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≪第119号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2023/3/28~




3/31(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜



AD VITAM



AV220715
\2700
フランソワ・マルディロシアン (ピアノ)
 ホヴァネス:ピアノ作品集


 アラン・ホヴァネス - Alan Hovhaness (1911-2000)
  ミスティック・フルート Op. 22
  パストラル第1番 Op. 111, No. 1
  ピアノ組曲 Op. 96
  アフタマル Op. 64, No. 1
  ガザル Op. 36
  クーガー・マウンテン・ソナタ Op. 390
  コンソレーション Op. 419
  ギリシャの旋律による組曲
  コオロギの音に消える愛の歌 Op. 328
  子守歌 Op. 52, No. 2
  マケドニアの山の踊り第1番 Op. 144
  マケドニアの山の踊り第2番 Op. 144b (ピアノ版)
  暗い川と遠くの鐘 Op. 212
  ジャーラ Op. 103
  3つの俳句 Op. 113
フランソワ・マルディロシアン (ピアノ)
録音: 14-16 September 2021
なぜか代理店から案内が来なかったマルディロシアンのホヴァネス作品集。

アンリ・バルダに師事したフランソワ・マルディロシアンは現代音楽、なかでもかなりマニアック作品を得意とする異色のピアニスト。

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ALIA VOX



AVSA 9953
(SACD HYBRID)
¥3000→\2790
すべてを凌駕する超越的な力と美しさ!
 サヴァールによるモツレク

  モーツァルト:レクイエム KV 626
レイチェル・レドモンド(ソプラノ)
マリアンヌ・ベアーテ・キーランド(メゾ・ソプラノ)
ミンジェ・レイ(テノール)
マヌエル・ヴァルサー(バリトン)
ラ・カペラ・ナショナル・デ・カタルーニャ(合唱)
ル・コンセール・デ・ナシオン
 (マンフレート・クレーマー(コンサートマスター))
ジョルディ・サヴァール(指揮)
KKC 6708
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3500

 録音:2022年5月11-13日、カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会/Multichannel、44:54

 幼い日、サヴァールが教会に足を踏み入れると、そこではモーツァルトのレクイエムのリハーサルが行われていました。
 サヴァールはそれを聴いて「音楽というものがこんなにもすごい力を持っているなら、僕は音楽家になりたい・・・」と思ったといいます。
 それから長い年月が流れ、これまでに約230の録音をしてきたサヴァールが、モーツァルトの≪レクイエム≫をリリースします。

 サヴァールはこれまで、中世からモーツァルトの時代(さらに最近ではベートーヴェンやシューベルト) まで、ありとあらゆる音楽をヴィオラ・ダ・ガンバや指揮で演奏してきました。
 その中には宗教音楽も多くありましたが、サヴァールは、暗い悲しみと威嚇的な死、というものをスペインのカトリック主義という絵筆と色彩で描いてきました。
 音楽家として、そして学者としてまさに「啓蒙」の人であるサヴァール。ここで、死者のためのミサ、という本来のレクイエムの宗教的意義と効果を見事に私たちに提示してくれます。

 残響が非常に豊か、かつ過剰ではない絶妙な会場での録音。≪怒りの日≫での激しさもありつつ、とてもやわらかな響きは、かつてない聴体験。《奇しきラッパの響き》での神聖な響きには驚かされます。音楽史を生きてきたサヴァールにしかなしえない表現がここにあります。

 2023年にはエスペリオンXXI との来日も予定されており、80歳を超えてなおその躍進がとまらないサヴァールの動向から目が離せません。

 2023年10月 来日日程
  10月28日(土) 神奈川県立音楽堂
  10月29日(日) バロックザール 京都 青山音楽記念館
  10月31日(火) 東京都内で演奏会予定

 
 



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HARMONIAMUNDI



HMM 902694
¥2900→\2690
パブロ・エラス=カサド&FBOによるシューベルト!
 シューベルト:
  ・交響曲 第5番 変ロ長調 D485
  ・交響曲 第7番 ロ短調 ≪未完成≫
パブロ・エラス=カサド(指揮)
フライブルク・バロック・オーケストラ
 〔アンネ・カタリーナ・シュライバー
  (コンサート・マスター)〕
KKC 6706
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 抜群のリズム感と機動力、パブロ・エラス=カサド&FBOによるシューベルト!

 録音:2021年11月/52:28

 パブロ・エラス=カサドとフライブルク・バロック・オーケストラによるシューベルトの交響曲集、第2弾の登場。
 第1弾(HMC 902154)では第3(1815年)& 4番(1816年) という組み合わせでしたが、今回は第5番(1816年) および未完成(1822年) という組み合わせ。
 19歳の時に書かれた交響曲第5番は、シューベルトの心の闇を感じさせない、朗らかでリズミカルな作品。
 エラス=カサド持前のリズムの良さにFBO が機敏に反応しており、細やかかつ躍動感に満ちた演奏は見事です。
 未完成でも、シューベルトが楽譜に記した細かな音符ひとつひとつにいたるまで、丹念に表情づけがなされています。
 特に第2楽章冒頭の管のアンサンブルの美しさは絶品。第5番にはない、絶望や不安に駆られたような瞬間も、実に劇的な効果をもって奏されます。
 明るい5番、絶望や不安が垣間見られる未完成という2作品のコントラストがきわめて鮮やかな1枚。
 エラス=カサドの歌心とリズムに満ちた指揮と、FBO の機動力が素晴らしい化学反応を起こした名演です。

 
 



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HYPERION



CDA68420
¥2500→\2290
ウェストミンスター寺院聖歌隊
 ヴォーン・ウィリアムズ、マクミラン、タヴァナー:合唱作品集

 ヴォーン・ウィリアムズ:ミサ曲 ト短調、味わい見よ*
 マクミラン:
  主を恐れる人はだれか**、エドワード懺悔王のミサ曲**、
  特別な訴え *、誰がキリストの愛からわたしたちを離れさせるのか
 タヴァナー:
  マニフィカトとヌンク・ディミッティス《コレギウム・レガーレ》、
  アテネのための歌
  (世界初録音**)
ウェストミンスター寺院聖歌隊
ジェームズ・オドンネル(指揮)
ピーター・ホルダー(オルガン)*

 ウェストミンスター寺院聖歌隊、英国を代表する三人の作曲家を歌う!

 ☆世界最高峰の聖歌隊、ウェストミンスター寺院聖歌隊!
 ☆マクミランの二作品を世界初録音!

 ウェストミンスター寺院聖歌隊によるヴォーン・ウィリアムズ、マクミラン、そしてタヴァナーの合唱作品集。
 このアルバムの中にはマクミランの世界初録音作品が二曲含まれています。
 ヴォーン・ウィリアムズの「味わい見よ」は、エリザベス2世の戴冠式のために委嘱された作品で、1953年6月2日にウェストミンスター寺院にて歌われました。

 世界遺産にも指定されている英国国教会の教会、ウェストミンスター寺院の聖歌隊は、30名の少年合唱と12名のプロの成人歌手からなる合唱団で、教会聖歌隊の最高峰として知られており、長年に亘って典礼や祝典の場で国際的に重要な役割を果たしています。
 先日行われたエリザベス2世の追悼式でもその美しい歌声を響かせていました。

 ※録音:2022年6月&10月
 
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PCDA68416
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
ジェズアルド・シックス
 バード:5声のミサ曲

 ウィリアム・バード(1539/40-1623):
  アヴェ・ヴェルム・コルプス/
  日々自らの罪に悩まされたるわれらは/
  5声のミサ曲より キリエ、グローリア/悲しみと不安が/
  5声のミサ曲より クレド/アヴェ・マリア/
  5声のミサ曲より サンクトゥス、ベネディクトゥス/
  死の悲しみがわれをとりまく/
  5声のミサ曲より アニュス・デイ/よりよき生活のうちに/
  エレミアの哀歌(失われた声部の再構築:オワイン・パーク)
ジェズアルド・シックス
 〔ガイ・ジェームズ(カウンターテナー)、
  ジョゼフ・ウィックス(テノール)、
  ジョシュ・クーター(テノール)、
  マイケル・クラドック(バリトン)、
  サミュエル・ミッチェル(バス)〕
オワイン・パーク(指揮、バス)
CDA68416
¥2500→\2290

 バード没後400周年記念!ジェズアルド・シックスが歌う「5声のミサ曲」!

 ☆急成長を遂げた男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」による、ウィリアム・バード没後400周年記念盤!
 ☆傑作「5声のミサ曲」に、天才ディレクター、オワイン・パークが補筆した「エレミアの哀歌」など、至高のモテットをプログラム!

 2014年に設立されたルネサンス・ポリフォニーを専門とするイギリスの若き男声ア・カペラ・アンサンブル、「ジェズアルド・シックス」。
 ディレクターを務めるオワイン・パークは、1993年生まれ、若くして作曲家、指揮者、歌手、オルガニストなど多彩に活動を拡げる天才ミュージシャンです。

 ジェズアルド・シックスは、イギリスのルネサンス期を代表する作曲家ウィリアム・バード(c.1543-1623)の没後400周年を記念したスペシャル・コンサート「シークレット・バード」を企画し、英米の大規模なツアーを行っています。
 7枚目のアルバムとなる本作もバード没後400周年を記念したもので、おそらく1594年末から1595年初頭頃に作曲されたと思われるラテン語の(隠れカトリックのための)傑作「5声のミサ曲」を中心に、並外れた美しさを誇るラテン語のモテットを散りばめ、バードの作品の力強さと優しさを的確に捉えた素晴らしいアルバムが完成しました。
 1560年代のリンカーン在学中に作曲されたと思われる「エレミアの哀歌」は、オックスフォードとテンベリーに残る資料を繋ぎ合わせても3か所に不完全な声部(テノール)が残っており、オワイン・パークが当時の様式を守りながら巧妙に再構築しています。

 ※録音:2022年6月&9月、オール・ハロウズ教会(イギリス、ロンドン)

 
 
 

PCDA68419
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
ファンタジー・イン・ブルー ~
 チェロ、サクソフォン四重奏とピアノのための編曲集

  チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲 Op.33
   (シュテファン・マルツェフ編)
  ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 イ短調 RV418
   (イタイ・ソボル編)
  ファリャ:7つのスペイン民謡(セバスチャン・ゴッチック編)
  ショスタコーヴィチ:
   前奏曲 《ギター》
   (映画音楽『馬あぶ』 Op.97より、レヴォン・アトミアン編)、
   エレジー
    (劇音楽『人間喜劇』 Op.37より、レヴォン・アトミアン編)、
   ワルツ第2番
    (舞台管弦楽のための組曲より、ルイ=ノエル・フォンテーヌ編)
  ガーシュウィン/シュテファン・マルツェフ:
   ファンタジー・イン・ブルー
アルバン・ゲルハルト(チェロ)
アリアージュ五重奏団
 (サクソフォン四重奏+ピアノ)
CDA68419
¥2500

 アルバン・ゲルハルト新録音!ピアノ&サクソフォンQとの名曲アレンジ集!

 ☆アルバン・ゲルハルトとアリアージュ五重奏団(サクソフォン四重奏+ピアノ)による名曲の再創造!

 これは驚き!ドイツ・チェロ界の新皇帝、アルバン・ゲルハルトとアリアージュ五重奏団(サクソフォン四重奏+ピアノ)による名曲の再創造!
 バロックからガーシュウィンまで、どの作品も真面目に、オリジナルの精神に忠実に、遊び心のある見事なアレンジが施されています。
 チャイコフスキーやヴィヴァルディの協奏的作品を聴くと、チェロと絡み合う4本のサクソフォンとピアノの表現力に驚かされます。
 原曲に近いアレンジもあれば、《ロココの主題による変奏曲》のジャジーな第6変奏のように、大胆でユニークなアレンジも。(ここではオリジナルの変奏曲の和声構造はほぼそのままに、タイムマシンに乗ったチャイコフスキーは煙草の煙の充満した地下のナイトクラブへと飛ばされてしまいます)最後の《ファンタジー・イン・ブルー》はもちろんガーシュウィンの《ラプソディー・イン・ブルー》のアレンジですが、ピアノ・ソロの要素をチェロやサクソフォンに割り当てたり、ソロとオーケストラを逆転させたり、ピアノのカデンツァを再構築したりと、驚くべき再創造が行われています。

 ※録音:2022年5月、ドイツ放送カンマームジークザール(ドイツ、ケルン)
 




ANALEKTA


AN29188
¥2800
シューベルト: ピアノ・ソナタ第9番、第19番 ほか
 フランツ・シューベルト(1797–1828):
  1-4. ピアノ・ソナタ 第9番 ロ長調 D 575
  5-6. 2つのスケルツォ D 593
  7-10. ピアノ・ソナタ 第19番 ハ短調 D 958
マチュー・ゴーデ(ピアノ)

 録音: 2022年12月12-14日 パレ・モンカルム・ラウル・ジョバン・ホール、ケベック
 収録時間: 74分

 【シューベルトのスペシャリストによるソナタ全集第8弾!】
 2019年に12回のリサイタルでシューベルトのソナタ全曲を弾き切ったマチュー・ゴーデ。
 その直後から開始されたソナタ全曲と主要ピアノ作品を網羅するプロジェクトの第8弾。
 シューベルトが多くのピアノ・ソナタを書いた充実期に作曲された第9番、死の直前に生み出された最後の3つのソナタの1つ第19番、愛らしいスケルツォを収録しています。
 




BRU ZANE



BZ1051
(2CD+BK)
¥4900
ガスパーレ・スポンティーニ:
 抒情悲劇《ヴェスタの巫女》全3幕

  ガスパーレ・スポンティーニ(1774-1851):
   抒情悲劇《ヴェスタの巫女》全3幕
    (1807年パリ初演)
   台本: ヴィクトール=ジョゼフ・
    エティエンヌ・ド・ジュイ(1764-1846)
ジュリア‛&マリナ・レベカ(ソプラノ)
リシニュス‛&スタニスラス・ド・バルベラック(テノール)
シンナ‛&タシス・クリストヤニス(テノール)
巫女の長‛&オード・エクストレモ(メゾ・ソプラノ)
最高神祇官‛&ニコラ・クルジャル(バス)
執政官/占師の長‛&ダヴィド・ヴィチャク(バリトン)
フランダース放送合唱団
レ・タラン・リリク(古楽器使用)
クリストフ・ルセ(指揮)

 録音: 2022年6月17-20日 ラ・セーヌ・ミュジカル、パリ
 収録時間: 132分

 【スポンティーニの出世作、ルセによる充実古楽器演奏で登場!】
 フランスの古楽復興を牽引し、18世紀に人気を誇りながら歴史に埋もれていたイタリアやフランスの傑作を数多く発掘・紹介して話題を呼んできたクリストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリク。
 近年ではサリエリがパリで発表した三つのフランス語オペラの録音で毎回話題を呼んだほか、グノー生誕200周年の2018年には《ファウスト》初演時の版を古楽器初録音(BZ1037)、ロマン派時代の音楽にも高い適性のあることを印象づけました。
 その彼らが今回、西洋歌劇史を辿れば避けては通れない19世紀初頭の重要作と正面から向き合います。
 作曲家はベートーヴェンと同世代のイタリア人作曲家ガスパレ・スポンティーニ。
 かの楽聖がウィーンで《フィデリオ》の原型となる《レオノーレ》の作曲と改作に腐心していた頃、フランス皇帝ナポレオンの妃ジョゼフィーヌの後押しを受けパリで世界初演された《ヴェスタの巫女》は大いなる熱狂をもって迎えられ、後にフランスとプロイセンをまたにかけ圧倒的名声を誇ることになるスポンティーニの出世作となった作品。
 古代ローマを舞台に、絶やしてはならないとされてきた神殿の炎の鎮火をめぐる大事件を、革命期ならではのスリリングな音楽展開で描いた傑作ですが、この演奏はそのダイナミックな音作りもさることながら、独唱の細やかな節回しに適切に寄り添う古楽器オーケストラの音色も実に美しく、作品本来の魅力の諸相に迫った名演に仕上がっています。
 バルベラック、クリストヤニス、ヴィチャクらフランス歌劇界の錚々たる男声歌手たちと共に、ラトヴィア出身の注目歌手マリナ・レベカが鮮やかな歌唱を聴かせ、ナチュラル・トランペットのマドゥーフやトロンボーンのクレア・マッキンタイアら大物ソリストから、クラリネット磯部礼奈のような新世代の俊才まで幅広い層が加わるレ・タラン・リリクの濃淡豊かな演奏の頼もしさも格別。
 革命期のオペラの魅力を十全に堪能できる演奏内容に加え、Bru Zaneレーベルならではの150ページに及ぶ仏英語による充実解説も嬉しいところです。

 
 




CYPRES RECORDS


CYP0618
¥2800
アド・ルセム ~ビンゲンによるヒーリング・ミュージック
 1. Anima - O nos peregrine sumus/2. Diabolus - Que est hec potestas/
 3. Humilitas - Ego cum meis sodalibus/4. Karitas - Ego Karitas/
 5. Victoria - Ego Victoria/6. Timor dei - Ego Timor dei/
 7. Obedientia - Ego lucida Obedientia/8. Amor celestis - Ego aurea porta/
 9. Disciplina - Ego sum amatrix/10. Pacientia - Ego sum columpna/
 11. Verecundia - Ego obtenebro/12. Castitas - O Virginitas/
 13. Contemptus mundi - Ego Contemptus Mundi/14. Fides - Ego Fides/
 15. Discretio - Ego Discretio/16. Misericordia - O quam amara est illa/
 17. Spes - Ego sum dulcis conspectrix/
 18. Innocentia - Fugite, oves/19. Anima - Nunc est michi necesse/
 20. Virtutes - O Anima fugitiva/21. Diabolus - Que es, aut unde venis ?/
 22. Humilitas - O Victoria/23. Virtutes - O pater omnipotens
ロマン・ダイエ
 (歌、ハルモニウム、
  エレクトロニクス、編曲)
ジャン=ポール・デッシー
 (チェロ、アクアフォン、
  エレクトロニクス、編曲)

 録音: 2021年12月2日、3日 アルソニック、モンス、ベルギー
 収録時間: 49分

 中世の神秘主義者にして史上最初の女性作曲家とも言われるヒルデガルト・フォン・ビンゲンが、1151年頃に書いた典礼劇『オルド・ヴィルトゥトゥム』(諸道徳の秩序)を元にしたヒーリング・ミュージック。
 チェロやエレクトロニクス、アクアフォン(水の入った金属製の壺のような器に長短たくさんの棒が付いており、これを叩く、弓で弾くなどしてよく響く音を出す創作楽器)による神秘的な音場をバックに、ダイエのバリトンでビンゲンのメロディが歌われ、また一部は語られます。何とも言えない心地よさ。
 



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QUEEN ELISABETH COMPETITION



QECDUO21
(4CD)
¥4900→\4490
エリザベート王妃国際音楽コンクール ピアノ部門 2013 & 2016 ベルギー国立管弦楽団
マリン・オルソップ(指揮) ...6-8
 【DISC 1】 ボリス・ギルトブルグ 2013年第1位、聴衆賞(Canvas-Klara Prize)
  1-3. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
   ピアノ協奏曲 第15番 変ロ長調 K. 450
  4-5. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 Op. 90
  6-8. フランツ・リスト(1811-1886): ピアノ・ソナタ ロ短調 S. 178
    ワロニー王立室内管弦楽団、ミヒャエル・ホフシュテッター(指揮) ‛&1-3
    録音: 2013年5月15日、18日 フラジェ、スタジオ4 ブリュッセル (ライヴ)
    収録時間: 70分
 
 【DISC 2】 マテウシュ・ボロヴィアク 2013年第3位、聴衆賞(Musiq3 Prize)
  1-6. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):パルティータ 第2番 ハ短調 BWV 826
  7-9. モーツァルト: ピアノ協奏曲 第9番 「ジュノーム」 変ホ長調 K. 271
  10-12. モーリス・ラヴェル(1875-1937): 夜のガスパール
    ワロニー王立室内管弦楽団、ミヒャエル・ホフシュテッター(指揮) ‛&7-9
    録音: 2013年5月15日、18日 フラジェ、スタジオ4 ブリュッセル (ライヴ)
    収録時間: 69分
 
 【DISC 3】 ルカーシュ・ヴォンドラーチェク 2016年第1位、聴衆賞(Canvas-Klara Prize)
  1-5. ヨハネス・ブラームス(1833-1897): ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ短調 Op. 5
  6-8. セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943): ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op. 30

 録音: 2016年5月10日 フラジェ、スタジオ4 ブリュッセル (ライヴ) ‛&1-5 2016年5月26日 ファイン・アーツ・センター ブリュッセル (ライヴ) ‛&6-8
 収録時間: 76分

 【ギルトブルグの初発売ライヴほか、エリザベート王妃国際音楽コンクール2013年2016年の第1位と聴衆賞を集めたBOX】
 難関で知られるエリザベート王妃国際音楽コンクールのライヴを集めた4枚組。
 2013年と2016年に行われたピアノ部門の音源より、第1位と聴衆賞のアーティストたちの4人ライヴが、アーティストごとに1枚ずつのCDに収められています。
 今回が初発売の音源を多く含んでおり、中でもギルトブルグの演奏は全て今回初登場というのが嬉しいところ。
 彼らの若き日の熱演をたっぷりと楽しむことが出来る素晴らしい企画です。

 
 



マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音

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Berlin Classics



BC0301606
(5CD)
\5200→\4790

オトマール・スイトナー
シュターツカペレ・ベルリン/レジェンダリー・エテルナ・レコーディングズ


CD1

(1)
モーツァルト:序曲集
 歌劇『にせの花作り女』序曲
 歌劇『イドメネオ』序曲
 歌劇『後宮からの逃走』序曲
 歌劇『劇場支配人』序曲
 歌劇『フィガロの結婚』序曲
 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲
 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』序曲
 歌劇『魔笛』序曲
 歌劇『皇帝ティートの慈悲』序曲

(2)
デッサウ:交響的変態~モーツァルト:弦楽五重奏曲第6番 K.614による
(1)シュターツカペレ・ベルリン
オトマール・スイトナー(指揮)
録音1976年1月:ベルリン、キリスト教会
ステレオ(アナログ/セッション)


(2)シュターツカペレ・ベルリン
オトマール・スイトナー(指揮)
録音1971年5月:ベルリンSRK第1スタジオ
ステレオ(アナログ/セッション)
CD2
(1)
メンデルスゾーン:『真夏の夜の夢』抜粋
 序曲
 スケルツォ 
 妖精たちの行進曲
 妖精の歌
 間奏曲
 夜想曲
 結婚行進曲
 無骨者の舞踏
 終曲

(2)
デッサウ:管弦楽曲第4番
(1)
マグダレーナ・ファレヴィチ(ソプラノ)
インゲボルク・シュプリンガー(メゾ・ソプラノ)
ベルリン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ベルリン
ギュンター・ヘルビヒ(指揮)
録音1976年9月、1977年4月:ベルリン、キリスト教会
ステレオ(アナログ/セッション)

(2)
シュターツカペレ・ベルリン
ギュンター・ヘルビヒ(指揮)
録音1974年4月:ステレオ(アナログ/セッション)
CD3
 ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB.107(ノヴァーク版)
シュターツカペレ・ベルリン
オトマール・スイトナー(指揮)
録音1989年1月:ベルリン、キリスト教会
ステレオ(デジタル/セッション)
CD4
 マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』
マクダレーナ・ハヨーショヴァー(ソプラノ)
ウタ・プリエフ(アルト)
ベルリン国立歌劇場合唱団
シュターツカペレ・ベルリン
オトマール・スイトナー(指揮)

録音1983年11月~12月:ベルリン、キリスト教会
ステレオ(アナログ/セッション)
CD5
1. ヴォルフ:交響詩『ペンテジレア』
2. プフィッツナー:劇音楽『ハイルブロンのケートヒェン』 Op.17より
3. R.シュトラウス:『影のない女』による交響的幻想曲 TrV.234a
Juliane Koren、Frank Lienert(語り:2)
シュターツカペレ・ベルリン
オトマール・スイトナー(指揮)
録音1980年6月(1)、1981年9月&1982年2月(2)、
1970年7月(3):ステレオ(アナログ/セッション)





<メジャー・レーベル>
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DG



4863512
(2CD)
\3200→\2990
《マリア・ドゥエニャス~Beethoven and Beyond》

《CD 1》
 1-3) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61(カデンツァ:マリア・ドゥエニャス)、
 4) シュポーア:ヴァイオリンとハープのためのコンチェルタンテ第1番ト長調WoO13より
   第2楽章:アダージョ、
 5) イザイ:子守歌Op.20、
 6) サン=サーンス:ハバネラOp.83、
 7) ヴィエニャフスキ:伝説曲Op.17、
 8) クライスラー:愛の悲しみ/

《CD 2》
 1-5) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61の第1楽章のカデンツァ
  (ルイ・シュポーアによる/ウジェーヌ・イザイによる/カミーユ・サン=サーンスによる/
  ヘンリク・ヴィエニャフスキによる/フリッツ・クライスラーによる)
   【録音】2023年1月25-27日、ウィーン楽友協会、大ホール(CD 1: 1-3[ライヴ], 5, 8)、1月28日、ウィーン、Synchron Stage(CD 1: 4, 6, 7)、
   2022年7月22日、ベルリン、マイスターザール(CD 2)
マリア・ドゥエニャス(ヴァイオリン)、
フォルカー・ケンプフ(ハープ)(4)、
マンフレート・ホーネック(指揮)
ウィーン交響楽団(CD 1)
4863513
(2LP)
\5900
《LP 1》
[Side A]
 1) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61より第1楽章(カデンツァ:マリア・ドゥエニャス)/
[Side B]
 1-2) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61より(第2楽章/第3楽章)、
 3) シュポーア:ヴァイオリンとハープのためのコンチェルタンテ第1番ト長調WoO13より
    第2楽章:アダージョ/
《LP 2》
[Side A]
 1) イザイ:子守歌Op.20、
 2) サン=サーンス:ハバネラOp.83、
 3) ヴィエニャフスキ:伝説曲Op.17、
 4) クライスラー:愛の悲しみ/
[Side B]
 1-5) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61の第1楽章のカデンツァ
  (ルイ・シュポーアによる/ウジェーヌ・イザイによる/カミーユ・サン=サーンスによる/
  ヘンリク・ヴィエニャフスキによる/フリッツ・クライスラーによる)
  【録音】2023年1月25-27日、ウィーン楽友協会、大ホール
   (LP 1: Side A & Side B: 1, 2[ライヴ], LP 2: Side A:1, 4)、1月28日、ウィーン、
    Synchron Stage(LP 1: Side B: 3 LP 2: Side A: 2, 3)、2022年7月22日、ベルリン、マイスターザール(LP 2: Side B)
マリア・ドゥエニャス(ヴァイオリン)、
フォルカー・ケンプフ(ハープ)(LP 1 Side A: 3)、
マンフレート・ホーネック(指揮)
ウィーン交響楽団(LP 1, LP 2: Side A)

 ヴァイオリン界の新星、ベートーヴェンの協奏曲を中心とした衝撃のデビュー・アルバム

 「明らかに誰にも止められない」(『ストラッド』誌)人気急上昇中のヴァイオリニスト、マリア・ドゥエニャスのドイツ・グラモフォンへのデビュー・アルバムです。
 中心となる曲に選んだのはすべてのヴァイオリン協奏曲の中でも音楽的に一番の難曲とされるベートーヴェン。マンフレート・ホーネックとウィーン交響楽団との共演でウィーン楽友協会でライヴ録音され、ドゥエニャスはこの協奏曲のために自身のカデンツァを作曲しました。
 アルバムにはクライスラー、サン=サーンス、シュポーア、ヴィエニャフスキとイザイの作品とともに、彼らによるベートーヴェンのカデンツァも収録されています。

