≪第119号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その11 2023/4/25~
4/28(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
2L
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2L 175SABD
(Blu-ray Disc Audio
+SACD HYBRID)
¥4000
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オールドホール写本聖母ミサ
1.セーラム聖歌(『オールドホール写本』):キリエ
2.アレン(fl.c.1400)(『オールドホール写本』):グローリア
3.ジョン・クック(c.1385–1442)(『オールドホール写本』):
ステラ・チェリ(天の星)
4. マリアンネ・ライダシュダッテル・エーリクセン(1971–):
太陽は万人に輝く
5. 作者不詳(early C15)(『オールドホール写本』):敬虔な母
6.リオネル・パワー(c.1370–1445)(『オールドホール写本』):
アヴェ・レジーナ・チェロールム(めでたし天の后)
7.フォンテインズ(fl.c.1400)(『オールドホール写本』):
高貴なる家より出で
8. 作者不詳(C15)(『オールドホール写本』):
レジーナ・チェリ(天の后)(詠唱)
9. 作者不詳(C15)(『オールドホール写本』):
レジーナ・チェリ(天の后)
10.トマス・ダメット(c.1389–1437)(『オールドホール写本』):
祝福されしマリア、神の母
11.カタリーナ・ビセンス(1983–):間奏
12.ジョン・クック(c.1385–1442)(『オールドホール写本』):
アヴェ・レジーナ
13.オリヴァー(early C15)(『オールドホール写本』):
サンクトゥス(聖なるかな)
14.トマス・ビュタリング(C15)(『オールドホール写本』):
男を知らぬ処女の母は
15.オリヴァー(early C15)(『オールドホール写本』):
アニュス・デイ(神の子羊)
16.リオネル・パワー(c.1370–1445)(『オールドホール写本』):
祝福されし家系
17.デイヴィッド・ラング(1957–):アレルヤ
18.デイヴィッド・ラング:アーメン |
トリオ・メディイーヴァル
【アンナ・マリア・フリーマン、
リン・アンドレーア・フグルセット、
ヨールン・ロヴィーセ・フーサン】
カタリーナ・ビセンス(オルガネット) |
ECMからヒット作を生み出してきたノルウェーのヴォーカルアンサンブル「トリオ・メディイーヴァル」2Lレーベル第2作目!
英国の中世末期を代表する手稿譜集『オールドホール写本聖母ミサ』と新曲による意欲作!イマーシブ・オーディオのスペシャリスト2Lによる高品位録音!
録音:2022 年6月 ウラニエンボルグ教会(オスロ、ノルウェー)
制作・バランスエンジニアリング・編集・ミクシング・マスタリング:モッテン・リンドベルグ
共同制作:ジョン・ポッター
[DXD (24bit/352.8kHz) 録音]
[Disc 1: SACD hybrid (5.0 multichannel
DSD/2.0 stereo DSD) RedBook PCM: MQA CD]
[Disc 2: Blu-ray: 5.0 DTS HDMA (24bit/192kHz),
7.0.4. Auro-3D (96kHz), 7.0.4. Dolby Atmos
(48kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz),mShuttle:
MQA + FLAC + MP3 Region: ABC worldwide]
『オールドホール写本』は、14世紀後期から15世紀初期のイギリスとフランスの宗教曲を収めた最大で最重要のコレクションです。
19世紀末にカトリックの神学校にあることがわかるまで、400年という歳月の大部分、歴史から忘れられていました。この写本には、通常ミサに使われるポリフォニーや聖母マリアのアンティフォンといった曲が収められ、中世後期の宗教音楽の最良の源とみなされています。
ECMからヒット作を生み出してきたノルウェーのヴォーカルアンサンブル「トリオ・メディイーヴァル(Trio
Mediæval)」の『慰め』(2L 165SABD)につづく2L
の第2作アルバムは、この『オールドホール写本』から選んだ曲と新しく書かれた曲による「聖母マリアのためのミサ曲」として作られました。
写本からは、《キリエ》《グローリア》《アニュス・デイ》といったミサ通常文による曲とジョン・クック
の《ステラ・チェリ》やリオネル・パワーの《アヴェ・レジーナ・チェロールム》といった曲が選ばれ、トリオ・メディイーヴァルからノルウェーのマリアンネ・ライダシュダッテル・エーリクセン
とアメリカのデイヴィッド・ラング に新曲が委嘱されました。
ラングの《アレルヤ》《アーメン》はユダヤ教とキリスト教に共通する言葉による「瞑想」、エーリクセンの《太陽は万人に輝く》はペトロニウスの『サテュリコン』の一節をテクストに使った作品です。
イマーシブ・オーディオのスペシャリスト、2L
のモッテン・リンドベルグのプロダクションによりオスロのウラニエンボルグ教会で録音セッションが行われました。チリ出身のカタリーナ・ビセンス(1983–)が参加、小型オルガン「オルガネット」を演奏しています。
[Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure
Audio Blu–ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。
SACD ハイブリッドディスクはSACDブレーヤーとCDプレーヤーで再生できますが、Pure
Audio Blu-ray ディスクはCDやDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu–ray
プレーヤーもしくは Blu–ray 対応のPCをお使いください]
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ALPHA CLASSICS
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ミッコ・フランク(指揮)&フランス放送フィル
ドビュッシー: 海、夢ごこち(管弦楽編曲歌曲集)
クロード・ドビュッシー(1862-1918):
1-11. 夢ごこち - ポール・ヴェルレーヌの詩による10の歌曲
ロビン・ホロウェイ(1943-)編曲 (Op. 118)
2012
1. I. やるせない夢ごこち ~ 忘れられたアリエッタ
2. II. 巷に雨の降るごとく ~ 忘れられたアリエッタ
3. III. 木々の影は ~ 忘れられたアリエッタ
4. IV. グリーン ~ 忘れられたアリエッタ
5. V. 角笛の音は森に向かって訴える ~
3つの歌曲
6. VI. 垣根のつらなり ~ 3つの歌曲
7. VII. 憂鬱 ~ 忘れられたアリエッタ
8. VIII. 木馬 ~ 忘れられたアリエッタ
9. IX. マンドリン
10. X. 海はさらに美しく ~ 3つの歌曲
11. XI. エピローグ (ホロウェイ作曲)
12-14. 海
12. I. 海の夜明けから真昼まで
13. II. 波の戯れ 14. III. 風と海との対話 |
ヴァンニーナ・サントーニ(ソプラノ)...1-10
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
ミッコ・フランク(指揮) |
録音: 2022年9月 オーディトリアム、ラジオ・フランス、パリ
収録時間: 53分
【ミッコ・フランクによるドビュッシー「海」と歌曲集、注目のヴァンニーナ・サントーニ参加】
ALPHAレーベルからの、ミッコ・フランクとフランス放送フィルによるドビュッシー第2弾。
「選ばれし乙女」と「夜想曲」ほかを組み合わせた前作(NYCX-10297/ALPHA777)同様、声楽を伴う管弦楽曲と純粋な管弦楽曲を組み合わせていますが、今回収録された声楽曲は、ブラームスの編曲などでも高い評価を得ている現代イギリスの作曲家ロビン・ホロウェイが、ドビュッシーの「忘れられたアリエッタ」と「3つの歌曲(メロディ)」ほかを管弦楽伴奏の歌曲集に仕立てたもの。
作品へのリスペクトが溢れた編曲で、それぞれの曲が持つ世界観をぐっと広げました。
歌うのは今注目されているフランスのソプラノ、ヴァンニーナ・サントーニ。大きな評判となったロトとレ・シエクルによる《ペレアスとメリザンド》(HMF)でメリザンドを歌ったことも記憶に新しい彼女が、艶やかな歌声を披露しています。
併せて収録された「海」では、暗い海から立ち上がる色彩感をじっくりと豊かに描いており、ミッコ・フランクとフランス放送フィルの面目躍如たる素晴らしい演奏を聴かせています。
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ヴォーチェ四重奏団が豪華ゲストと共に
ラヴェル、B.マントヴァーニ:室内楽作品集
モーリス・ラヴェル(1875-1937):
1-4. 弦楽四重奏曲
5-9. マ・メール・ロワ
(エマニュエル・セイソン編曲 七重奏版)
ブルーノ・マントヴァーニ(1974-):
10. 弦楽四重奏曲 第5番
※ 世界初録音
ラヴェル:
11. 序奏とアレグロ |
ジュリエット・ユレル(フルート)...5-9、11
レミ・ドゥラングル(クラリネット)...5-9、11
エマニュエル・セイソン(ハープ)...5-9、11
ヴォーチェ四重奏団 |
録音: 2021年4月...1-4/2021年12月...5-11 ポワチエ・テアトル・オーディトリアム(TAP)、フランス
収録時間: 65分
【ヴォーチェ四重奏団が豪華ゲストと共に紡ぐプロジェクト第2弾!】
ヴォーチェ四重奏団のプロジェクト、「POÉTIQUES
DE L'INSTANT」。
ラヴェルあるいはドビュッシーによる弦楽四重奏のための名作を他の作品や新作と併せて並べ、一連の絵画のように関連付けたプログラムを構成する企画の第2弾が登場です。
ドビュッシーの弦楽四重奏曲をメインに据えた前作(ALPHA798)に続き、今回はラヴェルの弦楽四重奏曲を中心として、「序奏とアレグロ」とハープのエマニュエル・セイソンが編曲した「マ・メール・ロワ」でゲストと共演しています。
近代フランスに於いて多いとは言えない弦楽四重奏曲の作例の中でも、ドビュッシーと並んで傑作とされるラヴェルの作品は、新進作曲家としての地位を確立した27歳の頃に書かれ、循環形式の応用のほか、美しいメロディと変拍子やポリリズムを前向きな曲想の中に盛り込んだ、たいへんラヴェルらしもの。
またセイソンの編曲による「マ・メール・ロワ」は、鳥の鳴き声や銅鑼の模倣など、耳を惹く意外性も併せ持った美しい出来栄えとなっています。
新作は現代フランスの作曲家ブルーノ・マントヴァーニがヴォーチェ四重奏団のために書いた弦楽四重奏曲第5番。鋭いアクセントや半音階進行などを盛り込みトレモロを多用したフレーズが、4つの楽器に次々と伝播していくような構造を持っており、バラバラなようでいて楽器同士が忙しく会話をしているような統一感のあるたいへん興味深い作品です。
ジュリエット・ユレル、レミ・ドゥラングルといった豪華なゲストとヴォーチェ四重奏団は、これらの作品を活き活きと瑞々しく聴かせ、その魅力を十二分に表出しています。
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レグレンツィ: 悔悛者の心の死
ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):
オラトリオ『悔悛者の心の死』(全曲) |
罪を犯した人間...ラファエレ・ジョルダーニ(テノール)
悔悛する心の寓意...
クリスティーナ・ファネッリ(ソプラノ)
希望の寓意...ハナ・ブラジコヴァー(ソプラノ)
痛みの合唱...
ウィリアム・シェルトン(カウンターテナー)、
マヌエル・ヌニェ ス・カメリーノ(テノール)、
ロマン・ボクレール(バス)
アンサンブル・マスク(古楽器使用)
ソフィー・ジェント、トゥオモ・スニ(ヴァイオリン)
カスリーン・カジオカ(ヴィオラ)
メリザンド・コリヴォー(チェロ)
ブノワ・ファンデン・ベムデン(コントラバス)
マノン・パパセルジオー(ハープ、リローネ)
アンドレ・ハインリヒ(テオルボ)
オリヴィエ・フォルタン(チェンバロ、指揮) |
録音: 2022年8月 洗礼者聖ヨハネ御生誕教会、コラヴィレール(フランス東部フランシュ=コンテ地方)
収録時間: 77分
【室内編成で驚くほど豊かに織り上げられる、17世紀後半イタリアのオラトリオ】
17世紀半ばから後半にかけ、ミラノやボローニャ、ヴェネツィアなどで活躍した作曲家レグレンツィは、カヴァッリやカリッシミら17世紀中盤のイタリアを代表する作曲家たちの後を受け、コレッリやA.スカルラッティら後期バロックと呼びうる時代の大家たちとの橋渡しをなす存在。
複数のヴァイオリンが歌い交わす室内楽曲の発展に大きく寄与した一方、声楽作品も多く残していますが、録音は必ずしも多くありません。
ここではヴェネツィア滞在中の1673年に初演された、人間の罪深さを自覚し信心深く生きることを促すカトリック寓意物語『悔悛者の心の死』を、長くスキップ・センペの頼れるアシスタントとして活躍してきたオリヴィエ・フォルタンを中心に集まった名手たちがコントラスト鮮やかに全曲演奏。
コレッリやムファットなどにも通じる端正な音作りやA.スカルラッティやボノンチーニの初期作品にも比しうる歌心には、すでに次の世紀の到来さえ予感させるものがあります。
鈴木雅明やフィリップ・ヘレヴェッヘらとの共演でも注目されるハナ・ブラジコヴァーを筆頭に表現力きわだつ歌手たちの妙技を、欧州各地で多忙な活躍を続ける腕利きの器楽勢が鮮やかにサポート。
通奏低音以外は各パート一人ずつとは思えない変幻自在の響きの聴きごたえに唸らされます。
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SWR CLASSIC
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SWR19532CD
(4CD)
¥3100
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ロジャー・ノリントン(指揮)
ベートーヴェン:荘厳ミサ曲、ベルリオーズ、ブラームス:レクイエム |
シュトゥットガルト放送交響楽団 |
ロジャー・ノリントン(指揮) |
【CD1】
1-5. ルートヴィヒ・フォン・ベートーヴェン(1770-1827):
荘厳ミサ曲 ニ長調 Op. 123
1. I. Kyrie、2. II. Gloria、3. III.
Credo、
4. IV. Sanctus/Benedictus、5. V.
Agnus Dei
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アマンダ・ハルグリムソン(ソプラノ)
コルネリア・カリッシュ(アルト)
ジョン・エイラー(テノール)
アラステア・マイルズ(バス)
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル
北ドイツ放送合唱団 |
【CD2】
1-6. エクトル・ベルリオーズ(1803-1869):
レクイエム Op. 5 - 死者のための大ミサ曲
1. I. Requiem (Introitus). Kyrie
/
2. II. Dies irae, Tuba mirum /
3. III. Quid sum miser / 4. IV. Rex
tremendae /
5. V. Quaerens me / 6. VI. Lacrymosa |
トビー・スペンス(テノール)
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル
ライプツィヒ放送合唱団 |
【CD3】
1-4. エクトル・ベルリオーズ(1803-1869):
レクイエム Op. 5 - 死者のための大ミサ曲(続き)
1. VII. Offertorium / 2 .VIII. Hostias
/
3. IX. Sanctus / 4. X. Agnus Dei |
【CD4】
1-7. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
ドイツ・レクイエム Op. 45
1. I. Selig sind, die da Leid tragen
2. II. Denn alles Fleisch, es ist
wie Gras
3. III. Herr, lehre doch mich
4. IV. Wie lieblich sind deine Wohnungen
5. V. Ihr habt nun Traurigkeit
6. VI. Denn wir haben hier keine
bleibende Statt
7. VII. Selig sind die Toten, die
in dem Herrn sterben |
クリスティーナ・ランツハーマー(ソプラノ)
フローリアン・ベッシュ(バス)
南西ドイツ放送ヴォーカル・アンサンブル
北ドイツ放送合唱団 |
録音:
【CD1】1999年7月21-23日Beethovensaal, Liederhalle,
Stuttgart(ドイツ)
【CD2】2003年5月9日Beethovensaal, Liederhalle,
Stuttgart(ドイツ)
【CD4】2014年2月20-21日(ライヴ)Beethovensaal,
Liederhalle, Stuttgart(ドイツ)
【ロジャー・ノリントン指揮シュトゥットガルト放送響によるベートーヴェン、ベルリオーズ、 ブラームスの大作宗教音楽集】
1998年から2011年の13年間にわたりシュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者を務めたロジャー・ノリントン。
このコンビの演奏はどれも、ノリントンが長年積み重ねて来た作品成立当時の演奏法研究の成果を機能性の高いモダン・オーケストラにつぎ込んだもので、作品のイメージをリフレッシュしたと高く評価されました。
この4枚組はノリントンが得意とした3人の作曲家の宗教曲の大作を収録したもので、ノリントンの看板のひとつであるノン・ヴィヴラートから生まれる「ピュア・トーン」はここでも健在です。
とはいえ、例えばベートーヴェンの「荘厳ミサ曲」ベネディクトゥスでのヴァイオリンの独奏の美しい旋律にはたっぷりとヴィヴラートが用いられており、その使い分けの見事さにも改めてうならされます。
とりわけダイナミック・レンジが広いことで知られる「死者のための大ミサ曲(レクイエム)」では、3組の合唱団とバンダを含む規模の大きなオーケストラを率いて、神々しいまでの音楽を聴かせます。
2014年録音のブラームスの「ドイツ・レクイエム」もピュア・トーンを生かした透明感ある美しい響きが特徴です。
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ACTE PREALABLE
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シャルル・ケフ(1873-1931) :オルガン作品集
Vol.2 |
スタニスワフ・マリイェフスキ (オルガン) |
宗教的印象 [Impressions Religieuses] 第1巻
Op.54 Vol.1 から
入堂曲 (堂々たる前奏曲) [Entree (Prelude
pompeux)] (No.1)
オフェルトリウム [Off ertoire] (No.5)
/ 退堂曲 [Sortie] (No.6)
スケルツァンド (トッカティーナ) [Scherzando
(Toccatina)] (No.13)
カノン [Canon] (No.26)
オルガンのための12の楽曲 [Douze Pieces
pour Orgue] Op.36
復活祭のために [Pour Paques] / 伝説 [Legende]
宗教的アンダンテ [Andante religioso]
/ カンティレーナ [Cantilene]
アンダンテ・グラツィオーソ [Andante grazioso]
葬送後奏曲 [Postlude funebre] / アンダンテ・カンタービレ
[Andante cantabile]
スケルツェット [Scherzetto] / パストゥレイユ
[Pastourelle]
悲しみ [Tristamento] / ファブリオ [Fabliau]
後奏曲 (イテ・ミサ・エストに基づく) [Sortie
(sur Ite missa est)] |
録音 : 2022年2月21-11日、聖母被昇天大聖堂、キェルツェ、ポーランド
シャルル・ケフはフランスのリールに生まれ、パリ音楽院でヴィドール、ヴィエルヌ、ギルマンに師事したオルガン奏者・作曲家。
1901年から亡くなるまでパリのサント・トリニテ教会のオルガニストを務めました。
Vol.1 : AP 0491。
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ジグムント・ストヨフスキ(1870-1946) :ピアノ作品全集
Vol.1 |
カロル・ガルヴォリンスキ (ピアノ) |
2つの音楽的思考 [Deux Pensees musicales]
Op.1 (1889)
メロディ / 前奏曲
2つのカプリス=エチュード [Deux Caprices-Etudes]
Op.2
紡ぎ女 [Fileuse] / トッカティーナ [Toccatina]
3つの間奏曲 [Trois Intermedes] Op.4
ト長調 / ホ短調 / 変ロ長調
4つの小品 [Quatre Morceaux] Op.5
子守歌 [Berceuse] 変イ長調 / スケルツォ
[Scherzo] イ長調
ゴンドラ漕ぎ [Gondoliera] 変ト長調 /
マズルカ [Mazurka] ハ短調
3つの小品 [Trois Morceaux] Op.8
伝説 [Legende] イ長調 / マズルカ [Mazurka]
/ セレナード [Serenade]
2つのオリエンタル [Deux Orientales] Op.10
ロマンス [Romance] / カプリス [Caprice] |
録音 : 2022年6月28-30日、カロル・リピンスキ初等中等音楽学校、ルブリン、ポーランド
ジグムント・ストヨフスキはクラクフでパデレフスキらに、パリ音楽院でドリーブ、デュボワらに師事したポーランドの作曲家・ピアニスト。
1905年にニューヨークに移住、以後この都市を拠点に合衆国で活躍しました。
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ピョトル・グリンホルツ (1966-) : オルガン作品集 |
スタニスワフ・マリイェフスキ (オルガン) |
イントラーダ [Intrada] (2011)
聖リプカのトッカータ [Toccata from St.
