≪第117号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2022/9/27~
9/30(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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CHALLENGE CLASSICS
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トン・コープマン(チェンバロ)
自宅でお気に入りの楽器を弾く
ヘンデル:チェンバロのための組曲集
組曲第3番 ニ短調 HWV428
組曲第2番 ヘ長調 HWV427
組曲第8番 へ短調 HWV433
組曲第5番 ホ長調 HWV430
組曲第7番 ト短調 HWV432 |
トン・コープマン(チェンバロ) |
コープマンがプライベート空間でソロを弾く!独特の味わいに磨きのかかった巨匠芸、「調子の良い鍛冶屋」「パッサカリア」を含むヘンデルの名作組曲集、待望の録音
[使用楽器:ヴィレム・クルスベルヘン製作のリュッカースのレプリカ(コープマン所有)]
録音:2022年3月/オランダ、バッセム、コープマンの家/67'26''
オランダ古楽界を牽引する現役の巨匠コープマン(1944-)がヘンデルの組曲を録音しました。
自宅でお気に入りの自前楽器を弾いてのレコーディングで、リラックスした気分でヘンデルの音楽と戯れるコープマンが目に浮かぶような演奏です。
厳しい曲想の作品でも難解さを解きほぐし空間に開放していくような独特の味わいがあり、コープマンにしか成し得ない演奏が楽しめる1枚。付点リズムの処理など楽譜の読みにもこだわりが感じられます。
若い頃から優れたオルガン、チェンバロ奏者として名を知られ、ドイツ、イタリア、イギリスと渡りながら作曲家としても大成していったヘンデル。
1720年11月にロンドンで出版された『チェンバロ組曲集』全8曲はバッハの鍵盤曲に対抗できる完成度を誇り、現在では通称「8大組曲」と呼ばれています。
この名作から5曲を抜粋。『調子の良い鍛冶屋』で知られる変奏曲を含む第5番も収録されています。
「私はバッハを多く演奏・録音してきたが、ヘンデルの音楽の素晴らしさを軽視することはない。彼の曲は壮大で、感情に満ちあふれ、演奏効果も高い。
このチェンバロ組曲の中のいくつかはときどきコンサートで演奏しているが、今なら録音するのも良い機会だと思った。CD1枚分、私が曲を選んだ。自宅で録音できたのも特別な経験だった」(トン・コープマン)
第7番、CDラストのトラックは、きわめてシンプルな作りながら奏者の人生が投影されてしまうような無二の魅力(あるいは怖さ)を持つ「パッサカリア」。
コープマンの自然体の演奏を聴くと、彼の音楽人生そのものが音となり綴られていくのが感じられるでしょう。
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DA VINCI CLASSICS
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リスト編曲、2台ピアノ版ベートーヴェンの「第九」!
ベートーヴェン(リスト編):
交響曲第9番ニ短調 Op.125《合唱付き》(2台ピアノ版) |
マッシミリアーノ・モッテルレ&
ファビアーノ・カサノヴァ
(2台ピアノ/スタインウェイ) |
ベートーヴェンの交響曲の演奏方法とその伝統を聴覚的に「垣間見る」ことができるフランツ・リストによるピアノ・トランスクリプション。
ボンの巨匠が構想したオーケストラの迫力に負けないほどの名人芸を披露し、第1楽章から終楽章までにおいて純粋な喜びを体験させてくれるのは、イタリアのピアニスト、マッシミリアーノ・モッテルレとファビアーノ・カサノヴァ。
リスト国際ピアノコンクール(ブダペスト)で第3位入賞(1位なし)の実績を持つモッテルレと、シチェドリンにその演奏を激賞されたカサノヴァが、ブレッシャ、パッサドーリ・コレクションのスタインウェイD-274、「フェルディナンド」と「ティランノ」で歓喜の歌を高らかに響かせます。
※録音:2021年9月、アウディトリアム・サン・バルナバ(ブレッシャ、イタリア)
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ヴィオラとオーケストラのための作品集
ブルッフ:
クラリネット、ヴィオラとオーケストラのための
協奏曲ホ短調 Op.88、
ロマンス Op.85、コル・ニドライ Op.47
ヒンデミット:葬送音楽
ロータ(ストラッキ編):インテルメッツォ |
ヴィットーリオ・ベナグリア(ヴィオラ)
ダニスタ・ラフキエヴァ(クラリネット)
パザルジク交響楽団
アレクサンドル・ゴードン(指揮) |
ブルッフ、ヒンデミット、そしてロータに至る19世紀~20世紀の3人の作曲家たちが書いたヴィオラとオーケストラのための秀作の数々を集めたヴィオラ関係者要注目のプログラム。
ブルッフの珍しいコンチェルト、ヒンデミットの名作と並び、ロマン派的な要素を持つロータの「インテルメッツォ」のヴィオラ&弦楽オーケストラ編曲版が収められています。
主役のヴィオラを担当するのは1999年生まれの俊英ヴィットーリオ・ベナグリア。すでにカーネギー・ホールへのデビューを果たし、ダヴィド・ゲリンガスなどの世界的名手とも共演を重ねています。
指揮者アレクサンドル・ゴードンは、ロシアの侵略とプーチン政権の象徴としての「ZOV」の文字の使用に抗議するため、2022年にゼムツォフからゴードンへと姓を変えています。
※録音:2021年6月15日、パザルジク(ブルガリア)
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クラリネットとチェロを伴う現代イタリアのトリオ集
フランチェスコ・ペニーシ(1934-2000):
4手連弾のための《5つの小品》
(ルチアーノ・マリア・セッラの編曲による
クラリネット、チェロ&ピアノ版)
テレサ・プロカッチョーニ(1934-):
クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲
Op.36
ニーノ・ロータ(1911-1979):
クラリネット、チェロとピアノのための三重奏曲
アルド・クレメンティ(1925-2011):
クラリネット、チェロとピアノのための《献身》
フランコ・ドナトーニ(1927-2000):
クラリネット、チェロとピアノのための《エリー》、
クラリネット、チェロとピアノのための《チェロッキ70》
ジョヴァンニ・ソッリマ(1962-):
クラリネット、チェロとピアノのための《旅》 |
クレメンティ・トリオ
〔ヴァネッサ・グラッソ(クラリネット)、
キアーラ・ダパロ(チェロ)、
ジュリア・ルッソ(ピアノ)〕 |
驚くべき多様性と柔軟性を持つクラリネット、チェロ、ピアノのトリオ。3つの楽器が持つ計り知れないほどのダイナミクス、アーティキュレーション、音色のパレットが、20世紀後半に書かれた、当時のイタリアを代表する作曲家たちによる作品の魅力を紹介してくれます。
クレメンティ・トリオは、シチリア島の作曲家アルド・クレメンティの名前を冠するイタリアの女流演奏家たちによるアンサンブル。
ソッリマ自身の編曲でトリオ版となった「旅(Voyage)」、そしてアルド・クレメンティから献呈された「献身」の世界初録音など、この編成のレパートリーを広げる優れた演奏が展開されています。
※録音:2021年9月、テアトロ・ニコラ・デリ・アンジェリ(モンテルポーネ、イタリア)
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フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):
フェルナンド・ペソアの詩による歌曲集 |
シルヴィア・レガッツォ(メゾ・ソプラノ)
クラウディオ・プロイエッティ(ピアノ) |
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994)が20世紀を代表するポルトガル人作曲家であるとすれば、詩人フェルナンド・ペソア(1888-1935)はこのレコーディング・プロジェクトの真の魂を構成し、この2人が共に大きく多面的で、そして非常に複雑な宇宙(歌曲集)を創造することになったのだと言えるでしょう。
メゾ・ソプラノのシルヴィア・レガッツォの歌声が、この20世紀ポルトガルの作曲家と詩人の精神を現代に蘇らせます。
※録音:2020年9月、クラシカル・レコーディング・スタジオ(ペルージャ、イタリア)
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CAPRICCIO
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コルネリウス・マイスター指揮&シュトゥットガルト国立管
マルティヌー: 歌劇《ナイフの涙》、歌劇《橋の上の喜劇》 |
シュトゥットガルト国立管弦楽団
コルネリウス・マイスター(指揮) |
歌劇《ナイフの涙》(1928) 全1幕(フランス語歌唱)
1. Scene I: "J'aime la musique"/2.
Scene II: "Madame! Prenez ces fleurs"/
3. Scene III: "Oh, miel de lune"/4.
Scene IV: "Un deux, trois quatre cinq,
six, sept"/
5. Scene V: "Quel est ce machiniste?"/
6. Scene VI: "En vain, j'ai voulu
faire battre ce morose pendule"/7.
Scène VII: "Une mère est
sans repos"
エレオノーレ....エレナ・ツァラゴヴァ(ソプラノ)、
母親....マリア・リッカルダ・ヴェッセリンク(アルト)、悪魔....アダム・パルカ(バリトン)
歌劇《橋の上の喜劇》(1935/1951改訂) 全1幕
8. Scene I: "Stop!" - "Don't
stop me!" ./9. Scene II: "Stand
back!" - "Here, I have a pass"/
10. Scene III: "Oh, I knew it! Now
I see them!"/11. Scene IV: "There
he is, now I can see him"/
12. Scene V: "How are you this lovely
morning?"/13. Scene VI: "Listen
to that! Victoria!"
ジョゼフィーネ....エステル・ディールケス(ソプラノ)、エヴァ....シュティーネ・マリー・フィッシャー(アルト)、
ジョニー....ビヨルン・ビュルガー(バリトン)、ビール製造者....アンドルー・ボガード(バス)、
校長....マイケル・スモールウッド(テノール)
他 |
【マルティヌーの小歌劇2作をコルネリウス・マイスターのタクトで】
チェコの近代作曲家ボフスラフ・マルティヌー。多作家で知られ、6曲の交響曲、11曲の協奏曲を含む400作もの作品を遺しました。この中には歌劇も11作以上含まれています。
作品によって次々と作風を変えることで知られ、このアルバムに収録された2つの歌劇も、作曲年代はそれほど離れていないにもかかわらず、その印象は全く違います。
《ナイフの涙》はあまりにも内容が淫猥かつ不道徳であったため、マルティヌーの生前に演奏されることなく、ようやく初演が叶ったのはマルティヌー没後の1969年の10月22日になってからでした。
主役のエレオノーレとその母親、悪魔の3人の掛け合いで物語が進むものの、音楽は断片的で時にジャズ風というハンス・アイスラーを思わせる作品です。
一方、《橋の上の喜劇》はチェコの劇作家V.K.クリツペラの台本を元にして書かれた大変魅力的なラジオ・オペラですが、放送初演後にはすぐに忘れられてしまったため、1951年に英語版として改訂して再演、こちらは大成功をおさめました。
マルティヌーは後にこの作品の音楽を素材とした組曲を作り、こちらは現在でも時折演奏されます。
近年、注目を集めるソプラノ、エレナ・ツァラゴヴァをはじめとした名歌手たちを、コルネリウス・マイスターが指揮するシュトゥットガルト国立管弦楽団が見事にサポートした演奏です。
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C7410
(10CD)
¥5100
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CAPRICCIOレーベル 40周年記念名演集
声楽家たち |
【CD1】 ヨッヘン・コヴァルスキー(カウンターテナー)
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
1. 歌劇《リナルド》 HWV 7a - 第3幕
今、トランペットが勝利を告げる
2. 歌劇《エジプトのジューリオ・チェーザレ》
HWV 17 - 第1幕 アリア「抜け目ない狩人は」
3. 歌劇《セルセ(クセルクセス)》 HWV
40 - 第1幕 アリア「安らぎの木陰....オンブラ・マイ・フ(ラルゴ)」
4. 歌劇《ジュスティーノ》- 第1幕 レチタティーヴォとアリア
「Chi mi chiama alla gloria? Se parla nel
mio cor」
5. 歌劇《アルチーナ》HWV 34 - 第2幕
アリア「緑の牧場よ、心地よい森よ」
6. 歌劇《ロデリンダ》HWV 19 - 第3幕
アリア「生きよ、暴君よ」(ドイツ語歌唱)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):歌劇《ポントの王ミトリダーテ》
K. 87 (抜粋)
7. 第1幕: Aria: Venga pur, Minacci
e frema
8. 第2幕: Aria: Va, va l'error mio
palesa9
. 第2幕: Aria: Ah giacche son tradito
son reo l'error confesso
10. 第3幕I: Recitative and Aria: Vadasi
gia dagli occhi il velo e tolto
11. コンサート・アリア「幸せの影よ....私はお前を残してゆく」
K.255
ヨッヘン・コヴァルスキー(カウンターテナー)、C.P.E.バッハ室内管弦楽団、ハルトムート・ヘンヒェン(指揮)
録音: 1986年11月、12月、1987年6月
Christuskirche, Berlin(ドイツ)
【CD2】 ペーター・シュライアー(テノール)
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖より
1. 私はしばしばパイプによいタバコを詰めて
BWV 515a(テノールとリュート編)
2. ジョバンニのアリア「汝が心われにあたえずや」BWV
518 (テノールとリュート編)
ジョン・ダウランド(1563-1626):歌曲集第1巻より
3. No. 9. Trane Kristall/4. No. 15.
Lasst du mich von dir gehen/
5. No. 17. Komm zuruck!/6. No. 19.
Lieb' ist erwacht/7. No. 20. Komm, o Schlaf
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672): 小宗教的コンチェルト集
Vol.2より
8. O misericordissime Jesu, SWV 309/9.
O Jesu, nomen dulce, SWV 308
ゴットフリート・フォン・アイネム(1918-1996):Leib-
und Seelen-Songs 肉体と魂の歌 op. 53より
10. Indian Summer/11. Rosenzeit -
Rabenzeit/
12. Meinem Bauchlein wachsen Flugel/13.
Traum, Lieb und Tod/14. Ollapotrida
フランツ・シューベルト(1797-1828):
15. あこがれ Op. 105, No. 4 D. 879/16.
夜と夢 D. 827(A.ディアベリ編)/
17. 野ばら Op. 3 No. 3, D. 257/18.
子守歌 Op. 98, No. 2 D. 498/
19. 白鳥の歌 D. 957 - 第10曲 漁師の娘(J.K.
メルツ編)
ペーター・シュライアー(テノール)、コンラート・ラゴスニック(リュート....1-9/ギター....10-19)
録音: 1984年2月Lukaskirche, Dresden(ドイツ)
【CD3】ベルリン・オペラ・ガラ 1988
モーツァルト:
1. 歌劇《フィガロの結婚》K. 492 - 序曲
2. 歌劇《フィガロの結婚》K. 492 - 第1幕「自分で自分がわからない」
3. 歌劇《フィガロの結婚》K. 492 - 第1幕
アリア「もう飛ぶまいぞこの蝶々」
4. 歌劇《魔笛》K. 620 - 第2幕 夜の女王のアリア「復讐の心は地獄のようにわが胸に燃え」
ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868):
5. 歌劇《湖上の美人》- 第2幕「胸の思いは満ちあふれ」
ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):
6. 歌劇《ランメルモールのルチア》-
第2幕 六重唱「じゃまするのは誰だ」
7. 歌劇《シャモニーのリンダ - 第1幕「ああ、遅すぎた....私は心の光」
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):
8. 歌劇《ドン・カルロ》- 第4幕「陛下、世界の半ばは」
9. 歌劇《リゴレット》- 第1幕「グァティエル・マルデ....麗しい人の名は」
10. 歌劇《リゴレット》- 第3幕「いつのことか、思い起こせば確か」
フランチェスコ・チレア(1866-1950):
11. 歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》-
第2幕「甘い喜び、甘い責め苦を」
シャルル=フランソワ・グノー(1818-1893):
12. 歌劇《ファウスト - 第3幕「何という未知の不安が」
カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):
13. 歌劇《魔弾の射手》- 第1幕「勝った、勝った、仇を討った!」
リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):
14. 楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》-
第3幕「太陽のように明るく」
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ)....2/5/14、ミケーレ・ペルトゥージ(バス)....3/6/8、
スミ・ジョー(ソプラノ)....4/7、ダニエラ・ロヤッロ(ソプラノ)....6/9/10、
ギゼラ・パジーノ(メゾ・ソプラノ)....6、8、10、11、
ジュエッペ・サッバティーニ(テノール)....6/10/12/14、マイケル・ナップ(テノール)....6/14、
マルコ・キンガーリ(バリトン)....6/8/10、ゲルトルート・オッテンタール(ソプラノ)....8/14、
クラウディオ・オテッリ(バス)....13/14、ベルリン放送交響楽団、ロベルト・パーテルノストロ(指揮)
録音: 1988年6月Jesus-Christus-Kirche,
Berlin(ドイツ)
【CD4】 ベルカントの芸術
ドニゼッティ:歌劇《ヴェルジーのジェンマ》
1. 第1幕「Qui un pugnale! Chi'l confisse」/2.
第2幕「Ecco il pegno ch'io le porsi!」
レクイエムより
3. Judex ergo/4. Domine, Jesu Christe/5.
Ingemisco
歌劇《カテリーナ・コルナーロ》より
6. 第1幕「Da che sposa Caterina」/7.
第1幕「Non turbati a questi accenti」
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(1801-1835):歌劇《清教徒》より
8. 第1幕「Son vergin vezzosa in vesta
di sposa」/9. 第1幕 「A te, o cara, amor
talora」
ドニゼッティ:
10. 歌劇《ドン・セバスティアーノ》-「Gioco
di rea fortuna」
11. 歌劇《ドン・パスクヮーレ》- 第3幕「La
morale in tutto questo e assai facil di trovar」
12. 歌劇《ドン・パスクヮーレ》- 第3幕「Tornami
a dir che m' ami」
13. 歌劇《ラ・ファヴォリータ》- 第3幕「Leonora!
Ei del sur cor la brama」
14. 歌劇《ラ・ファヴォリータ》- 第2幕「"Ma
de' malvagi invan sul capo miio」
レナート・ブルゾン(バリトン)....1-4/6-7/10/13-14、ジュゼッペ・サッバティーニ(テノール)....3/5/9/12、
ルチア・アリベルティ(ソプラノ)....8/11-12、アンドレアス・ユフィンゲル(オルガン)....3-5、
ベルリン放送交響楽団、ロベルト・パーテルノストロ(指揮)
録音: 1988年8月Jesus-Christus-Kirche,
Berlin(ドイツ)
【CD5】 アルフレード・クラウス(テノール)
フランツ・リスト(1811-1886):ペトラルカの3つのソネット
S270/1/R578a
1. No. 1. Pace non trovo (Sonnet No.
104)/2. No. 2. Benedetto sia 'l giorno (Sonnet
No. 47)/
3. No. 3. I' vidi in terra angelici
(Sonnet No. 123)
ドニゼッティ:
4. 愛の手紙/5. 愛と死/6. 見習い僧の最後の夜/7.
たそがれ
ピエトロ・マスカーニ(1863-1945):
8. あなたの星/9. 愛の苦悩/10. ばら
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
11. 夜 P. 55a/12. ストルネッロを歌う女
P. 69/
13. 昔風の5つの歌 P. 71 - 第2曲 でも、どうして私に/14.
霧 P. 64/15. とても美しい乙女 P. 12
ヴェルディ: 6つのロマンスより
16. No. 3. Ad una stella/17. No. 1.
Il tramonto/18. No. 4. Lo Spazzacamino
アルフレード・クラウス(テノール)、エデルミロ・アルナルテス(ピアノ)
録音: 1989年3月RIAS-Berlin, Studio
10(ドイツ)
【CD6】 ラモン・ヴァルガス(テノール)
1. アミルカーレ・ポンキエッリ(1834-1886):歌劇《ラ・ジョコンダ》
- 「第2幕 空と海」
2. ヴェルディ: 歌劇《シモン・ボッカネグラ》-
第2幕「ちきしょうめ!アメリアがここに....僕の胸は嫉妬の焔でもえている」
3. アッリーゴ・ボイド(1842-1918):歌劇《メフィストフェレ》-
第1幕 「ああ!野原から 牧場から」
4. ボイド: 歌劇《メフィストフェレ》-
エピローグ「最後のステップに達した今」
5. プッチーニ: 歌劇《トスカ》- 第1幕「妙なる調和」
6. チレア: 歌劇《アルルの女》- 第2幕「ありふれた話(フェデリコの嘆き)」
7. グノー: 歌劇《ファウスト》- 第2幕「この清らかな住まい」
8. プッチーニ: 歌劇《トスカ》- 第3幕「星は光りぬ」
9. ジュール・マスネ(1842-1912): 歌劇《ウェルテル》-
第3幕「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」
10. エクトル・ベルリオーズ(1803-1869):ファウストの劫罰
Op. 24 - 第4部 「自然への祈り」
11. ヴェルディ: 歌劇《二人のフォスカリ》-
第2幕「夜よ!ここを支配している無窮の夜よ」
12. プッチーニ: 歌劇《トゥーランドット》-
第3幕「誰も寝てはならぬ」
ラモン・ヴァルガス (テノール)、ブダペスト交響楽団、リッカルド・フリッツァ(指揮)
録音: 2012年Hungarian Radio, Studio
22,Budapest(ハンガリー)
【CD7】 ヘルマン・プライ:ベルリン・レヴュー
1. パウル・リンケ(1866-1946): 喜歌劇《ルナ夫人》-
第1幕「ベルリンの風」
2. ヴァルター・コロ(1878-1940): Das ist
der Fruhling von Berlin
3. ウェーバー: O Berlin, ich muss dich
lassen, Op. 54, J. 208
4. コロ: Wie einst im Mai: Das war in
Schoneberg
5. ジーン・ギルバート(1879-1942): Durch
Berlin fliesst immer noch die Spree
6. コロ: Drunter und druber: So lang
noch untern Linden
7. エドゥアルド・キュンネッケ(1885-1953):喜歌劇《どこかのいとこ》-
第1幕「私はただの貧しい旅職人」
8. ロベルト・ラデッケ(1830-1911): 若き日の歌
9. コロ: Die kleine Bank vom Grossen
Stern
10. フランツ・マイスナー: Im Grunewald,
im Grunewald ist Holzauktion
11. 作者不詳: Sabinchen war ein Frauenzimmer
12. フレディ・ジーグ(1878-1962): Das
Lied von der krummen Lanke
13. アルベルト・ロルツィング(1801-1851):Eine
Berliner Grisette: Berliner Weissbierlied
14. 作者不詳: Johann Gottfried Sedelbast
15. オイゲン・フィリッピ(1856-1920):
Der Rixdorfer
16. リンケ: 喜歌劇《ルナ夫人》- 第1幕「月にある宮殿なんて」
17. コロ: Wie einst im Mai: Untern Linden,
untern Linden
18. カール・フリードリヒ・クルシュマン(1805-1841):Es
lachelt der See, er ladet zum Bade
19. キュンネッケ: Traumland: Ich sing
mein schonstes Lied
20. ボビー・カンプ(不明-1986): Heimweh
nach dem Kurfurstendamm
ヘルマン・プライ (バリトン)、ヴァンゼー・ザンガー(合唱団)....1/2/5/6/10/16/17、
ケルン放送管弦楽団、ハインツ・ゲーゼ(指揮)
録音: 1988年7月Koln, Klaus-von-Bismarck
Saal(ドイツ)
【CD8】アンネ・シュヴァネヴィルムス(ソプラノ)
ワーグナー: 歌劇《タンホイザー》より
1. 序曲/2. ヴェーヌスブルクの音楽/3.
