≪第111号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2021/3/16〜
3/19(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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C’AVI−MUSIC
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代理店変更に伴って旧譜どどっと再案内 |
8553235
【旧譜】
¥2600
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ライスキンのタクトで描く白熱のショスタコーヴィチ第4番!
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番 Op.43 |
ダニエル・ライスキン(指揮)
ライン州立フィルハーモニー管弦楽団
マインツ州立フィルハーモニー管弦楽団 |
名匠たちに学んだライスキンのタクトで描く白熱のショスタコーヴィチ第4番!
サンクトペテルブルクで育ち、マリス・ヤンソンス、ネーメ・ヤルヴィといった名匠たちに師事し、着実にキャリアを積んできたライスキンによるショスタコーヴィチ。
首席指揮者を務めたライン州立フィルハーモニー管との演奏は、ライヴ収録ということもあり、緊張感にあふれたスリリングなもの。その作品にかける想いが伝わってくるような迫力あふれる熱演です。
※録音:2009年3月、フェニックスホール(ドイツ、マインツ)、ライン・モーゼル・ホール(ドイツ、コブレンツ)
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8553306
【旧譜】
¥2600
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レーガー:ピアノ協奏曲
レーガー:
ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op.114
エピソード集 Op.115より 第1〜5曲
綴じていないページ Op.13より 第7曲「コラール」
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マルクス・ベッカー(ピアノ)
ジョシュア・ワイラースタイン(指揮)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
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マックス・レーガーのピアノ独奏録音全集をリリースするなど、レーガーに並々ならぬ想いをもつ生粋のレーガー弾きであるマルクス・ベッカーによるピアノ協奏曲は、一聴すれば細部まで研究尽くされての演奏ということがよくわかります。
誰よりもこの作曲家に陶酔している彼ならではの深い洞察力にあふれた演奏といえるでしょう。
※録音:2017年1月(協奏曲)ライヴ録音、2017年12月スタジオ録音(ドイツ、ハノーファー)
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8553369
【旧譜】
¥2600
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ハイドン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Hob.XVI-21
ピアノ・ソナタ第34番ホ短調 Hob.XVI-34
ピアノ・ソナタ第28番変ホ長調 Hob.XVI-28
ピアノ・ソナタ第46番変イ長調 Hob.XVI-46
ピアノ・ソナタ第23番ヘ長調 Hob.XVI-23 |
マルクス・ベッカー(ピアノ) |
レーガーの演奏に定評のあるマルクス・ベッカーが古典の代表格ともいえるハイドンでもその実力をいかんなく発揮し、端正な演奏で仕上げています。
※録音:2015年10月(ドイツ、ハノーファー)
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8553396
【旧譜】
¥2600
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クラリネット・デュオとオーケストラのための作品集
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
Op.28
ベールマン:協奏的二重奏曲 Op.33
ポンキエッリ:つどい Op.76
ビゼー:カルメン幻想曲
プロコフィエフ:「ロミオとジュリエット」組曲
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー |
アレクサンダー・ガーフィンケル(クラリネット)
ダニエル・ガーフィンケル(クラリネット)
エヴェン・アレクシス・クリスト(指揮)
コトブス市立管弦楽団 |
アレクサンダー、ダニエルの双子のクラリネット奏者が、クラリネット・デュオとオーケストラ用に特別に編曲された各曲を、息の合った演奏で聞かせます。
クラリネットのデュオが熱い演奏で盛り上げ、特にカルメン幻想曲での妙技は聴きものです。
※録音:2017年2月(ドイツ)
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8553200
【旧譜】
¥2600
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ヘンデル:カンタータ《アポロとダフネ》HWV.122
組曲 変ロ長調 HWV.352
組曲 ト長調 HWV.353
合奏協奏曲 イ短調 Op.6-4 HWV.322
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ミルシニ・マルガリティ(ソプラノ)
ニコライ・ボルチェフ(バリトン)
ベルンハルト・フォーク(芸術監督)
ハレ・ヘンデル祝祭管弦楽団
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ヘンデルによるソプラノとバリトンの二重奏を要した美しきカンタータ
《アポロとダフネ》 では、ミルシニ・マルガリティがこの曲の魅力を存分に伝えてくれます。
その他の合奏協奏曲などもベルリン古楽アカデミーでも活躍しているベルンハルト・フォークを中心にハレ・ヘンデル祝祭管弦楽団がその名にふさわしい内容で奏でます。
※録音:2009年9月、パウル・ゲルハルト教会(ドイツ、ライプツィヒ)
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8553296
【旧譜】
¥2600
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ラルス・フォークトが弾く、モーツァルトの美しき旋律
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595
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ラルス・フォークト(ピアノ)
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
フランクフルト放送交響楽団
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ラルス・フォークトが情感豊かに弾く、モーツァルトの美しき旋律
ラルス・フォークトが軽ろやかにかつ見事な技術でモーツァルトの美しい旋律を表現していきます。パーヴォ・ヤルヴィも必要以上に過度な演出はせず、あくまでフォークトのピアノに寄り添うようなサポートで、息の合った演奏を聴かせてくれます。
あくまでモーツァルトの音楽を忠実に描きながらも所々でみせる情感豊かな演奏に心打たれます。
※録音:2007年10月(第27番)、2008年10月(21番)(ドイツ、フランクフルト)
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8553267
【旧譜】
¥2600
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ショパン:ピアノ作品集
バラード第1番 ト短調 Op.23
ノクターン第1番 変ロ短調 Op.9-1
ノクターン第2番 変ホ長調 Op.9-2
スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20
ノクターン第7番 嬰ハ短調 Op.27-1
ノクターン第8番 変ニ長調 Op.27-2
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35
ノクターン ハ短調 KK IVb8 Op.posth
ノクターン 嬰ハ短調 KK IVb16 Op.posth(遺作) |
ラルス・フォークト(ピアノ) |
1990年、リーズ国際コンクールで2位を獲得して以来、アバド、ラトル、ヤンソンスなどの指揮者や、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、コンセルトヘボウ管などの主要なオーケストラとの共演も続くラルス・フォークト。
その繊細なタッチはまさにショパンにぴったり。緻密な演奏で美しく描いています。
※録音:2013年3月、(ドイツ、ケルン)
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8553245
【旧譜】
¥2600
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シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ D821
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ D821
ブリテン:ラクリメ〜ダウランドの歌曲の投影
Op.48
ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ Op.147
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レイチェル・ロバーツ(ヴィオラ)
ラルス・フォークト(ピアノ)
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多くの場合、チェロで演奏されるシューベルトのアルペジョーネ・ソナタのヴィオラ版。
ベルリン・フィル初めての"ピアニスト・イン・レジデンス"に任命されその後の活躍も目覚ましい、フォークトを伴奏に迎え、彼との共演の多い女性ヴィオラ奏者レイチェル・ロバーツが息の合った演奏をみせます。
ショスタコーヴィチのヴィオラ・ソナタでは思慮深い演奏を聞かせてくれます。
※録音:2013年6月&7月、(ドイツ、ケルン)
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8553310
【旧譜】
¥2600
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子供のための作品集
トーマス・ラルヒャー(b.1963):Poems(子供のための12の小品)
シューマン:子供のためのアルバム
第1部(第1,2,4,7,8,10,11,12,14,15,16,17曲)
第2部(第19,20,21,23,25,28,29,30,31,32,43曲)
バルトーク:子供のために
第1巻(第1,3,5,6,7,8,10,11,13,14,15,16,17,19,20,21曲)
第2巻(第26,27,29,30,33,34,35,36,40曲) |
ラルス・フォークト(ピアノ) |
ラルス・フォークトが子供のための作品をコンセプトに録音したアルバム。その音色はどれもやさしさを感じさせる暖かな音色で心を和ませてくれるような演奏ばかりです。
技巧的には子供が弾けるような曲だとしてもその音楽は魅力に溢れています。改めてフォークトの表現豊かなピアノに感服させられるアルバムです。
※録音:2014年3月(ドイツ、ケルン)
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8553397
【旧譜】
¥2600
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多彩に弾きこなすマーティン・クレット
グアスタヴィーノ、ラフマニノフ
カルロス・グアスタヴィーノ(1912−2000):
Bailecito/
Cantos Populares より第1、2、3、5、6、8、10番/
Tres Romances Nuevos/Las ninas/
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調
Op.36 |
マーティン・クレット(ピアノ) |
バッハから現代曲まで多彩に弾きこなすマーティン・クレット。アルゼンチン出身の作曲家グアスタヴィーノ、ロシア出身のラフマニノフと全く別の国出身の二人の音楽ですが、両者ともにタイプは違えど非常にロマンティックな部分を持った曲となっています。それらを見事に表現するマーティン・クレットの懐の深さに注目です。
※録音:2017年7月(ドイツ、シュトゥットガルト)
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8553334
【旧譜】
¥2600
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シュパヌンゲン音楽祭アンサンブルによる
マーラー交響曲第4番の室内楽版
マーラー:交響曲第4番
(エルヴィン・シュタイン編/室内楽版)
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シュパヌンゲン音楽祭アンサンブル
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名手たちが結集、室内楽版マーラー交響曲第4番!
クリスチャン・テツラフ、ターニャ・テツラフなど腕利きの奏者によって編成されたシュパヌンゲン音楽祭アンサンブルによるマーラー交響曲第4番の室内楽版。
編曲のエルヴィン・シュタインは、師でもあるシェーンベルクによって結成された「私的演奏協会」のためにブルックナーやマーラーの編曲版をのこしています。
この第4番の編曲も見事な出来となっています。クラリネットのシャロン・カムの演奏は特筆ものです。
※録音:2014年6月10日(ドイツ、シュパヌンゲン音楽祭)
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8553270
【旧譜】
¥2600
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ブラームス:チェロ・ソナタ集
ブラームス:
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
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ターニャ・テツラフ(チェロ)
グニッラ・シュスマン(ピアノ)
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兄クリスチャン・テツラフとの室内楽でも活躍めざましいターニャ・テツラフのブラームス。たびたび共演しているグニッラ・シュスマンとの息もぴったりでスケールの大きな気迫あふれる演奏を繰り広げます。
雄大に歌い上げるブラームスの世界観は聴きものです。
※録音:2011年5月、(ドイツ、ブレーメン)
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ブラームス:クラリネット作品集
ブラームス:
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
4つの小品 Op.119
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120の2
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ニコライ・プフェファー(クラリネット)
フェリクス・ヴァール(ピアノ)
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カール・ライスターやザビーネ・マイヤーに師事したニコライ・プフェファーは若手のドイツ人クラリネット奏者。
持ち前の重量感ある音色でブラームスの名曲を深い表現力で奏でます。まさにドイツ音楽といった趣です。
※録音:2017年3月、6月(ドイツ、ブレーメン)
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8553401
【旧譜】
¥2600
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ブーランジェ・トリオ、
チャイコフスキーの 《偉大な芸術家の思い出に》
ユオン(1872-1940):詩曲 Op.70
チャイコフスキー:
ピアノ三重奏曲イ短調《偉大な芸術家の思い出に》Op.50 |
ブーランジェ・トリオ |
ハンブルクにて2006年に女性演奏家3人によって結成されたブーランジェ・トリオ。力強い演奏でチャイコフスキーの代表曲の一つでもある
《偉大な芸術家の思い出に》 を弾いています。
さらにスイス系ロシア人作曲家パウル・ユオン(1872-1940)の曲もロシアらしい重厚さも出しながらも繊細な一面ももっており、こちらも非常に聴きごたえのあるものになっています。
※録音:2017年10月(ドイツ、ケルン)
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8553411
(3CD)
【旧譜】
特別価格
¥4800
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バーンスタイン:ピアノ&室内楽曲集
5つの記念日/4つの記念日/7つの記念日/13の記念日/ピアノ・ソナタ/タッチズ/
レナード・バーンスタインのヴィジョン/クラリネット・ソナタ/ヴァイオリン・ソナタ/
ピアノ三重奏曲/ミサ曲から3つの瞑想/ミッピー1世のためのエレジー/ミッピー2世のためのエレジー/
ミッピー3世のためのワルツ/ライフィのためのロンド/舞踏組曲/バイマのためのファンファーレ/
8音音階による変奏曲/ブライダル組曲/2台ピアノのための音楽/4人のサブラ |
ベンヤミン・ヌス(ピアノ)、アンディ・マイルス(クラリネット)、ウェイン・マーシャル(ピアノ)、
チャド・フープス(ヴァイオリン)、リサ・シューマン(ヴァイオリン)、フェルナンド・ニーナ(チェロ)、
マリア・クリーゲル(チェロ)、パウル・ファン・ゼルム(ホルン)、ジェフリー・カント(トロンボーン)、
ハンス・ニッケル(チューバ)、ぺーター・メンケディーク(トランペット)、
ぺーター・ロト(トランペット)、モーリス・シュテーガー(リコーダー)、ジェニファー・ミカレフ(ピアノ) |
20世紀を代表する指揮者でありながら、作曲家としても多数の作品を残したバーンスタイン。その中からピアノと室内楽作品をたっぷりと収録。
管弦楽作品はよく知られていますが、小編成の曲をこれだけ一堂にまとめたアルバムは珍しいです。
バーンスタイン・ファン、アメリカ音楽ファンは必聴の曲集となっています。
※録音:2017年、2018年
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8553398
【旧譜】
¥2600
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カラーエフ(1918-1982):ピアノ作品集
24の前奏曲
6つの子供のための小品
ツァールスコエ・セローの像
《ドン・キホーテ》 より
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エルナラ・イズマイロヴァ(ピアノ)
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ショスタコーヴィチに師事したアゼルバイジャン出身の作曲家カラ・カラーエフ(1918-1982)。その前奏曲はかなりの技術を要するパッセージの連続する部分も聞かれますが、カラーエフと同郷のイズマイロヴァが見事なタッチでリズミカルな演奏を繰り広げます。
※録音:2011年6月10月、2017年8月(ドイツ、ケルン)
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8553250
【旧譜】
¥2600
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シューベルト:ピアノ作品集
幻想曲 ハ長調「さすらい人幻想曲」Op.15
D.760
即興曲集 Op.posth.142 D.935
即興曲集 Op.90 D.899
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ヴィヴィアナ・ソフロニツキー(ピアノ)
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ピリオド楽器の名手、ソフロニツキーが弾くシューベルト
ロシアを代表するウラジミール・ソフロニツキーの娘、ヴィヴィアナ・ソフロニツキーによるシューベルト。
今回はポール・マクナルティ復刻による1819年製コンラート・グラーフモデルのフォルテピアノを駆使して聴かせてくれます。ピリオド楽器の名手なだけに、楽器の特徴を活かした見事な演奏です。
演奏も作品に対して真摯な態度で臨むスタイルながらも、その洗練された音色に心打たれます。
※録音:2010年7月、ティボール・ヴァルガ・スタジオ(スイス、シオン)
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8553375
【旧譜】
¥2600
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ベートーヴェン・トリオ・ボンが
スヴィリドフ特有の美しい旋律を奏でます。
ゲオルギー・スヴィリドフ(1915-1998):
ピアノ三重奏曲 イ短調
ピアノ五重奏曲 ロ短調
ロマンス |
ベートーヴェン・トリオ・ボン
〔ジンサン・リー(ピアノ)、
ミハイル・オヴルツキ(ヴァイオリン)、
グレゴリー・アルミャン(チェロ)〕
アルトゥール・チェルモノフ (ヴァイオリン)
ウラディミール・バベシュコ(ヴィオラ) |
ショスタコーヴィチに師事したゲオルギー・スヴィリドフ(1915-1998)は現在でもロシアで人気の作曲家の一人です。
世界初録音のピアノ五重奏曲をはじめ、ベートーヴェン・トリオ・ボンがスヴィリドフ特有の美しい旋律を奏でます。
※録音:2016年6月(ドイツ、ハノーファー)
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8553277
【旧譜】
¥2600
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アレンスキー&ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲
アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番 Op.32
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第1番
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番
Op.8
カプースチン:ディヴェルティメント Op.126
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ベートーヴェン・トリオ・ボン
〔濱 倫子(ピアノ)、
ミハイル・オヴルツキ(ヴァイオリン)、
グレゴリー・アルミャン(チェロ)〕
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2005年に、ベートーヴェン・オーケストラ・ボンのコンサートマスターであるミハイル・オヴルツキ、首席チェロ奏者のグレゴリー・アルミャン、ヨーロッパで活躍中の濱倫子の3人によって結成された、ベートーヴェン・トリオ・ボン。ヴァイオリンのオヴルツキの躍動感あふれるヴァイオリンを中心に濱倫子のテクニカルなピアノが刺激的で、アルミャンのチェロが全体を支えて見事なアンサンブルを聴かせてくれます。
※録音:2012年5月、deutschlandfunk kammermusiksaal(ドイツ、ケルン)
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8553338
【旧譜】
¥2600
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アレクサンドル・アリャビエフ(1787-1851):室内楽作品集
アリャビエフ(1787-1851):
ピアノ三重奏曲 変ホ長調(未完)
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調
ピアノ五重奏曲 変ホ長調
ピアノ三重奏曲 イ短調 |
ベートーヴェン・トリオ・ボン
〔濱 倫子(ピアノ)、
ミハイル・オヴルツキ(ヴァイオリン)、
グレゴリー・アルミャン(チェロ)〕
アルトゥール・チェルモノフ (ヴァイオリン)
ウラディミール・バベシュコ(ヴィオラ) |
バレエ音楽などの舞台音楽で活躍したロシアの作曲家アレクサンドル・アリャビエフ(1787-1851)。
その室内楽をベートーヴェン・オーケストラ・ボンのコンサートマスターであるミハイル・オヴルツキを中心に結成されたベートーヴェン・トリオ・ボンが好演。
各楽器がバランスよく活かされ洗練された旋律に溢れています。
※録音:2015年3月、deutschlandfunk kammermusiksaal(ドイツ、ケルン)
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8553400
【旧譜】
¥2600
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ベートーヴェン&リスト:ピアノ作品集
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲 Op.35、2つのロンド
Op.51
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
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タマール・ベラヤ(ピアノ)
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1987年生まれのジョージア出身の女流ピアニスト、タマール・ベラヤは、トビリシ音楽院からルツェルン応用科学芸術大学にてイヴァン・クランスキーに師事。
ストレートなアプローチで描くベートーヴェンは聴きもの。リストではその確かな技術力を存分に発揮しています。
※録音:2018年2月(ドイツ、レーヴァークーゼン)
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8553402
【旧譜】
¥2600
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イムラー、ドイツ系とアメリカの作品を組み合わせて録音
シューベルト:白鳥の歌 D.957(抜粋)
ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121
バーバー:3つの歌曲 Op.45
バーンスタイン:アリアと舟歌
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クリスティアン・イムラー(バリトン)
アンナ・ステファニー(メゾ・ソプラノ)
クリストフ・ベルナー(ピアノ)
ダニー・ドライヴァー(ピアノ)
シルビア・フレイザー(ピアノ)
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ミンコフスキ、ヘレヴェッヘ、そして鈴木雅明らと共演も多く古楽のイメージのあるイムラーだが、今回はドイツ系とアメリカの作品を組み合わせて録音。改めて彼の多才ぶりを披露してくれています。
特にアンナ・ステファニーと共演したバーンスタインでは二人の掛け合いが非常に細やかで心地よい音楽となっています。
※録音:2016年6月、2017年4月(ドイツ、ミュンヘン)
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8553393
【旧譜】
¥2600
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ヴァイトハース&カメラータ・ベルン、迫真のチャイコフスキー!
チャイコフスキー:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
弦楽四重奏曲第3番変ホ長調 Op.30(弦楽合奏版) |
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
カメラータ・ベルン
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アルカント弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンであるヴァイトハース率いるカメラータ・ベルンとのチャイコフスキー。
協奏曲で彼女の辣腕ぶりを感じさせる迫真の演奏となっており、弦楽四重奏曲第3番ではカメラータ・ベルンのアンサンブル力がフルに発揮され情緒に満ちた美しい演奏となっています。
※録音:2017年10月(スイス)
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8553305
【旧譜】
¥2600
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アンティエ・ヴァイトハース
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op.61
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
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アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
スティーヴン・スローン(指揮)
スタヴァンゲル交響楽団 |
アルカント弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者アンティエ・ヴァイトハースは、その艶やかな音色を存分に活かしながらベートーヴェンを雄弁に歌い上げます。
ベルクでは圧倒的な説得力で迫ってきます。
※録音:2012年3月、ライヴ録音(ノルウェー、スタヴァンゲル・コンサートホール)
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8553328
【旧譜】
¥2600
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アンティエ・ヴァイトハース率いる
カメラータ・ベルンとのブラームス
ブラームス:
ヴァイオリン協奏曲
弦楽五重奏曲 Op.111(弦楽合奏版) |
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
カメラータ・ベルン |
アンティエ・ヴァイトハース率いるカメラータ・ベルンとのブラームス。ヴァイトハースの冴えわたるソロが縦横無尽に駆け抜けるような演奏に、カメラータ・ベルンがしっかりと寄り添っていきます。
非常にメリハリのある仕上がりで上質な室内楽を聴くような感覚で楽しめます。演奏家同士の息の合った極上のアンサンブルに仕上がっています。
※録音:2014年12月(スイス)
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8553226
【旧譜】
¥2600
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アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
ベートーヴェンの室内楽の傑作を弦楽合奏版に編曲
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番ヘ短調
Op.95
(弦楽合奏版/アンティエ・ヴァイトハース編)
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第9番 Op.47《クロイツェル》
(弦楽合奏版/リチャード・トネッティ編) |
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
カメラータ・ベルン |
ベートーヴェンの室内楽の傑作を弦楽合奏版に編曲。
演奏するのはアルカント弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンでもあるヴァイトハース率いるカメラータ・ベルン。
この名曲を躍動感あふれる瑞々しい演奏で、あたかもこの編成で作られた曲のように感じさせます。
※録音:2012年4月、(スイス、チューリッヒ)
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COBRA RECORDS
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ヌアラ・マッケンナ(チェロ)
ソロ
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ ロ短調 Op.8
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第1番 Op.72
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ヌアラ・マッケンナ(チェロ)
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ドイツ・カンマーフィル首席チェリストヌアラ・マッケンナが無伴奏アルバムでデビュー!
☆ドイツ・カンマーフィル・ブレーメンの首席チェリスト、ヌアラ・マッケンナ!
☆デビュー・アルバムは、コダーイ、リゲティ、ブリテンの無伴奏チェロ作品集!
ドイツ=アイルランドの新進チェリスト、ヌアラ・マッケンナ(b.1993)の華麗なるデビュー・アルバム!
マッケンナはフライブルク音楽大学でジャン=ギアン・ケラスに、バーゼル音楽院でイヴァン・モニゲッティに師事し、現在はシュトゥットガルト音楽院でコンラディン・ブロトベク教授のクラスでソリスト・プログラムに在籍しながら、2019年からはパーヴォ・ヤルヴィ率いるドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン(ブレーメン・ドイツ室内フィルハーモニー)でソロ・チェリスト(首席チェリスト)を務めている気鋭のチェロ奏者。
期待のデビュー・アルバムは、マッケンナが何年にもわたって深い愛情を育み、自身に多くのことを教えてきたチェロの無伴奏レパートリーとして、コダーイ、リゲティ、ブリテンの偉大な無伴奏チェロ作品を選択しています。
※録音:2020年4月14日ー15日&17日、レンスワウデ・クーペル教会(オランダ)
☆YouTubeにてご試聴いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=9XUd72NJI04

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ET’CETERA
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ブラームス&ヴァスクス:ピアノ四重奏曲集
ブラームス:ピアノ四重奏曲第3番ハ短調 Op.60
ヴァスクス:ピアノ四重奏曲 |
アーバン・ピアノ四重奏団
〔ニコラ・デュポン(ヴァイオリン)、
クレマン・ホルヴート(ヴィオラ)、
カツペル・ノヴァク(チェロ)、
モニカ・ダルス(ピアノ)〕 |
「スーパーノヴァ2019」&「ノルディック・ストリングス2020」優勝!
ベルギーの新進気鋭クヮルテット・デビュー!
アーバン・ピアノ四重奏団は、2018年にブリュッセルで結成され、結成からわずか数か月後にベルギーの若く優秀な室内楽ミュージシャンに贈られる「スーパーノヴァ賞2019」を受賞、2020年には「ノルディック・ストリングス2020」コンクールでも優勝した期待のアンサンブル。
ベルギー、リトアニア、ポーランドの強い個性が融合し、都会的な洗練したサウンドで現代のレパートリーと偉大なクラシック作品の現代的な解釈を探求しています。
アーバン・ピアノ四重奏団のデビュー・レコーディングとなるこのアルバムも、1855〜56年に作曲、大幅な改訂を経て1875年に出版されたブラームスのピアノ四重奏曲第3番に、ラトヴィアの重鎮作曲家ペーテリス・ヴァスクス(ペトリス・ヴァスクス)(b.1946)が2001年に作曲したピアノ四重奏曲が組み合わせれています。
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ツィゴイネルワイゼン
ドップラー:ハンガリー田園幻想曲§/
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン§/
ラヴェル:ツィガーヌ§/モンティ:チャールダーシュ§/
ブラームス:ハンガリー舞曲第5番*§、ハンガリー舞曲第6番‛/
バルトーク:44のヴァイオリン二重奏曲より
(からかいの歌、ブルレスク、ハンガリーの歌、
バグパイプ、アラビアの歌)‡/
リゲティ:バラード/
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲集¶ |
ペーター・フェルホーエン(ピッコロ)
イロンカ・コルソフ(ピッコロ)‡
アンケ・ラウウェルス(ピッコロ)
トマス・ファブリー(ピッコロ)*
ステファン・デ・シェパー(ピアノ)§
アン=ソフィー・フェルホーエン(ハープ)¶ |
アントワープ交響楽団(元ロイヤル・フランダース管弦楽団)の主席ピッコロ奏者を務めるベルギーの名手、ペーター・フェルホーエン。
ツィゴイネルワイゼン、ツィガーヌ、チャールダーシュ、ハンガリー舞曲、ルーマニア民俗舞曲など、ジプシー(ロマ)系音楽の傑作をピッコロで演奏した濃厚アルバム。
ロマ、ハンガリー、ルーマニアの熱狂的な舞曲の数々で、フェルホーエンの華麗な超絶技巧が満載。
ピッコロ&フルート・関係者要注目!
