≪第113号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2021/8/24~
8/27(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
PROSPERO CLASSICAL
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孤独を離れて~無伴奏ヴィオラ作品集
ビーバー:パッサカリア ト短調C.105
J.S.バッハ:シャコンヌ ニ短調 BWV1004
ハラール・ハウゴー:Peder Gyes(デンマーク民謡)
伝承曲:Dronningens Contillion(デンマーク民謡)
伝承曲:Rumlekvadrillen(デンマーク民謡)
伝承曲:Vor der Alphutte. Zwei Zauerli.(スイス民謡)
ノルディ・アルダー: ポルカ「Nicht ganz
allein!」(スイス民謡)
伝承曲: Schottisch(スイス民謡)
フランツ・アントン・ホフマイスター:練習曲第5番
ト長調『変奏曲』
伝承曲: A Frunzei. Doina(ルーマニア民謡)
ペンデレツキ::ダンス(2011)
マリウス・ウングレアーヌ:Cantec de Dor
/ Brau. Doina(ルーマニア民謡)(1995)
アルミン・シブラー:小協奏曲 Op.9 |
ウルスラ・サーンテイン
(ヴィオラ;
ストラディヴァリウス
「Gibson」、1734年) |
一挺のヴィオラから紡ぎ出される多彩な響き無伴奏と向き合うことで生まれたつながり
録音:2020年9月8日・12月3日、2021年3月12日・4月9日/58'18''
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団のヴィオラ奏者、ウルスラ・サーンテインによるヴィオラ・ソロのためのアルバム。
バッハ、ペンデレツキ、民族音楽、現代スイスの作曲家シブラーなど多彩な響きが一挺のヴィオラから次々と紡ぎ出されていきます。
一見すると古典的な調和から離れた世界のようですが、実際にはそれぞれの音楽に明らかな対照性とともに強いつながりをも発見することができるでしょう。
1734年製ストラディヴァリウス「ギブソン」での演奏。
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トンボー~バロック時代の追悼音楽
W.F. バッハ:幻想曲 ニ短調 WFB A 105
ローラン・ド・サン=リュック:プロイセン女王のトンボー
ハ短調
エヌモン・ゴーティエ: メッサンジョーのトンボー
ニ短調
ゲオルク・ゲベル:マダムJのトンボー ハ短調
ロベール・ド・ヴィゼー:老ガロ師のトンボー
アルマンド イ短調
作者不詳(1730頃):前奏曲 変ホ長調
作者不詳(1730頃):トンボー/嘆き/アダージョ
ヨハン・ゲオルク・ヴァイヒェンベルガー:ヨーゼフ皇帝のトンボー
ハ短調
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス:ロジー伯爵のトンボー
ロ短調
フランソワ・デュフォー:ブランロシェ氏のトンボー
ト短調
ジェルメーヌ・ピネル:イングランド王の死に寄せるトンボー
ドゥニ・ゴーティエ:ランクロ氏のトンボー
イ短調
ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー:
ブランクロシェ氏の死に寄せてパリで書かれたトンボー
ハ短調 |
ミヒャエル・デュッカー(リュート) |
リュートの響きが身に染みる愛すべき人物との別れを惜しむ美しい音楽
録音:2020年/65'38''
フランス・バロックで流行した「トンボー」は愛すべき人物との別れを偲ぶ音楽。
ただし必ずしも悲しい音楽でなければならない、という訳ではなく、長調の曲あり、快速なものがあればゆったりしたものもあったりと、様々な音楽語法が用いられているのが特徴です。
古楽アンサンブル「ヌオーヴォ・アスペット」のリーダーとしても活躍するリュート奏者、ミヒャエル・デュッカーによる巧みな演奏は、喪に服したバロックの作曲家たちが無尽蔵の創意と独創性を発揮したことをおおいに示してくれます。
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セルゲイ・タニン デビュー・アルバム
ブラームス:ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調
Op.1
シューベルト(リスト編):
「12の歌曲」より 挨拶を贈ろう S.558-1
「12の歌曲」より 糸を紡ぐグレートヒェンS.558-8
「白鳥の歌」より 住処 S.560-3
「12の歌曲」より セレナード S.558-9
「白鳥の歌」より 影法師 S.560-12
「白鳥の歌」より 鳩の便り S.560-13
プロコフィエフ:10の小品 Op.10 |
セルゲイ・タニン(ピアノ) |
ロシアの若き逸材、注目デビュー・アルバム!
録音:2021年/75'08''
1995年シベリア生まれで5歳からピアノを始め、11歳で早くもチャイコフスキー音楽院の大ホールでモスクワ交響楽団と共演、2018年にゲザ・アンダ国際ピアノコンクールで第3位と聴衆賞を獲得した若きピアニスト、セルゲイ・タニンのデビュー・アルバムです。
ブラームスのソナタ、リスト編曲のシューベルト、プロコフィエフの小品という選曲からは、彼が高い技術と深い歌謡性の両立を武器にしていることがうかがえます。
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NOVANTIQUA RECORDS
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旧シンフォニア・レーベルの名物プロデューサー、
シグリット・リーとの二人三脚で創り上げた
巨匠クルニョーラのヴァイス作品集
ヴァイス:リュート作品集
前奏曲変ホ長調 WeissSW17
シャコンヌ ~
ソナタ変ホ長調 WeissSW10
ソナタ嬰ヘ短調 WeissSW48
ソナタ変ロ長調 WeissSW49
ファンタジア ハ短調 WeissSW9 |
アルベルト・クルニョーラ(リュート) |
海外直輸入、入手困難になる可能性あり。
イタリア・リュート界の巨匠アルベルト・クルニョーラ。ドイツ後期バロックの巨匠、ヴァイスの芸術の神髄。
イタリアのヴァレーゼ出身で同国の古楽界、リュート界を代表する巨匠アルベルト・クルニョーラが奏でるレオポルト・ヴァイスの芸術の神髄。
クルニョーラはドイツ後期バロックの巨匠で当時を代表するコンポーザー=リューティストだったヴァイスの作品集を創るためにその膨大な作品群を研究。
約650曲とも約850曲とも伝わるヴァイスの作品の中から、ドレスデン、ブルノ、ロンドンの各地に保管されていた5作品を厳選しています。
アーティスティック・ディレクターを務める旧シンフォニア・レーベルの名物プロデューサーであるシグリット・リーとの二人三脚で創り上げたクルニョーラのヴァイス作品集は、古楽ファン要注目です。
※録音:2018年9月、ピエヴェッキア(イタリア)
※アーティスティック・ディレクター:シグリット・リー

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無伴奏クラリネットのための20世紀音楽
オズヴァルド・ラセルダ(1927-2011):メロディア/
ストラヴィンスキー:無伴奏クラリネットのための3つの小品/
メシアン:鳥たちの深淵/
ケージ:クラリネットのためのソナタ/
クラウディオ・サントロ(1919-1989):アメリカのファンタジー/
アーノルド:ファンタジー/
べリオ:セクエンツァIX/
ロナルド・ミランダ(1948-):ルディカⅠ/
べリオ:リート(歌)/ガーシュウィン(ルチアーノ編):サマータイム |
ルカ・ルチアーノ(クラリネット) |
イギリスのリーズ音楽大学でクラシック、ジャズ、コンテンポラリーを学び、その全てのジャンルで優秀な成績を収めたイタリアのコンポーザー=クラリネッティスト、ルカ・ルチアーノ。
前作の自作自演集「フラグメンツ」(NA28)に続くセカンド・アルバムは、20世紀にクラリネットのために作曲された「無伴奏作品集」!
ストラヴィンスキーやメシアン、アーノルド、ケージ、べリオの重要作に、ブラジルの作曲家であるラセルダとサントロ、ミランダの3作品をカップリング。
アンコールとしてルチアーノ自身の編曲によるガーシュウィンの「サマータイム」を収録しています。
※録音:2020年、ナポリ(イタリア)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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ALTUS
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グレン・グールド 若き日の記録 第5集
「58年のゴールドベルク変奏曲」
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲 BWV988 |
グレン・グールド(ピアノ) |
他のどの録音とも違う『ゴールドベルク』。グールド、58年バンクーバー・ライヴ!自在な緩急で弾き切った一回限り・驚きの大名演!音質も今までにない鮮烈さで登場
録音:1958年7月23日/バンクーバー音楽祭でのライヴ(モノラル)/国内プレス、2021年デジタル・リマスター、日本語帯・解説付
グールドはステージ上でも聴衆のためでなく、あくまでも自分のために弾いている。自身の内で瞬間に湧き上がってきた音楽をこのディスクを通じて我々は聴くことができるわけだ。
ここにはインテンポを維持して完成させた55年のスタジオ録音では聴くことのできない、内面の音楽が残されている―
Altus の最新技術で鮮やかに蘇る、グールド若き日の貴重なライヴ録音。知られざるゴールドベルクの名演、58年バンクーバー音楽祭でのライヴが望みうる最高の音質で登場!
スタジオの録音技術を駆使して緻密に作り上げた55年の『ゴールドベルク変奏曲』で一躍音楽界にその名をとどろかせたグールド。
多忙な演奏活動に明け暮れるうちコンサートというものを疑問視し、精神的不調の波にもまれ、50年代から既に演奏会のキャンセルが多くなっていきます。
そんななか興が乗って充実したライヴ演奏を繰り広げることもあって、この58年バンクーバー・ライヴがまさにそれ。ライヴの一回性の中でイマジネーションが自由に飛翔した素晴らしい『ゴールドベルク変奏曲』です。
大胆な緩急を持ち、各変奏の繰り返しの有無にも独自性がある演奏で、55年のスタジオ録音を完成された設計図としつつもそこにこだわらない自在さがあり、大きな違いがあります。
また59年のザルツブルク・ライヴでは81年スタジオ盤へと繋がっていくテンポ感が現れてきますが、このバンクーバー・ライヴは緩急のせめぎ合いがまだまだ白熱しています。
ブックレットには各録音を比べながら詳細に検証された演奏論が掲載され、圧倒的な読み応えとなっています。
ジャケット・デザインはシルバーを用いたこだわりの印刷。画面上の画像データでは再現できない色になっておりモノとしての価値も十分。
ぜひコレクションに加えたいアルバムです。
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ALTSA 441
(4SACD シングルレイヤー)
¥15900
※通常のCDプレーヤーでは再生できません。
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チェリビダッケ/フランス国立放送管弦楽団
INAライヴ録音大集成 |
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
フランス国立放送管弦楽団 |
[Disc1]
ルーセル:交響曲第3番 ト短調 Op. 42/
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.
98
録音:1974年10月23日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
シェーンベルク:6つの管弦楽伴奏付き歌曲
Op. 8/
シューベルト:交響曲第8番 ロ短調『未完成』
D. 759/
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調
Op. 92/
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第1番/
ミヨー:ブラジルの郷愁~第11曲『ラランジェイラス』/
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ(管弦楽版)/
ストラヴィンスキー:小管弦楽組曲第2番
より『ギャロップ』
録音:1974年9月17日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
ブラームス:悲劇的序曲 Op. 81/
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調『皇帝』
Op. 73
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(
ピアノ)
録音:1974年10月16日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
[Disc2]
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調『田園』
Op. 68
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』より抜粋
録音:1974年2月6日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
ブラームス:交響曲第3 番 ヘ長調 Op.
90/
ミヨー:ブラジルの郷愁 Op. 67b/
レスピーギ:交響詩『ローマの松』 P.
141
録音:1974年2月15日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
シューベルト:『ロザムンデ』 序曲/
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調
Op. 104
ピエール・フルニエ(チェロ)
デュティユー:メタボール
録音:1974年10月2日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
[Disc3]
シューベルト:6つのドイツ舞曲(ウェーベルンによる管弦楽編)/交響曲第5番
変ロ長調 D. 485
ヨハン・シュトラウスII 世:
喜歌劇『こうもり』序曲/ウィーンの森の物語/フィガロ・ポルカ/
ピツィカート・ポルカ/トリッチ・トラッチ・ポルカ/皇帝円舞曲
録音:1973年12月30日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.
626
アーリーン・オジェー(ソプラノ)、グーリ・プレスナー(コントラルト)、
アダルベルト・クラウス(テノール)、ロジェ・ソワイエ(バス)、
ジャン・ポール・クレダー(合唱指揮)、フランス国立放送合唱団
録音:1974年2月22日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』 序曲/
ハイドン:交響曲第102 番 変ロ長調 Hob.I:102/
シューマン:交響曲第2 番 ハ長調 Op.
61
録音:1974年2月27日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
[Disc4]
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.
54
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』組曲第2
番 Op.64より抜粋
録音:1974年5月29日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
ラヴェル:
スペイン狂詩曲 録音:1973年12月23日
『マ・メール・ロワ』 録音:1974年2月6日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
道化師の朝の歌 録音:1974年5月29日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
ラヴェル:
ラ・ヴァルス 録音:1974年10月2日
『ダフニスとクロエ』 第1,2組曲 録音:1974年10月16日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
ジャン・ポール・クレダー(合唱指揮)、フランス国立放送合唱団 |
チェリとフランス国立管の超絶名演集。INA音源を2021年リマスターでSACD化!4枚のディスクにたっぷり800分弱収録!
完全限定生産、2021年新マスタリング、国内プレス、一部歌詞対訳付き、ステレオ、219分/
200分/216分/ 161分、日本語帯・解説付
ALTUS 屈指のベストセラー、チェリビダッケ&フランス国立管弦楽団のINA
音源シリーズをすべてまとめた長時間収録SACD4
枚組。
当盤のためにリマスターされ通常CD版とは異なる魅力を付加。
最新リマスタリングにはALTUSの新技術〈High
sampling overtone〉が採用されており、自然な倍音とオーケストラの確かな質感がチェリビダッケの名演をより引き立たせてくれます。
1973・74年録音ですべてステレオ。
ミケランジェリ、フルニエ、アルゲリッチとの協奏曲録音は超絶の名演。他にも極上に美しい『未完成』、スローテンポに仰天の『ペトルーシュカ』、チェリの叫びも高らかな凄演『ローマの松』、精緻な佇まいに涙の『モツレク』、ユニークなウィーン音楽に圧倒的最弱音のラヴェル作品などなど、何所をとってもチェリビダッケの威容をビシビシ感じる圧巻の内容!
