≪第122号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2023/11/28~
12/1(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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AD VITAM
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AV 230615
(2CD)
\3900 →\3590
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フランソワ・マルディロシアン(ピアノ)
こだわりのサティ・アルバム
サティとジムノペディストたち |
フランソワ・マルディロシアン(ピアノ) |
Disc1
サティ:
(1)快い絶望
(2)3つのジムノペディ
(3)8つのグノシエンヌ
(4)冷たい小品(全6曲)
(5)犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲(全3曲)
(6)スポーツと気晴らし(全20曲)
(7)最後から2番目の思想(全3曲)
(8)ジュ・トゥ・ヴ
Disc2
(9)ドミニク・ラワルレ:静寂の声を聞け/色の影/サティエリック音楽
(10)ドニ・ファルジェ:サティヴァーサリーおめでとう
(11)ギャヴィン・ブライアーズ:新グノシエンヌ第1番(サティによる)
(12)セバスティアン・ガンデラ:カード対戦者の対話/回想/シオランとの一夜
(13)ウィリー・ドルトゥ:2つの短い小品
(14)E.L.T.メザンス:贈り物(エリック・サティへ)/コンポジション第4/舞曲
(15)ジョン・ケージ:
エリック・サティのための小石の全面、そして(公案としてジム・テニーに密かに贈られた)
(16)アンリ・クリケ=プレイエル:エリック・サティを模した3つの小品
(17)リカルド・ビニェス:挽歌または古代の葬儀(エリック・サティの思い出に)
(18)エイドリアン・ナイト:さまざまな職業(全7曲)
(19)タイユフェール:夢 |
サティ好き必見!全く新しい見地から魅力を再認識させてくれるアルバム!
使用ピアノ:Disc1(1)-(7);1900年製ブリュトナー、(8);1923年製プレイエル・アップライト
Disc2(1)-(13);1900年製スタインウェイA
188、(14)-(19);1931年製ボールドウィンD
録音:2023年3月9-11日/サル・シフラ(モントーバン)/ディジパック仕様、73'54"、65'12"
1989年生まれのアルメニア系フランス人ピアニスト、フランソワ・マルディロシアンによるサティの新鮮な切り口アルバムの登場です。
タイトルは「サティとジムノペディストたち」で、サティ作品に加え彼の精神的子供たちの曲も集めた興味深い内容となっています。
グノシエンヌはなんと全8曲。第6番までは知られていますが、第7番は「星の息子たち」第一幕から、第8番はイギリスのサティ研究家が発見した「踊りのための小序曲」が改名したもの。
すべて網羅されているのは大歓迎と申せましょう。
Disc2も貴重な作品の連続。あまり知られていない作曲家も含まれますが、いずれもサティの影響が感じられる美しいものばかり。
ファルジュの「サティヴァーサリーおめでとう」はマルディロシアンの2022年の誕生日に即興演奏して大いに受け、彼のおねだりで記譜したという曲。
またマルディロシアンに捧げられたセバスティアン・ガンデラの「回想」と「シオランとの一夜」も雨の月曜日や暗い日曜日にぴったりの美しい世界が広がります。
注目なのがベルギーのシュールレアリスム画家エドゥアール・レオン・テオドール・メザンス(1903-1971)の作曲。
彼は15歳の時サティと会い意気投合して、お互いの人脈を紹介し合います。彼の音楽的才能を伺え興味津々です。
またアメリカの大物ジョン・ケージは生涯を通じてサティを敬愛しましたが、ジム・テニーのお互いの人脈を紹介し合います。
彼の音楽的才能を伺え興味津々です。またアメリカの大物ジョン・ケージは生涯を通じてサティを敬愛しましたが、ジム・テニーのニェスの作曲も貴重。まさにサティ的です。
マルディロシアンはサティ作品の大半を1900年製ブリュトナー、「ジュ・トゥ・ヴ」のみ1923年製プレイエルのアップライト・ピアノで、Disc2も1900年製スタインウェイAと1931年製ボールドウィンDで弾き分けるこだわりぶり。
サティ本人が聴いたであろう音世界を再現しています。
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NOMADMUSIC
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なんとバチ当たりな宗教曲
修道士とならず者
(1)プーランク:世俗カンタータ「雪の夕暮れ」
(2)同:悔悛のための4つのモテット
(3)同:モテット「神をほめたたえよ」
(4)ベルナール・カヴァナ:通常日のミサ曲 |
レオ・ヴァリンスキ(指揮)
レ・メタボール
ムルティラテラール |
なんとバチ当たりな宗教曲!すごすぎるカオスに狼狽!!
録音:2022年5月/メッツ・アルセナル/57'14"
「修道士とならず者」とはプーランクが自身の性格の二面性を指した言葉。
フランソワ・グザヴィエ・ロトの愛弟子レオ・ヴァリンスキとレ・メタボール5枚目のディスクは、プーランクとベルナール・カヴァナ(1951-)の合唱作品。
プーランクはエリュアールの詩による世俗カンタータ「雪の夕暮れ」と宗教的な悔悛のための4
つのモテット、「神をほめたたえよ」に挑戦。たっぷりとした声量で表情豊かな響きを堪能させてくれます。
一方カヴァナの「通常日のミサ曲」は器楽アンサンブル「ムルティラテラール」を加え、強烈な音世界を作り上げています。
「通常日のミサ曲」は1993-4年の 作で、今回録音に際して改訂が施されました。典礼文を基に作られた歌詞はかなりフザケているうえ、3台のアコーディオン、ポジティフ・オルガン、各種打楽器、
クラリネット、サクソフォン、トランペット、ホルン、チューバがアドリブをはじめカオス状態となります。
まさに「ならず者」的な宗教曲で信仰心がなくともオーディ
オ的に楽しめます。
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PARATY
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ハイドンの「十字架上のキリスト最後の7つの言葉」、
四重唱と弦楽四重奏版
ハイドン:
十字架上のキリスト最後の7つの言葉
(声楽と弦楽四重奏版) |
ブノワ・アレ(指揮)
ラ・シャペル・レナーヌ
【エレーヌ・ワルテル(ソプラノ)、
サロメ・アレ(メゾソプラノ)、
ブノワ・アレ(テノール)、
ピエール=イヴ・クラ(バス・バリトン)】
1781四重奏団
【ギヨーム・ユムブレシュト、
依田幸司(ヴァイオリン)、
サトリョ・アリョビモ・ユドマルトノ(ヴィオラ)、
ジェローム・ヴィダレル(チェロ)】 |
ハイドンの「十字架上のキリスト最後の7つの言葉」、四重唱と弦楽四重奏版の登場
録音:2022年4月20-22日/聖ジャン・バティスト教会(サン=ジャン=サヴェルヌ)/ディジパック仕様、51'35"
ハイドンの「十字架上のキリスト最後の7つの言葉」は、まず1786年にオーケストラ版が作られ、翌年出版社の依頼で弦楽四重奏版とピアノ独奏版へ編曲されました。
その後1796年にドイツ語の歌詞が付けられオラトリオとなりました。このうち弦楽四重奏版は重要なレパートリーとなっていますが、管楽器の役割が省略
されている感は否めません。
今回、ラ・シャペル・レナーヌと1781四重奏団のメンバー8名が四重唱と弦楽四重奏のための新しい版を試みています。
原曲の管楽パートの問題や合唱ぬきのため、8名の音楽家は細部まで注意を払い、悲劇的なメッセージ性の一方透明性を引き出すことに熱意を込めていて感動的。
ラ・シャペル・レナーヌはメンバーのテノール歌手ブノワ・アレが創立したアンサンブル。
1781四重奏団は2019年デビューのフレッシュな団体。ハイドンが旺盛な弦楽四重奏創作を始めた年を名に冠し、古典派作品を中心にしています。
第2ヴァイオリンが日本の依田幸司なのも注目です。
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MUSIKMUSEUM
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チロル州立博物館の自主レーベル「Musikmuseum」の取り扱いを開始します。
Musikmuseumは、チロル地方の豊かなクラシック音楽文化の過去と現在を伝えていくことを目的に、チロル州立博物館に所蔵されている貴重な楽器や楽譜を使用した音楽やチロル地方にまつわる作曲家や音楽を取り上げ、レコーディングやコンサートによって、数多くの興味深い発見や驚きを提供しています。(代理店)
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MMCD13044
(3CD)
特別価格 \5100 →\4690
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トビアス・コッホ(フォルテピアノ)
未来音楽 ~ シューベルト:最後の3つのピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ第18番 ハ短調 D958
ピアノ・ソナタ第19番 イ長調 D959
ピアノ・ソナタ第20番 変ロ長調 D960 |
トビアス・コッホ(フォルテピアノ) |
キャリアの最初から歴史的な鍵盤楽器の表現力に魅了され、ハープシコード、クラヴィコード、タンジェント・ピアノ、フォルテピアノ、オルフィカ、ペダル・ピアノ、オルガン、ロマンティック・グランドピアノなど、様々なピリオド楽器を広範な音楽的研究と実践研究によって選択し、多くの名盤を生み出してきたドイツのピリオド鍵盤楽器奏者、トビアス・コッホ。
このアルバムでは、チロル州立博物館に所蔵されている貴重な歴史的楽器、コンラート・グラーフ(1835年頃ウィーン製/製造番号2003)を使用し、シューベルトが最後に作曲した3つのピアノ・ソナタ(第18番~第20番)を演奏。非常に良いコンディションで保存されていたというグラーフのオリジナル・ピアノで、シューベルトが到達した「未来音楽(Zukunftsmusik)」を描きます。
※録音:2019年5月6日-9日、インスブルック
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ミヒャエル・F.P.フーバー:ピアノ協奏曲/交響曲第4番
ピアノ協奏曲 Op.61(ミヒャエル・ショッホに捧ぐ)*
交響曲第4番 Op.64** |
ミヒャエル・ショッホ(ピアノ)*
マリア・ラドゥルナー(ソプラノ)**
カールハインツ・ジースル(指揮)
聖ブラシウス・アカデミー管弦楽団 |
1971年チロル出身の作曲家、ミヒャエル・F.P.フーバーのピアノ協奏曲と交響曲。フーバーはチロル州の州都インスブルックに生まれ、インスブルックの音楽高校でピアノ、ヴァイオリン、トロンボーンを学び、作曲の個人レッスンも受けながら、インスブルック大学で音楽楽と教育学を、ウィーン音楽舞台芸術大学で作曲と音楽理論を学びました。
ウィーン交響楽団図書館やピアノと作曲の個人教師として働いた後、チロル音楽学校でも教え、ピアノ、音楽理論、室内楽の講師や伴奏者、演奏家として活動しています。
2011年ARDミュンヘン国際音楽コンクールで40年ぶりとなるオルガン部門第1位を受賞し、2015年からはチロル州立音楽院でオルガンの教授を務めるミヒャエル・ショッホに捧げられたピアノ協奏曲は、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を髣髴とさせるフレーズから始まり、モーツァルト、ベートーヴェン、ラヴェルなどのコンチェルトの旋律が顔を見せるユニークな作品です。
※録音:2016年&2017年、インスブルック
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ジョヴァンニ・レグレンツィ:宗教作品集
ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626-1690):
ラ・フガッツァ
(2本のヴァイオリン、アルト・ヴィオラ・ダ・ブラッツォ、
テノーレ・ヴィオラ・ダ・ブラッツォ、
ヴィオローネと通奏低音のための5声のソナタ)/
主よ,早く私を助けに/喜び踊れ、シオンの娘よ/
ニシ・ドミヌス/Hodie collaetantur coeli
cives/
エルサレムよ、主を褒めたたえよ/
Dialogo delle due Marie "Quam amarum
est Maria"/
主がシオンの捕われ人を帰された時/
おお、大いなる神秘/マニフィカト/サルヴェ・レジナ |
カペラ・クラウディアーナ
マリアン・ポリン(指揮) |
17世紀ヴェネツィアで活躍したイタリア・バロックの音楽家、ジョヴァンニ・レグレンツィの宗教作品集。
歌うのは、音楽を愛し擁護したチロル公妃(オーストリア大公レオポルト5世の妃)、クラウディア・デ・メディチの名を冠した合唱団「カペラ・クラウディアーナ」です。
※録音:2018年6月、インスブルック
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ロマンティックなラヴ・レター ~ 1844-45年の愛の手紙と音楽
手紙1:ヨハンからカロリーナへ
メンデルスゾーン:民謡 Op.63/5
手紙2:カロリーナからヨハンへ
メンデルスゾーン:挨拶 Op63/3
手紙3:ヨハンからカロリーナへ
メンデルスゾーン:わが願いはこの愛のすべてを
Op.63/1
手紙4:カロリーナからヨハンへ
手紙5:ヨハンからカロリーナへ
ロベルト・シューマン:もしも私が小鳥だったら
Op.43/1
手紙6:カロリーナからヨハンへ
エルンスト・ツィデラー:幾千ものキス
手紙7:ヨハンからカロリーナへ
クララ・シューマン:僕は暗い夢の中にいた
手紙8:カロリーナからヨハンへ
R.シューマン:なぜに?(幻想小曲集 Op.12より
第3曲)
手紙9:ヨハンからカロリーナへ
モーツァルト:ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたとき
手紙10:カロリーナからヨハンへ
R.シューマン:美しい花 Op.43-3
手紙11:ヨハンからカロリーナへ
メンデルスゾーン:夕べの歌 WoO 11
手紙12:カロリーナからヨハンへ
R.シューマン:気まぐれ(幻想小曲集 Op.12より
第4曲)
手紙13:ヨハンからカロリーナへ
ツィデラー:Du fragst mich, du mein blondes
Kind(デュエット)
手紙14:カロリーナからヨハンへ
手紙15:ヨハンからカロリーナへ
メンデルスゾーン:すずらんと小さな花 Op.63/6
手紙16:カロリーナからヨハンへ
ツィデラー:愛(デュエット)
手紙17:母からヨハンへ |
アンサンブル・アマレーナ
〔マリア・エルラッヒャー
(ソプラノ)、
マルクス・フォルスター
(カウンターテナー)、
アレクサンダー・リンクラー
(フォルテピアノ)〕 |
チロル州立博物館に所蔵されている貴重な書簡集(恋文集)の朗読と、メンデルスゾーン、シューマン夫妻、モーツァルト、そして19世紀チロル出身の作曲家エルンスト・ツィデラーの歌曲を組み合わせた興味深い企画。
1844年から1845年に交わされたインスブルックのカップル、カロリーナ・ベルガーとヨハン・ヨゼフ・スタークのラヴ・レターを通じて、ヨハン大公の時代にタイムスリップし、仮面舞踏会に参加したり、ウィーンの急行列車を追体験してください。
アンサンブル・アマレーナは、ソプラノのマリア・エルラッヒャーとカウンターテナーのマルクス・フォルスターを中心にした若くダイナミックなアンサンブルで、古楽器を中心とした様々な編成で活動。古楽分野の素晴らしい功績に与えられるチロル州のヤコブ・シュナイダー賞を受賞しています。
※録音:2019年1月
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NEOS
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ベイビー・ブルー・バラード
ウーリ・ヨハネス・キークブッシュ:
ベイビー・ブルー・バラード第1番
ベイビー・ブルー・バラード第2番
ベイビー・ブルー・バラード第3番
ベイビー・ブルー・バラード第4番
キークブッシュ&ギュンター・ベイビー・ソマー:振り子
キークブッシュ:
Septimenkiemen、G-A-B-E-E、
ポエムⅠ、エルス、Ensimesmado IX
キークブッシュ&ソマー:Still ruht der
See
※全曲世界初録音 |
ウーリ・ヨハネス・キークブッシュ(ピアノ)
ギュンター・ベイビー・ソマー(打楽器) |
現代ヨーロッパ・ジャズの重鎮、ギュンター・ソマーの80歳記念作品!
ジャズ・ミュージシャン、作曲家、即興演奏家であるウーリ・ヨハネス・キークブッシュとギュンター・ベイビー・ソマーによるデュオ作品。
カルテットでも共演してきた彼らが、今回はデュオとして原点に立ち返り、ソマーの80歳の誕生日に合わせてこのアルバムが制作されました。
ほとんどの楽曲はキークブッシュによるものですが、「振り子」と「Still
ruht der See」は2人による合作となっています。
※録音:2023年2月3日-5日(ドイツ)
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ニュー・ギター・ワークス
アルベルト・カッレテロ(b.1985):フォルミンクス
マルトン・イレシュ(b.1975):
Psychogramm VII. Perlekedos (zankend)
ヴィト・ジュライ(b.1979):インターフレット
ステイングリームル・ローロフ(b.1971):ポジティヴ
ニコラウス・ブラス(b.1949):ライン
デトレフ・ホイジンガー(b.1956):サクラ
サク
※全曲世界初録音 |
クララ・トムリャノヴィチュ(ギター) |
スロベニア出身のクララ・トムリャノヴィチュは、フライブルク音楽大学とバーゼル音楽院でギターを学び、2011年からはSWRエクスペリメンタル・スタジオのアンサンブル・エクスペリメンタルのソリストを務めています。
学生時代から現代音楽に強い関心を持つ彼女は、多くの作曲家と交流を持ち、委嘱作品もたびたび演奏しています。
※録音:2023年5月2日-4日(バーデン=バーデン、ドイツ)
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プラスティック・ラヴ
サンティアゴ・ディエス・フィッシャー:
プロローグ/プラスティック・ラヴ/
インテルメッツォ 1/sólo verás
ahora/
インテルメッツォ 2/
サムワン・ウィル・リメンバー・アス/
インテルメッツォ 3/ラウド・ヴォイス/
インテルメッツォ 4/ラヴ・フラグメンツ/
エピローグ
※全曲世界初録音 |
サンティアゴ・ディエス・フィッシャー
(プラスティック・ボックス)
ラヴミュージック
〔エミリアーノ・ガヴィート
(フルート、プラスティック・ボックス)、
ニアム・ブラッドベリ・デル
(オーボエ、プラスティック・ボックス)、
アダム・スターキー
(クラリネット、プラスティック・ボックス)、
クリスティアン・ロサーノ・セーダノ
(ギター、エレクトリック・ギター)、
レア・ルグロ・ポンタール(ヴィオラ)、
ローラ・マリク
(チェロ、プラスティック・ボックス)〕 |
ラヴミュージックはストラスブールを拠点に活動する、現代音楽専門のアンサンブルです。
ラヴミュージックは以前から、作曲家であるサンティアゴ・ディエス・フィッシャーの作品を幾つか演奏しており、ストラスブールでのコンサートのために管楽トリオのための新作を委嘱することとなり、表題曲である「プラスティック・ラヴ」が生み出されました。
※録音:2022年9月(リヨン、フランス)
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「インセクト・ホテル」は昆虫をテーマにしたテキストをもとに、
24言語による24作品が収められています。
クロード・レナーズ(b.1956):インセクト・ホテル
※世界初録音 |
アンサンブル・ノイス・ウォッチャーズ・アンリミテッド |
作曲家のクロード・レナーズは、ルクセンブルクとストラスブールの音楽院で学び、室内楽曲、交響曲、舞台作品などを幅広く手がけています。
この「インセクト・ホテル」は昆虫をテーマにしたテキストをもとに楽曲が作られ、フランス語、英語、日本語、ハンガリー語、ヒンディー語、イタリア語、ロシア語、アイスランド語、ナワトル語、オランダ語、ラテン語、現代ギリシャ語、ポルトガル語、スペイン語、アラビア語、チェコ語、中国語、ズールー語、スウェーデン語、ヘブライ語、ドイツ語、エスペラント語、ハイチ・クレオール語、ルクセンブルク語の24言語による24作品が収められています。
※録音:2022年7月18日-20日&10月3日-4日&10月10日-11日&11月28日-29日&12月12日-13日(デュドランジュ、ルクセンブルク)
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イラン・ヴォルコフ&ミュンヘン室内管
追悼盤ともいえる
グロリア・コーツ:室内オーケストラのための作品集
グロリア・コーツ(1933-2023):
交響曲第1番《開放弦による音楽》(1972/1973)
Wir tonen allein
(ソプラノ、ティンパニ、パーカッションと
弦楽オーケストラのための)(1988)
Cette blanche agonie
(ソプラノ、イングリッシュ・ホルン/オーボエ、ティンパニ、
パーカッションと弦楽オーケストラのための)(1988)
交響曲第16番《時間の凍結》(1993) |
ミュンヘン室内管弦楽団
イラン・ヴォルコフ(指揮)
ジェシカ・ナイルズ(ソプラノ)
トビアス・フォーゲルマン
(イングリッシュ・ホルン、オーボエ) |
イラン・ヴォルコフ&ミュンヘン室内管によるグロリア・コーツ作品集!