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ヤナーチェク、バルトーク、ミューレマン、エネスク
ヤナーチェク:
ヴァイオリン・ソナタ、ピアノ・ソナタ
《1905年10月1日 街頭にて》
バルトーク:ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ
ティム・ミューレマン:ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲
エネスク:ユニゾンの前奏曲、子供の頃の印象 |
デュオ・フェルミューレン・フェルプスト
〔ディーデ・フェルプスト(ヴァイオリン)、
クラウス・フェルミューレン(ピアノ)〕 |
ベルギーの若く優秀な室内楽ミュージシャンを対象とした音楽賞「スーパーノヴァ2019」にて、アーバン・ピアノ四重奏団とともに審査員と一般投票の全会一致で「スーパーノヴァ賞」に選ばれたデュオ・フェルミューレン・フェルプスト。
ルーヴェンのレメンス音楽院で学んだクラウス・フェルミューレンとブリュッセル王立音楽院で学んだディーデ・フェルプストが修士論文で演奏したヤナーチェクのヴァイオリン・ソナタをきっかけに、数回のコンサートを経て正式なデュオとして結成されました。
デビュー・アルバムは彼らの活動の中核をなす20世紀東ヨーロッパのアンソロジー的なプログラム。
1993年ベルギー生まれの若き作編曲家&ピアニスト、ティム・ミューレマンの二重奏曲はこのCDのために特別に書かれた作品です。
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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第7番&第9番
弦楽四重奏曲第7番 Op.59-1(ラズモフスキー第1番)
弦楽四重奏曲第9番 Op.59-3(ラズモフスキー第3番) |
ルスクヮルテット
〔クセーニャ・ガマリス(ヴァイオリン)、
アンナ・ヤンチシナ(ヴァイオリン)、
クセニア・ズーレヴァ(ヴィオラ)、
ピョートル・カレトニコフ(チェロ)〕 |
ルスクヮルテットのエトセトラ第4弾!ベートーヴェンのラズモフスキー四重奏曲集!
ルスクヮルテット(RUSQUARTET)は、2001年にモスクワ音楽院付属中央音楽学校で結成されたロシアの弦楽四重奏団。
メンバー全員がモスクワ音楽院へと進学し、ボロディン・クヮルテットの元メンバーとして知られる名ヴィオリスト、ドミトリー・シェバーリンの生徒となりました。
2006年には、ショスタコーヴィチの生誕100周年を記念したドイツ(ラインスベルク)のコンクールで第1位を受賞した他、バンフ国際弦楽四重奏コンクール(カナダ)、ショスタコーヴィチ国際弦楽四重奏コンクール(ロシア)、トロンプ国際音楽コンクール(オランダ)などで入賞してきた実力派です。
チャイコフスキーの弦楽四重奏曲集2枚(KTC1598、KTC1641)のあとに、モーツァルトの「レクイエム」&「協奏交響曲」の室内楽版(KTC1643)という意欲作でも好評を博したルスクヮルテットが次に挑むのはベートーヴェン。
ラズモフスキー伯爵に献呈されたOp.59のラズモフスキー四重奏曲集3曲のうち、第1番(Op.59-1)と第3番(Op.59-3)で、シェバーリン譲りの至芸を魅せつけます。
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ブラームス:ピアノ4手連弾のための作品集
ハンガリー舞曲第7番/ハンガリー舞曲第8番/
ワルツ集 Op.39/ハンガリー舞曲第9番/
ハンガリー舞曲第11番/
ロベルト・シューマンの主題による変奏曲
Op.23より 主題と第10変奏/
ハンガリー舞曲第15番/ハンガリー舞曲第16番/
ワルツ集「愛の歌」 Op.52/
ハンガリー舞曲第17番/ハンガリー舞曲第19番 |
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ)
ヴェールレ・ペーテルス(フォルテピアノ) |
ヴィーラント・クイケンやパウル・ドンブレヒトなど世界的古楽奏者らと共演してきたベルギーの古楽系鍵盤奏者ヤン・フェルミューレン。
12枚組におよぶ「シューベルトのピアノ独奏作品集」(KTC1336)を実現したあと、ヴェールレ・ペーテルスとともに7枚組の「シューベルトの4手連弾作品全集」(KTC1511)も完成させたフェルミューレンの次なるプロジェクトはブラームス!
「ウィーンの感傷とハンガリーの情熱(Viennese
Sentiment & Hungarian Passion)」と名付けられたニュー・アルバムは、ブラームスのハンガリー舞曲集からの8曲の間に、2つのワルツ集(Op.39&Op.52)とシューマンの主題による変奏曲を配置し、ブラームスが描いた舞曲の豊富なメロディー、リズムの変化、豊かなハーモニーの芸術を素晴らしき4本の腕で紡ぎます。
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ジェフ・ハンバーグ:ソングズ・アロング・ザ・ウェイ
マーラー:さすらう若者の歌(ジェフ・ハンバーグ編曲)
ジェフ・ハンバーグ:
ソングズ・アロング・ザ・ウェイ、祈り−
コロンバ |
ヘレナ・ファン・ヘール(メゾ・ソプラノ)
ニュー・ユーロピアン・アンサンブル、
ジェイムズ・メルドラム(クラリネット)
アストリッド・ハーティング(ハープ)
ラーダ・オヴチャロヴァ(ヴァイオリン)
エムリン・スタム(ヴィオラ) |
1956年アメリカのフィラデルフィア出身、1978年以降はオランダに拠点を移し、ルイ・アンドリーセンと共にハーグ王立音楽院で研究を続け、王立音楽院でフレンチ・ホルンを、ユトレヒト音楽院で指揮を学んだ作曲家、ジェフ・ハンバーグの作品集。
メゾ・ソプラノと室内楽のために書かれた歌曲集「ソングズ・アロング・ザ・ウェイ」に、ハンバーグが室内楽伴奏版に編曲したマーラーの「さすらう若者の歌」をカップリング。
ニュー・ヨーロピアン・アンサンブルは、ヨーロッパ中の情熱的なミュージシャンたちによって2009年にオランダで設立され、現代音楽と20世紀のクラシック音楽を中心に「オランダを代表するアンサンブル」(Nieuwe
Noten)の1つとして活動しています。
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クラリネット三重奏曲集
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調
《町の歌》
モーツァルト:クラリネット三重奏曲 K.498
《ケーゲルシュタット》
ブラームス:クラリネット三重奏曲イ短調
Op.114 |
スティーヴン・カノフ(クラリネット)
リチャード・レスター(チェロ)
イアン・ブラウン(ピアノ)
ホーコン・アウストボー(ピアノ)
マッツ・リードストレム(チェロ) |
カリフォルニア出身、スイスを拠点に活動し、モーツァルトのクラリネット協奏曲とクラリネット五重奏曲(イギリス室内管と共演)、シューベルトの八重奏曲(ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズと共演)、ブルッフのクラリネットとヴィオラのための二重協奏曲(ハノーファー放送フィルと共演)などのアルバムを残してきたベテラン・クラリネット奏者、スティーヴン・カノフをフィーチャーした、ベートーヴェン、モーツァルト、ブラームスのクラリネット三重奏曲集。
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DISKANT
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DK 0184-2
(2CD)
¥3700
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シューベルト (1797-1828) : ピアノ作品集
[CD 1]
ピアノ4手連弾のための幻想曲 ヘ短調 Op.103,
D 940 (*/+)
ピアノ・ソナタ 第11番 ヘ短調 D 625 (+)
楽興の時 (ピアノのための) Op.94, D 780
(+)
[CD 2]
ピアノ4手連弾のためのアンダンティーノと変奏曲
ロ短調 Op.84 No.1, D 823 (*/+)
ピアノ・ソナタ 第20番 イ長調 D 959 (*)
ピアノのため4つのの即興曲 Op.90 D 899
(*) |
ズザナ・ザンボルスカー (ピアノ (*))
スタニスラフ・ザンボルスキー(ピアノ (+)) |
録音 : 2020年8-9月、ドヴォラナ・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
スロヴァキアのピアニスト父娘、スタニスラフ・ザンボルスキー
(1946年生まれ) とズザナ・ザンボルスカー (1977年生まれ)
によるシューベルトのピアノ独奏および4手連弾作品。
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シューマン (1810-1856) : ピアノと歌
ダヴィッド同盟舞曲集 (ピアノのための) Op.6
連作歌曲「女の愛と生涯」 Op.42 (*)
連作歌曲「詩人の恋」 Op.48 (+) |
オクサナ・ズヴィネコヴァー (ピアノ)
クラウディア・デルネロヴァー (ソプラノ (*))
ペテル・ミクラーシュ (バス (+)) |
録音 : 2020年11月、ドヴォラナ・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
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ベートーヴェン、シューベルト、グリーグ :
チェロ・ソナタ集
ベートーヴェン (1770-1827) :
チェロとピアノのためのソナタ 第2番 ト短調
Op.5 No.1
シューベルト (1797-1828) :
アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D 821
(チェロとピアノによる演奏)
グリーグ (1843-1907) : チェロとピアノのためのソナタ
イ短調 Op.36 |
パヴォル・ムハ (チェロ)
ハナ・ムホヴァー (ピアノ) |
録音 : 2020年11月、ドヴォラナ・コンサートホール、ブラチスラヴァ、スロヴァキア
パヴォル・ムハ (1987年生まれ) とハナ・ムホヴァー
(1989年生まれ) は共にブラチスラヴァ音楽院および同音楽アカデミーで学んだスロヴァキアの演奏家。夫婦でデュオを組んでいます。
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PAVLIK
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ヤナーチェク (1854-1928) :
ヴァイオリン/ヴィオラとピアノのための作品集
ヴァイオリンとピアノのためのロマンス
ヴァイオリンとピアノのためのドゥムカ
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ヴァイオリンとピアノのためのスプレメントゥム
[Supplementum]
ヤナーチェク/ミラン・パラ (1982-) 編曲
:
おとぎ話 (ヴィオラとピアノのための)
ヴィオラとピアノのためのプレスト
ふるさとよ、さようなら (「消えた男の日記」第22曲)
(ヴィオラとピアノのための) |
ミラン・パラ (ヴァイオリン、ヴィオラ)
カタリナ・パロヴァ (ピアノ) |
録音 : 2020年10月、ベセドニー・ドゥーム、ブルノ、チェコ
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サムイル・フェインベルク、ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
サムイル・フェインベルク (1890-1962) :
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ (Op.12、遺作)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.46 |
ミラン・パラ (ヴァイオリン、ヴィオラ)
カタリナ・パロヴァ (ピアノ) |
録音 : 2020年10月、ベセドニー・ドゥーム、ブルノ、チェコ
サムイル・フェインベルクはソヴィエトのユダヤ系ピアニスト・作曲家。
バッハとスクリャービンの権威として知られ、21世紀に入って演奏録音のCD化や作品・編曲作品の新録音が急増しています。
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ヤーン・ツィケル (1911-1989) : 交響的三部作「人生について」
交響詩「夏」 (大管弦楽のための) Op.19 (1941)
交響詩「兵士と母 (戦争)」
(大管弦楽とアンドレイ・ジャルノフの詩の朗読のための)
Op.21 (1943) (*)
交響詩「夜明け」 (大管弦楽のための) Op.24
(1945-1946) |
ペテル・ヒミチュ (朗読 (*))
スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団
ズビニェク・ミュレル (指揮) |
ヤーン・ツィケルはプラハでヤロスラフ・クシーチカ
(1882-1969) とヴィーチェススラフ・ノヴァーク
(1870-1949) に、ウィーンでフェリックス・ワインガルトナー
(1863-1942) に師事したスロヴァキアの作曲家。
連作交響詩「人生について」は彼の代表作のひとつ。
録音 : 2020年、芸術館、コシツェ、スロヴァキア
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PA 0188-2
(2CD)
¥2900
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ベートーヴェン/シューマン、ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン (1770-1827) :
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 (1806)
シューマン (1810-1856) : ヴァイオリン協奏曲
イ短調 Op.129
(チェロ協奏曲からの編曲版) (1850/1853) |
ミラン・パラ (ヴァイオリン)
アンサンブル・オペラ・ディヴェルサ (管弦楽)
マリアン・レヤヴァ (指揮) |
録音 : 2020年10月3-4日、愛徳修道士会修道院、ブルノ、チェコ
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<国内盤>
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ART INFINI
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小林侑奈(ピアノ)
ドルチェ・フェリーチェ |
小林侑奈(ピアノ) |
1. バッハ/ヴィヴァルディ: シチリアーノ
2-4. レスピーギ: 6つの小品 より
2. 第1番 甘美なワルツ/3. 第3番 ノクターン/4.
第6番 インテルメッツォ ᬢ セレナーデ
5. レスピーギ: リュートのための古風な舞曲とアリア
第3 集 - シチリアーナ
6. リスト: 慰め 第3番 変ニ長調
7. リスト: 巡礼の年 第2年「イタリア」 -
ペトラルカのソネット 第123番 変イ長調
8. ロッシーニ: オッフェンバック・スタイルによる小さなカプリス
9. フォーレ: 夢のあとに (フィオレンティーノ編曲)
10. タールベルク: ベッリーニのオペラ「ノルマ」
- カヴァティーナ「清らかな乙女よ」
11-12. プロコフィエフ: バレエ「ロミオとジュリエット」からの10の小品
作品75 より
11. 少女ジュリエット/12. 別れの前のロミオとジュリエット
13. ベリオ: 水のピアノ
14. リゲティ: ムジカ・リチェルカータ -
第11番 リチェルカーレ「フレスコバルディへのオマージュ」
15. ショパン: ノクターン 変ホ長調 作品9-2(小林侑奈
編曲)(ボーナス・トラック) |
企画制作: ソニー・ミュージックダイレクト/発売:
ミューズエンターテインメント
録音: 2019年8月7日-8日 DSD 11.2MHz(DSD256)レコーディング
数々のイタリアの国際コンクールを制したYunaが奏でる、最高に
Dolce(甘く)Felice(幸せ)なイタリア小品集
ピアノで奏でられる、言葉のない「歌」。一期一会のピアノと対話し、その楽器の持つ最高に美しい響きで、光や影、ぬくもりや薫り、質感や感触が伝わるような表現を引き出したい‛&
その思いに導かれるように、歌の国イタリアで運命を感じる音楽家、師匠と出会いました。決して技巧的なパフォーマンスに走らない、ぬくもりや薫りが感じられるような人間的な演奏に接し、私の目指す音楽がここにあると確信しました。素朴で親密な、自然と調和するような、そんな演奏を日々目指しております。
アルバム「Dolce Felice」は、私が敬愛してやまないイタリアをテーマにした珠玉の小品集です。甘く美しいオペラ・アリア、リストやプロコフィエフの名曲、珍しい編曲物も多く収録し、色彩豊かなキラキラと輝く宝石のような一枚になりました。
ぜひ一人でも多くの方にお聴き頂ければ、うれしいです!! 小林侑奈
■小林 侑奈(ピアノ) Yuna Kobayashi, Piano
4歳よりピアノを始める。9歳でワルシャワ・フィルハーモニーホールにてポーランド国立クラクフ管弦楽団と協演し、好評を博す。PTNA
コンペティションにおいてB-G 級で全国決勝大会に出場し金賞、銀賞を受賞する等、幼少より多数のコンクールにて入賞。
山梨英和中学・高校を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻を卒業後、渡欧。イタリアを中心に研鑽を積み、イタリア・ペスカーラ音楽院を首席で修了。
ミケランジェリの高弟、ブルーノ・メッツェーナ氏のもとで研鑽を積む。カミロ・トーニ国際音楽コンクール第1位、サン・ジェミニ国際音楽コンクール第1位、ルチアーノ・ルチアーニ国際音楽コンクール最高位(1位なしの2位)を受賞。その後、イタリア各地にてリサイタルを開催、好評を博す。2013年度
CHANEL Pygmalion Daysアーティストに選出され、銀座シャネル・ネクサス・ホールにて年6回のリサイタルを開催。これまでに長沢あけみ、田崎悦子、黒田亜樹、ブルーノ・メッツェーナ、オラーツィオ・ショルティーノの各氏に師事。現在、日本とイタリアをベースに、ソリスト、室内楽奏者として活躍している。
■アールアンフィニ(Art Infini)について
アールアンフィニ・レーベルは、株式会社ソニー・ミュージックダイレクトと、株式会社ミューズエンターテインメントとのパートナーシップによるクラシック専門レーベルです。世界的に活躍する才能溢れるアーティストのCDアルバムを定期的に制作、リリースしています。
アールアンフィニはフランス語で「永遠の芸術」の意味。一貫してマーケットに迎合することなく、アーティストが表現したいことを純粋に追求しています。制作過程においては、全てのアルバムにおいてDSD方式でプロダクションされたマスターを使用、スイス・マージングテクノロジー社のDAWピラミクスにてDSD11.2MHz、またはDXD384KHzフォーマットでのレコーディングを行っています。マイクロフォンが捉えた信号を極力劣化させないようラインの最短化を図り、ステージ上のマイクロフォンの直近で収録されたアナログ信号をDSD、DXD信号に変換後、RAVENNA(AES67)で伝送しています。また動的リスクを回避するため記録媒体は厳選されたSSDを使用、さらにレコーディング〜編集〜マスタリングまで全ての電力は、高品位なリチウムイオンバッテリーで供給されます。アナログ、デジタル領域共に、まさに究極とも言える高品位化を実現しています
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3/18(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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BIS
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BIS SA 2519
(2SACD HYBRID)
¥5500 →\5090
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スウェーデン南部の3つのアンサンブルが共演!
豪華ソリストを迎えたモンテヴェルディの『オルフェオ』
モンテヴェルディ:歌劇(音楽による寓話)《オルフェオ》
SV.318(1607) |
アンサンブル・ルンダバロック
ユーハン・リンデロート(テノール、オルフェオ)
クリスティーナ・ヘルグレーン(ソプラノ、ムジカ、プロセルピナ、合唱)
クリスティーネ・ノンボー・アナセン(ソプラノ、第1のニンフ、エウリディーチェ、合唱)
マリア・フォシュストレム(メゾソプラノ、使者、合唱)
アンナ・サンデル(メゾソプラノ、第1の羊飼い、スペランツァ(希望)、合唱)
エーダム・リース(テノール、第2の羊飼い、アポロ、エコー、合唱)
ダニエル・オーベリ(バリトン、第3の羊飼い、第2の冥界の精霊、合唱)
ステフェン・ブルーン(バス、渡し守カロンテ)
カール・ペーテル・エーリクソン(バリトン、第4の羊飼い、冥界の王プルトーネ、合唱)
アン=マルグレート・ニューベリ(ソプラノ、第2のニンフ、合唱)
ラスムス・グラーヴァス・ニルセン(テノール、第1の冥界の精霊、合唱)
スタファン・アルトヴェーグ(バス、第3の冥界の精霊、合唱)
ヘッドヴィグ・フォン・シャンツ(ソプラノ、合唱)
スタファン・スレーン(テノール、合唱)
ペッテル・オストベリ(テノール、合唱)
ホール・バロック、
アンサンブル・アルタプンタ、
フレードリク・マルムベリ(指揮、オルガン) |
スウェーデン南部の3つのアンサンブルが共演!リンデロート、ヘルグレーン、フォシュストレムなど豪華ソリストを迎えたモンテヴェルディの『オルフェオ』!!
セッション録音:2019年7月&8月/エースレーヴ教会(ルンド、スウェーデン)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、クラムシェル・ボックス、Disc1
47'19、Disc2 58'20
プロデューサー:トーレ・ブリンクマン(Take5
Music Production)
サウンド・エンジニア:インゴー・ペトリ、トーレ・ブリンクマン(Take5
Music Production)
SACD ハイブリッド盤。
モンテヴェルディが1607年に作曲した「音楽による寓話」《オルフェオ》は、5幕という構成、登場人物の多さ、明確なオーケストラの書法、後の時代のオペラと同様に古典的神話に基づく台本といったことから、真の意味での最初の歌劇と言われています。
1607年の初演の後、長い空白の期間を経て、1904年、パリのスコラ・カントルムでの演奏会形式での上演をきっかけに演奏機会が次第に増え、21世紀までにはスタンダードのレパートリーとして定着しました。
BIS レーベルがリリースする新しい録音は、スウェーデン南部の3つのアンサンブルのコラボレーションから生まれました。
テノール歌手ユーハン・リンデロートをはじめ、ソプラノのクリスティーナ・ヘルグレーン、クリスティーネ・ノンボー・アナセン、マリア・フォシュストレムたち、ルネサンスや初期バロックの声楽作品の経験豊富な歌手が集まった、大学都市ルンドの古楽シーンで活動するヴォーカルグループ「アンサンブル・ルンダバロック」。
2012年から毎夏、ホールの町で開催される「ホール・バロックフェスティヴァル」のアンサンブル・イン・レジデンスとして結成された「ホール・バロック」は、2016年に『テレマン、コレッリ、J.S.バッハの組曲と協奏曲』(BIS
SA-2235)をリリース。
ルーマンの《ゴロヴィンの音楽》(BIS SA-2355)でスウェーデン・グラミー賞を獲得しました。
そして、金管楽器のグループ「アンサンブル・アルタプンタ」。3つのアンサンブルをまとめるフレードリク・マルムベリは、マルメ音楽大学で学び、現在、王立ストックホルム音楽大学の合唱指揮の教授とエーリク・エーリクソン室内合唱団の首席指揮者を務めています。
この録音に参加したアンサンブルには、アンサンブル・アルタプンタでトロンボーンとコルネットを担当するオーレ=クリスチャン・アンデシェンのように、《オルフェオ》の上演と録音を何度となく経験したプレーヤーも多数含まれています。
2019年夏、ルンドのエースレーヴ教会でのセッション録音です。

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AEOLUS
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AE11281
(1SACD HYBRID)
¥2900
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コピーライト・J.S.バッハ |
アンネグレット・ジーデル(バロック・ヴァイオリン)
ウーテ・グレンメル・ガウヒェン(オルガン) |
J.S.バッハ:
協奏曲ニ短調 BWV.596
(原曲:ヴィヴァルディ/第1&第3楽章:オルガン独奏、第2楽章:ヴァイオリン&オルガン)
トリオ・ソナタ第4番ホ短調 BWV.528(ヴァイオリン&オルガン)
カンタータ第22番〜コラール「汝の慈愛によりてわれらを死なしめたまえ」
(クラウス・ユルゲン・ティース編曲/ヴァイオリン&オルガン)
シュープラー・コラール集より「イエスよ、いまぞ汝御空より降り来たりて」
BWV.650(ヴァイオリン&オルガン)
前奏曲二短調 BWV.1001(グスタフ・レオンハルト編曲/オルガン独奏)
フーガ ニ短調 BWV.539-2
トッカータとフーガ イ短調 BWV.565(アネグレット・ジーデル編曲/ヴァイオリン独奏/原調:ニ短調)
コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」
BWV.659、
コラール「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」
BWV.660(クリストフ・M.フロメン編曲/ヴァイオリン&オルガン)
モテット第3番「わが喜びなるイエスよ」
BWV.227(アルフレート・ベルトレート編曲/オルガン独奏/7曲抜粋)
協奏曲ニ短調 BWV.974
(原曲:アレッサンドロ・マルチェッロ/第1&第3楽章:オルガン独奏、第2楽章:ヴァイオリン&オルガン) |
「バロック・ヴァイオリンとオルガン」によるバッハ!
☆バッハの様々なアレンジ、トランスクリプション、パロディーの芸術が満載!
☆「バロック・ヴァイオリンとオルガン」によるバッハ!
