≪第119号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その5 2023/3/14~
3/17(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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FIRST HAND RECORDS
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カッスート&ポルトガル交響楽団、独自版《ロメジュリ》!
(1)プロコフィエフ:ロメオとジュリエット
Op.64(抜粋)
[第1幕]
第1曲 前奏曲 / 第2曲 ロメオ / 第4曲
朝の踊り /
第10曲 少女ジュリエット /
第11曲 客人たちの登場 / 第12曲 仮面
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第13曲 騎士たちの踊り(モンタギュー家とキャピュレット家)
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第19曲 バルコニーの情景 /
第20曲 ロメオのヴァリアシオン / 第21曲
愛の踊り
[第2幕]
第22曲 民衆の踊り / 第24曲 五月の踊り
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第33曲 決闘 /
第35曲 ロメオはマキューシオの死の報復を誓う
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第36曲 終曲
[第3幕]
第37曲 前奏曲 / 第39曲 ロメオとジュリエットの別れ
[第4幕]
第51曲 ジュリエットの葬式 / 第52曲
ジュリエットの死
(2)リムスキー=コルサコフ:『ロシアの復活祭』序曲
Op.36 |
アルヴァロ・カッスート(指揮)
ポルトガル交響楽団 |
カッスート&ポルトガル交響楽団、90年代の熱気あふれるライヴ音源、オーケストラが燃える独自版《ロメジュリ》!
ライヴ録音:(1)1995年9月26日、(2)1996年2月16日/ポルトガル、リスボン、ベレン文化センター大講堂
アルヴァロ・カッスートは、1938年生まれのポルトガルの作曲家、指揮者。リスボン大学で法律を、ウィーン音楽院で指揮を学びました。
作曲家としては、ポルトガルで初めてトータルセリエリズムを取り入れた作品を発表するなど前衛的な表現を経て、70年代にポストモダンの作風に変化。
以降、次第に指揮活動がメインになっていき、ポルトガルの主要オーケストラを振って祖国の作曲家を積極的に録音するなどして活躍しています。
近現代作品に強いカッスート。このCD の収録曲も自身のレパートリーとして定着しているもので、自ら編んだ『ロメジュリ』抜粋版では劇的な音楽が連続性をもって構築され、『ロシアの復活祭』ではその巧みなオーケストレーションの旨味がみごとに音化されています。
もともとは1990年代半ばにポルトガルの放送局「Antena
2」で放送されたライヴ音源で、このたび丁寧にリマスターされて初の商業リリースとなります。
ポルトガル交響楽団は1993年結成の比較的若い楽団。熱気あるサウンドが魅力的で、大規模な作品も見事に聴かせます。
カッスートは初代首席指揮者として、1999年までこの楽団を鍛え上げました。
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HAENSSLER
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ジャン・ミュラー
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 Vol.4
(1)ピアノ・ソナタ第7番 ハ長調 K.309
(2)ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K.333
(3)ピアノ・ソナタ第15番 ヘ長調 K.533/494 |
ジャン・ミュラー
(ピアノ/Steinway D-573968) |
ルクセンブルク生まれのジャン・ミュラーによるモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲録音第4弾!
セッション録音:2016年8月、2017年1月/ルクセンブルク国立音楽学校/DDD、62'58
ルクセンブルク生まれのジャン・ミュラーによるモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲録音第4弾の登場。
ミュラーはヘンスラー・レーベルからリリースしたゴルトベルク変奏曲(HC-17059)で高度な技術に裏付けされた圧倒的なテクニックを武器に変幻自在に各変奏、音色の変化をつけて演奏し好評価を得ました。
透き通るように美しいタッチで絶賛されるミュラーが満を持して臨んだモーツァルトのピアノ・ソナタ、大注目の全曲録音です。
なお、ミュラーは2016年7月よりルクセンブルク室内管弦楽団の芸術監督もつとめております。
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世界初録音!ヴラトコヴィチも参加!!
ヨゼフ・シェルプの室内楽曲3篇
ヨゼフ・シェルプ(1894-1977):
(1)ピアノ三重奏曲第2番
(2)ホルン、ヴァイオリン、チェロとピアノのための四重奏曲
(3)ピアノ五重奏曲 |
ダニエル・ゲーテ(ヴァイオリン)
ザミュエル・ルツカー(チェロ)
オリヴァー・トリンドル(ピアノ)
(2)ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)
(3)ニーナ・カーモン(ヴァイオリン)、
ハリオルフ・シュリヒティヒ(ヴィオラ) |
世界初録音!ヴラトコヴィチも参加!!カールスルーエを中心に活躍したヨゼフ・シェルプの室内楽曲3篇
録音:2021年12月17-19日/クプフェルハウス、プラネグ(ミュンヘン)/DDD、61'21
カールスルーエを中心に活躍したピアニスト、作曲家ヨゼフ・シェルプ(1894-1977)の世界初録音となる室内楽3篇。
レ・ヴァン・フランセのメンバーでも知られるホルン奏者ラドヴァン・ヴラトコヴィチをはじめ実力派の演奏家による注目の録音です。
1942年、カールスルーエの空襲・爆撃の影響で、自身の初期作品のほとんどを失うも、戦後、印象派、表現主義、無調、十二音技法など様々な作風に挑戦し150ほどの作品を残したシェルプ。
モチーフやテーマをポリフォニックに作曲することを得意としたシェルプの室内楽の豊かな響きをご堪能ください。
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HC 22076
(2CD)
¥3500
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レーガーに薫陶を受けた女性作曲家
ヨハンナ・ゼンフター(1879-1961):
ヴィオラとピアノのための作品全集
CD1
(1)ヴィオラ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.101
(2)ヴィオラ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.41
CD2
(3)ヴィオラとピアノのための二重奏曲
Op.127
(4)ヴィオラとピアノのための変奏曲 Op.94
(5)ヴィオラとピアノのための5つの小品
Op.76 |
ローラント・グラッスル(ヴィオラ)
オリヴァー・トリンドル(ピアノ) |
名手グラッスル、トリンドルによる名演!レーガーに薫陶を受けた女性作曲家ゼンフターのヴィオラとピアノのための作品全集
録音:2022年2月8-10日、2022年5月18-20日/SWRスタジオ、カイザースラウテルン/DDD、CD1:
69'54、CD2: 55'15
マンデルリング四重奏団のヴィオラ奏者として、また近年ソロとしても活動しているローラント・グラッスルが、女性作曲家ヨハンナ・ゼンフター(1879-1961)のヴィオラとピアノのための作品全曲を録音しました。
上流階級の家庭に生まれたゼンフターはマインツに程近いオッペンハイム生まれ。ピアノ、ヴァイオリン、作曲を学びライプツィヒではレーガーの薫陶を受けました。
病弱だったゼンフターは故郷を拠点に活躍。しかし地元にバッハ合唱団を創設するなど、音楽家として精力的に活躍しました。
重厚で入り組んだテクスチュア、半音階技法や自由な和声法を特徴とする師レーガーの影響を色濃く示したヴィオラのピアノのための作品は、ゼンフターの中期、後期の特徴をあらわしております。
グラッスルは権威あるライオネル・ターティス国際ヴィオラ・コンクールの優勝をはじめ、数々の国際コンクールの受賞歴を誇る逸材。
グラッスルが奏でる音色の美しさには定評があり、独audite
レーベルからレーガー、ブッシュ、ヴァインライヒによる無伴奏ヴィオラのための組曲集(AU-97721)の録音も高い評価を得ております。
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HC 22014
(2CD)
¥3500
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知られざる名作曲家
ハインリヒ・ホーフマン(1842-1902):
ピアノを伴う室内楽曲全集
CD1
(1)ピアノ五重奏曲 ニ短調 Op.50(1880)
(2)ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調 Op.67(1883)
(3)チェロとピアノためのロマンス Op.48(1880)
CD2
(4)ピアノ三重奏曲 イ長調 Op.18(1874)
(5)ヴァイオリンとピアノのためのアダージョ
Op.31a(1877)
(6)ヴァイオリンとピアノのための「3
つの草原の絵」Op.39(1879)
(7)チェロとピアノのためのセレナード
Op.63(1882)
(8)クラリネットとピアノのためのアンダンテ
Op.98(1899) |
オリヴァー・トリンドル(ピアノ)
(1)(2)(4)(5)(6)
ニーナ・カモン(ヴァイオリン)
(1)ステファン・フェーラント(ヴィオラ)
(1)(3)(7)ウェン=シン・ヤン(チェロ)
(8)ゲオルク・アルツベルガー(クラリネット) |
自然な簡潔さと古典的な明快さ。知られざる名作曲家ハインリヒ・ホーフマンのピアノを伴う室内楽曲全集
録音:2022年2月22-25日、2022年3月23日/ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン/DDD、CD1:
62'00、CD2 : 64'54
知られざる室内楽作品の録音に積極的なピアニスト、オリヴァー・トリンドルが、19世紀後半に活躍した作曲家ハインリヒ・ホーフマン(1842-1902)のピアノを伴う室内楽曲全曲を録音しました。
ベルリン生まれのホーフマンはジークフリート・デーン、リヒャルト・ヴュエルストらに学び、ピアニスト、作曲家として活躍。
1869年にベルリンで上演された喜歌劇《カルトゥッシュ》で大成功をおさめ、その後歌劇《アルミン》でドイツ中に知れ渡りました。
自然な簡潔さと古典的な明快さがホーフマンの作品の特徴で、ピアノ三重奏曲やヴァイオリン・ソナタなど豊かな旋律が魅力の名作を残しております。
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MIRARE
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トリオ・カレニーヌ
スーク&ドヴォルザーク
スーク:ピアノ三重奏曲 ハ短調 op.2、エレジー
op.23
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲 第3番 ヘ短調
op.65 |
トリオ・カレニーヌ
(シャルロッテ・ジュイヤール(Vn)、
ルイ・ロッド(Vc)、
パロマ・クイデール(Pf)) |
トリオ・カレニーヌによるスーク&ドヴォルザーク
録音:2022年
2009年結成のトリオ、トリオ・カレニーヌによるスーク&ドヴォルザーク。
そのグループの名はトルストイの小説「アンナ・カレーニナ」に由来し、ロシアや東欧ものに特に強い関心がある彼ら。
《ドゥムキー》(録音:2019年、MIR 472)が高い評価を得ましたが、今回はドヴォルザークとスークという組み合わせの新譜です。
ドヴォルザークの名曲第3番を中心に、ドヴォルザークの助言を受けながら仕上げられたスークの初期のピアノ三重奏曲
ハ短調、および、チェコの詩人ゼイエルに捧げられたエレジーというプログラム。
演奏も彼らのドヴォルザーク愛と深い理解に裏打ちされた、非常に力の入ったものとなっています。ヴァイオリンのシャルロッテ・ジュイヤールは2021年からトリオのメンバーとして活動しています。
トリオ・カレニーヌはパリ国立音楽院でイザイ弦楽四重奏団に師事し、プレスラー、バイエルレらのマスタークラスを受講。
第5 回ハイドン室内楽コンクールで特別賞/プロ・ムジチス協会賞を受賞。2013年、ミュンヘン国際コンクールで最高位(第2位)に輝きました。
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ブルターニュのエレノアのグラドゥアーレ集~
フォントヴローのクリスマス
・真夜中のミサ
・夜明けのミサ
・日中のミサ |
ヴォックス・クラマンティス
ヤーン=エイク・トゥルヴェ(指揮) |
13-14世紀の修道女エレノアのグラドゥアーレ集。修道院の僧の祈りそのものの音楽
録音:2021年11月22-28日、フォントヴロー修道院
エレノアは、1275年、イングランド王国のベアトリクスとブルターニュ公ジョン2世との間に生まれました。
1283年、8歳でエイムズベリー修道院に入り、1304年にフォントヴローの修道院長となり、1342年にそこで亡くなりました。
現在、リモージュ市立図書館には、彼女の紋章が刻まれたグラドゥアーレ集が所蔵されています。そこには、グレゴリオミサに加え、通常ミサの全レパートリーが含まれています。
ここでは、音楽学的な貴重さという観点からではなく、純粋に2021年のクリスマスを祝うために作られたかのような作品を選び、文脈を変えずに様々な音色(鈴や鳥の声など)を加えるなどして収録されています。
実際に僧たちが修道院の中で歩いたりしながら歌っているのを覗くような気分になれる録音で、非常に静謐な空気に満ちています。
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PASSACAILLE RECORDS
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イル・ガルデリーノの快演、
オルガン大活躍の協奏的カンタータ2作
J.S.バッハ:
カンタータ第35番『心も魂も乱れ迷い』BWV35
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調
BWV564
カンタータ第169番『神にのみ心を捧げん』
BWV169 |
アレックス・ポッター(カウンターテナー)
レオ・ファン・ドゥセラール(オルガン)
イル・ガルデリーノ |
ベルギー古楽界が誇るイル・ガルデリーノの快演、オルガン大活躍の協奏的カンタータ2作
録音:2020年9月7-9日/ドイツ、ゴスラー/67'24''
バッハのカンタータ2作を収録。
いずれも表情ゆたかなレチタティーヴォと技巧的なアリアが盛り込まれており、イタリア・オペラからの影響がみられます。
またオルガン独奏を伴う協奏的なシンフォニアで始まるのも特徴。同じ音楽がチェンバロ協奏曲としても残されているので耳にしたことのある方も多いでしょう(BWV35
のシンフォニアはBWV1059の第1楽章、BWV169のシンフォニアはBWV1053の第1楽章として知られるもの)。
オルガン独奏曲『トッカータ、アダージョとフーガ』をカップリングしており、全編でオルガンが活躍するアルバムとしても楽しめます。
レオ・ファン・ドゥセラールはベルリン芸大教授で、オルガン、ピアノ、ピアノフォルテを弾き、数世紀にわたるレパートリーをもつ奏者です。
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イル・ガルデリーノ、テレマン後期のオラトリオ
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
オラトリオ『解放されたイスラエル』 TWV.6:5
ヨハン・ハインリヒ・ローレ(1716-1786):
オラトリオ『解放されたイスラエル』 V.I:II |
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
エルヴィラ・ビル(メゾソプラノ)
ダニエル・ヨハンセン(テノール)
アンドレ・モルシュ(バス)
セバスティアン・ミルス(バス)
ペーター・ファン・ヘイゲン(指揮)
イル・ガルデリーノ |
ベルギー古楽界が誇るイル・ガルデリーノの快演、テレマン後期の充実した筆致による聴き応えたっぷりのオラトリオ
録音:2022年8月16-19日/ベルギー、ブルージュ/78'22''
モーセの十戒で有名な旧約聖書の「出エジプト記」に基づく、イスラエルの民がエジプトの奴隷から解放される物語。
ヘンデルのオラトリオ『エジプトのイスラエル人』が比較的知られていますが、テレマンもまた同じ題材を基にしたオラトリオを書いています。
作曲家後期の作品にあたり、その筆致は驚くほど充実。迫力たっぷり、聴き応え満載の音楽です。
同じ題材による知られざるドイツの作曲家ヨハン・ハインリヒ・ローレの作品も収録。
こちらもまた充実した内容で、なかなかに聴かせる音楽です。
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DA VINCI CLASSICS
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エターナル・ビューティ
メンデルスゾーン:
弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 Op.80 MWV R37
ウェーベルン:緩徐楽章 WoO 6
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番《クロイツェル・ソナタ》 |
エオス四重奏団 |
イタリア音楽界期待の若手クァルテット!
2016年にローマで結成されたエオス四重奏団は、すぐにその優れた実力を評価され、デュッセルドルフで行われたアントン・ルビンシテイン国際コンクールで受賞、ヴィンタートゥールで行われたオルフェウス・コンクールでは第1位を獲得するなど国際的なコンクールで活躍しました。
その後もエベーヌ四重奏団に師事しつつ、ヨーロッパ各地の音楽祭や演奏会に参加しています。
このアルバムでは、「愛」をテーマに、回想、牧歌、苦悩といったそれぞれの作品の特徴を見事に表現しています。
※録音:2022年
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スピリチュアル・アリア集
ベートーヴェン:ゲレルトによる6つの歌 Op.48
シューベルト:
天の火花 D 651、連祷 D 343、
星々 D 444、御身らの平安を祈る D 551
J.S.バッハ(ブリテン編):
5つのスピリチュアル・ソング(世界初録音)
J.S.バッハ(ブラームス編):
ああ神よ、いかに多き胸の痛みを(世界初録音)
ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121 |
マウロ・ボルジョーニ(バリトン)
キアーラ・ベルトリオ(ピアノ) |
この「スピリチュアル・アリア集」は世界的に活躍しているバリトン歌手のマウロ・ボルジョーニと、ピアニストのキアーラ・ベルトリオの選曲によってプログラムされました。
ここで選ばれた霊歌にはJ.S.バッハの作品をブリテンやブラームスが編曲した重要な世界初録音作品も含まれています。
ベートーヴェンの「ゲレルトによる6つの歌」やブラームスの「4つの厳粛な歌」にはバッハの影響が見られ、シューベルトの作品には、祈り、死、希望、自然の美しさといったテーマが繊細かつ深い感情表現で描かれています。
これらの作品は、音楽芸術という手段を通じて、私たちを瞑想と霊性の世界へと導いてくれるでしょう。
※録音:2021年7月22日-23日&12月16日
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シャンソンとメロディ
アントン・ガルシア・アブリル(1933-2021):
ミランベルの前奏曲第1番
シャミナード:アラベスク Op.61、ピアノ・ソナタ
ハ短調 Op.21
ショパン:夜想曲 変ニ長調 Op.27-2
プーランク:間奏曲 変イ長調 FP118、ナゼールの夜会
FP84 |
ディエゴ・カエターノ(ピアノ) |
このアルバムに集められている作品は、プロの演奏家のために作られたものではなく、アマチュアの演奏家のために作られたものです。
ですがその内容はとても充実しており、美しさと豊富な表現力を持った名曲の数々です。
スペイン人の作曲家アントン・ガルシア・アブリルの「ミランベルの前奏曲第1番」のように母国の伝統音楽からインスピレーションを受けて作曲されたものや、プーランクの「間奏曲」は感動的でありながらユーモラスな一面を持っている作品など、聴きどころにあふれています。
※録音:2022年7月
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カステルヌオーヴォ=テデスコ:室内楽作品集
弦楽四重奏曲第3番 ヘ長調《カーザ・アル・ドーノ》Op.203
弦楽三重奏曲 Op.147
ギター五重奏曲 Op.143 |
アンサンブル・マーク・ロスコ
サンドロ・ブランカッチョ(ギター) |
20世紀イタリアの作曲家カステルヌオーヴォ=テデスコ!
20世紀イタリアの最も興味深い作曲家の一人、マリオ・カステルヌオーヴォ・テデスコ(1895-1968)の重要な室内楽作品を集めた1枚。
緻密な書法と輝かしいフィナーレが特徴の弦楽三重奏曲、ギターと弦楽四重奏のための新しい音楽を熱望していたアンドレス・セゴビアのために書かれたギター五重奏曲、多くの芸術家や知識人を迎えた美術史家バーナード・ベレンソンの思い出に捧げられた弦楽四重奏曲第3番が収録されています。
※録音:2022年3月、チーゴレ(イタリア)
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ダニエル・バカロフとロベルト・プリエーゼの
アイデアから生まれたプロジェクト「ハイポゲイオス」
ロベルト・プリエーゼ:ハイポゲイオス |
ロベルト・プリエーゼ(エレクトロニクス)
ダニエル・バカロフ(パーカッション)
ジルダ・ブッタ(ピアノ)
アルベルト・ポポッラ(バスクラリネット)
コスタンツァ・サヴァレーゼ(ヴォーカル)
ジャンフランコ・テデスキ(コントラバス) |
ハイポゲイオス(Hypogheios)は、光が影と絡み合う内なる地下墓室(hypogeum)の深淵に降りていく、自分の中の「私」への旅であり、そこは境界が整然としておらず、音のひとつひとつが複数の意味を持ち、それぞれがユニークかつ異なる方法で共鳴する場所なのです。
ダニエル・バカロフとロベルト・プリエーゼのアイデアから生まれたこのプロジェクトは、電子音楽と器楽を融合させ、異なる芸術分野の要素が相乗効果を発揮する関係を生み出しています。
プリエーゼの電子楽器とバカロフの打楽器が、コスタンツァ・サヴァレーゼの伸びやかな声とジルダ・ブッタ、アルベルト・ポポッラ、ジャンフランコ・テデスキら器楽奏者の即興演奏のための豊かな土台を作り出します。
声と器楽の音はプリエーセによって電子的に処理されています。
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フランスのクラヴサンの巨匠たち |
スウィトラーナ・シャバルティナ(ハープシコード) |
ルイ・マルシャン(1669-1672):プレリュード(組曲第1番ニ短調より)
ルイ・クープラン(1626-1661):バスクのブランル(クラヴサン組曲ヘ長調より)
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):
ラモー、キュピ、第1タンブーラン
(コンセールによるクラヴサン曲集より/ジークベルト・ランペ編曲
)、
サイクロプス(第3組曲より)
フランソワ・クープラン(1668-1733):
葦、フランス人気質またはドミノ(クラヴサン曲集第3巻第13組曲より)
ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ(1703-1755):
めまい、スキタイ人の行進(クラヴサン曲集第1巻より)
アルマン=ルイ・クープラン(1727-1789):苦悩(クラヴサン曲集より) |
ウクライナ・キーウ出身の鍵盤楽器奏者、スウィトラーナ・シャバルティーナによるフランス・クラヴサン音楽の精華!