アメリカに生まれ、ミュンヘンを拠点に作曲家に加え女優、歌手、画家、作家などとしても活躍したグロリア・コーツ(1933-2023)の追悼盤ともいえる作品集がNEOSレーベルから登場。
1978年にポーランドの現代音楽祭「ワルシャワの秋」で演奏され大きな話題を呼んだ彼女の代表作《開放弦による音楽》を筆頭に、特徴であるグリッサンドや微分音が効果的に多用された室内オーケストラのための作品を収録。
小澤征爾からボストン交響楽団のアシスタント・コンダクターに招かれた経験を持ち、日本のオーケストラにも度々客演しているイスラエルの若き巨匠、イラン・ヴォルコフとミュンヘン室内管弦楽団による2022年の録音です。
※録音:2022年10月21日-23日、ウトーピア・ホール(ミュンヘン)
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フアン・マヌエル・マレロ:弦楽四重奏曲集
フアン・マヌエル・マレロ(b.1970):
2つのアメリカ弦楽四重奏曲 ~
Lives in Central Park(2007)
Hopper's Nighthawks(2010)
Histoire ephemere d'une plume blanche(2017)
Atractivo ultimo de lo imposible(2015)
絵画のための四重奏曲 ~ 第1部、第2部
※全曲世界初録音 |
クアルテト・オルナティ |
スペインはグラン・カナリア島のラス・パルマスに生まれたフアン・マヌエル・マレロ(b.1970)の弦楽四重奏曲集が初めて録音されました。
1995年からフランスで暮らし、IRCAM(フランス国立音響音楽研究所)での活動を中心にフランスの現代音楽シーンで重要な人物の一人となっているマレロの作品はヨーロッパのみならずアジア、南北アメリカなど世界各地で演奏され、多くの国際的な賞を受賞しています。
クアルテト・オルナティはグラン・カナリア・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーによって創設され、幅広い時代の音楽をレパートリーとして演奏活動、教育活動を続けている弦楽四重奏団です。
※録音:2021年1月7日-10日(ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア、スペイン)
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ALPHA CLASSICS
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ALPHA1020
(3CD)
\4900 →\4490
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エルヴェ・ニケ(指揮)&ル・コンセール・スピリチュエル
シャルパンティエ: 歌劇《メデ》(全曲)
マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):
抒情悲劇《メデ(メデア)》
(序幕と全5幕/初演...1693年12月4日、パリ)
台本...トマ・コルネイユ(1625-1709) |
メデ...ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
ジャゾン...シリル・デュボワ(テノール)
クレユーズ...ユディト・ファン・ヴァンロイ(ソプラノ)
クレオン...トマ・ドリエ(バリトン)
オロント...ダヴィド・ヴィチャク(バリトン)
勝利の女神、ネリーヌ、恋の神...
エレーヌ・カルパンティエ(ソプラノ)
民衆の長、住民、アルゴスの民1、復讐の神...
アドリアン・フルネゾン(バス=バリトン)
ベローヌ...
フロリアーヌ・アスレール(メゾ・ソプラノ)
羊飼い1、コリントの民1、アルゴスの民2、
囚人3、ダヴィド・トリクー(テノール)
羊飼い2、アルカス、コリントの民2、嫉妬の神...
ファビアン・ヨン(テノール)
イタリアの民、クレオーヌ、
女羊飼い1、囚人1、幽霊1...
ジャンヌ・アムザル(ソプラノ)
栄光の神、女羊飼い2、囚人2、幽霊2...
マリーヌ・ラフダル=フラン(ソプラノ)
ル・コンセール・スピリチュエル
(合唱&古楽器アンサンブル)
エルヴェ・ニケ(指揮) |
楽譜監修: ニコラ・ソー
録音: 2023年3月 シテ・ド・ラ・ミュジーク・エ・ラ・ダンス、 ソワソン(フランス北東部ピカルディ地方)
収録時間: 170分
【ルイ14世の楽団規模を凌駕? 精鋭大編成で織りなすフランス最新のシャルパンティエ像】
フランス語による音楽劇の古典的形式(抒情悲劇)を創出したリュリ亡き後、後続世代の作曲家が続々発表したフランス語オペラの一つであるシャルパンティエの《メデ》。
尽くした甲斐なく恋敵クレユーズの元へ去ったジャゾンへの憎悪から、彼との間に生まれた子供たちまで自らの手で殺してしまうメデの恐ろしい復讐劇です。
1693年の初演こそ失敗に終わりましたが、その充実したドラマは20世紀に入ってシャルパンティエへの再評価が進む中で見直され、今や同作曲家の劇音楽への適性を示す重要作の一つに数えられています。
それにもかかわらず滅多に出ない全曲録音が、劇的起伏と高雅な表現に長けたニケの指揮で待望のリリース!
独唱陣はヴェロニク・ジャンスとシリル・デュボワという申し分ない主役二人を始め今のフランス歌劇界を代表する第一線の名歌手揃い。
通奏低音陣はヴィオール(ガンバ)とチェロ、テオルボが二人ずつ配され、ヴィオールの齋藤由香やチェロのトゥルモー・ダレンら名手たちによる頼もしい声楽サポートが光ります。
クラヴサン(チェンバロ)は大ベテランのエリザベート・ガイガー。リコーダーのエロイーズ・ガイヤール、無孔ナチュラル・トランペットのジャン=フランソワ・マドゥーフなど世界的ソリストの名も見られるオーケストラは弦だけで30名。
いわばルイ14世の弦楽合奏団「24のヴァイオリン」を凌ぐ規模で、ニケの指揮の下での一体感と才気に満ちた音作りは管楽器勢の活躍と相俟って実に聴きごたえ充分です。
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ベフゾド・アブドゥライモフ(ピアノ)
父祖たちの影~プロコフィエフ、ラヴェル、サイダミノヴァ |
ベフゾド・アブドゥライモフ(ピアノ) |
1-10. セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):『ロメオとジュリエット』からの10の小品
Op.75
1. 民衆の踊り / 2. 情景 / 3. メヌエット
/ 4. 少女ジュリエット / 5. 仮面 /
6. モンタギュー家とキャピュレット家 /
7. 修道士ロレンツォ / 8. マーキュシオ /
9. 百合を手にした少女たちの踊り / 10.
別れの前のロメオとジュリエット
11-18. ディロロム・サイダミノヴァ(1943-):
古代ブハラの壁
11. Mosque Kalon カラーン・モスク / 12.
Samanid Kingdom サーマーン王朝 /
13. Tomb of Ismail Samani イスマイル・サマニ廟
/ 14. Domes 数々の円蓋 /
15. Minaret of Death 死の尖塔 / 16. Stars
over Bukhara ブハラを覆う星空 /
17. Shadows of Ancestors 父祖たちの影
/ 18. At the Walls of Ancient Bukhara 古代ブハラの壁
19-21. モーリス・ラヴェル(1875-1937): 夜のガスパール
19. 水の精(オンディーヌ) / 20. 絞首台
/ 21. スカルボ |
録音: 2023年6月、テルデックス・スタジオ、ベルリン
収録時間: 70分
【アブドゥライモフの幅広さを実感するALPHA第2弾は、来日公演でも披露された意欲的プログラム!】
2009年のロンドン国際ピアノ・コンクールで優勝して以降、着実に演奏経験を重ねてきたウズベキスタン出身の新世代ピアニスト、ベフゾド・アブドゥライモフ。
ムソルグスキー『展覧会の絵』とドビュッシー『子供の領分』にショパンの24の前奏曲を組み合わせた2021年のALPHAデビュー盤に続く待望の第2弾は、2023年6月に東京で行われたリサイタルで披露された演目。
個性的な小品が続くプロコフィエフ『ロメオとジュリエット』と神秘的な三つの章からなるラヴェル『夜のガスパール』という対照的な2作の間に、同じウズベキスタン出身でソ連時代から活躍する作曲家ディロロム・サイダミノヴァの作品を挟んだ意欲的なプログラムです。
抜群のコントロールで各作品の機微を鮮やかに浮き彫りにしながら、全体としてスケール豊かな音楽を紡いでゆく解釈は聴きどころ満載。
サイダミノヴァの作品は故郷の古都ブハラを古代まで遡りながら描出する組曲で、アブドゥライモフは楽章ごとに異なる音響構成を鮮やかに描き分け、スリリングな展開から詩情豊かな余韻まで多彩な味わいを堪能させてくれます。
静謐さと蠱惑な絢爛さの間を自在に行き来する『夜のガスパール』での幅広い表現と的確な構成力も隅々まで耳を惹く解釈。彼の新たな一面に驚かされる1枚です。
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ARCANA
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王のギター~フランチェスコ・コルベッタのギター音楽
ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687):
1. La Generalle de la Garde francoise
フランス衛兵隊の将
(打楽器による独奏/ヴェルサイユ市立図書館の筆写譜168より)
フランチェスコ・コルベッタ(1615-1681):
2. Trompette, Tambour de France et de
Suisse, fait sur la prise de Mastricht
フランスとスイスの喇叭と太鼓 ~マーストリヒト制圧に寄せて
3. Folia sopra E ホ調のフォリア
4. "Filli mia s'inteneri"
モンマス公のお気に入りのガヴォット「フィッリはぼくを哀れに思い」
5. Passacagli per la L, O, E イ調のパッサカリア
6. Fanfare ファンファーレ
7. Autre fanfare もう一つのファンファーレ
8. "Non si puo star sempre altero"
王のお気に入りのアルマンド「恋の神には抗い切れぬ」
9. Sinfonia a 2 2声のシンフォニア
10. Sarabande en A mi la re イ調のサラバンド
11. Folie フォリア12. Mantovana マントヴァの調べ
13. "Chi vuol la liberta"
ヨーク公のお気に入りのアルマンド「自由が欲しけりゃ」
14. Sarabande du depart du Roy 王の御出立に寄せるサラバンド
15. Gigue cherie du Roy 王のお気に入りのジグ
16. La Dauphine – Sarabande サラバンド「王太子妃」
17-21. Concert en e mi la ホ調のコンセール
17. I. Prelude プレリュード
18. II. Alemande アルマンド
19. III. Sarabande サラバンド
20. IV. Passacaille パサカーユ
21. V. Menuet ムニュエ(メヌエット)
ロベール・ド・ヴィゼー(1650-1725)
22. Tombeau de Mr. Franc.que
フランチェスコ[・コルベッタ]氏のトンボー(追悼曲)
コルベッタ
23. "Dal cielo d'Amor"
王弟妃殿下のトンボー「恋の神が統べていた空から」 |
イ・バッシフォンディ(古楽器使用)
シモーネ・ヴァッレロトンダ
(バロックギター、コラショーネ、
テオルボ、指揮)
ステファノ・トダレッロ
(コラショーネ、テオルボ、
キタラバッテンテ)
ガブリエーレ・ミラークレ(打楽器、コラショーネ)
ボル・ズリヤン(バロックギター)
モニカ・ピッチニーニ、
フランチェスカ・ボンコンパーニ(ソプラノ)
ダヴィデ・ベネッティ(バス) |
録音: 2023年2月1-5日 ヴィッラ・トーニ・ジア・アヴェロルディ、 グッサーゴ(イタリア北部ロンバルディア州ブレシア県)
収録時間: 56分
【ヴァッレロトンダとズリヤン。異能の撥弦奏者二人が探る17世紀の光と闇】
フランスの太陽王ルイ14世が私的に愛奏したスペイン式ギター(バロックギター)の名手で、フランスと英国をまたにかけ活躍した名手コルベッタ。
17世紀初頭にボローニャで生まれ、世紀半ばまではイタリア半島を拠点にスペイン式ギターのための曲集を何冊か出版していましたが、1650年代にルイ14世の祭典に加わり頭角をあらわし、1660年代には王政復古期のイングランドでも新王チャールズ2世や有力貴族たちから広く愛顧を受けました。
それぞれ英仏両王に捧げられた2集の『王のギター』(1671年と1674年に出版)は今日でもバロックギター奏者たちの重要なレパートリーとして有名ですが、イタリアの異才撥弦奏者が集うイ・バッシフォンディの主宰者シモーネ・ヴァッレロトンダはここで、イタリア時代に遡ってコルベッタの作品を集めた網羅的な選曲でこの作曲家の至芸を概観。
ギター二重奏を中心に、曲によっては打楽器や歌唱も加え、長いネックが特徴的な南イタリアの民俗楽器コラショーネ、かき鳴らす奏法に特化したキタラバッテンテなども使いつつ、欧州各地の宮廷文化に留まらないこの作曲家の着想源の豊かさを広く伝える選曲と解釈を聴かせてくれます。
ギター二重奏のパートナーは、中世まで遡るリュート研究と幅広い演奏スタイルの使い分けで注目を集めるスロヴェニア出身の名手ボル・ズリヤン!
作品背景を適切にふまえながら流麗なサウンドを自在に駆使するヴァッレロトンダと共に、モンテヴェルディ存命中のイタリアからリュリ全盛期のフランス様式まで、既存の録音群とは一味違った新鮮なコルベッタ像をお楽しみください。
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BR KLASSIK
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ハイティンクとバイエルン放送響
1981年のブルックナー:交響曲第7番が初CD化
ブルックナー(1824-1896):交響曲第7番 ホ長調
WAB107 |
バイエルン放送交響楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
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録音:1981年11月19&20日 ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ)
総収録時間:63分
【ハイティンクが後半生で特に愛着を示したブルックナーの第7番、クーベリック時代のサウンドを残したオケを振った52歳の時のライヴが登場】
ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団の定期演奏会にデビューした1958年から65年となる2023/24シーズンを記念して、1981年のブルックナー:交響曲第7番が初CD化。
この時期、バイエルン放送響は18年にわたって楽団を率いたラファエル・クーベリックが1979年に退任し、ようやく後任に決めたキリル・コンドラシンが81年春に急逝して、首席指揮者が空白のまま3シーズン目に入っていました(同市内のライバル、ミュンヘン・フィルは79年からチェリビダッケが就任)。そのような中で楽団を支えた客演指揮者の一人がハイティンクでした。
ハイティンクは1963年から72年にかけてブルックナーの交響曲全集を録音(第7番は66年)。
そこでは思い切ったテンポの伸縮や強奏強打をまじえてドラマティックな面を強調する解釈が聞かれますが、1978年の第7番の再録音(オケはどちらもコンセルトヘボウ管)では、そうした操作は目立たないようになり、作品の持つ自然な流れの中でドラマを紡いでゆく巧者ぶりが発揮されています。
ここに収められた1981年の演奏も78年盤に通じるスタイルで、安心して音楽に浸ることができると同時に、細部に耳を凝らすとオケが指揮者の解釈に敏感に反応していることが感じられます。
録音は最近のものに比べれば細部の解像度がやや落ちるものの、クーベリック時代のサウンドを留めるオケの音でハイティンクのブルックナー解釈を味わえるのは貴重でしょう。
円熟期のハイティンクにとってブルックナーの第7番は特別なレパートリーだったようで、日本公演だけ見ても1997年(ウィーン・フィル)、2009年(シカゴ響)、2015年(ロンドン響)と演奏しており、2019年にはベルリン・フィルへの最後の客演と、ウィーン・フィルとの引退公演でも指揮しました。
それだけに録音録画も少なからず遺していますが、ここに壮年期の演奏が加わったことは彼の芸術を愛するファンにとって大きな喜びとなることでしょう。
旧譜
ハイティンクとバイエルン放送響のブルックナー
1993年の交響曲第8番 |
900212
(2CD)
\2800 →\2590
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ハイティンクとバイエルン放送響、緻密で壮大なブルックナー第8番
ブルックナー:テ・デウム/交響曲第8番
1-5. テ・デウム ハ長調 23:30
交響曲第8番 ハ短調(第2稿 ハース版) |
クラッシミラ・ストヤノヴァ(ソプラノ)...CD1:1-5
イヴォンヌ・ナエフ(メゾ・ソプラノ)...CD1:1-5
クリストフ・シュトレール(テノール)...CD1:1-5
ギュンター・グロイスベック(バス)...CD1:1-5
バイエルン放送合唱団...CD1:1-5
バイエルン放送交響楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮) |
録音:2010年11月10-12日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ライヴ)...テ・デウム
1993年12月15-17日 ミュンヘン、ヘルクレス・ザール(ライヴ)...交響曲第8番
総収録時間:111分
【ハイティンクとバイエルン放送響、緻密で壮大なブルックナー第8番が登場】
ベルナルト・ハイティンクがバイエルン放送交響楽団、バイエルン放送収録の音源から2010年のブルックナー:テ・デウムと1993年の交響曲第8番が初CD化。
緻密かつ壮大な第8番が特に聴きものです。
バイエルン放送響は創設指揮者ヨッフム以来のブルックナー演奏の伝統を誇っていますが、この演奏が行われた1993年12月当時、本拠地ミュンヘンでは
チェリビダッケとミュンヘン・フィルの特異なブルックナー演奏が大評判となって世界中からファンが詰めかけるような事態になっており、バイエルン放送響もその評
判は意識せざるをえなかったはず。
そのような状況下、同響の首席指揮者がコリン・デイヴィスからロリン・マゼールに代わった直後のコンサートでブルックナーの
第8番の指揮を託されたのが、当時すでに35年の共演歴を持っていたハイティンクでした。
チェリ&ミュンヘンへの対抗心があったのは指揮者ではなくオーケス
トラの方と思われますが、ここではハイティンクの解釈を通して曲の立派さを隅々まで音にしようとする執念のようなものさえ感じられます。
結果としてハイティン クの同曲録音の中で最長の演奏時間となりました。
ハイティンクの録音では特に第4楽章でティンパニの強打が目立つことがありますが、ここでは他の録音に比べれば控えめでオーケストラ全体に調和したバランスとなっているのも解釈に沿ったものと感じられます。
ブルックナー・ファンにとってもハイティンク・ファンにとっ
ても聴き逃せない演奏の登場と言えるでしょう。
両曲とも演奏後の拍手はカットされています。
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ジャコモ・プッチーニ:管弦楽曲と歌曲集
ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)
1-16. 歌曲集(J.X.シャハトナーによる管弦楽伴奏編)
1. あなたに / 2. サルヴェ・レジーナ
/ 3. 亡き女に! /
4. 知らせは偽りだった / 5. 愛の小話
/ 6. 太陽と愛 /
7. 進め、ウラニア! / 8. ディアナ賛歌
/ 9. そして小鳥は /
10. 陸と海 / 11. 魂の歌 / 12. 神と祖国
/ 13. 私の家 /
14. すてきな夢 / 15. ローマ賛歌 / 16.
死すべきか?