 マリア・ドゥエニャスはスペイン、グラナダ生まれ、ウィーンを拠点に活躍しています。
 現在のクラシック界で最も思慮深く、コミュニケーション能力のある音楽家の一人で、世界の著名な会場でのコンサート予定が目白押しです。
 スペイン語、英語、ドイツ語を完璧に話すことができるマリアは、多くの世界一流のオーケストラからソリストとして引っ張りだこで、この数年、マドリードの国立音楽堂、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン楽友協会、ニューヨークのカーネギー・ホールとロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホールといった輝かしい会場に招かれて演奏しています。
 2022年5月には自身に献呈されたガブリエラ・オルティスのヴァイオリン協奏曲『Altar de cuerda』を、ロサンゼルス・フィルハーモニック&グスターボ・ドゥダメルとともにウォルト・ディズニー・コンサートホールで世界初演しました。
 そして同じ楽団と指揮者と共にロサンゼルスで再び、2022年10月にはボストンのシンフォニーホールとカーネギー・ホールでも共演しました。
 2021年、若きヴァイオリニストにとって世界で最も著名な「ユーディ・メニューイン国際コンクール」で、「自由さと歓喜に溢れた個性」(『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』紙)のある演奏が歓迎され1位を獲得しています。

 




SONY



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\3100
ホセ・アントニオ・モンターニョ(指揮)
 ピリオド楽器オーケストラ「ラ・マドリレーニャ」
  ~「ディクセルント」

 1. サンマルティーニ:シンフォニー ト長調 J-C39
 2. コルセッリ:聖水曜日のエレミアの哀歌 第2番
 3. コルセッリ:レジーナ・チェリ
 4. コルセッリ:4声のためのコンチェルティーノ ニ長調
 5. コルセッリ:聖木曜日のエレミアの哀歌 第2番
 6. コルセッリ:アヴェ・レジーナ
 7. サンマルティーニ:4声の器楽のためのコンチェルティーノ ト長調
 8. コルセッリ:聖チェチーリアのためのレスポンソリウム
 9. ダライ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調

 ※世界初録音(2,3,5,6-9)
カルロス・メナ(カウンターテノール)
ラ・マドリレーニャ(ピリオド楽器オーケストラ)
ホセ・アントニオ・モンターニョ(指揮)
 録音:2022年1月10-13日、マドリード、王立サン・フェルナンド美術アカデミー

 指揮者であり、研究者であり、ピリオド楽器オーケストラ「ラ・マドリレーニャ」の創設者でもあるホセ・アントニオ・モンターニョのソニー・クラシカルからのデビュー・アルバム。このアルバムには、カウンターテノールのカルロス・メナが歌った、カウンターテノールの独唱とオーケストラのための世界初録音が5曲、そしてジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニとマウロ・ダライ作曲による2つの世界初録音が収録されています。それらはマドリード王宮の公文書館やブランシュトン コレクション、ドレスデンのザクセン州立図書館などで発見された写本を元にし、この録音のレパートリーとして組まれています。

 作曲家のフランチェスコ・コルセッリ[1705-1778]は、イタリアのピアチェンツァでフランス人の両親のもとに生まれました。1727年から1731年にはサンタ・マリア・デッラ・ステッカータ教会でカペルマイスターを務め、同時に1727年から1733年にはパルマの宮廷で音楽監督を務めましたが、1734年にマドリードに移り、ブエン・レティーロの劇場監督、さらに1738年には王宮教会のカペルマイスターを務めました。マウロ・ダライ[c.1687-1757]は、パルマのサンタ・マリア・デッラ・ステッカータ大聖堂に務めていたこと以外ほとんど知られていませんが、当時のヘンデル歌手として有名なソプラノのファウスティナ・ボルドーニ、ドイツではヨハン・アドルフ・ハッセと連絡を取り合っていたことがわかっています。

 批評家から「今日最も有望なスペインの指揮者のひとり」と見なされているホセ・アントニオ・モンターニョは、あらゆるジャンル(オペラ、バレエ、オーケストラ)にわたって、国際的に有名な劇場やホールで多彩なキャリアを築き、バロック初期から現代音楽の初演まで幅広いレパートリーで高い評価を得ており、マドリード交響楽団、テアトロ・レアル、サルスエラ劇場をはじめ、スペインの主要な劇場やオーディトリアム(テアトロ・レアルなど) の指揮者だけでなく、ローマ劇場、ミラノのスカラ座、マスネ・ド・サンテティエンヌ大劇場、ベルギーの王立ワロニー・リエージュ・オペラ座でなど多くの歌劇場で指揮。近年ではピリオド楽器オーケストラ「ラ・マドリレーニャ」の創設者兼指揮者として、主に18世紀の音楽遺産の復興と普及に取り組み、スペインに関連する作家に特に力を入れています。

 カウンターテノールのカルロス・メナは、バーゼル・スコラ・カントルムで学び、ルネ・ヤーコプスに師事、ラ・フォル・ジュルネTOKYOにも出演しています。またすでに50枚以上のアルバムに参加しており、世界中で活躍。最近ではポルトガル交響楽団、ガリシアの交響楽団などのオーケストラの指揮も定期的に行っています。




WARNER


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アルフレッド・コルトー/ワーナー・クラシックス・エディション

5419747194
(40CD)
\17000→\15990
アルフレッド・コルトー/ワーナー・クラシックス・エディション アルフレッド・コルトー
 (ピアノ、指揮:Disc34-1, Disc35-36)

 20世紀前半のフランスを代表する巨匠ピアニスト、アルフレッド・コルトー。没後60年を記念して、2012年にリリースされた40枚組大全集『Anniversary Edition』が待望の再発売。

 彼の並外れたタッチとフレージングのセンス、最も多様なレパートリーに対する深く鋭い解釈、さらにはジャック・ティボーやパブロ・カザルスと一緒に結成した伝説的なトリオによって、アルフレッド・コルトーは当時の最高のピアニストとなりました。多くの弟子たち、特に優秀なディヌ・リパッティ、サンソン・フランソワ、クララ・ハスキルは、サムイル・フェインベルクやゲンリヒ・ネイガウスを通じて、ロシア・ピアノ楽派にも多大な影響を与えました。

 ロマンティックでファンタジックな詩情を語った類まれなピアニストの貴重な音源を、コルトーの弟子であり、コルトーのレコーディング・セッションにも数多く参加したJohn Guthrie Luke監修によって、最良のオリジナル・マスターを使用した2012年「ART & SON STUDIO」によるリマスター音源使用。

 なお、ここに収録された録音は完全なものではなく、「Duo-Art」、「Aeolian」および「Pleyela」のレーベルのために録音された多くのロールはここには収録されておりません。


※もともとは昨年、没60年としてリリース予定でしたが、コロナ禍、生産原材料不足のため、今年に遅れてのリリースとなっております。
※2012年発売商品と収録内容、使用音源には変更はございません。ボックスの仕様が2-piece box, 各CDは紙ジャケットに収納、に変更となります。


Disc1
  アルベニス:スペイン~マラゲーニャ Op.165-3
  録音:USA, Camden(New Jersey), 11 I 1919

  アルベニス:スペインの歌 Op.232-5『セギディーリャ』
  録音:Camden, 7 I 1919

  ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(前奏曲集 第1巻より)
  ドビュッシー:ミンストレル(前奏曲集 第1巻より)
  録音:Camden, 8 I 1919

  ショパン:タランテラ Op.43
  録音:Camden, 11 I 1919

  リスト:3つのコンサート用エチュード~軽やかに
  録音:Camden, 8 I 1919

  サン=サーンス:ワルツ形式のエチュード Op.52-6
  録音:Camden, 9 I 1919

  ショパン:ポーランドの歌 Op.74-12 (リスト編)
  録音:Camden, 28 I 1919

  ショパン:子守歌 変ニ長調 Op.57
  録音:Camden, 27 I 1920

  リスト:ヴェルディの『リゴレット』コンサート・パラフレーズ S.434
  録音:Camden, 28 I 1920

  ラヴェル:水の戯れ
  録音:Camden, 28 I 1920

  ショパン:タランテラ Op.43
  録音:Camden, 28 I 1920

  ショパン:エチュード 変ト長調 Op.10-5
  ショパン:エチュード 変ト長調 Op.25-9
  録音:Camden, 22 IV 1920

  リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調 S.244-2
  録音:Camden, 28 I 1920

  アルベニス:トゥリアーナ(イベリア第2巻より)
  録音:Camden, 28 XII 1922

  ショパン:エチュード ヘ長調 Op.25-3
  ショパン:エチュード ヘ短調 Op.25-2
  録音:Camden, 28 XII 1922

  ショパン:即興曲 第1番 Op.29
  録音:Camden, 28 XII 1922

  フォーレ:無言歌 変イ長調 Op.17-3
  録音:Camden, 20 XII 1922

  リスト:『巡礼の年』第1年『スイス』~『泉のほとりで』
  録音:Camden, 2 I 1923

  ショパン:華麗なる大ポロネーズ Op.22
  録音:Camden, 5 II 1923

  スクリャービン:エチュード Op.8-12
  録音:Camden, 5 II 1923

  メンデルスゾーン:スケルツォ Op.16-2
  録音:Camden, 5 II 1923

  メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ Op.14
  録音:Camden, 6 II 1923


Disc2
  ウェーバー:舞踏への勧誘 Op.65
  録音:Camden, 6 II 1923

  アルベニス:スペインの歌 Op.232-5『セギディーリャ』
  録音:Camden, 27 II 1923

  アルベニス:スペイン(6つのアルバム・リーフ)Op.165-3『マラゲーニャ』
  録音:Camden, 28 II 1923

  ショパン:子守歌 Op.57
  録音:Camden, 27 II 1923

  ショパン:タランテラ Op.43
  録音:Camden, 27 II 1923

  ショパン:ポーランドの歌 Op.74-12 (リスト編)
  録音:Camden, 28 II 1923

  ショパン:エチュード 変ト長調 Op.10-5
  ショパン:エチュード 変ト長調 Op.25-9
  録音:Camden, 28 II 1923

  ショパン:エチュード イ短調 Op.25-11
  録音:Camden, 1 III 1923

  リスト:3つのコンサート用エチュード~軽やかに
  録音:Camden, 27 II 1923

  リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調 S.244-2
  録音:Camden 1 III 1923

  リスト:ヴェルディの『リゴレット』コンサート・パラフレーズ S.434
  録音:Camden, 1 III 1923

  ラヴェル:水の戯れ
  録音:Camden, 1 III 1923

  サン=サーンス:左手のためのエチュード Op.135-4『ブーレ』
  録音:Camden, 1 III 1923

  ドビュッシー:子供の領分
  ドビュッシー:沈める寺(前奏曲集 第1巻より)
  録音:London , 12 V or 18 XII 1923

Disc3
  シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
ランドン・ロナルド指揮、アルバート・ホール管弦楽団
  録音:Hayes (UK) 1 XI & 3 XII 1923

  シューマン:謝肉祭 Op.9
  録音:London, 12 V 1923

  フォーレ:ドリー Op.56(コルトー編)~子守歌
  録音:Camden (USA) 20 I 1925

  ブラームス:子守歌 Op.49-4(コルトー編)
  録音:Camden (USA) 21 III 1925

  シューベルト:万霊節のための連祷 D.343(コルトー編)
  録音:Camden (USA) 21 III 1925

  ショパン:エチュード 変イ長調 Op.25-1
  ショパン:ワルツ第7番 Op.64-2
  録音:Camden, 21 III 1925

  ショパン:即興曲 第2番嬰ヘ長調 Op.36
  録音:Camden, 21 III 1925

  リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調 S.244-11
  録音:Camden, 21 III 1925

Disc4
  ショパン:24の前奏曲 Op.28
  録音:Hayes(UK), Studio A 22 III & 4 IV 1926

  アルベニス:スペインの歌 Op.232-3
  録音:USA, 27 X 1926

  ヘンデル:アリアと変奏『調子のよい鍛冶屋』
  録音:USA, 27 X 1926

  リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調 S.244-11
  録音:New York, 27 XII 1926

  ショパン:バラード第1番 Op.23
  録音:New York, 27 XII 1926

  ショパン:子守歌 Op.57
  録音:New York, 28 XII 1926

  リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調 S.244-2
  録音:New York, 27/28 XII 1926

  リスト:ヴェルディの『リゴレット』コンサート・パラフレーズ S.434
  録音:New York, 27/28 XII 1926

Disc5
  ウェーバー:舞踏への勧誘 Op.65
  録音:New York, 28 XII 1926

  シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
ランドン・ロナルド指揮、ロンドン交響楽団
  録音:London, Queen's Hall, 22 VI 1927

  フランク:交響的変奏曲
ランドン・ロナルド指揮、管弦楽団
  録音:London, Queen's Hall, 22 VI 1927

  ドビュッシー:子供の領分
  録音:London, Small Queen's Hall, Studio C,
5 VI 1928 (III-VI), 11 XII 1928 (I & II)

  ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(前奏曲集 第1巻より)
  ドビュッシー:野を渡る風(前奏曲集 第1巻より)
  録音:London, Small Queen's Hall, 5 VI 1928

Disc6
  ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
  録音:London, Studio C, Small Queen's Hall,
5 VI 1928 (Mvts 1, 3 & 4), 11 XII 1928 (Mvt.2)

  ショパン:前奏曲 ト短調 Op.28-12
  録音:London, Studio C, Small Queen's Hall, 11 X II 1928

  ショパン:バラード第1番 Op.23
  録音:London, Small Queen's Hall 7VI 1929

  ショパン:バラード第2番 Op.38
  ショパン:バラード第3番 Op.47
  ショパン:バラード第4番 Op.52
  録音:London, Small Queen's Hall, 11 III 1929

  ショパン:ノクターン第2番 Op.9-2
  ショパン:ワルツ第7番 Op.64-2
  録音:London, Studio C, Small Queen's Hall, 19 III 1929

  フランク:プレリュード、コラールとフーガ
  録音:London, Studio C Small Queen's Hall , 6&19 III 1929

Disc7
  シューマン:謝肉祭 Op.9
  録音:London, Kingsway Hall, 5 VI 1928 & Small Queen's Hall, 11 XII 1928

  シューマン:交響的練習曲 Op.13&5つの変奏曲
  録音:London Small Queen's Hall 6 & 19 III 1929

  リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
  録音:London Small Queen's Hall 13III 1929

Disc8
  アルベニス:スペインOp.165-3『マラゲーニャ』
  アルベニス:スペインの歌 Op.232-5『セギディーリャ』
  録音:Paris, Salle Chopin, 2 VI 1930

  リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調 S.244-11
  録音:New York, 1930

  ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
  録音:London, Studio C, Small Queen's Hall, 12 V1931

  ショパン:タランテラ Op.43
  ショパン:ワルツ第9番 Op.69-1
  録音:London, Studio C, Small Queen's Hall , 13 V 1931

  リスト:3つの演奏会用エチュード『軽やかさ』
  録音:London StudioC Small Queen's Hall 13 V 1931

  サン=サーンス:ワルツ形式のエチュード Op.52-6
  録音:London, Studio C, Small Queen's Hall 13

Disc9
  ドビュッシー:前奏曲集 第1巻
  録音:London, Studio C, Small Queen's Hall 12 V 1931
(8, OB 985-1, rec. 2 VII 1931: 9. OB 87503 ;
11, OB 28877-1; 12; OB 878-3 rec. 13 V 1931; 10, CF3328-3)
rec. 2 VI 1930

  ラヴェル:ソナチネ
  ラヴェル:水の戯れ
  録音:London, Studio C, Small Queen's Hall, 11 V 1931

  フランク:プレリュード、アリアとフィナーレ
  録音:London, Studio 3, Abbey Road Studio, 8 III 1932

Disc10
  ショパン:4つのバラード
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road Studio, 6&7 VII 1933

  ショパン:即興曲 第1番~第4番
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road , 5 VII 1933

  ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
  ショパン:タランテラ Op.43
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road 4 & 5 VII 1933

  ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53『英雄』
  録音:London, No.3 Studio Abbey Road 4 VII 1933

Disc11
  ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
  録音:London No.3 Studio Abbey Road 8 VII 1933

  ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
  録音:London No.3 Studio Abbey Road 6 VII 1933

  ショパン:24の前奏曲 Op.28
  録音:Rec. London, No.3 Studio, Abbey Road, 5 VII 1933 & 20 VI 1934

Disc12
  ショパン:舟歌 Op.60
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 5 VII 1933

  ショパン:エチュード Op.10
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 4 & 5 VII 1933

  ショパン:エチュード Op.25
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 18/21 VI 1934

Disc13
  ショパン:14のワルツ
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 19 & 20 VI 1934

  ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
ジョン・バルビローリ指揮、管弦楽団
  録音:London, No.1 Studio, Abbey Road, VII 1935

Disc14
  シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
ランドン・ロナルド指揮、ロンドン・フィル
  録音:London, No.1 studio Abbey Road 12 III 1934

  フランク:交響的変奏曲
ランドン・ロナルド指揮、ロンドン・フィル
  録音:London, No.1 Studio, Abbey Road, 13 III 1934

  サン=サーンス:ピアノ協奏曲第4番 Op.44
シャルル・ミュンシュ指揮、管弦楽団
  録音:London, No.1 Studio Abbey Road 9 VII 1935

Disc15
  シューマン:子供の情景 Op.15
  録音:London, No.3 Studio Abbey Road 4 VII 1935

  シューマン:蝶々 Op.2
  録音:London, No.3 Studio Abbey Road 4 VII 1935

  シューマン:クライスレリアーナ Op.16
  録音:London, No.3 Studio Abbey Road 5 VII 1935

Disc16
  シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
  録音:London, No.3 Studio Abbey Road 18 V 1937

  シューベルト:レントラー D.790
  シューベルト:万霊節のための連祷 D.343(コルトー編)
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 19 V 1937

  リスト:水の上を歩くパウラの聖フランチェスコ~伝説 S.175-2
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 19 V 1937

  J.S.バッハ:アリア(アダージョ)~協奏曲ヘ短調 BWV.1056より
  録音:London No 3 Studio Abbey Road, 18 V 1937

  J.S.バッハ:オルガン協奏曲第5番 BWV.596(コルトー編)
  録音:London No.3 Studio Abbey Road 18 V 1937

  パーセル:ミヌエット(A.M.ヘンダーソン編)
  パーセル:シチリアーナ(A.M.ヘンダーソン編)
  パーセル:ガヴォット(A.M.ヘンダーソン編)
  パーセル:エア(A.M.ヘンダーソン編)
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 26 X 1937

  シューマン:夕べの歌 Op.12
  録音:London, No.3 Studio Abbey Road, 26 X 1937

Disc17
  メンデルスゾーン:無言歌 Op.19-1
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 19 V 1937

  メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 Op.54
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 19 V 1937

  ショパン:ポーランドの歌 Op.74~第12番(リスト編)
  録音:London, No.3 Studio Abbey Road10 III 1939

  ショパン:ポーランドの歌 Op.74~第2番『春』(リスト編)
  ショパン:ポーランドの歌 Op.74~第14番『指輪』(リスト編)
  録音:London No 3 Studio Abbey Road 10 III 1939

  ウェーバー:ピアノ・ソナタ第2番 Op.39
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 10 III 1939

  ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲
シャルル・ミュンシュ指揮、パリ音楽院管弦楽団
  録音:Paris, Salle Chopin/Pleyel, 12 V 1939

 

Disc18
  ショパン:練習曲集 Op.10
  録音:Paris, Studio Albert, 2&4 XI 1942

  ショパン:練習曲集 Op.25
  録音:Paris, Studio Albert 4 XI 1942

Disc19
  ショパン:24の前奏曲 Op.28
  録音:Paris, Studio Albert 2XII 1942

  ショパン:14のワルツ
  録音:Paris, Studio Albert, 24 V 1943

Disc20
  シューマン:子供の情景 Op.15
  録音:London Queen's Hall, 9 X 1947

  ドビュッシー:子供の領分
  録音:on Steinway instrument 299, London, No.3 Studio, Abbey Road, 10 X 1947

  ドビュッシー:沈める寺(前奏曲 第1巻より)
  録音:on Steinway instrument 299, London, No.3 Studio, Abbey Road 14 X 1947

  フランク:前奏曲、アリアと終曲
  録音:London, No.3 Studio Abbey Road 14 X 1947,
except 2B 850-6 rec. on 8 III 1932

  ショパン:3つの新しいエチュード Op.posth.
  録音:on Steinway instrument 299, London ,-3 Studio Abbey Road 9 X 1948

Disc21
  ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road 10 X 1947

  ショパン:夜想曲 第15番 Op.55-1
  ショパン:夜想曲 第16番 Op.55-2
  録音:on Steinway instrument 299,
London, No.3 Studio Abbey Road, 10 & 15 X 1947

  ショパン:夜想曲 第16番 Op.55-2
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 15 X 1947

  ショパン:幻想ポロネーズ第7番 Op.61
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road , 15 X 1947

  ショパン:夜想曲 第5番 Op.15-2
  ショパン:夜想曲 第5番 Op.15-2 (take on tape)
  録音:London, No.3 Studio Abbey Road 20 IV 1948

  シューマン:予言の鳥 Op.82-7
  シューマン:予言の鳥 Op.82-7 (take on tape)
  録音:rec. London, No.3 Studio Abbey Road, 19 IV 1948

  ブラームス:子守歌 Op.49-4(コルトー編)
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road , 19 IV 1948

  シューベルト:連祷 D.343(コルトー編)
  録音:London, No.3 Studio Abbey Road 19 IV 1948

  J.S.バッハ:アリア(アダージョ)~協奏曲ヘ短調 BWV.1056より
  J.S.バッハ:アリア(アダージョ)~協奏曲ヘ短調 BWV.1056より (take on tape)
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road , 19 IV 1948

  J.S.バッハ:チェンバロ組曲第1番&8番ト長調 Z.660 & 669
(A.M.ヘンダーソン/コルトー編)
  J.S.バッハ:チェンバロ組曲第1番&8番ト長調 Z.660 & 669 (take on tape)
  録音:19 IV 1948 (Bayley & Ferguson publishers)

Disc22
  ドビュッシー:前奏曲集 第1巻
  録音:rec. London, No.3 Studio, Abbey Road, 24 X 1949

  ショパン:子守歌 Op.57
  ショパン:3つの新しい練習曲 Op.posth.
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 4 XI 1949

  ショパン:ワルツ第6番 Op.64-1
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road 4 XI 1949

  ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
  ショパン:夜想曲 第2番 Op.9-2
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 4 XI 1949

  ショパン:ワルツ第9番 Op.69-1
  ショパン:ワルツ第11番 Op.70-1
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road 4 XI 1949

Disc23
  ショパン:前奏曲 Op.28-15
  録音:30 X 1950-3 Studio, Abbey Road

  ショパン:マズルカ第2番 Op.6-2
  ショパン:マズルカ第41番 Op.63-3
  録音:England, 1950

  メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 Op.54
  録音:London, No.Studio, Abbey Road 24 & 30 X 1950

  ショパン:舟歌 Op.60
  録音:London No 3 Studio 17 X 1951

  ショパン:練習曲 Op.10-3
  ショパン:練習曲 Op.10-4
  ショパン:練習曲 Op.25-2
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road 16 X 1951

  ショパン:夜想曲 第4番 Op.15-1
  ショパン:夜想曲 第7番 Op.27-1
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road 17 X 1951

  ショパン:ワルツ第3番 Op.34-2
  ショパン:ワルツ第9番 Op.69-1
  ショパン:ワルツ第12番 Op.70-2
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road 16 X 1951

  シューベルト:レントラー D.790
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road 17 X 1951

Disc24
  ショパン:練習曲 ホ長調Op.10-3
  ショパン:練習曲 変ト長調 Op.25-9
  ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
  ショパン:即興曲 第2番 Op.36
  ショパン:夜想曲 第2番 Op.9-2
  ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 Op.35
  ショパン:スケルツォ第2番 Op.31
  ショパン:スケルツォ第3番 Op.39
  ショパン:大ポロネーズ Op.22
  ショパン:ポロネーズ第6番 Op.53『英雄』

  録音:Tokyo Victor Studios 1-3 XII 1952

Disc25
  ショパン:前奏曲 Op.28-15
  ショパン:ワルツ第6番 Op.64-1
  ドビュッシー:ゴリウォークのケークウォーク
  リスト:ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調 S.244-2
  リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調 S.244-11
  メンデルスゾーン:厳格な変奏曲 Op.54
  サン=サーンス:左手のためのエチュード Op.135~第4番『ブーレ』
  シューベルト:連祷 D.343(コルトー編)
  シューベルト:楽興の時 D.780-3
  ブラームス:子守歌 Op.49-4(コルトー編)
  ショパン:ワルツ第11番 Op.70-1
  録音:Tokyo Victor Studios 1-3 XII 1952

  ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 Op.35
  リスト:ハンガリー狂詩曲第11番イ短調 S.244-11
  シューベルト:連祷 D.343 (コルトー編)
  録音:London, No.3 Studio Abbey Road, 9 V1953

Disc26
  ドビュッシー:子供の領分
  シューマン:交響的練習曲 Op.13 & Op. posth.
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 8 V 1953

  シューマン:謝肉祭 Op.9
  録音:London, No.3 Abbey Road Studio, 7 V 1953

Disc27
  シューマン:子供の情景 Op.15
  録音:London, Studio-3 Abbey Road, 7 V 1953

  シューマン:クライスレリアーナ Op.16
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 28-30 VI 1954

  ショパン:子守歌 Op.57
  ショパン:練習曲 Op.10-5
  ショパン:練習曲 Op.25-2
  ショパン:練習曲 Op.25-9
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 29 VI 1954

  ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 Op.58~第3楽章
  録音:London, No.3 Studio, Abbey Road, 28 VI 1954

  ショパン:タランテラ Op.43
  録音:London, No.3 Studio Abbey Road 30VI 1954

  ショパン:ワルツ第6番 Op.64-1
  ショパン:ワルツ第7番 Op.64-2
  録音:London, No.3Studio Abbey Road, 30VI 1954

  ショパン:ワルツ第9番 Op.69-1
  ショパン:ワルツ第11番 Op.70-1
  シューベルト:楽興の時 D.780-3
  録音:London, No.3 Abbey Road Studio, 30 VI 1954

Disc28
  ショパン:24の前奏曲 Op.28
  録音:London, 24 X 1957

  ショパン:4つのバラード
  録音:London, 3 XII 1957

Disc29
  ハイドン:ピアノ三重奏曲ト長調 Hob.XV.25
  録音:London, Kingsway Hall, 20 VI 1927

  ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 Op.97『大公』
  録音:London, Studio C, Queen's Hall, 19 XI & 3 XII 1928

  ベートーヴェン:10の変奏曲ト長調 Op.121a
  録音: London Kingsway Hall, 6 VII 1926

  ベートーヴェン:7つの変奏曲 WoO46
  録音:London, Queen's Hall, London, 21 VI 1927

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)

Disc30
  シューベルト:ピアノ三重奏曲 D.898
  録音:London Kingsway Hall, 5, 6 VII 1926

  メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 Op.49
  録音:London Large Queen's Hall 20, 21 VI 1927

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)

Disc31
  シューマン:ピアノ三重奏曲 Op.63

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
  録音:London, Studio C Small Queen's Hall, 15 & 18 XI, 3 XII 1928

  ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 Op.47『クロイツェル』

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
  録音:Paris, Salle Chopin/ Pleyel, 27, 28 V 1929

Disc32
  フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
  録音:Hayes, Studio 1, 22 X 1923

  フランク:ピアノ五重奏曲

インターナショナル・ストリング・カルテット
(Andre Mangeot & Boris Pecker, violin/
Frank Howerd, viola/ Herbert Withers, cello)
  録音:ondon Queen's Hall 12XII 1927

Disc33
  フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
  録音:Paris, Salle Chopin/ Pleyel 28 V 1929

  フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.13
  録音:London, Small Queen's Hall, 23 VI 1927

  フォーレ:子守歌 Op.16
  録音:Paris, Salle Chopin/Pleyel, 2 VII 1931

  ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
  ドビュッシー:前奏曲集 第1巻~ミンストレル
  録音:London, Studio C, Small Queen's Hall 7 VI 1929

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)

