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≪第112号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その5 2021/6/22~



6/25(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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EVIDENCE



EVCD 077
¥2800→\2590
ドミニク・ヴェラール&アンサンブル・ジル・バンショワ
十字架上のキリスト最後の7つの言葉

 ハイドン:十字架上のキリスト最後の7つの言葉(弦楽四重奏版)(1787)
 ドミニク・ヴェラール:十字架上のキリスト最後の7つの言葉(1999)
ドビュッシー弦楽四重奏団
ドミニク・ヴェラール(指揮)
アンサンブル・ジル・バンショワ

 ハイドンの名作をドミニク・ヴェラール&アンサンブル・ジル・バンショワの天上の響きで!

 録音:2021年1月/ラゴルテ地下聖堂/71'00

 ハイドンの「十字架上のキリスト最後の7つの言葉」は聖金曜日の礼拝で、福音書中のキリストの7つの言葉を読む間に演奏されるため作られました。
 当初管弦楽曲として作られ、ハイドン自身が弦楽四重奏版とオラトリオ版にも編曲しました。

 これまでこの器楽パートの後にグレゴリオ聖歌などを挿入する試みが何度も行われましたが、いずれも説得力に欠けるため、アンサンブル・ジル・バンショワのリーダー、ドミニク・ヴェラールが自ら作曲しました。
 1999年の作ながら完全に古楽スタイルで、各曲はハイドンの対応部分と同じ調性に設定され、キリスト(テノール)をメインに聖母マリア(低いソプラノ)、天使(ソプラノ)がエコーのように答えます。

 アンサンブル・ジル・バンショワは今回3名。日本のソプラノ高山潤子が参加し、透明で敬虔なハーモニーを聴かせてくれます。




すっかりEVIDENCEに腰を落ち着けた古楽界の重鎮ドミニク・ヴェラール
これは2019年録音のクロード・ル・ジュヌ


 EVCD 069
\2800→\2590
アンサンブル・ジル・バンショワ
 クロード・ル・ジュヌ:春

 (1)おおバラよ、花の女王よ/(2)さあ、緑美しい5月/
 (3)可愛いブルネットの娘/(4)私の眼は眺めるのをやめない/
 (5)美しいつばめ/(6)あなたの前で私は茫然となる/
 (7)ナイチンゲールの歌/(8)愛と言う者は誰しも/
 (9)美しい花は僕のもの/(10)フランシーヌ、ロジーヌ/
 (11)ファンタジア第1番/(12)輝かしい栄光と名誉は/
 (13)恋は苦悩と苦痛でしかない/(14)愛よ、おまえはいつ生まれたのか
ドミニク・ヴェラール(指揮)
アンサンブル・ジル・バンショワ

 アンサンブル・ジル・バンショワのピュアで明るい声楽に心癒されるひととき

 録音:2019年9月/アットスタット/64' 14"

 ヴェラール率いるアンサンブル・ジル・バンショワ、結成40周年を迎えた彼ら待望の新譜は、フランドル楽派を代表する作曲家ル・ジュヌの傑作「春」。彼らの魅力を全開できるルネサンス期ポリフォニー合唱を存分に堪能できます。そのピュアで明るい響きに癒されます。

 「春」はル・ジュヌの死後1603年に出版された全39曲から成るシャンソン集。クプレとルフランが交互に現れる構成で、曲により声部の配置を変え豊かな表現を引き出しています。
 クレマン・ジャヌカンらの伝統と新しい様式を結び付けた、当時としては画期的な作品集でした。
 フランス語の発音をリズムの長短に置き換えることで、拍子がひんぱんに変わりますが、かのメシアンは「音楽史上最も美しいリズムの記録」と激賞しています。


 
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EVCD 071
¥2800→\2590
数奇な人生を歩んできたチョ・ジェ=ヒョクのラフマニノフ!
 指揮はハンス・グラーフ、オケはロシア国立交響楽団
  ラフマニノフ:
  (1)ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
  (2)ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
チョ・ジェ=ヒョク(ピアノ)
ハンス・グラーフ(指揮)
ロシア国立交響楽団

 雄大で落ち着いた名人芸。チョ・ジェ=ヒョクのラフマニノフ!

 録音:2019年6月/ザリャーディエ・ホール(モスクワ)/76'00

 チョ・ジェ=ヒョクは韓流ピアニスト。ジュリアード音楽院に学び、1993年プロピアノ社のオーディションで優勝、カーネギーホール・デビューを果たしました。
 20代半ばスランプに陥り、ピアノから離れて法律を勉強したという変わり種。またオルガニストとしても優れ、四半世紀にわたりニューヨークの教会で奉仕しています。

 ピアノから離れた時期がありながら彼のテクニックは完成されていて、ピアノ協奏曲中でも最難曲のラフマニノフの2番と3番を本家モスクワのオーケストラ相手に見事に渡り合っています。
 高度な技巧に恵まれながらも、演奏は冷静で細部まで曖昧さがありません。
 テンポは比較的遅めで落ち着いていますが、その説得力の強さに驚かされます。


これはオルガン演奏をしているチョ・ジェ=ヒョク。
https://youtu.be/MMU7WkpnmWk


 
 


EVCD 072
¥2800
伝説
 (1)ルニエ:伝説/ 小鬼の踊り
 (2)カプレ:幻想的な物語~ハープと弦楽四重奏
 (3)リスト(ルニエ編):ナイチンゲール
 (4)バンジャマン・アタイール:暗闇からII (2012)
 (5)トゥルニエ:妖精の国~ハープと弦楽五重奏
 (6)同:永遠の夢想家
コリーヌ・ジャジェ(ハープ)
アキローヌ四重奏団
ロレーン・カンペ(コントラバス)(5)

 録音:2020年11月/サル・コロンヌ(パリ)/56'00

 コリーヌ・ジャジェは1992年ニース生まれのハープ奏者。母がニース・フィルのハープ奏者で、当初母から学び、パリ音楽院入学後はイザベル・モレッティに師事。
 2014年にリリー・ラスキーヌ国際コンクール優勝など輝かしい経歴で今後世界のハープ界を背負って立つ逸材と目されています。
 クリスタルのように結晶化した音を持ち、フランスの偉大な先達ルニエやトゥルニエ作品が絶品。
 ここではルニエの独奏曲のはか、トゥルニエとカプレの室内楽、1989年生まれで2014年には委嘱作品上演のため来日したフランスの作曲家バンジャマン・アタイールの作品まで美しく聴かせてくれます。
 



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HAENSSLER



HC 20086
¥2700
天才ブゾーニ作曲のソナチネ全6曲!
 ニコアラが世界初録音を含むアルバムをリリース!
ヴィクトル・ニコアラ(ピアノ)
  ブゾーニ:
   (1)「ローマ」BV 289(1921)~3つのアルバムの綴りより
   (2)ソネチネ第3番「子どものために」BV 268(1915)
   (3)ソナチネ第5番「大ヨハン・セバスチャン氏に」(小ソナチネ)BV 280(1918)
   (4)ソナチネ第4番「キリスト生誕1917年の日に」BV 274(1917)
   (5)ソネチネ第6番「 カルメン・ファンタジー」BV 274(1920)
   (6)「チューリッヒ」BV 289(1917)~3つのアルバムの綴りより
   (7)ソナチネ第1番 BV 257(1910)
   (8)「ベルリン」BV 289(1921)~3つのアルバムの綴りより
   (9)クリスマスの夜 BV 251
   (10)ソナチネ・クアジ・ソナタ(断片)(1914)*
   (11)ヴィクトル・ニコアラ(1984-):クアジ・ソナチネ(2019)*

  *=世界初録音

 天才ブゾーニ作曲のソナチネ全6曲!ブゾーニに魅せられたピアニスト、ニコアラが世界初録音を含むアルバムをリリース!

 セッション録音:2019年2月&3月/マイスターザール(ベルリン)/DDD、70'37

 バッハのシャコンヌのピアノ編曲版で有名なブゾーニ。彼が作曲したソネチネ全6曲をヴィクトル・ニコアラが録音しました!
 「ソネチネ」と言っても、決して"容易な小さいソナタ"ではなく、ブゾーニらしく技巧を散りばめた非常に意欲的な作品で、ブゾーニは1910年から20年の間に副題のついたものを含め6つの作品を書きあげており、円熟期の傑作に数えられます。
 ブゾーニに魅せられたヴィクトル・ニコアラは1984年、ルーマニアのブカレヒト生まれでロンドンの王立音楽院で学んだピアニスト。
 現在はベルリンを拠点にソリスト、室内楽奏者、作曲家として幅広く活躍しており、この度ブゾーニ作曲のソナチネ・クアジ・ソナタ(断片)とともに自作クアジ・ソナチネを世界初録音しました!
 
 


HC 21021
¥2700
ピアノと弦楽合奏版によるベートーヴェンとメンデルスゾーンのピアノ協奏曲!
 (1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
  【ヴィンツェンツ・ラハナーによるピアノと弦楽後重奏編】
 
 (2)メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第2番 ニ短調Op.40
  【パウル・ヴァルダーゼーによるピアノと弦楽合奏編】
 
 ギュンター・フランツ・カーセカルト(1958-2007):
  (3)「Nachtkrapp」/
  (4)「Marschierende waldameisen」/
  (5)「Ring der Dunkelheit」/
  (6)「Graf Puckler-Limpurg-Walzer」/
  (7)「Feuertanz」
ゲルリント・ベッチャー(ピアノ)
(1)(2)ティモ・ハンドシュー(指揮)
 南西ドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団

 ベッチャーの好演が光るピアノと弦楽合奏版によるベートーヴェンとメンデルスゾーンのピアノ協奏曲!

 ライヴ録音:(1)(2)2014年&2015年/ケーニヒス・ヴスターハウゼン、(3)2020年/バート・ザーロー、(4)-(7)2016年/ドイツ/DDD、74'46

 「驚くべき表現力と輝き」「心の奥底まで響く共感」とヨーロッパで高い評価を集めるゲルリント・ベッチャーがベートーヴェンとメンデルスゾーンのピアノ協奏曲を弦楽合奏の伴奏版で録音しました!
 ラハナーによる弦楽五重奏版のベートーヴェンとヴァルダーゼーによる弦楽合奏版のメンデルスゾーンは実に爽快。ベッチャーが雄弁に語る好演です!

 最後に収録されたのは心理学者で作曲家のギュンター・フランツ・カーセカルト(1958-2007)のピアノ作品です。
 彼は森や自然への深い愛情を示した一方、"人間の精神"を生涯かけて音楽の形にしたいと取り組んできました。
 「Nachtkrapp」は空想上の鳥「ナイトレイヴン」で、この化け物のような鳥に脅かされた子供を恐怖心から就寝させるために読まれる童話に出てきます。
 また「Feuertanz」は火花を散らす炎の踊りで、炎の破壊力とすべてが燃やされたときの終わりを暗示しています。
 ベッチャーはこの様相を見事に表現しております。
 




LA DOLCE VOLTA



LDV 95
¥2700
オリヴィエ・ラトリー~「インスピレーションズ」
 リスト:
  (1)バッハの名による幻想曲とフーガ(ジャン・ギュー編曲)
  (2)愛の夢第3番(オリヴィエ・ラトリー編曲)
  (3)バッハのカンタータ
    「泣き、嘆き、憂い、おののき」による変奏曲(マルセル・デュプレ編曲)
  (4)「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」
     (カミーユ・サン=サーンス編曲)
  (5)コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ
オリヴィエ・ラトリー
 (オルガン/
  リーガー・オルガン)

 鬼才オルガニスト、ラトリーがリスト・アルバムをリリース!!サン=サーンス、ギュー、デュプレ編曲の作品も注目!

 セッション録音:2020年12月27-29日/フィルハーモニー・ド・パリグランド・サル「ピエール・ブーレーズ」/77'20

 世界的に活躍するフランスの天才オルガニスト、オリヴィエ・ラトリーがリストの作品を録音しました!当アルバムではサン=サーンス、ギュー、デュプレそしてラトリーが編曲した作品が収録されております。

 「バッハの名による前奏曲とフーガ」はリストの代表作で、1855年の初稿とヴァイマールでの演奏用に大幅に改訂された1870年の改訂稿が存在します。
 またリストは同曲をピアノ版にも編曲しております。この作品をオルガニスト、ジャン・ギュー(1930-2019)が編み直したのが「バッハの名による幻想曲とフーガ」【モデラート+アンダンテ+フーガ+マエストーソ】で、初稿、改訂稿、ピアノ版の3つのバージョンを融合させ、音を加えることせず、リストの豊かな響きを作り上げました。
 天才オルガニスト、ギューがまるでオーケストラを思わせるオルガンの特性を最大限生かした形で編曲したこの版は、言わずもがなの超絶技巧作品。
 この他、デュプレ編のバッハのカンタータ「泣き、嘆き、憂い、おののき」による変奏曲、サン=サーンス編の「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」、オリヴィエ・ラトリー自ら編曲した愛の夢第3番と、リストの作品にフランスの香りが加わった編曲でお楽しみいただけます。
 また、最後にはマイアベーアの歌劇「預言者」の主題によるコラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」(「私達へ、魂の救いを求める人々へ」)による幻想曲とフーガを収録。
 リストらしい技巧と色彩感あふれる旋律を用いたこの作品には新ロマン主義と呼ばれた独特の和声が散りばめられており、演奏時間30分の大曲です。(日本語解説・帯は付きません。)

 演奏のラトリーは23歳の若さでパリ・ノートルダム大聖堂に据え付けられた大オルガンの正オルガニストに就任し、以後コンサート・オルガニストとして活躍する世界屈指の卓越した演奏家です。
 レパートリーはバロックから現代まで網羅し、さらに即興演奏も得意とする圧倒的な存在として知られます。
 2019年4月、世界に衝撃を与えたノートルダム大聖堂の火災。同年1月に収録された「バッハ・トゥ・ザ・フューチー」(LDV-69)は災害前の聖堂内でのオルガンの響きを収めた貴重な録音となり、現在も大ベストセラーとして注目されております。

 
 




PREISER RECORDS


PRCD 91513
¥2500
Dream with me 一緒に夢を
 グリーグ:夢 Op.48-6/
 ラフマニノフ:夢 Op.38-5/
 トスティ:夢/
 ハロルド・アーレン:虹のかなたに/
 R.シュトラウス:黄昏の夢 Op.29-1/
 シベリウス:それは夢? Op.37-4/
 ピアソラ:言葉のないミロンガ/
 ハイドン:人生は夢 Hob.XXVIa:21/
 ベルク:アルテンベルク歌曲集 Op.4より 夢を戴いて/
 シューベルト:夜と夢 D827/
 アルフレード・タマヨ:狂った心を夢見て/
 リスト:おお、夢に来ませ S.282/
 ワーグナー:夢 WWV91-5/
 マノス・ハジダキス:To oniro/
 モリコーネ:私の空想の中では/
 クララ・シューマン:私は暗い夢の中で Op.13-1/
 フォーレ:夢のあとに Op.7-1/
 ワイル:ユーカリ/
 バーンスタイン: 一緒に夢を
エルザ・ジャヌリドゥ(メゾソプラノ)
ハンナ・バッハマン(ピアノ)

 夢を描いた歌曲の数々を1曲ずつ丁寧に歌ったこだわりのアルバム

 録音:2020年7月27-30日/ウィーン、ベートーヴェンザール/68'09''

 エルザ・ジャヌリドゥはアテネ生まれ。テッサロニキのアリストテレス大学で生物学の学位を取得後、音楽の勉強を始め、ウィーン国立音楽大学を卒業。マルヤーナ・リポフシェクらに師事しています。
 チューリッヒ歌劇場をはじめ数々のオペラに参加、幅広い役をこなし、ソリストとしてもヨーロッパ各地で公演を行い活躍。
 言語も堪能でギリシャ語、英語、ドイツ語、イタリア語を話し、フランス語もよく理解し、現在はロシア語も学んでいます。
 このアルバムは「夢」をテーマに8カ国語で選曲されたこだわりのプログラムとなっており、彼女の美質がよく表れた内容となっています。
 
 

PRCD 91523
¥2500
Travel Diaries 旅の日記
 1. Por Fin/2. Ruminating/
 3. Great Expectations/4. Offline/
 5. Balade a Constantine/
 6. The Schocher Family/7. Wind Chimes/
 8. Speechless/9. Sireli Trchunik/
 10. Vollmond uber Fouta/11. Cadiz
エディス・レットナー
 (アルトサックス、
  ソプラノサックス、ドゥドゥク)
ベアーテ・ライアーマン
 (アコースティックギター、
  エレキギター)
マリア・ペトロヴァ
 (ドラムス、パーカッション)

 ジャジーな雰囲気の中で漂う異国の響きユニークなインスト・アルバム

 録音:2020-2021年/52'58''

 ジャズ、即興音楽、アフリカ音楽など様々な地域の音楽に興味を持ち、アルトサックス、ソプラノサックス、そしてアルメニアの木管楽器であるドゥドゥクを演奏するエディス・レットナー。
 数多くのユニークなアーティストと国際的に共演し、レコーディングを行っています。

 フラメンコを学んだギタリスト、ベアーテ・ライアーマンとのデュオ・プロジェクト「TRAVEL DIARIES」は2015年にスタート。
 アフリカ、ラテンアメリカ、スペイン、中東、アナトリア、コーカサスの音やリズムが、ジャジーな雰囲気の中で漂うユニークな音楽が奏でられます。
 CDリリースにあたりパーカッショニストのマリア・ペトロヴァを招いたことで、より完成度の高い楽曲に仕上がりました。
 



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DA VINCI CLASSICS



C00441
¥2600→\2390

マリオ・ホッセン(ヴァイオリン)
J.S.バッハ:ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ集 Vol.2
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第2番イ長調 BWV.1015
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番ヘ短調 BWV.1018
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番ト長調 BWV.1019

マリオ・ホッセン(ヴァイオリン)
ピエロ・バルバレスキ(ハープシコード)


 パガニーニのスペシャリスト、マリオ・ホッセン!銘器グァダニーニを携えバッハのソナタを弾く!

 イタリアのインディペンデント・レーベル「ダ・ヴィンチ・クラシックス(Da Vinci Classics)」が、ヴァイオリン奏者にとっての最重要レパートリーの1つ、J.S.バッハの「ヴァイオリン・ソナタ集」のレコーディングを行うために白羽の矢を立てたヴァイオリニストは、ブルガリア出身の名手マリオ・ホッセン!
 ブルガリアのプロヴディフで生を受けた後、1991年にオーストリアのウィーンへと移住。1996年にオーストリアの市民権を取得し、ウィーンを中心に活躍している世界的ヴァイオリニストです。

 ウィーン国立音楽大学でミヒャエル・フリッシェンシュラーガーに、パリではジェラール・プーレにヴァイオリンを学び、ユーディ・メニューインとヘンリク・シェリングという2人の巨匠の系譜に連なるマリオ・ホッセン。
 特にパガニーニのスペシャリストとして世界的に評価されており、有名作品はもちろんのこと、未出版作品や世界初録音作品の発掘、蘇演に精力的に取り組み、幅広いレパートリーを誇っています。
 レコーディング面ではパガニーニを中心に取り組んできたマリオ・ホッセンが満を持して対峙する大バッハの「ヴァイオリン・ソナタ」。
 オーストリア国立銀行から貸与されている1749年製のグァダニーニヴァイオリンとホッセンの音楽性のコラボレーションにご注目下さい。

 ※録音:2019年2月、ブルガリア国立放送第1スタジオ(ソフィア、ブルガリア)





 こんな映像もあります。クールな容姿がかっこいい。
http://www.youtube.com/watch?v=GEdnyyOPFm4

 ちょっとパガニーニを意識してる?






 DORON
DRC 3078/80
(3CD)
\6900→\6290
ブルガリアの俊英、マリオ・ホッセン(ヴァイオリン)
 「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集」

 CD1)
  第1番ニ長調Op.12-1/第2番イ長調Op.12-2/
  第3番変ホ長調Op.12-3/第7番ハ短調Op.30-2
 CD2)
  第4番イ短調Op.23/第5番ヘ長調Op.24「春」/
  第10番ト長調Op.96
 CD3)
  第6番イ長調Op.30-1/第8番ト長調Op.30-3/
  第9番 イ長調 Op.47 「クロイツェル」
マリオ・ホッセン(ヴァイオリン)
カン・サン=ソク(ピアノ)

 ウィーンを拠点として活躍するマリオ・ホッセンのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集

 録音:2007年1月7-10日,7月16-17日 ウィーン、DDD、227'17

 ブルガリア生まれでウィーンを拠点に活躍するヴァイオリニスト、マリオ・ホッセンがベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集を録音(録音は2007年)。
 マリオ・ホッセンは1971年、ブルガリアのプロヴディフの生まれ。ソフィア、ウィーン、パリでヴァイオリンを学び、8歳でオーケストラと共演。卓越した技巧と情熱的な歌いまわしで特にパガニーニを得意としている。
 ホッセンのベートーヴェンは張りがあって伸びの良い音でためらいなくバシッと音楽に切り込むもので、ベートーヴェンの集中力のある音楽を安心して聞くことができる。
 カン・サン=ソクのピアノがそれにピタリと合わせている。彼女は韓国、ソウル生まれで、才能を見込まれ早くに渡欧し、パウル・バドゥラ=スコダにも学んでいる。


これはブルガリアGEGAのアルバム
入るまでに数ヶ月はかかると思うのですが、聴いておいていいかと。
とくにエルンストの「魔王」はかなり壮絶です。


GEGA
GD 109
\2400
「パガニーニアーナ」
 パガニーニ:奇想曲第1,13,24番(ピアノ伴奏つき)
 ブラームス:ハンガリー舞曲第2番
 ドヴォルザーク:わが母が教え給いし歌
 サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
 クライスラー:ウィーン奇想曲/愛の悲しみ
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 エルンスト:魔王 Op. 26
 ナタン・ミルシテイン :パガニーニアーナ、ほか
マリオ・ホッセン(Vn)、
ルドミ・ペトコフ(Pf)
ブルガリアの若手ヴァイオリニスト、マリオ・ホッセンの超絶技巧系小品集。



 


C00151
¥2600→\2390
マリオ・ホッセン(ヴァイオリン)
J.S.バッハ:ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ集 Vol.1

 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第1番ロ短調 BWV.1014
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番ホ長調 BWV.1016
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番ハ短調 BWV.1017
 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV.1023*
マリオ・ホッセン(ヴァイオリン)
ピエロ・バルバレスキ(ハープシコード)
リリアナ・ケハヨヴァ(チェロ)*

 ブルガリア系オーストリアの世界的名手、マリオ・ホッセンが取り組んだJ.S.バッハのヴァイオリン・ソナタ集の第1巻には、第1番、第3番、第4番、そしてソナタ ホ短調 BWV.1023」の4作品を収録。
 第1巻、第2巻の両方でマリオ・ホッセンがコンビを組む鍵盤楽器奏者はイタリアの名匠ピエロ・バルバレスキ。
 ディノ・チアーニの師でもあるマルタ・デル・ヴェッキオから教えを受け、モダン、ピリオドの両ステージで活躍中の実力者です。

 ※録音:2019年2月12日-14日、ブルガリア国立放送第1スタジオ(ソフィア、ブルガリア)

 
 
 


C00457
¥2600
ギター3重奏のために編曲されたJ.S.バッハの音楽
 幻想曲とフーガ イ短調 BWV.904/前奏曲とフーガ第2番ニ短調 BWV.847(原曲:ハ短調)/
 トッカータ ニ短調 BWV.538《ドリア調》/
 カプリッチョ《最愛の兄の旅立ちに寄せて》イ長調 BWV.992(原曲:変ロ長調)/
 シンフォニア第11番ニ短調 BWV.797(原曲:ト短調)/シンフォニア第1番ホ長調 BWV.787(原曲:ハ長調)/
 シンフォニア第2番ホ短調 BWV.788(原曲:ハ短調)/シンフォニア第12番ニ長調 BWV.798(原曲:イ長調)/
 前奏曲ロ短調 BWV.923/オルガン協奏曲第2番ロ短調 BWV.593(原曲:イ短調)
  イン・テンポレ・ベッリ・ギター・トリオ
   〔フランチェスコ・モルメンティ(ギター)、ダヴィデ・モネータ(ギター)、
    ファビオラ・ミリエッティ(ギター)〕

 ギター・トリオのためのバッハ・アレンジ!コロナの隔離期間中に結成されたイタリアのトリオが躍動!

 イン・テンポレ・ベッリ・ギター・トリオは、2020年3月、数年来の音楽仲間だった3人の若手ギタリストたちが、新型コロナウィルス感染症予防対策の隔離期間中にミラノで結成したギター・アンサンブル。
 この困難な時期に偶然とも言える縁によって結成されたギター・トリオが、アンサンブルのスタートであり名刺代わりともなるファースト・アルバムのテーマに選んだのは「大バッハ」!
 J.S.バッハの数ある名作の中からシンフォニア、前奏曲、幻想曲、フーガとカプリッチョを選び、ギター・トリオのためにアレンジ。
 3本のギターの「饗宴」が、大バッハの対位法の妙を一味違った雰囲気で披露してくれることでしょう!
 ギター関係者、バッハ・ファン、編曲作品ファン要注目!

 ※録音:2020年8月28日-30日、サン・ミケーレ教会(クヴェーリオ、イタリア)

 
 
 


C00439
¥2600
グリーグ:1台ピアノ4手連弾のための作品全集 Vol.1
 結婚行進曲 Op.19-2/2つの交響的作品 Op.14/
 幻想曲《秋に》Op.11/ペール・ギュント第1組曲 Op.46/
 2つの悲しき旋律 Op.34/4つのノルウェー舞曲 Op.35/
 ワルツ・カプリース Op.37
アンドレア・ミクッチ&
 フランチェスコ・ディ・マルコ
  (ピアノ4手連弾/YAMAHA CFX)

 北欧の巨匠グリーグの"1台ピアノ4手連弾"!「連弾」の視点から追及するグリーグの魅力!

 19世紀ノルウェーの巨匠エドヴァルド・グリーグ(1843-1907)。このノルウェーの作曲家が遺した「1台ピアノ4手連弾」の作品のカタログには、彼自身が書き直したり、手直しを施したり、編曲を行ったりした作品が数多く掲載されています。
 それらの作品は、時にはオーケストラ作品になったり、室内楽アンサンブルのための作品になったり、あるいは独奏楽器のための作品になったりしており、どのバージョンが「正式な」、または「決定的な」作品なのか、常に明確ではありません。
 イタリアの実力派ピアノ・デュオであるアンドレア・ミクッチとフランチェスコ・ディ・マルコは、このグリーグの「謎」の答えを見つけるためではなく、グリーグの作曲のプロセスの素晴らしさを連弾の視点から追求して広めるために「1台4手連弾」のための作品の全曲録音に取り組むことを決断しました。
 グリーグの作風や作曲技法、そしてその歴史を知る上で非常に重要となる「1台ピアノ4手連弾」の魅力を伝えるユニークかつ興味深いプロジェクトがスタートします!

 ※録音:2020年12月、ヴィラ・ボッシ=コレツィオーネ・ビッツィ(ボーディオ・ロンナーゴ、イタリア)

 
 



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MUSICA VIVA



MV127
(2CD+Bonus DVD-PAL)
特別価格
¥3100→\2890
天才美少年指揮者モルガン・イカルディ
 国境を越えたモーツァルト

  モーツァルト:
   交響曲第29番イ長調 K.201
   ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K.310
   幻想曲ハ短調 K.475
   幻想曲ニ短調 K.397
   ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 K.576
モルガン・イカルディ(指揮&ピアノ)
モーツァルト・アクロス・バウンダリーズ・オーケストラ

 Facebookのフォロワー数はなんと20万人以上!14歳の天才マエストロ、モルガン・イカルディがデビュー!

 Facebookでは20万人以上という驚異的な数字のフォロワーを持つイタリアの神童にして14歳の天才指揮者、モルガン・イカルディのデビュー・アルバムとなるモーツァルト作品集「国境を越えたモーツァルト」が登場!

 家族の仕事で引っ越していたアメリカ、ロサンゼルスから8歳の時にイタリアへと帰国したイカルディは、数多くの名手を育てた名教師アンナ・マリア・チゴリにピアノを師事。
 瞬く間にピアニストとしての成長を遂げたイカルディは12歳でオヴィデュー・バランが指揮するルーマニアのバカウ交響楽団のソリストとして共演しモーツァルトの「ロンド K.386」を弾いた際、その演奏の中で指揮者の担う役割に心を打たれ「指揮者」の道を目指すことを決心します。
 ウンブリア州で25年以上に渡り指揮法を指導してきたファブリツィオ・ドルシに師事したイカルディは2019年にモーツァルトの「ディヴェルティメント ヘ長調 K.138」で指揮者デビューを果たします(ちなみにイカルディは当時12歳。モーツァルトが「K.138」を作曲した時よりも4歳も年下でした)。

 現在はミラノ市立クラウディオ・アバド音楽院のオーケストラ指揮科でレナート・リヴォルタに指揮法を師事するのと同時、指揮者としての成長のためにヴァイオリン、フルートも学ぶなどその音楽にかける熱意には驚かされます。
 すでに指揮者としてのオーラを纏い、カリスマ性を発揮しているイカルディは今回の「交響曲第29番」のレコーディングのために編成されたオーケストラを完全に掌握。驚くべき完成度の演奏を披露してくれています。
 彗星のごとくクラシック界に現れ、圧倒的な存在感を放つ天才コンダクター=ピアニスト、モルガン・イカルディの堂々たるデビューアルバムにどうぞご期待下さい!話題必至!

 ※録音:2020年10月-11月、APMスタジオ(サルッツォ、イタリア)
 
 ※「交響曲第29番」の映像が収録されたボーナスDVDはPAL方式のため、当フォーマット対応のプレーヤーでのみご視聴いただけます。予めご了承下さい。




 えらい美人の指揮者が現れたと思って調べたら・・・天才美少年だった。

https://m.facebook.com/watch/?v=163274421909124&_rdr

 でも「ロックもサッカーにも興味ない、好きなのはクラシック」と言ってるみたいなので好感持てます。

 

 




CPO



555383
¥2200
フンメル/シューベルト:ピアノ五重奏曲集
 1. ヨハン・ネポムク・フンメル(1778-1937):ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.87
  - ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのために
 2. フランツ・シューベルト(1797-1828):ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」D.667
  - ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのために
リベルタリア・アンサンブル
【メンバー】
 ジーン・レドン(ピアノ)
 ダヴィッド・カストロ=バルビ(ヴァイオリン)
 ローン・カザル(ヴィオラ)
 アレクサンドル・カストロ=バルビ(チェロ)
 ミーシャ・コーガン(コントラバス)

 録音 Hochschule fur Musik FRANZ LISZT Weimar(ドイツ) 2020年3月...1 2019年10月...2

 フンメルの作品は、ウィーン古典派からロマン派への移行期の様式を示しているとされています。
 彼がピアノ五重奏曲Op. 87を作曲したのは1802年のこと。シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」の17年前にあたります。
 当時活躍していた音楽評論家のルドルフ・フェルバーはこの作品について「やや好戦的な主題を持つ第1楽章は力漲る情熱で聴き手を魅了し、歓喜に満ちた最終楽章は華麗な終結部を持つ」と語り、傑作であると評価しました。
 最後の3つのピアノ・ソナタをフンメルに献呈しようと考えたほど、彼を敬愛していたシューベルト、この曲と編成を同じくするピアノ五重奏曲「ます」からもフンメルの影響が感じられるかもしれません。
 名チェリスト、アレクサンドル・カストロ=バルビをメンバーに含むリベルタリア・アンサンブルの演奏で。
 
 


555300
¥2800
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):結婚式のためのセレナータ
 1. 結婚式のためのセレナータ
  《Liebe, was ist schoner als die Liebe 愛、愛よりも美しいものなどない》TWV 11:26
   - ソプラノ、テノール、オーボエと弦楽合奏のために
 2. 6つのカンタータより第5カンタータ 「Lieben will ich 私は愛したいのに」TWV 20:21 (ハンブルク 1731)
  - テノール、オーボエ、弦楽合奏と通奏低音のために
 3. カンタータ「Der Weiberorden 女性の地位」TWV 20:49 - ソプラノと弦楽のために
  ユリア・キルヒナー(ソプラノ)、ゲオルク・ポプルッツ(テノール)、
  ラ・スタジオーネ・フランクフルト(古楽器使用)、ミヒャエル・シュナイダー(指揮)

 録音 2019年5月10-11日 Pallas der Wartburg, Eisenach(ドイツ)

 多作家で知られるテレマンは、ハンブルク市の音楽監督として知名度を誇るだけではなく、その作品が当時の貴族や富裕層の人々から愛されていたためか「結婚式のための音楽」の作曲家としても大きな需要があり、「愛」や結婚に関する作品も多く残しました。
 このアルバムに収録された1曲目のセレナータ(バロック時代、主として祝賀の行事に演奏された1幕もののオペラを指す)《愛、愛よりも美しいものなどない》は、ソプラノとテノールが結婚の有用性について論争するという歌詞に活気に富んだ音楽をつけており、テレマンの全ての作品の中でもとりわけ独創的で機知に富んだ音楽の一つとされています。
 他には愛の不可思議さについて自由なテキストで歌うテノールのソロ・カンタータ「私は愛したいのに」と、結婚式の饗宴のための「女性の地位」も収録。若い花嫁が抱く結婚生活への期待が明るいトーンで歌われます。
 テレマン演奏のオーソリティ、ミヒャエル・シュナイダーとラ・スタジオーネ・フランクフルトのバックで、キルヒナーとポプルッツが見事な歌唱を聴かせます。
 
 


555106
¥2200
ボリス・パパンドプロ(1906-1991):ピアノと弦楽のための作品集
 1. 古風なコンチェルティーノ Op. 56...世界初録音
  - 2つのヴァイオリン、チェロとピアノのために
 2. 幻想曲 - ヴァイオリンとピアノのために
 3. 抒情的三重奏曲 - ヴァイオリン、チェロとピアノのために
 4. ラプソディア・コンチェルタンテ - チェロとピアノのために
 5. オルランドのための3つの楽章 - ピアノ三重奏のために
オリヴァー・トリンドル(ピアノ)
アモリ・コエイトー(ヴァイオリン)
ヴァネッサ・シゲティ(ヴァイオリン)
アンドレイ・イオニーツァ(チェロ)

 録音 2016年2月1-4日 Kammermusiksaal Deutschlandfunk Koln(ドイツ)

 クロアチアを拠点に活動した作曲家ボリス・パパンドプロ。ザグレブの音楽院を卒業後は、オーストリアの「新ウィーン音楽院 Neues Wiener Konservatorium」(1938年、ドイツのオーストリア併合により廃校)で作曲と指揮を学びました。
 400曲を越える数多くの作品は、どれも十二音も含む新古典主義の作風の中に、クロアチアの民族音楽と、ジャズの要素を融合したユニークなスタイルを持っています。
 cpoレーベルの4枚目となるこのアルバムはピアノと弦楽のための作品を集めたもの。
 世界初録音となる「古風なコンチェルティーノ」はクロアチアにおける新古典主義の傑作のひとつ。バロック後期から古典派初期の形式に倣った序奏は活気のあるリズムにのって全体が疾走、最後は短い主題による小さなフーガで締めくくられます。
 他にも対照的な表情を持つ3つの楽章で構成された「ラプソディア・コンチェルタンテ」などパパンドプロの見事な作曲技法が味わえます。
 
 


555226
¥2200
カミロ・シューマン(1872-1946):クラリネットとピアノのための作品集
 1. クラリネット・ソナタ第1番 変ロ長調 Op. 112
 2. セレナード - クラリネットとピアノのために
 3. クラリネット・ソナタ第2番 変ホ長調 Op. 134
ベッティーナ・バイゲルベック(クラリネット)
ジャネット・ラ=ドゥア(ピアノ)

 録音 2018年5月5日、10月19日、11月9日、12月7日 ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン(ドイツ)

 1872年、ザクセンの音楽一家に生まれたカミロ・シューマン。幼い頃から楽器演奏に才能を発揮し、17歳でライプツィヒ芸術学院に入学、作曲をライネッケ、音楽理論をヤーダスゾーン、そしてピアノをツヴィンツァーに学びます。
 その後、アイゼナハでオルガニストとして活躍、J.S.バッハの作品やレーガー作品まで幅広いレパートリーで聴き手を魅了しました。
 作曲活動も活発で300以上の作品が記録されていますが、そのほとんどは未出版のままザクセン州立公文書館に保管されています。
 このアルバムに収録された2曲のクラリネット・ソナタは2015年にライプツィヒで出版されたもので、20世紀に作曲されたにもかかわらず、彼の師であるライネッケの伝統を受け継ぐ、釣り合いの取れた形式を保っています。
 5つの楽章で構成された「セレナード」はピアノとクラリネットのための最後の作品で、作曲家晩年の遊び心を感じさせます。
 ソリスト、室内楽奏者、そしてクレズマー音楽の奏者として知られるバイゲルベックの演奏です。
 