「ヨハン・セバスティアン・バッハの先駆者(Musicaphon/M56984)」や「ヴァイオリンとオルガンのためのバロック時代の傑作集(Cantate/C58029)」などの凝ったコンセプト・アルバムを送り出してきたバロック・ヴァイオリニスト、アンネグレット・ジーデルによるバッハ新録音。
アンネグレット・ジーデルはヒロ・クロサキにバロック・ヴァイオリンを、アーノンクールに古楽奏法を学び、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団のメンバーや、ベルリン・コーミッシェ・オーパー管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者を務めてきたハンブルクの名手。
Aeolusの「J.S.バッハ:オルガン作品全集(AE10761)」でも5枚分の録音を担当したウーテ・グレンメル・ガウヒェンと共に贈るアルバム、その名も「コピーライト・J.S.バッハ(©J.S.Bach)」は、生涯を通じて数多くのアレンジ、トランスクリプション、パロディーを書いたバッハの精神に迫るプログラム。
ヴィヴァルディやマルチェッロの作品を元に書いたバッハの鍵盤楽器協奏曲から、ヴァイオリンとオルガンによるトリオ・ソナタ、カンタータ、コラール、そしてレオンハルトが編曲したオルガン独奏版の無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番や、元はヴァイオリンのために作られたという説もある名曲「トッカータとフーガ
ニ短調」のヴァイオリン独奏版など、バッハの音楽の様々な姿をAelousの高音質SACD録音で楽しむことが出来ます。
※録音:2020年6月22日−26日、ケンペン・ピータース教会(ドイツ)
※使用楽器:ヴァイオリン:Leopold Widhalm,
ca.1770/Jacob Stainer, 1670
オルガン:Christian Ludwig Konig/Verschueren
organ (1752/2000)

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AE11271
(1SACD HYBRID)
¥2900
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ケルン大聖堂のロマンティック・クリスマス |
テレーザ・ネレス(ソプラノ)
ヴィンフリート・ベーニヒ(オルガン) |
フンパーディンク:クリスマス/
アドルフ・アダン:クリスマスの歌/
フォーレ:パヴァーヌ Op.50/
フンパーディンク:ベツレヘムの星、キリストの御子の子守唄/
アレクサンドル・ギルマン:ノエル Op.60より
クリスマスの奉納唱第2番 「Chantons, je
vous prie, Noel hautement」&「Le Messie
vient de naitre」/
フランク:アヴェ・マリア/
フランソワ・オーギュスト・ジェヴァール:子牛と灰色のロバの間/
ジャン・ユレ:クリスマスの聖体拝領/
ヒューゴ・ヴォルフ:眠る幼な児イエス/
ヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー:オラトリオ
《ベツレヘムの星》 より「マリア」/
ペーター・コルネリウス:クリスマスの歌
Op.8より「幼な子キリスト」/
グリーグ:クリスマスの子守歌/
コルネリウス:クリスマスの歌 Op.8より「聖なる三博士」、聖なる三博士/
フォーレ:「マスクとベルガマスク」より
ガヴォットOp.112-3/
レーガー:素朴な歌 Op.76より 「マリアの子守歌」/
ギルマン:ノエル Op.60より クリスマスの奉納唱第3番「Joseph
est bien marie」 |
ケルン大聖堂の少女合唱団のメンバーとしてソロを歌うなど、幼いころからケルン大聖堂と密接な関係を築いてきたケルン生まれのソプラノ歌手テレーザ・ネレスが、ケルン大聖堂のオルガンをバックに美しい歌声を聴かせるクリスマス・アルバム。
※2020年7月1日−4日、ケルン大聖堂(ドイツ)
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ARS PRODUKTION
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ARS38249
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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ピアノオーケストラ2 |
フランソワ・クサヴィエ・ポワザ(ピアノ/スタインウェイ
D274) |
スメタナ:モルダウ
(ハインリヒ・フォン・カーン=アルベスト(1852-1926)編)
ストラヴィンスキー:バレエ「ペトルーシュカ」
より
(テオドール・サーントー(1877-1934)編)
(Fete populaire de la semaine grasse/Chez
Petrouchka/
Chez le maure/Danse de la ballerina/Danse
russe)
ハチャトゥリアン:バレエ 「スパルタクス」
より アダージョ
(マシュー・キャメロン(1970-)編)
プロコフィエフ:3つのピアノ曲 Op.96
ラヴェル:ラ・ヴァルス (アレクサンドル・ギンジン(1977-)編)
ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番よりワルツ第2番
(フロリアン・ノアック (1990-)編) |
有名オーケストラ音楽のピアノ・トランスクリプション集第2弾!
1989年フランス・グルノーブル生まれのピアニスト、フランソワ・クサヴィエ・ポワザによる、オーケストラ音楽のピアノ・トランスクリプション集第2弾。
ポワザはジュネーヴ音楽院、ハンブルク音楽演劇大学、ジュリアード音楽院、サンタ・チェチーリア国立アカデミーでピアノを学び、これまでにアレクセイ・ゴロヴィン、エフゲニー・コロリオフに師事しています。
マルタ・アルゲリッチも彼の成長に大きな影響を与えた人物で、12歳の彼を日本のパシフィック・ミュージック・フェスティバルに招きました。
そこでポワザは「深い叙情性と驚異的なヴィルトゥオジティを持つ若きピアニスト」と評され、国際的な注目を集めるようになりました。
ピアノは音色の多様性の点で必ずしもオーケストラを凌駕できるわけではありませんが、ピアニストはより大きな統一感と柔軟性をもって自己表現をすることができます。
今回ポワザはロシアの作品を中心に、19世紀生まれの作曲家による編曲ものと、現代の作曲家による編曲ものを組み合わせ、持ち前のテクニックでピアノの色彩の限界を試すことに成功しています。
「モルダウ」や「ラ・ヴァルス」など有名な曲がほとんどなので、クラシック・ファンに広くおすすめできる1枚です。
※録音:2017年11月、インマヌエル文化センター(ドイツ、
ヴッパータール)
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ARS38260
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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南米の祭典 |
アンドレアス・ヴォイケ (ピアノ/ベーゼンドルファー
280VC-90) |
ヴィラ=ロボス (1887-1959) :
1-4.ブラジルの詩 (1936)
カボークロの苗植え/吟遊詩人の印象/奥地の祭り/白色インディオの踊り
5.野生の詩(1921-26)
ヒナステラ (1916-1983) :
6-9.ピアノ・ソナタ 第1番 Op.22(1952)
10-12.アルゼンチン舞曲集 Op.2(1937)
年老いた牛飼いの踊り/優雅な乙女の踊り/ガウチョの踊り |
ジャンルや国境を越えて活躍するドイツのピアニスト、アンドレアス・ヴォイケが自身の愛する南米大陸に捧げた1枚。
ヴォイケは3歳より学び始めたジーゲン音楽学校でアルゼンチンのピアニスト、アルド・アントニアッツィにヒナステラを教わり、その音楽に魅了されたといいます。
またヒナステラのアカデミックな作曲方法とは対照的な、ブラジルのヴィラ=ロボスの音楽にも特別な魅力を感じるようになり、両者を並べ南米大陸への愛と感謝を込めたアルバムが生み出されました。
ピアニストのためのさまざまな国際コンクールで1位を獲得し、クラシックのみならずロックやソウル、ジャズなどジャンルを横断して活躍しているヴォイケ。
彼の完成された技術と高い音楽性が、これらの民族色の強い音楽の中にある、噴き出すような野性味と繊細な優しさ、そして生き生きとした喜びを見事に描き出しています。力強いラテンのリズムをお楽しみください。
※録音:2018年5月、ベーゼンドルファー・クラヴィアファブリック(オーストリア、ウィーナー・ノイシュタット)
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ARS38539
【旧譜】
¥2600
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旅 〜 ギター二重奏のための音楽
ファリャ:歌劇《はかなき人生》よりスペイン舞曲第1番(エミリオ・プジョル&デュオ・アミティスによるギター二重奏版)
アルベニス:マヨルカ(バルセロナ)(デュオ・メリス&デュオ・アミティスによるギター二重奏版)
ファリャ:バレエ《恋は魔術師》より火祭りの踊り(デュオ・アミティスによるギター二重奏版)
ヨハネス・メラー(1981-):つぼみがほころぶとき
デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):ソナタ・ファンタジア
フィリップ・ホートン(1954-):Wave Radiance
パーシー・グレインジャー:
カントリー・ガーデンズ(ハンカチーフ・ダンス)(グレッグ・ネスターによるギター二重奏版)
デリー地方のアイルランド民謡(ダニー・ボーイ)(デュオ・アミティスによるギター二重奏版)
シェパーズ・ヘイ(モリス・ダンス)(グレッグ・ネスターによるギター二重奏版) |
デュオ・アミティス
〔ヴェロニク・ヴァン・デュールリング&ハロルド・グレットン(ギター)〕 |
ベルギー出身のヴェロニク・ヴァン・デュールリングとオーストラリア出身のハロルド・グレットン、全く異なる音楽的背景を持つ2人によって結成されたデュオ・アミティス。
2人の音楽的アプローチの違い、矛盾が、二重奏においては深みとなり、演奏に室内楽的な面白さをもたらしています。
プログラムはスペインの古典的名作、20世紀の作曲家、そしてグレインジャーの民謡に基づく作品と3つのパートに分かれており、様々なジャンル・時代の作品で彼らの多彩な解釈を楽しむことができます。
※録音:ホーリー・トリニティ教会(イギリス、ウェストン)
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ARS38540
(2CD)
【旧譜】
特別価格 ¥3600
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ハープとピアノのためのオリジナル作品集 |
デュオ・プラセディス(ピアノ) |
[CD1]
フランソワ=アドリアン・ボイエルデュー:ハープとピアノのための二重奏曲第3番
ヨハン・ネポムク・フンメル:ハープとピアノのためのロンドレット第1番
フォランソワ=ジョゼフ・ディージ&フリードリヒ・カルクブレンナー:ハープとピアノのための大二重奏曲
Op.82
ヨハン・ネポムク・フンメル:ハープとピアノのためのロンドレット第2番
ヤン・クシチテル・クルンプホルツ:ハープとピアノのための2つの二重奏曲
ヨハン・ネポムク・フンメル:ハープとピアノのためのロンドレット第3番
[CD2]
ギヨーム・ガテ:ハープとピアノのための2つの二重奏曲
Op.7
ヨハン・ネポムク・フンメル:ハープとピアノのためのロンドレット第4番
ダニエル・シュタイベルト:ハープとピアノのための大二重奏曲
ヨハン・ネポムク・フンメル:ハープとピアノのためのロンドレット第5番
フェデリーゴ・フィオリッロ:ハープとピアノのための大二重奏曲 |
ハープとピアノのための貴重なレパートリーを次々と録音している親子アンサンブル、デュオ・プラセディス。
本アルバムでは、古典派〜初期ロマン派の作曲家・ピアノ・ヴィルトゥオーゾたちによるオリジナル作品を、CD2枚組にたっぷりと収録。
大作曲家のフンメル、ハープの大家クルンプホルツ、ヴィルトゥオーゾのシュタイベルトやカルクブレンナーなど、それぞれの作曲家の個性と魅力が詰まったきらびやかな作品が並んでいます。
意外な名曲も多く、発見に満ちた楽しいアルバムです。
※録音:2016年6月、フリューゲルザール(スイス、ビューラハ)
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ARS38163
(SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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ハインリヒ・アントン・ホフマン(1770-1842):
弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 ト長調 Op.3-1、
弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.3-2、
弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op.3-3
※世界初録音 |
アルテ・ムジーク・ケルン (ピリオド楽器使用)
〔クリスティーネ・ロックス(ヴァイオリン)、
クリストフ・ヘッセ (ヴァイオリン) 、
アンティエ・ザビンスキ (ヴィオラ) 、
クラウス=ディーター・ブラント (チェロ)〕 |
ピリオド楽器による世界初録音の弦楽四重奏曲集!
ベートーヴェンと同時期にドイツのマインツで生まれたヴァイオリン奏者、作曲家ハインリヒ・アントン・ホフマン(1770-1842)の弦楽四重奏曲集。
生前はヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとして有名で、レオポルト2世の戴冠式のためにフランクフルトに赴任した際にはモーツァルトと出会い、一緒に演奏を行っています。
作曲は弦楽器のための作品が中心ですが、各声部が独立し、きめ細やかに考え抜かれたこれらの弦楽四重奏曲からは、彼の様式に対するセンスを感じることができるでしょう。
時折初期ロマン派の要素も見出されます。
※録音:2011年1月、福音教会(ドイツ、ホンラート)
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ARS38240
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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ドビュッシー没後100年 1918-2018
ドビュッシー:
映像 第1集/前奏曲集第2集/
交響的断章《聖セバスティアンの殉教》
(アンドレ・カプレ編曲、ヴァンサン・ラルデル改訂・補完)
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ヴァンサン・ラルデル(ピアノ)
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ブルーノ=レオナルド・ゲルバーに師事し、色彩の豊かさやオーケストラのような表現力が高く評価されるフランスのピアニスト、ヴァンサン・ラルデルのドビュッシー没後100年記念アルバム。
ラルデルはスタインウェイ・アーティストの称号を与えられており、彼の深いインスピレーションを受けた解釈は、しばしばミケランジェリ、ポリーニ、ツィマーマン、アルゲリッチなどのピアノの伝説と比較されています。
カプレ編曲、ラルデル改訂版の交響的断章《聖セバスティアンの殉教》は本アルバムが世界初録音となります。
※録音:2017年7月25-27日、インマヌエル文化センター(ドイツ、ヴッパータール)
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ARS38247
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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サザーン・チューンズ
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):海の景色
レスピーギ:弦楽のための組曲
コミタス(1869-1935):小曲集
(セルゲイ・アスラマジアンによる弦楽のための編曲版)
ニーノ・ロータ:弦楽のための協奏曲
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アンサンブル・エスペランサ
シュシャーヌ・シラノシアン(コンサートマスター)
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アンサンブル・エスペランサは、2015年にリヒテンシュタイン国際音楽アカデミーによって設立された弦楽オーケストラ。
世界中から才気煥発な若き音楽家たちが集まり、リヒテンシュタイン、ドイツ、オーストリア、スイスのコンサートホールや音楽祭で演奏しています。
北方をテーマにした『ノルディック・スイーツ』(ARS38227)に続く本アルバムのテーマは南欧、地中海で、イタリアのレスピーギ、ロータに加え、スペインのトルドラ、アルメニアのコミタスと珍しい作曲家の作品を収録しています。(アンサンブル・エスペランサは他に、アメリカをテーマにした『ウェスタン・ムード』(ARS38274)をリリースしています。)
※録音:2017年10月16-19日、アンゲリカ・カウフマン・ザール(ドイツ、シュヴァルツェンベルク)
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ARS38547
【旧譜】
¥2600
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シューマン:ハイネの詩による歌曲集/ハイネ:抒情的間奏曲
シューマン(ハインリヒ・ハイネ作詩):
(*)連作歌曲《詩人の恋》 Op.48/
4つの詩 Op.142より
君の頬を寄せて (No.2)、私の馬車はゆっくりと行く
(No.4)/
連作歌曲《ミルテの花》Op.25より睡蓮の花
(No.7)/
5つのリートと歌 Op.127より私の恋は輝く
(No.3) /
ハインリヒ・ハイネ (1797-1856) 作詩:抒情的間奏曲(+) |
クレメンス・ザンダー (バリトン (*))
ウタ・ザンダー(ピアノ、スタインウェイ D274(*))
コルネリウス・オボーニャ (ナレーター (+))
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ロベルト・シューマン国際音楽コンクール、ヘルトゲンボッシュ国際声楽コンクール、リヒャルト・タウバー賞などの受賞歴を持つオーストリアのバリトン、クレメンス・ザンダーによるシューマンの歌曲集。
《詩人の恋》をはじめ、作品はハイネの詩につけられた歌曲ばかりが選ばれており、曲の間で詩の朗読も行われます。
古典的なリート作品に対して献身的な取り組みを行っているザンダーらしい、歌曲と詩の世界をより深く味わうことのできるプログラムです。
※録音:2017年6月
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レッツ・ダンス!
ドメニコ・スカルラッティ:
鍵盤楽器のためのソナタ ニ長調 K.96、
同 ロ短調 K.87、同 ニ長調 K.29
フランソワ・クープラン:
クラヴサン曲集第3巻より修道女モニク、
嘆きのほおじろ、ティク・トク・ショク
ショパン:3つのマズルカ Op.59
ドビュッシー:ピアノのために
ガーシュウィン:3つの前奏曲
ニコライ・カプースチン:ピアノ・ソナタ
Op.62 No.6 |
ハンナ・シバーエヴァ
(ピアノ/
スタインウェイ 208031)
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"ダンス"をテーマに掲げたピアノ・アルバム。
11歳で国際的なキャリアをスタートさせ、若くしてヨーロッパやアメリカで数々の賞を受賞したベラルーシの才能豊かなピアニスト、ハンナ・シバーエヴァがダンスに捧げたピアノ・アルバム。
17世紀から20世紀まで、リズムに特徴のある作品を幅広く取り上げ、切れの良い軽やかなタッチで爽快な音楽を聞かせます。
それぞれの作品の共通点が見えてくるような、一貫性のある演奏です。
※録音:2016年2月29日-3月1日、バウアー・スタジオ(ドイツ、ルードヴィヒスブルク)
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フランスの印象 〜 フランスのフルート音楽
プーランク:フルート・ソナタ Op.164
ピエール・サンカン:フルートとピアノのためのソナティネ
ドビュッシー:3つの歌曲
(ロマンス L.79 No.1、美しき夕暮れ L.6、半獣神
L.104 No.2)
(タチアナ・スミルノヴァ編曲)
アンドレ・ジョリヴェ:リノスの歌
ラヴェル:ハバネラ形式の小品(ルイ・フルーリー編曲)
ジュール・ムーケ(1867-1946):フルート・ソナタ《パンの笛》
Op.15 |
ソフィア・デ・サリス(フルート)
アリーナ・カチャロヴァ(ピアノ)
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古楽(フラウト・トラヴェルソ)から現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、ソリストとして交響楽団や室内オーケストラとも共演を行っているロシアのフルーティスト、ソフィア・デ・サリスのフレンチ・アルバム。
プーランクのソナタのような名作中の名作に、編曲作品やジュール・ムーケ(テオドール・デュボワに師事したローマ賞受賞作曲家)の《パンの笛》を織り交ぜ、フランスのフルート音楽の多彩さが伝わってくる優れたプログラミングです。
※録音:2016年3月、合唱芸術アカデミー・ホール(ロシア、モスクワ)
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フランスの宝 〜 フランスのヴァイオリン音楽
プーランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
FP119
ショーソン:詩曲 Op.25(作曲者自編)
ドビュッシー:
レントより遅く(レオン・ロケ編曲)、
ベルガマスク組曲より月の光(アレクサンドル・レーレン編曲)、
牧神の午後への前奏曲(ヤッシャ・ハイフェッツ編曲)
イザイ:
サン=サーンスの練習曲《ワルツの形式で》Op.52
No.6による奇想曲 |
アレクセイ・セメネンコ(ヴァイオリン)
インナ・フィルソヴァ(ピアノ) |
1988年ウクライナ・オデッサ生まれのヴァイオリニスト、アレクセイ・セメネンコによるフレンチ・アルバム。ドビュッシー作品の編曲を含む名曲揃いのプログラムを、一聴して分かる確かな腕前と、優れた音楽的センスのヴァイオリンで楽しませてくれます。
使用楽器はドイツ音楽財団(Deutsche Siftung
Musikleben)より貸し出されている1699年製ストラディヴァリウスで、音色の美しさも特筆されます。
※録音:2015年12月28-30日
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歌手たちの慰め 〜 ケルナーの詩による歌曲集
ベネディクト・ラントハルティンガー:歌手たちの慰め
/
ファニー・ヘンゼル:死の嘆き/
ヨゼフ・デッサウアー:水瓶座 /
クリスチャン・フレゼリク・エミール・ホーネマン:朝に、最も美しい光景/
アルミン・クナープ:放浪者/
ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク:冬に
、巡礼者/
ローベルト・シューマン:ケルナー歌曲集
Op.35より
嵐の夜の楽しみ、消え去れ,愛と喜びよ、旅の歌、新緑、森への憧れ、亡き友の杯に、
放浪、密かな愛、問い、密かな涙、誰がお前をそんなに悩ませるのか?、古いリュート/
リヒャルト・シュトラウス:アルプホルン/
クララ・シューマン:木挽き水車屋での放浪者/
フリードリヒ・ジルヒャー:彼女と憩う /
フーゴー・ヴォルフ:憩え、憩え /
エルンスト・エドゥアルト・タウベルト:暗い谷で/
アルノルト・クルーク:さようなら |
アンドレアス・ライベンスピース (バリトン)、ヤーナ・ビュフナー(ソプラノ)、
トーマス・クロメ(ホルン)、エッカート・ゼルハイム(ピアノ、1849年製ベーゼンドルファー) |
ドイツの詩人、開業医、音楽療法士であったユスティヌス・
ケルナー(1786-1862)の詩によるドイツ・ロマン派の歌曲集。
ケルナーはキャリアを通して開業医であり続け、詩作活動は2次的なものでしたが、このアルバムからは彼の詩の影響力と、シューマンをはじめとする作曲家たちの音楽的反応の幅広さを知ることができます。
ピアノは1849年製のベーゼンドルファーを使用。
※録音:2015年6月18-19日、8月29-30日、ハンス・ロスバウト・スタジオ(ドイツ、バーデン=バーデン)
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CHRISTOPHORUS
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中期ドイツ・バロックの詩篇&讃美歌集 |
ダヴィド・エーラー(アルト〔カウンターテナー〕)
ラルパ・フェスタンテ |
ヨハン・クリストフ・シュミット(1664−1728):主をほめたたうるは良きことなり
作者不詳:主よあなたの憐れみを忘れないでください
ゲオルク・ブレイヤー(1647−after 1683):フランス風の4声のパルティータ
ト短調
ヨハン・タイレ(1646−1724):なぜうなだれるのか私の魂よ
ヴォルフガング・カール・ブリーゲル(1626−1712):
イエスの愛はかくも麗しく、ソナタ イ長調(ヴァイオリン&通奏低音)
作者不詳/ヨハン・クリスティアン・シュタークロフ?(1655−1722):もろもろの国よ、主をほめ讃えよ
作者不詳:マニフィカト |
ローレンス・カミングス、フィリップ・ヘレヴェッヘ、ヨス・ファン・インマゼール、トン・コープマンなど著名な指揮者たちと共演し、アマルコルド、カルムス・アンサンブル、シュティムヴェルクなどのアンサンブルにもゲスト参加してきたドイツのカウンターテナー、ダヴィド・エーラーが歌うドイツ・バロックの宗教作品(大半は世界初録音)。
伴奏は、様々な知られざるバロック音楽の録音実績を持つ古楽アンサンブル、ラルパ・フェスタンテ。
エーラーは講師や編集者としても活動しており、ブライトコプフ・ウント・ヘルテル社の「ヨハン・クーナウ:声楽作品全集」のチーフ・エディターも務めています。
※2020年6月5日−7日、ミュールハイム・マルティンス教会(ドイツ)
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DA VINCI CLASSICS
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チェロの内側 〜 ガット弦の響き
ジャン=ルイ・デュポール:練習曲第6番
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ短調
BWV.1009
ジャン=ルイ・デュポール:練習曲第10番、練習曲第8番
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 BWV.1008
ボンファ(マリン編:カーニバルの朝 |
フェルナンド・マリン(バロック・チェロ) |
ガット弦でチェロの内なる声を解放。スペインの異才マリンのバッハ&デュポール!