バロック時代のフランス鍵盤楽派のスタイル、ジャンル、考え方、視点を刺激的かつ魅力的なパノラマで表現した1枚です。
ラモー唯一の室内楽曲《コンセールによるクラヴサン曲集》は、著名なハープシコード奏者ジークベルト・ランペの編曲版が用いられています。
フランソワ・クープランとジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエの作品は、カーニバルやトルコ行進曲を思わせる絵画的な音楽でアルバムを色鮮やかにし、アルマン=ルイ・クープランの《苦悩》はバロックのメランコリーを痛切に表現しています。
※録音:2020年1月、キーウ(ウクライナ)
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ALPHA CLASSICS
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アンサンブル・レ・シュルプリーズ
ヴェネツィアの夜 ~17世紀ヴェネツィアの教会音楽、世俗音楽
1. クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
Dixit Dominus secondo
主は言われた(ディクシット・ドミヌス)第2番
SV 264 ~
『宗教的・倫理的な森』第13曲
2. ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):
Adagio La Cetra アダージョ ~
4声のソナタ集『ラ・チェトラ』作品10
第6ソナタより*
3. アレッサンドロ・グランディ(1590-1630):
O quam tu pulchra es おお、あなたはなんと美しいことか
4. タルクィニオ・メールラ(1595-1665):
Ballo detto Eccardo 舞踏曲「エッカルド」~
『カンツォーネ集または教会様式および室内様式による
コンチェルト式ソナタ集』Op.12 第19曲より*
5. ジョヴァンニ・アントニオ・リガッティ(1613-1648):
Magnificat わたしの魂は主を讃え(マニフィカト)~
『ミサ曲、および3声の
コンチェルト式アリアによる詩篇曲集』第9曲
6. モンテヴェルディ: Longe mi Jesu
わたしはイエスさまから遠く隔たれ~
『マドリガーレ集 第7巻』所収の
「哀れなわたしは語るべきか、それとも黙すべきか」
SV 136 によるコントラファクトゥム
7. モンテヴェルディ: Troppo ben puo
腕達者にもほどがある、恋の神という暴君は
SV 102~
『マドリガーレ集 第5巻』より*
8. モンテヴェルディ: Pulchrae sunt genae
tuae あなたの頬は美しく~
『マドリガーレ集 第5巻』所収の「その胸を傷つけるというの」
(連作マドリガーレ「見たまえシルヴィオ」
第4部SV 97d)によるコントラファクトゥム
9. モンテヴェルディ: Laudate Dominum primo
主を誉め讃えよ(ラウダーテ・ドミヌム)第1番
SV 272 ~
『宗教的・倫理的な森』第21曲
10. レグレンツィ: Ingemisco
わたしは呻き苦しんでいます ~『死者に捧ぐ続唱』より
11. レグレンツィ: Oro supplex
わたしは祈ります、跪き頭を低くして ~『死者に捧ぐ続唱』より
12. アントニオ・ロッティ(1667-1740):
Crucifixus a 8 8声の「その方は十字架にかけられ」
13. サロモーネ・ロッシ(1570-1630):
Sinfonia grave a 5 5声の荘重なシンフォニア
~
『シンフォニアとガリアルダ集 第1巻』より*
14. ロッシ: Gagliarda detta La Massara
ガリアルダ「ラ・マサラ」~
『シンフォニアとガリアルダ集 第1巻』より*
15. ロッシ: Gagliarda detta La Norsina
ガリアルダ「ラ・ノルシーナ」~
『シンフォニアとガリアルダ集 第1巻』より*
16. フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):
Agnus Dei 神の仔羊(アニュス・デイ)~
「コンチェルト式ミサ曲(ミサ・コンチェルタータ)」より
17. ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1589-1630):
Sonata 16 ソナタ第16番~
『1、2、3声のための18のソナタ』より*
18. レグレンツィ:
Salve Regina 元后あわれみの母(サルヴェ・レジーナ)~
『連祷・応唱精選曲集』作品7 第6曲
19. レグレンツィ: De Profundis 深き淵より~
『コンチェルト式の聖唱歌・祝典歌集』作品9
第16曲
*...器楽曲 |
アンサンブル・レ・シュルプリーズ
(古楽器使用)
ジャンヌ・アムザル、
ウジェニー・ルフェーヴル(ソプラノ)
ジュリア・ボーミエ(メゾソプラノ)
ポラン・ビュンドゲン
(アルト=カウンターテナー)
クレマン・ドビューヴル、
セバスティアン・オブレシュト
(テノール)
フランソワ・ジャロン、
ギヨーム・オルリ(バス)
ガブリエル・グロスバール、
アナエル・ブラン=ヴェルダン
(ヴァイオリン)
サラ・デュビュ
(木管コルネット、リコーダー)
ジュリエット・ギニャール
(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
リュシル・テシエ
(ドゥルツィアン、リコーダー)
ガブリエル・リニョル
(テオルボ、バロックギター)
マチュー・ブティノー
(チェンバロ)[1,17]
ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラ
(オルガン、チェンバロ、指揮) |
録音: 2022年5月 セント女子大修道院(フランス中西部シャラント地方)
収録時間: 69分
【フランス古楽シーン最前線の実力あればこそ、17世紀の生々しい響き!】
ヴェロニク・ジャンスやマティアス・ヴィダルといった名歌手たちとの緊密なアンサンブルで、フランス17~18世紀の知られざる声楽作品の魅力を脈々と伝えてきたアンサンブル・レ・シュルプリーズ。
演奏作品が作曲された当時のあり方と妥協なく対峙し、現代のリスナーの興奮を誘う演奏へと昇華させるそのセンスは、フランスのバロック音楽様式にも大きな影響を与えたイタリア音楽にも抜群の適性をみせることが、今回のアルバムで立証されました。
17世紀の"水の都"ヴェネツィアを舞台に、その音楽活動の一大拠点だったサン・マルコ教会の音楽監督として巨匠モンテヴェルディが迎えられていた時代に光を当て、知られざる作曲家たちの作品も含め声楽・器楽および聖俗両面の作品を鮮やかに組み合わせ、17世紀後半に至る豊かな音楽遺産を起伏に富んだプログラムで堪能させてくれます。
弦・管・鍵盤8人からなる器楽勢のアンサンブルも魅力なら、詩句とメロディの官能性を鮮やかに引き出してゆく歌手それぞれの声と各楽器の音色の溶けあいや交錯も実にエキサイティング。
サン・マルコ教会に限られない諸々の教会や貴族の私邸、アーケードの下に陣取った楽隊などの音楽によるヴェネツィアの祝祭シーズンを再現したかったと語る指揮者ベスティオン・ド・カンブラの狙いは、ALPHAならではの自然派録音が捉えた響きの克明さも手伝って十二分に実現していると言ってよいでしょう。
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MAYRIG(母)~アルメニアの母たちに捧ぐ~
歌、ヴァイオリン、ピアノによるアルメニアの音楽
ガルビス・アプリキアン(1926-)/ニコラ・ウォルムス編
1. Lamento 嘆き
コミタス(1869-1935)
2. Qeler, tsoler 陽光のごとき眼差しの恋人よ
3. Shogher jan 親愛なるショゲル
4. Shushiki (Dances, No.4, from Vagharshapat)
シュシキ(ヴァガルシャパトの舞曲)
~『踊り』第4曲
パルセグ・ガナチアン(1885-1967)/ウォルムス編
5. Oror(Lullaby) 子守唄
コミタス
6. Tsirani tsar スモモの樹(アヴェト・ガブリエリアン編)
7. Hoy, Nazan ああ、わたしのナザン
8. Oror(Lullaby) 子守唄
9. Krunk 鶴(セルゲイ・アスラマジアン編)
10. Antuni 宿なし
ハコブ・アガバブ(1875-1926)/ウォルムス編
11. Jan, ay loosin ! (Loosin yelav)
月が昇り(ジャン、ああ月のような君)
コミタス
12. Yerangi エランギ(エレヴァンの舞曲)
~『踊り』第1曲
アプリキアン/ダヴィド・ハルトゥニアン編
13. Oror(Lullaby) 子守唄 ~メメメに捧ぐ
コミタス
14. Akh, meral jan / Ervum em
ああ、わが女鹿の君よ/わたしは灼ける思いで
15. Garun a 春のことだったが
16. Chinar es あなたはプラタナスの樹のよう(ウォルムス編)
17. Kaqavik ヤマウズラ(ガブリエリアン編)
18. Yerkiqn ampel e 空は曇っている
19. Qele, qele 歩け、歩け
20. Het-Araj ヘト=アラジ(カリンの舞曲)~『踊り』第5曲
アプリキアン(ハルトゥニアン編)
21-24. Petite suite nuptiale (dedicated
to Ara and Virginie)
婚礼小組曲(アラとヴィルジニに捧ぐ)
21. I. Romance sans paroles - Barcarolla
無言歌/舟唄
22. II. Kovk - Louange et voeux
仔牛/賛辞と誓約
23. III. Hymne - Benediction 讃歌/祝福
24. IV. Scherzo - Rejouissances
スケルツォ/歓喜 |
エヴァ・ザイシク(メゾソプラノ)
ダヴィド・ハルトゥニアン(ヴァイオリン)
クセニャ・マリアレヴィチ(ピアノ) |
録音: 2022年10月23~27日 ドイツ・プロテスタント教会、パリ
収録時間: 69分
【苦難の歴史を辿った東ヨーロッパの国に生きる女性たちに、ザイシクらが迫る】
古代の王国にまで遡る民族と言語の歴史を持ちながら、近世にはトルコやペルシャ、ロシアなどの大国の支配を受け、ソ連崩壊とともに再び独立国家となったアルメニア。
ハチャトゥリアンやアルチュニアンなどソ連時代の作曲家たちの故郷としても有名ですが、ここではマーラーやR.シュトラウスと同世代でアルメニア音楽の国際的認知に大きな貢献を果たしたコミタスと、メシアンに師事しパリのシパン=コミタス合唱団を長く指揮してきたガブリス・アプリキアンの曲を中心に、ソプラノ、ピアノ、ヴァイオリンという編成でアルメニアの近代音楽を紹介する内容となっています。
土の香りを感じさせるコミタスの舞曲や歌、アプリキアンの柔軟な音作りによる「東」を感じさせる音楽を通じて打ち出されるテーマは「母」。
女性という存在の社会における大きさに迫りながら、個人としての喜怒哀楽を描き出す音の機微は、フランスの古楽シーンで圧倒的な存在感を誇る新世代歌手エヴァ・ザイシクの声を得て迫真の表現で浮き彫りになってゆきます。
カントロフとベルキンの門下でヨーロッパ東西それぞれの演奏伝統を受け継ぐアルメニア出身の名手ダヴィド・ハルトゥニアンのヴァイオリンが紡ぎ出す妖艶な響きにも陶然とさせられます。
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MEETING MY SHADOW ~ベートーヴェン: エロイカ変奏曲、他 |
ギオルギ・ギガシュヴィリ(ピアノ) |
1-17. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
エロイカ変奏曲 Op. 35
18. ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
ソナタ ハ長調 K. 487
19. アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):ピアノ・ソナタ
第9番 Op. 68「黒ミサ」
20. オリヴィエ・メシアン(1908-1992): XV.
幼子イエスの口づけ~『幼子イエスに注ぐ20のまなざし』
より
21. スカルラッティ: ソナタ ニ長調 K. 29
22-24. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
3つの間奏曲 Op. 117
25. スクリャービン: ワルツ 第4番 変イ長調
Op. 38 |
録音: 2022年11月、12月 Bayer Erholungshaus、レヴァークーゼン、ドイツ
収録時間: 73分
【ジョージアの若き俊英ギオルギ・ギガシュヴィリ、注目のデビュー・アルバム】
2000年ジョージア(グルジア)生まれのギオルギ・ギガシュヴィリ。
現在ネルソン・ゲルナーに師事している彼は、2019年のブゾーニ国際ピアノ・コンクール第3位と聴衆賞、2021年ゲザ・アンダ国際ピアノコンクールでオルタンス・アンダ=ビュールレ賞など数多くの受領歴を誇り、同じくジョージア出身のヴァイオリニスト、リサ・バティアシュヴィリのアルバム(ドイツ・グラモフォン)ではフランクのソナタで共演しています。
またエロクトロ・ユニットTsdunebaのシンガーでもあり、ポップスを最も愛するという彼に、マルタ・アルゲリッチは「ピアノも一緒に続けるように」と強く勧めたといいます。
そんな彼の初めてのアルバムがALPHAから登場。
彼にとってクラシックのピアノ演奏は自分の「影」の面ということかもしれませんが、弱冠22歳にしてその表現の幅広さと奥深さには驚くべきものがあり、時代も国も多岐にわたるプログラムに統一感と物語性を与える構成力も素晴らしいものです。
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CD ACCORD
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信頼の音楽 コジェイ:合唱作品集
1. Da pacem - 混声合唱のための(2018)
2. Trahe me post te - 混声合唱のための(2018)
3. Deus meus - 混声合唱のための(2017)
4. Exaudi, Deus - 混声合唱のための(2021)
5. Quae est ista - 混声合唱のための(2020)
6-14. スターバト・マーテル - 女声合唱のための(2017)
Mass of Trust 信頼のミサ
- ソプラノ独唱、混声合唱と室内オーケストラのための(2016-17)
15. Kyrie / 16. Gloria / 17. Credo
/ 18. Ostende mihi /
19. Sanctus / 20. Pater noster / 21.
Agnus Dei
全て世界初録音 |
アレクサンドラ・トゥラルスカ(ソプラノ)...15-21
ナショナル・フォーラム・オブ・ミュージック合唱団
N-ハーモニー室内管弦楽団
アグニェスカ・フランクフ=ジェラズニ(指揮) |
録音:2022年1月4-5日、7月7-8日 Main Hall
of the National Forum of Music(ポーランド)
総収録時間:71分
作曲家・アレンジャーとして活躍するポーランド出身のスザンナ・コジェイの合唱作品集。
コジェイはワルシャワのフレデリック・ショパン音楽大学を卒業後、多くの作曲家のもとで研鑽を積みました。
彼女の作品は、2015年に''Universitas Cantat'in
Poznan''のコンペティションで演奏された他、数多くの合唱コンクールで賞を受賞し、ヨーロッパやアメリカで頻繁に演奏されています。
このアルバムに収録されているのは「スターバト・マーテル」と「信頼のミサ」を中心とした2016年以降に書かれた合唱作品。
どの曲にもラテン語の典礼文と聖書がテキストに用いられており、彼女がモットーとしている信頼、調和、平和の概念が反映されています。
作品には難解なハーモニーは使われておらず、どこか民謡を思わせる聴きやすく耳なじみのよい音楽です。
![](image/119/05/ACD-312-02.jpg)
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クナピク:弦楽四重奏曲第1番、第2番、三重奏曲
弦楽四重奏曲第1番(1980)
1. I. Lento misterioso - Con grande tensione
2. II. Largo - Lento tranquillo
3. 三重奏曲 -
ヴァイオリン、クラリネットとピアノのために(2003)
...世界初録音
4. 弦楽四重奏曲第2番(2019)...世界初録音 |
シレジア弦楽四重奏団
【メンバー】
シモン・クシェショヴィエツ(第1ヴァイオリン)...1-4
アルカディウシュ・クビツァ(第2ヴァイオリン)...1-2、4
ウカシュ・スィルニツキ(ヴィオラ)...1-2、4
ピオトル・ヤノシク(チェロ)...1-2、4
ピオトル・ラト(クラリネット)...3
ピオトル・サワイチク(ピアノ)...3 |
録音:2022年6月、10月 Concert Hall of
the Karol Szymanowski Academy of Music in
Katowice(ポーランド)
2021年に生誕70周年を迎えた現代ポーランドの作曲家エウゲニウシュ・クナピクの作品集。
ピアニストとして活躍するかたわら、ポーランドではヘンリク・ミコワイ・グレツキに、パリでオリヴィエ・メシアンに作曲を学び、1970年代半ばにはポーランドの若い作曲家グループ「Stalowa
Wola」の主要メンバーとして活躍。
1950年代から60年代に流行した前衛的な作風を採り入れながらも、マーラーを筆頭にした後期ロマン派のイディオムを用いた作品も数多く発表しています。
アルバムに収録されているのは、彼の全室内楽作品のなかでも最も重要な作品。
弦楽四重奏曲第1番と第2番の間には40年間の隔たりがあり、これは彼の熟考のための必要な時間であったと言えるでしょう。
作曲スタイルの変遷が見てとれます。
演奏はヴァインベルクの四重奏曲でおなじみ、シレジア弦楽四重奏団。
三重奏曲では彼らと共演の多いクラリネット奏者ラトとピアニスト、サワイチクが演奏に加わり、親密なハーモニーを聴かせます。
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DYNAMIC
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ジュゼッペ・ロッシ
シューマン:愛する聴き手のために - 秘められた嘆き
幻想曲 ハ長調 Op. 17
1. Durchaus phantastisch und leidenschaftlich
vorzutragen -
Im Legendenton
2. MaBig. Durchaus energisch -
Etwas langsamer - Viel bewegter
3. Langsam getragen.Durchweg leise zu
halten - Etwas bewegter *
*...ほとんど演奏されることのない初稿のエンディングを伴う
4-23. アルバムの綴り Op. 124
24.「アレクシスに」によるカノン 変イ長調
H/WoO.4 |
ジュゼッペ・ロッシ
(ピアノ...Steinway & Sons D) |
録音:2022年4月13-16日 Abbey Rocchi Studio、ローマ(イタリア)
総収録時間:70分
シューマンの様々な思いを伝える1枚。
冒頭に置かれている「幻想曲」はシューマンが「ボン・ベートーヴェン記念碑」のために構想したものですが、第1楽章でベートーヴェンの歌曲集『遥かなる恋人に』第6曲から「この歌をどうか受け入れて/愛するあなたに歌ったこの歌を」の部分の旋律を引用し、クララへの深い愛を託しています。
当盤で注目すべきは第3楽章の最後で、ロッシはシューマンの最初の構想によるエンディングを採用し、出版譜では静かな和音で締めくくられるところに上記の旋律が回帰してクララへの思いの強さを強調しています。
「アルバムの綴り」は1853年出版。もともとは「子供のためのアルバム」Op.68のために書かれた小品集で、青春の残像から娘マリーへの子守歌までさまざまな曲が散りばめられています。
最後に置かれた「アレクシス」によるカノの残像から娘マリーへの子守歌までさまざまな曲が散りばめられています。
最後に置かれた「アレクシス」によるカノマンのインスピレーションが完璧に融合しています。
ジュゼッペ・ロッシはイタリア出身。サンタ・チェチーリア音楽院で学び2006年に卒業し、ヨーロッパ全域で演奏活動を行いながら、ベートーヴェンとシューマン作品の研究に熱心に取り組んでいます。
![](image/119/05/CDS-7979-01.jpg)
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パガニーニ・アンサンブル・ウィーン
パガニーニ:弦楽とギターのための四重奏曲集
第5番、第4番、第10番
四重奏曲第5番 ハ長調Op. 5 No. 2(M.S.
32)
1. I. Allegro
2. II. Minuetto, Allegretto
3. III. Cantabile, Larghetto
4. IV. Polacca, quasi presto
四重奏曲第4番 ニ長調 Op. 5 No. 1(M.S.
31)
5. I. Presto
6. II. Canone a tre, Andante
7. III. Tema cantabile, quasi larghetto
8. IV. Finale prestissimo
四重奏曲第10番 イ長調(M.S. 37)
9. I. Allegro
10. II. Minuetto-Scherzo, Allegretto
mosso
11. III. Adagio cantabile
12. IV. Rondo, Andantino con brio |
パガニーニ・アンサンブル・ウィーン
【メンバー】
マリオ・ホッセン(第1ヴァイオリン)
マルタ・ポトゥルスカ(ヴィオラ)
リリアナ・ケハヨヴァ(チェロ)
アレクサンダー・スヴェーテ(ギター) |
録音:2021年1月7日、2021年9月5日 Studio
Casino Baumgarten、ウィーン(オーストリア)
総収録時間:67分
パガニーニのギター四重奏曲全集シリーズの第3集。ヴァイオリンの超絶技巧の持ち主として知られたパガニーニ。
実はギターの演奏でも秀でており、一時期はギターのための作品も多く書いていました。
彼のギター四重奏曲は15曲あり、どの曲もロマンティックな楽想と抒情性を備えています。第3集には1816年から1817年に作曲された15曲あり、どの曲もロマンティックな楽想と抒情性を備えています。
第3集には1816年から1817年に作曲されたターはソロを取ったり伴奏に回ったりと、ヴァイオリンにも負けないほどの存在感を放ちます。
作曲家の名を冠した"パガニーニ・アンサンブル・ウィーン"はパガニーニの研究家として知られる名手マリオ・ホッセンが設立したウィーンを拠点に活躍するアンサンブルです。
![](image/119/05/CDS-7963-01.jpg)
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OEHMS CLASSICS
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2段鍵盤を持つ珍しいピアノ~デュプレクス・カプラー・グランド・ピアノ
チェロとデュプレクス・ピアノによるソナタ集
エマヌエル・モール(1863-1931):チェロ・ソナタ
ハ短調 Op. 22
1. I. Allegro maestoso
2. II. Adagio
3. III. Allegro ma non troppo
エルネー・ドホナーニ(1877-1960):チェロ・ソナタ
変ロ短調 Op. 8
1. I. Allegro ma non troppo
5. II. Vivace assai
6. III. Adagio non troppo
7. IV. Tema con variazioni. Allegro moderato
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):チェロ・ソナタ
ヘ長調 Op. 6
8. I. Allegro con brio
9. II. Andante ma non troppo
10. III. Allegro vivo |
ダーヴィト・シュトロンベルク(チェロ)
フローリアン・ウーリヒ(デュプレクス・ピアノ) |
録音:2021年10月9、20日、2022年1月15-16日 Rolf
Liebermann Studio NDR Hamburg(ドイツ)
総収録時間:77分
ピアノ・ファン注目、 デュプレクス・カプラー・グランド・ピアノによる世界初録音。
2段鍵盤を持つ珍しいピアノを用いたアルバムの登場です。ハンガリーの作曲家でピアニストのエマヌエル・モール(1863-1931)が発明したこのデュプレクス・カプラー・グランド・ピアノ(以下デュプレクス・ピアノ)は2段式の鍵盤を持ち、上鍵盤は下鍵盤より1オクターヴ高く調律されています。
片手で2オクターヴをカバーできるとともに、その構造から生まれる独自の音色が得られます。
このピアノに触れたヴィルヘルム・バックハウスは「ピアノの歴史における最大の偉業」と称え、ブルーノ・ワルターも「この技術革新が素晴らしい作品を生むだろう」と予言しました。
1921年に第1号が商品化されると、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、プレイエルらの大手ピアノ・メーカーも続々と追随しましたが、普及することなく、いつしか忘れられました。
チェリストのダーヴィト・シュトロンベルクは、2台のチェロのためのレパートリーを探求していた2017年にエマヌエル・モールを知り、彼のチェロ作品をOehmsに録音し(OC1704)、その過程でモールの生涯とデュプレクス・ピアノに興味を惹かれて探究を続けました。
2021年、遂に状態の良いデュプレックス・ピアノを見つけ、レストアを経てこの録音を敢行。冒頭に置かれたのは楽器の生みの親であるモールの作品。
続くエルネー・ドホナーニは、この楽器を使ったコンチェルトで指揮をしている写真があることから選択。
そしてリヒャルト・シュトラウスのチェロ・ソナタは、その疾風怒濤の音響世界がこの楽器に相応しいと考えて加えました。
当時のモールは人気作曲家で、彼の作品はニキシュ指揮のベルリン・フィル、メンゲルベルク指揮のコンセルトヘボウ管、コルトー、クライスラー、イザイらが演奏し、カザルスは「真の天才」と称えました。
しかし1918年を最後に作曲の筆を置き、デュプレクス・ピアノの開発に邁進しました。
当CDではシュトロンベルクがモールの生涯とこの楽器をめぐって充実したライナーノーツを執筆しています(英語とドイツ語)。ピアノの歴史に関心を持つファンには手に取って頂きたい1枚です。
![](image/119/05/OC497-01.jpg)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAND SLAM
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フルトヴェングラー&BPO、
完熟、灼熱のブラームスの交響曲第2番(1952)
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
フルトヴェングラー&BPO、完熟、灼熱のブラームスの交響曲第2番(1952)、最新リマスターで登場!2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ
録音:1952年5月7日/ドイツ博物館コングレスザール(ミュンヘン)/国内製作、日本語帯・解説付
使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)/録音方式:モノラル(放送用ライヴ録音)
■制作者より
1952年5月、フルトヴェングラーとベルリン・フィルがミュンヘンで演奏したブラームスの交響曲第2番は、凄まじい演奏内容と音質の明晰さで知られています。
当シリーズではGS-2189(2018 年)として発売しましたが、今回は同じく2トラック、38センチのオープンリール・テープを復刻の素材とし、リマスターの全行程をプロ用の機器で行い、最善を目ざしました。
また、このブラームスはHMV/EMI によって発売が予告されて以来、何度も先送りされた経緯がありますが、解説書ではそういった歴史的背景や、当日のプログラムなど、関連する情報を多数掲載しています。(平林直哉)
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<国内盤>
![](image/119/02/onpu382.jpg)
3/16(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CAVI-MUSIC
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アンドレアス・バウアー・カナバス(バス)
シューベルト:歌曲集 《白鳥の歌》 D 957
シューベルト:
さすらい人 D 489/墓掘人の郷愁 D 842/
死と乙女 D 531/哀しみ D 772/
歌曲集 《白鳥の歌》 D 957/
岩の上の羊飼い D 965 |
アンドレアス・バウアー・カナバス(バス)
ダニエル・ハイデ(ピアノ) |
アンドレアス・バウアー・カナバス、シューベルトを歌う!
