33''/
26.Pause 00'27''/27.Marche des Davidsbundler
contre les Philistins 02'47''
Rec: November 1959 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 29
J.S.バッハ
組曲第2番 ロ短調, BWV.1067
1.Ouverture 06'20''/2.Rondeau 01'38''/3.Sarabande 03'56''/
4.Bourree I-II 02'00''/5.Polonaise 03'38''/6.Menuet 01'15''/7.Badinerie 01'34''
アンドレ・ペパン,フルート
組曲第3番 ニ長調, BWV.1068
8.Overture 06'52''/9.Air 05'56''/10.Gavotte
I-II 03'50''/11.Bouree 01'20''/12.Gigue 02'56''
Rec: November 1961 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
リスト
13.フン族の戦い 14'48''
Rec: November 1959
スイス・ロマンド管弦楽団
ロッシーニ 風変わりな店,抜粋(編曲.レスピーギ)
14.Tarantella 02'08''/15.Andantino
mosso 02'40''/16.Can-Can 02'06''
シューマン 謝肉祭, Op. 9, 抜粋 (管弦楽版.グラズノフ,リムスキー・コルサコフ)
17.Pierrot 01'10''/18.Reconnaissance 01'36''/19.Pantalon
et Colombine 01'08''/20.Aveu 01'10''
ショパン レ・シルフィード,抜粋 (管弦楽版.ロイ・ダグラス)
21.Prelude 01'47''/22.Mazurka 01'56''/23.Valse 05'42''
Rec: January 1959 Kingsway Hall,
London
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
Disc 30
ラヴェル
1.高雅で感傷的なワルツ 15'41''
クープランの墓
2.Prelude 03'37''/3.Forlane 05'32''/4.Menuet 04'53''/5.Rigaudon 03'01''
Rec: November 1960
6.ツィガーヌ,演奏会用狂詩曲 10'16''
Rec: March 1959
ルッジェーロ・リッチ,ヴァイオリン
ダフニスとクロエ第2組曲
7.Lever du jour 06'03''/8.Pantomime 06'43''/9.Danse
generale 03'44''
Rec: November 1960 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
デュカス
10.ラ・ペリ:ファンファーレ 02'18''/11.ラ・ペリ:
舞踏詩 18'09''
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 31
ビゼー
交響曲 ハ長調
1.Allegro vivo 07'32''/2.Adagio 08'18''/3.Allegro
vivace 04'26''/4.Allegro vivace 06'53''
子供の遊び, Op.22
5.Marche: Trompette et tambour 02'16''/6.Berceuse:
La poupee 02'28''/
7.Impromptu: La toupie 01'01''/8.Duo:
Petit mari, petite femme 03'24''/9.Galop:
Le bal 01'50''
「美しきパースの娘」組曲
10.Prelude 03'57''/11.Serenade 02'09''/12.Marche 03'10''/13.Danse
bohemienne 03'08''
Rec: October 1960
オッフェンバック
14.「天国と地獄」序曲 08'57''/15.「
美しきエレーヌ」序曲 08'37''
エロルド
16.「ザンパ」序曲 07'54''
Rec: May 1960
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 32
ラロ
スペイン交響曲, Op.21
1.Allegro non troppo 07'46''/2.Scherzando;
Allegro molto 04'29''/
3.Intermezzo; Allegretto non troppo 06'10''/4.Andante 06'18''/5.Rondo:
Allegro 08'25''
Rec: March 1959
ルッジェーロ・リッチ,ヴァイオリン
6.「イスの王様」序曲 11'53''
トマ
7.「ミニヨン」序曲 08'21''/8.「ライモンド」序曲 07'32''
オーベール
9.「黒いドミノ」序曲 06'58''/10.フラ・ディアヴォロ」序曲 07'47''
Rec: May 1960
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 33
ストラヴィンスキー
交響曲ハ長調
1.Moderato alla breve 10'48''/2.Larghetto
concertante 08'01''/
3.Allegretto 05'03''/4.Largo: Tempo
giusto alla breve 07'18''
3楽章の交響曲
5.? = 160 10'33''/6.Andante 05'49''/7.Con
moto 06'23''
8.管楽器のための交響曲 09'14''
Rec:1960
グリンカ
9.カマリンスカヤ幻想曲 06'52''
Rec: February 1961 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
10.「皇帝に捧げた命」序曲 09'18''
Rec: February 1961 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 34
ストラヴィンスキー
妖精の接吻
1.Scene I: Prologue 08'25''/2.Scene
2: Une fete au village 11'05''/
3.Scene 3: Au moulin 14'42''/4.Scene
4: Epilogue, Berceuse des demeures eternelles 08'50''
Rec: 1963 Victoria Hall, Geneva,
Switzerland
詩篇交響曲
5.Psaume XXXIX 03'36''/6.Psaume
XL 07'12''/7.Psaume CL 10'33''
Rec: 1961
Choeur des Jeunes & Choeur
de Radio, Lausanne
Chorus master: Andre Charlet
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 35
メンデルスゾーン
1.「真夏の夜の夢」序曲, Op.21 11'52''
付随音楽「真夏の夜の夢」, Op. 61 ,
抜粋
2.Scherzo 04'41''/3.Notturno 06'32''/4.Wedding
March 05'03''
シューベルト
ロザムンデ, D.747, 抜粋
5.Overture: Die Zauberharfe, D.644 09'50''/6.Ballet
music No.1 in B minor 07'55''/
7.Entr'acte No.2 in D major: Andante 03'07''/
8.Entr'acte No.3 in B flat major:
Andantino 06'49''/9.Ballet music No.2 in
G major 06'42''
Rec: January 1960 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949)
幻想的舞曲集, Op.22
10.Exaltacion 05'32''/11.Ensueno 05'35''/12.Orgia 04'25''
Rec: May 1960 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 36
ドビュッシー
管弦楽のための映像
1.Gigues 07'38''
イベリア:
2.Par les rues et par les chemins 06'51''/3.Les
parfums de la nuit 07'10''/
4.Le matin d'un jour de fete 04'15''/5.Rondes
de printemps 08'00''
Petite suite
6.En bateau 03'46''/7.Cortege 02'58''/8.Menuet 03'14''/9.Ballet 03'25''
ラヴェル
10.亡き王女のためのパヴァーヌ 05'53''
Rec: February 1961
11.道化師の朝の歌 06'59''
Rec: November 1960
マルタン 弦楽合奏のための練習曲
12.Ouverture 04'01''/13.Pour enchainement
des traits 02'28''/14.Pour le pizzicato 03'03''/
15.Pour l'expression et le sostenuto 03'28''/16.Pour
le style fugue 06'03''
Rec: 1961
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 37
フランク 交響曲 ニ短調
1.Lento; Allegro non troppo 18'23''/2.Allegretto 10'48''/
3.Allegro non troppo 10'35''/4.Le
chasseur maudit 14'41''
Rec: March 1961
オネゲル 交響曲第2番
5.Molto moderato; Allegro 11'32''/6.Adagio
mesto 07'33''/7.Vivace non troppo 05'14''
Rec: January 1961
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 38
プロコフィエフ バレエ組曲「ロメオとジュリエット」