第2幕「愛する殿堂よ、お久しぶり」
ヴェーゼンドンク歌曲集
4. 第1番 天使/5. 第2番 とまれ/6.
第3番 温室にて/7. 第4番 苦悩/8. 第5番 夢
楽劇《トリスタンとイゾルデ》より
9. 第1幕 前奏曲/10. 第3幕第3場 イゾルデの愛の死「穏やかに、静かに彼が微笑み」
アンネ・シュヴァネヴィルムス (ソプラノ)、ウィーン放送交響楽団、コルネリウス・マイスター(指揮)
録音: 2013年3月7-10日、10月30-31日ORF-Funkhaus,
Wien(オーストリア)
【CD9】 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
オペラ・ガラ
ガルミッシュ・パルテンキルヒェンにおける"リヒャルト・シュトラウスの日"
1992年
歌劇《アラベラ》 Op. 79 TrV 263より
1. Act I: Er ist der Richtige nicht
fur mich
2. Act II: Sie woll'n mich heiraten,
sagt mein Vater
3. Act III: Das war sehr gut, Mandryka
歌劇《カプリッチョ》 Op. 85, TrV 279
より
4. わが心を燃え立たせるものは他に無い
歌劇《ナクソス島のアリアドネ》 Op.
60 TrV 228aより
5. すべてのものが清らかである国が
楽劇《ばらの騎士》 Op. 59 TrV 227より
6. Act II: Mir ist die Ehre widerfahren/7.
Act II: Da lieg' ich!/
8. Act III: Hab' mir's gelobt, ihn
lieb zu haben
パメラ・コバーン(ソプラノ)....1-3/8、レジーナ・クレッパー(ソプラノ)....1/6/8、
ボー・スコウフス(バリトン)....2/3、マイケル・クライダー(ソプラノ)....4/5、
マルティナ・ボルスト(メゾ・ソプラノ)....6/8、フランツ・ハヴラタ(バス)....7、
バイエルン放送合唱団のソリストたち....8、
ミュンヘン放送管弦楽団、マンフレート・ホーネック(指揮)
録音: 1992年5月28日 Garmisch-Partenkirchen,Festsaal
Werdenfels(ドイツ)
【CD10】 20世紀の希少オペラ
アレクサンダー・フォン・ツェムリンスキー(1872-1942):
歌劇《昔あるとき》より
1. Entr'acte, Act 1/2. 第2幕「Schon
Ingeborg sitzt traurig" (Nordic Folk
Song)」
歌劇《ゲルゲの夢》より
3. 第1幕第3場「Madel kommst Du mit
zum Tanz?」
4. 第1幕第6場「Wer das verstund',
dein ewiges Rauschen」
歌劇《白墨の輪》より
5. 第3幕「Hore mich, Sturm」
フランツ・シュレーカー(1878-1934):
歌劇《遙かなる響き》より
6. Lied:「Wer kennt sie nicht」
歌劇《宝を探す人》より
7. Du legst dein Kopfchen jetzt sanft
zur Seite - Amen! So seis
フランツ・シュミット(1874-1939):
歌劇《ノートル・ダム》より
8. 第1幕 間奏曲/9. 第2幕「Es flieht
der Schlummer meiner Augen」
クルト・ヴァイル(1900-1950):
歌劇《銀の湖》より
10. 序曲
歌劇《マハゴニー市の興亡》より
11. 「Oh show us the way to the next
Whiskey Bar」
歌劇《クーハンデル》より
12. 第3幕 ファンダンゴ:「WeiB fallt
aufs Feld der Schnee」
歌劇《フローレンスの熱血漢》より
13. 第1幕第4場「I'm not like Circe
- Sing me not a Ballad」
エルンスト・クシェネク(1900-1991):歌劇《ヘビー級、または国家の栄光》
Op. 55より
14. 前奏曲/15. Schuft, was machst
Du?
マンフレッド・グルリット(1890-1972):
歌劇《ヴォツェック》 Op. 16より
16. 「Wie heute schon die Sonne scheint」/17.「Wir
armen Leut」
クルト・ヴェスティ(テノール)....2、パメラ・コバーン(ソプラノ)....3-4、
ヨーゼフ・プロチュカ(テノール)....4/7、レナーテ・ベーレ(ソプラノ)....5、
ロベルト・ヴェルレ(テノール)....6/15、ペーター・ハーゲ(バス)....7、
ギネス・ジョーンズ(ソプラノ)....9、アニャ・シリヤ(ソプラノ)....11、
オスカル・ヒルデブラント(バリトン)....12、フェリシティ・パルマー(ソプラノ)、
セリーナ・リンズレー(ソプラノ)....15/16、ローランド・ブレヒト(バス)....15、
マルクス・ザンドマン(テノール)....15、ガブリエレ・シュレッケンバッハ(アルト)....16、
クリスティアーネ・ベルクゴルト(メゾ・ソプラノ)....16、デンマーク国立放送交響楽団....1-2、
フランクフルト放送交響楽団....3-4、ベルリン放送交響楽団....5-6/8-9、
ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団....7、ケルン放送管弦楽団....10-12、
BBC交響楽団....13、ベルリン・ドイツ交響楽団....14-15、RIAS室内合唱団....16-17、
ハンス・グラーフ(指揮)....1-2、ゲルト・アルブレヒト(指揮)....3-4/6-7/16-17、
ステファン・ゾルテシュ(指揮)....5、クリストフ・ペリック(指揮)....8-9、
ジャン・レイサム=ケーニック(指揮)....10-12、アンドルー・デイヴィス(指揮)....13、
マレク・ヤノフスキ(指揮)....14-15
録音: 1985年 - 2004年 |
Delta-music社のレコード制作部門として1982年にケルン近郊で設立されたCAPRICCIOは、当時主流となりつつあったデジタル録音技術を使い、ドイツ語圏の演奏家と音楽を中心に制作を行いました。
「CAPRICCIO40周年記念名演集」シリーズ最後を飾るこのBOXには、ドイツ圏を中心とする名歌手たちの録音を贅沢に収録しています。
ヨッヘン・コヴァルスキー、ペーター・シュライヤー、ヘルマン・プライ、アルフレード・クラウス、ラモン・ヴァルガス、アンネ・シュヴァネヴィルムスには、ディスク1枚が丸ごと充てられて本格的なリサイタルが楽しめます。
一方、3枚あるガラ・コンサートものはスターたちの競演が聴きもの。
ブルゾン、サッバティーニ、アリベルティによるベルカント・アリア集や、チェチーリア・バルトリのめずらしいワーグナー録音が聴けます。
CD10は、かつて「退廃音楽」のレッテルを貼られていた作品・作曲家たちの再評価に力を注ぐCAPRICCIOらしいコンピレーションです。
※歌詞は掲載されていません。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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BERLIN CLASSICS
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本国のETERNAオリジナル・アナログテープより新規で復刻!
名マスタリング・エンジニアのクリストフ・スティッケル氏による、
過度なノイズリダクションなどをせず、アナログテープ本来の持っている情報を限りなく忠実に再現する、ETERNAピュア・アナログ・リマスタリング方式を採用。
オリジナル・ジャケット仕様、ブックレットに使用アナログ・マスターテープの写真掲載。
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ヘルマン・アーベントロート(指揮)
バッハ:管弦楽組曲/
ヘンデル:管弦楽のための二重協奏曲/
ハイドン:交響曲第88番、第97番 |
ライプツィヒ放送交響楽団
ベルリン放送交響楽団
ヘルマン・アーベントロート(指揮) |
バッハ:管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV
1068
1.I Ouverture /2.II Air /3.III Gavotte
I, II /4.IV BourrEe /5.V Gigue
Rec:28 September 1949,Leipzig/Musikregie:SRK
Leipzig/Tonregie:SRK Leipzig
ライプツィヒ放送交響楽団
ヘンデル:管弦楽のための二重協奏曲 第3番 ヘ長調
HWV.334
6.I Grave - Allegro /7.II Allegro
ma non troppo/
8.III Adagio /9.IV Andante larghetto
/10.V Allegro
Rec:15 September 1955,Berlin/Musikregie:SRK
Berlin/Tonregie:SRK Berlin
ベルリン放送交響楽団
ハイドン:交響曲 第88番 ト長調「V字」
11.I Adagio - Allegro/12.II Largo
/13.III Menuetto:Allegretto /
14.IV Finale:Allegro con spirito
Rec:ca.1956,Leipzig/Musikregie:SRK
Leipzig/Tonregie:SRK Leipzig
ライプツィヒ放送交響楽団
ハイドン:交響曲 第97番 ハ長調
15.I Adagio - vivace /16.II Adagio
ma non troppo /
17.III Menuetto:Allegretto /18.IV
Finale:Presto assai
Rec:20 January 1955,Berlin/Musikregie:SRK
Berlin/Tonregie:SRK Berlin
ベルリン放送交響楽団 |
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BC 0302796
(2CD)
¥2500
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ヘルマン・アーベントロート(指揮)
チャイコフスキー/シューマン:交響曲、
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲
Disc 1
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調
op.104*
1.I Allegro/2.II Adagio, ma non
troppo /
3.III Finale, Allegro moderato
Rec:28 March 1956,Leipzig
Musikregie: Radio DDR,Sender Leipzig
Tonregie:Burgert
チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調
op. 36
4.I Andante sostenuto - Moderato
con anima
5.II Andantino in modo di canzona
6.III Scherzo. Pizzicato ostinato.
Allegro
7.IV Finale. Allegro con fuoco
Rec:13 February 1951,Kongreßhall
Leipzig
Musikregie: Radio DDR,Sender Leipzig
Tonregie: Radio DDR,Sender Leipzig
Disc 2
シューマン:交響曲第4番 ニ短調 op.
120
1.I Ziemlich langsam -Lebhaft/
2.II Romanze. Ziemlich langsam /
3.III Scherzo. Lebhaft/4.IV Langsam
– Lebhaft
Rec:18 September 1949,Kongreßhall
Leipzig
Musikregie: Worm/Tonregie: Mitlacher
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調
op. 74「悲愴」
5.I Adagio. Allegro non troppo /6.II
Allegro con grazia /
7.III Allegro molto vivace /8.IV
Finale. Adagio lamentoso
Rec:28 January 1952,Kongreßhall
Leipzig
Musikregie: Radio DDR,Sender Leipzig
Tonregie: Radio DDR,Sender Leipzig |
ルートヴィヒ・ヘルシャー(チェロ)*
ライプツィヒ放送交響楽団
ヘルマン・アーベントロート(指揮) |
DIAPASON
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DIAPCF025
(12CD)
¥6000
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グノー&ビゼー:オペラ作品集
~ 仏ディアパゾン誌のジャーナリストの選曲による名録音集 |
【CD1-3】
・グノー:歌劇《ファウスト》
ニコライ・ゲッダ、ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス、ボリス・クリストフ、
エルネスト・ブラン、リリアーヌ・ベルトン、リタ・ゴール、ヴィクター・オートラン、
パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団、アンドレ・クリュイタンス(指揮)
録音:1958年9月23日-10月9日、パリ
【CD4-5】
・グノー:歌劇《ミレイユ》
アンドレー・エスポジト、アラン・ヴァンゾ、スザンヌ・ダルバン、
ジュリアン・ジョヴァネッティ、ガブリエル・バキエ、クリスティアーヌ・アルベル、
ルシアン・ロヴァーノ、ジャン・モリアン、RTF合唱団、リリック放送管弦楽団、
ジュール・グレッシェ(指揮)
録音:1959年8月13日、パリ
【CD6-7】
・グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》
ラウル・ジョバン、ジャニーヌ・ミショー、ハインツ・レーフュス、クロディーヌ・コラール、
ピエール・モレ、カミーユ・ルケティ、ルイ・リアラン、オデット・リキエ、
アンドレ・フィリップ、シャルル・カンボン、パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団、アルベルト・エレーデ(指揮)
録音:1953年6月、パリ
【CD8-10】
・ビゼー:歌劇《カルメン》
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス、ニコライ・ゲッダ、ジャニーヌ・ミショー、
エルネスト・ブラン、デニス・モンテイル、マルセル・クロワジエ、、モニク・ランヴァル、
ジャン=クリストフ・ブノワ、ミシェル・アメル、ベルナール・プランテイィ、グザヴィエ・ドプラ、
フランス国立放送管弦楽団&合唱団、少年合唱団、トーマス・ビーチャム(指揮)
録音:1958年6月4日-10日、1959年9月1日-6日&10月11日、パリ
【CD11-12】
・ビゼー:歌劇《真珠とり》
ジャニーヌ・ミショー、アラン・ヴァンゾ、ガブリエル・バキエ、ルシアン・ロヴァーノ、
RTF合唱団、リリック放送管弦楽団、マニュエル・ロザンタール(指揮)
録音:1959年6月25日、パリ
ボーナス・トラック
・グノー:ポリュクト、いやいやながら医者にされ、サッフォー、からのアリア、他 |
ディアパゾン自主レーベルのBOXシリーズ第25弾!グノー&ビゼーのフランス・オペラが登場!
芸術の国フランスの世界的クラシック音楽専門誌、「ディアパゾン(Diapason)」の自主製作レーベルの看板であるボックス・セット・シリーズの第25弾として、グノーとビゼーのオペラ作品集が登場します!
ニコライ・ゲッダやビクトリア・デ・ロス・アンヘレスといった名歌手たちとアンドレ・クリュイタンス指揮によるグノーの「ファウスト」やその他にも仏ディアパゾン誌のジャーナリストが選曲した名演の数々が収録され、さらにボーナストラックとして多数のオペラのアリアが加えられています。
確かな選曲眼によって選ばれた美しいフランス・オペラの魅力をたっぷりとご堪能いただけます!
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DIAPCF026
(12CD)
¥6000
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ベートーヴェン:室内楽作品集Vol.1
~ 仏ディアパゾン誌のジャーナリストの選曲による名録音集 |
【CD1-2】
・弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 Op.18-1/ブダペスト弦楽四重奏団/
録音:1952年
・弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 Op.18-4/バリリ四重奏団/録音:1952年
・弦楽四重奏曲第6番 変ロ長調 Op.18-6/ハンガリー弦楽四重奏団/録音:1953年
・弦楽四重奏曲第2番 ト長調 Op.18-2/アマデウス弦楽四重奏団/録音:1961年
・弦楽四重奏曲3番 ニ長調 Op.18-3/アマデウス弦楽四重奏団/録音:1961年
・弦楽四重奏曲第5番 イ長調 Op.18-5/バリリ四重奏団/録音:1952年
【CD3-4】
・弦楽四重奏曲第7番 ヘ長調 Op.59-1「ラズモフスキー1番」
ハンガリー弦楽四重奏団/録音:1953年
・弦楽四重奏曲第8番 ホ短調 Op.59-2「ラズモフスキー2番」
ブッシュ弦楽四重奏団/録音:1941年
・弦楽四重奏曲第9番 ハ長調 Op.59-3「ラズモフスキー3番」
ブダペスト弦楽四重奏団/録音:1941年
・弦楽四重奏曲第10番 変ロ長調 Op.74「ハープ」
ブダペスト弦楽四重奏団/録音:1951年
・弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 Op.95「セリオーソ」
ブダペスト弦楽四重奏団/録音:1951年
【CD5】
・弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 Op.127/ブダペスト弦楽四重奏団/録音:1952年
・弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131/ジュリアード弦楽四重奏団/録音:1960年
【CD6】
・弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130/イタリア弦楽四重奏団/録音:1953年
・大フーガ 変ロ長調 Op.133/ハリウッド弦楽四重奏団/録音:1957年
・大フーガ 変ロ長調 Op.133/バリリ四重奏団/録音:1952年
【CD7】
・弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132/ハリウッド弦楽四重奏団/録音:1958年
・弦楽四重奏曲第16番 ヘ長調 Op.135/ブダペスト弦楽四重奏団/録音:1951年
【CD8】
・ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調
Op.16
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)&フィラデルフィア木管五重奏団/録音:1953年
・ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op.16 bis/フェスティヴァル四重奏団/録音:1958年
【CD9】
・弦楽五重奏曲 ハ長調 Op.29
ヴィルヘルム・ヒューブナー(ヴィオラ)&バリリ四重奏団/録音:1953年
・弦楽五重奏曲 ハ短調 Op.104
ヴァルター・ゲルハルト(ヴィオラ)&パスカル弦楽四重奏団/録音:1952年
【CD10】
・七重奏曲 変ホ長調 Op. 20/ウィーン八重奏団/録音:1959年
・六重奏曲 変ホ長調 Op.71/ウィーン・フィルハーモニー木管グループ/録音:1949年
【CD11】
・八重奏曲 変ホ長調 Op.103/ウィーン・フィルハーモニー木管グループ/録音:1949年
・ロンディーノ 変ホ長調 WoO 25/ロンドン・バロック・アンサンブル/録音:1959年
・六重奏曲 変ホ長調 Op.81b
デニス・ブレイン(ホルン)、アラン・シヴィル(ホルン)、イングリッシュ・ストリング・カルテット
録音:1957年
・メートリンク舞曲集 WoO 17より抜粋/ロンドン・バロック・アンサンブル/録音:1957年
【CD12】
・ピアノ四重奏曲 変ホ長調 WoO 36-1
アルトゥール・バルサム(ピアノ)、パスカル弦楽四重奏団メンバー/録音:1952年
・ピアノ四重奏曲 ハ長調 WoO 36-3
アルトゥール・バルサム(ピアノ)、パスカル弦楽四重奏団メンバー/録音:1952年
・ピアノ四重奏曲 ニ長調 WoO 36-2
ゲンリフ・ネイガウス(ピアノ)、ベートーヴェン弦楽四重奏団メンバー/録音:1949年 |
ディアパゾン自主レーベルのBOXシリーズ第26弾!ベートヴェンの室内楽作品集第1弾!
芸術の国フランスの世界的クラシック音楽専門誌、「ディアパゾン(Diapason)」の自主製作レーベルの看板であるボックス・セット・シリーズの第26弾として、ベートーヴェンの室内楽作品集の第1弾が登場します!
ブダペスト弦楽四重奏団、バリリ四重奏団など伝説のカルテットによる弦楽四重奏曲全集に加えて、デニス・ブレイン、ルドルフ・ゼルキン、ゲンリフ・ネイガウスなど往年の名奏者たちによるベートーヴェンの室内楽の名曲の数々を収録!
これぞディアパゾンだからこそ出来るベートーヴェン室内楽作品集の決定盤ともいうべきBOXが誕生しました。
最新のリマスタリングで甦る名演奏の数々をお楽しみください!
