≪第112号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その12 2021/8/10~
8/13(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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HARMONIAMUNDI
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HMM 902686
(2CD)
¥3600 →\3290
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ベルリン古楽アカデミー最新盤、
ファウスト、タメスティがゲスト参加!
豪華なる「ブランデンブルク協奏曲」!
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲) |
ベルリン古楽アカデミー
イザベル・ファウスト
(ヴァイオリン/
ヤコブス・シュタイナー(1658年製))
アントワン・タメスティ
(ヴィオラ/
1672年製ストラディヴァリウス「マーラー」) |
KKC 6418
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4400
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古楽オケの雄、ベルリン古楽アカデミー最新盤。ファウスト、タメスティがゲスト参加!前代未聞のスケールによる「ブランデンブルク協奏曲」!
録音:2021年3,5月
ベルリン古楽アカデミーのブランデンブルク協奏曲の登場!これだけでも心躍るのに、なんとイザベル・ファウストとアントワン・タメスティという世界的名手がゲストに登場しているという、前代未聞のスケールの録音の登場です。
ベルリン古楽アカデミーは1998年にブランデンブルク協奏曲を録音(HMM931634)、以降幾度となく演奏会でも取り上げており、まさにかれらの手中に完全に収められたもの。自由自在、余裕たっぷりにあそびのあるアンサンブルが展開されております。
また、ファウストとはバッハのヴァイオリン協奏曲集(KKC
6219/ HMM 902335) で素晴らしい録音を成し遂げ、タメスティともテレマンの協奏曲プロジェクトでお互いをよく知り尽くした上でのレコーディングとなっております。
ファウスト、タメスティ両名が参加している第3
番では終楽章の目もくらむようなスピード感で展開されるパッセージが圧巻!
ファウストが参加している第4 番はリコーダーが活躍する楽曲ですが、ファウストの攻めに攻めた、典雅で超絶技巧のパッセージもまた聴きもの。
第6 番はヴァイオリンが含まれない少し珍しい編成の作品ですが、ヴィオラのタメスティの存在感が際立っています。
ほかにもアルパーマンの雄弁すぎるチェンバロや、管楽器の面々のうまさ!語りつくせぬ聴きどころの連続ですが、まるで6曲全体がひとつの大きな組曲であるように感じるくらい、ひといきに聴いてしまいます。
作品当時の奏者たちも高い技巧の持ち主だったことは夙に知られるところですが、あらためてその史実に驚きとともに思いをはせると同時に、当時の演奏の現場の熱気と活気、そして聴衆たちの興奮までもが再現されているよう。
即興感と心地よい疾走感に満ちた、尋常ならざる熱気とエネルギーと気魄にみなぎった演奏です。

ファウスト&ベルリン古楽アカデミー
バッハのヴァイオリン協奏曲 |
HMM 902335
(2CD)
特別価格\2800 →\2590
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イザベル・ファウスト
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲、シンフォニア、序曲とソナタ集
[CD1]
・ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 BWV 1052R
・カンタータ第174番「われいと高き者を心を尽して愛しまつる」
BWV 174より
シンフォニア(hrn2, ob2, オーボエ・ダ・カッチャ,vn3,
vla3, vc3, 通奏低音)
・ヴァイオリン協奏曲 ホ長調 BWV 1042
・カンタータ第21番「わがうちに憂いは満ちぬ」BWV
21よりシンフォニア(ob, 弦, 通奏低音)
・トリオ・ソナタ ハ長調 BWV 529(vn2と通奏低音)
・オーボエ、ヴァイオリン、弦と通奏低音のための協奏曲
ハ長調 BWV 1060R
[CD2]
・管弦楽組曲第2番 BWV 1067?
ヴァイオリンと弦楽合奏、通奏低音の編成による(イ短調で演奏)
・トリオ・ソナタ ニ短調 BWV 527(ob,
vn, 通奏低音)
・ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV 1056R
・カンタータ第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」BWV
182より
第1曲 ソナタ(rec, vn, 弦と通奏低音)
・ヴァイオリン協奏曲 イ短調 BWV 1041
・シンフォニア BWV 1045(vn;trp3, tim,
ob2, 弦、通低)
・2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調
BWV 1043 |
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/ヤコブ・シュタイナー)
ベルンハルト・フォルク(ヴァイオリン/制作者不明(1725年))
クセニア・レフラー(オーボエ、リコーダー)
ヤン・フライハイト(チェロ)
ラファエル・アルパーマン(チェンバロ)
ベルリン古楽アカデミー(コンサートマスター:ベルンハルト・フォルク) |
ファウスト&ベルリン古楽アカデミー、圧巻のアンサンブルによるバッハのヴァイオリン協奏曲!
管弦楽組曲第2番をヴァイオリンで魅せるファウストのなんとも華麗なバディヌリ!
録音:2017年12月、2018年9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン
イザベル・ファウストとベルリン古楽アカデミーによるバッハの登場です!!
ヴァイオリン協奏曲のほか、オルガンのトリオ・ソナタをヴァイオリンと通奏低音で演奏、さらに管弦楽組曲第2番のフルート・ソロ部分をヴァイオリンで演奏するなど、興味津津のプログラム。
ファウストのソロは彼女の魅力そのものの音色、しなやか、そして完璧な技巧。
ファウストのバッハ、というだけでもうれしいのに、ベルリン古楽アカデミーとの共演というのもまた注目。現在コンサートマスターを務めるベルンハルト・フォルクや、アクサンからも多数名盤をリリースしているオーボエのクセニア・レフラーなど、共演するソリスト(ベルリン古楽アカデミーのメンバーでもある)たちとの豪華共演も聴きものです。
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ポール・ルイス(ピアノ)
ハイドン:ピアノ・ソナタ集 VOL.2
第20番 ハ短調 XVI:20
第52番 変ホ長調 XVI:52
第34番 ホ短調 XVI:34
第51番 ニ長調 XVI:51 |
ポール・ルイス(ピアノ) |
KKC 6425
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300
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ポール・ルイスのハイドン、第2弾!
録音:2019年1月、テルデックス・スタジオ、ベルリン
名手ポール・ルイスのハイドン、第2弾の登場。まずなんといってもその清冽な音色!
ますます磨きがかかり、ハッとさせられます。そして作曲家の残した音符と真摯に向き合い、一切の妥協のない表現もさらなる深化を遂げており、ポール・ルイスがますます高みにのぼっていることを感じる内容。
ハイドンのピアノ・ソナタが、こんなにも豊かな音楽だったとは、と目からうろこが落ちるようです。ピアノ学習者の多くが演奏する変ホ長調も、らくらくとしながらも、活きのよい完璧な演奏。
ニ長調のソナタでは、もはやピアノという枠を超えた、シンフォニーのような響き。
シューベルトとベートーヴェンのソナタを全曲録音、演奏会でもツィクルスで取り上げ、完全に手中に収めているポール・ルイスだからこその演奏が実現しています。
ポール・ルイスの比類なきハイドン、はやくも続編が楽しみです。
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AUDAX RECORDS
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ソプラノ、アドリアーナ・ゴンサレス
アルベニス:歌曲全集
ベッケルの詩(T.33 A)/6つのバラード(T.36)/
バルブリーヌの歌(T.37)/ネリーへ(T.39)/
歌曲集(T.40)/それは愛である(T.42)/
2つの散文/4つの歌 |
アドリアーナ・ゴンサレス(ソプラノ)
イニャキ・エンシーナ・オヨン(ピアノ) |
「オペラリア2019」で優勝したグアテマラのソプラノ、アドリアーナ・ゴンサレスが歌うアルベニス!
● ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル、Audax
Records!
● ドミンゴ主宰のコンクール「オペラリア2019」で優勝したグアテマラのソプラノ、アドリアーナ・ゴンサレスが歌うアルベニス!
● 日本語解説付き!
新時代のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーのレーベルAudax
Recordsが贈る未知なるレパートリーのレコーディング・プロジェクト。
アドリアーナ・ゴンサレスは、2019年にプラシド・ドミンゴが主宰する若手歌手のための権威あるオペラ・コンクール「オペラリア(Operalia)」で第1位を受賞したグアテマラ出身の注目ソプラノ。
ゴンサレスとバスク出身のピアニスト、イニャキ・エンシーナ・オヨンは、ファースト・アルバムで「ロベール・デュソーとエレーヌ・コヴァッティの歌曲集」(ADX13722)という知られざるレパートリーを発掘し、注目を浴びました。セカンド・アルバムでは、スペインの大作曲家、イサーク・アルベニスのすべての歌曲をレコーディング!
アルベニスはイベリア半島出身の作曲者の中では最も世に知られ演奏機会の多い作曲家でありながら、彼の歌曲については(とりわけスペイン国外においては)あまり知られていません。
楽曲の質の高さには異論の余地がないながらも、20年前までは出版譜がなかったことや、フランコ独裁政権時代に文化(特に音楽)が軽視されていたこと、過剰に臨時記号のついた難易度の高さ、そしてイタリア語、フランス語、英語など様々な言語が使われていることなど、様々な理由が考えられています。
このアルバムでは、スペイン国民楽派の父であり情景描写的なスペイン風の作品で世界的に知られるアルベニスの、未知なる歌曲の世界を、ゴンサレスの多彩な歌声で世界に広めます。
※録音:2021年2月8日-11日、グスタフ・マーラー・ザール(トーブラッハ、イタリア)

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ALPHA
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『NO TIME FOR CHAMBER MUSIC ~ 弦楽九重奏で聴くマーラー』
コレクティフ9 |
コレクティフ9
(弦楽九重奏/4Vn、2Va、2Vc、1Cb) |
グスタフ・マーラー(1860-1911)/ティボー・ベルタン=マギ編曲:
1. 自然の音のように ~交響曲第1番『巨人』より/2.
狩人の葬送 ~交響曲第1番『巨人』より/
3. 葬送行進曲 ~交響曲第2番『復活』より/4.
レントラー ~交響曲第2番『復活』より/
5. 僕の胸の中には燃える剣が ~『さすらう若者の歌』より/
6. 葬送行進曲 ~交響曲第5番より/7.
告別 ~『大地の歌』より
フィリップ・エルサン(1948-): 8. カロ風の幻想曲
マーラー/ベルタン=マギ編曲: 9. ドン・ファンの幻想
~『若き日の歌 第1集』 より |
録音: 2018年3月21-24日 サン=オーギュスタン教会、ミラベル、ケベック、カナダ
【痛快!室内楽編成によるマーラー】
マーラーの交響曲と歌曲を弦楽九重奏への自由なアレンジで収録したアルバム。
演奏は、革新的なプログラム構成と個性的な編曲でクラシック作品の数々を聴かせるモントリオールの弦楽アンサンブル、コレクティフ9。
今回の編曲は、コントラバスを担当するベルタン=マギによるものです。基本的には各曲の要素を印象的にまとめ上げて伝える原曲に沿った編曲ですが、突然クレズマー風にデフォルメされたりして驚かされるところも。「僕の胸の中には燃える剣が」など、詩の内容を鮮烈に伝えるアレンジと演奏も見事です。
「カロ風の幻想曲」は、フランスの人気作曲家フィリップ・エルサンが、マーラーの交響曲第1番のフレーズを自由にコラージュした小品ですが、原曲のように大きく盛り上がることはなく、消え入るように終わります。
その雰囲気を受けた「ドン・ファンの幻想」で遠く彼方に過ぎ去っていくようにアルバム全体が閉じられる、美しい作りとなっています。
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Ens.アルカンジェロ~ブクステフーデ第2弾
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):トリオ・ソナタ集
Op. 2 BUXWV 259-265
-「ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバの2声とチェンバロ(通奏低音)による7つのソナタ」
1696年ハンブルク刊
1. ソナタ 変ロ長調 BUXWV 259/2.
ソナタ ニ長調 BUXWV 260/
3. ソナタ ト短調 BUXWV 261/4. ソナタ
ハ短調 BUXWV 262/
5. ソナタ イ長調 BUXWV 263/6. ソナタ
ホ長調 BUXWV 264/
7. ソナタ ヘ長調 BUXWV 265 |
Ens.アルカンジェロ
(古楽器使用)
ソフィー・ジェント(ヴァイオリン)
使用楽器: アプサム(オーストリア)のヤコブス・シュタイナー工房
1686年製作(オリジナル)
トーマス・ダンフォード(リュート)
使用楽器: ストラデッラ(イタリア)のジュゼッペ・トゥミアティ1995年製作
ジョナサン・マンソン(6弦ヴィオラ・ダ・ガンバ)
使用楽器: 作者不明の英国1690年頃製作(オリジナル)
ジョナサン・コーエン(チェンバロ、指揮)
使用楽器: ロンドンのマキノン&ウェイツマン1997年製作
リヨンのピエール・ドンズラグ1711年製作の2段鍵盤モデルに基づく |
録音: 2020年2月、セント・オーガスティン教会、ロンドン
【北ドイツ・オルガン楽派の巨匠が残した意欲的室内楽作品を、英国の精鋭たちによる秀演で!】
青年時代の大バッハが、ドイツ中部のアルンシュタットからバルト海沿岸のリューベックまで徒歩で演奏を聴きに行ったことでも知られる、北ドイツ・オルガン楽派の巨匠ディートリヒ・ブクステフーデ。
バッハにも多大な影響を与えたオルガン音楽が特に有名ですが、その一方で彼はドイツ北方におけるイタリア音楽模倣の重要な担い手の一人として、声楽曲や室内楽曲の発展にも大きく貢献していました。
なかでも、イタリアでコレッリが2挺のヴァイオリンと通奏低音のための曲種としてトリオ・ソナタの形式を整えつつあった17世紀末、ブクステフーデが相次いで刊行した二つのソナタ集は、主役格の楽器としてヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバが対等な活躍をみせる異色作。
同種の編成の音楽はドイツ語圏で数多く刊行されていましたが、ブクステフーデの2集はその充実度と多彩さで群を抜いています。
英国を拠点に世界的活躍をみせる俊才集団アルカンジェロは、Alphaレーベルで2017年に録音した「作品1」(Alpha367)の経験を経て、ブクステフーデの作風のさらなる充実を示す作品2を全曲録音。
若き名手トーマス・ダンフォードのリュート、オペラ指揮にも秀でたジョナサン・コーエンのチェンバロからなる通奏低音は、弓奏楽器がないことで主役格の2者をことのほか引き立てる効果も抜群!
ガンバとヴァイオリンの音色の違いとその味わいも、Alphaならではの自然派録音で際立ち、整然さと躍動感の間で揺れる不思議な作風の面白さをよく引き出しています。
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『Hal~ラヴ・バラード』 ~ イラン、インド、そしてアイルランドの音楽が交わるところ
1. BAMAN SANAMA/2. LORD BAKER (Irish traditional)/3.
SEVEN FISHES/
4. AN INDIAN WAY/5. 138/6. MIRAQSAN/7.
BERCEUSE POUR MAEL/
8. IRISH SUITE/9. THE LIMERICK RAKE (Irish
traditional) |
マリアム・シェミラニ(歌)、
シルヴァン・バルー(木製フルート、バンスリ、ドゥドゥク、ズルナ、イリアン・パイプ、ネイアンバーン)、
ビジャン・シェミラニ(ザルブ、サズ)、
ケイヴァン・シェミラニ(ザルブ、ドラム・キット、ダフ、サントゥール、コナッコル、音楽監督)、
ソクラティス・シノプロス(リラ)....2、3、5、6、7 |
録音: 日時不明(2020-2021年?) スタジオ・バベル、モントルイユ、フランス
【イラン音楽の名家とアイリッシュ・フルートの名手との共演による、音楽の交差点】
テヘランに生まれイラン音楽の大家としてHarmonia
Mundiレーベルへの録音などで名高いジャムシド・シェミラニを父に持ち、親子でのトリオ活動でも有名なケイヴァンとビジャン、そして看護師としての顔も持つ歌手のマリアムというシェミラニ兄弟に、アイリッシュ・フルートの名手として日本にもファンの多いシルヴァン・バルーを加えた、現在フランスで活躍する4人によるイラン、インド、アイルランド音楽の要素をミックスしたクロスオーバー・アルバム。
曲の多くはケイヴァンが中心となって制作・編曲されており、使用する楽器はイランの太鼓ザルブとアイリッシュ・フルートを中心に、アジアのフルートや2枚リードの木管楽器、アイルランドとイランのバグパイプなど様々。
さらに、ギリシャのリラ(小型の擦弦楽器)の名手として名高く、FUGA
LIBERAからもアルバム(FUG753)をリリースするソクラティス・シノプロスも参加という豪華な布陣です。
様々な楽器が織りなすエスニックで色彩豊かな音色といい、民族音楽とポップスの間を行くようなメロディと曲作りといい、様々な要素と楽器がフランスの地で出会い、豊かな融合をみせた、たいへん心地よい音楽です。
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ALPHA775
(3CD)
¥3100
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ALPHA、ARCANA、PHIなどのレーベルに残された音源から
『バッハを聴く悦び』 |
【DISC 1】宗教作品
1-5. ヨハネ受難曲 BWV 245 より
1. 第1部 I. 合唱「主よ、わたしたちをまとめてくださるかたよ」/
2. 第1部 IX. アリア「わたしは追います、あなたのあとを」/3.
第1部 VII. アリア「罪という縄目から」/
4. 第2部 XXV. コラール「静かにお休みください、聖なるむくろ」/
5. 第2部 XXVI. コラール「ああ、主であらせられるかた」
6. コラール「救世主イエスはその夜」(弦楽合奏版)
BWV 265/
7. カンタータ『主よ、御心のままに、わが身の上になし給え』
BWV 73 より
I. 合唱とレチタティーヴォ「主よ、御心のままに、わが身の上になし給え」
8. ヨハネ受難曲 BWV 245 より コラール「おお、雄大なる愛」(弦楽合奏版)
9. カンタータ『キリストは死の縄目につながれたり』
BWV 4 より
III. 二重唱「死に打ち勝てる者絶えてなかりき」
10. ヨハネ受難曲 BWV 245 より コラール「誰があなたをそんなに殴ったのですか」(弦楽合奏版)
11. カンタータ『人よ、汝に善きこと告げられたり』
BWV 45 より
I. 合唱「人よ、汝に善きこと告げられたり」
12. ヨハネ受難曲 BWV 245 より コラール「おお、偉大なる王」(弦楽合奏版)
13. カンタータ 『彼らは汝らを追放せん』
BWV 44 より IV. アリア「変わらないキリスト教徒の慰めは」
14. ヨハネ受難曲 BWV 245 より コラール「あなたの頸木に繋がれ」(弦楽合奏版)
15. カンタータ『主なる神は、太陽にして楯なり』
BWV 79 より I. 合唱「主なる神は、太陽にして楯なり」
16. カンタータ『われは貧しき者、われは罪のしもべ
』 BWV 55 より III. アリア「憐れみたまえ!」
17. マタイ受難曲 BWV 244 より XXXIX「憐れみたまえ」(チェンバロとピアノのための編曲版)
18. モテット『主に向かって新しき歌をうたえ』BWV
225 より 「主に向かって新しき歌をうたえ」
19. マニフィカト BWV 243 より 「わたしの魂は主をあがめ」
20-21. ミサ曲 ロ短調 BWV 232 グローリア(初期稿)
より
20. I. 「天のいと高きところには神に栄光あれ」 21.
II. 「地には平和を」
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)....2、7、9、13
/ ダミアン・ギヨン(カウンターテナー)....3、7
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アレックス・ポッター(カウンターテナー)....9
/ トマス・ホッブス(テノール)....7 /
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)....1-5、7、9、11、13、15、18
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パトリツィア・コパチンスカヤ(ヴァイオリン)
/ カメラータ・ベルン....6、8、10、12、14
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レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)、ア・ノクテ・テンポリス....16
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ヴィオレーヌ・コシャール(チェンバロ)、エドゥアール・フェルレ(ピアノ)....17
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ヴォクス・ルミニス、リオネル・ムニエ(指揮)....19
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アンサンブル・ピグマリオン、ラファエル・ピション(指揮)....20-21
【DISC 2】協奏曲、管弦楽曲
1-2. ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調
BWV 1048
3. ブランデンブルク協奏曲 第5番 ニ長調
BWV 1050 より I. Allegro
4. ブランデンブルク協奏曲 第6番 変ロ長調
BWV 1051 より III. Allegro
5-7. 2つのヴァイオリンのための協奏曲
ニ短調 BWV 1043
8. オーボエ・ダモーレ協奏曲 ニ長調 (チェンバロ協奏曲
ホ長調 BWV 1053の編曲) より I.
9. 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV 1068 より
II. エア
10. 管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV 1067
より VII. バディヌリ
11. ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV
1041 より III. Allegro assai
12. ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV
1042 より II. Adagio
13. ピアノ(チェンバロ)協奏曲 第1番 ニ短調
BWV 1052 より I. Allegro
14. ピアノ(チェンバロ)協奏曲 第5番 ヘ短調
BWV 1056 より II. Largo
15. 2台のピアノ(チェンバロ)のための協奏曲
ハ長調 BWV 1061 より III. フーガ Vivace
16. 4台のピアノ(チェンバロ)のための協奏曲
イ短調 BWV 1065 (3台のピアノのための編曲版)
より III. Allegro
カフェ・ツィマーマン....1-9 / パブロ・バレッティ(ヴァイオリン)....5-7
/
アマンディーヌ・ベイエ(ヴァイオリン)....5-7、11、12
/ パトリック・ボージロー(オーボエ・ダモーレ)....8
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ジュリエット・ユレル(フルート)、アンサンブル・レ・シュルプリーズ....10
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リ・インコーニティ....11、12 / エフゲニ・コロリロフ(ピアノ)....13、15、16
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アンナ・ヴィニツカヤ(ピアノ)....14-16
/ リュプカ・ハジ=ゲオルギエヴァ(ピアノ)....16
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カンマーアカデミー・ポツダム....13-16
【DISC 3】独奏曲、室内楽曲
1. 音楽の捧げもの BWV 1079 より 6声のリチェルカーレ
2-9. 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 より
2. 前奏曲 I ハ長調 BWV 846/3. フーガ
I ハ長調 BWV 846/4. 前奏曲 II ハ短調 BWV
847/
5. フーガ II ハ短調 BWV 847/6. 前奏曲
V ニ長調 BWV 850/7. フーガ V ニ長調 BWV
850/
8. 前奏曲 VI ニ短調 BWV 851/9. フーガ
VI ニ短調 BWV 851
10. 無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV
1007 より I. 前奏曲
11. 無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV
1012 より I. 前奏曲
12-14. 協奏曲 ニ短調 BWVB 974(アレッサンドロ・マルチェロによる)
15. 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
第3番 ホ長調 BWV 1006 より I. 前奏曲
16. 無伴奏フルートのためのパルティータ
イ短調 BWV 1013 より IV. ブーレ・アングレーズ
17. ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 より アリア
18. ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ハ短調
BWV 1017 より I. Largo
19. フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタ
ロ短調 BWV 1030 より I. Andante
20. フルートと通奏低音のためのソナタ
ホ短調 BWV 1034 より II. Allegro
21. コラール前奏曲「目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ」BWV
645
22. フーガ ト短調 BWV 57823. トッカータとフーガ
ニ短調 BWV 565
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)、アンサンブル・アウローラ....1
/ アーロン・ピルザン(ピアノ)....2-9 /
ブリュノ・コクセ(チェロ)....10、11
/ オリヴィエ・カヴェー(ピアノ)....12-14 /
テディ・パパヴラミ(ヴァイオリン)....15
/ ジュリエット・ユレル(フルート)....16 /
セリーヌ・フリッシュ(チェンバロ)....17、18
/ パブロ・バレッティ(ヴァイオリン)....18
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フランソワ・ラザレヴィチ(フルート)、レ・ミュジシャン・ド・サン・ジュリアン....19、20
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ベルナール・フォクルール(オルガン)....21-23 |
【決定的名演から最新録音まで!先鋭的古楽演奏で楽しむバッハの名曲】
ALPHA、ARCANA、PHIなどのレーベルに残された音源から、バッハの名曲を集めたCD3枚にもわたるベスト・アルバムが登場。
フィリップ・ヘレヴェッヘ、エンリコ・ガッティといった巨匠から、カフェ・ツィマーマン、ジュリエット・ユレル、フランソワ・ラザレヴィチ、ブリュノ・コクセ、そしてパトリツィア・コパチンスカヤといった、新録音のたびに大きな話題を提供する名手たちの素晴らしい演奏を楽しむことが出来ます。
不等分律を用いた美しい響きで世界中を驚かせたアーロン・ピルザンの「平均律」など、最新録音が惜しげもなく投入されているのも嬉しいところ。
20世紀末から現在まで、世界を沸かし続ける魅力的なバッハ演奏を俯瞰できる、魅力的な企画です。
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B RECORDS
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APRES TRISTAN トリスタンの後に
1. リヒャルト・ワーグナー: 《ラインの黄金》
オープニング(1854) (O.ルアティ翻案)
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集(1857-1858)
(O.ルアティによるオーケストラ編)
2. 天使 Der Engel/3. とまれ Stehe still!/4.
温室にて Im Treibhaus/5. 悩み(心痛) Schmerzen/6.
夢 Traume
7. クロード・ドビュッシー: シランクス(1913)
(O.ルアティによる自由な書き換え)
ドビュッシー: ビリティスの歌(1891) 8.
パンの笛/9. 髪/10. ナイアードの墓
ドビュッシー: ポール・ヴェルレーヌの詩による3つの歌曲(1891)
(O.ルアティによるオーケストラ編)
11. 海は大聖堂よりもさらに美しい/12.
森へ向かって角笛の音色は悲しく/13. 波頭の列
14. オスマン・ルアティ: Aphorisme 格言『Apres
Trista トリスタン、その後』(2020)
オスマン・ルアティ: ピエール・ド・ロンサールの詩による3つの歌 15.
I/16. II/17. III |
マリー=ロール・ガルニエ(ソプラノ)....2-6、8-13、15-17
/ ロマン・ルヴォー(ピアノ)....8-10、14 /
オスマン・ルアティ(シンセサイザー・オルガン、電子音楽)
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アンサンブル・ミロワール・エタンデュ....1-7、11-13,15-17フィオナ・モンベ(指揮)....1-7、11-13,15-17 |
録音 2020年12月15日(ライヴ) Chapelle Corneille-Auditorium
de Normandie(フランス)
「Miroirs Etendus ミロワール・エタンデュ」はオペラの概念を現代的に拡張、抒情的で音楽的な創作を行う集団です。
芸術監督を務めるのはピアニスト、ロマン・ルヴォー。ヴァイオリニスト・指揮者フィオナ・モンベが音楽監督を務め、作曲家・アレンジャー、オスマン・ルアティもメンバーに顔を連ねています。
彼らはあらゆる創造分野のアーティストたちとタッグを組み、デジタル・アートと音楽の連携を行うなど新たな芸術の創造に力を入れています。
アンサンブル・ミロワール・エタンデュは様々な作曲家からの依頼により、アコースティックな音楽と電子音楽を組み合わせたレパートリーをリサイタルやコンサートで演奏。これまでヨーロッパ各地の音楽祭でも斬新な音楽を届け、高く評価されました。
このアルバムでは、オスマン・ルアティがワーグナーとドビュッシーの名作に現代的な響きを付け加え、魅力的な作品へと生まれ変わらせています。
ここに凛とした歌声で花を添えるのはマリー=ロール・ガルニエ。数多くの賞を受賞した注目のソプラノ。神秘的で魅惑的な音をお楽しみください。
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IBS CLASSICAL
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PanDEMiCity- 自由な即興、2021年 レオン・ライヴ
I. Inception 1. Part I (proemio)
II. First Wave 2. Part II/3. Part III/4.
Part IV
III. Second Wave 5. Part V/6. Part V/I7.
Part VII
IV. Third Wave 8. Part VIII/9. Part IX/10.
Part X
V. Close 11. Part XI (colofon) |
ヨス・デ・ソラウン(ピアノ) |
2021年3月13日 Auditorio Ciudad de Leon(スペイン)
2021年3月13日、スペインのレオン市で開催されたピアニスト、ヨス・デ・ソラウンの「panDEMiCity」と題されたコンサート。
タイトルでも暗示されているとおり、現在、世界中に蔓延する新型コロナウィルス感染症(COVID-19)を意識したもので、全編、ソラウンの即興演奏で構成されています。
バレンシアで生まれ、ニューヨークで学んだソラウンの持つ幅広い音楽的背景を存分に活かした演奏からは、彼のお気に入りの作曲家、シューマン、バルトーク、ヤナーチェク、ショパン、ブラームス、エネスクのエッセンスだけではなく、彼が尊敬するキース・ジャレットへのオマージュも含まれています。
ここにはソウランが考える民俗音楽とジャズのつながりも見ることができる、ソラウンにとっても特別なコンサートとなりました。
レオンの市民たちが熱狂したコンサートの模様をお届けいたします。
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NAXOS
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ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
ミサ曲全集 第1集
ミサ・ロンガ ハ長調 K. 262(1775)
1. キリエ/2. グローリア/3. クレド/
4. サンクトゥス/5. ベネディクトゥス/
6. アニュス・デイ
ミサ曲 ハ長調 「戴冠式ミサ」 K. 317(1779)
7. キリエ/8. グローリア/9. クレド/
10. サンクトゥス/11. ベネディクトゥス/
12. アニュス・デイ |
カロリーナ・ウルリヒ(ソプラノ)
マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト(メゾ・ソプラノ)
アンジェロ・ポラック(テノール)
コンスタンティン・クリンメル(バス)
ケルン西ドイツ放送合唱団
ケルン室内管弦楽団
クリストフ・ポッペン(指揮) |
録音 2020年3月8-13日 ドイツ放送、室内楽ホール、ケルン(ドイツ)
NAXOSの新シリーズとなるモーツァルトのミサ曲全集。クリストフ・ポッペンが指揮するケルン西ドイツ放送合唱団とケルン室内管弦楽団の演奏による第1集には「ミサ・ロンガ」と呼ばれるハ長調
K.262と中期の傑作「戴冠式ミサ」K.317の2曲を収録。
1775年6月頃、ザルツブルクで作曲された「ミサ・ロンガ(長いミサの意)」はミサ・ブレヴィス(短いミサ)に分類されながら、30分近い演奏時間を持つ堂々たる曲。
作品が書かれた目的ははっきりしていませんが、精巧な合唱と拡張されたオーケストレーション、劇的な構成を持ち、とりわけアニュス・デイでのソプラノ・ソロの美しさが耳の残ります。
「戴冠式ミサ」のタイトルはモーツァルト自身の手によるものではなく、後世の人によって付けられたもの。1779年4月、ザルツブルク大聖堂で行われた復活祭の式典のために作曲されたと考えられています。
この演奏ではソプラノ、カロリーナ・ウルリヒ、メゾ・ソプラノのマリー・ヘンリエッテ・ラインホルト、テノールのアンジェロ・ポラック、バスのコンスタンティン・クリンメルという、ドイツの歌劇場やオーケストラ出演で活躍する4人のソリストが起用されており、各々が素晴らしい歌唱を披露しています。
全体をまとめるポッペンはモーツァルトの作品の美しさと壮大さをアピールすることに成功しました。