1.The Montagues and the Capulets 05'40''/2.Juliet,
the little girl 03'28''/3.Madrigal 03'14''/
4.Minuet 02'41''/5.Romeo and Juliet 07'33''/6.Death
of Tybalt 04'14''/7.Masks 01'50''/
8.Dance 01'52''/9.Romeo and Juliet
before parting 08'32''/10.Romeo at Juliet's
grave 06'28''
Rec: November 1961 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland The Love of the Three
Oranges Suite, Op.33 (excerpts)
11.March 01'42''/12.Scherzo 02'33''
Rec: February 1961 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
ストラヴィンスキー 組曲「兵士の物語」
13.Marche du soldat 01'42''/14.Musique
pour scene 1 02'40''/15.Musique pour scene
2 02'25''/
16.Marche royale 02'40''/17.Petit
concert 02'57''/18.Tango; Valse; Ragtime 06'13''/
19.Danse du diable 01'28''/20.Chorale 03'04''/21.Marche
triomphale du diable 02'13''
Rec: 1961 Victoria Hall, Geneva,
Switzerland Michael Schwalbe, violin; Hans
Fryba, double-bass;
Leon Hoogstoal, clarinet; Henri
Helaerts, bassoon;
Paolo Longinotti, cornet; Pierre
Aubapan, trombone; Charles Peschier, percussion
Disc 39
プロコフィエフ 交響曲第1番 ニ長調,
Op.25「古典」
1.Allegro 04'46''/2.Larghetto concertante 04'23''/
3.Gavotta: Non troppo allegro 01'29''/4.Finale:
Vivace 04'17''
Cinderella suite
5.Introduction 02'39''/6.Pas de
chat 03'34''/7.Quarrel 03'19''/
8.Cinderella dreams of the ball 03'28''/9.Fairy
Godmother and Winter Fairy 04'26''/
10.Mazurka 04'52''/11.Cinderella
goes to the ball 02'31''/
12.Cinderella at the castle 06'53''/13.Bourree 01'22''/
14.Galop 04'16''/15.Cinderella's
waltz; Midnight 04'48''
Rec: February 1961 Victoria Hall,
Geneva
ストラヴィンスキー
組曲第1番
16.Andante 01'18''/17.Napolitana 01'05''/18.Espanola 00'58''/19.Balalaika 01'00''
組曲第2番
20.Marche 01'15''/21.Valse 01'59''/22.Polka 01'01''/23.Galop 02'17''
4つの練習曲
24.Danse 01'00''/25.Excentrique 01'55''/26.Cantique 04'06''/27.Madrid 02'48''
Rec: 1962
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 40
サン・サーンス 交響曲第3番 ハ短調,
Op.78 「オルガン付き」
Part I
1.Adagio; Allegro moderato 10'56''/2.Poco
adagio 10'00''
Part II
3.Allegro moderato; Presto 07'49''/4.Maestoso;
Allegro 08'39''
Rec: May 1962 Pierre Segon,
organ
フォーレ
管弦楽組曲「ペレアスとメリザンド」,
Op.80
5.Prelude 05'49''/6.La fileuse 03'08''/7.Sicilienne 03'47''/
8.Molto adagio 04'13''/9.Penelope,
prelude 07'58''
管弦楽組曲「マスクとベルガマスク」,
Op.112
10.Ouverture 03'28''/11.Menuet 02'42''/12.Gavotte 03'11''/13.Pastorale 04'10''/
Rec: February 1962
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 41
ハイドン
交響曲第82番 ハ長調 「熊」
1.Vivace assai 07'37''/2.Allegretto 07'15''/3.Menuet 04'22''/4.Finale:
Vivace 05'54''
交響曲第.83番 ト短調 「めんどり」
5.Allegro spiritoso 05'49''/6.Andante 05'09''/7.Menuet:
Allegro 04'21''/8.Finale: Vivace 04'02''
交響曲第84番 変ホ長調
9.Largo; Allegro 06'52''/10.Andante 07'41''/11.Menuet:
Allegro 03'39''/12.Finale: Vivace 05'57''
Rec: April 1962 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 42
ハイドン
交響曲第85番 変ロ長調「王妃」
1.Adagio; Vivace 07'53''/2.Romance:
Allegretto 07'52''/
3.Menuet: Allegretto 04'26''/4.Finale:
Presto 03'30''
交響曲第86番 ニ長調
5.Adagio; Allegro spiritoso 07'05''/6.Capriccio:
Largo 05'54''/
7.Menuet: Allegretto 05'38''/8.Finale:
Allegro con spirito 06'36''
交響曲第87番 イ長調
9.Vivace 07'16''/10.Adagio 06'18''/11.Menuet 04'31''/12.Finale:
Vivace 04'31''
Rec: April 1962 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 43
アルベニス イベリアから(管弦楽版. アルボス)
1.Evocacion 05'41''/2.El Corpus en
Sevilla 08'19''/3.Triana 04'35''/4.El
puerto 04'22''/
5.El albaicin 06'52''/6.ナバーラ
(compl. Deodat de Severac, orch. Arbos) 05'12''
Rec: May 1960
ブラームス 交響曲第1番 ハ短調, Op.
68
7.Un poco sostenuto; Allegro; Meno
allegro 12'36''/8.Andante sostenuto 08'48''/
9.Un poco allegretto e grazioso 04'48''/
10.Adagio; Piu andante; Allegro non
troppo, ma con brio; Piu allegro 16'34''
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 44
ブラームス
交響曲第2番 ニ長調, Op.73
1.Allegro non troppo 19'38''/2.Adagio
non troppo; L'istesso tempo, ma grazioso 09'50''/
3.Allegretto grazioso: quasi Andantino;
Presto, ma non assai 05'12''/4.Allegro
con spirito 09'12''
交響曲第3番 ヘ長調, Op.90
5.Allegro con brio; Un poco sostenuto;
Tempo I 11'51''/6.Andante 07'43''/
7.Poco allegretto 06'06''/8.Allegro 08'28''
Rec: February 1963 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団
Disc 45
ブラームス
交響曲第4番 ホ短調, Op.98
1.Allegro non troppo 11'48''/2.Andante
moderato 11'25''/
3.Allegro giocoso; Poco meno presto;
Tempo I 06'32''/4.Allegro energico e passionato;
Piu allegro 09'48''
5.大学祝典序曲, Op.80 09'37''/
6.ハイドンの主題による変奏曲, Op.56a 16'59''/7.悲劇的序曲,
Op.81 13'09''
Rec: February 1963 Victoria Hall,
Geneva, Switzerland
スイス・ロマンド管弦楽団 |
<映像>

3/9(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AVIE
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クリストファー・タイラー・ニッケル!
53分に及ぶ単一楽章の「交響曲第2番」!
クリストファー・タイラー・ニッケル(1978-):
交響曲第2番 (2016/2018)
※世界初録音 |
クライド・ミッチェル(指揮)
ノースウエスト・シンフォニア |
☆クリストファー・タイラー・ニッケル第2弾!
☆53分に及ぶ単一楽章の「交響曲第2番」!