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<国内盤>
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LIVE NOTES
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WWCC-7974-5
(2CD)
¥3300
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野平一郎(ピアノ)、 漆原啓子 (ヴァイオリン)、
向山佳絵子 (チェロ)
ベートーヴェン:ピアノ・トリオ集・III
Disc-1
ピアノ三重奏曲 変ホ長調 WoO 38
ピアノ三重奏曲 変ロ長調 WoO 39
ディッタースドルフの主題による14の変奏曲
変ホ長調 Op.44
「仕立て屋カカドゥ」 の主題による変奏曲
ト長調 Op.121a
Disc-2
ピアノ三重奏曲第7番 変ロ長調 「大公」
Op.97 |
野平一郎(ピアノ)
漆原啓子 ヴァイオリン)
向山佳絵子 (チェロ) |
2020年11月9日、26日の2日間、東京王子ホールで行われたベートヴェン生誕250年メモリアルイヤー・コンサート。
日本を代表するピアノ・トリオ 野平一郎(ピアノ)、
漆原啓子 (ヴァイオリン)、 向山佳絵子 (チェロ)によるシリーズ第3弾。
「大公トリオOp.97」をはじめ 「ピアノ三重奏曲変ロ長調WoO.39」
「ディッタースドルフの主題による14の変奏曲」
「仕立て屋カカドゥの主題による変奏曲」 等ベートーヴェンの珍しいピアノ三重奏曲も収録された魅力溢れるライヴ盤はここに完結。
Op.44 WoO 39 2020年11月9日 (第1夜) 王子ホール/ライヴ録音
WoO 38, Op.121a, Op.97 2020年11月26日 (第2夜)
王子ホール/ライヴ録音
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<映像>
9/29(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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AD VITAM
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AV 220815
(10CD+DVD)
¥12000 →\10990
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人気高いが廃盤が多かったシリーズ
新たに新刊Vol.10を付けてのボックス発売
左手のための作品集第1集~第10集 |
マキシム・ゼッキーニ(左手ピアノ) |
Vol.1 64'01"
(1)ラヴェル(ゼッキーニ編):左手のためのピアノ協奏曲(左手のみのピアノ独奏版)
(2)スクリャービン:左手のための2つの小品Op.9
(3)ショパン(ゴドフスキ編):練習曲第22番(「革命」)/
練習曲第5番(「別れの曲」)
(4)サン=サーンス:左手のための6 つの練習曲Op.135~フーガのように/ブーレ/ジグ
(5)J.S. バッハ(ブラームス編):シャコンヌ(左手のための)
Vol.2 72'31"
(1)ブルーメンフェルト:練習曲Op.36
(2)バルトーク:左手のための練習曲
(3)ピエール・サンカン:カプリース・ロマンティック
(4)アルカン:幻想曲Op.76
(5)シュールホフ:左手のため組曲第3番
(6)レーガー:前奏曲とフーガ 変ホ短調
(7)サン=サーンス:ピアノ協奏曲第4番~第1楽章
(8)ゼッキーニ:ナウリ
Vol.3 65'49"
(1)マイヤベーア(リスト&フマガッリ編):「悪魔ロベール」幻想曲
(2)サン=サーンス:6つの練習曲集Op.135~プレリュード/無窮動/エレジー
(3)リパッティ:左手のためのソナチネ
(4)ワーグナー(リスト&ヴィトゲンシュタイン編):イゾルデの愛の死
(5)フォーレ(オーフレイ編):夢のあとに/月の光
(6)サマズイユ:左手のソロのためのセレナーデ
(7)ベッリーニ(フマガッリ編):「聖かな女神よ」
録音:2013年5月イル・ド・フランス国立管弦楽団(アルフォールヴィユ)
Vol.4 74'07"
(1)ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
(2)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第4番変ロ長調Op.53
(3)ブリテン:主題と変奏
ヤン・モリッツ・オンケン(指揮)ケープ・フィル
録音:2013年10月ケープタウン(南アフリカ)
Vol.5 53'41"
パウル・ヴィトゲンシュタイン未出版編曲
(1)バッハ/グノー:アヴェ・マリア
(2)リスト:愛の夢第3番
(3)メンデルスゾーン:浮雲/春の歌/夢/悲歌
(4)シューマン:トロイメライ
(5)グリーグ:悲歌Op.47-7/メランコリーOp.47-5
(6)ショパン:ワルツ嬰ハ短調Op.64-2
(7)シューベルト:君はわが憩い
(8)J.S.バッハ:シチリアーナ
録音:2014年イル・ド・フランス国立管弦楽団(アルフォールヴィユ)
Vol.6 57'14"
(1)ベートーヴェン(チミッロ編):交響曲第7番~第2楽章アレグレット
(2)ジチー:アデルのワルツ/ウィーンの道化
(3)グリーグ(田中博幸編):アリエッタOp.12の1
(4)モシュコフスキ:左手のための練習曲Op.92の4
(5)ヴェルディ(ファイファー編):「トロヴァトーレ」~ミゼレーレ
(6)マスネ/田中博幸&智内威雄編:タイスの瞑想曲
(7)サン=サーンス(チミッロ編):死の舞踏Op.40
(8)ラヴェル(田中博幸編):前奏曲
(9)リスト:ハンガリーの神
(10)ポンセ:マルグレ・トゥー
録音:2016 年2月イル・ド・フランス国立管弦楽団(アルフォールヴィユ)
Vol.7 57'05"
(1)モーリス・オアナ:練習曲第4番(ラヴェルの思い出に)
(2)リシャール・ドゥヴニョン:左手のためのフーガ
op.46(2008)
(3)ブルーノ・マントヴァーニ:左手のための練習曲(2002)
(4)ニコラ・バクリ:左手のためのノクターンop.104
(2007)
(5)ブノワ・ムニュ:戦いの戦士(2017)
(6)アラン・ルヴィエ:8つのアタックのためのエチュード37
(1972)
(7)近藤浩平:海辺の雪~震災と津波の犠牲者への追悼Op.122
(2011)
(8)ジャン・ドゥベ:ア・スマイル・ライク・ア・サンシャイン
録音:2017年5月イル・ド・フランス国立管弦楽団(アルフォールヴィユ)
Vol.8 61'17"
(1)ヤナーチェク:カプリッチョ
(2)コルンゴルト:2つのヴァイオリン、チェロ、左手ピアノのための組曲Op.23
リュシー・アンベール(フルート)
ヨアン・シュタイユ、ダニエル・イグナシオ・ディエス・ルイス(トランペット)
ニコラス・バスケス、ポール・マンフラン(トロンボーン)
シルヴァン・デルヴォー(バス・トロンボーン)
コランタン・モルヴァン(チューバ)以上(1)
ク・ヤンウン(ヴァイオリン)、リョドウ・カネコ(ヴァイオリン)
マルレーヌ・リヴィエール(チェロ)以上(2)
録音:2019年1、5月イル・ド・フランス国立管弦楽団(アルフォールヴィユ)
Vol.9 55'06"
ゼッキーニ編映画音楽集
(1)ミシェル・ルグラン:「愛のイエントル」~真実はどこに
(2)ジョン・ウィリアムズ:「E.T.」~フライングテーマ
(3)同:「スターウォーズ・エピソード4」~ルークとレイア
(4)同:「スターウォーズ・エピソード1」~アナキンのテーマ
(5)同:「フック」~ネヴァーランドへの飛行
(6)同:「セブン・イヤーズ・イン・チベット」~メインテーマ
(7)同:「シンドラーのリスト」~メインテーマ
(8)同:「ジュラシック・パーク」~メインテーマ
(9)ジャスティン・ハーウィッツ:「ラ・ラ・ランド」~シティ・オブ・スターズ
(10)同:「ラ・ラ・ランド」~ミアとセバスチャンのテーマ
(11)同:「ラ・ラ・ランド」~アナザー・デイ・オブ・サン
(12)ジョン・バリー:「愛と哀しみの果て」~私はアフリカに農園を持っていた
(13)ガブリエル・ヤレド:「愛人/ラマン」~恋人たち
録音:2019年7月イル=ド=フランス国立管弦楽団スタジオ(アルフォールヴィル)
Vol.10(今回初出) 78'25"
フランツ・シュミット:
(1)クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロと左手ピアノのための五重奏曲(1932)
(2)ピアノ五重奏曲ト長調(左手)(1926)
パトリック・メッシーナ(クラリネット)
エリプス弦楽四重奏団【リョウドウ・カネコ、クー・ユンウン(ヴァイオリン)、
アラン・スウィートン(ヴィオラ)、マルレーヌ・リヴィエール(
チェロ)】
DVD (PAL) 58'22"
(1)ラヴェル(ゼッキーニ編):左手のためのピアノ協奏曲(左手のみのピアノ独奏版)
(2)スクリャービン:左手のための2つの小品Op.9
(3)シュールホフ:左手のため組曲第3番
(4)マスネ/田中博幸&智内威雄編:タイスの瞑想曲
(5)ピエール・サンカン:カプリース・ロマンティック
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左手ピアノの効果と表現力に驚かされる大世界
DVDはPAL仕様なので、通常の国内DVDプレーヤーでは再生できません。ご容赦ください。
1979 年生まれのマキシム・ゼッキーニはイタリア姓ながらフランスのピアニストで、通常のレパートリーのかたわら左手だけのために書かれた作品の普及に情熱を注いでいます。
リヨン音楽院で学んだ後にパリ音楽院でエッセールに師事、アルカション国際コンクールほかで優勝を果たした実力派でもあります。
彼はラヴェルの協奏曲を弾いた際に左手音楽の効果と可能性に目覚め、10枚のアルバムを作ると自らを課したとされます。それが完結したため、今回Box
化となりました。
ソロはもとより協奏作品や室内楽まで多彩。最近作られた現代作品や、ゼッキーニ自編による映画音楽も楽しむことができるうえ、20世紀左手ピアノ音楽に多大な貢献をしたパウル・ヴィトゲンシュタインの未出版編曲など貴重な世界初録音も多数。
どの曲にも言えるのは、とても左手だけで弾いているとは思えぬ複雑さとトリッキーなピアノ技法で、両手作品や4手作品とならび独自の芸術性を示していることに気づかされます。
左手のためのピアノ曲をこれだけ集めた企画はもちろん世界初。資料としての価値も非常に高いBoxです。
Vol1~9は既発ですが、新たにVol.10とDVDを付けての発売となります。
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PASSACAILLE RECORDS
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カプリッチョ・アパッショナート ~
シューベルト&ツェルニー:ピアノ・ソナタ集
シューベルト:ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調
D.958(1828)
I. アレグロ
II. アダージョ
III. メヌエット:アレグロ – トリオ
IV. アレグロ
ツェルニー:
ピアノ・ソナタ第6番『グランド・ソナタ』ニ短調
Op.124(1827)
I. 序奏:
アダージョ・ソステヌート・エド・エスプレッシーヴォ
II. カプリッチョ・アパッショナート:アレグロ・エネルジコ
III. アレグレット・コン・モート、ヴィヴァーチェ
IV. プレスト、スケルツォ
V. ボヘミアのコラールと変奏
VI. プレスト・スケルツァンド
VII. フィナーレ:アレグロ・コン・フォーコ |
アウレリア・ヴィソヴァン(フォルテピアノ) |
ベートーヴェンへの畏敬とその乗り越えシューベルトとツェルニー、2人の作曲家の意欲作を当時のフォルテピアノのレプリカで演奏。楽器の限界に挑むツェルニーの大ソナタは鬼気迫るスリリングな快演!
[使用楽器:Jakob Bertsche製(1815年頃、ウィーン)に基づく、Robert
Brown製作のコピー(2015年)]
録音:2021年9月14-17日/ドイツ、ヴァレー、オルガンセンター/81'45''
シューベルトとツェルニーは同じ街に住み、それぞれの方法論でベートーヴェンの作曲法を継承した同時代人。
このアルバムではベートーヴェンから影響を受けつつも独自の語法を展開した2人のピアノ・ソナタを、当時の楽器のコピーで聴き比べることができます。
とくにツェルニーはベートーヴェンの直弟子で多作家であったにも関らず、ピアノ教育者的な価値ばかりの作曲家として認識されている節がありますが、大変充実した作品を残していることが分かります。
シューベルトのソナタ第19番はハ短調という調性やその曲想から明らかにベートーヴェンを意識したものと言え、『32の変奏曲
ハ短調』や『悲愴ソナタ』との親和性もよく指摘されますが、のびやかに歌うメロディ、豊かな転調といったシューベルトならではの魅力も満載の名品です。
ツェルニーのソナタ第6番は全7楽章、50分近い長さを持ち、『グランド・ソナタ』と題された作品。他の番号のソナタと比べ破格に大規模であり、ベートーヴェンの『ハンマークラヴィーア』より後に書かれていることから、敬愛する師の大曲を受けてツェルニー流「ソナタの限界」「ピアノの限界」を極めんと書かれた意欲作と考えられます。
大胆な和声と卓越した技巧、中ほどに(ベートーヴェン得意の!)変奏曲を持った独特な構成など、異彩を放つ作品です。
アウレリア・ヴィソヴァンはルーマニアのピアニスト、チェンバリスト、フォルテピアニスト。2019年ブルージュ国際古楽コンクールのフォルテピアノ部門で優勝、国際的に活躍している名手です。ツェルニーの大ソナタでは鬼気迫る迫真の演奏を披露!
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ジュゼッペ・クレメンテ・ダッラーバコ(1710-1805):
チェロ作品集
ダッラーバコ:
チェロ・ソナタ 変ホ長調 ABV37
チェロ二重奏曲 ヘ長調 ABV48
チェロ・ソナタ ト長調 ABV28
チェロ二重奏曲 イ短調 ABV49
二重奏曲 ト長調 ABV47
チェロ・ソナタ第6番 ニ短調 ABV45 |
エリナー・フレイ(チェロ)
キャサリン・ジョーンズ(チェロ)
ミケーレ・パゾッティ(テオルボ)
フェデリカ・ビアンキ(チェンバロ) |
低音主体の編成から立ちのぼる独特の輝きチェロの名人・息子ダッラーバコの作品集
録音:2022年4月4-6日/アントワープ、AMUZ/74'58''
ジュゼッペ・クレメンテ・ダッラーバコ(1710-1805)は、作曲家兼ヴァイオリニストとして有名なエヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675-1742)の息子。
J.S.バッハが無伴奏チェロ組曲を作曲したのとほぼ同時期に、ミュンヘンでチェロを習いながら、少年時代を過ごしていました。そして高い技術を得た数年後、1729年にボンのケルン選帝侯の宮廷でチェリストとして働き始めたのを皮切りに、ロンドン、パリ、ウィーンなどヨーロッパ各地を渡って名声を集めます。
そんな息子ダッラーバコのチェロ作品は、フランスの優雅さ、ドイツの論理性、イタリアの名人芸、すべてを兼ね備えるバラエティに富んだ曲想が魅力。古楽チェロの名人パオロ・べスキに師事したカナダ系アメリカ人のチェロ&ガンバ奏者、エリナー・フレイによる深みのある演奏でお楽しみください。
低音に寄った編成から、独特の輝きが立ちのぼります。
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DUX
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ドヴォルザーク&ババジャニアン:クラリネット三重奏曲集
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調《ドゥムキー》
Op.90
(演奏者によるクラリネット、チェロとピアノ編)
アルノ・ババジャニアン(1921-1983):ピアノ三重奏曲
嬰へ短調
(演奏者によるクラリネット、チェロとピアノ編) |
バルティック・トリオ
〔アンジェイ・ヴォイチェホフスキ
(クラリネット)、
マチェイ・クワコフスキ(チェロ)、
ミロスワヴァ・スムリンスカ(ピアノ)〕 |
民族色の強い二人の作曲家のクラリネット三重奏曲!
チェコのアントニン・ドヴォルザーク(1841-1904)とアルメニアのアルノ・ババジャニャン(1921-1983)、全く異なる時代を生きながらも、民俗色の強い作品を残したという点で共通する2人の作曲家を引き合わせた1枚。
1953年に作曲家自身のピアノ、ダヴィッド・オイストラフのヴァイオリン、スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキーのチェロによって初演されたババジャニアンの三重奏曲は、アルメニア民謡とロシアの伝統的な作曲法の両方から影響を受けており、劇的なムードと波乱に満ちた曲展開が特徴です。
バルティック・トリオは古典的な編成のトリオをクラリネット、チェロ、ピアノのために編曲することで、作品に新たな風を吹き込み、それらの意外な特質を明らかにすることに成功しました。
※録音:2021年8月、スタニスラフ・モニューシュコ音楽アカデミー・コンサートホール(ポーランド、グダニスク)
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アンジェイ・ザリツキ(1941-):
劇場音楽、映画音楽集(クラクフの音楽的軌跡
Vol.3)
The Green Goose - Introduction/Fatalaszek's
Song/
Landscape of Beauty/Provincial Actors/Boundary/
De profundis ('Lord, hear my voice!')/Song
of Songs/
What Did I Do That You Suddenly Got So
Pale?/
Between Me and You/Tango/Polonaise/Where
Is My Homel?/
Macbeth - Witches/Flirtatious music/Mezzo
forte |
ベートーヴェン・アカデミー管弦楽団
ラファウ・ヤツェク・デレクタ(指揮) |
ポーランド・ザコパネ出身の作曲家、アンジェイ・ザリツキ(1941-)の80歳の誕生日を記念したコンサートからのライヴ録音。
クラクフ文化フォーラムが進めている『クラクフの音楽的軌跡』シリーズの第3巻として、彼が作曲した映画や舞台のための音楽が収められています。
クラシック音楽の影響を受けた親しみやすい曲調の作品が多く、元の映画を知らなくても楽しむことができます。
※録音:2021年12月(ポーランド、クラクフ)
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チェロとピアノのためのクラシックス&ディスカヴァリーズ |
クラクフ・デュオ |
マルティヌー:ロッシーニの主題による変奏曲
H.290(1942)/
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14(1912)/
エルガー:愛の挨拶 Op.12(1888)/
ジグムント・ストヨフスキ:無言歌/
ルドミル・ルジツキ:夜想曲 嬰ハ短調 Op.30-2(1911)/
サン=サーンス:白鳥(1886)/
ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌 W.122(1917)/
シマノフスキ:前奏曲 ロ短調 Op. 1-1(バツェヴィチ編)/
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70/
ホセ・ブラガート:ミロンタン(1983)/
ピアソラ:ル・グラン・タンゴ(1982)、アヴェ・マリア(1984)/
ヴワディスワフ・ジェレンスキ:子守歌 Op.32(1880) |
チェロとピアノのための有名作品と隠れた名品を巧みに織り交ぜた、珠玉の小品集。エルガーの《愛の挨拶》とストヨフスキの《無言歌》が並んでいますが、まったく違和感なく馴染んでいます。
演奏も美しく、ストヨフスキ、ルジツキ、ジェレンスキなどポーランドの素敵な作曲家との出会いが嬉しい1枚です。
※録音:2020年(ポーランド、クラクフ)
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ドブジンスキ、コンツキ、クログルスキ:室内楽作品集
~
ポーランドの室内楽の忘れられたページより
Vol.1
カロル・コンツキ(1813-1867):
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための
大三重奏曲 ニ長調 Op.30
イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867):
クラリネットとピアノのための二重奏曲
変イ長調 Op.47
ユゼフ・クログルスキ(1815-1842):
ピアノ四重奏曲 ニ長調 Op.2* |
ポーランド・ピアノ三重奏団、
アンジェイ・ヴォイチェホフスキ(クラリネット)
ミロスワヴァ・スムリンスカ(ピアノ)
カロリーナ・ピアトコフスカ=ノヴィツカ(ヴァイオリン)*
クシシュトフ・コメンダレク=ティメンドルフ(ヴィオラ)*
マチェイ・クワコフスキ(チェロ)*
ボグナ・チェルヴィンスカ=シムラ(ピアノ)* |
19世紀のポーランドの忘れられた室内楽を録音するシリーズがスタート!
第1弾では、当時の有名な音楽一家、コンツキ家の長男カロル・コンツキ(1813-1867)、ショパンの師エルスネルによって「並外れた才能」と評されたイグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ(1807-1867)、ワルシャワ音楽院で学び、若いころから成熟した作風の持ち主であったユゼフ・クログルスキ(1815-1842)の作品を収録。流れているのを聞いたら作曲家を尋ねずにはいられない、作り手の才能を感じる素敵な音楽ばかりです。
※録音:2021年7月、スタニスラフ・モニューシュコ音楽アカデミー・コンサートホール(ポーランド、グダニスク)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ALTO
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セルゲイ・プロコフィエフ (1891-1953) :
組曲 「三つのオレンジへの恋」 から 組曲
Op.33a (+)
変わり者たち / 地獄の場面 / 行進曲 /
スケルツォ / 王子と王女 / 逃亡
バレエ 「ロミオとジュリエット」 組曲 第1番
Op.64a (*)
民衆の踊り / 情景 / マドリガル / メヌエット
/
仮面 / ロミオとジュリエット / ティボルトの死
バレエ 「ロミオとジュリエット」 組曲 第2番
Op.64b (*)
モンターギュー家とキャピュレット家 /
少女ジュリエット /
朝の踊り / 別れの前のロミオとジュリエット
/
アンティーユ諸島から来た娘たちの踊り
/ ジュリエットの墓の前のロミオ |
ミネアポリス交響楽団 (*)
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮 (*))
ロンドン交響楽団 (+)
アンタル・ドラティ (指揮 (+)) |
録音 : 1962年4月23日、エディソン・ハイ・スクール、ミネアポリス、アメリカ合衆国
(*)
1957年6月4日、ワトフォード・タウン・ホール、ロンドン、イギリス
(+)
原盤 : Mercury
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ヴィヴァルディ、他 : リュート & マンドリン協奏曲集
アントニオ・ヴィヴァルディ (1678-1741)
:
2つのマンドリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲
ト長調 RV 532, P.133 (*)
マンドリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲
ハ長調 RV 425, P.134
パウル・グルント (マンドリン)、アルトゥール・ルメチュ
(マンドリン (*))、
ヴュルテンベルク室内管弦楽団、イェルク・フェルバー
(指揮)
ヨハン・ネポムク・フンメル (1778-1837)
: マンドリン協奏曲 ト長調 (+)
ヨハン・ホフマン (1770-1814) : マンドリン協奏曲
ニ長調 から ロンド (#)
エルフリーデ・クンシャク (マンドリン
(+))、エディト・バウアー=シュライス (マンドリン
(#))、
ウィーン・プロ・ムジカ、ヴィンツェンツ・フラトキー
(指揮)
ファブリティオ・カローゾ (1526/1535-1605/1620)
: アンダンティーノ
ヴィンチェンツォ・ガリレイ (1520頃-1591)
: アレグロ・マルカート
ウィーン・マンドリン & ギター・アンサンブル、ヴィンツェンツ・フラトキー
(指揮)
アントニオ・ヴィヴァルディ :
ヴァイオリン、リュートと通奏低音のためのトリオ・ソナタ
ト短調 RV 85
ルドルフ・ブライトシュミット (ヴァイオリン)、アントン・シュティングル
(リュート)、
ペーター・ブック (チェロ)、マルティン・ガリング
(チェンバロ)
ヴァイオリン、リュートと通奏低音のための協奏曲
ニ長調 RV 93, P.209
アントン・シュティングル (リュート)、
ヴュルテンベルク室内管弦楽団、イェルク・フェルバー
(指揮) |
録音 : 1965-1970年、ウィーン、オーストリア
原盤 : Vox ライセンサー : Vox c/o Naxos
Group
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ヨハン・ネポムク・フンメル (1778-1837) :
ピアノ小協奏曲 ト長調 Op.73 (*/+)
ピアノのための序奏とロンド ホ長調 「ラ・ガランテ」
Op.120 (*)
ファゴット協奏曲 ヘ長調 S 63, WoO 23 (#)
軍隊風大七重奏曲 ハ長調 Op.114 (**)
(フルート、クラリネット、トランペット、
ヴァイオリン、チェロ、コントラバスとピアノのための) |
マルティン・ガリング (ピアノ (*))
ベルリン交響楽団 (+)
カール=アウグスト・ビュンテ (指揮 (+))
ジョージ・ズーカーマン (ファゴット (#))
ヴュルテンベルク室内管弦楽団 (#)
イェルク・フェルバー (指揮 (#))
コレギウム・コン・バッソ (**) |
録音 : 1965-1970年、ウィーン、オーストリア
原盤 : Vox ライセンサー : Vox c/o Naxos
Group
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サミュエル・コールリッジ=テイラー (1875-1912)
:
ピアノのための演奏会用小組曲 (*)
ナネットの気まぐれ / 要求と応答 /
愛のソネット / 躍動的タランテッラ
ヴァイオリンとピアノのためのバラード ニ短調
(+)
黒人霊歌集 (ピアノのための) (*)
Take Nabandji / Going Up / Deep River
/ Run, Mary, Run
Sometimes I feel like a Motherless Child
/ The Bamboula
クラリネット五重奏曲 イ長調 (#) |
ヴァージニア・エスキン (ピアノ (*/+))
ミヒャエル・ルートヴィヒ (ヴァイオリン (+))
ハロルド・ライト (クラリネット (#))
ホーソーン弦楽四重奏団 (#) |
録音 : 1990年10月、ゴードン・ホール、フォールズ・ヴィレッジ、コネチカット州、アメリカ合衆国
原盤 : Koch International ライセンサー
: Koch/MNRK
サミュエル・コールリッジ=テイラーはイギリスの作曲家・指揮者。父はシエラレオネ
(西アフリカの国) 出身の黒人で母はイギリスの白人。ロンドンに生まれ、王立音楽学校でチャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード
(1852-1924) に師事。
イギリス国内で評価を得た後アメリカ合衆国に進出、自作を指揮して成功を収め「黒いマーラー」と称されました。自らのルーツであるアフリカの音楽、黒人音楽も採り入れて注目されましたが、37歳の若さで病没しました。
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レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ (1872-1958)
:
交響曲 第4番 ヘ短調 (*)
交響曲 第5番 ニ長調 (+) |
ロンドン交響楽団 (*)
コリン・デイヴィス (指揮 (*))
アカデミー室内管弦楽団 (+)
ネヴィル・マリナー (指揮 (+)) |
録音 : 2008年9月、ライヴ、バービカン・センター、ロンドン、イギリス
(*)/1990年5月、ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン、イギリス
(+)
原盤 : LSO Live (*) / Collins Classics
(+)
ライセンサー : LSO Live Ltd (*) / Phoenix
Music International (+)
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ベリー・ベスト・オブ・ブリティッシュ・ブラス・バンド
Massed Brass Bands of Fodens, Fairey Aviation
& Morris Motors
conducted by Harry Mortimer OBE
[1] William Tell Overture - finale
(Rossini)
[2] Three of a Kind (Heyler)
[3] The Donkey Serenade (Friml)
[4] Finlandia (Sibelius arr Bidgood)
[5] Trumpet Voluntary (Clarke arr
Wright)
[6] Serenade (Heykens)
[7] Trombones to the Fore (Scull arr
Pope)
[8] Whispering Brass (Haysom arr Gay)
[9] Marching Trumpets (Seymour/Siebert)
Harry Mortimer and his All-Star Brass from
Faireys, Fodens, GUS and Morris Bands
[10] The Faithful Hussar (Frantzen)
[11] When Johnny Comes Marching Home
(Trad arr Howe)
[12] Sousa on Parade (Medley- Sousa arr
Palmer)
Hymns with Grimethorpe Colliery Band /
George Thompson
[13] Aberystwyth - Saviour When in Dust
to Thee (Parry)
[14] Bethany - Nearer my God to Thee
(Mason)
[15] Crimond - The Lord's my Shepherd
(Irvine)
[16] Easter Hymn - Christ the Lord is
Risen Today (Anon)
[17] Eventide - Abide with me (Monk)
[18] The Old Rugged Cross (Trad arr Thompson)
[19] St. Clements - The Day Thou Gavest
(Schofield arr Thompson)
[20] Jerusalem - And did Those Feet (Parry
arr Rimmer)
[21] Cwm Rhondda - Guide Me O Thou Great
Redeemer (Hughes)
[22] Old Hundredth - All People that
on Earth do Dwell (arr Allan)
Black Dyke Mills Band / Geoffrey Witham*
/ Major C.H. Jaeger**
[23] Spanish Harlequin (Haysom arr Pope)*
[24] Carnival of Venice (W Rimmer arr
D Rimmer)* Solo cornet : Jim Shepherd
[25] Orpheus in the Underworld - Can-Can
(Offenbach arr Hibbert)**
[26] Thunder and Lightning Polka (J Strauss
II arr Wright)**
[27] The Mikado - Selection (Sullivan) |
録音 : 1958-1962年
原盤 : Decca [1]-[9] / EMI [10]-[12] /
[23]-[27] / Pye [13]-[22]
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ALC 3145
(11CD)
¥7400 →\6990
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ニコラウス・アーノンクール & ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
コンプリート・ヴァンガード & MHS (Musical
Heritage Society) レコーディングス
アーノンクールのバッハ「無伴奏チェロ組曲
全曲」を含む!