17. 交響的前奏曲
18. 交響的奇想曲
19. 菊の花(L.ドリューによる弦楽オーケストラ編) |
チャールズ・カストロノヴォ(テノール)・・・1-16
ミュンヘン放送管弦楽団
イヴァン・レプシッチ(指揮) |
録音:2023年2月6-10日 ミュンヘン、バイエルン放送
第1スタジオ(ドイツ)
総収録時間:68分
【プッチーニ没後100周年記念、シャハトナーによる管弦楽伴奏歌曲をカストロノヴォの美声で聴く】
19世紀後半から20世紀初めにかけて活躍したイタリアのオペラ作曲家たちの多くはまとまった数の歌曲を残していますが、プッチーニの場合は生前に出版された歌曲は11曲だけで、それらもまとまった作品としてではなく、キャリアの初期から後期にかけて散発的に書かれたものでした。
2010年に出版された最初 の校訂版「歌曲集」には16曲が収められており、当CDにはそのピアノ・パートを大オーケストラのための管弦楽伴奏に編曲したものを収録しています。
編曲を手掛けたのは1985年ドイツ生まれの作曲家・指揮者ヨハネス・クサヴァー・シャハトナー。
楽譜は2020年にBoosey & Hawksから出版され、これが初
録音となります。プッチーニの歌曲は基本的にベルカントのスタイルで書かれており、ピアノはシンプルな伴奏に留まることが多いのですが、シャハトナーはプッ
チーニのオペラでのオーケストレーションを参考にしつつも、時に大胆かつ独創的なアレンジを施しています。
今を時めくテノール歌手の一人、カストロノヴォの
力強く輝かしい歌唱がこの録音の魅力を一層高めています。
稀少なオーケストラ作品を併録。
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RICERCAR
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純朴なる羊飼い ~ヴィエラルーのための18世紀フランス音楽
1-5. ルイ・ルメール(1693頃-1750):
Cantatille "La Musette" カンタティユ「ラ・ミュゼット」
6-9. ラヴェ氏(生歿年不詳、1750年前後に活躍):
1re Sonate "La Champetre" 第1ソナタ「田園情緒」
10-13. ジャン=バティスト・デュピュイ
(生年不詳〔18世紀前半〕-1759):
Sixieme Sonate a deux vielles
二つのヴィエル[=ヴィエラルー]のための第6ソナタ
14-16. ルメール: Cantatille "Les Plaisirs
champetres"
カンタティユ「田園の楽しみ」
17. セルヴェ・ベルタン(1687頃-1759):
"Tu ne m'ecoutes point Lisette"
リゼット、ぼくの話なんて聞いてないんだね
18. デュピュイ:
Premier air / second Air (de Quatrieme
Suite)
第1&第2エール ~『二重奏の戯れ』第6組曲より
19-21. ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):
Cinquieme gentilesse
第5のお楽しみ ~『新たなお楽しみの曲集』Op.100より
22. 作者不詳: Le Berger innocent 純朴なる羊飼い
23-26. ジャン=フランソワ・ボユアン(1716頃-1781頃):
Les Folies d'Espagne, 4e Divertissement
Champetre
田園風ディヴェルティスマン第4番「スペインのフォリア」 |
アンサンブル・ダンギー
(声楽&古楽器アンサンブル)
トビー・ミラー
(ヴィエラルー〔宮廷風ハーディガーディ〕、
指揮)
モニカ・マウフ(ソプラノ)
フランソワ・ラザレヴィチ
(ミュゼット〔ふいご式バグパイプ〕)
アリス・アンベール(ヴィエラルー)
エリー・ニメロスキ(ヴァイオリン)
カロライン・リッチー
(バス・ド・ヴィオール
〔ヴィオラ・ダ・ガンバ〕、
チェロ)
ノラ・ハンゼン(バスーン)
サム・チャップマン
(テオルボ、バロックギター)
ナージャ・ルソーニエ
(クラヴサン〔チェンバロ〕) |
録音: 2022年10月19-22日 サン=レジェ教会、ライメン(フランス東部アルザス地方)
収録時間: 74分
【田園気分に浸るロココの響き、名手トビー・ミラーの真骨頂】
木製の箱の端につけたハンドルで楽器内の車輪を廻し、その車輪が接する弦を擦ることで音を出す楽器ハーディガーディ。
その歴史を中世まで遡れば知識人社会では一時廃れ、農村で伝承曲を奏でる楽器として辛うじて残りましたが、そのイメージが逆に牧歌的な理想郷での田園生活への憧れと結びついたのが18世紀のフランスでした。
フランス語でヴィエラルー(車輪式ヴィエル)の名のもと、愛奏者の激増に合わせて上流階級向けの楽器が多く作られ、同時期に同じ事情で流行したミュゼットと共に多くの曲が誕生しました。
21世紀にその名手として活躍、中世音楽からバッハの無伴奏曲までヴィエラルーで弾きこなす俊才トビー・ミラーはここで、独奏楽器としてのヴィエラルーの可能性の広さや声楽との相性を十全に示すべく、多角的な視点で作品を厳選。
ミュゼット(演奏は横笛とバグパイプの名手ラザレヴィチ!)やヴァイオリンとの共演やヴィエラルー二重奏なども盛り込むことで、2017年にリリースした技巧派ソナタやカンタートを集めたアルバム(RIC382)とはまた異なる角度からロココのヴィエラルー芸術の面白さを堪能させてくれます。
ふくよかで柔軟なミュゼットの音との対比も、同じ弦を擦るヴァイオリンとの特性の違いも聴きどころ。
通奏低音付きソナタではトビー・ミラーが細やかな装飾音や急速なパッセージを流麗に弾きこなし、時に異界感さえ感じさせる曲作りの面白さと相俟って、伸縮自在の音作りでこの楽器の味わいを最大限に楽しませてくれます。
楽器や音色の珍しさに全く甘んじない、圧巻の音楽性あればこその聴きごたえ。多くの人に届いてほしい21世紀ならではの古楽アルバムです。
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STRADIVARIUS
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「ジャン・フランチェスコ・マリピエロ(1882-1973):
ピアノ作品全集 Vol.3」
前奏曲(1901-02)/サラバンダ(1901-02)/
6つの小品(1905)/アーゾロの詩(3曲)(1916)/
午睡(1920)/ドビュッシーに(1920)/
乗馬(3曲)(1921)/木を喰う虫(4曲)(1922)/
リチェルカール・トッカンド(1959) |
アルド・オルヴィエート(ピアノ) |
近代イタリア音楽ファン、ピアノ・ファンに好評のマリピエロ・ピアノ作品全集第3集!
録音:2021年6月7-10日 イタリア ヴェネト州
ヴェネツィア、DDD、60'47
第1集(STR 37133)、第2集(STR 37164)に続く、アルド・オリヴィエーロによるジャン・フランチェスコ・マリピエロ(1882-1973)のピアノ作品集の第3集。
マリピエロ没後50周年を記念するCDでもある。
今回は20歳頃の作品から、1959年の作品まで、マリピエロのモダニズムの面が強く出た作品が集められている。
マリピエロは日本ではイタリアのバロック音楽を現代に蘇らせた立役者として良く知られているだろうが、ここに収録された曲を聞くと印象がガラリと変わるだろう。
アルド・オルヴィエートはヴェネツィア音楽院出身のベテランのピアニスト。
マリピエロへの深い共感に満ちた見事な演奏を聞かせてくれる。
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第3のクープラン
「アルマン=ルイ・クープラン(1727-1789):
ヴァイオリンの自由な伴奏を伴ったクラヴサン小品のソナタ集」
ソナタ第1番/ソナタ第2番/ソナタ第3番/
ソナタ第4番/ソナタ第5番/ソナタ第6番 |
リアナ・モスカ(ヴァイオリン)
ピエール・ゴワ(チェンバロ) |
第3のクープラン、アルマン=ルイの珍しい作品集!
DDD、79'12
アルマン=ルイ・クープラン(1727-1789)は、クープラン一族の中ではフランソワ・クープラン(1668-1733
いわゆる 大クープラン)、ルイ・クープラン(1626-1661)に次いで有名な人物。
ルイは彼の祖父の兄、大クープランは彼の祖父の弟の子。アルマン=ルイ・クープランは優れたオルガン、クラヴサン奏者で、その名前はよく知られているものの、録音となるとクープラン一族の作品集に含まれることが多く、単独のCDはもっぱらクラヴサン曲のみ。
しかし18世紀に生まれ生きたアルマン=ルイはハイドンより5歳だけ年上で、古典派直前の作風を備えおり、それはクラヴサン曲よりもこのヴァイオリン伴奏つきのクラヴサン・ソナタに良く表れているだろう。
ヴァイオリンが決して前に出ることなく、クラヴサンに寄り添って引き立て役に徹する音楽はたいへん素晴らしい。
リアナ・モスカはチューリヒ生まれのヴァイオリン奏者。
ミラノ、ウィーンで学び、グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラで活動したのち、1998年からジャルディーノ・アルモニコのメンバーとなり活躍した。
現在はバロック・ヴァイオリン奏者として広く活動している。
1760年、ルイ・ゲルサン製作のヴァイオリンを使用。
ピエール・ゴワはスイスを中心に活動するチェンバロ、フォルテピアノ奏者。1777年、リヨンのジャコブ・スティルヌマン製作のクラヴサンを使用。
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「バッハ:ギター演奏による無伴奏チェロ組曲集」
(1)組曲第2番 ニ短調 BWV1008
(2)組曲第4番 変ホ長調 BWV1010
(3)組曲第1番 ト長調 BWV1007 |
(1)アレッシア・マッティアッツィ(ギター)
(2)ロベルト・ザドラ(ギター)
(3)マルコ・エンマヌエーレ(ギター) |
録音:2020年1月 イタリア トレンティーノ・アルト・アディジェ州
ボツツァーノ、DDD、65'01
バッハの無伴奏チェロ組曲集から3曲をそれぞれ若いギター奏者が演奏したCD。
3人はいずれもボルツァーノ音楽院の出身者。
アレッシア・マッティアッツィは1995年の生まれ。北イタリアを中心に活動している。
ロベルト・ザドラは1998年、地元ボルツァーノの生まれ。ミュンヘンに留学していたのでドイツ語圏でも活動している。
マルコ・エンマヌエーレは1996年、トレヴィーゾの生まれ。室内楽での活動も目立つ。
演奏はしっとりと美しいマッティアッツィ、明るく伸びやかなザドラ、穏やかに深みのあるエンマヌエーレと三者三様、いずれも楽しめる。
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「リスボン=ミラノ」~無伴奏アルトサクソフォン作品集
パリジーニ(b.1984):そして海のように叫ぶ叫ぶ叫ぶ(2023)
フランチェスコーニ(b.1956):跡(1988)
ボチマン(b.1950):エッセイ8(2001)
オリヴェイラ(b.1959):統合的な4(1987)
フランチェスコーニ(b.1956):夜想曲(1985-87)
シャリーノ(b.1947):ベルクソンの時計(1999) |
マヌエル・テレス(アルトサクソフォン) |
録音:2023年4月6、7日 ポルトガル シントラ、DDD、42'13
「リスボン=ミラノ」と題された20世紀後半以降の無伴奏アルトサクソフォンの作品集。
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-)の他、ヴィンチェンツォ・パリージ(1984-)、ルカ・フランチェスコーニ(1956-)、ジュアン・ペドロ・オリヴェイラ(1959-)、クリストファー・ボチマン(1950-)の作品が並ぶ。
マヌエル・テレスは2002年生まれのポルトガルのサクソフォン奏者。
リスボンで学んだ後、ミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院に進み、それがこのCDの題名に繋がっている。
既に若き天才クラシカル・サクソフォン奏者として広く活躍している。
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「アリオ・モード」~バッハ:チェンバロ作品集
J.S.バッハ:
デュエット第3番 ト長調 BWV804
平均律クラヴィーア曲集第2巻~前奏曲とフーガ第7番
変ホ長調 BWV876
カプリッチョ 変ロ長調 「最愛の兄の旅立ちに寄せて」
BWV992
平均律クラヴィーア曲集第1巻~
前奏曲とフーガ第4番 嬰ハ短調 BWV849,
前奏曲とフーガ第8番 変ホ短調 BWV853
デュエット第4番 イ短調 BWV805
平均律クラヴィーア曲集第2巻~前奏曲とフーガ第20番
イ短調 BWV889
デュエット第1番 ホ短調 BWV802
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
デュエット第2番 ヘ長調 BWV803
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971 |
アマヤ・フェルナンデス・ポスエロ(チェンバロ) |
録音:2022年10月3―5日 イタリア ロンバルディア州
ミラノ,DDD、74'28
スペイン出身でイタリアで活動するチェンバロ奏者、アマヤ・フェルナンデス・ポズエロの
stradivarius への2枚目のCDは、全バッハ作品集(1枚目の「D.スカルラッティと同時代の作曲家(STR37197)」はレコード芸術特選盤)。
4つのデュエットに平均律クラヴィーア曲集から4曲などを混ぜ込み、最後をイタリア協奏曲で〆るという意欲的なプログラム。
解説(英伊西語)も本人が書いている。
演奏は明るく柔らかさのある南欧のバッハでありつつ、潤いと陰りのある情感にも長けていて、心に染み入る。
1988年、ミラノのフェルディナンド・グランツィエーラ製作のフランドルスタイルのチェンバロも実に良い音を出している。
簡易紙ケース収納。
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「グイド・アルベルト・ファーノ(1875-1961):歌曲集」
ガブリエーレ・ダヌンツィオの詩による6つの歌/
アニーに/乙女の夢(5曲)/ユリ/3つの歌/
歌劇「ユトゥナ」からの2つの場面 |
シルヴィア・フリガート(ソプラノ)
アルド・オルヴィエート(ピアノ) |
録音:2023年3月15-17日 イタリア フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州
サチーレ,DDD、58'22
大変意義のあるCDが出た。
イタリアの作曲家、グイド・アルベルト・ファーノ(1875-1961)の歌曲集。
ファーノは日本ではほとんど知名度がないだろうが、ジュゼッペ・マルトゥッチの高弟で、1890年代から1930年代まで様々な作品を発表した。
またナポリのサン・ピエトロ・ア・マイエッラ音楽院やパレルモのヴィンチェンツォ・ベッリーニ音楽院の院長を歴任するなど、20世紀前半のイタリアの作曲家でも重要な人物だった。
ところが第二次世界大戦中はムッソリーニ政権に弾圧され身を潜めざるを得ず、戦後に復帰するもすぐ1947年に引退した。
そのため1961年まで長命したものの、今日ほとんど知られずにいる。
しかしこの歌曲集を聞けば、誰でもファーノの素晴らしい音楽性に魅了されるだろう。歌曲に限らずファーノの音楽を初めて聞くと彼がイタリア人作曲家とは信じられないだろう。
フランス音楽からの影響の強い繊細で柔らかく色彩に溢れた音楽は、印象派直前のフランス音楽を近代的に発展させたようなもの。
イタリア近代歌曲好きならばファーノの歌曲に夢中になることだろう。
シルヴィア・フリガートはバロック音楽で活躍するイタリアのソプラノ。透明で伸びやかな美声の持ち主で、ファーノの歌を素敵に歌い上げている。
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<メジャー・レーベル>
11/30(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ES-DUR
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代理店変更に伴い再掲載 |
ES2025
【旧譜】
\2700
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シュニトケ:チェロとピアノのための作品集
アルフレート・シュニトケ(1934-1998):
バレエ音楽「ペール・ギュント」より《エピローグ》
チェロ・ソナタ第2番
ムジカ・ノスタルジカ
チェロ・ソナタ第1番 |
ダヴィド・ゲリンガス(チェロ)
タチアナ・ゲリンガス(ピアノ) |
巨匠ゲリンガスの重要なレパートリーであるシュニトケの作品集!
チェリストのダヴィド・ゲリンガスは、アルフレート・シュニトケの作品を数多く演奏しており、このアルバムに収録されている「ペール・ギュント」より《エピローグ》や2つのチェロ・ソナタをはじめ、チェロ協奏曲やピアノ五重奏曲、弦楽三重奏曲など、シュニトケの作品はゲリンガスのレパートリーの中核を担っています。
「シュニトケの音楽は私の人生の一部なのです」とも語っており、ゲリンガス夫妻は重要なリサイタルにおいて必ずシュニトケの作品を演奏しています。
※録音:1998年-1999年(リューベック、ドイツ)
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ES2017
【旧譜】
\2700
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R・シュトラウス&シュルホフ:チェロ・ソナタ集
リヒャルト・シュトラウス:
チェロ・ソナタ ヘ長調 Op.6、ロマンス
ヘ長調 AV75
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):
チェロ・ソナタ ハ長調 Op.17 |
ダヴィド・ゲリンガス(チェロ)
タチアナ・シャッツ(ピアノ) |
チェリストのダヴィド・ゲリンガスとその妻でピアニストのタチアナ・シャッツ(タチアナ・ゲリンガス)によるチェロ・ソナタ集。
このアルバムは、チェコの作曲家エルヴィン・シュルホフが1914年に作曲し、レーガーの影響を色濃く受けた初期の作品であるチェロ・ソナタと、リヒャルト・シュトラウスのチェロ・ソナタという、あまり見られない組み合わせで収録されています。
※録音:1993年8月12日-14日(ハンブルク、ドイツ)
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ES2020
【旧譜】
\2700
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チェロによるパウル・ザッハーへの12人のオマージュ
ブリテン:チェロ独奏のための主題《ザッハー》
クリストバル・アルフテル(1930-2021):
eSACHEReの主題による変奏曲
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ(1926-2012):
パウル・ザッハーによるカプリッチョ
コンラッド・ベック(1901-1989):
チェロ独奏のための《3つのエピグラム》(抜粋)
ハインツ・ホリガー(b.1939):
チェロ独奏のための《シャコンヌ》
アンリ・デュティユー(1916-2013):
「ザッハーの名による3つのストロフ」より《第1番》
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):
チェロ独奏のための《ザッハー変奏曲》
ウォルフガンク・フォルトナー(1907-1987):
チェロ独奏のための《主題と変奏》(抜粋)
クラウス・フーバー(1924-2017):
チェロ独奏のための《Transpositio ad infinitum》
ベリオ:言葉は消える
ヒナステラ:ブネーニャ第2番 Op.45(チェロ独奏のための)
ブーレーズ:チェロ独奏と6本のチェロのための《メッセージ》 |
ダヴィド・ゲリンガス(チェロ)
エッカート・ルンゲ(チェロ)
イェンス=ペーター・マインツ(チェロ)
ニコラウス・トリープ(チェロ)
トロレルス・ヘンマンセン(チェロ)
クラウディス・ヘルマン(チェロ)
アドナナ・アレクサントレシュ=
リヴィニウス(チェロ)
ブリギッテ・マース(チェロ)
クリスティアン・ペータース(チェロ)
マルグレーテ・ヴィラッセン(チェロ)
アンドレアス・グルンコルン(チェロ)
トーマス・グロッセンバッハー(チェロ) |
1976年、スイスの指揮者で現代音楽の推進者であるパウル・ザッハーの70歳の誕生日を記念して、巨匠ロストロポーヴィチが現代を代表する12人の作曲家たちにチェロのための作品を委嘱しました。
かつてモスクワ音楽院でロストロポーヴィチに師事したダヴィド・ゲリンガスと、その生徒たちによる演奏です。
※録音:1989年5月30日-31日(リューベック、ドイツ)
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ES2024
【旧譜】
\2700
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バルト海の雷鳴
グリーグ:ホルベルク組曲 Op.40
ショパン:幻想ポロネーズ Op.61
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調
Op.36
ブロニウス・クタヴィチウス(1932-2021):ピアノ・ソナタ |
ペトラス・ゲニューシャス(ピアノ) |
1961年、リトアニアのヴィルニウスで生まれたピアニストのペトラス・ゲニューシャスはいくつかのピアノ・コンクールで優勝し、瞬く間にバルト三国の偉大なピアニストとなりました。
ゲニューシャスは現代作曲家との関わりを重視しており、このアルバムの最後にはリトアニアの作曲家ブロニウス・クタヴィチウスのソナタを収録しています。
※録音:1996年5月(ヴィルニウス、リトアニア)
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アルプ・シュニットガーの旅 |
ウーヴェ・ドロセラ(オルガン) |
【グラスベルク】
ブクステフーデ:前奏曲とフーガ ニ長調
BuxWV139
ゲオルク・ベーム(1661-1733):パルティータ《ただ愛する神の摂理にまかす者》
ヴィンツェント・リューベック(1656-1740):前奏曲とフーガ
ヘ長調
【メレンベック】
リューベック:前奏曲とフーガ ヘ長調
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):変奏曲《わが青春はすでに過ぎ去り》
ブクステフーデ:
我らの救い主なるイエス・キリスト BuxWV198、第1旋法のマニフィカト
BuxWV203、
今われら精霊に願う BuxWV208、今われら精霊に願う
BuxWV209
J.S.バッハ:天にいますわれらの父よ BWV636、前奏曲とフーガ
ニ長調 BWV532 |
17世紀~18世紀にかけて制作されたアルプ・シュニットガーのオルガンを使用して録音されたアルバム。
グラスベルクとメレンベックの2箇所のオルガンが使用されています。
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TUDOR
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ジェミニアーニ:ヴァイオリン・ソナタ集Op.1による
トリオ・ソナタ集
1-2. トリオ・ソナタ第1番 イ長調 H. 25
3-6. トリオ・ソナタ第2番 ニ短調 H. 26
7-8. トリオ・ソナタ第3番 ホ短調 H. 27
9-12. トリオ・ソナタ第4番 ニ長調 H. 28*
13-16. トリオ・ソナタ第5番 変ロ長調 H.
29
17-19. トリオ・ソナタ第6番 ト短調 H.
30
20-23. トリオ・ソナタ第7番 ハ短調 H.
31*
24-27. トリオ・ソナタ第9番 ヘ長調 H.
33
28-30. トリオ・ソナタ第11番 イ短調 H.