解説書には既発盤に使われた原稿をもれなく収録。
鈴木淳史氏、久保木泰夫氏、許 光俊氏による各ディスクの解説から演奏者プロフィールに楽曲解説、シェーンベルク『6つの管弦楽伴奏付き歌曲』歌詞対訳まで、全60ページを超える充実のブックレットです。
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PROFIL
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PH 20074
(7CD)
¥4500 →\4090
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フィッシャー=ディースカウ初期録音集 |
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) |
Disc1 76'17"
シューベルト:
(1)漁夫の娘(白鳥の歌)/(2)君こそわが憩い
D.776/(3)セレナード(白鳥の歌)/
(4)さすらい人の月に寄せる歌D.870/(5)ヴィルデルマン山地を越えてD.884/
(6)孤独な人D.800b/(7)夕映えの中でD.799/(8)別れ(白鳥の歌)/(9)わが宿(白鳥の歌)/
(10)魔王D.328/11()至福D.433/(12)野ばらD.257/13()聞け、青空にいるひばりをD.889/
(14)漁夫の歌D.881b/(15)ますD.550d/(16)流れD.565/(17)万霊節の日のための連祷D.343
シューマン:
(18)蓮の花Op.25 の7(ミルテの花)/(19)君は花のごとくOp.25
の24(ミルテの花)/
(20)リーダークライスOp.24(全9曲)
ジェラルド・ムーア(1)-(19)、ヘルタ・クルスト⑳(ピアノ)
録音:1951 年10月(1)-(3)(18)(モノラル)、1955
年5月(4)-(8)(モノラル)、
1958 年5月(9)(10)、1965 年2、3月(11)-(17)、1956
年9月(19)(20)(モノラル)【全点初CD 化】
Disc2 77'03"
(1)ブラームス:4つの厳粛な歌Op.121
(2)ヴォルフ:メーリケ詩集~鼓手/散歩/こうのとりの使い
(3)リヒャルト・シュトラウス:たそがれの夢Op.29の1/セレナードOp.17の2/朝Op.27の4
(4)レーヴェ:魔王Op.1の3
(5)ベートーヴェン:遥かなる恋人に寄すOp.98(全6曲)
(6)ハイドン:すこぶる平凡な話/平静/母の遅すぎた到着/叶えられた恋/宗教的な歌/皇帝賛歌
(7)テレマン:孤独/幸福/ご婦人方/稀な幸福/忘れられたフィリス/偽り/酒賞賛
ヘルタ・クルスト(1)、ジェラルド・ムーア(2)-(6)(ピアノ)、
エディット・ピヒト=アクセンフェルト(チェンバロ)(7)、イルムガルト・ポッペン(チェロ)(7)
録音:1949年9月(1)(4)(モノラル)、1955年1月(2)(4)(モノラル)、
1955年12月(3)(モノラル)、1951年10月(5)(モノラル)、1959年6月(6)、1962年3月(7)
Disc3 78'34"
(1)ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」~激しい苦しみ/復讐の話なら
(2)ロルツィング:「ロシア皇帝と船大工」~皇帝の歌
(3)同:「密猟者」~ほがらかで陽気
(4)グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」~私は彼女を失った
(5)モーツァルト:「魔笛」~おれは鳥刺し/パパゲーナ、パパゲーナ
(6)ワーグナー:「タンホイザー」~夕星の歌
(7)同:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」~あなたの歌の導き
(8)チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」~あなたは手紙をくれました
(9)プッチーニ:「ラ・ボエーム」~馬車の中で/おおミミ、君はもう戻ってこない
(10)ヴェルディ:「ファルスタッフ」~行儀よく/老ハンス
(11)同:「ドン・カルロ」~
おおカルロ、聞いてくれますね/陛下、私はフランドルから来ました/あなたが世界にお与えになる
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)RIAS交響楽団、RIAS室内合唱団、
テオドル・シュロット(ライモンディ;バス):1953年1月(1)
ヴィルヘルム・シュヒター(指揮)ベルリン・フィル:1955年12月(2)(3)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)ベルリン放送交響楽団:1956年9月(4)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)RIAS交響楽団、マルゴ・ギヨーム、マリア・リース(童子;ソプラノ)、
ディアナ・エーストラティ(童子;アルト)、リザ・オットー(パパゲーナ;ソプラノ):1955年6月(5)
ヴィルヘルム・シュヒター(指揮)フィルハーモニア管弦楽団:1954年3月(6)
アンドレ・クリュイタンス(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団1956、
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ヴァルター;テノール):1956年バイロイト・ライヴ(7)
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団、
セーナ・ユリナッチ(タチヤナ;ソプラノ):1961年1月ウィーン・ライヴ(8)
ヴィルヘルム・シュヒター(指揮)ベルリン・フィル、ルドルフ・ショック(ロドルフォ;テノール):1954年9月(9)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)RIAS
交響楽団、ヨーゼフ・メッテルニヒ(ファルスタッフ;バリトン)、
コルネリウス・ファン・ダイク(バルドルフォ;テノール):1951年1月(10)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)ベルリン歌劇場管弦楽団、ボリス・グレヴェルス(カルロ;テノール)、
ヨーゼフ・グラインドル(フィリッポ;バス):1948年11月18日ライヴ(11)
Disc4 78'12"
(1)ヘンデル:「ジュリオ・チェザーレ」~抜け目ない狩人は
(2) 同:「ベレニーチェ」~鎖に繋がれても
(3)ハイドン:「変わらぬまこと」~耳をほじってよく聞け
(4)モーツァルト:「フィガロの結婚」~もうあんなの勝ちだと言ったな
(5)同:「ドン・ジョヴァンニ」~さあワインで/奥様お手をどうぞ/あんたの半分はこっち
(6)同:「コジ・ファン・トゥッテ」~私にその手を差し出して
(7)ロッシーニ:「ウィリアム・テル」~動かぬまま
(8)グノー:「ファウスト」~ここを離れる前に
(9)ヴェルディ:「オテロ」~ロデリーゴ、飲もう!
/行け、私にはお前の目標がみえる
(10)リヒャルト・シュトラウス:「影のない女」~今、私の手に委ねられた
(11)同:「アラベラ」~あなたこそ私を支配する者
(12)ヒンデミット:「画家マチス」~太陽の国
(13)ヴェルディ:「イル・トロヴァトーレ」~あの人の笑顔は
(14)同:「リゴレット」~下劣で呪わしき廷臣たちよ
(15)同:「シチリア島の夕べの祈り」~そうだ、わしを心底嫌っていた
(16)同:「仮面舞踏会」~立て!
(17)同:「ファルスタッフ」~おい小姓!
カール・ベーム(指揮)ベルリン放送交響楽団:1960年4月(1)
カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団(2)
ラインハルト・ペータース(指揮)ウィーン・ハイドン管弦楽団:1969年10月(3)(4)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)ベルリン放送交響楽団(5)(7)(8)、
イルムガルト・ゼーフリート(ツェルリーナ;ソプラノ)(5):1958年9、10月(5)、1961年4月(7)(8)
オイゲン・ヨッフム(指揮)ベルリン・フィル、エルンスト・ヘフリガー(フェルランド;テノール)、
ヘルマン・プライ(グリエルモ;バリトン)、エリカ・ケート(デスピーナ;ソプラノ):1962年12月(6)
ジョン・バルビローリ(指揮)ニューフィルハーモニア管弦楽団、ピエロ・デ・パルマ(カッシオ;テノール)、
フロリンド・アンドレオッリ(ロデリーゴ;テノール):1968年10、11月(9)
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)バイエルン州立交響楽団、
インゲ・ボルク(皇后;ソプラノ):1963年11月21日ミュンヘン・ライヴ(10)
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)バイエルン州立交響楽団、
リーザ・デラ・カーザ(アラベラ;ソプラノ):1963年8月ミュンヘン・ライヴ(11)
レオポルト・ルートヴィヒ(指揮)ベルリン放送交響楽団:1961
年11月(12)
アルベルト・エレーデ(指揮)ベルリン・フィル:1959年6月(13)-(17)【全点初CD
化】
Disc5 76'17"
(1)シュッツ:主に向かいて新しき歌を歌えSWV324
(2)トゥンダー:われに与えたまえ、主よ
(3)ブルーンス:聖なるキリストは蘇えりたまえる
(4)J.C.バッハ:ああ、たっぷりと水さえあれば
(5)J.S.バッハ:わがイエスをしかと捉え~カンタータ第157
番より
(6)同:ああ願わくば、喜びの霊を~カンタータ第73
番より
(7)同:カンタータ第158 番「平安、汝にあれ」BWV158
(8)同:わが心を清めたまえ~マタイ受難曲より
(9)ペッピング:血潮したたる~パウル・ゲルハルトの詩による歌曲集
ヘルムート・クレプス(テノール)(3)
南西ドイツ放送交響楽団のメンバー(1)-(4):1953年2月(1)(モノラル)、
1954年10月(2)(モノラル)、1953年10月(3)(モノラル)、1959年4月(4)(モノラル)
カール・フォルスター(指揮)ベルリン・フィル、聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団、
ミシェル・シュワルベ(ヴァイオリン)、オーレル・ニコレ(フルート)、ローター・コッホ(オーボエ)、
イルムガルト・ポッペン(チェロ)、エディット・ピヒト=アクセンフェルト(チェンバロ):1958年2月(5)-(7)
カール・リヒター(指揮)ミュンヘン・バッハ管弦楽団:1958年8月(8)
アルトゥール・ローター(指揮)ベルリン放送交響楽団:1957年11月(9)(モノラル)【全点初CD
化】
Disc6 74'38"
(1)マーラー:さすらう若人の歌(全4曲)
(2)シューマン:ゲーテのファウストからの3つの場面
(3)モーツァルト:
男たちはいつもつまみ食いをしたがるK.433/私が皇帝になったらK.539/
さては裏切ったのか~残酷な後悔K.432/御手に口づけすればK.541
(4)テレマン:カナリア・カンタータ
(5)ヘンデル:穹窿のように空は覆い
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)フィルハーモニア管弦楽団:1952年6月(1)(モノラル)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)ウィーン・フィル:1961年7月29日ザルツブルク音楽祭ライヴ(2)
ラインホルト・ペータース(指揮)ウィーン・ハイドン管弦楽団:1969年10月(3)
ヘルムート・ヘラー(ヴァイオリン)(4)、ハインツ・キルヒナー(ヴィオラ)(4)、
ローター・コッホ(オーボエ)(4)(5)、エディット・ピヒト=アクセンフェルト(チェンバロ)(4)(5)、
イルムガルト・ポッペン(チェロ)(4)(5)、オーレル・ニコレ(フルート)(5):1957年3月(4)、1960年2月(5)
Disc7 79'35"
(1)ヘンデル:劇的カンタータ「アポロとダフネ」/(2)同:イタリア語カンタータ「愛の闘いから逃れよ」/
(3)J.S.バッハ:カンタータ「愛を裏切る者」BWV203/(4)同:農民カンタータBWV212
ギュンター・ヴァイセンボルン(指揮)ベルリン・フィルのメンバー、
アグネス・ギーベル(ダフネ;ソプラノ):1966年1月(1)【初CD
化】
エディット・ピヒト=アクセンフェルト(チェンバロ)、ルムガルト・ポッペン(チェロ):1960年2月(2)(3)
カール・フォルスター(指揮)ベルリン・フィル(4)、聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団(4)、
リザ・オットー(ソプラノ):1960年10月(4) |
フィッシャー=ディースカウ若き日の美声とエネルギーを満喫できる貴重Box!
「世界で最も偉大なリート歌手」とも称された不世出のバリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(1925-2012)。彼は録音の多さでも有名ですが、ここでは彼が20代から30代にかけての若き日の記録を集めています。
フィッシャー=ディースカウの記念すべき録音第1号にあたる1949年9月のブラームス「4つの厳粛な歌」からドイツ歌曲、古典からオペラまで美声と表現を堪能できます。
初CD化も多く、共演もフルトヴェングラーやベーム、フリッチャイ、歌手陣もヴィントガッセンやグラインドル、ゼーフリートらドイツ・オペラ史に残る大物が目白押し。
多くは現在入手困難で、7枚組この価格はまさに夢のよう。お買い逃がしなく!
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<メジャー・レーベル>

8/26(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CHALLENGE CLASSICS
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CC 72859
(SACD HYBRID+
ボーナスディスク付)
¥2800
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ミンナ―ルが名作ゴルトベルクを録音!
[本編ディスク]
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
全曲
[ボーナスディスク]
ダーン・マンネケ(1938-):
バッハを思う ~何と儚く、何と空しく
A.D.2020
I. Lontano/II. Toccata primo/
III. Aria/Ayre
(Ach wie fluchtig, ach wie nichtig/
Flow my tears)/
IV. Intermezzo sospeso/
V. Evocazione BWV 854 (Berceuse)/
VI. Toccata secundo
J.S.バッハ:アリア(ゴルトベルク変奏曲
BWV988より)
※ボーナスディスクもSACD ハイブリッド盤です。 |
ハンネス・ミンナール(ピアノ) |
CHALLENGEレーベルの名手ミンナ―ルが名作ゴルトベルクを録音!透明な響きでじっくり歌われる美しい演奏
録音:2020年8月3-6日/アムステルダム、デ・ヴァルシェ教会/DSD、81'58'、[
ボーナスディスク]16'03''
チャレンジ・クラシックス・レーベルの看板ピアニストとしてリリースを続ける名手ミンナールが名作『ゴルトベルク』を録音しました。
透明度の高い響きとすっきりしたフレージングに加え、素朴にしてじっくりとした歌心。現代におけるひとつの回答のようなアプローチが展開されています。
遅いテンポで奏でる第25 変奏でも豊かな旋律性の持続があり、全体を貫く雰囲気が美しく統一されています。
ボーナスディスクに収録されたオランダの作曲家マンネケの『バッハを思う』は、ミンナールの『ゴルトベルク』の演奏会のために書かれた作品で、コンサートでは第15変奏と第16変奏の間に演奏されました。
単独で演奏することもでき、また最後にバッハのアリアをつけても良い、とされている幻想的な小品です。
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EVIL PENGUIN RECORDS
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J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ集
第1番 ト短調 BWV1001
第2番 イ短調 BWV1003
第3番 ハ長調 BWV1005 |
リナス・ロス
(ヴァイオリン;
ストラディヴァリウス「Dancla」、
1703年) |
ヴァイオリニストにとって特別な無伴奏、リナス・ロスがソナタ3曲を録音
録音:2021年9月22-25日、12月20-21日/オクセンハウゼン、ライブラリー・ホール/68'15''
リナス・ロスは12歳でソナタ第1番のフーガを、15歳で『シャコンヌ』を弾き、17歳で全6曲を演奏しました。それ以来、バッハの無伴奏は彼にとって常に音楽家として成長し続けるための重要な存在となっています。
このたび無伴奏ソナタ3曲をリリース。
バッハ自身がタイトルにイタリア語で『Sei
Solo』と綴ったこの無伴奏作品には、「6つのソロ曲」であると同時に「あなたは一人である」という意が込められています。
音楽上の、あるいは楽典的なものを超えたあらゆる要素が一人の演奏家に求められるこの作品に、リナス・ロスが正面から向かい合い録音に踏み切ったのはコロナ禍の自粛期間と無関係ではありません。
先人の偉大な解釈、原典や当時の弓の研究といった経験値が表現に深みを与えた演奏が展開されています。
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ARS PRODUKTION
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代理店変更に伴い旧譜再掲載 |
ARS38203
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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プレイエルの秘宝 Vol.3 ~ プレイエル:3つのピアノ三重奏曲
(ヴァイオリンとチェロを伴うハープシコード
またはピアノのための3つのソナタ)
イグナツ・プレイエル(1757-1831):
ピアノ三重奏曲ヘ長調 Ben437、
ピアノ三重奏曲ト長調 Ben438、
ピアノ三重奏曲変ホ長調 Ben439(1790年) |
IPG プレイエル・ピアノ三重奏団 |
「プレイエルの秘宝」シリーズ第3巻!
