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≪第117号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その11 2022/10/25~



10/27(木)/10/28(金)紹介新譜

<メジャー・レーベル>
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SONY



19439943482
(2CD)
\3600→\3290
イゴール・レヴィット(ピアノ)
 トリスタン~ワーグナー、ヘンツェ、マーラー、リスト


Disc1
 1. リスト:愛の夢 第3番
 2. ヘンツェ:トリスタン~ピアノ、テープと管弦楽のための前奏曲
Disc2
 3. ワーグナー/コチシュ編:『トリスタンとイゾルデ』第1幕への前奏曲
 4. マーラー/スティーヴンソン編:交響曲第10番 嬰ヘ長調より『アダージョ』
 5. リスト:超絶技巧練習曲より第11曲変ニ長調『夕べの調べ』
イゴール・レヴィット(ピアノ)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(2)
フランツ・ヴェルザー=メスト(指揮:2)

 常にユニークな視点とテーマでアルバム作りに取り組んできたイゴール・レヴィットの最新作はまたしても2枚組の大作。
 人生と存在に関する偉大な問いを探求し、有名なレパートリーから非常に珍しいレパートリーまでを網羅してきたイゴールの新作のテーマは「トリスタン」。「トリスタン」といえばワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』がまず思い出されますが、1857年から1859年にかけて作曲されたこの曲の前奏曲の冒頭で聴かれる精妙な和音進行は、その後の20世紀音楽への道を用意したと言われています。そしてこの曲に影響を受けて現代の作曲家ヘンツェが作ったのが、ピアノと電子音楽テープと管弦楽のための『トリスタン』。ヘンツェ作品はヴェルザー=メスト指揮するゲヴァントハウス管との共演でこちらも注目されることでしょう。
 これらふたつの『トリスタン』を中心としつつ、マーラーの最後の(未完の)交響曲のアダージョ、そしてオープニングとエンディングにフランツ・リストの有名な『愛の夢』と『夕べの調べ』を持ってくるところもレヴィットらしい仕掛けと言えるでしょう。
 イゴール・レヴィットは1987年、ロシアのノブゴロド生まれ。6歳でオーケストラと共演デビューという早熟ぶりを発揮し、世界各地のコンクールを制覇。ソニー・クラシカルと専属契約を結び、多くの大作をリリースしています。

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19658711422
\3200→\2990
ハインツ・ホリガー(指揮)&バーゼル室内管
 シューベルト・チクルス完結編、異色の作品集

 シューベルト:序曲ニ長調 D.12
 シューベルト/R.モーザー編:交響曲ニ長調 D.936a

 (1828年晩秋のスケッチを基に
  オーケストレーションを施し演奏可能にした
   3つの楽章のみのフラグメント)
 第1楽章:アレグロ(2020年編曲)
 第2楽章:アンダンテ(オーケストラのための断片的音像 1982年編曲)
 第3楽章:スケルツォ(弦楽五重奏のための 2020年編曲)

 シューベルト/ビュルギン編:
  4手ピアノのためのソナタ ハ長調 D.812『グラン・デュオ』

  (9つの楽器のための 2009年編曲)
  第1楽章:アレグロ・モデラート
  第2楽章:アンダンテ
  第3楽章:スケルツォ アレグロ・ヴィヴァーチェ
  第4楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ
バーゼル室内管弦楽団
ハインツ・ホリガー(指揮)
 録音:2020年8月22日、2022年3月1-3日、スイス、バーゼル、ドン・ボスコ音楽文化センター

 世界的なオーボエ奏者であり、独自の語法を持つ作曲家であり、そして聴き古された作品から新たな美を見出すことができる卓越した指揮者・・・。ハインツ・ホリガーのマルチ・ミュージシャンとしての多彩な活動は、2019年、80歳の誕生日を迎えて以降も衰えるどころかますます盛んに燃え上がっています。
 今年(2022年)に入っても自作のオペラ『ルネーア』自作自演盤・初録音、ゲルハーヘルとのシェック『エレジー』、ローザンヌ室内管とのシェーンベルクとヴェーベルンのアルバムなど、重要な録音の発売が相次いでいますが、この秋ソニー・クラシカルからは、世界的に高く評価されたバーゼル室内管とのシューベルト・チクルスの完結編となる1枚が登場します。現在のホリガーがシューベルト作品の演奏をライフワークのひとつとして考えていることは明白で、その成果として実現したバーゼル室内管との交響曲全集は、2021年度レコード・アカデミー賞の特別部門(企画・制作)を受賞しています。

 当アルバムの収録曲は3曲で、シューベルトが10代の時に書かれた意欲作『序曲ニ長調』、死の年である1828年に書かれたニ長調の交響曲のスケッチからスイスの作曲家ローランド・モーザーが3つの楽章を演奏できる形にした『交響曲ニ長調』、そしてガブリエル・ビュルギンが4手ピアノのための大作を九重奏用に編曲した『グラン・デュオ』という異色のカップリングです。

 序曲についてホリガーは「信じがたいほど輝かしい音楽。最初のオーケストラ曲でこれほどまで見事な作品を書いた作曲家は他に知らない。演奏するのは難しいが、何年にもわたってシューベルト作品を探求し、様々な発見を続けてきたこの時期に録音できたのは嬉しい」と語っています。また『交響曲ニ長調』は、シューベルトが1827年3月のベートーヴェンの死に影響を受け、自分が亡くなる1828年11月までの1年半ほどの間に作曲家として著しい深みを加え、「全く新しい世界」を志向していた姿を刻んだ音楽が含まれています。ホリガーはこのモーザーの編曲を「架空の交響曲を作り出そうとするのではなく、いわば『交響曲を夢見る』ことに近い。過去の作曲家がやって来たような、断片的な音楽を隙なく貼り合わせて完全なものにするのではなく、それらを開かれた形で提示することで、最晩年の作曲家が構想していた音楽のデリケートさを聴きとることができる」と評価しています。『グランド・デュオ』の編曲を手掛けたビュルギンは、コダーイ、ムソルグスキー、ストラヴィンスキーらの作品を学校で慧能できるように様々な楽器の組み合わせで編曲しているスイスの音楽家で、ツーク・カンマーゾリステンのシュテファン・ブーリの依頼でシューベルトの4手のための大作を管楽四重奏+弦楽四重奏+コントラバスという9つの楽器のために編曲しました。ホリガーは「この曲の対位法やリズムは非常に大胆。9つの楽器という編成によって、(ヨアヒムが編んだような)大オーケストラで演奏するよりも、そうした要素がずっと鮮明になる」と編曲の価値を認めています。

 何年にもわたる発見と経験の末、ホリガーとバーゼル室内管は、シューベルト作品の本質を突く明解さと端正さをもって、音楽のもつ未曽有の価値を十分に引き出しています。
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19658765002
\2200→\1990
アナログ・マスター編集版
グレン・グールド(ピアノ)
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
グレン・グールド(ピアノ)
 録音:1981年4月22日~25日、5月15日、19日、29日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ ステレオ(セッション)

 アナログ・マスター編集版
 DSDマスタリング(2002年)

[オリジナル・レコーディング]
 発売:IM 37779(1982年9月2日)
 プロデューサー:グレン・グールド、サミュエル・H・カーター
 レコーディング・エンジニア:スタン・トンケル、ジョン・ジョンソン、レイ・ムーア、マーティン・グリーンブラット
 [1981年のアナログ・バック・アップ・マスターからのテープ・トランスファー、ミキシング&DSDマスタリング]
 アンドレアス・K・マイヤー

 若きグレン・グールドの名を一躍世界的なものにしたデビュー・アルバム『ゴルトベルク変奏曲』。そしてグールドが生涯を閉じる約1か月前、1982年9月に発売され、生前に発売された最後のアルバムとなった『ゴルトベルク変奏曲』。バッハの『ゴルトベルク変奏曲』は、まるで円環を閉じるようにグールドの生涯を縁取り、その独自の音楽を考える上で欠くことのできない作品です。グールドは演奏活動中にこの変奏曲の全曲演奏を27回行なっていますが(1954年~1961年)、それ以上にグールドの代名詞的存在になっています。グールドといえばゴルトベルク、そしてその逆も真なり。

 当アルバムは、グールドの生誕90年・没後40年、そしてこの『ゴルトベルク変奏曲』1981年盤の発売40周年を記念しての単独リイッシュー。グールドはこの『ゴルトベルク』2回目の録音に当たって、作品全体の構造とテンポの連関性を強く意識していたため、セッションでは必ずその前の変奏のテイクの最後の部分をプレイバックしてテンポや表情を確認してから弾き始めるなど、慎重を期していました。その結果立ち現れたのは、1955年盤よりも13分も遅い、哲学的ともいえる深みを湛えたグールドのバッハ演奏の奥義を記録した超絶の名演です。

 使用マスターは、2002年の『State of Wonder』で初めて世に出たDSDリマスターで、デジタル録音と並行してバックアップ用に使われていたアナログ・マスターからグールドおよびプロデューサーの指示通りに編集されたもの。ブックレットのジャケットは米国初出盤(IM37779)のデザインを再現したもので、2012年にオリジナル・ポジからスキャンされたことで鮮度を取り戻した、濃紺のシャツと上着を着たグールドの写真が使われ、金色のCBSマスターワークスのロゴも写真で再現。ブックレット内には初出盤のジャケット見開きと裏側のデザインが掲載されています。

 



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WARNER



9029643624
(16CD)
\6400→\5990

セシル・ウーセ/ワーナー録音全集


Disc1
 ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』
 ラヴェル:夜のガスパール M.55

セシル・ウーセ(ピアノ)

 録音:20-22.I.1982, Abbey Road Studios, London


Disc2
 サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.22
 リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124

セシル・ウーセ(ピアノ)
サー・サイモン・ラトル指揮、バーミンガム市交響楽団

 録音:25-26.III.1982, Warwick University


Disc3
 フォーレ:即興曲 第2番ヘ短調 Op.31
 フォーレ:即興曲 第3番変イ長調 Op.34
 ドビュッシー:版画 L.100
 ラヴェル:道化師の朝の歌 M.43-IV
 シャブリエ:『絵画的小曲集』~スケルツォ=ヴァルス/牧歌
 サティ:3つのジムノペディ
 サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート 嬰ハ短調 Op.70
 サン=サーンス:ワルツの形式の練習曲 Op.52-6

セシル・ウーセ(ピアノ)

 録音:25-27.VII.1982, Abbey Road Studios, London


Disc4
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調 Op.26
 プーランク:ピアノ協奏曲嬰ハ短調 FP.146

セシル・ウーセ(ピアノ)
ルドルフ・バルシャイ指揮、ボーンマス交響楽団

 録音:22-23.XII.1982, Winter Gardens, Bournemouth


Disc5
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
 ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43

セシル・ウーセ(ピアノ)
サー・サイモン・ラトル指揮、バーミンガム市交響楽団

 録音:3-4.V.1984, Butterworth Hall, Arts Centre, University of Warwick


Disc6
 グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
 メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番ト短調 Op.25

セシル・ウーセ(ピアノ)
サー・ネヴィル・マリナー指揮、ロンドン交響楽団

 録音:18 & 20.VII.1984, No.1 Studio, Abbey Road, London


Disc7
 リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
 リスト:パガニーニによる大練習曲 S.141

セシル・ウーセ(ピアノ)

 録音:8-10.X.1984, No.1 Studio, Abbey Road, London


Disc8-9
 ドビュッシー:
  前奏曲集 第1巻 L.117
  前奏曲集 第2巻 L.123
  ピアノのために L.95
  喜びの島 L.106

セシル・ウーセ(ピアノ)

 録音:6-7, 9-10.VIII.1985, No.1 Studio, Abbey Road, London


Disc10
 ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
 ショパン:バラード第1番~第4番

セシル・ウーセ(ピアノ)

 録音:11-13.V.1986, No.1 Studio, Abbey Road, London


Disc11
 ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.58『葬送』
 ショパン:スケルツォ第1番~第4番

セシル・ウーセ(ピアノ)

 録音:4-6.V.1987, No.1 Studio, Abbey Road, London


Disc12
 ドビュッシー:
  映像 第1集 L.110
  映像 第2集 L.111
  2つのアラベスク L.60
  ベルガマスク組曲 L.75

セシル・ウーセ(ピアノ)

 録音:21-23.III.1988, No.1 Studio, Abbey Road, London


Disc13
 ラヴェル:
  高雅で感傷的なワルツ M.61
  水の戯れ M.58
  ハイドンの名によるメヌエット M.58
  ソナチネ 嬰ヘ短調 M.40
  亡き王女のためのパヴァーヌ M.19
  組曲『鏡』 M.43

セシル・ウーセ(ピアノ)

 録音:24-26.X.1988, No.1 Studio, Abbey Road, London


Disc14
 1. ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30
 2. ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 変ロ短調 Op.36(初版)

セシル・ウーセ(ピアノ)
ギュンター・ヘルビヒ指揮、フィルハーモニア管弦楽団(1)

 録音:13-14.III.1989, No.1 Studio, Abbey Road, London


Disc15
 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
 シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54

セシル・ウーセ(ピアノ)
クルト・マズア指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

 録音:7-8.II.1990, No.1 Studio, Abbey Road, London


Disc16
 ラヴェル:
 1. ピアノ協奏曲 ト長調 L.83
 2. 組曲『クープランの墓』 L.68
 3. 左手のためのピアノ協奏曲ニ長調 L.82

セシル・ウーセ(ピアノ)
サー・サイモン・ラトル指揮、バーミンガム市交響楽団(1,3)

 録音:7.IV.1990, Studio No.1, Abbey Road, London(2)
  26-27.IV.1990, Butterworth Hall, Arts Centre, University of Warwick(1,3)
  録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 セシル・ウーセ[1936-]のEMIクラシックスのレコーディングは、専属契約として3番目のレーベルとなり、46歳だった1982年から1991年までの約9年間にわたって録音をおこなわれ、この時期にウーセは国際的な脚光を浴びることになりました。
 5歳で初めてリサイタルを行い、10歳よりパリ音楽院に入学、ヘプシバ・メニューインの恩師であるマルセル・シャンピに師事し、14歳で首席で卒業。ロン=ティボー国際コンクール入賞、エリザベート王妃国際音楽コンクール4位入賞、ボルツァーノ・ブゾーニ国際ピアノコンクール入賞、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝など、すばらしい成績を収めています。
 ロン=ティボー国際コンクールで彼女の演奏を聴いたルービンシュタインは、個人的に彼女を支援してきましたが、彼女に対する評価はなかなか上がることは有りませんでした。1970年代にドイツの「Eterna」と「Decca France」への録音が高い評価を得て、ようやく彼女の名が知られるようになりました。

 1982年、『展覧会の絵』『夜のガスパール』のカップリング録音盤が、EMIによる最初のソロ・レコーディングとしてリリース。
 「セシル・ウーセの爽快なピアニズムによる明るいトーンとセンスの良さ」と称賛されました。

 彼女の師であるシャンピが教えた「ロシア・ピアニズム」に基づいた彼女の強力なテクニックは、彼女が明確で力強い音色を演奏するのに最も適したものでした。彼女のテクニックは異論の余地がなく、音、色、輝きの習得を明らかにしています。フランスのレパートリーの作品は、彼女のプログラムの重要な位置をしめています。フランスの最も偉大なモダニストであるドビュッシーとラヴェルの演奏は、80年代後半に重要な録音として奉献しました。

 リストとショパンも重要なレパートリーでした。
 ショパンの第3ソナタの録音は、心に響く叙情性と英雄的な感情で溢れています。その優れた表現は、演奏の自然さと同じくらい見事なもので、派手ではありませんが、あらゆる点で魅力的なものです。「ウーセのショパン演奏は、ポリーニのように見事な説得力のあるもの。彼女の飽くなき音楽の熱意のために計り知れない喜びを与えるでしょう」とグラモフォン誌で評されました。またEMIの名指揮者たちとの協奏曲録音でも、見事な論理的な結論を示した演奏といえるものです。

 2006年12月に健康上の理由から演奏活動から引退していますが、彼女の85歳を記念した旧EMIへの名録音を全て収録したこのボックスでは、彼女のそうしたピアニズムを堪能できるものとなっています。
 各ディスクは、オリジナル・ジャケットを使用したデザインの紙ジャケ仕様。
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9029643842
(7CD)
\3300→\2990

サー・ジョン・バルビローリ(指揮)
 エルガー:作品集


Disc1
エルガー:
1. チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
2. 海の絵 Op.37

ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ:1)
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ:2)
ロンドン交響楽団
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

録音:19 & 30.VIII.1965, Kingsway Hall, London(STEREO)


Disc2
1. 弦楽のための序奏とアレグロ Op.47
2. 弦楽のためのセレナード ホ短調Op.20
3. エニグマ変奏曲 Op.36
4. 序曲『コケイン』 Op.40

アレグリ弦楽四重奏団(1)
シンフォニア・オヴ・ロンドン(1,2)
フィルハーモニア管弦楽団(3,4)
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

録音:10-11.V.1962(1,2), 9.V & 27.VIII.1962(3,4),
 Kingsway Hall, London(STEREO)


Disc3
1. 交響曲第1番変イ長調 Op.55
2. 行進曲『威風堂々』第1番、第4番

フィルハーモニア管弦楽団
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

録音:28-29.VIII.1962, Kingsway Hall, London(STEREO)

Disc4
  交響曲第2番変ホ長調 Op.63

ハレ管弦楽団
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

録音:20-21.IV.1964, Kingsway Hall, London(STEREO)
Disc5
1. 序曲『フロワッサール』 Op.19
2. 行進曲『威風堂々』第2番、第3番、第5番
3. ため息(ソスピーリ) Op.70
4. エレジー Op.58
5. 交響的習作『フォルスタッフ』 Op.68

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1-4)
ハレ管弦楽団(5)
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

録音:1.VI.1964(5), 14-16.VII.1966(1-4),
 Kingsway Hall, London(STEREO)


Disc6-7
  オラトリオ『ゲロンティアスの夢』

リチャード・ルイス(テノール)
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
キム・ボルイ(バス)
シェフィールド・フィルハーモニー合唱団
アンブロジアン・シンガーズ
ハレ管弦楽団&合唱団
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

録音:27-30.XII.1964, Free Trade Hall, Manchester(STEREO)

  夢の子供たち Op.43よりアンダンテ

ハレ管弦楽団
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

録音: 2 .II.1950, No. 1 Studio, Abbey Road, London(MONO)

  3つのバイエルン舞曲 Op.27a より『子守歌』

ハレ管弦楽団、
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

録音:30 .V.1947, Kingsway Hall, London(MONO)

  カンタータ『カラクタクス』 Op.35より『Oh! My warriors』『Leap, leap to light』

ピーター・ドーソン(バリトン)
グランド・オーケストラ
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

録音:24.IX.1928, Studio C, Small Queen’s Hall, London(MONO)

使用音源:Remastered in 192kHz/24-Bit
 from original tapes by Art & Son Studio, 2020


 
 バルビローリはチェリストとしてのキャリアをスタートさせ、1921年にはエルガーのチェロ協奏曲を作曲者の指揮の下で演奏しています。
 そのエルガーの勧めもあり指揮者に転向し、20代に英国で指揮者としての地位を確立しました。
 エルガーの死後、バルビローリはエルガーの音楽を人生の特別な使命とし、世界中に知らせるために全力を尽くすことを誓いました。
 ここに収録された演奏で、彼がどれだけその約束を守ったかを判断することができます。特に旧EMIにステレオ録音で残したエルガー演奏は、どれも豊かな情感のにじみでる演奏として現在でも高い人気があります。

 永遠の名盤として有名な、ジャクリーヌ・デュ・プレとのチェロ協奏曲や『エニグマ変奏曲』、交響曲はもちろん行進曲『威風堂々』まで陰影豊かに演奏するセンス、様々な場所に陰影を浮き上がらせた演奏ばかりです。
 オリジナル・マスターテープより2020年リマスター音源使用。
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9029647715
(22CD)
\9800→\9290

セルゲイ・ディアギレフ~バレエ・リュス
 バレエ・リュスの20年をシーズンごとに振り返る



Disc1:シーズン1909年


 チェレプニン:バレエ音楽『アルミードの館』 Op.29


モスクワ交響楽団
ヘンリー・シェク(指揮)

録音:XI.1994, Mosfilm Studio, Moscow(音源:Marco Polo)


Disc2:シーズン1909-1910年


 ボロディン/リムスキー=コルサコフ&グラズノフ編:だったん人の踊り
 リムスキー=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』 Op.35


シカゴ交響楽団
小澤征爾(指揮)

録音:June & July 1969, Medinah Temple, Chicago



Disc3:シーズン1910年


 アダン/ビュッセル編:バレエ音楽『ジゼル』


フィルハーモニア管弦楽団
ロバート・アーヴィング(指揮)

録音:29-30.V.1961, Abbey Road Studio No.1, London



Disc4:シーズン1910年


 シューマン:謝肉祭 Op.9

  アレンスキー、グラズノフ、クレノフスキー、ペトロフ、
  リムスキー=コルサコフ、カラファーティ、チェレプニン、
  リャードフ、ヴィンクラー、ヴィートリス、ソコロフによる管弦楽編曲版

フィルハーモニア管弦楽団
ロバート・アーヴィング(指揮)

 録音:7 & 10.IV.1959, No.1 Studio, Abbey Road, London
2021年 24bit/192kHzリマスター音源使用

 ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』


ボストン交響楽団
小澤征爾(指揮)

 録音:30.IV.1983, Symphony Hall, Boston



Disc5:シーズン1911年


 チェレプニン:バレエ音楽『ナルシスとエコー』 Op.40


ハーグ・レジデンティ管弦楽団、ハーグ室内合唱団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)

