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≪第122号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その3 2023/12/5~




12/8(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

APARTE



AP 327
\2900
カリーヌ・デエの魅力最大限!極上のモーツァルト・アルバム
 モーツァルト(1756-1791):
  ・救われたベトゥーリア K.118/74cより
   アリア「大嵐の中にあって」
    (Quel nocchier che in gran procella)
  ・交響曲第17番 ト長調 K.129
  ・悔悟するダヴィデ K.469より「不毛な悩みは遠ざかり」
  ・教会ソナタ
   ニ長調 K.69、ト長調 K.274、ニ長調 K.144、変ホ長調 K.67
  ・戴冠式ミサ ハ長調 K.317より「アニュス・デイ」
  ・エクスルターテ・ユビラーテ K.165
  ・証聖者の荘厳な晩課 K.339より「ラウダーテ・ドミヌム」
カリーヌ・デエ(ソプラノ)
ジェローム・コレア(指揮)&
 レ・パラダン(管弦楽)

 録音:2022年10月4-7日、ポワシー劇場(フランス)

 フランスはもちろんのこと、ザルツブルク音楽祭、リセウ大劇場、モネ劇場、サンフランシスコオペラ、メトロポリタン歌劇場と世界の名だたるオペラの殿堂に登場 し、ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジークの「シンガー・オブ・ザ・イヤー」を三度も受賞している大人気のソプラノ、カリーヌ・デエのモーツァルトが登場。
 あたたか みのある、しかしまっすぐな輝かしさと深みも兼ね備えた稀有な歌声の真骨頂が発揮されております!
 合間には交響曲や教会ソナタなども収録されており、こちら も必聴の名演が展開されております。
 
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AP 340
\2900→\2690
アンドレアス・ショル
18世紀中期、ウィーン最重要人物の一人
 トゥーマの珠玉のモテット

 フランティシェク・トゥーマ(1704-1774):
  ・S.ジョアンヌ・バプティスタのモテット(1743)
  ・モテトゥム・デ・テンポーレ(1750)
  ・四声のシンフォニア
  ・Motetto per ogni Tempo(1746)
  ・Dixit Dominus(1743)
アンドレアス・ショル(カウンターテナー)
ロマーナ・クルシコヴァー(ソプラノ)
オンドレイ・ホルブ(テノール)
イルジー・ミロスラフ・プロハスカ(バス)
チェコ・アンサンブル・バロック
ロマン・ヴァーレク(指揮)

 アンドレアス・ショルのゆるぎなき美しい声、トゥーマの珠玉のモテット

 録音:2023年6月2-6日、サン=ミシェル教会、チェコ

  チェコに生まれたトゥーマ(1704-1774)は、18世紀中頃のウィーンの最重要人物の一人。
 特に宗教作品で高く評価されており、オルガンの通奏低音を伴う 合唱から、器楽伴奏による合唱と独唱まで、ともに対位法の高度な技術を用いて作曲しました。
 18世紀後半の作曲家(ハイドンやモーツァルト)が典礼のための音 楽を書く際のモデルとなりました。
 
 トゥーマはカントールでオルガン奏者だった父のもとに4人兄弟の長男として生まれ、プラハの教会でもテノール歌手を務める傍ら、テオルボやヴィオラ・ダ・ガンバの演奏にも非常に長け、1723年、カール6世の戴冠式がプラハで行われた折にも演奏したとされています。
 カール6世の妻エリザベス・クリスティーナの宮廷 で寵愛を受けた後、その作風は当時としては古風なものの仲間入りをし始めていましたが、クリスティーナの娘マリア・テレジアにも大切にされ、手厚い年金を受 け取るなどよい境遇を過ごし、最後は僧籍に入り、教会で亡くなりました。

 このディスクには、エリザベス・クリスティーナの宮廷に仕えていた頃の作品が収められています。
 15名ほどの器楽奏者と5名の歌手たちのアンサンブルによ る編成のものを多く書いておりました。
 当時の最高レベルの歌手たちがトゥーマのもとには集っていたと考えられ、技巧的なパッセージも見られます。
 また器楽作 品も多く残しており、三楽章による弦楽四重奏曲は古典派時代の到来を思わせます。後期バロックの円熟した対位法技法と、新時代の表現の両方が合わさった、 トゥーマの魅力を存分に味わうことができます。
 モテットでは、アンドレアス・ショルのビロードのような音色、音域、見事なテクニックが、トゥーマの男性アルト・ソ ロのヴィルトゥオーゾ的要求に完璧に応えています。
 
 アンドレアス・ショルとチェコ・アンサンブル・バロックのコラボレーションは、ヘンデルのオラトリオ『サウル』のチェコ初演にショルが参加したことをきっかけに始まりました。
 カウンターテナー独唱によるトゥーマのモテットの演奏は世界初録音となります。
 




CHALLENGE CLASSICS



CC 72968
(2CD)
\3600
ヨハン・シェンク(1660-ca.1712):
 ソナタ集『ドナウのこだま』 Op.9

  [CD1]
   第1番 ニ長調
   第5番 ホ短調
   第3番 嬰へ短調
  [CD2]
   第2番 イ短調
   第6番 イ短調
   第4番 変ホ長調
ソフィア・ディニス
 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)
トーベン・クラエス
 (通奏低音ヴィオラ・ダ・ガンバ)
フェルナンド・ミゲル・ヤロート
 (チェンバロ)

 ガンバの神髄を知る作曲家シェンクによる技巧と歌が一体となった名作『ドナウのこだま』全曲盤は世界初録音!

 録音:2022年2月16・17日(第5・6番)、2022年6月14-17日(第1-4番)/ドイツ、マリア・ラーハ修道院/49:22、57:57

 ヨハン・シェンクはガンバ奏者としても活躍した音楽家。
 詩的なタイトルを持つソナタ集『L'Echo du Danube(ドナウのこだま)』は、1703/04年頃にアム ステルダムのロジェ社から出版されたシェンクの重要作品。
 全6曲からなり、最初の2曲は通奏低音伴奏付き、次の2曲は「任意の」通奏低音伴奏付き、最後の2曲は無伴奏となっています(当アルバムではこの3つが交互に現れるように曲を配置)。
 ガンバを知り尽くした作曲家ならではの、幅広い跳躍や重音を駆使しながらも繊細なカンタービレを聴かせる、和声的にも旋律的にも深みのある音楽。
 無伴奏曲の表現の豊かさにもおどろきです。
 一部の曲の録音はこれまでもありました が、全曲録音はこれが世界初となります。

 ツィパーリング、W.クイケン、ピエルロの薫陶を受けたガンバ奏者、ソフィア・ディニスによる明朗かつ味わい深い好演。
 長く忘れられた作品にかかったもやをはらい、輝かしい音色で曲の魅力を存分につたえてくれます。
 



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HARMONIAMUNDI



HMX 2904087
(4CD)
\5200→\4790
ボックスで登場
ポール・ヒリヤー(指揮)/シアター・オブ・ヴォイセズ
 アルヴォ・ペルト:主要合唱作品集


 [CD1] (録音:1996年)
  (1)プロファンディス(深き淵より) (2)モサ・シラビカ
  (3)ソルフェジオ (4)パリサィびとのひとりが
  (5)カンタンテ・ドミノ (6)スンマ
  (7)7つのマニフィカト用アンティフォナ
  (8)幸いなるかな (9)マニフィカト
 [CD2] (録音:2006年)
  (1)ダ・パーチェム・ノミネ(2004)
  (2)ヌンク・ディミティス
   「今こそ主よ、僕を去らせたまわん」(2001)
  (3)Littlemore Tractus(もう少し長くのばした)(2000)
  (4)Dopo la vittoria(勝利のあとに)(1996/1998)
  (5)マニフィカト(1989) (6)2つのスラヴ詩篇(1984/1997)
  (7)An den Wassern zu Babel
   (バビロン川のほとりに)(1976/1984/1996)
 [CD3] (録音:2010年)
  (1)来たれ創造主なる聖霊よ (2)鹿の叫び (3)詩篇
  (4)最も聖なる神の母 (5)ソルフェッジョ
  (6)我が心はハイランドにあり (7)エルサレムに平安あれ
  (8)巡礼の歌 (9)明けの明星 (10)スターバト・マーテル
 [CD4] (録音:1998年)
  (1)「神の母」(1990)
  (2)「わたしはまことのぶどうの木
   (ヨハネによる福音書15:1 - 14)」(1996)
  (3)「カノン・ポカヤネンよりオード第9番」(1989,改訂1997)
  (4)「ベタニアで香油を注がれる
   (マタイによる福音書26:6 -13)」(1997)
  (5)「皇帝への税金(マタイによる福音書12:15 - 22)」(1997)
  (6)「ベルリン・ミサ」(1990,改訂1997)
ポール・ヒリヤー(指揮)
シアター・オブ・ヴォイセズ
エストニア・フィルハーモニー室内合唱団
ザ・プロ・アルテ・シンガーズ
クリストファー・バウアーズ・
 ブロードベント(Org.)
ダン・ケネディ(パーカッション)
アルス・ノヴァ・コペンハーゲン
NYYDカルテット他

 ヒリヤーによるペルトの主要合唱作品集がボックスで登場!

 4H16'

 ポール・ヒリヤーは、エストニアの作曲家アルヴォ・ペルトと特別な信頼関係を築き、長年にわたってペルトの音楽を探求してきました。
 このボックス・セットは、 ヒリヤーが行った主要な録音遺産(1996年~2012年)をまとめたものです。
 グレゴリオ聖歌の偉大な伝統から受け継いだ純粋さと、静謐な内面性を特徴とす るペルト独自の音楽世界が展開されています。
 




LA DOLCE VOLTA



LDV 122
\2800
ショーソンとラヴェルのピアノ三重奏曲
 ショーソン(1855-1899):ピアノ三重奏曲 ト短調 op.3
 ラヴェル(1875-1937):ピアノ三重奏曲 イ短調 M67
トリオ・メトラル
 〔ヴィクトル・メトラル(ピアノ)、
  ナタン・ミエルドル(ヴァイオリン)、
  ロール=エレーヌ・ミシェル(チェロ)〕

 レコーディング・ディレクター、録音技師:ケン・ヨシダ
 録音:2023年2月20-23日、メス・アルスナル・ホール/59:13、輸入盤、日本語帯・解説付

 2017年ヨーゼフ・ハイドン室内楽コンクールで第1位/聴衆賞/ハイドンの三重奏曲ベスト・パフォーマンス賞を受賞したトリオ・メトラルによる新譜の登場。
 メトラル家の兄・弟・妹によって結成されましたが現在はヴァイオリンとチェロに新メンバーを迎えての編成となっております。
 名曲のショーソンとラヴェルの三重 奏というプログラムです。

 ショーソンのピアノ三重奏曲は1881年、ショーソンが26歳でローマ大賞に落選したばかりの頃の作品。
 抒情的な高揚に満ち、ロマン主義末期の陰影を帯びた 名曲です。
 そしてラヴェルの生涯唯一のピアノ三重奏曲(1914年完成)は、第一次世界大戦勃発直後で、ラヴェルはこれがもしかしたら自分の白鳥の歌になるか もしれないと思いながら書いたかもしれません。
 高度な技術を要求するピアノ書法に始まり管弦楽的な響きと厚みに満ちた作品。
 トリオ・メトラルが、エネルギーと たっぷりの抒情で響かせています。
 



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MIRARE

MIR 682
\2900→\2690
モディリアーニ弦楽四重奏団が奏でるグリーグ&スメタナ
 グリーグ(1843-1907):
  弦楽四重奏曲 第1番 ト短調 op.27(1878年)
 スメタナ(1824-1884):
  弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調「 わが生涯より」(1876年)

モディリアーニ弦楽四重奏団
 〔アモリ・コエイトー(ヴァイオリン):
   1773年ジョヴァンニ・
    バッティスタ・グアダニーニ
  ロイック・リョー(ヴァイオリン):
   1734年製ガリアーノ
  ローラン・マルフェング(ヴィオラ):
   1660年製ルイジ・マリアーニ
  フランソワ・キエフェル(チェロ):
   1706年ゴフリラー「ヴァールブルク」〕

KKC 6780
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 モディリアーニ弦楽四重奏団が瑞々しくも高貴に奏でるグリーグ&スメタナ

 録音:2022年12月6-9日、シューベルティアーデ、オーストリア

 2003年に結成されたモディリーアニ弦楽四重奏団。
 若々しい弦楽四重奏団としてスタートしましたが早くも活動20年を迎え、その演奏はフレッシュさとみずみずしさを保ったまま、深みと凄みを増した表現で世界から極めて高く評価されています。

 今回彼らが取り上げたのはグリーグとスメタナ。海を隔て、国民性も異なる2人は、お互いを知りませんでしたが、ほぼ同時期に書かれた彼らの四重奏曲は、 作曲者自身の苦しい境遇の中で書かれたという点で共通しています。
 グリーグは、ピアノ協奏曲で賞賛され、ペール・ギュントで成功を収めた後、33歳でト短 調の四重奏曲に着手しました。
 グリーグは娘と両親の死、そして崩壊寸前の結婚生活という苦悩に満ちた自身の境遇を、四重奏という編成に、自身の歌曲「吟 遊詩人の歌」(op.25-1) の旋律をメインの素材に用いながら、この上ない高貴さもって打ち明けています。
 30分超の大作です。

 一方のスメタナも、チェコ音 楽の父として崇められながらも、50代で全聾になってしまい指揮者としてのキャリアを去ることを余儀なくされ、ボヘミア中部の村に隠棲し苦悩と貧困の生活を 送っていました。
 1876年12月29日に「わが生涯」と題して発表された本作にはそうしたスメタナの様々な思いが反映されているようです。
 モディリアー ニの面々が、16本の弦がひとつの楽器であるかのような一体感と、時にオーケストラのような熱と迫力あるサウンドで、これらふたつの劇的な作品を感動的に 響かせています。
 



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PROSPERO CLASSICAL



PROSP 0088
\3000→\2790
ヘンゲルブロックによる刺激的な快演
 『カヴァレリア・ルスティカーナ』

  マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』
カロリナ・ロペス・モレノ(サントゥッツア)
ジョルジョ・ベッルージ(トゥリッド)
エリザベッタ・フィオリッロ(ルチア)
ドーメン・クリザージ(アルフィオ)
エヴァ・ザイシク(ローラ)
トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)
バルタザール・ノイマン管弦楽団&合唱団

 ヘンゲルブロックによる刺激的な快演、これが『カヴァレリア・ルスティカーナ』本来の姿

 ライヴ録音:2022年11月7-13日/バーデン=バーデン祝祭劇場/74:41

 2022年、バーデン=バーデン祝祭劇場ライヴ。カットなし、一部の歌手の声域をオリジナルに戻すなどして、1890年のローマ初演のかたちを再現しています。
 ヘンゲルブロックの綿密な自筆譜研究がもたらす刺激的な快演。



次代を担うと思われたヘンゲルブロックだが最近はCDの世界では失速していた。
自分が主役のアルバムとしては2020年のクリスマス・アルバム、そして2019年のシューベルトまでさかのぼる


19439813992
\2900→\2690
ヨーロッパ16ヶ国語で歌う
 ヘンゲルブロック&バルタザール=ノイマン合唱団
  ヨーロッパのクリスマス

バルタザール=ノイマン合唱団
トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)
 録音:2020年8月14-20日、ドルトムント、コンツェルトハウス

 クリスマスの季節に聞こえるすべての曲を可視化するとしたら、星空のように無数の輝点がある地図となるように、このアルバムでは、ヨーロッパの多く国から16の言語でクリスマス・キャロルを紹介しています。それは、クリスマスの歌の多様性に驚嘆し、さまざまな伝統と共通のルーツの美しさを楽しむ扉を開きます。
 トーマス・ヘンゲルブロックと彼が設立したバルタザール=ノイマン合唱団は、ラテン語、フランス語、英語、ドイツ語、スペイン語、カタロニア語、イタリア語、ポルトガル語、オランダ語、ロシア語、デンマーク語、ポーランド語、チェコ語、ノルウェー語、スウェーデン語、アイスランド語で各曲を録音しました。
 様々な国や時代、伝統の統一を祝う、ヨーロッパのクリスマスの時期のユニークな音楽の旅。



88985417492
\2900→\2690
ヘンゲルブロック、 バルタザール=ノイマン・アンサンブル&合唱団
  シューベルト:スターバト・マーテル ト短調 D.175
  シューベルト:交響曲第7(8)番ロ短調 D.759『未完成』
  シューマン:ミサ曲ハ短調 Op.147『ミサ・サクラ』
アーグネシュ・コヴァーチ(ソプラノ)
ミルコ・ルートヴィヒ(テノール)
ライモンズ・シュポーギス(バリトン)
バルタザール=ノイマン・アンサンブル&合唱団
トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)
 録音:2019年1月30日?2月1日、ドルトムント・コンツェルトハウス

 これから大ブレイクする指揮者の筆頭として名前を挙げていたヘンゲルブロック。出すCD出すCDが会心の出来栄えで、一体どこまで進化するのかと思っていたが、不和が元なのか、NDRエルプ・フィルとの契約が終了、SONYでの新録音もストップ、このままフェードアウトしてしまうのかと思っていたが、いやいやヘンゲルブロック、そうそう簡単には沈まない。
 今度は自分が創設したオリジナル楽器アンサンブル「バルタザール=ノイマン・アンサンブル&合唱団」で登場。しかもこのひとらしい意外な選曲。

 
 

PROSP 0075
(2CD)
\3900
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻
 [CD1]
  第1番 ハ長調 BWV846 ~ 第12番 ヘ短調 BWV857
 [CD2]
  第13番 嬰ヘ長調 BWV858 ~ 第24番 ロ短調 BWV869
アレクサンドラ・ソストマン(ピアノ)

 美しいタッチでグランドピアノを響かせたバッハ

 録音:2023年1・3月/ハンブルク、フリードリヒ=エーベルト=ハレ/1:58:55

 グランドピアノのソノリティを活かしたバッハ演奏。アレクサンドラ・ソストマンはバッハと他の作曲家を混ぜたプログラムを発表するなどし、グランドピアノの系譜でバッハにとりくむ演奏家であり、『平均律』への挑戦は彼女の意気込みが強く感じられます。
 
 
PROSP 0074
\2900
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):
 鍵盤作品集

  ソナタ第2番 イ長調 BR A 14
  [イェルマイネ・シュプロッセ作:
   幻想曲 ヘ長調『 J.C.F.バッハの諸感覚』(2022)]
  フーガ ヘ長調 BR A inc. 5
  ソナタ第3番 ヘ長調 BR A 18
  ソナタ第1番 ハ長調 BR A 3
  ソナチネ イ短調 BR A 12/1
  ソルフェッジョ ニ長調BR A 108
  ソナタ第1番 ニ長調BR A 13
  ポロネーズ ト長調 BR A 109
  アングロワーズ ト長調 BR A 67
  「ああ、ママに言うわ」によるアレグレットと18の変奏 ト長調 BR A 45
   (きらきら星変奏曲)
イェルマイネ・シュプロッセ(フォルテピアノ)

 華麗な「きらきら星変奏曲」も!〈ビュッケブルクのバッハ〉厳選鍵盤作品集

 Fortepiano by J. Haselmann (ca. 1805), Romeo Ciuffa Collection
 Pitch: 430 hz, unequal temperament
 録音:2022年7月/イタリア、ラツィオ、モンテコンパトリ、パラッツォ・アンニバルデスキ/79:30

 J.S. バッハの息子の中で、あまり聴かれないヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795)。
 音楽の大都市から遠いビュッケブルクのカペルマイス ターを務めていたこともあまり表に出てこない要因と思われます。
 しかし鍵盤作品のレベルは高く、そのヴィルトゥオーゾぶりは当時有名だったといいます。彼の作 品に魅せられたピアニスト、イェルマイネ・シュプロッセによる厳選された鍵盤作品集。
 最後の「きらきら星変奏曲」がおもしろい!
 