オーボエ協奏曲集(AV2433)に続く、Avieからリリースされるクリストファー・タイラー・ニッケルの録音プロジェクト第2弾。
クリストファー・タイラー・ニッケル(1978-)はコンサートホール用の作品だけでなく、映画、テレビ、劇場のための音楽も得意とするカナダの現代作曲家。
2016年作曲、2018年改訂の交響曲第2番は53分に及ぶ長さの単一楽章で書かれた、広大で深みのある感動的な作品。
作曲家自身はこの交響曲について「邪魔でありながらも誘惑するアイディアの間にある鏡で構成されている」「それぞれがお互いに向き合うときに摩擦と不協和音が生じる」「絶妙に魅力的なものとグロテスクなものが同時に存在している」等と説明しています。
※録音:2019年11月5日、バスティア大学聖トーマス礼拝堂(アメリカ、ケンモア)

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DUX
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クションジェク・ピアノ・デュオ 〜 アレンスキー&ラフマニノフ
ラフマニノフ:組曲第1番 Op.5《幻想的絵画》
アレンスキー:
組曲第4番 Op.62、組曲第1番 Op.15、
組曲第2番 Op.23《シルエット》 |
クションジェク・ピアノ・デュオ
〔クシシュトフ・クションジェク(ピアノ)、
アグニェシュカ・ザハチェフスカ=クションジェク(ピアノ)〕
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ポーランドの逸材クシシュトフ・クションジェク登場!クションジェク夫妻のデュオが繰り広げるロシア音楽!
ウクライナのショパン国際ピアノ・コンクールやイタリアのチッタ・ディ・アヴェッツァーノ国際ピアノ・コンクール、ポーランド全国ショパン・ピアノ・コンクールなど数々のコンクールで第1位を受賞し、2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールではセミファイナル進出と2つの特別賞受賞、そして2018年の第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールでは第3位とマズルカ賞を受賞するなど、すでに数々の目覚ましい実績を誇るポーランド期待の逸材クシシュトフ・クションジェク(1992−)。
トマシュ・リッテルやシモン・ネーリングたちと並び、ポーランドの鍵盤楽器シーンを担う次代の巨匠候補であるクションジェクが、夫人であるアグニェシュカ・ザハチェフスカ=クションジェクとのピアノ・デュオで繰り広げるのは、ラフマニノフとアレンスキーのロシアン・プログラム!
クションジェク・ピアノ・デュオは2012年のデュオ結成以来、スワヴォミール・チェルピク、マリア・スワジュガー=クラコウスカ、アリエ・ヴァルディといった名教師たち指導を受け、2019年にはチェコのイェセニークで開催された第21回シューベルト国際ピアノデュオ・コンクールにおいて第2位と特別賞(シューベルト賞)を受賞するなど、現在ポーランドで最も勢いのあるピアノ・デュオの1つとして大きな期待を寄せられています。
ショパンをはじめとした母国ポーランドの作品ではなく、ラフマニノフとアレンスキーの2台ピアノのためのロシア音楽を選んできたクションジェク夫妻。夫婦デュオならではの絶妙なコンビネーションで、2台ピアノのためのロシア音楽の醍醐味を楽しませてくれます。
※録音:2020年6月23日−26日、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロピアン・センター・コンサート・ホール(ルスワビツェ、ポーランド)
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KAIROS
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細川俊夫:フルート作品集
フルート独奏のための《線Ⅰ》(1984)
フルートと笙のための《鳥たちへの断章Ⅲ》(1990)*
フルート独奏のための《垂直の歌Ⅱ》(1995)
バスフルートのための《息の歌》(1997)
フルートとピアノのための《リート》(2007)
アルトフルートのための《黒田節》(2004) |
上野由恵(フルート)
宮田まゆみ(笙)*
中川賢一(ピアノ)�
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上野由恵が吹く、細川俊夫フルート作品集!
☆上野由恵のデビューCDから10年目の節目に発売される、細川俊夫フルート作品集!
☆細川俊夫自身による日本語解説付き!
日本のトップ・フルーティスト、上野由恵による細川俊夫フルート作品集!
ドイツで尹伊桑、ブライアン・ファーニホウとクラウス・フーバーに作曲法を師事し、日本の伝統的な文化や音楽、それらの美的・精神的基盤に基づいた作品によって現代日本を代表する作曲家、細川俊夫(1955-)。
その細川が「完璧な技巧と豊かで繊細な音楽性」「人籟、地籟の響きを超えた『天の響き』が聴こえてくる」と称賛する上野由恵のフルートで、《線
I》や《鳥たちへの断章III》といった名作を収録した、理想的なアルバムの登場です。
毛筆で書く線を音で表現した「音の書(カリグラフィー)」というアイディアの原点
《線 I》(1984)は、細川のその後の作曲活動の出発点となった重要作品。
《鳥たちへの断章III》(1990)は笙奏者、宮田まゆみとの出会いから生まれた作品で、武満徹の還暦祝いとして作曲されました。こちらもフルート(バスフルート、ピッコロ)によって毛筆の線が表現されています。細川俊夫自身による日本語解説付き。
※録音:2020年7月2‐3日、神奈川県立相模湖交流センター

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フリードリヒ・チェルハ:I. Keintate
フリードリヒ・チェルハ(1926-):
I. Keintate(1980/82)
Eine letzte Art Chansons(1つの芸術的な歌)
(1989) |
H.K.グルーバー(シャンソニエ)
アンサンブル・ディ・ライエ
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フリードリヒ・チェルハ95歳の誕生日&KAIROSレーベルの100タイトルリリース記念!
現代を代表するオーストリアの作曲家、フリードリヒ・チェルハの95歳の誕生日(2021年2月17日)と、KAIROSレーベルの100タイトルリリース記念(Paladino加入以降)、2つのアニヴァーサリーを祝う特別な1枚!