Kipka] (2010)
太陽のプレリュード [Sunny Prelude] (2012)
カンタービレ h-c [Cantabile h-c] (2016)
祝祭トッカータ [Toccata Festiva] (2018)
オルガンのための印象 [Impressiones for
organ]
印象 I - トッカティーナ・クラーラ [Impressio
I - Toccatina clara] (2020)
印象 II - 暖かい夜 [Impressio II - Vesper
calidus] (2020)
印象 III - 死せる者と生ける者 [Impressio
III - Mortuus et vivus] (2020)
印象 IV - 奇妙なキャロル [Impressio IV
- Strange Carol] (2021)
印象 V - 子守歌 [Impressio V - Lullaby]
(2021)
キャロル [Carol] (2002)
二連祭壇画のキャロル [Carol Diptych] (2020)
幼な児イエス [Little Jesus] (2020)
エルクのトッカータ [Tocata from Elk] (2020)
パルティータ、アダージョとフーガ [Partita,
Adagio and Fuga] (2021) |
録音 : 2022年1月5、7日、福音記者聖ヨハネ
& 洗礼者聖ヨハネ大聖堂、ルブリン、ポーランド
使用楽器 : 1935年、ホマン&イェジェルスキ
[Homan & Jezierski] 製
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イェジ・フィテルベルク代表作、弦楽四重奏曲第4番・第5番
イェジ・フィテルベルク (1903-1951) :
弦楽四重奏曲 第4番 (1936)
弦楽四重奏曲 第5番 (1945) |
フィテルベルク・カルテット
アレクサンデル・ダシュキェヴィチ
(第1ヴァイオリン)
ファビオ・サルメリ (第2ヴァイオリン)
パヴェウ・リース (ヴィオラ)
ヤクプ・ガヨヴニク (チェロ) |
録音 : 2022年7月17-19日、ユゼフ・シフィデル国立初等中等音楽学校コンサートホール、ヤストシェンビェ=ズドルイ、ポーランド
イェジ・フィテルベルクはポーランドの大指揮者グジェゴシュ・フィテルベルク
(1879-1953) の長男として生まれた作曲家。
ベルリンでフランツ・シュレーカー (1878-1934)
に師事し、ポーランドやドイツで活躍。ナチスから逃れて1933年パリに、1940年ニューヨークに移住。
ヴァイオリン協奏曲や弦楽四重奏曲で受賞を重ねましたが、父より早く47歳で亡くなり、忘れ去られてしまいました。
当盤に収録された2つの弦楽四重奏曲は彼の代表作です。
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フェルナン・ド・ラ・トンベル (1854-1928)
: オルガン作品集 Vol.3 |
スタニスワフ・マリイェフスキ (オルガン) |
[CD 1]
グレゴリオ聖歌によるオルガン組曲 (復活祭のための)
(1911)
Prelude et Introit Resurrexi / Offertoire
"Haec dies"
Elevation "Pascha nostrum"
/ Communion "Sur un vieux Guilloneou"
/ Sortie "Alleluia"
グレゴリオ聖歌によるオルガン組曲 (聖霊降臨祭のための)
(1913)
Prelude et Introit "Veni Creator
Spiritus, Emite Spiritum tuum, Veni Sancte
Spiritus"
Offertoire "Tibi offerent reges
munera"
Communion "O lux beatissima"
/ Sortie "Deo Patri sit gloria"
グレゴリオ聖歌によるオルガン組曲 (聖体祭のための)
(1910)
Offertoire "Cibavit eos"
/ Elevation "Oculi" / Sortie "Lauda
Sion Salvatorem"
ラプソディ・ベアルネーズ [Rapsodie Bearnaise]
(1900)
[CD 2]
グレゴリオ聖歌によるオルガン組曲 (クリスマスのための)
(1911)
Prelude et Introit "Puer natus
est nobis" / Offertoire "Ejus"
Elevation "Salutari Dei nostri"
/ Communion "Sur un vieux Noel"
Sortie (古い様式によるトッカータ) "Jesu
Redemptor omnium"
戦争の声 [Voces belli] (1921)
Pro Patria / Pro Defunctis / Pro Vulneratis
/ Pro Lacrymantibus / Pro Deo
復活の主日のためのオフェルトリウム (1883)
[CD 3]
2つの主題による幻想曲 (1907) / アンダンティーノ
(1914)
大オルガンのためのカンティレーヌ [Cantilene]
(1910)
退堂曲 [Sortie] ロ短調 / 天使の声 [Vox
angelorum] (1910)
6つのヴァーセットとマニフィカト ト長調
(1917)
エミール・パラディール (1844-1926) :
サント=マリー=ド=ラ=メール-プロヴァンスの伝説
[Les Saintes Maries de la Mer - legende
de Provence] (1892)
Prelude et dialogue des trois Maries
/ Priere / En plaine mer
Sacrifice rustique (Andante Pastorale)
/ Alleluia! (Grand Choer)
アンダンテ・カンタービレ (1907) / コラール=マーチ
[Choral-Marche] (1907) |
録音 : 2021年5月20、21日、11月30日、12月1日、2022年5月16、18日、福音記者聖ヨハネ
& 洗礼者聖ヨハネ大聖堂、ルブリン、ポーランド
使用楽器 : 1935年、ホマン&イェジェルスキ
[Homan & Jezierski] 製
フェルナン・ド・ラ・トンベルはフランスのパリに生まれたオルガン奏者・作曲家。
アレクサンドル・ギルマン、テオドール・デュボワに師事。1986年から1904年までスコラ・カントールムの初代和声法教師を務め、ブランシュ・セルヴァ、デオダ・ド・セヴラックらを輩出しました。
エミール・パラディール (Emile Paladilhe)
はフランスのモンペリエに生まれた作曲家。
ビゼーと親交を結び、主にオペラと教会音楽の分野で活躍しましたが、トンベル同様、忘れられた作曲家の一人となってしまいました。
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アンナ・クトコフスカ=カス ポートレート |
アンナ・クトコフスカ=カス (ソプラノ) |
フリデリク・ショパン (1810-1849) :熱望
[Aspiration] (ノクターン 変ホ長調 Op.9 No.2
による)
フリデリク・ショパン / ポーリーヌ・ヴィアルド
(1821-1910) : 小鳥 [L'oiselet] (マズルカ
イ短調 Op.68 No.2
カタジナ・クラシェフスカ (ピアノ)
アルバン・ベルク (1885-1935) : 7つの初期の歌曲
(1907)
夜 / 葦の歌 / ナイチンゲール / 夢を戴きて
/ 部屋の中で / 愛の賛歌 / 夏の日々
ロベルト・モラフスキ (ピアノ)
カロル・シマノフスキ (1882-1937) : スウォピェヴニェ
[Slopiewnie] (5つの歌) Op.46b
桜 / 緑色の言葉 / ガマズミの館 / 聖フランチェスコ
/ ヴァンダ
ベルク管弦楽団 ペテル・ブラーヴェル
(指揮)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
(1756-1791) :
オペラ 「魔笛」 から 夜の女王のアリア
「復讐の炎は地獄のようにわが心に燃え」
ヘレナ・クリステンコ (ピアノ)
ヴィンチェンツォ・ベッリーニ (1801-1835)
: 清らかな女神よ [Casta diva]
カタジナ・クラシェフスカ (ピアノ)
スタニスワフ・モニュシュコ (1819-1872)
: オペラ 「伯爵夫人」 から
エヴァのイタリア語のアリア 「美しい唇」
[Perche belli labra]
ヘレナ・クリステンコ (ピアノ)
スタニスワフ・モニュシュコ (1819-1872)
:オペラ 「幽霊屋敷」 から ハンナのアリア
「墓場まで独身のまま」
ワルシャワ国立オペラ管弦楽団 ミチェスワフ・ノヴァコフスキ
(指揮)
ジャコモ・プッチーニ (1858-1924) : オペラ
「修道女アンジェリカ」 から
アンジェリカのアリア 「母もなしに、ああ坊や、おまえは死んだのね!」
シロンスク・オペラ管弦楽団 アンジェイ・クナプ
(指揮)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
:
オペラ 「魔笛」 から 夜の女王のアリア
「復讐の炎は地獄のようにわが心に燃え」
ワルシャワ国立オペラ管弦楽団 カジミェシュ・コルト
(指揮)
ルイジ・アルディーティ (1822-1903) : 語りたまえ
[Parla] (ワルツ)
室内アンサンブル アダム・マニヤク
(指揮) |
録音 : ライヴ、詳細データ記載なし
マリア・フォウティン [Maria Foltyn] (1924-2012)
に師事したポーランドのコロラトゥーラ・ソプラノ、アンナ・クトコフスカ=カスの得意レパートリーを集めたライヴ音源集。
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ユゼフ・クログルスキ (1815-1842) :
教会音楽作品集
ミサ ニ長調 (*)
アニュス・デイ (#)
葬送ミサ (レクイエム) (+) |
ハンナ・ザヨンチキェヴィチ (ソプラノ (*/+))
ドナータ・ズリアーニ (メゾソプラノ (*/+))
リアン・ユー (バリトン (*))
マチェイ・ナチク (バリトン (#/+))
ロベルト・カチョロフスキ
(バリトン (#/+)、オルガン) |
録音 : 2022年11、12月、聖ミコワイ教会、シェムト、ポーランド
ユゼフ・クログルスキはショパンと同世代のポーランドの作曲家。カロル・クルピンスキ(1785-1857)、ユゼフ・エルスネル
(1769-1854) に師事。
10歳でピアニストとしてコンサート・デビューし「ポーランドのモーツァルト」と称され、2つのピアノ協奏曲やオペラを含む多くの作品を書きましたが、27歳という若さで亡くなりました。
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カール・アドルフ・ローレンツ (1837-1923)
: 歌曲選集
3つの歌曲 [Drei Lieder] Op.9 (S1)
ナイチンゲール [Die Nachtigall] /
エリーザベト [Elizabeth] / 外国で [In
der Fremde]
おお、彼女のために泣け [O weint um sie]
Op.5 (A)
春 [Fruhling] Op.29 No.2 (S2)
春の歌 [Fruhlingslied] (T1)
4つの厳粛な歌 [Vier ernste Gesange] Op.58
私の月光 [Mein Mondenlicht] (S1) / 神の平和
[Gottesfriede] (S1)
静かにしなさい [Sei still] (T1)
君は暗闇に住みたがる [Du willst im Dunklen
wohnen] (T1)
インゲボルクの嘆き [Ingeborgs Klage] Op.17
(S2)
海辺の歌 [Strandlieder] Op.97 No.1 (S2)
答え [Die Antwort] Op.45 (S2)
マックスとモーリツ [Max und Moritz] Op.7
No.1 (A)
漁師の子供たちのおとぎ話 [Das Marchen von
den Fischerkindern Op.28 No.1 (S1)
クリスマスの歌 [Weihnachtlied] Op.70 (S1)
哀れな娘の私 [Ich armes Maidlein] Op.77
No.3 (S1)
2つの二重唱曲 [Zwei Duette] Op.13
アヴェ・マリア [Ave Maria] (S1/A)
小さなミンネの夢 [Klein Minnetraum] (S1/T2)
2つの歌 [Zwei Gesange] Op.23 (S1/S2/A)
おすまし娘 [Die Sprode] / 忘れな草 [Vergismeinnicht]
子守歌 [Wiegenlied] Op.28 No.2 (S1) |
カタジナ・ドンダルスカ (ソプラノ (S1))
イヴォナ・ホッサ (ソプラノ (S2))
エヴァ・ヴォラク (アルト (A))
アダム・ズドニコフスキ (テノール (T1))
ピョトル・クシェヴィチ (テノール (T2))
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ (ピアノ) |
録音 : 2022年9月3-5日、ヴィトルト・ルトスワフスキ国立初等音楽学校、ザンブルフ、ポーランド
カール・アドルフ・ローレンツは現ポーランドのコシャリンに生まれたドイツの作曲家・指揮者・オルガニスト・音楽教育者。
16歳の時に一家で現ポーランドのシュチェチンに移住。カール・レーヴェ
(1796-1869) に才能を見出され、1857年ベルリンに移りフンボルト大学で哲学と音楽を学びました。
ベルリンとストラスブールで活躍した後、1866年にシュチェチンに戻りカール・レーヴェの後継者として同市の音楽監督および聖ヤコブ教会のカントル兼オルガニストに就任、44年にわたって地域の音楽の発展に尽力しました。
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アレクサンドラ・ガブラル (1970-) : ピアノ作品集
Vol.2
一瞥の万華鏡 [A kaleidoscope of views]
(2022)
[CD 1] I - XII / [CD 2] XIII - XXI |
アレクサンドラ・ガブラル (ピアノ) |
録音 : 2022年5月12-13日、11月10、15、24日、ライヴ、場所の記載なし
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イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキ (1807-1867)
:
ピアノ作品集 Vol.1 |
アダム・ゴジジェフスキ (ピアノ) |
即興曲 変イ長調
お土産-2つのマズルカ [Souvenir - Deux
Mazurkas] Op.25
ニ短調 / イ短調
ウクライナのお土産-性格的小品
[Souvenir d'Oukraine. Morceau caracteristique]
イ短調 Op.64
3つのマズルカ Op.27
ト短調 / 変ホ長調 / ハ短調
ノクターン ヘ短調
大ワルツ-回復 [Grande valse - Retablissement]
変ホ長調 Op.63
諦め [Resignation] 変イ長調 Op.48
マズルカによる平易で華麗な様式の幻想曲と変奏曲
ト短調 Op.14
[Fantaisie et Variations dans le style
facile et brillant sur la mazure] |
録音 : 2022年11月3-5日、ヴィトルト・ルトスワフスキ国立初等音楽学校、ザンブルフ、ポーランド
使用楽器 : 1864年、ブロードウッド [Broadwood]
製
イグナツィ・フェリクス・ドブジンスキは3歳下のショパンとともにワルシャワ音楽院でユゼフ・エルスネル
(1769-1854) に学んだ作曲家。
ショパンとは対照的にポーランド国内で活躍貴店名し、オペラや交響曲を含む幅広いジャンルの作品を残しました。
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グラジナ・バツェヴィチ (1909-1969) :ヴィオリニッシモ
ヴァイオリン独奏・二重奏・四重奏作品集
ポーランドのカプリッチョ (無伴奏ヴァイオリンのための)
(AM)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 (KS)
無伴奏ヴァイオリンのための4つのカプリッチョ
第1番 (TT) / 第2番 (TT) / 第3番 (JS)
/ 第4番 (JS)
民謡の主題による平易な二重奏曲集
(2つのヴァイオリンのための) (MU/MM)
2つのヴァイオリンのための組曲 (AM/JS))
4つのヴァイオリンのための四重奏曲 (MU/TT/KS/MM) |
モニカ・ウルバニャク (ヴァイオリン (MU))
カタジナ・セメラク (ヴァイオリン (KS))
アメリア・マションスカ (ヴァイオリン (AM))
マルタ・マズレク (ヴァイオリン (MM))
ヤツェク・シフィツァ (ヴァイオリン (JS))
ティファニー・タン (ヴァイオリン (TT)) |
録音 : 2020年11月21-22日、ベルン芸術大学レコーディング・スタジオ、ベルン、スイス
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ALBION RECORDS
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名録音復刻
ヴォーン・ウィリアムズ:《旅の歌》(1954年初録音音源)
ヴォーン・ウィリアムズ:
歌曲集《旅の歌》、静かな午後、
ウォーター・ミル、リンデン・リー
フレデリック・キール:3つの海水の歌
マイケル・ヘッド:6つの海の歌より第2曲、第6曲
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード:
海の歌 Op.91より第1曲、第5曲
ジョン・アイアランド:海熱
アルバート・マリンソン:フォー・バイ・ザ・クロック
マルコム・デイヴィッドソン:クリスマス・キャロル
ピーター・ウォーロック:ストラットン船長の空想 |
リチャード・スタンデン(バス・バリトン)
フレデリック・ストーン(ピアノ) |
ヴォーン・ウィリアムズ本人も高く評価した《旅の歌》の名録音が復刻!
☆米Westminster RecordsからLPで発売されていたヴォーン・ウィリアムズの《旅の歌》の初の全曲録音がリマスターされ復刻!
☆ヴォーン・ウィリアムズ本人も高く評価していたもののしばらく再発売されていなかった名録音!
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion
Records)」から、埋もれていた貴重な録音が復刻されます。
1954年の秋にロンドンで録音され、翌年に米Westminster
RecordsからLPでリリースされたリチャード・スタンデン&フレデリック・ストーンによるヴォーン・ウィリアムズの《旅の歌》の初の全曲録音(ヴォーン・ウィリアムズの死後に発見され出版された「坂を上り、坂を下りた」を除く8曲)。
この録音の存在はヴォーン・ウィリアムズ本人も知っており高く評価していたとされていますが、1960年代初頭にWestminster
Recordsを買収したABC-Paramount Recordsやその後原盤権を取得したMCA、そして現在原盤権を保有するDeutsche
Grammophonからこれまでにリイシューされたことはありませんでした。
ヴォーン・ウィリアムズ協会のロナルド・グレイムズは1959年に再発売された時の2枚のLPから、音の劣化を最小限に抑えてLPの原音にできるだけ近づけるため丁寧な復刻とリマスターを実施、この貴重な名録音が久しぶりにスポットライトを浴びることになりました。カップリングにもしばらく入手できなくなっていた録音を含むブリテン諸島の様々な作曲家による歌曲が収録されています。
リチャード・スタンデンはイギリスの多くの主要な音楽祭で歌い、BBCのリサイタルやコンサートの放送に数多く出演したほか、ヴォーン・ウィリアムズの指揮でバッハの2つの受難曲のソロを務め称賛されるなど、当時のヨーロッパでは名前を知られた歌手でした。
フレデリック・ストーンはBBCのスタッフ伴奏者として1930年代からおよそ30年間にわたって活動し、BBCの放送のあらゆる場面で活躍したピアニストです。
※録音:1954年秋(ロンドン)
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<国内盤>
オクタヴィア・レコード
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OVCL-00813
(HQ HYBRID)
¥3850
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日本センチュリー交響楽団&飯森範親
<ハイドン交響曲集Vol.20>
ハイドン:
交響曲 第56番 ハ長調 Hob.I:56
交響曲 第40番 ヘ長調 Hob.I:40
交響曲 第74番 変ホ長調 Hob.I:74 |
飯森範親(指揮)
日本センチュリー交響楽団 |
2020年10月23日(第40番)、2021年7月 30日(第56番)、9月30日(第74番)大阪、
ザ・シンフォニーホールにてライウ収録
日本センチュリー交響楽団と首席指揮者飯森範親と
の一大プロジェクト! 精緻に奏でられた気品あるハイドン交響曲集
Vol.20
日本センチュリー交響楽団が首席指揮者の飯森範親
と共にスタートした「ハイドンマラソン」は、フラ
ンツ・ヨーゼフ・ハイドンのすべての交響曲を演奏
しようという一大プロジェクト。
当盤は第21回、 24回、25回コンサートのライヴ収録です。
幾度の公演を重ね、信頼関係を築いてきた飯森と日
本センチュリー響は、精緻な構築と、細部までこだ
わりぬいた感性で、気品あふれるハイドンを奏でて
います。
柔和で晴々とした優美な演奏は、まさに彼
らの真骨頂といえるでしょう。
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OVCT-00204
(HQ HYBRID)
¥3850
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岡田 奏(ピアノ)
ENCORES |
岡田 奏(ピアノ) |
ドビュッシー:ゴリウォッグのケークウォーク
プーランク:プレスト 変ロ長調 FP 70
ラフマニノフ:絵画的練習曲集 ニ長調 作品39-9
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 ラヴェル:水の戯れ
ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53「英雄」、ワルツ
第6番 変ニ長調 作品64-1「子犬のワルツ」
J.S.バッハ:プレリュードとフーガ ホ長調
BWV 854
モーツァルト:キラキラ星変奏曲 (「ああ、ママに言うわ」による12の変奏曲
ハ長調 K.265)
サン=サーンス:トッカータ (第5協奏曲のフィナーレによる)
シューマン:トロイメライ (夢)
ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66 (遺作)
シューマン/リスト編:献呈 S.566 |
珠玉のアンコール名曲集
近年多岐にわたり目覚ましい活動を展開している注
目の若手ピアニスト岡田奏による最新盤《Encores》
が登場です。
岡田がこれまでの演奏会で頻繁に取り上げてきた思
い入れ御なるアンコールピースを自ら厳選。各曲と
の出会いや思いを書き綴ったエッセイなど、岡田の
センスが漲るアルバムとなりました。
「子犬のワルツ」「トロイメライ」といった名曲か
ら、プーランクやサン=サーンスによる秘曲まで、
聴き手に寄り添い語りかける、心温まる一枚をお楽
しみください。
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OVCL-00814
(HQ HYBRID)
¥3850
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伊藤亮太郎&清水和音
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ 第9番「クロイツェル」&
第10番
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47「クロイツェル」
ヴァイオリン・ソナタ 第10番 ト長調
作品96 |
伊藤 亮太郎(ヴァイオリン)
清水 和音(ピアノ) |
2022年9月29-30日 高崎芸術劇場にて収録
練達の名手による饗宴!待望のシリーズ第3弾!