カンタール・アラ・ヴィオラのメンバーとしてジャンルの枠組みを超えた意欲作「ヴィオラ・ダ・サンバ」が大きな反響を呼び、ソリストとしてもリラ・ダ・ガンバやビウエラ・ダルコ、リラ・ヴァイオルなど様々な古楽系撥弦楽器による演奏を続々と世に送り出したスペインのヴィオラ・ダ・ガンバ&チェロ奏者のフェルナンド・マリン。
スペインのアリカンテで生まれ、巨匠ヴィーラント・クイケンに師事したマリンは「ガット弦の響き」を徹底的に追求するために、チェロ奏者にとってのバイブルである大バッハの「無伴奏チェロ組曲(第2番&第3番)」と、18世紀後半〜19世紀初頭のパリで活躍したジャン=ルイ・デュポール(1749−1819)の「練習曲(3曲)」を選曲。
マリンは弦楽器における古楽器の音の本質は、ガット弦の響きにあり、特にルネサンスやバロック時代の音楽では、ガット弦の音が重要と考え、1800年頃にボヘミアで製作されたとされる作者不詳のバロック・チェロに天然のガット弦を張ってこの「チェロの内側
〜 ガット弦の響き」の録音に臨んでいます。
ガット弦を通じて発せられるチェロの"内なる声"を、スペイン古楽界の異才がリアルに響かせます。
※録音:2019年10月20日−23日、エルミタ・パレド・デルガダ(タラゴナ、スペイン)
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モーツァルト:鍵盤楽器のためのソナタ全集
Vol.5
幻想曲ハ短調 K.475
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
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ジョヴァンニ・ディ・チェッコ(クラヴィコード)
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クラヴィコードによるモーツァルトの「ピアノ・ソナタ」の全曲録音完成を目指しているイタリアの鍵盤楽器奏者、ジョヴァンニ・ディ・チェッコ。
ヴェネツィア大学で哲学を学んだ経歴を持つディ・チェッコが録音した「ソナタ全集第5巻」には、バッハの音楽を聴衆に想起させ、ベートーヴェンの作風を先取りしていたとも思わせる「K.457」と「K.475」、ポスト・バッハにもプレ・ベートーヴェンにも属さない、モーツァルトらしさに満ちた「K.330」の3作品を収録。
モーツァルトが生きた時代では鍵盤楽器の主流の1つとして存在感を放っていたクラヴィコードで、当時の響きの再現を試みています。
新鮮かつ魅力的なモーツァルトの姿をお楽しみ下さい。
使用楽器は、2018年にベルギーのヨリス・ポトフリーヘが製作した1770年製サクソン・モデルのクラヴィコードです。
※録音:2019年11月、ジャンルカ・ザニン・アルティジャン・スタジオ(プレガンツィオール、イタリア)
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ラテン・アメリカのギター音楽集
ルイス・メルリン:バイロンゴ・カンペロ
アルダズ:ラ・グラシア・デ・ディオス
レデルマン:ルシーラ
カビエデス:エル・ジャマド・デ・ミストラル
ブローウェル:ビクトル・ハラの主題による変奏曲
ファリアス:レジャナ、デ・トダス・マネラス
モンテーロ:ポルテーニョの3つの色 |
アレクシス・バジェホス(ギター) |
南米チリ出身でスペインのアリカンテ大学でギターを学び、1992年に開催された第19回アンドレス・セゴビア国際ギターコンクールで優勝を果たした世界的ギタリスト、アレクシス・バジェホスのラテン・アメリカ・プログラム。
アルカンヘル・フェルナンデスとデイク・トラファーゲンのギターを弾き分け、自らに献呈された4曲を含む8作品で、ラテンアメリカの国々の「民族色」、「歌」、「踊り」を聴き手に伝えます。
※録音:2020年10月、オルフェニカ・リラ・メディア
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ALPHA
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ドヴォルザーク、マルティヌー: チェロ協奏曲
アントニン・トヴォルザーク(1841-1904):
1-3. チェロ協奏曲 ロ短調 Op. 104 (1895)
ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959):
4-6. チェロ協奏曲 第1番 H196 (1955改訂版) |
ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール(チェロ)
ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団
ゲルゲイ・マダラシュ(指揮) |
録音: 2020年9月 サル・フィラルモニーク、リエージュ
【若きヴィルトゥオーゾによる、チェコが生んだチェロ協奏曲の名作2題】
2017年に新設されたエリーザベト王妃国際音楽コンクール・チェロ部門の初代覇者となった、1990年フランス生まれのジュリアン=ラフェリエール。ブラームス、フランクとドビュッシーを収録したアルバムはディアパソン・ドール2017に選ばれており、ALPHAからは2019年にショスタコーヴィチ、ラフマニノフ、デニソフのチェロ作品集(ALPHA547)をリリースし、高い評価を得ています。
今回のアルバムはチェロ協奏曲の王道と言えるドヴォルザークと、同じくチェコの大作曲家で民族性にジャズなど新時代のイディオムも盛り込んだマルティヌーの傑作。
指揮を務めるのは2019年9月からリエージュ・フィルの音楽監督となった1984年ブタペスト生まれのゲルゲイ・マダラシュ。若い二人が卓越したテクニックと瑞々しい感性で、チェロ協奏曲の名曲2作に新しい風を吹き込みます。
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ARCANA
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ジョヴァンニ・アントニオ・リガッティ(1613頃-1648):
聖母マリアの晩課 ほか
1. アンドレア・ガブリエーリ(1533頃-1585):
第6旋法によるイントナツィオーネ/
2. 単旋律聖歌: 神よ、聞き届けてください/
3. カルロ・ミラヌッツィ(1590/92-1647頃):
主よ、どうかお聞き下さい*/
4. 単旋律聖歌: 王が休んでおられるとき/
5. ジョヴァンニ・アントニオ・リガッティ(1613頃-1648):
詩篇唱「主は言われた」*/
6. ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチオ(1609-1621頃活躍):
4声のソナタ/
7. 単旋律聖歌: その方の左手が、わが頭の下に/8.
リガッティ: 詩篇唱「讃えよ、主の子らよ」*/
9. セラフィーノ・パッタ(1606-1619頃活躍):
その方の左手が、わが頭の下に*/
10. 単旋律聖歌: わたしの肌は黒いが/11.
リガッティ: 詩篇唱「わたしは嬉しかったのです」*/
12. アドリアーノ・バンキエーリ(1568-1634):
わたしの肌は黒いが*/
13. 単旋律聖歌: 冬は過ぎ去り/14. リガッティ:
詩篇唱「主が建てて下さらなければ」*/
15. フランチェスコ・ウスペル(1560頃-1641):
第8リチェルカーレ*/
16. 単旋律聖歌: あなたは美しく/17. リガッティ:
詩篇唱「讃えよ、イェルサレムよ」*/
18. 単旋律聖歌: あなたは美しく/19. 単旋律聖歌:
はじめに、この世ができる前/
20. ジョアンピエートロ・デル・ブオーノ(?-1647頃):
讃歌「めでたし、海の星」*/
21. 単旋律聖歌: わたしが讃美にふさわしくあるよう/
22. 単旋律聖歌: あらゆる世代の方から、わたしは祝福された女と言われるでしょう/
23. リガッティ: マリアの讃歌「マニフィカト(わたしの魂は主をあがめ)」*/
24. バンキエーリ: 「丘は緑に」の調べによるカンツォン「アルチェナジーナ」/
25. 単旋律聖歌: 祈りましょう、わたしたちはあなたのしもべ/26.
単旋律聖歌: 主を祝福しましょう/
27. リガッティ: アンティフォナ「サルヴェ・レジーナ(ごきげんよう、皇后さま)」*/
28. リガッティ: 退場唱「拍手して讃えよ」*
* は世界初録音 |
イ・ディズィンヴォルティ
マッシモ・アルティエーリ、マッシモ・ロンバルディ(テノール)、
グリエルモ・ブオンサンティ(バス)、ノエリア・レベルテ・レチェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
マルコ・サッカルディン(テオルボ、バリトン)、ニコラ・ラモン(オルガン)
ウトファソル・アンサンブル
ピエトロ・モデスティ(木管コルネット)
スザンナ・デフェンディ(アルト・サックバット、[23]テナー・サックバット)
ファビオ・デ・カタルド(テナー・サックバット、[23]アルト・サックバット)
ヴァレリオ・マッツッコーニ(バス・サックバット)
マッシモ・ロンバルディ(指揮) 古楽器使用/a'=440Hz |
録音: 2018年5月1-3日、2019年6月5日 サンティ・フィリッポ・エ・ジャコモ教会、モンテ・マグレ(イタリア)
【17世紀ヴェネツィアの早世の才人、多声織りなす親密な晩課の世界】
モンテヴェルディがヴェネツィアに来て以降のマドリガーレに見られる独唱主体の多声様式(コンチェルタンテ様式)は、続く世代の華やかなヴェネツィア楽派の栄光を予告するものでした。
彼の愛弟子でオペラの大家として名を馳せたカヴァッリが有名ですが、その陰では高い実力を持ちながら今や名が埋もれてしまった、無数の作曲家たちの活躍もありました。
本盤でとりあげられているリガッティもまさにそうした知られざる天才の一人。イタリア新世代の古楽器奏者たちが集うアンサンブルによってここに取り上げられている『晩課』のプログラムは、三十代半ばで早世したリガッティの曲集から作品を選び、単旋律聖歌を交えながらバロック期のヴェネツィアにおける夕暮れ時の礼拝の再現を試みたもの。
独唱ないし数パートからなる重唱に木管コルネットの独奏やサックバット(トロンボーン)の響きが豊かな味わいを添える詩篇唱の数々は、少数精鋭の演奏陣でこそ映える凝縮されたイタリア初期バロック音楽の魅力が詰まっています。
磨き抜かれた演奏のクオリティを、イタリア古楽の録音に確かな実績をもつ技師ジュゼッペ・マレットのエンジニアリングが的確に捉えた秀逸な1枚です。
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CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES
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CVS030
(2CD+DVD+BD)
¥4500 →\4090
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鬼才ニケの《魔笛》はフランス語版でDVD+Blu-ray付き
モーツァルト: 歌劇《魔笛》 (全2幕) 〜フランス語歌唱〜
台本:エマヌエル・シカネーダー |
パミーナ...フローリー・ヴァリケット(ソプラノ)、タミーノ...マティアス・ヴィダル(テノール)、
パパゲーノ...マルク・スコフォニ(バリトン)、夜の女王...リザ・モスタン(ソプラノ)、
ザラストロ...トミスラフ・ラヴォワ(バス)、パパゲーナ...ポリーヌ・フェラッチ(ソプラノ)、
モノスタトス...オリヴィエ・トロマンシュラーゲル(テノール)、
夜の女王の侍女1...シュザンヌ・ジェローム(ソプラノ)、夜の女王の侍女2...マリー・ゴートロ(メゾ・ソプラノ)、
夜の女王の侍女3...メロディ・リュヴィオ(コントラルト)、神託の声...マチュー・ルクロアール(バリトン)、
神官1...マチュー・シャピュイ(テノール)、神官2...ジャン=クリストフ・ラニエス(バリトン)、
童子1...エマ・ド・ラ・サル(ソプラノ)、童子2...タニーナ・ラウス(ソプラノ)、
童子3...ガランス・ラポルト・デュリエ(ソプラノ)、幼少のタミーノ...デジレ・リュベク(ボーイソプラノ)、
ル・コンセール・スピリチュエル (合唱、管弦楽/古楽器使用)、
エルヴェ・ニケ(指揮) |
演出...セシル・ルーサ、ジュリアン・リュベク、衣装...シルヴィ・スキナジ、舞台美術...エロディー・モネ
収録: 2020年1月、ヴェルサイユ王室歌劇場/収録時間:
142分11秒(CD)/2時間29分(DVD&Blu-ray)
【DVD&Blu-ray】字幕: フランス語、英語、ドイツ語、NTSC Region
All 画像およびオーディオのスペックは不明です。
【鬼才ニケの《魔笛》はフランス語版でDVD+Blu-ray付き!バンド・デシネを盛り込んだ演出も絶妙】
バロックの知られざる声楽曲の大作を数多く蘇演し、ヘンデル、ボワモルティエ、リュリ、デトゥーシュ、ヴィヴァルディ、カテル......と有名無名にかかわらず痛快なステージや録音に仕上げるフランス古楽界の異才エルヴェ・ニケ。
近年はサン=サーンスやダヴィドなど19世紀フランス・ロマン派の舞台作品でも鮮烈な演奏で多くの人々を魅了していますが、その圧倒的なパフォーマンスは舞台演出や映像との相性も抜群。
今回の《魔笛》は近年躍進めざましい演出家ルーサ&リュベクによる、バンド・デシネ(フランス大衆漫画)のアニメーションも組み込んだ独特なステージになっていますが、何より注目すべきはニケが自らの母語であるフランス語の台本でこの傑作をとりあげたこと。
言語が変わるだけで一転、モーツァルトの古典美にケルビーニの革命期オペラやグレトリーのオペレッタにも通じるフランス的色彩感とスリルが加わり、演奏陣の物語への傾倒ぶりとあいまって痛快な演奏効果がもたらされます。
夜の女王を演じるリザ・モスタンも堂々の歌唱。モノスタトス役のオリヴィエ・トロマンシュラーゲルが繰り出す古典発音のおかしみも独特の趣きを演出に添えています。
傑作のありようを問い直す、古楽系指揮者の真骨頂発揮とも言えるプロジェクト。映像とCDが揃ったセットでの発売です。
参考動画:https://youtu.be/P6u5XNc8o8U
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フランソワ・クープラン(1668-1733):『王の秘密』
ヴィオールのための作品集(二つの組曲)
1-7. 組曲 ホ短調
1. プレリュード/2. アルマンド/3. クラント/4.
サラバンド/
5. ガヴォット/6. ジグ/7. パサカーユまたはシャコンヌ
8. 幸せな思いつき(テオルボ独奏版)
9. ラ・メザンジェール(二つのヴィオールとテオルボ版)
10. ティク=トク=ショクまたはオリーヴ圧搾機:
ロンド(二つのヴィオール版)
11. ラ・シャゼ(ヴィオール、クラヴサンとテオルボ版)
12. 森の精たち(ロベール・ド・ヴィゼー〔1655-1732〕編曲によるテオルボ独奏版)
13. ラ・メヌトゥー: ロンド(ヴィオール、クラヴサンとテオルボ版)
14-17. 組曲 イ短調
14. プレリュード/15. フュゲット(小さなフーガ)/16.
立派な葬列/17. 白いシャツ/
18. 誘惑(二つのヴィオール、クラヴサンとテオルボ版)/
19. ねんね、または揺り籠の天使: ロンド(ヴィオールとテオルボ版) |
マティルド・ヴィアル、ルイーズ・ブド=マレ(バス・ド・ヴィオール)、
ティボー・ルーセル(テオルボ、バロックギター)、セバスティアン・ドゥセ(クラヴサン) |
録音: 2019年6月24-27日 ヴェルサイユ宮殿「ヴィクトワール王女の大広間」
【フランス古楽界最前線の名手たちによる、クープランの機微を捉えた室内楽!】
フランス古楽の世界において、パリやストラスブールと並ぶ古楽教育の拠点として知られる南仏リヨンの音楽院で、名手マリアンヌ・ミュレールに師事したヴィオール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者マティルド・ヴィアルが、同門のルイーズ・ブド=マレ、多忙な古楽撥弦楽器奏者ティボー・ルーセル、そして音楽学者としてもバロック声楽の指揮者としても世界的な信望を集めているクラヴサン(チェンバロ)奏者、セバスティアン・ドゥセという豪華な共演陣を得ておくる、フランソワ・クープランのヴィオール作品集。
クラヴサン独奏曲の数々で知られるクープランは、フランス生粋の室内楽伝統に連なるヴィオールと通奏低音のための組曲集も刊行しましたが、ここでは二つの組曲のほかにクラヴサン独奏曲を原曲とするメンバーによる編曲も数多く収録。
ルーセルの細やかな撥弦が光る独奏曲も交え、クープランの作品がいかに弓奏弦楽器でもなじみやすいものであったか、さまざまな角度から解き明かしてゆきます。
有名な「オリーヴ圧縮機」で二つのヴィオールの弓使いから繰り出される規則的な音の重なり、「ねんね、または揺り籠の天使」での撥弦と弓奏の優しい寄り沿い合いなど、フランス古楽勢ならではの作品との親和性でこのうえなく優美なバロック世界が展開してゆく見過し難いアルバムです。
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RADIO FRANCE EDITIONS
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シャルパンティエ: 4つの合唱によるミサ曲/
エルサン: 燃え盛る炉にいる3人の子供の讃歌
マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):
1-17. 4つの合唱によるミサ曲 H4
フィリップ・エルサン(1948-):
18-27. CANTIQUE DE TROIS ENFANTS DANS
LA FOURNAISE
燃え盛る炉にいる3人の子供の讃歌 |
ソフィ・ジャナン(指揮)
フランス放送児童合唱団
ヴェルサイユ・バロック音楽センター聖歌隊
ヴェルサイユ・バロック音楽センター合奏団(古楽器使用)
合唱指導: オリヴィエ・シュネーベリ |
録音: 2019年2月 フランス放送オーディトリアム
【パリ、そしてローマ。2人の合唱指揮者が、世紀を越えて交感する2都市の音楽を重ねあう】
スウェーデンと英国で研鑚を積み、合唱作品の指揮で英仏をまたにかけ注目を集めつつある、フランス放送児童合唱団の指揮者ソフィ・ジャナン。
ここでは磨き抜かれた技量を誇るヴェルサイユ・バロック音楽センターの少年歌手たちとともに、古楽器演奏発展の先端を担う同センターを支えてきたヴェテラン合唱指揮者オリヴィエ・シュネーベリのサポートを得て、多重合唱様式のために書かれた17世紀と21世紀の作品を披露しています。
シャルパンティエはローマ留学でイタリア様式を学んだフランスの作曲家、エルサンはフランスの作曲家ですがローマに生まれており、かの永遠の都で少年時代を過ごしています。
シャルパンティエ作品として選ばれたのは、当時ローマでベネヴォリが発展させていた多重合唱様式による珍しいミサ曲。
これと同じ編成のために、ヴェルサイユ・バロック音楽センターとフランス放送の共同委嘱でエルサンが作曲した『燃え盛る炉にいる3人の子供の讃歌』は、旧約聖書『ダニエル書』にもとづきアントワーヌ・ゴドー(1605-1672)が書いた詩による宗教的作品。
ガンバ、コルネット、セルパン、サックバット、ポジティフオルガン......現代の新作でありながら演奏はシャルパンティエと同様に古楽器合奏団が担い、独特の異界感あふれる美しいサウンドが多重合唱のステレオ効果とあいまって、ユニークな聴覚体験をもたらします。
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RAMEE
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フィリップ・デ・モンテ(1521-1603): イタリア語マドリガーレとフランス語シャンソン(世俗歌曲集)
1. 幸せそうな恋人の話を聞くと [ピート・ストリケルス(1955-)編]
i
2. 去れ、悲しみよ、わたしの心から f
3. わたしの嘆き声が長く続くので[ヨアヒム・ファン・デン・ホーフェ(1567?-1620)編]*
4. ああ、なんと美しい涙が i
5. ああ悲しき憂鬱、ああ残酷なる運命 f
6. 主イエス・キリストよ[ジューリオ・チェーザレ・バルベッタ(1540-1603)編]*
7. わたしは亡霊、ここに埋められた者の i
8. この憔悴する心が、あなたに届ける大きな愛は
f
9. 高すぎる望みが、わたしの心を貫いたというなら
i
10. キリストを讃えよう*
11. 来る日も来る日も、わたしは表情や髪型を変え
i
12. わが神々しき太陽にも等しい二つの眼が
i
13. 恋の神の導きで、わたしは美しくも残酷な腕の中に
i
14. 高貴な生まれの魂よ、わたしの悲しみが
i
15. わたしは自らの溜息に i
16. あなたも、わたしと同じ気持ちでいてくださるなら
i
i...イタリア語マドリガーレ/f...フランス語シャンソン/*...器楽曲 |
ラタス・デル・ビエホ・ムンド(古楽器使用)
ミヒャエラ・リーナー(ソプラノ)、スートキン・バプティスト(メゾ・ソプラノ)、
アンネ・リンダール・カールセン(アルト)、トマス・マシェ(バス)、
サロメ・ガスラン、ガランス・ボワゾ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
フロリス・デ・レイケル(リュート、バロックギター) |
録音: 2020年9月22-24日 イェズス会教会、リール、ベルギー
【後期フランドル楽派の知られざる大御所、その世俗作品に光を当てた新鮮なアルバム!】
個性豊かで高いセンスを感じさせる歌い手が集い、それぞれの持ち味が際立って聴こえるユニークな重唱で特徴的な響きを組み上げる古楽アンサンブル、ラタス・デル・ビエホ・ムンド。
RAMEEレーベルからリリースされるアルバムは1枚ごと独特な味わいで興趣がつきませんが、このデ・モンテ作品集にもそのことは確実に当てはまります。
フィリップ・デ・モンテはラッススやパレストリーナ、ビクトリアらと同じ時代を生きたルネサンス後期の才人で、フランドル楽派としてはやや遅い世代に属し、その活躍期の終わりにはバロックと呼ばれる音楽が世に現れ始めていました。
ハプスブルク領フランドルのメヘレンで生まれ、イタリアでの修業をへてウィーンで皇帝マクシミリアンとルドルフに相次いで仕え、後者のプラハの宮廷でも大いに活躍。
溢れんばかりの才能は、マレンツィオやモンテヴェルディよりも早い時期に書かれたイタリア語のマドリガーレでも、またルジュヌやラッススらと同時期のフランス語シャンソンでも、1曲ごとに異なる作品美に貫かれています。
歌詞の持ち味をよく活かしつつ、ガンバや撥弦が絶妙な興を添える解釈が冴えわたる1枚です。
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RESONUS CLASSICS
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BEYOND BEETHOVEN
ベートーヴェンを超えて〜
ベートーヴェンと同時代の作曲家によるホルン作品集
1-3. フェルデイナント・リース(1784-1838):グランド・ソナタ
ヘ長調 Op. 34
4-6. フリードリヒ・オイゲン・テュルナー(1785-1827):グランド・ソナタ
ホ長調 Op. 29
7-8. フリードリヒ・シュタルケ(1774-1835):アダージョとロンド
Op. 105
9-11. ヘンドリク・ケンラード・シュトイプ(1778-1827):ソナタ
変ホ長調 Op. 11 |
アネク・スコット(ナチュラル・ホルン) Lucien
Joseph Raoux cor solo, c.1810
スティーヴン・デヴァイン(フォルテピアノ) Johann
Peter Fritz Viennese fortepiano, 1815(Richard
Burne collecon) |
録音 2019年10月28-31日 Waterdown House,
Tunbridge Wells, Kent(UK)
「BEYOND BEETHOVEN ベートーヴェンを超えて」と題されたこのアルバムは、ベートーヴェンが1800年に書き上げたホルン・ソナタ
Op.17に触発された、ベートーヴェンと同時代に活躍した4人の作曲家によるホルン作品を収録した1枚。
もともとベートーヴェンの作品は、当時大活躍していた名ホルン奏者ジョヴァンニ・プント(1746-1803)のために書いたものであり、プントの超絶技巧を最大に用いたこのソナタは爆発的人気を獲得、多くの作曲家たちがホルンの可能性を探求した作品を書くきっかけとなりました。
ここでスコットはプントをベートーヴェンに紹介したとされるリース、19世紀初頭のウィーンでベートーヴェンと会ったオーボエ奏者、作曲家のテュルナー、ベートーヴェンの甥カールにピアノを教えたシュタルケ、アムステルダムで活躍したピアニスト、シュトイプの作品を紹介し、19世紀初頭のホルン音楽の流行を探ります。
アネク・スコットはロンドン王立音楽院で学んだホルン奏者。オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティックとイングリッシュ・バロック・ソロイスツの首席奏者を務めるだけではなく、数多くのバロック・アンサンブルにゲストとして参加、ナチュラル・ホルンの巧みな演奏で広く知られています。

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ガブリエル・フォーレ(1845-1924):ヴァイオリンとピアノのための作品集
1-4. ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 Op.
13
5. 子守歌 Op. 16
6. アンダンテ Op. 75
7-9. ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調 Op.
108
10. ロマンス Op. 28 |
ジェーン・ゴードン
(ヴァイオリン...ピエトロ・グァルネリ製)
ヤン・ラウティオ
(ピアノ...エラール 1890年頃製) |
録音 2020年8月3-5日 St John's Upper Norwood,London(UK)
古典的な楽曲形式を遵守しながらも、作品に鮮やかな転調による和声進行を採り入れることで独自の作風を確立したフォーレ。彼の作品は書かれた年代によって様々な表情を見せています。
このアルバムには彼がヴァイオリンのために書いた作品を収録。30代始めに書かれたヴァイオリン・ソナタ第1番は、当時、恋愛真っただ中であったフォーレの幸福な心境が反映された美しく流麗な作品ですが、晩年に書かれた第2番は、極力余分な音を削ぎ落とした深遠な雰囲気を持つ作品。
アルバムにはこの対象的な2曲をつなぐ様々な時期に書かれた3曲も収録されており、フォーレの作風の変遷を知ることができます。
ここでヴァイオリンを演奏しているのは、ロンドン王立音楽院で学び、世界中で活躍するジェーン・ゴードン。現在、ヘイスティングス古楽フェスティバルの芸術監督を務める他、2017年に王立音楽院のアソシエイトに選出された彼女は、ピアニストのヤン・ラウティオと長年共演を重ねており、時にはチェリストのヴィクトリア・シモンセンを交え「ラウティオ・ピアノ三重奏団」としても活動しています。
ここではラウティオが奏でる1890年代のエラールとともに、銘器ピエトロ・グァルネリでフォーレの音楽を歌いあげています。

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ピアノ三重奏曲集 クラーク、アイヴズ、ビーチ
1-3. エイミー・ビーチ(1867-1944):ピアノ三重奏曲
Op. 150
4-6. チャールズ・アイヴズ(1874-1954):
ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重奏曲
7-9. レベッカ・クラーク(1886-1979):ピアノ三重奏曲 |
グールド・ピアノ・トリオ
【メンバー】
ルーシー・グールド(ヴァイオリン)
リチャード・レスター(チェロ)
ベンジャミン・フリス(ピアノ) |
録音 2019年12月17-19日 Sidney Sussex College
Chapel,Cambridge(UK)
NAXOSレーベルとSOMM RECORDINGSレーベルに多くの録音があるグールド・ピアノ・トリオ。
日本でも人気が高いピアニスト、ベンジャミン・フリスが参加する実力派アンサンブルです。
今回彼らがRESONUSレーベルへの初録音として選んだプログラムはアメリカに関係する近代作曲家の3つのピアノ三重奏曲。
アイヴズ唯一の三重奏曲は、充実した筆致による彼の代表作の一つ。また女性作曲家エイミー・ビーチの三重奏曲は1938年の作品であり、イヌイットの民謡を引用していることで知られています。
レベッカ・クラークはイギリスの女性作曲家ですが、このピアノ三重奏曲はマサチューセッツ州ピッツフィールドで開催された室内楽コンクールへの参加作品であり、高く評価された実績をもつものです。
ベートーヴェンから現代作品まで幅広いレパートリーを持つグールド・ピアノ・トリオによる素晴らしい演奏をお楽しみください。
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SOMM RECORDINGS
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ピーター・ドノホー(ピアノ)
モーツァルト(1756-1791): ピアノ・ソナタ 第4集
1-3. ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 K. 279
4-6. ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 K. 283
7. メヌエット ニ長調 K. 355
8. アレグロ ト短調 K. 312
9-11. ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332 |
ピーター・ドノホー(ピアノ) |
録音 2018年3月3-4日 Royal Birmingham Conservatoire,Birmingham,
England(UK)
イギリスのピアニスト、ピーター・ドノホーによる全6巻からなるモーツァルトのピアノ・ソナタ全集。
この第4集には1774年、18歳のモーツァルトの手による「6つのソナタ」から第1番と第5番、1784年に出版された第12番の3曲を中心に収録。
スカルラッティのソナタを思わせる軽快な第1番、ハイドンを思わせる明るい旋律が魅力的な第5番、第3楽章での技巧的なパッセージが印象的な第12番と、モーツァルトの多彩な才能を存分に味わえます。
同時に収録されているのは、時々現れる半音階的進行が不思議な味わいをもたらすメヌエットK.