KAIROSの創立以来、レーベルのアーティストとしても活躍してきたチェルハの功績を称え、彼のあまり知られていないウィーン風の作品を、アンサンブル・ディ・ライエとの関わりも深い指揮者、作曲家、シャンソニエのH.K.グルーバーによる演奏で収録しています。
どちらの作品もサウンド的には非常に親しみやすく、ホイリゲ(酒場)で演奏されている地元の音楽の伝統を継承しながらも、ウィーンの民族音楽や芸術音楽の音楽的、精神的な魂を深く掘り下げています。
※録音:1984年6月(I. Keintate)、1993年6月(Eine
letzte Art Chansons)
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アルベルト・ポサダス:Veredas 〜 サクソフォン作品集
アルベルト・ポサダス(1967-): Veredas(道)
1.Ruinas(2014)(テナー・サクソフォンのための)
2.Fragmentos Facturados(2014)(アルト・サクソフォンのための)
3.Seran Ceniza(2015)(ソプラノ・サクソフォンのための)
4.Objetos de la noche(2015)(バリトン・サクソフォンのための)
5.Arietta(2016)(ソプラニーノ・サクソフォンのための)
6.Limite(2018)(バス・サクソフォンのための) |
リカルド・カペリーノ・カルロス(サクソフォン) |
現代スペインを代表する作曲家アルベルト・ポサダス(1967-)による、サクソフォンのための作品集。
ポサダスはフランシスコ・ゲレーロのもとで作曲を学び、楽器の音響をミクロのレベルで探った上で音楽的素材を手に入れるという発想に基づく「マイクロ・インストゥルメンテーション」を長年研究するなど、数学的なアプローチを用いて音楽と自然との関係を探求しています。
本アルバムに収録されたサイクル《Veredas(道)》は近さと距離、厳格さと自由、具体性とユートピアといった、一見相反するものの間の相互作用がテーマのひとつとなっており、各作品は異なる演奏会場で演奏されます。
音符の構成は厳格ですが、聴き手は作品ごとに音に対する位置を変えながら、自由かつ個人的にアクセスし楽しむことが可能です。
※録音:2019年11月&2020年1月(スペイン、バレンシア)
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PRIMA CLASSIC
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12弦ギターによるロマン派作品集 |
アンデルス・ミオリン(12弦ギター DODEKA) |
ベートーヴェン:アダージョ・カンタービレ
Op.13/
シューベルト:セレナーデ D.957、涙の賛美
D.711、住処 D.957/
ショパン:華麗なる円舞曲 Op.34‐2、夜想曲
Op.9-2、前奏曲 Op.28-15/
ナポレオン・コスト(1805−1883):夢 Op.53、オートゥイユの夜会
Op.23 より セレナーデ、スケルツォ/
ヨハン・カスパール・メルツ(1806−1856):
吟遊詩人の調べ Op.13 より ロマンス、マルヴィーナへ、愛の歌、ゴンドラ漕ぎ、フィンガルの洞窟、不安 |
ドビュッシーやラヴェル、サティなど、クラシックのピアノ音楽をギター用に編曲したアルバムが好評を博したスウェーデン出身のギタリスト、アンデルス・ミオリンのロマン派アルバム。
各作品のアレンジはミオリン自身が行っており、ロマン派の先駆者ベートーヴェン、ショパン、シューベルト、そして6弦、7弦ギターのために作曲されたコスト、メルツの名曲を、特別な12弦ギター「DODEKA」の深みのある豊かなサウンドでお楽しみいただけます。
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PRIMA FACIE
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マイケル・チャーニ=ウィルスの交響曲第1番、
迫力あるサウンドが特徴のシンフォニー
マイケル・チャーニ=ウィルス:交響曲第1番
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マーク・イーガー(指揮)
カーディフ大学交響楽団
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数々の受賞歴を持ち、2013年9月からウェールズ・シンフォニアのコンポーザー・イン・レジデンスを務めている作曲家、マイケル・チャーニ=ウィルスの交響曲第1番。
彼の作曲ジャンルは室内楽から合唱、管弦楽、映画のスコアまで幅広く、最近の管弦楽作品は英国全土で広く演奏されているほか、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカで新作の委嘱を受けています。
映画音楽好きにもおすすめしたい、迫力あるサウンドが特徴のシンフォニーです。
※録音:2020年2月
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マーク・ダーヴィル=エヴァンス:The Heart
Flies Upward
Arrival/Birdsong/Magician/
The Heart Flies Upward - Part I - Sunrise、
Part II - The Dream、Part IIb - Greetings、
Part III - Ceremonies、Part IV - Into the
Sun、
Part V - Climbing the Steps、Part VI -
Top of the World、
Part VIb - The Dance、Part VII - The Heart
Flies Upward、
Part VIII - Reunited with the Sun/
Hiraeth |
シーワン・リース(ピアノ)
サイモン・マーサー(オルガン)
スティーヴ・ウォーターマン(トランペット)
プリマ・フェイシー・アンサンブル
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英国を拠点に活動するクラシカル・クロスオーバーの作曲家、マーク・ダーヴィル=エヴァンスの、『Seeds
of Time』(PFCD056)に続くPrima Facieレーベル2枚目のアルバム。
ダーヴィル=エヴァンスはショパン、ドビュッシー、グラス、坂本龍一、サティらの影響を受け、クラシック音楽やプログレッシブ・ロックの側面とコンテンポラリー・ジャズに見られるリズムや構造的なニュアンスを融合させたスタイルを持つ作曲家で、ピアニストのピアーズ・レーンやピンク・フロイドのニック・メイスンなど、さまざまな著名人からも支持を得ています。
演奏にはジャズ・トランペッターのスティーヴ・ウォーターマンとクラシック・ピアニストのシーワン・リース、そしてプリマ・フェイシー・アンサンブルを構成する才能ある若手ミュージシャンたちが参加しています。
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ロナルド・スティーブンソン(1928−2015):
ケルティック・ハープのための民謡編曲集 |
ジェーン・フォード(レバー・ハープ) |
What The Fairy Harper Told Me (from '3
Scots Fairy Tales')/Harp Of Gold/The Ash
Grove/
Hal-an-Tow/A Fairy's Love Song/The
Sheep Under The Snow/Savoureen Delish/
The Cockle Gatherer/Tune From County
Derry/Eriskay Love Lilt/Ben Dorain/
La Basse-Bretonne/The Old Woman's Reel/L'Aneglus
Breton/The Christ Child's Lullaby/
Song For John MacLeod Of Dunvegan/Lament
For The Lost Harp Key/Lonely Monday/
Wednesday's Remembrance/Song To MacLeod
Of Dunvegan/
The Fiddler's Contempt/Lament For Rory's
Sister/Lude's Supper |
ピアニストとしてイギリス国内外で活躍する一方、自身のレバー・ハープをイギリス中で演奏し、ケルトの歴史を称える才能豊かなハーピスト、ジェーン・フォード。
2020年、Covid-19のパンデミックによりヨーロッパがロックダウン状態に入った時、彼女は自分の音楽経験と才能と想像力を駆使して希望と慰めのメッセージを発信し、困難な時期に暗闇の中の光となるような、とても特別なハープアルバムを作りたいと考えました。
このアルバムのためのレパートリーを選ぶ際、ジェーンはロナルド・スティーブンソン(1928-2015)の優れた作曲に目を向けました。
スコットランド人の父とウェールズ人の母を持つスティーブンソンは、「...ケルトの伝統を強く意識していた」(The
Stevenson Society)といい、彼のケルティック・ハープのためのアレンジは、スコットランド、アイルランド、イングランド、ウェールズ、ブルターニュの伝統的な曲をスリリングかつユニークに解釈し、古代のメロディーや伝統を現代風にアレンジしています。
レコーディングはロックダウンのなか完全に非公開で行われ、ハープがひそやかに紡ぎだす旋律が心に沁みる、感動的な1枚に仕上がっています。
※録音:2020年4月&6月
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PRO PIANO
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国内代理店が誕生したので再掲載 |
PPR224507
【旧譜】
¥2500 →\2290
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ミシェル・ブロック(ピアノ)
ショパン:マズルカ集 |
ミシェル・ブロック(ピアノ) |
マズルカ ハ長調 Op.67 No.3/マズルカ ヘ長調
Op.68 No.3/マズルカ ヘ短調 Op.68 No.4/
マズルカ イ短調 Op.17 No.4/マズルカ イ短調
Op.7 No.2/マズルカ ヘ短調 Op.7 No.3/
マズルカ 嬰ハ短調 Op.41 No.1/マズルカ
ホ短調 Op.41 No.2/マズルカ ト短調 Op.24
No.1/
マズルカ 変ロ短調 Op.24 No.4/マズルカ
嬰ハ短調 Op.30 No.4/マズルカ ト長調 Op.50
No.1/
マズルカ 変イ長調 Op.50 No.2/マズルカ
嬰ハ短調 Op.50 No.3/マズルカ ロ長調 Op.56
No.1/
マズルカ ハ長調 Op.56 No.2/マズルカ ハ短調
Op.56 No.3/マズルカ イ短調 Op.59 No.1/
マズルカ 変イ長調 Op.59 No.2/マズルカ
ヘ短調 Op.63 No.2/
マズルカ 嬰ハ短調 Op.63 No.3/マズルカ
イ短調 ノートル・タン(遺作) |
ベルギーの名ピアニスト、ミシェル・ブロックの貴重なショパン・マズルカ集!