NHK交響楽団コンサートマスターとして活躍するヴァイオリニスト伊藤亮太郎と、ソリス
ト・室内楽奏者としてトップの実力を誇るピアニスト清水和音がセッション録音でのぞむ、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集の第3弾。
隅々まで神経の行き届いた丁寧で細やかな音楽と、熟練の2人による濃密な表現力は圧巻。
完璧なベートーヴェン像がここにあります。誠実に紡がれる美しい旋律とハーモニーを、EXTON高音質録音でお楽しみください。
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OVCL-00809
(HQ HYBRID)
¥3850
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彩三重奏 irodrio
トリオ・コンチェルタンテ
フィリップ・シートン:トリオ・コンチェルタンテ
作品11
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲 第2番
ホ短調 作品67 |
彩三重奏 irodrio
中津留 果己 (Vn)
石井 沙和子 (Vc)
香川 明美 (Pf) |
いろどり豊かな音色が溢れる実力派トリオ
彩三重奏(イロドリオ)は桐朋学園大学を卒業した同期
3人で結成されたトリオ。各地のコンサートでは、重厚
な作品から親しみやすい楽曲まで、バラエティに富んだ
プログラムが好評を博しています。
アルバムのタイトル にもなっている楽曲「トリオ・コンチェルタンテ」は、
作曲家であるフィリップ・シートンからの依頼で初演し、
当盤が世界初録音となります。
各パートがソリスティッ クに活躍する難曲を、確かな実力と息の合ったアンサン
ブルで魅せる、彩三重奏の魅力が溢れたアルバムとなり
ました。
彩三重奏 irodrio
2017年結成。桐朋学園大学を卒業後、それぞれがプロとして精
力的に活動しながらトリオとしてもクオリティの高い演奏を目指
して研鑽を積んでいる。
コンサートでは難曲と言われる重厚な作
品はもとよりお客様目線に立った様々なジャンルの曲に挑戦し、
観客を飽きさせないプログラム構成を展開している。
2019年よりYouTubeチャンネルを開設。オリジナルのアレンジが好評を博している。
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MEISTER MUSIC
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フェデリコ・グリエルモ&新イタリア合奏団
ヴィルトゥオーソで堪能する、 技巧性高いバッハの名作
『J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲』
(1)-(3) J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲
ニ短調 BWV1052R
(4)-(6) J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲
ト短調 BWV1056R
(7)F.メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲
第10番 ロ短調
(8)-(10) W.A. モーツァルト:ディヴェルティメント
ヘ長調 K.138
(11)G. ロッシーニ:歌劇「アルジェのイタリア女」序曲
(V. ガンバロ編) |
新イタリア合奏団
フェデリコ・グリエルモ
(ヴァイオリン独奏 &
コンサートマスター) |
【(7)-(11) ライヴ音源使用】マスター音源、DXD、384KHz
耳馴染みある旋律を持ったバッハの復元された名作、ヴァイオリン協奏曲
(BWV1052R & 1056R) 2作品を、鬼才フェデリコ・グリエルモと彼が率いる新イタリア合奏団がレコーディング。
生彩なアンサンブルが生み出す艶ややかで豊潤な響きは、さすがイタリアの老舗合奏団ならでは。
そして、その響きを背景に即興味豊かに展開する圧巻の独奏ヴァイオリン。
弦楽の醍醐味を存分に楽しめる注目のアルバムです。
新イタリア合奏団は、イタリアのヴァイオリン界を牽引するフェデリコ・グリエルモを筆頭に、同国の音楽界を名実ともに支える重鎮が集うアンサンブル。
1970年代に一世を風靡した「ローマ合奏団」の流れを汲み、
バロック音楽のエキスパートとして知られた
「イタリア合奏団」を前身に持つ。黄金の弦の響き、
流れる様なアンサンブルは、まさに至福の時を与えてくれます。
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<映像>
NIFC(映像)
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CNLDVD1602
(1DVD-NTSC)
¥3700
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チョ・ソンジン ~
第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ショパン:
練習曲第1番ハ長調 Op.10-1/
練習曲第10番変イ長調 Op.10-10/
幻想曲ヘ短調 Op.49/バラード第2番ヘ長調
Op.38/
ワルツ第4番ヘ長調 Op.34-3《華麗なる円舞曲》/
4つのマズルカ Op.33/
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11*/インタビュー |
チョ・ソンジン(ピアノ)
ヤツェク・カスプシク(指揮)*
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団* |
チョ・ソンジン、ショパン・コンクール・ライヴDVD!
☆2015年にチョ・ソンジンが優勝したショパン・コンクール・ライヴのDVD盤!
2015年に行われた第17回ショパン国際ピアノ・コンクールで第1位&ポロネーズ賞を獲得したチョ・ソンジンのライヴ録音が映像(DVD)で登場!
2009年浜松国際ピアノ・コンクールの最年少優勝以来、2011年チャイコフスキー国際コンクール第3位、2014年ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール第3位と輝かしい成績を収め、2015年ショパン国際ピアノ・コンクール優勝で更なる脚光を浴び、世界一流のピアニストの一人として活動を続けるチョ・ソンジン。第一次予選から第三次予選までの演奏からのセレクションと、入賞者記念コンサートで披露された圧巻のコンチェルトを収録しています。
※録音(ライヴ):2015年10月3日(第一次予選)、10月9日(第二次予選)、10月14日(第三次予選)、10月21日(入賞者記念コンサート)、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
※使用ピアノ:スタインウェイ
Picture Format: NTSC. 16:9 / Sound Formats:
PCM 2.0, DTS 5.1 / Subtitles: Korean / Region
Code: 0 (worldwide) / Disc format: DVD-9
/ Running Time: 87 min.
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<LP>
RUBICON(LP)
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RLP1096
(2LP)
特別価格
¥5200
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ザ・プレイハウス・セッションズ
ジェニーは愛し、告白もした/洗濯女セット/
彼女はこのぽつりと立つ山を度々訪れ/
山を越え、谷を越え/アダージョときらきら輝く女王/
三羽の烏/妖精シャッフル/
舌がふたつに割れた斑点模様の蛇よ;静かに、もうしゃべらないで/
束の間の音楽z.583/2/ニューカースル・セット/
陽気な巡礼者/ニール・ガウの赤い、赤いばらのための哀歌/
柳の歌(デズデモーナの歌)/今や夜は追いやられた/
彼女はパックのいたずらを許してくれるだろうか |
ビャッテ・アイケ
(芸術監督&ヴァイオリン)
バロックソリステーネ |
話題盤「ザ・プレイハウス・セッションズ」、アナログ盤もリリース決定!
☆2017年の衝撃作「ジ・エールハウス・セッションズ」の続編がアナログ盤でもリリース!
☆17世紀ロンドンの「プレイハウス」(劇場)の音楽を、ノルウェーの古楽アンサンブルが再現!
「ビャッテ・アイケのバロックソリステーネは、錬金術のような奇跡のアンサンブル...純粋な音楽のゴールドだ」 (英Gramophone誌
RCD1017のレビューより)
イギリス、ドイツをはじめとする欧米各地で大きな話題を巻き起こした「ジ・エールハウス・セッションズ」は、2005年にノルウェー、ベルゲンで結成されたピリオド・アンサンブル、バロックソリステーネと芸術監督ビャッテ・アイケが起ち上げたユニークかつオンリーワンのプロジェクト。
17世紀ロンドンのエールハウス(ビヤホール)の音楽を再現するという衝撃作の続編、「ザ・プレイハウス・セッションズ」がアナログ盤(180g重量盤LP)でもリリースされることになりました!
ピューリタン革命(清教徒革命)期に劇場や教会から排除された音楽家たちが、「エールハウス」で繰り広げた刺激的なセッションから、チャールズ2世の王政復古、ウィリアム3世とメアリー2世が登場した名誉革命の時代へと舞台は進み、エールハウスの音楽文化はプレイハウス(劇場)やミュージック・ホールへと発展してゆきます。
チケットや定期券が売られるようになり、オペラ、仮面劇、ダンス、コメディなどから、最初の公共のコンサートホール設立への道を開くことになりました。
シェイクスピア、即興喜劇、ジャグリング、パーセルの音楽、民謡、シーシャンティなど、イギリスらしい様々な要素が盛り込まれたプレイハウスのエキサイティングなサウンドを、ビャッテ・アイケの鋭いヴァイオリンと才気煥発なピリオド楽器奏者たちが再現します。
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4/27(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALBA
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ハンヌ・アラサーレラのデビュー!「ゴルトベルク変奏曲」
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685–1750):
ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 |
ハンヌ・アラサーレラ(ピアノ) |
フィンランドの新星ピアニスト、ハンヌ・アラサーレラのデビュー!独自の感性で描く「ゴルトベルク変奏曲」
[楽器/Piano: Steinway & Songs D 514855,
Hamburg 1990]
録音:2021年8月2日–3日 オウル・ミュージックセンター「トゥリンドベリ室内楽ホール」(オウル、フィンランド)/79'20
制作:キンモ・ピヒラヤマー/録音エンジニア・編集:ユッシ・ヘイッキネン/マスタリング:ヤンネ・フオタリ
フィンランドのピアニスト、ハンヌ・アラサーレラのデビュー・アルバム。
アラサーレラは、8歳からピアノを学び始め、最初のころはピアノという楽器を自分なりに探り、即興をやってみたり、ちょっとした作曲を楽しんでいたといいます。
そうした土台は後の彼の音楽に影響を及ぼし、「彼の演奏は、他の人たちとは違い、どんな伝統の流儀を示しているとも言えない」(YLE(フィンランド放送)」といった評価を得ることにつながりました。
彼の演奏をメディアは「明るく、感受性が鋭い。透明度が高く、リズムが柔軟で生気にみちている」(「HS(ヘルシンキ新聞)」)「極めて洗練され、その優雅さは貴族的とさえいえる」(オウル「カレヴァ」紙)と評し、今後に期待を寄せています。
アラサーレラがオウルンサロ芸術学校時代に教わったキンモ・ピヒラヤマー
Kimmo Pihlajamaa のプロデュースで録音した《ゴルトベルク変奏曲》は、そうしたメディアの指摘がすべて「音」と「音楽」に創られた演奏です。
最初の「アリア」から第1変奏、第2変奏とつづき、最後の第30変奏と「アリア」の再現まで、バッハが二段鍵盤のチェンバロのために書いた音楽を、アラサーレラが独自のピアノ音楽に創りあげました。
アラサーレラの書いた『自然の法則としての和声』とピヒラヤマーの『バロックの天才による詩的ファンタジー』と題したライナーノート(フィンランド語・英語)がブックレットに掲載されています。
[プロフィール]
ハンヌ・アラサーレラ Hannu Alasaarela(1994–)。フィンランドのオウルンサロ生まれ。オウルンサロ芸術学校でキンモ・ピヒラヤマーとヨウコ・トッテルシュトレムに学びました。
2014年からヘルシンキ大学シベリウス・アカデミーでトゥイヤ・ハッキラとイルモ・ランタのクラスで学び、エーリク・T・タヴァッシェルナ、リーサ・ポホヨラ、マッティ・ラエカッリオたちにも教わりました。
2012年のレーヴィ・マデトヤ・ピアノ・コンペティションで第1位に選ばれたほか、多くのコンペティションに参加。
音楽史全般の作品を幅広くレパートリーにもち、フィンランド、スウェーデン、バルト三国、ドイツ、スイスのコンサートで演奏してきました。
自然科学、文学、哲学からインスピレーションを授かり、作曲家と編曲者としても活動しています。
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『美しい水車屋の娘』
フランツ・シューベルト(1797–1828):
歌曲集《美しい水車屋の娘》 D 795 |
エーリク・ロウシ(バス・バリトン)
ユスタス・スタセフスキー(ピアノ) |
シューベルト歌曲のスペシャリスト、フィンランドのバス・バリトン歌手、エーリク・ロウシによる『美しい水車屋の娘』
録音:2021年4月1日–4日 ニューパヴィリオン(カウニアイネン、フィンランド)/63'49
制作:マルユット・ハンヌラ/録音エンジニア・編集:マルック・ヴェイヨンスオ
フィンランドのバス・バリトン歌手、エーリク・ロウシとピアニストのユスタス・スタセフスキーは、ともに、ヘルシンキとウィーンで学び、2015
年からコラボレーションをスタートさせました。
歌曲集《美しい水車屋の娘》を歌ったこのアルバムは、シューベルト歌曲のスペシャリストと言われるようになったデュオの最初のシューベルト録音です。
「わたしたちは《美しい水車屋の娘》をできるだけ多くの『色』をもった、コンサートを彷彿とさせる録音に創りあげることを目標にしました。
結果、セッション録音ではあっても、ストーリーテリングと感情表現を行き渡らせることができました」とロウシは語り、スタセフスキーは、高声のために書かれた歌を音程を下げて歌いながらも作品の求める若々しい情熱と緑あふれる明るさを保つことができた、と言います。
録音セッションは、カウニアイネンのニューパヴィリオンで行われました。マルユット・ハンヌラがプロデュース、マルック・ヴェイヨンスオ
がエンジニアリングを担当。
シューベルトの《冬の旅》を「24景の劇」のように歌ったジェームズ・ラザフォードとユージーン・アスティの《冬の旅》(BIS
SA-2410)と同様、歌と歌の間の「空白の時」を巧みに設計したアルバム作りが行われています。
エーリク・ロウシ Erik Rousi(1987-):
フィンランドのバス・バリトン歌手。力強さと美しさを併せもった声で知られます。
バロックから歌曲とロマンティック・オペラまで、幅広いレパートリーで国内外で活動しています。
《フィデリオ》のロッコ、《フィガロの結婚》のフィガロ、《トスカ》のスカルピア、《ドン・カルロ》のフィリッポ二世、ワーグナーでは《さまよえるオランダ人》のダーラント、ヴォータンとさすらい人といった役を得意としています。
フィンランドの「エウラヨキ・ベルカント」の芸術監督をバス歌手ミカ・カレスと共同で務め、リート歌手としてシューベルト、シューマン、ブラームスの作品を歌ってきました。
ユスタス・スタセフスキー Justas Stasevskij(1989-):
フィンランドのピアニスト。
2004年から2016年にかけてシベリウス・アカデミーでエーリク・T・タヴァッシェルナとアンティ・シーララに学び、2012年からウィーン国立音楽大学(ウィーン音楽演劇大学)のアヴェディス・クユンチアンの下で室内楽の研究を始めました。
シベリウス・アカデミーの室内楽ピアニストとクオピオの音楽院のピアノ科講師を務め、エーリク・ロウシとのデュオをはじめとする活動を行っています。
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愛ってほんとうは~ブリテン、ウルマン、メシアン歌曲集
ベンジャミン・ブリテン(1913–1976):
キャバレー・ソング(1937–39)
【愛ってほんとうは何/哀悼のブルース/
ジョニー/カリプソ】
ヴィクトル・ウルマン(1898–1944):
リカルダ・フーフによる5つの恋歌 Op.26a(1939)
【どこからその美しさすべてを手に入れたのか/
ピアノにて/嵐の歌/
もしかつて美しいものを作ることができていたら/
おお美しい手よ】
オリヴィエ・メシアン(1908–1992):
地と天の歌(1938)
【ミとの契り/沈黙のアンティフォナ/
赤ゃん=ピリュールの踊り/無垢の虹/
真夜中の表と裏/復活】 |
イーダ・アントラ(ソプラノ)
キリル・コズロフスキ(ピアノ) |
フィンランドのソプラノ歌手、ブリテン、ウルマン、メシアンの戦前・戦中の歌曲を歌う
録音:2021年5月27日–30日 ニューパヴィリオン(カウニアイネン、フィンランド)/50'58
制作:エドワード・アナニアン=クーパー
録音エンジニア:マイヤ・トゥウネン、マルック・ヴェイヨンスオ
編集・ミクシング・マスタリング:マルック・ヴェイヨンスオ
フィンランドのソプラノ歌手、イーダ・アントラのデビュー・アルバム。第二次世界大戦の前から戦中にかけて作曲された3つの歌曲集を歌っています。
ベンジャミン・ブリテン の《キャバレー・ソング》、ヴィクトル・ウルマン
の《リカルダ・フーフによる5つの恋歌》、オリヴィエ・メシアンの《地と天の歌》。
3人の作曲家は全員、戦争が彼らの人生に大きく関わっています。ブリテンは、開戦が近づくとアメリカに渡り、イギリスに戻ってからは良心的兵役拒否者の申請をしました。
メシアンは、開戦とともにフランス陸軍の医療部隊に徴募され、ドイツ軍の捕虜となってから1
年間を収容所で過ごしました。
ウルマンは、ユダヤの家系だったため、1942年にテレージエンシュタットの収容所に送られたあと、1944
年に移送先のアウシュヴィッツ強制収容所で殺害されました。
こうした背景をもつ3つの歌曲集は「愛と希望の真実を伝えるもの」としてアントラの最初のアルバムのプログラムに選ばれました。
ブリテンの《キャバレー・ソング》は、友人のW・H・オーデン(1907–1973)の詩集『Another
Time(もうひとつの時代)』に収められていた4つの詩をテクストにした作品。
ウルマンの曲集の詩を書いたリカルダ・フーフ
(1864–1947)は、言論の自由を擁護する代表的なひとりだったため、1933
年にナチスが権力を握った時、彼らの教義を支持することを拒否。プロイセン芸術アカデミーの教職を辞任しました。
《5つの恋歌》は、彼女が学生時代に書いた詩集『NeueGedichte
(Liebesgedichten)(新しい詩(愛の詩))』から選んだ詩に作曲されました。
メシアンの《地と天の歌》は、最初の妻クレール・デルボス(「Mi」)との間に息子パスカル(愛称「ピリュール」)が生まれた一年後、1938年夏に作られた作品です。
作曲者自身の書いたテクストは、彼の結婚と家庭生活は神の愛があってこそ、という信念の表明とみなされています。
イーダ・アントラの執筆した詳細なライナーノートが、ウルマンとメシアンの曲集の歌詞と英訳とともにブックレットに掲載されています。
イーダ・アントラ Iida Antola(1990-):
台北に生まれ、そこで子供時代を過ごしました。ヘルシンキのシベリウス・アカデミーで合唱指揮とピアノを学び、ベルリン芸術大学の声楽クラスに進みました。
