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≪第122号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その15 2024/2/27~



3/1(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

CANARY CLASSICS


 ■Canary Classicsレーベルについて
  類まれな才能と感性豊かにして美音を奏でるギル・シャハムが2004年に立ち上げた自主レーベルCanary Classics。シャハムならではのレパートリーの広さを 示す充実のリリースが続いており、ディスクごとのコンセプトにこだわりを持つ興味の尽きないレーベルです。
 また近年は妹のオルリ・シャハムの録音でも注目を集 めております。
 


CC 24
(2CD)
\3000
オルリ・シャハム
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 Vol.5&6

 CD1
  ピアノ・ソナタ第7番 ハ長調 K.309
  ピアノ・ソナタ第8番 ニ長調 K.311
  ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
 CD2
  ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457
  ピアノ・ソナタ第15番 ヘ長調 K.533/494
オルリ・シャハム
 (ピアノ/Steinway D274)

 オルリ・シャハムによるモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲録音第5&6集の2枚組!

 セッション録音:2019年~2020年/メカニクス・ホール、ウースター(マサチューセッツ州)/DDD、ディジパック仕様

 ギル・シャハムの妹でスタインウェイ・アーティストでもあるピアニスト、オルリ・シャハムによる新モーツァルト全集に基づくピアノ・ソナタ全曲録音。
 当アルバムは第5&6集の2枚組です。

 オルリ・シャハムの魅力といえば色彩豊かなピアノの音色。兄ギルとのモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(CC-01)でもその才能を高く評価されており、当全曲録音は注目すべきもの。
 第1集(CC-19)、第2&3集(CC-21)、第4集(CC-23)も好評を博しております。

 第5&6集には第7番 ハ長調 K.309、第8番 ニ長調 K.311、第10番 ハ長調 K.330、第14番 ハ短調 K.457、第15番 ヘ長調 K.533/494の5つのソナタを収録。
 楽譜と対峙し豊かな音楽を奏でるシャハム。充実の演奏をお楽しみください。
 



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EURO ARTS(CD)



20 11067
(2SACD HYBRID)
\5200→\4790
プレトニョフが新たに創設したオケ、
 ラフマニノフ国際管弦楽団(RIO)による初録音
  プレトニョフ編「白鳥の湖」&シチェドリン「カルメン」組曲
ミハイル・プレトニョフ(指揮)
ラフマニノフ国際管弦楽団
  Disc1
   チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」(プレトニョフによる特別編集版)
    I. Moderato assai/II. Allegro/III. Moderato assai/
    IV. Allegro moderato/V. Andante con moto/VI. Allegro agitato
  Disc2
   シチェドリン:カルメン組曲(ビゼーの歌劇「カルメン」による弦楽と打楽器のための編曲版)
    I. Introduction: Andante assai/II. Dance: Allegro/
    III. First Intermezzo: Allegro moderato/IV. Changing of the Guard: Moderato/
    V. Carmen's Entrance and Habanera: Allegro moderato/
    VI. Scene: Allegro moderato/VII. Second Intermezzo: Larghetto/
    VIII. Bolero: Allegro vivo/IX. Torero: Moderato con stoltezza/
    X. Torero and Carmen: Lento/XI. Adagio: Andante moderato/
    XII. Fortune-Telling: Andantino/XIII. Finale: Allegro

 プレトニョフが新たに創設したオケ、ラフマニノフ国際管弦楽団(RIO)による初録音!プレトニョフ編「白鳥の湖」&シチェドリン「カルメン」組曲

 録音:2022年8月、モイゼス・ホール、ブラチスラヴァ、スロバキア/87分、(Disc1:42'49/Disc2:45'22)

 2022年にプレトニョフが新たに創設したラフマニノフ国際管弦楽団(RIO)待望の録音が登場!ロシア出身のミハエル・プレトニョフは1978年第6回チャイコ フスキー国際コンクールのピアノ部門で優勝し、以来国際的なピアニストとして活躍。1990年にはロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)を設立し、自身も指揮者、 音楽監督として演奏会だけではなく数多くの録音を行い、積極的な活動を展開してきました。そして2022 年にスロヴァキアの首都ブラティスラヴァを拠点とした 新しいオーケストラ、ラフマニノフ国際管弦楽団(RIO)を設立。楽団名はプレトニョフが以前より影響を受け、愛した祖国を離れなければならなかった作曲家ラフ マニノフの名を冠しています。オーケストラメンバーは、RNO の元メンバーや本拠地スロヴァキア、オーストリア、ウクライナなどの東西の優れた演奏家で構成さ れています。

 録音は、2022年8月にモブラチスラヴァのイゼス・ホールで行われました。演目は、チャイコフスキーの「白鳥の湖」とシチェドリンの「カルメン組曲」。プレトニョ フは「白鳥の湖」の全曲版をRNOと録音(2009年)していますが、今回は6つの楽章に編集されたプレトニョフによる特別編集版。「白鳥の湖」の物語に沿うよ うにプレトニョフが選曲・構成しています。美しく詩的でおとぎ話の魔法のように、その音楽の優雅さを絶妙なバランスで描いています。同じくシチェドリンの「カ ルメン組曲」もRNOとの録音(1998年)がありますが、今回新たにRIOとの録音も注目。「カルメン組曲」は作曲者が夫人プリセツカヤ主演のバレエのために、 ビゼーの名作を弦楽器と打楽器にパラフレーズしたもの。既に知れわたった名曲を舞踏化し、お馴染みの旋律が随所にちりばめられ、パワフルな弦楽にコミカルな 打楽器の融合が面白い作品となっています。
 プレトニョフとラフマニノフ国際管弦楽団の今後の活動に大いに期待できる内容となっています。




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HARMONIAMUNDI



HMM 902668
\3100→\2890
ファウストの音色が冴え渡る
 ブリテン:ヴァイオリン協奏曲&室内楽作品集

 ヴァイオリン協奏曲 op.15(1939年、1958年改訂)
  1. モデラート・コン・モート―アジタート―テンポ・プリモ
  2. ヴィヴァーチェ―アニマンド―ラルガメンテ―カデンツァ
  3. パッサカリア:アンダンテ・レント(ウン・ポコ・メノ・モッソ)

 4. Reveille(起床ラッパ) (ヴァイオリンとピアノ伴奏のためのコンサート・スタディ)(1937年)

 組曲(1936年)
  5. イントロダクション/6. 行進曲/7. 無窮動/8. ララバイ/9. ワルツ

 ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための2つの小品(1929年)【*世界初録音】
  10. ウン・ポコ・アンダンテ/11. アレグロ・コン・モルト・モート
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)、

1-3
ヤクブ・フルシャ(指揮)
バイエルン放送交響楽団
ライヴ録音:2021 年10月28-29日

4-11

ボリス・ファウスト(ヴィオラ)、
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
2022 年4月、テルデックス・スタジオにて録音
 
KKC 6845
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3500

 ファウストの音色が冴え渡る!全員が全身全霊の超絶名演、ブリテン魅力の旋律満載のヴァイオリン協奏曲をファウストが歌いまくる!
 カップリングの室内楽も豪華にして世界初録音も収録の大注目盤!

 イザベル・ファウストがブリテンのヴァイオリン協奏曲を録音しました!
 管弦楽はフルシャ率いるバイエルン放送響という最高の布陣。
 ファウストの聴き手の心を 射抜くようなまばゆい音色は冴え渡り、オケも全員が全身全霊の超絶名演です。
 ブリテンのヴァイオリン協奏曲は、アルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲に多 大な影響を受けて書かれましたが、ブリテン渾身の魅力的なメロディも満載の名曲。
 壮絶な場面から作品終盤の神がかり的な美しさまで、驚異の名演の登場です。 カップリングはメルニコフがピアノを担当している室内楽というこれまた豪華な内容で、世界初録音のブリテン16歳の時の《二つの小品》も収録されており、 大注目の1枚です!

 ブリテン(1913-1976) がヴァイオリン協奏曲の作曲に着手したのは1938年。1936年の国際現代音楽協会フェスティバルで初演を聴いたアルバン・ ベルクのヴァイオリン協奏曲に触発されてのことだったといわれます。
 ヴァイオリン協奏曲はスペインのヴァイオリン奏者(1914年よりロンドンに定住) のアン トニオ・ブロサの為に書かれました。
 1940年3月、バルビローリ指揮ニューヨーク・フィルによりカーネギー・ホールで初演されました。同時代の政治的激動 に対するブリテンの心情がシリアスな器楽群に現れているような作品です。
 冒頭はティンパニの柔らかな響きとそれに呼応するシンバルという行進曲風で印象的 な出だしで、ヴァイオリンが登場しエレジー風かつ非常にかっこいい旋律を奏でます。
 ここからしてファウストの輝かしい音色が炸裂しており、ファウスト節全開。 歌いまくり弾きまくっている様子に驚かされるほど。
 フルシャ率いるバイエルン放響もソリストとオーケストラの間で交わされる様々な対話のひとつひとつが実に 丁寧です。
 第2楽章はヴィヴァーチェで非常に暴力的で獰猛。そのまま第3楽章では様々な感情の起伏を経て、最後は壮絶ながらも神がかり的な美しさで曲が閉 じます。
 終始ファウストのソロの鬼気迫るまでの表情と音色が際立っており、それに呼応するフルシャとオケも全身全霊。稀有の名演が誕生しました。

 続く収録楽曲はピアノを含む室内楽作品。《組曲》はブリテンがベルクのヴァイオリン協奏曲を聴いた直後に作曲された作品で、ヴァイオリン協奏曲に先立って アントニオ・ブロサとブリテン自身によって初演されました。
 ヴァイオリン・パートには容赦ないヴィルトゥオジティが要求されるだけでなく、モダニズムの語法 やストラヴィンスキーの新古典主義を思わせる部分など、ブリテンの才気に満ちた作品です。

 Reveille もアントニオ・ブロサのために書かれ、1937年4月12日にフランツ・ライゼンシュタインのピアノによりウィグモア・ホールで初演されました。
 ピアノが時計のような規則的な動きをやわらかく繰り返す上で、ヴァイオリニストがゆっくりと目覚め、次第に旋律を奏で狂詩曲的な華やかさへ、そして最後には 楽器の名人芸をより激しく披露していくような作品です。
 
 世界初録音となる《二つの小品》は1929年12月12および24日、ブリテンの16歳の誕生日 直後に完成されました。2013年にようやく出版された作品で、ファウスト、ボリス・ファウスト、メルニコフという最高のメンバーによる世界初録音の登場となりました。
 スクリャービン、シェーンベルク、ベルクらの革新性を驚くほど理解しており、神秘的で集中した2曲。ピアノ・パートの驚異的な美しさ(書法も美しいし、メルニコフの演奏も素晴らしい)も印象的です。

 
 




AEOLUS

AE10376
(1SACD HYBRID)
\3100
ジャック・ビットナー:リュート小品集
 ジャック・ビットナー(1604-c.1672):
  組曲イ長調/組曲ハ長調/
  組曲ホ短調/組曲嬰ヘ短調/
  組曲ト短調/組曲ロ短調
アンドレ・ヘンリッヒ(11コース・リュート)

 名手アンドレ・ヘンリッヒが弾く、ビットナーのリュート作品!

 2017年にリリースされたフランソワ・デュフォー(1604-c.1672)のリュート作品集(AE10296)に続くアンドレ・ヘンリッヒの2枚目のソロ・アルバムでは、フランスの最高の伝統に基づく17世紀のリュート組曲が再び取り上げられます。
 おそらくオーストリア=ボヘミアの作曲家ヤコブ・ビュットナーによって書かれたもので、1682年と1702年にフランス語名のジャック・ビットナーの名前で出版されたリュート組曲集。
 ドイツ語圏ではロイスナーとヴァイスの間の11コース・リュートのための音楽としてよく知られていますが、殆どコンサートやレコーディングで取り上げられていませんでした(最後に録音されたのは40年前)。

 アンドレ・ヘンリッヒは、ドイツ生まれ、2002年からはパリを拠点に活動するリューティスト。
 リュート、テオルボ、バロック・ギターのソリスト、室内楽奏者、通奏低音奏者として、レザール・フロリサン、ラ・サンフォニー・デュ・マレ、レ・ミュジシャン・ド・サン=ジュリアン、レ・フォリー・フランセーズ、オペラ・フオーコなど、フランスの主要な古楽アンサンブルと共演し、これまで40以上のアルバムに参加してきました。
 パートナーである鍵盤楽器奏者、畑野佳恵とともに、日本での公演も度々行っています。
 
 

AE11391
(2SACD HYBRID)
\6300
ジャン・ギユー:オルガン作品全集 Vol.1 ~
 ギユー&リスト:交響詩集

  ジャン・ギユー(1930-2019):
   オシアンのバラード第1番《テモーラ》 Op.8
  リスト(ギユー編):交響詩 《オルフェウス》
  ギユー:
   ペンシエーリ(ジャン・ラングレのための思考)Op.54、
   ルガール Op.77
  リスト(ギユー編):
   交響詩《プロメテウス》、交響詩《タッソ》
  ギユー:エロージュ I Op.52
  リスト(ギユー編):B-A-C-Hによる幻想曲とフーガ
  ギユー:アビスの礼拝堂 Op.26
  リスト(ギユー編):忘れられたワルツ第1番
ズザナ・フェリエンチコヴァー(オルガン)

 パリ音楽院でメシアン、デュリュフレ、デュプレらに学び、サン・トゥスタッシュ教会のオルガニストを務めた20世紀フランスの作編曲家、オルガニスト、ジャン・ギユーのオルガン作品全集プロジェクト第1弾。
 ギユーに長年学んだスロヴァキアのオルガニスト、ピアニスト、作曲家であるズザナ・フェリエンチコヴァーが、ギユーのオルガン作品とギユーの編曲によるフランツ・リストの交響詩のオルガン・トランスクリプションを演奏。
 使用楽器は、1980年代にジャン・ギユーによって設計され、1989年にオランダのVan den Heuvel社によって建造されたサン・トゥスタッシュ教会のオルガンです。
 
 

AE11401
(1SACD HYBRID)
\3100
マーク・スタインバック、
 メシアンの最初の重要なオルガン曲集《主の降誕》

  メシアン:主の降誕 ~
   オルガンのための9つの瞑想
マーク・スタインバック(オルガン)

 ブラウン大学の大学オルガニストを務めるアメリカのオルガン奏者マーク・スタインバックが、メシアンの最初の重要なオルガン曲集《主の降誕》の録音に最適なオルガンを見つけるために2022年にフランスを訪れ、リヨンのサン=フランソワ・ド・サレ教会で見つけたカヴァイユ=コル・オルガンを弾いて録音したアルバム。
 この楽器は1930年代にメシアンがパリのトリニテ教会で弾いていたカヴァイユ=コル・オルガンとほぼ同じ大きさと特徴を持っており、1936年に《主の降誕》が初演されたときと同じサウンドを、5.1chサラウンドのSACDハイブリッド盤で楽しめます。
 




QUARTZ


QTZ2160
\2700
スクリャービン・アン・オデッセイ スラヴァ・ポプルーギン(ピアノ)
 スクリャービン:
  ワルツ ヘ短調 Op.3/10のマズルカ Op.3 より第7番ホ短調、第4番ホ長調/
  12の練習曲 Op.8 より第12番嬰ニ短調/
  24の前奏曲 Op.11 より
   第5番ニ長調、第2番イ短調、第8番嬰ヘ短調、第9番ホ長調、
   第12番嬰ト短調、第13番変ト長調、第14番変ホ短調/
  4つの前奏曲 Op.22 より第3番ロ長調/2つの前奏曲 Op.27/2つの詩曲 Op.32/
  3つの小品 Op.45/4つの前奏曲 Op.48/3つの小品 Op.52/2つの小品 Op.57/
  アルバムの綴り Op.58/詩曲-夜想曲 Op.61/2つの詩曲 Op.63/5つの前奏曲 Op.74
 
 ロシアの重鎮が弾くオール・スクリャービン・プログラム!

 ☆ピアニスト、教師、サウンドエンジニアと多岐にわたり活躍するスラヴァ・ポプルーギン!
 ☆1897年製のベヒシュタインで奏でるスクリャービン!

 ロシア出身のピアニスト、教師、サウンドエンジニアと多岐にわたり活躍するスラヴァ・ポプルーギンによるスクリャービン・アルバムが登場。
 このプログラムでは、スクリャービンの異なる様式、時代における類似したアイデアの実現を通してつながった作品を取り上げています。

 グネーシン音楽院で学んだポプルーギンは、1999年から2015年までモスクワ音楽院で教鞭を執り、2018年からはオランダのハーグ王立音楽院の教授の地位に就いています。
 ピアニストとして40年以上のキャリアを誇るポプルーギンは豊富なレパートリーを誇り、モスクワ音楽院の同僚でもあった名チェリスト、ナターリヤ・グートマン、ロシアが誇る名フォルテピアノ奏者、アレクセイ・リュビモフとも長きに渡り共演を重ねてきました。
 2006年からは本格的にサウンドエンジニアとしても活動を開始し、本アルバムでは、自身が所有するスタジオで1897年製のベヒシュタインのコンサートグランドを用いてレコーディングに臨んでいます。
 演奏家と、サウンドエンジニアというそれぞれの視点から拘りぬいたスクリャービンの世界にご注目ください。

 ※使用楽器:
  Bechstein 2.40m. Model D No: 44160 Berlin 1897
  88 keys A1 – C5
  Rosewood case with all original styled ornaments Collection: Andriessen collection, Haarlem
  Tuned by: Bart Houtgraaf
 ※録音:2017年8月1日ー11日、ステッペンウルフ・スタジオ(オランダ)

 
 
 

QTZ2157
\2700
おとぎ話
 オーレ・ブル(1810-1880):山の幻影
 ヨハン・ハルヴォルセン:ノルウェー舞曲
 トリグヴェ・マドセン(b.1940):平和のための小品
 ハルダンゲル・フィドル独奏のための小品-
  アンデシュ・ヴィーケン(1898-1977):Jolstrabrura
  ハルヴォルセン:ファニトゥレン
  作者不詳:Jolstra-Springar、Rotneims-Knut
 メトネル:おとぎ話ヘ短調 Op.26-3
 クライスラー:
  リムスキー=コルサコフの《シェヘラザード》より
   2つのスケッチ
 エフレム・ジンバリスト(1889-1985):
  リムスキー=コルサコフの歌劇《金鶏》の主題による幻想曲
 イーゴリ・フロロフ(1937-2013):
  ガーシュウィンの 《ポーギーとベス》 の主題による
   ヴァイオリンとピアノのための演奏会用幻想曲
エリザベト・トゥルモ
 (ヴァイオリン、ハルダンゲル・フィドル )
エレーナ・トポノゴヴァ(ピアノ)

 本アルバムでは、「ノルウェーのパガニーニ」と称されたオーレ・ブルから、グリーグが定めた道をたどり、ノルウェーの国民的ロマン派の伝統を発展させたハルヴォルセン、そして、プログラムの最後は、ロシアのヴァイオリニスト、作曲家として活躍したイーゴリ・フロロフによって作られたヴァイオリンとピアノのためのレパートリーの中で最も輝かしい作品の一つ、 《ポーギーとベス》 の主題による演奏会用幻想曲まで、ノルウェーの民話やファンタジー作品にインスパイアされた音楽を中心に集めた好企画。
 ノルウェーの民族楽器であるハルダンゲル・フィドルの作品をカップリングしていることも注目すべきポイントのひとつと言えるでしょう。

 ノルウェーの若きヴァイオリニスト、エリザベト・トゥルモは、英国王立音楽カレッジで研鑽を積み、グランド・ヴィルトゥオーゾ国際コンクールで2位、ノルウェー・ナショナル・ユース・コンクールでは第1位を受賞。
 ソリストとしては、アークティック・フィルハーモニック、オスロ室内管弦楽団など、多くのオーケストラ、アンサンブルと共演を重ねています。

 ※録音:2022年8月8日-10日、ウェスト・ロード・コンサート・ホール(ケンブリッジ、イギリス)
 




TRPTK


TTK0114
(1SACD HYBRID)
\2900
夜想曲と光
 ケクラン:チェロ・ソナタ Op.66
 ナディア・ブーランジェ:3つの小品
 ヤナーチェク:おとぎ話
 ヘンリエッテ・ボスマンス:静かな夜
 プーランク:チェロ・ソナタ FP143
エリーネ・ヘンゼルス(チェロ)
ダニエル・クラーマー(ピアノ)

 オランダ期待のチェリスト、エリーネ・ヘンゼルスのデビュー・アルバム!