[CD1] 《中世フランスの音楽-聖と俗》
[MC 197 から] (*)
不詳 :
In seculum (ホケトゥス) (1280頃)
/ Amor potest conqueri (1280頃) /
In seculum d'Amiens longum (1300頃)
/ El mois de mai (13世紀) / La Manfredina
(14世紀)
ジュアン・ヴァイヤン (確認できる活躍期
: 1360-1390) : Par maintes foys
ジャン・ソラージュ (確認できる活躍期
: 14世紀後半) : Pluseurs gens voy
マッテオ・ダ・ペルージャ (確認できる活躍期
: 1400-1416) : Ne me chant
ギヨーム・ド・マショー (1300頃-1377)
: S'il estoit / Comment qu'a moy
マッテオ・ダ・ペルージャ : Andray Soulet
不詳 : Or Sus Vous Dormais Trop (1400頃)
ジャン・ソラージュ : Helas je voy
グリマス師 (確認できる活躍期 : 14世紀中・後半)
: Alarme, alarme
《1600年頃の器楽 : フランス、イングランド、ドイツ
& イタリア》 [ATMCD 1277]
〔フランス〕
エティエンヌ・デュ・テルトル (確認できる活躍期
: 16世紀中・後半) :
パヴァーヌ / ガイヤルド / ブランル
I / ブランル II
ウスタシュ・デュ・コーロワ (1549-1609)
: 「若い娘」によるファンタジア 第29-33番
〔イングランド〕
アントニー・ホルボーン (1545頃-1602)
: パヴァーヌ「葬儀」
トマス・モーリー (1557-1602) : ファンタジア「こおろぎ」
トマス・トムキンズ (1572-1656) :
4声のパヴァーヌとアルマンド ヘ長調
ジョン・コプラリオ (1570頃-1626)
: ファンタジア
エルウェイ・ベヴィン (1554頃-1638)
: 3声のブローイング
〔ドイツ〕
ヨハン・ゾマー (1570頃-1627) : パヴァーヌ選集
から パヴァーヌ / ガイヤルド
イザーク・ポッシュ (1591-1622) :
音楽による食卓の喜び から 序奏 / クーラント
ザムエル・シャイト (1587-1654) :
音楽の遊戯 から カントゥス 第28番、5声のカンツォン
「おお、隣人ローラントよ」
〔イタリア〕
ジョヴァンニ・ガブリエーリ (1554/1557?-1612)
:8声のカンツォン 「ファ・ソ・ラ・レ」 / 4声のカンツォン
ジョゼッフォ・グアーミ (1540頃-1611)
: 8声のカンツォン
ティブルティオ・マッサイーノ (1550以前-1618以後)
: 8声のカンツォン
デラー・コンソート (*)、
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、ニコラウス・アーノンクール
(指揮) |
[CD 2]
《ルイ14世の宮廷音楽》 [ATMCD 1276]
マラン・マレ (1656-1728) :オペラ「アルシオーヌ」からの組曲/ヴィオール曲集
第2巻 第1組曲
フランソワ・クープラン (1668-1733)
: 王宮のコンセール から 第2のコンセール
ジャック・オトテール (1674-1763)
: フラウト・トラヴェルソ曲集 第1巻
《レオポルト1世の宮廷音楽》 [ATMCD
1651]
ヨハン・ヨーゼフ・フックス (1847-1927)
: 序曲 (組曲) ニ短調 K.Deest
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、ニコラウス・アーノンクール
(指揮) |
[CD 3]
《レオポルト1世の宮廷音楽》 (続き)
ヨハン・ヨーゼフ・フックス (1847-1927)
:2つのヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ
(カノン)
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー
(1644-1704) :
宗教的・世俗的弦楽曲集 から ソナタ
第10番 ホ長調 C.87
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー
(1623-1680) :
1つの弦楽器のためのソナタ集 から ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
第4番 ニ長調
ジョヴァンニ・レグレンツィ (1626-1690)
:
4つのヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ/16のソナタ
Op.8 から 第13番、6声 「La Buscha」
《ザルツブルクのバロック音楽》 [ATMCD
1842]
ゲオルク・ムッファト (1645-1704)
: 調和の捧げもの から 弦楽ソナタ 第5番 ト長調
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー
: 嘆きのバレット C.59
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、ニコラウス・アーノンクール
(指揮) |
[CD 4]
《ザルツブルクのバロック音楽》(続き)
(*)
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー
(1644-1704) :
ロザリオのソナタ から 第10番 ト短調
「架刑」
食卓の音楽 (メンサ・ソノーラ) から
第1番 ニ長調 C.69
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー
: 技巧的で楽しい合奏 から [MHS 1062] (+)
パルティータ 第1番 ニ短調 C.62
/ パルティータ 第3番 イ長調 C.64
パルティータ 第5番 ト短調 C.66
/ パルティータ 第6番 ニ長調 C.67
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
(*)
ニコラウス・アーノンクール
(指揮 (*)、チェロ (+))
アリス・アーノンクール、ヴァルター・プファイファー
(ヴァイオリン (+))
ヘルベルト・タヘーツィ (オルガン
(+)) |
[CD 5]
ヘンリー・パーセル (1659-1695) :
オペラ 「預言者またはダイオクリージャンの物語」
から マスク [MC 194 から] (*)
ヘンリー・パーセル : 《ファンタジアとイン・ノミネ》
[ATMCD 1522] (+)
ファンタジア ニ短調、3つのヴィオールのための
Z.732
ファンタジア ヘ長調、3つのヴィオールのための
Z.734
ファンタジア ニ短調、4つのヴィオールのための
Z.739
ファンタジア イ短調、4つのヴィオールのための
Z.740
ファンタジア ト短調、4つのヴィオールのための
Z.735
ファンタジア ホ短調、4つのヴィオールのための
Z.741
アルフレッド・デラー (カウンターテナー、共同指揮
(*))
オナー・シェパード、サリー・ル・サージュ
(ソプラノ (*))
マックス・ワーズリー、フィリップ・トッド
(テノール (*))
モーリス・ベヴァン (バリトン
(*))
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス・アンサンブル
& 合唱団 (*)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
(+)
ニコラウス・アーノンクール
(共同指揮 (*)、指揮 (+)) |
[CD 6]
ヘンリー・パーセル (1659-1695) : 《ファンタジアとイン・ノミネ》
(続き) (*)
ファンタジア 変ロ長調、4つのヴィオールのための
Z.736
ファンタジア ト長調、4つのヴィオールのための
Z.742
ファンタジア ヘ長調、4つのヴィオールのための
Z.737
ファンタジア ハ短調、4つのヴィオールのための
Z.738
ファンタジア ニ短調、4つのヴィオールのための
Z.743
ファンタジア、一音に基づく、5つのヴィオールのための
Z.745
イン・ノミネ、7声、7つのヴィオールのための
Z.747
イン・ノミネ、6声、6つのヴィオールのための
Z.746
ジャン=フィリップ・ラモー (1683-1764)
: クラヴサン合奏曲集 [ATMCD 1653] (+)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
(*)、ニコラウス・アーノンクール (指揮 (*))、
グスタフ・レオンハルト (チェンバロ
(+))、ニコラウス・アーノンクール (チェロ
(+))、
ラース・フリュデーン (ヴァイオリン
(+)) |
[CD 7]
ゲオルク・フィリップ・テレマン (1681-1767)
: パリ四重奏曲集 (1730) [MHS 1073-4]
組曲 第1番 ホ短調 TWV 43:e1 (No.5)/協奏曲
第1番 ト長調 TWV 43:G1 (No.1)/
協奏曲 第2番 ニ長調 TWV 43:D1 (No.2)/ソナタ
第2番 ト短調 TWV 43:g1 (No.4)/
組曲 第2番 ロ短調 TWV 43:h1 (No.
6) |
[CD 8]
ゲオルク・フィリップ・テレマン (1681-1767)
: パリ四重奏曲集 (1730) (続き)
ソナタ 第1番 イ長調 TWV 43:A1 (No.3)
ゲオルク・フィリップ・テレマン : ターフェルムジーク
第3集 [ATMCD 1275]
序曲 (組曲) 変ロ長調 (III/1) TWV
55:B
2つのホルン、弦楽と通奏低音のための協奏曲
変ホ長調 (III/3) TWV 54:Es
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス、ニコラウス・アーノンクール
(指揮) |
[CD 9]
ゲオルク・フィリップ・テレマン (1681-1767)
:
ターフェルムジーク 第3集 (続き) (*)
オーボエと通奏低音のためのソナタ
(ソロ) ト短調 (III/5) TWV 41:g
フルート、ヴァイオリン、チェロと通奏低音のための四重奏曲
ホ短調 (III/2) TWV 43:e
2つのフルートと通奏低音のためのトリオ
ニ長調 (III/4) TWV 42:D
J・S・バッハ (1685-1750) :
ブランデンブルク協奏曲 第6番 変ロ長調
BWV 1051 [ATMCD 1244] (+)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
(*)
ニコラウス・アーノンクール (指揮
(*)、チェロ (+))
ウィーン国立歌劇場管弦楽団 (+)、フェリックス・プロハスカ
(指揮 (+)) |
[CD 10]
J・S・バッハ (1685-1750) : 無伴奏チェロ組曲
[MHS 525776]
第1番 ト長調 BWV 1007 / 第2番 ニ短調
BWV 1008 / 第3番 ハ長調 BWV 1009
ニコラウス・アーノンクール (チェロ)
[CD 11]
J・S・バッハ (1685-1750) : 無伴奏チェロ組曲
[MHS 525776]
第4番 変ホ長調 BWV 1010 / 第5番 ハ短調
BWV 1011 / 第6番 ニ長調 BWV 1012
ニコラウス・アーノンクール (チェロ) |
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録音 : 1960年代-1970年代
原盤 : Vanguard / MHS (Musical Heritage
Society)
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CALA SIGNUM
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サイモン(指揮)&フィルハーモニア管の名盤再登場!
ラヴェル:ピアノ作品の珍しい管弦楽編曲版など
鐘の谷(グレインジャー編)
水の戯れ (ヴィアカヴァ編曲)
スペイン狂詩曲、絞首台(グーセンス編)
ピアノ協奏曲 ト長調*、5つのギリシャ民謡**
マ・メール・ロワ |
ジェフリー・サイモン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
グウェンドリン・モク(ピアノ)*
サリー・バージェス(メゾ・ソプラノ)** |
ジェフリー・サイモンのラヴェル《鐘の谷》管弦楽版!
☆Cala Signumレーベルからジェフリー・サイモンによるラヴェル作品集が復刻!
☆ピアノ作品の珍しい管弦楽編曲版などを収録!
珍しい編曲版を収録していくジェフリー・サイモンによるラヴェル作品集がCala
Signumレーベルから再登場!
このアルバムではピアノ作品である「鐘の谷」や「水の戯れ」といった作品を管弦楽版で収録しています。「鐘の谷」ではグレインジャーがチャイムなどを用いた見事な編曲で曲の雰囲気を引き出しています。
また「水の戯れ」も原曲の魅力を損なうことなく美しく仕上がっています。グウェンドリン・モクをソリストに迎えた「ピアノ協奏曲」と共にお楽しみください。
※録音:1991年2月8日-12日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
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こちらも再登場!
ラヴェル:管弦楽作品集
5時のフォックストロット(パーマー編曲)、
ボレロ、亡き王女のためのパヴァーヌ、
ツィガーヌ*、ラ・ヴァルス、
ハバネラ形式による小品(オエレ編曲)**、
バレエ音楽 《ダフニスとクロエ》第2組曲 |
ジェフリー・サイモン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
ステファニー・チェイス(ヴァイオリン)*
ハン・デ・フリース(オーボエ)** |
ジェフリー・サイモンの手腕がフルに発揮されたラヴェルの管弦楽作品集がCala
Signumレーベルから再登場!
ウィットに富んだ「5時のフォックストロット」から始まり、フィルハーモニア管弦楽団のもつエレガントな響きを存分に活かしたこのアルバムでは特に「《ダフニスとクロエ》第2組曲」が聴きものです。
美しく響く「夜明け」の場面などジェフリー・サイモンの指揮で色鮮やかに現れます。
※録音:1986年4月16日-17日&1991年2月8日-12日
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<メジャー・レーベル>
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ERATO
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5419728612
(2CD)
\3300→\3090 |
ディアナ・ダムラウ/マイ・クリスマス
Disc1(編曲:リチャード・ワイルズ)
1. クリスマスの風景
ヘンデル:よろこべや、たたえよや
ジルヒャー:年ごとに来たる
作者不詳:エサイの根より
2. パウル・ブルクハルト:クリスマスは静かに過ごそう
3. エドゥアルド・エーベル:静かに雪が降り
4. エンゲルベルト・フンパーディンク:クリスマス
5. 神の御子は今宵しも
松明を持って来て、ジャネット
プチ・パパ・ノエル
神の御子は生まれ給えり
ピエトロ・ヨン:みどりごイエス
6. マックス・レーガー:マリアの子守歌
7. 今宵鳴りわたる鐘の響きは
8. フランツ・グローテ:暦の歌
9. 幼子キリストを待ち望む
エドゥアルド・エーベル:静かに雪が降り
喜ばしきクリスマスに
鈴を鳴らそう
みんな、明日は何の日だろう
もみの木
10. マックス・レーガー:おやすみ神の子よ
11. ルネ・コロ:クリスマス休戦
12. ペーター・コルネリウス:羊飼いたち
13. 荒野の果てに
ジョン・ガードナー:牧人ひつじを
ルイ・ランビロッテ修道院長:天使が歌う幸せの歌
若い処女がいた
アルフォンソ・マリア・デ・リゴリ:あなたは星から降りてくる
もろびと声あげ
14. フランツ・クサーヴァー・グルーバー:永遠の歌
15. ロベルト・シュトルツ:クリスマスローズ
16. 作者不詳:いざ歌え、いざ祝え
17. クリスマス・イヴ
ベツレヘムに生まれたもう
マルティン・ルター:高き天よりわれは来れ
羊飼いたち
シュティル・シュティル・シュティル
18. フランツ・クサーヴァー・グルーバー:きよしこの夜 |
Disc2
1. ヘンデル:もろびとこぞりて
2. ヘンデル:神々しい光の永遠の源よ(『アン女王の誕生日のためのオード』より)
3. ヘンデル:輝かしいセラフィムに(オラトリオ『サムソン』より)
4. ヘンデル/モーツァルト編:大いに喜べ、おお、シオンの娘よ(『メサイア』より ドイツ語歌唱)
5. ヘンデル/モーツァルト編:彼は、よき牧者であり(『メサイア』より ドイツ語歌唱)
6. J.S.バッハ:全地よ神に向かって歓呼せよ(カンタータ第51番より)
7. J.S.バッハ:わが救い主よ(『クリスマス・オラトリオ』第4部より)
8. J.S.バッハ:羊は安らかに草を食み(『狩のカンタータ』より)
9. ゼレンカ:詩篇 第112篇『主の僕たちよ、主をほめたたえよ』
ZWV.82
10. モーツァルト:主をほめたたえよ(証聖者の荘厳晩課
K.339より)
11. モーツァルト:主をほめたたえよ(主日のための晩課
K.321より)
12. モーツァルト:我らは主をほめ(ミサ曲ハ短調
K.427より)
13. フランク:天使の糧(3声のミサ曲 Op.12より)
14. アダン:聖なる夜よ |
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ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)
ハノーファー少年合唱団(DISC1:-5,8,9,13,15,19)
マティアス・ヘフス(トランペット/DISC2:2,3,6,9)
ヴォルフガング・ツェラー(オルガン、チェンバロ/DISC2:4,5,7,8)
ラファエル・アルパーマン(オルガン、チェンバロ/DISC2:1-3,9-12)
ガブリエル・スモールウッド(オルガン、チェンバロ/DISC2:6)
NDR声楽アンサンブル(DISC2:1,10,14)
NDR放送フィルハーモニー管弦楽団
リッカルド・ミナーシ(指揮/DISC1、ディスク2:1-5,7-14)
リチャード・ワイルズ(指揮/DISC2:6)
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録音:2021年4月15,16,22日、6月4,5日、7月15日、2022年6月7-11日、ドイツ、ハノーファー、グロッサー・ゼンデザール
超絶技巧と「銀の美声」といわれる声を持つ人気の歌姫ディアナ・ダムラウ。
現在、最も世界的な活躍をしているドイツ出身の名ソプラノのひとり。リリック・ソプラノからコロラトゥーラ・ソプラノまでそのレパートリーは幅広く、『ランメルモールのルチア』、『マノン』、『椿姫』、『リゴレット』のジルダ、『魔笛』の夜の女王などで、ミラノ・スカラ座、バイエルン国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場などの名だたるオペラ・ハウスに招かれています。なかでも緊密な関係を築いているバイエルン国立歌劇場からは宮廷歌手の称号を授与されています。
2011年6月には、東日本大震災の直後で外国人演奏家のキャンセルが相次ぐ中「苦しい時にこそ音楽を」と、当時1歳の息子とベビーシッターを伴って来日、メトロポリタン・オペラの引っ越し公演を大成功に導き、日本での人気が高まりました。
このアルバムはダムラウにとって初のクリスマス・アルバムとなりますが、その内容は豪華なもの。
ディスク1には作曲家のリチャード・ワイルズがオーケストレーションした多くのクリスマス・キャロルの数々。そしてディスク2には、バッハ、ヘンデル、モーツァルト、フランク、アダンのクリスマスに関連した作品のアリアを収録。オペラだけでなく、こうした選曲はダムラウの見識の高さ、そして彼女の声の持ち味が素晴しく発揮されており、特にクリスマスというキリストの誕生を祝う喜びの表現は絶品です!
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<XRCD>
〈XRCDの特徴〉
CD プレーヤーで再生できる後続の高音質規格としてはSHM-CD、Blu-spec
CD、UHQCD がありますが、これらは盤自体の素材を変えて音質の向上を目指したもの。
それに対し XRCD は素材を変えるのではなく、音造り自体に特別な製法を用いた規格であることが特徴です。
マスタリングからプレスに至るまですべての工程はビクター社内に整備された「XRCD
専用」の製造ラインで行われ、徹底した厳しい品質管理を経て商品化。まさに門外不出の規格であり、他とは一線を画した、まったく特別な存在として認識されるべきものだと言えましょう。
CDプレーヤーで再生できる音盤としては最高の媒体とも言われています。
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ALTUS
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ALTXR 138
(2XRCD)
¥4500
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ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調
[CD1]
(1) 第1楽章 23:21
(2) 第2楽章 24:37
[CD2]
(1) 第3楽章 14:23
(2) 第4楽章 26:43
(3) 拍手 1:49 |
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団 |
ALTUS 名盤の代名詞、チェリのブル5、サントリーホール・ライヴがXRCD
化!2022年をもって生産終了する銘規格XRCD
最後の輝きをお聴き逃しなく!
録音:1986年10月22日/東京、サントリーホール(ライヴ)/国内プレス、2022年リマスター、完全限定生産、日本語帯・解説付
通常CD プレーヤーで再生可能な高音質規格として1996年にビクター社が開発、高音質ブームの先駆けとして一世を風靡した「XRCD」。
専用カッティングマシンの老朽化に伴い製造の継続が困難となり、2022年内をもってXRCD
規格そのものの生産終了が発表されています。
XRCD にこだわって数多くのタイトルを発売してきたGLOBAL
CULTURE AGENCY レーベルの協力のもと、ビクターにてXRCD
用のマスタリングを施し製品化。
2023年以降は追加生産が不可能となるXRCDの貴重な新譜です。CDともSACDとも違った個性を持つXRCDの魅力をお楽しみください。
XRCD として生まれかわったのは、2009年に発売されて以来ロングセラーを続けるALTUS
の名盤チェリビダッケ&ミュンヘン・フィルの『ブル5』、1986年サントリーホール・ライヴ。落成したてのサントリーホールでの演奏ということで、チェリビダッケも相当慎重に臨んだ特別な演奏会。
同曲異演のなかでトップを争う演奏の素晴らしさはもちろんのこと、録音状態の良さも話題になり、ファンを大いに唸らせた逸品です。XRCD
のキャラクターを生かした音造りにご期待ください。
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TOKYO FM
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TFMCXR 0041/5
(5XRCD)
¥10900
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カラヤン/ベルリン・フィル
ベートーヴェン:交響曲全集 1977年普門館ライヴ
[Disc1]
交響曲第1番 ハ長調 作品21
交響曲第3番 変ホ長調《英雄》作品55
[Disc2]
交響曲第2番 ニ長調 作品36
交響曲第8番 へ長調 作品93
[Disc3]
交響曲第6番 ヘ長調《田園》作品68
交響曲第5番 ハ短調 作品67
[Disc4]
交響曲第4番 変ロ長調 作品60
交響曲第7番 イ長調 作品92
[Disc5]
交響曲第9番 ニ短調 作品125 |
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[Disc5]
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
ヘルイェ・アルゲルヴォ(アルト)
ヘルマン・ヴィンクラー(テノール)
ハンス・ゾーティン(バス)
田中信昭(合唱総指揮)
日本プロ合唱団連合
東京藝術大学合唱団団
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TOKYO FM 名盤の代名詞、カラヤンのベト全。1977年普門館ライヴがXRCD
化!2022年をもって生産終了する銘規格XRCD
最後の輝きをお聴き逃しなく!