フランスでも学び、フィンランドのカンガスニエミの声楽コンペティションで優勝したあと、フィンランド国立歌劇場の《魔笛》のパミーナ役でオペラ・デビュー。
国立歌劇場で上演されたサーリアホの《Innocence(イノセンス)》の「Bride(花嫁)」にも起用されました。現在、アムステルダムに住み、コンサートと歌曲も重要なレパートリーとして活動しています。
フィンランド語、英語、ドイツ語、フランス語を流暢に話します。
キ リル・コズロフスキ Kirill Kozlovski(1981-):
ベラルーシのモギリョフ生まれ。ベラルーシ国立音楽アカデミー、ヘルシンキのシベリウス・アカデミー、ウィーン音楽演劇大学でピアノを学び、ヴァーサのノヴィア応用科学大学とシベリウス・アカデミーでバロック音楽とチェンバロ演奏を研究しました。
ショスタコーヴィチの音楽に関する研究でアカデミーの博士号を取得。講師としてアカデミーで教え、ソロと室内楽のピアニストとし、活動しています。
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レベッカ&ルイーズ
レベッカ・クラーク(1886–1979):
ピアノ三重奏曲(1921)
ルイーズ・ファランク(1804–1875):
ピアノ五重奏曲第1番 イ短調 Op30(1839)
(ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、
チェロとコントラバスのための) |
ミルカ・ヴィータラ(ピアノ)
レータ・マーリスマー(ヴァイオリン)
アイノ・オクサネン(ヴィオラ)
トゥイヤ・ランタマキ(チェロ)
カティ・サロヴァーラ(コントラバス) |
世の中に臆することなく音楽を書き続けたイギリスの女性作曲家、レベッカ・クラーク&ルイーズ・ファランク
録音:2022年,マニッコサリ(クラウカラ、フィンランド)/52'20
制作・録音エンジニア・編集:マルック・ヴェイヨンスオ
「男性たちの陰で」と言われながら、実際のところは「男性作曲家たちをよそに」音楽を書いた女性作曲家ふたり、イギリスのレベッカ・クラーク
(Rebecca Clarke) とフランスのルイーズ・ファランク(
Louise Farrenc) の室内楽作品をフィンランドの「女性音楽家」たちが演奏したアルバム。
後期ロマンティシズム期のソナタにドイツの伝統の影響を融合させた「境界を崩した、大胆で壮大な」と言われるクラークの《ピアノ三重奏曲》。
アレグロ、アダージョ・ノン・トロッポ、プレストの〈スケルツォ〉、アレグロの〈終曲〉の4楽章で書かれたロマンティックなファランクの《ピアノ五重奏曲第1番》。
アンサンブルの中心のミルカ・ヴィータラは、ソロ・ピアニストと室内楽奏者として活動。レータ・マーリスマー
は、フィンランド放送交響楽団の第1ヴァイオリン奏者を務めた後、ヴィルトゥオーゾ・ディ・クフモなどで演奏しています。
アイノ・オクサネン は、フィンランド放送交響楽団のヴィオラ・セクションで演奏し、トゥイヤ・ランタマキとカティ・サロヴァーラ
は、それぞれフィンランド放送交響楽団の第3ソロ・チェロ奏者とコントラバスのセクション・リーダーを務めています。
ヘルシンキ郊外クラウカラのホールでのセッション録音です。
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HARMONIAMUNDI
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レザール・フロリサンによるジェズアルド
ジェズアルドによる受難節の音楽
ジェズアルド:聖週間のレスポンソリウム |
レザール・フロリサン
ポール・アグニュー(T,指揮) |
録音:2018年9月、アンブロネー修道院
カルロ・ジェズアルドは、当時の他の作曲家とは異なり、とてつもなく裕福な貴族でした。当時の音楽家のほとんどは、雇われの身分だったので、貴族でありながら音楽家であることはむしろ憚られることでしたが、ジェズアルドは自分の音楽での業績に、ほとんど強迫観念ともとれるくらいに、誇りをもっていました。
そして、当時音楽作品を出版することは自分の地位や条件を向上させるため、新しい仕事を見つけるため、あるいは単にお金のためでしたが、ジェズアルドはただ純粋に自分の素晴らしい作品を後世に残すために、自分の作品を出版していました。
そして晩年、自分の命が尽きると確信したとき、城の一室を印刷所に改装し、究極のマドリガル集である第5集と第6集、そして聖週間のレスポンソリウムを制作・印刷しました。
それは、体調を崩した彼が、生涯の最高傑作と自負しているものを後世に残そうとしたことにほかなりません。これらは、ジェズアルドが自ら自分の作品の中で最も優れた音楽の中から選んだものといえるでしょう。
レスポンソリウムは、宗教的マドリガーレと位置付けることもできます。
イースター前の木・金・土曜の典礼(受難の朗読)のために書かれました。聖週間は鐘を鳴らさずに、木の棒を叩いて大きな音を出し礼拝の開始や終了を告げました。
このディスクでも、冒頭と最後に木を鳴らす大きな音が入っています。
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HAF 8905311
(2CD)
¥3200
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レザール・フロリサンによるジェズアルド
ジェズアルド:マドリガーレ集第5集&第6集
[CD1] マドリガーレ集第5集(1611, ジェズアルド)
[CD2] マドリガーレ集第6集(1611, ジェズアルド) |
レザール・フロリサン
ポール・アグニュー(T,指揮) |
レザール・フロリサンによるジェズアルドのマドリガーレ集完結編、最高傑作の第5集&第6集
録音:[CD1]2020年10月 [CD2]2020年9月、フィルハーモニー・ド・パリ
ポール・アグニューとレザール・フロリサンによる、ジェズアルドのマドリガーレ集、完結編の登場です。
不協和音や半音階的な表現を駆使された驚くべき現代性を響かせながら、愛と死、喜びと悲しみが、最小限の身振りながら効果抜群に表現されています。
カルロ・ジェズアルドは、当時の他の作曲家とは異なり、とてつもなく裕福な貴族でした。
当時の音楽家のほとんどは、雇われの身分だったので、貴族でありながら音楽家であることはむしろ憚られることでしたが、ジェズアルドは自分の音楽での業績に、ほとんど強迫観念ともとれるくらいに、誇りをもっていました。
そして、当時音楽作品を出版することは自分の地位や条件を向上させるため、新しい仕事を見つけるため、あるいは単にお金のためでしたが、ジェズアルドはただ純粋に自分の素晴らしい作品を後世に残すために、自分の作品を出版していました。
そして晩年、自分の命が尽きると確信したとき、城の一室を印刷所に改装し、究極のマドリガル集である第5集と第6集、そして聖週間のレスポンソリウムを制作・印刷しました。
それは、体調を崩した彼が、生涯の最高傑作と自負しているものを後世に残そうとしたことにほかなりません。
これらは、ジェズアルドが自ら自分の作品の中で最も優れた音楽の中から選んだものといえるでしょう。
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WERGO
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Prozession エンノ・ポッペ作品集
エンノ・ポッペ(1969-):
(1)Fleisch(肉) ~
テナーサックス、エレキギター、
キーボードとドラムスのための(2017)
(2)Prozession(行列) ~
大アンサンブルのための(2015/2020)
※どちらも世界初録音 |
(1)アンサンブル・ニケル
(2)エンノ・ポッペ(指揮)、
アンサンブル・ムジークファブリーク |
どんな編成も巧みに扱い、自然かつ雄弁な新感覚音楽にドイツ現代音楽界を牽引するポッペの2曲
録音:(1)2020年10月30日、(2)2020年11月15日/68'05''
WERGOから定期的にリリースを重ねているドイツの作曲家エンノ・ポッペ(1969-)。
今作は2曲の奇抜な編成による新感覚音楽を収録。どちらも初録音で、『Prozession』は初演時のライヴ。
テナーサックス、エレキギター、キーボード、ドラムスというおよそクラシックではありえない編成による『Fleisch』は、この編成で活動している異能集団「アンサンブル・ニケル」あってこその滅法おもしろい作品。
急緩急の3楽章で書かれているあたりにクラシックの香りがしますが、明らかにポップスやロックを感じるモーションを用いていて、瞬間的な響きを不揃いに何度も発しあう第1楽章からして超ユニーク。
ポッペお気に入りのモーグのシンセサイザーが良い味を出しています。
また、ポッペのエレキギターに関するイメージはジミヘンであり、長髪のロックスターであり、"埃っぽい"ものだそう。「新鮮味に欠けるものを使って、新しい文脈で作曲するのが好き」という作曲家の個性が炸裂しています。
サックスの音量が大きいこともあり、各楽器が太い音で力強く鳴らしあっているのもロック味を感じます。現代のプログレと謳ってもさまになりそう。
『Prozession』は現代音楽の猛者集団ムジークファブリークのために書かれた1時間近い作品。
編成は大きく、古典的なオーケストラの楽器は網羅され、さらに電子オルガン、エレキギター、各種打楽器が加わります。
それでいて室内楽的な簡潔な響きが支配的で、思いつく限りの楽器の組合せを試してその音を楽しんでいるかのよう。ゆったりと時間が流れ、自然界の音に耳をすましているような不思議な感覚にとらわれます。
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Cattering Birds 現代打楽器作品集
(1)ペーテル・エトヴェシュ(1944-):
スピーキング・ドラム ~
打楽器独奏と管弦楽のための4つの詩(2012/13)
[レオニー・クライン編、打楽器独奏版(2022)]
(2)ヴィンコ・グロボカール(1934-):
地上の対話 ~打楽器独奏のための(1994)
(3)サラ・グロイナリッチ(1991-):
Latitudes #2 ~ドラムスとテープのための(2022)
(4)藤倉大(1977-):
Cattering Birds ~2人の打楽器奏者のための(2021)
(5)ウルズラ・マムロク(1923-2016):
変奏曲とインターリュード ~4人の打楽器奏者のための(1971)
[レオニー・クライン編、打楽器独奏版(2021)]
(6)細川俊夫(1955-):
ウィンドスケープ ~2人の打楽器奏者のための(1996)
(7)ウロシュ・ロイコ(1954-):
肌リズム ~2人の打楽器奏者のための(2020)
※(1)(3)(4)(5)(6)世界初録音 |
レオニー・クライン(打楽器)(1)(2)(3)(5)
イサニー・パーカッション・デュオ
[レオニー・クライン&中村功](4)(6)(7) |
尽きぬアイデアが縦横に炸裂、現代における打楽器音楽の精華
録音:2022年2月22日~25日/カイザースラウテルン、SWRスタジオ/74'08''
ジャズやロックといった様々なジャンルの音楽が発展するにつれて、打楽器の可能性はどんどん広がっていきました。それは現代音楽における打楽器のあり方にも影響を及ぼし続けています。
ドイツの名打楽器奏者レオニー・クラインが今日の打楽器レパートリーの全盛ぶりをたっぷりと魅せつけてくれる、刺激的な打楽器名作集です。
エトヴェシュの打楽器協奏曲『スピーキング・ドラム』は、クラインと作曲家が共同で制作したソロ・バージョンを収録。
叩くだけでなく声も使って、技巧的な作品を熱気と共に奏でます。グロボカールの『地上の対話』では水槽の水に楽器をさらす実験的な奏法も。
ほかにもテープと共演したり、いろいろな方法で楽器から音を出したりと、尽きないアイデアに彩られた楽曲が並んでいます。
デュオ作品ではクラインの師でもある名手・中村功が登場。絶妙のアンサンブルにも注目です。
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DA VINCI CLASSICS
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リスト:ロッシニアンの夢 ~ トランスクリプション、変奏曲と即興曲
リスト:
ロッシーニの主題による華麗な変奏曲 S.149、
ロッシーニのトランスクリプション
(スターバト・マーテルのアリア、慈愛)S.553、
ロッシーニとスポンティーニの主題による華麗な即興曲
S.150
ロッシーニ:歌劇《泥棒かささぎ》よりシンフォニア(編曲者不詳) |
フィアメッタ・コルヴィ(ピアノ) |
リストのロッシーニ・トランスクリプション集!
イタリア・コモ出身のピアニスト、フィアメッタ・コルヴィによるリストのロッシーニ・トランスクリプション集。
彼女はコモとブレシアで学び、アルド・チッコリーニやパウル・バドゥラ=スコダからもレッスンを受けています。
《泥棒かささぎ》の序曲のみリストではなく、リコルディ社から出版された19世紀の無名の編曲者による版を使用していますが、この編曲版も作品の主題を見事に浮かび上がらせています。
オペラがピアノでも楽しまれていた時代に思いを馳せることができる1枚です。
※録音:2022年8月、コモ(イタリア)
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リスト:ワーグナーの再創造
《タンホイザー》より
ヴァルトブルク城への客人の入場 S.445/1B、
巡礼の合唱 S.443、おお, お前, 優しい夕星よ
S.444
《さまよえるオランダ人》より紡ぎ歌 S.440
《ローエングリン》より
エルザの結婚の行進 S.445/2、エルザの夢
S.446/2、
ローエングリンのエルザへの非難 S.446/3、
祝典と結婚式の歌 S.446/1 |
フィリッポ・テニスチ(ピアノ) |
アルバニア出身の若きピアニスト、フィリッポ・テニスチ(1998-)がリストのワーグナー・トランスクリプションに新鮮かつみずみずしいアプローチで臨んだ1枚。
彼の演奏は曲の深みと重厚さを保ちながら、軽やかさと簡潔さを兼ね備えており、こうした編曲もので陥りがちな冗長さをうまく回避しています。
※録音:2022年9月、チーゴレ(イタリア)
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シューベルト:後期ピアノ作品集
12の高雅なワルツ D.969/3つのピアノ曲 D.946/
ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959/
デジタル・ボーナス・トラック ~
アレグレット ハ短調 D.915(1827) |
マルコ・タリエッロ(ピアノ) |
イタリア・マントヴァに住む1998年生まれの若きピアニスト、マルコ・タリエッロによるシューベルトの晩年の作品を集めた1枚。
シューベルト最期の年(1828年)に作曲された《3つのピアノ曲》《ピアノ・ソナタ第20番》と、その前年に出版された《12の高雅なワルツ》を収録しています。
彼は幼少期から国内外のピアノコンクールで優勝しており、2017年にデュッセルドルフで開催されたアントン・ルービンシュタイン国際コンクールでもファイナリストという好成績を収めています。
※録音:2022年9月、チーゴレ(イタリア)
※デジタル・ボーナス・トラックはCDには収録されておらず、CDに記載のURLよりダウンロードできます。
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モーツァルト:ピアノ四重奏曲集
モーツァルト:
4手のピアノ・ソナタ K.381
ピアノ四重奏曲 ト短調 K.478
ピアノ四重奏曲 変ホ長調 K.493 |
マルコ・ソッリーニ(ピアノ)
サルヴァトーレ・バルバターノ(ピアノ)
ガブリエーレ・ピエラヌンツィ(ヴァイオリン)
フランチェスコ・フィオーレ(ヴィオラ)
ルイジ・プクセドゥ(チェロ) |
ソッリーニとバルバターノのモーツァルト!
イタリアを代表するピアノ・デュオ、デュオ・ソッリーニ・バルバターノを組む二人を中心にしたモーツァルトの作品集。
《4手のピアノ・ソナタ》では息の合った見事な演奏を展開しています。ピアノ四重奏曲では《第1番》をマルコ・ソッリーニのピアノで、《第2番》をサルヴァトーレ・バルバターノのピアノでそれぞれ弾き分けており、モーツァルトが二作品しか残さなかったこのジャンルの名曲を二人のピアニストで聴き比べることが出来ます。
※ライヴ録音:2022年6月12日
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夜 ~ 20世紀のソロ・ハープによる夜想曲集 |
ジュリアーノ・マルコ・マッティオーリ(ハープ) |
ヴィンセンツォ・ツィテロ(b.1956):PROLOGO
VERSO LA NOTTE*
ルチアーノ・ベリオ:LOOSIN YELAV, FROM
FOLK SONGS
カルロ・ガランテ(b.1959):THE WANING
MOON - POEMETTO NOTTURNO*
カルロス・サルセード:INTROSPECTION, FROM
FIVE PRELUDES
スーザン・マクドナルド(b.1935)-リンダ・ウッド(b.1945):
AFTER THE MOON-VIEWING, MY SHADOW‛&,
FROM HAIKU*、
DISTANT LIGHTS; THERE THEY LIVE‛&,
FROM HAIKU*
アルベルト・ゼーベル(1834-1910):REVE
D'AMOUR OP.21*
ヴァシリー・イヴァノヴィチ・ヴィノグラードフ:
VARIATIONS ON THE RUSSIAN FOLK THEME
"NOCHENKA"*
アンリエット・ルニエ:FEUILLE D'AUTOMNE
- ESQUISSE
クルト・ワイル:LE GRAND LUSTUCRU, FROM
MARIE GALANTE
ベルナード・アンドレース:CALEMBREDAINE*
サルセード:LAMENTATION, FROM FIVE PRELUDES
マリウス・フロトホイス:POUR LE TOMBEAU
D'ORPHEE - DANCE ELEGIAQUE OP.37 |
20世紀の作曲家、またはハープ奏者によって作曲されたソロ・ハープによる夜想曲集。
1980年生まれのハープ奏者ジュリアーノ・マルコ・マッティオーリは、18歳でハープを始め、2005年にA.ボイト音楽院を卒業しました。
その後もマスタークラスなどで研鑽を積んだ彼は、「Riviera
della Versilia" Camaiore」を始めとして数々の国際コンクールで優勝しています。
現在ではハープ奏者として活動する他、ハープ自体の研究にも力を入れており、その歴史の探求も行っています。
※録音:2022年
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ランディーニ:チェロ・ソナタ集
カルロ・アレッサンドロ・ランディーニ(b.1954):
チェロ・ソナタ第1番
チェロ・ソナタ第2番 |
グイード・パルマ(チェロ)
ジョヴァンニ・カパッティ(ピアノ) |
ミラノ音楽院からパリ音楽院へと研鑽を積み、オリヴィエ・メシアンに師事したカルロ・アレッサンドロ・ランディーニのチェロ・ソナタ集。
ランディーニは多才な人物で、音楽だけではなく造形芸術、文学の世界でも活躍をしており、作曲の分野では2007年ワルシャワで行われたルトスワフスキ・コンクールで第1位を獲得しています。
※録音:2015年6月
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ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.5
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a《告別》
ピアノ・ソナタ第27番ホ単調 Op.90
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調 Op.78《テレーゼ》
ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79
ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2 |
マウリツィオ・パチャリエッロ
(ピリオド・ピアノ) |
イタリア有数のベートーヴェン弾きパチャリエッロによるソナタ全集第5弾!