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サン=ジョルジュ(1745-1799):協奏交響曲集
協奏交響曲 Op. 9(1777年出版) 第1番 ハ長調
1. I. Allegro/2. II. Rondeau 第2番 イ長調/
3. I. Allegro/4. II. Rondeau
協奏交響曲 Op. 10(1778年出版) 第1番
5. I. Allegro/6. II. Allegro 第2番/
7. I. Allegro/8. II. Rondeau
交響曲 ト長調 Op. 11 No. 1(1779年出版)
9. I. Allegro/10. II. Andante/11. III.
Allegro assai |
ユーリ・レヴィチ(ヴァイオリン)....1-8
リボール・イェジェク(ヴァイオリン)....1-8
パヴラ・ホンソヴァー(ヴィオラ)....5-8
チェコ室内管弦楽団
パルドビツェミヒャエル・ハラース(指揮) |
録音 2020年9月29日-10月2日 House of Music
Pardubice(チェコ共和国)
カリブ海のフランス領、グアドループ島出身のヴァイオリン奏者・作曲家サン=ジョルジュ。ウォルフ族出身の母親の血を引いたため、褐色の肌色を持ち、後に「黒いモーツァルト」と異名を取りました。
8歳の時にフランスに移住した彼は、ジャン=マリー・ルクレールからヴァイオリンを学ぶとともに、フランソワ=ジョセフ・ゴセックに作曲を師事、そのままゴセックのオーケストラの奏者となるほど才能を認められ、また作曲家としても交響曲や弦楽四重奏曲など多くの作品を残しています。
このアルバムに収録された協奏交響曲は、ハイドン作品に匹敵するジャンルの名作であり、自身が卓越したヴァイオリニストであったサン=ジョルジュらしいソリストたちの名技も存分に味わえる華麗な作品。
また、交響曲ト長調は、フランス風の上品な味わいとハイドンのユーモアを併せ持つ流麗な音楽です。古典派音楽を得意とするハラースの素晴らしい演奏で。
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セルジオ・アゼヴェード(1968-):フクヴァルディ・サイクル
「草陰の小径にて」からの2つの小品(2016/2018)....世界初録音
1. No. 1. Angustia indescritivel 第1曲
こんなにひどく怯えて
2. No. 2. A pequena Coruja que nao chegou
a voar 第2曲 ふくろうは飛び去らなかった
Hukvaldy Sonata フクヴァルディ・ソナタ(2018)....世界初録音
3. I. Con moto, ma appassionato/4. II.
The Hunting for Prihody lisky Bystrousky
利口な女狐/
5. III. V mlhach....霧の中で..../6.
IV. Sbohem.... さようなら
7. Hukvaldy Trio フクヴァルディ三重奏曲(2015)
V mlhach....1912 霧の中で....1912(2009)
8. I. Molto adagio/9. II. Molto adagio/10.
III. Molto adagio/
11. IV. Por um caminho frondoso/12.
V. Molto adagio
13. A procura da raposa キツネの探索 (ヤナーチェクの「カプリッチョ」の断章による)(2019)....世界初録音 |
マリーナ・カンポニェス(フルート)....1-2、エルデル・マルケス(ピアノ)....1-6、
ホセ・ペレイラ(ヴァイオリン)....3-6、アンサンブル・ダルコス....7-13、ヌノ・コルテ=レアル(指揮)....13 |
録音 2020年7月25-27日 Atlantico Blue Studios,
Paco deArcos(ポルトガル)
レオシュ・ヤナーチェクが生まれた村「フクヴァルディ」にちなんで名付けられた室内楽アルバム。
全ての作品を書いたのは数多くの受賞歴を持つポルトガル出身の現代作曲家、セルジオ・アゼヴェードで、さまざまなヤナーチェク作品を素材とし新たな曲を創り上げました。
なかでも「草陰の小径から」と「霧の中で」の素材を用いた作品では、ヤナーチェクの作風を辿りながらも、新たな発展形を提示。2つの異なる時代で活躍する2人の作曲家たちの深遠なコミュニケーションが生まれています。
例え原曲を知らなくても、ヤナーチェクの世界を垣間見ることができる興味深い1枚です。
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ブリティッシュ・ライト・ミュージック 第2集
ロナルド・ビンジ(1910-1979):作品集 |
スロヴァキア放送交響楽団
アーネスト・トムリンソン(指揮) |
1. Elizabethan Serenade エリザベス朝風セレナード/2.
Scottish Rhapsody スコットランド狂詩曲/
3. Miss Melanie メラニー嬢/4. Las Castanuelas
カスタネット/5. Madrugado 暁/
6. The Red Sombrero 赤いソンブレロ/7.
Trade Winds 貿易風/
8. Faire Frou-Frou 衣擦れの音を立てて/9.
String Song ストリング・ソング
Alto Saxophone Concerto アルト・サクソフォン協奏曲
変ホ長調
10. I. Allegro spiritoso/11. II. Andante
espressivo/12. III. Rondo: Allegro giocoso
13. The Watermill 水車/14. Scherzo: Allegro
molto スケルツォ: アレグロ・モルト/
15. The Dance of the Snowflakes 雪の踊り/
16. High Stepper, "The Aggie Theme"
ハイ・ステッパー「アギーのテーマ」/
17. Prelude: The Whispering Valley 前奏曲:
ささやきの谷/
18. Venetian Carnival ヴェネツィアの謝肉祭/19.
Sailing By セーリング・バイ |
録音 1992年10月 Concert Hall of the Slovak
Radio、ブラティスラヴァ(スロヴァキア) MARCO
POLO 8.223515からの移行盤
イングランド、ダービーシャーで生まれた作曲家・アレンジャー、ロナルド・ビンジ。
彼はイージーリスニングの作曲家マントヴァーニの専属アレンジャーであり、名作「シャルメーヌ」などのマントヴァーニ・オーケストラ特有の響き「カスケード・ストリングス(滝が流れ落ちるような弦)」を生み出した功労者としても知られています。
作曲家としても多くの作品を発表し、なかでも「エリザベス朝風セレナード」は1951年に「アンダンテ・カンタービレ」というタイトルでマントヴァーニ・オーケストラによって最初に演奏され大人気を博しました(当時のスコアにはビンジの手によって「ストリートの男」のタイトルが附されていました)。
その後、ドイツと南アフリカでチャート・イン。更に世界中でヒットし、BBCライト・プログラムのテーマ曲にも使用されるなど、ビンジの代表作になりました。他にも耳に心地良い作品が並びます。
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OUR RECORDINGS
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6.220675
(SACD HYBRID)
¥2600
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The Roots & the Flower - Counterpoint
in Bloom ルーツと花-花咲く対位法
ロベルト・シューマン(1810-1856):オルガン作品集
バッハの名による6つのフーガ Op. 60より
1. 第1番 変ロ長調: Langsam/2. 第2番
変ロ長調: Lebhaft
ペダル・ピアノのための練習曲集 Op. 56より
3. 第1番 ハ長調: Nicht zu schnell/4.
第2番 イ短調: Mit innigem Ausdruck/
5. 第3番 ホ長調: Andantino - Etwas
schneller
バッハの名による6つのフーガ Op. 60より
6. 第3番 ト短調: Mit sanften Stimmen/7.
第4番 変ロ長調: Massig, doch nicht zu langsam
ペダル・ピアノのための練習曲集 Op. 56より
8. 第4番 変イ長調: Innig/9. 第5番
ロ短調: Nicht zu schnell/10. 第6番 ロ長調
: Adagio
バッハの名による6つのフーガ Op. 60より
11. 第5番 ヘ長調: Lebhaft/12. 第6番
変ロ長調: Massig, nach und nach schnelle |
イェンス E.クリステンセン(オルガン)(オルガン:
ボーツェン兄弟1696-98年製作、1965年レストア) |
録音 2020年3月20、21、23日 救世主教会、コペンハーゲン(デンマーク)
CD: Stereo, SACD: Stereo/ Surround 5.0ch
Recorded in DXD audio format(Digital eXtreme
Definition), 352.8kHz/32bit
マイクロフォン: Decca Tree with 3×DPA
4006-TL,サラウンド・チャンネル with 2×DPA
4011
19世紀、それまでほとんど見向きもされなかったJ.S.バッハの作品を復活させたのは、主としてメンデルスゾーンの功績ですが、同じ年代のシューマンもバッハ作品に深い愛情を注ぐとともに強い影響を受けていました。
とりわけ晩年のシューマンは、バッハ作品を学びなおし、1851年には『ヨハネ受難曲』にトランペット・パートを付け加えるなどオーケストレーションの改編を行い、1853年には無伴奏ヴァイオリン曲とチェロ曲にピアノ伴奏を付けるなど、さまざまな試みを行っています。
また1843年にシューマン夫妻は「ペダル・ピアノ(ペダル・フリューゲルとも=足鍵盤付きピアノ)」を入手。これは自宅でバッハのオルガン作品を演奏するためのものでした。
シューマンは折に触れフーガ作品への思いが強くなったようで、これが結実したのがこのアルバムに収録された「ペダル・ピアノのための練習曲集」と「バッハの名による6つのフーガ」です。
アルバムのタイトルである「ルーツと花」とは作曲家カール・ニールセンが仲間のトゥーレ・ラングストレムに贈ったアドバイスの「いきなり花から作ろうとしないで、根(ルーツ)から作りなさい」という言葉から採られたもので、これに感銘を受けたデンマークのオルガン奏者イェンス
E.クリステンセンがシューマンへの敬意も込めて、タイトルに採用したということです。
バッハ13歳の年に完成したオルガンの素晴らしい響きが余すことなく捉えらえたDigital
eXtreme Definitionによる高音質の音をSACDハイブリッドディスクでお楽しみください。