☆成熟した解釈に基づいた説得力のあるシューベルト!
☆ドイツの実力派アンドレアス・バウアー・カナバスが歌い上げる!
ドイツのバス歌手であるアンドレアス・バウアー・カナバスによる「白鳥の歌」を中心にしたシューベルトの歌曲集。
音楽一家に生まれたカナバスは、音響技師になるための訓練を受けた後、ドレスデンのカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学などで声楽を学びました。
そして、2007年から2012年にベルリン国立歌劇場、2013年よりフランクフルト歌劇場に所属し、これまでに、バレンボイムやネルソンス、そしてメッツマッハーなどの指揮者の下歌っています。
その後もアバドやラトルなどと共演しその成熟した解釈と美しい歌声は、高く評価されています。
このアルバムでもその実力を存分に発揮し、シューベルトの名曲の数々を歌い上げています。
また、近年開かれたリサイタルでは、ますますその評価を高めており、人気実力ともに急上昇しているアーティストの一人です。
![](image/119/05/8553516-01.jpg)
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DA VINCI CLASSICS
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マルコ・アットゥーラ(ピアノ)
マスカーニ:サタンのラプソディ
(作曲者自身によるピアノ編曲版/全曲版世界初録音) |
マルコ・アットゥーラ(ピアノ) |
マスカーニの映画音楽「サタンのラプソディ」、ピアノ編曲による全曲版世界初録音!
「サタンのラプソディ」はニノ・オクシリア監督によって1917年に製作されたリダ・ボレッリ主演のサイレント映画。
女性の視点から見たファウストとドリアン・グレイの神話に焦点を当てた作品で、そこにマスカーニが音楽をつけたものが1世紀以上経った今なお愛されています。
この音楽は元々は管弦楽の編成で書かれましたが、ここに収録されるのはマスカーニ自身によるピアノ編曲版。この映画は完全な形では保存されていないため映像と一致しない部分の音楽はカットして演奏されるのが一般的ですが、本アルバムには全曲版を世界で初めて収録。
第七芸術という考え方が浸透する前から映画に単なる娯楽ではなく芸術的な完成度をいち早く求めていたマスカーニの意図を初めて完全な形で聴くことができる非常に意義深い1枚です。
マルコ・アットゥーラはピアニストや指揮者、また作曲家として若くからマルチに活動。ボローニャ音楽院、ミュンスター音楽大学、ミラノ・スカラ座などで研鑽を積み、23歳の時にプッチーニの《ジャンニ・スキッキ》やモーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》でインドゥストリ劇場の指揮台にデビュー。
芸術や科学、スポーツなど様々な分野で活躍している人に授与される国際ジュゼッペ・シャッカ賞を受賞するなど着実に活躍の場を拡げている音楽家です。
※録音:2022年12月、インプロンテ・レコーズ・スタジオ(ロッカ・プリオーラ、イタリア)
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J.S.バッハ:2本のフルートと通奏低音のためのトリオ・ソナタ集
ソナタ ト長調 BWV1027
(2本のフルートと通奏低音のための/
原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ)
ソナタ ニ長調 BWV1028
(2本のフルートと通奏低音のための/
原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ)
ソナタ ト短調 BWV1029
(2本のフルートと通奏低音のための/
原曲:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ)
ソナタ ハ短調 BWV1079
(2本のフルートと通奏低音のための/
原曲:《音楽の捧げもの》)
(全編曲:クラウディ・アリマニー) |
クラウディ・アリマニー(フルート)
アンドレア・モガヴェーロ(フルート)
ダビド・アペリャニス(チェロ)
ジョルディ・レグァント(ハープシコード) |
2本のフルートで贈るバッハのガンバ・ソナタ!
☆フルート作品の普及に多大な功績を残すクラウディ・アリマニー!
☆「ガンバ・ソナタ」と「音楽の捧げもの」から自らアレンジした2本のフルートのためのトリオ・ソナタ!
ドップラー兄弟のフルート作品の系統的な録音や数々のアレンジ作品など、フルート作品の研究や普及に大きな功績を残してきたスペインの重鎮フルート奏者、クラウディ・アリマニー。
バッハのヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタと「音楽の捧げもの」から、アリマニー自らが2本のフルートと通奏低音のためのトリオ・ソナタにトランスクリプションした注目録音がリリース!
3つのガンバ・ソナタは、第1フルートがハープシコードの右手を、第2フルートがヴィオラ・ダ・ガンバ・パートを演奏する形で組みかえてあり、このヴァージョンでの初録音となります。
オリジナルは「フルート、ヴァイオリンと通奏低音」のために書かれた「音楽の捧げもの」BWV1079からの2本のフルート・ヴァージョンはCD初録音です。
※録音:2021年8月、バルセロナ(スペイン)
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18世紀のフルート・ソナタ集
テレマン:
トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバと
通奏低音のためのソナタ ト短調 TWV42:G7
C.P.E.バッハ:
フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調
H.551. WQ124
フォルトゥナート・ケッレリ:
フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
トリオ・ソナタ ト長調(世界初録音)
カール・フリードリヒ・アーベル:
フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
ソナタ 変ロ長調 WKO 110d, A5:5A
J.C.バッハ:
フルート、チェロとハープシコードのための
ソナタ Op.2-5, W. B47b
ピエール・プローヴォ:
トラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバと
通奏低音のためのソナタ ト短調(世界初録音) |
ラ・レジョイサンス
〔マリヤ・ミリュウジーナ(トラヴェルソ)、
アマリリス・ドゥエニャス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ナタリア・レンタス(ハープシコード)〕 |
ラ・レジョイサンスは、ケルン音楽舞踊大学で学んだ音楽家達によって2018年に結成され、ドイツ・ザールランド放送局主催の国際バロック・コンクールでは第1位を受賞。
アンサンブルの名前の由来は、バッハ、ヘンデル、テレマンなどが組曲の1楽章として使用した、速いテンポと祝祭性のある特徴を持つ、フランスの伝統的な舞曲「réjouissance(喜び、歓喜)」に由来します。
本アルバムでは、18世紀に作曲されたトリオ・ソナタを軸に、1750年代から1770年代頃に流行したギャラント様式が、その長い生涯で生み出した様々な方向性を示す代表的な作品を集成。
このジャンルがどのように発展していったか、その軌跡を辿ります。
※録音:2022年2月、ナショナル・スカルプチャー・ミュージアム(バリャドリッド、スペイン)
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ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉
ハイドン:
十字架上のキリストの最後の7つの言葉 Hob.XX/1C
アダージョ ヘ長調 Hob.XVII/9 |
エンリコ・マリア・ポリマンティ(フォルテピアノ) |
ハイドンの名作「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」は、スペインの港町カディスの司祭、ホセ・サルーズの依頼により公開礼拝のために作曲された準典礼的作品です。
元は管弦楽のための作品ですが、本アルバムでは、ハイドン監修による鍵盤楽器のための版を収録。イタリア出身の鍵盤楽器奏者、エンリコ・マリア・ポリマンティがフォルテピアノ(ウィーン時代の楽器)で、ハイドンの描いた音楽と美に満たされた世界を奏でます。
※使用楽器:JOHANN HASELMANN, WIEN 800
CIRCA(ROMEO CIUFFA COLLECTION)
※録音:2022年5月25日ー26日(モンテ・コンパトリ、イタリア)
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C00701
(2CD)
特別価格
¥3600
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フェリーチェ・ラットゥアーダ:
ヴァイオリン・ソナタ&ピアノのための12の前奏曲(世界初録音)
フェリーチェ・ラットゥアーダ(1882-1962):
【CD1】
ヴァイオリンとピアノのための
ロマンツァ・センツァ・パローレ
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調
【CD2】
ピアノのための12の前奏曲 |
ピッロ・ジコンディ(ヴァイオリン)
エウジェニア・カナーレ(ピアノ) |
オペラやオペレッタを多数手がけたイタリアの作曲家、フェリーチェ・ラットゥアーダ。
本アルバムでは、ロマン派の様式に対する敬意の念を示すとともに、ドビュッシーの斬新なアイデアを鋭敏かつ独創的に取り入れた表現も見られるホ短調のヴァイオリン・ソナタ、印象派の流れを汲む「12のピアノ前奏曲」、「ロマンツァ」、そして近年再発見されたヴァイオリンとピアノのための1楽章の若書きのソナタが組み合わされています。
全曲世界初録音。
※録音:2019年2月&2021年6月
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DUX
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グリエール弦楽四重奏団による
グリエール:弦楽四重奏曲第1番&第2番
グリエール:
弦楽四重奏曲第1番イ長調 Op.2
弦楽四重奏曲第2番ト短調 Op.20 |
グリエール弦楽四重奏団 |
グリエール弦楽四重奏団が弾くグリエール。
2017年にウィーンで結成されたその名も「グリエール弦楽四重奏団」によるレインゴリト・グリエールの弦楽四重奏曲集。
ウィーン交響楽団のドミニカ・ファルガー、マルティン・エデルマンを中心に室内楽に情熱を注ぐメンバーで結成された高い実力を持つカルテットです。
管弦楽曲やバレエ音楽に注目されがちなグリエールですが、初期に書かれたこの2つの弦楽四重奏曲も思わず心を奪われるような美しいメロディが散りばめられた秀逸な作品です。
※録音:2020年8月&2021年4月
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(大昔のコメントから、グリエールの弦楽四重奏曲第1番&第2番について)
これは最高。
ロシアのクァルテットではチャイコフスキーやボロディンと並ぶ。
第2番の第4楽章なんて、ベートーヴェンばりにムチャクチャやっちゃうんだけど、そのベタなオリエンタル・ムードに完全にしてやられた。
もちろん本格的なしっかりした作品なんだけど、こんな個性的な四重奏曲には久しぶりに出会った。
絶対お奨め。
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ライテルバンド:ザ・ジャーニー
ロマン・ライテルバンド(1914-1979):
3つの夜想曲(ピアノのための)
ポーランドの平原の歌(ヴァイオリンとピアノのための)
トリプティーク・コンタンポラン(ピアノのための)
3つの前奏曲(ピアノのための)
ヘブライの3つのバラード(ヴァイオリンとピアノのための)
協奏曲(ピアノ、弦楽オーケストラとハープのための)
ソナチネ(ギターのための) |
アンナ・キヤノフスカ(ピアノ)
アニア・フィロホフスカ(ヴァイオリン)
アリ・エヴァン(チェロ)
ポール・ツェサルチク(ギター)
シレジアン・チェンバー・プレイヤーズ
マウゴジャタ・カニオフスカ(指揮) |
1914年ポーランドのウッチ出身の作曲家、ロマン・ライテルバンドの作品集。
ライテルバンドは弁護士と音楽家の家庭に生まれ、ウッチでピアノを、ワルシャワ大学で法律を学んでいましたが、グラズノフの強い勧めにより音楽の道へ進みました。
ここに収録されているのはほとんどが第二次世界大戦からなんとか生き延びたライテルバンドが戦時中に作曲したもので、「夜明け」を目指して歩き続ける旅という共通のアイデアがテーマとなっています。
※録音:2021年3月、9月、10月(ポーランド)
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バツェヴィチ:弦楽オーケストラのための作品集
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
協奏曲(弦楽オーケストラのための)
交響曲(弦楽オーケストラのための)
シンフォニエッタ(弦楽オーケストラのための)
ディヴェルティメント(弦楽オーケストラのための) |
プリムス室内管弦楽団
ウカシュ・ブウァシュチク(指揮) |
ポーランドの女流作曲家として最初に国際的な名声を得たグラジナ・バツェヴィチの弦楽オーケストラのための作品を集成した1枚。
戦後まもなく書かれた彼女の代表作「交響曲」と「協奏曲」に加え、初期の「シンフォニエッタ」と晩年の「ディヴェルティメント」を収録しており、作曲スタイルの発展と変化を窺い知ることができます。
※録音:2021年7月26日-31日、グラジナ&キェイストゥット・バツェヴィチ音楽アカデミー(ウッチ、ポーランド)
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アコスフィア ~ アコーディオンのための新しい室内楽作品集 |
デュオアコスフィア
アイリス弦楽四重奏団、ほか |
ペテル・マハイジック(b.1961):イン・ア・モーメント(アコーディオン・デュオのための)
ヴォロディミール・ルンチャク(b.1960):
シーシュポスとプロメテウス - 2つの教訓的な神話(アコーディオン・デュオと弦楽オーケストラのための)
ヴォイチェフ・ジーモヴィト・ツィヒ(b.1976):
究極の白い光線(アコーディオン・デュオと弦楽オーケストラのための)
レナーテ・スティヴリニャ(b.1985):
セント・ローレンスの涙(ペルセウス座流星群)(アコーディオン・デュオとオルガンのための)
グジェゴシュ・マイカ(b.1981):
傷の遺言(メゾ・ソプラノ、バリトン、アコーディオン・デュオとソノリスティック・レイヤーのための)
タイラー・フェルスラウス(b.1989):五重奏曲(アコーディオン・デュオと木管三重奏のための) |
国際的アコーディオン・デュオのデュオアコスフィアは、それぞれの国でアコーディオン奏者として傑出した地位を築いているポーランドのグジェゴシュ・パルスとスロヴァキアのアレナ・ブジニャーコヴァーの2人によって2011年に結成され、この編成では類を見ないほど世界各地で音楽祭への出演や多くのコンサートを開催し圧倒的な評価を得ています。
今作も多様なレパートリーを持つ彼らならではのプログラムで、2人の故郷であるポーランドとスロヴァキアの作曲家による作品を含む、すべて2017年以降に誕生した新しい作品が集められ、驚くような名人芸を披露してくれています。
※録音:2020年7月&9月、2021年10月(ポーランド)
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ポーリッシュ・ストーリーズ
ミコワイ・ヘルテル(b.1948):
ポーランドの追憶(ピアノと弦楽オーケストラのための)
ミコワイ・ピオトル・グレツキ(b.1971):
エレジー(チェロと弦楽オーケストラのための)
Op.40
アリツィア・グロナウ(b.1957):
カスケード(チェロと弦楽オーケストラのための)
クシシュトフ・ヘルヅィン(b.1970):
おとぎ話(アルト・サクソフォンと弦楽オーケストラのための) |
カロル・ラジヴォノヴィチ(ピアノ)
トマシュ・シュトラール(チェロ)
パヴェウ・グスナル(アルト・サクソフォン)
ウォムジャ・ヴィトルト・ルトスワフスキ・チェンバー・フィルハーモニック
ヤン・ミウォシュ・ザジツキ(指揮) |
現役で活躍する作曲家たちによるポーランドにちなんだ作品集。
ヘルヅィンの「おとぎ話」以外は2015年以降に生まれた作品です。ウォムジャ・ヴィトルト・ルトスワフスキ・チェンバー・フィルハーモニックにとってはこれが17枚目のアルバムとなります。
※録音:2020年10月1日&2021年11月30日-12月1日(ポーランド)
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ヴァインベルク:歌曲集
ヴァインベルク:
アカシア Op.4
ジプシー・バイブル Op.57
記憶 Op.62
古い手紙 Op.77 |
アレクサンドラ・クバス=クルク(ソプラノ)
アンナ・ベルナツカ(メゾ・ソプラノ)
モニカ・クルク(ピアノ) |
ポーランドのDuxレーベルから展開され人気を博し、ヴァインベルクの近年の再評価にも繋がっているシリーズ「ヴァインベルク・シリーズ」から歌曲集が登場。
波乱に満ちた生涯を送ったヴァインベルクの素朴で美しく、どこか切ない歌曲集が4作収められています。すべて世界初録音。
※録音:2022年(ヴロツワフ、ポーランド)
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KAIROS
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イヴァン・ブッファ(1979-):アンサンブル作品集
Quasars(2008)~ヴィオラとアンサンブルのための
Caprice II(2011)~ヴァイオリンのための
String Quartet(2001-2006)
Organismo(2012)~アンサンブルのための
Rebirth(2011)~アンサンブルのための
Trio(2003)~フルート、クラリネット、チェロのための
Mime(2016)~リコーダーのための*
reative Spirit(2014)~アンサンブルのための
Identity(2017)~アンサンブルのための |
辺見康孝(ヴァイオリン)
鈴木俊哉(リコーダー)*
クエーサーズ・アンサンブル
イヴァン・ブッファ(指揮) |
スロバキアの音楽界を代表する現代作曲家、イヴァン・ブッファの作品集!
辺見康孝と鈴木俊哉が参加!スロバキアの音楽界を代表する現代作曲家の一人、イヴァン・ブッファのポートレートアルバム!