1960年の第6回ショパン国際ピアノコンクールでは入選という結果に審査委員長のアルトゥール・ルービンシュタインが大きな疑問を抱き、優勝者のポリーニに次ぐ待遇の特別賞を授与されたという異例のエピソードでその名を知られるベルギー出身の名ピアニスト、ミシェル・ブロックのショパン・マズルカ集。
本アルバムはそのショパン国際ピアノコンクールから35年後、ブロック58歳という円熟期の録音で、落ち着いていながらも味わい深い演奏で名ピアニストぶりを発揮。遺された録音が少ないことが悔やまれます。
※録音:1995年7月13日−14日、アメリカ芸術・文学アカデミー(ニューヨーク)
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PPR224509
【旧譜】
¥2500
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オルガン作品のピアノ編曲集
バッハ:前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543(リスト編)
フランク:
コラール第2番 ロ短調(演奏者自編、世界初録音)
コラール第3番 イ短調(演奏者自編、世界初録音)
前奏曲、フーガと変奏(バウアー/演奏者自編) |
ウラディーミル・ヴィアルド(ピアノ) |
演奏者自身の編曲を含む、全曲がオルガン作品からの編曲というアルバム。
ウラディーミル・ヴィアルドはピアニストとしてのみならず編曲においても才能を見せ、オルガンの荘厳な響きも残しつつピアノならではの変化に富んだ色彩や表情を加えることに成功しています。
ウラディーミル・ヴィアルドは1949年ソ連出身、モスクワ音楽院でレフ・ナウモフに師事したピアニスト。
1971年ロン=ティボー国際コンクール第3位、1973年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝などの輝かしい実績を持ちながら、"鉄のカーテン"に代表されるソ連の混乱の渦中で国外での活動を制限され、不運の時期を過ごしました。
渡航の自由の回復後はロリン・マゼール、ズービン・メータといった巨匠とも共演を重ね、録音も数多く残しています。
※録音:1995年11月12日−13日、アメリカ芸術・文学アカデミー(ニューヨーク)
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PPR224511
【旧譜】
¥2500
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エセキエル・ヴィニャオ(b1960)作品集
ピアノ独奏のための練習曲集第1巻(1993)より
第3番「in trills」、第1番「in polyrythms」、
第2番「in repeated notes」、第5番「in
endurance」
ピアノ三重奏曲(1995)*(全曲世界初録音)
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ジューイン・ソン(ピアノ)
マーク・スタインバーグ(ヴァイオリン)*
マリア・キッツオプロス(チェロ)*
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エセキエル・ヴィニャオは1960年ブエノスアイレス出身の作曲家。自身の母校でもあるジュリアード音楽院の創立100周年を記念しジュリアード弦楽四重奏団が初演を行った委嘱作品などを手掛け、主にアメリカを主戦場として活躍。現在は精力的な作曲活動に留まらず、ニューヨーク大学シュタインハルト・スクールで教鞭も執っています。
演奏にはProPianoレーベルでお馴染みのピアニスト、ジューイン・ソンに加え、内田光子との長年の共演で知られるヴァイオリニストであるマーク・スタインバーグ、現在はニューヨーク・フィルハーモニックでも活躍するチェリスト、マリア・キッツオプロスといった実力派が起用されています。
※録音:1995年11月14日−15日、アメリカ芸術・文学アカデミー(ニューヨーク)
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OEHMS
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ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
ピアノ五重奏曲/子どもの手帳第3集
1-5. ピアノ五重奏曲 Op.18
子どもの手帳第3集 Op.23
6. Allegro marcato/7. Allegro commodo/
8. Moderato/9. Prestissimo/
10. Allegretto quasi andantino/
11. Lento funebre/12. Andantino semplice |
エリザヴェータ・ブルーミナ(ピアノ)
ノア・ベンディックス=バルグリー(ヴァイオリン)...1-5
ヤオ・シャンシャン(ヴァイオリン)...1-5
マテ・スーチュ(ヴィオラ)...1-5
ブリュノ・ドルプレール(チェロ)...1-5 |
録音 2020年2月17,18日 RBB(ベルリン=ブランデンブルク放送)
第1ホール
近年、知名度と人気が著しく高まってきた作曲家ヴァインベルク。このアルバムには初期の名作「ピアノ五重奏曲」と、ピアノ小品集「子どもの手帳」第3集が収録されています。
ヴァンベルク25歳の時に書かれた「ピアノ五重奏曲」は5楽章で構成された古典的な佇まいを持つ大作で、冒頭の哀愁溢れるピアノの旋律が全体を統一。時には激しく力強く奏されるという完成度の高い仕上がりを見せています。
「子どもの手帳」も同じ時期に書かれた小品集。シューマンの「子どものためのアルバム」に倣い、ソビエトの子どもたちの教育用として書かれましたが、実際に演奏するためにはある程度の技巧が求められます。
さまざまな表情を持つこの楽しい小品集は、後にジダーノフ批判の対象になりましたが、現在では多くの奏者たちが愛奏しています。
ピアニスト、エリザヴェータ・ブルーミナはドイツ出身。とりわけヴァインベルクを得意としており、これまでにも様々なレーベルよりピアノ五重奏曲(管弦楽伴奏版)や「子どもの手帳」他、ピアノ・ソナタや室内楽など数多くのアルバムを発表、高い評価を受けています。
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OC980
(3CD)
¥3800
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フランツ・シュレーカー(1878-1934):歌劇《はるかなる響き》全3幕
台本: フランツ・シュレーカー
【CD1】1. 第1幕への前奏曲/2-11. 第1幕
【CD2】1. 第2幕への前奏曲/2-12. 第2幕
【CD3】1-13. 第3幕 |
グレーテ・グラウマン...ジェニファー・ホロウェイ(ソプラノ)、フリッツ...イアン・コジアラ(テノール)、
ヴィルト・アントニー...ロビン・シュナイダー(バス)、役者...ユーリ・サモイロフ(バリトン)、
老グラウマン/合唱団員 2...マグヌス・バルトヴィンソン(バス)、女...バルバラ・ツェヒマイスター(ソプラノ)、
ヴィゲリウス博士...ディートリヒ・フォッレ(バリトン)、老婆...ナディーヌ・ゼクンデ(ソプラノ)、
ミツィ...ジュリア・ドーソン(メゾ・ソプラノ)、騎士/合唱団員
1...テオ・レボウ(テノール) 他
フランクフルト歌劇場管弦楽団&合唱団
フランクフルト歌劇場のエキストラ
セバスチャン・ヴァイグレ(指揮) |
録音 2019年3、4月(ライヴ) フランクフルト歌劇場
1912年8月18日にフランクフルト歌劇場で初演されたフランツ・シュレーカーの歌劇《はるかなる響き》。
彼の2作目の歌劇であり、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウス直系の濃厚なロマンティシズムを持つこの作品は、初演と同時に大人気を博し、1920年のプラハではツェムリンスキーがチェコ初演を指揮し、また1925年にはエーリヒ・クライバーがベルリン国立歌劇場で上演を行うなど人気を獲得していきました。
この作品はシュレーカーの名声を押し上げるのに一役買いましたが、後にナチスにより"退廃音楽"の烙印を押されてしまい、その後は歌劇場のレパートリーから姿を消してしまいました。
20世紀末になってようやく人気が復興、近年は日本を含め世界中の歌劇場で上演が行われています。
2019年に読売日本交響楽団の常任指揮者に就任し、2020年12月にもコロナ禍の中来日し、第九を演奏したセバスチャン・ヴァイグレは、20世紀初頭の作品を重要なレパートリーにしており、このフランクフルト歌劇場にとっても大切な作品である《はるかな響き》では、オーケストラの厚い響きにも負けない強靭な声を持つ歌手を揃え、熱意を持って演奏しています。
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OC982
(2CD)
【未案内旧譜】
¥3800
