アリアCD 新店舗へようこそ

新店舗トップページへ

お買い物の方法  

ページ内の商品チェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ




≪第112号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 2021/6/29~




7/2(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


ANIMAL MUSIC

ANI 095
¥2900
「風の子」
 (1)SMIRENA (ヴォイタ・ニードル作)
 (2)DITE Z VETRU (ベアタ・フラヴェンコヴァー&ヴォイタ・ニードル作)
 (3)NEVYHNUTELNY (ベアタ・フラヴェンコヴァー、ヴォイタ・ニードル&ボフスラフ・レイネク作)
 (4)OPUSTENI (ベアタ・フラヴェンコヴァー&ヴォイタ・ニードル作)
 (5)JANTAROVY STIN (ヴォイタ・ニードル&ヤナ・イヴァノヴィチ=インフェルドヴァー作)
 (6)MANDALA V PISKU(ヴォイタ・ニードル作)
 (7)JIN A JANG(ヴォイタ・ニードル作)
 (8)HVEZDNY PRACH(ヴォイタ・ニードル作)
 (9)VOLANI(ヴォイタ・ニードル作)
 (10)JINE TICHO(ヴォイタ・ニードル& T. ボロヴコヴァー作)
 (11)VETVE STEJNYCH STROMU(ヴォイタ・ニードル& T. ボロヴコヴァー作)
  ヴォイタ・ニードル(ヴォーカル、クラリネット&バス・クラリネット)、
  ベアタ・フラヴェンコヴァー(ピアノ)、ラスティスラフ・ウーリーク(コントラバス)、
  ダニエル・ショルチス(ドラムス)、エヴァ・フティロヴァー(ピアノ)、
  エポック・カルテット、クラリネット・ファクトリー

 クラリネット・ファクトリーのヴォイタ・ニードル、初のソロ・アルバム「風の子」。自身の子供への思いを愛情あふれるサウンドに仕上げた心温まるアルバム。

 セッション録音:2020年/ソノ・レコーズ、ノウゾフ(チェコ)/43'46

 結成から四半世紀を超えた今も精力的に活躍する4人組のクラリネット・アンサンブル、「クラリネット・ファクトリー」。
 その創設メンバー、ヴォイタ・ニードルが初のソロ・アルバム「風の子」をリリースします。ニードルはクラリネット奏者としてだけでなくヴォーカル、作詞・作曲も手掛けるマルチ・プレイヤー。
 当アルバムではヴォイタの第二子が早産で非常に大変な時を乗り越えた、その時の感情を作品にのせました。

 チェコのピアニスト、ベアタ・フラヴェンコヴァーとの共作を中心に添えたこのアルバムでは共演者も実に豪華。
 ジャズ・シーンだけでなく、チェコの音楽シーンの中心で活躍するアーティストがニードルの思いに心を寄せ演奏しており、2019年に結成20周年を迎えたエポック・カルテットをはじめ、ドラムスのダニエル・ショルチス、ピアノのエヴァ・フティロヴァー、そしてクラリネット・ファクトリーなどが参加しております。ニードルの優しく、温かいヴォーカルが心に染み入ります。

 CDの売上の一部は、ANIMAL MUSICを通じて未熟児を抱える家族を支援する非営利団体 "Nedoklubko "に寄付されます。

 
 



.

CENTAUR



CRC3758
¥2500→\2290
フレデリック・チウが弾くベートーヴェン=リストの交響曲!
 ベートーヴェン(リスト編):
  交響曲第5番《運命》(ピアノ独奏版)*
  交響曲第7番(ピアノ独奏版)
フレデリック・チウ(ピアノ)

 フレデリック・チウが堂々と弾くベートーヴェン=リストの交響曲!

 リストが残したトランスクリプション作品の傑作の一つ、ベートーヴェンの交響曲全集。その中から第5番と第7番を収録した1枚。
 フレデリック・チウは1964年ニューヨーク生まれのピアニスト。1993年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールでは、彼が最終ラウンドへの進出を逃したことが話題となり、メディアでも大きく取り上げられました。
 チウはむやみにテンポを揺らすことをせず、まるでオーケストラが演奏しているかのような堂々としたアプローチでこの傑作に正面から立ち向かっています。

 ※録音:2008年*、2018年(アメリカ)
 
 

CRC3763
¥2500
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.1
 シャルル=マリー・ヴィドール:
  オルガン交響曲第1番 ハ短調 Op.13-1
  ラテン組曲 Op.86
ジョビー・ベル(オルガン)

 アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第1弾。
 今作はヒューストン第一長老教会のエオリアン・スキナー1949年製オルガンで録音された最初のオルガン交響曲と、ウィルミントン第一長老教会のE.M.スキナー1928年製オルガンで録音されたラテン組曲を収録。
 ヴィドール自身がヴィルトゥオーゾ・オルガニストだったこともあり、その演奏には高い技術が要求されます。

 ※録音:2017年6月&10月(アメリカ)
 
 

CRC3764
¥2500
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.2
 シャルル=マリー・ヴィドール:
  オルガン交響曲第2番 ニ長調 Op.13-2
  オルガン交響曲第3番 ホ短調 Op.13-3
ジョビー・ベル(オルガン)

 アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第2弾。
 今作はウィルミントン第一長老教会のE.M.スキナー1928年製オルガンで録音された、オルガン交響曲第2番と第3番という初期の2作品を収録。

 ※録音:2017年6月(アメリカ)
 
 

CRC3765
¥2500
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.3
 シャルル=マリー・ヴィドール:
  オルガン交響曲第4番 ヘ短調 Op.13-4
  オルガン交響曲第7番 イ短調 Op.42-3
ジョビー・ベル(オルガン)

 アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第3弾。
 今作はプロヴィデンス・ユナイテッド・メソジスト教会のエオリアン・スキナー1971/2013年製オルガンで録音された、28歳のヴィドールが書いたオルガン交響曲第4番と、ドラマティックな曲調の第7番を収録。

 ※録音:2018年5月(アメリカ)
 
 

CRC3766
¥2500
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.4
 シャルル=マリー・ヴィドール:
  オルガン交響曲第5番 ヘ短調 Op.42-1
  バッハの思い出
ジョビー・ベル(オルガン)

 アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第4弾。
 今作はヒューストン第一長老教会のエオリアン・スキナー1949年製オルガンで録音された、終楽章が英国などの王室の結婚式で演奏されることで有名なオルガン交響曲第5番と、プロヴィデンス・ユナイテッド・メソジスト教会のエオリアン・スキナー1971/2013年製オルガンで録音された、バッハのフレーズを引用して書かれたバッハの思い出を収録。

 ※録音:2017年6月、2018年5月(アメリカ)
 
 

CRC3767
¥2500
アメリカン・クラシック・ヴィドール Vol.5
 シャルル=マリー・ヴィドール:
  オルガン交響曲第6番 ト短調 Op.42-2
  ローマ風交響曲 ニ長調 Op.73
ジョビー・ベル(オルガン)

 アメリカのオルガン奏者、ジョビー・ベルが、アメリカを代表するオルガン製作者として知られるエオリアン・スキナー製とE.M.スキナー製のオルガンを弾いて録音した、ヴィドールの代表作、オルガン交響曲の全集録音シリーズの第5弾。
 今作はシュリーブポートのセント・マークス大聖堂のエオリアン・スキナー1955年製オルガンで録音された、1878年のパリ万博でヴィドール自らが初演したオルガン交響曲第6番と、実質最後のオルガン交響曲となる第10番にあたる、ローマ風交響曲を収録。

 ※録音:2015年6月(アメリカ)
 
 

CRC3754
¥2500
ゴドフスキー:左手のためのピアノ作品集
 レオポルド・ゴドフスキー:
  左手のための組曲/
  コンサート・アルバム(左手のための)-
   瞑想曲、即興曲、カプリッチオ・パテティーコ、
   インテルメッツォ・ メランコニコ、エレジー、死の練習曲/
  左手のための6つの舞踏詩
ニコラス・ロス(ピアノ/ヤマハCFX)

 アメリカとヨーロッパを中心に、ソリスト、室内楽奏者として活躍するピアニスト、ニコラス・ロスが弾く、20世紀の偉大なピアニスト、作曲家、ゴドフスキーの左手のための作品集。
 ニコラス・ロスは、ジョン・ペリー、ジョン・ビンガム、ベンノ・ピアヴァイエル、マティス・ヴェルショールの各氏に師事、これまでにロンドンのセント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、セント・ジョンズ、スミス・スクエアなどの著名な会場でリサイタルを開催。
 現在は、オハイオ州にあるオッターベイン大学でピアノ及び、音楽理論の教授として後進の指導にも力を注いでいます。

 ※録音:2018年12月27日-29日(アメリカ)
 
 

CRC37493750
(2CD)
¥4500
ロマンス&ポエム ~ タネーエフ:声楽とピアノのための作品全集
 セルゲイ・イヴァノヴィチ・タネーエフ :
  【Disc1】
   10のロマンス Op.17
   エリスの「不滅」からの10の詩曲 Op. 26
  【Disc 2】
   詩曲 Op32、Op.33、Op.34
マルシア・ポーター(ソプラノ)
ジャネット・ホプキンス(メゾ・ソプラノ)
ヒューゴ・ヴェラ(テノール)
クリスチャン・エルザー(バリトン)
ジェイコブ・ウィル(バス・バリトン)
リン・コンパス(ピアノ)

 対位法の理論家としても知られ、チャイコフスキーの世代から、スクリャービン、ラフマニノフの世代までのロシアの作曲家の世代間の橋渡し役としても重要な位置づけに見られる、タネーエフの声楽のための作品全集。
 2005年にカーネギーホールのワイル・リサイタル・ホールでデビューを果たしたマルシア・ポーター、ニューヨークのメトロポリタン・オペラで16年にわたり活躍するジャネット・ホプキンス、同じくメトロポリタン・オペラを中心にアメリカの劇場で活躍するヒューゴ・ヴェラなど、実力派歌手陣が名を連ねています。

 ※録音:2016年12月-2018年1月(アメリカ)
 
 

CRC3747
¥2500
ロベール・バラール:リュート組曲集
 ロベール・バラール(c.1575-c.1649):
  リュート組曲第1番~第9番
リチャード・コルブ(10コースリュート)

 17世紀初期の最も有名なフランスのリュート奏者、作曲家のロベール・バラールのリュート組曲集。
 北米、ヨーロッパを中心にソリスト、バロックとルネサンスのアンサンブルで、また、カーメル・バッハ・フェスティバルでは8年間リュート奏者として携わったリチャード・コルブの演奏で、当時のパリ貴族たちの間で人気を誇ったリュートのための音楽を現代に伝えます。

 ※録音:2017年7月14日-16日(アメリカ)
 
 


CRC3745
¥2500
ダンス ~ J.S.バッハ/モーツァルト/ラヴェル:ピアノ作品集
 J.S.バッハ/ブゾーニ:
  無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004 -
   第5曲 シャコンヌ
 J.S.バッハ:イギリス組曲第3番 BWV.808
 モーツァルト:デュポールの主題による9つの変奏曲
 J.S.バッハ:パルティータ第6番 ホ短調 BWV.830
 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
 J.S.バッハ/リスト:前奏曲とフーガ イ短調
スティーヴン・ベウス(ピアノ)

 アメリカのピアニスト、スティーヴン・べウスは、5歳でピアノを始め、9歳の時にオーケストラ・デビューを果たした俊英。
 これまでに、ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール、ヴァンドーム賞国際ピアノ・コンクールで第1位、アメリカ・ピアニスト協会からマクス. I . アレン・クラシカル・フェローシップを受賞しています。

 ※録音:2017年-2018年(アメリカ)
 
 

CRC3744
¥2500
サン=サーンス/ピアソラ/レフラック/ウィプラッド:
 ピアノ三重奏曲集

  カミーユ・サン=サーンス:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.92
  カレン・レフラック(b.1947):グロリオーサ
  セオドア・ウィプラッド(b.1958):ヴィネア・グロリオーサ
  アストル・ピアソラ :オブリビオン
グロリオーサ・ピアノ三重奏団
〔ユーニー・ハン(ピアノ)、
  エリック・シルベルガ―(ヴァイオリン)、
  ケヴィン・ベイト(チェロ)〕

 アメリカを拠点に活動しているグロリオーサ・ピアノ三重奏団のデビュー・アルバム。メンバーは、ユーニー・ハン(13歳でソウル市立交響楽団との共演でソロ・デビュー。
 ワシントン国際ピアノ・コンクール、ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクールなどで第1位。スタインウェイ・アーティスト。)を筆頭に、エリック・シルベルガー(チャイコフスキー国際ヴァイオリン・コンクール入賞。ソリスト、室内楽奏者。)、ケヴィン・ベイト(ナッシュビル交響楽団首席)と言った実力派が、サン=サーンスから、今年没後100周年を迎えるピアソラ、現代作品までの幅広いジャンルを豊かな音楽性で奏でます。

 ※録音:2018年7月18日-22日(アメリカ)
 
 

CRC3743
¥2500
アライヴァル
 ウェズリー・フェレイラ&ジャクソン・ウィリアムズ編:
  ペドロ・カルデイラ・カブラルへのオマージュ
 エウリコ・カラパトゾ:アルビカストロ
 マヌエル・ドゥラン:海の波
 ルイス・カルドーソ:セレス・イマジナリオス3 Op. 36
 ペドロ・ファリア・ゴメス:メモリア
 ティアゴ・デリカ:デリリオ・バロッコ
ウェズリー・フェレイラ(クラリネット)
ジャクソン・ウィリアムズ(ギター)
ゲイル・ノヴァク(ピアノ)
エヴァン・パルディ(コントラバス)

 「美しい音色」と「技術力」(The Clarinet)、「驚くべき感性」(CAML Review)と、多くの批評家から称賛を得ているクラリネット奏者、ウェズリー・フェレイラ。当アルバムでは、ポルトガルの作曲家たちの作品を集約。
 ポルトガルの民族色溢れるメロディーとリズムをクラリネットで見事に表現しています。

 ※録音:2014年-2018年(アメリカ)
 




CAPRICCIO



C5437
¥2600
ニコライ・カプースチン(1937-2020):ピアノ協奏曲第4番/二重協奏曲 他
 1. ピアノ協奏曲第4番 Op. 56(1989)
 ヴァイオリン、ピアノと弦楽オーケストラのための二重協奏曲 Op.105(2002)
  2. I. Allegro non troppo / 3. II. Largo / 4. III. Allegretto
 室内交響曲 Op. 57(1990)
  5. I. Largo - Allegro con brio - Allegretto /
  6. II. Grave / 7. III. Toccata (Vivo)
フランク・デュプレー(ピアノ)..1-4
ロザンネ・フィリッペンス(ヴァイオリン)..2-4
ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団
カーセ・スカリョーネ(指揮)

 録音 2020年10月26-31日 Erlenbach, Sulmtalhalle(スイス) 2020年12月3,4日 Heilbronn, Harmonie(ドイツ)

 「私たちの生活はジャズの即興演奏のようなものです。常に自発的で、常に瞬間的で、常に自由でなければなりません。」 (ニコライ・カプースチン)

 クラシックの作曲家としてだけではなく、シンフォニック・ジャズの作曲家としても知られるニコライ・カプースチンは、しばしば「ガーシュウィンの服を着たロシア人」と呼ばれます。
 彼の作品のほとんどはジャズの影響を受けており、その作風はバッハからプロコフィエフ、ストラヴィンスキーまでの伝統的な要素をジャズのスタイルに融合させた独自のものです。
 生涯に160曲を超える作品を残しましたが、作曲家として認められたのは21世紀近くになってからのこと。
 カプースチン自身は脚光を浴びることは望んでおらず、世間の目から遠く離れたアパートで作品を書いているときが一番幸せだったそうです。

 このアルバムに含まれる3つの作品も、どれもジャズのテイストを持ち、とりわけピアノ協奏曲では高度なテクニックを駆使した華麗な旋律が溢れていますが、実は音の全てが譜面に記されており、インプロヴィゼーションの入る余地はありません。
 ここでは、もともとジャズのパーカッションを学び、ピアニストに転向した経歴を持つフランク・デュプレーによる、鋭敏なリズム感に支えられた見事な演奏を楽しめます。
 他にも妖艶なヴァイオリンの旋律と溶け合うピアノの音色が魅力的なヴァイオリン協奏曲、ハイテンションのパーカッションが全体を支える室内交響曲が収録されており、カプースチンの持ち味がじっくり堪能できる1枚です。

 
 
 


C5380
¥2600
エルンスト・フォン・ドホナーニ:組曲 嬰ヘ短調 他/
 レオー・ヴェイネル: セレナード
ウィーン放送交響楽団
ロベルト・パーテルノストロ(指揮)
  エルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960):
   1. 歌劇《Tante Simona シモーナおばさん》Op.20 - 序曲(1911/12)
   組曲 嬰ヘ短調 Op. 19(1908/09)
    2. I. Andante con variazioni / 3. I. Variation 1: Piu animato /
    4. I. Variation 2: Animato / 5. I. Variation 3: Andante tranquilol /
    6. I. Variation 4: Allegro / 7. I. Variation 5: Vivace / 8. I. Variation 6: Adagio /
    9. II. Scherzo / 10. III. Romanze、Romance / 11. IV. Rondo
  12. アメリカ狂詩曲 Op. 47(1953)
  レオー・ヴェイネル(1885-1960): セレナード ヘ短調 Op. 3(1906)
   13. I. Allegretto quasi andantino / 14. II. Lebhaft, sehr rhythmisch /
   15. III. Rubato - Andantino - Allegretto / 16. IV. Allegro molto

 録音 Wien, RadioKulturhaus(オーストリア) 2019年6月18-19日..2-12 2020年6月22-23日..1,13-16

 名指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父、エルンスト・フォン・ドホナーニ(ドホナーニ・エルネー)。ピアニストとして活躍しただけではなく、教育者としてはアニー・フィッシャーやゲオルク・ショルティなど数多くの弟子を育て上げた優れた功績で知られます。
 作曲家としても数多くの作品を残しましたが、残念なことに演奏される機会が多いとはいえません。
 このCapriccioのシリーズではドホナーニのロマンティシズムと官能性に満ちた作品の数々を現代に蘇らせています。
 シリーズ第5集となるこのアルバムに収録されているのは、1幕ものの歌劇《シモーナおばさん》の序曲と、ドホナーニの代表作の一つ「組曲 嬰ヘ短調」、彼の最後のオーケストラ作品となった「アメリカ狂詩曲」の3曲。
 なかでもアメリカ民謡が数多く引用された「アメリカ狂詩曲」は聴きごたえたっぷりの作品です。
 添えられているのはドホナーニより8歳年下のレオー・ヴェイネルの「セレナード」。
 彼もドイツ・ロマン派とハンガリー民謡の融合を目指した作曲家の一人です。
 演奏は世界的なオーケストラと数多く共演し、卓越したパフォーマンスで活躍する指揮者パーテルノストロ。
 交響曲第1番(C5386)に続くドホナーニ作品のアルバムとなります。

 
 
 


C8070
(2CD)
¥2600
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899-1978):管弦楽伴奏による歌曲
 【CD1】
  ブルガリア民謡集 - バスとオーケストラのために
   1. ダフィーナ、ワインを Op. 43 No. 4 / 2. 朝早く、ラドカは行きました Op. 43 No. 5 /
   3. ねえ、ディミトロ Op. 42 No. 2 / 4. 身もだえする森 Op. 32 No. 1 /
   5. 老ディモは庭に座っていたOp. 42 No. 5 / 6. 山から Op. 43 No. 6 /
   7. シュメンからの乙女 Op. 43 No. 1 / 8. ミンチョはミンカにウィンクした Op. 41 No. 6 /
   9. 老人は牛を放牧する Op. 41 No. 1 / 10. 9年が経過して Op. 32 No. 5 / 11. 暗闇の中で鳴る笛 Op. 32, No. 6
  6つの抒情的な歌曲 Op.12 - 高声とオーケストラのために
   12. No. 1. 神秘的な夜 / 13. No. 2. 夜は静かだった / 14. No. 3. さびれた海岸のそばに /
   15. No. 4. 花は泣いていた / 16. No. 5. 真夜中を過ぎて /
   17. No. 6. どれほど私たちが一緒に立ち上がり幸せだったか
 【CD2】
  1. バラード「狂気のリュート弾き」 Op. 5 - バスとオーケストラのために
  4つの歌 Op. 67 - 高声とオーケストラのために
   2. No. 1. 静かな春の雨 / 3. No. 2. 空はとても青い /
   4. No. 3. 朗らかな朝 / 5. No. 4. 審判の日
  6つのブルガリア民謡 Op.56 - 高声とオーケストラのために
   6. No. 1. 小さな宿屋 / 7. No. 2. あなたにぴったり、私の愛 /
   8. No. 3. 私が見た女の子は誰?おかあさん / 9. No. 4. ボグダン /
   10. No. 5. ヴァルコ、ヴァルコ / 11. No. 6. 激しい脅威
  12. 最愛の人への歌
  
 全てブルガリア語による歌唱
 
 ※ブックレットには歌詞の英訳とドイツ語訳が掲載されています。ブルガリア語の原詞は載っていません。
 ルミヤナ・ヴァルチェヴァ=エヴロヴァ(ソプラノ)..CD1:12-17,CD2:12
 マリア・ヴェンチスラヴォヴァ(ソプラノ)..CD2:2-5
 エヴェリナ・ストイツェヴァ(ソプラノ)..CD2:6-11
 パヴェル・ゲルジコフ(バス)..CD1:1-11,CD2:1
 ブルガリア国立放送交響楽団、アレクサンドル・ヴラディゲロフ(指揮)

 録音 1970-1975年 バルカントン、ソフィア(ブルガリア)

 ブルガリアの近代作曲家、パンチョ・ヴラディゲロフ作品のシリーズ第5集は、管弦楽伴奏による歌曲の数々です。
 少年時代から作曲とピアノを始めたヴラディゲロフは、やがてベルリンへ移住し、ベルリン高等音楽院でパウル・ユオン、プロイセン芸術アカデミーでフリードリヒ・ゲルンスハイムとゲオルク・シューマンに作曲を師事しました。
 1920年代から1935年まで、ベルリン・ドイツ劇場で演出家マックス・ラインハルトの下で作曲家とピアニストを務めた後、ブルガリアに帰国。
 ブルガリア国立音楽院でピアノを教えるとともに、幅広いジャンルの作品を書き上げヨーロッパ、ロシア、アメリカなどで演奏され高く評価されています。
 1933年にはブルガリア現代音楽協会の創立メンバーに名を連ねるなど、ブルガリア音楽史に名を遺す重要な人物になりました。

 ヴラディゲロフはベルリン時代に、グスタフ・マーラーやリヒャルト・シュトラウス、ハンス・プフィッツナーらの管弦楽伴奏による歌曲を聴き影響を受けたと推測され、ブルガリアに戻ってから自身も積極的にこのジャンルの作品を書き上げました。
 その際、彼は常にブルガリアの作家、詩人の詩を用いることで自国の民謡や民俗舞踊を深く掘り下げることを追求したのです。
 この中の作品のいくつかは現在でも人気を保っており、どれも力強く鮮やかな旋律と華麗なオーケストラの響きに満たされています。
 ヴラディゲロフの没後、彼の作品は忘れられかけてしまいましたが、21世紀になって再度注目を浴びるようになり、いくつかの録音も生まれました。
 中でも、彼の息子アレクサンドル(1933-1993)は、偉大な父の音楽を未来に継承するために、1970年代にCapriccioレーベルへアルバム18枚分にも及ぶ録音を残しています。
 




MSR

MS 1778
¥2400
「編曲の芸術」(CMEプレゼンツVol.4~クラリネットと弦楽)
 シューベルト(オルドリッジ編):魔王 D328
 モーツァルト:(ジョンソン編)ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331~第1楽章:主題と変奏
 ドヴォルザーク(パウェル編):母が教えてくれた歌
 ショスタコーヴィチ:2つのヴァイオリンとピアノのための5つの小品~前奏曲(2つのチェロによる演奏)
 グラナドス(テカッリ編):ゴイエスカス Op.11~マハとサヨナキドリ,藁人形
 サン=サーンス:(トリンカウス編):「サムソンとデリラ」~私の心はあなたの声に開き
 ラヴェル(テカッリ編):亡き王女のためのパヴァーヌ
 ガルデル(ウィリアム編):首の差で
 ピアソラ(ブラガート編):忘却
 マンガーニ:ガーシュインの「パリのアメリカ人」によるブルース
 ガーシュイン(ウィリアム編):私の愛する男
 バーンスタイン(テカッリ編):「ウェストサイド物語」~どこかに,素敵な気持ち,今夜
 チャンドラー:涙で曇ることなく~サミュエル・オーガスタス・ウォードの音楽に基づく
 エヴァンス(テカッリ編):ワルツ・フォー・デビー
 アズナヴール(コールマン編):忘れじのおもかげ
 マッカートニー(テカッリ編):ヘイ・ジュード
  グレム・スティール・ジョンソン(クラリネット)、ブライアン・ホン(ヴァイオリン)
  ランバイグ・マータ・サーク(ヴァイオリン)、スリマン・テカッリ(ヴァイオリン)
  ローズマリー・ネリス(ヴィオラ)、ナン=チェン・チャン(チェロ)
  サムエル・デカプリオ(チェロ)、アリ・エヴァン(チェロ)、ミン・ウォン(ピアノ)

 シューベルト、モーツァルトからジャズ、ビートルズまで!クラリネットと弦楽のための編曲集!

 録音:2020年8月31日,9月2-3日 米国 ニュージャージー州 ベドミンスター、75'45

 題名の通り、様々な時代の名曲をクラリネットと弦楽合奏で演奏している。クラシック音楽に留まらず、ジャズのビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」、シャンソンのシャルル・アズナヴールの「忘れじのおもかげ」、さらにはビートルズのポール・マッカートニーの「ヘイ・ジュード」まで含まれている。
 グレム・スティール・ジョンソンは、イェール大学音楽院でデイヴィッド・シフリンに学んだクラリネット奏者。
 
 

MS 1757
¥2400
「ハウエルズ:レクイエム」~宗教合唱曲集
 ミアローマ:光/
 レストランジェ:すべての目が/
 ルカーシュ:怒りの日/
 メンデルスゾーン:私たちを裁きなさい、神よ/
 ブーヘンベルク:私たちを哀れんでください/
 ハウエルズ:レクイエム/
 ランスタッド:私は目を上げる/
 ヴィクトリア:ああ、あなた方すべてよ/
 伝承歌(ショート/ワイルバーグ編):死に行く兵士/
 ラバー:私は声を聞いている
ブライアン・シュミット(指揮)
ベイラー・ア・カペラ合唱団

 録音:2018年4月6-7日,2019年3月22-23日 ベイラー大学,米国 テキサス州 ウェイコ、DDD、52'53

 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983)のレクイエムを中心に、トマス・ルイス・デ・ヴィクトリアから1986年生まれのジェイク・ランスタッドまで様々な宗教合唱曲を集めている。
ベイラー・ア・カペラ合唱団は、米国、テキサス州ウェイコのベイラー大学の合唱団。全米でも特に優秀な大学合唱団として名高い。
 ブライアン・シュミットはベイラー大学の合唱および大学院の合唱研究の准教授。
 
 

MS 1763
¥2400
(シューマン・プロジェクトVol.1)
 クララ・シューマン:ピアノ・ソナタ ト短調
 シューマン:交響的練習曲 Op.13
インナ・ファリクス(ピアノ)

 録音:2020年9月 ロサンジェルス、DDD、55'10

 インナ・ファリクスによるザ・シューマン・プロジェクトの第1弾。
 ロベルトだけでなくクララの作品も含めて網羅的に録音して、この音楽史に名高い夫婦の音楽を見直そうというもの。
 クララのピアノ・ソナタ ト短調は1841年、結婚直後の作品。
 インナ・ファリクスはウクライナ生まれの米国のピアニスト。丁寧でしっとりした美しさが映える演奏である。MSR Classicsからはこれが3枚目のCD。
 最初のCDでは、「ドクトル・ジバゴ」の作者として名高い作家ボリス・パステルナークのピアノ・ソナタと前奏曲(MS1333)を収録して話題となった。
 
 

MS 1774
¥2400
「イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲」
 第1番 ト短調
 第2番 イ短調
 第3番 ニ短調「バラード」
 第4番 ホ短調
 第5番 ト長調
 第6番 ホ長調
フー・クージャ(何可嘉,ヴァイオリン)

 録音:2018年1月4-6日,3月31日,4月8日 米国 オハイオ州 シンシナティ、DDD、71'49

 中国の若手ヴァイオリニスト、フー・クージャ 何可嘉のデビューCD、いきなり難曲イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲。
 フー・クージャは中国、四川省の出身。世界遺産、都江堰の傍で育ったという。中国で学んだ後、シンシナティ大学音楽院に留学、めきめきと頭角を現す。
 高度な技巧で難易度の高い音楽を丁寧に打ち込むような演奏が好ましい。
 




QUERSTAND



VKJK 2010
¥2100
「ウィーンの小さき兄弟会修道院の手稿譜
 XIV 726からのヴァイオリン・ソナタ集」

  作者不詳:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
  作者不詳(シュトルンク?):ソナタ ニ長調
  J.J.ヴァルター:ソナタ ハ長調
  ビーバー:ソナタ ホ長調
  作者不詳:ソナタ イ短調
  作者不詳:ソナタ 変ロ長調
  作者不詳:ソナタ ヘ短調
ニナ・ポーン(ヴァイオリン)
マーティン・リッカボナ(オルガン,チェンバロ)
ペーター・トレフリンガー(チェロ)

 ビーバーやヴァルターの他に作者不詳作品も収録!ウィーンの修道院所蔵の手稿譜によるヴァイオリン・ソナタ集!