 1998年生まれのオランダのチェリスト、エリーネ・ヘンゼルスのデビュー・アルバムが、オランダの高音質レーベルtrptkからリリース。
 ケクラン、プーランクのチェロ・ソナタやヤナーチェクの「おとぎ話」に、ナディア・ブーランジェ、ヘンリエッテ・ボスマンスといった女性作曲家の作品を編み込んだ素敵なプログラム。

 エリーネ・ヘンゼルスは6歳でチェロを始め、マーストリヒト音楽院、アムステルダムのスヴェーリンク・アカデミー等で研鑚を積み、グスタフ・リヴィニウスやピーター・ウィスペルウェイらにも学びました。
 2018年アムステルダムのチェロ・ビエンナーレ・コンクールで第1位と一般賞を受賞したほか、クリスティーナ王女コンクール、ブリテン・チェロ・コンクールでも優勝し、2020年にはオランダ・フィルハーモニー管弦楽団との共演でアムステルダム・コンセルトヘボウのメインホールにもデビューを果たすなど、オランダ期待のミュージシャンの一人として活動を広げています。

 ※録音:2022年9月19日-21日、ウェストヴェスト教会(スキーダム、オランダ)
 
 

TTK0109
(1SACD HYBRID)
\2900
おぼろ月の下で BLOCK4リコーダー四重奏団
 作者不詳(BLOCK4編曲):
  Watkin's Ale、Lumps of Pudding、Stella Splendens in Monte No. 1/
 パレストリーナ:Deh hor fossio col vago della luna/
 マシュー・オリヴァー:My Last Breath/
 ゲレーロ:O Domine, Jesu Christe/
 作者不詳(BLOCK4編曲):Stella Splendens in Monte No. 2/
 M.プレトリウス:Bransle de la Royne、Courante de M.M. Wüstrow、Volte/
 アンドルー・クロスリー:Bardo No. 1 (Layers)/
 メールラ:La Lusignuola/
 ミヒール・メンシン:Wicked/
 作者不詳(BLOCK4編曲):Stella Splendens in Monte No. 3/
 ヴォイテク・ブレハシュ:Airlines/
 ゲレーロ:Alma Redemptoris Mater

 2012年に結成され、2014年のロイヤル・オーヴァー=シーズ・リーグ・アンサンブル・コンクールでは65年の歴史でリコーダー・アンサンブルとして初めて優勝したイギリスとヨーロッパのリコーダー四重奏団「BLOCK4」。
 現代のコンソート音楽へのダイナミックなアプローチとルネサンスやバロック時代の魅惑的な解釈を両立しており、このアルバムでも、パレストリーナ、プレトリウス、ゲレーロ、メールラといった古楽と、マシュー・オリヴァー、アンドルー・クロスリー、ヴォイテク・ブレハシュら現代作曲家の作品を組み合わせて、幽玄なリコーダー・アンサンブルの物語を創造しています。

 ※録音:2023年4月20日-22日、ウェストヴェスト教会(スキーダム、オランダ)
 
 
TTK0113
(1SACD HYBRID)
\2900
アドリフト
 ケネス・レイトン:アメリカの聖歌による幻想曲 Op.70
 ロバート・カーン:トリオ・セレナーデ Op.73
 ジョン・ササス:アイランド・ソングズ
 ピアソラ:オブリビオン(忘却)
 ロベルト・デラノフ:トリオ
 マーチャーシュ・シェイベル:序奏とアレグロ
デルフィン・トリオ
 〔マグダレンナ・クルステフスカ(クラリネット)、
  ヨビーネ・シークマン(チェロ)、
  ルーロフ・テミン(ピアノ)〕

 オーストラリアのクラリネット奏者、オランダのチェロ奏者、南アフリカ出身のピアニストという、地球の反対側から集まった3人の情熱的な若い音楽家によるデルフィン・トリオ。
 2020年にロンドンの王立音楽カレッジで設立され、個々の楽器の才能、知的で好奇心旺盛な音楽製作、多様なレパートリーへの情熱を発揮しています。

 流れる水をテーマとしたデビュー・アルバム「アドリフト(Adrift)」は、ケネス・レイトンによるアメリカの聖歌、ロバート・カーンによるブラームス風でメランコリックなセレナーデ、ロベルト・デラノフのどちらかというとジャジーなトリオ、マーチャーシュ・シェイベルとジョン・ササスによるフォーク音楽の影響を受けた作品に、ピアソラの傑作「オブリビオン(忘却)」が組み合わされた極めて意欲的なプログラムを披露します。

 ※録音:2023年6月26日-29日、オランダ
 
 

TTK0116
(1SACD HYBRID)
\2900
活気に満ちたヴェネツィア
 ニコラ・ポルポラ:Salve Regina in F major
 ヴィヴァルディ:
  歌劇《試練の中の真実》RV 739より
   「シンフォニア」、「その美しい頬だけ」
  歌劇《オリンピアーデ》RV 725より
   「あなたが眠っている間,愛を育みます」
  オラトリオ《勝利のユディータ》RV 644より
   「Armatae face et anguibus」
  歌劇《ジュスティーノ》RV 717より
   「喜んで拝見させていただきます」
 ニコロ・ヨンメッリ:
  《La Betulia liberata》より「Prigionier che fa ritorno」
ロッテ・ボヴィ(メゾ・ソプラノ)
ローラ・ブルー

 音楽で活気に満ちたヴェネツィアを再現!

 ヴィヴァルディ、ヨンメッリ、ポルポラの三人が活躍した時代のヴェネツィアは音楽に溢れていました。
 そして彼らは三人とも孤児院で働いており、楽器を教え、孤児院の子供たちのために作品を作りました。

 ロッテ・ボヴィとローラ・ブルーは個性的な演奏で当時のヴェネツィアの活気あふれる音楽を再現しています。

 ※録音:2023年5月
 
 

TTK0120
(1SACD HYBRID)
\2900

 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:O virtus Sapientiae
 聖母マリアのカンティガ集:
  Gran poder a de mantar、Rosa das Rosas
 作者不詳:El Misteri d'Elx: O Arbre Sanct
 アイヴァン・ジアナキス:Percussion improvisation
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:O nobilissima viriditas
 伝承曲:Song of Klidonas、Parakalo tin Panayia
 マーガレット・マリー:Recorder improvisation
 モニオ・ダラス:Ce fut en mai
 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:Karitas habundat
シビュラ・アンサンブル

 シビュラ・アンサンブルは、古代から中世、そしてルネサンス期に渡って影響を与えた預言者シビュラからインスピレーションを受けています。
 シビュラは、その神聖な洞察力と予言のために文化を超えて尊敬されてきました。
 それらは人間の領域と神の世界とのパイプとして見なされ、歴史を通じて西洋文明の精神的信念を形成しました。
 作曲家としても活躍したヒルデガルト・フォン・ビンゲンも預言者のひとりと見なされていました。

 ※録音:2023年9月
 
 

TTK0119
(1SACD HYBRID)
\2900
TRPTK 9周年記念サンプラー 様々なアーティスト
 ヴィヴァルディ:オラトリオ《勝利のユディータ》RV 644より「Armatae face et anguibus」
 レンブラント・フレリフス:《ピアノ協奏曲第1番》より「弾性」
 シューベルト:《冬の旅》Op.87 D 911より「おやすみ」
 プーランク:《ヴァイオリン・ソナタ》FP 119より「インテルメッツォ」
 J.S.バッハ(ケアステン・マッコール編):《フルート・ソナタ イ長調》BWV1032より「ヴィヴァーチェ」
 ヴァインベルク:《こどもをあやしながら》Op.110より「その子は一人残された」
 ボッテジーニ:グラン・デュオ・コンチェルタンテ
 作者不詳:Roses et lis ay veu (var.)
 ハンス・ヘンケマンス:《ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲》より「プレスト」
 シューマン:《ダヴィッド同盟舞曲集》Op.6-15
 ヤニス・キリアキデス:《Once There Was》より「On a wall, in a beck」
 マリオン・フォン・ティルザー:Hajej muj andilku
 ショスタコーヴィチ:《チェロ・ソナタ ニ短調》Op.40より「アレグロ・ノン・トロッポ」
 マヤ・フリードマン:Mayim
 ホナタン・アルバラード&ジェシカ・デニス:Gorjeos ('La Mariposa')
 ロカテッリ:《ソナタ第2番(トリオ・ソナタ Op.5より)》より「アレグロ」

 これまでに高音質で高品質の音楽を提供してきた「TRPTK」レーベルは9周年を迎えました。
 その9年間でリリースされた97枚のアルバムから厳選された17曲を収めたこのサンプル盤は「TRPTK」のこれまでの集大成と言えるでしょう。
 まだこのレーベルを聴いたことのない方はもちろん、一部しか聴いたことのない方にもおすすめの1枚となっています。

 ※録音:2015年-2023年
 



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BR KLASSIK



900194
(2CD)
\3000→\2790
全集より分売
 マリス・ヤンソンス(指揮)&バイエルン放送交響楽団
グスタフ・マーラー(1860-1911):交響曲第3番 ニ短調

 【CD1】
  1. I. Kraftig - Entschieden
 【CD2】
  1. II. Tempo di menuetto. Sehr massig
  2. III. Comodo. Scherzando. Ohne Hast
  3. IV. Sehr langsam. Misterioso
  4. V. Lustig im Tempo und keck im Ausdruck
  5. VI. Langsam. Ruhevoll. Empfunden
ナタリー・シュトゥッツマン(アルト)...
 CD2:3、4
テルツ少年合唱団...CD2:4
バイエルン放送女声合唱団...CD2:4
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音: 2010年12月8-10日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ライヴ)
 総収録時間:97分
 既発のマーラー交響曲全集(900719)より分売

 2010年はヤンソンスがマーラーの3番に取り組んだ年でした。
 2月にコンセルトヘボウ管(RCO)を指揮した演奏はCDと映像でリリースされ、11月にはRCOとの来日公演でも演奏して聴衆に深い感銘を残しました。
 このCDは、その翌月にミュンヘンで行われたバイエルン放送交響楽団とのライヴ録音。常に準備周到だったヤンソンスですが、これはまさに万全の状態で臨んだ演奏会だったと言えるでしょう。
 各楽章の演奏時間はRCO盤とほぼ同じで、ここでもヤンソンスの解釈が迷いのないものであったことがうかがわれます。
 全6楽章、100分近い長丁場を弛緩することなく曲の持つドラマ性を提示しながら、丁寧にオーケストラをまとめるヤンソンスの手腕の見事さ。
 第4楽章でのシュトゥッツマンの独唱は暗闇の中に射し込む一筋の光のように鮮烈な輝きを放ち、第5楽章での少年たちの歌声はまさに天使の合唱、そして最終楽章の荘厳かつ壮麗なクライマックスはオーケストラの実力を存分に見せつけるとともに、ライヴならではの高揚感に満ちています。
 



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BRU ZANE



BZ1055
(2CD+BK)
\6100→\5690
山田和樹の快挙!サン=サーンス最後のオペラ世界初録音
 カミーユ・サン=サーンス:歌劇《デジャニール》(全曲)

 カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
  《デジャニール》 4幕の抒情悲劇 (1911)
   台本...サン=サーンス/ルイ・ガレの悲劇による

デジャニール...ケイト・アルドリッチ(メゾ・ソプラノ)
エルキュール...ジュリアン・ドラン(テノール)
イオール...アナイス・コンスタン(ソプラノ)
フィロクテート...ジェローム・ブーティリエ(バリトン)
フェニス...アンナ・ダウズリー(メゾ・ソプラノ)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
モンテカルロ歌劇場合唱団
山田和樹(指揮)

NYCX-10466
(2CD+BK)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\7260

 録音: 2022年10月12-16日 オーディトリアム・レーニエ3世、モナコ
 総収録時間: 104分
 ※国内仕様盤日本語解説...岸純信/歌詞日本語訳...山下賢司

 【山田和樹の快挙!サン=サーンス最後のオペラ《デジャニール》世界初録音】
 1898年、ルイ・ガレによる悲劇のための劇付随音楽としてベジエの野外競技場で初演された『デジャニール』でしたが、サン=サーンスはこれを音楽的に発展させ歌劇として再構成することを計画。
 劇音楽初演の年にガレが亡くなったことを受けて台本はサン=サーンス自らが手を入れ、1911年、歌劇《デジャニール》はモンテカルロで初演されました。
 
 物語はギリシャ神話のヘラクレスの最期を題材としたもので、古代ギリシャのトラキスが舞台。
 トラキス地方の町オエカリアを征服したエル キュール(ヘラクレス)は、王の娘イオール(イオレ)を我が物にしようとするものの、妻のデジャニール(デーイアネイラ)の激しい拒否にあい、さらに 友人のフィロクテート(ピロクテーテス)に裏切られイオールを奪われてしまいます。
 デジャニールはエルキュールが殺めたケンタウロスであるネッシュ (ネッソス)の血の付いた上着をエルキュールに着せると、その魔法の力で彼の心を変えられると信じて計画を練りますが...。

 サン=サーンスが残した最後のオペラであるこの作品は、コーラングレ、バス・クラリネット、ソプラノ・サクソフォン、コントラファゴット、バス・トラン ペット、ハープ2台などを含む3管編成の管弦楽のほか舞台裏にブラスバンドを置くという大規模な編成で書かれており、スペクタクルな響きや 美しいメロディ・ラインなどサン=サーンスらしい場面に溢れるほか、丁々発止のやり取りに添えられた鬼気迫る音楽などはワーグナーを思わせ るところもあり、これまでほとんど顧みられなかったことが不思議なほどの充実ぶり。
 初演の地モンテカルロで山田和樹が持ち前の牽引力を発揮し、作品の魅力を十二分に引き出す素晴らしい演奏を披露しています。
 
 原盤ブックレットは写真資料も豊富な145ページに及ぶもの(仏・英語)。国内仕様盤にはオペラ研究家岸純信氏による解説と、山下賢司氏による貴重な歌詞全訳が付属します。







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CHANNEL CLASSICS



CCSSA46524
(SACD HYBRID)
\3200→\2990
イヴァン・フィッシャー&ブダペスト祝祭管
ベートーヴェン:「英雄」、コリオラン序曲

 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  1-4. 交響曲 第3番 変ホ長調 Op. 55「英雄」
  5.「コリオラン」序曲 Op. 62
ブダペスト祝祭管弦楽団
イヴァン・フィッシャー(指揮)
NYCX-10465
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3630

 録音:2023年8月 ルンバッハ・ストリート・シナゴーグ、ブダペスト、ハンガリー
 収録時間: 60分
 SACD層: Stereo、Mulch Channel 5.0
 ※国内仕様盤日本語解説...鈴木淳史

 【精悍にして気品と詩情を併せ持つ、イヴァン・フィッシャーとブダペスト祝祭管による「英雄」】
 第7番(2006年)、第4番と第6番(2010年)、第1番と第5番(2017年)と、稀に見るスロー・ペースで進められているイヴァン・フィッシャーと ブダペスト祝祭管によるベートーヴェン・シリーズに「英雄」が登場。
 53分(繰り返し全てあり)という、近年ではゆったり目のテンポ設定ながら遅 いという印象をほとんど感じさせません。
 精悍で引き締まった第1楽章に始まり、低い重心でじっくりと歌い込まれフーガのクライマックスも雄大 な第2楽章、特徴的なリズムを際立たせた第3楽章、堅固な構造美を感じさせながら気品と力強さを両立させた第4楽章と、心地よい緊 張の糸が切れることのない素晴らしい演奏となっています。
 「コリオラン」もメリハリのある骨太の演奏で聴き応えあり。
 DSD256録音による高 音質を最大限引き出すSACDハイブリッド・ディスクでの発売も嬉しいところです。
 
 国内仕様盤には鈴木淳史氏による日本語解説付。

 
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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BR KLASSIK



900219
\2700→\2490
バイエルン放送交響楽団創立75周年
 1960年、ハインツ・ワルベルク(指揮)、豪華歌手を揃えた未発表音源

リヒャルト・シュトラウス:歌劇《無口な女》(ハイライト)
 リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
  歌劇《無口な女》Op.80(ハイライト)
   台本:シュテファン・ツヴァイク
   原作:ベン・ジョンソン「エピシーン、または物言わぬ女」
  【第1幕】
   1. Euer Liebden haben, ich furchte,
    schlecht geschlafen(理髪師)
     - 第2場抜粋
   第3場より
    2. Piano, piano! Und ich sage euch,
     er ist ein kreuzbrave Kerl(理髪師)
    3. Hah! Mir fallt etwas ein!(理髪師)
    4. Nicht viel schwatzen, nicht parlieren(理髪師)
  【第2幕】
   5. Anhiero gestatte ich mir,
    hochverehrliche Herren(理髪師)
     - 第6場
   6. Du bist so still(モロズス卿) - 第9場抜粋
   7. Was geht hier vor?(ヘンリー・モロズス)
    - 第10場抜粋
   8. Siehst du, Ohm(ヘンリー・モロズス) - 第11場抜粋
   9. Du suBester Engel(ヘンリー・モロズス) - 第12場
モロズス卿...ハンス・ホッター(バス)
ヘンリー・モロズス...
 フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)
アミンタ...
 インゲボルグ・ハルシュタイン(ソプラノ)
家政婦...リリアン・ベニングセン(アルト)
理髪師...ヘルマン・プライ(バリトン)
イゾッタ...
 エヴァ・マリア・ローグナー(ソプラノ)
カルロッタ...マリアンナ・ラーデフ(ソプラノ)
モルビオ...ヨーゼフ・クナップ(バリトン)
ヴァヌッツィ...
 カール・クリスティアン・コーン(バス)
ファルファッロ...カール・ホッペ(バス)
バイエルン放送交響楽団
ハインツ・ワルベルク(指揮)

 録音:1960年11月4、5日 Munchen, Ausstellungspark-Bayernhalle(MONO)
 総収録時間:49分

 【バイエルン放送交響楽団創立75周年。豪華歌手を揃えた未発表音源をCD化】
 《無口な女》は1934年に完成され、1935年6月24日にカール・ベームの指揮によりドレスデンで初演されましたが、台本作者のツヴァイクがユダヤ人だったこともあって3回の上演だけでナチスによって禁止処分となり、復活は終戦後の1946年まで待たねばなりませんでした。
 
 作品の舞台は1780年頃のロンドン近郊。年老いた元軍人モロズス卿と、彼の甥でオペラ歌手のヘンリー、彼の妻アミンタ(高度なコロラトゥーラ歌唱が求ら れる)、《セビリアの理髪師》のフィガロを彷彿させる理髪師と彼に横恋慕する家政婦など様々な人物が登場。
 ドタバタ騒ぎの末、最後はモロズス卿の「Wie schon ist doch die Musik - aber wie schon erst, wenn sie vorbei ist! 音楽は美しい、しかしもっと美しいのは音楽が終わったあとだ」の印象 的な独白で幕を閉じます。
 
 このCDで聴けるのはその抜粋(名場面集)で、1960年11月6日のテレビ向け公開収録の前日と前々日に行われていたセッション録音。
 モロズス卿にハン ス・ホッター、ヘンリーにフリッツ・ヴンダーリヒ、理髪師にヘルマン・プライと、前年夏にベームとウィーン・フィルがザルツブルクで上演した際と同じ豪華キャストによ る歌が聴きものです。
 指揮はN響への客演でも親しまれたハインツ・ワルベルク。
 ドイツとオーストリアで歌劇場やオーケストラのポストを歴任し、ウィーン国立 歌劇場では450回以上も指揮をした実力者です。
 






ORFEO



C380012
(2CD)
\4100
世界初録音盤
フランツ・シュミット(1874-1939):
 歌劇《フレディグンディス》 全3幕

  台本:ブルーノ・ヴァルデン&
   イグナツ・ミヒャエル・ヴェレミンスキ
  原作:フェリックス・ダーンの同名小説
  
  【CD1】
   1-12. 第1幕/13-20. 第2幕
  【CD2】
  1-15. 第3幕
フレディグンディス...
 ドゥーニャ・ヴェイソヴィチ(メゾ・ソプラノ)
キルペルク:フランクの王...
 マルティン・エーゲル(バリトン)
ランデリヒ:ドラコーレンの息子、ルーアン司教...
 ヴェルナー・ヘルヴェヒ(テノール)
ヘルツォーク・ドラコーレン...ライド・ブンガー(バス)
ルッラ...オルガ・ザンドゥ(コントラルト) 他
ウィーン放送合唱団
 (指揮...ゴットフリート・プラインファルク)
ウィーン放送交響楽団
エルンスト・メルツェンドルファー(指揮)

 録音:1979年9月27日(ライヴ) ウィーン・ムジークフェライン 大ホール(オーストリア)
 総収録時間:143分

 【フランツ・シュミット生誕150周年記念、歌劇《フレディグンディス》世界初録音盤が登場!】
 1914年、ウィーン宮廷歌劇場で初演された歌劇《ノートルダム》が大成功を収めたことを受け、フランツ・シュミットが次の歌劇の題材として選んだのがフェリックス・ダーンの『フレディグンディス』でした。
 
 舞台は6世紀のフランク王国。赤い髪を持つ召使いフレディグンディスが輝かしい美貌と奸計で国王キルペリク1世の妃の座と莫大な富を手に入れるも、数々の悪行を重ねた末に破滅していく様を、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスを思わせる半音階を用いた濃厚な音楽で描き出しています。
 主役のフレディグンディスを歌うのはクロアチア出身のドゥーニャ・ヴェイソヴィチ。強靭な声を生かし、メゾ・ソプラノとソプラノ両方の役柄でワーグナー歌手としてバイロ イトやザルツブルクで絶賛されました。
 指揮のエルンスト・メルツェンドルファーはザルツブルク・モーツァルテウムでクレメンス・クラウスに師事、史上初めてハイドン交響曲全集を録音すると共に現代音楽に至る広いレパートリーを持ち、数多くの作品を初演しました。
 



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POLSKIE RADIO

ポーランドの公共放送局『ポーランド放送(Polskie Radio/Polish Radio)』の自主レーベル「Polskie Radio」制作
同局のアーカイヴに眠る貴重な録音をCD化する「FROM THE POLISH RADIO ARCHIVES」シリーズ


PRCD2366
(1CD)
【初紹介旧譜】
特殊価格
\3900→\3590
初出音源を含む秘蔵録音集
レオポルド・ストコフスキ・イン・ポーランド

 1. レオポルド・ストコフスキの
  ポーランドへの歓迎レポート
 2. モニューシュコ:
  演奏会用序曲《おとぎ話》 【初出音源】
 3-8. シマノフスキ:スターバト・マーテル Op.53 【初出音源】
 9-12. ルトスワフスキ:交響曲第1番
 13. レオポルド・ストコフスキと
  ヴィトルト・スタンコフスキの対話
2. レオポルド・ストコフスキ(指揮)、
 ポメラニアン・フィルハーモニー交響楽団
3-8. レオポルド・ストコフスキ(指揮)、
 ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団、
 アリナ・ボレホフスカ(ソプラノ)、
 クリスティナ・シュチェパニスカ(アルト)、
 アンジェイ・ヒオルスキ(バリトン)
9-12. レオポルド・ストコフスキ(指揮)、
 ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団

 ポーランド放送のアーカイヴから発掘!ストコフスキの初出音源を含む秘蔵録音集!

 ☆初出音源を含む、ポーランド放送のアーカイヴに眠っていたストコフスキの知られざるポーランド・レコーディング!

 ポーランドの公共放送局『ポーランド放送(Polskie Radio/Polish Radio)』の自主レーベル「Polskie Radio」が制作する、同局のアーカイヴに眠る貴重な録音をCD化する「FROM THE POLISH RADIO ARCHIVES」シリーズから、20世紀の大指揮者レオポルド・ストコフスキの秘蔵音源が登場!
 
