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≪第119号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その1 2023/2/14~



2/17(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



CHALLENGE CLASSICS



CC 72962
(3CD)
¥3500
J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244
 [CD1] 第1部(No.1-29)
 [CD2] 第2部(No.30-54)
 [CD3] 第2部つづき(No.55-68)
ゲルリンデ・ゼーマン(ソプラノ1)
マリー・クイケン(ソプラノ2)
ペトラ・ノスカイオヴァ(アルト1)
パトリツィア・ハルト(アルト2)
クリストフ・ゲンツ(テノール1、福音史家)
ベルンハルト・フンツィカー(テノール2)
ヤン・ファン・デル・クラッベン(バス1、イエス)
マルクス・ニーダーマイア(バス2)
エミリエ・デ・フォフト(リピエーノ、下女、ピラトの妻)
オリヴィエ・ベルテン(ペテロ、ピラト、祭司長2)
ニコラス・アクテン(ユダ、大祭司カヤバ、祭司長1)
シギスヴァルト・クイケン(指揮)
ラ・プティット・バンド

 『マタイ』録音史に残る名盤、クイケン&ラ・プティット・バンドの研ぎ澄まされた演奏、しばらく単曲で流通がなかったところに再登場!

 録音:2009年4月5-9日/ベルギー、ルーヴェン、プレディクヘーレン教会/[CD1]68'08''、[CD2]51'26''、[CD3]38'04''

 名盤として知られるシギスヴァルト・クイケン&ラ・プティット・バンドによる2009年録音の『マタイ』が再発売。
 ソリストが合唱パートもこなし、オケは少人数に切り詰められ、研ぎ澄まし磨き上げられた演奏です。少年合唱をソプラノに置き換えるなど発表当時は賛否両論な面もありました。
 しかしすべては、作品を堅苦しいアカデミズムに陥らせるのではなく、真に生きたものとして響かせんとする姿勢からきているのであり、だからこそ今もなお鮮烈な名演として評価され残り続けているのでしょう。
 『マタイ』録音史に輝く名盤です。

 ※2019年発売のハイブリッド盤(CC72821)は廃盤になっております。
 
 


CC 72937
¥2700
"3大B"ラトビアの俊英によるデビュー盤!
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調『テレーゼ』Op.78
 J.S.バッハ:フランス組曲第5番 ト長調 BWV816
 ブラームス:7つの幻想曲 Op.116
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
ゲオルグ・キュルディアン(ピアノ)

 このピアニストを知るに不足なし、こだわりの選曲と納得の演奏で聴く"3大B"、ラトビアの俊英によるデビュー盤!

 録音:2021年10月13-15日/ドイツ、マリーエンミュンスター文化財団、第3修道院/71'25''

 ゲオルグ・キュルディアンは1994年ラトビアのリガ生まれ。同国のペトリス・ヴァスクスにもピアノと作曲の手ほどきを受けています。
 2013年ラフマニノフ国際ピアノコンクール第3位、2014年第19回ヨハン・セバスチャン・バッハ国際コンクール第3位&聴衆賞などの受賞歴を持ち、2016年からはドイツ、エッセンのフォルクヴァング芸術大学で河村尚子に学んでいます。

 ベートーヴェンのソナタから、ユーモラスな自由さを持つ第24番と、叙情・荒々しさ・絶望・和解という4つの異なる表現に直面させられる第31番を収録。
 バッハ作品のなかでも快活で楽天的な響きを持つ「フランス組曲第5番」と、小さな形式に感情を凝縮したブラームスの「作品116」が、この2曲のソナタに挟まれています。
 ドイツ語圏でしばしば「3 大B」と呼ばれる作曲家たちはキュルディアンにとっても非常に近い存在ということで、各曲とも非常に練られた演奏。意外とこういったアルバムで勝負する演奏家も少ないのではないでしょうか。

 明るくよどみない流暢なタッチでペダリングも絶妙、まずその高い技術に驚かされます。
 しかしそれだけではなく、バッハでは思い切った抑揚をつけて歌ったり、ブラームスでは響きを濁らすことなく自在な緩急で音楽を揺り動かしたりと、聴いていてはっとする箇所の多い演奏です。
 ベートーヴェン31番の嘆きの歌とフーガでは、音をきちんと鳴らし、自然な流れを崩さず、かつ精神的な高まりもあるという、まっとうでみごとな世界を造り上げています。
 




DANACORD



DACOCD950
¥2700
J.P.E.ハートマン:ピアノ作品集 第4集
 J.P.E. ハートマン(1805-1900):
  ピアノ・ソナタ ニ短調 Op.34/HartW 74(1841)
  練習曲 Op.53/HartW 95(1851)
  序奏とアンダンティーノ・レリジョーゾ Op.26/HartW 70(1840)
  3つの風俗的小品 HartW 69(1840)
  ピアノの小品 ハ短調 《1848年1月20日》 HartW 87(1848)
  ピアノの小品 変ホ長調 《古い思い出》 HartW 75(1842)
トマス・トロンイェム(ピアノ)

 デンマークの作曲家J.P.E.ハートマンのピアノ作品集第4弾!

 デンマーク文化の黄金時代といわれる19世紀の前期、ニルス・W・ゲーゼの世代の作曲家たちに大きな影響を与え、音楽史に大きな足跡を残したデンマークの作曲家、J.P.E.ハートマンの作品を、デンマークのピアニスト、トマス・トロンイェム(b.1954)が体系的に録音するシリーズの第4集。

 《ピアノソナタ ニ短調》 は、「アレグロ・アパッショナート」「ロマンス」「スケルツォ」「終曲」の4楽章。音楽出版社ユリウス・シューベルトが会長を務める北ドイツ音楽協会の作曲コンペティションに応募、第2位に選ばれたことから「賞ソナタ」と呼ばれています。
 《練習曲》 は、「私の名前をもたない子供たち」「教則カプリース」と曲集名を変え、最終的に「練習曲(教則エチュード)」の名で出版されました。《3つの風俗的小品》 は、個別に作曲した3曲をまとめた曲集。
 「Op.26」として出版されることを望みライプツィヒのホフマイスターに送ったものの断られ、未出版のまま残されました。
 《ピアノの小品(ピアノのための哀悼幻想曲)》は、国王クリスチャン八世が没した1848年1月20日を副題にした 作品です。

 ※録音:2022年春、ホルステブロ音楽学校・音楽大学コンサートホール(ホルステブロ、デンマーク)
 




NEOS


代理店変更のため再掲載
NEOS1221920
(2CD)
【旧譜】
¥5100
近現代の歌曲集
 ヒンデミット:8つのリート Op.18より第3番、第4番、第8番
 フリッツ・ビュヒトガー(1903-1978):
  《扉の前に Vor der Tur》より
   第5番、第10番、第12番、第13番、第21番
 ルトスワフスキ:5つの歌曲
 ショスタコーヴィチ:ブロークの詩による7つのロマンス Op. 127
 カルロス・ハインリッヒ・ヴェールホフ(1926-2011):カントス
 グロリア・コーツ(1938-):Kriegstimmen der Frauen
 バルトーク:村の情景
 ハラルド・ゲンツマー(1909-2007):カンターテ
 ルーセル:わが愛しのナイチンゲール Op. 26-1
 ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):アリオーソ
 アルフレッド・グラント・グッドマン(1920-1999):
  3つのオーナメント
 ツェムリンスキー:歌曲集 第1巻Op.5より第1番~第4番
エディト・ウルバンチク(ソプラノ)
フランツ・ツバル(ピアノ)
レナーテ・フォン・ローゼン(フルート)
ほか

 エディト・ウルバンチク、生誕90年記念盤!

 ポーランド出身、ドイツ・ミュンヘンで育った名ソプラノ、エディト・ウルバンチク(1932-)の90歳の誕生日を記念し捧げられた2枚組のドキュメンタリー・アルバム。
 彼女が1968年から2003年の35年間に録音した近現代の声楽作品が収録されています。
 ウルバンチェクは完璧な音程とヴァイオリンを学んだことによる器楽的な発声法で、非常に難しい現代音楽を忠実かつ音楽的に歌うことができました。
 本作に含まれている現代の作曲家の作品を含む、数多くの世界初演も行っています。

 ※録音:1968~2003年
 
 
NEOS12221
【旧譜】
¥2700
ロベルト・マキシミリアン・ヘルムシュロット:声楽作品集
 Atmosfera Ovattata(1970)~ソプラノとフルートのための
 Kristall(1980)~ソプラノとピアノのための2つの歌曲
 "Wann wird unsre Asche reden?" (Orgelpunkte I)(1972)~
  ソプラノ、フルート、コントラバス、
   ヴィブラフォン、打楽器とオルガンのための
 Wolken-Lieder(1980)~ソプラノとピアノのための3つの歌曲
 Entelechiae Riflessioni II su Dante(1979)~
  ソプラノ、話し手とオーケストラのための
 Amour couleur de Paris(1975)~
  ソプラノとピアノのための5つの歌曲
エディト・ウルバンチク(ソプラノ)
ロベルト・M・ヘルムシュロット(ピアノ)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ルドルフ・アルベルト(指揮)ほか

 ポーランド出身、ドイツ・ミュンヘンで育った名ソプラノ、エディト・ウルバンチク(1932-)の90歳の誕生日を記念し捧げられたドキュメンタリー・アルバム。
 彼女が1971年から1980年にかけてバイエルン放送に録音したロベルト・マキシミリアン・ヘルムシュロット(1938-)の声楽作品が収録されています。
 ヘルムシュロットはドイツ・ヴァイルハイム出身の作曲家で、1972年から2003年まで、自身が学んだミュンヘン音楽演劇大学の教授、副学長、学長を務めました。
 2014年にはヴァイルハイムの文化賞を受賞しています。

 ※録音:1971~1980年
 




KLANGLOGO

代理店変更のため再掲載

KL1532
【旧譜】
¥2700
ヴァインベルク:交響曲第6番
 ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
  交響曲第6番 Op.79(少年合唱と管弦楽のための)
  21の易しい小品 Op.34(ピアノのための)
ルテニウム・コンサート合唱団
アルテンブルク・ゲラ管弦楽団
ローラン・ワグネール(指揮)
エリザヴェータ・ブルーミナ(ピアノ)

 ローラン・ワグネールによる、ヴァインベルク:交響曲第6番!

 ショスタコーヴィチの親友として知られ、その優れた作品群が次々再評価されているミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996)。
 第2次世界大戦の戦火を避けるためにポーランドからソビエトへと亡命したものの、反ユダヤ・キャンペーンにより投獄されるなど、苦難の生涯を送ったヴァインベルクの作品の多くは、戦争と関係があります。
 交響曲第6番はホロコーストに関連する作品で、ショスタコーヴィチに絶賛されました。美しくも悲しみを誘う少年合唱が印象的です。

 ※録音:2019年1月&2020年2月
 
 

KL1537
【旧譜】
¥2700
ニュルンベルクのリュート音楽の巨匠たち
 アドルフ・ブリントハーマー、
 ハンス・ゲルレ、
 ハンス・ノイジドラー、
 コンラッド・ノイジドラー、
 メルヒオール・ノイジドラーらの作品(全18曲)
マグヌス・アンデション(リュート)

 世界的に人気の高いスウェーデンのリュート奏者、マグヌス・アンデションによる16世紀ニュルンベルクのリュート作品集。
 アンデションが蘇らせた作品のなかには、おそらく16世紀以来聴かれることの無かったものも含まれています。
 リスナーはルネサンス時代の街の賑やかな通りを散策しているような感覚を味わうことができるでしょう。

 ※録音:2019年10月
 
 

KL1543
【旧譜】
¥2700
ベートーヴェン、マーラー、ワーグナー、ブラームス:歌曲集
 ベートーヴェン:遥かなる恋人に Op.98
 マーラー:リュッケルト歌曲集
 ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
 ブラームス:4つの厳粛な歌 Op.121
クリスティアン・エルスナー(テノール)
ブルクハルト・ケーリング(ピアノ)

 ドイツの実力派テノール、クリスティアン・エルスナーが歌う、4人の大作曲家による歌曲集。
 マルティン・グリュントラーに声楽を学び、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウのレッスンも受けたエルスナーは、サイモン・ラトル&ベルリン・フィルとの世界ツアーや、マレク・ヤノフスキとのオペラにおける長年のコラボレーションでも知られています。

 ※録音:2020年10月(ドイツ)
 




TACTUS

TC951203
¥2600
ランディーニ:ピアノ・ソナタ第7番
 カルロ・アレッサンドロ・ランディーニ(b.1954):
  ピアノ・ソナタ第7番
マッシミリアーノ・ダメリーニ(ピアノ)

 56分を超える長大なピアノ・ソナタ!

 1954年生まれのカルロ・アレッサンドロ・ランディーニは、イタリア人現代作曲家です。
 パリ音楽院にてオリヴィエ・メシアンに師事しました。卒業の際は教授陣満場一致で首席で卒業、その後アメリカで修士を取得し、数々の賞を受賞しています。
 56分を超えるこの作品は、わずか1トラックで構成されており、その間演奏者は休むことなく演奏し続けるという珍しいものです。
 ランディーニはスマートフォンなどであらゆる情報をザッピングできる現代を否定しています。
 イタリアを代表するピアニストで南ドイツ新聞(Suddeutsche Zeitung)から「ミケランジェリ、ポリーニと並ぶ現代のイタリアを代表する三大巨匠の1人」と大絶賛されたマッシミリアーノ・ダメリーニの演奏です。

 ※録音:2020年1月
 
 


TC810003
¥2600
19世紀の未出版歌曲集
 ファビオ・カンパーナ(1819-1882):ボローニャへのオマージュ
 スタニスラオ・ロンジ(18223-1893):ロマンツァ
 アントニオ・サンペリ(1828-1893):Una serenata a Sorrento
 ガエターノ・コルティチェッリ(1804-1840):The ariette da camera
 ミケーレ・レイチェル(19世紀):La rosa
 ピエトロ・アントニオ・コッポラ(1793-1876):Rapito nell'estasi
 ジュゼッペ・ビレッタ(1810-1894):Una memoria
 フェデリコ・ヴェラーニ(1822-1907):Le rocher des aveux
 アルトゥーロ・クィリチ(19世紀):バルカローラ
 アレッサンドロ・ニーニ(1805-1880):La serenata del pastore
 クリト・モデラッティ(1830-1907):Penso a te
 ルイジ・ザンボ-ニ(1767-1837:La fioraia fiorentina
バルバラ・ヴィニュデッリ(ソプラノ)
ステファノ・マルフェッラーリ(ピアノ)

 19世紀、人々が音楽を楽しむのに身近にあったのは室内楽でした。それらを演奏するのはプロだけでなくアマチュアも参加し楽しんでいました。
 そういった音楽はロッシーニ、ドニゼッティ、ヴェルディなどの有名な作曲家によって残されたものもありますが、無名の作曲家によって残されたものも多数あります。
 ボローニャのリスト研究所に残されていた未出版の作品をこのアルバムでは収録しています。

 ※録音:2021年10月
 
 

TC860004
¥2600
イタリアのオルガン音楽 ルイージ・フェルディナンド・タリアヴィーニ(オルガン)
 フィリップ・ヴェルドロ(1480-1530):Madrigale intavolato
 ベルナルド・ストラーチェ(17世紀):Toccata e Canzon in Sol、Ballo della Battaglia
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
  Toccata col Contrabasso ovvero pedale、Capriccio del Soggetto scritto sopra l'Aria di Roggiero、
  Capriccio del Soggetto scritto sopra l'Aria di Roggiero
 タルクィニオ・メールラ(1595-1665):Toccata et genus chromaticum
 ファブリツィオ・カローゾ(c.1530-c.1605):Variazioni sull'Aria della Monica
 ニコラ・ルベーグ(1631-1702):Noël Une vierge pucelle
 ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):Fughetta sul corale Von Gott will ich nicht lassen
 ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):
  《レクイエム》より「アニュス・デイ」、Pater noster a cinque voci
 パドリー・ダヴィデ・ダ・ベルガモ(1791-1863):Versetto in Sib
 ヴィンチェンツォ・ベッリーニ(1801-1835):カノン ハ長調、ソナタ ト長調
 ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):パストラーレ

 イタリア統一150周年を記念してルイージ・フェルディナンド・タリアヴィーニが行ったコンサートのライヴ録音。
 ルイジ・フェルディナンド・タリアヴィーニはボローニャで生まれ同地でオルガンを学んだ後、パリ音楽院にてマルセル・デュプレに師事。
 J.S.バッハのカンタータの研究でも知られ、フライブルク音楽大学で教鞭も執っていました。2017年に亡くなったルイージ・フェルディナンド・タリアヴィーニの貴重なライヴ録音となります。

 ※録音:2011年10月2日(ライヴ)
 
 

TC950391
(2CD)
¥4800
カポラーリ:十字架の道行き
 ファウスト・カポラーリ (b.1958):
  十字架の道行き
  Cantata per Ciriaco e Paola, Santi Patroni di Malaga
  Cantata a S. Maria della Vittoria
アントニオ・トーマス・デル・ピノ・ロメロ(指揮)
ファウスト・カポラーリ(オルガン)、他

 トリノ音楽院でオルガンとグレゴリオ聖歌を教え、クレモナ大聖堂の第1オルガニストを務めるファウスト・カポラーリによる作品。
 マラガ大聖堂の合唱団、クレモナ大聖堂のミュージシャンが参加し、イタリアとスペインのアーティストが多数参加しています。
 CD1に収められた「十字架の道行き」では14の場面が神秘的に描かれています。

 ※録音:2020年6月&2020年8月
 



 

SOMM RECORDINGS



SOMMCD0664
(2CD)
¥3500
J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ全集 エイドリアン・バターフィールド(ヴァイオリン)
サイラス・ウォルストン(チェンバロ)
 【CD1】
  1-4. ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第1番 ロ短調 BWV 1014
  5-8. ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第2番 イ長調 BWV 1015
  9-12. ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番 ホ長調 BWV 1016
  13-16. ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV 1023
  17-20. ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV 1021
 【CD2】
  1-4. ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番 ハ短調 BWV 1017
  5-8. ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番 ヘ短調 BWV 1018
  9-13. ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番 ト長調 BWV 1019
  14-16. ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番 ト長調 BWV 1019a

 録音:2022年4月20-22日、28-29日 St John the Baptist Church, Loughton, Essec(UK)/総収録時間:123分

 英国を拠点に活躍する古楽系ヴァイオリニスト、エイドリアン・バターフィールドと、NAXOSからリリースされているルクレールのヴァイオリン・ソナタ集でバターフィールドと息のあった共演を聴かせるチェンバロのサイラス・ウォルストンが演奏するバッハのソナタ集。
 バッハ作品を得意とするバターフィールドならではの豊かな感性に支えられた演奏が楽しめます。
 サイラス・ウォルストンはこのアルバムがSOMMレーベルへのデビューとなります。
 
 


SOMMCD0663
¥2500
Classical Changes
 クラリネット、サックス、ピアノの三重奏による作品集

  Classical Changes クラシカル・チェンジズ
   1. The Bite of the Flumblebee (原曲:リムスキーーコルサコフ)
   2. Valerie Takes a Ride (原曲:ワーグナー)
   3. Elise's Blues (原曲:ベートーヴェン)
   4. Arrival Revival (原曲:ヘンデル)
   5. One Night in Seville (原曲:ビゼー)
   6. Jiffy Dance (原曲:ビゼー)
   7. Saturday in the Park with Elgar (原曲:エルガー)
   8. Country Breaks (原曲:ベートーヴェン)
   9. Jim's Nobody (原曲:サティ)
   10. Hungarian High-Five (原曲:ブラームス)
   11. 3am Lullaby (原曲:ブラームス)
   12. There's a Storm Brewing (原曲:ヴィヴァルディ)
  A Sea Shanty Shake-Up シーシャンティ・シェイクアップ
   13. What Shall We Do with the Drunken Sailor /
   14. Lowlands / 15. Sailor's Hornpipe
  Lay My Burden Down
   レイ・マイ・バーデン・ダウン(原曲:黒人霊歌)
    16. When I Lay My Burden Down /
    17. Sometimes I Feel Like a Motherless Child /
    18. Amazing Grace / 19. Steal Away /
    20. Every Time I Feel the Spirit
 全てイアン・ファリントン作曲&編曲
 全て世界初録音
アール・デコ・トリオ
【メンバー】
 ピーター・スパークス(クラリネット)
 カイル・ホーク(サクソフォン)
 イアン・ファリントン(ピアノ)

 録音:2022年3月5、6日 The Menuhin Hall, Stoke d'Abernon(UK)/総収録時間:73分

 「Gershwinicity - ガーシュウィニシティ」(SOMMCD631)に続くピアニスト、イアン・ファリントンをメインとする"アール・デコ・トリオ"の2作目のアルバム。
 イアン・ファリントンは、2012年のロンドン・オリンピックの開会式でローワン・アトキンソンの「炎のランナー」によるコミック・パフォーマンスでピアノを演奏し一躍注目を浴び、また2020年にはBBCプロムスで、ベートーヴェンの9つの交響曲をスリル満点な7分間に凝縮した「ベートーヴェニアーナ」を披露。こちらもロックダウン下のロンドンの聴衆たちを熱狂させました。
 このアルバムでは、彼がお気に入りのクラシックの名曲を愉しく軽やかなジャズ風に編曲。
 前作と同じくクラリネットのピーター・スパークスとサクソフォンのカイル・ホークが絶妙なアンサンブルを披露します。
 
 

SOMMCD0662
¥2500
ロサンジェルスの眠れぬ夜
 R.マシュー=ウォーカー:作品集
マーク・ベッビントン(ピアノ)
レベッカ・オモルディア(ピアノ)...13
  1-2.Nocturne and Aubade 夜想曲と朝の歌 Op.154 - 左手ピアノのための2つの小品(2015)*
  3つのアメリカの写真 Op.157(2016-21)*
   3. I. Break Dancing at Washington Square /
   4. II. At Gershwin's Grave / 5. III. A Bad Night in Los Angeles
  6. The Evening of Memory 思い出の夕べ - アダージョ ロ短調 Op. 200(2021)*
  Battledore 羽根つき - 子供のための5つの小品 Op. 95(1989)*
   7. I. March / 8. II. Swings / 9. III. Running About /
   10. IV. Boats Across the Lake / 11. V. Follow-my-leader
  12. Fantasy-Sonata: Hamlet 幻想ソナタ:ハムレット(ピアノ・ソナタ第3番) Op. 34(1980)
  13. Divertimento on a Theme of Mozart モーツァルトの主題によるディヴェルティメント Op. 57
   - ピアノ・デュエットのために(1984)
  14. Fantasy on a Theme from Malcolm Arnold
   マルコム・アーノルドの主題による幻想曲 Op. 208(2021)*
  15. The Fields are White Already 畑はすでに白くなり Op. 153(2015-21)*
   ピアノのための沈思、ジョン・マッケイブを偲んで
 *...世界初録音

 録音:2021年12月13-14日 The Menuhin Hall,Stoke d'Abernon(UK)/総収録時間:75分

 英国クラシック音楽業界の名士ロバート・マシュー=ウォーカーのピアノ作品集。
 マシュー=ウォーカーは1939年にロンドンで生まれ、同地で音楽を学びました。従軍経験を経て、1962年から63にかけてパリでダリウス・ミヨーに作曲を学んだ後、アマチュアとして作曲を行いつつ、出版社等を経て1970年にCBSレコードに入社してマーケティングの要職に就きます。
 75年にはRCAに移りますが78年には第一線から身を引きました。
 マシュー=ウォーカーは6曲の交響曲を含むかなりの量の作品を書いていますが、それはレコード業界で多忙だった1970年代の前と後に分かれており、このアルバムに収録されたのは1978年以降の作品です。
 その作風は前衛とは距離を置き、聴けばイメージが浮かぶような巧みな描写が魅力となっています。
 
 

SOMMCD0665
¥2500
マッケロイ:Tongues of Fire歌曲集 ジェイムス・ギルクリスト(テノール)
エリック・マッケロイ(ピアノ)
 The Fetch: Five Poems of Gregory Leadbetter
  1. I. Misterioso / 2. II. Stalking / 3. III. Statuary I / 4. IV. Statuary II5. V. This
 6. A Short Story of Falling: A Poem of Alice Oswald
 After the Voices : Five Poems of W.S. Merwin
  7. I. On a Distant Shore / 8. II. The Laughing Thrush /
  9. III. The Morning / 10. IV. The Nomad Flute / 11.V. After the Voices
 Tongues of Fire 炎の舌: Three Poems of Grevel Lindop
  12. I. Watching / 13. II. Mirror and Candle / 14. III. Myth
 A Dead Man's Embers 死んだ男の残り火:Six Poems of Robert Graves
  15. I. Two Fusiliers / 16. II. Here They Lie / 17. III. A Dead Boche /
  18. IV. Haunted / 19. V. I'd Love to Be a Fairy's Child / 20. VI. Strong Beer
 全て世界初録音

 録音:2022年5月21-23日 The Menuhin Hall, Stoke d'Abernon(UK)/総収録時間:75分

 1992年アメリカ生まれ、英国のオックスフォードを拠点に活躍する作曲家エリック・マッケロイの歌曲集。
 すでにオーケストラや室内楽、ピアノのための作品を数多く発表しているマッケロイは、20世紀の詩人たちの詩にも関心が高く、彼らのテキストを元にした作品など多くを発表しています。
 ロバート・グレーヴスの「死んだ男の残り火」は戦争を主題に、またアルバムタイトルでもあるグレヴェル・リンドップの「炎の舌」からは詩の持つ官能性が引き出されています。
 これらの歌曲を表情豊かに歌うのは英国のベテラン・テノール、ジェイムス・ギルクリスト。彼がレーベルに録音した「英国歌曲の100年」シリーズはメディアで高く評価されています。
 ピアノは作曲家自身が担当しています。
 




TOCCATA CLASSICS



TOCC-643
¥2400
フルーリー:管弦楽作品集 第3集
 交響曲第1番 ニ短調(1922-23)
  1. I. Allegro molto / 2. II. Andante con moto /
  3. III. Scherzo: Allegro molto / 4. IV. Finale: Allegro
 交響曲第4番 ハ長調
  「Liechtensteinische リヒテンシュタイン風」(1950-51)
   5. I. Allegro / 6. II. Andante /
   7. III. Scherzo: Prestissimo / 8. IV. Finale: Allegro
BBC交響楽団
ポール・マン(指揮)

 録音:2022年1月11-12日 Studio MV1、 BBC Maida Vale Studios、ロンドン(UK)/総収録時間:77分

 スイスの作曲家リヒャルト・フルーリー。音楽一家に生まれ、地元の音楽院でフェリックス・ワインガルトナーに指揮、ウィーンではヨーゼフ・マルクスに作曲を学びました。
 やがてゾロトゥルン市のオーケストラを30年間指揮するとともに、作曲家としても活動。後期ロマン派の作風を踏襲する雄大な作品を数多く遺しています。
 このアルバムには1920年代の交響曲第1番と50年代の交響曲第4番を収録しています。
 抒情的で壮大な第1番はブルックナーを彷彿させ、またハリウッド映画の音楽のようなゴージャスな響きを味わえる第4番は、彼が幼少期に訪れたリヒテンシュタインでの思い出からインスパイアされたという作品です。
 ポール・マンが指揮するBBC交響楽団が作品の持ち味を存分に生かした演奏を聴かせます。
 
 

TOCC-683
¥2400
ヴィンターベルク:室内楽作品集 第2集
 1-3. 弦楽四重奏曲第2番(1942)
 4-6. 弦楽四重奏曲第3番(1957)
 7-9. 弦楽四重奏曲第4番(1961)
 
 全て世界初録音
アマーネット四重奏団
【メンバー】
 Misha Vitenson(ヴァイオリン)
 Avi Nagin(ヴァイオリン)
 Michael Klotz(ヴィオラ)
 Jason Calloway(チェロ)

 録音:2022年10月26-28、31日 Jeffrey Haskell Recording Studioof the Fred Fox School of Music at the University of Arizona,Tucson(USA)
 総収録時間:65分

 プラハ生まれのユダヤ人作曲家ヴィンターベルクはナチス政権下で迫害を受け、第2次大戦中にはテレージエンシュタットのゲットーに送られましたが殺害は免れ、戦後はミュンヘンで活動しました。
 彼の存命中にはバレエ音楽や管弦楽作品が上演され、ラジオなどでも放送されましたが、その死後しばらくして義理の息子が作品の権利を「作曲家の死後40年間(2031年まで)封印すること」を条件にズデーテン・ドイツ音楽研究所に売却したため、埋もれてしまいます。
 その後、この状況を憂慮した関係者の取り組みにより条件が緩和され、少しずつながら演奏と録音の機会が増えています。
 ヴィンターベルクは十二音技法にはあまり関心がなく、基本的に新古典派の作風を守っており、その作風からはヤナーチェクとシェーンベルクの影響も感じられます。
 このアルバムには 彼の3曲の弦楽四重奏曲を収録。どれも比較的親しみやすい音楽です。原盤解説書(英文)からはヴィンターベルクの生涯を通じて、第2次大戦に翻弄されたチェコのユダヤ人たちが戦後も経験した困難が垣間見られます。
 
 

TOCC-686
¥2400
アドラー:ピアノ曲と歌曲集
 1-3. デュオ・ソナタ – 2台ピアノのために(1983)
 4. イン・メモリアム:RBG – 高声とピアノのために(2020)
 Six Short Occasional Pieces 6つの短い機会小品
  - ピアノのために(2019-20)
   5. No. 1. Little Chromatic Trio (Slowly)
   6. No. 2. For Harriet (Very Slowly – Fast)
   7. No. 3. Your Music Will Prevail (Slowly and reverently)
   8. No. 4. Devotional (Quite slowly)
   9. No. 5. Bagatelle for Jurgen (With a happy spirit)
   10. No. 6. Toccatina (Fast)
  While Listening to Music 音楽を聴きながら(2020)
   11. I. On Hearing a Symphony of Beethoven
   12. II. Lines
    (To a movement in Mozart's E b Symphony K. 543)
  Four Choreographies 4つのコレオグラフィ:
   独奏ピアノのための組曲(2018)
    13. No. 1. Homage to Satie
     サティへのオマ-ジュ (Quite slowly)
    14. No. 2. Toccata con furia
     トッカータ・コン・フーリア (Fast and furious)
    15. No. 3. Valse sans Triste (Happily) 悲しみのないワルツ
    16. No. 4. Chromatic Gigue
     クロマティック・ジーグ(Relentless driving)
  Songs of Innocent Love 無邪気な愛の歌
   -ソプラノ、ヴァイオリンとピアノのために(2016)
    17. I. Lied18. II. Ich bin die Nacht
    19. III. Schlaflied fur dich20. IV. Lied
  Music for the Young 若者のための音楽
   (and the Young at Heart 若い心に):
    10 Character Pieces 10の性格的小品
     - 独奏ピアノのために(2021)
      21. No. 1. Questions and Answers (With a happy spirit)
      22. No. 2. Toccatina I (Fast)
      23. No. 3. Lyric (Slowly and expressively)
      24. No. 4. Waltz (Upbeat)
      25. No. 5. Toccatina II (Fast and furious)
      26. No. 6. March (Steady and rhythmic)
      27. No. 7. Intermezzo (With an innocent lilt)
      28. No. 8. Toccatina III
       (Fast and constantly driving forward)
      29. No. 9. Bleak Soundscape (Quite slowly)
      30. No. 10. Tango
       (In a dancing mood and very rhythmic)
 1-3を除き世界初録音
ザビーネ・ゲッツ(ソプラノ)
 ...4、11、12、17-20
ノア・ベンディックス=バルグリー(ヴァイオリン)...17-20
ローラ・メルトン(ピアノ)
 ...1-3、5-10
エフゲニー・ヨントフ(ピアノ)
 ...1-3、13-16、21-30
アクセル・バウニ(ピアノ)
 ...4、11、12、17-20

 録音:2022年6月28-29日、7月6日 Bryan Recital Hall,College of Musical Arts,Bowling Green StateUniversity,Bowling Green, Ohio(USA)...1-3、5-10、13-16、21-30 2022年10月1、2日 Akademie der Kunste,Berlin(ドイツ) ...4、11、12、17-20
 総収録時間:77分

 2023年3月4日に95歳の誕生日を迎える作曲家サミュエル・アドラーの生誕95周年を記念するアルバム。
 アドラーは1928年にドイツ、マンハイムのユダヤ系の音楽一家に生まれ、1939年にアメリカへ亡命。
 作曲をコープランド、ヒンデミット、ピストンらに学び、更に指揮をクーセヴィツキーに学びました。戦後はドイツに駐留する米軍に加わり、第7陸軍交響楽団を創設して自ら指揮を務め、その後はイーストマン音楽学校やジュリアード音楽院などで作曲を教えました。
 アドラーの作品はニューヨーク・フィル、シカゴ響、クリーヴランド管などアメリカの主要オーケストラで演奏され、またベルリン・フィルをはじめとするドイツのオーケストラでも演奏されています。
 このアルバム収録曲の多くは90歳を超えてから書かれた作品で、どれも彼の師コープランドやヒンデミットのような新古典派の感性と、21世紀音楽の持つ斬新さを兼ね備えており、飽くなき音楽への情熱が伝わってきます。
 演奏にはアドラー作品の熱心な紹介者のローラ・メルトン、さまざまなユダヤ系のプロジェクトでアドラーと協力している歌手ザビーネ・ゲッツ、ベルリン・フィルの第1コンサートマスター、ノア・ベンディックス=バル グリーらが参加しています。
 
 

TOCC-672
¥2400
アクセル・ルオフ(1957-):オルガン作品全集 第4集
 1-15. コラール「Das Volk, das noch im Finstern wandelt」による
  序奏、変奏とフーガ(2005)*
 グロテスク組曲(2019)*
  16. I. Prelude: Prestissimo
  17. II. Danse champetre: Agiatamente; farsesco
  18. III. Nocturne: Lento strascinando
  19. IV. Marche héroïque: Alla marcia, malizioso
  20. V. Finale: Allegro con fuoco; molto marcato
 交響曲第1番(2013)
  21. I. Grave – Lento assai, tristamente – Grave – Lento assai
  22. II. Prestissimo – Grave
  23. III. Adagietto –
  24. IV. Toccata: Allegro precipitando
 *...世界初録音
ヤン・レヘトラ
 (オルガン...
  St Paul's Church、
   ヘルシンキ)

 録音:St Paul's Church、ヘルシンキ(フィンランド) 2021年5月24日...1-15 2021年6月1日...6-20 2022年2月14日...21-24
 総収録時間:84分