355と、激しい楽想を持つアレグロK. 312の2曲です。
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Dreams Melting 蕩ける夢
ファーガソン、クラーク、マコンキー、フィンジ、テイトの歌曲集 |
ジェイムズ・ギア(テノール)
ロナルド・ウッドリー(ピアノ) |
ハワード・ファーガソン(1908-1999): Discovery
発見
1. Dreams Melting 蕩ける夢/2. The
Freedom of the City 名誉市民権/
3. Babylon バビロン/4. Jane Allen
ジェーン・アレン/5. Discovery 発見
レベッカ・クラーク(1886-1979):
6. The Seal Man あざらしの男/7. The
Cloths of Heaven 天国の布/
8. The Cherry-Blossom Wand 桜の枝の杖/9.
Infant Joy 子どもの喜び/
10. Cradle Song 子守歌/11. Tiger,
Tiger タイガー、タイガー
エリザベス・マコンキー(1907-1994):
12. A Hymn to God the Father 父なる神への賛歌...世界初録音
13. Have You Seen but a Bright Lily
Grow? 輝くようなユリが育つのを見たことがある?
14. A Meditation for his Mistress 彼の愛する人のための瞑想曲
ジェラルド・フィンジ(1901-1956): 地球が朽ちるまで
Op. 19
15. 第1曲: Let Me Enjoy the Earth 地球を楽しもう/16.
第2曲: In Years Defaced 改ざんされた年/
17. 第3曲: The Market-Girl 市場の娘/18.
第4曲: I Look Into My Glass 私のグラスを通して/
19. 第5曲: It Never Looks like Summer
夏のようには見えない/
20. 第6曲: At a Lunar Eclipse 月食で/21.
第7曲: Life Laughs Onward 人生は笑う
マコンキー: 4つのシェイクスピアの歌
22. Come Away, Death 来たれ、死よ/23.
The Wind and the Rain 風と雨/
24. Take, O Take Those Lips Away さあ持って行け この唇をどこへでも/
25. King Stephen ステファン王
フィリス・テイト(1911-1987):
26. The Falcon ファルコン...世界初録音/27.
Cradle Song 子守歌...世界初録音/28. Epitaph
墓碑銘 |
録音 2020年10月7-10日 ポットン・ホール、サフォーク(UK)
数多くの優れた歌曲が生まれた20世紀のイギリス。
このアルバムではフィンジの「地球が朽ちるまで」と、ファーガソンの「発見」、この2つの歌曲集を中心に、クラーク、マコンキー、テイトのさまざまな歌曲を収録した1枚。
世界初録音を含む全28曲の中には、英語の持つ響きの美しさを表現したファーガソン作品から、メランコリックな風情を持つフィンジ、バルトークの民謡を思わせるテイトの「子守歌」、拷問を受けながらも神への賛美を続けた神父の情熱を描いたマコンキーの「父なる神への賛歌」など多彩な歌曲が選ばれています。
ここで表現力豊かな歌唱を披露するのは、英国の歌手ジェイムズ・ギア。バロック音楽から近代作品まで幅広い舞台で活躍する名手で、透明感のある美しい声が魅力です。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GLOBAL CULTURE AGENCY
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GCAC 1042
(SACD シングルレイヤー)
¥8400
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カラヤン・イン・パリ 1960&1962
カラヤン・イン・パリ 1960(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)
(1)ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調
Op.93
(2)ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調
Op.125『合唱』
カラヤン・イン・パリ 1962(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)
(3)ロカテッリ:合奏協奏曲 変ホ長調 Op.4-10
(4)シューベルト:交響曲第8(7)番ロ短調
D.759『未完成』
(5)R.シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』
Op.30
(6)ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ『うわごと』
Op.212(アンコール) |
ヴィルマ・リップ((2)ソプラノ)、クリスタ・ルートヴィヒ((2)アルト)、
ヴァルデマール・クメント((2)テノール) ゴットロープ・フリック((2)バス)、
エリザベート・ブラッスール合唱団(2)、ヨゼフ・ネボワ((3)チェンバロ)、
ヴィリー・ボスコフスキー(3)、ヴァイオリン・ソロ) ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団((1)(2))、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団((3)-(6)) |
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
帝王カラヤンがBPO、VPOそれぞれと繰り広げた圧倒的パリ・ライヴをまとめてSACD化!!あのベストセラーが新リマスタリングで驚きの再登場。
白熱のベートーヴェン、気品のロカテッリ、壮麗のRシュトラウスなど垂涎の大演奏が満載
ライヴ録音:(1)(2)1960年4月26日/パリ、シャンゼリゼ劇場(モノラル)、(3)-(6)1962年4月9日/パリ、シャンゼリゼ劇場(ステレオ)
リマスタリング:2021年3月/JVCマスタリングセンター/2021年新リマスター、初SACD
化、国内製造品、180'27''、日本語帯・解説付
Spectrum Sound レーベルがフランス国立視聴覚研究所(INA)提供の音源からリリースし話題騒然となったカラヤンのパリ・ライヴを、Global
CultureAgencyレーベルがライセンスし、国内でリマスターしてSACD
化!INAオリジナルの音源(24bit/192kHz)を用いて丁寧にリマスターし製品化した、CD
盤とは異なる新たな魅力が付加された注目盤です。
SACDならではの収録時間を活かし、180分もの内容を1枚のディスクに収録。平林直哉氏による解説付きです。
1960 年のベルリン・フィルとの音源は同年4月21日からパリで開始されたベートーヴェン・ツィクルスの最終日の公演を収録したもの。
2篇ともにライヴならではの覇気にあふれ、勢いに乗ったスケールの大きさは圧巻。モノラルながらクリアなサウンドで、カラヤンとベルリン・フィルの作り上げた白熱サウンドをとことん堪能できます。
1962年のウィーン・フィルとの音源はステレオ録音なのが嬉しいところ。たいへん珍しいロカテッリの合奏協奏曲は気品にあふれ華やか、ボスコフスキーのソロも逸品。
メインのシューベルト『未完成』、カラヤンの代名詞ともいえる『ツァラトゥストラはかく語りき』、そしてアンコールまで、隙のない壮麗なサウンドに打ちのめされます。
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GCAC 1041
(SACDシングルレイヤー)
¥8400
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J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
BWV1001〜1006(全曲)
ソナタ第1番 ト短調 BWV1001
パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002
ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005
パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006 |
ヨゼフ・シゲティ(ヴァイオリン) |
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
超絶の名盤シゲティの無伴奏全曲、ハイビット・ハイサンプリングのマスターからSACD化!バッハ音楽の神髄を味わい尽くす至高の逸品
録音:1955、56年(モノラル)/初SACD 化、国内製造品、147'16''、日本語帯・解説付
強烈なまでに愚直な歌いっぷり、芯のある骨太の音色、決して緩むことのない緊張度、妥協なき世界...泣く子も黙る超名盤「シゲティの無伴奏」初SACD
化!
SACDならではの収録時間を活かし、6曲全曲を1枚のディスクに収めています。バッハ演奏の神髄とも言えるこの大演奏を見事な音質のXRCDで復刻した実績のあるGlobal
Culture Agencyレーベルが、Vanguard Classic
提供のハイビット・ハイサンプリングのマスターをもとにSACD
化。今までにない高解像度で浮かび上がるシゲティ渾身のバッハをぜひお聴きください!
幼少時に大ヴァイオリニストのヨアヒムや大ピアニスト・作曲家のブゾーニと出会い、その音楽的才能を大きく開花させたヨゼフ・シゲティ(1892-1973)。
バッハの無伴奏と言えば『シャコンヌ』等ほんの一部が技巧的ショウピースとして取り上げられるのみだった時代において、他ならぬ彼こそが全曲を演奏し聴かせる先駆者だったことも忘れてはなりません。
それでいて現在なお至上の名演として君臨する彼のバッハ録音は、カザルスの『無伴奏チェロ組曲』録音と双璧を成す、世にまたと無い「偉業」と言えるでしょう。
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<国内盤>
R−RESONANCE
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バッハ讃 J.S.バッハ 青年期のオルガン作品
(1)前奏曲ハ長調 BWV531
(2)《主なる神、我らの側にいまさずして》BWV1128
(3)《甘き喜びのうちに》BWV729
(4)トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
(5)《おお神よ、汝まことなる神よ》にもとづくパルティータ
BWV767
(6)《我らが神は堅き砦》BWV720
(7)フーガ ト短調 BWV578
(8)パッサカリア ハ短調 BWV582
(9)カンツォーナ ニ短調 BWV588
(10)前奏曲 ホ長調 BWV576 |
廣江理枝(オルガン) |
重低音から超高音までを見事に捉えた優秀録音!!東京芸術大学奏楽堂の巨大空間に共鳴する若き日のバッハ、輝きと熱情あふれるオルガン作品の数々!
セッション録音:2020年6月6,7,13日&11月6日/東京藝術大学奏楽堂/DDD、日本語帯・解説付【日本語、英語、ドイツ語】
●オルガン研究と演奏の第一人者・廣江理枝(東京藝術大学教授)が、バッハ青年期の作品への深い理解と共感の中で演奏した作品集。
●多彩な音色のパレットを誇る東京藝術大学奏楽堂のガルニエ・オルガンが、熱情あふれる若きバッハの音楽を再現します。
●録音は亀川徹(東京藝術大学音楽環境創造科教授)が担当、ホールの空間を揺るがす重低音から超高音までを見事に捉えた優秀録音も魅力です。
●全32ページにわたる解説書付き(日本語、英語、ドイツ語)
●廣江理枝のことば(ライナーノートより抜粋)
若いころのバッハがなかなかの情熱家だったことはよく知られています。
アルンシュタットの往来で、反抗的な聖歌隊員と暴力事件を起こして問題になったこと、4週間の休暇を取って約400km
離れたリューベックへ徒歩で旅に出るも、かの地の充実した音楽世界で学びに没頭するあまり、断りなく4
か月も帰還せず叱責を受けた逸話はとくに有名でしょう。
また、礼拝でのオルガン演奏が長すぎるとの批判にふてくされ、極端に短く弾いたりといった、さまざまなエピソードが残されています。
そんな血の気の多い、しかし才能に恵まれた青年バッハは、さまざまな面で極限を試すような作曲に挑んでいます。
たとえば、当時の楽器の鍵盤が少しずつ増していくと、それを使い尽くすように曲の音域を広げていく
など、野心的な試みが随所に見られます。
先人に学びつつも、それをそのまま真似るのでなく、すぐに自らの個性的な作品に昇華しているところは、さすがバッハと唸らずにはいられません。
今回の録音で使用した東京藝術大学奏楽堂のガルニエ・オルガンは、その音色の幅広さが魅力です。トッカータや幻想曲など、華やかで荘重、厳粛な性格の曲には、通常オルガノ・プレノという、バロック時代のいわゆ
るトゥッティの音色を使います。
今回もオルガノ・プレノを多用しながらも、作品によって少しずつキャラクターの違うオルガノ・プレノをプレゼンテーションしました。
パルティータなどのコラール編曲では、変奏曲らしく変化に富んだ音色を使用し、この楽器が持つ音色のパレットを広範に駆使しています。
また、楽器の正面に位置する巨大なパイプ群の鍵盤、ハウプトヴェルク
Hauptwerk とクラインヴェルク Kleinwerk はふだんから
よく使いますが、それに比べていちばん上のブルストヴェルク
Brustwerk という鍵盤は決して弾きやすくなく、また演奏者の真横にパイプが位置するため聴きにくいためか、あまり使用されることがありません。しかし今回の収録では、このブルストヴェルクまで大活躍させています。
若さと情熱が溢れ出る J.S.バッハ青年期のオルガン作品と、多彩な表情を見せるガルニエ・オルガンの響き、どうぞお楽しみください。
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3/17(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ARS VOBISCUM
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ARS 211259
(2CD)
¥5400
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ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
チェロ・ソナタ
第1番長調Op.5-1/第2番ト短調Op.5-2/第3番イ長調Op.69/
第4番ハ長調Op.102-1/第5番ニ長調Op.102-2 |
ペーター・ヘル(チェロ)
使用楽器:ジャン=バティスト・ヴィヨーム、パリ、1840年頃
リーゼ・クラーン(フォルテピアノ)
使用楽器:ナネッテ・シュトライヒャー、ウィーン、1825年(第1,2番)
Peter Baerwind、ヒルトブルクハウゼン、1830年頃(第3番)
Friedrich Hippe、オーバーワイマール、1820年(第4,5番) |
新レーベル「ars vobiscum」、貴重な楽器で演奏したベートーヴェン2篇がリリース
録音:2018年7月5-13日、フェストザール王宮、ヴァイマル/110
分
チェロ奏者ペーター・ヘルとピアニストのリーゼ・クラーンが、当時のオリジナル楽器を用いて、ベートーヴェンのチェロ・ソナタ全曲を録音しました。
楽器は、ヴァイマル古典期財団が所有するコレクションから、ベートーヴェンのチェロ・ソナタに最適なフォルテピアノを3つ選び、それぞれ楽器を変えて録音されました。
リーゼ・クラーンはヴァイマルの音楽祭の芸術監督を長年務めており、財団の所有する楽器コレクションには精通しています。
チェロは、1800年代中頃、パリにおいて最も重要な楽器商であり、製作者であったジャン=バティスト・ヴィヨームを使用。
ベートーヴェンが残した5つのチェロ・ソナタは、チェロとピアノの楽器の発展と同時に、ロンベルクやデュポール兄弟、あるいはリンケといった名チェロ奏者との幸運な出会いによって、生まれた作品群です。
ペーター・ヘルとリーゼ・クラーンの演奏は、そうした時代の空気を存分に伝える演奏となっています。
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ベートーヴェン:室内楽作品集
《マカベウスのユダ》の主題による12の変奏曲
WoO.45
アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 WoO.57
「モーツァルト《魔笛》の主題による12の変奏曲」Op.66
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲
変ホ長調 WoO.46
ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17 |
ペーター・ヘル(チェロ)
使用楽器: イゴール・ラウバッハ2019年(グァダニーニ複製)
ステファン・カッテ(ホルン)
使用楽器:アントン・ヨーゼフ・ケルナー、ウィーン、1801年
リーゼ・クラーン(フォルテピアノ)
使用楽器:ナネッテ・シュトライヒャー、ウィーン、1825年/エラール・フレール、パリ、1811年 |
録音:2020年7月16-20日ベルヴェデーレ宮殿、ワイマール/53分
時代楽器に精通したチェロ奏者のピーター・ヘルとピアニストのリーゼ・クラーンのベートーヴェンの室内楽作品集。
卓越したテクニックを持つ、ナチュラルホルン奏者のステファン・カッテを迎えたホルン・ソナタや、モーツァルトの歌劇からとった主題旋律を用いた変奏曲など、ベートーヴェンが最も自由に創作活動を行っていた時期の作品を収録。
ホルン・ソナタで使用しているピアノは、ベートーヴェンの愛用していたエラール・フレールを使用しています。
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LA MUSICA
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LMU 026
【再発売】
¥2600 →\2390
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ジャルスキーの記念すべきデビュー・アルバム
待望のリマスター再発売
フェラーリ:独唱のためのさまざまな作品集より |
フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)
アンサンブル・アルタセルセ |
ベネデット・フェラーリ:
(1)恋人たちよ、ひとつ教えようか/(2)わが二つの眼よ、なぜ閉じないのだ/
(3)彼女はぼくにすっかり夢中で/(4)愛が、富が、いかに心を打ち砕くか知らぬ者があろうか/
(5)気を引き締めよ、おお、わが心/(6)地獄の森で育まれた、この鋭い棘は,女の言語というものは/
(7)聞きなさい、恋人たちよ/(8)わたしは心の中で言った/
(9)こんな馬鹿げた黄金色の髪に、二度と心を売るものか/
(10)神よ、この甘美な過ちをお許し下さい/(11)あなたを愛するべきなのか、否か?/
(12)死すべき定めの憐れな者が、心安らいでいる時は/(13)おお墓よ、開くのだ |
ジャルスキーの記念すべきデビュー・アルバムが待望のリマスター再発売!
録音:2002年12月/パリ
ambroisieレーベルから2005年にリリースされたフィリップ・ジャルスキーの記念すべきデビュー・アルバムが、LA
MUSICAレーベルでリマスターのうえ再発売されます。
今やカウンターテナー界の実力・人気ともトップアーチストとなったジャルスキーが24歳の時にレコーディングしたもので、彼が結成したアンサンブル・アルタセルセを率いてイタリア・バロックの作曲家ベネデット・フェラーリ(1603頃-1681)の13篇に挑戦。
声の美しさ、技巧の正確さはもとより、独特の華のある芸風はすでに明瞭に現われていて酔わされます。
また完成されたものが残っていないとされるフェラーリの作品をこれほど上質な演奏で味わえるのも貴重。
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フランス実力派父子トリオ、絶品のシューベルト
シューベルト:
(1)ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898
(2)ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D.929 |
トリオ・パスカル
【アレクサンドル・パスカル(ヴァイオリン)、
オーレリアン・パスカル(チェロ)、
ドニ・パスカル(ピアノ)】 |
フランスのベテラン・ピアニスト、ドニ・パスカルが愛息ふたりと結成したピアノ三重奏団「トリオ・パスカル」。彼らによるシューベルトの名作2篇を楽しめます。
父のドニ・パスカルは数多くのCDをリリースして知られているうえ、チェロのオーレリアンも2015年の来日時に雄弁な演奏とイケメンぶりで人気者となりました。
2020年のフォルジュルネでも来日する予定だったため、残念に思うファンも多かったはず。
トリオ・パスカルはまず何より端正でエレガント。真摯な表現も光り、「天国的な長さ」と称される第2
番の終楽章の世界に浸れます。
映画音楽にも使われる第2楽章も美しさの極みです。
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MIRARE
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ヌーブルジェがシュトックハウゼンの問題作に挑戦
シュトックハウゼン:マントラ |
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ&
ジャン=フランソワ・エッセール(2台ピアノ)
セルジュ・ルムトン(エレクトロニクス) |
ヌーブルジェがシュトックハウゼンの問題作に挑戦。納得の凄さ!
68'00
ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ久々の新譜は、ベテランのジャン=フランソワ・エッセールとのデュオによるシュトックハウゼンの大作「マントラ」。
2台のピアノをエレクトロニクスが集音し、変調させる衝撃作。この難物にヌーブルジェとエッセールがどのように挑んでいるのか興味津々です。
「マントラ」は1970年にシュトックハウゼンが大阪万博のために来日し、京都や奈良の仏閣を散策、瞑想した際にインスピレーションを受けて作曲したとされます。
ピアニストは打楽器も奏しますが、変調された音は木魚やおりんを思わせ、東洋的な精神性を感じさせます。
非常な難曲ですが、ヌーブルジェの冴えた演奏はどの録音よりも新鮮な発見に満ち、エレクトロニクスの効果もますます光ります。
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フランスのピアノ三重奏曲
(1)サン=サーンス:ピアノ三重奏曲第1番ヘ長調Op.18
(2)ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
(3)リリ・ブーランジェ:悲しみの夕べに
(4)同:春の朝に |
トリオ・エリオス
【カミーユ・フォントゥノ(ヴァイオリン)、
ラファエル・ジュアン(チェロ)、
アレクシス・グルネール(ピアノ)】 |
フレッシュで爽やかなフランスのピアノ三重奏曲
71'00
2017年のフォルジュルネ音楽祭に来日して話題となったトリオ・エリオス。彼らがフランスのピアノ三重奏曲を集めたアルバムをリリース。
フランスで途絶え気味だったピアノ三重奏の復興をなしたとされるサン=サーンスの第1番と、バスク的色彩が濃いラヴェル、夭折した天才リリ・ブーランジェの鋭敏な感性と情念など多彩。
フランス的でフレッシュな演奏が爽やかです。
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NAIVE
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フランチェスコ・ラージ(1574-1621)、その人生に思いをはせる不思議な1枚
黒い太陽フランチェスコ・ラージ(1574-1621):indarno
febo (オルフェオの涙) / filli mia, filli
dolce
ジュゼッピーノ・デル・ビアード(?-1616):fuggi,
fuggi da questo cielo (ラ・マントヴァーナ)
マルコ・ダ・ガリアーノ(1582-1643):lamento
d'apollo (ダフネ)
ジュリオ・カッチーニ(1551-1618):amarilli
ジャコポ・ペーリ(1561-1633):un di soletto
トーマス・ダンフォード(1988-):passamezzo
(リュート即興)
フランチェスコ・ラージ:ardo, ma non ardisco
/ messagier di speranza
アンドレア・ファルコニエーリ(1585/86-1656):la
suave melodia (ヴィオラとハープ)
フランチェスコ・ラージ:o che felice giorno
カルロ・ジェズアルド(1566-1613):gagliarda
del principe di venosa( ハープ)
ジュリオ・カッチーニ:dalla porta d'oriente
ジギスモンド・ディンディア(c.1582-before
1629):amico, hai vinto
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):quel
sguardo sdegnosetto
フランチェスコ・ラージ:o pura, o chiara
stella
アンドレア・ファルコニエーリ:e vivere
e morire |
イ・ジェメッリ
[エミリアーノ・ゴンザレス・トロ(テノール)、
ルイーズ・ピエラール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、トーマス・ダンフォード(テオルボ)、
フローラ・パパドプーロス(ハープ)、マチルド・エティエンヌ(コンセプト)] |
バロック音楽の誕生に貢献したフランチェスコ・ラージ、その人生に思いをはせる不思議な1枚
録音:2019年2月5-7日/パリ、ノートルダム・ド・ボンスクール教会/51'45''
17世紀に作曲家、詩人、歌手として活躍したフランチェスコ・ラージ(1574-1621)はバロックの幕開けとオペラの誕生に大きな影響を与えた人物で、モンテヴェルディの『オルフェオ』ではタイトルロールを演じました。
自ら詩も書いた歌曲を、ハープやリュートを用いて弾き語ったりもしていたそうです。
このCDのプログラムはエミリアーノ・ゴンザレス・トロと彼のアンサンブル「イ・ジェメッリ」が考案したもので、フランチェスコ・ラージが歌ったり密接に関わったりした音楽で構成されています。
独唱、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート、ハープというシンプルな編成で、当時のイタリア音楽のベスト・アルバムともいうべき内容が楽しめます。
ジェラール・ド・ネルヴァル(1808-1855)の幻想的な詩『不幸者
el desdichado』に基づく「黒い太陽 Soleil
noir」をアルバムタイトルとして掲げ、メランコリックで不思議なイメージを創出しているのも何やら暗示的です。
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PURE AUDIO RECORDS
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PDA 001
(Blu-ray Disc Audio)
¥5200
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トビアス・メレ〜写真で綴る「田園」
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 |
マリス・ヤンソンス(指揮)
バイエルン放送交響楽団 |
ヤンソンス&バイエルン放送響の演奏!トビアス・メレの写真で綴る「田園」
画面:16:9、1080i/60、音声:DTS-HD5.0(24bit/48kHz),音声:DTS-HD5.0(24bit/48kHz),PCM
ステレオ(24bit/48kHz)、58分
写真家でもあり音楽家としても活動するトビアス・メレのプロジェクト「シンフォニー・イン・ピクチャー」は25年以上も続く好企画。
オーケストラの演奏に合わせて構成された写真を映し出していきます。
今回は、2020年に生誕250周年を迎えたベートーヴェンの交響曲第6番「田園」を題材としました。都市に暮らす人々が音楽を通して出会う田舎の自然環境を表現しています。
トビアス・メラは、単に自然の美しさを表現するのではなく、我々人間によってもたらされた「破壊」についても言及し、自然の美しさの維持、共存を考えさせられる内容となっています。
また、マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団の演奏が使われており、さらにブルーレイ・ディスク・オーディオの利点を生かしたハイレゾ音源(24bit/48kHz)で収録されており、音楽鑑賞ソフトとしても十分に楽しむことができます。
*当商品には、ハイレゾ音源と静止画のみが収録されており、動画(演奏風景)等は収録されておりません。
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PDA 002
(Blu-ray Disc Audio+CD)
¥6000
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リュートと歌〜17世紀の作曲家たち |
エロディ・ブシャール(歌)
アンソニー・ハーヴェイ(リュート) |
カッチーニ(1551-1618):帰ってきておくれ、私の愛しい人よ
トマス・キャンピオン(1567-1620):
Oft have I sighed/Her Rosie Cheekes/Shall
I Come Sweet Love to Thee
ディンディア(c1582 - 1629):貴方は行ってしまう、ああ/
やわらげ、わが涙
モンテヴェルディ(1567-1643):アリアンナの嘆き
エティエンヌ・ムリニエ(1599 – 1676):
Quoy faut-il donc vous dire adieu/Quittez,
quittez cette fiere rigueur/
Enfin la beaute que j'adore/Ha!compagnons
nous voyla bien |
4種類の音声情報で聴く17世紀のリュートと歌
音声:2.0 High Resolution Stereo(24Bit
/ 96kHz)、9.0 AURO-3D & 5.0 Surround(24Bit
/ 96kHz)、Binaural (Headphones)(24Bit /
96kHz)、Dolby Atmos
カッチーニ、キャンピオン、ディンディア、モンテヴェルディ、ムリニエら17
世紀に活躍した作曲家たちのリュートと歌の作品集。カナタ人ソプラノ歌手エロディ・ブシャールとアメリカ人リュート奏者アンソニー・ハーヴェイが言葉と音楽が密接に結びついている作品を魅力的に奏でます。
またブルーレイ・ディスクには、4種類の音声を収録しており、親密な音響空間を良い一層再現することが可能です。
*ブルーレイ・ディスクには音声のみが収録されています。
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ARCODIVA
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UP0229
(2CD)
¥3200
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ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959): チェロとピアノのための作品集
【CD1】
1-7. 7つのアラベスク「律動的な練習曲」
H.201
8-11. 4つの夜想曲 H.189
12-18. 小組曲 H.192
19. スロヴァキア民謡による変奏曲 H.378
【CD2】
1-6. 6つの牧歌 H.190
7. ロッシーニの主題による変奏曲 H.290
8. アリエッテ H.199b |
ペトル・ノウゾフスキー(チェロ)
ミロスラフ・セケラ(ピアノ) |
録音 2020年9月 プラハ(チェコ)
マルティヌーは400以上の作品を残しましたが、その中でも独特の深みと個性に溢れたチェロ作品は人気の高いジャンルとして知られています。
ここで演奏するチェコ有数のチェリスト、ペトル・ノウゾフスキーは、プラハ音楽院で学び、プラハ音楽大学で修士号を取得、ドレスデンとマドリードで研鑽を重ねました。
ロサンジェルスで開催されたピアティゴルスキー・セミナーに出演した際は、世界中から何百人もの応募者から選出された10人の中の一人として、またロストロポーヴィチやペルガメンシコフらのマスタークラスに参加、その才能を磨いてきました。
彼はマルティヌーの権威として知られており、これまでにARCODIVAレーベルからチェロ・ソナタ(UP0212)と、MD+Gレーベルから「チェロと管弦楽のための作品全集」(2017年、2枚組)をリリース、今回の2枚組の作品集でマルティヌーのチェロ作品を全て録音するという画期的な記録を打ち立てました。
民謡風の曲から抒情的な曲まで、ピアノのセケラとともに作品への共感を込めて演奏しています。
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ペトロフ・ピアノ三重奏団
ハイドン、バルトーク、ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲集
1-3. ハイドン(1732-1809): ピアノ三重奏曲
ハ長調 Hob.XV: 27
4-9. バルトーク(1881-1945):
6つのルーマニア民謡(イジー・カバット編)
10-12. ハイドン: ピアノ三重奏曲 ト長調
Hob.XV: 25
13-18. ドヴォルザーク(1841-1904):
ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調「ドゥムキー」
Op. 90
ボーナス・トラック
19. マスネ(1842-1912): タイスの瞑想曲(イジー・カバット編) |
ペトロフ・ピアノ三重奏団
【メンバー】
マルティナ・シュルマイステロヴァー(ピアノ)
ヤン・シュルマイステル(ヴァイオリン)
カミル・ズヴァク(チェロ) |
録音 2019年6月 ペトロフ・ギャラリー, Hradec
Kralove(チェコ)‛&1-9,13-19、2010年8月
Studio Veseli na Morave(チェコ)‛&10-12
チェコを代表するピアノ製造会社「ペトロフ」。2世紀に亘り深く美しい音色を持つ品質の高い楽器を製造、日本でもこのピアノを愛するピアニストが多いことで知られています。
この楽器名をアンサンブルの名前に据えた「ペトロフ・ピアノ三重奏団」は2009年、ウィハン弦楽四重奏団のヴァイオリニスト、ハン・シュルマイスターが設立、メンバーはいずれも長年の演奏経験を誇る名手たちで、2011年からはチェコ、ザーブルジェの室内楽コースのレジデント・ピアノ・トリオであり、3人は同コースの先生も務めています。
このアルバムではANT.PETROF275(トラック1-9,13-19)とPETROF
Mistral Op.571203(トラック10-12)の2種類の楽器を使用、ピアノの響きの違いも存分にお楽しみいただけます。
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Duo Beautiful Strings
ヴァイオリンとハープのための作品集 |
モニカ・ウルバノヴァー(ヴァイオリン)
ヘドヴィカ・モウサ・バハ(ハープ) |
1. ヨゼフ・スーク(1874-1935): 組曲「おとぎ話」
Op.16 - 第1曲 ラドゥースとマフレナの忠実な愛と悲しみ
2. デボラ・ヘンソン=コナント(1953-):
バロック・フラメンコ
ジョン・ウィリアムズ(1932-): シンドラーのリスト(ヴァイオリンとハープ編)
3. 追憶/4. ユダヤ人街(1941年、クラクフのユダヤ人移住区にて)/5.