 ポーランド移民の父を持つストコフスキが77歳の頃に初めて"祖国"のオーケストラを指揮するためにポーランドを訪れた1959年と、その翌年の再訪時の録音が発掘されました。
 ソナタや交響詩の要素を含んだモニューシュコの色彩豊かな演奏会用序曲《おとぎ話》とシマノフスキの「スターバト・マーテル」はこれが初出。
 最後のトラックではストコフスキの肉声も聴くことができるほか、ブックレットにはポーランド訪問時に撮影されたストコフスキの写真が多数掲載されており、ストコフスキ・ファン垂涎の1枚です。

 ※録音:1959年-1960年
 録音:
  1. 1959年5月(ワルシャワ) 2. 1960年5月19日-21日 9-12. 1959年5月22日&24日(ワルシャワ) 13. 1959年5月(ワルシャワ)
 
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PRCD22342235
(2CD)
【初紹介旧譜】
特別価格
\3900→\3590
ミェチスワフ・ホルショフスキ・イン・ポーランド
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 KV466*
 J.S.バッハ:パルティータ第2番ハ短調 BWV826
 モーツァルト:ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調 KV570
 シマノフスキ:20のマズルカ Op.50 より 第13番~第16番
 ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
 シューマン:子供の情景 より 「トロイメライ」Op.15-7
 メンデルスゾーン:無言歌集第6巻 より 「紡ぎ歌」Op.67-4
 アンナ・スクルスカによる
  ミェチスワフ・ホルショフスキへのインタビュー**
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)
ポーランド国立放送交響楽団*
ヤン・クレンツ(指揮)*

 ポーランドの公共放送局『ポーランド放送(Polskie Radio/Polish Radio)』の自主レーベル「Polskie Radio」が制作する、同局のアーカイヴに眠る貴重な録音をCD化する「FROM THE POLISH RADIO ARCHIVES」シリーズから、テオドール・レシェティツキの弟子であり、99歳までステージに立ち続けたポーランドの伝説的ピアニスト、ミェチスワフ・ホルショフスキ(1892-1993)の2枚組ディスクが登場!
 
 ヤン・クレンツと共演した1963年のモーツァルト録音に加え、最後のワルシャワ・リサイタルとなった1984年、91歳のホルショフスキが紡いだ聴く者の心を揺さぶる入魂の演奏を聴くことができます。
 最終トラックにはそのリサイタルの翌日に行われたホルショフスキへのインタビューを収録。

 ※録音:1963年10月18日(カトヴィツェ)*、1984年5月6日/5月7日**(ワルシャワ)
 
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PRCD2228
【初紹介旧譜】
\2700→\2490
ヴィトルト・マウツジニスキ ~
 伝説のヴァヴェル城リサイタル1959
ヴィトルト・マウツジニスキ(ピアノ)
  ショパン:
   ポロネーズ第4番ハ短調 Op.40-2/夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1/バラード第2番ヘ長調 Op.38/
   ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35/マズルカ第22番嬰ト短調 Op.33-1/
   マズルカ第21番嬰ハ短調 Op.30-4/マズルカ第47番イ短調 Op.68-2/
   マズルカ第45番イ短調 Op.67-4/マズルカ第15番ハ長調 Op.24-2/
   マズルカ第17番変ロ短調 Op.24-4/ワルツ第1番変ホ長調 Op.18《華麗なる大円舞曲》/
   スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31/ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53《英雄》

 ポーランドの公共放送局『ポーランド放送(Polskie Radio/Polish Radio)』の自主レーベル「Polskie Radio」が制作する、同局のアーカイヴに眠る貴重な録音をCD化する「FROM THE POLISH RADIO ARCHIVES」シリーズから、20世紀ポーランドの偉大なピアニスト、ヴィトルト・マウツジニスキ(マウツジンスキ、マルクジンスキー)のライヴ録音が登場!

 これは1959年2月16日にクラクフのヴァヴェル城にて、戦時避難から返還された国宝の展覧会のオープニングとして行われたコンサートで、ルトスワフスキ夫妻をはじめ各界の著名人が駆けつける中マウツジニスキは凄まじい熱量でまさに"伝説"的な圧巻の演奏を披露。
 ポーランドの歴史における重要なシーンに花を添えた唯一無二の記録が初めてCD化されました。

 ※録音(ライヴ):1959年2月16日、ヴァヴェル城(クラクフ)
 


<メジャー・レーベル>
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DG



4865505
(3CD)
\4200→\3890
ルーマニアの新星
 《クリスティアン・マチェラル~
  エネスク:交響曲第1-3番/ルーマニア狂詩曲》

ジョルジュ・エネスク:
《CD 1》
 ルーマニア狂詩曲1) 第1番イ長調Op.11 No.1、2) 第2番ニ長調Op.11 No.2、
 3-5) 交響曲第1番変ホ長調Op.13
   (第1楽章:Assez vif rythm?/
    第2楽章:Lent/第3楽章:Vif et vigoureux)/
《CD 2》
 1-4) 交響曲第2番イ長調Op.17
  (第1楽章:Vivace, ma non troppo/第2楽章:Andante giusto/
   第3楽章:Un poco lento, marziale ? Allegro vivace, marziale)/
《CD 3》
 1-3) 交響曲第3番ハ長調Op.21
  (第1楽章:Moderato, un poco maestoso/
   第2楽章:Vivace, ma non troppo/第3楽章:Lento, ma non troppo)
フランス放送合唱団(CD 3: 3)、
クリスティアン・マチェラル(指揮)
フランス国立管弦楽団

 若々しい輝きから深淵な結末まで、ルーマニアの新星が指揮で辿る母国“英雄”の音楽の旅 CD3枚組

 グラミー賞受賞指揮者でジョルジュ・エネスク国際音楽祭の芸術監督を務める指揮者クリスティアン・マチェラルと彼が音楽監督を務めているフランス国立管弦楽団による、ジョルジュ・エネスクの録音がドイツ・グラモフォンより発売されます。
 CD3枚組。
 
 交響曲の第1番から第3番、『ルーマニア狂詩曲』の第1番と第2番が収録されています。
 ジョルジュ・エネスク(1881-1955)はルーマニアの作曲家で、ヴァイオリンの名手、そしてヴァイオリンの教師としても著名で教え子にはユーディ・メニューイン、アルテュール・グリュミオーらがいました。
 アメリカやフランスにも住んでいましたが、母国の音楽遺産に多大な影響を受けて極めて個性的な作品を生み出しました。
 パブロ・カザルスは彼を「モーツァルト以来の最も驚くべき音楽家」と称しました。そしてこのアルバムに収録されている『ルーマニア狂詩曲』(特に第1番)は非常に人気がありますが、残念ながら3曲の交響曲は交響曲のレパートリーの中でまだ本当の意味での中心的な作品として見出されていません。

 ジョルジュ・エネスクはルーマニアで最も偉大な作曲家であるだけでなく、真のルネサンスの人でした。
 ヴァイオリニスト、指揮者、そして当時の若い世代の音楽家たちに大きな影響を与えた教育者でもありました。
 ユーディ・メニューインは彼について「私が他人を判断する時の基準となる神のような存在であり続けています」と述べ、ウジェーヌ・イザイは無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番を彼に捧げて敬意を表しています。
 エネスク自身の膨大な作品には1905年から1918年までに作曲された3つの交響曲があり、さらに1935年と1941年に着手したもう2つの交響曲も存在しましたが、彼が亡くなった1955年の時点で未完のままとなりました。

 クリスティアン・マチェラルは1980年ルーマニア生まれ。
 アメリカで音楽教育を受け、ヴァイオリニストとして出発した後、指揮者に転身し、着々とキャリアを築いている新星です。
 2019/20年のシーズンからドイツ・ケルンのWDR交響楽団の首席指揮者を務め、2025年までその任期が延長されました。
 また2020/21年のシーズンからはフランス国立管弦楽団の音楽監督に就任し、こちらも2027年まで延長されています。
 また芸術監督として初のシーズンとなった2023年のジョルジュ・エネスク国際音楽祭では、ジョルジュ・エネスク国立フィルハーモニー管弦楽団、WDR交響楽団、フランス国立管弦楽団、ルーマニア国立ユース・オーケストラを指揮しました。そしてマチェラルとフランス国立管弦楽団は2024年7月のパリ夏季オリンピックの開会式で重要な役割を果たします。


 「このアルバムの5つの作品は20世紀の偉大なアーティストの一人が芸術的に発展を遂げる様子が完璧に示されています。
 『ルーマニア狂詩曲』第1番の若々しい輝きから交響曲第3番の深淵で神秘的、哲学的な結末まで、この偉大な天才、そして私の個人的な英雄ジョルジュ・エネスクの音楽の旅を発見し、追体験することができます」――クリスティアン・マチェラル

 ブックレットにはクリスティアン・マチェラル自身による序文とロブ・コーワンによるライナーノーツ(英語・ドイツ語)が掲載されています。

 【録音】2023年6月(CD 1: 1, CD 2)、7月(CD 3)、2022年9月(CD 1: 2-5)、パリ、ラジオ・フランス・オーディトリアム
 



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DECCA



4870122
\2600→\2390
2022年6月、ヴァン・クライバーン国際コンクール史上最年少優勝
 韓国のイム・ユンチャン~ショパン:練習曲集 Op.10 &Op.25

ショパン:
 1-12) 12の練習曲Op.10
  (第1番ハ長調/第2番イ短調/第3番ホ長調『別れの曲』/第4番嬰ハ短調/第5番変ト長調『黒鍵』/
   第6番変ホ短調/第7番ハ長調/第8番ヘ長調/第9番ヘ短調/第10番変イ長調/
   第11番変ホ長調/第12番ハ短調『革命』)、
 13-24) 12の練習曲Op.25
  (第1番変イ長調『エオリアン・ハープ』/第2番ヘ短調/第3番ヘ長調/第4番イ短調/第5番ホ短調/
   第6番嬰ト短調/第7番嬰ハ短調/第8番変ニ長調/第9番変ト長調『蝶々』/
   第10番ロ短調/第11番イ短調『木枯らし』/第12番ハ短調『大洋』)
イム・ユンチャン(ピアノ)
 
 【録音】2023年12月17日~20日 ヘンリー・ウッド・ホール、ロンドン

 国際コンクール最年少優勝で一躍スターとなった韓国のピアニストのDECCAデビュー・アルバム

 ●2022年6月、ヴァン・クライバーン国際コンクールで史上最年少の優勝者となった韓国のピアニスト、イム・ユンチャンのデッカ・クラシックスからのデビュー・アルバム。
  優勝時のラフマニノフのピアノ協奏曲第3番が話題となり、一躍スターダムを駆け上がり、多くのファンを獲得。世界中のクラシック・ファン以外の観客からも注目されました。
  その演奏の動画は現在1200万回以上の視聴回数を記録し、YouTubeではこの作品の最も視聴された演奏となりました。その人気の高さから「クラシック音楽のK-POP」(『ニューヨーク・タイムズ』紙)と評されています。

 ●イム・ユンチャンは韓国・始興市出身の19歳。7歳の時にピアノを始め、2018年に若いピアニストのためのクリーヴランド国際ピアノ・コンクールで入賞、15歳の時に韓国のユン・イサン国際音楽コンクールで最年少優勝者となりました。
  最近長い間の師であるソン・ミンス氏とともにボストンに移り、ニューイングランド音楽院で学び続けています。現在世界中のコンサートホールを満員にし、最も権威あるオーケストラやフェスティバルにも招かれています。

 ●アルバムに収録されているのはショパンの『12の練習曲』Op.10&Op.25。「私にとってショパンは過去に思いを寄せる作曲家です。
  私はアルバムのカバーに孤独と郷愁を漂わせ、古い写真に出会ったように感じてもらいたいと思いました」(イム・ユンチャン)。
  アルバムのカバー写真はユンチャンが望んだ雰囲気を出すためにフィルムで撮影されています。
  1960年代以降のデッカの黄金時代のピアニストであるヴラディーミル・アシュケナージ、クリフォード・カーゾン、ラドゥ・ルプーなどを思い起こさせるように、彼はオリジナルのデッカLPロゴの一つをリクエストしました。

 ●「音楽は伝えるために生まれました。私は自分のアイデアを観客と共有し、彼らの意見を聞きたいと思っています。そしてこれはおそらく世界で最も美しいことの一つです」――イム・ユンチャン

 ●「彼は驚異的なヴィルトゥオジティと深い解釈を併せ持つ、一世代に一人のピアニストとなる可能性を持っている」――『ザ・ニューヨーカー』誌

 ●「イム・ユンチャンの演奏はあまりにも素晴らしすぎて夢を見ていると思うだろう」――『タイムズ』紙
 



<国内盤> 


アール・アンフィニ



MECO 1082
(SACD HYBRID)
\3850
赤坂達三/夕べの歌~
 ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番&第2番 他

  ブラームス Johannes Brahms (1833 – 1897):
   クラリネット・ソナタ 第1番 ヘ短調 作品 120-1
    1.第1楽章 アレグロ・アパッショナート
    2.第2楽章 アンダンテ・ウン・ポコ・アダージョ
    3.第3楽章 アレグレット・グラツィオーソ
    4.第4楽章 ヴィヴァーチェ
   クラリネット・ソナタ 第2番 変ホ長調 作品 120-2
    5.第1楽章 アレグロ・アマービレ
    6.第2楽章 アレグロ・アパッショナート
    7.第3楽章 アンダンテ・コン・モート – アレグロ
  シューマン Robert Schumann (1810 – 1856):幻想小曲集 作品 73
   8.第1曲 静かに、感情を込めて
   9.第2曲 活発に、軽やかに
   10.第3曲 急速に、燃えるように
   11.夕べの歌 作品 85-12
赤坂達三(クラリネット)
齊藤一也(ピアノ)

 DSD11.2MHz ハイレゾ・レコーディング/DXD384KHzハイレゾ・ポストプロダクション
 録音:2023年2月27日&28日

 赤坂達三が満を持して放つ、実に12年ぶりのフルアルバム。
 ブラームス最晩年の傑作と滋味溢れるシューマンの名作を聴く。

 ■アルバム「夕べの歌」に寄せて
 趣味でクラリネットを購入した私は、もっとクラリネットのことが知りたくなり、初めて聴いたレコードはレオポルト・ウラッハのブラームスのソナタでした。そして次に聴いたのは、アルフレート・プリンツの演奏でした。
  後にこのソナタは、ブラームスの友人であったリヒャルト・ミュールフェルトが初演し、後継者がウラッハ、さらにその後継者がプリンツであったことを知りました。  私がパリに留学中の時、ザルツブルクの音楽祭でプリンツがレッスンしていることを知り、いろいろなワクワクした思いを馳せてプリンツのもとへ習いに行きまし た。ブラームスのソナタ第1番の第 3 楽章は、ワルツでは無くイタリアニータのレントラーであるとか、ソナタ第2番の第 2 楽章は、アパッショナータ・マ・ノン・ト ロッポ・アレグロなんだよ等々、いろいろと丁寧にアドバイスを頂いたことが懐かしく思い出されます。
 あれからいろいろな勉強や経験をしながら歳月が経ち...。
 ブラームスの時代は音源も無いため、もちろん録音は残っていません。このブラームス最晩年の名曲に対して果たして自分はどのような演奏をしたら良いのだろうか...と逡巡していた時に、音楽プロデューサーの武藤敏樹さんからお誘いを受けて齊藤一也さんのピアノ・リサイタルを聴きに行きました。
 彼の演奏を聴いて心から齊藤さんと共演したいと思い、CD アルバムのお話をさせて頂きました。
  実際にリハーサルをしたところ、ピアノのテクニックはもちろんのこと(ブラームスはリストと同じくらいのピアノの名人)、齊藤さんは実は作曲家でもあり、アナ リーゼや和声、更にはここのフレーズやモチーフはこうしたらどうでしょう等々、決して妥協しないで親身になって音楽を創る姿勢はとても素晴らしく、まさに想像 を遥かに超える素晴らしい実りのあるリハーサルを重ねることができました。
 収録は音楽的に精通している長年の友人でもある武藤プロデューサーの元で、シューマンの名曲2曲と共に無事に終えることができました。皆様の多大な協力を得て、当初の不安を払拭する素晴らしい収録ができて本当に幸せです。
 そして近々、この CD アルバムを手にした方々と音楽を共有できることを心から楽しみにしています。
  2023年春 レコーディングを終えて 赤坂達三

 ■演奏者についてのエッセイ
 ブラームスとシューマンの出会いの かつて「クラリネットの貴公子」「王子」と呼ばれた赤坂達三は1964年生まれ。
 今回、ブラームスとシューマンの作品でピアノを担った齊藤一也(1990 ―)とは26歳の年齢差がある。
 20歳のブラームスがハンブルクからデュッセルドルフに現れた時、シューマンが43歳だった史実に私は思いを重ねながら、編集 が終わったばかりのでき立てホヤホヤの音源を聴いた。ように...
 
 国立音楽大学を卒業してパリに留学、国内外数々のコンクールで第1位に輝き「40年に1人の逸材」と評された赤坂が日本国内で演奏活動を本格化 したのは1990年代半ばだった。
 インディーズ(独立系)レーベル「オレンジノート」(現マイスター・ミュージック)からリリースした「チャールダーシュ」が注目を 集めていた当時、ディスクでもピアノを弾いていた寺嶋陸也が作曲したオペラ「ガリレイの生涯」の上演(1995年3月3&4日、草月ホールの「オペラシアター こんにゃく座」主催公演)を観に行くと、作曲者が指揮する小編成のオーケストラ「イ・ソリスティ・コペルカーニ」のちょうど真ん中くらいに座り、嬉々としてクラリ ネットを奏でる赤坂の姿があり、驚いた。売り出し中のソリストながら、オペラの伴奏でも変わらない精彩を放っていたからだ。

 ほどなくしてビクターエンタテインメントへ移籍、「ソワレな夜」「異邦人」のアルバム2点を1995年から1996年にかけてリリース。
 何度かインタビューし、記事 を書くうちに親しくなり、1997年には矢部達哉(ヴァイオリン)、川田知子(同)、川本嘉子(ヴィオラ)、金木博幸(チェロ)の弦楽四重奏団とモー ツァルトの「クラリネット五重奏曲」で共演する演奏会を勤務先の新聞社主催で作り、アンコールにはその年のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)で矢部が演奏 した「あぐり」のテーマを同じ編成に編曲、赤坂の妙技でたっぷり味わう幸運も授かった(2005年にはもう1度、三鷹市芸術文化センターで企画した公演に 参加を依頼、8年前以上に冴えた音楽を奏でてくれた)。
 1998年以降はソニーミュージックからのリリースがメインとなり、当時は同社勤務、現在は「アールアンフィニ」レーベル代表のプロデューサー&レコーディングエ ンジニア、武藤敏樹との長期にわたる共同作業が始まった。1998年9月リリースの「英国の薫り」を皮切りにアコーディオンのcobaやヴォーカルの吉田美奈 子も交えた「ポルト・ドゥ・パリ」、ゲーデ・トリオらと共演したモーツァルト&ブラームスの「クラリネット五重奏曲」、ウィーン室内管弦楽団を〝吹き振り〟したモー ツァルトの「クラリネット協奏曲&オーボエ協奏曲(クラリネット編曲版)」などの名盤を次々に制作した。
 ちなみに武藤は赤坂より1歳年長、ほぼ同年代の関係もあって気が合うのだろう。武藤がアールアンフィニを立ち上げると赤坂も加わり、2010年にフランス 近代音楽を集めた「オマージュ・ア・パリ」(ピアノは浦壁信二)、2012年にシャンソンやミュージカル、オペラの名旋律を中心にした選曲、今は亡き名ピアニ ストの斎藤雅広との「ザ・スーパーデュオ」名義で「ふたりでお茶を」をリリースした。
 今回のブラームス&シューマンは赤坂にとって、アールアンフィニでの第3作に 当たる。
 
 ピアノの齊藤一也も同じレーベルから2022年10月、ラフマニノフとリストの作品を収めたソロ・アルバム「ザ・パッション」を発売。磨き抜かれた技巧と燃焼度 の高い演奏は、多方面から高い評価を受けた。
 彼を最初に聴いたのは2006年8月、東京音楽コンクールのピアノ部門本選の審査員を私が務めた時で、 東京藝術大学音楽学部附属高校(芸高)2年生の16歳。結果は1位なしの2位だったが、まだ若いのに慌てず騒がず、じっくりと自身の音楽をきわめる 姿勢が強く印象に残り、折に触れ聴き続けてきた。30代に入り、いよいよ王道本物の真価を発揮しつつある。
 赤坂と齊藤、そして武藤が長期のリハーサルを繰り返し、1年以上の時間を費やして完成したアルバムからはシューマンからブラームス、赤坂&武藤から齊藤...と、世代から世代へと受け継がれてきた音楽のバトンが幾重にも重なって聴こえる。
  「ソナタ第1番」の再生が始まると先ず、ピアノがブラームスに欠かせない音の重み、厚みを適確に備えるなか、クラリネットが弱音から解釈を組み立て、枯 れたニュアンスで旋律を歌う対照の妙に耳を奪われた。
 第2楽章でクラリネットが少ない音の数の中に無限の味わいをこめると、ピアノは第3楽章で右手の 弱音の美しさを際立たせる。第4楽章の急速なパッセージでは全く別の光景が広がり、人生の最終場面の輝きを細大漏らさずにしとめていく。続く「第2番」、クラリネットが音の温かさを増し、ブラームスのメランコリー、こみ上げる思い、物憂げな瞬間をピアノともども丁寧に再現しつつ、次第に透明な境地へと向 かう。
 ブラームスが最後に書いた変奏曲の第3楽章ではクラリネット、ピアノが丁々発止と渡り合い、すべてやり遂げた人間の熱狂を賛美して終わる。
 