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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ALTO
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ALC 3144
(10CD)
¥6900 →\6590
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ダヴィド・オイストラフ
ヴァイオリン・マスタークラス10CD |
[CD 1]
J・S・バッハ (1685-1750) :
ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲
第1番 イ短調 BWV 1041 (*)
ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲
第2番 ホ長調 BWV 1042 (*)
2つのヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲
ニ短調 BWV 1043 (+)
ブランデンブルク協奏曲 第4番 ト長調
BWV 1049 (#)
ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、ウィーン交響楽団員
(*)、
イーゴリ・オイストラフ (ヴァイオリン
(+))、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
(+)、
ユージン・グーセンス (指揮 (+))、モスクワ室内管弦楽団
(#)、ルドルフ・バルシャイ (指揮 (#))
録音 :1962年6月、コンツェルトハウス、ウィーン・オーストリア
(*)
1961年2月、ブレント・タウン・ホール、ロンドン、イギリス
(+)
1957年以前、おそらくモスクワ、ロシア、ソヴィエト
モノラル (#)
原盤 : Deutsche Grammophon (*/+)
/ Melodiya (#)/前出 : Alto, ALC 1399
[CD 2]
ベートーヴェン (1770-1827) : ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op.61 (*)
メンデルスゾーン (1809-1847) : ヴァイオリン協奏曲
ホ短調 Op.64 (+)
ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、フランス国立放送管弦楽団
(*)、
アンドレ・クリュイタンス (指揮 (*))、フィラデルフィア管弦楽団
(+)、
ユージン・オーマンディ (指揮 (+))
録音 :1958年11月、サル・ワグラム、パリ、フランス
(*)
1955年12月、アカデミー・オブ・ミュージック、フィラデルフィア、アメリカ合衆国
(+)
原盤 : EMI (*) / Columbia (+)
[CD 3]
ブラームス (1833-1897) : ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op.77 (*)
ドヴォルジャーク (1841-1904) : ヴァイオリン協奏曲
イ短調 Op.53 (+)
ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、フランス国立放送管弦楽団
(*)、
オットー・クレンペラー (指揮 (*))、ソヴィエト国立交響楽団
(+)、キリル・コンドラシン (指揮 (+))
録音 : 1960年11月、サル・ワグラム、パリ、フランス
(*) / 1949年9月 (+)
原盤 : EMI (*) / Melodiya (+)
[CD 4]
ブルッフ (1838-1920) :
ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 Op.26
(*)
スコットランド幻想曲 (ヴァイオリンと管弦楽のための)
Op.46 (+)
ベートーヴェン (1770-1827) :
ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス
第1番 ト長調 Op.40 (#)
ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス
第2番 ヘ長調 Op.50 (#)
ブラームス (1833-1897) /ヨゼフ・ヨアヒム
(1831-1907) 編曲 : ハンガリー舞曲集 WoO 1
から (**)
第9番 / 第8番 / 第5番
ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、ロンドン交響楽団
(*/+)、ロヴロ・フォン・マタチッチ (指揮 (*))、
ヤッシャ・ホーレンシュタイン (指揮
(+))、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
(#)、
ユージン・グーセンス (指揮 (#))、ヴラディーミル・ヤンポリスキー
(ピアノ (**))
録音 :1954年11月、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、イギリス モノラル
(*)
1962年9月、ウォルサムストー・アセンブリー・ホール、ロンドン、イギリス
(+)
1961年2月、ブレント・タウン・ホール、ロンドン、イギリス
(#)/1953 または 1954年、パリ、フランス (**)
原盤 : EMI (*) / Decca (+) / Deutsche
Grammophon (#) / Vanguard (**)
前出 : Alto, ALC 1356 (*/+/**)
/ Alto, ALC 1350 (#)
[CD 5]
グラズノフ (1865-1936) : ヴァイオリン協奏曲
イ短調 Op.82 (*)
カバレフスキー (1904-1987) : ヴァイオリン協奏曲
ハ長調 Op.48 (+)
グリエール (1875-1956) : ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス
Op.3 (#)
ハチャトゥリアン (1903-1978) : ヴァイオリン協奏曲
ニ短調 (**)
ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、ソヴィエト国立交響楽団
(*/+/#)、
キリル・コンドラシン (指揮 (*/#))、ドミトリー・カバレフスキー
(指揮 (+))、
フィルハーモニア管弦楽団 (**)、アラム・ハチャトゥリアン
(指揮 (**)) 、
録音 : 1948年 (*/#) / 1949年 (+)
/ 1954年 (#)/原盤 : Melodiya (*/+/#) / EMI
(**)
[CD 6]
プロコフィエフ (1891-1953) :
ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 Op.19
(1915-1917) (*)
ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 Op.63
(1935) (+)
バレエ「シンデレラ」からの5つの小品
(1910-1944) (#)
ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
(*)、
キリル・コンドラシン (指揮 (*))、フィルハーモニア管弦楽団
(+)、
アルチェオ・ガリエラ (指揮 (+))、ヴラディーミル・ヤンポリスキー
(ピアノ(#))
録音 :1963年9月7日、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
(*)
1958年5月14、19日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、イギリス
(+)
1953-1954年、パリ、フランス (#)
原盤 : Melodiya (*) / Columbia
(+) / Vanguard (#)/前出 : Alto, ALC 1318
[CD 7]
ショスタコーヴィチ (1906-1975) :
ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 Op.99
(*)/ヴァイオリン協奏曲 第2番 嬰ハ短調 Op.129
(+)/
ハチャトゥリアン (1903-1978) : 詩曲
(#)/グラズノフ (1865-1936) : 瞑想曲 (#)
ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
(*)、
エフゲニー・ムラヴィンスキー (指揮
(*))、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
(+)、
キリル・コンドラシン (指揮 (+))、ヴラディーミル・ヤンポリスキー
(ピアノ(#))
録音 :1956年、レニングラード、ロシア、ソヴィエト
(*)/
1974年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
(+)/1953年? (#)
原盤 : Melodiya/前出 : Alto, ALC
1337 (*/+)
[CD 8]
チャイコフスキー (1840-1893) :
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47 (*)/なつかしい土地の思い出
Op.42 から 瞑想曲 (#)
シベリウス (1865-1957) : ヴァイオリン協奏曲ニ長調
Op.35 (+)
ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、フィラデルフィア管弦楽団
(*/+)、
ユージン・オーマンディ (指揮 (*/+))、ヴラディーミル・ヤンポリスキー
(ピアノ(#))
録音 :1959年12月24日 (*)、26日 (+)、ブロードウッド・ホテル、フィラデルフィア、アメリカ合衆国
(*/+)
1953年、パリ、フランス (#)
原盤 : Columbia (*/+) / Vanguard
(#)/前出 : Alto, ALC 1354
[CD 9]
シマノフスキ (1882-1937) :
ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 Op.35
(1916) (*)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ニ短調 Op.9 (1901) (+)
ヒンデミット (1895-1963) : ヴァイオリン協奏曲
(1939) (#)
ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
(*)、
クルト・ザンデルリング (指揮 (*))、ヴラディーミル・ヤンポリスキー
(ピアノ(+))、
ロンドン交響楽団 (#)、パウル・ヒンデミット
(指揮(#))
初出、原盤 : 1961年 (*)、1955年 (+)、Artia
(*/+) / 1962年、Decca (#)/前出 : Alto, ALC
1355
[CD 10]
ヴィヴァルディ (1678-1741) :
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ト短調
P.366 RV 517 (*)
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調
P.189 RV 512 (*)
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調
P.436 RV 509 (*)
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調
P.281 RV 514 (*)
2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調
Op.3 No.8 P.2 RV522 (+)
タルティーニ (1692-1770) : ヴァイオリン・ソナタ
ト短調 「悪魔のトリル」 (#)
ダヴィド・オイストラフ (ヴァイオリン)、アイザック・スターン
(ヴァイオリン (*))、
フィラデルフィア管弦楽団 (*)、ユージン・オーマンディ
(指揮 (*))、
イーゴリ・オイストラフ (ヴァイオリン
(+))、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
(+)、
ユージン・グーセンス (指揮 (+))、レフ・オボーリン
(ピアノ (#))
録音 : 1961年 (*/+)
原盤 : CBS (*) / Deutsche Grammophon
(+)/前出 : Alto, ALC 1299 (*/+), ALC 1283
(#) |
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アルビノーニ (1671-1751) : 協奏曲集
弦楽とオルガンのためのアダージョ ト短調
(ジャゾット (1910-1998) 作曲)
オーボエ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調
Op.9 No.2
弦楽と通奏低音のためのソナタ ト短調 Op.2
No.6
ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲
イ長調 Op.9 No.4
ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲
ヘ長調 Op.9 No.10
ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲
ニ長調 Op.9 No.7
弦楽と通奏低音のための協奏曲 イ短調 Op.5
No.5 (*) |
イ・ムジチ (無印)
セント・マーティン・アカデミー管弦楽団
[アカデミー室内管弦楽団] (*) |
録音 : 1953-1962年 (無印) / 1962年 (*)/原盤
: Philips (無印) / Oiseau-Lyre (*)
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グレゴリオ聖歌集 世界的名録音集
Responsories / Hymns / Antiphons / Gospel
Tone / Laudes Seu Acclamationes
Gradual: Flores Apparuerunt / Alleluia:
Communions / Antiphon: Ave Verum
Antiphonal Psalmody - Lumen Ad Revelationem:
Nunc Dimittis
Mariam Antiphons: Alma Redemptoris - Ave
Regina Caelorum - Regina Caeli - Salve Regina
カーメライト・プライオリー合唱団 (斉唱)、ジョン・マッカーシー
(指揮)
原盤 : Oiseau-Lyre (Decca)
Adoro te devote - Hymnus in Honorem SS.
Sacramenti
Ave verum Corpus - Sequentia in Honorem
SS. Sacramenti
O salutaris Hostia - Hymnus in Honorem
SS. Sacramenti
Te Deum - Hymnus / Salve Regina - Antiphona
in Honorem Beatae Mariae Virginis
Magnificat - Tu es pastor ovium - Canticum
et Antiphona
Lauda Sion: Nunc dimittis - Sequentia in
Festo Corporis Christi
クレルヴォー・サン=モーリス & サン=モール・ベネディクト会修道院修道士たち
(斉唱)
原盤 : Philips |
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ファリャ (1876-1946) : 「スペインの庭の夜」
& ピアノ名曲集
4つのスペイン小品 ; アラゴネサ / クバナ
/ モンタニェサ / アンダルサ
オペラ「はかなき人生」 より 舞曲 第2番
バレエ「三角帽子」より 隣人の踊り / 粉屋の踊り
バレエ「恋は魔術師」より 恐怖の踊り / 火祭りの踊り
ベティカ幻想曲
スペインの庭の夜 (*) |
アリシア・デ・ラローチャ (ピアノ)
マドリード・コンサート管弦楽団 (*)
ヘスス・アランバリ (指揮 (*)) |
原盤 : Hispavox 初出 : 1958、1959年
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ブリテン、弦楽四重奏曲&シンプル・シンフォニー
ブリテン (1913-1976) :
弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 Op.25 (*)
弦楽四重奏曲 第3番 ト長調 Op.94 (+)
シンプル・シンフォニー Op.4 (#) |
ブリテン・カルテット (弦楽四重奏) |
録音 : 1989年 (+/#) / 1990年 (*)/原盤、初出
: Collins Classics, 10252 (+), 11152 (*/#)
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グラズノフ、弦楽四重奏曲
グラズノフ (1865-1936) :
弦楽四重奏曲 第3番 ト長調 Op.28 (*)
弦楽四重奏曲 第5番 ニ短調 「スラヴ風」
Op.70 (+)
弦楽四重奏曲集「金曜日」から 前奏曲とフーガ
(第1巻 第1曲) (#) |
ショスタコーヴィチ・カルテット |
録音 : 1974年 (#)、1975年 (+)、1979年 (*)、モスクワ放送、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
原盤 : Olympia 前出 : Regis, RRC 1211
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NORTHERN FLOWERS
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チェレプニン、チェロとピアノのためのソナタ&無伴奏チェロ
アレクサンドル・チェレプニン (1899-1977)
:
チェロとピアノのためのソナタ 第1番 Op.29
(*)
チェロとピアノのためのソナタ 第2番 Op.30
No.1 (*)
チェロとピアノのためのソナタ 第3番 Op.30
No.2 (*)
チェロとピアノのための12の前奏曲 Op.38
(*)
無伴奏チェロ組曲 Op.76 |
マリーナ・タラソヴァ (チェロ)
イヴァン・ソコロフ (ピアノ (*)) |
録音 : 2020-2021年、モスクワ、ロシア
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<国内盤>
MCLASSICS
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ポワンティエ クインテット・ポワンティエ
1-3. ジャック・イベール:3つの小品 I.
Allegro/II. Andante/ III. Assez lent -
Allegro scherzando
4-9. ジェルジ・リゲティ:6つのバガテル
No.1 Allegro con spirito/No.2 Rubato.
Lamentoso/No.3 Allegro grazioso/
No.4 Presto ruvido/No.5 Adagio. Mesto/No.6
Molto vivace. Capriccioso
10-13. アントワーヌ・ライヒャ:木管五重奏曲
ホ短調 作品88-1
I. Introductione. Andante./II. Andante
poco allegretto./III. Menuetto. Allegro
vivo./IV. Finale. Allegro.
14. アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキー:ユモレスク
(ロンド)
15-17. ポール・タファネル:木管五重奏曲
ト短調 I. Allegro con moto/II. Andante/III.
Vivace |
クインテット・ポワンティエ
世良法之(フルート)、熊澤杏実(オーボエ)、芹澤美帆(クラリネット)、
野村和代(ファゴット)、向なつき(ホルン) |
<収録>2021年4月21-23日 東京・トッパンホール
光のごとく煌めくアンサンブル。クインテット・ポワンティエ、デビュー!
新たな才能豊かな木管五重奏団の誕生です。「クインテット・ポワンティエ」は現在意欲的な企画と活動で日本オーケストラ界の注目を集める愛知室内オーケストラの木管楽器の主要メンバーによって構成されています。
きらめく光を描く絵画技法である「ポワンティエ」。その名の由来とおり色彩豊かで、煌めく音色がこのアンサンブルの持ち味です。
古今東西の木管五重奏の名曲がずらりとならんだプログラムで威風堂々CDデビューとなりました。
ソリスティックな高い技術と絶妙なアンサンブル。若く瑞々しい表現力。その明るい響きに力強さも感じさせます。
注目のアンサンブル、ぜひお聴きください。
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8/12(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
REFERENCE RECORDINGS
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パシフィック・ミュージック・ワークス~「スティルス・ファンタスティクス」
1)カルロ・ファリーナ (1600–1639):「絶望したソナタ」と呼ばれる2声のソナタ(第曲集より)
(baroque violin / bass violin / chitarrone
/ baroque harp / organ / harpsichord)
2) ジョヴァンニ・デ・マック (1550–1614):トッカータ(baroque
harp)
3) マルコ・ウッチェリーニ (1603–1680)
満足したルチミーニア, Op. 4 No. 2
(baroque violin / bass violin / chitarrone
/ baroque harp / organ / harpsichord)
4) フランチェスコ・コルベッタ(1615–1681):フォリアによるパルティータ(baroque
guitar / baroque harp)
5) ジョヴァンニ・アンオニオ・パンドルフィ・メアッリ
(1630–1669/70): カスティーリャ, Op.
3 No. 4
(baroque violin / bass violin / baroque
guitar / baroque harp / organ / harpsichord)
6) ジョバンニ・バッティスタ・フォンタナ(?–1630):2声のソナタ
(baroque violin / bass violin / baroque
guitar / baroque harp / organ / harpsichord)
7) ビーバー (1644–1704) :ソナタ
(baroque violin / bass violin / baroque
guitar / baroque harp / organ / harpsichord)
8) ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー (1620–1680)
:シャコンヌ イ長調セレナータ・マスカーラ
(baroque violin / bass violin / baroque
guitar / baroque harp / organ / harpsichord)
9) イグナツィオ・アルベルティーニ (1633–1685)
:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
(baroque violin / bass violin / chitarrone
/ baroque harp / organ / harpsichord)
10) Sonata Seconda from Sonatæ unarum
fidium ‛" Johann Heinrich Schmelzer
(1620–1680)
(baroque violin / bass violin / harpsichord)
11) シュメルツァー :1つの弦楽器のためのソナタ集より第4曲
(baroque violin / bass violin / baroque
guitar / baroque harp / organ / harpsichord) |
パシフィック・ミュージック・ワークス
テクラ・カニンガム(バロック・ヴァイオリン)、ウィリアム・スケーン(バス・ヴァイオリン)、
スティーヴン・スタッブス(バロック・ギター、キタローネ)、
マキシーン・エイランダー(バロック・ハープ)、ヘンリー・レベディンスキー(オルガン、ハープシコード) |
アメリカの古楽界を牽引するパシフィック・ミュージック・ワークスによるスティルス・ファンタスティクスのルーツ
録音:2018年2月15-17日、聖トーマス教会、ケンモア、ワシントン、USA/74'40
リュート奏者でもあるスティーヴン・スタッブスが音楽監督を務めるパシフィック・ミュージック・ワークス。バロック音楽の普及と知られざる作品の探求を行っています。
本作は、17世紀ドイツの音楽で度々語られる「スティルス・ファンタスティクス(Stylus
Phantasticus)」をテーマとした内容。
「スティルス・ファンタスティクス」とは、イタリアのカンツォーナに起源を持つ自由形式の作曲技法。バッハやヘンデルといった後の音楽家たちに大きな影響を与えた、ドイツのイエズス会士、科学者であったアタナシウス・キルヒャー(1601-1680)
の著『普遍音樂』。
その中でキルヒャーは、「スティルス・ファンタスティクス」について以下のように定義しています。
「スティルス・ファンタスティクスは器楽に向いている。これは最も自由で制約のない作曲法であり、言葉にも和声的主題にも縛られない。それは、和声の隠れた意味の開発と、和声的なフレーズとフーガの独創的で熟練した技能を示すものであり、一般にファンタジア、リチェルカーレ、トッカータ、ソナタなどに分類される」
ここに収録されている作品は、キルヒャーが定義する前の「スティルス・ファンタスティクス」のルーツであるイタリアの作品から、後に中欧やハプスブルク帝国へと広まった様式の作品を収録しています。

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AUDAX RECORDS
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ヨハネス・プラムゾーラー新録音!
フランスにおけるヴァイオリン協奏曲の始まり
ジャック・オーベール(1689-1753):協奏曲
ニ長調 Op.26-3
ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):協奏曲
変ホ長調(世界初録音)
ジャン=バティスト・カンタン(c.1690-c.1742):協奏曲
イ長調 Op.12-1
ジャック・オーベール:協奏曲 ホ短調 Op.26-4
アンドレ=ジョセフ・エグゾデ(1710-1762):協奏曲
変ホ長調(世界初録音)
ミシェル・コレット(1707-1795):
コンチェルト・コミック第25番《未開人とフュルスタンベール》 |
ヨハネス・プラムゾーラー
(ヴァイオリン&ディレクター)
アンサンブル・ディドロ |
【日本語解説付き】18世紀初期のフランスのヴァイオリン協奏曲集!
● ポッジャーに学んだ新世代のバロック・ヴァイオリニスト筆頭、ヨハネス・プラムゾーラー!
● イタリアから伝わった「ヴァイオリン協奏曲」のフランスでの原点を探る意欲プログラム!
● 日本語解説付き!
南チロルから世界へと羽ばたいた"21世紀世代"のバロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラーは、アンサンブル・ディドロやインターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍する若き名手。
2013年に自身のレーベルAudax(オーダックス)を立ち上げています。プラムゾーラーが2008年に結成し、17世紀・18世紀のバロック・トリオ・ソナタの多彩なレパートリーを発掘してきたアンサンブル・ディドロ(名前の由来は、18世紀フランス啓蒙思想時代の思想家・哲学者、ドゥニ・ディドロにちなむ)との新たな協奏曲アルバムが登場!
ソナタやオペラ・ブッファと同様にイタリアからの輸入品としてフランスに伝わった「ヴァイオリン協奏曲」という新しい音楽が、どのようにフランスに受け入れられていったかを思い起こさせる好企画。
17世紀末に始めてコンチェルトがフランスに輸入されますが、他の土地よりもイタリア様式の受け入れが十分ではなく、ほぼ1世紀にわたって、イタリア趣味とフランス趣味を混ぜるべきか、どのように混ぜるか、どの程度まで混ぜるかという論争が交わされていました。
このアルバムでは、1730年にフランス人作曲家として始めて出版されたジャック・オーベールのヴァイオリン協奏曲集からの作品や、その数年後に出版されたジャン=バディスト・カンタン(弟)の協奏曲、パリ・オペラ座やコンセール・スピリチュエルでヴァイオリニストを務めたアンドレ=ジョセフ・エグゾデの輝かしい協奏曲、コメディー・フランセーズの幕間音楽として書かれたミシェル・コレットの「コンチェルト・コミック」などを取り上げています。
イタリア趣味とフランス趣味を見事に融合させ「フランスのコレッリ」とも呼ばれた巨匠ジャン=マリー・ルクレールの作品からは、今なお人気を誇るOp.7とOp.10の12の協奏曲集からではなく、ベルリン・ジングアカデミーとストックホルム音楽演劇図書館から別々に発見された作品(Op10-4のアイデアなどが使いまわされている)を収録している点にも注目です。
※録音:2020年12月16日-18日、グスタフ=マーラー=ホール(ユーレジオ文化センター・グランド・ホテル、トーブラッハ)

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DELPHIAN
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パターソン:セイ・イット・トゥ・ザ・スティル・ワールド
リアム・パターソン(1991-):
Say it to the still world
Elegy for Esmeralda
poppies spread |
ショーン・シベ(エレクトリック・ギター)
ジョゼフ・フォート(指揮)
ロンドン・キングズ・カレッジ合唱団 |
若き天才ギタリスト、ショーン・シベ第4弾!「エレクトリック・ギターと合唱」の新作!
☆スコットランドの若き天才ギタリスト、ショーン・シベ!
☆衝撃の新録音は、"エレクトリック・ギターと合唱"という異色のコラボレーション!
ロイヤル・フィルハーモニック協会音楽賞2017で「ヤング・アーティスト賞」の受賞し注目を浴びたスコットランドの若き天才ギタリスト、ショーン・シベ。スコットランドのDelphianからリリースされたファースト・アルバム『夢と幻想』(PDCD34193)とサード・アルバム『J.S.バッハ:リュートもしくはチェンバロで』(PDCD34233)がレコード芸術特選盤に選ばれ、セカンド・アルバム『ソフトラウド』(PDCD34213)がイギリスのグラモフォン賞に新設された「コンセプト・アルバム賞」を受賞するなど、レコーディングでも高い評価を受け、その名を国内外に轟かせています。
Delphianからの最新盤は、シベの友人であり同胞でもある作曲家リアム・パターソンの作品を、レーベルの常連であるロンドン・キングズ・カレッジ合唱団とともに、合唱とエレクトリック・ギターという珍しい組み合わせで収録した意欲作。
3つの作品は演奏者たちのための特別に作曲されたもので、すべて世界初録音です。《Say
it to the still world》では、シベがリラ(竪琴)を持ったオルフェウスに扮し、リルケの詩からテキストの断片を引用して、言葉や喪失感、歌の持つ超越的な力について思いを巡らせます。
一方、《Elegy for Esmeralda》は悲しみに対するより生々しい、怒りに満ちた反応であり、《poppies
spread》は芸術が外界を反映し、変化させる能力を持っていることを証明する作品です。
ショーン・シベ:
1992年、イギリス人〔父親〕と日本人〔母親〕の間にエディンバラで生まれたショーン・シベは、スコットランド王立音楽院で学ぶとともに、イタリアでパオロ・ペゴラーロに師事し、この人物に大いに触発されている。
2012年、彼はBBCラジオ3の新世代アーティスト・スキームに選出された最初のギター奏者となるとともに、ボルレッティ=ブイトーニ・トラスト・フェロウシップを受賞した唯一のギター独奏者にもなっている。2015年には、ヤング・クラシカル・アーティスト・トラスト(ロンドン)の受賞アーティストにも選出されている。