Disc34
1. ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス(チェロ)
アルフレッド・コルトー指揮、バルセロナ・パウ・カザルス管弦楽団
  録音:Barcelona 10 & 11 V 1929

2. ショーソン:ピアノ、ヴァイオリンと弦楽四重奏のための協奏曲 Op.21

ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
Louis Isnard & Vladimir Voulfman, violins
Georges Blanpain, viola
Maurice Eisenberg, cello
  録音:Paris, Salle Pleyel 1& 2 VII 1931

Disc35
1. クープラン:コンセール第8番ト長調
  録音:Salle de l'Ecole Normale de Musique de Paris 18 V 1932

2. J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 BWV.1046
  録音:Paris, Salle de l' Ecole Normale, 1 VI 1933

3. J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2番 BWV.1047
  録音:Paris, Salle de Ll'Ecole Normale 30 V 1933

4. J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番 BWV.1047
  録音:Paris, Salle de l'Ecole Normale , 2 XII 1931

アルフレッド・コルトー指揮、パリ・エコール・ノルマル管弦楽団

Disc36
  J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番 BWV.1049
Gabriel Bouillon, violin
Roger Cortet, flute
  録音:Paris, Salle de l'Ecole Normale 29 V 1933

  J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 BWV.1050
Alfred Cortot, piano
Jacques Thibaud, violin
Roger Cortet, flute
  録音:Paris, Salle de l'Ecole Normale 16 & 17 V 1932

  J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第6番 BWV.1051
  録音:Paris, Salle de l'Ecole Normale, 4 XII 1931

アルフレッド・コルトー指揮、パリ・エコール・ノルマル管弦楽団

Disc37
  シューマン:詩人の恋 Op.48

シャルル・パンゼラ(バリトン)
  録音:Paris, 17 & 18 VI 1935

  ドビュッシー:艶なる宴(ひめやかに/操り人形/月の光)
  ドビュッシー:艶なる宴(無邪気な人たち/牧神/感傷的な対話)
  ドビュッシー:3つのビリティスの歌
  ドビュッシー:愛し合う二人の散歩道
  ドビュッシー:抒情的散文~砂浜に
  ドビュッシー:フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード~パリの女のバラード

マギー・テイト(ソプラノ)
  録音:London, 12 & 13 III 1936

Disc38
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 Op.13『悲愴』
  録音:Paris, Ecole Normale de Musique, 11 I 1958, 3 V 1959, 13 & 14 VI 1960

  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 Op.27-2『月光』(コルトーのコメント入り)
  録音:Paris, Ecole Normale de Musique, 13 I 1958, 4 VI 1959

Disc39
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 Op.57『熱情』
 ~第1楽章
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 Op.57『熱情』
 ~第2楽章~第4楽章(コルトーのコメント入り)
  録音:Paris, Ecole Normale de Musique, 21 & 24 III 1958, 8 VI 1959

  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番 Op.90
 ~第1楽章&第2楽章(コルトーのコメント入り)
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番 Op.90~第2楽章
  録音:Paris, Ecole Normale de Musique, 24 III 1958 & 9 VI 1959

Disc40
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 Op.79(コルトーのコメント入り)
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番 op.81『告別』(コルトーのコメント入り)
  ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番 Op.81『告別』
  録音:Paris, Ecole Normale de Musique, 24 III 1958 & 9 VI 1959

  コルトーによるスピーチ(ディヌ・リパッティの思い出によせて)
  録音:Paris, Ecole Normale de Musique, 19 March 1959


<映像>

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ACCENTUS MUSIC(映像)



ACC 60568BD
(4Blu-ray)
¥12000→\10590
アンドリス・ネルソンス、
 ルツェルン祝祭管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
  世界屈指の2つのオーケストラを振った映像集


  BD&DVD1(2014年ルツェルン音楽祭)
   ブラームス:
    セレナード第2番イ長調Op.16、
    アルト・ラプソディOp.53、
    交響曲第2番ニ長調Op.73
      ルツェルン祝祭管弦楽団
      サラ・ミンガルド(アルト)バイエルン放送合唱団
      収録:2014年8月15、16日
       KKL ルツェルン・コンサート・ホール(ライヴ)

  BD&DVD2(2015年ルツェルン音楽祭)
   マーラー:「子供の不思議な角笛」より
    【ラインの伝説 / 美しくトランペットが鳴り響く所 /
     この世の生活 / 原光 / 魚に説教するパドバの聖アントニオ /
     起床合図 / 少年鼓笛兵】、
    交響曲第5番
      ルツェルン祝祭管弦楽団
      マティアス・ゲルネ(バリトン)
      収録:2015年8月19 & 20日ルツェルン、文化会議センター(ライヴ)

  BD&DVD3(2018年第21代カペルマイスター就任記念公演)

   シュテッフェン・シュライエルマッハー(1960-):
    オーケストラのためのレリーフ
     (世界初演、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と
      ボストン交響楽団による委嘱作品)
   ベルク: ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
   メンデルスゾーン: 交響曲第3番イ短調Op.56「スコットランド」
      バイバ・スクリデ(ヴァイオリン)
      ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
      収録:2018年2月22、23日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)

  BD&DVD4(2017年ライプツィヒ・ライヴ)

   ドヴォルザーク:
    交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」、序曲「オセロ」、
    ≪ルサルカ≫より"月に寄せる歌"、"ポロネーズ"、
     "ああ、無駄よ、無駄"、わが母の教え給いし歌
   スメタナ:≪ダリボル≫より"いいわ、彼に与えましょう"
     ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
     クリスティーネ・オポライス(ソプラノ)
     収録:2017年5月ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
アンドリス・ネルソンス(指揮)
ACC 70568DVD
(4DVD)
¥9000→\8290

 今最も忙しい指揮者の一人アンドリス・ネルソンス、世界屈指の2つのオーケストラを振った映像集

 録音:2014~2018年
 (4Blu-ray)画面:Full HD,16:9、音声:DTS HD MA5.0,PCM、ステレオ、リージョン:All、BD25、字幕:独英仏韓日
425'01
 (4DVD)画面:NTSC,16: 9、音声:DTS、HD,PCMステレオ、リージョン:All、DVD9、字幕:独英仏韓日、425'01

 現代を代表する指揮者アンドリス・ネルソンスが、世界屈指の2つのオーケストラを振ったコンサート映像を集めたボックス・セットがリリースされます。

 2003年にクラウディオ・アバドとミヒャエル・ヘフリガーによって設立されたルツェルン祝祭管弦楽団。
 2014年1月のアバドの逝去を受け、2016年にリッカルド・シャイーが音楽監督に就任するまでの2年間代役として指揮台に立ったのはアンドリス・ネルソンスでした。
 ネルソンスは、2014年のオープニング・コンサートで当初アバドが振る予定だったオール・ブラームスの演目をそのまま引き継いで演奏。
 翌2015年にはマティアス・ゲルネをソリストに迎えたマーラー「子供の不思議な角笛」と交響曲第5番を演奏。音楽の深淵を見るゲルネの"角笛"とアバドの名演に匹敵するネルソンスのマラ5は必聴です。

 そしてライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第21代カペルマイスターに就任したアンドリス・ネルソンスが、2018年2月に行った就任記念コンサートの映像と、2017年5月に"客演"したときのコンサート映像も収録。
 2017年9月より就任が決まっていたライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のポストは、正式就任が2018年2月に延長され、2月と3月には就任記念コンサートとオーケストラ創立275周年記念コンサートが続けて行われ華やかなスタートとなりました。
 また、ネルソンスと同郷のヴァイオリニスト、バイバ・スクリデをソリストに迎えた20世紀を代表する名作ベルクのヴァイオリン協奏曲。
 同じくラトヴィア出身の世界的ソプラノ歌手クリスティーネ・オポライスによるドヴォルザークの≪ルサルカ≫からのアリア集など多才なソリストたちとの共演も注目の映像です。

 
 

<LP>


GLOBAL CULTURE AGENCY(LP)


PWCL 0029
(LP)
¥12800
★発売中止
モーツァルト:ピアノ作品全集 第4集
 [A 面]
  幻想曲 ハ短調 K.475
  ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457
 [B 面]
  ピアノ・ソナタ第6番 ニ長調 K.284
リリー・クラウス(ピアノ)

PWCL 0030
(LP)
¥12800
★発売中止
モーツァルト:ピアノ作品全集 第6集
 [A 面]
  ピアノ・ソナタ第3番 変ロ長調 K.281
  ピアノ・ソナタ第9番 ニ長調 K.311
 [B 面]
  ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331
  幻想曲 ニ短調 K.397

 美しいオリジナル装丁!リリー・クラウスのモーツァルト全集から第4・6集を丁寧に復刻

 録音:1954年2・3月/パリ、Salle Adyar

  輸入盤、仏プレス、180g 重量盤

 オリジナル・デザインにこだわる韓国SOUND TREE 社によるハイ・クオリティな復刻LPシリーズから、リリー・クラウスの名盤・モーツァルトのソナタ全集より第4集(PWCL-0029)、第6集(PWCL-0030)が同時発売。
 この全集録音はもともとDF-91 からDF-97という番号で7 枚に分けて発売されたもので、どれもオリジナル盤は中古市場でたいへんな高値が付いています。
 名技師アンドレ・シャルランが手がけた録音もすばらしく、リリー・クラウスの妙技を堪能できる逸品です。

 ジャケットの質感までこだわった復刻で、中面のページは1枚1枚紙が貼られ、オリジナルを手にしたと思える非常に高級感ある作りになっています。

 ワーナー所有のオリジナルマスターに独自の丁寧なリマスタリングを施し、フランスプレスで製品化。
 日本へは国内レーベルGlobal Culture Agencyを介してのみの流通です。
 













3/30(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

BIS



BIS SA 2655
(SACD HYBRID)
¥2900
ヤコブ・ケッレルマンが演奏!
 武満徹のギターのためのコンチェルタンテ作品集

  武満徹(1930-96):
   (1)スペクトラル・カンティクル(1995)~
    ヴァイオリン、ギター、オーケストラのための
   (2)夢の縁へ(1983)~ギターとオーケストラのための
   (3)虹へ向かって、パルマ(1984)~
    オーボエ・ダモーレ、ギターとオーケストラのための
   (4)トゥイル・バイ・トワイライト(1988)~
    オーケストラのための
ヤコブ・ケッレルマン(ギター)
ヴィヴィアン・ハグナー(ヴァイオリン)
ユリアナ・コッホ(オーボエ・ダモーレ)
BBCフィルハーモニック
ゾエ・バイヤーズ(コンサートマスター)
クリスチャン・カールセン(指揮)

 ヨーロッパを中心に活躍するギタリスト、ヤコブ・ケッレルマンが演奏!武満徹のギターのためのコンチェルタンテ作品集

 録音:2022年3月7-9日/フィルハーモニック・スタジオ、メディア・シティUK(サルフォード)
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、54'12

 SACD ハイブリッド盤。
 ヤコブ・ケッレルマンが武満徹のギターのためのコンチェルタンテ作品を録音しました。
 ほとんど独学で作曲を学び、ドビュッシーやベルクの音楽に影響を受け、ジョン・ケージやモートン・フェルドマンなど20世紀半ばにうまれた実験音楽にも傾倒、若手芸術家集団「実験工房」に所属した武満徹は、世界的に知られた最も有名な日本人作曲家の一人です。

 当アルバムには武満の晩年に当たる80~90年代に作曲された有名な4 篇を収録。ギター、ヴァイオリン、オーボエ・ダモーレという独奏楽器が活躍する武満の独特の世界が広がります。
 現在ヨーロッパを中心に活躍するギタリスト、ヤコブ・ケッレルマンが端正な演奏を聴かせます。

 
 
 

BIS SA 2639
¥2900
『テラル』
 セバスチャン・ファーゲルルンド(1972-):
  (1)テラル(Terral)(フルート協奏曲)(2020-21)*
  (2)骨の髄まで弦(Strings to the Bone)(2014-15)~
     弦楽オーケストラのための
  (3)室内交響曲(2020-21)~管弦楽のための
タピオラ・シンフォニエッタ
ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)
シャロン・ベザリー(フルート、アルトフルート)*

 シャロン・ベザリーが独奏!!フィンランドの作曲家セバスチャン・ファーゲルルンドのフルート協奏曲を含む3篇!

 録音:2022年3月14-18日/タピオラホール(エスポー、フィンランド)
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、68'30
 [楽器 Flute: Muramatsu 24 carat gold with B foot joint/Alto flute: Muramatsu]

 SACDハイブリッド盤。
 フィンランドの作曲家セバスチャン・ファーゲルルンドの室内楽と器楽の作品の『海洋(Oceano)』(BIS SA-2324)につづくアルバム。
 フルートと管弦楽のための《テラル》、弦楽オーケストラのための《Strings to the Bone》、管弦楽のための《室内交響曲》の3曲が演奏されます。

 ファーゲルルンドは、2012年の「ヴァイオリン協奏曲」《光の中の暗黒》(BIS SA-2093)の後、すべての協奏曲に「音楽のイメージ」を映す曲名を与えるようになりました。
 シャロン・ベザリーから依頼された「フルート協奏曲」のタイトルには、作品の「音世界」の表すイメージから、ラテン語の "terra"(大地、陸地)から派生した、地中海岸で陸から吹く風を意味するスペイン語「テラル(terral)」の曲名がつけられました。アルトフルートによるゆったりしたフレーズの絵のような風情に始まる「レント、リベラメンテ・ウン・ポコ」、スケルツォ風の華麗な「プレスト、ヴェローチェ」、伝統のパッサカリア構造を背景にうかがわせながら、それまでの素材を結合して展開してゆく「エスパンシーヴォ、ソノーレ」の3楽章で書かれた作品です。
 補遺《Strings to the Bone》(骨の髄まで弦)は、表現豊かで密度の濃い弦楽のテクスチュアが脈動する作品です。オストロボスニア室内管弦楽団の委嘱作。2016年2月にコッコラで初演されました。

 ファーゲルルンドのレパートリーで中心的な役割を担っている管弦楽の作品は、2009年の《パルティータ》(BIS SA-1707)をのぞき、内容を示唆する曲名がつけられていますが、《室内交響曲》は、作品の形式と素材の扱い方から、簡素なこの曲名が選ばれました。
 「カルモ、ミステロオーゾ」「エネルジーコ・エ・ブリランテ」「エスパンシーヴォ」の3楽章。タピオラ・シンフォニエッタとオタワの国立芸術センター管弦楽団の共同委嘱で作曲されました。

 
 



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PENTATONE



PTC 5187065
(SACD HYBRID)
¥2900→\2690
ヤノフスキ率いるドレスデン・フィルが
 《未完成》《ザ・グレイト》を録音!

  シューベルト:
   交響曲第8番 ロ短調 D759《未完成》
   交響曲第9番 ハ長調 D944《ザ・グレイト》
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
マレク・ヤノフスキ(指揮)
コンサートマスター:
 ハイケ・ヤニッケ(未完成)
ラルフ=カルステン・ブレムゼル(ザ・グレイト)
KKC 6707
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3300

 巨匠ヤノフスキ率いるドレスデン・フィルが《未完成》《ザ・グレイト》を録音!

 セッション録音:2020年11月/ドレスデン、クルトゥーアパラスト(文化宮殿)/PCM
HI-RES、マルチチャンネル、ディジパック仕様、79'02、輸入盤・日本語帯付
 レコーディング・プロデューサー:ヨブ・マールセ(San Francisco Classical Recording Company, SFCRC)
 バランス・エンジニア&エディティング:ジャン=マリー・ヘイセン(Polyhymnia International)

 SACD ハイブリッド盤。精力的に演奏と録音活動を行う巨匠マレク・ヤノフスキ。
 注目の新譜はドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団を振ったシューベルトの《未完成》《ザ・グレイト》です!

 ヤノフスキによるストイックな音楽づくりと絶妙な音量バランスは当録音でも傑出しており、神々しいまでに崇高な響きを見事に引き出しております。
 今回のシューベルトの解釈は伝統を重んじながらも活力と激しさを兼ね備えており、非常に大きな音楽を展開。
 名盤ひしめく当楽曲ですが、巨匠ヤノフスキが導き出したひとつのこたえともいえる名演を聴かせてくれます。

 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、PENTATONE レーベルが誇る技術陣が結集した高音質録音であることも注目です。

 
 
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PTC 5187042
¥2600→\2390
歌曲の弦楽四重奏編曲版
『シューベルト―人生の勇気』

 フランツ・シューベルト(1797-1828):
  (1)ナイチンゲールに寄せて D.497*
  (2)弦楽四重奏曲第1番 ト短調 D.18
  (3)月に寄せて D.259*
  (4)涙する D.926*
  (5)人生の勇気(断章) D.937*
  (6)弦楽四重奏曲第15番 ト長調 D.887
  (7)音楽に寄せて D.547*
 * =サンディ・ファン・デューク編曲による弦楽四重奏版
シグヌム四重奏団
 【フローリアン・ドンダラー
   (第1ヴァイオリン)、
  アンネッテ・ヴァルター
   (第2ヴァイオリン)、
  サンディ・ファン・デューク
   (ヴィオラ)、
  トーマス・シュミット(チェロ)】

 実力派シグヌム四重奏団によるシューベルト・アルバム第3 弾!弦楽四重奏曲第1 & 15 番と歌曲の弦楽四重奏編曲版。

 セッション録音:2022年12月5-9日/ゼンデザール(ブレーメン)/DDD、ディジパック仕様、77'55、輸入盤・日本語帯付
 レコーディング・プロデューサー:セバスティアン・ステイン

 シグヌム四重奏団の好評シリーズ、シューベルト・アルバム第3弾が登場。
 収録作品は弦楽四重奏曲第15番、第1番を主軸に、今回も多数の歌曲をサンディ・ファン・デューク編曲による弦楽四重奏版で演奏しております。

 シグヌム四重奏団はアルバン・ベルク四重奏団、アルテミス四重奏団、メロス四重奏団に学び、数々の国際コンクールでの入賞歴を誇る実力派の弦楽四重奏団です。
 録音ではバルトーク、ベルク、シュニトケ、ラヴェル、ドビュッシー、スーク、ドヴォルザークなど幅広いレパートリーで高い評価を得ております。
 今回のシューベルトの録音は当団が最も大切にしてきた作曲家の一人で、精緻なアンサンブルから奏でられる極上のシューベルトを堪能することができます。
 歌曲の弦楽四重奏版も秀逸で各作品の新たな魅力を引き出しております。当シリーズ第1弾の『弦楽四重奏曲13番「ロザムンデ」、第8番』(PTC-5186673)はドイツの権威ある音楽賞であるOpus Klassik の2019年のアワード受賞を受賞。
 第2弾『弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」、第6番』(PTC-5186732)、及びベートーヴェンの250周年を記念してリリースした弦楽四重奏曲第13番+大フーガ(PRINTEMPS DES ARTS DE MONTE-CARLO / PRI 031)好評発売中です。
 



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DANACORD



DACOCD960
¥2700→\2490
デンマークの巨匠、ヨン・ダムゴー(ピアノ)
 プーランク:ピアノ作品集
ヨン・ダムゴー(ピアノ)
 プーランク:
  8つの夜想曲
   〔ハ長調(1929)、イ長調《少女たちの舞踏会》(1933)、
    へ長調《マリーヌの鐘》(1934)、ハ短調《幽霊の舞踏会》(1934)、
    ニ短調《蛾》、ト長調(1934)、変ホ長調(1935)、ト長調《終曲にかえて》(1938)/
  無窮動(1918)/憂鬱(1940)/
  3つの間奏曲〔ハ長調(1934)、変ニ長調(1934)、変イ長調(1943)〕/
  3つの小品〔田園詩(1918-28)、賛歌(1928)、トッカータ(1938)〕

 デンマークの巨匠、ヨン・ダムゴーが弾くプーランク!

 デンマークのピアニスト、ヨン・ダムゴー(b.1941)の「ベートーヴェン、ショパン、ブラームス」(DACOCD910)に続くアルバム。
 ダムゴーは学生時代、プーランクの《六重奏曲》をナディア・ブーランジェの前で弾いたことがあり、そのときのことについてこう話しています。
 「程度の差はあれ、平凡な主題をどう扱ったものか、不安だったので助けを求めた。
 ブーランジェが言うには、プーランクには確固としたユーモアのセンスがあり、それを極端に真面目な顔で表現するものだから、一層のユーモアをもたらすことになる、と。だから、プーランクの音楽はそれと同じ姿勢で扱わないといけない。いつも真面目に。」

 この新しい作品集では、ダムゴーがプーランクのもっとも美しい小品のひとつに挙げた1928年の《田園詩》、もうひとつの美しい小品、パリがドイツ軍に占領された3ヶ月後の1940年8月に書かれた《憂鬱》、1929年から1938年にかけて作曲された《8つの夜想曲》といった曲が演奏されています。


旧譜
ヨン・ダムゴー(ピアノ)
ベートーヴェン、ショパン、ブラームス


 DACOCD910
\2700
ヨン・ダムゴー(ピアノ)
ベートーヴェン、ショパン、ブラームス

 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
 ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
 ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
ヨン・ダムゴー(ピアノ)

 ☆80歳を迎えてなお健在のデンマーク人ピアニスト!
 ☆かつて武蔵野音大の客員教授としても活躍したベテラン、ヨン・ダムゴーが弾くベートーヴェン、ショパン、ブラームス!

 デンマークのピアニスト、ヨン・ダムゴー John Damgaard は、ニューヨーク州ロチェスターのイーストマン音楽学校、王立デンマーク音楽アカデミーでゲオルク・ヴァシャヘーリ、その後、ロンドンでイローナ・カボス、イタリアでヴィルヘルム・ケンプに学びました。コペンハーゲンとオーフスの王立アカデミーで教え、東京の武蔵野音楽大学とメルボルンのオーストラリア国立音楽大学の客員教授を務めています。
 北米、ロシア、バルト三国、イタリア、フランス、ベルギー、日本、オーストラリアでコンサートを行い、ラヴェルやシューベルトなど数多くのCD録音をリリースしてきました。
 ベートーヴェンが1820年から1822年の間に作曲した3曲のソナタのひとつ、カンタービレの主題に始まる「モデラート 」、第2楽章「スケルツォ」、「アダージョとフーガ」の終楽章の《ピアノソナタ 変イ長調》。
 ショパンがエミリー・ド・ペルトゥイス伯爵夫人に献呈した《ソナタ第3番》は、彼のピアノ曲のうち、技術的にも音楽的にももっともむずかしいと言われる作品。
 28歳のブラームスが、さまざまな楽想をつぎこみ、「変奏曲」の技巧を駆使して作曲した、クララ・シューマンのための《ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ》。『ヘンデル変奏曲』を新しい視点から語ったブックレットのノーツもダムゴー自身が手がけています。
 

 
 

DACOCD959
¥2700
オダマキの花が二本
 クララ・シューマン:
  6つの歌曲 Op.13(ハイネ、ガイベル、リュッケルトの詩)
   〔暗い夢のなかにいた、彼らは愛しあっていた、
    愛の魔法、月は静かに昇った、私はあなたの瞳に、
    もの言わぬはすの花〕、
  3つの詩 Op.12(フリードリヒ・リュッケルトの《愛の春》から)
   〔風雨の中を彼はやってきた、
    美しいがために私を愛するのなら、なぜ他の人にたずねるのか〕
 リリ・ブーランジェ:
  空のひろがり(フランシス・ジャムの詩)
   〔彼女は野原から谷へ下りていった、彼女はとてもおおらかだ、
    時どき僕は悲しくなる、ある詩人が言った、
    僕のベッドの足元に、これが全部ただのくだらない夢で、
    言葉にしなくてもいいくらい愛し合おう、
    あなたは魂をこめて僕を見つめた、去年咲いたライラックは、
    オダマキの花が二本、どうして僕が苦しんだかというと、
    彼女のもっていたメダルが僕の手元にある、
    明日でちょうど一年だ〕
デュオ・ボルス&ビャアケー
 〔ニナ・ボルス・ロングレーン(ソプラノ)、
  クリスティーナ・ビャアケー(ピアノ)〕

 ファニー・メンデルスゾーンの《一年》(DACOCD957)をリリースしたクリスティーナ・ビャアケーとリリック・ソプラノのニナ・ボルス・ロングレーンの「デュオ・ボルス&ビャアケー」が、2022年で結成から5年が経ちました。
 二人は、コペンハーゲンのホルメン教会で行われ、デンマーク放送からラジオ中継されたニルス・W・ゲーゼを祝うコンサートにソリストとして出演して初めて出会い、以後、デュオとしてコンサートやデンマーク国内のツアーを重ねました。
 クララ・シューマンとリリ・ブーランジェの歌曲を歌うアルバム「オダマキの花が二本」は、2020年にロスキレ音楽協会の提案で行われた女性作曲家作品のコンサートがきっかけで生まれました。
 このコンサートは、デンマーク放送が放送のために録音していましたが、好評だったためこのセッション録音が行われました。

 クララ・シューマンの詩の嗜好は夫ロベルトと重なり、このアルバムで歌われる《6つの歌曲》と《3つの詩》もロベルトが好んだハインリヒ・ハイネ、エマヌエル・ガイベル、フリードリヒ・リュッケルトといった同時代の重要な詩人たちの詩に作曲されています。
 またリリ・ブーランジェも同時代の詩をテキストに選んでいます。フランシス・ジャムの《空のひろがり》は、さまざまな感情を呼び起こす花や鳥といった言葉をちりばめ、ノスタルジアと憧れの気分にひたった作品です。
 彼女の時代に好まれた"サロン"的雰囲気からは遠い、輝かしい、当時としては前衛の音楽が、この曲集の際立った魅力と言われています。
 




KALEIDOS

KAL63602
¥2600
メル・ボニ(メラニー・ボニ):ピアノ作品集
 伝説の女性/舟歌 Op.71/無言歌 Op.56/
 5つの小品 Op.11/バラード Op.27
ディアナ・サハキアン(ピアノ)

 女性作曲家メル・ボニによる、独創性あふれる作品集!

 アルメニア出身のピアニスト、ディアナ・サハキアンがフランスの女性作曲家メル・ボニ(本名メラニー・ボニ、1858-1937)の非凡さ、独創性を証明する1枚。
 メリザンド、オフィーリア、サロメ、オンファールなど文学や神話の有名な女性たちを音楽的に描いた《伝説の女性》をはじめ、彼女の作品はロマン派のピアノの伝統を守りつつも、実験的なハーモニーと印象派のスタイル(ドビュッシーの影響)を取り入れ、並外れたセンスを示しています。
 《5つの小品》のようにフランスのシューベルト、メンデルスゾーンのように聞こえる箇所もあります。
 ディアナ・サハキアンはKaleidosレーベルからファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルの作品集(KAL63592)もリリースしています。

 ※録音:2021年7月(ドイツ、ケンペン)
 
 
KAL63612
¥2600
シューマン&プロコフィエフ:ピアノ作品集
 シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17、アラベスク ハ長調 Op.18
 プロコフィエフ:
  ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83、
  年老いた祖母の話 Op.31
ネナド・レチッチ(ピアノ)

 セルビアのピアニスト、ネナド・レチッチがシューマンとプロコフィエフの対照的な2つのピアノ作品を組み合わせ、複雑で相反する現代世界を表現した1枚。
 一見するとほとんど共通点のない2人ですが、どちらも生涯を通じて文学に強い関心を持ち、音楽を心の状態の表現として捉えていた作曲家です。
 音楽の持つ、異なる時代と文化を結びつける力を示したアルバムといえるでしょう。

 ※録音:2021年7月(ドイツ、ケンペン)
 
 

KAL63622
¥2600
ピアノ・ファンタジーズ
 J.S.バッハ:幻想曲とフーガ ハ短調 BWV906
 ベートーヴェン:幻想曲 ト短調 Op.77
 シューベルト:幻想曲 ハ短調 D 2E
 シューマン:3つの幻想的小品 Op.111
 ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
 ブラームス:7つの幻想曲 Op.116
クラウディア・シェレンベルガー(ピアノ)

 約500年前に誕生し、着実に発展してきた音楽形式である「幻想曲」の多彩な世界を紹介する1枚。
 本作は、ピアノにとって重要な「バロック、クラシック、ロマン派」の3つの時代をカバーしており、J.S.バッハの幻想曲をはじめ、ベートーヴェン、シューベルト、シューマン、ショパン、ブラームスといった偉大な作曲家たちのあまり知られていない作品を紹介します。
 名教師カール=ハインツ・ケマーリングに学んだクラウディア・シェレンベルガーの演奏で、幻想曲=自由な音楽的思考の世界をお楽しみください。

 ※録音:2022年9月(ドイツ、マインツ)
 
 
KAL63292
【旧譜】
¥2600
ウェージャ ~ ヴァイオリンとピアノのための南米の音楽
 ルイス・ディ・マッテオ(b.1934):
  ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲
 フラウジーノ・ヴァレ:焚火のそばで
 ピアソラ:ラのタンゴ
 エドガー・バルカルセル(1932-2010):Cuando me vaya...
 ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
 テレサ・カレーニョ(1853-1917):私のテレシータ
 ホセ・ブラガート(b.1915):インプレシオニスタ
 ヒナステラ:パンペアーナ第1番 Op.16
 モザルト・カマルゴ・グアルニエリ(1907-1993):セルタネハの歌
 ホセ・カルロス・カンポス(b.1957):カプリッチョ・ペルアーノ
 レンツォ・ブラセスコ(1888-1982):インカの歌
 エルネスト・ロペス・ミンドロー(1892-1972):
  マリネーラとトンデーロ
 ポール・ドゥゼンヌ(b.1959):
  ヴァイオリンとピアノのためのベネズエラ組曲
 フリアン・アギーレ(1868-1924):ウェージャ
カルロス・ジョンソン(ヴァイオリン)
吉住理絵子(ピアノ)

 リューベック・フィルのコンマス!カルロス・ジョンソンによる南米の音楽!