 カップリングのシューマン2曲は壊れそうなほどに繊細な演奏だが、躍動感にも事欠かない。
 赤坂はドイツ留学の経験がなく、むしろフランスから帰国した後 の日本でウィーン・アルティス弦楽四重奏団やゲーデ・トリオとの共演を通じ「ドイツ的な音楽の語法に磨きをかけてきました」と自負、パリとベルリンの2都市に 留学した齊藤が繰り出す様々なアイデアにも柔軟に対応する。
 録音を終えた時、2人は「ブラームスからシューマンにかけての全曲が実は夜想曲、夜の音楽 なのではないか」(赤坂)との思いを抱いたという。
 キャリアの終盤に差しかかった演奏家と、長い勉強時代を終えて完全にプロフェッショナルなキャリアを歩み 出したばかりの演奏家の「全く初めての共演」(齊藤)が長期の録音プロジェクトを通じて実現し、絶妙な音楽の時間をディスクに刻印した。
 解説:池田卓夫(音楽ジャーナリスト@いけたく本舗(R))
 




<映像>


C MAJOR(映像)



76 5904
(Blu-ray)
\5500
ギリシャ独立戦争を題材とした
 ロッシーニの《コリントの包囲》

  ロッシーニ:歌劇《コリントの包囲》
マオメット2 世(トルコ皇帝):
 ルカ・ピサローニ(バス)
クレオメネ(コリントの総督):
 ジョン・アーヴィン(テノール)
パミーラ(クレオメネの娘):
 ニーノ・マチャイゼ(ソプラノ)
ネオクレス(コリントの隊長、パミーラの恋人):
 セルゲイ・ロマノフスキー(テノール)
イェーロ(守備隊長):カルロ・チーニ(バス)
アドラステ(ギリシャの兵士):
 シャビエル・アンドゥアガ(テノール)
オマール(マホメットの部下):
 ユーリ・サモイロフ(バリトン)
イズメーネ(パミーラの親友):
 セシリア・モリナーリ(メゾソプラノ)
RAI国立交響楽団
ロベルト・アバド(指揮)
ヴェンティーディオ・バッソ劇場合唱団
 (合唱指揮:ジョヴァンニ・ファリーナ)
KKC 9859
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\6700

76 5808
(2DVD)
\5500
KKC 9860/1
(2DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\6700

 2017年ロッシーニ・フェスティヴァル、バルセロナのパフォーマンス集団ラ・フラ・デルス・バウス演出、ギリシャ独立戦争を題材としたロッシーニの《コリントの包囲》

 演出、舞台美術:カルルス・パドリッサ(ラ・フラ・デルス・バウス)/
 衣装、ビデオ・デザイナー:リタ・カベルート/照明:ファビオ・ロッシ/日本語字幕:西久美子

 収録:2017年8月、アドリアティック・アリーナ、ぺーザロ(ライヴ)
 (Blu-ray)画面:16:9,1080i / 音声:PCM ステレオ、DTS-HD MA5.1 / リージョン:All / BD50 / 原語:フランス語 / 字幕:英独仏韓日 / 173分
 (2DVD)画面:16:9,NTSC / 音声:PCM ステレオ、DTS-HD5.1 / リージョン:All / DVD9 / 原語:フランス語 / 字幕:英独仏韓日 / 173分

 ロッシーニ・オペラ・フェスティバルは、毎年8月にイタリア中部マルケ州のペーザロ市で開催されている音楽祭。
 本映像は、2017年に上演された新演出の歌劇《コリントの包囲》。
 
 《コリントの包囲》(1826年10月9日パリ・オペラ座初演)は、イタリアで成功をおさめることができなかった《マオメット2世》(1920年)のフランス語改作とし て企画されました。
 制作途中であった1821年に勃発したギリシャ独立戦争に影響され、物語の舞台は1459年のギリシャの都市コリントに変更されています。
 初演当時は舞台映えのするドラマティックな作品として19世紀前半には各地で上演されるなど、非常に人気がありました。
 
 本上演の演出は、『バレンシア・リング』として話題となったバルセロナのパフォーマンス集団ラ・フラ・デルス・バウスが参加しており、その中心メンバー、カルル ス・パドリッサが演出を担当しています。
 バイロンの長編詩『コリントの包囲』(1816年)のテキストを映し出したり、大きなペットボトルを用いた壁など、カルル ス・パドリッサらしい斬新な演出となっています。
 充実の歌手陣にも注目。
 マオメット2世はベネズエラ出身のルカ・ピサローニの華やかな立ち姿と堂々とした歌 声、パミーラ役のニーノ・マチャイゼは劇的な歌唱で圧倒的な印象を残します。
 そして脇を固める歌手陣の実力も特筆すべきものがあります。特にロシアのテノー ル、セルゲイ・ロマノフスキー。
 《リッチャルドとゾライデ》のアゴランテ役が記憶に新しいですが、ここでもパミーラの恋人ネオクレスを好演しています。
 




EURO ARTS(映像)


20 69914
(Blu-ray)
\4700
ホテル・バビロン

 Blu-ray
  1. Babylon Berlin & Zu Asche, Zu Staub/
  2. Intermezzo/3. Welcome to Burlesque/
  4. Porgy and Bess: It Ain't Necessarily So/
  5. Let's Misbehave/6. Intermezzo/
  7. Lonely House - Street Scene/
  8. Le Grand Lustucru/9. Intermezzo/
  10. Wenn ich mir was wunschen durfte/
  11. Intermezzo/12. Welcome from Babylon/
  13. Join the Club - Moka Efti Orchestra/
  14. Duke in Divine Time/15. Intermezzo/
  16. Reason or Rhyme/17. Liebesleid/
  18. Crazy in Love/19. Intermezzo/
  20. La Vie en Rose/21. Libertango/
  22. Bei Mir Bist du Schon/23. Intermezzo & Credits

 CD
  1. Crazy in Love/
  2. Babylon Berlin & Zu Asche, Zu Staub/
  3. Welcome to Burlesque/4. La Vie en Rose/
  5. Libertango/6. Lonely House - Street Scene/
  7. Bei Mir Bist du Schon/8. Reason or Rhyme/
  9. Welcome from Babylon/
  10. Wenn ich mir was wunschen durfte/
  11. Join the Club - Moka Efti Orchestra/
  12. Liebesleid/13. Le Grand Lustucru
挾間美帆(指揮)
デンマーク・ラジオ・ビッグ・バンド
デンマーク国立交響楽団
モカ・エフティ・オーケストラ
エマ・スミス(メゾソプラノ)
 マダム・ル・プストラ(アルト)
 マドモアゼル・カレン(ソプラノ)
 クリスティーナ・オストラン(ヴァイオリン)
 ヤコブ・ムンク(ベース)
 ニッコ・ヴァイデマン(ベース)

20 69917
(CD)
\3000

 世界が注目する挾間美帆が指揮!デンマーク・ラジオ・ビッグ・バンド&デンマーク国立交響楽団、「黄金の20年代」を音楽で再現!一夜限りの「ホテル・バビロン」が開業!

 CD
 1. Composer: Beyonce, Jay-Z, Rich Harrison, Eugene Record ・ Orchestration: Thommy Andersson/2. Composer: Nikolai Wiedemann, Mario Kamien, Tom Tykwer Orchestration: Martin Nygard Jorgensen/
 3. Composer: Charlie Midnight, Steve Lindsey, Matthew Gerrad, John Patrick Shanley Orchestration: Thomas Bryla/4. Composer: Edith Piaf ・ Orchestration: Jesper Riis/
 5. Composer: Astor Piazzolla ・ Orchestration: Thommy Andersson/6. Composer: Kurt Weill/Langston Hughes ・ Orchestration: Peter Fuglsang/
 7. Composer: Secunda, Chaplin, Jacobs, Chan/McHough, Fields ・ Orchestration: Thomas Bryla/8. Composer: Bryan Ferry ・ Orchestration: Peter Fuglsang/
 9. Composer: Justin Hurwitz ・ Orchestration: Thomas Bryla/10. Composer: Friedrich Hollaender ・ Orchestration: Jesper Riis/
 11. Composer: Nikolai Weidemann ・ Orchestration: Thommy Andersson/12.Composer: Fritz Kreisler/13. Composer: Kurt Weill/Jaques Deval ・ Orchestration: Peter Fuglsang

 収録:2023年、コペンハーゲン、DRコンサートホール
 (Blu-ray)画面:16:9、Full HD/音声:PCMステレオ,DTS-HD MA5.1/リージョン:All/BD25/93分
 (CD)50分

 挾間美帆指揮!デンマーク・ラジオ・ビッグ・バンドとデンマーク国立交響楽団の演奏による豪華コンサート映像!
 狂騒の20年代を象徴する映画『華麗なるギャッツビー』『バビロン』『バーレスク』に代表される音楽が次々と登場!
 そして最大の注目は、ドイツのテレビ史上最大級の制作規模を誇る、世界的大ヒットドラマ『バビロン・ベルリン』の世界を音楽で楽しむことができます。
 ドラマ『バ ビロン・ベルリン』は、「黄金の20年代」と呼ばれた、華やかで自由で退廃的で享楽的で、一種独特の香り漂う当時のベルリンを再現。
 この一夜のコンサート では架空の「ホテル・バビロン」に集う人々の光と影を音楽で表現。
 1920年代のベルリンの伝説的なカフェハウス「モカ・エフティ」で演奏されたガーシュウィン、 ピアソラ、ビヨンセ、ブライアン・フェリー、エディット・ピアフ、アンドリューズ・シスターズ、デューク・エリントン、コール・ポーター、ストラヴィンスキー、クルト・ ヴァイルなど、数々の音楽が、甘く危険なパーティーを彩ります。
 















2/29(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

COVIELLO CLASSICS


COV 92309
\2800
女王の仮面 ~
 16世紀イギリスのコンソート音楽における女性の権力表現
カリーヌ・ティニー(ソプラノ)
ジブ・ブラハ(リュート)
アンサンブル・フォイエルフォ-ゲル
  ロバート・パーソンズ:De la court/
  ジョン・ベネット:Eliza, her name gives honour/
  ダニエル・ノルコム:With Angel's face and brightness/
  ピーター・フィリップス:Pavan, Galliard/
  作者不詳:Galliard/ダニエル・バチェラー:Daniel's Almain/
  トマス・モーリー:The Frog Galliard/
  ジョン・ヒルトン:Fair Oriana, Beauty's Queen/
  トマス・ウィールクス:Hark, I hear some dancing/
  リチャード・ニコルソン:The Jew's Dance/
  ウィリアム・バード:The fair young virgin/
  作者不詳(アンサンブル・フォイエルフォーゲル編):The kyngs pawvyon/
  ジョン・ウィルビー(アンサンブル・フォイエルフォーゲル編):Lady, when I behold/
  ジョン・ダウランド:Sir John Souches Galliard / My thoughts are winged with hope/
  トマス・モーリー:Hard by a crystal fountain/
  リチャード・デリング:Pavan in Four Parts/
  作者不詳:Gallyard/トマス・モーリー:La Coranto/
  ヒュー・アシュトン:Hugh Ashton's Maske/
  ジョン・マンディ:Were I a king/作者不詳:Pavana/作者不詳:Gallyard/
  ウィリアム・バード(アンサンブル・フォイエルフォーゲル編):My Lord of Oxenfords Maske/
  ウィリアム・バード(ジブ・ブラハ編):Mounsiers Almaine/
  トマス・モーリー(アンサンブル・フォイエルフォーゲル編):The Lord Souches Maske/
  作者不詳:My mind to me a kingdom is/
  エドワード・ジョンソン:Eliza is the fairest Queen

 活き活きと描かれる仮面とその裏の素顔

 録音:2023年/60:24

 16世紀に数少ない女性君主として名を刻んだエリザベス1世。彼女は妖精、吟遊詩人、聖母...と自らの地位を表現するため、まるで仮面舞踏会のようにさまざ まな顔を演出しました。
 当時大流行した仮面劇の音楽もまた、女王賛美を歌い、彼女のイメージを作り上げていきます。
 バード、ダウランド、モーリー、パーソンズら の仮面劇の音楽とともに王室の仮面の裏側に迫るというプログラム。

 燃え尽きた灰のなかから蘇りはばたく「火の鳥」を名前に冠したアンサンブル・フォイエルフォーゲルによる、新たな生命が吹き込まれたかのような清新な演奏です。
 




CYBELE RECORDS

CYBELE162402S
(SACD HYBRID)
\3000
ジャン=ピエール・ルゲ(1939-):ピアノ作品集
 Momenti (2022)
 Envol (2020)
 Chant pour Gabriel (2015)
 Chant pour Ines (2017)
 Allume l'aube dans la source (2010-2012)
ザビーネ・ザウアー
 (ピアノ;スタインウェイD)

 高品質バイノーラル録音で聴くフランス・オルガン界の巨匠よる新作を交えたピアノ作品集

 Stereo、5.0ch Surround Sound、3D-Binaural-Stereo(Artificial Head)- pure DSD Recording、66:48

 ジャン=ピエール・ルゲと長い付き合いのあるピアニスト、サビーネ・ザウアーによる演奏。
 ルゲのいくつかの作品を取り上げていくうち、まだ録音されていない 曲をすべて録音するという構想が固まっていき、このアルバムが出来上がりました。
 『Momenti』はザウアーに捧げられた2022 年の新作。録音は作曲家立会い のもとに行なわれました。

 ジャン=ピエール・ルゲは1939年生まれのフランス・オルガン界の巨匠。
 パリ音楽院で学び、1961年から1984年までパリのノートルダム・デ・シャン教会 のオルガニスト、1985年から2015年までパリのノートルダム大聖堂のオルガニストを務めました。
 作曲家でもあり、オルガン、ピアノでの即興演奏も行います。

 「ピアノは私にとって最初の楽器であり、遠く離れた、しかし忘れがたい夜明けであり、確かな源泉であった。」(ジャン=ピエール・ルゲ)

 CYBELEレーベルならではの、高品質バイノーラル録音SACD。
 



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HARMONIAMUNDI



HMM 902317
\3100→\2890
ベルリン古楽アカデミー
 C.P.E.バッハ:交響曲集

 交響曲
  ・ハ長調 H.649, Wq.174 *
  ・ニ長調 H.651, Wq.176 *
  ・ホ短調 H.652, Wq.177 +
  ・ト長調 H.657, Wq.182-1 +
  ・ハ長調 H.659, Wq.182-3 +
  ・イ長調 H.660, Wq.182-4 *
  ・ロ短調 H.661, Wq.182-5 +
ベルリン古楽アカデミー
 〔コンサートマスター:平崎真弓(*印)、
  ゲオルク・カッルヴァイト(+印)〕
KKC 6844
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3500

 ベルリン古楽アカデミーによるC.P.E. バッハの交響曲集、完結編の登場!コンサートマスターは平崎真弓とゲオルク・カッルヴァイト!

 録音:2023年1月、b-sharp

 ベルリン古楽アカデミーによる長年のプロジェクト、C.P.E.バッハの交響曲全曲録音の最終巻の登場です!
 コンサートマスターは平崎真弓(トラック表で*印)、そしてゲオルク・カッルヴァイト(トラック表+印)。
 平崎真弓は《ビーバー:ロザリオのソナタ》(KKC 6610) でレコード芸術2023年2 月号特選、さらに2024年2月発売のムック「レコード芸術2023年総集編」で美山良夫氏セレクトの音楽史部門の第3位に選ばれるなど、その評価、注目度とも急上昇中の奏者です。ゲオルク・カッルヴァイトは長年同団でコンサートマスターを務めており、その音楽づくりは広 く知られるところです。

 1982 年結成のベルリン古楽アカデミーが20 年あまり取り組んでいるC.P.E. バッハ。J.S. バッハの息子であり、その自由と独創性によってハイドンやモー ツァルトへの道を切り開いた重要な存在です。
 C.P.E.バッハの交響曲は、管弦楽のための交響曲が11、弦楽のための交響曲が8 (うち1曲は、管弦楽のため の交響曲の弦楽版)。
 これまでの録音は、HMC 901622 にWq 183-2, 183-3, 182-2, 182-6、HMG 501711 にWq 173, 178, 179、HMM 902420 にWq 175, 183-4、HMM 902601 にWq 180, 181、HMC 902132 にWq 173、HMC 902167 にWq.183-1 が収録。

 C.P.E.バッハの交響曲は、ベルリン時代(1738-68) そしてその後移ったハンブルク(1768年以降) の初めのころに多く書かれました。
 当盤に収録の 174, 176, 177 はいずれも1750年代半ば、C.P.E.の創作力が最高潮にあった時期の作。
 ベルリン古楽アカデミーの実力をもってしても、C.P.E. バッハ の交響曲は創意に満ち、大きなチャレンジだといいます。
 期待にたがわずC.P.E.のオリジナリティと創意を、このうえない形で聴くことができる内容です。
 今回、 平崎真弓がコンサートマスターを務める楽曲もあり、楽団の世代交代をも感じさせる重要な録音の誕生となりました。

 
 




EUDORA

EUDSACD2401
(1SACD HYBRID)
\2700
楽興の時
 シューベルト(ヨゼフ・カスパル・メルツ編):
  6つのシューベルトの歌
 イワン・パドヴェッツ(1800-1873):
  シューベルトの人気あるワルツによる変奏曲 Op.4
 マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):
  ロマンティックなソナタ 《シューベルトを讃えて》
ペトリト・チェク(ギター)

 コソボの名手、ペトリト・チェクの新録音!SACDとMQA-CDハイブリッド盤!

 ☆高音質レーベル Eudoraによる、SACDとMQA-CDのハイブリッド盤!
 ☆J.S.バッハの"ギター独奏版"「無伴奏チェロ組曲」に続く、Eudora第2弾はシューベルト!

 スペインの高音質レーベルEudoraによるSACDとMQA-CDのハイブリッド仕様のシリーズから、ペトリト・チェクによるシューベルト・アルバムが登場!

 アメリカのパークニング国際ギター・コンクールや、イタリアのピッタルーガ国際クラシック・ギター・コンクールなどでの華々しい優勝歴を誇るコソボ出身のギタリスト、ペトリト・チェク(1985-)。
 Eudoraからの1stアルバム、J.S.バッハの"ギター独奏版"「無伴奏チェロ組曲」に続く2ndアルバムは、シューベルトの歌曲アレンジと、シューベルトへのオマージュ作品2曲をカップリング。
 多くの優れたギタリストを輩出している東欧、旧ユーゴスラビア諸国の出身者の中でも、一際注目を集める名手ペトリト・チェクによる新たな挑戦にご期待ください!

 ※録音:2022年5月17日-18日、サンフランシスコ公会堂(スペイン)

 Eudora Records(ユードラ・レコーズ)は、スペインのレコーディング・エンジニア、ゴンサロ・ノケ(Gonzalo Noque)が主宰するスペイン、マドリッドの新興レーベル。
 DSD256(11.289MHz)での収録、パッケージ版はSACD Hybrid Multichannelフォーマットでのリリースをポリシーとしており、新たな世界有数の高音質レーベルの誕生は世界各地のオーディオファンやクラシックファンから注目を集めています。

 
 




GENUIN


GEN24867
\2700
透かし模様
 リリ・ブーランジェ:《3つの小品》より「古い庭から」
 シモン・ラクス:バラード《ショパンへのオマージュ》
 ラヴェル:《鏡》M.43より「蛾」
 ドビュッシー:版画
 フランク:プレリュード,コラールとフーガ FWV 21
アドリアーナ・フォン・フランケ(ピアノ)

 アドリアーナ・フォン・フランケの「Genuin」レーベル、デビュー!

 世界的に評価の高いピアニスト、アドリアーナ・フォン・フランケの「Genuin」レーベル、デビュー・アルバムが登場です。
 繊細で詩的な表現に優れた彼女のデビュー・アルバムは、フランスで活動した作曲家の作品を中心にしたものとなりました。
 その明瞭で色彩感のあるピアノの音色で織り成す音楽で聴衆を魅了してくれます。

 ※録音:2023年7月17日-19日
 
 

GEN24852
\2700
Per aspera ad astra
 J.S.バッハ(ブラームス編):シャコンヌ
  (無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004より/
   左手ピアノのための)
 ブラームス:7つの幻想曲 Op.116
 シューマン:クライスレリアーナ Op.16
アンドレイ・デニセンコ(ピアノ)

 日本でもコンクールやリサイタルを行ったことのある、1992年ロシア生まれのピアニスト、アンドレイ・デニセンコはロシアとドイツのコンクールで受賞経験があり、高く評価されています。
 今回のアルバムでは、J.S.バッハ、シューマン、そしてブラームスの作品に取り組み、力強さと明晰さを兼ね備えた素晴らしい演奏を披露しています。

 ※録音:2023年3月15日-17日
 
 

GEN24862
\2700
オルガン作品集
 J.S.バッハ:
  幻想曲とフーガ BWV 542、
  コラール・パルティータ
   「おお,汝正しくして善なる神よ」BWV 767、
  前奏曲とフーガ ハ短調 BWV 546
 ゲオルク・ベーム(1661-1733):コラール・パルティータ
  「ああ,なんて虚しくて,ああ,なんて儚いのでしょう」
 レーガー:コラール幻想曲《目覚めよと呼ぶ声あり》 Op.52-2
グレゴール・マイヤー(オルガン)

 ゲヴァントハウス合唱団の監督であるグレゴール・マイヤーによるオルガン作品集。
 J.S.バッハから始まりゲオルク・ベーム、そしてマックス・レーガーまで3つの時代に書かれたオルガン作品を弾き分けています。
 演奏当時の歴史的背景を活かした演奏の中に演奏者の独自性を持たせた素晴らしい音楽を奏でています。

 ※録音:2003年、2022年、2023年
 
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GEN24873
\2700→\2490
スイスの名オーボイスト、エマヌエル・アビュール
 クープラン:コンセール集

 趣味の融合、または新しいコンセール(1724)より
  コンセール第9番 《愛する人の肖像》
 王宮のコンセール(1714/15)より コンセール第2番
 趣味の融合、または新しいコンセールより コンセール第6番
 趣味の融合、または新しいコンセールより コンセール第5番
 王宮のコンセールより コンセール第4番
エマヌエル・アビュール
 (オーボエ、オーボエ・ダモーレ、
  コール・アングレ)
ダビド・トマス(ファゴット)
カルラ・サンフェリクス(バロック・チェロ)
ミクローシュ・シュパーニ(ハープシコード)
ブノワ・ファライ(テオルボ)

 エマヌエル・アビュールが彩るクープランの麗しきコンセール集!