 録音:2020年8月 オーストリア シュタインブルッフ、DDD、70'03

 ウィーンの小さき兄弟会(=フランシスコ会)修道院が所蔵するヴァイオリン・ソナタの筆写譜から、通し番号で81番から87番までを収録している。
 この筆写譜は存在は知られていたが、これまで取り上げられる機会はほとんどなく、ここでヴァイオリンを演奏しているニナ・ポーンがその重要性に気付いてこうして録音されるに至った。2曲を除いて世界初録音。
 作者不詳の作品が多いが、当時のオーストリアのヴァイオリン音楽がいかなるものであったか生々しく伝える貴重な資料であり、また優れた芸術作品でもある。
 このCDはボーンの初CDでもある。1992年、オーバーエスターライヒ州の生まれ。2013年からバロック・ヴァイオリンを学び、現在は彼女の師でもあるミヒ・ガイグ率いるロルフェオ・バロックオルヒェスターにも参加している。
 
 

VKJK 2103
(1CD+BOOK)
¥2900
「中央ドイツのオルガン音楽」
 (1)J.B.バッハ:チャコーナ ト長調
 (2-3)J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ハ短調 BWV549
 (4)J.S.バッハ:コラール「高みにおられる神にだけ栄光があるように」BWV715
 (5)J.S.バッハ:コラール「最愛のイエスよ、私たちはここにいる」BWV730
 (6)J.S.バッハ:コラール「来なさい、創造主である神よ、神聖な聖霊よ」BWV667
 (7)J.S.バッハ:幻想曲 ト長調 BWV572
 (8-11)ヘンデル:フルートとオルガンのためのソナタ ホ短調
 (12)シューブラー:トリオ ニ長調
 (13)ハイドン:アダージョ ヘ長調 Hob.XVII:9
 (14)ケルナー:前奏曲 ハ長調
 (15)ベートーヴェン:アレグレット ハ長調
 (16)メンデルスゾーン:コラール ニ長調
 (17)メンデルスゾーン:変奏曲を伴った主題 ニ長調
 (18-20)ヴィヴァルディ:オルガン協奏曲 ロ短調
トーマス・エンネンバッハ(オルガン)
(8-11)ラルフ・ミーケ(フルート)
(18-20)アンサンブル・アルコ・ルンゴ

 録音:2015年8月2-3日,2019年10月8-9日ドレスデン DDD、63'13

 ヨハン・ベルンハルト・バッハ(1676-1749 大バッハとは曾祖父が同じ、はとこ)からメンデルスゾーンまでドイツを中心とした作曲家のオルガン曲を集めている。
 アイゼナハ生まれのバッハ、ハレ生まれのヘンデルはもちろん、直接の関係はないハイドンやヴィヴァルディの作品も収録されている。
 ハレ近郊の村、ランゲンボーゲンの聖マグダレーネ教会に据えられている、1735年、ゲオルク・テオドール・クロス製作のオルガンを使用。
 21世紀になって復元されたこのオルガンは、バロック時代の小教会のオルガンの特徴を見事に伝えており、現代のホールオルガンや近代の大教会のオルガンとはまったくことなった、ピリオドの味わいが素晴らしい。
 トーマス・エンネンバッハは1963年、ドイツ、ルドルフシュタット生まれのオルガン奏者。1999年からハレ=ナウムブルク管区のカントールを務め、後に教会音楽監督に昇進している。
 縦長冊子タイプの装丁で、オルガンの写真も豊富。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

.

DANACORD



DACOCD911
(2CD-R)
特別価格
¥2700→\2490
デンマークの伝説的指揮者
 トマス・イェンセンの遺産第1集

 [Disc 1]
  シベリウス:
   交響曲第2番ニ長調 Op.43
    [録音:1962年7月22日、ヘルシンキ(ライヴ放送録音)]
   交響曲第7番ハ長調 Op.105
    [録音:1963年5月27日、
     デンマーク放送コンサートホール(コペンハーゲン)(スタジオ放送録音)]
   《カレリア》組曲 Op.11
    [録音:1952年6月、コペンハーゲン]
 [Disc 2]
  シベリウス:
   ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47*
    [録音:1952年4月21日-23日、コペンハーゲン]
   交響詩《レンミンカイネン》(4つの伝説曲) Op.22
    [録音:1953年7月、コペンハーゲン]
 トマス・イェンセン(指揮)、デンマーク放送交響楽団
 エミール・テルマーニ(ヴァイオリン)*

 トマス・イェンセンの遺産シリーズが始動!

 ☆デンマークの伝説的指揮者、トマス・イェンセンの貴重な録音を復刻!
 ☆第1弾は、初CD化音源を含む、シベリウスの交響曲、ヴァイオリン協奏曲、「レンミンカイネン」!

 デンマークの指揮者トマス・イェンセン(1898-1963)は、ラウニ・グランデールとエーリク・トゥクセンとともにカール・ニールセンの作品を早くから紹介したことで知られます。
 コペンハーゲンで生まれたイェンセンは、デンマーク音楽院(現・王立デンマーク音楽アカデミー)でカール・ニールセンの和声学のクラスとは別にチェロを学び、ニールセンの第4番と第5番の交響曲の初演にチェリストとして参加しました。
 彼は、シベリウスの指揮した交響曲でもチェロを弾き、シベリウスの音楽への情熱と見識には自信をもっていたと言われます。
 グランデールの遺産をリリースした Danacord Records は、イェンセンのシリーズを新たにスタートさせ、最初のアルバムにシベリウス主要な作品を集めました。
 ヘルシンキとコペンハーゲンからライヴ放送された音源による第2番と第7番の交響曲は、初めてのCDリリース。《カレリア》組曲と《レンミンカイネン》 は、Decca が LP のために行った録音、ニールセンの娘婿のテルマーニ(1892-1988)がソロを弾いた《ヴァイオリン協奏曲》は、Tono がリリースしたセッション録音が音源に使われています。

 ※ADD
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 


<メジャー・レーベル>
.

DG



4860474
\2800→\2590
《アリス=紗良・オット~Echoes of Life エコーズ・オヴ・ライフ》
 イン・ザ・ビギニング・ワズ
  1. フランチェスコ・トリスターノ:イン・ザ・ビギニング・ワズ
  フレデリック・ショパン:24の前奏曲 作品28
   2. 第1番 ハ長調
   3. 第2番 イ短調
   4. 第3番 ト長調
   5. 第4番 ホ短調   

 インファント・レベリオン
  6. ジェルジュ・リゲティ:ムジカ・リチェルカータ 第1曲
  フレデリック・ショパン:24の前奏曲 作品28
   7. 第5番 ニ長調
   8. 第6番 ロ短調
   9. 第7番 イ長調
   10. 第8番 嬰ヘ短調
   11. 第9番 ホ長調

 ウェン・ザ・グラス・ワズ・グリーナー
  12. ニーノ・ロータ:ワルツ
  フレデリック・ショパン:24の前奏曲 作品28
   13. 第10番 嬰ハ短調
   14. 第11番 ロ長調
   15. 第12番 嬰ト短調
   16. 第13番 嬰へ長調
   17. 第14番 変ホ短調
   18. 第15番 変ニ長調 《雨だれ》

 ノー・ロードマップ・トゥ・アダルトフッド
  19. チリー・ゴンザレス:前奏曲 嬰ハ長調
  フレデリック・ショパン:24の前奏曲 作品28
   20. 第16番 変ロ短調
   21. 第17番 変イ長調
   22. 第18番 ヘ短調

 アイデンティティ
  23. 武満徹:リタニ -マイケル・ヴァイナーの追憶に- 第1曲
  フレデリック・ショパン:24の前奏曲 作品28
   24. 第19番 変ホ長調
   25. 第20番 ハ短調

 ア・パス・トゥ・ウェア
  26. アルヴォ・ペルト:アリーナのために
  フレデリック・ショパン:24の前奏曲 作品28
   27. 第21番 変ロ長調
   28. 第22番 ト短調
   29. 第23番 ヘ長調
   30. 第24番 ニ短調

 ララバイ・トゥ・エターニティ
  31. アリス=紗良・オット:ララバイ・トゥ・エターニティ
    モーツァルトのレクイエム ニ短調 K.626から ラクリモーサの断片による
アリス=紗良・オット(ピアノ)

 人生に響き続けるプレリュード、アリスが紐解く24+7のストーリー


 日本とドイツの血をひき、世界で活躍する美貌のピアニスト、アリス=紗良・オット3年振りのニュー・アルバム。

 大ヒットを記録した2ndアルバム『ショパン:ワルツ全集』以来のショパン・アルバム。今回はショパンの『24の前奏曲 作品28』を中心に、アリスに影響を与えた7つの作品を間奏曲(インタールード)として織り込んだアリスの足跡を辿る個人的なアルバム。

 バッハの平均律クラヴィーア曲集に倣い、24の全ての調で書かれたショパンの前奏曲集作品28は、それぞれの曲が短く、感興の赴くまま溢れる詩情を自由に綴ったかのような個性的な性格を持つ楽曲が次々と現れるため、非常に親しみやすい作品集となっている。録音:2021年2月 ミュンヘン
 
 .


4860435
(CD)
\2300→\2090
《チョ・ソンジン~ショパン: ピアノ協奏曲第2番、スケルツォ》
 フレデリック・ショパン
  1. スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20
  2. スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31 
  3. スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39 
  4. スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54
  5. ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21
チョ・ソンジン(ピアノ)
ロンドン交響楽団
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
4860436
(2LP)
\4800

 圧倒的才能、さらに極まる! 繊細な抒情を完璧な美音で奏でる名手による至高のショパン。

 2015年第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝した名手による待望のショパン・アルバム。

 4曲のスケルツォは、ショパンの全創作の中でも、その激しさや深刻な曲調において非常に際立った世界を形作っています。
 ピアノ協奏曲第2番は、若きショパンが満を持して作曲した最初の大作で、随所に創意が凝らされ、片思いの初恋の想いを込めた第2楽章が有名な非常にロマンティックな作品です。
 チョ・ソンジンは完璧にコントロールされたタッチによる研ぎ澄まされた美音と、抑制の中から溢れる豊かな情感により、ショパン作品の情緒と美しさを最大限にひき出しています。

 協奏曲は、2016年録音の「ショパン:ピアノ協奏曲第1番」でも好サポートを示したノセダ指揮ロンドン交響楽団との共演。
 
 録音:2021年3月 ロンドン(5)、ハンブルク(1-4)
  
  .


4860761
(2CD)
\3000→\2790
《ヤン・リシエツキ~ショパン: 夜想曲全集》
 フレデリック・ショパン (1810 - 1849)
 CD1
  1. 夜想曲 第1番 変ロ短調 作品9の1
  2. 夜想曲 第2番 変ホ長調 作品9の2
  3. 夜想曲 第3番 ロ長調 作品9の3
  4. 夜想曲 第4番 へ長調 作品15の1
  5. 夜想曲 第5番 嬰ヘ長調 作品15の2
  6. 夜想曲 第6番 ト短調 作品15の3
  7. 夜想曲 第7番 嬰ハ短調 作品27の1
  8. 夜想曲 第8番 変ニ長調 作品27の2
  9. 夜想曲 第9番 ロ長調 作品32の1
  10. 夜想曲 第10番 変イ長調 作品32の2
  11. 夜想曲 第11番 ト短調 作品37の1
  12. 夜想曲 第12番 ト長調 作品37の2
 CD2
  1. 夜想曲 第13番 ハ短調 作品48の1
  2. 夜想曲 第14番 嬰ヘ短調 作品48の2
  3. 夜想曲 第15番 ヘ短調 作品55の1
  4. 夜想曲 第16番 変ホ長調 作品55の2
  5. 夜想曲 第17番 ロ長調 作品62の1
  6. 夜想曲 第18番 ホ長調 作品62の2
  7. 夜想曲 第19番 ホ短調 作品72の1
  8. 夜想曲 第21番 ハ短調 遺作 KK IVb,8
  9. 夜想曲 第20番 嬰ハ短調 遺作 KK IVa,16
ヤン・リシエツキ(ピアノ)

 あふれるリリシズム。 ショパンの孤高の魂を奏でる、リシエツキのノクターン!

 1995年、ポーランド人の両親のもと、カナダで生まれた天才ピアニスト、ヤン・リシエツキ。13歳&14歳の時の音楽祭での演奏が、ポーランド国立ショパン協会からリリースされCDデビュー、15歳でドイツ・グラモフォンと契約し、17歳でショパン:練習曲集(全曲)をリリース。
 非凡なショパン弾きによる待望の夜想曲全曲録音、ピアニストとしての真価を問う話題作の登場です。

 21曲のショパンの夜想曲(ノクターン)は、物憂げで美しいメロディと芸術的な深みを併せ持ち、不動の人気を誇るショパンの代表作。
 ショパンが20歳の時から晩年に至るまで作曲された夜想曲は、豊かなニュアンスとロマン性溢れる音楽性、そして、形式・表現内容の多様な可能性を追求したショパンの作風の変遷を示しています。

 録音:2020年10月 ベルリン、マイスターザール
 
 .


4861547
\2300→\2090
《ミルガ・グラジニーテ=ティーラ~バーミンガム市交響楽団
 The British Project(ヴォーン・ウィリアムズ/ブリテン/ウォルトン》

  1) エルガー:ため息Op.70、
  2-4) ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエムOp.20
   (I. Lacrymosa/II. Dies irae/III. Requiem aeternam)、
  5-8) ウォルトン(C.パーマー編):組曲『トロイラスとクレシダ』
   (I. The Trojans/II. Scherzo/III. The Lovers/IV. Finale)、
  9) ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲
ミルガ・グラジニーテ=ティーラ(指揮)
バーミンガム市交響楽団

 指揮者が情熱を注いだイギリス音楽集のニュー・アルバム

 ミルガ・グラジニーテ=ティーラが今年のザルツブルク音楽祭のオープニング・コンサートで指揮台に立つことに合わせてCDリリース。

 ミルガはイギリス音楽に情熱を注いできましたが、それはバーミンガム市交響楽団の音楽監督を務めていたことに理由があります。
 同楽団は1920年から1991年の間、この録音で採り上げた作曲家たちそれぞれに丁寧に向き合い演奏してきました。20世紀イギリス音楽に最も貢献したのは1966年ブリテンの『戦争レクイエム』の初演でした。
 大オーケストラのための『シンフォニア・ダ・レクイエム』は1940年に作曲され、3つの楽章はラテン語のレクイエム・ミサからタイトルがつけられています。26歳の作曲家により終生の平和主義が表現されています。
 ウォルトンの組曲『トロイラスとクレシダ』はこの作曲家の後半生を占める大プロジェクトでした。
 この巨大なオペラは「英詩の父」と呼ばれたチョーカーの原作に基づき、豊かな感情と作曲家が「イギリスのベルカント」と呼んだ長い歌唱メロディが特徴です。

  【録音】2021年3月9-11日(1-4)、2020年11月18日(9)、バーミンガム、2019年10月7-9日、ハンブルク(5-8)
 




DECCA



4851626
\2300
《ヴォーチェス8~INFINITY》
 1) By Night(ソフィー・ハッチングス/G.ローソン編)、
 2) Helium Life Jacket(スロウ・ハッチングス/G.ローソン編)、
 3) Scene Suspended(ジョン・ホプキンス/G.ローソン編)、
 4) Heyr himna smi?ur(ソルケトル・シーグルビョルンソン)、
 5) A Pile of Dust(ヨハン・ヨハンソン/R.リンマー編)、
 6) Find Our Way(ケリー・リー・オーウェンス&セバスティアン・プレイノ/J.クレメンツ編)*、
 7) momentary(choir version)(オーラヴル・アルナルズ/G.ローソン編)、
 8) Infinity(アン・ロヴェット/G.ローソン編)*、
 9) In the Shining Blackness(ベンジャミン・リンマー)*、
 10) Still(オラ・イェイロ/G.ローソン編)、
 11) The Universe Within You(スティーヴン・バートン)*、
 12) My Mind is Still(ナイニータ・デサイ/G.ローソン編)*、
 13) Ascent(ヒドゥル・グドナドッティル/R.Ames編)、
 14) Atomos XI(ア・ウィングド・ヴィクトリー・フォーザ・サルン/G.ローソン編)、
 15) There is a Solitude(ルーク・ハワード)*


 *世界初録音
ヴォーチェス8、
Olivia Jaguers(1)、Eleanor Turner(3, 10, 14)(ハープ)、
Elitsa Bogdanova(ヴィオラ)(1)、Matthew Sharp(1)、
Gabriella Swallow(6, 14)(チェロ)(1)、
Elsa Bradley(2, 12, 14)、
Calie Hough(2, 14)(ヴィブラフォン)、
Thomas Gould(ヴァイオリン)(12)、
Leif Kaner-Lidstr?m(ピアノ)(12)

 世界をリードする合唱アンサンブルが最新レパートリーで新境地へ

 ジャンルを超えて心の琴線を震わせるニュー・アルバム。型にはまらない作曲家たち、映画や現代クラシック音楽の作曲家たちと、多彩な顔触れが勢ぞろいしました。
 心に響く美しいインストゥルメンタルのトラックやエレクトロニクスのトラックが新たに合唱アンサンブル編曲されています。
 新曲5作品も含まれます。

 【録音】2020年9月(1, 5, 9, 11)、11月(2, 4, 6, 8, 12-15)、7月(3, 10)、2019年6月(7)、ロンドン
 
 


4851824
\2300
《クリスチャン・リ~ヴィヴァルディ:四季》
 ヴィヴァルディ:
  ヴァイオリン協奏曲集Op.8より『四季』
   1-3) 第1番ホ長調RV269『春』、
   4-6) 第2番ト短調RV315『夏』、
   7-9) 第3番ヘ長調RV293『秋』、
   10-12) 第4番ヘ短調RV297『冬』、

 13) リ・ジリ:漁師の収穫の歌、
 14) クライスラー:中国の太鼓Op.3、
 15) マスネ:歌劇『タイス』より瞑想曲(R.ニコルズによるヴァイオリン&ピアノ編)
 16)バッジーニ:妖精の踊り
クリスチャン・リ(ピアノ)、
ティモシー・ヤング(ピアノ)(13-16)、
メルボルン・シンフォニー・オーケストラ(1-12)

 史上最年少で録音した『四季』、衝撃のデビュー・アルバム


 中国系オーストラリア人ヴァイオリニスト、クリスチャン・リはクラシックの超有名曲の一つ、ヴィヴァルディの『四季』を史上最年少で録音しました。
 わずか13歳でメルボルン・シンフォニー・オーケストラのメンバーによる室内アンサンブルを弾き振りした衝撃のデビュー・アルバムです。
 2018年のメニューイン国際コンクールでは10歳で史上最年少優勝を果たし、その時の『夏』の演奏で一気に国際的スターダムに上り詰めました。

 【録音】2021年1月16-19日(1-12)、2020年2月17日(13)、12月1日(14, 15)、メルボルン

 ●クリスチャン・リはすでにユーチューブでも大人気です。
  https://www.youtube.com/watch?v=LbzK5KVOmS4
 



<LP>


DG(LP)


4860617
(LP)
\3400
《ヤニック・ネゼ=セガン~Introspection: Solo Piano Sessions》
《LP 1》
[Side A]
 1) ドビュッシー:沈める寺(前奏曲集第1巻第10曲)、
 2) ブラームス:間奏曲(『4つの小品』Op.119より第1曲)、
 3) スカルラッティ:ソナタ ロ短調K.87、
 4) ラフマニノフ:楽興の時第3番ロ短調Op.16 No.3/
[Side B]
 1) ショパン:夜想曲第11番ト短調Op.37 No.1、
 2) ベリオ:水のピアノ(『6つのアンコール』より第3曲)、
 3) シューベルト:即興曲集D899より第1番ハ短調、
 4) ドビュッシー:小さな羊飼い(『子供の領分』より第5曲)
ヤニック・ネゼ=セガン(ピアノ)

 「世界ピアノ・デー」記念。著名な指揮者による初のソロ・ピアノ・アルバム

 指揮者として有名なヤニック・ネゼ=セガンですが、多才なピアニストでもあります。
 そしてパンデミックが世界中の文化的生活のほとんどを衰退させてしまった2020年夏、ピアノを弾くことで「魂の救済」を表現する、まったく初めてのピアノ・ソロ・アルバムを録音し、ドイツ・グラモフォンよりLPとして発売されることになりました。
 そしてそれにはその年に亡くなったヤニックの恩師、アニシア・カンポスの影響もありました。

 17人の世界的ピアニストが出演するストリーミング音楽祭「世界ピアノ・デー」が2020年3月29日に行われ、ヤニックも参加しています。
 
  【録音】2020年9月3-6日、ケベック、ドメーヌ・フォルジェ
 














7/1(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

.

PENTATONE



PTC 5186856
¥2600→\2390
ヤーコプス率いるビー・ロック・オーケストラ、
 シューベルト第3弾は交響曲第4番「悲劇的」と第5番!

  シューベルト:
   (1)交響曲第4番 ハ短調「悲劇的」D.417(1816)
   (2)交響曲第5番 変ロ長調 D.485(1816)
ルネ・ヤーコプス(指揮)
ビー・ロック・オーケストラ

 瑞々しく情熱的な演奏!ヤーコプス率いるビー・ロック・オーケストラとのシューベルト第3弾は交響曲第4番「悲劇的」と第5番!

 セッション録音:(1)2019年7月/デ・スピル・コンサートホール(ルセラーレ)、(2)2020年2月/ザール・インスブルック(インスブルック会議場内)/DDD、59'24、輸入盤・日本語帯付
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(ペンタトーン)
 レコーディング・プロデューサー、バランス・エンジニア&エディター:エルド・グルート(ポリヒムニア・インターナショナル)
 レコーディング・エンジニア:アンドレアス・ヴォルフ(第4番)、カール・シュールビールス(第5番)

 ルネ・ヤーコプス率いるビー・ロック・オーケストラのシューベルトの交響曲録音全集。第3弾は第4番「悲劇的」と第5番を録音しました!

 第2番と第3番と同様、ヤーコプスはこれらの作品を一組の交響曲としてアプローチし、シューベルトの個性と作曲法の対照的な側面を明らかにしています。
 第4 番「悲劇的」はシューベルトにとって初めての短調の交響曲で、それまでに作曲した作品の中では全く新しい和声でこの作品の世界観を表現しています。
 一方、第5番はモーツァルトを思わせる明るさと優美さを呈しますが、その明るさはシューベルト独特の影も併せ持ちます。

 ヤーコプスは「悲劇的」な第4番と「軽快」な第5番の相互関係をより深く掘り下げおり、名人集団ビー・ロック・オーケストラとともに生き生きとそして瑞々しく演奏を展開しております。

 ベルギー第3の都市ヘント(ゲント)に2005年創設されたオリジナル楽器のビー・ロック・オーケストラ(B'Rock Orchestra)。
 実力派により構成された当団は音楽的に互いを刺激し合い、ルネ・ヤーコプス、アイヴァー・ボルトン、アレクサンドル・メルニコフなどの演奏家との共演で名声を高めてきました。
 当団には日本人演奏家も多く所属しており、2019年9月には待望の初来日を果たしました。変幻自在の音色で奏でることができる当団がヤーコプスのタクトにより自由に歌い、そしてカラフルで刺激的な演奏を聴かせてくれます。

 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、エルド・グルートなどPENTATONE レーベルが誇る技術陣による録音です。
 なお、当ディスクはCD仕様となります。

 





ヤーコプス&ビー・ロック・オーケストラ
 シューベルト・チクルス第1・2弾
 PTC 5186707
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
ヤーコプス&ビー・ロック・オーケストラ/
 シューベルト(1797-1828):
  (1)交響曲第1番 ニ長調 D.82(1813)
    (I.11'17" +II.5'45" +III.4'54" +IV.5'22"=27'18")
  (2)交響曲第6番 ハ長調 D.589(1818)
    (I.8'40"+II.5'45" +III.6'31" +IV.9'25"= 30'21")
ルネ・ヤーコプス(指揮)
ビー・ロック・オーケストラ
 大注目盤。ヤーコプスがPENTATONEレーベル初登場!!故郷ヘントのビー・ロック・オーケストラとの共演でシューベルトの交響曲第1番&第6番を録音!

 セッション録音:2018年3月/ザール・インスブルック(インスブルック会議場内)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、ディジパック仕様、57'39"、輸入盤・日本語帯付

 SACD ハイブリッド盤。
 ルネ・ヤーコプスがPENTATONE レーベル初登場!
 母国ベルギー、ヘントのビー・ロック・オーケストラとの共演でシューベルトの交響曲第1 番と第6 番を録音しました。音楽家としての経験値と鋭い耳、そして深い知識を持つヤーコプスが満を持して指揮をした注目の録音です。

 シューベルトが習得したハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどの先輩作曲家からの影響をはっきりと示しつつもシューベルトの独創性がいたるところにあらわれている交響曲第1 番。ヤーコプスはウィーン古典派の流れを受けた冒頭から溌剌としたテンポで明快な演奏を聴かせてくれます。
 一方、シューベルトが古典的連環形式の第3 楽章にスケルツォの名をはじめてつけた交響曲第6 番。交響曲作曲家として、精神的内容がまじりけのないシューベルトがあらわれた名曲です。音楽家ヤーコプスの充実ぶりをあらわした名演登場といえましょう。
 
 「幼少の頃、私のお気に入りの作曲家の中で初めてコンサートで歌う機会を与えられたのがシューベルトでした。やがて、母国の都市ヘントにある大聖堂の少年合唱団のメンバーとなりボーイソプラノのソリストとして歌ってきました。その当時、私はディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの歌うシューベルトの歌曲の録音を聴き、ますますシューベルトの虜になりました。私はカウンターテナー歌手としてキャリアをスタートさせ、歌手として、そして指揮者として様々な作曲家の作品を演奏してきましたが、指揮者として私が最も敬愛するシューベルトにかえってきました。」(ルネ・ヤーコプス)





 PTC 5186759
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
ヤーコプス&ビー・ロック・オーケストラ/
 シューベルト・チクルス第2弾

  シューベルト:
   (1)交響曲第2番 変ロ長調 D.125(1815)
   (2)交響曲第3番 ニ長調 D.200(1815)
ルネ・ヤーコプス(指揮)
ビー・ロック・オーケストラ

 なんと自由な歌わせ方!ヤーコプス率いるビー・ロック・オーケストラとのシューベルト。第2弾は交響曲第2番&第3番!

 セッション録音:(1)2019年7月/デ・スピル・コンサートホール(ルセラーレ)、(2)2020年2月/ザール・インスブルック(インスブルック会議場内)/ディジパック仕様、DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、55'18、輸入盤・日本語帯付
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(ペンタトーン)
 レコーディング・プロデューサー、バランス・エンジニア&エディター:エルド・グルート(ポリヒムニア・インターナショナル)
 レコーディング・エンジニア:アンドレアス・ヴォルフ(第2番)、カール・シュールビールス(第3番)

 SACDハイブリッド盤。
 ルネ・ヤーコプス率いるビー・ロック・オーケストラのシューベルトの交響曲録音全集。好評を博した交響曲第1番&第6番を収録したアルバム(PTC 5186707)に続き、期待の第2弾では第2番と第3番を録音しました。

 交響曲第1番の完成から1年5か月後に書き上げられた交響曲第2番は形式面で第1番よりもさらに充実し、シューベルトらしさが色濃くなった作品。一方第3番は第2番と同様、1815年に書かれた作品。
 同年、シューベルトは作曲家として実りの年と言え、5曲のオペラ、2曲のピアノ・ソナタ、2曲のミサ曲などを生み出しました。そのような時期に作曲された第3番は歌曲作曲家としての面目をはっきりとあらわしております。
 声楽家であり指揮者でもある"音楽家" ヤーコプスが溌剌としたシューベルト10代の世界観を見事に表現しております。今後のリリースにも注目の録音です!


  



 




ARS PRODUKTION



ARS38150
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
ダナエ・デルケン(ピアノ)
幻想曲集

 シューマン:幻想曲 ハ長調 op.17
 C.P.E.バッハ:幻想曲 嬰ヘ短調
 シューベルト:幻想曲「さすらい人幻想曲」 ハ長調 op.15
ダナエ・デルケン(ピアノ)

 メニューインに認められたピアニスト、ダナエ・デルケン!