 
PROSP 0082
\2900
グリーグ:叙情小曲集
 アリエッタ Op.12-1 / 子守唄 Op.38-1 / 小人の行進 Op.54-3 /
  過ぎ去った日々 Op.57-1 / 小川 Op.62-4 /
  孤独なさすらい人 Op.43-2 / 春に寄す Op.43-6 /
  ハリング Op.47-4 / あなたのそばに Op.68-3 /
  蝶々 Op.43-1 / メロディ Op.47-3 / ガーデ Op.57-2 /
  アルバムの一葉 Op.47-2 / バラード調で Op.65-5 /
  夏の夕べ Op.71-2 / 小鳥 Op.43-4 / 農民の歌 Op.65-2 /
  夜想曲 Op.54-4 / ゆりかごの歌 Op.68-5 /
  小妖精 Op.71-3 / 森の静けさ Op.71-4
ダニエル・ゴルトレル(ピアノ)

 グリーグの人気曲『叙情小曲集』から思い入れのある21曲を選んだアルバム

 録音:2021年10月31日-11月2日、2022年6月20-22日/エルサレム音楽センター/64:20

 グリーグによる詩的な日記のような『叙情小曲集』。これは1867年から1901年にかけて書かれた66の小品を、10冊の楽譜として出版したもの。
 イスラエル系アメリカ人ピアニスト、ダニエル・ゴルトレルが個人的に好きな21曲を選んで演奏したアルバムです。
 
 

PROSP 0072
\3000
RICHARD ~R.シュトラウス&ワーグナー:声楽作品集
 R.シュトラウス:ツェツィーリエ Op.27-2
 R.シュトラウス:憩え、わが魂! Op.27-1
 ワーグナー:遥かなる国(ローエングリン)
 R.シュトラウス:セレナード Op.17-2
 ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー WWV 96 前奏曲
 ワーグナー:優勝の歌(ニュルンベルクのマイスタージンガー)
 R.シュトラウス:ひそやかな誘い Op.27-3
 R.シュトラウス:暖炉のそばの夢
  (インテルメッツォからの交響的間奏曲第2番)
 R.シュトラウス:解放 Op.39-4
 ワーグナー:ローマ語り(タンホイザー第3 幕)
 R.シュトラウス:明日 Op.27-4
ダニエル・ベーレ(テノール)
トーマス・レスナー(指揮)
ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管

 管弦楽とともに歌うふたりのRICHARD作品

 録音:2022年11月20-23日/イスタンブール/56:03

 ドイツのテノール歌手ダニエル・ベーレにとってR.シュトラウスとワーグナーは音楽界の2 大スターであり、このふたりの「RICHARD」の作品をオーケストラと共に歌い録音することが長いあいだ夢だったそう。
 めくるめく管弦楽と歌のおりなす名シーンの数々をお楽しみください。
 




TACTUS



XTC860203
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300
ブゾーニ:ヴァイオリン・ソナタ集
 フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):
  ヴァイオリン・ソナタ第1番 ホ短調 Op.29 BV234
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調 Op.36a BV244
ニコラ・ビニャーミ(ヴァイオリン)
ルチヤ・マイストロヴィチ(ピアノ)
TC860203
\2600

 没後100周年のブゾーニ、ヴァイオリン・ソナタ集!

 ☆単なる作曲家としてだけでなく、芸術家として評価の高かったフェルッチョ・ブゾーニ!
 ☆難曲でありながらも新たな個性が組み込まれたヴァイオリン・ソナタ集!

 2024年に没後100周年となるフェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)のヴァイオリン・ソナタ2曲を収録。
 プッチーニと同じ年に亡くなった彼は生前プッチーニをも超えた多才な音楽家でした。多様な作品を作り上げる作曲家としてだけでなく、高く評価されたコンサート・ピアニストであり、人気の高いピアノ教師でもありました。単なる芸術家の枠を超える存在だったのです。
 そんな彼が24歳の時に残した難曲《ヴァイオリン・ソナタ第1番》でニコラ・ビニャーミとルチヤ・マイストロヴィチが見事な演奏を繰り広げています。
 《第2番》では、2つの楽器が対等な形で書かれており、伝統的な様式を活かしながらも新たな個性も豊富に組み合わされています。

 ヴァイオリニストのニコラ・ビニャーミは、アルトゥーロ・トスカニーニ交響楽団やモーツァルト管弦楽団のメンバーとしても活躍し、ロリン・マゼールやクラウディオ・アバドなどの巨匠たちの下で演奏していました。
 2016年にはグスターボ・ヒメノ率いるルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団と共演するなど、注目のアーティストです。

 ※録音:2022年7月(ボローニャ)
 
 


TC801901
\2600
セバスティアーニ:
 クラリネットとピアノのためのオペラティック・ファンタジー

  ベッリーニの《夢遊病の娘》による幻想曲
  ヴェルディの《イル・トロヴァトーレ》によるスケルツォ
  ベッリーニの《ノルマ》による幻想曲
  ヴェルディの《椿姫》によるスケルツォ
  ロッシーニの《セミラーミデ》による幻想曲
 
 ※全曲世界初録音
アルド・ボッタ(クラリネット)
ジュゼッペ・ガリアーノ(ピアノ)

 クラリネットによるオペラ編曲集!

 19世紀イタリアはオペラの人気が非常に高く劇場の興奮はとてつもないものがありました。その興奮はサロンでも同様でそこで演奏するために編曲されたオペラ作品が多数ありました。
 その中でフェルディナンド・セバスティアーニはクラリネット奏者として活躍しました。国内外で活躍し有名な学校も創設し、教育者としても知られました。

 ※録音:2023年1月
 
 


TC710703
\2600
グルック:オペラ・アリア集
 歌劇《L'Ippolito》より「Dirai all' idol mio」
 歌劇《La Sofonisba》より「Tremo fra dubbi miei」
 歌劇《Il Tigrane》より「Se spunta amica stella」
 歌劇《La Sofonisba》より「 La sul margine di Lete」
 歌劇《Il Tigrane》より「Parto da te mio bene」
 歌劇《Poro》より「Se viver non poss'io」
 歌劇《La Sofonisba》より「Oh frangi i lacci miei」
 歌劇《Il Tigrane》より
  「Si ben mio, morro' se il vuoi」、「Rasserena il mesto ciglio」
エレーナ・デ・シモーネ(メゾ・ソプラノ)
アンサンブル・イル・モザイコ

 メゾ・ソプラノのエレーナ・デ・シモーネ自身による企画で収録されたグルックのオペラ・アリア集。
 このアルバムに収められている作品は、1743年から1745年までにグルックによって作曲されたものです。
 30歳前後の若さでこれらのオペラを作曲し、その作品はトリノやミラノなどの重要なイベントで演奏されました。
 代表作である《オルフェオとエウリディーチェ》(1762年)よりも20年ほど前に書かれたとは思えない、若きグルックの才能を感じさせる作品であふれています。

 ※録音:2022年8月
 
 

TC560101
\2600
アイヒンガーが聖母マリアに捧げた曲集《ヴィルジナリア》
 グレゴール・アイヒンガー:ヴィルジナリア(1607)
 
 ※世界初録音
コンツェントゥス・ヴォクム

 ドイツの作曲家グレゴール・アイヒンガー(1564-1628)は、イタリアの音楽にも触れることにより、通奏低音を用いた最初のドイツ人作曲家となりました。
 アイヒンガーが聖母マリアに捧げた曲集《ヴィルジナリア》は、序奏に続いて第2曲から第6曲までが歓喜の秘蹟、第7曲から第11曲までが悲しみの秘蹟、第12曲から第16曲までが栄光の秘蹟の小品となっています。
 最後の4曲は聖母マリアが、この世を超えた光と次元で、人間と神との仲介者として映し出されています。

 ※録音:2019年10月
 



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ECM



4859850
\2800→\2590
このプログラムはすべての人に語りかけることを目的としています
 バルト三国の作曲家の作品から
《ギドン・クレーメル~Songs of Fate》

 1) ラミンタ・シャルクシュニーテ:This too shall pass (2021)、
 Giedrius Kupreviius:
  2) David’s Lamentation (2018)(室内交響曲『The Star of David』より)、
  3) Kaddish-Prelude (2019)、4) Penultimate Kaddish (2018)、
  5) Postlude. The Luminous Lament (2018)(室内交響曲『The Star of David』より)、
 ミェチスワフ・ヴァインベルク:
  6) Nocturne (1948/49)、7) アリアOp.9 (1942)、
  ユダヤの歌Op.13 (1943)より
   8) Viglid (Cradle Song)、9) Oyfn grinem bergele (On the Green Mountain)、
   10) Der yesoymes brivele (The Orphan’s Letter)、11) Kujawiak (1952)、
 12) イェーカブス・ヤンチェフスキス:Lignum (2017)
ギドン・クレーメル
(ヴァイオリン[1, 3, 5, 6, 11], 指揮[1, 2, 4, 6-12])、
ヴィダ・ミクネビキューテ(ソプラノ)(2, 4, 5, 8-10)、
Magdalena Ceple(チェロ)(1)、
アンドレイ・プシュカレフ
(ヴィブラフォン[1, 11]、
パーカッション[3])、
クレメラータ・バルティカ(1, 2, 4, 6-12)

 バルト三国の作曲家の作品から人生の意味を探る鬼才ヴァイオリニストの“運命の歌”

 ラトビア、リガ生まれのヴァイオリニスト、指揮者、ギドン・クレーメルのニュー・アルバム『Songs of Fate』。
 バルト三国の作曲家、ラミンタ・シャルクシュニーテ、Giedrius Kuprevi?ius、イェーカブス・ヤンチェフスキスと、ポーランド出身のユダヤ人、ミェチスワフ・ヴァインベルクの作品を取り上げています。
 リトアニアの女性作曲家シャルクシュニーテのヴァイオリン、チェロ、ヴィブラフォンと弦楽オーケストラのための『This too shall pass』は、地球上のすべての避けられないはかなさを音楽で表現した優れた作品です。
 Giedrius Kuprevi?iusはリトアニア以外ではあまり知られていないかもしれませんが、故郷のリトアニアでは長い間非常に多才な作曲家、カリヨンの巨匠、教育者としてだけでなく、文化的な政治家、著者としても重要な存在です。
 クレーメルはこの作曲家の大作『The Star of David』の一部を組み合わせ、ユダヤの文脈を前面に持ってきたモザイクを作り上げました。
 ドイツのナチスとスターリンの“粛清”という二重の恐怖によって運命を決められたヴァインベルクの作品はヴァイオリン・ソナタ、室内楽作品、交響曲など、これまでもクレーメルは録音してきましたが、今回はあまり知られていない作品を選んでいます。アンドレイ・プシュカレフがソロ・ヴァイオリンと弦楽オーケストラのために編曲した『Nocturne』と、1942年に書かれた『アリア』Op.9、そして『ユダヤの歌』Op.13です。
 『ユダヤの歌』はヴァインベルクがモスクワに移る直前にワルシャワで完成した、ポーランド系ユダヤ人の詩人イツホク・レイブ・ペレツによるイディッシュ語の歌で、ソヴィエト連邦の戦争中には『子供の歌』というタイトルで印刷されました。
 アルバムは1992年リガ生まれのイェーカブス・ヤンチェフスキスによる弦楽オーケストラのための作品『Lignum』で締めくくられます。
 木に関する本からインスピレーションを受けて作られた曲です。
 ヤンチェフスキスによるとこの作品は木々との対話のようなもので、「それは言葉のコミュニケーションというよりも、むしろ聞くことと理解することを求めること…音楽は私たちにまだ知られていない何かを明らかにする素晴らしい手段です。この作品は私の対話であり瞑想です」と語っています。

 【録音】2022年7月、オーストリア、ロッケンハウス、聖ニコラウス教区教会

 ●リトアニアのソプラノ歌手ヴィダ・ミクネビキューテ、ラトヴィアのチェリスト、Magdalena Ceple、ウクライナ、キーウ出身のヴィブラフォン奏者アンドレイ・プシュカレフ、そしてクレーメルが1997年にバルト三国の若手演奏家を集めて設立したクレメラータ・バルティカと共演しています。
 
 ●「人生は短く、私たちの使命は与えられた空間を意味で満たし、その人生に意味を与えることです」「このプログラムはすべての人に語りかけることを目的としています。途中で悲劇的な運命を思い起こさせ、私たち一人一人が聞かれる価値のある、そして耳を傾けるべき“声”を持っていることに気づかせてくれます…リスナーの方々が“認識”し、さらに共感できるかもしれない意味を届けることができればと願っています」―ギドン・クレーメル
   




B RECORDS

LBM057
\2800
フランツ・シューベルト:冬の旅~メゾソプラノとバリトンによる
 フランツ・シューベルト(1797-1828):歌曲集『冬の旅』D 911
  1. おやすみ# / 2. 風見の旗# / 3. 凍った涙# / 4. 氷結# /
  5. 菩提樹# / 6. 郵便馬車* / 7. 溢れる涙# / 8. 川の上で# /
  9. 回想# / 10. 霜おく頭* / 11. 烏* / 12. 最後の希望* /
  13. 村にて* / 14. 嵐の朝* / 15. まぼろし* / 16. 道しるべ* /
  17. 宿屋* / 18. 鬼火# / 19. 休息# / 20. 幻の太陽* /
  21. 春の夢# / 22. 孤独# / 23. 勇気* / 24. 辻音楽師*
ヴィクトワール・ビュネル(メゾ・ソプラノ)...#
ジャン=クリストフ・ラニエス(バリトン)...*
ロマン・ルヴォー(ピアノ、音楽監督)

 録音: 2023年7月30日 ヴィルファヴァール農園 (ライヴ/拍手入り)
 収録時間: 75分

 メゾ・ソプラノとバリトンによって歌い分けられる『冬の旅』。
 曲順も独自の解釈で入れ替えが行われています。
 




FUGA LIBERA



FUG817
(2CD)
\4400
セザール・フランク: オラトリオ『至福』
 セザール・フランク(1822-1890):
  オラトリオ『至福』(プロローグと全8部) CFF185
   テキスト‛&ジョゼフィーヌ・コロム(1833-1892)
アンヌ=カトリーヌ・ジレ(ソプラノ)
エロイーズ・マス(メゾ・ソプラノ)
エヴ=モー・ユボー(コントラルト)
ジョン・アーヴィン(テノール)
アルタヴァスト・サルキシャン(テノール)
ダヴィド・ヴィジッチ(バリトン)
パトリック・ボレール(バス)
ヨルク・フェリックス・シュペール(バス)
ハンガリー国立合唱団
ベルギー王立リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団
ゲルゲイ・マダラシュ(指揮)

 録音: 2022年12月10、12日 サル・フィラルモニーク、リエージュ(ライヴ)
 収録時間: 119分

 【フランクの200回目の誕生日に生地リエージュで行われた大作オラトリオのライヴがCD化】
 壮年期のフランクが10年もの歳月をかけて取り組んだオラトリオ『至福』は、ジョゼフィーヌ・コロムによるマタイの福音書などを元にしたフランス語の歌詞によるもの。
 プロローグから表情豊かな歌唱を聴かせてくれるサルキシャン始めフランス歌劇の第一線で活躍する歌手を揃えた力の入った素晴らしい演奏を楽しむことが出来ます。
 指揮は日本のオーケストラにも相次いで客演して注目度急上昇のマラダシュ。
 2019年から音楽監督を務めるリエージュ・フィルと母国から招聘した合唱団を率いて、渾身の演奏を繰り広げています。
 幻のオペラ《フルダ(ユルダ)》に続く、フンラキスト大注目の録音です。
 