 ☆ロッテルダム・フィル、LSOの首席奏者を歴任したスイスの名オーボイスト、エマヌエル・アビュール!
 ☆モダン楽器とヒストリカル楽器を組み合わせて、大クープランの美しいコンセール集を彩ります。

 アンドレ・ラルドロとハインツ・ホリガーに師事し、バーゼル響、ロッテルダム・フィル、ロンドン響の首席奏者を務めてきたスイス出身の名オーボイスト、エマヌエル・アビュール(エマニュエル・アビュール)が率いるクープランのコンセール集。
 フランス・バロック音楽のもっとも意義深く重要な作曲家の一人であるフランソワ・クープラン(1668-1733)が、1714年から1724年にかけて作曲した「王宮のコンセール」と「趣味の融合、または新しいコンセール」全14曲のコンセール(フランス・バロックの管弦楽組曲)のうち、5つのコンセールを選択し、ダビト・トマス、ミクローシュ・シュパーニらの優れた仲間たちと協力して美しいコンセールを演奏。
 スタイル、色彩、テンポを最大限に尊重し、モダン楽器(オーボエとファゴット)とヒストリカル楽器を組み合わせて使用しています。

 ※録音:2022年8月31日-9月3日&2023年10月5日-6日、フリーデンス教会(マンハイム)

 
 
 

GEN24872
\2700
ファニー・ヘンゼル:一年 ~ 音楽と文学の出会い ソフィア・ヴァイデマン(ピアノ)
ティンカ・クレフナー(朗読)
 Hochgeehrter Herr und Freund!(フランツ・ハウアーへの手紙〔1843年11月24日〕より)/1月/2月/
 Felix(フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルティへの手紙〔1829年5月27日〕より)/3月/
 Italienische Reise
  (フェリックスとセシル・メンデルスゾーン=バルトルディへの手紙〔1829年9月23日〕&
   旅行記〔1840年1月1日〕より)/
 4月/5月/
 Vater(アブラハム・メンデルスゾーンからファニー・ヘンゼルへの手紙〔1828年11月14日〕&
  ファニー・ヘンゼルからカール・クリンゲマンへの手紙〔1820年7月16日&1829年3月22日〕より)/
 6月/7月/
 Liebste Schwester
  (レベッカ・ディリクレ、セシル・メンデルスゾーン=バルトルディ&
   メンデルスゾーン・ファミリーへの手紙
    〔1839年12月16日、1839年10月23日、1839年11月28日〕より)/
 8月/Venedig(メンデルスゾーン・ファミリーへの手紙〔1839年10月13日〕より)/9月/
 Hensel(フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディへの手紙
  〔1829年7月6日、1829年7月29日、1829年8月25日〕より)/
 10月/11月/Abschied aus Rom(旅行記&レベッカ・ディリクレへの手紙〔1840年4月5日〕より)/
 12月/後奏曲/6月(オリジナル・ヴァージョン)

 ピアニストのソフィア・ヴァイデマンと女優ティンカ・クレフナーが、ファニー・ヘンゼル(ファニー・メンデルスゾーン)の音楽と文学の出会いを表現。
 ファニーの人生でもっとも充実した時期のひとつだったとされる1年間のイタリアへの旅の途中と帰国後に書いたピアノのための12の性格的小品《一年》に、ファニーが弟フェリックスやフェリックスの妻セシル、妹レベッカ、父アブラハムらに宛てた手紙や旅行記(日記)を組み合わせたユニークな企画で、その解釈を通じて、19世紀のもっとも重要な女性作曲家であり啓蒙思想家の一人であったファニー・ヘンゼルの生涯と作品を親密に垣間見ることができます。

 ※録音:2023年9月、ドイツ
 
 


GEN24861
(2CD)
特別価格
\3900
国際都市サンクトペテルブルクの痕跡
 ポストスクリプトゥム

 CD1
  ショスタコーヴィチ:
   1. 前奏曲
    (2本のヴァイオリンとピアノのための5つの小品より/
     レヴォン・アトフミャン編曲)、
   2-3. スペインの歌 Op.110
    (マリー・ローザ・ギュンター&スタニスラス・キム編曲)、
   5. アダージョ
    (バレエ組曲第2番〔明るい小川〕/レヴォン・アトフミャン編曲)
  6-10. レオニード・ゴロホフ(b.1967):
   2本のチェロのためのセレナード
  ショスタコーヴィチ:
   11-12. ユダヤの民族詩から Op79より
    〔第3曲 子守唄、第9曲 よい暮らし〕
     (マリー・ローザ・ギュンター&スタニスラス・キム編曲)、
   13-16. チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40
   17. 優しい少女の歌
    (ファースト・トレインより/
     マリー・ローザ・ギュンター&スタニスラス・キム編曲)
 CD2
  1. アルトゥール・ルリエ(1891-1966):
   前奏曲第3番(5つのこわれそうなプレリュード Op.1より)
  2-6. ボリス・ティシチェンコ(1939-2010):チェロ・ソナタ第1番 Op.18
  7. ルリエ:大気のかたち第1番
  8. ボリス・ゴルツ(1913-1942):前奏曲第4番(24の前奏曲 Op.2より)
  9-10. アントン・アレンスキー(1861-1906):2つの小品 Op.12
  11-12. ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ(1919-2006):
   ピアノのための12の前奏曲より〔第1番、第7番〕
  13-15. ボリス・アラポフ(1905-1992):チェロ・ソナタ
スタニスラス・エマニュエル・キム
 (チェロ/CD1 1-17、
   CD2 2-6, 9, 10, 13-15)
マリー・ローザ・ギュンター
 (ピアノ/CD1 1-5, 11-17、
   CD2 1、7-15)、
レオニード・ゴロホフ
 (チェロ/CD1 1, 6-10, 17)

 ヨーロッパの玄関口として、特にフランス、ドイツ、ロシアの多様な文化が独特に融合した国際都市サンクトペテルブルクの痕跡を音楽で探求するアルバム。
 ショスタコーヴィチによるスペイン語の歌やユダヤの歌など、外国文化への思慮深いアプローチを象徴する作品に、ボリス・ゴルツ、ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ、ボイス・アラポフ、アルトゥール・ルリエらのチェロ作品(一部ピアノ・ソロ)で、政治的抑圧の下で実験的で柔軟な活動を行った作曲家たちの姿を浮き彫りにします。
 ゴロホフのセレナードと独自の編曲作品は世界初録音。

 ※録音:2022年2月、9月&2023年1月、ドイツ
 




HYPERION



CDA68407
\2700
チンクエチェント新録音
 アンニーバレ・パドヴァーノ(1527-1575):
  ミサ曲《甘い木陰に》、ミサ曲《主よ, 欺きの舌と》


  アンニーバレ・パドヴァーノ(1527-1575):
   ミサ曲 《甘い木陰に》
  チプリアーノ・デ・ローレ(1515/16-1565):
   甘い木陰に
  パドヴァーノ:
   主よ, 欺きの舌と、ミサ曲 《主よ, 欺きの舌と》*
チンクエチェント
 〔テリー・ウェイ(カウンターテナー)、
  アヒム・シュルツ(テノール)、
  トーレ・トム・デニス(テノール)、
  ティム・スコット・ホワイトリー(バリトン)、
  ウルフリート・シュターバー(バス)〕
ベルント・オリヴァー・フレーリヒ(テノール)*
ヤン・ペトリカ(テノール)*

 チンクエチェント新録音!パドヴァーノの2つのミサ曲!

 ☆ルネサンス音楽のまだ見ぬ地平を開拓し続ける男声ヴォーカル・アンサンブル、チンクエチェント!
 ☆16世紀ハプスブルク家の音楽宮廷の探求は、アンニーバレ・パドヴァーノの2つのミサ曲!

 ヨーロッパ各国(オーストリア、ベルギー、イギリス、ドイツ、スイス)のプロフェッショナルな歌手が集ったルネサンス系男声ヴォーカル・アンサンブルの最高峰、「チンクエチェント」。
 これまで、ジャン・リシャフォールやフィリップ・シェーンドルフ、フィリップ・デ・モンテ、ヤコブ・ルニャール、ハインリヒ・イザークなど、フランドル楽派を中心とするルネサンスの知られざるプログラムでアルバムを彩ってきました。

 チンクエチェントが探求する16世紀ハプスブルク家の繁栄した音楽宮廷の深淵は、アンニーバレ・パドヴァーノ(1527-1575)の2つのミサ曲に到達!
 1527年にパドヴァで生まれたパドヴァーノはヴェネツィアとグラーツの宮廷で活躍し、いくつかのミサ曲、モテット、マドリガーレの他、鍵盤楽器作品で主に知られている作曲家&オルガニスト。
 当時は「上手な演奏と上手な作曲の方法を本当に知っていた」(ヴィンチェンツォ・ガリレイ)や、「偉大な価値のある人物」(ジョヴァンニ・アルトゥージ)など称賛されていましたが、現在ではほとんど顧みられていない音楽家の一人です。
 チンクエチェントは、チプリアーノ・デ・ローレのマドリガーレ「甘い木陰に(美しい葉の甘い木陰に私は無慈悲な光から逃げて走った)」に基づくミサ曲と、パドヴァーノ自身のモテット「主よ, 欺きの舌と(主よ, 欺きの舌と敵の罠から私を救い出してください)」に基づくミサ曲で、カール2世のハプスブルク家の宮廷で開かれたかもしれないミサの典礼を、現代に呼び起こします。

 ※録音:2023年2月13日-15日、マウアーバッハ・カルトジオ会修道院(オーストリア)
 
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JCDA68424
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3500

アンドレイ・ググニン(ピアノ)
グリーグ:ホルベアの時代より、バラード&抒情小曲集

 グリーグ:
  組曲《ホルベアの時代より》 Op.40
  抒情小曲集第7集 Op.62
  ノルウェー民謡による変奏曲形式のバラード ト短調 Op.24
  抒情小曲集第3集 Op.43
アンドレイ・ググニン(ピアノ)
CDA68424
\2700→\2490

 アンドレイ・ググニン、2年ぶりとなるHyperion4枚目のリリースはグリーグ!

 ☆ジーナ・バッカウアー&シドニー国際優勝、さらにチャイコフスキー国際では特別賞に輝いたアンドレイ・ググニン!
 ☆2年ぶりのリリースとなる新録音はグリーグ!ググニンは2024年5月~6月にも再来日予定!

 1987年モスクワ生まれのピアニスト、アンドレイ・ググニンがHyperionに4度目の登場!
 2年ぶりとなるレコーディングに選曲したのは「ホルベアの時代より」の原曲をはじめとするグリーグのピアノ作品集。
 これまでショスタコーヴィチ(PCDA68267/CDA68267)やスクリャービン(PCDA68355/CDA68355)といった母国ロシアの作品、あるいはゴドフスキーへのオマージュ・アルバム(PCDA68310/CDA68310)で高い評価を築いてきたググニンですが、今回は少しカラーの違うグリーグの情感あふれる作品集を研ぎ澄まされた感性で豊かに奏でます。

 アンドレイ・ググニンは2013年にウィーンのベートーヴェン国際コンクールで第2位に輝くと、2014年のジーナ・バッカウアー国際コンクールと2016年シドニー国際コンクールでは優勝。
 そして2019年に行われたチャイコフスキー国際コンクールでは特別賞も受賞し、一気にスターへの階段を駆け上がりました。
 同年に2度の来日公演を成功させると2023年にも2度にわたって来日。
 12月の来日は残念ながら体調不良により中止となってしまいましたが、来る2024年5月~6月には代替公演が予定されています。

 ※録音:2023年5月2日-4日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)

 
 




INDESENS CALLIOPE RECORDS


IC040
\2600
ジャック・デュフリ:ピアノ作品集
 ジャック・デュフリ:
  ラ・ドゥ・ブロムブル/クーラント/ラ・ヴァンロ/
  ラ・ド・ドリュモン/ラ・フェリクス /
  ラ・ランツァ/鳩/ラ・ヴィクトワール/
  ラ・フォルクレ/ロンドー・アン・ド/
  ラ・ララール/ラ・ポトゥアン/
  ロンドー・アン・レ/ラ・トリボレ/アルマンド
アレクサンドラ・レスキュール(ピアノ)

 ジャック・デュフリのクラヴサン作品のピアノ版世界初録音!

 ☆名クラヴサン奏者としても活躍したジャック・デュフリのクラヴサン作品をピアノ版初録音!

 18世紀フランスの作曲家、オルガニスト、クラヴサン奏者、教師として活躍したジャック・デュフリ。
 本アルバムでは、デュフリが残した全4巻からなるクラヴサン曲集からいくつかの作品を抜粋し、ピアノ版として初の録音に臨んでいます。

 アレクサンドラ・レスキュールは、フランスを拠点にヨーロッパで活躍するピアニスト。ジャック・ルヴィエ、ジャン=マルク・ルイサダのもとで研鑽を積み、ニュイ・ピアニスティック国際コンクール入賞。
 これまでにプロヴァンス管弦楽団、トゥールーズ管弦楽団などと共演。フランスのサント・ヴィクトワールで開かれる音楽祭の共同創設者でもあり、芸術監督としても活動しています。
 本アルバムでは、18世紀の様式と音楽的進化を見事に表現、魅惑的な万華鏡のごとき世界を描いています。

 ※録音:録音:2023年8月16日ー18日、エクサンプロヴァンス音楽院オーディトリアム・カンプラ(フランス)
 
 

IC029
\2600
クララ&ロベルト・シューマン:ヴァイオリン作品集
 アルベルト・ディートリヒ/シューベルト/ブラームス:
  F.A.E.ソナタ
 クララ・シューマン:3つのロマンス Op.22
 ロベルト・シューマン:
  3つのロマンス Op.94、
  ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調 WoO2
ヤン・パサベ=ラビスト(ヴァイオリン)
ベルトラン・ジロー(ピアノ)

 クララとロベルト・シューマンをフィーチャーしたアルバム。
 2019年のゴールデン・クラシック音楽賞を受賞し、カーネギーホールでのソロ演奏にも招待されたヤン・パサベ=ラビストと、国際的ソリストとして活躍するベルトラン・ジローを伴奏に迎え、豊かな情緒と歴史に彩られたシューマンが晩年に残した作品を取り上げています。

 ※録音:2019年11月22日ー24日、パッサヴァン・アコースティック・スタジオ(フランス)
 




PASSAVENT MUSIC



PPAS123282
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3143
深見まどか(ピアノ)
間の礼讃

 エリック・タンギー(1968-):
  オマッジオ-アンリ・ディティユーに(2010)*
 フィリップ・ルルー(1959-):踊り・・・沈める(2011)
 フィリップ・エルサン(1948-):オルレアンのカリヨン(2015)*
 坂田直樹(1981-):Afterimages II(2013)*
 武満徹(1930-1996):雨の樹 素描 II ―
  オリヴィエ・メシアンの追憶に(1992)
 フィリップ・エルサン:3つの日本のスケッチ(2009)*
  〔第1曲 須磨、第2曲 奈良、第3曲 大和〕
 西村朗(1953-2023):星の鏡(1992)
 池辺晋一郎(1943-):
  アセンション I(1974)、アセンション II(1974)
 (*=世界初録音)
深見まどか(ピアノ)
PAS123282
\2500

 深見まどか 日本仕様プレス第3弾!フランスと日本の現代ピアノ作品集。

 ☆フランスを中心にヨーロッパで高い評価を得るピアニスト、深見まどか!
 ☆日本限定仕様のプレス盤第3弾!
 ☆世界初録音を含む、フランスと日本の現代ピアノ作品集!

 京都出身、フランスを中心にヨーロッパで高い評価を得る期待の若手ピアニスト、深見まどかのサード・アルバム。
 とりわけフランス近現代作品への評価が極めて高い深見まどかが、「間の礼讃」という秀逸なタイトルで、フィリップ・エルサン、エリック・タンギー、フィリップ・ルルー、そして武満徹、西村朗、池辺晋一郎、坂田直樹といったフランスと日本を代表する現代作曲家たちのピアノ作品を集成。
 メシアンに捧げられた武満の「雨の樹 素描Ⅱ」や、蕪村が旅した地と俳句を表現したエルサンの「3つの日本のスケッチ」など、フランスと日本を繋ぐ作品の組み合わせも興味深いところ。
 沈黙の中に芸術を作り出す鋭い表現力ですべてを美しく調和させ、静けさの中にも自然と音楽を感じさせる深見まどかのピアニズムにご注目ください。

 ※録音:2022年9月20日&21日

 「間」という日本的な概念を、ヨーロッパ的な「響きの余韻」と接続する。(沼野雄司)



 ☆フィリップ・エルサン初来日記念コンサート緊急開催!〔齊藤一也(ピアノ)、深見まどか(ピアノ)〕
  ・2024年2月22日(木) トーキョーコンサーツ・ラボ

 
 



 

URANIA RECORDS



LDV14111
\2300
プッチーニ~ミラノでの修業時代の室内楽作品
 「ニ長調の贈り物」


 プッチーニ:
  弦楽四重奏曲 ニ長調/
  メヌエット第1番/メヌエット第2番/
  メヌエット第3番/フーガ第1番/
  フーガ第2番/フーガ第3番/菊
パオロ・モレーナ(第1ヴァイオリン)
ファビオ・ラヴァス(第2ヴァイオリン)
シンシア・リャオ(ヴィオラ)
ガブリエレ・ザネッティ(チェロ)

 オペラ作曲家として有名なプッチーニが1883年までのミラノでの修業時代に室内楽作品を作っていたことはあまり知られていません。
 この後に作られた《菊》は別ですが、修業時代に作られた作品はその後大成功となった歌劇《マノン・レスコー》へと繋がっていくことになります。
 




CANTALOUPE MUSIC


CA21184
\2700
デイヴィッド・ラング(1957-):マッチ売りの少女の受難曲(2007)
 1-15. Little Match Girl Passion
  マッチ売りの少女の受難曲(2007)(4声と打楽器版)
   1. come, daughter / 2. it was terribly cold / 3. dearest heart /
   4. in an old apron / 5. penance and remorse /
   6. lights were shining / 7. patience, patience! /
   8. ah! perhaps / 9. have mercy, my god /
   10. she lighted another match / 11. from the sixth hour /
   12. she again rubbed a match / 13. when it is time /
   14. in the dawn of morning / 15. we sit and cry
 16. Just(after song of songs)(2014)
 17. Let me com in(2021)
 18. Shelter: No. 6 - I want to live(2005)
モリー・ネッター(ソプラノ)...1-15
ケイト・マロニー(メゾ・ソプラノ)...1-15
ジーン・ステンガー(テノール)...1-15
ダション・バートン(バス・バリトン)...1-15
イアン・ローゼンバウム(パーカッション)...1-15
ジェフリー・ドウマ(指揮)...1-15
トリオ・メディーヴァル
 (ヴォーカル・アンサンブル)...16、18
ケイレブ・バーハンズ(ヴィオラ)...16、17
エミリー・ブラウサ(チェロ)...16、17
ユリ・ヤマシタ(パーカッション)...16、17
サラ・ブレイリー(ソプラノ)...17

 録音:2021年 Firehouse 12, New Haven, CT(USA)
 総収録時間:59分

 2007年に作曲され2008年の"ピューリッツァー賞"を受賞したデイヴィッド・ラングの合唱曲『マッチ売りの少女の受難曲』。
 J.S.バッハの「マタイ受難曲」から影響を受けたというこの作品には、2008年にポール・ヒリアーが指揮した シアター・オヴ・ヴォイシズ他、Cantaloupeレーベルでのロサンゼルス・マスター・コラールの演奏など、いくつかのアル バムが存在、現代合唱作品の名作のひとつに数えられます。
 今回のCantaloupeレーベルへの再録音にあたって ラングは「(合唱とは異なる)一人一人の息遣いが聞こえるような、小ぶりな編成で録音したかった」と語っていま す。
 CDには3曲のボーナストラックが添えられており、合唱曲「I want to live」を3声に縮小、トリオ・メディーヴァ ルが清冽なアンサンブルで歌ったヴァージョンなど、どれもラングが目指す「小さな編成」でこまやかかつ繊細に歌わ れています。
 




COL LEGNO


COL15021
\2600
En dehors スペクトラム・サクソフォン四重奏団
 1. フリードリヒ・ツェルハ(1926-2023):サクソフォン四重奏曲 I
 2. ツェルハ:サクソフォン四重奏曲 II
 3. ツェルハ:サクソフォン四重奏曲 III
 4. ツェルハ:サクソフォン四重奏曲 IV
 5. ツェルハ:サクソフォン四重奏曲 V
 6. オルガ・ノイヴィルト:Ondate
 7. ウルズラ・ライヒャー:Never
 8. ゲラルト・プラインファルク:La Gammonaira
 9. ゲオルク・フリードリヒ・ハース(1953-):
  サクソフォン四重奏曲
スペクトラム・サクソフォン四重奏団

 録音データ:不明
 総収録時間:62分

 2020年にグラーツ音楽舞台芸術大学の卒業生によって結成されたスペクトラム・サクソフォン四重奏団。
 すでに オーストリア国内外で数多くのコンサートを成功させてきた実力派です。
 このデビュー・アルバムではオーストリアの現 代作曲家の作品を紹介。
 ベルクの《ルル》の補筆で知られるフリードリヒ・ツェルハやその教え子、ゲオルク・フリードリ ヒ・ハースの四重奏曲など9曲を巧みに演奏しています。



 

COL16015
\2600
Windspiel 風鈴
 1-6. ジェルジ・リゲティ(1923-2006):
  6つのバガテル – 木管五重奏のために
 7. ジモン・ポップ:Odds in Favor
 8. ラルフ・ハイデル: I promise
 9. サムエル・バーバー(1910-1981):夏の音楽 Op. 31
 10. ヘンリク・アイヤックス:Hapax Legomenon

ダンデライオン五重奏団
 Eva Szabados(フルート)
 Miriam Hanika(オーボエ)
 Maximilian Strutynski(クラリネット)
 Arturas Gelusevicius(ファゴット)
 Dorothea Bender(ホルン)


