≪第124号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2024/7/30~
8/2(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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BIS
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BIS SA 2097
(SACD HYBRID)
\3100 →\2890
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マイケル・コリンズ(クラリネット)
クラリネットとピアノのためのイギリス音楽の100年
アーノルド:ソナチネ Op.29(1951)
ホロヴィッツ:ソナチネ(1981)
ホロヴィッツ:2つのマジョルカの小品(1958)
スタンフォード:3つの間奏曲 Op.13(1879)
スタンフォード:クラリネット・ソナタ Op.129(1911)
フィンジ:5つのバガテル Op.23(1938-45) |
マイケル・コリンズ(クラリネット)
マイケル・マクヘイル(ピアノ) |
クラリネット/ヤマハのカスタム・クラリネット「YCL-SE
Artist Model」【B♭管クラリネット】
ピアノ/スタインウェイD
セッション録音:2022年11月18&19日/ポットン・ホール、ウェストルトン(サフォーク州)
DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS
ecopak、66'37
SACD ハイブリッド盤。
BISレーベルより非常に積極的なリリースが続いているクラリネットの鬼才マイケル・コリンズ。近年、室内楽レパートリーのレコーディングに力を入れております。
当アルバムではイギリス音楽に焦点を当て、イギリスの作曲家とクラリネットの特別な関係を反映した、クラリネットとピアノのための100年にわたる音楽を取り上げています。
ブラームスを尊敬していたチャールズ・ヴィリアズ・スタンフォード(1852~1924)。スタンフォードの音楽は落ち着いていながらも美しい旋律が魅力です。
ジェラルド・フィンジ(1901~1956)が第二次世界大戦中に作曲した「5つのバガテル」は歌のような作品。バッハの組曲の舞曲を思わせる軽やかで感動的な作品です。
マルコム・アーノルド(1921~2006)のソナチネは、ジャズやダンス・ミュージックの要素を持ったエネルギッシュな作品。
ジョーゼフ・ホロヴィッツ(1926~2022)の2つのマジョルカの小品とソナチネは、遊び心にあふれた音楽で、クラリネットだからこそ表現できる作品です。
名手コリンズが若手注目のピアニスト、マイケル・マクヘイルとともにイギリス音楽の100年の旅へと誘います。
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BIS SA 2770
(SACD HYBRID)
\3100
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スウェーデンの俊英、ユーハン・ダーレネ
『思い出』~ヴァイオリン名曲集
(1)ラヴェル:ツィガーヌ(1924)
(2) マスネ:タイスの瞑想曲(1894)
(3)チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出
Op.42
【I.瞑想曲 / II.スケルツォ / III.メロディ】(1878)
(4) マイエル:
ヴァイオリンとピアノのための6つの小品より
第4番「アレグロ・モルト」(1879)
(5) サン=サーンス:
序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28(1863)
(6)ファリャ(クライスラー編):
スペイン舞曲第1番~歌劇『はかなき人生』より(1913)
(7)クライスラー:
レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース
Op.6(1911)
(8)ワックスマン:カルメン幻想曲(1946) |
ユーハン・ダーレネ(ヴァイオリン)
(1)-(6)(8)
ペーテル・フリース・ユーハンソン(ピアノ) |
新時代のヴァイオリン名曲集誕生!ツィガーヌ、タイスの瞑想曲、カルメン幻想曲も収録!!若き名手ユーハン・ダーレネがかつてカミラ・ウィックスが使用していた銘器で演奏!
ヴァイオリン/ストラディヴァリウス「ケンブリッジ公爵」(1725年製)
ピアノ/スタインウェイD
セッション録音:2023年12月20~23日/ゼンデザール、ブレーメン(ドイツ)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、67'53
プロデューサー&サウンドエンジニア:イェンス・ブラウン(Take5
Music Production)
編集:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production)
エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ
SACD ハイブリッド盤。
2022年にグラモフォン誌の「ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞するなど、世界から注目されているスウェーデンのヴァイオリニスト、ユーハン・ダーレネ(2000~)。2023年5月の来日公演でも抜きん出たテクニックと情感豊かな演奏で聴衆を魅了しました。
BISレーベル第5弾は『思い出』。
ハイフェッツ、パールマン、ヴェンゲーロフといった偉大なヴァイオリニストも録音してきた名曲を若き名手ダーレネが録音しました。
幼いころから親しんできた作品を集めたというダーレネ選曲の当アルバムには、ツィガーヌ(ラヴェル)、序奏とロンド・カプリチオーソ(サン=サーンス(ピアノ・
パート:ビゼー編))、カルメン幻想曲(ワックスマン)という3つのヴィルトゥオーゾ作品に加え、タイスの瞑想曲(マスネ)、なつかしい土地の思い出(チャイコフ
スキー)、スペイン舞曲第1番(ファリャ(クライスラー編))など、珠玉の名曲を収録。
また母国スウェーデンの女性作曲家アマンダ・マイエル(1853~1894)の滅多に演奏されない小品も取り上げられています。
ブラームスやグリーグと親交の あったマイエルはロマンティックで美しい作品を作曲しており、当アルバムに収録した6つの小品の第4番についてダーレネは「生命力に満ち溢れた美しい作品」と
語っています。
ヴァイオリンの多面的な魅力を伝えるダーレネの代表盤にして新時代のヴァイオリン名曲集がここに誕生しました!
ヴァイオリンは1725年製のストラディヴァリウス「ケンブリッジ公爵」を使用。この楽器はかつてルイ・シュポア(1784~1859)、カミラ・ウィックス(1928~2020)といった大ヴァイオリニストが演奏・所有していた銘器。
若き名手がこの楽器で美しい音色を奏でます。
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CLAVES
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親愛なる友人~ブラームス、ヘルツォーゲンベルク、レントゲン
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調
Op.38
レントゲン:チェロ・ソナタ第5番 ロ短調
Op.56
ヘルツォーゲンベルク:チェロ・ソナタ第1番
イ短調 Op.52 |
イザベル・ゲーヴァイラー(チェロ)
フィオナ・ヘンガルトナー(ピアノ) |
若手注目のチェリスト、ゲーヴァイラーがブラームス、レントゲン、ヘルツォーゲンベルクを録音!
セッション録音:2022年4月&10月/ガブリエル・レコーディング・スタジオ、ザルネン(スイス)/DDD、ディジパック仕様、67'58
1874年、ハインリヒ・フォン・ヘルツォーゲンベルク(1843-1900)はライプツィヒでブラームス・フェスティヴァルを主宰。
そこでブラームスとユリウス・レントゲン(1855-1932)の3人は友人となり作曲家として切磋琢磨しました。このアルバムにはその3人のチェロ・ソナタを収録しています。
チェロのイザベル・ゲーヴァイラーが国際的な注目を集めたのは2007年、彼女が19歳の時。
才能あふれる若いアーティストへの支援を目的とする「ヨーロッパ・
バーサリー・フォー・ヤング・アーティスト賞」を受賞し、ヨーロッパを中心に演奏活動を開始。
以後、ソリストとしてまた作曲家として活躍。自身の作品は国際的な
音楽祭で定期的に演奏されています。
丁寧に奏でるゲーヴァイラー、そして朋友フィオナ・ヘンガルトナーとの演奏をご堪能ください。
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CONTINUO CLASSICS
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・・・そしてギターの魂
ドミニク・ルメートル(1953~):
(1)Dedicace 3(1994/2016)~ギターのための
(2)Soft Watches(2015)~4本のギターのための
(3)Vocalizacion(2007)~ソプラノ独唱と2
本のギターのための
(4)Dedicace 5(1994/2018)~3本のギターのための
(5)Fragments(2021)~ギターのための
(6)Un bouquet de souvenance (2021)~
ソプラノ独唱と4本のギターのための
(7)D'un lointain souvenir(1982)~ギターのための
Cycle «Helleniques»
(8)Seikilos(2017)~ソプラノ独唱とギターのための
(9)Calliope(2017-18)~
2人のソプラノ、ギターとアイリッシュハープのための
(10)Helios(2019)~
2人のソプラノ、ギターとアイリッシュハープのための
(11)Nemesis(2019-20)~
2人のソプラノ、ギターとアイリッシュハープのための
(12)Loxias(2020)~
2人のソプラノ、ギターとアイリッシュハープのための
(13)Selene, hommage a Maurice Ohana(2014)~
2本のギターのための
(14)La Quadrature du Cercle(2020)~
オーギュメント・ギターのための |
(9)-(12)ソフィー=ルネ・ベルナール
(アイリッシュハープ)
(1)(2)(4)(6)
シルヴィー・ブルゴス(ギター)
(2)-(4)(6)-(14)
イザベル・ショメ(ギター)
(3)(6)(8)-(12)
ナタリー・デュメスニル(ソプラノ)
(2)(3)(5)(6)(13)
ジュリアン・パヤン(ギター)
(9)-(12)
ベネディクト・プレダリ(ソプラノ)
(2)(4)(6)ダニエラ・ラファエル(ギター) |
現代仏作曲家ドミニク・ルメートルのギターを伴う作品集
録音:2023年4月/パリュエル(フランス)/DDD、ディジパック仕様、79'14
フランスの作曲家ドミニク・ルメートル(1953~)のギターを伴う作品集。
ルメートルは、ロックバンドのギタリストとして活躍後、本格的に作曲と電子音響学を学びました。
アコースティックギターの可能性を探り、これまで様々な編成の作品を手掛けてきました。
当アルバムにはフランシュ=コンテ地域圏の伝統的な歌曲『Un
bouquet de souvenance』、モーリス・オアナへのオマージュとして作曲した地中海神話『Selene』、ダリの絵画からインスピレーションを得た『Soft
Watches』など、多様なギター作品が収録されています。
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HORTUS
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「風に運ばれて」 |
アドリアン・パレ(カリヨン) |
ラモー(パレ編):歌劇『アバリス、またはボレアド』より「リヒュミニアのアントレ」
マティアス・ファン・デン・ギュイエン:前奏曲第5番
ビゼー(ウッテン編):歌劇『真珠採り』より「耳に残る君の歌声」
タレガ(ブラジエール編):アラビア奇想曲
ヴィラ=ロボス(ブラジエール編):12の練習曲より第1番「アルペッジョの練習曲」
レオン・アンリ:ガヴォット パストラーレ
ジャック・ラノワ:フランス組曲
ロバート・バーンズ:オン・ザ・サン・アントニオ・リヴァー
フィリップ・クアットロッコロ:レトロモルフォーゼ第1番
ガブリエル・マルギエーリ:アンゲルス
J.S.バッハ(ブレーメル編):フルート・ソナタ
変ホ長調 BWV1031より第2楽章「シチリアーノ」
マティアス・ファン・デン・ギュイエン:前奏曲第8番
スタフ・ネース:リスメンダンス
スタフ・ネース:ファンタジア第1番
ショスタコーヴィチ(ステインス編):ワルツ第2番
サティ(ブラジエール編):グノシエンヌ第1番
ロイク・マリエ:鐘
作者不詳:マス・リリエの3つの鐘の音 |
カリヨンで奏するオリジナル作品と編曲作品の数々
録音:2023年/サヴォワ公城(フランス)/DDD、ディジパック仕様、79'54
アドリアン・パレが17 世紀から現代までカリヨンのために書かれたオリジナル作品とクラシックの名曲を演奏。
カリヨンは鐘楼などの塔状の建築物として設置されている楽器。カリヨン奏者は手を握り、拳を使ってブロンズを鳴らします。
その音は風に運ばれ、街全体にその響きを届けます。
パレは1994年生まれ。ピアノの勉強を始めた後、城島佑生子のオルガン教室に入門。
その後、オルガンをドミニク・ルヴェイロンに師事。現在はサン=ディディ
エ=オ=モン=ドールの首席オルガニストを努めています。
2013年から2015年にかけてカリヨンを演奏する資格を得るための試験を受け、現在ではオルガン奏
者、カリヨン奏者として活躍しています。
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エイミー・ビーチ:ピアノ作品集
ワルツ=カプリース Op.4
バラード Op.6
4つのスケッチ Op.15より第3曲「夢想」、第4曲「蛍」
バルカンの主題による変奏曲 Op.60
2つのピアノ小品 Op.102
月光による古い教会 Op.106
夜想曲 Op.107
独りきりの母の子守歌 Op.108
ワルツ幻想曲「チロル人」Op.116
5つの即興曲 Op.148 |
ジェニファー・フィシェ(ピアノ) |
女性作曲家エイミー・ビーチのピアノ作品集
録音:2023年/フランス/DDD、ディジパック仕様、58'50
非凡な才能を持ったアメリカの作曲家・ピアニスト、エイミー・ビーチ(1867~1944)。
ピアノの神童として注目され、作曲家としてあらゆるジャンルに作品
をのこしています。生前は絶大な評価を得ていたものの、死後演奏されることの少ない作曲家となってしました。
近年、輝かしい才能を示した作品は多くの音楽
家を魅了し、演奏会でもとりあげられることが増えつつあります。
このアルバムはビーチのあらゆる時代のピアノ独奏曲を網羅。彼女の作品に魅了されたジェニ
ファー・フィシェが演奏しています。
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太陽への道
(1)Prelude nocturne
(2)Corail
(3)Pourquoi ?
(4)Cornet
(5)Jusqu'au soleil
(6)Aube froissée
(7)Ailes
(8)Postlude |
カリーヌ・ボヌフォア(ピアノ)
ジャン=マルク・ショウベル(クラリネット)
パスカル・マルツァン(ギター)
ルーラ・サファール(メゾ・ソプラノ)
マガリ・レジェ(ソプラノ) |
フランスを代表するアーティストによる即興演奏!
古楽界を代表する歌手マガリ・レジェや ジャズ・ピアノ、カリーヌ・ボヌフォア、
ジャズ・ギタリスト、パスカル・マルツァンなどが一期一会の音楽を奏でる!
録音:2020年/フランス/DDD、ディジパック仕様、58'58
2020年夏のコロナ禍に全く異なる音楽的背景を持つ5人のアーティストが、自由で実験的な即興をしたいという思いで集結。
そのメンバーは実に豪華!クリス ティやミンコフスキからも信頼を寄せられているソプラノのマガリ・レジェ、ジャズの作・編曲家、指揮者、ピアニストのカリーヌ・ボヌフォア、ジャズ・ギタリストの
パスカル・マルツァンなど、各ジャンルの名手が揃いました。
一期一会の音楽をご堪能ください。
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LE PALAIS DES DEGUSTATEURUS
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PDD 035
(2CD)
\3700
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フランス実力派ベーラ四重奏団がブリテンを録音!
ブリテン:
CD1
(1) 弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.25
(2) 弦楽四重奏曲第3番 Op.94
CD2
(3) 弦楽四重奏曲第2番 ハ長調 Op.36
(4) イリュミナシオン Op.18
【I.ファンファーレ / II.都会 /
III a.フレーズ-III b.アンティーク
/
IV.王族 / V. 海の景色 / VI.間奏曲
/
VII.ビーング・ビューティアス /
VIII.バラード / IX.旅立ち】(オーリエ編) |
ベーラ四重奏団
【ジュリアン・デュウドガール
(第1ヴァイオリン(1)(2)(4)、
第2ヴァイオリン(3))、
フレデリク・オーリエ
(第1ヴァイオリン(3)、
第2ヴァイオリン(1)(2)(4))、
ジュリアン・ブタン(ヴィオラ)、
リュック・ドドルイーユ(チェロ)】
ユリア・ヴィシニェフスキ(ソプラノ)(4) |
フランス実力派ベーラ四重奏団がブリテンを録音!ヴィシニェフスキを独唱に迎えた『イリュミナシオン』も収録!
セッション録音:(1)-(3)2020年2月25~27日、(4)2022年1月27&28日/ラ・クールロワ、アントレーグ=シュル=ラ=ソルグ(フランス)
ディジパック仕様、CD1 52:44、CD2 51:53
ベーラ四重奏団(ベラ四重奏団)は結成当時「おそるべき子供たち」とフランスで激賞された実力派クァルテット。
ベーラ・バルトークの「ベーラ」から名前をとっ
ていることもあって、バルトークはもちろん中心のレパートリーとしながら、近現代の作品を積極的に取り組み、KLARTHE
RECORDS、NOMADMUSIC、Le Palais des DégustateursからCDをリリースしています。
当アルバムではブリテンの弦楽四重奏曲と『イリュミナシオン』を収録しています。
映画音楽、オペラ、合唱曲など各ジャンルに作品をのこしたブリテンですが、作曲初期から晩年に至るまで作曲した室内楽曲もまたブリテンの音楽を語る上で必要不可欠な産物です。
当アルバムには付番されている弦楽四重奏曲3
篇を収録し ています。
『イリュミナシオン』 Op.18 は9曲からなるランボーの詞による高声と弦楽オーケストラのための作品。
ここでは団のヴァイオリニスト、オーリエ編曲によるソプ
ラノと弦楽四重奏版で演奏されています。
ブリテンはこの詩について「天国の光景」と語っており、詩が含有する世界をブリテンの見事な書法で音化しています。
ソプラノ、ユリア・ヴィシニェフスキの独唱にも注目です。
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PENTATONE
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ドヴォルザーク国際声楽コンクール優勝者 アダム・プラチェトカ
夕べの歌 |
アダム・プラチェトカ(バス=バリトン)
ダヴィト・シュヴェツ(ピアノ) |
●ドヴォルザーク:夕べの歌 Op.3(1876 rev.
1881)
第1曲「おまえたち、空にある星よ」/第2曲「おまえが死んだ夢を見た」/
第3曲「私はおとぎ話の騎士」/第4曲「神が愛に満ちた心になれば」/
第5曲「こうして月が空に昇るとき」
●ドヴォルザーク:夕べの歌 Op.9(1879/1880)
第1曲「木の葉のざわめきも静まり」/第2曲「春は遠くから飛んできた」
●ドヴォルザーク:夕べの歌 Op.31(1882)
第1曲「私が空を見たら」/第2曲「小さなおまえたき、小鳥よ」/
第3曲「私は茂った菩提樹のように」/
第4曲「おまえたち悩める者は私のもとに来なさい」/第5曲「鳥は夜を通して歌いつづける」
●スメタナ:夕べの歌 BJ 1:116(1879)
第1曲「黄金の竪琴を弾くことのできる者」/
第2曲「予言者を石で打つな」/第3曲「私は夢を見た」/
第4曲「踊るのはなんと楽しいことか」/第5曲「歌もて汝の玉座を築かん」
●フィビフ:夕べの歌からの5 つの歌 Op.5(1871)
第1曲「木の葉のざわめきも静まり」/第2曲「空は小さな星でいっぱい」/
第3曲「私のむすめ、おまえはとても素敵」/
第4曲「君の瞳は美しい湖のようだ」/第5曲「春は遠くから飛んできた」
●スーク:「美しい夜」(1891) |
「チェコ音楽年2024」記念のリリース! ドヴォルザーク国際声楽コンクール優勝者
アダム・プラチェトカが、 ドヴォルザーク、スメタナ、フィビフ、スークの
『夕べの歌』を歌う!