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【DISC1: SACD061/1】
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調
BWV.1001/
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調
BWV.1002/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調
BWV.1003
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)/録音:2007年
【DISC2: SACD061/2】
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調
BWV.1004/
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調
BWV.1005/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調
BWV.1006
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)/録音:2007年
【DISC3: SACD224】
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調
Op.12-2*/
ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12-3**/ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調
Op.23***
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ステファニア・レダエッリ(ヴァイオリン)*、
マリア・グラツィア・ベロッキオ(ピアノ)**、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)***
録音:2019年-2020年
【DISC4: SACD060】
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47《クロイツェル》/ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調
Op.24《春》
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ジョルジア・トマッシ(ピアノ)/録音:2004年
【DISC5: SACD143】
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(第1楽章&第3楽章カデンツァ:フリッツ・クライスラー作)/
ロマンス第2番ヘ長調 Op.50/ロマンス第1番ト長調
Op.40
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
録音:2005年
【DISC6: SACD008】
ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78《雨の歌》/ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調
Op.100/
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108/《F.A.E.ソナタ》より
スケルツォ ハ短調
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)/録音:1997年
【DISC7: SACD218】
サラサーテ:ヴァイオリンとピアノのための作品集(スペイン舞曲集ほか)
マラゲーニャ Op.21-1/ハバネラ Op.21-2/アンダルシアのロマンス
Op.22-1/
ホタ・ナヴァーラ Op.22-2/プレイェーラ
Op.23-1/サパテアード Op.23-2/スペイン舞曲
Op.26-1/
スペイン舞曲 Op.26-2/アンダルシアのセレナード
Op.28/アディオス・モンターニャス・ミアス
Op.37/
ホタ・アラゴネーサ Op.27/バスク奇想曲
Op.24/ナバーラ Op.33(2本のヴァイオリンのための)*
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・ゴーナ(ヴァイオリン)*、
ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)/録音:2019年
【DISC8: SACD217】
グリーグ:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8/ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調
Op.13/
ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ステファニア・レダエッリ(ヴァイオリン)
録音:2020年
【DISC9: SACD196】
ハイフェッツへのオマージュ
ガーシュウィン:
「サマータイム」&「女は気まぐれ」、「必ずしもそうでない」、「ブルースのテンポで」、
「ベス、お前は俺のもの」、「うちの人は逝ってしまった」(《ポーギーとベス》より)、3つの前奏曲/
ロバート・ラッセル・ベネット:ヘクサポーダ、スロー・アンド・ロンリー/
ロッシーニ(カステルヌオーヴォ=テデスコ編):フィガロ/グラズノフ:瞑想曲
Op.32/
プロコフィエフ:行進曲/シューベルト:アヴェ・マリア/プーランク:プレスト
変ロ長調/
ファリャ:かがり火のそばで/アルベニス:セビーリャ/ドビュッシー:美しい夕暮れ/
プロコフィエフ:仮面/アルフテル:ジプシーの踊り/
リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行/メンデルスゾーン:歌の翼に
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)/録音:1997年
【DISC10: SACD003】
クライスラー讃 ~ クレモナのヴァイオリン第1集
・使用楽器:Carlo IX, di A. Amati (1566)
クライスラー:前奏曲とアレグロ/メヌエット/タンブーラン
・使用楽器:Hammerle, di N. Amati (1658)
クライスラー:ロンディーノ/メロディ/アレグレット
・使用楽器:Quarestani, di G. Guarneri
(1689)
クライスラー:インドの歌/マズルカ
・使用楽器:G. Guarneri detto del Gesu
(1734)
クライスラー:ジプシーの女/即興曲/愛の喜び
・使用楽器:Cremonese, di A. Stradivari
(1715)
クライスラー:中国の太鼓、カヴァティーナ、美しきロスマリン/
ドヴォルザーク:我が母の教えたまいし歌
Op.55-4(ジプシーの歌より)/
ブラームス(クライスラー編):ハンガリー舞曲/リムスキー=コルサコフ:太陽への讃歌(歌劇
《金鶏》より)/
アルベニス(クライスラー編):マラゲーニャ
Op.165-3/クライスラー:愛の悲しみ
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)/録音:1993年
【DISC11: SACD030】
クライスラー讃 ~ クレモナのヴァイオリン第2集
・使用楽器:Carlo IX, di A. Amati (1566)
クライスラー:プニャーニの様式によるテンポ・ディ・メヌエット/
クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ/コレッリの主題による変奏曲
・使用楽器:Hammerle, di N. Amati (1658)
クライスラー:フランクールの様式によるシチリアーノとリゴードン/マルティーニの様式によるアンダンティーノ
・使用楽器:Quarestani, di G. Guarneri
(1689)
シューマン(クライスラー編):ロマンス
イ長調/フォスター(クライスラー編):故郷の人々
・使用楽器:G. Guarneri detto del Gesu
(1734)
グラナドス(クライスラー編):スペイン舞曲/クライスラー:古いリフレイン/
ドヴォルザーク(クライスラー編):スラヴ舞曲ト短調
Op.46-1
・使用楽器:Cremonese, di A. Stradivari
(1715)
アルベニス(クライスラー編):タンゴ
Op.165-2/シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナード/
チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ
Op.11/クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2/
ドヴォルザーク(クライスラー編):インディアンの嘆歌
ト短調/ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形/
メンデルスゾーン(クライスラー編):5月のそよ風
Op.62-1(無言歌第5巻より)/
アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリーの歌
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)/録音:1993年
【DISC12: SACD2045】
クライスラー讃 ~ ストラディヴァリ 《イル・クレモネーゼ》
クライスラー:中国の太鼓、カヴァティーナ、美しきロスマリン/
ドヴォルザーク:我が母の教えたまいし歌
Op.55-4(ジプシーの歌より)/
ブラームス(クライスラー編):ハンガリー舞曲/リムスキー=コルサコフ:太陽への讃歌(歌劇
《金鶏》より)/
アルベニス(クライスラー編):マラゲーニャ
Op.165-3/クライスラー:愛の悲しみ/
アルベニス(クライスラー編):タンゴ
Op.165-2/シャミナード(クライスラー編):スペインのセレナード/
チャイコフスキー(クライスラー編):アンダンテ・カンタービレ
Op.11/クライスラー:ウィーン奇想曲 Op.2/
ドヴォルザーク(クライスラー編):インディアンの嘆歌
ト短調/ポルディーニ(クライスラー編):踊る人形/
メンデルスゾーン(クライスラー編):5月のそよ風
Op.62-1(無言歌第5巻より)/
アイルランド民謡(クライスラー編):ロンドンデリーの歌
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)/録音:1993年
※【DISC12: SACD2045】の収録曲は、【DISC10:
SACD003】と
【DISC11: SACD030】の収録曲と同一の音源です。予めご了承下さい。
【DISC13: SACD234】
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調 K.376/ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調
K.377/
アレグロ変ロ長調 K.372/ヴァイオリン・ソナタ第37番イ長調
K.402/ヴァイオリン・ソナタ第39番ハ長調 K.404
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)/録音:1988年
【DISC14: SACD231】
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調
K.378/ヴァイオリン・ソナタ第26番変ホ長調
K.302/
ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調 K.304/ヴァイオリン・ソナタ第38番ハ長調
K.403
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)/録音:1988年
【DISC15: SACD233】
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第35番ト長調 K.379/ヴァイオリン・ソナタ第36番変ホ長調
K.380/
ヴァイオリン・ソナタ第43番ヘ長調 K.547
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)/録音:1988年
【DISC16: SACD230】
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調
K.454/ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調 K.301/
ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調 K.306
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)/録音:1988年
【DISC17: SACD232】
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第41番変ホ長調
K.481/ヴァイオリン・ソナタ第27番ハ長調 K.303/
《羊飼いの娘セリメーヌ》による12の変奏曲ト長調
K.359/《泉のほとりで》による6つの変奏曲ト短調
K.360
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)/録音:1988年
【DISC18: SACD237】
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第42番イ長調 K.526/ヴァイオリン・ソナタ第24番ハ長調
K.296/
ヴァイオリン・ソナタ第29番イ長調 K.305
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ブルーノ・カニーノ(ピアノ)/録音:1988年
【DISC19: SACD228】
モーツァルト:弦楽五重奏曲第1番変ロ長調
K.174/弦楽五重奏曲第5番ニ長調 K.593
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
トビー・ホフマン(ヴィオラ)、シンシア・フェルプス(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)
録音:1988年
【DISC20: SACD091】
モーツァルト:弦楽五重奏曲第2番ハ短調
K.406/弦楽五重奏曲第4番ト短調 K.516
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
トビー・ホフマン(ヴィオラ)、シンシア・フェルプス(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)
録音:1988年
【DISC21: SACD222】
モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番ハ長調
K.515/弦楽五重奏曲第6番変ホ長調 K.614
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
トビー・ホフマン(ヴィオラ)、シンシア・フェルプス(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)
録音:1988年
【DISC22: SACD229】
モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調
K.581/ホルン五重奏曲変ホ長調 K.407/オーボエ四重奏曲ヘ長調
K.370
テレサ・タニクリフ(クラリネット)、ロビン・グレアム(ホルン)、アウグスト・ロッピ(オーボエ)、
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
トビー・ホフマン(ヴィオラ)、シンシア・フェルプス(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)
録音:1988年
【DISC23: SACD133】
モーツァルト:ディヴェルティメント変ホ長調
K.563/アダージョとフーガ ハ短調 K.546
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
トビー・ホフマン(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)、フランコ・ぺトラッチ(コントラバス)
録音:1988年
【DISC24: SACD235】
モーツァルト:
セレナード第13番ト長調 K.525《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番ト長調
K.423
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番変ロ長調
K.424
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
トビー・ホフマン(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)、
フランコ・ぺトラッチ(コントラバス)/録音:1988年
【DISC25: SACD056】
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207/ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調
K.211/
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218/ロンド
ハ長調 K.373
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、プラハ室内管弦楽団/録音:1990年
【DISC26: SACD088】
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216/ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調
K.219《トルコ風》/
アダージョ ホ長調 K.261/ロンド変ロ長調
K.269
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、プラハ室内管弦楽団/録音:1988年
【DISC27: SACD090】
モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.364*/コンチェルトーネ
ハ長調 K.190**
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、プラハ室内管弦楽団、
マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)**、トビー・ホフマン(ヴィオラ)*
録音:1988年
【DISC28: SACD032/1】
パガニーニ:24のカプリース Op.1(完全全曲版)より
第1番~第12番
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)/録音:2002年
【DISC29: SACD032/2】
パガニーニ:24のカプリース Op.1(完全全曲版)より
第13番~第24番
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)/録音:2002年
【DISC30: SACD019】
オブリビオン ~ ヴァイオリンとオーケストラのためのピアソラ作品集
Vol.1
ピアソラ:
オブリビオン(忘却)/エスクアロ(鮫)/ミロンガ・アン・レ(ニ調のミロンガ)/
天使へのイントロダクション/レビラード/言葉のないミロンガ/フィナーレ/
現実との3分間/弦楽のための組曲《追憶》
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
録音:2001年
【DISC31: SACD020】
アディオス・ノニーノ ~ ヴァイオリンとオーケストラのためのピアソラ作品集
Vol.2
ピアソラ:
バルダリート/アディオス・ノニーノ*/天使のミロンガ/ジャンヌとポール/
ブエノスアイレスの夏/昔むかし(アヴェ・マリア)/室内オーケストラのための3つの小品
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)*
録音:2001年
【DISC32: SACD021】
ル・グラン・タンゴ ~ ヴァイオリンとオーケストラのためのピアソラ作品集
Vol.3
ピアソラ:ル・グラン・タンゴ/セロス(嫉妬)/3つのタンゴ*/
目を閉じて聞いて/タンゴ第1番/タンゴ第2番
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)*、アンナ・ローロ(ハープ)*
録音:2001年
【DISC33: SACD220/1】
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調
Op.80/ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マリア・グラツィア・ベロッキオ(ピアノ)
録音:2020年
【DISC34: SACD220/2】
プロコフィエフ:
5つのメロディ Op.35bis*/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
ニ長調 Op.115/
2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調
Op.56**
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・ゴーナ(ヴァイオリン)**、
マリア・グラツィア・ベロッキオ(ピアノ)*/録音:2020年
【DISC35: SACD160】
シューベルト:弦楽四重奏曲第15番ト長調
D.887/弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703《四重奏断章》
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、マーガレット・ベイチャー(ヴァイオリン)、
トビー・ホフマン(ヴィオラ)、ロッコ・フィリッピーニ(チェロ)/録音:1997年
【DISC36: SACD065】
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》
協奏曲ホ長調《春》/協奏曲ト短調《夏》/協奏曲ヘ長調《秋》/協奏曲ヘ短調《冬》/
2本のヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調
F.1-100(RV.514)/
ヴァイオリン、チェロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ロ長調
F.4-2(RV.547)
サルヴァトーレ・アッカルド (ヴァイオリン独奏&指揮)、
オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、ラウラ・ゴーナ(ヴァイオリン)、
チェチーリア・ラディック(チェロ)、ラウラ・マンツィーニ(チェンバロ)/録音:2009年
【DISC37: SACD096】
バーンスタイン:ヴァイオリン独奏、弦楽、ハープと打楽器のためのセレナード(プラトンの「饗宴」による)
ペンデレツキ:ヴァイオリン協奏曲*
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、
オーケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ、クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)*、
オーケストラ・ジョヴァニーレ・イタリアーナ*
録音:1987年-1998年
【DISC38: SACD219】
ドビュッシー&ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ドビュッシー:
ヴァイオリン・ソナタ ト短調、ベルガマスク組曲より《月の光》(アレクサンドル・ローレンス編曲)、
前奏曲集より《ミンストレル》(作曲家自編)、
前奏曲集より《亜麻色の髪の乙女》(アーサー・ハルトマン編曲)、
忘れられた小唄より《巷に雨のふるごとく》(アーサー・ハルトマン編曲)/
ラヴェル:
ヴァイオリン・ソナタ、2つのヘブライの歌より《カディッシュ》(ルシアン・ガルバン編曲)、
フォーレの名による子守歌、ハバネラ形式の小品、ツィガーヌ(演奏会用狂詩曲)
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)
録音:2019年
【DISC39: SACD040】
クレモナで製作された1727年製のストラディヴァリ《ヴェスヴィオ》
タルティーニ:協奏曲イ長調 D.69/ロカテッリ:協奏曲ニ長調
Op.3-12/ピアソラ:ル・グラン・タンゴ/
パガニーニ:ラ・カンパネラ、カンタービレ/ピアソラ:オブリビオン(忘却)
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)、オルケストラ・ダ・カメラ・イタリアーナ
録音:2005年
【DISC40: SACD221】
コンポーザー=ヴァイオリニストたち
ヴィターリ:シャコンヌ/ヴィエニャフスキ:伝説、ポロネーズ第2番ニ長調/
タルティーニ:悪魔のトリル/サラサーテ:カルメン幻想曲/パガニーニ:カンタービレ
ニ長調
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)、ラウラ・マンツィーニ(ピアノ)/録音:1995年 |
ハッピー・バースデー、マエストロ・アッカルド!生誕80歳記念!40SACDアニヴァーサリーボックス!
その驚異的なテクニックと優れたパガニーニ作品の演奏、「イ・ムジチ合奏団」でのコンサートマスターとしての活躍により、若くして「パガニーニの再来」と称されるなど、長きにわたりイタリアのヴァイオリン界に君臨し続ける巨匠であり長老的存在のサルヴァトーレ・アッカルド(1941-)。
イタリアが世界に誇るヴァイオリンの巨匠の生誕80周年を記念すべく、イタリアのオーディオファイル・レーベル「Fone(フォネ)」の社主でありプロデューサー兼エンジニアのジュリオ・チェーザレ・リッチが、80年代後半から2020年にかけてアッカルドとの二人三脚で録音してきた演奏を集めたアニヴァーサリー・ボックスの製作を決断しました!
アッカルドの代名詞であるパガニーニ「24のカプリース」やバッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」、ブラームスの「ソナタ集」、ベートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲」などの名作はもちろんのこと、ピアソラ・シリーズや1988年に録音された一連の「モーツァルト」、ストラディヴァリなどの貴重な銘器を奏でた演奏など、名演の数々を余すことなく収録。
さらには2020年に新たに録音された未発表のベートーヴェンやグリーグ、プロコフィエフなど、円熟のアッカルドの演奏が含まれているところも大きなポイントと言えるでしょう。
ジュリオ・チェーザレ・リッチは今回のアニヴァーサリー・ボックスを発表するにあたり、新たに「シニョリッチ・テクノロジー」によるリマスタリングを施しており、音質面の向上にも大いに期待がかかります。
ハッピー・バースデー、マエストロ・アッカルド!80歳記念に相応しい特大リリースです!
※録音:1987年-2020年
※当タイトルは完全数量限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。(代理店)

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SWR CLASSIC
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SWR19529CD
(4CD)
¥3100 →\2890
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お求めやすい価格に
ノリントン指揮シュトゥットガルト放送響
ブラームス(1833-1897):交響曲全集&ドイツ・レクイエム
【CD1】1-4. 交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
【CD2】1-4. 交響曲第2番 ニ長調 Op. 73
【CD3】1-4. 交響曲第3番 ヘ長調 Op. 90
5-8. 交響曲第4番 ホ短調 Op. 98
【CD4】1-7. ドイツ・レクイエム Op. 45 |
クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)‛&CD4
フローリアン・ベッシュ(バス) ‛&CD4
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル‛&CD4
北ドイツ放送合唱団‛&CD4
シュトゥットガルト放送交響楽団
ロジャー・ノリントン(指揮) |
録音 ベートーヴェンザール、リーダーハレ シュトゥットガルト(ドイツ) 2005年7月4-6日‛&CD1-3 2014年2月20-21日‛&CD4
【ロジャー・ノリントン指揮シュトゥットガルト放送響によるブラームスの交響曲全集とドイツ・レクイエムがお求めやすい価格にて登場!】
1998年から2011年の13年間にわたりシュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者を務めたノジャー・ノリントン。
このコンビの演奏はどれも、ノリントンが長年積み重ねて来た作品成立当時の演奏法研究の成果を機能性の高いモダン・オーケストラにつぎ込んだもので、作品のイメージをリフレッシュしたと高く評価されました。
ブラームスについては、1990年代にロンドン・クラシカル・プレイヤーズを指揮、ピリオド楽器と奏法による交響曲全集を録音し、新鮮なブラームス像を造りあげており、このシュトゥットガルト放送交響楽団との演奏は、ほぼ15年ぶりとなる2度目の全集録音です。
この演奏はもともと映像作品としてリリースされ、後に音声のみのCDとして発売されたもの。ノリントンの看板のひとつであるノン・ヴィヴラートから生まれる「ピュア・トーン」はここでも健在、早めのテンポで生き生きと奏されるブラームスは、ノリントンのモットーである「偉大な作品をもう一度考え直し、新しく蘇らせること」を実現しています。
今回、同時収録された「ドイツ・レクイエム」は2014年の録音。こちらもピュア・トーンを生かした透明感ある美しい響きが特徴。ソプラノのクリスティーナ・ランツハーマーとバスのフローリアン・ベッシュの歌声にも注目です。

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<LP>
GLOBAL CULTURE AGENCY(LP)
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PWCL 0026
(LP)
¥12800
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リリー・クラウス(ピアノ)
モーツァルト:ピアノ作品全集 第1集
パイジェッロ『哲学者気取り』から
「主に幸いあれ」による6つの変奏曲 ヘ長調
K.398
ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 K.282
ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 K.283
録音:1954年2・3月/パリ、Salle Adyar |
リリー・クラウス(ピアノ) |
PWCL 0027
(LP)
¥12800
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リリー・クラウス(ピアノ)
モーツァルト:ピアノ作品全集 第3集
幻想曲 ハ短調 K.396
サルティ『二人が争えば3人目が得をする』から
「子羊のように」による8つの変奏曲 イ長調
K.460
ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332
ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 K.576
録音:1954年2・3月/パリ、Salle Adyar |
PWCL 0028
(LP)
¥12800
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リリー・クラウス(ピアノ)
モーツァルト:ピアノ作品全集 第5集
アダージョ ロ短調 K.540
ピアノ・ソナタ第7番 ハ長調 K.309
ジーグ ト長調 K.574
メヌエット ニ長調 K.355
ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310
録音:1954年2・3月/パリ、Salle Adyar |
美しいオリジナル装丁!リリー・クラウスのモーツァルト全集から第1・3・5集を丁寧に復刻
オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND
TREE 社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズから、リリー・クラウスの名盤、モーツァルトのソナタ全集が登場。第1集(PWCL-0026)、第3集(PWCL-0027)、第5集(PWCL-0028)が発売されます。
どれもオリジナルは中古市場で高値の付くレア盤。ジャケットの質感にもこだわり、中面のページは1枚1枚紙が貼られ、オリジナルを手にしたと思える非常に高級感ある作りになっています。
現ワーナー傘下のパーロフォン・レコードから取り寄せたオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、フランスプレスで製品化。日本へは国内レーベルGlobal
Culture Agencyを介してのみの流通です。

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8/11(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
SKANI
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もうひとつの「さすらい人幻想曲」
イマンツ・ゼムザリス(b.1951):
朝早く(1975)/夜おそく(1999)/
シェイクスピアのソネットの主題による前奏曲とフーガ(2006)/
ライニスの詩のモチーフ(2018)
〔アラベスク/ソナンテ/月/路面電車〕/
白夜(2006)/
小春日和の5つの前奏曲(2004)
〔ナナカマド/夏/ギョリュウモドキ/かもめ/月光〕/
ピアノ・ソナタ第2番(2004)/春の季節から(2019)/
もうひとつの「さすらい人幻想曲」(2019) |
ディアーナ・ザンドベルガ(ピアノ) |
様々な色彩のうちに「真実」の意味を探求するラトビアの作曲家、イマンツ・ゼムザリスの音楽。
ラトビアの作曲家イマンツ・ゼムザリス(b.1951)は、2021年、70歳の誕生日を迎えます。
「繊細なリリシズム、白熱するドラマ、陰鬱な悲劇」といった色彩のうちに「真実」の意味を探求するとされる彼の音楽は、広く聴き手に届く可能性を秘めていながら、ほとんど知られていないと言われます。
彼のピアノ作品の多くは、手稿譜しかなく、このアルバムの曲もすべて初めて録音されます。ピアニストのディアーナ・ザンドベルガは、ヤーゼプス・ヴィートリス・ラトビア音楽アカデミーの修士課程を修了後、エルバのヨーロッパ音楽アカデミーでラザール・ベルマン、バルセロナのグラナドス・マーシャル・アカデミーでアリシア・デ・ラローチャに学びました。
※録音:2020年-2021年、ヤーゼプス・ヴィートリス・ラトビア音楽アカデミー大ホール(リガ、ラトビア)
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川で影遊び
ヤーニス・ルーセーンス(b.1959):川で影遊び(2018)(フルートとピアノのための)
ターリヴァルディス・ケニンシュ(1919-2008):コンチェルタンテ(フルートとピアノのための)(1966)
ターリヴァルディス・ケニンシュ(イヴァルス・ベズプロズヴァノフス(b.1969編):
イヌイットの子守歌による幻想変奏曲(フルートとチェロのための)(1967)
イマンツ・ゼムザリス(b.1951):月光(チェロとピアノのための編曲)(2004/arr.2011)
ペーテリス・ヴァスクス(b.1946):幻想曲《燃え尽きた地球の光景》(ピアノのための)(1992)
ロリータ・リトマニス(b.1962):窓の向こうに(ピアノのための)(2020)
ダッツェ・アペラーネ(b.1953):
コクレの歌(ピアノのための)(2000)、
夢の光景(フルート、チェロとピアノのための)(2020)
ヤーニス・ルーセーンス:存在しない映画のための音楽(フルート、チェロとピアノのための編曲)(2010/arr.2020) |
イロナ・メイヤ(フルート)、イヴァルス・ベズプロズヴァノフス(チェロ)、ヅィントラ・エルリハ(ピアノ) |
2019年、ターリヴァルディス・ケニンシュの生誕100年を記念して作られたアルバム。
ラトビアの作曲家5人の作品が合わせて演奏されます。ケニンシュ(1919-2008)の作品は2曲。トロント大学の彼の対位法クラスの生徒だったロバート・エイトケンに献呈した《コンチェルタンテ》。
フルートとヴィオラの二重奏曲をイヴァルス・ベズプロズヴァノフスが、作曲者の子息から許可を得て編曲した《イヌイットの子守歌による幻想変奏曲》。
イマンツ・ゼムザリス(b.1951)のピアノ曲による《月光》。ペーテリス・ヴァスクス(b.1946)の「ラトビアの独立への戦い」と「自然と脅威という主題」を織り合わせたという3楽章の「幻想曲」《燃え尽きた地球の光景》。
ロリータ・リトマニス(b.1962)は、アニメーション・シリーズ『Batman
Beyond』で2002年のエミー賞を受賞した、ラトビア系アメリカの作曲家です。
《窓の向こうに》は、彼女が、COVID-19の時代、ヅィントラ・エルリハ(b.1981)のために作曲した作品です。
ダッツェ・アペラーネ(b.1953)は、カナダのウィニペグ生まれ。ラトビアの詩や芸術、フォークミュージックにインスピレーションを求めた作品を多く手がけてきました。
ラトビア民謡のメロディに基づく《コクレの歌》。イロナ・メイヤ(b.1971)たちのトリオに献呈された《夢の光景》。
器楽曲、合唱曲、約500の歌を作ってきたヤーニス・ルーセーンス(b.1959)も2曲。
彼が、夜、即興で作った曲に基づいて作ったという軽く陽気な小品《川で影遊び》。《存在しない映画のための音楽》は、ピアノ、チェロ、アコーディオンとベースギターのために作った「劇場の音楽」を編曲した作品です。
※録音:2020年、ラトビア放送スタジオ(リガ、ラトビア)
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ただ太陽だけ
ダッツェ・アペラーネ(b.1953):2つの幻想曲(サクソフォーン四重奏とピアノのための)(2017)
〔月に向かって/ただ太陽だけ - 輪〕/
マーリーテ・ドムブロフスカ(b.1977):奇妙な夢(サクソフォーン四重奏とアコーディオンのための)(2017)/
リハルズ・ドゥブラ(b.1964):
わたしは四人の天使が立っているのを見た(サクソフォーン四重奏とメゾソプラノのための)(2010)/
エドガルス・マーケンス(b.1977):リーガのトリプティク(サクソフォーン四重奏と打楽器のための)(2020)*/
リハルズ・ザリュペ(b.1983):
不鮮明な拡張(サクソフォーン四重奏、打楽器とエレクトロニクスのための)(2015)** |
リガ・サクソフォーン四重奏団
〔カトリーナ・キヴェニエツェ=ツァーブレ(ソプラノ・サックス)、
アルティス・シーマニス(アルト・サックス)、
アイナルス・シャブロフスキス(テナー・サックス)、
バイバ・ティルヘナ(バリトン・サックス)〕、
ヘルタ・ハンセナ(ピアノ)、
ナターリヤ・メリュニュコヴィチャ(アコーディオン)、
イエヴァ・パルシャ(メゾソプラノ)、
グンタルス・フレイベルグス(打楽器)*、リハルズ・ザリュペ(打楽器)** |
リガ・サクソフォーン四重奏団は、クラシカル音楽での「サクソフォーン」の役割が明らかでなかった1980年代に活動を始めました。
サクソフォーンがクラシカル音楽の楽器として一般的になりつつあった1990年代を経て、2017年に区切りの25周年を迎えたリガ・サクソフォーン四重奏団と「音楽仲間」の作曲家とのコラボレーションによるアルバム。
「太陽」と「月」の詩からアイデアを得たというダッツェ・アペラーネ(b.1953)の《2つの幻想曲》。
マーリーテ・ドムブロフスカ(b.1977)の《奇妙な夢》は、「夢の世界」をイメージしたという「リソルート」「スケルツァンド」「ロンターノ」の3楽章の作品。
リハルズ・ドゥブラ(b.1964)の《わたしは四人の天使が立っているのを見た》は『ヨハネの黙示録』による音楽です。
第7章「この夜、わたしは大地の四隅に四人の天使が立っているのを見た」に始まるラテン語テクストをメゾソプラノ・ソロがサクソフォーン四重奏を背景に歌う作品です。
エドガルス・マーケンス(b.1977)は、インディ・スタイルの音楽グループ「Gaujarts(ガウヤルツ)」のリーダーとして知られ、劇場のための音楽を多く手がけてきました。
彼が古都の風景をインスピレーションに作曲した〈塔〉〈マーケット〉〈橋〉の《リーガのトリプティク(三連画)》。
打楽器奏者でもあるリハルズ・ザリュペ(b.1983)が、オーストラリア=ラトビアの芸術家、ロベルツ・ビルゼの写真インストレーションから受けた衝動で作曲した《不鮮明な拡張》。
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朝のヴィジリア
サンタ・ラトニエチェ(b.1977):
朝のヴィジリア(2015)*
イェカテリーナ・スヴォロヴァ(ハープ)、ダールタ・パルディニャ(ソプラノ)、
ラウラ・シュトマ(ソプラノ)、ラトビア放送合唱団、シグヴァルズ・クリャヴァ(指揮)
戦争の要約:音楽。マンガ。機械(2011)
ジルベール・ノウノ(エレクトロニクス)、イエヴァ・エゼリエテ(ソプラノ)
エーリクス・キルシュフェルズ(チェロ)、イルゼ・コノヴァロヴァ(アルト)
ラトビア放送合唱団、カスパルス・プトニンシュ(指揮)
天の火(2011)§
グナ・シュネー(チェロ)、ラトビア放送合唱団、シグヴァルズ・クリャヴァ(指揮)
夜の露(2015)¶
アンサンブル・サルバンド、ラトビア放送合唱団、カスパルス・プトニンシュ(指揮) |
ラトビアの作曲家の中でも際立った個性をもつひとりとされるサンタ・ラトニエチェ(b.1977)の合唱音楽。
「時間が、照らされた地平線のように、無限の姿を見せながら、広がってゆく音楽......その音世界は、さまざまな厚さの層で構成され、成層圏にまで届く」と語られる彼女の作品が4曲、ラトビア放送合唱団を中心とする音楽家により演奏されます。
《朝のヴィジリア》は、「夜の闇がしだいに消え、ひとすじの朝の光が現れる瞬間。じっと考えていると、最初に見えてきたのは、中世を思わせる姿」をインスピレーションにダンテの『神曲
天国篇』をテクストに採って作曲されました。
《戦争の要約:音楽。マンガ。機械》は、ラトビア放送室内シンガーズを中心とする国際的なコラボレーションで上演された「マルチメディア合唱オペラ」です。
デンマークの舞台演出家ヴィリ・フリントが日本の古典能を編集したテクストに基づき、エレクトロニクス音楽のエクスパート、フランスのジルベール・ノウノも参加して作られた作品です。
《天の火》は、アッシジの聖フランチェスコの世界観と創造物すべてへの彼の愛からインスピレーションを得て作曲されました。
『聖フランチェスコの祈り』『いと高き神への賛歌』『聖フランチェスコの小さい花』の抜粋が歌われます。
《夜の露》は、「『雅歌』国際プロジェクト」のコンサートのために作曲された作品です。
『ソロモンの雅歌』の「わたしの妹、恋人よ、開けておくれ
わたしの鳩、清らかなおとめよ......」(5章2節)以下の部分をテクストに使い、ヨーロッパと中東の音楽文化をインスピレーションに作曲。
中東の伝統音楽とキリスト教、イスラム教、ユダヤ教をルーツにした宗教音楽をレパートリーとするアラビア楽器のグループ「アンサンブル・サルバンド」の4人のミュージシャンとラトビア放送合唱団のコラボレーションにが独創的な効果を生んだと言われる作品です。
※録音:2020年9月22日*、7月21日₁A2014年10月14日§、2015年11月6日¶、聖ヨハネ教会(リガ、ラトビア)
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BR KLASSIK
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アルヴォ・ペルト(1935-):スターバト・マーテル
1. FRATRES フラトレス - 弦楽オーケストラとパーカッションのために(1983年版)
2. SILOUAN'S SONG シルーアンの歌(1991)
- 弦楽オーケストラのために
3. LA SINDONE ラ・シンドーネ(トリノの聖骸布)
- ヴァイオリンとオーケストラのために(2019年版)
4. SUMMAスンマ - 弦楽オーケストラのために(1991年版)
5. FUR LENNART IN MEMORIAM レナルトの追憶に(2006)
- 弦楽オーケストラのために
STABAT MATER スターバト・マーテル - 合唱と弦楽オーケストラのために(2008年版)
6. Amen. Stabat mater dolorosa アーメン、悲しみの聖母は立っていた
7. Quis est homo 涙を流さないものが
8. Sancta mater 聖なる母よ
9. Fac me plagis どうかその傷を私に |
バイエルン放送合唱団(合唱指揮:フローリアン・ベンファー)...6-9、
スタンコ・マディチ(ヴァイオリン)...3、
ミュンヘン放送管弦楽団、
イヴァン・レプシッチ(指揮) |
録音 BR 第1スタジオ、ミュンヘン(ドイツ) 2020年7月1、9、10日...1-42 020年11月18-20日...5-9
バイエルン放送合唱団によるBR-KLASSIKへの4枚目のペルト作品集。
このアルバムでは代表作の一つ「スターバト・マーテル」を中心に、1970年代以降の作曲スタイルによる作品を紹介しています。
1985年にアルバン・ベルク財団の委嘱によって書かれた「スターバト・マーテル」はラテン語の歌詞によるソプラノ、カウンターテナー、テノールと、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための作品。
このアルバムでは2008年にクリスチャン・ヤルヴィの委嘱により合唱と弦楽オーケストラのために編曲された版が演奏されています。
1976年以降のペルト作品で見られるティンティナブリ(ラテン語で鐘を意味する)様式はここでも健在。切り詰められた音域、かつ明確な拍子を持たず、単語の音節によって小節線が区切られるという独自の構成は、テキストの流れを損なうことなく、悲しみの心をまっすぐに伝えています。
他に収録されているのは5つの管弦楽曲。
「フラトレス(兄弟)」は1977年の作品。さまざまな楽器のための版がありますが、ここでは弦楽オーケストラとパーカッションという比較的大きな編成での演奏。こちらも持続する低音の上で、聖歌風の旋律を反復するというティンティナブリ様式が用いられています。
「シルーアンの歌」は1991年の作品。"東方教会の修道長と信者たちのための"という副題が付けられており、曲は一貫して静かな動きによっています。
「ラ・シンドーネ」は2005年の作品。ヴァイオリニスト、ヴァディム・レーピンの演奏を想定し、2019年にヴァイオリンのソロ・パートが加えられた神秘的な音楽です。
「スンマ」は1991年の作品。ペルト自身が「最も厳格で謎めいた作品」と評するほどに完成された作風を持っています。
「レナルトの追憶に」は2006年の作品。彼の友人で、1992年から2001年までエストニア共和国の大統領を務めた、レナルト・メリのための葬儀のために作曲された深い祈りの音楽です。