録音:1977年11月 [Disc1]13日 [Disc2]14日(2番)、17日(8番) [Disc3]16日 [Disc4]15日 [Disc5]18日/東京、普門館(ライヴ)
国内プレス、2022年リマスター、完全限定生産、日本語帯・解説付
通常CD プレーヤーで再生可能な高音質規格として1996
年にビクター社が開発、高音質ブームの先駆けとして一世を風靡した「XRCD」。
専用カッティングマシンの老朽化に伴い製造の継続が困難となり、2022年内をもってXRCD
規格そのものの生産終了が発表されています。
XRCD にこだわって数多くのタイトルを発売してきたGLOBAL
CULTURE AGENCY レーベルの協力のもと、ビクターにてXRCD
用のマスタリングを施し製品化。2023年以降は追加生産が不可能となるXRCDの貴重な新譜です。CDともSACDとも違った個性を持つXRCDの魅力をお楽しみください。
XRCD として生まれかわったのは、TOKYO FM
が録音した帝王カラヤン& ベルリン・フィルの1977年ベートーヴェン・チクルス、東京・普門館での交響曲全曲ライヴ。
ティンパニはテーリヒェンとフォーグラー、コンサートマスターはシュヴァルベ、シュピーラー、ブランディスという当時の黄金メンバーが来日し最高のサウンドを披露した伝説的ライヴで、カラヤンが激賞した田中信昭氏率いる合唱団との第九も見事な熱演となっており、まさに聴き継がれるべき記念碑的な録音と言えます。
XRCDのキャラクターを生かした音造りにご期待ください。
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9/28(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
NAIVE
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チョチエヴァが驚くべき透明感で歌うスクリャービンとモーツァルト
モーツァルト(1756-1791):
デュポールのメヌエットによる9の変奏曲
ニ長調 KV 573
スクリャービン(1872-1915):
5つの前奏曲 op.15
ピアノ・ソナタ第3番 嬰ヘ短調 op.23
モーツァルト:
「愚かな民が思うには」の主題による10の変奏曲
KV 455
スクリャービン:
5つの前奏曲 op.16、ピアノ・ソナタ第10番
op.70
モーツァルト:ジーグ ト長調 KV 574 |
ズラータ・チョチエヴァ
(ピアノ、ベヒシュタイン D282) |
録音:2021年12月7-10日、B-SHARPスタジオ、ベルリン/76:13
スクリャービンの生誕150年にちなんだアルバム。ロシアのピアニスト、チョチエヴァが、幼いころから愛奏し、また愛聴してきたスクリャービン作品と、モーツァルトを巧みに組み合わせてプログラムした注目の1枚。
ズラータ・チョチエヴァは1985年モスクワ生まれのピアニスト。14歳でプレトニョフに認められ教えを受けたほか、2008年からはモスクワ音楽院でネルセシヤンに、2012年からはザルツブルクのモーツァルテウム大学でジャック・ルヴィエに師事しました。現在はモーツァルテウムで教鞭をとっています。
「フレージングや余分な音符のなさ」など共通点を挙げれば無数にある、と語るチョチエヴァ。彼女の演奏は驚くべき透明な音色と豊かな歌に満ちています。
モーツァルトとスクリャービンの間にある100年以上という時代や地域の隔たりを全く感じさせず、両者の音楽にある「歌」を純粋に聴かせてくれます。技巧的な難しさはまったく感じさせません。
スクリャービンのソナタの第3番は技巧的、第10番はミステリアス。また、モーツァルトの変奏曲も楽曲ごとに陰影がくっきりしています。
タイトルにある「キアロスクーロ」は絵画の陰影法のことですが、まさに様々な対比が際立たされた見事なプログラムと各曲の構成力、そしてなにより全体に豊かな「歌」がある、チョチエヴァの音楽に好感がもてます。
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CHRISTOPHORUS
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ティルマン・ホップシュトック(ギター)
ギターのための変奏曲集
1. ルドヴィコ・ロンカッリ(1654-1713):パッサカリア
2. ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
パッサカリア(2本のギターのための)
3. ウェンツェル・トマス・マティーカ(1773-1830)
(T.ホップシュトック編):
《神よ、皇帝フランツを守り給え》 による変奏曲
4. ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667):
カプリッチョ第8番(2本のギターのための)
5-12. J.S.バッハ(T.ホップシュトック編):
パルティータ第1番変ロ短調 BWV.1002
13. カール=ヴィーラント・クルツ(b.1961):I
Giardini del Sogno
14. アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):
スクリャービンの主題による変奏曲(2本のギターのための)
15. T.ホップシュトック(アラン・ウィルコックス)(b.1961):
ドビュッシーの主題による変奏曲
16. ベートーヴェン/フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):
モーツァルト「魔笛」の「娘か女か」の主題による
変奏曲ヘ長調 Op.169(ギターとピアノのための) |
ティルマン・ホップシュトック(ギター)
ピエラ・ダドーモ(ギター/tr.2)
ゾーラン・ドゥキッチ(ギター/tr.4)
オラフ・ファン・ゴニッセン(ギター/tr.14)
ヴェルナー・ホップシュトック(ピアノ/tr.16) |
名手ホップシュトック!バロックから現代まで時代を超えた作品集!
使用楽器:Matthias Dammann (2006) [tr.4,
14, 16]、Christopher Dean (2000) [tr.13]、Francisco
Simplicio (1924) [tr.3] 、Walter Verreydt
(2013) [tr.2] 、Antonius Müller (2012)
[tr.1, 5-12, 15]
ギターとチェロをダルムシュタットとケルンで学び、現在ではドイツを代表するギタリストとして、世界中で活躍するティルマン・ホップシュトック。
本アルバムでは、フローベルガー、ブクステフーデ、バッハなどのバロック音楽から、ロマン派音楽の先駆者ベートーヴェン、アラン・ウィルコックスという架空の人物の名前で作曲した作品、現代作曲家のクルツまで、幅広い時代の作品を集約。ヴァリエーション(変奏)のタイトルにある通り、時代を超えて変化し続ける作品の可能性を追求しています。
作品毎に使用楽器を拘り、デュオ作品では、セゴビア・コンクール、タレガ・コンクールをはじめとする、スペインの主要な国際コンクールを制覇したゾーラン・ドゥキッチら実力派ギター奏者をゲストに迎えるなど、万全の態勢でレコーディングに臨んでいます。
※録音:2003年ー2021年
CHRISTOPHORUS
ティルマン・ホップシュトック名盤2タイトル |
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ティルマン・ホップシュトック
J.S.バッハ:ギター版/無伴奏チェロ組曲集
無伴奏チェロ組曲第5番ヘ短調 BWV.1011/995、
無伴奏チェロ組曲第2番イ短調 BWV.1008、
無伴奏チェロ組曲第1番ニ長調 BWV.1007/
フランチェスコ・ダ・ミラノ/J.S.バッハ:ファンタジアとコラール集/
ボーナス・トラック-
J.S.バッハ:G線上のアリア(管弦楽組曲第3番
BWV.1068より)
※全編曲:ティルマン・ホップシュトック |
ティルマン・ホップシュトック
(ギター) |
ドイツの名手ティルマン・ホップシュトック!ギター版バッハ無伴奏チェロ組曲!
ギターとチェロをダルムシュタットとケルンで学び、現在ではドイツを代表するギタリストとして、世界中で活躍するティルマン・ホップシュトック。これまでもバッハのリュートやヴァイオリン、フルート、鍵盤楽器作品など様々な楽器からのギター・アレンジを行い録音してきたホップシュトックが、ついに無伴奏チェロ組曲をレコーディング!
チェロ組曲第1番、第2番、第5番に、イタリア・ルネサンスのリュート奏者フランチェスコ・ダ・ミラノのファンタジアとバッハのコラールを組み合わせた作品を収録。ボーナス・トラック「G線上のアリア」の華麗なアレンジも聴き物。「バッハのリュート作品におけるポリフォニー」という論文で博士号まで取得しているホップシュトックが弾くバッハ無伴奏チェロ組曲。ギター関係者はもちろん、すべてのバッハ・ファン、アレンジ・ファンにオススメです。
※録音:2016年7月、2017年1月&4月&11月、ドイツ/使用楽器:Christopher
Dean, 2000 (組曲第5番)、Antonius Muller,
2012 (組曲第2番)、Santos Hernandez, 1929
(組曲第1番&ファンタジアとコラール集)
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プレガルディエン&ホップシュトック・イン・コンサート
シューベルト:
歌曲集《冬の旅》D.911より/野ばらD.257/
仕事を終えてD.795-5/死と乙女D.531/
トゥーレの王D.367/どこへ?D.795-2 |
クリストフ・プレガルディエン(テノール)
ティルマン・ホップシュトック(ギター) |
プレガルディエンのシューベルト・ライヴ!
ドイツの名テノール、クリストフ・プレガルディエンと、ドイツのギタリスト、ティルマン・ホップシュトックのデュオによるシューベルトのライヴ・レコーディング。
リリック・テノール、プレガルディエンの円熟味を増した歌声と、ホップシュトックのシンプルなギターの音色との相性、ブレンド具合も実に見事。テノールとギターのデュオによる儚くも感動的な「冬の旅」が始まります
--。
2006年10月26日&2003年12月5日のライヴ録音。 |
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DELPHIAN
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テューダー朝の音楽の後世 |
アンサンブル・プロ・ビクトリア
トビー・ウォード(指揮) |
トマス・タリス(c.1505-1585):I call and
cry to thee, O Lord
ニコラス・ラドフォード(c.1485-c.1557):ミサ・フェリア第4番より
キリエ*
ジョン・タヴァナー(c.1490-1545):Quemadmodum
desiderat cervus
ラドフォード:ミサ・フェリア第6番より キリエ*
タヴァナー:Alleluia. Veni electa mea
ジョン・シェパード(c.1515-1558):O Lord,
with all my heart and mind(詩篇第9篇)*
ヤコブ・クレメンス・ノン・パパ(c.1510-1555/6):Job
tonso capite
シェパード:I trust in God(詩篇第11篇)*
ジャコティン・ル・ベル(d.1529) or クローダン・ド・セルミジ(c.1490-1562):Aupres
de vous
シェパード:Help, Lord, for Good and Godly
men(詩篇第12篇)*
フィリップ・ファン・ヴィルダー(c.1550-1553):Si
de becoup je suis aymee**
シェパード:All laud and praise(詩篇第30篇)*
オルランド・ド・ラッスス(1532-1594):Decantabat
populus**
シェパード:Attend, my people(詩篇第78篇)*、Illustrissima
omnium*
ラドフォード:ミサ・フェリア第5番より Alleluia.
Veni electa mea*
シェパード:Igitur O Jesu*、Singularis
privilegii*
ジョン・タヴァナー&クリストファー・タイ(c.1505-1572/3):O
splendor gloriae
ロバート・パーソンズ(c.1535-1572):When
I Look Back*
(*=世界初録音/**=この合唱版による世界初録音) |
アンサンブル・プロ・ビクトリア第2弾!テューダー朝の知られざる音楽を開拓!
☆イギリスの若き注目ヴォーカル・アンサンブル、"アンサンブル・プロ・ビクトリア"
第2弾!
☆テューダー朝の知られざる広大なコレクションを開拓!
アンサンブル・プロ・ビクトリアは、2015年にケンブリッジ大学でハンフリー・トンプソンとトビー・ウォードによって設立された古楽アンサンブル。
主にOVPPの歌手と器楽奏者の柔軟な編成で、イベリアのポリフォニー、宗教改革前のテューダー朝の音楽、初期バロック音楽に焦点をあてて活動しています。
共同創設者兼芸術監督のトビー・ウォードは、ケンブリッジ・キングズ・カレッジや英国王立音楽カレッジなどで学び、国立音楽家教会やセント・セパルカー教会のオルガニスト、ロイヤル・カレッジ・オヴ・オルガニスツのアソシエイト、テネブレ合唱団のテノール・アソシエイト・アーティストなどを務めています。
2021年にリリースしたロバート・フェアファックスの没後500周年記念盤(DCD34265)が英グラモフォン賞にノミネートするなど、その真摯な学究的内容と演奏クオリティの高さが評価されているアンサンブル・プロ・ビクトリア。
Delphianからのリリース第2弾では、テューダー朝(チューダー朝)の音楽の忘れられた「後世」の音楽を集成。
リュートのタブ譜にのみ残された宗教改革以前の巨大な作品の断片、英国国教会の詩篇のもっとも古いセットの復元と世界初録音、かつてイギリスで流行したフランスのシャンソンとモテット、ラドフォードの女性ミサ楽章の中のオルガン即興、タリスの愛される賛歌の英語版、歌詞が失われ器楽曲として伝わっているモテットの復元など、宗教、社会、音楽を大きく変化した時代のあまり開拓されていない領域の幅広いコレクションに大胆にアプローチしてゆきます。
※録音:2022年2月28日-3月2日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク)&2022年4月21日、セント・ジェイムズ&セント・バジルズ教会(ニューカッスル・アポン・タイン)
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美しき夕暮れ ~ ドビュッシー、プーランク、ラヴェル、サティ
ドビュッシー(マチェイ・クワコフスキ編曲):美しき夕暮れ
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
ドビュッシー(マチェイ・クワコフスキ&ジョナサン・ウェア編曲):
ミンストレル(前奏曲集第1巻第12曲)
サティ(クワコフスキ編曲):グノシエンヌ第1番~第3番
ラヴェル(クワコフスキ編曲):ヴァイオリン・ソナタ第2番
ト長調
ドビュッシー(クワコフスキ&ウェア編曲):レントより遅く
プーランク:チェロ・ソナタ/ラヴェル:ハバネラ形式の小品 |
マチェイ・クワコフスキ(チェロ)
ジョナサン・ウェア(ピアノ) |
ポーランドの若手チェロ、マチェイ・クワコフスキ!オリジナルとアレンジのフランス・プログラム!
☆ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位&エリザベート王妃国際コンクール入賞!
☆ポーランドの有望若手チェリスト、マチェイ・クワコフスキ!
☆お馴染みの作品と再構築された作品が混在する魅惑のオール・フランス・リサイタル!
1996年ポーランドのグダニスク生まれの若き有望チェリスト、マチェイ・クワコフスキがDelphianに登場!
2015年ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位、2017年エリザベート王妃国際コンクール入賞など実績で注目をあびるクワコフスキによる、オール・フランス・リサイタル・プログラム。
ドビュッシーとプーランクのチェロ・ソナタ、ラヴェルの「ハバネラ形式の小品」の他はクワコフスキとジョナサン・ウェアらが自らアレンジしてこの夢のようなプログラムを作成。
スペイン風のスタイル、ブルーズやジャズの要素、パリのカフェのユーモアなどが、ドビュッシーやサティの「グノシエンヌ」の秀逸なトランスクリプションに反映されています。チェロ・ファン、アレンジ・ファン要チェック!
※録音:2021年12月8日-10日、セント・マークズ監督派教会(エジンバラ)
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ヴェナブルズ:レクイエム&ハウエルズ:
合唱と管弦楽のためのアンセム集
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983)
(ジョナサン・クリンチ:オーケストレーション):
おおエルサレムの平和のために祈れ
ハウエルズ(ハワード・エクダール:オーケストレーション):
Like as the hart desireth the waterbrooks
ハウエルズ:The House of the Mind
イアン・ヴェナブルズ(b.1955):
レクイエム Op.48(オーケストラ伴奏版)、God
be merciful Op.51、
ラプソディ《ハーバート・ハウエルズの思い出に》Op.25(オルガン独奏) |
ベンジャミン・ニコラス(指揮、オルガン)
オックスフォード・マートン・カレッジ合唱団
オックスフォード・コンテンポラリー・シンフォニア |
英国合唱界の2人の名匠ベンジャミン・ニコラスとピーター・フィリップスの指導の下、瞬く間にオックスフォード大学の混声合唱団の代表的存在の1つとなったマートン・カレッジ合唱団。
指揮者のベンジャミン・ニコラスは、ハウエルズの親しみやすいイギリスの合唱音楽と、現代の作曲家イアン・ヴェナブルズの音楽との間に類似性を見出し、このアルバムを完成させました。
ヴェナブルズのレクイエムは、2020年にオルガン伴奏のみのバージョンで初録音されていますが、今回はこのアルバムのために特別にオーケストレーションを施したバージョンで収録。
ハウエルズの研究者であるハワード・エクダールとジョナサン・クリンチの編曲による「4つのアンセム」のうちの2曲は新しいオーケストラ伴奏版となって、ステンドグラスの美しい光のようにハウエルズの豊かな合唱曲を照らし出します。
※録音:2021年6月、オックスフォード・マートン・カレッジ礼拝堂
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マシュー・ケイナー:室内楽作品集
マシュー・ケイナー(b.1986):
ピアノ三重奏曲
チェロのための組曲
クラリネット五重奏のための《夜に》
バセット・クラリネットのための《飛行研究》
ヴァイオリンとピアノのための《5つのハイランドの情景》 |
マーク・シンプソン(バセット・クラリネット)
ガイ・ジョンストン(チェロ)
ベンジャミン・ベイカー(ヴァイオリン)
ダニエル・レープハルト(ピアノ)
マティアス・バルザット(チェロ)
ゴールドフィールド・アンサンブル |
1986年生まれ、ロンドンを拠点に活動する作曲家マシュー・ケイナーの室内楽作品集。2013年ロイヤル・フィルハーモニック協会の作曲賞を受賞したケイナーの初のソロ・アルバム。
バセット・クラリネットとチェロのための長大なソロ作品は、それぞれマーク・シンプソンとガイ・ジョンストンという豪華なソリストが演奏。
Delphianでデビュー作「1942」の成功を収めたベンジャミン・ベイカーとダニエル・レープハルトのデュオにチェリストのマティアス・バルザットが加わりピアノ三重奏曲を、クラリネット奏者のケイト・ロマーノが率いるゴールドフィールド・アンサンブルがクラリネット五重奏のための「夜に(At
Night)」を演奏しています。
※録音:20202年1月&1月、ケンブリッジ
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DUX
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ポーランドのポロネーズ集 |
ユリア・コチュバン(ピアノ) |
ショパン(1810-1849):ポロネーズ ニ短調
Op.71-1、ポロネーズ 変ロ長調 Op.71-2、ポロネーズ
ヘ短調 Op.71-3
アルフォンス・シュチェルビンスキ(1858-1895):ポロネーズ
変ロ長調 Op.13《5月3日の憲法を記念して》
ヤン・キシュヴァルテル(1787-1844):ポロネーズ《Militaire
a la Skrzynecki》
ミハウ・クレオファス・オギンスキ(1765-1833):ポロネーズ
イ短調《Les adieux a la Patrie》
ユリウシュ・ザレンプスキ(1854-1885):憂鬱なポロネーズ
Op.10
パデレフスキ(1860-1941):ポロネーズ ロ長調
Op.9-6
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):凱旋ポロネーズ
Op.21 |
ポーランド出身者によるポロネーズ集!
ポーランドの舞曲であるポロネーズを様々なポーランドの作曲家の作品で集めるという興味深いアルバム。ポロネーズと言えばまずショパンが思いつきますが、このアルバムを聴くと実に多種多様であることが窺えます。
ポーランド出身のピアニスト、ユリア・コチュバンは、ワルシャワのショパン音楽大学とザルツブルクのモーツァルテウムで、ピオトル・パレチニとパヴェル・ギリロフに師事し、室内楽奏者やソリストとして活躍しています。
2枚目のアルバムとなった「タンスマン&バツェヴィチ:
ピアノ協奏曲集」(DUX1612)は、ポーランド音楽産業賞「フレデリック」にノミネートされました。
※録音:2021年12月18日-19日
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ラートハウス:室内楽作品集
カロル・ラートハウス(1895-1954):
アイネ・クライネ・セレナード
(クラリネット、ファゴット、ホルン、
トランペットとピアノのための)Op.23(1927)
パストラーレと舞曲
(ヴァイオリンとピアノのための)Op.39(1937)
秋の歌(クラリネットとピアノのための)(1941)
3つのイギリス歌曲(声楽とピアノのための)Op.48(1941-43)
Five Moods After American Poets
(声楽とピアノのための)Op.57(1946)
Dedication and Allegro 'Hommage a Chopin'
(ヴァイオリンとピアノのための)Op.64(1949)
ラプソディア・ノットゥルナ
(チェロとピアノのための)Op.66(1950) |
カロル・ラートハウス・アンサンブル
〔マルチン・ハワト(ヴァイオリン)、
マルチン・モンチンスキ(チェロ)、
ピオトル・ラト(クラリネット)、
アレクサンドラ・ハワト(ピアノ)、他〕 |
ユダヤ系オーストリア人作曲家、カロル・ラートハウス(1895-1954)による室内楽作品集。
シュレーカーの愛弟子であったラートハウスは、ベルリンで教鞭を執るなど大成功していましたが、ナチス台頭によってパリ、ロンドンそしてニューヨークへと移り住み作曲家として活躍しました。
演奏するカロル・ラートハウス・アンサンブルはその名の通りラートハウスの音楽を今に伝えます。
※録音:2021年7月8日-10日
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アレンスキー&ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲集
アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調
Op.32(1894)
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番
ホ短調 Op.67(1944) |
ベラルティ・トリオ
〔アグニェシュカ・パナシウク(ピアノ)、
アンナ・ヴァントケ(ヴァイオリン)、
パヴェル・パナシウク(チェロ)〕 |
チャイコフスキーがニコライ・ルビンシテイン追悼のために作曲した「偉大な芸術家の思い出に」と同様に、追悼音楽として作曲されたアレンスキーの「ピアノ三重奏曲第1番」。
名チェリストであったカルル・ダヴィドフのために作曲されアレンスキーの代表曲のひとつです。
ショスタコーヴィチの「ピアノ三重奏曲第2番」も同じく追悼音楽としてイワン・ソレルチンスキーのために作曲されました。
ベラルティ・トリオはこれら2曲の追悼音楽を三人の卓越したテクニックとそれぞれの表現力でドラマティックに演奏しています。
※録音:2021年10月31日-11月1日
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ノスコフスキ&フランク:ヴァイオリン・ソナタ集
ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909):
ヴァイオリン・ソナタ イ短調
フランク:ヴァイオリン・ソナタ 変イ長調 |
アダム・ヴァグネル(ヴァイオリン)
ダリウシュ・ノラス(ピアノ) |
ポーランドの音楽界の重鎮、ジグムント・ノスコフスキ(1846-1909)のヴァイオリン・ソナタを収録!作曲家として活躍しつつも教育者として優秀だったノスコフスキは、実質的に20世紀活躍したポーランドの作曲家の指導者と言えます。
その作品ジャンルは幅広く、管弦楽曲はもちろんオペラや室内楽、声楽にまでに及び、特にポーランドの作曲家の中で初めて交響曲を作曲したと考えられています。
ポーランドのヴァイオリニスト、アダム・ヴァグネルは、シレジア・フィルハーモニー交響楽団を始めとして、いくつかのオーケストラでコンサートマスターを務めており、またソリストとしても活躍し、ポーランドの国内外で高い評価を得ています。
※録音:2021年3月
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FRA BERNARDO
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ティンクトーリス/バルバンガン:ミサ曲集
バルバンガン(fl. c.1440-1460):
ミサ・テリブルモン(世界初録音)
ヨハネス・ティンクトーリス(c.1435-1511):
ミサ・シネ・ノミネ |
ビューティー・ファーム
〔アヒム・シュルツ(ディスカントゥス)
ティム・スコット・ホワイトリー(テノール)
ヨアヒム・ヘフバウアー(バス)〕 |
ビューティー・ファーム新録音!15世紀の知られざる傑作を発見する!