35
フランチェスコ・ジェミニアーニによるトリオ・ソナタ版、管弦楽による演奏
*...チャールズ・エイヴィソン(1709-1770)編曲による合奏協奏曲版
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カプリッチョ・バロック管弦楽団
(古楽器使用)
ドミニク・キーファー(音楽監督) |
録音:2021年4月23-25日、5月27日 Musiksaal
Kurbrunnenanlage, Rheinfelden
総収録時間:66分
ジェミニアーニのヒット作、ヴァイオリン・ソナタ集
作品1を作曲家自ら編曲したトリオ・ソナタ版の録音が登場!
イタリアに生まれイギリスに渡って活躍したバロック期のヴァイオリニスト、作曲家フランチェスコ・ジェミニアーニ。
彼の作品1は1716年に出版されると大きな注目を浴び、バルサンティ、エイヴィソン、ルーマンらの編曲も登場しました。
ジェミニアーニは後の1739年に多くの変更を加えた改訂版を出版、更に1757年にはトリオ・ソナタ版を出版します。
2つのヴァイオリン・パートはオリジナルの旋律を重ねたり、パラフレーズしたり、あるいはまったく新規に作曲されたものとなりましたが、更に「ヴァイオリン・パートを複数の奏者で演奏する場合に加える第4のパート」つまりリピエーノ用の低音パートが加えられていました。
このことから、このトリオ・ソナタ版はコンチェルティーノとリピエーノの対比効果を生かした合奏協奏曲という演奏形態も想定していたことがうかがわれます。
原盤解説筆者は、それが70歳のジェミニアーニが第三者の編曲を自ら越えようとする挑戦だったと想像しています。
当ディスクでは9曲中7曲でジェミニアーニ作品全集の編集主幹であるルドルフ・ラーシュが校訂した楽譜(2020年出版)を使用。
第5番のみリピエーノ・パートを加えず1パート1人のトリオ・ソナタとして演奏し、第1,2,3,6,9、11番は人数を増やして合奏協奏曲として演奏しています。
更に一部の曲では、当時ジェミニアーニが活躍していたロンドンの嗜好を鑑みて木管楽器を追加するなど、楽譜に無い工夫も凝らしています。
また第4番と第7番をエイヴィソン版で収録することで、ジェミニアーニとのオーケストレーションの違いを聴かせるという念の入れよう。
オーケストラのメンバーには朝吹園子(ヴァイオリン、ヴィオラ)、菅間周子(ヴィオローネ)、木下恵子(フルート)、福井美穂(ファゴット)といったスイスで活躍する日本人演奏家が参加しているのも注目です。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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BIDDULPH RECORDINGS
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ハイフェッツ
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 他
1-3. エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957):
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 35
4-6. クリスティアン・シンンディング(1856-1941):
古風な様式の組曲 Op. 10
7. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
ハンガリー舞曲第7番 イ長調(ヨアヒム編)
8. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
憂鬱なセレナード Op. 26
9. モーリス・ラヴェル(1875-1937):ツィガーヌ
10-12. マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
ヴァイオリン協奏曲第2番「予言者」 Op.
66 |
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮) |
録音/初出レコード番号:
1953年1月10日 RCA Victor LM 1782...1-3 1953年12月9日
RCA Victor LM 1832...4-6
1953年12月9日 RCA Victor LSC 3232...7 1954年10月29日
RCA Victor LM 2027...8
1953年12月8日 RCA Victor LM 1832...9 1954年10月28&29日
RCA Victor LM 2050...10-12
復刻プロデューサー:Eric Wen復刻エンジニア&マスタリング:Rick
Torres
総収録時間:79分
【グラミー賞の殿堂入りを果たした名盤コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲など、モノラル時代のロス・フィルとの代表的録音を集めた1枚】
1917年にアメリカ・デビューをカーネギーホールで飾ったハイフェッツは、1925年にアメリカの市民権を取得。
東海岸を拠点に活動を展開しましたが、1940年にビヴァリー・ヒルズにスタジオ付きの住宅を建て、第2次大戦後はロサンゼルスに拠点を移します。
このディスクには1953年から54年にかけて、ウォーレンスタインの指揮するロス・フィルと行ったRCA録音を復刻しています。
コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲は1947年にハイフェッツが初演し、その後も繰り返し演奏しました。
作曲者はこの曲について「終楽章こそ高度な技巧が必要だが、美しい旋律や抒情的なエピソードがたくさんあるから、パガニーニよりはカルーソー向きの曲だ。カルーソーとパガニーニを兼ね備える人物、すなわちハイフェッツに演奏してもらえるとは、なんと嬉しいことだろう」と語っています。当録音は大評判となり、作品を広める上で大きく貢献。
2008年には遂にグラミー賞の殿堂入りを果たしました(ヴァイオリン協奏曲の録音としては、クライスラーのメンデルスゾーン、メニューインのエルガーに次いで史上3番目の殿堂入り)。
圧倒的なテクニックの冴えが注目されるハイフェッツですが、コルンゴルトがカルーソーにたとえたように、メロディアスな旋律を時に朗々と時に甘美に歌いあげる歌心もたっぷりと味わえます。
カステルヌオーヴォ=テデスコのヴァイオリン協奏曲第2番は、ハイフェッツがトスカニーニ指揮ニューヨーク・フィルと共に初演した作品。
3つの楽章には旧約聖書の3人の預言者の名前が充てられています。
自身がヴァイオリニストだったシンディングの作品と、ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾたちにインスパイアされた3曲も、ハイフェッツの緩急自在な技の冴えと歌い回しを堪能できます。
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<メジャー・レーベル>
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DG
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4859677
\2600→\2390 |
2023年5月14日、ウィーン楽友協会ライヴ
ウィーン少年合唱団~525周年記念コンサート
1) Das Gelut zu Speyer(ルートヴィヒ・ゼンフル)*、2)
こおろぎはよき歌い手(ジョスカン・デ・プレ)、
3) ほたるこい(伝承曲)(小倉朗編)、4)
Musica Dei Donum optimi(ヤコブス・ファート)*、
5) マニフィカト第1番(『倫理的・宗教的森』SV281より)(モンテヴェルディ)*、
6) 聖霊来たり給え(アントニオ・カルダーラ)*、7)来たれ、もろもろの民よK.260(モーツァルト)、
8) サルヴェ・レジーナ(サリエリ)*、9)
Insanae et vanae curae(ハイドン)、
10) 見よ大いなる司祭を(ブルックナー)*、11)
イサイの杖は芽を出し(ブルックナー)、
12) 魔王D328(シューベルト)*、13) 歓喜の歌(ベートーヴェン)(M.ウォーレン編)*、
14) 水兵のポルカ(ヨーゼフ・シュトラウス)(G.ヴィルト編)、
15) 皇帝円舞曲Op.437(J.シュトラウス2世)(G.ヴィルト/G.Graf編)、
[アンコール]
16) Das Gel?ut zu Speyer(ルートヴィヒ・ゼンフル)*
*ウィーン少年合唱団による初録音
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ウィーン少年合唱団、
Chorus Viennensis(1, 4, 5, 7, 9-11, 16)、
Chorus Juventus(1, 2, 6, 8, 10, 16)、
Chorus Primus(1, 14-16)、
Wiener Chrom?dchen(1, 14-16)、
ゲラルト・ヴィルト(1, 4-11, 14-16)、
オリヴァー・シュテッヒ(3, 13)、マノロ・カニン(12)(指揮) |
祝525周年。世界で最も有名な歴史ある少年合唱団による歓喜の記念コンサートのライヴ録音
ウィーン少年合唱団は2023年、設立から525周年を迎えました。それを記念してウィーンの楽友協会で行われたコンサートのライヴ録音が発売されます。
ウィーン少年合唱団の他、子供たちの混声合唱団「Chorus
Primus」、少女の合唱団「Wiener Chrom?dchen」、青年の合唱団「Chorus
Juventus」、“卒業生”の合唱団「Chorus Viennensis」、そして14人の素晴らしい器楽奏者も参加し、音楽でその歴史を語っています。
ウィーン少年合唱団は洗練された芸術性、力強い響き、ほとばしる魅力で知られ、おそらく世界で最も有名な少年合唱団です。
その世界的な名声は100以上の異なる国で1000回以上のツアーを行っていることでも証明されています。
ウィーン少年合唱団を構成している4つのグループを合わせて年間ほぼ300回のコンサートを行い、ライヴでの観客は50万人に達しています。
ウィーン少年合唱団は1498年、神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世によって設立され、一握りの少年聖歌隊員たちから始まりましたが、現在では6歳から18歳までの300人以上の少年少女が集まる団体となりました。
この合唱団の特別な技術教育とコーラスはユネスコ無形文化遺産に登録されています。
アルバムにはルートヴィヒ・ゼンフル、ジョスカン・デ・プレ、ヤコブス・ファート、モンテヴェルディ、アントニオ・カルダーラ、モーツァルト、サリエリ、ハイドン、ブルックナー、シューベルト、ベートーヴェン、ヨーゼフ・シュトラウス、ヨハン・シュトラウス2世といった作曲家によるまさしく歴史を辿るような楽曲が並んでいます。
満員の観客を魅了したウィーン楽友協会の黄金のホールの雰囲気が伝わってきます。
【録音】2023年5月14日、ウィーン、ウィーン楽友協会(ライヴ)
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DECCA
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4851584
(26CD)
\27500→\26490 |
エルネスト・アンセルメ
~The Mono Years モノラル録音集
《CD 1》
ヘンデル:合唱協奏曲Op.6より
1-4) 第2番ヘ長調HWV320、5-9) 第3番ホ短調HWV321、10-13)
第4番イ短調HWV322、
14-18) 第6番ト短調HWV324、19-23) 第10番ニ短調HWV328、24-28)
第12番ロ短調HWV330
【演奏】Decca String Orchestra
【録音】1929年9月、ロンドン/
《CD 2》
1-3) ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲ニ短調RV481、
4-6) マルチェッロ:オーボエ協奏曲ハ短調、
ヘンデル:7-9) オルガン協奏曲第1番ト短調HWV289、10-11)
オルガン協奏曲第2番変ロ長調HWV290
【演奏】
アンリ・エラール(ファゴット)(1-3)、ロジャー・リヴァーシー(オーボエ)(4-6)、
ジャンヌ・ドゥメッシュー(オルガン)(7-11)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1952年4月(1-3)、10月(7-11)、1951年10月(4-6)、ジュネーヴ/
《CD 3》
モーツァルト:
1-3) 交響曲第38番ニ長調K.504『プラハ』、
4-7) エクスルターテ・ユビラーテK.165、
8-14) セレナード第10番変ロ長調K.361『グラン・パルティータ』
【演奏】ジャニーヌ・ミショー(ソプラノ)(4-7)、スイス・ロマンド管弦楽団(1-3,
8-14)、パリ音楽院管弦楽団(4-7)
【録音】1949年(1-3)、1955年5月(8-14)、ジュネーヴ、1948年5月、パリ(4-7)/
《CD 4》
1-4) ハイドン:交響曲第101番ニ長調Hob.I:101『時計』、
シューマン:5) 歌劇『ゲノヴェーヴァ』序曲Op.81、6-9)
交響曲第1番変ロ長調Op.38『春』
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団(1-4,
6-9)、パリ音楽院管弦楽団(5)
【録音】1949年7月(1-4)、1951年3月(6-9)、ジュネーヴ、1948年6月、パリ(5)/
《CD 5》
シューマン:1-3) ピアノ協奏曲イ短調Op.54、4-6)
チェロ協奏曲イ短調Op.129、
7) チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲Op.33
【演奏】ディヌ・リパッティ(ピアノ)(1-3)、モーリス・ジャンドロン(チェロ)(4-7)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1950年2月(1-3)、1953年11月(4-7)、ジュネーヴ/
《CD 6》
1-14) ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェルによる管弦楽編)、
15-18) リムスキー=コルサコフ:シェエラザードOp.35
【演奏】ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1-14)、パリ音楽院管弦楽団(15-18)
【録音】1948年6月、ロンドン(1-14)、1948年5月-6月、パリ(15-18)/
《CD 7》
リムスキー=コルサコフ:
1-2) 歌劇『金鶏』より(序奏/婚礼の行列)、3-6)
歌劇『金鶏』組曲、7-11) スペイン奇想曲Op.34、
ムソルグスキー:
12) 歌劇『ソロチンスクの定期市』より「ゴパック」(モノラル)、13)
歌劇『ソロチンスクの定期市』より「ゴパック」(ステレオ)
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1947年2月(1-2)、1952年10月(3-11)、1955年10月(12,
13)、ジュネーヴ/
《CD 8》
1-4) ヴィラ=ロボス:ピアノ協奏曲第1番、5-7)
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団(1-4)、ロンドン交響楽団(5-7)
【録音】1949年6月、ジュネーヴ(1-4)、1950年7月、ロンドン(5-7)/
《CD 9》
ラヴェル:
1) 道化師の朝の歌(組曲『鏡』より第4曲)、2)
ラ・ヴァルス、
3-5) シェエラザード、ドビュッシー:6-8)
交響詩『海』、9-12) 小組曲
【演奏】シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)(3-5)、スイス・ロマンド管弦楽団(1,
6-8)、パリ音楽院管弦楽団(2-5, 9-12)
【録音】1947年2月、ジュネーヴ(1, 6-8)、1947年10月、ロンドン(2)、1948年5月(3-5)、6月(9-12)、パリ/
《CD 10》
1-8) ロッシーニ:バレエ組曲『風変わりな店』(レスピーギ編)、
9-16) ファリャ:バレエ『三角帽子』、17-19)
ラヴェル:ステファヌ・マラルメの3つの詩
【演奏】シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)(9-19)、ロンドン交響楽団(1-8)、スイス・ロマンド管弦楽団(9-19)
【録音】1950年7月、ロンドン(1-8)、1952年5月(9-16)、1954年11月(17-19)、ジュネーヴ/
《CD 11》
1-5) ドビュッシー:管弦楽のための映像、
6-11) ラヴェル:歌劇『スペインの時』(抜粋)
【演奏】
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)(6-11)、ミシェル・アメル(6-11)、ポール・ドレンヌ(6-11)(テノール)、
ハインツ・レーフス(バリトン)(6-11)、アンドレ・ヴェシエール(バス)(6-11)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1949年6月(1-5)、1953年5月(6-11)、ジュネーヴ/
《CD 12-13》
ドビュッシー:歌劇『ペレアスとメリザンド』
【演奏】シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)、フローレ・ウェンド、エレーヌ・ブーヴィエ(メッゾ・ソプラノ)、
ピエール・モレ、ハインツ・レーフス、デリク・オルセン(バリトン)、アンドレ・ヴェシエール(バス)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1952年4月、ジュネーヴ/
《CD 14》
ラヴェル:
1-3) 左手のためのピアノ協奏曲ニ長調、4-6)
左手のためのピアノ協奏曲ニ長調、7-9) ピアノ協奏曲ト長調
【演奏】ジャクリーヌ・ブランクール(ピアノ)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1949年6月(1-3)、1953年6月(4-9)、ジュネーヴ/
《CD 15》
1-3) ドビュッシー:夜想曲、
ラヴェル:4-7) スペイン狂詩曲、8-11) 高雅で感傷的なワルツ、12-15)
クープランの墓
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1951年10月(1-7)、1953年6月(8-15)、ジュネーヴ/
《CD 16》
1-12) ラヴェル:バレエ『ダフニスとクロエ』
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1952年10月、ジュネーヴ/
《CD 17》
1-3) ドビュッシー:交響詩『海』、
4-9) ラヴェル:マ・メール・ロワ、
10) ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、
11) ストラヴィンスキー:若い象のためのサーカス・ポルカ、
12) ラヴェル:道化師の朝の歌(組曲『鏡』より第4曲)、
13) プロコフィエフ:組曲『3つのオレンジへの恋』より行進曲
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1951年3月(1-3, 4-9, 11)、10月(10,
12, 13)、ジュネーヴ/
《CD 18》
1-3) プロコフィエフ:交響曲第6番変ホ長調Op.111、
4-7) ビゼー:交響曲ハ長調スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1951年10月(1-3)、1953年3月(4-7)、ジュネーヴ/
《CD 19》
1-4) プロコフィエフ:交響曲第1番ニ長調Op.25『古典』、
5) グリンカ:歌劇『ルスランとリュドミラ』序曲、
6) ボロディン:中央アジアの草原にて、
7) ムソルグスキー:交響詩『はげ山の一夜』、
ドビュッシー:8) バレエ『遊戯』、9-14)
6つの古代碑銘
【演奏】パリ音楽院管弦楽団(1-7)、スイス・ロマンド管弦楽団(8-14)
【録音】1953年6月、パリ(1-7)、1953年10月、ジュネーヴ(8-14)/
《CD 20》
1-3) バルトーク:ピアノ協奏曲第3番、
4-6) プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番、7-9)
マルタン:ヴァイオリン協奏曲
【演奏】ジュリアス・カッチェン(ピアノ)(1-6)、ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)(7-9)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1953年10月(1-6)、1955年5月(7-9)、ジュネーヴ/
《CD 21》
1-3) マルタン:小協奏交響曲Op.54、
4-8) ストラヴィンスキー:バレエ『妖精の口づけ』からのディヴェルティメント、
サン=サーンス:9) 交響詩『死の舞踏』Op.40、10)
交響詩『オンファールの糸車』Op.31、
11) シャブリエ:楽しい行進曲、
12) ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ(管弦楽版)、
13) シャブリエ:管弦楽のための狂詩曲『スペイン』
【演奏】
ピエール・ジャメ(ハープ)(1-3)、ジェルメーヌ・ヴォーシェ=クレール(チェンバロ)(1-3)、
ドリス・ロシオー(ピアノ)(1-3)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1951年3月(1-8)、1952年10月(9-13)、ジュネーヴ/
《CD 22》
1-14) ムソルグスキー:展覧会の絵(ラヴェルによる管弦楽編)、
ラヴェル:15) ラ・ヴァルス、16) ボレロ、
17) オネゲル:パシフィック231、18) デュカス:魔法使いの弟子
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団(1-14)、パリ音楽院管弦楽団(15-18)
【録音】1953年10月、ジュネーヴ(1-14)、1953年6月(15)、1954年9月(16-18)、パリ/
《CD 23》
ブロッホ:1-6) 交響詩『荒野の叫び』、7)
シェロモ、
8-10) オブシエ:アンティゴネー、
11-13) ガイザー:交響曲ニ短調Op.44
【演奏】
ザラ・ネルソヴァ(チェロ)(1-7)、エルザ・カヴェルティ(コントラルト)(8-10)、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1-7)、スイス・ロマンド管弦楽団(8-13)
【録音】1955年3月、ロンドン(1-7)、1954年11月(8-10)、1955年5月(11-13)、ジュネーヴ/
《CD 24》
ストラヴィンスキー:
1-4) バレエ『ペトルーシュカ』(1911年版)、5-10)
バレエ組曲『火の鳥』(1919年版)、11-13)
詩篇交響曲
【演奏】ロンドン・フィルハーモニー合唱団(11-13)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1946年12月(1-10)、1947年10月(11-13)、ロンドン/
《CD 25》
ストラヴィンスキー:1-4) バレエ『ペトルーシュカ』(1911年版)、5-6)
バレエ『春の祭典』
【演奏】スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1949年11月(1-4)、1950年10月(5-6)、ジュネーヴ/
《CD 26》
ストラヴィンスキー:1-6) バレエ組曲『火の鳥』(1919年版)、7-26)
オラトリオ『エディプス王』
【演奏】
エルンスト・ヘフリガー(テノール)(7-26)、ジェイムズ・ルーミス(バス・バリトン)(7-26)、
アンドレ・ヴェシエール(バス)(7-26)、ポール・パスキエ(ナレーター)(7-26)、
ブラッシュ合唱団(7-26)、スイス・ロマンド管弦楽団
【録音】1950年10月(1-6)、1955年5月(7-26)、ジュネーヴ
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エルネスト・アンセルメ(指揮) |
生誕140周年記念。スイスの名指揮者による録音遺産、「The
Stereo Years」に続くモノラル録音集。CD26枚組ボックス・セット
●2023年11月に生誕140年を迎えるスイスの名指揮者、エルネスト・アンセルメ(1883-1969)。その膨大な録音遺産から既発売の「The
Stereo Years」に続く、モノラル録音を集大成した「The
Mono Years」が発売されます。CD26枚組ボックス・セット。
限定盤。
アンセルメは指揮者としてだけでなく、哲学者、数学者、作曲家でもあり、音楽の世界で特別な存在でした。
ドビュッシー、ラヴェル、ルーセル、ストラヴィンスキーなどの作曲家とは友人でもありました。このセットにはそれらの作曲家の他、オネゲル、フランク・マルタン、バルトーク、プロコフィエフなど、1929年から1955年にかけてデッカに行われたすべての録音が収められています。
最初に収録されているのはデッカ・レーベルが設立された1929年に、ロンドンの音楽家たちにより特別に結成された「Decca
String Orchestra」と録音したヘンデルの合奏協奏曲Op.6です。
そして「ffrr」技術を導入し、クラシック録音界に強い影響力を持つ存在として信頼を確立したデッカ・レーベルのスタジオに、アンセルメは1946年に戻り、その後最も多くの録音を行った指揮者の一人となりました。
録音はステレオ時代まで続き、1968年にデッカへの最後の録音(ストラヴィンスキーの『火の鳥』)を行いました。
特に親しい友人であり、同僚であったストラヴィンスキーの音楽は、『火の鳥』の他、『詩篇交響曲』『春の祭典』『エディプス王』などこのセットに幅広く取り上げられており、そのすべてが当時のメディアから熱烈に歓迎されました。
また個人的な知り合いで一緒に仕事をした作曲家であるラヴェルの『左手のためのピアノ協奏曲』には2つの録音(1949年と1953年)があります。
また『ダフニスとクロエ』の1952年の歴史的な録音は初CD化です。
リャードフが管弦楽編曲したムソルグスキーの『ソロチンスクの定期市』からの「ゴパック」はモノラルとステレオの2つの録音があります。
ステレオ録音は「ロンドン」(アメリカ・デッカ)のステレオLPのために行われましたが、そのアルバムは発売されず、テスト・プレスのみが残されていました。
今回が世界初のリリースとなります。
新規デジタル・リマスタリング。オリジナル・ジャケット仕様。
●「非常に活動的で生産的な時代に生きることができて私は幸運でした」(エルネスト・アンセルメ)
※録音全集と謳っている商品の中にも、稀に音源が漏れているものもございますこと、予めご了承ください。
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ELOQUENCE
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4845233
(16CD)
\8000→\7490 |
ファンにはたまらない!