 録音:1998, Dr Anton Philipszaal, The Hague(音源:CHANDOS)

 ウェーバー/ベルリオーズ編:舞踏への勧誘


パリ音楽院管弦楽団
アンドレ・クリュイタンス(指揮)

 録音:29-30.XI & 1.XII.1965, Salle Wagram, Paris



Disc6-7:シーズン1911年


 チャイコフスキー:バレエ音楽『白鳥の湖』 Op.20 全曲


ロンドン交響楽団
アンドレ・プレヴィン(指揮)

 録音:26-28.V & 8-10.VI.1976, Kingsway Hall, London



Disc8:シーズン1911年


 ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版)


バーミンガム市交響楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)

 録音:X.1986, Arts Center, Warwick

 デュカス:舞踏詩『ラ・ペリ』


フランス国立放送管弦楽団
ジャン・マルティノン(指揮)

 録音:21.IX.1971, Maison de l’O.R.T.F., Paris

 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲

エマニュエル・パユ(フルート)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)

 録音:17-19.IX.2004, Philharmonie, Berlin



Disc9:シーズン1912年


 バラキレフ:交響詩『タマーラ』

フィルハーモニア管弦楽団
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)

 録音:13.XII.1954, Kingsway Hall, London
*初CD化、2021年 24bit/192kHzリマスター音源使用

 ラヴェル:バレエ音楽『ダフニスとクロエ』全曲


パリ音楽院管弦楽団、ルネ・デュクロ合唱団
アンドレ・クリュイタンス(指揮)

 録音:1 & 4-8.VI.1962 Salle Wagram, Paris



Disc10:シーズン1913年


 ドビュッシー:舞踏詩『遊戯』


パリ音楽院管弦楽団
アンドレ・クリュイタンス(指揮)

 録音:11, 12 & 14.IX.1963, Salle Wagram, Paris

 ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』


フィルハーモニア管弦楽団
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)

 録音:10, 12-13.I.1959, No.1 Studio, Abbey Road, London

 フローラン・シュミット:バレエ音楽『サロメの悲劇』組曲


フランス国立放送管弦楽団
ジャン・マルティノン(指揮)

 録音:13-14.X.1972, Salle Wagram, Paris



Disc11:シーズン1914年


 R.シュトラウス:バレエ音楽『ヨゼフ伝説』 Op.63


シュターツカペレ・ドレスデン
ルドルフ・ケンペ(指揮)

 録音:III.1974, Lukaskirche, Dresden

 ストラヴィンスキー:歌劇『うぐいす』全曲


ナタリー・デセイ(ソプラノ:夜鳴きうぐいす)
マリー・マクローリン(ソプラノ:料理人)
ヴィオレータ・ウルマーナ(アルト:死神)
ヴィセヴォロド・グリヴノフ(テノール:漁夫)
アルベルト・シャギドゥリン(バリトン:中国の皇帝)
ロラン・ナウリ(バリトン:従者)
マキシム・ミハイロフ(バス:僧侶)、他
パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団
ジェイムズ・コンロン(指揮)

 録音:6-9.II.1999,
 Maison de l’Orchestre National d’Ile-de-France, Alfortville



Disc12:シーズン1916年


 R.シュトラウス:
  交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 Op.28


フィルハーモニア管弦楽団
ロリン・マゼール(指揮)

 録音:19, 25 & 28.VI.1962, Kingsway Hall, London

 フォーレ:パヴァーヌ Op.50


ローザンヌ室内管弦楽団
アルミン・ジョルダン(指揮)

 録音:XI.1981, Salle Paderewsky, Lausanne

 トマジーニ:バレエ音楽『上機嫌な婦人たち』組曲
  (原曲:D.スカルラッティ)


フィルハーモニア管弦楽団
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)

 録音:13.V.1957, No.1 Studio, Abbey Road, London

 ストラヴィンスキー:交響的幻想曲『花火』 Op.4


フィルハーモニア管弦楽団
エリアフ・インバル(指揮)

 録音:V.1990, Blackheath Concert Hall, London

 リャードフ:交響詩『キキモラ』 Op.63
 リャードフ:交響詩『バーバ・ヤガー』 Op.56


ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・キタエンコ(指揮)

 録音:Grieghallen, Bergen, Norway, 20-23.II.1991

 サティ:バレエ音楽『パラード』

トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団
ミシェル・プラッソン(指揮)

 録音:8-10 & 15.VI.1988, Halle-aux-Grains, Toulouse


Disc13:シーズン1919年

 ロッシーニ/レスピーギ:バレエ音楽『風変わりな店』組曲


フィルハーモニア管弦楽団
アルチェオ・ガリエラ(指揮)

 録音:V,1959, Kingsway Hall, London
2021年 24bit/192kHzリマスター音源使用

 ファリャ:バレエ音楽『三角帽子』


ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)

 録音:1963, Kingsway Hall, London /
  IV.1964, Studio No.1, Abbey Road, London



Disc14:シーズン1920年


 ストラヴィンスキー:交響詩『ナイチンゲールの歌』


フランス国立管弦楽団
ピエール・ブーレーズ(指揮)

 録音:VI.1981, Studio 103, Radio France, Paris

 ストラヴィンスキー:バレエ音楽『プルチネッラ』

イヴォンヌ・ケニー(メゾ・ソプラノ)
ロバート・ティア(テノール)
ロバート・ロイド(バス)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
(アカデミー室内管弦楽団)
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)

 録音:6-7.XI.1981 & 30.VII.1982, No.1 Studio, Abbey Road, London



Disc15-17:シーズン1921年

 チャイコフスキー:バレエ音楽『眠りの森の美女』全曲


ロンドン交響楽団
アンドレ・プレヴィン(指揮)

 録音:IV-VI.1974, No.1 Studio, Abbey Road, London

 プロコフィエフ:バレエ組曲『道化師』


ロンドン交響楽団
クラウディオ・アバド(指揮)

 録音:II.1966, Kingsway Hall, London(音源:Decca)



Disc18:シーズン1922年


 ストラヴィンスキー:ブルレスク『きつね』


ジュール・バスタン(バス)
エリック・タピー(テノール)、
フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)、他
楽器アンサンブル
シャルル・デュトワ(指揮)

 録音:17-18.XII.1972, Koeniz, Switzerland

 ストラヴィンスキー:バレエ音楽『結婚』(フランス語歌唱)

バシア・レチツカ(ソプラノ)
アルレット・シュデル(アルト)
エリック・タピー(テノール)
フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)
マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ(ピアノ)
エドワード・アウアー、スザンヌ・ウッソン(ピアノ)
ローザンヌ大学合唱団(合唱指揮:ミシェル・コルボ)
打楽器アンサンブル
シャルル・デュトワ(指揮)

 録音:27-28.V.1972, Crissier, Switzerland

 プーランク:バレエ音楽『牝鹿』


フィルハーモニア管弦楽団
ジョルジュ・プレートル(指揮)

 録音:24,25.XI.1980, No.1 Studio, Abbey Road, London



Disc19:シーズン1924年


 ムソルグスキー/リムスキー=コルサコフ編:交響詩『禿山の一夜』

オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音:VIII.1988, Konserthus, Oslo

 オーリック:バレエ音楽『はた迷惑な人たち』
 ミヨー:バレエ音楽『青列車』


モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)

 録音:VII-IX.1972, Monte-Carlo
  (音源:La Guilde internationale du disque)

 サティ/ミヨー編:びっくり箱


コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
ジョン・ランチベリー(指揮)

 録音:26.II.1978, Abbey Road Studio, London



Disc20:シーズン1927-1928年


 ソーゲ:バレエ音楽『牝猫』


モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)

 録音:VII-IX.1972, Monte-Carlo
  (音源:La Guilde internationale du disque)

 サティ:バレエ音楽『メルキュール』


パリ管弦楽団
ピエール・デルヴォー(指揮)

 録音:IX.1971, Salle Wagram, Paris

 プロコフィエフ:バレエ音楽『鋼鉄の歩み』組曲 Op.41bis


フィルハーモニア管弦楽団
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)

 録音:27 & 29.IV.1954, No.1 Studio, Abbey Road, London

 ヘンデル/ビーチャム編:バレエ組曲『物乞う神々』


ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
サー・トマス・ビーチャム(指揮)

 録音:23.IV.1958, Kingsway Hall, London
2021年 24bit/192kHzリマスター音源使用



Disc21:シーズン1928-1929年


 ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ミューズをつかさどるアポロ』

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)

 録音:16-18. II. 2011, Philharmonie, Berlin

 プロコフィエフ:バレエ音楽『放蕩息子』 Op.46

サンパウロ交響楽団
マリン・オールソップ(指揮)

 録音:4-7, 9.VII.2012, Sala Sao Paulo, Brazil(音源:Naxos)



Disc22:歴史的録音集

 ムソルグスキー/リムスキー=コルサコフ編:
 歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』
1. 戴冠式の場~『皇帝ばんざい』


フョードル・シャリアピン(バス)
マックス・シュタインマン指揮、パリ・ロシア・オペラ管弦楽団
 録音:23.I.1931, Salle Pleyel, Paris

2. 戴冠式の場『わが心は重い』


フョードル・シャリアピン(バス)
ユージン・グーセンス指揮、管弦楽団
 録音:27.V.1926, Queen’s Hall, London

3. 第2幕~『わしは最高の権力を得た』
4. 第2幕~『ボリスの苦悩』


フョードル・シャリアピン(バス)
マックス・シュタインマン指揮、ロンドン交響楽団
 録音:6.VI.1931, Kingsway Hall, London

5. 第4幕~『ボリスの告別』


フョードル・シャリアピン(バス)
ビンチェンツォ・バレッツァ指揮、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
 録音:4.VII.1928, Covent Garden, London

 ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』


ピエール・モントゥー指揮、グランド交響楽団(パリ交響楽団)
 録音:1929, Paris

 
 音楽、ダンス、視覚芸術の変革をもたらしたバレエ団「バレエ・リュス」は、1909年にロシア出身の芸術プロデューサーのセルゲイ・ディアギレフによってパリのシャトレ座で旗揚げされました。
 革新的で華やかで、最も優秀な作曲家、ダンサー、振付家、デザイナーを集め、創造性を育み、聴衆に活気をつける天才性を持っていました。

 バレエ・リュスの影響を象徴するのは『ストラヴィンスキー:春の祭典』の1913年の初演でした。それは悪名高いスキャンダルを引き起こしましたが、音楽の歴史をも変えました。この22CDセットは、激動の、しかし芸術的に豊かな期間である20年間の同団の存在の道をたどり、バレエ・リュスのために書かれたバレエ音楽をすべて収録してあります。
 画期的な作品と希少性を網羅し、78回転SP、LP、デジタル時代の有名演奏家による数々の名演と画期的な解釈を再発見しながらお聴きいただけます。



【セルゲイ・ディアギレフ[1872-1929]】


 ディアギレフは音楽の歴史を変えたインプレサリオ(コンサート、演劇、オペラなどを行う団体を組織し、また多くの場合その資金調達を行う者)です。
 2022年3月31日、伝説的なバレエ・リュスの創設者である、華やかで先見の明のあるインプレサリオ、セルゲイ・ディアギレフの生誕150周年を迎えます。

 ディアギレフは、ロシア北西部のノヴゴロド近郊に生まれ、ペルミの芸術的な環境で育ちました。
 彼はペテルブルク大学の法科に入学したものの出席せずに芸術家を志して声楽、作曲を学び、マリインスキー劇場などで行われる演奏会へ頻繁に通ったそうです。学生ながら、1899年に特別任務要員に任命されたものの追放処分となりましたが、1905年に文化的起業をおこそうと考えを実行に移しました。

 1906年、彼は20世紀初頭の世界の文化首都であったパリのサロン・ドートンヌでロシアの芸術と彫刻を宣伝しました。それ以降、彼はパリで活動を続けました。翌年、作曲家のリムスキー=コルサコフ、ラフマニノフ、グラズノフ、歌手のシャリアピン、フェリア・リトヴィンヌなどのロシア人アーティストとのコンサートを開催。1907年にラフマニノフ自身のピアノによる『ピアノ協奏曲第2番』演奏会の実施。1908年、パリ・オペラ座で、シャリアピンを主役に迎え、ムソルグスキーの歌劇『ボリス・ゴドゥノフ』を上演しました。デザインは、ディアギレフが1909年にパリで設立したバレエ・リュスと密接に関係するようになった2人のロシア人美術家、レオン・バクストとアレクサンドル・ベノワによるものでした。


【バレエ・リュス:20世紀の音楽と視覚文化の変革力】

 20年間、豊かな文化的発酵、劇的な移行、地政学的な激変の時代に、バレエ・リュスはダンス、音楽、デザインの革新的な融合でセンセーションを巻き起こしました。
 1929年、ディアギレフの死後、同団が解散したとき、それは舞台芸術と視覚芸術の進化において重要な役割を果たしていました。

 同団のレパートリーには、ジゼル、白鳥の湖、眠れる森の美女などの古典的なバレエが含まれていましたが、ロシア、古典的な世界、東洋から現代の映画、ビーチカルチャー、スポーツに至るまでのテーマの新作で大評判を築きました。
バレエ・リュスに関連する最も有名なアーティストのリストは、同団の重要性と影響力の十分な証拠を提供します。また、才能を引き付けて組み合わせるディアギレフの天才と、彼が育んだ創造的な卓越性を証明しています。

 ディアギレフからバレエ・リュスのために依頼された作曲家には、ストラヴィンスキー、ドビュッシー、ラヴェル、R.シュトラウス、サティ、プロコフィエフ、プーランク、ファリャ、レスピーギ、デュカス、ミヨー、オーリック、シュミットが含まれていました。バレエ・リュスが初演した画期的な作品には、ストラヴィンスキーの『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』『プルチネッラ』。また、ドビュッシーの『遊戯』、ラヴェルの『ダフニスとクロエ』、サティの『パレード』、ファリャの『三角帽子』などがあります。

 バレエ・リュスの作品の装飾と衣装は、ピカソ、マティス、ブラック、ユトリロ、デ・キリコ、エルンスト、ミロ、ドラン、ルオー、バクスト、ベノワ、レーリヒ、ゴロビン、ゴンチャロワ、ガボ、ペヴスナー、シャネルなどに依頼。

 ダンサーと振付師には、ヴァーツラフ・ニジンスキー、ブロニスラヴァ・ニジンスカ、ミハイル・フォーキン、ジョージ・バランシン、レオニード・マシーン、セルジュ・リファール、アンナ・パヴロヴナ、タマーラ・カルサヴィナ、イダ・ルビンシュタイン、マリー・ランバート、ニネット・ド・ヴァロワ、アントン・ドーリンが含まれます。

 脚本は、とりわけ、フーゴ・フォン・ホーフマンスタールとジャン・コクトーによってバレエ・リュスのために書かれました。

 バレエ・リュスの指揮者には、ピエール・モントゥー、エルネスト・アンセルメ、イーゴリ・マルケヴィチ、ロジェ・デゾルミエールを迎えていました。

 当初の拠点はパリでしたが、その存在を超えて、バレエ・リュスは南北アメリカ、イギリス、スペイン、イタリア、スイス、モンテカルロにも登場しました。


【ディアギレフ~バレエ・リュス:バレエとオペラの年代順調査】

 このセットは、バレエ・リュスの20年をシーズンごとに上演された作品の音楽を、録音を通じて、その歴史を探求しようとするものです。
 有名な作品から、ほとんど演奏されないものまで、幅広く収録されています。

 1913年にパリで初演されたときに悪名高いスキャンダルを引き起こした画期的な作品『春の祭典』は、音楽革命を引き起こしたと信じられています。この『春の祭典』は、初演を行ったピエール・モントゥーが、1929年にパリでグランド交響楽団を指揮した録音。ディアギレフの死の直前に見いだされたイーゴリ・マルケヴィチ指揮フィルハーモニア管弦楽団の1959年の名演の2つが収録されています。

 セット内の演奏は、ワーナー・クラシックの名盤による一番新しいリマスター音源を使用しつつ、無い音源については他のレーベルのカタログ(Decca、Chandos、Naxos、La Guilde internationale du disqueなど)から提供されています。
 初CD化音源も含まれており、オリジナル・マスターテープより2021年、24bit/192kHzリマスター音源によって収録されています。

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9029500428
(5CD)
\2400→\2190
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)
 マーラー:交響曲第1番、第5番、第6番、第9番、歌曲集


Disc1-2
 1. 交響曲第1番ニ長調『巨人』
 2. 交響曲第6番イ短調『悲劇的』
  (Disc1:第1楽章、Disc2:第2-4楽章)

Disc3
 3. 交響曲第5番嬰ハ短調

Disc4
 4. 交響曲第9番ニ短調

Disc5
 5. さすらう若者の歌
 6. リュッケルト歌曲集より『私はこの世に捨てられて』
 7. 亡き子をしのぶ歌
 8. リュッケルト歌曲集
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ:5-8)
ハレ管弦楽団(1,5-7)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(2,3,8)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(4)
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)
 ステレオ(セッション)録音
 1957年6月11,12日 マンチェスター、フリー・トレード・ホール(1)
 1967年8月17-19日 ロンドン、キングズウェイ・ホール(2)
 1969年7月16-18日 ワトフォード、タウン・ホール(3,8)
 1964年1月10,11,14,18日 ベルリン、イエス・キリスト教会(4)
 1967年5月4日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ(5,6)
 1967年7月12,13日 ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ(7)

 2020年、24bit/192kHzリマスター音源使用

 40年以上にわたる指揮者ジョン・バルビローリのレコーディングは、格言的な暖かさと寛大さを持ったキャリア、英国音楽の変革力、そして当時の偉大なアーティストと協力した伝説的な軌跡をたどりました。
 その中でもここに収録されたマーラーの交響曲録音は、ディスコグラフィ中のランドマークとして評価されているものです。

 後年の第5番や第6番での評価に先駆ける1957年録音の『第1番』。最終楽章の強烈で壮大な演奏が凄い『第6番』。名指揮者と名オーケストラが出会うとこれほどまでの凄い演奏が展開されるということを実証した『第9番』は、両者の音楽への意思が作品をさらなる高みに引き上げた、ベルリン・フィルにとって初のマーラー:交響曲第9番の録音。バルビローリの演奏の核心を示す彼の最後のマーラー録音となった『第5番』。ジャネット・ベイカーをソリストとした歌曲集は2人のマーラーの声楽作品の円熟した理解を示すものです。

 2020年にリリースされた『バルビローリ/ワーナー録音全集』からのマーラー録音名盤CD5枚ボックスとなり、全集と同音源(オリジナル・マスターテープより2020年、24bit/192kHzリマスター)が使用されております。
 
 


4693576018
\2900→\2690
アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)
 1. ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
 2. ベルク:7つの初期の歌曲
 3. マーラー:リュッケルトの詩による5つの歌曲
アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)
 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
 録音:2018年1月18,20,21日(1)、2019年4月9-13日(3)、2020年1月30日~2月1日(2)、ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー

 後期ロマン派の時代に生まれたオーケストラ伴奏つきの歌曲の中でもとりわけ美しく、人々を魅了する3つの歌曲集。
 歌劇『トリスタンとイゾルデ』と並行して作曲されたワーグナーの『ヴェーゼンドンク歌曲集』に横溢する濃厚なロマンティシズム。その雰囲気を引き継いたピアノ伴奏版の歌曲を更に精緻なハーモニーを持つオーケストラ伴奏版に変容させたベルクの『7つの初期の歌』、そしてマーラーの中期の傑作『リュッケルトの詩による5つの歌曲』。これらを歌いこなすには、連綿たる感情の発露が必要なだけではなく、厚みのあるオーケストラの響きを軽々と越えていく声の強靭さを持ち合わせていなくてはいけません。もちろん、批評家、聴衆から称賛されているアニヤ・ハルテロスはこの条件をやすやすとクリアしています。甘美な音色との融合を聴かせたゲルギエフが織りなす芳醇なオーケストラの響きをバックに、多彩な表現と清冽な美しい声で3つの歌曲集を歌いこなしています。
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9029504239
\2400→\2190
アルマーニやシャネルなどのブランド専属モデルとして活躍していた
 ニーナ・コトワ(チェロ)

 ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
 レーガー:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 Op.131c-2
 シューマン:幻想小曲集 Op.73
 シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
ニーナ・コトワ(チェロ)
ホセ・フェガーリ(ピアノ)
 録音:2014年、テキサス州フォートワース、テキサス・クリスチャン大学エド・ランドレス・オーディトリウム

 ニーナ・コトワは、1970年旧ソ連生まれ。父親は著名なコントラバス奏者のイワン・コトフ。モスクワ音楽院に学び、85年にプラハ国際コンクールで優勝、注目を集めました。しかし父親の突然の死(35歳)をきっかけに、西側に出て音楽の勉強を続けながら、ニューヨークで生活のために始めたモデルの仕事で、一躍トップ・モデルとなりアルマーニやシャネルなどのブランド専属モデルとして活躍しました。並行してチェロの研鑚も積み、1996年ロンドン・デビュー・リサイタルをきっかけにモデルをやめ、音楽活動に専心し欧米で活躍しています。

 これまでに数枚のアルバムを発売し、ドヴォルザークのチェロ協奏曲では「大胆な楽想と表現力!」と絶賛されました。満を持しての前アルバム「バッハの無伴奏」の録音でも、芯の強い発音と力感のある音質で、最近の古楽奏法を取り入れた演奏とは一線を画するもので、高い評価を得ています。

 この演奏では、「考慮すべき才能! 落ち着きがあり、献身的で、優雅」とロサンジェルス・タイムズが評しているとおり、微塵も感じさせない個性的な演奏で、力強く、大胆で、豪放、決して美音だけでなく濁った音などの様々に活用し、ロシア的なクールさの中に包容力のある温かいものを表現していきます。
 共演は1961年ブラジル生まれで1985年ヴァン・クライバーン・コンクール優勝者のホセ・フェガーリがピアノを受け持ち、叙情的なピアノでチェロをささえています。2人の華麗なるヴィルトゥオジティだけでなく、力強さをもった彼女のフレージングは、詩的なロマンティシズムがあふれ出るかのようです。





ニーナ・コトワ旧譜
のびやかなバッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)

ちょっと聴けます
https://youtu.be/2x_1NEnsMfU

WARNER 2564639411
(2CD)
\3200
バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
 第1番ト長調 BWV.1007
 第2番ニ短調 BWV.100 8
 第3番ハ長調 BWV.1009
 第4番変ホ長調 BWV.1010
 第5番ハ短調 BWV.1011
 第6番ニ長調 BWV.1012
ニーナ・コトワ(チェロ)


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9029673932
(2CD)
\2900→\2690
エマニュエル・パユ(フルート)
 モーツァルト&フルート・イン・パリ


Disc1
 1. フィリップ・エルサン:ドリームタイム
 2. サン=サーンス:ロマンス Op.37
 3. サン=サーンス:叙情小詩 ニ長調 Op.162
 4. シャミナード:フルートと管弦楽のためのコンチェルティーノOp.107
 5. プーランク:フルート・ソナタ FP.164(バークリー管弦楽伴奏編曲版)
 6. フォーレ:幻想曲 Op.79(オーベール管弦楽伴奏編曲版)
 7. サン=サーンス:タランテラ Op.6
Disc2
 モーツァルト:
  8. 管楽器のための協奏交響曲 変ホ長調 K.297b
    (ロバート・レヴィンによる復元版)
  9. フルートとハープのための協奏曲ハ長調 K.299
    (カデンツァ:ニーノ・ロータ)
エマニュエル・パユ(フルート)
ポール・メイエ(クラリネット:7)
ジルベール・オダン(バソン:8)
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン:8)
アンネレーン・レナエルツ(ハープ:9)
パリ室内管弦楽団
フランソワ・ルルー(指揮、オーボエ:8)
 録音:2020年11月2-4日(1-7)、2021年1月4-6日(8,9)、フィラルモニ・ド・パリ

 エマニュエル・パユとレ・ヴァン・フランセらとの共演による、19世紀後半のフランス作品とモーツァルトの協奏曲との関連性を解いたパユのこだわりのアルバムが完成。パユの精緻な演奏によって、透明でリリカルな美感を現わして、精緻極まりない造形や抽象美まで暗示するクールな美感!