GRAND PIANO

GP863
\2400
ニッコロ・カスティリョーニ(1932-1996):ピアノ作品全集 第2集 アルド・オルヴィエート(ピアノ...Fazioli F278)
 1-5. 5つのイノディ(1953)...世界初録音
  1. No. 1. Ostinato オスティナート / 2. No. 2. Giubilazione ジュビラツィオーネ /
  3. No. 3. Contrappunto su so ソによるコントラプンクト / 4. No. 4. Inno 賛歌 /
  5. No. 5. Contrappunto su un canto fermo,"Ubi caritas et amor, Deus ibi est"
   定旋律「愛あるところに神ありて」によるコントラプンクト
 6-8. 3つの練習曲(1954)‛&世界初録音
  6. No. 1. Il piu presto possibile / 7. No. 2. Lento e sempre ugualmente pianissimo /
  8. No. 3. Il piu presto possible / 9. Inizio di movimento 運動の開始(1958) /
  10. Cangianti カンジャンティ(1959)
 11-13. 3つの小品(1978)
  11. No. 1. Sweet スウィート / 12. No. 2. Kinderlied ohne Worte 言葉のない童謡 /
  13. No. 3. Fregi フリーズ
 14-19. Dulce Refrigerium. Sechs Geistliche Lieder 優しき慰め - 6つの宗教的な歌(1984)
  14. No. 1. Humilitas / 15. No. 2. Humus /
  16. No. 3. Urquelle / 17. No. 4. Lied / 18. No. 5. Liebeslied /
  19. No. 6. Choral, "Ah! ritorni il vecchio affetto a regnar nel vostro cor"
 20. He(1990)

 録音:Sala del Chiostro dei Cipressi,Fondazione Giorgio Cini, Venice(イタリア)
 2023年2月10日...1-8 2023年2月12日...11-13 2023年2月13日...9、14-19 2023年2月14日...10、20
 総収録時間:61分

 20世紀後半のイタリアで活躍した作曲家ニッコロ・カスティリョーニ のピアノ曲集、2022年に発売されてアメリカン・レコード・ガイド誌で高く評価された第1集 (GP862)の続編が登場。
 1950年代から1990年にかけて作曲された作品を収録しています。
 7つの音で構成された低音の旋律が持続する「オスティナー ト」や聖木曜日の祈りで歌われる讃美歌をモティーフとした「讃歌」でのスタイルから一転、その1年後に書かれた「3つの練習曲」ではデビュー当時の新古典 主義の作曲家というイメージを払拭する12音技法が用いられています。
 1958年の「運動の開始」はダルムシュタット夏季現代音楽講習会での名刺代わり となった作品。
 その翌年の「カンジャンティ(絶え間ない変化の意味)」も同じくダルムシュタットのための作品です。
 そのほぼ20年後の「3つの小品」では作風が すっかり変化し、晩年の特徴である「禁欲的ともいえるシンプルさ」が見て取れます。
 円熟期の代表作の一つ「優しき慰め」では時折抒情的な響きも現れ、 1990年の「He」では更に切り詰められた音楽となり、後半ではE音とF音の隣接したモティーフがなんと100回以上繰り返して演奏されて呪術的な効果を 生み出しています。
 演奏は第1集と 同じくイタリア出身のアルド・オルヴィエートが担当。

 



旧譜
ニッコロ・カスティリョーニ
(1932-1996):
ピアノ作品全集 第1集

 GP862
\2400
ニッコロ・カスティリョーニ(1932-1996):
 ピアノ作品全集 第1集
アルド・オルヴィエート(ピアノ)
 1-3. ピアノ・ソナチネ ト長調(1952)...世界初録音
 小組曲 ト長調(1952)...世界初録音
  4. 第1曲 マルチェッタ/5. 第2曲 ネニア(アンダンテ)/6. 第3曲 カッチャ(アレグロ)/
  7. 第4曲 ラルゲット/8. 第5曲 アレグリーノ/9. 第6曲 ワルツ(モルト・モデラート)/
  10. 第7番 メロディア(モデラート、ア・テンポ・センプレ)
 4つの歌(1954)...世界初録音
  11. 第1曲 オスティナート/12. 第2曲 アリア(モルト・カルモ)/
  13. 第3曲 インテルメッツォ(ラルゲット)/14. 第4曲 コラーレ(ソステヌート、クアジ・グラーヴェ)
 楽興の時(1954)...世界初録音
  15. 第1曲 プレスティッシモ/16. 第2曲 イル・ピウ・プレスト・ポッシビーレ/
  17. 第3曲 イル・ピウ・プレスト・ポッシビーレ/18. 第4曲 イル・ピウ・プレスト・ポッシビーレ/
  19. 第5曲 カンチタート、モルト・リベラメンテ
 COME IO PASSO L'ESTATE 夏の過ごし方(1983)
  20. I. Arrivo a Tires/21. II. La Fossa del lupo/22. III. Andiamo al rifugio Bergamo/
  23. IV. La valle del Ciamin/24. V. Il buco dell'orso/25. VI. La fontanella di Ganna/
  26. VII. Ghiaccio sul Rosengarten/27. VIII. Antonio Ballista dorme in casa dei Carabinieri/
  28. IX. Il fantasma del castello di Presule(for upright piano)/29. X. Canzone per il mio compleanno
 30-32. ピアノ・ソナチネ(1984)
 33. ピアノ・ソナチネ第2番(1987)...世界初録音
 34. 森の中の鹿(1988)
 In principio era la danza はじめにダンスあり(1989)
  35. 第1曲 ワルツ A/36. 第2曲 イモムシの歌/37. 第3曲 ワルツ B/
  38. 第4曲 蝶の歌/39. 第5曲 ワルツ C/40-42. 前奏曲、コラールとフーガ

 Fazioli F278 (1?27, 29?42),Yamaha U1(upright piano)(28)
 録音: 2022年1月31日-2月3日 Sala del Chiostro dei Cipressi,Fondazione Giorgio Cini, Venice(イタリア)

 20世紀後半のイタリア音楽界において、際立った個性の持ち主であったニッコロ・カスティリョーニ。
 ボリス・ブラッハーとフリードリヒ・グルダに師事、ストラヴィンスキーに影響を受けた新古典主義の作曲家としてデビューした後、前衛作曲家として活動しました。
 1966年にアメリカに行き、大学で教えながら次々と作品を発表し、時には不条理な作風で物議を醸しましたが、1970年にイタリアに戻ってからは原点に回帰、ミラノ音楽院で作曲を教えながら1996年に亡くなるまで多くの作品を遺します。
 世界初録音を含むこの全集の第1巻では、カスティリョーニの初期のピアノ作品から、習作とも言えるピアノ・ソナチネを始め、新古典派風の「小組曲」、12音技法を探求した「4つの歌」などの作品と、彼の死後に遺品から発見された「ソナチネ第2番」などの後期の作品を併せて収録。
 組曲の1曲のみがアップライトピアノで演奏するように指定された「夏の過ごし方」や晩年の簡素化された作風による「はじめにダンスあり」も興味深い作品です。
 ピアニストのアルド・オルヴィエートは20世紀イタリア・ピアノ作品のスペシャリストとして、幅広いレコーディングや演奏活動を行っています。

 



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LINN RECORDS



CKD736
\2800→\2590
英国王立音楽院の学長でもある
 トランペット奏者フリーマン=アットウッド

トランペットによるヘンデル ~
 協奏曲とアリアによるトランペットのための再構成

  ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)/
   ジョナサン・フリーマン=アットウッド、
    ティモシー・ジョーンズ編曲:
     1. アリア「帰ってきて、私の愛しい大切な宝物」~
      歌劇《ロデリンダ》 HWV 19
     2-6. ソナタ 第1番 ヘ長調 -
      合奏協奏曲 ヘ長調 Op. 3-4 HWV 315 による
     7. アリア「Nel passar da un laccio all'altro 罠から罠へ」~
      歌劇《アルゴスのジョーヴェ》 HWV A14
     8. 前奏曲、アルマンドとフーガ -
      クラヴサン組曲第1巻第3番 ニ短調 HWV 428 による
     9-12. ソナタ 第3番 変ホ長調 -
      オルガン協奏曲 第13番 ヘ長調
       「カッコーとナイチンゲール」 HWV 295 による
     13. アリア「あなたがどこを歩くとも」 ~
      オラトリオ『セメレ』 HWV 58
     14. アリア「愛らしさ、媚び、そして快活さ」~
      歌劇《アリオダンテ》 HWV 33
     15. 二重唱「私の愛があなたの罪であるならば」~
      歌劇《エジプト王妃ベレニーチェ》 HWV 38
     16-19. ソナタ 第2番 ヘ短調 -
      合奏協奏曲 イ短調 Op. 6-4 HWV 322 による
     20. アリア「あなたと一緒に、私は荒野を歩くだろう」~
      オラトリオ『ソロモン』 HMV 67
     21. 二重唱「なにかしら、まだわからない」~
      歌劇《アレッサンドロ》 HWV 21
     22-26. ソナタ 第4番 イ長調 - 二重協奏曲 HMV 332 による
     27. 二重唱「汝、栄光に満ちた全能の息子よ」~
      オラトリオ『テオドーラ』 HWV 68 より
     28. アリア「なんてすてきな喜び」~
      歌劇《アグリッピーナ》 HWV 6
ジョナサン・フリーマン=アットウッド(トランペット)
アンナ・シャウツカ(ピアノ)
トム・フリーマン=アットウッド(トランペット)...15、21、27

 録音: 2022年10月、2023年2月 英国王立音楽院、ロンドン
 収録時間: 78分

 ヴァイオリンのレイチェル・ポッジャーなどを手掛けた名音楽プロデューサーであり、2008年から英国王立音楽院の学長も務めるトランペット奏者フリーマン=アットウッドによる、トランペットとピアノのためのレパートリー集。
 今回は自身とティモシー・ジョーンズの編曲によるヘンデルの作品集。
 中でも協奏曲から編曲された4つのソナタに注目です。ヘンデルの輝かしい作品をトランペットの音色が引き立てる魅力的なアレンジとなっています。
 




ONDINE



ODE-1446
(2CD)
\3200
カーキネン=ピルク&ハッキラ
 J.S.バッハ:6つのヴァイオリン・ソナタBWV 1014-1019

 【CD1】
  1-4. ソナタ ロ短調 BWV 1014
  5-8. ソナタ イ長調 BWV 1015
  9-12. ソナタ ホ長調 BWV 1016
 【CD2】
  1-4. ソナタ ハ短調 BWV 1017
  5-8. ソナタ ヘ短調 BWV 1018
  9-13. ソナタ ト長調 BWV 1019
シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク
 (バロック・ヴァイオリン)
トゥイヤ・ハッキラ(フォルテピアノ)

 (バロック・ヴァイオリン)ジョヴァンニ・バッティスタ・ロジェリ1691年製作のオリジナル
 (フォルテピアノ)ゴットフリート・ジルバーマン1747年製作のモデルによる、アンドレア・レステッリ(ミラノ)によるレプリカ

 録音:2022年4月 Karjaa Church(フィンランド)
 総収録時間:94分

 バッハの6つのヴァイオリン・ソナタは1720年前後に成立したとされていますが、晩年の1740年代にいたるまで改訂が続けられていたようです。
 1774年に彼の息子カール・フィリップ・エマヌエル・バッハが史上最初のバッハ伝の作者フォルケルに送った包みには、伝記的資料と共にこのソナタ集の楽譜の写しが含まれており、同封された手紙には「作曲から50年を経た今でも立派に響くので、私は楽しんでいます」と書かれていました。
 このソナタはバッハによってチェンバロが指定されていますが、ここでは晩年のバッハとC.P.E.バッハが共に愛したジルバーマンのフォルテピアノをモデルとした楽器を使い、彼らが弾き、聴いたかもしれない響きを奏でています。
 
 ヴァイオリンのカーキネン=ピルクは、ルーシー・ファン・ダールらにバロック・ヴァイオリンを学び、ブリュッヘン、クイケン、モルテンセン、ヘレヴェッヘらのオーケストラで演奏してきました。
 ハッキラはFinlandiaレーベルのモーツァルト:ピアノ・ソナタ集をはじめ、時代楽器による古典派からロマン派音楽の録音も多くあります。
 ヴァイオリンの美しい音色と自然なフレージング、フォルテピアノによる柔らかく深い響き。この名曲に注目すべき録音が生まれました。

 
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


VOX



VOXNX3033CD
\2400
レナード・スラットキン(指揮)&セントルイス交響楽団
 プロコフィエフ:アレクサンドル・ネフスキーキージェ中尉

 1-7. カンタータ『アレクサンドル・ネフスキー』Op. 78(1939)
  (メゾ・ソプラノ、合唱と管弦楽のための)
   1. I. Russia under the Mongolian Yoke モンゴル治下のロシア
   2. II. Song about Alexander Nevsky
    アレクサンドル・ネフスキーの歌
   3. III. The Crusaders in Pskov プスコフの十字軍
   4. IV. Arise, Ye Russian People 起て、ロシアの人々よ
   5. V. The Battle on the Ice 氷上の戦い
   6. VI. Field of the Dead 死の原野
   7. VII. Alexander's Entry into Pskov
    アレクサンドルのプスコフ入城
 8-12. 組曲『キージェ中尉』 Op. 60(1934) (バリトンと管弦楽版)
  8. I. The Birth of Kije キージェの誕生
  9. II. Romance ロマンス
  10. III. Kije's Wedding キージェの結婚
  11. IV. Troika トロイカ
  12. V. The Burial of Kije キージェの葬送
クロディーヌ・カールソン(メゾ・ソプラノ)...6
アーノルド・ヴォケタイティス(バス)...9、11
セントルイス交響合唱団...2-5、7
セントルイス交響楽団
レナード・スラットキン(指揮)

 録音:ミズーリ州セントルイス、パウエル・ホール 1977年3月12-13日...1-71979年3月...8-12
 総収録時間:59分

 映画のための音楽から生まれたプロコフィエフ作品を集めたアルバム。
 スラットキンはプロコフィエフの演奏でも高い評価を得ていますが、なぜか録音は少なく、これは貴重な1枚であると共に、合唱を含むシンフォニックなサウンドを見事に収めた優秀録音としても聴きごたえがあります。
 エイゼンシュテイン監督の映画『アレクサンドル・ネフスキー』の音楽から編まれた同名のカンタータはドラマティックな迫力と繊細な抒情が見事な音楽を織りなしています。
 「プスコフ入城」末尾での壮大な高揚は圧巻です。

 『キージェ中尉』は楽しくユーモラスな音楽。ここでは声楽付きバージョンで演奏しているのも注目されます。
 エリート・レコーディングズの制作、24bit/192kHzリマスターによるVOX AUDIOPHILE EDITIONの1枚。
 マーク・オーボートによる録音は広がりと奥行きを感じさせ、ソロ楽器はクローズアップされることなく自然に浮かび上がります。
 旧CDでもその特徴は伝わりましたが、24bit/192kHzリマスターにより本来のサウンドに更に近付きました。
 ブックレットには初出LPの解説書から該当作品の解説とジャケット写真が転載されています。
 
 


VOXNX3032CD
\2400
アビー・サイモンの名盤
 ショパン:ピアノ協奏曲第1番 他 -
  ピアノと管弦楽のための作品全集第1巻

  1-3. ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op. 11
   1. I. Allegro maestoso
   2. II. Romanza: Larghetto
   3. III. Rondo: Vivace
  4. ポーランドの歌による幻想曲 Op. 13
  5. アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ
   変ホ長調 Op. 22
アビー・サイモン(ピアノ)
ハンブルク交響楽団
ヘリベルト・バイセル(指揮)

 録音:1972年 ハンブルク(ドイツ)
 総収録時間:66分

 1920年ニューヨーク生まれのピアニスト、アビー・サイモン(1920-2019)によるショパンのピアノと管弦楽のための作品全集。
 1972年に録音され、1973年に3枚組LPとして発売された全集から3曲が新リマスターで復刻されました。残る3曲も近日発売予定となっています。
 サイモンは幼いうちから音楽の才能を発揮し、カーティス音楽院でヨーゼフ・ホフマンに師事。自身を「19世紀のピアニスト」と呼び、ヴィルトゥオーゾ・ピアニストでもあった作曲家の作品に強い親近感を持っていました。
 華麗な技巧を持ちながらも前面に出すことを避け、繊細な詩情を漂わせた演奏が高く評価され、辛口評論家として知られたハロルド・ショーンバーグにも絶賛されました。
 ここに収められたのはサイモン52歳のもの。ピアノの響きは輝かしく、演奏はロマンティックな詩情を漂わせ、協奏曲のクライマックスでは十分な迫力も聴かせます。

 指揮は日本の音楽ファンには懐かしいヘリベルト・バイセル。
 ケルンでギュンター・ヴァントに指揮を、フランク・マルタンに作曲を学び、ボン歌劇場のコレペティートルを振り出しにキャリアを築き、ハンブルク交響楽団の首席指揮者を15年にわたって務めました。
 ここでは格調高い響きと柔軟な「付け」を披露しています。
 