ジョン・マウチェリー~『The Sound of Hollywood』
フィリップスに制作した人気アルバム・シリーズが初めてまとめて発売
数年後にはとんでもないお宝になってそう
《CD 1》[ガーシュウィン・イン・ハリウッド]
ガーシュウィン:
1)『ガーシュウィン・イン・ハリウッド』序曲、
2) 映画『デリシャス』より「ニューヨーク・ラプソディ」、
3-8) 映画『踊らん哉』より
(ウォーキング・ザ・ドッグ/アイヴ・ゴット・ビギナーズ・ラック/バスを叩いて/みんな笑った/
レッツ・コール・ザ・ホール・シング・オフ/ウォッチ・ユア・ステップ)、
9-11) 映画『踊る騎士』より(霧深き日/うまくやれたら/ロンドンのアメリカ人)、
12-13) 映画『ゴールドウィン・フォリーズ』より
(ラヴ・ウォークト・イン/わが恋はここに)、
14) 映画『ショッキング・ミス・ピルグリム』より
「フォー・ユー、フォー・ミー、フォー・エヴァーモア」
【演奏】
パティ・オースチン(4, 6, 7, 12-14)、
グレゴリー・ハインズ(4, 5, 7, 9, 14)(ヴォーカル)、ウェイン・マーシャル(ピアノ)(2)
【録音】1991年7月、ロサンゼルス/
《CD 2》[ロジャース&ハマースタイン:ミュージカル序曲集]
リチャード・ロジャース:
1)『オクラホマ!』序曲、2)『回転木馬』よりワルツ、3)『ステート・フェア』組曲、
4)『アレグロ』序曲、5『南太平洋』序曲、
6)『王様と私』序曲、7)『私とジュリエット』序曲、8)『パイプ・ドリーム』序曲、9)『シンデレラ』序曲、
10)『フラワー・ドラム・ソング』序曲、11)『サウンド・オブ・ミュージック』より間奏曲
【録音】1991年8月、ロサンゼルス/
《CD 3》
1-21) リチャード・ロジャース:『王様と私』
(メイン・タイトル/港/口笛ふいて/バンコックへようこそ/マイ・ロード・アンド・マスター/
シャムの子供達の行進/アンナ荷物を解く/ハロー、ヤング・ラヴァーズ/ホーム・スイート・ホーム/パズルメント/
ゲティング・トゥ・ノウ・ユー/庭のシーン/木陰のくちづけ/私の気持ちは/サムシング・ワンダフル/
寺院のシーン/夜宴のシーン/アイ・ハブ・ドリームド/王様の歌/シャル・ウィ・ダンス/フィナーレ)
【演奏】ジュリー・アンドリュース(アンナ)、ベン・キングスレー(王様)、ロサンゼルス・マスター・コラールのメンバー他
【録音】1992年4月、ロサンゼルス/
《CD 4》[ヒート・ウェイヴ~リュポン・シングス・バーリン]
アーヴィング・バーリン:
1) ショウほどすてきな商売はない、
2) オーヴァーチャー:バーリン、ハリウッドへ、3)
ヒート・ウェイヴ、4) ノー・ストリングス、
5) レット・ユアセルフ・ゴー/ステッピン・アウト・ウィズ・マイ・ベイビー、
6)『コール・ミー・マダム』より
「Something to Dance About」/「The
Ocarina」/「It’s a lovely Day Today」、
7) ホステス・ウィズ・ザ・モステス、8)
ベスト・シングス・ユー/ロンリー・ハート/オールウェズ、
9)『モンテ・カルロ・バレエ』より「Let’s
Face the Music and Dance」、
10) アイ・ゴット・ロスト・イン・ヒズ・アームズ、
11) ドゥイン・ホワット・カムズ・ナチュラリー、
12) パトリオティック・オーヴァーチャー、13)
カウント・ユア・ブレッシング・インステッド・オブ・シープ
【演奏】Byron Motley、Josef Powell、Gene
van Buren、John West(ヴォーカル・カルテット)
【録音】1994年7月、ロサンゼルス/
《CD 5》[ハリウッド・ボウル・オン・ブロードウェイ]
1) リチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタイン2世:『回転木馬』:A
Symphonic Portrait、
2) リチャード・ロジャース:『10番街の殺人』、
3) クルト・ヴァイル:クルト・ヴァイル・ソングブック・フォー・オーケストラ、
4) ハロルド・アーレン&ジョニー・マーサー:Free
and Easy: Concert Suite from Blues Opera、
5) ジェローム・カーン&オスカー・ハマースタイン2世:『ショウボート』:Scenario
for Orchestra
【録音】1994年7月&8月、ロサンゼルス/
《CD 6》
1-16) フレデリック・ロウ:『マイ・フェア・レディ』
(序曲…なぜ英語ができんのか/ステキじゃない/
ちっとばかし運がよけりゃ/私はふつうの男/いまに見てな/
スペインの雨/踊りあかそう/アスコット・ガヴォット/君住む街角/大使館のワルツ/
でかしたぞ/証拠を見せて/時間どおりに教会へ/
男たちへの讃歌/あなたなしでも/彼女のことで頭がいっぱい)
【演奏】キリ・テ・カナワ(イライザ)、ジェレミー・アイアンズ(ヒギンズ教授)、ロンドン・ヴォイセズ他
【録音】1987年2月&3月、ロンドン/
《CD 7》[プレリュード・トゥ・ア・キス~デューク・エリントン・アルバム]
デューク・エリントン:
1) ミッドナイト・インディゴ、2) アイム・ビギニング・トゥ・シー・ザ・ライト、
3) ブリ・ブリップ、4) アフリカの花、
5) プレリュード・トゥ・ア・キス、6) キャラバン、7)
ソリテュード、
8) ムード・インディゴ、9-11) ナイト・クリーチャー、12)
カム・サンデイ
【演奏】
ディー・ディー・ブリッジウォーター(2,
3, 5, 6-8, 12)、
ハッサン・ハクムーン(6)(ヴォーカル)、ボビー・ワトソン(1,
4)、
チャールズ・マクファーソン(3, 5)(アルト・サクソフォン)、
ウィントン・マルサリス(トランペット)(2)、サイラス・チェスナット(ピアノ)(2,
3, 5, 8, 12)、
アイラ・コールマン(ベース)(2, 3,
5, 8)、ジェフ・ハミルトン(ドラムス)(2,
5, 8)、
シロ・バプティスタ(パーカッション)(4)、ロバート・サディン(オルガン)(12)他
【録音】1996年、ロサンゼルス(2月)&ニューヨーク(5月)/
《CD 8》[アース・デイ~地球の25時間]
1) ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲より第1曲:夜明け、
2) グリーグ:『ペール・ギュント』第1組曲より第1曲:朝、
3) ニールセン:序曲『ヘリオス』Op.17、
4) ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、
5) ワックスマン:ダスク、
6) ワーグナー:Love, Night and Transfiguration(『トリスタンとイゾルデ』に基づく)、
7) シェーンベルク:『グレの歌』より合唱「太陽を見よ」
【演奏】ロサンゼルス・マスター・コラール
【録音】1992年9月、ロサンゼルス/
《CD 9》[ザ・グレート・ワルツ]
1) J.シュトラウス2世&ディミトリ・ティオムキン:
映画『グレート・ワルツ』よりメイン・タイトル/
「ウィーン気質」、
2) リチャード・ロドニー・ベネット:映画『オリエント急行殺人事件』よりワルツ、
3) R.シュトラウス:楽劇『ばらの騎士』より「“Mit
Mir” Waltz」、
4) バーナード・ハーマン:映画『キリマンジャロの雪』より「メモリー・ワルツ」、
5) フレデリック・ロウ:映画『恋の手ほどき』より
メイン・タイトル/「Fountain Scene」/「“Chez
Maxim” Waltz」、
6) プロコフィエフ:バレエ『シンデレラ』第1組曲Op.107より「シンデレラのワルツ」、
7) スティーヴン・ソンドハイム:『リトル・ナイト・ミュージック』より「ナイト・ワルツ」、
8) バーンスタイン:『キャンディード』より「パリのワルツ」、
9) ミクローシュ・ロージャ:映画『ボヴァリー夫人』よりワルツ、
10) ワックスマン:映画『戦慄のベルリン地下組織』より「Caf?
Waltzes」、
11) マックス・スタイナー:映画『黒蘭の女』よりワルツ、
12) コルンゴルト:『放浪の王子』組曲より「Flirtation」、
13) ラヴェル:ラ・ヴァルス、
14) J.シュトラウス&ディミトリ・ティオムキン:
映画『グレート・ワルツ』より「Blue
Danube」/「Final Sequence」
【録音】1993年1月、ロサンゼルス/
《CD 10》[宇宙への旅~サイエンス・フィクション・アドヴェンチャー]
1) カール=ビリエル・ブロムダール:歌劇『アニアーラ』より「スタート:
Vintergatan」、
2) バーナード・ハーマン:映画『地球が静止する日』より「アウター・スペース」、
3) ジェリー・ゴールドスミス:
『スター・トレック5/新たなる未知へ』よりメイン・テーマ/「クリンゴン星のマーチ」、
4) ルイス・バロン&べべ・バロン:映画『禁断の惑星』より「ワンス・アラウンド・アルティア」、
5) ワックスマン:映画『フランケンシュタインの花嫁』より
「クリエイション・オブ・ザ・フィーメル・モンスター」/「ザ・タワー・エクスプロウズ」、
6) ルイス・バロン&べべ・バロン:映画『禁断の惑星』より
「シャングリラ・イン・ザ・デザート」/「凶暴な虎のいる庭」、
7) ジョン・コリリアーノ:映画『アルタード・ステーツ/未知への挑戦』より「愛のテーマ」、
8) R.シュトラウス:『ツァラトゥストラはかく語りき』Op.30より「導入部(日の出)」、
9) リゲティ:アトモスフェール、
10) アレックス・ノース:映画『2001年宇宙の旅』よりファンファーレ、
11) ジョン・ウィリアムズ:映画『イーストウィックの魔女たち』より「悪魔のダンス」、
12) ルイス・バロン&べべ・バロン:映画『禁断の惑星』より
「ロビー・アレンジス・フラワー」/「ザップス・モンキー」、
13) ダニー・エルフマン:映画『シザーハンズ』よりメイン・タイトル/「アイス・ダンス」、
14) サー・アーサー・ブリス:映画『来るべき世界』より
メイン・タイトル/「ウォー・モンタージュ」/「ペスティレンス・ハッピー・マーチ」/
「ザ・ビルディング・オブ・ザ・ニュー・ワールド」/「アタック・オン・ザ・ムーン・ガン」、
15) ルイス・バロン&べべ・バロン:映画『禁断の惑星』より「ザ・ホーム・カミング」、
16) ジョン・ウィリアムズ:映画『スター・ウォーズ』より「王の部屋」/フィナーレ、
17) カール=ビリエル・ブロムダール:歌劇『アニアーラ』より「クリスタル」
【演奏】ロサンゼルス・マスター・コラールのメンバー
【録音】1994年9月、ロサンゼルス/
《CD 11》[ハリウッド・ドリームズ]
1) シェーンベルク:Fanfare for a Bowl Concert、
2) リチャード・ロジャース:『回転木馬』より「Heaven
Effect」/「Carousel Waltz」、
3) マックス・スタイナー:映画『風と共に去りぬ』よりメイン・タイトル、
4) ストラヴィンスキー:バレエ『火の鳥』組曲より「Lullaby」/「Final
Hymn」、
アルフレッド・ニューマン:
5) 20世紀フォックス・ファンファーレ、6)映画『百万長者と結婚する方法』より序曲、
7) ワックスマン:映画『陽のあたる場所』より組曲、
8) バーンスタイン:映画『波止場』より「愛のテーマ」、
9) ハロルド・アーレン&ハーバート・ストサート:『オズの魔法使い』より「Concert
Suite」、
10) プロコフィエフ:歌劇『セミヨン・コトコ』Op.81より「The
Southern Night」、
11-12) コルンゴルト:映画『ロビン・フッドの冒険』より
(Fanfare and Love Scene/Battle, Victory
and Epilogue)、
13) マイケル・ゴア:映画『あなたの死後にご用心』よりファンファーレ、
14) ジョン・バリー:映画『ダンス・ウィズ・ウルヴズ』より「ジョン・デンバーのテーマ」、
15) ジョン・ウィリアムズ:映画『E.T.』より「フライング・テーマ」
【録音】1991年2月、ロサンゼルス/
《CD 12》[悪夢…ハリウッドの恐怖]
1) ドメニコ・サヴィーノ:『オペラ座の怪人』より「鏡を通して」、
2) マックス・スタイナー:映画『キング・コング』より序曲、
3) ストラヴィンスキー:バレエ『春の祭典』より「生贄の踊り:選ばれし生贄の乙女」、
4) ジョン・ウィリアムズ:映画『ジュラシック・パーク』よりメイン・タイトル、
5) バーナード・ハーマン:映画『めまい』より序奏/「愛の情景」、
6) ミクローシュ・ロージャ:『白い恐怖』よりピアノとオーケストラのための協奏曲、
7) ジョン・バリー:映画『白いドレスの女』よりメイン・タイトル、
8) ワックスマン:映画『サンセット大通り』よりソナタ、
9) ジェリー・ゴールドスミス:映画『オーメン』よりメイン・タイトル、
10) ジョン・ウィリアムズ:映画『ドラキュラ』より「ナイト・ジャーニー」、
11) ワックスマン:映画『ジキル博士とハイド氏』より組曲
【演奏】ロサンゼルス・マスター・コラールのメンバー
【録音】1993年9月、ロサンゼルス/
《CD 13》[Always and Forever: Movie’s Greatest
Love Songs]
1) サミー・フェイン:映画『慕情』よりメイン・テーマ、
2) アレックス・ノース:映画『アンチェインド』より「アンチェインド・メロディ」、
3) アルフレッド・ニューマン:映画『嵐が丘』より「キャシーのテーマ」、
4) ジェリー・ゴールドスミス:映画『フォーエヴァー・ヤング』より「愛のテーマ」、
5) ワックスマン:映画『青春物語』よりメイン・タイトル、
6) プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」、
7) ミクローシュ・ロージャ:映画『バグダッドの盗賊』より「Eternal
Love」、
8) エルマー・バーンスタイン:
映画『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』より「メイン・タイトル」、
9) エンニオ・モリコーネ:映画『ニュー・シネマ・パラダイス』よりメイン・テーマ、
10) ジョン・バリー:映画『ある日どこかで』よりメイン・テーマ、
11) コルンゴルト:映画『嘆きのプレリュード』より「Love
for Love」、
12) バーナード・ハーマン:映画『北北西に進路をとれ』より「Conversation
Piece」、
13) リチャード・ロドニー・ベネット:映画『フォー・ウェディング』よりメイン・テーマ、
14) デイヴィッド・ラクシン:映画『ローラ殺人事件』よりメイン・テーマ、
15) マックス・スタイナー:映画『情熱の航路』よりメイン・タイトル、
16) ヒューゴー・フリードホーファー:映画『めぐり逢い』より「Proposal」
【演奏】
シルヴィア・マクネアー(ソプラノ)(6)、フィル・ペリー(テノール)(14)、
ブルース・ドゥコフ(1, 2, 7, 8, 16)、ギル・シャハム(9)(ヴァイオリン)、
Dennis Karmazyn(チェロ)(1)他
【録音】1995年8月&9月、ロサンゼルス/
《CD 14》[ザ・サウンド・オブ・ハリウッド]
1) アルフレッド・ニューマン:セルズニック・ファンファーレ、
2) マックス・スタイナー:映画『風と共に去りぬ』よりメイン・タイトル、
3) マックス・スタイナー:映画『キング・コング』序曲、
4) ガーシュウィン:映画『踊らん哉』より「ファイナル・バレエ」、
5) ハーバート・ストサート:MGMファンファーレ、
6) ハロルド・アーレン&ハーバート・ストサート:映画『オズの魔法使い』よりコンサート組曲、
7) フレデリック・ロウ:映画『恋の手ほどき』より
メイン・タイトル/「泉のジーン」/「マキシムのワルツ」、
8) バーナード・ハーマン:映画『めまい』より序奏/「愛の情景」、
コルンゴルト:映画『ロビン・フッドの冒険』より
9) ファンファーレ/「愛の情景」、10)「戦闘、勝利」/エピローグ、
11) リチャード・ロジャース:映画『サウンド・オブ・ミュージック』より間奏曲、
ジョン・ウィリアムズ:
12) 映画『ジュラシック・パーク』よりメイン・タイトル、
13) 映画『E.T.』より「フライング・テーマ」、
14) ジョン・バリー:映画『ダンス・ウィズ・ウルヴズ』より「ジョン・デンバーのテーマ」、
15) アルフレッド・ニューマン:20世紀フォックス・ファンファーレ、
16) ジョン・ウィリアムズ:映画『スター・ウォーズ』より「王の部屋」/フィナーレ
【録音】1991年-1995年、ロサンゼルス/
《CD 15》[アメリカン・クラシックス]
1) ガーシュウィン:パリのアメリカ人、
2) デューク・エリントン:ハーレム、
3) バーンスタイン:『ウェスト・サイド・ストーリー』より「シンフォニック・ダンス」、
4) ジョン・アダムズ:ザ・チェアマン・ダンス
【録音】1992年9月、ロサンゼルス/
《CD 16》[ハリウッドのシェーンベルク]
シェーンベルク:
1-5) 弦楽のための組曲ト長調、
6-7) 室内交響曲第2番Op.38、8) 主題と変奏Op.43b
【録音】1995年4月(1-5)、1994年4月(6-8)、ベルリン |
ジョン・マウチェリー(指揮)
ハリウッド・ボウル・オーケストラ(CD 1-CD
15)、
ベルリン放送交響楽団(CD 16: 1-5)、
ベルリン・ドイツ交響楽団(CD 16: 6-8) |
ハリウッドの華麗な世界に誘う人気シリーズをまとめたCD16枚組ボックス・セット
ジョン・マウチェリーとハリウッド・ボウル・オーケストラがフィリップスに制作した、ハリウッドの華麗な世界に誘う人気アルバム・シリーズが初めてまとめて発売されます。
CD16枚組ボックス・セット。
限定盤。
ハリウッド・ボウル・オーケストラは1990年代、マウチェリーの指揮の下でオーケストラのポップスのレパートリーに新たな息吹を吹き込み、新しいストーリーを語り始め、新たな聴衆を引き寄せました。
このボックスには1991年から1996年にフィリップスからリリースされたオリジナルのハリウッド・ボウル・オーケストラのすべてのアルバムを中心に、ガーシュウィンからリゲティ、ストラヴィンスキーの『火の鳥』から映画『シザーハンズ』まで多彩なレパートリーが収録されています。
アルバム『ハリウッド・ドリームズ』から始まったこのシリーズは、1991年9月の『グラモフォン』誌に「完璧な個性を持った、高度な演奏…もっとお願いします」と歓迎されました。
また、マウチェリーがデッカに録音した2つのアルバム、『マイ・フェア・レディ』(キリ・テ・カナワ、ジェレミー・アイアンズ)と『ハリウッドのシェーンベルク』も含まれています。
Peter Quantrillによるエッセーと、これらの録音の多くをフィリップスに企画したコスタ・ピラヴァッキによる思慮深い解説が掲載されたブックレット付き。オリジナル・ジャケット仕様。
ジョン・マウチェリーはニューヨーク生まれ。1973年に指揮者としてプロ・デビューを果たし、メトロポリタン歌劇場でバーンスタインの助手として研鑽を積みました。
1982年からケネディ・センターの音楽監督、1987年からスコットランド国立歌劇場の音楽監督などを歴任。
1990年から新設のハリウッド・ボウル・オーケストラの指揮者に就任しました。
クラシックだけでなく、ミュージカルやポップスの分野でも高く評価されています。
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11/28(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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PROFIL
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ゲルト・シャラー(指揮)&フィルハーモニー・フェスティヴァ
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調(1877年第2版) |
ゲルト・シャラー(指揮)
フィルハーモニー・フェスティヴァ |
曲の素晴らしさを再認識。シャラーとフィルハーモニー・フェスティヴァがブルックナーの交響曲第2番1877年版に挑戦!