現在のイタリア有数のベートーヴェン弾きとして評価を受けており、1998年の第48回ARDミュンヘン国際音楽コンクール入賞、2003年にはニューヨークのカーネギー・ホールへのデビューという実績を持つ鍵盤楽器奏者マウリツィオ・パチャリエッロ。
現在はピリオド・ピアノでの演奏に情熱を注ぎ、イタリアにおけるこの分野の権威的存在として知られるパチャリエッロが、2017年の秋にスタートさせたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集の第5巻では、「告別」、「テレーゼ」を含む珠玉の5作品を収録。これらの作品は、32曲のソナタの中では取り上げられる機会は少ないですが、いずれも独自のスタイルを持った傑作です。
1840年頃のフランスのボワスロや1885年のベーゼンドルファー、18世紀後期のクラヴィコードなど、様々なピリオド・ピアノを弾いてきたパチャリエッロが、楽聖が思い描いた当時のサウンドを現代に再現します。
※録音:2019年10月、サン・テレンツィアーノ教会(カプラニカ、イタリア)
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ギターの魂 Vol.2
エドゥアルド・ロペス=チャバリ(1871ー1970):
ギターのための7つの小品(世界初録音)
フアン・マネン(1883-1971):ファンタジア-ソナタ
Op.A-22
カルロス・ペドレル(1878-1941):三人の囚われの姫君の踊り |
マルコ・デル・グレコ(ギター) |
マルコ・デル・グレコは、東京国際ギターコンクールでの優勝歴があり、細川俊夫も称賛したイタリアの名手。
本アルバムは、20世紀初頭のスペインに目を向け、本物のクラシックギターの音色を追求した「オリジナル」を研究したプロジェクト。
この楽器の歴史とレパートリーを築いた作曲家とギタリストの音楽を通して、この楽器の「魂」に迫るシリーズの第2弾です。
マルコ・デル・グレコは、名工マヌエル・ラミレス、サントス・エルナンデス、ドミンゴ・エステソが製作したオリジナルのギター3本を使用。
アクイーラ製のガット弦を張って演奏しています。
※録音:2021年11月16日-17日、サン・ミケーレ・アルカンジェロ(セルモネータ、イタリア)
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闇から光へ ~ グレゴリオ聖歌と電子音楽の出会い
タマラ・ソルダン&ミケーレ・ペドラッツィ:
In Principio/Aurea Luce/The Journey/
Alleluia/From the Darkness to the Light/
The Calling/Justus es Homine/
The Gift/Sine Nomine |
EXTEMPORE
〔タマラ・ソルダン(ヴォイス)、
ミケーレ・ペドラッツィ(エレクトロニクス)〕 |
EXTEMPOREは、ヨーロッパのジャズ、コンテンポラリー、アーリー
ミュージック・シーンで活躍するタマラ・ソルダンと、シンセサイザー・プレーヤーとして活躍するミケーレ・ペドラッツィによって結成されたベルリンを拠点とするデュオ。
プロジェクト「From the Darkness to the
Light(闇から光へ)」は長年の研究の成果であり、古代音楽、現代音楽、即興演奏がユニークに融合しています。
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<メジャー・レーベル>
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SONY
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19658801812
\3100→\2890 |
ダニエル・オッテンザマー(クラリネット)
~ニールセン&グリーグ
ニールセン:クラリネット協奏曲 Op.57
グリーグ:『抒情小曲集』より(オッテンザマー&トラクスラー編)
愛の歌 Op.43-5、 夢想 Op.62-5、 余韻
Op.71-7
ノルウェーの農民行進曲 Op.54-2、 メロディ
Op.47-3
トロルの行進 Op.54-3、 故郷にて Op.43-3、 山の夕べ
Op.68-4
夜想曲 Op.54-4、 郷愁 Op.57-6、 トロルドハウゲンの婚礼の日
Op.65-6
ニールセン:クラリネットとピアノのための幻想曲
グリーグ:過ぎにし春~2つの悲しき旋律 Op.34-2(オッテンザマー&トラクスラー編)
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ダニエル・オッテンザマー(クラリネット)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
アダム・フィッシャー(指揮)
クリストフ・トラクスラー(ピアノ) |
2014年4月27日、ウィーン、ムジークフェラインザール
2021年8月5日、ウィーン、ローレライザール
名門ウィーン・フィルの首席奏者をつとめる若きクラリネットの俊英、ダニエル・オッテンザマーによる、ニールセンのクラリネット協奏曲と、クラリネット用にアレンジしたグリーグの抒情小曲集を組み合わせたノルデイック・アルバム。
オッテンザマー家は、ダニエルの父の故エルンスト(前ウィーン・フィル首席奏者)、弟のアンドレアス(ベルリン・フィル首席奏者)と共にクラリネット奏者一家としても知られ、ダニエルはウィーン・フィルほかのメンバーと結成した「フィルハーモニクス
ウィーン=ベルリン」のリーダーとしても認知度が高まっています。音楽的に恵まれた環境でウィーンの伝統をたっぷりと吸収して育ち、ウラッハ、ボスコフスキー、プリンツらに代表されてきたクラリネットのウィーン楽派を21世紀に継承する名手が、北欧音楽の抒情性をクローズアップしたアルバムです。
管楽器が好きだったニールセンは1921~22年にかけて木管五重奏曲を書き、その直後にその5つの管楽器のためのソロ協奏曲を書き始めましたが、体調の悪化もあって結局完成したのはフルート協奏曲とクラリネット協奏曲だけでした。ニールセンのクラリネット協奏曲の多くの部分は、ヘ長調とホ長調という2つの主調の間の、はっきりと聴き取れる対比で構成されており、オーケストラも室内楽的な編成でファゴットとホルンのソロ的なパッセージが目立つほか、スネアドラムも活躍します。独奏パートは演奏至難で、必然的にクラリネット界に新たな技術的基準をもたらすことになりました。このアルバムでは、ニールセンの作品をもう1曲、若書きの『クラリネットとピアノのための幻想曲』がふくまれています。
グリーグが、38年の歳月をかけて書き上げた全10巻66曲のピアノ小品からなる『抒情小曲集』。北欧の民俗的な要素を取り上げ、心に迫るメランコリックなムードに包まれた名品揃い。オッテンザマーは、音や構造の点で、もともとクラリネットとピアノのために作曲された可能性のある作品を選び、いくつかの作品には、クラリネットの対旋律を自由に加えています。
オッテンザマーはこのアルバムについて以下のように語っています。
「グリーグとニールセンの北欧音楽、そしてそれぞれの作曲家が傑作の基礎とした北欧の民俗音楽に、私は幼い頃から魅了されてきました。ニールセンの込み入ったクラリネット協奏曲と、シンプルで素朴な中に深い感動を覚えるグリーグの抒情的な作品を並べることで、北欧音楽のさまざまな側面、そして関連するクラリネットの異なる音色に光を当てたいと考えました。
長年にわたり首席クラリネット奏者を務めてきたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とソリストとして共演することは実に特別なことです。オーケストラの同僚や、マエストロ、アダム・フィッシャーの音楽的なサポートは心に残るもので、この演奏をCDに収録できたことに感謝しています。ピアニストのクリストフ・トラクスラーとは、15年来の音楽的なつながりがあり、深い友情に基づいて、グリーグの『抒情小曲集』を共同で編曲しています。」
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ロバート・クラフト
コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション |
19658706112
(44CD)
\36000→\34990 |
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20世紀音楽の普及に多大な貢献を残した音楽家ロバート・クラフト。彼が1950~60年代にかけてコロンビアに録音したシェーンベルク、ヴェーベルン、そしてストラヴィンスキー後期の録音は、20世紀音楽のマイルストーンともいうべきこれらの作品の魅力を世界中に音楽ファンに届ける上で極めて重要な役割を果たしました。英グラモフォン誌は「疲れを知らずにわれわれの時代の音楽に尽くす男」と称賛し、指揮者としてのみならず著述家・ストラヴィンスキー財団の継承者としてもストラヴィンスキーや20世紀音楽についての重要な著作を発表し、楽譜の出版にも力を注いだクラフトの生誕100年を記念して、クラフト/ストラヴィンスキー財団の全面的な協力を得て、コロンビア録音のすべてをCD44枚に集大成し、その業績を偲びます。
【ストラヴィンスキーの信頼篤き音楽家】
クラフトは1923年10月20日、ニューヨークのキングストン生まれ。12歳のころからストラヴィンスキーの音楽のファンとなり、ジュリアード音楽院で学び、さらにタングルウッド音楽祭バークッシャー音楽センターではクーセヴィツキーのリハーサルで学び、バーンスタイン、ハーヴェイ・シャピロ、アーヴィング・ファインら若き作曲家たちと交友を結びました。24歳で指揮者としてデビューしたクラフトは、自分が主催するコンサートでも『兵士の物語』『ダンバートン・オークス』『八重奏曲』などを取り上げていたクラフトはストラヴィンスキーに直接手紙を書いて交流を深め、ついに1948年にはクラフトのコンサートにストラヴィンスキーが指揮者として登場し、『管楽器のための交響曲』の改訂版を取り上げるまでになりました。若者の才能を見抜いた作曲家は、クラフトを自分の作曲・指揮活動の音楽助手および秘書としてハリウッドの自宅に招いたのです。以後亡くなるまで20年以上にわたって2人の共同作業は続き、クラフトは、ストラヴィンスキーが世界各地から依頼される自作自演のコンサートや1960年代からのコロンビアへの自作録音プロジェクトにもアシスタントとして加わり、恒例の作曲者に変わってコンサートや録音の下稽古を付け、コンサートでは作曲者と指揮台を分かち、さらに作曲者監修のもとで録音も担うようになりました(ディスク40、42~44)。バレエ『結婚』が初稿、第2稿、決定稿と3種類の稿態が収められているのも特筆すべき点でしょう。
【世界初の「ヴェーベルン全集」の録音を敢行(ディスク2~4)】
録音面でクラフトの名をまず世界的なものにしたのは、ストラヴィンスキーではなく、新ウィーン楽派の「ミニマリスト」ともいうべきヴェーベルンの作品でした。1954年から1956年にかけて、クラフトは、ソプラノのマーニ・ニクソンやピアノのレナード・スタインらとともに、フリーランスの音楽家を集めたアンサンブルでヴェーベルンの作品番号付きの作品をすべて録音。その成果は4枚組のLPとして1957年に発売され、大きな話題を呼びました。当時米国の権威ある音楽誌だったハイ=フィデリティ誌は、「壮大な事業であり、大きな成功とともに達成された、ヴェーベルンを理解したその演奏は、コロンビア・レコードとの素晴しいコラボレーションであり、現代のディスコグラフィの主要な記念碑として長く残るものだ」と絶賛し、さらに同誌は後に「モノラル録音の10傑のひとつ」に数えています。
【ステレオ録音で成し遂げた「シェーンベルク全集」全8巻(ディスク21~39)】
またクラフトは、ヴェーベルンの師であったシェーンベルクの作品の演奏と普及にも取り組み、コロンビアへの初録音となったモノラル時代の1953年(ディスク1)からステレオ期の1966年まで、継続的にその作品を録音(世界初録音多数)し、特に1963年からは「アルノルト・シェーンベルクの音楽(シェーンベルク全集)」と題したシリーズの発売を開始、各LP2枚組16枚にわたる録音は、クラフト自身がシカゴ響、クリーヴランド管、コロンビア響を指揮したオーケストラ曲のほか、やはりシェーンベルクの音楽の大家であったグレン・グールド、ジュリアード弦楽四重奏団、オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団、当時のアメリカで活躍していた歌手陣による演奏も含む一大アンソロジーで、コロンビアの鮮明なステレオ録音によって、シェーンベルクの複雑な音楽の魅力が極めて明確な形で音楽ファンに伝えられることになりました。多くの場合クラフト自身が筆を執った詳細な楽曲解説(譜例や図版入り)が付され、文字情報としても正しい形でシェーンベルクの音楽史上での立ち位置が定義されることになりました。1974年の時点で、シェーンベルクの作品の4分の1、18曲の悪品はクラフトによる録音しかなく、ハイ=フィデリティ誌は「現代の最も重要な音楽的遺産であるシェーンベルクの音楽を広める上で並外れた賞賛に値する努力のたまもの」と絶賛しています。日本でも、当初は日本コロムビア、そしてその後はCBSソニーから国内盤LPが発売され、クラフトの解説の訳のほかに、作曲家・評論家の柴田南雄氏による名解説が付されたアルバムは日本独自のジャケット・デザインによって、広く聴かれるようになりました。
【アルバン・ベルクの魅力を開示】
クラフトはまた、新ウィーン楽派の著名作曲家アルバン・ベルクの録音も手がけており、1959年には『アルテンベルク歌曲集』(ディスク11)、1960年には傑作『3つの管弦楽曲』(ディスク14)、そして1961年には『ルル組曲』『抒情組曲』『室内協奏曲』などの重要作をおさめた2枚組のアンソロジー(ディスク15~16)を発売しています。現代音楽の権威であるエリック・ザルツマンはニューヨーク・タイムズ紙で『室内協奏曲』の録音について「美しいアーティキュレーションとフレージング。優れた技量を持つヴァイオリニストとピアニストも見事で、統一されながらも驚くほどの多様性や軽快さ、そして機知を開陳する作品のコンセプトにぴったりだ。緊張感や力強さも十全に表現されている。『ぶどう酒』や『7つの初期の歌曲』も同様に素晴らしく、ソプラノ歌手のベサニー・ベアーズリーらの絶妙な歌唱が聴きものだ」と評しています。
【ヴァレーズ、ブーレーズ、シュトックハウゼン】
クラフトのコロンビア録音の中で、さらに特筆されるのは、ブーレーズ『ル・マルトー・サン・メートル(主なき槌)』(ブーレーズの自作録音に次ぐ2種目の録音)とシュトックハウゼン『ツァイトマーセ』(これもブーレーズ盤に次ぐ2種目の録音)のアメリカでのパイオニア的録音(1958年、ディスク8)であり、またに1960年と1962年に発売された2枚のエドガー・ヴァレーズのアルバム(ディスク12、20)でしょう。特にヴァレーズのアルバムは主要オーケストラ曲が収録されており、この破天荒な作曲家の面白さをいち早く世に知らしめることになった画期的な役割を果たしました。
【ジェズアルド、モンテヴェルディ、バッハ、モーツァルト】
現代音楽の騎手であったクラフトですが、一方で古楽にも深い興味を持ち、中でもイタリア・ルネサンス期の個性的な作曲家カルロ・ジェズアルドに魅せられ、4枚ものLPを録音しています(ディスク6、9、17、41。歌手の中には名メゾ・ソプラノ歌手のマリリン・ホーンも含まれていました)。大胆な半音階進行、転調、不協和音に満ちたジェズアルドの作品は、その好奇な伝記的エピソードと相まって大きな注目を集めました。さらにクラフトは、モンテヴェルディの大作『聖母マリアのための夕べの祈り】全曲(ディスク32、33)、シュッツのモテット集(ディスク10)、バッハのカンタータ(ディスク13、27)、モーツァルトの『グラン・パルティータ』(ディスク19)の録音も残しています。
【オリジナルLPジャケット・デザインを採用】
従来の当シリーズ同様、このボックスセットでも、各ディスクは米国初出盤のジャケット・デザインによる紙ジャケットに封入されており、詳細な録音データとトラックリスト、未発表のセッション写真や図版、クラフトのコメント抜粋が掲載された124ページのカラー別冊解説書(欧文)とともに、厚紙製クラムシェル・ボックスに収容され、コレクターズ・アイテムとしての価値を高めています。クラフトは、ストラヴィンスキー没後は公の場での演奏を縮小し、著作やエッセイの執筆、楽譜の校訂により力を注ぐようになりますが、録音は最晩年まで継続し、3種の『春の祭典』や2種の『エディプス王』を含むストラヴィンスキー作品、『グレの歌』を含むシェーンベルク作品のCD録音に心血を注いでいました。当ボックスで集大成されたコロンビアへの画期的な録音のCD化によって、録音の上ではピエール・ブーレーズと並び称されるべきクラフトの業績をようやくきちんとした形で振り返ることができるのです。
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ロバート・クラフト/コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション
Disc1
シェーンベルク:
組曲 Op.29
ロバート・クラフト(指揮)
グレン・ジョンソン(ピッコロ・クラリネット)、ヒューゴ・ライモンディ(クラリネット)
ウィリアム・ウリアーテ(バス・クラリネット)、イスラエル・ベイカー(ヴァイオリン)
セシル・フィジェレスキ(ヴィオラ)、ジョージ・ナイクルグ(チェロ)
レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1953年12月4,17日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
心の茂み Op.20
マリリン・ニクソン(ソプラノ)
レナード・スタイン(チェレスタ)
ウェズリー・クーンレ(ハルモニウム)
バーバラ・シク(ハープ)
録音:1954年7月21日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
トーマス・マンの70歳誕生日のためのカノン
ドロシー・ウェイド、ロバート・スーシェル(ヴァイオリン)
セシル・フィジェレスキ(ヴィオラ)、エメット・サージェント(チェロ)
録音:1954年9月10日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
カンタータ『3つの風刺』 Op.28~第3曲:新古典主義
リチャード・ロビンソン(テノール)、チャールズ・シャーバッハ(バス)
セシル・フィジェレスキ(ヴィオラ)、ジェームズ・アーカトフ(チェロ)
レナード・スタイン(ピアノ)、混声合唱団
録音:1954年9月10日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
ピアノのための2つの小品 Op.33a&b
レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年9月10日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
3つの歌曲 Op.48
マージョリー・マッケイ(メゾ・ソプラノ)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1955年1月3日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
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Disc2-4:ヴェーベルン:作品全集
Disc2
パッサカリア Op.1
ロバート・クラフト(指揮)、管弦楽団
録音:1956年2月24日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
軽やかな小舟に乗って逃れよ Op.2
ロバート・クラフト(指揮)、合唱団
録音:1955年1月3日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
『第7の環』による5つの歌曲 Op.3
S.ゲオルゲの詩による5つの歌曲 Op.4
マルニ・ニクソン(ソプラノ)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年7月21日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
弦楽四重奏のための5つの楽章 Op.5
ドロシー・ウェイド(ヴァイオリン)、ウォード・フェンリー(ヴァイオリン)
ミツロン・トーマス(ヴィオラ)、エメット・サージェント(チェロ)
録音:1956年5月2日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
管弦楽のための6つの小品 Op.6
ロバート・クラフト(指揮)、管弦楽団
録音:1956年2月24日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
4つの小品 Op.7
ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年7月21日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
2つの歌 Op.8
ロバート・クラフト(指揮)
グレース=リン・マーティン(ソプラノ)、ジェイムス・デッカー(ホルン)
モリス・ボルトッチ(トランペット)、レナード・スタイン(チェレスタ)
バーバラ・シク(ハープ)、ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)
セシル・フィゲルスキー(ヴィオラ)、エメット・サージェント(チェロ)
ウィリアム・ウルヤテ(クラリネット)
録音:1954年7月21日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc3
6つのバガテル Op.9
ドロシー・ウェイド(ヴァイオリン)、ロバート・スーシェル(ヴァイオリン)
セシル・フィゲルスキー(ヴィオラ)、エメット・サージェント(チェロ)
録音:1954年9月10日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
5つの小品 Op.10
ロバート・クラフト(指揮)、管弦楽団
録音:1954年7月21日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
3つの小品 Op.11
エメット・サージェント(チェロ)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年7月21日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
4つの歌 Op.12
マルニ・ニクソン(ソプラノ)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年7月21日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
4つの歌 Op.13
グレース=リン・マーティン(ソプラノ)
ロバート・クラフト(指揮)、管弦楽団
録音:1954年7月21日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
ゲオルク・トラークルの詩による6つの歌 Op.14
ロバート・クラフト(指揮)
グレース=リン・マーティン(ソプラノ)
フーゴ・ライモンディ(クラリネット)、ウィリアム・ウルヤテ(バス・クラリネット)
ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)、エメット・サージェント(チェロ)
録音:1954年2月23日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
5つの宗教的歌曲 Op.15
ラテン語のテクストによる5つのカノン Op.16
3つの宗教的民謡 Op.17
ロバート・クラフト(指揮)
グレース=リン・マーティン(ソプラノ)
モリス・ボルトッチ(トランペット)、ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)
セシル・フィゲルスキー(ヴィオラ)、ミッチェル・ルーリー(クラリネット)
ウィリアム・ウルヤテ(バス・クラリネット)、他
録音:1954年2月12日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
3つの歌 Op.18
グレース=リン・マーティン(ソプラノ)
フーゴ・ライモンディ(クラリネット)、ジャック・マーシャル(ギター)
録音:1954年2月23日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
2つの歌 Op.19
ロバート・クラフト(指揮)
マルニ・ニクソン(ソプラノ)、グレース=リン・マーティン(アルト)
リチャード・ロビンソン(テノール)、チャールズ・シャーバック(バス)
レナード・スタイン(ピアノ) 、ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)
ミッチェル・ルーリー(クラリネット)、ウィリアム・ウルヤテ(バス・クラリネット)、他
録音:1954年2月12日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
弦楽三重奏曲 Op.20
ドロシー・ウェイド(ヴァイオリン)
セシル・フィゲルスキー(ヴィオラ)、エメット・サージェント(チェロ)
録音:1954年5月17日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc4
交響曲 Op.21
ロバート・クラフト(指揮)、管弦楽団
録音:1956年2月9日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
四重奏曲 Op.22
ミッチェル・ルーリー(クラリネット)、ウィリアム・ウルヤテ(テナー・サクソフォン)
ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年2月23日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
ヒルデガルト・ヨーネの『道なき道』より3つの歌
Op.23
マルニ・ニクソン(ソプラノ)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年7月21日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
9つの楽器のための協奏曲 Op.24
ロバート・クラフト(指揮)
アーサー・グレグホーン(フルート)、ゴードン・ポープ(オーボエ)
フーゴ・ライモンディ(クラリネット)、ジェイムス・デッカー(ホルン)
レスター・レムゼン(トランペット)、ロイド・ウルヤテ(トロンボーン)
ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)、セシル・フィゲルスキー(ヴィオラ)
レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1956年3月8日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
ヒルデガルト・ヨーネの詩による3つの歌 Op.25
マルニ・ニクソン(ソプラノ)、レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1956年3月8日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
眼の光 Op.26
ロバート・クラフト(指揮)、管弦楽団&合唱団
録音:1956年2月9日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
ピアノのための変奏曲 Op.27
レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1954年9月10日、ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
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Disc5
シェーンベルク:
弦楽四重奏曲 Op.28
ドロシー・ウェイド(ヴァイオリン)、ロバート・スーシェル(ヴァイオリン)
セシル・フィゲルスキー(ヴィオラ)、エメット・サージェント(チェロ)
録音:1954年9月10日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
カンタータ第1番 Op.29
マルニ・ニクソン(ソプラノ)
ロバート・クラフト(指揮)、管弦楽団&合唱団
録音:1956年2月9日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
管弦楽のための変奏曲 Op.30
ロバート・クラフト(指揮)、管弦楽団
録音:1956年3月8日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
カンタータ第2番 Op.31
マルニ・ニクソン(ソプラノ)、チャールズ・シャーバック(バス)
ロバート・クラフト(指揮)、管弦楽団&合唱団
録音:1955年7月28日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
J.Sバッハ/ヴェーベルン編:音楽の捧げもの
BWV.1079~6声のリチェルカーレ
ロバート・クラフト(指揮)、管弦楽団
録音:1955年7月28日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
ピアノ五重奏曲
ドロシー・ウェイド(ヴァイオリン)、ウォード・フェンリー(ヴァイオリン)
ミツロン・トーマス(ヴィオラ)、エメット・サージェント(チェロ)
レナード・スタイン(ピアノ)
録音:1955年7月28日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
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Disc6
ジェズアルド:
レスポンソリウムVIII「Aestimatus Sum」(6声)
5声のためのマドリガーレ(第4-6巻より12曲)
レスポンソリウムII「Tristis est anima mea」(6声)
ストラヴィンスキー:
7声のモテット「Illumina nos」
ロバート・クラフト(指揮)
グレース=リン・マーティン(ソプラノ)、マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ)
コラ・ローリゼン(コントラルト)、ポール・サラムノヴィッチ(テノール)
リチャード・ロビンソン(テノール)、ハワード・チッジャン(バリトン)
リチャード・レヴィット(カウンターテナー)