 優秀録音で名高いエリート・レコーディングズの制作、24bit/192kHzリマスターによるVOX AUDIOPHILE EDITIONの1枚。
 ピアノがクローズアップ気味に録られ、オーケストラが奥行きと広がりを持って展開する録音パターンになっています。
 ブックレットには初出時のLPのジャケット写真と解説が転載されています。
 


<メジャー・レーベル>
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DG



4864994
(2CD)
\3400→\3090
7世紀にわたるダンス音楽の歴史を辿る情熱の旅
《ダニエル・ホープ~Dance!》

《CD 1》
 1) ショスタコーヴィチ:舞台管弦楽のための組曲第1番より
    ワルツ第2番、
 2) サン=サーンス:交響詩『死の舞踏』Op.40、
 3) プロコフィエフ:バレエ『ロメオとジュリエット』Op.64より
   「騎士たちの踊り」、
 4) チャイコフスキー:バレエ『白鳥の湖』Op.20より第5曲:パ・ド・ドゥ、
 5) モーツァルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド変ロ長調K.269 (261a)、
 6-10) シューベルト:5つのドイツ舞曲(7つのトリオとコーダ付き)D90
   (第1曲ハ長調/第2曲ト長調/第3曲ニ長調/第4曲ヘ長調/第5曲ハ長調)、
 11) ビゼー:『アルルの女』第2組曲より第4曲:ファランドール、
 12) オッフェンバック:喜歌劇『天国と地獄』より「カンカン(地獄のギャロップ)」、
 13) ブラームス:ハンガリー舞曲集WoO1より第5番ト短調、
 14) 伝承曲:Odessa Bulgar、
 15) カルロス・ガルデル:ポル・ウナ・カベサ(首の差で)、
 16) ピアソラ:エスクアロ(鮫)、
 17-22) バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
  (第1曲:棒踊り/第2曲:帯踊り/第3曲:踏み踊り/
   第4曲:角笛の踊り/第5曲:ルーマニア風ポルカ/第6曲:速い踊り)/
《CD 2》
 1) リュリ:コメディ・バレ『町人貴族』より
   「トルコ人のセレモニーのための行進曲」、
 2) ヘンデル:『水上の音楽』第3組曲HWV350より
   第17曲:リゴードン&第18曲、
 3) マシュー・ロック:劇音楽『テンペスト』組曲より第5曲:リルク、
 4) パーセル:歌劇『アセンスのタイモン』Z.632より「Curtain Tune on a Ground」、
 5-7) エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ:
  複数の楽器のための協奏曲ニ長調より
   (第3曲:チャコーナ/第4曲:ロンドー/第5曲:アレグロ)、
 8) タルクィニオ・メールラ:
   教会と室内のための協奏的ソナタによるカンツォン第3集Op.12より
    第20曲:チャコーナ、
 9) 作者不詳:サルタレッロ、
 10) ニコラ・コンフォルト:『L’Endimione』よりファンダンゴ、
 11) 作者不詳:トリスタンの哀歌、
 12) レオー・ヴェイネル:『3つのハンガリー民俗舞曲』より「狐の踊り」、
 13) ヴォイチェフ・キラール:オラヴァ、
 14) エルガー:メヌエット イ短調Op.21、
 15) フローレンス・プライス:『3 Little Negro Dances』より
    第3曲:ティックリン・トゥーズ、
 16) デューク・エリントン:スイングしなけりゃ意味ないね、
 17) エルヴィン・シュルホフ:弦楽四重奏曲のための5つの小品より
    第5曲:タランテラ風に、
 18) ブリテン:フランク・フリッジの主題による変奏曲Op.10より
    第3変奏:ロマンス、
 19) ストラヴィンスキー:バレエ『プルチネルラ』組曲より
     第4曲:タランテラ、
 20) ラヴェル:ハバネラ形式の小品
ダニエル・ホープ、
Benjamin Gnst(CD 1: 14, 15)(ヴァイオリン)、
イェヌー・リステシュ(ツィンバロン)(CD 1: 14, 15)、
オマール・マッサ(バンドネオン)(CD 1: 14-16)、
ステファン・ロジェロ(ベース)(CD 1: 14-16, CD 2: 16)、
ヨショ・ステファン(ギター)(CD 1: 14-16, CD 2: 16)、
ジャック・アモン(ピアノ)(CD 1: 15, 16)、
マリー=ピエール・ラングラメ(ハープ)(CD 2: 20)、
チューリッヒ室内管弦楽団(CD 1: 1-13, 17-22, CD 2: 1-15, 17-19)

 “踊り”に魅せられたヴァイオリニストが7世紀にわたるダンス音楽の歴史を辿る情熱の旅

 ●ヴァイオリニストのダニエル・ホープの最新アルバム、“踊り”をテーマにした『Dance!』がドイツ・グラモフォンよりリリースされます。
 CD2枚組。

 ホープは長い間、踊りが人々に感動をもたらし、元気づける力があることに魅せられてきました。踊りは誰の生活にも関わっていて、常に音楽と深く結びついてきました。
 このアルバムでは、はるか昔から体を動かし、心を高揚させてきたそのリズムを称えながら、聴衆を7世紀にわたる音楽の歴史の旅へと誘います。
 中世から20世紀後半までの西洋のクラシック音楽を網羅した、魔法のような情熱的でリズムにあふれた旅です。
 14世紀の哀歌からヴォイチェフ・キラールの1986年の作品『オラヴァ』まで、ヘンデル、サン=サーンス、フローレンス・プライス、デューク・エリントンなど、ホープにより選び抜かれたさまざまな作品が並んでいます。
 ホープはすでに20年以上前に踊りをベースにしたアルバムの発想を得ていました。
 今回はそれを再検討し、ダンスとリズムの普遍的な意義と多様性という元々の発想をそのままに、レパートリーを大幅に広げています。
 演奏はホープが2016年から音楽監督を務めているチューリッヒ室内管弦楽団と行いました。
 フルオーケストラのトラックがある一方で、作品やジャンルに合わせて編成されたより小規模なアンサンブルによって演奏されているトラックもあります。
 ホープの共同制作者であるポール・ベイトマンによる新しい編曲で聴くことができます。
 またツィンバロンのイェヌー・リステシュ、バンドネオンのオマール・マッサ、ピアノのジャック・アモン、ハープのマリー=ピエール・ラングラメ、ギターのヨショ・ステファンなどの素晴らしいゲスト・アーティストも参加しています。

  【録音】2023年4月21日、チューリヒ(CD 1, CD 2: 1-19)、2023年9月18日、ベルリン(CD 2: 20)



旧譜
ダニエル・ホープ、最近は自由気ままなアルバムが心地いいです


4861940
\2600→\2390
豊かなアメリカ音楽の遺産
 《ダニエル・ホープ~アメリカ》


 1-5) ガーシュウィン:Gershwin Song Suite
  (ヴァイオリン、ジャズ・トリオと弦楽オーケストラ編)
  (『レディ・ビー・グッド』より「魅惑のリズム」/
   『ポーギーとベス』より「サマータイム」/
   『ファニー・フェイス』より「ス・ワンダフル」/
   『ストライク・アップ・ザ・バンド』より「私の彼氏」/
   『ガール・クレイジー』より「アイ・ガット・リズム」)、
 6) サム・クック:ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム(ヴァイオリン、声楽とピアノ編)、
 7-13) バーンスタイン:『ウエスト・サイド・ストーリー』組曲
  (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ編)
   (アメリカ/マリア/トゥナイト/サムウェア/あんな男に/私は愛している/マンボ)、
 14) フローレンス・プライス:Adoration(ヴァイオリンと弦楽オーケストラ編)、
 コープランド:
  15) At the River(『アメリカの古い歌』第2集より第4曲)
   (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ編)、
 16) ホーダウン(バレエ『ロデオ』より)、
 17) デューク・エリントン:カム・サンデー(組曲『黒と茶とベージュ』より)
  (ヴァイオリンと弦楽オーケストラ編)、
 18-21) ヴァイル:American Somg Suite(ヴァイオリンと室内オーケストラ編)
  (『ニッカーボッカー・ホリデイ』より「9月の歌」/
   『レディ・イン・ザ・ダーク(闇の中の女)』より「マイ・シップ」/
   『ヴィーナスの接吻』より「スピーク・ロウ」/
   『三文オペラ』より「マック・ザ・ナイフ」)、
 22) サミュエル・A.ウォード:アメリカ・ザ・ビューティフル(ヴァイオリンと室内オーケストラ編)

編曲:ポール・ベイトマン(1-15, 17-22)
ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)、
ジョイ・デナラーニ(ヴォーカル)(6)、
Sylvia Thereza(ピアノ)(6)、
Joscho Stephan(ギター)(18-21)、
Alexander Ponet(打楽器)(18-21)、
マーカス・ロバーツ・トリオ(1-5)、
チューリヒ室内管弦楽団(1-5, 7-22)

 ●ヴァイオリニスト、ダニエル・ホープが豊かなアメリカ音楽の遺産を追い求めたアルバム。ガーシュウィン、コープランド、バーンスタイン、クルト・ヴァイル、フローレンス・プライス、デューク・エリントン、サム・クックによるクラシック、ジャズ作品の新たな素晴らしい編曲で、様々なアメリカ音楽を探究しています。

 ●ダニエル・ホープはソリストとしてのキャリアで印象深く、様々な受賞歴でも知られていますが、それだけではなくその音楽の多才さ、また人道主義的な貢献でも称えられています。

 ●新たな編曲は室内オーケストラ、他の楽器、声楽などを伴うヴァイオリン編曲となっており、ジョイ・デナラーニや有名なジャズ・ピアニストのマーカス・ロバーツと共演しています。

 ●ベルリンを中心に活躍しているダニエル・ホープの最新アルバムは、アメリカの豊かなレパートリー、そのルーツや特色を探究しています。
  「曲を聴いてそれがアメリカの曲だと分かる時、何がそれをアメリカの音楽の音にしているのだろうか」とホープは語ります。このアルバムにその答えがあります。
 
 【録音】2021年6月1-3日、チューリヒ(1-5, 7-22)、2021年7月1日、ベルリン(6)
  

 

















12/7(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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PENTATONE



PTC 5187128
\2700
Instagramフォロワー数10万人超え、香港生まれ、
 注目のピアニスト、ティファニー・プーン

『ダイアリーズ・シューマン』
 ローベルト・シューマン(1810-1856):
  (1)子供の情景 Op.15
  (2)アラベスク Op.18
  (3)ダーヴィト同盟舞曲集(18の性格的小品)Op.6
ティファニー・プーン(ピアノ)

 Instagramフォロワー数10万人超え!新世代のクラシック・ピアニスト、ティファニー・プーンがオール・シューマン・アルバムをリリース!

 セッション録音:2022年8月18~20日/ライツターデル、ノイマルクト(ドイツ)/DDD、ディジパック仕様、59'68、輸入盤・日本語帯付

 Instagramフォロワー数10万人超え!
 今注目の新時代のピアニスト、ティファニー・プーンがPENTATONEレーベルからオール・シューマン・プログラムで本格的世界デビューを果たします!

 1996年香港生まれのティファニー・プーン。幼少時より類い稀な才能を発揮し、8歳でジュリアード音楽院のプレカレッジに入学。その後10 歳でソロデビュー を果たした天才肌。
 これまでに名門コロンビア大学、ジュリアード音楽院で学び、エマニュエル・アックス、ジョゼフ・カリクシュタインなど名ピアニストに師事してい ます。
 2014 年、アメリカのナショナルヤングアーツに選出。以後、オランダ、ドイツ、オーストリア、アメリカ、カナダ、シンガポール、香港など、世界各地のコンサー トツアーで大成功を収めております。
 現在ソロ活動を中心に室内楽にも積極的に取り組んでおり、その演奏活動をYouTube やInstagram に投稿。同年代からも 絶大な人気を博します。

 「子供の情景」、「アラベスク」、「ダーヴィト同盟舞曲集」というシューマンを代表するピアノ独奏作品。
 シューマンが数多くの作品を書き始めた20代後半の意 欲に満ちたピアノ作品であり、各曲全く個性の異なる名曲です。
 全18曲からなるダーヴィト同盟舞曲集。ダーヴィト同盟とは、ロマン派の闘士を自任するシューマ ンがペリシテ人と戦ったダヴィデの物語に託し、当時の俗物主義に対抗する自分を表現した架空の同盟のことを意味し、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ の孫、ワルター・フォン・ゲーテに献呈されています。

 ブックレットにはプーンが日記(ダイアリーズ)のように仕立て、自身のポエムと共に各作品について掲載。
 シューマンが作曲した時期と同じ現在20代後半のプー ンが奏でる演奏は等身大。録音場所はゲルハルト・オピッツなど世界的演奏家の名録音が誕生したノイマルクトのライツターデルです。
 プーンの今後の活躍、成長 にも期待せずにはいられない注目アルバムの登場です!



こんな動画も。


「ロベルト・シューマン再発見」ティファニー・プーン
https://youtu.be/-wSN601Iqz8?si=c4x5LAIwPRGV_2IK


 



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KAIROS



0022002KAI
\2700
指揮者陣も豪華
 マリン・オールソップ、シルヴァン・カンブルラン
 ユリア・プルジナ:ミュジク・ノワール

 1. farewell, lady, farewell(オーケストラのための)(2020)
 2. musique noire III(フルートとアンサンブルのための)(2021)
 3. From Bacon. From Muybridge.
  The Human Figure in Motion.(アンサンブルのための)(2017)
 4. musique noire IV(ピアノ三重奏のための)(2020)
 5. Akatalepsia(オーケストラのための)(2018)
マリン・オールソップ(指揮、1)
ウィーン放送交響楽団(1)
エリック・ラム(フルート、2)
ゴットフリート・ラプル(指揮、2)
アンサンブル・コントラプンクテ(2)
ペーター・ブルヴィーク(指揮、3)
21世紀アンサンブル(3)
オベロン・トリオ(4)
シルヴァン・カンブルラン(指揮、5)
ウィーン交響楽団(5)

 作曲家だけでなくヴィオリストとても活躍!ユリア・プルジナ!

 ドイツ生まれの作曲家ユリア・ブルジナによる連作《ミュジク・ノワール》などを収めた作品集。
 演奏家には現代音楽に通じた音楽家たちが集っており、マリン・オールソップ、シルヴァン・カンブルランなどが名を連ねています。

 ユリア・ブルジナは作曲家としてだけでなく、ヴィオラ奏者としても活躍しており、クラシックだけでなくジャズなど様々なジャンルで活躍しており、教育者として現代音楽の指導を行っています。

 ※録音:2017年-2021年
 
 

0022201KAI
(2CD)
\3900
アラシュ・ヤズダニ:不確実性の伝播 アラシュ・ヤズダニ(指揮、オタマトーン)、他
 Finite Functions of infinitive sets(4本のクラリネットのための)(2011)
 Ga Geriv(4本のフルートのための)(2020)
 Instruction Manual of How to Learn Stop Worrying and Love the Bomb in 5 Minutes
  (4本のオタマトーンのための)(2019)
 Stromateis: ...emergence...(4本のサクソフォンのための)(2017)
 WinterWolf(2台の電子キーボードのため)(2023)
 Convolutional Emergence(ヴァイオリンと打楽器のための)(2013)
 Hommage a Georg Friedrich Haas(2台ピアノのための)(2020)
 Dimension II, Destruction(事前録音された音源と六重奏のための)(2012)
 Hurreh(室内合唱のための)(2022)
 Nakba(大オーケストラのための(2019)

 エストニア在住でイラン出身の作曲家アラシュ・ヤズダニによる作品集。
 ストックホルム王立音楽大学、バーゼル音楽大学、エストニア音楽演劇アカデミーなどで学んだヤズダニは、ピアノ、コントラバス、オーケストラ指揮、作曲の分野で学位を取得しています。
 このアルバムでは、クラシックの楽器のみならず、オタマトーンなど珍しい楽器も用いた作品を収録しています。

 ※録音:2012年-2023年
 



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MUSIKMUSEUM

Musik Museumはチロル州立博物館が運営するレーベル。
博物館に所蔵されている楽譜、楽器を使用した録音をリリースしている。


MMCD13041
\2700→\2490
超本格派の二人による
 歴史的ピアノを用いた
メンデルスゾーン:チェロとピアノのための作品集

 メンデルスゾーン:
  チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.45
  チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58
  協奏的変奏曲 Op.17
  無言歌 Op.109
  アルバムの綴りロ短調
カスパー・ジンガー(チェロ)
ミヒャエル・ショッホ(ピアノ)

 歴史的ピアノを用いたメンデルスゾーンのチェロ作品集!