このアルバムに収録されている作品は、どれもイヴァン・ブッファの多面的な音楽的才能を確信させるもので、各作品の最も驚くべき共通点はその簡潔さです。
彼はヨゼフ・ポドプロツキーから伝授された伝統的な作曲の基礎と、ミカエル・ジャレルのもとで身につけた繊細でモダンなリズムの組み合わせによって、自身のスタイルへの道を見出したと語っています。
ブッファは2008年からブラチスラヴァの舞台芸術アカデミーで作曲と音楽理論を指導しており、ウィーン国立音楽大学でも教職に就いています。2013年にはスロヴァキア作曲家協会の会長に就任しています。
※録音:2019年&2020年(オーストリア、ウィーン)
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ヴィエラ・ヤナールチェコヴァー(1941-):
ピアノ協奏曲&弦楽作品集
アルカディア(1998/2021)~バスフルートと弦楽のための
ドティク(1996)~弦楽オーケストラのための
夏の夜の夢(2008)~フルート、チェロとピアノのための
ピアノ協奏曲(2008)* |
エリック・ラム(フルート)
クエーサーズ・アンサンブル
イヴァン・ブッファ(指揮、ピアノ*)
バンベルク交響楽団
ジョナサン・ノット(指揮)*ほか |
チェコスロバキア(現スロバキア)出身の女性作曲家、ヴィエラ・ヤナールチェコヴァー(1941-)の作品集。
タトラ山脈の風景に深く感銘を受け、自然と内なる関係を形成したという彼女は、ブラチスラヴァの音楽院やプラハの舞台芸術アカデミーで学んだ後、政治的な理由でカナダ、ドイツに亡命。
ドイツの村に移住してからは静寂と隠遁の中で森の声を聴き、自然の音を独自の作曲スタイルで音楽言語に変換していったといいます。
彼女は大規模なオーケストラ曲から声楽曲、民謡の編曲、ラジオ劇まで、幅広いジャンル・楽器のための作曲を行っていますが、創作のの中心となる楽器は弦楽器で、重要作品としては9つの弦楽四重奏曲を挙げることができます。本作には弦楽を伴う作品のほか、イヴァン・ブッファとジョナサン・ノット&バンベルク交響楽団の演奏によるピアノ協奏曲が収録されています。
※録音:2008年~2021年
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マティアス・クラーネビッター(1980-):
アンサンブルとエレクトロニクスのための作品集
pitch study no. 1 - contra violin(2016)~
ヴァイオリンとテープのための
Encyclopedia of Pitch and Deviation(2020)~
エレクトロニクスを伴うアンサンブルのための*
60 Auditory Scenes for Investigating
Cocktail Party Deafness(2021)~
オーケストラとマシン・リスニング・システムのための**
nihilistic study no. 7(2013)~
アンサンブルとエレクトロニクスのための
Pancrace Royer: Le Vertigo(2016) ~
アンサンブルとエレクトロニクスのための |
クラングフォルム・ウィーン&
ヨハネス・カリツケ(指揮)*
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団&
ロベルタス・シャーヴェニカス(指揮)**ほか |
オーストリア・ウィーン生まれの現代音楽作曲家、マティアス・クラーネビッター(1980-)のエレクトロニクスを伴う作品集。
彼はウィーン国立音楽大学やアムステルダム音楽院、グラーツ音楽大学で学び、ディーター・カウフマンやベアート・フラーの指導を受けています。
彼の音楽はメディア社会の様相を反映しており、日常生活における取るに足りないサウンドを濃密に集積し、色とりどりの音の洪水へと作り変えるのを得意としています。
※録音:2014年~2021年
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チャン・ウノ
《センセーショナル・ブリス》(2021-2022)
チャン・ウノ(1983-):Sensational Bliss |
チャン・ウノ(笙簧、ピアノ)
オ・ヨンジ(パンソリ)
オム・ユンスク(カヤグム)
オルガ・シエミエンチュク(ソプラノ)
ラファウ・ソルコス(フルート)
ウォン・スンユン(ヴァイオリン)
ドミトリー・リー(チェロ) |
韓国の伝統音楽に由来する様々な音色、パターン、ジェスチャーを、現代のテクニックで表現することに情熱を注ぐ韓国の現代音楽作曲家、チャン・ウノ(1983-)。
《センセーショナル・ブリス》(2021-2022)は自身の《欲望の解放》をきっかけに作曲され、直感的な感覚と原始的な本能だけを表に出したという、作曲家自身の内面への旅といえるような作品です。
韓国の伝統音楽に感じられるエキゾチックな表現と、西洋の現代音楽に感じられる斬新さ、面白さが組み合わされています。
※録音:2021年&2022年(韓国)
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RUBICON
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ミカエル・ハクナザリアン(チェロ)
インナー・ワールド
ハチャトゥリアン:夢
ドビュッシー:チェロ・ソナタ L.135
ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
コミタス:Krunk, Garuna(アフナジャリャン編曲)
フドヤン:チェロ・ソナタ第1番
シューマン:3つの幻想小曲集 Op.73
ブロッホ:《ユダヤ人の生活から》B.54
チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51-6
ロボダ:チェロとピアノのための《エレジー》
カール・ヴァイン:
チェロと録音済みエレクトロニクスのための
《インナー・ワールド》 |
ミカエル・ハクナザリアン(チェロ)
リア・ハクナザリアン(ピアノ)
アルチョム・ミナシャン(ドゥドゥク) |
ミカエル・ハクナザリアン新録音!チェロのための名曲と近現代の傑作をプログラム!
☆クス・クァルテットのメンバーとしても活躍するアルメニアの名チェリスト、ミカエル・ハクナザリアン(アフナジャリャン)!
☆ドビュッシーやラフマニノフ、チャイコフスキーの名曲と現代の傑作!
クス・クァルテット(クス弦楽四重奏団)のメンバーとして国際的に活躍し、2014年からミュンヘン室内管弦楽団の首席チェリストとしても活動しているアルメニア出身の名チェリスト、ミカエル・ハクナザリアン(ミカエル・アフナジャリャン)の新たなソロ・アルバム。
ドビュッシーやシューマン、ラフマニノフ、チャイコフスキーらの名曲に、アルメニアのフドヤンを始め、コミタス、ロボダ、カール・ヴァインら近現代の秀逸な作品を組み合わせたこだわりのプログラム。故郷を離れ、新しい世界を発見し、自分の内なる声と内なる世界を探しているミュージシャンの感情を、個人的に音楽的に探究したアルバムとなっています。
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SIGNUM
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ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団
マニフィカト3
パーヴェル・チェスノコフ(1877-1944):
混声合唱のための6つの合唱曲 Op.40-4より「ヌンク・ディミティス」
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):
マニフィカト&ヌンク・ディミティス(St
Paul's Service)
フィリップ・ムーア(b.1949):
マニフィカト&ヌンク・ディミティス
(Sancti Johannis Cantabrigiense)
ケネス・レイトン(1929-1988):
マニフィカト&ヌンク・ディミティス
(Collegium Magdalenae Oxoniense)
ハウエルズ:
マニフィカト&ヌンク・ディミティス(Westminster
Service)
ジョージ・ダイソン(1883-1964):
マニフィカト&ヌンク・ディミティス ヘ長調
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):
マニフィカト&ヌンク・ディミティス 変ロ長調
ブライアン・ケリー(b.1934):
マニフィカト&ヌンク・ディミティス ハ長調 |
アンドルー・ネスシンガ(指揮)
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団
ジョージ・ハーバート(オルガン) |
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団、マニフィカト第3弾!
☆ハーバート・ハウエルズ没後40年を記念して二作品を収録!
☆英グラモフォン誌で「エディターズ・チョイス」に選ばれるなど、好評を博した『マニフィカト』シリーズの第3弾!
1670年代に創設され、世界でも有数のカレッジ聖歌隊として活動を続けるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団と、2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を共に創り上げてきた名指揮者アンドルー・ネスシンガ。
英グラモフォン誌では「エディターズ・チョイス」に選ばれるなど、好評を博した『マニフィカト』シリーズの第3弾。
このアルバムでは、1945年から1965年までの20年間の音楽に焦点をあてています。フィリップ・ムーアの「マニフィカト&ヌンク・ディミティス」は、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団のために特別に委嘱された作品です。
また、ハウエルズによる二作品は、それぞれセントポール寺院とウェストミンスター寺院のために書かれたもので、ハウエルズの没後40年を記念して収録されました。
※録音:2022年1月12日-13日&4月21日-23日、セント・ジョンズ・カレッジ教会(ケンブリッジ、イギリス)
![](image/119/05/SIGCD742-01.jpg)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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BIDDULPH RECORDINGS
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¥2500 →\2290
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ユーディス・シャピロ(ヴァイオリン)
アート・オヴ・ユーディス・シャピロ |
ヴォルガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調「トルコ風」
K. 219
1. I. Allegro aperto Adagio
Allegro aperto(カデンツァ:ヨーゼフ・ヨアヒム作)
2. II. Adagio
3. III. Rondeau: Tempo di Menuetto |
ユーディス・シャピロ(ヴァイオリン)
NBC交響楽団
フランク・ブラック(指揮) |
4. フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
スケルツォ - 弦楽四重奏曲 第4番 ホ短調より
5. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
アンダンテ・カンタービレ - 弦楽四重奏曲第1番
ニ長調より
6. フーゴー・ヴォルフ(1860-1903):イタリア風セレナード
7. ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
夢のあとに(ペーター・ヤッフェ編)
8. ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
la Oracion del Torero 闘牛士の祈り
9. セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
セレナード - 幻想的小品集 Op. 3 No. 5(ハルトマン編)
10. ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
ポルカ - バレエ組曲『黄金時代』より
11. フランク・ブリッジ(1879-1941):ロンドンデリーの歌
12. パーシー・グレインジャー(1882-1961):
Molly on the Shore 岸辺のモリー |
アメリカン・アート四重奏団
ユーディス・シャピロ(第1ヴァイオリン)
ロバート・スーシェル(第2ヴァイオリン)
ヴァージニア・マジェフスキ(ヴィオラ)
ヴィクター・ゴットリープ(チェロ) |
13. ヴィクター・ヤング:Je vous adore
14. ヴィクター・ヤング:Stella by Starlight |
ユーディス・シャピロ(ヴァイオリン)
ポール・ウェストン・アンド・ヒズ・オーケストラ |
録音及び初出盤について:
1944年8月20日 originally released on
16-inch LP discs issued by the Armed Forces
Radio Service (AFRS 34)...1-3
1953年9月8日、14日 first released on
an LP entitled "String Quartet Melodies"
on RCA Victor Bluebird LBC 1086...4-12
1958年 first appeared on an LP entitled
"Hollywood" issued on Columbia
CS 8042...13、14
復刻プロデューサー:Eric Wen/復刻エンジニア:David
Hermann/マスタリング:Dennis Patterson
【ストラヴィンスキーが絶賛したヴァイオリスト、ユーディス・シャピロの貴重な復刻音源集。モーツァルトの第5番はシャピロ唯一の協奏曲録音。】
ニューヨーク州バッファローに生まれたユーディス・シャピロ(1914-2007)は、ソリスト、コンサートマスター、室内楽奏者として、また古典から現代音楽、更にはポップスや映画音楽まで、多彩な分野で高い評価を得、多くの人々を魅了しました。
12歳でバッファロー・フィルと共演。イーストマン音楽学校を経て、カーティス音楽院ではエフレム・ジンバリストに学びました(クラスでただ一人の女子生徒だったそうです)。
1941年にロサンゼルスに移ると、当時ハリウッドのビッグ5と呼ばれていた映画会社RKOのスタジオ・オーケストラに招かれ、ハリウッド史上初の女性コンサートマスターとなります。後にパラマウントに移って1965年までコンサートマスターを務める一方、ポップスの分野でもナット・キング・コール、フランク・シナトラ、エラ・フィッツジェラルドらのバンドのリーダーを何度も務めました。
クラシック音楽の分野では、1943年に結成したアメリカン・アート四重奏団の第1ヴァイオリンとして東海岸のジュリアード弦楽四重奏団に匹敵する評価を得、1950年代にはRCAビクター交響楽団のコンサートマスターとして、ヤッシャ・ハイフェッツのラロ:スペイン交響曲、ツィゴイネルワイゼン、ヴィエニャフスキやブルッフの録音に参加。更にロサンゼルス室内管のメンバーとして現代音楽の演奏に意欲的に取り組み、特にストラヴィンスキーはシャピロを非常に高く評価しました。
ソリストとしては、フリッツ・ライナー、ユージン・グーセンス、ウィリアム・スタインバーグらの指揮で演奏、またアルトゥール・シュナーベル、リリー・クラウス、ルドルフ・フィルクシュニー、そしてブルーノ・ワルターのピアノと共演しています。
1956年からは南カリフォルニア大学のヴァイオリン科教授も務め、後にハイフェッツやグレゴール・ピアティゴルスキーが同僚となると、彼らと度重ね共演しました。
現代では信じられないような多面的な活躍をしたシャピロをしのぶ第1弾にBiddulphが選んだのは、ソリストとして唯一の協奏曲録音となったモーツァルト、室内楽奏者としては弦楽四重奏の名曲小品集、そしてポップスの分野でヴィクター・ヤングの名曲2曲です。
Buddulphではソリストとしてのシャピロに焦点を当てた続篇を準備中です。
![](image/119/05/BIDD85025-01.jpg)
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DOREMI
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マルタ・アルゲリッチLIVE第14集 |
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) |
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1 番 ハ長調
Op.15
モーシェ・アツモン(指揮) 北ドイツ放送交響楽団
録音:1976年8月23日/ハンブルク
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1 番 変ロ短調
Op.23
シャルル・デュトワ(指揮) スイス・ロマンド管弦楽団
録音:1973年10月24日/ジェノヴァ
バルトーク:ピアノ・ソナタ SZ.80
シューマン:幻想小曲集 Op.12
ラヴェル:夜のガスパール
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ショパン:夜想曲 ハ短調 Op.48-1
ショパン:スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39
ラヴェル:水の戯れ
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.141, L.422
録音:1977年10月9日/チューリッヒ |
アルゲリッチの貴重ライヴ音源 第14弾
DOREMIのアルゲリッチ貴重音源集第14弾。70年代のライヴ。
協奏曲2種と、チューリッヒでのリサイタルを収録。
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イダ・プレスティ&アレクサンドル・ラゴヤ録音集
第2集 |
イダ・プレスティ&アレクサンドル・ラゴヤ(ギター) |
【イダ・プレスティ(ギター)】
イサーク・アルベニス:入江のざわめき
Op.71-6
録音:1937年4月8日or10月18日
ホアキン・マラツ:スペインの印象 ~スペインのセレナータ
録音:1937年6月4日
フェデリコ・モレーノ・トローバ:ソナチネ第1番
イ長調 ~アレグレット
録音:1937年12月9日
ニコロ・パガニーニ:グランド・ソナタより
ロマンス
録音:1938年3月2日
マヌエル・マリア・ポンセ:メキシコ民謡
第2番、第3番
エンリケ・グラナドス:スペイン舞曲第5番
アンダルーサ
録音:1942年7月17日
【アレクサンドル・ラゴヤ(ギター)】
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ イ短調
K481 ~アンダンテ・カンタービレ(セゴビア編)
録音:1969年7月20日
マッテオ・カルカッシ:練習曲 Op.60-3
録音:1969年7月20日
【アレクサンドル・ラゴヤ(ギター)&アンドリュー・ドース(ヴァイオリン)】
ニコロ・パガニーニ:ヴァイオリンとギターのための協奏的ソナタ
録音:1969年7月20日
【アレクサンドル・ラゴヤ(ギター)&オーフォード弦楽四重奏団】
ルイージ・ボッケリーニ:ギター五重奏曲第4番
ニ長調
録音:1969年7月20日
【イダ・プレスティ&アレクサンドル・ラゴヤ(ギター)】
カステルヌオーヴォ・テデスコ:2つのギターのための協奏曲
Op.201(世界初演)
ワルター・ジュスキント(指揮) トロント交響楽団
録音:1962年 |
伝説的ギタリストの貴重録音第2弾
フランスが生んだ伝説的ギタリスト、イダ・プレスティ(1924-1967)とアレクサンドル・ラゴヤ(1929-1999)の貴重な音源集。
ふたりはデュオを組み世界中で活躍しましたが、このCDはソロとしての録音がメインでこれまた貴重。
最後のテデスコの2台ギター協奏曲はふたりの演奏で、世界初演時のもの!
第1集はDHR-8059として発売中。
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<国内盤>
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SONARE
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梯剛之/「月の光」~音楽のアペリティフ(食前酒)
(1)ドビュッシー:「月の光」*
(2)モーツァルト:トルコ行進曲
(3)ショパン:夜想曲第8番 変ニ長調 Op.27-2
(4)ショパン:夜想曲第2番 変ホ長調 Op.9-2
(5)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調
Op.35
「葬送」より第3楽章「葬送行進曲」
(6)ショパン:24の前奏曲 Op.28より第7番
イ長調
(7)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番
ハ短調 Op.13「悲愴」より第2 楽章
(8)シューベルト:即興曲第4番 変イ長調 D.899
Op.90-4*
(9)シューマン:「トロイメライ」
(10)ショパン:軍隊ポロネーズ イ長調 Op.40-1
(11)ショパン:夜想曲第20番 嬰ハ短調 遺作
(12)ショパン:24の前奏曲 Op.28より第15番
変ニ長調「雨だれ」
(13)ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
(14)モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485
(15)J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988より「アリア」
* =初出音源 |
梯剛之(ピアノ) |
懐深い包容力と野の花のような可憐さ。初出音源2曲を含む梯剛之、初のベスト・アルバム!珠玉のピアノ作品を堪能!
録音:2013-2021年/DDD、71'56、国内製作、日本語帯・解説付
独特の感性で聴き手を魅了するピアニスト梯剛之。SONARE
レーベルより初出音源2曲を含む梯剛之、初のベスト・アルバムがリリースされます!
細部まで神経の行き届いた、聴き手の心を奪う美しい演奏が梯の魅力。きめ細やかな強弱や煌めくタッチは近年ますます磨きがかかり、現在の梯の充実ぶりをうかがえる演奏を聴くことができます。
ドビュッシーの「月の光」、シューベルトの即興曲第4
番 変イ長調 D.899 Op.90-4 の初出音源を含む、珠玉のピアノ作品をご堪能ください。
「このアルバムは、わたくしたちを心から寛がせ、虚心に音楽を楽しめるようにと、剛之さんが用意してくれた極上のアペリティフではないでしょうか」(萩谷由喜子 ライナーノーツより)
梯剛之(ピアノ)
1977年8月2日、音楽家の両親のもと東京に生まれる。90年ウィーン国立音楽大学準備科に入学、Elisabeth
Dvorak=Weisshaar 教授に師事。94年チェコの盲人弱視者国際音楽コンクール、ドイツのエトリンゲン青少年国際ピアノコンクール(B
カテゴリー)で参加者中最年少で優勝、豊かな音楽性を認められる。95年アメリカのストラヴィンスキー青少年国際コンクール第2位。97年村松賞受賞。
98年ロン・ティボー国際コンクール(パリ)第2位およびSACEM
賞(リサイタル賞)、シュピオンボノー財団賞を受賞。
99年都民文化栄誉章、出光音楽賞、点字毎日文化賞をそれぞれ受賞。2000年ショパン国際コンクールワルシャワ市長賞受賞している。
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![](image/119/02/onpu382.jpg)
3/15(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
MDG
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再リリース「プレツィオーザ」シリーズ第2弾
イェジー・マクシミウク指揮、
ポーランド室内管によるバルトークとブリテン
バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント
ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲Op.10 |
ポーランド室内管弦楽団
イェジー・マクシミウク(指揮) |
MDGレーベルの"貴重な"録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ第2弾は、イェジー・マクシミウク指揮、ポーランド室内管によるバルトークとブリテン
録音:1985年、Polskie Nagrania/51'30、輸入盤・日本語帯付
制作、プロデュース:ヴェルナー・ダブリングハウス、ライムント・グリム
MDGレーベルの" 貴重な" 録音を再リリースする「プレツィオーザ」シリーズ。第1弾は、1976
年に録音されたヘルマン・クロイツ指揮によるロッシーニの「小荘厳ミサ曲」(MDG-102000329)でしたが、今回第2弾は、イェジー・マクシミウク指揮ポーランド室内管弦楽団によるバルトークとブリテンです。
イェジー・マクシミウクは、1936年ベラルーシのグロードナ生まれ。1970年代には西側で活躍し、後のヤノフスキ(1939-)、ヴィト(1944-)らの先陣を切った人物。
ワルシャワ音楽院でヴァイオリン、ピアノ、指揮、作曲を学び、ワルシャワ大劇場に勤めながら、1972年にポーランド室内管弦楽団を結成。その後、ポーランド放送国立交響楽団カトヴィツェ(1975~77)、BBCスコティッシュ交響楽団(1983~93)の首席指揮者を歴任しました。
当盤が録音された1985年はまだポーランドは共産圏でありました。
MDG の創設者の一人ヴェルナー・ダブリングハウスは、当時の様子をこう振り返っています。
「ポーランドを代表する指揮者の録音が魅力的なプログラムで実現した。私たちは録音機材で一杯になった車でデトモルトからワルシャワまで約1000キロを走行することになった。
しかし当時旧東西ドイツの国境の町ヘルムシュテットを通過することもままならなかった。さらには、ポーランドの国境では、税関職員が我々に向かってこう言いました。"雑誌はもってるか?"そこで我々は次回来るときは『プレイボーイ』を持ってくれば良いことを学習しました。」
その後もポーランド国内を走行している最中に警官に止められ、その際にバッハのレコードが役に立ったエピソードや、録音時の様々な貴重なエピソードが解説書に記されています。
バルトークの「弦楽のためのディヴェルティメント」は1939年に作曲された古典的な形式を持つ作品。当時の不穏な空気はほとんど感じられない明快な音楽はバルトークの真骨頂。
ブリテンの「フランク・ブリッジの主題による変奏曲」は、師ブリッジへの感謝と賞賛をもって作曲されました。
構成は、序奏と主題の提示に続き10の変奏(9つの変奏とフーガとフィナーレ)からなる彼の出世作となりました。
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MDG 90322706
(SACD HYBRID)
¥2900 →\2690
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トリオ・パルナッスス
ベートーヴェン/フェルディナント・リース(1784~1838):
弦楽三重奏 作品9/ピアノ三重奏版編曲
・ピアノ三重奏曲第1番ト長調
・ピアノ三重奏曲第2番ニ長調
・ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 |
トリオ・パルナッスス
【ユリア・ガリッチ(ヴァイオリン)
ミヒャエル・グロス(チェロ)
ヨハン・ブランシャール(ピアノ)】 |
ベートーヴェンの不吉な "Opus 61"、トリオ・パルナッススによる弦楽三重奏曲のリース編曲ピアノ三重奏版
録音:2021年11月26-28日、マリエンミュンスター修道院コンツェルトハウス/Stereo/5.1/2+2+2、78'18、輸入盤・日本語帯付
制作、プロデュース:ヴェルナー・ダブリングハウス
ベートーヴェンとこれほど密接な関係にあった人物はいないともいえるフェルディナント・リース(1784~1838)。
ベートーヴェンと同じボンに生まれ、音楽一家で育ったリース。幼い頃から才能を開花させ、彼の父はすでにウィーンでピアニストとして成功していたベートーヴェンの下へ息子を送ることを決意します。
1801年ウィーンに着いたリースは、ベートーヴェンに師事するだけではなく、彼の秘書や写譜の仕事も務めており、難聴が進行しつつあったベートーヴェンをサポートしていました。
1805年にはリースが徴兵され5 年間のウィーンでの修業は終わりを告げます。
しかし健康上の理由で兵役を免除されたリリースはしばらくボンで過ごすことになり、そこで同郷の出版社ニコラウス・ジムロックにより「2つのピアノソナタ
Op.1」を出版、師ベートーヴェンに捧げられました。その後リースの初期作品の多くはジムロック社によって楽譜が出版されました。
今回トリオ・パルナッススが録音した作品は、まさにこの時期に書かれたもの。
その作品は「ベートーヴェンの不吉な "Opus
61"」。1806年ジムロック社が誇らしげにこのように新作の発表を行いました。
"著名な作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの新作ピアノフォルテとヴァイオリン、チェロのための3つの大三重奏曲
作品61"作品番号61というのは今日我々に知られているニ長調のヴァイオリン協奏曲の番号です。
なんとも不可解な発売です。
1851年ジムロック社が発行したカタログには再びこの作品番号で掲載されていますが、後の版では作品番号61には「作品9参照」と記載されていました。
そう1806年に発売されたのは、リースによるベートーヴェンの弦楽三重奏曲作品9のピアノ三重奏版編曲だったのです。
ジムロック社の出版については疑問がありますが、ベートーヴェンの作曲を間近で見て熟知していたリースならではの技法で編曲されています。
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MDG 90422676
(SACD HYBRID)
¥2900
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ゲットー・ララバイ
カール・アマデウス・ハルトマン(1905~1963):
ピアノ・ソナタ「1945年4月27日」
(from Manuscript II)
ギレアド・ミショリー(1960~):
Fugitive Pieces(全18曲)(2004/05)
クリストファー・タルノフ(1984~):
ピアノのための夜曲(2012)
ハルトマン:
ピアノ・ソナタ「1945年4月27日」(from
Manuscript I) |
イェスル・ムーン(ピアノ) |
戦争への怒りから生まれた三世代の作曲家によるピアノ・ソロ作品集「ゲットー・ララバイ」
使用楽器:1901年 Steinway D Manfred Burki
録音:2022年3月29-31、マリエンミュンスター修道院コンツェルト/Stereo/5.1/2+2+2、75'57、輸入盤・日本語帯付
制作:ヴェルナー・ダブリングハウス/プロデュース:フリードリヒ・ヴィルヘルム・レーディンク
ホロコーストを始めとする戦争の罪はいまなお忘れられるものではありません。
韓国出身の若手ピアニスト、イェスル・ムーンによるこのアルバムは、「ゲットー・ララバイ」と題し、ハルトマン(1905~63)、ミショリー(1960~)、タルノフ(1984~)の三世代の作曲家によるピアノ作品を収録しています。
20世紀ドイツ最大の交響曲作家とも言われているカール・アマデウス・ハルトマン(1905~1963)
のピアノ作品は多くはありませんが、シリアスで思索的な音楽は、レーガーやヒンデミットに通じるものがあります。
ここに収録されているピアノ・ソナタ「1945年4月27日」は、ダッハウ強制収容所の数千人にも及ぶ囚人たちが、自宅の前を足をひきずりながら隊列をなして死の行進を続けていく様子を目撃した日の衝撃を作品にしています。
本盤では改訂版を演奏しています。
イスラエル・エルサレム生まれのギレアド・ミショリーの作品「Fugitive
Pieces」。カナダの詩人アン・マイクルズの世界的ベストセラー本「Fugitive
Pieces( 亡命者の物語)」(邦題:「儚い光」)と同名の作品で小説は映画化もされました。
ホロコーストで家族全員を失ってしまった七歳の少年ヤコプの物語。場所と時間を超えて何度も交錯する複雑なスト-リーをミショリーが原作の世界観そのままに表現しています。
1984年生まれのピアニスト、作曲家のクリストファー・タルノフの2012年に発表された6曲からなるピアノのための「夜曲」。ヘルマン・ヘッセの詩を題材とした内容。
イェスル・ムーンは、音楽がもつ力強さをこれらの作品から感じ取ってもらえたらと語っています。
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ライプツィヒ弦楽四重奏団
ハイドン:弦楽四重奏曲集Vol.16
弦楽四重奏曲第69番変ロ長調Op.71-1(Hob.III:69)
弦楽四重奏曲第70番ニ長調Op.71-2(Hob.III:70)
弦楽四重奏曲第71番変ホ長調Op.71-3(Hob.III:71) |
ライプツィヒ弦楽四重奏団
シュテファン・アルツベルガー
(第1ヴァイオリン)
ティルマン・ビューニング
(第2ヴァイオリン)
イーヴォ・バウアー(ヴィオラ)
ペーター・ブルンズ(チェロ) |
名門ライプツィヒ弦楽四重奏団、ハイドン弦楽四重奏曲集第16弾!