録音:2023年10月1日/エーブラハ大修道院付属教会(ライヴ)/73'24"
2024年のブルックナー・イヤーに向けて交響曲全版の網羅的な録音を進めるゲルト・シャラーとフィルハーモニー・フェスティヴァが、第2番の1877年第2版に挑戦しました。
彼らは同曲の1872年(キャラガン校訂)原典版を2011年7月にライヴ録音していますが、ひとまわりを経て第2版演奏が実現しました。
ブルックナーの交響曲第2番は1872年版初演後、いつものように細かい修正を続けますが、1876年に大幅な改訂が行われ最終的な理想形を目指しました。
今回それを演奏・録音しましたが、いろいろな意味で前作とは大きく変化しています。
全体の長さはさほど違いがありませんが、第2楽章と第3楽章が逆になっているのと、1877年版は非常にコンパクトでバランスが良くなっています。
シャラーはこの曲がなぜあまり演奏されないのか謎であるとし、「傑作だ!」と結んでいます。
ますます大きくなったシャラーの解釈、作品観の変わる力演にご期待ください。
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PHASMA MUSIC
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Phasma-Musicは、主として地理的な制約なく活動する個々のクリエイターの利益を追求するために結成された非営利団体です。
おもに現代アート活動を世界に広めることを目指しています。
目的:
室内楽とその演奏家に特に重点を置いたクラシック音楽の発展のための公的活動。
音楽の伝統を維持する。
現代音楽の推進
若い世代の最も著名なアーティストとの協力。
芸術と科学のさまざまな分野に関連する他の団体との協力によるクラシック音楽の発展。
音楽家や作曲家を支援し、フェスティバルや音楽イベントを開催することを約束します。
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PHASMA028
\2600
〔旧譜〕
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アルキス・バルタス:ピアノ三重奏曲、弦楽四重奏曲
アルキス・バルタス(1948-):
1. ピアノ三重奏曲
2. 弦楽四重奏曲 |
アテンス・トリオ...1
+キニシス弦楽四重奏団...2 |
録音: 2020年1月 ギリシャ
収録時間: 41分
テッサロニキに生まれ、当地でヴァイオリンと音楽理論を学んだ後、ベルリン芸術大学で作曲と指揮を学んだアルキス・バルタスの室内楽作品集。
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PHASMA029
\2600
〔旧譜〕
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アルキス・バルタス:ライオンの穴のダニエル
アルキス・バルタス(1948-):
Daniel in the Lion's Den ライオンの穴のダニエル |
ニコス・ゲオルガキス(ナレーター)
パトモス声楽アンサンブル
パトモス祝祭管弦楽団
アルキス・バルタス(指揮) |
録音: 2017年8月30日(ライヴ/終演時拍手入り) パトモス島黙示録の洞窟前野外ステージ
収録時間: 52分
法に背いて神に祈ったためライオンの穴に投げ入れられたダニエルが、神が送った天使の働きで救われるという旧約聖
書の物語。
中世から残るこの「ダニエル劇」の単旋律聖歌に、ギリシャの作曲家アルキス・バルタスが管弦楽などを自
由に追加した音楽劇です。
使われている楽器などは現代のものでモダンな響きやメロディも登場しますが、オリジナルの典礼劇の雰囲気を大切にして拡張された、たいへん神秘的な音楽となっています。
テキストは英語とギリシャ語。
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PHASMA030
\2600
〔旧譜〕
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ルイス・ザウター:シューネットの結婚 ほかピアノ作品集
ルイス・ザウター(1955-):
1. Apophtegmes 格言集
2-13. Les Noces de Chounette シューネットの結婚
14-17. Suite cosmique 宇宙組曲
18. Umbriel ウンブリエル
19-26. Vagabondages 放浪
27. Variations sur l'air provencal "Digo
Janeto"
プロヴァンスの歌「Digo Janeto」による変奏曲 |
ヴィッキー・スティリアヌー(ピアノ) |
録音: 2020年9月 サブウェイ・レコーディング・スタジオ
収録時間: 57分
アメリカに生まれフランスで長く活躍する作曲家、ピアニスト、ルイス・ザウターのピアノ作品集。
いずれも2分弱から4分 程度の小品で構成されており、愛らしい曲想が次々と現れる「シューネットの結婚」や、その名の通りSFドラマのBGMのような「宇宙組曲」など、趣向を凝らした楽しい作品を楽しむことが出来ます。
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PHASMA031
\2600
〔旧譜〕
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テオドーレ・アントニウのための哀歌1 ~
無伴奏フルートのための新作集 |
イヴォナ・グリンカ
(フルート、アルト・フルート、バス・フルート) |
作品名は全て「テオドーレ・アントニウのための哀歌」
1. コンスタンティノス・アグーリディス/2.
アーロン・アルター/
3. アナニアス・アナニアディス/4. クリストス・Sp・アナスタシュー/
5. ニコス・アタナサキス(1972-)/6.
ヴァシリス・バコプーロス/
7. エウリピデス・ベコス(1991-)/8.
スコット・ブリックマン(1963-)/
9. アリス・カラスタティス/10. ロス・ジェイムズ・キャリー/
11. ゲオルゲ・クリツィオス(1969-)/12.
ダニエレ・チミニェッロ(1991-)/
13. フィリップ・ツァプロフスキ(1958-)/14.
ザック・グラボフ・デイヴィス/
15. マリーナ・ディミトロプールー/16.
グレゴリー・エムフィエツィス/
17. パオロ・ジェミニアーニ(1960-)/18.
ニコス・ハリザノス(1969-)/
19. ダヴィド・ヒルシュライファー/20.
クリス・ハング/
21. マシュー・ジョーンズ(1977-)/22.
ジミー・カチュリス |
録音: 2020年12月
収録時間: 61分
ポーランド系ギリシャ人のフルート奏者、イヴォナ(イオナ)・グリンカによる挑戦的な企画アルバム。
ギリシャの音楽界に 大きな足跡を残した作曲家、指揮者、教育者のテオドーレ・アントニウ(1935-2018)への哀歌の作曲をギリシャ内
外66人の同時代の作曲家へ依頼し、全曲録音するシリーズの第1弾。
基本的に無伴奏フルートのために書かれて
おり(ごく一部の曲に電子楽器などが入ります)、2分から5分程度の小品の中に、それぞれの作曲家の個性がうごめ
いています。
全て世界初録音。
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PHASMA032
\2600
〔旧譜〕
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テオドーレ・アントニウのための哀歌2 ~
無伴奏フルートのための新作集 |
イヴォナ・グリンカ
(フルート、アルト・フルート、バス・フルート) |
作品名は全て「テオドーレ・アントニウのための哀歌」
1. ディミトリス・カルネソプーロス/2.
ヴァシリス・キツォス/
3. アニシア・ケーラー(1982-)/4. アタナシオス・クーメンテリス/
5. マリア・ラサリドゥー/6. リ・タオ(1985-)/7.
アンドリュー・リスト/
8. コンスタンティノス・リクーリオティス/9.
イヴァン・リラン(1980-)/
10. カルメロ・マルティオーネ /11.
フアン・パブロ・メディナ(1968-)/
12. ルネ・ニコラオウ/13. ベンジャミン・ニランダー/14.
大平泰志(1989-)/
15. マノス・パナイオタキス(1982-)/16.
マリア・パパドプールー/
17. オレスティス・パパイオアンヌー(1993-)/18.
エレーナ・パパリ(1964-)/
19. アクマル・パルヴェツ/20. クラウディオ・パッシロンゴ/
21. アティナ・パヴラキ=ピルーニア/22.
セルジオ・ペレス |
録音: 2020年12月
収録時間: 72分
ポーランド系ギリシャ人のフルート奏者、イヴォナ(イオナ)・グリンカによる挑戦的な企画アルバム。
ギリシャの音楽界に 大きな足跡を残した作曲家、指揮者、教育者のテオドーレ・アントニウ(1935-2018)への哀歌の作曲をギリシャ内外66人の同時代の作曲家へ依頼し、全曲録音するシリーズの第2弾。
基本的に無伴奏フルートのために書かれて
おり(ごく一部の曲に電子楽器などが入ります)、2分から5分程度の小品の中に、それぞれの作曲家の個性がうごめいています。
全て世界初録音。
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PHASMA033
\2600
〔旧譜〕
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テオドーレ・アントニウのための哀歌3 ~
無伴奏フルートのための新作集 |
イヴォナ・グリンカ
(フルート、アルト・フルート、バス・フルート) |
作品名は全て「テオドーレ・アントニウのための哀歌」
1. リチャード・プレスリー/2. デイヴィッド・W・パイク/
3. フアン・ルイス・デ・パブロ・エンリケス・ローエン(1971-)/
4. アントニス・ルーヴェラス(1987-)/5.
ミナト・サカモト/
6. クリストス・サマラス(1956-)/7.
ルイス・ザウター/8. ソヘイル・シランジ/
9. ランダル・スナイダー(1944-)/10.
ホセ・ヘスス・デ・アセベド・ソウサ/
11. ネイル・スティップ/12. アラン・テッリッチャーノ/
13. パナジョティス・テオドッショー(1964-)/14.
マイケル・トラヴロス(1950-)/
15. コスタス・ツォウグラス(1966-)/16.
エミリア・ヴァイツィ/
17. イオシフ・ヴァレッテ(1968-)/18.
アレクサンドラ・ヴライキドゥー(2000-)/
19. イオラ・ヴシナ=パパジャンニディ/20.
ウェス・ラゲット/
21. エウドクシア・イプシランティ/22.
イレーナ・ズラテヴァ(1984-) |
録音: 2020年12月
収録時間: 70分
ポーランド系ギリシャ人のフルート奏者、イヴォナ(イオナ)・グリンカによる挑戦的な企画アルバム。
ギリシャの音楽界に大きな足跡を残した作曲家、指揮者、教育者のテオドーレ・アントニウ(1935-2018)への哀歌の作曲をギリシャ内
外66人の同時代の作曲家へ依頼し、全曲録音するシリーズの第2弾。
基本的に無伴奏フルートのために書かれており(ごく一部の曲に電子楽器などが入ります)、2分から5分程度の小品の中に、それぞれの作曲家の個性がうごめ
いています。
全て世界初録音。
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PHASMA034
\2600
〔旧譜〕
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トラヴロス:21の演奏会用練習曲
1-21. マイケル・トラヴロス(1950-):
21の演奏会用練習曲 |
タマーラ・リチェリ(ピアノ) |
録音: 2020年11月 トリビシ国立音楽院大ホール、ジョージア
収録時間: 54分
ギリシャのピレウス出身で国立アテネ音楽院で学んだあと、ベルリンで尹伊桑にも師事したマイケル・トラヴロスによるピ
アノ作品。
1分半から4分程度の技巧的でジャズの影響も感じさせる小品21曲からなり、内部奏法や奏者の声など
も駆使されています。
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PHASMA045
\2600
〔旧譜〕
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『MEM』 ~フルートとサクソフォンのための現代作品集
1-5. スコット・ブリックマン(1963-): Epic
Suite エピック組曲 -
フルートとアルト・サクソフォンのための
6-8. ブリックマン: Sonatina ソネチネ -
アルト・サクソフォン独奏のための
9-11. ジョージ・N・ジャンプーロス(1984-):
Three Scherzi 3つのスケルツォ - フルート独奏のための
12. ラーシュ・フェツェク: Duo 二重奏 -
フルート、バス・フルート、
アルト・フルートとアルト・サクソフォンのための
13. ブライアン・フィールド: two, four by
four -
アルト・フルートとアルト・サクソフォンのための
14. ジェーン・オリアリー(1946-):
Echoing Voices - アルト・フルート独奏のための
15. リチャード・プレスリー: Remiges 風切羽
-
アルト・フルートとアルト・サクソフォンのための
16. グリゴリス・ポリゾス: East - フルート独奏のための
17. ウィリアム・プライス(1971-): Sans Titre
II 無題II -
アルト・サクソフォン独奏のための
18. ガブリエーレ・スパンピナート:
Argentum 銀 - フルート独奏のための
19. ホセ・ヘスス・デ・アセベド・ソウサ:
Cyllarus and Hylonome キルラルスとヒュロノメ
-
アルト・フルートとアルト・サクソフォンのための
20-24. ソウサ: Timeframes 時間枠 -
バス・フルート、アルト・フルート、フルートのための
25-26. グレッグ・A・スタインク(1942-) -
Episodes エピソード - アルト・サクソフォン独奏のための
27. ロバート・ヴォイジー:
Foolish Fantasias - フルート独奏のための
28. ユー・マンチン・ドナルド: Spiral -
フルート独奏のための
全て世界初録音 |
イヴォナ・グリンカ
(フルート、
アルト・フルート、
バス・フルート)
アタナシオス・ゼルヴァス(アルト・サクソフォン)
パノス・スキフタス(アルト・サクソフォン)...15 |
録音: 2021年5月、9月 イリュージョンズ・レコーディングスタジオ、アテネ
収録時間: 80分
フルートのための同時代作品の紹介を精力的に行っている、ポーランド出身のフルート奏者イヴォナ(イオナ)・グリンカ
と、ギリシャのサクソフォン奏者アタナシオス・ゼルヴァスによる、フルートとサクソフォンの二重奏曲とそれぞれの独奏曲を収めたアルバム。
トラック15のみ、やはりギリシャのサクソフォン奏者パノス・スキフタスがサクソフォンを担当しています。
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PHASMA046
\2600
〔旧譜〕
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『Closed Square』 ~ハリ・カナキス(1968-)作品集
1. 弦楽四重奏曲 第1番
2. Whirlpools 渦(うず) - クラリネットとピアノのための
3. I Have Started To Say - ソプラノとピアノのための
4-6. 弦楽四重奏曲 第3番
7. The Water Mill 水車小屋 - バリトンとピアノのための
8. 弦楽四重奏曲 第4番
9. The City in The City - ソプラノとピアノのための
10. Closed Square - 合唱と管弦楽のための |
エクス・クァルテット...1、4-6
アンゲロス・ポリティス(クラリネット)...2
アンゲロス・ポリティス(ピアノ)...2
ソフィア・パパディミトロプールー(ソプラノ)...3、9
ディミトリス・ヤカス(ピアノ)...3、7、9
コスティス・コンスタンダラス(バリトン)...7
アニマ(弦楽四重奏)...8
ドイナ・アカデミック・コラール・チャペル
セルゲイ・ルンチェヴィチ・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
ミハイル・アガフィタ(指揮)...10 |
録音: 2020-2021年 ポーランド、ギリシャ、モルドヴァ
収録時間: 66分
ギリシャの著名な作曲家ハリ・カナキスが1999年から2019年までの間に書いた作品を集めたアルバム。
室内楽から 歌曲、管弦楽を伴う合唱曲まで多彩な内容ですが、作風もジャズの影響の強いものから新古典派的なものまでさ
まざま。
ブックレットに歌詞は掲載されておりません。
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PHASMA047
\2600
〔旧譜〕
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『Lishort』 ~ミハリス・スルヴィノス:
ギター独奏作品自作自演集
1. Fantasia in A Major
2. Cancion Del Mar
3. Tango Mediterraneo
4. Sonata Lishort
5. Beautiful Stories of Another Day
6. Rockata ΧVI
7. Una Tarde Con Una Espanola
8. La Nuit De Nel |
ミハリス・スルヴィノス(ギター) |
録音: 2021年7月 アテネ
収録時間: 55分
アテネ生まれのギタリスト、コンポーザー、ミハリス・スルヴィノスによる自作自演集。
ヨーロッパや南米の伝統に則ったギ ター音楽に、現代的なイディオムをプラスして発展させたたいへん聴きごたえのある作品です。
ロマンティックなファンタジ アに始まり、躍動的なタンゴ、フラメンコのリズムを取り入れた曲などを次々披露。
ロックとトッカータを引っかけた「ロッ カータ」に聴かれるような、高いテクニックと鋭い感性を併せ持ったポピュラー性にも注目です。
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PHASMA048
\2600
〔旧譜〕
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マンツァロス:シンフォニア集(吹奏楽版)
ニコラオス・ハリキオプーロス・マンツァロス(1795-1873)/
スピロス・マヴロプーロス編曲:
1. シンフォニア 第1番
2. シンフォニア 第2番
「La Tempesta e la Caccia 嵐と狩」
3. シンフォニア 第3番
4. シンフォニア 第4番
「Grande Sinfonia Militare 大軍隊シンフォニア」
5. シンフォニア 第18番
「Di Genere Orientale 東洋風」 |
マンツァロス・フィルハーモニック・ソサエティ
(吹奏楽団)
ソクラティス・アンティス (指揮) |
録音: 2022年1月2-4日 イオニア・アカデミー・カンファレンス・ホール
収録時間: 46分
ギリシャとキプロスの国歌「自由への讃歌」の作曲者として知られる、古典派時代のギリシャの作曲家マンツァロスが書いたシンフォニアを現代吹奏楽に編曲して収録したアルバム。
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PHASMA049
\2600
〔旧譜〕
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『Tuba Varie』~現代ギリシャの作曲家によるチューバ作品集
1. スピロス・マツィス: Song without words
無言歌 Op. 140 -
チューバとピアノのための
2. マツィス: Sirens セイレーン Op. 141
-
チューバとエレクトロニクスのための
3. クリストス・Sp・アナスタシュー:
Anavasis - チューバ独奏のための
4. スピリドン・ツィリムパリス:
Daedalus ダイダロス - チューバとピアノのための
5. コンスタンティノス・アグーリディス:
Friendship 友情 - チューバ独奏のための
6. アグーリディス:
A Minute for Silence, we are all - チューバ独奏のための
7. コスタス・サヴァニス:
Goldfish 金魚 - チューバとピアノのための
8. サヴァニス: The Zip - チューバ独奏のための
9. イシドロス・スピリドン・ティミス:
HNB - チューバと打楽器アンサンブルのための
全て世界初録音 |
ゲオルギオス=テオドロス・ララコス(チューバ)
イオアンナ・アヴラーム(ピアノ)...1、4
マリア・マージ(ピアノ)...7
ゲオルギオス・バイラクタリス、
エマヌイル・トムプロス、
スピリドン・ラザルー、
イシドロス・スピリドン・ティミス
(打楽器)...9 |
録音: 日時不詳 ギリシャ
収録時間: 62分
アテネ国立管弦楽団の首席チューバ奏者、ゲオルギオス=テオドロス・ララコスのアルバム。
現在ギリシャで活躍する 作曲家たちによるチューバのための作品を収録しています。
「様々なチューバ」のアルバム原題通り、メロディアスな曲
からエレクトロニクスを伴う神秘的な曲、重音などの特殊奏法を駆使する曲など、チューバの様々な側面を見せてくれるアルバムです。
ラストはパーカッションと共に楽し気に演奏される、ラテン・テイストのリズミカルな作品。
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PHASMA050
\2600
〔旧譜〕
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『The Storyteller』 ~ニコス・ハリザノス(1969-):フルート作品集
1. Oiseaux mysterieux 神秘の鳥 Op. 165
(2014)
2. Voices in the air Op. 132 (2012)
3. Onwards to primitiveness 原始へ向けて
Op. 198 (2017)
4. The storyteller ストーリーテラー Op.
203 (2017)
5. Naiads ナイアス Op. 126 (2011)
6-11. Baroque Flute Preludes
バロック・フルート前奏曲集 Op. 226
(2020)
12. The old wizard's tunes 古い魔法使いの旋律
Op. 209 (2019)
13. ... as long as to sing out to the
ether the treasure I feel inside Op.