セッション録音:2024年3月/ルドルフィヌム、プラハ(チェコ)/DDD、ディジパック仕様、45'03
バス=バリトンのアダム・プラチェトカが「チェコ音楽年2024」記念のアルバムをリリース!
当アルバムにはドヴォルザーク、スメタナ、フィビフ、スークの『夕べ
の歌』を収録しています。
歌詞はいずれもヴィチェスラフ・ハーレクの「夕べの歌」のための愛の詩を使用しており、作曲家によっての表現の違いを楽しむことが
できます。
アダム・プラチェトカはプラハで学び、ドヴォルザーク国際声楽コンクールで1
位獲得。
2010年9月にウィーン国立歌劇場のメンバーとなり『ラ・ボエーム』の
シャウナール役でデビュー。
その後ヴァーレク指揮、チェコ・アンサンブル・バロックとの共演でヘンデルのオラトリオ・アリア集(2012年8月&9月録音)(SU-
4116)でソロ・デビュー盤をリリースしています。
近年はMET やザルツブルク音楽祭の常連で、モーツァルトを中心にドラマティックな役だけでなく、コミカルな役もこなせる実力派歌手として注目され、安定した低音、たっぷりとした声量、そして伸びやかな歌声で高く評価されています。
PENTATONEレーベルからロマン・ヴァーレク率いるチェコ・アンサンブル・バロッ
クとの共演で、モーツァルトとサリエリのオペラ・アリア集(PTC-5187022)をリリースしています。
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ALPHA CLASSICS
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アルバーヌ・インブス
カスタルディのテオルボ曲、ペッレグリーニのギター曲
1. ベッレロフォンテ・カスタルディ(1581-1649):
Capriccio detto Svegliatoio カプリッチョ「私は目覚めた」
2. カスタルディ/アルバーヌ・インブス編:
Laurina Corrente コルレンテ「ラウリーナ」
3. ドメニコ・ペッレグリーニ(1617頃-1682):
Balletto Primo 第1舞踏曲
4. ペッレグリーニ:
Corrente detta la Grimalda コルレンテ「グリマルダ」
5. カスタルディ: Capriccio detto Bischizzoso
カプリッチョ「ビスキッゾーゾ」
6. カスタルディ: Sonata 13a ソナタ 第13番
7. ペッレグリーニ/インブス編: Alemanda
Quarta アレマンダ 第4番
8. ペッレグリーニ: Corrente detta Savellina
コルレンテ「サヴェッリーナ」
9. カスタルディ: Arpesca Gagliarda アルぺスカ・ガリアルダ
10. カスタルディ: Capricetto Galante 雅びな小カプリッチョ
11. カスタルディ: Arpeggiata a mio modo
我流のアルペッジャータ
12. カスタルディ: Ferita d'Amore Gagliarda
ガリアルダ「恋の神に傷つけられて」
13. ペッレグリーニ/インブス編: Alemanda
Seconda アレマンダ 第2番
14. カスタルディ: Capriccio detto Spagnolino
カプリッチョ「スペインの少年」
15. カスタルディ: Farfanicchia Corrente
コルレンテ「ファルファニッキア」
16. ペッレグリーニ: Toccata Prima トッカータ
第1番
17. カスタルディ: Cecchina Corrente コルレンテ「盲目の娘」
18. カスタルディ: Ritornello Primo リトルネッロ
第1番
19. カスタルディ: Capriccio detto Hermafrodito
カプリッチョ「両性具有」
20. カスタルディ: Furiosa Corrente コルレンテ「激憤」
21. カスタルディ: Sonata 10a ソナタ 第10番
22. カスタルディ: Grilla Gagliarda ガリアルダ「こおろぎ」
23. ペッレグリーニ: Toccata Seconda トッカータ
第2番
24. カスタルディ: Capriccio detto Cermonioso
カプリッチョ「盛儀流」
25. ペッレグリーニ/インブス編: Corrente
Decima コルレンテ 第10番
26. カスタルディ: Fantastica Gagliarda
気まぐれのガリアルダ
27. カスタルディ: Perfidiosa Corrente コルレンテ「不実」
28. カスタルディ: Lusinghevole Passeggio
愛想のよいパッサッジョ |
アルバーヌ・インブス
(テオルボ、ティオルビーノ、
バロックギター)
ロルフ・リスレヴァンド(テオルボ) |
出典:
カスタルディ『Capricci a due stromenti
cioe tiorba e tiorbino 2つの楽器、すなわちテオルボとティオルビーノで弾くカプリッチョ集』(1622年モデナ刊)
ペッレグリーニ『Armoniosi concerti sopra
la chitarra spagnuola スペイン式ギターで弾く和声的コンチェルト集』(1650年ボローニャ刊)
録音: 2020年6月、2021年1月、2022年9月 モーセスタジオ、エヴィヤ、ノルウェー
収録時間: 53分
【イタリア初期バロックの知られざる撥弦芸術2相に迫る新解釈】
ノルウェー出身で早くからジョルディ・サヴァールの楽団の撥弦楽器奏者として活躍してきたロルフ・リスレヴァンドが録音技師および共演者とし
て参加し、17世紀前半のイタリアで際立った活躍をみせながら長く忘れられていた2人の重要作曲家の撥弦楽器作品を幅広く取り上げる
アルバムを制作。
アルバーヌ・インブスはフランスのストラスブール出身で、今やリスレヴァンド同様サヴァールのエスペリオンXXIの通奏低音セク
ションを支えつつ、さまざまなアンサンブルで幅広い実践経験を積んできた実力派です。
演奏曲のうち、バロックギター向けの作品は教養都
市ボローニャで世紀半ばに楽譜出版がなされたペッレグリーニの曲集からのもの。
この作曲家は詳細が未だ詳しく判っていないものの、生前
は鍵盤におけるフレスコバルディや声楽におけるモンテヴェルディ同様の巨匠として高く評価されていました。
多くの弦をそなえた通奏低音楽器 テオルボの可能性を独奏、ないし小型テオルボに相当するティオルビーノとの二重奏で十全に引き出す作品を数多く書いたカスタルディは、
ALPHAレーベルが記念すべき最初のCDでフィーチャーした17世紀の貴族音楽家。
分散和音や舞曲のリズムを効果的に活かし、謎めいた
表題で想像を掻き立ててくれる作品の魅力を、古楽のみならず現代ギターで近現代やジャンル越境型の作品も弾きこなすインブス、深い音
楽性に満ちた大御所リスレヴァンドの妙演でじっくり味わえる1枚です。
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ALPHA1069
(2CD)
\5100
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ドゥース・メモワール
摘み集めよ、汝が青春を ~詩人ロンサールと音楽~
【CD 1】
1-8. Que dis-tu, que fais-tu, pensive
tourterelle
どう言うのか、どうするのか、思いに耽るキジバトよ
1. リラ・ダ・ブラッチョ伴奏による朗読
2. アントワーヌ・ガルダーヌ(1508-1569)作曲のシャンソン
3. リュートによる即興
4. ギヨーム・ボニ(生年不詳-1598以降)作曲のシャンソン
5. オルランドゥス・ラッスス(1532-1594)作曲のシャンソン
6. リュートによる即興
7. デントレグ(1540頃-1600以降)作曲のシャンソン
8. ジャン・ド・カストロ(1540頃-1600)作曲のシャンソン
9-12. Je suis tellement amoureux いかにも、わたしは恋をしている
9. リラ・ダ・ブラッチョ伴奏による朗読
10. アンドレアス・ペフェルナーヘ
(またはアンドレ・プヴェルナージュ
1542/43~1591)
作曲のシャンソン
11. ド・カストロ作曲のシャンソン
12. アントワーヌ・ド・ベルトラン(1510-1577)作曲のシャンソン
13-21. Bon jour mon coeur こんにちは、わが心の君
13. リラ・ダ・ブラッチョ伴奏による朗読
14. ラッスス作曲のシャンソン
15. ペフェルナーヘ作曲のシャンソン
16. クレマン・ジャヌカン(1485-1558):
Nature ornant la dame 自然が彼女を彩り(器楽による演奏)
17. ド・カストロ作曲のシャンソン
18. リュートによる即興
19. フィリップ・デ・モンテ(1521-1603)作曲のシャンソン
20. ピエール・ファレーズ(1510-1575頃):
アルマンド(器楽による演奏)
21. クロード・グディメル(1514-1572)作曲のシャンソン
22-30. Mignonne, allon voir si la rose
かわいい君よ、今朝もうバラは咲いたか見に行こう
22. リラ・ダ・ブラッチョ伴奏による朗読
23. リュートによる即興
24. ジャン・シャルダヴォワーヌ(1538-1580頃)作曲のシャンソン
25. ギヨーム・ド・コストレ(1531-1606)作曲のシャンソン
26. ディディエ・ル・ブラン(生歿年不詳、1575-1585頃活躍):
Amour dis-moi de grace 恋の神よ、
ひとつ教えてくれないか(器楽による演奏)
27. ピエール・クレロー(生年不詳~1570以前)作曲のシャンソン
28. ファレーズ: アルマンドとクラント(器楽による演奏)
29. リナルド・デル・メル(1554 頃-1598頃)作曲のシャンソン
30. ファブリス・マラン・カイエタン(1540頃~1578以降)
作曲のシャンソン
【CD 2】
1. ポール・ラコーム(1838-1920): Que dites-vous
Mignonne
どう言うのです、どうするのです、かわいい人
2. シャルル・グノー(1818-1893):
Heureux sera le jour 幸せな日になりそうだ
3. クレマンス・ド・グランヴァル(1828-1907):
Mignonne かわいい君よ
4. ジャック・デュラン(1865-1928): Esperance
希望
5. カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
Grasselette et maigrelette 太っちょと痩せっぽち
6-11. アルベール・グロ(1873-1966):
Les amours de Marie Op. 8 歌曲集『マリーの恋路』
6. Bonjour mon coeur こんにちは、わが心の君
7. Marie qui voudrait votre nom retourner
マリー、その名の文字を入れ替えれば
8. Mais voyez mon cher emoi
でもごらんなさい、わが愛しき諍いの元よ
9. Vous meprisez Nature 自然のことわりを軽んじなさるか
10. Le Printemps n'a point tant de
fleurs
春でさえ、これほどの花盛りにはならず
11. Terre, ouvre-moi ton sein
大地よ、わたしの前に胸襟を開いてくれ
12. モーリス・ラヴェル(1875-1937):
Ronsard a son ame ロンサールはその魂に寄せて
13. ジャック・イベール(1890-1962):
Chanson du depart de Don Quichotte
ドン・キホーテの出立の歌
14. テオドール・グヴィ(1819-1898):
Bonjour, mon coeur こんにちは、わが心の君
15. グヴィ: Que dites-vous, que faites-vous,
Mignonne
どう言うのです、どうするのです、かわいい人
16. ポリーヌ・ヴィアルド(1821-1910) !
Bonjour mon coeur こんにちは、わが心の君
17. ポール・デュカ(1865-1935): Sonnet
ソネット
18. アルテュール・オネゲル(1892-1955):
Chanson 歌
19. オネゲル: La terre les eaux va buvant
大地が海原を飲み
20. サン=サーンス: L'amant malheureux
不幸な恋をしている男
21. グヴィ: Du grand Turc je n'ai souci
どうでもよいのです、トルコの大国など
22. フランシス・プーランク(1899-1963):
A sa guitare ギターに寄す
23. セシル・シャミナード(1857-1944):
Mignonne かわいい君よ
24. グヴィ: Rossignol, mon mignon 愛らしき夜啼き鶯よ
25. アルフレード・カゼッラ(1883-1947):
Sonnet ソネット |
ドゥース・メモワール
(声楽&古楽器アンサンブル)
リズ・ヴィリセル、
アメリー・レゾン(ソプラノ)
カミーユ・フリッチュ(メゾ・ソプラノ)
オリヴィエ・コワフェ、
ブリス・クラヴィエ=オンブール
(カウンターテナー)
ユーグ・プリマール、
フランソワ=オリヴィエ・ジャン
(テノール)
マルク・ビュネル、
ジャン=ミシェル・デュラン(バス)
ボル・ズリヤン
(リュート、ルネサンスギター)
バティスト・ロマン
(リラ・ダ・ブラッチョ)
セバスティアン・ヴォネール(スピネット)
フィリップ・ヴァルパン 他 (語り)
ドゥニ・レザン・ダドル
(リコーダー、指揮)
マルク・モイヨン(テノール/バリトン)
アンヌ・ル・ボゼク
(ピアノ
〔パリのプレイエル1905年製
オリジナル〕) |
録音: 2023年11月 ノワルラック修道院(フランス中部サントル地方)
収録時間: 133分(68分/65分)
【詩聖ロンサール生誕500周年。徹底して古楽器で巡る、同時代と近代の瑞々しい作曲例】
フランス文化の転機ともいうべき16世紀、ラテン語ではなくフランス語で高雅な韻文を吟じ得ることを数々の名作で実証し歴史に名を残した七星詩派(プレイアード派)の一人ピエール・ド・ロンサール(1524-1585)。
その作品は多声音楽の技芸を追求していた同時代の音楽家たちから注目されるにとどまらず、過去の文化遺産の魅力にヨーロッパ人が改めて開眼した19世紀以降も多くの作曲家が関心を示し、歌曲化してきました。
フランスの老舗古楽集団ドゥース・メモワールは詩人生誕500年に寄せ、多様なレパートリーを広い音域にわたり緻密な表現で歌いこなす名歌手マルク・モイヨンと共に、ロンサール作品を歌詞にした声楽作品を集めた2枚組アルバムを制作。
ドゥース・メモワールは詩人存命中から活躍をみせた作曲家たちの多声シャンソン、モイヨンは19世紀以降の歌曲を演奏しています。
Disc 1ではリラの弓奏に合わせて朗読された詩に続けて複数作曲家による同一詩に基づく作例が続き、Disc
2ではグノーやグヴィなど19世紀半ばの作例からラヴェルやフランス六人組の頃まで、ピアノ伴奏歌曲の多様さを聴き比べられます。
モイヨンの頼れる共演者アンヌ・ル・ボゼクが奏でるピアノは、透明感とニュアンスに富んだ美音を響かせる1905年製プレイエル。
中世音楽とピアノ音楽の両方に抜群の実績を持つ録音技師ジャン=マルク・レネも、さまざまな古楽器の味わいを歌唱の魅力と共に克明に伝えてくれます。
16世紀と19世紀の名画をカラー掲載したブックレットも充実、文学側からの関心も満たす内容になっています(仏英独語)。
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ヴァン・カイック四重奏団
パリの印象
~フランス近代のピアノ曲と歌曲を、弦楽四重奏で~
フランシス・プーランク(1899-1963)/ジャン=クリストフ・マソン編:
1-2. ルイ・アラゴンの2つの詩
1. C. FP 122-1/2. 雅やかな宴 FP 122-2
3. 花々 FP 101-6(『偽りの婚約』より)
4. 愛の小径 FP 106-1a
5. ホテル FP 107-2(『月並みな話』より)
6. 気まぐれ FP 174
バティスト・トロティニョン(1974-):
7. フランシス
モーリス・ラヴェル(1875-1937)/ジルダス・ギヨン編:
8. 亡き王女のためのパヴァーヌ M 19
トロティニョン:
9. モーリス
エリック・サティ(1866-1925)/ジルダス・ギヨン編:
10. あなたがほしい
トロティニョン:
11. エリック
クロード・ドビュッシー(1862-1918)/エマニュエル・フランソワ編:
12-15. 小組曲/12. 小舟にて/13. 行列/14.
メヌエット/15. 舞踏
トロティニョン:
16. クロード
ガブリエル・フォーレ(1845-1924)/ジルダス・ギヨン編:
17. ゆりかご Op. 23-1(『3つの歌』より)
18. 月の光 Op. 46-2(『2つの歌曲』より)
19. 夢のあと Op. 7-1(『3つの歌』より)
20. マンドリン Op. 58-1(『5つのヴェネツィアの歌』より)
トロティニョン:
21. ガブリエル |
ヴァン・カイック四重奏団
ニコラ・ヴァン・カイック、
シルヴァン・ファーヴル=ビュル(ヴァイオリン)
エマニュエル・フランソワ(ヴィオラ)
アンソニー・コンドウ(チェロ) |
録音: 2023年10月3日-11月2日 スタジオ1、フラジェ・アーツ・センター、イクセル(ブリュッセル郊外)
収録時間: 67分
【これぞフランスの美! 俊才集団ヴァン・カイックSQが綴る馥郁たる小品集】
ALPHAレーベルでモーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーン......と正統派のレパートリーを中心に着実な録音活動を続けてきた2012年創設のフランスの弦楽四重奏団、ヴァン・カイック四重奏団。
ドビュッシーとラヴェルの四重奏曲にショーソンの重要作を加えた2017年作(ALPHA295)以来となるフランス音楽アルバムとなった今回の録音は、これまでとは趣の異なる瀟洒さに貫かれた小品集。
フランス近現代のピアノ伴奏歌曲の傑作とピアノ曲を弦楽四重奏向けに編曲、ジャンル越境型のピアニスト作曲家バティスト・トロティニョンがそれらの作曲者5人それぞれに捧げた小品を交えて送る「言葉のない歌曲集」と形容すべきアルバムに仕上がっています。
打鍵した瞬間から減衰してゆくピアノの音のテクスチュアを離れ、人間の声のような抑揚をしなやかに描く弦楽器の音に移し替えられたそれらの音楽を、そこかしこで原曲に秘められていた意外な魅力にさりげなく光を当てながら綴ってゆく彼らの演奏は、単なる表面的な洒脱に終わらない深い洞察に裏打ちされており、心地よい流し聴きから一歩踏み込んだ聴き方でも刺激に富んだひとときを与えてくれることでしょう。
ジャズ・シーンでの活動も目立つトロティニョンのトリビュート的作品の数々も「なぜそうなるのか」を考える程に面白い、それぞれにスタイリッシュかつ知的な佳品に仕上がっており興趣が尽きません。
ヴァン・カイック四重奏団はこのプログラムの一部を2024年5月にサルビアホールで披露して喝采を浴びました。
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ARCANA
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ベルリン古楽アカデミーARCANA初登場
バッハのルーツ ~若き楽匠のさまざまな影響源を辿って~
1. ヨハン・ザムエル・ドレーゼ(1644-1716):
Gott ist unser Zuversicht unt Starke
神は我らが避難所、我らが力*
2. アダム・ドレーゼ(1620-1701):
Nun ist alles uberwunden 今こそ全ては乗り越えられた
3-7. ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):
Partie IV in E minor パルティア 第4番
ホ短調 P 373
(『Musikalische Ergotzung 音楽の愉しみ』〔1691〕より)
8. ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):
Furchte dich nicht あなたは恐れることはない
9. ヨハン・シェッレ(1648-1701):
Barmherzig und gnadig ist der Herr 主は憐れみ深く、恵みに満ちている
10-17. パッヘルベル:
Partie a 4 in G minor 4声のパルティア
ト短調 T 339
18. ゲオルク・クリストフ・シュトラットナー(1644/45頃~1704):
Die Welt, das ungestume Meer この世は抑えがたき海原のごとく*
19. ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):
Sei, lieber Tag, willkomen 愛しき日は歓呼に迎えられん
20. ヨハン・ゲオルク・アーレ(1651-1706):
Wer gnadig wird beschutzet 恵みをもってお守りくださるのは*
*=世界初録音 |
ヴォーチェス・スアーヴェス(声楽アンサンブル)
ベルリン古楽アカデミー(古楽器使用)
コンサートマスター:
ゲオルク・カルヴァイト |
録音: 2023年10月9-11日、聖マルティン教会、バーゼル
収録時間: 64分
【ベルリン古楽アカデミーARCANA初登場!バーゼルの実力派とバッハの源泉を辿る】
演奏する作品の作曲当時の様式をよく読み解き、時に大きな緩急対比によって鮮烈なインパクトある解釈でバロック音楽のイメージを刷新してきたドイツ随一の古楽器アンサンブル、ベルリン古楽アカデミー。
現在イタリアに本拠を置き、個性的な古楽アルバムをこれまでもリリースしてきたARCANAレーベルに初登場となる今回は、古楽研究の一大拠点であるバーゼルで学んだ実力派の声楽家が集うヴォーチェス・スアーヴェスとのタッグにより、大バッハに影響を与えたと考えられるドイツの先輩作曲家たちの作例を厳選したプログラムが魅力です。
大バッハの長兄の師で、彼らの父とも親しかったパッヘルベルの器楽作品2編を軸に、教会コンチェルトや通奏低音だけを伴奏とする合唱曲(モテット)、あるいは教会カンタータの初期形態などが並ぶ中、ヴァイマール公の宮廷に仕えたシュトラットナーやドレーゼ家の2人の作曲家たちの作品は録音そのものが非常に少なく貴重な収録と言えるでしょう。
ミュールハウゼンやライプツィヒの先任聖歌隊監督アーレやシェッレ、そしてバッハ一族の中でもヨハン・ゼバスティアンへの影響が知られるヨハン・クリストフやヨハン・ミヒャエルらの作品も、充実した演奏解釈が「音楽の父」の初期カンタータやオルガン作品にどう刺激を与えたか考えながら聴くことで、より深い聴覚体験をもたらしてくれるに違いありません。
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CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES
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CVS139
(2CD)
\5100
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コラン・ド・ブラモン:
フランス王ルイ15世に捧ぐ2つのディヴェルティスマン
フランソワ・コラン・ド・ブラモン(1690-1760):
【CD 1】
《連れ立つ神々の地上への帰還》~
1725年、フォンテーヌブロー宮における
ルイ15世婚礼祝賀のディヴェルティスマン
台本...アレクサンドル・タヌヴォ(1691-1773)
セーヌ川の妖精、恋の神...