録音:2022年3月8-10日、マリエンミュンスター修道院コンツェルト/61'12、輸入盤・日本語帯付
制作:ヴェルナー・ダブリングハウス/プロデュース:フリードリヒ・ヴィルヘルム・レーディンク
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者らにより、1988年に結成されたライプツィヒ弦楽四重奏団。
以後、彼らは弦楽四重奏団としての活動に専念し、精緻なアンサンブルと正統的で明晰な解釈により、世界40ヶ国以上で賞賛を獲得しています。
55人の作曲家の約200作品という膨大なレパートリーを持つ彼らは、モーツァルト、ベートーヴェンから現代、編曲作品に至るまで幅広い作品を精力的に演奏しておりCDもすでに多数制作しています。
現在進行中なのがハイドンの弦楽四重奏曲全集。
今回は「アポニー四重奏曲集」の作品71の3曲を収録。
1793年、訪問先のロンドンで大成功を収め、ウィーンへと戻ったハイドンが作曲した6つ(作品71&74)の弦楽四重奏曲は、音楽好きの貴族アントン・アポニー伯爵に献呈され「アポニー弦楽四重奏曲集」と呼ばれています。
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DYNAMIC
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CDS-7970
(2CD)
¥3500
※DVD、Blu-ray同時発売
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ガッティ指揮のフレッシュな《ナクソス島のアリアドネ》
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):歌劇《ナクソス島のアリアドネ》
序幕つきの1幕のオペラ
台本:
フーゴー・フォン・ホフマンスタール |
執事長...フランツ・チェルネ(台詞)
音楽教師...マルクス・ウェルバ(バリトン)
作曲家...ソフィー・コシュ(メゾ・ソプラノ)
テノール歌手/バッカス...AJ.グリュッカート(テノール)
士官...ジョセフ・ダーダー(テノール)
舞踏教師...アントニオ・ガレス(テノール)
かつら師...マッテオ・ゲルゼ(バリトン)
召使い...アミン・アハンガラン(バス)
ツェルビネッタ...ジェシカ・プラット(ソプラノ)
プリマドンナ/アリアドネ...
クラッシミラ・ストヤノヴァ(ソプラノ)
ハルレキン...リヴュー・ホレンダー(バリトン)
スカラムッチョ...ルカ・ベルナール(テノール)
トルファルディン...ヤコプ・アイザ(バス)
ブリゲッラ...パウル・シュヴァイネスター(テノール)
水の精...マリア・ナザロヴァ(ソプラノ)
木の精...アンナ=ドリス・カピテッリ(メゾ・ソプラノ)
木霊...リューボフ・メドヴェデヴァ(ソプラノ)他
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
指揮:ダニエレ・ガッティ |
収録:2022年6月27日-29日、ペルゴラ劇場、フィレンツェ(イタリア)
総収録時間:126分
【フィレンツェ五月音楽祭よりガッティ指揮のフレッシュな《ナクソス島のアリアドネ》登場!】
ギリシャ悲劇から採られたシリアスな物語と、イタリア古典喜劇(コンメディア・デラルテ)の道化芝居が同時進行するというハイブリッドな「オペラ」に、その上演前の楽屋でのひと騒ぎが「序幕」として置かれたリヒャルト・シュトラウスの歌劇《ナクソス島のアリアドネ》。イタリアでは上演機会の少ないこの作品が、2022年6月、旺盛な新制作上演で気を吐くフィレンツェ五月音楽祭で取り上げられました。
指揮はリヒャルト・シュトラウス作品の演奏に定評があり2021年から同音楽祭の音楽監督を務めるダニエレ・ガッティ。
機敏かつ優雅なタクトで、この重層的に構成された小編成オーケストラ向けのスコアから見事な響きを引き出しています。
アリアドネ役は当代切っての実力派ソプラノ、クラッシミラ・ストヤノヴァ、コロラトゥーラ歌唱に進境著しいツェルビネッタ役のジェシカ・プラット、ズボン役を得意とし、作曲家を持ち役のひとつとするソフィー・コシュ。
これらのベテラン歌手とともに優れた若手歌手が起用され、この作品に爽やかな新風を吹き込んでいます。
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<メジャー・レーベル>
DECCA
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4853944
\2900 |
《ジョセフ・カレヤ~アヴェ・マリア/Sacred
Arias ave maria》
1) マスカーニ:アヴェ・マリア(歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲による)(S.メルクリオ編)、
2) ヴェルディ:我は嘆く(『レクイエム』より)、
3) マスネ:アヴェ・マリア(歌劇『タイス』の瞑想曲による)(C.ヘイゼル編)、
4) ビゼー:アニュス・デイ(『アルルの女』組曲第2番の間奏曲による)(B.モレッティ編)、
5) アンドレア・ボチェッリ:アヴェ・マリア(S.メルクリオ編)、
6) 作者不詳:主よ、憐れみたまえ(C.ヘイゼル編)、
ロッシーニ:
7) 泣き叫ぶ母の魂を(『スターバト・マーテル』より)、
8) 神なる主よ(『小荘厳ミサ曲』のグローリアより第4曲)、
9) ビゼー:聖なる神殿の奥深く(二重唱)(歌劇『真珠採り』より)、
ワーグナー:
10) 万能なる父よ(歌劇『リエンツィ、最後の護民官』より)
11) 天使(『ヴェーゼンドンク歌曲集』より第1曲)、
12) グルーバー:きよしこの夜(P.ベイトマン編)、
13) アダン:オー・ホーリー・ナイト(D.ギャムリー&C.ヘイゼル編)、
14) リゴリ:あなたは星から降りてくる(A.Belli編)、
15) シューベルト:アヴェ・マリアD839(D.ギャムリー&C.ヘイゼル編) |
ジョセフ・カレヤ(テノール)、
ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)(3, 5)、
エティエンヌ・デュピュイ(バリトン)(9)、
セルゲイ・スムバチャン(指揮)
マルタ・フィルハーモニー管弦楽団 |
トップ・テノールが歌う4つのアヴェ・マリア。現代最高の歌声による聖なる調べ。
マルタ島生まれのテノール、ジョセフ・カレヤは今日最も高い評価を得ている人気歌手の一人です。
マスカーニ、マスネ、シューベルトとアンドレア・ボチェッリの「アヴェ・マリア」を歌った最新アルバムを復活祭に合わせてリリースします。
ボチェッリの親友であるカレヤは彼の「アヴェ・マリア」の録音を特別に許可され、ボチェッリ以外でこの曲を歌う唯一のテノールとなりました。
マスネの「アヴェ・マリア」は有名な歌劇『タイス』の瞑想曲の作曲者自身のトランスクリプションを新たに編曲したものが歌われています。
シューベルトの「アヴェ・マリア」は1970年代にパヴァロッティのためにデッカによって行われたクラシック編曲です。またマスカーニは歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』の間奏曲を使っています。
そしてこの夏「バイロイト音楽祭」でパルジファル役でデビューするカレヤですが、その前にワーグナーの歌唱をここで初めて聴くことができます。
ヴァイオリンのダニエル・ホープ、歌劇『真珠採り』の二重唱ではフランスのバリトン歌手、エティエンヌ・デュピュイと共演しています。
「間違いなく、世界で最高のリリック・テノールだ」―『デイリー・メール』紙
【録音】2022年4月9日、マルタ、Hilton、Grandmaster
Suite
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《エルネスト・アンセルメ~The Stereo Years》
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4851583
(88CD)
\33000→\29990 |
スイスの名指揮者による厖大な録音遺産からステレオ録音を集大成 CD88枚組ボックス・セット 限定盤
●エルネスト・アンセルメ(1883-1969)は52年以上にわたりレコーディングを続けたスイスの名指揮者です。バッハからフランク、マルタンまで65人の異なる作曲家による300以上の作品を残しました。
その厖大な録音遺産を称え、デッカからまずステレオ録音をまとめたセット「The
Stereo Years」が発売されます(第2弾は「The
Mono Years」)。
CD88枚組ボックス・セット。限定盤。
アンセルメがデッカに初めて商業ステレオ録音を行ったのは1954年5月、スイス・ロマンド管弦楽団との演奏でした。
それから長い年月が経ち、没後50年を超えた今日でもデッカ・サウンドのお蔭で上質な音で完璧に保存されたアンセルメの指揮を聴くことができます。
●収録曲にはドビュッシー、ファリャ、ラヴェル、ストラヴィンスキーなど、アンセルメが個人的に親しくしていた作曲家の音楽の先駆け的な演奏や、数々の賞を受賞したり高く評価された録音が多数含まれています(ストラヴィンスキーのバレエ、ボロディンの交響曲第2・3番、ファリャのバレエ『三角帽子』、ラヴェルのバレエ『ダフニスとクロエ』、「ロイヤル・バレエ・ガラ・パフォーマンス」など)。
●ボーナス・ドキュメンタリーCD付き(オリジナルはLP)。ナレーションにジョン・トランスキーとエルネスト・アンセルメの他、作曲家、演奏者、プロデューサーなど多くの関係者が参加している「パイオニア&主導者としてのエルネスト・アンセルメ」(CD
88)と、アンセルメが音楽、人、指導者について英語とフランス語とドイツ語で熱く語っている「一人一人が音楽について知るべきこと」(CD
85-87)。
168ページのブックレット(英語・フランス語・日本語)にはアンセルメについての著作のあるFran?ois
Hudryとジョン・トランスキーによる新規のエッセーが掲載されています。
オリジナル・ジャケット仕様。オリジナルテープからのリマスタリング。
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![](image/119/05/4851583.jpg) |
《エルネスト・アンセルメ~The Stereo Years》
《CD 1-2》
J.S.バッハ:
1) 管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067、2) 管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068、
カンタータ3) 第130番「主なる神よ、私たちは皆あなたを讃えます」BWV130、
4) 第67番「死人の中より甦りしイエス・キリストを覚えよ」BWV67、5)
第31番「天は笑い、地は歓呼す」BWV31より第1曲:ソナタ、
6) 第12番「泣き、歎き、憂い、おののき」BWV12より第1曲:シンフォニア、
7) 第105番「主よ、裁きたもうことなかれ」BWV105、
8) 第45番「人よ、汝はさきに告げられたり、善きことの何なるか」BWV45、9)
第101番「われらより取り去りたまえ、主よ」BWV101(抜粋)
【演奏】アンドレ・ペパン(フルート)(1,
3)、エリー・アーメリング(3, 4, 9)、アグネス・ギーベル(7)(ソプラノ)、
ヘレン・ワッツ(コントラルト)(3, 4, 7-9)、ヴェルナー・クレン(3,
4)、イアン・パートリッジ(7, 8)(テノール)、
トム・クラウゼ(バリトン)(3, 4, 7, 8)、ローザンヌ・プロ・アルテ合唱団(3,
4, 7-9)、スイス・ロマンド放送合唱団(7,
8)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1961年11月(1, 2, 5, 6)、1968年9月(3,
4, 9)、1966年5月(7, 8)、ジュネーヴ/
《CD 3-5》
ハイドン:交響曲1) 第82番ハ長調Hob.I:82『熊』、2)
第83番ト短調Hob.I:83『めんどり』、
3) 第84番変ホ長調Hob.I:84、4) 第85番変ロ長調Hob.I:85『王妃』、5)
第86番ニ長調Hob.I:86、6) 第87番イ長調Hob.I:87、
7) 第22番変ホ長調Hob.I:22『哲学者』、8) 第90番ハ長調Hob.I:90、9)
トランペット協奏曲変ホ長調Hob.VIIe:1、
10) フンメル:トランペット協奏曲変ホ長調
【演奏】パオロ・ロンジノッティ(9)、ミシェル・キュヴィ(10)(トランペット)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1962年4月(1-6)、1968年10月(7)、3月(10)、1965年10月(8)、1957年11月(9)、ジュネーヴ/
《CD 6》
1) モーツァルト:フルート協奏曲第2番ニ長調K.314、2)
シューマン:アダージョとアレグロ変イ長調Op.70、
3) ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲イ短調RV497、4)
L.モーツァルト:トランペット協奏曲ニ長調
【演奏】アンドレ・ペパン(フルート)(1)、エドモン・ルロワール(フレンチホルン)(2)、
アンリ・エレール(ファゴット)(3)、ミシェル・キュヴィ(トランペット)(4)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1957年11月(1, 2)、1968年3月(3,
4)、ジュネーヴ/
《CD 7-12》
ベートーヴェン:
交響曲1) 第1番ハ長調Op.21、2) 第3番変ホ長調Op.55『英雄』、3)
第2番ニ長調Op.36、
4) 第4番変ロ長調Op.60、5)『コリオラン』序曲Op.62、交響曲6)
第5番ハ短調Op.67『運命』、7) 第6番ヘ長調Op.68『田園』、
8) 第7番イ長調Op.92、9) 第8番ヘ長調Op.93、10)『エグモント』序曲Op.84、交響曲11)
第9番ニ短調Op.125『合唱』、
12) 第1番ハ長調Op.21、13)『プロメテウスの創造物』Op.43序曲、14)『フィデリオ』序曲Op.72c、
15)『レオノーレ』序曲第2番Op.72a、16)『レオノーレ』序曲第3番Op.72b、17)
大フーガ変ロ長調Op.133
【演奏】ジョーン・サザーランド(ソプラノ)(11)、ノーマ・プロクター(コントラルト)(11)、アントン・デルモータ(テノール)(11)、
アルノルト・ヴァン・ミル(バス)(11)、ヴォー国民教会青年合唱団(11)、ブラッシュ合唱団(11)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1963年10月(1, 9)、1960年4月(2)、1月(3,
8, 13-15)、1958年10月(4)、4月(6, 10,
16)、1
959年2月(5)、10月(7)、5月(11, 17)、1956年5月(12)、ジュネーヴ/
《CD 13》
ウェーバー:1)『魔弾の射手』Op.77序曲、2)『プレチオーザ』Op.78序曲、3)『聖霊の支配者』序曲Op.27、4)『オベロン』序曲、
5)『オイリアンテ』Op.81序曲、6)『アブ・ハッサン』序曲、7)
祝典序曲『歓呼』Op.59、8) ファゴット協奏曲ヘ長調Op.75
【演奏】アンリ・エレール(ファゴット)(8)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1958年11月(1-7)、1968年3月(8)、ジュネーヴ/
《CD 14-15》
メンデルスゾーン:1)『ルイ・ブラス』序曲Op.95、2)『美しいメルジーネの物語』序曲Op.32、
3)『フィンガルの洞窟』序曲Op.26、4) 交響曲第4番イ長調Op.90『イタリア』、
5) 劇音楽『夏の夜の夢』序曲Op.21&付随音楽Op.61(抜粋)、
6) シューベルト:劇音楽『ロザムンデ』序曲&付随音楽D797(抜粋)
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1964年11月(1-4)、1960年1月(5,
6)、ジュネーヴ/
《CD 16》
1) ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93、シューマン:2)『マンフレッド』序曲Op.115、3)
交響曲第2番ハ長調Op.61
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1956年5月(1)、1965年5月(2,
3)、ジュネーヴ/
《CD 17-20》
ブラームス:交響曲1) 第1番ハ短調Op.68、2)
第3番ヘ長調Op.90、3) 第2番ニ長調Op.73、
4) ハイドンの主題による変奏曲Op.56a、5) 悲劇的序曲Op.81、6)
交響曲第4番ホ短調Op.98、
7) 大学祝典序曲Op.80、8) 哀悼歌Op.82、9)
アルト・ラプソディOp.53、10) ドイツ・レクイエムOp.45
【演奏】ヘレン・ワッツ(コントラルト)(9)、アグネス・ギーベル(ソプラノ)(10)、ヘルマン・プライ(バリトン)(10)、
スイス・ロマンド放送合唱団(8-10)、ローザンヌ・プロ・アルテ合唱団(8-10)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1963年2月(1-3, 6, 7)、3月(4,
5)、1966年10月(8)、6月(10)、1965年10月(9)、ジュネーヴ/
《CD 21》
ワーグナー:1) 歌劇『ローエングリン』より第1幕への前奏曲、2)
楽劇『神々の黄昏』より「ジークフリートの葬送行進曲」、
3) 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より第1幕への前奏曲、4)
楽劇『パルジファル』より前奏曲と「聖金曜日の音楽」
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1963年10月、ジュネーヴ/
《CD 22-23》
リスト:
1) ファウスト交響曲S.108、レーナウの『ファウスト』による2つのエピソードS.110より2)
第2曲:村の居酒屋での踊り、
3) 第1曲:夜の行列、4) 交響詩『フン族の戦い』S.105、5)
マニャール:交響曲第3番変ロ短調Op.11
【演奏】ヴェルナー・クレン(テノール)(1)、ローザンヌ・プロ・アルテ合唱団(1)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1967年9月(1-3)、1959年4月(4)、1968年9月(5)、ジュネーヴ/
《CD 24-26》
ベルリオーズ:
1) 幻想交響曲Op.14、2) 劇的物語『ファウストの劫罰』Op.24より(妖精の踊り/鬼火のメヌエット/ハンガリー行進曲)、
3) 序曲『海賊』Op.21、4)『ベアトリスとベネディクト』序曲、5)
序曲『ローマの謝肉祭』Op.9、
6)『ベンヴェヌート・チェッリーニ』Op.23序曲、7)
夏の夜Op.7、8) 幻想交響曲Op.14(リハーサル)
【演奏】レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)(7)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1967年11月(1, 8)、1964年12月(2-6)、1963年9月(7)、ジュネーヴ/
《CD 27》
フランク:1) 交響曲ニ短調、2) 交響詩『アイオリスの人々』、3)
交響詩『呪われた狩人』
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1961年3月(1, 3)、1967年1月(2)、ジュネーヴ/
《CD 28-29》
ドリーブ:1) バレエ『コッペリア』、2) バレエ組曲『シルヴィア』、
ラヴェル:3) バレエ『ダフニスとクロエ』第2組曲、4)
歌曲集『シェエラザード』、
5) ドリーブ:バレエ『コッペリア』(抜粋)
【演奏】レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)(4)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1957年4月(1, 5)、1959年4月(2)、1960年11月(3)1963年9月(4)、ジュネーヴ/
《CD 30-31》
ビゼー:
1)『カルメン』第1・第2組曲、2)『アルルの女』第1・第2組曲、3)
序曲『祖国』Op.19、4) 交響曲ハ長調、
5) 小組曲『子供の遊び』Op.22、6) 組曲『美しきパースの娘』、ラヴェル:7)
クープランの墓、8) ツィガーヌ
【演奏】ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)(8)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1958年4月(1, 2)、1954年11月(3)、1960年11月(4-7)、1959年3月(8)、ジュネーヴ/
《CD 32-33》
ラロ:
1) スペイン交響曲ニ短調Op.21、2) バレエ『ナムーナ』第1・第2組曲、3)
ディヴェルティスマン、
4) 管弦楽のためのスケルツォ ニ短調、
5) ラロ:ノルウェー狂詩曲、
シャブリエ:6) ハバネラ、7) 狂詩曲『スペイン』、8)
田園組曲、9) 楽しい行進曲、10) 歌劇『いやいやながらの王様』より「ポーランドの祭り」
【演奏】ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)(1)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1959年3月(1)、1966年10月(2,
3, 5)、1968年9月(4)、1955年10月(6)、1964年12月(7-10)、ジュネーヴ/
《CD 34》
フォーレ:1) レクイエムOp.48、2) 組曲『ペレアスとメリザンド』Op.80、3)
歌劇『ペネロープ』より前奏曲、4)『マスクとベルガマスク』組曲Op.112
【演奏】シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)(1)、ジェラール・スゼー(バリトン)(1)、トゥール・ド・ペイルス合唱団(1)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1955年10月(1)、1961年2月(2-4)、ジュネーヴ/