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CEDILLE RECORDS
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Fantasy 幻想曲
アーシュラ・オッペンス、ローラ・カミンスキーを弾く
ローラ・カミンスキー(1956-)
ピアノ五重奏曲
1. I. Anthem / 2. II. Lamentation;
coming into light /
3. III. Maelstrom, and ...
4. 幻想曲
Reckoning レコニング - アメリカのための5つの小品
- 4手のために...世界初録音
5. No. 1. Majestic. Yet. / 6. No.
2. Hurtling. Still. /
7. No. 3. Reverie / 8. No. 4. Divided
/
9. No. 5. Forward. Yet.
10. ピアノ協奏曲...世界初録音 |
アーシュラ・オッペンス(ピアノ)
カサット弦楽四重奏団...1-3
ジェローム・ローウェンタール(ピアノ)...5-9
アリゾナ州立大学管弦楽団...10
ジェフリー・メイヤー(指揮)...10 |
録音 Buchwald Hall, Leonard and Claire
Tow Center for the Performing Arts, Brooklyn
College, Brooklyn,NY(USA) 2019年9月28日...1-4 2020年2月1日...5-9 2020年2月9日...10
20世紀と21世紀のアメリカ音楽を得意とし、数多くの受賞経験を持つピアニスト、アーシュラ(ウルスラ)・オッペンス。
フレデリック・ジェフスキーの「不屈の民」変奏曲も彼女の委嘱作品であるなど、近代アメリカで活躍する作曲家の多くがオッペンスのために作品を書いています。
このアルバムの作曲家ローラ・カミンスキも数十年にわたりオッペンスと協力関係を築いてきた作曲家。
このアルバムには最近オッペンスのために書かれた「ピアノ五重奏曲」とこのアルバムのために作曲された「レコニング」を含む4作品が収録されています。
フランス印象派からジャズまで、さまざまな素材を生かした「幻想曲」、ニューヨークとサンクトベテルブルクを流れる川の視覚的イメージに触発されたという「ピアノ協奏曲」の4曲を見事に演奏しています。

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シティ・オブ・ザ・ビッグ・ショルダーズからのピアノ三重奏曲集 |
リンカーン・トリオ |
アーンスト・ベーコン(1898-1990): 三重奏曲第2番
- ヴァイオリン、チェロとピアノのために...世界初録音
1. I. Lento / 2. I. (2nd Part) In Deliberate
March Time / 3. II. In an easy walk /
4. III. Gravely expressive / 5. IV.
Allegro / 6. V. Commodo / 7. VI. Vivace,
ma non presto
レオ・サワビー(1895-1968): 三重奏曲 - ヴァイオリン、チェロとピアノのために
8. I. Slow and Solemn / 9. II. Quiet
and serene / 10. III. Fast: with broad sweep |
録音 2020年6月29日-7月1日 Murray and Michele
Allen Recital Hall, DePaul University, Chicago,
イリノイ州(USA)
タイトルの「シティ・オブ・ザ・ビッグ・ショルダーズ」とはシカゴの街のこと。
エイブラハム・リンカーンの伝記の執筆で知られるアメリカの詩人、カール・サンドバーグが1916年に出版した「シカゴ詩集」において、シカゴを「City
of the Big Shoulders=肩幅の広い男たちの街(労働者たちの街)」と呼んだことから、この呼称が知られるようになりました。
このアルバムには20世紀に活躍した2人のシカゴ出身の作曲家によるピアノ三重奏曲を収録。喧騒に満ちた街から生まれた陽気な作品をお楽しみいただけます。
20代で作曲を始めたアーンスト・ベーコンは前衛音楽を嫌い、民謡やジャズなど自国の音楽を採り入れた親しみやすい作品を書き続けました。
世界初録音となる三重奏曲第2番も、民謡風の耳なじみ良い旋律が心地よい7つの楽章で構成された作品です。
レオ・サワビーはシカゴのセントジェームズ教会のオルガン奏者、聖歌隊指揮者となり名声を確立した作曲家。
この三重奏曲は彼が得意とした宗教曲の静謐さとは違い、エネルギッシュな雰囲気を持つ活気ある作品です。
演奏するリンカーン・トリオはグラミー賞に2回ノミネートされた実力派。ここでも緊密なアンサンブルを繰り広げます。
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レオ・サワビー(1895-1968):
ポール・ホワイトマンからの委嘱作品と他の初期作品
1. Synconata シンコナータ / 2. Serenade
セレナード
弦楽四重奏曲 ニ短調
3. I. Somber and slow - Heavily; not
fast
4. II. Quietly, but with warmth
5. III. Fast and with passionate urge
6. Tramping Tune トランピング・チューン
モノトニー
7. I. Nights Out ナイト・アウト /
8. II. Fridays at Five 金曜の5時 /
9. III. Sermons 説教 / 10. IV. Critics
批評 /
全て世界初録音 |
アンディ・ベイカー・オーケストラ...1、7-10
アンドルー・ベイカー(指揮)...1、7-10
アヴァロン弦楽四重奏団...2-6
ウィンストン・チョイ(ピアノ)...6
アレクサンダー・ハンナ(コントラバス)...6 |
録音 2020年1月9、10日 Kennedy-King College,イリノイ州シカゴ(USA)...1、7-10 2021年1月23、24日Boutell
Memorial Concert Hall at Northern Illinois
University イリノイ州デ・カルブ(USA)...2-6
ミシガン州グランドラビッズで生まれ、10歳で作曲を始めたレオ・サワビー。
15歳の時にオルガンに興味を抱き独学で奏法を習得するとともにシカゴのアメリカ音楽院で作曲を学び、1913年には自作のヴァイオリン協奏曲がシカゴ交響楽団で初演されました。
第一次世界大戦中にはバンドマスターとしてフランスに滞在、1927年にはシカゴのセントジェームズ教会のオルガン奏者、聖歌隊指揮者となり国際的な名声を確立しました。
1946年には「太陽のカンティクル」でピューリッツァー賞を受賞し、宗教曲作曲家として知られますが、様々なジャンルで500曲以上の作品を遺しています。
1920年代には、最も高い人気を得ていたジャズ・バンドのリーダーで、「キング・オブ・ジャズ」と呼ばれていたポール・ホワイトマンがガーシュウィンに「シンフォニックな」作品を委嘱して「ラプソディー・イン・ブルー」が生まれましたが、彼と並んで起用されたサワビーが作曲したのが、この時代のアメリカの狂騒をそのまま反映した「シンコナータ」(1924)とジャズ・オーケストラのための交響曲「モノトニー」(1925)です。
このアルバムには同時期に書かれた室内楽作品も収録。優雅さとユーモアを兼ね備えたこれらの作品は全て世界初録音です。

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DB PRODUCTIONS
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スウェーデンの女流作曲家・ピアニスト
ラウラ・ネーツェル(1839-1927):室内楽による肖像
組曲 Op. 83 - ヴァイオリンと弦楽オーケストラのために
1. I. Andante religioso / 2. II. Humoresque
/ 3. III. Berceuse / 4. IV. Tarentelle 0
組曲 Op. 62 - ヴァイオリンとピアノのために
5. I. Allegro moderato / 6. II. Allegretto
tranquillo / 7. III. Allegro non troppo
3つのサロン小品
8. No. 1. Prelude 前奏曲 / 9. No. 2.
Etude 練習曲 / 10.No. 3. Scherzoso スケルツォーソ
歌曲選集
11. Din frid, var han en dromgestalt?
あなたの幸せ、それはただの夢でしたか? Op.
6
12. Ave Maria アヴェ・マリア Op. 41
13. Je pense a toi! あなたについて考える
Op. 46 No. 4
14. Ballade バラード Op. 35
15. Voici la Brise そよ風がここに Op.
55
演奏会用練習曲
16. Feu follet 変イ長調Op. 49
世界初録音 |
マリン・ブロマン(ヴァイオリン)...1-7、11、(指揮)...1-4、
サビーナ・ビショルト(ソプラノ)...11-15、
サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)...5-16、
ムシカ・ヴィテ室内管弦楽団...1-4 |
録音 2021年1月11-12日 Erik Nilson at Vaxjo
Konserthus...1-4 2021年6月12-13日 Vasteras
Konserthus...5-16
スウェーデンの作曲家・ピアニスト、ラウラ・ネーツェル。彼女が生きた時代は、女性が芸術の場で活躍することは困難であり、彼女も自作を発表する際は、しばしばペンネーム「N.Lago」を使用するなど苦労を強いられていたようです。
ネーツェルはフィンランドで生まれ、1歳の時にストックホルムに移住しましたが、生涯にわたりフィンランドの伝統を誇りにしていました。
長じてからは貧しい女性や子供、労働者への支援など社会的活動にも積極的に取り組んだ功績も知られています。
このマリン・ブロマンとサイモン・クロフォード=フィリップス、歌手のサビーナ・ビショルトによるアルバムは、ネーツェルの室内楽作品を中心に、厳選した歌曲やピアノ曲を収録。
どれもこれまでに録音されたことのないものばかりで、彼女の作品を世に知らしめるにふさわしい1枚です。
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DYNAMIC
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ニコロ・パガニーニ(1782-1840):弦楽とギターのための四重奏曲
第1番、第2番、第9番
四重奏曲第1番 イ短調 Op. 4 No. 1(M.S.28)
1. I. Introduzione: Andante marcato –
Vivace
2. II. Minuetto alla marsigliese: Andantino
3. III. Tema con variazione、Adagietto
cantabile
四重奏曲第2番 ハ長調 Op. 4 No.2(M.S.29)
4. I. Moderato / 5. II. Minuetto、Andante
/ 6. III. Larghetto / 7. IV. Rondo、Allegretto
四重奏曲第9番 ニ長調(M.S.36)
8. I. Allegro moderato / 9. II. Minuetto
alla Valtz、 Allegretto mosso /
10. III. Adagio sostenuto appasionatamente
/ 11. IV. Finale、Allegro vivace |
パガニーニ・アンサンブル・ウィーン
【メンバー】
マリオ・ホッセン(ヴァイオリン)、マルティア・ポトゥルスカ(ヴィオラ)、
リリアナ・ケハヨーヴァ(チェロ)、アレクサンダー・スヴェーテ(ギター) |
録音2020年7月11-12日 スタジオ・カジノ・バウマルテン、ウィーン(オーストリア)
ヴァイオリンの超絶技巧の持ち主として知られたパガニーニ。実はギターの演奏でも秀でており、一時期はギターのための作品も多く書いていました。
このアルバムには彼のギター四重奏曲を3曲収録。ヴァイオリン曲に比肩する美しい旋律を持つ四重奏曲をお楽しみいただけます。
パガニーニの妹の結婚祝いとして作曲された第1番、明るい楽想を持つ第2番、どちらもロマンティックな楽想と抒情性を備えており、ギターは伴奏に回るだけではなく、ソロで活躍する場面も多く、どちらも聴きごたえのある作品に仕上がっています。第9番は未出版であり、この演奏は手書きの譜面を用いて演奏されました。
作曲家の名を冠した"パガニーニ・アンサンブル・ウィーン"はパガニーニの研究家として知られる名手マリオ・ホッセンが設立したウィーンを拠点に活躍するアンサンブル。今後2年間で、パガニーニの出版された15作のギター四重奏曲を全て録音する予定です。

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フィリッポ・サウリ(17世紀終わり-18世紀初頭):6つのパルティータ
他
フィリッポ・サウリ(17世紀終わり-18世紀初頭):パルティータ第1番
1. Allemanda / 2. Corrente / 3. Sarabanda
/ 4. Bourree / 5. Giga / 6. Minuetto
パルティータ第2番
7. Preludio / 8. Allemanda / 9. Sarabanda
/ 10. Corrente / 11. Giga / 12. Gavotta /
13. Minuetto
パルティータ第3番
14. Preludio / 15. Allemanda / 16. Corrente
/ 17. Aria: Adagio / 18. Giga / 19. Minuetto
パルティータ第4番 20. Preludio / 21. Allemanda
/ 22. Corrente / 23. Sarabanda / 24. Giga
パルティータ第5番 25. Ouverture / 26.
Allemanda / 27. Corrente / 28. Sarabanda
/ 29. Giga
パルティータ第6番 30. Fuga / 31. Allemanda
/ 32. Corrente / 33. Aria: Adagio / 34. Giga
ニコロ・チェッケリーニ(17世紀): 35. Allemanda...世界初録音
/ 36. Fuga
ピエトロ・パオロ・カッペリーニ(17世紀): 37.
Allemanda...世界初録音 / 38. Giga...世界初録音
作曲者不詳: 39. Grave [Libro per la mandola,マンドリンの書1703]
...世界初録音 |
ダヴィデ・フェレッラ(マンドリン)、
6コース・バロック・マンドリン、placentiae
model(フェデリコ・ガブリエリ 1998年製) |
録音 2020年5月27-28日 Piave della Formigola、Dello、ブレシア(イタリア)
イタリア発祥の撥弦楽器マンドリン。17世紀頃には歌劇やオラトリオ、室内楽に彩りを添える他、独奏楽器としても重用されました。
ニコロ・チェッケリーニをはじめとする当時活躍した作曲家たちがマンドリンのための作品を書いており、このアルバムでは現在ほとんど知られていない作曲家フィリッポ・サウリの「6つのパルティータ」を中心に、当時流行となった優れたマンドリン独奏曲を紹介しています。
サウリのパルティータは、フランスとイタリアの伝統を融合したスタイルを持つ作品。トレモロを多用した表現による美しさを持っています。
他には、チェッケリーニとカッペリーニの世界初録音を含む作品と、1703年に編纂された「マンドリンの書」からの1曲を収録しています。
演奏するダヴィデ・フェレッラは1992年、イアリアのラクイラ出身のマンドリン奏者。イタリアを中心に数々のアンサンブルとコラボレーションを行い、マンドリンの魅力を広めています。
2020年にリリースされた「アッリゴーニ:TIRANNI
AFFETTI - 専制君主の影響~マンドリンと声のための作品集」(CDS-7878)は各方面にて高く評価されています。

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SOLO MUSICA
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オルガ・ライザー(フルート)
FLUTE TALES フルートの物語 無伴奏フルートのための作品集 |
オルガ・ライザー(フルート) |
1. クロード・ドビュッシー(1862-1918): シランクス
2. ウジェーヌ・ボザ(1905-1991): イマージュ
3. アルトゥール・オネゲル(1892-1955): 牝山羊の踊り
4. ニコロ・パガニーニ(1782-1840): カプリース第24番
5. アストル・ピアソラ(1921-1992): タンゴ・エチュード第3番
6. ティルマン・デーンハルト(1968-): ウェイク・アップ!-
無伴奏ピッコロとアラーム・クロックのために
7. イアン・クラーク(1964-): THE GREAT TRAIN
RACE
8. グレッグ・パティロ(1977-): スリー・ビーツ
- ビートボックス・フルートのために
9. クラーク: ズーム・チューブ
10. オルガ・ライザー(1979-): 父へ - アルト・フルートとループ・ステーションのために
11. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
メヌエット第2番 ト短調 BWV Anh115
- フルート、アルト・フルートとループ・ステーションのために |
録音 2020年4月2日、4月30日 Alte Zigarrenfabrik
Recording Studios Sandhausen(ドイツ)
ロシアで生まれ、ドイツのヴィースバーデンを拠点に活躍するフルーティスト、オルガ・ライザーのアルバム。
彼女はクラシックの奏法によるフルートだけではなく、即興演奏や、ビートボックス・フルート(ボイスパーカッションをしながらフルートを吹く奏法)や、マルチフォニック(一つの音しか出ない楽器で、同時に複数の音を出すテクニック)などの最新テクニックを駆使し、常に斬新な音楽を生み出すことに熱心な演奏家です。
このアルバムではこれらの奏法だけではなく、演奏を録音して連続ループで再生できるループステーションを使った実験も試みられており、聴衆の目の前でポリフォニック音楽をライブで生成するというエキサイティングな瞬間も堪能できます。