 ペルー出身のヴァイオリニスト、カルロス・ジョンソンと日本人ピアニストの吉住理恵子のデュオが南米の音楽を探求。アルゼンチン、ブラジル、ペルー、ウルグアイ、ベネズエラの14人の作曲家による知られざる作品を取り上げています。

 ドイツのデトモルト音楽大学でルーカス・ダーフィトに師事したカルロス・ジョンソンは、10歳という若さでソリスト・デビュー。
 ウンブリア音楽祭(イタリア)をはじめ、バレンシア、バルセロナ、メリリャ(スペイン)などの著名な音楽祭に招待され、日本、韓国、アメリカ、ヨーロッパ各地でコンサートツアーを行っています。
 ソリストとして、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ティボール・ヴァルガ室内管弦楽団などと共演。
 2000年からはハンザ同盟都市リューベックの歴史あるオーケストラ、リューベック・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めています。

 ※録音:2013年6月&12月、コロッセウム・リューベック(ドイツ)
 
 
KAL63272
【旧譜】
¥2600
グレチャニノフ&ラフマニノフ ~
 チェロとピアノのためのロシア作品集

  アレクサンドル・グレチャニノフ:
   チェロ・ソナタ ホ短調 Op.113、夜想曲
  ラフマニノフ:
   チェロ・ソナタ ト短調 Op.19、ヴォカリーズ Op.34-14
  グレチャニノフ:早朝に Op.126b より
   トワイライト、オン・ウィンターズ・イヴ、ホームシックネス
カタリーナ・デセルノ(チェロ)
ネナド・レチッチ(ピアノ)

 フランクフルト出身のチェリスト、カタリーナ・デセルノは、国際的ソリスト、室内楽奏者として活躍し、彼女のために作曲された作品の世界初演も数多く行っています。

 本アルバムでは、ラフマニノフの2つの傑作に同時代の作曲家、アレクサンドル・グレチャニノフの作品をカップリング。
 豊かなチェロの音色でこのロシアの名作を奏でます。

 ※録音:2015年2月(ノイマルクト、ドイツ)
 
 
KAL63262
【旧譜】
¥2600
年間を通してバッハと Vol.4 カルステン・チュンドルフ(オルガン)
 J.S.バッハ:前奏曲 ハ長調 BWV.547/キリストは蘇りたまえり BWV.627/
 キリストは死の縄目につながれたり BWV deest/キリストは死の縄目につながれたり BWV.718/
 キリストは死の縄目につながれたり BWV.695/キリストは死の縄目につながれたり BWV.625/
 トリオ・ソナタ第5番ハ長調 BWV.529/われらの救い主なるイエス・キリスト BWV.626/
 われらの救い主なるイエス・キリスト BWV deest/今日、神の御子は勝利をおさめたもう BWV.630/
 栄光の日現われぬBWV.629/聖なるキリストは蘇り BWV.628/
 聖なるキリストは蘇り BWV Anh.51/フーガ ハ長調 BWV.547

 シリーズ「年間を通してバッハと」の第4巻。バッハの 《前奏曲とフーガ》及び 《6つのオルガン・ソナタ》 と教会歴に関する作品を組み合わせたこのシリーズは2007年に聖マリエン教会のフレントロップ製オルガンの40周年を記念して始まりました。
 演奏は2006年から聖マリエン教会の教会音楽監督を務めるカルステン・チュンドルフです。

 ※録音:2015年1月、聖マリエン教会(オスナブリュック)
 
 
KAL63252
【旧譜】
¥2600
月の光 ~ ハープのための名作集
 シュポア:幻想曲 Op.35/フォーレ:即興曲 Op.86/
 ドビュッシー:月の光/ガーシュウィン :私の彼氏、サマータイム/
 ジョン・トーマス:吟遊詩人の故郷の別れ/
 ヘンデル:オルガン協奏曲第6番ロ長調 Op.4-6 HWV294/
 C.P.E.バッハ:ソナタ ト長調 Wq139/
 メンデルスゾーン:ロマンス Op.30-1、前奏曲 Op.35-1/
 ヴィルヘルム・ポッセ:ヴェニスの謝肉祭による変奏曲
エミリー・ジョルメ(ハープ)

 人類最古の楽器のひとつであるハープは、長い歴史の中で多くの作曲家にインスピレーションを与え、多くの傑作を生み出してきました。
 シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・ハーピスト、エミリー・ジョルメの2枚目のソロ・アルバム「月の光」では、ハープのための傑作を厳選して紹介します。

 本アルバムでは、ドイツの作曲家ルイ・シュポアのハープのための幻想曲Op.35、フォーレのハープのための即興曲 Op.86などのオリジナル作品から、・ガーシュウィンの「私の彼氏」と「サマータイム」では、ジャズ・バラードをソロ・ハープ用にアレンジした、聴く機会の少ない2曲をお届けします。

 ※録音:2020年1月&6月&11月(ミュンヘン)
 




SKANI

SKANI148
¥2700
ユリス・カルルソンス:生と死の踊り
 ユリス・カルルソンス(b.1948):
  バレエ《シルマチのアントニヤ》組曲
  エル・シド - 生と死の踊り(管弦楽のための)
  ヨセフの幻影(管弦楽とバリトン・ソロのための)
リエパーヤ交響楽団
グンティス・クズマ(指揮)
ダウマンツ・カルニンシュ(バリトン)

 クズマ&リエパーヤ響が紹介するラトビアの管弦楽作品集!

 ユリス・カルルソンス(b.1948)は、ラトビアの古い世代に属する作曲家です。
 様々なジャンルで多くのダイナミックな作品を作ってきました。1990年から2007年までヤーゼプス・ヴィートリス・ラトビア音楽アカデミーで教え、1989年から1993年にかけてラトビア作曲家連盟の会長を務めました。
 グンティス・クズマ(b.1983)とリエパーヤ交響楽団のこのアルバムでは、初めてスタジオ録音されるカルルソンスの管弦楽作品が特集されています。

 バレエ《シルマチのアントニヤ》は、20世紀初頭のラトビア、シルマチの農場を舞台とする、若い未亡人のオーナーのアントニヤ、彼女の娘、農夫長、仕立て屋たちの物語を題材にしたルードルフス・ブラウマニス(1863-1908)の戯曲による作品です。
 2017年に作曲され、翌年初演されました。このアルバムでは、2020年に作られた、9曲の「組曲」が演奏されます。
 《エル・シド - 生と死の踊り》は、リガで上演されたピエール・コルネイユの劇『ル・シッド(エル・シド)』とは別の伝説に基づく作品です。
 情熱、血の声、名誉、魂の高貴さ、誠実さを「トーン」に作曲されています。
 《ヨセフの幻影》は、1981年に上演されたトーマス・マンの劇『ヨセフとその兄弟』とは直接のつながりをもたない、回想と内省の「遠いエコー」として書かれました。
 過去か未来、あるいは両方の「幻影」。東方の砂漠にひとりでいる孤独という「ヨセフの現実」が、ラトビアの詩人で劇作家のライニスの作品に近い視点で描かれます。

 ※録音:2022年9月5日-8日、グレート・アンバー・コンサートホール(リエパーヤ、ラトビア)
 
 

SKANI146
¥2700
ラトビアの川の歌
 ライモンツ・パウルス(b.1936):合唱曲集《ラトビアの川の歌》
  〔サラツァ川、ガウヤ川、リエルぺ川、
   オグレのシチリアーナ、イルべ川、ヴェンタ川、
   ダウガヴァ川、アイヴィエクステ川、川の詩*〕
ユースクワイア「バルシス」
インツ・テレロヴスキス(指揮)
イネセ・ザンデレ(朗読)*
ライモンツ・パウルス(ピアノ)*

 『ラトビアの川の歌』は、ラトビアの3人の芸術家のコラボレーションで実現したアルバムです。
 ミュージカル、バレエ、映画、合唱曲、ジャズ、ポップソング作曲家として活躍し、1988年から1993年まで文化省の大臣を務めたライモンツ・パウルス(b.1936)。
 児童文学の執筆と編集、出版の活動で知られる詩人のイネセ・ザンデレ(b.1958)。そしてラトビア音楽アカデミーで学び、イギリスとドイツのバロック音楽演奏のコースに参加し、「バルシス(Balsis)」と「ティアデ(Tiade)」のユースクワイアを指揮するインツ・テレロヴスキス(b.1972)。
 本アルバムは、サラツァ川、ガウヤ川、リエルぺ川、オグレ川が流れこむ〈オグレのシチリアーナ〉など、ラトビアの川をテーマにした8つのアカペラ合唱曲と、ザンデレがパウルスのピアノ伴奏で朗読する『川の詩』で構成されています。
 合唱曲を集成した『川の歌』という「特別な旅」が始まってからすでに10年が経過しました。「ザンデレが川を詩に書き、若い世代がラトビア合唱音楽に応えるかぎり、『バルシス』(ラトビア語で「声」)は、小さな川と大きな川として流れ、広大な海や湖へと注いでいく」。指揮者のテレロヴスキスは、このアルバムが作られた目的と意義をそう語っています。

 ※録音:2021年10月13日&12月2日、リガ改革派教会(ラトビア)
 
 

SKANI150
¥2700
ルツィーヤ・ガルータ:神聖な愛
 ルツィーヤ・ガルータ(1902-1977):
  空と海/私にできさえすれば/夕映に/
  ああ, 私の大切な女の子/しゃべらないほうがいい/
  別れ際/さあ早く神のところへ行け, 愛しの太陽よ/
  異国のコーカサスの子供の歌/山の子供の子守歌/
  ジャネマの歌/困難な瞬間に/子守歌/秋/小雨/
  生まれ故郷は春に/春はもうじき/提供者/
  月の舟/またやって来たね/神聖な愛
ユリヤ・ヴァシリエヴァ(ソプラノ)
マーリス・スクヤ(ピアノ)

 ルツィーヤ・ガルータ(1902-1977)は音楽学者の間で、ラトビアのジェルメーヌ・タイユフェールとも呼ばれています。
 ガルータが学生になったばかりの頃、フランスで起きた新しいトレンドに興味をもち、海外で学ぶ夢をもっていたことが、いわゆる「フランス六人組」の作曲家とくらべられる理由だと言われています。
 彼女は、ラトビア音楽院を卒業後、パリで、アルフレッド・コルトーと、ドビュッシーの友人であったイシドール・フィリップにピアノを、作曲家で指揮者のポール・ル・フレムに管弦楽法を学び、二度目にフランスに渡った際にはエコール・ノルマル音楽院のポール・デュカスに作曲法を師事しました。

 このガルータの歌曲アルバムで伴奏を務めるマーリス・スクヤは、ガルータにピアノを学びました。「ガルータの音楽を伝えるという使命は、精薄さに戦いを挑むことだ。
 現代の音楽は多様な効果に長けてはいるが、ややもすると実質に欠ける。対照的にガルータの音楽は、内容が豊かだ」(マーリス・スクヤ)。彼のステージ・パートナーであるソプラノ歌手、ユリヤ・ヴァシリエヴァが共演。比較的初期の1926年に書かれた《空と海》に始まり、ガルータが生涯にわたって作りつづけた「小世界」の作品が20曲、初めてのスタジオ録音を含むプログラムで歌われます。
 




URANIA RECORDS


LDV14099
¥2300
カール・ヴァイグル:弦楽四重奏曲集
 カール・ヴァイグル(1881-1949):
  ヴィオラ・ダモーレを伴う弦楽四重奏曲第2番ホ長調
   (世界初録音)
  弦楽四重奏曲第4番ニ短調(世界初録音)
  アルトと弦楽四重奏のための3つの歌
  メゾ・ソプラノと弦楽四重奏のための3つの歌
   (ドイツ語による世界初録音)
アンサンブル・マーク・ロスコ
 〔カルロ・ラザリ(ヴァイオリン)、
  ジャーダ・ヴィゼンティン(ヴァイオリン)、
  べンジャミン・バーンスタイン
   (ヴィオラ、ヴィオラ・ダモーレ)、
  マリアンナ・シナグラ(チェロ)〕
アルバヌ・カレール(メゾ・ソプラノ)

 カール・ヴァイグルの世界初録音を含む弦楽四重奏曲集!

 ☆オーストリアの後期ロマン派音楽の作曲家、カール・ヴァイグルの世界初録音を含む弦楽四重奏曲集!

 オーストリア後期ロマン派の作曲家、カール・ヴァイグルが残した世界初録音を含む弦楽四重奏曲集が、イタリアのインディペンデント・レーベル【ウラニア・レコーズ(Urania Records)】から登場。
 上流階級出身のヴァイグルは、ツェムリンスキーから作曲の手解きを受け、ウィーン音楽院ではロベルト・フックスの下で作曲を学びました。
 シェーンベルクとも親交が深く、マーラーの作風を受け継ぎ生涯ロマン派風の曲調を貫きました。

 アンサンブル・マーク・ロスコは、2011年、イタリア北東部の優れた弦楽器奏者たちにより結成され、メンバーは、室内楽、ソロ、オーケストラ、教育の各分野で、さまざまなプロフェッショナルな経験を共有し、聴衆が聴く機会の少ない素晴らしいレパートリーを広めています。
 カルロ・ラザリ、ベンジャミン・バーンスタイン、マリアンナ・シナグラは、イタリア弦楽四重奏団とトリエステ三重奏団の下で研鑽を積み、世界各地での演奏活動の他、いくつかのメジャーレーベルでの録音も残しています。
 彼らはイタリアの主要オーケストラ(ミラノ・スカラ座、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ、トリエステ・ヴェルディ歌劇場、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団)で首席奏者を務め、海外ではイスラエル・フィル、サンパウロ州管弦楽団などでソリストとして活躍。イタリアの各音楽院では、後進の指導にも力を注いでいます。
 
 


LDV14100
¥2300
イェネー・フバイ:ヴァイオリン・ソナタ集
 イェネー・フバイ(1858-1937):
  ロマンティックなソナタ Op.22
  夜想曲 Op.42(初稿版による世界初録音)
  夜想曲 Op.73(初稿版による世界初録音)
  ロマンス Op.24(初稿版による世界初録音)
  花の一生 Op.30 より 1. 芽生え(世界初録音)
  スケルツォ Op.80
アレッサンドロ・クレリチ(ヴァイオリン)
キアラ・サルキーニ(ピアノ)

 リストに支持され、ブラームスに賞賛され、ヴュータンの友人であったイェネー・フバイは、当時ヨーロッパで有名だったハンガリーのヴァイオリニスト兼作曲家です。
 現在では、音楽学の分野で徐々に再発見され、コンサートやレコーディングで成果を上げている芸術家の一人でもあります。
 本アルバムでは、中欧のエレガントなテイストとハンガリーの要素を融合させたヴァイオリンとピアノのための作品を集約しています。
 




<メジャー・レーベル>
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WARNER


オットー・クレンペラー/ワーナー・クラシックス・リマスター・エディション~
交響曲、管弦楽曲、協奏曲作品録音全集

5419725704
(95CD)
\37000→\35990


 2023年7月8日に、巨匠指揮者オットー・クレンペラーは没50年をむかえます。
 それを記念して、ワーナー・クラシックスのカタログに収録されている彼の完全な録音全集を、オリジナル・マスターテープより2023年24bit/192kHzリマスター音源による2つのボックスとして発売いたします。
 その第1弾として『シンフォニック作品&協奏曲作品録音全集』(95CD)を、2023年6月に発売いたします。
 第2弾の『オペラ&宗教的作品全集』(29CD)は2023年末に発売を予定しています。

 これらの95枚分のCDは、主に交響曲のレパートリーに焦点を当てており、オペラや宗教的作品ボックスに先行して発売したします。
 この2つのボックスを合わせて『オットー クレンペラー/ワーナー・クラシックス・リマスター・エディション』の全体が形成されます。これは、偉大なるクレンペラーのワーナー・クラシックスが現在権利を持つカタログの全てです。元々は 旧EMIコロンビア、HMV、エレクトローラ、パーロフォンのために録音されたもので、オリジナル・マスターテープ、または入手可能な最良のソースから、2023年「Art & Son Studio」において新たに24bit/192kHzでリマスターされたものです。レコーディング・アーティストとしての彼の黄金時代は、ロンドンのフィルハーモニア管弦楽団と緊密な関係を築いた1950年代に始まり、クレンペラーが亡くなる2年前の1971年まで多くの録音が行われました。

 ここに収録された音楽の大部分は、18世紀後半から20世紀初頭にかけてのオーストリア=ドイツ派の主要な作曲家によるものです。しかし、作曲家の完全なリストが示すように、レパートリーはバロックから近現代、そして他の国の作品まで及びます。
 3つの初出音源(デニス・ブレインとのヒンデミット:ホルン協奏曲からのテイク、ディスク4)(シューベルト:交響曲第4番からのテイク、ディスク58)(クレンペラー作曲の弦楽のためのフーガと変奏、ディスク93)を収録。さらにクレンペラーの自作自演音源集(ディスク93~94)と、音楽ジャーナリスト、ジョン・トランスキーによる、クレンペラーと演奏した経験を持つ音楽家へのインタビュー(ディスク95)が収められています。


 「オットー・クレンペラーは文字通り、20世紀の膨大な音楽史を具現化した。リスナーを音楽の核心に引き込む彼の最高の演奏には、緊張感で構築的な見事な統率」と、ニューヨーク・タイムズは書いています。また「クレンペラーの最も特徴的なパフォーマンスは、厳密に外向きのデザインを投影し、荘厳な落ち着きと重量を蓄積し、指揮における誠実さと道徳的権威の塊として知られていた。彼が提示したテンポとインスピレーションを受けた文字通り、正しい演奏に対する彼の鉄のような主張は、ベートーヴェン、マーラーなどの彼の朗読に新しい意味をもたらした・・・彼の指揮は、テキストの厳密な遵守によって特徴付けられている。彼は決して明白で派手な効果には興味がなく、常にオーケストラを完全に指揮した。彼は素晴らしいオーケストラのバランス感覚を持っていて、音楽の中心的な本質を伝えるために全力を尽くした」と、アメリカの作家ジョーゼフ・ホロヴィッツは書いています。


 プロデューサーだったウォルター・レッグは「彼が求めたのは音価と質感の明瞭さだけだった・・・彼はすべて知的な力と花崗岩のような意志だった」と、1974年に「Gramophone」誌で述べています。
 レッグは、1926年にヴィースバーデンのオペラハウスでクレンペラーの指揮を初めて聴いたとき「フィデリオとドン・ジョヴァンニの彼の演奏は啓示だった」とも述べています。
 クレンペラーのキャリアの側面は劇的で、若い頃にグスタフ・マーラーに師事し、1920年代のベルリンで前衛芸術家として著名な人物となった後、ナチスによって亡命を余儀なくされました。時には気まぐれで荒々しい性格の彼は、アメリカとヨーロッパの間で暮らし、働き、しばしば経済的に不安定な生活を送り、肉体的および精神的健康に起因する挫折を繰り返し苦しみ、克服しました。特に1939年に脳腫瘍が彼を部分的に麻痺させ、彼は生涯を通じて双極性障害に苦しみました。彼は作曲も行いました。1973年7月8日にチューリッヒで88歳で亡くなりましたが、20世紀の音楽史演奏史にその名を刻みました。

 なおワーナーの音源のリマスターを数多く手がける「Art & Son Studio」のリマスターのモットーは、オリジナル・マスターの音を忠実に届けることです。必要以上のイコライザーやノイズリダクションは使用せず、アナログ盤で再生した音を再現するものではありません。耳心地によく聞こえる音質とは異なりますが、これまで以上に生き生きとした音楽をそのまま復活させ、後生に残していくことです。


※旧EMIから発売されておりました、バイエルン放送交響楽団とによるライヴ録音は、バイエルン放送所有の音源のため、このリリースには含まれておりません。


オットー・クレンペラー/ワーナー・クラシックス・リマスター・エディション~
 交響曲、管弦楽曲、協奏曲作品録音全集




Disc1
1. ブラームス:大学祝典序曲 Op.80
2. ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
3. ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』~第1幕への前奏曲(1859年版)
4. R.シュトラウス:『サロメ』~7つのヴェールの踊り

シュターツカペレ・ベルリン
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:23.VI.1927(1,3), 20 & 27.XII.1927, 3.II & 26-27.VI.1928(2), 25.V.1928(4), Singakademie, Berlin(モノラル)

Disc2
1. オーベール:歌劇『フラ・ディアヴォロ』 S.18~序曲
2. オッフェンバック:喜歌劇『美しきエレーヌ』~序曲
3. R.シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 Op.28
4. R.シュトラウス:交響詩『ドン・ファン』 Op.20

シュターツカペレ・ベルリン
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:22.V.1929(1,2), 3 & 24.VI.1929(3), 28.VI & 25.X.1929(4), Berlin(モノラル)

Disc3
モーツァルト:
1. 交響曲第29番イ長調 K.201
2. 交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:8-9.X.1954(1); 5?6.X and 24.XI.1954(2), Kingsway Hall, London(モノラル)

Disc4
1. ヒンデミット:バレエ音楽『気高い幻想』組曲
2. ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:7-8(1) & 9(2).X.1954, Kingsway Hall, London(モノラル)

3. ヒンデミット:ホルン協奏曲~ 第1楽章(部分演奏 Take3) ※初出音源

デニス・ブレイン(ホルン)
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:7, X.1954, Kingsway Hall, London(モノラル)

Disc5-6
J.S.バッハ:
  管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV.1066
  管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067
  管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
  管弦楽組曲第4番ニ長調 BWV.1069

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:19-20, 22-23.XI and 3-4.XII.1954, Kingsway Hall, London(モノラル)

Disc7
ベートーヴェン:
  レオノーレ序曲第1番 Op.138
  レオノーレ序曲第2番 Op.72a
  レオノーレ序曲第3番 Op.72b
  歌劇『フィデリオ』 Op.72~序曲

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:17-18 & 24.XI.1954, Kingsway Hall, London(モノラル)

Disc8
  ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:3-4 & 17.XII.1955, Kingsway Hall, London(モノラル)

Disc9
  ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:5-6.X & 17.XII.1955, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc10
ベートーヴェン:
  交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:6-7.X & 17.XII.1955, Kingsway Hall, London(モノラル)

  『献堂式』序曲 Op.124

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:21 & 25.VII.1956, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc11
1. モーツァルト:セレナード第13番ト長調 K.525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
2. ヘンデル:合奏協奏曲 Op.6-4 イ長調(シェーンベルク編)

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:25(1), 28.III & 26.VII.1956(2), No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc12
1. モーツァルト:セレナード第6番ニ長調 K.239『セレナータ・ノットゥルナ』
2. モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調 K.546
3. ベートーヴェン:大フーガ Op.133

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:25(1), 26-27(2,3).III.1956, No. 1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc13
モーツァルト:
1. 交響曲第35番ニ長調 K.385『ハフナー』
2. 歌劇『後宮からの逃走』 K.384~序曲
3. 交響曲第36番ハ長調 K.425『リンツ』

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:19-20.VII.1956(3), 29.IX.1960(2), Kingsway Hall, London;
22-23.X.1960(1), No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc14
モーツァルト:
  交響曲第38番ニ長調 K.504『プラハ』
  交響曲第39番変ホ長調 K.543

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:23-24.VII.1956, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc15
モーツァルト:
1. 交響曲第25番ト短調 K.183
2. 交響曲第40番ト短調 K.550

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:21 & 23(2) & 24-25(1).VII.1956, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc16
ブラームス:
1. 交響曲第2番ニ長調 Op.73
2. 悲劇的序曲 Op.81

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:29-30.X.1956(1), 29.III.1957(2), Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc17
  ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:29 & 31.X.1956, 1.XI.1956 & 28-29.III.1957, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc18
  ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:1.XI.1956 & 28-29.III.1957, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc19
ブラームス:
1. 交響曲第3番ヘ長調 Op.90
2. 大学祝典序曲 Op.80

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:26-27(1) & 29(2).III.1957, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc20
ベートーヴェン:
1. 交響曲第2番ニ長調 Op.36
2. 序曲『コリオラン』 Op.62
3. 『プロメテウスの創造物』 Op.43~序曲

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:4-5(1) & 21(2).X.1957, 25.XI.1957(3), Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc21
  ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:7-8.X.1957, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc22
ベートーヴェン:
1. 交響曲第4番変ロ長調 Op.60
2. 『献堂式』序曲 Op.124

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:21-22.X.1957, Kingsway Hall, London(1); 28.X.1959, No.1 Studio, Abbey Road, London(2)(ステレオ)

Disc23
ベートーヴェン:
  交響曲第1番ハ長調 Op.21
  交響曲第8番ヘ長調 Op.93

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:28-30.X.1957, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc24-25
ベートーヴェン:
  交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

オーセ・ノルドモ=レーヴベリ(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ヴァルデマール・クメント(テノール)
ハンス・ホッター(バス・バリトン)
フィルハーモニア合唱団
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:30-31.X & 21-23.XI.1957 , Kingsway Hall, London(ステレオ)

  劇音楽『エグモント』 Op.84~序曲とアリア

ビルギット・ニルソン(ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:25.X and 21 & 25.XI.1957, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc26
  ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

オーセ・ノルドモ=レーヴベリ(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ヴァルデマール・クメント(テノール)
ハンス・ホッター(バス・バリトン)
フィルハーモニア合唱団
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:15.XI.1957, Royal Festival Hall, London(ステレオ/ライヴ)

Disc27
ベートーヴェン:
  交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
  『シュテファン王』序曲 Op.117

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:22-24 & 29.X.1959, No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc28
  ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:29.X & 11-13.XI.1959, No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc29
ハイドン:
1. 交響曲第98番変ロ長調 Hob.I:98
2. 交響曲第101番ニ長調 Hob.I:101『時計』

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:18-19(2) & 19-21.I.1960(1), No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc30
メンデルスゾーン:
1. 序曲『フィンガルの洞窟』 Op.26
2. 交響曲第3番イ短調 Op.56『スコットランド』

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:22, 25 & 27.I.1960(2), 15.II.1960(1), No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc31
  メンデルスゾーン:劇付随音楽『真夏の夜の夢』 Op.61(抜粋)

ヘザー・ハーパー(ソプラノ)
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
フィルハーモニア合唱団
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:28 & 29.I. & 16, 18-19.II.1960, No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc32
1. メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調 Op.90『イタリア』
2. シューマン:交響曲第4番ニ長調 Op.120