録音:1957年5月17日 ハリウッド、ラジオ・レコーダース
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Disc7
シェーンベルク:
管弦楽のための変奏曲 Op.31
ロバート・クラフト(指揮)、管弦楽団
録音:1957年6月4日 ハリウッド
4つの混声合唱曲 Op.27
ロバート・クラフト(指揮)
マルニ・ニクソン(ソプラノ)、キャスリーン・ゲイヤー(アルト)
リチャード・ロビンソン(テノール)、サム・ヴァン・デューセン(バス)
マックス・グラールニック(マンドリン)、ヒューゴ・ライモンディ(クラリネット)
ドロシー・ウェイド(ヴァイオリン)、エメット・サージェント(チェロ)
録音:1957年3月18日、ハリウッド
3つの風刺 Op.28~ 第1曲:分かれ道で
ロバート・クラフト(指揮)
マルニ・ニクソン(ソプラノ)、キャスリーン・ゲイヤー(アルト)
リチャード・ロビンソン(テノール)、サム・ヴァン・デューセン(バス)
録音:1957年3月18日 ハリウッド
バリトンと七重奏のためのセレナード Op.24
ロバート・クラフト(指揮)
サム・ヴァン・デューセン(バス)
器楽アンサンブル
ウィリアム・ウリアーテ(バス・クラリネット)、マックス・グラールニック(マンドリン)
シオドア・ノーマン(ギター)、ドロシー・ウェイド(ヴァイオリン)
セシル・フィジェレスキ(ヴィオラ)、エメット・サージェント(チェロ)
録音:1957年3月5日 ハリウッド
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Disc8
ブーレーズ:ル・マルトー・サン・メートル
ロバート・クラフト(指揮)
マージョリー・マッケイ(コントラルト)、アーサー・グレッグホーン(フルート)
シオドア・ノーマン(ギター)、ウィリアム・クラフト(ヴィブラフォン)
ミルトン・トーマス(ヴィオラ)、ドロシー・レムソン(ザイロフォン)
録音:1958年1月6日、2月3,7日 ハリウッド
シュトックハウゼン:ツァイトマーセ Op.5
ロバート・クラフト(指揮)
アーサー・グレッグホーン(フルート)、ドナルド・ムッジャリッジ(オーボエ)
ドナルド・レーク(イングリッシュホルン)、ウィリアム・ウリアーテ(クラリネット)
ドナルド・クリストリーブ(ファゴット)
録音:1958年4月8,9日 ハリウッド、ラジオ・レコーダース
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Disc9
カルロ・ジェズアルド:
5声のマドリガル「T'amo mia vita, la mia
cara vita」
「Or, che in gioia credea/O sempre crudo
amore」「Chiaro risplender suole」
4声のガリアルド「Gagliarda seconda」
4声の夕べのカンティクル「In te, Domine,
speravi」
5声のモテット「O vos omnes」
カンツォネッタ「Come vivi cor mio」
4声のガリアルド「Gailliarda ottava」
5声のマドリガル「Felicissimo sonno」「Io
pur respiro in cosi gran dolore」
「Gia piansi nel dolore」「Resta di darmi
noia」
「Deh, coprite il bel seno」「Sinfonia a
quattro antica」
5声のマドルガル「Cor mio, deh, non piangete
- Dunque non m'offendete」
4声のマドリガル「Gailliarda nona」
5声のマドリガル「Merce grido piangendo」「All'ombra
degl'allori」
4声のガリアルド「Gailliarda quarta」
5声のマドリガル「Languisce al fin chi da
la vita parte」
「Non t'amo, o voce ingrata」
5声のモテット「O crux benedicta」
ロバート・クラフト(指揮)
グレース=リン・マーティン(ソプラノ)、マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ)
コラ・ローリゼン(コントラルト)、リチャード・ロビンソン(テノール)
チャールズ・シャルバック(バス)、ユージン・ウィルソン(チェロ)
ミルトン・トーマス(ヴィオラ)、ラルフ・シェーファー(ヴァイオリン)
ソル・バビッツ(ヴァイオリン)
録音:1958年6月19,24日 ハリウッド
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Disc10
ハインリヒ・シュッツ:
わが民よ、わが教えを聞き SWV 270
不届きな家来め SWV 397
一人の種まきが種をまきに SWV 408
わが魂は消え SWV 263
エルサレムの娘らよ、われ汝に誓う SWV 264
神よわれらを憐れみたまえ SWV 55
わが救い主の御腕の中で SWV 82
わが子、アブサロム SWV 269
ロバート・クラフト(指揮)
フィリス・アルトフ・ブリス(ソプラノ)、マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ)
コラ・ローリゼン(コントラルト)、ポール・サラムノヴィチ(テノール)
リチャード・ロビンソン(テノール)、チャールズ・シャーバック(バス)
ロバート・オリヴァー(バス)、ソル・バビツ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
ラルフ・シャッファー(ヴァイオリン)、ミルトン・トーマス(ヴィオラ)
ユージン・ウィルソン(チェロ)、ドナルド・リーク(オーボエ、イングリッシュホルン)
ノーマン・ベンノ(オーボエ、イングリッシュホルン)、
ロイド・ウリアーテ(トロンボーン)
ホイツ・ボハノン(トロンボーン)、フランシス・ハワード(トロンボーン)
シーモア・ツェルデイン(バス・トロンボーン)、ローレンス・モートン(チェンバロ)
録音:1958年6月24日 ハリウッド、ラジオ・レコーダース
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Disc11
ベルク:アルテンベルク歌曲集 Op.4
ヴェーベルン:5つの楽章 Op.5
シェーンベルク:5つの管弦楽曲 Op.16
ベサニー・ベアーズリー(ソプラノ:ベルク)
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1959年1月5日、6月17日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
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Disc12
ヴァレーズ:
イオニザシオン
密度 21.5
アンテグラル(積分)
オクタンドル
ハイパープリズム(超分光器)
コロンビア交響楽団のメンバー、木管、金管、打楽器・アンサンブル
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1959年1月27日 ハリウッド
ポエム・エレクトロニーク(テープのための)
1958年ブリュッセル世界市でのフィリップス館のために
作曲者によって直接テープに 録音されたもの
録音:1958年、ブリュッセル
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Disc13
J.S.バッハ:
カンタータ「候妃よ、さらに一条の光を」
BWV.198
カンタータ「深き淵よりわれ汝に呼ばわる、主よ」
BWV.131
マーニ・ニクソン(ソプラノ)、エレーン・ボナッツィ(コントラルト)
ニコ・カステル(テノール)、ピーター・バインダー(バリトン)
ローレン・ドリスコル(テノール)、ロバート・オリヴァー(バス)
アメリカン・コンサート合唱団(合唱指揮:マーガレット・ヒリス)
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1960年1月12日、2月15日、1959年12月20日
ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
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Disc14
ベルク:管弦楽のための3つの小品 Op.6
シェーンベルク:映画の一場面のための伴奏音楽
Op.34
ヴェーベルン:管弦楽のための6つの小品 Op.6
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1960年1月5,6日 ブルックリン、セント・ジョージ・ホテル
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Disc15-16:アルバン・ベルクの音楽
Disc15
ベルク:
歌劇「ルル」からの4つの交響的小品
ぶどう酒
抒情組曲 ~第2,3,4楽章
ベサニー・ベアーズリー(ソプラノ)
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1960年12月16日 ニューヨーク、マンハッタン・センター/
1960年4月6日 ハリウッド
Disc16
ベルク:
室内協奏曲
イスラエル・ベイカー(ヴァイオリン)、パール・カウフマン(ピアノ)
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1960年6月8日 ハリウッド
7つの初期の歌曲
ベサニー・ベアーズリー(ソプラノ)
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1961年3月14日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
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Disc17
カルロ・ジェズアルド:
6声のマドリガル「Volgi, mia luce」
5声のマドリガル「O dolorosa gioia」「Ardo
per te, mio bene」
ロバート・クラフト(指揮)
グレース=リン・マーティン(ソプラノ)、マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ)
コラ・ローリゼン(コントラルト)、リチャード・ロビンソン(テノール)
チャールズ・シャーバック(バス)、リチャード・レヴィット(カウンターテナー)
録音:1961年6月22日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
ガリアルダ
E.パワー・ビッグス(オルガン)
録音:1960年6月9日、ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
5声のマドリガル「Quando ridente e bella」「Dolcissima
mia vita」
6声のための「Recessit pastor noster」
5声のマドリガル「Che fai meco」「Questa
crudele e pia」「Ardita zanzarettaor」
6声のマドリガル「Aestimatus sum」
ロバート・クラフト(指揮)
グレース=リン・マーティン(ソプラノ)、マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ)
コラ・ローリゼン(コントラルト)、リチャード・ロビンソン(テノール)、
チャールズ・シャーバック(バス)、リチャード・レヴィット(カウンターテナー)
録音:1961年6月22日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
Canzon francese del principe
キャロル・ローゼンティール(チェンバロ)
録音:1960年6月9日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
ストラヴィンスキー:ジェズアルド・ディ・ヴェノーサ400年祭のための記念碑
イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮、コロンビア交響楽団
録音:1960年6月9日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
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Disc18
1. モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調
K.491
2. シェーンベルク:ピアノ協奏曲 Op.42
グレン・グールド(ピアノ)
CBC交響楽団
ワルター・ジュスキント(指揮:1)
ロバート・クラフト(指揮:2)
録音:1961年1月17,21日 トロント、マッセイ・ホール
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Disc19
1. モーツァルト:グラン・パルティータ 変ロ長調
K.361
2. シューベルト/シェーンベルク編:6つのドイツ舞曲
D.820
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1960年6月9日、6月30日、7月1日
ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
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Disc20
ヴァレーズ:
砂漠
オフランド
アルカナ
ドンア・プレヒト(オフランド)
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1961年3月21日、6月28日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール/
1963年1月26日、ニューヨーク、マンハッタン・センター
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Disc21-22:アルノルト・シェーンベルクの音楽
第1巻
Disc21
モノドラマ『期待』 Op.17
ヘルガ・ピラルツィク(ソプラノ)
ワシントン・オペラ協会管弦楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1960年12月29,30日 ワシントン、コンスティテューション・ホール
ヴァイオリン協奏曲 Op.36
イスラエル・ベイカー(ヴァイオリン)
CBC交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1962年4月10日 トロント、マッセイ・ホール
Disc22
月に憑かれたピエロ Op.21
ベサニー・ベアーズリー(ソプラノ)
コロンビア室内アンサンブル
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1962年3月14,15日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
音楽劇『幸福な手』 Op.18
ロバート・オリヴァー(バス)
コロンビア交響楽団&合唱団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1961年6月4日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
ワルシャワの生き残り Op.46
ジョン・ホートン(語り)
CBC交響楽団、トロント祝祭合唱団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1962年4月29日 トロント、マッセイ・ホール
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Disc23-24:アルノルト・シェーンベルクの音楽
第2巻
Disc23
交響詩『ペレアスとメリザンド』
CBC交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1962年4月29-31日 トロント、マッセイ・ホール
Disc24
『創世記』組曲への前奏曲 Op.44
室内オーケストラのための3つの小品
管弦楽のための変奏曲 Op.31
浄夜 Op.4(弦楽合奏版)
CBC交響楽団
トロント祝祭合唱団(Op.44)
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1961年6月5,30日、1963年3月30日、1962年12月1,2日 トロント、マッセイ・ホール
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Disc25
ドビュッシー:ビリティスの歌 L.96
ヒンデミット:バレエ音楽「エロディアーデ」
ヴェラ・ゾリーナ(語り)
コロンビア室内アンサンブル
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1962年3月27日、ハリウッド
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Disc26-27:アルノルト・シェーンベルクの音楽
第3巻
Disc26
5つの管弦楽曲 Op.16(1909年オリジナル版)
クリーヴランド管弦楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1964年3月13日 クリーヴランド
4つの歌曲 Op.22
レジーナ・サーファティ(ソプラノ)
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1961年6月5日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
室内交響曲第2番
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1962年12月2日 トロント、マッセイ・ホール
コル・ニドライ Op.39
ヴィクター・ブラウン(語り)
トロント祝祭シンガーズ(合唱指揮:エルマー・アイスラー)
CBC交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1963年3月30日 トロント、マッセイ・ホール
Disc27
心の茂み Op.20
リタ・ウトリッター(ソプラノ)、ジョージ・シルフェス(チェレスタ)
ポール・ジェイコブス(ハルモニウム) ローラ・ニューエル(ハープ)
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1963年12月17日 ニューヨーク、マンハッタン・センター
千年を三たび Op.50a
トロント祝祭シンガーズ(合唱指揮:エルマー・アイスラー)
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1964年6月8日 トロント・マッセイ・ホール
室内交響曲第1番 Op.9
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1962年3月29日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
J.S.バッハ/シェーンベルク編:前奏曲とフーガ
変ホ長調 BWV.522「聖アン」
CBC交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1963年3月30日 トロント、マッセイ・ホール
J.S.バッハ/シェーンベルク編:「おお愛する魂よ、汝を飾れ」
BWV.654
CBC交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1962年12月3日 トロント、マッセイ・ホール
J.S.バッハ/シェーンベルク編:「来たれ、創り主にして聖霊なる神よ」
BWV.631
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1961年6月5日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
ハルゼー・スティーヴンスによるアルノルト・シェーンベルクへのインタビュー
録音:1949年
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Disc28-29:アルノルト・シェーンベルクの音楽
第4巻
※この2枚にはロバート・クラフトによる演奏は含まれていません
Disc28
2つの歌曲 Op.1
ドナルド・グラム(バス・バリトン)、グレン・グールド(ピアノ)
4つの歌曲 Op.2
エレン・ファウル(ソプラノ)、グレン・グールド(ピアノ)
歌曲集『架空庭園の書』 Op.15
ヘレン・ヴァンニ(メゾ・ソプラノ)、グレン・グールド(ピアノ)
録音:1965年1月5日、1964年6月11日、1965年6月10,11日
ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc29
3つのピアノ小品 Op.11
5つのピアノ小品 Op.23
6つのピアノ小品 Op.19
ピアノ組曲 Op.25
ピアノ曲 Op.33a&b
グレン・グールド(ピアノ)
録音:1958年6月30日~7月1日、1965年9月28,29日、1965年11月16,18日、
1964年6月29日、1964年1月2,9日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
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Disc30-31:アルノルト・シェーンベルクの音楽
第5巻
Disc30
弦楽のための古い様式による組曲ト調
6つの歌 Op.8
イレーネ・ジョーダン(ソプラノ)
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1965年8月21,23,24日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
Disc31
地上の平和 Op.13
イサカ・カレッジ・コンサート合唱団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1965年12月16日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
ブラームス/シェーンベルク編:ピアノ四重奏曲第1番ト短調
Op.25
シカゴ交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1964年7月20日 シカゴ、オーケストラ・ホール
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Disc32-33
モンテヴェルディ:聖母マリアの夕べの祈り
グレッグ・スミス・シンガーズ(合唱指揮:グレッグ・スミス)
フォートワース・テキサス少年合唱団(合唱指揮:ジョージ・ブラッグ)
コロンビア・バロック・アンサンブル
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1967年1月18,19,23日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
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Disc34-35:アルノルト・シェーンベルクの音楽
第6巻
Disc34
セレナード Op.24
ドナルド・グラム(バス・バリトン)
コロンビア室内アンサンブル
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1965年10月26,28日、1966年9月26日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
木管五重奏曲 Op.26
ウエストウッド管楽五重奏団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1966年3月3,12日、4月8,14日
Disc35
4つの混声合唱曲 Op.27
コロンビア室内アンサンブル、グレッグ・スミス・シンガーズ
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1966年2月10日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
3つの風刺 Op.28
コロンビア室内アンサンブル、グレッグ・スミス・シンガーズ
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1965年8月20,25,26日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
組曲 Op.29
コロンビア室内アンサンブル
イスラエル・ベイカー(ヴァイオリン)、ミルトン・トーマス(ヴィオラ)
ローレンス・レッサー(チェロ)、リチャード・レッサー(クラリネット)
ジョン・ノイフェルド(クラリネット)、パール・カウフマン(ピアノ)
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1965年11月29日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
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Disc36-37:アルノルト・シェーンベルクの音楽
第7巻
※この2枚にはロバート・クラフトによる演奏は含まれていません。
Disc36
弦楽三重奏曲 Op.45
ジュリアード弦楽四重奏団
録音:1966年5月11日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
ナポレオン・ボナパルトへの頌歌 Op.41
ジョン・ホートン(語り)
グレン・グールド(ピアノ)
ジュリアード弦楽四重奏団
録音:1965年2月3,4日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
Disc37
レチタティーヴォによる変奏曲 Op.40
マリリン・メイソン(オルガン)
録音:1966年2月16日 ニューヨーク、リンカーン・センター、フィルハーモニック・ホール
幻想曲 Op.47
グレン・グールド(ピアノ)、イスラエル・ベイカー(ヴァイオリン)
録音:1964年7月10日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
主題と変奏 ト短調 Op.43B
ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団
録音:1963年10月2日 フィラデルフィア、タウン・ホール
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Disc38-39:アルノルト・シェーンベルクの音楽
第8巻
Disc38
歌劇『今日から明日まで』 Op.32
エリカ・シュミット(ソプラノ:妻)、ヘザー・ハーパー(ソプラノ:友人)
ヘルベルト・シャハトシュナイダー(テノール:歌手)、デリク・オルセン(バリトン:夫)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1964年6月24-27日 ロンドン
Disc39
詩篇 第130『深き淵より』 Op.50b
トロント祝祭シンガーズ
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1964年5月8日 トロント、マッセイ・ホール
現代詩篇 第1番 Op.50c
アンドルー・フォルディ(語り)
トロント祝祭シンガーズ、CBC交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1964年5月8日、12月11日 トロント、マッセイ・ホール
6つの無伴奏男声合唱曲
シカゴ交響合唱団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1965年4月19日 シカゴ、オーケストラ・ホール
4声のカノン『Gravitationszentrum eigenen
Sonnensystem』
(アルマ・マーラー70歳の誕生日のための)
4声の無限カノン『私の石から』(エルヴィン・シュタインのための)
4声の無限カノン『Mr. Saunders I owe you
thanks』(サンダース氏のための)
4声の無限カノン『O das der Sinnen doch
so viele sind』
4声の無限カノン『真剣に落ち込んで文句を言う場合』
3声のカノン『Wer mit der Welt laufen will』
(デヴィッド・ヨーゼフ・バッハの60歳の誕生日のための)
誕生日の3声のカノン第1番『No man escape』(カール・エンゲルの誕生日のための)
誕生日の3声のカノン第2番『I, too, was not
better off』(カール・エンゲルの誕生日のための)
4声のカノン『I am almost sure』(アルトゥール・ロジンスキーの息子リチャードための)
4声の謎のカノン(コンセルトヘボウ管弦楽団の創設40周年のための)
4声の無限カノン『Es ist zu dumm』(ルドルフ・ガンツのための)
グレッグ・スミス・シンガーズ
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1966年5月6日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
チェロ協奏曲(原曲:ゲオルク・モンのクラヴィチェンバロのための協奏曲)
ローレンス・レッサー(チェロ)
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1966年2月11日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
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Disc40
ストラヴィンスキー:
管弦楽のための変奏曲(オルダス・ハクスリーの追悼のために)
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1966年10月11日 ニューヨーク、マンハッタン・センター
宗教的バラード『アブラハムとイサク』
リチャード・フリッシュ(バリトン)