 1957年シュトゥットガルト生まれのアクセル・ルオフは、ドイツやイタリアの作曲コンクールで受賞歴が多数あり、オルガン音楽の分野にも大きな貢献を果たしています。
 東京藝大に留学経験があり、日本の大学でも度々講演しています。ヤン・レヘトラによるオル ガン全集の第4集では、コラール主題による壮麗な変奏とフーガ、30年以上オルガン音楽に携わってきた彼の"最後の作品"として構想された「グロテスク組曲」、オルガンのための大規模なスケールを持つ「交響曲第1番」と異なる形式による3作品を聴くことができます。
 交響曲第1番を除いた2作品は世界初録音です。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

 

DANACORD



DACOCD958
(1CD-R)
¥2700
エミール・レーセンの芸術
 
ニルス・W・ゲーゼ(1817-1890):
  バレエ 《民話》(1854)-1. ポロネーズ、2. 結婚ワルツ
 ハンス・クリスチャン・ロンビュー(ロンビ)(1810-1874):
  バレエ 《アマー島の王の義勇兵たち》-3. フィナーレ=ギャロップ
   [録音:1929年][Columbia J50]
 ハンス・エアンスト・クロイア(1798-1879):4. 愛らしき国あり
 ディトレウ・ルズヴィ・ローワト(1742-1813):
  5. 国王クリスチャン四世は高いマストのそばに立つ 
   [録音:1930年][Columbia DD116]
 フリードリク・クーラウ(1786-1832):
  劇付随音楽 《妖精の丘》 Op.100(1828)-
   6. バレエ「アウネーテの夢」(第4幕)、7. 妖精の踊り、
   8. 花冠の踊り(第5幕)、9. エコセーズ
    [録音:1930年][Columbia DD117]
 P・E・ランゲ=ミュラー(1850-1926):
  劇付随音楽 《昔むかし》 Op.25(1884-86)-10. 前奏曲
   [録音:1930年][Columbia DD108]
 ヨハン・シュトラウス(1825-1899):
  11. ワルツ 《南国のバラ》 Op.388
 ヨーゼフ・シュトラウス(1827-1870):
  12. ワルツ 《わが人生は愛と喜び》 Op.263
   [録音:1930年][Columbia DD118]
 フリードリク・クーラウ(1786-1832):
  13. 『妖精の丘』のポプリ
   [録音:1935年][Polyphon S 630086]
 P・E・ランゲ=ミュラー(1850-1926):
  14. メロドラマ 《ルネサンス》 Op.59(1901)- 前奏曲
 ニルス・W・ゲーゼ(1817-1890):バレエ 《民話》(1854)-
  15. ポロネーズ、16. 結婚ワルツ
   [録音:1940年][Polyphon Z.S. 60103]
 ハンス・クリスチャン・ロンビュー(ロンビ)(1810-1874):
  17. 夢の絵姿
   [録音:1940年][Polyphon Z.S. 60100]
 カール・ニルセン(1865-1931):
  歌劇 《仮面舞踏会》 FS39(1904-06)-
   18. 序曲、19. 若い雄鶏たちの踊り
    [録音:1940年][Polyphon Z.S. 60099]
 カール・ニルセン:劇付随音楽《母》 FS94(Op.41)(1920)-
  20. 第7場への前奏曲、21. 行進曲
   [録音:1946年][Polyphon HM 80112]
 ジェレマイア・クラーク(c.1674-1707):
  22. ヤーアン王子の行進曲(トランペット・ヴォランタリー)
   [録音:1945年][Polyphon X 61107]
 ヤコブ・ゲーゼ(1879-1963):
  23. タンゴ・ツィガーヌ 《ジェラシー》(1925)
 エメリッヒ・カールマン(1882-1953):
  喜歌劇 《伯爵令嬢マリツァ》-24. さあジプシー
   [録音:1946年][Polyphon Z 60122]
デンマーク国立放送交響楽団
 (tr.1-12, 20-21, 23-24)
王立デンマーク管弦楽団(tr.13, 22)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(tr.14-19)
エミール・レーセン(指揮)
エルセ・ブレムス(メゾソプラノ/tr.13)
ホルガー・ビューリング(バス/tr.13)
ヴァンディ・トヴォレク(ヴァイオリン/tr.24)

 作曲家で指揮者のエミール・レーセン(1887-1964)は、あらゆるジャンルとスタイルをマスターした、デンマーク音楽の注目すべき「何でも屋」でした。
 彼が重要だと考えたのは音楽の質だけだったと言われます。コペンハーゲンのミュージック・シアターのピアニストからキャリアをスタートさせ、指揮、編曲、オペレッタやレビューのための作曲を手がけていきました。
 第一次世界大戦前後の時代には、音楽学校の出身でなかったにもかかわらず、「街で一番」の指揮者と呼ばれる存在になっていました。
 このアルバムに収録されたデンマーク国立放送交響楽団、王立デンマーク管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮した録音はすべて、今回が初めてのCD化です。

 ※復刻/デジタルマスタリング:クラウス・ビューリト
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 



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SOMM RECORDINGS



ARIADNE5020
¥2500→\2290
生誕150年記念
ヴォーン・ウィリアムズ・ライヴ 第4集
 ミトロプーロス(指揮)/バルビローリ(指揮)

 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
  1. トマス・タリスの主題による幻想曲
 2台ピアノのための協奏曲 ハ長調
  (J. クーパー&R. ヴォーン・ウィリアムズ編)
   2. I. Toccata / 3. II. Romanza /
   4. III. Fuga chromatica con Finale alla Tedseca
 交響曲第8番 ニ短調
  5. I. Fantasia (Variazioni senza Tema)
  6. II. Scherzo alla marcia (per stromenti a fiato)
  7. III. Cavatina (per stromenti ad arco)
  8. IV. Toccata
アーサー・ホイットモア(ピアノ)...2-4
ジャック・ロウ(ピアノ)...2-4
ニューヨーク・フィルハーモニック...1-4
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)...1-4
ハレ管弦楽団...5-8
ジョン・バルビローリ(指揮)...5-8

 録音(全てライヴ/MONO):1943年8月29日 Carnegie Hall、ニューヨーク(USA)...1 1952年2月17日 Carnegie Hall、ニューヨーク(USA)...2-4 1964年5月15日 Free Trade Hall、マンチェスター(UK)...5-8
 総収録時間:72分

 2022年、ヴォーン・ウィリアムズ生誕150年を記念したアルバムの第4集。
 第3集ではヴォーン・ウィリアムズの自作自演をご紹介しましたが、この第4集はヴォーン・ウィリアムズ作品の熱心な支持者であったミトロプーロスが1942年にニューヨーク・フィルの弦楽セクションを指揮した「トマス・タリスの主題による幻想曲」と、1952年に演奏した「2台ピアノのための協奏曲」を収録。
 熱気あふれる雰囲気が聴きどころです。後半には、1964年バルビローリがハレ管を指揮した交響曲第8番を収録。
 この曲は1956年にバルビローリとハレ管によって初演されており、作品の見せ場を知り尽くしたバルビローリならではの充実した演奏が楽しめます。
 今回の復刻も、これまでに数々の名盤の復刻にあたった英国を代表するリマスター・エンジニア、ラーニ・スパールが手掛けており、丁寧なリマスターによるノイズの少ないリアルな音が蘇りました。
 なお、ブックレットにはヴォーン・ウィリアムズの評伝を執筆した英国の研究家サイモン・ヘファーによる解説(英語のみ)が掲載されています。
 


<メジャー・レーベル>
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SONY



19658801582
\3100→\2890
ヤン・フォーグラー(チェロ)
 ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
 エンリク・カザルス:チェロ協奏曲ヘ長調
ヤン・フォーグラー(チェロ)
モーリッツブルク音楽祭管弦楽団
ジュゼップ・カバリエ・ドメネク(指揮)
 録音:2022年10月10-13日、ドレスデン、聖ルカ教会

 ソニークラシカルを代表するチェリストとして、内容の濃いアルバムを定期的にリリースするヤン・フォーグラーの最新盤です。
 フォーグラーはドレスデン近郊モーリッツブルクで室内楽音楽祭を主催、そのエッセンスを収めたアルバムも高い評価を受けていますが、今回のアルバムには、有名なラロのチェロ協奏曲と、パブロ カザルスの弟であるエンリク・カザルスによるチェロ協奏曲が世界初録音として収録されています。オーケストラは、世界中から集った優秀な若い音楽家によって組織された同音楽祭管弦楽団で、ジョセップ・カバリエ・ドメネクが指揮を務めています。

 エドゥアール・ラロ の有名な『チェロ協奏曲ニ短調』は、ベルギーのチェロ奏者アドルフ・フィッシャーに献呈され、スペインの情緒とベートーヴェンやシューマンの影響がうかがえるもので、オーケストラとソリストが生き生きとした対話を行う優れた作品です。2023年はラロ生誕200年のメモリアル・イヤーでもあります。ラロはフランス人でしたが、スペイン人の祖先を持ち、この曲はパブロ・カザルスによって頻繁に演奏されました。

 名チェリストのパブロ・カザルス[1876-1973]の弟であるエンリク・カザルス[1892-1986]は、優れたヴァイオリニストであり、指揮者であり、才能のある作曲家でもありました。彼の色彩豊かな『チェロ協奏曲ヘ長調』は1946年に、海とカタロニアの自然を強く印象付けて作曲されました。最後の楽章は、パブロ・カザルスがよく演奏したカタロニアの民俗舞踊であるサルダーナの形式です。独特のカタロニア風の特徴を持ちながらも、後期ドイツ・ロマン主義の影響を非常に明確に受けています。



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WARNER CLASSICS



5419726309
\2700→\2490
エリーザベト・レオンスカヤ(ピアノ)/
 ベートーヴェン:

  ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
  ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
エリーザベト・レオンスカヤ(ピアノ)
トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団
トゥガン・ソヒエフ(指揮)
 録音:2017年9月5-8,19,20日、2018年1月4-6日、トゥールーズ、アール・オ・グラン

 エリーザベト・レオンスカヤとトゥガン・ソヒエフによるベートーヴェンの協奏曲への膨大な表現が、いかに理想的なベートーヴェンであるかを示しています。ホールド感、重みのない壮大さ、フレージングのエレガンスさ、彫りの深いニュアンス、まばゆい色彩感・・・。常にマスターされたリズムで、センテンスとコードの終わりを高揚させるリバウンドのように演奏されます。協奏部分が始まる長いオーケストラによる提示部は、ピアニストに引き継がれることを待ち焦がれ、指揮者によって促されたすべての長いフレージングをこれらの最初の音符に含めることを可能にしています。

 ソヒエフとの共演を心から楽しんでいると語るレオンスカヤは、オーケストラに合わせて歌っているようで、彼女のピアノは荘厳で、オーケストラと共に素晴らしいフレーズを追い求めていきます。特にこの作品は、指揮者、オーケストラ、ピアニストによる素晴らしい音楽性の対話でなっており、一緒に演奏する、聴く喜びは増すばかりで、ベートーヴェンの素晴しいメロディは、優れた表現力を備えた驚異的な作曲家であることをレオンスカヤは示しています。

 最も感動的な瞬間は、明らかに第2楽章に表れており、まずピアニストがひとりで演奏し、音色を整えます。それは自信、幸福、分かち合いを表現しているようです。ソヒエフの繊細な指揮によるオーケストラの繊細さは純粋な喜びとして弦楽器・管楽器を操り、ピアノの甘き女王と微妙なニュアンスを奏でる妖精のようで、その幸福感は忘れられない瞬間として巡り会います。全体に表れる揺れは、センテンスの動きの瞬間の「素晴しき幸せ」となるために絶妙に取り入られています。まさに感動的な至福の喜びが味わえる演奏です!

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5419713888
(6SACD Hybrid)
\11000→\9990

新リマスター音源&SACDハイブリッド盤
 フルトヴェングラー/ベートーヴェン交響曲全集
  交響曲第5番は、1950年コペンハーゲンでのライヴも収録



Disc1
ベートーヴェン:
1. 交響曲第1番ハ長調 Op.21
2. 交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

録音:Musikvereinssaal, Wien, 24, 26-28 XI.1952(セッション)



Disc2
3. 交響曲第2番ニ長調 Op.36

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

録音:Royal Albert Hall, London 3 X.1948(ライヴ)


4. 交響曲第4番 変ロ長調 Op.60

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

録音:Musikvereinssaal, Wien, 1-3 XII.1952(セッション)



Disc3
5. 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

録音:Musikvereinssaal, Wien, 28 II. & 1 III.1954(セッション)


6. 交響曲第7番イ長調 Op.92

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

録音:Musikvereinssaal, Wien, 18-19 I.1950(セッション)



Disc4
7. 交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

録音:Musikvereinssaal, Wien, 24-25 XI.1952(セッション)


8. 交響曲第8番ヘ長調 Op.93

ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

録音:Konserthus, Stockholm, 13 XI.1948(ライヴ)



Disc5
9. 交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
ハンス・ホップ(テノール)
オットー・エーデルマン(バス)
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

録音:Festpielhaus, Bayreuth, 29 VII.1951(ライヴ)
※旧EMIアーカイブ・マスターテープによる



Disc6
10. 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

録音:1.X.1950, Odd Fellow Palaet, Copenhagen(ライヴ)
 ※曲演奏前の拍手、アナウンスは無し。演奏後拍手あり。
 
 モノラル録音
 リマスター:2021年(1,2,4-7,9)、2023年(3,8,10)

 ベートーヴェンは、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの音楽の指針でした。
 フルトヴェングラーの交響曲の解釈は、形式、和声、テクスチャー、リズム、テンポの相互関係を通して、抗しがたい劇的な勢いと、常に想像力に富んだ新鮮な感覚を生み出しています。
 1940年代後半から1950年代初頭にかけての、ウィーン楽友協会でのセッション録音と、名盤バイロイトの第九、そしてロンドン、ストックホルム、コペンハーゲンで行われたライヴ録音を収録。
 
Art & Son Studioで192kHz/24bitで、旧EMI所蔵のオリジナル・マスターテープから、またはオリジナルの78回転SPおよびLPマトリックスなども使用され、入手可能な最良のソースからリマスター(「正規レコード用録音集大成」に含まれる7つの録音は2021年のリマスター、他の3つのライヴ録音は今回のSACDのために新たに2023年リマスター)音源を使用し、SACDハイブリッド盤としての発売となります。

 Art & Son Studioのリマスターのモットーは、オリジナル・マスターテープの音を忠実に届けることです。
 必要以上のイコライザーやノイズリダクションは使用せず、アナログ盤で再生した音を再現するものではありません。耳心地によく聞こえる音質とは異なりますが、これまで以上に生き生きとした音楽をそのまま復活させ、後生に残していくことです。

 1950年にコペンハーゲンで行われた交響曲第5番のライヴ録音は、旧EMIアーカイブに残されていた良好な状態のアナログ音源からのリマスター音源が収録されています。これまでにこの演奏は他社復刻盤もありましたが、録音時のテープの回転数がずれていたため当時のウィーン・フィルの正しいピッチへ修正されリマスターが行われています。

 ブックレットには、ディアパゾン誌のRemy Louis氏によるこのアルバムに収録された録音と演奏の意義についての解説「ヴィルヘルム・フルトヴェングラー・コンダクツ・ベートーヴェン」の日本語訳を掲載。



 






<国内盤> 


299MUSIC


NIKU-9049
¥3080
宮崎明香(ピアノ)
メシアン ピアノ作品全集4~
 「鳥の小スケッチ」「シラヒゲムシクイ」「4つのリズム・エチュード」他
宮崎明香(ピアノ)
  (1)ファンタジー・ブルレスク(1932) [08'22"]
  (2)シラヒゲムシクイ(1961)《校訂・編曲/ピーター・ヒル》 [12'43"]
  (3)-(8)鳥の小スケッチ (1985)
   I. ヨーロッパコマドリ [02'41"]/II. クロウタドリ [02'06"]/
   III. ヨーロッパコマドリ [02'30"]/IV. ウタツグミ [02'17"]
   V. ヨーロッパコマドリ [02'47"]/VI. ノヒバリ [02'07"]
  (9)-(12)4 つのリズム・エチュード(1945/50)
   I. 火の島I [02'13"]/II. 音価と強度のモード [03'24"]
   III. リズム的ネウマ [06'43"]/IV. 火の島II [04'33"]
  (13)ポール・デュカスの墓前への小品(1935) [04'03"]

 メシアン ピアノ・ソロ作品全曲録音プロジェクト第4弾!宮崎明香(ピアノ)

 録音:2022 年4 月5-7 日 埼玉芸術劇場 56'57"

 メシアン青年期の意欲作は、やがて自身の歩む人生のごとく深化し、音楽史にその名を刻む革新的な作品へと変遷していく。
 独自の音楽語法は最晩年作品へと昇華され、洗練を極めた響きは時空を超えて煌く情景を映し出す。パリに学び、メシアンの音楽に造詣を深める実力派ピアニストが、燦然と輝く音列と色彩を鮮やかに描く。

 宮崎明香(ピアノ) Haruka Miyazaki, piano
  桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を卒業後渡仏し、パリ国立地方音楽院に入学。在学中よりピティナピアノコンペティション特級全国大会入選、メドック・アキテーヌ国際コンクール第2位、フェルディ・リリ国際コンクール現代曲特別賞、現代音楽演奏コンクール「競楽Ⅸ」入選など、国内外のコンクールに多数入賞。同音楽院を1等賞で卒業する。審査員満場一致の特別賞を得て、同音楽院研究科を首席で卒業後、さらにジュネーヴ音楽院をコンサートディプロマを得て卒業。パリ日仏文化センターにおける定期的なリサイタルなど、フランスを中心にスイス、スペイン等欧州各国で演奏活動を展開。
 NHK教育テレビ「スーパーピアノレッスン・フランス音楽の光彩 講師ミシェル・ベロフ」や湘南ケーブルテレビ等に出演。
 パリ国立地方音楽院オーケストラ、東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラと共演。
 ピアノを山田朋子、竹内啓子、ジャン=マリー・コテ、パスカル・ドゥヴァイヨンの各氏に師事。ジャック・ルヴィエ、ジャン=マルク・ルイサダ両氏にも定期的に指導を受け研鑽を積む。
 2011年、10年間に渡るパリでの生活から東京へ拠点を移し、王子ホール、浜離宮朝日ホールにてリサイタルを開催、各誌で好評を博す。
 ソロはもとより室内楽、新しいスタイルのピアニスト集団「パリ5人組」での活動、現代アンサンブルとしてAsean-Chinaフェスティバルに招かれるなど国内外で精力的に活動しながら、コンクール審査や、マスタークラス講師、東京成徳短期大学、桐朋学園大学付属子供のための音楽教室講師として後進の指導にも力を注いでいる。
 




<映像>

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DYNAMIC(映像)



DYNDVD37964
(8DVD)
¥12000→\10990
斬新でキッチュな演出が話題!
 "歌の国"ブルガリア発信の楽劇《ニーベルングの指環》BOX化
リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):舞台祝祭劇《ニーベルングの指環》


 ◎序夜 楽劇《ラインの黄金》 全1幕
   ヴォータン ... ニコライ・ペトロフ(バリトン)
   ドンナー ... クラスタン・クラスタノフ(バス)
   フロー ... ミロスラフ・アンドレーエフ(テノール)
   ローゲ ... ダニエル・オストレツォフ(テノール)
   アルベリヒ ... ビセル・ゲオルギエフ(バス・バリトン)
   ミーメ ... クラシミール・ディネフ(テノール)
   ファーゾルト ... ステファン・ヴラディミロフ(バス)
   ファーフナー ... ペタル・ブチコフ(バス)
   フリッカ ... ルミャーナ・ペトロヴァ(メゾ・ソプラノ)
   フライア ... ヴェセリーナ・ヴァシレヴァ(ソプラノ)
   エルダ ... ブラゴヴェスタ・メッキ=ツヴェトコヴァ(アルト)
   ヴォークリンデ ... イリーナ・ジェコヴァ(ソプラノ)
   ヴェルグンデ ... ドロテア・ドロテーエヴァ(メゾ・ソプラノ)
   フロースヒルデ ... ツヴェタ・サラムベリエヴァ(アルト)

 ◎第1夜 楽劇《ワルキューレ》 全3幕
   ジークムント ... マルティン・イリエフ(テノール)
   ジークリンデ ... ツヴェタナ・バンダロフスカ(ソプラノ)
   フンディング ... アンゲル・フリストフ(バス)
   ヴォータン ... ニコライ・ペトロフ(バリトン)
   フリッカ ... ルミャーナ・ペトロヴァ(メゾ・ソプラノ)
   ブリュンヒルデ ... マリアナ・ツヴェトコヴァ(ソプラノ)他

 ◎第2夜 楽劇《ジークフリート》 全3幕
   ジークフリート ... マルティン・イリエフ(テノール)
   ミーメ ... クラシミール・ディネフ(テノール)
   アルベリヒ ... ビセル・ゲオルギエフ(バリトン)
   さすらい人/ヴォータン ... マルティン・ツォネフ(バス)
   ファーフナー ... ペタル・ブチコフ(バリトン)
   エルダ ... ルミャーナ・ペトロヴァ(メゾ・ソプラノ)
   ブリュンヒルデ ... バラスガラン・ダシュニャム(ソプラノ)
   森の小鳥 ... リュボフ・メトディエヴァ(ソプラノ)

 ◎第3夜 楽劇《神々の黄昏》 序幕と全3幕
   ジークフリート ... コスタディン・アンドレーエフ(テノール)
   グンター ... アスタナス・ムラデノフ(バリトン)
   アルベリヒ ... ビセル・ゲオルギエフ(バリトン)
   ハーゲン ... ペタル・ブチコフ(バス)
   ブリュンヒルデ ... ヨルダンカ・デリロヴァ(ソプラノ)
   グルトルーネ ... ツヴェタナ・バンダロフスカ(ソプラノ)他
ソフィア国立歌劇場管弦楽団・
 合唱団・バレエ団
  (合唱指揮:
   ヴィアレタ・ドミトローヴァ)
指揮:パヴェル・バレフ

DYNBRD57964
(4Blu-ray)
¥12000→\10990

 演出:プラメン・カルタロフ/装置・衣装:ニコライ・パナヨトフ/照明:アンドレイ・ハジディンジャク
 映像監督:ルーメン・コヴァチェフ/プラメン・カルタロフ
 収録:ソフィア国立歌劇場(ブルガリア) 2010年5月25日...ラインの黄金、2011年4月14日...ワルキューレ、2012年5月30日...ジークフリート、2013年6月29日...神々の黄昏
 総収録時間:946分:ラインの黄金:161分、ワルキューレ:243分、ジークフリート:270分、神々の黄昏:272分
 音声 ドイツ語歌唱:PCMステレオ2.0/Dolby Digital 5.1(DVD) PCMステレオ2.0/ DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
 字幕 日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語/画角 16/9 NTSC All Region
 DVD...8枚組:片面二層×1/片面単層×1・・・ラインの黄金/ワルキューレ、片面二層×2...ジークフリート/神々の黄昏
 Blu-ray ... 4枚組:片面二層ディスク 1080i High Definition

 【斬新でキッチュな演出が話題!"歌の国"ブルガリア発信の楽劇《ニーベルングの指環》BOX化】
 ボリス・クリストフやヴェッセリーナ・カサロヴァをはじめ、数々の名歌手を輩出することで知られる歌の国ブルガリア。
 本作は、この国を代表するソフィア国立歌劇場が2010年に総力を挙げて上演したワーグナーの《ニーベルングの指輪》の上演収録です。
 上演にあたっては、ブルガリアの実力派の歌手たちが集結。特撮怪獣映画のキャラクターのような装束やロック歌手を思わせる衣装をまとい舞台狭しと活躍します。
 指揮者パヴェル・バレフは《ラインの黄金》上演によりブルガリアの「年間最優秀指揮者」の栄誉を受けました。

 《ラインの黄金》は往年のSF映画を彷彿させるようなオープニング映像に始まり、ニコライ・パナヨトフがデザインした舞台装置では、ライン川を象徴する巨大な円盤と、舞台につるされたいくつものコーン(三角錐)に、投影されるプロジェクション・マッピングにより情景の変化が描かれます。登場人物の多くはアニメ映画のキャラクターのようなキッチュな装束をまといコミカルな姿で登場します。

 《ワルキューレ》では、《ラインの黄金》から更にポップさを増した演出に驚かされます。舞台上のオブジェとしての大きな環と円錐は本作でも継承され、ワルキューレたちの乗るロケットの弾頭のような円錐、ブリュンヒルデが眠る岩山を囲む炎の環、と様々なシーンで使われます。
 ジークムントを歌うマルティン・イリエフは2015年のソフィア国立歌劇場の来日公演の際、《トゥーランドット》のカラフを歌い人気を集めた実力派テノール。

 《ジークフリート》では赤と青を基調にした照明に、不思議な幾何学模様や円錐が散りばめられ、見る者を異世界へといざないます。
 前作に続きテノール、マルティン・イリエフが題名役、ジークフリート、さすらい人/ヴォータン役は重鎮マルティン・ツォネフ、そしてブリュンヒルデ役はモンゴル出身のソプラノ、バラスガラン・ダシュニャムが担当。見事な歌唱を聴かせます。
 
 そして前三作と同じく、赤、青、緑の原色を基調とした照明に、不思議な幾何学模様や円錐が散りばめられたプラメン・カルタコフによるポップな演出コンセプトに貫かれた《神々の黄昏》。
 アルベリヒ役のゲオルギエフとハーゲン役のペタル・ブチコフ以外は主要メンバーが刷新され、ブリュンヒルデ役のヨルダンカ・デリロヴァを初めとした新鮮な歌唱陣による熱演によりこの壮大なツィクルスの最終章が締めくくられます。

 
 




OPUS ARTE(映像)


OA1349BD
(3DVD)
¥5500
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):三部作
 歌劇《オルフェオ》 プロローグと5幕(1607)
  『レコード芸術』特選盤(2022年7月号)
   オルフェオ ... クリスティアン・アダム(テノール)
   音楽/エウリディーチェ ... ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
   使者 ... リュシール・リシャルド(コントラルト)
   プロセルピーナ ... フランチェスカ・ボンコンパーニ(ソプラノ)
   カロンテ/プルトーネ ... ジャンルカ・ブラット(バス)
   希望 ... カンミン・ジャスティン・キム(カウンターテナー)
   アポロ ... フリオ・ザナージ(バリトン)他
 歌劇《ウリッセの帰還》 プロローグと3幕(1640)
  『レコード芸術』準特選盤(2022年9月号)
   ウリッセ ... フリオ・ザナージ(バリトン)
   ペネーロペ ... リュシール・リシャルド(コントラルト)
   テレーマコ ... クリスティアン・アダム(テノール)
   ミネルヴァ/フォルトゥーナ(幸運) ...
    ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
   時/ネットゥーノ/アンティノー ... ジャンルカ・ブラット(バス)
   ピサンドロ ... ミハウ・チェルニアフスキ(カウンターテナー)
   アンフィーノモ ... ガレス・トレシダー(テノール)
   エウリーマコ ... ザカリー・ワイルダー(テノール)他
 歌劇《ポッペアの戴冠》 プロローグと3幕(1643)
  『レコード芸術』準特選盤(2022年10月号)
   ポッペーア/フォルトゥーナ(幸運) ...
    ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)
   ネローネ ... カンミン・ジャスティン・キム(カウンターテナー)
   オッターヴィア ... マリアンナ・ピッツォラート(ソプラノ)
   セネカ ... ジャンルカ・ブラット(バス)
   オットーネ ... カルロ・ヴィストーリ(カウンターテナー)
   ドゥルジッラ/美徳の女神/知恵の女神 ...
    アンナ・デニス(ソプラノ)
   アルナルタ/美の女神 ... リュシール・リシャルド(コントラルト)
   アモーレ(愛)/小姓 ... シルヴィア・フリガート(ソプラノ)他
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
モンテヴェルディ合唱団&
 イングリッシュ・バロック・ソロイスツ

OABD7300BD
(3Blu-ray)
¥6400

 演出: ジョン・エリオット・ガーディナー&エルサ・ルーク/照明: リック・フィッシャー/
 衣装: パトリシア・ホフスティード&イザベラ・デ・サバタ/映像監督: セバスティアン・グラ

 収録:フェニーチェ歌劇場、ヴェネツィア(イタリア) 2017年6月19日...オルフェオ 2017年6月20日...ウリッセの帰還 2017年6月25日...ポッペアの戴冠
 収録時間:506分 オルフェオ:119分、ウリッセの帰還:195分、ポッペアの戴冠:192分
 音声:イタリア語、PCMステレオ2.0/Dolby Digital 5.1(DVD)、PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
 字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語/画角:16/9 NTSC All Region
 DVD...片面二層ディスク×3、Blu-ray ... 片面二層ディスク×3 1080i High Definition

 【ガーディナーのモンテヴェルディ、堂々のBOX化。特別価格にてのご案内です!】
 2017年、モンテヴェルディ生誕450年周年にあたり、ガーディナーは「Monteverdi450」と銘打った一大プロジェクトを立ち上げ、2017年4月から10月にかけて世界16都市を巡る演奏ツアーを行いました。
 その中でもブリストル、ヴェネツィア、ザルツブルク、エジンバラ、ルツェルン、ベルリン、パリ、シカゴ、ニューヨークの9都市ではモンテヴェルディの歌劇3作のツィクルスを上演するという快挙を成し遂げました。
 この演奏ツアーを実現したガーディナーは、今でこそバッハやベートーヴェンの演奏で広く知られていますが、モンテヴェルディこそが彼の原点となる作曲家で、イングリッシュ・バロック・ソロイスツもその前身はモンテヴェルディ管弦楽団と名付けられています。

 このBOXは、そのツアーの一環としてモンテヴェルディゆかりの地ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場で上演された2回目のツィクルスから収録された《オルフェオ》、《ウリッセの帰還》、《ポッペアの戴冠》の3作を合わせたもの。

 愛妻エウリディーチェの死を嘆き、黄泉の国へと旅立つ主人公を描いた《オルフェオ》では、ヘンデルやハイドンの作品を中心にバロック歌手として注目を集めるクリスティアン・アダム、BCJへの客演で日本でもおなじみのハナ・ブラシコヴァの二人を筆頭に物語が展開します。

 神々の思惑に翻弄されながら異国をさまよい妻ペネローペの待つ故郷へ向かう主人公の物語《ウリッセ》では前作《オルフェオ》でアポロを演じたフリオ・ザナージが題名役を歌い、使者役で存在感を発揮したリュシール・リシャルドがペネーロペを、またエウリディーチェを歌ったハナ・ブラシコヴァがミネルヴァ役を担当。ここでも圧倒的な存在感を示しています。

 また、神話や聖書に拠らず、歴史から題材を得た史上初の歌劇と言われる《ポッペアの戴冠》は、モンテヴェルディ晩年の名作。
 現存する2種類の手稿本には歌と低音部しか書かれておらず、演奏者の自由度が高い作品として知られています。前2作で重要な役回りを担当するハナ・ブラシコヴァがポッペアを歌い、強烈な存在感を放つ希代の悪女を堂々と歌い上げています。
 3作品とも、実力派の歌手を揃えた声楽陣とイングリッシュ・バロック・ソロイスツによる素晴らしいステージがガーディナーの指揮のもとに繰り広げられます。

 
 















2/16(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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キング・インターナショナル



KKC 095/6
(2CD)
¥2900→\2690
「皇帝」は山田一雄との共演
 野島稔 ベートーヴェン・ライヴ

 ベートーヴェン:
  (1)ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
  (2)ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49 の1
  (3)ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22
  (4)ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27の1
  (5)ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
野島稔(ピアノ)
山田一雄(指揮)
札幌交響楽団(1)

 日本を代表するピアニスト、野島稔、驚嘆のベートーヴェン・ライヴが日の目を見た!

 録音:1989年11月20日/北海道厚生年金会館大ホール(1)、2008年11月1日/厚木文化会館(2)-(5)(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付

 野島稔は1966年からモスクワ音楽院に留学してオボーリンに師事、69年の第3回ヴァン・クライバーン・コンクールで2位入賞など驚嘆すべき経歴ながら、録音嫌いだったこともありその偉業が広く伝わっているとは言い難いと申せましょう。
 晩年は東京音大の学長を務め、藤田真央らを育てるなど教育面でも日本の音楽文化に貢献しました。
 2022年5月に76歳で逝去された彼の芸術を堪能できる追悼アルバムがようやく登場します。曲は十八番のベートーヴェン。

 「皇帝」は巨匠・山田一雄との共演。野島の水晶のようにクリアなピアノとゆるぎない構成力に山田一雄の熱い推進力があいまって見事な世界を作り上げています。
 約20年後のソナタはより深みを湛え、何の奇も衒わずに滋味あふれる語りで感動させてくれます。
 いずれもライヴながら、永久に留めておくべき日本のピアノの宝というべき演奏です。
 



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CHANNEL CLASSICS

CCS45323
¥2800→\2590
フロリレジウム(古楽器使用)
『ペーター・シュポアの古楽器コレクション Vol.2』~
 18世紀製オリジナル楽器によるフルート作品集

  1-5. アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
   フルート協奏曲 ト短調 「夜」 Op.10-2 RV 439
    使用楽器: トリノのパランカ1750年頃製作、
     黒檀製に象牙製リングと銀製キー
  6-8. ジャン=マリー・ルクレール(1697-1764):
   フルート協奏曲 ハ長調 Op.7-3
    使用楽器: パリのビゼ1735年頃製作、
     ボックスウッド製に象牙製リングと交換品の銀製キー
  9-11. カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
   フルート協奏曲 ニ短調 Wq.22/H 426
    使用楽器: ポツダム(ベルリン近郊)のキルスト1775年頃製作、
     黒檀製に象牙製リングと銀製キー
  12-14. ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(1697-1773):
   フルート協奏曲 第182番 ニ長調 「ポツダムのために」QV5:41
    使用楽器: 製作者不詳
     (おそらくザクセン地方、ドレスデン近郊マイセン)、
      1790年頃製作、陶器製
  15-17. ミシェル・ブラヴェ(1700-1768):
   フルート協奏曲 イ短調
    使用楽器: パリのT.ロー(ロット)1740年頃製作、
     ボックスウッド製に象牙製リングと装飾入り銀製キー
  18-20. ロバート・ウッドコック(1690-1728):
   協奏曲 第9番 ホ短調
    使用楽器: ロンドンのステインズビー2世1740年頃製作、
     象牙製に銀製リングと銀製キー
 ※使用楽器は全てキー1個のモデル
フロリレジウム(古楽器使用)
 アシュリー・ソロモン
  (各種フラウト・トラヴェルソ、指揮)
 ボヤン・チチッチ、アリス・エヴァンズ
  (ヴァイオリン)
 ジェーン・ロジャーズ(ヴィオラ)
 ジェニファー・モーシェス(チェロ)
 ロージー・ムーン(コントラバス)
 フレッド・ヤコブス(テオルボ)
 ジュリアン・パーキンズ(チェンバロ)

 録音: 2022年6月 ミュジークハーフェン、ザールダム(オランダ)/収録時間: 82分

 【全て18世紀のオリジナル楽器! 6種の楽器から導き出される玄妙な音を生かして】
 2020年3月にリリースされた先行盤(CCS43020)に続く、フランクフルトの歴史的楽器蒐集家ペーター・シュポアの名高い古楽器コレクションを使った新録音。
 イタリア、フランス、ドイツの重要作曲家たちがそれぞれ残した重要な作品と同時期、ないし各作曲家と何らかの関係を見出せる楽器を6本厳選し、それらを使い分けてその真相に迫ります。
 ソナタを集めていたVol.1に対し、今回は6人の作曲家による協奏曲6曲をチョイス。
 18世紀の一般的な演奏習慣を踏まえ、名手ボヤン・チチッチをはじめとする弦楽器奏者たちは通奏低音以外1パート1人ずつで、俊才アシュリー・ソロモンの細やかな息遣いや闊達な吹奏を通じて真価を発揮する各銘器の味わいを殺さない、親密にして緊密なアンサンブルは企画の趣旨によく合致していると言ってよいでしょう。
 有名なヴィヴァルディ「夜」の緩急あざやかな解釈もさることながら、クヴァンツ作品での艶やかなロココ情緒も、リコーダー作品で有名なウッドコックの協奏曲に聴く歌心の豊かさも、大西洋をまたいで活躍を続ける経験豊かなアシュリー・ソロモンとフロリレジウムなればこその瑞々しさ。
 CHANNEL CLASSICSの創設者で名録音技師ジャレッド・サックスによる丁寧なエンジニアリングも彼らの妙技を克明に伝えてくれています。
 知る人ぞ知るリコーダー奏者ワルター・ファン・ハウヴェ(フランス・ブリュッヘンの高弟にして盟友)がプロデューサーとして名を連ねているのも見逃せません。




旧譜:『シュポア・コレクション Vol.2』


 CCS 43020
¥2800→\2590
シュポア・コレクション
 ジャック・モレル(1700?1749):シャコンヌ・アン・トリオ(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ)
 J.S.バッハ:オルガン・トリオ・ソナタ ト長調 BWV.525(フルート、ハープシコード)
 ルクレール:ソナタ第5番ト長調 Op.1-5(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、ハープシコード)
 ジャック・オトテール・ル・ロマン(1674?1763):
  装飾されたアリアとブルネット(フルート・ダムール、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ)
 ジャン=バティスト・バリエール(1707?1747):
  トリオ・ソナタ第2番ニ短調(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、ハープシコード)
 テレマン:
  無伴奏ファンタジア第8番ホ短調 TWV.40:9(フルート・ソロ)、
  装飾範例つきソナタ第3番ホ短調 TWV.41:e2(フルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、ハープシコード)
 ロカテッリ:ソナタ ハ長調 Op.2-1(フルート、ハープシコード)
   アシュリー・ソロモン(ヒストリカル・フルート)、市瀬礼子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
   デイヴィッド・ミラー(テオルボ)、ジュリアン・パーキンス(ハープシコード)
 
 アシュリー・ソロモンのソロ・アルバム!9本の貴重な歴史的フルートを演奏!