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ヤナーチェク(1854-1928):歌劇《利口な女狐の物語》
JW I/9 全3幕
台本: レオシュ・ヤナーチェク/原作: ルドルフ・ティエスノフリーデク
【CD1】
1-6. 第1幕/7-13. 第2幕
【CD2】
1-6. 第3幕 |
女狐...ルイーズ・オルダー(ソプラノ)、雄狐...ジェニー・カールステット(メゾ・ソプラノ)、
森番...サイモン・ニール(バリトン)、森番の妻...ジョアンナ・クラススカ=モトゥレヴィチ(メゾ・ソプラノ)、
校長...ボウ・ギブソン(テノール)、司祭...マグヌス・バルトヴィンソン(バス)、
ハラシュタ:行商人...セバスティアン・ガイヤー(バリトン)、きつつき...ニーナ・タランデーク(メゾ・ソプラノ)、
雄鶏...マイケル・マカウン(テノール)、雌鶏...ブリッタ・シュタルマイスター(ソプラノ)、
宿屋の女主人...ノーラ・フリードリクス(ソプラノ)
他
フランクフルト歌劇場児童合唱団、
フランクフルト歌劇場管弦楽団・合唱団
ヨハネス・デブス(指揮) |
録音 2016年4月、5月(ライヴ) フランクフルト歌劇場
一見民話風、あるいは童話風に見えるヤナーチェクの歌劇《利口な女狐の物語》。
ブルノの新聞に掲載されたルドルフ・ティエスノフリーデクの物語に感銘を受けたヤナーチェクが、これをもとに自ら起こした台本では「早耳の女狐ビストロウシュカ」は本能のおもむくままに獲物を捕らえ、恋におち、最後は人間に射殺されてしまいます。
このヒロインの死は致命的な病気でも、傷ついた心でもなく、自然のサイクルとして表現されており、死と再生を繰り返す自然への賛美と畏怖が込められています。
モラヴィア民謡を散りばめた音楽は、チェコ語の会話にぴったりと寄り添い、登場人物たちを生き生きと描写、また歌手たちの闊達なやりとりも見事です。
ドイツ生まれの指揮者ヨハネス・デブスは世界中の歌劇場で経験を積んだベテランです。
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<メジャー・レーベル>
DG
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4860041
(2CD)
\3700 |
シノーポリ生誕75周年&没後30周年記念再発売
《ジュゼッペ・シノーポリ〜ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』全曲》
ヴェルディ:歌劇《ナブッコ》全曲 |
ナブッコ……ピエロ・カプッチッリ(バリトン)
イズマエーレ……プラシド・ドミンゴ(テノール)
ザッカリア………エフゲニー・ネステレンコ(バス)
アビガイッレ……ゲーナ・ディミトローヴァ(ソプラノ)
フェネーナ……ルチア・ヴァレンティーニ=テッラーニ(メッゾ・ソプラノ)
ベルの祭司長…クルト・リドル(バス)
アブダッロ……フォルカー・ホーン(テノール)
アンナ…ルチア・ポップ(ソプラノ)
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団&管弦楽団
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ |
ジュゼッペ・シノーポリによるヴェルディの名作「ナブッコ」1982年録音を記念年に限定盤ではなく、通常盤として再発売。
贅沢な歌手陣とベルリン・ドイツ・オペラが繰り広げる推進力溢れる名演。
リブレット(イタリア語/英語)付き
録音:1982年5月 ベルリン
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4839762
(2CD)
\3400→\3090 |
フンパーディンク没後100周年記念
《オマージュ・トゥ・フンパーディンク(フンパーディンク作品集)》
フンパーディンク:
《CD 1》
1-3)『シェイクスピア』組曲第1番より
「Introduction」「Tanz der Luft-und Wassergeister」「Ferdinand
und Miranda」、
4)『シェイクスピア』組曲第2番より「Schnitertanz」
、
5-9) 歌劇『ヘンデルとグレーテル』(抜粋)、
10) 歌劇『ヘンデルとグレーテル』より「お菓子のワルツ」、
11-13) 歌劇『王様の子供たち』より
「Konigsblut und Battelblut」
「第2幕への前奏曲」「第3幕への前奏曲」、
14) 歌劇『王様の子供たち』より「Verdorben!
Gestorben!」、
15) ワーグナー/フンパーディンク:
楽劇『トリスタンとイゾルデ』への前奏曲(弦楽とピアノ版)、
16)『An das Christkind』より「Non zieht
mit seinem gold’nen schein」、
17-18)『Weinachts lieder』より「Weihnachten」「Chriskindleins
wiegenlied」/
《CD 2》
1) Erinnerung*、
2-4) ピアノ五重奏曲ト長調、
5-12) 歌曲集『Junge Lieder』、
13) Die Lerche I、14) Liebesorakel、15)
Verratene Liebe、
16) Die Lerche II、17) Sonntagsruhe、18)
Unter der Linden、
19) Zeitlied、20) Wiegenlied、
21-23) 弦楽四重奏曲ハ長調
*世界初録音 |
ヒンリヒ・アルパース(CD 1:15, 17, 18, CD
2:1-20)、
イェルク・デームス(CD 1:16)(ピアノ)、
Yuko Noda(チェロ)(CD 1:15)、
ナビル・シェハタ(コントラバス)(CD1:15)、
ルチア・ポップ、ノルマ・バロウズ(CD 1:5-9)、
オフェリア・サラ(CD 1:11-13)、
クリスティーナ・ランツハマー(CD 1:17, 18,
CD 2:5-20)(ソプラノ)、
ブリギッテ・ファスベンダー(CD 1:5-9)、
ノラ・グビッシュ(CD 1:11-13)(メッゾ・ソプラノ)、
ヨナス・カウフマン(テノール)(CD 1:11-13)、
デトレフ・ロート(CD 1:11-13)、
エーベルハルト・ヴェヒター(CD 1:14)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(CD
1:16)(バリトン)、
カール・アントン・リッケンバッハー(CD 1:1-4)、
フリッツ・レーマン(CD 1:10)(指揮)
バンベルク交響楽団、
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD 1:5-9)、
アルミン・ジョルダン(指揮)
モンペリエ国立管弦楽団(CD 1:11-13)、
グスタフ・ケーニヒ(指揮)
ベルリン放送交響楽団(CD 1:14)、
シューマン弦楽四重奏団(CD 1:15, CD 2:2-4,
21-23) |
2021年はドイツの作曲家エンゲルベルト・フンパーディンク(1854-1921)の没後100年に当たります。
ドイツ・グラモフォンではそれを記念し、カタログからフンパーディンクの著名作品の人気録音を厳選し、2枚組の記念盤をリリース。
ショルティ、リッケンバッハ—、レーマン、フィッシャー=ディースカウ、カウフマンなどの名演奏でお楽しみいただけます。加えてアルバムには知られざる珠玉の作品の新録音も収録されています。特に注目されるのは、最近発見されたばかりの楽しげなピアノ曲『Erinnerung』の世界初録音です。CD2枚組。歌詞付き(英語、ドイツ語)。
フンパーディンクは広範囲にわたる作曲により、ドイツ音楽史上偉大な作曲家とみなされています。おとぎ話のオペラ『ヘンゼルとグレーテル』は特に有名で、世界中でしばしば上演されています。
このアルバムにはショルティによる『ヘンゼルとグレーテル』の名盤からのハイライトが収録されています。その他カウフマンによる『王様の子供たち』も貴重な録音といえましょう。
新録音には、『Erinnerung』の他、華麗なピアノ五重奏曲、晩年の弦楽四重奏曲ハ長調(このジャンルでの傑作)などの珠玉の室内音楽、美しい歌曲、弦楽とピアノ版へのユニークな編曲がされた『トリスタンとイゾルデ』への前奏曲があり、ソプラノ歌手クリスティーナ・ランツハマー、ピアノのヒンリヒ・アルパース、そしてシューマン四重奏団が演奏しています。
【録音】1993年4月−6月、バンベルク(CD 1:1-4)、1978年2月−9月、ウィーン(CD
1:5-9)、1955年6月、ミュンヘン(CD 1:10)、2005年7月、フランス、モンペリエ(ライヴ)(CD
1:11-13)、1957年11月(CD 1:14)、2020年7月(CD
1:15, 17, 18, CD 2)、1970年11月(CD 1:16)、ベルリン |
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4860582
\2300 |
《シグナム・サクソフォン四重奏団〜ECHOES》
1) ダウランド:Lachrimae Antiquae (arr.