シャンタル・サントン・ジェフェリ(ソプラノ)
アストレ、音楽の寓意像...ハスナア・ベナニ(ソプラノ)
勝利の女神ミネルヴ...
マリーヌ・ラフダル=フラン(ソプラノ)
詩の寓意像、羊飼いの娘...ジャンヌ・アムザル(ソプラノ)
住民、羊飼い...
クレマン・ドビューヴル(オートコントル〔高音テノール〕)
太陽神アポロン...ダヴィド・ヴィチャク(バリトン) |
ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団、
同少年合唱団
(合唱指揮: ファビアン・アルマンゴー)
ヘルシンキ・バロック・オーケストラ(古楽器使用)
(音楽監督: アーポ・ハッキネン)
アレクシス・コセンコ(指揮) |
【CD 2】
《エラートの気まぐれ、または音楽の諸相》~
1729年、ヴェルサイユ宮における王太子生誕祝賀の
ディヴェルティスマン
台本...ルイ・フュズリエ(1672-1752)
エラート...シャンタル・サントン・ジェフェリ(ソプラノ)
結婚の女神ジュノン...ハスナア・ベナニ(ソプラノ)
勝利の女神ミネルヴ...マリーヌ・ラフダル=フラン(ソプラノ)
羊飼いの娘、エラートの門下生...ジャンヌ・アムザル(ソプラノ)
狩人...クレマン・ドビューヴル(オートコントル)
太陽神アポロン...ダヴィド・ヴィチャク(バリトン) |
録音: 2021年11月20-22日 フィンランディア・ホール、ヘルシンキ
収録時間: 114分(64分/50分)
【ラモー前夜のフランス歌劇界を席巻した若き大家のみずみずしい2佳品】
巨匠リュリ亡き後ラモー登場までの間、カンプラやデマレの活躍を受けフランス・オペラがイタリア音楽の影響のもと変化しつつあった頃の人気歌劇作曲家コラン・ド・ブラモン。
再評価めざましいこの隠れた名匠のオペラでは、出世作となった祝典音楽劇《ギリシャとローマの祝祭》の全曲録音(CVS141)が出たのも記憶に新しいところ。
今回は同じChâteau de Versailles Spectaclesレーベルから、フランス王室で好まれた1幕物のディヴェルティスマン(音楽劇)の分野での2名品をペアにした新録音の登場です。
ヴィヴァルディのフランス王室称揚セレナータ《セーヌの祝宴》(1726)と同時期、1725年と1728年に初演されたこれら2作は、それぞれルイ15世の婚礼と長男誕生を寿ぐために作曲されたもの。
太陽王ルイ14世の後継者たる王を太陽神アポロンになぞらえ、婚礼や結婚生活の美徳を寓意的にあらわす神話物語を台本にして進むコンパクトな小オペラというべき内容で、コラン・ド・ブラモンの手際よい音使いは台本の詩的魅力を引き立てつつ、折々に器楽パートが映える舞踏の場面や充実した合唱を交えた抑揚豊かな展開が聴き手を飽きさせません。
仏バロック歌劇界おなじみの錚々たる歌手陣を支えるのは、様々な規模の編成で活躍するヘルシンキ・バロック・オーケストラ。
シャルパンティエ《花咲ける芸術》とラモー《ピグマリオン》の間を繋ぐディヴェルティスマン2作の至芸を隅々まで堪能させてくれます。
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RAMEE
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ベルトラン・キュイエ(チェンバロ)
ヴンダーカンマー(驚異の部屋)~バッハのチェンバロ作品集
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
1-3. イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV 971
4-5. 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV
903
6-8. チェンバロ独奏のための協奏曲 ト短調
BWV 975
(ヴィヴァルディの協奏曲RV 316による)
9-14. カプリッチョ「最愛の兄の旅立ちに寄せて」
変ロ長調 BWV 992
15-20. イギリス組曲 第3番 ト短調 BWV
808
21-22. 前奏曲とフーガ 嬰ハ短調 BWV 849
(『平均律クラヴィーア曲集 第2巻』より) |
ベルトラン・キュイエ(チェンバロ) |
使用楽器: (チェンバロ) ドレスデンのハインリヒ・グレプナー1722年製作モデルに基づくバルバストのフィリップ・ユモー2014年製作の再現楽器
録音: 2022年5月16-20日 聖アポリネール教会、ボラン(ベルギー東部リエージュ州)
【フランス屈指の実力派ベルトラン・キュイエと、バッハの傑作群の内奥へ】
ラ・フォル・ジュルネ発祥の地ナントに拠点を置くフランスの古楽器楽団ストラディヴァリアを創設したバロック・ヴァイオリン奏者ダニエル・キュイエと、そのパートナーである古楽鍵盤奏者ジョスリーヌ・キュイエの間に生まれ、ストラディヴァリアの他にレ・バッス・レユニやレ・リュネジアンなど気鋭団体とも名演を紡いできた生粋の古楽鍵盤奏者ベルトラン・キュイエ。
みずみずしくも深みある演奏はALPHAやMIRAREでの名盤の他、近年では元古楽器奏者が録音技師と制作を手掛けるRaméeでも活躍するようになりました。
名トラヴェルソ奏者フランク・テュンスとのバッハ・ソナタ集(RAM1908)に続く今回のアルバムは、鍵盤演奏の達人だった大バッハの重要作品を初期・中期・後期からバランスよく選曲。
この作曲家とも縁深いドレスデンに拠点を置き同時代に活躍した製作家グレブナーの銘器(モーツァルトが《ドン・ジョヴァンニ》プラハ初演時に使ったとの説もある作例)をモデルとする名工フィリップ・ユモー製作の二段鍵盤楽器に向かい、全く気負いを感じさせず同時に隅々までニュアンス豊かな演奏で各作品の魅力を探ってゆきます。
近世の君主たちが富と人脈を駆使して集めた珍品・芸術品を陳列していた「驚異の部屋」のごとく、深く味わうほどにその奥深さに驚かされるバッハ音楽の内宇宙をじっくりお楽しみ下さい。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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LE PALAIS DES DEGUSTATEURS
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PDD 037
(2CD)
\3700 →\3390
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パイタの代表盤、
「Lodia」からリリースされたチャイコフスキーが再登場
チャイコフスキー:
CD1
(1) 交響曲第4番 ヘ短調 Op.36(1877)
(2) スラヴ行進曲 Op.31(1876)
(3) 幻想的序曲『ハムレット』Op.67a(1888)
CD2
(4) イタリア奇想曲 Op.45(1880)
(5) 幻想的序曲『ロメオとジュリエット』(1869/70/80)
(6) 交響曲第6番 ロ短調 Op.74『悲愴』(1893) |
カルロス・パイタ(指揮)
(1)~(5)ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
(6)ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 |
カルロス・パイタの名盤復活!!
爆演!パイタの代表盤チャイコフスキーが復活!!
録音:(1)~(5)1994年/モスクワ音楽院大ホール(モスクワ) (6)1980年/キングスウェイホール(ロンドン)/ディジパック仕様、CD1
66:14、CD2 79:58
仏「LE PALAIS DES DEGUSTATEURS」レーベルからショスタコーヴィチとブルックナーの交響曲第8番(PDD-036)のCD
再発売・初出音源のリリースが話題のパイタ。
今度はチャイコフスキーをまとめたアルバムのリリースです!
20世紀アルゼンチンを代表する指揮者カルロス・パイタ(1932-2015)。1980年代に自身が創設したフィルハーモニック交響楽団とR.シュトラウスの「英
雄の生涯」、ベートーヴェンの交響曲第7番、ドヴォルザークの交響曲第7番、ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」などを自主レーベル「Lodia」からリリー
スし、クラシック・ファンを楽しませてきました。
当アルバムはかつて「Lodia」からリリースされたチャイコフスキー!
1980年、ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団との『悲愴』、そして1994年、ロシア・フィ
ルハーモニー管弦楽団との第4番と管弦楽曲の2枚組です。
「自身が思い描く音楽をやりたいようにやる」というパイタの音楽は爆発そのもの。
パイタの情熱的な 音楽は聴衆を魅了し、今もなおその演奏は色あせることなく輝き続けています。
LODIA時代のコメントから
交響曲第6番 『悲愴』 |
1980年。パイタの国内発売の第1弾を飾ったアルバム。「フルトヴェングラーの再来」として華々しく担ぎ上げられて登場し、一部で「くわせもの」とか「道化もの」とか言われた反面、「真の芸術家」といった好意的な評価もあった。ただパイタとしてはわりとまじめな演奏かも。面白いけど。 |
交響曲第4番 |
1994年だからつい最近の演奏。昔ほどむちゃなことはしていないが、それは貫禄とスケールがアップして余計なことしなくてよくなったから。金にもの言わせてモスクワでくすぶっている演奏家をみんなかき集めたんじゃないかというくらいの大音量。でも貧乏演奏家の集まりにしては(勝手に決めるな)結構うまかったりする。ラストのパイタ・フィニッシュは相変わらずでネッチョリドカーンとやってくれる。 |
小曲集 |
これも1994年録音。
その爆裂推進力は絶句。かつてのキチガイぶりは少しなりを潜めているが、ひさしぶりに大オケでレコーディングできる喜びが伝わってくるさわやかな(不似合いな言葉だが)演奏。 |
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「Lodia」からリリースされたパイタの名盤
「展覧会の絵」、「幻想交響曲」復活!
(1) ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵
(2) ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14 |
カルロス・パイタ(指揮)
(1)ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
(2)ロンドン交響楽団 |
録音:(1)1981年、(2)1978年/キングスウェイホール(ロンドン)/ディジパック仕様
仏「LE PALAIS DES DEGUSTATEURS」レーベルからショスタコーヴィチとブルックナーの交響曲第8番(PDD-036)のCD
再発売・初出音源のリリースが話題のパイタ。
期待の再発売は「展覧会の絵」と「幻想交響曲」を組み合わせたアルバムです!
1932年ブエノスアイレス生まれのパイタは裕福な家庭に育ち、幼少時からレコードやコンサートを通じクラシックに親しんできました。
その後、テアトロ・コロンでフルトヴェングラーのリハーサルに接する機会を得て、以来フルトヴェングラーの演奏に傾倒し指揮者になることを決意しました。
当アルバムはかつて「Lodia」からリリースされていた名盤。
自身の音楽を貫いたパイタらしい大爆発の「展覧会の絵」(ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団/1981年)と「幻想交響曲」(ロンドン交響楽団/1978年)。
その凄まじい熱量は今もなお色あせることはありません!!
LODIA時代のコメントから
「展覧会の絵」 |
1981年。
まさにきわめつけのロシア音楽。パイタは適当に楽譜をアレンジしながら効果的な音響を心がける。
グジョグジョドロドロの圧倒的迫力でグイグイ来るかと思ったが、どちらかというとスピードとグルーヴ感を聴かせた今風の演奏。 |
「幻想交響曲」 |
1978年。デッカのフェイズ4録音。
ACCディスク大賞を受賞して日本の批評家を困惑させたが、パイタの肉感的で過剰なロマンティック調理法が成功した名演。
かつてこの演奏をこの曲のかくれ第1位としていた人も多かった。パイタにしては珍しくオケが超一流だったこともその一因であろう。いずれにしても彼の録音中ベストを誇るもの。ヴェルディのレクイエム同様、阿鼻叫喚の地獄絵図が再現したくてやったのが一目瞭然。終わってからもしばらくはこの世に返って来られない。 |
LE PALAIS DES DEGUSTATEURSのパイタ・シリーズ第1弾 |
PDD 036
(2CD)
\3700 →\3390
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狂気の指揮者
カルロス・パイタ、まさかの初出音源
ショスタコ8番
カップリングはブル8!
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 ハ短調
Op.65
(2)ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB.108(ハース版) |
カルロス・パイタ(指揮)
フィルハーモニック交響楽団 |
フルトヴェングラーに身も心も捧げた大富豪カルロス・パイタが、自らの音楽を世に知らしめるために興したLODIAレーベル。
数十年前に国内盤が発売され、一般音楽ファンからは熱烈な支持(と不支持)を得、そして批評家たちからは完璧なまでに無視された。
奥深い思想とは無縁の、感性とノリによってドライヴされるその音楽は皮肉にもフルトヴェングラーとは正反対だが、同じアルゼンチンの熱き音楽の薫陶を受けたカルロス・クライバーと似ていなくもない。
すでにレーベル自体は存在せず、パイタ自身も2015年に死んだが、彼の荒れ狂った、あたりをはばからない傍若無人な指揮は、優等生的なおとなしい演奏に飽き足りない人たちにはぜひ聴いてほしい。
それにしてもまさかここで未発表録音が出てくるとは。
しかも、良質な室内楽音源を発売していた「LE
PALAIS DES DEGUSTATEURS」から出てくるとは・・・。
熱狂的ファンをもつカルロス・パイタ。
まさかの1981年未発表ライヴ、ショスタコ8番が登場!!
カップリングはパイタの大名盤ブル8!
録音:(1)1981年/収録場所不明(未発表ライヴ録音)、(2)1982年5月/キングスウェイホール(ロンドン)/ディジパック仕様、CD1:
56'31、CD2: 73'35
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カルロス・パイタ LODIA 最終在庫
大富豪カルロス・パイタが、自らの音楽を世に知らしめるために興したLODIAレーベル。
すでにメーカーは消滅。これは貴重な残り在庫。各2本のみ。
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<メジャー・レーベル>
<国内盤>
KOMA
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まりな~近藤毬生(ピアノ)
オーベルマンの谷 初稿
フランツ・リスト:
『旅人のアルバム』 S.156より
(1) オーベルマンの谷(初稿)
『巡礼の年 第1年 スイス』 S.160より
(2) 第1曲 ウィリアム・テルの聖堂
(3) 第4曲 泉のほとりで
(4) 第5曲 嵐
(5) 第9曲 ジュネーヴの鐘
(6) 第6曲 オーベルマンの谷(第2稿)
[ボーナス・トラック]
(7) オーベルマンの谷 - Ossia(第2稿より) |
近藤毬生(ピアノ) |
リストの心理的描写がベールに包まれること無く、ストレートに表現されている(大井和郎)
近藤毬生デビュー・アルバム、超難曲「オーベルマンの谷」初稿の貴重な録音!第2稿と並べて紐解かれるリストのピアノ書法
録音:2024年7月11-12日/かながわアートホール/国内製作・日本語帯・解説付
レコーディングディレクター&エンジニア:国崎裕(日本コロムビア)
ピアノテクニシャン:高木裕(タカギクラヴィア)
ピアノチューナー:大野直美(タカギクラヴィア)
使用楽器:ニューヨーク・スタインウェイ
CD368(1912年製)
ピアニスト近藤毬生(こんどう・まりな)のデビュー・アルバム。自主レーベルからの発売です。
自身が専門とするリスト作品でまとめた内容で、ほとんど録音のない超難曲「オーベルマンの谷」初稿を収録。
苦悩にみちたセナンクールの小説『オーベルマン』に触発されたリストのピアノ曲「オーベルマンの谷」は、最初に『旅人のアルバム』S.160
のなかの1曲と して書かれ、これが改訂されて『巡礼の年
第1年』S.165 に収録されました。
このふたつの稿にはかなり違いがあり、初稿はとにかく音符が多く、強烈なまで
に演奏至難。限界に挑戦するようなピアニズムを縦横に駆使した譜面で、なかなか取り上げられないのもうなずけます。
一方、第2稿はすっきりした印象を受け ますが、音楽の核が明確に浮かび上がり輝くような書法の洗練を感じます。
両者を聴き比べ、さらに第2稿にあるOssia
まで聴くことができる、とても貴重で 興味の尽きないアルバムです。
演奏の素晴らしさも特筆。すべての音符がきちんと鳴っているのはもちろん、作品の文学的側面をとらえ、旋律の流れや音響のバランスを巧みにコントロールしています。
●近藤毬生(こんどう・まりな) プロフィール
1歳半より絶対音感教育を受け、3歳よりピアノをはじめる。神奈川県立相模原中等教育学校、桐朋学園大学ピアノ専攻を経て、同大学院修士課程修了。
2012年:第2回日本ベートーヴェンコンクール中学生の部第2位。
2015年:日本ピアノ研究会第11回オーディション専門部門南関東グランプリ及び横浜市長賞を受賞。
2017年:東京国際芸術協会第66回新人演奏会出演。
2019年:II . Danubia Talents Liszt International
Music Competition(イタリア) 第3位。
2021年:Franz Liszt Center International
Piano Competition (スペイン) 第3位。
2021年:International Moscow Music Competition
(ロシア) 第2位。
その他、V Krystian Tkaczewski International
Piano Competition( ポーランド)、V Future
Stars International Piano Competition(アメリカ)、東京国際ピアノコンクール、ヨーロッパ国際ピアノコンクールin
Japan、六本木国際ピアノコンクール等にて入賞。
ピアノを芦田くみ、大井和郎、小森谷泉、高田匡隆の各氏に師事し、エリザベス・プリドノフ、ロルフ・プラッゲの各氏からも指導を受ける。室内楽を小森谷泉、鷹羽弘晃、高田匡隆の各氏に師事。
大学在学中より、都内にてソロリサイタルを多数開催。日本クラシック音楽コンクール審査員。
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8/1(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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BIS
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BIS SA 2624
(SACD HYBRID)
\3100 →\2890
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ブラウティハム、シューベルト後期の傑作
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959(1828)
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960(1828) |
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ) |
鬼才フォルテピアノ奏者ブラウティハムが
シューベルト後期の傑作を弾く!