 この2枚組アルバム『モーツァルト&フルート・イン・パリ』は、9つの魅惑的な作品を集めたもので、すべてパリを起源とした独奏フルートを伴うものです。

 「このアルバムの作品は、フルートのさまざまな黄金時代を表しています」とパユは言います。
 ここで一番古いものは1778年にモーツァルトがパリへの3回目で最後の訪問で書いた、2つの協奏的作品です。当時のフルートは、貴族やブルジョアのためのファッショナブルな楽器でした。フランスはルイ14世と彼の宮廷作曲家ジャン=バティスト・リュリの時代からフルートと特別な関係を築いてきました。 19世紀後半、フルート奏者のポール・タファネル[1844-1908]は著名な人物となり、彼の演奏の技術またその洗練さは有名になりました。1893年からパリ音楽院でフルートの教授を務めた彼は、フルートのフランス楽派の創始者であり、20世紀におけるフルートの演奏指導において主流となる教本を上梓しました。エマニュエル・パユとフランソワ・ルルーはその時代のパリ音楽院を研究し、プログラムを組み立てました。それらの成果はまずディスク1に収録されています。

 ディスク1の最初の曲、2014年作曲の『エルサン:ドリームタイム』は、オーストラリアのアボリジニ文化の創造物語を想起させる大胆な作品から始まりますが、そこからさかのぼり、2021年の没100年としてサン=サーンスの作品を3曲、そしてシャミナード、プーランク、フォーレらの曲を収録し、フランス音楽シーンに息づく「粋」をアルバムに仕立て上げたもの。プーランクとフォーレの作品では、管弦楽伴奏編曲版で演奏されます。オーボエ奏者のフランソワ・ルルーは近年では指揮者としても活躍しており、ここではフランス・タッチでの美しさでパユとともに見事に表現しています。

 ディスク2では、モーツァルトが1778年にパリに滞在していた時に作曲した2つの協奏作品を収録しています。レ・ヴァン・フランセの2018年に発売したアルバム『コンチェルタンテ!』にも『協奏交響曲 K.297b』は収録されていましたが、その時はオーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンのための版によって演奏されていたためパユは参加していませんでした。今回はモーツァルトが元々フルート、オーボエ、ファゴット、ホルンのために書かれていたというロバート・レヴィンによる復元版によって演奏されているので、パユ・ファンにはうれしい録音となっています。もちろん、ジルベール・オダン、ラドヴァン・ヴラトコヴィチ、フランソワ・ルルーとの、レ・ヴァン・フランセにとって各自のソロ及び指揮活動、そして室内楽や音楽祭から得た経験を最大限に活かし、個々の芸術を更に発展することの出来る、最も刺激的な演奏となっています。
 『フルートとハープのための協奏曲』は、1996年のアバド&ベルリン・フィルとの録音以来の再録音。今回はウィーン・フィルの首席ハーピストのアンネレーン・レナエルツとの共演となります。

 ここに収録された全てのパユのフルート演奏は個性的で、可憐なメロディと清らかなフランスの抒情性の魅力が表出されています。
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9029673084
(34CD)
\9500→\8990

ジョスカン・デ・プレとフランドル楽派
 アンサンブル・ジル・バンショワ、タヴァナー・コンソート、
 ヒリヤード・アンサンブル、キングズ・シンガーズなど
7枚分のCDは初CD化



Disc1(ジル・バンショワ:シャンソン集)


1. Triste plaisir et douleureuse joie
2. Amours mercy de trespout non pooir
3. Je me recommande humblement
4. En regardent vostre tres doulx maintiens
5. Se la belle n'a le voloir
6. Je vous salue
7. Adieu mes tres belles amours
8. De plus en plus se renouvelle
9. Lune tres belle
10. Les tres doulx yeux du viaire ma dame
11. Amoreux suy et me vient toute joye
12. Adieu, adieu mon joieulx souvenir
13. Jamais tant que je vous revoye
14. Adieu m'amour et ma maistresse
15. Dueil angoisseus rage demeseuree
16. Pour prison ne pour maladie
17. Filles a marier

アンサンブル・ジル・バンショワ
ドミニク・ヴェラール(指揮)

 録音:1996-1997年



Disc2(雉の祝宴~1454年ブルゴーニュ公の宮廷における祝宴の音楽)


1. そして、十分に(ヴィド)
2. さらば、わが愛しの貴婦人(作者不詳)
3. ひとたび死を前にすれば(作者不詳)
4. ヴィルヘルム・ルグラン殿
5. めでたし天の女王(デュファイ)
6. ひばりの歌(作者不詳)
7. わたしはかつてあなたに比類するものを見たことがない(バンショワ)
8. めでたし天の女王(フライ)
9. あなたのいと甘く魅惑的な眼差し(バンショワ)
10. 栄光と賛美とほまれとは(バンショワ)
11. わたしは貴女を求めはしない(グルノン)
12. 哀れにもわが身をかこつ(デュファイ)
13. 不幸なるきみ(作者不詳)
14. シャンソン(バンショワ)
15. あなたを喜ばせ続けるために(フォンテーヌ)
16. ため息つくわが心(作者不詳)
17. 喜びから、ひとり、離れて(バンショワ)
18. ヴェネツィア(作者不詳)
19. 私はとてもつらい(ヴィド)
20. レ音に基づく前奏曲(作者不詳)
21. 主よ感謝します(バンショワ)

アンサンブル・ジル・バンショワ
ドミニク・ヴェラール(指揮)

 録音:1989年


Disc3(宮廷の愛)


1. この五月(デュファイ)
2. あでびとは、塔のほとりに(デュファイ)
3. 私はいつもそうはしない(バンショワ)
4. とつぐ頃の乙女たち(バンショワ)
5. 恋におちて(バンショワ)
6. ジュロアモール(バンショワ)
7. 矢にえぐられて(デュファイ)
8. コンスタンティーノープルの母なる聖教会の哀歌(デュファイ)
9. バス・ダンス『ラスパーニャ(1)』(作者不詳)(15世紀)
10. 故あってこそ私は嘆く(デュファイ)
11. わが佳き人の要塞を(デュファイ)
12. いとも甘き君がまなざし(バンショワ)
13. ああ、死なんばかりの悲しみ(デュファイ)
14. よく出来るはず(バンショワ)
15. 美わしの聖処女(デュファイ)
16. バス・ダンス『ラスパーニャ(2)』(作者不詳)(15世紀)

ロンドン古楽コンソート
デイヴィッド・マンロウ(指揮)

 録音:1972-1973年


Disc4(デュファイ:もし私の顔が青いなら)


1. チューバの調子によるグローリア
2. シャンソン『ス・ラ・ファセ・パル』
3声部のオリジナル版
ブクスハイマー・オルガン曲集からの2つの鍵盤楽器編曲版
4声部の器楽合奏用版
3. ミサ曲『ス・ラ・ファセ・パル』

ロンドン古楽コンソート
デイヴィッド・マンロウ(指揮)

 録音:1972-1973年


Disc5(デュファイ:シャンソン集)


1. Bon jour, bon moys
2. Helas mon dueil
3. Pour l'amour de ma doulce amye
4. Ce moys de may
5. Se la face ay pale
6. J'atendray tant
7. Craindre vous vueil
8. Ce jour de l'an
9. Adieu m'amour
10. Vergene belle
11. Quel fronte, signorille in paradiso
12. Mirandas parit haec urbs florentina puellas
13. Magnanimae gentis
14. O gemma, lux et speculum
15. Christe, redemptor omnium

ミュンヘン古楽スタジオ
トーマス・ビンクリー(指揮)

 録音:1973-1974年


Disc6

● デュファイ:ミサ曲『見よ主のはしためを』

アンサンブル・ジル・バンショワ
ドミニク・ヴェラール(指揮)

 録音:1992年


Disc7(デュファイ:ミサ曲『武装した人』)


1. ミサ曲『武装した人(ミサ・ロム・アルメ)』
2. モテトゥス『ばらの花が先ごろ』
3. モテトゥス『戦う教会』
4. アンティフォナ『うるわしき救い主のみ母』
5. モテトゥス『おお、聖セバスティアヌスよ』
6. モテトゥス『めでたし、トスカナ人の花』

ヒリヤード・アンサンブル
ポール・ヒリアー(指揮)

 録音:1986年


Disc8(ギョーム・デュファイとその周辺 1)


1. Ave virgo(デュファイ)
2. Kyrie(デュファイ)
3. Gloria(デュファイ/ユゴー・ド・ランタン)
4. Credo(デュファイ)
5. Sanctus(デュファイ/リシャール・ロケヴィユ)
6. O flos fragens(ヨハンネス・ブラッサール)
7. Gloria(デュファイ/ユゴー・ド・ランタン)
8. Sanctus(デュファイ/ユゴー・ド・ランタン)
9. Ecclesiae militantis(デュファイ)
10. Moribus et genere Christo conimete Johannes(デュファイ)
11. Lamentatio Sanctae Matris Ecclesiae Constantinopolitanae(デュファイ)
12. Veni creator spiritus(デュファイ)
13. Qui latuit(デュファイ)
14. Beata mater(デュファイ)
15. Gloria, laus et honor(バンショワ)
16. Musicorum decus et species(作者不詳)

アムステルダム・シンタグマ・ムジクム
ケース・オッテン(指揮)

 録音:1974年


Disc9(ギョーム・デュファイとその周辺 2)


1. C. Armes, Amours(フランソワ・アンドリュー)
2. Kere dame(作者不詳)
3. C. Fumeux fume(ソラージュ)
4. Puisque je suis fumeux(ヨハン・シモン・ド・アスプロワ)
5. Bonte biaute(ヨハネス・セザリス)
6. Dueil angoisseus(バンショワ)
7. La plus jolie et la plus belle(ニコラ・グルノン)
8. Puisque je voy(アルノルド・ド・ランタン)
9. La perontina(ロバート・マートン)
10. Bon jour, bon mois(デュファイ)
11. Je vous pri(デュファイ)
12. C'est bien raison(デュファイ)
13. Mon chier amy(デュファイ)
14. Bien veignes vous(デュファイ)
15. Helas mon dueil(デュファイ)
16. J'ay mis mon cuer et ma pensee(デュファイ)
17. La dolce vista(デュファイ)
18. Dona i ardenti ray(デュファイ)
19. L'alta belleza tua(デュファイ)

アムステルダム・シンタグマ・ムジクム
ケース・オッテン(指揮)

 録音:1974年


Disc10(ヨハネス・オケゲム:ミサ曲集 1)


1. 死者のためのミサ曲
2. 第4旋法によるミサ『ミ・ミ』

ヒリヤード・アンサンブル
ポール・ヒリアー(指揮)

 録音:1984年


Disc11(ヨハネス・オケゲム:ミサ曲集 2)


1. 比例ミサ
2. 恵み深き救い主の御母
3. サルヴェ・レジナ I
4. 汚れなき神の御母
5. アヴェ・マリア
6. サルヴェ・レジナ II

ヒリヤード・アンサンブル
ポール・ヒリアー(指揮)

 録音:1988年


Disc12(ジョスカン・デ・プレ:1490-1520年のモテット集)


1. アヴェ・マリア
2. スターバト・マーテル
3. 救い主のうるわしき母
4. 御身は祝されたまえり、天の女王
5. めでたし、いけにえなるキリスト
6. めでたし、乙女マリアより生まれ給いしまことのお体よ
7. Plaxit autem David

カペラ・アンティクヮ・ミュンヘン
コンラート・ルーラント(指揮)

 録音:1965年 ※初CD化


Disc13(ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲集)


1. ミサ曲『パンジェ・リングァ』
2. ミゼレーレ・メイ、デウス

フィリップ・カイヤール合唱団
フィリップ・カイヤール(指揮)

 録音:1968年 ※初CD化


Disc14(ジョスカン・デ・プレ:モテットとシャンソン)


1. アヴェ・マリア
2. 4声のためのモテット『わが息子、アブサロン』
3. 4声のためのモテット『来たりたまえ、聖霊よ』
4. 6声のためのモテット『われ深き淵より汝を呼べリ』
5. 4声のためのモテット『スカラメッラは戦場に行く』
6. 私はあなたの慈悲に期待した
7. こおろぎ
8. 千の悲しみ
9. 4声のためのモテット『可愛いカミュゼット』
10. 6声のためのモテット『私は嘆く』
11. わが子、川のほとりの茂みの中で
12. 愛さずにはいられない
13. ヨハネス・オケゲムの死を悼む挽歌

ヒリヤード・アンサンブル
ポール・ヒリアー(指揮)
 録音:1983年


Disc15(ジョスカン・デ・プレ:ミサ、モテット、シャンソン集)


1. モテトゥス『神をはぐくむ汚れなき処女』
2. シャンソン『さようなら、我が愛しき人々よ』
3. シャンソン『悲しみと愁いに満ち』
4. シャンソン『私にはもうこれ以上の勇気はない』
5. シャンソン『我が愛しき人よ』
6. フロットーラ『主よ、御身に望む』
7. シャンソン『終りなき悲しみ』
8. グレゴリオ聖歌『アヴェ・マリス・ステッラ《めでたし海の星》』
9. ミサ『アヴェ・マリス・ステッラ』
10. モテトゥス『喜べ処女、キリストの御母』
11. モテトゥス『めでたし女王』

タヴァナー・コンソート&コーラス
アンドルー・ローレンス=キング(ハープ)
アンドルー・パロット(指揮)

 録音:1983年


Disc16(ジョスカン・デ・プレ:ミサ曲集)

1. ミサ曲『フェルラーラ公エルコレ』
2. 天にましますわれらの父よ/めでたし、めぐみに満てるマリア
3. ダヴィデはアブサロンのことを嘆き悲しみぬ
4. 神よ、われをあわれみたまえ
5. 御身のみ奇蹟をなす者

ヒリヤード・アンサンブル
ポール・ヒリアー(指揮)

 録音:1989年


Disc17(ルネサンスのシャンソン集)


1. La lune est coustumiere de naistre tous les mois(ピエール・クレロー)
2. Quand j'estois libre(ジャン・シェルダヴォワーヌ)
3. Revecy venir du Printans(クロード・ル・ジュヌ)
4. Que n'est-elle aupres de moy(ピエール・セルトン)
5. La plus des plus(ジョスカン・デ・プレ)
6. Il viendra le jour desire(ピエール・ド・ラ・リュー)
7. La nuict froide et sombre(オルランド・ディ・ラッソ)
8. Quand je congneu en ma pensee(ピエール・サンドラン)
9. Quand j'estois libre(ジャン・シェルダヴォワーヌ)
10. Jouyssance vous donneray(クローダン・ド・セルミジ)
11. O doulx regard, o parler(クレマン・ジャヌカン)
12. Amour, Amour donne moy paix ou treve(ファブリス・マリン・カイェタン)
13. Helas, ma dame, faites-lui quelque bien(ニコル・デ・セリエ・ド・エスダン)
14. Fiere cruelle en amour(クロード・ル・ジュヌ)
15. J'en ay dueil(ヨハネス・オケゲム)
16. Mon ceur se recommande a vous(オルランド・ディ・ラッソ)
17. L'un apreste la glu(クロード・ル・ジュヌ)
18. Quand j'estois libre(ジャン・シェルダヴォワーヌ)
19. Secoures moy ma dame par amours(クローダン・ド・セルミジ)
20. Se congie prens(ジョスカン・デ・プレ)
21. Cueurs desolez de toutes(ジョスカン・デ・プレ)

アンサンブル・ジル・バンショワ
ドミニク・ヴェラール(指揮)

 録音:2000年


Disc18(ネーデルランド楽派の音楽 1)


1. スカラメッラは戦に行く(ジョスカン・デ・プレ)
2. 私を慰めておくれ、優しい栗色髪の女よ:6声のシャンソン(ジョスカン・デ・プレ)
 ~リュート2重奏
3. コオロギはいい歌い手で(ジョスカン・デ・プレ)
4. 女よ、貴女の家には(イザーク)
5. 私の恋人はいいところばかり:4声のシャンソン(ヒゼヘム)
 ~4声の器楽曲(ジョスカン・デ・プレ)~3声の器楽曲1&2(アグリーコラ)
6. 絶望の淵に身を投げて~死を待ち望むほかに(ブリュメル)
7. 母は私に若い妻を与えてくれた(作者不詳)
8. 貴女はもっとすばらしい女(ヒゼリン)
9. 私は楽しい人生を選んで:3声のシャンソン(バルビロー)
 ~鍵盤楽器独奏(ホフハイマー)~4声のシャンソン(オブレヒト)
10. 私を手本にしなさい(オケゲム)
11. 口許は笑っていても(オケゲム)
12. ギョームは暖まりに行く(作者不詳)
13. さようなら、いとしい女よ:4声のシャンソン(ジョスカン・デ・プレ)
 ~鍵盤楽器独奏
14. やけになった運命の女神よ:3声のシャンソン(ビュノワ)
 ~声と楽器による6声の合奏(アグリーコラ)
 ~3声の器楽曲(ジョスカン・デ・プレ)
15. 酒を取りにいった娘(作者不詳)
16. 戦に(イザーク)
17. タンデルナーケン(作者不詳)
18. 聴く人たちに(ヒゼリン)
19. まことの愛の神(ブリュメル)
20. 2つのリュート舞曲(作者不詳)
21. やぶにらみ(作者不詳)
22. 絶望した女のように(アグリーコラ)

ロンドン古楽コンソート
デイヴィッド・マンロウ(指揮)

 録音:1975年


Disc19(ネーデルランド楽派の音楽 2)


1. 王様万歳(ジョスカン・デ・プレ)
2. スペイン(ジョスカン・デ・プレ)
3. 女の子は坐った(オブレヒト)
4. 恋を捨てる事になったのか(作者不詳)
5. ベルナルディーナ(ジョスカン・デ・プレ)
6. 3声のミサ曲~キリエ(ティンクトリス)
7. ミサ曲『見よ、大地の大きな揺れが』~グローリア(ブリュメル)
8. 『いいところばかり』によるクレード(ジョスカン・デ・プレ)
9. ミサ曲『ああ、かぎりなく聖なるマリア様』~サンクトゥス(ラ・リュー)
10. ミサ曲『バス・ダンス』~アニュス・デイ(イザーク)
11. 天と地の神でも主でもある方を(オブレヒト)
12. ああ善良なイエスよ(コンペール)
13. 深い淵から(ジョスカン・デ・プレ)
14. 貴女は祝福されています、天の女王様(ジョスカン・デ・プレ)
15. 処女である母は男を知らずに(J.ムトン)
16. 貴女は犯されず汚されず純潔です、マリア様(ジョスカン・デ・プレ)
17. 汚れのない神の御母(オケゲム)
18. さあ主を賛えよう(オブレヒト)
19. ああ、かぎりなく聖なるマリア様(ヴェルドロ)

ロンドン古楽コンソート
デイヴィッド・マンロウ(指揮)

 録音:1975年



Disc20(ハインリヒ・イザーク作品集)