ARS Produktionによる、プレイエルの秘曲を発掘する「プレイエルの秘宝(Hidden
Gems)」シリーズ第3巻。
ヨーゼフ・ハイドンの弟子であり、のちにヨーロッパでもっとも有名な作曲家へと上り詰めたイグナツ・プレイエル(プライエル)は、18世紀後半に最も多くの三重奏曲を残した作曲家の一人です。
プレイエルのトリオは主に鍵盤楽器、ヴァイオリン(またはフルート)、チェロのために作曲されており、それぞれの作品の質の高さから「ピアノ三重奏曲」というジャンルの発展と完成に多大な貢献をした作曲家ということができるでしょう。
IPG(イグナツ・プレイエル協会)プレイエル・ピアノ三重奏団はピリオド楽器のアンサンブルで、ピアノは作品と同年に製作された1790年製プレイエルのオリジナルを使用しています。全曲世界初録音とのことです。
※録音:2015年6月、プレイエル授洗教会(オーストリア、ルッパースタール)
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ARS38206
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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ないしょの手紙
ヤナーチェク(1854-1928):
弦楽四重奏曲第2番《ないしょの手紙》
カート・ローディ(1966-):内なる声
ビリー・チャイルズ(1957-):報われない
ピーター・ネル(1971-):親密な声
ブルース・ブロートン(1945-):ファンシーズ |
リリス弦楽四重奏団 |
チャイコフスキー国際コンクールやアスペン音楽祭上位入賞のメンバーによって2008年にロサンゼルスで結成されたリリス弦楽四重奏団。
ロサンゼルス在住の作曲家の音楽に焦点を当てた「ヒア・ナウ・ミュージック・フェスティバル」のファウンディング・レジデント・アンサンブルでもあり、LAタイムズ紙の音楽評論家マーク・スウェッドには「輝かしく、精巧で、パワフルな活動」と評されています。本作はヤナーチェクの《ないしょの手紙》を中心としたプログラムで、アメリカで活躍する作曲家に委嘱した4つの新作を世界初録音で収録しています。
※録音:2015年12月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
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ARS38205
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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ビヨンド・タイム
ファビアン・ミュラー(1964-):
始まり - 世界を発明する3つの試み
(ソプラノと室内アンサンブル版)*
フォルカー・ダーヴィト・キルヒナー(1942-2020):亡命
メシアン:世の終わりのための四重奏曲 |
チューリッヒ・アンサンブル、
クリスティアーネ・ベージガー(ソプラノ)* |
スイスの名ヴァイオリニスト、カミラ・シャッツやジュネーヴ国際音楽コンクールで1位受賞のクラリネット奏者、ファビオ・ディ=カゾーラを含む4名の音楽家によって2012年に創設されたチューリッヒ・アンサンブル。
『Beyond Time』と題された本作には、創造神話やスイスの作家ティム・クローンによる『世界の発明
Die Erfindung der Welt』を音楽で表現したファビアン・ミュラーの《Am
Anfang》、個人の孤立や内外への移住に関する問題を扱ったフォルカー・ダーヴィト・キルヒナーの《Exil》、そして絶望的な状況で書かれたメシアンの救済的な《世の終わりのための四重奏曲》という、時代を超えた普遍的な告白ともいえる3作品が収録されています。
※録音:2015年11月(スイス、チューリッヒ)
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ARS38209
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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リャプノフ:ピアノ作品集Vol.2
セルゲイ・リャプノフ(1859-1924):
ノヴェレッテ Op.18/舟歌 Op.46/
ユモレスク Op.34/3つ小品 Op.1/
7つの前奏曲 Op.6/夕暮れの歌 Op.22/
ロシアの主題による変奏曲とフーガ Op.49/
降誕祭 Op.41 |
フロリアン・ノアック(ピアノ) |
1990年ベルギー・ブリュッセル出身の天才ピアニスト、フロリアン・ノアックが奏でるリャプノフのピアノ作品集第2巻。ノアックは12歳でベルギーのエリザベート王妃音楽院のスペシャル・コース(天才児養成コースとも)で学び、ブリジット・エンゲラーからも激賞された才能の持ち主です。ケルン音楽大学でワシーリー・ロバノフに師事した影響もあり、ロシア音楽を自らの重要レパートリーとしています。
小品の職人としても、大規模作品のマスターとしても、また独立したヨーロッパ人としても、ロシアの最も正統的な作曲家としても、リャプノフの音楽は大胆かつヴィルトゥオジックなスタイルで印象的ですが、まだまだ演奏機会は多くありません。Op.18、Op.22、Op.34の3曲は世界初録音とのことです。
※録音:2015年12月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
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ARS38207
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2700
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ムジカ・フィクタ~サクソフォン四重奏のための音楽
ジョヴァンニ・ガブリエリ:4声のカンツォン第2番
ドメニコ・スカルラッティ&サルヴァトーレ・シャリーノ:
スカルラッティのカンツォニエーレ
ヴェルディ:
弦楽四重奏曲 ホ短調(アルベルト・ディ・プリオーロ編曲)
プッチーニ:菊 |
ミラノ・サクソフォン四重奏団
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2010年にイタリアの異なる地域出身の4人の音楽家によって設立されたミラノ・サクソフォン四重奏団。
メンバーはダダリオとセルマーのアーティストであり、そのヴィルトゥオジティとイタリア特有の音楽的感性が世界的に認められています。
※録音:2015年12月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
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COBRA RECORDS
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COBRA0076
(2CD)
特別価格
¥2700 →\2490
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キロガ弦楽四重奏団+ヴェロニカ・ハーゲン!
すると光があった ~ ハイドン&モーツァルト:ハ長調の弦楽四重奏曲集
CD1 ~
ハイドン:弦楽四重奏曲第39番 ハ長調 Op.33-3,
Hob.III:39《鳥》
モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番 ハ長調
K.465《不協和音》
CD2 ~
ハイドン:弦楽四重奏曲第72番 ハ長調 Op.74-1,
Hob.III:72
モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番 ハ長調
K.515* |
キロガ弦楽四重奏団
ヴェロニカ・ハーゲン(ヴィオラ)* |
キロガ弦楽四重奏団+ヴェロニカ・ハーゲン!「ハ長調」の作品を集めたハイドン&モーツァルト!
☆スペインの注目アンサンブル、キロガ弦楽四重奏団!
☆啓蒙主義の時代を象徴する「ハ長調」の作品を集めたハイドンとモーツァルト!
☆弦楽五重奏曲では、ヴェロニカ・ハーゲンが参加!
ガリシア地方の大ヴァイオリニスト、マヌエル・キロガ(1892-1961)の名を冠し、2007年にはスペイン国営放送の文化賞を授与されたスペインのアンサンブル、キロガ弦楽四重奏団。
旧約聖書の天地創造の場面からの引用「UND
ES WARD LICHT! すると光があった」をタイトルにした最新盤は、ハイドンとモーツァルトのハ長調作品ばかりを集め、音楽史上最も魅力的な時代のひとつである「啓蒙主義の時代」を描き出した2枚組アルバム。
ハ長調はハイドンが自身のオラトリオで天地創造の瞬間(UND
ES WARD LICHT!)を描くために選んだ調でもあります。
理性や思考から発せられると同時に、感情に直接語りかける芸術でもある「弦楽四重奏」は、言語のもつ構造的な力と、詩の創造性、自由さを完璧に組み合わせた、普遍的で民主化された音楽であり、啓蒙主義の時代を象徴する新しいジャンルでした。
アルバムの最後に置かれたモーツァルトの弦楽五重奏曲では、ハーゲン弦楽四重奏団のヴィオラ奏者、ヴェロニカ・ハーゲンが第1ヴィオラとして参加しています。
※録音:2020年2月(五重奏曲)&2020年10月(四重奏曲)、オランダ

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VOX ~ ヴァイオリンとアコーディオン、ヴォイスのための作品集
ストラヴィンスキー:タンゴ/
ヴィレム・イェツ:ポートレイト(2020)/
ラフマニノフ:ヴォカリーズ/
イヴァン・フィッシャー:子守歌(2005)/
ストラヴィンスキー:ロシアの歌/
サティ:永遠のタンゴ/
ラヴェル:カディッシュ/
ルネ・サムソン:Salaam we-ja'al bient(2001)/
エフレム・ポドガイツ:アヴェ・マリア(2005)/
ヘラルト・ベルヨン:進化(2020)/
ゴルカ・エルモサ:Anantango(2003) |
デュオ・ローゼモンド&ベッケルス
〔ヤコビアン・ローゼモンド
(ヴァイオリン、ヴォイス)、
ルネ・ベッケルス(アコーディオン)〕 |
ヴァイオリン、アコーディオン、ヴォイス、の組み合わせによるユニークなアルバム
☆オランダのヴァイオリン&アコーディオン・デュオ!
☆ヴォイス(歌や朗読)とヴァイオリン+アコーディオンの組み合わせによるユニークなプログラム!
2017年、ヴァイオリニストのヤコビアン・ローゼモンドとアコーディオン奏者のルネ・ベッケルスによって結成された「デュオ・ローゼモンド&ベッケルス」による、ヴォカリーズ(VOX=ラテン語で声)にインスピレーションを受けた極めてユニークなプログラム!
ラフマニノフ、ストラヴィンスキー、ラヴェル、サティといったおよそ100年前の偉大な巨匠たちの作品と、オランダ人作曲家のヴィレム・イェツとヘラルト・ベルヨン(二人の作品はデュオ・ローゼモンド&ベッケルスのために作曲されたもの)、ユダヤ人作曲家のルネ・サムソン(オランダ)、イヴァン・フィッシャー(ハンガリー)、エフレム・ポドガイツ(ロシア)らによるヴァイオリンとアコーディオン、声楽のための新しい作品を組み合わせ、これらの楽器のあらゆる可能性を追求したコラージュ・アルバムが誕生しました。
例えばアコーディオンはオルガンのようにも聞こえ、ヴァイオリンと組み合わせることで、深い静寂の感覚を呼び起こすことができます。
これらはラフマニノフのノスタルジックなロマンティシズムや、タンゴやユダヤ人の歌などの民族音楽と強いコントラストをなしており、さらに時折、歌や朗読のテキストを加えることで、デュオのカラーパレットとプログラムの表現力を広げています。
※録音:2021年4月7日-9日、オランダ
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DA VINCI CLASSICS
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カステルヌオーヴォ=テデスコの「平均律ギター曲集」
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
平均律ギター曲集 Op.199 Vol.1
前奏曲とフーガ第1番~第12番 |
モノ・ギター・デュオ
〔ジュゼッペ・モリーノ(ギター)、
アンナ・クリスティーナ・ノヴィツカ
(ギター)〕 |
大バッハへのオマージュ。カステルヌオーヴォ=テデスコの「平均律ギター曲集」!
20世紀のイタリアを代表する作曲家の1人であるマリオ・カステルヌォーヴォ=テデスコが書き上げた大作「平均律ギター曲集
Op.199(2台のギターのための24の前奏曲とフーガ)」は、対位法の世界、そしてライプツィヒのカントール、ヨハン・セバスチャン・バッハの芸術への忠実なオマージュです。
ギター・デュオの編成のために書かれた記念碑的作品であるこの「平均律ギター曲集」に取組んだモノ・ギター・デュオは、イタリアとポーランドのギタリストたちによって2017年に結成。
技術的にも音楽的にも高度なレベルを要求される「平均律ギター曲集」において、その見事なコンビネーションでカステルヌォーヴォ=テデスコが思い描いた「バッハへのオマージュ」を表現してくれています。
※録音:2020年12月27日-29日、サン・セバスティアーノ教会(アルピーノ、イタリア)
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EIVQ ~ サクソフォン四重奏のための近代作品集
ラッファエーレ・ベッラフロンテ(1961-):バンドネオンとサクソフォン四重奏のための協奏曲第3番
アストル・ピアソラ(1921-1992):サクソフォン四重奏のための《ブエノスアイレスの四季》
エドアルド・ディネッリ(1976-):サクソフォン四重奏のための《サクソフォー》
ロベルト・スカルチエッラ・ペリーノ(1967-):サクソフォン四重奏のための《テニス・クヮルテット》 |
エクスクルーシヴ・サクソフォン四重奏団
〔ヴァレンティナ・レネスト(ソプラノ・サクソフォン)、オルガ・コスタ(アルト・サクソフォン)、
フランチェスカ・シモネッリ(テナー・サクソフォン)、ステーファノ・アンジェローニ(バリトン・サクソフォン)〕
マリオ・ステーファノ・ピエトロダルキ(バンドネオン) |
2010年から2020年にかけてイタリアの作曲家たちによって書かれたサクソフォン・アンサンブルのための現代レパートリー集。
ベッラフロンテのサクソフォン四重奏とバンドネオンによる五重奏曲と、ピアソラのサクソフォン版「ブエノスアイレスの四季」とのコントラスト、親和性がこのプログラムの中でも最も興味深いポイントと言えるでしょう。
エクスクルーシヴ・サクソフォン四重奏団は2010年9月に誕生したイタリアのアンサンブル。オリジナル、アレンジを問わずシューマンからガーシュウィンを経て21世紀の現代作品をレパートリーにすると同時に、様々な編成にも対応するフレキシブルなスタイルを持ち味としています。
※録音:2020年11月、E.R.M.E.Sスタジオ(モデナ、イタリア)
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ア・ロス・マエストロス ~
バンドネオンとギターのための20世紀作品集 |
ファビオ・フリア(バンドネオン)
アレッサンドロ・デイアーナ(ギター) |
フアン・カルロス・コビアン(1806-1953):ノスタルジア、酔いどれたち
ビセンテ・ロメオ(1900-1958):喜び
アンセルモ・アルフレード・アイエタ(1896-1954)小さな蝶、白い小鳩
フリオ・デ・カロ(1899-1980):ラ・ラユエラ
ペドロ・ラウレンス(1902-1972):わが愛のミロンガ
マリアーノ・モアレス(1918-2016):灰色の午後に
アニバル・カルメロ・トロイロ(1914-1978):最後の酔い
カルロス・ガルデル(1890-1935):想いの届く日
A.G.ビジョルド・アローヨ(1861-1919):エル・チョクロ
G.H.マトス・ロドリゲス(1897-1948):ラ・クンパルシータ |
バンドネオン奏者のファビオ・フリアとギタリストのアレッサンドロ・デイアーナのデュオが、アストル・ピアソラの登場よりも前に「タンゴ」のジャンルの発展と普及に大きな影響を及ぼした作曲家たちとその作品を集めたプログラム。
「タンゴ」というジャンルが20世紀の間にどのようなベースを持ち、そして発展していったのかという歴史を明らかにしてくれるディスクです。
ファビオ・フリアとアレッサンドロ・デイアーナのバンドネオン&ギター・デュオの演奏も抜群です。
※録音:2021年1月8日-10日、サードミュージック・スタジオ(カリアリ、イタリア)
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リグーリアのオルガンの秘宝 Vol.1 ~
18世紀のオルガン・ソナタ集(全曲世界初録音) |
ロドルフォ・ベッラーティ(オルガン) |
ジョヴァンニ・ザノッティ(1738-1817):オルガン、またはチェンバロのためのソナタ
ジョヴァンニ・バッティスタ・プレディエーリ(1678-1764):チェンバロ独奏のためのソナタ
バルトロメオ・ルストリーニ(18世紀):チェンバロのためのソナタ(Ⅰ)、チェンバロのためのソナタ(Ⅱ)
作曲者不詳(18世紀後半):5つのソナタ
ルイージ・デゴーラ(1771-1862):フォルテピアノのためのシンフォニア |
イタリア北西部に位置し、現在は州都をジェノヴァとする「リグーリア州」。
このリグーリア地方において18世紀に誕生したオルガンのための「宝物」の数々を発掘、録音するプロジェクトが始まりました。
18世紀の北イタリアにおけるオルガン芸術の歴史の空白を埋めることに大きな役割を果たすことになるであろうシリーズです。
※録音:2012年11月22日-23日、サン・ピエトロ教会(ロヴェレート、イタリア)
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ET’CETERA
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ベルギーのトランペット音楽 |
ルーラント・ヘンケンス(トランペット)
エリク・デシンペラーレ(ピアノ) |
ジョゼフ・ジョンゲン(1873-1953):コンチェルティーノ
Op.41/
エリク・デシンペラーレ(b.1990):バラード/
テオ・シャルリエ(1868-1944):ソロ・ド・コンクール/
フェルナンド・デ・ポッペ(1933-1998):協奏的幻想曲/
テオ・シャルリエ:ソロ・ド・コンクール2/
ポール・ジルソン(1865-1942):演奏会用小品/
フロール・ペーテルス(1903-1986):トランペット・ソナタ
変ロ長調 Op.51/
エリアス・ギステリンク(1935-2005):バラード・フォー・モニク(エリク・デシンペラーレ編曲)/
ハイディ・ミンテン(b.1963):マラガからの夢 |
ジョンゲンからエリク・デシンペラーレまでベルギーのトランペット・レパートリー!