フォルテピアノ/コンラート・グラーフ(1819年製作)のレプリカ、ポール・マクナルティ(2007年製作)
セッション録音:2022年7月11~16日/インマヌエル教会(ヴッパータール)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、81'42
プロデューサー&サウンド・エンジニア:インゴ・ペトリ(Take5
Music Production)
SACDハイブリッド盤。
シューベルトの即興曲(BIS SA-2614)のリリースから1年。鬼才フォルテピアノ奏者ロナルド・ブラウティハムがシューベルトのソナタD.959(第20番)とD.960(第21番)をリリースします!
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの鍵盤作品を演奏・録音してきたブラウティハム。満を持してのシューベルトのソナタは絶品のひとこと。
晩年のシューベルトが新たな境地に達したことを示す、この上なく素晴らしい演奏を披露しています。
フォルテピアノの温もりある音色で聴く新たな名盤が誕生です。
当演奏は現代の名工ポール・マクナルティが製作したコンラート・グラーフ(1819年製作)のレプリカを使用しております。
マクナルティ製作の楽器を使用して 演奏・録音していることについてブラウティハムは「彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でも新しいインスピレーションを得ることができる」と
語っており、作曲家が使用していたであろう楽器のレプリカを演奏することがいかに重要であるかを、この演奏で証明しています。
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HAENSSLER
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仏女性作曲家マリー・ジャエル
マリー・ジャエル:ピアノ小品集~ダンテの『神曲』に基づく
「地獄で聞こえてくるのは」(全6曲)
「煉獄で聞こえてくるのは」(全6曲)
「天国で聞こえてくるのは」(全6曲) |
ヴィヴィアン・ゲルゲン(ピアノ) |
リストも絶賛!
19世紀後半から20世紀前半に活躍した仏女性作曲家マリー・ジャエル。
ダンテの『神曲』に基づくピアノ小品集。
録音:2022年~2023年/フランクフルト/76'01
1846年パリに生まれた女性作曲家マリー・ジャエルのピアノ小品集。
1866年に世界的ピアニスト、アルフレッド・ジャエルと結婚。その縁でリストやブラームス、
サン=サーンスと知り合いました。
1870年代から30年間、マリー・ジャエルは作曲に専念し、その間、フランクやサン=サーンスらから薫陶を受けています。
また 1883年から1886年まで、一年の半分はワイマールに滞在しています。
作曲家としての才能を認めたリストは彼女の作品の普及に力を注ぎ出版を支援、また自身のコンサートでも彼女の作品を取り上げました。
リストは「彼女は哲学者の心と芸術家の才能を持っている」と絶賛しています。
ここに収録されたピアノ小品集はダンテの『神曲』から触発され作曲されたもの。
地獄篇、煉獄篇、天国篇の3部からなる『神曲』をジャエルが音化した実に興味深い作品。
ヴィヴィアン・ゲルゲンが美しく奏でます。
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スイスの作曲家
ルドルフ・モーザー(1892-1960):管弦楽曲集
(1) 変奏曲 Op.42-2(1931)
(2)ピアノ協奏曲 Op.61(1934)
(3) 組曲 Op.56(1932/36)
(4) 「刈り取り人、その名は死」によるパッサカリア
Op.98(1958)
(5) 教会コンサートのための「序曲」Op.41(1928) |
(2)オリヴァー・トリンドル(ピアノ)
シンフォニエッタ・リーガー
フィリップ・リーガー(指揮) |
レーガーに師事したルドルフ・モーザーの管弦楽曲集
録音:2023年11月28~30日/改革派教会、リーガ/DDD、65'25
スイスの作曲家、ルドルフ・モーザー(1892-1960)の作品をフィリップ・リーガー率いるシンフォニエッタ・リーガーが録音!
モーザーはウツヴィルに生まれバーゼルで育ちました。ライプツィヒ音楽院でマックス・レーガーに師事。
その後バーセルに戻り、同地の音楽院で後進の育成に力
を注ぎました。
作曲家モーザーはコラールを借用するなど、歴史的な音楽様式に基づき、幅広いジャンルに作品をのこしました。
モーザー中期・後期の管弦楽曲に 焦点を当てたこのCDでは、自身のスタイルを確立したモーザーの成熟した音楽を堪能することができます。
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KAIROS
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ポータルズ ~ フェリペ・ララ:室内楽作品集
フェリペ・ララ(b.1977):
Chambered Spirals
(ラージ・チェンバー・アンサンブルのための)
Ventos Uivantes
(スぺイショライズ・アンサンブルのための)
Injust Intonations(ピアノ独奏のための)
Fringes
(スぺイショライズ・ラージ・チェンバー・アンサンブルのための) |
タレア・アンサンブル
ジェームズ・ベイカー(指揮)
コンラッド・タオ(ピアノ) |
ブラジル系アメリカ人作曲家、フェリペ・ララ!ピアノ・ソロとアンサンブルをフィーチャーした作品!
ブラジル系アメリカ人作曲家、フェリペ・ララによるピアニストのコンラッド・タオとタレア・アンサンブルをフィーチャーしたアルバムが登場。
ララは、ニューヨーク・タイムズ紙によって、才能あるブラジル系アメリカ人のモダニストとして賞賛されており、彼の作品は、センセーショナルで、高揚感があり、鮮やかで、見事に実現され、素晴らしく、技術的に手強く、変化に富み、官能的で素朴なリリシズムを持っていると高く評価されています。
作品の多くは、アスペン音楽祭、アハト・ブリュッケン音楽祭、オールドバラ音楽祭など、多くの権威ある音楽祭で取り上げられており、2019年に作曲されたコントラバス、フルート、オーケストラのための二重協奏曲は2024年のピューリッツァー賞にノミネートされています。
本アルバムでは、3つのアンサンブル作品と内省的なピアノ・ソロ作品をカップリング。
各作品は、複雑なテクスチャーとダイナミックで広がりのあるジェスチャーを組み合わせ、音楽のポータルを通り抜ける魅惑的な音の旅を創り出すララ独自の世界観を披露しています。
※録音:2017年-2022年
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アゲ・ヴェーロース:夜の輪郭
アゲ・ヴェーロース(b.1973):
Keha(バス・クラリネットのための)
夜の輪郭(アンサンブルのための)
Schattenseele
(ヴァイオリンとエレクトロニクスのための)
Ich sehe Federn wachsen im Sand der Wusten
...
(アンサンブルのための)
Fantasia "A Threadbare Chant"
(バス・フルートとシンセサイザーのための)
Vaatenurk(アンサンブルのための)
Ma olen suur kuu su silmapiiril
(パーカッション独奏のための) |
ミケーレ・マレッリ(バス・クラリネット)
アンサンブル・フォー・ニュー・
ミュージック・タリン
アラシュ・ヤズダニ(指揮)
There are no more four seasons
アンサンブル・ムジークファブリク
クレメント・パワー(指揮)
マリア・ヨンソン(バス・フルート)
タルヴィ・ハント
(KORG ミニローグ・シンセサイザー)
アンサンブル U:
ヘイゴ・ロジン(パーカッション)
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エストニアの現代作曲家、アゲ・ヴェーロースは、エストニア音楽演劇アカデミー(エストニア音楽アカデミー)でヘレナ・トゥルヴェ、エイノ・タンベルグに、カールスルーエ音楽大学でヴォルフガング・リームのもとで作曲を学び、2006年からはエストニア音楽演劇アカデミーで後進の育成にも力を注いでいます。
2010年には、5人のメンバーからなるチームとともにベルリン現代オペラ主催のプロジェクトコンクールに参加し、最優秀賞を受賞しています。
とらえどころがなく幻想的なヴェーロースの音楽は、焦点と曖昧さの間の独特の緊張感をとらえており、このアルバムでは、彼女の謎めいたスタイルを要約し、光と闇が絡み合う夢のような音の探求を描いています。
※録音:2020年-2024年
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B RECORDS
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LBM066
(2CD)
\5100 →\4690
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ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール指揮
2021年に創設されたオルケストル・コンスエロ
ベートーヴェン: 交響曲全集 第1集 ~ 第1番、第2番、第4番
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
【CD 1】
1-4. 交響曲 第1番 ハ長調 Op. 21
5-8. 交響曲 第2番 ニ長調 Op. 36
【CD 2】
1-4. 交響曲 第4番 変ロ長調 Op. 60 |
オルケストル・コンスエロ
ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール(指揮) |
録音: 2023年8月22、23日 サン・ロベール修道院(ラ・シェーズ=デュー音楽祭ライヴ)
収録時間: 88分(57分/31分)
【ジュリアン=ラフェリエール率いる気鋭のオーケストラによるベートーヴェン全集第1弾!】
1990年生まれのチェロ奏者・指揮者ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエールにより、2021年に創設されたオルケストル・コンスエロ。
それぞれの演奏曲に最適になるように選ばれた若き名手たちによってフレキシブルに編成されるこのオーケストラが、ジョルジュ・シフラによって1966年に設立されたラ・シェーズ=デュー音楽祭のサポートのもと、ベートーヴェンの全交響曲を4年計画でライヴ録音するプロジェクトを始動しました。
第1弾に第1番、第2番、第4番という一般的には人気の低い曲を集めてきたあたりに、彼らの本気度と自信のほどがうかがえます。
ヴァイオリン13、ヴィオラ5、チェロ4、コントラバス3に管打楽器という小規模な編成による、溌溂とした表現と見透しのよいサウンドが魅力。
Victor Julien-Laferriere (ヴィクトル・ジュリアン=ラフェリエール)。1990年6月25日生まれ。
チェリストとして名高い。パリ国立高等音楽・舞踊学校でロラン・ピドゥ、ウィーン国立音楽大学でハインリヒ・シフ、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でクレメンス・ハーゲンに師事。2005年から2011年まで小澤征爾のスイスの国際音楽アカデミーにも参加した。
2012年のプラハの春国際コンクールで第1位および特別賞、2017年のエリザベート王妃国際コンクールのチェロ部門で第1位を受賞。
ピアニストのアダム・ラルームと収録したブラームス、フランク、ドビュッシーのチェロソナタの録音で2017年のディアパソン・ドール(Diapason
d`or)を受賞。
2019年には、三重奏団トリオ・レ・ゼスプリ(Trio
Les Esprits)として、ブラームスのクラリネット・トリオの録音をリリースしてきた。
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CHANNEL CLASSICS
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アンナ・フェドロヴァ(ピアノ)
ムソルグスキー: 展覧会の絵、ラヴェル: 夜のガスパール
他 |
アンナ・フェドロヴァ(ピアノ) |
1. アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):ピアノ・ソナタ
第9番 Op. 68 「黒ミサ」
2-4. モーリス・ラヴェル(1875-1937): 夜のガスパール
2. I. 水の精(オンディーヌ)/3. II. 絞首台/4.
III. スカルボ
5-8. マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
恋は魔術師
5. I. パントマイム/6. II. 恐怖の踊り/7.
III. 魔法の輪/8. IV. 火祭りの踊り
9-24. モデスト・ムソルグスキー(1839-1881):
展覧会の絵
9. プロムナード I/10. I. 小人/11. プロムナード
II/12. II. 古城/
13. プロムナード III/14. III. チュイルリーの庭/15.
IV. ビドロ/
16. プロムナード IV/17. V. 卵の殻をつけた雛の踊り/
18. VI. サムエル・ゴールデンベルクとシュムイレ/19.
プロムナード V/
20. VII. リモージュの市場/21. VIII.
カタコンベ/
22. 死せる言葉による死者への呼びかけ/
23. IX. 鶏の足の上に建つ小屋(バーバ・ヤガー)/24.X.
キエフの大門 |
録音: 2024年2月 MCOスタジオ1、ヒルフェルスム、オランダ
収録時間: 77分
【『展覧会の絵』収録!フェドロヴァが描く、闇と光の物語】
アンナ・フェドロヴァによる、闇の力をテーマにしたアルバム。スクリャービン自身が"巨大な魔物がいる、ここには真の悪がある"と語ったソナタに
始まり、ラヴェルが描く怪奇の世界、ファリャが描く亡霊との駆け引きの世界へと続きます。
メインは2023年5月の来日公演でも披露された
『展覧会の絵』となっており、彼女の故国ウクライナの首都キーウ(キエフ)にそびえる大きな門をイメージした曲で、光が闇に打ち勝つフィナー
レを迎えるという構成。
生まれた国と、ロシアを含む過去の偉大な芸術への彼女の思いが詰まった内容といえそうです。
繊細なタッチから強 靭な打鍵、ダイナミックなクライマックスまで、フェドロヴァの持つ表現力の幅広さが遺憾なく発揮されています。
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DELOS
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気高き反逆者 ~ヴェルディ: 歌劇名場面とアリア集
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):
歌劇《ドン・カルロス》(仏語版) より
1. フォンテーヌブロー!限りなく広く孤独な森よ!/
2. 私は彼女を見た 歌劇《二人のフォスカリ》
より/
3. ここでしばらく待つように/4. 地の果て程も遠い流刑の地から/
5. 十人委員会に出席し...憎しみだけが、凄まじい憎しみが
歌劇《マクベス》 より/
6. おお我が子たちよ...お前たちを守る父の手は
歌劇《仮面舞踏会》 より/
7. おそらく彼女は到着している...永久に君を失えば
歌劇《第1回十字軍のロンバルディア人》
より/
8. ああ、お母さん、彼女はどうしていますか/
9. 私の喜びを/10. ああ!しかし考えてもみてください/
11. 天はこんなに純真な天使を 歌劇《ルイザ・ミラー》
より/
12. この手紙はいったい/13. 穏やかな夜には/
14. 私をお呼びですか/
15. 婚礼と墓とがともにやってきた! 歌劇《エルサレム》
より/
16. 汚名よ!私の命を取るがよい! 歌劇《海賊》
より/
17. そうだ、お前達の言う通りだ/
18. 準備を整え私に従え/19. そうだ、海賊の私が放つ稲妻が |
チャールズ・カストロノヴォ(テノール)
トマス・パヴィリオニス(テノール)
タダス・ギリニンカス(バリトン)
カウナス国立合唱団
カウナス市交響楽団
コンスタンティン・オルベリアン(指揮) |
録音: 2022年6月27-29日 カウナス国立フィルハーモニー・ホール、リトアニア
収録時間: 56分
1975年アメリカ生まれのテノール、チャールズ・カストロノヴォ。
『道化師』のペッペ役でMETにデビューし、現在までに欧米各国の有名歌劇場で高い評価を受けて来た彼による、ヴェルディの名場面集。
ヴェルヴェットのような優しさと力強い張りを併せ持つその声の魅力を堪能できるアルバムです。
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FUGA LIBERA
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ドミトリー・リス指揮&ウラル・フィル
ラフマニノフ: 交響曲 第3番、ラヴェル: ラ・ヴァルス
1-3. セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
交響曲 第3番 イ短調 Op. 44
4. モーリス・ラヴェル(1875-1937): ラ・ヴァルス |
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス(指揮) |
録音: 2022年9月 スヴェルドロフスク・フィルハーモニック大ホール、 エカテリンブルク、ロシア
収録時間: 52分
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで度々来日してきたドミトリー・リス指揮ウラル・フィルによる、ラフマニノフの交響曲第3番。
大成功を収めた第2番から30年近い時をあけて作曲され、寡作となっていたロシア出国後のラフマニノフにとって最も力の入った作品の一つであるこの交響曲は、リスとウラル・フィルにとってはナントのラ・フォル・ジュルネを含めて度々演奏してきた自家薬籠中の物。
カップリングのラ・ヴァルスともども、切れのあるリズムで聴かせています。
ドミトリー・リス指揮ウラル・フィル
旧譜から |
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ドミトリー・リス&ウラル・フィル
ラフマニノフ: 交響曲 第2番 ホ短調 Op. 27
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
1-4. 交響曲 第2番 ホ短調 Op. 27 |
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス(指揮) |
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで度々来日してきたドミトリー・リス指揮ウラル・フィルによる、ラフマニノフの交響曲第2番が登場。
ラフマニノフの全作品中で最も人気のあるものの一つであり、美しいメロディに溢れたこの交響曲を雄大なスケールで歌い上げていると共に、各楽章のクライマックス、終楽章のコーダなどはライヴならではの巻き上げでぐいぐい引き込まれます。
ロシア伝統の解釈に則った、たいへん立派な仕上がりです。
ドミトリー・リス
この指揮者、もっと評価されていいのではないかと思うのですが。
ソチで浅田真央がフリーで使用したラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の演奏の指揮がリスだった
ボリス・ベレゾフスキーのラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集。
ずいぶん昔の話だが、真央ちゃんがソチで使った第2番の演奏がこのアルバムだった。
おかげで空前のヒットとなったが、そのときの指揮がリスだった。
この名演の立役者の一人がリスであることは間違いない。
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南オランダ・フィルとの「幻想」
これがなかなかの個性的秀演
まるで映画か演劇を見ているかのような文学的且つ野心的な演奏
さまざまな仕掛けも一つ一つがはまってます
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ドミトリー・リス (指揮)&南オランダ・フィル
ベルリオーズ:幻想交響曲 ほか
1-5. ヘンドリク・アンドリーセン(1892-1981):苦痛の鏡
1. I. 庭での罵倒/2. II. むち打ち/3.
III. いばらの冠/
4. IV. 十字架を担う/5. V. 磔刑
6-10. エクトル・ベルリオーズ(1803-1869):
幻想交響曲
6. I. 夢、情熱/7. II. 舞踏会/8. III.
野の風景/
9. IV. 断頭台への行進/10. V. 魔女の夜宴の夢 |
クリスティアンネ・ストーテイン (メゾ・ソプラノ)
ドミトリー・リス (指揮)
南オランダ・フィルハーモニー管弦楽団 |
録音: 2017年10月27、28日/2019年4月5、6日 アイントホーフェン音楽堂、フライトホフ劇場(マーストホフ) ライヴ・拍手入り
【リスとオランダの名手たちが描く、アンドリーセンの美しい歌曲と色彩豊かな「幻想」】
リンブルフ交響楽団とブラバント管弦楽団が合併し2013年に誕生した、南オランダ・フィルハーモニー管弦楽団(南ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団)。2016-17年のシーズンより当団初の首席指揮者を務めるドミトリー・リスとの3枚目のアルバム。
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LA DOLCE VOLTA
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フォーレ: 夜想曲全集(日本語解説付) |
テオ・フシュヌレ(ピアノ/Steinway D-274) |
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
1. 夜想曲 第1番 変ホ短調 Op.33-1/2.