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:15, 17 & 19.I.1960, No.1 Studio, Abbey Road, London(1); 4-5.V.1960, Kingsway Hall, London(2)(ステレオ)

Disc33
ワーグナー:
1. 『リエンツィ』序曲
2. 『さまよえるオランダ人』序曲
3. 『タンホイザー』序曲
4. 『ローエングリン』~第1幕への前奏曲

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:23-24.II(3), 24-25.II(2), 2-3.III(1), 25.II & 3.III.1960(4), Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc34
ワーグナー:
1. 『ローエングリン』~第3幕への前奏曲
2. 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』~第1幕への前奏曲
3. 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』~徒弟たちの踊りとマイスターたちの入場
4. 『トリスタンとイゾルデ』~前奏曲と愛の死
5. 『神々の黄昏』~ジークフリートの葬送行進曲

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:27.II(1,5), 1-2.III(2), 1-3.III(4), 8.III.1960(3), Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc35
ワーグナー:
1. 『ラインの黄金』~ヴァルハラ城への神々の入城
2. 『ワルキューレ』~ワルキューレの騎行
3. 『ジークフリート』~森のささやき
4. 『神々の黄昏』~ジークフリートのラインの旅
5. 『タンホイザー』~第3幕への前奏曲
6. 『パルジファル』~第1幕への前奏曲

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:3.III.1960(5), 10.III.1960(2), 24.X.1961(1), 24.X & 13.XI.1961(3),
14.XI.1961(6), 22.XI.1961(4), Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc36
R.シュトラウス:
1. 交響詩『ドン・ファン』 Op.20
2. 『サロメ』 Op.54~ 7つのヴェールの踊り
3. 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 Op.28

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:5.III(2), 8-9.III(3), 9-10.III.1960(1), Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc37
1. ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』序曲
2. ウェーバー:歌劇『オイリアンテ』序曲
3. ウェーバー:歌劇『オベロン 序曲
4. フンパーディンク:歌劇『ヘンゼルとグレーテル』序曲
5. フンパーディンク:歌劇『ヘンゼルとグレーテル』よりパントマイム
6. グルック:歌劇『オーリードのイフィジェニー』序曲
7. クレンペラーのアナウンス
8. ケルビーニ:『アナクレオン』序曲

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:5 & 6.V.1960(1,3), 27 & 29(4,5), 28(2)& 29.IX.1960(6), 28.IX.1960(7,8), Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc38
モーツァルト:
  ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412
  ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
  ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447
  ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495

アラン・シヴィル(ホルン)
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:11, 12, 18 & 19.V.1960, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc39
1. シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
2. リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124

アニー・フィッシャー(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:22-24.V.1960 and 9-10, 31.V. & 16.VIII.1962, Kingsway Hall, London(1);
24.V.1960 & 10.V.1962(2), No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc40
  ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77

ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フランス国立放送管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:17-19.VI.1960, Salle Wagram, Paris

Disc41-42
J.S.バッハ:
  ブランデンブルク第1番ヘ長調 BWV.1046
  ブランデンブルク第2番ヘ長調 BWV.1047
  ブランデンブルク第6番変ロ長調 BWV.1051
  ブランデンブルク第3番ト長調 BWV.1048
  ブランデンブルク第4番ト長調 BWV.1049
  ブランデンブルク第5番ニ長調 BWV.1050

フィルハーモニア管弦楽団
ジョージ・マルコム(チェンバロ)
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:X-XI.1960 , No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc43
  ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:25.X, 19.XI & 3.XII.1960, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc44-45
  ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB107(1885年ノヴァーク版)

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:1-5.XI.1960 , Kingsway Hall, London(ステレオ)

  ワーグナー:ジークフリート牧歌

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:24.X & 13.XI.1961, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc46
  シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944『グレート』

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:16-19.XI.1960, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc47
  マーラー:交響曲第4番ト長調

エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:6-8, 10 & 25.IV.1961, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc48
  チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:18?20.X.1961, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc49
1. J.シュトラウス2世:ワルツ『ウィーン気質』 Op.354
2. J.シュトラウス2世:喜歌劇『こうもり』序曲
3. J.シュトラウス2世:皇帝円舞曲 Op.437
4. ヴァイル:小さな三文音楽(『三文オペラ』からの管楽オーケストラのための組曲)
5. クレンペラー:メリー・ワルツ

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:20.X.1961(1,3), 30.X.1961(5), 30-31.X & 2.XII.1961(2,4), Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc50
R.シュトラウス:
1. 交響詩『死と浄化(変容)』
2. メタモルフォーゼン(23の独奏弦楽器のための習作)

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:23.X & 13.XI.1961(1), 3-4.XI.1961(2), Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc51
  マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』

エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ヒルデ・レッセル=マイダン(メゾ・ソプラノ)
フィルハーモニア合唱団
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:22-24.XI.1961 & 15, 24.III.1962, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc52
1. ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
2. ワーグナー:『トリスタンとイゾルデ』より『イゾルデの愛の死』
3. ブラームス:アルト・ラプソディ Op.53
4. マーラー:リュッケルト歌曲集より『私はこの世に忘れられ』
5. マーラー:リュッケルト歌曲集より『真夜中に』
6. マーラー:『子供の不思議な角笛』より『うき世の暮らし』
7. マーラー:リュッケルト歌曲集より『私は快い香りを吸いこんだ』
8. マーラー:『子供の不思議な角笛』より『美しいトランペットの鳴りわたるところ』

クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:21-23.III.1962(1-3), 17-19.II.1964(4-8), Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc53
モーツァルト:
1. 交響曲第40番ト短調 K.550
2. 交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:6-7(2), 8 & 28.III.1962(1), Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc54
モーツァルト:
  交響曲第38番ニ長調 K.504『プラハ』
  交響曲第39番変ホ長調 K.543

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:26-28.III.1962, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc55
ストラヴィンスキー:
1. 三楽章の交響曲
2. バレエ組曲『プルチネッラ』

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:28 & 30.III and 16.V.1962(1), 18.II, 14 & 18.V.1963 and 20.III.1964(2), Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc56
  チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 Op.64

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:16-19 & 21.I.1963, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc57
  チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調 Op.36

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:23-25.I. & 2.II.1963, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc58
シューベルト:
1. 交響曲第5番変ロ長調 D.485
2. 交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』
3. 交響曲第4番ハ短調 D.417~第1楽章(テイク録音) ※初出音源

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:4 & 6.II.1963(2), 13, 15 & 16.V.1963(1), 7.XI.1963(3), Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc59
  ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:23-26.IV. & 17 & 18.IX.1963, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc60
  ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』(1878/80年ノヴァーク版)

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:18-20 & 24-26.IX.1963, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc61
モーツァルト:
1. 交響曲第31番ニ長調 K.297『パリ』
2. 交響曲第34番ハ長調 K.338

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:16-18(1) & 18-19(2).X.1963, No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc62
  ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:30 & 31.X and 1 & 2.XI.1963, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc63
ベートーヴェン:
1. レオノーレ序曲第1番 Op.138
2. レオノーレ序曲第2番 Op.72a
3. 歌劇『フィデリオ』 Op.72~序曲
4. レオノーレ序曲第3番 Op.72b

フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:6 & 17.II.1962(3); 6-7(1), 5-6(2) & 4-5(4). XI.1963, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc64
  モーツァルト:セレナード第10番変ロ長調 K.361『グラン・パルティータ』

ロンドン管楽五重奏団&アンサンブル
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:26.I & 10-13.XII.1963, No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc65
  マーラー:大地の歌

クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
フィルハーモニア管弦楽団(ニュー・フィルハーモニア管弦楽団)
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:19-22.II.1964, Kingsway Hall, London; 7-8.XI.1964 (Wunderlich) and
6-9.VII.1966 (Ludwig), No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc66
ハイドン:
1. 交響曲第88番ト長調 Hob.I:88
2. 交響曲第104番ニ長調 Hob.I:104『ロンドン』

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:12-14(1) & 14-16(2).X.1964, No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc67
モーツァルト:
1. 歌劇『フィガロの結婚』序曲 K.492
2. フリーメイソンのための葬送行進曲 K.477
3. 歌劇『後宮からの逃走』序曲 K.384
4. 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲 K.527
5. 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』序曲 K.588
6. アダージョとフーガ ハ短調 K.546
7. 歌劇『皇帝ティートの慈悲』序曲 K.621
8. 歌劇 『魔笛』序曲 K.620
9. セレナード第13番ト長調 K.525『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』

フィルハーモニア管弦楽団(3,6,8)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1,2,4,5,7,9)
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:7.III.1956(6), 29.IX.1960(3); 24-26 & 31.III and 1?4, 6?8 & 10.IV.1964(8); 16 & 29.X.1964(5); 29-30.X.1964(4);
30.X & 9.XI.1964(1); 9 & 14.XI.1964(7); 29-30.X & 4.XI.1964(9); 14.XI.1964(2), No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc68
  ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB106(1881年ハース版)

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:6, 10-12 & 16-19.XI.1964, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc69
モーツァルト:
1. 交響曲第29番イ長調 K.201
2. 交響曲第33番変ロ長調 K.319

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:20, 21(1) & 22-23(2).IX.1965, No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc70
ハイドン:
1. 交響曲第100番ト長調 Hob.I:100『軍隊』
2. 交響曲第102番変ロ長調 Hob.I:102

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:20-21.X.1965(1); 25-26.IX & 19.X.1965(2), No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc71
シューマン:
  交響曲第1番変ロ長調 Op.38『春』
  『マンフレッド』序曲 Op.115

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:21-23, 25 & 27.X.1965, No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc72
  ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61

イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:21, 22, 24 & 25.I.1966, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc73
1. フランク:交響曲ニ短調 FWV.48
2. ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版)

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:10-12 & 14-15.II.1966(1), 28, 29 & 31.III.1967(2), No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc74-75
  マーラー:交響曲第9番ニ短調

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:15-18 & 21-24.II.1967, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc76
  ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB105(1878年ノヴァーク版)

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:9, 11, 14 & 15.III.1967, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc77
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503

ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:17-18.III.1967, No. 1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

2. セレナード第12番ハ短調 K.388
3. セレナード第11番変ホ長調 K.375

ニュー・フィルハーモニア管楽アンサンブル
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:14-15.III.1967, Kingsway Hall, London(2); 20-21.IX.1971(3), No. 1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc78
ベートーヴェン:
1. ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
2. ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19

ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:3-4.XI.1967(2), 11, 14 & 28.X and 4.XI.1967(1), No. 1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc79
ベートーヴェン:
1. ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
2. ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58

ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:9-10.X.1967(2), 10-11 & 14.X.1967(1), No. 1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc80
ベートーヴェン:
1. ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73『皇帝』
2. 合唱幻想曲 ハ短調 Op.80

ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ジョン・オールディス合唱団(2)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:3-4.XI.1967(2), 4-5 & 9.X.1967(1), No. 1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc81-82
  マーラー:交響曲第7番ホ短調『夜の歌』

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:18-21 and 24-28.IX.1968, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc83
シューマン:
1. 交響曲第2番ハ長調 Op.61
2. 歌劇『ゲノヴェーヴァ』 Op.81~序曲

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:3, 5 & 6(1) & 7(2).X.1968, No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc84
1. ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92
2. ラモー:ガヴォットと6つの変奏曲(クレンペラー編)
3. ベートーヴェン:『プロメテウスの創造物』 Op.43~序曲とバレエ音楽

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:7, 13(2) & 12-14(1).X.1968, 6, 17-18.X.1969(3), No. 1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc85
シューマン:
  交響曲第3番変ホ長調 Op.97『ライン』
  ゲーテの『ファウスト』からの情景 WoO.3~ 序曲

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:5-8.II.1969, No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc86-87
J.S.バッハ:
  管弦楽組曲第1番ハ長調 BWV.1066
  管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067
  管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068
  管弦楽組曲第4番ニ長調 BWV.1069

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:16-19.IX & 17-18.X.1969, No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc88
オットー・クレンペラー:
  交響曲第2番

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:3.XI.1969, No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

  弦楽四重奏曲第7番

フィルハーモニア弦楽四重奏団

録音:16-17.II.1970, No.1 Studio, Abbey Road, London - recorded under Klemperer's supervision(ステレオ)

Disc89
  ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(1884年ノヴァーク版)

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:6-7 & 18-21.II.1970, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc90
ハイドン:
1. 交響曲第92番ト長調 Hob.I:92『オックスフォード』
2. 交響曲第95番ハ短調 Hob.I:95

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:9-10.II.1970(2); 18-19.IX.1971(1), No.1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)

Disc91-92
  ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ノヴァーク版)

ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)

録音:29 & 30.X and 2-4, 10, 11 & 14.XI.1970, Kingsway Hall, London(ステレオ)

Disc93
オットー・クレンペラー:
1. 交響曲第2番(1962年版)
2. 管弦楽のための変奏曲(1962年版)
3. 弦楽のためのフーガと変奏(1962年版) ※初出音源
4. 交響曲第2番~第2楽章(alternate version)
5. 我、弾劾す(英語歌唱)
6. Recollection
7. スケルツォ
8. クレンペラーの75歳の誕生日のドーチェスター ホテルでのジョゼフ・ロックウッドとクレンペラーのスピーチ

ニュー・フィルハーモニア合唱団(8)
フィルハーモニア管弦楽団(1-3)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(4-7)
オットー・クレンペラー(指揮:1-7)

録音:19.V.1962, Royal Festival Hall(1-3); 22.III.1968(4), X.1968(5,6), III.1969(7), Abbey Road, London;
11.V.1960,The Dorchester Hotel, London(8)

Disc94
オットー・クレンペラー:
1. 弦楽四重奏曲第3番
2. 交響曲第4番
3. 交響曲第3番

フィルハーモニア弦楽四重奏団(1)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(2,3)
オットー・クレンペラー(指揮:2,3)

録音:17.III.1969(1), III.1969(2), 14.II.1970(3), Abbey Road, London

Disc95
  音楽ジャーナリスト、ジョン・トランスキーによる、クレンペラーと演奏した経験を持つ音楽家へのインタビュー
録音:1989-2022年
















3/29(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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HALLE

CDHLL7560
(1CD-R)
¥2200→\1990
ハレ管の首席奏者たちによる
 ストラヴィンスキー:兵士の物語
マーク・エルダー(指揮)
ハレ管弦楽団のミュージシャンたち
リチャード・カッツ(ナレーター)
マーティンズ・イムハンベ(兵士)
マーク・ロッキャー(悪魔)

 ハレ管の首席奏者が魅せる、ストラヴィンスキー《兵士の物語》!

 第一次世界大戦直後に作曲されたストラヴィンスキーの「兵士の物語」は、戦後間もない状況で大編成のものは上演できないことを考えて7人のオーケストラと、ナレーター、兵士と悪魔という少人数で上演できるよう編成されています。
 ジャズやポピュラー・ダンスの要素も取り入れられ、リズムの面白さが際立つこの作品を、ハレ管弦楽団の首席奏者たちが集まり、見事なアンサンブルで再現しています。

 ※録音:2021年3月
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




LYRITA



SRCD412
(1CD-R)
¥2600
イギリスのチェロ・ソナタ集 Vol.2
 エセル・スマイス(1858-1944):チェロ・ソナタ イ短調 Op.5(1887)
 ディーリアス:チェロ・ソナタ(1916)
 アームストロング・ギブス(1889-1960):
  チェロ・ソナタ ホ短調 Op.132(1951)
 ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65(1961)
ライオネル・ハンディ(チェロ)
ジェニファー・ヒューズ(ピアノ)

 アカデミー室内管の首席チェロ奏者として活躍し、イギリス王立音楽院のチェロ科教授に就任したイギリスのチェリスト、ライオネル・ハンディとジェニファー・ヒューズによるイギリスのチェロ・ソナタ集の第二弾。
 ロストロポーヴィチとの親交から生まれたブリテンのチェロ・ソナタから、あまり知られていないイギリスの女流作曲家エセル・スマイスの抒情的な作品など珍しいものまで収録しています。

 ※録音:2021年12月15日-16日
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
 
SRCD413
(1CD-R)
¥2600
ダヴ:イン・エグザイル
 ジョナサン・ダヴ(b.1959):
  イン・エグザイル
  《イン・エグザイル》より「夜の歌」*
ゲルゲイ・マダラシュ(指揮)
バーミンガム市交響楽団
サイモン・キーンリーサイド(バリトン)
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)
ジョナサン・ダヴ(ピアノ)*

 ヨーロッパのオペラ界で「ベンジャミン・ブリテンの正統的な後継者」と目されているジョナサン・ダヴによる声楽を伴うチェロ協奏曲《イン・エグザイル》。
 この曲はこのアルバムのソリストであるラファエル・ウォルフィッシュの母親で、アウシュビッツ女性オーケストラの生き残りであるアニータ・ラスカー=ウォルフィッシュに捧げられています。
 「チェロ奏者であったため生き残ることが出来た」という彼女やその家族の境遇などから作曲の契機を得ています。

 ※録音:2021年9月12日*&12月8日-9日
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




NIMBUS



NI8111
(1CD-R)
¥2500
サン=サーンス Vol.4 ~ ハルモニウムとピアノのための二重奏曲集
 アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):
  スケルツォ・カプリチョーソ Op.36、パストラーレ Op.26
 サン=サーンス:6つの二重奏曲 Op.8よりスケルツォ
 フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18 FWV.30
 サン=サーンス:二重奏曲 Op.8よりカプリッチョ
 ギルマン:祈り ヘ長調 Op.16
 サン=サーンス:二重奏曲 Op.8よりコラール
 ギルマン:Finale alla Schumann Op. 83
 サン=サーンス:
  二重奏曲 Op.8よりカヴァティーナ、
  二重奏曲 Op.8より幻想曲とフーガ
 ギルマン:エレジー・フーガ Op.44
 サン=サーンス:二重奏曲 Op.8よりフィナーレ
ミロシュ・ミリヴォイェヴィチ
 (クラシカル・アコーディオン)
サイモン・キャラハン(ピアノ)

 第1巻と第2巻はマーティン・ジョーンズとエイドリアン・ファーマーによるピアノ連弾と2台ピアノ作品、第3巻はサイモン・キャラハンと竹ノ内博明による、ショパンとリストのピアノ・ソナタ(サン=サーンス編曲2台ピアノ版)と続いて好評を博してきたサン=サーンスの作品集第4巻。
 サン=サーンスのハルモニウムとピアノによる「二重奏曲 Op.8」を中心とした作品集は、ハルモニウムと同じようにふいごから送られる空気によって発音する楽器、アコーディオンによって演奏されています。

 ミロシュ・ミリヴォイェヴィチはセルビア出身のクラシカル・アコーディオン奏者。ロンドンの王立音楽アカデミー(RAM)で学び、RAMクラブ賞を受賞した最初のアコーディオン奏者となり、イタリア、デンマーク、フランス、ドイツの国際コンクールで第1位を受賞しています。
 ピアノは知られざる作品を次々と録音し、話題を呼ぶピアニスト、サイモン・キャラハンです。

 ※録音:2021年12月6日-8日
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 



NIMBUS ALLIANCE


NI6436
(1CD-R)
¥2500
ソーヤーズ:協奏曲集
 フィリップ・ソーヤーズ(b.1951):
  1-3. ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
  4. 弦楽のための回想
  5-7. ヴィオラ協奏曲
  8. 八重奏曲
ケネス・ウッズ(指揮)
イギリス交響楽団(1-7)
ダニエル・ローランド
 (ヴァイオリン、1-3&ヴィオラ、4)
マーヤ・ボグダノヴィチ(チェロ、1-3)
イングリッシュ・シンフォニー・
 オーケストラ・ソロイツ(8)

 ヴォーン=ウィリアムズとバルトークの孫弟子にあたるイギリスの作曲家であり、1973年から97年まで王立歌劇場管のヴァイオリニストとしても活躍したフィリップ・ソーヤーズ(1951-)。
 このアルバムでは協奏曲とイギリス交響楽団の首席奏者たちによる「八重奏曲」を収録しています。
 「二重協奏曲」では、フランソワ=グザヴィエ・ロトやハインツ・ホリガーなどと協奏曲で共演しているダニエル・ローランドや、カーネギーホールでのリサイタルや来日公演も果たしているマーヤ・ボグダノヴィチという注目のアーティストを迎えています。

 ※録音:2022年3月2日-3日(1-3&5-7)、2021年4月7日-8日(4,8)
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 



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CAPRICCIO



C8085
¥2700→\2490
ブルックナー生誕200年までに全交響曲のすべての稿を録音しようという企画
アントン・ブルックナー(1824-1896):
 交響曲第4番「ロマンティック」(第3稿/コーストヴェット版)

  1. I. Ruhig bewegt (nur nicht schnell) 18'14
  2. II. Andante 14'10
  3. III. Scherzo. Bewegt - Trio. Gemachlich 9'46
  4. IV. Finale. MaBig bewegt 19'22
ウィーン放送交響楽団
マルクス・ポシュナー(指揮)
NYCX-10397
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 録音:2021年11月26-28日 ウィーン放送文化会館(オーストリア)
 総収録時間:61分

 CAPRICCIOレーベルと国際ブルックナー協会の主導で、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年までにブルックナーの全交響曲のすべての稿(バージョン)を録音しようという企画、 「#bruckner2024」の第8弾。
 先に発売されて好評の第1稿と第2稿に続き、当CDで交響曲第4番の3つの稿が最新のコーストヴェット版で揃いました。
 第4番の第3稿はブルックナーが弟子のレーヴェやシャルク兄弟らの意見をきいて改訂したことから「改ざん版」などと呼ばれた時期もありましたが、コーストヴェットはそのような見方を排し、第3稿を実際の演奏経験を経た上でブルックナー自身による実用的な改訂版と位置付けています。ポシュナーは速めのテンポを基調にしつつ、緩急の差をはっきりと付けるなど曲想の変化を明瞭に打ち出してゆき、コーストヴェットの考えを音として立証しています。
 ポシュナーの指揮で揃った第1稿及び第2稿との聞き比べに加え、フルシャ/バンベルク響やヴァンスカ/ミネソタ管など第3稿を採用した他の演奏といった聞き比べの楽しみも広がりそうです。

 ※国内仕様盤には専門誌等で好評を得ている石原勇太郎氏(国内ブルックナー協会会員)による日本語解説が付属します。
 




ONDINE



ODE-1427
¥2700
ピアノはペーテル・ヤブロンスキー
 バツェヴィチ:協奏曲集
 
 1. 序曲(1943)
 ピアノ協奏曲(1949)
  2. I. Allegro moderato / 3. II. Andante /
  4. III. Molto allegro
 2台のピアノとオーケストラのための協奏曲(1966)
  5. I. Tempo mutabile /
  6. II. Larghetto / 7. III. Vivace
 弦楽、トランペットと打楽器のための音楽(1958)
  8. I. Allegro / 9. II. Adagio / 10. III. Vivace
ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ)...2-7
エリーザベト・ブラウス(第2ピアノ)...5-7
フィンランド放送交響楽団
ニコラス・コロン(指揮)
NYCX-10398
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥2970

 録音:Helsinki Music Centre, Finland 2022年4月...8-10 2022年12月...1-7
 総収録時間:62分

 再評価著しいバツェヴィチの協奏的作品を集めた貴重なアルバム。
 ニコラス・コロン指揮フィンランド放送響、ピアノにペーテル・ヤブロンスキーと、演奏家にも注目!

 演奏家として、作曲家として、20世紀ポーランド楽壇を席巻したグラジナ・バツェヴィチ。彼女自身が極めて優れたヴァイオリニストであったことからヴァイオリン奏者は早くから彼女の作品に注目して来ましたが、近年はクリスティアン・ツィメルマンらが演奏するようになってピアノ作品も広く注目されています。
 当CDはポーランドの独立回復100周年(2018年)を記念する国際文化プログラムの一環として、アダム・ミツキエヴィチ協会と共同で制作されたもので、バツェヴィチの協奏的作品を3曲収録。いずれも録音が極めて少ないものばかりで貴重です。
 バツェヴィチは次のような言葉を残しています。
  「私は[ポーランドの同世代の作曲家からは]孤立しています。なぜなら私は作品における形式を重視しているからです。もし物を乱雑に置いたり、物が積み重なっているところに石を投げたりすれば、崩れるに決まっています。同様に、音楽においても構造的な法則が必要で、自立できるようにしなければならないのです。もちろんその法則は古いものである必要は決してありません」
 その言葉通り、2曲の協奏曲と「弦楽、トランペットと打楽器のための音楽」はいずれも伝統的な急-緩-急の3楽章形式をとっていますが、その語法は桁外れの情熱家だったと伝えられるバツェヴィチらしく、両端楽章はエネルギッシュでヴィルトゥオーゾ的、中間楽章は沈思や深い祈りや畏怖の念を感じさせて、コントラストが鮮やかです。
 技術的要求は高度ですが、当盤ではソリストもオーケストラも万全の対応を見せています。
 冒頭に序曲を置いて一晩のコンサートのように仕上げています。

 ※国内仕様盤には原盤解説の日本語訳が付属します。

 
 




CASCAVELLE


VEL 1679
¥2200
「インターヴァル」~パンフルートとハープの二重奏
 ドビュッシー:アラベスク第1番 ホ長調
 ドヴォルザーク:ユモレスク第7番 変ト長調
 モンティ:チャールダーシュ
 ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
 モルナール:日本民謡の主題による幻想曲
 チャイコフスキー:感傷的なワルツ ヘ短調 Op.51-6
 F.ベッリーニ:夜想曲 Op.12
 ビゼー:「カルメン」~セギディーリャ,第3幕への間奏曲
 ファリャ:7つのスペイン民謡~ナナ
 イベール:間奏曲
 ピアソラ:大いなる理由の砦
デルタ・デュオ:
 【ジャンヌ・ゴリュ(パンフルート)
  セリーヌ・ゲ・デ・コンブ(ハープ)】

 パンフルートとハープによる名曲集!

 DDD、43'45
 ※簡易紙ケース収納

 パンフルートとハープによる小曲集。
 パンフルートの素朴な伸びやかさとハープの華やかさが融合して、実に美しい。
 いずれの曲も格調の高さを保ちつつ、ゆったりと楽しむことができる。ジャンヌ・ゴリュはスイスを代表するパンフルート奏者。
 演奏活動の他、モントルー=ヴヴェ=リヴィエラ音楽院でパンフルートの指導者としても活躍している。
 
 
VEL 1681-82
(2CD)
¥4000
「ポール・ミシュ(1886-1960):
 ヴァイオリンとピアノのための作品集」

  ヴァイオリン・ソナタ イ短調 Op.14
  ヴァイオリンとピアノのための20の小品
  ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 Op.20
  ヴァイオリンとピアノのための17の小品
アレクサンドル・デュバク(ヴァイオリン)
マルリス・ワルター(ピアノ)

 スイスの作曲家、ポール・ミシュの珍しいヴァイオリン作品集!