181 (2015)
14. Modesty 慎み深さ Op. 77 (2008) |
カルラ・レース
(バロック・フルート...3、6-11/
アルト・フルート...4/
バス・フルート...12)
ウィルフリード・テラサス
(フルート...1、5、13/
バス・フルート...2、14)
ナタリア・ペレス(チェロ...13) |
録音: 2022年2月1-2日 場所不詳
収録時間: 59分
アテネ生まれの作曲家ニコス・ハリザノスによるフルート作品集。
ウィンド・トーン、重音、フラッター、微分音など様々な特殊奏法に加え事前録音やエレクトロニクスなどを駆使し、摩訶不思議な世界感を作り出しています。
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PHASMA051
\2600
〔旧譜〕
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ギイ・ミアイユ:オルガン作品集
ギイ・ミアイユ(1930-):
1-8. Suite de danses pour orgue Au Saint
Nau
「Au Saint Nau」によるオルガンのための舞踏組曲
9-20. Six preludes divers et six fugues
pour l'orgue
オルガンのための6つの前奏曲と6つのフーガ
21-28. Livre d'orgue オルガン曲集 |
アンナ・ゴルバッハ(オルガン)
...1-12、15-16、19-20
ヴィクトル・キステン(オルガン)
...13-14、17-18、21-28 |
録音: 2022年1-4月 聖三位一体(聖ロクス)教会、ミンスク、ベラルーシ
収録時間: 75分
フランスはモンペリエ出身のオルガニスト、作曲家ギイ・ミアイユの作品集。
ポワトゥー地方のクリスマス・キャロルによる
素朴な味わいの組曲、少ない音ながらモダンな半音階進行を多用した前奏曲とフーガと続き、古典的な組曲で締
めくくります。
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PHASMA052
\2600
〔旧譜〕
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『Chisnau 3』 ~管弦楽のための新しい音楽
1. ルース・アロン: At this moment
2. ジェローム・ド・ブロムヘッド(1945-):
The Melting Point of Ice
3-13. ラーシュ・フェツェク:
Cycle of Eleven Canons on a Twenty-Two
Note Melody
14-16. ブライアン・フィールド: Chamber
Symphony
17. フアン・パブロ・メディナ:
Crescent Moon - ドラムセットと管弦楽のための協奏曲
18. クリスティアン・パテルニーティ: Le
Crepuscule du soir
19-24. ネイル・スティップ: Six Miniatures
全て世界初録音 |
アレクサンドル・ザヴァリー(打楽器)...17
セルゲイ・ルンチェヴィチ・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
ミハイル・アガフィタ(指揮) |
録音: 2022年4月 Life.N.Co Records、キシナウ、モルドヴァ
収録時間: 71分
アイルランド、メキシコ、イタリア、アメリカなど様々な国の作曲家による最新の管弦楽作品を収めたアルバム。
あまり聴くことのないモルドヴァのオーケストラの巧さにも注目です。
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PHASMA053
(2CD)
\3400
〔旧譜〕
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バッハ:ゴルトベルク変奏曲
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
ゴルトベルク変奏曲
【CD 1】
1-16. アリア~第15変奏
【CD 2】
1-16. 第16変奏~アリア・ダ・カーポ |
ジュリー・ヴェントゥーラ
(チェンバロ/
パリのマルク・デュコルネ工房
2005年製) |
録音: 日時不詳 ニコラス・マンツァロス音楽院
収録時間: 47分(CD 1) 47分(CD 2)
アテネでピアノを学んだ後にチェンバロに出会い、アテネ、ウィーン、パリで研鑽を積んだジュリー・ヴェントゥーラによるゴルトベルク変奏曲。
全曲に約95分をかけた堂々たる演奏で、主題の扱いと装飾音符がたいへん個性的。
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PHASMA054
\2600
〔旧譜〕
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弦楽四重奏のための作品と、サクソフォン四重奏のための作品
1-2. ニコス・アタナサキス(1972-): 弦楽四重奏曲第2番
3. ラーシュ・フェツェク: Years Lost to
Separation -
弦楽四重奏と片手のピアノのための
4-7. ブライアン・フィールド: 弦楽四重奏曲第2番
8. マイケル・ボイド(1978-): isolation/feedback
-
サクソフォン四重奏のための
9. ロバート・フライシャー(1953-): 32 Bars
- 弦楽四重奏のための
10. ルネ・ニコラオウ: 弦楽四重奏曲第1番
11. フィリップ・サンデ(1970-):
弦楽四重奏曲第7番「I ensomhetens rike」Op.
117
12. チェン・イデ: Do Question Marks Work
Differently? -
サクソフォン四重奏のための
13-20. ルイス・ザウター:
Apophtegmes 箴言 - 弦楽四重奏のための組曲 |
エクス・クァルテット(弦楽四重奏)
...1-7、9-11、13-20
マルチン・コヴァルチク(ピアノ)...3
サクアス(サクソフォン四重奏)...8、12 |
録音: 2022年2月 ポーランド 2022年7月 ベラルーシ
収録時間: 80分
様々な国の作曲家の最新の室内楽を集めたアルバム。
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PHASMA055
\2600
〔旧譜〕
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『Multiple Views from a Window』 ~
弦楽器のための新しい室内楽作品集
1. ダニエル・アダムズ(1956-):
Interior Junctions - ヴィオラとチェロのための
2. ニコス・アタナサキス(1972-):
Invocation - ヴァイオリンとピアノのための
3-6. アリス・カラスタティス:
Bitter Land - ヴァイオリンとピアノのための
7-8. マリア・ダガラキ:
Yin and Yang, two sides of the same
coin -
ヴァイオリン独奏のための
9. ダガラキ: Monologue - チェロ独奏のための
10. ラーシュ・フェツェク: One Minute
Duo #2 -
ヴァイオリンとチェロのための
11. アレッサンドロ・ジャンノッティ(1968-):
Berceuse - ピアノ三重奏のための
12. マノス・パナイオタキス(1982-): ピアノ四重奏曲
13. クラウディオ・パッシロンゴ: Elegia
- ピアノ三重奏のための
14. クリスティアン・パテルニーティ:
三重奏曲 第1番 - 弦楽三重奏のための
15-17. ルイス・ザウター:
Trois fleuves 3つの大河 - ピアノ三重奏のための
18. ホセ・ヘスス・デ・アセベド・ソウサ:
Pictogram - ピアノ四重奏のための
19. 八巻絵里子: Multiple Views From a
Window -
ピアノ三重奏のための
全て世界初録音 |
オレグ・ヤツィナ(ヴァイオリン)
アリアクサンドラ・パツィオミナ(ヴィオラ)
イヴァン・レナンスキー、
クシシュトフ・パウウォフスキ(チェロ)
マリーナ・ロメイコ(ピアノ) |
録音: 2022年5月 ベラルーシ 2022年7月 ポーランド
収録時間: 77分
様々な国の同時代作曲家の最新の室内楽を集めたアルバム。
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PHASMA056
\2600
〔旧譜〕
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『Solar Rays』 ~ピアノ三重奏とピアノ独奏のための作品集
1. アーロン・アルター: Solar Rays - ピアノ三重奏のための
2. ニコス・アタナサキス(1972-):
AramaTamarA - ピアノ独奏のための
3-5. ドロテー・エベルハルト:
Extravaganza - ヴァイオリンとピアノのための
6. ロベルト・ヘルシュバッハ: Two Pieces
- ピアノ独奏のための
7. 黄思瑜(ホアン・スーユー)(1970-):
The Imagery of Luan Tan ルアンタンの印象
-
ピアノ独奏のための
8. ウィリアム・プライス(1971-):
Petite Scherzo 小スケルツォ - ピアノ独奏のための
9. セオ・ジー(1985-): On Fever II - ヴァイオリン独奏のための
10. ホセ・ヘスス・デ・アセベド・ソウサ:
Movement - ピアノ独奏のための
11-14. アラン・テッリッチャーノ:
"Epitaphs" Four Studies after
Countee Cullen
カウンティー・カレンの「エピタフ」による4つの練習曲
-
ピアノ独奏のための
15. テッリッチャーノ:
Variations on a Purcell Air パーセルのエアによる変奏曲
-
ヴァイオリン独奏のための
16. ジャン=ピエール・ヴィアル:
Nocturne in D flat major 夜想曲 変ニ長調
-
ピアノ独奏のための
17. イオラ・ヴシナ=パパジャンニディ:
Valse ワルツ - ピアノ独奏のための
18. マシュー・ウィリス: Nightfalling -
ピアノ独奏のための
19. 八巻絵里子: Tanabata sama 七夕さま
- ピアノ独奏のための |
セシリ・サネブリーゼ(ヴァイオリン)
ギオルギ・ナダレイシヴィリ(チェロ)
タマーラ・リチェリ(ピアノ) |
録音: 2022年7月 トリビシ国立音楽院大ホール、ジョージア
収録時間: 79分
様々な国の同時代作曲家の最新の室内楽を集めたアルバム。
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PHASMA057
\2600
〔旧譜〕
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『...between...』 ~クリストス・サマラス(1956-):ピアノ作品集
1. Five Remorses and a Sea 5つの罪と海
Op. 24
2. Thirteen Full Moons for Absence
3-4. Quasi una Sonata ソナタ風に
5-7. Piano Sonata ピアノ・ソナタ |
マリア・アステリアドウ(ピアノ) |
録音データ不詳
現代ギリシャを代表する作曲家の一人、クリストス・サマラスのピアノ作品集。
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PHASMA058
\2600
〔旧譜〕
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アタナシオス・ゼルヴァス:リアの歌
アタナシオス・ゼルヴァス:リアの歌
1. Water Vocalizations / 2. With a Water
Lily and the "Gion" /
3. To be Mine / 4. In Those Years / 5.
Musings /
6. Two Hundred Years After / 7. What
my Heart Knows /
8. Valentine's Day / 9. The Swans / 10.
Paradise Lost /
11. Water Vocalizations / 12. With a
Water Lily /
13. The "Gion / 14. To be Mine /
15. In Those Years /
16. Musings / 17. Two Hundred Years After
/
18. What my Heart Knows / 19. Valentine's
Day /
20. The Swans / 21. Paradise Lost |
アンゲリカ・カタリウー(メゾ・ソプラノ)
コスティス・ハッシオティス
(オーボエ、コーラングレ)
ディミトリス・パトラス(チェロ)
イーゴル・ペトリン(ピアノ)
ディミトリス・ザカラキス(ヴィブラフォン)
アタナシオス・ゼルヴァス
(アルト・サクソフォン)...1-10
リア・シオムー
(ポエトリーリーディング)...11-21 |
録音データ不詳
収録時間: 52分
テッサロニキのマケドニア大学で吹奏楽団とビッグ・バンドを指導する、指揮者、作曲家、サクソフォン奏者アタナシオ
ス・ゼルヴァスが、2012年から2021年にかけて作曲した歌曲集『リアの歌』を収録。
詩を手掛けるのはアテネ生まれ のリア・シオムーで、「What
my Heart Knows」のみ彼女の娘ゼニア・スタモーリスによるものとのこと。
スカンジナヴィ アの古い歌を思わせる、叙情的で少し寂し気ながら深い情念を秘めるようなメロディラインが魅力です。
アルバム後半 は、収録された詩のシオムーによる朗読を収録。ブックレットに詩の掲載はありません。
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PHASMA059
\2600
〔旧譜〕
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ルイス・ザウター:若者たちのための音楽
ルイス・ザウター(1955-):
1. Das Birnli will nit fallen 落ちたくない梨
Op. 37
2. Piece pour guitare ギターのための小品
Op. 1
3. Air エア Op. 4
4. Prelude pour guitare ギターのための前奏曲
Op. 40
5-11. Chansons du Comte de Nice ニース伯領の歌
Op. 61
12-13. Deux pieces pour piano ピアノのための2つの小品
Op. 3
14-19. Variations on "We Wish You
a Merry Christmas"
「クリスマスおめでとう」による変奏曲
Op.14
20-22. Paraphrases sur "Menus propos
enfantins" d'Erik Satie
エリック・サティの「短い子供のお話」による
パラフレーズ Op. 100
23-26. Sonatine basque バスク風ソナチネ
Op. 108
27. Duo pour flute a bec et guitare
リコーダーとギターのための二重奏曲
Op. 2
28. L'histoire du petit joueur de flute
フルートの小さな旅の物語 Op. 29
29. Quinquina キナの木 Op. 104 |
イヴォナ・グリンカ(フルート)
ヴィッキー・スティリアヌー(ピアノ)
ミハリス・スルヴィノス(ギター)
ポール・アダム、
エレーヌ・ザウター(語り)
セルゲイ・ルンチェヴィチ・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
ミハイル・アガフィタ(指揮) |
録音データ不詳
収録時間: 65分
アメリカ生まれでフランスで長く活躍する作曲家、ピアニスト、ルイス・ザウターのこれまでの作品から、子供や若い世代のための曲を集めたアルバム。
最初と最後の2曲はナレーション入りの物語となっています。
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PHASMA060
\2600
〔旧譜〕
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『さまよえる鳥』 ~スコット・ブリックマン(1963-)作品集
1. Ugunskrusts - シンフォニー・オーケストラのための
2-6. 弦楽四重奏曲 第2番
7. Wedrowna Ptaszyna さまよえる鳥 - フルート独奏のための
8-10. 弦楽四重奏曲 第3番
11. Fantasy 幻想曲 - ヴァイオリンとピアノのための
12. 弦楽四重奏曲 第4番
13. 交響曲 第7番 |
イヴォナ・グリンカ(フルート)
スピロス・トラヴロス(ヴァイオリン)
ヴィッキー・スティリアヌー(ピアノ)
エクス・クァルテット
セルゲイ・ルンチェヴィチ・ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
ミハイル・アガフィタ(指揮) |
録音: 2022年2-9月 モルドヴァ、ポーランド、ギリシャ
収録時間: 72分
イリノイ州生まれのアメリカの作曲家、スコット・ブリックマンの作品集。バルト海沿岸やスラヴの文化に強い影響を受けています。
フルート独奏から弦楽四重奏、大編成管弦楽まで多彩な編成の作品を収録。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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MUSIQUA
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MUSHOS0121
(2CD)
〔旧譜〕
\3400 →\3090
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1930-1931年/SP盤からの復刻
アレクサンドラ・パレスのオルガン -HMV録音全集
【CD 1】
1.エドワード・マクダウェル(1860-1908):
海の小品 Op. 55 - 第3曲 A.D. MDCXX
2. モンタギュー・フィリップス(1885-1969):森のメロディ
3. トリノー: 古い教会の伝説
4. ハーバート・アーサー・ホイールドン(1864-1923):
ミンスター・ベル
5. カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
動物の謝肉祭 - 第13曲 白鳥
6. マクダウェル: 森のスケッチ Op. 51
- 第1曲 野ばらに寄す
7-8. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV 546
9. ジャン・シベリウス(1865-1957):
交響詩「フィンランディア」 Op. 26
10. ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):
ヘンデルへのオマージュ Op. 75, No.