夜想曲 第2番 ロ長調 Op.33-2/
3. 夜想曲 第3番 変イ長調 Op.33-3/4.
夜想曲 第4番 変ホ長調 Op.36/
5. 夜想曲 第5番 変ロ長調 Op.37/6. 夜想曲
第6番 変ニ長調 Op.63/
7. 夜想曲 第7番 嬰ハ短調 Op.74/8. 夜想曲
第8番 変ニ長調 Op.84-8/
9. 夜想曲 第9番 ロ短調 Op.97/10. 夜想曲
第10番 ホ短調 Op.99/
11. 夜想曲 第11番 嬰ヘ短調 Op.104-1/
12. 夜想曲 第12番 ホ短調 Op.107/13.
夜想曲 第13番 ロ短調 Op.119 |
録音: 2023年9月5-8日 シテ·ド·ラ·ミュジーク·エ·ド·ラ·ダンス·ド·ソワソン、フランス
収録時間: 74分
※日本語解説付
【テオ・フシュヌレ待望のフォーレ作品集!】
2013年フォーレ国際ピアノ・コンクール第1位、2018年ジュネーヴ国際音楽コンクール第1位及びリヨン国際室内楽コンクール第1位と、輝かしいコンクール成績を残したのち、ソロに室内楽に世界中で活躍してきたテオ・フシュヌレ。
La Dolce Voltaレーベルからの第2弾は待望のフォーレ作品集となりました。
ピアノ奏者テオ·フシュヌレは、幼少期からガブリエル·フォーレの音世界に親しんできた。彼はフォーレの音楽言語を、ごく自然に理解し操る。
フシュヌレにとって初のフォーレ·アルバムとなる本盤は、甘美な魅力を放つ初期作品から、ほの暗く簡明な後期作品まで、洗練された夢幻の夜想曲集へと私たちをいざなう。
親密で、独創的で、あらゆる影響と無縁な夜想曲の全曲演奏は、13の詩的な足跡を辿る冒険にたとえられる。
その心奥に広がるのは、フォーレの深遠な世界だ。筆舌に尽くしがたい悩ましい美が、フシュヌレの指を介して露(あらわ)になる。 ――
レーベル資料より
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OCORA
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C561145
【再発売】
\3100
※ワールド・ミュージックです
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ノルウェー ランゲレイクの芸術
1. Halling, etter Barbro Myrhe/2. Latten
hass Torger Melby, springar/
3. Vennen min, reinlender/4. Springar,
etter Ingrid Skattebu/
5. Oskesekken, springar/6. Hesteleitaren,
lydarlatt av Sjugurd Garmo/
7. Masurka/8. Marsj, etter Johan J. Halden/
9. Vigstadmoen, springleik etter Erling
Kjok/10. Klokkelatt, etter Guri Hegge/
11. Kjerrinkjegla, springar etter Arne
Roine/
12. Leiken henna Oline Vetl-Odden, springleik/
13. Royskatten, halling/14. Fele latt,
etter Ragna Rogn Fystro/
15. Kamfossensbrus, halling, av Roger Slastuen/16.
Gjendines badnlat/
17. Amalie latt, halling/18. Penger og
gard, springar/
19. Vals, etter Per Brenden/20. Abjoysbrotin,
reinlender/
21. Springar, etter Guri H. Hegge/22.
Bessleiken, etter Ola Brenno/
23. Fel Jakupspringleik/24. Smedalslatten,
klokkelatt/
25. Rotnheims Knut, halling/26. Likferdssalmen
at Ljoma/
27. Sole sprette pa kvisto, reinlender/28.
Ola uppi garde, springar/
29. Springar/30. Springar, etter Guri
Hegge/31. Vals, etter Pal Skogum |
Gunvor Hegge (langeleik)
Knut Kjok (violin)
Roger Slastuen (violin)
Jacques Leininger (langeleik) |
録音: 1999年1月 ラジオ・フランス
ノルウェーの民族楽器ランゲレイクは、中央ヨーロッパを中心に伝わる民族楽器ツィターの一種。
横に細長い共鳴箱にフレットを持つメロディ
弦が1本と、音程の変わらないドローン弦が3~8本張られているという構造を持ち、左手でフレットを押さえ右手に持ったピックでメロディ弦と
ドローン弦を弾きます。
現存する最も古い楽器は1524年のものですが、19世紀の末までにはほとんど忘れられてしまい、20世紀に入ってか
ら残っている楽器を元に演奏可能な楽器を再現、チューニングから演奏法まで様々な研究がなされ、現在では多くのファンを持つまでになり
ました。
メロディを中心に奏でるパートと、伴奏中心のパートが一組で演奏されることが多いようです。
またノルウェーの民族楽器といえば共鳴 弦を持つフィドルのハーディングフェーレ(ハルダンゲル・フィドル)が有名ですが、これは同国南西部を中心に使われているもので、東部及び北
部では通常のヴァイオリンが多く使われています。
このアルバムではノルウェーに伝統的なヴァイオリン、そしてランゲレイクとのアンサンブルも聴く
ことが出来ます。
ノルウェー伝統音楽の深い味わいを存分に堪能できるアルバム。1999年に発売されたCDの再発売。
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OPERA DISCOVERY
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世界初録音
パスクアーレ・ディ・カーニョ(1888-1965):歌劇「マレンマ」 |
アマリッリ・ニッツァ(ソプラノ:マーラ)
ファビオ・アルミリアート(テノール:ジョゼ)
ファッシミリアーノ・フィケーラ(バリトン:トゥーリ)
アレハンドロ・エスコバル(テノール:羊飼い)
クアドリクラヴィオ合唱団
オペラ・ディスカバリー・オーケストラ
フランチェスコ・レッダ指揮 |
2023年6月ミラノ、アルフレード・キエーザ劇場でのセッション録音
解説と作品概要の英語記載あり。歌詞の記載はありませんがCDに記載されているHPへのアクセスにより入手可能(イタリア語)です。
カーニョはイタリアのバーリに生まれ若くして音楽の才能を開花させ
大作曲家マスカーニやプッチーニ、指揮者トスカニーニからの知遇を得ました。
1924年に最初の歌劇「フリーダ(Frida)」を発表し好評を博し、歌劇、オーケストラ作品、
声楽の為の作品等を精力的に発表するも、戦争の時代に翻弄され
徐々にカーニョの創作活動は停滞し、その作品は忘れ去られてしまいました。
プッチーニからマレンマ地方を題材にした作品のアイデアを受けたカーニョは
1929-31年に作曲したこの歌劇をトスカニーニ指揮のもとスカラ座での初演を
希望するも複雑な経緯をたどり結果、自信の反ファシストを理由に上演を拒否されます。
失意の中カーニョでしたが1960年代、作品に関心が高まり、
作曲者死後、1966年にイタリアの名指揮者ピエトロ・アルジェントが初演。
ラジオで全国放送され、好評を博しました。
簡単なあらすじ(台本はジュゼッペ・アダーミ Giuseppe
Adami) 19世紀後半。
マレンマの古代都市アンセドニア、マーラに恋する羊飼いジョゼ。
ジョゼはマーラに恋するあまり、マーラの父、トゥーリが娘のために迎えた花婿を殺します。
ジョゼは不安がるマーラと共に森に逃げます。一方トゥーリは激高し
家族の名誉のためにも復讐を誓い二人を追い、ジョゼと森で対決します。
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世界初録音 イタロ・モンテメッツィ:オーケストラ作品集
イタロ・モンテメッツィ(1875-1952イタリア):
1. 交響曲 ホ短調
2. セレナータ「美しいあなたへ」(1943年)
3. 交響詩「わがイタリア!」(1944年) |
オーケストラ・フィラルモニカ・ディ・ヴェローナ
エンツォ・フェッラーリス指揮 |
2002-2003年、イタリア、ヴィガージオでのライヴ録音
歌劇「三人の王の愛」で知られる作曲家モンテメッツィは歌劇以外にも交響詩やカンタータなど、多くの作品を残しています。
このアルバムでは彼の残した作品から3つのオーケストラ作品を収録。
・2000年秋に発見されるまで存在不明でしたが、本アルバムの指揮者フェッラーリスと
マルコ・パセット(Marco Pasetto)によって再構成と修正が行われ2002年の
演奏で作品の素晴らしさを人々に知らしめた交響曲
ホ短調。
・1943年アメリカ滞在中に書かれたメランコリックなセレナータ「美しいあなたへ」。
・イタリアへの愛をうたった賛歌。フィナーレで聞こえるベルの音が象徴的な 交響詩「わがイタリア!」。
ワーグナー、ドビュッシー、R.シュトラウスの革新的な和声と管弦楽法を叙情性豊かなイタリア音楽と融合させ生み出したモンテメッツィの美しい作品集です。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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BIDDULPH RECORDINGS
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BIDD85051
(2CD)
\3200 →\2990
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コーリッシュ四重奏団
モーツァルト&シューベルト:弦楽四重奏曲集
他
【CD1】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
1-4. 弦楽四重奏曲 第21番 ニ長調 K
575
5-8. 弦楽四重奏曲 第22番 変ロ長調 K
589
フランツ・シューベルト(1797-1828):
9. 四重奏断章 ハ短調 D 703
10-13. 弦楽四重奏曲第13番 イ短調 D
804「ロザムンデ」
【CD2】
シューベルト:
1-4. 弦楽四重奏曲第15番 ト長調 D 887
ロベルト・シューマン(1810-1856):
5-8. ピアノ四重奏曲 変ホ長調 Op. 47
モーツァルト:
9-12. 音楽の冗談 K 522 |
コーリッシュ四重奏団
ルドルフ・コーリッシュ(第1ヴァイオリン)
フェリックス・クーナー(第2ヴァイオリン)
オイゲン・レーナー(ヴィオラ)
ベナー・ハイフェッツ(チェロ)
ホーテンス・モナート(ピアノ)...CD2:5-8
ジョン・バロウズ、
ドメニコ・カプート(ホルン)...CD2:9-12 |
【CD1】1-4.録音:1934年6月25日 初出:Columbia
LX 337/38 (matrices CAX 151/54)/5-8.録音:1937年9月22、23日 初出:
Victor 1436/38 [set M 407](matrices PCS 09704/09)/
9.録音:1934年1月9日 初出:Columbia
LX 289 (matrix CAX 7037)/10-13.録音:1934年1月8,9日 初出:Columbia
LX 286/89 (matrices CAX 7030/33, 7036, 7038
& 7039)
【CD2】1-4.録音:1934年4月20、26日 初出:Columbia
LX 357/60(matrices CAX 7141/48)/5-8.録音:1937年
11月26日 初出:Victor 14816/18 [set M 431](matrices
cs 017324/39)/
9-12.録音:1937年11月12日 初出:Victor
14822/23 [set M 432](matrices CS 015874/77)
復刻プロデューサー: Eric Wen
復刻エンジニア&マスタリング: Ray Edwards
新ウィーン楽派の使徒的存在コーリッシュSQによる、モーツァルトとシューベルトの円熟期の作品集を復刻。
ヴァイオリニストのルドルフ・コーリッシュによって創設されたコーリッシュ四重奏団は、1936年から37年にかけて行ったシェーンベルクの弦楽四重奏曲全集という記念碑録音で名声を博しましたが、当盤はモーツァルトとシューベルトを中心に古典派とロマン派における彼らのスタイルを伝えてくれます。
それは楽曲の構造を明快に打ち出し、溌溂としたリズムと快いテンポで描くもの。緩徐楽章でも音楽が耽溺することなく流れてゆきますが、柔らかな音と抒情も備え、当時の団体としては控えめながらポルタメントを使うところは第2次大戦前のウィーンの空気も感じさせます。
モーツァルトとシューベルトの後期作品は楽曲の充実ぶりが十分に伝わる一方、「音楽の冗談」は愛嬌が控えめで真剣勝負のような「冗談」になっています。
シュナーベルの弟子で新ウィーン楽派に協力的だったピアニストのモナートを迎えたシューマンは、あいまいなところのない明晰明瞭な演奏となっています。
ルドルフ・コーリッシュはオーストリアのクラム・アム・センメリング(ゼメリング)に生まれ、ウィーン音楽アカデミー(現ウィーン国立音楽大学)でオタカール・シェフチークに師事、同時にフランツ・シュレーカーに作曲を、フランツ・シャルクに指揮を学びました。
第1次大戦による3年間の兵役を経て、1919年にはハンス・アイスラー、ヴィクトル・ウルマン、ルドルフ・ゼルキンらと共にシェーンベルクに弟子入りすると、師の私的演奏協会での作品演奏を目的にウィーン弦楽四重奏団を旗揚げし、1927年にはコーリッシュ四重奏団と改称しました。
彼らが欧州ツアー中の1938年にナチス・ドイツがオーストリアを併合するとパリに留まり、2年後にはアメリカに移って1941年に解散。
その後コーリッシュは教職とプロ・アルテ弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンも務めつつ、ソリストとしても新作の演奏に意欲的に貢献し、1978年に世を去りました。
コーリッシュは少年時代の怪我の影響でヴァイオリンを右手に、弓を左手に持って演奏し、コーリッシュ四重奏団は暗譜による演奏でも知られていました。
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<メジャー・レーベル>
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WARNER CLASSICS
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5419795717
(13CD)
\8200→\7590 |
マリス・ヤンソンス(指揮)
ショスタコーヴィチ:交響曲&協奏曲集
Disc1
1. 交響曲第1番へ短調 Op.10
2. ピアノ協奏曲第1番ハ短調 Op.35
(ピアノとトランペットと管弦楽のための協奏曲)
ミハイル・ルディ(ピアノ:2)
オーレ・エドヴァルト・アントンセン(トランペット:2)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音:15-20.VI.1994, Philharmonie, Berlin
Disc2
1. 交響曲第2番ロ短調 Op.14『10月革命に捧ぐ』
2. 交響曲第12番ニ短調 Op.112『1917年』
バイエルン放送合唱団(1)
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音:29-30.VI.2004 & 10.I.2005(1),
26-28.VI.2004(2),
Herkulessaal der Residenz, Munchen
Disc3
1. 交響曲第3番変ホ長調 Op.20『メーデー』
2. 交響曲第14番ト短調 Op.135『死者の歌』
ラリッサ・ゴゴレウスカヤ(ソプラノ:2)
セルゲイ・アレクサーシキン(バス:2)
バイエルン放送合唱団(1)
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音:10-12.I.2005(1), 7-8.X. & 11-12.XI.2005(2),
Herkulessaal der Residenz, Munchen
Disc4
交響曲第4番ハ短調 Op.43
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音:9-12.II.2004, Stadthalle, Germering
Disc5
1. 交響曲第5番ニ短調 Op.47(『革命』)
2. 室内交響曲 ハ短調 Op.110a
(バルシャイ編、弦楽四重奏曲第8番の弦楽合奏版)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音:7-14.I.1997, Musikverein, Vienna(Live:1)
Disc6
1. 交響曲第6番ロ短調 Op.54
2. 交響曲第9番変ホ長調 Op.70
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音:25-30.I.1991, Konserthus, Oslo
Disc7
交響曲第7番ハ長調 Op.60『レニングラード』
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音:22-23.IV.1988, Konserthus, Oslo |
Disc8
1. 交響曲第8番ハ短調 Op.65
2. 交響曲第8番のリハーサル
ピッツバーグ交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音:Live, 9-11.II.2001, Heinz Hall, Pittsburgh
Disc9
1. ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調
Op.93
2. ムソルグスキー:歌曲集『死の歌と踊り』
(ショスタコーヴィチ編、管弦楽伴奏版)
ロバート・ロイド(バス:2)
フィラデルフィア管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音:5 & 7.III.1994, Memorial Hall,
Fairmount Park, Philadelphia
Disc10
ショスタコーヴィチ:
1. 交響曲第11番ト短調 Op.103『1905年』
2. ジャズ組曲第1番
3. ジャズ組曲第2番~ワルツ第2番
4. タヒチ・トロット Op.16
フィラデルフィア管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音:8, 9, 11.III.1996,
Giandomenico Studios, Collingswood, New Jersey
Disc11
交響曲第13番変ロ短調 Op.113『バビ・ヤール』
セルゲイ・アレクサーシキン(バス)
バイエルン放送合唱団
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音:12-15.I.2005, Herkulessaal der Residenz,
Munchen
Disc12
1. 交響曲第15番イ長調 Op.141
2. ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 Op.102
3. 映画音楽『馬あぶ』からの組曲 Op.97a~ロマンス/定期市
ミハイル・ルディ(ピアノ:2)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音:14-16.IV.1997, No. 1 Studio, Abbey
Road, London
Disc13
1. チェロ協奏曲第1番変ホ長調 Op.107
2. チェロ協奏曲第2番ト長調(またはト短調)Op.126
トルルス・モルク(チェロ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音:10-11.III.1995, No. 1 Studio, Abbey
Road, London |
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マリス・ヤンソンスがショスタコーヴィチの音楽に対して示す深い理解と感情的な精神は特に強いものでした。
ショスタコーヴィチは1925年にレニングラード音楽院の卒業作品として最初の交響曲を作曲し、死の4年前の1971年に第15番の交響曲を作曲。おそらく歴史上のどの作曲家の交響曲よりも、これらの作品は彼の時代の劇的な歴史的出来事、特にロシア革命、第二次世界大戦、スターリン主義の弾圧を反映しています。
これはベルリン・フィル、ウィーン・フィル、バイエルン放送響、フィラデルフィア管、サンクト・ペテルブルク(レニングラード)・フィル、ピッツバーグ響、ロンドン・フィル、オスロ・フィルという世界各国の8つのオーケストラを指揮して完成させた国際色豊かな全集です。
マリス・ヤンソンス[1943-2019]は、1971年にレニングラード・フィルを指揮してプロ・デビューし、1973年からはムラヴィンスキーに招かれて副指揮者をつとめたという経歴の持ち主で、1986年のレニングラード・フィル来日公演でのムラヴィンスキーの代役としての見事な演奏は語り草になっています。
しかし、ヤンソンス自身のショスタコーヴィチ解釈は、いわゆる「ソ連/ロシア・ローカル」なものから脱却したものとなっているのが特徴で、ショスタコーヴィチとマーラーの音楽について、「社会の一員として覚えていた疎外感と、個人的に置かれていた立場」という共通する観点からも明らかなように、マーラーの音楽にも一脈通じる洗練されたアプローチや、ディテールを大切にしたテクチュア構築の面白さ、対位法的要素や複雑なリズムを浮き彫りにする工夫や情報量の多さといった要素が何よりの魅力となっています。
今回の発売にあたっては、交響曲のほかにチェロ協奏曲とピアノ協奏曲も含まれています。
※ 歌詞・対訳は付いておりません。 |
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5419796367
(6CD)
\4300→\3990 |
2023年リマスター音源使用
オットー・クレンペラー(指揮)
ブラームス:交響曲全集&協奏曲集
Disc1
ブラームス:
1. ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
2. 交響曲第1番ハ短調 Op.68
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)
録音:9.X.1954(1, Mono), 29 & 31.X.1956,
1.XI.1956 &
28-29.III.1957(2, Stereo), Kingsway Hall,
London
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Disc2
1. 交響曲第2番ニ長調 Op.73
2. 悲劇的序曲 Op.81
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)
録音:29-30.X.1956(1), 29.III.1957(2),
Kingsway Hall, London(Stereo)
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Disc3
1. 交響曲第3番ヘ長調 Op.90
2. 大学祝典序曲 Op.80
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)
録音:26-27(1) & 29(2).III.1957,
Kingsway Hall, London(Stereo) |
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Disc4
1. 交響曲第4番ホ短調 Op.98
2. アルト・ラプソディ Op.53
クリスタ・ルートヴィヒ(アルト:2)
フィルハーモニア合唱団(2)
フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)
録音:1.XI.1956 & 28-29.III.1957(1),
21-23.III.1962(2),
Kingsway Hall, London(Stereo) |
Disc5
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フランス国立放送管弦楽団
オットー・クレンペラー(指揮)
録音:17-19.VI.1960, Salle Wagram, Paris(Stereo) |
Disc6
ドイツ・レクィエム Op.45
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
オットー・クレンペラー(指揮)
録音:2.I, 21, 23 & 25.III, 26.IV and
4?6 & 8.V.1961,
Kingsway Hall, London(Stereo)
2023 Remaster |