 1991年、ドイツ=ギリシャ系の家系に生まれ、7歳でユーディ・メニューインにその才能を認められ幼い時からその才能を発揮したきた、ダナエ・デルケン。
 スイスの音楽誌クレッシェンドやドイツのコンチェルティ・マガジンなどで国際的な評価を積み重ねてきました。
 そのデルケンによる幻想曲集。バロック期のC.P.E.バッハからロマン派のシューマン、シューベルトを深い洞察力で見事に弾き分けています。
 特に緩徐楽章の弱音は聴きもので倍音が美しく響くその音色に心奪われることは間違いないでしょう。

 ※録音:2014年1月13日-15日、ヴッパータール(ドイツ)




ダナエ・デルケン(ピアノ)、2019年録音のアルバム

 ARS 38286
(SACD HYBRID)
\2700
イースト・アンド・ウェスト
 マノリス・カロミリス:5つの前奏曲
 バルトーク:6つのルーマニア民俗舞曲 Sz.56
 ショパン:ポロネーズ第1番 嬰ハ短調 Op.26-1
 カロミリス:夜想曲
 シューベルト:12のレントラー D.790
 グリーグ:トロールハウゲンの婚礼の日 Op.65-6
 プーランク:8つの夜想曲 FP.56
 ファリャ:火祭りの踊り
ダナエ・デルケン(ピアノ)

 1991年生まれのドイツ系ギリシャのエリート・ピアニスト、ダナエ・デルケン。卓越した技巧とカリスマ性によって、スイスの音楽誌クレッシェンドやドイツのコンチェルティ・マガジンなどによって絶賛された若き才能が、西洋と東洋のコントラストを描くプログラム。

 ※録音:2019年5月、デュッセルドルフ

 
 
ARS38152
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
2つのスコルダトゥーラ・ヴァイオリンと通奏低音のための音楽 ムジカリッシェ・ガルテン
 テレマン:ソナタ ニ短調 TWV 42:d6/
 不詳:2つのヴァイオリンのためのソナタ* /
 W.V.S.:2つの不調和なヴァイオリンのためのソナタ*/
 J.I.F.ヴォイタ:パルティア・アマビリス/
 不詳:2つの不調和なヴァイオリンのためのバレッティ*/
 J.E.キンダーマン:カンツォン 第7番*/
 J.H.シュメルツァー:2つのヴァイオリンと通奏低音のためのバレエ・ディスコルダーテ*/
 不詳:二つのヴァイオリンのためのソナタ*/
 J.H.シュメルツァー:2つのヴァイオリンのためのソナタ/
 J.E.キンダーマン:カンツォン 第8番*/
 ダヴィット・ポーレ:2つのヴァイオリンのためのソナタ/
 テレマン:協奏曲 イ長調 TWV Anh 42:A1
 
 *世界初録音

 スコルダトゥーラ(変則調弦)を用いた楽曲の作品集。
 ひとつの調弦にこだわらず書かれたことによってその表現力はまさに無限大!バロック期の作曲家の発想の豊かさに驚かされます。
 それぞれの作曲家の技量や工夫の詰まった隠された名曲たちを、これまでもスコルダトゥーラの楽曲を弾いてきたムジカリッシェ・ガルテンが見事な対応力でそれぞれの特徴を素晴らしい音楽に仕上げています。(ヴァイオリンの調弦はライナーノーツに記載されています。)

 ※録音:2014年1月9日-12日
 
 


ARS38157
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
カトリン・テン・ハーゲン(ヴァイオリン)
オーロラ ~ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための作品集

 オーレ・ブル(1810-1880)(ヨハン・スヴェンセン編):山の孤独
 ペトリス・ヴァスクス(b1946):愛の声
 クット・アッテルベリ(1887-1974):組曲第3番 op.19-1
 アンデシュ・エリアソン(1947-2013):ヴァイオリン協奏曲
 ジャン・シベリウス (1865-1957):
  ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための組曲 op.117
カトリン・テン・ハーゲン(ヴァイオリン)
イタマール・リンゲル(ヴィオラ)

 1982年ドイツ生まれのカトリン・テン・ハーゲンは、ヨーロッパを中心に活動しながらベルリンのフィルハーモニー、カーネギーホールなどでも演奏を行いました。現在は教育者としても活躍しています。
 「オーロラ」と名付けられた今回のアルバムでは、北欧の作曲家の作品を中心に、「オーロラ」の名の通り美しい作品たちを弦楽オーケストラと共に透明感の溢れる音で優美に奏でます。

 ※録音:2014年1月、ヴッパータール(ドイツ)
 
 


ARS38159
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
はかなき人生 ~チェロとギターのための作品集
 グラナドス:歌劇《ゴイェスカス》より間奏曲/
 ファリャ:7つのスペイン民謡/
 グラナドス:《12のスペイン舞曲集》よりオリエンタル/
 ファリャ:はかなき人生/
 ラヴェル:ハバネラによる小品/カサド:愛の言葉/
 エグベルト・ジスモンチ(b1947):水とワイン/
 ピアソラ:リベルタンゴ/
 セルジオ・アサド (b1952):Menino/
 ピアソラ:ナイトクラブ 1960、忘却/
 カルロス・ガルデル(1890-1935):Volver/
 アグスティン・ララ(1897-1970) :グラナダ
ナデジュ・ロシャ(チェロ)
ラファエル・アギーレ(ギター)

 1991年生まれのチェリスト、ナデジュ・ロシャは学生時代にはハインリヒ・シフやアンナー・ビルスマのマスタークラスで学ぶ傍ら、フラメンコやベリーダンスなどほかのジャンルの文化にも幅広い興味を示してきたということで、今回のアルバムでもその実力を十二分に発揮しています。
 またギターのアギーレもクラシックにこだわらずあらゆるジャンルの音楽に精通してきました。
 その二人が作り出す、多種多様な音楽の世界を楽しめます。

 ※録音:2014年1月
 



.

FRA BERNARDO



FB2104505
¥2600→\2390
知られざる17世紀末ウィーンのヴァイオリン・ソナタ
 ヴィオリーノVol.2 ~ 1680年頃ウィーンのヴァイオリン音楽
ヴェロニカ・スクプリク(ヴァイオリン)
イェルク・ヤコビ(オルガン)
 作曲者不詳:ソナタ11 ニ短調、ソナタ2 ニ短調、ソナタ15 イ短調、カプリッチョ4 イ短調/
 アレッサンドロ・ポリエッティ(?-1683):第2旋法による前奏曲/
 作曲者不詳:ソナタ13 ト短調/
 ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(c.1620/1623-1680):ソナタ14 ト短調/
 ジョヴァンニ・バッティスタ・フェッリーニ(1601-1674):マントヴァのバッロ/
 J.H.シュメルツァー:ソナタ3 ニ長調/
 作曲者不詳:ソナタ20 イ長調、ソナタ21 イ短調

 ヴェロニカ・スクプリクの「ヴィオリーノ」第2巻、17世紀末ウィーンのヴァイオリン・ソナタ集!

 ☆大英図書館のマニュスクリプトから発掘する、知られざる17世紀末ウィーンのヴァイオリン・ソナタ!

 ラルぺッジャータやオルトレモンターノ、コンチェルト・パラティーノなどでも活躍するドイツの女流ヴァイオリニスト、ヴェロニカ・スクプリク。
 「クラーゲンフルトの写本」による1680年頃オーストリアの音楽を収録した「ヴィオリーノVol.1」(FB1405799)から、約7年ぶりに実現した続編「ヴィオリーノVol.2」は、ロンドンの有名な大英図書館に所蔵されている手稿譜(MS.ADD 31.500)からひも解く、1680年頃ウィーンの知られざるヴァイオリン・ソナタ。
 「悪魔のヴァイオリニスト」ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァーや作曲者不詳の数々の優美なソナタを、スクプリクのヴィルトゥオージティと比類なき感性で仕上げています。

 ※録音:2020年10月14日ー16日、聖ラウレンティウス教会(ラングヴァルデン、ドイツ)
 ※使用楽器:ヴァイオリン Cahuzsac Brothers, London 1787/オルガン Hermann Kroger Berend HueB 1650/51

 



第1弾、これがほんと素敵なアルバムだったんです
作者が有名かどうかなんて、じつはそうたいしたことじゃないのかも・・・と思わせられてしまいます



 FB 1405799
\2600→\2390
ヴィオリーノVol.1
 作曲者不詳:
  無伴奏ヴァイオリンのための組曲イ長調/
  無伴奏ヴァイオリンのための組曲ニ短調/
  ヴァイオリンの通奏低音のためのシャコンヌ変ロ長調/
  無伴奏ヴァイオリンのための組曲ト短調/
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第1番ニ短調/
  組曲ニ短調/組曲イ長調/
  ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタイ短調(全曲世界初録音)
ヴェロニカ・スクプリク(ヴァイオリン)
エヴァンゲリーナ・マスカルディ(リュート)
 1680年頃の作曲とされる作曲者不詳、オーストリアのヴァイオリン作品集。イギリスのロンドン、チェコのクロメルジーシュの図書館で発見された「クラーゲンフルトの写本」。
 ラルぺッジャータやオルトレモンターノ、コンチェルト・パラティーノなどでも活躍するドイツの女流ヴァイオリニスト、ヴェロニカ・スクプリクのバロック・ヴァイオリンが、「無伴奏ヴァイオリンのための組曲」をはじめとする8作品を、クラーゲンフルトの写本から浮かび上がらせる。

 2014年3月16日、マウアーバッハ(オーストリア)での録音。




ヴェロニカ・スクプリクの17世紀ヴァイオリン・アルバム
ジャケットがこんななので見過ごしちゃいそうです、優雅で流麗でメロディアスな楽曲集です



 FB2085199
\2600→\2390
シルク&ツイード
 ニコラ・マッテイス(c.1644-1649 before 1695)
    センティメンタルなヴァイオリンの旅

 ニコラ・マッテイス:
  パッサージョ・ロット、アダージョ、アッレマンダ、
  サラバンダ・アモローサ(愛のサラバンド)
 ヴィヴァルディ:ソナタ ニ短調 Op.2-3
 ジョヴァンニ・ザンボーニ:ソナタ ト短調 Op.1-6
 ジョヴァンニ・ブオナベントゥーラ・ヴィヴィアーニ:ソナタ第1番ト短調
 ゴットフリート・フィンガー:ソナタ第2番ヘ長調
 ジョン・プレイフォード:
  ノーフォード公、イタリアのグラウンド、ジョン今キスして
ヴェロニカ・スクプリク(ヴァイオリン)
アンドレアス・アレンド(アーチリュート)

 ラルぺッジャータやオルトレモンターノ、コンチェルト・パラティーノなどでも活躍するドイツの女流ヴァイオリニスト、ヴェロニカ・スクプリク。
 ナポリに生まれイギリスで名声を得た17世紀のヴァイオリン・ヴィルトゥオーゾ、ニコラ・マッテイス(c.1644-1649?before 1695)からスタートし、ヴィヴァルディ、ザンボーニ、ヴィヴィアーニ、フィンガー、プレイフォードへと至るセンティメンタルなヴァイオリンの旅。

 ※録音:2020年2月25日?26日、ドイツ

 ☆Vimeoにてご試聴いただけます! https://vimeo.com/461150715
 

 




INDESENS!

INDE029
【旧譜】
¥2600
ジャック・モージェ ~ タイスの瞑想曲
 ジャゾット:アルビノーニのアダージョ/
 ルイエ:ソナタ変イ長調/
 グノー:アヴェ・マリア/
 サン=サーンス:白鳥/
 ティボール:序奏、主題と変奏/
 シューベルト:アヴェ・マリア/
 ベッリーニ:協奏曲変ホ長調/
 マスネ:タイスの瞑想曲/
 ペルゴレージ:シンフォニア/
 J.S.バッハ:組曲第3番 BWV.1068
ジャック・モージェ(トロンボーン)
ミヒャエル・マッテス(オルガン)

 レジェンド、ジャック・モージェの歌心に感嘆。

 フランスを代表するトロンボーン界のレジェンドの1人、ジャック・モージェが壮麗なオルガンのサウンドをバックに奏でる名旋律集。
 マスネのタイスの瞑想曲やグノーとシューベルトのアヴェ・マリア、サン=サーンスの白鳥などの名曲の数々を、愛用するクルトワのトロンボーンで情感豊かに奏でています。
 フレンチ・トロンボーン・スクールの「歌心」に浸ることの出来る美しいアルバムです。

 ※録音年月日不詳
 
 
INDE038
【旧譜】
¥2600
トマジ:トランペットのための作品全集
 ・トランペット協奏曲
   エリック・オービエ(トランペット)、マリユス・コンスタン(指揮)、パリ・オペラ座管弦楽団
 ・3本のトランペットのための組曲
   エリック・オービエ(トランペット)、アレクサンドル・バティ(トランペット)、
   フレデリク・メヤルディ(トランペット)
 ・グレゴリオ聖歌《サルヴェ・レジーナ》の旋律による変奏曲
   エリック・オービエ(トランペット)、ティエリー・エスケシュ(オルガン)
 ・クスコの聖週間
   エリック・オービエ(トランペット)、フランソワ=グザヴィエ・ヴィルジェ(指揮)、ブルターニュ管弦楽団
 ・トリプティク(三部作)
   エリック・オービエ(トランペット)、ニコラオス・サマルタノス(ピアノ)
 ・無伴奏トランペットのための三つの練習曲
   エリック・オービエ(トランペット)
 ・礼拝のファンファーレ
   エリック・オービエ(トランペット)、ジャン=フィリップ・ダンブルヴィル(指揮)、
   ルーアン金管アンサンブル、オート=ノルマンディ合唱団、アンナ・ステファニアク(ソプラノ)
 ・クスコの聖週間(オルガン伴奏版)
   エリック・オービエ(トランペット)、ティエリー・エスケシュ(オルガン)

 ローマ賞の作曲部門第2位の実績を持ち、20世紀のフランスにおける管楽器のレパートリーの発展に大きく寄与したコンポーザー=コンダクター、アンリ・トマジ(1901-1971)の「トランペットのための作品」を網羅したこのレーベルならではの見事な企画。
 代表作である「トランペット協奏曲」や「トリプティク」など、トマジのトランペット・ワールドの全容を明らかにするのはエリック・オービエ。
 モーリス・アンドレの系譜を継ぐ名手が、トマジのトランペット作品の重要度を余すことなく伝えてくれます。

 ※録音:1988年-2011年
 
 
INDE036
【旧譜】
¥2600
エネスク:室内楽作品集
 パヴァーヌ/演奏会用即興曲変ロ長調/バラード/
 ヴィオラとピアノのための協奏的断章/
 カンタービレとプレスト/夜想曲とサルタレッロ/
 パストラーレ、悲しいメヌエットと夜想曲/
 伝説/朝の歌/タランテッラ
タチヤーナ・サムイル(ヴァイオリン)
ジェラール・コセ(ヴィオラ)
ヴァンサン・リュカ(フルート)
ユストゥス・グリム(ヴィオラ)
フレデリク・メヤルディ(トランペット)
カルメン・ロタル(ピアノ)
クラウディア・バーラ(ピアノ)

 ルーマニア最大の音楽家の1人、ジョルジェ・エネスク(1881-1955)の早熟の天才ぶりを証明する1895年から1906年までの約10年間に作曲された11作品を収録。
 ジェラール・コセやヴァンサン・リュカに代表されるフランス勢を中心に、世界的名手たちの名前がズラリと並ぶ豪華な陣容が実現しています。

 ※録音:2011年、パリ(フランス)
 
 
INDE037
【旧譜】
¥2600
トマジ:コル以下のメロディ
 6つのコルシカの民謡/コルシカの歌/
 マンティクニアの歌/
 ポール・フォールの詩による2つの歌/
 空の晴れ間/シルノ
ヨハンネ・カサー(ソプラノ)
ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
ソディ・ブレド(ピアノ)

 20世紀フランスの大作曲家、アンリ・トマジが両親の出生地であるコルシカ島の旋律などを題材として作曲した歌曲の数々を収録。
 フランスのソプラノ、ヨハンネ・カサーの歌声が、トマジの知られざる声楽曲の作曲家として一面を教えてくれます。

 ※録音:2011年、パリ(フランス)
 




DACAPO



8.226152
¥2600
ルーズ・ランゴー(1893-1952):Music of the Abyss 深遠からの音楽
 1. 九重奏曲 BVN 95(1915) - フルート、オーボエ、2つのクラリネット、2つのホルンとファゴットのために
 2. Augustinusiana アウグスティヌシアナ(音楽の冗談) BVN 63(1914)
  - 2つのヴァイオリンとチェロのために
 I Blomstringstiden 開花の時期に BVN 136(1917) - ソプラノと弦楽四重奏のために
  3. I. Allegretto / 4. II. Animato giocoso
 5. Scherzo after Ach du lieber Augustin
  「かわいいアウグスティン」のモティーフによるスケルツォ BVN 62(1913)
   - 2つのヴァイオリンとチェロのために
 Lenaustemninger レーナウのムード BVN 138(1917) - メゾ・ソプラノと弦楽四重奏のために
  6. I. Roligt 落ち着いて / 7. II. Ikke hurtigt 速くなく /
  8. III. Hurtigt 速く / 9. IV. Temmelig langsomt ややゆっくり
 10. Humoreske フモレスケBVN 176(1922-23)
  - フルート、オーボエ、コール・アングレ、クラリネット、ファゴットと軍楽ドラムのために
 Afgrundsmusik 深淵からの音楽 BVN 169(1921-24)
  (A.G.マドセンによる室内アンサンブル編 2015/17改訂)...世界初録音
   11. I. Inflessibile mostruoso - Maestoso rigoglioso / 12. II. Frenetico, quasi rondo
 シーネ・アスムセン(ソプラノ)
 エスビェア・アンサンブル
 【メンバー】
  エヴァ・ヴィルタツニク(コール・アングレ)、ピナ・モフス(オーボエ)、カースティン・ティーレ(フルート)、
  ロン・ツェン=ツィオン(クラリネット)、ブー・スコウ・トマセン(クラリネット)...1、
  アンッティ・サロヴァーラ(ファゴット)、ヨーケ・ウィーマ(ホルン)、レンスケ・ウィーマ(ホルン)...1、
  ボグダン・ボジョヴィッチ(第1ヴァイオリン)、堀江普(第2ヴァイオリン)、
  ミシェル・カミーユ(ヴィオラ)、パウ・コディナ・マスフェレル(チェロ)、
  クリスティアン・ジュゼッペ・マルティネス・アレグリア(パーカッション)

 録音 2020年9月7-9日 Musikhuset Esbjerg(デンマーク)

 デンマーク後期ロマン派音楽の作曲家ルーズ・ランゴー。オルガニストとして活躍した彼の作品の多くは、代表作である「天体の音楽」のような複雑な書法とユニークなタイトルを持つことで知られています。
 このアルバムには彼が1913年から1924年に作曲した室内楽作品を収録、1910年代のサロン風で軽やかな味わいを持つ「"かわいいアウグスティン"のモティーフによるスケルツォ」のような明快で穏健な作風が、少しずつ実験的なものに変化していく様子が捉えられています。
 とりわけユニークなのが、ピアノ曲を原曲とする「深遠の音楽」。これは同時期に作曲された歌劇《アンチキリスト》に共通した思想による、攻撃的な荒々しい音とメシアンを先取りするかのような神秘的なフレーズに支配された作品です。
 ここではエスピェア・アンサンブルのために編曲された管楽五重奏とパーカッション、弦楽四重奏による世界初録音のヴァージョンが収録されています。
 




DB PRODUCTIONS


DBCD199
¥2700
Visions of a Century 世紀の幻影
 ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983): ヴァイオリン・ソナタ第1番
  1. I. Modere sans lenteur / 2. II. Scherzo: Pas tres vite et sans rigueur /
  3. III. Assez lent / 4. IV. Final: Tres vite
 リュシアン・デュロゾワール(1878-1955): 5 Aquarelles 5つの水彩画
  5. No. 1. Bretagne ブルターニュ / 6. No. 2. Vision 幻影 /
  7. No. 3. Ronde ロンド / 8. No. 4. Berceuse 子守歌 / 9. No. 5. Intermede 間奏曲
 エドワード・エルガー(1857-1934): ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op. 82
  10. I. Allegro: Risoluto / 11. II. Romance: Andante / 12. III. Allegro non troppo
 レベッカ・クラーク(1886-1979):
  13. Morpheus モルフェウス / 14. Chinese Puzzle チャイニーズ・パズル
 マリン・ブロマン(ヴァイオリン...1-12)(ヴィオラ...13-14)
 サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)

 録音 2020年8月6-9日

 スウェーデン出身の女性ヴァイオリニスト、マリン・ブロマンは、スウェーデン放送交響楽団のコンサートマスターを務めたほか、ソリストとしてネーメ・ヤルヴィやダニエル・ハーディングの指揮でエーテボリ交響楽団、スウェーデン放送交響楽団と共演。
 また室内楽奏者としてナッシュ・アンサンブルのメンバーを務めたほか、生地の名前を冠したクングスバッカ・ピアノ三重奏団を結成し、カーネギーホール、アムステルダムのコンセルトヘボウ、ベルリンのフィルハーモニーなどで演奏しています。
 サイモン・クロフォード=フィリップスはピアニストとして、また指揮者としてスウェーデン内外で活躍、2人はこれまでにもたびたび共演を行っており、前作「ファニー&フェリックス・メンデルスゾーン作品集」(DBCD191)も高く評価されています。
 このアルバムで2人は、1918年から1921年に書かれたヴァイオリン/ヴィオラとピアノのための作品を演奏。
 後期ロマン派から印象派を経て、現代的な表現に至る時代の流れを見事に表現しています。
 




ONDINE



ODE-1387
¥2500
ユルギス・カルナヴィチウス(1884-1941):弦楽四重奏曲第3番&第4番
 弦楽四重奏曲第3番 Op.10(1922)
  1. I. Andante / 2. II. Allegro /3. II. Lento tranquillo
 弦楽四重奏曲第4番(1925)
  4. I. Moderato commodo / 5. II. Andante /
  6. III. Allegro animato世界初録音
ヴィリニュス弦楽四重奏団
【メンバー】
 ダリア・クズネコヴァイテ(第1ヴァイオリン)
 アルトゥーラス・シラレ(第2ヴァイオリン)
 クリスティーナ・アヌセヴィチウーテ(ヴィオラ)
 デイヴィダス・ドゥムチウス(チェロ)

 録音 2020年11月24-27日 リトアニア国立フィルハーモニック(リトアニア)

 リトアニアの作曲家、ユルギス・カルナヴィチウスの弦楽四重奏曲集。好評を得た第1集(ODE-1351)に続く第2集には第3番と第4番を収録、これで彼の弦楽四重奏曲を全てを聴くことができるようになりました。
 これらの四重奏曲は、彼が第1次世界大戦に従軍した後、サンクトペテルブルク音楽院で教鞭を執っていた頃に書かれたもので、民謡にインスパイアされた素朴な第1番と第2番に比べ、第3番と第4番はより近代的な和声を持っています。
 これらはロシア楽壇における弦楽四重奏曲の歴史で、チャイコフスキーとショスタコーヴィチの間を埋める重要な作品ですが、第3番、第4番ともにサンクトペテルブルクで初演された後は、作曲家の死後まで再演の機会がなく、とりわけ第4番は現在においても未出版です。リトアニアを拠点に活躍するヴィリニュス弦楽四重奏団による世界初録音です。

 






 ODE-1351
\2500
リトアニア出身の作曲家
 ユルギス・カルナヴィチウス(1884-1941):
  弦楽四重奏曲第1番&第2番

  1-4. 弦楽四重奏曲第1番 Op. 1(1913)
  5-8. 弦楽四重奏曲第2番 Op. 2 No. 6(1917)
 世界初録音
ヴィリニュス弦楽四重奏団
【メンバー】
 ダリア・クズネコヴァイテ(第1ヴァイオリン)
 アルトゥラス・シーラレ(第2ヴァイオリン)
 クリスティーナ・アヌセヴィチウテ(ヴィオラ)
 アグスティナス・ヴァシリアウスカス(チェロ)

 録音 2020年5月25-28日 リトアニア国立フィルハーモニック

 バルト三国の一つ、リトアニア出身の作曲家ユルギス・カルナヴィチウス。
 音楽一家に生まれ、幼い頃からピアノを学び、リトアニア音楽アカデミーを経てサンクトペテルブルク音楽院(後のペトログラード音楽院)に入学、マクシミリアン・シテインベルクに師事しました。
 卒業後は第1次世界大戦に参戦しましたが、戦後はピアニストとしてオーケストラと共演するとともに、サンクトベテルブルク音楽院で教鞭を執りました。
 1920年代後半にリトアニアに戻り、ヴィオラ奏者としてアンサンブルを結成、数多くのコンサートを開催するとともに、カウナス音楽院で作曲を指導します。
 また作曲家としては、リトアニア初の歌劇《グラジナ》を作曲するなど、多方面でリトアニアの音楽界に貢献した人です。
 
 このアルバムにはサンクトペテルブルク時代に作曲した2曲の弦楽四重奏曲を収録。
 ドヴォルザークの後期作品を想起させる民族主義的な第1番、調性崩壊ぎりぎりのところで抒情を保つ第2番。どちらもチャイコフスキーとショスタコーヴィチの狭間を埋める見事な作品です。
 リトアニアを拠点に活躍するヴィリニュス弦楽四重奏団による世界初録音。

 

 



.