 


555411
(2CD)
¥4500
フェルディナンド・パエール(1771-1839):歌劇《レオノーラ》全2幕
  台本: ジュゼッペ・マリア・フォッペ&ジャコモ・チオンティ
  原作: ジャン・ニコラス・ブイイの『レオノーラ、または夫婦の愛」(1798)
  クリスティアン・ザインデンベルクの新版による初演
 レオノーラ...エロノーラ・ベルロッチ(ソプラノ)、フロレスターノ...パオロ・ファナーレ(テノール)、
 ロッコ...レナート・ジローラミ (バリトン)、マルツェリーナ...マリー・リーズ(ソプラノ)、
 ジアッキーノ...ルイジ・デ・ドナート(バス)、ドン・ピッツァーロ...カルロ・アッレマーノ(テノール)、
 ドン・フェルナンド...クレシミル・シュピツェル(テノール)
 インスブルック音楽祭管弦楽団、アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)

 録音 2020年8月5-11日 インスブルック古楽音楽祭 チロル州立劇場(スイス)

 2020年8月、新型コロナ感染症(COVID-19)のパンデミック下、行われたインスブルック古楽音楽祭。
 ベートーヴェン生誕250周年を記念して用意された演目は、パエールの《レオノーラ》の演奏会形式上演でした。
 パエールはベートーヴェンと同世代の1771年生まれのイタリア出身の作曲家。
 この《レオノーラ》は1804年の作品で、忠実な妻が不当に投獄された夫を地下牢から救うという筋書きは、ベートーヴェンの《フィデリオ》と同じであるものの、パエール作品では政治的な要素は薄められ、個人の愛と正直さが称賛されています。
 また台本はイタリア語であり、この言葉の違いが音楽に表現方法やリズムなどのかなりの違いをもたらしています。
 構成はハッセやポルポラ、モーツァルトなどの影響を受けたイタリア・オペラの形式に則っており、リズミカルなレチタティーヴォやコロラトゥーラを駆使した聞かせどころの多いアリア、カバレッタ、そしてまろやかな二重奏などが次々と登場します。
 イタリア・バロック・オペラの指揮で名高いアレッサンドロ・デ・マルキによる精彩に富んだ音楽と、題名役を歌うベロッキの見事にコントロールされた高難度のコロラトゥーラが聴きどころです。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTUS



ALT 489
¥3000→\2790
スメターチェクの芸術 第3集
 R=コルサコフ:
  (1)交響組曲《シェエラザード》作品35
  (2)《見えざる町キテージと聖女フェヴローニャの物語》組曲
ヴァーツラフ・スメターチェク(指揮)
(1)プラハ放送交響楽団
(2)プラハ交響楽団

 盤鬼・平林直哉氏も絶賛したあのシェエラザードの名演が復活!鮮烈ステレオ録音で堪能するスメターチェクの至芸

 セッション録音:(1)1975年6月3-5日/(2)1967年1月17日/国内プレス、ステレオ、日本語帯・解説付

 世界を股にかけ活躍し、チェコでは「空飛ぶ指揮者」「音楽大使」と呼ばれ、日本では「チェコのカラヤン」とのキャッチフレーズで親しまれたスメターチェクの名演。とはいうものの、活動範囲の広さで「カラヤン」と比較したくなるのは分からないではないが、スメターチェクとカラヤンに音楽面での共通点はない。カラヤンより2歳年上の大重鎮スメターチェクは、誰と比較されることも許さぬ虎狼の指揮者である。できればその変なキャッチフレーズは取り下げてほしい。


 さて、これはチェコ・フィルとあわせて「チェコ3大オーケストラ」と言われるプラハ交響楽団、プラハ放送交響楽団との共演です。
 この『シェエラザード』は国内初出時、盤鬼として知られる音楽評論家・平林直哉氏が絶賛した大名演。このたびAL
TUSによる最新のリマスターがなされ再び世に出されることになりました。

 「シェエラザード」がやはり素晴らしい。スメターチェクは正攻法にオーケストラをきちっと制御し、見通しの良い響きを再現している。ちょっと聴くと淡白のように思えるが、その過不足のない表現から、曲の面白さがくっきりと浮かびあがっているのだ。
 スメターチェクらしい繊細さも十分に生きている。手綱をゆるめず、最後まで凜々しく格調を保っており、後味も最高だ。(平林直哉氏の解説より)
 


第1・2弾はメーカー衝撃の大ベストセラーに。


 ALT 481
\3000→\2790
どこかの誰かが「この「皇帝」を在庫していないCDショップはクラシックの店とは見なさない」と言った
 スメターチェクの芸術 第1集
  ミケランジェリとの「皇帝」

 (1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調《皇帝》Op.73
 (2)シューマン:交響曲第1番 変ロ長調《春》Op.38
(1)アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
 プラハ交響楽団
(2)プラハ放送交響楽団
ヴァーツラフ・スメターチェク(指揮)

 録音:(1)1957年5月29日(ライヴ、モノラル)、(2)1971年(セッション、ステレオ)/国内プレス、日本語帯・解説付


 いまから25年前、店頭ショップ時代の店主は、「PRAGAレーベルのスメターチェクの「新世界」、そしてミケランジェリの「皇帝」を在庫していないCDショップはクラシックの店とは見なさない」、などと偉そうなことを言っていた。要はクラシックCDショップとして絶対に切らしてはいけないCDというわけである。

 その「皇帝」はこんなジャケットのアルバム。
 お持ちの方も多いかもしれない。




 1993年に国内盤扱いでも発売され、レコード芸術誌で宇野功芳、高橋昭両氏から絶賛され特選をとった天下御免の名盤。
 若きミケランジェリと名匠スメターチェクのガップリ四つの白熱した名演に、宇野氏が激賞。
 「速いテンポで若々しく、華やかに、胸がすくように弾き上げる。奔放さも十分だ」「最大限にテンポの緩急をつけ、念を押すように語りかけたり颯爽と突き進んだり、傍若無人の感もあるとはいえ、それを支えるテクニックに淀みがないので、一気に聴かされてしまう。」と絶賛した。

 しかしご存知のようにPRAGAレーベルは先日消滅。まさかこの名盤がこの世から消えてしまう日が来るとは・・・と嘆いていたが、ALTUSがめざとくその版権を手に入れて復活させたという訳である。

 
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 ALT 482
(2CD)
\3200→\2990
むかし誰かが「この「新世界」を在庫していないCDショップはクラシックの店とは見なさない」と言った
スメターチェクの芸術 第2集

 ドヴォルザーク:
  [CD1] 交響曲第6番 ニ長調 Op. 60 / B 112
  [CD2] 交響曲第9番 ホ短調《新世界より》 Op. 95
[CD1]プラハ交響楽団
[CD2]プラハ放送交響楽団
ヴァーツラフ・スメターチェク(指揮)

 録音:[CD1]1975年(セッション、ステレオ)、[CD2]1974年(ライヴ、ステレオ)/国内プレス、日本語帯・解説付

 アリアCD店主がまだ大型CDショップで働いていた頃、「PRAGAレーベルのスメターチェクの「新世界」、そしてミケランジェリの「皇帝」を在庫していないCDショップはクラシックの店とは見なさない」などという不遜なことをいった。
 その「新世界」のアルバムというのが、これである。
 見覚えのある方も多いと思う。



 評論家宇野功芳氏が、以前は「新世界」について「ケルテス盤さえあれば・・・」といっていたのだが、この演奏を聞いてから「ケルテス盤とスメターチェク盤があれば・・・」に変わった、そのCD。さらに「土俗的な迫力と芸術的な鋭さ、深さはケルテスの上を行く」とまで言及。実際その超ド迫力の演奏はただただ唖然呆然。
 この1枚によってこんなすごい指揮者がいるということがようやく日本にも知られることになった。

 にもかかわらず、PRAGAが消滅してこの録音も未来永劫この世から消えるのかと思ったのだが、・・・そこに登場したのが今回のALTUS復刻盤というわけである。


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ALT 486
¥3000→\2790
グレン・グールド 若き日の記録 第3集
 「ベートーヴェン:奏鳴曲と変奏曲」

  (1)ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 作品49-1
  (2)ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 作品101
  (3)ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 作品7より 第2楽章
  (4)創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 作品34
  (5)創作主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調『エロイカ変奏曲』作品35
グレン・グールド(ピアノ)

 バッハに次いで重要な位置を占めるグールドのベートーヴェン、若さあふれる強烈演奏!目くるめくスピードと迸るエネルギー、破格の演奏スタイルから生まれた無二の音楽

 録音: (1)(5)1952年10月5日、(2)(3)1952年10月12日、(4)1952年9月28日/CBC/国内プレス、モノラル、日本語帯・解説付

 ベートーヴェンは一生をかけて対位法に取り組み、後期の作品でその完全性を高めた。グールドによるとそれはバロック時代のものとは似つかぬ統合的な対位法であり、ソナタなどの古典派的な構造の要請に応じたもので、それによって構造の修正も行われるというー

 ALTUS 最新技術で鮮やかに蘇る、グールド若き日の貴重な CBC 録音。才気ほとばしる類まれな感性、CBS 専属契約前に残した名演奏が望みうる最高の音質で登場!

 シリーズ第3集はベートーヴェンのソナタと変奏曲です。ソニーに録音のないソナタ28番が実に貴重。
 放送ライヴならではの勢いにあふれ終楽章展開部フーガの怒涛の凄まじさはとにかく圧倒的。
 若々しく白熱する面白さが強く出た無二の演奏です。
 『エロイカ変奏曲』も後半に進むにつれどんどんエネルギーが充溢していく力演。ベートーヴェンにとって重要なファクターであるフーガや変奏の技法はグールドにとっても大きな武器となる表現要素であり、さらにバッハとは異なる魅力を引き出している所も見逃せないポイント。シュナーベルやバックハウスといった当時のベートーヴェン弾きと比較するなどしてグールドの演奏を考察した解説書も読みごたえがあります。

 ジャケット・デザインはシルバーを用いたこだわりの印刷。画面上の画像データでは再現できない色になっておりモノとしての価値も十分。ぜひコレクションに加えたいアルバムです。

 ※なるべく本来の響きを削ぐことのないようリマスターしているため、マスターに起因するノイズがございます。ご了承ください。



新シリーズ「グレン・グールド 若き日の記録」第1・2弾!
入念なマスタリングで蘇るCBSデビュー前のグールド


 ALT 479
\3000→\2790
グレン・グールド 若き日の記録 第1集
 「54年のゴールドベルク変奏曲」

   J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲 BWV988
グレン・グールド(ピアノ)
 録音:1954年6月21日(モノラル)/国内プレス、2021年デジタル・リマスター、日本語帯・解説付

 フルトヴェングラーの死の翌年、1955年に録音されたグールドのゴールドベルク変奏曲は音楽界に大きな衝撃をもたらした。しかしこれは突然生まれたわけでも、他の惑星からやってきたわけでもない。その前年に録音された当演奏が土台となっていたのである?
 ALTUS 最新技術で鮮やかに蘇る、グールド若き日の貴重なCBC 録音。才気ほとばしる類まれな感性、CBS 専属契約前に残した名演奏が望みうる最高の音質で登場!
 55年の「ソニー旧録盤」に先立つ、54年のCBC 録音によるゴールドベルク。既にグールド無二の世界が出来上がっていながら、編集を駆使したソニー盤とは異なる感興が乗った非凡な演奏です。
 たっぷり歌うアリアに、聴き手をぐいぐいと引き込むスリリングな変奏。斬新な緩急が生み出す求心力と推進力に終始わくわくさせられます。グールドが影響を受けたというテューレックなどの録音と比べてその演奏を考察した解説書も、バッハ演奏史におけるグールドの存在を改めて見直すための一助となるでしょう。
 ジャケット・デザインはシルバーを用いたこだわりの印刷。画面上の画像データでは再現できない色になっておりモノとしての価値も十分。ぜひコレクションに加えたいアルバムです。
 
 


 ALT 480
\3000→\2790
グレン・グールド 若き日の記録 第2集「バッハ: ピアノ独奏曲集」 グレン・グールド(ピアノ)
 J.S.バッハ:
  (1)イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971
  (2)平均律クラヴィーア曲集第2巻より 第9番 ホ長調 BWV878
  (3)15のシンフォニア BWV787-801
   (I.ハ長調/II.ハ短調/V.変ホ長調/XIV.変ロ長調/XI.ト短調/
    X.ト長調/XV.ロ短調/VII.ホ短調/VI.ホ長調/XII.イ長調/
    III.イ短調/III.ニ長調/IV.ニ短調/VIII.ヘ長調/IX.ヘ短調)
  (4)平均律クラヴィーア曲集第2巻より
     第14番 嬰ヘ短調 BWV883、第7番 変ホ長調 BWV876、第22番 変ロ短調 BWV891
  (5)パルティータ第5番 ト長調 BWV829

 録音:(1)(2)1952年10月21日、(3)1955年3月15日、(4)1954年2月28日、(5)1954年10月4日(モノラル)/国内プレス、2021年デジタル・リマスター、日本語帯・解説付

 これだけ正確に駆け巡る音型の有り余るまでのテクニックを聴かせれば、カナダの若き天才ピアニスト出現としてのインパクトは十分すぎるものだったと想像できる。パルティータ第5番の演奏は特に完成度が高く、音楽は若々しい感性と美しい透明感に満ちあふれているー
 ALTUS 最新技術で鮮やかに蘇る、グールド若き日の貴重なCBC 録音。才気ほとばしる類まれな感性、CBS 専属契約前に残した名演奏が望みうる最高の音質で登場!
 鮮烈なドライヴ感のイタリア協奏曲、対位法的な面白さとリリシズムがせめぎ合う平均律、後年の録音と同じ独自の配列がすでに完成しているシンフォニア、水際立った表現が輝かしいパルティータ。55年のゴールドベルクでCBS デビューを飾る前のグールドが残した、貴重なバッハ演奏の数々が収められています。
 フィッシャーなど往年のピアニストを引き合いに出しながらグールドの演奏を考察した解説書も、バッハ演奏史におけるグールドの存在を改めて見直すための一助となるでしょう。
 ジャケット・デザインはシルバーを用いたこだわりの印刷。画面上の画像データでは再現できない色になっておりモノとしての価値も十分。ぜひコレクションに加えたいアルバムです。
 


 
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ALT 488
(6CD)
¥9400→\8990
ベルティーニ/ケルン放送響 ライヴ・コレクション
 
ベートーヴェン:交響曲第3・7番
 ブルックナー:交響曲第7番
 ブラームス:交響曲第3・4番
 ショスタコーヴィチ:交響曲第14番『死者の歌』
 R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』
ガリー・ベルティーニ(指揮)、
ケルン放送交響楽団
 [CD1] (ALT-150)
  ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調『英雄』 Op.55
    録音:1989年8月31日/ケルン、フィルハーモニー
 [CD2] (ALT-151)
  ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
    録音:1988年5月14日/デュッセルドルフ、トーンハレ
 [CD3] (ALT-152)
  R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』
    録音:1984年2月4日/デュースブルク、メルカトル・ホール
 [CD4] (ALT-160)
  ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op.92
    録音:1987年3月1日/ケルン、フィルハーモニー
  ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より 前奏曲と愛の死
    録音:1988年3月25日/エトカーハレ・ビーレフェルト
 [CD5] (ALT-161)
  ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
    録音:1990年6月1日/ケルン、フィルハーモニー
  ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
    録音:1977年11月18日/ケルン、ザール1
 [CD6] (ALT-162)
  ショスタコーヴィチ:交響曲第14番『死者の歌』
    テレサ・カーヒル(ソプラノ)、ディートリヒ・フィッシャー= ディースカウ(バス)
    録音:1988年2月8日/ケルン、フィルハーモニー

 美しく壮麗な響き名作交響曲目白押し!ALTUSベルティーニ集成6枚組

 すべてライヴ録音/国内プレス、日本語帯・解説・歌詞訳付

 ALTUS から発売されたベルティーニ/ケルン放送交響楽団の音源を網羅した6枚組セット。
 日本ではマーラー指揮者としてお馴染みのベルティーニですが、ここに収録されているのはベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー、R. シュトラウスなどの、マーラー以外の王道レパートリー。
 どれもベルティーニの音楽づくりの神髄が刻まれたもので、この指揮者を知るうえで欠かすことのできない名演奏となっています。
 ディースカウ参加のショスタコーヴィチの14番も聴きもの。解説書には既発盤の原稿をもれなく掲載しています。

 この《英雄の生涯》はケルン時代最良の演奏のひとつと言えるだろう。今回、Aluts からこのライヴ集の企画を耳にした時、最も強くリリースをお願いした録音の一つである。
 私自身、マエストロの演奏の中でマーラー以外ではウィーンで聴いたシェーンベルグの《ペレアスとメリザンド》と並び最も印象深く記憶に刻まれている。(指揮者・井上喜惟氏の解説より)
 
 

ALTSA 2761/2
(2SACD シングルレイヤー)
¥7500
〈2021年リマスターSACD〉
 クレンペラー・フィルハーモニア管 1960年 ウィーン芸術週間ライヴ
  ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集

   [Disc1]
    交響曲第1番ハ長調 Op.21(録音:1960年6月7日)
    交響曲第2番ニ長調 Op.36(録音:1960年5月29日)
    交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』(録音:1960年5月29日)
    交響曲第4番変ロ長調 Op.60(録音:1960年5月31日)
    交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』(録音:1960年5月31日)
    交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』(録音:1960年6月2日)
   [Disc2]
    交響曲第7番イ長調 Op.92(録音:1960年6月2日)
    交響曲第8番ヘ長調 Op.93(録音:1960年6月4日)
    交響曲第9番二短調 Op.125『合唱』(録音:1960年6月7日)*
    《コリオラン》序曲 作品62( 録音:1960年6月4日)
    《エグモント》序曲 作品84( 録音:1960年5月31日)
    《プロメテウスの創造物》序曲 作品43( 録音:1960年6月2日)
 ウィルマ・リップ(ソプラノ)*、ウルズラ・ベーゼ(コントラルト)*、
 フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)*、フランツ・クラス(バス)*、
 ウィーン楽友協会合唱団*、オットー・クレンペラー(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団

 ※通常のCDプレーヤーでは再生できません。

 
 クレンペラーの極意が詰まった大演奏、空前絶後の偉大なるベートーヴェン全集!新規リマスターSACDでさらなる衝撃!

 すべてムジークフェラインザールでのライヴ(モノラル)/国内プレス、日本語帯・解説・歌詞対訳付

 ALTUSのベストセラーであるクレンペラーのべートーヴェン・チクルス、2021年新規リマスター盤!
 音とジャケットデザインを一新して再びこの名演を世に問います。SACDシングルレイヤー2枚に交響曲全曲と序曲を収録、読み応えある充実の解説書もそのまま掲載しています。

 ワルターにとって最後のウィーンでのコンサートとなった、ウィーン・フィルとのマーラー4番が鳴り響いた1960年5月29日。
 その日の夜に幕を開けたのがこのクレンペラーとフィルハーモニア管によるベートーヴェン・チクルス。
 初日公演を生で聴いた外山雄三氏が「本当に凄い演奏」「指揮というのは、こんなふうにもできるのか」と感嘆し、山崎浩太郎氏が「EMI のステレオ・セッション盤と互いに補完しあって、クレンペラーの〈正体〉、芸術の奥深さを立体的に教えてくれるライヴ全集」と語る大演奏です。
 

【使用マスターおよび新リマスターについて】
 ORFには当録音のマスターテープは現存しておらず、ALTUSの調査では、INAなどの他の放送局でも同音源の存在を確認することはできませんでした。よってこのALTUS盤はORFマスターのコピーと思われる、伊チェトラ社の音源に基づくアナログマスターを使用しています。
 同マスターを用いた2014年発売の旧盤SACD(ALTSA-276/7)ではアナログテープの雰囲気を重視したマスタリングを行ったため、重心の深い、豊饒で迫力のあるサウンドが大きな特徴でした。
 今回の2021年新マスタリング盤(ALTSA-2761/2)では、ALTUSが近年培ってきた最新デジタル・マスタリングの技術を駆使したもう一つの魅力的なサウンドが提示されています。音楽的な表情を損なうことなく、低音から高音までバランスよく整え、かつ自然な倍音をまとった響きに生まれ変わらせることにより、管楽器の一吹きや弦楽器の和音の構成音ひとつひとつが在るべき場所にくっきりと配置された、クレンペラーならではの立体的な演奏をこれまで以上に多角的に捉えることが可能になりました。また迫力と同時に繊細な柔らかさがあり、強奏が耳を刺すこともありません。旧盤をお持ちの方にも、そうでない方にも、ぜひ聴いて頂きたいSACDです。






DIAPASON


DIAP137
(2CD)
特別価格
¥1900
ドニゼッティのドン・パスクワーレ1952年録音!
 ドニゼッティ:歌劇《ドン・パスクワーレ》
セスト・ブルスカンティーニ(バス・バリトン/ドン・パスクワーレ)
マリオ・ボリエッロ(バリトン/マラテスタ)
チェザーレ・ヴァレッティ(テノール/エルネスト)
アルダ・ノーニ(ソプラノ/ノリーナ)
アルマンド・ベンツィ(テノール/公証人)
トリノ・イタリア放送交響楽団&合唱団
マリオ・ロッシ(指揮)

 ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第137集!ドニゼッティのドン・パスクワーレ1952年録音!

 フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリング施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン ~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。
 シリーズの第137集は、19世紀前半のイタリアを代表するオペラ作曲家の1人、ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848)がその晩年となる1842年に作曲したオペラ・ブッファ「ドン・パスクワーレ」。
 ディアパゾン誌が選んだ「ドン・パスクアーレ」のベスト・レコーディングは、名バス・バリトン、セスト・ブルスカンティーニがタイトル・ロールを演じた1952年録音。
 イタリア勢のソリストたちの歌唱力、マルコ・ロッシ率いるトリノ・イタリア放送交響楽団&合唱団の名盤が、フランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングを施されて復活します。

 ※録音:1952年
 ※Diapasonレーベルのタイトルは全て初回生産限定となります。レーベル在庫状況により急な廃盤による未入荷や入荷数不足が発生する可能性がございます。予めご了承下さい。(代理店)
 



<国内盤> 

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MCLASSICS



MYCL00018
¥3300
圧巻の「シェエラザード」全曲収録!
 名古屋ダブルリードアンサンブル

 リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
  1. 海とシンドバッドの船
  2. カランダール王子の物語
  3. 若い王子と王女
  4. バグダートの祭り、海、青銅の騎士の立つ岩での難破、終曲
 5. ボロディン:
  だったん人(ポロヴェツ人)の踊り (歌劇「イーゴリ公」より)
 6. リムスキー=コルサコフ:
  くまんばちの飛行 (歌劇「皇帝サルタンの物語」より)
 
 ※全曲 山本直人編曲
名古屋ダブルリードアンサンブル
メンバー
 [オーボエ]
  山本直人、小木曽栄里子、羽佐田優子
 [オーボエ・ダモーレ、イングリッシュ・ホルン]
  石田正
 [イングリッシュ・ホルン]
  小室真美、須田聡子
 [バスーン]
  野村和代、桑原真知子
 [コントラバスーン]
  冨士川健

 2021年2月17-19日 名古屋、三井住友海上しらかわホール

 オーボエとファゴットによる絢爛豪華な物語絵巻!圧巻の「シェエラザード」全曲収録!

 長年名古屋フィルの首席オーボエ奏者として活躍してきた山本直人が主宰し、意欲的な活動で注目を集める名古屋ダブルリードアンサンブルの最新アルバムです。
 オーボエ、オーボエ・ダモーレ、イングリッシュ・ホルン、ファゴット、コントラバスーンの9名による驚異の「シェエラザード」全曲版を収録。
 色彩豊かなオーケストレーションで書かれたこの曲を、山本による見事な編曲によってダブルリード楽器が全てを表現していきます。
 物語を導くオーボエの艶やかな音色、表現豊かに歌うダモーレ、サウンドに深みを与えるイングリッシュ・ホルン、力強さを持ちつつ全体を包み込むファゴット、アンサンブルを支える重低音を聴かせるコントラバスーン。
 ダブルリード楽器だけとは思えない圧巻のサウンド、妙技の数々です。
 しらかわホールの豊潤な響きの中、それぞれ性格の違う楽器が、艶やかに鮮明なサウンドで描き分けられます。
 またカップリングには「だったん人の踊り」「くまんばちの飛行」も収録。ロシア音楽の多彩な響きと表現をお楽しみ下さい。

山本直人、ダンディで優しくて渋い。




『名古屋ダブルリードアンサンブル』
3rdアルバム



FOCD20113
\2640
アルメニアン・ダンス!/名古屋ダブルリードアンサンブル
 A.リード:アルメニアン・ダンス パート1
 A.リード:アルメニアン・ダンス パート2
 G.ホルスト:吹奏楽のための第1組曲 変ホ長調 作品28-1
 G.ホルスト:吹奏楽のための第2組曲 ヘ長調 作品28-2
 J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
名古屋ダブルリードアンサンブル
 世界的にも珍しい、ダブルリード楽器のみで構成される『名古屋ダブルリードアンサンブル』。
 待望の3rdアルバムは、吹奏楽の名曲「アルメニアン・ダンス」とホルストの「吹奏楽のための組曲」を収録。
 結成16年目の円熟した響きと編曲の妙をご堪能ください!

  録音:2018年2月6-8日 三井住友海上 しらかわホール


 




<映像>


MARCO POLO(映像)


2.220006
(DVD)
¥3500
ジークフリート・ワーグナー(1869-1930):歌劇《すべては小さな帽子のせい》Op. 11(1915) 全3幕
 小さな帽子: ゴブリン...アレクサンダー・リューク(ボーイソプラノ)、
 フリーダー...ハンス=ゲオルク・プリーゼ(テノール)、カテリーズヒェン...レベッカ・ブロバーグ(ソプラノ)、
 フリーダーの母/太陽/悪魔の偉大な祖母...ユリア・オステルターク(メゾ・ソプラノ)、
 トルード/宿屋の妻/おとぎ話の女性...マーリャ・プルガ(メゾ・ソプラノ)、
 村の狩人...ルーカス・バンゼッリ(テノール)、聖具室係...キーラン・キャレル(テノール) 他
 PPPミュージック・シアター・アンサンブル・ミュンヘン、
 ルール大学ボーフム合唱団(RUB)、ボーフム交響楽団、ライオネル・フレンド(指揮)

 演出: ペーター・P.パクル/装置: ロベルト・プフランツ/衣装: クリスティアン・ブルーンス/映像ディレクター: ゼバスティアン・ラウシュ/ドラマトゥルギー: アヒム・バール
 収録 2015年10月16-18日 Auditorium Maximum、ルール大学ボーフム(ドイツ)/収録時間: 2時間59分13秒
 特典映像・・・・◎情景より-スヴェニャ・マルツノフスキによる映像(15分) ◎ロベルト・プフランツ、アヒム・ベールによるプロダクションの写真集(2分)
 音声:ドイツ語歌唱 ドルビーデジタル2.0/字幕:英語・ドイツ語/画角:16/9 NTSC All Region DVD...片面二層ディスク

 リヒャルト・ワーグナーとコジマ・リストの長男として生まれたジークフリート・ワーグナー。
 もともとは建築家を志していたものの、父に倣い作曲家に転向。フンパーディンクに師事し作曲を学びました。指揮者としても素晴らしい能力を発揮、バイロイト音楽祭でも演奏、演出の両面で大活躍しています。
 父とは違い温厚な性格であったことが知られ、その作品も大言壮語ではなく、おとぎ話などを題材にした親しみやすいものが多く、作品数は40以上にのぼります。
 この《すべては小さな帽子のせい》は1915年に作曲された11番目の歌劇。
 あらすじはグリム兄弟をはじめとした様々なおとぎ話から採られており、物語の実質的な主人公はカテリーズヒェン(小さなカテリーズ)とフリーダーが担っています。
 カテリーズヒェンとフリーダーは愛し合っていますが、フリーダーの母親は金持ちの娘トルードとフリーダーを結婚させたいと考えています。
 カテリーズヒェンは自身の容貌に自信が持てないトルードを嘲笑、フリーダーもトルードに冷たく当たったため、トルードは魔女の力を借りて魅力を得ることにします。
 そこに現れたのはゴブリン"小さな帽子"。彼はカテリーズヒェンが料理を並べるのを邪魔したり、トルードのポーチを隠したり、失敗を嘆いたカテリーズヒェンが飲もうとした毒薬をハチミツに替えたりとやりたい放題。
 結局、別れを決意したカテリーズヒェンとフリーダーは夢の世界への冒険へと旅出つのですが...
 オペラのあらすじは前奏曲で示され、また主人公たちのライト・モティーフも用いられるなど、凝った書法で書かれています。
 この映像は2015年の収録で実力派の歌手たちによって見事な舞台が創り上げられています。
 中でも愛らしいゴブリンを演じるアレクサンダー・リュークは当時、ボーフム児童合唱団に在籍。
 2015年には地域の「Jugendmusiziert 青少年のための音楽コンクール」で1位を獲得したという才能溢れる少年です。

 
 















6/24(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

AGNAS

AM035
¥2700
Tempus(時)~ マウリツ・アイナス:室内楽作品集
 マウリツ・アイナス(1995-)(作曲・編曲):
  春/マリオネットのためのダンス/
  Korus/Box of Life/合唱のための風景/
  ヤコブのアーチ型天井/絵の具パレット/
  Nr. 1/Solo/Bass Soon
マウリツ・アイナス(コントラバス)
クララ・ギュルドベリ・ラウン(リコーダー)
フィーリプ・グレイデン(チェロ)
ユリア・ショーステット(チェンバロ)
ダニエル・ハンズワース(ファゴット)

 ベーシスト、マウリツ・アイナス自作自演、バロック音楽やジャズから着想を得たアンサンブル作品

 26歳になるスウェーデンの音楽家、マウリツ・アイナス Mauritz Agnas(1995-)は、ベーシスト、作曲家として活動。イェオリ・"ヨッイェ"・ヴァデニウス、リーナ・ニューベリ、フレードリク・ユングクヴィスト、パット・メセニー、ニルス・ランドグレーン、ニルス・ベリ、ペール・"テキサス"・ユーハンソンといった音楽家たちと共演して経験を積んできました。
 『Tempus(時)』は、彼が自身の名義でリリースする初めてのアルバムです。クララ・ギュルドベリ・ラウンのリコーダー、フィーリプ・グレイデンのチェロ、ユリア・ショーステットのチェンバロ、ダニエル・ハンズワースのファゴット、そしてマウリツのベースという、めったに見られない編成のアンサンブルが、バロック音楽とジャズからインスピレーションを得て彼が作曲した音楽に乗って「ダンス」を楽しむという趣向で作られています。
 チェロのフィーリプの父ギャリー・グレイデンが合唱指揮者を務める聖ヤコブ教会でのセッション録音です。

 ※録音:2018年7月、聖ヤコブ教会(ストックホルム)
 




ARS PRODUKTION


代理店変更により旧譜名盤を再紹介

ARS38198
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
ドレスデンのファゴット協奏曲集
 ヨハン・ゴットリープ・グラウン(1703-1771):ファゴット協奏曲 ハ長調
 アントニーン・ライヒェナウアー(c.1694-1730):
  ファゴット協奏曲 ヘ長調、ファゴット協奏曲 ハ長調
 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  2つのホルンのための協奏曲 変ホ長調 TWV.52
 フランツ・ホーネック:ファゴット協奏曲 変ホ長調
エリック・ライケ(ファゴット)
ハラルト・ハイム(ホルン)
クラウス・ガイアー(ホルン)
ヘルムート・ブラニー(指揮)
ドレスデン・カペラゾリステン

 ドレスデン宮廷に保管されていたコレクションからのファゴット協奏曲集!

 ヘルムート・ブラニー率いるドレスデン・カペラゾリステンが、ドレスデンの宮廷に保管されている魅力的な楽譜コレクションからお届けするファゴット協奏曲集。
 これらはもともとドレスデンの宮廷オーケストラのコンサートマスター、ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687-1755)の個人コレクションでしたが、ピゼンデルの死後宮廷が買い取り、キャビネット(Schrank)の2番に保管していたことから「Schranck II」のコレクション名で呼ばれています。
 ドレスデンの地において、ファゴットは1696年から使用されており、コンチェルトのソロ楽器として早くから活躍していました。
 ドレスデン・カペラゾリステンはピリオド楽器のオーケストラではありませんが、当時の演奏習慣に基づくやり方で18世紀初頭のサウンドを再現しています。
 ドレスデン近くのラーデボイル出身で、19歳でゲヴァントハウス管弦楽団の第1ファゴット奏者を務めたエリック・ライケのソロが素晴らしい演奏です。

 ※録音:2015年1月&5月、聖ルカ教会(ドイツ、ドレスデン)
 
 

ARS38213
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
サーカス・ダンス ~ シューマン&ヴィトマン
 ロベルト・シューマン:
  蝶々 Op.2、子供の情景 Op.15より第10曲《むきになって》、
  森の情景 Op.82より第7曲《予言の鳥》、
  幻想小曲集 Op.12より第3曲《なぜに?》、
  ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26より第4曲《間奏曲》、
  ダヴィット同盟舞曲集 Op.6より第14曲&第7曲
 イェルク・ヴィトマン:11のユモレスク、サーカス・ダンス(Zirkustanze)
ルイザ・イモルデ(ピアノ/スタインウェイ)

 イェルク・ヴィトマン(1973-)の《11のユモレスク》とロベルト・シューマンの作品を交互に演奏するという変わったプログラミングで、ロマン派とモダニズムの微妙な対話を見事に表現した1枚。
 ヴィトマン自身が、この勇気ある試みを「衝撃的で、独創的で、ユニーク」と称賛しています。
 ルイザ・イモルデはケルン音楽大学でアンドレアス・フレーリッヒに、ザルツブルクのモーツァルテウム音楽大学でジャック・ルヴィエに師事したドイツのピアニスト。
 《サーカス・ダンス Zirkustanze》は本アルバムが世界初録音です。
 ブックレットにはイモルデとヴィトマンの対談も掲載されています(英語・ドイツ語)。

 ※録音:2015年11月
 
 

ARS38212
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
エネスク:幼き頃の印象&ヴァイオリン・ソナタ集
 ジョルジェ・エネスク:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.2(1897)
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 ヘ短調 Op.6(1899)
  幼き頃の印象 Op.28(1940)
シュテファン・タララ(ヴァイオリン)
ローラ=エヴリン・ヴァコヴァ=タララ
 (ピアノ/スタインウェイ)

 「もし、今の私が過敏な人間だとしたら、その原因は幼少期にあると思います...」 そう語るルーマニアの作曲家、ジョルジェ・エネスク(1881-1955)の青年時代の2つのヴァイオリン・ソナタに、60歳近くになってから幼年期の情景を描いた組曲《幼き頃の印象》をカップリングし、エネスクの人生を音楽的に俯瞰するプログラム。
 ドイツ出身のシュファン・タララは、わずか4歳で舞台デビューし、2011年にヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールで第3位を受賞、ドイツの音楽雑誌「Neuen Musikzeitung」では、ミュージシャン・オヴ・ザ・イヤーに選ばれるなど、活躍が期待されている名手です。
 ブルガリア出身のローラ=エヴリン・ヴァコヴァ=タララも10歳で初のリサイタルを開いており、数多くの国際音楽コンクール受賞歴を持つ才能豊かなピアニストです。

 ※録音:2016年2月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
 
 
ARS38174
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
フランセ、トマジ、ジョリヴェ、ヴィラ=ロボス:ファゴット協奏曲集
 フランセ:ファゴットと11本の弦楽器のための協奏曲
 トマジ:ファゴット協奏曲
 ジョリヴェ:ファゴット協奏曲
 ヴィラ=ロボス:ファゴットと弦楽合奏のための7つの音のシランダ
 フランセ:ファゴットと弦楽のためのディヴェルティスマン
マティアス・ラーツ(ファゴット)
ヨハネス・クルンプ(指揮)
シュトゥットガルト室内管弦楽団

 マティアス・ラーツが贈る20世紀の名ファゴット協奏曲集!