☆オーストリアの有力男声ヴォーカル・アンサンブル、"ビューティー・ファーム"!
☆15世紀の知られざる傑作を発見する旅へと誘う!
"ビューティー・ファーム"は、2014年に設立された男声ヴォーカル・アンサンブル。コレギウム・ヴォカーレ・ヘントやチンクエチェント、グランドラヴォア、カピラ・フラメンカ、ウエルガス・アンサンブルなどの一流合唱団、アンサンブルで活躍してきたメンバーでスタートし、オーストリア、マウアーバッハのカルトジオ会修道院を拠点に、ルネサンス期のフランコ=フレミッシュ・ポリフォニーの音楽を中心に歌っています。
これまで、オケゲム、ラ・リュー、オブレヒトといったルネサンスの巨匠や知られざるフランドル楽派のミサ曲の録音で評価を重ねると、2021年にリリースされたパレストリーナの「教皇マルチェルスのミサ」(PFB2017671)でその名声をさらに高めてきました。
最新作となる本アルバムでは、音楽理論家としても非常に影響力のある存在であったフランドル出身の作曲家、ヨハネス・ティンクトーリスと、オケゲムに重要な影響を与えたとされるフランスの作曲家、バルバンガンのミサ曲(世界初録音)を取り上げ、15世紀の知られざる傑作を発見する旅へと誘います。
3声という極めてシンプルな編成ではありますが、当時の巧みな作曲技法から生まれる洗練されたハーモニーに注目です。
※録音:2022年5月、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア)
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KAIROS
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アンドルー・マッキントッシュ:Little Jimmy
I have a lot to learn(2019)(ピアノソロのための)
Learning(2021)
(パーカッションソロ、フィールド・レコーディングと
サイン・トーンのための)
Little Jimmy(2020)(2台ピアノと2人の打楽器奏者のための) |
ヤーン/ワイアー(アンサンブル) |
フィールド・レコーディングを用いた、アンドルー・マッキントッシュの最新作!
☆ロサンゼルスを拠点とする現代作曲家アンドルー・マッキントッシュ!
☆フィールド・レコーディングを用いた革新的な作品!
作曲家であるアンドルー・マッキントッシュは、ヴァイオリニストの一面も持ち南カルフォルニア大学で作曲、ヴァイオリン、古楽演奏について学びました。
彼の作品には自然やほかの芸術分野の形式やアイデアを用いることが多く、これまでにもロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団や、インダストリー・オペラ・カンパニー、そしてヤーン/ワイアーなど数多くのアーティストから委嘱されています。
このアルバムに収録されているヤーン/ワイアーのために作曲された「Little
Jimmy」ではアンヘレス国立森林公園で録音された風の音や鳥の声が素材として用いられていますが、その後アンヘレス国立森林公園では大規模な火災が起き大部分が焼失してしまいました。
そのためマッキントッシュが収めた風の音や鳥の声が使われているこの作品は一種のアーカイヴともいえるでしょう。
※録音:2021年8月26日-27日
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RUBICON
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7楽章 ~ J.S.バッハとサント=コロンブ親子
サント=コロンブ:前奏曲、組曲、シャコンヌ
J.S.バッハ:組曲 BWV1011、組曲 BWV1012
サント=コロンブ2世:前奏曲、幻想曲とロンド |
ヨハンナ・ローゼ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) |
ヨハンナ・ローゼによるJ.S.バッハとサント=コロンブ親子!
☆パオロ・パンドルフォに師事したヨハンナ・ローゼ!
☆スペインのピリオド・アンサンブル、アカデミア・デル・ピアチェーレのメンバーとしても活躍!
パンドルフォに師事したドイツ出身のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、ヨハンナ・ローゼの最新作は、J.S.バッハとサント=コロンブ父子の音楽を組み合わせて組曲にした、ユニークな1枚!
3つの組曲うち2つはバッハの無伴奏チェロ組曲にサント=コロンブの前奏曲やシャコンヌを加えて7楽章形式にしたもので、残りの1つはサント=コロンブ父子の音楽をローゼ自身が組曲に仕立てたものです。
彼女はヨーロッパにおける古楽教育の総本山バーゼル・スコラ・カントルムでパオロ・パンドルフォに師事し、スペインの鬼才ファミ・アルカイが率いるスペインのピリオド・アンサンブル、アカデミア・デル・ピアチェーレのメンバーとしても活躍する今注目のガンバ奏者。
これまでにRubiconからリリースしたマラン・マレ(RCD1041)やC.P.E.バッハ(RCD1019)のアルバムは、いずれも批評家から高い評価を受けています。
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シューベルト:弦楽四重奏曲第10番&第15番
弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調 D87
弦楽四重奏曲第15番 ト長調 D887 |
ジュビリー弦楽四重奏団 |
シューベルトの対照的な曲を1枚に!ジュビリー弦楽四重奏団!
☆10代の頃に奪曲された第10番と最後の弦楽四重奏曲となった第15番を同時収録!
☆数々の国際コンクールにおいて入賞したジュビリー弦楽四重奏団!
2006年にロンドンの王立音楽アカデミーで結成された気鋭のクァルテット、ジュビリー弦楽四重奏団。
ハイドンの弦楽四重奏曲でデビュー(RCD1039)した彼らのセカンド・アルバムは、シューベルトの対照的な2つの四重奏曲を組み合わせた1枚!
第10番はまだ10代であったシューベルトの陽気で歌心に満ちた楽想が魅力的な作品、第15番はシューベルト最後の弦楽四重奏曲で、劇的、暴力的、内向的、無邪気など、さまざまな感情が表現された傑作です。
彼らのグループ名はメンバーが住んでいたロンドンの地下鉄「ジュビリー線」から付けられており、ヴァル・ティドーネ(2010年第1位)、セント・マーティン(2013年第1位)、カロル・シマノフスキ(2014年第2位)、トロンハイム(2013年第3位)などの国際コンクールで入賞。
シュカンパ、ウィハン、チリンギリアンなどの名アンサンブルのマスタークラスに参加して研鑽を積んでいます。
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リフレクションズ ~ ショスタコーヴィチ&バツェヴィチ
ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲第5番 変ロ長調 Op.92、
24の前奏曲 Op.34より
第5番、第10番、第14番、第15番、第16番、
第17番、第24番(弦楽四重奏編)
バツェヴィチ:弦楽四重奏曲第4番 |
アムステルダム・デュドック四重奏団 |
本心を隠しながら作曲した、ショスタコーヴィチ&バツェヴィチ!
☆ソ連によって抑圧された二人の作曲家の作品!
☆細部まで拘りぬかれたアムステルダム・デュドック四重奏団の名演!
「21世紀の弦楽四重奏団として、演奏する音楽の意味を探り、過去の音楽を現代の聴衆のために新たな意味をもって反映させる最善の方法を常に探し求めている」というオランダ・アムステルダムの知的なカルテット、アムステルダム・デュドック四重奏団。
ブラームスの弦楽四重奏曲でRubiconデビュー(RCD1077)した彼らの最新盤は、本心を隠して作曲したことで有名な2人の作曲家、ショスタコーヴィチとバツェヴィチを組み合わせた、挑戦的で示唆に富む1枚。
1940年代後半、ソ連政権によるポーランド人弾圧の直後に書かれたバツェヴィチの弦楽四重奏曲第4番は、民族音楽の影響に満ちており、それゆえ当局に「受け入れられた」作品です。
彼らのアンサンブル名は、音楽をこよなく愛したオランダの著名な建築家ウィレム・マリヌス・デュドック(1884-1974)に由来し、英ガーディアン紙は彼らの「しなやかで生き生きとした音と構造と細部への注意深い感覚」を称賛しています。
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URANIA RECORDS
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マリウス・バルトッチーニ、18世紀後半に作られた
「ヴェネツィアの古典派」の作曲家たちによる匿名のソナタ集
クラシコ・イン・ラグーナ ~
18世紀後半の作曲者不詳のヴェネツィアのソナタ集 |
マリウス・バルトッチーニ(フォルテピアノ) |
マリウス・バルトッチーニはこれまでにフォルテピアノ奏者、ハープシコード奏者そして指揮者として500以上のコンサートを行っています。
彼はこれまでにシギスヴァルト・クイケン、フェデリコ・マリア・サルデッリなど著名なアーティストとも共演しており、
Brilliant ClassicsからもCDをリリースしています。
今作は18世紀後半に作られた軽やかで洗練されたメロディと繊細なフレージングを併せ持ったいわば「ヴェネツィアの古典派」の作曲家たちによる匿名のソナタを集め、世界初録音しています。
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ガルッピ:ソナタ集
ソナタ ハ長調 R.A1.01.07*/ソナタ ト短調
R.A.1.12.03/
ソナタ イ長調 R.A.1.14.10/ソナタ 変ロ長調
R.A.1.16.15/
ソナタ ト短調 R.A.1.12.08/ソナタ ハ長調
R.A.1.01.25/
ソナタ ニ長調 R.A.1.03.14/ソナタ ホ長調
R.A.1.06.07/
ソナタ ニ長調 R.A.1.03.02 |
アルヴィーゼ・デ・ピエーロ
(ハープシコード) |
「イル・ブラネッロ」とも呼ばれたバルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785)によるソナタ集。
オペラ・ブッファの作曲家として知られていますが、ハープシコード用のの作品も多数残しています。
その中から1曲世界初録音の作品を含めて、1974年生まれのハープシコード奏者アルヴィーゼ・デ・ピエーロが奏でます。
多数の国から影響を受けたガルッピは当時ヴェネツィアで最も著名な作曲家として知られていました。
世界初録音*
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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PROFIL
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PH 22053
(6CD)
¥4500 →\4190
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クララ・ハスキル
~協奏曲とソナタ、いろいろ収めてます |
クララ・ハスキル(ピアノ) |
Disc1 67'41"
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466/(2)ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491/
(3)ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調K.386
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)ラムルー管弦楽団(1)(2)
ベルンハルト・パウムガルトナー(指揮)ウィーン交響楽団(3)
録音:1960年11月パリ(1)(2)、1954年10月ウィーン(3)
Disc2 76'03"
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノム」/
(2)ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K.454/(3)ヴァイオリン・ソナタ
イ長調K.526
パウル・ザッハー(指揮)ウィーン交響楽団(1)、アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)(2)(3)
録音:1954年10月ウィーン(1)、1956年1月2-5日アムステルダム(2)(3)
Disc3 55'56"
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415/(2)ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)ルツェルン音楽祭弦楽合奏団(1)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)バイエルン国立管弦楽団(2)
録音:1960年5月ルツェルン(1)、1957年9月7日ミュンヘン(2)
Disc4 62'00"
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37/(2)ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)ラムルー管弦楽団1)、アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)(2)
録音:1960年10月パリ(1)、1956年12月28-30日アムステルダム(2)
Disc5 64'40"
ベートーヴェン:
(1)ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」
(2)ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31「テンペスト」
(3)ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)(1)
録音:1957年1月2-5日(1)、1955年5月(2)(3)アムステルダム
Disc6 52'36"
シューマン:
(1)色とりどりの小品Op.99~3つの小品/
(2)色とりどりの小品Op.99~5つのアルバムの綴り/
(3)子供の情景Op.15/(4)森の情景Op.82/(5)アベッグ変奏曲Op.1
録音:1952年4月9日(1)(2)、1955年5月(3)、1954年5月(4)、1951年10月(5)ヒルフェルスム(オランダ) |
ハスキルのあの名演がお買得Boxにて登場
MONO
歿して60年以上を経ながら非常に人気の高いピアニスト、クララ・ハスキル。彼女の名演が6枚組でお求めやすく登場となりました。
それも名盤の誉れ高いマルケヴィチ&ラムルー管弦楽団とのモーツァルトとベートーヴェンの協奏曲、グリュミオーとのソナタが入っているのが目玉。
モーツァルトのピアノ協奏曲のカデンツァは、第20番と第24番ともに第1楽章がハスキル作、第24番第楽章と第13番がマガロフ作というのも聴きものです。
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URANIA RECORDS
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WS121400
(2CD)
特別価格
¥2500
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1954年、ザルツブルク音楽祭!
フルトヴェングラーの《魔弾の射手》!
ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》 |
アルフレート・ペル(オットカール侯爵/バリトン)
エリーザベト・グリュンマー(アガーテ/ソプラノ)
クルト・ベーメ(カスパール/バス)
オットー・エーデルマン(隠者/バス)
オスカー・チェルヴェンカ(クーノー/バス)
リタ・シュトライヒ(エンヒェン/ソプラノ)
ハンス・ホップ(マックス/テノール)
カール・ドンヒ(キリアン/バリトン)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮) |
☆伊ウラニア・レコーズの注目復刻音源シリーズ!
☆フルトヴェングラーのタクトが冴える、スリリングなライヴ録音!
☆亡くなる直前に遺した貴重な《魔弾の射手》!
1998年にコモ湖近郊で創設されたイタリアのインディペンデント・レーベル【ウラニア・レコーズ(Urania
Records)】の歴史的音源の復刻シリーズ(WS規格)より、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの《魔弾の射手》が登場!
フルトヴェングラーが亡くなる1954年にザルツブルク音楽祭でライヴ録音されたこの音源は、1990年代に発見され大変話題となりました。
この録音は幸いにもオーストリアの放送技術者によって録音された良質なもので、モノラル音源ながらもライヴならではの迫力と臨場感を伝えており、現在でも多くの聴衆を楽しませています。
亡くなる直前とはいえ、衰えることのないフルトヴェングラーの演奏を、定評のあるウラニア・レコーズによる復刻版でお楽しみください。
※ライヴ録音:1954年、ザルツブルク音楽祭/MONO/ADD
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<メジャー・レーベル>
9/27(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALBA
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テルヒ・ドスタル(ピアノ)
フィンランドの印象~ピアノ・ソロ曲集
イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955):
妖精の踊り(1914)、2 つのバラード(1907)、
印象Op.11b
【夕べのやすらぎ/夜想曲/会話/
問い/はじめての雪/思い出】、
忘れられたメロディOp. 12 no.1、泉のほとりで
Op.12 no.2
ジャン・シベリウス(1865-1957):
6つの即興曲 Op.5(1890-93)、2つのロンディーノ
Op.68(1911)
ヘルヴィ・レイヴィスカ(1902-1982):ソナティネ
Op.14(1939)
テルヒ・ドスタル(1978-):ソナティナ
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テルヒ・ドスタル(ピアノ)
[楽器 Piano: Steinway D] |
フィンランドのピアニスト、テルヒ・ドスタル、ハンニカイネン、シベリウスを弾く
録音:2021年11月22日-23日、2022年2月5日-6日 Studioborne45(ベルリン、ドイツ)/72'05
制作・録音エンジニアリング・編集 ミヒャエル・ハーフェンシュタイン
フィンランドのピアニスト、テルヒ・ドスタル(1978-)は、コウヴォラで生まれ、シベリウス・アカデミーでエーリク・T・タヴァッシェルナ、マッティ・ラエカッリオに学び、イタリアのイモラ国際ピアノアカデミーでボリス・ペトルシャンスキーに師事してディプロマを取得しました。
2010年にシベリウス・アカデミーの博士課程を修了。ブラームスを中心にした多様なレパートリーでソリストとして活動し各地の音楽祭に出演してきました。NIX
ピアノ四重奏団のメンバーです。
『フィンランドの印象』は、彼女の初めてのソロ・アルバムです。
イルマリ・ハンニカイネンは、フィンランドでもっとも重要なピアニストのひとり。シベリウス・アカデミーの最初のピアノ科教授を務め、ロマンティシズムと印象主義のスタイルのピアノ曲と歌曲の作曲家として音楽史上に名を残しました。
《妖精の踊り》は、ハンニカイネンがフランツ・シュレーカーに作曲を学んだウィーン時代に完成したとされる、ヴィルトゥオーゾ性の高い、未出版の作品。
《2つのバラード》は、「2つのピアノの小品」として出版され、後に作曲者自身が最初のバラードを中心に大幅な改訂が加えられました。
ユヴァスキュラのフィンランド音楽キャンパスの図書館が所蔵する改訂版による初録音です。《印象》は、〈夕べのやすらぎ〉〈夕べのやすらぎ〉など6曲で構成された、彼のもっとも有名な作品のひとつ。
ラヴェルの影響のみられる《泉のほとりで》は、フィンランドのピアニストたちに広く愛されています。夢見る気分の《忘れられたメロディ》は、曲名のとおり、ほとんど演奏されることがなかったという作品です。
シベリウスの《6つの即興曲》は、《クッレルヴォ》と同じころ、1890年から1893年にかけて作曲された作品です。
シベリウスがカレリア地方の民謡と踊りやカンテレの演奏に興味をもっていたことを反映した、特徴的なリズムをもった音楽です。
この曲集の第5曲と第6曲を基に弦楽オーケストラのための《即興曲(抒情アンダンテ)》が作られました。
1911年に初演された《2つのロンディーノ》は、シベリウスがより現代的な響きの音楽語法を探っていたころの作品です。
ヘルヴィ・レイヴィスカ(1902-1982)は、フィンランドの女性作曲家で初めて、3つの交響曲をはじめとする大きな編成の管弦楽作品を書き、近年、あらためて注目されるようになっています。
《ソナティネ》は、「コン・モート」「アンダンテ・カンタービレ」「アレグレット・スケルツァンド」の3楽章で構成した、ネオクラシカルな響きとよどみないピアニスティックなテクスチュアが特徴的な作品です。
ドスタルの《ソナティナ》は、COVID-19のパンデミックのためコンサートがすべてキャンセルされた2020年、ドレスデンでマティアス・ドルーデ教授に作曲を学んでいた時に作曲されました。
印象主義とヴィルトォーゾ・スタイルの「アレグロ・スピリトーゾ(精神をこめて速く)」「アンダンテ・カンディード(ありのままのアンダンテ)」「プレスト・フェッブリレ(熱狂的にきわめて速く)」の3楽章の作品です。
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CONTINUO CLASSICS
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タネーエフ&プロコフィエフ
ワンミュージック・インターナショナル・アンサンブル
(1)タネーエフ:
2つのヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲ニ長調Op.21
(2)同:弦楽三重奏曲ニ長調
(3)プロコフィエフ:
2 つのヴァイオリンのためのソナタ
ニ長調Op.56
(4)同:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.115 |
ワンミュージック・インターナショナル・アンサンブル
【クリストフ・ジョヴァニネッティ(ヴァイオリン)(1)(2)(3)、
リ・イビン(ヴァイオリン)(1)(3)(4)、
ピエール=アンリ・ゼレブ(ヴィオラ)(1)(2)、
フィリップ・ミュレール(チェロ)(2)】 |
室内楽の楽しさ、魅力を存分に味わわせてくれる団体の登場!