テーマ
6-8. オンドジェイ・ウルバン: ジシュコフ組曲
9. ペルト(1935-): フラトレス(ヴァイオリンとハープ編)
ピアソラ(1921-1992): タンゴの歴史(ヴァイオリンとハープ編)(抜粋)
10. I. ボルデル1900/11. II. カフェ1930/12.
III. ナイトクラブ1960 |
録音 2020年5月20-21日、6月3-4日 Sound
Studio HAMU, プラハ(チェコ)
プラハ芸術アカデミーで学んでいたヴァイオリニスト、モニカ・ウルバノヴァーとハープ奏者ヘドヴィカ・モウサ・バハによって、2010年に設立されたアンサンブル「デュオ・ビューティフル・ストリングス」。
様々な国際コンクールの入賞経験を誇り、各々がソリストとして活躍しながら、チェコ内外で活発な演奏活動を繰り広げています。
独自のアレンジ作品を加えることでデュオのレパートリーを広げている彼女たち、このアルバムではスークの「おとぎ話」といったチェコの作品から、良く知られるジョン・ウィリアムズの「シンドラーのリスト」、ペルトやヘンソン=コナントといった近代作品、デュオのために書かれたウルバンの『ジシュコフ組曲』など多彩な作品を演奏。
そして2021年が生誕100年、ピアソラの「タンゴの歴史」で締めくくるというしゃれた選曲で聴き手を魅了します。
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Tribute to the Czech Masters チェコの巨匠たちへのトリビュート
ドヴォルザーク(1841-1904): 4つの合唱曲 Op.
29 B. 59
1. 第1番: Misto klekani 夕べの祝福/2.
第2番: Ukolebavka 子守歌/
3. 第3番: Nepovim 私は語らない/4. 第4番:
Opusteny 見捨てられた者
ヴィチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):
モラヴィア民謡詩による2つのバラード Op.
19(4手ピアノと合唱版)
5. 第1番: Ranosa ラノーシャ/6. 第2番:
Zakleta dcera 魅惑の娘
ノヴァーク: モラヴィア民謡詩による2つのバラード
Op. 23(4手ピアノと合唱版)
7. 第1番: Vrazedny mily 恋人殺し/8.
第2番: Nescasna vojna 不幸な兵士
9. ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959):
Mikes z hor 牧童ミケシュ H. 375
スデニェク・ルカーシュ(1928-2007): Pocta
tvurcum 創造者へのオマージュ Op. 147
10. I. ミケランジェロ/11. II. レンブラント/12.
III. ピカソ |
プラハ混声合唱団、イジー・ペトルドリーク(指揮)、
カレル・コシャーレク(ピアノ)‛&5-12、ダニエル・ヴェスナー(ピアノ)‛&5-8、
エヴァ・ミュレロヴァー(ソプラノ)‛&9、ヤクブ・トゥレク(テノール)‛&9、
シルヴィエ・ヘソヴァー(ヴァイオリン)‛&9、ラデク・クジジャノフスキー(ヴァイオリン)‛&9、
パヴェル・ツィプリス(ヴィオラ)‛&9、シュチェパーン・プラジャーク(ヴァイオリン)‛&10,12 |
録音 2018-2020 マルティヌー・ホール、アカデミー・オブ・パフォーミング・アーツ、プラハ(チェコ)
1950年代に設立されたプラハ混声合唱団は、バロック期からロマン派作品、とりわけお国物であるチェコ音楽を中心とするレパートリーで、チェコ国内だけではなく海外でも高い評価を受けています。
このアルバムでは19世紀から20世紀のチェコ合唱曲を披露。ドヴォルザーク35歳の作品「4つの合唱曲」をはじめ、モラヴィア民謡詩に題材を得たノヴァークのバラード、晩年のマルティヌーの熟達した筆致が映える「牧童ミケシュ」など民謡風の旋律が楽しい曲が楽しめます。
また、アルバムの最後に収録された『創造者へのオマージュ』の作曲家スデニェク・ルカーシュは330以上の作品を発表し、ピルゼンの国立放送局で音楽編集者を務めた経歴で知られています。
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NAXOS
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Inca Trail Connection インカ・トレイル・コネクション
インカを通る道 |
ノルウェー放送管弦楽団
ミゲル・アルト=ベドヤ(指揮) |
1. アレハンドロ・トバル(1907-1975): カラマリー(1967)
2. アルフォンソ・レング(1894-1974): 前奏曲第1番(1912)
3. アルベルト・ウィリアムズ(1862-1952):
演奏会用序曲第1番
4. ホセ・カルロス・カンポス(1957-): 田園舞曲(1981)‛&世界初録音
5. サントス・シフエンテス(1870-1932):「アイレス・トロピカレス」によるスケルツォ(1894)‛&世界初録音
セルソ・ガリード=レッカ(1926-): アンデス民族舞曲(1983)‛&世界初録音
6. 第1番: Alegre/7. 第2番: Lento/8.
第3番: Ritmico/9. 第4番: Andante/10. 第5番:
Alegre
11. エンリケ・ソロ(1888-1954): 幻想的舞曲(1916)
12. フランシスコ・プルガル・ビダル(1929-2012):
カスカイ(1989)‛&世界初録音 |
録音 NRK Store Studio, オスロ(ノルウェー) 2014年9月5日‛&2,11 2014年10月10日‛&4,12 2015年2月6日‛&1,5 2015年12月5日‛&6-10 2017年5月29日‛&3
「Caminos del Inca」とは南アメリカを横断する道路網。多くのインカの遺跡を含むペルー、ボリビア、エクアドル、チリ、アルゼンチン、コロンビアを横断するこの道行には、さまざまな文化と伝統音楽が存在します。
このアルバムに登場する作曲家たちの音楽には、これらの伝統とヨーロッパ文化の影響が融合されたユニークな味わいが見てとれます。
ここには後期ロマン派の音楽や民族舞踊、ストラヴィンスキーの音楽のような原始的な衝動、ポピュラー音楽からの影響、シンプルな美しさなどあらゆる要素が含まれており、これらのカラフルな音楽は聴き手を想像上の旅へといざないます。
タンゴ風のリズムが躍動的なトバルの「カラマリー」、冒頭のエキゾチックな旋律が耳に残るカンポスの「田園舞曲」、多彩な表情を持つ5つの小品で構成されたガリード=レッカの「アンデス民族舞曲」などどこから聴いても楽しい1枚を、ペルー出身のミゲル・アルト=ベドヤが、現在首席指揮者を務めるノルウェー放送管弦楽団とともに見事な演奏で聴かせています。
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イギリスのギター音楽集 第2集 |
グレアム・アンソニー・デヴァイン(ギター) |
1. ジョン・ダウランド(1563-1626):
ジョン・ラングトン氏のパヴァーヌ P.14(1604以前) (G.A.デヴァインによるギター編)‛&世界初録音
2. ブリテン(1913-1976):ダウランドによるノクターナル
-「来たれ、深き眠りよ」によるリフレクション
Op.70(1963)
3. ジョン・ラター(1945-): 古風な前奏曲(1980)
4. ラター: ロンド・カプリース(1976)
5-7. シリル・スコット(1879-1970): ギター・ソナチネ(1927)(J.ブリーム校訂)‛&世界初録音
8. ニコラス・モー(1935-2009): ミュージック・オブ・メモリー(1989) |
録音 St Rumbold Church, StokeDoyle, ノーサンプトンシャー(UK) 2014年9月6,7日‛&1,2,4-7 2014年9月12日‛&3,8
イギリス出身の世界的ギタリスト、ジュリアン・ブリーム(1933-2020)は,ギター音楽の中心的なレパートリーを占めるスペイン音楽だけではなく、自国の作品を積極的に演奏しました。
その中にはイギリス・ルネサンス期の音楽や、彼と同時代の作曲家たちに委嘱した多くの作品が含まれています。
現代イギリスにおける名ギター奏者グレアム・アンソニー・デヴァインはこれらの作品を21世紀に紹介することで、改めてブリームの偉大さを称えています。
ウォルトンやロースソーン、バークリー作品などが収録された第1集に続く第2集では、自らリュートも演奏したというブリームが愛奏したダウランド作品をはじめ、ブリームの依頼で書かれたブリテンによる名作「ダウランドによる夜想曲」、現代イギリスを代表する作曲家ジョン・ラターの2作品と、世界初録音となるブリームが校訂したシリル・スコットのソナチネ、そしてニコラス・モーの大作「ミュージック・オブ・メモリー」が演奏されています。
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ヨハン・ジモン・マイール(1763-1845):グローリア・ミサ
ホ短調/ヘ短調
グローリア・ミサ ホ短調(1820頃-1834)
(ベルガモ・アンジェロ・マイ図書館コレクション
108-14a-c, 85-17)
1. Kyrie I キリエI- Christe クリステ
- Kyrie IIキリエII/
2. Gloria in excelsis グローリア・イン・エクセルシス
-
Et in terra地上で - Laudamus te
私たちはあなたを称賛する/
3. Gratias agimus われら汝に感謝す/4.
Domine Deus 神なる主/
5. Qui tollis 世の罪を除きたもう主よ/6.
Qui sedes 座したもう/7. Cum sancto 来たれ聖なる
グローリア・ミサ ヘ短調(1820頃)
(ベルガモ・アンジェロ・マイ図書館コレクション
114-21)
8. Kirie キリエ/9. Gloria 栄光あれ/10.
Gratias 感謝/11. Qui tollis 除きたまえ/
12. Suscipe 引き受けたまえ/13. Quoniam
座したもう
世界初録音 |
ドロタ・シュチェパンスカ(ソプラノ)‛&1-3,5,7-11,13、アンナ・ファイト(ソプラノ)‛&2,12、
フレイア・アプフェルスタット(アルト)‛&1-2,7-10,13(ソプラノ)‛&3、
マリア・グラツィア・インサム(アルト)‛&12、マルクス・シェーファー(テノール)‛&1-3,6-11,13、
ジー・ファン(テノール)‛&2,12、トーマス・シュティンメル(バス)‛&1-4,7-10,13、
エリア・メルゲ(バス)‛&12、ジモン・マイール合唱団‛&1-3,7-9,11,13、
コンチェルト・デ・バッスス (コンサートマスター‛&テオナ・グッバ=チヘイゼ)、フランツ・ハウク(指揮) |
録音 2019年6月23-27日 Asamkirche Maria
de Victoria, インゴルシュタット(ドイツ)
ドイツで生まれ、イタリアで活躍した古典派の作曲家ジモン・マイール。近年作品の紹介が進み、NAXOSレーベルからも歌劇や声楽曲を中心に数多くの作品がリリースされています。
このアルバムに収録された2つのミサ曲は、マイールの存命当時、ヨーロッパ全土で高い人気を博した作品で、17世紀イタリアで流行した「ミサ・コンチェルタータ」(各々の曲は連続せず、独立して奏される)の様式に根差しています。
60分近い大作であるホ短調ミサ曲は、歌い手とオーケストラが巧みな掛け合いを聴かせる華麗な仕上がりを誇り、とりわけオーケストラ・パートの優れた対位法の書法が見事です。
小振りの作品であるヘ短調ミサ曲は、時には憂いを帯びた旋律が現れる印象的な作品。どちらもマイールの後期のスタイルの優れた作例として長く認識されていたものです。
1955年生まれの指揮者フランツ・ハウクは教会音楽のスペシャリストとして知られ、2003年にジモン・マイール合唱団を設立。マイール作品を中心とした18-19世紀の合唱作品の紹介に尽力しています。
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DREAMS AND DRAMA 夢とドラマ
エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):
ヴァイオリン・ソナタ第1番 - 第3番
1-3. ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調
Op. 1(1895)
4-5. ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調
Op. 10(1901)
6-9. ヴァイオリン・ソナタ第3番 ホ長調
Op. 27(1943) |
エマヌエーレ・バルディーニ(ヴァイオリン)
ルカ・デッレ・ドンネ(ピアノ) |
録音 2019年9月18,20,21日 サラ・サンパウロ(ブラジル)
歌劇《マドンナの宝石》の美しい間奏曲が有名なイタリアの作曲家ヴォルフ=フェラーリ。若い頃には画家を志していたものの、10代の終わりに父の故郷であるドイツに移った頃から音楽に魅了され、ラインベルガーから対位法を個人的に学び20代で作曲を手掛けるようになりました。
1900年には自作のオペラ《チェネレントラ》をヴェネツィアで初演、その時は失敗に終わったものの、のちにブレーメンで上演し大成功を収めています。以降、数多くのオペラを作曲し、イタリア・オペラ界の重鎮として評価されました。
そんなヴォルフ=フェラーリ、作曲を始めたばかりの頃と、晩年になってから数多くの器楽曲を作曲しましたが、これらのほとんどは現在に至るまで演奏されることがありません。
このアルバムには初期の作品であるヴァイオリン・ソナタ第1番と第2番、そして後期の第3番を収録。
息の長い旋律が美しい初期の2曲はもちろんのこと、神秘的な雰囲気を持つ第3番の美しさがとりわけ印象に残ることでしょう。
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サルヴァトーレ・ディ・ヴィットリオ(1967-):
シンフォニア第3番、第4番 他
1. コレッリアーナの頌歌(2016)
2. モンテヴェルディの主題による海のファンファーレ(2015)
3. ヴェネーレ(ヴィーナス)とアドニス、パヴァーヌ(2014)
4. パレルモ序曲(2013)
5. ティヴォリのエステ荘(2015)
6. シンフォニア第3番 「シチリアの神殿」(2011)
7. 古風なサラバンド(2018)
8-10. シンフォニア第4番 「変容」(2014-19)世界初録音 |
ケリー・ホール=トンプキンス(ヴァイオリン)‛&8
ニューヨーク室内管弦楽団
サルヴァトーレ・ディ・ヴィットリオ(指揮) |
録音 2019年6月24-28日 コンサート・ホール、アデルフィ大学パフォーミング・アーツ・センター、ニューヨーク(USA)
最近リリースされたレスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」(8.573901)を指揮し、注目を浴びたディ・ヴィットリオ。彼はシチリア島のパレルモで生まれ、ニューヨークで美術と古代哲学を学び、ローマとフィレンツェ、ロンドンで指揮を始めました。
その後ニューヨークを中心に活躍しています。また作曲家としては、イタリアのオーケストラ音楽の伝統に、モダンな味付けを施した華麗な作品を次々と発表、これらは高く評価されています。
この第2集の作品集では、彼の故郷であるパレルモの文化や歴史を反映させた鮮やかな描写による華麗な作品を聴くことができます。
シンフォニア第3番では、シチリアの寺院の美しさが描かれ、シンフォニア第4番は古代ローマの詩人オウィディウスが著した『変身物語』から題材が採られた、ヴィットリオ渾身の作品になっています。どの曲も耳なじみが良く、イタリア21世紀音楽の象徴とも言える素晴らしい仕上がりを見せています。
演奏はもちろんディ・ヴィットリオ自身によるもの。オーケストラを思う存分に鳴らしたレスピーギを思わせる壮麗な響きが聴きどころです。
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グアテマラ大聖堂アーカイヴからの音楽 |
エル・ムンド(古楽アンサンブル)
リチャード・サヴィーノ(指揮・編曲) |
1. ラファエル・アントニオ・カステリャーノス(1725頃活躍-1791):
陽気な羊飼い(1778) (グアテマラ大聖堂アーカイヴ
MS 127)
2. カステリャーノス: 小さなジプシーがやって来る(1775)(グアテマラ大聖堂アーカイヴ
MS 118)
3. ガスパール・サンス(1640-1710): スペイン・ギター指南
第2巻 - フォリア(1675出版) (R.サヴィーノによるギターとハープ編)
4. カステリャーノス: 天国の天使(グアテマラ大聖堂アーカイヴ
MS 118)(1789) (R.サヴィーノによる2声と室内アンサンブル編)
5. 作者不詳(18世紀メキシコ): ヴァイオリン・ソナタ第26番、第27番 (メキシコ国立人類学博物館の複写、18世紀)
6. カステリャーノス: アル・デモニオ - シ・ペルフェッシオーナ・エル・アルティシモ(1782)
(グアテマラ大聖堂アーカイヴ MSS 98,
147)(R.サヴィーノによる3声と室内アンサンブル編)
7. セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):
Ay de mi, que el llanto y la tristeza ああ、泣き悲しみ(1700)
(グアテマラ大聖堂アーカイヴ MS 289)
8. カステリャーノス: Vaya de jacara amigos
ハカラの友のところへ(1785) (グアテマラ大聖堂アーカイヴ
MS 157)
9. アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
室内トリオ・ソナタ ト長調 「チャコーナ」
Op. 2, No. 12 (1685出版)
10. ドゥロン: Vaya pues rompiendo el ayre
いけ、大気を乱せ(1700頃) (グアテマラ大聖堂アーカイヴ
MS 261)
11. ジョセフ・デ・トレス(1670頃-1738):
Cantada al Santisimo: Sosiega tu quebranto
祝福された秘跡:あなたの壊れを和らげる
(グアテマラ大聖堂アーカイヴ MS 669)(R.