《CD 35-36》
ルーセル:1) バレエ『蜘蛛の饗宴』Op.17、2)
交響曲第3番ト短調Op.42、3) 交響曲第4番イ長調Op.53、4)
小組曲Op.39、
デュカス:5) 交響詩『魔法使いの弟子』、6)
バレエ『ラ・ペリ』、7) ショーソン:交響曲変ロ長調Op.20
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1954年11月(1, 4)、1956年5月(2,
3)、1963年4月(5)、1958年4月(6)、1967年1月(7)、ジュネーヴ/
《CD 37-38》
ドビュッシー:
1) 交響詩『海』、2) 第1狂詩曲、3) 月の光(『ベルガマスク』組曲より)、4)
小組曲、
5) 牧神の午後への前奏曲、6) バレエ『遊戯』、7)
映像、8) 交響組曲『春』、9) 夜想曲
【演奏】ロベール・グゴルツ(クラリネット)(2)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1964年12月(1, 2)、1955年10月(3)、1961年2月(4)、1957年10月(5,
9)、5月(8)、1958年4月(6)、1961年3月(7)、ジュネーヴ/
《CD 39》
1) ドビュッシー:神秘劇『聖セバスティアンの殉教』、2)
デュカス:バレエ『ラ・ペリ』
【演奏】シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)(1)、ナンシー・ウー(1)、マリー=リーズ・ド・モンモラン(1)(コントラルト)、
トゥール・ド・ペイルス合唱団(1)、スイス・ロマンド管弦楽団(1)、パリ音楽院管弦楽団(2)
【録音】1954年5月、ジュネーヴ(1)、1954年9月、パリ(2)/
《CD 40》
ドビュッシー:1) 交響詩『海』、2) バレエ『カンマ』、3)
バレエ『おもちゃ箱』、4) スコットランド行進曲、5)
舞曲(スティリー風タランテラ)
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1964年12月(1, 2)、1957年5月(3)、1955年10月(4)、1958年4月(5)、ジュネーヴ/
《CD 41-42》
ドビュッシー:歌劇『ペレアスとメリザンド』
【演奏】エレナ・スポーレンベルク、ロジーヌ・ブレディ(ソプラノ)、ジョセフィン・ヴィージー(メッゾ・ソプラノ)、
カミーユ・モラーヌ、グレゴル・クブラック、ジョン・シャーリー=カーク、ジョージ・ロンドン(バリトン)、
グース・ヘクマン(バス)、ジュネーヴ大劇場合唱団、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1964年8月、ジュネーヴ/
|
《CD 43》
1) アルベニス:イベリア組曲(アルボス編)、2)
トゥリーナ:幻想的舞曲Op.22
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1960年5月、ジュネーヴ/
《CD 44》
ファリャ:
1) バレエ『恋は魔術師』、2) スペイン舞曲第1番(歌劇『はかなき人生』より)、
3) バレエ『三角帽子』、4) 間奏曲とスペイン舞曲第1番(歌劇『はかなき人生』より)
【演奏】マリーナ・デ・ガバライン(コントラルト)(1)、テレサ・ベルガンサ(メッゾ・ソプラノ)(3)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1955年10月(1-3)、1961年2月(4)、ジュネーヴ/
《CD 45》
ラヴェル:1) 歌劇『子供と魔法』、2) 歌曲集『シェエラザード』、3)
2つのヘブライの歌
【演奏】フローレ・ウェンド(メッゾ・ソプラノ)(1)、マリー=リーズ・ド・モンモラン(コントラルト)(1)、
ジュヌヴィエーヴ・トゥーレーヌ(1)、アドリエンヌ・ミリエット(1)、シュザンヌ・ダンコ、ジュリエット・ビセ(1)、
ジゼル・ボリビエ(1)(ソプラノ)、ユーグ・キュエノー(テノール)(1)、ピエール・モレ(バリトン)(1)、
リュシアン・ロヴァノ(バス)(1)、ジュネーヴ・モテット合唱団(1)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1954年11月、ジュネーヴ/
《CD 46》
ラヴェル:1) ボレロ、2) 高雅で感傷的なワルツ、3)
スペイン狂詩曲、4) 亡き王女のためのパヴァーヌ、5)
組曲『マ・メール・ロワ』
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1963年4月(1)、1960年11月(2,
4)、1957年10月(3)、11月(5)、ジュネーヴ/
《CD 47》
ラヴェル:1) バレエ『ダフニスとクロエ』、2)
道化師の朝の歌、3) ラ・ヴァルス
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1965年5月(1)、1960年11月(2)、1963年4月(3)、ジュネーヴ/
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《CD 48》
1) サン=サーンス:交響曲第3番Op.78『オルガン付き』、レスピーギ:2)
ローマの噴水、3) ローマの松
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1962年5月(1)、1963年1月(2,
3)、ジュネーヴ/
《CD 49》
オネゲル:1) 交響曲第2番、2) 交響曲第3番、3)
交響曲第4番
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1961年11月(1)、1968年9月(2,
3)、ジュネーヴ/
《CD 50》
オネゲル:1) 交響的詩篇『ダビデ王』、2) パシフィック231
【演奏】シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)(1)、マリー=リーズ・ド・モンモラン(コントラルト)(1)、ミシェル・アメル(テノール)(1)、
ステファーヌ・オーデル(語り手)(1)、ヴォー国民教会青年合唱団(1)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1956年10月(1)、1963年4月(2)、ジュネーヴ/
《CD 51》
1) オネゲル:クリスマス・カンタータ、2) マルタン:オラトリオ『地には平和を』
【演奏】ピエール・モレ(バリトン)、ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)(2)、マルガ・ヘフゲン(コントラルト)(2)、
エルンスト・ヘフリガー(テノール)(2)、ヤコブ・シュテンフリ(バス)(2)、ヴィラモン学校少年合唱団(1)、
ローザンヌ青年合唱団(1)、ローザンヌ放送合唱団(1)、トゥール・ド・ペイルス合唱団(2)、ローザンヌ女声合唱団(2)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1961年11月(1)、1963年10月(2)、ジュネーヴ/
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《CD 52-53》〈ザ・ロイヤル・バレエ~ガラ・パフォーマンス集〉
1) チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』Op.71a(抜粋)、
2) ロッシーニ:バレエ『風変わりな店』(抜粋)(レスピーギ編)、
3) ドリーブ:バレエ『コッペリア』(抜粋)、
4) アダン:バレエ『ジゼル』(抜粋)、5) チャイコフスキー:バレエ『白鳥の湖』Op.20(抜粋)、
6) シューマン:謝肉祭Op.9(グラズノフ、リムスキー=コルサコフ編)、7)
チャイコフスキー:バレエ『眠りの森の美女』Op.66(抜粋)、
8) ショパン:バレエ『レ・シルフィード』(抜粋)(ダグラス編)
【演奏】コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
【録音】1959年1月、ロンドン/
《CD 54》〈フランス序曲集〉
1) ラロ:『イスの王様』序曲、2) オーベール:『黒いドミノ』序曲、3)
エロール:『ザンパ』序曲、
4) トマ:『レーモン』序曲、5) ボイエルデュー:『白衣の婦人』序曲、6)
トマ:『ミニョン』序曲、
7) オッフェンバック:『美しきエレーヌ』序曲、
8) オーベール:『フラ・ディアボロ』序曲、
9) オッフェンバック:『天国と地獄』序曲
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1960年5月、ジュネーヴ/
《CD 55》
1) ムソルグスキー:展覧会の絵、
2) ラヴェル:ラ・ヴァルス、3) レスピーギ:ロッシニアーナ(ロッシーニによる)
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1958年4月(1, 2)、1967年2月(3)、ジュネーヴ/
《CD 56》
ムソルグスキー:1) 展覧会の絵(ラヴェル編)、
2) 交響詩『はげ山の一夜』(リムスキー=コルサコフ編)、
3) 歌劇『ホヴァンシチナ』より前奏曲と「ペルシャの奴隷の踊り」(リムスキー=コルサコフ編)、
4) 歌劇『ソロチンスクの定期市』より「ゴパック」(リャードフ編)、5)
バラキレフ:交響詩『タマール』
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1959年11月(1)、1964年5月(2,
3)、1955年10月(4)、1954年5月(5)、ジュネーヴ/
|
《CD 57》
ボロディン:1) 交響曲第2番、2) 交響曲第3番、歌劇『イーゴリ公』より3)
序曲、4) だったん人の踊り、5) 交響詩『中央アジアの草原にて』
【演奏】ローザンヌ青年合唱団(4)、ローザンヌ放送合唱団(4)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1954年11月(1-3)、1960年11月(4)、1961年2月(5)、ジュネーヴ/
《CD 58-59》
チャイコフスキー:1) バレエ『白鳥の湖』Op.20、2)
交響曲第6番ロ短調Op.74『悲愴』
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1958年11月(1)、1956年10月(2)、ジュネーヴ/
《CD 60-61》
チャイコフスキー:
1) バレエ『くるみ割り人形』Op.71、2)
組曲第3番ト長調Op.55、3) 組曲第4番ト長調Op.61『モーツァルティアーナ』
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1958年11月(1)、1967年2月(2)、1966年12月(3)、ジュネーヴ/
《CD 62-63》
チャイコフスキー:バレエ『眠りの森の美女』Op.66
【演奏】ローランド・フェニヴェス(ヴァイオリン)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1959年4月、ジュネーヴ/
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《CD 64-66》
リムスキー=コルサコフ:1) 交響組曲『シェエラザード』Op.35、2)
交響組曲『シェエラザード』Op.35、
3) 交響曲第2番Op.9『アンタール』、4)『五月の夜』序曲、5)『皇帝サルタンの物語』組曲Op.57、
6) 歌劇『皇帝サルタンの物語』より「熊蜂の飛行」、7)
序曲『ロシアの復活祭』Op.36、
8)『クリスマス・イヴ』組曲、9) ドゥビヌシカOp.62、10)
音画『サトコ』Op.5、11) 組曲『雪娘』
【演奏】ピエール・ネリニ(1)、ローランド・フェニヴェス(2)(ヴァイオリン)、ジュネーヴ・モテット合唱団(11)、パリ音楽院管弦楽団(1)、スイス・ロマンド管弦楽団(2-11)
【録音】1954年9月、パリ(1)、1960年11月(2)、1954年5月(3)、1956年11月(4,
5, 7)、1957年5月(6, 8-10)、11月(11)、ジュネーヴ/
《CD 67》
グラズノフ:1) バレエ『四季』、2) 演奏会用ワルツ第1番Op.47、3)
演奏会用ワルツ第2番Op.51、
4) シューマン:謝肉祭Op.9(グラズノフ、リムスキー=コルサコフ編)
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1966年5月(1)、6月(2)、10月(3)、1959年11月(4)、ジュネーヴ/
《CD 68》
1) グラズノフ:
交響詩『ステンカ・ラージン』Op.13、グリンカ:2)
『ルスランとリュドミラ』序曲、3) 幻想曲『カマリンスカヤ』、
4)『イワン・スサーニン』序曲、5) 幻想的ワルツ、6)
スペイン序曲第1番『ホタ・アラゴネーサによる華麗なる奇想曲』、
リャードフ:7) 交響詩『ババ・ヤガー』Op.56、8)
交響詩『キキモラ』Op.63、9) 8つのロシア民謡Op.58
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1954年5月(1, 8)、6月(7, 9)、1964年5月(2,
5, 6)、1961年2月(3, 4)、ジュネーヴ/
《CD 69-70》
シベリウス:1) 交響曲第2番ニ長調Op.43、2)
交響詩『タピオラ』Op.112、3) 交響曲第4番イ短調Op.63、
4) ラフマニノフ:交響詩『死の島』Op.29
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団(1-3)、パリ音楽院管弦楽団(4)
【録音】1963年10月(1)、11月(2, 3)、ジュネーヴ、1954年9月、パリ(4)/
《CD 71》
プロコフィエフ:1) バレエ『ロメオとジュリエット』Op.64a(抜粋)、2)
交響組曲『放蕩息子』、3) ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19
【演奏】ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)(3)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1961年11月(1, 2)、1958年4月(3)、ジュネーヴ/
《CD 72》
プロコフィエフ:
1)『シンデレラ』組曲Op.107&108(抜粋)、2)
スキタイ組曲『アラとロリー』Op.20、3) 組曲『3つのオレンジへの恋』より行進曲とスケルツォ
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1961年11月(1, 2)、3月(3)、ジュネーヴ/
《CD 73》
プロコフィエフ:1) ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63、2)
交響曲第1番ニ長調Op.25『古典』、3) 交響曲第5番変ロ長調Op.100
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1958年4月(1)、1961年2月(2)、1964年5月(3)、ジュネーヴ/
|
《CD 74-75》
バルトーク:1) 管弦楽のための協奏曲Sz.116、2)
舞踏組曲Sz.77、3) 2つの肖像Sz.37、
4) ルーマニア民俗舞曲Sz.68、5) 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽Sz.106、
マルタン:6) 7つの管楽器、ティンパニ、打楽器と弦楽のための協奏曲、7)
エチュード集
【演奏】ローランド・フェニヴェス(ヴァイオリン)(3)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1956年10月(1)、1964年5月(2-4)、1957年5月(5)、1961年11月(6,
7)、ジュネーヴ/
《CD 76》
ストラヴィンスキー:1) バレエ『火の鳥』、2)
バレエ『ペトルーシュカ』(1911年版)
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1955年5月(1)、1957年10月(2)、ジュネーヴ/
《CD 77》
ストラヴィンスキー:1) バレエ『ミューズを率いるアポロ』、2)
交響詩『ナイチンゲールの歌』、3) バレエ『春の祭典』
【演奏】ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)(1)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1955年10月(1)、1956年5月(2)、1957年5月(3)、ジュネーヴ/
《CD 78》
ストラヴィンスキー:1) バレエ『狐』(フランス語版)、2)
組曲『兵士の物語』、3)『プルチネッラ』組曲、4)
バレエ『狐』(英語版)
【演奏】ミシェル・セネシャル(1)、ユーグ・キュエノー(1)、ジェラルド・イングリッシュ(4)、ジョン・ミッチンソン(4)(テノール)、
ハインツ・レーフス(1)、グザヴィエ・ドプラ(1)、ピーター・グロソップ(4)、ジョセフ・ルーロー(4)(バス)、
アンリ・エレール(ファゴット)(2)、レオン・オーグストール(クラリネット)(2)、パオロ・ロンジノッティ(コルネット)(2)、
ハンス・フリーバ(コントラバス)(2)、シャルル・ペシエ(打楽器)(2)、ピエール・オーバパン(トロンボーン)(2)、
ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)(2)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1955年10月(1)、1956年10月(2)、5月(3)、1964年9月(4)、ジュネーヴ/
《CD 79》ストラヴィンスキー:1) 交響曲ハ調、2)
3楽章の交響曲、3) 管楽器のための交響曲
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1960年4月(1, 2)、1961年3月(3)、ジュネーヴ/
《CD 80》
ストラヴィンスキー:1) ピアノと管楽器のための協奏曲、2)
ピアノと管楽器のためのカプリッチョ(1949年改訂版)、
3) 小管弦楽のための組曲第1番、4) 小管弦楽のための組曲第2番、5)
管楽器のための4つの練習曲、
6) ロシア風スケルツォ、7) バレエ『妖精の接吻』よりディヴェルティメント
【演奏】ニキタ・マガロフ(ピアノ)(1,
2)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1955年10月(1, 2)、1962年5月(3-5,
7)、1964年9月(6)、ジュネーヴ/
《CD 81》
ストラヴィンスキー:1) 詩篇交響曲、2) バレエ・カンタータ『結婚』、3)
歌劇『マヴラ』(英語版)
【演奏】バシア・レチツカ(2)、ジョーン・カーライル(3)(ソプラノ)、リュシエンヌ・ドゥヴァリエ(2)、ヘレン・ワッツ(3)、
モニカ・シンクレア(3)(コントラルト)、ユーグ・キュエノー(2)、ケネス・マクドナルド(3)(テノール)、
ハインツ・レーフス(バス)(2)、ジャック・オルネフェール(2)、Ren?e
Peter(2)、ドリス・ロシオー(2)、
ロジェ・オーベール(2)(ピアノ)、ローザンヌ青年合唱団(1)、ローザンヌ放送合唱団(1)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1961年1月(1, 2)、1963年4月(3)、ジュネーヴ/
《CD 82》
ストラヴィンスキー:1) バレエ『妖精の接吻』、2)
バレエ『プルチネッラ』
【演奏】マリリン・タイラー(ソプラノ)(2)、カルロ・フランツィーニ(テノール)(2)、ボリス・カルメリ(バス)(2)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1963年4月(1)、1965年11月(2)、ジュネーヴ/
《CD 83-84》
ストラヴィンスキー:1) バレエ『火の鳥』、2)
バレエ『火の鳥』(リハーサル)
【演奏】ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
【録音】1968年11月、ロンドン
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《CD 85-87》
「一人一人が音楽について知るべきこと」
(英語版/フランス語版/ドイツ語版)(ナレーション:エルネスト・アンセルメ)
【録音】1966年8月、ロンドン
《CD 88》
オーディオ・ドキュメンタリー「パイオニア&主導者としてのエルネスト・アンセルメ」
(ナレーション:ジョン・トランスキー、エルネスト・アンセルメ他)
【演奏】エルネスト・アンセルメ(指揮)スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】2021年 |
<映像>
DYNAMIC(映像)
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DYNDVD37970
(DVD)
¥3900
*CD同時発売
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ガッティ指揮のフレッシュな《ナクソス島のアリアドネ》
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):歌劇《ナクソス島のアリアドネ》
序幕つきの1幕のオペラ
台本:
フーゴー・フォン・ホフマンスタール |
執事長...フランツ・チェルネ(台詞)
音楽教師...マルクス・ウェルバ(バリトン)
作曲家...ソフィー・コシュ(メゾ・ソプラノ)
テノール歌手/バッカス...AJ. グリュッカート(テノール)
士官...ジョセフ・ダーダー(テノール)
舞踏教師...アントニオ・ガレス(テノール)
かつら師...マッテオ・ゲルゼ(バリトン)
召使い...アミン・アハンガラン(バス)
ツェルビネッタ...ジェシカ・プラット(ソプラノ)
プリマドンナ/アリアドネ...