 録音:2021年10月11-13日,2022年7月11-12日 スイス ヴォー州 クロワ、143'06
 ※簡易紙ケース収納

 スイスの作曲家、ポール・ミシュ( 1886 1960 )のヴァイオリンとピアノのための作品集。
 ミシュはスイス、ベルン州クルトラリーの生まれ。ジュネーヴ音楽院でヴァイオリンを学び、後に母校のヴァイオリン教授に就任、40年に渡って指導にあたった。
 ヴァイオリニストしての活動の他、作曲にも熱心だった。彼の作品だけがまとまったCDはこれが初めてかもしれない。
 作風は非常にロマンティックで、フォーレなどから印象派を飛び越して直で繋がっているような印象を受ける。フランス近代のヴァイオリン曲が好きな人にはお勧めできる。
 アレクサンドル・デュバクはスイスのヴァイオリニスト。15歳でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を弾いてデビュー。チューリヒ・トーンハレ管弦楽団のコンサートマスターを務めた。
 
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VEL 1683-84
(2CD)
¥4000→\3790
「タンゴの詩人 アルゼンチンの作曲家ベルナルド・ストルマン作品集」
 CD1)「ヴァイオリンと弦楽五重奏」
  ミロンゴン/サンバの動機とマランボによる変奏曲/私はかつて/
  内気なタンゴ/マルタスタル/G線上のタンゴ/我が町/
  南米先住民のヴィダラ/スパルタクス/驚き/タンゴ・ルバート/
  付け足し付き/だってそうだから/古い考え
 CD2)「無伴奏ヴァイオリン、ヴァイオリンとピアノ」
  ユーリ/昔に/きざな男/私のヴァイオリンと私/
  もし私をほしいと思うのなら/愚か者/ヴァイオリン/甘く見る/
  変奏/考え/気取り屋/何か親密なこと/いとしいベアトリス/
  ライオンの家/街のタンゴ/一番/中庭のタンゴ
ロベルト・サウィツキ(ヴァイオリン)
CD1)
 ランシー=ジュネーヴ管弦楽団の奏者
CD2)
 エリーザベト・デンニ・コッヒャー(ピアノ)

 録音:2022年、123'17
 ※簡易紙ケース収納

 アルゼンチンの作曲家、ベルナルド・ストルマン(1910―2004)の作品集。彼の作風はクラシック寄りのタンゴといった感じで、どちら側からでも楽しめるだろう。
 ストルマンと同じくブエノスアイレス生まれで盟友のアルゼンチンのヴァイオリニスト、ロベルト・サウィツキがどの曲も愛情を込めて演奏している。
 サウィッキは1970年から1975年までスイス・ロマンド管弦楽団でヴァイオリン奏者を務めた。
 ランシー=ジュネーヴ管弦楽団は、スイス・ロマンド管弦楽団を退任後サウィッキが創設したオーケストラ。
 




GALLO


GALLO 1678
¥2200
ボビー・ミッチェルによる
 陽性のシューマン:ピアノ作品集!

  シューマン:
   8つのノヴェレッテ Op. 21
   フモレスケ 変ロ長調 Op. 20
ボビー・ミッチェル(ピアノ)

 録音:2021年 米国 カリフォルニア州 サンフランシスコ、73'14
 ※簡易紙ケース収納。

 GALLO 1618に続く米国のピアニスト、ボビー・ミッチェルによるシューマン。
 現代音楽を得意とし、またフォルテピアノでハイドンを弾いたりするミッチェルは、シューマンでは意欲的で活力ある演奏を繰り広げている。
 シューマンで連想される苔むした森のような陰ではなく、陽のシューマン、これがなかなか面白い。
 



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BERLIN CLASSICS



BC 0302935
¥2700→\2490
クレア・フアンチ(P)&CHAARTS
  ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン:
   交響曲第3番変ホ長調 Op.55「英雄」
    (フェルディナント・リースによるピアノ四重奏のための編曲(コントラバスを追加))
   七重奏曲変ホ長調 Op.20
CHAARTS
クレア・フアンチ(P)

 スイスの室内アンサンブル「CHAARTS」が、ベートーヴェンの弟子、フェルディナント・リースが編曲したピアノ四重奏版「エロイカ」と七重奏曲を演奏。
 「エロイカ」のピアノはドイツ在住のアメリカ人ピアニスト、クレア・フアンチー。少数精鋭による華麗でアグレッシヴな「エロイカ」です。

 
 
 
BC 0302929
¥2700
チャプターズ/ダブルベース・ストーリー
 1. スコリクス:メロディ(ドミニク・ワーグナー編)
 2. ナディア・ブーランジェ:カンティーク(ドミニク・ワーグナー編)
 3. ラター:主があなたを祝福し、あなたを守られるように(ドミニク・ワーグナー編)
 4. ヴァスクス:アンダンテ・カンタービレ(ドミニク・ワーグナー編)
 5. ラフマニノフ:夜の静けさ(ドミニク・ワーグナー編)
 6. マックス・リヒター:マーシー(ドミニク・ワーグナー編)
 7. フィリップ・グラス:「アワーズ」~詩人の行為(ドミニク・ワーグナー編)
 8. シューベルト:あなたは安らぎ(ドミニク・ワーグナー編)
 9. シューベルト:セレナーデ(ヤルコ・リーヒマキ編)
 10. ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(ドミニク・ワーグナー編)
 11. ドビュッシー:美しき夕暮れ(ドミニク・ワーグナー編)
 12. フォーレ:エレジー 作品24(ジェフ・ブラデティッチ編)
 13. ピアソラ:アヴェ・マリア(ドミニク・ワーグナー編)
 14. チャップリン:「モダン・タイムス」のテーマ(ドミニク・ワーグナー編)
 15. マンシーニ:ムーン・リヴァー(ドミニク・ワーグナー&キーロン・アトム・テリアン編)
ドミニク・ワーグナー(Cb)
ラウマ・スクリデ(P)

 ウィーン生まれのコントラバスの名手、ドミニク・ワーグナーが、ソロ楽器としてのコントラバスの魅力を示す注目盤。
 多彩な曲目を低音から高音まであたたかく柔らかい響きで歌心満点に聴かせています。ピアノはラトヴィアのラウマ・スクリデ。

 
 
 


BC 0302934
¥2700
バッハ:パルティータ&コンチェルト

 ヨハン・セバスティアン・バッハ
 無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV 1013
 1. I. Allemande 6:20

 フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための三重協奏曲 イ短調 BWV 1044
 2. I. Allegro 9:05
 3. II. Adagio ma non tanto e dolce 6:01
 4. III. Alla breve 7:11

 Flute Partita in A Minor, BWV 1013
 5. II. Courante 4:29

 管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV 1067
 6. I. Ouverture 10:39
 7. II. Rondeau 1:39
 8. III. Sarabande 3:06
 9. IV. Bouree I + II 2:15
 10. V. Polonaise 3:56
 11. VI. Menuet 0:51
 12. VII. Badinerie 1:26

 無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV 1013
 13. III. Sarabande 4:35

 チェンバロ協奏曲 イ長調 BWV 1055
 14. I. Allegro 4:20
 15. II. Larghetto 4:56
 16. III. Allegro ma non tanto 4:23

 無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV 1013
 17. IV. Bouree anglaise 03:18
イル・グースト・バロッコ
クレア・ゲーネヴァイン(Fl)

 演奏者は常にソロとしてコンテクストを形成するという考え方により、内声部も音楽的に平等で、独立した存在であるとするシュトゥットガルトの古楽アンサンブル「イル・グースト・バロッコ」が、フルートのクレア・ゲーネヴァインと共演。
 管弦楽組曲第2番、三重協奏曲 BWV 1044、チェンバロ協奏曲 BWV 1055のほか、ゲーネヴァインによる無伴奏フルート・パルティータを収録。

 
 
 


BC 0302957
(CD)
¥2700
アレクサンダー・クリッヒェル、
 ラフマニノフ生誕150周年記念アルバム
「マイ・ラフマニノフ」
 セルゲイ・ラフマニノフ(1373~1943年):
  幻想的小品集~前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2「鐘」
  前奏曲集 Op.23~第5番ト短調
  前奏曲集 Op.32~第12番嬰ト短調
  コルッリの主題による変奏曲 Op.42
  音の絵 Op.39
  ヴォカリーズ Op.34-14(ゾルタン・コチシュ編)
アレクサンダー・クリッヒェル(P)

BC 0302959
(2LP)
¥4500

 ドイツのアレクサンダー・クリッヒェルは、クライネフとアレクセーエフからロシアン・ピアニズムを学んでおり、ラフマニノフは得意中の得意。今回のアルバムでは、ラフマニノフ生誕150周年を記念し、自身で解説まで執筆してラフマニノフの音楽について語り尽くします。



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885470026466
\2700→\2490

ヴァイオリンとハルダンゲル・フィドルの二刀流
 ラグンヒル・ヘムシング


グリーグ:「ペール・ギュント」より
 ハルダンゲル・フィドルおよびヴァイオリンと弦楽オーケストラのための編曲版

  (トルモ・ツヴェーテ・ヴィーク編曲)

★・・・ハルダンゲル・フィドルと弦楽オーケストラ
☆・・・ヴァイオリンと弦楽オーケストラ

 「朝」 ★
 「アニトラの踊り」★
 「ソルヴェイグの歌」 ☆
 「花嫁の誘拐とイングリッドの嘆き」☆
 「ハリング舞曲」★
 「アラビアの踊り」 ☆
 「ペール・ギュントの帰郷(海上の嵐の夜)」☆
 「跳躍舞曲」★
 「ソルヴェイグの子守歌」 ☆
 「婚礼の行列」(Op.19-2) ★
 「オーセの死」★
 「山の魔王の宮殿にて」★
ラグンヒル・ヘムシング(ヴァイオリン、ハルダンゲル・フィドル)
トロンハイム・ソロイスツ

2021年8月録音。

 ノルウェーのトルモ・ツヴェーテ・ヴィークが編曲したグリーグの「ペール・ギュント」。ノルウェーの民俗楽器ハルダンゲル・フィドルとヴァイオリンを自由にもちかえてのいわば「ペール・ギュント」コンチェルト。
 ハルダンゲル・フィドルの名手でもあるラグンヒル・ヘムシングがまさに縦横無尽、自由自在に「ペール・ギュント」の世界を疾駆します。
 ヴィークはヘムシングのアルバム「ロータ(BC 0301692)」でも素晴らしい編曲を披露していましたが、ここでもときに完全に原曲から離れるのですが、抜群のセンスでじわじわ原曲に戻ってにやりとさせられます。ノルウェーの民俗的な泥臭さと原曲の魅力と、新たな現代的感性が絶妙にミックスされたすばらしい編曲です。グリーグが聴いても絶対に怒らなかったと思います。
 「ペール・ギュント」愛、グリーグ愛、ノルウェー愛に満ちた充実の内容。


 おっと、動画見つけちゃいました!クールです。

https://youtu.be/v1io1Q3L3bU
https://youtu.be/sxdhGvFkspA

 



 こちらはヘムシングのインタビューや演奏シーンなど。
 ヘムシングはもっと怖い感じの人かと思ったら、育ちの良さと性格の良さが伝わってくるいい感じの人でした。
https://youtu.be/Wr3fphJfTxU



 センスのよい才能あふれる音楽人が集まるとこういう傑作が誕生するわけですね。
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BC 0302757
¥2700→\2490
ラグンヒル・ヘムシング
 ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、
 トヴェイト:ハルダンゲル・フィドル協奏曲第2番

  マックス・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調
  ヨハン・スヴェンセン (1840-1911)
   ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス 08:00
  シグル・リー[1871-1904]
   ヴァイオリンと管弦楽のための演奏会用小品「フルドラとエッラン」 09:04
  ゲイル・トヴェイト[1908-1981]
  ハルダンゲル・フィドル協奏曲第2番 Op.252「3つのフィヨルド」
ラグンヒル・ヘムシング
アイヴィン・オドラン指揮
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団

 上記「ペール・ギュント」でもヴァイオリンとハルダンゲル・フィドルの魅力を知らしめたラグンヒル・ヘムシングが、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番とトヴェイトのハルダンゲルフィドル協奏曲第2番などを録音。
 両曲はヘムシング得意の作品で、ヨーロッパ各地の実演で数多く演奏して高い評価を受けてきたものです。
 共演はヘムシングと気心知れたアイヴィン・オドラン指揮ベルゲン・フィル。

 




ラグンヒル・ヘムシング、旧譜から



 BC 0301692
\2700→\2490
ラグンヒル・ヘムシング
 ヴァイオリンとハルダンゲル・フィドルを弾きわけ

ロータ

 ヨハン・ハルヴォルセン(1864-1935)(T.T.ヴィーク編):
  パッサカリア ト短調(ヘンデルの組曲第7番 の第6曲パッサカリアによる)
 ハルヴォルセン:ノルウェー舞曲第2番(ヴァイオリンとピアノ版)/
 ハルヴォルセン(ヴィーク編):若い娘の歌
 グリーグ:ガヴォット(十字軍の戦士シグールより)/
 伝承:粉挽きの若者の結婚行進曲/
 グリーグ(ヴィーク編):抒情組曲Op.54より/
 伝承:Bjollelatten、Kjeringe i snodrevet/
 ハルヴォルセン:小品集Op.29より第3曲エレジー/
 グリーグ(ヴィーク編):抒情小品集第1巻Op.12より第6曲ノルウェーの旋律/
 オーレ・ブル(1810-1880):孤独の時に、夜想曲Op.2/
 ハルヴォルセン(ヴィーク編):ロシア貴族の入場/
 伝承:Gamal Bonde/
 ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):2つのスウェーデン民謡Op.27より第1曲すべて天空のもとに/
 ハルヴォルセン(ヴィーク編):ヘンデルの主題によるサラバンドと変奏
ラグンヒル・ヘムシング
 (Vln、ハルダンゲル・フィドル)
ベネディクト・クレックナー(Vc)
マリオ・ヘリング(pf)
 
 オスロの北に位置するヴァルドレス地方は、夏はハイキングとサイクリングと釣り、冬はクロスカントリーとさまざまなスポーツ活動の行われ、ノルウェー民謡の故郷としても知られます。
 ラグンヒル・ヘムシングは、このヴァルドレスに生まれました。
 5 歳からヴァイオリンを弾き、9 歳でオスロのバラット・デューエ音楽学校に入学。ベルゲン・フィルハーモニック、トロンハイム交響楽団、オスロ・フィルハーモニック、デンマーク国立交響楽団をはじめとするオーケストラと共演。2010 年にはノルウェー放送 (NRK) の企画したオーレ・ブルのドキュメンタリー番組の音楽を妹のエルビョルグ(1990-) とともに録音。
 今回のアルバムでラグンヒルはノルウェーの民俗フィドル、ハルダンゲル・フィドル(別称ハリングフェーレ)とヴァイオリンを弾きわけています





 



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PIANO CLASSICS



PCL 10232
¥2100→\1990
ガブリエル・デュポンが
 20代なかばで書いたピアノ曲集「病める時」

  デュポン:「病める時」
ジュゼッペ・タッコーニャ(pf)

 10代の頃から結核に侵され36歳で亡くなったフランスの作曲家、ガブリエル・デュポンが20代なかばで書いたピアノ曲集「病める時」は、病床から世界を見つめる人間の心情をピアノで描いた傑作。
 演奏のジュゼッペ・タッコーニャはリストやラフマニノフなどロマン派、後期ロマン派のレパートリーを得意とするイタリアのピアニスト。



 


PCL 10243
¥2100
ルーカス・ハイスマンが西村朗と高橋渓太郎のピアノ曲を演奏
 高橋渓太郎:風鈴、嶺谺、疾薫
 西村朗:星の鏡、ピアノのための「三つの幻影」
ルーカス・ハイスマン
イーフォ・デラーレ(pf)

 ベルギーの現代音楽系ピアニスト、ルーカス・ハイスマンが西村朗と高橋渓太郎のピアノ曲を、鮮烈なイメージと明るく突き刺さるようなハーモニーで演奏。
 西村朗は「星の鏡」、「三つの幻影」、「法悦の鐘」、高橋渓太郎は、「風鈴」と「嶺谺」、そして4手のための「疾薫」。

 
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


NORTHERN FLOWERS



NF/PMA 99154
¥2200
レニングラードの弦楽四重奏曲集 (Vol.2)
 ゲンナジー・バンシチコフ (1943-) : 弦楽四重奏曲 (1982) (*)
 リュツィアン・プリゴージン (1926-1994) :
  弦楽四重奏曲 第2番 (1983) (+)
 ベニアミン・バスネル (1925-1996) :
  弦楽四重奏曲 第4番 (1969) (#)
  弦楽四重奏曲 第5番 (1975) (**)
レニングラード・フィルハーモニー・カルテット
 (弦楽四重奏 (*/+))
タネーエフ・カルテット (弦楽四重奏 (#/**))

 録音 : 1970年(#)、1983年(*)、1984年(+/**)、カペラ・コンサート・ホール、レニングラード、ロシア、ソヴィエト

 ゲンナジー・バンシチコフはカザン (現タタールスタン共和国の首都) に生まれたロシアの作曲家。
 数多くのオペラ・声楽作品を書いていますが、弦楽四重奏曲は収録の1曲のみです。
 リュツィアン・プリゴージンはタシュケント (現ウズベキスタンの首都) に生まれたロシアの作曲家。
 ベニアミン・バスネルはショスタコーヴィチに師事したロシアの作曲家。
 




<国内盤> 


コウベレックス


KRS 5617/18
(2CD)
¥4400
「松田康子ピアノリサイタル2022 音の探検」
 J.ブラームス:ピアノのための6つの小品 作品118
 L.v.ベートーヴェン:6つのバガテル 作品126
 R.シューマン:クライスレリアーナ~ピアノのための幻想曲集 作品16
松田康子(ピアノ)

 松田康子渡独50年を迎え、待望の2022年のライヴ録音愛と優しさ、センスあふれるクライスレリアーナ!

 録音:2022年10月16日豊中市立文化芸術センター アクア文化ホール(豊中市)ライヴ録音、Disc1 :48分09秒 Disc 2: 39分46秒
 録音:コウベレックス/企画・製作:studio. marina

 長らく海外での演奏活動を経て、前回2017年に帰国コンサートを開催した際のライヴ録音CD(国内ファーストアルバム)は広く注目され、高く評価された。「(C.P.E.バッハ、ベートーヴェン、シューベルト)3世代にわたる音楽文化の継承の見本といっていいほど... 演奏ぶりもすこぶる流れが良くニュアンスも豊かで第一級の快さ。
 さすがに年季を入れたピアニストは違う」とレコード芸術誌で評され特選盤に選出された。
 今回のCDは2022年の豊中での演奏会のライヴで、楽器は1925年製ニューヨーク・スタインウェイ CD135を使用。
 ブラームスの「6つの小品」も「クライスレリアーナ」も潜在的な音の性格を丁寧に追求しつつ、全体はライヴならではの爽快な一期一会、最後まで一気に聴かずにいられない。
 ベートーヴェンの「6つのバガテル」では松田の音楽への愛着が伝わってくる。色鮮やかなアルバムを愉しむことができるであろう。

 松田康子 プロフィール
  京都生まれ。13歳で大阪フィルハーモニー交響楽団と共演。京都市立堀川高校音楽科から東京芸術大学、同大学大学院に学ぶ。
  伊奈和子、土肥みゆき、田村宏、永井進、園田高弘の各氏に師事。73年渡独。ミュンヘン音大でローズル・シュミットに師事。
  国家芸術家試験に最優秀賞で合格。78年ヴィットリオ・グイ室内音楽コンクール入賞。84年セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘンフィルに招かれラヴェル「ピアノ協奏曲」で共演、急激に活動を開始する。
  88年・90年・94年・96年ベルリン・フィルハーモニーホールでのモーツァルト・ピアノ協奏曲ツィクルス(コンラート・ラッテ指揮)。89年ザルツブルクのモーツァルト週間でレオポルト・ハーガー指揮ウィーンフィルと共演したのをはじめ各国で演奏旅行を行う。
  2001年にはミャンマー文化庁と日本大使館の招待を受け、首都ヤンゴンでリサイタルを開いた。ペーター・マーク、カール・エステルライヒャーなど、著名指揮者との共演も多い。リサイタルソリストとしてミュンヘンのヘラクレスザール、モスクワのスクリャービン博物館などに登場。
  室内楽にも積極的に取り組んでおり、バイエルン放送響コンサートマスターのフロリアン・ゾーンライトナー、州立歌劇場管弦楽団首席チェロ奏者ペーター・ヴェットケ、バイエルン放送響元首席フルーティストのアンドラーシュ・アドリアンらとしばしば舞台を共にしているほか、フランスのヴァイオリニスト、ピエール・オマージュと共演を重ねており、2006年8月にはルブリアーナ・フェスティバル(スロヴェニア)はじめ、フランスやスペインの音楽祭に招かれている。
  ブゾーニ、カサ・グランデ、ポルト、ポッツォーリ、サンレモ、アンドーラ、など室内楽コンクールの審査員も数多く務める。
  2005年10月から京都市立芸術大学助教授として活動。2009年再びドイツに戻り、ミュンヘン音楽大学教授として後進の指導にあたり退官後も音の探検を続け、2017年渡独45年を記念して伊丹アイフォニックホールにてのリサイタルをライヴ録音し、そのCDはレコード芸術特選盤となり話題になる。
 




<映像>

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ACCENTUS MUSIC(映像)



ACC 10583BD
(Blu-ray)
¥4700→\4290
ルツェルン音楽祭2022~ラフマニノフ/
 藤田真央&リッカルド・シャイー

  ラフマニノフ:
   ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18
   交響曲第2番ホ短調Op.27

  【アンコール(藤田真央)】
   バッハ(ラフマニノフ編曲):
    無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
     第3番 ホ長調 BWV1006より「ガヴォット」
藤田真央(ピアノ)
リッカルド・シャイー(指揮)
ルツェルン祝祭管弦楽団
KKC 9803
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥5000

ACC 20583DVD
(DVD)
¥3700→\3390
KKC 9804
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥4500

 注目盤。世界が注目するピアニスト藤田真央、情熱大陸が密着取材した2022年ルツェルン音楽祭デビュー・ライヴがブルーレイ&DVDで待望のリリース!

 映像監督:ウテ・フォイデル
 プロデューサー:ポール・スマチュニュイ
 収録:2022年8月13日、ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター、コンサート・ホール(ルツェルン音楽祭ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9、Full HD、音声:DTS HD MA5.1、PCM STEREO、BD25、リージョン:All、111' 03
 (DVD)画面:16:9、NTSC、音声:DTS 5.1、PCM STEREO、DVD9、リージョン:All、111' 03

 今、飛ぶ鳥を落とす勢いのピアニスト藤田真央。2022年ルツェルン音楽祭でのデビュー公演が遂に映像化!
 藤田真央にとって大きな飛躍を遂げた2022年のハイライトでもあったルツェルン音楽祭、そのデビュー公演とあってクラシックファンの注目を大いに集めていただけに見逃せないリリースとなります。
 さらに、現代の楽壇を代表する巨匠リッカルド・シャイーと、世界の名だたる名手達が集うヴィルトゥオーゾ・オーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団との共演とあってファン垂涎のコンサート映像です。
 
 藤田真央とリッカルド・シャイーは2022年3月に初共演、その後すぐにシャイーのオファーにより2022年8月ルツェルン音楽祭でのコンサートが実現。
 ルツェルン音楽祭は、1938年トスカニーニ指揮で始まり、2003年にクラウディオ・アバドがルツェルン祝祭管弦楽団を創設するなど、ヨーロッパ屈指の伝統と格式を誇る音楽祭。
 藤田真央は当時23歳の若きピアニストとして巨匠指揮者シャイーから大抜擢され、見事な演奏で聴衆を魅了、音楽祭の輝かしい歴史に新たな1ページを刻み込みました。

 演目は、2023年に生誕150年を迎えた作曲家ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。映画やドラマなどで多く使われており、クラシック音楽ファンだけではなく広く知られる名曲。
 ラフマニノフは、4つのピアノ協奏曲を作曲しましたが、この第2番は最も人気が高く演奏機会も多い作品です。重厚な第1楽章、甘く切ない美しい旋律が印象的な第2楽章、圧巻の盛り上がりをみせる第3楽章と聴きどころが満載。
 オーケストラの豊かな抒情性と重厚な響き、そして何と言っても藤田真央の自在な表現力そして煌めく音色は、ルツェルンの聴衆から熱狂的に受け入れられました。
 
 後半は同じくラフマニノフの交響曲第2番。濃厚な響きに甘美で切ないメロディーに彩られたラフマニノフらしい楽曲で、特に第3楽章のアダージョの旋律は白眉。
 シャイーは、最高レベルのテクニックをもつルツェルン祝祭管から余すところなく豊かな表現力を引き出し見事にまとめあげています。

 
 
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ACC 70570DVD
(4DVD)
¥9000→\8490
リッカルド・シャイー&ルツェルン祝祭管弦楽団~第一期
 両者の活動の第一期となる2016年~2019年の間に行われた
   ルツェルン音楽祭でのライヴ映像をまとめたDVDボックス
リッカルド・シャイー(指揮)
ルツェルン祝祭管弦楽団
 DVD1
  マーラー:交響曲第8番変ホ長調「千人の交響曲」
    リカルダ・メルベート(ソプラノ1/ 罪深き女)
    ユリアーネ・バンセ(ソプラノ2/ 贖罪の女)
    アンナ・ルチア・リヒター(ソプラノ3/ 栄光の聖母)
    サラ・ミンガルド(メゾ・ソプラノ/ サマリアの女)
    藤村実穂子(アルト/エジプトのマリア)
    アンドレアス・シャーガー(テノール/ マリア崇拝の博士)
    ペーター・マッティ(バリトン/ 法悦の神父)
    サミュエル・ユン(バス/瞑想の神父)
    バイエルン放送合唱団、ラトヴィア放送合唱団、
    オルフェオン・ドノスティアラ、テルツ少年合唱団
    収録:2016年8月12日&13日
     KKLコンサートホール、ルツェルン音楽祭2016(ライヴ)
    映像監督:ウテ・フォイデル
 DVD2
  メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」~演奏会用序曲Op.21 劇付随音楽Op.61より抜粋
  チャイコフスキー:マンフレッド交響曲Op.58
    収録:2017年8月、KKL コンサートホール、ルツェルン(ライヴ)
    映像監督:ミヒャエル・ベイヤー
 DVD3
  ラヴェル:
   優雅で感傷的なワルツ
   ラ・ヴァルス
    「ダフニスとクロエ」組曲 第1番 /「ダフニスとクロエ」組曲 第2番
   ボレロ
     収録:2018年8月、ルツェルン文化会議センター・コンサートホール、ライヴ
     映像監督:ウテ・フォイデル
 DVD4
  ラフマニノフ:
   ピアノ協奏曲 第3番 二短調 Op.30*
   エチュード「音の絵」 第2番 イ短調 Op.39-2(アンコール)*
   ヴォカリーズ(管弦楽版)
   交響曲 第3番 イ短調
     デニス・マツーエフ(ピアノ)*
     収録:2019年8月、ルツェルン音楽祭(ライヴ)
     映像監督:ウテ・フォイデル

 リッカルド・シャイー&ルツェルン祝祭管弦楽団、両者の華やかなスタートを彩ったライヴ映像集『The First Years』

 収録:2016年~2019年、ルツェルン音楽祭ライヴ
 画面:NTSC,16:9、音声:PCM STEREO,DD5.1,DTS5.1、リージョン:ALL、DVD9、字幕:独英仏韓日、390'13

 2016年よりルツェルン祝祭管の音楽監督に就任したリッカルド・シャイー。音楽監督就任コンサートのライヴ映像をはじめ、両者の活動の第一期となる2016年~2019年の間に行われたルツェルン音楽祭でのライヴ映像をまとめたDVDボックスがリリース。

 ルツェルン祝祭管は1938年に大指揮者トスカニーニのもとへ、名だたる演奏家たちが集まり結成されたスイス祝祭管弦楽団を前身とし、2003年故・クラウディオ・アバドとルツェルン音楽祭の芸術総監督ミヒャエル・ヘフリガーによりルツェルン音楽祭のレジデント・オーケストラとして創設されました。
 そして2014年のアバド逝去後は、アンドリス・ネルソンスやベルナルト・ハイティンクが登場していましたが、2016年からシャイーが正式にルツェルン祝祭管の音楽監督に就任。
 2017年10月には、ルツェルン祝祭管として11年ぶり、シャイー就任後初の来日公演を行い、大成功をおさめました。

 就任記念コンサートで演奏されたマーラー交響曲第8番。
 これはアバドが進めていたマーラー・チクルスのなかで、唯一演奏できなかった楽曲。このシャイーの就任コンサートをもってチクルスが完成しました。
 2017年来日公演直前のコンサートでは、メンデルスゾーンの「夏の夜の夢」、チャイコフスキーのマンフレッド交響曲といった劇文学を題材とした作品を取り上げ、オール・ラヴェル・プログラムを行った2018年、そしてデニス・マツーエフをソリストに迎えたオール・ラフマニノフ・プログラムの2019年と、両者の華やかなスタートを彩ったライヴ映像が収録されています。

 
 
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ACC 70569DVD
(4DVD)
¥9000→\8490

リッカルド・シャイー / コンサート、オペラ、ドキュメンタリー映像集

 ドキュメンタリー、コンサート、オペラの映像をまとめたDVDボックス
 DVD1
  【ドキュメンタリー】
   「音楽」~ 人生行路 / リッカルド・シャイー
     監督: パウル・スマチヌイ/制作:2013年4&5月
  【コンサート】
   グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
     ラルス・フォークト(ピアノ)
     リッカルド・シャイー(指揮)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
     収録:2013年2月、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス(ライヴ)

 DVD2
  メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
  ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
  (アンコール)J.S.バッハ:パルティータ第1番~サラバンド、パルティータ第2番~サラバンド
    ニコライ・ズナイダー(ヴァイオリン)
    ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 リッカルド・シャイー(指揮)
    収録:2012年9月、2014年10月、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス(ライヴ)

 DVD3
  プッチーニ:歌劇《ボエーム》+ 特典映像 メイキング
    ガル・ジェイムズ(ソプラノ/ミミ)
    アキレス・マチャド(テノール/ロドルフォ)
    マッシモ・カヴァッレッティ(バリトン/マルチェッロ)
    カルメン・ロメウ(メゾソプラノ/ムゼッタ)
    ジャンルカ・ブラット(バス/コッリーネ)
    マッティア・オリヴィエーリ(バリトン/ショナール)
    マッテオ・ペイローネ(バス/ベノワ)、ほか
    リッカルド・シャイー(指)バレンシア州立管弦楽団, バレンシア自治州合唱団
    演出: ダヴィデ・リヴェルモーレ
    収録:2012年12月12、15日、ソフィア王妃芸術宮殿(ライヴ)

 DVD4
  ラヴェル:
   優雅で感傷的なワルツ / ラ・ヴァルス /
   「ダフニスとクロエ」組曲 第1番 / 「ダフニスとクロエ」組曲 第2番 / ボレロ
     リッカルド・シャイー(指揮)ルツェルン祝祭管弦楽団
     収録:2018年8月、ルツェルン文化会議センター・コンサートホール、ライヴ

 祝・70歳。リッカルド・シャイーの多彩な音楽活動を網羅した充実の映像集!