TOCCATA CLASSICS



TOCC-605
¥2400
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):ピアノ作品全集 第2集 ジョヴァンナ・ガットー(ピアノ)
 ソナチネ イ短調 P004b (1896)
  1. I Allegro moderato / 2. II Andantino / 3. III Allegro vivace
 4. 3声のフーガ・レアーレ ハ長調 P023a (1898)...世界初録音
 5. プレスト ヘ長調 P004d (1896)...世界初録音
 6. アレグロ・ダ・コンチェルト ロ短調 P010 (1896)
 組曲第1番 ト長調 P022 (1898)
  7. I Vivace / 8. II Tema: Andantino / 9. III Sarabanda / 10. IV Allegro con brio / 11. VI Presto
 12. スケルツォ 変ロ長調 P004c (1886)...世界初録音
 13. プレリュード・コン・フォーコ 変ロ短調 P023 (1898)
 ピアノのための6つの小品 P044 (1903–5)
  14. No. 1 Valse caressante 優しいワルツ: Tempo lento di valzer / 15. No. 2 Canone カノン /
  16. No. 3 Notturno ノットゥルノ: Lento / 17. No. 4 Minuetto メヌエット /
  18. No. 5 Studio 練習曲: Presto / 19. No. 6 Intermezzo - Serenata 間奏曲 - セレナータ: Andante calmo

 録音 2021年2月27日 Acustica Studio, Lottstetten-Nack, Baden-Wurttemberg(ドイツ)

 「ローマ三部作」など華やかなオーケストラ作品で人気が高いレスピーギ。あまり演奏されることのないピアノ曲にも魅力ある作品が数多く存在します。
 このTOCCATACLASSICSのシリーズでは、独奏曲だけではなく、4手連弾、2台ピアノのための曲から、オーケストラ作品のトランスクリプションまでの全てのピアノ作品を紹介いたします。
 第2集にはレスピーギ10代から20代の作品を中心に収録。世界初録音となる「スケルツォ」は7歳の時に書かれたものです。
 シューマン、ショパン、ブラームスなどのロマン派作品からの影響を感じさせるソナチネややプレリュードの初々しい筆致も見事ですが、「組曲第1番」や「フーガ・レアーレ」からはレスピーギが若い頃からイタリア初期バロック様式に関心を寄せていたことが窺えます。
 「ピアノのための6つの小品」の第1曲「優しいワルツ」はレスピーギのピアノ曲の中でも比較的知名度の高いものですが、ジョヴァンナ・ガットは特徴あるリズムを重視したユニークな演奏を披露しています。

 


レスピーギ:ピアノ作品全集 第1集



TOCC-405
\2400
レスピーギ(1879-1936):ピアノ作品全集 第1集
 1-3.ソナタ ヘ短調 p016(1897-1898)
 4.前奏曲 変ロ短調 p043(1903)
 5.前奏曲 ニ短調 p043a(1903)
 6.ドリア調のトッカータ ニ調 p105b(1916)…世界初録音
 7.アンダンテ ヘ長調 p006(1896)
 8.アンダンテ ホ長調 p006a(1896:G.ガットによる完全補筆版)
  …
世界初録音
 9.アンダンテ ニ長調 p007(1896)
 10-12.グレゴリオ聖歌による3つの前奏曲 p131(1921)
  第1番:Molto lento
  第2番:Tempestoso
  第3番:Lento
ジョヴァンナ・ガットー(ピアノ)

 華やかなオーケストラの響きを存分に活かした「ローマ三部作」などで知られるレスピーギ。しかし、彼が書いたピアノ曲は、ほんの一部の作品を除きほとんど知られていません。
 この新企画「レスピーギ:ピアノ作品全集」はイタリアの女性ピアニスト、ジョヴァンナ・ガットーの演奏により、作曲家の新たな側面を探る興味深いシリーズです。
 第1集に収録されているのは、「グレゴリオ聖歌による3つの前奏曲」など比較的演奏機会の多い作品から、世界初録音となる「ドリア調のトッカータ」まで全8作品。様々な箇所にレスピーギが愛した古風な旋法が散りばめられた多彩な作品が並びます。
 録音 2017年3月24日、Acustica Studio, Lottstetten-Nack,Baden-Wurttemberg,Germany
 

 
 


TOCC-611
¥2400
ヘイノ・エッレル(1887-1970):ピアノ作品全集 第7集 ステン・ラスマン(ピアノ)
 1. モデラート イ短調(1912)/2. アレグレット - ポコ・モデラート 嬰ヘ短調(1913)/
 3. アレグレット 嬰ヘ短調(1913)/4. アンダンティーノ ロ短調(1913)/5. 行進曲のテンポで 嬰ヘ短調(1939)
 5つの前奏曲(1932-34)
  6. No. 1 モデラート ロ短調 (1934) / 7. No. 2 レント・アッサイ イ長調(1934) /
  8. No. 3 ソステヌート、エスプレッシーヴォ 嬰ハ短調 (1934) /
  9. No. 4 アレグレット・カプリチョーソ ロ長調(1932) / 10. No. 5 ソステヌート 嬰ハ短調(1932)
 11. アンダンテ・ソステヌート ト長調(1910頃)/12. 間奏曲 ト短調(1943)/
 13. アレグロ・アニマート ヘ短調(1960頃)/14. ロマンス 変ロ長調(1950-60)/
 15. アレグロ・アニマート 嬰ニ短調(1939)/16. Elegiac Dance 悲歌の舞曲(1921)
 12のバガテル(1961)
  17. No. 1 Kurb laul 悲しい歌 / 18. No. 2 Hommikul 朝に / 19. No. 3 Tantsuhoos ダンシング /
  20. No. 4 Rahvaviis 民謡の旋律 / 21. No. 5 Manguroom 遊びの喜び / 22. No. 6 Igatsus 憧れ /
  23. No. 7 Lastelaul 子供の歌 / 24. No. 8 Karjamaal 牧草地で / 25. No. 9 Unelm 夢 /
  26. No. 10 Tantsulugu 踊りの小品 / 27. No. 11 Meenutus 回想 / 28. No. 12 Kapriis カプリース
 6-10を除いて世界初録音

 録音 2015年3月16,17日 The Old Granary Studio, Priory Farm, MaypoleGreen, Toft Monks, Beccles, Suffolk, (UK)

 エストニアの作曲家ヘイノ・エッレルのピアノ作品集。
 サンクトペテルブルク音楽院でヴァイオリンを学び、いくつかのオーケストラでヴァイオリン奏者として活躍したエッレルですが、ピアノ曲の分野でも素晴らしい作品を200曲以上も残しています。
 これらは近代エストニアにおけるピアノ曲の重要な部分を占めますが、残念なことにあまり演奏される機会がありません。
 この第7集には1912年から1961年まで、およそ半世紀にわたって書かれた作品を収録。「5つの前奏曲」以外は全て世界初録音であり、なかでも1961年の「12のバガテル」はロシア語のタイトルを付して出版された重要な作品。
 民謡の旋律を大胆に用いたこの小品集は、子供たちの教育用としてソ連全体に配布されました。第12曲の「カプリース」は1940年に作曲された管弦楽組曲の中の一楽章が転用されています。
 シリーズを通じて、エストニアを代表するピアニスト、ステン・ラスマンが見事な演奏を聴かせます。
 
 

TOCC-592
¥2400
ピーター・ダート(1953-):室内楽作品集と歌曲集
 三部作 - 2台ピアノのために(2011)
  1. I Sirens セイレーンたち / 2. II Circles サークルズ / 3. III Poseidon ポセイドン(Passacaglia パッサカリア)
 4つの短い歌 - メゾ・ソプラノとピアノのために(2017)
  4. No. 1 This is just to say とりあえずひとこと / 5. No. 2 Poem 詩 (As the cat 猫として) /
  6. No. 3 The Locust Tree in Flower 花咲くニセアカシア / 7. No. 4 To ~へ
 トレサリー - チェロとピアノのために(2016)
  8. I Prelude 前奏曲(Cantilena and Arabesque カンティレーナとアラベスク) / 9. II Fugue フーガ /
  10. III Tarantella タランテッラ / 11. IV Samba サンバ / 12. V Lullaby 子守歌
 13. BirdTalk 鳥の語らい - 2台のマリンバとあらかじめ録音した音(2018)
 Of heaven and earth 天と地の - メゾ・ソプラノ、フルート、パーカッションとピアノのために(2020)
  14. I here's a little mouse ここに小さなネズミがいます / 15. II from spiraling ecstatically 恍惚としたスパイラルから /
  16. III i am a little church 私は小さな教会 (Aeterna Christi munera 主なる救世主の永遠の賜物) /
  17. IV nobody loses all the time 人は負け続けることはない (Uncle Sol ソルおじさん)
  
 世界初録音
 ジェニー・ダック=チョン(メゾ・ソプラノ)...4-7,14-17、
 サリー・ウォーカー(フルート...15,16)(ピッコロ...14,17)、ジェフリー・ガートナー(チェロ)...8-12、
 ブラッド・ジル(パーカッション)...14-17、アリソン・プラット(マリンバ)...13、
 ダニエル・ヘルスコヴィッチ(ピアノ)...1-12,14-17、クレメンス・レスケ(ピアノ)...1-3

 録音Verbrugghen Hall(オーストラリア)2017年1月18日...1-3 2019年6月17日...4-7 2020年8月25日...8-12 2020年9月17日...14-17 Recording Studio, The University of SydneyConservatorium of Music 2020年8月25日...13

 1953年、シドニー出身の作曲家ピーター・ダートの作品集。
 11歳でシドニー音楽院に入学し、作曲とクラリネットを学び、1970年代にはシドニー交響楽団とオーストラリア・エリザベス劇場(現在の名称はオーストラリア・オペラ・バレエ管弦楽団)で演奏。
 その後、1979年から1986年まではクィーンズランド劇場オーケストラ(クィーンズランド交響楽団)でクラリネットとサックスの奏者として活躍しました。
 ピーター・スカルソープとゲオルク・ティントナーから作曲を学んだダートの作品は、初期こそ前衛的なスタイルを保持していましたが、近年は調性感を保持した耳なじみの良い曲も書かれています。
 このアルバムには21世紀になってから書かれた作品を収録。
 穏やかな「4つの短い歌」、ロック風なビートの応酬による「BirdTalk 鳥の語らい」、彩り豊かな響きを駆使した「Of heaven and earth 天と地の」など、対照的な作風による作品からはダートの広範囲な作風が窺えます。
 
 


TOCC-601
¥2400
リヒャルト・フルーリー(1896-1967):管弦楽作品集第2集
 祝典のための5つの管弦楽小品「Der Scholle treu」(1935)
  1. No. 1 Festlicher Marsch 祝典行進曲 (P. マンによる管弦楽編 2021)
  2. No. 2 Walzer-Intermezzo ワルツ - 間奏曲 (E. ファヴルによる管弦楽編 1935)
  3. No. 3 Intermezzo I 間奏曲I: Allegro molto (E. ファヴルによる管弦楽編 1935)
  4. No. 4 Intermezzo II 間奏曲 II: Andante sostenuto (E. ファヴルによる管弦楽編 1935)
  5. No. 5 Polonaise ポロネーズ: Allegro moderato (P.マンによる管弦楽編 2021)
 4つのカプリース - ヴァイオリンとオーケストラのための(1966-67)
  6. No. 1 Allegro agitato / 7. No. 2 Polka / 8. No. 3 Prestissimo / 9. No. 4 Vivace
 10. アンダンテ・ソステヌート(1967)(P. マンによる管弦楽編 2021)
 ヴァイオリン協奏曲第3番(1943-44)
  11. I Allegro moderato (quasi recitativo) - Allegro molto / 12. II Andante / 13. III Presto
 
 11-13を除いて世界初録音
  アレクサンドル・ドゥバッハ(ヴァイオリン)...6-9,11-13
  リエパーヤ交響楽団、ポール・マン(指揮)

 録音 2021年3月22-26日 Great Amber Concert Hall, Liepaja(ラトヴィア)

 第1集(TOCC-552)に続くスイスの作曲家リヒャルト・フルーリーの管弦楽作品集。
 このアルバムには1935年から1967年までにわたる4作品を収録、フルーリーの壮年期から円熟期、晩年に至るまでの作風の変遷を知ることができます。
 「祝典のための5つの管弦楽小品」はエルガーを思わせる行進曲で始まる魅力的な音楽。第二次世界大戦中に書かれた「ヴァイオリン協奏曲第3番」は、才能あるヴァイオリニストとして評価されたフルーリーらしい技巧的な作品で、後期ロマン派風の抒情的な雰囲気を持っています。
 最晩年の「4つのカプリース」は協奏交響曲の形式を持つ現代的なセレナーデ。同じく没年に書かれた「アンダンテ・ソステヌート」は、彼の友人で指揮者ゴットフリート・カッソヴィッツの70歳の誕生日のための作品。
 本来は4楽章からなる組曲として構想されましたが、完成されることなくこの楽章の下書きのみを残してフルーリーは世を去ってしまいました。
 カッソヴィッツは1969年まで生きましたが、恐らくこの作品の存在は知らなかったようです。
 この録音のためにポール・マン自身がオーケストラ用に編曲しています。
 
 


TOCC-427
【旧譜】
¥2400
リヒャルト・フルーリー(1896-1967):
 サッポーの死/フィレンツェの悲劇

  1. サッポーの死 - ソプラノと大管弦楽のために(1928)
  2-11. 歌劇《フィレンツェの悲劇》全1幕(1926-28)
 
 世界初録音
ユリア・ゾフィー・ワーグナー(ソプラノ)...1-3,5-11
ロン・ロン(テノール)...2-11
ダニエル・オチョア(バリトン)...2-11
ニュルンベルク交響楽団/ポール・マン(指揮)

 録音 2019年1月8-12日 ニュルンベルク・フィルハーモニック・ホール(ドイツ)

 スイスの作曲家リヒャルト・フルーリーは、オスカー・ワイルドの戯曲『フィレンツェの悲劇』に魅了され歌劇にすることを思い立ちました。
 1917年にはウィーンの作曲家アレクサンダー・ツェムリンスキーも同じ戯曲を1幕ものの歌劇に仕立てていますが、フルーリーは、作品の特徴である「権力と暴力、そしてエロスの複雑な関係」を3人の歌手の歌声と重厚かつ色彩豊かなオーケストラで描いています(この作品を初演した指揮者ゴットフリート・カッソヴィッツとは長きにわたり友人関係を結ぶことになります)。
 全体的に官能的で荒々しい響きが用いられたツェムリンスキー作品に比べ、フルーリー作品は旋律的で華やか。2作品の聴き比べも興味深いことでしょう。
 このアルバムではこの歌劇に先立ち、ギリシャの詩人サッポー(サッフォー)の悲劇的な死を扱ったグリルパッツァーの詩による鮮烈な歌曲が歌われます。
 
 

TOCC-520
【旧譜】
¥2400
ジェラルド・シュルマン(1924-2020):室内楽作品集 第4集
 Chuench'i 歌曲集『春の精』 - 中国の詩による(1966)
  1. No. 1. New Corn / 2. No. 2. Plucking the Rushes / 3. No. 3. Shang Yai /
  4..No. 4. Flowers and moonlight on the Spring River / 5. No. 5. Look at that little bay of the Ch'i /
  6. No. 6. Self - Abandonment / 7. No. 7. At the end of Spring
 8. Moonbird ムーンバード - 無伴奏フルートのために(1998)
 ピアノのための4つの田園前奏曲(2012)
  9. No. 1. Bellac / 10. No. 2. Grotto / 11. No. 3. Rivulets /12. No. 4. Solitude
 13. フルート・ソナチネ-フルートとピアノのために(1968)
 ピアノのための2つのバラード 「ヤナーチェクへのオマージュ」(1981-83)
  14. No. 1. Hukvaldy / 15. No. 2. Brno
 ウィリアム・ブレイクの6つの歌(1956/1997&2018改訂)
  16. No. 1. Augury / 17. No. 2. Ah, Sun-Flower / 18. No. 3. I Laid Me Down Upon a Bank /
  19. No. 4. Eternity / 20. No. 5. The Sick Rose / 21. No. 6. To the Evening Star
 
 1-7を除いて世界初録音
  ランドール・ビルズ(テノール)...1-7,16-21、マーク・ロブソン(ピアノ)...1-7,9-12,14-21、
  マキシム・ルブツォフ(フルート)...8,13、ミハイル・コルジェフ(ピアノ)...13

 録音 Allegro Recordings, Burbank,California(USA) 2018年7月10日...8,13 2018年9月24日...1-7,16-21 2018年9月25日...9-12,14-15

 1924年、旧オランダ領東インド諸島に生まれ、1981年以降ロサンゼルスに拠点を置き活躍しているイギリス系オランダの作曲家ジェラルド・シュルマン。
 この室内楽作品集第4集には、フルートを用いた作品と歌曲が収録されており、ジャワのガムランの響きから、バルトーク、ブリテンなどの影響を受けた作品を聴くことができます。
 鳥の鳴き声を思わせるピアノの音色が特徴的な歌曲集「春の精」、イギリス近代歌曲からの影響が強く感じられる「ウィリアム・ブレイクの6つの歌」や、技巧的なフルートの音色が美しい「ムーンバード」と「フルート・ソナチネ」。
 そして2012年に作曲された「田園前奏曲」と1980年代の「2つのバラード」の2作のピアノ独奏曲も含まれています。
 「春の精」以外は全て世界初録音となります。
 


TOCCATA NEXT


TOCN0009
¥2400
MUSIC FOR A PRINCE, MUSIC BY A PRINCE 王子のための音楽、王子による音楽
 1. レノックス・バークリー(1903-1989): アンダンティーノ - チェロとピアノのために
 アーサー・ブリス(1891-1975): 「Processional Interlude プロセッショナル・インターリュード」より
  2. テーマ - チェロとピアノのために / 3. テーマ - トランペットとピアノのために /
  4. テーマ - チェロ、トランペットとピアノ三重奏のために
 ロナルド・ビンジ(1910-1979):
  5. Salutation サリュテーション - トランペットとピアノのために /
  6. Permutation パーミュテーション - チェロとピアノのために
 7. ヴィヴィアン・エリス(1903/4-1996): A線上のエア - チェロとピアノのために
 8. ジョン・ガードナー(1917-2011): 一人の王子のためのデュエット - トランペット(右手)とチェロ(左手)のために
 9. ジョーゼフ・ホロヴィッツ(1926-):スタディ - チェロとピアノのために
 10. ミッチ・マレイ(1940-): ティンバートップ - トランペットとピアノのために
 11. スティーヴ・レイス(1921-2009): ウィンザー・ブルース(デュエット)
  - プリンス・オブ・ウェールズ(チェロ)とチェスター伯(トランペット)のために
 12. アーネスト・トムリンソン(1924-2015): エア - チェロとピアノのために
 13. ウィリアム・ウォルトン(1902-1983): 主題(と変奏) - 無伴奏チェロのために
 14. ガイ・ウォラック(1900-1986): ホーンパイプ(水兵王子のために)
   - CHASの音符によるチェロ、トランペット、ピアノのために
 15. ブライアン・ウィリー(1928-): ウェールズの歌
 16. グレース・ウィリアムズ(1906-1977): Marwnad Cynddylan
  キンズィランの死を弔う歌 - トランペットとピアノのために
 17. デイヴィッド・ワイン(1900-1983): Dawns Gymreig ウェールズの踊り - チェロとピアノのために
 アルバート公(1819-1861):
  18. Morgengebet 朝の祈り / 19. Ständchen セレナード / 20. Lebensregel 人生のルール /
  21. Gruss an den Bruder 兄弟へのあいさつ / 22. An einen Boten 使いへ /
  23. Sehnsucht nach dem Tode 死への憧れ / 24. Mein Lebewohl 私の告別 / 25. Der Bettler 物乞い /
  26. Vergissmeinnicht わすれなぐさ / 27. Der Zauber der Erinnerung 記憶の魔法 /
  28. Der Orangenzweig オランジェンツヴァイク / 29. Sonntags Klänge 日曜日の嘆き /
  30. Aus Wilhelm Meister ヴィルヘルム・マイスターから / 31. Das kranke Mädchen 病気の女の子
  世界初録音
 ジェレミー・ヒュー・ウィリアムズ(バリトン)...15,18-31、
 セオドア・ブフホルツ(チェロ)...1,2,4,6-9,11-14,17、エドワード・リード(トランペット)...3,5,8,10,11,14、
 ジェイソン・カーダー(トランペット)...16、パウラ・ファン(ピアノ)...1-7,10,12,14-31

 録音Jeffrey Haskell Recording Studio, Fred FoxSchool of Music, University of Arizona,Tucson(USA) 2018年1月12日、3月5-6日 2019年11月13-15日

 このアルバムには2人のイギリスの『王子』にまつわる作品が収録されています。
 前半は「王子のための」音楽。1970年、イギリスのパフォーミング・ライツ(演奏権)協会の評議員を務めていた作曲家たちからチャールズ皇太子殿下に一冊の革表紙の楽譜集が贈られました。
 そこには、ケンブリッジ大学在学中にチェロ、トランペット、ピアノを演奏していた殿下のために書かれた作品が収められており、このアルバムのトラック1から17はこの楽譜集からとられています。
 後半は「王子による」音楽。トラック18から31は、チャールズ皇太子殿下の先祖にあたるアルバート公が作曲したドイツ・リートです。
 アルバート公はドイツのザクセン=コーブルク=ゴータ家に生まれ、1840年にヴィクトリア女王と結婚。王室の財政や規律の改革を推進し、1851年のロンドン万博を成功させました。
 今もロイヤル・アルバート・ホールやヴィクトリア&アルバート博物館にその名を残しています。
 ドイツ出身のアルバート公はメンデルスゾーンと交流があり、この歌曲集もメンデルスゾーンの時代のスタイルを感じさせるものとなっています。
 
 

TOCN0015
¥2400
iCOLOMBIA VIVA! コロンビア万歳! ピアノ作品集 マウリシオ・アリアス=エスゲーラ(ピアノ)
 1.マウリシオ・アリアス=エスゲーラ(1984-): Toccata Bachkovsky トッカータ・バッハコフスキー(2013)
 ハイメ・レオン(1921-2015): 前奏曲集「メイド・イン・U.S.A」(1979)
  2. I Allegretto / 3. II Blues / 4. III Swing / 5. IV Lento come Passacaglia / 6. V Bailable
 ブラス・エミリオ・アテオルトゥア(1943-2020): 前奏曲、変奏とプレスト・アルチナンテ
  7. 前奏曲 / 8. 変奏 / 9. プレスト・アルチナンテ
 10. アリアス=エスゲーラ: Arizona Mirage アリゾナの蜃気楼(2015)
 イアン・フレデリック(1987-): Suite Catrina カトリナ組曲(2015)
  11. I Atravesando el infierno / 12. II Villas / 13. III Nuestra luminiscencia
 グスタボ・パッラ(1963-): Pavec Lingus (1998) 14. I Strictly 厳密に / 15. II Allegro con fuoco
 16. ヘルマン・ダリオ・ペレス(1968-):Ancestro アンセストロ (Bambuco バンブーコ) (1988)
 16を除き世界初録音

 録音 2019年6月12-15日 Biblioteca Luis Angel Arango Concert Hall in Bogota(コロンビア)

 コロンビアを拠点に活躍する若きピアニスト・作曲家マウリシオ・アリアス=エスゲーラによる現代コロンビアのピアノ作品集。
 自作も含めた6人の作曲家の作品を紹介しています。
 ジャズ風の味わいを持つペレスの「アンセストロ」、80年代のロックの影響が強いバッラの2作品、アメリカ音楽への愛情が込められたレオンの前奏曲、技巧的でリズミカルなイアン・フレデリックの「カトリナ組曲」など多彩な作品を楽しめます。
 エスゲーラ自身の「トッカータ」はバッハとチャイコフスキーの名前を引用した曲。激しいトレモロで幕を開ける印象的な作品です。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

.

DOREMI



DHR 8147
(2CD)
¥4400→\3990
アイザック・スターン LIVE 第9集 アイザック・スターン(ヴァイオリン)
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
   アンドルー・デイヴィス(指揮)、フランス国立管弦楽団
   録音:1980年6月26日
 ジョージ・ロックバーグ:ヴァイオリン協奏曲(1974)
   ヴェルナー・トルカノフスキー(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
   録音:1977年3月14日/シャンゼリゼ劇場
 バーバー:ヴァイオリン協奏曲 Op.14(1939)
   キリル・コンドラシン(指揮)、フランス国立管弦楽団
   録音:1980年5月13日/シャンゼリゼ劇場
 プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op.63
   シャルル・ミュンシュ(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
   録音:1958年6月13日/ストラスブール
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 Op.26
   レナード・スラットキン(指揮)、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1980年6月23日

 貴重音源発掘シリーズ第9弾!
 スターンのために書かれたロックバーグの協奏曲も収録

 スターンの知られざる音源を発掘するシリーズ、第9集はフランスのオーケストラとの協奏曲録音集です。5人の指揮者と繰り広げるスターンの至芸をお楽しみください。アメリカの作曲家を含む近現代寄りの選曲もスターンならでは。

 ロックバーグはスターンと親交のあった作曲家。スターンのために書かれたヴァイオリン協奏曲は1974 年に初演され、その後もスターンのレパートリーとして演奏され続けた楽曲です。
 




GRAND SLAM



GS 2241
¥2700
トスカニーニの「イタリア」、「宗教改革」(メンデルスゾーン)、
 明快で引き締まった音で再現!

  メンデルスゾーン:
   (1)交響曲第4番 イ長調 Op.90「イタリア」
   (2)交響曲第5番 ニ短調 Op.107「宗教改革」
  
 ボーナス・トラック:
    (3)リハーサル風景(交響曲第4番「イタリア」第1楽章より)
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
NBC交響楽団

 トスカニーニの「イタリア」、「宗教改革」(メンデルスゾーン)、明快で引き締まった音で再現!2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ

 録音:(1)1954年2月28日/カーネギー・ホール(ニューヨーク)、(2)1953年12月13日/カーネギー・ホール(ニューヨーク)、(3)1954年
 使用音源:(1)(2)Private archive(2トラック、38ンセンチ、オープンリール・テープ) (3)CLS ARPCL 22019(LP)
 モノラル(放送用録音)、日本語帯・解説付

 ■制作者より
 トスカニーニの録音遺産の中でも、とりわけ人気の高いメンデルスゾーンの「イタリア」&「宗教改革」が2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズに加わります。何も足さない、何も引かない、シンプルで明快なマスタリングは、特にカラリと晴れた「イタリア」には抜群です!
  なお、リハーサルはマイクの位置関係のためか、トスカニーニの言葉が聴きとれないので訳は付いておりません。ご了承下さい。(平林直哉)
 



.

RCD



今回は
 ナターリア・ガヴリーロヴァ (ピアノ)
 ユーリー・ムラフリョフ (ピアノ)
 ヴァレリー・カステリスキー (ピアノ)
 エフゲニー・テレグロフ ( ピアノ)
 エドゥアルト・グラチ (ヴァイオリン)
 マリーナ・ヤシヴィリ (ヴァイオリン)
 グリゴリー・フェイギン (ヴァイオリン)
 イーゴリ・ポリトコフスキー (ヴァイオリン)
 ナターリア・シャホフスカヤ (チェロ)
 ヴェラ・ドゥロヴァ (ハープ)
 ベートーヴェン・カルテット (弦楽四重奏)


RCD 16238
¥2200
ロシア・ピアノ楽派 ナターリア・ガヴリーロヴァ ナターリア・ガヴリーロヴァ (ピアノ)
 ラフマニノフ (1873-1943) :
  10の前奏曲 Op.23 から 第6番 変ホ長調 / 第7番 ハ短調 (*)
  13の前奏曲 Op.32 から 第12番 嬰ト短調 (*)
 ショスタコーヴィチ (1906-1975) :
  5つの前奏曲
   第1番 イ短調 / 第2番 ト長調 / 第3番 ホ長調 / 第4番 変ニ長調 / 第5番 ヘ短調
  24の前奏曲 Op.34 から (*)
   第6番 ロ短調 / 第10番 嬰ハ短調 / 第15番 変ニ長調 / 第24番 ニ短調
  劇付随音楽 「男爵夫人とフーリガン」から コミック・ワルツ (ピアノのための編曲版)
  映画音楽 「馬あぶ」から ロマンス (M・サガロヴァによるピアノのための編曲版)
  バレエ音楽 「黄金時代」から ポルカ (作曲者によるピアノのための編曲版)
 ババジャニアン (アルノ ; 1921-1983) : 4つの小品 (+)
  前奏曲 / ヴァガルシャパト舞曲 / 即興曲 / カプリッチョ
 Tso Chemhuan : Pieces for Piano (**)
  Peace is the Return to Essence / The Path to the Cathedral / Bamboo in Show
 ファリャ (1876-1946) : クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌
 ヨハン・シュトラウス II (1825-1899)/エルンスト・フォン・ドホナーニ (1877-1960) 編曲 :
  親しき仲 (ワルツ) (オペレッタ 「こうもり」から、ピアノのための版) (#)
  宝のワルツ (オペレッタ 「ジプシー男爵」から、ピアノのための版) (#)

 録音 : 1976年 (*) / 1977年 (+) / 1983年 (無印) / 1984年 (#) / 1990年 (**) (C) 1996 Restored by RCD / (C)&(P) 1996 RCD

 ナターリア・ガヴリーロヴァはモスクワ音楽院でヤコフ・フリエール (1912-1977) に、1972年に卒業した後レフ・オボーリン (1907-1974) に師事したロシアのピアニスト。
 1969年ロン=ティボー国際コンクール第3位。
 
 

RCD 16328
¥2200
ロシア・ピアノ楽派 ユーリー・ムラフリョフ
 グリーグ (1843-1907) :
  ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16 (*)
  詩的な音の絵 Op.3 (全6曲) (#)
  抒情小品集 第5巻 Op.54 (全6曲) (+)
ユーリー・ムラフリョフ (ピアノ)
ソヴィエト国立交響楽団 (*)
カルル・エリアスベルク (指揮 (*))

 録音 : 1950年 (*) / 1973年 (+) / 1974年 (#) (C) 1996 Restored by RCD / (C)&(P) 1996 RCD

 ユーリー・ムラフリョフ (1927-2012) はゲンリヒ・ネイガウス (1888-1964) に師事しモスクワ音楽院教授を務めたソヴィエト・ロシアのピアニスト。
 
 

RCD 16330
¥2200
ロシア・ピアノ楽派 ユーリー・ムラフリョフ ユーリー・ムラフリョフ (ピアノ)
 グリーグ (1843-1907) : 組曲 「ホルベアの時代から」 Op.40 [1971]
 リスト (1811-1886) : 愛の夢 第3番 変イ長調 [1952]
 ショパン (1810-1849) :
  幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 [1971] / 夜想曲 変ニ長調 Op.27 No.2 [1971]
  スケルツォ 変ロ短調 Op.31 [1961] / マズルカ イ短調 Op.67 No.4 [1949]
  マズルカ ヘ長調 Op.68 No.3 [1961] / ワルツ ロ短調 Op.69 No.2 [1971]
  華麗な大ワルツ 変イ長調 Op.34 No.1 [1951]

 録音 : [年] (C) 2000 Restored by RCD / (C)&(P) 2000 RCD
 
 

RCD 16336
(2CD)
¥3700
ロシア・ピアノ楽派 ヴァレリー・カステリスキー
 スクリャービン (1872-1915) : ピアノ作品集

  [CD 1]
  ワルツ ヘ短調 Op.13 [1978]
  3つの小品 Op.2 [1970]
   第1番 練習曲 嬰ハ短調 / 第2番 前奏曲 ロ長調 / 第3番 マズルカ風即興曲 ハ長調
  左手のための2つの小品 Op.9 [1970] 第1番 前奏曲 嬰ハ短調 / 第2番 夜想曲 変ニ長調
  2つの夜想曲 Op.5 [1979] 第1番 嬰ヘ短調 / 第2番 イ長調
  2つの即興曲 Op.12 [1979] 第1番 嬰ヘ長調 / 第2番 変ロ短調
  2つの即興曲 Op.14 [1979] 第1番 ロ長調 / 第2番 嬰ヘ短調
  24の前奏曲 Op.11 [1972]
   第1番 ハ長調 / 第2番 イ短調 / 第4番 ホ短調 / 第5番 ニ長調 / 第6番 ロ短調 / 第8番 嬰ヘ短調
   第9番 ホ長調 / 第13番 変ト長調 / 第14番 変ホ短調 / 第15番 変ニ長調 / 第16番 変ロ短調
  ワルツ 変イ長調 Op.38 [1978]
  3つの小品 Op.78 [1978] 第1番 アルバムの綴り / 第2曲 おどけた詩曲 / 第3番 変ホ長調
  [CD 2]
  ワルツ風 Op.47 [1978] / 悲劇的詩曲 Op.34 [1972]
  4つの小品 Op.51 [1974]
   第1番 頼りなさ / 第2番 前奏曲 イ短調 / 第3番 翼のある詩曲 / 第4番 やつれの舞曲
  3つの小品 Op.52 [1974] 第1番 詩曲 ハ長調 / 第2番 謎 / 第3番 やつれの詩曲
  4つの小品 Op.56 [1974]
   第1番 前奏曲 ホ長調 / 第2番 皮肉 / 第3番 ニュアンス / 第4曲 練習曲 変ホ長調
  2つの小品 Op.57 [1974] 第1番 あこがれ / 第2番 舞い踊る愛撫
  アルバムの綴り Op.58 [1974]
  2つの小品 Op.59 [1974] 詩曲 / 前奏曲
  詩曲・夜想曲 Op.61 [1978] / ピアノ・ソナタ 第8番 Op.66 [1972]
  2つの舞曲 Op.73 [1979] 花飾り / 暗い炎
  交響曲 第5番 「プロメテウス、火の詩」 (管弦楽、ピアノ、合唱とオルガンのための) Op.60 [1975] (*)
 ヴァレリー・カステリスキー (ピアノ)、
 ソヴィエト国立アカデミー・ロシア合唱団 (*)、アレクサンドル・スヴェシニコフ (合唱指揮 (*))、
 モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 (*)、コンスタンチン・イヴァーノフ (指揮 (*))