この特別サイトでいろいろ演奏が聴けます。
https://soundcloud.com/user-779544522
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RHAPSODY OF VIRTUOSITY 超絶技巧のラプソディ
ギターとピアノによるデュオ
1. FREAKY FINGERS/2. AUFSTAND DER REGENSCHIRME/
3. ROCK ON WOOD/4. MELODY FOR SLAVA/
5. TOCCATA FOR A BLUE CHICKEN/6. TOKYO/
7. MOON OVER SINAI/8. LES FEUILLES MORTES/
9. PINK BANANAS/10. COSMIC GUITARMAN/
11. VITALITAT/12. CONCERTO KORSAKOFF/
13. COMME D'HABITUDE & MY WAY/14.
MARKT IN BAHIA/
15. FEUERFINGER/16. TU FELIX AUSTRIA |
ペーター・ホルトン(ギター)
スラヴァ・カンチェフ(ピアノ) |
録音 1991、1992、2012年(ライヴ)
オーストリアのシャンソン歌手・ギタリスト、ピーター・ホートンとブルガリアの血を引くドイツのピアニスト、スラヴァ・カンチェフ。
2人は1984年に出会って以来、30年以上にわたって、共に人生と音楽の旅を続けています。
1985年にはドイツのテレビ番組「NaSowas」と「FreakyFingers」の生放送に出演したのを皮切りに、ドイツ国内外の有名な番組に出演。
ワールド・ミュージックとクラシックを融合したアコースティック・ギターとピアノによる共演を繰り広げています。
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Poemes for Violoncello & Piano チェロとピアノの詩
プーランク、フランセ、ワーグナー他、歌曲をチェロとピアノで |
クラウス・ケンパー(チェロ)
エヴァ=マリア・メイ(ピアノ) |
フランシス・プーランク(1899-1963): 画家の仕事
FP161(チェロとピアノ編)
1. I. Pablo Picasso パブロ・ピカソ/2.
II. Marc Chagall マルク・シャガール/
3. III. Georges Braque ジョルジュ・ブラック/4.
IV. Juan Gris フアン・グリス/
5. V. Paul Klee パウル・クレー/6.
VI. Joan Miro ホアン・ミロ/
7. VII. Jacques Villon ジャック・ヴィヨン/
8. プーランク: チェロ・ソナタ FP143-第2楽章
カヴァティーナ
ジャン・フランセ(1912-1997):
9. Serenade セレナード(M.ジャンドロンによるチェロ編)
10. Les demoiselles de la nuit 夜の令嬢-
Nocturne 夜想曲(M.ジャンドロンによるチェロとピアノ編)
11. アルバン・ベルク(1885-1935): 7つの初期の歌-
第3番 ナイチンゲール(チェロとピアノ編)
12. プーランク: Chansons gaillardes 陽気な歌 FP42
- 第8番 セレナード(M. ジャンドロンによるチェロとピアノ編)
13. セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
ヴォカリーズ Op. 34 No. 14(チェロとピアノ編)
リヒャルト・ワーグナー(1813-1883): ヴェーゼンドンクの5つの歌(K.ケンパーによるチェロとピアノ編)
14. Der Engel 天使/15. Stehe still!
とまれ/
16. Im Treibhaus 温室にて/17. Schmerzen
悩み/18. Traume 夢/
19. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ第2番
ヘ長調 Op. 99 - 第4楽章 Allegro molt |
録音 2021年4月10,11日 Steingraeber-Haus
Bayreuth(ドイツ)
「詩=言葉」は大部分の歌曲に不可欠ですが、メンデルスゾーンの「無言歌」のように、詩がなくても成立する歌もあります。
このアルバムに収録されたほとんどの作品の原型は歌曲ですが、言葉を持たないチェロによる演奏でも、作品の持つ世界観を見事に描き出しています。
プーランクを得意とするピアニストのエヴァ=マリア・メイが、このアルバムでまず選んだのは歌曲集「画家の仕事」。
シュールレアリズムの詩人パウル・エリュアールに7よって人の画家の人柄と作品が詩にされており、プーランクが絶妙な音楽を付けているという作品ですが、ここではそのテキストは全部取り去られ、プーランクの音楽のみで画家たちが描かれていくという趣向。
ワーグナーの「ヴェーゼンドンクの5つの歌」はチェリストのケンパー自身による編曲。チェロとピアノのみで夢見るような妖艶な世界が歌われます。
時折はさまれるチェロのためのオリジナル曲が、歌として聞こえてくるような錯覚をもたらすユニークな1枚です。
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FANTASIE VON UBERMORGEN 明後日への幻想曲
ユダヤ人作曲家の歌曲集 |
コンスタンツェ・ヘラー(メゾ・ソプラノ)
ゲロルト・フーバー(ピアノ) |
パウル・ベン=ハイム(1897-1984): 東方からの歌曲集(ドイツ語歌唱)
1. No. 1. Verlangen 欲望/2. No. 2.
Stehe auf 立ち上がれ/
3. No. 3. Wenn die Pforten もしもゲートが/
4. No. 4. Es wandern die Wolken 雲が動く/5.
No. 5. Gerechter Gott 義なる神
6. ベン=ハイム: The Lord Is My Shepherd
主は私の羊飼い
7. ベン=ハイム: Bat yonim 小さな鳩
ベン=ハイム: A Star Fell Down 星が落ちた
8. No. 1. Ich reime mir das nicht zusammen
私は思いを形にできない/
9. No. 2. Es fiel ein Stern 星が落ちた/10.
No. 3. Die Sonne sinkt 日没に
アレクサンダー・ボスコヴィチ(1907-1964):
11. The Lord Is My Shepherd 主は私の羊飼い/
12. Song of Deborah デボラの歌/13.
Dudu ドゥドゥ
パウル・デッサウ(1894-1979):
14. Alei giv'a, sham bagalil/15. Ali
b'er/16. Hine achal'la bachalili
クルト・ヴァイル(1900-1950):
17. 2 Folksongs of the New Palestine:
新パレスチナの2つの民謡より - No. 2. Lied
vom Emek エメクの歌
シュテファン・ヴォルペ(1902-1972):Songs
of the Jewish Pioneers ユダヤの先駆者たちの歌
18. No. 3. In die Wuste 砂漠へ/19.
No. 2. Die Korbe geschultert かごを背負った/
20. No. 1. Wir sahen uns ernten 私たちは刈り取る
ヴォルペ: 6 Songs from the Hebrew ヘブライの6つの歌(抜粋)
21. No. 1. Flieder ライラック
22. No. 2. Auf ein Wandbild von Diego
Rivera ディエゴ・リベラの壁画
23. No. 3. Davids Klagelied um Jonatan
ヨナタンに対するダビデの嘆き
24. No. 4. Wehe den Machtigen 強大な者への災い
25. No. 5. Jesajas Vision イザヤの幻影
26. ヴォルペ: 3 Lieder nach Gedichten
詩に基づく3つの歌曲より
- No. 1. Fantasie von Ubermorgen
明後日への幻想曲
27. Excerpt from Dr. Einstein's Address
about Peace in the Atomic Era
核の時代の平和についてのアインシュタイン博士の演説からの抜粋 |
録音 2020年12月14、15日、2021年3月15、16日 Konzerthaus
Blaibach(ドイツ)
このアルバムには、ユダヤの血をひくため、世界大戦時にナチス政権から迫害を受けた4人の作曲家、ベン=ハイム、デッサウ、ヴァイル、ヴォルペと、トランシルヴァニア出身で、やはりユダヤ系の作曲家ボスコヴィチの歌曲を収録しています。
これらの作品のほとんどは作曲家が亡命中に書いた曲であり、そのテキストの大部分はヘブライの詩人の詩(ここではD.ニックによるドイツ語訳による)から採られています。
その内容は紀元前7世紀から20世紀に及び、預言者イザヤからアルバート・アインシュタインの核への警告の言葉までが含まれるという示唆に富んだものです。
ヘブライ語をドイツ語に訳したダグマール・ニックは1926年生まれの女性詩人。数多くのラジオドラマや短編小説、旅行ガイドの執筆に加え、1947年以来13冊の詩集を出版、ヘブライ語の通訳として知られています。
バイエルン出身のコンスタンツェ・ヘラーは、力強い声と表現力を持つワーグナー歌手としての名声を博すメゾ・ソプラノ。ゲロルト・フーバーとはハンス・ゾマーなどの珍しい歌曲を中心にレコーディングを行っています。
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<映像>

8/10(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
MDG
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オネゲル:歌曲集
1-6. 6つの田園詩曲(1941)
7-9. ルネ・モラの詩による3つの歌(1926)
10-12. クローデルの詩による3つの詩(1940)
13-15. フォールの詩による3つの詩(1916)
16-18. 3つの詩篇(1941)
19-22. 4つの低い声のための歌(1945)
23-26. 4つの詩(1914/16)
27-32. アポリネールの詩による6つの詩(1916)
33-38. コクトーの詩による6つの詩(1923)
39. ロンサールの歌(1924)
40. 静物(1917)
41-45. 倫理学の小講義(1941)
46. ヴォカリーズ・エチュード(1929) |
ホルガー・ファルク(バリトン)
シュテッフェン・シュライエルマッハー(ピアノ) |
知られざるオネゲルの歌曲の魅力
使用楽器:1901年製スタインウェイ「マンフレート・ビュルキ」
73'30、輸入盤・日本語帯付
フランス6人組のメンバーの一人オネゲル。
代表作には劇的オラトリオ「ダビデ王」や「火刑台上のジャンヌ=ダルク」そして「パシフィック231」、交響曲第3番「典礼風」などがありますが、歌曲はほとんど演奏されることはありません。
これまで、知られざるハンス・アイスラーの歌曲集を録音してきたバリトン歌手のホルガー・ファルク、ピアニストのシュテッフェン・シュライエルマッハーがこの度オネゲルの歌曲の魅力を余すところなく伝えるアルバムを録音しました。
「ダビデ王」の台本も担当した ルネ・モラの詩による「3つの歌」。そして「火刑台上のジャンヌ・ダルク」の台本、オネゲルの敬愛するクローデルの詩による「3つの歌」。などオネゲルらしい繊細で美しい旋律と精緻な音楽が特徴です。
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MDG 90322156
(SACD HYBRID)
¥2500 →\2290
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ディアベリ:ベートーヴェンの有名主題によるポプリ
~フルートとギター作品集
・ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」序曲(ディアベッリ編)
・グランド・セレナーデOp.67
・二重奏 ニ長調
・感傷的なセレナーデ Op.99
・ベートーヴェンの有名主題によるポプリ
・ロッシーニ:歌劇「泥棒かささぎ」序曲(ディアベッリ編) |
デュオ・イマージュ
ヘレン・ダブリングハウス(フルート)
ネーガン・ハビビ(ギター) |
軽やかに、明るく、また時には繊細なディアベリのフルートとギターのための作品集
72'55、輸入盤・日本語帯付
アントン・ディアベリは、ベートーヴェンの「ディアベッリの主題による変奏曲」によって多くの人に知られる名前となっていますが、当時彼は、作曲家、編曲、音楽事務所、そして出版社として様々な顔を持つ多才な人物でした。
作曲家としては、ピアノからオペレッタまで幅広いジャンルにわたる作品を残したが、実はギター関連作品が意外に多く、本盤はフルートとギターのために書かれた魅力的な作品を、フルートのヘレン・ダブリングハウスとギターのネーガン・ハビビによるデュオ・イマージュが録音しています。
ベートーヴェンがディアベリを使えば、ディアベリもベートーヴェンの作品の断片を使って書いたポプリを書いています。
交響曲第4番からピアノ・ソナタ第15番Op.28、そしてヴァイオリン・ソナタ第5番「春」から交響曲第2番、ピアノ三重奏曲第3番Op.1-3、最後に交響曲第4番に戻ってくるといった具合に目まぐるしく曲想が変化していく楽曲ですが、聴き手は推理ゲームを楽しむこともできます。
ディアベリの出版社としての成功は、ロッシーニのウィーンでの人気に大きく影響されています。ですのでディアベリの作品にはロッシーニのオペラの編曲が多く含まれています。
ここでは「セビリアの理髪師」と「泥棒かささぎ」の序曲が録音されています。
このようにディアベリが大衆の好みを即座にキャッチしそれを作品に反映させることが上手く、ここに収録されている明るい2つのセレナーデも当時の流行を反映させたものと言えるでしょう。
ハビビの生き生きとした躍動的で繊細なギター演奏と繊細でありながらダイナミックな音楽性を持つヘレン・ダブリングハウスのフルートで存分にその魅力を堪能することができます。
音響的にも、歴史的な修道院で録音され、バランスのとれた響きにより、一層音楽に没入することができます。
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MDG 90422326
(SACD HYBRID)
¥2500
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Bach 21
幻想曲とフーガ BWV 906 ハ短調
パルティータ 第2番 BWV 826 ハ短調
フランス組曲 第6番 BWV 817 ホ長調
イギリス組曲 第6番 BWV811 ニ短調 |
エリザヴェータ・ブルーミナ(ピアノ) |
バレリーナを目指していたピアニスト、エリザヴェータ・ブルーミナによるバッハ
使用楽器:1901年製スタインウェイ「マンフレート・ビュルキ」
71'39、輸入盤・日本語帯付
幼少期にはバレリーナを目指しロシアの有名なワガノワ・バレエ・アカデミーにも学んだことのあるドイツ人ピアニスト、エリザヴェータ・ブルーミナ。
そんな彼女が今回選曲したのは、バッハの舞曲形式の作品。優雅で洗練された古典舞曲を、1901年製のスタインウェイ"Manfred
Burki" で演奏します。
ブルーミナは、美しく快活なステップを実際に踏んでいるような、動きのある演奏を披露しています。
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AVIE
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チャールズ・オーウェン、リスト《巡礼の年》第1年!
リスト:
巡礼の年 第1年《スイス》S.160
詩的で宗教的な調べ 第3曲《孤独の中の神の祝福》 |
チャールズ・オーウェン(ピアノ) |
ロンドンのユーディ・メニューイン・スクールで音楽を学び、王立音楽カレッジでイリーナ・ザリツカヤとイモジェン・クーパーに師事。1995年にスコットランド国際ピアノ・コンクールでシルバー・メダルを獲得し、国際的に活躍するイギリスのピアニスト、チャールズ・オーウェン。
すでにJ.S.バッハ、ブラームス、フォーレ、ラフマニノフなどの作品をAvieレーベルに録音し、高い評価を得ているオーウェンが新たに挑んだのは、フランツ・リストの《巡礼の年》
第1年!
オーウェンは10代の頃この作品をアルフレッド・ブレンデルの演奏で聴き、その素晴らしさに心を揺さぶられたといいます。
「リストが1830年代の旅で出会ったアルプスの景色、畏敬の念を抱かせる山、野原、湖、谷、これらすべてが、彼の《巡礼の年》に絶妙な音楽で表現されています。
2020年の春、最初のロックダウンの間、私はこの音楽が持つ自然を喚起する力、美と解放の感覚に特に惹かれました。予想外の自宅待機を背景に、旅のイメージは私の中で特別な意味を持ちました。
不安な日々を過ごす中、リストの《巡礼の年》は崇高な《孤独の中の神の祝福》とともに、大切な友となったのです。」(チャールズ・オーウェン)
※録音:2020年10月、メニューイン・ホール(イギリス、コブハム)
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INDESENS!
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.代理店移行によ再紹介 |
INDE149
(2CD)
【移行新装再発売】
特別価格
¥3600
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サン=サーンス:管楽器を伴う室内楽作品集 |
●CD1
・トランペット、弦楽五重奏とピアノのための七重奏曲変ホ長調
Op.65
フレデリック・メラルディ(トランペット)、千々岩英一(ヴァイオリン)、
アンジェリク・ロワイエ(ヴァイオリン)、アナ・ベラ・チャベス(ヴィオラ)、
エマニュエル・ゴーゲ(チェロ)、ベルナール・カザウラン(コントラバス)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・ロマンス ヘ長調 Op.36
アンドレ・カザレ(ホルン)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・タランテラ イ短調 Op.6
オリヴィエ・デルベス(クラリネット)、ヴァンサン・リュカ(フルート)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・組曲《動物の謝肉祭》より 白鳥、象(コントラバスーンとピアノ版)
イヴ・ドー(コントラバスーン)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・ロマンス 変ニ長調 Op.37
ヴァンサン・リュカ(フルート)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・カヴァティーヌ Op.144
ギヨーム・コテ・デュムラン(トロンボーン)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・ロマンス ホ長調 Op.67
アンドレ・カザレ(ホルン)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・デンマークとロシアの旋律による奇想曲
アレクサンドル・ガテ(オーボエ)、ヴァンサン・リュカ(フルート)、
オリヴィエ・デルベス(クラリネット)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・あなたの声に心は開く
マルク・トレネル(バスーン)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
●CD2
・クラリネット・ソナタ変ホ長調 Op.167
フィリップ・ベロー(クラリネット)、パスカル・ゴダール(ピアノ)
・祈り Op.158
マルク・トレネル(バスーン)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・オーボエ・ソナタ ニ長調 Op.166
アレクサンドル・ガテ(オーボエ)、パスカル・ゴダール(ピアノ)
・抒情小曲 Op.162
ヴァンサン・リュカ(フルート)、ローラン・ヴァグシャル(ピアノ)
・バスーン・ソナタ ト長調 Op.168
マルク・トレネル(バスーン)、パスカル・ゴダール(ピアノ)
・幻想曲 変ホ短調
エリック・オービエ(コルネット)、パスカル・ギャレ(ピアノ)
・組曲《動物の謝肉祭》より 白鳥(フリューゲルホルンとピアノ版)
エリック・オービエ(フリューゲルホルン)、パスカル・ギャレ(ピアノ) |
2019年に告知しながら入手困難状態だった「サン=サーンス:管楽器を伴う室内楽作品集」、新番号で新装復刻。
サン=サーンス没後100周年記念!
管楽器室内楽作品の名盤が新装復刻!
「交響曲第3番《オルガン付き》」や「動物の謝肉祭」の代表作の知名度はもちろんのこと、管楽器界でも新古典派時代のフランスを代表する最重要作曲家として、絶大な存在感を保ち続けているサン=サーンスの管楽器を伴う室内楽作品を集めたアンデサンス(Indesens)レーベルならではの名盤が、サン=サーンス没後100周年記念として新装再発売されました!
収録作品の充実度もさることながら、フランスの名門パリ管弦楽団の管楽器(+弦楽器)セクションを牽引する首席奏者たちによるエスプリの効いた演奏は絶品の一言!
サン=サーンスの管楽器のための作品を、最高峰の演奏で味わえる贅沢なセットです。
※INDE090からの移行新装再発売
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INDE034
【旧譜】
¥2600
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ユーフォニアムの芸術 |
・カーナウ:シンフォニック・ヴァリアンツ
バスティアン・ボーメ(ユーフォニアム)、パリ・ウィンド・アンサンブル
・ダダモ:フォリア
バスティアン・ボーメ(サクソルン)、セバスティアン・ステーン(サクソルン)
・スパーク:2声のインヴェンション
バスティアン・ボーメ(ユーフォニアム)、スティーヴン・ミード(ユーフォニアム)
・スパーク:パーティ・ピース
バスティアン・ボーメ(ユーフォニアム)、ジェラルディーヌ・デュットロンシ(ピアノ)
・コスマ:ユーフォニアム協奏曲
バスティアン・ボーメ(ユーフォニアム)、クー・ド・ヴァン・ウィンド・オーケストラ |
フランスの天才ユーフォニアム、バスティアン・ボーメの至芸!
17歳でパリ国立高等音楽院に入学し満場一致で1等賞を獲得。
在学中の2007年に由緒あるパリ警視庁音楽隊のメンバーとなり、第5回済州国際金管打楽器コンクールで優勝するなど、金管大国フランスを代表するユーフォニアム奏者の1人であるバスティアン・ボーメの初のソロ・アルバムとなったのがこの「ユーフォニアムの芸術」。
パリ・ウィンド・アンサンブルとの共演でのカーナウの「シンフォニック・ヴァリアンツ」やサクソルン・デュオでのダダモの「フォリア」、さらにはスティーヴン・ミードとのデュオでのスパークの「スパーク:2声のインヴェンション」など聴きどころ満載!
フランスにおける金管楽器シーンの層の厚さを改めて実感するハイ・パフォーマンスが繰り広げられています!
※録音:2011年4月、5月、7月、パリ音楽院、サン=マルセル寺院(パリ、フランス)
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INDE035
【旧譜】
¥2600
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ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」のイゾルデの歌唱を中心とした14曲を、
ソプラノと10の楽器による「11重奏」へとアレンジした「室内楽版」
ワーグナー:
楽劇《トリスタンとイズー(トリスタンとイゾルデ)》~
イゾルデの歌唱を中心とする室内楽編曲版(編曲:ジャン=ピエール・アルノー) |
アンサンブル・カルペ・ディエム、クリスティーヌ・シュヴェツェール(ソプラノ)
ランベール・ウィルソン(語り)、ジャン=ピエール・アルノー(指揮) |
ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ(ここではトリスタンとイズー)」のイゾルデの歌唱を中心とした14曲を、ソプラノと10の楽器による「11重奏」へとジャン=ピエール・アルノーがアレンジした「室内楽版」。
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ハープ、フルート、オーボエ、トランペット、ハープ、ティンパニで構成されるアンサンブルがクリスティーヌ・シュヴェツェールの歌声を引き立て、編成はコンパクトながらもスケールの大きなワーグナーを披露してくれています。
※録音:2006年12月&2011年6月、パリ(フランス)
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INDE032
(1CD+1DVD-PAL)
【旧譜】
特別価格
¥3600
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金管五重奏を伴う様々なアリア、歌曲集 |
秦茂子(ソプラノ)、
マニフィカ金管五重奏団 |
ヴィヴァルディ:アレルヤ/
ヘンデル:輝かしいセラフィムに/
カタラーニ:エベン?/
ヘンデル:この胸に息のある限り/
プッチーニ:ある晴れた日に/
ヴィヴァルディ:神なる主/
マスカーニ:アヴェ・マリア/
J.S.バッハ:あなたがそばにいたら/
プッチーニ:氷のような姫君も/
グリーグ:ソルヴェイグの歌/
カッチーニ:アマリッリ/
ヘンデル:神々しい光の永遠の源よ/
フォーレ:ピエ・イエス/
カッチーニ:アヴェ・マリア |
パリ国立高等音楽院で研鑽を積み同地を中心にソリストとして活躍し、パリ19区音楽学校では声楽の指導にもあたっている日本人ソプラノ歌手、秦茂子が金管五重奏を伴奏として歌ったアリア、声楽曲集。
マニフィカ金管五重奏団は1985年創設。1989年にはアメリカのボルチモア国際金管五重奏コンクールで第1位に輝いたアンサンブルです。
※録音:2010年4月&8月、サン=エリフ教会(ランピヨン、フランス)
※当DVDはPAL方式です。PAL方式対応のプレーヤーやパソコンでのみ再生が可能です。予めご了承下さい。
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ヴェルディ、フランク&グノー ~ フランスの合唱作品集 |
フランス陸軍合唱団、
オーロル・ティヤック(指揮) |
ヴェルディ:《エルナーニ》より Allegri!
Beviam!、《リゴレット》より 廷臣たちの合唱/
フランク:《レベッカ》より らくだ引きたちの合唱/
ドニゼッティ:《連隊の娘》より ラタプラン/
ロベール:マデロンの歌/
リリ・ブーランジェ:ある兵士の葬儀のために/
シューベルト:水の上の精霊の歌/
ゴグル:マレの歌/
マルリー:パリジャンの歌/
メユール:門出の歌/
グノー:《ファウスト》より 兵士の合唱/
ステッフ:リパブリック讃歌 |
フランス陸軍所属の男声合唱団(パートはテノール1、テノール2、バリトン、バスの4パート)が歌う、フランスを中心とした合唱作品の数々。
リリ・ブーランジェの作品やメユールの革命歌「門出の歌」などをチョイスしているところはさすがフランスのレーベル&合唱団と言えるでしょう。
※録音:2012年10月15日-16日、パリ(フランス)
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INDE027
【旧譜】
¥2600
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チューバの芸術
コルンゴルト(ヴァルラン編):きみが幸せになるように/
ポッパー(ヴァルラン編):邂逅/
ヒンデミット:ソナタ/
スティーヴンズ:トライアングル/
セントパーリ:炎のアレグロ/
ロムハニ:パラレルズ/
ゴダール:ディープ・メモリーズ/
ヴァルラン:ビニャレス/
スティーヴンズ:秋 |
ファビアン・ヴァルラン(チューバ)
ミシェル・ゴダール(チューバ)
ステファン・ラベリ(チューバ)
ニコラ・ヴァラード(トロンボーン)
ダヴィド・ドフィエ(ホルン)
マレヴァ・ベキュ(ピアノ) |
パリ・オペラ座管の首席チューバ奏者がソリストとして大活躍!
パリ・オペラ座管弦楽団(パリ・バスティーユ管弦楽団)の首席チューバ奏者を務め、同歌劇場の低音セクションを支え続ける実力者ファビアン・ヴァルランが、チューバを「オーケストラの低音楽器」から「金管のソロ楽器」へと立場を昇華させた見事なプログラム!
オーケストラの金管セクションの最低音楽器というイメージを覆す、圧倒的なヴィルトゥオージティと音楽性、豊かな表情はお見事。
低音金管楽器の魅力、醍醐味を存分に教えてくれる演奏とプログラムです。
※録音:2010年11月
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INDE030
【旧譜】
¥2600
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クラリネットの芸術
ドビュッシー:第1狂詩曲/
マントヴァーニ:連合条約/
サン=サーンス:クラリネットとピアノのためのソナタ
Op.167/
ピエルネ:カンツォネッタ Op.19/
プーランク:クラリネットとピアノのためのソナタ
Op.184/
ヴィドール:序奏とロンド Op.72/
ロッシーニ:序奏、主題と変奏 |
フィリップ・ベロー(クラリネット)
クレール・デセール(ピアノ)
パスカル・ゴダール(ピアノ)
エマニュエル・シュトロッセ(ピアノ)
ニコラ・ドセンヌ(ピアノ) |
1995年よりパリ管弦楽団の首席奏者を、2011年からはパリ国立高等音楽院の教授を務めるなど、名実ともにフランスを代表するクラリネット奏者の1人であるフィリップ・ベロー。
フィリップ・ベローがこの「クラリネットの芸術」で選んだ作品は、全て母国フランスで生まれた近代の傑作であり、クラリネット奏者のための重要レパートリー。
フィリップ・ベローであるからこそ醸し出すことのできるフランスの香りと卓越したテクニックが聴きどころです!
※録音:2008年-2010年、サン=マルセル教会(パリ、フランス)
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INDE031
【旧譜】
¥2600 →\2390
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A.コルトー最後の門弟
フローランス・ドラージュのショパン・アルバム
ショパン:
24の前奏曲 Op.28
舟歌嬰へ長調 Op.60
子守歌変ニ長調 Op.57
幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61 |
フローランス・ドラージュ
(ピアノ/スタインウェイ No.91814) |
巨匠アルフレッド・コルトーの最後の弟子であるフランスの女流ピアニスト、フローランス・ドラージュのショパン・アルバムは、師であるコルトーが弾いていたスタインウェイを奏でたもの。
師から受け継いだピアニズム、そして同じく師から遺贈された1896年製作のスタインウェイ(シリアル・ナンバー91814)が、確固たる個性を感じさせるショパンを聴かせてくれます。
※録音:2010年9月
「もし私に娘がいたら、それはフローランス・ドラージュのようであっただろう」とコルトーに言わしめた愛弟子、フローランス・ドラージュ。
19 世紀ロマン派の伝統の残り香もまだ生々しく息づいていた20
世紀前半のパリで伝説的名手イヴォンヌ・ルフェビュールの薫陶を受け、その才覚の確かさから、やがて世界的な活躍をみせていた異才アルフレッド・コルトーに引きあわされ、その最後の門弟として持てるすべてを注ぎこまれたピアニスト、フローランス・ドラージュ。
そのピアニズムに息づいているフランスの薫りや知性、ロマン派の魂といったものは、突如として現れた下記2枚組アルバム(INDE020)での、コルトーから遺贈された1896
年製スタインウェイと1986 年製スタインウェイを弾き分けてのロマン派作品集で、圧倒的なまでの印象を日本の熱心なピアノ音楽ファンにも残さずにはおきませんでした。
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INDE028
【旧譜】
¥2600
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自由な歌 ~ ティエリー・カンス自作自演集
カンス:
月の光/小さなワルツ/ロマンス/帽子をかぶった男/
帽子をかぶった男(第2稿)/ある春の夜に/
オレンジ・シチュー/オスティナート/プレイヤー/
ヤコタンゴ/ラ・セパレイション/東洋の夜/
アヴェ・リケ/フルーティストのタンブーラン/自由な歌 |
ティエリー・カンス(トランペット)
オルケストレ・ティピク |
往年のレジェンド、モーリス・アンドレの系譜を継ぐ名トランぺッターの1人であるティエリー・カンスの自作自演集。
ティエリー・カンスは自作を集めたプログラムで最も表現した語ったことは「音楽に国境は無い」ことであると述べています。
※録音:2010年11月、スタジオ・トリフォン(ディジョン、フランス)
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EM RECORDS
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EMRCD07071
(2CD)
¥4800
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深き淵より |
ダンカン・ハニーボーン(ピアノ) |
クリストファー・エドムンズ(1899-1990):ピアノ・ソナタ
ロ短調(1938)*
エドガー・ベイントン(1880-1956):変奏曲とフーガ
ロ短調 Op.1(1898)*
セシル・アームストロング・ギブス(1889-1960):エセックス狂詩曲(1921)*、バラッド
変ニ長調(1940)*
リチャード・パンチェフ(b.1959):ノクトゥルヌスⅤ(2015)*
チャールズ・ヒューバート・H・パリー(1848-1918):シュールブリード・チューンズ(1914)
エドガー・ベイントン:柳(1927)*、ザ・メイキング・オヴ・ザ・ナイチンゲール(1921)*
フランク・ブリッジ(1879-1941):ピアノ・ソナタ(1921-1924)
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):夜の小品(ノットゥルノ)(1963)
リチャード・パンチェフ:ピアノ・ソナタ(2017)*
*世界初録音 |
20世紀から現代の隠れたイギリス音楽の魅力を発掘。
近代イギリスの知られざる作品や新作を続々と送り出しているthe
English Music Festivalの自主レーベル「EM
Records」より、20世紀から現代にかけて作曲された世界初録音を多数含む、ピアノのための作品集が登場。
1977年イギリス生まれのダンカン・ハニーボーンは近代イギリス音楽やアイルランド音楽のスペシャリストとして非常に高い評価を得ており、このアルバムは正に彼の真骨頂といったところ。
ブリッジやブリテンといったイギリスを代表する作曲家の作品から、リチャード・パンチェフのような現在国際的な活躍を見せている現役の作曲家まで、色とりどりのイギリス音楽を質の高い演奏で楽しめるアルバムとなっています。
※録音:2020年8月20日-21日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
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薄暮 ~ フルート、ヴィオラ、ハープのための三重奏曲集
アーノルド・バックス(1883-1953):悲歌的三重奏曲(1916)
ウィリアム・オルウィン(1905-1985):ナイアズ(1971)
アラン・ロースソーン(1905-1971):
フルート、ヴィオラ、ハープのための組曲(1968)
ウィリアム・オルウィン:薄暮(1955)*、2つの民謡(1936)*
マルコム・リプキン(1932-2017):
フルート、ヴィオラ、ハープのための三重奏曲(1982)*
ポール・パターソン(b.1947):カノニック・ララバイ(2016)*
ポール・ルイス(b.1943):ディヴェルティメント(1992)
* *世界初録音 |
オーロラ・トリオ
〔エマ・ハルナン(フルート)、
ジョーダン・シアン(ヴィオラ)、
ヘザー・ライトン(ハープ)〕 |
フルート、ヴィオラ、ハープというトリオ編成のためのイギリスの作曲家たちによる作品集。5つの世界初録音が含まれています。
英国王立音楽アカデミーやジュリアード音楽院といった名門で学んだ腕利きの名手たちによって、フルートとハープの透明感のある美しさとヴィオラの渋い音色が溶け込み合い、夢想的な世界が作り上げられています。
※録音:2020年2月&8月(オックスフォード)
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RUBICON
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クス・クァルテット
ベルリン・フライツァイト
ジョン・ケージ:18の春のすてきな未亡人
ヨハネス・フィッシャー:ダフト(香り)‛ァ
エンノ・ポッペ:フライツァイト(余暇、自由時間)
アリベルト・ライマン:
6つのリート《春の夜の美しい眼差し》*、7つのバガテル
マンフレート・トロヤーン: 弦楽四重奏曲第5番 |
クス・クァルテット、
サラ・マリア・サン(ソプラノ)*
バス・ベッチャー(スラムポエット)
ヨハネス・フィッシャー(パーカッション)§ |
クス・クァルテットがスリリングに奏でる創造性に富んだ6つの現代作品。
☆1991年ベルリンで結成された世界屈指の弦楽四重奏団、クス・クァルテット(クス弦楽四重奏団)!
☆ケージ、フィッシャー、ポッペ、ライマン、トロヤーンの創造性に富んだ6つの現代作品集!
サントリーホールで行われたベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲ライヴ録音(RCD1045)が大きな話題となったクス・クァルテットの最新アルバムは、一般的な弦楽四重奏のレパートリーとはかけ離れた革新的な意欲作!
1991年のドイツ、ベルリンでの結成以来、欧州を中心に世界を席巻し続けている世界屈指の弦楽四重奏団、クス・クァルテット(クス弦楽四重奏団)。
ベルリンのラジオ局RBBのKlassik Loungeや、ウォーターゲートのナイトクラブで行われた「KussPluss」からインスピレーションを得た本作では、ゲストにソプラノ歌手のサラ・マリア・サン、パーカッショニストのヨハネス・フィッシャー、スラムポエットのバス・ベッチャーを迎え、創造性に富んだ6つの現代作品をクス・クァルテットらしいスリリングな演奏で披露します。
彼らとともに驚きと興奮に満ちた音楽的発見の旅へ出発!