 



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ENPHASES



ENP010
¥2800→\2590
17世紀半ば「永遠の都」ローマで活躍した
 エルコーレ・ベルナベイ - Ercole Bernabei (1622-1687):
  マドリガーレ風コンチェルト集

 1. Fulminate, begli occhi – Fortezza amorosa
  愛の力: よく見て驚きなさい、美しい両眼よ
 2. Gia minaccia Amore 今や脅かされているのです、恋の神に
 3. Altro frutto non colsi この苦しみの果実だけでいい
 4. Preludio プレリュード
  (アンジェロ・ミケーレ・バルトロッティ〔1615頃-1681頃〕作曲)
   ‛&テオルボ独奏
 5. Non piu strali, ben mio もう矢を射ないでください、愛しい人よ
 6. Mal'accorti miei lumi 惑わされた我が両眼よ
 7. Toccata トッカータ
  (ジャコモ・シモネッリ〔生歿年不詳、1668-1684頃活躍〕作曲)
   ‛&チェンバロ独奏
 8. Perch'io vado lontano 遠く離れたところに来てしまったので
 9. Non merita pieta 情けは何の役にも立たない
 10. Ti mascio, anima mia (Partita dolente)
  悲しい別れ: 我が魂にも等しい君から離れるのだ
 11. Ardo tacito amante
  私は黙々と恋心を募らせ、灼けるようです
 12. Ch'io non v'ami ? あなたを愛していないか、ですって?
 13. Passacaglie パッサカリア
  (ベルナルド・パスクィーニ〔1637-1710〕作曲)
   ‛&チェンバロ独奏
 14. Spira dagl'occhi suoi (belta crudele)
  残酷な美しさ: 愛する人が両眼で射かけてくる
 15. Tal'hora intento in un bel volto
  時折、その美しい顔に見入ってしまい
 16. Ardo e taccio il mio mal
  私はこの身を焦がしながら、痛みについては黙して語らず
 17. Bei labbri, io non vi chieggio
  麗しき唇よ、あなたにお願いすることはない
 18. Preludio プレリュード(バルトロッティ作曲)
  ‛&バロックギター独奏
 19-20. Oh se poteste mai/Hor se 'l gelo de gl'anni
  離れ離れでいること: あなたにはわかるまい
ファエンツァ(声楽&古楽器アンサンブル)
 ミリアム・アルブー(ソプラノ)
 マリーヌ・フリブール(メゾ・ソプラノ)
 アンドレア・ガヴァニン(カウンターテナー)
 フランシスコ・マニャリク(テノール)
 ヤン・イェルン・ブレーデヴォルト(バス)
 アンヌ=ソフィー・エスレ
  (ディスカント&バス・ガンバ、リローネ)
 エリアズ・エルスラン(バス・ガンバ)
 マルコ・オルヴァ
  (テオルボ、アーチリュート、
   リローネ、バロックギター)
 カロリーヌ・リエビ(バロックハープ)
 中川亜由美(チェンバロ、オルガン)

 録音: 2022年8月31日-9月4日 トレドエ=ロケモー聖母教会、ブルターニュ、フランス/収録時間: 73分

 【異才集団ファエンツァ、コレッリ登場前夜のローマで出版された注目曲集に迫る】
 17世紀前半にはフレスコバルディやベネヴォリ、世紀後半にはコレッリやA.スカルラッティが活躍したことで知られる「永遠の都」ローマ。
 その両時代の間にこの芸術都市で活躍したエルコーレ・ベルナベイ - Ercole Bernabei (1622-1687)は、ルネサンス末期に一世を風靡したマドリガーレという曲種を17世紀半ばになお探求した注目すべき作曲家の一人。
 パスクィーニやストラデッラなど多くの重要な音楽家たちを擁護した貴族フラヴィオ・オルシーニのもとで活躍を続けた末、1669年に発表された曲集には、多声音楽全盛の時代に流行ったこの曲種を用いながら、独唱芸術に重きを置く17世紀ならではのコンチェルト様式が存分に生かされた興味深い音作りが見られます。
 少し上の世代のマッツォッキやM.ロッシらのマドリガーレより後期バロックのカンタータに近く、官能的な詩句に品のある艶やかさをまとわせる旋律美は何とも魅力的。演奏は異才歌手=撥弦奏者マルコ・オルヴァを中心に結成されたファエンツァ。初期のALPHAレーベルにも録音がある才人集団で、Hortusからほぼ同時に発売される彼らのフランス・バロック曲集とともに注目したいリリースと言えるでしょう。

 
 




TEMPERAMENTS


TEM316072
【再発売】
¥2800
ギラン:『マニフィカトのための4つの組曲』
 ジャン=アダン・ギラン(1680頃-1739):
  『マニフィカトのための4つの組曲』(全曲)(1706年パリ刊)
   1-7. 第1旋法によるマニフィカトのための組曲
   8-14. 第2旋法によるマニフィカトのための組曲
   15-21. 第3旋法によるマニフィカトのための組曲
   22-28. 第4旋法によるマニフィカトのための組曲
アンドレ・イゾワール(オルガン)
レ・ドモワゼル・ド・サン・シール
 (女声合唱〔マニフィカト朗唱〕)
エマニュエル・マンドラン(指揮)

 使用楽器: ジャン=ミシェル・ボワザール1714年建造
 復元: エルフェール=エルマン製作所(1983)/ゲオルク・ヴェステンフェルダー(1990~97)
 録音: 1997年9月 サン=ミシェル=アン=ティエラシュ修道院 (フランス北東部ピカルディ地方)/収録時間: 63分
 TEM316012の再発売

 【18世紀当時のオルガンで聴く、バッハと同時代を生きたフランスの名匠の音楽世界】
 ドイツともイタリアとも違う独自の歴史をもつフランスのオルガン音楽。その演奏伝統は同国の音楽語法の発展に深く関与しており、クープラン一族をはじめクラヴサン(チェンバロ)の音楽で知られる作曲家たちも皆オルガン奏者として研鑽を積んでいました。
 フランス・バロックのオルガン芸術はまた、ドイツ語圏におけるオルガンの巨匠バッハも関心を寄せるなど国際的にも影響力を持ったほか、サン=サーンスやヴィドールら19世紀フランスの作曲家たちが古楽を再発見してゆく上でも早くから楽譜校訂がなされ、交響楽派以降のオルガン音楽家たちもその至芸から多くを学んでいます。
 ここでとりあげられているギランはバッハと同世代で、1702年にドイツ語圏からフランスに来て、おそらくは上の世代の名匠マルシャンに師事したと考えられているオルガン奏者にして作曲家。
 1706年に出版されたオルガン曲集はパリから遠く離れたベルリンで発見され、初版から200年後の1906年にはギルマンの監修を経て再出版されています。
 20世紀末に18世紀当時の状態に修復された歴史的楽器を用いてその音楽世界を読み解くのは、ヴィドールやデュプレに遡るフランス・オルガン演奏の伝統を引く名匠アンドレ・イゾワール(1935-2016)。礼拝での使用を前提としていた作品本来の形にあわせ祈りの詩句の歌唱を織り交ぜながら、曲や声部ごとパイプを使い分けて音色の違いを生かし、独特のリズムで演奏がなされるフランス・バロック流のオルガン音楽の魅力を十全に伝えてくれる名演です。
 楽器修復直後にリリースされ高く評価されたこの録音のカタログ復活は大いに歓迎すべきことと言ってよいでしょう。
 




LAWO


LWC1245
¥2600
オイヴィン・ネス:マルメーレ/モルクコンガ
 ヨン・オイヴィン・ネス(b.1968):
  マルメーレ(2015)(チェロと管弦楽のための)
  モルクゴンガ(Morkganga)(2014)(管弦楽のための)
カイ・グリンデ・ミュラン(指揮)
トロンハイム交響楽団
マリアンネ・ボードゥアン・リ(チェロ)

 ノルウェー出身、オイヴィン・ネス作品集!

 ノルウェーの音楽シーンでもっともユニークな音楽家のひとり、ヨン・オイヴィン・ネスは、イギリスやアメリカのポピュラーミュージックとポップカルチャーに関心をもち、独自の着想による作品で知られ、人気を保ちつづけています。
 トロンハイム交響楽団とカイ・グリンデ・ミュランによるこのアルバムでは、ネスの比較的新しい作品が演奏されます。
 彼は、ヴァイオリン協奏曲《無鉄砲者がペラペラ》、チェロ協奏曲《湿ったブラパー・スープ》、ピアノ協奏曲《強烈な日の光(サンバースト)》 、増幅したギターと管弦楽のための協奏曲《私の心をカトノサに埋めてくれ》、2つのトロンボーンと2つのアンサンブルのための協奏曲《獰猛なケンタッキーの運命の母たち》と、おもしろいタイトルの「協奏的」作品を数多く手がけ、2015年のチェロ協奏曲《マルメーレ》もそのひとつです。
 北欧民話の「人魚の男」が曲名。「海にちょっかいを出すな」をテーマにしたプログラム・ミュージックとして書かれました。
 オスロの周辺の森を曲名にとった《モルクゴンガ》もプログラム・ミュージック。「森にちょっかいを出すな」が底流のテーマです。

 ※録音:2020年8月10日ー14日、コンサートホール「オラヴホール」(トロンハイム、ノルウェー)
 
 
LWC1246
¥2600
ヴォスレフ 室内楽作品集 第8集
 シェティル・ヴォスレフ(b.1939):
  弦楽四重奏曲第4番
  オクトパス・レックス(8つのチェロのための)
  弦楽四重奏曲第1番
  ヴァイオリンとポップバンドのための協奏曲
様々なアーティスト

 ベルゲンの作曲家ヴォスレフの「室内音楽」プロジェクトのアルバム第8作。弦楽器を中心にした「弦楽の海」をコンセプトにするプログラムです。
 アンリ・ラザロフの下で学んでいたロンドン時代の《弦楽四重奏曲第1番》は「二度とこのような音楽を書かないことを約束してくれ」と師から批評されたという作品。
 《弦楽四重奏曲第4番》は、「成熟した」ヴォスレフらしい、機知に富んだ仕掛けのある音楽。
 《オクトパス・レックス》は、8人のチェロ奏者によって演奏され、《フルート八重奏曲》(LWC 1081)に「会釈」してみせつつ、より鋭い表現による哀歌調の作品です。

 《ヴァイオリンとポップバンドのための協奏曲》は、1979年に17歳になった、ヴォスレフの子トロン・セーヴェルーのために書かれた「若々しい音楽的文脈」の音楽。
 ポップ・ミュージックやジャズのバンドの楽器によりながらも「クロスオーバー」ではない「クラシカル」のコンセプトで作られた作品です。カルヴォイヤ音楽祭で行われた初演は、完全な成功とは言えなかったものの、その後、何度も演奏される作品になりました。録音は今回が初めてです。

 ベルゲン大学グリーグ・アカデミーとベルゲン・フィルハーモニック管弦楽団を中心にした音楽家たちによる演奏。

 ※録音:2019年-2022年
 
 

LWC1247
¥2600
たそがれ ~ アコーディオンのための音楽
 スタファン・モッセンマルク(b.1961):森の精
 トリュグヴェ・ブロスケ(b.1973):フルドレスロット
 イェスパー・コク(b.1967):
  生きている花園、赤の女王、羊毛と水、ハンプティ・ダンプティ
 カレヴィ・アホ(b.1949):黒い鳥(アコーディオン・ソナタ第2番)
イーダ・ローヴリ・ヒドレ(アコーディオン)

 ノルウェーのアコーディオン奏者、イーダ・ローヴリ・ヒドレのソリストとしてのデビュー・アルバム。スウェーデンのスタファン・モッセンマルクの《森の精》。
 ノルウェーのトリュグヴェ・ブロスケの《フルドレスロット》。「雰囲気ある描写によるモダニズム」と言われるデンマークのイェスパー・コクの『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を題材にした曲を2曲ずつ組み合わせた《生きている花園/赤の女王》と《羊毛と水/ハンプティ・ダンプティ》。
 フィンランドのカレヴィ・アホ Kalevi Aho の「アコーディオンの音色の性格」を探求した《黒い鳥》。自然、とりわけ、フルドラや、人を誘惑する不思議な存在が棲む暗い森からインスピレーションを得て書かれたという共通点をもっています。

 イーダ・ローヴリ・ヒドレは、王立デンマーク音楽アカデミーのゲイル・ドラウグスヴォル、北京の中央音楽学院のシャオピン・ツァオ、ノルウェー国立音楽大学でフローデ・ハルトリ、トロンハイム音楽院のオイヴィン・ファルメンに学び、ソリストと室内楽奏者として活動しています。
 アンサンブル・アレグリア、オーフス・シンフォニエッタ、トロンハイム・ジャズ・オーケストラ、アークティック・フィルハーモニック・シンフォニエッタ、デンマーク・ユース・アンサンブルと共演してきました。

 ※録音:2020年4月20日-22日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)
 
 

LWC1244
¥2600
ヘルステニウス:音と言葉のある場
 ヘンリク・ヘルステニウス(b.1963):
  音と言葉のある場
   (ソプラノ、アンサンブルとエレクトロニクスのための)*
  畳まれていない(ピアノ三重奏のための)**
  話の道具(アンサンブルとエレクトロニクスのための)***
エリサベト・ホルメルツ(ソプラノ)*
チカーダ* **
asamisimasa(アンサンブル)***

 ノルウェーの作曲家ヘンリク・ヘルステニウスは、オペラ、室内楽、管弦楽、エレクトロ=アコースティック・ミュージック、劇場や映画の音楽と、幅広い分野にわたり多様なスタイルの作品を作ってきました。
 新しいアルバムには、『Botschaft des Ridicolas(こっけいなメッセージ)』(LWC 1217)を作ったスウェーデンのソプラノ歌手エリサベト・ホルメルツも参加。オペラや劇場の作品を手がけながらヘルステニウスが興味をもったという「言葉とわれわれをとりまく世界の音」の関係に焦点をあてた作品が演奏されています。
 ジャンヌ・ド・サルツマンの詩をテクストとする4曲をソプラノが歌う、7つの部分からなる《音と言葉のある場》。打楽器奏者ホーコン・モルク・ステーネとアンサンブル「asamisimasa」の「従来の音楽素材と日常環境から取られた音楽外素材の対話」を探るプロジェクト「Music with the Real」のために作られた《話の道具》。
 この2曲は、エレクトロニクス処理されたサウンドファイルが「共演」する作品です。「コードとサウンド・オブジェクトの余った素材」を使ったピアノ三重奏曲《畳まれていない》は、アンサンブル「チカーダ」のために作曲されました。

 ※録音:2017年-2021年
 
 

LWC1232
¥2600
アスハイム:詩編の書
 ニルス・ヘンリク・アスハイム(b.1960):
  詩編の書(合唱と2人のオルガニストのための)
ヴィヴィアン・シュドネス(指揮)
オスロ大聖堂合唱団
コーレ・ノールストーガ(オルガン)
ニルス・ヘンリク・アスハイム(オルガン)

 ニルス・ヘンリク・アスハイムは、作曲家、オルガニスト、ピアニストのほか、学芸員、プログラム制作や芸術面のコラボレーションの主導など、多面的に活動しています。
 《詩編の書》は、オスロ大聖堂に1998年に新しく設置された「リューデ&ベルグ」オルガンの竣工式のために作られた作品です。
 詩編1章「いかに幸いなことか」から詩編148章「ハレルヤ。天において酒を賛美せよ」と「シンバルを鳴らし」まで、『旧約聖書』の『詩編』の21章から採ったテクストに簡素で抒情的な音楽と複雑で混沌とした響きの音楽をつけた約1時間の作品。大聖堂のカントルと合唱団の芸術監督を務めるヴィヴィアン・シュドネスが指揮、大聖堂オルガニストのコーレ・ノールストーガがクワイアオルガンを、アスハイムが主オルガンを弾きました。

 ※録音:2020年1月24日-24日、オスロ大聖堂(オスロ)
 




NXN RECORDINGS


NXN1009
¥2700
Solace ~ 慰め
 1. Prelude of the Ocean/2. 1991/
 3. Void/4. Desolation/5. Hiraeth/
 6. After/7. Sanctum/
 8. Adagio Desiderium/9. Nova/
 10. Solace/11. Droplets/
 12. To Ashes/13. No More
クリスティーナ・サンドセンゲン(ギター、作曲)
フレドリク・フォーク
 (ピアノ、サウンドエフェクト、プロデュース)

 録音: 不詳

 ノルウェーのクラシック・ギタリスト、クリスティーナ・サンドセンゲン。2014年のCDデビュー以来、ヨーロッパ各地やアメリカなどで活躍している彼女が、自身の作品によるアルバムを初めてリリースします。
 ダークでドラマティックなものから輝かしくメロディアスな曲想まで、彼女の幅広い感性を感じさせるアルバムです。

 
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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VOX


 VOXレーベルの復刻企画


  作曲家メンデルスゾーンの子孫ジョージ・メンデルスゾーン=バーソルディが1945年にニューヨークに創設したレーベル。レーベル名はラテン語の「声」から採られています。
  アルフレート・ブレンデルによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集をはじめ、オットー・クレンペラー、ヤッシャ・ホーレンシュタインらを起用したマーラーやブルックナー等の交響曲、当時としては斬新だったサティのピアノ曲全集、ダリウス・ミヨーが自ら指揮した交響曲全集、更には知られざる作曲家のシリーズ等を展開し、第2次大戦後のクラシック音楽レコードの活況に貢献しました。
 


VOXNX3002CD
(CD-R)
¥2400→\2190
1951年にVOXレーベルPL 7210でリリースされた
 1943年6月、ベルリン・ライヴ
  フルトヴェングラー&ベルリン・フィルのベートーヴェン交響曲第4番のLP復刻

ベートーヴェン:交響曲第4番

 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60
   1. I. Adagio Allegro vivace
   2. II. Adagio
   3. III. Allegro vivace
   4. IV. Allegro ma non troppo
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

 録音:1943年(ライヴ)/収録時間:36分

 【フルトヴェングラーのベートーヴェン:第4番、VOX盤の復刻がVOXから登場】
 1951年にVOXレーベルからPL 7210の番号でリリースされたフルトヴェングラー指揮、ベルリン・フィルのベートーヴェン:交響曲第4番の復刻です。
 この音源は初出LPでは1945年の録音と記載されていましたが、その後の研究により1943年6月、ベルリンでのライヴ録音ということが判明しました。
 
 復刻素材 はレーベル所蔵のLPを使用し、アメリカ、ナッシュヴィルのスタジオで2022年に新規リマスターしました。収録時間36分余り。
 ブックレットに初出時のLPジャケットをカラーで掲載しています。
 
 ※ディスクはCDRになります。
 

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VOX AUDIOPHILE EDITION


 VOX AUDIOPHILE EDITIONエリート・レコーディングズ制作音源の最新リマスター・プロジェクト始動

 1965年に創設され、自然な音場空間とクリアな音像の録音によって世界のオーディオ・ファイルたちを唸らせたエリート・レコーディングズ。彼らがVOXレーベルに残した録音から評価の高かったものを選び、24bit/192kHzでリマスターするプロジェクトが始動します。
 イギリスを代表する録音エンジニアの一人マイク・クレメンツがアナログ・マスターテープからのデジタル化を担当し、イギリスの大手録音プロダクションのK&A Productionsがマスタリングを行います。
 「自然でダイナミックで正確」(米Stereophile)と評されたエリート・レコーディングズの名録音が最新技術でリフレッシュされたシリーズはジャケット右上の「AUDIOPHILE EDITION」が目印です。



エリート・レコーディングズ Elite Recordings


 スイス生まれのエンジニア、マーク・オーボート Marc Aubort が1965年に創設。アメリカ生まれのプロデューサー、ジョアンナ・ニックレンツ Joanna Nickrenz を迎えてフリーランスの録音プロダクションとして活動し、このコンビで32年の間に600枚ほどの録音を制作しました。これらはVOX/Turnabout、VOX/Candide、Nonesuch、Vanguard、RCA、EMI、MMG、SONY、Reference Recordingなどからリリースされ、今もって名録音と評価されているものが多くあります。


マーク・オーボート Marc Aubort(1929-)


 スイスに生まれ、1940年代にはヨーロッパで録音エンジニアとして活動を始めました。1958年にニューヨークに移住し、1958-65年にVanguardレーベルのチーフ・エンジニアを務めた後に独立し、1965年にエリート・レコーディングズを創設。
 オーボートについてはアメリカのオーディオ系メディアが行ったインタビューが幾つかインターネットで読めます。基本的にはメイン・マイク2本で録音することを好み、その理由を「作曲者のイメージに最も近いはずだから」と答えています。
 オーボートの録音は、左右のスピーカーの間にホールのような広がりと奥行きのある音場が感じられることが多く、MercuryのLiving Presenceなどに通じる臨場感があります。同時にオーケストラの各楽器の動きがマスの響きに埋もれないところも特徴です。米Tape Opとのインタビューで「ホールで言えば何列目あたりで聞こえる音をイメージしているのか?」と問われたオーボートは「4列目か5列目。だただし客席から10フィート(約3m)宙に浮いた所で、オーケストラを見渡すあたりになるだろう」と答えています。マイクについてはSchoeps社のコンデンサーマイクCM60を1960年代からずっと使い続けていたそうです。
 グラミー賞にノミネートされること18回、受賞2回。


ジョアンナ・ニックレンツ Joanna Nickrenz (1936-2002)


 アメリカのシアトル生まれ。コンサート・ピアニストを目指して学び、ウィリアム・スタインバーグ時代のピッツバーグ交響楽団でピアニストを務めたことがあり、室内楽でも演奏しました。シェーンベルク:ナポレオン・ボナパルトへの頌歌の録音がきっかけで録音の仕事に興味を持ち、エリート・レコーディングズでマーク・オーボートのアシスタントとなり、間もなく録音プロデューサーと編集を任されることになりました。
 ニックレンツは複雑なスコアの中のあらゆる音を聴きとってしまう能力でアーティストを驚嘆させ、”Ms. Razorears”(カミソリのような耳。今風に訳せば「神の耳」といったところでしょうか)と呼ばれました。オーボートはニックレンツを回想して「信じられない聴き取り能力。レジェンドだよ」と語っています。
 スクロヴァチェフスキやスラットキンをはじめ、録音に際してレーベルがどこであっても彼女をプロデューサーに指名した指揮者が少なからずいました。グラミー賞へのノミネートは実に18回を数え、受賞は4回。1984年にはスラットキン指揮のデル・トレディチ:夏の日の思い出(Nonesuch)で年間最優秀プロデューサーに選出。同部門で女性が受賞するのはグラミー賞史上初の快挙でした。

VOXNX3013CD
¥2400→\2190
セルゲイ・ラフマニノフ:交響曲第2番/ヴォカリーズ
 交響曲第2番 ホ短調 Op. 27
  1. I. Largo – Allegro moderato
  2. II. Allegro molto
  3. III. Adagio
  4. IV. Allegro vivace
 5. ヴォカリーズ Op. 34 No. 14
セントルイス交響楽団
レナード・スラットキン(指揮)

 録音:1978年10月 セントルイス、パウエル・ホール(交響曲) 1979年 録音場所不詳(ヴォカリーズ)/収録時間:64分

 レナード・スラットキンとセントルイス交響楽団は1970年代半ばから1980年代冒頭にかけて、交響曲とピアノ協奏曲に合唱交響曲「鐘」やカンタータ「春」までも含むラフマニノフの管弦楽作品全集をVoxに録音しました。
 その中から交響曲第2番とヴォカリーズを新リマスターでカップリング。交響曲第2番はグラミー賞の最優秀オーケストラ録音と最優秀録音技術の2部門にノミネートされた名演名録音です。
 日本での初出時にも『レコード芸術』誌で「オーケストラをバランスよくまとめながら、息づくように自然なルバートを駆使して、ラフマニノフのなめらかな旋律をほれぼれするほどつややかに歌わせている」(小石忠男氏による演奏評)、「広々とした音場の中にオケが展開する。奥行きもとれ、解像度高く、それでいて全体はよく融け合っている。音はしなやかで艶があり、パートの定位ははっきりしていて、歪みや混濁は出ていない」(相澤昭八郎氏の録音評)と高く評価されました。
 スラットキンは交響曲第2番を30年後にデトロイト響と再録音しており、自家薬籠中におさめた作品を引き締まったテンポでドライヴして熱気と勢いを感じさせる演奏となっています。
 一方の当盤では端正な造形で細部まで丁寧に彫琢し、この曲がまだ定番とは言えなかった当時において曲の真価を伝えようとする真摯で熱い思いが伝わって来るような演奏となっています。最新リマスターによってリフレッシュされたサウンドをお楽しみください。
 エリート・レコーディングズの制作、24bit/192kHzリマスターによるVOX AUDIOPHILE EDITIONの1枚。

 交響曲第2番の新旧録音演奏時間比較
 セントルイス盤(1978年)19:47/09:38/15:04/14:00
 デトロイト盤 (2009年) 18:10/09:00/13:32/13:02
 
 


VOXNX3014CD
¥2400→\2190
セルゲイ・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番
 ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op. 18
  1. I. Moderato
  2. II. Adagio sostenuto
  3. III. Allegro scherzando
 ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 OP. 30
  4. I. Allegro ma non tanto
  5. II. Intermezzo: Adagio
  6. III. Finale (Alla breve)
アビー・サイモン(ピアノ)
セントルイス交響楽団
レナード・スラットキン(指揮)

 録音:1975年11月(第2番)&1976年8月(第3番)/録音場所不詳/収録時間:72分

 1920年ニューヨーク生まれのピアニスト、アビー・サイモン(1920-2019)とスラットキン、セントルイス響によるラフマニ
ノフのピアノ協奏曲全集より、人気曲第2番と第3番のカップリング。
 サイモンは3歳にしてラジオで聴いた音楽をピアノで完璧に再現できたといいます。5歳でピアノを学び始め、カーティス音楽院でヨーゼフ・ホフマンに師事しました。
 自身を「19世紀のピアニスト」と呼び、ラフマニノフやプロコフィエフなどヴィルトゥオーゾ・ピアニストでもあった作曲家の作品に強い親近感を持っていました。
 評論家からは、ギラギラした超絶技巧を前面に出すことを避け、うつろいやすい繊細さや詩情を漂わせた演奏が高く評価され、辛口評論家として知られたハロルド・ショーンバーグは「スーパーヴィルトゥオーゾ」と絶賛しました。
 
 ここに収録された2曲の演奏時間は31分50秒と39分36秒で現代の平均よりはやや短いのですが、第2番は大げさにならない範囲での滑らかなテンポ操作と絶妙な歌い口によって表情豊かな音楽が奏でられていて「速さ」を感じさせません。
 一方第3番は冒頭から鮮やかな快速テンポ。曲を通じて緩急の幅が第2番より大きくとられ、よりドラマティックな高揚が随所で聴かれます。スラットキンの「付け」の巧さにも感心。
 エリート・レコーディングズの制作、24bit/192kHzリマスターによるVOX AUDIOPHILE EDITIONの1枚。
 
 


VOXNX3012CD
¥2400→\2190
モーツァルト:ピアノ協奏曲第17&27番
 ピアノ協奏曲第17番 ト長調 K. 453
  1. I. Allegro
  2. II. Andante
  3. III. Allegretto. Presto
 ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K. 595
  4. I. Allegro
  5. II. Larghetto
  6. III. Allegro
ワルター・クリーン(ピアノ)
ミネソタ管弦楽団
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)

 録音:1978年 録音場所不詳/収録時間:62分

 ワルター・クリーンは1928年オーストリア生まれ。ピアノをアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリに、作曲をパウル・ヒンデミットに師事した。
 ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで優勝し、国際的に活躍。ウィーン古典派とロマン派の解釈で高く評価されました。
 日本ではNHK交響楽団との共演やNHK教育テレビの趣味百科「ピアノでモーツァルトを」を通じて、特にモーツァルト弾きとして今も敬愛されています。
 十八番としていた第27番の第3楽章ではモーツァルトの歌曲「春へのあこがれ」K.596に基づく自作カデンツァを演奏しています。
 エリート・レコーディングズの制作、24bit/192kHzリマスターによるVOX AUDIOPHILE EDITIONの1枚。
 
 


VOXNX3017CD
¥2400→\2190
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:序曲と劇音楽集
 1. 序曲「レオノーレ」第1番 ハ長調 Op. 138
 2. 序曲「レオノーレ」第2番 ハ長調 Op. 72a
 3. 序曲「レオノーレ」第3番 ハ長調 Op. 72b
 4. 序曲「フィデリオ」 ホ長調 Op. 72c
 劇音楽「アテネの廃墟」 Op. 113より
  5. 序曲
  6. トルコ行進曲 変ロ長調
  7. 行進曲と合唱 変ホ長調「Schmuckt die Altare」*
*ミネソタ・バッハ・ソサエティ
ミネソタ管弦楽団
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)

 録音:1978年-79年 録音場所不詳/収録時間:59分

 スクロヴァチェフスキが黄金時代を築いたミネソタ管弦楽団とのVOX録音は、堅固な造形、力強い推進力、密度の高い響きを持ち、演奏・録音共に評価の高いものが揃っています。
 ここではベートーヴェンのドラマティックな作品とスクロヴァチェフスキ&ミネソタ管のベストマッチを聴くことが出来ます。

 24bit/192kHzリマスターによるVOX AUDIOPHILE EDITIONの1枚。
 [1]-[4]はエリート・レコーディングズの制作、[5]-[7] はDennis Ronneyのプロデュース、ミネアポリスのSound 80 Studiosの制作。
 


<メジャー・レーベル>
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DG



《トレヴァー・ピノック/イングリッシュ・コンサート~アルヒーフ録音全集》

4862478
(99CD+DVD)
\42000→\38990

 イギリスの名門イングリッシュ・コンサート創立50周年記念  CD99枚組+DVDの豪華BOXセット

 ●イギリスの古楽オーケストラ、イングリッシュ・コンサートが2023年に創立50周年を迎えます。それを記念して創立者で音楽監督のトレヴァー・ピノックとともにアルヒーフに行ったすべての録音が初めてまとめられ発売されます。
  CD99枚組+DVDのBOXセット。限定盤。J.S.バッハの三重協奏曲BWV1044は初CD化、ヘンデルのオラトリオ『サウル』の「葬送行進曲」は初発売となります。

 ●録音は70年代(バッハ:管弦楽組曲)から90年代(ヘンデル:『王宮の花火の音楽』[1749年版])にわたり、レパートリーはパーセル、ヴィヴァルディ、ヘンデル、バッハ、ハイドン、モーツァルトが中心ですが、他にもトーマス・アーン、チャールズ・エイヴィソン、バッハの息子たち、ウィリアム・ボイス、ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ、フランチェスコ・ジェミニアーニ、ピーテル・ヘレンダール、アントニオ・ソレール、ジョン・スタンリーなど魅力的で珍しい作曲家の作品も多数収められています。

 ●リザ・ベズノシウク、ケネス・ギルバート、ロイ・グッドマン、ポール・グッドウィン、ピーター・ハンソン、ヤープ・テル・リンデン、サイモン・プレストン、サイモン・スタンデイジなど偉大な演奏家たち、アーリーン・オジェー、バーバラ・ボニー、マイケル・チャンス、フェリシティ・ロット、アンネ・ソフィー・フォン・オッター、アンソニー・ロルフ・ジョンソンといった優れた歌手たちと共演しています。

 ●プーランクの『田園のコンセール』はピノックのチェンバロ・ソロ、小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団の演奏です。

 ●200ページのブックレットにはトレヴァー・ピノックとジョナサン・フリーマン=アトウッド(王立音楽院の校長)のエッセーの他、多くの写真が掲載されています。オリジナル・ジャケット仕様。