 20世紀に作曲されたファゴット協奏曲の名曲集。ベルリンに生まれたマティアス・ラーツは、フリッツ・フィンシュ、ダーグ・イェンセンに師事。
 ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の首席奏者を経て、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団およびルツェルン祝祭管弦楽団の首席奏者を務めるなどその実力は折り紙つき。
 2003年には、小澤征爾音楽塾・オペラ・プロジェクトのために来日も果たしています。ヨハネス・クルンプと名門シュトゥットガルト室内管弦楽団の好サポートも光ります。

 ※録音:2013年5月&2014年3月(シュトゥットガルト、ドイツ)
 
 

ARS38193
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700

エレーナ・マルゴリーナ、
 シューベルトのピアノ・ソナタ第18番と3つのピアノ曲

  シューベルト:
   ピアノ・ソナタ第18番 ト長調《幻想》Op.78 D.894
   3つのピアノ曲(即興曲) D.946

エレーナ・マルゴリーナ
 (ピアノ/スタインウェイ D595 260)

 サンクトペテルブルク音楽院とデトモルト音楽院でピアノを学んだエレーナ・マルゴリーナは、1995年にドルトムントで行われた第5回国際シューベルト・ピアノ・コンクールで第1位に輝くなどシューベルトのスペシャリストとして広く知られており、ARS Produktionからもシューベルト・アルバムを数多くリリースしています。
 作品によってピアノを使い分ける拘りようで、本アルバムではシューマンが「形式・精神の両面においてもっとも完璧である」と絶賛したシューベルトの最高傑作の一つ、ピアノ・ソナタ第18番と、シューベルトの死後長らくその存在を忘れられていたもののブラームスがその価値を認め匿名で出版したというエピソードを持つ3つのピアノ曲に、彼女はスタインウェイを採用し録音しています。
 シューベルト愛好家には必聴のピアニストの一人です。

 ※録音:2015年4月(ヴッパータール、ドイツ)
 
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ARS38195
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700→\2490
ウクライナのムード ~ 20世紀ウクライナのピアノ小品集
 レフコ・レヴツキー(1889-1977):3つの前奏曲 Op.4(1914)
 ヴィクトル・コセンコ(1896-1938):
  夜想曲-幻想曲 嬰ハ短調 Op.4、
  11の練習曲 Op.8 より変ロ短調,嬰ヘ短調、
  3つのピアノ小品 Op.9、熱望 嬰ハ短調 Op.11
 ミコラ・コレッサ(1903-2006):
  フツル地方の印象(1934)、4つの前奏曲(1938-1981)
 イゴール・シャモー(1925-1982):
  ウクライナ組曲(1948)、
  12の前奏曲(1962)よりイ短調,ト長調,嬰ヘ短調
 ユーリー・シャモー(1947-2015):カルパチア幻想曲(1992)
ヴィオリーナ・ペトリチェンコ(ピアノ)

 ウクライナのザポリージャに生まれたピアニスト、ヴィオリーナ・ペトリチェンコによる、聴ける機会のあまり多くないウクライナの作曲家たちによるピアノ小品を集めた1枚。
 全曲世界初録音という史料的価値の高さも持ち合わせています。
 ペトリチェンコはウクライナ国立チャイコフスキー音楽アカデミーで学んだのち、ドイツでヴァイマルのフランツ・リスト音楽大学、ケルン音楽大学でヤコプ・ロイシュナーに師事。
 さらにエッセンのフォルクヴァング音楽大学でエフゲニー・シナイスキーに師事し研鑽を積む傍ら、ケルン音楽大学でインストラクターを務めています。

 ※録音:2015年8月(ヴッパータール、ドイツ)
 
 

ARS38197
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ&無言歌集
 メンデルスゾーン:
  チェロ・ソナタ第1番 変ロ長調 Op.45
  チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 Op.58
  無言歌集より
   《ヴェネツィアの舟歌第2番》嬰ヘ短調 Op.30-6、
   《5月のそよ風》ト長調 Op.62-1、《春の歌》イ長調 Op62-6、
   《失われた幻影》嬰ヘ短調 Op.67-2、
   《紡ぎ歌》ハ長調 Op.67-4、《タランテラ》ハ長調 Op.102-3
フリードリヒ・クラインハプル(チェロ)
アンドレアス・ヴォイケ(ピアノ)

 ARS Produktionの看板アーティストの一人でもあるオーストリア・グラーツ出身のチェリスト、フリードリヒ・クラインハプルと、クラシックのみならずロックやソウル、ジャズなどジャンルを横断し活躍するドイツのピアニスト、アンドレアス・ヴォイケによるメンデルスゾーン・アルバム。
 2人は2003年よりデュオを組んで絶妙なコンビネーションを世界各地の聴衆に届けており、本アルバムでもその妙技を遺憾無く発揮。レーベルの看板を背負うに相応しい完成度に仕上がっています。

 ※録音:2015年7月-8月、(グラーツ、オーストリア)
 




AULICUS CLASSICS


ALC0041
¥2600
ブゾーニ:クラリネット作品集
 組曲 K.88/アンダンテ・コン・モート K.72/
 ソナタ BV.138/セレナーデ K.108/前奏曲第1番/
 前奏曲第2番/牧歌風夢想曲/ノヴェレッテ K.116/
 アンダンティーノ K.107/劇的な独奏曲 K.101
パオロ・ベルトラミーニ(クラリネット)
ロベルト・アロージオ(ピアノ)

 イタリアの神童であり天才、ブゾーニのクラリネット作品集!

 主な活躍の場がベルリンだったこと、またその作風から「ドイツ」のイメージが強いものの、実はイタリアのエンポリ出身のイタリア人作曲家であるフェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)。
 合唱付きの有名な「ピアノ協奏曲」を筆頭とする数多くのピアノ作品を遺したブゾーニだが、父親フェルディナンド・ブゾーニがクラリネット奏者だったこともありそのクラリネット作品も絶品。
 1879年に父親のクラリネットと自身のピアノで初演された「組曲」、1877年から1879年の間に最初の3つの楽章のみが書かれて未完に終わった「ソナタ K.138」、そしてブラームスの色濃い影響を感じさせる小品など秀作揃いです。
 スイス・イタリアーナ管弦楽団の首席ソロ奏者、パオロ・ベルトラミーニとイタリアのクラリネット・メーカー「Ripa(リパ)」の美しき演奏が、ブゾーニの「クラリネットのページ」を読み上げます。

 ※録音:2020年1月、アビー・ロッキ・スタジオ(ローマ、イタリア)
 
 


ALC0039
¥2600
アルファーノ:ピアノ作品集
 4つの小品 Op.2/4つの小品 Op.11/
 5つの抒情的な小品 Op.14/
 4つの抒情的な小品 Op.16/
 3つの抒情的な小品 Op.24/
 ワルツ《愛よ、愛よ》/小さなマズルカ
オラツィオ・マイオーネ(ピアノ)

 イタリア、ナポリ近郊のポジッリポで生を受け、ライプツィヒ音楽院へ留学した際はザロモン・ヤーダースゾーンに作曲を師事したフランコ・アルファーノ(1875-1954)。
 その最大にしてもっとも有名な功績は未完に終わったプッチーニの「トゥーランドット」を補筆完成したことであり、残念ながらあまり知られているとは言えないアルファーノの「作曲家」としての功績に焦点をあてた意義深いプログラム!
 ライプツィヒで研鑽を積んだものの、そのピアノ作品にはパリ滞在中に吸収したフランスの音楽家たちの作風、ドビュッシーやラヴェル、サティ、フォーレからの影響が見られます。
 未出版の「小さなマズルカ」の発掘、録音を実現したオラツィオ・マイオーネはナポリ出身。ナポリ音楽院の教授を務めながら、アルファーノの音楽の発掘、普及に情熱を注いでいるピアニストです。

 ※録音:2019年12月、テレシネサウンド(ローマ、イタリア)
 
 

ALC0042
¥2600
ヤナーチェク:ピアノ作品集
 ピアノ・ソナタ変ホ長調《1905年10月1日街頭にて》/
 組曲《草かげの小径にて》第1集/
 霧の中で/主題と変奏(ズデンカ変奏曲)
ガリア・コラロワ(ピアノ)

 モラヴィアの民族音楽とロマン主義、そして前衛音楽を繋ぐ存在でもあったレオシュ・ヤナーチェク(1854-1928)。
 ブルノのチェコ語大学への支持を訴えるデモの鎮圧により命を落とした労働者フランティシェーク・パヴリークへの追悼作品として書かれた唯一の「ピアノ・ソナタ」を含むピアノ作品集は、その人生を凝縮したハイライト的な内容に仕上がっています。
 ガリア・コラロワはブルガリア出身の女流ピアニスト。数々のコンクールでの受賞歴を持ち、難関として有名なARDミュンヘン国際コンクールに伴奏ピアニストとして招聘されるなど、その実力は高く評価されています。

 ※録音:2020年1月、アビー・ロッキ・スタジオ(ローマ、イタリア)
 
 

ALC0040
¥2600
フォーレ、ラヴェル、ファリャ&プロコフィエフ:ピアノ作品集
 フォーレ:パヴァーヌ Op.50
 ラヴェル:組曲《鏡》
 ファリャ:火祭りの踊り
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 Op.83
マルシダ・コニ(ピアノ)

 アルバニア通信社が発行する「Albanian Excellence」の中で、世界で最も活躍するアルバニア人100人の中の1人と紹介されている女流ピアニスト、マルシダ・コニ。
 コルトーとミケランジェリの孫弟子にあたるマルシダ・コニが組んだリサイタル・プログラムは、描写的な共通点を持ちながらも異なる作風の4人の大作曲家たちの4作品で構成されています。
 煌びやかな高音域と独自のフレージングが印象的な好演奏です。

 ※録音:2020年12月、テレシネサウンド(ローマ、イタリア)
 




CAPRICE


CAP21930
¥2700
バロック物語
 プロローグ:
  ポルスカとツインポルスカ(ユーン=エーリク・ハルによる)
 オーロフ・ヌードブラードのポルスカ
 「ヨンサグッベン」オーロフ・ユーンソンの松のポルスカ
 マンネ・オールソンの「ボルネスの古いポルスカ」
 ヨニー・ショーニングの2つのポルスカ
 スニッカル=エーリク・オールソンのポルスカ
 エミール・リンドヴァールの白樺皮の靴のマーチ
 エピローグ:
  カール・スヴェードの2つのポルスカ
   
  (全編曲:リンクス・アンサンブル)
リンクス・アンサンブル
 〔ネッタ・ヒュプシャー(リコーダー)、
  リンネア・オール・キャンベル(ヴァイオリン)、
  アンナ・グスタフソン(ニッケルハルパ)、
  レオノル・パラッツォ(バロック・チェロ)、
  アヴィノアム・シャレヴ(チェンバロ)〕

 「リンクス・アンサンブル(Lynx Ensemble)」は、スウェーデン、ドイツ、イスラエル、オランダのバロックとフォークの音楽家が集まって結成した音楽プロジェクトです。
 17世紀と18世紀がルーツのスウェーデンの伝統舞曲を探求し、当時の演奏スタイルをあらためて「イメージ」として再現することを目的に活動しています。
 デビュー・アルバム『バロック物語』は、かつての音楽語法が独自の方法で維持されているヘルシングランドのフォークミュージックに焦点を当てて制作されました。
 「ヨンサグッベン(うすのろ爺さん)」のニックネームで愛されたオーロフ・ユーンソンや、「スニッカル=エーリク(こそこそエーリク)」の名で親しまれたスペルマン(フィドラー)で農夫のオールソンたちの「ポルスカ」。
 息の長い非対称のフレーズ、スペルマンたちが名人芸を競ったパッセージなど、いわゆる「華麗な様式」を示す曲が、ドローン、ダブルストップ、平行三度といった伝統の伴奏技法も使った編曲で演奏されます。
 2020年の録音。COVID-19 の影響でドイツからスウェーデンに渡れなかったノーラ・マッティエスに代わり、ヨーテボリ在住のレオノル・パラッツォがバロック・チェロを弾いてセッションが行われました。

 ※録音:2020年
 




C’AVI-MUSIC



8553103
¥2600
リリック・テノール、マルクス・シェーファーの「冬の旅」
 シューベルト:冬の旅
マルクス・シェーファー(オーボエ)
トビアス・コッホ(フォルテピアノ)

 ハノーファー音楽大学の教授を務めたドイツのリリック・テノール、マルクス・シェーファーが歌うシューベルトの「冬の旅」。
 前作「白鳥の歌」(8553206)に引き続き、ドイツの名ピリオド・ピアノ奏者、トビアス・コッホとの共演です。
 クイケンやアーノンクールとも共演があり、アーノンクール指揮、2000年録音の「マタイ受難曲」でもその美声を披露しています。

 使用楽器:Eastern Germany around 1830
 ※録音:2018年2月、ヴァイマール城(ドイツ)
 
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8553030
¥2600→\2390
バルトルディ弦楽五重奏団
メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲集

 弦楽五重奏曲第1番 イ長調 Op.18(1826)、
  ボーナス・トラック:
   第1番 第3楽章 初稿版、
 弦楽五重奏曲第2番 変ロ長調 Op.87、
  ボーナス・トラック:
   第2番 第4楽章のユリウス・リーツによる校訂版
バルトルディ弦楽五重奏団

 自分たちの冠名でもある、メンデルスゾーンの作品を録音する際にバルトルディ弦楽五重奏団の面々は、メンデルスゾーンの楽譜通りを原則にし、カットすることなく、また繰り返しもすべて再現することに決めて収録したという今作。
 そして改作の多かったメンデルスゾーンの譜面も本人のサインが入っているか、もしくは正式に出版されたかどうかをもとに演奏する譜面を決めたということです。
 第2番の第4楽章は、なじみのある人も多いユリウス・リーツの校訂版も併せて収録されています。

 ※録音:2019年3月、SWRロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン(ドイツ)
 
 

8553035
¥2600
盗まれた音楽(ピアノ三重奏編曲集)
 ドビュッシー(リノス・ピアノ三重奏団編):
  牧神の午後への前奏曲(ピアノ三重奏版)
 デュカス(リノス・ピアノ三重奏団編):
  魔法使いの弟子(ピアノ三重奏版)
 シェーンベルク(エドゥアルト・シュトイアーマン編):
  浄められた夜 Op.4 (ピアノ三重奏版)
 ラヴェル(リノス・ピアノ三重奏団編):ラ・ヴァルス(ピアノ三重奏版)
リノス・ピアノ三重奏団

 3人で5つの国籍を含む多様なバックボーンのメンバーによって2007年に結成されたリノス・ピアノ三重奏団は、2015年のメルボルン国際室内楽コンクールで最優秀賞と聴衆賞に輝きました。
 今作ではすべて管弦楽曲をピアノ三重奏に編曲したものを収録しています。
 とても三人で弾いているとは思えない迫力で聞くものに感動を与えます。
 特に「魔法使いの弟子」では情景が浮かぶかのような表情豊かな演奏をみせてくれており、小編成ならではの表現の自由度の高い音楽に仕上がっています。

 ※録音:2021年1月、バイエルン放送スタジオ2、ミュンヘン(ドイツ)
 
 

8553489
¥2600
ブラームス、ツェムリンスキー:ピアノ三重奏曲集
 ブラームス:ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.101
 ツェムリンスキー:ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.3
ファイニンガー・トリオ
 〔クリストフ・シュトロイリ(ヴァイオリン)、
  ダヴィッド・リニカー(チェロ)、
  アドリアン・オーティカー(ピアノ)〕

 ファイニンガー・トリオが、ブラームスのピアノ三重奏曲とウィーンで活躍した作曲家の作品を組み合わせて収録していくプロジェクトの一枚。
 ベルリン・フィルのシュトロイリとリニカーのがっしりとしたブラームスを、スイスのピアニスト、オーティカーが見事に支えています。
 若き日にブラームスに恩恵をうけたツェムリンスキーの楽曲も併せて聴くとができ、そのつながりも楽しめます。

 ※録音:2018年3月、ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホール、ベルリン(ドイツ)
 




DA VINCI CLASSICS


C00438
¥2600
芸術と自然 ~
 リスト:ピアノ作品集

  エステ荘の噴水 S.163-4
  小鳥に説教するアシジの聖フランチェスコ S.175-1
  祈り S.173-1
  葬送曲 S.173-7
  オーベルマンの谷 S.160-6
イングリッド・カルボーネ(ピアノ)

 ベルマン門下の才女が奏でるリストのピアノ作品集!

 フィレンツェでラザール・ベルマンに、ローマではエドゥアルド・オガンドの指導を受けたイタリアの女流ピアニスト、イングリッド・カルボーネ。
 ベヒシュタイン・アーティストでもある才女は、ニューヨークのイブラ財団が主催する「イブラ・グランド・プライズ」を2015年から2017年まで3年連続受賞し、前作の「シューベルト」(C00253)もイタリア内外で高評価を受けています。
 2020年には母校であるイタリアのコセンツァ音楽院の創設50周年式典に招聘され、その演奏を披露するなど活躍の場を広げるカルボーネが選んだ次なるプログラムはリスト。
 リストは師の1人、ベルマンの代名詞でもあるだけに、イタリアの若き才女の解釈に注目が集まります。

 ※録音:2021年3月、クラシカ・ヴィヴァ(イタリア)
 
 

C00415
¥2600
メンデルスゾーン:フルート・ソナタ集(フルート版世界初録音)
 ソナタ ヘ長調 MWV Q26(1838)
 ソナタ ヘ長調(1820)
 ソナタ ヘ短調 Op.4, MWV Q12(1823)
アンドレア・モガヴェーロ(フルート)
マッシミリアーノ・ダメリーニ(ピアノ)

 イタリアのフルーティスト、アンドレア・モガヴェーロとピアニスト、マッシミリアーノ・ダメリーニのデュオによるセカンド・アルバムは、メンデルスゾーンの3つのヴァイオリン・ソナタのフルート版!
 19世紀の室内楽シーンにおいて重要な作品であるメンデルスゾーンのソナタ3曲をモガヴェーロ自らがフルート版にアレンジ。
 ヴァイオリンからフルートへと主役が交代した3曲のソナタは、モガヴェーロとダメリーニのヴィルトゥオージティが存分に発揮された演奏に仕上がっており、フルート・ソナタのレパートリーの拡大にも一役買っています。
 アンドレア・モガヴェーロはジャン=ピエール・ランパルの演奏に接してフルートの道に進むことを決意。2009年に留学したエコールノルマル音楽院では工藤重典に師事した経歴の持ち主です。

 ※録音:2020年10月-11月、ライブラリー・クラシックス(ジェノヴァ、イタリア)
 
 

C00404
¥2600
リッチ:色は灰色への道を失った ~ 室内楽作品集
 ギターのための2つのグラフィティ《色は灰色への道を失った》
 弦楽三重奏のための《音の切れ目》
 ヴァイオリンとピアノためのソナタ《自然な知性》
 ヴァイオリンのための《非物質的な生存のための研究》
アルベルト・メシルカ(ギター)
アンサンブル・アトムシカ
マルコ・フージ(ヴァイオリン)
アンナ・デリッコ(ピアノ)

 ルカ・リッチ(1992-)は、フルートと音楽学、作曲法を学び、ポスト・アヴァン・ギャルドのスタイルを掲げて調性音楽とサウンド・スカルプチャー(音響彫刻)の融合に取り組み続けているイタリアの若手作曲家。
 モンテヴェルディからフェデリコ・インカルドーナに至るイタリアの声楽作品の響きやスタイルを彷彿とさせる部分もその作風の特徴の1つです。

 ※録音:2020年8月、ブロウアウト・スタジオ(プレガンツィオール、イタリア)
 
 

C00403
¥2600
リッカルド・シニガーリャとセルジオ・アルマローリが繰り広げる
 コンテンポラリー・プログラム

  シニガーリャ&アルマローリ:
   ピアノ、シンセサイザー、ヴィブラフォン、
    マリンバと打楽器のための《テクリット・ツー・ライヴ》
リッカルド・シニガーリャ
 (ピアノ、シンセサイザー)
セルジオ・アルマローリ
 (ヴィブラフォン、マリンバ、打楽器)

 ジャズやインプロ、コンテンポラリーなどのジャンルで幅広く活躍するイタリアのマルチ・ミュージシャン、リッカルド・シニガーリャとセルジオ・アルマローリが繰り広げるコンテンポラリー・プログラム。
 イタリアの名プレーヤー2人が、アコースティックとエレクトロニクスのコラボレーションの世界を作りだしています。

 ※録音:2016年3月13日、ミラノ(イタリア)
 
 

C00271
¥2600
スカルラッティ:リコーダーとソプラノのためのソナタとカンタータ集
 ソナタ ト長調 K.91/ソナタ ニ短調 K.77/
 ソナタ ホ短調 K.81/ソナタ ニ短調 K.89/
 ソナタ ヘ長調 K.78/カンタータ《眠っていても》ハ短調
ジョルジオ・マッテオリ(リコーダー&指揮)
リタ・アロッジャ(ソプラノ)
アンサンブル・フェスタ・ルスティカ

 リコーダーとピリオド・アンサンブルが奏でるスカルラッティのソナタ集!

 ナポリ出身の巨匠中の巨匠、ドメニコ・スカルラッティの「ソナタ」をリコーダーとピリオド・アンサンブルの編成で奏でたご当地イタリアのレーベルならではの注目盤!
 リコーダーのジョルジオ・マッテオリは1994年に自身の団体であるアンサンブル・フェスタ・ルスティカを創設。
 アンサンブル・アウローラやカペラ・ムジカーレ・ディ・サンペトロニオ、アカデミア・モンティス・レガリス、アレッサンドロ・ストラデッラ・コンソートなどのイタリアの世界的ピリオド・アンサンブルでも活躍した名手です。
 エンニオ・モリコーネとマルコ・フリシーナが音楽を担当した「十戒(The Bible)」にも参加するなど、その演奏活動は多岐に渡っています。

 ※録音:2018年5月12日-14日、サラ・パロッキアーレ・ジョヴァンニ・パオロⅡ(クレメッラ、イタリア)
 
 

C00401
¥2600
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.3
 ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53《ワルトシュタイン》
 ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調 Op.54
 ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57《熱情》
マウリツィオ・パチャリエッロ
 (ピリオド・ピアノ/
  1810年製ブロードマンのレプリカ)

 現在のイタリア有数のベートーヴェン弾きとして評価を受けており、1998年の第48回ARDミュンヘン国際音楽コンクール入賞、2003年にはニューヨークのカーネギー・ホールへのデビューという実績を持つ鍵盤楽器奏者マウリツィオ・パチャリエッロ。
 現在はピリオド・ピアノでの演奏に情熱を注ぎ、イタリアにおけるこの分野の権威的存在として知られるパチャリエッロが、2017年の秋にスタートさせたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の第3巻には「ワルトシュタイン」から「熱情」までの3作品を収録。
 1840年頃のフランスのボワスロや1885年のベーゼンドルファー、18世紀後期のクラヴィコードなど、様々なピリオド・ピアノを弾いてきたパチャリエッロがベートーヴェンのソナタのために準備した楽器は、ウーゴ・カシーリャが製作した1810年製のブロードマンのレプリカ。
 ベートーヴェンの時代のサウンドを忠実に再現するため、細部にまでこだわった全集の最新巻です。

 ※録音:2018年12月、サン・テレンツィアーノ教会(カプラニカ、イタリア)
 
 

C00136
¥2600
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ集
 ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105
 ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
エマヌエレ・バルディーニ(ヴァイオリン)
ルカ・デッレ・ドンネ(ピアノ)

 エマヌエレ・バルディーニは、ジュネーヴでコッラード・ロマーノのクラスに入り、ザルツブルクとベルリンではルッジェーロ・リッチにヴァイオリンを学んだトリエステ出身のイタリアのヴァイオリニスト。
 ジュネーヴ音楽院でヴィルトゥオージティ賞を受賞し、その実力は生前のクラウディオ・アバドからも高く評価されました。
 2005年からはブラジルの名門、サンパウロ州立交響楽団のコンサートマスターを務めており、ブラジルを拠点に幅広く活躍しています。

 ※録音:2017年1月13日-14日、スタジオ・フォン(イタリア)
 
 

C00273
¥2600
踊りと夢 ~ ギターとピアノのための作品集
 ポンセ:ギターとピアノのためのソナタ(原曲:ギターとハープシコード)
 カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギターとピアノのための幻想曲 Op.145
 ガランテ:ギターとピアノのための《月に捧げる小さなセレナーデ》
 ブローウェル:ギターとピアノのための《3つの演奏会用舞曲》
 ハウグ:ギターとピアノための幻想曲
アンティポデス・デュオ
 〔ジュゼッペ・ブシェミ(ギター)、
  ジャンニ・ビッキエリーニ(ピアノ)〕

 「踊り」と「夢」という人類、またその起源にも繋がる2つのキーワードをアルバムのテーマとしたギターとピアノのためのデュオ作品集。
 マヌエル・ポンセのソナタは本来ギターとハープシコードのために作曲されており、その鍵盤パートをピアノに置き換えています。
 アメリカのマンハッタン音楽院のギタークラスで教育に携わっているギタリスト、ジュゼッペ・ブシェミと、1988年生まれのイタリア人ピアニスト、ジャンニ・ビッキエリーニのコンビ、アンティポデス・デュオが丁々発止の演奏を展開しています。

 ※録音:2019年8月2日-5日、ピュアサウンド・スタジオ(イタリア)
 




KAIROS


0015094KAI
¥2600

ベルンハルト・ラング:ピアノ作品集
 ベルンハルト・ラング(1957-₁j:
  モナドロジーV《ハサンの最後の7つの言葉》(2008-2009)
  3つの間奏曲(2015-2016)

ヴォルフラム・エットル(ピアノ)


 ハイドンの 《十字架上のキリストの最後の7つの言葉》をリトライしたベルンハルト・ラングのピアノ作品!

 フリージャズや即興演奏、ヒップホップやDJカルチャーに至るまで、さまざまな音楽スタイルやジャンルを参照し、決して枠にはまることのない作曲活動を行っているオーストリア出身の作曲家ベルンハルト・ラング(1957-₁j。
 最新のポートレートアルバムである本作の目玉は、ヨーゼフ・ハイドンの《十字架上のキリストの最後の7つの言葉》をリライトした《ハサンの最後の7つの言葉》で、ラングらしい18世紀から21世紀への感動的なリンクを生み出しています。
 演奏はスティーヴ・ライヒ、テリー・ライリー、マイケル・ナイマン、デイヴィッド・ラングらのミニマル・ミュージックを得意とするドイツのピアニスト、ヴォルフラム・エットル。彼はスコラ・カントルム・バシリエンシスでチェンバロ、フォルテピアノ、通奏低音などの古楽を学んでおり、ラング同様、古いものと新しいものとの交流や、歴史的な題材を革新的に扱うことに関心を抱いています。

 ※録音:2020年6月&7月、スタジオ・ムジークファブリーク(ドイツ、ケルン)
 
 

0015085KAI
¥2600
ギーガー:クリプタ
 ヤニク・ギーガー(1957-₁j:
  オルケスター(2018)
  オン・ワン・オア・ウィズ・ユー?(2020)*
  キャリー・メアリー(2021) 
  クリプタ(2019)
XASAX(サクソフォーン・アンサンブル)*
テレム(アンサンブル)*
アンオーソドックスジュークボックス o.
 (アンサンブル)�

 サウンド&ビデオアーティストとして活動するスイスの現代作曲家ヤニク・ギーガー(1957-₁jは本作で、普段は隠されている音楽制作のプライベートな世界のベールをはがし、アクセスできるようにしました。
 アルバムタイトルにもなっている《クリプタ Krypta》は、オーケストラのリハーサルをテーマにした作品で、架空のオーケストラ・サウンドの中に、世界的に有名な指揮者たち(ほとんどは故人)の怒り、指示、不意の発声などが遺物のように埋め込まれています。
 指揮者たちは自らのレクイエムの中で、異常なまでに強い力を発揮する声楽家のような存在と化していますが、彼らが制御していたオーケストラの大部分は過度に反応することのない代理の音に置き換えられています。
 この想像上のオーケストラのリハーサルでは、逸話的なエネルギーは、幽霊のように、ほとんど切ない空虚さに消えていくのです。

 ※録音:2019年&2020年
 
 

0018004KAI
¥2600
イアンノッタ:MOULT
 クララ・イアンノッタ(1983-):
  MOULT(2018-19)
  paw-marks in wet cement (ii) (2015–18)*
  Troglodyte Angels Clank By(2015) 
  dead wasps in the jam-jar (ii) (2016)‡
ミヒャエル・ヴェンデベルク&西ドイツ放送交響楽団
オレリアン・アザン・ジリンスキ&ランスタン・ドネ*
エンノ・ポッペ&クラングフォルム・ウィーン 
クレメンス・シュルト&ミュンヘン室内管弦楽団‡

 1983年にイタリア・ローマで生まれたクララ・イアンノッタは、実存的で身体的な体験としての音楽に特別な関心を抱いています。
 音楽は聴くだけでなく、見るものでなければならない。そのため、彼女はオーケストレーションよりも音の振り付けについて語りたがるのです。
 彼女の作品は、物語を語るのではなく、むしろ人相を形成します。
 比喩的に言うならば、耳がさまよい、熟考することができる感覚的な空間を育てます。それは、海における深海のような、表面の下に開かれた空間です。
 例えば《dead wasps in the jam-jar》の表面の下には、全く別の作品、J.Sバッハの《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ》 BWV1002が隠されています。
 ただしバッハのパルティータの形をしたオリジナルのインスピレーションは音色的には存在せず(引用ですらない)、触媒の機能に還元され、複雑な派生物の構造の中に隠されています。
 ブックレットには視覚的にも美しい、さまざまなタイプの楽譜や手書き資料がデザインされており、目で見て楽しむことができます。

 ※録音:2018年&2019年
 




NOSAG RECORDS


NOSAGCD240
¥2700
マデルナ、ノーノ、ネッティ
 ブルーノ・マデルナ(1920-1973):
  衛星のためのセレナータ(1969)(2つのヴァイオリンのための)
 ルイジ・ノーノ(1924-1990):
  「だが進まねばならない」 夢を見ながら(1989)
   (2つのヴァイオリンのための)
 ジョルジョ・ネッティ(1963-):
  さらに(inoltre)(2005/06)(2つのヴァイオリンのための)
デュオ・ジュラン
 〔セシリア・ジュラン(ヴァイオリン)、
  マッティン・ジュラン(ヴァイオリン)〕

 セシリア・ジュランとマッティン・ジュランは、1994年に「デュオ・ジュラン」を結成しました。
 18世紀前期から人気が高まった「2つのヴァイオリンの二重奏」による編成で「今日の音楽を探求する」活動を続け、6枚の『ヴァイオリン・デュオのための作品集』をはじめとする録音を nosag Records からリリースしています。
 現代イタリアの作品を3曲演奏したアルバム。「2つの顔をもつヤーヌスのように2つのヴァイオリンが:記憶と迷宮と共鳴の間(due violini come un Giano bifronte: tra memorie, labirinti e risonanze)」。
 ダルムシュタットのヨーロッパ宇宙オペレーション・センターのディレクター、ウンベルト・モンタレンティに献呈された、ブルーノ・マデルナの「ユーモラスな小さな傑作、衛星の誕生を祝う宇宙の『ジークフリート牧歌』」(マッシモ・ミラ)《衛星のためのセレナータ》。
 トレドの修道院の壁に刻まれた碑文「旅する者よ、進むべき道はない、だが進まねばならない(Caminante, no hay caminos, hay que caminar)を曲名に引用した《「だが進まねばならない」夢を見ながら》は、ノーノが最晩年に探求した「極めて静謐で断片的な音世界」を明らかにする作品。
 ジョルジョ・ネッティが、「弦の響き、木製の殻、弦の金属、弓の毛の物理的品質」を探る「Ciclo dell'assedio(包囲サイクル)』の第3曲としてデュオ・ジュランのために作曲した《さらに(inoltre)》。

 ※録音:ラクショー教会(ヤムトランド、スウェデン)
 




ORLANDO RECORDS

OR0045
¥2500
無伴奏バスクラリネットのための作品集
 フース・ヤンセン(1951-):...van horen zingen...(2020)*
 ロッタ・ヴェンナコスキ(1970-):Limn(2002)
 エンノ・ポッペ(1969-):Holz(1999/2015)
 尹伊桑(1917-1995):モノローグ(1983)
 トン・デ・レーウ(1926-1996):山(1977)
フィー・シャウテン
 (バスクラリネット、
  バセットホルン*)

 『モノローグ 2020』と名付けられた本アルバムのアイデアは、2020年のCovid-19パンデミックの中で生まれました。
 バスクラリネットをこよなく愛するオランダのクラリネット奏者、フィー・シャウテンは、この特別な楽器のレパートリーの中から選んだ2つの古典(尹伊桑の《モノローグ》、トン・デ・レーウの《山》)と、エンノ・ポッペ、フース・ヤンセン、ロッタ・ヴェンナコスキらの比較的新しい作品を組み合わせ、貴重なバスクラリネット独奏のためのアルバムを作り上げました。
 バスクラリネットの温かみのある音色が、聴き手を自己の内面に向かう旅へと誘います。

 ※録音:2020年8月(オランダ、アムステルダム)
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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CAPRICE



CAP21931
(3CD)
¥7600→\6990

大劇場に至るオペラの苦難の道
 ~ ヨーテボリ・リリック劇場の100年
 [Disc 1]
  [アルベット・ランフト所有の時代:1895年-1899年]


   ジャック・オッフェンバック(1819-1880):
    喜歌劇《美しきエレーヌ》- エレーヌのアリア「言ってください、ヴィーナス」
     アンナ・ペッテション=ノッリ(ソプラノ)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
     [録音:1905年10月7日、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone X-73037]

   エルヴェ(フロリモン・ロンジェ)(1825-1892):喜歌劇《仲間たちの母》- 二重唱「子供がやってくると」
    エンマ・メイスネル(ソプラノ)、アウグスト・スヴェンソン(テノール)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
    [録音:1903年3月、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone 84005]

   ヘルマン・ツンぺ(1850-1903):喜歌劇《ファリネッリ》- 二重唱「契約には書いてない」
    グスタフ・アドルフ・ルンド(テノール)、アクセル・リングヴァール(テノール)、管弦楽伴奏
    [録音:1908年3月、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone X-74093]

   グスタフ・アーヴ・イェイエシュタム(1858-1909):「ペール・オールソンと女友だち」- 船乗りオーロフの歌
    アンデシュ・デ・ヴァール(歌)、アコーディオン伴奏(演奏者不明)
    [録音:1907年10月][Gramophone 2-82592]

   ロベール・プランケット(1848-1903):喜歌劇《コルヌヴィルの鐘》- 「世界を三度周り」
    アウグスト・スヴェンソン(テノール)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
    [録音:1907年2月18日、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone 2-82487]

   カール・ミレッカー(1842-1899):喜歌劇《貧しいヨナタン》- 楽器の二重唱
    インガ・ベレンツ(ソプラノ)、アクセル・リングヴァール(テノール)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
    [録音:1913年3月、ベルリン][Parlophon S 13019]

   シドニー・ジョーンズ(1861-1946):喜歌劇《芸者》- 「踊れ、歌え、若い芸者さん」
    ローサ・グリュンベリ(ソプラノ)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
    [録音:1904年11月、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone 83505]

   喜歌劇《芸者》- 「笑い歌」:アウグスト・スヴェンソン(テノール)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
    [録音:1904年10月/11月、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone 82039]

   アンドレーアス・ランデル(1806-1864):民俗歌芝居《ヴェルムランドの人びと》
    - スヴェン・エーションの歌「そして農夫はヴェルムランドの森のてっぺんに行った」
     アクセル・リングヴァール(テノール)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
     [録音:1905年12月、セントラルホテル(ストックホルム)][Favorite Record 85015]

   ジャック・オッフェンバック(1819-1880):
    喜歌劇《地獄のオルフェ》- 「私がアルカディアの王子だったころ」
     オスカル・ベリストレム(バリトン)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
     [録音:1903年3月、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone 82705]

    喜歌劇《盗賊たち》- 「しっかり聞いて、フィオレッタよ」
     ローサ・グリュンベリ(ソプラノ)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
     [録音:1904年11月、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone 83506]

  [アルベット・ランフト所有の時代:1900年-1904年]
   カール・ミレッカー(1842-1899):
    喜歌劇《ガスパローネ》- タランテラ
     ローサ・グリュンベリ(ソプラノ)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
     [録音:1905年12月、セントラルホテル(ストックホルム)][Favorite Record 1-86018]

    喜歌劇《乞食学生》- アリア「ぼくが無一文で鳥のように自由なら」
     トゥールレイフ・アルム(テノール)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
     [録音:1905年12月、セントラルホテル(ストックホルム)][Favorite Record 1-85025]

    喜歌劇《乞食学生》- 二重唱「私を愛して、私を愛して」
     ローサ・グリュンベリ(ソプラノ)、トゥールレイフ・アルム(テノール)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
     [録音:1905年12月、セントラルホテル(ストックホルム)][Favorite Record 2-89003]

   ロベール・プランケット(1848-1903):喜歌劇《コルヌヴィルの鐘》- 「暗く陰鬱な森」
    オスカル・ベリストレム(バリトン)、管弦楽団、ヤルマル・メイスネル(指揮)
    [録音:1905年10月、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone 82706]

   エルヴェ(フロリモン・ロンジェ)(1825-1892):
    喜歌劇《かまとと娘》- 二重唱「錫の兵隊のクプレ」
     インガ・ベレンツ(ソプラノ)、グスタフ・アドルフ・ルンド(テノール)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
     [録音:1904年11月、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone 84045]

    喜歌劇《かまとと娘》- アリア「Babet och Cadet」
     インガ・ベレンツ(ソプラノ)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
     [録音:1904年11月、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone 83513]