 録音 : [年] / モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト (*) (C) 1996 Restored by RCD / (C)&(P) 1996 RCD

 ヴァレリー・カステリスキー (1941-2001) はゲンリヒ・ネイガウス (1888-1964) に師事し、モスクワ音楽院教授、スクリャービン財団副総裁 (1992-2001) を務めたソヴィエト・ロシアのピアニスト。
 1960年ショパン国際ピアノ・コンクール第6位入賞。
 
 

RCD 16338
¥2200
ロシア・ピアノ楽派 エフゲニー・テレグロフ
 ラモー (1683-1764) : ロンド形式のミュゼット ヘ短調 (*) / タンブラン ホ短調 (*)
 J・S・バッハ (1685-1750) : トッカータ ホ短調 BWV 914 (*)
 ハイドン (1732-1809) :
  ピアノ・ソナタ ロ短調 Hob.XVI:32 / ピアノ・ソナタ ホ短調 Hob.XVI:34
 シューベルト (1797-1828) : 楽興の時 D 780 から
   第1番 ハ長調 / 第2番 変イ長調 / 第3番 ヘ短調 / 第4番 嬰ハ短調
 エフゲニー・テレグロフ (1950-) : ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 (+)
タチアナ・グロムツェヴァ (ヴァイオリン (+))
エフゲニー・テレグロフ (チェンバロ (*) ピアノ (*以外))

 録音 : 1995年 (C)&(P) 1997 RCD

 エフゲニー・テレグロフはグレプ・アクセルロート (1923-2003) にピアノを、ティホン・フレンニコフ (1923-2007) に作曲を師事したロシアのピアノおよびチェンバロ奏者・作曲家。
 
 

RCD 16340
¥2200
ロシア・ピアノ楽派 ヴァレリー・カステリスキー
 ブラームス (1833-1897) : ピアノ作品集

  7つの幻想曲 Op.116 (+)
  3つの間奏曲 Op.117
  6つの小品 Op.118
  4つの小品 Op.119 (*)
ヴァレリー・カステリスキー (ピアノ)

 録音 : 1981年 (無印) / 1982年 (*) / 1984年 (+) (C) 1996 Restored by RCD / (C)&(P) 1996 RCD
 
 

RCD 16212
¥2200
ロシア・ヴァイオリン楽派 エドゥアルト・グラチ
 ドビュッシー (1862-1918) : ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト短調 (*)
 オネゲル (1892-1955) : 2つのヴァイオリンのためのソナタ ト長調 (+)
 コダーイ (1882-1967) : ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7 (#)
 プロコフィエフ (1891-1953) : 2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56 (**)
エドゥアルト・グラチ (ヴァイオリン)
エフゲニー・マリーニン (ピアノ (*))
ヴァレンチン・ジューク (ヴァイオリン (+))
エフゲニー・アルトマン (チェロ (#))
エドゥアルト・グラチ・Jr (ヴァイオリン (**))

 録音 : 1961年 (*) / 1967年 (+) / 1971年 (#) / 1985年 (**) (C) 1995 Restored by RCD / (C)&(P) 1995 RCD

 エドゥアルト・グラチ (エドゥアルド・グラッチ) (1930-) はアブラム・ヤンポリスキー (1890-1956) に師事しモスクワ音楽院教授・ヴァイオリン科長を務めたロシア (ソヴィエト) のヴァイオリニスト。
 
 

RCD 16252
¥2200
ロシア・ヴァイオリン楽派 マリーナ・ヤシヴィリ
 ブラームス (1833-1897) :
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 イ長調 Op.100 (#)
 ブラームス/ハイフェッツ (1901-1987) 編曲 : 瞑想曲 変ニ長調 (Op.105 No.1) (+)
 ブラームス : ハンガリー舞曲集 から (+)
   第1番 ト短調 / 第7番 イ長調 / 第16番 ニ短調 / 第17番 ヘ短調
 ファリャ (1876-1946)/コハンスキ (1887-1934) 編曲 :
  7つのスペイン民謡 から (ヴァイオリンとピアノのための版) (*)
   モーロの織物 / 子守歌 / 歌 / ポロ / アストゥリアナ / ホタ
 パガニーニ (1782-1840) : カンタービレ ニ長調 Op.17 (*) / 無窮動 ハ長調 Op.11 (*)
マリーナ・ヤシヴィリ (ヴァイオリン)
イーゴリ・チェルヌイショフ (ピアノ (#))
タイシヤ・シピレル (ピアノ (+))
ナウム・ヴァリテル (ピアノ (*))

 録音 : 1975年 (*/+) / 1991年 (#) (C) 1996 Restored by RCD / (C)&(P) 1996 RCD

 マリーナ・ヤシヴィリ (1932-2012) はモスクワ音楽院教授を務めたジョージア (グルジア) のヴァイオリニスト。1949年ヤン・クベリーク国際ヴァイオリン・コンクール第1位。
 1952年ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール第3位。
 
 

RCD 16253
¥2200
ロシア・ヴァイオリン楽派 グリゴリー・フェイギン
 タネーエフ (1856-1915) : ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ短調 (*)
 ルビンシテイン (1829-1894) :
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番 イ短調 Op.19 (*)
 メトネル (1880-1951) : 夜想曲 ニ短調 Op.16 No.1 (#)
 アウアー (1845-1930) : 演奏会用タランテッラ (+)
グリゴリー・フェイギン (ヴァイオリン)
ヴィクトル・ポルトラツキー (ピアノ (*/+))
イーゴリ・チェルニャフスキー (ピアノ (#))

 録音 : 1975年 (*) / 1977年 (+) / 1984年 (#) (C) 2000 Restored by RCD / (C)&(P) 2000 RCD

 グリゴリー・フェイギン (1937-2018) はウクライナに生まれ、ダヴィド・オイストラフ (1908-1974) に師事したソヴィエト・ロシアのヴァイオリニスト。
 
 

RCD 16279
¥2200
ロシア・ヴァイオリン楽派 イーゴリ・ポリトコフスキー
 ルビンシテイン (1829-1894) :
  ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調 Op.13 [1981] (*)
 バラキレフ (1837-1910) : 即興曲 ホ長調 [1957] (+)
 チャイコフスキー (1840-1893) : メロディー 変ホ長調 Op.42 No.3 [1961] (#)
 タネーエフ (1856-1915) : ヴァイオリンとピアノのためのソナタ イ短調 [1982] (*)
 ラフマニノフ (1873-1943)/コンスタンチン・モストラス (1886-1965) 編曲 :
  ロマンス 変ホ長調 [1957] (+)
 ドヴォルジャーク (1841-1904)/クライスラー (1875-1962) 編曲 :
  スラヴ舞曲 ホ短調 Op.46 No.2 [1974] (*) / ジプシーの歌 ハ短調 [1961] (#)
イーゴリ・ポリトコフスキー (ヴァイオリン)
エフゲニー・エプシテイン (ピアノ (*))
インナ・コレゴルスカヤ (ピアノ (+))
タチアナ・メルクロヴァ (ピアノ (#))

  (C) 1996 Restored by RCD / (C)&(P) 1996 RCD

 イーゴリ・ポリトコフスキー (1932-1984) はダヴィド・オイストラフ (1908-1974) に師事したソヴィエト・ロシアのヴァイオリニスト。
 
 

RCD 16203
¥2200
ロシア楽派 ナターリア・シャホフスカヤ
 ボッケリーニ (1743-1805) : チェロ協奏曲 変ロ長調 (*)
 シューマン (1810-1856) : チェロ協奏曲 イ短調 Op.129 (+)
 チャイコフスキー (1840-1893) : ロココの主題による変奏曲 イ長調 Op.33 (#)
ナターリア・シャホフスカヤ (チェロ)
室内管弦楽団 (*/+)
レフ・マルキス (指揮 (*/+))
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 (#)
キリル・コンドラシン (指揮 (#))

 録音 : 1973年 (*) / 1976年 (+) / 1963年 (#) (C) 1995 Restored by RCD / (C)&(P) 1995 RCD
 
 

RCD 16205
¥2200
ロシア楽派 ヴェラ・ドゥロヴァ
 モーツァルト (1756-1791) :
  フルート、ハープと管弦楽のための協奏曲 ハ長調 K.299 [1977] (*)
 プロコフィエフ (1891-1953) : エレオノーラ (ハープ小品) [1957]
 ゴルベフ (エフゲニー ; 1910-1988) : ハープと弦楽のための五重奏曲 Op.39 [1958]
 モロソフ (アレクサンドル ; 1900-1973) : ハープ独奏のための舞曲集 [1982]
 キクタ (ヴァレリー ; 1941-) :
  ハープ・ソナタ 第2番 変ホ長調 「Bylina Scales」 [1985]
ヴェラ・ドゥロヴァ (ハープ)
ヴァレンチン・ズヴェレフ (フルート (*))
室内管弦楽団ソリスト・アンサンブル (*)
レフ・マルキス (指揮 (*))
コミタス・カルテット (弦楽四重奏 (+))

  (C) 1995 Restored by RCD / (C)&(P) 1995 RCD
 
 

RCD 16617
(2CD)
¥3700
ロシアの楽派 ベートーヴェン・カルテット
 ショスタコーヴィチ (1906-1975) :
  弦楽四重奏曲 第1番 ハ長調 Op.49 (1938) [1960]
  弦楽四重奏曲 第2番 イ長調 Op.68 (1944) [1956]
  弦楽四重奏曲 第3番 ヘ長調 Op.73 (1946) [1963]
  弦楽四重奏曲 第4番 ニ長調 Op.83 (1949) [1961]
ベートーヴェン・カルテット (弦楽四重奏)
 ドミトリー・ツィガノフ (第1ヴァイオリン)
 ヴァシリー・シリンスキー (第2ヴァイオリン)
 ヴァディム・ボリソフスキー (ヴィオラ)
 セルゲイ・シリンスキー (チェロ)

  (C) 2000 Restored by RCD / (C)&(P) 2000 RCD
 













6/30(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.

BIS



BIS SA 2537
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
F.P.ツィンマーマン&ヘルムヒェン
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.3

 (1)ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3(1801-02)
 (2)ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調「クロイツェル」Op.47(1803)
 (3)ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96(1812)
フランク・ペーター・ツィンマーマン
 (ヴァイオリン/Antonio Stradivarius,Cremona 1711, 'Lady Inchiquin')
マルティン・ヘルムヒェン
 (ピアノ/Chris Maene Straight Strung Concert Grand Piano)
KKC 6400
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 遂に完結!!最高のデュオ、F.P.ツィンマーマンとヘルムヒェンによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音、第3弾は第8番、第9番「クロイツェル」、第10番!

 セッション録音:2020年8月21-24日/シーメンスヴィラ(ベルリン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、79'13
 プロデューサー&サウンド・エンジニア:ハンス・キプファー(Take5 Music Production)
 エディティング&ミキシング:ハンス・キプファー/エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ

 SACD ハイブリッド盤。
 フランク・ペーター・ツィンマーマンとマルティン・ヘルムヒェンによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音がついに完結しました!
 当アルバムには第8番、第9番「クロイツェル」、第10番を収録。コロナ禍の2020 年8 月、ベルリン、シーメンスヴィラにおけるセッション録音です。

 ツィンマーマンといえば卓越したテクニックと繊細にして優美で香り高き音色で奏でますが、このベートーヴェンではピアノとの対話を大切にし、絶妙なバランス感覚と抜群のセンスの良さを携えた演奏を披露しております。

 マルティン・ヘルムヒェンは1982年ドイツ、ベルリン生まれ。2001年に開かれたクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝し、一躍世界から注目されるピアニストなりました。
 ソロはもちろんのこと、ユリア・フィッシャーなど世界的ヴァイオリニストからも絶大なる信頼を得ており、今回の共演もツィンマーマンからのアプローチで実現しました。

 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、当録音では楽器にも注目です!ヴァイオリンはツィンマーマンの愛器、1711年製のストラディヴァリウス「レディ・インチクイン」。
 この楽器はかつてクライスラーが所有していた銘器でまるでビロードのような音色です。ツィンマーマンが長年ともにしてきた愛器で奏でるベートーヴェンは格別です。
 一方、ピアノはベルギーのピアノ製作者クリス・マーネの平行弦ピアノを使用。
 このピアノは2013年ダニエル・バレンボイムの依頼により製作された楽器で、その特徴は一般的なグランドピアノのように弦が交差して張られておらず、チェンバロやフォルテピアノのようにすべての弦が平行に張られています。
 これにより音量はもちろんのこと、細かなニュアンスの表現、そして弾き心地の良さを兼ね備えております。
 このグランドピアノは2015年にバレンボイムによる演奏でお披露目され、以後ピエール=ローラン・エマールやエマニュエル・アックスなど世界的なピアニストにも認められた楽器として注目されております。
 近年この楽器を愛奏するヘルムヒェンがベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを挑むに当たり、現在望みうる最も理想的な楽器で録音を実現させました。

 ヴァイオリン・ソナタ第1-4番(KKC-6254 / BIS SA-2517)、第5-7番(KKC-6349 / BIS SA-2527)はレコード芸術誌特選盤など、高評価を得ております。
 現在望みうる最高のデュオが完成させたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集にご期待ください!

 



ツィンマーマン&ヘルムヒェン
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1


 BIS SA 2517
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
ツィンマーマン&ヘルムヒェン!
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.1

 (1)ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12-1(1798)
 (2)ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.12-2(1798)
 (3)ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 Op.12-3(1798)
 (4)ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23(1800)

フランク・ペーター・ツィンマーマン
 (ヴァイオリン/
  Antonio Stradivarius,
   Cremona 1711',Lady Inchiquin')
マルティン・ヘルムヒェン
  (ピアノ/
   Chris Maene Straight Strung
    Concert Grand Piano)


 ベートーヴェン生誕250周年記念、使用楽器にも注目!F.P. ツィンマーマンがヘルムヒェンとベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音を始動!注目の第1弾は第1番から第4番を収録!

 セッション録音:2019年9月/ジーメンス・ヴィラ(ベルリン)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、73'12
 プロデューサー&サウンド・エンジニア:ハンス・キプファー(Take5 Music Production)
 エディティング&ミキシング:ハンス・キプファー
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ



 BIS SA 2527
(SACD HYBRID)
\2800→\2590
F.P.ツィンマーマン&ヘルムヒェン
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集 Vol.2

 (1)ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調「春」Op.24(1800-01)
 (2)ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 Op.30-1(1801-02)
 (3)ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2(1801-02)

フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)

 KKC 6349
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300


 ヴァイオリン/Antonio Stradivarius,Cremona 1711, 'Lady Inchiquin'
 ピアノ/Chris Maene Straight Strung Concert Grand Piano

 セッション録音:2020年2月/クンストパラスト美術館内ロベルト・シューマン・ザール(デュッセルドルフ)
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、68'32
 プロデューサー&サウンド・エンジニア:ハンス・キプファー(Take5 Music Production)
 エディティング&ミキシング:ハンス・キプファー
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ


 

 
 .


BIS SA 2513
(SACD HYBRID)
¥2800→\2590
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」より

 【第1集】
  1.野原の羊飼いのおとめ/2.バイレロ―高地オーヴェルニュの羊飼いの歌/
  3.3つのブレー(I.泉の水/II.どこへ羊を放そうか/III.あちらのリムーザンへ)
 【第2集】
  1.羊飼いのおとめ/4.捨てられた女/5.2つのブレー(I.私には恋人がいない/II.うずら)
 【第3集】
  1.紡ぎ女/2.牧場を通っておいで/3.背こぶの人/4. 子守歌/5.女房持ちはかわいそう
 【第4集】
  1.ミラベルの橋のほとりで/2.おーい/3.子供のために/4.しっ、しっ静かに/5.かっこう
 【第5集】
  1.私が小さかったころ/2.向こう、岩山の上で/3.さあ、ロバにまぐさをおやり/
  4.野良犬め、あっちへ行け/5.一人のかわいい羊飼い娘/6.いいよと言った
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
パスカル・ロフェ(指揮)、
タピオラ・シンフォニエッタ 

 ロフェ指揮、タピオラ・シンフォニエッタとの共演で名唱サンプソンがカントルーブの『オーヴェルニュの歌』を録音!

 セッション録音:2020年3月9-13日/タピオラ・ホール、エスポー(フィンランド)/DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、69'02
 プロデューサー:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production)

 SACD ハイブリッド盤。
 スコラ・カントルムでダンディに師事した作曲家カントルーブの『オーヴェルニュの歌』をイギリスの名唱キャロリン・サンプソンが録音しました!
 ダンディの生まれ故郷はオーヴェルニュの東南端の山地アノネー。フランス民謡の収集とその器楽伴奏付き編曲で知られるカントルーブは1923年から1930年にこの歌曲集を書き上げました。
 全5集からなるこの曲集は素朴な歌の旋律そして卓越した管弦楽書法による伴奏が実に見事で、香り高き色彩と芸術的な美しさに満ちております。
 この『オーヴェルニュの歌』をサンプソンとパスカル・ロフェ指揮、タピオラ・シンフォニエッタが実に表情豊かに演奏しております!

 キャロリン・サンプソンは「完璧なコロラトゥーラ技術と豊かにのびる輝かしい声」と評され、世界の聴衆を魅了し続けています。
 バロック・古典派の歌曲からオペラまで幅広いレパートリーを持っており、特にバッハ・コレギウム・ジャパンとの録音はサンプソンの代表盤で、澄み切ったその歌唱は官能的で聴くものを魅了してやまないと評価されています。
 また、近年は非常に積極的なリリースが続いており、サンプソンが絶大な信頼を寄せるピアノのジョゼフ・ミドルトンとともに「ヴェルレーヌの詩による歌曲集」(BIS SA-2333)、「女性のためのアルバム~ロベルト&クララ・シューマンのリート集」(BIS SA-2473)、「イギリス名詩の歌曲集」(BIS SA-2413)、「狂気のなかの正気」(BIS SA-2353)、「花々~花にまつわる歌曲集」(BIS SA-2102)など、しっかりとしたコンセプトのもと、話題盤と次々とリリースしております。

 
 
 .


BIS SA 2594
(5SACD HYBRID)
¥8300→\7690
リットン率いるベルゲン・フィルのプロコフィエフの交響曲全集がセットで登場!
 セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
  Disc 1(86'33)
   交響曲第1番 ニ長調 Op.25「古典交響曲」(1916-17)/
   交響曲第2番 ニ短調 Op.40(1924-25)/交響曲第3番 ハ短調 Op.44(1928)
  Disc 2(81'58)
   交響曲第4番 ハ長調 Op.112(1947)/交響曲第7番 嬰ハ短調 Op.131「青春」(1951-52)/
   交響曲第7番 嬰ハ短調 Op.131「青春」より第4楽章(異稿)
  Disc 3(67'00)
   交響曲第5番 変ロ長調 Op.100(1944)/スキタイ組曲「アラとロリー」 Op.20(1914-15)
  Disc 4(79'00)
   交響曲第6番 変ホ短調Op.111(1945-47)/交響組曲「キージェ中尉」Op.60(1933)*/
   組曲「3つのオレンジへの恋」Op.33b(1921)
  Disc 5(74'16)
   バレエ音楽「ロメオとジュリエット」
    第1組曲 Op.64bis(1936)(全7曲)/第2組曲 Op.64ter (1936)(全7曲)/
    第3組曲 Op.101(1936)(全6曲)
 アンドルー・リットン(指揮)、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
 アンドレイ・ボンダレコ(バリトン)

 ゴージャスなサウンドを見事にとらえた名録音。リットン率いるベルゲン・フィルのプロコフィエフの交響曲全集がついにセットで登場!

 録音:2005年6月(バレエ音楽「ロメオとジュリエット」組曲)、2012年1月(交響曲第6番、交響組曲「キージェ中尉」、組曲「3つのオレンジへの恋」)、2014年1月(交響曲第4&5番)、2014年6月(スキタイ組曲「アラとロリー」)、2015年5月(交響曲第1&7番)、2017年8月&9月(交響曲第2&3番)/グリーグ・ホール、ベルゲン(ノルウェー)
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、クラムシェル・ボックス仕様、6h28'57

 SACDハイブリッド盤。
 2003年から2015年までノルウェーの名門オーケストラ、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督兼首席指揮者をつとめたアンドルー・リットン。
 その間、同団を率いてツアー、そしてレコーディングを積極的に行い国際的な評価を得ました。このセットはプロコフィエフの交響曲全曲(付番されている交響曲第1番~第7番)と主要な管弦楽曲を収めた5枚組です!

 当セットでは交響曲全曲はもちろんのこと管弦楽曲にも注目。交響組曲「キージェ中尉」では第2 曲「ロマンス」と第4曲に「トロイカ」にオリジナル通り、ロシア語のバリトン独唱(アンドレイ・ボンダレコ(バリトン))入りで演奏しております!

 優れたバランス感覚と作品の持つ美質を引き出すタクトには非常に定評のあるリットン。名曲だけでなく隠れた佳作も丁寧な音楽づくりで聴き手に届けており、その手腕は称賛され続けております。
 幅広いレパートリーの中でもプロコフィエフは特に相性がよく、当録音でもプロコフィエフの色彩豊かなオーケストラ・サウンドを満喫できます。ゴージャスなサウンドを見事にとらえたBISレーベルが誇る技術陣渾身の録音です!

 
 




CENTAUR


CRC3686
¥2500
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ集
 ブラームス:
  ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
  ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
  チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
   (ライオネル・ターティス編曲によるヴィオラ版)

マンチン・チャン(ヴィオラ)
アルバート・ティウ(ピアノ)


 中国、湘南省出身のヴィオラ奏者、マンチン・チャンが奏でるブラームスのソナタ集。マンチン・チャンは、10歳で上海音楽院に入学し、12歳でヴィオラ奏者としてデビュー。上海音楽院を卒業後、マンハッタン音楽院でエマニュエル・ヴァルディに師事。
 1988年のポーツマス国際弦楽四重奏コンクールでは、上海クァルテットのメンバーとして参加し第4位に輝いています。
 1994年には、デトロイト交響楽団に、当時、史上最年少のアジア人メンバーとなり、副首席ヴィオラ奏者として活躍。
 現在は、シンガポール交響楽団の首席ヴィオラ奏者の地位を務めています。

 ※録音:2017年10月(シンガポール)
 
 

CRC3730
¥2500
エレジー・イン・ヴァイオレット~宮川 美貴子:ピアノ作品集
 宮川 美貴子:
  Tender Regret/Breeze In Limbo/
  A Day of Wine And Grape/Doll's Minuet/
  Please Stay/Friendship Waltz/Jewel Rose/
  Unveil My Love/ Memory In A Cage/Un Cocon/
  Nurturing Dream/Longing for New York/
  On Your Anniversary/Elegy In Violet/Floral Dedication
宮川 美貴子(ピアノ)

 ニューヨークを拠点にピアニスト、作曲家、TV/映画プロデューサーとして、日本では、ニュー・ウェイヴ・バンドS-KENのアレンジャー兼キーボード奏者を務めていた宮川 美貴子のピアノ・ソロ・アルバム。
 日々の出来事や、彼女のその時の心情、草花などからインスピレーションを得て書かれたという作品は、どれもどこか切なく、心に深く語りかけるようなバラード調のアルバムになっています。

 ※録音:2018年12月、南大沢文化会館(日本)
 
 
CRC3722
¥2500
アメリカン・アヴェニュー
 ガーシュウィン(J.ハイフェッツ編):前奏曲
 黒人霊歌(J.ハイフェッツ編):ディープ・リヴァー
 ガーシュウィン(J.ハイフェッツ編):
  ポーギーとベス より そんなことはどうでもいいさ
 バーンスタイン:ピアノ三重奏曲
 バーバー:この輝く夜にきっと Op.13-3
 ネッド・ローレム:デイ・ミュージック・セレクション
 アンリ・ヴュータン:アメリカの思い出 Op.17
 ハロルド・アーレン:虹の彼方に
へレン・チャン・ハーツェン(ヴァイオリン)
デニス・エヴツヒン(ピアノ)
シルヴァー・アイノメイ(チェロ)
オレグ・レヴィン(ピアノ)

 1930年代、国際的な連鎖反応により様々な国々の影響を受け発展してきたアメリカ音楽。当アルバムは、そんな時代に花開いた名作をヴァイオリン、チェロ、ピアノで華麗に奏でます。

 バンべルク交響楽団の首席第2ヴァイオリン奏者を経て、2003年からミネソタ管弦楽団第1ヴァイオリン奏者を務めるヘレン・チャン・ハーツェンは、ソリストとしても活躍しており、ボストン交響楽団、ボストン・ポップス・エスプラネード・オーケストラなどとも共演。
 バッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ」のソロ・アルバムでは、多くの批評家から称賛を得ています。

 ※録音:2018年6月15日-17日(アメリカ)
 
 

CRC3717
¥2500
ポリクローム ~ フルートとクラリネットのための独奏作品集 リジー・ダーリング(フルート)
マイキー・アーブル(クラリネット)
 マーティン・へーベル:ウインド・ラーク、クラウド・フォームズ/
 ニコラス・ビズブ:ラプソディー&グルーヴ/
 ジュリアン・モニック:Ki-ka-ko/
 ショーン・ミロウェイ:ジャンプ・カット/
 ブライアン・ネイバーズ:主題と変奏/
 ジョゼフ・ハーキンス:モザイク・タンドラ/
 セリン・オー:スプリング・レイン/
 ジェフリー・サボル:ワン・シング・アット・ア・タイム/
 ギャレット・マイケル・ジョージ:リフレクションズ・オン・ユニヴァーシ/
 ウェン・ガオ:ウィズアウト・ディストーション

 10人の現代作曲家による、フルートとクラリネットのための無伴奏アルバム。
 ドゥビューク交響楽団の首席ピッコロ奏者、リジー・ダーリング、アメリカ陸軍野戦部隊バンドのクラリネット奏者、マイキー・アーブルが、それぞれの楽器の魅力を伝えます。
 無伴奏作品ならではの奏者の表現力の広さや、重音奏法などの特殊奏法にも注目です。

 ※録音:2018年5月(アメリカ)
 
 

CRC3715
¥2500
モーリス・デュリュフレの2つの合唱作品集
 モーリス・デュリュフレ:
  ミサ曲《クム・ユビロ》Op.11*
  レクイエム Op.9
ノーザン・アイオワ大学コンサート合唱団
ノーザン・アイオワ大学
 ヴァーシティ・メンズ・グリー・クラブ*
ジョン・ワイルズ(指揮)
ランドール・ハーロウ(オルガン)*
マリコ・モリタ(オルガン)
ジェフリー・ブリック(テノール)*
ケイラ・シュミッツ(メゾ・ソプラノ)
ミーガン・グレイ(チェロ)

 フランスの作曲家、オルガン奏者、モーリス・デュリュフレの2つの合唱作品集。
 男声合唱による単旋律聖歌、グレゴリオ聖歌を模倣した形で作曲された 《クム・ユビロ》、フォーレのレクイエムの構成を踏襲して作曲された 《レクイエム》を収録。
 合唱団は、1876年に創立された歴史あるノーザン・アイオワ大学の学生からオーディションで選ばれたメンバーで構成されており、オルガンは同大学の教授陣が演奏しています。

 ※録音(ライヴ):2016年4月(アメリカ)
 
 

CRC3713
¥2500
シンセサイザー・パイオニア ~
 アンドルー・ルーディン:初期電子音楽作品集

  アンドルー・ルーディン:
   イル・ジュオーコ(アブストラクト・オペラ第1番)/
   ショア・ソング/クロシングス/
   ポーセリン・ダイアログⅠ、Ⅱ、Ⅲ/
   パイデイア(アブストラクト・オペラ第2番)/人類の踊り
アンドルー・ルーディン(シンセサイザー)

 アメリカの現代作曲家、アンドルー・ルーディンによるシンセサイザーのための作品集。
 ルーディンは、当時のヨーロッパの「実験音楽」に触発され、ペンシルベニア大学でカールハインツ・シュトックハウゼンに師事。
 シンセサイザーの音楽を通して、映画、テレビ、舞台の附随音楽とのコラボレーションも盛んに行っています。
 当アルバムは、シンセサイザーが開発され、発展し始めていた1960年代~1970年代にかけて作曲された初期の作品を集約しています。
 