ルーラント・ヘンケンスは、2016年にドイツで開催された有名な「エオルス国際管楽器コンクール」でトランペット部門の優勝者となり、現在はノルウェーの国立オペラ&バレエ劇場のソロ・トランペット奏者を務めながらオーケストラ奏者、室内楽奏者、ソリストとして高い評価を得ているベルギーの名トランぺッターです。
ノルウェーのスタヴァンゲル交響楽団や国立オペラ&バレエのアシスタント・コンダクターを務めるなど指揮者としても才覚を発揮し始めているヘンケンスが、ジョンゲンからエリク・デシンペラーレの自作自演まで、母国ベルギーの魅惑的なトランペット・レパートリーを集めた、ベルギーのトランペット・アルバム。
エリク・デシンペラーレは、ブリュッセル王立音楽院でピート・クイケンにピアノを学び、アムステルダム音楽院でエト・スパンヤールとルーカス・フィスに指揮を学んだピアニスト、指揮者、作曲家。交響曲、音楽劇、吹奏楽、室内楽、ソロなど様々なアンサンブルのための音楽を作曲し、ベルギーの王立交響吹奏楽団"Vooruit
Harelbeke"の首席指揮者、そして2020年からはコルトレイク音楽院のディレクターも務めています。
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ピッコロ・ソナタ集
ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナチネ
Op.100
サン=サーンス:バスーン・ソナタ Op.168
プーランク:オーボエ・ソナタ
ヨーゼフ・リエラント(1870-1965):オーボエ・ソナチネ
Op.28
フリードリヒ・クーラウ(1786-1832):
アイルランド民謡「夏の名残のばら」による変奏曲
Op.105 |
ペーター・フェルホーエン(ピッコロ)
ステファン・デ・シェパー(ピアノ) |
アントワープ交響楽団(元ロイヤル・フランダース管弦楽団)の主席ピッコロ奏者を務めるベルギーの名手、ペーター・フェルホーエンが、ドヴォルザーク、サン=サーンス、プーランクらによるヴァイオリン、バスーン、オーボエのためのソナタ(ソナチネ)をピッコロ・ソナタとして演奏したという、ピッコロ愛好家やフルート関係者要チェックのアルバム。
著名な作曲家の作品だけでなく、ベルギー後期ロマン派の知られざる作曲家、ヨーゼフ・リエラント(1870-1965)の作品をセレクトしている点もフェルホーエンとEt'ceteraレーベルならではのポイント。
フルートとピアノのために書かれたクーラウの「夏の名残のばら(庭の千草)」変奏曲のピッコロ版にも注目です。
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ピアソラ&ベン・ファース:バンドネオン五重奏曲集
ピアソラ:
ラ・カモーラ、コラール、悪魔のタンゴ、悪魔のロマンス
ベン・ファース:エル・トロ・カリエンテ |
トリウンファル・クインテット |
アントワープ音楽院で5人の若く情熱的なミュージシャンたちによって結成されたベルギーのバンドネオン五重奏団(バンドネオン、ヴァイオリン、ピアノ、ギター、コントラバス)、トリウンファル・クインテット。
ピアソラの名曲「勝利(Triunfal)」から名前がとられており、ピアソラのあまり知られていない名曲や、ベルギーの作曲家によるタンゴ作品などを演奏しています。
「エル・トロ・カリエンテ」は、ベルギーのジャズ・フォーク・タンゴ・バンド「オルケストラ・タンゲディア」のコントラバス奏者ベン・ファースが自身のバンドのために作曲したナンバーで、各楽器の華麗なソロがフィーチャーされながら熱狂的な合奏による音の渦で締めくくられる、ベルギー発の哀愁溢れるタンゴです。
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ニコラ・シェドヴィルが書いた、
2つのミュゼットのための作品集「フォンテンブローの即興」
ニコラ・シェドヴィル:フォンテンブローの即興 |
ジャン=ピエール・ファン・ヘース(ミュゼット)
ピーテリャン・ファン・ケルクホーフェン(ミュゼット) |
ヴェルサイユ宮廷で活躍した18世紀の作曲家、オーボエ&ミュゼット(バグパイプ)奏者であり、ミュゼット製作家としても大きな貢献を果たしたニコラ・シェドヴィル(1705-1782)が書いた、2つのミュゼットのための作品集「フォンテンブローの即興(Les
Impromptus de Fontainebleau)」。
演奏は、60年代からベルギーの伝統的な音楽の復元、ミュゼット(バグパイプ)の復元や演奏技術の革新(バグパイプの2つ目のサムホールの発明等)などを行ってきたスペシャリスト、ジャン=ピエール・ファン・ヘースと、レメンス音楽院(現LUCA
School of Arts)でファン・ヘースに学んだベルギーのミュゼット奏者、ピーテリャン・ファン・ケルクホーフェン(古楽アンサンブル「Bourdon
Collectief」やフォーク・バンド「WÖR」の共同創設メンバー)による師弟デュオです。
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ヴェルレーヌのメロディー
ドビュッシー:
海はさらに美しく、角笛の音は、生け垣の列、マンドリン
フォーレ:5つのヴェネツィアの歌、月の光
ドビュッシー:月の光(ベルガマスク組曲より)
レイナルド・アーン:灰色の歌
フォーレ:よき歌(ピアノと弦楽四重奏版) |
ウェルナー・ファン・メヘレン(バス・バリトン)
フロレスタン・バタイユ(ピアノ)
デジャン弦楽四重奏団 |
エリザベート王妃国際コンクールを始めとする多くの国際コンクールで入賞し、2017年にバイロイト音楽祭デビュー、2021年にもバイロイト音楽祭に出演(『ニュルンベルクのマイスタージンガー』のコートナー役)する予定のベルギーのバス・バリトン、ウェルナー・ファン・メヘレンが、フランスでもっとも広く愛される詩人の1人であり、ドビュッシー、フォーレ、アーンらにも豊かなインスピレーションを与えてきたポール・ヴェルレーヌの詩によるフランスの歌曲を歌う。
フォーレの「よき歌(La Bonne Chanson)」は、ピアノと弦楽四重奏ヴァージョンで収録。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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ALTUS
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鼻がひん曲がるほどのロシア臭気
ゴロワノフの芸術 第1集
ラフマニノフ:
(1)交響曲第2番 ホ短調 作品27
(2)交響的舞曲 作品45より 第1・3 楽章 |
ニコライ・ゴロワノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団 |
男ゴロワノフの激演、異様な音の塊が燃え盛るラフマニノフ!
モノラル録音:(1)1953年5月25日、(2)1949年6月17日/国内プレス、日本語帯・解説付
ムラヴィンスキーと対を成すロシアのカリスマにして、強烈な爆演で知られる伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)の音源をALTUS
渾身のマスタリングで発売!
脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様な指揮者の存在感が生む空前の大迫力。ここまで熾烈な演奏はそうありません。衰えを知らぬ最晩年のラフマニノフ2番と、貴重な交響的舞曲(抜粋)の録音を収録。
「ゴロワノフの芸風はムラヴィンスキーと全く対照的である。ムラヴィンスキーが余分な響きを極力排除し、透明で繊細な音楽を奏でていたのに対し、ゴロワノフは野人のように粗野で熱っぽく、鼻がひん曲がるほどのロシア臭気を発していたのである」
「ロシアの指揮者について語る時、ゴロワノフの存在は絶対に無視できない」
「交響曲第2番では冒頭から異様に太くたくましい音の塊が出現し、第2楽章も終始オーケストラが乱れるほど熱くなっている。第3楽章はロシアのセンチメンタリズム満開、第4楽章の粗野な盛り上がりもゴロワノフならではである」(平林直哉氏の解説より)
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脳も灼けつく怒涛の大演奏
ゴロワノフの芸術 第2集
ムソルグスキー:
(1)組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編)
(2)ポロネーズ(歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』より)
(3)モスクワ河の夜明け(歌劇『ホヴァンシチーナ』前奏曲)
チャイコフスキー:
(4)序曲『1812年』 作品49 |
ニコライ・ゴロワノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団 |
男ゴロワノフの激演、咆哮と爆発の「展覧会」&「1812年」!
モノラル録音:(1)1953年3月24日 (2)1950年6月7日 (3)1947年10月17日 (4)1948年2月7日/国内プレス、日本語帯・解説付
ムラヴィンスキーと対を成すロシアのカリスマにして、強烈な爆演で知られる伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)の音源をALTUS
渾身のマスタリングで発売!
脳も灼けつく怒涛の大演奏、異様な指揮者の存在感が生む空前の大迫力。ここまで熾烈な演奏はそうありません。
「展覧会の絵」や「1812 年」といった大管弦楽のエネルギーを存分に味わえる濃厚作品を収録。
「〈金管楽器の咆哮〉という言葉が使われるが、ゴロワノフの演奏は、まさにこの言葉の通りである。咆哮とは獣が何かに対して本能的、直観的に叫び声をあげることで、決して理性的なものとは相いれない。ゴロワノフの演奏での金管楽器の鳴らし方は、理性を失う寸前のようなスリルと興奮がある」
「《展覧会の絵》では冒頭の脂ぎったトランペットから早くも金管楽器が爆発。さらに独自のカットや打楽器の追加をし、曲を完全にゴロワノフ調に塗りつぶしている」
「《1812 年》も凄い。開始して間もなく最初に盛り上がるところがあるが、そこからしてすでに正気ではない。その興奮も音楽をねじ曲げるようなリタルダンドでいったん落ち着かせるが、主部に入ると小太鼓を追加して大暴れしている」(平林直哉氏の解説より)
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MEMBRAN
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MEMBRAN 600591
(10CD)
¥2500 →\2290
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キリル・コンドラシン(Cond)名演奏集
名手たちとの協奏曲を中心に
ヴァン・クライバーン、スヴャストラフ・リヒテル
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
ダヴィド・オイストラフ、レオニード・コーガン |
Disc. 1
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番Op.43
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 1962年録音
Disc. 2
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番Op.23
ヴァン・クライバーン(pf)交響楽団 1957年録音
フランク:交響詩「ジン」
スヴャストラフ・リヒテル(pf)モスクワ・ユース交響楽団 1952年録音
Disc. 3
チャイコフスキー:イタリア奇想曲Op.45/
リムスキー=コルサコフ:スペイン綺想曲Op.34
RCAビクター管弦楽団 1958年録音
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番Op.107
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 1960年ライヴ録音
Disc. 4
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番Op.30
ヴァン・クライバーン(pf)シンフォニー・オブ・ジ・エアー 1958年5月19日録音
Disc. 5
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲Op.35
ダヴィド・オイストラフ(Vln)ソビエト国立管弦楽団 1957年録音
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番Op.10
ボリショイ劇場管弦楽団 1951年録音
Disc. 6
ラロ:スペイン交響曲/
チャイコフスキー:憂鬱なセレナードOp.26
レオニード・コーガン(Vln)フィルハーモニア管弦楽団 1959年録音
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番Op.103
スヴャストラフ・リヒテル(pf)モスクワ・ユース交響楽団 1952年ライヴ録音
Disc. 7
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77
レオニード・コーガン(Vln)フィルハーモニア管弦楽団 1959年録音
グラズノフ:吟遊詩人の歌Op.71
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)モスクワ・ユース交響楽団 1954年ライヴ録音
Disc. 8
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲Op.53/
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲Op.82
ダヴィド・オイストラフ(Vln)ソビエト国立管弦楽団 1949年、1948年録音
Disc. 9
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.63
レオニード・コーガン(Vln)ソビエト国立管弦楽団 1956年録音
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番Op.10
スヴャストラフ・リヒテル(pf)モスクワ・ユース交響楽団 1952年録音
Disc. 10
ショーソン:詩曲Op.25/
ラヴェル:ツィガーヌ/タネーエフ:協奏的組曲Op.28
ダヴィド・オイストラフ(Vln)ソビエト国立管弦楽団 1948年、1958年録音
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名匠キリル・コンドラシン、そうそうたる大家たちとのコンチェルトを中心にまとめた超特価10枚組ボックス。
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<映像>
新書館(映像)
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マリインスキー・バレエ Blu-ray 豪華3本立て発売決定!
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DB21 0201
(Blu-ray)
¥5060
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マリインスキー・バレエ「ジゼル」 ヴィシニョーワ&ガニオ |
ジゼル:ディアナ・ヴィシニョーワ/アルブレヒト:マチュー・ガニオ(パリ・オペラ座バレエ)/
ハンス:イーゴリ・コルプ/ミルタ:エカテリーナ・イワンニコワ/
ベルタ(ジゼルの母):ワレリア・カルピーナ/バチルド:エレーナ・バシェノワ/
太刀持ち:アレクセイ・ネドヴィガ/公爵:ウラディーミル・ポノマリョフ/
モンナ(ドゥ・ウィリ):クセーニャ・オストレイコフスカヤ/
ズルマ(ドゥ・ウィリ):ディアナ・スミルノワ/
ペザント・パ・ド・ドゥ:レナータ・シャキロワ、フィリップ・スチョーピン/
ほか マリインスキー・バレエ |
芸術監督:ワレリー・ゲルギエフ/振付:ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー、マリウス・プティパ/音楽:アドルフ・アダン/
台本:ジュール・アンリ・ヴェルノワ・ド・サン・ジョルジュ、テオフィル・ゴーティエ、ジャン・コラーリ/
舞台美術:イーゴリ・イワノフ/衣裳:イリーナ・プレス/指揮:ワレリー・オフシャニコフ/演奏:マリインスキー劇場管弦楽団/
収録:2016年7月11,13日 マリインスキー劇場/113分
マリインスキー劇場が誇る大バレリーナ、ヴィシニョーワとパリ・オペラ座の美しきエトワール、ガニオ。
それぞれのカンパニーを代表するスーパースターが出逢い、新たなケミストリーが生まれた奇跡のような時間「ジゼル」に新たな決定盤が誕生!