 画面:NTSC,16:9、音声:PCM STEREO,DD5.1,DTS5.1、リージョン:ALL、DVD9、字幕:独英伊仏韓日、399'09

 2023年に70歳を迎えたリッカルド・シャイー(1953年2月20日ミラノ生まれ)。
 それを記念してACCENTUS MUSIC は、シャイーの幅広い活動を示すかのような、ドキュメンタリー、コンサート、オペラの映像をまとめたDVDボックスをリリスします。
 リッカルド・シャイーは、作曲家のルチアーノ・シャイーを父親にもち、14歳で指揮者デビュー、19歳で《ウェルテル》を指揮、オペラ指揮者としてもデビューを飾る。
 そして1974年にはシカゴで《蝶々夫人》を指揮し、米デビューを果たし、その後は順調に欧米の主要歌劇場で成功を収め、1984年にはザルツブルク音楽祭のオープニングに登場。一方、ベルリン放送響の首席指揮者(1982~88)を皮切りに、ロイヤル・コンセルトヘボウ管の常任指揮者(1988~2004)、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響の音楽監督(1999~2005/現在は桂冠指揮者)に就任。
 そしてライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第19代カペルマイスターを務め(2005~16)、現在はルツェルン祝祭管弦楽団の音楽監督(2016~)、ミラノ・スカラ座の音楽監督(2017~)を務め、オペラ、コンサートともに常に第一線で活躍しています。

 本ボックスに収録されているのは、シャイーの指揮者生活、プライベートを収録したドキュメンタリー映像や、故・ラルス・フォークト、ニコライ・ズナイダーといった一流のソリストたちとの協奏曲、実力派歌手が集結したヴァレンシアでの《ボエーム》の上演。
 2018年のルツェルン音楽祭でのオール・ラヴェル・プログラムなど、シャイーの多彩な音楽活動を網羅した充実の映像集です。

 
 















3/28(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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APARTE



AP 298
¥2900→\2690
ルセ&レ・タラン・リリク
驚くべきフランス・バロック、ロワイエのオーケストラ曲集
 ~劇音楽の管弦楽組曲

 ジョゼフ・ニコラ・パンクラス・ロワイエ:
  (1)愛の力(全15曲)
  (2)ザイード、グラナダの女王(全14曲)
  (3)アルマシス(全6曲)
  (4)ピリュス(全4曲)
  (5)ザイード、グラナダの女王(異稿2曲)
クリストフ・ルセ(指揮)
レ・タラン・リリク

 ルセの真骨頂!レ・タラン・リリクを率いてロワイエのオーケストラ曲に挑戦!

 録音:2021年12月14-16日/ノートルダム大聖堂/ディジパック仕様、81'00"

 クリストフ・ルセのロワイエ、といえば当然クラヴサン曲と思いますが、今回の新譜は何とオーケストラ曲集。
 手兵レ・タラン・リリクを指揮しての劇音楽中の組曲で、「ピリュス」以外は世界初録音という興味津々のアルバムです。

 ルセが1993年にオワゾリールからリリースしたロワイエのクラヴサン曲集のディスクは名盤として高く評価され、2009年にもambroisie レーベルから新録音を出し注目されました。
 チェンバロ曲は知られてはいるもののオーケストラは珍しく、ロワイエの新しい面の再発見につながると申せましょう。

 劇音楽のオーケストラ・ナンバーゆえ各種舞曲や行進曲、エールなどですが、ロワイエの叙情性と洗練に対する感覚が光ります。
 チェンバロ曲として有名な「スキタイ人の行進曲」の原曲「ザイード」の「トルコ人のためのロンドーによるエール」もルセの指揮で聴くことができるのは理想的。
 ロワイエのオーケストラ曲にみられるチェンバロ的書法をはじめ、ルセほど適任は考えられぬ感性と解釈になっています。

 いずれの曲も魅力的で聴きごたえ満点。ルセの指揮とレ・タラン・リリクもロワイエの個性とドラマ感覚を驚くべき深みと安定感で再現し、彼のオーケストラ曲の魅力を再認識させてくれます。




パンクラス・ロワイエ「スキタイ人の行進」といえばこのアルバム
しかしすでに廃盤、海外の僅少在庫限り


PARADIZO
PA 0007
\3000
在庫僅少
A French Collection~フレンチ・コレクション
 ルイ・マルシャン:
  プレリュード(Livre1)、シャコンヌ(LivreI)
 ジャック・デュフリ:
  ラ・ドゥ・ベロンブル(LivreⅢ)、愛(LivreⅢ)、
  ラ・フェリックス(LivreⅡ)、ロンドー(LivreⅠ)、
  シャコンヌ(LivreⅢ)、ロンドー(LivreⅣ)
 A.L.クープラン:ロンドー(1751)
 クロード・バニニュ・バルバストル:
  ジーグ、ラ・スザンヌ、エリクール、ラ・デュ・カーズ
 ミシェル・コレット:エトワール
 パンクラス・ロワイエ:
  アルマンド(LivreⅠ)、スキタイ人の行進(LivreⅠ)
スキップ・センペ(チェンバロ)

 センペのチェンバロの魅力はじゃらんじゃらんとゴージャスな音、そして鮮烈なリズム感、ものすごい推進感。チェンバロという楽器をここまで鳴らせる奏者はなかなかありません。このディスクの最後のトラックに収められている「スキタイ人の行進」(トラック17)ではまさにゴージャス・センペ節が爆発します。もちろん、静かでゆったりとした作品では、ため息が出るようなセンシティブな歌を聴かせてくれます。フランス・バロックの熱くゴージャスな世界を心行くまで堪能できる、素晴らしいディスクです。
 録音:2006年

 フランス・バロックの鍵盤楽器作品は、流麗に流れすぎて店主のようにガツガツした貧乏根性の人間にはどうも上品過ぎる。
 なのであまり好き好んで聴かない。
 で、今回のセンペのPARADIZO新譜。前作のラモーの続きか、またもやフランス・バロック一色できた。ラモーは悪くはなかったが、今言ったように店主のような男には上品過ぎた。

 ということで今回の「フレンチ・コレクション」というアルバムにもそれほど過大な期待はかけていなかった。
 ところが始まるや、なんとも情熱的な音楽があふれ出した。
 魅力的なのはデュフリ(1715年 - 1789年)の作品。ヴェルサイユ宮廷クラヴサン楽派の最後の巨匠といわれている人だが、革命前夜のヴェルサイユ宮殿は仕事探し中のモーツァルトにさえ「あんなとこ行くかい」と言われるほど落ち目だったはずだが、そうは言ってもこういう粋で洒脱な音楽家がたくさん生き残っていたのだ。
 その後は穏健な作品がいくつか並ぶが、ふと気づくとまた素敵な曲が流れてくる。クロード・バニニュ・バルバストル(1724年 - 1799年)の作品もそう。非常にアグレッシヴで情熱的。上品なだけと思っていたフランス・バロックの鍵盤音楽のイメージをガラリと変えてくれる。
 しかしそれらは序章に過ぎなかった。とてつもない曲が最後に待っていたのである。

 パンクラス・ロワイエの「スキタイ人の行進」。


 後でわかったが、知る人ぞ知る名曲らしい。実際名曲。まったくもって名曲。とんでもない名曲。あまたあるバロックの鍵盤音楽の中でも、間違いなくそのカッコよさでいったらトップ・クラスの名曲。バッハの「イタリア協奏曲」と比べても全然見劣りしない。いやもっともっと過激。いきなり始まった瞬間からその壮絶な雰囲気に身を乗り出して聴いてしまうこと間違いなし。しかもその最初の勢いだけで終わらず、途中からフランス風のかっこいい展開になる。これがまたしびれる。センペも水を得た魚のように、嬉々と弾きまくっている。こんな名曲を与えられたらそりゃあチャンバロ奏者として身震いするだろう。
 パンクラス・ロワイエは1705年トリノ生まれで、20歳のときにフランスに移りルイ15世の子供の音楽教師となり、そこから這い上がって晩年には王室音楽監督、王立歌劇場管弦楽団の監督に任命されたという。すでにフランス王国自体は斜陽の兆しを見せ始めている時代だが、ロワイエの音楽はまさしく彼が生まれ育ったイタリアの太陽の光のようにまぶしく熱く劇的。フランス・バロックの鍵盤音楽は上品に過ぎる、なんて今後二度と口にしません。
 それにしてもこんなすごい曲がまだまだあるのだなあ・・・。食わず嫌いはいかんね。もしよかったらだまされたと思って聴いてみて。

 
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AP 312
¥2900→\2690
イル・ポモ・ドーロ合唱団のジェズアルド
 ジェズアルド:サクレ・カンティオーネス

 (1)幸いなるかな天の女王/(2)エルサレムよ、あなたの光が/
 (3)幸いあれ、いと優しきマリアよ/
 (4)主よ、御身のあわれみと慈悲を思い起こしたまえ/
 (5)あなたを讃美させてください/
 (6)主よ、聖霊が/(7)主よ、わたしの嘆きに/
 (8)主よ、なんと悲しいことか/(9)わたしは嘆き疲れ/
 (10)私は日々罪を犯し /(11)おお、この道を行ったすべての人よ/
 (12)神よ、聞き給え/(13)けがれなきマリアと/
 (14)ああ 祝福された十字架よ/(15)あなたの慈しみを/
 (16)神は避けどころ/(17)われ、苦悩と悲しみにあいたり/
 (18)あなたのみ顔を輝かせてください/(19)恩寵の母マリア
ジュゼッペ・マレット(指揮)
イル・ポモ・ドーロ合唱団

 イル・ポモ・ドーロがルネサンスの前衛作曲家ジェズアルドに挑戦!

 録音:2021年5月19-23日/聖ロッコとセバスティアーノ同胞団(クミアーナ、イタリア)/ディジパック仕様、65'00"

 近年古楽界で最も注目される団体のひとつイル・ポモ・ドーロ。この合唱団がルネサンス異端の作曲家ジェズアルドの「サクレ・カンティオーネス」に挑戦しました。
 カルロ・ジェズアルド(1566-1613) はナポリの貴族の家に生まれ、作曲家としてマドリガーレや宗教曲を作りましたが、極端な半音階や不協和音などほとんど現代音楽ばりの作風を示すなど激しい気性を反映させていました。

 ストラヴィンスキーが絶賛し、20世紀作曲家たちを驚させた彼の代表作をテノール歌手としても有名なジュゼッペ・マレット指揮のイル・ポモ・ドーロがフレッシュに再現。
 演奏が非常に難しいことでも知られますが、彼らは正確なうえ激烈な表現も驚きで、420年を経てジェズアルドが思い描いていた音世界が完璧に実現しました。
 超注目のアルバムです。
 




AUSTRIAN GRAMOPHONE



AG0028
¥2700
ミハウ・ブチコフスキ(ヴァイオリン)
ルクー、フランク、デュプレ:
 ヴァイオリンとピアノのための作品集

  ギヨーム・ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
  セザール・フランク:メランコリー
  マルセル・デュプレ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.5*
 *世界初録音
ミハウ・ブチコフスキ(ヴァイオリン)
アンドルー・ライト(ピアノ)

 多方面で活躍を見せる今注目のヴァイオリニスト、ミハウ・ブチコフスキの魅力が詰まった、19世紀末~20世紀初頭のフランスを象徴するヴァイオリンとピアノのための3つの作品集。
 美しいメロディとノスタルジックな性格を持つセザール・フランクの短い作品「メランコリー」を軸に、フランク最後の弟子として将来を嘱望されていながらも24歳の若さで夭折した作曲家、ギヨーム・ルクーのソナタ、フランクの弟子であるルイ・ヴィエルヌに師事したマルセル・デュプレのソナタという、フランクの遺伝子を継いだ3世代にわたる作品で構成したプログラムになっています。
 デュプレのソナタはこれが世界初録音です。

 グダニスク・スタニスワフ・モニューシュコ音楽アカデミーでヴァイオリンを学んだブチコフスキは、ベルギー政府およびポーランド文化・国家遺産省から名誉ある奨学金を授与されており、ヨーロッパやオーストラリア、アフリカなどで演奏活動を行っています。
 バッハから現代音楽まで幅広いレパートリーを弾きこなしますが、中でも室内楽は彼のキャリアにおいて特別な位置を占めています。

 ※録音:2022年7月11日-15日、ステッペンウルフ・スタジオ(オランダ)
 



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AVIE



AV2562
(7CD)
特別価格
¥12000
クリストファー・タイラー・ニッケル新作、
 CD7枚組、計約7時間の大作オラトリオ「マルコ福音書」!

  C.T.ニッケル:
   オラトリオ《マルコによる福音書》(GATM)
クライド・ミッチェル(指揮)
バンクーバー・コンテンポラリー・オーケストラ
キャサリン・レディング(ソプラノ)
ファビアナ・カッツ(メゾ・ソプラノ)
カーマン・J.プライス(テノール)
スティーヴン・ベランガー(バリトン)

 カナダの人気作曲家、クリストファー・タイラー・ニッケルの超大作!

 ☆英語聖書の「マルコ福音書」"全文"を舞台にした約7時間に及ぶオラトリオ!

 カナダの人気現代作曲家、クリストファー・タイラー・ニッケル(b.1978)による超大作、オラトリオ「マルコによる福音書(The Gospel According to Mark / GATM)」!
 1月~3月にかけて配信限定で3つの抜粋盤がリリースされていましたが、ついにCD7枚組の全曲セットが発売となりました。
 
 テキストには伝統的なラテン語やドイツ語ではなく、英語プロテスタントのテキストが選択され、欽定訳聖書(King James bible)の「マルコによる福音書」第1章~第16章全文(!)を用いているという規格外のオラトリオ。
 室内楽サイズの弦楽オーケストラに2本のホルン、オーボエ(オーボエ・ダモーレ)、コール・アングレ(バス・オーボエ)を加えた編成に、ソプラノ、アルト(メゾ・ソプラノ)、テノール、バス(バリトン)の独唱で構成され、他のオラトリオとは異なり、歌手は特定の人物を表すのではなく、語り手と合唱を兼ねています。全部で約7時間に及ぶという超大作のオラトリオで、平和と動乱、闇と光のコントラストを通してリスナーを福音書の旅に誘います。

 クリストファー・タイラー・ニッケル(1978-)はコンサートホール用の作品だけでなく、映画、テレビ、劇場のための音楽も得意とするカナダの作曲家。
 代表作には、各種オーボエ&オーボエ・ダモーレのための作品(無伴奏、ソナタ、室内楽、協奏曲)やクライド・ミッチェルが指揮した交響曲第2番、ノースイースタン・ペンシルヴェニア・フィルハーモニックが4万人の聴衆を集めた「自由のためのファンファーレ」、演劇ではジュール・ヴェルヌの「海底二万里」を題材にしたミュージカルやCatchingART Contemporary Balletのためのバレエ音楽、バンクーバーのシェイクスピア・フェスティヴァル「Bard on the Beach」の音楽などがあり、イギリスのAvieレーベルから、オーボエ協奏曲集(AV2433)、交響曲第2番(AV2456)、オーボエのためのソナタ&室内楽作品集(AV2558)などがリリースされています。
 これまで、SOCAN(カナダ作曲家・著者・音楽出版社協会)賞4回、パークシティ映画音楽祭2004年金賞、レオ賞(カナダ、ブリティッシュコロンビア州の映画・テレビ業界向けの賞)2回(ノミネート14回)、西カナダ音楽賞ノミネートなどの栄誉に輝いています。

 カナダ=アメリカの指揮者クライド・ミッチェルは、コロンビア交響楽団(コロンビア共和国の首都ボゴタ)とツーソン交響楽団(米アリゾナ州)で首席ホルン奏者を務めた後、シャルル・デュトワが指揮する名門モントリオール交響楽団で副首席ホルン奏者も経験。
 モントリオール大学で教鞭を執り、バンクーバー交響楽団のレジデント兼アソシエイト・コンダクターの役職を9年間務めた後、自身でライオンズ・ゲート・シンフォニア(バンクーバーのプロ・オケ)を創設し、クリストファー・タイラー・ニッケルの交響曲第2番などを初演しています。

 ※録音:2019年6月~7月、バンクーバー(カナダ)



こんなのもあります
クリストファー・タイラー・ニッケル
53分に及ぶ単一楽章の「交響曲第2番」!
 AV2456
\2600
クリストファー・タイラー・ニッケル!
 53分に及ぶ単一楽章の「交響曲第2番」!

  クリストファー・タイラー・ニッケル(1978-):
   交響曲第2番 (2016/2018)
    ※世界初録音
クライド・ミッチェル(指揮)
ノースウエスト・シンフォニア

 ☆クリストファー・タイラー・ニッケル第2弾!
 ☆53分に及ぶ単一楽章の「交響曲第2番」!

 オーボエ協奏曲集(AV2433)に続く、Avieからリリースされるクリストファー・タイラー・ニッケルの録音プロジェクト第2弾。

 クリストファー・タイラー・ニッケル(1978-)はコンサートホール用の作品だけでなく、映画、テレビ、劇場のための音楽も得意とするカナダの現代作曲家。
 2016年作曲、2018年改訂の交響曲第2番は53分に及ぶ長さの単一楽章で書かれた、広大で深みのある感動的な作品。
 作曲家自身はこの交響曲について「邪魔でありながらも誘惑するアイディアの間にある鏡で構成されている」「それぞれがお互いに向き合うときに摩擦と不協和音が生じる」「絶妙に魅力的なものとグロテスクなものが同時に存在している」等と説明しています。

 ※録音:2019年11月5日、バスティア大学聖トーマス礼拝堂(アメリカ、ケンモア)

  

 
 

AV2602
¥2600
ラヴ&ライト
 ジェイムズ・マクミラン(b.1959):Os Mutorum
 ガブリエル・ジャクソン(b.1962):Ubi Flumen Praesulis
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179)):
  O Virtus Sapientiae
 カイル・スミス(b.1956):Monstra Te Esse Matrem
 スンジ・ホン(b.1973):ルクス・エテルナ
 作者不詳:オー・マリア, ステラ・マリス
 作者不詳
  (14世紀イングランド/トランスレーション:E.H.サンダーズ):
   Salve Virgo Virginum
 インチコルム典礼書(Inchcolm Antiphoner)(c.1340, Scotland):
  O Columba
 アンドルー・スミス(b.1961):
  アエ・レジナ・チェロルム、アヴェ・マリア、レジナ・チェリ
 カイル・スミス:詩篇
 ケニオン・ダンカン(b.1996):chorea lucis
アイシング・シリコン・ヴァリー(合唱)
ジェンナー・デルプ・サマーズ(指揮)
シェリル・アン・フルトン(ハープ)
エステリ・ゴメス(ソプラノ)

 合唱を通じて若い女性の人生を変えるというビジョンを掲げ2013年に設立されたアメリカのベイエリアを拠点とする少女合唱団「アイシング・シリコン・ヴァリー(シリコンバレー)(iSing Silicon Valley)」。
 「ラヴ&ライト」は、同合唱団の創設10周年を記念してリリースされるアルバムで、ビンゲンからマクミランまでの多様な宗教音楽、韓国のソンジ・ホンの新作、多分野で活躍する作曲家ケニオン・ダンカンの作品などを収録。
 パンデミックの暗闇から愛と光を見出すため、古今東西の聖なる音楽、越境と癒しの音楽の輝かしいサウンドでレコーディングに臨みました。
 名ハープ奏者シェリル・フルトン、グラミー賞受賞歌手エステリ・ゴメスとコラボレーションしています。

 ※録音:2022年5月&6月、カリフォルニア
 




KAIROS



P0022003KAI
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
マチェラル&WDR交響楽団!リザ・リムの新作を披露!
 リザ・リム(b.1966):
  受胎告知の三連祭壇画(2019-22)
ケルンWDR交響楽団
クリスティアン・マチェラル(指揮)
エミリー・ヒンドリックス(ソプラノ)
0022003KAI
¥2700

 マチェラル&WDR交響楽団!大注目の現代作曲家、リザ・リムの新作を披露!

 ☆ケルンWDR交響楽団&首席指揮者クリスティアン・マチェラル!
 ☆現代音楽界大注目の作曲家、リザ・リムの管弦楽作品「受胎告知の三連祭壇画」!

 日本人ヴァイオリニスト、荻原尚子がコンサートミストレスを務めていることから日本での注目度も高い名門オーケストラの一つ、ケルンWDR交響楽団。
 首席指揮者の任期を2025年まで延長した若きマエストロ、クリスティアン・マチェラルと共に今回取り上げるのは、メルボルン在住の作曲家、リザ・リムの新たな管弦楽作品「受胎告知の三連祭壇画」。
 リザ・リムは1966年オーストラリアのパース出身で、現代音楽界で最も注目されている女性作曲家の一人です。
 ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団やバイエルン放送交響楽団、アンサンブル・アンテルコンタンポランといった世界的なオーケストラやアンサンブルから委嘱を受けて作品を発表しており、各地の主要な音楽祭に出演し多くの賞を受賞しています。
 3つの楽章で構成され、それぞれ古代ギリシアの詩人サッポー、聖母マリア、ムハンマドの娘ファーティマという3人の女性を扱った本作「受胎告知の三連祭壇画」もケルンWDR交響楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、バイエルン放送交響楽団による共同委嘱によって制作されました。
 初演はこのディスクと同じアーティストで行われ、録音は初演の直後にケルン・フィルハーモニーで行われたものです。

 ※録音:2022年4月29日-30日、ケルン・フィルハーモニー(ドイツ)
 



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KLANGLOGO



PKL1521
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143

クレア・フアンチ(ピアノ)
ベートーヴェン・レアリティーズ

 ベートーヴェン:
  ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.61a
  騎士バレエのための音楽 WoO.1
  ウェリントンの勝利(戦争交響曲)Op.91

クレア・フアンチ(ピアノ)
ハワード・グリフィス(指揮)
ブランデンブルク州立フランクフルト管弦楽団
KL1521
¥2700→\2490

 ヴァイオリン協奏曲のピアノ版をはじめとしたベートーヴェンのレア・レパートリー集!

 ☆ハワード・グリフィスが振るベートーヴェンのレア・レパートリー集!
 ☆クレア・フアンチの独奏で聴く、ベートーヴェン自身の編曲によるヴァイオリン協奏曲のピアノ版!

 ハワード・グリフィス&ブランデンブルク州立フランクフルト管弦楽団によるベートーヴェンの比較的珍しいレパートリーを集めたアルバム。
 注目すべきはクレア・フアンチが独奏を務める「ピアノ協奏曲 ニ長調 Op.61a」でしょう。原曲はよく知られているヴァイオリン協奏曲で、クレメンティの勧めによってベートーヴェン自身の手でピアノ協奏曲に編曲された"6番目のピアノ協奏曲"です。
 ヴァイオリン協奏曲のときには書かれなかったカデンツァが書かれており、特に第1楽章ではティンパニを伴った大規模なカデンツァが用意されています。
 このカデンツァはヴァイオリン協奏曲に転用されることは多いものの、ピアノ協奏曲としての録音はあまり多くなく貴重なものと言えるでしょう。
 「騎士バレエのための音楽」はベートーヴェンが20歳の頃に書かれた1分前後の小曲集で、明るい曲調の作品が並べられています。
 アルバムを締めくくるのは「ウェリントンの勝利」。戦争交響曲とも呼ばれるこの作品はイギリス軍がフランス軍に勝利したビトリアの戦いを題材に書かれ、ベートーヴェンが書いた管弦楽作品の中では最大の編成を誇っています。

 クレア・フアンチは中国出身の両親の下ニューヨークに生まれたピアニスト。
 ピアノを習い始めたのは7歳と比較的遅かったもののすぐさま才能を発揮し、9歳で早くもカーネギー・ホール・デビュー、10歳の時にはホワイトハウスで演奏し、神童として注目を浴びます。
 カーティス音楽院でエレノア・ソコロフ氏とゲイリー・グラフマン氏に師事。16歳で参加し人生の転機になったという浜松国際ピアノコンクールでアリエ・ヴァルディ氏に出会い、翌年にはヴァルディ氏に師事するためにハノーファー音楽演劇大学へ入学。2011年のARDミュンヘン国際音楽コンクールに最年少で出場し第2位を獲得すると、2018年のゲザ・アンダ・コンクールでは優勝を果たし、他にも多くのコンクールで好成績を残しています。
 現在はヴァルディ氏のアシスタントを務める傍ら、ドイツやアメリカを中心に、コンサートやレコーディングを精力的に行っています。

 ※録音:2017年8月21日-23日、コンサートホール・"カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ"・フランクフルト(オーダー、ドイツ)





 クレア・ファンチは1990年生まれのアメリカ人ピアニスト。
 美貌と実力を兼ね備えた稀有なるピアニストとして数年前けっこう騒がれた。一昨年の来日コンサートはコロナのために中止になったが、昨年の春も来日したはずである。


 幼い頃から神童との評判で、10歳のときには当時のビル・クリントン大統領のために演奏をしたという。
 フィラデルフィアのカーティス音楽院でエレノア・ソコロフとゲリー・グラフマンに師事し、2007年からは、ハノーバー音楽大学にてアリー・ヴァルディに学んでいる。
 16歳で浜松国際ピアノコンクールに参加し、奨励賞を受賞したことを覚えている方もいるかもしれない。
 そして2011年、21歳の時には、世界最難関コンクールであるミュンヘン国際音楽コンクールに最年少で出場し、みごと第2位を獲得したことで大いに騒がれた。そしてさらに2018年第14回ゲザ・アンダ国際ピアノコンクールでも優勝。2009年、ドイツ・ダルムシュタットのショパン国際コンクール優勝、2010年、アメリカ・マイアミのショパン国際コンクール優勝と特別賞を受賞している。

 クレア・ファンチ、ただのカワイ子ちゃんではないのである。

ショパン協会提供、バラードの1番。
https://youtu.be/xziZgGfZk7g

「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」、
https://youtu.be/4BFVAID5NcM

  


 




NEOS

NEOS12226
¥2700
言葉とは何か、歌とは何か What of words and what of song
 レベッカ・サンダース: O(2017)* 、O Yes & I(2018)*
 エンノ・ポッペ:Wespe(2005)
 ベアート・フラー:
  Spazio Immergente I(2015)*、Lotofagos(2006)
 ハヤ・チェルノヴィン:Adiantum Capillus-Veneris I(2015)
 *世界初録音
ジュリエット・フレイザー(ソプラノ)
ミカエル・ルドルフソン(トロンボーン)
ヘレン・ブレッドソー(バスフルート)
ウリ・フッセネッガー(コントラバス)

 1950~60年代生まれの作曲家たちによる、声楽作品集!