   ジュール・コステ(1828-1883):喜歌劇《石炭商》- 「くすぐらないで」
    ヒルダ・カステグレーン(ソプラノ)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
    [録音:1907年2月12日、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone X-73071]

  [アルベット・ランフト所有の時代:1906年-1909年]
   フランツ・フォン・スッペ(1819-1895):
    喜歌劇《ボッカチオ》- 「神さまの意のまま」
     アクセル・リングヴァール(テノール)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
     [録音:1905年12月、セントラルホテル(ストックホルム)][Favorite Record 1-85050]

    喜歌劇《ボッカチオ》- スカルツォのセレナード
     オスカル・ベリストレム(バリトン)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
     [録音:1904年11月、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone 82053]

   シドニー・ジョーンズ(1861-1946):喜歌劇《芸者》- オウムの歌
    エンマ・メイスネル(ソプラノ)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
    [録音:1903年3月、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone 83107]

   フランツ・レハール(1870-1948):喜歌劇《メリー・ウィドウ》- 「マキシムへ行こう」
    カール・バルクリンド(バリトン)、管弦楽団、ヤルマル・メイスネル(指揮)
    [録音:1907年2月12日、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone X-72160] 

   レオ・ファル(1873-1925):喜歌劇《ドルの女王》- 「輪舞を踊ろう」
    エンマ・メイスネル(ソプラノ)、カール・バルクリンド(バリトン)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
    [録音:1908年10月3日、ホテル・リュードベリ(ストックホルム)][Gramophone 84272]

   ジャック・オッフェンバック(1819-1880):喜歌劇《美しきエレーヌ》- 「愛がなければ」
    ナイマ・ヴィフストランド(ソプラノ)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
    [録音:1921年2月1日、ホテル・コンティネンタル(ストックホルム)][HMV X 1177]

  [アルベット・ランフト所有の時代:1912年-1916年]
   ヘルマン・ツンぺ(1850-1903):喜歌劇《ファリネッリ》- 「では口づけを、おおマヌエッラ」
    エルヴィン・ウートソン(テノール)、管弦楽団、ヤルマル・メイスネル(指揮)
    [録音:1921年10月6日、ホテル・コンティネンタル(ストックホルム)][HMV X 1662]

   ヨハン・シュトラウス(1825-1899):喜歌劇《こうもり》- 「ぼくはお客を招待するのが」
    ナイマ・ヴィフストランド(ソプラノ)、管弦楽団、ヤルマル・メイスネル(指揮)
    [録音:1921年2月1日、ホテル・コンティネンタル(ストックホルム)][HMV X 1052]

   フランツ・フォン・スッペ(1819-1895):喜歌劇《ボッカチオ》- フィアメッタの登場の歌
    ナイマ・ヴィフストランド(ソプラノ)、管弦楽団、ヤルマル・メイスネル(指揮)
    [録音:1921年1月31日、ホテル・コンティネンタル(ストックホルム)][HMV X1177]

   ヴィクトル・ヤコビ(1883-1921):喜歌劇《シビル夫人》- 「暖炉の火が燃えあがり」
    ナイマ・ヴィフストランド(ソプラノ)、アドルフ・ニスカ(テノール)、管弦楽団、ヤルマル・メイスネル(指揮)
    [録音:1915年11月5日、ホテル・コンティネンタル(ストックホルム)][HMV 284299]


 [Disc 2]
  [リリック劇場時代の歌手たちの音楽例:1920年-1937年]


   ルッジェーロ・レオンカヴァッロ(1857-1919):歌劇《道化師》- 「衣装をつけろ」
    カール・マッティン・オーマン(テノール)[Polyphon S 42104]
   ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):歌劇《トスカ》- 「妙なる調和」
    カール・マッティン・オーマン(テノール)[Polyphon S 42105]
   アンブロワーズ・トマ(1811-1896):歌劇《ミニョン》- 「君よ知るや南の国」
    シグネ・アリナ・エクレーヴ=リュードベリ(ソプラノ)[Polyphon S 44090]
   カール・ミレッカー(1842-1899):喜歌劇《貧しいヨナタン》-船乗りの歌
    エーリク・オービュー(バリトン)[Polyphon S 42115]
    喜歌劇《乞食学生》- アリア「ぼくが無一文で鳥のように自由なら」
     エーリク・オービュー(バリトン)[Polyphon S 42114]
   (以上 5曲)、大劇場管弦楽団、リル=エーリク・ハーヴグレーン(指揮)
   [録音:1923年3月26日-29日、ホテル・エッゲシュ宴会場(ヨーテボリ)]

   エメリッヒ・カールマン(1882-1953):喜歌劇《バヤデール》- 「蓮の花はかくも誇り高く美しく」
    オスカル・チェーンベリ(テノール)、管弦楽団、ヤルマル・メイスネル(指揮)
    [録音:1924年5月21日、ホテル・コンティネンタル(ストックホルム)][HMV X 2092]

   ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《トラヴィアータ》- 「プロヴァンスの海と陸」
    エーリク・セッテルマン(バリトン)、王立管弦楽団アンサンブル
    [録音:1923年3月初旬 ストックホルム][Polyphon S 42158]

   ジャコモ・プッチーニ(1858-1924): 歌劇《ボエーム》- 「年老いた外套よ、聞いておくれ」
    エーリク・ローラン(バス)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
    [録音:1916年2月5日、スウェーデン王立音楽アカデミー講堂(ストックホルム)][私的円筒録音]

   オスカー・シュトラウス(1870-1954):喜歌劇《テレジーナ》- 「シャンソン」
    インガリル・ソーデルマン(ソプラノ)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
    [録音:1927年8月23日-28日、ジレット宴会場(ウプサラ)][Odeon D 4541]

   エドゥアルト・キュンネッケ(1885-1953):喜歌劇《レディ・ハミルトン》- 「あなたの目は底知れぬ海のよう」 
    コンラード・アルネセン(テノール)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
    [録音:1928年8月23日、ジレット宴会場(ウプサラ)][Parlophon B 12534]

   カール・マリア・フォン・ヴェーバー(1786-1826):
    歌劇《魔弾の射手》- アガーテの祈り「まどろみが近寄るように‛&静かに、静かに」
     ヒシュテン・フラグスタ(キルステン・フラグスタート)(ソプラノ)、
     デトロイト交響楽団、アーネスト・マクミラン(指揮)
     [録音:1938年2月27日、ラジオ放送][私的録音]

   エルヴェ(フロリモン・ロンジェ)(1825-1892):
    喜歌劇《かまとと娘》- アリア「ハレルヤ」
     インガリル・ソーデルマン(ソプラノ)、アウグスト・ローテル(ハープ)、
     アンサンブル、ヤルマル・メイスネル(指揮)
     [録音:1927年5月7日、ストックホルム・コンサートホール アティックホール][HMV X 2484] 

    喜歌劇《かまとと娘》- 二重唱「Quand vous-etes venu, Pabbeusse‛&」
     インガリル・ソーデルマン(ソプラノ)、フェリクス・グローンフェルト(テノール)
     ピアノ伴奏(演奏者不明)
     [録音:1928年5月14日、ジレット宴会場(ウプサラ)][Odeon D 4671]

   ジャン・ギルバート(1879-1942):喜歌劇《踊り子カーチャ》- アリア「愛しい人、わたしのところにおいで」
    マルギット・ルーセングレーン(ソプラノ)、エーリク・アンデション=ブルーツネル(テノール)、
    管弦楽団、ヤルマル・メイスネル(指揮)
    [録音:1923年9月20日、ホテル・コンティネンタル(ストックホルム)][HMV X 1867]

   アンブロワーズ・トマ(1811-1896):歌劇《ミニョン》- 二重唱
    エリン・リンナンデル=レイドストレム(ソプラノ)、カール・レイドストレム(バリトン)、
    ヨン・セーデルルンド(ピアノ)
    [録音:1916年9月、ストックホルム][Pathe 90525]

   エメリッヒ・カールマン(1882-1953):喜歌劇《秋の演習》- クープレ
    カール・バルクリンド(バリトン)、ピアノ伴奏(演奏者不明)
    [録音:1909年9月16日、セントラルホテル(ストックホルム)][Favorite 1-87064]

   ジャン・ギルバート(1879-1942):喜歌劇《映画の女王》- 「夜になった」
    オスカル・テクストリウス(バリトン)、合唱と管弦楽団、ヤルマル・メイスネル(指揮)
    [録音:1914年1月14日、ホテル・コンティネンタル(ストックホルム)][HMV 2-282422]

  [ラジオ制作の大劇場のアーティストたち]
   フランツ・レハール(1870-1948):喜歌劇《ジプシーの恋》- ゾリカのアリア「Det var en flicka」
    ヴィヴァン・ヘードボリ=ファルク(ソプラノ)、ラーシュ・エッゲ(テノール)、
    フォークパーク・オペレッタクラブ ニルス・グレヴィリウス(指揮)
    [録音:1935年5月26日][スウェーデン放送番組アーカイヴ LB 981]

   パウル・アブラハム(1892-1960):喜歌劇《ヴィクトリアと軽騎兵》
    - ヤンチスとリケットの二重唱
     エルサ・ヴァリーン(ソプラノ)、カール・チンク(テノール)
    - 二重唱「おやすみ、おやすみ」
     イネス・チョーレル(ソプラノ)、ラーシュ・エッゲ(テノール)、男声合唱
     (以上 2曲)、ストックホルム放送管弦楽団(ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団員54人)、
     ステーン=オーケ・アクセルソン(指揮)
     [録音:1937年12月26日、ストックホルム・コンサートホール][スウェーデン放送番組アーカイヴ LB+2.271]

   ヴァルター・コロ(1878-1940):喜歌劇《三人の哀れな少女》
    - ビービツと虹の二重唱(第1幕)
     ユングヴェ・ニュークヴィスト(テノール)、エルヴィン・ウートソン(テノール)
    - アネットとゴットリープの二重唱(第2幕)
     カール・チンク(テノール)、アンナリーサ・エーリクソン(ソプラノ)
   シグマンド・ロンバーグ(1887-1951):喜歌劇《砂漠の歌》- 二重唱「たった一輪の花が育つなら」
    フォルケ・アンデション(テノール)、カール・シュリング(バス)、男声合唱
   ジャック・オッフェンバック(1819-1880):喜歌劇《美しきエレーヌ》- 二重唱「夢の中の愛」(第2幕)
    ヒルデ・ニューブルム(ソプラノ)、エイナル・ベイロン(テノール)
    (以上 4曲)、ストックホルム放送管弦楽団、エルンスト・ハウケ(指揮)
    [録音:1938年6月24日、ストックホルム・コンサートホール 小ホール]


 [Disc 3]
  [リリック劇場と大劇場での第2の時代の音楽例:1937年-1952年]


   エメリッヒ・カールマン(1882-1953)
    喜歌劇《チャルダッシュの女王》- 「覚えているかい」
     ネア・ヘードベリ=グラナート(ソプラノ)、ラーシュ・エッゲ(テノール)、クヌート・エードガット(指揮)
    喜歌劇《伯爵令嬢マリツァ》
     - 「愛の夢」
      テューレ・アラ(テノール)、クヌート・エードガット(指揮)
     - 二重唱
      インガリル・ソーデルマン(ソプラノ)、テューレ・アラ(テノール)、ミーカ・ペーデシェン(ピアノ、トリオ)
      (以上 3曲)国立劇場の1937年サマーツアーから
  [スウェーデン放送番組アーカイヴ LB+ 2.080]


   ニルス・レルケ(1905-1986):喜歌劇《愛とドルと盗賊》- 「古い心の遊戯」
    イーサ・クヴェンセル(ソプラノ)、大劇場管弦楽団、ステュビョーン・リンデダール(指揮)
  [スウェーデン放送番組アーカイヴ LB+ 4.540]

   カール・ミレッカー(1842-1899):喜歌劇《乞食学生》-「Det täcka könet」
    エイナル・ベイロン(テノール)、大劇場管弦楽団、ニルス・グレヴィリウス(指揮)
  [スウェーデン放送番組アーカイヴ LB 4770]

   ノエル・カワード(1899-1973):ミュージカル《ビター・スウィート》- 二重唱
    インガリル・ソーデルマン(ソプラノ)、ルートゲル・ニューグレーン(テノール)、
    大劇場管弦楽団、ステュビョーン・リンデダール(指揮)
  [スウェーデン放送番組アーカイヴ LB+ 4.775]

   フランツ・レハール(1870-1948):喜歌劇《ルクセンブルク伯爵》
    クヌート・エードガット(指揮)、国立劇場の1947年サマーツアーから
    - クープレ「ぼくの祖先はルクセンブルク家」(第1幕)
     ラーシュ・エッゲ(テノール)
    - クープレ「Kam ein Falter leicht geflattert」(第2幕)
     エーリク・セッテルマン(バリトン)
    - シャンソン「Pierre, der schreibt an klein Freunette」(第1幕)
     グレタ・フォシェル(ソプラノ)、アンサンブル
    - 「Heut' noch werd' ich Ehefrau」(第1幕)
     イーサ・クヴェンセル(ソプラノ)
    - 二重唱「Lieber Freund, man greift nicht nach den Sternen」(第2幕)
     イーサ・クヴェンセル(ソプラノ)、ラーシュ・エッゲ(テノール)
     [録音:1947年7月4日、フォルケツ・パルク(フィンスポング)]
    [スウェーデン放送番組アーカイヴ LB+ 6930]

   ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):歌劇《ポーギーとベス》
    大劇場合唱団・管弦楽団、ステュビョーン・リンデダール(指揮)
    - 第1幕序曲と子守歌「サマータイム」
     イーサ・クヴェンセル(ソプラノ)[Symfoni RT 1007]
    - バンジョーの歌「俺にはないものばかりだ」
     ベルンハルド・ソンネシュテット(バリトン)[Symfoni RT 1006]
    - 愛の二重唱(Karlekduett)
     ベルンハルド・ソンネシュテット(バリトン)、イーサ・クヴェンセル(ソプラノ)[Symfoni RT 1007]
    -「朝早く」
     エヴィ・ティベル(ソプラノ)[Symfoni RT 1006]
    - セリーナの歌「私の夫は死んだ」
     エヴィ・ティベル(ソプラノ)
     [録音:1948年2月23日、ヨーテボリ・コンサートホール]
     [スウェーデン放送番組アーカイヴ LB+ 9.501]

   アーヴィング・バーリン(1888-1989):ミュージカル《アニーよ銃をとれ》- 月明かりの子守歌)
    エヴィ・ティベル(ソプラノ)、アンサンブル、大劇場管弦楽団、
    ステュビョーン・リンデダール、もしくは、ルーネ・ヴァールベリ(指揮)
    [録音:1949年9月、ヨーテボリ(9月3日プレミア)]
   [スウェーデン放送番組アーカイヴ LB+ 10233]

   リチャード・ロジャーズ(1902-1979):ミュージカル《回転木馬》- 「みんなに恋仲だと言われる」
    ベーリト・チェルマン(ソプラノ)、マグヌス・ルードベク(バリトン)、大劇場管弦楽団、
    ステュビョーン・リンデダール、もしくは、ルーネ・ヴァールベリ(指揮)
    [録音:1949年12月、ヨーテボリ(12月9日プレミア)][スウェーデン放送番組アーカイヴ LB+ 11.661]

   ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):歌劇《ルクレシアの陵辱》の4つの断片
     大劇場管弦楽団、ステュビョーン・リンデダール(指揮)
    - 第2幕への間奏曲「ローマへの馬旅」
     ウッレ・シヴァル(台詞)、ヨースタ・チェッレッツ(テノール)
    - 陵辱(第2幕第1場)
     ヨースタ・チェッレッツ(テノール)、ウッレ・シヴァル(テノール・台詞)
    - 花の場(第2幕第2場導入部)
     スティーナ=ブリッタ・メランデル(ソプラノ)、ロリ・ライル(メゾソプラノ)
    - ルクレシアの別れ(第2幕第2場)
     クヌート・エルマン(バス)、マルガレータ・ベリストレム(メゾソプラノ)
     [録音:1949年10月、ヨーテボリ(10月17日プレミア)][スウェーデン放送番組アーカイヴ LB+ 11.383]

   ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):歌劇《蝶々夫人》- 「いい子、泣かないで」(第1幕)
    スティーナ=ブリッタ・メランデル(ソプラノ)、エリ・ベリフォシュ(メゾソプラノ)、
    ウッレ・シヴァル(テノール)、大劇場管弦楽団、カール・ルーネ・ラーション(指揮)
    [録音:1952年12月1日、ヨーテボリ大劇場(ライヴ録音)]

 ヨーテボリの「大劇場(Stora Teatern)」は、1859年9月、クングスパルケン(国王公園)に「新劇場」の名で建設されました。
 莫大な国費をかけて作られたルネサンス様式の劇場は、ヨーテボリの文化を支える場として栄え、1880年代から「大劇場」と呼ばれるようになりました。
 1920年代からオペラとミュージカルの劇場として有名になり、「リリック劇場(Lyriska Teater)」として親しまれています。
 「コレクターズ・クラシックス」シリーズの『大劇場に至るオペラの苦難の道』は、リリック劇場の100年の歴史をたどりるため、劇場ゆかりの歌手と指揮者が残した、20世紀初頭からの録音を集成して制作されました。

 ※セレクション・復刻・プロセシング・テクスト:カール=グンナル・オーレーン/マスタリング:ユーハン・ヒュットネス
 




<国内盤> 


VIRTUS CLASSICS



VTS-10
¥3080
ビーダーマイヤー/ウィーン
 1-3 ジュリアーニ:協奏大二重奏曲 Op. 52
 4-6 シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ D821
 7-10 ジュリアーニ:協奏大二重奏曲 Op. 85
 11 シューベルト:セレナードD957
瀬尾和紀(フルート)
松尾俊介(ギター)

 録音:2020年11月17~19日、神奈川県立相模湖交流センター/録音エンジニア:山中耕太郎 (Rec-Lab)

 【愉悦の音楽 ― これぞ逸品! 何気ない旋律に隠された熟練の技】
 タイトルの「ビーダーマイヤー」とは、家庭の団欒や身の回りの食器や家具などに関心を向け、簡素で心地よいものを好み、日常的な生活に喜びを見い出すといった、19世紀前半のドイツやオーストリアを中心に流行した風潮のこと。このアルバムでは、当時活躍した2人の作曲家、ジュリアーニとシューベルトの作品に焦点をあて、その作品を瀬尾と松尾が温かい音色で描き出しています。
 マウロ・ジュリアーニはウィーンで活躍した南イタリア出身の作曲家。数多くのギター作品を残し、ギターという楽器の地位と、演奏技術を確立したことで知られています。
 現代、彼の作品を耳にする機会が少ないのは残念ですが、アルバムに収録された2つの「協奏大二重奏曲」を聴けば、その魅力に開眼する人も多いことでしょう。
 2人の奏者は持てる技術を最大に駆使しながらも、決して競うことはなく親密な空気を醸し出しています。かたや親しい友人たちとの交流をことのほか大切にしていたシューベルト、彼の作品はまさに「心の喜び」を見出すのにふさわしいものばかり。
 このフルートとギターで奏されるアルペジョーネ・ソナタでは、2つの楽器の音色が溶け合い、絶妙な雰囲気を醸し出します。余韻深いセレナーデも聴きどころ。
 「身の回りのものに喜びを見い出すこと」は、今の時代にも共通することであり、この素晴らしいアルバムからも、大きな喜びを見い出すことができるのではないでしょうか?

 【瀬尾 和紀】
 パリ国立高等音楽院フルート科を首席で卒業すると同時に、ニールセン、ランパル、ジュネーヴなどの国際コンクールで立て続けに受賞。現在に至るまでソリストとしてヨーロッパ諸国やアメリカ、カナダ、チリ、また中国、台湾、韓国などのアジア諸国において演奏活動を行い、フィンランドのクフモ室内楽音楽祭をはじめフランス国営放送局モンペリエ音楽祭、済州島音楽祭、北九州国際音楽祭や世界各地のフルート・フェスティバルに出演。また国際コンクールの審査員としても招かれている。近年フルーティストとしてのみならず共演ピアニストとしての活動の場も増やし、また編曲、指揮、後進育成のための音楽アカデミーの主宰、レコーディング・プロデューサーとしての活動など、様々な企画、演奏に音楽界の話題を呼び多事多端。録音活動も精力的に、ナクソスやワーナー・ミュージック、そして自身が主宰するヴィルトゥス・クラシックスなどから計15枚以上のアルバムをリリース。

 【松尾 俊介】
 パリ国立高等音楽院ギター科を審査員満場一致の首席で卒業。2005年、古楽と現代音楽に焦点を当てたファーストアルバム「ヴァリエ1」をリリースし、トッパンホールにてデビューリサイタルを開催。その後はHakujuギター・フェスタ、ベオグラード国際ギターアートフェスティバル、サラエボの冬などの音楽祭に招かれるほか、東京オペラシティ「B→C」、東京・春・音楽祭「東博でバッハ」、ザ・シンフォニーホール「未来の巨匠がつなぐバトンリレーコンサート」シリーズなどに出演。これまでに東京交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団等のオーケストラと共演し、ソリスト、室内楽奏者として、邦楽との共演や新作の初演など多彩な演奏活動を展開している。
 
















6/23(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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BIS

BIS SA-2470
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
カントロフ率いるリエージュ・フィルの交響曲第2弾は
 「オルガン付き」と「首都ローマ」!

  サン=サーンス:
   (1)交響曲 ヘ長調「 首都ローマ」(1856)
   (2)交響曲第3番 ハ短調「オルガン付き」Op.78(1886)
(2)ティエリー・エスケシュ(オルガン)
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
リエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団
KKC 6395
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 サン=サーンス歿後100周年記念!カントロフ率いるリエージュ・フィルの交響曲第2弾は「オルガン付き」と「首都ローマ」!

 録音:(1)2020年10月26-31日、(2)2020年4月9-13日/サル・フィルハーモニック(リエージュ)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、74'24
 プロデューサー:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production)/サウンド・エンジニア:インゴ・ペトリ(Take5 Music Production)

 SACD ハイブリッド盤。
 サン=サーンス(1835-1921)は今年(2021年)、歿後100年を迎えました。
 その記念すべき年にジャン=ジャック・カントロフ率いるリエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団が交響曲全曲録音をリリース。
 交響曲第1番、交響曲第2番、交響曲 イ長調をおさめた第1 弾(BIS SA-2460)に続く第2 弾は交響曲第3番「オルガン付き」と交響曲 ヘ長調 「首都ローマ」です!

 才能豊かなサン=サーンスはわずか13歳でパリ音楽院に入学。ドイツ、オーストリアの偉大な作曲家たちの交響曲に触発され、10代からジャンルに挑戦しました。
 交響曲 ヘ長調 「首都ローマ」はサン=サーンス21歳の1856年6月2日から7月25日、フランス・ボルドーで開かれた聖セシル協会作曲コンクールに応募するために短期間に仕上げた作品。
 天才サン=サーンスらしく4楽章構成の大規模な作品に仕上げました。初演は1857年2月、パリで行われ、同年

 6月10日、ボルドーでサン=サーンス自身の指揮で再演が行われております。
 「オルガン付き」のオルガン独奏は作曲家としても高名なオルガニスト、ティエリー・エスケシュです!
 パリのサン= テティエンヌ・デュ・モン教会の専属オルガニストを務めている演奏家。フランスの名作を世界的名手が流麗にそして雄大に奏でます!

 
 




HAENSSLER



HC 20044
¥2700
20世紀女性
 (1)リリー・ブーランジェ:夜想曲/ある春の朝に
 (2)バツェヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ第4番(1949)
 (3)ウストヴォリスカヤ:ヴァイオリン・ソナタ(1952)
 (4)ジェニファー・ヒグドン:ストリング・ポエティック(全5曲)(2006)
ルイーズ・シソン(ヴァイオリン)
タマーラ・アーチバ(ピアノ)

 20世紀の女性作曲家たちによる個性的ヴァイオリン音楽集

 2020年12月7,9,10,16,18日/エールバー・ザール/71'49"

 フランス出身のヴァイオリニスト、ルイーズ・シソンとジョージア出身のピアニスト、タマーラ・アーチバがフランス、ポーランド、ロシア、アメリカ20世紀の女性作曲家によるヴァイオリン曲に挑戦しました。

 生年や作曲年よりも20世紀に活躍した女性作曲家でくくりますが、いずれも個性的で女性が作ったという特徴はあまり感じられません。
 ことにスターリンの大粛清時に作曲されたウストヴォリスカヤのソナタは、師ショスタコーヴィチ以上に暗い世界を描いています。
 ほぼ同時期ながらポーランドのバツェヴィチはより自由で、新しい技法を採り入れているのも微妙な国家と社会の違いを示唆しています。

 1962年生まれのジェニファー・ヒグドンの作品は、近年若手演奏家たちが好んでとりあげていて注目されています。
 作風は基本的に調性のある「新ロマン主義」とされ、いろいろな意味でサミュエル・バーバーの後継者たる作曲家と申せましょう。
 
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HC 21100
(60CD)
¥11000→\9990

C.P.E.バッハ・エディション
 ~シンフォニア、協奏曲、ソナタ、室内楽曲(完全版)