 録音データ:不明
 総収録時間:46分

 2018年にミュンヘンで結成された木管五重奏の「ダンテライオン五重奏団」は抜群のテクニックとアンサンブル能力 で近現代作品を得意としています。
 このアルバムには、リゲティやバーバーといった20世紀音楽の中でも古典的な 作品から、ジャズ・ドラマーのポップによるミニマル風の作品、サックス奏者ハイデルのコラールを思わせる作品、前衛音楽を学びジャズやロックのバンドでピアノを演奏した経験もあるアイヤックスの刺激的な作品を収録しています。
 
 

COL15024
\2600
ヴィットリオ・モンタルティ(1984-):
 The Smell of Blur Electricity

  1. 1A+1B / 2. 1C+1D+1E / 3. 2A /
  4. 2B / 5. 2C+2D+2E / 6. 3A+3B+3C /
  7. 3D+3E / 8. 4A+4B / 9. 4C+4D /
  10. 4E+5A / 11. 5B+5C / 12. 5D+5E
ヴィットリオ・モンタルティ(エレクトロニクス)
ブロウ・アップ・パーカッション

 録音データ:不明
 総収録時間:50分

 イタリアの電子音楽作曲家モンタルティとアンサンブル「ブロウ・アップ・パーカッション」とのコラボレーションから生まれ たアルバム。
 全体は不規則なリズムパターンを持つ小さな素材で構成されており、ライヴパフォーマンスとして演奏さ れることを想定しています。
 演奏するブロウ・アップ・パーカッションは2012年に設立された、現代音楽、ミニマル・ ミュージックを得意とするアンサンブルです。
 鮮烈なパーカッションとモンタルティが操るエレクトロニクスの絡みが不思 議な味わいを生み出します。

 
 




YARLUNG RECORDS



YR-59691
\3100
タカーチ - アサド - ラブロ
 1. ブライス・デスナー(1976-):Circles
 2. クラリス・アサド(1978-):Luminous – 組曲『ペンデュラム』より
 3. ジュリアン・ラブロ:Meditation 第1番
 4. ミルトン・ナシメント(1942-):Cravo e Canela
 5. アサド: Constellation 星座
 6. カイヤ・サーリアホ(1952-2023):Nocturne 夜想曲
 7. アサド:Clash
タカーチ弦楽四重奏団
エドワード・ドゥシンベル(ヴァイオリン)
ハルミ・ローズ(ヴァイオリン)
リチャード・オニール(ヴィオラ)
アンドラーシュ・フェイェール(チェロ)
クラリス・アサド(歌&ピアノ)
ジュリアン・ラブロ(バンドネオン)

 録音:2023年4月12&13日 カリフォルニア州コスタメサ、Samueli Theater at Segerstrom Center for the Arts
 総収録時間:54分

 1975年に創設され、演奏活動と多くの録音を通じて世界で高く評価されているタカーチ弦楽四重奏団がYarlung Recordsに登場。
 バンドネオン奏者で 作曲家でもあるジュリアン・ラブロと、ジャンルを越えたピアニストでヴォーカリスト、そして作曲家として人気の高いクラリス・アサドも参加したアルバムです。
 南 米の魅惑的なタンゴのリズムに支えられたラブロの「メディテーション 第1番」、ブラジルのジャズ特有の情熱を持つクラリスの「Luminous」や3つの部分から 成る「星座」、そしてサーリアホの「夜想曲」などが収録されています。
 このレーベルの録音らしい、ナチュラル&密度の高い空間表現はオーディオファイルにも 魅力です。

 当アルバムの録音方式(レーベル資料より)
 1曲(1トラック)の間は編集無しの1テイク。
 かつてフランク・シナトラが所有していたコンデンサータイプのマイクAKG C24を用いたワンポイント録音。
 Yarlung特製の真空管マイクアンプとSHI技術(後述)を使用し、録音現場で最終的な音質調整も行う。
 アナログ(Sonorus ATR12レコーダー+Agfa Formula 468テープ)、DSD256(Merging Technologies社のHAPI)、PCM(Sonorus社のADコンバーター)の3方式でそれぞれにダイレクトに録音。
 ミキシング等のポストプロダクション作業は無し。録音現場でマスターを完成。
 
 *SHI=Sonorus Holographic Imagingの略。
  ステレオ録音に含まれる録音現場の音場情報をもとに通常のステレオ装置でも立体的な音像と奥行きのある臨場感が得られるという新しいアナログ領域のリアルタイム処理技術。

 
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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BIDDULPH RECORDINGS



BIDD85045
\2600→\2390
ヨーゼフ・シゲティ AFRS録音全集 他
 1. フランツ・シューベルト(1797-1828):
  ロンド - ピアノ・ソナタ 第17番 ニ長調(フリードベルク編)
 2. フランソワ・シューベルト(1808-1878):蜜蜂
 3. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  ハンガリー舞曲第5番 ト短調(ヨアヒム編)
 4. アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):
  スラヴ舞曲第1番 ト短調(クライスラー編)
 5. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
  感傷的なワルツ Op. 51 No. 6(グルーンス編)
 6. イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):
  ロシア風舞曲 – ペトルーシュカ(ドゥシュキン編)
 7. イェネー・フバイ(1858-1937):ゼフィール Op. 30 No. 5
 8. エクトル・ベルリオーズ(1803-1869):夢とカプリース Op. 8
 9. ベーラ・バルトーク(1881-1945):2つの肖像 第1番 Op. 5
 10. アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
  ソナタ ニ短調「ラ・フォリア」(レオナール編)
 11. ベートーヴェン(1770-1827):ロマンス第1番 ト長調 Op. 40
 12-15. アルバン・ベルク(1885-1935):
  ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
ピアノ伴奏(演奏者不明)...1-7
フィルハーモニア管弦楽団...8-9
コンスタント・ランバート(指揮)...8-9
WOR交響楽団...10
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)...10
サンフランシスコ交響楽団...11
レナード・バーンスタイン(指揮)...11
NBC交響楽団...12-15
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)...12-15

 復刻プロデューサー:Eric Wen/復刻エンジニア:David Hermann/マスタリング:Dennis Patterson
 総収録時間:84分
 録音:
 1-7. 1943年/初出:AFRS C 35&C 44(Basic Musical Library)/8. 1946年8月26日/初出:Columbia lX 946(matrices CAX 9678 & 9679)/
 9. 1946年6月22日/初出:Columbia LX 1531(matrices CaX 9568 & 9569)/10. 1941年1月26日 プライヴェート・レコーディング(ライヴ)/
 11. 1945年7月1日/初出:AFRS 22(Semi-Classical Replacement)(ライヴ)/12-15. 1945年12月30日/初出:AFRS 85(NBC Symphony)(ライヴ)

 名演の誉れ高いミトロプーロスとのベルクの協奏曲や、若きバーンスタインとの共演、更に第2次大戦中の貴重な録音を含むシゲティのAFRS音源を復刻。
 1939年にアメリカに移住したシゲティは米コロンビアに多くの録音を行いましたが、第2次大戦中の1942年8月から44年11月の間はアメリカ音楽家連盟(American Federation of Musicians)が市販用の録音のストライキを行ったため、シゲティにもコロンビア録音がありません。
 トラック1から7はこの空白期間を埋める貴重な音源です。AFRS(Armed Forces Radio Service)は国外で暮らすアメリカ人向けに1940年代初めに米軍が開設した短波放送局。
 同局の放送用の録音は上記のストライキの対象外となったため、ジャンルを問わず多くの音楽家・団体が参加しました。
 このディスクはシゲティがAFRSのために行った録音のすべてを収めています。

 AFRS音源の中でミトロプーロスとのベルクはこれまでにもCDが出ており、ファンの間では名演として知られて来たもの。
 今では20世紀の傑作の一つに数えられる同曲も1945年当時は知名度が低く、この曲を非常に高く評価していたシゲティとミトロプーロスは演奏会のプログラムに載せるためにオーケストラとその理事会を説得するため共闘したと伝えられます。
 これは同曲がアメリカで初めて放送された時の演奏という点でも貴重な記録です。
 ベートーヴェンのロマンスの指揮は若きバーンスタイン(当時26歳)。シゲティとの共演という点でも、サンフランシスコ響との録音という点でも貴重なものです。
 
 AFRS音源以外での注目は、まずバルトークの「2つの肖像 第1番」。
 シゲティはこの曲を渡米前に母国ハンガリーで行った最後の演奏会で作曲家臨席の下で演奏しました。
 コレッリの「ラ・フォリア」はベルギー生まれのヴァイオリニスト、ユベール・レオナール(1819-1890)によるヴァイオリンとピアノ版をさらにオーケストレーションしたもの。
 バロック舞曲というよりも幽玄・荘重、時に悲劇的な趣もあり、ロマン派協奏曲のものを思わせるカデンツァも加えられて別の作品に生まれ変わったかのようです。
 




URANIA RECORDS



WS121416
(2CD)
特別価格
\2500

アンナ・モッフォの、蝶々夫人!
 プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》

エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団
アンナ・モッフォ(蝶々夫人/ソプラノ)
ロザリンド・エリアス(スズキ/メゾ・ソプラノ)
チェーザレ・ヴァレッティ(ピンカートン/テノール)
レナート・チェーザリ(シャープレス/バリトン)
マリオ・カルリン(ゴロー/テノール)
ネストル・カタラーニ(ヤマドリ/テノール)
フェルナンド・コレナ(ボンゾ/バス)
ミティ・トルッカート・パーチェ
 (ケイト・ピンカートン/メゾ・ソプラノ)
レオナルド・モンレアーレ(勅使/バス)

 ☆1957年当時、最先端の解釈によっておこなわれた《蝶々夫人》!
 ☆アンナ・モッフォとチェーザレ・ヴァレッティの歌声が物語を彩ります!

 アンナ・モッフォの叙情的なソプラノによる蝶々夫人、そしてチェーザレ・ヴァレッティの完璧なテノールがピンカートンを演じた1957年に録音されたこのプッチーニの歌劇《蝶々夫人》は、当時最先端の演奏と高い評価を受けました。
 イタリア人ではなかったエーリヒ・ラインスドルフですが、この録音の後にプッチーニの重要なオペラすべてを指揮した彼の解釈は、革新的でありながらもプッチーニの魅力を存分に引き出したものでした。
 ウラニア・レコーズによる丹念なマスタリングで、当時の斬新な《蝶々夫人》が甦ります。
 



<国内盤> 


MCLASSICS

MYCL00049
\3300
元名フィル首席オーボエ奏者山本直人
 エヴァ―・グリーン/ガーデン・ウインズ

 岩瀬貴浩 (1986- ):
  1. 大空を翔ける / 2. 新緑 / 3. みずいろ /
  4. ひだまり / 5. あぜ道 / 6. Twilight / 7. Rouge /
  8. ねがい / 9. 月の子守歌 / 10. 希望の明日へ /
  11. Longing<オーボエ、チェロ、ピアノ ver.> /
  12. 君を迎え、送る春<オーボエ、チェロ、ピアノ ver.> /
  13. 帰り道<オーボエ、チェロ、ピアノ ver.> /
  14. Once Again
GARDEN WINDS(ガーデン・ウインズ)
 山本直人(オーボエ)
 岩瀬貴浩(作曲&ピアノ)
宮崎真平(チェロ)[11]-[13]

 《録音》2023年7月11日、9月6日、10月12ー13日 Piano Studio NOAH 吉祥寺、池袋

 メロディがやわらかにそよぐ。オーボエとピアノの心癒す温かなハーモニー。

 元名古屋フィルの首席オーボエ奏者で、現在愛知室内オーケストラの首席客演奏者やソリストとして活躍する山本直人と、コンポーザーピアニストとして活躍する岩瀬貴浩のユニット「GARDENWINDS」のセカンドアルバムです。
 全曲岩瀬によるオリジナル作品を収録。今作では、岩瀬とユニット「EASTRINGS」を組むチェリスト、宮崎真平がゲスト参加しています。
 活発な演奏活動でファンを広げているGARDEN WINDSが奏でる情感豊かなメロディに美しいオーボエとピアノの音色が、人の心に寄り添います。
 穏やかな日々を彩る美しいメロディ、親しみやすい調べをお楽しみ下さい。

 山本直人(オーボエ) Naoto Yamamoto (oboe)
 1985年武蔵野音楽大学を首席で卒業。同大学卒業演奏会、第55回読売新人演奏会等に出演。陶山勝、吉成行蔵、北島章、インゴ・ゴリツキの各氏に師事。
 1986年名古屋フィルハーモニー交響楽団に入団。2019年9月まで首席奏者を務める。1988年「CBCサロンコンサート」にてソロリサイタルを開催。
 1992年2月より一年間ベルリンに留学し、アンドレアス・ヴィットマン氏に師事。帰国後ソロリサイタルを開催。
 1997年「第9回アフィニス夏の音楽祭」に参加し、ワシントン・バレーラ氏に師事。1999年「山本直人と仲間たち」と題した現代音楽のリサイタルを開催。
 2000年「ザ・コンサートホール・アンコール2000」にてソロリサイタルを開催。2002年NHK-FM「名曲リサイタル」に出演。
 また、2004年に開催したソロリサイタルに於いて、名古屋市民芸術祭2004審査員特別賞を受賞。
 2010年名古屋ダブルリードアンサンブルCD全国発売記念ソロリサイタルを開催。
 これまでに、名フィル、広島交響楽団、名古屋パストラーレ合奏団、ザ・ストリングス名古屋、クリンゲンフィルハーモニカー、室内管弦楽団「辯天」、北名古屋シティ管弦楽団、ディ・ムジカンテン室内管弦楽団とモーツァルト、チマローザ、マルチェロ、アルビノーニ、バッハ、尹伊桑、R.シュトラウス、山内雅弘の協奏曲を共演。
 また、「名古屋ヴィルトゥオーゼン」「名古屋ダブルリードアンサンブル」「トリオdeブランチ」等の主要メンバーとして室内楽活動も盛んに行っている。
 現在、名古屋音楽大学および大垣女子短期大学音楽総合科非常勤講師、愛知室内オーケストラ首席客演奏者。

 岩瀬貴浩(作曲&ピアノ) Takahiro Iwase (composer&piano)
 長崎県長崎市出身。大阪芸術大学芸術学部卒業。
 大学在学中にミュージカルスタジオ「アエラス」の公演作品の作曲でキャリアをスタート、その後も「小公女セーラ」(イマジン)などのミュージカルの作曲を担当。
 2008年よりクラフトーンのアレンジャーとしてシンコーミュージックを中心とした出版譜のピアノアレンジを担当、またLigar MusicLibrary(リガール・ミュージック)のクリエイターとして約170曲を作曲し、テレビ放送や様々な映像コンテンツで楽曲が採用されている。2016年より自身の音楽性を確立するためのソロ活動を開始し「PIANO Monologue」他アルバム3タイトルをリリースし、東京と長崎を中心に自主公演を開催。
 2020年にチェロ奏者宮崎真平氏と「EASTRINGS」を結成し「MELODY OF LIFE」をリリース。
 映像制作にも意欲的に取り組みYouTubeやSNSにて作品を公開している。
 


<LP>


キング・インターナショナル(LP)


KKC 1232/8
(7LP)
\44000
J.S.バッハ:鈴木雅明自選教会カンタータ選集 バッハ・コレギウム・ジャパン
鈴木雅明(指揮)
 [LP1]
  A面:第8番《愛する御神よ、いつ我は死なん》BWV8
      第8番《愛する御神よ、いつ我は死なん》BWV8 より[合唱]:
     「愛する御神よ、いつ我は死なん?」(第2稿)
      野々下由香里(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
      ゲルト・テュルク(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
      録音:2002年9月6~10日/神戸松蔭女子学院大学チャペル
  B面:第20番《おお、永遠、汝、雷の言葉よ》BWV20
   野々下由香里(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
   ヤン・コボウ(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
   録音:2002年4 月19~23 日/神戸松蔭女子学院大学チャペル
 [LP2]
  A面:第39番《割いて与えよ、飢えた者に汝がパンを》BWV39
   野々下由香里(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、ペーター・コーイ(バス)
   録音:2009年2月21~25日/神戸松蔭女子学院大学チャペル
  B面:第42番《その同じ安息日の夕方》BWV42
   野々下由香里(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
   ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)、ドミニク・ヴェルナー(バス)
   録音:2006年2月23~27日/神戸松蔭女子学院大学チャペル
 [LP3]
  A面:第51番《すべての国よ、神を誉め讃えよ》BWV51
   キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
   録音:2005年9月18~21日/神戸松蔭女子学院大学チャペル
  A面:第72番《すべてはただ神の御心に依って》BWV72
   レイチェル・ニコルズ(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
   ゲルト・テュルク(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
   録音:2008年2月6~10日/神戸松蔭女子学院大学チャペル
  B面:第75番《貧しい者たちは食べて》BWV75
   鈴木美登里(ソプラノ)、米良美一(カウンターテナー)、
   ゲルト・テュルク(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
   録音:1998年5月/神戸松蔭女子学院大学チャペル
 [LP4]
  A面:第78番《イエスよ、あなたはわが魂を》BWV78
   野々下由香里(ソプラノ)、ダニエル・テイラー(カウンターテナー)、
   櫻田亮(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
   録音:2003年2月14~17日/神戸松蔭女子学院大学チャペル
  B面:第94番《私はこの世に何を求めよう》BWV94
   野々下由香里(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
   ヤン・コボウ(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
   録音:2002年4月19~23日/神戸松蔭女子学院大学チャペル
 [LP5]
  A面:第102番《主よ、あなたの目は信仰を顧み給う!》BWV102
      第102番《主よ、あなたの目は信仰を顧み給う!》BWV102より
      アリア(テノール):恐れおののけ[オブリガート:トラヴェルソ版]
       ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
       ゲルト・テュルク(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
       録音:2009年9月30日~10月2日、4 日/神戸松蔭女子学院大学チャペル
  B面:第106番《神の時は最上の時》BWV106
   柳沢亜紀(ソプラノ)、米良美一(カウンターテナー)、
   ゲルト・テュルク(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
   録音:1995年11月8~10日/神戸松蔭女子学院大学チャペル
 [LP6]
  A 面:第125番《平安と喜びをもって、私は逝こう》BWV125
   野々下由香里(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
   アンドレアス・ヴェラー(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
   録音:2005年2月19~22日/神戸松蔭女子学院大学チャペル
  B面:第140番《目覚めよと、我らに呼ばわる声》BWV140
   ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
   ゲルト・テュルク(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
   録音:2011年9月20~23日/神戸松蔭女子学院大学チャペル
 [LP7]
  A 面:第161番《来たれ、汝甘き死の時よ》BWV161
   鈴木美登里(ソプラノ)、米良美一(カウンターテナー)、
   櫻田亮(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
   録音:1997年2、6、7月/神戸松蔭女子学院大学チャペル
  B 面:第177番《我はあなたに叫び求めん、主イエス・キリストよ》BWV177
   ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ)、ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
   ゲルト・テュルク(テノール)、ペーター・コーイ(バス)
   録音:2012年2月5~8日/神戸松蔭女子学院大学チャペル

 日本独自企画!!完全限定プレスの初LP化!
 鈴木雅明自選!バッハ・コレギウム・ジャパンの偉業、J.S.バッハの教会カンタータから究極の15曲をセレクト。東洋化成プレス180g重量盤7枚組!

 東洋化成プレス、180g 重量盤、国内製作・日本語帯・解説・歌詞対訳付

 バッハ・コレギウム・ジャパンの大偉業、J.S.バッハの教会カンタータ全曲録音。1995年に録音を開始し、2013年、17年の歳月かけて完結した日本の団体としては初の全集。
 まさに世界に誇る業績でBCJ の名を世界に知らしめた名録音です。

 今回鈴木雅明氏自らセレクトした究極の15曲が日本独自企画として7 枚組LP の完全限定盤で登場!
 BIS レーベルからのライセンスで東洋化成プレスの180g 重量盤です。

 解説には『鈴木雅明氏が語る15曲の魅力』として2024年1月にインタビューした新規原稿(作品のセレクトの理由、各作品の魅力など)を10000字で掲載。
 また各曲の解説、制作ノート、歌詞対訳、アーティスト・プロフィールも掲載した充実の内容です!

 ※日本独自企画で今後輸入盤でのリリース予定はありません。この機会をお見逃しなく!

 
 
















2/27(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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LSO LIVE



LSO 0830
(SACD HYBRID)
Multichannel
\2600→\2390
ブリテンの傑作3作品を
 ラトル&LSOによる輝かしい演奏で!