1. ミサ曲『O praeclara』
2. La mi la sol (instrumental)
3. Tota pulchra Es
4. Illumina oculos meos
5. Maria, Jungfrau hochgeborn
6. Carmen (instrumental)
7. Es het ein Baur ein Tochterlein
8. Donna di dentro dalla tua casa

カペラ・アンティクヮ・ミュンヘン
コンラート・ルーラント(指揮)

 録音:1969年 ※初CD化


Disc21(ハインリヒ・イザーク作品集)


1. Commune festorum beatae Mariae Virginis
2. 復活祭ミサ曲
3. Quis Dabit pacem populo timenti
4. Es het ein Baur ein Tochterlein
5. Es wollt ein meydlein grasen gan
6. Greiner, zancker, schnopffitzer
7. J'ay pris amours
8. Fammi una gratia, amore
9. La Mora (ハンス・ノイジトラー)
10. Ne piu bella di queste

ヒリヤード・アンサンブル
ケース・ブッケ・コンソート

 録音:1981年


Disc22(フィリップ・デ・モンテ:宗教的・世俗的歌曲集)


1. おお、優しく甘きものよ
2. 私を見逃してください、主よ
3. やさしい、いとしいかたよ
4. キジバトのように
5. キジバトのように(リュート・ソロ)
6. 女神ヴェニュス
7. 私の愛しい人
8. ミサ曲『私の愛しい人』

ヒリヤード・アンサンブル
ケース・ブッケ・コンソート

 録音:1983年


Disc23


1. 死者のためのミサ曲(ピエール・ド・ラ・リュー)
2. おお、主なるイエス・キリスト(ブリュメル)
3. O mors inevitabilis(ヒ-ロニムス・ヴィンダース)
4. Musae Jovis ter Maximi(ベネディクトゥス・アッペンツェラー)
5. Continuo lacrimas(ヤコブス・ファート)
6. Quis dabit oculis nostris(ルートヴィヒ・ゼンフル)
7. Non moriar sed vivam(ルートヴィヒ・ゼンフル)

カペラ・アンティクヮ・ミュンヘン
コンラート・ルーラント(指揮)

 録音:1965年 ※初CD化


Disc24(ピエール・ド・ラ・リュー作品集)


1. 4部のモテット
2. ミサ曲『Cum iocunditate』
3. おお、救いの生贄よ
4. アヴェ・レジーナ・チェロールム
5. Delicta juventutis

ヒリヤード・アンサンブル
ポール・ヒリアー(指揮)

 録音:1990年


Disc25(トーマス・クレキヨン作品集)


1. Ung gay bergier
2. Ung gay bergiere (lute)
3. Je ne fais riens que plaindre et soupirer
4. Grant heur seroit
5. Quand me souvient ung triste ceur
6. Si des haulx cieulx
7. Dedens tournay
8. A vous en est
9. Fortune hellas que tu peult profiter
10. Pour ung plaisir (lute)
11. Au monde n'est plus grant soulas
12. Ye pre[n]s en grey
13. Factus est repente de celo sonus
14. Por un plaisir
15. Servus tuus ego sum 3.19
16. Declaratio sermonum tuorum illuminat
17. Prenes pitie
18. Virgo gloriosa
19. Domine Jesu Christe

アンサンブル・ペル・カンタ・エ・ソナール
ステファヌ・カイヤー合唱団(声楽アンサンブル)
ステファヌ・カイヤー(指揮)

 録音:1978年※初CD化


Disc26-27(ラッスス:ダヴィデ懺悔詩篇曲集)


1. あなたの狂気によって
2. 不義を減らされた者は幸いなり
3. あなたの狂気によって
4. 主よ、憐れみたまえ
5. 主よ、あなたの狂気によって
6. 主よ、私の祈りを聞きとってください
7. 主よ、怒りもて罰したもうなかれ

ヒリヤード・アンサンブル
ケース・ブッケ・コンソート

 録音:1985年


Disc28(オルランド・ディ・ラッソ:モテットとシャンソン集)


1. スターバト・マーテル
2. オリーブ山で
3. イエスが生まれたまいし時
4. こんにちは愛しき人
5. 花の15歳
6. ある日スザンヌが
7. J'ayme la pierre precieuse
8. マルゴーはぶどうを摘みに
9. 寒くてさびしい夜
10. ある日スザンヌが
11. Pour courir en poste a la ville

ヒリヤード・アンサンブル
ポール・ヒリアー(指揮)

 録音:1983年



Disc29(オルランド・ディ・ラッソ:シャンソンとマドリガーレ集)


1. こんにちは、ところで何か耳よりな話は
2. こんにちは、私の心よ
3. アラスの市場で
4. 昔、修道女がひとり
5. 燃える、燃える、助けに来てくれ
6. 平和な領域
7. おお、ぶどう酒よ
8. ぶどう、ぶどう、小さなぶどう
9. 寒くて暗い夜
10. うちの亭主が帰ってくると
11. 毎夜私はあなたなしで床につき
12. 音楽、それは最高の神の贈り物
13. わがいとしき君よ
14. 輝く星がみな夜には生き生きとし
15. キ・キリキ
16. かつて私は歌ったが、今は泣く
17. たしかに私は恋に燃えているが
18. 新しい歌を聴いてくれ
19. 有益な忠告
20. 五月に
21. どんな事にも時がある

キングズ・シンガーズ

 録音:1986年


Disc30(オルランド・ディ・ラッソ:モテット集)


1. 主よ、私たちの主よ
2. 私たちはあなたを拝みます、キリストよ
3. 平安のうちに
4. 最期の時に
5. あなたに向って私は目を上げ
6. テ・デウム
7. セクエンツィア『自然の秩序に逆らって』
8. モテトゥス『自然の秩序に逆らって』
9. 賛美のうちに鳴り響け
10. 私の骨は皮と肉とに
11. 死者の中から復活させられたキリスト
12. 賛美と栄光と
13. マニフィカト『自然の秩序に逆らって』

キングズ・シンガーズ

 録音:1987年


Disc31(オルランド・ディ・ラッソ:マドリガルとモテット集)


1. Al dolce suon’
2. Ben convenne, madonna... Solo n'andro
3. Ove d'altra montagna ombra non tocchi
4. Spent'e d'amor... Ma che morta
5. Lucescit jam o socii... Nunc bibamus non segniter
6. Voir est beacoup
7. Domine, quando veneris
8. Beati pauperes spiritu
9. Beati pacifici
10. Da pacem Domine
11. Gloria patri et filio
12. Praesidium, Sara
13. Bestia curvafia pulices

アルスフェルト声楽アンサンブル
ヴォルフガング・ヘルビッヒ(指揮)

 録音:1980年


Disc32(ジャケス・デ・ヴェルト:マドリガーレ集 第7巻)


1. 昇り、照らして下さい
2. ああ、何ができるでしょう?
3. 愛しき人よ、たとえこの髪が
4. 心が苦しいのは
5. 役に立たぬ愚かな瞳よ
6. 美しい林
7. 苦しみは喜びだった
8. ひとり物思いにふけり
9. 墓に着いて
10. おまえは私の死を望み
11. 天の恵み
12. ティルシは死にたがった
13. そんなに速くどこへ

コンソート・オブ・ミュージック
アントニー・ルーリー(指揮)

 録音:1988年


Disc33(アドリアン・ヴィラールト:作品集)


1. O salutaris hostia
2. O domine Jesu Christe
3. Ricercare
4. O Thoma, laus et gloria
5. Flete oculi
6. O dominicis diebus in quadragesima, ad vesperas, hymnus
7. Dessus le marche Darras
8. Un giorno mi prego
9. O bene mio
10. Madonn'io non lo so
11. O dolce vita mia (chorus version)
12. O dolce vita mia (instrumental version)
13. Lasso, ch'io ardo
14. Zoia zentil
15. Giunto m'ha amor, nulla posso levar

ブリュッセル声楽アンサンブル
アンサンブル・ポリフォニーズ
シャルル・コニッグ(指揮)

 録音:1970年 
※初CD化


Disc34(ルネサンス・ブロックフレーテ音楽集/スザート:舞曲集)


1. Vergene Bella(デュファイ)
2. Tante lafano(フィルミヌス・カロン)
3. Helas le bon temps(ヨハネス・ティンクトーリス)
4. Ma bouche rit(オケゲム)
5. Si je perdu mon amy(作者不詳)
6. Benedictus(作者不詳)
7. Si je perdu mon amy(マルブリアヌス・デ・オルト)
8. Barises moy(ロワゼ・コンペール)
9. Vray dieu d'amours(アントワーヌ・ブリュメル)
10. Malor me bat(オケゲム)
11. Si je perdu mon amy(ジョスカン・デ・プレ)
12. Stat ein meskin was junck(ヤーコプ・オブレヒト)
13. T'Andernaken(作者不詳)
14. N'esse pas ung grant desplaisir(ジョスカン・デ・プレ)
15. Entre je suis(ジョスカン・デ・プレ)
16. De tous biens playne(ジョスカン・デ・プレ)
17. Ma bouche rit(ジョスカン・デ・プレ)
18. T'Andernaken(ヤーコプ・オブレヒト)
19. Entre du fol(ティールマン・スザート)
20. Bergerette(ティールマン・スザート)
21. Bergeret sans roch(ティールマン・スザート)
22. La Bataille(ティールマン・スザート)
23. Je pers Espoir(ベネディクトゥス・アッペンツェラー)
24. Fortune helas(トーマス・クレキヨン)
25. Si me tenez(トーマス・クレキヨン)
26. Se dire ie losoye(ニコラ・ゴンベール)

ウィーン・ブロックフレーテアンサンブル
 録音:1980年 ※初CD化(1-25)

27. 12の舞曲集(ティールマン・スザート)

ロンドン古楽コンソート
デイヴィッド・マンロウ(指揮)

 録音:1971年




 15世紀から16世紀にかけて活躍したフランドル楽派の作曲家には、バンショワ、デュファイ、ジョスカン・デ・プレ、オブレヒト、ド・ラ=リュー、イザーク、オルランド・ディ・ラッソ、ヴィラールト、デ・ヴェルトなどの多くの作曲家が含まれていました。
 200年にわたる西洋音楽の歴史にまたがり、音楽の言語が古代のモダリティからバロック美学の夜明けを示す調性へと徐々に移行するにつれて、フランドル楽派はルネサンス全体で繁栄しました。
 中心的作曲家ジョスカン・デ・プレ[c.1440-1521]を記念するだけでなく、このセットには、フランドル楽派の他の多くの主要な作品が含まれており、これらの音楽を専門とする演奏者たちによって研究や解釈されたさまざまなジャンルが含まれています。
 モテット、ポリフォニックなミサ、詩篇などこれらの作品は、アンサンブル・ジル・バンショワ、タヴァナー・コンソート、ヒリヤード・アンサンブル、キングズ・シンガーズなど、このジャンルの定評のある有名演奏団体によって印象的な美しさで捉えられています。
 この最高潮に達したポリフォニーは、神聖なものと世俗的なものの近さ、そして驚くべき現代性の思考、これらすべての特質は、この音楽が今日でも私たちにとってそのような即時性を持っている理由を説明しています。

 2021年8月27日、作曲家ジョスカン・デ・プレが亡くなってから500年を迎えます。
 ジョスカン・デ・プレは当時の全ての作曲技法を見事なまでに意のままに操っており、存命中既に著名な作曲家であり、現在ではその時代の最も優れた代表者であったと看做されています。

 既存のフランスの土地に加えて、フランドル公国の所有物には、最終的にはバル公領、ロレーヌ公国、ルクセンブルク公国、ブラバント公国、ヌヴェール県、ルテル県、アルトワ伯領地、ヴェルマンドワ伯領地も含まれていました。16世紀中期になるとフランドルだけでなくイタリアを始めヨーロッパ全体で支配的な地位を占めていました。フランドル楽派は、この広大な領土にちなんで名付けられました。建築、彫刻、絵画、音楽はすべて、ブルゴーニュの野心の恩恵を受け、大陸が人文主義とルネサンスの時代に移行するにつれて、ヨーロッパ全体に芸術の新しい方向性として広めました。そのビジョンでは、人類は神の創造の頂点と見なされ、芸術の義務は人間の知性とその創造的行為への応用の両方を美化することでした。音楽レベルでも、最も多くの人々とのコミュニケーションを模索していました。これにより、様々な作曲家が独自の書法によってその時代に適合された新しい種類のポリフォニーが生まれました。その音楽技法は、それぞれの声部が対等の価値をもち、お互いに旋律要素を模倣しあいながら展開していく通模倣様式が用いられ、時代が進むにつれて自由な模倣形式へと進化していきました。その豊かな芸術運動は、声楽、器楽、宗教的(ミサ、モテット・・・)、世俗的(シャンソン、マドリガーレ、舞曲・・・)など、いくつかの面で音楽史の柱となっています。

 この34枚のCDボックスは、ジョスカン・デ・プレ周辺の特徴的な作曲家の大規模なパネルを通してこれらすべての側面を例示しています。ジル・バンショワ[c.1400-1460]、ギヨーム・デュファイ[1397-1474]、ヨハネス・オケゲム[c.1410-1497]、ハインリヒ・イザーク[c.1450-1571]、ピエール・ド・ラ=リュー[1460-1518]、トーマス・クレキヨン[c.1505-after1557]、フィリップ・デ・モンテ[1521-1603]、アドリアン・ヴィラールト[1490-1562]、オルランド・ディ・ラッソ[1532-1594]、ジャケス・デ・ヴェルト[1535-1596]および、他の多くのあまり知られていない作品を含む演奏は、ここでは素晴らしいアンサンブルによって演奏され、歴史的情報・研究に基づいた先駆者たちばかりによるものです。ヒリヤード・アンサンブル、アンサンブル・ジル・バンショワ、タヴァナー・コンソート、キングズ・シンガーズ、アムステルダム・シンタグマ・ムジクム、デイヴィッド・マンロウ、コンラート・ルーラント・・・など。

 この34枚のCDボックスにはベンチマーク的な録音も数多く含まれており、7枚分のCDは初CD化となります。
 またそれらは、オリジナル・マスターテープより「Studio Art&Son」によって24bit/192kHzリマスターされています。




<国内盤> 

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オクタヴィア・レコード



OVCL-00798
(HQ HYBRID)
¥3520
飯森範親(指揮)&日本センチュリー響
 <ハイドン交響曲集Vol.17>

 ハイドン:
  交響曲 第33番 ハ長調 Hob.Ⅰ:33
  交響曲 第48番 ハ長調 Hob.Ⅰ:48「マリア・テレージア」
  交響曲 第36番 変ホ長調 Hob.Ⅰ:36
飯森範親(指揮)
日本センチュリー交響楽団

 2019年11月22日 大阪、いずみホールにてライヴ収録

 日本センチュリー交響楽団と首席指揮者飯森範親との一大プロジェクト!精緻に奏でられた気品あるハイドン交響曲集 Vol.17

 日本センチュリー交響楽団が首席指揮者の飯森範親と共にスタートした「ハイドンマラソン」は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏しようという一大プロジェクト。当盤は第20回コンサートのライヴ収録です。
 幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日本センチュリー響は、精緻な構築と、細部までこだわりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でています。
 柔和で晴々とした優美な演奏は、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。
 
 


OVCL-00795
(HQ HYBRID)
¥3520
久石譲 presents ミュージック・フューチャー VI
 久石 譲:2 Dances for Large Ensemble (2021) [世界初演]
 レポ・スメラ:1981 from "Two pieces from the year 1981" (1981)
 ブライス・デスナー:
  Murder Ballades for Chamber Ensemble (2013) [日本初演]
 アルヴォ・ペルト:Fratres for Violin and Piano (1977/1980)
 ニコ・ミューリー:Step Team (2007) [日本初演]
久石譲(指揮)
ミュージック・フューチャー・バンド

 2021年10月8日 東京・紀尾井ホール にてライヴ収録

 久石 譲 主宰Wonder Land Records × クラシックのEXTONレーベル夢のコラボレーション第6弾!未来へ発信するシリーズ!

 久石譲が"明日のために届けたい"音楽をナビゲートするコンサート・シリーズ「ミュージック・フューチャー」より、アルバム第6弾が登場。
 "現代の音楽"を堪能する極上のプログラムと銘打たれた2021年のコンサートのライヴ録音です。
 北欧エストニアの作曲家レポ・スメラとアルヴォ・ペルト、アメリカの作曲家ブライス・デスナーとニコ・ミューリー、そして久石譲の作品から、多種多様な「リズム」の楽しさを発見することができることでしょう。
 日本を代表する名手たちが揃った「ミュージック・フューチャー・バンド」が奏でる音楽も、高い技術とアンサンブルで見事に芸術の高みへと昇華していきます。
 EXTONレーベルが誇る最新技術により、非常に高い音楽性と臨場感あふれるサウンドも必聴です。「明日のための音楽」がここにあります。
 
 


OVCT-00203
(HQ HYBRID)
¥3520
宮谷理香 (ピアノ)
RIKA plays CHOPIN VARIATION

 ショパン:
  ドイツ民謡「シュヴァイツェルブープ(スイス少年)」
   のテーマによる変奏曲 ホ長調(遺作)
  4手のための変奏曲 ニ長調(遺作)
  モーツァルトの歌劇「ドン・ジョバンニ」の
   「ラ・チ・ダレム・ラ・マノ(お手をどうぞ)」による
    変奏曲 変ロ長調 作品2
  変奏曲「パガニーニの思い出」 イ長調(遺作)
  華麗なる変奏曲(エロールの歌劇「リュドヴィク」の主題による)
   変ロ長調 作品12
  「ヘクサメロン(6つの詩)」のための変奏曲 ホ長調
  フルートとピアノのためのロッシーニの歌劇「シンデレラ」の
   主題による変奏曲 ホ長調(遺作)※
  乙女の願い (17のポーランドの歌 作品74-1)※
宮谷理香 (ピアノ)
山形 由美 (フルート) ※

 2022年7月5-7日高崎芸術劇場にて収録

 ショパンが遺した美しい歌心の世界。宮谷理香が綴るショパン名曲シリーズ!

 宮谷理香は、ショパン国際ピアノコンクールでの入賞を皮切りに、この作曲家を軸に精力的活動を繰りひろげ、その円熟の度合いをますます深めています。
 2019年の「ノクターンVol.1」、2020年の「ノクターンVol.2」以来となるショパン・アルバムの新作は、「VARIATION」と題し、ショパンが生涯に渡って書き遺した「変奏曲」に焦点を当てています。
 知られた作品に加え、宮谷自身による多重録音の〈4手のための変奏曲〉やフルートに山形由美を迎えた珍しい小品など、宮谷のこだわりがぎゅっと凝縮された聴きどころ満載のアルバムとなりました。
 
 

OVCC-00168
(HQ HYBRID)
¥3520
カンタービレ
 ピアソラ:ロマンティコ
 コセンティーノ:タンゴ・フォー・ゲーリー
 ベートーヴェン/山中惇史 編:アダージョ・カンタービレ
  (ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」より 第2楽章) ★
 ヘンデル/山中惇史 編:オンブラ・マイ・フ
 武満 徹:小さな空 [編曲:山中 惇史] MI・YO・TA [編曲:沼尻 竜典]
 挾間 美帆:マリンバのための小狂詩曲
 細川 俊夫:想起ラフマニノフ/山中惇史 編:前奏曲 作品23-4 ★
 J.S.バッハ/エヴェリン・グレニー 編:
  マタイ受難曲 BWV24
  4第63曲コラール「おお、血と涙にまみれ御頭よ」
塚越慎子(マリンバ)
山中 惇史(ピアノ)★

 2022年4月1-3日、埼玉・富士見市民文化会館(キラリふじみ) にて収録

 《デビュー15周年アルバム》 愛情に満ちた「歌う」マリンバの世界。

 伝統の香りと革新の息吹が絶妙なバランスでブレンドされていて、そこに慎子さんの音楽に向かう姿勢、即ち、生きていく姿勢そのものが凝縮されているように思います。
 人を幸せにすることのできるマリンバ奏者・塚越慎子さんが開く新しい扉に注目です。 ――指揮者・山田 和樹 (ライナーノートより)

 人気マリンバ奏者、塚越慎子のデビュー15周年を飾るアルバムは、常に彼女が意識してきた「カンタービレ―歌うように」をテーマに、自身の音楽人生を形づくった大切な楽曲を選びました。
 山中惇史による編曲版も多く収録し、楽曲の新たな魅力が引き出されています。塚越の愛情に満ちた温かく優しいマリンバの音色をお楽しみください。
 
 

OVCL-00794
(HQ HYBRID)
¥3520
20世紀のギターソナタ集
 M. カステルヌオーヴォ=テデスコ:
  ギター・ソナタ ニ長調 作品77 「ボッケリーニ讃歌」
 M. ポンセ:ロマンティックなソナタ 「シューベルトを讃えて」
 A. ホセ:ギター・ソナタ
荒井 一穂(ギター)

 2022年4月21-22日神奈川県立相模湖交流センターにて収録

 卓越したテクニックと豊かな音楽表現!ギター界の若手ホープ、待望のセカンド・アルバム!