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DB21 0202
(Blu-ray)
¥5060
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マリインスキー・バレエ「ライモンダ」
テリョーシキナ&パリッシュ |
ライモンダ:ヴィクトリア・テリョーシキナ
ジャン・ド・ブリエンヌ:ザンダー・パリッシュ
アブデラフマン:コンスタンチン・ズヴェレフ
クレマンス:エカテリーナ・チェブィキナ
アンリエッタ:ナデージダ・バトーエワ
ほか マリインスキー・バレエ、
ワガノワ・バレエ・アカデミー |
芸術監督:ワレリー・ゲルギエフ/振付:マリウス・プティパ/改訂振付:コンスタンチン・セルゲーエフ/
追加振付:フョードル・ロプホーフ/音楽:アレクサンドル・グラズノフ/美術:シモン・ヴィルサラーゼ/
衣裳:エレーナ・ザイツェワ(ヴィルサラーゼのスケッチに基づく)/指揮:ワレリー・ゲルギエフ/演奏:マリインスキー劇場管弦楽団/
収録:2018年5月26日 マリインスキー劇場/129分
マリウス・プティパ最後の傑作をこのバレエが生まれたマリインスキー劇場による豪華絢爛なプロダクションでお届けする。
音楽性にあふれたプリマ、テリョーシキナと中世の美しい騎士にふさわしい貴公子パリッシュの共演。
マリインスキー劇場総監督である巨匠ゲルギエフがグラズノフの珠玉の名曲を自ら指揮する。
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DB21 0303
(Blu-ray)
¥5060
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マリインスキー・バレエ「海賊」
キム・キミン/ソーモワ/アスケロフ |
コンラッド:ティムール・アスケロフ
メドーラ:アリーナ・ソーモワ
アリ:キム・キミン
ギュルナーラ:ナデージダ・バトーエワ
ランケデム:フィリップ・スチョーピン
ビルバント:イスロム・バイムラードフ
パシャ:ソスラン・クラエフ
オダリスク:ダリア・イオノワ、
マリア・ホーレワ、アナスタシア・ニュイキナ
ほか マリインスキー・バレエ、
ワガノワ・バレエ・アカデミー |
BD21 0303からDB21 0303に変更。(2021/10/20)
芸術監督:ワレリー・ゲルギエフ/原振付:マリウス・プティパ/振付:ピョートル・グーゼフ/
音楽:アドルフ・アダン、チェーザレ・プーニ、レオ・ドリーブ/リッカルド・ドリゴ、ペーター・オルデンブルク/舞台美術:テイムラス・ムルヴァニーゼ/
照明:ウラジーミル・ルカセーヴィチ/指揮:アレクセイ・レプニコフ/演奏:マリインスキー劇場管弦楽団衣裳:ガリーナ・ソロヴィヨワ/
収録:2019年6月 マリインスキー劇場/96分
いまもっとも注目のダンサー、キム・キミンの初の映像が登場!
共演はソーモワ、アスケロフ。新星マリア・ホーレワも出演。
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8/25(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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LSO LIVE
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LSO 0834
(2SACD HYBRID)
¥3800 →\3490
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オールソップ指揮による「キャンディード」!豪華歌手が集結。
バーンスタイン:『キャンディード』(全曲) |
マリン・オールソップ(指揮)、ロンドン交響楽団、ロンドン交響楽団合唱団(合唱指揮:サイモン・ホールジー)
レオナルド・カパルボ(テノール/キャンディード)、ジェーン・アーチボルト(ソプラノ/クネゴンデ)、
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ/オールドレディー)、
サー・トーマス・アレン(バリトン/パングロス博士、ナレーター) |
LSOの名人芸炸裂!オールソップ指揮による「キャンディード」!豪華歌手が集結しての新・決定盤登場!
録音:2018年12月8&9日、バービカン・ホール(ロンドン)/5.1
multi-channel、disc1: 70'13"、disc2:
43'30"
バーンスタイン『キャンディード』、LSOによる2018年の最新録音の登場。
バーンスタインとLSOがおこなった代表的な録音(1989年)から約30年を経て、バーンスタイン生誕100周年を記念して行われたコンサートの記録です。
「キャンディード」は1956年に初演されましたがその後もバーンスタインは完成後も何度も手直しをし、1988年5月、改訂版が初演されました。
そして翌年1989年の12月に、バーンスタイン自身の指揮ロンドン交響楽団の演奏で、バービカンの地で演奏、収録され、その後アビー・ロード・スタジオで同じメンバーで録音も行われました。
それから約30年が経過、ふたたびバービカンの地での作曲者自身が納得したかたちでの演奏が実現したのです。オールソップとLSO
の並々ならぬ気合と気迫は序曲からひしひしと感じられます。
聴きどころ満載の楽曲がならびますが、世界的歌手がキャスティングされており、どの曲も余裕たっぷり、いきいきとした表情が魅力。『キャンディード』に現代のあたらしい決定盤が登場したといえるでしょう。
あらすじ:
第1幕 舞台はウェストファーレン州。キャンディードとクネゴンデは恋人同士。そんな二人の仲は認められず、彼女の兄マキシミリアンからも非難され、キャンディードは城から追い出され、ブルガリア軍に入れられる。城は攻撃され、町も破壊された中、キャンディードはクネゴンデを探しまわる。パリでは謎の美女がユダヤ人と大司教の心をつかんでいたがそれこそクネゴンデ。キャンディードは彼女を見つけて大喜び。そこに老婦人が現れ、クネゴンデの追っ手がやってくると警告、三人はカディスに逃げ込み、南米へとわたる。
第2幕:
彼らはモンテビデオに到着する。キャンディードはジャングルをさまよい、イエズス会の伝道所に迎えられる。そこにいたのはマキシミリアン。キャンディードは彼を殺害し、逃亡する。ヴェニスの地でキャンディードとクネゴンデは再会。カジノでキャンディードは彼女の自由を賭け、それを手に入れる。キャンディードとクネゴンデはめでたく結ばれる。
まあ、ムチャクチャな話。

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PENTATONE
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「ロシアへの思い」
●プロコフィエフ(ワジム・ボリソフスキー編):『ロメオとジュリエット』より
【「序奏」(1961)/「少女ジュリエット」(1967)/
「騎士たちの踊り」(1961)/「バルコニーの情景」(1977)/
「マーキュシオ」(1961)/「ジュリエットの死」(1977)】
●ラフマニノフ(ボリソフスキー編):
チェロ・ソナタ ト短調 Op.19(ヴィオラ編)
●ストラヴィンスキー(ヘスス・ロドルフォ編):
イタリア組曲『プルチネルラ』(1925年版) |
ヘスス・ロドルフォ(ヴィオラ)
ミン・ヨン・カン(ピアノ) |
コロナ禍の今届けたい思い。ヴィオラ奏者のヘスス・ロドルフォがプロコフィエフ、ラフマニノフ、ストラヴィンスキーの作品を収録!
セッション録音:2020年8月5-7日/NVレコーディング・スタジオ(アメリカ)/DDD、84'10、輸入盤・日本語帯付
ヴィオラ奏者のヘスス・ロドルフォが20世紀のロシアを代表する3人の作曲家プロコフィエフ、ラフマニノフ、ストラヴィンスキーを収録したアルバムをリリース。当初2020年4月上旬にヘススの故郷である北スペインで録音する予定でしたが、COVID-19の影響で渡航困難となり、同年8月にアメリカで録音しました。
ここに収録されたプロコフィエフの『ロメオとジュリエット』、ラフマニノフのチェロ・ソナタ(ヴィオラ編)、ストラヴィンスキーのイタリア組曲は、「愛」、「死」、「希望」など人間の感情に訴えかける濃厚な作品です。その選曲理由として、深刻なパンデミックの状態でも愛と希望を持ち続けることが何よりも重要だというロドルフォの思いが詰まっております。
情熱的な演奏、天性の音楽性、そして圧倒的なテクニックで高く評価されるスペインのヴィオラ奏者ヘスス・ロドルフォは、ニューヨーク・タイムズで「ステージを超越した光を放つスター」と称されている注目の音楽家。若くしてグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の首席ヴィオラ奏者に就任し、その後、アバドやパッパーノなど世界的な名指揮者との共演を誇ります。

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DA VINCI CLASSICS
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トイ・ピアノ、舞台に立つ ~ トイ・ピアノのための作品集 |
アントニエッタ・ロッフレード(トイ・ピアノ) |
ダイアナ・ブロム:日本の編み物 ~ トイ・ピアノと3本の編み針のための/
成本理香:ラインズ/
ガストン・ポッレ・アンサルディ:クアジ・リチュアーレ
~ トイ・ピアノとトイ・パーカッションのための/
マルコ・ペドラッツィ:チク=タク=トイ/
マッツ・オー・ハンソン:時間の海/
J.M.ブロック:前奏曲《BACHAGE》/
ポール・スミス:コンステレイションズ ~
トイ・ピアノ、トイ・シロフォンとリストベルのための/
メルセデス・サバラ:おもちゃの踊り/
ファビオ・ルッピ:ディヴァージョンズ/
アリシア・S.レジェス:ディレトーレ・ディ・ラッタ
~ トイ・ピアノとブリキのロボット・ドラマーのための/
ジャン・パオロ・ルッピ:トイ・トイ・トイ!/
アントニオ・ジャコメッティ:
チョリーニョ・サンバド・パラ・オ・シュローダー
~ トイ・ピアノとトイ・パーカッションのための |
トイ・ピアノのソロ楽器として可能性を追求した意欲作にして異色作!!
本来は子供用の楽器、または子供のための玩具として作られた「特別」な楽器であり、現在も音楽的な可能性が追及され続けている「トイ・ピアノ」をソロ楽器としてステージ上に送り出したユニークな企画が登場!
予てからトイ・ピアノの可能性の追求と研究に取り組んできたイタリアの女流ピアニスト兼音楽学者のアントニエッタ・ロッフレードは、この楽器のために2018年以降に作曲された新作13作品を今回のレコーディングのために選曲。
1872年創業という非常に長い歴史を持つアメリカのトイ・ピアノ・メーカー「シェーンハット(Schoenhut)社」の2台のトイ・ピアノ(37鍵のコンサートグランド、25鍵のトラディショナル・スピネット)を使い分け、さらには「編み針」や「トイ・パーカッション」、極めつけ「ブリキのドラマー・ロボット」までを採り入れるという徹底ぶり。
現代の作曲家たちがその想像力を最大限に発揮して書き上げた「トイ・ピアノ」のための意欲作の数々。その摩訶不思議な音世界は「トイ・ピアノ」のソロ楽器としての可能性を感じさせてくれます。
※録音:2021年2月27日-28日、HDスタジオ(レッコ、イタリア)
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登場人物は僅か3人という小さな喜歌劇「リータ」
ドニゼッティ:喜歌劇《リータ》 |
マルコ・イアンネッリ(指揮)、
イッタ・ファン(ソプラノ/リータ)、
チェン・ヨン(テノール/ベッペ)、
イサーク・ドロシャ(バリトン/ガスパーロ)、
シュ・ウェイ=エン(ピアノ)、アンガス・リー(フルート)、クラウディア・ン(クラリネット)、
パトリック・イム(ヴァイオリン)、スン・ユー(ヴィオラ)、アンナ・クワン(チェロ) |
1841年の夏にドニゼッティ作曲した登場人物は僅か3人という短く小規模の喜歌劇「リータ」。
この香港でのライヴ・レコーディングでは、イタリア人指揮者のマルコ・イアンネッリによって室内アンサンブル版へと編曲が行われ、ピーター・ゴードンによる英語のナレーションが加わるなど「リータ」に新たな息吹を吹き込まれています。
ガスパーロとベッペによるリータの取り合い、さらには押し付け合いというストーリーの「リータ」は、音楽的なクォリティの高さとウィットに富んだ登場人物たちが光る知られざる秀作です。
※録音(ライヴ):2020年11月23日、ハウ・パー・マンション(香港)
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5弦ギターのための二重奏曲集
ドワジー:3つの二重奏曲 Op.15
メルキ:2本のギターのための4つの二重奏曲
Op.3
ド・ロワイエ:12のワルツ Op.23 |
デュオ・ノーリ=ソアッティン
〔ロベルト・ノーリ(ギター)、
ルカ・ソアッティン(ギター)〕 |
18世紀に製作されたヒストリカル・ギターの音色の美しさ、甘さ、そして魅力を存分に味わうことが出来るという貴重なプロジェクト。
18世紀末の1795年頃にフランスのパリで製作された2本の貴重なヒストリカル・ギターの優美で味わい深い音色が、同じく18世紀を生きた3人のフランスの音楽家たちの作品とシンクロすることにより、その音楽的な魅力を最大限に際立たせてくれています。
デュオ・ノーリ=ソアッティンは2011年に結成されたイタリアのギター・デュオ。18~19世紀におけるギターのレパートリーの発掘、紹介を進めるべく精力的に活動している期待のアンサンブルです。
※録音:2019年7月26日-29日、ヴィッラ・ドゥケッサ・ディ・ガッリエーラ劇場(ジェノヴァ、イタリア)
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マータ・アルマ ~
「アヴェ・マリス・ステラ」のテキストに基づく音楽 |
コロ・ファコルタ・ディ・ムジコロジア
ジョヴァンニ・チェスティーノ(指揮) |
ポンツィオ:アヴェ・マリス・ステラ/
デル・ピーノ:ルス/ナスターリ:朝/
ブラガ:イマンジャ/
作曲者不詳:《カンブレの写本 A.410》より
おおマリア、海の星/
作曲者不詳:《ラス・ウエルガスの写本》より
おおマリア、海の星/
作曲者不詳:《モンペリエの写本 H.196》より
おおマリア、海の星/
ベネッティ:アヴェ/
アルビーニ:アヴェ・マリス・ステラ Op.62/
マルグッティ:アヴェ・マリス・ステラ/
ベッティネッリ:天国にて |
「アヴェ・マリス・ステラ」のテキストを共通点とする現代の作品と16世紀の作品、そして3つの写本に収められた作品を集めた時代を超越した「アヴェ・マリス・ステラ集」。
時代、スタイル、作曲技法は違えども「アヴェ・マリス・ステラ」のテキストで繋がる11曲の聖なる歌の数々が1つにまとまることにより、そのテキストの偉大な存在感を改めて教えてくれています。
コロ・ファコルタ・ディ・ムジコロジアはクレモナ、パヴィア大学の音楽学、文化遺産の学部生たちによって2002年に結成された合唱団。
2013年からはミラノ大学などで研鑽を積んだ指揮者、作曲家、ルネサンス・リュート奏者のジョヴァンニ・チェスティーノが指揮者を務めています。
※録音:2019年1月-2021年3月、クレモナ(イタリア)
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GWK
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管弦楽のない協奏曲
サン=サーンス:
ピアノ協奏曲第3番 変ホ長調 Op.29より第1楽章(ピアノ独奏版)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調
KV.333
スクリャービン:演奏会用アレグロ 変ロ短調
Op.18
J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
シューマン:
管弦楽のない協奏曲 ヘ短調 Op.14(ピアノ・ソナタ第3番) |