 ●DVDはローマのサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂で収録されたクリスマス・コンサートです。監督はクリストファー・スワン。

 ●「トレヴァー・ピノックの仕事は非常に人をわくわくさせるものだと思う。彼のバッハとヘンデルの演奏を聴いて私は椅子から飛び上がってしまった」(レナード・バーンスタイン)
 
 ●サイズ: 20.5(L)*20.5(W)*14.5(H) cm ? 重量 3.7 kg

  ※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。
   詳細は下記トラックリストでご確認いただけますようお願いいたします。
 

《トレヴァー・ピノック/イングリッシュ・コンサート~アルヒーフ録音全集》



《CD 1》
C.P.E.バッハ:
シンフォニア(ト長調Wq.182 No.1/変ロ長調Wq.182 No.2/ハ長調Wq.182 No.3/イ長調Wq.182 No.4/ロ短調Wq.182 No.5/ホ短調Wq.182 No.6)
  【録音】1979年10月、ロンドン/

《CD 2》
C.P.E.バッハ:
フルート協奏曲(イ短調Wq.166/変ロ長調Wq.167)
 【演奏】スティーヴン・プレストン(フラウト・トラヴェルソ)
  【録音】1980年7月、ロンドン/

《CD 3》
J.C.バッハ:
1) 五重奏曲ニ長調Op.22 No.1、2) 六重奏曲ハ長調、3) 五重奏曲ニ長調Op.11 No.6、4) 五重奏曲ハ長調Op.11 No.1
 【演奏】トレヴァー・ピノック(チェンバロ[1]、フォルテピアノ[2]、スクエア・ピアノ[3, 4])
  【録音】1987年1月、ロンドン/


《CD 4》
J.S.バッハ:
管弦楽組曲1) 第1番ハ長調BWV1066、2) 第2番ロ短調BWV1067、3) 第3番ニ長調BWV1068、4) 第4番ニ長調BWV1069
 【演奏】トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
  【録音】1978年6月、ロンドン(1-3)、1979年8月、ミュンヘン(4)/

《CD 5》
J.S.バッハ:
管弦楽組曲1) 第1番ハ長調BWV1066、2) 第4番ニ長調BWV1069、3) カンタータ第110番「われらの口は笑みに満ち」BWV110、
4) カンタータ第174番「われ心より至高なるものを愛する」BWV174より第1曲:シンフォニア、
5) 復活祭オラトリオ「来い、急げ、逃げまどう者たちよ」BWV249より第1曲:シンフォニア
 【演奏】イングリッシュ・コンサート合唱団(3)
  【録音】1993年7月(1, 3)、1994年11月(2, 4, 5)、ロンドン/

《CD 6》
J.S.バッハ:
管弦楽組曲1) 第3番ニ長調BWV1068、2) 第2番ロ短調BWV1067、
3) カンタータ第42番「されど同じ安息日の夕べに」BWV42より第1曲:シンフォニア、
4) カンタータ第52番「悪しき世よ、われは汝に頼まじ」BWV52より第1曲:シンフォニア
  【録音】1994年11月(1)、1993年7月(2-4)、ロンドン/

《CD 7-8》
J.S.バッハ:
ブランデンブルク協奏曲1) 第1番ヘ長調BWV1046、2) 第2番ヘ長調BWV1047、
3) 第3番ト長調BWV1048、4) 第4番ト長調BWV1049、5) 第5番ニ長調BWV1050、6) 第6番変ロ長調BWV1051
 【演奏】トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
  【録音】1982年5月、ロンドン/

《CD 9》
J.S.バッハ:
1) ヴァイオリン協奏曲1) 第1番イ短調BWV1041、2) 第2番ホ長調BWV1042、3) 2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043
 【演奏】サイモン・スタンデイジ、エリザベス・ウィルコック(3)(ヴァイオリン)、トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
  【録音】1983年3月、ロンドン/

《CD 10》
J.S.バッハ:
1) フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための三重協奏曲イ短調BWV1044、
2) 2台のチェンバロのための協奏曲ハ短調BWV1060(ヴァイオリンとオーボエ編)、3) チェンバロ協奏曲第4番イ長調BWV1055(オーボエ・ダモーレ編)
 【演奏】リザ・ベズノシウク(フラウト・トラヴェルソ)(1)、サイモン・スタンデイジ(ヴァイオリン[1]、バロック・ヴァイオリン[2])、
デイヴィッド・ライヘンバーグ(バロック・オーボエ[2]、オーボエ・ダモーレ[3])、トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
  【録音】1984年3月、ロンドン/

《CD 11-12》
J.S.バッハ:
チェンバロ協奏曲1) 第1番ニ短調BWV1052、2) 第2番ホ長調BWV1053、3) 第3番ニ長調BWV1054、
4) 第4番イ長調BWV1055、5) 第5番ヘ短調BWV1056、6) 第6番ヘ長調BWV1057、7) 第7番ト短調BWV1058
 【演奏】トレヴァー・ピノック(チェンバロ)、フィリップ・ピケット(6)、レイチェル・ベケット(6)(リコーダー)
  【録音】1979年-1981年、ミュンヘン(1)、ロンドン(2-7)/

《CD 13》
J.S.バッハ:
2台のチェンバロのための協奏曲(ハ短調BWV1060/ハ長調BWV1061/ハ短調BWV1062)
 【演奏】トレヴァー・ピノック、ケネス・ギルバート(チェンバロ)
  【録音】1979年-1981年、ロンドン/

《CD 14》
J.S.バッハ:
1) 4台のチェンバロのための協奏曲イ短調BWV1065、3台のチェンバロのための協奏曲2) 第2番ハ長調BWV1064、3) 第1番ニ短調BWV1063
 【演奏】トレヴァー・ピノック、ケネス・ギルバート、ラース・ウルリク・モーテンセン、ニコラス・クレーマー(1)(チェンバロ)
  【録音】1979年-1981年、ロンドン/

《CD 15》
J.S.バッハ:
1) フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための三重協奏曲イ短調BWV1044、2) ブランデンブルク協奏曲第5番ニ短調BWV1050
 【演奏】サイモン・スタンデイジ(ヴァイオリン)(1)、スティーヴン・プレストン(フルート)(1)、トレヴァー・ピノック(チェンバロ)(1)
  【録音】1978年6月(1)、1979年11月(2)、ロンドン/



《CD 16》
ボイス:
 交響曲1) 第1番変ロ長調、2) 第2番イ長調、3) 第3番ハ長調、4) 第4番ヘ長調、5) 第5番ニ長調、6) 第6番ヘ長調、7) 第7番変ロ長調、8) 第8番ニ短調
  【録音】1986年6月、ロンドン/

《CD 17-18》
コレッリ:
合奏協奏曲1) 第1番ニ長調Op.6 No.1、2) 第2番ヘ長調Op.6 No.2、3) 第3番ハ短調Op.6 No.3、4) 第4番ニ長調Op.6 No.4、
5) 第5番変ロ長調Op.6 No.5、6) 第6番ヘ長調Op.6 No.6、7) 第7番ニ長調Op.6 No.7、8) 第8番ト短調Op.6 No.8『クリスマス協奏曲』、
9) 第9番ヘ長調Op.6 No.9、10) 第10番ハ長調Op.6 No.10、11) 第11番変ロ長調Op.6 No.11、12) 第12番ヘ長調Op.6 No.12
  【録音】1987年3月(1, 2, 7, 9, 11)、4月(3, 8)、1988年1月(4-6, 10, 12)、ロンドン/

《CD 19》
コレッリ:
トリオ・ソナタ
(ヘ長調Op.1 No.1/ト短調Op.2 No.6/ト長調Op.1 No.9/嬰ヘ短調Op.2 No.9/イ長調Op.1 No.3/
ホ短調Op.2 No4/ハ長調Op.1 No.7/ト長調Op.2 No.12よりシャコンヌ/ニ短調Op.1 No.11/ニ長調Op.1 No.12)
 【演奏】サイモン・スタンデイジ、ミカエラ・コンベルティ(ヴァイオリン)、アンソニー・プリース(チェロ)、
ナイジェル・ノース(アーチリュート、テオルボ)、トレヴァー・ピノック(オルガン、チェンバロ)
  【録音】1986年3月、ロンドン/

《CD 20》
J.ファッシュ:
1) トランペット協奏曲ニ長調、2) 協奏曲ハ短調、3) 序曲(管弦楽組曲)ト短調、4) 協奏曲(変ロ長調/ニ長調)
  【録音】1995年4月、ロンドン/



《CD 21》
ヘンデル:
『水上の音楽』1) 第1組曲HWV348、2) 第2&3組曲HWV349/350
 【演奏】サイモン・スタンデイジ(1)、エリザベス・ウィルコック(1)(ヴァイオリン)、トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
  【録音】1983年4月、ロンドン/

《CD 22》
ヘンデル:
1) 組曲『王宮の花火の音楽』HWV351、二重協奏曲2) 第2番ヘ長調HWV333、3) 第3番ヘ長調HWV334
  【録音】1984年8月、ロンドン/

《CD 23》
ヘンデル:
1) 組曲『王宮の花火の音楽』HWV351(1749年版)、2) 協奏曲ヘ長調HWV331より第1楽章、
3) 合奏協奏曲ヘ長調Op.3 No.5、4) 協奏曲ヘ長調HWV331より第2楽章、5) 協奏曲ニ長調HWV335aより第1楽章、
6) ヴァイオリン・ソナタ ニ長調Op.1 No.13(ピノックによるオルガン編)、7) 協奏曲ニ長調HWV335aより第3楽章、8) トリオ・ソナタ ト短調HWV399、9) オケイジョナル組曲ニ長調
 【演奏】トレヴァー・ピノック(オルガン)(6)
  【録音】1996年2月、ワトフォード/

《CD 24》
ヘンデル:
1) 歌劇『アルチェステ』HWV45よりマエストーソ、2) 歌劇『アグリッピーナ』HWV6よりシンフォニア、
3) 歌劇『忠実な羊飼い』HWV8aより序曲、4) オラトリオ『サウル』HWV53よりシンフォニア/葬送行進曲、5) 歌劇『テゼオ』HWV9より序曲、6) オラトリオ『サムソン』HWV57より序曲
 【演奏】マイケル・レアード(トランペット)(1)、サイモン・スタンデイジ(ヴァイオリン)(2, 3, 5)、デイヴィッド・ライヘンバーグ(オーボエ)(2, 3)、
アラステア・ミッチェル(ファゴット)(3)、アマンダ・マクナマラ(コントラバス)(3)、ナイジェル・ノース(テオルボ)(3)、アンソニー・ハルステッド(6)、クリスチャン・ラザフォード(6)(ホルン)
  【録音】1985年11月、ロンドン/

《CD 25》
ヘンデル:
合奏協奏曲Op.3(変ロ長調HWV312/変ロ長調HWV313/ト長調HWV314/ヘ長調HWV315/ニ短調HWV316/ニ長調HWV317)
  【録音】1984年2月、ロンドン/

《CD 26-28》
ヘンデル:
合奏協奏曲Op.6
(ト長調HWV319/ヘ長調HWV320/ホ短調HWV321/イ短調HWV322/ニ長調HWV323/ト短調HWV324/変ロ長調HWV325/
ハ短調HWV326/ヘ長調HWV327/ニ短調HWV328/イ長調HWV329/ロ短調HWV330)
 【演奏】サイモン・スタンデイジ、エリザベス・ウィルコック(ヴァイオリン)、アンソニー・プリース(チェロ)、デイヴィッド・ライヘンバーグ、
ソフィア・マッケンナ(オーボエ)、ジェレミー・ウォード(ファゴット)、ロバート・ウーリー(オルガン)、トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
  【録音】1982年2月、ロンドン/

《CD 29》
ヘンデル:
1) 合奏協奏曲ハ長調HWV318『アレクサンダーの饗宴』、2) 5声のソナタ変ロ長調HWV288、
オーボエ協奏曲3) 第1番変ロ長調HWV301、4) 第2番変ロ長調HWV302a、5) 第3番ト短調HWV287
 【演奏】デイヴィッド・ライヘンバーグ(オーボエ)(3-5)
  【録音】1984年6月(1, 3-5)、9月(2)、ロンドン/

《CD 30-33》
ヘンデル:
オルガン協奏曲1) 第1番ト短調HWV289、2) 第2番変ロ長調HWV290、3) 第3番ト短調HWV291、4) 第4番ヘ長調HWV292、
5) 第5番ヘ長調HWV293、6) 第6番変ロ長調HWV294(ハープ編)、7) 第14番イ長調HWV296、8) 第7番変ロ長調HWV306、
9) 第8番イ長調HWV307、10) 第9番変ロ長調HWV308、11) 第10番ニ短調HWV309、12) 第11番ト短調HWV310、
13) 第12番変ロ長調HWV311、14) 第13番ヘ長調HWV295『カッコーとナイチンゲール』、15) 第15番ニ短調HWV304
 【演奏】サイモン・プレストン(1-5, 7-15)、トレヴァー・ピノック(6)(オルガン)、サイモン・スタンデイジ(ヴァイオリン)(3)、
アンソニー・プリース(チェロ)(3)、ウルズラ・ホリガー(ハープ)(6)、リチャード・ウェッブ(11)、
アンソニー・プリース(11)(バロック・チェロ)、アラステア・ミッチェル(11)、フェリックス・ウォーノック(11)(バロック・ファゴット)
  【録音】1982年10月、グードハースト(イギリス)(1-5)、1983年4月、ロンドン(6)、1983年6月(7-9, 13, 15)、9月(10-12, 14)、アーミテージ(イギリス)/

《CD 34》
ヘンデル:
1) 2つのヴァイオリンのためのトリオ・ソナタ ト長調HWV399、2) ヴァイオリン・ソナタ イ長調HWV361、
3) 2つのヴァイオリンのためのソナタ ト短調、4) トリオ・ソナタ(ロ短調HWV386b/ニ長調HWV397/変ロ長調HWV388
 【演奏】サイモン・スタンデイジ、ミカエラ・コンベルティ(1, 3, 4)(ヴァイオリン)、アンソニー・プリース(チェロ)、リザ・ベズノシウク(フルート)(4)、トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
  【録音】1985年1月、ロンドン/

《CD 35-36》
ヘンデル:
オラトリオ『メサイア』HWV56
 【演奏】アーリーン・オジェー(ソプラノ)、アンネ・ソフィー・フォン・オッター(コントラルト)、マイケル・チャンス(カウンターテノール)、
ハワード・クルック(テノール)、ジョン・トムリンソン(バス)、イングリッシュ・コンサート合唱団
  【録音】1988年1月、ロンドン/

《CD 37》
ヘンデル:
ジョージ2世の戴冠式アンセム1) 第1番『司祭ザドク』HWV258、2) 第3番「王は汝の力によって喜び」HWV260、
3) 第4番「わが心はうるわしい言葉にあふれ」HWV261、4) 第2番「汝の御手は強くあれ」HWV259
 【演奏】トレヴァー・ピノック(オルガン)、ウェストミンスター寺院聖歌隊、サイモン・プレストン(指揮)
  【録音】1981年10月、ロンドン/

《CD 38》
ヘンデル:
1) 風よ静まれHWV242、2) チェチーリアよ、眼差しを向けたまえHWV89
 【演奏】ジェニファー・スミス(ソプラノ)(1)、ジョン・エルウィス(テノール)(2)
  【録音】1981年6月、ロンドン/

《CD 39》
ヘンデル:
1) ディッティンゲン・テ・デウムHWV283、2) ディッティンゲン・アンセムHWV265
 【演奏】クリストファー・ティッピング(アルト)、トレヴァー・ピノック(オルガン)、ウェストミンスター寺院聖歌隊、サイモン・プレストン(指揮)
  【録音】1982年12月、ロンドン/

《CD 40》
ヘンデル:
聖チェチーリアの祝日のための頌歌HWV76
 【演奏】フェリシティ・ロット(ソプラノ)、アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、アンソニー・プリース(チェロ)、イングリッシュ・コンサート合唱団
  【録音】1985年12月、ロンドン/

《CD 41-43》
ヘンデル:
オラトリオ『ベルシャザール』HWV61
 【演奏】アーリーン・オジェー、ジュリア・グッディング(ソプラノ)、キャサリン・ロビン(メッゾ・ソプラノ)、ナイジェル・ショート(アルト)、
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテノール)、アンソニー・ロルフ・ジョンソン、ニコラス・ロバートソン(テノール)、
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン、リチャード・ウィストライク(バス)、イングリッシュ・コンサート合唱団
  【録音】1990年7月、ロンドン/

《CD 44-45》
ヘンデル:
オラトリオ『アチスとガラテア』(モーツァルト編K.566)
 【演奏】バーバラ・ボニー(ソプラノ)、ジェイミー・マクドゥーガル、マルクス・シェーファー(テノール)、ジョン・トムリンソン(バス)、イングリッシュ・コンサート合唱団
  【録音】1991年8月、ロンドン/



《CD 46-52》
ハイドン:交響曲
 1) 第6番ニ長調『朝』、2) 第7番ハ長調『昼』、3) 第8番ト長調『夕』、4) 第35番変ロ長調、5) 第38番ハ長調、
 6) 第39番ト短調、7) 第59番イ長調『火事』、8) 第26番ニ短調『ラメンタチオーネ』、9) 第49番ヘ短調『受難』、10) 第58番ヘ長調、
 11) 第41番ハ長調、12) 第48番ハ長調『マリア・テレジア』、13) 第65番イ長調、14) 第43番変ホ長調『マーキュリー』、15) 第51番変ホ長調、
 16) 第52番ハ短調、17) 第42番ニ長調、18) 第44番ホ短調、19) 第46番ロ長調、20) 第45番嬰ヘ短調『告別』、21) 第47番ト長調、22) 第50番ハ長調
 【演奏】トレヴァー・ピノック(チェンバロ)(4, 5, 8, 11, 20)
  【録音】1986年9月(1-3)、1989年2月(4, 6, 9-11)、12月(12, 19, 22)、6月(13, 17, 20, 21)、4月(14-16, 18)、1988年4月(5, 7, 8)、ロンドン/

《CD 53》
ハイドン:
ヴァイオリン協奏曲1) 第1番ハ長調Hob.VIIa:1、2) 第4番ト長調Hob.VIIa:4、3) 第3番イ長調Hob.VIIa:3、4) サロモン:ロマンス ニ長調
 【演奏】サイモン・スタンデイジ(ヴァイオリン)
  【録音】1987年11月、ロンドン/

《CD 54》
ハイドン:
1) オーボエ協奏曲ハ長調Hob.VIIg:C1、2) トランペット協奏曲変ホ長調Hob.VIIe:1、3) ピアノ協奏曲ニ長調Hob.XVIII:11
 【演奏】ポール・グッドウィン(オーボエ)(1)、マーク・ベネット(トランペット)(2)、トレヴァー・ピノック(チェンバロ)(3)
  【録音】1990年5月(1)、10月(2)、1985年5月(3)、ロンドン/

《CD 55》
ハイドン:
1) ミサ曲第11番ニ短調Hob.XXIII:11『ネルソン・ミサ』、2) テ・デウムHob.XXIIIc:2
 【演奏】フェリシティ・ロット(ソプラノ)(1)、キャロリン・ワトキンソン(コントラルト)(1)、モルドウィン・デイヴィス(テノール)(1)、
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バス)(1)、ニコラス・パール(オルガン)、イングリッシュ・コンサート合唱団
  【録音】1986年9月、ロンドン/

《CD 56》
ハイドン:
1) ミサ曲第12番変ロ長調Hob.XXII:2『テレジア・ミサ』、2) ミサ曲第6番ト長調Hob.XXII:6『ニコライ・ミサ』
 【演奏】ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)、キャサリン・ロビン(コントラルト)、ミヒャエル・シャーデ(テノール)、アラステア・マイルズ(バス)、イングリッシュ・コンサート合唱団
  【録音】1992年8月、ロンドン/

《CD 57》
ハイドン:スターバト・マーテル
 【演奏】パトリシア・ロザリオ(ソプラノ)、キャサリン・ロビン(メッゾ・ソプラノ)、アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、コルネリウス・ハウプトマン(バス)、イングリッシュ・コンサート合唱団
  【録音】1989年7月/



《CD 58-69》
モーツァルト:
交響曲
 1) 第1番変ホ長調K.16、2) ヘ長調K.19a、3) 第4番ニ長調K.19、4) 第5番変ロ長調K.22、
 5) ト長調K.45a『旧ランバッハ』、6) 第6番ヘ長調K.43、7) 第7番ニ長調K.45、8) 第8番ニ長調K.48、9) 第9番ハ長調K.73、
 10) 第43番ヘ長調K.76、11) 第55番変ロ長調K.45b、12) 第44番ニ長調K.81、13) 第47番ニ長調K.97、14) 第45番ニ長調K.95、
 15) 第11番ニ長調K.84、16) 変ロ長調K.74g、17) 第42番ヘ長調K.75、18) 第46番ハ長調K.96、19) 第10番ト長調K.74、
 20) 第12番ト長調K.110、21) 第13番ヘ長調K.112、22) 第14番イ長調K.114、23) 第15番ト長調K.124、24) 第16番ハ長調K.128、
 25) 第17番ト長調K.129、26) 第18番ヘ長調K.130、27) 第19番変ホ長調K.132、28) 第20番ニ長調K.133、29) 第21番イ長調K.134、
 30) 第26番変ホ長調K.184、31) 第27番ト長調K.199、32) 第22番ハ長調K.162、33) 第23番ニ長調K.181、34) 第24番変ロ長調K.182、
 35) 第25番ト短調K.183、36) 第30番ニ長調K.202、37) 第29番イ長調K.201、38) 第28番ハ長調K.200、39) 第31番ニ長調K.297『パリ』、
 40) 第32番ト長調K.318、41) 第33番変ロ長調K.319、42) 第34番ハ長調K.338、43) 第35番ニ長調K.385『ハフナー』、
 44) 第36番ハ長調K.425『リンツ』、45) 第38番ニ長調K.504『プラハ』、46) 第39番変ホK.543、47) 第40番ト短調K.550、48) 第41番ハ長調K.551『ジュピター』
  【録音】1992年1月(1-12, 16)、5月(13-15, 17, 18, 22)、9月(20, 21, 23)、1993年1月(19, 24-31)、
5月(32-34, 43)、9月(35, 39, 45)、1994年3月(36-38)、9月(40-42)、6月(46-48)、1995年1月(44)/

《CD 70》
モーツァルト:
1) 戴冠式ミサK.317、2) エクスルターテ・ユビラーテ(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ)K.165、3) ヴェスペレ(聖職者のための盛儀晩課)K.339
 【演奏】バーバラ・ボニー(ソプラノ)、キャサリン・ウィン=ロジャーズ(コントラルト)(1, 3)、ジェイミー・マクドゥーガル(テノール)(1, 3)、
スティーヴン・ガッド(バス)(1, 3)、ロジャー・ハミルトン(オルガン)(2)、イングリッシュ・コンサート合唱団(1, 3)
  【録音】1993年9月、ロンドン/

《CD 71》
プーランク:田園のコンセール
 【演奏】トレヴァー・ピノック(チェンバロ)、小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団
  【録音】1991年11月、ボストン(ライヴ)/


《CD 72》
パーセル:
1) メアリー女王の誕生日のためのオード「来たれ、汝芸術の子らよ」、
2) 聖チェチーリアのためのオード「来たれ、歓喜よ」、3) ヨークシャーの祝祭の歌「その昔、勇者たるものは」
 【演奏】ジェニファー・スミス(1)、キム・アンプス(2)、エリザベス・プライデー(2)(ソプラノ)、マイケル・チャンス(カウンターテノール)、
ジョン・マーク・エインズリー(2, 3)(テノール)、スティーヴン・リチャードソン(1, 3)、マイケル・ジョージ(2)(バス)、イングリッシュ・コンサート合唱団
  【録音】1988年7月(1)、11月(2, 3)、ロンドン/

《CD 73-74》
パーセル:
1)『礼拝のための音楽』変ロ長調Z.230, Z.231、2)テ・デウムとユビラーテ ニ長調Z.232、
3) おお、神よ、汝はわれらを見捨てたもうZ.36、4) おお、主よ、万軍の神よZ.37、5) 主よ、汝らの躓きを思い出さないでくださいZ.50、
6) 主よ、おんみはいつまで怒りたもうやZ.25、7) 主よ、あなたは私の神Z.35、8) 女から生まれた者はZ.27、
9) われらの心の秘密を知りたもう主よZ.58、10) 主よ、わが敵の何と多きことかZ.135、11) 心に湧き出る美しい言葉Z.30、12) 栄光の王なる神よZ.34、
13) わが愛する者語りてZ.28、14) 彼らは舟で海に出ていくZ.57、15) 主をほめたたえよ、おお、イェルサレムZ.46
 【演奏】フランシス・グリア(オルガン)(1-4, 8-15)、デイヴィッド・トーマス(バス)(12, 14)、マシュー・ブライト(カウンターテノール)(14)、
オックスフォード・クライスト・チャーチ聖歌隊、サイモン・プレストン(指揮)
  【録音】1980年11月、ロンドン/

《CD 75》
パーセル:歌劇『ディドとエネアス』Z.626
 【演奏】リン・ドーソン、サラ・レナード、エリザベス・プライデー(ソプラノ)、アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)、
ナイジェル・ロジャース(テノール)、スティーヴン・ヴァーコー(バリトン)、イングリッシュ・コンサート合唱団
  【録音】1988年7月、ロンドン/

《CD 76-77》
パーセル:歌劇『アーサー王、またはイギリスの偉人』Z.628
 【演奏】ジュリア・グッディング、リンダ・ペリッロ、キャロライン・アシュトン、キャロル・ホール、ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)、
ジェイミー・マクドゥーガル、マーク・タッカー、ジェイムズ・オクスリー(テノール)、
ジェラルド・フィンリー、ジェレミー・バーチャル、ブライアン・バナタイン=スコット(バス)、イングリッシュ・コンサート合唱団
  【録音】1991年6月、ロンドン/

《CD 78》
パーセル:歌劇『預言者』Z.627
 【演奏】ナンシー・アージェンタ、アン・モノイオス(ソプラノ)、リチャード・エドガー=ウィルソン、ポール・アグニュー(テノール)、
スティーヴン・ガッド、ローレンス・ウォリントン、サイモン・バーチャル、ブライアン・バナタイン=スコット(バス)、イングリッシュ・コンサート合唱団
  【録音】1994年1月、ロンドン/

《CD 79》
パーセル:劇音楽『アテネのタイモン』Z.632
 【演奏】ナンシー・アージェンタ、アン・モノイオス(ソプラノ)、ポール・アグニュー(テノール)、
ブライアン・バナタイン=スコット(バス)、イングリッシュ・コンサート合唱団
  【録音】1994年11月、ロンドン/


《CD 80》
ヴィヴァルディ:
1) グローリア ニ長調RV589、2) A.スカルラッティ:詩篇110番「主は言われた」
 【演奏】ナンシー・アージェンタ、イングリッド・アットロット(1)(ソプラノ)、キャサリン・デンリー(コントラルト)(1)、
アシュリー・スタフォード(カウンターテノール)(2)、スティーヴン・ヴァーコー(バス)(2)、デイヴィッド・ライヘンバーグ(オーボエ)(1)、
クリスピン・スティール=パーキンス(トランペット)(1)、トレヴァー・ピノック(チェンバロ)、イングリッシュ・コンサート合唱団
  【録音】1987年2月、ロンドン/

《CD 81》
ソレール:
2台のチェンバロのための協奏曲1) 第1番、2) 第5番、3) 第3番、4) 第4番、5) 第2番、6) 第6番
 【演奏】ケネス・ギルバート、トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
  【録音】1979年5月、ロンドン/

《CD 82》
テレマン:
1) 序曲(組曲)ハ長調、2) 序曲(組曲)ニ長調、3) 序曲(組曲)変ロ長調
 【演奏】ポール・グッドウィン、ロレーヌ・ウッド、ソフィア・マッケンナ(1, 3)(オーボエ)、
アルベルト・グラッツィ(ファゴット)(1, 3)、ギャヴィン・エドワーズ(2)、アンドリュー・クラーク(2)(ホルン)
  【録音】1992年2月、ロンドン/

《CD 83》
テレマン:
1) 3つのトランペットとティンパニのための協奏曲ニ長調、2) 序曲(組曲)ト短調、3) 序曲(組曲)ニ長調
  【録音】1993年3月、ロンドン/


《CD 84》
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲集『四季』Op.8 1) 第1番ホ長調RV269『春』、2) 第2番ト短調RV315『夏』、3) 第3番ヘ長調RV293『秋』、4) 第4番ヘ短調RV297『冬』
 【演奏】サイモン・スタンデイジ(ヴァイオリン)、トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
  【録音】1981年10月、ロンドン/

《CD 85-86》
ヴィヴァルディ:
協奏曲集『調和の霊感』Op.3 1) 第1番ニ長調RV549、2) 第2番ト短調RV578、3) 第3番ト長調RV310、
4) 第4番ホ短調RV550、5) 第5番イ長調RV519、6) 第6番イ短調RV356、7) 第7番ヘ長調RV567、8) 第8番イ短調RV522、
9) 第9番ニ長調RV230、10) 第10番ロ短調RV580、11) 第11番ニ短調RV565、12) 第12番ホ長調RV265
 【演奏】サイモン・スタンデイジ(1-7, 9-12)、エリザベス・ウィルコック(1, 4, 7, 8, 10, 11)、ミカエラ・コンベルティ(1, 2, 4, 7, 8, 10)、
マイルス・ゴールディング(ヴァイオリン)(1, 4, 5, 7, 10)、ヤープ・テル・リンデン(チェロ)(1, 2, 7, 10, 11)
  【録音】1987年5月(1)、1986年11月(2-4, 8, 9, 11)、1987年5月(5-7, 10, 12)、ロンドン/

《CD 87-88》
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲集『ラ・ストラヴァガンツァ』Op.4 1) 第1番変ロ長調RV383a、2) 第2番ホ短調RV279、
3) 第3番ト長調RV301、4) 第4番イ短調RV357、5) 第5番イ長調RV347、6) 第6番ト短調RV316a、7) 第7番ト長調RV185、
8) 第8番ニ短調RV249、9) 第9番ヘ長調RV284、10) 第10番ハ短調RV196、11) 第11番ニ長調RV204、12) 第12番ト長調RV298
 【演奏】サイモン・スタンデイジ(ヴァイオリン)
  【録音】1989年11月(1, 2, 4-6, 12)、1990年2月(3, 7-11)、ロンドン/

《CD 89》
ヴィヴァルディ:
1) 弦楽のための協奏曲イ長調RV159、2) ヴァイオリン協奏曲ホ長調RV271『恋人』、
3) ファゴット協奏曲ホ短調RV484、4) フルート協奏曲ト長調RV436、5) ヴィオラ・ダモーレとリュートのための協奏曲ニ短調RV540、6) オーボエとファゴットのための協奏曲ト長調RV545
 【演奏】サイモン・スタンデイジ(1, 2)、ミカエラ・コンベルティ(1)(ヴァイオリン)、ヤープ・テル・リンデン(チェロ)(1)、
ミラン・トゥルコヴィチ(ファゴット)(3, 6)、リザ・ベズノシウク(フルート)(4)、ロイ・グッドマン(ヴィオラ)(5)、
ナイジェル・ノース(リュート)(5)、デイヴィッド・ライヘンバーグ(オーボエ)(6)、トレヴァー・ピノック(チェンバロ)(1-4)
  【録音】1986年5月、ロンドン/

《CD 90》
ヴィヴァルディ:
1) 弦楽のための協奏曲ト長調RV151『アラ・ルスティカ』、2) ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲変ロ長調RV548、
3) 協奏曲ハ長調RV558、4) 2つのヴァイオリンのための協奏曲ト長調RV516、5) オーボエ協奏曲イ短調RV461、6) 2つのマンドリンのための協奏曲ト長調RV532
 【演奏】サイモン・スタンデイジ(2, 4)、エリザベス・ウィルコック(4)(ヴァイオリン)、デイヴィッド・ライヘンバーグ(オーボエ)(2, 5)、
ジェイムズ・タイラー(6)、ロビン・ジェフリー(6)(マンドリン)、トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
  【録音】1985年10月(1-3, 5, 6)、4月(4)、ロンドン/

《CD 91》
ヴィヴァルディ:
1) 弦楽のための協奏曲ト短調RV156、2) オーボエ協奏曲ハ長調RV449、3) ファゴット協奏曲ヘ長調RV485、
4) 弦楽のための協奏曲変ロ長調RV166、5) 協奏曲ト短調RV577『ドレスデンのオーケストラのために』、6) ピッコロ協奏曲ハ長調RV444、7) 2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲ト長調RV575
 【演奏】ポール・グッドウィン(2, 5)、ロレーヌ・ウッド(5)(オーボエ)、アルベルト・グラッツィ(ファゴット)(3)、
ペーター・ホルツラフ(リコーダー[5]、ピッコロ[6])、キャサリン・レイサム(リコーダー)(5)、ピーター・ハンソン(5, 7)、
ヴァルター・ライター(7)(ヴァイオリン)、ジェーン・コー(7)、デイヴィッド・ワトキン(7)(チェロ)
  【録音】1993年11月、ロンドン/

《CD 92》
ヴィヴァルディ:
フルート協奏曲集Op.10 1) 第1番ヘ長調RV433『海の嵐』、2) 第2番ト短調RV439『夜』、
3) 第3番ニ長調RV428『ごしきひわ』、4) 第4番ト長調RV435、5) 第5番ヘ長調RV434、6) 第6番ト長調RV437
 【演奏】リザ・ベズノシウク(フルート)、サイモン・スタンデイジ(3)、ミカエラ・コンベルティ(3)(ヴァイオリン)、
トレヴァー・ジョーンズ(ヴィオラ)(3)、ジェーン・コー(チェロ)(3)、トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
  【録音】1787年12月、ロンドン/

《CD 93》
ヴィヴァルディ:
1) ニシ・ドミヌスRV608、2) 弦楽のための協奏曲ニ短調RV128、3) スターバト・マーテルRV621、
4) シンフォニア ロ短調RV169『聖なる墓に』、5) サルヴェ・レジーナRV616
 【演奏】マイケル・チャンス(カウンターテノール)(1, 3, 5)、トレヴァー・ピノック(オルガン)(1, 2)
  【録音】1995年11月、ロンドン/


《CD 94》
1) パッヘルベル:カノンとジーグ ニ長調、
2) ヴィヴァルディ:弦楽のためのシンフォニア ト長調RV149、
3) アルビノーニ:オーボエ協奏曲ニ短調Op.9 No.2、4) パーセル:シャコンヌ ト短調Z.730、
5) ヘンデル:シバの女王の入城(オラトリオ『ソロモン』HWV67より)、
6) エイヴィソン:合奏協奏曲第9番イ短調(D.スカルラッティによる)、
7) ハイドン:チェンバロ協奏曲ニ長調Hob.XVIII:11
  【録音】1985年1月(1, 6)、5月(7)、1984年3月(2, 4, 5)、6月(3)、ロンドン/