 M.ジュリアーニの作品を収めたファースト・アルバムで卓越した演奏を聴かせ、レコード芸術誌で特選盤に選ばれるなど、今大注目の若手クラシック・ギタリスト荒井一穂。
 待望のセカンド・アルバムでは前作とはガラリと装いを変え、20世紀ギター界を生きた大作曲家M.カステルヌオーヴォ=テデスコ、M.ポンセ、A.ホセが遺した名作3大ギターソナタと言っても過言ではない大作を一挙に収めました。
 荒井の冴えわたるテクニックと豊かな音楽表現を、臨場感あふれる高音質録音でご堪能ください。
 
 

OVCX-00093
(HQ HYBRID&
DVD-Video)
¥3630
※初回限定200枚 特典DVD付き  
谷 昂登 IN CONCERTRecorded at Takasaki City Theatre 2022
 【CD】
   スクリャービン:幻想曲 ロ短調 作品28
   シューマン:幻想曲 ハ長調 作品17
   クライスラー/ラフマニノフ編:愛の悲しみ
   リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
 【DVD】※初回限定パッケージのみ
   スクリャービン:幻想曲 ロ短調 作品28
   チャイコフスキー:
   「四季」 - 12の性格的描写 作品37より10月「秋の歌」
 特典映像
  
谷 昂登(ピアノ)

 2022年6月14-17日 高崎芸術劇場にて収録

 高崎芸術劇場≪T-Shotシリーズ≫第7弾!
 リサイタル・録音・映像によって才能溢れる若手演奏家を多角的に紹介する、大友直人が贈る高崎芸術劇場の「T-Shotシリーズ」第七弾。
 18歳にして第90回日本音楽コンクール第1位及び岩谷賞(聴衆賞)を受賞。清潔感あふれる躍動と、生き生きとした演奏が魅力のピアニスト谷昂登、初ソロCD+DVD。
 [発売元・(公財)高崎財団]

 谷 昂登(ピアノ) Akito Tani (piano)
  第21回フッペル鳥栖ピアノコンクール2015 第1位及び月光賞を最年少受賞。第20回浜松国際ピアノアカデミーコンクール特別賞受賞。第38回霧島国際音楽祭賞並びに堤剛音楽監督賞受賞。
  第1回若い音楽家のためのチャイコフスキー国際オンラインピアノコンペティション第1位。第17回チェコ音楽コンクール第1位。
  第6回アリオン桐朋音楽賞受賞。第44回ピティナ・ピアノコンペティション特級銅賞。第18回東京音楽コンクール、ピアノ部門第2位(最高位)及び聴衆賞。第90回日本音楽コンクール第1位及び岩谷賞(聴衆賞)受賞。
  令和2年度 北九州市民文化奨励賞受賞。令和3年度 梅津賞(学長賞)受賞。
 
  現在、岡本美智子、鈴木弘尚、永野栄子の各氏に師事。ロームミュージックファンデーション2021、2022年度奨学生。
  桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を首席で卒業後、現在、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースに特待生として在学中。
 
  ※初回完売後はCD(Hybrid Disc)のみのパッケージとなります。













10/26(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


CANARY CLASSICS

■Canary Classicsレーベルについて
 類まれな才能と感性豊かにして美音を奏でるギル・シャハムが2004年に立ち上げた自主レーベルCanary Classics。
 シャハムならではのレパートリーの広さを示す充実のリリースが続いており、ディスクごとのコンセプトにこだわりを持つ興味の尽きないレーベルです。
 また近年は妹のオルリ・シャハムの録音でも注目を集めております。
CC 21
(2CD)
¥3000
オルリ・シャハム
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 Vol.2&3

 CD1(Vol.2)
  (1)ピアノ・ソナタ第9番 イ短調 K.310
  (2)ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332
  (3)ピアノ・ソナタ第18番 ニ長調 K.576
 CD2(Vol.3)
  (4)ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K.545「初心者のための小ソナタ」
  (5)ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 K.282
  (6)ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 K.283
  (7)ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」
オルリ・シャハム
 (ピアノ/Steinway D274)

 「トルコ行進曲」も収録!オルリ・シャハムによるモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲録音第2&3 集!

 セッション録音:2019年8月21、22&27-29日、2020年9月2日/メカニクス・ホール、ウースター(マサチューセッツ州)/DDD、ディジパック仕様、CD1: 61'11、CD2: 69'34"

 ギル・シャハムの妹でスタインウェイ・アーティストでもあるピアニスト、オルリ・シャハムによる新モーツァルト全集に基づくピアノ・ソナタ全集。
 当アルバムは第2&3集の2枚組です。

 オルリの魅力といえば色彩豊かなピアノの音色。兄ギルとのモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(CC-01)でもその才能を高く評価されており、当全曲録音
 




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HAENSSLER



HC 22045
(2CD)
¥2900→\2690
ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
シューマン:ピアノ作品集

 (1)ダーヴィト同盟舞曲集(18の性格的小品)Op.6(1837)
 (2)フモレスケ Op.20(1839)
 (3)ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.14(1833-35 / 1838)
 (4)アラベスク ハ長調 Op.18(1839)
 (5)花の曲 変ニ長調 Op.19(1839)
 (6)ウィーンの謝肉祭の道化芝居「幻想的情景」 Op.26(1839)
ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
KKC 6617/8
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3500

 巨匠オピッツ、待望の新録音はシューマンの初期ピアノ作品傑作集!

 セッション録音:2019年12月9-13日/イレーネザール(バイエルブルン)/DDD、CD1: 71'50、CD2: 70'45"

 ドイツ正統派ピアニスト、ゲルハルト・オピッツ。
 ベートーヴェン、シューベルトのピアノ・ソナタ録音は今世紀に生まれた決定的名盤として高く評価されていますが、当アルバムではシューマンが20代後半に作曲したピアノ作品を収録。
 コンサートではシューマンを頻繁に演奏しているオピッツですが、セッション収録はまさに待望。満を持しての新録音です!

 アルバムのメインは全18曲からなるダーヴィト同盟舞曲集です。ダーヴィト同盟とは、ロマン派の闘士を自任するシューマンがペリシテ人と戦ったダヴィデの物語に託し、当時の俗物主義に対抗する自分を表現した架空の同盟のことを意味し、ゲーテの孫W.v.ゲーテに献呈されています。
 この他、ピアノ・ソナタ第3番、ウィーンの謝肉祭の道化芝居「幻想的情景」など、"作曲家シューマン"として数多くの作品を書き始めた20代後半の、意欲に満ちたピアノ作品を収録。
 実に味わい深いオピッツの演奏は、新たな名盤登場と申せましょう。
 




<メジャー・レーベル>


DG



4863313
\2600
アンドレ・シュエン
 ~シューベルト:歌曲集『白鳥の歌』

 シューベルト:歌曲集『白鳥の歌』D957
  1) 愛の使い、2) 兵士の予感、3) 春の憧れ、4) セレナーデ、
  5) 住処、6) 遠国にて、7) 別れ、8) アトラス、9) 君の肖像、
  10) 漁師の娘、11) 街、12) 海辺にて、13) 影法師、14) 鳩の便り
アンドレ・シュエン(バリトン)、
ダニエル・ハイデ(ピアノ)

 ドイツ・リートを得意とするイタリア生まれのバリトン歌手、シューベルト第2弾。

 ●ドイツ・リートを得意とするイタリア生まれのバリトン歌手、アンドレ・シュエンは2021年に大好評を博したDGへのデビュー・アルバム『シューベルト:美しき水車小屋の娘』に続き、今回もシューベルトの歌曲集をリリースします。
 シューベルトの謎めいた最後の歌曲集となった『白鳥の歌』について、アンドレは「シューベルトの歌曲集の中で一番好きなものです。
 特にハイネの詩に感動します」と語り、その憧れはプロの歌手になる前からのものでした。
 この歌曲集はルートヴィヒ・レルシュタープ、ハインリヒ・ハイネ、ヨハン・ガブリエル・ザイドルの詩による歌曲が、シューベルトの早過ぎる死の後にまとめられたものです。
 アンドレが20代前半の頃から共演しているドイツのダニエル・ハイデがピアノ伴奏しています。

  【録音】2021年3月3日、ホーエネムス、マルクス・ジッティクス・ザール
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736270
(2CD+BD)
\4400→\3990

ダニール・トリフォノフ
 ~バッハ:アート・オヴ・ライフ
    デラックス・エディション

CD1
 1. J.C.バッハ:ソナタ 第5番 イ長調 作品17の5
 2. W.F.バッハ:ポロネーズ 第8番 ホ短調 F.12の8
 3. C.P.E.バッハ:ロンド ハ短調 Wq.59の4 H.283
 4. J.C.F.バッハ:「ああ、お母さん聞いて」による変奏曲
 アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳(1725年)から
  5. 作者不詳:ミュゼット ニ短調 BWV Anh.126
  6. 作者不詳:アリア《わが魂よ、とくと思いみよ》BWV509
 7. 作者不詳:メヌエット イ短調 BWV Anh.120
 8. 作者不詳:メヌエット ヘ長調 BWV Anh.113
 9. 作者不詳:ポロネーズ ヘ長調 BWV Anh.117b
 10. 作者不詳:ポロネーズ ニ短調 BWV Anh.128
 11. J.S.バッハ:コラール《己が平安に帰りて静まれ》 BWV511
 12. ペツォールト:メヌエット ト長調 Anh.114
 13. 作者不詳:メヌエット ト長調 BWV Anh.116
 14. C.P.E.バッハ:ポロネーズ ト短調 BWV Anh.125
 15. 作者不詳:メヌエット ハ短調 BWV Anh.121
 16. シュテルツェル:アリア《汝が我がそばに居てくれるのなら》BWV508
 17. J.S.バッハ/ブラームス編:シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004から)
 18. J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080(第1コントラプンクトゥス~第5コントラプンクトゥス)

CD2
 19. J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080(第6コントラプンクトゥス以降)
 (ダニール・トリフォノフによる第14コントラプンクトゥス完成版付き)
 20. J.S.バッハ/ヘス編:主よ、人の望みの喜びよ(《心と口と行いと生活で》 BWV147から)

 録音:
  2020年12月 マサチューセッツ州、メカニクス・ホール(CD1:1-16)、
  2021年1月、2月 ベルリン、ジーメンスヴィラ(CD1:17,18, CD2)
BD
 1.Brahms: Opening Credits - Live [Music Video]
 2.Brahms: V. Chaconne (After Violin Partita No. 2 in D Minor, BWV 1004 by J.S. Bach, Arr. for Piano) [5 Studies, Anh.1a/1] - Live [Music Video]
 3.J.S. Bach: Contrapunctus 1 [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 4.J.S. Bach: Contrapunctus 2 [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 5.J.S. Bach: Contrapunctus 3 [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 6.J.S. Bach: Contrapunctus 4 [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 7.J.S. Bach: Contrapunctus 5 [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 8.J.S. Bach: Contrapunctus 6 [per Diminutionem] in Stylo Francese   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 9.J.S. Bach: Contrapunctus 7 per Augmentationem et Diminutionem   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 10.J.S. Bach: Contrapunctus 8   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 11.J.S. Bach: Contrapunctus 9 alla Duodecima   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 12.J.S. Bach: Contrapunctus 10 alla Decima   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 13.J.S. Bach: Contrapunctus 11 [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 14.J.S. Bach: Contrapunctus [12] [rectus]  [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 15.J.S. Bach: Contrapunctus 12 inversus   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 16.J.S. Bach: Contrapunctus [13] [rectus]   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 17.J.S. Bach: Contrapunctus [13] inversus   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 18.J.S. Bach, Trifonov: [Contrapunctus 14] (Compl. by Daniil Trifonov)   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live [Music Video]
 19.J.S. Bach: Jesu, Joy of Man’s Desiring (Transcr. Hess for Piano)  [Herz und Mund und Tat und Leben, Cantata BWV 147] - Live [Music Video]
 20.J.C. Bach: I. Allegro [Sonata No. 5 in A Major, Op. 17, No. 5] - Live [Music Video]
 21.W.F. Bach: No. 8 in E Minor [12 Polonaises, F. 12] - Live [Music Video]
 22.C.P.E. Bach: IV. Rondo in C Minor, H. 283   [2 Clavier-Sonaten, 2 Fantasien und 2 Rondos f?r Kenner und Liebhaber, Wq. 59] - Live [Music Video]
 23.C.P.E. Bach: Applause & Credits - Live [Music Video]
 24.J.S. Bach: Contrapunctus 1 [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 25.J.S. Bach: Contrapunctus 2 [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 27.J.S. Bach: Contrapunctus 4 [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 28.J.S. Bach: Contrapunctus 5 [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 29.J.S. Bach: Contrapunctus 6 [per Diminutionem] in Stylo Francese  [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 30.J.S. Bach: Contrapunctus 7 per Augmentationem et Diminutionem   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 31.J.S. Bach: Contrapunctus 8 [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 32.J.S. Bach: Contrapunctus 9 alla Duodecima [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 33.J.S. Bach: Contrapunctus 10 alla Decima [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 34.J.S. Bach: Contrapunctus 11 [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 35.J.S. Bach: Contrapunctus [12] [rectus] [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 36.J.S. Bach: Contrapunctus 12 inversus [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 37.J.S. Bach: Contrapunctus [13] [rectus] [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 38.J.S. Bach: Contrapunctus [13] inversus [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 39.J.S. Bach, Trifonov: [Contrapunctus 14] (Compl. by Daniil Trifonov)   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live
 40.J.S. Bach: Contrapunctus 1   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround Sound d Sound
 41.J.S. Bach: Contrapunctus 2   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround Sound
 42.J.S. Bach: Contrapunctus 3   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround Sound
 43.J.S. Bach: Contrapunctus 4   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround Sound
 44.J.S. Bach: Contrapunctus 5   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround Sound
 45.J.S. Bach: Contrapunctus 6   [per Diminutionem] in Stylo Francese [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround Sound
 46.J.S. Bach: Contrapunctus 7 per Augmentationem et Diminutionem   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround Sound
 47.J.S. Bach: Contrapunctus 8   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround Sound
 48.J.S. Bach: Contrapunctus 9 alla Duodecima   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround Sound
 49.J.S. Bach: Contrapunctus 10 alla Decima   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround Sound
 50.J.S. Bach: Contrapunctus 11 [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround Sound
 51.J.S. Bach: Contrapunctus [12] [rectus]   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround
 52.J.S. Bach: Contrapunctus 12 inversus   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround Sound
 53.J.S. Bach: Contrapunctus [13] [rectus]   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround Sound
 54.J.S. Bach: Contrapunctus [13] inversus   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surround Sound
 55.J.S. Bach, Trifonov: [Contrapunctus 14] (Compl. by Daniil Trifonov)   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Surroun
 56.J.S. Bach: Contrapunctus 1   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 57.J.S. Bach: Contrapunctus 2   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 58.J.S. Bach: Contrapunctus 3   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 59.J.S. Bach: Contrapunctus 4   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 60.J.S. Bach: Contrapunctus 5   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 61.J.S. Bach: Contrapunctus 6 [per Diminutionem] in Stylo Francese   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 62.J.S. Bach: Contrapunctus 7 per Augmentationem et Diminutionem   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 63.J.S. Bach: Contrapunctus 8   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 64.J.S. Bach: Contrapunctus 9 alla Duodecima   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 65.J.S. Bach: Contrapunctus 10 alla Decima   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 66.J.S. Bach: Contrapunctus 11  [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 67.J.S. Bach: Contrapunctus [12] [rectus]   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 68.J.S. Bach: Contrapunctus 12 inversus   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 69.J.S. Bach: Contrapunctus [13] [rectus]   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 70.J.S. Bach: Contrapunctus [13] inversus   [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos
 71.J.S. Bach, Trifonov: [Contrapunctus 14] (Compl. by Daniil Trifonov)  [The Art Of Fugue, BWV 1080] - Live / Dolby Atmos

   
 2021年10月25日ドイツ、ベルリン、フィルハーモニーにてライヴ録音

 「音楽の父」から「家族の父へ」。世界を切り拓くピアニストが、偉大な作曲家の二つの姿を解き明かす!

 2010年ショパン国際ピアノ・コンクールや、2011年ルービンシュタイン国際ピアノコンクール、第14回チャイコフスキー国際コンクールなど、数々の世界的コンクールでの受賞をきっかけに世界デビューを果たした、ロシアの若手ピアニスト、ダニール・トリフォノフの2021年リリースの《バッハ:アート・オブ・ライフ》2CDに+2021年10月に伝説のベルリン・フィルハーモニーで行われたリサイタルLIVEの映像+音源を収録したBD付のデラックス盤。

 BDには通常のオーディオ、サラウンド、ドルビー・アトモス音源が収録され聴き比べもできる!

 「音楽の父」J.S.バッハの最晩年の作品「フーガの技法」をはじめ、バッハの息子による作品や、二人目の妻、アンナ・マグダレーナ・バッハに贈った音楽帳など、バッハの家庭を覗き込めるような選曲。
 
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4862977
(2CD)
\3000→\2790
《アンドレーア・マルコン~モンテヴェルディ:クリスマスの挽歌》
《CD 1》
 1) モンテヴェルディ:神よ、慈悲もてわれらを助けたまえ
  (『聖母マリアの夕べの祈り』SV206より)、
 2) ガブリエリ:第1旋法によるイントナツィオーネ、
 3) モンテヴェルディ:詩篇109篇「主は言われた」第2番SV264
  (『倫理的・宗教的な森』より)、
 4) アレッサンドロ・グランディ:O felix, o lucidissima nox
  (『2声のモテット集』より)、
 5) ガブリエリ:第11旋法によるイントナツィオーネ、
 6) モンテヴェルディ:詩篇110篇「主はわが主に言われる」第3番SV267
  (『倫理的・宗教的な森』より)、
 7) フランチェスコ・ウスペル:Sonata a 8 con quattro soprani
  (『Compositioni amoniche』Op.3より)、
 8) ガブリエリ:第5旋法によるイントナツィオーネ、
 9) モンテヴェルディ:
   詩篇111篇「いかに幸いなことか、主を畏れる人は」第1番SV268
    (『倫理的・宗教的な森』より)、
 10) アレッサンドロ・グランディ:O imtemerata
  (『2声のモテット集』より)/
《CD 2》
 1) ガブリエリ:第2旋法によるイントナツィオーネ、
 モンテヴェルディ:
  2) 詩篇112篇「主を賛美せよ、しもべたちよ」第2番SV271
   (『倫理的・宗教的な森』より)、
  3) 来たれ、汝ら渇ける者よSV335、
 4) ガブリエリ:第8旋法によるイントナツィオーネ、
 5) モンテヴェルディ:詩篇116篇「子らよ、主を讃めたたえよ」第1番SV270
  (『倫理的・宗教的な森』より)、
 6) ガブリエリ:14声のソナタ第18番(『カンツォーナとソナタ集』より)、
 7) モンテヴェルディ:神よ、真心をつくしてSV280
  (『倫理的・宗教的な森』より)、
 8) ヴァレンティーニ:今日キリストが生まれた、
 9) ガブリエリ:第9旋法によるイントナツィオーネ、
 10) モンテヴェルディ:マニフィカト第1番SV281
   (『倫理的・宗教的な森』より)、
 11) ガブリエリ:第10旋法によるイントナツィオーネ、
 12) モンテヴェルディ:カンターテ・ドミノSV293
アリーチェ・ボルチアーニ(CD 1: 4, CD 2: 3, 7)、
フランチェスカ・カッシナーリ(CD 2: 3, 7)(ソプラノ)、
マティアス・ルフト(CD 1: 4)、
ウィリアム・シェルトン(CD 1: 10)、
カルロス・メーナ(CD 1: 10, CD 2: 7, 8)(アルト)、
Ivo Haun de Oliveira(CD 2: 7)、
チョンゴル・サーントー(CD 2: 7)(テノール)、
グリエルモ・ブオンサンティ(バス)(CD 2: 7)、
Giulio De Nardo(オルガン)(CD 1: 2, 5, 8, CD 2: 1. 4, 9, 11)、
ラ・チェトラ・ヴォーカル・アンサンブル・バーゼル
 (CD 1: 1, 3, 6, 9, CD 2: 2, 5, 7, 8, 10, 12)、
アンドレーア・マルコン(指揮)
ラ・チェトラ・バロック・オーケストラ・バーゼル
 (CD 1: 1, 3, 4, 6, 7, 9, 10, CD 2: 2, 3, 5, 6-8, 10, 12)

 “完璧なバロック期のクリスマス”を耳で体験できる稀有なアルバム。CD2枚組

 クラウディオ・モンテヴェルディの『クリスマスの挽歌』の最新録音をお届けします。喜びにあふれた歌と多彩な楽器が組み合わされたこのアルバムは、17世紀前半宮廷楽長だったモンテヴェルディによりヴェネツィアのサン・マルコ寺院で聴かれたかもしれない『クリスマスの挽歌』を再現したものです。完璧なバロック期のクリスマスを耳で体験することができます。

 演奏はスイスのバーゼルを拠点とする古楽の楽団と合唱団として有名なラ・チェトラ・バロック・オーケストラ・バーゼルとラ・チェトラ・ヴォーカル・アンサンブル、そしてトレヴィーゾのサンタ・カテリーナ市立博物館にある印象的な大きな「ザニン・オルガン」です。
 アンドレーア・マルコンはイタリア、トレヴィーゾ出身の指揮者、オルガニスト、チェンバリスト、学者で、古楽演奏のスペシャリストでもあります。

 ブックレット(英語/ドイツ語)にはアンドレーア・マルコンによる個人的な序文とラテン語、英語、ドイツ語の歌詞(全曲)、「ザニン・オルガン」についての詳しい解説が掲載されています。CD2枚組。
 
 【録音】2021年8月23-26日、イタリア、トレヴィーゾ、サンタ・カテリーナ市立博物館
 





DECCA


4853429
\2600
《ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団~
 クリスマス・キャロル・アット・キングズ》