 【CD 1-26】鍵盤独奏作品集(全曲)
  【CD 1】[プロイセン・ソナタ Wq.48、他]
   ソナタ ヘ長調 Wq.48-1(H.24)/ソナタ 変ロ長調 Wq.48-2(H.25)/ソナタ ホ長調 Wq.48-3(H.26)/
   ソナタ ハ短調 Wq.48-4(H.27)/ソナタ ハ長調 Wq.48-5(H.28)/ソナタ イ長調 Wq.48-6(H.29)/
   メヌエット ハ長調 Wq.111(H.1.5)/協奏曲 ハ長調 Wq.112-1(H.190)/
   ファンタジア ニ長調 Wq.112-2(H.144)/メヌエット Wq.112.3(H.165)
  【CD 2】[ヴュルテンベルク・ソナタ Wq.49、他]
   ソナタ イ短調 Wq.49-1(H.30)/ソナタ 変イ長調 Wq.49-2(H.31)/ソナタホ短調 Wq.49-3(H.33)/
   ソナタ 変ロ長調 Wq.49-4(H.32)/ソナタ 変ホ長調 Wq.49-5(H.34)/
   ソナタ ロ短調 Wq.49-6(H.36)/ソルフェッジョ ト長調 Wq.112-4(H.145)/
   アラ・ポラッカ イ短調 Wq.112-5(H.170)/ソナタ 二短調 Wq.112-7(H.179)
  【CD 3】[6つのソナタ Wq.50、他]
   ソナタ ヘ長調 Wq.50-1(H.136)/ソナタ ト長調 Wq.50-2(H.137)/ソナタ イ短調 Wq.50-3/
   ソナタ 二短調 Wq.50-4(H.139)/ソナタ 変ロ長調 Wq.50-5(H.126)/ソナタ ハ短調 Wq.50-6(H.140)/
   Sing-Ode Das PrivileguimWq.112-6(H.693)/ファンタジア 変ロ長調 Wq.112-8(H.146)/
   メヌエット Wq.112-9(H.167)/ソルフェッジョ ハ長調 Wq.112-10(H.147)/
   アラ・ポラッカ ト短調 Wq.112-11(H.168)/Sing-Ode Die Landschaft Wq.112-12(H.694)/
   シンフォニア ト長調 Wq.112-13(H.191)
  【CD 4】[6つのソナタ 続編 Wq.51、他]
   ソナタ ハ長調 Wq.51-1(H.150)/ソナタ 変ロ長調 Wq.51-2(H.151)/ソナタ ハ短調 Wq.51-3(H.127)/
   ソナタ 二短調 Wq.51-4(H.128)/ソナタ ヘ長調 Wq.51-5(H.141)/ソナタ ト短調 Wq.51-6(H.62)/
   Sing-Ode Belinde Wq.112-14/ファンタジア ヘ長調 Wq.112-15(H.148)/メヌエット Wq.112-16(H.169)/
   アラ・ポラッカ ニ長調 Wq.112-17(H.170)/ソルフェッジョ ト長調 Wq.112-18(H.149)/
   フーガ ト短調 Wq.112-19(H.101-5)/アレグロ ト長調 Wq.113-1(H.193)/アリオーソ ハ長調 Wq.113-2(H.194)/
   ファンタジア ニ短調 Wq.113-3(H.195)/メヌエット Wq.113-4(H.196)/
   アラ・ポラッカ イ短調 Wq.113-5(H.197)/アレグレット ニ長調 Wq.113.-6(H.198)/
   アラ・ポラッカ ロ短調 Wq.113-7(H.199)/アレグレット イ長調 Wq.113-8(H.200)/
   アンダンテ・エ・ソステヌート ト短調 Wq.113-9(H.201)/プレスト 変ロ長調 Wq.113-10(H.202)/
   アレグロ 二短調 Wq.113-11(H.203)
  【CD 5】[6つのソナタ 第2 続編 Wq.52、他]
   ソナタ 変ホ長調 Wq.52-1(H.50)/ソナタ 二短調 Wq.52-2(H.142)/ソナタ ト短調 Wq.52-3(H.158)/
   ソナタ 嬰ヘ短調 Wq.52-4(H.37)/ソナタ ホ長調 Wq.52-5(H.161)/ソナタ ホ短調 Wq.52-6(H.129)/
   アレグロ・モルト ニ長調Wq.114-1(H.228)/アンダンティーノとグラツィオーソ 変ロ長調 Wq.114-2(H.229) /
   プレスト ハ短調 Wq.114-3(H.230)/メヌエット ト長調 Wq.114-4(H.231)/
   アラ・ポラッカ ニ長調 Wq.114-5(H.232)/アラ・ポラッカ 変ホ長調 Wq.114-6(H.233) /
   ファンタジア ニ短調 Wq.114-7(H.234)/アレグロ ホ長調 Wq.114-8(H.235)/
   アレグレット イ長調 Wq.114-9(H.236)/アンダンテ ハ長調 Wq.114-10(H.237)/
   ポコ・アレグロ ホ短調 Wq.114-11(H.238)
  【CD 6】[6つのやさしいクラヴィーア・ソナタ Wq.53、他]
   ソナタ ハ長調 Wq.53-1(H.162/ソナタ 変ロ長調/ Wq.53-2(H.180)/ソナタ イ短調 Wq.53-3(H.181)/
   ソナタ ロ短調 Wq.53-4(H.182)/ソナタ ハ長調 Wq.53-5(H.163)/ソナタ ヘ長調 Wq.53-6(H.183)/
   メヌエット 変ホ長調 Wq.116-1(H.171)/ポロネーズ 変ホ長調 Wq.116-2(H.172)/
   2 つのメヌエット Wq.116-3(H.214)/アラ・ポラッカ ハ長調 Wq.116-4(H.215)/
   Wq.116-5(H.216)/アラ・ポラッカ ニ長調 Wq.116-6(H.217)/2 つのメヌエット Wq.116-7(H.218)/
   アラ・ポラッカ ト長調 Wq.116-8(H.219)/アンダンティーノ 二短調 Wq.116-18(H.108)/
   アレグレットヘ長調 Wq.116-19(H.301)/アレグロ ニ長調 Wq.116-20(H.302)/
   アレグロ ハ長調 Wq.116-21(H.153)/ポロネーズ ト短調 Wq.116-22(H.154)
  【CD 7】[婦人たちのための6つのクラヴサン・ソナタ Wq.54、他]
   ソナタ ヘ長調 Wq.54-1(H.204)/ソナタ ハ長調 Wq.54-2(H.205)/ソナタ 二短調 Wq.54-3(H.184)/
   ソナタ 変ロ長調 Wq.54-4(H.206)/ソナタ ニ長調 Wq.54-5(H.185)/ソナタ イ長調 Wq.54-6(H.207)/
   アンダンティーノ ハ長調 Wq.116-23(H.249)/アンダンテ ヘ長調 Wq.116-24(H.250)/
   アレグロ ニ長調 Wq.116-25(H.251)/アレグロ ト長調 Wq.116-26(H.252)/
   アンダンテ ト短調 Wq.116-27(H.253)/アレグロ ニ長調 Wq.116-28(H.254)/
   クラヴィーア小品 イ長調 Wq.117-1(H.241)/ソルフェッジョ ハ短調 Wq.117-2(H.220)/
   ソルフェッジョ 変ホ長調 Wq.117-3(H.221)/ソルフェッジョ イ長調 Wq.117-4(H.222)/
   ファンタジア ト長調 Wq.117-11(H.223)/ファンタジア 二短調 Wq.117-12(H.224)/
   ファンタジア ト短調 Wq.117-13(H.225)/ファンタジア ニ長調 Wq.117-14(H.160)/
   ポロネーズ ト長調Wq.117-17(H.79)/ラ・ポット、メヌエット Wq.117-18(H.80)/
   ロンド Wq.117-19(H.89)/ラ・ベルキス Wq.117-20(H.90)/ラ・プリンゼッタ Wq.117-21(H.91)/
   ポロネーズ Wq.117-22(H.122)/ヘルマンWq.117-23(H.92)/
   ラ・ブッフホルツ Wq.117-24(H.93)/ラ・Wq.117-25(H.94)
  【CD 8】[専門家と愛好者のための6 つのクラヴィーア・ソナタ第1集 Wq.55、他]
   ソナタ ハ長調 Wq.55-1(H.244)/ソナタ ヘ長調 Wq.55-2(H.130)/ソナタ ロ短調 Wq.55-3(H.245)/
   ソナタ イ長調 Wq.55-4(H.186)/ソナタ ヘ長調 Wq.55-5(H.243)/ソナタ ト長調 Wq.55-6(H.187)/
   ラ・ボーマー・マーキー Wq.117-26(H.81)/L'Aly Rupalich Wq.117-27(H.95)/
   ラ・コンプライザンテ Wq.117-28(H.109)
  【CD 9】[専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィーア・ソナタ第2集 Wq.56、他]
   ロンド第1番 ハ長調 Wq.56-1(H.260)/ソナタ第1番 ト長調 Wq.56-2(H.246)/
   ロンド第2番 ニ長調 Wq.56-3(H.261)/ソナタ第2番 ヘ長調 Wq.56-4(H.269)/
   ロンド第3番 イ短調 Wq.56-5(H.262)/ソナタ第3番 イ長調 Wq.56-6(H.270)/
   ギリシアの司令官と歴史家Wq.117-29(H.123)/心地好い恋やつれWq.117-30(H.110)/
   L'lrresolu- Wq.117-31(H.111)/La Journaliere Wq.117-32(H.112)/ラ・カプリース Wq.117-33(H.113)/
   ラ・フィリピーネ、アリオーソ Wq.117-34(H.96)/ラ・ガブリエル Wq.117-35(H.35)/
   ラ・ルイーズ Wq.117-36(H.114)/ラ・ガーゼWq.117-37(H.82)/ラ・フレデリク Wq.117-38(H.124)/
   ラ・カロリーネ Wq.117-39(H.98)/ラ・ソフィ、アリア Wq.117.40(H.125)/
   アリエッタによる8 つの変奏曲 イ長調 (H.351)/カンツォネッタと6 つの変奏曲 Wq.118-8(H.275)
  【CD 10】[専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィーア・ソナタ第3 集 Wq.57、他]
   ロンド第1番 ホ長調 Wq.57-1(H.265)/ソナタ第1番 イ短調 Wq.57-2(H.247)/
   ロンド第2番 ト長調 Wq.57-3(H.271)/ソナタ第2番 二短調 Wq.57-4(H.208)/
   ロンド第3番 ヘ長調 Wq.57-5(H.266)/ソナタ第3番 ヘ短調 Wq.57-6(H.173)/
   24の変奏曲 Wq.118-1(H.69)/アリエッタと22の変奏曲 Wq.118-2(H.155)
  【CD 11】[専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィーア・ソナタと自由な幻想曲第4集 Wq.58、他]
   ロンド第1番 イ長調 Wq.58-1(H.276)/ソナタ第1番 ト長調 Wq.58-2(H.273)/
   ロンド第2番 ホ長調 Wq.58-3(H.274)/ソナタ第2番 ホ短調 Wq.58-4(H.188)/
   ロンド第3番 変ホ長調 Wq.58-5(H.267)/ファンタジア第1番 変ホ長調 Wq.58-6(H.277)/
   ファンタジア第2番 イ長調 Wq.58-7(H.278)/メヌエットによる5つの変奏曲 Wq.118-3(H.44)/
   アリオーソと7つの変奏曲 Wq.118-4(H.54)/ロマンスによる変奏曲 Wq.118-6(H.226)/
   メヌエットと21の変奏曲 Wq.118-7(H.14)
  【CD 12】[専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィーア・ソナタと自由な幻想曲第5集 Wq.59、他]
   ソナタ ホ短調 Wq.59-1(H.281)/ロンド第1番 ト長調 Wq.59-2(H.268)/
   ソナタ第2番 変ロ長調 Wq.59-3(H.282)/ロンド第2番 ハ短調 Wq.59-4(H.283)/
   ファンタジア第1番 ヘ長調 Wq.59-5(H.279)/ファンタジア第2番 ハ長調 Wq.59-6(H.284)/
   アレグレットと6つの変奏曲 W.118-5(H.65)/ラ・フォリアによる12の変奏曲 Wq.118-9(H.263)/
   アリオーソによる変奏曲 Wq.118-10(H.259)
  【CD 13】[専門家と愛好者のためのロンド付きクラヴィーア・ソナタと自由な幻想曲第6 集 Wq.61、他]
   ロンド第1番 変ホ長調 Wq.61-1(H.268)/ソナタ第1番 ニ長調 Wq.61-2(H.286)/
   ファンタジア第1番 変ホ長調 Wq.61-3(H.289)/ロンド第2番 ニ短調 Wq.61-4(H.290)/
   ソナタ第2番 ホ短調 Wq.61-5(H.287)/ファンタジア第2番 ハ長調 Wq.61-6(H.291)/
   ソナタ ハ短調 Wq.60(H.209)/ロンド ホ短調 Wq.66(H.272)/
   ファンタジア 嬰ヘ短調 Wq.67(H.300)/ソナタ ニ短調 Wq.69(H.53)/アリオーソと5 の変奏曲 H.535
  【CD 14】[クラヴィーア協奏曲(鍵盤独奏編曲版)、他]
   クラヴィーア協奏曲 ヘ長調 Wq.42(H.242)/クラヴィーア協奏曲 ヘ長調 Wq.43-1(H.471)/
   クラヴィーア協奏曲 ニ長調 Wq.43-2(H.472)/クラヴィーア協奏曲 変ホ長調 Wq.43-3(H.473)/
   ポロネーズ ト長調 H.340/アレグレット ニ長調 H.257/アレグロ ニ長調 H.255/ファンタジア 変ホ長調 H.348
  【CD 15】[クラヴィーア協奏曲、シンフォニア(鍵盤独奏編曲版)]
   クラヴィーア協奏曲 ハ短調 Wq.43-4(H.474)/クラヴィーア協奏曲 ト長調 Wq.43-5(H.475)/
   クラヴィーア協奏曲 ハ長調 Wq.43-6/シンフォニア ト長調 Wq.122-1(H.45)/
   シンフォニア ヘ長調 Wq.122-2(H.104)/シンフォニア ホ短調 Wq.122-3(H.115)
  【CD 16】[ソナタ、行進曲、ポロネーズ Wq.62より]
   ソナタ 変ロ長調 Wq.62-1(H.2)/ソナタ ト長調 Wq.62-2(H.20)/ソナタ ニ長調 Wq.62-3(H.22)/
   ソナタ ニ短調 Wq.62-4(H.38)/ソナタ ホ長調 Wq.62-5(H.39)/ソナタ ヘ短調 Wq.62-6(H.40)/
   ソナタ ハ長調 Wq.62-7(H.41)/行進曲 ニ長調 H1/1(BWV Anh.122)/
   ポロネーズ ト短調 H1/2(BWV Anh.123)/行進曲 ト長調 H1/3(BWV Anh.124)/
   ポロネーズ ト短調 H1/4(BWV Anh.125)
  【CD 17】[ソナタ、組曲 Wq.62より]
   ソナタ ヘ長調 Wq.62-8(H.55)/ソナタ ヘ長調 Wq.62-9(H.58)/ソナタ ハ長調 Wq.62-10(H.59)/
   ソナタ ト長調 Wq.62-11(H.63)/組曲 Wq.62-12(H.66)/ソナタ ニ長調 Wq.62-13(H.67)/
   ソナタ ト長調 Wq.62-14(H.77)/ソナタ ニ短調 Wq.62-15(H.105)/ソナタ 変ロ長調 Wq.62-16(H.116)
  【CD 18】[ソナタ、組曲 Wq.62より]
   ソナタ ホ長調 Wq.62-17(H.117)/ソナタ ト短調 Wq.62-18(H.118)/ソナタ ト長調 Wq.62-19(H.119)/
   ソナタ ハ長調 Wq.62-20(H.120)/ソナタ イ短調 Wq.62-21(H.131)/ソナタ ロ短調 Wq.62-22(H.132)/
   ソナタ ト短調 Wq.62-23(H.210)/ソナタ ヘ長調 Wq.62-24(H.240)/アレグロヘ長調 H.256/
   メヌエット ヘ長調 H.258/エルネスティーヌ Wq.199-16(H.685-5)
  【CD 19】[6つのソナタ~正しいクラヴィーア奏法の試み、 新たに加えたソナティナ Wq.63、他]
   ソナタ ハ長調 Wq.63-1(H.70)/ソナタ ニ短調 Wq.63-2(H.71)/ソナタ イ長調 Wq63-3(H.72)/
   ソナタ ロ短調 Wq.63-4(H.73)/ソナタ 変ホ長調 Wq.63-5(H.74)/ソナタ ヘ短調 Wq.63-6(H.75)/
   ソナティナ第1番 ト長調 Wq.63-7(H.292)/ソナティナ第2番 ホ長調 Wq.63-8(H.293)/
   ソナティナ第3番 ニ長調 Wq.63-9(H.294)/ソナティナ第4番 変ロ長調 Wq.63-10(H.295)/
   ソナティナ第5番 Wq.63-11(H.296)/ソナティナ第6番 Wq.63-12(H.297)/
   シンフォニア ヘ長調 Wq.122-5(H.227)(鍵盤独奏編曲版)
  【CD 20】[6つのソナティナ Wq.64、ソナタ集 Wq.65より]
   ソナティナ ヘ長調 Wq.64-1(H.7)/ソナティナ ト長調 Wq.64-2(H.8)/ソナティナ イ短調 Wq.64-3(H.9)/
   ソナティナ ホ短調 Wq.64-4(H.10)/ソナティナ ニ長調 Wq.64-5(H.11)/
   ソナティナ ハ短調 Wq.64-6(H.12)/ソナタ ヘ長調 Wq.65-1(H.3)/
   ソナタ イ短調 Wq.65-2(H.4)/ソナタ ニ短調 Wq.65-3(H.5)
  【CD 21】[ソナタ集、組曲 Wq.65より ]
   組曲 ホ短調 Wq.65-4(H.6)/ソナタ ホ短調 Wq.65-5(H.13)/ソナタ ト長調 Wq.65-6(H.15)/
   ソナタ 変ホ長調 Wq.65-7(H.16)/ソナタ ハ長調 Wq.65-8(H.17)/ソナタ 変ロ長調 Wq.65-9(H.18)/
   ソナタ イ長調 Wq.65-10(H.19)/ソナタ ト短調 Wq.65-11(H.21)
  【CD 22】[ソナタ集 Wq.65より]
   ソナタ ト長調 Wq.65-12(H.23)/ソナタ ロ短調 Wq.65-13(H.32-5)/
   ソナタ ニ長調 Wq.65-14(H.42)/ソナタ ト長調 Wq.65-15(H.43)/
   ソナタハ長調 Wq.65-16(H.46)/ソナタ ト短調 Wq.65-17(H.47)/ソナタ ヘ長調 Wq.65-18(H.48)
  【CD 23】[ソナタ集 Wq.65より]
   ソナタ ヘ長調 Wq.65-19(H.49)/ソナタ 変ロ長調 Wq.65-20(H.51)/ソナタ ヘ長調 Wq.65-21(H.52)/
   ソナタ ト長調 Wq.65-22(H.56)/ソナタ ニ短調 Wq.65-23(H.57)/ソナタ ニ短調 Wq.65-24(H.60)/
   ソナタ イ短調 Wq.65-25(H.61)/ソナタ ト長調 Wq.65-26(H.64)/ソナタ ト短調 Wq.65-27(H.68)
  【CD 24】[ソナタ集 Wq.65より]
   ソナタ 変ホ長調 Wq.65-28(H.78)/ソナタ ホ長調 Wq.65-29(H.83)/ソナタ ホ短調 Wq.65-30(H.106)/
   ソナタ ハ短調 Wq.65-31(H.121)/ソナタ イ長調 Wq.65-32(H.135)/ソナタ イ短調 Wq.65-33(H.143)/
   ソナタ 変ロ長調 Wq.65-34(H.152)/ソナタ ハ長調 Wq.65-35(H.156)
  【CD 25】[ソナタ集 Wq.65より]
   ソナタ ハ長調 Wq.65-36(H.157)/ソナタ イ長調 Wq.65-37(H.174)/
   ソナタ Wq.65-38(H.175)/ソナタ ホ短調 Wq.65-39(H.176)/ソナタ ニ長調 Wq.65-40(H.177)/
   ソナタ ハ長調 Wq.65-41(H.178)/ソナタ 変ホ長調 Wq.65-42(H.189)
  【CD 26】[ソナタ集 Wq.65より]
   ソナタ イ長調 Wq.65-43(H.192)/ソナタ 変ロ長調 Wq.65-44(H.211)/ソナタ 変ロ長調 Wq.65-45(H.212)/
   ソナタ ホ長調 Wq.65-46(H.213)/ソナタ ハ長調 Wq.65-47(H.248)/ソナタ ト長調 Wq.65-48(H.280)/
   ソナタ ハ短調 Wq.65-49(H.298)/ソナタ ト長調 Wq.65-50(H.299)
  【CD 1-26】アナ=マリヤ・マルコヴィナ(ピアノ;ベーゼンドルファー)
   録音:【CD 1】2013 年9 月2-5 日/【CD 2】2013 年3 月11-15 日/
    【CD 3】2013 年5月20-25日(Wq.50)& 2013 年3月11-15日(Wq.112,6/8-13)/
    【CD 4】2013 年5 月20-25日(Wq.51)、2013 年6 月19、30日(Wq.112,14-17、Wq.112,19)、
     2013年3月11-15日(Wq.112-18 、Wq 113,1-11)/
    【CD 5】2013年5月20-25日(Wq.52、Wq.114)、2013年7月2&3日(Wq.114,1-11)/
    【CD 6】2013年3月11-15日(Wq.53)、2013年9月2-5日(Wq.116,6,7,18& 21)、
     2013 年7月2 & 3日(Wq.116, 1-5,8,19,20,2)/
    【CD 7】2013 年3月11-15日(Wq.54)、2013 年9月2-5日(Wq.116,26-28、Wq 117-1,2,4,22 &23)、
     2013年7月2&3日(Wq.116,23-25、Wq.117-3,11-21,24&25)/
    【CD8】 2012 年3月27-31日(Wq.55,1-3)、2012 年12月27-31日(Wq.55,4-6)、
     2013 年8月24日~9月3日(Wq.117,26-28)/
    【CD 9】2012 年7月27-31日(Wq.56)/
     2013 年8 月24 日~9 月3 日(Wq.117-34,35,37-39)、2013 年9月2-5日(Wq.117,29-33,36,40)/
    【CD 10】2012 年7 月27-31日(Wq.57)、2013 年6 月29 & 30 日(Wq.118-1 & 2)/
    【CD 11】2012 年7 月27-31 日(Wq.58,1-7)、2013 年5 月20-25日(Wq.118,3 & 4)、
     2013 年6 月29 & 30日(Wq.118,6 & 7)/
    【CD 12】2012 年7 月27-31 日(Wq.59)、2013 年5 月20-25 日(Wq.118-5,9 & 10)/
    【CD 13】2012 年12 月27-31 日(Wq.61)、2013 年5 月20-25 日(Wq.60、Wq.69)、
     2012 年7 月27-31 日(H.535)、2013 年6月29 & 30日(Wq.67)/
    【CD 14】2013 年9月2-5日(Wq 43,1-3、H.255, 257, 340)、2013 年9月28日(H.242 & H.348)/
    【CD 15】2013 年9月2-5日(Wq 43,4-6、Wq.122,2 & 3)、2013 年8月24日-9月3日(Wq.43-5,Wq.122-1)/
    【CD 16】2012年12月27-31日(Wq.62)、2013年9月2-5日(H1/1-4)/【CD 17】2012 年12 月27-31 日/
    【CD 18】2012 年12 月27-31日(Wq.62,17-24)、2013 年8 月24日-9 月3日(H.256 & H.258)/
     2013 年9月2-5日(Wq.199-16)/
    【CD 19】2013 年11-15日(Wq.63,1-6)、2013 年6月29,30日(Wq.63,7-12)、2013 年8月24日-9月3日(Wq.122-5)/
    【CD20】2013年9月2-5日(Wq.64,1,3-5)、2013年8月24日-9月3日(Wq.64,4-6)、
     2013 年5 月20-25 日(Wq.65,1-3)/
    【CD 21】2013 年5 月20-25 日(Wq.65,4-7)、2013 年8月24日-9月3日(Wq.65,9-11)、2013 年9月2-5日(Wq.65-8)/
    【CD 22】2013 年5 月20-25日(Wq.65,12-14,16 & 18)、2013年9 月2-5 日(Wq.65-15)、
     2013 年6 月29 & 30 日(Wq.65-17)/
    【CD 23】2013年5月20-25日(Wq.65,22-27)、2013年9月2-5日(Wq.65,19-21)/
    【CD24】2013年3月11-15日(Wq.65,28-32)、2013年9月2-5日(Wq.65-34)/
     2013 年8 月24 日-9 月3 日(Wq.65-33 & 35)/
    【CD 25】2013 年8 月24 日-9月3日/
    【CD 26】2013 年5月20-25日(Wq.65-43,45,46 & 50)、
     2013 年6月29,30日(Wq.65-44,47 & 48)、2013 年9月2-5日(Wq.65-49)
    以上、全てケルン、アウラ・マーニャ大学におけるセッション録音

 【CD 27-31】ピアノ協奏曲集、クラヴィーア・ソナタ集(ピアノ三重奏版)
  【CD 27】[ピアノ協奏曲集]
   協奏曲 ニ短調Wq.23(1748)/協奏曲 ハ長調Wq.112-1~ピアノ独奏のための(1765)/
   協奏曲 ハ短調Wq.31(1753)
    ミヒャエル・リシェ(ピアノ)ライプツィヒ室内管弦楽団、モッテン・シュルト=イェンセン(指揮)
    録音:2010 年6 月16 日(Wq.112-1)、2010 年10 月21 日(Wq.23)、2010年10月22日(Wq.31)/MDRライプツィヒ
  【CD 28】[ピアノ協奏曲集]
   協奏曲 ニ短調 Wq.22(第1楽章のカデンツァ;ミヒャエル・リシェ)/協奏曲 ト長調 Wq.43-5/
   2台の鍵盤楽器のための協奏曲 Wq.46-2 ヘ長調(第2楽章のカデンツァ;C.P.E. バッハ)
    ミヒャエル・リシェ(ピアノ&指揮)、ライプツィヒ室内管弦楽団
    ライナー・マリア・クラース(ピアノ;Wq.46-2)
    録音:2013 年6月/MDRライプツィヒ
  【CD 29】[ピアノ協奏曲集]
   協奏曲 ニ短調Wq.17/協奏曲 ハ短調Wq.43-4/協奏曲 ホ長調Wq.14
    ミヒャエル・リシェ(ピアノ)
    ライプツィヒ室内管弦楽団、モッテン・シュルト=イェンセン(指揮)
    録音:2012年7月9-10日(Wq.17&Wq.14)、2012年4月28日(Wq.43-4)/MDRスタジオ(シュトットガルト)
  【CD 30】[ピアノ協奏曲集]
   協奏曲 イ短調 Wq.26(第1、第2 楽章のカデンツァ;C.P.E. バッハ)/
   協奏曲 ト長調 Wq.44(第2 楽章のカデンツァ;ミヒャエル・リシェ)/
   協奏曲 ハ長調 Wq.20(第2 楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ)
    ミヒャエル・リシェ(ピアノ&指揮)、ライプツィヒ室内管弦楽団
    録音:2015 年3月7日(Wq.26)、2015 年3月6日(Wq.44)、2015 年6月2日(Wq.20)/
    MDRスタジオ(シュトットガルト)
  【CD 31】[クラヴィーア・ソナタ集(ピアノ三重奏版)]
   クラヴィーア・ソナタ第3番 ハ長調 Wq.90-3/6 つのソナタより第1番 変ロ長調 Wq.89-1/
   クラヴィーア・ソナタ第3番 ヘ長調 Wq.91-3/6 つのソナタより第5番 ホ短調 Wq.89-5/
   6つのソナタより第6番 ニ長調 Wq.89-6/クラヴィーア・ソナタ第4番 ハ長調 Wq.91-4
  (以上、フォルテピアノ、ヴァイオリン、チェロによる三重奏版)
   トリオ1790(ハラルド・ヘーレン(フォルテピアノ)
   マティアス・フィッシャー(ヴァイオリン)(ピリオド楽器使用)

 【CD 32-37】チェンバロ協奏曲集&シンフォニア集
  【CD 32】[チェンバロ協奏曲集]
   協奏曲 ニ長調 Wq.45/協奏曲 ト長調 Wq.3/協奏曲 ト長調 Wq.44/協奏曲ト短調 Wq.32
    ルトガー・レミー(チェンバロ&指揮)、レザミ・ド・フィリッペ
  【CD 33】[チェンバロ協奏曲集]
   協奏曲 ヘ長調 Wq.38/協奏曲 ロ短調 Wq.30/協奏曲 ハ短調 Wq.37
    ルトガー・レミー(チェンバロ&指揮)、レザミ・ド・フィリッペ
  【CD 34】[チェンバロ協奏曲集&シンフォニア集]
   チェンバロ協奏曲ハ長調Wq.20/シンフォニア ト長調Wq.173/シンフォニア 変ホ長調Wq.179
    フローリアン・ビルザク(チェンバロ)
    カメラータ・ザルツブルク、サー・ロジャー・ノリントン(指揮)
    録音:2004 年12月20日/ダルムシュタット、市教会(ライヴ)
  【CD 35】[シンフォニア集]
   6つのシンフォニア「ハンブルク交響曲」Wq182
   【第1番 ト長調/第2番 変ロ長調/第3番 ハ長調/第4番 イ長調/第5番 ロ短調/第6番 ホ長調】
    シュトゥットガルト室内管弦楽団、ヴォルフラム・クリスト(指揮)
    録音:2013 年2月5-7日/シュトゥットガルト、リーダーハレ
  【CD 36】[シンフォニア集]
   シンフォニア ホ短調 Wq.178/シンフォニア ヘ長調 Wq.175/シンフォニア ハ長調 Wq.174/シンフォニア ト長調 Wq.180
    ルトガー・レミー(チェンバロ&指揮)、レザミ・ド・フィリッペ
  【CD 37】[シンフォニア集]
   4つの管楽器のシンフォニア Wq.183【第1番 ニ長調/第2番 変ホ長調/第3番 ヘ長調/第4番 ト長調】
   ザルツブルク室内フィルハーモニー管弦楽団、ユンK.・リー(指揮)

 【CD 38】チェロ協奏曲集
  チェロ協奏曲 イ短調 Wq.170/チェロ協奏曲 変ロ長調 Wq.171/チェロ協奏曲 イ長調 Wq.172
   ユリアン・ステッケル(チェロ)、シュトゥットガルト室内管弦楽団、
   スザンネ・フォン・グートツァイト(指揮、ヴァイオリン)
   録音:2015 年5月19-21日/ゲッピンゲン市立劇場

 【CD 39】オーボエ協奏曲集
  オーボエ協奏曲 変ロ長調 Wq.164/オーボエ協奏曲 変ホ長調 Wq.165/オーボエ・ソナタ イ短調 Wq.132
   ヨージェフ・キシュ(オーボエ)、フェレンツ・エルケル室内管弦楽団

 【CD 40& 41】フルート協奏曲集
  【CD 40】[フルート協奏曲集]
   フルート協奏曲 イ短調 Wq.166/フルート協奏曲 変ロ長調 Wq.167/無伴奏フルート・ソナタ イ短調 Wq.132
    パトリック・ガロワ(フルート)トロント・カメラータ、ケヴィン・マロン(指揮)
  【CD 41】[フルート協奏曲集]
   フルート協奏曲 イ長調 Wq.168/フルート協奏曲 ト長調 Wq.169/フルート協奏曲 ニ短調 Wq.22
    パトリック・ガロワ(フルート)トロント・カメラータ、ケヴィン・マロン(指揮)

 【CD 42】管楽室内曲集[フルート・ソナタ集、他]
  フルート・ソナタ ハ長調 Wq.73/オーボエ・ソナタ ト短調 Wq.135/フルート・ソナタ ホ長調 Wq.83/
  2本のクラリネットのための二重奏曲 ハ長調 Wq.142/6つの小ソナタ Wq.92
   【第1番 変ホ長調/第2番 変ホ長調/第3番 変ホ長調/第4番 変ロ長調/第5番 変ホ長調/第6番 変ロ長調】
    フィアッテイ・コン・タスト

 【CD 43& 44】フルート・ソナタ集
  【CD 43】[フルート・ソナタ集]
   7つのフルート・ソナタ
    【ト長調 Wq.123/ホ短調 Wq.124/変ロ長調 Wq.125/ニ長調 Wq.126/
     ト長調 Wq.127 /イ短調 Wq.128 /ニ長調 Wq.129】/
   フルート・ソナタ 変ロ長調 Wq.130/フルート・ソナタ ニ長調 Wq.131
    ドロテア・ゼール(フラウト=トラヴェルソ)、クリストフ・ハンマー(ハンマーフリューゲル)
    録音:2015 年2月9-12日/チロル
  【CD 44】[フルート・ソナタ、他]
   フルート・ソナタ ト長調 Wq.133/フルート・ソナタ ト長調 Wq.134/
   チェンバロ・オブリガートとフルートのためのソナタ ホ長調 Wq.84/
   チェンバロ・オブリガートとフルートのためのソナタ ト長調 Wq.85/
   チェンバロ・オブリガートとフルートのためのソナタ ト長調 Wq.86/
   チェンバロ・オブリガートとフルートのためのソナタ ハ長調 Wq.87
    ドロテア・ゼール(フラウト=トラヴェルソ)、クリストフ・ハンマー(ハンマーフリューゲル)
    録音:2015 年2月9-12日/チロル

 【CD 45】ヴィオラ・ダ・カンバ・ソナタ集
  【CD 45】[ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ集]
   ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ハ長調Wq.136/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ニ長調Wq.137/
   トリオ・ソナタ ト短調Wq.88
    ドミトリー・コウゾフ(チェロ)
    ピーター・ロウル(チェンバロ;Wq.136& Wq.137)(ピアノ:Wq.88)

 【CD46& 47】ハンブルクの教会のために書かれた作品集
  【CD 46】[ハンブルクの教会のために書かれた作品集]
   『今、すべての神に感謝する』 H805(復活祭のための音楽)
   『主よ、我らを教えたまえ』 H.817(聖霊降臨の祝日のための音楽)
    レザミ・ド・フィリッペ、ヒムリシェ・カントライ、ルトガー・レミー(指揮)

  【CD 47】[ハンブルクの教会のために書かれた作品集]
   『見よ、私はあなたの言いつけを熱望する』 H.812(ミカエル祭のための音楽)
   『栄光は神の高みに』 H.811(クリスマスのための音楽)
    レザミ・ド・フィリッペ、ヒムリシェ・カントライ、ルトガー・レミー(指揮)

 【CD 48】ハンブルクの祝祭カンタータ集
  合唱曲「我をあなたの御心に導きたまえ」/羊飼いヤコブ・シェファーのためのカンタータ/
  合唱曲「我が救い主、我が信念」/羊飼いクリストフ・フリードリッヒのためのカンタータ/
  合唱曲「アーメン!讃美と賞賛と堅信」
   レザミ・ド・フィリッペ、ヒムリシェ・カントライ、ルトガー・レミー(指揮)

 【CD 49】マニフィカト
  マニフィカト ニ長調 Wq.215
   シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム、シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ、
    ヘルムート・リリング(指揮)、
   アーリーン・オジェー(ソプラノ)、ヘレン・ワッツ(アルト)、クルト・エクヴィリス(テノール)、
   ヴォルフガング・シェーネ(バス)
   録音:1976 年9月/シュトゥットガルト

 【CD 50】オルガン作品集
  オルガン・ソナタ イ短調 Wq.70-4/オルガン・ソナタ 変ロ長調 Wq.70-2
   フリードマン・ヨハネス・ヴィーラント(オルガン)

 【CD 51】室内楽曲集
  フルートとヴァイオリンのための二重奏曲 ホ短調 Wq.140/トリオ・ソナタ イ長調 Wq.146
   ヘリアンサス・アンサンブル
  2つのリコーダーとチェンバロと弦楽のための協奏曲Wq.108/
  チェンバロ、リコーダー、ヴァイオリンとチェロによる四重奏曲 Wq.93/
  バス・リコーダーとヴィオラと通奏低音のための三重奏曲 Wq.159
   ステファノ・バリアーノ(リコーダー)、コレギウム・プロ・ムジカ

 【CD 52】ヴァイオリン・ソナタ集
  チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ ニ長調 Wq.71/ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Wq.72/
  ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 Wq.73/シンフォニア ニ長調 Wq.74/
  ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Wq.76/ヴァイオリン・ソナタ ト短調 H.542
   フェデリコ・グリエルモ(ヴァイオリン)、ロベルト・ロレジャン(チェンバロ)

 【CD 53& 54】オルガン作品集
  【CD 53】[オルガン作品集]
   オルガン・ソナタニ長調 Wq.70-5/フーガ ニ短調 Wq.119-2/オルガン・ソナタ ヘ長調 Wq.70-3/
   フーガ ヘ長調 Wq.119-3/オルガン・ソナタ ト短調 Wq.70-6/フーガ ト短調 Wq.119-5
    ルカ・スカンダーリ(オルガン)
    録音:2013 年11月/聖マリア・アスンタ教区教会
 【CD 54】[オルガン作品集]
  フーガ イ長調 Wq.119-4/フーガ 変ホ長調 Wq.119-6/フーガ ニ短調 H.372/アダージョ ニ短調 Wq.n.v.66/
  前奏曲 ニ長調 Wq.70-7/『われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ』 BWV Anh.73(J.S. バッハ作曲)/
  『深き苦しみの淵より』 BWV745(J.S.バッハ作曲)/5つのコラール H.336/幻想曲とフーガ ハ短調 Wq.119-7
   ルカ・スカンダーリ(オルガン)
   録音:2013 年11月/聖マリア・アスンタ教区教会

 【CD 55& 56】カンタータ、歌曲集
  【CD 55】[カンタータ、歌曲]
   カンタータ「われはわが身分に満ち足れり」Wq/HWV deest~バス、弦楽合奏と通奏低音のための
    ベンヤミン・アップル(バリトン)、ベルリン・バロック・ゾリステン、ラインハルト・ゲーベル(指揮)
    録音:2019 年12月9-13日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
    Herrn Professor Gellerts Geistliche Oden und Lieder Trost der Erlosung ( ピアノ・ソロ) /
    Am neuen Jahr Er ruft der Sonnund schafft den Mond/BuBlied An dir allein, an dir hab ich gesundigt/
    Morgengesang (ピアノ・ソロ) /Der Weg des Frommen Wer Gottes Wege geht/
    Trost eines schwermutigen Christen Du klagst, o Christ/Der Schutz der Kirche Wenn Christus seine Kirche schutzt/
    Das Gluck einesguten Gewissens Besitz ich nur‛&/Vom Worte Gottes Gott ist mein Hort!/
    Die Liebe des Nachsten So jemand spricht:Ichliebe Gott!/
    Die Liebe der Feinde Nie will ich dem zu schaden suchen/
    Geduld (ピアノ・ソロ) /Die Ehre Gottes aus der Natur Die Himmelruhmen‛&/
    Abendlied Fur alle Gute sei gepriesen/Prufung am Abend Der Tag ist wieder hin
     ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、ルドガー・レイミー(ピアノ)
  【CD 56】[歌曲]
   Herrn Professor Gellerts Geistliche Oden und Lieder/Weihnachtslied Auf, schicke dich recht feierlich/
   Passionslied Erforsche mich,erfahr mein Herz/Osterlied Jesus lebt, mit ihm auch ich/
   Lied am Geburtstage Dir dank ich heute fur mein Leben/Preis des Schopfers Wenn ich, o Schopfer,deine Macht/
   Bitten Gott, deine Gu¨te reichtso weit/Der 100. Psalm Ihr Volker, jauchzt mit hohem Schall/
   Das Gebet Dein Heil, o Christ, nicht zu verscherzen/Morgengesang Meinerst´ Gefuhl sei Preis und Dank!/
   ider den Ubermut Was ist mein Stand/In Krankheit Ich hab in guten Stunden/Der 88. Psalm (ピアノ・ソロ)/
   Vom Tode Meine Lebenszeit verstreicht/Abendlied (ピアノ・ソロ)/
   Das naturliche Verderben des Menschen Wer/bin ich von Natur, wenn ich mein Inneres prufe-
   ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、ルドガー・レイミー(ピアノ)

 【CD 57& 58】四重奏曲集トリオ・ソナタ集
  【CD 57】[四重奏曲&トリオ・ソナタ]
   フォルテピアノ、フルートとヴィオラのための四重奏曲第3番ト長調 Wq.95=H.539/
   フォルテピアノ、フルートとヴィオラのための四重奏曲 第2番 ニ長調 Wq.94=H.538/
   トリオ・ソナタ ヘ長調 Wq.163=H.588
    リンデ・ブルンマイア=トゥッツ(フルート)、イリア・コロル(ヴィオラ)、
    ヴォルフガング・ブルンナー(フォルテピアノ)
    録音:2013 年12月/クレムスエック城、楽器美術館(オーストリア)
   トリオ・ソナタ ハ長調 Wq.147/トリオ・ソナタ ニ長調 Wq.151
    レザミ・ド・フィリッペ
  【CD 58】[トリオ・ソナタ]
   トリオ・ソナタ ト長調 Wq.144/トリオ・ソナタ イ短調 Wq.148/トリオ・ソナタ ハ長調 Wq.149/
   トリオ・ソナタ ニ短調 Wq.145/トリオ・ソナタ ト長調 Wq.150
    レザミ・ド・フィリッペ

 【CD 59& 60】ピアノ協奏曲集
  【CD 59】[ピアノ協奏曲]
   協奏曲 ニ長調 Wq.11(第1&2楽章のカデンツァ;C.P.E. バッハ)/
   協奏曲 ホ短調 Wq.24(第2楽章のカデンツァ;C.P.E. バッハ)
    ミヒャエル・リシェ(ピアノ&指揮)、ベルリン・バロック・ゾリステン
    録音:2019 年10月1-5日/イエス・キリスト教会(ベルリン)
 【CD 60】[ピアノ協奏曲]
  協奏曲 イ短調 Wq.1(第1&2楽章のカデンツァ;ミヒャエル・リシェ)/協奏曲 ホ短調 Wq.15*
   ミヒャエル・リシェ(ピアノ&指揮)、ベルリン・バロック・ゾリステン
   録音:2017 年6 月20&21 日、2017 年7 月11&12 日*/イエス・キリスト教会(ベルリン)

 新たに6枚追加した完全版が登場!
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 リシェ&ベルリン・バロック・ゾリステンによるピアノ協奏曲4篇も追加!

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 大ベストセラーのJ.S.バッハ大全集(HC-15041)でも有名な独ヘンスラー・レーベル。
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 バッハ一族のうち最も有名で多作の音楽家であるとともに、ベルリンとハンブルクで極めて有力な地位を占め、クラヴィーア奏者および理論家として尊敬され、北ドイツ「多感様式」の代表者と言われております。
 エマヌエルの代表作品は鍵盤独奏曲で長い経歴のなかでも中心を占め、エマヌエルの独特のスタイルである突然の遠隔転調、筆記体を思わせる流動的な表現からの意外な離脱、感情のこもった話し言葉の抑揚に似た旋律の形、厳密な強弱法の指示など、随所に現れるこれらの鍵盤独奏作品は似て非なる個性を示しております。

 当セットの主な録音としてはC.P.E.バッハの生誕300周年を記念してリリースされたアナ=マリヤ・マルコヴィナによる鍵盤独奏作品を全曲収録。
 マルコヴィナはこの録音のために10年間もの間、C.P.E.バッハの作品を研究しこの偉業を達成しました。世界初録音の作品も数多く含まれており、内容・演奏ともに充実したピアノによる演奏として話題となりました。
 新装丁の当ボックスには世界初録音となったカンタータ「われはわが身分に満ち足れり」やミヒャエル・リシェ、ベルリン・バロック・ゾリステンによるピアノ協奏曲4篇が加わり、一層充実した内容をお楽しみいただけます!
 



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MIRARE

MIR 574
¥2900→\2690
マリー=カトリーヌ・ジロー(ピアノ)
 女性視線~ロマン派の女性作曲家による美しいピアノの世界

 (1)ルイーズ・ファランク:「ノルマ」のカヴァティーナによる変奏曲Op.14の1
 (2)エレーヌ・ド・モンジュルー:ソナタ ヘ短調Op.5~フィナーレ
 (3)アンナ・ボン・ディ・ヴェネツィア:チェンバロ・ソナタ ト短調Op.2の1
 (4)エイミー・ビーチ:舞う木の葉Op.102の2/スコットランドの伝説Op.54の1
 (5)アガーテ・バッケル=グロンダール:小品Op.19 の2
 (6)クララ・シューマン:ロマンスOp.21の1
 (7)ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル:さすらいの歌Op.8の4
 (8)エセル・スマイス:自作主題(とてつもなく陰気な)による変奏曲
 (9)メル・ボニ:伝説の女たち~メリザンド
 (10)ジャンヌ・バルビヨン:プロヴァンス(1. 海辺。夕暮れ 2.太陽祭)
 (11)リリー・ブーランジェ:古い庭園
 (12)ヘンリエッテ・ボスマンス:6つの前奏曲
 (13)ジュルメーヌ・タイユフェール:即興曲
 (14)セシル・シャミナード:トッカータOp.39
 (15)マリア・エステル・パルク:ソナタOp.4の1~メヌエット
 (16)エミーリエ・ツムシュテーク:ポロネーズ第3番
 (17)クララ・ゴットシャルク=ピーターソン:スタッカート・ポルカ
マリー=カトリーヌ・ジロー(ピアノ)

 
 録音:2020年12月21-23日/エコール・ノルマル・サル・コルトー/79'00"

 フォルジュルネ音楽祭でもおなじみのマリー・カトリーヌ・ジロー。ケフェレックとならび現代のフランス・ピアノ界を背負って立つベテラン女性ピアニストです。
 繊細で薫り高い演奏が特徴で、フレンチ・ピアニズムの極意を味わせくれます。

 彼女は珍しいレパートリーの録音にも熱心で、それも極上の演奏で披露してくれるのもこともあいまって貴重な宝となっています。
 今回は女性作曲家のピアノ曲を集めたアルバムで興味をそそられますが、選曲は凝っていてさすがジロー。作曲家をあえて初期ロマン派から後期ロマン派にしぼり、国は南北ヨーロッパからアメリカに及びます。

 シューマン(妻)、メンデルスゾーン(姉)、ゴットシャルク(妹)のような有名作曲家の親族から、ビーチ、スマイス、シャミナード、タイユフェールら作曲家としても評価されている人々、パリ音楽院ピアノ科最初の女性教授となったエレーヌ・ド・モンジュルーまで多彩な音楽を楽しむことができます。

 マリー・カトリーヌ・ジローは1984 年以来女性作曲家の作品を積極的に披露してきましたが、今回の17人の作はその中から厳選したもの。
 ジローによれば、女性が作曲家として生きるのに最も難しかった時代の産物とのことです。


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マリー=カトリーヌ・ジロー、MIRAREの名盤2タイトル

マリーのアルバムは入手しづらい。これは貴重な2タイトル。
メーカーに問い合わせたところ、2021年6月段階ではまだ若干在庫があるとのこと


 MIR 238
\2900→\2690
こんな美しい音楽を知らなかったのは不覚
 ガブリエル・デュポン:
  (1)詩曲 ピアノと弦楽四重奏
  (2)「療養の時」
   墓碑銘/陽をあびる庭/日曜日の午後/
   友が花を持って来る/思わせぶり/庭で遊ぶ子供たち/平穏
  (3)「砂丘の家」思い出の家/幸せの憂鬱
  (4)春の日ヴァイオリンとピアノ
マリー=カトリーヌ・ジロー(Pf)
プラジャークSQ
 録音:2013 年8 月/マルティネク・スタジオ(プラハ)/78’ 00”

 ガブリエル・デュポン(1878-1914) はラヴェルと同世代のフランスの作曲家。36 歳で夭折したため作品数は少ないものの、ラフマニノフのようなロマンとショーソンのようなエスプリに満ちた独特の世界を垣間見せ、最高の発見をしたような気分にさせられます。ピアノ組曲「療養の時」は、デュポンが肺炎でサナトリウム生活を送っていた25-7 歳の頃の作で、全14 曲の大作。内容は少しもネガティブでなく、堀辰雄の文学を思わせる清々しさとセヴラックのような陽光を感じさせます。ここでは7 篇が選ばれています。「詩曲」は30 分を超える大作ですが、ラフマニノフ調の出だしから釘づけにされます。
 フォルジュルネ音楽祭での演奏が好評だったマリー=カトリーヌ・ジロー。知られざるフランス作品をエレガントで香り高く披露しています。チェコの名団体プラジャークQ も力演。

 MIR 418
\2900→\2690
MIRARE から復活!幻の名盤!
 マリー=カトリーヌ・ジロー(ピアノ)
  フランス・ピアノ音楽の秘宝

 (1)ガブリエル・デュポン:砂丘の家
  【清々しい朝の砂丘/水面の帆/思い出の家/弟の風と妹の雨/
   幸せの憂鬱/陽は波間に戯れる/赤松林の夜/
   海のさざめき、夜に/星の光/波浪】
 (2)サマズイユ:海の歌【前奏曲/大洋の月光/暴風と大波】
マリー=カトリーヌ・ジロー(ピアノ)
 録音:1997 年1 月/サン・ピエール教会(パリ)/70' 10"

 ガブリエル・デュポン(1878-1914) はラヴェルと同世代のフランスの作曲家。36 歳で夭折したため作品数は少ないものの、独特の音世界を垣間見せています。
 ピアノ組曲「砂丘の家」は、1907-9 年の作で、全10 曲の大作。ジローはこのなかの2 篇に他の録音がありますが、ここでは全曲を堪能できます。彼はドビュッシーと同じようにムソルグスキーの強い影響を受け、不思議な音響を生み出しています。さらにショーソンのような上品なメランコリーにも翳る絶美の世界が魅力で、宝物を発見したような喜びを感じます。
 ギュスターヴ・サマズイユ(1877-1967) はドビュッシーやラヴェル作品のピアノ用編曲で名を残していますが、オリジナル作品も印象派にワーグナーの影響を加えた濃密な作風が魅力。ジローの美しい演奏で楽しめます。
 フォルジュルネ音楽祭の演奏も好評だったマリー=カトリーヌ・ジロー。知られざる作品をエレガントで香り高く披露しています。
 このアルバムはかつてフランスの3D CLASSICSからリリースされていましたが非常に入手が難しく、そのまま廃盤、今回MIRARE から発売となりました。





 ガブリエル・デュポン。
 今や、およそほとんどのクラシック・ファンには馴染みがない人だが、生前はオペラを書けば必ず当たる、といっても過言ではないほどの超人気作曲家だった。
 生まれたのは1878 年。パリ音楽院での師匠はマスネ、それにオルガンの巨匠ヴィドール。そう、フランクの系譜をひく純粋芸術路線に、美しいものを求めてやまない世紀末の人々を魅了しつくすバランス感覚も身につけた、完璧な芸術家だったのである。
 そして、肺結核を病んで早世たというのも伝説的。プロヴァンスの片田舎で療養しながら、人を避けるようにして、独自の内面世界を見つめ続けたという。

 実際そのピアノ作品を聴いてみれば、これぞ世紀末といった薫り高い耽美的世界。
 「砂丘の家」は、しずかに気持ちを落ち着けてくれる音楽集。同時代のセヴラックあたりも想起させるような、4?5分の充実した小品が居並ぶ。
 また世紀末情緒という点では、もうひとつの「病める時(「療養の時」)」のほうがいかにもそれらしい。大小あわせて14 ある小品群は、療養中のデュポンが身近な光景を題材に、やさしさ、恐怖、希望…とさまざまな心象風景を織り交ぜて綴った私小説的な内容だが、「陽をあびる庭」「墓碑銘」といった示唆的なタイトルにもあらわれているとおり、謎めいた雰囲気に満ちた作品。

 



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C’AVI-MUSIC



PCAVI8553487
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143

ついに出た!
 スホーンデルヴルト&クリストフォリの「エロイカ」

ベートーヴェン:交響曲第3番《英雄》

 序曲《コリオラン》 Op.62*
 交響曲第3番変ホ長調 Op.55《英雄》

アルテュール・スホーンデルヴルト(指揮)
アンサンブル・クリストフォリ

8553487
\2600→\2390

 スホーンデルヴルト&クリストフォリ!少人数によるベートーヴェン「英雄」!