サヴィーノによる声、ヴァイオリンと室内アンサンブル編)
12. マヌエル・ジョゼフ・デ・キロス(?-1765):
Clarines suaves クラリネス・スアベス(1750頃) (グアテマラ大聖堂アーカイヴ
MS 721)
13. フアン・アントニオ・デ・バルガス・イ・グスマン(1700頃活躍):ギター・ソナタ第8番
ロ短調-Andante(1776出版)
(メキシコ国立公文書館 Gallery 4, Virreinato,
Secretaria de Cámara, Box 349)
14. バルガス・イ・グスマン:ギター・ソナタ第9番
ニ長調-Allegro(1776出版)
(メキシコ国立公文書館 Gallery 4, Virreinato,
Secretaria de Camara, Box 349)
15. キロス: Jesus, Jesus, Jesus, y lo que
subes イエス、イエス、イエス、そしてあなたは高みへ上がるもの(1743)
(グアテマラ大聖堂アーカイヴ MS 712)
16. カステリャーノス: Negros de Guarangana
グアランガナの黒人
(グアテマラ大聖堂アーカイヴ MS 179)(R.サヴィーノによる4声と室内アンサンブル編)
17. フアン・ガルシア・デ・セスペデス(1619-1678):
Convidando esta la noche この夜を生きる(1660頃)
(ガブリエル・サルディバル・イ・シルバ私立図書館、グアナファト・メキシコ、17世紀)
※世界初録音‛&2,4,6,8,12,16 |
録音2018年8月15日‛&2,4,7,9,12,15 2018年8月16日‛&3,6,11,16,17 2018年8月17日‛&1,4,5,8,10,13,14スカイウォーカー・ランチ、ニカシオ、カリフォルニア(USA)
中南米におけるスペインの植民地では、17世紀から18世紀にかけて新たな文化が芽生えていました。
スペインがもたらした宮廷音楽は、南米の先住民たちに伝播していく間に当地の民謡の影響を受け、厳格な宗教音楽すらも南米風に変化していったのです。
このような文化の変遷を示す数多くの貴重な資料は、グアテマラの中心にある「メトロポリタン大聖堂(グアテマラ大聖堂)」に保存されています。
この壮麗な建造物は地域の大司教座としてグアテマラシティの中心に位置し、これまでにも多くの地震に耐え、その都度修復を施されながら、人々の心の拠り所として、また前述の通り、歴史的な資料の保管場所として大切な役割を果たしています。
このアルバムに収録された世界初録音6曲を含む17曲は、大聖堂に保存されている譜面からセレクトされたもの。
ギター、ハープ、多彩なパーカッションと歌によるアンサンブルは、活気に満ちたリズムやエキゾチックな旋律を生き生きと再現、当時の活況を想起させます。
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8.574302
(2CD)
¥2400
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アドルフ・アダン(1803-1856):バレエ音楽『妖精の名付け子』全曲
【CD1】1-8. プロローグ/9-22. 第1幕 第1場
【CD2】
1-6. 第1幕 第2場/7-16. 第2幕 第1場/
17-19. 第2幕 第2場/20. 第2幕 第3-4場
*世界初録音 |
クイーンズランド交響楽団
アンドルー・モグレリア(指揮) |
MARCOPOLO 8.223734-35より移行盤
録音 1996年2月5-12日 ABCスタジオ、ブリスベン、クイーンズランド(オーストラリア)
バレエ『ジゼル』で知られるフランスの作曲家アドルフ・アダン。20代で28作もの舞台音楽を書きあげるなど才能に溢れた彼は、1847年にパリで3つ目の歌劇場「テアトル・ナショナル座」を創設しましたが、その翌年に起きた1848年革命の余波を受け、劇場は閉鎖され莫大な借金を抱えてしまいました。
そんなアダンは『ジゼル』の他にもいくつかのバレエ曲を作曲。この『妖精の名付け子』は1849年にパリ・オペラ劇場で初演された3幕からなるバレエ。
田園地帯で繰り広げられる神の娘イサウレの恋物語が描かれた作品で、全編にわたる音楽は名作『ジゼル』を凌駕するほどの美しさを誇ります。
しかし、録音は少なく、このアンドリュー・モグレリアとクイーンズランド交響楽団による1996年の演奏が世界初録音です。
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Best Loved Opera AriasMarvellous メゾ・ソプラノとコントラルトのためのオペラ・アリア名曲集
1. ビゼー: 歌劇《カルメン》 - 第1幕 セギディーリャ
「セビリアの砦の近くの酒場で」(カルメン)
2. モーツァルト: 歌劇《フィガロの結婚》
K.492 - 第2幕 アリエッタ 「恋とはどんなものかしら」(ケルビーノ)
3. ロッシーニ: 歌劇《チェネレントラ(シンデレラ)》-
第2幕 「悲しみと涙のうちに生まれて」(チェネレントラ)
4. ヴェルディ: 歌劇《マクベス》 - 第2幕
「日の光が薄らいで」(マクベス夫人)
5. グルック: 歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》
- 第3幕 アリア 「エウリディーチェを失って」(オルフェオ)
6. ロッシーニ: 歌劇《アルジェのイタリア女》-
第1幕 「ひどい運命よ!愛の暴君よ!」(イザベッラ)
7. サン=サーンス: 歌劇《サムソンとデリラ》Op.47
- 第2幕 「あなたの声に我が心は開く」(デリラ)
8. ドニゼッティ: 歌劇《ルクレツィア・ボルジア》-
第2幕 「幸せでありたい方に秘密を教えましょう」(オルジーニ)
9. ロッシーニ: 歌劇《セビリアの理髪師》-
第1幕 カヴァティーナ 「今の歌声は」(ロジーナ)
10. ヴィヴァルディ: 歌劇《狂乱のオルランド》
Anh.84 - 第1幕 「深い闇の世界へ」(オルランド)
11. チャイコフスキー: 歌劇《スペードの女王》
Op.68 - 第1幕 「愛しの友達」(ポリーナ)
12. ドニゼッティ: 歌劇《ラ・ファヴォリータ》-
第3幕 「私のフェルナンド」(レオノール・デ・グスマン)
13. ヴェルディ: 歌劇《アイーダ》- 第4幕
「憎い恋仇はいなくなった」(アムネリス)
14. モーツァルト: 歌劇《皇帝ティートの慈悲》K.621
- 第1幕 アリア「行こう、だが愛しい人よ」(セスト)
15. ヘンデル: 歌劇《セルセ(クセルクセス)》HWV
40 - 第1幕 アリア「安らぎの木陰‛&オンブラ・マイ・フ(ラルゴ)」(セルセ)
16. ロッシーニ: 歌劇《セミラーミデ》 -
第1幕 ああ!あの日を絶えず思い出す(アルサーチェ)
17. ワーグナー: 楽劇《ジークフリート》-
第3幕「私の眠りは夢見ることで」(エルダ)
18. ヴェルディ: 歌劇《仮面舞踏会》- 第1幕
「地獄の王よ、急ぎたまえ」(ウルリカ)
19. ビゼー: 歌劇《カルメン》- 第1幕 ハバネラ「恋は野の鳥」(カルメン) |
マルヤナ・リポフシェク(メゾ・ソプラノ)‛&1,5,7,15,19、シェル・ブリート(メゾ・ソプラノ)‛&2、
エヴァ・ポドレス(コントラルト)‛&3,6,16、アグネス・バルツァ(メゾ・ソプラノ)‛&4,12、
ニディア・パラシオス(メゾ・ソプラノ)‛&8、ソニア・ガナッシ(メゾ・ソプラノ)‛&9、
ソニア・プリナ(コントラルト)‛&10、リュドミラ・シェムチュク(メゾ・ソプラノ)‛&11,18、
バーバラ・ディヴァー(メゾ・ソプラノ)‛&13、タティアナ・トロヤノス(メゾ・ソプラノ)‛&14、
デボラ・ハンブル(メゾ・ソプラノ)‛&17、マティアス・ゲルネ(バス・バリトン)‛&17 |
録音 1987年-2017年
イタリア・オペラでは、一途で可憐な主人公をソプラノが担当、メゾ・ソプラノは侍女や乳母、友人など主人公を助ける(もしくは罠にかける)といった補助的な役割を果たす役をあてられることがほとんどです。
またコントラルトはしばしば男性役を演じ、舞台に倒錯的な魅力を与えています。
しかしロッシーニはこの深く抒情的な声を愛し《セビリアの理髪師》や《チェネレントラ》などでは主役を与えるとともに、他のオペラでも重要な役を与えることで、これらの深い声を存分に活用しています。
またフランス・オペラでもメゾ・ソプラノが主役を歌うことが多く、サン=サーンスの《サムソンとデリラ》をはじめ、マスネの多くのオペラでもメゾ・ソプラノが主役を務めています。
強烈な妖艶さが求められるビゼーの《カルメン》もメゾ・ソプラノの独壇場。凄みと温かさを兼ね備えた女声の魅力が詰まった1枚です。
また、このアルバムには、NAXOS音源だけではなく、ORFEOやDYNAMICレーベルなどの歴史的名演の音源が用いられています。
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Best Loved Opera AriasBooming バスとバリトンのためのオペラ・アリア名曲集
1. ロッシーニ: 歌劇《セビリアの理髪師》-
第1幕 カヴァティーナ「私は町のなんでも屋」(フィガロ)
2. ビゼー: 歌劇《カルメン》- 第2幕 闘牛士の歌「諸君の乾杯を喜んで受けよう」(エスカミーリョ)
3. グノー: 歌劇《ファウスト》(1864年版)
- 第2幕 第3場「金の子牛は立っている」(メフィストフェレス)
4. グノー: 歌劇《ファウスト》(1864年版)
- 第3幕 第10場「いいタイミングだ」 (メフィストフェレス)
5. ボーイト: 歌劇《メフィストフェレ》-
第2幕 ワルプルギスの夜 「これが世界か、空で、丸く」(メフィストフェレ)
6. オッフェンバック: 歌劇《ホフマン物語》-
第2幕 「きらめけ、ダイヤモンドよ」(ダペルトゥット)
7. モーツァルト: 歌劇《フィガロの結婚》
K.492 - 第1幕 アリア 「もう飛ぶまいぞこの蝶々」(フィガロ)
8. モーツァルト: 歌劇《魔笛》 K.620 - 第2幕
アリアと合唱 「おお、イシスとオシリスが」(ザラストロ、合唱)
9. ワーグナー: 歌劇《さまよえるオランダ人》-
第1幕 アリア 「期限は切れた」(ダラント)
10. ワーグナー: 楽劇《ワルキューレ》- 第3幕
ヴォータンの別れ 「さらば、勇気ある輝かしき子よ!」(ヴォータン)
11. ロッシーニ: 歌劇《ウィリアム・テル》-
第3幕 フィナーレ アリア 「じっと動くな」(ウィリアム・テル)
12. ヴェルディ: 歌劇《ナブッコ》- 第2幕
レチタティーヴォ 「お前は預言者の言葉によって」(ザッカーリア)
13. ヴェルディ: 歌劇《リゴレット》- 第2幕
「悪魔め、鬼め」(リゴレット)
14. プッチーニ: 歌劇《ラ・ボエーム》- 第4幕
「年老いた外套よ、きいておくれ」(コッリーネ)
15. ヘンデル: 歌劇《エイシスとガラテア》HWV
49 - 第2幕 アリア 「さくらんぼより頬紅く」(ポリフェムス)
16. ロッシーニ: 歌劇《エジプトのモーゼ》-
第2幕「Dal Re de' Regi 」(モーゼ)(1819年ナポリ版)
17. マイヤベーア: 歌劇《ユグノー教徒》-
第1幕 「Piff, paff, piff, cernons-les! ピフ、パフ、ピフ、行きましょう」(マルセル)
18. プッチーニ: 歌劇《トスカ》- 第1幕 テ・デウム
「警吏を三人と‛&馬車を一台」(スカルピア、合唱) |
ラド・アタネリ(バリトン)‛&1,2、カルロ・コロンバーラ(バス)‛&3,4、サムエル・レイミー(バス)‛&5,6、
レナート・ジローラミ(バリトン)‛&7、クルト・リドル(バス)‛&8、エーリヒ・クノート(バス)‛&9、
マティアス・ゲルネ(バリトン)‛&10、アンドリュー・フォスター=ウィリアムズ(バス・バリトン)‛&11、
ミケーレ・ペルトゥージ(バス・バリトン)‛&12、エドゥアルト・トゥマジャン(バス・バリトン)‛&13、
イヴァン・ウルバス(バス)‛&14、ヤン・オパラッハ(バス)‛&15、ロレンツォ・レガッツォ(バス・バリトン)‛&16、
カン・スンウォン(バス)‛&17、シルヴァーノ・カローリ(バリトン)‛&18 |
録音 1990年-2016年
オペラにおけるバリトンやバスなどの男声の低い声は、"主役を張る"というよりも主人公を滅亡に陥れる策謀的な脇役や、王や司祭など威厳ある役、そしてコミカルな役を担当することが多く、中でもバスは悪魔役にうってつけの声として認識されています。
このアルバムに登場するのも「町の何でも屋」、「主人公の恋敵」、「神々の王」、そして「悪魔」など低い声にぴったりの役どころ。歌手たちの美しい声と性格描写の巧みさが味わえる楽しい1枚です。
また、このアルバムには、NAXOS音源だけではなく、DYNAMICレーベルからの名演の音源も用いられています。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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SOLSTICE
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生涯で5回しか行われなかったパリ・ノートルダム大聖堂での貴重なリサイタル
マリー=クレール・アラン パリ・ノートル・ダム
リサイタル
1974年1月13日リサイタル
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546
ヨハン・パッヘルベル:
コラール前奏曲「われ不幸にさからうを好まず」
ジャン=アダム・ギラン:第2旋法による組曲
ジュアン・アラン:ドリア旋法のコラール、連祷
1979年4月1日リサイタル
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ 第6番
ハ短調Op.65 No6
シャルル=マリー・ヴィドール:
オルガン交響曲第9番 Op.70「ゴシック」〜第1、第2楽章
ジャン・ラングレ:中世組曲 |
マリー=クレール・アラン(オルガン) |
デジパック仕様
マスタリング:Christophe Henault(Studio
Art et Son)
生涯で5回しか行われなかったパリ・ノートルダム大聖堂での貴重なリサイタルを収録。
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SOCD 389/90
(2CD)
¥3600 →\3290
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イヴォンヌ・ルフェビュール 未発表(初CD化)録音集4
【CD-1】
J.S.バッハ:協奏曲 ニ短調 BWV596(原曲ヴィヴァルディ/ルフェビュール編曲) INA.
1961.3.16
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番
変イ長調 Op.110 INA. 1971.1.21
シューベルト:高雅なワルツと感傷的なワルツ(D.365,D.779,D.790より抜粋)INA.
1961.3.16
ショパン:
マズルカ 第9番、13番、14番、15番、34番、42番、49番 1949.6.20,24
スケルツォ 第2番 1949.6.24、ワルツ
第14番 1964?
【CD-2】
フォーレ:夜想曲 第11番 INA. 1986.3.13、夜想曲
第13番 1949.5.11
デュカス:ラモーの主題による変奏曲、間奏曲および終曲 1935.11.8
ルーセル:3つの小品 Op.49 1949.6.20,24
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ 1950.4.11
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イヴォンヌ・ルフェビュール(P)
ジャンヌ・ゴーティエ(Vn) |
デジパック仕様
マスタリング:Christophe Henault(Studio
Art et Son)
1939,49,50年の演奏を含め、全て入念なマスタリングを経て音質向上がはかられています。
インタビュー和訳を代理店サイトに掲載(商品にステッカーを貼付)
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3/16(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ANIMAL MUSIC
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ラデク・バボラーク・オルケストリーナ
『ブエノスアイレスの四季』
ピアソラ:
『ブエノスアイレスの四季』
(1)ブエノスアイレスの秋(1970)/(2)ブエノスアイレスの冬(1669)/
(3)ブエノスアイレスの春(1970)/(4)ブエノスアイレスの夏(1965)
(5)ル・グラン・タンゴ(1982)
(6)アディオス・ノニーノ(1959)【カデンツァ:ヴァーツラフ・クラフリーク】
(7)オブリビオン(1982)
(8)リベルタンゴ(1974)【イントロダクションの即興:イジー・スチヴィーン
Jr.】
編曲:(1)-(4)トマーシュ・イレ、(5)ラデク・バボラーク、(6)-(8)トマーシュ・イレ&ラデク・バボラーク |
ラデク・バボラーク・オルケストリーナ
【(1)-(8)ラデク・バボラーク(ホルン&アーティスティック・ディレクター)、
(1)-(4)(6)-(8)ペトル・ヴァラーシェク(バス・クラリネット)、
(1)-(4)ダリボル・カルヴァイ(第1ヴァイオリン)、
マルティナ・バチョヴァー((1)(3)(4)(6)(8)第2ヴァイオリン、(7)第1ヴァイオリン)、
ミラン・アル=アシャブ((6)(8)第1ヴァイオリン、(7)第2ヴァイオリン)、
(1)(3)-(8)カレル・ウンテンミュラー(ヴィオラ)、(6)-(8)ヴィレーム・キヨンカ(ヴィオラ)、
(1)-(8)ハナ・バボラコヴァー(チェロ)、(1)-(8)ヴァーツラフ・クラフリーク(ピアノ)、
(1)-(4)(6)-(8)イジー・スチヴィーン
Jr.(打楽器)、(6)-(8)ラディスラフ・ビラン(ヴィブラフォン)、
(6)-(8)イヴァナ・シュヴェストコヴァー・ドフナロヴァー(ハープ)、
(6)-(8)オンドジェイ・ロスコヴェツ(ファゴット)、(6)-(8)カデジナ・
ヤヴールコヴァー(ホルン)、
(6)-(8)ミクラーシュ・コスカ(ホルン)、(6)-(8)クリシュトフ・コスカ(ホルン)】 |
ピアソラ生誕100周年!!リベルタンゴも収録!!
ラデク・バボラーク・オルケストリーナによるオール・ピアソラ・プログラム第2弾は『ブエノスアイレスの四季』
セッション録音:(1)-(4)2020年10月25日、(6)-(8)2020年12月19&20日/ソノ・レコーズ、ノウゾフ(チェコ)/DDD、67'19
2021年はピアソラ生誕100周年!鬼才ホルン奏者ラデク・バボラーク率いるアンサンブル「ラデク・バボラーク・オルケストリーナ」によるオール・ピアソラ・プログラム。好評の第1弾「ピアソラ」(ANI-084
/ ANI-084LP)続く第2弾では『ブエノスアイレスの四季』を主軸に名曲を余すことなく収録した充実の内容です。
『ブエノスアイレスの四季』は "タンゴの革命児"としてピアソラならではの官能的で陰影のあるグルーヴ感に満ちた作品。彼らは情熱的に演奏しております。また、「ル・グラン・タンゴ」「アディオス・ノニーノ」「オブリビオン」「リベルタンゴ」も驚きの演奏を展開。リベルタンゴではバボラーク率いる4
本のホルンの多才な響きにも注目です。
可変アンサンブルの「ラデク・バボラーク・オルケストリーナ」は曲ごとでその表情を変えることのできる名人集団。ピアソラが持つエネルギッシュさと抒情的な旋律を、作品ごとに創意工夫を重ね演奏しております。バボラークが絶大なる信頼を寄せるメンバーとともに演奏したピアソラ、必聴盤です!
「ラデク・バボラーク・オルケストリーナ」のCD好評発売中!
■ピアソラ(ANI-084【CD】 / ANI-084LP【LP】)
■ダンス・アルバム(ANI-044 / KKC-5438)

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CHALLENGE CLASSICS
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恋は盲目〜
ジュゼッペ・マリア・ボスキのためのオペラ・アリア集 |
セルジョ・フォレスティ(バリトン)
アンドレア・ブッカレッラ(指揮)
アプコルディス・アンサンブル |
G.F.ヘンデル (1685-1759):Sibilar gli
angui d'Aletto (リナルド)
ヨハン・ダヴィド・ハイニヒェン (1683-1729):Servi,
il bagno chiudete... / Vostre imagini (フラヴィオ・クリスポ)
ジョヴァンニ・ボノンチーニ (1670-1747):Timor
e speme (グリセルダ)
アントニオ・ロッティ (1667-1740):Del
minacciar del vento (テオファーネ) / Eterni
Dei (寛大な勝者)
アッティリオ・アリオスティ (1666-1729):Quella
calma che a noi viene (コリオラーノ)
アントニオ・マリア・ボノンチーニ (1677-1726):Torna
Demetrio al figlio... / Rimbomba la tromba
(テーベの奪還)
ジョヴァンニ・ボノンチーニ:Cieco amor
(エテアルコ)
ニコラ・ポルポラ (1686-1768):Ah, perfida!
Conosco che vuoi... / Va' dal furor portata
(エツィオ)
G.F.ヘンデル:Ove son? Che m'avvenne?...
/ Gelido in ogni vena (シロエ)
アッティリオ・アリオスティ:Su fieri
guerrieri (ヴェスパシアーノ)
アントニオ・ロッティ:Bella non piangere
(ポリドーロ)
ジュゼッペ・マリア・オルランディーニ
(1676-1760):So ben che nel tuo petto (アルサーチェ)
G.F.ヘンデル:"Sulla riva del Tebro
in men d'un'ora"... / Volate piu dei
venti (ムツィオ・シェヴォラ)
アンドレア・ステファノ・フィオレ (1686-1732):Mira
l'onda furibonda (エジプトの王セソストリ)
アントニオ・カルダーラ (1670-1736):Guerrieri
invitti... / Al suon delle Trombe (寛大な敵) |
カストラートでは出せないこの魅力!まさに「聴きごたえ」大迫力のバリトン・バロック・アリア集!歴史に名を残した名歌手が現代によみがえる!
録音:2018年10月8-12日/バーゼル、サクレクール・カトリック教会/71'07''
現代を代表するバロック・バリトンの一人、セルジオ・フォレスティによるCHALLENGE
CLASSICSレーベル初のソロ・アルバム。
ヘンデルやボノンチーニの時代にロンドンで大人気を誇った有名なバリトンで、1703
年から1729年までに83以上のオペラに出演した記録の残っているジュゼッペ・マリア・ボスキのために書かれたアリアの数々を収録しています。
ファリネッリなどの伝説的カストラートをはじめ当時の人気歌手に肩をならべる大活躍を見せたボスキの実力がうかがえる充実の楽曲が並び、知られざる作品も多く聴くことができます。バリトンならではの強烈にドラマティックな迫力がたまりません。
バックを務めるアプコルディス・アンサンブルはドイツ・ハルモニア・ムンディに録音のある気鋭の団体で、フォレスティの力強く濃厚な歌を見事に支えて盛り上げます。
リュートやギターのオブリガート的な使用やザクザクと和声を刻み付けるチェンバロも効果的。
歌のエネルギーを存分に活かしきった速すぎないテンポ設定もたいへん好印象で、これぞ「聴きごたえ」という重量級の愉悦がたらふく味わえます。
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EVIL PENGUIN RECORDS
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ヴィルトゥオーゾ・ダンス
バルトーク(セーケイ編):ルーマニア民族舞曲
ストラヴィンスキー(ドゥシュキン編):ディヴェルティメント
ピアソラ(グバイドゥーリナ編):ル・グラン・タンゴ
ブラームス:ハンガリー舞曲より
第17番 嬰ヘ短調(クライスラー編)、第2番
ニ短調(ヨアヒム編)、
第4番嬰ヘ短調(ヨアヒム編)、第5番 ト短調(ヨアヒム編)
ヴィエニアフスキ:華麗なるポロネーズ第1番
ニ長調 Op.4
バッツィーニ:妖精の踊り Op.25
シマノフスキ:ノクターンとタランテラ Op.28 |
リナス・ロス(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス
1703年製「ダンクラ」)
ホセ・ガジャルド(ピアノ/スタインウェイD-247) |
コロナ禍で生まれた新時代の名盤。リナス・ロスが華麗に演奏した舞曲集!