クラッシミラ・ストヤノヴァ(ソプラノ)
ハルレキン...リヴュー・ホレンダー(バリトン)
スカラムッチョ...ルカ・ベルナール(テノール)
トルファルディン...ヤコプ・アイザ(バス)
ブリゲッラ...パウル・シュヴァイネスター(テノール)
水の精...マリア・ナザロヴァ(ソプラノ)
木の精...アンナ=ドリス・カピテッリ(メゾ・ソプラノ)
木霊...リューボフ・メドヴェデヴァ(ソプラノ)他
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
指揮:ダニエレ・ガッティ |
DYNBRD57970
(Blu-ray)
¥3900
*CD同時発売
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NYDX-50290
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4950
*CD同時発売
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演出:マティアス・ハルトマン/舞台美術:フォルカー・ヒンターマイヤー/
衣装:アドリアーナ・ブラガ・ペレツキ/照明:ヴァレリオ・ティベーリ/映像監督:ダヴィデ・マンチーニ
収録:2022年6月27日~29日、ペルゴラ劇場、フィレンツェ(イタリア)/収録時間:映像133分
音声:ドイツ語、PCMステレオ2.0/DD 5.1(DVD)、PCMステレオ2.0/DTS-HD
Master Audio5.1(Blu-ray)
字幕:日本語・英語・ドイツ語・イタリア語・フランス語・韓国語
画角:16/9 NTSC All Region、DVD...片面二層ディスク、Blu-ray...片面単層ディスク 1080i
High Definition
【フィレンツェ五月音楽祭よりガッティ指揮のフレッシュな《ナクソス島のアリアドネ》登場!】
ギリシャ悲劇から採られたシリアスな物語と、イタリア古典喜劇(コンメディア・デラルテ)の道化芝居が同時進行するというハイブリッドな「オペラ」に、その上演前の楽屋でのひと騒ぎが「序幕」として置かれたリヒャルト・シュトラウスの歌劇《ナクソス島のアリアドネ》。
イタリアでは上演機会の少ないこの作品が、2022年6月、旺盛な新制作上演で気を吐くフィレンツェ五月音楽祭で取り上げられました。
指揮はリヒャルト・シュトラウス作品の演奏に定評があり2021年から同音楽祭の音楽監督を務めるダニエレ・ガッティ。
機敏かつ優雅なタクトで、この重層的に構成された小編成オーケストラ向けのスコアから見事な響きを引き出しています。
アリアドネ役は当代切っての実力派ソプラノ、クラッシミラ・ストヤノヴァ、コロラトゥーラ歌唱に進境著しいツェルビネッタ役のジェシカ・プラット、ズボン役を得意とし、作曲家を持ち役のひとつとするソフィー・コシュ。
これらのベテラン歌手とともに優れた若手歌手が起用され、マティアス・ハルトマンによるポップで活気に満ちた演出と相まって、この作品に爽やかな新風を吹き込んでいます。
![](image/119/05/DYNBRD57970-05.jpg)
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![](image/119/02/onpu382.jpg)
3/14(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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APARTE
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ハーゼルベック&ウィーン・アカデミー管、リストの新シリーズ
リスト:「聖人の伝説」集 vol.1
フランツ・リスト(1811-1886):
(1)ストラスブール大聖堂の鐘 S.6
(バリトン、合唱とオーケストラのための)(1874)
(2)カンタンティブス・オルガニス S.7
(アルト、合唱とオーケストラのための)(1879)
(3)2つの伝説 S.354
〔水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ/
小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ〕(1862-3)
(4)聖フランチェスコ S.665(1880)
(5)アッシジの聖フランチェスコの太陽の讃歌
S.4
(バリトン、男声合唱とオーケストラのための(1862年/1879年改訂))
(6)ホザンナ S.677(バス・トロンボーンとオルガンのための)(1862-3) |
トマシュ・コニエチュニ(バリトン)
ステファニー・ハウツィール(メゾ・ソプラノ)
ヴィエネンシス合唱団
アド・リビトゥム合唱団
マルティン・ハーゼルベック(指揮およびオルガン(S.665))
ウィーン・アカデミー管弦楽団 |
リストが描いた聖人にまつわる音物語「聖人の伝説」集
録音:(1)(2)(4)(5)2021年10月9,10日、ウィーン・イエズス会教会 (3)2015年6月5日、リスト・ホール (6)1983年9月22日、ウィーン・コンツェルトハウス
ハーゼルベック指揮、ウィーン・アカデミー管による、リストのシリーズがスタートします。
1865年に僧籍に入ったリストは、キリスト教を題材とした作品を多く書くようになります。そして、ほかの作曲家にはあまり例をみませんが、絵画や書物から題材をとった、聖人にまつわる音楽を多く書いています。
ここでは、「聖人の伝説」として、キリスト教上の様々な聖人にまつわる物語を音楽にした作品をシリーズとしてお届けします。第1弾は、聖チェチリア(2)、ふたりの聖フランチェスコ(《2つの伝説》(3))などが取り上げられています。
リストが交響詩を多く書いたのは1850年でした。1862年頃の《2つの伝説》はピアノ版でも広く知られる作品ですが、ピアノ版とこの管弦楽版、どちらが先に完成したかについては定かになってはいません(ピアノ版とは順序が逆になっています)。
ピアノ版でも既に豊かな情景に満ちた音楽ですが、交響詩などと比べても遜色ないクライマックスの見事な演出など、管弦楽版ならではの魅力に満ちています。「小鳥」の音色を管楽器で奏でたりと、より一層豊かな色彩感をもって、聖フランチェスコが説教するシーンが響きます。
ほかにも、アッシジの聖フランチェスコが自然を讃えた祈り「太陽の讃歌」に基づいた《アッシジの聖フランチェスコの太陽の讃歌》を収録。バリトン・ソロを務めるのはバイロイト音楽祭や東京・春・音楽祭などでもおなじみのトマシュ・コニエチュニ。《ストラスブール大聖堂の鐘》では、まるでワーグナーを思わせる管弦楽と合唱をバックに、力強くもドラマティックな歌声を聴かせます。
演奏会用小品の《ホザンナ》など、演奏機会の少ない作品が収録されております。
ハーゼルベックの指揮が導く音楽が非常にドラマティックにして敬虔な空気に満ちており、教会の荘厳な空気までをも伝えてくれるようです。
ハーゼルベックはオルガン奏者、指揮者として数多くのリリースと受賞を重ねた重鎮。
1985年にピリオド楽器のウィーン・アカデミー管弦楽団を設立し、バロックからロマン派作品まで、ウィーン楽友協会および世界中で演奏会シリーズを重ねました。
![](image/119/05/AP 297-01.jpg)
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ATMA CLASSIQUE
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ネゼ=セガン節炸裂、同郷オケとの快演!
シベリウス・サウンド第2弾
シベリウス:
交響曲第3番 ハ長調 Op.52
交響曲第4番 イ短調 Op.63 |
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
モントリオール・メトロポリタン管弦楽団 |
ネゼ=セガン節炸裂、同郷オケとの快演!しなやかに歌い、ときに熱っぽく。共感たっぷりに創りあげるシベリウス・サウンド第2弾
録音:2021年6月(第3番)、2022年2月(第4番)/68'44''
2000年からモントリオール・メトロポリタン管弦楽団の芸術監督・首席指揮者を務めているヤニック・ネゼ=セガンによる、同郷オケとのシベリウスの交響曲録音シリーズ第2弾。
第1番を収録した第1弾(ACD2-2452)に続き、今回は第3番・第4番の2曲を収録。
第3番はシベリウスが小型交響曲へと舵を切ったターニングポイント的作品。シンプルな旋律と薄い和声、最低限の楽器の重ね方で作るひびきの面白さが追求され、ある意味大胆で実験的な音楽が展開されます。
ネゼ= セガンは楽曲の要素を的確にとらえ、丁寧に整えながらも、共感たっぷりに、ときに熱っぽく演奏。しなやかな呼吸で歌い上げています。弦はふんわりとした弱音からガリガリと圧をかけた強音まで表情豊か。
第4番はさらに洗練された書法もさることながら、陰鬱な暗さが影を落とす交響曲で、開放的な第3番とは対称的。終楽章では短調と長調が同居したようないびつなバランスの響きがあらわれます。
そこでもネゼ=セガンはのびのびと自然に音楽をとらえ、かつスコアを信頼しそのまま鳴らしきることで、シベリウスの狙った鈍く光るようなサウンドを鮮やかに描き出しています。
オーケストラとの一体感も素晴らしく、指揮者の意図がはっきり伝わる良好な関係であることが分かります。
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HAENSSLER
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「練習曲と前奏曲」 |
ドラ・デリイスカ(ピアノ) |
(1)リゲティ:ピアノのための練習曲より第10番「魔法使いの弟子」
(2)ドビュッシー:12の練習曲より第7番「半音階のための」
(3)ショパン:12の練習曲 Op.25より第11番
イ短調「木枯らし」
(4)リゲティ:ピアノのための練習曲より第4番「ファンファーレ」
(5)ショパン:12の練習曲 Op.25より第7番
嬰ハ短調
(6)リゲティ:ピアノのための練習曲より第2番「開放弦」
(7)ショパン:12の練習曲 Op.25より第8番
変ニ長調
(8)リゲティ:ピアノのための練習曲より第13番「悪魔の階段」
(9)ショパン:12の練習曲 Op.25より第10番
ロ短調
(10)ドビュッシー:12の練習曲より第11番「対比的な響きのための」
(11)ショパン:12の練習曲 Op.25より第1番
変イ長調「エオリアン・ハープ」
(12)ドビュッシー:12の練習曲より第12番「和音のための」
(13)ショパン:24の前奏曲 Op.28より第15番
変ニ長調「雨だれ」
(14)ショパン:24の前奏曲 Op.28より第4番
ホ短調
(15)ショパン:24の前奏曲 Op.28より第8番
嬰ヘ短調
(16)ショパン:24の前奏曲 Op.28より第13番
嬰ヘ長調
(17)ショパン:24の前奏曲 Op.28より第16番
変ロ短調
(18)ドビュッシー:前奏曲集 第1集より第6番「雪の上の足あと」
(19)ドビュッシー:前奏曲集 第2集より第6番「ラヴィーヌ将軍、風変わりな」
(20)ドビュッシー:前奏曲集 第2集より第3番「ビーノの門」
(21)ドビュッシー:前奏曲集 第1集より第7番「西風の見たもの」
(22)カプースチン:24の前奏曲 Op.53より第12番
嬰ト短調「アレグレット」
(23)カプースチン:24の前奏曲 Op.53より第11番
ロ長調「アンダンテ」
(24)カプースチン:24の前奏曲 Op.53より第6番
ロ短調「アニマート」 |
ショパン、ドビュッシー、リゲティ、カプースチンの作品で構成。
ドラ・デリイスカが選曲・編み直した究極の“24の練習曲と前奏曲”!
録音:2021年7月10&11日、2021年8月10&11日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/DDD、79'48
趣向を凝らしたプログラミングで注目されるブルガリア出身のピアニスト、ドラ・デリイスカ。注目の新譜は自ら選曲した“24の練習曲と前奏曲”です。
選曲はショパン、ドビュッシー、リゲティ、カプースチンの作品から、前半に12
の練習曲、後半に12 の前奏曲として編み直しました。デリイスカのセンスが光る究極の24曲です!
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「世界と夢」
(1)ヴォルフ:ゲーテ詩集より「竪琴弾きの歌I」
(2)ヴォルフ:ゲーテ詩集より「竪琴弾きの歌II」
(3)ヴォルフ:ゲーテ詩集より「竪琴弾きの歌III」
(4)リスト:信頼
(5)リスト:始めから望みもなく
(6)リスト:静かに
(7)リスト:ぼくの歌には毒がある
(8)リスト:祈り
(9)リスト:朝起きると僕は尋ねる
(10)リスト:昼間のざわめきは鎮まり
(11)ウルマン:人間とその日 Op.47より第13
曲「秋」
(12)ウルマン:2つのトレスタンの歌
(13)マーラー:さすらう若人の歌 |
コンスタンティン・インゲンパス(バリトン)
(4)-(12)アルミニオ四重奏団
(1)-(3)(13)カンマーオーケストラ
【フランチェスカ・ヴァッカ(フルート、ピッコロ)、
ジグモント・カラ(クラリネット)、
トーマス・ヴィピオール(ピアノ)、
セドリック・トラップマン(ハルモニウム)、
アユミ・オカムラ(シュラグベルク)、
ミンニャ・スパジック(チェロ)、
ニコラウス・フランツ(コントラバス)】
ジェルジ・メーサーロシュ(指揮) |
期待のバリトン、コンスタンティン・インゲンパスのデビュー・アルバムは、ヴォルフ、リスト、ウルマン、マーラーを室内楽伴奏版で録音!
録音:2021年3月29日、2021年5月2日/聖ヤコブ修道院、マリエンミュンスター・コンサート・ホール、マリエンミュンスター、(ドイツ)
期待のバリトン歌手コンスタンティン・インゲンパスのデビュー・アルバムは、ヴォルフ、リスト、ウルマン、マーラーの歌曲を室内楽伴奏版で録音しました。
インゲンパスはドイツ、オスナブリュック生まれ。ピアノとギターを習い、学生時代には合唱団やアンサンブルで歌い、様々なジャンルの音楽活動を続けてきました。
デトモルト音楽大学ではゲルヒルト・ロンベルガーに師事。学士号を取得した後、カールスルーエ音楽大学でマニュエル・ランゲに師事し、歌曲解釈の修士号を取得しました。
これまでに白井光子、トーマス・クヴァストホフ、吉原輝、ブリギッテ・ファスベンダーから薫陶を得ています。2020年10月にヒューゴ・ヴォルフ・アカデミーのリート国際コンクールで第1位を受賞しました。
このアルバムでは弦楽四重奏曲や室内オーケストラ版で録音。叙情性に満ちた歌唱が魅力のアルバムに仕上がりました。
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「ウィーンの変貌」
(1)ベルク:ヴァイオリン協奏曲
(ブリリンスキー編曲によるクラリネット、
ヴァイオリン、コントラバス、ピアノ版)
(2)ツェムリンスキー:付随音楽「シンベリン」
(ブリリンスキー編曲によるクラリネット、
ヴァイオリン、コントラバス、ピアノ版)
(3)ヴァリー:変容
(4)ベルク:室内協奏曲より第2楽章「アダージョ」
(クラリネット、ヴァイオリンとチェロ編) |
マクシム・ブリリンスキー(ヴァイオリン)
シュテファン・ノイバウアー(クラリネット)
バルトシュ・シコルスキ(コントラバス)
ヨハネス・ピールト(ピアノ) |
ベルクのヴァイオリン協奏曲を室内楽版で演奏!ブリリンスキー率いる名手4人がウィーン生まれの作曲家の作品を録音。
録音:2021年5月17日/アーノルト・シェーンベルク・センター(ウィーン)【無観客ライヴ】/DDD
名手マクシム(マキシム)・ブリリンスキー率いるウィーン生まれの4人の演奏家が同郷の3人の作曲家アルバン・ベルク、アレクサンダー・ツェムリンスキー、トーマス・ヴァリー(1981-)の作品を録音。
収録作品はベルクのヴァイオリン協奏曲、室内協奏曲より第2楽章「アダージョ」、ツェムリンスキーの付随音楽「シンベリン」、新作委嘱のヴァリーの「変容」で、ベルクとツェムリンスキーはブリリンスキー編曲による室内楽版です。
当録音はCOVID-19のため無観客ライヴを収録したもの。ヴァイオリン、ピアノ、クラリネット、コントラバスという非常に珍しい編成で、どの作品も冒頭から聴き手の好奇心を刺激します。
1985年ウクライナのリヴィフに生まれたブリリンスキーはウィーン音楽院、パリ音楽院で研鑽を積み、2004年に開かれた第2
回仙台国際音楽コンクールで第2位を受賞するなど、世界の名だたるコンクール入賞歴を誇ります。
2008年、23歳でウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団。その後2011年、26歳で名門ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団し、現在同団の第1ヴァイオリン首席奏者を務めております。
ヘンスラー・レーベルからイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(HC-20087)をリリースしており圧倒的なテクニックで高く評価されております。
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クリスティアン・フィンクのオルガン作品傑作集!
クリスティアン・フィンク(1831-1911):
(1)オルガン・ソナタ第5番 ホ短調 Op.83
(2)幻想曲「神は我がやぐら」ニ長調 Op.23
(3)オルガン・ソナタ第1番 ト短調 Op.1
(4)「装いせよ、我が魂よ」による
コラール前奏曲 ホ長調 Op.2-3
(5)オルガン・ソナタ第3番「イエス、わが喜び」Op.19 |
(1)ルーカス・ナゲル
(2)フィリップ・カウフマン
(3)ゼーレン・ギーゼラー
(4)(5)イ・ヘリン(以上、オルガン) |
ロマンティックな魂に満たされた作品。19世紀ドイツの作曲家、クリスティアン・フィンクのオルガン作品傑作集!
録音:2022年5月8-11日/ガイスブルク福音教会、シュトゥットガルト(ドイツ)/DDD
クリスティアン・フィンク(1831-1911)のオルガン作品傑作集の登場!
フィンクはオルガニスト、合唱指揮者、作曲家として活躍したドイツの音楽家で、音楽雑誌『Euterpe』の共同編集者を務めるなど、生涯音楽に人生を捧げました。
しかしシューマン(1810-1856)、ワーグナー(1813-1883)、ブラームス(1833-1896)、マーラー(1860-1911)など、19世紀の偉大なドイツの作曲家の影に隠れ演奏機会が少ないのが現状です。
当アルバムでは現在ドイツで活躍・研鑽を積む若手オルガニスト4人がフィンクの主要オルガン作品を演奏。
ロマンティックな魂に満たされたフィンクの作品を聴くことで19世紀のドイツの作品について新鮮な洞察を与えてくれます。
フィンクの歌曲とピアノ・ソナタを集めたアルバム(HC-21037)も好評発売中です。
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ロベルト・カーンの室内楽曲集!
ロベルト・カーン(1865-1951)
(1)ピアノ三重奏曲第4 番 ホ短調 Op.72
(2)セレナード ヘ短調 Op.73より
第1楽章「アンダンテ・ソステヌート」
(3)ピアノ五重奏曲 ニ長調 |
ホーエンシュタウフェン・アンサンブル
【(1)(2)(3)ラヘル・リリング(ヴァイオリン)、
(3)ガブリエル・アドリヤン(ヴァイオリン)、
(3)サラ・リリング(ヴィオラ)、
(1)(2)(3)ダヴィド・アドリヤン(チェロ)、
(1)(2)アニカ・トロイトラー(ピアノ)、
(3)パウル・リヴィニウス(ピアノ)】 |
ライトナー、ケンプ、成田為三の作曲家の師、ロベルト・カーンの室内楽曲集!
録音:(1)(2)2021年10月、(3)2015年9月/ホーエンシュタウフェン福音教会(ドイツ)/DDD、68'35
ドイツの作曲家、ピアニストのロベルト・カーン(1865-1951)の室内楽曲集の登場。
カーンの作曲の教え子にはなんと指揮者のフェルディナント・ライトナー、ピアニストのヴィルヘルム・ケンプ、そして作曲家、成田為三もいます!
カーンはメンデルスゾーン、シューマン、ブラームスの作曲スタイルで数多くの作品を残しました。
当アルバムにはピアノ三重奏曲第4番、セレナードから第1楽章、そしてピアノ五重奏曲を収録。
ヘルムート・リリングの愛娘ラヘル・リリングを筆頭とするホーエンシュタウフェン・アンサンブルが極上のアンサンブルを聴かせてくれます。
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「ルーツのある鳥たち」
(1)サラ・ネムツォフ(1980-):8つの歌曲「郷愁」【世界初録音】
(2)ヨハネス・ブラームス(1833-1897):アルトのための2つの歌
(3)ヤノト・ロスキン(1884-1946):3 つのユダヤの歌【世界初録音】
(4)アドルフ・ブッシュ(1891-1952):3 つの歌
Op.3a
(5)ヴァルター・ツィンマーマン(1949-):外へ【世界初録音】 |
テヒラ・ニニ・ゴルトスタイン(ソプラノ)
ユリア・レベッカ・アドラー(ヴィオラ)
ヤーシャ・ネムツォフ(ピアノ) |
世界初録音多数収録。迫害、追放などのテーマをもった歌、ヴィオラとピアノのための作品集
録音:2022年8月29日~9月1日/ハウス・デス・ルンドフンクス、ゼンデザール(ドイツ)/DDD、72'45
知られざる作曲家に焦点を当て世界初録音を進めているピアニスト、ヤーシャ・ネムツォフ。当アルバムでは歌、ヴィオラ、ピアノという珍しい編成の作品を集めました。
アルバムの主軸はブラームスのオリジナル作品、アルト、ヴィオラ、ピアノのための「2つの歌
Op.91」です。
1863年、ブラームスは友人であったヴァイオリニストのヨーゼフ・ヨアヒムとコントラルトのアマリー・シュニーヴァイスの結婚祝いに「聖なる子守歌
Op.91-2」を作曲。
ブラームスもヨアヒムもヴィオラの音色が大好きでこの楽器にしか出せない音色を効果的に発揮し、歌とピアノの楽曲に仕上げました。
この他、当アルバムでは実に3世紀にわたるトリオのための作品が収録されており、オリジナル作品とサラ・ネムツォフとヴァルター・ツィンマーマン(1949-)の新作委嘱にも注目です。
それぞれの詩は迫害、追放、ホームレスそして孤独といった現代の問題をテーマとし、この編成でしか表現できない密度の濃い世界を展開しております。
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ヨハンナ・ミュラー=ヘルマンの室内楽曲集
ヨハンナ・ミュラー=ヘルマン(1878-1941):
(1)ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.31
(2)ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 Op.5 |
オリヴァー・トリンドル(ピアノ)
ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン)
(1)ニーナ・カーモン(第2ヴァイオリン)
(1)ベネディクト・シュナイダー(ヴィオラ)
(1)アントアネータ・エマヌイロヴァ(チェロ) |
美しく純粋な旋律が魅力。ツェムリンスキー、シュミットらに師事したヨハンナ・ミュラー=ヘルマンの室内楽曲集
録音:(1)2022年8月30&31日、(2)2022年3月17&18日/クラウス・フォン・ビスマルク・ザール、ケルン(ドイツ)/DDD、62'41
ツェムリンスキーやフランツ・シュミットに師事した女流作曲家ヨハンナ・ミュラー=ヘルマン(1878-1941)の室内楽曲集。
非常に美しく純粋な旋律が魅力でその旋律が音楽全体に叙情性を与えています。
19世紀、20世紀の知られざる作品を積極的に取り上げているオリヴァー・トリンドルがダニエル・ゲーテら名手とともに質の高い演奏を披露しております。
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自作カデンツァも披露!
ショルティーノがC.P.Eバッハを録音!
C.P.E.バッハ:
(1)ピアノ協奏曲 ニ長調 Wq.43/2 H.472
(2)ソナチネ ニ長調 Wq.96 H.449
(3)ピアノ協奏曲 ホ長調 Wq.14 H.417
(1楽章、第2楽章のカデンツァ(即興):
オラツィオ・ショルティーノ)
(4)ファンタジア第2番 ハ長調 Wq.61/6
(5)ラ・グライム、ロンドー Wq.117/19 |
オラツィオ・ショルティーノ(ピアノ)
(1)(3)パドヴァ・ヴェネト管弦楽団 |
自作のカデンツァも披露!マルチな才能の持ち主ショルティーノがC.P.Eバッハを録音!