《CD 95》
1) スタンリー:弦楽のための協奏曲ト長調Op.2 No.3、
2) アーン:チェンバロ協奏曲第5番ト長調、
3) ボイス:交響曲第1番変ロ長調、
4) ジェミニアーニ:合奏協奏曲第12番ニ短調『ラ・フォリア』、5) ヘレンダール:協奏曲変ホ長調Op.3 No.4
 【演奏】トレヴァー・ピノック(チェンバロ)(2)
  【録音】1979年3月、ロンドン/

《CD 96》
1) A.スカルラッティ:聖なる御降誕のためのパストラーレ、2) コレッリ:合奏協奏曲ト短調Op.6 No.8『クリスマス協奏曲』、
3) ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調RV589
 【演奏】ナンシー・アージェンタ(1, 3)、ジェニファー・スミス(3)(ソプラノ)、キャサリン・ウィン=ロジャース(コントラルト)、
ピーター・ハンソン(1, 2)、ヴァルター・ライター(1, 2)(ヴァイオリン)、トレヴァー・ジョーンズ(ヴィオラ)(1)、ジェーン・コー(チェロ)(1, 2)、
ピーター・マッカーシー(コントラバス)(1)、ポール・グッドウィン(オーボエ)(3)、マーク・ベネット(トランペット)(3)、イングリッシュ・コンサート合唱団(3)
  【録音】1992年12月、ローマ/

《CD 97》
1) モーツァルト:フルート協奏曲ニ長調K.314(オーボエのためのオリジナル版)、
2) C.P.E.バッハ:オーボエ協奏曲変ホ長調Wq.165、3) ルブラン:オーボエ協奏曲第1番ニ短調
 【演奏】ポール・グッドウィン(オーボエ)
  【録音】1990年6月(1, 2)、1989年12月(3)、ロンドン/

《CD 98》
1) シャルパンティエ:器楽のためのノエルH.531, H.534、2) モルター:コンチェルト・パストラーレ ト長調、
3) ヴィヴァルディ:2つのトランペットのための協奏曲ハ長調RV537、4) サンマルティーニ:合奏協奏曲ト短調Op.5 No.6より第3楽章:パストラーレ、
5) テレマン:ポーランド協奏曲ト長調、6) ヘンデル:二重協奏曲第1番HWV332、7) コレッリ:合奏協奏曲ト短調Op.6 No.8『クリスマス協奏曲』
 【演奏】マーク・ベネット(3)、マイケル・ハリソン(3)(トランペット)、トレヴァー・ピノック(チェンバロ)(2, 3, 5, 6)
  【録音】1990年10月(1-6)、1987年4月(7)、ロンドン/

《CD 99》
1) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』K.492より「恋とはどんなものかしら」、
2) グルック:歌劇『パリデとエレナ』より「ぼくの愛の炎のあこがれの的よ」、
3) モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より「何てひどいことを」、
4) グルック:歌劇『アルチェステ』より「驚かれませぬよう」、
モーツァルト:5)歌劇『ルーチョ・シッラ』K.135より「それでは、僕は望みをかけていいのか」/「甘い喜びの一瞬を」、6) 歌劇『にせの女庭師』K.196より「優しい恋の道連れよ」、
ハイドン:7) 歌劇『月の世界』より「あたしのようなこんな女は」、8) 歌劇『騎士オルランド』より「わたしがちらっと目配せ」、
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』K.527より9)「ぶってよ、マゼット」、10)「いいこと、可愛いあなた」(薬屋の歌)、
グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』より11)「なんて澄んだ空」、12) エウリディーチェがいなくて、ぼくはどうしたらいいだろう」、
13) ハイドン:歌劇『報いられた真心』より「どうか、不幸な娘を助けてください」、
14) モーツァルト:歌劇『皇帝ティートの慈悲』K.621より「さあ、いよいよ、ヴィッテリア」/「今はもう、愛の花の」
 【演奏】アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)
  【録音】1995年1月、ロンドン



《DVD》
『クリスマス・イン・ローマ』
(パレストリーナ:ミサ曲「今日キリストが生まれ給う」/ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調/ビクトリア:おお、大いなる神秘/
カリッシミ:歓喜の声をあげよ、シオンの娘よ/デ・プレ:冠のモテット/A.スカルラッティ:聖なる御降誕のためのパストラーレ/
コレッリ:クリスマス協奏曲/「あなたは空から降りてくる」(作者不詳)他)

 【演奏】トレヴァー・ピノック(指揮)イングリッシュ・コンサート&合唱団、ポール・マクリーシュ(指揮)ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ
  【収録】1992年12月、ローマ、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂




DECCA

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《ヘルベルト・ブロムシュテット~デッカ録音全集》

4853281
(33CD)
\15500→\13990

 偉大なるオーストリア=ドイツ音楽の伝統を継承する巨匠指揮者の録音を集大成 CD33枚組BOXセット

 ●アメリカ生まれのスウェーデン人指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテット(b.1927)は今日、偉大なるオーストリア=ドイツ音楽の伝統を守る最後の継承者の一人と目されています。
  グリーグ、ベルワルド、シベリウス、ニールセンといったスカンジナビアの作曲家たちの擁護者としても注目されているブロムシュテットがデッカに行った録音が初めてまとめられて発売されます。
  サンフランシスコ交響楽団とライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の音楽監督を務めていた時の多くの受賞録音の他、ブルックナーの交響曲集など、しばらくカタログから消えていた多くの録音も収められています。
CD33枚組BOXセット。限定盤。

 ●グラミー賞受賞のカール・オルフの『カルミナ・ブラーナ』、サンフランシスコ交響楽団の75周年を祝う委嘱作品であるジョン・ハービソンの交響曲第2番のような現代音楽の権威ある録音の数々、『英雄の生涯』『ツァラトゥストラはかく語りき』などのR.シュトラウスの交響詩、ピアニストのオリ・ムストネン(グリーグ&ショパン)、ジャン=イヴ・ティボーデ(メンデルスゾーン)との協奏曲も収録されています。

 ●76ページのブックレット(英語・フランス語・ドイツ語)には新規エッセー、全曲の録音情報、索引、写真が掲載されています。オリジナル・ジャケット仕様。

 ●「私のとっての交響楽団は、ダビデ王にとってのハープのようなものだ」(ヘルベルト・ブロムシュテット)

  ※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。
   詳細は下記トラックリストでご確認いただけますようお願いいたします。
 

《ヘルベルト・ブロムシュテット~デッカ録音全集》


《CD 1》
バルトーク:1-10) 交響詩『コシュート』Sz.21、11) 管弦楽のための協奏曲Sz.116
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1993年10月、サンフランシスコ/

《CD 2》
ベートーヴェン:1-4) 交響曲第1番ハ長調Op.21、5-8) 交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1990年5月、サンフランシスコ/

《CD 3》
1-4) ベルワルド:交響曲第1番『まじめな交響曲』、5-8) 交響曲第4番
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1992年2月(1-4)、1991年5月(5-8)、サンフランシスコ/

《CD 4》
ブラームス:1-4) 交響曲第4番ホ短調Op.98、5-8) 何ゆえ悩む者に光を与えたのかOp.74 No.1、9-11) 祭典と記念の格言Op.109、12-14) 3つのモテットOp.110
 【演奏】ライプツィヒ放送合唱団(5-14)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(1-4)
  【録音】1996年4月(1-4)、10月(5-14)、ライプツィヒ/

《CD 5》
ブラームス:1) 運命の歌Op.54、2) アルト・ラプソディOp.53、3) 埋葬の歌Op.13、4) 哀悼歌Op.82、5) 運命の女神の歌Op.89
 【演奏】サンフランシスコ交響合唱団、サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1989年6月(1, 4, 5)、9月(2, 3)、サンフランシスコ/

《CD 6》1-7)
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
 【演奏】サンフランシスコ交響合唱団、サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1993年9月、サンフランシスコ/

《CD 7》
1-4) ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』(ハース版)
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1993年6月、サンフランシスコ/

《CD 8》
1) ワーグナー:ジークフリート牧歌、2-5) ブルックナー:交響曲第6番イ長調
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1991年9月(1)、1990年10月(2-5)、サンフランシスコ/

《CD 9》
1-4) ブルックナー:交響曲第9番ニ短調
 【演奏】ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
  【録音】1995年6月、ライプツィヒ/

《CD 10》
1-3) グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16、4-6) ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
 【演奏】オリ・ムストネン(ピアノ)、サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1994年5月、サンフランシスコ/

《CD 11》
1) ニールセン:歌劇『仮面舞踏会』より序曲、グリーグ:『ペール・ギュント』2-5) 第1組曲Op.46、6-9) 第2組曲Op.55、10-16) ニールセン:『アラジン』組曲Op.34
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1990年10月(1)、1988年6月(2-9)、1989年6月(10-16)、サンフランシスコ/

《CD 12》
1-19) グリーグ:劇音楽『ペール・ギュント』Op.23(抜粋)
 【演奏】マリ・アンネ・ヘガンデル、メリリン・ヴォーン(ソプラノ)、ウェンディ・ホフマン、ウェンディ・ホワイト(メッゾ・ソプラノ)、
ウルバン・マルムベルイ、リチャード・ヘイル(バリトン)、サンフランシスコ交響合唱団、サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1988年6月、サンフランシスコ/

《CD 13》
ハービソン:1-3) オーボエ協奏曲、4-7) 交響曲第2番、8-11) セッションズ:交響曲第2番
 【演奏】ウィリアム・ベネット(オーボエ)(1-3)、サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1993年10月(1-3)、5月(4-11)、サンフランシスコ/

《CD 14》
ヒンデミット:1-3) 交響曲『画家マティス』、4) 葬送音楽、5-8) ウェーバーの主題による交響的変容
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1987年11月、サンフランシスコ/

《CD 15》
ヒンデミット:1-2) 弦楽と金管のための協奏音楽Op.50、3-5) 白鳥を焼く男、6-8) 気高い幻想
 【演奏】ジェラルディン・ウォルサー(ヴィオラ)(3-5)、サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1991年5月(1-5)、1989年6月(6-8)、サンフランシスコ/

《CD 16》
ヒンデミット:1-4) シンフォニア・セレーナ、5-7) 交響曲『世界の調和』
 【演奏】ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
  【録音】1996年4月(1-4)、1997年6月(5-7)、ライプツィヒ/

《CD 17》
1-5) マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』
 【演奏】ルート・ツィーザク(ソプラノ)、シャルロッテ・ヘレカント(メッゾ・ソプラノ)、サンフランシスコ交響合唱団、サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1992年9月、サンフランシスコ/

《CD 18》
メンデルスゾーン:1-4) 交響曲第3番イ短調Op.56『スコットランド』、5-8) 交響曲第4番イ長調Op.90『イタリア』
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1991年5月(1-4)、1989年12月(5-8)、サンフランシスコ/

《CD 19》
メンデルスゾーン:1-3) ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25、4) 厳格な変奏曲Op.54、5) ロンド・カプリチオーソOp.14、6-8) ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40
 【演奏】ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(1-3, 6-8)
  【録音】1997年12月、ライプツィヒ(1-3, 6-8)、2001年3月、ワトフォード(4, 5)/

《CD 20》
ニールセン:1-4) 交響曲第1番ト短調Op.7、5-8) 交響曲第6番『素朴な交響曲』
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1988年9月、サンフランシスコ/

《CD 21》
ニールセン:1-4) 交響曲第2番Op.16『四つの気質』、5-8) 交響曲第3番Op.27『広がりの交響曲』
 【演奏】ナンシー・ウェイト・クロム(ソプラノ)(5-8)、ケヴィン・マクミラン(バリトン)(5-8)、サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1989年9月(1-4)、12月(5-8)、サンフランシスコ/

《CD 22》
ニールセン:1-4) 交響曲第4番Op.29『不滅』、5-10) 交響曲第5番Op.50
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1987年11月、サンフランシスコ/

《CD 23》
1-25) オルフ:カルミナ・ブラーナ
 【演奏】リン・ドーソン(ソプラノ)、ジョン・ダニエツキ(テノール)、ケヴィン・マクミラン(バリトン)、サンフランシスコ交響合唱団、サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1990年5月、サンフランシスコ/

《CD 24》
シューベルト:1) 劇音楽『ロザムンデ』D797より序曲(『魔法の竪琴』D644)、2-3) 交響曲第8番ロ短調D759『未完成』、4-7) 交響曲第5番変ロ長調D485
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1989年9月(1)、1990年5月(2-3)、10月(4-7)、サンフランシスコ/

《CD 25》
シューベルト:1) イタリア風序曲第2番ハ長調D591、2-5) 交響曲第9番ハ長調D944『ザ・グレイト』
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1992年2月(1)、1991年9月(2-5)、サンフランシスコ/

《CD 26》
シベリウス:1-4) 交響曲第1番ホ短調Op.39、5) 交響曲第7番ハ長調Op.105
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1994年5月(1-4)、1993年5月(5)、サンフランシスコ/

《CD 27》
シベリウス:1-4) 交響曲第2番ニ長調Op.43、5) 交響詩『タピオラ』Op.112、6) 悲しきワルツOp.44
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1991年5月、サンフランシスコ/

《CD 28》
1-3) 交響曲第3番ハ長調Op.52、4-7) 交響曲第6番ニ短調Op.104
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1994年11月(1-3)、1995年3月(4-7)、サンフランシスコ/

《CD 29》シベリウス:1-4) 交響曲第4番イ短調Op.63、5-7) 交響曲第5番変ホ長調Op.82
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1989年6月、サンフランシスコ/

《CD 30》
R.シュトラウス:1-9) 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』Op.30、10) 交響詩『死と変容』Op.24、11) 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』Op.28
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1995年3月(1-9)、1994年11月(10, 11)、サンフランシスコ/

《CD 31》
R.シュトラウス:1) 交響詩『ドン・ファン』Op.20、2-21) アルプス交響曲Op.64
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1989年6月、サンフランシスコ/

《CD 32》
1-6) 交響詩『英雄の生涯』Op.40、7) メタモルフォーゼン(23の独奏弦楽器のための)
 【演奏】サンフランシスコ交響楽団
  【録音】1992年2月、サンフランシスコ/

《CD 33》
R.シュトラウス:1) ブルレスケ ニ短調(ピアノと管楽器のための)、2) 楽劇『ばらの騎士』Op.59よりワルツ第1番、3) 歌劇『カプリッチョ』Op.85より六重奏曲、4) 楽劇『ばらの騎士』Op.59よりワルツ第2番
 【演奏】ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
  【録音】2004年9月(1)、1996年4月(2-4)、ライプツィヒ




<国内盤> 

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MDG(国内仕様盤)



KKC 6681/5
(5SACD HYBRID)
¥8800

2003年~2009年
エリーザベト・レオンスカヤ MDGゴールド・コレクション
 
MD+Gに録音した5枚のゴールドコレクションが日本限定セットで登場
エリーザベト・レオンスカヤ(ピアノ)
 Disc 1
  シューベルト: ピアノ作品集
   ・3つのピアノ曲 D946/・ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D 664 25'58/
   ・2つのスケルツォ D593/・アレグレット ハ短調 D915 6'18/
   ・アダージョ ホ長調 D612 4'51
     録音:2003年2月10~12日

 Disc 2
  ブラームス:ピアノ作品集
   ・幻想曲集 Op.116/・3つの間奏曲 Op.117/
   ・6つの小品 Op.118/・4つの小品 Op.119
     録音:2004年12月2~4日

 Disc 3
  メンデルスゾーン: ピアノ協奏曲&ピアノ作品集
   ・ピアノ協奏曲第1番 ト短調Op.25/・ピアノ協奏曲第2番 ニ短調Op.40/
   ・子守歌 ホ長調 Op.67-6/・葬送行進曲 ホ短調 Op.62-3/
   ・甘い思いで ホ長調 Op.19b-1/・民謡 イ短調 Op.54-5/
   ・ヴェネツィアの舟歌 イ短調 Op.62-5/・信仰 ハ長調 Op.102-6/
   ・ヴェネツィアの舟歌 ト短調 Op.19b -6/
   ・ヴェネツィアの舟歌 嬰へ短調 Op.30-6/・春の歌 イ長調 Op.62-6
     イラン・ヴォルコフ(指揮)ザルツブルク・カメラータ
     録音:2005年10月4-6日(協奏曲)、2005年11月14-15日(無言歌)

 Disc 4
  ショパン:ピアノ作品集
   夜想曲 第14番 嬰へ短調 Op.48-2/スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20/
   夜想曲 第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2/幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66/
   スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 Op.39/夜想曲 第13番 ハ短調 Op.48-1/
   スケルツォ 第4番 ホ長調 Op.54/夜想曲 第20番 嬰ハ短調(1830)遺作/
   スケルツォ 第2番 変ロ長調 Op.31/夜想曲 第17番 変ニ長調 Op.27-2
     録音:2008年6月2-4日

 Disc 5
  ベートーヴェン:後期三大ピアノ・ソナタ集
   ・ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調Op.109/・ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調Op.110/
   ・ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調Op.111
     録音:2009年10月30,31日、11月1日


  現代屈指のピアニスト、エリーザベト・レオンスカヤ、ドイツの高音質レーベルMD+Gに録音した5枚のゴールドコレクションが日本限定セットで登場!

 使用楽器:Steinway D "Manfred Burki" 1901
 録音:2003年~2009年/Stereo/5.1/2+2+2、限定盤、輸入盤・日本語帯・解説付

 現代で最も名高いピアニストのひとりエリーザベト・レオンスカヤが、ドイツの高音質レーベルMD + G に録音した5枚のアルバムをSACD hybrid 盤日本限定仕様ボックスで登場します。
 (シューベルトは、SACD での発売はこのセットのみ初となります。)

 レオンスカヤは、スヴャトスラフ・リヒテル、エミール・ギレリス等、ソビエト時代のロシア音楽家の志を継いでおり、今まさにその頂までの道を歩んでいます。
 本セットには、シューベルト、ブラームス、メンデルスゾーン、ショパン、ベートーヴェンといった充実のレパートリーを収録。慈愛に満ちた歌心、作品のもつ世界観をレオンスカヤは丁寧に描きだし、音楽の持つ力を強く提示しています。
 MD + G での録音は1901 年製の伝説のスタインウェイを使用した、自然な音場を捉えた優秀録音です。
 日本語解説書には、音楽評論家、舩木篤也氏による文章も掲載。

 エリーザベト・レオンスカヤ

  ジョージア(グルジア)の首都トビリシに生まれ、幼少期に両親の影響でピアノを愛するようになった。11 歳の時にトビリシでおこなった初の演奏会が大きな注目を浴びたことをきっかけに、1964 年からモスクワ音楽院でヤコブ・ミルスタインに師事。在学中、ブカレスト、パリ、ブリュッセルの国際コンクールで入賞。
  1978年にソヴィエト連邦を離れ、ウィーンへ移住。それ以前からデュオ・パートナーとして幾度も共演していたスヴャトスラフ・リヒテルは、レオンスカヤのその後の芸術的成長に決定的な影響をおよぼした。
  1979年のザルツブルク音楽祭へのデビューは、レオンスカヤが西側の音楽界でキャリアを築く礎となった。以来、世界中の音楽都市を訪れ、リサイタルおよび協奏曲公演への出演を重ねてきたレオンスカヤは、これまでソリストとして、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ハンブルク・ケルン・ミュンヘンの放送交響楽団、パリ管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、ロサンゼルス・フィルハーモニック、クリーヴランド管弦楽団など、欧米の一流オーケストラと共演している。
  またレオンスカヤは、ザルツブルク音楽祭、ウィーン芸術週間、ルツェルン・フェスティバルなど、名だたる夏期音楽祭から定期的に招かれている。室内楽のパートナーとしても引く手あまたで、ハインリヒ・シフ、ヴィクトル・トレチャコフ、アルバン・ベルク弦楽四重奏団、ボロディン弦楽四重奏団、グァルネリ弦楽四重奏団らと頻繁に共演。
  膨大なディスコグラフィは、レオンスカヤの傑出した音楽性のあかしであり、その多くが権威あるレコード賞(フランスのディスク大賞、ベルギーのセシリア賞、フランスのディアパゾン金賞など)に輝いている。
 
















2/15(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

CAVI-MUSIC


代理店変更のため再掲載

8553201
【旧譜】
¥2600
ドヴォルザーク&スーク:ヴァイオリンとピアノのための作品集
 ドヴォルザーク:
  カプリッチョ(ロンド・ディ・コンチェルト)B 81
 スーク:4つの小品 Op.17
 ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 Op.57
 スーク:バラード Op.3/b
 ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナチネ ト長調 Op.100
アンティエ・ヴァイトハース(ヴァイオリン)
シルケ・アーヴェンハウス(ピアノ)

 ヴァイトハース&アーヴェンハウスのチェコ音楽!

 ヨゼフ・スークはプラハ音楽院でドヴォルザークに学び、ドヴォルザークの娘と結婚。師弟関係であり義理の親子でもある密接な繋がりを持つ2人の作品を交互にカップリングした1枚。

 アンティエ・ヴァイトハースとシルケ・アーヴェンハウスのデュオで5作目となった本アルバムは、それまで独墺やフランスの作品を収録してきた2人の「ヨーロッパツアー」を東欧に拡大した1枚。
 フレーズの波に耳を澄ませ、時間をかけて音楽を呼吸させる丁寧な音作りが魅力的です。

 ※録音:2010年2月(ケルン、ドイツ)
 
 

8553227
【旧譜】
¥2600
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番、第31番&第32番
 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
  ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
  ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
アンティ・シーララ(ピアノ)

 1997年のウィーン・ベートーヴェン国際コンクールでは最年少で第1位を獲得し、さらにベートーヴェンのピアノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」の最優秀演奏賞も受賞したフィンランドが誇るベートーヴェン弾き、アンティ・シーララが弾くベートーヴェン最後の3つのソナタ。
 シーララはヨーロッパを中心に多くの著名な指揮者、オーケストラと共演しているほか、度々来日を果たしNHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団などと共演し高く評価されています。

 ※録音:2011年6月(ノイマルクト、ドイツ)
 
 

8553223
【旧譜】
¥2600
コルンゴルト、ブロッホ、ゴルトシュミット:
 チェロ協奏曲集

  コルンゴルト:チェロ協奏曲ハ長調 Op.37
  ブロッホ:ヘブライ狂詩曲《シェロモ》
  ゴルトシュミット:チェロ協奏曲 Op.23
ユリアン・シュテッケル(チェロ)
ライン州立フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・ライスキン(指揮)

 2010年のミュンヘン国際音楽コンクール覇者、ユリアン・シュテッケルがここで紹介するのは、20世紀に書かれた3人のユダヤ系作曲家によるチェロ協奏曲集。
 映画「愛憎の曲」のために作曲されたコルンゴルトのチェロ協奏曲をはじめ、民族色の滲み出るブロッホの《シェロモ》(シェロモはソロモン王のこと)、ゴルトシュミットがイギリス亡命後、BBCのドイツ語部門で音楽監督を務めていた頃に作曲したチェロ協奏曲という20世紀のチェロ作品における忘れてはならない3作を収録。

 ※録音:2009年6月、10月、11月(コブレンツ、ドイツ)
 
 

8553222
【旧譜】
¥2600
メンデルスゾーン:初期歌曲集
 メンデルスゾーン:
  Sicheln schallen, Ahren fallen/Ich denke dein/
  Weinend seh ich in die Nacht/Lieben und Schweigen/
  Rausche leise, grunes Dach/Erwartung/GruB(2nd version) /
  Volkslied/Und uber dich wohl streut der Wind/
  Abschied, Es wehen die Wolken/Abschied, Immer fort/
  Weiter, rastlos, atemlos/Suleika/
  Ave Maria, Jungfrau mild/Raste Krieger, der Krieg ist aus/
  Glosse/Der Verlassne(1st version)/Der Bettler/
  Tanzt dem schonen Mai entgegen/Durch Fichten am Hugel/
  Sanft wehn im Hauch der Abendluft/
  Lied der Freundin(2nd version)/Auf dem Wasser(5th version)/
  Erinnerung(1st version)/Am Seegestad/Wiegenlied/Der Tag/
  Faunenklage/Rieselt hernieder, schaumende Fluten(2nd version)/
  Vier trube Moden sind entflohn/Die Nachtigall/
  Hut du dich/Es rauscht der Wald, es springt der Quell/
  Reiterlied/So schlaf in Ruh
ルート・ツィーザク(ソプラノ)
カルシュテン・ズース(テノール)
ゲロルト・フーバー(ピアノ)

 ミラノ・スカラ座やミュンヘン国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場といった大舞台で活躍してきたソプラノ、ルート・ツィーザクと、ヘルムート・リリングやジョナサン・ノットとも共演しドイツを中心に活動しているテノール、カルシュテン・ズースが、21世紀に入るまで出版されなかったメンデルスゾーンの埋もれていた初期歌曲集を歌った1枚。

 ※録音:2010年10月(ケルン、ドイツ)
 
 

8553216
【旧譜】
¥2600
モーツァルト、ウェーバー、ブリス:クラリネット五重奏曲集
 モーツァルト:
  クラリネット五重奏曲変ロ長調 KV Anh.91 -
   アレグロ(F.バイヤーによる補筆完成版)
 ウェーバー:クラリネット五重奏曲変ロ長調 Op.34
 モーツァルト:
  クラリネット五重奏曲変ロ長調 KV Anh.91 -
   アレグロ(R.D.レヴィンによる補筆完成版)
 ブリス:クラリネット五重奏曲イ長調 Op.50
ヴォルフガング・マイヤー(クラリネット)
アイスラー四重奏団

 カールスルーエ音楽大学の学長も務め、2019年に64歳の若さでこの世を去った名クラリネット奏者、ヴォルフガング・マイヤーと、ハンス・アイスラー音楽大学で出会った4人による期待の若手カルテット、アイスラー四重奏団の共演よるクラリネット五重奏曲集。モーツァルトのクラリネット五重奏曲変ロ長調の断片をF.バイヤー、R.D.レヴィンの2人の補筆完成版で聴き比べることができます。

 ※録音:2010年3月(カールスルーエ、ドイツ)
 
 

8553185
【旧譜】
¥2600
J.S.バッハ:フーガの技法
 J.S.バッハ:フーガの技法 BWV1080
クリスティアン・リーガー(ハープシコード)

 ドイツ出身のオルガン、ハープシコード奏者、クリスティアン・リーガーによるフーガの技法。78分と比較的速めのタイムで弾ききります。
 リーガーはカールスルーエ音楽大学で教会音楽を学んだ後、バーゼル・スコラ・カントルムでアンドレアス・シュタイアーにハープシコードを学びました。
 1994年から6年間、名門ムジカ・アンティクヮ・ケルンに在籍し、その後は歴史的な鍵盤楽器を専門としてソロでの演奏活動を中心に行っています。

 ※録音:2008年9月(ドイツ)
 



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HYPERION



CDA68410
(2CD)
特別価格
¥2500→\2290
ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団、長きにわたるプロジェクトが遂に完結!
ハイドン:弦楽四重奏曲集 Op.42&Op.77
 《ロプコヴィッツ四重奏曲》/
  《十字架上のキリストの最後の7つの言葉》

   弦楽四重奏曲第81番ト長調 Op.77-1, Hob.III-81《ロプコヴィッツ四重奏曲第1番》
   弦楽四重奏曲第82番ヘ長調 Op.77-2, Hob.III-82《ロプコヴィッツ四重奏曲第2番》
   弦楽四重奏曲第43番ニ短調 Op.42, Hob.III-43
   弦楽四重奏曲《十字架上のキリストの最後の7つの言葉》Op.51, Hob.III-50-56
ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団
 キャサリン・マンソン(ヴァイオリン)
 マイケル・グレヴィチ(ヴァイオリン)
 ジョン・クロカット(ヴィオラ)
 ジョナサン・マンソン(チェロ)

 ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団第10弾!長きにわたるプロジェクトが遂に完結!

 クラシカル・ボウ&ガット弦というピリオド・スタイルでの精緻なアンサンブル、演奏に使用する楽譜のエディションにも徹底的にこだわり、ハイドンのスペシャリストとして高評価を確立してきたイギリスの名カルテット、ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団。

 2006年以降アムステルダム・バロック・オーケストラのリーダーを務めるスコットランドの名手キャサリン・マンソンが率い、幾度かのメンバー交代を経ながらも徹底したスタイルを貫いて堅実な評価を積み重ねてきたハイドン・シリーズ全集が遂に完結。
 第10弾となる本アルバムでは、中期の作品で、コンパクトにまとめられながらも豊かな内容を持つ作品42、ロプコヴィッツ伯爵に献呈されたハイドンの集大成とも言うべき晩年の2曲に、ハイドン自身の手によって弦楽四重奏版に編曲されたオラトリオ 《十字架上のキリストの最後の7つの言葉》 をカップリング。ハイドンの無尽蔵のインスピレーションによって生まれたこれら名曲たちをもって、この偉大なプロジェクトを締めくくります。

 使用エディション:
  1785年出版ホフマイスター社(ウィーン/Op.42)、1802年出版アルタリア社(ウィーン/Op.77)、1798年出版アルタリア社(ウィーン/Op.51)
 ※録音:2022年5月2日-7日、ポットン・ホール(サフォーク)

 
 
 

CDA68425
¥2500
イーヴォ・アントニーニ:合唱作品集
 
我がもとに来たれ/主に向かいて歌え/
 おお、偉大なる神秘よ/永遠の光/
 天の元后 喜びたまえ/希望は羽をまとった姿で/
 立ち上がれ友よ/天のいと高きところに栄光あれ/
 トリニティー・サーヴィス/記憶/
 主をほめたたえよ/アレルヤ/
 優しい言葉/神を喜びたたえよ/天使
スティーヴン・レイトン(指揮)
ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団

 名匠スティーヴン・レイトン率いる、ケンブリッジ大学の名門カレッジ合唱団!

 ☆映画、テレビ、ジャズの分野で活躍したイーヴォ・アントニーニの作品集!
 ☆古楽から現代音楽まで広いレパートリーを持つケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団の最新版!

 イギリス合唱界の名指揮者、スティーヴン・レイトンが音楽監督を務める名門ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団。バッハ、ヘンデルなどの古楽からスタンフォード、フィンジ、ハウエルズ、マクドウォール、オワイン・パークなどの近現代音楽まで広いレパートリーを誇る彼らの最新盤は、スイス出身の作曲家イーヴォ・アントニーニ(1963-)の合唱作品集!
 現在は合唱音楽の作曲に専念しているアントニーニですが、もともと映画、テレビ、ジャズの分野で活躍していたこともあり、どの作品も親しみやすく甘美なものに仕上がっています。
 彼のいくつかの作品は国際的な賞を獲得しており、2016年にはニューヨークのリンカーン・センターで彼の作品だけを取り上げたコンサートが開催されました。
 初の主要な大規模作品である『合唱、オーケストラ、ソプラノ、ピアノのための《母なる大地への祈り》』はカーネギー・ホールで初演が行われています。

 ※録音:2021年7月、聖ペテロ&パウロ教会(イギリス、サール)




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ECM



4858391
\2800→\2590
トーマス・ツェートマイアー&ロイヤル・ノーザン・シンフォニア
 ~ベートーヴェン:交響曲第5番

 1-2) ジョン・カスケン:ヴァイオリンとヴィオラのための二重協奏曲『ザット・サトル・ノット』
  (第1楽章:Calm/第2楽章:Foating)、
 3-5) バルトーク:ヴィオラ協奏曲、
 6-9) ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67
トーマス・ツェートマイアー(ヴァイオリン)(1)、
ルース・キリウス(ヴィオラ)(1-5)、
トーマス・ツェートマイアー(指揮)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア

 古典から現代音楽まで、音楽監督を務めたイギリスの室内管弦楽団との名演集

 トーマス・ツェートマイアーはオーストリア、ザルツブルク出身のヴァイオリニスト、指揮者です。
 イギリスの室内管弦楽団ロイヤル・ノーザン・シンフォニアの音楽監督を務めていた時に、レパートリーに魅力的な新しい音楽を組み入れ、古典にも現代作品にも洞察力のある演奏を行ったとして高く評価されていました。
 このアルバムにはそのことがはっきりと証明されています。
 最初のジョン・カスケンのヴァイオリンとヴィオラのための二重協奏曲『ザット・サトル・ノット』は2012年から13年にツェートマイアー、ヴィオラ奏者のルース・キリウスとロイヤル・ノーザン・シンフォニアのために書かれた作品です。
 ジョン・ダンの詩に感銘を受けて作曲されたこの曲はイギリスのルネサンスと現代の音楽との架け橋となっています。
 バルトークのヴィオラ協奏曲での天啓を受けたような演奏で異彩を放つキリウス、ベートーヴェンの交響曲第5番で「絶対的な力で信頼を増す」ツェートマイアーが圧巻です。
 
 【録音】2014年1月13日、ロンドン、Milton Court Concert Hall




すごいんです
ツェートマイアー&ノーザン・シンフォニア 2タイトル


 



 鬼才で知られるヴァイオリニスト、ツェートマイアー。
 しかしノーザン・シンフォニアとの指揮がなかなかすごい。



Brahms: Violin Concerto
AVIE
AV 2125
\2900
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77/
シューマン:交響曲第4番ニ短調Op.120(1841年初版)
トーマス・ツェートマイアー(Vn&指揮)、
ノーザン・シンフォニア
2006年12月9日-11日の録音。

 ツェートマイヤーって指揮もするんだ。
 ・・・と思ったけどすでにノーザン・シンフォニアの音楽監督として実績もあり、アンサンブル金沢を指揮したりもしてるらしい。へー、おみそれしました。

 で、ここではブラームスのコンチェルトの「弾き振り」という難事業に挑んでる。そんなことできんの?・・・と思うけど実際やってる。きっと入念な打ち合わせ・練習をして、実際の演奏のときにはリアルタイムであっちゃこっちゃ指示しなくてもいいようにしてるんだろう。ご苦労さん。ただ演奏のほうは、その奇抜な取り組みがとんでもない変態異常な結果として現れる・・・というところまではいってないかも。自作のカデンツァを披露してくれるけれど、それも仰天びっくりということはない(ただカデンツァのあとちょっと興奮気味になってるところなんて、まじめな性格を物語っててほほえましい)。どうせ弾き振りするんなら自作のカデンツァのときに宙返りするとか、弾きながらパンツ一丁になる、とかいうものすごい曲芸を見せてくれても良かったかもしれない(どっちもCDでは見えんけど)。人によっては「弾き振りでいっぱいいっぱい」とか言うかもなあ。終楽章なんてかなりがんばってるけどね。

 そんで、もう1曲がおまけの交響曲の4番。

 と思ったら大間違い。

 というか、おそらくこっちがやりたかったみたい。
 指揮者ツェートマイヤー本格デビュー。10年前にアーノンクールの録音を聴いてぶっ飛んだ人も多いと思うけど、ここでツェートマイヤーが取り上げたのが交響曲第4番の1841年初稿版。作曲家の死後35年に出版された異端の版。近藤健児さんの本によるとブラームスは評価していたがクララは認めなかったらしい。そりゃクララが認めないのもわかる。オケ全体に厚みがないし、この曲のツボといっていい第1楽章の男気あふれるカッコよさや、気合一発のタメみたいなのがまだ練れてない。店主など最初初稿版だということを忘れてて、シューマンの無名の序曲が始まったのかと思った。でも、その駄作っぽい序曲がだんだん名作交響曲に変容していく様はなかなか面白い。「あ、そっか、初稿版だった」と気づいた後も、かなり、というかそうとう改訂版と違うので、それなりにずっと楽しめる。初恋の人に良く似た女性に出会って、「でも初恋の人のほうがすばらしかったなあ」、と言いながら目の前の女性の短所や欠点をあら捜ししているうちに、いつの間にかそこがいとおしくなってしまうような感じ。
 ツェートマイヤーの指揮がアーノンクールほどスマートでなく、陳腐な作品を陳腐なまま表現してくれているのが嬉しかったりする。
 とにかくはつらつとして生きがいい。ラストの追い込みなんてかなり泣かせる。変だけど。

 なんだかほめてんだかけなしてんだかわかんなくなってきたけど、面白かった。

 
Sibelius - Symphonies Nos. 3 & 6
AVIE
AV 2150
\4000

すでに廃盤
海外在庫限り
ツェートマイヤー&ノーザン・シンフォニア/シベリウス
 シベリウス:交響曲第3番ハ長調Op.52/
 ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調/
 シベリウス:交響曲第6番ニ短調Op.104
トーマス・ツェートマイヤー
(ヴァイオリン&指揮)、
ノーザン・シンフォニア

 鬼才ツェートマイヤー、今はそのとんがり具合をノーザン・シンフォニアに向けて発信中。
 二足のわらじかと思いきや、これがなかなか堂に入ったもの。

 ブラームスの弾きふりのときはそのこと自体に驚いて、シューマンはへんてこりんな曲に驚いて終わってしまったが、シベリウスは真っ向勝負。
 まさかツェートマイヤーのシベリウスが聴ける時代が来るとは夢にも思わなかったが、これがどうして壮絶なる名演。そこまでダイナミック・レンジを広げる必要があるのか、とか、そこまで太鼓ドンドンする必要があるのか、とか、そこまで生き生きハッチャケで行く必要があるのか、などなど、いろいろ突っ込みたいところはあるでしょうけど、全然OK。こんな緊張感あふれる、人の心を煽り倒すような第3番、聴いたことない。とにかくツェートマイヤー、このちょっと妙な交響曲を、今まで一度もほかの人の演奏で聴いたことがないというような鮮烈な解釈で聴かせてくれます。シベリウス・ファンなら「こんなの嫌い」か「そうそう、これこれ!」というかどっちか真っ二つ。店主は喜んで受け容れます。

 ちなみにストラヴィンスキーも冒頭からいきなり過激です。早く6番が聴きたいと思っていたのに、すっかり聞き惚れてしまいました。

 そして圧巻のシベリウス第6番・・・。

 ちょっと・・・・これは・・・すごい。
 怪物。この男。普通じゃない。

 どうしてこのアルバムの噂を聞かないのだ?
 なんにしてもツェートマイヤー、普通の人間じゃない。ここ最近聴いた中で最も衝撃的だった。

 2007年&2008年、セージ・ゲイツヘッド・ホールでのライヴ録音。




 




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ANALEKTA



AN28882
(2CD)
¥4400→\3990
シューマンとブラームスの交響曲を収録する大型企画
 今回は第3番!