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クレンペラーとブラームスには多くの共通点があり、それがクレンペラーがこの偉大な作曲家の作品を指揮するときの共感を説明するのに役立つかもしれません。
リチャード・オズボーンが付属のライナーノーツ(欧文)で述べているように「重要でない細い部分はなかったが、より大きな全体を覆すことは誰にも許されなかった」と。
クレンペラーの演奏は一見、壮大だとか骨太ともいわれていますが、楽想に沿って本当に細かくテンポを動かし、その変化はあまりに自然音楽と一体化された、じつに神経が行き届き、素晴らしく納得のいく演奏です。
このボックス内の録音はすべて、2023年のオットー・クレンペラー全集用にオリジナル・テープからリマスタリングされた最新の音源によって収録されています。
※ 歌詞・対訳は付いておりません。 |
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2173224855
(12SACD Hybrid)
\24000→\21990 |
2024年最新リマスターでよみがえる
チェリビダッケ/ブルックナー:交響曲集
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
Disc1
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB103(1888/89、ノーヴァク版)
録音:1987年3月19,20日
ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー
演奏終了後拍手入り
Disc2
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』(ハース版)
録音:1988年10月16日
ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー
Disc 3-4
ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB105(1878、ハース版)
録音:1993年2月14,16日
ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー
演奏開始前、終了後拍手入り
Disc5
ブルックナー:交響曲第6番イ長調 WAB106(ハース版)
録音:1991年11月29日
ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー
演奏開始前、終了後拍手入り
Disc6-7
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB107(ハース版)
録音:1994年9月10日 ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー
演奏開始前、終了後拍手入り
ブルックナー:テ・デウム ハ長調 WAB.45(1883/84、ペータース版)
マーガレット・プライス(ソプラノ)
クリステル・ボルヒェルス(コントラルト)
クラエス・H・アーンシェ(テノール)
カール・ヘルム(バス)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
ミュンヘン・バッハ合唱団員
エルマー・シュローター(オルガン)
録音:1982年7月1日 ミュンヘン、聖ルカ教会
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Disc8-9
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108(1890、ノーヴァク版)
録音:1993年9月12,13日
ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー
演奏開始前、終了後拍手入り
Disc10-11
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAB109(ノーヴァク版)
録音:1995年9月10日
ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー
演奏開始前、終了後拍手入り
交響曲第9番ニ短調のリハーサルより
録音:1995年9月4-7日
ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー
Disc12
ブルックナー:ミサ曲第3番ヘ短調 WAB28
マーガレット・プライス(ソプラノ)
ドリス・ゾッフェル(アルト)
ペーター・シュトラーカ(テノール)
マティアス・ヘレ(バス)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
録音:1990年3月6,9日
ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー |
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2024年リマスター
近年最も重要で独創的解釈の指揮者のひとりであったチェリビダッケ。
完璧主義者であり、コンサートの即時性と聴衆とのライヴ感を好み、レコーディング・スタジオで生成された合成音を嫌いました。
1979年から1996年のミュンヘン・フィル音楽監督就任中の演奏は、仏教の影響を強く受け、音と空間のバランスを完璧に兼ね備えたものでした。卓越したこの旧EMIからリリースされて話題になった「チェリビダッケ・エディション」は、通常のオーケストラ演奏では考えられない響きの繊細な美しさや大胆なデフォルメの数々が、作品の可能性を改めて考えさせてくれる個性的名演の宝庫であり、ブルックナーやブラームス、ベートーヴェンの演奏にはこれまでにもさまざまな賛辞が寄せられました。
その中でも、ここに収録されたブルックナーの演奏は、ゆったりとした時間感覚と、徹底したリハーサルの果ての精緻をきわめたオーケストラ表現によって、圧倒的な情報量の音楽つくりあげていたチェリビダッケ晩年の充実した名演です。
今回の発売にあたって、オリジナルマスターより、日本の名マスタリング・エンジニアのひとりである藤田厚生氏にリマスターをお引き受けいただきました。
2000年以前のデジタル録音(16bit/44.1kHz)では収録密度や情報量が少なかった(またはアナログ/デジタル変換時に失われてしまった)ため、現在のハイレゾ対応のオーディオセットでは発揮できていないとも考えられます。そこで収録されなかった倍音(ハイレゾ)音域を、最新テクノロジーによる特別なプロセッサー処理により復元処理し、広い周波数帯域とダイナミックレンジを最大限に活かすことによって、定位やダイナミックさにリアル感が生み出されます。ホール内の音楽本来の豊かな音色、滑らかさ、残響を維持し、チェリビダッケが意図した楽器配置や音量の絶妙なバランス等による名演奏がここではじめて明らかにされています。
SACD層に限らずCD層でも、リマスターされたDSD音源からその音が発揮されるよう細心の注意を図りながらマスタリングされ、その音を最大に反映させています。
最高品質の音をお届けするために、以下の高品位なプロ仕様の機器を使用
・高解像度フォーマット用に設計されたプロフェッショナル
DA-ADコンバーター。
・オーディオ信号を処理するためのプロフェッショナル用アナログ機器。
・信号劣化を最小限に抑えるための高品質オーディオケーブル。
・正確なタイミングと同期を維持するための、低ジッター・マスタークロック・ジェネレーター。
・干渉を最小限に抑え、すべての機器の安定した動作のためのクリーン電源システム。
・リマスタリングプロセスを正確にモニタリングするための、モニタースピーカーシステム。
※初回生産限定盤
※ライヴ収録音源における会場を包む空気感や緊張感をできるだけお伝えするために、演奏ノイズや客席での咳などがそのまま収録されております。またその雰囲気を保つために修正は行わず、これまで以上にノイズが大きく聞こえる部分がございます。ご了承ください。
※『テ・デウム』『ミサ曲』の歌詞、および歌詞訳は付いておりません。
※BOXサイズ:13cm x 13cm x 3.5cm
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ヴォルフガング・サヴァリッシュ/
ワーナー・クラシックス・エディション~シンフォニック、歌曲&合唱作品録音全集
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5419783217
(65CD)
\32200→\29990 |
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ヴォルフガング・サヴァリッシュ/
ワーナー・クラシックス・エディション~シンフォニック、歌曲&合唱作品録音全集
Disc1
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466
ユーリ・エゴロフ(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:19-20.II.1985, No. 1 Studio, Abbey
Road, London (STEREO)
Disc2
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
アニー・フィッシャー(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:28.II & 1, 2, 10.III.1958, No.
1 Studio, Abbey Road, London (STEREO)
Disc3
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調
K.216
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
Op.64
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:9-10.VI.1954, Kingsway Hall, London
(MONO)
Disc4
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調
K.216
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:16.I.1995 (K.216), Live 19 & 21.I.1995
(Op.77), Philharmonie, Berlin (STEREO)
Disc5-9
ベートーヴェン:
交響曲第1番ハ長調 Op.21
交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
交響曲第2番ニ長調 Op.36
交響曲第8番ヘ長調 Op.93
交響曲第4番変ロ長調 Op.60
交響曲第7番イ長調 Op.92
交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』
交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』
交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』
【第9番のソリスト、コーラス】
マーガレット・プライス(ソプラノ)
マルヤナ・リポヴシェク(メゾ・ソプラノ)
ペーター・ザイフェルト(テノール)
ヤン=ヘンドリク・ロータリング(バス)
デュッセルドルフ市立楽友合唱団
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:Live 1991-1993, Concertgebouw, Amsterdam
(STEREO)
Disc10
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調
Op.73『皇帝』
ユーリ・エゴロフ(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:28, 30.V & 1.VI.1982, No. 1 Studio,
Abbey Road, London (STEREO)
Disc11
ウェーバー:
歌劇『オイリアンテ』序曲
歌劇『妖精の王』序曲
歌劇『アブ・ハッサン』序曲
祝典序曲
歌劇『魔弾の射手』序曲
劇音楽『プレチオーザ』序曲
歌劇『オベロン』序曲
フィルハーモニア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:II & VII.1958, Kingsway Hall, London
(STEREO)
Disc12
シューベルト:世俗合唱作品集1
・野外の歌 D.572
・盗賊の歌(歌劇『人質』より)
・代言人たち D.37
・酒宴の歌『兄弟たち、われらが人生の行路』
D.148
・ようこそ、愛する美しい5月 D.244
・漁夫の歌 D.364
・酒宴の歌『さあ、みんな楽しく』 D.267
・乾杯の歌『杯の泡』 D.356
・鉱夫の歌 D.268
・安らぎ、地上の最もすばらしい幸せ D.657
・冬の酒宴の歌 D.242
・自然の中の神 D.757
・自然の喜び D.422
・雪は解けて D.130
・春の歌 D.740
・5月の酒宴の歌 D.427
・春の歌 D.243
・反対 D.865
・月光 D.875
・夜の音楽 D.848
・金色の輝き D.357
・春の歌 D.914
バイエルン放送合唱団、カペラ・バヴァリア、他
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮、ピアノ)
録音:1977-83年、ミュンヘン
Disc13
シューベルト:世俗合唱作品集2
・森の中の夜の歌 D.913
・ゴンドラのこぎ手 D.809
・夜 D.983
・夜の明るみ D.724
・ナイチンゲール D.724
・わたしは涙にぬれて D.131b
・遠ざかった人 D.331
・5月の歌『野の緑と空の青は増し』 D.129
・輪舞のために D.983
・酒と恋 D.901
・愛の精霊 D.747
・木の葉は愛をささやき D.988
・追憶 D.423
・そっと、そっと歌おう D.635
・追憶『死者への捧げもの』 D.424
・反響 D.428
・わたしは涙にぬれて D.131a
・水上の精霊たちの歌 D.714
・時の流れのうちに D.710
・小舟の歌 D.835
バイエルン放送合唱団、カペラ・バヴァリア、他
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮、ピアノ)
録音:1977-83年、ミュンヘン
Disc14
シューベルト:世俗合唱作品集3
・吟唱詩人の歌 D.147
・16世紀の酒宴の歌 D.847
・草原の羊飼いの娘 D.513
・アリー・ベイへの哀悼 D.140
・合戦の歌 D.912
・精霊の踊り D.494
・セレナード D.920
・小さな村 D.641
・5月の歌『雪は解けて』 D.202
・酒宴の歌『友よ、輪になれ』
・孔子曰く、時に三相あり D.69
・つらい悲しみは過ぎ去り D.53
・限りない喜びは心にたぎり D.51
・ここにさすらう巡礼者は身をのばして D.57
・嵐にひるがえる旗 D.58
・ここに信じあった夫婦は抱き合って D.60
・限りない喜びは心にたぎり D.54
・春に寄す D.338
・朝の生気はさわやかに息づく D.67
・ポンス酒の歌 D.277
・愛による幸せ D.55
・若々しい5月の生気 D.61
・高貴な座にすわって D.62
・堂々たる太陽の馬 D.64
・けわしい星の道を昇る者は D.63
・愛 D.983
・2つの徳の道 D.71
・孔子曰く、時に三相あり D.43
バイエルン放送合唱団、カペラ・バヴァリア、他
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮、ピアノ)
録音:1977-83年、ミュンヘン
Disc15
シューベルト:世俗合唱作品集4
・リュッツォウの嵐の夜の狩 D.205
・隠遁所 D.337
・墓堀人の歌 D.38
・5月の歌『春の歌』 D.199
・逃避 D.825
・暁の星 D.203
・挽歌 D.836
・憂い D.825
・墓と月 D.893
・永遠の愛 D.825
・おやすみ D.903
・ミリアムの勝利の歌 D.942
・青年の喜び D.983
・静かな歌 D.916
バイエルン放送合唱団、カペラ・バヴァリア、他
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮、ピアノ)
録音:1977-83年、ミュンヘン
Disc16-22:
シューベルト:宗教的合唱作品集
・キリエ 変ロ長調 D.45
・キリエ ニ短調 D.495
・ミサ曲 ヘ長調 D.105
・ミサ曲 ト長調 D.167
・ミサ曲 変ロ長調 D.324
・サルヴェ・レジナ ヘ長調 D.379
・スターバト・マーテル ヘ短調 D.383
・サルヴェ・レジナ 変ロ長調 D.386
・ミサ曲 変イ長調 D.678
・ミサ曲 ハ長調 D.452
・ミサ曲 変ホ長調 D.950
・タントゥム・エルゴ 変ホ長調 D.962
・オッフェルトリウム 変ロ長調 D.963
・キリエ ニ短調 D.31
・キリエ ヘ長調 D.66
・オッフェルトリウム ハ長調 D.136『心に悲しみを抱きて』
・スターバト・マーテル ト短調 D.175
・オッフェルトリウム イ短調 D.181『3つなり』
・グラドゥアーレ ハ長調 D.184
・オッフェルトリウム ヘ長調 D.223『サルヴェ・レジナ』
・タントゥム・エルゴ ハ長調 D.461
・タントゥム・エルゴ ハ長調 D.460
・マニフィカト ハ長調 D.486
・『いま天にいます者をあがめ』 ト長調 D.488
・オッフェルトリウム イ長調 D.676『サルヴェ・レジナ』
・枝の主日のための6つのアンティフォナ D.696
・第23詩篇 D.706
・タントゥム・エルゴ ハ長調 D.739
・タントゥム・エルゴ ハ長調 D.750
・サルヴェ・レジナ ハ長調 D.811
・ドイツ語ミサ曲 D.872『ミサの聖奉献式のために』
・第92詩篇 D.953
・精霊への聖歌 D.964
・『ラザロ、または復活祭』 D.689
ルチア・ポップ(ソプラノ)、ブリギッテ・ファスベンダー(アルト)
アドルフ・ダラポッツァ(テノール)、ヘレン・ドーナト(ソプラノ)
ペーター・シュライアー(テノール)、ヨーゼフ・プロチュカ(テノール)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、他
バイエルン放送合唱団
バイエルン放送交響楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:1981-1983, Herkulessaal, Munchen (STEREO)
Disc23
シューベルト:歌曲集『冬の旅』 Op.81,
D.911
トーマス・ハンプソン(バリトン)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)
録音:18-21.III.1997, Bavaria Musik Studios,
Munchen (STEREO)
Disc24
メンデルスゾーン:交響曲第2番変ロ長調
Op.52『賛歌』
クリスティーナ・ラキ(ソプラノ)
白井光子(ソプラノ)
ペーター・ザイフェルト(テノール)
デュッセルドルフ楽友協会合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:IX.1987, Philharmonie, Berlin (STEREO)
Disc25-26
メンデルスゾーン:歌曲集
・新しい恋 Op.19a-4
・挨拶に Op.19a-5
・歌の翼に Op.34-2
・旅の歌 Op.34-6
・朝の挨拶 Op.47-2
・夜ごとの夢に Op.86-4
・春の歌 Op.47-3
・遠く離れた人に Op.71-3
・あしの歌 Op.71-4
・旅立ちに際して Op.71-5
・恋歌 Op.47-1
・春の歌 Op.19a-1
・初すみれ Op.19a-2
・旅の歌 Op.19a
・冬の歌 Op.19a-3
・恋歌 Op.34-1
・おお青春よ Op.57-4
・私は木陰に横たわっている Op.84-1
・刈り入れの歌 Op.8-4
・民謡 Op.47-4
・さすらいの歌 Op.57-6
・夜の歌 Op.71-6
・森の城
・小姓の歌
・春の歌 Op.34-3
・ゆりかごのそばで Op.47-6
・木の葉がきき耳を立てていた Op.86-1
・慰め Op.71-1
・狩の歌 Op.84-3(『子供の不思議な角笛』より)
・ふたつの心が離れる時 Op.99-5
・月 Op.86-5
・ヴェネチアの舟歌 Op.57-5
・花冠(遺作)
・最初の喪失
・魔女の歌 Op.8-8
・ラインへの警告
・古いドイツの歌 Op.57-1
・羊飼いの歌 Op.57-2
・眠りやらぬ眼のともしび
・別れ行きつつ Op.9-6
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)
録音:1970-1979年
Disc27-29
シューマン:
交響曲第1番変ロ長調 Op.38『春』
交響曲第4番ニ短調 Op.120
交響曲第2番ハ長調 Op.61
序曲、スケルツォと終曲 Op.52
交響曲第3番変ホ長調 Op.97『ライン』
マンフレッド Op.115~序曲
シュターツカペレ・ドレスデン
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:1-12.IX.1972, Lukaskirche, Dresden
(STEREO)
Disc30
シューマン:ミサ曲ハ短調 Op.147『ミサ・サクラ』
白井光子(ソプラノ)
ペーター・ザイフェルト(テノール)
ヤン=ヘンドリク・ロータリング(バス)
デュッセルドルフ市立楽友協会合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:IX.1987, Philharmonie, Berlin (STEREO)
Disc31
シューマン:
リーダークライス Op.24
哀れなペーター Op.53
歌の本の抒情挿曲からの20の歌(詩人の恋
Op.48のオリジナル版)
トーマス・ハンプソン(バリトン)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)
録音:1994, Giandomenico Studio, Collingswood,(STEREO)
Disc32
ワーグナー:
『タンホイザー』序曲
『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲
『神々のたそがれ』~夜明けとジークフリートのラインへの旅
『神々のたそがれ』~ジークフリートの葬送行進曲
フィルハーモニア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:1958, Kingsway Hall, London (STEREO)
Newly remastered in 192khz/24-bit from original
tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc33
ワーグナー:
1. 『恋愛禁制』序曲
2. 交響曲ホ長調
3. ファウスト序曲
4. ヴェーゼンドンク歌曲集(ヘンツェによる室内オーケストラ編)
5. 『リエンツィ』序曲
マルヤナ・リポヴシェク(メゾ・ソプラノ:4)
フィラデルフィア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:1995, Giandomenico Studios, Collingswood,
New Jersey (STEREO)
|
Disc34
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』
(1878/80年 ノーヴァク版)
フィラデルフィア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:III.1993, Memorial Hall, Fairmount
Park, Philadelphia (STEREO)
Disc35-38
ブラームス:
1. 交響曲第1番ハ短調 Op.68
2. 運命の歌 Op.54
3. 交響曲第2番ニ長調 Op.73
4. ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
5. 交響曲第3番ヘ長調 Op.90
6. 大学祝典序曲 Op.80
7. 交響曲第4番ホ短調 Op.98
8. 悲劇的序曲 Op.81
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
アンブロジアン・シンガーズ(2)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:1989-1991, No. 1 Studio, Abbey Road,
London (STEREO)
Disc39
ブラームス:
1. ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
2. 2つの歌曲 Op.91
スティーヴン・コワセヴィチ(ピアノ)
アン・マレイ(コントラルト:2)
今井信子(ヴィオラ:2)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮:1)
録音:XII.1991 (1) & III.1992 (2), No.