録音:2022年1月/ヴィヴァルト・スタジオ。ラサール・シティ(南フランス)/72'00"
ワンミュージック・インターナショナル・アンサンブルは中国出身のヴァイオリニスト、リ・イビンの主導で2011年に始まった「ワンミュージック・インターナショナル」の演奏団体。
室内楽の普及と発展を目的とし、コンサートのみならずマスタークラス、公開リハーサル、各界の文化人とのディスカッションを行う活動をしています。
1度にひとつのプロジェクトを作ろうという発想からワンミュージックという名が生まれました。
その中心メンバー4名、リ・イビンのほかヴァイオリンのクリストフ・ジョヴァニネッティとヴィオラのピエール=アンリ・ゼレブ、チェロのフィリップ・ミュレールでタネーエフとプロコフィエフの室内楽4篇を披露。
タネーエフとプロコフィエフは35年の世代差がありますが、幼いプロコフィエフの才能に気づいた母がタネーエフに相談しに行ったところ、弟子のグリエールを紹介してくれたことで、孫弟子となりました。
どれもがあまり聴く機会のない作品ですが、構成の確かさとメロディを味わえます。
ワンミュージック・インターナショナル・アンサンブルの演奏は技術の確かさに加え、室内楽の楽しさをたっぷり味わわせてくれます。
ことにプロコフィエフの2篇がこんなに魅力的だったかと驚かされます。
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CYBELE RECORDS
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CYBELE162202S
(SACD HYBRID)
¥3000
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シモン・ラクス(1901-1983):ピアノ作品集
ソナチネ(1927)
18世紀ワルシャワの3つのポロネーズ
小ソナタ(1946)
バラード『ショパンを讃えて』(1949)
プレリュード、ブルースとポルカ
古風な組曲(1966)
鍛冶屋の娘(1964/2020) |
ホルガー・グロショップ(ピアノ) |
ワルシャワ出身、波乱の人生を歩んだシモン・ラクスのピアノ作品集
Stereo、5.0ch Surround Sound、3D-Binaural-Stereo、66'35''
シモン・ラクス(1901-1983)はワルシャワ出身で、1926年からフランスに永住した作曲家。
1941年にユダヤ人であることを理由に強制収容所に送られましたが、収容所のオーケストラで指揮をすることで生き延びることができました。
ピアノ作品は生涯にわたって様々なスタイルで書かれており、ほとんどが生前未発表の作品。
パリ風、ワルシャワ風、新古典風など、作曲家の人生を反映した音楽になっています。
CYBELEレーベルならではのバイノーラル録音を含む高品質SACDハイブリッド盤。
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CYBELE362203S
(SACD HYBRID)
¥3000
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シモン・ラクス(1901-1983):チェロ作品集
3つの演奏会用小品(1933)
ソナタ(1932)
パッサカリア(ヴォカリーズ)(1946)
対話(1964)
鍛冶屋の娘(1964/2020) |
アデル・ビッター(チェロ)
ホルガー・グロショップ(ピアノ)
ミーシャ・メイヤー(チェロ) |
ワルシャワ出身、波乱の人生を歩んだシモン・ラクスのチェロ作品集
Stereo、5.0ch Surround Sound、3D-Binaural-Stereo、60'45''
シモン・ラクス(1901-1983)はワルシャワ出身で、1926年からフランスに永住した作曲家。
1941年にユダヤ人であることを理由に強制収容所に送られましたが、収容所のオーケストラで指揮をすることで生き延びることができました。
このアルバムは彼のチェロとピアノ及び、2台チェロのための作品を収録しています。
CYBELEレーベルならではのバイノーラル録音を含む高品質SACDハイブリッド盤。
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PRAGAL DIGITALS
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アンドレイ・バラーノフ率いるオイストラフ四重奏団、
チャイコフスキーとシェーンベルクの名作に挑戦
(1)チャイコフスキー:
弦楽六重奏曲ニ短調Op.70「フィレンツェの思い出」
(2)シェーンベルク:浄夜Op.4(弦楽六重奏版) |
オイストラフ四重奏団
【アンドレイ・バラーノフ、
ロディオン・ペトロフ(ヴァイオリン)、
フョードル・ベルギン(ヴィオラ)、
アレクセイ・ジーリン(チェロ)】
ダニール・アヴストリフ(ヴィオラ)
アレクサンドル・ブズロフ(チェロ) |
ロシアの若手弦楽器奏者の実力を見せつける恐るべき集中力とテクニック
録音:2019年8月4-7日/フラジェ・スタジオ(ブリュッセル)/24bit/96kHz、60'00"
2012年にエリザベート王妃国際コンクール、ヴァイオリン部門で優勝したアンドレイ・バラーノフ率いるオイストラフ四重奏団。
彼らが二人のロシアの名手をゲストに六重奏に拡大、チャイコフスキーとシェーンベルクの名作に挑戦しました。
何より驚かされるのはチャイコフスキー作品でのテンションの高さ。バラーノフのメロディの表情豊かな歌い回しはロシア人ならではですが、一糸乱れぬアンサンブルが恐ろしいほど。
チェロのゲスト奏者アレクサンドル・ブズロフはナタリヤ・グートマンの愛弟子でソリストとして注目されていましたが、2020年11月8日に脳梗塞のため38歳で急逝、ロシア楽壇に大きな衝撃を与えました。
そのおよそ1年前、彼最後の録音でもありますが、鬼気迫るものを感じさせます。
シェーンベルクの「浄夜」は室内楽版。濃厚かつ意味深長な表現で、近年禁欲的で柔らかな解釈が多いなか、独特な存在感を示します。
六重奏ながら弦楽合奏のような豊かな音量に驚かされます。
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PROSPERO CLASSICAL
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ブリテン:声楽と管弦楽のための作品集
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
(1)テノールと管弦楽のための『狩をする私たちの先祖』Op.8
(プロローグ / ネズミよ、さらば! /
メッサリナ / 死の舞踏 / エピローグ)
(2)ソプラノと管弦楽のための4 つのフランス歌曲
(6月の夜 / 良識 / 幼時 / 秋の歌)
(3)テノールと管弦楽のための交響組曲
『グロリアーナ』Op.53a
組曲I:トーナメント/組曲II:リュートの歌/
組曲III:宮廷の踊り ~
行進曲 / コラント パヴァーヌ /
モリスダンス / ガリアード / ラヴォルタ
組曲IV:宮廷の踊り ~モリトゥーラ |
クリスティーナ・ランツハマー(ソプラノ(2))
マーク・パドモア(テノール(1))
アラスデア・ケント(テノール(3)「リュートの歌」)
アイヴァー・ボルトン(指揮)
バーゼル交響楽団 |
エリザベス女王の戴冠を祝して書かれた『グロリアーナ』の組曲ほか、ボルトンのイギリス愛が生んだブリテン作品集
録音:(1)(3)2020年8月10-14日、(2)2020年8月17・18日/ドルナッハ、ゲーテアヌム/69'44''
2016/17 年シーズンの初めからバーゼル交響楽団の首席指揮者を務めているアイヴァー・ボルトン。
彼は常に祖国イギリスの音楽に特別な親近感を抱いており、ベンジャミン・ブリテンの割とマイナーな作品を取り上げた当盤はボルトンのやりたかったことが詰まったアルバムと言えます。
パドモアら声楽陣の活躍も聴き逃せません。
『狩をする私たちの先祖』は23歳、『4つのフランス歌曲』は僅か14
歳で作曲された天才的な作品。
また1953年にエリザベス二世の戴冠式のために書かれたオペラ『グロリアーナ』からの組曲も収録しています。
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フィエスタとシエスタ~
スペイン、アルゼンチン、ブラジルのピアノ作品集 |
マリアン・ローゼンフェルド(ピアノ) |
ヒナステラ:アルゼンチン舞曲 Op.2
(老いた牛飼いの踊り / 優雅な乙女の踊り
/ さすらうガウチョの踊り)
カルロス・グアスタビーノ:
ラ・シエスタ(中庭 / しだれ柳 / すずめ)/美しき故郷/小さな踊り
トゥリーナ:幻想的詩曲 Op.98
(ホテルのロビーで / マドリードの旧市街
/ 十字路 / 映画館の午後)
マドリード放送
(プロローグ マイクの向こう側 - ラジオ放送局の人たち
/ 中継その1 サンティアゴの学生たち /
中継その2 カスティーリャの道 / 中継その3 セヴィリアの祭り)
ヴィラ=ロボス:ブラジルの子供の謝肉祭
(小さなピエロの小馬 / 小さな悪魔のむち
/ ピエレットの気まぐれ /
小さなドミノの鐘 / 小さなくず屋の冒険
/ 仮面をつたミニョンのいたずら /
着飾ったおませのハーモニカ / 子供のグループの喜び) |
ラテンの熱気とユーモア、歌心。情景が浮かんでくるピアノ作品集
録音:2001年11月/スイス、アーラウ、ザールバウ/74'11''
スイス人ピアニスト、マリアン・ローゼンフェルドによる、スペインとラテンアメリカの作品を集めたアルバム。
トゥリーナ、ヴィラ=ロボスなど、知られざる魅力的な作品が目白押しです。
ローゼンフェルドはルツェルンの音楽家の家庭に生まれ、13
歳でチューリッヒ音楽大学に入学し、14歳でトーンハレにデビューと、若い頃から神童ぶりを発揮した名手。
情熱的で個性的な演奏に魅了されます。
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光点 ~トルコのピアノ作品とシューベルトの最後のソナタ |
ブラク・チェビ(ピアノ) |
ブラク・チェビ(1985-):光点 ~ピアノのための4つの幻想曲(光度
/ 時の色彩 / 振動 / 陶酔)
アフメト・アドナン・サイグン(1907-1991):アクサク・リズムによる12の前奏曲
Op.45より
第9番 プレスト / 第10番 ラルゴ / 第11番
アレグロ / 第12番 ヴィーヴォ
イルハン・バラン(1934-2016):3 つのバガテル(スケルツォ
/ センプリーチェ / マルカート)
ネジル・カズム・アクセス(1908-1999):
5つのトルコのピアノ小品より 第3番 エレジー
/ 第4番 夏の思い出 / 第5番 村
フランツ・シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ第21
番 変ロ長調 D960 |
トルコとドイツをつなぐユニークなプログラム
録音:2021年11月7-11日/ノイマルクト、ライトシュターデル/79'06''
音楽家系に生まれニュルンベルク音楽院で学んだドイツ系トルコ人のピアニスト、ブラク・チェビによるアルバム。
とくに祖国の作品にこだわったわけではなく、好みの曲を選んでいったらこのプログラムになったのこと。
トルコの作品を、自作とシューベルトのソナタで挟んだ構成が異彩を放っているように感じますが、意外とひとつの流れに溶け込んでおり、チェビの音楽観が垣間見えるようです。
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ARC MUSIC
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Starshine/A Moving Sound(聲動)
1. Harvest Song 豐收歌 - 3:04
2. Starshine - 微星之光 - 7:47
3. Howling Wind 風的低吟 - 5:10
4. Dance of the Eagle 鷹的迴旋 - 5:52
5. Meeting in Emptiness 虚空中相遇 - 5:22
6. Dynasty 朝代 - 6:00
7. An Appearance 乍現 - 5:34
8. Toh de Gong 土地公伯 - 3:42
9. Jump 跳 - 5:04
10. The Master Sighs 禪外 - 7:08 |
Mia Hsieh: vocal
Scott Prairie:
zhong ruan, bass guitar, gong, vocal
Cheng-Chun Wu:
percussion, sax synthesizer
Chang-Chin Lo: erhu
Hua-Jou Hsieh:
guitar, octave 12-string guitar,
zhong ruan,vocal, bass (track 10) |
Special thanks to guest: Yi-Chen Chang:
satar, violin, vocal(track 1) Guest singers
and narrator: Yulin Deng(track 8), Si Lele(track2) Pei-Chun
Wang, Yen-Hua Lee, Shio-Mei(tracks 1 and
8)
台湾の伝統音楽をベースに西洋音楽のポップな実験を融合させたユニークな活動を続けるアンサンブル
A Moving Sound(ShengDon、聲動)。
今作ではオリジナル曲に民謡や伝統的な劇音楽を織り交ぜ、アーシーなものから浮世離れしたもの、苦しみから喜びまで、素晴らしい歌声と伝統楽器に引き立てられた豊かな音色を味わうことができます。
AMoving Soundの作り出す世界は、精神修養と結びついた芸術を作りだすことへのひたむきな取り組みの成果であり、本作『スターシャイン』は人生とその旅を祝福する音楽です。
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BENDIGEDIG
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ISLAIS A GENIR/ヴリィ
1. Y Gaseg Felen - 2:18/2. Aberhonddu
- 4:29/
3. Y Gaseg Ddu - 3:31/4. Yr Ehedydd -
5:26/
5. Glanhafren - 0:52/6. Cainc Sain Tathan
- 3:04/
7. March Glas - 2:46/8. Glan Meddwdod
Mwyn - 3:35/
9. Y Cap o Las Fawr (gyda/ft. Beth Celyn)
- 4:03/
10. Y Foel Fynydda -6:14/11. Gwenno -
3:53/12. Eiri - 6:27/
13. Canu'r Canrifoedd (gyda/ft. Beth Celyn)
- 1:59/
14. Brithi i'r Buarth (gyda/ft. Beth Celyn)
- 4:16/
15. Briallu Mair - 4:04 |
PATRICK RIMES:
VOCALS, HARMONIUM,
VIOLA, FIDDLE,FEET
JORDAN PRICE WILLIAMS:
VOCALS, CELLO, DOUBLE BASS,
HARMONIU
MANEIRIN JONES: VOCALS, FIDDLE
SPECIAL GUEST - BETH CELYN: VOCALS |
RECORDED AT STUDIOWZ, CLARBESTON, PEMBROKESHIRE.
ウェールズ出身のJordan Price Williams(チェロ、ヴォーカル)、Aneirin
Jones(ヴァイオリン、ヴォーカル)、Patrick
Rimes(ヴィオラ、ヴァイオリン、ヴォーカル)により2016年夏に結成されたトリオ、VRi(ヴリィ)。VRiという名前は、ウェールズ語で「上方」「上空」「浮遊」...あるいは単に「上」を意味する言葉であり、綴りはHenGymraeg(古ウェールズ語)に触発されています。
ウェールズ土着の文化に深く傾倒する3人の若者は、18世紀から19世紀にかけてメソジスト教会によって弾圧されたウェールズの伝統音楽と踊り、またそれ以前のウェールズ合同法によってウェールズ語が弾圧された時代の物語からインスピレーションを得て、音楽制作に取り組んでいます。
とらえどころのない「チェンバーフォーク」の美学を追求し続け、ヴァイオリンの繊細さとフィドルの生き生きとしたエネルギー、室内楽の美しさとパブセッションの喜びと快楽主義によって、活気に満ちたウェールズの伝統に新しい光を当てています。
力強いハーモニーが織りなすウェールズ語の曲は、200年前の苦闘を伝え、それは現在に生きる人々にも共通し、世紀を超え、私たちに帰属意識、共同体意識、そして重力のない、高揚した自由という不思議な感覚を与えてくれる、素晴らしくユニークなサウンドスケープです。
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CD ACCORD
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テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア
1. ファンタジア 第1番 変ロ長調 TWV 40:14
2. ファンタジア 第2番 ト長調 TWV 40:15
3. ファンタジア 第3番 ヘ短調 TWV 40:16
4. ファンタジア 第4番 ニ長調 TWV 40:17
5. ファンタジア 第5番 イ長調 TWV 40:18
6. ファンタジア 第6番 ホ短調 TWV 40:19
7. ファンタジア 第7番 変ホ長調 TWV 40:20
8. ファンタジア 第8番 ホ長調 TWV 40:21
9. ファンタジア 第9番 ロ短調 TWV 40:22
10. ファンタジア 第10番 ニ長調 TWV 40:23
11. ファンタジア 第11番 ヘ長調 TWV 40:24
12. ファンタジア 第12番 イ短調 TWV 40:25 |
マウゴジャタ・マルケ
(バロック・ヴァイオリン)...
Claude Pierray, 1719年製 |
録音: 2020年11月2、3日、12月7、8日、2021年1月11、12日 Mirror
Room of the Castle Museum in Pszczyna(ポーランド)
ポーランドを代表するバロック・ヴァイオリン奏者マウゴジャタ・マルケ。
2000年代から古楽演奏に興味を持ち、アンサンブル「エクステンポーレ」のメンバーとしてテレマンの室内楽作品(DUXレーベル)をリリース、今作ではテレマンの最高傑作のひとつ「無伴奏ヴァイオリンのための12のファンタジア」全曲を披露しています。
この曲集はテレマンが一時期滞在していたポーランドの民俗音楽の要素が反映されており、マルケはこの影響を探ることで作品をより深く知ることができたと語ります。
テレマンが宮廷作曲家として仕えたプロムニッツ家の歴史的な邸宅、プシュチナ城の博物館にて、クロード・ピエレーが1719年に制作した歴史的オリジナル楽器を用いてのこの録音は、テレマン活躍当時の響きを可能な限り再現しています。
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CEDILLE RECORDS
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CDR90000212
(2CD)
¥3600 →\3290
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Avant l'orage なんと高雅な・・・
トマジ、クラ、グエ、フランセ、カサドシュ、ピエルネ・・・
フランスの弦楽三重奏曲集(1926-1939)
【CD1】
1-4. アンリ・トマジ(1901-1971):
ディヴェルティスマンの形式による弦楽三重奏曲*
5-8. ジャン・クラ(1879-1932): 弦楽三重奏曲
9-11. エミール・グエ(1904-1946): 弦楽三重奏曲
12-15. ジャン・フランセ(1912-1997): 弦楽三重奏曲
【CD2】
1-3. ロベール・カサドシュ(1899-1972):
弦楽三重奏曲*
4-9. ギュスターヴ・サマズイユ(1877-1967):トリオ形式の組曲*
10-12. ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):トリオ形式の小品集
*...世界初録音 |
ブラック・オーク・アンサンブル
【メンバー】
デジレ・ルフストラート(ヴァイオリン)
オーレリアン・フォルト・ペデルツォルト(ヴィオラ)
デイヴィッド・カンリフ(チェロ) |
録音:2021年6月9-11日...CD1:1-4、CD2:1-3 2021年7月8日...CD2:4-9 2021年9月30日...CD1:5-82021年11月9日...CD1:9-11 2021年11月22日...CD2:10-12 2022年1月27日...CD1:12-15
シカゴを拠点に国際的に活躍する弦楽三重奏団「ブラック・オーク・アンサンブル」。
この2枚組アルバムでは、2つの世界大戦の間に書かれたスタイリッシュでウィットに富んだフランスの作品集を聴くことができます。
世界初録音を含む7つの作品は、そのほとんどが当時活躍したフランスのアンサンブル「パスキエ・トリオ」に献呈されたものです。
プロヴァンス民謡を元にした美しいフィナーレが印象的なトマジの「ディヴェルティスマンの形式による弦楽三重奏曲」、ブルターニュにもたらされたケルト音楽の影響が感じられるクラの三重奏曲、第二次世界大戦の出征前夜に作曲されたというグエの三重奏曲、風刺の効いたピエルネの小品集など、どれも作曲家の個性溢れる曲想を持っています。
印象派風の神秘的な曲から、ジャズ風の軽やかな音楽まで様々な雰囲気を持つ音楽をお楽しみください。
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レイチェル・バートン・パイン(ヴァイオリン)
黒人作曲家によるヴァイオリン協奏曲集
1-3. ジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュ(1745-1799):
ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op. 5
No. 2
4-6. ホセ・ホワイト・ラフィット(1836-1918):
ヴァイオリン協奏曲 嬰ヘ短調
7. サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912):
ロマンス ト長調 Op. 39
8. フローレンス・ベアトリス・プライス(1887-1953):
ヴァイオリン協奏曲第2番 |
レイチェル・バートン・パイン(ヴァイオリン)
アンコール室内管弦楽団...1-7
ダニエル・ヘギー(指揮) ...1-7
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団...8
ジョナサン・ヘイウォード(指揮)...8 |
録音:1997年6月3-5日 Chapel of St. John
the Beloved,Arlington Heights, Illinois(USA)...1-7 2022年1月7日
Glasgow Royal Concert Hall,Scotland(UK)...8
アメリカのヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パインが1997年に録音した「18世紀と19世紀に活躍した黒人作曲家のヴァイオリン協奏曲集」。
今作は、ここに2022年新録音の、近年注目を集める女性作曲家フローレンス・プライスのヴァイオリン協奏曲第2番を加えたものです。
最初のアルバムが発表された際、パインはアフリカ系作曲家の熱心な擁護者としての評価を確立していますが、この新しいアルバムでは更なる彼女の挑戦が評価されることでしょう。
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AS WE ARE サクソフォン作品集
1-4. スティーヴン・バンクス(1993-): Come
As You Are*
5. デイヴィッド・マスランカ(1943-2017):
Tone Studies: No.5 Wie bist du, Seele
魂よ、お前はなんと美しく
6. ジョン・アンソニー・レノン(1950-): Distances
Within Me
7-9. アマンダ・ハーバーグ(1973-):
宮廷舞曲(ソプラノ・サクソフォンとピアノ版)**
10. エリヤ・ダニエル・スミス(1955-):
アニムス(ソプラノ・サクソフォンとエレクトロニクス版)**
11-15. クリストファー・セローン(1984-):
Liminal Highway(ソプラノ・サクソフォンとエレクトロニクス版)**
*...世界初録音
**...このヴァージョンによる世界初録音 |
ジュリアン・ヴェラスコ
(テナー・サクソフォン...1-4/
アルト・サクソフォン...5、6/
ソプラノ・サクソフォン...7-15)
ウィンストン・チョイ(ピアノ)...1-9
エリヤ・ダニエル・スミス(電子楽器)...10
クリストファー・セローン(電子楽器)...11-15 |
録音:2022年3月15-16日 Galvin Recital Hall,
Evanston,Illinois (USA)...1-9 2022年4月12-13日、3月3、5日
Shiny Things Studio,New York(USA)...10-15
Cedille Records創立30周年を祝して開催されたイヴェント「Emerging
Artist Competition」の勝者、サックス奏者のジュリアン・ヴェラスコ。
ソプラノ、アルト、テナーサックスを自在に演奏するヴェラスコ、ソリストとしての初アルバムは、彼が「今この瞬間の私の人生のさまざまな音楽的側面」を反映させるとともに「幸運にも、今の私の周囲にいるユニークで素晴らしい人々」に敬意を表したプログラムを構成、現代のサクソフォンのために書かれたさまざまな作品を演奏しました。
アルバム・タイトルの元にもなった、世界初録音となるスティーヴン・バンクスの「Come
As You Are」はアフリカ系アメリカ人の宗教音楽に影響を受けた作品。
またデイヴィッド・マスランカの「Tone Studies:
No.5」はバッハのコラールの旋律を元にしています。
他にはジャズ・フュージョン風のアンソニー・レノンの「Distances
within Me」、ルネサンスやバロックの宮廷舞踊を元にしたハーバーグの「宮廷舞曲」、そして作曲家たち自身も演奏に参加するダニエル・スミスの「アニムス」とクリストファー・セローンの「Liminal
Highway」。
この全6作品が収録されています。
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DACAPO
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Fikta 現代アイスランドのアコーディオン作品集
フィヌール・カールソン(1988-):アコーディオン協奏曲(2020)
1. A Dream about Flying/2. one and a/3.
Thread / Longed for/
4. two and a/5. Bontempi's Ghost/6.