  1) ダヴィデの村に(ゴーントレット)、
  2) きよしこの夜(グルーバー)、
  3) 木枯らし寒く吹きすさび(ダーク)、
  4) コヴェントリー・キャロル、
  5) 神の御子は今宵しも、6) まきびとひつじを、
  7) かいばのおけで(カークパトリック)、8) 甘き喜びのうちに、
  9) ロッキング・キャロル、10) ベツレヘムの小さな町よ、
  11) 神が歓びをくださるように、
  12) 羊飼いの群れを守る夜に、13) ひいらぎとつたは、
  14) ディンドン空高く、15) 天には栄え(メンデルスゾーン)、
  16) 真冬の雪の中に、17) 野の羊飼い
ロビン・バーター(1)、
ジョン・ボウエン(3)(ボーイ・ソプラノ)、
デイヴィッド・ブリッグス(1, 6, 7, 10, 11)、
サイモン・プレストン(5, 8, 12)、
サー・アンドリュー・デイヴィス(15)(オルガン)、
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団、
スティーヴン・クレオバリー(1-4, 6, 7, 10, 11, 14)、
サー・デイヴィッド・ウィルコックス(5, 8, 9, 12, 13, 15-17)(合唱指揮)、
ジェイムズ・モーガン(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

 伝統の「キングズ」のキャロルに最新録音の楽団演奏を組み合わせた魔法のサウンド

 伝説のケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団を象徴する録音とロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団による楽器演奏の最新録音を合わせた、魔法のような「クリスマス・アット・キングズ」のサウンドをお届けします。
 多くの人に愛されているクリスマス・キャロルが歌われています。

 ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団は500年以上の歴史を誇る世界で最もよく知られた合唱団の一つです。
 ボーイ・ソプラノ、カウンターテノール、テノール、バスという男性のみによる合唱団で、そのクリスマス・キャロルは清楚で荘厳と、高い評価を得ています。

 【録音】2022年7月7、8日、ロンドン、エンジェル・スタジオ
 
  

4802788
(CD)
\2600
《レディ・アサ~My Nirvana》
《CD》
 1)Love Buzz 2)Smells Like Teen Spirit
 3)My Girl (Where Did You Sleep Last Night) 4)In Bloom
 5)Lithium 6)Come As You Are 7)Heart Shaped Box 8)All Apologies 9)Polly
レディ・アサ(チェロ)
4802789
(LP)
\4400
《LP 1》
 [Side A]
  1) Lave Buzz、2) Smells Like Teen Spirit、
  3) My Girl (Where Did You Sleep Last Night)、4) In Bloom/
 [Side B]
  1) Lithium、2) Come As You Are、
  3) Heart Shaped Box、4) All Apologies、5) Polly

 アルバニア出身のチェリストが刺激を受けた偉大なバンド,ニルヴァーナの音楽をリワーク

 レディ・アサは1977年アルバニアの首都ティラナに生まれたチェリストです。ティラナでニルヴァーナが聴かれるようになったのは内戦の影響で国が苦しんでいた頃でした。
 ニルヴァーナのアルバム『Nevermind』は半世紀にわたって西洋音楽が禁じられていた政治体制の崩壊により、隠れたところで広まっていきました。
 こうした音楽がレディ・アサのようなアルバニアの若者たちに刺激を与えました。昼間ティラナ音楽院でチェロを学んでいたレディは、夜になるとイタリアにいた兄から送ってもらった街でたった1つのエレキベースを弾いていました。
 そして1990年その兄を頼ってイタリアに亡命。それから長い年月が経ち、レディはチェリストとして成功し、今回“自分の”ニルヴァーナを演奏することとなりました。
 辛辣な弦のメロディを威風堂々とした人間的なサウンドに変えています。
  





WARNER



5419729812
\2700
エリック・ルー(ピアノ)
 シューベルト:

  ピアノ・ソナタ第20番イ長調 D.959
  アレグレット ハ短調 D.915
  ピアノ・ソナタ第14番イ短調 D.784
エリック・ルー(ピアノ)
 録音:2022年1月14-16日、ベルリン、テルデックス・スタジオ

 シューベルトの音楽がどれほど意味深いものであるかを説明するのは難しいものです。彼は、純粋な意味での究極の芸術家でした。人生の後半、死が彼を見つめ、すべての希望と夢が打ち砕かれる中、彼は次から次へと傑作を生み出し続けました。
 2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールにて僅か17歳で第4位入賞した米国のピアニスト、エリック・ルーは、1997年米国マサチューセッツ州生まれの中国系アメリカ人。2017年の国際ドイツ・ピアノ賞で優勝。そして2018年のリーズ国際ピアノ・コンクールでも優勝。じっくりとした落ち着きと深みのある演奏は「若きピアニストの中でもレベルを遥かに超えたもの」と高い評価を得ています。
 このシューベルトのアルバムでは、1823年に書かれたソナタ第14番イ短調と、作曲家の短い生涯の最後の年である1828年に書かれた第20番イ長調という、彼の偉大なソナタの2曲が組まれており、それらを1827年のアレグレットで繋いでいます。エリック・ルーは「シューベルトこそが最も強く心を動かされる作曲家」とし、その演奏は「詩的な感性と想像力でピアノ文学の深みを探求できる才能ある音楽家による見事な演奏」と高く評価されています。


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5419723396
\2700→\2490
ファジル・サイ(ピアノ)
 J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
ファジル・サイ(ピアノ)
 録音:2022年2月17日~3月3日、トルコ、イズミル、アフメト・アドナン・サイグン・アーツセンター

 バッハの『ゴルトベルク変奏曲』は、不眠症に悩む伯爵のために、バッハの弟子ゴルトベルクが演奏したとも言われている傑作です。チェンバロ(2段鍵盤付きクラヴィチェンバロ)のための作品で、冒頭と最後に置かれたアリアの低音パートに基づく30の変奏は、高度な対位法の技術が凝らされており、変奏曲の歴史における頂点のひとつとして知られています。
 冒頭のアリアの、穏やかで豊かに装飾された旋律の美しさは、すこぶる印象深いものですが、この作品が構成されている重要なのは「アリアの低音パートに基づいた変奏曲」という点で、このアリアの低音を示している最初の8小節は、パッサカリアやシャコンヌによく使われた形式になっています。さらに32小節にわたるバスを基礎に、30の変奏が展開するわけですが、各々の変奏曲には、それぞれ新しい素材や手法、固有の雰囲気が盛り込まれていて、個々の魅力とともに有機的に配列されて壮大な全体が形成されています。

 ファジル・サイは、この重要な低音パートに目を向けています。バスや内声の大胆な強調、バロック的アゴーギク、ときにはリズムのほんの少しのずらしを加え、メリハリをつけ、右手と左手で強弱の対比を生み出していきます。これはチェンバロでの演奏法では不可能なものですが、あえてピアノで演奏するという意義を問いただしています。左手のバスも突っかかるような強いアクセントで切るような鋭くリズミカルなタッチは即興的で、それぞれの形式的なところから逸脱するかのようなジャズ的にも感じられ、左手の動きを主旋律として聴かせるような弾き方は、これまでになく劇的な緊張感と躍動感が秘められているのが感じられます。これこそ、ファジル・サイの洞察に満ちた見事なバッハの頂点のひとつと言えます


https://youtu.be/J2Io0si1A4o
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9029547834
\2700→\2490
ラハフ・シャニ(指揮)&ロッテルダム・フィル
 1. ヴァイル:交響曲第2番(交響的幻想曲)

 2. ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
ラハフ・シャニ(指揮)
 録音:2017年10月11日&2018年7月12日(1)、2018年9月29,30日(2)、オランダ、ロッテルダム、デ・ドゥーレン

 俊英指揮者ラハフ・シャニは、2018年にロッテルダム・フィルの首席指揮者に就任、2026年までその任期が延長されました。
 このワーナーへの録音第2弾アルバムは、激動の1930年代の2つの交響曲が選ばれています。
 クルト・ヴァイルの交響曲第2番とショスタコーヴィチの交響曲第5番。
 
「クルト・ヴァイルについて考えるとき、最初に頭に浮かぶのは演劇と音楽と歌です。もちろん交響曲にも同じ要素がありますが、交響曲は真面目な音楽であり絶対音楽です。クルト・ヴァイルの交響曲は完全に「交響曲」です。マーラーとショスタコーヴィチらしき音を感じることもできますが、スタイルとハーモニーは非常に独自なものでユニークです。調性があり、非常にメロディックで、非常に演劇的であり、他のどの音楽も匹敵するものではありません。この交響曲はヴァイルがヨーロッパで書いた最後の曲であり、最後の交響曲でもありました。その後、彼は映画と劇場のための音楽を書いただけでした。」と、ラハフ・シャニは語っています。

 ヴァイルは1933年にフランスで交響曲を作曲し、ドイツでのヒトラーの新政権から逃れました。初演はブルーノ・ワルターによって、アムステルダムにて。
 1934年にこの交響曲を作曲したヴァイルは、1935年9月に妻で女優のロッテ・レーニャとアメリカに移住しました。
 
 ショスタコーヴィチの歌劇『ムツェンスク郡のマクベス夫人』の1936年初頭の上演は、当局によって公然と非難されましたが、交響曲第5番は初演で大成功を収め、ショスタコーヴィチは作曲家連合から公式的に賞賛を受けましたが、作品は暗闇と皮肉の両方の垣間があり、謎が感じられる作品です。明らかに勝利を感じさせるフィナーレでさえ、皮肉な声明として解釈されてもいます。また、当時のソ連の不安な社会情勢が、この新しい交響曲を書こうという刺激を与えたとも言われています。
 最近のこれらの曲の演奏らしく、スタイリッシュで現代的な感覚が盛り込まれていますが、弦のアタッカの方法や、管楽器との掛け合いと対比などにラハフ・シャニはメリハリを付け、推進力を兼ね備えた機能性の高いロッテルダム・フィルとともに、新解釈の演奏が繰り広げられています。
 2018年に、シャニのロッテルダム音楽監督として最初のコンサートで演奏され絶賛されました。



旧譜
ラハフ・シャニ&ロッテルダム
・フィル/ワーナー第1弾


9029517768
\2700→\2490
2020年からイスラエル・フィルの音楽監督
ラハフ・シャニ&ロッテルダム・フィル/ワーナー第1弾!!

 ベートーヴェン:
  1. ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
  2. 交響曲第7番イ長調 Op.92
ラハフ・シャニ(指揮、ピアノ:1)
ロッテルダム・フィル
 録音:2019年10月3,4日、ロッテルダム、デ・ドーレン


 指揮者としても活躍するラハフ・シャニは、1989年生まれ。イスラエルにてピアノとコントラバスを学び、2007年にはピアニストとしてイスラエル・フィルにデビュー。2010年にはコントラバス奏者としてこのイスラエル・フィルに入団。2013年には指揮者としてデビュー。2013年のグスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝し、一躍注目されるようになりました。
 バレンボイムの下で学び、シュターツカペレ・ベルリンの定期公演やオペラ公演を指揮、2016年4月には読売日本交響楽団を指揮して絶賛され、現在はロッテルダム・フィルとウィーン交響楽団の首席客演指揮者。2020年からはイスラエル・フィルの音楽監督に任命されています。
 このたびロッテルダム・フィルの首席客演指揮者は2026年まで延長されることになるにあたり、2019年にベートーヴェン生誕250年を記念し、指揮者というだけでなくピアニストとしての腕前も披露したアルバムです。

 ラハフ・シャニの演奏は、昨今のピリオド奏法を取り入れたものとは異なり、じっくりとしたロマンティックな語り口によって、決して斬新な奏法に頼ること無しに、ベートーヴェンの好奇心旺盛な作曲法、その活気に満ちた魅力的な音楽を明らかにしていきます。
 2019年に行われたこのコンビによる同演奏会では「ベートーヴェン記念年の演奏が、ラハフ・シャニとそのオーケストラから聴けたような新鮮で触発的な解釈であるなら、世界中のコンサートホールで退屈は起きないだろう」と高く評価されました。


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9029639788
\2700→\2490
パリ・ノートルダム大聖堂聖歌隊
『ノートルダムの復活祭』

 モンテヴェルディ:御身を崇めん
 カスタニェ:私たちの心を癒してください、主イエスよ
 カスタニェ:ミサ・ブレヴィス
 ロッティ:クルツィフィクサス(十字架につけられ:8声)
 ガンドリユ:スターバト・マーテル
 デュリュフレ:グレゴリオ聖歌による4つのモテット Op.10~慈しみのあるところ
 デュリュフレ:グレゴリオ聖歌による4つのモテット Op.10~大いなる秘跡
 作者不詳:子らよほめまつれ
 カスタニェ:水の歴史
 ハスラー:8声のミサ~キリエ/サンクトゥス/アニュス・デイ
 ボレル:天の元后、喜びたまえ
 ルヴェール:復活のいけにえに
 フランク:主の右手は FWV.65
パリ・ノートルダム大聖堂聖歌隊
エミール・フルーリー(芸術監督)
イヴ・カスタニェ(オルガン)
アンリ・シャレー(指揮)
 録音:2021年4月14-16日、パリ、サント・クロチルド聖堂

 パリ・ノートルダム大聖堂聖歌隊は約800年の伝統が守られています。
 12世紀創設以来の歴史を持つこの合唱団は、中世から現代作曲家の作品まで幅広いレパートリーを持っており、ミサなどで歌われています。

 もともとこのアルバムは、2019年の春にノートルダム大聖堂で録音が行われる予定でした。しかしその直前の4月15日に壊滅的な火事が壮大なゴシック教会を襲いました。指揮者のアンリ・シャレーは、なんとかこの伝統の火を守らなければいけないと思い、2年がかりで計画をたて、2021年4月に、パリのアンヴァリッド廃兵院とオルセー美術館の間にあるサント・クロチルド聖堂で録音が行われました。

 収録された作品は、合唱の様々な演奏スタイルによる復活祭に関わる内容で、フランス、イタリア、ドイツの音楽文化、オルガンとの共演などによる600年もの幅広いもので、1988年以来ノートルダムのオルガニストであるイヴ・カスタニェの作品までをカヴァーしています。
 また、ジャン=シャルル・ガンドリユの『スターバト・マーテル』は、2019年4月の大火災の前日に演奏された作品でした。

   


5419734650
(2CD)
\2100
プレヴィン&ロンドン響
チャイコフスキー:バレエ音楽『くるみ割り人形』全曲
ロンドン交響楽団
アンドレ・プレヴィン(指揮)
 録音:1972年5月、ロンドン、キングズウェイ・ホール ステレオ(アナログ/セッション)

 Producer: Christopher Bishop
 Balance engineer: Christopher Parker
 Remastering engineer: Simon Gibson (2011)

 プレヴィン&ロンドン響の代表的な録音、チャイコフスキーの三大バレエの全曲盤の中の『くるみ割り人形』。
 プレヴィンはロシア音楽、特にチャイコフスキーのバレエ音楽を大の得意としていて、メルヘンティックなこの作品を表情豊かに、かつしなやかにメロディを紡ぎ出しながら描いています。チャイコフスキーの旋律美の魅力を引き出し切ったプレヴィンのセンス満点のアプローチです。
 オリジナル・マスターテープからのリマスター音源使用。

 



<国内盤> 


CHERCHE-MIDI RECORDS

RCMP00001
¥3080
Belle Epoque ~美しき時代~
 1-3. ルクー(1870-1894):ピアノとヴァイオリンのためのソナタ
  I. Tres modere - Vif et passionne
  II. Tres lent
  III. Tres anime
 4-5. ドビュッシー (1862-1918) : 2つのアラベスク 第1番 第2番
 6. ドビュッシー: 喜びの島
 7. フォーレ(1845-1924) : 夢のあとに
 8. イザイ(1858-1931) : 子どもの夢

  *トラック4-6はピアノ・ソロ
寺本みなみ(ピアノ)
寺本みずほ(ヴァイオリン)

 録音:2021年5月21日, 2022年1月9日, 2月18日 碧南市芸術文化ホール, エメラルド ホール
 長江和哉(レコーディング・エンジニア)

 ピアニスト寺本みなみ、ヴァイオリニスト寺本みずほ、姉妹デュオによるファーストアルバム。二人の所縁の地でもあるパリが繁栄した19世紀後半から20世紀初頭「ベル・エポック」をテーマに、ベルギーの夭逝の作曲家・ルクーの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」、ドビュッシーのピアノソロ曲「2つのアラベスク」「喜びの島」、フォーレの名曲「夢のあとに」、イザイの「子どもの夢」を収録。
 力強くも繊細な演奏スタイルに定評のある二人の、姉妹ならではの阿吽の呼吸で紡ぐ音の世界が豊かに奥深く描き込まれた一枚となっている。

 寺本みなみ・みずほデュオ
 ピアニスト寺本みなみ、ヴァイオリニスト寺本みずほによる姉妹デュオ。
 
 寺本みなみは愛知県立芸術大学を卒業後、ロンドン英国王立音楽大学大学院修士課程を最優秀にて修了。
 同大学院アーティスト・ディプロマコースへ進み、演奏家国家資格を取得し卒業。その後フランスに移り、ヴェルサイユ国立地方音楽院最終課程を満場一致の一等賞にて修了。
 
 寺本みずほは名古屋市立菊里高等学校音楽科を卒業後、フランス国立リール地方音楽院最上級課程を満場一致の最優秀にて主席で修了。同時に室内楽においてもトリオとクインテットで満場一致の最優秀賞を受賞。

 デュオにおいてはパリにて共に室内楽を学び、ヴァレリア・マルティナ国際コンクール(伊)室内楽部門にて満場一致の第1位を受賞する他、それぞれソロにおいても国内外のコンクールにて多数受賞している。
 バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーに加え、クラシックと他ジャンルの音楽を融合させたオリジナルアレンジ曲を演奏するなど、多彩な演奏活動を展開し、いずれも好評を得ている。
 これまで日本はもとより、イギリス、フランス、ロシア、ウズベキスタンなど世界各地でも演奏を行なっている。

 
 


<LP>


DG(LP)


4863297
(LP)
\3700
《フリッツ・ヴンダーリヒ/ヘルマン・プライ~
  Eine Weihnachtmusik(クリスマスの音楽)》

[Side A]
 1) アルビノーニ:
   協奏曲ニ長調Op.10 No.6よりテンポ・ディ・ミヌエット(H.G.レナ―編)、
 2)『ルカによる福音書』第2章第1-6節、
 3) 伝承曲:マリアは茨の森を通って行った、
 4) 伝承曲:声を高く上げよ、5)『ルカによる福音書』第2章第7節、
 6) 伝承曲:一輪のばらが咲いて、
 7)『ルカによる福音書』第2章第8節、
 8) テレマン:2つのオーボエのためのソナタ イ長調よりシチリアーノ
   (H.G.レナ―編)、
 9)『ルカによる福音書』第2章第9節、
 10) 伝承曲:私には訳が分からない、
 11)『ルカによる福音書』第2章第10-11節、
 12) 伝承曲:おお、この上ない喜び、
 13)『ルカによる福音書』第2章第12節、
 14) テレマン:2つのオーボエ・ダモーレのためのソナタ イ長調よりアレグロ
  (H.G.レナ―編)/
[Side B]
 1) テレマン:2つのオーボエ・ダモーレのためのソナタ イ長調よりラルゲット
  (H.G.レナ―編)、
 2) 作者不詳:高き天よりわれは来たれり、
 3)『ルカによる福音書』第2章第13-14節、
 4) アルビノーニ:協奏曲ニ長調Op.10 No.6よりテンポ・ディ・ミヌエット
   (H.G.レナー編)、
 5)『ルカによる福音書』第2章第15-16節、
 6) 伝承曲:まぶねのかたわらに立ちて、
 7)『ルカによる福音書』第2章第17節、
 8) 伝承曲:静かに、御子がお休み、
 9)『ルカによる福音書』第2章第18-19節、
 10) グルーバー:きよしこの夜、
 11)『ルカによる福音書』第2章第20節、
 12) プレトリウス:甘き喜びのうちに
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
 (Side A: 3, 4, 6, 10, 12, Side B: 2, 8, 10, 12)、
ヘルマン・プライ(バス)
 (Side A: 3, 4, 10, 12, Side B: 2, 6, 8, 10, 12)、
ヴィリー・クヴァトフリーク(語り手)
 (Side A: 2, 5, 7, 9, 11, 13, Side B: 3, 5, 7, 9, 11)、
ハンス・ゲオルク・レナー
 (オーボエ[Side A: 1, 3, 12, Side B: 2, 4, 10]、
  オーボエ・ダモーレ[Side A: 6, 8, 14, Side B: 1, 6, 8, 12])、
  ディートマー・ケラー(オーボエ[Side A: 1, Side B: 4, 6, 8, 12]、
  オーボエ・ダモーレ[Side A: 8, 14, Side B: 1]、
  イングリッシュホルン[Side A: 6, 10, 12, Side B: 2, 8])、
Berthold Stihl(ホルン)(Side A: 1, 4, Side B: 4, 10)、
Robert Bodenr?der(クラリネット)(Side B: 12)、
ヘルムート・ベッカー
 (Side A: 1, 3, 6, 8, 10, 12, 14, Side B: 1, 2, 4, 6, 8, 10, 12)、
Sepp Gr?nwald
 (Side A: 1, Side B: 4)(ファゴット)、
Christmut Geier(Side A: 10)、
ヴォルフガング・ナイニンガー(Side A: 12, Side B: 2, 10, 12)(ヴァイオリン)、
ヴォルフガング・シュテルト(コントラバス)
 (Side A: 1, 4, 6, 10, 12, Side B: 2, 4, 6, 10, 12)、
フリッツ・ノイマイヤー
 (チェンバロ[Side A: 1, 4, 8, 14, Side B: 1, 2, 4, 6, 12]、
  指揮[Side A: 1, 3, 4, 6, 8, 10, 12, 14, Side B: 1, 2, 4, 6, 8, 10, 12])

 ヴンダーリヒ最後の録音となったクリスマスの定番アルバムがLPに

 「マリアは茨の森を通って行った」や「一輪のばらが咲いて」、「静かに、御子がお休み」のような伝承曲に、ドイツのフリッツ・ノイマイヤーの指揮で明快に実直に演奏されたトマーゾ・アルビノーニとゲオルク・フィリップ・テレマンによる曲、そしてそれらの曲の間に舞台俳優のヴィリー・クヴァトフリークによって語られる『ルカによる福音書』からのクリスマスのストーリー。
 織物のように作り上げられた心温まるクリスマス・アルバムです。

 「多くの人たちにとって、このアルバムはクリスマス・ツリーやキャンドルのようにクリスマスに欠かせないものでしょう」―バルバラ・ヴンダーリヒ(ヴンダーリヒの娘)
 
 「ステージやマイクの前に我が友フリッツとともにいた時が、私の歌手人生の中で最も輝いていた瞬間でした」―ヘルマン・プライ

 180g重量盤LP
 
 【録音】1966年、ドイツ
 













10/25(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ARS PRODUKTION

代理店変更により再掲載
ARS38116
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2900
シュポア:歌曲集 Vol.1
 ルイ・シュポア(1784-1859):
  Ermunterung WoO117-1/Sonntagsfruhe WoO117-2/
  Fruhlingslied WoO117-3/Wenn sich zwei Herzen finden WoO120/
  Lied des verlassen Madchens WoO90/Nachgefuhl WoO91/
  Verlust WoO99/Unterwegs WoO101/Abendlied WoO104/
  Wolle keiner mich fragen WoO106/Thranen WoO108/
  Leibt er mich WoO109/Immerdar Liebe WoO113/
  Der Herbst WoO115/Glockenklange WoO118/
  Grusse WoO123/Immerdar dasselbe! WoO124/
  Wohin? WoO125/Die verschweigene Nachtigall WoO126/
  Neue Liebe, neues Leben, WoO127/
  Abendlied Op.108-1/Das Herz Op.108-2/Ruhe Op.108-3
フェリツィタス・エルプ(ソプラノ)
ユディト・エルプ(ソプラノ)
ドリアナ・チャカロヴァ(ピアノ)

 エルプ姉妹によるシュポア:歌曲集第1弾!