 レベッカ・サンダースやエンノ・ポッペ、ベアート・フラーなど、ヨーロッパで様々な美学が認められるようになった1950年~60年代生まれの作曲家たちによる声楽作品集。
 彼らはそれぞれ異なる方法で、言語やその意味を解体すること、また人の声を楽器として扱い、そこに自然な抒情性を調和させることに成功しています。
 本作における「声」はルネサンスのポリフォニーの響きを届けたり、異世界的な音で未来を導いたり、耳元でささやく親密さを呼び起こしたり、情熱的なベル・カントの叫びを届けたりと、多様な表現を見せます。
 複雑な現代音楽を得意とするソプラノ歌手、ジュリエット・フレイザーの歌唱にもご注目ください。
 
 
NEOS12318
¥2700
エルンスト・ヘルムート・フランマー:声楽作品集
 Spaziofonia – Polimorfia II(2018/22)~
  4チャンネルテープのための
 Homs, gegen das Vergessen ... Paris, aus einem Totenhaus ...
  Unterwerfung ...?(2018)~バリトン独唱のための
 Nach vorn ...
  4, spatial a l'evocation infini et echappee(2016)~
   バスとテープのための
 Almeria, tu terra quemada
  (Almeria, deine verbrannte Erde)(1985/87)~
   パーカッションとエレクトロニクスを伴う3人の歌手のための
 全曲世界初録音
ヴォクスノヴァ・イタリア
 〔アンナ・クレメンティ(ソプラノ)、
  サンドラ・ナーリア(テノール)、
  ニコラス・イシャーウッド(バス)〕

 ドイツ・ハイルブロン出身の現代音楽作曲家、エルンスト・ヘルムート・フランマー(1949-)の声楽作品集。
 フランマーは1969年から1972年まで数学と物理学を、1973年以降は音楽学、美術史、哲学を学び、ルイジ・ノーノとハンス・ウェルナー・ヘンツェに関する論文で博士号を取得しています。
 1976年以降はクラウス・フーバー、ブライアン・ファーニホウ、パウル=ハインツ・ディートリヒのもとで作曲を学び、ニューミュージックに関する記事を定期的に発表、書籍の企画も行っています。
 フランマーの声楽作品では、本作にも参加している偉大な声楽家ニコラス・イシャーウッドが重要なインスピレーション源になっているとのことです。
 




RUBICON



RCD1109
(2CD)
特別価格
¥3600
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
 モーツァルト:
  ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K466
  ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K467
  ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K488
  ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K595
エリーザベト・ソンバール(ピアノ)
ピエール・ヴァレー(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

 エリーザベト・ソンバール、晩年のモーツァルト:ピアノ協奏曲集!

 ☆これまでも名演を繰り広げてきたソンバール&ヴァレー&ロイヤル・フィル!
 ☆性格の違うピアノ協奏曲を見事に弾き分けています!

 モーツァルトのピアノ協奏曲集の中でも、それぞれが性格の違う四曲を収録しました。
 作曲時期はモーツァルトの晩年にあたる1785年から1791年にかけてのもので、第20番はその情熱的な曲調から当時の聴衆を震撼させたといいます。
 一方で、第21番は晴れやかで楽観主義に満ちており、第23番は温かみのある満足感に包まれていて特にアダージョは心に響くものがあります。
 そして1791年に作曲された第27番は、モーツァルト自身が人生の終わりを感じていたかのような深い悲しみに満ちた作品です。
 そのような印象的な四曲をエリーザベト・ソンバール(エリザベス・ソンバート)は見事に表現しています。

 エリーザベト・ソンバールは、1988年にクラシック音楽を多様な聴衆と共有するため「レゾナンス財団」を立ち上げ、現在は世界7カ国の病院、孤児院、刑務所など様々な場所で年間500を超えるコンサートを行っており、それらの功績が認められ2006年にはフランスの国家功労勲章を、2008年には芸術文化勲章を受賞しています。
 ロイヤル・フィルとも強固な関係を築いており、Signum Classicsからピエール・ヴァレーの指揮の下、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集(SIGCD657)をリリースするなど、その信頼関係から生み出される演奏は高い評価を受けています。
 




SIGNUM



PSIGCD757
(国内仕様盤・日本語解説付)
¥3143
ミュージック・トゥ・ヒアー...
 フェッラボスコ:1609年からのリラ・ヴィオールのための音楽

  アルフォンソ・フェッラボスコ2世(1575-1628):
   「1,2&3本のリラ・ヴィオールのためのレッスン集」より
    〔プレリュード2(P.34)/アルメイン-コラント(P.17)/
     ガリアード-コラント(P.25)/アルメイン-コラント(P.31)*/
     ガリアード-コラント(P.30)*/プレリュード3(P.35)/
     アルメイン-コラント(P.1)/ガリアード-コラント(P.2)/
     アルメイン-コラント(P.3)/プレリュード1(P.34)/
     ガリアード-コラント(P.11)/
     アルメイン-コラント(P.12)/パヴァン-コラント(P.14)〕
リチャード・ブースビー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
森川麻子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)*
SIGCD757
¥2500

 ☆英国古楽界を牽引するヴィオラ・ダ・ガンバの名手、リチャード・ブースビー!
 ☆フレットワークのメンバーである森川麻子を迎え、フェッラボスコのリラ・ヴィオールのための音楽を探求!

 ニコラウス・アーノンクールとチャールズ・メドラムに学び、パーセル・クヮルテット、フレットワークの創設メンバーとして英国古楽界を牽引し、ロンドンの王立音楽カレッジでヴィオラ・ダ・ガンバを教える名手、リチャード・ブースビー。フレットワークのメンバーである森川麻子を迎え、作曲家、ヴィオール奏者として活躍したフェッラボスコ2世のリラ・ヴィオール(17世紀にイギリスで人気の高かったヴィオラ・ダ・ガンバの一種)のための音楽を探求します。

 アルフォンソ・フェッラボスコ2世(父親は同姓同名の作曲家、アルフォンソ・フェッラボスコ1世)は、エリザベス1世からチャールズ1世の治世にかけ、英国王室のヴィオール奏者として務めるなど、当時のイギリスにおいて最も成功を収めた作曲家の一人です。
 フェッラボスコは、劇作家ベン・ジョンソンの舞台作品の音楽、多くの詩人の詩を用いた歌曲や、ヴィオールのための多くの作品を残し、当時のイギリスで大きく花開いたヴィオール・コンソートの発展に貢献しました。

 本アルバムでは、フェッラボスコによるソロとデュオのリラ・ヴィオールのための作品を取り上げ、発見されていない最後の宝石のようなこの素晴らしい音楽をリチャード・ブースビーの類まれなテクニックと感性によって現代に伝えます。

 ※録音:2020年6月27日、7月11日&7月28日、セント・メアリー・モードリン教会(シェボーン、グロスタシャー)
 
 

SIGCD725
¥2500
神聖な音楽 ~ イングリッシュ・ソングブック
 パーセル(ブリテン編):主よ、人とは?
 パーセル(トーマス・アデス編):4つの歌
 ウィリアム・クロフト(ブリテン編):神聖な音楽による讃歌
 ニコ・ミューリー(b.1981):ニュー・メイド・タング
 パーセル(ブリテン編):シリウスを目印に舟を進めよう
 ハウエルズ:ダビデ王
 ニコ・ミューリー:オールド・ボーンズ
 トーマス・アデス:ザ・ラヴァー・イン・ウィンター
 バターワース:《シュロップシャーの若者》 からの6つの歌
 ニコ・ミューリー:4つの民謡
 トーマス・アデス:歌劇 《皆殺しの天使》 の第2幕より
  コーヒー・スプーン・カヴァティーナ
イェスティン・デイヴィス(カウンターテナー)
ジョゼフ・ミドルトン(ピアノ)

 ☆イギリスが誇る現代最高峰のカウンターテナー、イェスティン・デイヴィス!
 ☆英語圏の作曲家たちによる神聖な音楽!

 イェスティン・デイヴィスは、その美しく器用な声と知的なミュージシャンシップによって、世界でもっとも優れた歌手の一人として広く知られるイギリスのカウンターテナー。
 これまで2度のグラモフォン賞受賞、グラミー賞受賞、ローレンス・オリヴィエ賞ノミネートなどの実績を誇り、その功績から2017年には大英帝国勲章(MBE)を授与されています。

 マイケル・ナイマンとヘンリー・パーセルの音楽を組み合わせるという衝撃のプログラムで話題を呼び、英グラモフォン誌で「エディターズ・チョイス」(2019年5月)、「クリティクス・チョイス」(2019年12月)に選ばれるなど好評を博した「If」(SIGCD586)。シューベルトの傑作「美しき水車小屋の娘」(SIGCD697)に続く、シグナム・クラシックス(Signum Classics)からリリースされる3枚目のリサイタル・アルバムでは、"神聖"の様々な解釈やニュアンスを包含した作品を選曲。
 世界初録音となる「4つの歌」(パーセル/アデス)、「スプーンのアリア」(アデス)、「4つの民謡」「オールド・ボーンズ」(ミューリー)をはじめ、イェスティン・デイヴィスが収録する機会を待ち望んでいた英語圏の作曲家たちによる神聖な作品を集成しています。

 ※録音:2020年8月28日ー31日、ポットン・ホール(サフォーク、イギリス)
 
 

SIGCD732
¥2500
エコーズ
 J.S.バッハ、アレクサンドル・ジロティ(1863-1945)、
  デイヴィッド・ル・ページ(b.1971):前奏曲 ロ短調 BWV 855
 マックス・リヒター:
  ザ・フォー・シーズンズ・リコンポーズドよりスプリング1
 フィリップ・シェパード(b.1969):バッファロー・ジャンプ
 フランク・ザッパ(アリ・N・アスキン編):Peaches En Regalia
 ファリャ(ル・ページ編):ナナ
 ル・ページ:時空の海
 トビー・ヤング(b.1990):アート・オヴ・ダンシングよりトランス
 ルー・リード(1942-2013):
  Venus in Furs(デイヴィッド・ル・ページ・ヴァージョン)
 ベス・ギボンズ(b.1965)、エイドリアン・アトリー(b.1957)、
  ジェフ・バーロウ(b.1971)、
   アイザック・ヘイズ(1942-2008)(ル・ページ編):
     グローリー・ボックス/
 ダスティン・オハロラン(b.1971)、
  アダム・ウィッツィー(b.1969)(ル・ページ編):
   We Played Some Open Chords And Rejoiced,
    For The Earth Had Circled The Sun Yet Another Year
 ジェシー・モンゴメリー(b.1981):スターバースト
 ディーリアス(エリック・フェンビー編):Aquarelle 1
 フィリップ・グラス(ル・ページ編):ミシマ
 フィンジ:Dies Natalis 'The Salutation
フィリップ・シェパード(指揮)
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン
デイヴィッド・ル・ページ
 (芸術監督、ヴァイオリン)

 オーケストラ・オヴ・ザ・スワン、ジャンルを超えた意欲作!

 ☆デイヴィッド・ル・ページの巧みなアレンジ!
 ☆クラシックのみならず、様々なジャンルの作品を収録!

 J.S.バッハ、フィリップ・グラス、フランク・ザッパなどの作品と、芸術監督のデイヴィッド・ル・ページによる新しいアレンジを収録したオーケストラ・オヴ・ザ・スワンの「エコーズ」。
 「タイムプラス」(SIGCD662)、「ラビリンス」(SIGCD694/グラモフォン賞2022「空間オーディオ賞」ノミネート)に続くこのアルバムは、前々作、前作と共にクラシック・ファンのみならず、ニュー・エイジ・ファンにもおすすめの一枚です。

 J.S.バッハから始まり、現代作曲家のフィリップ・グラスの作品といったクラシックのみならず、様々なジャンルの作曲家の作品を取り上げ、デイヴィッド・ル・ページの巧みなアレンジがなされています。

 ※録音:2022年6月&7月
 
 

SIGCD753
¥2500
ロス:トラベラー
 アレック・ロス(b.1948):
  トラベラー
  アース・アンド・スカイ*
ジェフリー・スキッドモア(指揮)
エクス・カシドラ
ブリテン・シンフォニア
マーク・パドモア(テノール)
フィリップ・オノレ(ヴァイオリン)
ヴァーユ・ナイドゥ(語り)、他

 異文化の共演、アレック・ロスの「トラベラー」!

 ☆イギリスの作曲家、アレック・ロスによる4つの大作シリーズの3作目「トラベラー」!
 ☆アレック・ロスの作品を多数演奏してきたエクス・カシドラ!

 オーケストラに合唱団、児童合唱団、テノール、ヴァイオリン・ソロ、語り手のための作品「トラベラー」は、インドの作家であり、詩人であるヴィクラム・セス(b.1952)のテキストに、イギリスの作曲家アレック・ロス(b.1948)が音楽を担当した4つの大作シリーズの3作目にあたります。
 それぞれの作品はフランスのヴァイオリニスト、フィリップ・オノレをソリストに迎え、地理的にも文化的にも異なる3人による作品となっています。

 「アース・アンド・スカイ」はBBCから委嘱された作品で、千年王国をテーマとして未来のビジョンを提示する作品として作られました。

 エクス・カシドラは2007年以降、200以上のコンサートでアレック・ロスの作品を演奏し、また録音も行っています。
 その演奏は一貫して高いクオリティが保たれており、両者は厚い信頼関係で結ばれています。

 ※録音:2022年4月30日-5月1日
 




BSOREC


BSOREC0004
¥2900
オリジナル・グルーヴズ
 1. Prelude
  (J.S.バッハ:前奏曲 ハ短調 BWV 847/
   Peter Lawrence, Claudio Estay編)
 2. La Fiesta
  (チック・コリア/Carlos Vera Larrucea, Oriol Cruixent編)
 3. Fuga y Misterio
  (アストル・ピアソラ/Carlos Vera Pinto編)
 4. La Muerte del Angel
  (アストル・ピアソラ/ Carlos Vera Larrucea編)
 5. Yatra-ta(タニア・マリア/Carlos Vera Larrucea)
 6. El Rascapetate(伝承曲/Jose Luis Aquino Gomez編)
 7. El Piri(伝承曲/Jose Luis Aquino Gomez編)
 8. Capullitode Aleli
  (ラファエル・エルナンデス/
   Christos Rafalides, Carlos Vera Larrucea編)
 9. A Night in Tunisia
  (ディジー・ガレスピー/
   Dave Samuels, Carlos Vera Larrucea編)
 10. Patagonia(オリオール・クルイサン作)
 11. Spain
  (チック・コリア/Peter Sadlo, Carlos Vera Larrucea編)
 12. Por una Cabeza
  (カルロス・ガルデル、アルフレード・レ・ペラ/
   Cesar Martinini編)
 13. Gracias a la Vida
  (ビオレータ・パラ/Carlos Vera Larrucea編)
OPERcussion オーパーカッション
 (バイエルン国立管弦楽団の打楽器奏者たち)
 【メンバー】
  Claudio Estay、Thomas Marz、
  Maxime Pidoux、Pieter Roijen、
  Carlos Vera Larrucea
 【ゲスト】
  Tomas Toral、Julia Pfister、
  Juliana Zara、Alvaro Zambrano

 録音:2021年8月 バイエルン国立歌劇場、ブルーノ・ワルター・ザール
 総収録時間:68分

 楽団の記録を1523年にまでさかのぼれるというバイエルン国立管弦楽団。
 1600年にはティンパニが記録されているものの、本格的な打楽器セクションが整備されたのは1925年以降とのこと。
 その打楽器セクションが2009年に結成したアンサンブルが「オーパーカッション」。
 ドイツ語の「オペラ/歌劇場」を意味するOperと打楽器(英語)のPercussionを組み合わせて命名されました。
 日頃は歌劇場のピットで目立たない彼らですが、ひとたびピットを出れば、素晴らしいテクニックとグルーヴ感満点のアンサンブル、陽気な音楽性で圧倒的なステージを繰り広げます。
 新型コロナウイルスによる劇場閉鎖の間に行われた無観客の配信ライヴが話題になり、バイエルン国立歌劇場の自主レーベルからのCDリリースとなりました。

 
 




GRAMOLA


GRAM99250
¥2700
Viennese Reflections for Organ
 オルガンによるウィーンの想い
ピエル・ダミアーノ・ペレッティ(オルガン)
  1. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):自動オルガンのための幻想曲 ヘ短調 K. 608
  2-7. アルノルト・シェーンベルク(1874-1951):6つのピアノ小品 Op. 19
  8. フランツ・シューベルト(1797-1828):フーガ ホ短調 Op. 152 D 952
  9. シューベルト:幻想曲 ヘ短調 – 4手ピアノのための Op. 103 D 940
  10. シューベルト:アダージョ ト長調 D 178
  11-13. アントン・ウェーベルン(1883-1945):変奏曲 - ピアノのための
  14-16. モーツァルト:自動オルガンのためのアダージョとアレグロ(幻想曲) ヘ短調 K. 594
 
 P.D.ペレッティによるオルガン編...2-7、9、11-13

 ウィーン、ルター派シュタット教会のレンター・オルガン
 録音:2021年2月22-24日、2022年2月21-22日 ルター派シュタット教会、ウィーン(オーストリア)
 総収録時間:75分

 ウィーンで活躍した4人の作曲家、モーツァルト、シューベルト、シェーンベルク、ウェーベルンの作品をオルガンで演奏したアルバム。
 演奏はオルガニスト・作曲家であり、ウィーン音楽・舞台芸術大学のオルガン教授を務めるピエル・ダミアーノ・ペレッティ。
 彼はモーツァルトの「自動オルガンのための幻想曲」をアルバムの冒頭と最後に置き、自身の編曲による様々な作品をバランスよく配置しました。
 使用しているオルガンは、1808年にフリードリッヒ・ドイチュマン(1757-1826)が製造した楽器で、19世紀にはフランツとヴィンツェンツのラハナー兄弟がオルガニストを務めたこもあります。
 2017年から18年にかけてドイツのオルガン工房レンター社によって全面リニューアルされました。

 
 
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GRAM99281
(2SACD HYBRID)
¥4200→\3790
イルンベルガー&コルスティック
セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
 ヴァイオリンとピアノのための作品集

  【Disc 1】
   1-4. ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op. 94a
   5-9. 5つのメロディ Op. 35(ヴァイオリンとピアノ版)
   10-12. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op. 115
  【Disc 2】
   1-4. ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op. 80
   バレエ音楽『シンデレラ』より5つの小品
    5. I. Grande Valse. Allegretto
    6. II. Gavotte. Allegretto
    7. III. Horn-Pipe. Allegretto
    8. IV. Wintermarchen/Winter Fairy. Moderato, quasi allegretto
    9. V. Mazurka. Allegro ma non troppo
トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガー(ヴァイオリン)
ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)

 録音:2022年1月4-9日 ザルツブルク(オーストリア)、モーツァルト・ザール ...Disc1:1-9、Disc2
  2022年3月14日 オーバーエスターライヒ州(オーストリア)、ザンクト・フローリアン修道院 Pralatensaal ...Disc1:10-12
 CD...STEREO、SACD...STEREO/5.0ch
 総収録時間:98分

 ザルツブルクを拠点に世界中で活躍するヴァイオリニスト、トーマス・アルベルトゥス・イルンベルガーと、ベートーヴェンの解釈で国際的に知られるピアノのマイケル・コルスティックによるプロコフィエフの作品集。
 このアルバムは2021年に世を去ったヴァイオリニストのイーゴリ・オイストラフに捧げられています。
 イーゴリの父ダヴィッドは世界的なヴァイオリニストで、プロコフィエフの友人でした。
 アルバムには2曲のヴァイオリン・ソナタと無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ、「5つのメロディ」とよく知られる『シンデレラ』より5つの小品を収録。
 イルンベルガーとコルスティックのアンサンブルは比類ない正確さと技巧で各方面から絶賛されています。

 
 



<映像>


OPUS ARTE


OA1370BD
(27DVD)
¥17300
※演劇です
シェイクスピア グローブ座コレクションBOX(27DVD)
 【演出:ドミニク・ドロムグール】
  ◎『恋の骨折り損』(Love's Labour's Lost)*** フィリップ・カンバス/トリスタン・グラヴェル 他
  ◎『夏の夜の夢』(A Midsummer Night's Dream)* ミシェル・テリー/ピアース・クイグリー 他
  ◎『尺には尺を』(Measure for Measure)* ドミニク・ローワン/カート・エジアワン 他
  ◎『ヘンリー四世第1部』(Henry IV, Part1)* ロジャー・アラム/ジェイミー・パーカー 他
  ◎『ヘンリー四世第2部』(Henry IV, Part2)* ロジャー・アラム/ジェイミー・パーカー 他
  ◎『ヘンリー五世』 (Henry V)*** サム・コックス/ジェイミー・パーカー 他
  ◎『ロミオとジュリエット』(Romeo and Juliet)*** アデトミヴァ・エドゥン/エリー・ケンドリック 他
  ◎『ジュリアス・シーザー』(Julius Caesar)* ジョージ・アーヴィング/トム・マッケイ 他
 【演出:ブランシュ・マッキンタイヤー】
  ◎『間違いの喜劇』(The Comedy of Errors)* マシュー・ニーダム/サイモン・ハリソン 他
 【演出:トビー・フロウ】
  ◎『じゃじゃ馬ならし』(The Taming of the Shrew)*
   サマンサ・スピロ/サイモン・ペイズリー・デイ 他
 【演出:ジョナサン・マンビィ】
  ◎『ヴェニスの商人』(The Merchant of Venice)* ジョナサン・プライス/ドミニク・マフハム 他
  ◎『アントニーとクレオパトラ』(Antony and Cleopatra)*
   クライヴ・ウッド/イヴ・ベストジョナサン・ボンニーチ 他
 【演出:ジェレミー・ヘーリン】
  ◎『から騒ぎ』(Much Ado About Nothing)** イヴ・ベスト/チャールズ・エドワーズ 他
  ◎『テンペスト』(The Tempest)* ロジャー・アラム 他
 【演出:テア・シャーロック】
  ◎『お気に召すまま』(As You Like It)*** 2DVDナオミ・フレデリック/ジャック・ラスキー 他
 【演出:ティム・キャロル】
  ◎『十二夜』(Twelfth Night)* マーク・ライランス/ロジャー・ロイド・パック 他
 【演出:クリストファー・ラスコーム】
  ◎『ウィンザーの陽気な女房たち』(The Merry Wives of windsor)*
   クリストファー・ベンジャミン/セレナ・エヴァンス 他
 【演出:ジョン・ダヴ】
  ◎『終わりよければ全てよし』(All's Well That Ends Well)** ジェイニー・ディー/サム・クレーン 他
 【演出:サイモン・ゴッドウィン】
  ◎『リチャードニ世』(Richard II)* フレデリック・ニールソン/オリヴァー・ブート 他
 【演出:ルーシー・ベイリー】
  ◎『タイタス・アンドロニカス』(Titus Andronicus)* 
   ウィリアム・ヒューストン/インディラ・ヴァルマ 他
 【演出:イヴ・ベスト】
  ◎『マクベス』(Macbeth)* ジョセフ・ミルソン/サマンサ・スピロ 他
 【演出:ナンシー・メックラー】
  ◎『リア王』(King Lear)**** ケヴィン・R.マクナリー/エミリー・ブルーニ 他
 【演出:バリー・ラッター】
  ◎『ヴェローナの二紳士』(The Two Noble Kinsmen)* モヨ・アカンデ/ジュード・アクウダイク 他
 【演出:フェルデライ・ホルメス&エル・ワイル】
  ◎『ハムレット』(Hamlet)**** キャトリン・アーロン/ジェームズ・ギャルノン 他
 【演出:マーク・ローゼンブラット】
  ◎『ヘンリー八世』(Henry VIII)* ドミニク・ローワン/ミランダ・レイソン 他
 【演出:マシュー・ダンスター】
  ◎『フォースタス博士』(Doctor Faustus)(クリストファー・マーロウ作)**
   ポール・ヒルトン/アーサー・ダーヴィル

 総収録時間:3505分
 音声:Dolby Digitalステレオ2.0 / Dolby Digital 5.1...* Dolby Digitalステレオ2.0 / DTS 5.1...**
  PCMステレオ2.0 / DTS 5.1*** Dolby Digitalステレオ2.0...****

 字幕:英語・ドイツ語...じゃじゃ馬ならし/から騒ぎ/十二夜/ウィンザーの陽気な女房たち/終わりよければ全てよし/ヘンリー四世第1部、第2部/ヘンリー五世/ヘンリー八世/フォースタス博士
 英語・ドイツ語・フランス語...テンペスト/夏の夜の夢/マクベス他作品は英語のみ
 画角:16/9 NTSC All Region/DVD:片面二層ディスク×27

 1599年、初代グローブ座はロンドン、テムズ川のサウス・バンクにシェイクスピア自身も株主のひとりとして設立されました。
 同劇場は1613年の火災を経て再建されたものの、清教徒革命の勃発した1642年に閉鎖され、1644年に取り壊しとなりました。それから350年余りを経た1997年、グローブ座の再建プロジェクトを立ち上げた俳優で映画・舞台監督のサム・ワナメイカーの遺志を受け継ぎ、旧劇場のすぐ近くの地所に新たに「シェイクスピアーズ・グローブ」として開館。旧劇場の外観を再現し1400人の観客を収容するこの劇場は、シェイクスピア演劇の新たなメッカとなりました。
 当コレクションには、2009年から2018年の間にこの劇場で優れた俳優と監督によって上演された、シェイクスピアの喜劇、悲劇、史劇から25作品(付録としてクリストファー・マーロウ作『フォースタス博士』)が収められています。
 グローブ座ならではの俳優たちと観客の交感による独特な雰囲気が、手に取るようにお分かりいただける映像です。
 
 

OA1298D
(DVD)
¥3700
※演劇です
シェイクスピア史劇のスリリングな舞台、
 リチャード三世

  シェイクスピア『リチャード三世』
グロスター公リチャード(後のリチャード三世)
 ...アーサー・ヒューズ
リッチモンド伯...ニコラス・アームフィールド
エドワード四世 ...アシュレー・D.ゲイル
ヘイスティングス卿...ミカー・バルフォア
ヨーク侯爵夫人...クレア・ベネディクト
エリザベス女王...カースティ・ブシェル
書士...ソフィー・カートマン 他

 演出:グレゴリー・ドラン/美術:スティーヴン・ブリムソン・ルイス/照明:マット・ドー/
 作曲:ポール・イングリシュビー/音響:クレア・ウィンザー/ムーヴメント・デザイナー:サイアン・ウィリアムズ
 収録:2022年7月20日 ストラトフォード=アポン=エイヴォン シェイクスピア劇場/収録時間:174分
 音声:Dolby Digitalステレオ2.0 / Dolby Digital 5.1/字幕:英語/画角:16/9 NTSC All Region、DVD:片面二層ディスク

 「良心などというものは臆病者が使う言葉に過ぎない」
 15世紀イングランド、世は薔薇戦争の渦中。野心家のグロスター公リチャードは、乱世に乗じて王座をわが物にせんと策略をめぐらし、邪魔者を排除してイングランドの王座を手中に収めたのも束の間、現れた亡霊に怯えた王は戦いに敗れ王座を失います。グレゴリー・ドラン監督、名優アーサー・ヒューズ主演のシェイクスピア史劇のスリリングな舞台をお楽しみください。



















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