 ☆鬼才スホーンデルヴルトとアンサンブル・クリストフォリ!
 ☆協奏曲集に続き、ベートーヴェンの「英雄交響曲」も少人数で録音!

 オランダの鬼才指揮者&フォルテピアニスト、アルテュール・スホーンデルヴルトと、スホーンデルヴルトの指揮のもと、フランスのブザンソンで結成されたピリオド・アンサンブル、「クリストフォリ」。古典派から初期ロマン派までの世界でもっとも革新的なアンサンブルの1つとして15年間国際的に活動しています。

 20人前後の少人数によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集などのプロジェクトで話題を呼んできたスホーンデルヴルト&クリストフォリが、ついにベートーヴェンの交響曲もリリース!
 今作でも1パート1人の計20人でベートーヴェンの「英雄」を演奏(コリオラン序曲は19人)。ベートーヴェンが大規模なオーケストラと仕事をするのが好きだったのも事実ですが、このエロイカ交響曲は、この作品が献呈されたロプコヴィツ侯の宮殿(ロプコヴィツ邸)で非公開初演(試演)が行われており、そのホールの演奏家は通常24名だったとのことです。

 ※録音:2019年11月、小ベートーヴェン・ホール(ムフェンドルフ、ドイツ)(ボン・ベートーヴェン音楽祭2019ライヴ)/2020年8月、ブザンソン(フランス)(第15回ブザンソン/モンフォコン音楽祭)*
 ※編成:Vn1, Vn2, Va1, Va2, Vc, Cb, Fl1, Fl2, Ob1, Ob2, Cl1, Cl2, Fg1, Fg2, Hr1, Hr2, Hr3, Tp1, Tp2, Timpani(コリオラン序曲はHr3なしの19人)

 



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ALPHAレーベル最大の超・問題作&話題作
スホーンデルヴィルト&Ens.クリストフォリのベートーヴェン協奏曲シリーズ!

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集
 弦楽合奏7人&完全二管によるロプコヴィツ邸試演時編成で

ベートーヴェン:
 ①ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 op.15
 ②ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 op.19
 ③ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 op.37
 ④ピアノ協奏曲 第6番 ニ長調 op.61a
 ⑤ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 op.58
 ⑥ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 op.73
アルテュール・スホーンデルヴィルト(fp)
アンサンブル・クリストフォリ(古楽器使用)
Alpha820
(3CD)
\5200→\4790


 第1番のラルゴで猫がワルツを踊りだす。
 本当に踊り出すのでびっくりすると思う。
 この体験はしておいたほうがいい。
 その代わりこれを聴くとそれ以降どの演奏を聴いてもその場面が来るとワルツにならないかと期待するようになってしまうので要注意。


 ついにBOX化! 稀代のフォルテピアノ奏者スホーンデルヴィルトの名を不動のものにした、あの鮮烈な「完全2管だが、弦は7人」のロプコヴィツ邸編成によるベートーヴェン、ついに全てがワンセットで。

 その驚くべき企画の周到さ、その鮮烈な演奏結果によって幅広いリスナーの度肝を抜いてきた、古楽のメッカ・オランダきってのフォルテピアノ奏者スホーンデルヴィルトによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲録音...第1弾初出からかなりの年数を経ているにもかかわらず、また最初の「皇帝+第4番」が久しくプレス切れになってもバックオーダー引きも切らず...といった状態だったところ、全巻そろってのBOX で登場は嬉しい限り。

 この企画が何より驚きなのは、その演奏編成...ベートーヴェン生前の演奏環境を徹底調査、使用するフォルテピアノが個々にこだわりありなのはもちろんのことですが、ここではなんと、ベートーヴェンの創意が最初に音として実をむすんだ場所、つまり公開初演前にパトロンのロプコヴィツ侯爵邸で行われていた試演会のときの演奏編成を徹底検証のうえ再現、その編成で全曲を演奏しているのです!

 ロプコヴィツ邸の大広間の大きさや想定される椅子の位置などから、ベートーヴェンの着想どおりの全パートの楽器を動員することはできるものの、弦楽器はほぼ各パートひとりずつ、ヴィオラとチェロのみ二人という異例の(室内楽編成というにはあまりに大きすぎる!)

 オーケストラがフォルテピアノと競い合っていたとのこと。当時のピアノはそもそも大劇場のようなところで響かせるような楽器としては作られておらず(この件に関してはベートーヴェンの門弟ツェルニーの証言もあります)、協奏曲もあくまで室内楽にできるだけ近い形で演奏するのが理想だったとのことで、この一見異例に見える演奏編成は非常に理にかなっていた--そのことを、スホーンデルヴィルトと欧州古楽界の猛者たちが実地で、桁外れにすぐれた演奏で立証してくれたのが、この全曲録音だったのです!

 クレメンティの依頼でピアノ協奏曲に編み替えられたヴァイオリン協奏曲原曲の「第6番」やト長調の第4番では、室内楽的な曲作りがきれいに浮き上がるかたちに…そして第1ヴァイオリンの「独奏」の健闘ぶりに舌を巻く「皇帝」や第1番の強烈さは、まさにこれを知っていると知らないとでは「ほんとうのベートーヴェン」観が大きく変わってしまうのでは...といったインパクト!クラリネットのホープリッチ、18 世紀オーケストラのティンパニ奏者ファン・デル・ファルクやトラヴェルソのヒュンテラーなど、驚きのソリストが演奏陣を占めているのにも注目。




 いまだ売れ続ける超・問題作、「スホーンデルヴィルト&Ens.クリストフォリのベートーヴェン協奏曲シリーズ」!

 ベートーヴェン時代のピアノ(フォルテピアノ)は音量が小さく、そのことは当初から作曲家たちも気づいていた。ベートーヴェンの弟子チェルニーも、ピアノ協奏曲は大きなホールで弾くべきではない、と考えていたくらいで、実際『皇帝』をはじめとするベートーヴェンのピアノ協奏曲でさえ、パトロンであるロプコヴィツ侯爵の私邸でプライヴェートな初演が行われたさいには、弦楽編成をぐっと絞り込んだオーケストラで聴かれていた…という前提のもと、当のロプコヴィツ侯邸の大広間を徹底検証、客席とのバランスや残響なども考慮したうえで「フル2管編成に対して、弦楽器は1・1・2・2・1程度」という驚愕の演奏編成を割り出したのが、2002 年に刊行されたS.ヴァインツィールの研究書『ベートーヴェンの協奏曲空間』。

 しかし学説というものは、それを納得させる具体例(この場合は「立派な演奏」)なくしては、ただの酒席の話題程度にしかならないもの--ヴァインツィールにとって何より幸いだったのは、オランダ出身の現代最高のフォルテピアノ奏者が、気の置けない演奏仲間である精鋭古楽奏者を集めてのEns.クリストフォリとともに、これをあざやかに例証する名演奏を打ち出してくれたことでした。

 番号の大きい協奏曲(つまり「皇帝&第4番」)から始め、「皇帝」の第一主題の勇壮さを第1ヴァイオリンたった1挺で描き出すという痛烈な演奏効果、作品そのものの室内楽的な美質をこれ以上ないくらいありありと示してみせた「第4番」で圧倒的な話題をさらったのが第1 集(Alpha079)。劇的な悲愴さを濃やかに表現しおおせた「第3番」や、現代ピアノでは物足りなさしか感じられなかった「第6番」(ヴァイオリン協奏曲のピアノ編曲)の本質的な美をはじめて教えてくれた名演が第2集(Alpha122)。そして喇叭とティンパニのない「第2番」や、壮大なスケール感で迫る「第1番」!
 ピアノはウィーン古典派の魂、モーツァルトも愛したヴァルター・モデル。



 
 
8553037
¥2600
失われた時間 ~ ファゴット・ソナタ集
 サン=サーンス:ファゴット・ソナタ ト長調 Op.168(1921)
 ドビュッシー:
  ヴァイオリン・ソナタ ト短調 L.140(1916/17)(ファゴット版)
 ブーランジェ:チェロ・ソナタ(1914)(ファゴット版)
 フランク:
  ヴァイオリン・ソナタ イ長調 FWV8(1886)(ファゴット版)

テオ・プラト(ファゴット、編曲)
アリス・アレクサンダー・ブレッテンベルク(ピアノ)


 若き天才ファゴット奏者、テオ・プラト!ファゴットの新たな可能性を見せつける!

 ☆フランクフルト放送(hr)交響楽団首席ファゴット!
 ☆2019年ARDミュンヘン国際音楽コンクール第3位!
 ☆フランク、ドビュッシー、ブーランジェのヴァイオリン・ソナタ、チェロ・ソナタをファゴットで!

 若手演奏家の登竜門の中でも最難関として有名なARDミュンヘン国際音楽コンクールの2019年のファゴット部門で第3位に輝いた1994年生まれのテオ・プラト。
 2018年にザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席ファゴット奏者に任命され、ドイツ・カンマーフィルや、ケルンWDR交響楽団などの客演首席奏者としても活躍、2019年には名門hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)の首席奏者に就任しています。

 今回のフレンチ・アルバムでは、サン=サーンスのオリジナル曲以外は、すべて奏者自身の編曲になっています。
 印象派と後期ロマン派の作曲家の作品の中に、ファゴット用の曲が極端に少ないことに気づいたそうです。それを補うように編曲がなされましたが、どの曲も違和感がないほど雄弁にそして表現豊かにファゴットが歌っています。
 その演奏技術は圧巻、この楽器の新たな一面を伝えてくれる一枚です。

 ※録音:2019年12月、南西ドイツ放送(SWR)スタジオ(ドイツ)
 
 


8553543
(3CD)
特別価格
¥4800
ライン・ドイツ・オペラの音楽監督
コーバーによる「ワルキューレ」の2019年ライヴ!

 ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》
アクセル・コーバー(指揮)
デュイスブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ミカエル・ヴェイニウス(ジークムント)
ウカシュ・コニェチュニ(フンディング)
ジェイムズ・ラザフォード(ヴォータン)
サラ・フェレーデ(ジークリンデ)
リンダ・ワトソン(ブリュンヒルデ)
カタジナ・クンチオ(フリッカ)、他

 ライン・ドイツ・オペラ&アクセル・コーバー!『指環』全曲ライヴ録音第2弾!

 ☆ライン・ドイツ・オペラの音楽監督アクセル・コーバー!
 ☆バイロイトでも実績のあるコーバーによる「ワルキューレ」の2019年ライヴ!

 ライン・ドイツ・オペラとデュイスブルク・フィルの音楽監督を務めるドイツの指揮者アクセル・コーバー。2013年にはバイロイト音楽祭にデビューし、翌2014年と続けて『タンホイザー』を指揮し、2020年の『タンホイザー』にも起用されるなど、注目のワーグナー指揮者の一人であるコーバーが指揮を執り、ドイツの有力歌手を揃えて贈る『ラインの黄金』2019年ライヴ・レコーディング。
 そして今回がその第2弾の『ワルキューレ』!シアトルオペラ国際ワーグナーコンクール優勝のジェイムズ・ラザフォードのヴォータンなど聴きどころが満載です!
 今後、『ジークフリート』、『神々の黄昏』を含めた指環全曲もリリースを予定している大型プロジェクトです!

 ※録音:2019年5月&11月、メルカトルハレ(デュイスブルク、ドイツ)
 



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CENTAUR



CRC3695
\2500→\2290


1999年ブゾーニ国際ピアノ・コンクール優勝、
2000年ショパン国際ピアノ・コンクール第3位、
2003年浜松国際ピアノ・コンクール第2位(最高位)、
2005年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール優勝
 
アレクサンダー・コブリン(ピアノ)

シューベルト:ピアノ作品集
 シューベルト:
  即興曲集 D.899 Op.90
  ソナタ第21番変ロ長調 D.960

アレクサンダー・コブリン(ピアノ)


 1999年のブゾーニ国際ピアノ・コンクール優勝、2000年のショパン国際ピアノ・コンクール第3位、2003年の浜松国際ピアノ・コンクール第2位(最高位)、2005年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール優勝など、輝かしい経歴を持つロシアの名ピアニスト、アレクサンダー・コブリン。
 シューベルトのピアノ作品の中でも最も人気の高い晩年の傑作を、多くの聴衆を魅了してきた素晴らしいテクニックと音楽性で奏でます。

 ※録音:2017年12月27日-29日、ロシア国立モスクワ合唱団アカデミー・スタジオ(ロシア)
 
 
CRC3727
¥2500
リリック・トロンボーン ~
 デイヴィッド・ローブ:トロンボーンのための作品集

  デイヴィッド・ローブ:
   ソナタ第11番/ソナタ第12番/叙情的小品集/
   三重奏曲(ヴァイオリン、トロンボーンとピアノのための)
ハイム・アヴィツル(トロンボーン)
マルタ・ロッカー(ピアノ)
ヒロコ・ヤジマ(ヴァイオリン)

 ニューヨークを拠点にソリスト、室内楽、オーケストラまで幅広いジャンルで活躍しているトロンボーン奏者、ハイム・アヴィツルは、これまでに80以上の新作を初演し、ニューヨーク・ブラス・アーツ・トリオ〔ジョー・バーグステイラー(トランペット/元カナディアン・ブラス)、デイヴィッド・ジョリー(ホルン/インターナショナル・ソリスト、オルフェウス室内管弦楽団創設メンバー)、ハイム・アヴィツル(トロンボーン/ハートフォード大学ハート音楽院准教授、S.E.Shiresアーティスト)〕のメンバーとして、金管三重奏のレパートリーの発展にも貢献している名手。

 当アルバムでは、トロンボーンの十八番のひとつでもあるグリッサンド奏法、特殊奏法のリップトリル、低音域から高音幅域までの跳躍などのテクニックを多用したソナタから始まり、どこか和の響きを感じさせる小品集、ヴァイオリン、トロンボーン、ピアノという珍しい編成でのアンサンブルまで、中国や日本の楽器、ヴィオールのような古楽器のための作品でも知られる、アメリカの現代作曲家デイヴィッド・ローブが描いた世界を華麗に奏でます。
 
 

CRC3711
¥2500
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
 ブラームス:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
  ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
ジョン・フェイディアル(ヴァイオリン)
アンドルー・ハーリー(ピアノ)

 室内楽奏者、ソリスト、教育者として活躍しているヴァイオリニスト、ジョン・フェイディアルが弾く、ブラームスの3大ソナタ。フェイディアルの演奏は多くの批評家から賞賛され、米国芸術大使として国際ツアーにも参加し、ノースカロライナ・オペラ、メニューイン祝祭管弦楽団、ハイデルベルク・シュロス・シュピール、グリーンズボロ交響楽団などでコンサートマスターを務めています。

 ※録音:2010年5月29日-31日、ブキャナン舞台芸術センター・コンサート・ホール(ワイオミング州、アメリカ)
 
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CRC3710
\2500→\2290
アレクサンドル・メシボフスキーの芸術
 グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13
 チャイコフスキー:
  なつかしい土地の思い出 Op.42 より 瞑想曲 Op.42-1、
  スケルツォ Op.42-2
 イザイ: 悲劇的な詩 Op.12
 ブラームス:ハンガリー狂詩曲第5番
 ファリャ:7つのスペイン民謡 より 子守歌
 ヘンリク・ヴィエニャフスキ:
  マズルカ、創作主題による華麗なる変奏曲
 グラズノフ:瞑想曲
アレクサンドル・メシボフスキー(ヴァイオリン)
ダイアナ・ミットラー(ピアノ)

 旧ソ連時代のウクライナのハルキウ音楽院で研鑽を積み、レオポルト・アウアーやカール・フレッシュの系譜に連なるロシアのヴァイオリニスト、アレクサンドル・メシボフスキーのポートレート・アルバム。
 バロックから現代のロシア作品まで約50のヴァイオリン協奏曲を知り尽くしたメシボフスキーが奏でるロマンティックな作品の数々を収録したライヴ音源です。

 ※録音(ライヴ):2005年-2016年、 ニューヨーク市立大学リーマンカレッジ音楽学部リサイタル・ホール(アメリカ)



アレクサンドル・メシボフスキー(ヴァイオリン)
CENTAURからもう1枚


 CRC 3658
\2500→\2290
ブラームス&シューマン
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調Op.100
 シューマン:幻想小曲集Op.73
 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ長調
アレクサンドル・メシボフスキー(ヴァイオリン)
ライサ・カグラマノヴァ(ピアノ

 アレクサンドル・メシボフスキーはソ連のハリコフ出身のヴァイオリニストで、ドイツ、オーストリア、スイス、フランス、ベルギー、ノルウェーでリサイタルやマスタークラスを開催しました。
 ライサ・カグラマノヴァはロシア出身。モスクワ音楽院で学び、国際的コンクールで優勝した実績を持つ実力派ピアニストです。イタリア、ポーランド、ブラジル、オランダなどの世界中でコンサートを行って来ました。
 バロックから現代のロシアの作品までの約50のヴァイオリン協奏曲を知り尽くしたメシボフスキーと、世界中でコンサートを行って来たカグラマノヴァが奏でる、ブラームス&シューマンのアルバムです。

 ※録音:2017年4月24日、ブロッキン・レコーディング・スタジオ(ニューヨーク)

 

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CRC3702
\2500→\2290
アート・オヴ・リーバーマンVol.2 ~ モダン・ヴァイオリン
 ドホナーニ:
  ヴァイオリン・ソナタ 嬰ハ短調 Op.21(原盤録音:AFKA Records, SK-290/1979)*、
  弦楽三重奏のためのセレナーデ ハ長調 Op.10(原盤録音:AFKA Records, SK-290/1979)**
 エリオット・カーター:ゴッフレード・ペトラッシのための感謝(原盤録音:NEUMA-81/1994)
 アラン・ホヴァネス:ヴァイオリンとハープシコードのための二重奏曲 Op.122
  (原盤録音:Albany Records, Troy668/2003)***
 ウォルター・ピストン:ヴァイオリンとハープシコードのためのソナチネ
  (原盤録音:Albany Records, Troy457/2000)***
 メシアン:世の終わりのための四重奏曲(原盤録音:Centaur Records, CRC2915)§
  キャロル・リーバーマン(ヴァイオリン)、
  ロイス・シャピロ(ピアノ)*、マーカス・トンプソン(ヴィオラ)**、
  デイヴィッド・フィンチ(チェロ)**§、マーク・クロール(ハープシコード)***、
  ジェフリー・バールソン(ピアノ)§、ブルース・クレディター(クラリネット)§

 リーバーマン=クロール・デュオやボストン・アーリー・ミュージック・アンサンブルのヴァイオリニスト、トマジーニ弦楽四重奏団の創設者兼第1ヴァイオリニストを務め、30年間バロック・ヴァイオリン演奏の第一線で活躍してきたアメリカの女流ヴァイオリニスト、キャロル・リーバーマン。
 アメリカのTitanic RecordsやAFKA、Centaurなどに録音してきたリーバーマンの芸術を集成したシリーズ「アート・オヴ・キャロル・リーバーマン」の第2巻は、「モダン・ヴァイオリン」と題し、ドホナーニ、メシアンなどの近現代作品を収録。



 
キャロル・リーバーマン
CENTAURの旧譜2タイトル


 CRC 3701
\2500→\2290
アート・オヴ・リバーマンVol.1
 バロック・ヴァイオリン
キャロル・リーバーマン(バロック・ヴァイオリン)
マーク・クロール(ハープシコード)
  J.S.バッハ:
   ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ第1番ロ短調BWV.1014
    (原盤録音:Titanic Records/1978年)、
   ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ第3番ホ長調BWV.1016
    (原盤録音:Titanic Records/1978年)、
   シモン・ル・デュク:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調Op.1,No.1
    (原盤録音:AFKA/1975年)
  C.P.E.バッハ:
   ヴァイオリンとハープシコードのためのソナタ ハ長調
    (原盤録音:AFKA/1975年)、
   ヴァイオリンとオブリガート・ハープシコードのためのソナタ ロ長調
    (原盤録音:Titanic Records/1980年)
  ハインリヒ・ビーバー:ヴァイオリン・ソナタ第6番
    (原盤録音:Centaur Records/2000年)

 バロック・ヴァイオリン演奏の第一線で活躍してきたアメリカの名女流ヴァイオリニスト、キャロル・リーバーマン

 アメリカのTitanic RecordsやAFKA、Centaurなどに録音してきたリーバーマンの芸術を集成した新シリーズ「アート・オヴ・キャロル・リーバーマン」。
 第1巻は「バロック・ヴァイオリン」と題し、J.S.バッハ、C.P.E.バッハ、ビーバー、そして当時世界初録音となったシモン・ル・デュク(1742-1777)のヴァイオリン・ソナタを収録。

 共演のマーク・クロールは、リーバーマンと共にボストン大学で音楽を教えてきた名手です。
 


CRC 2463
\2500→\2290
ビーバー:ソナタ第1番、2番、3番、5番、6番、8番 キャロル・リーバーマン(ヴァイオリン) 
マーク・クロール(チェンバロ) 
アリス・ロビンズ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
20年以上前にひっそりと発売されていたキャロル・リーバーマンのビーバー。

 
 

CRC3724
¥2500
ザ・バッハ・レガシー
 J.S.バッハ:イタリア協奏曲 BWV.971
 C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ第3番 ホ短調 H.33(W.49/3)
 W.F.バッハ:ポロネーズ ホ短調 WFB-A34(F.12/8)
 J.C.F.バッハ:ソナタ ヘ長調 L-A1(Wf XI/1)
 J.C.F.バッハ:アラ・ポラッカ ヘ長調 L-A50(Wf XII/6)
 J.S.バッハ:アダージョ ト長調 BWV.968
  (原曲:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 第1楽章)
シャルロット・マッタ・メルシュ(ハープシコード)

 シャルロット・マッタ・メルシュが紐解くバッハ一族の魅力。

 大バッハことヨハン・セバスティアン・バッハに加え、その長男のヴィルヘルム・フリーデマン、次男のカール・フィリップ・エマヌエル、そしてアンナ・マグダレーナとの第9子にあたるヨハン・クリストフ・フリードリヒによるハープシコードのための作品集。
 大バッハのイタリア協奏曲、アダージョの2曲の間に、他の3人の作品が並べられています。
 大バッハだけではないバッハ一族の魅力が楽しめます。2018年の"父の日"に録音されました。

 ※録音:2018年6月(イリノイ、アメリカ)
 
 

CRC3721
¥2500
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 シャルロット・マッタ・メルシュ(ハープシコード)

 正式な表題を「2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」という、鍵盤音楽の金字塔「ゴルトベルク変奏曲」。
 メルシュは1707年ニコラ・デュモン制作の作品をモデルにジョン・フィリップスによって2009年に制作されたチェンバロを採用し、数多くの演奏家たちが挑んできたこの傑作に、彼女自身の答えを導き出しています。
 ※録音:2018年6月(イリノイ、アメリカ)

 パリやブルージュなどの国際コンクールで賞を獲得してきたシャルロット・マッタ・メルシュは4歳から母親にピアノを習い始め、イェール大学在学中にハープシコードに魅了され、その才能を開花。
 アーリーミュージック・アメリカ誌では「比類なきチェンバリスト」と称され、世界各地でソリストや室内楽奏者としてのみならず、ダンサーとの共演なども積極的に行い多忙な日々を送っていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で現在はその活動を制限されています。
 そのような状況の中彼女はバッハをはじめ、彼女の真骨頂である17世紀のフランス音楽などを、大学院研究科長などを務めるイリノイ大学の美しいコンサート・サロンで収録した動画をYouTubeで公開しており、以下のURLより聴くことができます。
 
 

CRC3735
¥2500
パガニーニの足跡
 ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト:
  無伴奏ヴァイオリンのための重音奏法の6つの練習曲、
  シューベルトの「魔王」による大奇想曲 Op.26
 パガニーニ:「うつろな心」による序奏と変奏曲 Op.38 MS 44
 モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 KV.423
  (エドソン・シャイド編曲独奏ヴァイオリン版)
エドソン・シャイド(ピリオド・ヴァイオリン)

 パガニーニの演奏を聴いた際に超絶技巧に目覚めると、生前ほとんど楽譜を公開しなかった彼の作品を苦心の末に再現し、その演奏を聴いたパガニーニ本人を驚愕させたという逸話が残るモラヴィア地方出身のヴァイオリニスト・作曲家、ハインリヒ・ヴィルヘルム・エルンスト(1814-1865)の作品を中心とした1枚。
 パガニーニの影響は作品にも現れており、「魔王」による大奇想曲など、超絶技巧が要求されますが、パガニーニの作品も得意とするブラジル出身のヴァイオリニスト、エドソン・シャイドが高度な技術で弾きこなしています。

 ※録音:2018年9月(ニューヨーク)
 
 

CRC3740
¥2500
Intuicion(直感) ~
 ラテン・アメリカの作曲家によるクラリネットとピアノのための作品集

  アルトゥーロ・マルケス:サラバンデオ
  ドミンゴ・ロバト:クラリネットとピアノのためのソナタ
  ルイス・サグリエ:マッタによる心理学的形態学
  パキート・デリベラ:ケープコッド・ファイルズ
ヴィルジニア・フィゲイレド(クラリネット)
ロレンソ・サンチェス(ピアノ)

 メキシコ出身のマルケスとロバト、チリ出身のサグリエ、そしてキューバが産んだサクソフォン、クラリネット界のレジェンド、デリベラによるクラリネットのための作品集。
 ヨーロッパの作品とは一味違ったリズム感やフレージングを、ポルトガル出身の女流クラリネット奏者、ヴィルジニア・フィゲイレドによる華麗な演奏でどうぞ。

 ※録音:2017年7月-8月&2018年6月(ロサンゼルス)
 
 

CRC3741
¥2500
ゲイリー・ショッカー(b.1959):フルート・ソナタ集
 ソナタ第1番(1988)/ソナタ第3番(2001)/
 ソナタ第4番《夏のソナタ》(2002)/
 ソナタ第5番(2002)/ソナタ第6番《サルモネラ》(2005)/
 ソナタ第7番(2011)/ソナタ第9番(2017)
レスリー・ネイバー・ストラウド(フルート)
マシュー・オデル(ピアノ)

 ゲイリー・ショッカーは現代のアメリカを代表するフルート奏者、ピアニスト、作曲家で、フルートのための作品を数多く作曲しています。
 伝統的な書法で書かれたソナタは、フルート奏者にとって重要な作品群の一つです。
 レスリー・ネイバー・ストラウドとマシュー・オデルは共にアメリカ出身の演奏家で現代の作品を得意としており、これまでも数多く共に演奏してきただけあり息の合ったパフォーマンスを聴かせてくれます。

 ※録音:2017年11月&2018年5月(ニューヨーク)
 
 


CRC3742
¥2500
名手競演!
 ハイドン&フンメル:ヴァイオリンとピアノのための協奏曲集

 ハイドン:
  ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 ヘ長調 Hob.XVIII:6
 フンメル:
  ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 ト長調 Op,17

ソロミヤ・イワヒフ(ヴァイオリン)
アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ)
テオドレ・クチャル(指揮)
スロヴァキア国立交響楽団


 ハイドンが残した2つの独奏楽器を用いた協奏曲と、そのハイドンにオルガンを学んだフンメルによる同形態の作品を並べたアルバム。
 独奏は音楽誌で「透き通った高貴な音」、「独特の魅力と繊細な深み」などと評され各地でソリストや室内楽奏者として活躍するヴァイオリニスト、ソロミヤ・イワヒフと、1999年クリーヴランド国際ピアノ・コンクール第1位、1998年ロン=ティボー国際コンクール最高位、2001年ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダルという輝かしい実績を持つイタリアのピアニスト、アントニオ・ポンパ=バルディ。
 伴奏はイワヒフと同郷ウクライナを代表する名指揮者、テオドレ・クチャルが務めています。

 録音:2017年11月(スロヴァキア)
 



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CHANDOS



PCHAN20221
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
ファンホ・メナのブルックナー第6番!
 ブルックナー:交響曲第6番 イ長調(ノヴァーク版)
ファンホ・メナ(指揮)
BBCフィルハーモニック
CHAN20221
¥2500→\2290

 BBCフィル首席指揮者就任直後の録音!ファンホ・メナのブルックナー第6番!

 ☆ファンホ・メナのBBCフィル・チーフ・コンダクター就任直後に録音されていた、充実したブルックナー!
 ☆良い信頼関係がその音楽からも窺えるの息の合った演奏!

 ジャナンドレア・ノセダの後任として2011年~2018年までBBCフィルハーモニックのチーフ・コンダクター(首席指揮者)を務めた、現在はシンシナティ5月音楽祭の首席指揮者、スペイン・ビルバオ交響楽団の芸術監督を務める、1965年生まれのスペインのマエストロ、ファンホ・メナ。今回の録音は、BBCフィルハーモニックのチーフ・コンダクターに就任した一年後ということもあり両者ともに非常に充実した関係にあった中で行われました。

 ファンホ・メナはブルックナーを得意としたセルジュ・チェリビダッケにも師事しており、ブルックナーへの想いは特別なものがあるのでしょう。
 近年ではベルリン・フィルやロンドン・フィル、そしてロッテルダム・フィルなどのヨーロッパの主要オーケストラへの客演が目立つファンホ・メナのブルックナーにご期待ください!

 ※録音:2012年7月10日-11日、メディアシティUK、サルフォード、マンチェスター(イギリス)
 
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CHAN20237
¥2500→\2290
ピーター・ドノホー(ピアノ)
 ブゾーニ:ピアノ作品集

 トッカータ BV287
 悲歌集 BV249、BV252
  〔転機のあとに、
   イタリア風、わが魂は汝に望みを託す(コラール前奏曲)、
   トゥーランドットの居間(間奏曲)、
   夜のワルツ、できごと(夜曲)、子守歌〕
 ソナチネ第6番 -ビゼーの《カルメン》に基づく室内幻想曲 BV284
 トッカータ BV29
  (J.S.バッハの《トッカータ、アダージョとフーガ》
   BWV564のトランスクリプション)
ピーター・ドノホー(ピアノ)

 ピーター・ドノホーの圧倒的な技巧が冴える!ブゾーニのピアノ作品集!

 音楽性、スタイルの多様性、圧倒的なテクニックが高く評価されるイギリスの名ピアニスト、ピーター・ドノホーが、自身の成長にも大きな影響を与えたというフェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)の作品をレコーディング!
 過去にはプロムスのコンサートでブゾーニのピアノ協奏曲を演奏したこともあるドノホーですが、イタリアのピアノ音楽との出会いは1981年、音楽学者ジョン・C・G・ウォーターハウス(1939-1998)から依頼された20世紀イタリア音楽を中心とするリサイタル・プログラムの作成と、いくつかの非常に価値ある作品の紹介であったといいます。
 ドノホーはそれまでそれらの作品のことをほとんど知らなかったため、その出会いを「私が成長する上で非常に重要な瞬間だった」と回想しています。
 今回ドノホーが選んだプログラムには、ブゾーニの超絶技巧の頂点ともいえる3つの作品が含まれており、最後はJ.S.バッハのトランスクリプション(彼曰く「最も難しく、同時に最もやりがいがある作品」)で締めくくられます。

 若かりし頃はパーカッショニストとして活躍した異色の経歴の持ち主であるピーター・ドノホーは、パリでイヴォンヌ・ロリオとオリヴィエ・メシアンにピアノを師事し、1981年のリーズ国際コンクール入賞、1982年のチャイコフスキー国際コンクールで最高位を獲得しています。
 ブックレット(英語・ドイツ語・フランス語)には作品解説以外にドノホー自身によるノートも掲載されており、その中ではブゾーニの音楽に対する考えや想い(「彼の天性のピアニストとしての能力は、おそらくリストに匹敵するものであり、彼の音楽学的知識は無限であった」「20世紀の音楽史におけるブゾーニの貢献は計り知れないものがある」「数十年に渡ってブゾーニの作品に触れてきたことで、とても豊かな気持ちになっている」)が語られています。

 ※録音:2021年2月13日-15日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)




何回でも紹介します



その1枚のために4枚組を買うなんて・・・と。
でも今はこのボックスにしか入ってないんです。
そしてその価値あります。

ドノホーの「完全」代表作、バルトークのピアノ協奏曲全集。

アンダ、コチシュなどの名盤を抜き去り、この全集の最高演奏と謳われた超名盤。
スリル満点。迫力満点。超高性能の豪快な(爽快ではない)アトラクションを堪能することのできる70分。

この演奏を聞けばあなたもバルトークが、そしてドノホーが好きになるはず。
すでに廃盤のため、海外在庫限りとなります。


EMI WARNER
150372
(4CD)\4500
すでに廃盤、海外在庫限り
CD1
 バレエ「中国の不思議な役人」Op.19(Sz73) 1993年録音
 管弦楽のための協奏曲Sz116 1992年録音
バーミンガム市交響楽団
サイモン・ラトル指揮
CD2
 ピアノ協奏曲第1番Sz.83
 ピアノ協奏曲第2番Sz.95*
 ピアノ協奏曲第3番Sz.119
  ピーター・ドノホー(ピアノ)
  1992年録音 *1990年録音
CD3
 ヴァイオリン協奏曲第2番Sz.112
 *ラプソディ第1番(ヴァイオリンと管弦楽のための)Sz.87
 *ラプソディ第2番(ヴァイオリンと管弦楽のための)Sz.89
  キョンファ・チョン(ヴァイオリン)
  1990年録音 *1992年録音
CD4
 2台のピアノ、打楽器と管弦楽のための協奏曲Sz.115
 2台のピアノ、打楽器のためのソナタSz.110
  カティア&マリエル・ラベック(ピアノ)、グアルド&ドルー(打楽器)
  1985年録音

 涙の湖?「青ひげ公の城」
  フォン・オッター(メゾ・ソプラノ)、ホワイト(バリトン)
 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽-第2楽章冒頭
  1995年録音
ラトルのリズム感覚が十全に発揮された会心のバルトーク。
クラッシュメル・ボックス、各CD紙ケース入り、24Pブックレット



 
 

CHSA5287
(1SACD HYBRID)
¥2900
ケルビムより誉れ高き ~ テオトコスを称えるロシア正教会の聖歌集
 ペーテル・ディネフ(1889-1980):It Is Truly Meet
 パーヴェル・チェスノコフ(1877-1944):
  O Theotokos, We Shall Never Cease Proclaiming/Let Us Pray to the Most Holy Theotokos*/
  O Fervent Intercessor/Revealing to Thee the Pre-eternal Counsel*/Beneath Thy Compassion
 アレクサンドル・グレチャニノフ(1864-1956):Let Us Hasten with Fervour
 ミハイル・ポポフ=プラトノフ(1879-1942):Thou Joy of All the Sorrowful(ブルガリア聖歌による)
 セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943): The Theotokos, Who Is Ever-vigilant in Prayer
 セルゲイ・トルバチョフ(1919-1995):
  Troparion to the 'Donskoy' Icon of the Theotokos/Oh, How Sweet Is Thy Voice
 ヒョードル・イワノフ(c.1855-1920):Do Not Lament Me, O Mother
 ボリス・レドコフスキー(1894-1975):We Have No Other Help
 ステパン・デグチャリョフ(1766-1813): At Thy Deathless Dormition
 皇帝フョードル・アレクセーエヴィチ(1661-1682):It Is Truly Meet
 アレクサンドル・レドコフスキー(1944-2004):
  Exaposteilarion for the 'Kursk Root' Icon of the Theotokos(プテヴォイ聖歌による)
 コンスタンティン・シュヴェドフ(1886-1954):It Is Truly Meet
 ニコライ・ウヴァーロフ(1883-1942):The Angel Cried Out
  ウラジーミル・ゴルビク(指揮)、パトラム・インスティテュート男声合唱団、
  ミハイル・ダヴィドフ(バス・バリトン)*

 力強く響く重低音!生神女マリアを称えるロシア正教会の聖歌!