 ドイツ・リートの発展に大きく貢献しながらも、これまで音楽史やドイツリート研究者の間でほとんど顧みられることがなかったシュポアの再評価を促す1枚。
 二重唱も含まれており、ドイツ・シュトゥットガルト出身のエルプ姉妹が美しく澄んだ伸びやかな歌を聴かせます。

 「シュポアは、ロベルト・シューマン、ヨハネス・ブラームス、フーゴ・ヴォルフがさらに発展させた、紛れもないオリジナルなドイツ・リート様式の先駆者であると考えることができる。(中略)あるものは未来に向かって大胆に書かれたハーモニーを持ち、またあるものは抒情的なシンプルさの中に豊かなメロディーのアイデアを示している。」(ブックレットより抄訳)

 ※録音:2011年11月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
 
 

ARS38115
(2SACD HYBRID)
【旧譜】
¥4200
ヨハン・セバスティアン・バッハ:フランス組曲
 CD1
  フランス組曲第1番 ニ短調 BWV812
  フランス組曲第2番 ハ短調 BWV813
  フランス組曲第3番 ロ短調 BWV814
  フランス組曲第4番 変ホ長調 BWV815
   (BWV815aのガヴォットIIを含む)
 CD2
  フランス組曲第5番 ト長調 BWV816
  フランス組曲第6番 ホ長調 BWV817
  組曲 イ短調 BWV818a
  組曲 変ホ長調 BWV819a
カスパール・フランツ(ピアノ)

 1980年生まれのドイツのピアニスト、カスパール・フランツのソロデビュー・アルバム。
 ロストック音楽大学でマティアス・キルシュネライトに、ハンスアイスラー音楽大学でエバーハルト・フェルツに師事したほか、レナーテ・クレチュマー=フィッシャー、クリストフ・エッシェンバッハ、アンドラーシュ・シフ、エリーザベト・レオンスカヤらにも学んでいます。タッチの細部や演奏空間の雰囲気まで捉えた美しい録音です。

 ※録音:2012年1月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
 
 

ARS38108
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2900
フランスのハープ協奏曲集(忘れられた至宝 Vol.10)
 マルタン=ピエール・ダルヴィマール(1772-1839):
  ハープ協奏曲第2番 Op.30
 フランチェスコ・ペトリーニ(1744-1819):
  ハープ協奏曲第1番 Op.25
 ダニエル・シュタイベルト(1765-1823):
  ハープ大協奏曲 
長澤真澄(シングル・アクション・ハープ)
ケルン・アカデミー
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)

 モダンもピリオドも弾きこなす日本のハーピスト、長澤真澄による知られざるハープ協奏曲集。
 本作ではシングル・アクション・ハープを使用し、ベートーヴェンとのピアノ対決で有名なヴィルトゥオーゾ、シュタイベルトの作品を含む古典派~初期ロマン派の3作品を収録。典雅な響きを楽しめます。

 ※録音:2010年1月、インマヌエル教会(ドイツ、ヴッパータール)
 




CHRISTOPHORUS


CHR77466
¥2700
パストラーレ ~ クリスマスのためのバロック器楽作品集
 ・フランチェスコ・マンフレディーニ:シンフォニア《聖なるクリスマスのために》 ニ短調 Op.2-12
   バーゼル・カプリコルヌス・コンソート
 ・伝承曲:カラブリアのパストラーレ
   ラボラトリオ'600、フランコ・パヴァン(指揮)
 ・ジョバンニ・バッティスタ・フェッランディーニ:シンフォニア・パストラーレ ニ長調
   アルモニー・ユニヴェルセル
 ・テレマン:トランペット協奏曲 ニ長調 TWV 51:D7
   ジャン=フランソワ・マドゥフ(トランペット)、ラ・プティット・バンド、シギスヴァルト・クイケン
 ・パヴェル・ヨゼフ・ヴェイヴァノフスキー:降誕のソナタ
   アルス・アンティクヮ・アウストリア、グナール・レツボール(指揮)
 ・ヘンデル:ピファ(田園交響曲)(メサイアより)
   ムジカ・フィオリタ、ダニエラ・ドルチ(指揮)
 ・J.S.バッハ:シンフォニア(クリスマス・オラトリオより)
   ムジカ・フィオリタ、ダニエラ・ドルチ(指揮)
 ・ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:トリオ・ソナタ 《ラ・パストラーレ》
   ラビリント、エンリコ・ガッティ(指揮)
 ・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調《冬》 RV297
   ライラ・シャイエーク(ヴァイオリン)、ムジカ・フィオリタ、ダニエラ・ドルチ(指揮)
 ・ヨハン・メルヒオール・モルター:コンチェルト・パストラーレ ト長調
   ムジカ・フィオリタ、ダニエラ・ドルチ(指揮)
 ・ジョヴァンニ・ザンボーニ:パストラーレ
   ラボラトリオ'600、フランコ・パヴァン(指揮)
 ・ヨハン・プファイファー:パストラーレ(序曲 ト長調より)
   バツドルファー・ホーフカペレ
 ・コレッリ:クリスマス協奏曲 Op.6-8
   イタリア音楽院国立バロック・オーケストラ、パオロ・ペッローネ(指揮)

 バロック音楽の名手が集う!クリスマス器楽作品集!

 ☆バロック期のクリスマスのための音楽をたっぷりと収録!
 ☆シギスヴァルト・クイケン、ダニエラ・ドルチなどバロック演奏のエキスパートたちによる演奏!

 作曲家がクリスマスを主題に作曲を本格的に始めたのはバロック期からでした。その多くはクリスマス・オラトリオやカンタータといった声楽を伴うものですが、このアルバムでは器楽作品のみを、Christophorus、Glossa、Accent、Pan Classicsなど様々なレーベルの音源から集めました。
 演奏もダニエラ・ドルチ&ムジカ・フィオリタを中心として、バロック音楽のエキスパートたちの名演揃いです。
 クリスマス・キャロルとはまた違ったバロック期のクリスマス音楽をたっぷりとお楽しみいただけます。
 




NIFC


NIFCCD135
¥2600
モニューシュコ: 歌曲集 第3巻
 スタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872):
  四季/ジグムントの柱の下/3つの花/穏やかな川の上で/
  運命/マズールへの呼びかけ/私のコロヴァイ/
  小さなナイチンゲール/即興曲/天使の子/
  氷上のボール/鹿毛の雄馬を飼っていた/水を求めて/
  村長の歌/盗癖/涙/幸せな日々/夕暮れに/
  村のハーディー・ガーディー・マン(3)/
  漁師/歌「Lo the sun it's dial's hidden」/
  ラメント第5番/酔い騒ぐ老人/マチェク
マリウシュ・ゴドレフスキ(バリトン)
ラドスワフ・クレク
 (ピリオド・ピアノ/
  クラール&ザイトラー1864)

 ☆2019年に生誕200年を迎えNIFCが注力する作曲家、スタニスワフ・モニューシュコ!
 ☆ポーランド有数のバリトン歌手、マリウシュ・ゴドレフスキ!

 2019年に生誕200年を迎えNIFC(ポーランド国立ショパン研究所)がその作品の再発見、再評価に総力を挙げている作曲家、スタニスワフ・モニューシュコ(1819-1872)の歌曲集第3弾!
 モニューシュコは「ポーランド・オペラの父」と言われ、フレデリック・ショパンと並ぶポーランドを代表する作曲家の一人です。
 近年ではピリオド楽器による主要なオペラ作品のリリースが続いており、歌曲集も継続しています。
 前作(NIFCCD116)に引き続き、ポーランドの国内外の多くのオペラ・シーンで活躍し、ドイツ・リート、イギリス・バロックなどもレパートリーとするポーランド有数のバリトン歌手、マリウシュ・ゴドレフスキが歌います。今作では1864年製のクラール&ザイトラーのピアノが使用されており、前作までとはまた違った響きを出しています。

 ※録音(ライヴ):2021年1月3日-6日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)

 
 




TRPTK


TTK0086
(1SACD HYBRID)
¥2900
モーツァルト:4手のためのソナタ集
 4手のためのソナタ 変ロ長調 K.358
 4手のためのソナタ ヘ長調 K.497
 4手のためのソナタ ハ長調 K.521
トーマス・ベイエル(ピアノ)
ニコラス・ファン・プッケ(ピアノ)

 オランダの若きピアノ・デュオ!モーツァルトの4手連弾ソナタ集!

 ☆オランダの若きピアノ・デュオがモーツァルトに新たな息吹を与える!
 ☆色彩と活力にあふれるモーツァルトの4手連弾ソナタ集!

 1988年生まれのトーマス・ベイエルと、1992年生まれのニコラス・ファン・プッケ、オランダの若い世代におけるトップ・ピアニストによってモーツァルトに新たな息吹が与えられる、4手連弾のためのソナタ集!
 2019年からヤング・ピアニスト・ファウンデーションの芸術監督を務め、2022年にオランダの教育・文化・科学省からクラシック音楽家に与えられる最高の国家賞「オランダ音楽賞(Nederlandse Muziekprijs)」を受賞したトーマス・ベイエルと、鋭い音楽感覚を持ち、ダイナミックで感情豊かな演奏をする情熱的な音楽家ニコラス・ファン・プッケは15年以上の付き合いがある仲の良い友人同士であり、定期的にお互いを訪ね、楽しみ、批評し合っています。
 2012年にアムステルダムで行われた初リサイタルから定期的にコンサートを続けており、新型コロナ・ウイルスの流行時に彼らはモーツァルトの4手連弾ソナタに焦点を当て、多くの公演も行い、オランダの冒険的な高音質レーベル「TRPTK」に3つのソナタを録音しました。

 低音側で力強くペダルを踏むファン・プッケと、グランド・ピアノの高音側で洗練された詩人のように歌うベイエル。
 優れたテクニックと互いに共感する能力、色彩豊かな想像力に恵まれた二人のピアニストが、モーツァルトの自然で儚い音に活力と魅力あふれる新たな息吹を吹き込みます。

 ※録音:2021年12月10日-11日、オランダ

 
 



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NAXOS



8.507015
(7CD)
¥6000→\5590

アルヴェーン:交響曲全集・管弦楽曲集

 【CD1】...8.553962
  1. 祝典序曲 Op. 25
  2-5. 組曲『山の王』
  6. スウェーデン狂詩曲第2番「ウプサラ狂詩曲」Op. 24
  7-10. 交響曲第1番 ヘ短調 Op. 7
 【CD2】...8.555072
  1-7. バレエ組曲「放蕩息子」
  8-12. 交響曲第2番 ニ長調 Op. 11
 【CD3】...8.553729
  1. スウェーデン狂詩曲第3番「ダーラナ狂詩曲」 Op. 47
  2. 岩礁の伝説 Op. 20
  3-6. 交響曲第3番 ホ長調 Op. 23
 【CD4】...8.557284
  1-4. 交響曲第4番 ハ短調「海辺の岩礁から」Op. 39
  5. 祝典序曲 Op. 52
 【CD5】...8.557612
  1-4. 交響曲第5番 イ短調 Op. 54
  5. 黙示録カンタータ Op. 31 - アンダンテ・レリジオーソ
 【CD6】...8.557828
  1-6. 組曲『ソルバッケンのシュネーヴィ』 Op. 50
  7-12. 組曲『田舎の物語』 Op. 53
  13. エレジー Op. 38
 【CD7】ボーナスCD...8.553115
  スウェーデン音楽名曲集
   1. アウグスト・セーデルマン(1832-1876):スウェーデン祝祭音楽
   2. ヴィルヘルム・ステーンハンマル(1871-1927:
    カンター『歌』- 間奏曲
   ラーシュ=エリク・ラーション(1908-1986): 田園組曲
    3. 序曲/4. ロマンス/5. スケルツォ
  6. ラーション: 「冬物語(または、ある冬の物語)」- エピローグ
  ヴィルヘルム・ペッテション=ベリエル(1867-1942):
   「フレースエーの花々」より(管弦楽編)
    7. 第3集 第2曲 夏の牧場に歩み入る/
    8. 第1集 第2曲 夏の歌/9. 第1集 第5曲 祝福/
    10. 第1集 第6曲 フレースエーの教会にて
  11. アルヴェーン: 組曲『放蕩息子』- ポルカ
  12. ダグ・ヴィレーン(1905-1986): 弦楽のためのセレナード - 行進曲
  13. アルヴェーン: 組曲『グスタフ・アドルフ2世』 - エレジー
  14. アルヴェーン: スウェーデン狂詩曲第1番「夏至の徹夜祭」Op.19
ニコラス・ヴィレーン指揮
【CD1-6】
 ニクラス・ヴィレーン(指揮)
 ロイヤル・スコティッシュ・
  ナショナル管弦楽団(CD1&3)
 アイルランド国立交響楽団(CD2)
 アルンディス・ハーラ(ソプラノ:CD4)
 ヨハン・ヴァルディマルソン(テノール:CD4)
 アイスランド交響楽団(CD4)
 ノールショピング交響楽団(CD5&CD6)
【CD7】
 オッコ・カム(指揮)
 ヘルシンボリ交響楽団
NYCX-10361
(7CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥7700

 録音
  CD1: 1996年5月21日&22日 グラスゴー、ヘンリー・ウッド・ホール
  CD2: 2000年5月29日-31日、ダブリン、ナショナル・コンサート・ホール
  CD3: 1996年2月1日&2日 グラスゴー、ヘンリー・ウッド・ホール
  CD4: 2003年6月10日-13日 レイキャビク、ハスコラビオ
  CD5: 2004年6月15日-17日(1-4)、2005年5月23日-27日(5) ノールショピング、ド・イェール・ホール
  CD6: 2004年6月17日&18日(1-6)、2005年5月23日-27日(7-13) ノールショピング、ド・イェール・ホール
  CD7: 1994年8月30日-9月1日 ヘルシンボリ・コンサート・ホール

 ヒューゴ・アルヴェーンはステーンハンマルと並ぶ近代スウェーデンを代表する作曲家。
 1872年にストックホルムに生まれ、1887年から91年まで王立音楽大学でヴァイオリンを専攻し、並行して作曲のプライベート・レッスンも受けました。
 在学中の1890年から王立歌劇場のヴァイオリン奏者としても活動。その後、ヨーロッパでヴァイオリンと指揮を学び、帰国後の1910年にはウプサラ大学の音楽監督に就任、同時に世界屈指の男声合唱団オルフェイ・ドレンガーの指揮者を37年間にわたって務めるなど、指揮者としても活躍しました。
 アルヴェーンの交響曲第1番が書かれたのは1897年。その作曲家としての活動の大半は20世紀ですが、彼は調性に基づく後期ロマン派のスタイルによる作品を書き続けました。
 そのため保守的な作曲家と見なされたこともありますが、抒情的なメロディと情緒豊かな和声に彩られた作品群は親しみやすく、時代を越えた魅力をもっています。
 特にスウェーデン狂詩曲第1番『夏至の徹夜祭』はパーシー・フェイスやマントヴァーニがカバー。日本でもNHK「みんなのうた」で「風のくれたひみつ(スウェディッシュラプソディ)」として発表されたこともあります。
 アルヴェーンは水彩画を得意とし、画家として身を立てようとした時期もありました。アルヴェーンの音楽が北欧の自然や情景を想起させるのは、そのような才能と無関係ではないのでしょう。
 ちなみに、アルヴェーンの甥ハンネス(ハンス)は1970年にノーベル物理学賞を受賞しました。アルヴェーンの「祝典序曲 作品25」はノーベル賞の授賞式におけるレパートリーの一つとなっているので、その折にも演奏されたのかもしれません。

 CD1から6を指揮するニクラス・ヴィレーンは、1961年生まれ。アルヴェーンと同じくストックホルムに生まれ、王立音楽大学で学びました。
 ロイヤル・ストックホルム・フィルの首席客演指揮者、ケルン放送管弦楽団の首席指揮者をはじめ、主にスカンジナビア諸国とイギリス、ドイツで活動しています。
 
 今回のボックス化に際して、当初はCD6までの計画でしたが、『夏至の徹夜祭』を入れて欲しいとの強い要望があり、CD7が追加されました。
 名匠オッコ・カムの指揮するスウェーデン音楽の名曲集です。合わせてお楽しみください。

 ※国内仕様盤には、スウェーデン音楽の紹介に取り組んでいるステーンハンマル友の会代表でピアニストの和田記代氏による日本語解説が付属します。

 2022年に生誕150周年を迎えたフーゴ・アルヴェーンの全5曲の交響曲を含め、主要なオーケストラ作品を全て揃えたCDボックス。
 ストックホルム群島が広がる海辺の自然、そして民謡の宝庫と言われるダーラナ地方の文化を愛したアルヴェーンは、スウェーデン人の心に最も近い作曲家の一人と言われている。
 
 民謡を素材にしたスウェーデン狂詩曲『夏至の徹夜祭』で有名なアルヴェーンであるが、「民謡の響きの模倣は安易で安上がりな芸術だ」という言葉を手紙に残している作曲家が真に目指した響きがきっと分かるCD集だ。 --和田記代(ピアニスト、ステーンハンマル友の会代表)

 
 



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TUDOR



TUDOR1741
(2SACD HYBRID)
¥3200→\2990
ヤクブ・フルシャ&バンベルク響
 ブラームス:交響曲第1番/ドヴォルザーク:交響曲第6番 他

 【SACD1】
  ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
   交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
    1. I. Un poco sostenuto – Allegro
    2. II. Andante sostenuto
    3. III. Un poco Allegretto e grazioso
    4. IV. Adagio – Allegro non troppo, ma con brio
  ブラームス: ハンガリー舞曲集
   5. 第1番 Allegro molto/
   6. 第3番 Allegretto/7. 第10番 Presto
 【SACD2】
  アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):
   交響曲第6番 ニ長調 Op. 60
    1. I. Allegro non tanto/2. II. Adagio/
    3. III. Scherzo (Furiant). Presto/4. IV. Allegro con spirito
  ブラームス: ハンガリー舞曲集
   5. 第17番 Andantino – Vivace/6. 第18番 Molto vivace/
   7. 第19番 Allegretto/8. 第20番 Poco allegretto/
   9. 第21番 Vivace
バンベルク交響楽団
ヤクブ・フルシャ(指揮)
NYCX-10362
(2SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4400

 録音:バンベルク、ヨーゼフ・カイルベルト・ザール 2020年9月21-24日...SACD1: 1-4 2021年1月25日...SACD1: 5-7 2021年1月22-25日...SACD2: 1-4 2020年9月24日...SACD2: 5-6 2020年10月1日...SACD2: 7-9
 CD層...Stereo/SACD...Stereo、マルチチャンネル5.1