 クララ、ロベルト、ヨハネス Vol.3

 【DISC 1】
  1-5. ロベルト・シューマン(1810-1856):交響曲 第3番 変ホ長調「ライン」Op. 97

  クララ・シューマン(1819–1896):
   6. 海辺にて
   7. ある明るい朝に Op. 23-2
   8. ローレライ
   9-11. 4つの束の間の小品 Op. 15
    (第4曲はピアノ・ソナタの第3楽章として収録)
   12-15. ピアノ・ソナタ ト短調

 【DISC 2】
  1-4. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):交響曲 第3番 ヘ長調 Op. 90


  クララ・シューマン:
   5-8. ピアノ三重奏曲 ト短調 Op. 17
ナショナル・アーツ・センター管弦楽団
アレクサンダー・シェリー(指揮)
 ...DISC1/1-5、DISC2/1-4
スチュワート・グッドイヤー(ピアノ)
 ...DISC1/9-11、DISC2/5-8
川崎洋介(ヴァイオリン)...DISC2/5-8
レイチェル・マーサー(チェロ)
 ...DISC2/5-8
ガブリエラ・モンテーロ(ピアノ)
 ...DISC1/12-15
アドリアンヌ・ピエチョンカ(ソプラノ)
 ...DISC1/6-8
リズ・アップチャーチ(ピアノ)
 ...DISC1/6-8

 録音: 2020年-2022年/収録時間: 137分

 【シェリー指揮NAC管によるシューマン夫妻とブラームス第3弾】

 それぞれ4曲あるシューマンとブラームスの交響曲を第1番から1曲ずつとクララ・シューマンの作品を収録し、3人の親密な関係を紐解こうという企画の第3弾。
 まずは企画の柱でもあるシェリーとナショナル・アーツ・センター管による、2つの交響曲の充実ぶりが大きな聴きもの。
 今回は名手スチュワート・グッドイヤーも参入し、精悍さと繊細な美しさを併せ持つそのタッチが、ガブリエラ・モンテーロの深い情熱を秘めた表現との好対照を聴かせます。
 またナショナル・アーツ・センター管のコンサート・マスターである川崎洋介が室内楽にも参加し、端正ながらも奥行きのある表現を聴かせています。



 






 AN 28877-8
(2CD)
特別価格
¥4400→\3990
シューマンとブラームスの交響曲を収録する大型企画
 クララ、ロベルト、ヨハネス Vol.1 -ダーリングズ・オヴ・ザ・ミューザズ


 ロベルト・シューマン:交響曲第1番変ロ長調 Op.38 《春》


 ガブリエラ・モンテーロ(b.1970):即興曲第1番*
 クララ・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.7*
 モンテーロ:即興曲第2番-第5番*

 ヨハネス・ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
アレクサンダー・シェリー(指揮)
カナダ・ナショナル・アーツ・センター管
ガブリエラ・モンテーロ(ピアノ)*


 第1巻は、ロベルトとヨハネスそれぞれの「交響曲第1番」と、クララの「ピアノ協奏曲」を収録。ピアノ協奏曲では、1995年のショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞を果たし、マルタ・アルゲリッチからの信頼も篤いベネズエラ出身のピアニスト、ガブリエラ・モンテーロがソロを務め、また即興演奏家としても名高いモンテーロによる、クララの音楽に触発されたインプロヴィゼーション(即興曲)を挿入し、このプロジェクトに深みを持たせています。

 ※録音:2019年2月13日-14日&5月1日-2日、2020年1月15日?16日、サウザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター(カナダ)




 AN 288801
(2CD)
特別価格
¥4400→\3990

シューマンとブラームスの交響曲を収録する大型企画
 クララ、ロベルト、ヨハネス Vol.2 ~ リリカル・エコーズ


 ロベルト・シューマン:交響曲第2番ハ長調 Op.61


 クララ・シューマン:歌曲選集*
  〔彼はやってきた Op.12-1、美しさゆえに愛するのなら Op.12-2、
   なぜ他の人たちに尋ねようとするの Op.12-3、私は暗い夢の中に立っていた Op.13-1、
   彼らは愛し合っていた Op.13-2、愛の魔法 Op.13-3、私はあなたの瞳に Op.13-5〕

 ヨハネス・ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73


 クララ・シューマン:歌曲選集*
   〔月は静かに昇った Op.13-4、無言のハスの花 Op.13-6、
    別れの時に、私の星、おやすみなさいとあなたに言う〕
 アレクサンダー・シェリー(指揮)、カナダ・ナショナル・アーツ・センター管弦楽団、
 エイドリアン・ピエチョンカ(ソプラノ)*、リズ・アップチャーチ(ピアノ)*

 第2巻は、ロベルトとヨハネスそれぞれの「交響曲第2番」に、クララが結婚初期に書いた歌曲からの素晴しきセレクションをカップリング。
 歌うのは、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ、ウィーン国立歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウスなど世界の主要なオペラハウスで歌ってきたカナダのソプラノ、エイドリアン・ピエチョンカ(アドリアンヌ・ペジョンカ)。
 2010年にカナダのグラミー賞と呼ばれる「ジュノー賞」を受賞したほか、彼女が参加したMETのプーランク「カルメル派修道女の対話」は、2022年のグラミー賞にノミネートしています。

 ※録音(交響曲):2018年3月22日-23日&4月4日-6日、サウザン・ホール、ナショナル・アーツ・センター(カナダ)
 ※録音(歌曲):2021年7月8日-10日、ジョージ・ウェストン・リサイタル・ホール、メリディアン・アーツ・センター(カナダ)

 




CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES



CVS076
(2CD)
¥4400
カヴァッリ: 歌劇《エジスト》
 フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):《エジスト》
  ~序幕付き全3幕の音楽寓意劇
   (1643年ヴェネツィアにて初演)
 台本: ジョヴァンニ・ファウスティーニ(1615-1651)
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
エジスト...マルク・モイヨン(テノール)
クローリ...ソフィー・ユンカー(ソプラノ)
リディオ...ザッカリー・ワイルダー(テノール)
クリメーヌ...アンブロワジーヌ・ブレ(メゾ・ソプラノ)
夜の精、太陽神アポロ...ダヴィド・トリクー(テノール)
イッパルコ...ロマン・ボクレール(バリトン)
暁の女神アウローラ、恋の神アモーレ、時の精オーラ...
 ユジェニー・ルフェーヴル(ソプラノ)
デーマ...ニコラス・スコット(テノール)
美の精ベレッツァ、フェードラ...
 マリールー・ジャカール(メゾ・ソプラノ)
エーロ、美の女神ヴェネレ...
 カロリーヌ・マング(メゾ・ソプラノ)
チネア、セメレ...
 ヴィクトワール・ビュネル(メゾ・ソプラノ)
ディドーネ、快楽の精ヴォルピア...
 フロリアーヌ・アスレール(メゾ・ソプラノ)
コンサートマスター...
 フィオーナ=エミリー・プパール(ヴァイオリン)
オーケストラ編成...
 ヴァイオリン6、ヴィオラ・ダ・ガンバ、
 チェロ、コントラバス、
 リローネ/キタリーノ持替、アーチリュート、
 テオルボ/バロックギター/コラシオーネ持替、
 トリプルハープ、チェンバロ/オルガン/スピネット、
 リコーダー、リコーダー/ドゥルツィアン持替、
 木管コルネット
ヴァンサン・デュメストル(指揮)

 録音: 2021年3月17-22日、ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場/収録時間: 126分

 【注目プロジェクト、待望の音盤化!気鋭の歌手陣が解き明かす中期バロックの傑作像】
 20世紀末の結成以来、知られざる17世紀音楽の復権に大きな貢献を果たし続けてきたフランスの古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク。
 彼らは太陽王ルイ14世の時代に古典的形式が整うより前の、17世紀初頭の知られざるフランス音楽の魅力を強く印象づけてきた一方、その同時代に最初の大躍進を見せつつあったイタリア初期~中期バロックの音楽にも驚くべき適性をみせ、ユニークな名演で世界中を魅了し続けてきました。ここに全曲CD録音されたカヴァッリ《エジスト》は、彼らが主宰者デュメストルとともに10年来さまざまな歌手陣を招いて披露してきた、いわば自家薬籠中のレパートリー!
 17世紀前半のヴェネツィアに君臨した巨匠モンテヴェルディの歿年にあたる1643年、その門下で躍進を続け新たなイタリア・オペラの寵児となりつつあったカヴァッリが、その後も緊密な協力関係を続けることになるファウスティーニの台本を得て披露した作品で、20世紀に現代楽器オーケストラで蘇演されていますが全曲録音は今回がおそらく初。
 恋心を錯綜させる二人の男女を軸とした物語は、圧倒的な演技力を声に宿らせる異才モイヨン演じる主人公エジストの乱心をめぐって驚くべき展開をみせ、弦楽を中心に小規模ながら充実した編成のオーケストラが深い心理描写で歌手たちに応えるさまは圧巻。
 ドゥルツィアン(ファゴットの前身)とリコーダーのジェレミー・パパセルジオー、3種の鍵盤を使いこなすエリザベート・ガイガーら経験豊かな名手の立ち回りも鮮やかです(弦には畑野達哉も参加)。ユンカー、ワイルダー、マングら欧州が注目する気鋭歌手たちの活躍も見事で、カヴァッリという作曲家の真価を深く掘り下げた名演に仕上がっています。

 
 
 


CVS085
(2CD)
¥4400
デマレ: 歌劇《シルセ》
 アンリ・デマレ(1661-1741):
  《シルセ》~序幕付き全5幕の音楽悲劇
   (1694年パリにて初演)
 台本: ルイーズ=ジュヌヴィエーヴ・
  ジヨ・ド・サントンジュ(1650-1718)
シルセ...ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
ユリス...マティアス・ヴィダル(テノール)
エオリー...カロリーヌ・ミュテル(ソプラノ)
ポリート、ファンタス...ロマン・ボクレール(バリトン)
エルフェノール...ニコラ・クルジャル(バス)
愛の神アムール(アモーレ)...セシル・グランジェ(ソプラノ)
ニンフ...マリー・ピコー(ソプラノ)
商業神メルキュール(メルクリウス)...
 ピエール・デレ(テノール)
幸運な恋人、ギリシャ人、夢の精...
 マチュー・モンターニュ(オートコントル〔高音テノール〕)
水の神、神官の長、悪夢の神フェベトル(ポベトル)
 ...アルノー・リシャール(バス=バリトン)
レ・ヌーヴォー・キャラクテール(声楽&古楽器オーケストラ)
 コンサートマスター...クリストフ・ロベール(ヴァイオリン)
セバスティアン・デラン(指揮)

 録音: 2022年1月10-12日、ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場/収録時間: 155分

 【リュリ亡き後の大人気作曲家の真価に迫る!フランス古楽シーン最前線の快挙】
 太陽王ルイ14世に愛された王室音楽総監督リュリが1687年に不慮の事故で世を去った後、ラモーが1733年に《イッポリトとアリシ》で衝撃のデビューを果たすまでの約半世紀、フランス・オペラの世界は決して不毛だったわけではありません。
 むしろその逆で、マラン・マレやカンプラなどが注目すべき傑作を折々に書く一方、他にも注目すべき作曲家が名を馳せていました。
 中でもデマレは、礼拝音楽で台頭した同世代のド・ラランドと並ぶ実力で早くから注目され、1699年に恋人の父から糾弾されフランスを追われなければ、1歳違いのカンプラと並ぶ名声を博したかもしれません。
 実際、国を追われた後もスペイン王室やロレーヌ公の宮廷で重用されていますが、オペラの全曲録音がなされるようになったのはようやく21世紀に入ってからのこと。
 まだフランスにいた1694年の《シルセ》はリュリ風の抒情悲劇の作法を完璧に使いこなした傑作で、部分録音で垣間見えていた作品像の全貌に触れられる全曲録音は待望というほかありません。
 フランス宮廷流の大小ヴィオラ3パートを含む5部編成の弦楽に撥弦・擦弦・鍵盤からなる通奏低音勢が多彩な音色を使い分け、各一対のトラヴェルソとバスーン(リコーダー持替)、オーボエに打楽器も加わる総勢33人の器楽勢の傍ら、合唱も22人と充実した編成がフランス宮廷の豪奢な音楽生活を彷彿とさせます。
 ジャンス、ヴィダルといった有名歌手たちが深い情感表現に満ちたデマレの旋律を鮮やかに歌い上げ、俊才続々の器楽陣営を率いる才人デランの指揮も実に精妙。
 今後デマレのさらなる再発見に期待が募る注目リリースです。

 
 
 


CVS083
¥2800
クープラン:教区のためのミサ
 フランソワ・クープラン(1668-1733):教区のためのミサ ~
  『二つのミサ曲によるオルガン作品集』(1690)より
   1-9. キリエ / 10-27. グローリア /
   28. オフェルトリウム / 29-33. サンクトゥス /
   34-36. アニュス・デイ / 37-38. イテ・ミサ・エスト
オリヴィエ・ラトリー(オルガン)
クレマンス・カリ、マルト・ダヴォ、
 ジャンヌ・ルフォール(ソプラノ)
シリル・エスコフィエ(テノール)
マルク・モイヨン、
 ジャン=マルク・ヴィエ(バリトン)
ジャン=イヴ・エモ(指揮)

 使用楽器: ジュリアン・トリビュオ1711年建造 ルイ=アレクサンドル・クリコ1736年、フランソワ=アンリ・クリコ1762年の拡張整備を反映しジャン=ルー・ボワソーとベルトラン・カティオにより1995年に復旧修復

 【本来の文脈に沿った声楽入り演奏で真意に迫る、ラトリー満を持しての全曲録音】
 サン=サーンスやドビュッシーら、フランス近代の作曲家たちも注目したフランス・バロック最大級の作曲家クープラン。クラヴサン(チェンバロ)のための個性的な独奏曲が昔から脚光を浴びてきましたが、その本職はオルガン奏者でした。
 一族が代々仕えたパリの聖ジェルヴェ教会で実力を養った後にルイ14世の王室礼拝堂オルガン奏者となり、生涯最初に発表した曲集も、ここに収録された作品を含む2作のミサ曲からなる内容でした。
 17世紀当時のフランスでは礼拝に際して祈りの言葉がグレゴリオ聖歌で唱えられる中、式次第の進行に合わせてオルガンが奏でられ、奏者は音栓を駆使して多彩な音色を使い分け、祈りの詩句を彩っていましたが、クープランの曲集はその流れに沿った無数の小品の連続でできています。
 声部ごとに音栓を別々にして室内楽のように対話させてゆくその音楽は、個々に完成度の高いオルガン曲として演奏されることも少なくありませんが、名手オリヴィエ・ラトリーはここで、声楽陣を交えて当時のミサ式次第をなぞる流れで全曲を録音。
 それぞれの作品がどのような存在として扱われていたのか、当時流の演奏再現でクープランの真意に迫ります。パリ・ノートルダム大聖堂の専属奏者として、2019年の被災直前に残したバッハ録音が有名なラトリーですが、この傑作の彼にとっての初録音とは思えない堂に入った解釈は流石というほかありません。
 かつて作曲家自身も専属奏者の一人として奏でた歴史的銘器で、フランス・バロックの素顔に触れられる貴重な新録音です。
 



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 LINN RECORDS



CKD716
¥2800→\2590
数少ないピリオド・スタイルによる弦楽四重奏団
 コンソーネ弦楽四重奏団
 メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲 変ホ長調、第5番 変ホ長調

 フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
  1-4. 弦楽四重奏曲 変ホ長調
  5-8. 弦楽四重奏曲 第5番 変ホ長調 Op. 44-3
コンソーネ弦楽四重奏団(古楽器使用)
 アガタ・ダラスカイテ、
  マグダレーナ・ロス=ヒル(ヴァイオリン)
 エリツァ・ボグダノヴァ(ヴィオラ)
 ジョージ・ロス(チェロ)

 録音: 2022年3月23、25、26日 メニューイン・ホール、サリー、UK/収録時間: 59分

 【注目のピリオド・クァルテット、コンソーネ弦楽四重奏団のプロジェクトがLINNで始動!】
 英国王立音楽院で結成されたコンソーネ弦楽四重奏団は、数少ないピリオド・スタイルによる弦楽四重奏団として2015年から本格的な活動を開始し、これまで多くの賞を受賞してきました。
 2018年リリースのハイドンとメンデルスゾーンを収めたファーストアルバム(AMBRONAYEDITIONS/AMY310)は英「THE STRAD」誌などで高評価を獲得。2020年にはスウェーデンのギタリストとの共演アルバム(Resonus/RES10260)もリリースしています。
 初来日公演はコロナ禍の影響で中止となりましたが、2021年の「たかまつ国際古楽祭」にはオンライン配信で参加、多くの人を魅了しました。
 2019年にはBBCのニュー・ジェネレーション・アーティストに選出、今回のアルバムもBBCとLINNの共同企画によるもので、今後メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲全曲の録音を予定しています。
 メンデルスゾーンが14歳の1823年に書かれた弦楽四重奏曲変ホ長調は、作曲者の生前出版されなかったもののその筆致は既に習作の域を出た素晴らしいもの。
 ここでの演奏は終楽章のフーガなどに聴かれる緻密な構成を若々しい躍動感を持って美しく歌い上げており、この作品の瑞々しさが前面に出ています。
 第5番は作曲者が精力的に活動していた1837年から翌年にかけての円熟期に作曲されたもの。ガット弦ならではの柔らかで伸びやかな音色と滑らかな歌心で、この作品の魅力を十二分に伝えています。

  


ここでメンデルスゾーンの6番が観られる・・・

Oxford Coffee Concerts~The Consone Quartet

 Haydn: String Quartet no 41 in D major, op 50 no 6, Hob III:49 (“The Frog”)
 Mendelssohn: String Quartet no 6 in F minor, op 80
https://youtu.be/MEZp-FWOITc
 



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NAXOS



8.574480
¥1800
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):ピアノ作品全集 第2集 セルジオ・モンテイロ(ピアノ)
 1. No. 1. Prologue: Maestoso プロローグ(マエストーソ)
 2. No. 2. Tendresse: Andante 優しさ(アンダンテ)
 3. No. 3. Pressentiment: Agitato 予感(アジタート)
 4. No. 4. Souvenir d'un jour de joie:
  Allegro molto appassionato 喜びの日の思い出(アレグロ・モルト・アパッショナート)
 5. No. 5. Nostalgie: Andante con moto ノスタルジー(アンダンテ・コン・モート)
 6. No. 6. Par gros temps: Largo - Allegro molto 悪天候の中で(ラルゴ - アレグロ・モルト)
 7. No. 7. Evocation d'un jour d'angoisse: Poco lento 苦悩の日の喚起(ポーコ・レント)
 8. No. 8. Dans la nuit...: Grave 夜に(グラーヴェ)
 9. No. 9. Supreme appel: Allegro molto agitato 至高の呼び声(アレグロ・オルト・アジタート)
 10. No. 10. Sur une tombe...: Molto lento e sostenuto 墓前にて(モルト・レント・エ・ソステヌート)
 11. No. 11. Adieu: Moderato piu tosto lento 別れ(モデラート・ピウ・トスト・レント)
 12. No. 12. Seul...: Molto maestoso 孤独(モルト・マエストーソ)
 Solitude 孤独 Op. 44(1918)
  13. I. Hantise 幽霊屋敷14. II. Nuit blanche 白夜 / 15. III. Vision hallucinante 幻影 /
  16. IV. La ronde fantastique des revenants お化けのロンド
 17. Piece pour Piano ピアノのための小品 Op. 49
  "Ainsi parlait Zarathoustra" ツァラトゥストラはかく語りき(1922)
 18. Air a danser 舞踏の調べ(1910)
 Airs de danse 舞踏の調べ(1911-12頃)
  19. No. 2. Le vieux berger 年老いた羊飼い / 20. No. 3. Les esprits de la nuit 夜の精霊

 録音:Small Rehearsal Hall,Wanda Bass School of Music,Oklahoma City University,Oklahoma(USA) 2022年5月15日...13-16、19、20 2022年5月16日...1-12、17、18
 総収録時間:77'01"

 荘厳なオルガン作品で知られるルイ・ヴィエルヌのピアノ作品全集。シリーズ第2集では、第1次世界大戦が勃発した1914年にヴィエルヌが作曲を開始した「12の前奏曲」を中心に様々な曲を聴くことができます。
 「12の前奏曲」は各々の曲に象徴的なタイトルが付されており、その多くはロマンティックなものですが、激しさを増す戦時状況や、当時悪化した緑内障の治療を受けたことなど心身ともに疲れていた彼の心情を反映してか、悲観的なタイトルが多く曲調も暗めになっています。
 次の「孤独」は1918年の作品。弟でオルガニストだったルネと長男ジャックを戦争で失くした彼の絶望が表れた悲しい曲調が印象的です。
 他は「ツァラトゥストラはかく語りき」と題された死後出版の「ピアノのための小品 Op.49」やノスタルジックな「舞踏のエール」などを収録。第1集と同じくブラジル出身のピアニスト、セルジオ・モンテイロの演奏で。
 
 
8.555880
¥1800
ブリティッシュ・ライト・ミュージック 第15集
 フィリップ・レイン(1950-):作品集

  1. London Salute ロンドン・サリュート(1982)
  パガニーニの主題による気晴らし(1989)
   2. I. Introduction and Theme 序奏と主題 / 3. II. In Pieces 断片的に /
   4. III. Toccata トッカータ / 5. IV. Chaconne シャコンヌ /
   6. V. Cortege 行列 / 7. VI. Popular Song 民謡 /
   8. VII. Five-a-side 5人制サッカー / 9. VIII. Epilogue エピローグ
  コッツウォルド舞曲集(1973)
   10. I. Seven Springs / 11. II. Badminton House /
   12. III. Pittville Promenade / 13. IV. Cleeve Idyll /
   14. V. Wassail Song
  ディヴェルティメント(1994)(クラリネット、弦楽とハープ版 2000年)
   15. I. Prelude 前奏曲
   16. II. Canzonetta カンツォネッタ
   17. III. Valse americaine アメリカ風ワルツ
   18. IV. Tarantelle-rondeau タランテッラ=ロンド
  3つのクリスマスの絵(1980年代)
   19. No. 1. Sleighbell Serenade スレイベル・セレナード
   20. No. 2. Starlight Lullaby 星明りの子守歌
   21. No. 3. Christmas Eve Waltz クリスマス・イヴのワルツ
  22. A Maritime Overture 海の序曲(1982)
  3つの航海の小品(1980-2000)
   23. I. When the Boat Comes In 船が帰り着く時
   24. II. Spanish Ladies スペインの婦人たち
   25. III. Portsmouth ポーツマス
  26. Prestbury Park プレストバリー・パーク(1975)(管弦楽版 1978年)
ヴェリティ・バトラー(クラリネット)...15-18
ロイヤル・バレエ・シンフォニア
ギャビン・サザーランド(指揮)

 MARCO POLO 8.225185のレーベル移行盤
 録音:2001年2月19-21日 ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン(UK)/総収録時間:73'39"

 英国の作曲家・音楽学者フィリップ・レーンの作品集。
 幼い頃から作曲をはじめ、その作品は学生時代からオーケストラで演奏されるなど注目を集めていました。
 彼は作曲家としても知られる第14代バーナーズ卿(1883-1950)の研究家としても知られ、バーナーズ卿の作品全ての録音を監修し、最終的にはバーナーズ家の財産の管財人になったほどでした。
 また映画音楽の再構築も手掛け、失われたサウンドトラックの復元にも尽力しました。彼自身の作品も、どれも豊かなオーケストラの響きを重視した華麗なもので、現在でも多くの人々に愛されています。
 このアルバムには彼の代表作を収録。BBCの60周年を記念して書かれた「ロンドン・サリュート」やもともとは金管五重奏のために書かれた「パガニーニの旋律による気晴らし」、彼の幼い頃の思い出を反映した「コッツウォルド舞曲集」、自身の作品を引用した「ディヴェルティメント」、そして人気の高い「スレイベル・セレナード」など聴きごたえのある作品が並びます。
 2008年から2022年までイングリッシュ・ナショナル・バレエの音楽監督をつとめたヴェテラン、ギャビン・サザーランドの2001年の演奏です。
 
 

8.574240
¥1800
ドメニコーニ:ギター独奏のためのおとぎ話「シンドバッド」 シェリル・レフィク・カヤ(ギター)
 1. Cycle I: No. 1. Bagdad (Baghdad)
 2. Cycle I: No. 2. Sindbad
 3. Cycle I: No. 3. Sindbads Reise (Sindbad's Journey)
 4. Cycle I: No. 4. Der Kampf mit den Wellen (The Battle with the Waves)
 5. Cycle I: No. 5. Das Ei des Vogels Ruch (The Bird's Egg)
 6. Cycle I: No. 6. Diamantenfischer im Schlangental(Diamond Fishers in the Valley of Snakes)
 7. Cycle I: No. 7. Gluckliche Reise (Homeward Bound)
 8. Cycle II: No. 1. Der Sturm (The Storm)
 9. Cycle II: No. 2. Das rettende Holz (The Rescuing Driftwood)
 10. Cycle II: No. 3. Sindbads Verzweiflung (Sindbad's Despair)
 11. Cycle II: No. 4. Die kleinen Mannchen und der Riese(The Little Men and the Giant)
 12. Cycle II: No. 5. Die Flucht (The Escape)
 13. Cycle II: No. 6. Heirat mit der Prinzessin (The Wedding with the Princess)
 14. Cycle II: No. 7. Zwangsbegrabnis (Buried Alive)
 15. Cycle III: No. 1. Reise nach Indien (Journey to India)
 16. Cycle III: No. 2. Der unterirdische Fluss (The Underground River)
 17. Cycle III: No. 3. Am Grab der Geisterkonige (At the Tomb of the Spirit King)
 18. Cycle III: No. 4. Der Flug (The Flight)
 19. Cycle III: No. 5. Sindbads Verklarung (Sindbad's Transfiguration)
 20. Cycle III: No. 6. Serendip (Serendipity)
 21. Cycle III: No. 7. Ruckkehr nach Bagdad (Return to Baghdad)
 全て世界初録音

 録音:2022年5月8-9日 St. Paul's Anglican Church,Newmarket、オンタリオ(カナダ)/総収録時間:80'04"

 「コユンババ」の作曲者として知られるカルロ・ドメニコーニの長編大作が登場。その名も『シンドバッド』。イタリアで生まれドイツに学んだドメニコーニは、3年間滞在したトルコで東洋文化の大きな影響を受けました。
 ここでは有名な船乗りシンドバッドのストーリーを、ペルシャの音階や中東の楽器ウードを模した音などを随所に織り込み、異国情緒豊かな組曲に仕立てています。
 『シェエラザード』のギター版と呼ぶこともできそうな出来栄え。トルコ系アメリカのギタリスト、レフィク・カヤが、2018年に発表したアルバム(8.573675)に続き卓越した技巧と音楽性を披露しています。
 
 

8.574464
¥1800
アウエルバッハ:24の前奏曲 - ヴァイオリンとピアノのために
 1. Adagio mortale/2. Andante (tempo di valzer)/
 3. Andantino misterioso/4. Allegro/5. Allegro moderato/
 6. Allegro marcato/7. Allegro moderato/8. Andante/
 9. Allegro/10. Allegro/11. Allegretto/12. Adagio/
 13. Allegro moderato/14. Presto/15. Adagio sognando/
 16. Misterioso/17. Vivo/18. Agitato/19. Moderato/
 20. Tragico/21. Andante/22. Moderato serioso/
 23. Andante/24. Presto
クリスティン・ベルンシュテッド(ヴァイオリン)
ラメズ・マーンナ(ピアノ)

 録音:2022年4月16-17日、6月25-26日、7月30-31日 Royal Danish Academy of Music、コペンハーゲン(デンマーク)
 総収録時間:53'49"

 ロシアのピアニスト・作曲家レーラ・アウエルバッハ。2002年に自作の『ヴァイオリンとピアノ、管弦楽のための組曲』の演奏でカーネギー・ホールにデビュー(ヴァイオリンはギドン・クレーメル)し注目を浴び、以降精力的な活動を行っています。アウエルバッハはこれまでに「24の前奏曲」を3組作曲しており、どれもショパンの前奏曲に倣って12音全ての長調、短調を用いて書かれています。
 この「ヴァイオリンとピアノのための前奏曲」は1999年の作品。ヴァイオリニストのヴァディム・グルズマン、ピアニストのアンジェラ・ヨッフェに捧げられており、明瞭なコントラストを持つ凝縮した小品で構成されています。
 時には調性感が希薄になることもあるものの、バッハからショパンそしてショスタコーヴィチへと受け継がれた伝統を大切にした色彩豊かな音楽です。
 ヴァイオリンを演奏するのは1994年デンマーク生まれのクリスティン・ベルンシュテッド。
 2021年にカトヴィツェで開催された「ミェチスワフ・ヴァインベルク国際コンクール」に入賞後、ポーランド系の作品の紹介に努めています。
 
 


8.574495
¥1800
シニガーリャ:弦楽四重奏曲全集 第2集
 1. ロマンス Op. 3(1889) - 弦楽四重奏とホルンのために
 2. アヴェ・マリア(1888) - 弦楽四重奏曲のための
 3. アレグロ・エネルジコ(作曲年不明)
 4. 弦楽四重奏曲のためのガヴォッタ(1888)
 5. ノヴェレッタ(作曲年不明)
 6. モデラート・モッソ(作曲年不明)
 7. スケルツォ ニ長調(1888)
 8. アダージョ(作曲年不明)
 9. モメント・アンティコ(弦楽四重奏版)(1888)
 弦楽三重奏曲 イ長調(1889)
  10. I. Allegro / 11. II. Andante, Tema con variazioni /
  12. III. Scherzo - Trio / 13. IV. Allegro
 トリオ=セレナータ(セレナード) Op. 33(1906)
  14. I. Allegro moderato / 15. II. Intermezzo /
  16. III. Egloga / 17. IV. Capriccio
 
 トラック1を除き世界初録音
ヴァヴジニェツ・シマンスキ(ホルン)...1
アルコス四重奏団

 録音:2021年7月 KunstWERK, Musikschule Rodewisch e.V.(ドイツ)/総収録時間:87'32"

 ※こちらのCDは長時間の収録になっているため、一部のプレイヤーでは正常に再生できない可能性がございます。予めご了承ください。

 イタリア、トリノ出身の作曲家・登山家シニガーリャの弦楽四重奏曲集。ユダヤ系であったため、ナチス・ドイツに弾圧され悲劇的な死を迎えたシニガーリャですが、その作品はどれも彼が愛した山々のような清々しい美しさを誇っています。
 第1集(8.574183)に続くこの第2集には弦楽四重奏のために書かれた小品を中心に収録しています。
 彼はヴァイオリニスト、ジョヴァンニ・ボルツォーニの弟子であり、弦楽器の扱いのうまさは師匠譲りのものでした。
 このアルバムでは主として1888年から89年に書かれた初期の作品を聴くことができますが、いくつかの作品は作曲年不明となっています。
 ホルンをフィーチャーした「ロマンス」や、シンプルでありながら半音階的なハーモニーが印象的な「アヴェ・マリア」など、イタリアのオペラ・アリアを思わせる抒情あふれる旋律が心に残ります。
 また1906年の作品で、バロックの様式を感じさせる「トリオ=セレナータ」も聴きどころです。
 