セッション録音:2020年6月29日-7月2日/ライブラリー・ホール(オクセンハウゼン)/74'46''
コロナ禍で演奏会のキャンセルが続いた2020年春。リナス・ロスは自身のアイディアを書き留めていたノートから着想を得て、当アルバムの制作を決意。
それは最も得意とするヴァイオリンとピアノのためのデュオ、しかも華麗な技術とヴァイオリンならではの美感を併せもった「舞曲」を集めた「ヴィルトゥオーゾ・ダンス」です。
ピアノは長年の共演歴を誇るホセ・ガジャルド。厳しい状況下で実現した当セッション録音では演奏できる喜びに満ちた渾身の演奏を披露。バーデン=ヴュルテンベルクにある修道院の旧図書館を改築したライブラリー・ホールに美しく舞う演奏を奏でております。
リナス・ロスは1977年ドイツのラーベンスブルク生まれ。2006年EMIよりCD
デビュー。以後同世代のヴァイオリン奏者の中でも、歴史に埋もれた作曲家作品や名作を演奏する活動で特に注目を集める存在。
埋もれた作品発掘にも力を入れており、Challenge
Classicsレーベルからヴァインベルクの作品を積極的に録音。
ロスにしか実現できない世界を築き上げています。
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NOMAD MUSIC
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ハイチわが愛〜ハイチ作曲家のピアノ曲 |
セリメーヌ・ドーデ(ピアノ) |
(1)リュドヴィク・ラモート:アルバムのページ第1番/
(2)ジャスティン・エリー:山の歌第1番「こだま」/
(3)ラモート:ダンサ第4番/
(4)エリー:ハイチのメレンゲ第2番/
(5)エドモン・サントンジュ:エレジー=メレンゲ/
(6)ラモート:ダンサ第1番「ハバネラ」/
(7)エリー:ハイチのメレンゲ第4番/
(8)ラモート:ブードゥー教のイコン〜ロコ/
(9)エリー:山の歌第2番「ノスタルジー」/
(10)ラモート:アルバムのページ第2番/
(11)エリー:ハイチのメレンゲ第1番/
(12)ラモート:ダンサ第3番/
(13)ショパン(リスト編):春 |
こんなに魅力的な曲がハイチにあった!セリメーヌ・ドーデの「ハイチ魂」溢れるピアノ・アルバム
録音:2019年11月/フィラルモニ・ド・パリ/51'18
カリブ海イスパニョラ島西半分を占めるハイチ。初めての黒人民主国家となったことで知られますが、ラテンとアフリカが絶妙にまじりあう音楽文化が魅力。
フランスの女性ピアニスト、セリメーヌ・ドーデはエクサンプロヴァンス出身ですが、母がハイチ人でこの国には特別の思い入れを持ち、2017年に同地でピアノの音楽祭を始めたほど。そのドーデがハイチの作曲家によるピアノ曲を集めたアルバムを実現させました。
リュドヴィク・ラモート(1882-1953)、ジャスティン・エリー(1883-1931)、エドモン・サントンジュ(1861-1907)
という19世紀生まれの3名の作品を12曲選んでいます。いずれもパリで勉強していて、洗練された未知の宝石に驚き。
ラモートは「黒いショパン」と称され、繊細極まりないピアノ音楽を創り出しています。
もちろんメレンゲなどアフロ=カリビアンな舞曲や、ブードゥー教の秘儀的なものなど官能的かつ生命力にあふれる曲など多彩。ピアノに興味ある方々は気に入られること間違いなしのオススメ盤です。
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フェルナンド・デュリュック:サクソフォン作品集
(1)パヴァーヌ
(2)サクソフォネスカス(全8曲)
(3)2つの子守歌
(4)サクソフォン的変奏曲
(5)サクソフォニア・ディ・カメラ(全4曲)
(6)サクソフォニー(全3曲) |
エリプソス四重奏団
【ポール=ファティ・ラコンブ
(ソプラノ・サクソフォン)、
ジュリアン・ブレシェ(アルト・サクソフォン)、
シルヴァン・ジャリ(テノール・サクソフォン)、
ニコラ・エルエ(バリトン・サクソフォン)】 |
サクソフォンの美しく貴重な新レパートリーの出現
録音:2020年7月/シャンピニー=シュル=マルヌ音楽院/64'33
フェルナンド・デュリュック(1896-1954)はフランスの女性作曲家。六人組などと同世代ですが、あまり知られていません。
パリ音楽院で作曲とオルガンを学び、夫がトスカニーニ時代のニューヨーク・フィルのコントラバスとサクソフォン奏者となったためアメリカに数年間住み、ガーシュウィンのジャズの洗礼を受けました。
デュリュックは夫のためにサクソフォン曲を量産し、それらはフランソワ・コンベルやマルセル・ミュールといった名手にもとりあげられるようになりました。
今日でも彼女の「サクソフォン・ソナタ嬰ハ調」は、この楽器の重要なレパートリーとなっています。
彼女のサクソフォン曲の多くは未出版でしたが、2020年にようやくビヨドー社から刊行されたため、今後重要なレパートリーとなることは確実と申せましょう。
それらを早速エリプソス四重奏団の妙技で録音。リズムと和声の大胆さでラヴェル、ストラヴィンスキー、ガーシュウィン、ドビュッシーの世界が交差点する独特さ。新たな世界の発見の喜びに満ちています。
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フルート・トランスクリプション
(1)ラヴェル(マガリィヤンス編):ヴァイオリン・ソナタ(遺作)
(2)シューマン(マガリィヤンス編):ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.105
(3)同(ランパル編):3つのロマンスOp.94
(4)ドビュッシー(サマズイユ編):牧神の午後への前奏曲
(5)同(マガリィヤンス&ジュード編):ヴァイオリン・ソナタ |
ラクエル・マガリィヤンス(フルート)
マリー=ジョセフ・ジュード(ピアノ) |
マガリィヤンスの明るく優しい音色に癒されるこだわりの編曲集
録音:2019年6月/スタジオRiffx(ブローニュ・ビヤンクール)/68'20
1979年ブラジル出身、アラン・マリオン門下の女性フルート奏者ラクエル・マガリィヤンスがフランスのベテラン、マリー=ジョセフ・ジュードとの共演で、ドイツ・ロマン派とフランス印象派のトランスクリプション(編曲)をあつめた最新アルバム。
ランパルやサマズイユの名編曲に加え、マガリィヤンス自身も挑戦。
マガリィヤンス独特な明るく温かみのある音色を通して、シューマン、ラヴェル、ドビュッシー作品に新たな光を当てます。
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天使
(1)ウィリアム・バード:アヴェ・ヴェルム・コルプス
(2)ジョナサン・ハーヴェイ:愛するわが主よ
(3)同:来たれ、聖霊よ
(4)同:平和と光の讃歌
(5)パーセル:主よ、我らの罪を思い出したもうことなかれ
(6)ハーヴェイ:主よ、思い出したもう
(7)パレストリーナ:スターバト・マーテル
(8)ハーヴェイ:受胎告知
(9)同:天使 |
レオ・ヴァリンスキ(指揮)
レ・メタボール |
ロトの愛弟子ヴァリンスキが紡ぐ純粋無垢な合唱の響き
録音:2019年9月/ロワイモヨン修道院/45'52
レオ・ヴァリンスキはポーランド系の姓ながらフランスで生まれ育ち、パリ音楽院でフランソワ=グザヴィエ・ロトに師事した期待の若手指揮者。
2010年に創設した手兵の合唱団レ・メタボールとラヴェル、サン=サーンス、ブリテンの作品を集めたアルバム「妖精の園」(NMM065)
でCD デビューしましたが、第2弾はイギリスの荘厳な宗教作品の伝統を中心にしています。
現代のジョナサン・ハーヴェイ(1939-2012)
作品の独特な色彩感が興味津々。
録音場所のロワイモヨン修道院の音響が雰囲気を醸し出しています。
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シューベルトがピアノ三重奏へ込めた思いを
トリオ・タルヴェークが絶妙に表現
シューベルト:
(1)ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898
(2)ノットゥルノD.897
(3)流れの上でD.943(トリオ・タルヴェーク編) |
トリオ・タルヴェーク
【セバスティアン・シュレル(ヴァイオリン)、
エリク=マリア・クテュリエ(チェロ)、
ロマン・デシャルム(ピアノ)】 |
シューベルトが晩年にピアノ三重奏へ込めた思いをトリオ・タルヴェークが絶妙に表現
録音2020年7月/メッツ・アルセナル/62'26
2004年結成のトリオ・タルヴェーク。ピアノ三重奏曲の歴史を網羅するレパートリーに加え、ジャズやロック、電子音楽とまでコラボする柔軟な音楽性が魅力です。
彼らの第2弾はシューベルトに捧げたアルバム。「冬の旅」や後期ピアノ・ソナタと同時期の第1番、彼ら自身の編曲による歌曲「流れの上で」まで歌ごころに満ちた演奏を楽しめます。
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CHANNEL CLASSICS
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ストールン・パールズ 〜
ヒナステラ、シューマン、シューベルト、ガーシュウィン、ブロッホ |
オイスター・デュオ
〔ニコラス・シュワルツ(コントラバス)、
アンナ・フェドロヴァ(ピアノ)〕 |
ヒナステラ:5つのアルゼンチン民謡 Op.10/
シューマン:幻想小曲集 Op.73/
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ
イ短調 D.821/
ガーシュウィン:プレリュード第2番/
ブロッホ:ユダヤの生活から B.54 − 祈り/
ショスタコーヴィチ:バレエ組曲 《明るい小川》
Op.39aより 第2曲アダージョ/
ラフマニノフ:6つのロマンス Op.4より 「乙女よ私のために歌わないで」/
ボッテジーニ:タランテッラ |
アンナ・フェドロヴァとニコラス・シュワルツ、コントラバスとピアノによる夫婦デュオ!
☆アンナ・フェドロヴァとニコラス・シュワルツの夫婦デュオ、デビュー!
☆コントラバスとピアノで様々な名曲・名旋律を辿る。
ヤープ・ファン・ズヴェーデンやマルタ・アルゲリッチが絶賛し、現在Channel
Classicsのメイン・アーティストの一人として活躍するウクライナ出身のピアニスト、アンナ・フェドロヴァ。
フェドロヴァのChannel Classics第5弾は、夫のコントラバス奏者ニコラス・シュワルツと結成したコントラバスとピアノのデュオ「オイスター・デュオ」のファースト・アルバムとなるレコーディング。
ニコラス・シュワルツはボストン生まれ、ボストン交響楽団とボストン・ポップス・オーケストラで活動し、2012-13シーズンはベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーに参加。
2013年以降はアムステルダムの名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーとして活躍しています。
アルバム「ストールン・パールズ(盗まれた真珠)」は、19世紀から20世紀にかけて、アルゼンチン、ドイツ、オーストリア、アメリカ、ロシア、イタリアの様々な「音楽の真珠」を求めて旅するプログラム。
ボッテジーニによるコントラバスのためのオリジナル作品の他、シューマン、シューベルト、ガーシュウィン、ショスタコーヴィチなどの名品をコントラバスで演奏し、ソロ楽器としてのコントラバスの新たな魅力を拡げます。
ちなみに、「オイスター・デュオ」の名前の由来は、二人が出会ったブラジルの海岸で食べた牡蠣からとられているとのこと。牡蠣の繊細で洗練された品質と海のワイルドな味が、コントラバスの豊かな音色のイメージと結び付けられています。
※録音:2017年、スタジオ・ファン・シュッペン(オランダ)
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DA VINCI CLASSICS
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アバウトケージVol.6 〜 RENGA(れんが)
ケージ:RENGA(れんが/連歌)
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ジャンカルロ・スキャッフィーニ
(トロンボーン&チューバ)
フランチェスカ・ジェモ
(ピアノ&プリペアド・ピアノ)
ワルテル・プラティ(エレクトロニクス)
セルジオ・アルマローリ(打楽器&自然音) |
イタリアのヴィブラフォン奏者でジョン・ケージに影響を受け、その作品のスペシャリストとして高い評価を受けているセルジオ・アルマローリの監修による「アバウトケージ」シリーズの第6集は「RENGA(れんが/連歌)」!
日本の禅と出会い、仏教学者の鈴木大拙に学ぶなど、日本の思想や哲学の影響を受けたジョン・ケージの「RENGA」(1976年初演)はその題名の通り、日本の「連歌」をテーマとして創作された作品。
森の風景を描いたスケッチを題材とし、連歌の5-7-5の発句と7-7の脇句の様式を採り入れて自然音を表現した、ケージの日本との結びつきの深さを感じさせる作品の1つです。
演奏形態(楽器)が指定されていないこの「RENGA」をここでは、4人の奏者たちがトロンボーン&チューバ、ピアノ&プリペアド・ピアノ、電子楽器、打楽器&自然音で演奏。ケージが思い描いた「連歌」の世界を、多彩な奏法で表現しています。
※録音:2020年1月25日、イル・ポライオ(ロンコ・ビエッレーゼ、イタリア)
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アレッサンドロ・ストラデッラ(1639−1682)、
オラトリオ「聖女エディッタ」
ストラデッラ:オラトリオ《聖女エディッタ》
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アンサンブル・イル・グロヴィッリオ
ラウラ・アンドレイーニ(ソプラノ)
シルヴィア・ヴァジェンテ(ソプラノ)
ミケーレ・ミニョーネ(バス)
マルコ・アンジョローニ(テノール)
シルヴァイン・マネ(アルト)
フランチェスカ・カポーニ(ソプラノ) |
「コンチェルト・グロッソ」(合奏協奏曲)の形式の創始者であるとされ、数々の優れた宗教作品を作曲すると同時に、その波乱万丈に満ちた生涯がクローズアップされることも多いバロック時代のイタリアにおける大作曲家、アレッサンドロ・ストラデッラ(1639−1682)。
ローマで教会のお金を横領し逃亡。ほとぼりが冷めた頃を見計らい帰還したローマと次なる逃亡先ヴェネツィアで女性関係で多くの問題を起こして最終的にはジェノヴァで暗殺者に刺殺されるとういう凄まじい生涯を送ったストラデッラ。
ヴェネツィアへと逃亡する前の1972年から73年頃にかけて作曲したとされるオラトリオ「聖女エディッタ」は、独唱陣と通奏低音のみのコンパクトな編成で演奏される作品。
ここではチェロ、テオルボ、ハープシコードが通奏低音を担当しており、6人の独唱者たちの歌声を存分に引き立てています。
※録音:2020年7月、サン・マルコ・ヴィリャルバ教会(アレッツォ、イタリア)
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ミケル・ゼブラツキ(1970−)の自作自演集
「パルファム・ノクチュルヌ」
ゼブラツキ:
ギターのための夢物語《パルファム・ノクチュルヌ(夜の香り)》 |
ミケル・ゼブラツキ(ギター) |
ポーランドのイェレニャ・グーラ音楽院でギターの勉強を始めた後にフランスへと渡り、C.I.Mパリ音楽院でギター、オーケストレーション、アレンジを学んだコンポーザー=ギタリスト、ミケル・ゼブラツキ(1970−)の自作自演集。
2020年に作曲された「パルファム・ノクチュルヌ」は16曲の小品で構成されるギター独奏のための曲集。
そのタイトルの通り、「夢」や「夜」を連想させる美しい作風を特徴とするジャンルレス的な作品です。
※録音:2020年11月
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フランコへのオマージュ 〜
フランコ・ドナトーニにインスパイアされた日本とイタリアの現代ピアノ作品集 |
内本久美(ピアノ) |
ジャン・パオロ・ルッピ:東洋の肖像画/
成本理香:イルミネイティッド・ウィンドウズⅡ/
久留智之:Una partenza dall'Europa/
徳永崇:オートポイエティックモーション/
山本裕之:《無言歌》〜「失われたテキストを求めてIV」へのひとつの解/
フィオレンツァ・ジリオーリ:もう一度/
アンドレイナ:コスタンティーニ:潮汐/
小林聡:イリュージョン/
ファブリツィオ・デ・ロッシ・レ:Sette Refrains/
ソニア・ボー:D'Onde |
20世紀イタリアの巨星フランコ・ドナトーニ。イタリア音楽の名手、内本久美が奏でるオマージュ・アルバム!
20世紀イタリアの現代音楽界における最重要人物の1人である巨匠フランコ・ドナトーニ(1927−2000)。
2020年で没後20周年を迎えたドナトーニの功績を称えるため、またその思想や作風が次代の作曲家、音楽家たちへと伝わっていることを広く世に知らせるために企画されたオマージュ・アルバム!
サンタ・チェリーリア音楽院の修士課程アカデミーなどでドナトーニに直接師事した作曲家たちを中心として、5人のイタリア人作曲家、5人の日本人作曲家たちの作品を、愛知県立芸術大学の教授でイタリアの現代作品のスペシャリストとして名高いピアニスト、内本久美がレコーディング。
このオマージュ・アルバムに自身の作品である「東洋の肖像画」を寄せているジャン・パオロ・ルッピ(1959−)は、愛知県立芸術大学に客員教授として招聘された際、講師陣や作曲科の学生たちに中に自らにとっての芸術の父であると同時に友人でもあったドナトーニの作風や影響が息づいていることを感じ取り、異なる言語と文化を持つ2つの国の音楽による「オマージュ・アルバム」を製作するというプロジェクトを思いついたと言います。
母国イタリアはもちろんのこと、遠く離れた日本の音楽界にも大きな影響を与えたドナトーニの存在の大きさを物語るオマージュ・アルバムの登場です。
※録音:2020年2月、アゴスティーノ・レコーディング・ホール(ロヴィーゴ、イタリア)
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コルティチェッリ:
クラリネット、チェロとピアノのための3つのグラン・トリオ集
グラン・トリオ第1番/グラン・トリオ第2番/
グラン・トリオ第3番/ベッリーニへの想い
Op.55 |
トリオ・クレメンティ
〔ヴァネッサ・グラッソ(クラリネット)、
キアラ・ダパロ(チェロ)、
ジュリア・ルッソ(ピアノ)〕 |
現在ではその名前、作品ともに不当なまでに忘れられてしまっている19世紀イタリアの音楽家、ガエターノ・コルティチェッリ(1804−1840)の代表作であるクラリネット、チェロとピアノのための「3つのグラントリオ」を収録。
ボローニャのリセオ音楽院でロッシーニやドニゼッティの師としても知られるスタニスラオ・マッテイ神父に作曲を師事し、ピアノをベネデット・ドネッリ、ステファノ・ゴリネッリに学ぶと一気に頭角を現し、コンポーザー=ピアニストとして大成。1837年にはボローニャのテアトロ・コムナーレでクラリネットのドメニコ・リヴェラーニ、チェロのカルロ・パリシーニとトリオを組み、大成功を収めています。
この19世紀イタリアの知られざる巨匠のグラン・トリオを奏でるのはイタリアの女流奏者たちのアンサンブル、トリオ・クレメンティ。クラリネットのヴァネッサ・グラッソは、シチリア・クラリネット・オーケストラやカラムス・クラリネット・アンサンブルで活躍し、2015年に開催されたミラノ国際博覧会(EXPO2015)に招聘された経歴の持ち主です。
※録音:2020年9月、サウンドトラック・スタジオ(グラヴィーナ・ディ・カターニア、イタリア)
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ジェネアロジア 〜 ギターのためのイタリアの現代音楽集
モノスカルコ:ヴァイス風のトッカータ
カヴァローネ:チェルヴェーテリ
ジラルディーノ:アンジェラス
アンヌンツィアータ:幻想的なリチェルカーレ
スヴィェルコシュ=レナート:
子供の遊び、ラ・カーサ・イン・コリーナ
ビアンキーニ:ダウランドの主題による変容
オルモ:組曲
エリア:エクステンデット・モーメント |
アンジェロ・コローネ(ギター)
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ワルテル・オルモ(1938−2019)を除き、現在も現役で活躍中のイタリア人作曲家たちが書き上げたギター・ソロのための作品を集めたイタリアのレーベルならではのプログラム。
収録作品の作風は難解な実験音楽ではなく、ダウランドやヴァイスのスタイル、作風に基づくオマージュ的な作品や、新約聖書の受胎告知を題材とした作品「アンジェラス」など、現代イタリアにおける数々の秀作が収められています。
フランコ・カヴァローネ(1957−)の「チェルヴェーテリ」は、実際にラツィオ州ローマ県の都市チェルヴェーテリに居を構えるアンジェロ・コローネのために作曲されました。
※録音:2020年3月−9月、スタジオ・ピルギィ(イタリア)
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DELPHIAN
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レイモンド・ユー:
ザ・ワールド・ワズ・ワンス・オール・ミラクル
ザ・ロンドン・シティズン・
イクスシーディングリー・インジャード
(管弦楽のためのシンフォニック・ゲーム)(2012)*
ザ・ワールド・ワズ・ワンス・オール・ミラクル
(2016-17)
交響曲(2014-15)‡
※全曲世界初録音 |
デイヴィッド・ロバートソン(指揮)*
アンドルー・デイヴィス(指揮)
エドワード・ガードナー(指揮)‡
BBC交響楽団
アンドルー・ワッツ(カウンターテナー)‡
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)ø |
ガードナー、デイヴィス、ロバートソン!レイモンド・ユーの3つの管弦楽作品!
☆香港出身のコンポーザー=ジャズ・ピアニスト、レイモンド・ユーの管弦楽作品集!
☆アンドルー・デイヴィス、エドワード・ガードナー、デイヴィッド・ロバートソン豪華指揮者陣とBBC交響楽団によるライヴ!
レイモンド・ユー(Raymond Yiu)は1973年香港生まれ、10代後半からロンドンに移住。ほとんど独学で作曲を学び、洗練されながらも大胆で折衷的な独自のスタイルを開発してきた作曲家、ジャズ・ピアニスト、指揮者、音楽作家。
Delphianからリリースされるレイモンド・ユーの管弦楽作品集は、アンドルー・デイヴィス、エドワード・ガードナー、デイヴィッド・ロバートソン、アンドルー・ワッツ、ロデリック・ウィリアムズといった超豪華アーティストたちによって演奏されてきた3つのライヴ(もちろん、世界初録音)。
レイモンド・ユーの最初の主要なオーケストラ作品として2013年に英国作曲家賞(現:アイヴァーズ作曲家賞)にノミネートした「The
London Citizen Exceedingly Injured」。2015年のBBCプロムス委嘱作であり、プロムスでガードナーが初演し話題を呼んだ「Symphony」。
そして、国際アンソニー・バージェス財団の委嘱によりバージェスの生誕100周年のために作曲、マンチェスター国際音楽祭2017で初演され、ロイヤル・フィルハーモニック協会賞2018(大規模作曲部門)にノミネートされた、バリトンと交響楽団のための連作歌曲「The
World Was Once All Miracle」です。
※録音(ライヴ):バービカン・ホール*₁父鴻Cヤル・アルバート・ホール‡
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ザ・テイスト・オヴ・ディズ・ネイション 〜
ペープシュ、コーベット、シャトルワース |
スピリタート、シアラ・ヘンドリク(メゾ・ソプラノ)
キンガ・ウイサーシ(ディレクター) |
ウィリアム・コーベック(1680−1748):Le
Bizarrie Universali: Al' Inglese/
ヨハン・クリストフ・ペープシュ(1667−1752):Kindly
fate at length release me/
オバダイア・シャトルワース(c.1675−1734):合奏協奏曲第1番(アルカンジェロ・コレッリのOp.5-1による)/
ペープシュ:春/シャトルワース:合奏協奏曲第11番(コレッリのOp.5-11による)/
ペープシュ:クロエ/コーベット:トランペットとオーボエのためのソナタ
Op.1-12/
ペープシュ:While pale Britannia pensive
sate/
コーベット:Le Bizarrie Universali: Alla
Bolognese |
イングリッシュ・コンサートとエイジ・オヴ・インライトゥンメント管のメンバーであり、エンシェント室内管弦楽団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、ダニーデン・コンソートにも度々参加、アイルランド・バロック・オーケストラやEUバロック・オーケストラもリードしてきたバロック・ヴァイオリニスト、キンガ・ウイサーシがディレクターを務める古楽アンサンブル、スピリタート。
舞台は1700年代初頭のロンドンで、ウィリアム・コーベック、ヨハン・クリストフ・ペープシュ、オバダイア・シャトルワースの3人の合奏協奏曲を中心とした器楽作品によって、英国音楽の歴史における決定的な分岐点を探求。
この時代に演奏されていたイタリア風の音楽とミュージシャンたちの成功から、ヘンデルがイギリスに到着する前から、すでに活気に満ちた国際的なシーンがロンドンで発生したことが示されています。
※コーベットの「トランペットとオーボエのためのソナタ」を除く、全曲世界初録音
※録音:2020年2月17日−19日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク)
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アイソレーション・ソングブック |
ヘレン・チャールストン(メゾ・ソプラノ)、
マイケル・クラドック(バリトン)、アレグザンダー・ソアレス |
オワイン・パーク:4月18日/
エロイーズ・ウェルネル:ジ・オレンジ・ヴェンダー/
アンドルー・ブリクシー=ウィリアムズ:アバジュール/
ケレンサ・ブリッグス:メランコリー(アンド・バタークリーム)/
ネイサン・ジェイムズ・ディアデン:ザ・ウェイ・ウィ・ゴー/
リチャード・バーナード:3つの早朝散歩の歌/
ジョシュア・ボリン:ネイチャー・イズ・リターニング/
ベン・ロワース:王の朝食/
エリオット・パーク:スカイソング(抜粋)/
デリ・ジョゼフ・ルイス:ア・モーメント/
テレンス・チャールストン:メゾ・ソプラノとバリトンのための3つのデュエット/
マシュー・J.C.ウォード:コンサーニング・カウズ〜農村歌曲集/
ゲルダ・ブロック=ウィルソン:アイム・ノーバディ/
ジェイムズ・デイヴィ:ドリームズ/
スティーヴン・ビック:オン・ヒズ・ブラインドネス |
メゾ・ソプラノ歌手のヘレン・チャールストンとバリトン歌手のマイケル・クラドックがCOVID-19のパンデミックを受けて取り組んだプロジェクト。
二人は演奏活動が出来なくなっただけではなく、4月に予定していた結婚式も中止となりました。
あらゆる計画が保留となったヘレンが、その創造的エネルギーを向け直す方法として、結婚式を予定していた「4月18日」の詩を書き、二人の友人であったオワイン・パークが作曲。
その後、他の作曲家や詩人と連絡を取り始めると意外にもすぐにプロジェクトが形になり、「アイソレーション(隔離)」をテーマにしたソングブックの土台が準備され、演奏活動が停止している間もアルバム・リリースの流れを維持するというデルフィアン・レコードの決意に結び付き、アルバムが完成しました。
15人の作曲家(半数は90年代生まれの若手)による15曲はすべてこの「アイソレーション・ソングブック」のための委嘱作で、世界初録音となります。
※録音:2020年9月3日−5日、クイーンズ・ホール(エディンバラ)
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エーネス・クヮルテット
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番
弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
大フーガ Op.133 |
エーネス・クヮルテット
〔ジェームズ・エーネス(第1ヴァイオリン)、
エイミー・シュワルツ・モレッティ(第2ヴァイオリン)、
リチャード・オニール(ヴィオラ)、
エドワード・アーロン(チェロ)〕 |
エーネス・クヮルテット第2弾!ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番!
☆ジェームズ・エーネス率いる高機能アンサンブル第2弾!
☆ベートーヴェン・イヤーに録音した弦楽四重奏曲集より、後期の第13番(大フーガ付き)が登場!
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受け、2019年の第61回グラミー賞ではアーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(ONYX4189)で見事「最優秀器楽賞」を受賞したカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。
エーネスを始め、2015年には広島交響楽団との共演が絶賛された名ヴィオラ奏者リチャード(・ヨンジェ)・オニールや、バルトークの二重奏曲集(CHAN
10820)でエーネスとの見事なデュオを聴かせてくれたエイミー・シュワルツ・モレッティなどの名手が集い、「ドリーム・チーム」(米Strings誌)と評される弦楽四重奏団、エーネス・クヮルテット。
シューベルトの「死と乙女」、シベリウスの「親愛なる声」をカップリングし、英グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」選出、2017年グラモフォン賞ノミネートを果たした前作(ONYX4163)に続く、エーネス・クヮルテットのセカンド・アルバムは、ベートーヴェン後期の傑作の1つ「弦楽四重奏曲第13番」に、元は第13番の終楽章として作曲されていた「大フーガ」を組み合わせたプログラム。
2020年のベートーヴェン・イヤーに計画されていた録音プロジェクトはCOVID-19によって大きく変更を余儀なくされ、イギリスでのレコーディングは断念。
代わりにアメリカでレコーディングを行い、イギリスの名レコーディング・プロデューサー、サイモン・キルン(これまで多くのレーベルで400超のレコーディングに携わり、エーネスの主要なアルバムも担当)がロンドンからリアルタイムでセッションをモニタリングするという現代のテクノロジーを活かしたレコーディングが実現しました。
2週間のうちにOp.74以降の弦楽四重奏曲すべてを録音したとのことで、今後のリリースにも期待がかかります。
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