 チェコのブルノに生まれた指揮者ヤクブ・フルシャが、2016年から首席指揮者を務める名門バンベルク交響楽団を指揮して録音を進めてきたドヴォルザーク&ブラームス・シリーズ、2作同時発売で一挙完結!
 バンベルク交響楽団は、チェコのプラハにあったドイツ系住民によるオーケストラを前身としています。
 第2次大戦末期にチェコを逃れて古都バンベルクに移り住んだ音楽家たちが終戦の翌年1946年にバンベルク響を旗揚げ。
 以後、重心の低いドイツ的なバランスと中欧的な音色を持つサウンドは、カイルベルト、ヨッフム、ホルスト・シュタインといったドイツ系マエストロの音楽作りと相まって人気がありました。
 近年はジョナサン・ノットの下で機能性を一段と向上させ、そのバトンを引き継いだフルシャと共に高い評価を得ています。
 フルシャの発案でブラームスの4つの交響曲とドヴォルザークの最後の4つの交響曲を組みあわせるシリーズは、2017年にホ短調の2曲を組み合わせてスタートし、番号を遡ってリリースされ、コロナ禍を乗り越えて遂に完結します。
 フルシャは第1弾の原盤ライナーで、この二人の作曲家が自分自身とオーケストラにとって欠くことのできない存在であること、ブラ-ムスとドヴォルザークとの間には通じ合うものもあれば、似て非なるものもあり、二人の作品を対照させることでそれが浮き彫りになると語っていました。

 バンベルク響のブラームス:交響曲全集はホルスト・シュタイン(1997年)以来となります。フルシャは楽団のあたたかな響きを活かしつつ、中庸のテンポを採って旋律をのびやかに歌わせ、楽団の伝統を尊重した音楽作りを展開。
 ヴァイオリンを両翼配置にし、第1番と第2番では第1楽章のリピートを採り入れてスケールの大きな音楽に仕上げています。今作では8曲のハンガリー舞曲も収録。こちらも聴きどころです。
 また、チェコゆかりのバンベルク響とはいえ、ドヴォルザークの交響曲の録音は一部を除くと決して多くない点でも注目です。
 今回のリリースでは、ブラームスの第2番から影響を受けたとされる同じ調性の第6番をブラームスの第1番と合わせるという意外性も魅力。牧歌的な旋律をたっぷりと歌わせます。

 ※国内仕様盤には本田裕暉氏による日本語解説が付属します。
 
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TUDOR1742
(2SACD HYBRID)
¥3200→\2990
ヤクブ・フルシャ&バンベルク響
 ブラームス:交響曲第2番/ドヴォルザーク:交響曲第7番


 【SACD1】
  ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
   交響曲第2番 ニ長調 Op. 73
    1. I. Allegro non troppo/2. II. Adagio non troppo/
    3. III. Allegretto grazioso(Quasi Andantino)/
    4. IV. Allegro con spirito
 【SACD2】
  アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):
   交響曲第7番 ニ短調 Op. 70
    1. I.Allegro maestoso/2. II. Poco Adagio/
    3. III.Scherzo. Vivace/4. IV. Finale. Allegro
バンベルク交響楽団
ヤクブ・フルシャ(指揮)
NYCX-10363
(2SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4400

 録音:バンベルク、ヨーゼフ・カイルベルト・ザール 2019年5月6-8日...SACD1 2020年9月28日-10月1日...SACD2
 CD層...Stereo/SACD...Stereo、マルチチャンネル5.1

 チェコのブルノに生まれた指揮者ヤクブ・フルシャが、2016年から首席指揮者を務める名門バンベルク交響楽団を指揮して録音を進めてきたドヴォルザーク&ブラームス・シリーズ、2作同時発売で一挙完結!
 バンベルク交響楽団は、チェコのプラハにあったドイツ系住民によるオーケストラを前身としています。第2次大戦末期にチェコを逃れて古都バンベルクに移り住んだ音楽家たちが終戦の翌年1946年にバンベルク響を旗揚げ。
 以後、重心の低いドイツ的なバランスと中欧的な音色を持つサウンドは、カイルベルト、ヨッフム、ホルスト・シュタインといったドイツ系マエストロの音楽作りと相まって人気がありました。
 近年はジョナサン・ノットの下で機能性を一段と向上させ、そのバトンを引き継いだフルシャと共に高い評価を得ています。
 フルシャの発案でブラームスの4つの交響曲とドヴォルザークの最後の4つの交響曲を組みあわせるシリーズは、2017年にホ短調の2曲を組み合わせてスタートし、番号を遡ってリリースされ、コロナ禍を乗り越えて遂に完結します。
 フルシャは第1弾の原盤ライナーで、この二人の作曲家が自分自身とオーケストラにとって欠くことのできない存在であること、ブラ-ムスとドヴォルザークとの間には通じ合うものもあれば、似て非なるものもあり、二人の作品を対照させることでそれが浮き彫りになると語っていました。

 バンベルク響のブラームス:交響曲全集はホルスト・シュタイン(1997年)以来となります。
 フルシャは楽団のあたたかな響きを活かしつつ、中庸のテンポを採って旋律をのびやかに歌わせ、楽団の伝統を尊重した音楽作りを展開。
 ヴァイオリンを両翼配置にし、第1番と第2番では第1楽章のリピートを採り入れてスケールの大きな音楽に仕上げています。
 また、チェコゆかりのバンベルク響とはいえ、ドヴォルザークの交響曲の録音は一部を除くと決して多くない点でも注目です。ボヘミア民族色の強い第7番では全編にわたりフルシャならではの音楽が展開されています。

 ※国内仕様盤には本田裕暉氏による日本語解説が付属します。

 
 



<メジャー・レーベル>
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DECCA



4853160
(4SACD Hybrid)
\15000→\13990
ショルティ生誕110周年・没後25周年記念
ワーグナー:楽劇《ヴァルキューレ》

<DISC1>
 01 前奏曲 02.第1幕 第1場 「この竈が誰のものであろうと」
 03. 第1幕 第1場 「冷たい水が元気づけてくれました」
 04.第1幕 第2場 「竈のかたわらに、疲れきったこの人を見つけました」
 05.第1幕 第2場 「フリートムントと名乗ることは許されません」
 06. 第1幕 第2場 「森の中から私は追われて出て」
 07.第1幕 第2場 「わしは荒々しき一族のことを知っている」
 08. 第1幕 第3場 「父上は私に刀を約束してくださった」
 09.第1幕 第3場 「お客人、おやすみですか?」
 10.第1幕 第3場 「冬の嵐は去り、快い月となった」
 11.第1幕 第3場 「寒い冬の日々に私が憧れていた春こそあなたです」
 12 第1幕 第3場 「あなたの名はヴェーヴァルトですか?」
<DISC2>
 01.前奏曲 02. 第2幕 第1場 「勇ましい娘よ、今や馬の手綱を引きしめよ」
 03. 第2幕 第1場 「いつもの嵐だ!」
 04. 第2幕 第1場 「永遠の神々にも終焉の時がきたのです」
 05.第2幕 第1場 「行動が明るみに出ぬうちに」
 06.第2幕 第1場 「何をしてほしいのだ?」
 07.第2幕 第2場 「喧嘩の結果は良くなかったようだわ」
 08.第2幕 第2場 「わしが誰にも告げぬことでも」
 09.第2幕 第2場 「全く別のことだ」
 10.第2幕 第2場 「おっしゃってください」
 11.第2幕 第3場 「ここに休みなさい」
 12.第2幕 第3場 「早く!早く!汚れた女から逃げなければ!」
<DISC3>
 01.第2幕 第4場 「ジークムントよ!私を見てください!」
 02.第2幕 第4場 「あなたは高貴です」
 03.第2幕 第4場 「永遠の喜びを、あなたはほしいと思わないのですか?」
 04.第2幕 第4場 「やさしい人の苦痛と悲嘆は」
 05.第2幕 第4場 「お父上が帰って来てさえくださるなら」
<DISC4> 
 01.第3幕 第1場 前奏曲(ヴァルキューレの騎行)| / -「ホー・ヨー・トー・ホー!」
 02.第3幕 第1場 「私を守って!」
 03.第3幕 第1場 「私のために苦しまないでください」
 04.第3幕 第1場 「待て、ブリュンヒルデ!」
 05.第3幕 第2場 「ブリュンヒルデはどこだ?」
 06.第3幕 第2場 「父上、私はここにおります」
 07.第3幕 第2場 「ああ、悲しいこと!ああ、姉さん!」
 08.第3幕 第3場 「私のした罪は、こんな恥ずかしい罰を」
 09.第3幕 第3場 「私は賢くありません」
 10.第3幕 第3場 「お前はやった」
 11.第3幕 第3場 「あなたは高貴な一族を作られました」
 12.第3幕 第3場 「さらば、勇ある輝かしき子よ!」
 13.第3幕 第3場 「花嫁を獲得するのだ」
 14.第3幕 第3場 「ローゲよ、聞け!よく聞け!」
ジェイムズ・キング(テノール:ジークムント)
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ:ジークリンデ)
ゴットロープ・フリック(バス:フンディング)
ハンス・ホッター(バス:ヴォータン)
クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ:フリッカ)
ビルギット・二ルソン(ソプラノ:ブリュンヒルデ)
ヴェラ・シュロッサー(ソプラノ:ゲルヒルデ)
ヘルガ・デルネシュ(ソプラノ:オルトリンデ)
ブリギッテ・ファスベンダー(メッゾ・ソプラノ:ヴァルトラウテ)
ヘレン・ワッツ(アルト:シュヴァルトライテ) 他

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ

4852635
(5LP)
\17400

 ショルティ生誕110周年・没後25周年記念!
 デッカ・レーベルの総力を結集した史上最高の録音、ショルティによる《ニーベルングの指環》の2022年版リマスタリング!
 サー・ゲオルグ・ショルティ~ワーグナー:楽劇《ヴァルキューレ》

 レコード史上初の壮挙となった、ワーグナーの大作《ニーベルングの指環》のスタジオ全曲録音プロジェクトを担った指揮者、サー・ゲオルグ・ショルティの生誕110周年・没後25周年を記念した大プロジェクト。
 ショルティが1958年から65年にかけて完成させた、史上初の《ニーベルングの指環》スタジオ全曲録音を《ラインの黄金》(11月)、《ワルキューレ》(12月)、《ジークフリート》(2023年3月)、《神々の黄昏》(5月)と、今年11月から来年5月にかけて計4作をリリース!
 歌手、オーケストラ、演奏、録音、等全てにおいて、録音から半世紀以上たった現在でも最高の永遠の記録です。

 この2022年盤では、1958年オリジナルのステレオマスターテープから2022年に制作したDSDマスターを使用。元Emil Berliner Studiosのアンドリュー・ウェッドマンが監督し、テープはStuder A820マシンとWeissアナログ/デジタルコンバーター、そして出力を記録する独自のワークステーションで調整が行われました。
 一番古いテープで65年経過した38本のオリジナル・マスターテープの中には、編集修理や酸化膜剥離が必要なテープもありましたが、状態の悪いテープは、55℃で10時間焼成することで修復に成功し、24bit/192kHzの高解像度で新たにマスタリングを行いました。

 マスタリングは、1964年と1965年のオリジナル・レコーディング・セッションに関わり、1984年と1997年の2回のトランスファーの監督も行ったエンジニア、ジミー・ロックの下で修行を積んだ、DECCAエンジニアのフィリップ・サイニーが担当。
 テープヒスやノイズ除去には、iZotope RX-9 や CEDAR Retouch など、以前のプログラムよりもはるかに効果的で侵襲の少ない洗練されたツールが使用されており、ウィーン・フィルの金管楽器や弦楽器の輝かしい倍音をかつてないほど聴かせてくれます。

 録音:1965年10月、11月 ウィーン、ゾフィエンザール

 ●SACDはハイブリッドSACD仕様。12インチ(LPサイズ)のスリップケースに全48Pのブックレットを封入。 314x315x15mm
 ●LPは180g重量盤5LP。こちらも12インチのスリップケースに全56Pのブックレットを封入。 314x315x28mm & 2.085kg



前作

ショルティ
 ワーグナー:楽劇《ラインの黄金》



4853159
(2SACD Hybrid)
\12800→\11990
サー・ゲオルグ・ショルティ
 ワーグナー:楽劇《ラインの黄金》


ショルティ生誕110周年・没後25周年記念~2022年版リマスタリング

ジョージ・ロンドン(バス・バリトン:ヴォータン)
エーベルハルト・ヴェヒター(バリトン:ドンナー)
ヴァルデマール・クメント(テノール:フロー)
キルステン・フラグスタート(ソプラノ:フリッカ)
クレア・ワトソン(ソプラノ:フライア)
セット・スヴァンホルム(テノール:ローゲ)
ジーン・マデイラ(メッゾ・ソプラノ:エルダ)
グスタフ・ナイトリンガー(バス:アルベリヒ)
パウル・クーエン(テノール:ミーメ)
ヴァルター・クレッペル(バス:ファゾルト)
クルト・ベーメ(バス:ファフナー)
オーダ・バルスボルク(ソプラノ:ヴォークリンデ)
イーラ・マラニウク(メッゾ・ソプラノ:フロースヒルデ)
ヘティ・ブリューマッヒャー(アルト:ヴェルグンデ)

ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
4852631
(3LP)
\13000
上記同収録曲を3LPに収録。

 




WARNER CLASSICS



5419729645
\2700
アリム・ベイセンバエフ(ピアノ)
リスト:
 超絶技巧練習曲集 S.139(全12曲)

 3つの演奏会用練習曲 S.144より第2曲『軽やかさ』
 コンソレーション S.172より第3番変ニ長調
アリム・ベイセンバエフ(ピアノ)
 録音:2022年4月25-27日、ロンドン、St. Jude on the Hill

 ピアニストの登竜門として世界的に知られる2021年度リーズ国際ピアノ・コンクール金賞受賞者のアリム・ベイセンバエフは、1998年生まれ。5歳よりピアノをはじめ、2008年にモスクワ中央音楽学校に入学。2年後に英国のパーセル・スクールに入学しテッサ・ニコルソンに師事。2015年ヴァン・クライバーン・ジュニア国際で優勝。2016年には英国王立音楽院に入学し引き続きテッサ・ニコルソンに学び、2016年にウィグモア・ホールにデビュー。現在は王立音楽大学でヴァネッサ・ラターシュおよびドミトリー・アレクセーエフに学んでいます。

 デビュー盤として『リスト:超絶技巧練習曲集』という意欲的な作品を録音。アリム・ベイゼンバエフは、写真や動画で見る限り強力な打鍵で華やかな演奏をするピアニストに感じられ、このリストの超絶技巧練習曲の冒頭、期待に違わぬ煌めくような音色が炸裂。悪魔的呪縛を伴う力強い音はまさに思った通り、と納得したのもつかの間、第2曲目の迫力ある打撃と繊細なトレモロのコントラストに驚くことでしょう。そして更に驚くべきは第3曲目。Poco Adagioのゆったりとした美しい旋律を心行くまで歌わせるベイゼンバエフの多彩な表現力には舌を巻くばかり。第9曲目の「回想」や演奏会用練習曲の第2曲「軽やかさ」ではタイトル通りの、重力を無視したかのような軽やかなタッチを披露。決して力で押すのではなく、あくまでもピアノと会話している・・・そんな若きピアニストのリストです。

 その演奏の洗練さと成熟度において、すでに多くの批評家から絶賛されているベイセンバエフ。
 「超絶技巧練習曲集は、最も困難なピアノ作品のひとつです。幼い頃から、シフラ、リヒテル、キーシンのような伝説的なピアニストがこれらの作品を演奏することに刺激を受けていましたが、いつか自分が演奏する日が来るとは夢にも思っていませんでした。しかし、多くの若いピアニストがそうであるように、私にとっての挑戦は魅力的なもの」と語っています。



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SONY



19658767022
\3100→\2890
ジャーマン・ブラス
 『イッツ・クリスマス・タイム』

 1. J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248~
   歓呼の声を放て、喜び踊れ
 2. もろびとこぞりて
 3. まきびとひつじを
 4. ひいらぎかざろう
 5. ああベツレヘムよ
 6. 神のみ子は今宵しも
 7. J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248~
    われらは汝の軍勢にま交りて歌いまつらん
 8. J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248~
    差し出でよ、汝美わしき朝の光よ
 9. ルロイ・アンダーソン:そりすべり
 10. ヒュー・マーティン:ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
 11. フェリックス・バーナード:ウィンターワンダーランド(すてきな雪景色)
 12. ジェームス・ロード・ピアポント:ジングルベル
 13. Nebo yasni zirky vkryly
 14. ミコラ・レオントビッチ:Shchedryk(鐘のキャロル)
 15. リヒャルト・アイレンベルク:ペテルブルクの橇の旅 Op.57
 16. Pasli ovce valsi
 17. Ja bych rad k Betlemu
 18. Nesem vam noviny
 19. ベツレヘムに生まれたもう
 20. メル・トーメ:ザ・クリスマス・ソング
 21. ジューリー・スタイン:Let It Snow!(ゆきよふれふれ)
 22. ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ:子供たちよ、さあおいで
 23. ジョニー・マークス:赤鼻のトナカイ
 24. エンニオ・モリコーネ:ラ・カリファ
 25. アギナルド
 26. マリア様は茨の森を歩み
 27. もみの木
 28. 静かに雪が降っている
 29. きらきらぼし(明日はサンタクロースがやってくる)/おお、この上ない喜び
 30. シュティル・シュティル・シュティル
 31. ヘンデル:マカベウスのユダ ~ シオンの娘よ
 32. J.Sバッハ:高き天よりわれは来たれり BWV.769
ジャーマン・ブラス
 録音:2022年5月~6月、バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ&シュトゥットガルト、カンマームジーク・スタジオ

 ジャーマン・ブラスは、1974年に創設されたドイツの金管グループのパイオニア。初めはエンリケ・クレスポによってドイツ金管五重奏団と名付けられ、5人のメンバーが集結。1985年にCD「Bach300」を録音するために、さらにドイツ各地の名オーケストラの首席奏者によってメンバーを10人に増やし、ジャーマン・ブラスへと改称。創立以来45年以上にわたり、クラシックからポピュラーまであらゆるジャンルの音楽をレパートリーにしています。世界最高のトランペット奏者のひとり、マティアス・ヘフスをはじめ10本の管楽器の紡ぎ出す見事なアンサンブルは、ブラスの魅力満載です。

 このアルバムは、世界各国のクリスマス・ソングを収録した2022年の新録音。トランペットのきらめきと閃光、ホルンの柔らかな音色など、金管楽器によるクリスマスの喜びと雰囲気を見事に表現された楽しい演奏です。『もろびとこぞりて』『神のみ子は今宵しも』などの世界的に有名なメロディ、『ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス』『赤鼻のトナカイ』などアメリカからの人気曲、そして珍しいウクライナの美しい歌『Nebo yasni zirky vkryly』『Shchedryk』が収録されています。また、バッハの『クリスマス・オラトリオ』からの3つのコラールの編曲した演奏も、メンバーの豊かな音楽性とともにクリスマスの華やかなムードを見事に表現しています。そして金管アンサンブルの楽しさと可能性を実感させてくれます。



NONESUCH



7559790817
(CD)
\2700
ジュリア・ブロック(ソプラノ)
『ウォーキング・イン・ザ・ダーク』

 1. オスカー・ブラウンJr:『Brown Baby』
 2. コニー・コンバース:『One By One』
 3. ジョン・アダムズ:『エルニーニョ』より「Memorial de Tlatelolco」*
 4. 黒人霊歌:『City Called Heaven』
 5. ビリー・テイラー:『I Wish I Knew How It Would Feel to Be Free』
 6. サミュエル・バーバー:『ノックスヴィル、1915年の夏』 Op.24*
 7. サンディ・デニー:『時の流れを誰が知る』
  (Who Knows Where the Time Goes?)
ジュリア・ブロック(ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団*
クリスティアン・ライフ(ピアノ、指揮*)
7559790818
(LP)
\4400

 ジュリア・ブロックは1987年ミズーリ州セントルイスに生まれ、高校在学中にオペラ・シアター・オブ・セントルイスのアーティスト・イン・トレーニング・プログラムに参加。その後、イーストマン音楽院で学士号を、バード大学大学院声楽科で修士号を、ニューヨークのジュリアード音楽院でアーティスト・ディプロマを取得。現在、多彩な芸術性に加え、鋭い洞察力と圧倒的な舞台性を兼ね備え、世界中の著名な芸術団体で公演やコンサートのヘッドライナーとして活躍しています。
 革新的なキュレーターとして、様々な芸術団体、美術館、学校より招聘、サンフランシスコ交響楽団でのエサ=ペッカ・サロネンの共同パートナー、ロンドンのギルドホール音楽学校、サンフランシスコ交響楽団、ニューヨークのメトロポリタン美術館などのアーティスト・イン・レジデンスとして招かれています。また「真にオーラを放つことのできるクラシック歌手はめったにいない」ともニューヨーク各誌が絶賛しています。すでにサイモン・ラトルをはじめ多くの有名指揮者たちが 彼女の素晴しい声に惚れ、コンサート、バロックを含むオペラでも起用され絶賛されています。
ブロックはこのアルバムで選んだ作品は、黒人霊歌、バーバーの『ノックスヴィル、1915年の夏』や、ジョン・アダムズの歌劇『エルニーニョ』からのアリア、1950年代のジャズやシンガー・ソングライターらの作品。ブリックの声は、マリアン・アンダーソンの表現力豊かなコントラルトと、レオンティーン・プライスの衝撃的なクライマックスをもたらす、両方の資質を持ち、深く豊かなところです。一語一語の声・発音は、彼女の厳密な声の抑揚や正確な表情をもち、口のわずかな動きによってさえ表現され、包み込むような音色、驚くほど成熟した存在感、文化・社会・歴史に対する異常に洗練された洞察力を持って表現されています。
 このアルバムの多彩なレパートリーについて、ブロックは「この音楽と詩は、クラシック歌手としての私の成長に寄与してくれました。長年にわたり、私はこれらの素材に再考、修正、見直しを加えてきました。そのため、私はこれらの曲を間違いなく「クラシック」と呼んでいます。クラシックとは、文化を超えた伝統を包含し、思想、表現、経験の多様性を称えるものです」と、語っています。

















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