OCORA


C561157
【再発売】
¥2800
ノルウェーの歌とハーディングフェーレ
 1. Halling Etter Gabriel Reed/2. Springar Etter Peder Straumen/
 3. Kari, Kari/4. Skraddarlatten/5. Halt Halvord/6. Rotnheims-Knut/
 7. Ja, Da E Va Litin/8. Springar Etta Ola Reiseshagen/
 9. Store Gud Og Frelsermand/10. Ja, E Huksa Vel Ei Gong/
 11. Springar Etter Johannes Holsen/12. Brureslatt Etter Peder Straumen/
 13. Nattergalen/14. Springar Etter Torger Hegge/15. Liten Va Guten/
 16. Springar Av Vidar Underseth/17. Kitte Kitte/
 18. Lydarlatt Etta Ola Okshovd/19. Heimreisa/
 20. Sorg Aldri Du Min Pike/21. Gudvangen, Gangar Etter Anders Sagen/
 22. Hvad Er Det Godt At Lande/23. Brureslatt Etter Abraham Melvær/
 24. Hatlelien, Springar Etter Peder Straumen/
 25. Rettno Kjeme Kult'n Ta Fjelle/
 26. Lagdajordin/27. Det Sprang Ein Liten Gut/
 28. Halling Etter Peder Straumen/29. Hei, So Dansa Jenta Mi/
 30. Latten Henne Ragnhild I Rolandsgarde/31. Sjaheimen
Kristin Gulbrandsen (歌)
Ole Aastad Braten (ランゲレイク)
Tore Bolstad、
 Vidar Underseth
  (ハーディングフェーレ)

 録音: 2001年1月 ラジオ・フランス/収録時間: 56分

 4本の演奏弦に4-5本の共鳴弦を持つノルウェーの民族楽器ハーディングフェーレ(ハルダンゲル・フィドル)。
 グリーグが『ペール・ギュント』で用いたほか、ノルウェー国内はもとより世界中にファンを持つこの楽器の音色の魅力を堪能できる一枚。
 女声による美しい歌声も収録されており、この伴奏には台に置いてつま弾く民族楽器ランゲレイクも登場します。
 2001年に発売されたアルバムの再発売。
 





<メジャー・レーベル>

DG



4864073
\2900

《ラファエル・フイヤートル~Visages baroque》


 1) J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番前奏曲ハ長調BWV846(ギター編)、
 2) ジョゼフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ:愛想のいい人(クラヴサン曲集第1巻より第6曲)
  (R.フイヤートルによるギター編)、
 3-5) J.S.バッハ:協奏曲ニ長調BWV972
  (ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲RV230による)(J.Perroyによるギター編)、
 ラモー:クラヴサン曲集と運指法 組曲(第3番)ニ長調RCT3(M.Gizardによるギター編)より
  6) 第6曲:ミューズたちの語らい、7) 第8曲:一つ目の巨人、
 8-14) J.S.バッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV825
  (G.ラインバッハによるギター編[ニ長調/変ホ長調])
  (第1曲:前奏曲/第2曲:アルマンド/第3曲:コレンテ/
   第4曲:サラバンド/第5曲:メヌエットI/第6曲:メヌエットII/第7曲:ジグ)、
 15) アントワーヌ・フォルクレ:
    ヴィオール曲集 組曲第1番ニ短調より第4曲:ベルモント
     (A.フジュレとR.フイヤートルによるギター編)、
 ジャック・デュフリ:クラヴサン曲集第3巻(A.フジュレによるギター編)より
  16) 第4曲:ラ・フォルクレ、17) 第6曲:メデ、
 18) J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV1006より
     第3曲:ロンドー風ガヴォット
ラファエル・フイヤートル(ギター)

 ギター界の新星がバロック音楽の編曲で様々な“顔”を見せるデビュー・アルバム

 クラシック・ギター界のセンセーショナルなニュー・スター、ラファエル・フイヤートルのDGデビュー・アルバムです。
 初期のギター作品から現代音楽まで、そして様々な編曲にも批評家からの賞賛を受け続けています。世界で最も有名なギタリストの登竜門である「GFA(全米ギター協会)国際ギター・コンクール」の2018年度ICAC(インターナショナル・コンサート・アーティスト・コンペティション)部門の優勝者。その後すぐにアメリカ、カナダ、中南米、ヨーロッパ各地、中国でのツアーを行いました。
 そして現在26歳、ドイツ・グラモフォンと契約。このアルバムではバッハやフランスの作曲家の、元々鍵盤楽器のために書かれたバロック音楽の新たな編曲を演奏しています。

 フイヤートルがこのアルバムの名前に“顔(Visage)”を選んだのには、明るさに満ちたヴィヴァルディの協奏曲から落ち着きのある明快なバッハの前奏曲や洗練されたフランスのチェンバロの巨匠の作品など、バロック音楽がさまざまな顔を見せるということがあります。
 けれどもそれだけではなく、一つの楽器から他の楽器に編曲すると見せるその曲の新たな“顔”、ギターが新たに見せる無限の音の幅という“顔”もこのアルバムのプログラムから明らかになっているといいます。
 バッハとフランスのバロック作曲家(ラモー、フォルクレ、ロワイエ、デュフリ)の編曲にはフイヤートルの2人の恩師を含む彼のギタリスト仲間も参加しています。
 
 ●「ギターにはあまりに多くの思いがけない音色があるのでインスピレーションが無限に湧き上がってくるのです」(ラファエル・フイヤートル)

 【録音】2022年9月29日-10月3日、ベルリン、Tanzsaal an der Panke
  



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ERATO



5419718678
(36CD)
\16000→\14990


ミシェル・コルボ/エラート録音全集~古典派&ロマン派編

Disc1-2
マルタン:
  オラトリオ『ゴルゴタ』

ローザンヌ大学合唱団(合唱指揮:ミシェル・コルボ)
ロベール・ファラー指揮、管弦楽団

録音:XI.1968, Cathedrale de Lausanne, Switzerland
(フランク・マルタン監修)

  カンタータ『かくて生は勝利す』

ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:12-14.III.1975, Lausanne, Switzerland 初CD化



Disc3

  フォーレ:レクィエム

アラン・クレマン(ボーイ・ソプラノ)
フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)
サン・ピエール=オ=リアン・ド・ビュル聖歌隊
ベルン交響楽団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:13-15.V.1972, Casino, Berne, Switzerland

  ストラヴィンスキー:結婚(フランス語歌唱)

バシア・レチツカ(ソプラノ)
アルレット・シュデル(アルト)
エリック・タピー(テノール)
フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)
マルタ・アルゲリッチ、ネルソン・フレイレ(ピアノ)、
エドワード・アウアー、スザンヌ・ウッソン(ピアノ)
打楽器アンサンブル、
ローザンヌ大学合唱団(ミシェル・コルボ:合唱指揮)
シャルル・デュトワ(指揮)

録音:27-28.V.1972, Crissier, Switzerland



Disc4
  プッチーニ:4声のミサ曲 SC.6

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:1-3.VII.1974, Igreja de Graca, Lisbon, Portugal



Disc5
ブラームス:
  モテット『なぜに悩む者に光を与えたか』 Op.74-1
  マリアの歌 Op.22
  7つの歌曲 Op.62~第1,3,4,7曲
  6つの歌曲とロマンス Op.93a~第1,3,6曲
  14のドイツ民謡集 WoO.34~第8,9曲
  秋に Op.104-5

リスボン・グルベンキアン財団合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:4-5.VII.1974 & 21-22.IV. 1975,
Igreja de Graca, Lisbon, Portugal 初CD化



Disc6
  モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626

エリー・アメリング(ソプラノ)
バーバラ・シェーラー(アルト)
ルイ・デヴォー(テノール)
ロジェ・ソワイエ(バリトン)
リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:17-18.IV.1975, Igreja de Graca, Lisbon, Portugal



Disc7
ハイドン:
  協奏曲ニ長調 Hob. XVIII:11
  協奏曲ト長調 Hob. XVIII:9
  協奏曲ヘ長調 Hob. XVIII:3

クリスティアーヌ・ジャコッテ(チェンバロ)
ローザンヌ器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:16-17.XI.1975, Salle de spectacles de Crissier, Switzerland 初CD化



Disc8
  ハイドン:ミサ曲第12番変ロ長調 Hob.XXII:12『テレジア・ミサ』

ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:2-3.X.1976, Salle de spectacles de Crissier, Switzerland 初CD化



Disc9
メンデルスゾーン:
  詩編 第42番『鹿が谷の水を慕うように』 Op.42, MWV A15
  詩篇 第95『さあ、主に向かって礼拝しよう』 Op.46, MWV A16

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:II.1977, Igreja de Jesus-Merces, Lisbon, Portugal



Disc10
  モーツァルト:ミサ曲 ハ短調 K.427 (K.417a)

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:1-3.III.1977, Igreja de Jesus-Merces, Lisbon, Portugal



Disc11
メンデルスゾーン:
  詩篇 第115『我らにではなく、主よ』 Op.31, MWV A9
  詩篇 第98『新しき歌を主に向かって歌え』 Op.91, MWV A23
カンタータ『シオンよ、主をほめたたえよ』 Op.73, MWV A24

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:VII.1978, Igreja de Jesus-Merces, Lisbon, Portugal



Disc12
シューベルト:
  スターバト・マーテル ヘ短調 D.383
  オッフェルトリウム『わたしが呼ぶ声を聞いてください』 D.963
  マニフィカト ハ長調 D.486

ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:25-26.XI.1978, Salle de spectacles de Crissier, Switzerland



Disc13
  ハイドン:スターバト・マーテル ト短調 Hob.XXbis

ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:IX.1981, Salle Del Castillo, Casino de Vevey, Switzerland



Disc14-15
  メンデルスゾーン:オラトリオ『エリヤ』 Op.70, MWV A25

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:26.IV-1.V.1983, Grand Auditorium,
Fondation Gulbenkian, Lisbon, Portugal



Disc16
デュリュフレ:
  レクィエム Op.9

テレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ)
ジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン)
パリ『アウディテ・ノヴァ』声楽アンサンブル
コロンヌ管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

  グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット Op.10

パリ『アウディテ・ノヴァ』声楽アンサンブル
ジャン・スーリッス(指揮)

録音:XI.1984 & I.1985,
Eglise de la Trinite & Eglise Notre-Dame du Liban, Paris



Disc17
  ブラームス:ドイツ・レクィエム Op.45

ブリット・マリー・アルーン(ソプラノ)
ロベルト・ホル(バス)
デンマーク放送交響楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:11-15.I.1986, Danmarks Radio Studio, Copenhagen
Disc18-19
メンデルスゾーン:
  オラトリオ『聖パウロ』 Op.36, MWV A14
  讃歌『おお主よ、我を助けたまえ』 Op.96

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:2 VII.1986, Fondation Gulbenkian, VI.1987,
Igreja de Jesus-Merces, Lisbon, Portugal



Disc20
メンデルスゾーン:
  オラトリオ『キリスト』 Op.97, MWV A26
  詩篇 第98『我が祈りを聞き給え』 WoO15, MWV B49
  3つの宗教的な歌 Op.23~第3,2曲
  我らに平安を与えて下さい WoO5, MWV A11
  テ・デウム イ長調 WoO29, MWV B25
  詩篇 第114『イスラエルの民エジプトを出で』 Op.51

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:VI.1987, Igreja de Jesus-Merces, Lisbon, Portugal



Disc21
  ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス

チェチーリア・ガスディア(ソプラノ)
ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)
ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラ(テノール)
フランチェスコ・ダルテーニャ(バス)
ローザンヌ声楽アンサンブル
ジャン=フランソワ・アントニオーリ(ピアノ)
ルチアーノ・スグリッツィ(ピアノ)、他
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:23-26.V.1987, Grande Salle, Epalinges, Switzerland


Disc22
  グノー:聖チェチーリアのための荘厳ミサ曲
  サン=サーンス:ミサ曲 Op.4(レオン・ロケ編)

マリー=クレール・アラン(オルガン)
ローザンヌ声楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:6-9.IV.1988, Cathedrale de Lausanne, Switzerland



Disc23
ベートーヴェン:
  ミサ曲 ハ長調 Op.86
  カンタータ『静かな海と楽しい航海』 Op.112

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:4-10.VII.1988, Igreja de Jesus-Merces, Lisbon, Portugal


Disc24
シューマン:
  ミニョンのためのレクィエム Op.98b
  レクィエム 変ニ長調 Op.147

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:4-10.VII.1988, Igreja de Jesus-Merces, Lisbon, Portugal


Disc25
メンデルスゾーン:
  カンタータ『最初のワルプルギスの夜』 Op.60, MWV D3
  主の御頭は血と傷にまみれ MWV A8

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:3-7.I.1989, Fondation Gulbenkian, Lisbon, Portugal

  キリエ ニ短調 MWV A3

ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:1989, Grange de Dorigny, Lausanne, Switzerland


Disc26
オネゲル:
  死の踊り
  クリスマス・カンタータ

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:VII.1989, Fondation Gulbenkian, Lisbon, Portugal


Disc27
  ブラームス:ドイツ・レクィエム Op.45

クリスタ・ゲーツェ (ソプラノ)
ヴェルナー・レヒテ(バリトン)
ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:24.IX.1989, Festival de Fribourg, Switzerland (Live)


Disc28
  ルイ・ヴィエルヌ:ミサ・ソレムニス 嬰ハ短調 Op.16
  アルベール・アラン:サン・ルイの名誉のミサ曲 Op.263
  ジャン・ラングレー:ミサ・ソレムニス Op.67

マリー=クレール・アラン、アンドレ・ルイ(オルガン)
ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:23-25.X.1989, Cathedrale de Lausanne, Switzerland


Disc29
フォーレ:
  レクィエム Op.48
  ラシーヌ賛歌 Op.11
  モテット『マリア、恩寵の聖母』 Op.47
  モテット『アヴェ・ヴェルム・コルプス』 Op.65-1
  モテット『タントゥム・エルゴ』 Op.65-2
  モテット『汝はペテロなり』
  モテット『タントゥム・エルゴ』
  小ミサ曲

マガリ・ダミ(ソプラノ)
ピーター・ハーヴェイ(バリトン)
ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:14-16.II.1992, Cathedrale de Lausanne, Switzerland


Disc30
  プッチーニ:4声のミサ曲 SC.6
  プーランク:グローリア FP 177

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:4-6.VII.1993, Fondation Gulbenkian, Lisbon, Portugal


Disc31
  ハイドン:ミサ曲第3番ハ長調 Hob.XXII:5『聖チェチーリア・ミサ』

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:4-6.VII.1993, Fondation Gulbenkian, Lisbon, Portugal


Disc32
メンデルスゾーン:
  3つの宗教的な歌 Op.23
  そは彼その使いたちにおおせ給えばなり MWV B53
  詩篇第98『我が祈りを聞き給え』 WoO15, MWV B49
(オリジナル1845年版)
  3つの詩篇 Op.posth.78
  讃歌『おお主よ、我を助けたまえ』 Op.posth.96, MWV A19

ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:29-31.I.1994, 4-6.VII.1993,
Cathedrale de Lausanne, Switzerland


Disc33
  ヴェルディ:レクィエム

アンジェラ・マリア・ブラーシ(ソプラノ)
ウルスラ・クンズ(メゾ・ソプラノ)
レイナルド・マシアス(テノール)
デイヴィッド・ピットマン・ジェニングス(バス)
リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:10-13.VI.1994, Coliseum, Lisbon, Portugal


Disc34
  ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポ:レクィエム Op.23

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:14-16.VI.1994, Fondation Gulbenkian, Lisbon


Disc35
  モーツァルト:レクィエム ニ短調 K.626

エフラート・ベン=ヌム(ソプラノ)
エリザベス・グラーフ(アルト)
ジェフリー・フランシス(テノール)
マルコス・フィンク(バス)
ローザンヌ声楽アンサンブル
ジュネーヴ室内管弦楽団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:24.IX.1995, Festival de Fribourg, Switzerland (Live)


Disc36
  スッペ:レクィエム ニ短調

リスボン・グルベンキアン財団管弦楽団&合唱団
ミシェル・コルボ(指揮)

録音:21-26.III.1997, Fondation Gulbenkian,
Lisbon, Portugal (Live)


 スイスに生まれたミシェル・コルボ[1934-2021]は、合唱作品とオペラへの影響を与えた指揮者でした。コルボは若い時から教会音楽を専門としたバリトン歌手で、『歌うオーケストラ』 を設立することを望んでいました。ローザンヌとシエナで指揮法を修め、1961年にローザンヌ声楽アンサンブルを、ついでローザンヌ器楽アンサンブルを組織して、特にルネサンス・バロック音楽の普及に尽力しました。1964年にプロデューサーのミシェル・ガルサンは、新しい音楽の世界を録音するためにコルボらとエラートとの契約を行い、幅広いディスコグラフィーを作成。

 名声を博した古楽のレパートリーだけでなく、その後の時代の音楽にも同じくエネルギーと深い継続性を注ぎました。オーストリア・ドイツのモーツァルト、ハイドン、シューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームス、ベートーヴェン、イタリアのヴェルディ、プッチーニ、ロッシーニ、スイスとフランスのマルタン、オネゲル、サン=サーンス、フォーレ(1972年録音の『レクィエム』はレコード録音史のマイルストーンとなっています)。コルボは、その柔軟なスタイルに加え、表現力と喜びで聴く人を包み込むような体験を追求しました。

 初CD化音源は、オリジナル・マスターテープより『Art & Son Studio, Annecy』 によって24bit/192kHzリマスターを行い収録してあります。
















2/14(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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CHALLENGE CLASSICS



CC 72929
¥2700→\2490
寺神戸&ボニッツォーニのバッハ、完結篇
J.S.バッハ:
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 第2集

  第4番 ハ短調 BWV1017
  第5番 へ短調 BWV1018
  第6番 ト長調 BWV1019
 
 BWV1019 初期稿より4つの楽章
   コレンテ(チェンバロ独奏) /
   テンポ・ディ・ガヴォッタ / アダージョ /
   アダージョ・エ・カンタービレ
寺神戸亮(ヴァイオリン)
ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ)
KKC 6692
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 寺神戸&ボニッツォーニのバッハ、完結篇!両者が高め合い築き上げる音楽的頂点、親しい雰囲気のなか繰り広げられる知的な対話、後半3曲に加えて第6番の異稿楽章も収録

 ヴァイオリン;1690年ミラノ、ジョヴァンニ・グランチーノ製
 チェンバロ;ユトレヒト、ウィレム・クルスベルヘン製、クーシェ・モデルに基づくフランドル様式2弾鍵盤
 録音:2022年8月15-18日/イタリア、ノマーリオ/67'06''

 バロック・ヴァイオリンの名手・寺神戸亮によるバッハのヴァイオリン・ソナタ集、後半3曲を収録した第2 集が登場。これで1996年以来の全曲再録音が完成しました。第1集と同じくボニッツォーニのチェンバロとの共演です。

 全6曲からなるバッハのヴァイオリン・ソナタは無伴奏ヴァイオリンや無伴奏チェロの作品と同じく、バッハが注意深く練り上げ組み上げた画期的な曲集です。
 これらを重要なレパートリーとして演奏してきた寺神戸(チェロ組曲はスパッラでの録音がある)、時間をかけてバッハと対峙し深めてきた熟練の解釈がここに結実しています。
 それは音楽に敬意を払い謙虚な姿勢で臨んだもので、奇抜さのまったくない高貴な演奏。力強くも澄み切ったあたたかな音色で、「バッハは私たちの人生の喜び」と語る寺神戸の心境がまっすぐに伝わってくる内容となっています。

 ファビオ・ボニッツォーニはコープマンに学んだイタリアのオルガン、チェンバロ奏者。名だたる古楽オーケストラと共演するほか、自らのアンサンブル「ラ・リゾナンツァ」を結成し活躍中。
 同レーベルからはバッハのチェンバロ協奏曲(第1集:CC-72773 /第2集:CC-72800) をリリースしています。

 「これらのソナタはまるで長いハイキングのよう。険しい山道を歩くには集中力が必要で、疲労や痛み、困難や危険を覚悟せねばなりません。しかし同時に、思いがけない和声、大胆な対位法、メランコリックなメロディといった美しい景色に出会うことができます。地質学者や植物学者でなくても山の美しさに感動できるように、音楽の美しさもまた、万人に開かれています。」(ファビオ・ボニッツォーニ)

 ブックレット解説はボニッツォーニが執筆。国内仕様盤(KKC-6692) は日本語訳付です。

 


寺神戸亮
J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 第1集


 CC 72866
\2700→\2490
寺神戸亮
J.S.バッハ:
 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集 第1集

  第1番 ロ短調 BWV1014
  第2番 イ長調 BWV1015
  第3番 ホ長調 BWV1016
寺神戸亮
 (ヴァイオリン;
  Andrea Guarneri 1665 Cremona)
ファビオ・ボニッツォーニ
 (チェンバロ;
  Willem Kroesbergen,
  Utrecht, after Couchet)
 KKC 6466
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 寺神戸亮がバッハのソナタを再録音!経験を生かした熟練の技が光る、力強くも澄み切った高貴なる名解釈、ボニッツォーニとの自然な掛合いにも注目

 録音:2020年10月12-14日/イタリア、ノマーリオ/42'01''

 バロック・ヴァイオリンの名手・寺神戸亮がChallenge Classicsレーベル初登場。1996年以来の再録音となるバッハのヴァイオリン・ソナタをリリースします!
 今作は第1集として、第1~3番を収録。ハーグ王立音楽院の同僚として知り合い、2019年に初共演したチェンバロ奏者ボニッツォーニとの共演。
 「私たちは共通の音楽言語を持ち、同じように音楽にアプローチすることが出来る」と寺神戸は語っており、楽器間の対位法的掛合いが鍵となるこのソナタはまさに二人にうってつけと言えましょう。

 全6曲からなるバッハのヴァイオリン・ソナタは無伴奏ヴァイオリンや無伴奏チェロの作品と同じく、バッハが注意深く練り上げ組み上げた画期的な曲集です。
 これらを重要なレパートリーとして演奏してきた寺神戸(チェロ組曲はスパッラでの録音がある)、時間をかけてバッハと対峙し深めてきた熟練の解釈がここに結実しています。
 それは音楽に敬意を払い謙虚な姿勢で臨んだもので、奇抜さのまったくない高貴な演奏。力強くも澄み切ったあたたかな音色で、「バッハは私たちの人生の喜び」と語る寺神戸の心境がまっすぐに伝わってくる内容となっています。

 ファビオ・ボニッツォーニはコープマンに学んだイタリアのオルガン、チェンバロ奏者。名だたる古楽オーケストラと共演するほか、自らのアンサンブル「ラ・リゾナンツァ」を結成し活躍中。
 同レーベルからはバッハのチェンバロ協奏曲(第1集:CC-72773/第2集:CC-72800)をリリースしています。

 ブックレット解説は寺神戸本人によるもの。国内仕様盤(KKC-6466)は日本語訳付きです。




霊感に満ちた鬼気迫る
ファビオ・ボニッツォーニによる
チェンバロ協奏曲


 CC 72773
(SACD HYBRID)
¥2700→\2490
ボニッツォーニとラ・リゾナンツァ
 J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集Vol.1

  第1番ニ短調 BWV1052
  第2番ホ長調 BWV1053
  第4番イ長調 BWV1055
  第5番ヘ短調 BWV1056
ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ)
ラ・リゾナンツァ
 大注目の全集録音スタート!ボニッツォーニのバッハ協奏曲!

 録音:2017 年8 月9-12 日/イタリア、サン・ドナート教会/63’04’’、DSD、Multi-ch / Stereo

 これは面白い企画がスタートしました。ボニッツォーニとラ・リゾナンツァによるJ.S. バッハのチェンバロ協奏曲、第1 弾!

 ボニッツォーニはハーグ王立音楽院でコープマンに学んだイタリアのオルガン・チェンバロ奏者。アムステルダム・バロック・オーケストラ、ル・コンセール・デ・ナシオン、エウローパ・ガランテなど名だたる古楽オーケストラと共演するほか、自らのアンサンブル「ラ・リゾナンツァ」を結成し、古楽界で大いに活躍中の名手です。

 弦楽は1 パート1 人。メンバーはソリスト級の腕前で、チェンバロとの丁々発止のアンサンブルが聴きものです。そしてボニッツォーニのソロがやはり巧い。軽妙な語り口や洒脱な装飾音はコープマン仕込みか。そこへ想像力にあふれた深い表現がプラスされ、明快さと濃密さが同居しています。

 霊感に満ちた鬼気迫るBWV1052、絶妙な力の抜け具合が気持ち良いBWV1055 など、新たなバッハの名演が聴ける喜び!SACD ハイブリッド盤での発売です。




 CC 72800
(SACD HYBRID)
¥2700→\2490
第2弾!
 ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ)
  J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集Vol.2

 ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050
 チェンバロ協奏曲第6番 ヘ長調 BWV1057
 チェンバロ協奏曲第3番 ニ長調 BWV1054
 フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための三重協奏曲 イ短調 BWV1044
ファビオ・ボニッツォーニ(チェンバロ)
ラ・リゾナンツァ

 まさか、ここでブランデンブルク5番が登場!ボニッツォーニのバッハ/チェンバロ協奏曲集、波に乗る第2弾!

 録音:2018年9月21-25日/イタリア、サン・ドナート教会/73'46''、DSD、Multi-ch / Stereo

 名手ボニッツォーニのバッハ協奏曲集、第2弾が登場です!
 前作に続き1台用協奏曲を片付けるかと思いきや、この選曲で来たかと嬉しい誤算。まずこのシリーズでブランデンブルク5番が聴けるとは。長大なカデンツァはもちろん、フルート・ヴァイオリンとの掛け合いも美麗で聴きものです。同じ編成による、短調の暗く重い情念がほとばしる三重協奏曲との対比も面白い。
 さらにブランデンブルク4番からの編曲であるBWV1057 を一緒に収録、豪華なプログラムとなりました。
 充実の複協奏曲に圧倒されますが、ヴァイオリン協奏曲第2番からの編曲であるBWV1054も入っているのでボニッツォーニ単独のソロも十二分に味わえます。バックは1パート1人で固め、フーガ楽章を始めとにかく生命力にあふれた演奏。ボニッツォーニの絶妙な間の取り方、テンポの崩し方にも注目!

 ボニッツォーニはハーグ王立音楽院でコープマンに学んだイタリアのオルガン、チェンバロ奏者。アムステルダム・バロック・オーケストラ、ル・コンセール・デ・ナシオン、エウローパ・ガランテなど名だたる古楽オーケストラと共演するほか、自らのアンサンブル「ラ・リゾナンツァ」を結成し、古楽界で大いに活躍中の名手です。
 SACD ハイブリッドによる注目のバッハ・シリーズ。第1集(CC-72773)も合わせてお楽しみください。


 




ARS PRODUKTION

代理店変更に伴い再掲載

ARS38092
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2900
忘れられた至宝 Vol.11 ~ マンドリン協奏曲集
 エマヌエーレ・バルベッラ(1718-1777):協奏曲ニ長調
  (マンドリン、2本のヴァイオリンと通奏低音のための)
 ジョヴァンニ・フランチェスコ・ジュリアーニ(1760-1818):
  協奏曲ヘ長調(マンドリン、オブリガート・ヴァイオリン、
   オーボエ、ホルン、ヴィオラと通奏低音のための)
 作者不詳:協奏曲変ホ長調
  (マンドリン、ヴァイオリンと通奏低音のための)
 ジョヴァンニ・ホフマン(1750-1819):協奏曲ニ長調
  (マンドリン、ヴァイオリン、
   2本のオーボエ、2本のホルンのための)
アンナ・トルゲ(マンドリン)
ケルン・アカデミー
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)

 珍しいマンドリンのための協奏曲集!

 バロックから前古典派、古典派の作曲家を中心に、知られざる名曲を発掘しているミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ&ケルン・アカデミーの「忘れられた至宝(Forgotten Treasures)」シリーズ第11巻は、ジャンル的にもレア作曲家という点でも貴重なマンドリンのための作品集。
 アンナ・トルゲはピリオド、モダンの両分野で活躍するドイツのマンドリン奏者ですが、この録音では、1690年頃製のMarafi、1771年頃製のMariaのレプリカを使用しています。

 ※録音:2013年2月22日-25日、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
 
 

ARS38140
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2900
スケルツォ
 シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 Op.22
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31-3
 リスト:スケルツォと行進曲
アウレリア・シムクス(ピアノ)

 1997年ラトビアの首都リガ出身の女流ピアニスト、アウレリア・シムクスは、11歳でラトビア独立90周年を記念するコンサートに出演しセンセーショナルなデビューを飾った才女。
 ラトビアのユルマラで開催されている国際音楽祭「サマータイム」では、ショパンの作品のマラソン・コンサートに、ダン・タイ・ソンやスタニスラフ・イゴリンスキー、ダヴィド・ガザロフらと共に出演するなど目覚ましい活躍を展開しています。
 本アルバムは、満15歳という若さで挑んだ意欲作です。

 ※録音:2013年6月、インマヌエル教会(ヴッパータール、ドイツ)
 
 
ARS38134
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2900
グローリア シモーナ・シャトゥロヴァー(ソプラノ)
コレギウム・マリアヌム
 ヘンデル:オラトリオ 《ヨシュア》 HWV.64 より Oh, had I Jubal's lyre
 J.S.バッハ:
  カンタータ第151番 BWV.151 より Susser Trost, mein Jesus kommt、
  クリスマス・オラトリオ BWV.248 より Flosst, mein Heiland、
  カンタータ第208番 BWV.208 より Schafe konnen sicher weiden
 ヘンデル:
  オラトリオ 《メサイア》 HWV.56 より Pifa(器楽)/ Rejoice、
  オラトリオ 《サムソン》HWV.57 より Let the bright Seraphim、
  カンタータ 《グローリア》 HWV. deest より Gloria in Excelsis Deo
 ヨハン・ダーフィト・ハイニヒェン:クリスマスのためのパストラーレ イ長調(器楽)SeiH.242
 モーツァルト:主日の晩課ハ長調 K.321より Laudate Dominum、大ミサ ハ短調 K.427 より Et incarnatus est
 ズビニェク・マチェユー(b.1958):Ad Te
 タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1665):
  Hor ch'e tempo di dormire(子守歌風宗教的カンツォネッタ;1639頃)
 ズビニェク・マチェユー:Ad Te Domine(2010)

 ブラチスラヴァ(スロヴァキア)生まれのソプラノ、シモーナ・シャトゥロヴァーは、ブラチスラヴァ音楽院で学び、イレアナ・コトルバシュ、マルグリート・ホーニッヒに師事。
 これまでに、クリストフ・エッシェンバッハ、クリストファー・ホグウッド、ネヴィル・マリナー、トマーシュ・ネトピルなどの著名な指揮者たちと共演し、コンサートやオラトリオの歌手としても国際的な名声を得ています。

 ※録音:2010年8月10-12日&2012年7月-8月、(プラハ、チェコ)
 
 

ARS38114
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2900
発見-編曲 ~ シューベルト:管弦楽編曲作品集
 シューベルト:歌劇 《アドラスト》 D.137
 シューベルト(エルンスト・ナウマン編):
  ゲーテの 《ファウスト》 の一場面
   (ソプラノ、バリトン、混声合唱と管弦楽のための版)
 シューベルト(ブラームス編):
  バリトンと管弦楽のための5つの歌曲
 シューベルト(ブラームス編):エレンの歌II D.838
  (ソプラノ、女声合唱と金管のための版)
 シューベルト(ベルリオーズ編):
  魔王 D.126(声楽、管弦楽のための版)
ブランデンブルク交響楽団
ゲルノット・シュルツ(指揮)
バルバラ・ベーレンス(ソプラノ)
マルティン・ナギー(テノール)
シュテッフェン・ラッヘンマン(バリトン)
ポツダム室内合唱団
ウート・ヨッフェ(合唱指揮)

 楽譜校訂家として名高い音楽学者ヨアヒム・ドラハイムの企画による、シューベルトのレア・ヴァージョン作品集。
 ドイツの作曲家エルンスト・ナウマンのオーケストレーションによる「ゲーテの『ファウスト』の一場面」は世界初録音になります。

 ※録音:2004年10月、ブランデンブルク劇場(ドイツ)
 
 

ARS38042
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
¥2900
フランツ・シュミット:オルガン作品全集 Vol.4
 フランツ・シュミット:
  フーガ ヘ長調
  前奏曲とフーガ ハ長調
  トッカータ ハ長調
  前奏曲とフーガ 変ホ長調
マルティン・シュメーディング(オルガン)

 ロマン派オルガン作品のスペシャリスト、マルティン・シュメーディングによるフランツ・シュミットのオルガン作品全集の第4巻。
 シュメーディングは、ラヨシュ・ロヴァトカイ、ハンス・ファン・ニウコープなどに師事し、ドイツ、フランスやオランダといった国々のオルガンの伝統的な奏法を学びました。
 ドイツで行われた若い演奏家のための8つのコンクールで最優秀賞を受賞し、ARDミュンヘン国際音楽コンクールでもファイナリストになっています。
 2018年にはロイヤル・バーミンガム音楽院の客員教授にも任命され、教育者としても活躍しています。

 ※録音:2013年9月2日-4日、聖ペトリ大聖堂(ブレーメン、ドイツ)
 




CAVI-MUSIC

代理店変更に伴い再掲載

8553146
【旧譜】
¥2600
ミヒャエル&ヨーゼフ・ハイドン:ホルン協奏曲集
 ミヒャエル・ハイドン(?):
  ホルン協奏曲 ニ長調 MH 53(Hob. VIIb:4?)
 ミヒャエル・ハイドン:
  ホルンとトロンボーンのための協奏曲 ニ長調
   (セレナータ MH 86より)*
 ミヒャエル・ハイドン:ホルン協奏曲 ニ長調 MH 134
 ヨーゼフ・ハイドン:
  コルノ・ダ・カッチャ協奏曲 ニ長調 Hob. VIId:3
プジェミスル・ヴォイタ(ホルン)
ファブリス・ミリシェー(トロンボーン)*
ハイドン・アンサンブル・プラハ
マルティン・ペトラーク(指揮)

 ARDミュンヘン国際音楽コンクール覇者、プジェミスル・ヴォイタ!