録音:2019年3月13&15日/オーディトリウム・ポリーニ、パドヴァ(イタリア)/DDD
ピアニスト、作曲家として活躍するシチリア島シラクサ生まれのオラツィオ・ショルティーノがC.P.Eバッハの協奏曲とピアノ独奏作品を収録しました。
ショルティーノはペトルシャンスキー、ダルベルト、ロルティら名ピアニストに師事。また、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で作曲を学びました。
弾き振りで演奏した協奏曲。ホ長調のピアノ協奏曲のカデンツァはショルティーノが即興的なカデンツァを披露。マルチな才能の持ち主ならではの快演を聴かせます。
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PROFIL
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PH 23012
(8CD)
¥4900 →\4490
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ギュンター・ヴァント Profilブルックナー大集成
入手困難になっていた北ドイツ放送響とミュンヘン・フィルとのライヴ
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ギュンター・ヴァント(指揮) |
Disc1 53'59"
交響曲第3番ニ短調(ノヴァーク第3稿)【北ドイツ放送交響楽団】
1985年12月23日ハンブルク、ムジークハレ
Disc2 72'47"
交響曲第4番変ホ長調(1878/80年原典版)【ミュンヘン・フィル】
2001年9月15日ミュンヘン、ガスタイク
Disc3 75'41"
交響曲第5番変ロ長調(原典版)【ミュンヘン・フィル】
1995年11月29日、12月1日ミュンヘン、ガスタイク
Disc4 57'37"
交響曲第6番イ長調(原典版)【ミュンヘン・フィル】
1999年6月24日ミュンヘン、ガスタイク
Disc5 63'31"
交響曲第7番ホ長調(ハース原典版)【北ドイツ放送交響楽団】
1999年8月18-21日ハンブルク、ムジークハレ
Disc6、7 33'39" 55'49"
交響曲第8番ハ短調(ハース版)【北ドイツ放送交響楽団】
2000年4月30日-5月3日ハンブルク、ムジークハレ
Disc8 64'11"
交響曲第9番ニ短調(原典版)【ミュンヘン・フィル】
1998年6月24日ミュンヘン、ガスタイク |
ブルックナー・イヤーを先どり、超お買い得価格でProfilのヴァント、Box化!
2024年のブルックナー・イヤーに向け、真打の強力Box
が発売となります。
ブルックナー・ファンにとりギュター・ヴァントは特別の存在と申せましょう。
なかでも北ドイツ放送交響楽団とミュンヘン・フィルを振ったライヴは宇野功芳氏の絶賛もありベストセラーとなっていましたが、今日入手困難でもあり、発売を希望する声を多く寄せられていました。
今回、7篇の交響曲をまとめ超お手頃価格にBox化。通常CDですが音質も良く、ヴァントの至芸をたっぷりと堪能できます。お買い逃がしなく!
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DUX
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ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集 Op.1
ヘンデル:
ソナタ イ長調 HWV.361, Op.1-3
ソナタ ト短調 HWV.368, Op.1-10
ソナタ ヘ長調 HWV.370, Op.1-12
ソナタ ニ長調 HWV.371, Op.1-13
ソナタ イ長調 HWV.372, Op.1-14
ソナタ ホ長調 HWV.373, Op.1-15 |
パヴェウ・ウォサキエヴィチ(ヴァイオリン)
ロベルト・モラフスキ(ピアノ) |
ポーランドの重鎮が奏でるハイドンの名作!
国際的ソリスト、室内楽奏者として活躍し、ワルシャワのショパン音楽大学のヴァイオリン科教授や室内楽部門の責任者などを歴任したポーランドの重鎮パヴェウ・ウォサキエヴィチと、数々の名誉ある賞を受賞し、ワルシャワ音楽大学や多くのマスタークラスで音楽教育に携わっているロベルト・モラフスキによるデュオ・アルバムは、バロック期の巨匠ヘンデルのヴァイオリン・ソナタ集。
バロック後期のドイツ音楽を代表するヘンデル作品の中で、最も親しまれているもののひとつである名曲を、重鎮が長きにわたる音楽活動の中で培ってきた芸術性で奏でます。
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ヴィエニャフスキ&ニコデモヴィチ:
ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1830-1880):
クヤヴィアク イ短調、オベルタス ト長調
Op.19-1、
ポーランドの歌 ト短調 Op.12-2、旅芸人
イ長調 Op.19-2
アンジェイ・ニコデモヴィチ(1925-2017):
子守歌 Op.86、ソナタ Op.10、ロマンス
Op.6、
夜想曲 Op.3、5つの子守歌 Op.94 |
ドミニカ・ファルゲル(ヴァイオリン)
ガユシュ・ケンスカ(ピアノ) |
サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール、ブラームス国際コンクールなど、多くの著名な国際コンクール優勝の実績を誇り、1999年から名門ウィーン交響楽団の第2ヴァイオリン首席奏者を務めるドミニカ・ファルゲル。
本アルバムでは、母国ポーランド・ロマン派を代表する偉大なヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ヘンリク・ヴィエニャフスキと、ポーランドの現代作曲家、アンジェイ・ニコデモヴィチの初期のヴァイオリン作品を取り上げています。
ピアニストのガユシュ・ケンスカは、クラクフ音楽院を卒業し、その後アムステルダム音楽院で研鑽を積み、2012年にリリースされたカロル・シマノフスキのピアノ・ソナタを収録したデビュー・アルバム(DUX0893)は、ポーランド録音界のフレデリック賞と国際クラシック音楽賞にノミネートされ、スペインの雑誌「スケルツォ」からも賞を獲得しています。
※録音:2022年9月20日-23日(ポーランド)
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インプレッションズ ~ ソプラノとヴィオラのための作品集
ヒンデミット:セレナード集 Op.35 より Gute
Nacht
デイヴィッド・ダイアモンド(1915-2005):ヴォカリーズ
サリー・ビーミッシュ(b.1956):バズ
ギヤ・カンチェリ(1935-2019):Caris Mere
ジュディス・シャティン(b.1949):ウェディング・ソング
二コラ・レファヌ(b.1947):ジェーンの歌
クサーヴァー・パウル・トーマ(b.1953):
Die Blumen II Op.146 B
レシェク・ヴィスウォツキ(b.1931):2つの即興曲 |
アレクサンドラ・クバス=クルク(ソプラノ)
シモン・クルク(ヴィオラ) |
20世紀から21世紀にかけて活躍した作曲家たちによる、ソプラノとヴィオラという非常に珍しい編成に焦点をあてた作品を集約。
アレクサンドラ・クバス=クルクは、トゥールーズ国際声楽コンクールで特別賞、聖モニューシュコ国際声楽コンクールで第1位と最優秀コロラトゥーラ・ソプラノ賞を受賞するなど、数々のコンクールで成功を収めているポーランドで最も優れた若手ソプラノ歌手の一人です。
※録音:2019年-2020年
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誰がために鐘は鳴る ~ コモロフスキ:作品集
ピオトル・A.コモロフスキ(b.1977):
ジャーニー・トゥ・ザ・センター・オヴ・サウンド
(パーカッション・デュオとテープのための)
スプリング・ランドスケープ(弦楽オーケストラのための)
誰がために鐘は鳴る(ピアノ・トリオのための)
ヒドゥン・ワールド(アコーディオンとテープのための)
シナジー(パーカッション・デュオとテープのための)
ザ・シー(弦楽四重奏とテープのための)
ダイアログ
(パーカッション・デュオと弦楽オーケストラのための) |
ピオトル・スット(パーカッション)
バルトゥオミェイ・スット(パーカッション)
ザレンプスキ・ピアノ・トリオ、
スタニスワフ・ミウェク(アコーディオン)
アートオン・クァルテット
プログレス室内管弦楽団
シモン・モルス(指揮) |
作曲家、音楽理論家、カジミェシュ・ヴィエルキ大学の教授として活躍するポーランドの現代作曲家、ピオトル・A.コモロフスキ。
アルバムのタイトルでもある「誰がために鐘は鳴る」は、ヘミングウェイの小説に触発された作品です。
※録音:2019年-2021年
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ベニャミン・バチェフスキ:
アダム・ミツキェヴィチの詩による
バラード&ロマンス集 |
マグダレナ・ヴィトチャク(ソプラノ)
トマシュ・ヨッチ(キーボード)
ベニャミン・バチェフスキ(クラリネット、サクソフォン) |
「ポーランド・ロマン主義三大詩人」の一人であり、ショパンが「バラード」のインスピレーション源にしたとも言われているアダム・ミツキェヴィチのテキストに基づき、作曲家、編曲家、マルチ楽器奏者として活躍するベニャミン・バチェフスキがエレクトロニクスやバーチャル楽器を用いるなど、異なる音楽ジャンルを組み合わせて作品を表現。
※録音:2022年
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ゼア・ヴォイシズ
ジョゼフ・アクロン(1886-1943):
ヘブライの旋律 Op.33(ヴァイオリンとピアノのための)
ヨアヒム・メンデルソン(1897-1943):
ソナタ(ヴァイオリンとピアノのための)
シモン・ラクス(1901-1983):ソナタ(チェロとピアノのための)
ユゼフ・コフレル(1896-1944):
カプリッチョ Op.18(ヴァイオリンとピアノのための)
ベンジャミン・リース(1924-2010):
ピアノ三重奏曲第2番《サイレント・ヴォイシズ》 |
アート・チェンバー・アンサンブル |
本アルバムでは、当時の音楽の重要な一部を示す、アクロン、メンデルソン、ラクス、コフレルというユダヤ系ポーランド人作曲家達の作品を中心に収録。
演奏は、カロル・リピンスキ大学で教鞭をとるメンバーを中心に結成された、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの三重奏から成るアート・チェンバー・アンサンブル。
※録音:2022年7月8日-10日(ポーランド)
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
DIAPASON
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ホロヴィッツのソロ名演集
ライヴ・レコーディングス |
ヴラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ) |
1. シューマン:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調
Op.14より第3楽章
2-4. ハイドン:ピアノ・ソナタ HOB ⅩⅥ/52
ショパン:
5. マズルカ 変ロ短調 Op.24-4、6. 華麗なる円舞曲
ニ短調 Op.34-2、
7. 夜想曲 ホ短調 Op.72-1
スクリャービン:
8. ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」Op.68、
9. 練習曲 ロ短調 Op.8-11、10. 練習曲
嬰ハ短調 Op.42-5
11-13. クレメンティ:ピアノ・ソナタ ト短調
Op.34-2
14. モシュコフスキ:火花 Op.36-6 |
ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第156集!ホロヴィッツのソロ名演集!
フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン
~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。
シリーズの第156巻として登場するのは、ヴラディーミル・ホロヴィッツのカーネギーホール・ライヴとニューヨークの自宅で行われた録音集。
特に1953年のカーネギーホールで行われた演奏会は、ホロヴィッツのアメリカ・デビュー25周年を記念した演奏会として知られています。
またこの演奏会の一か月前にはクラシック・ファンの間では語り草になっているセルとチャイコフスキーの協奏曲を録音した時期でもあり、ホロヴィッツの真価が現れた名演の数々をお楽しみいただけます。
※録音:1951年3月5日(1,5)&1951年4月23日(2-4,14)&1953年2月25日(5-10)、カーネギーホール(ニューヨーク) 1954年10月16日&21日(11-13)、ホロヴィッツの自宅にて(ニューヨーク)
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DIAPCF027
(10CD)
¥6000
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チャイコフスキー:バレエ、オペラ作品集 ~
仏ディアパゾン誌のジャーナリストの選曲による名録音集 |
チャイコフスキー
【CD1-2】
・白鳥の湖
アンタル・ドラティ(指揮)、ミネアポリス交響楽団/録音:1954年
【CD3-4】
・眠れる森の美女
アンタル・ドラティ(指揮)、ミネアポリス交響楽団/録音:1955年
【CD5】
・くるみ割り人形
アンタル・ドラティ(指揮)、ロンドン交響楽団/録音:1962年
【CD6-7】
・歌劇《エフゲニー・オネーギン》
ボリス・ハイキン(指揮)、ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団、
エフゲニー・ベロフ(バリトン)、ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)、
セルゲイ・レメシェフ(テノール)、ラリーサ・アフデーエワ(メゾ・ソプラノ)
録音:1955年
・劇付随音楽《雪娘》より抜粋
・劇付随音楽《ハムレット》より抜粋
【CD8-9】
・歌劇《スペードの女王》
アレクサンドル・メリク=パシャーエフ(指揮)、
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団、ゲオルギ・ネレップ(テノール)
アレクセイ・イヴァノフ(バリトン)、パヴェル・リシチアン(バリトン)、
エフゲニヤ・スモレンスカヤ(ソプラノ)、エフゲニア・ヴェルビツカヤ(コントラルト)、
ヴェロニカ・ボリセンコ(メゾ・ソプラノ)/録音:1949-1950年
【CD10】 以下全て抜粋
歌劇《オプリーチニク》/歌劇《地方長官》/歌劇《ウンディーナ》/
歌劇《オルレアンの少女》/歌劇《マゼッパ》/歌劇《チャロデイカ》/
歌劇《イオランタ》/歌劇《チェレヴィチキ》 |
ディアパゾン自主レーベルのBOXシリーズ第27弾!チャイコフスキーのバレエ、オペラ作品集が登場!
芸術の国フランスの世界的クラシック音楽専門誌、「ディアパゾン(Diapason)」の自主製作レーベルの看板であるボックス・セット・シリーズの第27弾として、チャイコフスキーのバレエ、オペラ作品集が登場します!
アンタル・ドラティによるバレエ作品集と共に収録されているのは、キリル・コンドラシンの師であり、プロコフィエフやカバレフスキーの作品の初演を行ったことでも知られるボリス・ハイキン指揮による《エフゲニー・オネーギン》、そして1938年に開催された全ソ指揮者コンクールでムラヴィンスキーに次ぐ第2位を獲得し、作曲家としても活躍したアレクサンドル・メリク=パシャーエフ指揮の《スペードの女王》といった貴重な音源も収録されています。
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<国内盤>
MCLASSICS
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東大法学部卒の弁護士でもある蓜島啓介
イザイ・オン・ピアノ - 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ |
蓜島啓介(ピアノ) |
イザイ(1858-1931):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
Op. 27 (大脇滉平編曲によるピアノ独奏版)
1-4. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第1番
ト短調 Op. 27 No. 1
1. - I. Grave 2. - II. Fugato
3. - III. Allegretto poco Scherzoso 4.
- IV. Finale con brio
5-8. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番
イ短調 Op. 27 No. 2
5. - I. Obsession 6. - II. Malinconia
7. - III. Danse des ombres 8. - IV.
Les Furies
9. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調
Op. 27 No. 3《バラード》
10-12. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第4番
ホ短調 Op. 27 No. 4
10. - I. Allemanda 11. - II. Sarabande 12.
- III. Finale
13-14. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第5番
ト長調 Op.27 No. 5
13.- I. L'Aurore 14.- II. Danse Rustique
15. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第6番
ホ長調 Op. 27No. 6 |
《録音》2022年8月12-15日 東京、稲城市立iプラザ
現在、弁護士として執務する傍ら、独自な音楽活動を続け多くの音楽ファンから注目を集めるピアニスト蓜島啓介の最新アルバムです。
ヴァイオリンにおいての芸術作品の頂点のひとつ、イザイの名作「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」をピアノ・アレンジし、世界初録音をしました。
ピアニスト蓜島啓介とアレンジャー大脇滉平の両者が長い期間を掛けて作品を紐解き「もしイザイがピアノを弾けたならば必ずこう書いたであろう」と確信を得る大作となりました。
原曲を最大限尊重しつつも、新たに構築された紛れもないピアノ作品です。
イザイのもつ豊かな和声感や色彩、構成美を、ピアノによってより強く感じられることでしょう。
蓜島啓介の細部までコントロールされた確固たる技術と流麗な音楽性。イザイの音楽に新たな光を照らす意欲作です。
蓜島啓介 Keisuke HAISHIMA
1981年埼玉県生まれ。6歳よりピアノを始め、植原晴子、高木誠、桐榮哲也、兼重稔宏ほかの各氏に師事。東京大学法学部卒業、東京大学法科大学院修了。
現在、弁護士として執務する傍ら、バロックから近代を主要なレパートリーとして、ソロ、デュオ、室内楽、歌曲伴奏等の演奏活動を行う。根本卓也氏、大脇滉平氏ら現代作曲家の新作や編曲作品の初演も多数行っている。
これまでに、シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集とリスト:ピアノソナタ等を収録した1st
CD『シューマン&リスト』及びバッハの編曲作品を集めた2nd
CD『Transcribed Bach』の2枚をリリース。
大脇滉平編の楽譜『バッハ:ピアノ編曲集~3つの異なる楽器編成のフーガ的作品~』、『イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ全曲ピアノ編曲集』(ミューズ・プレス刊)では、いずれも運指を担当している。
大脇滉平 Kohei OWAKI
1996年福井県生まれ。東京藝術大学作曲科卒、同修士修了。在学時に長谷川良夫賞(エクリチュール)受賞。エクリチュールや、微分音に関する研究を行い、6声の和声、11声の厳格対位法、7平均律ハープのための《Impromptu》、84平均律の6台ハープのための《彩られた音空Ⅱ》等の作品を書く一方で、聴き馴染みやすい作品として、ファンファーレ《成長の樹》、歌曲《涙流》、ピアノ4手のための《Citrine》《Amethyst》等も作曲している。
また蓜島啓介氏の委嘱を中心として編曲も行っており、ミューズ・プレスより『バッハ:ピアノ編曲集~3つの異なる楽器編成のフーガ的作品~』、『イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲ピアノ編曲集』が出版されている他、イザイ《2挺のヴァイオリンのためのソナタ》のピアノ4手版などがある。
現在、作編曲家および音楽理論指導者として活動している。
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玉木優(トロンボーン)
Bridges
1-3. 挾間美帆:トロンボーン・ソナタ 第1番
1. Mov.1 / 2. Mov.2 / 3. Mov.3
4. アドラー:トゥー・サイズ・オブ・ア・コイン
5-7. ガーシュウィン/ザウアー編:3つの前奏曲
5. Prelude No.1 / 6. Prelude No.2 / 7.
Prelude No.3
8. 挾間美帆:パガニーニの主題による変奏曲
9. アドラー:日本の子守歌による変奏曲
10. 菅野よう子:花は咲く |
玉木優(トロンボーン)
秋元孝介(ピアノ) |
《録音》2022年11月1-2日 神奈川県、相模湖交流センターラックスマンホール
トロンボーンが示す世界への架け橋。高らかに鳴り響く玉木優の音楽!
これまで多くの国内外のコンクールの優勝歴を持ち、ミシシッピ交響楽団(アメリカ)、南デンマークフィルハーモニー管弦楽団(デンマーク)、東京佼成ウインドオーケストラの首席奏者などとして活躍、現在はソリストとして世界を舞台に活動するトロンボーン奏者、玉木優の今を知る最新アルバムです。
まさに世界トップ水準のクオリティの高い技術と音楽性が詰まった渾身の演奏です。
収録曲も注目で、世界的な作曲家であるサミュエル・アドラーと挾間美帆が玉木の為に書いた初録音4作品が並びます。
ボーダーレスに活動する玉木ならではの自由闊達な音楽。文化や人種を超えた音楽の調和へ、豊かなトロンボーンの響きが導いていきます。
また、ピアノには葵トリオにて活躍する秋元孝介。美しいタッチと豊かなサウンドで色彩感を加えます。世界水準のトロンボーンと音楽、ぜひお聴き下さい。
玉木優 Yu TAMAKI
世界各地を舞台に旅するソロトロンボーン奏者。兵庫県芦屋市出身。兵庫県立西宮高校音楽科、京都市立芸術大学を経て渡米。ミシシッピ響、ミシシッピ大講師、デュケイン大大学院助手を務めたのち帰国。
小澤征爾監督の東京のオペラの森、サイトウキネンオーケストラに参加。東京佼成ウインドオーケストラに在籍後、文化庁海外研修制度により渡欧。スイス・ベルン芸大を首席で修了後、南デンマークフィルハーモニー管に入団。
2018年1月、日米欧において15年間務めたオーケストラ奏者のキャリアから、ソリストに転身。ソロリサイタル、協奏曲共演、マスタークラス指導を3つの柱に、世界各地で活動を展開。S.E.Shires、willie's
Custom Brass、公式アーティスト。島根ふくたまフェスティバル音楽監督。
イアン・バウスフィールド、ピーター・サリヴァン、呉信一、山下浩生の各氏に師事。現在デンマーク在住。
活動のハイライトとして、日本主要都市でのリサイタルツアー、ジュリアード音楽院ならびに30以上の音楽機関を巡る全米ツアー、日本センチュリー響、日本フィル、東京シティフィル、東京ニューシティ管、米軍軍楽隊"Pershing's
Own"、オオサカシオン、東京佼成、スーパーストリングスコーベ、ファウンテンシティブラスなどと協奏曲共演、インターナショナルトロンボーンフェスティバルにてソロリサイタルと協奏曲演奏、ジョセフ・アレッシ、イアン・バウスフィールド、シュテファン・シュルツ、コリン・ウィリアムズなど、世界第一線奏者らとのトロンボーンデュオ共演などが挙げられる。
また、ソロトロンボーンの音楽表現探究のため、世界の名だたる作曲家へ新作委嘱を行っている。
秋元孝介 Kosuke AKIMOTO
1993年、兵庫県西宮市出身。
2018年、ピアノ三重奏団「葵トリオ」のピアニストとして、第67回ミュンヘン国際音楽コンクールピアノ三重奏部門で日本人初の優勝。現在は日本とヨーロッパで演奏活動を行いながら、明治安田クオリティオブライフ文化財団海外音楽研修生として、ミュンヘン音楽演劇大学大学院、東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程にて更なる研鑽を積んでいる。
そのほか、第2回ロザリオ・マルシアーノ国際ピアノコンクール、第10回パデレフスキ国際ピアノコンクール、第16回リヨン国際室内楽コンクールなど多数受賞。また葵トリオとして、第28回青山音楽賞「バロックザール賞」、第29回日本製鉄音楽賞、第34回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞している。
日本とヨーロッパの多くの都市で、ソロリサイタルや葵トリオによるリサイタル、そのほか室内楽の演奏などで好評を博しているほか、日本やヨーロッパの音楽祭にも多数招かれ演奏を行っている。これまでに自身が収録に参加しリリースされた
CD は、師の有森博とのピアノデュオによるストラヴィンスキーの「春の祭典」、葵トリオによる「ミュンヘン国際音楽コンクール優勝記念盤」をはじめ4枚、クラリネット奏者Sérgio
Piresとの「Les Six」があり、いずれも高く評価されている。
兵庫県立西宮高等学校音楽科を卒業後、東京藝術大学音楽学部、同大学院音楽研究科修士課程をそれぞれ首席で修了し、サントリーホール室内楽アカデミーでも研鑽を積んだ。
これまでに緒方裕子、片山優陽、青井彰、有森博の各氏に師事。
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