 チューリッヒ出身のチェロ奏者カスパー・ジンガーと、ピアニスト、オルガン奏者のミヒャエル・ショッホの共演によるメンデルスゾーンのチェロのための作品集。
 カスパー・ジンガーは、ベルンで教職とコンサートのディプロマを取得し、バロック・チェロをヤープ・テル・リンデン、ルシア・スヴァルツ、クリストフ・コワンに師事。ソリスト、室内楽奏者としては、19世紀の歴史的作品の演奏に力を注いでいます。
 ミヒャエル・ショッホは、ARDミュンヘン国際音楽コンクールのオルガン部門で40年ぶりに第1位を獲得し、ベルリン・フィルハーモニー、ベルリン・コンツェルトハウス、ウィーン・コンツェルトハウスなどの主要なコンサートホールでのキャリアをスタートさせた逸材です。

 本アルバムでは、チロル州立博物館フェルディナンデウム所蔵の美しい響きのコンラート・グラーフのピアノ(1835年製)を使用。その色彩豊かな響きが、チェロの音色をより一層引き立たせています。

 ※録音:2018年4月13日ー15日
 
 

MMCD13042
\2700
グローバル・プレイヤー・マクシミリアン ~
 1500年頃の音楽ネットワーク

アンサンブル・ロザルム・フローレス

  Anonymous:Missa O Osterreich, Kyrie/Dux Burgensis:Ma dame trop vous m'esprennes/
  Hayne van Ghizeghem:De tous biens plaine/Alexander Agricola:De tous biens plaine/
  Walter Frye:Ave regina coelorum/Johannes Ghiselin:Le cueur le sveult/
  Pierre de La Rue:Mijn hert heeft altijts verlanghen/Anonymous:Myn hert hefft altyt verlanghen/
  Anonymous:Danse de Cleves/Josquin Desprez:Plus nulz regretz/
  Josquin Desprez:Plus nulz regretz (Lautenintabulierung von Marco Dall'Aquila)/
  Marbriano de Orto:Se je perdu mon amy/Juan Del Encina:Fata la parte/
  Juan Del Encina: Partistes os mis amores/Gaspar van Weerbeke:Quam pulchra es/
  Marco Cara:Non e tempo d'aspettare/Heinrich Isaac:Ne piu bella di queste/
  Ludwig Senfl:Quodlibet Kein Adler in der Welt - Es taget vor dem Walde - Ich stund an einem Morgen/
  Jacob Obrecht:Fors seulement/Baltasar Resinarius:Frohlich wollen wir Halleluia singen/
  Jacob Barbireau:Een vroylic Wesen/Jphannes Ghiselin:Een vrouelic wesen/
  Anonymous:hoff dancz/nach dancz/Paul Hofhaimer:Hertzliebstes Pild/
  Loyset Compere:Magnificat VI. toni

 「類まれな音楽愛好家」であった皇帝マクシミリアン。
 本アルバムでは、インスブルックを拠点とするアンサンブル・ロザルム・フローレスが、ブルゴーニュからフランス、スペインを経てイタリアへ、そしてウィーンやインスブルック、ボヘミアやハンガリーへと、当時の音楽シーンを彩ったスターたちが残した作品を辿ります。

 ※録音:2019年
 
 

MMCD13039
\2700
ヨハン・ザッハ(1713-1773):
 スターバト・マーテル&ミサ・ソレムニス
カーチャ・シュテューバー(ソプラノ)
スザンネ・ラングナー(アルト)
パウル・シュヴァイネスター(テノール)
セバスティアン・ミルス(バス)
ヴォーカルアンサンブル・ノーヴォカント
ミュンヘン・バロックゾリステン
ドロテア・ゼール(指揮)

 バロック後期ボヘミアの作曲家、オルガン奏者、ヴァイオリニストとして活躍したヨハン・ザッハ。
 ザッハは、当時の南ドイツやオーストリアで作曲家として高く評価されており、本アルバムでは、ザッハの最も野心的な作品のひとつであるスターバト・マーテルとミサ曲をカップリング。
 時代楽器の名手が揃うミュンヘン・バロックゾリステンには、モダン、バロック双方の楽器を弾きこなすヴァイオリニスト、そして、オランダ・バッハ協会第6代音楽監督としても活躍する佐藤俊介が参加しています。

 ※録音:2017年
 
 

MMCD13038
\2700
ヴィギリウス・ブラジウス・ファイテッリ(1710-1768):
 《8つの甘美な旋律》Op.2からのモテット集
メラニー・ヒルシュ(ソプラノ)
ウルズラ・アイッティンガー(アルト)
ミヒャエル・クラーネビッター(バス)
チロル・バロックインストルメンタリステン
マリアン・ポリン(オルガン)

 チロル出身の作曲家ファイテッリは、ダーメンシュティフト教会のカペルマイスターも務め、3つの教会音楽コレクションでも知られています。
 本アルバムに収められた8つのモテット作品は、1752年にスイスのザンクト・ガレン・ベネディクト修道院で「Octo dulcisona modulamina(8つの甘美な旋律)」というタイトルで印刷され、レチタティーヴォ、アリア、そして生き生きとした最後のアレルヤからなる、当時の典型的なイタリア風ソロ・モテット集です。

 ※録音:2016年
 




PIANO CLASSICS



PCL10275
\2100
アルカン:ピアノ音楽全集VOL.6 マーク・ヴァイナー(ピアノ)


 「鉄道」「乱暴な兵士風奇想曲」ほか~性格的小品と異形の小品集
 アルカン・ジメルマン国際ピアノコンクールで優勝したイギリスのピアニスト、ヴァイナーによる全集シリーズ第6弾。
 ボワイーの風刺画が楽しい英文ブックレットは32ページの力作で、ヴァイナー自身による熱のこもった作品紹介が掲載されています。フーガ「笑うジャン」と、「グルクハウスさんに」は初録音となります。

 
 

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PCL10289
(2CD)
\2500→\2290
手稿譜からの作品も収録
 ルクー:ピアノ作品全集
ヤコポ・サルヴァトーリ(ピアノ)

 手稿譜からの作品も収録した全集
 パリのレストランで食べたデザートのシャーベットが不衛生だったことでチフスに罹り、24歳の若さで亡くなってしまった天才作曲家、ギヨーム・ルクーのピアノ作品をすべて集めたアルバム。
 演奏のサルヴァトーリは図書館を廻って手稿譜を探し、今回の全集録音に至っています。
 フランスとベルギーを行き来しながら生活を続けたルクーの作風は、初期にはワーグナーやベートーヴェンの影響のもと、ドイツ・ロマン派風なところもありましたが、セザール・フランクとヴァンサン・ダンディに学んでからは一気に才能を開花させ、優れた作品を書きあげることとなります。








<メジャー・レーベル>
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SONY



19658858932
(2CD)
\3500→\3190
※Blu-ray、DVD同時発売
2024年はティーレマン
 ニューイヤー・コンサート2024


 カレル・コムザーク2世:アルブレヒト大公行進曲 Op.136
 ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『ウィーンのボンボン』 Op.307
 ヨハン・シュトラウス2世:
  ポルカ・フランセーズ『フィガロ・ポルカ』 Op.320
 ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:ワルツ『全世界のために』
 エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル『ブレーキかけずに』 Op.238
 ヨハン・シュトラウス2世:オペレッタ『くるまば草』序曲
 ヨハン・シュトラウス2世:『イシュル・ワルツ』遺作ワルツ 第2番
 ヨハン・シュトラウス2世:ナイチンゲール・ポルカ Op.222
 エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・マズルカ『山の湧水』 Op.114
 ヨハン・シュトラウス2世:新ピチカート・ポルカ Op.449
 ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:バレエ『イベリアの真珠』から
  『学生音楽隊のポルカ』
 カール・ミヒャエル・ツィーラー:ワルツ『ウィーン市民』 Op.419
 アントン・ブルックナー:カドリーユ WAB121
  (管弦楽編曲:W.デルナー)
 ハンス・クリスティアン・ロンビ:ギャロップ『あけましておめでとう!』
 ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『うわごと』 Op.212
  他、アンコール曲3曲予定
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアーン・ティーレマン(指揮)
19658858971
(3LP)
\9700
※Blu-ray、DVD同時発売
 録音期:2024年1月1日、ウィーン、ムジークフェラインザール


 毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。クラシック音楽の中でも最も有名で、ウィーンの誇る黄金のムジークフェラインザールからTVとラジオを通じて世界90カ国以上に放送され、5千万人が視聴するというビッグ・イベント。1939年に始まる75年以上の歴史を誇るこのコンサートでは、音楽の都ウィーンを象徴するシュトラウス一家のワルツやポルカが演奏され、その高額のチケットは世界一入手困難と言われています。

 2024年は名実ともにドイツ音楽の世界的巨匠と目されるクリスティアーン・ティーレマンが2019年以来2度目のニューイヤー・コンサート登場。重厚かつしなやかで個性の強いティーレマンが気心知れたウィーン・フィルからどのようなワルツとポルカの世界を引き出すか、大きな期待が膨らみます。

 演奏曲目は、定番の『美しく青きドナウ』『ラデツキー行進曲』などに加えて、2024年に生誕200年を迎えるブルックナーの作品が含まれ、新鮮味十分です。

 クリスティアーン・ティーレマンは1959年ベルリン生まれ。シュテルン音楽院で学び、カラヤンのアシスタントに。ベルリン・ドイツ・オペラ、ミュンヘン・フィル、ザルツブルク復活祭音楽祭などのポストを歴任。2012年~ドレスデン・シュターツカペレ首席指揮者、2024年~ベルリン国立歌劇場音楽監督就任予定。ワーグナー、シュトラウス、ブルックナーを中心とするドイツ音楽の巨匠。




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WARNER CLASSICS



パーヴォ・ベルグルンド/EMIクラシックス&フィンランディア録音全集

5419766150
(42CD)
\22000→\19990

パーヴォ・ベルグルンド/EMIクラシックス&フィンランディア録音全集


Disc1
ブリス:
1. チェロ協奏曲
2 バレエ組曲『ゴーバルズの奇跡』

アルト・ノラス(チェロ:1)
ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:14-15.VI.1976, Guildhall, Southampton(ステレオ)


Disc2
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102

イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ポール・トルトゥリエ(チェロ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:XI.1984, No. 1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)


Disc3
1. ブリテン:ヴァイオリン協奏曲 Op.15
2. ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲ロ短調

イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:12-13.VI.1977, Guildhall, Southampton(ステレオ)


Disc4
フランク:
1. 交響曲ニ短調 FWV.48
2. 交響的変奏曲 FWV.46

シルヴィア・ケルセンバウム(ピアノ:2)
ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:23-24.XI.1975 (1), 24-25.VI.1976 (2), Guildhall, Southampton(ステレオ)
First release on CD - Newly remastered in 192kHz/24bit
from original source by Art & Son Studio (2)


Disc5
1. グラズノフ:ピアノ協奏曲ヘ短調 Op.92
2. ヤルドゥミアン:パッサカリア、叙唱とフーガ(ピアノ協奏曲)

ジョン・オグドン(ピアノ)
ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:8-9.I.1976, No. 1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)
First release on CD - Newly remastered in 192kHz/24bit
from original source by Art & Son Studio (2)


Disc6
1. グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
2. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54

ジョン・オグドン(ピアノ)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:21-23.XII.1971, No. 1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)


Disc7
1. グリーグ:『ペール・ギュント』第1組曲
2. アルヴェーン:スウェーデン狂詩曲第1番 Op.19『夏至の徹夜祭』
3. グリーグ:『ペール・ギュント』第2組曲
4. アルヴェーン:劇付随音楽『グスタフ2世アドルフ』組曲~エレジー
5. ヤルネフェルト:前奏曲 ヘ長調

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:13-14.VI.1973, Guildhall, Southampton(ステレオ)


Disc8
グリーグ:
1. 交響的舞曲 Op.64
2. 古いノルウェーの歌と変奏 Op.51

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:14-15.IX.1981, Guildhall, Southampton(ステレオ)


Disc9
ニールセン:交響曲第5番 Op.50

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:20-21.V.1974, No. 1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)


Disc10
ラフマニノフ:
1. ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op 30
2. 練習曲集『音の絵』 Op.39~第6番
3. 練習曲集『音の絵』 Op.33 ~第1,2,3,8番

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団(1)
パーヴォ・ベルグルンド(指揮:1)

録音:live: 8-11.III.1995, Oslo Philharmonic Hall(ステレオ)


Disc11
1. リムスキー=ルサコフ:歌劇『金鶏』組曲
2. プロコフィエフ:交響組曲『夏の夜』 Op.123

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:5-6.I.1975, Guildhall, Southampton(ステレオ)


Disc12
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調 Op.60『レニングラード』

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:13-14.I.1974, Guildhall, Southampton(ステレオ)


Disc13
ショスタコーヴィチ:
1. ピアノとトランペットと管弦楽のための協奏曲(ピアノ協奏曲第1番)ハ長調 Op.35
2. ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 Op.102
3. ピアノのための3つの幻想的な舞曲 Op.5

クリスティナ・オルティス(ピアノ)
ロドニー・シニア(トランペット:1)
ボーンマス交響楽団(1,2)
パーヴォ・ベルグルンド(指揮:1,2)

録音:14.VI.1974 (1,3) & 4.I.1975 (2), No. 1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)


Disc14
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調 Op.93

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:16-17.III.1975, Guildhall, Southampton(ステレオ)


Disc15
ショスタコーヴィチ:
1. 交響曲第5番ホ短調 Op.47『革命』
2. 交響曲第6番ロ短調 Op.54

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:30-31.VII.1975, No. 1 Studio, Abbey Road, London (1) /
5-6.VI.1978, Guildhall, Southampton (2)(ステレオ)


Disc16
ショスタコーヴィチ:交響曲第11番ト短調 Op.103『1905年』

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:18-19.XII.1978, Guildhall, Southampton(ステレオ)

Disc17
シベリウス:クレルヴォ交響曲 ホ短調 Op.7

ライリ・コスティア(ソプラノ)
ウスコ・ヴィータネン(バリトン)
ヘルシンキ大学男声合唱団
ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:XI.1970, Guildhall, Southampton(ステレオ)


Disc18
シベリウス:
1. 付随音楽『クオレマ』 Op.44~鶴のいる情景
2. 付随音楽『白鳥姫』 Op.54~管弦楽組曲:第2,3,4,6曲
3. 交響曲第7番ハ長調 Op.105
4. 交響詩『大洋の女神』 Op.73
5. 交響詩『タピオラ』 Op.112

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:21-22.XI.1970 (1,2), 7-8.V.1972 (3-5), Guildhall, Southampton(ステレオ)


Disc19
シベリウス:
1. 交響詩『フィンランディア』 Op.26
2. トゥオネラの白鳥 Op.22-2
3. レンミンカイネンの帰郷 Op.22-4
4. 『カレリア』組曲 Op.11
5. 付随音楽『クリスティアン2世』組曲 Op.27~ノクターン、エレジー、ミュゼット
6. 悲しきワルツ Op.44

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:9-10.I.1972, Guildhall, Southampton(ステレオ)
Newly remastered in HD 192kHz/24bit from original source by Art & Son Studio, Annecy


Disc20
シベリウス:
1. 交響曲第5番変ホ長調 Op.82
2. 交響詩『エン・サガ』 Op.9

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:14.VI.1973, Guildhall, Southampton (1) /
17.VI.1974, Kingsway Hall, London (4)(ステレオ)


Disc21
シベリウス:
1. 交響曲第6番ニ長調 Op.104
2. 交響詩『ルオンノタール(大気の乙女)』 Op.70
3. 交響的幻想曲『ポヒョラの娘』 Op.49

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:24.VI.1973, Kingsway Hall, London (1) /
3.VI.1975, No. 1 Studio, Abbey Road, London (2) /
9.IX.1974, Guildhall, Southampton (3)(ステレオ)


Disc22
シベリウス:
1. 交響曲第1番ホ短調 Op.39
2. 組曲『歴史的情景』 Op.25

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:9-10.IX.1974 (1), 15.VIII.1975 (2), Guildhall, Southampton(ステレオ)


Disc23
シベリウス:
1. 交響曲第4番イ短調 Op.63
2. 交響詩『吟遊詩人』 Op.64

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:3-4.VI.1975, No. 1 Studio, Abbey Road, London (1) /
24.VI.1976, Guildhall, Southampton (2)(ステレオ)


Disc24
シベリウス:
1. ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
2. 2つのセレナード Op.69
3. ユーモレスク第5番変ホ長調 Op.89-3

イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:7-8.VIII.1975, Guildhall, Southampton(ステレオ)


Disc25
シベリウス:
1. 交響曲第2番ニ長調 Op.43
2. 付随音楽『クリスティアン2世』組曲 Op.27

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:23-24.XI.1976, No. 1 Studio, Abbey Road, London (1)
/ 6-7.V.1978, Guildhall, Southampton (2)(ステレオ)


Disc26
シベリウス:
1. 交響曲第3番ハ長調 Op.52
2. 付随音楽『ペレアスとメリザンド』組曲 Op.46

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:20-21.VI.1977 (1), 6-7.V.1978 (2), Guildhall, Southampton(ステレオ)


Disc27
シベリウス:
1. 交響詩『フィンランディア』 Op.26
2. 交響詩『タピオラ』 Op.112
3. トゥオネラの白鳥 Op.22-2
4. レンミンカイネンの帰郷 Op.22-4
5. 悲しきワルツ Op.44

フィルハーモニア管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:24-25.V.1982, St. John's Smith Square, London(ステレオ)


Disc28
シベリウス:
1. 交響曲第4番イ短調 Op.63
2. 交響曲第7番ハ長調 Op.105

ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:II.1984, All Saints Church, Tooting, London(ステレオ)


Disc29-30
シベリウス:
1. クレルヴォ交響曲 ホ短調 Op.7
2. カンタータ『祖国』Op.92
3. 火の起源 Op.32

ヨルマ・ヒュンニネン(バリトン:1,3)
エーヴァ=リーサ・サーリネン(メゾ・ソプラノ:1)
ソ連・ロシア国立アカデミー・エストニア男声合唱団(1,3)
ヘルシンキ大学男声合唱団(1,3)
アカデミック・コーラル・ソサエティ(2)
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:VI.1985, Culture Hall, Helsinki(ステレオ)


Disc31
シベリウス:
1. 交響曲第1番ホ短調 Op.39
2. 交響曲第6番ニ長調 Op.104

ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:V.1986, Culture Hall, Helsinki(ステレオ)


Disc32
シベリウス:
1. 交響曲第2番ニ長調 Op.43
2. 交響詩『大洋の乙女』 Op.73
3. 交響詩『フィンランディア』 Op.26

ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:XII.1986, Culture Hall, Helsinki(ステレオ)