旧譜
クス・クヮルテットのベートーヴェン全集
2019年、サントリーホールでのライヴ |
RCD 1045
(8CD/特別価格)
\7200 →\6590
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クス・クヮルテット、2019年サントリーホールでのライヴ
ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集
使用楽器はストラディヴァリス「パガニーニ・クヮルテット」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番?第16番/
マントヴァーニ:弦楽四重奏曲第6番《ベートヴェニアーナ》
(世界初録音) |
クス・クァルテット
〔ヤーナ・クス(第1ヴァイオリン)、
オリヴァー・ヴィレ(第2ヴァイオリン)、
ウィリアム・コールマン(ヴィオラ)、
ミカエル・ハクナザリアン(チェロ)〕 |
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770?1827)
●CD1
弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.18-3/
弦楽四重奏曲第2番ト長調 Op.18-2/
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1
●CD2
弦楽四重奏曲第5番イ長調 Op.18-5/
弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4/
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6
●CD3
弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1《ラズモフスキー第1番》
弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2《ラズモフスキー第2番》
●CD4
弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3《ラズモフスキー第3番》/
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74《ハープ》
●CD5
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95《セリオーソ》/
弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127
●CD6
弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132
●CD7
弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130
●CD8
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131/弦楽四重奏曲第16番ヘ長調
Op.135
ブルーノ・マントヴァーニ(1974-):弦楽四重奏曲第6番《ベートヴェニアーナ》(世界初録音) |
☆使用楽器は、パガニーニが所有していたストラディヴァリスの多重奏セット「パガニーニ・クヮルテット」!
☆2019年6月、サントリーホールでのライヴ・レコーディング!
1991年のドイツ、ベルリンでの結成以来、欧州を中心に世界を席巻し続けている世界屈指の弦楽四重奏団、クス・クァルテット(クス弦楽四重奏団)が、2019年6月に行われた「サントリーホール・チェンバーミュージック・ガーデン2019」で披露したベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏のライヴ録音がRubicon
Classics(ルビコン・クラシックス)から堂々の登場!
6月2日から13日にかけて全5公演に渡って演奏されたベートーヴェンの「弦楽四重奏曲全曲(16曲)」とマントヴァーニの「ベートヴェニアーナ」でクス・クァルテットは、日本音楽財団から特別に短期貸与されたストラディヴァリウスの「パガニーニ・クァルテット」を使用。
世界で6つのセットのみが現存しているストラディヴァリウスの多重奏セットの1つであり、19世紀のヴィルトゥオーゾ、ニコロ・パガニーニが所有していたことでも有名なこのセットを用いた演奏は、その音色と共に大きな反響を呼んだことも記憶に新しいところ。
東京クヮルテット、ハーゲン・クァルテット、クレモナ・クァルテットに続き、ドイツのアンサンブルとして初の「パガニーニ・クヮルテット」の演奏者に選ばれたクス・クヮルテットのベートーヴェン全集(使用楽譜はヘンレ社の新原典版)。
ベートーヴェン生誕250周年のアニヴァーサリー・イヤーに相応しい、豪華内容の全集録音にご期待下さい!
※録音(ライヴ):2019年6月2日?13日、サントリーホール(東京、日本)
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SIGNUM CLASSICS
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グリーグ&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲集
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16*
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18 |
テッド・ヨセルソン(ピアノ)
アーサー・フェイゲン(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団*
フィルハーモニア管弦楽団� |
テッド・ヨセルソンの新録音!!グリーグとラフマニノフの名曲協奏曲!
☆「ホロヴィッツの再来」として一世を風靡した名手、テッド・ヨセルソンの新録音が登場!
☆グリーグとラフマニノフの名曲コンチェルトで、その遥かな実力を披露!
ベルギー系アメリカ人の伝説的ピアニスト、テッド・ヨセルソン(テッド・ジョセルソン)が弾く、グリーグとラフマニノフの名曲コンチェルト・アルバムが登場!
テッド・ヨセルソンは1954年アントワープ生まれ。17歳でフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督ユージン・オーマンディのオーディションを受け、「君が望むものなら何でも一緒に演奏するよ」と言われたというエピソードで知られています。
そして、ジュリアード音楽院の学生時代にRCAとレコーディング契約を結び、オーマンディ&フィラデルフィア管を始めとする多くの重要なオーケストラや指揮者と共演。当時「ホロヴィッツの再来」と謳われた彼のアルバムは、グラミー賞ノミネートを含む数々の賞を受賞しています。
今回の録音は、ヨセルソンのお気に入りでもある、グリーグとラフマニノフの超名曲協奏曲を、ロイヤル・フィル、フィルハーモニア管と共演。
前作「リム・ファンタジー・オヴ・コンパニオンシップ」(SIGCD670)とも「コンパニオンシップ」を築く三部作の1つになっているとのこと。1999年に一度引退した名手が再びその芸術を世に問います。
※録音:2019年11月25日(ラフマニノフ)&26日(グリーグ)、アビー・ロード・スタジオ(ロンドン)

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ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774)のオペラ「イル・ヴォロジェーゾ」
ヨンメッリ:歌劇 《イル・ヴォロジェーゾ》1766 |
モーツァルティスツ、
イアン・ペイジ(指揮)、
ステュアート・ジャクソン(テノール/ルチオ・ヴェーロ)、
レイチェル・ケリー(メゾ・ソプラノ/ヴォロジェーゾ)、
ジェマ・サマーフィールド(ソプラノ/ベレニーチェ)、
アンジェラ・シムキン(メゾ・ソプラノ/ルチッラ)、
ジェニファー・フランス(ソプラノ/フラーヴィオ)、
トム・ヴァーニー(カウンターテナー/アニチェート) |
☆モーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジ&モーツァルティスツ!
☆モーツァルトと同時代の知られざるオペラを現代に蘇らせる「モーツァルト250」プロジェクトで英国初演されたニコロ・ヨンメッリの歌劇!
クラシカル・オペラを指揮したモーツァルトの初期作品録音で名を馳せたモーツァルトのスペシャリスト、イアン・ペイジ。
クラシカル・オペラは2017年に「モーツァルティスツ(The
Mozartists)」の名で新たにスタートし、「疾風怒濤(シュトゥルム・ウント・ドラング)」シリーズなどの優れた録音で人気を博してきました。
新たなアルバムでは、モーツァルトと同時代のオペラを上演していくプロジェクト「モーツァルト250」の一環として2016年に英国初演された、ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774)のオペラ「イル・ヴォロジェーゾ」を取り上げています。
ロイヤル・オペラのジェット・パーカー・ヤング・アーティスト・プログラムを修了したアイルランド人メゾ・ソプラノのレイチェル・ケリー、モーツァルティスツのアソシエイト・アーティストとして活躍したテノールのスチュアート・ジャクソン、そして2015年のキャスリーン・フェリアー賞を受賞したソプラノのジェマ・ロイス・サマーフィールドなど、素晴らしい若手キャストが集められています。
※録音(ライヴ):2016年4月28日、カドガン・ホール(ロンドン)