 ロシア正教の合唱音楽を可能な限り最高の形で提供することを目指すパトラム・インスティテュート(総主教ティーホン・ロシア・アメリカ音楽院 Patriarch Tikhon Russian American Music Institute)の男声合唱団による、テオトコス(神の母、生神女、正教会における聖母マリアの称号)を称えるプログラム!
 当初の計画ではアレクサンドル・グレチャニノフの宗教作品を録音する予定でしたが、プロジェクトが進行する中でロシアのサラトフでの演奏が可能となり、録音のタイミングが生神女就寝祭(Dormition of the Theotokos)と重なったため、プログラムはテオトコスを称える作品を集めたアンソロジーへと変更されました。
 前代未聞の9人のオクタビスト(バスより更に低い声部)を含む56人のメンバーからなる男声合唱団が、深い精神性、正教歌唱の豊かな伝統に対する深い愛情、そしてロシアの作曲家の偉大な伝統に根ざした音楽的プロフェッショナリズムに基づき、美しく力強い、最高のロシア音楽を披露します。

 エセル・スマイスの「ザ・プリズン」(CHSA5279)で第63回グラミー賞(Best Classical Solo Vocal Album)に輝いた優秀レコーディング・チーム(プロデューサー:ブラントン・アルスポー、エンジニア:ジョン・ニュートン、ミキシング&マスタリング:マーク・ドナヒュー)とラフマニノフの「晩祷」(CHSA5148)で第58回グラミー賞(Best Choral Performance)を受賞したエンジニア、ファン・ビョンジュンらによる高音質録音で重厚に響かせる超重低音にもご期待ください。

 ※録音:2019年8月23日-26日、聖ニコラス教会(ロシア、サラトフ)
 




PALADINO



PMR0117
¥2500

円熟期を迎えるクライスラー・トリオ・ウィーン!
 ドホナーニ:弦楽三重奏のためのセレナード ハ長調 Op.10
 ベートーヴェン:七重奏曲 変ホ長調 Op.20*

クライスラー・トリオ・ウィーン
 〔ボジダーラ・クズマノヴァ=ヴラダー(ヴァイオリン)、
  アクセル・キルヒャー(ヴィオラ)、
  ルイス・ソリタ〕、

アンドレアス・ヴィーザー(クラリネット)*
ミヒャエル・ゾトル(ファゴット)*
ヴォルフガング・ヴラダー(ホルン)*
ヨーゼフ・ニーダーハンマー(コントラバス)*

 まだまだ彼らの進化は止まらない!円熟期を迎えるクライスラー・トリオ・ウィーン!

 ☆間もなく結成15周年を迎えるクライスラー・トリオ・ウィーンの円熟の演奏!
 ☆オリジナル・メンバーだけでなくゲストアーテイストを交えることによってさらに深化するクライスラー・トリオ・ウィーン!

 2017年に結成10周年を迎えたクライスラー・トリオ・ウィーン。オーストリアでヴァイオリニスト兼作曲家として活躍したフリッツ・クライスラーに敬意を表して名付けられた彼らも間もなく結成15年を迎えます。
 ベートーヴェンやブラームスといった古典から、20世紀から21世紀といった現代曲まで幅広いレパートリーを持っている彼らの深化はまだまだ止まることを知りません。
 精密なアンサンブルを保ちながらもアグレッシブなその演奏は、最初のドホナーニから発揮されています。後半のベートーヴェンの七重奏曲ではウィーン・フィルのホルン奏者ヴォルフガング・ヴラダーを中心に名手たちをゲストに迎え、このアンサンブルの特徴でもある、ゲスト・アーテイストとの見事な融合を果たしつつ、三人の時とはまた違った側面を見せてくれています。
 これこそ、長年ともに歩んできたクライスラー・トリオ・ウィーンの真骨頂といえる演奏となっています。今後円熟期を迎えるであろうクライスラー・トリオ・ウィーン、目が離せません!

 ※録音:2021年2月

 
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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TAHRA(キング・インターナショナル)



KKC 4282/7
(6CD)
¥6700→\6190
戦時のフルトヴェングラーⅡ
 ~ターラ編~(6CD)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
 【CD 1】
  1. ヘンデル:合奏協奏曲 ニ長調 作品6の5
  ベートーヴェン: 
   2. 交響曲 第5番 ハ短調 作品67「 運命」
   3. カヴァティーナ(弦楽四重奏曲第13番作品130 -第5楽章)
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音: 1939 年9月13日 ルンドフンクス・ハウス、ベルリン(放送用コンサート)(1,2)1940年10月15日 テレフンケン・スタジオ(3)
    原盤:仏ターラ FURT 1014 (P)1997 (1,2)、 FURT1013(P)1995 (3)
 【CD 2】
  ベートーヴェン: 交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱」
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   ティルラ・ブリーム(ソプラノ)、エリーザベト・ヘンゲン(アルト)、
   ペーター・アンデルス(テノール)、ルドルフ・ヴァッケ(バス)、ブルーノ・キッテル合唱団
   録音:1942年3月22~24日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)
   原盤:仏ターラFURT1037 (P)1998, KKC-4156 (P)2018
 【CD3】
  シューベルト:
   1. 交響曲 第8(9) 番 ハ長調 D.944「ザ・グレイト」
   2. 交響曲 第7(8) 番 ロ短調 D.759「未完成」(第1楽章)
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音: 1942年12月6-8日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)(1)
     1944年12月12日 アドミラル・パラスト、ベルリン(ライヴ)(2)
    原盤:仏ターラ FURT 2006 (P)2009 (1), FURT1011 (P)1994(2)
 【CD 4】
  ブラームス:
   1. 交響曲 第4番 ホ短調 作品98  
   2. 交響曲 第1番 作品68(第4楽章)
   ワーグナー:
    3.「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
     ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
     録音:1943年12月12-15日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)(1)
      1945年1月22,23日 アドミラル・パラスト、ベルリン(ライヴ)(2)
      1942年2月26日 AEG工場、ベルリン(3)
     原盤:仏ターラ FURT 1039 (P)1998 (1) ,FURT 1006 (P)1994 (2),FURT1036 (P)1998(3)
 【CD 5】
  ブルックナー:
   1. 交響曲第6番 イ長調(ハース版)(第2~4楽章)/ 2. 交響曲第7番 ホ長調(アダージョ)
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    録音:1943年11月13~16日 フィルハーモニー、ベルリン(ライヴ)(1)、
     1942年4月7日 テレフンケン・スタジオ(2)
    原盤:仏ターラ FURT1007 (P)1994
 【CD 6】
  ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調( ハース版)
   ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1944年10月17日 ムジークフェラインザール、ウィーン(放送用コンサート)
   原盤:仏ターラ FURT 1084 (P)2003

 フルトヴェングラー戦時中の超絶名演集、ターラ編の第2弾!

 2018年に発売、ベストセラー中の「戦時のフルトヴェングラー~ターラ編~(6CD)」(KKC4125/30)の続編。
 ターラ原盤により、39年の運命、42年の第九(合唱)、42年のグレイト、43年のブラ4、44年のブル8など戦時中の凄絶・劇的名演12曲、2021年の最新リマスター(第九は2018年のリマスター)で6CDに集成。

 モノラル、国内製造品、日本語帯・解説付

 「フルトヴェングラーの最高の演奏というと、戦時中の録音に着目するのが習いとなっている」(ジョン・アードイン『フルトヴェングラー・グレート・レコーディングズ』藤井留美訳、音楽之友社刊)
 戦火まじえる激動の時代にあっても、自らの芸術活動に命を懸けたフルトヴェングラー。
 39年の「運命」から、44年の「ブルックナー8番」まで、12曲をCD6枚組に集成。
 ファン必携!壮絶な爆演の数々がデジタルリマスター音源でよみがえります!

 フランスのターラ(TAHRA)社はフルトヴェングラーとも親交のあった大指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘ミリアムと仏フルトヴェングラー協会の重鎮ルネ・トレミーヌが1993年に設立したレコード会社。
 放送局等のオリジナル音源からフルトヴェングラーの貴重な録音を未亡人(故人)はじめ関係団体の正規承認を受けて、CDに復刻して発売。巨匠の神髄にふれるすばらしい音質に世界中のファンが驚喜しました。
 2014年トレミーヌの急逝により、ターラ社は活動を終了してしまいましたが、キングインターナショナルがターラより音源を調達、キング関口台スタジオでデジタル・リマスタリングをおこない、音にいっそう磨きをかけて発売します。
 戦時中の巨匠の内奥にまで迫った衝撃の音再現にご注目ください。ブックレットは12 ページ(解説:平林直哉)になります。
 



<映像>

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EURO ARTS(映像)



20 60888
(7DVD)
¥13000→\11990

クラウディオ・アバド~レトロスペクティブ


 DVD1(67分)
  ドキュメンタリー「 沈黙を聴く」~クラウディオ・アバドの芸術的肖像(日本語字幕付)
   ノーノ:プロメテオ/
   ドヴォルザーク:交響曲 第9番「新世界」/
   ベートーヴェン:交響曲 第1,3 & 9番、エグモント序曲/
   ブルックナー:交響曲 第1 & 9番/
   ストラヴィンスキー:詩篇交響曲/
   ブラームス:ドイツ・レクイエム/
   R.シュトラウス:エレクトラ/
   ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品/
   ドビュッシー:海/
   チャイコフスキー:交響曲 第5番(抜粋)
   ボーナス:マーラー:交響曲第10番より<アダージョ> 

 DVD2(94分) 『ジルヴェスター・コンサート2000 ヴェルディ・ガラ』
  ヴェルディ:
   『仮面舞踏会』より「彼女は天を見つめる」「諸君、ウルリカの家で」
         「見よ この夜に」「オスカルのカンツォーネ」
   『ドン・カルロ』より「王妃の舞踏会」/
   『リゴレット』より「あれかこれか」「女心の歌」/
   『椿姫』より「乾杯の歌」「花から花へ」/
   『ファルスタッフ』より第1幕第2場/
   『ファルスタッフ』より第2 幕第2 場/
   『ファルスタッフ』より第3幕フィナーレ/
  ヨハン・シュトラウス:『仮面舞踏会』によるカドリーユ

 DVD3(88分)
  ヴェルディ:レクィエム

 DVD4(122 分)
  (1)ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』/
  (2)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』

 DVD5(84分)
  マーラー:交響曲第9番ニ長調

 DVD6(107分)
  マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調

 DVD7(100分)
  J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全6曲
   ・第1番ヘ長調 BWV.1046/
   ・第3番ト長調 BWV.1048/
   ・第5番ニ長調 BWV.1050/
   ・第6番変ロ長調 BWV.1051/
   ・第4番ト長調 BWV.1049/
   ・第2番ヘ長調 BWV.1047
     アンコール:
      ・第2番ヘ長調 BWV.1047より第3楽章アレグロ・アッサイ
 DVD1
クラウディオ・アバド(指揮)、
ダニエル・ハーディング、アルブレヒト・マイヤー、
ヴォルフラム・クリスト、コーリャ・ブラッハー、
ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ルツェルン祝祭管、
グスタフ・マーラー・ユーゲント
  監督:ポール・スマチヌィ(シュマツニー)
  ボーナス:クラウディオ・アバド(指揮)
 DVD2
アンドレア・ロスト(ソプラノ)、アラン・タイタス(バリトン)、
ラモン・ヴァルガス(テノール)、  ラリッサ・ディアドコーヴァ(メゾ・ソプラノ)、
ステラ・ドゥフェクシス(メゾ・ソプラノ)、  エンリーコ・ファチーニ(テノール)、
エリザベス・フュートラル(ソプラノ)、ルーチョ・ガッロ(バリトン)、
マッシモ・ジョルダーノ(テノール)、アナトリー・コチェルガ(バス)、
アンソニー・ミー(テノール)、  カルメラ・レミージョ(ソプラノ)、
プラハ放送合唱団、スタニスラフ・ボグニア(合唱指揮)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
クラウディオ・アバド(指揮)
 DVD3
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)、ダニエラ・バルチェッローナ(アルト)、
ロベルト・アラーニャ(テノール)、ユリアン・コンスタンティノフ(バス)、
スウェーデン放送合唱団、エリック・エリクソン室内合唱団、
オルフェオン・ドノスティアーラ合唱団、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
クラウディオ・アバド(指揮)
 DVD4
(1)カリタ・マッティラ(ソプラノ)、ヴィオレータ・ウルマーナ(コントラルト)、
トマス・モーザー(テノール)、アイケ・ヴィルム・シュルテ(バリトン)、
エリック・エリクソン室内合唱団、スウェーデン放送合唱団、
トヌ・カリユステ(合唱指揮)
(2)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
クラウディオ・アバド(指揮)
   映像監督:ボブ・コールズ
 DVD5
グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ、
クラウディオ・アバド(指揮)
 DVD6
ルツェルン祝祭管弦楽団、
クラウディオ・アバド(指揮)
(2)マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
 DVD7
ジュリアーノ・カルミニョーラ(ヴァイオリン:コンサートマスター)、
ミカラ・ペトリ(リコーダー)、
アロイス・ポッシュ(コントラバス)、ラインホルト・フリードリヒ(トランペット)、
オッターヴィオ・ダントーネ(チェンバロ)、他
モーツァルト管弦楽団、
クラウディオ・アバド(指揮)


 EURO ARTSの好評シリーズ「コンダクターズ」、第5弾はクラウディオ・アバド。音楽家、人としての信念を凝縮したDVDセット、ボーナスに映像は2011年に行われたマーラー没後100年での「アダージョ」

 画面:16:9、NTSC、音声:: PCM Stereo, DD 5.1, DTS 5.1、字幕:英独仏

 時代を代表する指揮者たちの映像をBOX化したEURO ARTSの好評シリーズ「コンダクターズ」。
 これまでにマリス・ヤンソンス(20.67628)、ベルナルド・ハイティンク(20.13048)、小澤征爾(20.55388)、そしてズービン・メータ(20.65528)とリリースされてきましたが、5作目に登場するのはクラウディオ・アバド。
 2014年1月20日、イタリア北部ボローニャの自宅で亡くなった名指揮者。ベルリン・フィル時代、後進の育成に心血を注いだ晩年など数々の名演と偉業を残しています。
 本作はアバドの人間性、音楽性を描いたドキュメンタリーと、ライヴ映像を中心とした7枚DVDセットです。

 DVD1 収録:2011年5月18日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 ★世界的に絶賛されたアバドのドキュメンタリー映像。巨匠クラウディオ・アバドの音楽ドキュメンタリー映像。
 若き日のウィーン・フィル、10年余りにわたったベルリン・フィル音楽監督時代、近年のグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団での演奏映像、インタビューや、名優ブルーノ・ガンツを初めとする芸術的盟友たちの証言によって、名映像ディレクター、ポール・スマチヌィ(シュマツニー)がアバドの知られざる実像を描きます。
 2004年モントリオール国際映像芸術祭、ベスト・ポートレート賞、2004年パリ映像(芸術&教育)祭グラン・プリ受賞作品。
 ★ボーナスには、2011年5月に行われたマーラー没後100年を記念して行われた、アバドとベルリン・フィルとの「マーラー:交響曲第10番より<アダージョ>」を収録しています。

 DVD2 収録:2000年12月31日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)/映像監督:ハンス・フルシャー
 ★豪華歌手陣を揃え新世紀の幕開けとなった2000年のジルヴェスター・コンサートのテーマはヴェルディ。
 1968 年から86年までは、ミラノ・スカラ座の音楽監督を務め、様々なヴェルディの作品を上演しており、アバドにとって、ヴェルディの音楽は特別な意味を持っています。

 DVD3 収録:2001年1月 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
 ★このヴェルディのレクィエムは、アバドが病から復帰3か月後におこなわれたコンサートのライヴ映像で、アバドと縁の深い3つの合唱団、スウェーデン放送合唱団、エリック・エリクソン室内合唱団、オルフェオン・ドノスティアーラ合唱団が参加、ソリストには、アンジェラ・ゲオルギュー、ダニエラ・バルチェッローナ、ロベルト・アラーニャ、ジュリアン・コンスタンティノフという豪華な面々が起用されています。

 DVD4 (1)収録:2000 年5月1日 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)、(2)収録:2001 年2月 ローマ、サンタ・チェチーリア音楽院
 ★2000年のヨーロッパコンサートで演奏された「第九」を皮切りに全曲録音を行う予定でしたが、ほどなくアバドが病に倒れたため、一時は完成を不安視されてさえいましたが、幸いにもアバドが復調、2001年の2月に、他の作品をローマで一気に収録しました。このディスクには、ベルリンでの「第九」と翌年ローマで収録された中から「英雄」が収められています。

 DVD5 収録:2004年4月14日 ローマ、聖チェチーリア音楽院(ライヴ)/映像監督:ボブ・コールズ
 ★自らが創設に関わったグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラを率いた2004年4月のライヴで、かつてを上回るほどの精力を見せていたこの時期のアバドを象徴するような、凄味のある美しさが圧倒的な演奏です。
 まず驚かされるのは、この若いオーケストラの俊敏きわまる反応の良さと、音の精度の高さでしょう。何しろマーラーが好きで好きでしょうがない人たちです。
 アバドの硬軟自在のアプローチをくまなく再現していく高度な演奏能力は、ソロ楽器の巧さも含めて実に見事なもので

 DVD6 収録:2004年8月 ルツェルン、コンサート・ホール(ライヴ)
 ★2003年にクラウディオ・アバドが芸術監督に就任し、アバドの下に優秀な若手音楽家が集結し、毎年洗練された演奏を展開しているルツェルン祝祭管弦楽団。
 一流の演奏家を参加するルツェルン祝祭管。元ベルリン・フィルのコーリャ・ブラッハー、クラリネットのザビーネ・マイヤー、オーボエのアルブレヒト・マイヤー、チェロのナタリア・グートマンなど、全員がソリストといっても良いような豪華な顔ぶれ。
 アバドの力みのない壮大な表現力、巧みな構成力とただならぬ推進力によって繰り広げられるマーラーの音楽を披露しています。
 スター・プレイヤーを従え、自由自在に表現するアバド生気に満ちています。さらにここには、ポリーニのベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番も収録。

 DVD7 収録:2007年4月21日 イタリア、レッジョ・エミリア、ヴァーリ市立劇場
 ★クラウディオ・アバドが音楽監督を務めていたモーツァルト管弦楽団の演奏でブランデンブルク協奏曲全曲を収録した映像。
 モーツァルト管弦楽団は、2004年にアバド自身が設立した若きオーケストラですが、400年にわたる歴史と伝統に支えられた音楽組織、アッカデミア・フィラルモニカの中心的存在といえる団体です。
 かつてモーツァルトがボローニャを訪れ、音楽家マルティーニ神父に教えを請うた来歴を由来としモーツァルト管弦楽団と名づけられました。
 この映像での演奏メンバーは若手演奏家から、コンサートマスターのジュリアーノ・カルミニョーラ、チェロにマリオ・ブルネロ、コントラバスはアロイス・ポッシュ、リコーダーはミカラ・ペトリなどのベテランまで顔を揃えます。
 チェンバロのオッターヴィオ・ダントーネの上手さにも感服。これまでに聴いた事のないような、不思議な魅力を持った演奏です。
 


<LP>


SUPRAPHON(LP)


SU 4301LP
(3LP)
¥9100
マッケラスの十八番ドヴォルザークを堪能できる充実の3枚組LP
 ドヴォルザーク:
  LP 1
   (1)伝説曲 Op.59(B 122, 1881)【A 面:第1-5曲、B 面:第6-10曲】(40'39)
   (2)スラヴ舞曲第1集より第8番 ト短調 Op.46(B 83, 1878)【B 面】(4'14)
  LP 2
   (3)交響曲第8番 ト長調 Op.88(B 163, 1889)【A 面:第1-3楽章、B 面:第4楽章】(35'26)
   (4)スラヴ舞曲第1集より第2番 ホ短調、第6番 ニ長調、第7 番 ハ短調 Op.46(B 83, 1878)【B 面】(13'23)
  LP 3
   (5)交響曲第9番 ホ短調「新世界より」 Op.95(B 178, 1893)【A 面:第1&2楽章、B 面:第3&4楽章】(41'59)
   (6)スラヴ舞曲第2集より第10番 ホ短調 Op.72(B 147, 1886-87)【B 面】(5'35)
 サー・チャールズ・マッケラス(指揮)
 (1)(2)(4)(6)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、(3)(5)プラハ交響楽団

 初LP化!名演「新世界より」2005年ライヴも収録。マッケラスの十八番ドヴォルザークを堪能できる充実の3枚組LP。

 180g 重量盤、DMM cutting、ステレオ、完全限定プレス、シリアルナンバー入り、2h21'30

 サー・チャールズ・マッケラス(1925-2010)の誉れ高き名盤ドヴォルザークの交響曲第8番&第9番「新世界より」、スラヴ舞曲集、伝説曲を収めた初LP 化となる3枚組が登場します!
 ドヴォルザークの大ファンだったというマッケラスは、オーストラリア人の両親のもとアメリカで生まれた指揮者。1947年から1年間プラハに留学しヴァーツラフ・ターリヒに指揮を師事しております。
 「非チェコ人」の指揮者としてはチェコのクラシック界に大きく貢献した音楽家といえ、1996/1997年のシーズンにはチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者も務めております。
 そのマッケラスが愛したドヴォルザークの数々の録音の中でも当LPに収められた演奏は極めつけの名演!
 70代中頃から80歳になろうかという晩年の巨匠が描く情熱的ながら澄み切った演奏は実に感動的です。
 

















6/22(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ALTUS



ALT 476
¥3000
ヴィルタス・クヮルテット
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 作品130(終楽章《大フーガ》版)
 
 1. アダージョ・マ・ノン・トロッポ ― アレグロ
 2. プレスト
 3. アンダンテ・コン・モート・マ・ノン・トロッポ(ポコ・スケルツォーソ)
 4. ドイツ舞曲風に:アレグロ・アッサイ
 5. カヴァティーナ:アダージョ・モルト・エスプレッシーヴォ
 6. 終楽章:《大フーガ》 Op.133
 7. アレグロ
ヴィルタス・クヮルテット
 [三上 亮(ヴァイオリン)、
  對馬佳祐(ヴァイオリン)、
  馬渕昌子(ヴィオラ)、
  丸山泰雄(チェロ/リーダー)]

 力に満ちた「大フーガ」も美の極致「カヴァティーナ」も、全楽章に渡り生き生きと奏できったこのクヮルテットならではの名演

 ライヴ録音:2020年2月28・29日/いわき芸術文化交流館アリオス、音楽小ホール/国内プレス、日本語帯・解説付

 「いわき芸術文化交流館アリオス」を拠点に活動するヴィルタス・クヮルテットによる『大フーガ』を伴うベートーヴェン後期の大曲・第13番。コロナウィルスが猛威を振るう直前の2020年2月に録音されました。
 2008年の結成以来折に触れてベートーヴェンを取り上げ四重奏全曲を演奏しているヴィルタス・クヮルテットが満を持してリリースする注目盤。
 圧倒的な『大フーガ』はもちろん、各楽章それぞれで彫の深い音楽が生き生きと鳴り響き、この作品の面白さに改めて気づかせてくれます。
 作曲当時、前衛的過ぎて不評を買った『大フーガ』の差し替え用に書かれたアレグロ楽章も最終トラックに収録。
 こちらもまた魅力的なフィナーレで、苦しみを力強く乗り越え美しい力にあふれた世界にせんとするクヮルテットの意志が全曲に渡り込められているかのようです。

 〈ヴィルタス・クヮルテット PROFILE〉
  2008(平成20)年、チェロ奏者の丸山泰雄と福島県いわき市に新しく開館したいわき芸術文化交流館アリオスとの共同プロデュースにより、同館を拠点に活動を開始。
  毎年の定期演奏会のほか、弦楽アンサンブル・ワークショップ、学校や病院・高齢者福祉施設などへの訪問演奏、また、いわき市内各地域の文化施設と連携し、ホール以外の会場にて公開リハーサルやコンサートを行うなど、音楽を通じた地域交流事業を展開、名実ともにいわきアリオスのレジデント・クヮルテットとしての活動を行っている。
  東日本大震災発生の後、2011年11月に東京都小金井市および宮城県仙台市での演奏会を開催。2012年3月11日、震災後一年となる特別な日に、定期演奏会をいわきアリオスにて開催。
  2013年4月より、いわき市民有志とともに「いわき室内楽協会」を設立し、年間を通じて弦楽四重奏のほか様々な楽器の組み合わせによるコンサートを企画・開催。第2回ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞受賞。
  2014年2月、初のCDとなる「Descending Dragon」をALM Recordsよりリリース。同年5月に「ラ・フォル・ジュルネ金沢音楽祭」に出演したのを皮切りに、各地のラ・フォル・ジュルネ音楽祭に出演。
  また、東京・小金井のほか、仙台・札幌でも定期的に演奏会を行うなど意欲的に活動している。
  2015年より2018年まで、神奈川・相模湖交流センターにて、「ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏シリーズ」を開催。
  いわきでは、2018年10月から新たに《ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲》全15曲に着手したほか、2019年からは相模湖交流センターで「2人の天才~モーツァルトとメンデルスゾーン」と題した6 回の演奏会シリーズが進行中。
  




PENTATONE



PTC 5186275
¥2600
トーマス・ブッセ校訂譜
 ハイドンのオペラ「無人島」


 ハイドン:オペラ「無人島」Hob.XXVIII:9(1779)(全2幕)
アネット・フリッチュ(ソプラノ/コスタンツァ)
イム・スンヘ(ソプラノ/シルヴィア(コスタンツァの妹))
クリスティアン・アダム
 (テノール/ジェルナンド(コスタンツァの夫))
アンドレ・モルシュ
 (バス/エンリコ(ジェルナンドの仲間))
ベルリン古楽アカデミー、
ベルンハルト・フォルク(音楽監督)

 トーマス・ブッセの校訂譜を用いたハイドンのオペラ「無人島」が登場!フリッチュ、スンヘ、アダム、モルシュという豪華ソリスト陣を迎え、名人集団ベルリン古楽アカデミーが演奏!

 セッション録音:2020年9月/イエス・キリスト教会、ダーレム(ベルリン)/ディジパック仕様、80'55、輸入盤・日本語帯付
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ステファン・ラング(ドイチュラントラジオ・クルトゥーア)&ルノー・ロランジェ(ペンタトーン)
 レコーディング・プロデューサー:ミヒャエル・ハーヴェンシュタイン
 レコーディング・エンジニア:クリスティアン・フィッシャー

 ハルモニアムンディとペンタトーンから積極的なリリースが続く名人集団ベルリン古楽アカデミー。当アルバムはハイドンのオペラ「無人島」です!

 大西洋上のとある無人島を舞台に、愛と喪失と誤解を描いてハッピーエンドを迎えるアツィオーネ・テアトラーレ(小規模音楽劇)の「無人島」。
 この作品の特徴はハイドンがレチタティーヴォを含む作品全体にオーケストラ伴奏を用い、色彩豊かでドラマチックな旋律を随所に配置したこと。
 非常に凝った器楽パートは奏者に多くを要求されるため意図的にカットされて演奏されてきましたが、当録音ではトーマス・ブッセが校訂した最新版を用いてすべてのパートが復元されて演奏しております!

 当録音では豪華ソリスト陣にも注目。
 ソプラノのアネット・フリッチュとイム・スンヘ、テノールのクリスティアン・アダム、バスのアンドレ・モルシュという注目のソリストが集まりました。
 ベルリン古楽アカデミーの精鋭による演奏とともに真の姿で聴く「無人島」をご堪能ください!

 
 
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PTC 5186880
(2SACD HYBRID)
¥3900→\3590
ヤノフスキ率いるドレスデン・フィル
 『フィデリオ』全曲、2020年録音!


 ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』 Op.72(1814)(全2幕)
  リーゼ・ダヴィドセン(ソプラノ:レオノーレ(フィデリオ))
  クリスティアン・エルスナー(テノール:フロレスタン)
  ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス:ロッコ)
  クリスティーナ・ランツハマー(ソプラノ:マルツェリーネ)
  コーネル・フレイ(テノール:ヤキーノ)
  ヨハネス・マルティン・クレンツレ(バリトン:ドン・ピツァロ)
  ギュンター・グロイスベック(バス:ドン・フェルナンド)
  アーロン・ぺグラム(テノール:囚人1)
  チャオ・デン(バス:囚人2)
  ドレスデン国立歌劇場合唱団、アンドレ・ケリングハウス(合唱指揮)
  ライプツィヒMDR放送合唱団(男声)、フィリップ・アーマン(合唱指揮)【第1幕第7曲のみ】
  ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、
  マレク・ヤノフスキ(指揮)

 コロナ禍の苦難を乗り越えてセッション録音が実現。巨匠ヤノフスキ率いるドレスデン・フィルによる『フィデリオ』全曲、2020年録音!

 セッション録音:2020年6月&11月/ドレスデン、クルトゥーアパラスト(文化宮殿)/ディジパック仕様、DSD、マルチチャンネル、Disc 1:66'10、Disc 2:43'09、輸入盤・日本語帯付
 レコーディング・プロデューサー:ヨブ・マールセ(San Francisco Classical Recording Company, SFCRC)
 バランス・エンジニア&エディティング:ジャン=マリー・ヘイセン(Polyhymnia International)

 SACDハイブリッド盤。
 精力的に演奏と録音活動を行う巨匠マレク・ヤノフスキ。注目の新譜はドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団を振ったベートーヴェンの歌劇『フィデリオ』のセッション録音です!

 本来であれば2020年ベートーヴェン生誕250周年記念のコンサートとしてライヴ収録されるはずでしたが、新型コロナウィルス感染拡大により演奏会は中止となってしまいました。
 しかし、多くの苦難を乗り越えて2020年6月と11月の2期に分け録音が実現しました。ソーシャルディスタンスを保つためには通常配置での録音は不可能なため、オーケストラ団員は一定の距離を置き、ソリスト陣はステージ側の2階席に配置、さらに合唱団は別録りをするという、極めて異例な形でのセッション録音となりましたが、この非常に困難な状況だからこそ生まれた音楽の一体感には感動せずにはいられません。

 当演奏のソリストはヤノフスキが信頼を寄せる歌手ばかり。
 レオノーレ(フィデリオ)役のリーゼ・ダヴィドセン、フロレスタン役のクリスティアン・エルスナーなどの豪華なソリストが参加しております。
 巨匠ヤノフスキと演奏者全員の思いがひとつとなった当録音。演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONEレーベルが誇る技術陣渾身の録音となりました。

 
 




INDESENS!

INDE048
【旧譜】
¥2600
シューマン:室内楽作品集
 オーボエとピアノのための《3つのロマンス》Op.94
 クラリネットとピアノのための《幻想小曲集》Op.73
 ファゴットとピアノのための《民謡風の5つの小品》Op.102
 ホルンとピアノのための《アダージョとアレグロ》Op.70
 クラリネット、ヴィオラとピアノのための《おとぎ話》Op.132
フィリップ・ベロー(クラリネット)
アンドレ・カザレ(ホルン)
ダヴィッド・ガイヤール(ヴィオラ)
アレクサンドル・ガテ(オーボエ)
マルク・トゥレネル(ファゴット)
エレーヌ・ティスマン(ピアノ)

 パリ管弦楽団の首席奏者による芳醇なるシューマン!

 フィリップ・ベローやアンドレ・カザレをはじめとした名門パリ管弦楽団の首席奏者たちがソリストとして起用された「管楽器王国」フランスならではの贅沢なシューマン・アルバム。
 全ての作品での演奏が超一流であり、パリ管弦楽団の名手たちのまろやかで艶やかなサウンドはシューマンの傑作たちとの相性も抜群!
 これだけ充実した内容のシューマンの「木管楽器のための室内楽作品集」に出会える機会は貴重であると言えるでしょう。

 ※録音:2012年、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
 
 
INDE039
【旧譜】
¥2600
モーツァルト/ベートーヴェン:ピアノと管楽器のための五重奏曲
 モーツァルト:
  ピアノと管楽器のための五重奏曲変ロ長調 K.452
 ベートーヴェン:
  ピアノと管楽器のための五重奏曲変ホ長調 Op.16
ウィンド・ピアノ五重奏団
 〔ラモン・オルテガ・ケロ(オーボエ)、
  ダビド・フェルナンデス・アロンソ(ホルン)、
  マルク・トレネル(ファゴット)、
  セバスティアン・マンツ(クラリネット)、
  ヘルベルト・シュフ(ピアノ)〕

 オーボエのケロは2007年のARDミュンヘン国際音楽コンクールのオーボエ部門で第1位に輝き、翌2008年にはバイエルン放送交響楽団の首席奏者に就任。
 ホルンのアロンソもミロ・アンサンブルのメンバーとして2000年のARDミュンヘン国際音楽コンクールで第1位を受賞し、現在はロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者として活躍中。
 そしてファゴットのマルク・トレネルも2008年のARDミュンヘン国際音楽コンクールのファゴット部門で第1位を受賞し、現在はパリ管弦楽団の首席奏者として活躍する傍ら、ヨーロッパ室内管弦楽団とマーラー室内管弦楽団のメンバーとしても活躍する名手。
 さらにクラリネットのマンツは、40年間該当者が出なかったARDミュンヘン国際音楽コンクールのクラリネット部門で2008年に見事第1位を獲得するというセンセーショナルな成功を収め、現在は南西ドイツ放送交響楽団の首席奏者を務めているなど、管楽器のメンバー4人全員が「ARDミュンヘン国際音楽コンクール」の第1位受賞者というスーパー・アンサンブル。
 世界でも有数の難関コンクールの覇者たちが、ピアノと木管楽器のための傑作2曲で圧倒的なクォリティを披露してくれています。

 ※録音:2011年9月10日-21日、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
 
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INDE041
(4CD)
特別価格
¥6000→\5590
録音:1977年&1980年
 知る人ぞ知るドビュッシーのスペシャリスト
  テオドール・パラスキヴェスコ
ドビュッシー:ピアノ作品集

 前奏曲集第1巻/前奏曲集第2巻/映像第1集/
 映像第2集/子供の領分/ピアノのために/
 版画/ベルガマスク組曲/6つの古代の墓碑銘*/
 2つのアラベスク/レントよりおそく/
 かわいい黒人の子供/喜びの島/
 練習曲集第2巻/練習曲集第2巻

テオドール・パラスキヴェスコ(ピアノ)
ジャック・ルヴィエ(ピアノ)*


 フランスの老舗カリオペ(Calliope)レーベルの創始者であり名プロデューサー、ジャック・ル・カルヴェのプロデュース作品で、名コンビを組んだジョルジュ・キッセルホフがエンジニアを担当したドビュッシーのピアノのための主要作品集。
 ルーマニアのブカレストで生まれフランスで活躍するテオドール・パラスキヴェスコは、名教師ナディア・ブーランジェとイヴォンヌ・ルフェビュールに師事し1971年にドビュッシー賞を受賞したまさに知る人ぞ知るドビュッシーのスペシャリストです。
 パラスキヴェスコが奏でるソロ作品での静謐で神秘的な響きはもちろんのこと、ジャック・ルヴィエとのデュオによる「6つの古代の墓碑銘」の収録も大きなポイントです。

 ※録音:1977年&1980年
 
 
INDE045
【旧譜】
¥2600
フランセ:協奏曲、ディヴェルティメント&ソナチネ集
 ・陽気なパリ
   エリック・オービエ(トランペット)、フィリップ・キュペー(指揮)、パリ管楽八重奏団
 ・クラリネット協奏曲
   フィリップ・キュペー(クラリネット)、ジャン・フランセ(指揮)、ブルターニュ管弦楽団
 ・フルートとピアノのためのディヴェルティメント
   ヴァンサン・リュカ(フルート)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
 ・トランペットとピアノためのソナチネ
   エリック・オービエ(トランペット)、パスカル・ガレ(ピアノ)
 ・クラリネットとピアノのための主題と変奏
   ジャン=ルイ・サジョ(クラリネット)、ジャン・フランセ(ピアノ)
 ・サクソフォンとピアノのための5-つの異国風舞曲
   ニコラ・プロスト(サクソフォン)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
 ・ファゴットと木管五重奏のためのディヴェルティメント
   ロラ・デクール(ファゴット)、フランス八重奏団

 フランスにおける新古典主義を代表する作曲家であり、多作家であると同時に特に管楽器のための優れた作品を多数遺し、20世紀フランスにおける同ジャンルの発展に大きく寄与したジャン・フランセ(1912-1997)。
 当時、フランセの生誕100周年を記念して企画されたこのアルバムにはオービエやキュペー、リュカ、プロストなどフランスを代表する名手たちが集結。
 フランセの偉大な存在感を改めて知らしめてくれる内容です。

 ※録音:1992年、1996年、2012年、サン・マルセル寺院(パリ、フランス)
 




NIMBUS ALLIANCE


NI6419
(1CD-R)
¥2500

モーツァルト:ピアノ協奏曲集(ピアノ五重奏版)
 ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調 K.413
 ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414
 ピアノ協奏曲第13番 ハ長調 K.415

マティアーシュ・ノヴァーク(ピアノ)
ウィハン弦楽四重奏団


 新進気鋭のマティアーシュ・ノヴァークとウィハン弦楽四重奏団のモーツァルト!