Disc33
シベリウス:
1. 交響曲第3番ハ長調 Op.52
2. 交響曲第5番変ホ長調 Op.82

ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:18-19.XII.1986 (2), 24-26.VIII.1987 (1), Culture Hall, Helsinki(ステレオ)


Disc34
シベリウス:
1. 交響曲第6番ニ長調 Op.104
2. 交響曲第4番イ短調 Op.63

ヨーロッパ室内管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:IX.1995, Watford Colosseum, London(ステレオ)


Disc35
シベリウス:
1. 交響曲第1番ホ短調 Op.39
2. 交響曲第3番ハ長調 Op.52

ヨーロッパ室内管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:X.1997, RFO Hall, Hilversum(ステレオ)


Disc36
シベリウス:交響曲第2番ニ長調 Op.43

ヨーロッパ室内管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:X.1997, RFO Hall, Hilversum(ステレオ)


Disc37
シベリウス:
1. 交響曲第5番変ホ長調 Op.82
2. 交響曲第7番ハ長調 Op.105

ヨーロッパ室内管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:IX.1995, Watford Colosseum, London (2) /
XII.1996, Town Hall, Nijmegen (1)(ステレオ)

Disc38
スメタナ:連作交響詩『わが祖国』

シュターツカペレ・ドレスデン
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:6-13.III.1978, Lukaskirche, Dresden(ステレオ)


Disc39
ドヴォルザーク:
1. スケルツォ・カプリチオーソ 変ニ長調
2. スラヴ狂詩曲 第3番変イ長調 Op.45-3

シュターツカペレ・ドレスデン
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:6-13.III.1978, Lukaskirche, Dresden(ステレオ)

ヴォーン・ウィリアムズ:
3. 交響曲第6番ホ短調
4. オーボエ協奏曲イ短調

ジョン・ウィリアムス(オーボエ:4)
ボーンマス交響楽団(3)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(4)
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:17-18.VI.1974, Kingsway Hall, London (3) / 30.XII.1975, No. 1 Studio, Abbey Road, London (4)(ステレオ)


Disc40
ヴォーン・ウィリアムズ:
1. 交響曲第4番ヘ短調
2. 揚げひばり

バリー・グリフィス(ヴァイオリン:2)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:29-30.X.1979 (1), 2.XI.1979 (2), No. 1 Studio, Abbey Road, London(ステレオ)


Disc41
1. ウォルトン:チェロ協奏曲
2. ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調 Op.107

ポール・トルトゥリエ(チェロ)
ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:7-8.I.1973, Guildhall, Southampton(ステレオ)


Disc42
1. ハルヴォルセン:シア領主たちの入場
2. シベリウス:カレリア組曲 Op.11~ 間奏曲、行進曲風に
3. シベリウス:交響詩『春の歌』 Op.16
4. シベリウス:組曲『歴史的情景』 Op.25~祝祭
5. M.シャラスター:モルドバ舞曲
6. オーレ・ブル:セーテルの娘の日曜日
7. グリンカ:幻想的ワルツ
8. リムスキー=コルサコフ:歌劇『五月の夜』序曲
9. グラズノフ:演奏会用ワルツ 第1番ニ長調 Op.47-1

ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド(指揮)

録音:9-10.I.1972 (2), 15.VII.1975 (1,4-6), 24.XI.1975 (7,8), 20.VI.1977 (9), unknown (3), Guildhall, Southampton(ステレオ)



 左手に指揮棒を持つことでも有名な名指揮者パーヴォ・ベルグルンドは、1929年4月14日にフィンランドのヘルシンキで生まれ、11歳よりヴァイオリンを学び、シベリウス・アカデミーではヴァイオリンに加えて指揮法も習得、1949年にフィンランド放送交響楽団のヴァイオリニストとしてプロのキャリアをスタートしました。
 同団在籍中の1952年にはヘルシンキ室内管弦楽団を有志と結成して指揮をし、1956年にはフィンランド放送響の副指揮者となり、1962年に首席指揮者に就任、1971年まで十年間その任にあたります。1972年から1979年まではイギリスのボーンマス交響楽団の首席指揮者に、1975年から1981年には母国ヘルシンキ・フィルの音楽監督兼首席指揮者を務めました。

 また、祖国やスカンジナビア国の多くの音楽に加えて、ロシア音楽(特にショスタコーヴィチ)、そしてヴォーン・ウィリアムズやブリスなどのイギリス音楽の才能を発揮することができました。ボーンマスとヘルシンキを務めた後、ベルリン・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、シュターツカペレ・ドレスデン、ニューヨーク・フィル、クリーヴランド管弦楽団だけでなく、英国の主要オーケストラすべてを指揮しました。

 特に彼は、現代シベリウス指揮者の父親的存在として認められました。シベリウスの交響曲全集を3回録音行っています。1970年台にボーンマス交響楽団と、1984~1987年にヘルシンキ・フィルと、1995~1997年にヨーロッパ室内管弦楽団との録音で、シベリウスのスペシャリストとして、キャリアの始めから同郷のシベリウスの研究と演奏を世界各地で行っており、どの演奏もシベリウス作品の持つ神秘的で冷たいながらも、柔らかい乳白色の雪景色も感じられる、内向的、自己批評の強い作曲家の弁証的指揮者ともいえる、決定盤とも言える業績を残しています。また幻の作品だった『クレルヴォ交響曲』の紹介者としてもその名前は広く知られています。


 各ディスクは、オリジナルジャケットのデザインによる紙ジャケに封入。24ページブックレットには、元ガーディアン紙の音楽評論家(現在はBBCミュージック・マガジンの音楽評論家)のデイヴィッド・ナイス氏による、ベルグルンドが亡くなった時に書かれた寄稿文を掲載(欧文のみ)。





<国内盤> 

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オクタヴィア・レコード

OVCL-00830
(HQ HYBRID)
\3850
飯森範親(指揮)&パシフィックフィルハーモニア東京
モーツァルト:交響曲第31番「パリ」、他

 モーツァルト:
  交響曲 第31番 ニ長調 K.297(300a)「パリ」
  交響曲 第23番 ニ長調 K.181(162b)
  交響曲 第16番 ハ長調 K.128
  交響曲 第17番 ト長調 K.129
飯森範親(指揮)
パシフィックフィルハーモニア東京

 モーツァルト:交響曲第31番「パリ」、第23番、第16番、第17番。飯森範親(指揮)パシフィックフィルハーモニア東京

 2023年2月6-7日(第23番)、4月4-5日(第31番)埼玉・和光市民文化センターサンアゼリア、
 7月10-11日 東京・タクトホームこもれびGRAFARE GRAFAREGRAFARE ホール〈保谷こもれびホール〉 (第16番、第17番)にてセッション録音

 伝統と革新を打ち出す、新たなる門出!
 パシフィックフィルハーモニア東京は、1990年に設立した東京ニューシティ管弦楽団から名称を変え、2022年度より新たなスタートを切りました。
 初代音楽監督として飯森範親を迎え、「伝統と革新」というテーマを打ち出した意欲的な活動が注目を集めています。
 第1弾アルバムに選んだのは、モーツァルトの初期交響曲。
 全てセッション録音で取り組み、楽員同士、熱い意見交換も交わし合いながら作り上げました。
 新たな門出にふさわしい華々しく軽やかなサウンドは、オーケストラのさらなる飛躍を予感させます。
 



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BRINRINRI



KYBR-2304
\2970
アルハンブラの想い出
 ~ 特選小品集【山下和仁アーカイブ】
山下和仁(ギター)
 (1) アルハンブラの想い出(タレガ) Recuerdos de la Alhambra (Francisco Tarrega)
 (2) ドビュッシー讃歌 (デ・ファリャ)
  Homenaje pour "Le Tombeau de Claude Debussy" (Manuel de Falla)
 (3) 雨だれ(リンゼイ) Raindrops (Lindsay)
 (4) くまんばち (プジョール) El Abejorro (Pujol)
 (5) ノルテーニャ(クレスポ) Nortena (Crespo)
 (6) ワルツアンダンティーノ (カーノ) Valse Andantino (Cano)
 (7) ブルガレーサ(モレノ=トロバ) Burgalesa (Moreno Torroba)
 (8) ミュゼット(バッハ / 山下和仁編) Musette, BWV Anh.126 (Bach / arr. Yamashita)
 (9) 子守むすめ(カステルヌオーヴォ=テデスコ) La Arrulladora ~ Platero y Yo (C-Tedesco)
 (10) 2つのメヌエット(ラモー / 山下和仁編) Menuet I,II (Rameau / arr. Yamashita)
 (11) 月光(ソル) Etude in E-minor Op.35 No.22 'Moonlight' (Sor)
 (12) 愛のロマンス ~「禁じられた遊び」より (スペイン民謡) Romance de Amor (Traditional)
 (13) 精霊の踊り(グルック / 山下和仁編) Ballet des Champs-Elysees (Gluck / arr. Yamashita)
 (14) 鳥の歌(カタロニア民謡 / 山下和仁編) The Song of Birds (Catalan Folk Song / arr.Yamashita)
 (15) コンポステラの歌(作者不詳 / 山下和仁編) The Song of Compostela (Anon. / arr.Yamashita)
 (16) 舟歌(コスト) Barcarolle (Coste)

 山下和仁アーカイブ第4弾!アルハンブラの想い出 ~ 特選小品集

 録音:2002年ほか

 還暦を迎えた山下和仁のアーカイブシリーズ第4弾。夜のしじま、木漏れ日の中、心に浮かぶままギターを爪弾くマエストロ。
 
 山下和仁のギターといえば、ギター本来のレパートリーのほか「展覧会の絵」「新世界より」など大曲の自編やバッハ編曲で知られているが、同時に長く人々の心に残り語り草となっているのが圧倒的な演奏によるギター小品群である。
 本アルバムには「愛のロマンス」「アルハンブラの想い出」「雨だれ」「舟歌」などギターのための名曲のほか、CD初公開となる自編による「精霊の踊り」「ミュゼット」など、全16曲の小品の数々が収録されている。
 
  ※本CDにはライブ録音に伴う会場ノイズ等がありますが御了承ください。

 <アーチスト紹介> 山下和仁
 1961年長崎市に生まれ、父、山下亨に8歳よりギターを学ぶ。また作曲家の小船幸次郎に師事。15歳で全国コンクール(現:東京国際ギターコンクール)優勝のあと、1977年、16歳でラミレス、アレッサンドリア国際、パリの世界三大国際ギターコンクールに、いずれも史上最年少優勝という快挙を成し遂げた。
 LP, CD合わせてこれまでに93枚のアルバムを発表。1980年発表の自身の編曲による〈展覧会の絵〉が大反響を得る。
 以後〈火の鳥〉〈シェエラザート〉〈新世界より〉などオーケストラ用大曲をギター用に次々アレンジ、さらに「バッハ:無伴奏ヴァイオリン、チェロ、フルート、リュート組曲BWV995-1013(5CDs)」を全て編曲。かたわら「F.ソル:ギター曲全集(16CDs)」「H.ヴィラロボス:12の練習曲と5つのエチュード」「M.カステルヌオーヴォ=テデスコ:ゴヤによる24のカプリチョス」など、ギター本来のレパートリーも名演の誉れ高く、広大なレパートリーを有する。
 ウィーン・ムジークフェライン大ホール、ロシア・サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー大ホール、カペラ劇場、モスクワ・ザリャジエ大コンサートホール、イタリア・テアトロオリンピコ、テアトロ・レッジョ(オペラハウス)、ニューヨーク・リンカーンセンター、シカゴ・シンフォニーセンターオーケストラホール、など世界各地でソロリサイタル。
 また世界各地で行われるジャンルの混交した大規模フェスティバルにも、クラシックの雄として、たびたび招待されている。L.スラトキン、R.フリューベック・デ・ブルゴスなど世界的指揮者やオーケストラとも数々共演。
 また、ジャズ・ギタリストのラリー・コリエル、フルートのJ.ゴールウェイ、コントラバスのゲリー・カー、東京クヮルテットなどと共演。
 2004年に自身の子供たちと「山下和仁ファミリーカルテット・クインテット」を結成、長女(紅弓)、次女(愛陽)とのギターデュオでも世界各地で公演。国内外の作曲家、特にアジアの作曲家たちの新作委嘱初演にも意欲的で、山下和仁のために書かれた作品は60曲を越えている。
 CD『黎明期の日本ギター曲集』で平成11年度文化庁芸術祭大賞を受賞。2019年サンクトペテルブルグでスタートした"Creative meeting with maestro Kazuhito Yamashita"が好評を博し、日本でも2021年には名古屋しらかわホールで開催。
 2021年から2022年にかけて、同ホールに於いて5回のリサイタルも開催され、モスクワ・ザリャジエ大コンサートホールで大好評だった自作曲を披露したほか、新旧の自編曲作品やギター小品集の数々を含む意欲的なプログラムが連続し、2022年12月24-25日にはバッハの無伴奏チェロ組曲全6曲BWV1007-12を全曲演奏した。
 

<映像>

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SONY(映像)



19658858959
(Blu-ray)
\5300→\4890
※CD、LP同時発売
クリスティアーン・ティーレマン(指揮)
ニューイヤー・コンサート2024

 カレル・コムザーク2世:アルブレヒト大公行進曲 Op.136
 ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『ウィーンのボンボン』 Op.307
 ヨハン・シュトラウス2世:
  ポルカ・フランセーズ『フィガロ・ポルカ』 Op.320
 ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:ワルツ『全世界のために』
 エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・シュネル『ブレーキかけずに』 Op.238
 ヨハン・シュトラウス2世:オペレッタ『くるまば草』序曲
 ヨハン・シュトラウス2世:『イシュル・ワルツ』遺作ワルツ 第2番
 ヨハン・シュトラウス2世:ナイチンゲール・ポルカ Op.222
 エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ・マズルカ『山の湧水』 Op.114
 ヨハン・シュトラウス2世:新ピチカート・ポルカ Op.449
 ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世:バレエ『イベリアの真珠』から
  『学生音楽隊のポルカ』
 カール・ミヒャエル・ツィーラー:ワルツ『ウィーン市民』 Op.419
 アントン・ブルックナー:カドリーユ WAB121
  (管弦楽編曲:W.デルナー)
 ハンス・クリスティアン・ロンビ:ギャロップ『あけましておめでとう!』
 ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『うわごと』 Op.212
  他、アンコール曲3曲予定
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアーン・ティーレマン(指揮)
19658858949
(DVD)
\4800→\4390
※CD、LP同時発売

 毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート。クラシック音楽の中でも最も有名で、ウィーンの誇る黄金のムジークフェラインザールからTVとラジオを通じて世界90カ国以上に放送され、5千万人が視聴するというビッグ・イベント。1939年に始まる75年以上の歴史を誇るこのコンサートでは、音楽の都ウィーンを象徴するシュトラウス一家のワルツやポルカが演奏され、その高額のチケットは世界一入手困難と言われています。

 2024年は名実ともにドイツ音楽の世界的巨匠と目されるクリスティアーン・ティーレマンが2019年以来2度目のニューイヤー・コンサート登場。重厚かつしなやかで個性の強いティーレマンが気心知れたウィーン・フィルからどのようなワルツとポルカの世界を引き出すか、大きな期待が膨らみます。

 演奏曲目は、定番の『美しく青きドナウ』『ラデツキー行進曲』などに加えて、2024年に生誕200年を迎えるブルックナーの作品が含まれ、新鮮味十分です。

 クリスティアーン・ティーレマンは1959年ベルリン生まれ。シュテルン音楽院で学び、カラヤンのアシスタントに。ベルリン・ドイツ・オペラ、ミュンヘン・フィル、ザルツブルク復活祭音楽祭などのポストを歴任。2012年~ドレスデン・シュターツカペレ首席指揮者、2024年~ベルリン国立歌劇場音楽監督就任予定。ワーグナー、シュトラウス、ブルックナーを中心とするドイツ音楽の巨匠。



<LP>

 

PIANO CLASSICS(LP)


PCL10293
(2LP)
\4800
スカルラッティ:ソナタ集 ヴォルフラム・シュミット=レオナルディ(ピアノ)

 180グラム重量盤、見開きジャケット仕様
 スカルラッティは15歳からオルガニストとして働いていたため、プロの音楽家として生活した期間は57年におよびます。
 拠点とした場所は大きく分けて、イタリア各地(19年間)、ポルトガル(10年間)、スペイン(28年間)の3つで、スペイン時代には、ポルトガル国王ジョアン5世によってサンティアゴ騎士団の騎士に叙せられて終身年金を得てもいました。
 そうした音楽家人生もあってか、スカルラッティがスペイン時代に多く書いたソナタには、カスタネットや軍用トランペット、打ち鳴らすギターなど、スペインのさまざまなものに刺激されたイメージも反映されたりもしています。
 シュミット=レオナルディが選んだ17曲のソナタの内容は幅広く、スペインの鮮烈さから、憂鬱なモノローグのような曲(K.208)、ほの暗い抒情が美しいK.32のアリアまで変化に富むタッチで聴かせます。

 
 















12/5(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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APARTE



AP 313
\2900→\2690
ルセが迫る、フーガの技法の核心
 J.S.バッハ:フーガの技法 / クリストフ・ルセ
クリストフ・ルセ
 (チェンバロ/
  1750年以前ドイツ製、作者不明)
コルネール・ベルノレ(第2チェンバロ)
KKC 6784
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 録音:2020年11月29日-12月2日、パリ

 巨匠ルセが《フーガの技法》を録音しました!
 近年オペラの指揮から鍵盤奏者まで、その活動の広さとその高さがますます円熟を迎え、際立っているルセ。
 ここでは大仰に構えることなく、一音一音に命を吹き込んでおり、すべての音が自然な息遣いのもとに豊かに響いております。
 バッハとこの作品が要求するあらゆ る技巧と奥義を手に入れたものだけが成しえる表現。《フーガの技法》の核心に迫る演奏です。
 
 2 台チェンバロの作品でルセと共に奏でているのはコルネール・ベルノレ(1989年生まれ)。13歳で自作品を指揮して指揮者デビュー。
 2015-18年はアニマ・エテルナでインマゼールのアシスタントを務めました。2014年以来、ルセ率いるレ・タラン・リリクでルセのアシスタントおよびチェンバロ奏者を務めています。

 
 



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BIS

BIS SA 2657
(SACD HYBRID)
\2900→\2690

F.P.ツィンマーマン、フルシャ率いるバンベルク響
 ストラヴィンスキー、マルティヌー、バルトーク

  (1)ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調(1931)
  (2)バルトーク:狂詩曲第1番 BB 94b(1928 rev.1929)
  (3)バルトーク:狂詩曲第2番 BB 96b(1928 rev. 1935)
  (4)マルティヌー:
   ヴァイオリンと管弦楽のための協奏的組曲 H 276a(第2稿版)
  (5)マルティヌー:瞑想曲~
   ヴァイオリンと管弦楽のための協奏的組曲 H 276(初稿版)より
    第2楽章

フランク・ペーター・ツィンマーマン
 (ヴァイオリン)
バンベルク交響楽団
ヤクブ・フルシャ(指揮)
KKC 6774
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 F.P.ツィンマーマンがフルシャ率いるバンベルク響とストラヴィンスキー、マルティヌー、バルトークを録音!