 

CRC3719
¥2500
クープラン:クラヴサン曲集全集 Vol.6
 クープラン:
  《クラヴサン曲集第1巻》より第1オルドル
  《クラヴサン曲集第2巻》より第9オルドル
マーク・クロル(ハープシコード)

 マーク・クロルによるクープラン クラヴサン曲集第6、7弾。

 50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロルによるクープランのクラヴサン曲集第6巻。
 このプロジェクトでクロルは複数のハープシコードを使い分けていますが、今回の録音では歴史的ハープシコード復興のパイオニア、ウィリアム・ダウドが1974年に製作したタスカン・モデルの楽器を採用しています。

 ※録音:2018年(アメリカ)
 
 

CRC3720
¥2500
クープラン:クラヴサン曲集全集 Vol.7
 クープラン:
  《クラヴサン曲集第1巻》より第2オルドル
  《クラヴサン曲集第2巻》より第10オルドル
マーク・クロル(ハープシコード)

 50年以上のキャリアを持ち、25年以上に渡りボストン大学のチェンバロ科教授の要職にあるアメリカの鍵盤楽器奏者、マーク・クロルによるクープランのクラヴサン曲集第7巻。
 本盤でも、ウィリアム・ダウドが1974年に製作したタスカン・モデルの楽器を使用しています。
 このプロジェクトは全12巻にわたるリリースが予定されています。

 ※録音:2018年(アメリカ)
 
 

CRC3734
¥2500
3/4拍子で! ムエン・ウェイ(ピアノ)
 ヨハン・シュトラウス2世=ゴドフスキ:《酒・女・歌》による交響的変容
 クライスラー(ラフマニノフ編):愛の悲しみ
 ヨハン・シュトラウス1世=ツェルニー:《魅惑のワルツ》による変奏曲 Op.249
 シューベルト=リスト:ウィーンの夜会(ワルツ・カプリス)第6番 S.427/6
 ヨハン・シュトラウス2世=タウジヒ:新しいウィーンの夜会(ワルツ・カプリス)より《蛾》 Op.157-1
 ヨハン・シュトラウス2世=レーガー:《美しく青きドナウ》による即興曲 WoO III/11
 ヨハン・シュトラウス2世=エドウィン・ヒューズ:ワルツ「ウィーン気質」による演奏会用パラフレーズ
 ヨハン・シュトラウス2世=モーリツ・ローゼンタール:ウィーンの謝肉祭

 "3/4拍子で!"と題し、ヨハン・シュトラウス親子をはじめとした3/4拍子の作品を様々な作曲家がそれぞれのスタイルでピアノ独奏用にアレンジメントした小品を並べたアルバム。
 中国出身のムエン・ウェイは中国音楽院で音楽学士号を、クリーヴランド音楽院で音楽修士号を取得し、ダニエル・シャピロに師事しました。
 アントン・ルビンシテイン国際音楽コンクール、シアトル国際コンクールなど多くのコンクールでその音楽性が認められています。

 ※録音:2017年9月&2018年1月(アメリカ)
 
 

CRC3733
¥2500
ナポレオンのギター・ソナタ集
 アントワーヌ・ド・ロワイエ (1768-1852):
  ギターとヴァイオリンのためのソナタ Op.17-1*
 ルイ=アンジュ・カルパントラ(1786-1854):ソナタ・ブリランテ Op.1
 アントワーヌ・ド・ロワイエ:
  ギターとヴァイオリンのためのソナタ Op.17-2*
 アレクサンドル・アルフレッド・ルジョン=ボークレール(?-c.1829):
  ギター・ソナタ Op.4-1
パスカル・ヴァロワ(ギター)
ジャック=アンドレ・ウール(ヴァイオリン)*

 ナポレオンと同時代を生きたフランスの作曲家たちによるギターのための作品集。
 パスカル・ヴァロワはモントリオール音楽院、ケベック大学などで学んだギタリスト。ロマン派時代のギターシーンの熱狂を再興させることに力を入れており、様々な時代の楽器、装飾、当時の様式的な慣習、そして当時の習慣であった即興を用いて演奏しています。

 ※録音:2017年5月-6月(モントリオール)
 
 


CRC3732
¥2500
ノーザン・ライツ ~ フィンランドのピアノ小品集 ゲイル・オルシェウスキ(ピアノ)
 セリム・パルムグレン:フィンランドのリズム Op.31/
 イルマリ・ハンニカイネン:秋の想い Op.20-1/
 オスカル・メリカント:ゆるやかなワルツ Op.33/
 レーヴィ・マデトヤ:宵の明星 Op.21-1/
 イルマリ・ハンニカイネン:ワルツ Op.17-1/
 セリム・パルムグレン:前奏曲 Op.1-1/
 ジャン・シベリウス:練習曲 Op.76-2/
 イルマリ・ハンニカイネン:夜想曲 Op.11b-2/
 セリム・パルムグレン:子守歌/
 イルマリ・ハンニカイネン:子守歌 Op.4-2/
 オスカル・メリカント:スケルツォ Op.6-4/
 セリム・パルムグレン:幻影 Op.1-2/
 ジャン・シベリウス:ロマンティックな情景 Op.101-5/
 レーヴィ・マデトヤ:前奏曲 Op.31-2/
 エルッキ・メラルティン:6つのピアノ小品 《細片 II》 Op.9/
 ジャン・シベリウス:金魚草 Op.85-4/
 セリム・パルムグレン:ある夏の夜に/
 オスカル・メリカント:フィンランド民謡集(遺作)/
 ジャン・シベリウス:悲歌的に Op.76-10/
 イルマリ・ハンニカイネン:夕べの平安 Op.11b-1/

 19世紀後半~20世紀前半のフィンランドを彩った作曲家たちによる様々な小品集。
 当時のフィンランドではシベリウスに匹敵するほどの人気を誇っていたメロディ・メーカー、オスカル・メリカントや、「北欧のショパン」とも呼ばれるセリム・パルムグレン、シベリウス指揮者として有名なタウノ・ハンニカイネンの兄、イルマリ・ハンニカイネンなどによるフィンランドの民謡などを題材とした作品が集成されており、フィンランドの佳き時代に想いを馳せることができます。
 女流ピアニストのゲイル・オルシェウスキは、この録音に1877年ブリュートナー製のグランドピアノを採用しており、その柔らかく芳醇な音色が音楽によくマッチしています。

 ※録音:2018年8月(アメリカ)
 
 

CRC3723
¥2500
ジョナサン・デイヴィッド:声楽作品集
 アズリエル/ギッチェ・グミー/
 ホプキンスの歌/2つの王の歌/
 パーシステンス・オヴ・ソング
エイミー・バートラム(ソプラノ)
ダニエル・ネア(バリトン)
フィリップ・チアー(バリトン)
トゥルーディ・チャン(ピアノ)
エリザベス・ダーハム(ヴァイオリン)

 ジョナサン・デイヴィッドは1965年生まれ、ニューヨークで育った作曲家。13歳の頃からシンガーソングライター、ギタリストとして数多くのバンドを結成し音楽活動をしていましたが、大学院時代にドイツでバルトークとモーツァルトの影響を受けると、クラシック音楽に傾倒していきました。
 彼は特に声楽分野の音楽を得意としており、洗練された作品を生み出し続けています。

 録音:2016年8月(ニューヨーク)
 




<メジャー・レーベル>

DG



4817037
\1500
《モイェ・チェン~Four Worlds》
 1) ラフマニノフ:V.R.のポルカ、
 2) グレインジャー:コロニアル・ソング、
 ホロヴィッツ:
  3) 変わり者の踊り、4) ワルツ ヘ短調、
 5) ガーシュウィン(グレインジャー編):ラヴ・ウォークト・イン、
 6) グレインジャー:ランブル・オン・ラヴ(R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』の「愛の二重唱」より)、
 ラフマニノフ:幻想的小品集Op.3より
  7) 第3曲:メロディ ホ長調、8) 第5曲:セレナ―ド変ロ短調、
  9) サロン小品集Op.10より第5曲:ユモレスク ト長調、
 10) ビゼー(ラフマニノフ編):『アルルの女』第1組曲よりメヌエット、
 グレインジャー:
  11) デリー地方のアイルランド民謡(ロンドンデリーの歌)、
  12) ダオメーにて(ケークウォークの絶品)、
 13) スーザ(ホロヴィッツ編):星条旗よ永遠なれ、
 14-16) ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36(ホロヴィッツ版)
モイェ・チェン(ピアノ)

 2016年のコンクールで人気者となった中国のピアニストによるデビュー・アルバム

 モイェ・チェンは2016年シドニー国際ピアノ・コンクールのファイナリストで、その扇情的なテクニックとステージでの温かい存在感で聴衆から高い人気を得ました。
 「ジョージ・フレデレック・ボイル」賞を受賞し、まもなくユニバーサルミュージック・オーストラリアと契約しました。
 グレインジャー、ラフマニノフとホロヴィッツのつながりを追求した、デビュー・アルバムとなる『Four Worlds』では、モイェ・チェンの劇的で超絶技巧の演奏を聴くことができます。
 この美しい録音で、中国のピアニストは「新しい世界」へと運命に導かれた3人の作曲家・ピアニストの旅をたどるように4つの世界を結びます。
 ロシアのラフマニノフとホロヴィッツは2人ともアメリカで名声を取り戻し、グレインジャーの知られざる音楽の才能はオーストラリアからイギリス経由でアメリカに映った時に開花しました。

 グレインジャーによって愛情たっぷりの編曲をされたガーシュウィンの「ラヴ・ウォークト・イン」に魅了されない人はいないでしょう。もちろん「ロンドンデリーの歌」も。
 後にも先にもいない偉大なヴィルトゥオーソの一人ホロヴィッツは作曲家、編曲家として登場します。
 ラフマニノフはモイェ・チェンの数ある得意とする作曲家の一人で、この作曲家の作品、華麗な「メロディ」をはじめとした小品集の作品や、ビゼーの『アルルの女』第1組曲からの「メヌエット」の編曲、そして圧倒されるピアノ・ソナタ第2番を演奏しています。
  【録音】2018年1月10、11、20日、2月4、6、8、18日、アメリカ
 




.

DECCA


4819497
(11CD)
\7400→\6990

《シドニー国際ピアノ・コンクール1992-2016》

 1992年から2016年のコンクール出場77人による100を超えるライヴ録音
 7つのカテゴリー、55人の作曲家
  ★「バロック音楽」
  ★「モーツァルト、ハイドン、シューベルト、ベートーヴェン」
  ★「ロマン派音楽」
  ★「20世紀音楽」
  ★「トランスクリプション&アンコール」
  ★「オーストラリアのピアノ曲」
  ★ 「ピアノ協奏曲」


[バロック音楽]
《CD 1》
J.S.バッハ:
1) トッカータ ハ短調BWV911(ジェイソン・ギルハム/2004年)、
2) 前奏曲とフーガ ヘ短調BWV881(『平均律クラヴィーア曲集』第1巻第12番)
 (ヴィタリー・サモシュコ/1992年)、
D.スカルラッティ:
3) ソナタ ト長調Kk.454(ジアニン・コン/2016年)、
4) ソナタ ト長調Kk.455(ジアニン・コン/2016年)、
5) ソナタ ニ短調Kk.32(エフゲニー・ウハーノフ/2000年)、
6) ソナタ ニ短調Kk.9(ルステム・ハイルディノフ/1992年)、
7) ソナタ イ短調Kk.54(ティモシー・ヤング/1996年)、
8) ソナタ ニ短調Kk.1(ヴォイチェフ・ヴィシニェフスキ/2008年)、
9) ソナタ変ロ長調Kk.551(Dmitri Grigortsevich/1996年)、
10) ソナタ ヘ短調Kk.69(ティモシー・ヤング/1996年)、
11) ヘンデル:シャコンヌ ト長調HWV435(後藤正孝/2008年)、
D.スカルラッティ:
12) ソナタ ハ長調Kk.159(ダンカン・ギフォード/1992年)、
13) ソナタ ホ短調Kk.394(Jie Zheng/2004年)、
14) ソナタ イ長調Kk.24(Hanna Cyba/1992年)、
15) ソナタ ホ長調Kk.162(高田匡隆/2004年)、
16) ソナタ ロ短調Kk.87(Olga Samossoueva/1996年)、
17) ソナタ ロ短調Kk.27(マルタ・サバレタ/1996年)、
18) J.S.バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ ニ短調BWV1004(佐藤卓史/2008年)/


[モーツァルト、ハイドン、シューベルト、ベートーヴェン]
《CD 2》
1-3) モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番ヘ長調K.533/494
 (コンスタンティン・シャムライ/2008年)、
4-5) ハイドン:ピアノ・ソナタ第58番ハ長調Hob.XVI:48(ロジャー・ライト/2000年)、
6) シューベルト:楽興の時第6番D780 No.6(イーヴォ・ヤンセン/1992年)、
ベートーヴェン:
7-10) ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101(エイヴァン・ユー/2012年)、
11-13) ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53『ワルトシュタイン』(ミケーレ・ボッラ/1992年)/


[ロマン派音楽]
《CD 3》
1) リスト:ハンガリー狂詩曲第10番ホ長調(アレクセイ・ヴォロディン/2000年)、
ショパン:
2) 練習曲第1番ハ長調Op.10 No.1『滝』(セルゲイ・タラソフ/1996年)、
3) 練習曲第2番イ短調Op.10 No.2(ダニイル・ツベトコフ/2008年)、
4) 幻想曲ヘ短調Op.49(ヘレン・シム/1992年)、
5) メンデルスゾーン:アンダンテとロンド・カプリチオーソOp.14(ユーリー・ボグダーノフ/1996年)、
リスト:
6)羊飼いファリボロS.236 No.1(アンドレイ・ググニン/2016年)、
7) 超絶技巧練習曲第5番変ロ長調S.139 No.5『鬼火』(アンドレイ・ググニン/2016年)、
ショパン:
8) 練習曲第11番イ短調Op.25 No.11『木枯らし』(Young-Ah Kim/1992年)、
9) 練習曲第12番ハ短調Op.25 No.12『大洋』(ミケーレ・ボッラ/1992年)、
10) バラード第4番ヘ短調Op.52(エイヴァン・ユー/2012年)、
11) ワルツ第5番変イ長調Op.42(アンナ・マリコヴァ/1992年)、
12) シューマン:花の曲変ニ長調Op.19(ロジャー・ライト/2000年)、
13) ショパン:練習曲第5番変ト長調Op.10 No.5『黒鍵』(レオニード・クズミン/1992年)、
14) リスト:スペイン狂詩曲S.254(Alexey Yemtsov/2000年)/

《CD 4》
1) ラフマニノフ:練習曲『音の絵』ハ短調Op.33 No.3
 (アルセニー・タラセヴィチ=ニコラエフ/2016年)、
グラナドス:
2) 嘆き、マハと夜鳴きうぐいす(組曲『ゴイェスカス』より)
 (ダニエル・デル・ピノ/2000年)、
3) 愛と死(バラード)(組曲『ゴイェスカス』より)(Ming Xie/2016年)、
4) ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35より第1巻(セルゲイ・タラソフ/1996年)、
5) ラフマニノフ:前奏曲第5番ト長調Op.32 No.5(アルセニー・タラセヴィチ=ニコラエフ/2016年)、
6) タネーエフ:前奏曲とフーガ嬰ト短調Op.29(コンスタンティン・シャムライ/2008年)、
7) ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35より第2巻(Yoon Soo Rhee/2008年)、
8-10) ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36(オリヴィエ・カザール/1992年)/


[20世紀音楽]
《CD 5》
ドビュッシー:
1) 亜麻色の髪の乙女(前奏曲集第1巻第8曲)(ヘレン・シム/1992年)、
2) 枯葉(前奏曲集第2巻第2曲)(Damien Scott/1996年)、
3) 妖精たちはあでやかな踊り子(前奏曲集第2巻第4曲)(スイシュー・リュー/1992年)、
プーランク:4) 主題と変奏(有森博/1992年)、5) プレスト変ロ長調(佐藤卓史/2008年)、
6-8) ドビュッシー:『映像』第2集
 (1. 葉ずえを渡る鐘/2. 荒れた寺にかかる月/3. 金色の魚)
  (ロベルト・コミナーティ/1996年)、
9) シベリウス:ソネットOp.94 No.3(北村朋幹/2008年)、
ドビュッシー:
10) 雪の上の足跡(前奏曲集第1巻第6曲)(Dana? O’Callaghan/1996年)、
11) 帆(前奏曲集第1巻第2曲)(ミケーレ・ボッラ/1996年)、
12) ヒース(前奏曲集第2巻第5曲)(Hanna Cyba/1992年)、
13) ミンストレル(前奏曲集第1巻第12曲)(レオニード・クズミン/1992年)、
ラヴェル:
14) 悲しげな鳥たち(組曲『鏡』より第2曲)(クリスティーナ・ペゴラロ/1992年)、
15) 海原の小舟(組曲『鏡』より第3曲)(ゴットリープ・ヴァリッシュ/2000年)、
16) シベリウス:即興曲第5番ロ短調Op.5 No.5(アンドレイ・ググニン/2016年)、
17) ラヴェル:ラ・ヴァルス(デイヴィッド・ファン/2008年)/

《CD 6》
スクリャービン:
1-3) 3つの練習曲Op.65(クレメンス・レスケ/2000年)、
4) 練習曲第10番変ニ長調Op.8 No.10(エイヴァン・ユー/2012年)、
ショスタコーヴィチ:
5) 前奏曲とフーガ第15番変ニ長調Op.87 No.15(Jason Li/1992年)、
6) 前奏曲とフーガ第24番ニ短調Op.87 No.24(タネル・ヨアメッツ/1996年)、
7-9) プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83(ヴィタリー・サモシュコ/1992年)、
10) シチェドリン:ユモレスク(レオニード・クズミン/1992年)、
11-12) スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調Op.19『幻想ソナタ』(ダニエル・ゴルトラー/1992年)、
13) ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ第1番Op.12(上原彩子/1992年)、
14) プロコフィエフ:トッカータOp.11(Hanna Cyba/1992年)、
15) カプースチン:間奏曲(8つの演奏会用練習曲Op.40より第7曲)(タチアナ・コレソヴァ/2008年)/

《CD 7》
1-3) ヒナステラ:アルゼンチン舞曲集Op.2
(1. 年老いた羊飼いの踊り/2. 粋な娘の踊り/3. はぐれ者のガウチョの踊り)(Valeria Vetruccio/2000年)、
4) ベルク:ピアノ・ソナタ ロ短調Op.1(Stephen Ham/1996年)、
5) ファブレガス:ミラージュ(蜃気楼)(ロジャー・ライト/2000年)、
6) コープランド:猫とねずみ(Rachel Kudo/2016年)、
7-8) メノッティ:歌劇『老嬢と泥棒』の主題によるリチェルカーレとトッカータ
  (チャーリー・オルブライト/2008年)、
9-10) ザデラツキー:
 前奏曲とフーガ第5番ニ長調(『24の前奏曲とフーガ』より)(アンドレイ・ググニン/2016年)、
リゲティ:
11) ファンファーレ(ピアノ練習曲集第1巻第4番)(Gareth Owen/2004年)、
12) 魔法使いの弟子(ピアノ練習曲集第2巻第10番)(ジェイソン・ギルハム/2004年)、
13-15) ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』からの3章
(1. ロシアの踊り/2. ペトルーシュカの部屋/3. 謝肉祭の日)(タチアナ・コレソヴァ/2008年)、
16-19) ヒナステラ:ピアノ・ソナタ第1番Op.22(高雄有希/1996年)/



[トランスクリプション&アンコール]
《CD 8》
1) チャイコフスキー(プレトニョフ編):バレエ『くるみ割り人形』より
  アンダンテ・マエストーソ(アレクセイ・クルバトフ/2004年)、
リスト:
2) ラ・カンパネラ(『パガニーニによる大練習曲』S.141より
 第3番嬰ト短調)(セルゲイ・タラソフ/1996年)、
3) 主題と変奏(『パガニーニによる大練習曲』S.141より
 第6番イ短調)(マリーナ・コロミーツェヴァ/2000年)、
4) リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編):熊蜂の飛行(Vera Kameneva/2000年)、
5) グレインジャー:ランブル・オン・ラヴ
 (R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』の「愛の二重唱」より)(モイェ・チェン/2016年)、
6) グルック(スガンバーディ編):精霊の踊り
 (歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』より)(ダニエル・ヒル/2004年)、
7) メンデルスゾーン(ラフマニノフ編):劇音楽『夏の夜の夢』Op.61より
 スケルツォ(アレクセイ・ヴォロディン/2000年)、
8) ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死
 (楽劇『トリスタンとイゾルデ』より)(コンスタンティン・シャムライ/2008年)、
9) シューマン(リスト編):献呈(佐藤卓史/2008年)、
10) グレインジャー:「花のワルツ」によるパラフレーズ
 (チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』より)(チャン=ドン・コン/1992年)、
11) ウェーバー:常動曲
 (ピアノ・ソナタ第1番ハ長調Op.24より第4楽章)(Konstantin Masliouk/1996年)、
12) バラキレフ:東洋風幻想曲『イスラメイ』Op.18(ジョン・チェン/2004年)、
13) シューベルト(リスト編):セレナード(歌曲集『白鳥の歌』D957より)(チャン=ドン・コン/1992年)、
14) マクダウェル:魔女の踊り(『2つの幻想的小曲』Op.17より第2曲)(高雄有希/1996年)、
15) シュルツ=エヴラー:
 J.シュトラウス2世の『美しく青きドナウ』の主題によるアラベスク(レオニード・クズミン/1992年)、
16) サンカン:運動(オリヴィエ・カザール/1992年)/


[オーストラリアのピアノ曲]
《CD 9》
1) スカルソープ:Evocation(アルセニー・タラセヴィチ=ニコラエフ/2016年)、
2) カッツ=チェルニン:譜めくり(ロマーン・ロパティンスキー/2016年)、
3-4) ベンジャミン:2つの即興的練習曲(トニー・リー/2016年)、
5) ケリー:Figured in the Drift of Stars(レム・ウラシン/2004年)、
6) フォード:Thin air(ダニール・ツヴェトコフ/2008年)、
7) スカルソープ:ジリーレ(Ayesha Gough/2016年)、
8) カー=ボイド:Kabarli Meditation(Dawn)(エイヴァン・ユー/2012年)、
ヴァイン:5つのバガテル
 9) No.1 Darkly、10) No.2 Leggiero、11) No.3、12) No.4、
 13) Threnody. Gently
  (ヴィクトリア・ラキッソヴァ[9, 12]、Shan Deng[10, 11]、ケネス・ブロバーグ[13]/2000年)、
14) アグニュー:Poem No.1(アリョーシャ・ユリニッチ/2016年)、
15) ベンジャミン:Scherzino(トニー・リー/2016年)、
16) ディーン:Equality(Martin Malmgren/2016年)、
スカルソープ:
 17) 夜想曲第1番(アレクセイ・メルニコフ/2016年)、18) Harbour Dreaming(伏木唯/2016年)、
19) ヴァイン:トッカティッシモ(イリヤ・ラシュコフスキー/2016年)、
20) ヘア:Under Aldebaran/2016年)、
21) スモーリー:Morceau de concours(北村朋幹/2008年) /[ピアノ協奏曲]



「ピアノ協奏曲」
《CD 10》
1-6) ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲Op.43(ヴィタリー・サモシュコ/1992年)、
7-10) リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124(ダンカン・ギフォード/1992年)、
11-15) プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調Op.26(オリヴィエ・カザール/1992年)
 【演奏】エドヴァルド・チフジェリ(指揮)シドニー交響楽団/

《CD 11》
1-4) プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.16(ダニエル・ヒル/1992年)、
5-7) ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30(ロベルト・コミナーティ/1992年)
 【演奏】ヤーノシュ・フュルスト(1-4)、エドヴァルド・チフジェリ(5-7)(指揮)シドニー交響楽団

  (演奏者[ピアノ]/コンクール開催年[ライヴ])

 臨場感あふれるコンクール演奏を集めたユニークなCD11枚組BOXセット限定盤

 オーストラリアで最も権威あるクラシックのピアノ・コンクール、シドニー国際ピアノ・コンクールでの演奏を集めたユニークなCDです。
 1992年から2016年の間の7回のコンクールに出場した77人の演奏者による100を超える魅力的な演奏が臨場感あふれるライヴ録音で聴くことができます。
 「バロック音楽」「モーツァルト、ハイドン、シューベルト、ベートーヴェン」「ロマン派音楽」「20世紀音楽」「トランスクリプション&アンコール」「オーストラリアのピアノ曲」「ピアノ協奏曲」の7つのカテゴリーに分けられ、55人の作曲家による楽曲が網羅されています。

 ブックレットにはすべての録音についての詳細、コンクールのチェアマン、Virginia Bradenによる序文、コンクールの芸術監督ピアス・レーンと1992年からずっと録音を行い、このBOXセットにまとめたCyrus Meher-Homjiによるエッセーが掲載されています。CD11枚組BOXセット限定盤。

 各開催年の優勝者は次の通り。1992年:チャン=ドン・コン(中国)/1996年:セルゲイ・タラソフ(ロシア)/2000年:マリーナ・コロミーツェヴァ(ロシア)/2004年:ジョン・チェン(ニュージーランド)/2008年:コンスタンティン・シャムライ(ロシア)/2012年:エイヴァン・ユー(カナダ)/2016年:アンドレイ・ググニン(ロシア)
  
  
 
 .


4816562
\1500
《キャサリン・ヒューギル/ヴラディーミル・アシュケナージ~
 From Darkness To Light》

  1-3) プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調Op.119、
  4-7) ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40、
  8) ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34 No.14(レナード・ローズによるチェロ&ピアノ編)
キャサリン・ヒューギル(チェロ)、
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)

 巨匠アシュケナージと首席チェロ奏者とのロシア・プログラム、デッカ初録音

 ロシアのピアニスト・指揮者ヴラディーミル・アシュケナージと、シドニー交響楽団の首席チェロ奏者のキャサリン・ヒューギルが、すべてロシアの作品で構成されたアルバムをリリース。
 二人がデッカ・オーストラリアに行う初録音となる当盤には、ショスタコーヴィチとプロコフィエフのソナタに、アメリカのチェロ奏者レオナード・ローズが編曲したラフマニノフの『ヴォカリーズ』がカップリングされています。

 ヒューギルは『From Darkness To Light』というこのアルバム・タイトルについて、「2つのソナタそれぞれに多数ある非常に暗いパッセージが、最終的に普遍的な光と希望に変わってゆくように見えるから」と語っています。
 一方アシュケナージも「ヒューギルとのこの録音は実に楽しかった。彼女は非常に芸術性があり、極めてプロフェッショナルな音楽家だ。
 さらに私はロシア人なのでこの偉大な音楽に自然に同化する感覚を持てた」と語りました。
 
  【録音】2016年10月9&13日、シドニー、トラックダウン・スタジオ
  
  

4817051
(2CD)
\1800
《カルヴァン・ボウマン~Real and Right and True》
カルヴァン・ボウマン(b.1972):
《CD 1》
 1-3) Three Night Songs(1. Silver/2. Soltude/3. The Ride-By-Nights)、
 4-6) Three Sea Songs(1. The See Boy/2. The Old Sailor/3. The Ship of Rio)、
 7) The Rainbow、8) The Swing、9) Tune for Swans、
 10) The Dodo、11) The Last Swallow、
 12) Now Touch the Air Softly、13) Murraguldrie Pastorale I、
 14) Murraguldrie Pastorale II、15) Words by the Water、
 16) Ferry Me Across the Water、
 17-19) Three songs
  (1. Fresh Fields/2. Non Dolet/3. Death May be Very Gentle)、
 20) Eheu! Fugaces、21) My Own Country、
 22) Little Prelude after the Master/
《CD 2》
 1) Homage、2) Sallie’s Musical Box、
 3-11) Real and Right and True
  (1. Tiny Boat/2. We are Accepting/3. A Little Duck/
 4. Moments of No Consequence/5. Sitting on the Fence/
 6. What’s the Use?/7. The Home for the Appalled/8. Let It Go)、
 12) Summer Come with Colour、
 13) Mother, I Cannot Mind My Wheel、
 14) Don Grant’s Dragonfly、
 15-21) Seven Epitaphs
  (1. The Boy/2. John Virgin/3. Fanny Meadows/
   4. Ned Vaughan/5. Sam Lover/6. Tom Head/7. Ye Say: We Sleep)、
 22) Song for Silverheels、23) Tulip、24) The Seasons、
 25) West Sussex Drinking Song、26) The Early Morning、
 27) Crossing the Bar、28) Alta Quies、
 29) Escape at Bedtime、30) The Night、31) The Birds、
 32) Unpausing、33) Small Song: Bath、34) No?l
サラ・マクリヴァー(ソプラノ)
 (CD 1: 1-3, 11, 13, 14, 16, CD 2: 1, 3-11, 13, 22, 26, 33)、
ポール・マクマホン(テノール)
 (CD 1: 7, 8, 12, 15, 17-19, CD 2: 2, 12, 23, 24, 27, 29, 31, 32)、
クリストファー・リチャードソン(バス・バリトン)
 (CD 1: 4-6, 9, 10, 20, 21, CD 2: 15-21, 25, 28, 30, 34)、
カルヴァン・ボウマン、
イアン・マンロー(CD 1: 4-6)(ピアノ)

 オーストラリアの作曲家による珠玉の歌曲集
 オーストラリアの隠れた才能の一人とも言うべき作曲家のカルヴァン・ボウマン。その芸術的歌曲はまさしく宝石のような美しさで、時として20世紀初期のイギリスの作曲家の音楽世界を思い起こさせてくれます。
 デビュー・アルバムとなるこの2枚組CDには、そうした多くの美しい作品が収録されています。
 タイトルの『Real and Right and True』は有名なオーストラリアの漫画家、作家、画家であるマイケル・ロイニックの9つの詩から採られています。そしてロイニックの美しい絵「秋の収穫」がアルバムのカバーを飾っています。
 
  【録音】2017年5月23-26日、メルボルン、ABC Southbank、Iwaki Auditorium
 


<映像>

.