 モーツァルトの時代、協奏曲のオーケストラ部分を弦楽四重奏に編曲することは決して珍しいことではなく、オーケストラを集めて披露することが難しいような場合を想定し、少しでも演奏機会を増やし収入を得るため小規模なアンサンブルで演奏できるようになされたものでした。
 とはいえ原曲を簡略化したようなものではなく、ピアノ五重奏の編成で元々編成されたかのように自然に、そして美しい音楽を聴かせてくれるところは、さすがはモーツァルト!

 マティアーシュ・ノヴァークは、5歳からピアノを始め、2018年ノルウェーで行われたグリーグ国際ピアノコンクールにおいて第2位、並びにスタインウェイ賞を受賞するなど数々のコンクールで上位に入賞しており、国内外で演奏活動を行っています。ウィハン弦楽四重奏団は2015年に結成30周年を迎えたチェコを代表する弦楽四重奏団のひとつ。マティアーシュ・ノヴァークのピアノをその経験と実力で裏付けられた演奏で見事に盛り立てていきます。

 ※録音:2020年8月26日-27日、マルティヌー・ホール、プラハ(チェコ)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
 

NI6416
(2CD-R)
特別価格
¥3500

ヴァイオリン、鳥と森の寓話~朗読と管弦楽のための新しい物語作品集
 カイル・スミス:ブレーメンの音楽隊
 ケネス・ウッズ:みにくいアヒルの子
 デヴィッド・ヤン:ルビン,フロム・ヘウム
 ジェイ・ライズ:ザ・ウォーリアー・ヴァイオリニスト
 トーマス・クレインズ:ヘンゼルとグレーテル

ケネス・ウッズ(指揮)
イギリス交響楽団
ジェマ・ウィーラン(ナレーション)
ヒュー・ボネヴィル(ナレーション)
ヘンリー・グッドマン(ナレーション)
デブード・ガダミ(ナレーション)


 「ブレーメンの音楽隊」や「みにくいアヒルの子」などの童話を現代作曲家の音楽と、ナレーションで楽しめるコンピレーション・アルバム。
 ナレーション陣にはイギリスの著名な俳優を起用し、見事な演技も交えながら、子供から大人まで楽しめるアルバムになっています。

 ※録音:2020年7月30日-31日、ワイアストン・コンサートホール(イギリス)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 



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GEGA NEW



GK 02
(10CD)
特価 ¥12000→\9990

エミール・タバコフ(指揮)&ブルガリア国立放送響
 「ショスタコーヴィチ:交響曲全集」
 ドミトリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  Vol.1:交響曲第4番ハ短調Op.43
  Vol.2:交響曲第8番ハ短調Op.65
  Vol.3:交響曲第7番ハ長調Op.60「レニングラード」
  Vol.4:交響曲第11番Op.103「1905年」
  Vol.5:交響曲第13番変ロ短調Op.113「バビ・ヤール」
  Vol.6:交響曲第5番ニ短調Op.47、交響曲第6番ロ短調Op.54
  Vol.7:交響曲第9番変ホ長調Op.70
     交響曲第10番ホ短調Op.93
  Vol.8:交響曲第3番変ホ長調Op.20「メーデー」
     交響曲第14番Op.135「死者の歌」
  Vol.9:交響曲第2番ロ長調Op.14「十月革命に捧げる」
     交響曲第12番ニ短調Op.112「1917年」
  Vol.10:交響曲第1番へ短調Op.10、交響曲第15番イ長調Op.141

エミール・タバコフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団

(第13番、第14番)
 ウラディミール・ペトロフ(バス)
(第14番)
 ネリヤ・クラフチェンコ(ソプラノ)
(第13番)
 ブルガリア国立放送男声合唱団
(第2番、第3番)
 ブルガリア国立放送混声合唱団

 ほとんどのタイトルがレコード芸術特選か準特選!タバコフのショスタコーヴィチ交響曲全集BOXセット化!

 録音:2009~2015年、ブルガリア国立放送スタジオ1

 ブルガリアを代表する指揮者エミール・タバコフのショスタコーヴィチ:交響曲全集が待望のセット化。
 これまでレコード芸術誌の月評では多くが準特選、特選と常に高い評価を得てきました。
 
 4、8、7、11、13、5&6、9&10、3&14、2&12、1&15というこれまでのリリースの仕方を振り返ると5番6番あたりを中核にして初期と後期を交互に出すという、いわば螺旋構造のような意図が感じられます。
 これがタバコフの意図かどうかは判然としませんが、作曲家でもあるタバコフのこと、彼が仕組んだとしても不思議ではありません。
 演奏はマニアには堪らないちょっとローカルなサウンドのオケと、聴き手に媚びる姿勢がない無骨な頑固職人的なタバコフの指揮ぶりが素晴らしい聴きごたえのある全集となっています。

 ※分売CDを外箱に詰めた仕様です。

 
 




CD ACCORD


ACD-278
¥2900
アルフレード・シュニトケ(1934-1998):Stille Musik 静寂の音楽
 チェロとピアノのためのソナタ第1番(1978)
  1. Largo / 2. Presto / 3. Largo
 4. Stille Nacht 静寂の夜(きよしこの夜) -
  ヴァイオリンとピアノのために(1978)
 5. Stille Musik 静寂の音楽 -
  ヴァイオリンとチェロのために(1979)
 6. Musica Nostalgica
  ムジカ・ノスタルジカ-チェロとピアノのために(1992)
 ピアノ三重奏曲(1992) 7. Moderato / 8. Adagio
アダストラ・ピアノ三重奏団
【メンバー】
 アンナ・シャベルカ(ヴァイオリン)
 ウカシュ・フラント(チェロ)
 ヨアンナ・ガロン=フラント(ピアノ)

 録音 2019年6月 Concert Hall of the Karol Szymanowski Academy of Music in Katowice(ポーランド)

 ソ連時代に活躍したドイツ・ユダヤ系作曲家アルフレード・シュニトケ。映画音楽の分野でも活躍し、芸術音楽と軽音楽の融合を目指した彼の作品は、非常に前衛的なものから聴きやすいものまで多種多彩であり、このアルバムでも様々な作品を聴くことができます。
 代表作の一つ、「チェロとピアノのためのソナタ第1番」は断片的な音楽の素材を組み立てて、全体に統合するというアイディアに基づいたもの。
 「Stille Nacht 静寂の夜(きよしこの夜)」は有名なクリスマスソングのパロディで、スコルダトゥーラ(変則調弦)によるヴァイオリンの歪んだ旋律に、オスティナートで奏されるピアノの嬰ハ音が絡み、穏やかで平和な雰囲気のはずの音楽に不穏な気配を忍び込ませています。
 「Stille Musik 静寂の音楽」は少ない音符によって緊張感を醸し出し、「ムジカ・ノスタルジカ」(原曲は映画音楽)はバロック音楽のパロディのようです。「ピアノ三重奏曲」はアルバン・ベルク協会からの委嘱作で、ウィーン後期ロマン派風の響きが引用されており、1946年から48年にかけてウィーンで暮らしていたシュニトケのこの地への愛着が感じられます。
 
 
ACD-274
¥2900
ロマン・マチエイェフスキ(1910-1998):
 2台ピアノによる編曲作品集 第2集
カタジナ・ライス(ピアノ)
ピョートル・ケピンスキ(ピアノ)
  ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
   協奏曲 イ短調 BWV 593 (原曲:A.ヴィヴァルディ 協奏曲 イ短調 RV 522)
    1. Allegro / 2. Adagio / 3. Allegro
  4. フリッツ・クライスラー(1875-1963): 愛の悲しみ
 
  ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759): 協奏曲 ヘ長調 Op. 4 No. 4
   5. Allegro / 6. Andante / 7. Adagio / 8. Allegro
  9. ナサニエル・デット(1882-1943): Listen to the Lambs 子羊たちの声を聞け
  10. エンリケ・グラナドス(1867-1916): アンダルーサ
  11. イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941): メロディ 変ト長調 Op. 16 No. 2
  12. 黒人霊歌: 深い河
  13. フランツ・リスト(1811-1886): 愛の夢 第3番
  14. 黒人霊歌: 時には母のない子のように
  15. 黒人霊歌: I Want to Be Ready

 ポーランドの作曲家マチエイェフスキ。ベルリンで初期の教育を受け、ポーランドではシマノフスキ、パリではブーランジェに学びました。
 1934年から住んでいたパリではミヨー、ストラヴィンスキー、プーランク、オネゲルらと親交を持ち、アルトゥール・ルービンシュタインとも交友関係がありました。
 宗教的な作品や管弦楽曲など、多数の作品を発表しましたが、これらの「2台ピアノのための編曲作品」は恐らくスウェーデンに滞在していた1940年代に書かれたと推測されます。
 ここではパロックの名作と、後期ロマン派の作品、そして彼が愛した黒人霊歌の数々が、マチエイェフスキの感性のフィルターを通して再構築されています。
 第1集と同じく、カタジナ・ライスとピョートル・ケピンスキのピアノ・デュオが忘れられた響きを現代に蘇らせています。

 録音 2017年5月20-21日Concert Hall of the Ignacy Jan Paderewski PomeranianPhilharmonic in Bydgoszcz(ポーランド)
 
 第1集…ACD-230 第3集…ACD-275
 
 
ACD-275
¥2900
ロマン・マチエイェフスキ(1910-1998):
 2台ピアノによる編曲作品集 第3集
カタジナ・ライス(ピアノ)
ピョートル・ケピンスキ(ピアノ)
  1. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):幻想曲とフーガ ト短調 BWV 542
  ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893):
   2. 無言歌 Op. 2 No. 3 / 3. ユーモレスク Op. 10 No. 2
  イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):
   4. エレジー 変ロ短調 Op. 4 / 5. 夜想曲 変ロ長調 Op. 16 No. 4
  6. フリッツ・クライスラー(1875-1962): 美しきロスマリン
  7. エヴェルト・タウベ(1890-1976): ポプリ
  8. イサーク・アルベニス(1860-1909): ナバーラ
  セザール・フランク(1822-1890): 交響的大曲 Op. 17
   9. Andantino serioso – Allegro non troppo e maestoso / 10. Andante – Allegro /
   11. Andante – Allegro non troppo e maestoso – Beaucoup plus largement que precedemment

 録音 2019年12月22-23日 Concert Hall of the Ignacy Jan Paderewski Pomeranian Philharmonic in Bydgoszcz(ポーランド)

 ポーランドの作曲家マチエイェフスキの「2台ピアノのための編曲集」第3集。
 マチエイェフスキはドイツで生まれ、ベルリンのシュテルン音楽院で学び、ポズナン音楽院を経てワルシャワ音楽院でカジミェシュ・シコルスキに師事、初期の作品はカロル・シマノフスキに評価されました。
 ナディア・ブーランジェに師事するために1934年にパリに留学しましたが、その後は亡くなる直前までポーランドに戻ることはなく、イギリスやスウェーデンでピアニスト、作曲家として活躍しました。
 そんなマチエイェフスキの生涯の物語はポーランド国内で2回も映像化されるなど、近年その人気が高まりを見せています。
 とりわけ完成までに10年以上の年月を要した「死者のためのミサ曲」(1959)は1960年に初演されて高い評価を受けました。
 彼の「2台ピアノのための編曲」はライフワークの一つで、自身のコンサートで演奏されただけではなく、ユニークなピアノのレパートリーとして多くのピアニストたちにも愛奏されました。
 近年、作品の人気が再燃の兆しを見せています。第3集にはバッハやチャイコフスキーらの作品に加え、フランクの難曲「交響的大曲」の編曲も含まれています。

 第1集…ACD-230 第2集…ACD-274

 
 




SOLO MUSICA


SM353
¥2400
Trio Amani トリオ・アマニ チューリッヒとサンクトベテルブルクの弦楽のための室内楽曲集
 ニコライ・アマニ(1872-1904): 弦楽三重奏曲 Op. 1
  1. Allegro moderato - Allegro - piu mosso / 2. Andante non troppo /
  3. Intermezzo. Allegro scherzando / 4. Finale. Allegro molto
 ハンス・ショイブレ(1906-1988): 弦楽四重奏曲 Op. 35
  5. I Allegro-Poco pui mosso (leggiero) / 6. II Andante mezza voce (choralartig)-Andante (Choral) /
  7. III Scherzo / 8. IV Allegro Primo tempo
 パウル・ミュラー=チューリッヒ(1898-1993): 弦楽三重奏曲 Op. 46
  9. Molto tranquillo / 10. Allegro ritmico / 11. Andante Tranquillo / 12. Vivace
 セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953): 2つのヴァイオリンのためのソナタ Op. 56
  13. Andante cantabile / 14. Allegro / 15. Commodo (quasi Allegretto) / 16. Allegro con brio
 トリオ・アマニ
 【メンバー】
  マリナ・ヤコフレヴァ(ヴァイオリン)、
  ミハイル・ヤコフレフ(ヴァイオリン‛&5-8,13-16)(ヴィオラ‛&1-4,9-12)、
  レフ・シフコフ(チェロ)、

 ヴァハグン・アリスタケシャン(ヴィオラ)‛&5-8

 録音 2019年11月4,7日 Kirche Oberstrass, 8006, Zurich(スイス)

 ヴァイオリニストのマリナ・ヤコフレヴァと彼女の兄弟ミハイル・ヤコフレフ、そしてチェリストのレフ・シフコフによって2017年に創設されたトリオ・アマニ。
 アンサンブルの名前は、2018年に発見されチューリッヒで初演された三重奏曲の作曲家ニコライ・アマニから採られたものです。
 アマニはロシア出身の作曲家で、リムスキー=コルサコフとリャードフに作曲を師事し、ノスタルジックで美しい作品をいくつか書きあげ、豪商ミトロファン・ベリャーエフのサロンで評判をとりましたが、32歳の時に結核のため短い生涯を閉じています。
 ヤコフレヴァたちはアマニの作品を紹介するとともに、ロシアとスイス近代の一連の作品を演奏するプログラムを作り、デュオからピアノ五重奏まで柔軟に編成を変え、様々な作品を演奏しています。
 



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SOMM RECORDINGS



SOMMCD0637
¥2500→\2290
シャルヴェンカ編曲
ピアノ・デュオによるベートーヴェン:交響曲全集 第1集
テッサ・アイス(ピアノ)、
ベン・スクーマン(ピアノ)
 ベートーヴェン: 交響曲第3番 変ホ長調 Op. 55「英雄」 -
  フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924)によるピアノ連弾編‛&世界初録音
   1. I Allegro con brio / 2. II Marcia funebre. Adagio assai /
   3. III Scherzo. Allegro vivace Trio / 4. IV Finale. Allegro molto – Poco andante – Presto
 
 ロベルト・シューマン(1810-1856):カノン形式の6つの練習曲 (ペダル・フリューゲルのための練習曲) Op. 56 -
  クロード・ドビュッシーによる2台ピアノ編
   5. I. 練習曲 ハ長調 Nicht zu schnell / 6. II. 練習曲 イ短調 Mit innigem Ausdruck /
   7. III. 練習曲 ホ長調 Andantino - Etwas bewegter / 8. IV. 練習曲 変イ長調 Innig /
   9. V. 練習曲 ロ短調 Nicht zu schnell / 10. VI. 練習曲 ロ長調 Adagio

 録音 2020年8月24-25日 Menuhin Hall,Stoke d'Abernon,Surrey(UK)

 SOMM RECORDINGSレーベルの新企画は、全6巻が予定されているフランツ・クサヴァー・シャルヴェンカの編曲によるベートーヴェンの交響曲全集。
 第1巻には、交響曲第3番「英雄」をメインに、あまり耳にすることのないシューマンの「カノン形式の6つの練習曲」が収録されています。
 編曲をしたシャルヴェンカはポーランド系ドイツの作曲家。彼の兄ルートヴィヒ・フィリップ・シャルヴェンカも作曲家として知られています。
 兄弟はベルリンでツェルニーの弟子であったテオドール・クラクにピアノを師事しており、この編曲にもベートーヴェン直系の弟子(ツェルニーはベートーヴェンに直接師事していた)ならではの作品に対する敬愛が感じられる見事な編曲に仕上がっています。
 もう一つのシューマン作品は、ドビュッシーによる編曲で、原曲のペダルピアノ(ペダルフリューゲル=足鍵盤付きピアノ)のために書かれた、対位法をくまなく駆使した作品が、ドビュッシーによって過不足なく2台ピアノのための作品に移し替えられています。
 演奏しているのは南アフリカのケープタウン出身のピアニスト、テッサ・アイスと、同じく南アフリカ出身のペン・スクーマンによるピアノ・デュオ。
 2020年のベートーヴェン生誕250周年記念として、シャルヴェンカ編曲による交響曲全9曲の録音を行うとともに、ロンドンを中心に各地でコンサートを行い好評を得ています。

 
 
 

SOMMCD0633
¥2500
Birdsong 鳥の歌
 ブラームス/シューマン/クララ・シューマン/ビーミッシュ:歌曲集
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
アンドルー・ウェスト(ピアノ)
  ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
   1. ナイチンゲールに寄せて Op. 46 No. 4 / 2. 乙女の歌 OP. 107 No. 5 / 3. 乙女 Op. 95 No. 1
  4. クララ・シューマン(1819-1896): あなたが美しさゆえに愛するのなら
  ブラームス:
   5. 乙女は語る OP. 107 No. 3 / 6. サラマンダー OP. 107 No. 2 / 7. ナイチンゲール OP. 97 No. 1
  サリー・ビーミッシュ(1956-): ハーフェズによる4つの歌
   8. ナイチンゲール / 9. クジャク / 10. 魚 / 11. ヤツガシラ
  ブラームス:
   12. 甲斐なきセレナーデ OP. 84 No. 4 / 13. サッフォー風の頌歌 OP. 94 No. 4 / 14. 永遠の愛について OP. 43 No. 1
  ロベルト・シューマン(1810-1856): 歌曲集『女の愛と生涯』
   15. 彼に会って以来 / 16. 彼は誰よりも素晴らしい人 / 17. わからない、信じられない /
   18. わたしの指の指輪よ / 19. 手伝って、妹たち / 20. やさしい人、あなたは見つめる /
   21. わたしの心に、わたしの胸に / 22. 今、あなたは初めてわたしを悲しませる

 録音 2020年9月30日-10月1日 St Mary's Church, Pyrton(UK)

 幾多のイギリス歌曲における名唱で知られるバリトン歌手、ロデリック・ウィリアムズ。彼が今回挑んだのは女声のために書かれた歌曲の数々です。
 アルバムではブラームスの歌曲を中心に、シューマンの「女の愛と生涯」やクララ・シューマンの愛らしい歌曲、イギリスの近代作曲家バーミッシュが14世紀ペルシャの詩人ハーフェズの詩に付けた官能的な「4つの歌曲」が歌われています。
 ロデリック・ウィリアムズは、アルバムの序文で「以前、コンクールに出場するために歌う予定のプログラムを提出したところ、ブラームスの『サッフォー風の頌歌』は女声のための曲であるため、却下された」と述べています。
 そして当時は「歌詞の内容を理解していなかった」と嘆いたものの、近年になって「なぜ男性が歌ってはいけないのか」と疑問に思ったそう。
 今回の歌におけるジェンダーの枠を外す試みは、他の男声歌手にとっても新たなレパートリーの開拓になることでしょう。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


CAMEO CLASSICS


CC9133
(2CD-R)
特別価格
¥3000
ジョーン・サザーランド ~ イン・パフォーマンス・1957-1960
 ドニゼッティ:
  歌劇《リヴァプールのエミリア》より、
  歌劇《ランメルモールのルチア》より
 ヴェルディ:歌劇《シチリアの晩鐘》より
 ヘンデル:歌劇《アルチーナ》より
 ベッリーニ:《清教徒》より
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)他

 伝説のベルカント・ソプラノ、ジョーン・サザーランドの若き日の記録!

 「リリタ(Lyrita)」の創設者、リチャード・イッターが蒐集していたBBC放送のコレクションから、サザーランドがまさにベルカント・ソプラノとして大成していくその時代の歌声を2枚組にまとめました。
 モノラルでありながら、その圧倒的な音圧の力強さはこのころから感じることができます。

 ※録音:1957年-1960年(イギリス)/MONO/ADD
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




LYRITA


SRCD2392
(2CD-R)
¥4800
レノックス・バークリーによる3幕のオペラ《ネルソン》
 レノックス・バークリー(1903-1989):歌劇《ネルソン》
エルガー・ハワース(指揮)
BBC交響楽団
BBC・シンガーズ
デイヴィッド・ジョンストン(テノール)
エイドウィン・ハリー(ソプラノ)、他

 イギリスの作曲家レノックス・バークリーによる3幕のオペラ。バークリーは、オックスフォードに生まれ、パリに留学した際にナディア・ブーランジェに師事しました。
 オペラも《ネルソン》だけでなく数曲作曲しており、交響曲も作品が残っています。この作品が生み出された1950年代はバークリーにとっても創作意欲溢れている時期で、その時期に作られた作曲家の充実感が、この歌劇《ネルソン》のいたるところで窺えます。

 ※BBC放送日:1983年10月23日放送、BBCスタジオ(イギリス)/ADD
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 



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PROFIL



PH 16076
(3CD+1ボーナスCD)
¥4500→\4190
ゼンパーオーパー・エディション12
 ベームとシュターツカペレ・ドレスデン、1942年の「カルメン」
 Disc1-3
  ビゼー:歌劇「カルメン」(ドイツ語版)
   Disc1-3:カルメン:エリザベート・ヘンゲン(メゾ・ソプラノ)、ドン・ホセ:トルステン・ラルフ(テノール)、
    エスカミーリョ:ヨーゼフ・ヘルマン(バリトン)、ミカエラ:エルフリーデ・ヴァイトリッヒ(ソプラノ)、
    レメンダード:ハインリヒ・テッスマー(テノール)、ダンカイロ:カール・ヴェッセリー(テノール)、
    ズニーガ:クルト・ベーメ(バス)、モラレス:ヤン・リッテル(バリトン)、
    フラスキータ:エルフリーデ・トレッチェル(ソプラノ)、メルセデス:ヘレナ・ロット(アルト)ほか、
    カール・ベーム(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン
    録音:Disc1-3:1942年12月4/5日ドレスデン
 

 ボーナス・ディスク
   シリンダー録音:
    (1)第1幕~ハバネラ
     【エーファ・フォン・デア・オステン(ソプラノ)、スタジオ・オーケストラ
      (録音:1905 年パラストホテル・ウェーバー(ドレスデン)】
    (2)第1幕~セギディーリャ
     【エーファ・フォン・デア・オステン(ソプラノ)、ブルーノ・ザイトラー=ヴィンクラー(指揮)
      スタジオ・オーケストラ(録音:1909年パラストホテル・ウェーバー(ドレスデン)】
   初期ラッパ吹込み:
    (3)第1幕~ミカエラとドン・ホセの二重唱「母の便りは」(ドイツ語歌唱)
     【エーファ・フォン・デア・オステン(ソプラノ)、リヒャルト・タウバー(テノール)、
      ブルーノ・ザイトラー=ヴィンクラー(指揮)スタジオ・オーケストラ(録音:1921年4月8日ベルリン)】
    (4)第2幕~闘牛士の歌
     【ローベルト・ブルク(バリトン)、スタジオ・オーケストラ(録音:1920年ベルリン)】
    (5)第2幕~花の歌(ドイツ語歌唱)
     【リヒャルト・タウバー(テノール)、カール・ベスル(指揮)
      スタジオ・オーケストラ(録音:1923年3月9日ベルリン)】
    (6)第3幕への前奏曲
     【フリッツ・ブッシュ(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン(録音:1923年6月8-9日ドレスデン)】
    (7)第3幕~ミカエラのアリア「何を恐れることがございましょう」(ドイツ語歌唱)
     【エリザベト・レートベルク(ソプラノ)、フリーダー・ヴァイスマン(指揮)
      ベルリン国立歌劇場のメンバー(録音:1921年5月21日ベルリン)】
   電気録音:
    (8)第3幕フィナーレ
     【ティーノ・パッティエーラ(テノール)、バルバラ・ケンプ(ソプラノ)、
      フリーダー・ヴァイスマン(指揮)ベルリン国立歌劇場のメンバー(録音:1930年2月28日ベルリン)】
    (9)第3幕~ミカエラのアリア「何を恐れることがございましょう」
     【マリア・チェボターリ(ソプラノ)、ゲルハルト・シュテーガー(指揮)
      ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団(録音:1941年ベルリン)】
   テープ録音:
    (10)第1幕~ミカエラとドン・ホセの二重唱「母の便りは」(ドイツ語歌唱)
     【エルフリーデ・トレッチェル(ソプラノ)、ハインツ・ザウアーバウム(テノール)、
      ハンス・レーヴライン(指揮)シュターツカペレ・ドレスデン(録音:1949年5月27日ドレスデン)】
    (11)第2幕~花の歌(ドイツ語歌唱)
     【ハインツ・ザウアーバウム(テノール)、ハンス・レーヴライン(指揮)
      シュターツカペレ・ドレスデン(録音:1949年5月27日ドレスデン)】
    (12)第3幕~ミカエラのアリア「何を恐れることがございましょう」(ドイツ語歌唱)
     【エルフリーデ・トレッチェル(ソプラノ)、ハンス・レーヴライン(指揮)
      シュターツカペレ・ドレスデン(録音:1949年5月27日ドレスデン)】

 ベームとシュターツカペレ・ドレスデン、1942年の「カルメン」が本家お墨付盤で登場!

 MONO、51'59"、40'42"、56'50"、60'11"

 Profilレーベルのゼンパーオーパー・シリーズの第12弾はベームの「カルメン」全曲。
 この音源は過去にもPreiserレーベルなどからもリリースされ話題となったものですが、当Profil盤は本家本元シュターツカペレ・ドレスデン監修のオーセンティックなもののため、計り知れぬ価値があると申せましょう。

 ザクセン時代、第2次世界大戦中1942年の放送用録音。当時のドイツの技術の粋を極めた録音の良さも驚愕。
 当時の慣習でドイツ語歌唱により、エリザベート・ヘンゲンのカルメン、トルステン・ラルフのドン・ホセ、ヨーゼフ・ヘルマンのエスカミリオ、エルフレーデ・ヴァイトリヒのミカエラという、まるでワーグナーの楽劇と見紛う豪華オールスターキャストです。

 若きベームのパワーは物凄く、重量感とよどみない流れに満ちた素晴らしい音楽作りで最後まで釘付けになります。それが違和感どころか、ビゼーの音楽がウェーバーやリヒャルト・シュトラウスと通じる世界であることを気づかせてくれます。

 このアルバムならではの特典が秘蔵カルメン録音集ボーナスディスク。古くは1905 年のエーファ・フォン・デア・オステンのシリンダー録音やレートベルクとタウバーのラッパ吹込みから戦後1945年の磁気テープ録音までたっぷり1時間。オペラ・ファンや専門家必携のお宝と申せましょう。

 それに加えて、同シリーズの魅力のひとつの豪華解説書もぬかりなく収められています。
 今回はなんとベーム演奏とボーナスディスクが別刷りとなっていて、独・英2か国語で前者が84ページ、後者が46ページ。貴重写真満載の愛蔵資料です。お買い逃がしなく!
 

<メジャー・レーベル>
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DG


4860651
(5CD+BDA)
\4700→\4390
《ヘルベルト・フォン・カラヤン~シベリウスDG録音全集》
シベリウス:
《CD 1》
 1-4) 交響曲第4番イ短調Op.63、5) トゥオネラの白鳥Op.22 No.2
  【演奏】ゲルハルト・ステンプニク(コーラングレ)(5)
  【録音】1965年2月、ベルリン/
《CD 2》
 1-4) 交響曲第5番変ホ長調Op.82、5) 交響詩『タピオラ』Op.112
  【録音】1965年2月(1-4)、1964年10月(5)、ベルリン/
《CD 3》
 1-4) 交響曲第6番ニ短調Op.104、5-8) 交響曲第7番ハ長調Op.105
  【録音】1967年4月(1-4)、9月(5-8)、ベルリン/
《CD 4》
 1-3) ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47、
 4) 交響詩『フィンランディア』Op.26 No.7、5) 悲しいワルツOp.44 No.1
  【演奏】クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)(1-3)
  【録音】1964年10月(1-4)、1967年1月(5)、ベルリン/
《CD 5》
 1) 交響詩『フィンランディア』Op.26 No.7、
 2) トゥオネラの白鳥Op.22 No.2、3) 悲しいワルツOp.44 No.1、
 4) 交響詩『タピオラ』Op.112、
 5-13) 組曲『ペレアスとメリザンド』Op.46
  (第1曲:城門にて/第2曲:メリザンド/第3曲:海辺にて/
   第4曲:庭園の噴水/第5曲:3人の盲目の姉妹/
   第6曲:パストラーレ/第7曲:糸を紡ぐメリザンド/
   第8曲:間奏曲/第9曲:メリザンドの死)
    【演奏】ゲルハルト・ステンプニク(コーラングレ)(2)
    【録音】1984年2月、ベルリン
《BDA》
 CD 1-CD 4の全収録曲
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 密接な関係にあったカラヤンとシベリウス、そのDG録音をまとめたCD5枚組+BDA


 おそらくヘルベルト・フォン・カラヤンほどシベリウスを指揮し、一貫してこの作曲家を擁護し録音した指揮者はいないでしょう。
 カラヤンとシベリウスの密接な関係を称え、ドイツ・グラモフォンより、カラヤンがこのレーベルに行ったシベリウス作品の全録音集がCD5枚組+BDオーディオで発売されます。
 1960年代のアナログ録音と1980年代の録音があり、アナログ録音は新規リマスタリングされ、BDオーディオにも収録されています。

 クリスチャン・フェラスとの1965年録音のヴァイオリン協奏曲はディスク大賞とエジソン賞を受賞しています。
 
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4837452
(2CD)
\3100→\2890
《ロン・ユー&上海交響楽団~マーラー/イェ・シャオガン:大地の歌》
《CD 1》
 1-6) マーラー:大地の歌
  (第1楽章:大地の哀愁に寄せる酒の歌/
   第2楽章:秋に寂しき者/第3楽章:青春について/
   第4楽章:美について/第5楽章:春に酔える者/
   第6楽章:告別)/
《CD 2》
 1-6) イェ・シャオガン:ソプラノ、バリトンと管弦楽のための『大地の歌』Op.47
  (1. Tale of Sorrowful Song/2. Banquet at Tao Family’s Pavilion/
   3. Imitation of Old Poem/4. Song of Pick Lotus/
   5. Feelings upon Awakening from Drunkenness on a Spring Day/
   6. Staying at Teacher’s Mountain Retreat, Awaiting a Friend in Vain, Farewell)
ミシェル・デヤング(メッゾ・ソプラノ)(CD 1)、
ブライアン・ジャグデ(テノール)(CD 1)、
チャン・リピン(ソプラノ)(CD 2)、
シェンヤン(バリトン)(CD 2)、
ロン・ユー(指揮)
上海交響楽団

 歴史と文化が出会う東西2つの『大地の歌』
 
 何世紀も昔の中国の詩がロン・ユーと上海交響楽団の新録音で生き生きとよみがえります。
 ドイツ・グラモフォンから世界発売される彼らのセカンド・アルバム『大地の歌』です。
 世界初録音となるイェ・シャオガンによる現代曲『大地の歌』がマーラーの交響曲と一緒に演奏されています。
 東と西双方の何世紀にもわたる伝統と現代のスタイルを融合させた、イェ・シャオガンの野心的な新作が、ドイツ語に翻訳された唐詩に基づいてマーラーが作曲した「大地の歌」と対峙され、それぞれの魅力に新たな光を当てています。

 ロン・ユーは上海交響楽団を指揮し、イェ・シャオガンに依頼したこの作品で歴史と文化のこの出会いを魅力的に演出しています。
 メッゾ・ソプラノのミシェル・デヤングとテノールのブライアン・ジャグデがマーラー作品を、ソプラノのチャン・リピンとバリトンのシェンヤンがイェ・シャオガンの作品に参加しています。CD2枚組。

 「私たちの国は遠く離れています。ほとんどの人は自分たちの生活体験の中にどっぷり浸かっていて他の国の文化を理解しようとさえしません…けれどもこれらの2つの作品を比べることで2つの景色が見えるのです。ヨーロッパの人たちが愛、喜びそして死についてどう感じているか、そして中国人がその同じことについてどう感じているかということが見えるのです」(ロン・ユー)

 【録音】2020年12月7-12日、上海シンフォニー・ホール
 



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DECCA



4851891
\2300→\2090
《ニコラ・ベネデッティ~バロック》
 ジェミニアーニ:合奏協奏曲第12番 ニ短調 《ラ・フォリア》
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 RV211
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 変ホ長調 RV257
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 RV386
 ヴィヴァルディ:ヴァイオリンと弦楽のための協奏曲 変ロ長調 RV583~アンダンテ
ニコラ・ベネデッティ(ヴァイオリン)
ベネデッティ・バロック・オーケストラ

 グラミー賞を受賞したヴァイオリニスト、ニコラ・ベネデッティの新録音はバロック・アルバム!

 デッカ・クラシックスが、グラミー賞を受賞したヴァイオリニスト、ニコラ・ベネデッティの新作リリースを発表。
 新しいアルバムは、ベネデッティがガット弦を含むピリオド・セッティングでリリースする初めてのバロック・アルバムであり、フリーランスのバロック音楽家たちとベネデッティ・バロック・オーケストラを結成しています。

 このアルバムでは、ヴィヴァルディの協奏曲に加えて、コレッリの「ラ・フォリア」をジェミニアーニが驚くべき方法で編曲したものが収録されています。
 このテーマは西洋古典音楽の中でも最も古いテーマの一つであり、バロック時代を中心に多くの作曲家によって編曲されてきました。
 ジェミニアーニは、当時の最も偉大なヴァイオリニストの一人であり、コレッリは彼がイタリアで育ったときの師の一人でもありました。

 7月18日-21日、Battersea Arts Centreにてベネデッティ・バロック・オーケストラによる8つのライブパフォーマンスが予定されています。これはベネデッティ財団による初のバロック・バーチャル・セッションです。

 録音:2020年12月17-20日 イギリス、バタシー・アーツ・センター
 















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