ヨンメッリの時代が来るのか!?
ニコロ・ヨンメッリ(1714年 - 1774年)
ヨンメッリ、なんとなくバロック全盛期の頃の作曲家と思っていたが、その活躍期はグルックやモーツァルトとも重なることから、初期古典派と考えたほうがいいらしい。
ヨンメッリは1714年、ナポリ近郊のアヴェルサに生まれた。
そしてナポリで、フランチェスコ・フェーオ、フランチェスコ・マンチーニ、レオナルド・レーオらに音楽教育を受ける。
彼の最初のオペラ、『あやまちの愛 L'errore
amoroso』は1737年にナポリで偽名を用いて発表され、大成功を収めたという。
ヴェネツィアで活動した後にローマに移り、そこでモーツァルトの重要な師となるジョヴァンニ・マルティーニと出会っている。
その後、1753年にシュトゥットガルトでヴュルテンブルク伯カール=ユーゲン付きの宮廷楽長となった。
この期間に彼の最大の成功と、彼の最高傑作と見なされる作品の作曲が見られる。
またモーツァルトと父レオポルドが1763年にルートヴィヒスブルクを通りがかり、この作曲家に出会っている(モーツァルト7歳)。
ヨンメッリは1768年にナポリに戻ったが、1771年に脳梗塞を発症して体の一部が麻痺。その後も作曲活動を続け、3年後にナポリで没した。
まだまだこの作曲家が復権を果たしているとはいいがたい状況だが、その豊かで感動的な作品が多くの人に聴かれることを切に願う。
このレクイエム も清らかさと親しみやすさをあわせもった知られざる傑作。
旧譜から |
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当時の人々を魅了した絶品レクイエム
ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774):
死者のためのミサ曲(レクイエム) 変ホ長調
HocJ A1.3
リベラ・メ ハ短調 HocJ E.2
ミゼレーレ ト短調 HocJ C1.23 |
ピーター・ファン・ヘイゲン(指揮)
イル・ガルデリーノ |
名古楽団体イル・ガルデリーノが光を当てる!当時の人々を魅了した絶品レクイエム
録音:2019年10月8-10日/アントワープ、AMUZ/64'05'' |
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ALBANY
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「ホット・ソナタ」~近現代のサックス作品集
シュルホフ(1894-1942):ホット・ソナタ
カプースチン(1937-2020):サクソフォン協奏曲
ジョン・ウィリアムズ(b.1932):向こう見ずな企て
ガーシュウィン(1889-1937):サマー・タイム
ヴァーノン・デューク(1903-1969):巴里の四月
ジェームズ・ドーシー(1904-57):ヌーディーのウーディ |
マイケル・ペンドウスキー(A.Sax)
ジェレミー・サモレスキー(Pf) |
痛快!壮快!ジャズの影響を受けた20~21世紀の様々なサックスのための音楽が大集合!
録音:2019年11月-2020年1月 シカゴ・レコーディング・カンパニー [52:56]
特に20世紀初頭から第一次大戦後にかけてジャズはアメリカからの新しい潮流として多くのクラシック系の作曲家に霊感を与えた。
一言では言えないほど様々なスタイルで作曲した多作家シュルホフも例外ではなく、「ホット・ソナタ」は今日聴いても全く色褪せていない傑作。
20世紀後半の作曲家カプースチンのサックス協奏曲は彼の代表作でジャズが重厚なクラシックの形式と一体になる。
デュークはロシア出身でもとはクラシックの作曲家だがガーシュウィンに才能を見出されてアメリカで多くのミュージカルやレヴューを書いた。「巴里の四月」は彼の代表的なヒット・ソングからの編曲。
ドーシーはジャズの作曲家で「ヌーディーのウーディ」はゴキゲンなムードのショート・ピース。
聴きごたえのある一枚。
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TROY1869/71
(3CD、2枚価格)
¥4300
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「バッハ・トゥ・ブラック(Bach to Black)」
~バッハ:イギリス組曲(全曲)+アフリカ系アメリカ人のピアノ作品集 |
ロシェル・セネット(Pf) |
CD1)
J.S.バッハ:イギリス組曲第5番ホ短調BWV810
サミュエル・コーリッジ=テイラー(1875-1912):4つの性格的ワルツOp.22
J.S.バッハ:イギリス組曲第3番ト短調BWV808
ジェフリー・マンフォード(b.1955):ボリスのための4つの舞曲
CD2)
J.S.バッハ:イギリス組曲第6番ニ短調BWV811
R.ナサニエル・デット(1882-1943):底辺で
J.S.バッハ:イギリス組曲第2番イ短調BWV807
H.レスリー・アダムズ(b.1932):コントラスツ
CD3)
J.S.バッハ:イギリス組曲第1番イ長調BWV806
サミュエル・コーリッジ=テイラー:アフリカ組曲Op.35
J.S.バッハ:イギリス組曲第4番へ長調BWV809
フレデリック・ティリス(1930-2020):ピアノのための3つの楽章 |
バッハのイギリス組曲全曲の間に黒人作曲家によるピアノ作品を挟んだユニークなアルバム!
[59:33] [78:41] [76:21]
アフリカ系作曲家のピアノ曲とバッハのイギリス組曲の第1
番から第4 番までを交互に配置しつつアフリカ系作曲家の作風の変遷を辿るセット。言うまでもなくクラシック、現代音楽は白系人種だけのものではない。ジャズ、ロックなどポップス系以外のアフリカ系作曲家は決して多くはないものの19
世紀から存在した。ここに収められた中では古くはサミュエル・コーリッジ=テイラーから最近では1955
年生まれのフレデリック・ティリスまで。彼らが最初は西洋音楽の模倣から始まり、次第に自己の真のアイデンティティに目覚め、個性を獲得するまでの過程がコンパクトに辿れる内容となっている。驚愕すべきはロシェル・セネットというアフリカ系女性ピアニスト。繊細で美しいタッチと見事にコントロールされたペダリングによるクリスタルのようなピアノの響きはこの上もなく美しい。
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「シンギング・スタイル」~バロックから現在までのカンタービレ・エクスプレッション
(1)カート・カチョッポ:8月の薔薇
(2)ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ~第2曲「かなり遅く」
(3)カート・カチョッポ:クロエ
(4)チャールズ・カチョッポ:アパリシオン
(5)ドビュッシー:小さな黒人
(6)ドビュッシー:負傷者の衣のために
(7)ショパン:バラード第3番変イ長調
(8)プーランク:3つの永遠の楽章~第2曲「トレ・モデレ」
(9)(10)ドビュッシー:2つのロマンス(「魂の蒸発」「鐘」)
(11)カート・カチョッポ:武装と危険性
(12)J.S.バッハ:前奏曲第1番ハ長調BWV846
(13)ラヴェル:「マ・メール・ロワ」~第4曲「美女と野獣の対話」 |
ブルース・レト(Pf)、(9)(10)ローレン・アンジェリーニ(Sop)、
(13)スコット・コーエン(Pf) |
録音:年月日不記載 [49:37]
アメリカの作曲家カート・カチョッポと近代フランスの様々なピアノ組曲からの抜粋をメインにしたアルバム。
ピアノのブルース・レト(Bruce Leto)はアメリカの若手。ニューヨークを中心に演奏活動を続けている。
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「クエスト」~女性作曲家によるハープ作品集 |
エリザベス・レミー・ジョンソン(Hrp) |
(1)ニルファー・ヌルバハシュ(b.1992):クエスト(2013)★★
(2)セシル・シャミナード(1857-1944):オーバード(1911)★
(3)エイミー・ビーチ(1867-1944):朝のツグミ(1921)★
(4)メル・ボニ(1858-1937):5つの小品(1894-1927)★
(5)ファニー・メンデルスゾーン(1805-1847):メロディ(1846)★
(6)クララ・ヴィーク・シューマン(1819-1896):ロマンツェ(1853)★
(7)リリー・ブーランジェ(1893-1918):古い庭から(1914)★
(8)伝承曲:「来たれ全ての公正で優しい女性たちよ」★
(9)カティ・アゴーチ(b.1975):すべての恋人は戦士(2006)
(10)サリー・ビーミッシュ(b.1956):パヴァン(2016)
(11)フレイヤ・ウェリー=コーエン(b.1989):スカイ(2017)
(12)ジョアンナ・セレック(b.1959):波しぶき(2008)
(★印)エリザベス・レミー・ジョンソン編曲
(★★印)エリザベス・レミー・ジョンソン&N.ヌルバハシュ共同編曲
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録音:2020年12月16-17日ジョージア州ケネソウ [61:16]
古今の女性作曲家によるハープ独奏曲を集めた一枚。
ハープ奏者のエリザベス・レミー・ジョンソンは演奏活動とともに社会における女性の権利向上、性差別反対、ジェンダー・フリーを主張する運動にも積極的に関わっており、このアルバムもそうした思想を反映して企画されている。
因みに19世紀から20世紀初頭にかけての作曲家の作品はピアノ曲をハープのために編曲したもの。
いずれの作品もハープの優美な音色が生かされて耳に心地よい。
エリザベス・レミー・ジョンソンは現代の女性作曲家に作品を委嘱し初演する演奏家団体メリアン・アンサンブルを自ら設立している。
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「ディスタンス」~デイヴ・ウォルサー作品集
(1)デュオ第8番
(2)弦楽四重奏曲第8番
(3)ゴッドファーザー・クロックのための
(4)デュオ第6番 |
(1)キャピタル・デュオ:
【ヒラリー・ウォルサー・カミング(Vn)
ダンカン・J・カミング(Pf)】
(2)エクリプス四重奏団
(3)ダンカン・J・カミング(Pf)
(4)キャスリーン・カロリー(Fl)
ジョナサン・カロリー(Vc) |
録音:データ記載なし [59:27]
デイヴ・ウォルサーの生年は公開されていないが、経歴から推測して中堅世代と思われる。
南カリフォルニア大学で学んだ後、スタジオ・ミュージシャンとして多くのテレビ・ドラマや映画の音楽の録音に携わる傍ら、仲間のアンサンブルのために数多くの作品を提供してきた。
彼の作風はミニマル・ミュージックのスタイルにジャズ、ロックなどのリズムを加えたポップで親しみ易いもので、時にストラヴィンスキーの新古典主義期の作品を思わせる。
アメリカ西海岸の明るい陽射しと乾いた空気を感じさせる、心地よく爽快な音楽。
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デイヴィッド・マスランカ(1943-2017):クラリネット作品集
CD1)クラリネットとピアノのための3つの小品(1975)
クラリネットとピアノのための4つの小品(1979)
クラリネット独奏のための小さな交響曲(1989)
《永遠の庭》(2009)~クラリネットとピアノのための
CD2)クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための三重奏曲第1番(1971/2012)
クラリネット、ヴィオラとピアノのための三重奏曲第2番(1981)
古いグリンゴ(1987)~クラリネット、ヴァイオリンとピアノのための |
ジェレミー・レイノルズ(Cl)
ハイディ・ブレンド・リースウッド(Pf)
ユミ・ワン=ウィリアムズ(Vn)
ベイシル・ヴェンドリーズ(Va) |
録音:CD1:2013年12月[63:11]、CD2:2014年12月[48:18]
アメリカ吹奏楽界の帝王、マスランカのクラリネットを中心とした珍しい室内楽作品集。
マスランカはオバーリン大学とミシガン州立大学で学び、あらゆるジャンルの音楽を作曲したが、とりわけ吹奏楽の世界で成功を収め、多くの団体が彼の作品を取り上げている。
このアルバムはクラリネット独奏からピアノとの二重奏そして三重奏曲までクラリネットを含む室内楽作品が収められており、彼がこの楽器をいかに愛していたかが窺われる。
クラリネットで新しいレパートリーを探している演奏家やマスランカ・ファンは必携のディスク。
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BRIDGE
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「モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.3」
W.A.モーツァルト(1756-1791):
ピアノ協奏曲第14番変ホ長調K.449
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595 |
アン=マリー・マグダーモット(Pf)
セバスティアン・ラング=レッシング(指揮)
オーデンセ交響楽団 |
清潔感溢れるアン=マリー・マグダーモットのモーツァルト:ピアノ協奏曲集第3弾!
録音:2019年8月デンマーク・オーデンセ、カール・ニールセン・ホール
使用楽器:ヤマハCFX [55:05]
アン=マリー・マグダーモットのモーツァルト;ピアノ協奏曲集Vol.3。これまでリリースされた第1集(第13番、6番:BRIDGE9518)、第2集(第16、15、5番:BRIDGE9523)はいずれも彼女のクリアなタッチ、スマートで清潔感のある演奏で好評を得ました。
本盤では、いよいよモーツァルト最晩年の傑作、第27番が登場。マグダーモットのピアノはここでもクリスタルのようなきらめくタッチで天上の音楽を奏でます。
緩徐楽章の第2楽章ではチャーミングな中にも静かな祈りを感じさせる演奏になっています。
全てのモーツァルティアン必携の一枚です。
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「ベル・エポック時代のパリのフルート音楽」
ヴィドール(1844-1937):組曲Op.34
ムーケ(1867-1946):フルート・ソナタ「パンの笛」Op.15
フォーレ(1845-1924):ファンタジーOp.79
エネスコ(1881-1955):カンタービレとプレスト
ゴーベール(1879-1941):
夜想曲とアレグロ・スケルツァンド、ファンタジー、マドリガル
フォーレ:コンクール用の小品
ドビュッシー(1862-1918):
牧神の午後への前奏曲(ギュスターヴ・サマザイエ編)、シランクス |
ロベール・ランジュヴァン(Fl)
マーガレット・カンプマイヤー(Pf) |
録音:2012年5月23-25日ニューヨーク、マンハッタン音楽院グリーン・フィールド・ホール [77:17]
19世紀末から第一次大戦勃発直前までの「古き良き時代」に書かれたフランスのフルート音楽を集めた一枚。
オルガン作品が有名なヴィドールの「組曲」は彼の数少ないフルート作品。ジュール・ムーケはフルート吹きの間ではよく知られた存在で「パンの笛」はまさにこれぞベル・エポックという雰囲気を持った華やかな作品。
ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」はフルートとピアノのための編曲で旋律を担当するパートを全てフルートが受け持っている。
カナダ・ケベック出身のロベール・ランジュヴァンはモントリオール響の副首席を13年間務めたあと2000-01シーズンよりニューヨーク・フィルの首席を務めている。
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ウィリアム・ブランド、ピアノ・ソナタ
ウィリアム・ブランド(b.1947):
ピアノ・ソナタ第17番イ短調(2007)
ピアノ・ソナタ第18番ト短調(2010) |
ケヴィン・ゴーマン(Pf) |
録音:2020年12月17-18日ニューヨーク、トロイ・セーヴィング・バンク・ミュージック・ホール [58:39]
ブランドはウェスト・ヴァージニア州出身。作曲をクルシェネク、R.R.ベネットらに師事した。
これまでに24曲のピアノ・ソナタを書いており、その数もさることながら、タイトルの後に調性を併記しているのは現代の作曲家としては珍しい。
しかし実際は調性だけでなく、クラスターや無調的な部分もあり、その作風はバッハのスタイルが聴こえたかと思えば、次の瞬間にはジャズ、ロックのビートが鳴り出し、さらにはブゾーニ、ラフマニノフ、ソラブジばりの19世紀型ヴィルトゥオーゾ・ピアノから現代音楽の要素までが渾然一体。つまりは「なんでもあり」のカオス状態。
一種のポリスタイリズムとも言え、シュニトケがお好きな方はひょっとしたら気に入るかもしれません。
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「音楽を讃えて」~ロバート・キール(b.1952):合唱作品集
音楽を讃えて/おお偉大な聖霊よ/
音楽の名において/来たれ創造主たる聖霊よ/
サンタフェの晩祷/夜明けの歌/音楽への頌歌/
平和のための声/自由の歌/平和のためのハレルヤ |
ジョシュア・コープランド(指揮)
アンティオク室内アンサンブル(混声合唱) |
録音:2018年11月8-11日ワシントン州リー大学レンフェスト・センター・オブ・ジ・アーツ[58:28]
ロバート・キール(Robert Kyr)は大変な多作家でこれまでに12の交響曲と3つの室内交響曲、3つのヴァイオリン協奏曲と多くの宗教楽曲を書いている。
彼は基本的に調性で作曲しており、この作品集は無伴奏混声合唱のための宗教楽曲である。
いずれもルネサンス、バロックの様式に若干の近代的な和声を加えた作風で気難しい現代音楽臭は皆無。
マーラーが第8交響曲の第1楽章でテキストに使った同じ歌詞「来たれ創造主たる聖霊よ」はここではひなびたルネサンス風の楽曲に仕上げられている。
親しみ易い混声合唱曲集。
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「刺青をした訪問者」~
アラン・シュルマン(1915-2002)の
映画音楽(1946-50)サウンド・トラック集
(1)「刺青をした訪問者The Tattooed Stranger」(1950)[23:57]
(2)「テネシー川流域開発公社」(1946)[17:50]
(3)「自由と飢餓」(1946)[10:31]
(4)「ニューヨークの港」(1946)[15:35]
(5)「ラジオ・ダイヤルの背後に」(1948)[1:21] |
サウンド・トラック
(1)RKOラジオ・ピクチャーズ
(2)-(5)RKOパテ・ドキュメンタリー |
全曲モノラル [69:14]
BRIDGEレーベルがリリースしているアラン・シュルマン作品集シリーズのひとつ。
シュルマンはロシア系ユダヤ人の子としてメリーランドに生まれた。当初はアレンジャーとしてアンドレ・コステラネッツ、アーサー・フィードラーとともに仕事をし、ナット・キング・コール、フランク・シナトラらに作編曲を提供した。
その傍らクラシック・コンサートのためのオリジナルの作曲も盛んに行い、管弦楽曲を中心に多くの作品を残している。
このディスクは彼が作曲した映画のための音楽集。同時代のハリウッドの映画音楽作曲家エーリッヒ・コルンゴルトやディミトリ・ティオムキンなどからの影響が感じられる。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
DIAPASON
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ヴォルフ:24の歌曲集 |
・この喜びをどこへ?
リタ・シュトライヒ(ソプラノ)、エリック・ヴェルバ(ピアノ)
録音:1957年
・アナクレオンの墓
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
録音:1960年
・ミニョンの歌
・ミニョン(あの国をご存知じですか)
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)、エリック・ヴェルバ(ピアノ)
録音:1962年
・フィリーネ/・お澄まし娘/・改宗した娘/・めぐり来る春/・ガニメード
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
録音:1956年
・こうのとりの使い
ハインツ・レーフス(バリトン)、ハンス=ヴィリ・ヘスリン(ピアノ)
録音:1954年
・エオリアン・ハープに寄す/・捨てられた娘
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)、エリック・ヴェルバ(ピアノ)
録音:1953年
・郷愁/・朝早く/・旅路
エルンスト・ヘフリガー(バリトン)、ヘルタ・クルスト(ピアノ)
録音:1958年
・ワイラの歌/・ある結婚式で/・春に/・古画に寄せて
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ヘルタ・クルスト(ピアノ)
録音:1955年
・眠る幼な児イエス
ペーター・アンダース(テノール)、ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ)
録音:1944年/
・魔法の夜・ジプシーの少女
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
録音:1957年 |
ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第138集!名歌手たちが歌うフーゴ・ヴォルフの24の歌曲集!
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン
~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。
シリーズの第138巻として登場するのは、シュヴァルツコップやフィッシャー=ディースカウ、へフリガーなど、往年の名歌手たちが歌うフーゴ・ヴォルフ(1860-1903)の「24の歌曲集」!
エリーザベト・シュヴァルツコップ、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、イルムガルト・ゼーフリート、エルンスト・ヘフリガー、リタ・シュトライヒ、ハインツ・レーフス、そしてペーター・アンダース。
19世紀オーストリアの歌曲王が遺した24の名曲を、往年の世界的名歌手たちの歌声と、フランスのマスタリング・スタジオ「Circe」のリマスタリングによる音質向上でお楽しみください。
※Diapasonレーベルのタイトルは全て初回生産限定となります。レーベル在庫状況により急な廃盤による未入荷や入荷数不足が発生する可能性がございます。予めご了承下さい。(代理店)
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<国内盤>
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La Compagnie Baroque
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KKC 6407/8
(2CD)
¥5610
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オランダで活躍する古楽の名手、天野乃里子&山縣さゆり
J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集
BWV1014-1019(全6曲+ 異稿つき)
[CD1]
ソナタ第4番 ハ短調 BWV1017/ソナタ第5番
へ短調 BWV1018/
ソナタ第3番 ホ長調 BWV1016
[CD2]
ソナタ第2番 イ長調 BWV1015/ソナタ第1番
ロ短調 BWV1014/
ソナタ第6番 ト長調 BWV1019/ヴァイオリン独奏(BWV1019初稿譜より)/
チェンバロ独奏(BWV1019初稿譜より)/アダージョ(BWV1019初稿譜より) |
天野乃里子(チェンバロ;アンソニー・サイデ
Anthony Sidey 製、1998年)
山縣さゆり(バロック・ヴァイオリン:ヤコブ・シュタイナー
Jacob Stainer 製、1669年頃) |
どこまでも濃密に奏でられたバッハの精緻な音楽!オランダで活躍する古楽の名手、天野乃里子&山縣さゆりによる注目盤!
録音:2019年11月11-14日/オランダ、ヴェルプ、エマウス修道院/[CD1]51'34''、[CD2]56'15''、輸入盤・日本語帯・解説付
オランダ在住のチェンバロ奏者、天野乃里子が手掛ける自主レーベルの第1弾アルバムです。
曲は同じくオランダで活躍するヴァイオリン奏者、山縣さゆりとの共演によるバッハのオブリガート・チェンバロ付きソナタ全6曲。
2019年に天野氏が立ち上げたプロジェクト「Pearls
in Baroque(バロックの真珠)」の一環によるリリースで、今後の展開も楽しみな注目盤です。
オーケストラでの録音が多い山縣氏がバッハのソナタを録音、というのも古楽ファンには嬉しいニュースです。
天野氏とは互いに深く音楽を掘り下げて作り合える間柄。ヴァイオリンとチェンバロが対等に掛け合って高め合うこのソナタは2人にぴったりの内容と言えます。
軋む不協和音とその美しい解決、息の長い祈りのような歌、生き生きと沸き立つフーガ、華麗で鮮烈な協奏など、全曲じっくりと練られた非常に濃密な演奏に仕上げられており、また結果として「女性2
人での録音によるバッハのソナタ集」という珍しさも併せ持つものが出来た、と天野氏は語っています。
アルバムの最後には第6番の初稿譜として残された3つの楽章を収録しています。うち2曲(それぞれヴァイオリン・ソロとチェンバロ・ソロのために書かれている)はチェンバロのためのホ短調パルテータ(BWV830)に転用された音楽。残り1曲はこれでしか聴けない音楽で、痛切な半音階のアダージョ。どれも貴重な録音です。
「バッハは、バロック時代の作曲家の中でも、最も重要な芸術家として有名ですが、ある意味では、彼の作品は、当時の典型的なバロックの作品からも、遠大にまた孤高にかけ離れたとも言えるもので、"バッハ"というジャンルが存在すべきかもしれません。彼の作品は、和声、メロディ、リズムを精緻に組み合わせた独創性で、それまでの音楽で表現されていたものの境界を遥かに超える質を達成していますが、この6曲計25楽章の中に、その要素は豊かに表現されていて、我々もリハーサルをどれだけ積んでも、さらに新たな発見が常にあります。(天野乃里子)」
※当アルバムは国内仕様のみのご案内となります。
[プロフィール]
天野乃里子:
横浜雙葉学園高校卒業後、桐朋学園音楽科卒、慶応大学文学部美学美術史学科卒。その後、オランダに留学し、ハーグ王立音楽院を経て、アムステルダム・スウェーリンク音楽院を演奏家ディプロマを得て卒業(国家演奏家資格習得)。ソロCD「バロックの真珠たち」をはじめ、デュオやガスパリーニのオラトリオ世界初演CD
録音にも参加。2016年春、幻の名曲ゴールドベルグ作曲のニ短調チェンバロ協奏曲を東京上野文化会館にて日本初演。2017年、太田彌生氏作曲によるチェンバロと竜笛の為の曲「平けく
安けく」(天より遣わされた鳳凰と龍が、地を浄め、平安を願い舞う)を東京にて世界初演。
2018年に文化パステルの活動として、赤十字の創設者アンリ・デュナン氏をちなんだベネフィット・コンサートをオランダ、アムステルダムにて企画主催。その他、多彩な活動を行う。2019年、オランダ・バロック室内楽団「バロックの真珠たち」を音楽監督として設立。2020年6月12日に3ヶ月に渡るコロナ・ロックダウン後初めてとなるアムステルダム・コンセルトヘボウでのオープニング・コンサートを山縣さゆり氏と共に開催。30人の聴衆に向けて、このCD
にも録音したバッハのプログラムを披露。
その模様はライブストリーミングで世界中に発信され、叙情豊かなバッハの音楽であったと大きな反響があり、音楽が人類に必要不可欠であると再認識される夜になった。2021年以降も、魅力的なバロック・シリーズをオランダを拠点とし欧州各地、また日本等で展開予定。
山縣さゆり:
東京生まれ。2歳でヴァイオリンを始め、1970-73年、上條尚人氏に師事、大阪・相愛学園の音楽教室に通う。全日本学生音楽コンクール小学生、中学生の部で1位、2位に入賞。1974-84年、東京・桐朋学園音楽教室、高校、大学にて、モダン・ヴァイオリンを故鷲見三郎、石井志都子両氏に師事。学生時代より、バロック・ヴァイオリンに興味を持ち始め、有田正広、有田千代子、鈴木雅明、鈴木秀美、若松夏美、寺神戸亮氏らと数多く共演。
1984年、オランダのデン・ハーグ王立音楽院でルーシー・ファン・ダール氏にバロック・ヴァイオリンを学ぶために渡欧、
1987 年にソロ・ディプロマを取得し卒業。1985
年に故フランス・ブリュッへン指揮の18世紀オーケストラのメンバーとなる。又同時に、シギスヴァルト・クイケン指揮のラ・プテイットバンドや、オランダ・バッハ協会にも加わり、2005年からはバッハ協会のコンサートマスターを務める。
ヨーロッパの多くの国々、そしてオーストラリア、アメリカ、中国など、世界の各地で数多くのコンサートツアー行う。その他様々なアンサンブルと多数のレコーディングを行い、グスタフ・レオンハルト、ボブ・ファン・アスペレン、アンナー・ビルスマ氏らと共演。またメイン・メンバーとして、ムジカ・アンフィオン、ラルモニア・ソノーラ等と定期的に演奏。2014年にアムステルダム音楽院にてバロック・ヴァイオリンの教師に就任。
Pearls in Baroque( バロックの真珠たち):
天野乃里子を音楽監督として2019年に結成。歴史的考察の元にバロック演奏に専念し、素晴らしい音楽の文化遺産を通じてコミュニケーションを図りたいという願望で結集した、優れた音楽家のグループです。
地球温暖化等、環境問題に積極的に関与している企業にご協力いただき、その概念と演奏の両方を愛好する方々との3
者連携により、人類のより良い将来を共に模索していこうとするものです。

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299MUSIC
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篠田昌伸 現代合唱作品集(野村喜和夫 テキスト)「街の衣のいちまい下の虹は蛇だ」
篠田昌伸 Masanobu Shinoda (1976- )
(1)混声合唱のための「平安ステークス」(2009)
....12'14"
(2-8)女声アンサンブルのための「この世の果ての代数学」(2017)
....22'53"
I. プレリュード/「この世の果て1」「代数学1-4」
....02'46"
II. アラベスク/「この世の果て2、3」「代数学5-12」....02'42"
III. カノン/「代数学13」....02'19"
IV. ソング/「代数学14」 ....02'39"
V. アラベスク2/「この世の果て4」「代数学15-20」
....05'22"
VI. ラプソディー/「この世の果て5」「代数学21-23」
....04'19"
VII. エピローグ/「代数学24-25」 ....02'44"
(9)ソロヴォイス、声楽アンサンブル、超歌唱アンサンブルのための
「街の衣のいちまい下の虹は蛇だ」(2006)
....24'44" |
(1)西川竜太(指揮)混成合唱団「空」(混声合唱)
(2-8)西川竜太(指揮)女声合唱団「暁」(女声アンサンブル)
(9)巻上公一(超歌唱家)、ヴォクスマーナ(声楽アンサンブル
指揮:西川竜太)
Just Composed 2006 in Yokohama 公募参加者による超歌唱アンサンブル |
現代音楽×現代詩の新たな地平を開く精妙な〈声の虹〉、篠田昌伸 現代合唱作品集。「街の衣のいちまい下の虹は蛇だ」篠田昌伸(曲)
野村喜和夫(テキスト)
録音:(1-8)2020 年1 月5 日/8 月2、9日
コピスみよし、(9)2006 年12 月8 日 横浜みなとみらい・小ホール(ライヴ録音)
[60'07"]
従来の現代音楽と現代詩のコラボレーションにおいて、詩の言葉は声楽的要素に還元されてしまうことが多かったが、この作品集では、詩のテキストが、その構造性やダイナミズムともども、精妙な作曲の技法を通して、躍動と陶酔の合唱曲へと生まれ変わっている。音楽と詩と、対等に渉りあう声の祝祭がここに開かれる!
篠田昌伸(作曲)
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同大学院修士課程修了。作曲を尾高惇忠、土田英介、ピアノを播本枝未子、大畠ひとみの各氏に師事。
第22、27回日本交響楽振興財団奨励賞、第16回名古屋文化振興賞、第74回日本音楽コンクール作曲部門第1位、第1回イタリア文化会館日本国内作曲コンクール審査員特別賞、第9回佐治敬三賞など受賞多数。2006年「Just
Composed in Yokohama」委嘱作曲家。2011年武生国際音楽祭にて作品が招待される。複数の作曲家グループ(NEXT、Cue、Chronoi-Protoi)やプロジェクトに参加し作品を発表する他、著名な演奏家、団体等の委嘱などによっても作品が発表されている。近作では、室内楽「Different
tunes」シリーズ、合唱曲「言語ジャック」、吹奏楽曲「Groovy
monsters」などがあり、ピアノ曲「炭酸」は全音楽譜出版社より出版されている。
さらに、ピアニストとして新作初演、声楽、器楽とのアンサンブル、ダンスとのコラボレーション等、演奏活動も多く行なっている。
野村喜和夫(テキスト)
詩人。1951年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部日本文学科卒業。
戦後生まれ世代を代表する詩人のひとりとして、現代詩の先端を走りつづけるとともに、小説・批評・翻訳なども手がける。著訳書多数。詩集に『川萎え』『反復彷徨』『特性のない陽のもとに』(歴程新鋭賞)『現代詩文庫・野村喜和夫詩集』『風の配分』(高見順賞)『ニューインスピレーション』(現代詩花椿賞)『街の衣のいちまい下の虹は蛇だ』『スペクタクル』『ヌードな日』(藤村記念歴程賞)『デジャヴュ街道』『薄明のサウダージ』(現代詩人賞)、小説に『骨なしオデュッセイア』『まぜまぜ』、評論に『現代詩作マニュアル』『移動と律動と眩暈と』(鮎川信夫賞)『証言と抒情──詩人石原吉郎と私たち』『哲学の骨、詩の肉』、翻訳に『ルネ・シャール詩集 評伝を添えて』など。海外では、英訳選詩集『Spectacle
& Pigsty』で2012 Best Translated Book
Award in Poetry (USA)を受賞。また『ヌードな日』英訳版『The
Day laid bare』が英国詩書協会推薦詩集に選ばれている。
西川竜太(指揮)
1972年生まれ。早稲田大学、東京芸術大学卒業。同大学院修士課程修了。早大在学中、グリークラブ指揮者を務める。早大卒業と同時に芸大へ。
アジア音楽祭2010にて、7カ国の作曲家8作品の世界・日本初演を指揮。2011-16年「湯浅譲二・松平頼暁
合唱作品による個展」、2018年「八村義夫 生誕80年祭」を企画・指揮。「秋吉台の夏2013」現代音楽セミナー&フェスティバルに招聘講師・演奏家として参加。
芸大在学中、声楽科有志と共に、1人1パート編成の声楽アンサンブル「Vox
humana ヴォクスマーナ」を創設し、指揮者に就任。音楽の新しい時代の創造を目指し、作曲家と協力して、これまでに190作品を初演。
男声合唱団クール・ゼフィール、混声合唱団「くう空」、女声合唱団「暁」の指揮者。成蹊大学混声合唱団常任指揮者。宮城県中新田縄文太鼓(三善晃作曲)伝承会合唱指導。都立総合芸術高校音楽科講師(合唱)。
2012年 第21回朝日現代音楽賞、2018年 第30回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(クラシック「現代音楽部門」)を受賞。
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