  ブリテン(1913-1976):
   1. シンフォニア・ダ・レクイエム op.20(1940)
   2. 春の交響曲(1948-49)
   3. 青少年のための管弦楽入門(1945)
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ロンドン交響楽団
エリザベス・ワッツ(ソプラノ)
アリス・クート(メゾ・ソプラノ)
アラン・クレイトン(テノール)
ティフィン少年合唱団
ティフィン児童合唱団
ティフィン女学生合唱団
 (ジェイムス・デイ(指揮))
ロンドン交響楽団合唱団
 (サイモン・ホールジー、合唱指揮)
KKC 6816
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 録音:1. 2019年5月7,8日/2. 2018年9月16,18日/3. 2021年5月18日
 すべてバービカン・ホールでの録音

 ラトル率いるLSO による、ブリテン名曲3篇のCD が登場。
 ≪青少年のための管弦楽入門≫ではLSO の管楽器がなんとも輝かしい音色を惜しげもなく響き渡らせています。
 弦楽器群の、細部まで活き活きとした表情も魅力です。

 皇紀2600年の式典のために、日本政府はR. シュトラウスや様々な作曲家たちに、作品を依頼しました。
 その作曲家リストの中にブリテンも含まれており、 ブリテンは≪シンフォニア・ダ・レクイエム≫を作曲します。
 しかしながらタイトルにある「レクイエム」の文字などが原因で結局日本の式典ではこの作品は演奏されず、1941年3月、バルビローリ指揮ニューヨーク・フィルによって初演されました。
 ≪春の交響曲≫は、クーセヴィツキーによる委嘱の第2作(第1作 は歌劇≪ピーター・グライムズ≫)。
 イギリスの伝統的な民謡と詩を見事にミックスしたこの作品は、冬が去り、春が勝利を収め始めるとき、自然界が徐々に目 覚め始める様子を描いています。

 
 



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PROSPERO CLASSICAL



PROSP 0090
(2CD)
\3700→\3390
レナ=リザ・ヴュステンドルファー(指揮)
 スイス300年の管弦楽曲
  ~スイスの夢

 [CD1]
  ヨーゼフ・フランツ・クサーヴァー・ドミニク・スタルダー
   (1725-1765):
    交響曲 変ホ長調
  ジャン・バティスト・エドゥアルド・デュピュイ(1770-1822):
   歌劇『若さと愚かさ』序曲
  フランツ・クサヴァー・シュニーダー・フォン・ヴァルテンゼー
   (1786-1868):
    序曲 ハ短調
  ハンス・フーバー(1852-1921):セレナード第2番『冬の夜』
  ジョージ・テンプルトン・ストロング(1856-1948):
   組曲第3番『絵本』
 [CD2]
  ヘルマン・ズーター(1870-1926):
   ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.23
  パウル・フーバー(1918-2001):
   ダルシマーと弦楽合奏のための協奏曲
マイケル・バレンボイム(ヴァイオリン)
クリストフ・プフェンドラー(ダルシマー)
レナ=リザ・ヴュステンドルファー(指揮)
スイス管弦楽団

 スイス300年の管弦楽曲に光をあてる

 録音:2019-2023年/67:34、57:31

 18世紀から20世紀にかけてのスイスの管弦楽作品集。
 スイス国内でも知名度が高いとはいいがたい作品群を積極的に取り上げている、2018年設立のスイス管弦楽団(Swiss Orchestra)による演奏ですべてライヴ録音。
 ダニエル・バレンボイムの息子、マイケル・バレンボイムも協奏曲のソロで参加しています。



 レナ=リーザ・ヴュステンドールファーは、スイス管弦楽団の音楽監督。
 アンデルマット・コンサートホールでのコンサート運営を担当。
 
 

PROSP 0085
\2900
歴史上屈指の美しさを誇る宗教曲2作
 ヨハン・ヨーゼフ・フックス(c.1660-1741):
  皇帝レクイエム
 ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):
  ミサ曲 ニ長調
ルーカス・ヴァナー(指揮)
ゼロノーヴェ(声楽アンサンブル)
イ・ピッツィカンティ(古楽アンサンブル)

 77:18

 スイスのアンサンブルによる演奏。
 対位法の大家として知られたフックスの『レクイエム』と、2015年に現代譜がきちんと出版されてようやく取り上げられるようになったペルゴレージの『ミサ曲 ニ長調』を収録。
 どちらも非常に美しい作品です。
 
 


PROSP 0076
\2900
ルーツ~20世紀ブラジルとスイスのヴァイオリン・ソナタ集
 エルンスト・ブロッホ(1880-1959):
  組曲『バール・シェム』(1923)
 オトマール・シェック(1886-1957):
  ヴァイオリン・ソナタ Op.16(1908)
 エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
  幻想ソナタ第1番『絶望』(1912)
 エルンスト・ヴィトマー(1927-1990):
  ソナチネ Op.48(1967)
 カマルゴ・グアルニエリ(1907-1993):
  ヴァイオリン・ソナタ第2番(1933)
レナート・ヴィーデマン(ヴァイオリン)
マリヤ・ボコル(ピアノ)

 自らのルーツをみつめるヴァイオリン作品集

 録音:2023年2月22-24日/スイス/70:00

 スイスとブラジルの二重国籍を持つヴァイオリニスト、レナート・ヴィーデマンによるデビュー・アルバム。
 自らのルーツに思いを馳せた20世紀の作品集です。
 珍しい作品を取り上げるというコンセプトとは違い、自らの音楽言語が反映された作品として奏でているので説得力があります。
 




AULOS MEDIA


XAMC2178
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300
韓国の若き音楽家たち2019 Vol.2 ~
 イ・テッキ&イ・ヒョク
  
イ・テッキ(ピアノ)
   1. チャイコフスキー:《6つの小品》より 夜想曲 Op.19-4
   2. チャイコフスキー:ロマンス Op.5
   3-5. プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調 Op.83
  イ・ヒョク(ピアノ)
   6-12. チャイコフスキー(プレトニョフ編):
    演奏会用組曲《くるみ割り人形》
   13. スメタナ(アンリ・カン編):ブルタヴァ(モルダウ)
イ・テッキ(ピアノ)
イ・ヒョク(ピアノ)
AMC2178
\2600

 韓国が世界に誇る天才ピアニストたち。イ・テッキ&イ・ヒョクのKBS録音!

 ☆韓国のクラシック・レーベル、実力派アーティストの発掘、紹介を行う「K-CLASSICシリーズ」にイ・テッキ&イ・ヒョクが登場!

 韓国の公共放送局である「KBS(韓国放送公社)」が企画した「韓国の若き音楽家たち」の2019年版に抜擢されたイ・テッキとイ・ヒョク。
 それぞれのソロ演奏をカップリングした当ディスクは、韓国のピアノ界が世界でも有数の才能の宝庫であることを改めて強く印象付けてくれることでしょう。

 イ・テッキは1996年生まれ。2014年に開催されたイギリスのヘイスティングス国際ピアノ協奏曲コンクールで最年少優勝を果たし、ヨーロッパ各地にその名を響かせた秀才。アメリカではジュリアード音楽院とカーティス音楽院で研鑽を積み、名教師ロバート・マクドナルドの指導の下で飛躍を遂げています。
 韓国国内でも2018年6月に当初予定されていたソリストの突如のキャンセルにより、富川(プチョン)フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会に緊急登壇。圧巻のラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」を披露し大喝采を浴びています。

 イ・ヒョクは2000年生まれ。2021年の第18回ショパン国際ピアノ・コンクールにおいてファイナリストに選出されており、その演奏は記憶に新しいところ。
 2016年に16歳で第10回パデレフスキ国際ピアノコンクール第1位、2018年の第10回浜松国際ピアノコンクールでは第3位を受賞し順調に歩みを続け、2022年のロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールのピアノ部門では亀井聖矢との同時優勝に輝き大きな話題を呼びました。
 ロシアのウクライナ侵攻後はモスクワ音楽院からフランス、パリのエコールノルマル音楽院へと研鑽の場を移し、さらなる飛躍を目指しています。

 ※録音:2019年3月-8月、KBS Studio 16(韓国)
 ※プロデューサー:キム・ギョンジョン
 ※オーディオ・エンジニア(KBS Studio 16):キム・ソンヒョン、キム・ジョンチャン、チャン・ファンリ

 


AMC2179
\2600
ウィグモアホール国際で優勝&特別賞4賞受賞
韓国の若き音楽家たち2019 Vol.3 ~
 エスメ弦楽四重奏団

  1-4. シューベルト:
   弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810《死と乙女》
  5-6. グリーグ:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調
エスメ弦楽四重奏団
 〔第1ヴァイオリン:ぺ・ウォンヒ、
  第2ヴァイオリン:ハ・ユナ、
     ヴィオラ:キム・ジウォン、
     チェロ:ホ・イェウン〕

 ウィグモアホール国際で優勝&特別賞4賞受賞!エスメ弦楽四重奏団のデビューアルバム!

 ☆韓国のクラシック・レーベル、実力派アーティストの発掘、紹介を行う「K-CLASSICシリーズ」!

 「エスメ弦楽四重奏団は、私がこれまで聴いた若い世代のクヮルテットの中で圧倒的に優れている。彼女たちの技術的な面だけでなく、音楽的感性に驚嘆の念を禁じ得ない」 (ギュンター・ピヒラー)

 韓国の公共放送局である「KBS(韓国放送公社)」が企画した2019年の「韓国の若き音楽家たち」シリーズの1タイトルとして発表されたのは、全世界が注目するクヮルテット、エスメ弦楽四重奏団が2019年にレコーディングを行ったオリジナルメンバーによるデビューアルバム!
 2016年にドイツのケルン音楽大学で学んでいた4人の女流韓国人奏者たち(しかも4人とも幼馴染)によって結成されたエスメ弦楽四重奏団は、2018年に室内楽の登竜門として世界的にも高名なイギリス、ロンドンのウィグモアホール国際弦楽四重奏コンクールで優勝と同時に4つの特別賞を全て受賞という快挙を達成。
 しかも韓国人演奏家のみで構成されたアンサンブルの史上初の優勝として、センセーションを巻き起こしました。
 2019年にKBSで収録されたデビュープログラムで早速シューベルトの「死と乙女」を取り上げるなど、当時からすでにワールドクラスのクヮルテットとしての実力を如何なく発揮していたエスメ弦楽四重奏団。
 2023年4月からはヴィオラが新メンバーに交代していることからも、オリジナルメンバーによるデビュー録音は再び注目を集めることでしょう。

 ※録音:2019年、KBS Studio 16(韓国)
 ※プロデューサー:キム・ギョンジョン
 ※オーディオ・エンジニア(KBS Studio 16):キム・ソンヒョン、キム・ジョンチャン、チャン・ファンリ
 
 

AMC2177
\2600
韓国の若き音楽家たち2019 Vol.1 ~ ユ・スンクォン&キム・ユビン
 1-3. サン=サーンス:ファゴットとピアノのためのソナタ ト長調 Op.168
 4. ボザ:レチタティーヴォ、シシリエンヌとロンド
 5-7. タンスマン:ソナチネ
 8. デュティユー:サラバンドとコルテージュ
 9. フォーレ:コンクール用小品
 10. フォーレ:幻想曲ハ長調 Op.79
 11-14. ウィドール:フルートとピアノのための組曲 Op.34
 15. マスネ:タイスの瞑想曲
(1)-(8)ユ・スンクォン(ファゴット)
 キム・ジェウォン(ピアノ)
(9)-(15)キム・ユベン(フルート)
 クロエ・ムン・ジヨン(ピアノ)

 ☆韓国のクラシック・レーベル、実力派アーティストの発掘、紹介を行う「K-CLASSICシリーズ」!

 「KBS(韓国放送公社)」の2019年「韓国の若き音楽家たち」の第1巻として選ばれたのは、2人の木管楽器奏者、ファゴットのユ・スンクォンとフルートのキム・ユベン。

 ファゴットのユ・スンクォンは17歳で名門ベルリン芸術大学に入学し、21歳の若さでベルリン放送交響楽団の首席奏者に就任。
 2014年からは母校であるベルリン芸術大学で教鞭を執り、後進の育成にも携わっています。特にドイツ国内での活躍は目覚ましく、韓国を代表する木管楽器奏者の1人と言っても過言ではないでしょう。

 フルートのキム・ユベンは2016年12月に当時史上最年少でベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席フルート奏者に選出。プラハの春国際音楽コンクールやジュネーヴ国際音楽コンクールでの上位入賞歴を持つなどすでに実績十分の名フルーティストです。
 ちなみにキム・ユベンと共演のピアニスト、クロエ・ムン・ジヨンは2021年の「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭(ワルシャワ)に出演するなどこちらも注目度抜群です。

 ※録音:2019年、KBS Studio 16(韓国)
 ※プロデューサー:キム・ギョンジョン
 ※オーディオ・エンジニア(KBS Studio 16):キム・ソンヒョン、キム・ジョンチャン、チャン・ファンリ
 




BASTILLE MUSIQUE



OBM026
(国内仕様盤・日本語解説付)
(3CD)
\5866
フランコ・アルファーノ:歌曲集
 フランコ・アルファーノ(1875-1954):
  5つのメロディー/2つのメロディー/
  幸福/3つのタゴールの詩/6つの歌/
  ヴォカリーズ=エチュード/ネアポリス/
  3つのタゴールの歌/メッセージ/
  3つのヴォカリーズ/新しいタゴールの歌/
  パルテノペアの古い子守唄/3つの新しい詩/
  ミランダ・ボナの3つの歌/われらの最後の秋/
  日々/2つのタゴールの歌/2つのナポリの歌/
  2つの歌/7つの歌/5つの新しいタゴールの歌/
  光/最後の考え
アレクサンドラ・フラッド(ソプラノ)
ニーナ・タランデク(メゾ・ソプラノ)
ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー(メゾ・ソプラノ)
クラウス・ジモン(ピアノ)
フィリップ・シーメンツ(チェロ)
BM026
(3CD)
特殊価格 \4500

 フランコ・アルファーノのアートソングを世界初全曲録音!

 ☆bastille musique第26弾!
 ☆ナポリ生まれのオペラ作家、フランコ・アルファーノの全アートソングを3枚組に集成!
 ☆子細な曲目解説や演奏者へのインタビューの日本語訳が付属した国内仕様盤も発売予定!

 ベルリンのラグジュアリー・レーベル「bastille musique」のリリース第26作目は、オペラ作家として、またプッチーニの《トゥーランドット》を補筆したことで知られるナポリ生まれの作曲家、フランコ・アルファーノ(1875-1954)の歌曲集。

 ドイツ放送と共同で3年という時間をかけて制作された本アルバムにはアルファーノの活動時期のほぼすべてを網羅する1896年から1954年の間に作曲された多種多様なアートソングが初めて全曲収められており、豪華アーティストたちによる世界初録音が多く含まれています。ステファノ・ナルデッリ、リノ・マイオーネによる子細な解説に加え、レーベル・プロデューサーのセバスティアン・ゾルテによる演奏者たちへのインタビューや楽譜などが掲載された充実のブックレット(国内仕様盤は日本語訳付き!)と、作曲家やレコーディング・セッションの写真などが封入されたラグジュアリー・ボックス仕様です。

 ※録音:2019年-2021年、ハンス・ロスバウト・スタジオ(バーデン=バーデン、ドイツ)



 


OBM027
(3CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\5866
ユーグ・デュフール:作品集
 ユーグ・デュフール(b.1943):
  [CD 1]
   1. Surgir(オーケストラのための)
   2. L'origine du monde(ピアノと大アンサンブルのための)
   3. 朝の翼の上で(ピアノとオーケストラのための)
  [CD 2]
   1. ティエポロによるアフリカ
    (ピアノと器楽アンサンブルのための)
   2. ティエポロによるアジア(アンサンブルのための)
   3. ティエポロによるヨーロッパ(アンサンブルのための)
   4. ティエポロによるアメリカ
    (ピアノとアンサンブルのための)
 [CD 3]
  1. La Cite des saules(エレクトリック・ギターのための)
  2. Hommage a Charles Negre(六重奏のための)
  3. L'lle sonnante
   (パーカッションとエレクトリック・ギターのための)
  4. L'Atelier rouge d'apres Matisse
   (エレクトリック・ギター、ピアノ、
    サクソフォンとパーカッションのための)
  5. L'Enclume du reve d'apres Chillida
   (エレクトリック・ギターと室内オーケストラのための)
ケルンWDR交響楽団(CD1:1,3、CD3:5)
ヨハネス・カリツケ(指揮、CD1:1)
イラン・ヴォルコフ(指揮、CD1:3)
シルヴァン・カンブルラン(指揮、CD3:5)
アンサンブル・ニケル(CD3:4)
レミックス・アンサンブル(CD1:2)
ペーター・ルンデル(指揮、CD1:2)
アンサンブル・ルシェルシュ(CD2:1-4)
ヤロン・ドイチュ
 (エレクトリック・ギター、CD3:1-5)
マリアーノ・キアッキアリーニ(CD3:2)
ニコラス・ホッジズ(ピアノ、CD1:2-3)、他
BM027
(3CD)
特殊価格
\4500

 スペクトル楽派の開拓者の一人、ユーグ・デュフールの多様な作品集!

 ☆bastille musique第27弾!
 ☆グリゼー、ミュライユらと共にスペクトル楽派の普及に多大な貢献を果たしたユーグ・デュフールの作品集!
 ☆デュフール本人へのインタビューを含む充実のブックレットの日本語訳が付属した国内仕様盤も発売予定!

 ベルリンのラグジュアリー・レーベル「bastille musique」のリリース第27作目は、2023年に80歳を迎えたスペクトル楽派を代表する現代フランスの巨匠、ユーグ・デュフールの作品集。

 リヨン生まれのユーグ・デュフールはジュネーヴ音楽院でピアノと作曲を学び、同地で活動する傍らリヨンの大学で哲学を教えるなど多忙な日々を送りつつ、1973年にはジェラール・グリゼー、トリスタン・ミュライユらと共にアンサンブル・イティネレールを組織。
 黎明期のスペクトル楽派を広く紹介する活動に大いに貢献しました。
 本アルバムにはピアノやアンサンブルのために書かれた「ティエポロ・サイクル」全曲やエレクトリック・ギターのためのすべての作品、さらにオーケストラとピアノのための主要な作品を錚々たるアーティストたちの演奏で収録。
 レーベル・プロデューサーのセバスティアン・ゾルテによるデュフール本人へのインタビューを含む充実のブックレット(国内仕様盤は日本語訳付き!)と、今作も作曲家やレコーディング・セッションの写真などが封入された「bastille musique」ならではのラグジュアリー・ボックス仕様となっています。

 ※録音:ドイツ

 
 



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DB PRODUCTIONS

DBCD212
\2800→\2590
19世紀、ボヘミア出身の作曲家、ハープ奏者
 アントン・エドヴァルド・プラテ(1796-1875):
  ハープ四重奏曲集

  1-4. 四重奏曲 -
   ハープ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのために Op.155
    1. I. Allegro con brio
    2. II. Scherzo. Molto vivace
    3. III. Adagio
    4. IV. Finale. Allegretto vivace
  5-8. 四重奏曲 -
   ハープ、クラリネット、ホルンとファゴットのために Op. 154
    5. I. Allegro maestoso - Allegro moderato e cantabile
    6. II. Scherzo. Con vivo
    7. III. Andante sostenuto
    8. IV. Rondo finale. Allegro vivace
  世界初録音
デルフィーヌ・コンスタンタン=レズニク(ハープ)...1-8
セシリア・シリアクス(ヴァイオリン)...1-4
Ylvali McTigert Zilliacus(ヴィオラ)...1-4
カティ・ライティネン(チェロ)...1-4
スタファン・モッテンソン(クラリネット)...5-8
ローマン・レズニク(ファゴット)...5-8
Annamia Larsson(ホルン)...5-8

 録音:2023年8月27-28日、11月19日 Erik Nilsson at the Church of Ledberg(スウェーデン)

 19世紀に活躍したボヘミア出身の作曲家、ハープ奏者アントン・エドヴァルド・プラテの作品集。
 巡回マリオネットショーの整備士を務めていた父に連れられ、幼い頃から様々な国を巡りながらハープを演奏。
 1809年、12歳の時にはスウェーデンで演奏したとされています。
 その2年後、リンシェーピングでコンサートを開催、本格的なハープ奏者、音楽教師としての活動をはじめ、1840年代から50年代にはノルウェー、デンマーク、フィンランド、プロイセン、ボヘミア、ロシア、オーストリアで演奏。
 1848年にオーストリアの首都で演奏した名ハープ奏者の1人として記録されています。晩年はリンシェーピング近郊に居住、この地で生涯を終えています。

 このアルバムには世界初録音となるハープを用いた2つの室内楽曲を収録。
 ハープの超絶技巧から生まれるきらめくような響きが、他の楽器と溶け合う見事な作品です。
 スウェーデン系フランス人のハープ奏者、コンスタンティン=レズニクと、彼女と共演経験の多い奏者たちによる親密な演奏で。
 




DIVERSIONS


DDV 24172
\2400
(リ)インヴェンション
 J.S.バッハのインヴェンションを2台ピアノで

  1-15. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
   (1685-1750)=リー・チアフ編
    (リ)インヴェンション第1番-第15番
デュオ・ヴェルシニナ・リー(ピアノ・デュオ)

 録音:2023年2月 Northern College of Music(UK)
 総収録時間:28分

 ルクセンブルクで活躍するピアニスト、リー・チアフ(別名チア=チア)とユリア・ヴェルシニナのデュオによるJ.S.バッハの インヴェンション。
 タイトルに「(リ)」とあるようにリーはオリジナルを全くの新しい形に編曲。
 ポップス、ミニマリズム、ス ムーズジャズなどを融合させたクロスオーヴァーな作品に仕上がっています。
 



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DIVINE ART



DDX 21001
(10CD)
\22000→\19990
日系アメリカ人ピアニスト、本間たまみ
 イギリス音楽学者バリー・クーパー編集・校訂による新版
  「選帝侯ソナタ」を含む35曲のソナタ全集

ベートーヴェン(1770-1827):35のピアノ・ソナタ全集
本間たまみ(ピアノ)
 【CD1】 57分
  1-2. ピアノ・ソナタ 変ホ長調「選帝候ソナタ第1番」 WoO 47 No. 1
  4-6. ピアノ・ソナタ ヘ短調「選帝候ソナタ第2番」 WoO 47 No. 2
  7-9. ピアノ・ソナタ ヘ長調「選帝候ソナタ第3番」 WoO 47 No. 3
  10. アンダンテ ヘ長調「アンダンテ・ファヴォリ」 WoO 57
 【CD2】 71分
  1-4. ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op. 2 No. 1
  5-8. ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op. 2 No. 2
  9-12. ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op. 2 No. 3
 【CD3】 82分
  1-2. ピアノ・ソナタ第20番 ト長調 Op. 49 No. 2
  3-4. ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 Op. 49 No. 1
  5-8. ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op. 7
  9-11. ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op. 10 No. 1
  12-14. ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op. 10 No. 2
 【CD4】 72分
  1-4. ピアノ・ソナタ第7番 ニ長調 Op. 10 No. 3
  5-7. ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調「悲愴」 Op. 13
  8-10. ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op. 14 No. 1
  11-13. ピアノ・ソナタ第10番 ト長調 Op. 14 No. 2
 【CD5】 78分
  1-4. ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 Op. 22
  5-8. ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op. 26
  9-11. ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調 Op. 27 No. 1
  12-14. ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」 Op. 27 No. 2
 【CD6】 71分
  1-4. ピアノ・ソナタ第15番 ニ長調「田園」 Op. 28
  5-7. ピアノ・ソナタ第16番 ト長調 Op. 31 No. 1
  8-10. ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調「テンペスト」 Op. 31 No. 2
 【CD7】 83分
  1-4. ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op. 31 No. 3
  5-7. ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」 Op. 53
  8-9. ピアノ・ソナタ第22番 ヘ長調 Op. 54
  10-12. ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調「熱情」 Op. 57
 【CD8】 74分
  1-2. ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調「テレーゼ」 Op.78
  3-5. ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 Op. 79
  6-8. ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調「告別」 Op. 81a
  9-11. ピアノ・ソナタ第27番 ホ短調 Op. 90
  12-14. ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op. 101
 【CD9】 68分
  1-4. ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op. 106
  5-7. ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op. 109
 【CD10】 44分
  1-3. ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op. 110
  4-5. ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op. 111