ARTHAUS MUSIK(映像)



10 9439DVD
(DVD)
¥3700→\3390

ズービン・メータ~ドキュメンタリー「良き考え、良き言葉、良き行い」
 ドキュメンタリー「良き考え、良き言葉、良き行い」
   監督:ベッティーナ・エールハルト/制作:2016年
   出演者:
    ズービン・メータ、ナンシー・メータ、ユスフ・ハミド(幼馴染)
    ダニエル・バレンボイム(指揮者、ピアニスト)、クラウス・マリア・ブランダウアー(俳優)
    ピーター・ジョナス(バイエルン州立歌劇場総支配人1993 年~2006年)
    ナスリー・ワーディヤー(親友)、ユジャ・ワン(ピアニスト)、
    イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、
    オーストラリア・ワールド・オーケストラ、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
 コンサート映像:
  ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品 op.6
  マーラー:亡き子をしのぶ歌
  R・シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはこう語った」op.30
    トーマス・クヴァストホフ(バリトン)
    ズービン・メータ(指揮)、シュターツカペレ・ドレスデン
    収録:2010年、ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)

 ズービン・メータの内面を音楽と人生の両方から映し出したドキュメンタリー映像。SKDとの2010年マーラー生誕150周年記念公演もDVD初収録

 画面:16:9,NTSC、音声:PCM ステレオ(ドキュメンタリー)、DTS 5.0、原語:ドイツ語、字幕:独英仏伊、120分

 2021年4月29日に85歳を迎えたズービン・メータ。当日は無観客でしたが85歳を祝うコンサートがベルリン国立歌劇場で行われたりと、年齢を重ねてもなお情熱的に指揮活動を行っています。
 今回リリースされるドキュメンタリーは、2016年メータの80歳を記念して制作されたもの。
 インド出身のメータの現在までの活躍は、今日の異文化世界の輝かしい象徴であり、音楽が異文化の橋渡しとなって、時には社会的・政治的な障壁を打ち破る力があることを示しているともいえるでしょう。
 メータと共演した演奏家や音楽関係者、またインドの幼馴染・親友といったプライベートな人間関係も映し出された映像は、メータがもつ温かい人柄を音楽と人生の両方から映し出した映像といえるでしょう。
 またコンサート映像として、すでにブルーレイではリリースされている、シュターツカペレ・ドレスデンとクヴァストホフと行った、2010年マーラー生誕150周年記念公演の模様が収録されています。
 













6/29(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


APARTE



AP 257
¥2700
ジュリー・シェリエ=ホフマン(ソプラノ)
 彼女のための歌

 (1)プーランク:愛の小径/ヴァイオリン/花/小さな水差し
 (2)アーン:クロリスに/恋する乙女
 (3)フォーレ:マンドリンOp.58の1/イスパハーンのバラOp.39の4
 (4)ドビュッシー:星月夜/美しい夕暮れ
 (5)フレデリック・シャスラン:彼女のための歌(全7曲)(2017)
 (6)同:裸体(全7曲)(2020)
ジュリー・シェリエ=ホフマン(ソプラノ)
フレデリック・シャスラン(ピアノ)

 女性が創作の源泉となったフランス歌曲集

 録音:2020年8月25-28日/コレジアル・サン=モール(アトンシャテル)/59'00

 ジュリー・シェリエ=ホフマンはフランスのソプラノ。ナンシー音楽院で声楽とハープを学んだ後、サンタ・チェチーリア音楽院でレナータ・スコットとテレサ・ベルガンサに師事。
 ナンシー音楽院でクリスティアーヌ・シュトゥッツマン(ナタリーの母)からフランス歌曲の素晴らしさを開眼させられて以来、このジャンルを真摯に追い続けています。

 このアルバムは、フランスの作曲家たちが女性からインスピレーションを受けて作った歌曲を1世紀にわたり集めています。
 それらは女性の様々な面を扱い、フランスの作曲家たちがどのような想像力を働かせたかを知ることができます。
 多くは名作として誰もが知る曲ですが、ピアノを受け持つフレデリック・シャスランの新作2篇も収められています。



こんな貴重な動画を見つけました
https://youtu.be/Kh48nigUek0
「Julie Cherrier Hoffmann with Teresa Berganza」


 
 




.

HAENSSLER

HC 21023
¥2700→\2490
ベルリン放送響首席オーボエ奏者クララ・デント=ボガーニ
元ュンヘン・フィル首席ファゴット奏者ベンチェ・ボガーニ
 オーボエ、ファゴット、ピアノ版『冬の旅』

 シューベルト(1797-1828):連作歌曲集『冬の旅』 Op.89 D.911(1827)
 
  第1部
    【おやすみ/風見の旗/凍った涙/かじかみ/
     菩提樹/あふれる涙/川の上で/回想/
     鬼火/憩い/春の夢/孤独】
   第2部
    【郵便馬車/霜おく頭/からす/最後の希望/
     村で/あらしの朝/まぼろし/道しるべ/
     宿屋/勇気/幻の太陽/辻音楽師】
トリオ・ボガーニ
 【クララ・デント=ボガーニ(オーボエ)、
  ベンチェ・ボガーニ(ファゴット)、
  ゲルゲイ・ボガーニ(ピアノ)】

 これはユニーク!オーボエ、ファゴット、ピアノの三重奏によるシューベルトの「冬の旅」全曲!

 セッション録音:2021年1月31日-2月2日/ボガーニ・ピアノ・スタジオ、ソブ(ハンガリー)/DDD、67'54

 「冬の旅」にユニークな1枚が加わります!オーボエとファゴットの2つの木管楽器とピアノによる三重奏版の登場です!
 「オーボエとファゴットで人間の声と同じように自然に呼吸し歌うことができることを示したいと思いました。
 しかし、それはヴィルヘルム・ミュラーの詩を軽視したのではなく、私たちの演奏でその詩を頭の中で思い描いていただけけるように心をこめて演奏しました。」と語る奏者たち。
 「冬の旅」で歌われる憧れと絶望的で陰鬱な雰囲気をも驚くべき表現力で語りかけてきます!

 オーボエのクララ・デント=ボガーニはザルツブルク・モーツァルテウム、ミュンヘン音楽大学で学び、1991年にはギリシャのテッサロニキの劇場でソリスト・デビューを果たした逸材。
 1999年からベルリン放送交響楽団の首席オーボエ奏者を務めるほか、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団といった一流のオーケストラの客演もこなしております。
 現在はニュルンベルクの音楽大学で教鞭をとり、後進の指導にもあたっています。

 ファゴットのベンチェ・ボガーニは1997年にフィンランドで開催されたクルーゼル国際コンクールで第1 位となり、同年フィンランド国立歌劇場に首席ファゴット奏者として入団。
 2002年にはヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、2004年にはベルリン放送交響楽団の首席ファゴット奏者に就任しました。
 2007年から2013年までミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ファゴット奏者を務めた後、現在はハノーファー音楽演劇大学で後進の育成にも力を入れています。
 
 


HC 21018
¥2700
「夢のあとに」~ヴァイオリンとギターのための作品集
 (1)パガニーニ:カンタービレ
 (2)モリーノ:夜想曲第2番 Op.38
 (3)ブルクミュラー:3つの夜想曲【ヴァイオリンとギター版】
 (4)ピアソラ:『タンゴの歴史』より「I. 売春宿 1900」「II. カフェ 1930」
 (5)バルトーク(レバリング―デステファノス編):ルーマニア民俗舞曲
 (6)モンティ(デステファノス編):チャルダーシュ
 (7)フォーレ(モンノ編):夢のあとに Op.7-1
デュオ・マルカント
 【スワンチェ・アッシェー=タウシェ
   (ヴァイオリン)、
  マルコス・デステファノス(ギター)】

 オリジナルからアレンジ作品まで「デュオ・マルカント」が奏でるヴァイオリンとギターの美しい二重奏。

 録音:2020年11月14&15日/エレントルード教会(ザルツブルク)/DDD、41'26

 ヴァイオリンのスワンチェ・アッシェ=タウシェとギターのマルコス・デステファノスによる『デュオ・マルカント』がパガニーニ、ピアソラなどのオリジナル作品からモンティ、フォーレなどのアレンジ作品まで「ヴァイオリンとギターのための二重奏作品」を収録しました!

 奏法が異なるヴァイオリン(弦鳴楽器)とギター(撥弦楽器)。しかし、その相性は抜群で名作曲家がこの組み合わせによる作品を残しております。
 その筆頭はパガニーニの「カンタービレ」!あらゆるデュオ作品の中で最も親しまれている名曲です。
 このほか、パガニーニと同時代を生きたイタリアのヴァイオリニスト、ギタリストのフランチェスコ・モリーノ(1768-1847)の夜想曲第2番、2021年に生誕100周年を迎えたピアソラの『タンゴの歴史』がオリジナル作品です。
 また、原曲はチェロとギターのための作品ながら、あのブルクミュラーが作曲の「3つの夜想曲」も聴き逃せません!

 後半はヴァイオリンの愛奏曲、バルトークの「ルーマニア民俗舞曲」、モンティの「チャルダーシュ」、フォーレの「夢のあとに」のヴァイオリン&ギター版を収録。
 この組み合わせで聴くと新たな魅力に気づかされることでしょう。
 





MIRARE

MIR 548
¥2900
望郷の思いと幻影を若きナターリヤ・ミルシテインが見事に表現
 (1)バルトーク:野外にて(全5曲)
 (2)リスト:忘れられたワルツ第1番
 (3)プロコフィエフ:つかの間の幻影Op.22(全20曲)
 (4)リスト:忘れられたワルツ第2番
 (5)アルズマノフ:ピアニスティックな世界第12巻Op.100
   ~大気中/競争/ヴァルセット/見えない寺院
 (6)同:ピアニスティックな世界第13 巻Op.107
   ~こんにちは! /柔軟な/消えるコラール
 (7)同:ユーモアの境でOp.237~行進曲
 (8)同:7つの民謡調Op.201~あるロシアの歌の思い出
 (9)リスト:忘れられたワルツ第3番
 (10)ショパン:3つのマズルカOp.63
 (11)リスト:忘れられたワルツ第4番
ナターリヤ・ミルシテイン(ピアノ)
Yamaha CFX使用

 録音:2020年7月20-24日/ザーンダム音楽ホール(オランダ)/77'38"

 1995年リヨン生まれのピアニスト、ナターリヤ・ミルシテイン。ヴァイオリニストの姉マリヤとのデュオで意欲的なディスクをリリースして注目されています。
 今回は小品集ですが、若さに似合わぬ世界観とこだわりを示します。

 ショパン、リスト、プロコフィエフ、バルトークらはいずれも異郷の地で活動しましたが、1944年生まれのワレリー・アルズマノフも1974年以来フランス在住、ナターリヤ・ミルシテインの両親もロシアからフランスに移住者で共通する思いがあります。
 加えて曲も作曲者思い出の音楽素材が多用され心の叫びをミルシテインが代弁するかのようです。

 メインはプロコフィエフの「つかの間の幻影」。全曲演奏も貴重ですが、原題のロシア語の「つかの間」が翻訳不可能なニュアンスを持っていて、同じ感覚の作品を集めたとのこと。
 ブックレット解説も自ら執筆するナターリヤ・ミルシテインならではの文学的解釈が興味津々です。

 ワレリー・アルズマノフはスターリンの暗黒時代に「人民の敵」とされた両親の流刑先コミ自治共和国で生まれ、レニングラード音楽院でサルマノフ(ムラヴィンスキーが熱心に紹介した作曲家)に師事。
 フランス人と結婚したことで1974年にフランスへ移りメシアンに師事しました。
 ロシアの民俗音楽やメシアン譲りのインド的な要素を盛り込んだ作風で、ここに収めたピアノ曲は近年教材として用いられています。
 
 
MIR 520
¥2900
清潔で明快。デゼールのシューマン
 シューマン:
  (1)交響的練習曲Op.13(1837年版)
  (2)交響的練習曲~遺作の5つの変奏
  (3)ベートーヴェンの主題による自由な変奏形式の練習曲
  (4)天使の主題による変奏曲
クレール・デゼール(ピアノ)

 録音:2020年8月17-19日/フラジェ・スタジオ4(ブリュッセル)/68'00"

 フォルジュルネ音楽祭でもお馴染みのフランスのピアニスト、クレール・デゼール。
 フランス的でオシャレなピアニズムが魅力ですが、数多いディスクの中で意外にもシューマン作品の演奏が絶賛され、今回待望の新録音登場となります。

 創作期もさまざまな4作品が収められていますが、いずれも変奏形式なのと、練習曲的な要素を兼ね備えている点で共通しています。
 最晩年のシューマンが幻覚のなかで天使から聴かされた主題に基づいたとされるいわくつきの作品まで、重さや深刻さを感じさせない的確な技巧と清潔な演奏で一気に聴かせてくれます。
 





ARS PRODUKTION

ARS38590
¥2600

エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):作品集
 ヴァイオリン協奏曲 Op.26
 ディヴェルティメント Op.20
 組曲《マドンナの宝石》

アルバン・バイキルヒャー(ヴァイオリン)
岩崎宙平(指揮)
ピルゼン・フィルハーモニー管弦楽団


 美メロ溢れる、ヴォルフ=フェラーリのヴァイオリン協奏曲!

 イタリアの作曲家ヴォルフ=フェラーリは歌劇《マドンナの宝石》はよく知られていますが、それ以外の曲はなかなか知られていません。1930年代までは頻繁に演奏される作曲家の一人でしたが大戦時ファシズムの影響を受けて演奏機会が減ってしまったことが要因の一つとなっています。
 しかし、その作品は素晴らしいものが多く今回収録されているヴァイオリン協奏曲もその一つです。1968年南チロル生まれのバイキルヒャーは、非常にロマンティックな冒頭から見事な表現で美しく仕上げています。
 カップリングの管弦楽曲もチェコで活躍中で、常任指揮者(2021年シーズンに首席指揮者に就任予定)である岩崎宙平が手兵ピルゼン・フィルを細部までコントロールし、非常に丁寧な演奏を聴かせてくれます。

 ※録音:2020年12月14日-20日、ピルゼン(チェコ)
 
 

ARS38589
¥2600
2台ピアノのための3つの組曲
 ユハオ・グオ(b1992):2台ピアノのための組曲 Op.30(2020)
 アレンスキー:組曲第1番 Op.15(1888)
 ラフマニノフ:組曲第2番 Op.17(1901)<
アンケ・パン(ピアノ)
ユハオ・グオ(ピアノ)

 今回収録された3曲は、偶然にもそれぞれの作曲家が、27歳の時に作曲したものです。
 共通して言えるのは、それぞれが19世紀後半、20世紀初頭、そして21世紀に作られた時代背景の違いはあるものの、3曲ともにバロックの形式を踏襲しながらもオリジナリティを持った作品に仕上がっているという点です。
 特に自作自演となるユハオ・グオの生命力あふれる楽曲では一部ベートーヴェンの第九の引用があったりと随所に工夫が見え非常に興味深い作品となっており注目です。
 演奏も数々の受賞歴のある二人なだけに、確かなものがありピアノ好きなら必聴の1枚です。

 ※録音:2020年11月、エッセン(ドイツ)
 
 

ARS38591
¥2600
ロシアン・ソウル
 アレクサンドル・ラザレヴィチ・ロクシーン(1920-1987):
  変奏曲(1953)、子供のための小品(世界初録音)、
  前奏曲,主題と変奏(1982)
 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83
エレナ・クシュネロワ(ピアノ)

 ロシアの作曲家、アレクサンドル・ラザレヴィチ・ロクシーンはミヤスコフスキーに師事し、11の交響曲や弦楽四重奏、映画音楽、そして歌曲に至るまで作品を残していますが、ソビエト連邦時代はほとんど演奏されることがなく、作曲家の死後作品が取り上げるられることが多くなってきました。
 ロシア生まれのピアニスト、エレナ・クシュネロワは学生時代よりロクシーンの作品に影響を受けており、作品によっては作曲家本人から献呈されており、初演も務めています。
 それだけにこれらの作品に対しても、並々ならぬ思いを持っていることが伝わってくるような演奏です。

 ※録音:1995年-2014年
 
 .


ARS38588
¥2600→\2390
北欧とドイツ・ロマン派の魅力を併せ持った
 マリア=エリザベート・ロット(ヴァイオリン)
ニルス・ゲーゼ(1817-1890):ヴァイオリン・ソナタ集

 ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 Op.6、
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 Op.21、
 ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ロ長調 Op.59、
 北欧的性格の民俗舞曲 Op.62より
  第2曲 アレグロ・スケルツァンド ヘ長調
マリア=エリザベート・ロット(ヴァイオリン)
ゾントラウト・シュパイデル(ピアノ)

 コペンハーゲンの楽器職人の家に生まれたゲーゼは、メンデルスゾーンやシューマンなどに認められた作曲家でした。
 また、メンデルスゾーンが没すると後を継ぐように、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の首席指揮者に就任、晩年は教育者として活躍し、グリーグやニールセンなどに影響を与え、北欧音楽の中心的人物の一人でした。
 今回のアルバムではゲーゼの初期、中期、後期の作品を収録することにより、作曲変遷を辿ることができるような構成になっています。

 演奏はこれまでにも何度か録音で共演してきた1987年生まれのドイツのヴァイオリニスト、ロットと1944年生まれのドイツのピアニスト、シュパイデル。今回も息の合ったところを見せてくれています。

 ※録音:2017年11月14日、カールスルーエ(ドイツ)
 

 

 マリア=エリザベート・ロットは20年前に11歳のときにEMIからこんなモーツァルトのアルバムを出していた。
 モーツァルトが子供の時に使っていたヴァイオリンの復元楽器をザルツブルク・モーツァルテウム財団から寄与され、それを使って録音したもの。
 大人顔負けというか、K.304なんてすでに完成された音楽性でびっくり。


 おっと!
 まさかと思って調べたらジャケットは変わってるが今でも発売されていてまたまたびっくり。
 そしてシュパイデルとはこのときも共演している!3度びっくり。



WARNER
825646088416
\2200
マリア=エリザベート・ロット/
 モーツァルトの子供の頃に使用したヴァイオリン


モーツァルト:
 『ロンド 変ロ長調 K. 269』
 『ヴァイオリン・ソナタ第32番 変ロ長調 K. 454』
 『ヴァイオリン・ソナタ第18番 ト長調 K. 301』
 『ヴァイオリン・ソナタ第21番 ホ短調 K. 304』

マリア=エリザベート・ロット(ヴァイオリン)
ゾントラウト・シュパイデル(フォルテピアノ)
マルクス・トマジ(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団(K.269)




 マリア=エリザベート・ロット、いまはしっかり成長してます。




 ソントラウト・シュパイデルは1944年生まれのドイツの女性ピアニスト。
 イヴォンヌ・ロリオ、ブランカ・ムスリン、ステファン・アスケナーゼらに師事したという知られざる重鎮。





CAPRICCIOのロイターのアルバムでも二人は共演してました

CAPRICCIO
C5336
\2600
ヘルマン・ロイター(1900-1985):作品集
 1-3.ヴァイオリンとピアノのためのソナタ Op.20(M.メンゲのために)
 リュッケルトの詩による4つの歌曲 Op.54
  4.第1番:収穫の歌
  5.第2番:美しさゆえに愛するならば
  6.第3番:真夜中に
  7.第4番:おお太陽、海、ばらよ
 ピアノのための「ダンス組曲」 Op.29
  8.レントラー
  9.はるか遠くからのワルツ
  10.タランテッラ
  11.スペイン風舞曲
  12.ワルツ・ボストン
  13.シミー
 ヘルダーリンの詩による3つの歌曲 OP.56
  14.第1番:親に
  15.第2番:人生の半分
  16.第3番:夕べの幻想
 オフェーリアへの墓碑銘(1979)
  17.主題と変奏
  18.3つの歌曲 第1番
   「どうやって私は見分けるの あなたの本当の恋人を」
  19.3つの歌曲 第2番「明日は聖ヴァレンタイン様の日」
  20.3つの歌曲 第3番「人々はあの人をむき出しの担架で運びました」
  21.エレジー:柳の木は川を流れる
マリア=エリザベート・ロット(ヴァイオリン)…1-3.18-21
ゾントラウト・シュパイデル(ピアノ)…1-3.8-13.17-21
アンドレアス・バインハウアー(バリトン)…14-21
アンナ・バインハウアー(ピアノ)…4-7.14-16
 1900年、ドイツのシュトゥットガルトに生まれた作曲家ロイター。ミュンヘンで音楽を学び、23歳の頃には既に作曲家としての才能を認められていましたが、バーデン・バーデンでヒンデミットに出会ったことで活躍の場が開けました。
 指揮者、ピアニストとしてヒンデミットの作品を初演したり、自作の演奏を行ったりしながら、1932年にはフランクフルト音楽大学で作曲科の教授に就任、数多くの後進を育て上げました。
 一番の功績は1968年、シュトゥットガルトでフーゴー・ヴィルフ・アカデミーを創立したことでしょう。
 ロイターの作品は、初期はブルックナーやプフィッツナーを思わせる後期ロマン派の様式で書かれていますが、次第にバルトークやストラヴィンスキーの影響が感じられる「新古典派」の作風に近づいていきます。
 このアルバムでは、ロイターの初期から晩年までの作品を網羅。最も知られる「ヘルダーリンの詩による歌曲」も含まれています。

  録音 2016年7月20-25日 Hochschule fur MusiK Karksruhe-Wolfgang-Rihm-Forum





DA VINCI CLASSICS


C00419
¥2600
20世紀&21世紀のトランペットとピアノのための作品集
 シャルリエ:ソロ・ド・コンクール(1900)/
 ベーメ:愛の歌 Op.22-2(1902)/
 エネスク:伝説(1906)/
 ジョンゲン:コンチェルティーノ Op.41(1913)/
 ペスキン:ロマンス(1945)/
 シェロコフ:エチュード第1番(1946)/
 オネゲル:イントラーダ(1947)/
 ガロワ=モンブラン:サラバンドとフィナーレ(1949)/
 イベール:即興曲(1951)/
 ボザ:リート(1976)/
 カルデナス・ゴンザレス:メスティサへ(2020)
ファブリツィオ・イアコボーニ(トランペット)
アレッサンドラ・フェリーチェ(ピアノ)

 ロッテルダム・フィルやタンペレ・フィルでも活躍!イタリア・トランペット界を担う名手イアコボーニ!

 1900年に作曲されたテオ・シャルリエの「ソロ・ド・コンクール(演奏会用独奏曲)」からベーメやエネスク、ジョンゲン、オネゲル、ボザなどの作品を作曲年代順に配置し、カルロス・アルベルト・カルデナス・ゴンザレス作曲の委嘱作品で締めくくる20~21世紀プログラムを披露してくれるのは、イタリアのトランぺッター、ファブリツィオ・イアコボーニ!

 イタリアのラクイラ音楽院ではサンドロ・ヴェルザーリから教えを受け1999年に優秀な成績で同音楽院を卒業したファブリツィオ・イアコボーニは、その後、ジュゼッペ・ボダンザとルチアーノ・カドッピに、シカゴ・ノースウェスタン大学ではレックス・マーティン、チャールス・ガイヤー、バーバラ・バトラーに師事し、さらにその後もガボール・タルケヴィ、アンドレア・コンティ、マックス・ゾンマーハルダーの下で研鑽を積んだイタリア・トランペット界におけるトップ・プレーヤーの1人。
 ミラノ・スカラ座アカデミー管弦楽団の首席トランペット奏者を務めた後、リッカルド・ムーティが創設したルイージ・ケルビーニ・ジョヴァニーレ管弦楽団とローマ交響楽団で活躍。
 オランダとフィンランドの名門、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団とタンペレ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演奏者としても招聘され、現在はスイス、ルガーノのインターナショナル・チェンバー・フィルハーモニック・オーケストラで活躍しています。
 イタリア、ベネヴェントのニコラ・サーラ音楽院のトランペット科の教授を務めているなど、後進の育成にも情熱を注ぐイタリアの実力者、渾身のプログラムにご期待下さい!

 ※録音:2020年10月-12月、チューブ・レコーディング・スタジオ(ファーラ・イン・サビーナ、イタリア)
 




.

FONE



RSACD065
(1SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3562
アッカルドの名盤「四季」が復刻
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》

 協奏曲ホ長調《春》/協奏曲ト短調《夏》/
 協奏曲ヘ長調《秋》/協奏曲ヘ短調《冬》/
 2本のヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための
  協奏曲ニ短調 F.1-100(RV.514)/
 ヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のための
  協奏曲変ロ長調 F.4-2(RV.547)
サルヴァトーレ・アッカルド
 (ヴァイオリン独奏&指揮)
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、
 ラウラ・ゴーナ(ヴァイオリン)
チェチーリア・ラディック(チェロ)
ラウラ・マンツィーニ(チェンバロ)
SACD065
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700→\2490

 サルヴァトーレ・アッカルドの名盤!ヴィヴァルディの「四季」が復刻!

 ☆イタリアのオーディオ・ファイル・レーベル「FONE」より、サルヴァトーレ・アッカルドが弾き振りしたヴィヴァルディの「四季」が再生産!
 ☆日本語解説付きの国内仕様盤は新規リリース! 完全限定再生産です!

  1983年にイタリアのレコーディング・エンジニア、ジュリオ・チェーザレ・リッチによって設立され35年以上の歴史を持つイタリアのオーディオファイル・レーベル「Fone」より、イタリア・ヴァイオリン界の巨匠、サルヴァトーレ・アッカルドが手兵オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナを弾き振りしたヴィヴァルディの「四季」の名録音が再生産されました。
 日本語解説付きの国内仕様盤は新規リリースとなります!
 
 「赤毛の司祭」のもっとも親しまれる名曲「四季」(協奏曲集『和声と創意の試み』Op.8からの最初の4曲)に、四季に比べると余り演奏される機会の少ない2つの二重協奏曲 RV.514とRV.547を収録し、アッカルドの艶のある高貴なヴァイオリンの音色と、時に荒々しいまでに豊かな表現力で心を揺さぶる「四季」を、FONEのテクノロジーが生々しく捉えています。

 ※録音:2009年5月30日-31日、ローディ(イタリア)
 




.

GLOSSA CABINET



GCDC81129
¥2200
18世紀オーケストラのモーツァルト名録音から3つの協奏曲
モーツァルト:管楽器のための協奏曲集

 クラリネット協奏曲イ長調 K.622
 オーボエ協奏曲ハ長調 K.314*
 ホルン協奏曲変ホ長調 K.447
エリック・ホープリッチ(クラリネット)
フランク・デ・ブライネ(オーボエ)
トゥーニス・ファン・デァ・ズヴァールト
 (ナチュラルホルン)
フランス・ブリュッヘン(指揮)
ケネス・モンゴメリー(指揮)*
18世紀オーケストラ

 Glossa Cabinet 2021!~ スペインから届く古楽の愉しみ ~18世紀オーケストラのモーツァルト!

 ☆18世紀オーケストラが誇るモーツァルト名録音の中から、3つの協奏曲をセレクション!