Knoth)、
2) マックス・リヒター:On The Nature Of
Daylight
(transcr. for saxophone quartet and
cello)、
3) フィリップ・グラス:弦楽四重奏曲第3番『ミシマ』より
「1. 1957: Award Montage」、
4) フォーレ:レクイエムOp.48より「ピエ・イエズ」(arr.
Knoth)、
5) ピーター・グレッグソン:4.2 Allemande
(arr. for saxophone quartet)(J.S.バッハ:チェロ組曲第4番より)、
6) ユップ・ベヴィン:Ab Ovo (arr. Knoth)、
7) アルビノーニ/ジャゾット:アダージョ
ト短調 (arr. for saxphone quartet)、
8) ヒンデミット:『葬送音楽』より「コラール」
(arr. for saxphone quartet and cello)、
9) ペトリス・ヴァスクス:
Songs of Love: 4. Then Time Stopped
(saxophone quartet version)、
10) ギジェルモ・ラゴ:『シウダデス』より
「サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)」 |
シグナム・サクソフォン四重奏団、
Hila Karni(チェロ)(2, 8)、
グレース・デイヴィッドソン(ソプラノ)(4) |
人気絶頂のサクソフォン四重奏団がドイツ・グラモフォンよりデビュー
批評では常に高評価、ウィーンからニューヨークのあらゆる一流の舞台を満席にする人気絶頂のシグナム・サクソフォン四重奏団が、ドイツ・グラモフォンから初めてのアルバムを発売します。
ルネサンスから現代作品まで幅広いジャンルからのレパートリーが並び、ダウランドからピーター・グレッグソンの作曲家たちによる曲を創意に富む編曲で演奏しています。
シグナム・サクソフォン四重奏団の録音は、現代の楽器でありながら過去のエコーを表現することができるサクソフォンのあらゆる可能性を示しています。
【録音】2020年6月18−19日、ベルリン、エミール・ベルリナー・スタジオ
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<国内盤>
スリーシェルズ
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3SCD-0056
(2CD)
¥4000+税
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「佐藤勝/戦争と人間 音楽大全」 |
【DISC 1】
『戦争と人間 第一部 運命の序曲』
1:ダイニチマーク〜日活マーク(M-1-1)/2:メイン・タイトル(M-2-2)/3:紅槍匪の襲来(M-2A-1)/
4:紅槍匪去る(M-3-1)/5:狼の仕事(胡弓)/6:拓郎と山川(M-4-1)/7:三・一五事件(M-5-1)/
8:伍代家(PS-42-2)/9:順子と耕平〜由紀子と柘植(M-6-1)/10:由紀子と矢次Ⅰ(M-7-1)/
11:由紀子と矢次Ⅱ(M-8-1)/12:北伐軍〜済南(M-9-1)/13:済南事件(M-10-1)/
14:北伐軍、北京へ(M-10-EX)/15:高畠と素子−再会−(M-12-1)/16:兄弟の絆−面会−(M-13-1)/
17:奉勅命令下らず(M-14-1)/18:謀略(M-15-1)/19:奉天事件(M-16-1)/
20:二つの祖国(M-17-1)/21:由紀子のピアノⅠ(PS-117-1)/22:満地紅旗〜休憩(M-18-1)/
23:休憩〜昭和五年一月(M-19-1)/24:雪原の逃亡(M-20-1)/25:むかし話(M-21-1)/
26:第一次間島暴動(M-23-1)/27:高畠と素子−救出−(M-24-1)/28:ストライキ弾圧(M-25-1)/
29:俊介の葛藤(M-26-1)/30:刺客〜柘植の来訪(M-27-2)/
31:由紀子と柘植−書斎にて−(M-28-1)/32:紅槍匪の襲撃(M-29-2)/33:捜索行(M-30-1)/
34:万才事件(M-31-2)/35:故郷の空(198Bの唄(故郷の空))/36:兄弟の絆−別れ−(M-32-2)/
37:中村大尉事件(M-32A-1)/38:柳条溝事件(M-33-1)/39:戦場の蝶〜新聞配達(M-34-1)/
40:兄弟の絆−死亡報告−(M-35-1)/41:瑞芳と服部Ⅰ(M-36-1)/42:激動の満州(M-37-1)/
43:由紀子と柘植−金沢にて−(M-38-2)/44:エンド・タイトル(M-39-1)
—第一部 未使用楽曲—
45:M-2-1
『戦争と人間 第二部 愛と悲しみの山河』
46:日活マーク(M-1)/47:昭和十年二月(M-2)/48:メイン・タイトル(M-3)/
49:俊介と灰山(M-5)/50:俊介と温子−再会−(M-6)/51:俊介の想い(M-7)/
52:偽りの心(M-8)/53:731部隊(M-9-2)/54:白の逃亡(M-11)/
55:ハルピンのダンスホールⅠ(M-12)/56:ハルピンのダンスホールⅡ(M-13)/
57:由紀子のピアノⅡ(PS-55-2前半)/58:由紀子のピアノⅢ(PS-55-2後半)/
59:相沢事件(M-14)/60:俊介と温子−傷心−(M-15)/61:順子のハープ(M-16)/
【DISC 2】
1:幼子の埋葬〜遊撃隊(M-17)/2:決別(M-18)/3:雪原の埋葬〜休憩(M-20)/
4:処刑(M-21)/5:関東軍進撃開始(M-25)/6:順子の想い(M-26)/7:耕平と島津(M-27)/
8:望郷(M-28)/9:由紀子と温子(M-22)/10:俊介と温子−再会−(M-23)/
11:狩野の脅迫(M-24)/12:俊介の葛藤(M-28A)/13:瑞芳と服部Ⅱ(M-31)/
14:服部の帰宅(M-32)/15:奉天の朝(M-33)/16:最後のあがき(M-34)/
17:盧溝橋事件(M-35)/18:順子と耕平−想い−(M-37-2)
−第二部 未使用楽曲−
19:M-9/20:M-19/21:M-29/22:M-37
『戦争と人間 第三部 完結篇』
23:日活マーク(M-1-3)/24:メイン・タイトル(M-2-1)/25:耕平の回想(M-3)/
26:順子と耕平〜俊介と苫(M-4)/27:陸軍省の懇請(M-5)/28:順子の告白(M-6)/
29:国家総動員法(M-7)/30:苫の想い(M-8)/31:政府大本営連絡会議(M-9-2)/
32:三十キロ強行軍演習(M-10-2)/33:消灯ラッパ(M-11-3)/34:耕平の戦い(M-12-2)/
35:戦地へ(M-13-1)/36:徐州作戦発動(M-14)/37:銃剣刺突訓練(M-3A)/38:躊躇(M-15)/
39:強制労働(M-16)/40:脱走者の運命(M-17)/41:釈放〜休憩(M-18)/
42:休憩音楽=愛の旅人=(主題歌-2)/43:休憩〜東條の演説(M-19)/44:谷田の死(M-20)/
45:耕平からの手紙(M-22)/46:苫(M-23)/47:ハイラル陸軍病院(M-24)/48:戦場の朝(M-25)/
49:自決(M-26-3)/50:彷徨(M-27)/51:軍律という化け物(M-28)/52:戦火は世界へ(M-29-2)
−第三部 未使用楽曲−
53:M-10-1/54:M-12-1/55:M-13-3/56:主題歌-1/
57:M-21/58:M-22A/59:M-29-1/60:M-29-3/61:M-30 |
日活全面協力!日本映画史に残る超大作のサウンドトラックCD完成!「佐藤勝/戦争と人間
音楽大全」 スリーシェルズは、日活株式会社の原盤提供・協力による2枚組CD「佐藤勝/戦争と人間
音楽大全」を発売しました。
日活全面協力!日本映画史に残る超大作のサウンドトラックCD完成!三部作に使用されたBGM122曲を収録!