 ヴァイオリン/ストラディヴァリウス「レディ・インチクイン」(1711年製)
 録音:(4)2021年6月30日~7月1日、(2)(3)(5)2021年12月20~22日、(1)2022年9月28&29日/コンツェルトハレ・バンベルク(ヨーゼフ・カイルベルト・ザール)
 DSD、5.0 Surround soundマルチチャンネル、、BIS ecopak、69'13

 SACD ハイブリッド盤。
 1965年ドイツ、デュイスブルク生まれの正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマン。
 BIS レーベルより積極的な 録音が続いておりますが、当アルバムではヤクブ・フルシャ率いるバンベルク交響楽団との共演でストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲、バルトークの2つの 狂詩曲、マルティヌーの協奏的組曲を収録しました。
 これらの作品を書いたときにはそれぞれ国際的な地位を確立していたこの3 人の作曲家は、政治的混乱と 文化的変遷期においても東欧のアイデンティティを捨てずに西側で活躍。
 ストラヴィンスキーは協奏曲で近代的なヴァイオリン技法の可能性を試し、マルティヌー は協奏組曲で祖国ボヘミアの響きとフランスの新古典主義の色彩を融合させ、バルトークは狂詩曲でハンガリーとルーマニアの民族音楽を取り入れました。

 現代のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストの必須レパートリーとなったストラヴィンスキーの協奏曲。
 ツィンマーマンは1990年にジャンルイジ・ジェルメッティ 指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団と収録して以来、30年の時を経ての再録です。
 この作品のヴァイオリン・パートは献呈されたサミュエル・ドゥシュキン (1891 ~ 1976) 協力のもと作曲されました。
 超絶技巧を要し、ストラヴィンスキー独特の変拍子や、あっと驚く奏法など、ヴァイオリンの甘美さとは真逆 の世界を展開。
 終楽章「カプリッチョ」では連続スピッカート、フラジョレット、ピツィカートなど様々な奏法で奏でられます。ツィンマーマンの現在の充実ぶり があらわれた、同楽曲の新名盤登場です!

 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、楽器にも注目。
 ヴァイオリンはツィンマーマンの愛器1711年製のストラディヴァリウス「レディ・インチクイン」。
 この楽器はかつてクライスラーが所有していた銘器でまるでビロードのような音色です。
 ツィンマーマンが長年ともにしてきた愛器で奏でる演奏をご堪能ください。
 




HAENSSLER



HC 23065
\2700
足掛け3世紀、102歳まで生きた女性作曲家
 グレーテ・フォン・ツィーリッツ作品集

 (1)日本の歌(1919)(全10曲)
 (2)死のヴァイオリン(死の舞踏)(1953/7)~
  ヴァイオリン、ピアノと管弦楽のための
 (3)2本のトランペットのための二重協奏曲(1975)
(1)ゾフィー・クルスマン(ソプラノ)
(2)ニーナ・カーモン(ヴァイオリン)
 オリヴァー・トリンドル(ピアノ)
(3)イエルーン・ベルワルツ、
 アンドレ・ショッホ(トランペット)
ヤーコプ・ブレンナー(指揮)
ロベルト・シューマン・フィルハーモニー

 名手ベルワルツ、ショッホも参加!足掛け3世紀102歳まで生きた女性作曲家ツィーリッツの芸術が今明らかに!

 セッション録音:2023年7月12-14日/ヘムニッツ・シュターツハレ/DDD、63'44

 グレーテ・フォン・ツィーリッツは1899年に生まれ2001年に歿した女性作曲家。足かけ3世紀を生きた歴史の証人です。
 生まれはウィーンで、1917年以 降はベルリンに住みシュレーカーに師事。1919年の歌曲集「日本の歌」で注目され、作曲家になることを決意したといわれます。
 彼女の作品だけによるディスク はこれまで1つしかなく、大歓迎のリリースとなります。

 長い人生ゆえ作風も変化しています。
 「日本の歌」はエンダーリング独訳による大伴家持、和泉式部から斎藤茂吉までの和歌に基づき、濃厚な後期ロマン派的作 風が興味津々。
 オリジナルはピアノ伴奏ですが、ここでは1980年代に作曲者自身が室内オーケストラ用にした版を使用。音楽は特に日本的でないものの、貴重な ドイツのジャポニスム芸術と申せましょう。

 ヴァイオリン、ピアノとオーケストラのための「死のヴァイオリン」も、もとはヴァイオリンとピアノのための作品を後年編曲したもの。
 父が重病で死に瀕していた際、山歩きしていた彼女が、木の上で死神がヴァイオリンを弾く幻覚にとらわれ、そのメロディを用いたとのこと。バレエとしてのシナリオも執筆したとされます。

 「2 本のトランペットのための二重協奏曲」はジャズ・トランペット奏者フリードリヒ・ケルナーと、当時ツィーリッツが注目していたキャロル ドーン ラインハルト のために作曲。
 カリオカ、チャチャチャなどラテン・アメリカのリズムやロックンロールの要素も採り入れた楽しい作品で、ツィーリッツの作風の幅広さと柔軟な感性 に驚かされます。
 このアルバムではもと北ドイツ放送交響楽団首席イエルーン・ベルワルツとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の奏者でつい先頃2023 年11 月の来日公演で妙技を披露したアンドレ・ショッホがキレッキレの演奏を繰り広げます。

 
 



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MIRARE



MIR 720
(6CD)
\6000→\5490

D.スカルラッティ:100のソナタ集/
 ピエール・アンタイ

ピエール・アンタイ(チェンバロ)
 [Disc 1] 録音:2002年
  ソナタ
   ニ長調 K.535、イ短調 K.3、イ短調 K.175、イ短調 K.208、イ短調 K.54 、
   ヘ短調 K.185、変ロ長調 K.248、変ロ長調 K.249、変ロ長調 K.310、ニ長調 K.299、
   ニ長調 K.484、ホ長調 K.162、ハ長調 K.199、ニ長調 K.145、ニ短調 K.141、
   ホ短調 K.531、ニ長調 K.177、ニ長調 K.492  
 [Disc 2] 録音:2004年
  フーガ
   ニ短調 K.58、ヘ短調 K.239、変ホ長調 K.370、変ホ長調 K.371、ホ長調 K.135、
   ホ長調 K.215、ホ長調 K.216、嬰へ短調K.25、ロ長調 K.261、ロ長調 K.262、
   ホ短調 K.263、ホ長調 K.264、ト長調 K.314、ト長調 K.259、ト長調 K.260、ハ短調 K.84
 [Disc 3] 録音:2005年
  ニ短調 K.213、ニ長調 K.214、ロ短調 K.227、ニ長調 K.511、ト短調 K.8、ハ短調 K.56、
  ハ短調 K.526、ヘ長調 K.468、ヘ長調 K.525、ヘ短調 K.466、ヘ長調 K.366、
  ヘ長調 K.276、ヘ長調 K.151、ニ短調 K.517、ロ短調 K.27、ト長調 K.146
 [Disc 4] 録音:2015年
  イ長調 K.212、ニ短調 K.247、ト長調 K.144、ハ長調 K.133、ヘ短調 K.204a、
  イ長調 K.279、イ長調 K.533、イ長調 K.405、ホ短調 K.402、ホ長調 K.403、
  ホ長調 K.381、イ長調 K.208、イ長調 K.456、イ長調 K.457、ハ短調 K.302、
  ト長調 K.201、ニ長調 K.45
 [Disc 5] 録音:2016年
  変ロ長調 K.551、変ホ長調 K.474、変ホ長調 K.475、変ホ長調 K.252、変ホ長調 K.253、
  ト長調 K.547、ロ短調 K.87、ホ長調 K.28、イ長調 K.211、ニ長調 K.401、ニ長調 K.388、
  ニ長調 K.277、ト長調 K.124、ハ長調 K.157、ヘ短調 K.238、ヘ長調 K.205
 [Disc 6] 録音:2003年
  ニ長調 K.119、ト短調 K.179、ト短調 K.234、ハ長調 K.501、ハ長調 K.502、ヘ短調 K.69、
  ト短調 K.43、ハ長調 K.384、ハ長調 K.487、ハ長調 K.170、ヘ長調 K.6、変ロ長調 K.550、
  ニ短調 K.18、変ロ長調 K.544、変ロ長調 K.273、ニ長調 K.161、ト長調 K.477

 アンタイの弾くD.スカルラッティがボックスで登場!

 7h22'

 ピエール・アンタイがMIRARE で録音したドメニコ・スカルラッティのソナタ集(6枚)がボックスで登場します。
 チェンバロ1台のはずなのに、まるでオーケス トラによるオペラの序曲を聴いているかのような迫力の作品から、民族音楽の香りが感じられる作品まで、D. スカルラッティの一曲一曲のキャラクターが色鮮やか な絵画のように響きます。
 アンタイという存在を通して、18世紀のヴィルトゥオーゾ・スカルラッティの演奏を追体験しているような感覚になる充実のボックスです!
  (D.スカルラッティは555はくだらないという数のソナタをのこしており、このボックスには100のソナタ+フーガ1曲が収録されています)
 



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PENTATONE



PTC 5187109
\2700→\2490
アロン・サリエル
 マンドリンで奏でるバッハ ~ 『撥弦楽器のバッハ II』

 J.S.バッハ:
  (1)トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
  (2)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003
  (3)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番
   ホ長調 BWV1006より I.「前奏曲」
  (4)前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV998より
   I.「前奏曲」、III.「アレグロ」
 
 (5)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
   イ短調 Op.27-2より I.「妄執」
 
 ※すべてアロン・サリエル編曲
アロン・サリエル
 ((1)(3)-(5)マンドリン、
  (2)トスカーナ・マンドリン)
(4)フランチェスカ・ベネッティ(テオルボ)

 大好評『撥弦楽器のバッハ』第2弾の登場!名手アロン・サリエルがマンドリンで奏でるトッカータとフーガや無伴奏ヴァイオリン作品。アンコールとしてイザイのソナタ第2番から「妄執」も収録!

 セッション録音:(1)-(3)(5)2020年8月/ステファンスティフト教会、ハノーファー(ドイツ)、(4)2021年7月/ホーラ音楽スタジオ、カリメーラ、レッチェ県(イタリア)
 DDD、ディジパック仕様、47'47、輸入盤・日本語帯付

 イスラエル生まれのマンドリン奏者アロン・サリエルによる『撥弦楽器のバッハ』第2弾の登場!第1弾(PTC-5186985)は無伴奏チェロ組曲を様々な撥弦楽器で演奏しましたが、第2弾ではリュート、オルガン、ヴァイオリンのための作品を2種類のマンドリンで演奏しています。全曲サリエル自らが編曲を手掛け、マン ドリンの響きを最大限に生かした解釈でJ.S.バッハの有名な作品に新たな命を吹き込んでいます。

 トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 は持続音で演奏されるオルガンとは全く異なる、重音の減衰の美を堪能することができる名編曲。
 マンドリンでの演奏では瞑想的ともいえる響きが生まれています。

 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003は驚くほどマンドリンに適していることがわかり、リュート組曲 BWV998、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV1006からの抜粋では、新鮮な色彩感で奏でており、オリジナルとはまた違う魅力に溢れております。

 最後に収録したイザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番の第1楽章「妄執」は今やヴィルトオーゾ・ヴァイオリニストの定番の無伴奏ヴァイオリン作品。
 バッハ のパルティータ第3番の前奏曲からの断片的な引用と、グレゴリオ聖歌「怒りの日」が循環主題として交互にあらわれます。
 サリエルの驚くべき技巧と豊かな解釈 で聴くマンドリン演奏のイザイにも要注目!このアルバムを締めくくるにふさわしい選曲といえましょう。

 



前作
アロン・サリエル
マンドリンで奏でるバッハ ~ 『撥弦楽器のバッハ 1』



 PTC 5186985
\2700→\2490
『撥弦楽器のバッハ』
 J.S.バッハ:
  (1)チェロ組曲第5番 BWV1011よりI.「前奏曲」
  (2)チェロ組曲第1番 BWV1007
  (3)チェロ組曲第6番 BWV1012よりV.「ガヴォットI&II」
  (4)チェロ組曲第2番 BWV1008
 (5)アロン・サリエル(1986-):マンドリン・パルティータ
アロン・サリエル
 ((1)クレモネーゼ・マンドリン、
  (2)アーチリュート、
  (3)バロックギター、
  (4)リュート・アティオルバート、
  (5)ナポリ・マンドリン)

 名手アロン・サリエルがマンドリンやリュートなど様々な撥弦楽器で奏でるバッハのチェロ組曲!!

 セッション録音:2020年8月/ステファンスティフト教会(ハノーファー)/DDD、69'00、輸入盤・日本語帯付

 イスラエル生まれの名手アロン・サリエルがバッハのチェロ組曲をクレモネーゼ・マンドリン、アーチリュート、バロックギター、リュート・アティオルバートで演奏し、最後にサリエルの自作でバッハから着想を得た「マンドリン・パルティータ」【I.「前奏曲」、II.「アルマンド」、III.「クーラント」、IV.「サラバンド」、V.「メヌエットI&II」、VI.「ジーグ」】で締めくくるアルバム『撥弦楽器のバッハ』をリリースしました!

 サリエルはバッハのチェロ組曲第1番と第2番を主軸に、撥弦楽器で多様な音色を披露。それぞれの楽器が持つ色彩感、音色の違いを各作品にふさわしい楽器を選択し演奏しております。

 

 
 

PTC 5187184
\2700
ハビエル・カマレーナ(テノール)
『夢』~トスティ:歌曲集

 ●アマランタの4つの歌
   第1曲「私をひとりにしてくれ!息をつかせてくれ」 
   第2曲「夜明けは光から暗闇を分かち」
   第3曲「むなしく祈り」
  第4曲「賢者の言葉は何を語っているのか?」
 ●魅惑/●四月/●夢/●最後の歌/
 ●メロディース
   第1曲「私の最愛の人!」
   第2曲「ロマンティックな小ワルツ」
   第3曲「あなたと!」
 ●君ゆえに/●私は死にたいものだ/●かわいい口もと/
 ●夏の月/●マレキアーレ*/●開けてよ!/
 ●悔い/●ぼくは思う/●初めてのワルツ*/
 ●アブルッツォのギター曲

 *=アンヘル・ロドリゲスによるピアノ伴奏編曲
ハビエル・カマレーナ(テノール)
アンヘル・ロドリゲス(ピアノ)

 テノール界のスター、ハビエル・カマレーナ。PENTATONEレーベル第2弾は光り輝くトスティの歌曲集!

 セッション録音:2023年7月24~28日/サンフランシスコ音楽院内ソル・ジョセフ・リサイタルホール(アメリカ)/DDD、ディジパック仕様、81'51

 テノール界のスター、ハビエル・カマレーナ、PENTATONE レーベル第2弾は、ピアニストのアンヘル・ロドリゲスとの共演でトスティの歌曲を録音しました。
 「ポピュラー音楽」と「芸術音楽」を区別せず、歌曲からカンツォーネまで多くの声楽作品を残したイタリアの作曲家フランチェスコ・パオロ・トスティ(1846~ 1916)。
 このアルバムではトスティの名曲の数々はもちろんのこと、フランス語や英語の曲などあまり知られていない作品にも焦点を当て、トスティの歌曲集を編 纂し、有名曲「私は死にたいものだ(Vorrei morire!)」など感傷的な曲もあれば、「マレキアーレ(Marechiare)」のように民族音楽からインスピレーションを 得た曲など、作品ごとに全く違う表情を見せてくれるトスティの音楽を楽しむことができます。
 カマレーナの光輝く明瞭な歌声で聴く当盤は、トスティ・アルバムの 新名盤登場といえましょう!