 巨匠フランス・ブリュッヘンが創設し、古楽オーケストラのパイオニアとして世界の古楽シーンをリードしてきた18世紀オーケストラ。18世紀オーケストラがGlossaに残した数々のモーツァルト名録音の中から、3つの管楽器協奏曲をセレクトしたスペシャル・プログラムが、Glossa Cabinetシリーズより登場。

 首席クラリネット奏者エリック・ホープリッチが、当時の新資料に基づいて復元した楽器(バセット・クラリネット)を用いた録音で話題を呼んだ「クラリネット協奏曲」を筆頭に、長年18世紀オーケストラのオーボエ奏者を務め、エンシェント室内管弦楽団の首席奏者としても活躍する名手フランク・デ・ブライネが艶やかな音色を響かせる「オーボエ協奏曲」、18世紀オーケストラとフライブルク・バロック・オーケストラの首席奏者を兼務するなど古楽大国オランダが誇るナチュラルホルンの世界的名手トゥーニス・ファン・デァ・ズヴァールトが圧巻のテクニックと音楽性を披露する「ホルン協奏曲」といった、モーツァルトの魅力あふれる3曲を収録しています。

 録音:2001年2月(K.622)、2015年10月(K.314)、2006年6月(K.447)

 
 
 


GCDC80032
(2CD)
特別価格
¥3000
コレッリ:ソナタ集 Op.5(ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための編曲版)
 CD1 ~ ソナタ第3番、ソナタ第10番、ソナタ第11番、ソナタ第5番、ソナタ第7番
 CD2 ~ ソナタ第4番、ソナタ第8番、ソナタ第6番、ソナタ第1番、ソナタ第9番、ソナタ第12番《ラ・フォリア》
  グイード・バレストラッチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
  通奏低音:
   エウニセ・ブランダン(ヴィオラ・ダ・ガンバ:CD1)、
   パオロ・パンドルフォ(ヴィオラ・ダ・ガンバ:CD2)、
   ガエターノ・ナジッロ(チェロ)、エドゥアルド・エグエス(テオルボ:CD1)、
   ルチアーノ・コンティーニ(アーチ・リュート:CD2)、
   マッシミリアーノ・ラスキエッティ(ハープシコード、オルガン)

 ☆コレッリの有名なラ・フォリアを含む《ソナタ Op.5》をヴィオラ・ダ・ガンバの演奏で!
 ☆ガンバの名手グイード・バレストラッチやパオロ・パンドルフォなど豪華演奏陣による超名盤が復刻!

 アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)の有名なラ・フォリアを含む《ソナタ Op.5》の全12曲を、18世紀に作られた「ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための」編曲版で演奏した超名盤がGlossa Cabinetシリーズより復刻!
 メインのガンバはイタリアの名手、グイード・バレストラッチが務め、様々な楽器による通奏低音にはパオロ・パンドルフォやエウニセ・ブランダンなど錚々たるメンバーが参加しています。

 コレッリのOp.5はもともとヴァイオリンと通奏低音のために作曲された作品ですが、出版直後からさまざまな編曲版が作られており、作曲家と作品の人気のほどをうかがい知ることができます。
 今回の録音に使用されたヴィオラ・ダ・ガンバ版の手稿譜は、12曲のソナタをすべて収録したもので、パリ国立図書館に所蔵されています。
 編曲者は不明ですが、1700年にローマで出版されたヴァイオリンのためのオリジナル版のコピーをもとに、ドイツ語圏で作られたと考えられています。

 ※録音:1998年&2001年(イタリア)
 
 


GCDC81603
¥2200
エルヴェ・ニケ&コンセール・スピリチュエル
シャルパンティエ:テ・デウム

 マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):
  トランペットのための行進曲(凱旋行進曲)H.547
  テ・デウム H.146
  ディクシット・ドミヌス(主、わが主に言いたもう)H.202
  《ガリアの王聖ルイを讃える歌》H.365
  《主よ、王を助けたまえ》H.291
エルヴェ・ニケ(指揮)
コンセール・スピリチュエル

 ☆エルヴェ・ニケ&コンセール・スピリチュエルの「シャルパンティエ」!
 ☆太陽王ルイ14世の権力と栄光を示す。絢爛豪華な宮廷文化の象徴たる音楽!

 数々の古楽革命を起こし、フランス・バロック音楽の復興を実現させてきた稀代の鬼才エルヴェ・ニケとコンセール・スピリチュエル。
 エルヴェ・ニケのGlossa移籍後の最初の大ヒット作となったシャルパンティエの「テ・デウム&モテット集」も、Glossa Cabinetシリーズより堂々の復活!

 「テ・デウム H.146」はヴェルサイユ楽派最高の宗教音楽作曲家シャルパンティエの作品の中でも抜群の知名度を誇り、特に壮麗で華麗な「前奏曲」は様々な形で演奏が行われている名曲です。
 太陽王ルイ14世の権力と栄光を示した豪華絢爛な宮廷文化の象徴たる音楽を、コンセール・スピリチュエルの徹底したピリオド・アプローチでご堪能あれ。
 輝かしきバロック・トランペットが大活躍する「トランペットのための凱旋行進曲」も聴きものです。

 ※録音:2000年7月、パリ(フランス)

 
 
 


GCDC80031
¥2200
アラン・カーティス&
 イル・コンプレッソ・バロッコが歌ったジェズアルド!

  ジェズアルド:マドリガーレ集 第6巻(1611)
アラン・カーティス(スピネット&指揮)
イル・コンプレッソ・バロッコ

 ☆アラン・カーティス&イル・コンプレッソ・バロッコが歌ったジェズアルド!

 アメリカ出身、アムステルダムでグスタフ・レオンハルトに師事し、ヘンデルやバロック・オペラ復興の功績を遺す古楽系指揮者、アラン・カーティス(1934-2015)の名盤がGlossa Cabinetシリーズより復刻!
 カーティスがオランダで創設した古楽アンサンブル、イル・コンプレッソ・バロッコ(元イ・フェービ・アルモニーチ)の演奏で、西洋音楽の歴史の中で最も非凡な和声的思考を含むカルロ・ジェズアルド(1566-1613)の《マドリガーレ集 第6巻》を収録しています。ジェズアルドの作品において半音階のラインが和声進行を形成してゆく様は、現代の耳にとっても新鮮で、予測不可能なものに聞こえます。

 ※録音:1994年9月、ボローニャ(イタリア)
 
 


GCDC80030
¥2200
ポルトガルのビリャンシーコ ~ エヴォラ・コレクションからの歌曲集
 ペドロ・ヴァス・レゴ(1673-1736)
 マヌエル・ボテーリョ・デ・オリヴェリア(1636-1711)
 フレイ・マヌエル・ドス・サントス(1668-1737)
 フレイ・ミゲル・ダ・ナティヴィダーデ(c.1630-c.1690)
 アントニオ・マルケス・レスビオ(1639-1709)
 他作曲者不詳の音楽

ロヘリオ・ゴンサルベス(指揮)
ア・コルテ・ムジカル


 ☆ポルトガル、エヴォラ大聖堂のアーカイヴから紐解く宗教的&世俗的なビリャンシーコ集!

 16世紀から17世紀にかけて、エヴォラはポルトガルにおけるポリフォニーの最も重要な中心地のひとつでした。
 この街のゴシック様式の大聖堂では、いわゆる「ポルトガル派」が発展し、そこからスペインや新世界の植民地で活躍する重要な音楽家が数多く輩出されました。
 数多の音楽の宝庫であるエヴォラの大聖堂のアーカイヴは、そのことを雄弁に物語っています。スペイン音楽の伝道師、ロヘリオ・ゴンサルベスとア・コルテ・ムジカルは、このアーカイヴから宗教的なものと世俗的なもの、両方のビリャンシーコを選び演奏・収録しました。スパニッシュ・ハープやギター、弦楽器、打楽器など、色彩豊かな楽器の伴奏をベースに、4人の歌手が心を揺さぶる音楽を奏でています。

 ビリャンシーコは、もともと世俗的な主題を持つ多声部のスペイン語の歌でしたが、すぐにキリスト教の典礼に取り入れられ、宗教的な祭日に頻繁に用いられるようになりました。
 エヴォラのアーカイヴにはスペイン語だけでなく、珍しくポルトガル語のテキストを含むビリャンシーコが含まれています。
 声楽と器楽が交互に演奏され、世俗的なものと宗教的なものが対比される点は、ポルトガルの初期バロック音楽が持つ文化的な多様性、個性、表現力の表れといえるでしょう。

 ※録音:2013年3月、改革派教会(スイス、ゲルターキンデン)
 
 


GCDC80033
¥2200
ヨハン・カスパール・ケルル:ミサ・ノン・シネ・クワーレ ファビオ・ボニッツォーニ(オルガン&指揮)
ラ・リゾナンサ
 入祭唱:「彼は、彼らを養う」(グレゴリオ聖歌)/キリエ*/グローリア*/
 昇階唱:ソナタ ヘ長調(2本のヴァイオリンと通奏低音のための)/クレド*/
 奉献唱:「Plaudentes Virgini」(ソプラノ、アルト、テノール、バスと通奏低音のための/
 サンクトゥス*&ベネディクトゥス*/アニュス・デイ*/
 聖体拝領誦:
  「Ama cor meum」(アルト、テノール、2本のヴァイオリンと通奏低音のための)/
  「Dignare me」(ソプラノ、アルト、バスと通奏低音のための)/
 聖体拝領後の祈り:ソナタ ト短調(2本のヴァイオリン、バスと通奏低音のための)/
 神への感謝:レジナ・チェリ・ラウダーテ
 (*=ミサ曲 《ノン・シネ・クワーレ》より)

 ☆大バッハによっても称賛されたヨハン・カスパール・ケルルのミサ曲!

 J.S.バッハにも高く評価されたドイツの作曲家ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1693)の声楽作品を、ファビオ・ボニッツォーニ率いる人気古楽アンサンブル、ラ・リゾナンサの演奏で!
 17世紀、主にウィーンで活躍したケルルはパッヘルベルをはじめとする多くの音楽家に影響を与え、教師としても傑出した人物として知られています。J.S.バッハやヘンデルもケルルの作品を研究したといいます。

 ミサ曲《Missa non sine quare》は、1689年にミュンヘンで出版された6つのミサ曲集の第1曲目。ケルルはこの作品で、対位法の扱いに関して紛れもない才能があることを証明しており、ソロ部分、トゥッティ部分の両方において見事な模倣対位法が見られます。ケルルの旋律的な創意、対位法の精巧さ、和声の大胆さは、のちにJ.S.バッハによって賞賛されました。

 ※録音:1999年5月、聖ロレンツォ教会(イタリア、ライーノ)
 





.

GUILD



GM2CD7823
(2CD)
¥4800→\4390
チューリッヒ・トーンハレ管首席マルティン・フルティガー
 モノディ ~イングリッシュ・ホルンのための音楽 Vol.3

 CD1
  ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):ディベルティスマン OP.39、リート*/
  フランソワ・ラッセ(1873-1955):カンタービレ*/
  フロラン・シュミット(1870-1958):夕べの歌 OP.7*/
  ジャン=エドゥアール・バラ(1882-1963):ノスタルジー*/
  テオドール・アキメンコ(1876-1945):エクローグ*/
  シャルル・ケクラン(1867-1950):
   遠く、小品(1921)、モノディ OP.216-11、モノディ《アヒルへのオマージュ》、
   アダージョ・ア・ラ・ブランシュ OP.179-13(《14の小品》より)、
   アレグロ・コン・モート OP.179-14(《14の小品》より)、組曲 OP.185
 CD2
  クレメンス・ド・グランヴァル(1828-1907):イングリッシュ・ホルンのための4つの小品*/
  ギュスターヴ・ヴォーグト(1781-1870):
   イングリッシュ・ホルンのためのソロ・ド・コンクール*、ズィンガレッリの祈り*、Nina: 《Lungi da te!》*/
  オーギュスト・ヴェニー(1801-1879):ファンタジー OP.7/
  スタニスラス・ヴェルー(1814-1863):ファンタジー OP.1*/
  テオドール・ラリエ(1837-1892):ファンタジー・オリジナーレ OP.6*/
  セルジュ・ランサン(1922-2005):田園*
 
  *世界初録音
 マルティン・フルティガー(イングリッシュホルン)、ペーチャ・ミーネワ・ファルシグ(ピアノ)

 チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の首席奏者、マルティン・フルティガーの第三弾!

 ☆このアルバムでしか聞けない曲目多数収録!
 ☆チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の首席イングリッシュ・ホルン奏者の超一流の演奏でお聞きください!

 マルティン・フルティガーによるイングリッシュ・ホルンのための作品集、第3弾!
 2001年から2003年にかけてベルリン・フィルのオーケストラ・アカデミーで演奏したフルティガーは、2004年からはチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の首席イングリッシュ・ホルン奏者を務め、難関として知られるミュンヘン国際音楽コンクール入賞、ハレ・ヘンデル音楽祭での国際オーボエ・コンクール第1位などの受賞歴を持つ、世界有数のイングリッシュ・ホルン(コーラングレ)のスペシャリストです。

 今作ではフランスのロマン派に焦点を当ててケクランの作品を中心に、当時のオーボエの名手であり作曲家であったギュスターヴ・ヴォーグトの作品とその生徒たちの作品、サン=サーンスの学生であったグランヴァルの作品などこのアルバムでしか聞けない貴重な音源ばかり揃っています。イングリッシュ・ホルンはもちろんのこと、木管楽器ファンは必聴の一枚といえるでしょう。

 ※録音:2020年7月6日-9日、チューリッヒ(スイス)
 





PHIL.HARMONIE


PHIL06041
(2CD)
特別価格 ¥3600
サティ:3つのジムノペディ
 3つのジムノペディ、神秘的なページ、
 ハーモニーズ、ばら十字団のファンファーレ、
 4つのオジーヴ、冷たい小品、3つのゆがんだ踊り
ウルリッヒ・グンペルト(ピアノ)

 ドイツのジャズ・ミュージシャン、ウルリッヒ・グンペルト によるエリック・サティ第2弾!

 1945年ドイツのイェーナ出身のジャズ・ミュージシャン、ウルリッヒ・グンペルトがエリック・サティを弾いたピアノ作品集。PHIL06025に続く同企画の第2巻は、サティのもっとも有名な作品の1つ「3つのジムノペディ」を含む初期作品を2枚のCDに収録。
 サティの初期作品の本質をつかむのは、並大抵なことではありませんが、ウルリッヒ・グンペルトはその卓越した知識と経験で、核心迫る演奏を展開。
 全体的に極端に遅いテンポを取り、非常に内省的で瞑想的な、一味違ったサティの姿を見せてくれます。

 ウルリッヒ・グンペルトは1967年以来クラウス・レンツの様々なバンドに参加し、1971年ジャズ・ロック・バンド「SOK」や1973年フリー・ジャズ・バンド「Synopsis」を共同設立し、ヨーロッパのフリー・ジャズ界の巨匠の一人として活動するピアニスト、オルガニスト、作曲家です。

 ※録音:1991年、ベルリン(ドイツ)
 
 
PHIL06032
¥2600
コントラバスとオーボエのための新しい音楽 エディクソン・ルイス(コントラバス)
ハインツ・ホリガー(オーボエ)
 ハインツ・ホリガー(b1939):無伴奏コントラバスのための前奏曲とフーガ
 ローランド・モーザー(b1943):フリーデリケ・メイレッカーへのオマージュ 「...sehr mit Bassstimme sanft...」
 エリオット・カーター(1908-2012):無伴奏オーボエのためのフィグメント Ⅵ
 ローランド・モーザー:無伴奏オーボエのための「エーリッヒのために」
 ドナルド・マルティーノ(1931-2005):オーボエとコントラバスのための5つのフラグメント
 アレクサンダー・ジェムニッツ(1890-1963):無伴奏コントラバスのためのソナタ Op.36
 エリオット・カーター:無伴奏コントラバスのためのフィグメント Ⅲ
 ハインツ・ホリガー:Unbelaubte Gedanken zu Holderlin "Tinian"
 ルドルフ・ケルターボルン(b1931):コントラバスの楽譜

 1985年ベネズエラ生まれ、「エル・システマ」出身のベルリン・フィルのコントラバス奏者エディクソン・ルイスと、1939年スイス生まれで長年オーボエ奏者として、また指揮者、作曲家として活動してきたハインツ・ホリガーのデュオ・アルバム。
 今回の作品を演奏するに際して、特殊な「ウィーン調律」を用いて演奏するなど、桁外れな技量を見せつけるエディクソン・ルイスに、長年鍛えられた技巧を発揮するハインツ・ホリガーの夢の共演!オーボエ、低弦ファンならずとも独創的な世界が拡がる充実の一枚です!

 ※録音:2012年-2014年
 





RUBICON


RCD1080
¥2600
ザ・ロックダウン ~ プロコフィエフ&ピアソラ:ヴァイオリン作品集
 プロコフィエフ:
  2本のヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56、
  無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.115*
 ピアソラ:6つのタンゴ・エチュード
マヤ・レヴィ(ヴァイオリン) 
ラチャ・アヴァネシアン(ヴァイオリン)*

 マヤ・レヴィ&ラチャ・アヴァネシアン!ロックダウン中に生み出したドラマティックなアルバム!

 ☆才能あふれる2人のヴァイオリニストがロックダウン中に生み出したドラマティックなヴァイオリン・アルバム!

 2021年のピアソラとプロコフィエフのアニヴァーサリーを祝うコンサートがパンデミックによりキャンセルされたため、ヴァイオリニストのマヤ・レヴィとラチャ・アヴァネシアンは、ブリュッセルのアパートをレコーディング・スタジオに作り変え、両作曲家の作品からなるプログラムの録音を行いました。
 マヤ・レヴィは、ノエ・乾の後任として新生「トリオ・カルロ・ファン・ネスト」のヴァイオリンを務める1997年生まれの若きヴァイオリニスト。
 ラチャ・アヴァネシアンはユーディ・メニューイン国際コンクール(2006)やカール・ニールセン国際音楽コンクール(2008)で第1位を獲得した才能あふれるアルメニア出身のヴァイオリニストです。

 プロコフィエフとピアソラの音楽には、私たちの多くがこの1年で経験したであろう感情が含まれています。
 ソ連の抑圧下で作曲されたプロコフィエフのソナタと、官能的なタンゴの根底にあるアルゼンチン人の魂の、苦く甘いメランコリーが感じらるピアソラのタンゴ。
 恐怖、緊張、絶望、希望、喜び・・・このアルバムに収録されている作品が追求する感情の幅は広いですが、全体的には希望が勝利するというムードが漂っています。
 





SIGNUM CLASSICS



SIGCD666
¥2500
エマニュエル・デスパ
 リットン&BBC響
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番

 ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
 4手ピアノのための16のワルツ Op.39*
エマニュエル・デスパ(ピアノ)
アンドルー・リットン(指揮)
BBC交響楽団、ミホ・カワシマ*

 エマニュエル・デスパのブラームス!リットン&BBC響と共演したピアノ協奏曲!

 ☆エマニュエル・デスパ新録音!
 ☆彼がもっとも大切にするコンチェルト、ブラームスのピアノ協奏曲第1番をアンドルー・リットンの指揮で録音!
 ☆カップリングは、夫婦連弾による「16のワルツ」!

 英国王立音楽カレッジで名教師ルース・ナイにピアノを学び、クラウディオ・アラウの孫弟子にあたるファツィオリ・プレイヤー、エマニュエル・デスパ(フランス出身、現在はロンドンを拠点に活動)。
 ロマン派とポスト・ロマン派作品の優れたパフォーマーとして高い評価を築き、前作ではJ.S.バッハのピアノ・トランスクリプション集(SIGCD665)でも反響を呼んだデスパのニュー・アルバムは、彼のもっとも大切なピアノ協奏曲であり、「録音するのが子どもの頃からの夢だった」と語る、ブラームスの「ピアノ協奏曲第1番」をレコーディング。名匠アンドルー・リットン&BBC交響楽団という豪華なサポートを得て、勇壮で華やかなブラームスを演出しています。
 カップリングには、デスパの妻でもある日本人ピアニスト、ミホ・カワシマとの4手連弾による「16のワルツ Op.39」も収録。
 ブラームスのより親密で魅力的な側面を、心の通い合ったピアノ・デュオでお届けします。

 ロンドンで名教師ルース・ナイに学んだ(つまりデスパとは兄弟弟子でもある)ミホ・カワシマは、ロンドンの主要ホールの他、日本、オランダ、トルコ、エストニア、フランス、ベルギーなど世界的なコンサート活動を行い、ソロ&室内楽奏者としても広く活躍するピアニスト。2019年からは母校ユーディ・メニューイン・スクールのスタッフ・ピアニストに就任しています。

 ※録音:2020年2月10日-11日、BBCスタジオ1(ロンドン)(Op.15)/2020年7月24日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)(Op.39)
 ※使用楽器:Fazioli model 278

 
 
 


SIGCD560S
(1SACD HYBRID)
特別価格
¥2700
スーパーサイズ・ポリフォニー ~ ストリッジョ:40声&60声のミサ曲、タリス:40声のモテット
 アレッサンドロ・ストリッジョ(b.1536/1537-1592):
  40声のモテット《見よ, 至福の光を》*、ミサ曲《かくも幸せな日が》より キリエ*/
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):めでたし高貴な方/
 ストリッジョ:ミサ曲 《かくも幸せな日が》 より グローリア*/ビンゲン:おお, 知恵の力/
 ストリッジョ:ミサ曲 《かくも幸せな日が》 より クレド*/ビンゲン:おお, 豊かな実りをもたらす根よ/
 ストリッジョ:ミサ曲 《かくも幸せな日が》 より サンクトゥス*、ベネディクトゥス*/
 ビンゲン:聖霊は生の源の生/ストリッジョ:ミサ曲 《かくも幸せな日が》 より アニュス・デイ*/
 トマス・タリス(c.1505-1585):
  おお, 光より生まれし光、単旋聖歌《御身よりほかにわれは》、40声のモテット《御身よりほかにわれは》
 アルモニコ・コンソート、クリストファー・モンクス(指揮)、
 ケンブリッジ・ゴンヴィル&キーズ・カレッジ合唱団、ジェフリー・ウェッバー(指揮)、
 エイドリアン・フランス(バス・サックバット)*

 ☆40声と60声! 超多声部によって歌われる16世紀の合唱芸術 "スーパーサイズ・ポリフォニー"!
 ☆2019年にリリースされた話題盤が、「SACDハイブリッド・マルチチャンネル」ヴァージョンになって登場!

 驚異的なレパートリーの広さと安定感のあるハーモニーが魅力のケンブリッジ・ゴンヴィル&キーズ・カレッジ合唱団。
 小編成から大編成、合唱のみ、オーケストラ付きなど、多種多様な編成とプログラムにハイレベルで対応する2001年創設の合唱団、アルモニコ・コンソート。
 英国が誇る2つの名アンサンブルが集まり、40声と60声という超多声部のためのポリフォニー音楽を録音し、その衝撃的なパフォーマンスとタイトルで話題を呼んだ「スーパーサイズ・ポリフォニー」。この驚異的な音響空間をより精確に再現するため、SACDサラウンド・サウンドによるニュー・ヴァージョンがリリース!
 「スーパーサイズ」なポリフォニーの代表作として知られるトマス・タリスの傑作、40声のモテット「御身よりほかにわれは(スペム・イン・アリウム)」はもちろん、約400年間消失しており現代になってパリで発見されたアレッサンドロ・ストリッジョの40声&60声のミサ曲「かくも幸せな日が」を中心に、同じくストリッジョの40声のモテット「見よ, 至福の光を」、そしてヒルデガルト・フォン・ビンゲンの美しい作品を散りばめた充実のプログラムを、たっぷりとしたサラウンド・サウンドでお楽しみください。

 ※録音:2018年7月8日-10日、セント・ジョージ教会(ケンブリッジ)
 ※通常のCDプレイヤーでも再生可能です。
 
 
SIGCD686
¥2500
マニフェスト カントゥス、
アンドルー・フレザー(ピアノ)*
 ロジャー・トゥリース:Philia/
 ティモシー・C.タカッチ:Luceat Eis/
 イザイ・M.バーンウェル:タンゴ・ウィズ・ゴッド/
 デイヴィッド・ラング:マニフェスト/
 リビー・ラーセン:If I profane with my unworthiest hand.../
 ジョゼフ・グレゴリオ:トゥ・マイ・ブラザー/
 シドニー・ギヨーム:ガゴー/
 ポール・ジョン・ルドイ:空と海の歌/
 サラ・カークランド・スナイダー:魂の詩篇/
 デイル・ウォーランド:イヴニング・スターズ(ティースデイル三部作)*

 カウンターテナーなし、テノール×5、バリトン×2、バス×2の低声部のみで構成される男声ヴォーカル・アンサンブル「カントゥス」。
 ルネサンスから21世紀まで幅広いレパートリーを持つ彼らのニュー・アルバム「Manifesto」は、「テノール、バリトン、バス」のための新しい音楽を創造するというカントゥスのコミットメントに沿って作曲された10の新作が集められています。全曲世界初録音。

 ※録音:2016年7月、アメリカ
 





<国内盤> 


KIRIN UCHIDA RECORDS



YURP00002
(2CD)
¥3850
CLASSICAL 内田麒麟
 [DISC 1]
  内田麒麟:弦楽四重奏曲
   1. 第1楽章「砕」 / 2. 第2楽章「BALLAD」 /
   3. 第3楽章「輪」 / 4. 第4楽章「SONATA」
  5. チェロとピアノによる二重奏曲「Dear My Friend」
 [DISC 2]
  内田麒麟:ピアノ三重奏曲
   1. 第1楽章「SONATA」 / 2. 第2楽章「遊」 /
   3. 第3楽章「破」 / 4. 第4楽章「再」
  5. ピアノと弦楽四重奏による「JOKE!!」
[DISC 1]
 1-4. 鈴木舞(第1ヴァイオリン)/
  尾池亜美(第2ヴァイオリン)/
  安達真理(ヴィオラ)/内田麒麟(チェロ)
 5. 内田麒麟(チェロ)/田口真理子(ピアノ)
[DISC 2]
 1-4. 田口真理子(ピアノ)/
  尾池亜美(ヴァイオリン)/内田麒麟(チェロ)
 5. 田口真理子(ピアノ)/
  尾池亜美(第1ヴァイオリン)/
  鈴木舞(第2ヴァイオリン)/
  安達真理(ヴィオラ)/内田麒麟(チェロ)

 <収録>2020年 studio DEEP FORESTにて収録 特殊立体紙ジャケット仕様

 クラシック、ジャズ、タンゴなどジャンルを超えて活動する作曲家・チェロ奏者の内田麒麟が、弦楽四重奏曲やピアノ三重奏曲などのクラシック・スタイルの作品に挑んだセカンド・アルバム。

 ~ファースト・アルバム『HEAVEN』に次ぐ今回のアルバム『CLASSICAL』は、様々なクラシック音楽に対する自らの愛情を、自分なりの言葉で表現したものになります。
 新しい物作りへの挑戦というよりは、ただひたすら純粋に音楽への愛情と向き合い形にする、それはまるで裸の自分を他人に晒すようなもので、自分にとって決して楽しいだけのプロジェクトではありませんでした。
 しかし共演者をはじめ、この作品の完成を楽しみにしてくれている多くの方々のおかげで、こうして形にする事が出来ました。応援してくださった方々、そしてこのアルバムを手に取ってくださった方々に感謝いたします。
 これらの作品一つ一つを皆さんが気に入っていただけることを願っております。(内田麒麟)
 
 

YURP00001
¥2037
HEAVEN 内田麒麟
 内田麒麟:
  1. 呼び声遠く / 2. TSUKIYO /
  3. Dear My Friend / 4. FANTASIA /
  5. Radiotone Melodies /
  6. Speedstar / 7. HEAVEN
内田麒麟(チェロ)、
尾池亜美(ヴァイオリン)‛&2

 <収録>2016年 studio DEEP FORESTにて収録 特殊立体紙ジャケット仕様

 クラシック、ジャズ、タンゴなどジャンルを超えて活動する作曲家・チェロ奏者の内田麒麟が、チェロ、ヴァイオリン、二胡、DTMを駆使して紡ぎあげたファースト・アルバム。
 内田佳宏名義で発表された。

 オリエンタルかつ抽象的なサウンドを即興を交えて追求した「呼び声高く」、エレクトリック&超絶技巧サウンドを楽しめる「SPEEDSTER」ほか、内田麒麟の表現の多彩さを堪能できる。

 ~この度は僕のファーストアルバム『HEAVEN』をお手に取っていただき誠にありがとうございます。
 幼少の頃から物作りが好きだった僕は、小学校時代にはピアノを、高校時代にはバンド活動に励んでおりました。
 そのころにDTM(いわゆるコンピューターミュージック)を覚え、いろんなサウンドを組み合わせて音楽を作ることの楽しさを知りました。そして18歳でチェロと出会い、その時から目標はチェロを使って自作自演を、またDTMと合わせて独自の音楽を作ることでした。今回の『HEAVE
 今回の『HEAVEN』はまさに目標の一つの達成であり、これからの新しいライフワークのスタートでもあります。これらの作品が皆さまにとって新鮮な癒しや刺激となることを願っております。(内田麒麟)

 内田麒麟 Kirin Uchida プロフィール:
  大阪府出身。18歳の時に京都薬科大学にて作曲家を目指しつつチェロを始める。
  その後東京藝術大学に入学、同大学院修士課程を大学院アカンサス音楽賞を受賞して修了。第11回ビバホールチェロコンクール第2位受賞、その他青山音楽賞新人賞、青山音楽賞バロックザール賞を前例のない三度の受賞を果たすなど、数多くの賞を受賞。
  現在はレコーディング活動を中心に、クラシック、ジャズミュージシャン、タンゴミュージシャン、和楽器奏者らと共演するなどジャンルを越えて様々な演奏活動を行う。
  また作曲家としても高い評価を得、二胡やバイオリンなど様々な弦楽器を操り、自身の作品に生かしている。 
 


















ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD 新店舗トップページへ



Copyright(C) 2020 ARIA-CD.All rights reserved.