2
11. カルク=エーレルト: 66のコラール即興曲集
Op. 65 -
第44番 暁の星のいと美しきかな
12. リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):
歌劇「ローエングリン」 - 第3幕 結婚行進曲
13. エドワード・エルガー(1857-1934):
オルガン・ソナタ第1番 Op. 28 - 第1楽章
14. バッハ:
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調
BWV 564 - トッカータ
15. バッハ:
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調
BWV 564 - フーガ
16. シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
オルガン 交響曲第8番 ロ長調 Op. 42,
No. 4 -
第8楽章 フィナーレ(1887年原典版)
17. サミュエル・セバスティアン・ウェズリー(1810-1876):
ホルズワージー教会の鐘
18. ワーグナー:
楽劇《ワルキューレ》- 第3幕 ワルキューレの騎行
19. ワーグナー: 歌劇《タンホイザー》-
第2幕 大行進曲
【CD 2】
1. ヴィドール:
オルガン交響曲第5番 ヘ短調 Op. 42,
No. 1 - 第1楽章
2. ヴィドール:
オルガン交響曲第6番 ト短調 Op. 42,
No. 2 - 第1楽章
3. バッハ:
トッカータとフーガ ニ短調「ドリア調」
BWV 538 - トッカータ
4. バッハ: 汝にこそわが喜びあり BWV 615
5. バッハ: 神よ、われら汝に感謝す BWV
29 - シンフォニア
6-7. バッハ: 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV
546
8-9. バッハ: 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV
548
10. バッハ: われ汝に別れを告げん BWV
736
11. セザール・フランク(1822-1890):オルガンのための6つの小品
-
第3曲 前奏曲、フーガと変奏曲 ロ短調
Op. 18 M 30 - 前奏曲 |
マルセル・デュプレ...CD 2
レジナルド・ゴス=カスタード
...CD 1/1-6
ウォルター・オルコック
...CD 1/7-8
ジョージ・タルベン=ボール
...CD 1/9、12、17-19
ハーバート・フレデリック・
エリングフォード...CD 1/10-11
ジョージ・D.カニングム
...CD1/13-16 |
録音: 1930-1931年/SP盤からの復刻
ロンドン北部にあるアレクサンドラ・パレスで、1930年から31年にかけてHMVにより録音されたオルガン曲集。
名手マルセル・デュプレの演奏をたっぷり聴くことができます。
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<メジャー・レーベル>
DECCA
|
4859300
(CD)
\2600
*Digisleeve仕様 |
《ルドヴィコ・エイナウディ~エデン・ロック》
エイナウディ:
1) Yerevan、2) Eden Roc、3) Fuori Dalla
Notte、4) Due Tramonti、
5) Nefeli、6) Odessa、7) Ultimi Fuochi、8)
Giorni Dispari、9) Julia、
10) Fuori Dal Mondo、11) Ultimi Fuochi
II、
12) Un Mondo A Parte、13) Password、14)
Yerevan II、15) Exit |
ルドヴィコ・エイナウディ(ピアノ)、
Franco Feruglio
(コントラ・ファゴット1, 3, 6-8, 10-12,
14, 15)、
Mauro Loguercio
(ヴァイオリン1, 3, 6-8, 10-12, 14, 15)、
Gabriele Baffero
(ヴァイオリン1, 3, 6-8, 10-12, 14, 15)、
Antonello Leofreddi
(ヴィオラ1, 7, 10, 12, 13, 15)、
Marco Decimo
(チェロ1-4, 6-8, 10-12, 14, 15)、
Djivan Gasparyan(ドゥドゥク1, 6, 14)、
Ricky Maja(ギター2) |
4859299
(2LP)
\5900
*カラーLP仕様 |
《ルドヴィコ・エイナウディ~エデン・ロック》
エイナウディ:
《LP 1》[Side A]
1) Yerevan、2) Eden Roc、
3) Fuori Dalla Notte、4) Due Tramonti
/
[Side B]
1) Nefeli、2) Odessa、3) Ultimi Fuochi
/
《LP 2》
[Side A]
1) Giorni Dispari、2) Julia、
3) Fuori Dal Mondo、4) Ultimi Fuochi
II /
[Side B]
1) Un Mondo A Parte、2) Password、3)
Yerevan II、4) Exit
*初LP化 |
ルドヴィコ・エイナウディ(ピアノ)、
Franco Feruglio
(コントラ・ファゴット LP1:Side A: 1, 3
/ Side B 2, 3 /
LP2: Side A: 1, 3, 4 / Side 10-12, 14,
15)、
Mauro Loguercio
(ヴァイオリン LP1:Side A:1, 3 / Side B:
2, 3 /
LP2: Side A: 1, 3, 4 / Side B: 1, 3,
4)、
Gabriele Baffero
(ヴァイオリン LP1:Side A:1, 3 / Side B:
2, 3 /
LP2: Side A: 1, 3, 4 / Side B: 1, 3,
4)、
Antonello Leofreddi
(ヴィオラ LP1:Side A: 1 / Side B: 3 /
LP 2: Side A: 3 / Side B: 1, 2, 4)、
Marco Decimo
(チェロ LP1:Side A:1-4 / Side B: 2, 3
/
LP2: Side A: 1, 3, 4 / Side B: 3, 4)、
Djivan Gasparyan
(ドゥドゥク LP1: Side A:1 / Side B: 2
/
LP2: Side B: 3)、
Ricky Maja(ギター LP1: Side A: 2) |
心の内なるバランスを見つけることができる理想的な場所、エイナウディ3枚目のアルバムをリイシュー。
Eden Rocは、F.スコット・フィッツジェラルドが住み、彼の小説「Tender
Is The Night(夜はやさし)」の舞台となったフランス南部の地名だとエイナウディは話しています。
彼はここが心の内なるバランスを見つけることができる理想的な場所だと考えていると述べています。
このアルバムは『Stanze』と『Le Onde」に続くエイナウディの3枚目のアルバムです。
彼はアルメニアの民族楽器、ドゥドゥク奏者、ディヴァン・ガスパリヤンなど多くのゲスト・ミュージシャンを迎えてこのプロジェクトを完成させています。
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4859301
(CD)
\2600
*Digisleeve仕様 |
《ルドヴィコ・エイナウディ~イ・ジョルニ》
エイナウディ:
1) Melodia Africana I、2) I Due Fiumi、
3) In Un'Altra Vita、4) Melodia Africana
II、
5) Stella Del Mattino、6) I Giorni、
7) Samba、8) Melodia Africana III、
9) La Nascita Delle Cose Segrete、10)
Quel Che Resta、
11) Inizio、12) Limbo、13) Bella Notte、14)
Canzone Africana IV |
ルドヴィコ・エイナウディ(ピアノ) |
4859303
(2LP)
\5900
*カラーLP仕様 |
《ルドヴィコ・エイナウディ~イ・ジョルニ》
エイナウディ:
《LP 1》
[Side A]
1) Melodia Africana I、2) I Due Fiumi、
3) In Un'Altra Vita、4) Melodia Africana
II /
[Side B]
1) Stella Del Mattino、2) I Giorni、3)
Samba /
《LP 2》
[Side A]
1) Melodia Africana III、
2) La Nascita Delle Cose Segrete、3)
Quel Che Resta、4) Inizio /
[Side B]
1) Limbo、2) Bella Notte、3) Canzone
Africana IV |
エイナウディがメインストリームで成功する道を開いたピアノ・ソロ・アルバムをリイシュー。
2001年にリリースされた『I Giorni』は、ルドヴィコ・エイナウディがメインストリームで成功する道を開いたピアノ・ソロ・アルバムです。
タイトル曲「I Giorni」は、英国でゴールド・ディスクに認定されました。
このアルバムは、エイナウディがアフリカ(マリ)を
旅したときの印象をもとに作られ、美しい嘆きの歌に彩られたピアノのメロディが聴き手の心に深く響きます。
非常にシンプルでありながら魅力的なメロディはエイナウディならではの独特な世界です。
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<国内盤>
アールアンフィニ
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MECO-1080
(SACD HYBRID)
\3850
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砂川涼子/悲しくなったときは ~ 日本歌曲のしらべ
1. さくら横ちょう (作曲:別宮貞雄/作詞:加藤周一)
2. 秘唱 (作曲:平井康三郎/作詞:西條八十)
3. 落葉松 (作曲:小林秀雄/作詞:野上
彰)
4. くちなし (作曲:高田三郎/作詞:高野喜久雄)
5. 中国地方の子守歌 (作曲:山田耕筰/岡山県民謡)
6. 花の街 (作曲:團伊玖磨/作詞:江間章子)
7. ゆりかご (作曲・作詞:平井康三郎)
8. 初恋 (作曲:越谷達之助/作詞:石川啄木)
9. さくら横ちょう (作曲:中田喜直/作詞:加藤周一)
10. サルビア (作曲:中田喜直/作詞:堀内幸枝)
11. 髪 (作曲:中田喜直/作詞:原篠あき子)
12. 霧と話した (作曲:中田喜直/作詞:鎌田忠良)
13. 悲しくなったときは (作曲:中田喜直/作詞:寺山修司)
14. ゆく春 (作曲:中田喜直/作詞:小野芳照)
15. むこうむこう (作曲:中田喜直/作詞:三井ふたばこ)
16. たんぽぽ (作曲:中田喜直/作詞:三好達治)
17. わらい (作曲:中田喜直/作詞:金子みすゞ)
歌曲集「花のかず」より (作曲:木下牧子/作詞:岸田衿子)
18. 花のかず / 19. 夢のなかの空 / 20.
クルミ /
21. 足おと / 22. 曇り日なら / 23. カゼクサ
/
24. 竹とんぼに / 25. あさっておいで /
26. ある日のたび
27. なにかが、ほら (作曲:木下牧子/作詞:能祖将夫)
28. おんがく (作曲:木下牧子/作詞:まど
みちお) |
砂川 涼子(ソプラノ)
園田 隆一郎(ピアノ) |
DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディング、DXD384KHz
ハイレゾ・ポストプロダクション
企画制作:アールアンフィニ/発売:ミューズエンターテインメント/協力:ソニー・ミュージックソリューションズ
録音:2023年3月14日&15日
【待望の日本の歌曲集が遂にリリース!日本を代表する歌姫が紡ぐ、日本の心、全28曲。】
日本を代表する歌姫、砂川涼子が満を持して披露する待望の日本の歌曲集です。誰しも耳馴染みのある日本歌曲の名曲17曲と、木下牧子の歌曲集「花のかず」他11曲、全28曲を収録しました。
砂川の透明感あふれる美声と、砂川が心から信頼を寄せるピアニスト園田隆一郎との精緻かつ濃厚なアンサンブルは必聴です。
DSD11.2MHzの超ハイレゾ・レコーディングが捉えた名演を、SACDハイブリッド盤で心ゆくまでご堪能下さい。
砂川涼子「悲しくなったときは ~ 日本歌曲の調べ」に寄せて
岸 純信(オペラ研究家)
砂川涼子といえば、プッチーニの歌劇《ラ・ボエーム》の可憐なお針子ミミや、《トゥーランドット》の女奴隷リューといった「耐える娘」が当たり役の名ソプラノ。
しかし、近年の彼女はリサイタルにも傾注。日本歌曲の世界にも大きく足を踏み入れている。
ローマやミラノに5年ほど留学した砂川は、キャリアのごく早いうちからオペラに出演し続けたこともあり、日本語の調べに寄せる熱意は、近
年になってより強く湧き上がってきた思いなのだそう。
発音は涼やかに届け、メロディは熱く麗しく迸らせるのが砂川涼子の歌の道。
先日も團伊玖磨の名作歌劇《夕鶴》のつう役を演じて大好評を博したばかりだが、このアルバムをお聴きになった方も、彼女の日本語歌唱が旋律にもたらす品格と、表現の精度の高さに驚かれるに違いない。
そういえば、最近インタヴューの機会を得た時、砂川は自分の歌声について、淡々とした面持ちでこのように語っていた。
「私の声はドラマティックなものではないですが、溢れてくる感情を歌に込めたいと思って曲を選びました。園田君にも伴奏して貰えるのが嬉しくて・・・」
え?園田君って、名指揮者、園田隆一郎さんのことですか?筆者はいささか面食らい、おうむ返しに口を開いた。
「はい。五島記念文化財団のオペラ新人賞を同じ年に受賞した間柄で、普段は『園ちゃん』と呼ばせて頂いたりします。たまに『園田先生』と丁寧にお呼びすると、『涼子先生!』と冗談ぽく返されます(笑)」。
そのようにフランクに交流できる間柄だからこそ、本盤では歌とピアノの抒情性がぴたりと重なったのだろう。
「この数年、日本語の曲を歌う機会が増えました。お客様の反応もダイレクトに頂けますから勉強になります。山田耕筰さんの名曲は、舞台経験を重ねた今だからこそトライしたいと思いますし、中田喜直さんの〈霧と話した〉も本当に大好きなんです。聴いて下さる皆さまとの『心の距離が近い』ひとときが持てますように」。
彼女のその願いが、本盤を手に取られた皆さまの御心にも届きますように。
砂川涼子(ソプラノ) Ryoko Sunakawa, Soprano
可憐な舞台姿と聴くものの心を震わせる歌声で高い人気を誇るソプラノ歌手。
1998年第34回日伊声楽コンコルソ優勝、2000年第69回日本音楽コンクール第1位、2005年第16回五島記念文化賞・オペラ新人賞受賞、2006年第12回リッカルド・ザンドナイ国際声楽コンクールでザンドナイ賞受賞など、数々の受賞歴を誇る。武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了。
2001年から2004年まで江副育英会オペラ奨学生としてイタリアで研鑽を積む。2005年より五島記念文化財団の奨学生として再度イタリアに留学。
新国立劇場「オルフェオとエウリディーチェ」タイトルロールでオペラデビュー。その後も数々の公演に出演を続け、その実力に裏打ちされた歌
唱は常に高い評価を得ている。
とりわけ「ラ・ボエーム」のミミは、NHKでテレビ放送もされ、"歌唱・容姿ともに理想のミミ"と絶賛を博した。近
年では<オペラ夏の祭典 2019-20>でのバルセロナ響との「トゥーランドット」、日生劇場「トスカ」、びわ湖ホール「神々の黄昏」、新国立
劇場「ジャンニ・スキッキ」、「カルメン」、「愛の妙薬」、「魔笛」、兵庫県立芸術文化センター「ラ・ボエーム」、東京フィル「ファルスタッフ」、日本
オペラ協会「源氏物語」等に出演。
また、活動の場はオペラにとどまらず、国内主要オーケストラにも招かれており、テレビ、ラジオへの出演も
数多い。NHKニューイヤーオペラコンサートには、2002年の初登場以来出演を重ねている。
2019年待望のデビュー・アルバム《ベルカント》を、2024年セカンド・アルバム《悲しくなったときは
~ 日本歌曲のしらべ》(当アルバム)をリリース。沖縄県宮古島出身。藤原歌劇団団員。武蔵野音楽大学講師。
(2023年12月現在)
園田隆一郎(ピアノ) Ryuichiro Sonoda,
Piano
2006年、シエナのキジアーナ夏季音楽週間「トスカ」を指揮してデビュー。翌年、藤原歌劇団「ラ・ボエーム」を指揮して日本デビューを果
たす。同年夏にはペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティバル「ランスへの旅」のほか、フィレンツェのトスカーナ管弦楽団との演奏会、カターニア
のベッリーニ大劇場管弦楽団の演奏会を指揮した。その後国内外のオペラへの出演、オーケストラとの共演を重ねている。また、数々の歌
手とのコンサートにおいて共演ピアニストとしても評価が高い。
2005年第16回五島記念文化賞・オペラ新人賞、2017年度第16回齋藤秀雄メモリアル基金賞、令和4年度第73回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。パシフィックフィルハーモニア東京指揮者。藤沢市民オペラ芸術監督。
(2023年12月現在)
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<LP>
ACCENT(LP)
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ACC 27002
(LP)
\4200
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ヴィヴァルディ:四季
A 面(21:02)
ヴァイオリン協奏曲 ホ長調『春』 RV269,
Op.8-1
ヴァイオリン協奏曲 ト短調『夏』 RV315,
Op.8-2
B 面(19:52)
ヴァイオリン協奏曲 ヘ長調『秋』 RV293,
Op.8-3
ヴァイオリン協奏曲 ト短調『冬』 RV297,
Op.8-4 |
シギスヴァルト・クイケン
(ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ
&指揮)
ラ・プティット・バンド |
S.クイケン&ラ・プティット・バンドの名盤がLP化!まったく新しい「四季」を奏でた超名盤
録音:2006年11月8-10日/ベルギー、ギャラクシー・スタジオ/DMM
カッティング、24bit/48kHz
2024年はシギスヴァルト・クイケン生誕80年。
これを記念してACCENTレーベルの名盤5タイトルがLP
化されます。
ラッカー盤の行程をなくし直接マザー盤に溝を刻む「DMMカッティング」(Direct
Metal Mastering)を用いており、良好な音質が期待できます。
各面20分ほどの収録時間も理想的。
クイケン2度目の『四季』録音で、幻の「ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ」を低弦に用いた意欲作。
曲ごとにソリストを入れ替えて演奏。室内楽編成であることも
特徴で、飽和状態ともいえる『四季』録音史上に、まったく新しい見方を提示した名盤です。
ヴィオロンチェロ・ダ・スパラは一般的なチェロ奏法とは異なり、「ス
パラ(肩)」という名称通りヴァイオリンのように肩に掛けて演奏します。
音色はふくよかで柔らかく、低弦楽器のわりに繊細な響きをもつ逸品。低音部と旋律部の
バランスにも好影響を与えています。
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ACC 27003
(LP)
\4200
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モーツァルト:
アイネ・クライネ・ナハトムジーク&ディヴェルティメント
A 面(25:04)
アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調
K.525
※第1楽章と第2楽章の間に
「4つのメヌエットより第3番 ト長調
K.601-3」を演奏
B 面(20:04)
ディヴェルティメント ニ長調 K.136 |
ラ・プティット・バンド
[シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
アン・クノップ(ヴァイオリン)
マルレーン・ティアーズ(ヴィオラ)
ジェシー・ソロウェイ(コントラバス)] |
S.クイケン&ラ・プティット・バンドの名盤がLP化!有名作でも様々なこだわり。新しいモーツァルト
録音:2021年1月25-28日/コルトレイク/DMM
カッティング、24bit/48kHz
2024 年はシギスヴァルト・クイケン生誕80年。これを記念してACCENTレーベルの名盤5タイトルがLP
化されます。
ラッカー盤の行程をなくし直接マザー盤に溝を刻む「DMMカッティング」(Direct
Metal Mastering)を用いており、良好な音質が期待できます。各面20分ほどの収録時間も理想的。
モーツァルトのあまりにも有名な作品を、古楽界の大御所シギスヴァルト・クイケンがあえて録音。その理由についてクイケンは、並外れた音楽性の高さを持つこれらの作品を、新しい角度からとらえ直して新鮮に見せたいという欲求があったと語っています。
チェロをコントラバスに置き換えた弦楽四重奏編成が採用され、
軽やかさと親密さ、和声の充実感が浮き彫りにされた深い洞察力に基づく演奏が魅力的に展開されています。
『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』では同じ調性
の管楽器のためのメヌエット(K.601-3)を弦楽器用にアレンジして挿入し、全体をアレグロ-メヌエット-ロマンツェ-メヌエット-ロンド(アレグロ)というアーチ状
の構成にしています。
そもそもモーツァルトの初期構想ではこの位置にメヌエットがあったとされており、「本当はこのようであったかもしれない」という問題提起
がなされています。
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ACC 27004
(LP)
\4200
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テレマン:トランペット協奏曲集
A 面(19:50)
トランペットと弦楽、通奏低音のための組曲
ニ長調 TWV55:D7
B 面(24:16)
トランペットと弦楽、通奏低音のための
シンフォニア ニ長調 TWV44:D1
ホルン協奏曲 ニ長調 TWV51:D8
トランペット協奏曲 ニ長調 TWV51:D7 |
ジャン=フランソワ・マドゥフ
(ナチュラル・トランペット&ホルン)
ピエール・イヴ・マドゥフ
(ナチュラル・ホルン)
シギスヴァルト・クイケン(指揮)
ラ・プティット・バンド |
S.クイケン&ラ・プティット・バンドの名盤がLP化!これぞ正真正銘のバロック・サウンド。
録音:2016年1月13-15日/アントワープ、AMUZU/DMM
カッティング、24bit/48kHz
2024年はシギスヴァルト・クイケン生誕80年。これを記念してACCENTレーベルの名盤5タイトルがLP
化されます。
ラッカー盤の行程をなくし直接マザー盤に溝を刻む「DMMカッティング」(Direct
Metal Mastering)を用いており、良好な音質が期待できます。各面20分ほどの収録時間も理想的。
ピリオド管楽器の名手、ジャン=フランソワ・マドゥフとピエール・イヴ・マドゥフの二人をソリストに迎えたテレマンの協奏曲集。
ナチュラルトランペット、ナチュ ラルホルンの妙技が炸裂し、作曲当時の演奏をよみがえらせることに一切の妥協を許さない奏者たちの気迫にうたれます。
端正で流麗な旋律の魅力、輝かしく甘 美なソロ、創意工夫に溢れた展開、テレマンの楽曲を心行くまで楽しめる1枚。
正真正銘のバロック・サウンドをぜひご堪能ください!
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J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲
[LP1]
A 面(25:18)
第1番 ヘ長調 BWV1046
第2番 ヘ長調 BWV1047 第1 楽章
B 面(24:35)
第2番 ヘ長調 BWV1047 第2・3 楽章
第6番 変ロ長調 BWV1051
[LP2]
A 面(21:42)
第3番 ト長調 BWV1048
第4番 ト長調 BWV1049 第1・2 楽章
B 面(25:04)
第4番 ト長調 BWV1049 第3 楽章
第5番 ニ長調 BWV1050 |
シギスヴァルト・クイケン
(指揮、
ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ)
ラ・プティット・バンド |
S.クイケン&ラ・プティット・バンドの名盤がLP化!歴史考証に添った演奏から導かれたかくも純正な響き
録音:2009年10月19-23日/ベルギー、ギャラクシー・スタジオ/DMM
カッティング、24bit/48kHz
2024年はシギスヴァルト・クイケン生誕80年。これを記念してACCENTレーベルの名盤5タイトルがLP
化されます。
ラッカー盤の行程をなくし直接マザー盤に溝を刻む「DMMカッティング」(Direct
Metal Mastering)を用いており、良好な音質が期待できます。
各面20分ほどの収録時間も理想的。
まったく新しいブランデンブルクを提示した名盤。「肩のチェロ」ヴィオロンチェロ・ダ・スパラを用い、管楽器はバルブなしのナチュラル楽器、オーケストラはバ
ロック時代の形態通り1パート1人という編成。
そこから生まれる響きは純正きわまりないもので、天上の音楽のよう。
ラ・プティット・バンドの実力が大いに発揮
された全6曲、新機軸であり説得力をもつさすがの演奏です。
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ACC 27006
(LP)
\4200
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J.S.バッハ:クリスマス・カンタータ集
A 面(17:54)
カンタータ第91番
「讃美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」BWV91
B 面(19:06)
カンタータ第151番
「甘き慰めなるかな、わがイエスは来ませり」BWV151 |
ゲルリンデ・ゼーマン(ソプラノ)
ペトラ・ノスカイオヴァ(アルト)
クリストフ・ゲンツ(テノール)
ヤン・ファン・デア・グラッベン(バス)
シギスヴァルト・クイケン(指揮)
ラ・プティット・バンド |
S.クイケン&ラ・プティット・バンドの名盤がLP化!じつに美しいクリスマス・カンタータ集
録音:2010年12月19-21日/アントワープ、AMUZ/DMM
カッティング、24bit/48kHz
2024年はシギスヴァルト・クイケン生誕80年。これを記念してACCENTレーベルの名盤5タイトルがLP
化されます。
ラッカー盤の行程をなくし直接マザー盤に溝を刻む「DMMカッティング」(Direct
Metal Mastering)を用いており、良好な音質が期待できます。各面20分ほどの収録時間も理想的。
OVPP 方式(各声部1人)による演奏に取り組んだ最初の音楽家のひとりがシギスヴァルト・クイケンです。
一連のカンタータ録音はまさにその成果であり、純
粋に透き通った自然で清新な音楽が聴く者に大きな喜びを与えるでしょう。
華麗な合唱からはじまり、深い精神性に溢れた内省的なアリアが続く、厳粛なコラール・
カンタータである第91番。
クリスマス・カンタータの中でも澄みきった美しさが絶品の、聴いているだけで心が浄化されるような甘美なカンタータ第151番。2曲の名品カンタータを収録しています。
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