「佐藤勝/戦争と人間 音楽大全」は12月5日にメーカー直売の形で発売になったものを今回一般発売することとなりました。
※初回プレス枚数300組
※収録音源はマスターテープ由来のノイズがございますことをご了承ください。
※映画の演出上のカットアウトなども可能な限り手を加えず収録してございます。
企画構成:上妻祥浩(映画研究・解説)/プロデュース:西耕一(スリーシェルズ)/
マスタリング:仁木高史(スリーシェルズ)/デザイン:田代亜弓/原盤・協力:日活株式会社/(C)日活株式会社
日活全面協力!日本映画史に残る超大作のサウンドトラックCD完成!
「佐藤勝/戦争と人間 音楽大全」(CD2枚組)が12月5日に発売。三部作に使用されたBGM122曲を収録!
『人間の條件』の五味川純平による大河小説を、社会派映画の巨匠・山本薩夫監督が映画化。
日活が社運を賭けた超大作として製作し、1970年から73年にかけて全三部が公開されました。
浅丘ルリ子、高橋英樹、吉永小百合、石原裕次郎ら日活のスター俳優をはじめ、北大路欣也、山本圭、滝沢修、芦田伸介、高橋悦史、三國連太郎、栗原小巻、加藤剛など、当時の日本映画を代表する豪華キャストが、日本の中国大陸進出の混乱の中に巻き込まれた人々がそれぞれの生き方を貫こうとするさまざまな人間ドラマを演じます。総上映時間9時間23分、日本映画でも屈指のスケールを誇る壮大な作品です。
音楽担当は、日本映画界を代表する名作曲家・佐藤勝。本作は彼と山本の初コンビ作品だが、二人はこの後も『華麗なる一族』(1974)や『あゝ野麦峠』(1979)などの社会派エンターテインメント大作でタッグを組んでいくことになります。
シリーズ開始(第一部公開)50年記念!山本薩夫監督生誕110年記念!そして、終戦75年。CD2枚組「戦争と人間
音楽大全」堂々完成。
日活に残るマスターテープから、佐藤勝による『戦争と人間』のBGMをすべて収録!
2枚組のCDには総トラック数122、約2時間40分の音楽を収録。
佐藤が三部作のために作曲・録音したオリジナル楽曲のOKテイクは、本編未使用曲も含めてすべて収録されています。
これに、劇中の現実音楽として使用された既製の楽曲などのうち本編に使用されたものも加え、基本的に作品中での使用順にて収録しました。さらに本編に使用された佐藤作曲の楽曲の別テイクの中から印象的な演奏のものを選んで収録し、究極の大全を完成。
収録楽曲は、洋画を思わせる曲調とスケール感で映画ファンの人気が高い壮大なメインテーマをはじめ、美しい愛のテーマなどバラエティに富んだ楽曲が揃い「映画音楽のプロ」佐藤勝の仕事を確認できます。
これまで本作の楽曲は、公開当時に第一部だけ発売されたアナログ盤、佐藤の作品集であるオムニバス・アルバム、DVDやBDのBOXの特典などとして、一部が音盤化されてきましたが、今回ついに完全収録による単独音盤化が実現しました。
戦争の罪悪と悲惨さを訴えるために未曽有のプロジェクトに果敢に取り組んだ山本や日活のスタッフたちの情熱が生んだ「日本映画の至宝」の三部作。その魅力を音で伝えるこの「大全」もまた、映画音楽ファンが長年待ち望んだ"至宝"と言っても過言ではありません。
すでに戦争が過去の出来事として風化しつつあった50年前、日本映画のレジェンドたちが当時の日本人に発した渾身のメッセージが、今再び音楽で甦ります!
佐藤ファン、映画音楽ファン必聴!究極の大全が登場!
佐藤勝(さとう まさる)
1928年北海道留萌市生まれ。幼少の頃から映画に親しみ、映画音楽に強い関心を抱く。1951年に国立音楽大学を卒業すると、映画音楽の仕事を志し、深い感銘を受けた黒澤明監督の『羅生門』(1950)の音楽を作曲した早坂文雄に弟子入りする。早坂のアシスタントを務めながら映画音楽についての諸々を学び、『三太と千代の山』(1952)で映画音楽作曲家デビュー。急逝した早坂の絶筆となった黒澤の『生きものの記録』(1955)の作曲を完成させたことがきっかけで、『隠し砦の三悪人』(1958)、『用心棒』(1961)、『赤ひげ』(1965)など黄金期の黒澤作品を担当するようになる。折から日本映画の製作本数がピークを迎えたこともあり、さまざまなジャンルの作品を担当し日本映画の黄金期を支えた。黒澤をはじめ岡本喜八、五社秀雄、田坂具隆、森崎東、山田洋次らの名監督の作品、時代劇、ホームドラマ、戦争映画、文芸作品、社会派作品、アクション映画、『ゴジラ』シリーズ、石原裕次郎や山口百恵など人気スターの主演作など、映画だけでも300本以上の作品を担当。『狂った果実』やテレビドラマ『若者たち』など、主題歌がポピュラーソングとなったケースも多い。1990年代末まで半世紀近くにわたり現役で活躍したが、1999年12月5日に71歳で急逝。

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