エレーナ・コレスニチェンコ
(ピアノ/ベヒシュタイン D282) |
エレーナ・コレスニチェンコによる"管弦楽のない協奏曲"
エレーナ・コレスニチェンコは1981年、ウクライナに生まれたピアニスト。9歳にしてニューヨークの国連本部前やバチカンのローマ教皇の邸宅で演奏するなど、早くから溢れんばかりの才能を開花させます。
18歳でドイツに渡りハノーファー音楽院でウラディーミル・クライネフに師事してその腕にさらに磨きをかけ、現在はドイツを中心に幅広く活躍しています。
本アルバムでは、ピアノは一つの小さなオーケストラであるという考え方の下、サン=サーンス自身が編曲したピアノ協奏曲第3番第1楽章のピアノ独奏版や、第3楽章にまるで協奏曲のような長大なカデンツァが置かれているモーツァルトのピアノ・ソナタ第13番、出版時は「管弦楽のない協奏曲」というタイトルがつけられていたシューマンのピアノ・ソナタ第3番などで、ピアノの持つオーケストラ性とその無限の可能性を強調しています。
※録音:2020年9月15日-18日(ベルリン)
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友情
ブラームス:2つの歌 Op.91
ヨーゼフ・ヨアヒム:ヘブライの旋律 Op.9
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調
Op.120-1 |
レナ・エッケルス(ヴィオラ)
ソフィー・ハームセン(メゾソプラノ)
ジモーネ・ヴォルフ(ピアノ) |
長きに亘って特別に親しい間柄であったブラームスとヨーゼフ・ヨアヒムの室内楽作品集。ヴァイオリニストとしてブラームスへの助言や作品の初演などを行っていたヨアヒムは、ここに収録されている「ヘブライの歌」をブラームスに献呈しました。
またブラームスも、「2つの歌」の第2曲「聖なる子守唄」をヨアヒムの息子の誕生を祝って作曲しており、2人の強い"友情"を感じられるアルバムになっています。
※録音:2020年5月28日-30日(ブレーメン)
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月 |
アンナ・シュテーグマン(リコーダー)
ホルヘ・ヒメネス(ヴァイオリン、ヴィエール) |
「新月」 ~
ホルヘ・ヒメネス(b.1978):サウンドスケープ
1a - チコーニア/
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲より第3番《踏み踊り》/
「三日月」 ~
ホルヘ・ヒメネス:サウンドスケープ 1b
- チコーニア/
作曲者不詳(1275頃):カンティガ第166番「奇跡を讃える歌」/
作曲者不詳(14世紀):イスタンピッタ/
「満月」 ~
ホルヘ・ヒメネス:サウンドスケープ 2/
ルチアーノ・ベリオ:ジェスティ - 二重奏曲第17番
レオナルド/
ホルヘ・ヒメネス:サウンドスケープ 3/
ウジェーヌ・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調
Op.27-2より第2楽章《憂鬱》/
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲より第6番《速い踊り》/
「月食」 ~ ホルヘ・ヒメネス:サウンドスケープ
4/
タルクィニオ・メールラ(1595-1665):子守歌による宗教的カンツォネッタ
「今や眠りの時」 |
リコーダー奏者のアンナ・シュテーグマンとヴァイオリニストのホルヘ・ヒメネスが、慣習や様式を超えて、新しい音の世界を創出しようと試みた1枚。
月は人々の行動や感情に影響を与えると考えられているため、2人は月の満ち欠けに特定の人間の表情や気分、そして音楽を関連付けることにしました。
様々なリコーダーやヴァイオリン、ヴィエール(中世フィドル)を用いて、月の満ち欠けに対応した4つのセットを録音。各セットにヒメネスがこのアルバムのために作曲したサウンドスケープが置かれています。
※録音:2020年7月21日(ディーメン、オランダ)
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大聖堂
カルロ・ドメニコーニ(b.1947):コユンババ
アグスティン・バリオス(1885-1944):大聖堂
フェルナンド・ソル(1778-1839):《魔笛》からの6つのアリア
Op.19
タレガ:ヴェニスの謝肉祭による変奏曲
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調
BWV.1003
レオ・ブローウェル(b.1939):11月のある日
ローラン・ディアンス(1955-2016):リブラ・ソナチネ |
フアン・カルロス・ナバロ(ギター) |
フアン・カルロス・ナバロはペルー出身、ドイツのギタリスト。リマ国立音楽院で名教師オスカル・サモラに師事し、リマのヴィヴァーチェ・ギター・コンペティションで第2位を、アレキパでの国際ギター・コンペティションで第1位を獲得。渡独後はデトモルト音楽大学でアマデウス・ギター・デュオの2人に学び、その後も数々のコンクールで入賞しています。
このアルバムではクラシカルギターにおける最重要レパートリーの一つであるアグスティン・バリオスの"大聖堂"をはじめ、「ギターのベートーヴェン」とも呼ばれるフェルナンド・ソルなどの王道レパートリーから、バッハの無伴奏ソナタの編曲版に至るまで高いレベルで弾きこなしており、これからギターを聴き始める人にもギターファンにも広くおすすめできる1枚になっています。
※録音:2020年5月5日-8日(シュヴェルテ、ドイツ)
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CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES
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ル・ポエム・アルモニーク
王の食欲を刺激し芸術愛好家たちを陶然とさせた
ミシェル=リシャール・ド・ラランド(1657-1726):『王の晩餐のためのサンフォニー集』
1. 王の偉大なる楽曲 ~ルイ14世の頻繁に所望せる曲
2-7. 組曲 ト短調
2. 序曲/3. 羊飼いたちの行進/4. 戦士たちのエール/
5. ミュゼット/6. 水夫たちのアントレ/7.
タンブラン
8. プレリュード ~トランペット合奏曲集より
9-13. 組曲 ニ長調
9. ヴィレール=コトレのカプリース(抜粋)/10.
ルベル氏の「村落風」/
11. ルベル氏の「嵐」/12. ルベル氏の四重奏/13.
パサカーユ
14-21. 組曲 ホ短調
14. プレリュード/15. アルマンド/16.
トリオ/17. 小さなエール/18. ロンド/
19.《謎の男の舞踏劇》のミュゼット/20.
ジグ/21. パサカーユまたは偉大なる楽曲
管弦楽復元:
9,13,14,15,17,20,21...リュカス・ペレス、3,4,6,7,11...ジェラール・ジェー1,8...トマ・ラコント
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用) -
フィオナ=エミリー・プパール(首席ヴァイオリン)
ヴァンサン・デュメストル(指揮) |
NYCX-10251
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970
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録音: 2020年11月21-24日 ヴェルサイユ王室歌劇場、フランス
※国内盤には日本語解説付日本語解説-白沢達生
【これぞフランス管弦楽の原点! デュメストル指揮の精鋭古楽器楽団と】
バッハやヘンデルが活躍する前から、ヨーロッパ音楽の一大潮流として影響力を誇ったフランス。
そのオーケストラ芸術の原点ともいうべきド・ラランドの貴重な曲集が、作品成立の場にあたるヴェルサイユ宮殿での、フランス最前線で活躍する名手たちによる録音で登場!
宮殿の主だったルイ14世は、外交で訪れた賓客たちを洗練された芸術作品や調度品で圧倒、王室独自の音楽をいたるところで奏でさせてはフランス文化の威光を印象づけましたが、自らの晩餐まで音楽とともに公開したことも有名。
その音楽はリュリ亡き後の宮廷音楽総監督として活躍した若き天才ド・ラランドが手掛け、王の歿後にまとめられた楽譜によって現代に残っています(「サンフォニー=シンフォニー」は18世紀以降「交響曲」の意味で使われることになる単語ですが、この時点では単に「合奏曲」という意味)。
これらはルイ14世の宮廷音楽でもユニークな存在で、録音も決して多いとは言えない中、このアルバムは久しぶりにフランス古楽界から出た本格録音として注目必至。
なにしろ指揮はド・ラランドの大規模声楽曲やリュリのオペラの指揮で実績を築いたヴァンサン・デュメストル!
ル・ポエム・アルモニーク名義では珍しい管弦楽のみの編成は比較的大規模で、バロック・バソンの才人でニケ指揮『水上の音楽』などでも活躍したジェレミー・パパセルジオーを筆頭に重要奏者続々。
フランス式の3種のヴィオラも用いた楽隊はテオルボ奏者二人を含め弦24+管6+打楽器・鍵盤各1という構成。現存譜の補筆にも専門家たちがあたり、ライナー解説も充実しています。
王の食欲を刺激し芸術愛好家たちを陶然とさせた名作の数々を本場直送の響きで味わえる注目の一枚。
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CYPRES
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『ジャパニーズメール』 ~クロード・ルドゥ(1960-):ピアノ作品集
1. 笙...(z) 子供のアルバムより (2013)
2. ジャパニーズメール No.1 藤倉大氏へ (2015)
3. ジャパニーズメール No.2 野村幸子氏へ
(2015)
4. ジャパニーズメール No.3 細川俊夫氏へ
(2017)
5. 星の曲線 No.1 (1994)
6. 星の曲線 No.2 ダブルの星 (1996)
7. 星の曲線 No.3 "神戸の暗星"
(2001)
8. 星の曲線 No.6 (2012) |
籾谷奈芳(ピアノ) |
※日本語解説付解説...クロード・ルドゥ/日本語訳...籾谷奈芳
日本をはじめとしたアジア音楽の研究でも知られる、ベルギーの作曲家クロード・ルドゥの生誕60年を記念して企画された作品集。
エリザベート王妃国際音楽コンクール課題曲の作曲も手掛ける彼の、約30年に及ぶ期間の作品を収録しています。
彼の数多いピアノ作品の中で、最も私の心とシンクロする曲を選曲しました。彼のピアノ作品は超絶技巧でありながら、心に強く訴えかけるセンシティブな現代曲と言えます。
常に時間、空間を意識し、音が立体的に構成され、様々な色彩、ある時にはまるで芳香まで感じさせる、五感を刺激する音楽。
音の振動、方向性、弾いた後のジェスチャー(動き)まで思考された彼の曲は、彼自身がピアニストである故でもあると思われます。
―― 籾谷奈芳(原盤解説より)
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<映像>
ARTHAUS MUSIK(映像)
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10 9440BD
(Blu-ray)
¥5400
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サティの『パラード』とストラヴィンスキーの『プルチネルラ』 |
ローマ歌劇場バレエ団
エレオノラ・アッバニャート(芸術監督) |
『パラード』
振付:レオニード・マシーン/台本:ジャン・コクトー/
音楽:エリック・サティ/装置&衣裳:パブロ・ピカソ/
出演者:
マヌエル・パルッチーニ(中国の奇術師)、サラ・ローロ、ミケーレ・サトリアーノ(アクロバット師)、
クリスティアーナ・ミリリアーノ(アメリカの少女)、ジャコモ・カステッラーナ(フランス人マネジャー)、
ロイック・ピロー(アメリカ人マネジャー)、ルカ・ドッターヴィオ、ルイジ・コッラード(馬)
『プルチネルラ』
台本&振付:レオニード・マシーン
音楽:イーゴル・ストラヴィンスキー(ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージの音楽から)
装置&衣裳:パブロ・ピカソ
出演者:
クラウディオ・コチーノ(プルチネルラ)、レベッカ・ビアンキ(ピンピネッラ)、
マリアンナ・スリアーノ(プルデンツァ)、エレーナ・ビディーニ(ロゼッタ)、
マルコ・マランジョ(魔術師)、ジュゼッペ・デパーロ(カビエッロ)、ジャコモ・ルーチ(フロリンド)、
マヌエル・ザッパコスタ(医者)、マッシモ・ペルジーニ(タルタッリア)、ルカ・ドッターヴィオ(バッボ)、
ジャコモ・カステッラーナ、ルイジ・コッラード、
ジョヴァンニ・カステッリ、マッシミリアーノ・リッツォ(4人のプルチネルラ) |
ピカソがデザインしたバレエ・リュスの名作が現代のポンペイに甦る!パリ・オペラ座バレエのエトワール、アッバニャート率いるローマ歌劇場野外公演
収録:2017年7月27日~29日ポンペイ大劇場/画面:1080i/16:9/Full
HD、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、原語:イタリア語、字幕:英独仏伊日、63分
映像監督:パオロ・サントーニ
バレエ・リュスを率いたセルゲイ・ディアギレフが活躍した20世紀初頭のパリには才能ある芸術家が集まり、後世の残る作品を次々と生み出しました。
この映像は、その時代の数ある名作からパブロ・ピカソが衣装と舞台装置を手掛けた、サティの『パラード』とストラヴィンスキーの『プルチネルラ』の2つのバレエ作品を収録。
ピカソのイタリア訪問100周年を記念して、古代ローマ・ポンペイ遺跡の中の野外大劇場で行われた公演の模様です。
さらには、レオニード・マシーンの振付など初演の舞台を再現した内容にも注目。パリ・オペラ座バレエのエトワール、エレオノラ・アッバニャートが芸術監督を務めるローマ歌劇場バレエのダンサーたちの、見事な踊りが、初演当時の雰囲気を伝え、現在見てもまったく古びないカラフルな舞台は必見です。
ピカソの色彩とサティの奇抜な音楽、そしてコミカルで軽やかな愉悦が溢れ出す『パラード』。
月明かりに照らされた美しいナポリの夜を模したピカソの舞台画とディアギレフの提案で、ペルゴレージの音楽から選んだものをバロックの組曲風に並べ、そこにストラヴィンスキーならではのモダンなオーケストレーションを施した『プルチネルラ』。
ピカソがデザインしたバレエ・リュスの名作を現代のポンペイで観られる、貴重な映像作品です。
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8/24(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CHANDOS
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ジェニファー・パイク(ヴァイオリン)
ポーランドのヴァイオリン作品集 Vol.2
シマノフスキ:
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.9、
アイタコ・エニアの子守歌 Op.52、3つのパガニーニのカプリス
Op.40
ポルドフスキ(イレーヌ・レジーヌ・ヴィエニアフスカ):
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調(c.1912)
グラジナ・バツェヴィチ:ポーランドのカプリス(ヴァイオリン独奏)
ポルドフスキ:タンゴ |
ジェニファー・パイク(ヴァイオリン)
ペトル・リモノフ(ピアノ) |
ジェニファー・パイク新録音!ポーリッシュ・アルバム第2巻!
☆イギリス・ヴァイオリン界の麗しきミューズ、ジェニファー・パイク。
☆自身のルーツともリンクするポーリッシュ・アルバム第2巻では、バツェヴィチとポルドフスキ、2人の女流作曲家のレア・レパートリーをフィーチャー!