1 Studio, Abbey Road, London (STEREO)
Disc40
ブラームス:
1. ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
2. 5つの歌 Op.105
スティーヴン・コワセヴィチ(ピアノ)
アン・マレイ(コントラルト:2)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮:1)
録音:XII.1993 (1) & I.1994 (2), No.
1 Studio, Abbey Road, London (STEREO)
Disc41
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調
Op.102
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
ハインリヒ・シフ(チェロ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:17-18.IV.1996, No. 1 Studio, Abbey
Road, London (STEREO)
ブラームス:ホルン三重奏曲変ホ長調 Op.40
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
マリー=ルイーズ・ノイネッカー(ホルン)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)
録音:3-5.VII.1996, Bavaria Studios, Munchen
(STEREO)
Disc42-44
ブラームス:歌曲集
・6つの歌曲 Op.3~『イヴァン』の詩による歌
・6つの歌曲 Op.6~春/名残り/歓呼(万歳)/太陽に向かう雲のように
・6つの歌曲 Op.7~まことの愛/民謡/帰郷
・8つの歌曲とロマンス Op.14(全8曲)
・5つの歌曲 Op.19~別離/エオルスの竪琴に寄せて
・4つの歌曲 Op.43~永遠の愛について/5月の歌/嘆きの谷に角笛を吹く
・4つの歌曲 Op.46(全4曲)
・5つの歌曲 Op.47~便り/便り/便り/おお、愛らしい頬よ
・7つの歌曲 Op.48~恋しい人のもとへ/心変わり/
涙の中の慰め/幸せも救いも私から去った/秋の思い
・5つの歌曲 Op.49(全5曲)
・8つの歌曲 Op.57~
お前が微笑みさえすれば/私は夢を見た/ああ、この眼差しをそらして/
夜ごとの憧れのうちに/時には穏やかな光が輝く/
真珠の首飾り/風もそよがぬ和やかな空気
・8つの歌曲 Op.58(全8曲)
・8つの歌曲 Op.58~
黄昏は天から下り/黄昏は天から下り/雨の歌/余韻/
さようなら、さようなら/私の傷ついた心/お前の青い瞳
・9つの歌曲 Op.63(全9曲)
・7つの歌曲 Op.95~別れの時に
・4つの歌曲 Op.96~花は見ている
・6つの歌曲 Op.97~夜うぐいす/船の上で/誘惑/すぐ来て/別れ
・5つの歌曲 Op.105~歌の調べのように私をよぎる/
嘆き/教会の墓地にて/裏切り
・5つの歌曲 Op.106(全5曲)
・5つの歌曲 Op.107~驕る女に/サラマンダー/猫柳
・4つの厳粛な歌 Op.121(全4曲)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)
録音:13-15 & 19-21.VIII.1973, Franziskanerkirche,
Salzburg (STEREO)
Disc45
ドヴォルザーク:
交響曲第8番ト長調 Op.88
スケルツォ・カプリチオーソ Op.66
フィルハーモニア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:12, 14-15.VI.1954, Kingsway Hall, London
(MONO)
Newly remastered in 192khz/24-bit from original
tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc46
ドヴォルザーク:
交響曲第7番ニ短調 Op.70
交響曲第8番ト長調 Op.88
フィラデルフィア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:IV.1989, Memorial Hall, Fairmount Park,
Philadelphia (STEREO)
Disc47
ドヴォルザーク:
交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
序曲『謝肉祭』 Op.92
フィルハーモニア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:21 & 24.II.1958, Kingsway Hall,
London (STEREO)
Newly remastered in 192khz/24-bit from original
tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc48
ドヴォルザーク:
交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』
スケルツォ・カプリチオーソ Op. 66
フィラデルフィア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:IV.1988, Memorial Hall, Fairmount Park,
Philadelphia (STEREO)
Disc49
ドヴォルザーク:
1. チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
2. 交響的変奏曲 Op.78
ナターリャ・グートマン(チェロ:1)
フィラデルフィア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:II.1991, Memorial Hall, Fairmount Park,
Philadelphia (STEREO)
Disc50
チャイコフスキー:
バレエ音楽『白鳥の湖』組曲
バレエ音楽『くるみ割り人形』組曲
フィルハーモニア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:11-12.IX, 12.X.1957 & 28.II.1958,
Kingsway Hall, London (STEREO)
Newly remastered in 192khz/24-bit from original
tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc51-52
チャイコフスキー:バレエ音楽『白鳥の湖』全曲
フィラデルフィア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:X.1993, IV & V.1994, Memorial Hall,
Fairmount Park, Philadelphia (STEREO)
Disc53
R.シュトラウス:
1. 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』
Op.30, TrV 176
2. ブルレスケ ニ短調 TrV 145
3. 交響詩『ドン・ファン』 Op.20, TrV 156
フィラデルフィア管弦楽団
エマニュエル・アックス(ピアノ:2)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:IV & V.1995, Giandomenico Studios,
Collingswood, New Jersey (STEREO)
Disc54
R.シュトラウス:
1. 『町人貴族』組曲 Op.60, TrV 228c
2.,歌劇『インテルメッツォ』 Op.72, Trv 246~ワルツの情景
フィルハーモニア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:22-23.II & 4.III.1958, Kingsway
Hall, London (STEREO)
Newly remastered in 192khz/24-bit from original
tapes by Art & Son Studio, Annecy
Disc55
R.シュトラウス:
1. 交響詩『英雄の生涯』 Op.40, TrV 190(オリジナル終結部版)
2. オーボエ協奏曲ニ長調 TrV 292
フィラデルフィア管弦楽団
リチャード・ウッドハムズ(オーボエ:2)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:X.1994 (2) & X.1995 (1),
Giandomenico Studios, Collingswood, New
Jersey (STEREO)
Disc56
R.シュトラウス:
1. 祝典前奏曲 Op.61, TrV 229
2. 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』
Op.28, TrV 171
3. 家庭交響曲 Op.53, TrV 209
フィラデルフィア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:1993年5月17-19日、サントリーホール(ライヴ:STEREO)
Disc57
R.シュトラウス:
ホルン協奏曲第1番変ホ長調 Op.11, TrV 117
ホルン協奏曲第2番変ホ長調 TrV 283
デニス・ブレイン(ホルン)
フィルハーモニア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:22-23.IX.1956, No. 1 Studio, Abbey
Road, London (MONO)
Disc58
R.シュトラウス:歌曲集
・8つの歌 Op.10
・3つの愛の歌
・高鳴る胸 Op.29-2
・帰郷 Op.15-5
・白いジャスミン Op.31-3
・子守歌 Op.41-1
・わが子に Op.37-3
・ひそやかな歌 Op.41-5
・ひそかな歌 Op.39-1
・悪いお天気 Op.69-5
・15ペニヒで Op.36-2
・父が言いました Op.36-3
ルチア・ポップ(ソプラノ)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)
録音:10-13.IX.1984, Kloster Seeon (STEREO)
Disc59
R.シュトラウス:歌曲集
・私の思いのすべて Op.21-1
・ひそやかな誘い Op.27-3
・夜 Op.10-3
・あすの朝 Op.27-4
・あなたの眼差しが私を見たときから Op.17-1
・子守歌 Op.41-1
・解き放たれて Op.39-4
・万霊節 Op.10-8
・懐かしい面影 Op.48-1
・私の心は迷う Op.48-2
・響け Op.48-3
・冬の霊感 Op.48-4
・憩え、わが心 Op.27-1
・あなたは私の心の王冠 Op.21-2
・ツェツィーリエ Op.27-2
・セレナード Op.17-2
・献呈 Op.10-1
マーガレット・プライス(ソプラノ)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)
録音:IV & V.1986, Herkulessaal der Munchner
Residenz, Munchen (STEREO)
Disc60
1. R.シュトラウス:歌曲集、4つの最後の歌
・花束を編みたかった Op.68-2*
・ささやけ、愛らしいミルテよ Op.68-3*
・おとめの花 Op.22(4曲)
・ゲオルギーネ(ダリア) Op.10-4
・イヌサフラン Op.10-7
・万霊節 Op.10-8
・4つの歌 Op.27(4曲)
・ばらの花環 Op.36-1
・帰郷 Op.15-5
・4つの最後の歌 TrV 296*
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
フィラデルフィア管弦楽団*
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ/指揮*)
録音:1994, Memorial Hall, Fairmount Park,
Philadelphia *;
1995, Bavaria Studios, Munchen (STEREO)
Disc61
プフィッツナー:
バリトンと管弦楽のためのバラード『オールフ氏』
Op.12
月に寄す Op.18
4つの歌曲 Op.4~第2番『今夜は彼女のパーティなのだ』
バリトンと管弦楽のための『冥府の川』 Op.37
4つの歌曲 Op.15~第3番『印に』
歌劇『あわれなハインリヒ』より『春は今、緑の梢で楽しそうに微笑んでいる』
4つの歌曲 Op.15~第2番『怒り』
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
バイエルン放送交響楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:1978, Herkulessaal, Munchen (STEREO)
Disc62
ヒンデミット:
1. ウェーバーの主題による交響的変容
2. 組曲『気高き幻想』
3. 交響曲『画家マティス』
フィラデルフィア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:IV & V.1994, Memorial Hall, Fairmount
Park, Philadelphia ;
X.1994, Collingswood Theater, New Jersey
(2) (STEREO)
Disc63
オルフ:カルミナ・ブラーナ
アグネス・ギーベル(ソプラノ)
パウル・クーエン(テノール)
マルセル・コルデス(バス)
ケルン放送合唱団
ケルン放送交響楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:15-20.VI.1956, Sartory-Saal, Koln (MONO)
Disc64
トマジ:トリプティク
マルチヌー:ソナチネ
エネスコ:伝説
グラズノフ:アルバムブラット
ゲディケ:演奏会用エチュードOp.49
ベンツォン:トランペットとピアノのためのソナタ
Op.73
ブル:無窮動
ボザ:ルスティク
パレス:ファンタジー・カプリース
イベール:即興曲
ヒンデミット:トランペット・ソナタ
オーレ・エドワルド・アントンセン(トランペット)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)
録音:VII. 1996, (STEREO)
Disc65
『ストコフスキーによる管弦楽のためのトランスクリプション集』
・J.S.バッハ:カンタータ第208番より『羊は安らかに草を食み』
・J.S.バッハ:カンタータ第140番より『目覚めよと呼ぶ声が聞こえ』
・J.S.バッハ:カンタータ第80番『われらが神は堅き砦』より
・J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調
・ボッケリーニ:メヌエット イ長調
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番『月光』より
・ショパン:前奏曲 第4番ホ短調
・フランク:天使のパン
・チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
・チャイコフスキー:舞踏会のざわめきの中で
・ドビュッシー:月の光
・ドビュッシー:沈める寺
・ラフマニノフ:前奏曲 第1番
フィラデルフィア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:III.1995, Giandomenico Studios, Collingswood,
New Jersey (STEREO) |
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ヴォルフガング・サヴァリッシュ[1923-2013]
は、50年間にわたって音楽界の中心的な位置に立っていました。その中心的存在は、オーケストラや歌劇場の音楽監督や首席指揮者、そして自尊心による彼の解釈に反映されていました。その控えめながら非常に効果的な指揮技術によって、彼は理想的なレコーディング・アーティストとなりました。サヴァリッシュはオーケストラの都市ミュンヘンに生まれたバイエルン人で、名高いバイエルン国立歌劇場を21年間率いました。彼は傑出したピアニストとしてキャリアをスタートし、その後も偉大なリート歌手や器楽奏者の伴奏者として引っ張りだこでした。
彼のワーナー・クラシックス全録音集となるこの第1巻(1954年から1997年のエレクトローラと旧EMIクラシックスのために作成された音源)には、素晴らしい歌曲とそのコラボレーションに加え、著名なソリストによる有名な協奏曲の伴奏や、シューベルトの世俗的な声楽と宗教的合唱の心温まる演奏の記録が含まれています。
その中でも65枚のディスクの中で主に焦点を当てているのは、ベートーヴェン、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームス、ブルックナー、ドヴォルザークといった彼の交響曲演奏の功績です。ドヴォルザークの第8交響曲は、1954年に彼が最初にリリースした録音です。また特にリヒャルト・シュトラウスの影響が強く表れています。
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ヴォルフガング・サヴァリッシュ/
ワーナー・クラシックス・エディション~オペラ作品録音全集
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5419794946
(31CD)
\19700→¥17990 |
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ヴォルフガング・サヴァリッシュ/
ワーナー・クラシックス・エディション~オペラ作品録音全集
Disc1-2
モーツァルト:歌劇『魔笛』 K.620 全曲
ペーター・シュライアー(テノール)
アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ)
ヴァルター・ベリー(バリトン)
エッダ・モーザー(ソプラノ)
クルト・モル(バス)
テオ・アダム(バス・バリトン)、他
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:8-16.VIII.1972, Burgerbrau, Munchen
(STEREO)
Disc3
ウェーバー:歌劇『アブ・ハッサン』 J.106
全曲
エッダ・モーザー(ソプラノ)
ニコライ・ゲッダ(テノール)
クルト・モル(バス) 、他
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:V.1975, Burgerbrau, Munchen (STEREO)
Disc4
シューベルト:歌劇『双子の兄弟』 D.647
全曲
クルト・モル(バス)
ニコライ・ゲッダ(テノール)
ヘレン・ドナート(ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、他
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:I.1975, Burgerbrau, Munchen (STEREO)
Disc5-6
ワーグナー:『ラインの黄金』 WWV 86A 全曲
ロバート・ヘイル(バス・バリトン)
マルヤナ・リポヴシェク(メゾ・ソプラノ)
ロバート・ティアー(テノール)
ハンナ・シュヴァルツ(アルト)
クルト・モル(バス)、他
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:live: 1-7.XI.1989, Bayerische Staatsoper
(STEREO)
Disc7-9
ワーグナー:『ワルキューレ』 WWV 86B 全曲
ヒルデガルト・ベーレンス(ソプラノ)
ロバート・ヘイル(バス・バリトン)
クルト・モル(バス)
ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)
ロベルト・シェンク(テノール)、他
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:live: 11-14.XI.1989, Bayerische Staatsoper
(STEREO)
Disc10-12
ワーグナー:『ジークフリート』 WWV 86C
全曲
ルネ・コロ(テノール)
ヒルデガルト・ベーレンス(ソプラノ)
ロバート・ヘイル(バス・バリトン)
ヘルムート・パンプフ(テノール)
クルト・モル(バス)、他
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:live: 19-22.XI.1989, Bayerische Staatsoper
(STEREO)
Disc13-16
ワーグナー:『神々の黄昏』 WWV 86D 全曲
ルネ・コロ(テノール)
ヒルデガルト・ベーレンス(ソプラノ)
マッティ・サルミネン(バス)
ヴァルトラウト・マイアー(メゾ・ソプラノ)、他
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:live: 26-30.XI.1989, Bayerische Staatsoper
(STEREO)
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Disc17-20
ワーグナー:『ニュルンベルクのマイスタージンガー』
WWV 96 全曲
ベルント・ヴァイクル(バリトン)
ベン・ヘップナー(テノール)
シェリル・ステューダー(ソプラノ)
ジークフリート・ローレンツ(バリトン)
ルネ・パーペ(バス)
デオン・ファン・デル・ヴァルト(テノール)
クルト・モル(バス)、他
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:19-30.IV.1993, Studio 1, Bayerischer
Rundfunk &
Herkulessaal der Residenz, Munchen (STEREO)
Disc21-22
R.シュトラウス:歌劇『カプリッチョ』 Op.85,
TrV 279 全曲
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
ニコライ・ゲッダ(テノール)
エーベルハルト・ヴェヒター(バリトン)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ハンス・ホッター(バス)、他
フィルハーモニア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:2-7, 9-11.IX.1957 & 28.III.1958,
Kingsway Hall, London (MONO)
Disc23-24
R.シュトラウス:歌劇『インテルメッツォ』
Op.72, TrV 246 全曲
ルチア・ポップ(ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
アドルフ・ダラポッツァ(テノール)
クルト・モル(バス)
ガブリエーレ・フックス(ソプラノ)、他
バイエルン放送交響楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:14-24.I.1980, Herkulessaal, Munchen
(STEREO)
Disc25-27
R.シュトラウス:歌劇『影のない女』 Op.72,
TrV 246 全曲
ルネ・コロ(テノール)
シェリル・ステューダー(ソプラノ)
ハンナ・シュヴァルツ(メゾ・ソプラノ)
アルフレート・ムフ(バス・バリトン)
ウテ・ヴィンツィング(ソプラノ)、他
テルツ少年合唱団
バイエルン放送交響楽団&合唱団、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:II, III, XI & XII.1987, Herkulessaal,
Munchen (STEREO)
Disc28-29
R.シュトラウス:歌劇『エレクトラ』 Op.58,
TrV 223 全曲
エヴァ・マルトン(ソプラノ)
シェリル・ステューダー(ソプラノ)
マルヤナ・リポヴシェク(メゾ・ソプラノ)
ベルント・ヴァイクル(バリトン)
ヘルマン・ヴィンクラー(テノール)
クルト・モル(バス)、他
バイエルン放送交響楽団&合唱団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:2-10.I.1990, Herkulessaal, Munchen
(STEREO)
Disc30
オルフ:歌劇『月』全曲
ルドルフ・クリスト(テノール)
カール・シュミット=ヴァルター(バリトン)
ペーター・ラッガー(バス)
ハンス・ホッター(バス)、他
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:16-20.III, 16-18 & 24.IV.1957,
No.1 Studio, Abbey Road, London (STEREO)
Disc31
オルフ:歌劇『賢い女』全曲
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
マルセル・コルデス(バリトン)
ゴットロープ・フリック(バス)
ヘルマン・プライ(バリトン)、他
フィルハーモニア管弦楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)
録音:22-26.V.1956, No.1 Studio, Abbey Road,
London (STEREO)
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ヴォルフガング・サヴァリッシュ[1923-2013]
は、50年間にわたって音楽界の中心的な位置に立っていました。多くのオーケストラや歌劇場の音楽監督や首席指揮者を歴任しただけでなく、その控えめでありながら非常に効果的な指揮技術によって、彼は理想的なレコーディング・アーティストとなりました。サヴァリッシュは、オーケストラの都市ミュンヘンに生まれたバイエルン人で、名高いバイエルン国立歌劇場を21年間率いました。
サヴァリッシュは11歳の時、故郷ミュンヘンでフンパーディンクのオペラ『ヘンゼルとグレーテル』の演奏を聴き、オーケストラ・ピットで腕を振るって物事を実現させたいと決心しました。しかし彼にはしばらく時間がかかりました。ドイツ国防軍の徴兵によって無線通信士としての従軍と捕虜としての期間が避けられない状況を遅らせました。しかし、20代後半までに彼はアウグスブルク市立歌劇場でオペラを指揮し(『ヘンゼルとグレーテル』から始まりました)、アーヘン市立劇場で彼はドイツで最年少の音楽監督になりました。その後、多くのオペラの録音を行い、1957年録音のリヒャルト・シュトラウス『カプリッチョ』は、現在においても基準となる演奏とみなされています。
このボックスには、さらなるシュトラウス録音とともに、おそらくサヴァリッシュのもうひとりのオペラの英雄、ワーグナー演奏の最高の成果も収められています。有名なモーツァルトの『魔笛』は言うまでもなく、その一部はボイジャーのゴールデン・レコードに収録され宇宙に送られました。
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<国内盤>
AFIA
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村中大祐=AfiAによるCD第4弾!