 ARDミュンヘン国際音楽コンクールの覇者、プジェミスル・ヴォイタによるミヒャエル・ハイドンとヨーゼフ・ハイドンによる知られざるホルン協奏曲集。
 現在ではミヒャエルもヨーゼフも正確に何曲のホルン協奏曲を作曲したのかは不明ですが、それぞれ楽長やコンサートマスターとして活躍した彼らは自分たちのオーケストラのために多くの様々な楽器による協奏曲を作曲していました。
 それらはこのアルバムで聴かれるように素晴らしい作品も多く含んでいます。
 優れた技術を持つプジェミスル・ヴォイタのホルンでたっぷりとお楽しみください。

 ※録音:2017年7月
 
 

8553144
【旧譜】
¥2600
ハルトムート・ローデ・プレイズ・ヨセフ・タル
 ヨセフ・タル(1910-2008):
  ヴィオラのための組曲
  ヴィオラのためのパースペクティヴ
  ヴィオラ・ソナタ*
  ヴィオラとピアノのための二重奏曲*
ハルトムート・ローデ(ヴィオラ)
クリスチャン・セイバート(ピアノ)*

 ヒンデミットに師事した最も有名な弟子のひとりである作曲家ヨセフ・タルのヴィオラ作品をロンドンの王立アカデミーの教授であるハルトムート・ローデが奏でます。
 著名なヴィオラ奏者でもあったヒンデミットの流れを汲んだ作品は、ヴィオラ・ファンには興味深いものでしょう。

 ※録音:2014年3月
 
 
8553143
【旧譜】
¥2600
ヘンデル:《アルチーナ》よりアリアと組曲
 序曲/Di, cor mio/ミュゼット/メヌエット/Ma quando tornei/
 シンフォニア(第3幕)/Numi, che intendo - Ah, mio cor/
 ガボット-サラバンド-ガボット・ダ・カーポ/メヌエット/
 ガボット/タンブリン/Ah,Ruggiero crudel/
 Ombre pallide/Entree des Songes agreables/
 Si non quella/Entree des Songes funestes/
 Entree des Songes agreables effrayes et Le combat des Songes/
 Mi restano le lagrime/Entree/Credete al mio dolore
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
ベルリン・バロック・ゾリステン
ライナー・クスマウル(リーダー)

 当代きっての名ソプラノの一人であるクリスティーネ・シェーファーが歌うヘンデルの《アルチーナ》のアリア集。
 その美しい歌声は知性と表現力に満ちており、アルチーナを見事に演じきっています。
 合間に挟まる器楽合奏もベルリン・バロック・ゾリステンがさすがのアンサンブルで聴かせています。

 ※録音:2008年10月、イエス・キリスト教会(ベルリン)
 
 

8553142
【旧譜】
¥2600
クロンマー:弦楽四重奏曲集
 フランツ・クロンマー(1759-1831):
  弦楽四重奏曲 ニ短調 Op/74-3(世界初録音)
  弦楽四重奏曲 イ短調 Op.103-3(世界初録音)
  弦楽四重奏曲 ヘ長調 Op.19-2
マルコリーニ四重奏団
 〔イエルク・ブッシュハウス(ヴァイオリン)、
  フロウケ・ポール(ヴァイオリン)、
  シュテファン・シュミット(ヴィオラ)、
  マルティン・フリッツ(チェロ)〕

 古楽オケとして名高いコンチェルト・ケルンやフライブルク・バロック・オーケストラで活躍するメンバーによるピリオド楽器を使用したクァルテット、マルコリーニ四重奏団。
 フランツ・クロンマーと言えばクラリネットの名曲で有名ですが、このアルバムに収録された弦楽四重奏曲のジャンルでは100曲以上の作品を残しています。
 ウィーン古典派らしく耳なじみの良い作品が楽しませてくれます。

 ※録音:2009年
 



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HYPERION



PCDA68316
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
特別価格 ¥3143
ティエリー・フィッシャー&ユタ交響楽団!
 メシアンの「峡谷から星たちへ」!

  オリヴィエ・メシアン:峡谷から星たちへ
ティエリー・フィッシャー(指揮)
ユタ交響楽団
ジェイソン・ハーディンク(ピアノ)
シュテファン・ドール(ホルン)
キース・キャリック(シロリンバ)
エリック・ホプキンズ(グロッケンシュピール)
CDA68316
(2CD)
特別価格 ¥2500→\2290

 ☆アメリカ・ユタ州を舞台に作られたオリヴィエ・メシアン「峡谷から星たちへ...」!
 ☆名手シュテファン・ドールが参加し音楽監督ティエリー・フィッシャー&ユタ交響楽団での収録!

 アメリカの古豪オーケストラ、ユタ交響楽団と、2009年から音楽監督を務めるティエリー・フィッシャーによるメシアンの「峡谷から星たちへ...」。
 ティエリー・フィッシャーはこれまでにアルスター管弦楽団首席指揮者、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団首席指揮者、名古屋フィルハーモニー交響楽団常任指揮者(現名誉客演指揮者)を歴任にし、日本のファンにも馴染み深いマエストロです。

 「峡谷から星たちへ...」はメシアンが1976年のアメリカ建国200年に向けて作曲を依頼され制作されました。
 メシアンはこの作品を制作するにあたってアメリカのユタ州に訪れ、その土地で見た風景から影響を受けています。
 鳥の鳴き声はもちろんのこと峡谷の岩の色なども書き止め、メシアンの想像力によって音楽となっていきました。5楽章、2楽章、5楽章といった3つの部分で構成された「峡谷から星たちへ...」は、楽器編成もユニークで、打楽器、木管楽器、金管楽器に、13人の弦楽器奏者という特殊なものです。
 この演奏ではホルンのソリストにベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者であるシュテファン・ドールが参加しており、その点も注目されます。

 ※録音:2022年6月1日&4日-6日、アブラヴァネル・ホール(ユタ、アメリカ)
 




KLANGLOGO



KL1534
¥2700
ドイツの名チェリスト、ペーター・ブルンズ
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集 Vol.1

 ベートーヴェン:
  モーツァルトの歌劇《魔笛》「恋人か女房か」の
   主題による12の変奏曲 ヘ長調 Op.66
  チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2
  ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47
   (カール・チェルニー編曲によるチェロとピアノ版)
ペーター・ブルンズ(チェロ)
アンネグレート・クットナー(ピアノ)

 名チェリスト、ペーター・ブルンズ、ベートーヴェン、チェロ作品集!

 世界的に高い評価を受けるドイツの名チェリスト、ペーター・ブルンズによるベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集!
 ベートーヴェンの生誕250年を記念して企画されたこのシリーズは『Most Complete』のタイトル通り、ベートーヴェンのオリジナル作品に加え、同時代の編曲作品まで収録した「最も完全な」チェロとピアノのための作品全集です。
 Vol.1ではオリジナル作品以外に、ベートーヴェンの弟子カール・チェルニーが編曲したクロイツェル・ソナタのチェロ版が収録されています。

 ※録音:2019年
 
 


KL1535
¥2700
ドイツの名チェリスト、ペーター・ブルンズ
 ベートーヴェン生誕250年記念
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集 Vol.2

 ベートーヴェン:
  チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69
  ヘンデルのオラトリオ《ユダス・マカウベス》の
   主題による12の変奏曲ト長調 WoO45
  チェロ・ソナタ 変ホ長調 Op.64(原曲: 弦楽三重奏曲 Op.3)
ペーター・ブルンズ(チェロ)
アンネグレート・クットナー(ピアノ)

 世界的に高い評価を受けるドイツの名チェリスト、ペーター・ブルンズによるベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集!
 ベートーヴェンの生誕250年を記念して企画されたこのシリーズは『Most Complete』のタイトル通り、ベートーヴェンのオリジナル作品に加え、同時代の編曲作品まで収録した「最も完全な」チェロとピアノのための作品全集です。
 Vol.2ではオリジナル作品以外に、1790年代に作曲されたOp.3の弦楽三重奏曲を原曲とする変ホ長調のチェロ・ソナタ(Op.64として1807年に出版)が収録されています。

 ※録音:2019年
 
 


KL1536
¥2700
ドイツの名チェリスト、ペーター・ブルンズ
 ピアノはアンネグレート・クットナー
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集 Vol.3

 ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-1
  ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17
   (ベートーヴェン自身によるチェロとピアノ版)
  モーツァルトの歌劇《魔笛》「恋を知る男たちは」の
   主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO46
  チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1
  チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2
ペーター・ブルンズ(チェロ)
アンネグレート・クットナー(ピアノ)

 世界的に高い評価を受けるドイツの名チェリスト、ペーター・ブルンズによるベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集!
 ベートーヴェンの生誕250年を記念して企画されたこのシリーズは『Most Complete』のタイトル通り、ベートーヴェンのオリジナル作品に加え、同時代の編曲作品まで収録した「最も完全な」チェロとピアノのための作品全集です。
 Vol.3ではオリジナル作品以外に、ベートーヴェン自身の手によって編曲されたとされるホルン・ソナタのチェロ版が収録されています。

 ※録音:2020年
 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA926
(2CD)
¥4400→\4090
エルヴェ・ニケ(指揮)
マレ:歌劇《アリアーヌとバッキュス》

 マラン・マレ(1656-1728):
  《アリアーヌとバッキュス》~
   序幕付き全5幕の音楽悲劇(1696年パリにて初演)
    台本...サン=ジャン
     (トマ・コルネーユの悲劇《アリアーヌ》
     〔1672〕による)
アリアーヌ(アリアドネ)...
 ユディト・ファン・ヴァンロイ(ソプラノ)
栄光の女神、コルシーヌ...
 マリー・ペルボスト(ソプラノ)
舞踏の女神テルプシコル(テレプシコーレ)、
 夢の精...エレーヌ・カルパンティエ(ソプラノ)
セーヌ川のニンフ、女神ジュノン(ユノー)...
 ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
酒の神バッキュス(バッコス)、夢の精...
 マティアス・ヴィダル(テノール)
ジェラルド、大神ジュピテール(ユピテル)...
 マチュー・レクロアール(バリトン)
アドラスト...
 ダヴィド・ヴィチャク(バリトン)
王、祭司長...
 トミスラフ・ラヴォワ(バス=バリトン)
牧神パン、水夫2、リカス、
 悪夢の神フォペトル(ポベトル)、
  ファンタス、アルクトン
   ...フィリップ・エステーフ(バリトン)
恋の神、エリーズ、ナクソス島民...
 マリーヌ・ラフダル=フラン(ソプラノ)
喜びの精、王の従者、水夫1、
 商業神メルキュール(メルクリウス)
  ...ダヴィド・トリクー(テノール)
ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団
 (合唱指揮...ファビアン・アルマンゴー)
ル・コンセール・スピリチュエル
 (声楽&古楽器アンサンブル)
  コンサートマスター...
   オリヴィエ・ブリアン(ヴァイオリン)
  通奏低音...
   トゥルモー・ダーレン、
   マルジョレーヌ・カンボン
    (バス・ド・ヴィオロン)
  斎藤由香
   (バス・ド・ヴィオール
    〔ヴィオラ・ダ・ガンバ〕)
  エリザベート・ガイガー
   (クラヴサン〔チェンバロ〕)
  マリー・ラングレ、ニコラ・ワティンヌ
   (テオルボ)
エルヴェ・ニケ(指揮)

 録音: 2022年4月 ピュトー・リュリ音楽院オーディトリアム(パリ郊外)/収録時間: 126分

 【貴重な全曲盤、ニケとフランス古楽界を代表する歌手たちによる待望の録音!】
 ヴィオールの比類ない名手として名を馳せたフランスの作曲家マラン・マレは、王室楽団でオペラ指揮者としても活躍。
 1693年にはジャン=バティスト・リュリの後を継いで王室音楽総監督の座にあった息子ルイ・リュリとの共作で《アルシード(エルキュールの勝利)》を作曲、その後《アリアーヌとバッキュス》(1696)、《アルシオーヌ》(1706)、《セメレ》(1709)と3編の抒情悲劇を独力で完成させ、オペラを書く手腕でも高く評価されました。
 18世紀以前のフランス・オペラ蘇演に確かな実績を持つ鬼才エルヴェ・ニケによる今回の録音は、リュリ亡き後の歌劇作曲家としてマレが本格的な歩みを始めた重要作でありながら全曲録音に恵まれてこなかった《アリアーヌとバッキュス》の全貌に触れられる待望のプロジェクト!
 ミノタウロス退治の恋人テーセウスに去られ悲しむアリアーヌに迫る酒神バッキュスの物語で、同じパリを沸かせたルーセル作品を130年以上先取りする名品をダイナミックに聴かせます。
 抜群の心理表現を見せるヴェロニク・ジャンス、21世紀のフランス歌劇界で圧倒的な活躍をみせるマティアス・ヴィダルと活躍目覚ましいファン・ヴァンロイによる表題役の鮮やかな歌唱もさることながら、二人のテオルボ奏者が加わる豪華な通奏低音勢をはじめ、1700年頃のパリ・オペラ座の編成を忠実に再現したオーケストラも存在感抜群!
 ALPHAレーベルの真骨頂ともいうべきバロックオペラ録音です。

 
 
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ALPHA949
¥2800→\2590
レ・ミュジシャン・デュ・サン=ジュリアン
『無骨なる美しさ』 ~テレマンとバロック期の民衆伝承音楽~

 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  1-2. 作者不詳(フランソワ・ラザレヴィチ編):
   ポーランドの二つの伝承曲
    1. Pozic mamo roz (クルピェ地方の伝承曲)
    2. Swiatowka (結婚行進曲)
 3. 作者不詳(ラザレヴィチ編):
  ウフロヴェツ 写本(1730)とポーランドの伝承曲による組曲
   [表題なし] ~Hungaricus(ハンガリー風)
    ~Hajdukujymy ハイドゥクを踊ろう
     (ジヴィエツ地方〔ポーランド〕の伝承歌)~Hungaricus
 4-7. テレマン: さまざまな序曲(管弦楽組曲)より
  4. Les Moscovites モスクワの人々(序曲 変ロ長調 TWV 55:B5より)
  5. Les Janissaires イェニチェリたち(序曲 ニ長調 TWV 55:D17より)
  6. Mezzetin en Turc トルコの道化師(序曲 変ロ長調 TWV 55:B8より)
  7. Rondeau Hanacoise ハナー風ロンド(序曲 ホ長調 TWV 55:E2より)
 8. 作者不詳(ラザレヴィチ編): Dyz sem sla z kostela
  ミサの後、教会から出ると(モラヴィア地方〔チェコ〕の伝承歌)
 9-12. テレマン: フルート協奏曲 ニ長調 TWV 51:D2
  9. I. Moderato 10. II. Allegro
  11. III. Largo 12. IV. Vivace
 13. 作者不詳(ラザレヴィチ編): Nisko slonko
  沈むよ、お陽さまが(クルピェ地方の伝承歌)
 14-17. テレマン&作者不詳(ラザレヴィチ編&ユリエ・モラル編):組曲 ロ短調
  14. Allegro(テレマン:
   トリオ・ソナタ ロ短調 TWV42:h2より〔ラザレヴィチ編〕)
  15. Hora din caval(ルーマニアの伝承曲/モラル編)
  16. Adagio
   (テレマン: フルート協奏曲 ニ長調
    「ポーランド風協奏曲」TWV51:D3より
     〔ラザレヴィチ編〕)
  17. Presto(テレマン:
   トリオ・ソナタ ロ短調 TWV42:h2より〔モラル編〕)
 18. 作者不詳(ラザレヴィチ編):
  Taku sem ja galanecku dostal(モラヴィア地方の伝承曲)
 19. 作者不詳:
  ウフロヴェツ写本による組曲(ラザレヴィチ編)
   [表題なし]~Olacs~[表題なし]~
   [表題なし]~[表題なし]
 20. テレマン:
  二つのハナーツ(ハナー地方の舞曲)~ロストック写本による
 21. テレマン:
  ハナスキー(ハナー地方の舞曲)~
   序曲(管弦楽組曲)ホ長調 TWV 55:E1より
 22. テレマン&作者不詳(ラザレヴィチ&モラル編):
  Vivement(ロストック写本より)
   ~Braul Oltenesc(ルーマニアの伝承曲)
 23. 作者不詳(ヨセフ・ジャーク編): Veselo Se Dzivce
  陽気に行こう、娘さん(スロヴァキアの伝承歌)
 24. テレマン: 二つのポロニエ(ポーランドの舞曲)
 25. 作者不詳: ウフロヴェツ写本による組曲(ラザレヴィチ編)
  [表題なし]~Hungaricus(ハンガリー風)~
   Hungaricus~[表題なし]~Olas
レ・ミュジシャン・デュ・サン=ジュリアン
 (古楽器使用)
  フランソワ・ラザレヴィチ
   (フラウト・トラヴェルソ
    〔ロッテンブルフ・モデル〕、
   フラウト・トラヴェルソ
    〔デンナー・モデル〕、
   ヴェルヴィエ〔ベルギー〕のバグパイプ、
   ヴェルヴィエのミュゼット
    〔鞴式バグパイプ〕、
   フルラ〔セルビアの縦笛〕、
   フルイエル〔ルーマニアの縦笛〕) 
ヨセフ・ジャーク、アマリリ・ビレ(ヴァイオリン)
 ディアーヌ・シュメラ(ヴィオラ)
 エレーヌ・リショー(チェロ、歌)
 クロエ・リュカ(コントラバス、ヴィオローネ)
 ユリエ・モラル(ツィンバロム〔ダルシマー〕)
 エリック・ベロック(アーチリュート、シターン)
 ピエール・リゴプロス
  (ザルブ〔イランの脚付太鼓〕、
  バラバン
   〔アゼルバイジャンのダブルリード管楽器〕、
  ダヴル〔トルコの両面太鼓〕、
サガット〔フィンガーシンバル〕)

 録音: 2022年12月3-6日、ヴィルファヴァール農園(フランス)/収録時間: 63分

 【民俗音楽の気配からバロックが浮かび上がる、ラザレヴィチの真骨頂!】
 今や世界的な活躍をみせるフランスの個性派フラウト・トラヴェルソ(バロックフルート)奏者フランソワ・ラザレヴィチは、世界各地の横笛や各種の縦笛、バグパイプなども使いこなす名手。
 バロックの古典的レパートリーだけでなく、時に民俗音楽プレイヤーも加わる主宰団体レ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアンでは中世音楽からフランス17~19世紀の俗謡、アイルランド伝統音楽など広範な演目に柔軟な音楽性を発揮。
 今回のアルバムでは、生前は同世代のバッハよりも高い人気を誇ったテレマンを扱いますが、いかにもラザレヴィチらしい変幻自在の選曲に驚かされます。
 20代の頃ポーランドのシロンスク(シュレジエン)地方の貴族に仕えていた頃、スラヴ系の民俗音楽の豊かな「無骨なる美しさ」に衝撃を受け、後年も「彼らの即興に接していれば、僅か数週間で一生分のメロディに出会える」と語ったほど大きな影響を受けたテレマンの音楽から、民俗音楽との関連を示す作品を厳選、伝統音楽のフィールドで活躍する奏者を交えつつ、ツィンバロムやバラバン、フルラといった民俗楽器を使って野趣あふれる演奏を繰り広げます。
 原盤解説でも「18世紀音楽の再現より、テレマン作品に潜むエネルギーを引き出したかった」と語りながら、作品の本質を見失わず確かな筋道を探り当ててゆくセンスはさすが新時代の本格古楽器奏者と言えるでしょう。
 民衆音楽から大きな影響を受けていたバロック期の宮廷音楽の素顔に、意外な角度から迫った1枚。
 ALPHA初期から活躍する技師アリーヌ・ブロンディオの丁寧なエンジニアリングも魅力の一端を担っています。
 
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ALPHA948
¥2800→\2590
イリヤ・グリンゴルツ(ヴァイオリン)&ニコラ・アルトシュテット(チェロ)
シェーンベルク: 弦楽三重奏曲、レガメイ:五重奏曲

 1-5. アルノルト・シェーンベルク(1874-1951): 弦楽三重奏曲 Op. 45(1946)
  1. Part 1 2. 1st Episode 3. Part 2
  4. 2nd Episode 5. Part 3
 6-8. コンスタンティン・レガメイ(1907-1982):
  クラリネット、ファゴット、ヴァイオリン、
   チェロとピアノのための五重奏曲(1942-44)
    6. I. Tema Con Variazioni
    7. II. Intermezzo Romantico. Lento
    8. III. Rondo. Vivace Giocoso
イリヤ・グリンゴルツ(ヴァイオリン)
ニコラ・アルトシュテット(チェロ)
ローレンス・パワー(ヴィオラ)...1-5
レート・ビエリ(クラリネット)...6-8
ブラン・ファン・サムベーク(ファゴット)...6-8
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(ピアノ)...6-8

 録音: 2022年6月...1-5、7月...6-8 ロッケンハウス教区教会/収録時間: 50分

 【アルトシュテットとロッケンハウス音楽祭のメンバーによる、シェーンベルクの名作と知られざるレガメイの注目作】
 1946年、心筋梗塞で倒れ生死をさまよったシェーンベルクがその直後に書き始め、身体的心象的状況を反映させた弦楽三重奏曲は、通しても20分に満たない演奏時間ながら、3挺の弦楽器のみによる表現の限界に挑むかのような起伏の激しい難曲。
 クリンゴルツ、パワーそしてアルトシュテットの3人が、息もつかせぬ緊張感の高い演奏を聴かせています。
 1907年、現ウクライナのキーウにスイス・ポーランド系のユダヤ人として生まれたコンスタンティン・レガメイは、作曲家のほか、ピアニスト、音楽評論家としても活躍し、1936年からはワルシャワ大学でインド言語学の講師も務めていたという多才な人物。
 収録された五重奏曲は彼がポーランドのレジスタンス運動に加わった1942年に作曲が始められ、ノルマンディー上陸作戦当日の1944年6月6日、秘密裏に初演されました。
 特異な編成であることも含めてメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」を連想させますが、時代の重い空気を帯びているものの動きある作品で、メンバーの妙技が随所で発揮されています。

 【ニコラ・アルトシュテット 来日情報】
  ・2023年2月10日(金) 19:00~
  ・2023年2月11日(土) 14:00~
   紀尾井ホール(東京) ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番 共演: マクシム・パスカル(指揮)紀尾井ホール室内管
  ・2023年2月17日(金) 19:00~
   京都コンサートホール(京都) (指揮&チェロ) シューマン:チェロ協奏曲&交響曲 第3番、キルマイヤー:ユーゲントツァイト 共演: 京都市交響楽団
  ・2023年2月19日(日) 14:00~
   紀尾井ホール(東京) J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第1番~第5番
  ・2023年2月21日(火) 19:00~
   TOPPANホール(東京) J.S.バッハ、コダーイ、デュティユー、ヴィトマンほか、無伴奏リサイタル

 
 
 

ALPHA923
¥2800
エスメ弦楽四重奏団
モーツァルト、チャイコフスキー ほか:弦楽四重奏曲集

 1-4. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  弦楽四重奏曲 第19番 ハ長調 K. 465「不協和音」
 5-8. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
  弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 Op. 11
 9. スヨン・リュー(1980-):
  essori (Sound From The Past) (2016) 世界初録音
エスメ弦楽四重奏団
 ペ・ウォンヒ、ハ・ユナ(ヴァイオリン)
 キム・ジウォン(ヴィオラ)
 ホ・イェウン(チェロ)

 録音: 2022年4月 ORF Radiokulturhaus Studio 3 ウィーン/収録時間: 69分

 【エスメ弦楽四重奏団、ALPHAから第2弾】
 2016年にケルン音楽大学で結成され、「愛する」という意味の古いフランス語からその名を取ったエスメ弦楽四重奏団。
 韓国出身の女性4人組で、2018年にはウィグモア・ホール国際弦楽四重奏コンクール優勝をはじめ4つの賞に輝くなど、ヨーロッパ各地のコンクールで高い評価を得ています。2022年には初来日公演も成功させました。
 彼女たちのアルバム第2弾となる今作には、モーツァルトの『ハイドン・セット』から「不協和音」、「アンダンテ・カンタービレ」を第2楽章に持つチャイコフスキーの弦楽四重奏曲第1番という有名作を披露。
 さらに朝鮮半島伝統の二胡であるヘグム(奚琴/けいきん)の名手スヨン・リューが、2016年にクロノス・クァルテットのために書いた「Yessori」(You Tubeにはスヨン・リューが弾くヘグムとクロノス・クァルテットの5人による演奏がアップされていますが、ここでは弦楽四重奏版)を高い技術と表現センスでたいへん面白く聴かせます。
 彼女たちの音楽が持つ幅広い表現力、力強さと推進力の魅力をたっぷりと味わうことの出来るアルバムです。

 
 
 

ALPHA978
¥2800
コメディ・フランセーズ、ゲンスブールを歌う
 1. イントロダクション/
 2. リラの門の切符切り(1958)/3. 会話/
 4. ブラック・トロンボーン(1962)/
 5. 会話/6. 唇によだれ(1960)/7. 会話/
 8. ラヴ・オン・ザ・ビート(1984)/9. 会話/
 10. 溺れるあなた(1973)/11. 会話/
 12. プレヴェールに捧ぐ(1961)/13. 会話/
 14. 手ぎれ(1973)/15. みかけ(1973)/
 16. 会話/17. ブーメランのように(1975)/
 18. ラ・ジャヴァネーズ(1963)/
 19. 会話/20. おれの外人部隊(1987)/
 21. ささいなこと(1964)/22. 会話/
 23. イニシャルB.B.(1968)/
 24. 会話/25. フィナーレ

コメディ・フランセーズの俳優たち
 ステファーヌ・ヴァリュペンヌ
  (歌、ギター、トロンボーン)
 バンジャマン・ラヴェルヌ(歌、ドラム、ベース)
 セバスティアン・プドルー
  (歌、ギター、ベース、
   クラリネット、キーボード)
 ノアン・モルゲンシュテルン
  (歌、ピアノ、キーボード)
 レベッカ・マルデール(歌、キーボード)
 ヨアン・ガジョロフスキ
  (歌、ドラム、パーカッション、ピアノ)


 編曲Guillaume Bachele、 Martin Leterme、Vincent Leterme、Les Serge
 録音: 2020年6月 スタジオ・フェルベール、パリ/収録時間: 56分

 シャンソン歌手、俳優、ソングライターとして20世紀のフランスに大きな足跡を残しながら、その言動が常に物議をかもしたセルジュ・ゲンスブール。
 彼の手によるシャンソンの数々を、フランスの由緒ある国立劇団の1つ、コメディ・フランセーズの芸達者な役者たちが、歌い奏でるアルバム。
 皮肉、ユーモア、エロス、背徳といった要素を存分に封じ込めた、雰囲気たっぷりの一枚です。
 




DACAPO


8.226724
¥2700
ビューストレム:Letter in April 4月の手紙
 1. Letter in April 4月の手紙(2011)
  - クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのために
 2. Baum in der Stadt 街の木(2014) – 無伴奏ヴァイオリンのために
 Images From the Floating World 浮遊する世界からの印象(2019)
   - 弦楽四重奏のために
   3. I. Con moto / 4. II. Ritmico / 5. III. Leggiero /
   6. IV. Grazioso / 7. V. Energico / 8. VI. Con moto
 9. Figures at the Seaside 海辺の人物(2020)
  – チェロと室内オーケストラのために
 全て世界初録音
アン・スー(ヴァイオリン)
 ...1、2、3-8
マリア・イサベル・エドルンド(チェロ)...1、3-8、9
アテラス・シンフォニエッタ(アンサンブル)
アイリク・ハウコース・オーデゴール(指揮)...9

 録音:2021年10月16-18日、2022年3月31日、6月28日 KoncertKirken、コペンハーゲン(デンマーク)/収録時間:59'08"

 スウェーデンのスンツヴァルで生まれた作曲家ブリッタ・ビューストレム。10歳からトランペットを演奏し、彼女の友人たちが参加するオーケストラのために曲を書き始めました。
 1995年にスウェーデン王立音楽大学に入学し作曲を学び2001年に卒業。書き上げた作品のいくつかはBBC交響楽団で演奏された他、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団、デンマーク国立交響楽団などでも演奏されています。
 このアルバムには小編成のアンサンブルのための4作品を収録。
 牧歌的な雰囲気を持つ「4月の手紙」をはじめ、ストーリー性を持つ作品を得意とするビューストレムらしい色彩感にあふれた耳なじみの良い音楽が楽しめます。

 
 





DYNAMIC



CDS-7978
¥2400
DYNAMICからショパン
 ピエトロ・デ・マリア(ピアノ)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番

 ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op. 11
  1. I. Allegro maestoso / 2. II. Romanza - Larghetto /
  3. III. Rondò - Vivace
 ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op. 22
  4. I. Maestoso / 5. II. Larghetto / 6. III. Allegro vivace
ピエトロ・デ・マリア(ピアノ)
トスカーナ管弦楽団
ダニエーレ・ルスティオーニ(指揮)

 録音:2021年4月8-10日 Teatro Verdi di Frenze(イタリア)/総収録時間:77'20"

 ピエトロ・デ・マリアは1967年ヴェネツィア生まれ。ヴェネツィア国立音楽院で学んだ後、ジュネーヴ音楽院に留学。マリア・ティーボの下で研鑽を積みました。
 1990年にモスクワで開催されたチャイコフスキー国際ピアノ・コンクールで批評家賞を受賞した他、チューリヒのゲザ・アンダ国際ピアノ・コンクールで優勝、1997年にはハンブルクのメンデルスゾーン賞を授与されるなど国際的に認められ、チョン・ミョンフン、ジャナンドレア・ノセダ、シャーンドル・ヴェーグ、佐渡裕ら多くの著名指揮者と共演しています。
 バッハからリゲティまで幅広いレパートリーを持ち、イタリア人としては初めて、6回のコンサートでショパンの独奏作品を全て演奏、イタリアDeccaにはショパンの独奏作品全曲の録音のほか、バッハの平均律クラヴィーア曲集、ゴルトベルク変奏曲などを録音。どれも高く評価されました。
 このアルバムでは、得意とするショパンのピアノ協奏曲を、ダニエーレ・ルスティオーニが指揮するトスカーナ管弦楽団をバックに演奏。抒情的な旋律をじっくりと歌い上げています。
 
 

CDS-7975
¥2400
若きドビュッシー ドビュッシー:ピアノ曲集
 ベルガマスク組曲
  1. 前奏曲 / 2. メヌエット / 3. 月の光 / 4. パスピエ
 5. 夜想曲
 忘れられた映像
  6. レント(憂うつに、そしてやさしく)
  7. ルーヴルの思い出
  8. 嫌な天気だから「もう森へは行かない」の諸相
 9. 夢想
 ピアノのために
  10. 1. 前奏曲 / 11. 2. サラバンド /
  12. 3. トッカータ / 13. ボヘミア舞曲
イリア・キム(ピアノ)

 録音:2021年5月27-29日、2022年3月17日 Lugano、RSI-Auditorio Stello Molo(イタリア)/総収録時間:67'24"

 ソウル出身のピアニスト、イリア・キム。11歳でソロ・リサイタルを開催、1983年と1987年にはソウル市長賞と奨学金を獲得し、ベルリンに留学。卒業後はヨーロッパ、アメリカ、アジア各地で演奏会を行い、1998年からはイタリアに拠点を構え、多彩な活動を行っています。
 ドビュッシーを得意とする彼女、前作(CDS-7881)では2つのアラベスクをはじめとしたさまざまな作品をとりあげましたが、今作では初期の作品に焦点をあて、「ベルガマスク組曲」や「ピアノのために」の他、遺作の「忘れられた映像」などを演奏。ドビュッシーのピアニズムを解き明かします。
 




OEHMS CLASSICS



OC482
¥2400
ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)
 ブルックナー:オルガン編曲による交響曲全集 Vol. 6
ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)
 1. ブルックナー:エクアーレ第1番 ハ短調 WAB 114(1847)
   (原曲:トロンボーン三重奏、ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編)
 2. ハンスイェルク・アルブレヒト(1972-):
  Batruef (Alpsegen)、Donner & Regenmaschine アルプスの祝福、雷と雨のマシン
 3. ブルックナー:エクアーレ第2番 ハ短調 WAB 149(1847)
   (原曲:トロンボーン三重奏、ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編)
 4. アンドレア・ロレンツォ・スカルタッツィーニ(1971-):
  Brucknerblume ブルックナーブルーメ - Fenster zu Bruckners 6. Sinfonie (2022) 
 ブルックナー:交響曲第6番 イ長調 WAB 106(1879-1881) (エベルハルト・クロッツによるオルガン編)
  5. I. Maestoso / 6. II. Adagio. Sehr feierlich /
  7. III. Scherzo. Nicht schnell – Trio. Langsam / 8. IV. Bewegt, doch nicht zu schnell

 録音:2022年10月25-29日 ホーフ教会、 ルツェルン(スイス)/総収録時間:69'37"

 2024年のブルックナー生誕200周年に向けての記念企画、全10巻からなるオルガン版ブルックナー交響曲全集第7弾です。このシリーズは指揮者クリスティアン・ティーレマンの後援のもとに進められ、2024年に完結予定です。

 交響曲第6番はブルックナーの交響曲としてはコンパクトですが、他の交響曲にはみられないほどの実験的な姿勢が表れており、作曲者自ら「最も大胆なもの」と呼んだそうです。
 このアルバムではバーゼルで学び同地のオルガニストとして活躍するエベルハルト・クロッツによるオルガン編曲版で収録。ブルックナーが第6番を作曲中に訪れて演奏会を行ったルツェルンのホーフ教会のオルガンで収録を行うという凝りようにも注目です。

 このオルガンは1648年に建造された歴史的な楽器で、創建当時は世界最大重量のパイプを備える壮麗なものでした。
 1651年には雷の音を模した「サンダーパイプ」(同種のものとしては世界最古)が付けられ、更に1862年にオルガン製作家のフリードリヒ・ハースが拡張工事を行った際に雨の音を奏でる「レインマシン」の新機能を付け加えました。
 これが信じられないほどにリアルな響きをもたらしたため、実際にこの音を教会で聴いた人は思わず傘を開いたほどだったと伝えられます。
 ハンスイェルク・アルブレヒトの「アルプスの祝福、雷と雨のマシン」はこの特別なオルガンへのトリビュートです。アルブレヒトは他にも2曲の「エクアーレ」を編曲して収録。
 このシリーズではブルックナーの音楽にインスパイアされた新作オルガン曲を委嘱しています。
 今回はイタリア出身でバーゼルで学んだアンドレア・ロレンツォ・スカルタッツィーニの「ブルックナーブルーメ」を収録。ブルーメは「花」や、ワインの「香」も意味します。
 交響曲第6番第1楽章の第2主題を題材とした作品で、後に続く交響曲本体への輝かしい前奏となっています。

 
 

















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