2002年のBBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤーに史上最年少の12歳で輝き、Chandosから世界の舞台へと颯爽と羽ばたいたイギリス・ヴァイオリン界の麗しきミューズ、ジェニファー・パイク。2019年にリリースし、BBCミュージック・マガジンでは「チェンバー・チョイス」に選ばれた「ポーランドのヴァイオリン作品集」(CHAN20082)の続編が登場!
単なる音楽面での探求だけではなく、自身のルーツ(母親がポーランド人)からも特別な思い入れを持っているというジェニファー・パイクのポーランド・アルバム。
入魂の第2巻は、シマノフスキのヴァイオリン・ソナタ、子守歌、3つのパガニーニ・カプリスから始まりますが、注目はポルドフスキとバツェヴィチ、2人の女流作曲家のレア・レパートリーたち。
ポーランドを代表するヴァイオリニスト、ヘンリク・ヴィエニアフスキ(ヴィエニャフスキ)の娘としてベルギーで生まれ、ポーランドとベルギーの血を引きイギリスに移民したポルドフスキ(本名はイレーヌ・レジーヌ・ヴィエニアフスカ)のヴァイオリン・ソナタとタンゴはパイクにとって大きな発見となり、この「ポーランドのヴァイオリン作品集第2巻」の実現にも結びつきました。
特に和声の使い方に多様性を感じるという彼女の音楽がもっと広く演奏されることを願って、真摯な演奏で収録されています。
※録音:2021年3月3日-5日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)

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ミュージック・イン・エグザイル ~ 亡命者たちの音楽
Vol.5
ドミトロ・クレバノフ(1907-1987):室内楽作品集(全曲世界初録音)
弦楽四重奏曲第4番(1946)
ピアノ三重奏曲第2番(1958)
弦楽四重奏曲第5番(1965) |
ARCアンサンブル |
「亡命者たちの音楽」シリーズ第5弾!ウクライナの忘れられた作曲家クレバノフ!
☆好企画「亡命者たちの音楽」シリーズ第5弾!
☆ウクライナの忘れられた作曲家、クレバノフの室内楽作品集!
カナダにおける最も優れた文化大使であるARCアンサンブル(Artists
of The Royal Conservatory)が注力する『ミュージック・イン・エグザイル~亡命者たちの音楽』シリーズの最新巻は、ウクライナの忘れられた作曲家、ドミトロ・クレバノフ(1907-1987)の室内楽作品集。
ARCアンサンブルは20世紀の全体主義体制下で抑圧され、その後も疎外され続けてきた音楽の研究と復興に力を注いでおり、シリーズではこれまでに「ベン=ハイム(CHAN
10769)」、「フィテルベルク(CHAN 10877)」、「シモン・ラクス(CHAN
10983)」、「カウフマン(CHAN 20170)」の4巻がリリースされています。
亡命というと一般的には地理的な移動を連想しますが、「国内亡命」という考え方も古くから存在し、ソビエト連邦では、このような亡命が長期にわたって行われていました。
音楽のスタイルや内容に対する国家の監視は1920年代に始まり、スターリンの死後、1953年まで続いたとされています。
国家社会主義のもとで殺害されたり追放されたりした中欧の作曲家たちと異なり、ソビエト時代の音楽の犠牲者の多くはいまだ注目を浴びているとは言い難い状況です。
ウクライナのユダヤ人作曲家ドミトロ・クレバノフ(1907-1987)は、神童のような存在としてそのキャリアをスタートさせましたが、1945年に発表した交響曲第1番(ショスタコーヴィチの第13番と同様、バビ・ヤールでのユダヤ人虐殺を題材にしたもの)で当局の反感を買い、その後の数十年は社会主義リアリズム作品の作曲に費やすことになりました。
今回全曲世界初録音で収録された室内楽作品以外にも、9つの交響曲、ヴァイオリン協奏曲とチェロ協奏曲、ヴァイオリンとピアノのためのさまざまな作品、いくつかのオペラやバレエ、約100曲の歌曲(そのほとんどが手稿として残されている)、20数曲の映画音楽など、クレバノフの遺産は多岐にわたっています。
※録音:2021年1月5日-7日、トロント王立音楽院(カナダ)
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珊瑚礁のあるところ ~ エルガーの歌の旅 |
ジュリア・シトコヴェツキー(ソプラノ)
クリストファー・グリン(ピアノ) |
エルガー:
歌曲集 《海の絵》 Op.37/
7つの歌より
〔第7曲「羊飼いの歌」、第1曲「ダマスク・ローズのように」、
第2曲「メアリー女王の歌」、第3曲「秋の歌」、第6曲「ロンデル」〕/
2つの歌 Op.60/弁解 Op.48/ラバ追い人のセレナーデ/
自己追放/語れ音楽よ Op.41-2/アフター
Op.31-1/月明かりで/
春になると
(砂漠での声 Op.77より/作曲者自身による声楽とピアノ版編曲/ピアノ伴奏版世界初録音)/
パンジー
(愛の挨拶 Op.12より/マックス・レイスナー(1853-1917)
による声楽とピアノ版/このヴァージョンによる世界初録音) |
ジュリア・シトコヴェツキー、エルガーの歌曲集でシャンドス・デビュー!
☆シトコヴェツキー・ファミリーの若きソプラノ、ジュリア・シトコヴェツキーがシャンドス・デビュー!
☆声楽版「愛の挨拶」(パンジー)を含む、エルガーの歌曲集!
アメリカのソプラノ歌手スーザン・ロバートとロシアのヴァイオリニスト、ドミトリー・シトコヴェツキーの間にロンドンで生まれ、ギルドホール音楽院で学んだリリック・ドラマティック・コロラトゥーラ・ソプラノ、ジュリア・シトコヴェツキー。
16歳でグラインドボーン音楽祭とイングリッシュ・ナショナル・オペラにプロ・オペラ・デビューを果たし、代表役の1つ「夜の女王」(魔笛)では、スコティッシュ・オペラ、サンティアゴ市立劇場、ドレスデン・ゼンパーオーパー、ライン・ドイツ・オペラハウスに出演。
近年はコンサート・ホールでのリサイタルも、ウィグモア・ホール、スネイプ・モルティングス、マドリードのフアン・マーチ財団(Fundacion
Juan March)などでロジャー・ヴィニョールズと共演し、2021年夏にはドレスデンで開催された「国際ゴーリッシュ・ショスタコーヴィチ・ターゲ」で父ドミトリーとともにショスタコーヴィチの歌曲を披露しています。
ジュリア・シトコヴェツキーのChandos(シャンドス)デビューとなるエルガーの歌曲集では、エルガーが生活のために書いた多くのポピュラーなバラード、大衆へアピールした親しみやすく演奏しやすい様々な歌曲で、エルガーの作品を巡ります。
ラスト2曲には世界初録音となるヴァージョンの作品(ソプラノと管弦楽のための「砂漠での声」のエルガー自身の編曲によるピアノ伴奏版と、マックス・レイスナー(1853-1917)による声楽版の「愛の挨拶」(パンジー))も収録しています。
※録音:2021年5月5日-6日、メニューイン・ホール(ユーディ・メニューイン・スクール、イギリス)
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ギターを讃えて
ホアキン・ロドリーゴ:
祈りと踊り(マヌエル・デ・ファリャを讃えて)、ギターを讃えて
ミゲル・リョベート・ソレス:ソルの主題による変奏曲
Op.15
カステルヌーヴォ=テデスコ:
悪魔的奇想曲 Op.85(パガニーニを讃えて)
アストル・ピアソラ:5つの小品 |
クシシュトフ・メイシンゲル(ギター) |
ポーランドのカリスマ的ギタリスト、クシシュトフ・メイシンゲルがシャンドス・デビュー!
☆ペペ・ロメロと比較されるほどのカリスマ的クラシック・ギタリスト!
☆クシシュトフ・メイシンゲルのChandosデビュー・アルバム!
☆オマージュ作品を中心とした、スペイン、イタリア、アルゼンチンの多彩なプログラム!
1984年生まれのクシシュトフ・メイシンゲルは、アニエロ・デシデリオやクリストファー・パークニングといった音楽界の権威から多大な影響を受け、芸術的な成長を遂げてきたポーランドのカリスマ的クラシック・ギタリスト。
ペペ・ロメロと比較されるほどの才能を発揮し、東京からロサンゼルス、ブエノスアイレスまで(ホールではウィーン楽友協会、ベルリン・フィルハーモニー、ロンドンのウィグモア・ホール、パリのシャトレ座など)世界各地で演奏を行っています。
Chandosでのデビュー・アルバムとなる本作では、オマージュ作品を中心とした多彩なプログラムが用意されており、彼の卓越した技術と天性の音楽家としての資質が存分に発揮されています。
(《5つの小品》はピアソラが遺した唯一のギター独奏用オリジナル作品です。)ギターはイグナシオ・フレタのコピーにノブロックの弦を張ったものを使用しています。
※録音:2021年5月5日、8日&24日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ポーランド、ワルシャワ)
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DA VINCI CLASSICS
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堂々とした夢を見て ~ ピアノ4手連弾のためのロシア音楽集
チャイコフスキー(ラフマニノフ編):
組曲《眠りの森の美女》Op.66a
ラフマニノフ:6つの小品 Op.11
ボルトキエヴィチ:ロシアの旋律と踊り Op.31 |
モデネーゼ・ジェズアート・デュオ
〔エリア・モデネーゼ&
エリザベッタ・ジェズアート
(ピアノ4手連弾/スタインウェイ)〕 |
イタリアのピアノ4種連弾が繰り広げる魅惑のロシア音楽集!
イタリアのピアノ・デュオ、モデネーゼ・ジェズアート・デュオはピアノ4手連弾というスタイルを通じて3つの発見を聴き手にもたらしてくれます。
1つ目はピアノ・デュオ芸術の傑作であるラフマニノフの「6つの小品」の絶対的な美しさ、2つ目は「眠りの森の美女」で際立つラフマニノフの天才的なアレンジ、そして3つ目はボルトキエヴィチの秀作が備える華麗で魅惑的なリズムと旋律美。
パドヴァのチェーザレ・ポリーニ国立音楽院で学んだモデネーゼ・ジェズアート・デュオが、これまでとは異なる角度から3人の大作曲家たちの至芸を観察することで、収録3作品で「夢のような」解釈を提供することに成功しています。
※録音:2021年2月、ヴェデラゴ・ディジタル・サウンド(トレヴィーゾ、イタリア)
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ラファエル・ミトハナ・ゴードン(1869-1921)
「カンシオネロ・デ・ウプサラ(ウプサラ歌曲集)」
カンシオネロ・デ・ウプサラ(ウプサラ歌曲集)第1巻
~
様々な作曲家のビリャンシーコ集 |
バルタザール・ズニガ(テノール)
アッカデミア・デリ・インペルフェッティ |
スウェーデン、ストックホルムのスペイン大使館で秘書官を務めていたラファエル・ミトハナ・ゴードン(1869-1921)が、ウプサラの図書館「カロリーナ・レディヴィヴァ」で発見した曲集である「カンシオネロ・デ・ウプサラ(ウプサラ歌曲集)」。
今回の第1巻には、スペイン民謡で有名なクリスマスソングでもある「川よ、轟く川よ、岸を護るものよ(リウ、リウ、チウ)」などを収録。
メキシコ・シティ出身のテノール、バルタザール・ズニガとイタリアの小編成古楽器アンサンブル、アッカデミア・デリ・インペルフェッティの優れた演奏が、ウプサラに眠っていた曲集の魅力を解き放ちます。
このスペインの「ウプサラ歌曲集」のリリースは全3巻での完結が予定されており、全曲録音が実現した際は「世界初」の貴重な資料となります。
※録音:2020年6月、オラトリオ・ディ・サン・ジョヴァンニ・バッティスタ(ジェノヴァ、イタリア)
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フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調 Op.108 |
パオロ・ギドーニ(ヴァイオリン)
ジャンパオロ・ストゥアーニ(ピアノ) |
マントヴァ出身のヴァイオリニスト、パオロ・ギドーニはシエナのキジアーナ音楽院でフランコ・グッリの下で研鑽を積んだのち、スイスのシオンでイヴリー・ギトリスに師事。
サルヴァトーレ・アッカルドやフランコ・クラウディオ・フェラーリからもヴァイオリンを学び、19歳という若さでフィレンツェのヴィットリオ・グイ賞を受賞した経歴を持ち、トリオ・マティスを1983年に創設。現在もソリスト、室内楽奏者として活躍し続けているイタリアのヴァイオリン界の巨匠の1人です。
19世紀のヴァイオリン芸術の最高峰に位置するフォーレの傑作では、イタリアのマエストロが深みと輝きが伴う演奏を披露してくれています。
※録音年月日不詳(イタリア)
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モーツァルト:ピアノのための変奏曲集
グラーフのオランダ語歌曲《われは勝てり》による8つの変奏曲ト長調
K.24
アレグレットの主題による6つの変奏曲ヘ長調
K.54/K.547b
ドゼードの《リゾンは森で眠っていた》による9つの変奏曲ハ長調
K.264
《ああ、ママに言うわ》による12の変奏曲ハ長調
K.265(キラキラ星変奏曲)
グルックの《メッカの巡礼》の
「愚かな民が思うには」による10の変奏曲ト長調
K.455 |
アレッサンドロ・コスタンティーノ・ビアンキ
(ピアノ/スタインウェイ) |
1993年にイタリア、ラツィオ州の都市ラティーナで生まれた俊英ピアニスト、アレッサンドロ・コスタンティーノ・ビアンキが「ソナタ」や「幻想曲」ではなく「変奏曲」のみに着目したモーツァルト・アルバム!
ルガーノのスイス・イタリア音楽院で研鑽を積んだのち、2018年からは奇才アレッサンドロ・デリャヴァンに師事し、そのピアニズムに磨きをかけ続けているビアンキ。
天才作曲家であると同時に天才鍵盤楽器奏者でもあったモーツァルトが、「変奏曲」で表現しようとした自由闊達な即興性の魅力をビアンキの両手が巧みに伝えてくれる好演奏です。
※録音:2019年12月、エクス・インフェルメリア(イタリア)
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PERFECT NOISE
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PN1601
【旧譜】
¥2600
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ロシアのハープシコード奏者、アレクサンドル・プリャエフ!