three and a/7. Et Cetera/
8. アトリ・インゴルフソン(1962-):
Radioflakes ラジオフレークス(2004)
9. アトリ・ヘイミル・スヴェインソン(1938-2019):
Lieder und Intermezzi 歌と間奏曲(1996)
10. ソルケル・シーグルビョルンソン(1938-2013):
Mobilissima visione モビリシマ・ヴィジョン(1972)
11. フリドリク・マルグレタル=グズムンドソン(1993-):
Fikta フィクタ(2018)
全て世界初録音 |
ヨナス・アウスゲイル・アウスゲイルソン
(アコーディオン)
ソルグンヌル・アンナ・
オェルノールースドウティル(歌)...9
カテリーナ・アナグノスティドゥ
(パーカッション)...10
ミッケル・ショウ
(エレクトリック・ギター)...10
エルヤ・アンサンブル/
ビャルニ・フリーマン・ビャルナソン
(指揮)...1-7 |
録音:2020年6月20-21日、2021年1月16日、2022年4月15日 Concert
Hall, Royal Danish Academy of Music,Copenhagen(デンマーク)...8-11 2022年1月3日
recital hall Nordurljos,Harpa, Reykjavik(アイスランド)...1-7
アコーディオンはアイスランドでも人気があり、優れたプロの演奏家も育ち、彼らに触発された作品も生まれています。
このアルバムには3世代にわたる作曲家たちの作品を収録。
カールソンとマルグレタル=グズムンドソンの作品は、アウスゲイルソンのために書かれました。さまざまな編成のアンサンブルとの組み合わせで、アコーディオンの多彩な表現力を引き出しています。
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IBS CLASSICAL
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The Durrenmatt Project 光の音楽
アンドレアス・プリューガー(1941-):
Jedes Kunstwerk ist apokalyptisch - oder
Bach und Durrenmatt
すべての芸術作品は黙示録的である -
あるいはバッハとデューレンマット
-
ソプラノ、オルガンと弦楽オーケストラのために
1. Prolog/2. Wirklichkeiten/3.
Einsichten/4. Uber Kunst
5. マルコ・ペレス・ラミレス(1964-):
Respiro - クラリネットとオーケストラのために
6. ダヴィッド・ソントン・カフリシュ(1974-):
Stoff - 女声と弦楽オーケストラのために
ドミニク・ジェネシー=ラッポ(1953-):
Le Minotaure - クラリネットと管弦楽のために
7. Monologue de l'oiseau/8. Hades
surmene?/
9. Berceuse pour un enfant resistant |
ベネディクト・タウラン(ソプラノ)...1-4、6
シモン・ペグイロン(オルガン)...1-4
パブロ・バラガン(クラリネット)...5、7-9
オルケストレ・ムジケ・デ・ルミエレス
ファクンド・アグディン(指揮) |
録音:2017年10月 Sale de l'Inter(スペイン) 2019年5月
Espace La Velle(スペイン)
2021年に生誕100年を迎えたスイスの作家フリードリヒ・デュレンマット(1921-1990)。極端な誇張表現を用いて現代社会の矛盾や行き詰まりを描いた喜劇的作品によって名声を確立した人です。
このアルバムは、最近スイス国内で注目が高まるデュレンマット作品へのオマージュであり、彼の作品をバッハと対比させて描いたプリューガーの「Jedes
Kunstwerk ist apokalyptisch すべての芸術作品は黙示録的である」をはじめとした4人の作曲家による想像力に富んだ作品は、変幻自在な作風を持つデュレンマットの姿を反映しています。
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ロベルト・シエッラ(1953-):ピアノ作品集
ESTUDIOS RITMICOS Y SONOROS リズムと音の研究(2017)
1-12. エチュード第1番-第12番
PIEZAS LIRICAS 抒情小品集(2018)
13-26. 第1番-第14番
ALBUM FOR THE YOUNG 若者のためのアルバム(2017)
27. Folk Dance フォークダンス/28. Raindrops
雨粒/
29. Starry Night 星月夜/30. Latin Dance
ラテンダンス/
31. Song 歌/32. Toccatina トッカティーナ/33.
Thunderstorm 雷雨/
34. Autumn 秋/35. Etude エチュード/36.
Snow 雪/
37. At the lake 湖で/38. Meditation
瞑想曲/
39. The dog chasing his tail 自分のしっぽを追いかけるイヌ/
40. Moonlight 月光/41. Postlude 後奏曲 |
マシュー・ベンクトソン(ピアノ) |
録音: 2021年10月24-27日 Auditorlo Manuel
De Falla、グラナダ(スペイン)
1953年プエルトリコ生まれの作曲家ロベルト・シエッラ。巧みなリズムと色彩感あふれる響きを駆使したオーケストラ作品で世界的に注目されています。
このアルバムは3つのピアノ曲集を収録したもの。
「ESTUDIOS RITMICOS Y SONOROS 」はショパンやリストの練習曲の伝統を継承した技巧的な作品で、様々なテクニック、とりわけリズムを正確に刻むことが要求されています。
14曲で構成された「PIEZAS LIRICAS 抒情小品集」はアルハンブラ宮殿をはじめとした多種多様な情景からインスパイアされた曲集。
「ALBUM FOR THE YOUNG 若者のためのアルバム」はシエッラ自身の子供時代の思い出などが素朴な筆致で描かれています。
演奏するマシュー・ベンクトソンは音楽学者、作曲家としても活躍するピアニスト。
現代音楽や演奏機会の少ない作品を好む彼は、ウィリアム・バードからジェルジ・リゲティまで幅広いレパートリーを有しています。
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OEHMS
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トマーシュ・ネトピル(指揮)&エッセン・フィル
グスタフ・マーラー(1860-1911):交響曲第2番
ハ短調「復活」
1. I. Allegro maestoso
2. II. Andante moderato
3. III. In ruhig flieBender Bewegung
4. IV. Urlicht
5. V. Finale: Im Tempo des Scherzos |
ジュリア・モンタナーリ(ソプラノ)
ベッティナ・ランチ(アルト)
プラハ・フィルハーモニー合唱団
(合唱指揮...ルカーシュ・ヴァシレク)
エッセン・フィルハーモニー管弦楽団
トマーシュ・ネトピル(指揮) |
録音: 2022年5月26-27日 Essen Philharmonie(ドイツ)
【来日情報】読売日本交響楽団と共演
2022年11月20日(日) 東京芸術劇場
2022年11月26日(土) 東京芸術劇場
2022年11月27日(日) 東京芸術劇場
2022年12月2日(金) サントリーホール
2002年にフランクフルトで開催された「第1回サー・ゲオルグ・ショルティ指揮者コンクール」で優勝したトマーシュ・ネトピル。チェコの次代を担う指揮者として、現在も期待を一身に集めます。
エッセン・フィルハーモニー管弦楽団とのマーラーの交響曲シリーズ第3弾は、独唱と合唱を伴う大規模な作品である第2番「復活」です。
チェコと深い関係にあるマーラーの音楽に深く共感するネトピルの演奏は、極めてオーソドックスな解釈によるもの。
テンポやダイナミクスを極端に設定することはせず、音楽の流れを極力大切にすることに主眼を置いており、第2楽章での特徴的なヴァイオリンのポルタメントを活かすなど旋律を豊かに歌わせることも忘れてはいません。
第1楽章の冒頭から迫力に満ちており、最終合唱のクライマックスではソリスト、合唱とともに、復活の喜びが高らかに奏されます。
※こちらのCDの収録時間は83分を超える長時間になっているため、一部のプレイヤーでは正常に再生できない可能性がございます。予めご了承ください。
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LIGIA DIGITAL
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ユートピア 後期ルネサンス・マドリガーレの幻想
ルーカ・マレンツィオ (1553?-1599) : Scendi
dal paradisio
ジャケス・デ・ヴェルト (1535頃-1596) :
Ah dolente partita
ミケランジェロ・ロッシ (1601/1602-1656)
: Moribondo mio pianto
カルロ・ジェズアルド (1566?-1613) : Se
la mia morte brami
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー
(1580-1611) :
リュート曲集 第1巻 から トッカータ 第6番
ルーカ・マレンツィオ (1553?-1599) : Solo
e pensoso
ミケランジェロ・ロッシ : Ciechi desir
カルロ・ジェズアルド : S'io non miro
バスティアン・ダヴィド (1990-) : Umbilicus
rupestris
ルーカ・マレンツィオ : Cosi nel mio parlar
ドメニコ・マッツォッキ (1592-1665) : Ahi,
chi m'aita
ポンポーニオ・ネンナ (1556-1622) : L'amoroso
veleno
ジローラモ・コンヴェルシ (確認できる活躍期
: 1572-1575) : Zefiro torna |
ラ・マン・アルモニーク
ナディア・ラヴォイエ、
アマンディーヌ・トレンク (ソプラノ)
フレデリク・ベトゥース
(男声アルト、指揮)
ギヨーム・グティエレス、
ロイク・ポーラン (テノール)
マルク・ビュスネル (バス)
ウルリク・ガストン・ラーセン
(アーチリュート) |
録音 : 2020年11月、フラマラン城。フラマラン、フランス
イタリア・マドリガーレの爛熟期、1584年から1638年までに世に出た作品によるプログラム。
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カロリーヌ・シャリエール : あなたのための本
カロリーヌ・シャリエール (1960-2018) :
あなたのための本 [La Livre pour toi]
(マルゲリート・ビュルナ=プロヴァン
(1872-1952) の詩集
「あなたのための本」 (1907) による、
メゾソプラノとピアノのための12の連作歌曲)
メル・ボニ (1858-1937) :
海辺で [Sur la plage] / ある夜 [Un soir]
Op.73 / 海 [La mer] Op.58
ガブリエル・フォーレ (1845-1924) : 秋 /
揺りかご
ヨハネス・ブラームス (1833-1897) : ジプシーの歌
Op.103 (全8曲)
カルロス・グアスタビーノ (1912-2000) :
二人兄弟のミロンガ [Milonga de dos hermanos]
/ グラス [El vaso]
ポンパマパ-足跡の歌 [Pompamapa - Air
de la huella]
マヌエル・デ・ファリャ (1876-1946) : 7つのスペイン民謡 |
ブリギッテ・バレイス (メゾソプラノ)
エリック・セラントラ (ピアノ) |
録音 : 2007年11月、2008年4月、オルト・ミランザール、ラ・ロシュ、フランス
2018年に57歳で亡くなったスイスの作曲家・フルート奏者カロリーヌ・シャリエールを偲んで、スイスのメゾソプラノ、ブリギッテ・バレイス
(ブリジット・バリーズ) が歌った 「あなたのための本」
を、同時期のバレイスの録音とともにCD化。
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ローラン・マルタンによるロシア・プログラム
展覧会の絵
モデスト・ムソルグスキー (1839-1881) :
組曲 「展覧会の絵」
ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893)
:「四季」Op.37a から
三月 ひばりの歌 / 四月 松雪草 / 六月
舟歌 / 十月 秋の歌
アントン・アレンスキー (1861-1906) :
24の性格的小品 Op.36 から エレジー (No.16)
セルゲイ・ラフマニノフ (1873-1943) :
6つの楽興の時 Op.16 から アンダンテ・カンタービレ
(No.3)
ツェーザリ・キュイ (1835-1918) :
24の前奏曲 Op.64 から Largetto e sostenuto
(No.17) / ワルツ ホ短調
アレクサンドル・スクリャービン (1871-1915)
:
3つの小品 Op.2 から エチュード (No.1)
/
5つの前奏曲 Op.16 から Lento (No.4) |
ローラン・マルタン (ピアノ) |
録音 : データ記載なし (P)(C)2021
当レーベルの看板ピアニスト、1945年生まれのローラン・マルタンによるロシア・プログラム。
ローラン・マルタン、まだまだ元気なようです!
スマッシュ・ヒットとなった
ローラン・マルタンのメル・ボニスのアルバム |
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メラニー・ボニ(1858-1937):ピアノのための舞曲集
ワルツ形式の組曲
バラード Op.35/間奏曲と緩やかなワルツ
Op.36/神聖な舞曲 Op.37
スケルツォ=ワルツ Op.38
マズルカ Op.26/マズルカ=バレエ Op.181
黒いダイアモンド(緩やかなワルツ)Op.posth.186
ぶらんこ(ワルツ)Op.52/東洋風(ワルツ)Op.32
古い様式による4つの楽曲
パヴァーヌ Op.81 No.1/メヌエット Op.14/サラバンド
Op.82 No.1
ブレー Op.62 No.1
去年の夜(緩やかなワルツ)Op.34/ウィーン風(ワルツ)Op.8
黒真珠(ハバネラ)Op.70/ジプシーたち(スペイン風大ワルツ)Op.15
No.2
楽しい春 Op.11 |
ローラン・マルタン(ピアノ) |
フランスの女性作曲家メラニー・ボニ(ボニス)。セザール・フランク(1822-1890)に才能を見出されるも学内での恋愛が元でパリ音楽院を中退。その後、親の意思による不本意な結婚、恋人と再会し不倫の子を産むなど波乱の生涯を送りながら作曲を続けました。
当時女性の作曲家という職業が受け容れられがたかったことからメル・ボニ(Mel
Bonis)という女性と悟られにくい名義で作曲を行いましたが、没後すぐに忘れ去られてしまいました。
20世紀末以来再評価の機運が著しく、録音が増えてきています。
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LIDI 0201358
(2CD)
¥2700
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ポーリーヌ・ヴィアルド (1921-1910) : ロシア語歌曲全集
[CD 1]
囚人 VWV 1057 / 若者を、激しくすすり泣きながら
VWV 1016
呪文 VWV 1041 / 押し花 VWV 1018 / スペインのロマンス
VWV 1115
ジョージアの丘の上に VWV 1037
歌わないでくれ、乙女よ、私に (ジョージアの歌)
VWV 1066
冬の夕べ VWV 1069 / 神の鳥たちは知らない
VWV 1058
遠きふるさとの岸辺に VWV 1064 / 年老いた夫
VWV 1138
私は眠れない VWV 1061
カラスがカラスのところに飛んで行き (スコットランドの歌)
VWV 1117
夜 VWV 1056 / ほら、これが私の鏡だ VWV
1114 / 雲 VWV 1186
四十雀 (しじゅうから) VWV 1042 / 夜明けに
VWV 1090
ヒント VWV 1092 / 別れ VWV 109 / 昼と夜
VWV 1035 / 路上で
[CD 2]
静かな星の夜 VWV 1038 / 私はあの人を愛した
VWV 1062
なぜにお前は水の上に垂れるのだ VWV 1068
/
コザックの子守歌 VWV 1067
真夜中の幻影 VWV 1039 / 断崖 VWV 1091
/
パレスチナの枝 VWV 1065
眠るのはもういいだろう、君に二輪のバラを
VWV 1055
私は長い間じっと立っていた VWV 1059 /
静かな夜が燃え尽きるVWV 1063
ルサルカ VWV 1094 / ささやき、恥ずかしげな吐息
1040
乙女の悲しみ VWV 1060 / 歩哨 VWV 1172
/
素晴らしい絵 VWV 1089 |
ラミア・ベーク (メゾソプラノ)
ローラン・マルタン (ピアノ) |
録音 : データ記載なし (P)(C)2020-21
マルチリンガルでロシア語も流暢に話したフランスの歌手・作曲家ポーリーヌ・ヴィアルドがすべてのロシア語歌曲を収録。
テキストにはヴィアルドに恋したツルゲーネフや、プーシキン、レールモントフ、フェートらの詩が選ばれています。
ラミア・ベークはローザンヌ音楽院でブリギッテ・バレイスに師事したフランスのメゾソプラノ。
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魔法使いの弟子 オルガン4手連弾のためのフランス音楽
ポール・デュカス (1865-1935) :交響詩 「魔法使いの弟子」
(作曲者編曲による2台のピアノのための版に基く)
クロード・ドビュッシー (1862-1918) :
ピアノ4手連弾のための交響曲 ロ短調 から
第1楽章
シャルル=マリー・ヴィドール (1844-1937)
:
交響曲 第1番 ヘ短調 Op.16 から 第2楽章
(作曲者編曲によるピアノ4手連弾のための版に基く)
ルイ・ヴィエルヌ (1870-1937) :
交響曲 イ短調 Op.24 から 第3楽章 スケルツォ
(作曲者編曲による未出版のピアノ4手のための連弾版に基く)
カミーユ・サン=サーンス (1835-1921) :
交響曲 第3番 ハ短調 「オルガン付き」
Op.78 から 第1楽章
(作曲者編曲による2台のピアノのための版に基く)
交響詩 「死の舞踏」 Op.40
(作曲者編曲による2台のピアノのための版に基く)
モーリス・ラヴェル (1875-1937) /
オリヴィエ・ヴェルネ、セドリック・メックレル
編曲 :
ボレロ (作曲者編曲による2台のピアノのための版に基く新版) |
オリヴィエ・ヴェルネ、
セドリック・メックレル (オルガン) |
録音 : 時期の記載なし、モナコ大聖堂、モナコ (P)(C)2021
使用楽器 : ドミニク・トマ [Dominique Thomas]
製
ピアノ・デュオ用にリダクションされた版
(ドビュッシー以外) をオルガンの多彩な音響で再拡大する試み。
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シャルル=マリー・ヴィドール (1844-1937) :
オルガン作品全集 Vol.3
オルガンのための交響曲 第1番 ハ短調 Op.13
No.1
オルガンのための交響曲 第4番 ヘ短調 Op.42
No.1 |
オリヴィエ・ヴェルネ (オルガン) |
録音 : 2020年11月18-20日、サンテティエンヌ教会、カーン、フランス
使用楽器 : 1885年、アリスティド・カヴァイエ=コル製
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ゴドフスキーのヴァイオリン全作品!
ヴァイオリンはドミトリー・マフチン、ピアノはムーザ・ルバツキテ!
ワルツの印象
レオポルド・ゴドフスキー (1870-1938) :
[ヴァイオリンとピアノのための作品全集]
12の印象 から ウィーン風 ヘ長調 / ワルツ
(フランス風) ニ長調
トリアコンタメロン から 古きウィーン
ト長調
12の印象 から 無窮動 ト長調 / チロル風
(シュープラットラー) ハ長調
公言 ニ長調 (4つの詩曲 No.2)
12の印象 から プロフィール (ショパン)
ロ短調
ワルツ詩曲 第1番 ト長調
ワルツ詩曲 第2番 イ長調
12の印象 から
詩曲 (アンダンテ・カンタービレ) ハ長調
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ラルゲット・ラメントゥオーソ ロ短調
伝説 ホ短調 / エレジー ロ短調 /
死のワルツ ロ短調 / サガ イ短調
オリエンタル ホ短調
トリアコンタメロン から タンジールの夜
ホ短調
カロル・シマノフスキ (1882-1938) :
パガニーニの3つのカプリス Op.40
カプリス 第20番 ニ長調 /
カプリス 第21番 イ長調 / カプリス
第24番 イ短調 |
ドミトリー・マフチン (ヴァイオリン)
ムーザ・ルバツキテ (ピアノ) |
録音 : 2021年8月16-20日、ヴィリニュス、リトアニア
技巧的なピアノ作品で知られるゴドフスキーがヴァイオリンとピアノのために書いた全作品を収録。
ドミトリー・マフチン (1975年生まれ) はロシアのヴァイオリニスト。
アレクサンドル・クニャーゼフとボリス・ベレゾフスキーと組んでWARNERからいくつか室内楽アルバムを出していた人。
ムーザ・ルバツキテ (1959年生まれ) はリトアニアのピアニスト。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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キング・インターナショナル
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KKC 4308
(SACD HYBRID)
¥2900
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バイロイトの「第九」の半年前
1951年1月7日、ムジークフェラインでのウィーン・フィルとの「第九」
フルトヴェングラー
ベートーヴェン:
交響曲 第9番 ニ短調 作品125《合唱つき》 |
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ロゼッテ・アンダイ(コントラルト)
ユリウス・パツァーク(テノール)
オットー・エーデルマン(バス)
ウィーン・アカデミー合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮) |
フルトヴェングラーの「ウィーンの第九(1951)」が、SACDハイブリッド盤で登場!あの「バイロイトの第九」の半年前、絶頂期の名演!
録音:1951年1月7日 ウィーン楽友協会大ホール/MONO、73:44、日本語帯・解説付(解説:小林利之)
フルトヴェングラーの「第九」には、全曲演奏の音源はつぎの13種類(いずれもライヴ)があります。
(1)ベルリン・フィル(1937年5月1日、ロンドン)/(2)ベルリン・フィル(1942年3月22-24日、ベルリン)/
(3)ベルリン・フィル(1942年4月19日、ベルリン)/(4)ストックホルム・フィル(1943年12月8日、ストックホルム)/
(5)ウィーン・フィル(1951年1月7日、ウィーン)/(6)バイロイト祝祭(1951年7月29日、バイロイト)EMI版/
(7)バイロイト祝祭(1951年7月29日、バイロイト)バイエルン放送/スウェーデン放送版/
(8)ウィーン・フィル(1951年8月31日、ザルツブルク)/(9)ウィーン・フィル(1952年2月3日、ウィーン)/
(10)ウィーン・フィル(1953年5月30日、ウィーン)/(11)ウィーン・フィル(1953年5月31日、ウィーン)/
(12)バイロイト祝祭(1954年8月9日、バイロイト)/(13)フィルハーモニア(1954年8月22日、ルツェルン)
今回の「第九」は(5)、あのバイロイトの「第九」の半年前、1951年1月7日、ウィーン楽友協会(ムジークフェライン)で行われたウィーン・フィルとの「第九」です。
第3楽章でのウィーン・フィルの弦の優美をつくした歌いぶりや、「バイロイト盤」にも共通する第4楽章の劇的な運び、低弦の迫力、コーダでのソリストやコーラスの完璧なアンサンブルに特長的な良さがあります。
ファンなら全種そろえておきたいもの。
SACDハイブリッド化で、(5)の決定盤、完成・登場です!
「第1楽章の遅めでありながらスケール雄大な表現に始まり、スケルツォの前へ前へとひたすらに走るようでいて、きっかりとした足取りに確信のあるリズム刻みの緊迫感、トリオでの絶妙なテンポ伸縮からスケルツォに戻る時の鋭いダイナミズムと終始印象的なティンパニーの技法。圧巻なのは第3楽章での弦の優美をつくした歌いぶりである。ことに第1Vn
の流れるごときレガートの呼吸の美しさには魅惑されずにはいられない。第4楽章の劇的な運びもフルトヴェングラーならではの起伏の強烈さ。また最後のプレスティッシモに見せる独特の速いテンポに、いささかもあわてずに、完璧についていくウィーン・フィルの技量も超一流のもの。」(小林利之 ライナー・ノーツより)
世界初出となったのがイタリア・チェトラの2枚組LP(FE-33)。その音源(マスターテープ)からキングレコードが、LP:
K19C-287/8、KIJC-2004,CD:KICC-2291,KICC-1263で発売。
今回のマスターは (イタリア・チェトラが発売した)
世界初出LP と同じ、ミラノ・ディスコスが制作したアナログ・テープ(1/4インチ幅、秒速38cm)。
もともと非常に良好な音質をキング関口台スタジオで最新デジタル・リマスタリングによりさらに改善、初のSACDハイブリッド盤として発売します。
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KKC 4309
(SACD HYBRID)
¥2900
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1954年ザルツブルク音楽祭
フルトヴェングラー
ウィーン・フィルを指揮した最後の演奏会記録
ベートーヴェン:交響曲第7番&第8番(1954)/
交響曲 第7番 イ長調 作品92
交響曲 第8番 ヘ長調 作品93 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
フルトヴェングラーがウィーン・フィルを指揮した最後の演奏会記録、ザルツブルクでの「第7&8」が、SACDハイブリッド盤で登場!
・晩年の演奏の完成度にも強く惹かれざるを得ない(「第7」)(宇野功芳)
・フルトヴェングラーの「第8」の代表盤といえよう(宇野功芳)
録音:1954年8月30日 フェストシュピールハウス、ザルツブルク(ライヴ)/MONO、66:41、日本語帯・解説付(解説:宇野功芳)
ベートーヴェンの「第7」「第8」をふった1954年ザルツブルク音楽祭での記録。
フルトヴェングラーがウィーン・フィルを指揮した最後の演奏会記録であるこのディスクの意義は大きいといわざるを得ません。
演奏は最晩年のフルトヴェングラーの特長が出たもので、遅いテンポと重いリズム。かつての劇的なテンポは控えられ、美しい造形を生み出しております。
力強く、情熱的ではあっても、緊迫した凄みはなく、豊かな広がりと気品を有しています。巨匠が到達した諦観の境地、澄み切った感情の美しさがここに聴けます。
「第7」はキングレコードからLP:K22C-137(1981.10.21)、CD:
KICC-2296(1993.7.21)、KICC-1266(2016.6.22)で発売。K22C-137は当初「伊ラウディス原盤による世界初出LP」として発売したもので、音質の良さで大評判となりました。
「第8」は LP:K19C-21~2(1980)、K17C-9421(1984.10)、CD:K35Y-43(1980)、KICC-2296、KICC-1266で発売。
2曲とも今回、世界初のSACD化!ミラノ・ディスコスが制作したアナログ・テープ(1/4インチ幅、秒速38cm)の非常に良好な音質をキング関口台スタジオで最新デジタル・リマスタリングによりさらに改善して発売します。ライナー・ノーツは宇野功芳氏のものを転載。
「ぼくは1954年のフルトヴェングラーの演奏に特別の感慨を持っている。1930年代、40年代の燃えに燃えたフルトヴェングラーももちろん良い。しかし晩年の演奏の完成度にも強く惹かれざるを得ない。造型においても表情においても、それまでに見られなかった深みを湛えているからで、とくに1954年の演奏に特徴が顕著なのである。(中略)この「第7」も、まぎれもなく1954年の演奏である。フルトヴェングラー独特の内容を十分に保ちながら、テンポの激しい変転を少しでも抑えようとする理性や意思の力が実感されるからである。・・・ (「第8」について)遅いテンポと腰の重いリズムを一貫させ、音の出し方に絶えず意味があり、すばらしい情熱を内燃させた第1
楽章、やはり遅いテンポと分厚いひびきで、すごい内容を感じさせる第3楽章あたりは、彼ならではの名演であり、フィナーレも53年盤をはるかに上まわる。録音もひびきの豊かなぶん、このほうが上で、フルトヴェングラーの「第8」の代表盤といえよう。」(宇野功芳 ライナー・ノーツより)
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