 録音:2019-2023年 Cal Arte Studios, Saratoga, California(USA)
 総収録時間:11時間41分

 日系アメリカ人ピアニスト、本間たまみが弾くベートーヴェンの「選帝侯ソナタ」を含む35曲のソナタ全集が登場。
 現在サンフランシスコに拠点を置き、ソリスト、室内楽奏者、教師として活躍する彼女は、これまでにも「弦楽四重 奏伴奏によるショパンのピアノ協奏曲第1番、第2番」(SOMM Recordings SOMMCD061)やマッケイブ、ク ラークらの現代作品の録音を行い、これらは高く評価されています。
 今回の録音にあたっては、ベートーヴェンの研究者として知られるイギリスの音楽学者バリー・クーパーが歴史的資 料を綿密に調査したうえで編集・校訂を行った新版(ABRSM=The Associated Board of the Royal Schools of Music 出版)を用いるとともに、クーパー氏と議論を交わしたうえで、35のソナタに取り組んでいま す。ブックレットは80ページを超え、英文で詳細な解説を行っています。
 
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DDX 21244
(2CD)
\3500→\3190
英国音楽界の重鎮、名プロデューサー
 ジョン・ボイデンを讃えて

  ボイデンがプロデュースした名盤群から
   ジョ ン・リルのベートーヴェンのワルトシュタイン・ソナタ
   イアン・パートリッジの「美しき水車小屋の娘」
、など

 【CD1】 61分
  1-5. フランツ・シューベルト(1797-1828):
   ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」 D. 667
  6-9. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
   ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」 Op. 53

 【CD2】 62分
  1-20. シューベルト:歌曲集『美しき水車小屋の娘』 D. 795
CD1:1-5
 ロバート・ギブス(ヴァイオリン)
 ボジダル・ヴコティッチ(チェロ)
 デイジー・スパイアーズ(ヴィオラ)
 ヴェラ・ペレイラ(コントラバス)
 ジョナサン・ヒギンズ(ピアノ)
ジョン・リル(ピアノ)...CD1:6-9
イアン・パートリッジ(テノール)...CD2
ジェニファー・パートリッジ(ピアノ)...CD2

 CD1:1-5...今回初出
 CD1:6-9...録音:1970年代後半(ASV)
 CD2...録音:1973年頃(Classics for Pleasure)
 総収録時間:123分

 英国音楽界の重鎮、ジョン・ボイデン(1936-2021)を記念するアルバム。
 長年、レコーディング業界で重要な役割を果たすとともに、著名なプロデューサーとして活躍したボイデンは Classics for Pleasureレーベルを立ち上げ、4年間で400万枚のレコードを販売するという驚異的な業績を収 めました。
 また1975年にはロンドン交響楽団のマネージング・ダイレクターに就任して楽団の発展に寄与しました。
 その後、ピリオド楽器演奏を近代にまで推し進めるべくニュー・クイーンズ・ホール管弦楽団を創設して、20世紀初 頭の英国での演奏スタイルの再現を目指しました。

 このアルバムには、ボイデンがプロデュースした名盤群からジョ ン・リルのベートーヴェンのワルトシュタイン・ソナタとイアン・パートリッジの「美しき水車小屋の娘」を収録。
 また ニュー・クイーンズ・ホール管弦楽団の奏者たちによる新録音『ます』も含まれています。
 




EKKOZONE


EKKOZONE02
\2800
驚天動地のパーカッション
 アギーレ:パーカッション六重奏のための作品集

 1. Egungun: Ara Orun(2006-07)
  A mis Egguns, a mi madre Yemaya
 2. Toque a Eggun(2008)
 3. Bembe(2008)
 4. Oriki y Bembe a Eshu(キリエ・エレイソン)(2022)
  A la Gloria de mi Eshu-Laroye
 5. Wemilere a Eleggua y Oggun(神の臨在の典礼)(2019-21)
SoXXI パーカッション・グループ
 Borja Donet
 Andreu Queralt
 Miguel Angel Real
 Sergi Dauder
 Josep Furio
 Joan Soriano

 録音:2022-23 年 Canals, Valencia at the RC-Records studio and the Associacio Cultural Apart studio(スペイン)
 総収録時間:66分

 バレンシアを拠点とするSoXXI パーカッショングループと、ラテンアメリカの現代作曲家の一人ルイス・フランツ・ア ギーレ。
 彼らは10年にわたるコラボレーションを行っており、前作「Orula」(EKKOZONE03)はデンマークの音楽 誌『Seismograf』の2023年ベスト・アルバムに選出されるなど高く評価されています。
 このアルバム 「EGUNGUN」はアギーレの宗教観が反映されたもので、伝統的なアフロ・キューバンのパーカッション音楽や、イン ド古典音楽、そしてクセナキスの書法など様々な要素が取り入れられており、数多くの打楽器や、時には電動ハン マードリルで穿孔するときの音、悲鳴までを用いて独特な音響世界を築いています。
 




METIER


MEX 77102
\2800
マイケル・フィニッシー:オルタナティヴ・リーディングス
 1. オルタナティヴ・リーディングス(ライヴ・ヴァージョン)
 2-4. 1817年のオックスフォード I(1966-67)
 5. Botany Bay ボタニー湾(1983/1989)
 6. Blessed be I (1992)
 7. Blessed be III (1996)
 8. Wisdom 叡知(2020)
 9. Salome サロメ I(2003-4)
 10. Salome サロメ II(2003/2021)
 11-12. June 6月(2013)
 13-15. An den Mond 月に寄せて(2021-2022)
 16. オルタナティヴ・リーディングス(スタジオ・ヴァージョン)
ロッテ・ベッツ=ディーン(メゾ・ソプラノ)...2-10、13-15
マルシュアス・トリオ(フルート、チェロ、ピアノ...
  1、5-8、11、12、16)
ジョセフ・ハヴラット(ピアノ)...
 2-4、9-10、13-15

 録音:2021年2月、2022年12月、2023年1月 Goldsmiths Music Studios, London(UK)
 総収録時間:76分

 イギリスの現代作曲家・ピアニスト、マイケル・フィニッシー(1946-)の作品集。
 中心となるのは2020年のロックダウ ン中に委嘱された「叡知」で、孤立と連帯に関する考察から生まれた作品です。
 アルバムの最初と最後に収められ た「オルタナティヴ・リーディングス(読み替えの意味)」は、同じ日に収録した無編集の別バージョンとのこと。
 




OEHMS CLASSICS



OC989
(2CD)
\4400

フェリックス・クリーガー(指揮)&ベルリン・オペラグループ管弦楽団
ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):
 歌劇《ダリンダ》全3幕(1834)

  台本:フェリーチェ・ロマーニ
   歌劇《ルクレツィア・ボルジア》(1833)の改訂版
    【CD1】 39分
     第1幕
      1. 前奏曲 / 2-4. 第1場 / 5. 第2場 / 6-11. 第3場
    【CD2】 63分
     第2幕
      1. 第1場 / 2-5. 第2場 / 5-8. 第3場-第6場 /
      9-12. 第7場第3幕 / 13-14. 第1場 /
      15-16. 第2場、第3場 / 17. 第4場、第5場 /
      18. 第6場 / 19-22. 第7場
 
 ※世界初録音
ダリンダ...リディア・フリードマン(ソプラノ)
イルデマロ...ルチアーノ・ガンチ(テノール)
アクメット...パオロ・ボルドーニャ(バリトン)
ウーゴ・ダスティ...チャン・ヤジエ(メゾ・ソプラノ)
コルボガ...ダヴィッド・オシュトレク(バス)
エリメリク...アンドレス・モレーノ・ガルシア(テノール)
ガルニエロ...カンヨン・シャイン・リー(テノール)
リドルフォ...イゴール・セルゲーエフ(バリトン)
ウバルド...内山 建人(バス・バリトン)
グリエルモ...フェルミン・バステッラ(テノール)
ベルリン・オペラグループ合唱団
ベルリン・オペラグループ管弦楽団
フェリックス・クリーガー(指揮)

 録音:2023年5月14日 ベルリン、コンツェルトハウス(ドイツ)
 総収録時間:102分

 1833年、ドニゼッティがユゴーの戯曲『リュクレース・ボルジア』をもとに作曲しミラノで初演された歌劇《ルクレツィア・ボルジア》。
 この作品をナポリで上演するために、ドニゼッティは大幅な手直しを行行い《ダリンダ》と改題したものの検閲を通すことができず、この版は未上演のまま忘れられてしまいました。
 近年、この楽譜が音楽学者エレオノーラ・ディ・シンティラによって発見され、彼女の綿密な調査とドニゼッティ研究家のロジャー・パーカーの協力により作品を復元、リコルディ社から比較校訂版が出版されました。
 それによって実現した2023年5月14日の本公演(セミステージ上演)は、ドニゼッティが意図したイスラム教徒とキリスト教徒の間の宗教的、社会的軋轢が上手く描き出されたことで評判となりました。
 
 題名役ダリンダを歌うリディア・フリードマンは高い歌唱力を生かし、息子への愛と自身の忠誠心の間で揺れ動く取り乱した母親を演じ、息子イルデマロ役のルチアーノ・ガンチも絶妙な歌唱を聴かせます。
 敵対するアクメットを歌うパオロ・ボルドーニャはビロードのような声で統治者のプライドを歌いきっています。
 騎士の一人には日本のバス・バリトン、内山建人もキャスティングされています。
 2010年にフェリックス・クリーガーによって設立されたベルリン・オペラグループは年に1回、珍しい歌劇を表演することで知られる団体。これまでにマスカーニの《イリス》などを上演、非常に高く評価されています。

 
 




CARUS



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(3CD)
\5700
お買い得紙ジャケット・ボックスで
 ベルニウス指揮
  ブラームス、モーツァルト、ケルビーニ:レクイエム集


  CD.1
   ブラームス:ドイツ・レクイエム op.45
  CD.2
   モーツァルト:
    レクイエム ニ短調(バイヤー版)KV,626
  CD.3
    ケルビーニ:レクイエム ハ短調
指揮:フリーダー・ベルニウス
CD.1
 ユリア・ボルヒェルト(ソプラノ)
 ミヒャエル・フォッレ(バリトン)
 シュトゥットガルト室内合唱団
 シュトゥットガルト・クラシカル・
  フィルハーモニー
CD.2
 ヴァジリカ・イェツォヴシェク(ソプラノ)
 クラウディア・シューベルト(アルト)
 マルクス・ウルマン(テノール)
 ミヒャエル・フォッレ(バス)
 シュトゥットガルト室内合唱団
  シュトゥットガルト・バロック・
  オーケストラ
CD.3
 シュトゥットガルト室内合唱団
 ホフカペレ・シュトゥットガルト

 *名演奏として知られるベルニウス指揮による既発売のレクイエム3曲をまとめた お買い得な紙ジャケット・ボックス(縦130 x 横130 x 奥行16mm)です。

 CD.1:1997年11月2日録音 (既発売・廃盤・の83200(#4009350 832008))
 CD.2:1999年11月12日録音 (既発売の83207(#4009350 832077))
 CD.3:2010年5月13-15日録音 (既発売の83227(#4009350 832275 SACD)の通常CDです)
 
 


83530
\2700
ブルックナー:合唱と管楽アンサンブル作品集
 1. エクアーレI
 2. エクアーレII
 3. ミサ ハ長調「ヴィントハーク・ミサ」
 4.「乙女たちはあなたのもとに」
 5.「舌もて語らしめよ」
 6.「私はしもべダヴィデを選び」
 7.「アヴェ・マリア (1861)」
 8.「マリアよ、あなたはことどとく美しく」
 9.「アヴェ・マリア (1882)」
 10.「ロクス・イステ」
 11.「正しき者の唇は知恵を語る」
 12.「われらがためにキリストは死のもとに」
 13.「御身の民を救いたまえ」
 14.「エサイの枝は芽を出し」
 15.「見よ、大いなる司祭を」
 16.「タントゥム・エルゴ」
 17.「王の旗は翻る」
管楽アンサンブル:
 Walter Preu, Eckart Wiewinner,
 Harbert Schneider, Stephan Poppe
 Gerhard Schroder, Frauke Siems
エバーハルト・ラウアー オルガン
NDR合唱団、ハンブルク
ハンス=クリストフ・ラーデマン指揮

 2000年5月21、22日 ハンブルクでの録音

 *多くの方々の要望に応えて、既発売・廃盤・の83466(#4009350 834668)がが装丁を変えて再発売と成りました。
 

<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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APR



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(2CD)
特別価格
\2700→\2490
夭折の天才
 ミッシャ・レヴィツキ ~ HMV録音全集
ミッシャ・レヴィツキ(ピアノ)
ロンドン交響楽団、
ランドン・ロナルド(指揮)
 CD1
  ショパン:
   1. 前奏曲第1番ハ長調 Op.28-1/2. 前奏曲第7番イ長調 Op.28-7/
   3. 前奏曲第23番ヘ長調 Op.28-23
    録音:1929年11月21日
   4. ワルツ第11番変ト長調 Op.70-1/5. ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3/
    録音:1928年11月19日
   6. バラード第3番変イ長調 Op.47 / 録音:1928年11月22日
   7. 夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1/録音:1929年11月21日
   8. 夜想曲第5番嬰ヘ長調 Op.15-2/録音:1928年11月19日
   9. スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39/録音:1929年10月31日
   10. ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53《英雄)/録音:1933年3月16日
  11. スカルラッティ:ソナタ イ長調 Kk.113/録音:1928年11月22日
  12. グルック(ブラームス編):ガヴォット
  13. ベートーヴェン(ダルベール編):エコセーズ WoO.83
   録音:1927年12月15日
  14. シューベルト(タウジヒ編):軍隊行進曲 D.733-1/録音:1928年11月22日
  15. ルビンシテイン:練習曲ハ長調 Op.23-2《スタッカート・エチュード)
   録音:1927年12月16日
  16. メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14
   録音:1933年3月16日
  17-20. シューマン:ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22
   録音:1933年3月10日
 CD2
  1-4. リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
   ロンドン交響楽団、ランドン・ロナルド(指揮)
   録音:1929年11月11日&14日
  5. J.S.バッハ(リスト編):前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543/S.462-1
   録音:1927年12月16日
  6. リスト:《3つの演奏会用練習曲》より 第3番変ニ長調「ため息」
   録音:1928年11月21日
  パガニーニ(リスト編):
   7. ラ・カンパネラ S.140-3/録音:1927年12月16日
   8. ラ・カンパネラ S.140-3/録音:1928年11月22日
  リスト:
   9. ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 S.244-6/録音:1927年12月15日
   10. ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調 S.244-12/録音:1933年3月16日
   11. ハンガリー狂詩曲第13番イ短調 S.244-13/録音:1933年3月16日
  12. モシュコフスキ:女道化師 Op.52-4/録音:1927年12月16日
  13. ラフマニノフ:前奏曲第5番ト短調 Op.23-5/録音:1929年11月21日
  14. レヴィツキ:ワルツ イ長調 Op.2《愛のワルツ》/録音:1929年11月21日

 夭折の天才ミッシャ・レヴィツキの音楽遺産!

 ☆ミハウォフスキ、ストヨフスキ、ドホナーニの弟子であったミッシャ・レヴィツキ!
 ☆今回、復刻となるHMV録音は、レヴィツキの決して多いとは言えない録音遺産の中でも最も重要な地位を占めています!

 キエフ近郊で生まれたミッシャ・レヴィツキ(1898-1942)はミハウォフスキ、ストヨフスキ、ドホナーニの弟子であり、1920年代には瞬く間にピアノシーンにおける筆頭有望株としての地位を確立しました。
 実際、その早すぎる死がなければ、レヴィツキは間違いなく20世紀を代表するピアニストの一人としてみなされていたことでしょう。
 今回、復刻となるHMV録音は、レヴィツキの決して多いとは言えない録音遺産の中でも最も重要な地位を占めています。

 ちなみにこのレヴィツキのHMV録音全集はかつて「APR7020」の品番で発売されていましたが廃盤となって久しく待望の復刻となります。
 またAPRは今回の復刻に際して大部分のトラックのトランスファーを全面的にやり直し、各所のクリーンアップ、ピッチのエラーの修正を施しており、旧盤からの大規模なスケールアップが実現しています。

 ※録音:1927年~1933年
 ※録音場所:1933年セッションと協奏曲以外:スタジオC、スモール・クイーンズ・ホール、ロンドン/1933年セッション:スタジオ3、アビーロード、ロンドン
 協奏曲:キングスウェイ・ホール&クイーンズ・ホール、ロンドン
 



<映像>

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C MAJOR(映像)



76 6404
(Blu-ray)
\5500→\5090
ウクライナ出身リュドミラ・モナスティルスカ
 エマニュエル・ヴィヨーム(指揮)
2018年リセウ大劇場ライヴ《マノン・レスコー》

 プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》
リュドミラ・モナスティルスカ(ソプラノ/マノン・レスコー)
デイヴィッド・ビズィック(バリトン/レスコー)
グレゴリー・クンデ(テノール/ 騎士デ・グリュー)
カルロス・ショーソン(バス/ジェロンテ・デ・ラヴォワール)
ミケルディ・アトクサンダバーソ(テノール/ エドモンド)
マルク・プジョル(テノール/宿屋の主人)
カロル・ガルシア(メゾソプラノ/音楽家)
ホセ・ミゲル・サパタ(テノール/舞踊教師)
ミヒャエル・ボルス(バス/ 軍曹)
ダヴィッド・サンチェス(テノール/ 船長)
ジョルディ・カサノヴァ(テノール/点灯夫)
エマニュエル・ヴィヨーム(指揮)
リセウ大劇場管弦楽団・合唱団
 (合唱指揮:コンシータ・ガルシア)
KKC 9857
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(国内仕様盤・日本語解説付)
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KKC 9858
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\5000

 2018年リセウ大劇場ライヴ《マノン・レスコー》、現代を代表するイタリアオペラのドラマティックソプラノ、ウクライナ出身のリュドミラ・モナスティルスカがタイトル・ロール!鬼才ダヴィデ・リヴェルモーレによる演出!

 演出:ダヴィデ・リヴェルモーレ/舞台:ダヴィデ・リヴェルモーレ&ジオ・フォルマ/
 衣裳:ジュシ・ジュスティーノ/照明:ニコラス・ボヴィー/映像監督:ファブリス・カスタニエール

 収録:2018年6月、リセウ大劇場
 (Blu-ray)画面:16:9,1080i、音声:PCM ステレオ/DTS-HD MA5.1、原語:イタリア語、字幕:英/独/仏/西/カタルーニャ/韓/日、132分
 (DVD)画面:16:9,NTSC、音声:PCM ステレオ、DTS-HD5.1、原語:イタリア語、字幕:英/独/仏/西/カタルーニャ/韓/日、132分

 2018年6月にスペイン、バルセロナの名門劇場リセウ大劇場で上演されたプッチーニの3作目のオペラにして大成功を収めた《マノン・レスコー》。
 原作である アベ・プレヴォ(1697-1763)の小説『マノン・レスコー』は、作者の自伝的長編小説『ある貴族の回想と冒険』の第7巻目として書かれました。
 ファム・ファタール (男を破滅させる女/運命の女)の草分け的存在で、1731年の刊行以来、世界中の人々の心を掴んできました。
 当時もオベールの《マノン・レスコー》、マスネの《マ ノン》、そしてプッチーニと同じ題材によるオペラが複数存在したこのともその人気の高さがうかがえます。
 プッチーニは、劇的展開と美しい音楽で、マノンの奔放 さと悲劇性を克明に描いています。
 本映像では、ウクライナ人のオペラ歌手リュドミラ・モナスティルスカが、愛に生き愛に死んだ奔放な女主人公マノンを、そして情熱的なデ・グリューをドラマティッ ク・テノールの第一人者として世界中の劇場に引っ張りだこのグレゴリー・クンデが演じています。
 演出は鬼才ダヴィデ・リヴェルモーレ。舞台は、1892年にアメ リカ合衆国政府の入国審査施設が建設されたエリス島。
 しかし、オペラの冒頭はエリス島が閉鎖された1954年から始まり、老人デ・グリューが回想するという シーンで始まります。
 
 指揮者はリセウ大劇場のデビューとなったエマニュエル・ヴィヨーム。サン・カルロ劇場とリセウ大劇場との共同制作。


 


<LP>


ORFEO(LP)


S230101
(LP)
\4500
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
 クラリネット協奏曲

  【Side A】1. I. Allegro
  【Side B】1. II. Adagio / 2. III. Rondo.Allegro
イェルク・ヴィトマン(クラリネット)
ベルリン・ドイツ交響楽団
ペーター・ルジツカ(指揮)

 録音:2013年5月4日(ライヴ) Philharmonie Berlin
 総収録時間:29分
 C897151からの抜粋、アナログ盤

 近年作曲家としての目覚ましい活躍で知られるクラリネット奏者、イェルク・ヴィトマン。
 このアルバムでは演奏家としての彼の本領発揮とも言えるモーツァルトのクラリネット協奏曲を披露しています。
 7歳の時にこの作品に出合い、クラリネットの演奏を選ぶきっかけとなったと言うヴィトマンは、曲のすみずみまでを丹念に読みこみ、モーツァルトがこの作品に込めた様々な思いを拾い上げながら、見事な演奏を聴かせます。
 


















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