 カマレーナのPENTATONEレーベルのデビュー盤『ドニゼッティ:オペラ・アリア集』(PTC-5186886)も好評発売中です。

 ※日本語帯は付きません。

 
 



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SWR CLASSIC



SWR19139CD
(5CD)
\6200→\5690
全曲CD初出!貴重な東京ライヴを含む
 ガリー・ベルティーニ SWR録音集

 【CD1】
  1-4. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
   交響曲第40番 ト短調 K. 550
  5-8. ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
   交響曲第53番 ニ長調「帝国」Hob.I:53
  9-12. ハイドン:交響曲第95番 ハ短調 Hob.I:95
 【CD2】
  1-4. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
   交響曲第7番 イ長調 Op. 92
  5-6. フランツ・シューベルト(1797-1828):
   交響曲第8番 ロ短調「未完成」D 759
 【CD3】
  ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
   1-4. 交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
   5-8. 交響曲第3番 ヘ長調 Op. 90
 【CD4】
  エクトル・ベルリオーズ(1803-1869):
   1-5. 幻想交響曲 Op. 14
   6. 歌劇《ベンヴェヌート・チェッリーニ》Op.23 - 序曲
 【CD5】
  1. クロード・ドビュッシー(1862-1918):選ばれた乙女 L.62
  2. リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):
   歌劇《さまよえるオランダ人》- 序曲
  3. ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》- 前奏曲
  4. ワーグナー:
   楽劇《トリスタンとイゾルデ》- イゾルデの愛の死
イレアナ・コトルバス(ソプラノ)...1
グレンダ・モーリス(アルト)...1
シュトゥットガルト放送合唱団...1
シュトゥットガルト放送交響楽団
ガリー・ベルティーニ(指揮)

 録音:1996年12月1日(ライヴ) 東京芸術劇場...CD1:1-4/1985年1月25日(ライヴ) Liederhalle Stuttgart...CD1:5-8、CD3:5-8/
  1983年2月3日(ライヴ) Liederhalle Stuttgart...CD1:9-12/1995年4月13日(ライヴ) Liederhalle Stuttgart...CD2:1-4/
  1996年11月8日(ライヴ) Staatstheater Karlsruhe...CD2:5-6、CD3:1-4/1978年4月14日(ライヴ) Liederhalle Stuttgart...CD4:1-5/
  1978年9月28日 Liederhalle Stuttgart...CD4:6/1984年9月 SDR Funkstudio Stuttgart...CD5:1/
  1996年11月28日(ライヴ) 東京芸術劇場...CD5:2-4
 総収録時間:318分

 【全曲CD初出!ベルティーニ得意のレパートリー、貴重な東京ライヴを含むシュトゥットガルト放送響とのホットな名演集】
 ケルン放送響や東京都響との名演の数々で日本にも多くのファンを持つガリー・ベルティーニ。彼がシュトゥットガルト放送響と遺した演奏が南西ドイツ放送のマスターテープから初CD化。
 いずれもベルティーニ得意のレパートリーで、シュトゥットガルト放送響との初顔合わせから1996年の来日公演のライヴを含む、資料としても貴重なボックスセットです。
 
 ベルティーニは現モルドヴァ(当時はルーマニア領)に1927年に生まれました(生年に関しては異説あり)。母は生物学者で医師、父は詩人で翻訳家だったと言います。
 子供のうちに一家はパレスチナへ移住。
 ベルティーニはヴァイオリンを学び、ミラノのヴェルディ音楽院に進みましたが、その後パリのエコール・ノルマル、パリ音楽院、ソルボンヌ大学で作曲、指揮、音楽学を学びました。
 その後はイスラエルで活動。1955年に合唱団Rinat(現イスラエル国立合唱団)を創設、1965年にはイスラエル室内アンサンブル(現イスラエル室内管)を創設し、ジョスカン・デ・プレから同時代の新作までを演奏してイスラエル楽壇に多大な貢献を果たしました。
 メニューインに招かれてヨーロッパ・デビューをイギリスで飾ったのは40歳近い1966年のこと。ドイツ・デビューは更に遅く、1971年。その後は着実に活動の場を広げるとともに評価を高め、ケルン放送交響楽団の首席指揮者やフランクフルト歌劇場の音楽総監督などを歴任しました。
 
 シュトゥットガルト放送響には1978年4月に初登場、その時の演奏がここに収められたベルリオーズの幻想交響曲ですが、初顔合わせとは思えない繊細緻密かつダイナミック、緊張感に満ちた演奏を展開しています。
 5か月後には同じ作曲家による序曲をスタジオ収録するために招かれており、デビュー・コンサートが成功であったことがうかがわれます。
 オーケストラに対するベルティーニの要求は厳しいものであったと伝えられていますが、1971年から77年まで首席客演指揮者を務めたチェリビダッケに練磨されていたシュトゥットガルト放送響との相性は良かったものと思われます。
 その後もベルティーニは客演を続け、1996年秋には楽団の日本ツアーを指揮しました。このセットの冒頭と最後に収められた演奏は、そのツアーでの録音から採られています。
 
 日本ではマーラー指揮者の印象が強いベルティーニですが、古典派からロマン派では引き締まった造形から熱い情熱がほとばしるような演奏を聞かせます。
 ここに収められたのは、いずれも彼が得意とした曲ですが、ハイドンの2曲とモーツァルト、シューベルトは録音では初出レパートリーのようです。
 モーツァルトとハイドンにおける品格、シューベルト「未完成」に聴く表現の振幅の大きさが聴きものです。ロマン派以後のレパートリーでは、「イゾルデの愛の死」のクライマックスにおける圧倒的な高揚感と、その後に続く浄化された響きに息をのみます。ドビュッシーでは、オーケストラと合唱の妙なるサウンドから官能性が立ち上る様は耳をとらえて離しません。

 すべて南西ドイツ放送(SWR)のオリジナルマスターからのマスタリングですが、1980年代のライヴ録音の一部で演奏ノイズ、電気的なノイズ、左右チャンネルの偏りが少しあります。
 
 

SWR19101CD
\2600
ロベルト・ノイマン
 C.P.E.バッハ、ショパン、ラフマニノフ、スクリャービンを弾く

  1. カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
   幻想曲 嬰ヘ短調 Wq. 67, H. 300
  2-13. フレデリック・ショパン(1810-1849):練習曲集 Op. 25
  14-39. セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
   パガニーニの主題による狂詩曲 Op. 43
  40. アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):
   3つの小品 Op.2 – 第1番 練習曲 嬰ハ短調
ロベルト・ノイマン(ピアノ)
南西ドイツ放送交響楽団...14-39
カレム・ハサン(指揮)...14-39

 録音:2020年4月1日 Hans-Rosbaud-Studio,Baden-Baden(ドイツ)...1 2019年5月13-14日 Hans-Rosbaud-Studio,Baden-Baden(ドイツ)...2-13 2020年1月29日 Liederhalle,Stuttgart(ドイツ)...14-40
 総収録時間:76分

 2001年生まれの若きピアニスト、ロベルト・ノイマンのデビュー・アルバム。
 4歳からシュトゥットガルト音楽学校でモニカ・ジュルジュマンに師事、8歳のときにはシュトゥットガルト放送交響楽団でオーケストラ・デビューを果たし、数多くのドイツ国内外の青少年コンクールで優勝するとともに、2017年インターナショナル・クラシック・ミュージック・ディスカバリー・アワードを受賞。各誌で「並外れた才能」「最も有望なピアノの才能の一人」と評されています。
 このアルバムでは古典派から後期ロマン派までの4人の作曲家の作品を演奏。圧巻は南西ドイツ放送交響楽団をバックに従えたラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」。技巧と音楽性を兼ね備えた確かな才能を確信できる1枚です。
 
 
SWR19137CD
\2600
ロベルト・ノイマン シューマン、ムソルグスキーを弾く
 1-8. ロベルト・シューマン(1810-1856):クライスレリアーナ Op. 16
 9-21. モデスト・ムソルグスキー(1839-1881):組曲『展覧会の絵』
ロベルト・ノイマン(ピアノ)

 録音:2023年3月1-3日 SWR Kammermusikstudio Stuttgart(ドイツ)
 総収録時間:73分

 鮮烈なデビュー・アルバムの録音から、ほぼ3年を経て作られたロベルト・ノイマンの2枚目のアルバム。
 選ばれたのはシューマンの「クライスレリアーナ」とムソルグスキーの「展覧会の絵」という、高い表現力を要する曲目で、ここでのノイマンはテクニックの誇示よりも曲の性格的描写に主眼を置き、ドラマティックな起伏に富んだ聴きごたえのある演奏を披露しています。
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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DOREMI



DHR 8225
(2CD)
\4400→\3990
クリスチャン・フェラスLIVE 第3集
 (1)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
 (2)ロドリーゴ:ヴァイオリン協奏曲『夏の協奏曲』
 (3)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K.218
 (4)ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調『クロイツェル』Op.47
 (5)エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 イ短調 Op.25
 (6)シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 Op.121
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)
(1)ズービン・メータ(指揮)
 フランス国立放送管弦楽団
(2)アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)
 フランス国立管弦楽団
(3)ピエトロ・アルジェント(指揮)
 スカルラッティ管弦楽団
(4)ピエール・バルビゼ(ピアノ)
(5)(6)ピエール・バルビゼ(ピアノ)

 フェラスの貴重ライヴ・シリーズ第3弾

 (1)録音:1965年5月26日/パリ (2)録音:1951年4月4日/パリ (3)録音:1958年11月21日/ナポリ(放送用ライヴ) (4)録音:1961年5月24日/パリ、シャンゼリゼ劇場 (5)(6)録音:1959 年9月25日/エットリンゲン城

 フランスの名ヴァイオリニスト、クリスチャン・フェラスによる貴重なライヴ録音集です。
 アルヘンタとのロドリーゴ、フランス・ライヴを含む協奏曲3曲と、バルビゼとのデュオによる『クロイツェル』他を収録。
 




GRAND SLAM

GS 2305
\2700
シューリヒト&VPOの定番、
 ブルックナーの交響曲第9番登場!

  ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調(原典版)
カール・シューリヒト(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 シューリヒト&VPOの定番、ブルックナーの交響曲第9番登場!2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ

 録音:1961年11月20~22日/ウィーン、ムジークフェラインザール
 使用音源:Private arvchive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
 録音方式:ステレオ(録音セッション)/国内製作、日本語帯・解説付

 ■制作者より
 シューリヒトとウィーン・フィルのセッション録音によるブルックナーの交響曲第9番は、今や説明不要の定番でしょう。
 当シリーズでは2013年に英HMV のLP、ASD 493を使用したGS-2092 を発売しましたが、今回は初めて2トラック、38センチのオープンリール・テープを使用した復刻盤が登場します。
 最近の他のCD同様、全工程をプロ用の機器でマスタリングを行い、非常に透明感に溢れ、細部がよく聴き取れる音に仕上がっています。
 なお、念のために申し添えますと、音の透明感や瑞々しさは調整して得られるものではありません。素材である元の音をきちんと生かすことで、得られるものです。(平林 直哉)
 


<国内盤> 

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マイスター・ミュージック



MM-4526
\3520
川田知子と須田祥子によるデュオ
 『ユーカリ~ヴィオリンとヴィオラの二重奏~』

 (1) K.ワイル: ユーカリ~タンゴ・ハバネラ~
 (2) A.ビジョルド : エル・チョクロ
 (3) C.ガルデル: 首の差で
 (4) J.C.サンダース : アディオス・ムチャーチョス
 (5)-(7) B.マルティヌー: 3つのマドリガル H.313
 (8)-(9) A.ロッラ : 3つの二重奏曲 第3番 変ロ長調 作品13
 (10)-(12) W.A.モーツァルト:
  ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 変ロ長調 K. 424

  (1)-(4) 編曲:荒井英治
川田 知子 (ヴァイオリン)
須田 祥子 (ヴィオラ)

 優美な歌と超絶技巧そして、格別な響き『ユーカリ~ヴィオリンとヴィオラの二重奏~』

 優美な歌と超絶技巧が魅力のタンゴ4曲に、 多作家としても知られるマルティヌーの独自の響きが美しいマドリガル、そして、 デュオ・レパートリーとして近年、演奏機会も多いロッラの佳品を経て、モーツァルトの名作が最後を飾る。
 聴いて楽しい充実のプログラムです。

 多彩な作品の個性を豊かに描き出す川田知子と須田祥子によるデュオは秀逸で、精緻なアンサンブルと弦楽器2本のイメージを越える深い音場感で、聴き手を魅了します。

 川田知子は、 東京藝術大学を首席で卒業。 1991年第5回シュポア国際コンクール優勝。
 2003年エクソンモービル音楽賞、 洋楽部門奨励賞受賞。 ソリストとして国内外のオーケストラと共演、ソロ・アルバム11枚をリリース。

 須田祥子は、桐朋学園大学を首席で卒業。 第23回ヴィットリオ・グイ国際コンクールを始め多数のコンクールで第1位獲得。
 現在、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、日本センチュリー交響楽団首席客演奏者、 ビオラ演奏集団 「SDA48」 を主宰。
 




<映像>

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C MAJOR(映像)

80 9704
(Blu-ray)
\5500→\5090
現代最高のプッチーニ歌いクリスティーネ・オポライス
 チリ生まれの注目のテノール、ジョナサン・テテルマン
注目のキャストによる
 アン・デア・ウィーン劇場《トスカ》

  プッチーニ:歌劇《トスカ》
マルク・アルブレヒト(指揮)
ウィーン放送交響楽団
クリスティーネ・オポライス(トスカ/ソプラノ)
ジョナサン・テテルマン
 (カヴァラドッシ/テノール)
ガボール・ブレッツ(スカルピア/バリトン)
ラファウ・パウヌク(シャルローネ/バリトン)
イヴァン・ジノヴィエフ
 (チェーザレ・アンジェロッティ/ バス)
アンドリュー・モルシュタイン
 (スポレッタ/テノール)
ゾフィー・オーエスキー
 (アッタヴァンティ公爵夫人)
アーノルド・シェーンベルク合唱団
KKC 9839
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\6700
80 9608
(DVD)
\4500→\4090
KKC 9840
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\5000

 現代最高のプッチーニ歌いクリスティーネ・オポライス、チリ生まれの注目のテノール、ジョナサン・テテルマン。注目のキャストによるアン・デア・ウィーン劇場《トスカ》

 演出:マルティン・クシェイ/舞台装置:アンネッテ・ムルシェツ/衣裳:スー・シグモンド/
 照明:ラインハルト・トラウプ/映像監督:ティツィアーノ・マンシーニ
 収録:2022年1月、アン・デア・ウィーン劇場、ウィーン(ライヴ)

 (Blu-ray)画面:16:9,1080i、音声:PCM ステレオ、DTS-HD、MA5.1、リージョン:All、BD50、原語:イタリア語、字幕:英独仏西韓日、123分
 (DVD)画面:16:9,NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS5.1、リージョン:All、DVD9、原語:イタリア語、字幕:英独仏西韓日、123分

 2022年1月にウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で上演されたプッチーニの名作《トスカ》。
 1800年のローマを舞台に、美貌の歌姫トスカと画家カヴァラドッシの悲恋の物語が、プッチーニの甘美な旋律と劇的なオーケストラで描かれる傑作オペラです。
 
 本上演は、マルク・アルブレヒト指揮、ウィーン放送交響楽団による演奏で、主役トスカには「現代最高のプッチーニ歌い」と称されるクリスティーネ・オポライス、そ して恋人のカヴァラドッシには、チリ生まれアメリカ育ちのジョナサン・テテルマン。DGから「プッチーニ:アリア集」をリリースした注目のテノール歌手。
 マルティ ン・クシェイの大胆な演出、オポライスのドラマチックな歌唱、そして若きテノール、テテルマンの情熱的なカヴァラドッシと、見ごたえのある上演です。
 アン・デア・ウィーン劇場は、モーツァルトのオペラ《魔笛》を書いたエマヌエル・シカネーダーによって1801年に建設され、ベートーヴェンも《フィデリオ》、交響曲2、3、5、6番の初演を行った、ウィーン国立歌劇場、フォルクスオーパーよりも古いウィーン最古の歴史的な劇場です。現在は2024年のリニューアルオープンに 向けて改修工事のため閉館しています。



2007年の「トスカ」の動画を見つけました。かなり過激。
https://youtu.be/pkDjotRgZ8A?si=BMkGmWhRVaQbajwI




 [あらすじ]
  1800年6月。ナポレオン軍が欧州で勢いを増し、ローマ共和国が廃止され教皇国家が復活した頃。画家のカヴァラドッシは、脱獄してきた政治犯アンジェロッ ティの逃亡を手助けする。
  そのことが明らかになり、カヴァラドッシは警視総監スカルピに捕らえられ死刑が告げられる。
  カヴァラドッシの恋人トスカは、カヴァラ ドッシを助けようとスカルピアに懇願しますが、スカルピアはトスカを脅迫して性的関係を迫る。
  ここでトスカによって歌われるのが「歌に生き、愛に生き」。
  トス カは逃亡するための通行手形をスカルピアに要求。その時、揉み合ってトスカはスカルピアをナイフで刺し殺してしまう。
  終幕では、収監されているカヴァラドッ シがトスカへの愛の手紙を書いている途中に感極まって歌うアリア「星は光りぬ」はオペラのクライマックス。
  そしてトスカはカヴァラドッシの元へ行き、通行手形を手に入れスカルピアを殺したことを伝える。
  二人はつかの間の自由を喜ぶが、見せかけの処刑であるはずが、カヴァラドッシは本当に処刑されてしまい、最後に トスカもそれを追って命を断ち、オペラは悲劇に終わる。
 















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