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1967年1月24日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール(作曲者監修による 録音)
イントロイトゥス - T.S.エリオットの思い出に
グレッグ・スミス・シンガーズ
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
録音:1966年2月9日 ハリウッド、ヴァイン・ストリートのCBSスタジオ
レクイエム・カンティクルス
エレーヌ・ボナッツィ(コントラルト)、ドナルド・グラム(バス)
リンダ・アンダーソン(ソプラノ)、チャールズ・ブレスラー(テノール)
イザカ・カレッジ・コンサート合唱団
グレッグ・スミス・シンガーズ
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1966年10月11日、ニューヨーク、マンハッタン・センター(作曲者監修による 録音)
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Disc41
カルロ・ジェズアルド:5声のためのマドリガーレ集
第6巻(全23曲)
ザ・シンガーズ・オヴ・ヴェノーサ
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1967年8月21,22日、1968年2月19-21日、9月23日
ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ
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Disc42
ストラヴィンスキー:
管楽器のための交響曲
コロンビア交響楽団の管楽&金管アンサンブル
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1966年10月11日 ニューヨーク、マンハッタン・センター
バレエ音楽『結婚』(1917年版)
バレエ音楽『結婚』(1919年版)~ピアノラ、2つのツィンバロン、ハルモニウムと打楽器のための
ロザリンド・リース(ソプラノ)、ローズ・テイラー(メゾ・ソプラノ)
リチャード・ネルソン(テノール)、ブルース・ファイファー(バリトン)
グレッグ・スミス・シンガーズ、オルフェウス室内アンサンブル
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1973年2月12日、5月26日 ニューヨーク、コロンビア大学、Wollman
Auditorium
ナイチンゲールの歌
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1967年1月23日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
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Disc43
ストラヴィンスキー:
音楽劇『大洪水』
リチャード・ロビンソン(テノール:ルシファー 悪魔)
ジョン・リアドン(バリトン:神の声)
ロバート・オリヴァー(バス:神の声)
ローレンス・ハーヴェイ(語り)
セバスティアン・キャボット(語り:ノア)
エルサ・ランケスター(語り:ノアの妻)
ポール・トリップ(語り:呼ばわる者)
コロンビア交響楽団&合唱団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1962年3月28,31日 ハリウッド、CBS第1スタジオ
バレエ音楽『結婚』(1923年版)
ミルドレット・アレン(ソプラノ)、エイドリアン・アルバート(メゾ・ソプラノ)
ジャック・リッテン(テノール)、ウィリアム・メトカーフ(バス)
コロンビア・パーカッション・アンサンブル
グレッグ・スミス・シンガーズ、イザカ・カレッジ・コンサート合唱団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1965年12月20日 ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ(作曲者監修による 録音)
混声合唱と2つの管楽四重奏のためのミサ曲
グレッグ・スミス・シンガーズ、コロンビア交響楽団管楽&金管アンサンブル
リンダ・アンダーソン(ソプラノ) アドリエンヌ・アルバート(コントラルト)
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1966年10月11日 ニューヨーク、マンハッタン・センター
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Disc44
ストラヴィンスキー:
ピアノと管弦楽のためのカプリッチョ
フィリップ・アントルモン(ピアノ)
コロンビア交響楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1966年1月3日 ニューヨーク、マンハッタン・センター(作曲者監修による 録音)
バーリモントの2つの詩
日本の3つの抒情詩
ティリム・ボム
イヴリン・リアー(ソプラノ)
コロンビア室内管弦楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1967年1月23,24日、1968年6月10日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
4つの歌(4つのロシアの歌)
エイドリアン・アルバート(メゾ・ソプラノ)、ローリンド・アルメイダ(ギター)
ドロシー・レムサン(ハープ)、ルイーズ・ディ・トゥリオ(フルート)
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1965年11月30日 ハリウッド、CBSスタジオ
フュルステンベルクのマックス王子の墓碑銘
カルマン・ブロック(クラリネット)、ドロシー・レムサン(ハープ)
アーサー・グレグホーン(フルート)
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1961年1月25日、ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
ラウール・デュフィ追悼の二重カノン
イスラエル・ベイカー(ヴァイオリン)、オーティス・イグルマン(ヴァイオリン)
サンフォード・ションバッハ(ヴィオラ)、ジョージ・ナイクルグ(チェロ)
録音:1961年1月25日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
ダンス・コンチェルタント
コロンビア室内管弦楽団
ロバート・クラフト(指揮)
録音:1967年1月22日 ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
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<LP>
4/26(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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PROSPERO CLASSICAL
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アイヴォー・ボルトン(指揮)&バーゼル交響楽団
サン=サーンス:交響詩集
歌劇『サムソンとデリラ』 Op.47より バッカナール
交響詩『ファエトン』 Op.39
交響詩『ヘラクレスの青春』 Op.50
交響詩『オンファールの糸車』 Op.31
交響詩『死の舞踏』 Op.40
ベーレンライター版、ヒュー・マクドナルド氏による
新たなクリティカル・エディションによる初録音 |
アイヴォー・ボルトン(指揮)
バーゼル交響楽団 |
まとめて聴くとおもしろい!サン=サーンスの交響詩全4曲、耳をくすぐる美しい音の流れと巧みな楽器法、クリティカル版による初録音
録音:2021年7月(バッカナール)、2021年2月(交響詩)/スタッドカジノ・バーゼル/49'15''
サン=サーンス(1835-1921)の没後100 年記念として2021年に録音された交響詩集。
バーゼル交響楽団とその首席指揮者アイヴォー・ボルトンによる演奏です。
繊細なひびきを美しくとらえた好録音で、サン=サーンスの流麗な音楽を満喫できます。新たな版のスコアを使った初録音というのも興味深いポイント。
リストが創始した交響詩というジャンルは、色彩的な情景描写を得意としたフランスの作曲家たちが受け継ぎました。サン=
サーンスはその筆頭と言える存在で4曲の交響詩を残しています。
どれも分かりやすい物語を巧妙なオーケストレーションで自然に音楽化した佳品。美しいハープの用法なども花を添え、じつに耳を愉しませてくれます。勝利の大祝宴をアラビア風の野太い旋律で描いた、熱気あふれるバレエ音楽「バッカナール」を併録。
『オンファールの糸車』(1871)~ギリシア神話。女王オンファールの女性的な魅力にヘラクレスが屈する様を描く。
『ファエトン』(1873)~ギリシア神話。馬車で太陽を駆けるファエトンが暴走し、地に落ちてくる。父ゼウスはやむなく雷光で息子もろとも消し去り、地上の危機を払う。
『死の舞踏』(1874)~フランスの詩人アンリ・カザリスの詩をもとに作曲。真夜中の墓場で踊りだす骸骨。鶏が朝を告げると、骸骨は墓へと帰っていく。
『ヘラクレスの青春』(1877)~ギリシア神話。快楽の煩悩におぼれた若きヘラクレスが、英雄としての威厳を取り戻すまでの成長譚。
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HUDDERSFIELD CONTEMPORARY RECORDS
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◆1989年に作曲家のコリン・マシューズによって設立されたイギリスの現代音楽レーベル「NMC」と、NMCRecordingsがディストリビューションする傘下のレーベル(ハダーズフィールド大学の自主レーベル「Huddersfield Contemporary
Records(HCR)」や、ロンドン・シンフォニエッタの自主レーベル「London
Sinfonietta」等)の取り扱いを開始します。(代理店)
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HCR28CD
(1CD-R)
¥2600
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マリー・ベラミー:Behind the transparent
surface
マリー・ベラミー:
Behind the transparent surface
(スモール・アンサンブルと
ハリー・パーチが制作した楽器のための)(2020)
Rift
(パーカッション、ハープ、コントラバスのための)
(2019)
Unfurling(ルポフォンとピアノのための)(2019)
Semblance(バス・フルートのための)(2011)
Dual Impulse(パーカッション独奏のための)(2021) |
アンサンブル・ムジークファブリーク
ELISIONアンサンブル
クリストファー・レッドゲイト(ルポフォン)
フィリップ・トーマス(ピアノ)
リチャード・クレイグ(バス・フルート)
ロス・カレ(パーカッション) |
イギリスのハダーズフィールド大学で作曲を教えているマリー・ベラミーはヴィジュアルアートの分野とコラボレーションするなど、幅広い活動で知られる作曲家。彼女の作品は英国内外の音楽祭で演奏され、BBCラジオ3でも放送されています。
数々の独創的な楽器を創り出したアメリカの現代音楽家、ハリー・パーチが制作した楽器を編成に取り入れた「Behind
the transparent surface」や、ドイツで生まれた珍しいダブル・リード楽器、ルポフォンのために書かれた「Unfurling」など特徴的な作品が並びます。
※録音:2019年~2022年
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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HCR29CD
(1CD-R)
¥2600
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Perfect Offering
カサンドラ・ミラー:Perfect Offering
リサ・イリーン:Weather a Rare Blue
ローレンス・ダン:Suite
レベッカ・サンダース:mumurs |
エクスプロア・アンサンブル |
リスナーを想像上の風景を探検する旅へと誘う4つの作品集。場所と空間、恍惚と静寂、明るさと暗さ、さらにアンビエンス、儚さ、屈折、沈黙といった様々なものをテーマに4人の作曲家の特徴がよく表されたアルバムに仕上がりました。
BBCラジオ3のケイト・モレソンに「イギリスのトップ・ニュー・ミュージック・バンド」と評されたエクスプロア・アンサンブルは、ニコラス・モロスが英国王立音楽カレッジの仲間と共に2012年に設立した室内楽グループ。ロンドンを拠点に新しい作品の紹介、プロモーションを行っており、2021/22シーズンにErnst
von Siemens Musikstiftung Ensemble Prizeを受賞しました。
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KALEIDOS
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サウンド・エンジニアであり音楽プロデューサーでもあるイェンス・F.マイヤーによって2007年に設立されたドイツのレーベル「Kaleidos(カレイドス)」。
メイン・シリーズの「エディション・カレイドス」では、古典派・ロマン派の有名な作品から、あまり知られていなかった作品、20世紀や前衛的な作曲家たちの作品まで、幅広いクラシック・レパートリーのアルバムをリリースする他、ニューミュージック、ワールドミュージック、子どものためのクラシックなどのエディションも作成しています。
厳選されたコンセプチュアルなプログラム制作からこだわりの録音まで、企画、音楽制作、編集、デザイン、マーケティングなど各分野でアーティストとプロデューサーが密接に連携し、高品質な演目、演奏、録音、パッケージを包括して提供しています。
今回は未案内だった旧譜を。
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KAL63172
【旧譜】
¥2600
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クララ・シューマンへのオマージュ
クララ・シューマン(1819-1896):3つのロマンス
Op.22
オクサナ・オメルチュク(1975-):
クララ・シューマンへのオマージュ(無伴奏チェロのための)*
ゾフィー・ザイプト:ロマンス ハ長調 Op.1-1
ルイーゼ・アドルファ・ル・ボー(1850-1927):
チェロ・ソナタ ニ長調 Op.17
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼル(1805-1847):
幻想曲 ト短調、カプリッチョ 変イ長調
レベッカ・クラーク(1886-1979):エピローグ
*世界初録音 |
カタリーナ・デセルノ(チェロ)
ネナド・レチッチ(ピアノ) |
19世紀から現代までの女性作曲家による、優れたチェロ作品を集めた1枚!
19世紀から現代までの女性作曲家による優れたチェロ作品を集めた1枚。
21世紀の音楽言語で鳴らされるオクサナ・オメルチュク(1975-)の無伴奏チェロ作品《クララ・シューマンへのオマージュ》がプログラムの特別な位置を占め、その他のロマンティックな音楽に対して対比を生み出し、プログラム的に重要な役割を果たしています。クララ・シューマンに師事したことのあるドイツ後期ロマン派の作曲家、ルイーゼ・アドルファ・ル・ボー(1850-1927)の素晴らしい旋律で満たされたチェロ・ソナタも聴きどころです。
この作品は最近スティーヴン・イッサーリスが取り上げたことでも話題になりました。作品、演奏ともに素晴らしい内容のCDです。
※録音:2021年(ドイツ、デュルメン)
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年間を通してバッハと Vol.3 |
カルステン・チュンドルフ(オルガン) |
J.S.バッハ:
前奏曲 ヘ短調 BWV534/おお嘆き、おお心の苦しみ
BWV deest/我らを幸せにするキリストよ BWV747/
苦しみを受けたもうキリストに栄光あれ
BWV1097/我らを幸せにするキリストよ BWV620/
まことの人にして神なる主イエス・キリスト
BWV deest(Emans No.100)/
まことの人にして神なる主イエス・キリスト
BWV deest(Emans No.101)/
イエス十字架につけられ給いし時 BWV deest(Emans
No.48)/
イエス十字架につけられ給いし時 BWV621/
心より愛するイエスよ、たとえ罪を犯したもうとも
BWV deest(Emans No.105)/
心より愛するイエスよ、たとえ罪を犯したもうとも
BWV1093/
われら汝に感謝す、主イエス・キリストよ
BWV623/トリオ・ソナタ第2番 ハ短調 BWV526/
おおイエスよ、いかに汝の姿は BWV1094/パルティータ《喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ》
BWV768/
おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け BWV622/フーガ
へ短調 BWV534 |
カルステン・チュンドルフによる、バッハのオルガン作品シリーズ第3弾!
バッハの 《前奏曲とフーガ》及び 《6つのオルガン・ソナタ》
と教会暦に関する作品を組み合わせたこのシリーズは、2007年に聖マリエン教会のフレントロップ製オルガンの40周年を記念して始まりました。
各巻のコラールは『オルゲンビュッヒライン』や『18のライプツィヒ・コラール集』、『キルンベルガー・コラール集』、『シュープラー・コラール集』などから選ばれています。
演奏は2006年から同教会の教会音楽監督を務めるカルステン・チュンドルフ。リスナーにとっては教会暦におけるテキストとメロディーの理解にも役立つことでしょう。
※録音:2014年4月、聖マリエン教会(ドイツ、オスナブリュック)
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KAL63212
【旧譜】
¥2600
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ショート・ストーリーズ
Mazel Tov/Intro mit Gajda und Tupan/Balkan
Medley Part 1/
Balkan Medley Part 2/Simkhas Toyre 1/Sher/Oy
Tate, s'iz git/
Der Gassn Nigun/Maleshevsko Oro/Alegrias/Eklil/
Intro/Azizies/Armandono merele/Simkhas
Toyre 2/
Sljivovic/Marcia Funebre/Katerino Mome/Le
Dadesko Savo |
アンサンブル・ヴィノロッソ |
国際的なワールドミュージック・オーケストラ、アンサンブル・ヴィノロッソが披露する、コントラストと驚きに満ちたカラフルなプログラム!
豊かなオーケストラサウンド、バルカン・ブラス、繊細な室内楽アレンジが、祝いの物語や愛の物語、喪失の物語、好奇心と夢の世界など、人生の物語を語ります。
リスナーは東ヨーロッパの豊かな音楽文化を旅して、クラシカルなフォークロアに魅了されることでしょう。
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音楽と文学の出会い |
トリオ・ソングイナ
ヘニング・フライベルク(朗読) |
エーリッヒ・ケストナー(1899–1974):
Nachtgesang des Kammervirtuosen、Maskenball
im Hochgebirge、
Karneval der Missvergnugten、Hamlets
Geist、Gestandnis einiger Dichter、
Konferenz am Bett、Der synthetische Mensch
ロベルト・デラノフ(1942-):Bizarre Welt
マックス・ベックシェーファー(1952-):Six
Little Mice and Other Tales、Neun Lieder
クリスティアン・エンツェンスベルガー(1931–2009):
Der Zipferlake、Ob er kommt、Ich besuchte
dann haufig eine kulturelle Anstalt、
Ich las dann ein Gedicht und das Gedicht
fing mit O an
カール・マンスカー(1935-):Der Facher
im Herbst、Funf chinesische Gedichte Op.13
クリスティアン・モルゲンシュテルン(1871–1914):
Drei Hasen、Das asthetische Wiesel、Das
Huhn、
Der gestrichene Bock、Der Gingganz、Der
neue Vokal、Der Zwolf-Elf
ロベルト・デラノフ:Birken im Herbst –
Erinnerungen an Lappland |
音楽と文学の出会い!
バロックから現代に至る幅広いレパートリーを持つアンサンブル、トリオ・ソングイナ(ソプラノ、フルート、ピアノ)とケルンでオーディオブックやラジオの朗読を手がけているヘニング・フライベルクによる、言葉と音楽をミックスしたエキサイティングなプログラム。
「不条理なほど奇妙なもの」から「奇抜なほど客観的なもの」まで多層的なリスニング体験をお届けします。
※録音:2012年(ドイツ、ギュータースロー)
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NIFC
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待望の再プレス、3タイトル! |
NIFCCD200
¥2600 →\2390
〔再プレス〕
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13歳、14歳当時のリシエツキが魅せた
風格漂うショパンのコンチェルト集!
ショパン:
ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21 |
ヤン・リシエツキ(ピアノ)
ハワード・シェリー(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア |
☆神童リシエツキが世界に衝撃を与えた2008年、2009年の「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭ライヴ!
ポーランド国立ショパン協会(Narodowy Instytut
Fryderyka Chopina)の自主レーベル「NIFC」による、モダン・ピアノでショパンを弾く「ショパン協会モダン・シリーズ」の第1弾として登場した、ヤン・リシエツキのショパン・コンチェルト集が再生産!
ポーランド人の両親を持つカルガリー出身のピアニスト、ヤン・リシエツキは1995年生まれ。
2004年に9歳でカルガリー・シヴィック響にソリストとして招かれオーケストラ・デビューし、その後もケベック響、ミネソタ管、ワルシャワ・フィルなどのオーケストラや、ヨーヨー・マ、エマニュエル・アックス、ピンカス・ズーカーマンといった名手たちと共演を重ね、13歳で挑戦した2009年の浜松国際ピアノアカデミーコンクールでは見事第3位に輝きました。
このハワード・シェリー&シンフォニア・ヴァルソヴィアとの共演による「ショパン:ピアノ協奏曲第1番/第2番」は、ポーランド国立ショパン協会が主催する「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭に2008年、2009年と2年連続で招聘された際のライヴ録音で、リシエツキは当時13歳~14歳。申し分のないテクニックと音楽性、その両手が生み出す表情豊かな音色、そして年齢からは想像もつかない風格漂う演奏にはただただ驚かされるばかり。
世界的ピアニストでもあるシェリーの万全のサポートを得て伸びやかに奏でられるリシエツキのショパン。凄まじい才能を披露した神童の衝撃の名演が蘇ります。
※録音(ライヴ):2008年8月21日(第2番)&2009年8月20日(第1番)、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ポーランド)
◆ヤン・リシエツキ来日公演予定
2023年7月15日(土) PMFオーケストラ演奏会 (札幌コンサートホールKitara
大ホール)
2023年7月17日(月) PMFオーケストラ苫小牧公演 (苫小牧市民会館)
※公演予定は変更となる可能性がございます。最新の開催状況につきましては、各ホールや主催団体の公式HP等にてご確認ください。
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NIFCCD004
¥2600 →\2390
〔再プレス〕
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ダン・タイ・ソン×ブリュッヘン、ショパンのピアノ協奏曲
ショパン:
ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21 |
ダン・タイ・ソン(フォルテピアノ)
フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ |
☆ダン・タイ・ソン×ブリュッヘン、世紀の共演が生んだ大名演!ようやくの再生産!
フォルテピアノ/エラール1849年製
※録音:2005年9月8日、フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ)&2006年8月31日、ポーランド国立歌劇場(ワルシャワ)
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NIFCCD009
¥2600 →\2390
〔再プレス〕
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ネルソン・ゲルナー、ブリュッヘンと共演
ショパン:ピアノと管弦楽のための作品集
ポーランド民謡による大幻想曲イ長調Op.13
モーツァルトの歌劇《ドン・ジョヴァンニ》の
「お手をどうぞ」の主題による変奏曲変ロ長調Op.2
ロンド《クラコヴィアク》ヘ長調Op.14
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22
ポーランド共和国国歌《ドンブロフスキのマズルカ》 |
ネルソン・ゲルナー(フォルテピアノ)
フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ |
☆アルゼンチンの名手、ネルソン・ゲルナーが真骨頂ともいえるショパンでブリュッヘンと共演!
フォルテピアノ/エラール1849年製
※録音:2006年8月30日、ポーランド国立歌劇場(ワルシャワ)&2007年11月11日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールの覇者ダン・タイ・ソンと、アルゼンチンの名手ネルソン・ゲルナーをソリストに迎えたブリュッヘン&18世紀オーケストラの2つの強力盤も復活!
オーケストラが活躍する「ピアノ協奏曲第1番」冒頭の新鮮な響きなど、ショパンのイメージをガラリと変える斬新で独創的な世界を創り出したブリュッヘン&18世紀オーケストラの演奏は発売当時大きな話題になりました。
聴き手に驚きと新発見をもたらしてくれるショパンです。
共にショパン存命時と同時期のエラール1849年製のフォルテピアノを弾くダン・タイ・ソンとゲルナーのソロも世界的奏者の称号に相応しく見事。ゲルナー(NIFCCD009)は仏ディアパソン・ドール受賞盤。
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NMC
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◆1989年に作曲家のコリン・マシューズによって設立されたイギリスの現代音楽レーベル「NMC」と、NMC
Recordingsがディストリビューションする傘下のレーベル(ハダーズフィールド大学の自主レーベル「Huddersfield
Contemporary Records(HCR)」や、ロンドン・シンフォニエッタの自主レーベル「London
Sinfonietta」等)の取り扱いを開始します。(代理店)
◆NMCは、イギリスとアイルランドの優れた現代クラシック音楽で世界中のリスナーを繋ぎ、過去30年以上にわたって、一流の作曲家やアーティストと協力した高品質な録音を300点近くリリースしてきました。2015年には「現代音楽の発展への顕著な貢献」に対して、権威あるロイヤル・フィルハーモニック協会の「レスリー・ブージー賞」を受賞。コリン・マシューズは、「NMCの創設者兼エグゼクティヴ・プロデューサーとしての英国現代音楽へのユニークな貢献」が認められ、グラモフォン賞2017の「特別功労賞」を受賞しています。
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NMCD274
(1CD-R)
¥2600
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エミリー・ハワード:トーラス
1. アンティスフィア
2. スフィア
3. コンパス
4. トーラス |
マーティン・ブラビンズ(指揮)、BBC交響楽団、他
1. ヴィンバイ・カジボニ(指揮)、
BBCフィルハーモニック
2. マーク・ウィッグルスワース(指揮)、
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団
3. ジュリアン・ウォーバートン(パーカッション)、
ガブリエッラ・テイシェンネ(指揮)、
バーミンガム・コンテンポラリー・
ミュージック・グループ
4. マーティン・ブラビンズ(指揮)、BBC交響楽団 |
☆エミリー・ハワードの作品集第2弾!
☆「幾何学」をテーマとしたオーケストラ&アンサンブル作品集!
☆マーティン・ブラビンズやマーク・ウィッグルスワースらの名匠が参加!