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988 |
アレクサンドル・プリャエフ
(ハープシコード) |
ロシアのハープシコード奏者、アレクサンドル・プリャエフによるゴルトベルク変奏曲。楽器は1710年製のミヒャエル・ミートケに基づくフォルカー・プラッテ製のハープシコードを使用しています。
プリャエフはモスクワ音楽院でピアノをウラディーミル・ナタンソンに師事。渡欧後はグスタフ・レオンハルトやヨス・ファン・インマゼールにレッスンを受け、スヴェーリンク音楽院でハープシコードとフォルテピアノを専攻。
その後はドイツに在住し、ケルン音楽大学で教鞭をとりながら、国際的な活動を続けています。ペーター・シュライアー、アイヴァー・ボルトン、ダニエル・ロイスらの指揮のもと演奏し、また鈴木秀美、ドロテー・オベルリンガー、アントン・シュテックらとも共演を重ねています。
※録音:2014年10月&11月(ドイツ、レムシャイト)
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アウクスブルクのクリスマス~
17世紀のクリスマスにまつわる作品集
ハンス・レオ・ハスラー、
クリスティアン・エルバッハ、
ヨハン・フィッシャー、
ヨハネス・エッカールトらの作品
(全16曲) |
アンサンブルFAMA |
アンサンブルFAMA(フォルム・アルテ・ムジーク・アウクスブルク)は、設立10周年を記念して、アウクスブルクとシュヴァーベンの初期バロック音楽の中から、モテット、歌曲、器楽曲を中心に、救い主の出現とその誕生を伝える華やかなクリスマス・コンサート・アルバムを録音しました。
アンサンブルのメンバーは、バーゼルやアムステルダムなど古楽演奏活動の中心地で長年学んだスペシャリストたちによって構成されています。この時代の自由帝国都市の音楽文化の重要性が明らかとなる、逸品揃いの1枚です。
※録音:2018年2月&7月(ドイツ)
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ナポリ・ギャランテ~18世紀ナポリのギャラント様式の音楽
ゼジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ、
ヨハン・アドルフ・ハッセ、
ドメニコ・サッロ、
レオナルド・ヴィンチらの作品
(全11曲) |
ロビン・ヨハンセン(ソプラノ)
アンドレアス・クッパース(指揮)
テアトロ・デル・モンド |
ソプラノ歌手ロビン・ヨハンセンと古楽アンサンブル、テアトロ・デル・モンドの演奏による、18世紀初頭のナポリにおけるギャラント様式の音楽。
当時ナポリはイタリアで最も重要な音楽の中心地のひとつであり、1729年、フランス啓蒙主義時代の思想家シャルル・ド・ブロスは「ナポリは音楽世界における首都である」と記しています。
アメリカのソプラノ、ロビン・ヨハンセンは、ベルリン・ドイツ・オペラの若手アーティストとして渡欧し、その後すぐにソリストとして参加。2017/2018年シーズンのハイライトとしては、ハンブルクのテレマン・フェスティバルでの《ミリヴァイス》(ベルナール・ラバディ指揮)や、ザルツブルクのモーツァルテウムでの新演出による《後宮からの誘拐》(ルネ・ヤーコプス指揮、アンドレア・モーゼス演出)などが挙げられます。
※録音:2016年5月(ドイツ、ヴィースバーデン)
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ヘンデル氏の音楽家たち~ヘンデルとその周辺音楽家たちの音楽
ジュゼッペ・サンマルティーニ、
ジャン=バティスト・ルイエ、
ジョヴァンニ・ボノンチーニ、
ウィリアム・バベルらの作品
(全13曲) |
ブノワ・ローラン(バロック・オーボエ)
テアトロ・デル・モンド |
ヘンデルのオーケストラでコンサートマスターを務めたピエトロ・カストルッチをはじめ、ロンドンのルイエ(ジャン=バティスト・ルイエ)、ヨハン・エルンスト・ガリアルド、ジュゼッペ・サンマルティーニら、キングスシアターでヘンデルの指揮のもと演奏し、ヘンデル作品の圧倒的な成功に貢献した音楽家の作品を収録。
ベルギー出身のバロック・オーボエ奏者、ブノワ・ローランと古楽アンサンブル、テアトロ・デル・モンドによる演奏です。
※録音:2016年5月(ドイツ、ロスバッハ・フォア・デア・ヘーエ)
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PN1503
【旧譜】
¥2600
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オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594)の《4声のためのレクイエム》
オルランド・ディ・ラッソ:4声のレクイエム
(1575年のオリジナル版、世界初録音) |
カペッラ・フォッカーラ |
音楽学者のトビアス・リメク博士がアウクスブルクの旧ベネディクト修道院に保管されている写本の中から発見したオルランド・ディ・ラッソ(1532-1594)の《4声のためのレクイエム》を収録。
この版が本作品のもっとも古いバージョンであり、オリジナルであることは間違いなく、後世のすべての版で欠落している「怒りの日」が含まれています。
このアウクスブルクの原典版では、音程が後に印刷されたものより5度低くなっているのも特徴で、テノール、バリトン、バス、バッソ・プロフォンドの4声からなる、低音の充実した独特の響きが楽しめます。
※録音:2015年8月(ドイツ、メーリング)
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PN1501
【旧譜】
¥2600
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ヴァイオリンの声 ~
16世紀のヴァイオリン・コンソートのための音楽
ジャック・アルカデルト、
クレマン・ジャヌカン、
ジョスカン・デ・プレ、
フィリップ・ヴェルデロらの作品
(全18曲) |
エクスクイジット・ノイズ |
ケルンを拠点とするルネサンス時代のヴァイオリン属の楽器とトリプル・ハープのアンサンブル、エクスクイジット・ノイズが贈る16世紀のヴァイオリン・コンソートのための音楽。
アルカデルトやジャヌカン、ジョスカンの美しく心に残るマドリガル、シャンソン、モテットなどの声楽作品の編曲や、即興演奏、作曲者不詳の舞曲など、ヴァイオリンが誕生した時代の多彩な音楽世界の再現と創造を試みています。
※録音:2014年2月(ドイツ、ケルン)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
PARNASSUS
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シェリングとルービンシュタインのブラームス
ブラームス (1833-1897) :
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第1番
ト長調 Op.78 (*)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第2番
イ長調 Op.100 (*)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第3番
ニ短調 Op.108 (+) |
ヘンリク・シェリング (ヴァイオリン)
アルトゥール・ルービンシュタイン (ピアノ) |
録音 : 1960年 (*) / 1960年12月30日、1961年1月3日
(+)/原盤 : RCA
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ジネット・ヌヴー/シベリウスの協奏曲と小品録音集
シベリウス (1865-1957) : ヴァイオリン協奏曲
ニ短調 Op.47 (+)
スク (1874-1935) : ヴァイオリンとピアノのための4つの小品
Op.17
ラヴェル (1875-1937) : ツィガーヌ / ハバネラ形式の小品
ディニク (1889-1949) / ハイフェッツ (1901-1987)
編曲 : ホラ・スタッカート
グルック (1714-1787) : オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」
より
精霊の踊り (メロディー) (*)
イオン [イオアン]・スカルラテスク (1872-1922)
: バガテル
マリア・テレジア・フォン・パラディス (1759-1824)
/
サミュエル・ドゥシュキン (1891-1976)
編曲 : シシリエンヌ (*)
ファリャ (1876-1946) / クライスラー (1875-1962)
編曲 :
歌劇 「はかなき人生」 より スペイン舞曲 |
シネット・ヌヴー (ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団 (+)
ワルター・ジュスキント (指揮 (+))
ジャン・ヌヴー (ピアノ (無印))
ブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラー (ピアノ
(*)) |
録音 : 1945年11月21日、アビー・ロード第1スタジオ、ロンドン、イギリス
(+)/1946年、ロンドン、イギリス (無印) /
1938年、ベルリン、ドイツ (*)
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RCD
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ロシア・ピアノ楽派 セルゲイ・ラフマニノフ |
セルゲイ・ラフマニノフ (ピアノ)
フリッツ・クライスラー (ヴァイオリン (*)) |
シューベルト (1797-1828) / リスト (1811-1886)
編曲 : セレナード D 957 No.4 [1942/2/27]
J・S・バッハ (1685-1750) :パルティータ
第4番 ニ長調 BWV 828 から 第5曲 サラバンド
[1925/12/16]
J・S・バッハ / ラフマニノフ (1873-1943)
編曲 :
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番
ホ長調 BWV 1006 より 前奏曲 / ガヴォット
/ ジーグ [1942/2/26-27]
ドメニコ・スカルラッティ (1685-1757) /
カール・タウジヒ (1841-1871) 編曲 :
パストラーレ (ソナタ ニ短調 L.413 に基づく)
[1919/4/19]
ジャン=クロード・ダカン (1694-1772) : かっこう
[1920/10/21]
ヘンデル (1685-1759) :チェンバロ組曲 第5番
ホ長調 HWV 430 から エアと変奏曲「調子の良い鍛冶屋」
[1936/1/3]
モーツァルト (1756-1791) : ピアノ・ソナタ
第11番 イ長調 K.331 から
第1楽章 主題と変奏曲 [1919/4/18] / 第3楽章
トルコ風ロンド (トルコ行進曲) [1925/5/14]
グルック (1714-1787) / ズガンバーティ (1841-1914)
編曲 :
オペラ 「オルフェオとエウリディーチェ」
より メロディー (精霊の踊り) [1925/5/14]
ベートーヴェン (1770-1827) / ルビンシテイン
(1829-1894) 編曲 :
劇付随音楽 「アテネの廃墟」 より トルコ行進曲
[1925/12/24]
ベートーヴェン :
創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO 80
[1925/4/13 & 1925/5/14]
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 第8番
ト長調 [1928/5/22] (*) |
(C) 1994 Restored by RCD / (C)(P) 1994
RCD / (P) 2020 Europe RCD
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ロシア・ピアノ楽派 ヴィクトル・メルジャーノフ
スクリャービン (1872-1915) : 12の練習曲
Op.8 (+)
ラフマニノフ (1873-1943) : ピアノ協奏曲
第3番 ニ短調 Op.30 (*) |
ヴィクトル・メルジャーノフ (ピアノ)
モスクワ放送交響楽団 (*)
ニコライ・アノーソフ (指揮 (*)) |
録音 : 1956年 (*) / 1969年 (+) (C) 1995
Restored by RCD / (P) 2020 Europe RCD
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ロシア・ピアノ楽派 エミール・ギレリス
シューマン (1810-1856) : トッカータ ハ長調
Op.7 (*)
J・S・バッハ (1685-1750) / カール・タウジヒ
(1841-1871) 編曲 :
トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565 (+)
J・S・バッハ : 前奏曲とフーガ ニ長調
BWV 532 (**)
ヴェーバー (1786-1826) : ピアノ・ソナタ
第2番 変イ長調 Op.39 (#) |
録音 :1938年 (*) / 1954年1月6日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト
(+)/1968年1月18日、ライヴ、レニングラード・フィルハーモニー大ホール、レニングラード、ロシア、ソヴィエト
(#) 1969年 (**)
(C) 2003 Restored by RCD / (P) 2020 Europe
RCD
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ロシア楽派 ナターリア・シャメーエヴァ
ヨハン・クリスティアン・バッハ (1735-1782)
:
鍵盤楽器、2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲
第2番 イ長調 Op.1 No.2
(ハープ、2つのヴァイオリンとチェロのための編曲版)
[1986] (+)
ジョン・パリー (1930-) : ハープ・ソナタ
第1番 ニ長調 [1983]
ガブリエル・フォーレ (1845-1924) : 塔の中の奥方
Op.110 [1977]
アンリエット・レニエ (1875-1956) : 小さな妖精たちの踊り
[Danse des Lutins] [1976]
ポール・クレストン (1906-1985) : オリンピア
(狂詩曲) Op.94 [1970]
ルイージ・マウリツィオ・テデスキ (1867-1944)
: ハープとチェロのための劇的即興曲 Op.33
[1995] (#)
エライアス・パリシュ・アルヴァーズ (1808-1849)
: セレナード Op.83 [1982]
マルセル・トゥルニエ (1879-1951) : 森の泉へ
[1982]
アンドレ・カプレ (1878-1925) : 幻想的物語
(ハープと弦楽四重奏のための) [1986] (*) |
ナターリア・シャメーエヴァ (ハープ)、ヴィクトル・シャメーエフ
(チェロ (*/#))、
ロベルト・ステパニアン、アレクサンドル・コレスニコフ
(ヴァイオリン (*/+))、
レオニード・カプラン (ヴィオラ (*))、ドミトリー・ミレル
(チェロ (+)) |
(C) 2003 Restored by RCD / (P) 2020 Europe
RCD
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RCD 30102
(2CD)
¥3200
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シューマン (1810-1856) : ピアノ作品集
[CD 1]
幻想曲 ハ長調 Op.17 /
ピアノ・ソナタ 第2番 ト短調 Op.22 / 交響的練習曲
Op.13
[CD 2]
クライスレリアーナ Op.16 /
クララ・ヴィークの主題による変奏曲 Op.14
/ 謝肉祭 Op.9 |
ヴラディーミル・セリヴォヒン (ピアノ) |
録音 : 1996年5月、モスクワ音楽院小ホール、モスクワ、ロシア (C)
2003 Restored by RCD / (C)(P) 2021 Europe
RCD
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シューマン (1810-1856) :
ダーヴィト同盟舞曲集 Op.6
ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ短調「大ソナタ」Op.14
暁の歌 Op.133 |
テミルジャン・エルジャーノフ (ピアノ) |
録音 : 2001年3月27、30日、モスクワ放送、モスクワ、ロシア
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ハープの聖なる印象 |
イリーナ・クラプヒナ (ハープ) |
グリンカ (1804-1857) : モーツァルトの主題による変奏曲
変ホ長調 / 夜想曲 変ホ長調
リムスキー=コルサコフ (1844-1908) / ロバート・マクスウェル
編曲 :交響組曲 「シェエラザード」 より 愛のテーマ
チャイコフスキー (1840-1893) / クセニア・エルデリ
[エルデーイ] (1878-1971) 編曲 :
6つの小品 Op.51 より 第4曲 ナタ・ワルツ
パッヘルベル (1653-1706) / スーザン・マクドナルド
(1935-)、L・ウッド 編曲 : カノン ニ長調
グラズノフ (1865-1936) : バレエ 「ライモンダ」
から ソロ
ジョン・バリー (1933-) / ペニー・ビーヴァーズ
編曲 : ある日どこかで
ロバート・マクスウェル (1921-2012) : 引き潮
イッシー・アリーフディーン / イリーナ・クラプヒナ
編曲 : 郷愁 (間奏曲)
デイヴ・フランクリン (1895-1970) / デボラ・ヘンソン=コナント
(1953-) 編曲 :アニヴァーサリー・ワルツ
モーリス・アルバート(1951-) / エレナー・フェル
(1994-2013) 編曲 : フィーリング
ガーシュウィン (1898-1937) / ポール・ベイカー
編曲 : サマータイム
フランシス・レイ (1932-2018) / エレナー・フェル
編曲 : 男と女 |
録音 : 2001年8月、アラブ首長国連邦 (C)
2002 I. Kparukhina / (P) 2002 RCD / (C)(P)
2021 Europe RCD
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<国内盤>
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SONARE
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元・新日本フィル コンサートマスター
磯崎陽一の最新録音はメンデルスゾーンとブルッフの協奏曲!
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
ホ短調 Op.64
(2)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調
Op.26 |
磯崎陽一(ヴァイオリン)
新通英洋(指揮)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 |
元・新日本フィル コンサートマスター磯崎陽一の最新録音はメンデルスゾーンとブルッフの協奏曲!!
録音:2021年4月20&21日/所沢ミューズ、アークホール/DDD、52'41、日本語帯・解説付
元・新日本フィル コンサートマスター磯崎陽一の2021年の最新録音は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団との共演でメンデルスゾーンとブルッフの協奏曲録音!
磯崎の艶やかな音色が十分に堪能できる内容です。
「(磯崎の)オーケストラ経験がこの録音にも見事に反映され、すべてに齟齬のない一体感のある音楽がつくりあげられている。」(萩谷由喜子 ライナーノーツより)
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