数学的な形やプロセスに見出される「詩」に深く魅了され、数々の賞を受賞しているイギリスの作曲家、エミリー・ハワード。
2016年にNMCのデビュー・ディスク・シリーズから発売された「Magnetite」(NMCD219)に続くエミリー・ハワードの作品集で、「Antisphere(反球)」、「sphere(球)」、「Torus(円環)」の3曲は、近年彼女の創作活動の中心となっている幾何学にインスパイアされた一連のオーケストラ作品の開発プロジェクト「Orchestral
Geometries(オーケストラル・ジオメトリーズ/管弦楽的幾何学)」の作品で、「Compass」は、Orchestral
Geometriesを統合・進化させた最新作。
名匠マーティン・ブラビンズが指揮する「Torus」は、2016年のBBCプロムス委嘱作で、2017年に英国作曲家賞のオーケストラ部門を受賞しています。
※録音:2022年11月(1)、2018年6月(2)、2022年12月(3)、2019年11月(4)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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NMCD270
(1CD-R)
¥2600
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エイリーシュ・ニー・リーアン:
ザ・ラスト・タイム・アイ・ダイド
1. ソベラド Soberado
2. ヒディング・アウト・ニース・ザ・エヴリシング
Hiding Out 'Neath the Everything
3. グラスフィッシュ Parambassis
4. アワ・ファースト・レッスン・イン・フォゲッティング
Our First Lesson in Forgetting
5. コンセント#7 Consent #7
6. ブリーフ=ブルー=エレクトリック=ブルーム
~ サンキュー
Brief-Blue-Electric-Bloom: Thank You
7-8. レヴェリング/レカニング
Revelling/Reckoning
9. タツノオトシゴ(ロング・スナウテッド)
Seahorse [long snouted]
10. ドント! Don't!
11. ザ・ラスト・タイム・アイ・ダイド
The Last Time I Died |
エヴェリン・グレニー(パーカッション)、他
クセニア・ペストヴァ・ベネット
(トイ・ピアノ/1)
ダーラ・モーガン(ヴァイオリン/2)
エイリーシュ・ニー・リーアン
(プリ=レコーデッド・オルタード・ピアノ/2、
オルタード・ピアノ/9)
ポール・ロー(バス・クラリネット/3)
リーシャ・オブライエン(リコーダー/3)
フレデリク・ムンク・ラーセン(ギター/4)
サラ・ワッツ(バス・クラリネット/5)
カーラ・リース(バス・フルート/5)
ティム・ウィリアムズ(ツィンバロム/6)
トム・マッキニー(ギター/6)
エヴェリン・グレニー(パーカッション/7-8)
ニュー・ロンドン・チェンバー・アンサンブル
(7-8)
エクスポネンシャル・アンサンブル(10)
プサッファ(11) |
NMCの「デビュー・ディスク・シリーズ」からリリースされる、アイルランドの作曲家、エイリーシュ・ニー・リーアンの作品からなる初のフル・アルバム。
アイリッシュ・タイムズ紙に「重要な才能(a
significant talent)」と表されたニー・リーアンの音楽は、ヨーロッパ各地に加え、ブラジル、日本、アメリカなどでも演奏されています。
聴覚障害を抱える彼女の音楽は、他者とのコミュニケーションに重点が置かれており、このアルバムの焦点となる「Revelling/Reckoning」では、聴覚障害を芸術活動に取り入れたもう一人の音楽家、エヴェリン・グレニーがフィーチャーされています。
※録音:2008年、2019年、2020年~2022年
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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NMCD242
(1CD-R)
¥2600
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ブライシング・チェンジ
1. マーク=アンソニー・ターネジ:Contusion
2. ポル・ニューランド:difference is everywhere
(altered)
3. ヘレン・グライム:弦楽四重奏曲第2番 |
ピアッティ弦楽四重奏団(1)
ボッツィーニ・クァルテット(2)
ヒース弦楽四重奏団(3) |
NMCとウィグモア・ホールの共同委嘱による現代室内楽プロジェクト。2017年にリリースされた「Bracing
Change」(NMCD216)に続く第2弾。
ターネジの「Contusion」は2015年のウィグモア・ホール国際弦楽四重奏コンクールの課題曲となった作品で、ピアッティ弦楽四重奏団はその見事な解釈で第2位受賞を果たしています。
ここでは、それから数年後、作品との更なる深い関わりを経て行われた改訂版を収録。
カナダのモントリオールを拠点に活動するボッツィーニ・クァルテット(ボッツィーニ弦楽四重奏団)は、エリアス弦楽四重奏団のために書かれた「difference
is everywhere」の新ヴァージョン(altered)を初演。ウィグモア・ホール初の女性コンポーザー・イン・レジデンスとなったヘレン・グライムの弦楽四重奏曲第2番は2020年と2021年のパンデミックとロックダウンを背景に作曲され、ヒース弦楽四重奏団によって初演されます。
※録音:2017年9月21日-22日(1)、2019年3月10日(2)、2022年7月20日(3)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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ONYX
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代理店の東京エムプラス創立30周年記念ということで再発売決定!
もう30年か・・・ |
ONYX4064S
(1CD)
【新装再発売】
特殊価格 ¥2700 →\2490
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デュトワ&ロイヤル・フィル
リムスキー=コルサコフ:シェヘラザード
交響組曲 《シェヘラザード》 Op.35
序曲 《ロシアの復活祭》 Op.36 |
シャルル・デュトワ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 |
《東京エムプラス創立30周年記念》デュトワの「シェヘラザード」新装再発売!
☆東京エムプラス創立30周年記念プロジェクト第1弾!
☆デュトワ&ロイヤル・フィルの「シェヘラザード」を限定再プレス!
☆相場ひろ氏書き下ろし日本語解説付き限定盤!
巨匠シャルル・デュトワが、2009年から芸術監督兼首席指揮者を務めていたロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(RPO)とレコーディングしていたリムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」(2010年録音)。
しばらく廃盤状態が続いていたこの名盤が、ついに限定再プレスされました!
相場ひろ氏の書き下ろし日本語解説を付けた限定盤として新装リリースいたします。
このレパートリーのもっとも偉大な演奏家の一人である「音の魔術師」デュトワが、色彩豊かなオーケストレーションを洗練した演奏で描いた「シェヘラザード」の復刻にご期待ください!
※録音:2010年4月25日-26日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)
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PIANO CLASSICS
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イタリアの名手デルッキによる
ストラヴィンスキーの多様性表現
ストラヴィンスキー:ピアノ曲集
4つのエチュード Op.7 K009 [1908]
1. コン・モート 1'132. アレグロ・ブリランテ
2'52
3. アンダンティーノ 1'474. ヴィーヴォ
2'03
5本の指で K037 [1921]
5. アンダンティーノ 1'10 6. アレグロ
0'58 7. アレグレット 1'05 8. ラルゲット
1'25
9. モデラート 0'45 10. レント 1'21 11.
ヴィーヴォ 0'27 12. ペザンテ 0'56
12. ピアノ・ラグ・ミュージック K032 [1919]
3'13
ピアノ・ソナタ K043 [1924]
14. ? = 112 2'49
15. アダージェット 5'27
16. ? = 112 2'35
17. ドビュッシー追悼のための管楽器
サンフォニーからの断章 2'03
セレナーデ イ長調 K044 [1925]
18. 讃美歌 3'22 19. ロマンス 2'49 20.
ロンドレット 2'44 21. カデンツァ・フィナーレ
2'09
22. サーカス・ポルカ K064 [1942] 3'39
23. タンゴ K062 [1940] 3'04 |
エマヌエーレ・デルッキ(ピアノ) |
ストラヴィンスキーのピアノ曲は用途も傾向も多種多様。
ここでは一族の広大な地所で過ごしたロシア帝国時代の「4つの練習曲」や、ポピュラー音楽の要素を使った「ピアノ・ラグ・ミュージック」と「タンゴ」、古典派とバロックのイディオムを凝縮した「ピアノ・ソナタ」、
ドビュッシー追悼のための「断章」、10インチSP2枚組アルバムのために最適化作曲した「セレナーデ
イ調」、そして50頭の象のための「サーカス・ポルカ」など収録。
演奏はホロヴィッツも降参したゴドフスキーの超難曲「パッサカリア(未完成交響曲の冒頭主題による44の変奏曲)」を15分6秒で鮮やかに弾き切っていた(BRL96706)イタリアのデルッキです。
録音:2021年4月23、24日、キアヴァーリ、マルコ・バレッタ・スタジオ
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ショパン若き日の華やかな協奏作品
ショパン:ピアノと管弦楽のための作品集
フレデリック・ショパン[1810-1849]
1. 「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲
Op.2 17'38
2. ポーランドの歌による大幻想曲 Op.13
14'14
3. クラコーヴィアク Op.14 14'31
4. アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
Op.22 14'05 |
エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ(ピアノ)
ヴァハン・マルディロシアン(指揮)
チェコ室内フィル |
ショパン若き日の華やかな協奏作品を集めたCD。
「ドン・ジョヴァンニ変奏曲」は、初演の大成功によりショパンの名を高めるのに大きく貢献した作品でシューマンも大絶賛。
他に「クラコーヴィアク」、「ポーランドの歌による大幻想曲」、「アンダンテ・スピアナートと華麗なポロネーズ」も収録。
ピアノは2011年からドイツを拠点に活動し、2015年にはショパンのピアノ協奏曲第1番と第2番をProfilレーベルに録音していたエカテリーナ・リトヴィンツェヴァ。
共演は日本でもおなじみのアルメニアのマルディロシアンが指揮するチェコ室内フィル。
録音:2022年7月25-27日、10月13日(クラコヴィアーク)、チェコ、パルドゥビツェ、スーク・ホール
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<メジャー・レーベル>
4/25(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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HARMONIAMUNDI
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グスターボ・ヒメノ(指揮)&ルクセンブルク・フィル
プッチーニ:管弦楽作品集
プッチーニ(1858-1924):
・4 声による管弦楽をともなうミサ(グローリア・ミサ)
〔I. キリエ / II.グローリア / III.
クレド /
IV. サンクトゥス&ベネディクトゥス
/
V. アニュス・デイ〕
・弦のためのスケルツォ SC 56
・交響的カプリッチョ SC 55
・≪菊≫~弦楽四重奏のためのエレジー
SC 65 |
グスターボ・ヒメノ(指揮)
ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
シャルル・カストロノーヴォ(テノール)
ルドヴィク・テジエ(バリトン)
オルフェオ・カタラ
(合唱指揮:パブロ・ララス) |
≪ラ・ボエーム≫の原点を観るプッチーニ:交響的カプリッチョ
録音:2022年5月14日、6月29日、フィルハーモニー・ルクセンブルク、大ホール
ヒメノ&ルクセンブルク・フィルの2022年録音盤は、オペラ作曲家プッチーニの、宗教作品および管弦楽(器楽)作品という注目の内容です。
プッチーニ(1858-1924)は、5代にわたる教会音楽家一家の末裔でした。10歳前後から聖歌隊員として活動、同時にヴァイオリン、ピアノ、オルガン、作曲などの教育を受けるようになります。
そして14歳の時には、教会オルガニスとして演奏していました。若い頃に作曲された宗教的な作品に、モテット、クレド、そして1880年に作曲されたこのグローリア・ミサがあります。
1876年にヴェルディの≪アイーダ≫にふれてオペラに専念するようになった、と記述されることも多いですが、プッチーニの初期の業績が聖歌、室内楽、管弦楽曲であり、そのキャリアを通じて、頻繁ではないにしてもこれらのジャンルの作品を書き続けていたことを忘れてはなりません。
ここには、オペラ以外の初期の作品で最も重要なものが厳選されて収録されております。スケルツォは、1881-83
年に書かれた弦楽四重奏曲の中のひとつの楽章です。
ディスク冒頭はグローリア・ミサですが、男声2つ(テノール、バリトン)をソロにもつ、オーケストラと合唱という大編成。
非常にきらびやかな作品で、非常に重みのある作品。オペラではないのですが、やはり、声の扱いが素晴らしいことがよくわかります。そして声を支える管弦楽も表情豊かで充実。
ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルが懇親の力で演奏していることが感じられます。
≪交響的カプリッチョ≫は、ミラノ音楽院を卒業する際の最終試験のための楽曲。冒頭から壮大なオペラの序曲かはたまた映画の幕開けか、というドラマティックさで、さらにAllegro
vivaceの部分は、10年後に作曲した≪ラ・ボエーム≫の序曲冒頭とまるっきり同じであることに驚かされます。
イタリアでは亡くなった人に≪菊≫の花を捧げる風習があり、この≪菊≫(もともとは弦楽四重奏作品ですが、ここでは弦楽オーケストラで演奏)は、スペイン王(1870-73在位、イタリアのヴィットリオ・エマヌエーレ2世の次男)の死を悼むエレジー。
非常にドラマティックな作品です。
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PENTATONE
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イアン・ボストリッジ(テノール)
The Folly of Desire
・Brad Mehldau:The Folly of Desire
[The Sick Rose / Leda and the Swan /
Sonnet 147 /
Sonnet 75 /Uber die Verfuhrung von
Engeln /
Ganymede I / Ganymede II /
the boys i mean are not refined /
Sailing to Byzantium / Night II / Lullaby]
・Strachey & Maschwitz:These Foolish
Things
・Mann & Hilliard:In the Wee Small
Hours of the Morning
・Cole Porter:Every Time We Say Goodbye
・Franz Schubert:Nacht und Traume D.827
・Cole Porter:Night and Day |
イアン・ボストリッジ(テノール)
ブラッド・メルドー(ピアノ) |
大注目盤!静寂と喧騒、緊張と緩和、皮肉と感傷に染まる世界観。大胆不敵なスタイルで奏でるメルドーとボストリッジの野心に満ちた共鳴。
録音:2022年7月/アルトフン・ニュー・モルティングス、サドベリー(イギリス)
エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(ペンタトーン)
DDD、67'56、輸入盤・日本語帯付
現代ジャズの先駆者ブラッド・メルドーと、現代最高のテノール歌手イアン・ボストリッジという、共にグラミー賞の受賞歴を持つ最高級の布陣で紡ぎだした歌曲集『The
Folly of Desire』がPENTATONEレーベルからリリース!
2016年にドイツ・南バイエルンで出会った二人は、食事をするうちに意気投合し、そこからお互いのコンサートへ足を運ぶようになり、そこでメルドーがボストリッジのために曲を書くことを思いついたのが今作を作るきっかけとなりました。
ウィリアム・ブレイクが書いた詩『The Sick
Rose』から始まり、シェイクスピア、ゲーテ、カミングスといった詩人たちの作品群をもとに、メルドーの鮮やかなピアノとボストリッジのパワフルな歌声が、何とも奇妙な雰囲気を漂わせています。
さらに、アルバム後半にはコール・ポーターの『Night
and Day』やボブ・ヒリヤードの『In the Wee
Small Hours of the Morning』などといったジャズリスナーには馴染み深いジャズスタンダードが数曲、そしてリート歌手ボストリッジが得意とするシューベルトの『夜と夢』D.827
を収録しており、作品ごとにスタイルの多様性が強調されています。
この作品集には、"純粋な欲望からの脱却"というテーマがあり、"欲望から解放された愛こそが人生の最高到達点である"、という哲学的かつ道徳的なメッセージが込められています。
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ARS PRODUKTION
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動物の謝肉祭
サン=サーンス:動物の謝肉祭
(ベネディクト・テル・ブラーク編曲による
ヴァイオリン、ピアノ、ベース、ドラムス版)
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クロナティック・クァルテット
〔トビアス・パウルス(ヴァイオリン)、
ベネディクト・テル・ブラーク(ピアノ)、
マルコ・T・アレアータ(ベース)、
ヤン・フリードリヒ(ドラムス)〕
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ドラムス入り?!動物の謝肉祭!
サン=サーンスの超名作「動物の謝肉祭」が、クロナティック・クァルテットのピアニスト、ベネディクト・テル・ブラークの編曲によって生まれ変わりました。
基本的にはサン=サーンスの原曲に基づきながらも、パガニーニや民謡等のテーマが組み込まれていたり、テル・ブラークの自作やオリジナルな要素もふんだんに盛り込まれた自由度の高いアレンジとなっています。
2017年に結成されたクロナティック・クァルテットは、ヴァイオリン、ピアノ、エレキ・ベース、ドラムスという極めてユニークな四重奏で、クラシック、ジャズ、ポップスの垣根を超えた独創的な活動を行っています。
※録音:2021年11月
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スペインのハープシコード音楽 |
イネス・モレノ・ウンシージャ(ハープシコード) |
アントニオ・デ・カベソン:Diferencias sobre
el Canto del Cavallero
ルイス・ベネガス・デ・エネストローサ:Cinco
diferencias sobre Las Vacas
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ:Segundo
tiento de Quarto Tono por elami, a modo de
cancion
セバスチャン・アギレラ・デ・エレディア:Obra
de 8° tono alto. Ensalada
フアン・カバニーリェス:Gallardas I
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ ハ短調
K.56、ソナタ ニ短調 K.213
アントニオ・ソレール:Sonata no 48 en Modo
Dorico
セバスティアン・デ・アルベロ:Recercata
Prima、Fuga Prima、ソナタ・プリマ
フアン・セセ・バラゲール:フーガ第2番
ホアキン・ベルトラン:フーガ第2番、Pieza
contrapuntistica no 6
バシリオ・デ・セセー:Intento no 6
アルベニス:ソナタ ニ長調 |
16世紀から19世紀かけて作曲されたスペインのハープシコード音楽。
ドメニコ・スカルラッティのように有名な作曲家の作品から知られざる作曲家の作品まで網羅していますが、どの作品も質の高いものばかりです。
特にこのアルバムに選ばれた作品は、この時代の鍵盤音楽の多様性を表しています。
※録音:2021年4月30日-2021年5月3日
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票決
エルンスト・クルシェネク:ハープ・ソナタ
Op.150
ジャン・クラ:ハープのための2つの即興曲
アルフレード・カゼッラ:ハープ・ソナタ
Op.68
アンドレ・カプレ:ハープのためのディヴェルティスメント
ブリテン:ハープ組曲
ハインツ・ホリガー:前奏曲,アリオーソ,パッサカリア |
ジュリア・ワッカー(ハープ) |
20世紀に作曲されたハープ作品集。
ハープは他の楽器にはない独特な音色と特殊な演奏技術を持つ楽器で、作曲家に新たなインスピレーションを与えてくれます。
このことは演奏家にとっても良い効果をもたらし楽器の新たな側面を知る機会を得ることになります。
ジュリア・ワッカーは、2006年からバーゼル・フェスティバル・オーケストラの首席ハープ奏者、2017年からはスイスのオーケストラ「バーゼル・シンフォニエッタ」に所属。
ケルンWDR交響楽団、ブランデンブルク州立・オーケストラ・フランクフルト、南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団などと共演しました。
2017年には、フルート、ヴィオラ、ハープのトリオでルガーノで開催された国際室内楽コンクールに出場し、ファイナリストに選ばれました。
※録音:2021年
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ハンガリー・ハーモニー
バルトーク:
ヴァイオリンのための狂詩曲 第1番 SZ.87(チェロとピアノ版)
リスト:
愛の夢第3番 変イ長調 S.541-3、
《詩的で宗教的な調べ》より「愛の賛歌」S.173-10
コダーイ:チェロ・ソナタ第1番 Op.4
J.S.バッハ:
ああ我らの人生とは BWV 743、
天にまします我らの父よ BWV 762、
我らを救い給うキリストは BWV 747
エルネー・ドホナーニ : ハンガリー牧歌 Op.32D |
ラースロー・フェニュー(チェロ)
ユリア・オクルアシュヴィリ(ピアノ) |
ハンガリー出身のチェリスト、ラースロー・フェニューによるチェロとピアノのための作品集(編曲集)。
ラースロー・フェニューは13歳でブダペストのリスト音楽院に入学しハンガリーで学びました。その後2004年ドイツで開かれたパブロ・カザルス国際コンクールで優勝し、それ以来国際的な活躍を見せています。
2001年から2012年までフランクフルト放送交響楽団の首席チェリストを務めながら、ヴィグモアホールやコンセルトヘボウなど主要なホールでコンサートを行っています。
※録音:2021年9月。
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グラナドス:ゴイェスカス
エンリケ・グラナドス:
組曲「ゴイェスカス」
(愛の言葉、窓辺の語らい、燈火のファンダンゴ、
嘆き,またはマハと夜泣きうぐいす、
愛と死、終曲、わら人形)、
歌劇「ゴイェスカス」より間奏曲 |
エミリ・ブルガリャ(ピアノ) |
1982年、カタルーニャ音楽協会が主催する「若い音楽家コンテスト」で入賞したエミリ・ブルガリャは、同団体から得た奨学金でより研鑽を積みスペイン、イタリア、フランス、ドイツ、ブラジル、中央アメリカ、中東など様々な国で、ソロや室内楽グループと共演しました。
しかしその後1995年、マリア・ジョアン・ピリスと知り合ったことで音楽への姿勢をより明確に出来たといいます。
ソリストとして活躍するだけでなく、1998年以来トリオ・カンディンスキーのメンバーとしても活動するなど室内楽の分野でもその実力を発揮しています。
※録音:2020年1月4日-6日
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