マーラー:交響曲第9番ニ長調
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村中大祐(指揮)
オーケストラ・アフィア |
村中大祐=AfiAによるCD第4弾!「未来へと向かって開かれた窓」であり続けるマーラー:交響曲第9番!月間ステレオ誌7月号の「今月の優秀録音盤」!
録音:2023年3月31日、横浜みなとみらいホールにおけるコンサート・ライヴ録音/96kHz
& 24-Bit Digital Recording [80:05]
村中大祐=オーケストラ・アフィアによる待望のシリーズ第4弾は、2023年3月、横浜みなとみらいホールで行われた20世紀最高の名曲のひとつ、マーラーの交響曲第9番のライブ録音です。
マーラー9と言えば、多くの名演がひしめき合う名作中の名作ですが、今回の録音では、この作品に本来与えられている室内楽的なエッセンスから、大編成オーケストラの重厚で巨大なスケール感までを見事に引き出して、"村中の「マーラー《第9》」は新たな視点を授けてくれた"と聴衆を唸らせました。
日本人音楽家のチカラを結集した<村中=AfiA>の渾身の演奏、是非ともお聴きください。
村中大祐(指揮者):Orchester AfiA芸術監督&CEO/イギリス室内管弦楽団国際招聘指揮者
これまで国内メディアに出演多数。第11回出光音楽賞ほか受賞多数。現在Orchester
AfiA芸術監督、イギリス室内管弦楽団国際招聘指揮者。
これまで英国グラインドボーン音楽祭、スイス、ザンクガレン・オペラ祭、ヴェネチア・フェニーチェ歌劇場、テアトロ・マッシモ、新国立劇場など世界の主要オペラ座で活躍。活動の拠点をウィーン、ローマ、ロンドン、東京とし、世界中の様々な場所で活躍してきた。
6か国語を自在に使い、音楽のみならず、様々なジャンルで自由な表現活動を続けている。
2013年よりOrchester AfiAを設立。合同会社AfiAを同時に起業して、会社組織としてのオーケストラ運営のプロトタイプを世界で初めて成功裏に導いた。
村中はその間、ロンドンと東京を中心に2011年、「自然と音楽」演奏会シリーズを開始。この活動は世界の注目を集め、2016年、オランダ・ロッテルダムで開かれた「Classical:NEXT」のイノヴェーション・アワードのファイナリストに。
また近年ではOrchester AfiAとのレコーディングや、ロンドンのカドガン・ホールにおけるイギリス室内管弦楽団との演奏を中心に活動し、2013年にはベンジャミン・ブリテンの生誕100周年やベートーヴェン交響曲シリーズを大成功に導いた。
2018年にはイタリアのベッリーニ歌劇場におけるドビュッシー没後100周年公演、2019年にはシチリア交響楽団(Orchestra
Sinfonica Siciliana)のシーズン開幕公演、2020年は伊・カリアリ歌劇場にデビュー。
村中とOrchester AfiAは、これまでメンデルスゾーン交響曲3,4,5番の録音をリリースしており、またシューベルト交響曲「グレート」はレコード芸術誌や新聞誌上で特選盤に選ばれている。2024年はマーラーの交響曲第9番の他にシューマンの交響曲全曲録音がリリース予定である。
東京外国語大学ドイツ語学科を卒業後、ウィーン国立音楽大学で指揮を学び、トーティ・ダル・モンテ国際オペラコンクール指揮部門「ボッテーガ」と第1回マリオ・グゼッラ国際指揮者コンクールで、いずれも第1位を獲得。
ペーター・マークの薫陶を受け、クラウディオ・アッバードの下でも研鑽を積む。これまでにヴェネチア・フェニーチェ歌劇場、パレルモ・テアトロ・マッシモ、カターニア・ベッリーニ歌劇場、トレヴィーゾ・マリオ・デル・モナコ歌劇場、新国立劇場(日本)、スイス・ザンクトガレン・オペラ・フェスティバルや英国グラインドボーンオペラ(アジア人初)などに登場し、ボーザル・ホール(ブリュッセル)、カドガン・ホール(ロンドン)、ドヴォルザーク・ホール(チェコ)、サーラ・ヴェルディ(ミラノ)等の演奏会に登場。オペラとコンサートのいずれでも世界各地で絶賛を博している。
Orchester AfiA(オーケストラ・アフィア)
指揮者 村中大祐の呼びかけで2006年横浜開港150周年の特別プロジェクトとして誕生した。
設立当初は、横浜OMPオーケストラ(横浜オペラ未来プロジェクトオーケストラ)としてオペラを中心にその活動を展開したが、2008年に設立されたアフィア"AfiA"(Accademia
filarmonica international Association)所属のオーケストラとして2013年に再始動。
特定の母体を持たないが、ソリストやフリーランスとして活躍中の音楽家、あるいは国内プロオーケストラ(N響、東京フィル、読響など)に在籍するトップ奏者などで結成された、名実ともに"スーパーオーケストラ"である。
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7/30(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ACCENT
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フロリアン・ドイターとモニカ・ワイズマン
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調
BWV1043
ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041
(独奏:モニカ・ワイズマン)
ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
(独奏:フロリアン・ドイター)
2つのヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調
BWV1060R |
フロリアン・ドイター(ヴァイオリン、指揮)
モニカ・ワイズマン(ヴァイオリン、指揮)
アルモニー・ウニベルセル |
注目に値するバッハ演奏!個性を重ね合い織り込んだ充実サウンド、聴きなれた曲から溢れ出る魅惑の響き
録音:2022年5月30日-6月2日/ドイツ、ホンラート教会/54:38
マラン・メルセンヌによる17世紀の音楽理論書「Harmonie
Universelle 宇宙の調和」から名をとった古楽アンサンブル、アルモニー・ウニベルセル。
フロリアン・ドイターとモニカ・ワイズマン、ふたりのヴァイオリニストがリーダーを務める楽団です。
そのポテンシャルを最大限に生かしたバッハのヴァイオリン協奏曲集
が登場。
モニカ・ワイズマンはアルゼンチン生まれで、アメリカで学びオランダへと渡り活動しました。
一方フロリアン・ドイターはドイツの音楽一家に生まれ、ムジカ・ア
ンティクヮ・ケルンに長年在籍。対照的なキャリアをもつ演奏家と言えます。
さらにメンバーの出身もイタリア、ハンガリー、フランス、オーストリア、イギリス等々さ
まざまで、異なるバックボーンを持つ人々が集い調和をつくりあげるというスタンスが大切にされています。
少人数の演奏ですが大変濃密なアンサンブル。ソロの技巧も全体の調和から離れすぎることなく、バッハが芸術的に織り込んだ対位法の綾がいきいきと輝きます。
通奏低音にはファゴットが加えられ、重心の深い、かつ潤いのある響きを創造。
ヴァイオリンとオーボエで演奏されることの多いBWV1060R
もこのふたりの ヴァイオリンだと聴き応えあり!
前半2曲では名手フランチェスコ・コルティがチェンバロを弾いているのも注目です。
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PAN CLASSICS
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史上最大のカストラートをヴァイオリンで再現
ファリネッリのヴァイオリン
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783):
Or la nube procellosa (Artaserse)
作者不詳:Fandango de Farinelli
リッカルド・ブロスキ(c1698-1756):Ombra
fedele anch'io (Idaspe)
ホセ・エランド(1720/21-1763):
Sonata a solo yntitulada el Jardin de
Aranjuez
リッカルド・ブロスキ:Qual guerriero in
campo armato (Idaspe)
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
Lascia ch'io pianga (Rinaldo)*
ニコラ・アントニオ・ポルポラ(1686-1768):
Nell'attendere mio bene (Polifemo)
ニコラ・アントニオ・ポルポラ:Alto Giove
(Polifemo)
attr. ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
Fandango del sgr. Scarlatti
リッカルド・ブロスキ:Son qual nave ch'agitata
(Artaserse)
編曲:ホルヘ・ヒメネス(* のみパブロ・ザピコ) |
ホルヘ・ヒメネス(ヴァイオリン)
テルシア・レアリダ
Daniel Lorenzo(ヴィオラ、ヴァイオリン)
Pablo Zapico(リュート、ギター)
Ruth Verona baroque(チェロ)
Daniel Garay(打楽器) |
録音:2023年10月/スペイン、アランフェス王宮、サロン・デル・テアトロ/68:44
一風変わった切り口のプログラムで魅せるバロック・ヴァイオリン奏者、ホルヘ・ヒメネス。
今作は史上もっとも有名なカストラート、ファリネッリのために書かれ
た歌をヴァイオリンで演奏するという面白いアルバム。
バロックギターや打楽器の使い方などはラテンのポップミュージックのようなノリで、ヴァイオリンが愉しく歌
いまくります。
リッカルド・ブロスキはファリネッリの兄でもある作曲家。
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SUPRAPHON
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カテジナ・クネジコヴァー曲
リヒャルト・シュトラウス:歌曲集
(1) 献呈 Op.10-1/(2) 夜 Op.10-3/(3) 万霊節
Op.10-8/
(4) セレナーデ Op.17-2/(5) ツェツィーリエ
Op.27-3/
(6) ひそやかな誘い Op.27-3/(7) あすの朝
Op.27-4/
(8) ばらの花輪 Op.36-1/(9) 母親の自慢話
Op.43-2/
(10) 冬の霊感 Op.48-4/(11) 森の喜び Op.49-1/
(12) 花束を編みたかった/(13) 小川 Op.88-1
『4つの最後の歌』AV.150(1948)
(14) 第1曲「春」/(15) 第2曲「九月」/
(16) 第3曲「眠りにつくとき」/(17) 第4曲「夕映えの中で」 |
カテジナ・クネジコヴァー(ソプラノ)
(1)-(13)ヤクブ・フルシャ(ピアノ)
(14)-(17)バンベルク交響楽団、
ヤクブ・フルシャ(指揮) |
まるで完璧に磨き上げられた宝石のよう。
カテジナ・クネジコヴァーがリヒャルト・シュトラウスの歌曲を録音!
録音:(14)-(17)2021年9月19&20日(プラハ・ドヴォルザーク音楽祭におけるライヴ)、
(1)-(13)2024年2月17&18日、2024年4月9日(セッション)/ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム(プラハ)/DDD、59'34
叙情的なコロラトゥーラ・ソプラノで魅了するカテジナ・クネジコヴァー。
これまでBBC交響楽団、バンベルク交響楽団、ザルツブルク・カメラータ、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、マーラー室内管弦楽団などと共演。
現在、世界のオペラハウスでも大活躍です。
グラモフォン誌のエディターズ・チョイス、BBCミュージック・マガジン賞で高く評価されたアルバム『フィディレ』(SU-4296)に次ぐ新録音は、ヤクブ・フル
シャとの共演でリヒャルト・シュトラウスの歌曲です。
『4つの最後の歌』はバンベルク交響楽団との共演でプラハ・ドヴォルザーク音楽祭におけるライヴ。
また歌曲は70年近くに及ぶ作曲人生の各時代を網羅しています。
まるで完璧に磨き上げられた宝石のようなリヒャルト・シュトラウスの歌曲の数々をお楽しみください。
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ベネヴィッツ・クァルテット
「1784年、あるウィーンの夕べ」
・・・第1ヴァイオリンはハイドン、第2ヴァイオリンはディッタースドルフ男爵、
チェロはヴァンハル、ヴィオラはモーツァルト
(1) ハイドン:
弦楽四重奏曲第33番 ト長調 Op.33-5 Hob.
III:41(1781)
(2)ヴァンハル:弦楽四重奏曲 イ長調 Op.33-2(1785)
(3)ディッタースドルフ:
弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 Kr 195(1788)
(4)モーツァルト:
弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K.465「不協和音」(1785) |
ベネヴィッツ・クァルテット
【ヤクブ・フィッシャー(第1ヴァイオリン)、
シュチェパン・イェジェク(第2ヴァイオリン)、
イジー・ピンカス(ヴィオラ)、
シュチェパン・ドレジャール(チェロ)】 |
ベネヴィッツ・クァルテットが 1784年、ウィーンで開かれたクァルテット・パーティーに参加した
4人の作曲家の作品を演奏!
録音:2024年1月12~14&19日(セッション)/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)/DDD、79'08
ベネヴィッツ・クァルテットは1998年にプラハ音楽院にて結成。ソフィア王妃音楽大学にてR.シュミットに師事。
2004年にはチェコ・フィルハーモニーのチェ
コ室内楽協会賞を受賞。同年、ARDミュンヘン国際コンクールでは本選に進出、セオドア・ログラー財団奨学金とベーレンライター原典版賞を獲得。
2005年に開 かれた第5回大阪国際室内楽コンクール&フェスタに優勝。また、2008年にはイタリア、レッジョ・エミリアの第8回パオロ・ボルチアーニ国際クァルテットコンクー
ルでも優勝しております。
「1784年、あるウィーンの夕べ」と題したコンセプト・アルバム。
モーツァルトの友人、アイルランドのテノール歌手マイケル・ケリー(1762~1826)が晩年
に書いた「回想録」に「作曲家スティーヴン・ストーラスはカルテット・パーティを開いた。
奏者は自分の演奏する楽器に秀でた者は一人もいなかったが、第1ヴァ
イオリンはハイドン、第2ヴァイオリンはディッタースドルフ男爵、チェロはヴァンハル、ヴィオラはモーツァルトが演奏した」との記述があり、そのパーティーに参加
した4人の作品を演奏したのが当録音です。
多民族国家ウィーンで出会った4人の作曲家が友情を分かち合った様をベネヴィッツ・クァルテットが再現しました。
ベネヴィッツ・クァルテットはスプラフォン・レーベルより第2次世界大戦時に活躍したチェコ、スロバキアの作曲家に焦点を当てたアルバム(SU-4326)、ハイ
ドンの弦楽四重奏曲第29・38・57番(SU-4326)をリリースしております。
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ACTE PREALABLE
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The Common Voice from the North
ピオトル・スウォペツキ&レシェク・クワコフスキ:
Piano Duo Conversation I – Neurotic
Motivation
スウォペツキ:The New Element Suite
レシェク・クワコフスキ&ピオトル・スウォペツキ:
Piano Duo Conversation II – Eccentricity
レシェク・クワコフスキ:Red Ice Suite |
ピオトル・スウォペツキ(ピアノ)
レシェク・クワコフスキ(ピアノ)
アンジェイ・カツプシャク(ヴァイオリン、指揮)
ジャズ・バンド |
ポーランドの文化都市、グダニスクの音楽!
☆自由で刺激的な一面を持つポーランドの都市グダニスクの音楽!
☆クラシックのアーティストとジャズのアーティストの共演!
自由で刺激的な一面を持つポーランドの都市グダニスクは北部に位置しており、ポーランド文化の中心都市のひとつと言えます。
音楽面でももちろんそれは変わらず、その都市の雰囲気は音楽にも反映されています。
このアルバムではクラシックのアーティストとジャズのアーティストの共演が楽しめます。ポーランドの地方都市グダニスクの音楽の今をお楽しみください。
※録音:2023年
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シャルル・ケフ: オルガン作品集 Vol.5
シャルル・ケフ(1873-1931):
神秘的な記憶 Op.69(抜粋)、葬送の前奏曲とフーガ
Op.30、
いのり Op.50-4、アンダンティーノ Op.51-3、メヌエット
Op.52-4
フォーレ:ロマンス第3番、アダージェット第4番
シャルル・ケフ:グランドオルガンのための5つの演奏会用小品
Op.28 |
スタニスワフ・マリイェフスキ(オルガン) |
フランスの作曲家、シャルル・ケフのオルガン作品集の第5弾。
ケフは、リール音楽院で学んだ後、パリ音楽院でヴィドール、ヴィエルヌ、ギルマンに師事。
オルガン奏者としても活躍し、1895年から1898年までサン・マリー・デ・バティニョール教会、1898年にはパリのサン・ローラン教会で奏者を務め、同年、同音楽院オルガン部門で一等賞を受賞しています。
オルガン奏者のスタニスワフ・マリイェフスキは、古楽から現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、特に19世紀末から20世紀初頭のフランスとポーランドの作品を多く演奏しています。
※録音:2024年4月29日
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ET'CETERA
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TRE ~ トリプル・ハープ作品集 |
リーゼ・ファンデルスミッセン(トリプル・ハープ) |
アロンソ・ムダーラ(1510-1580):ルドヴィコ風のハープを模したファンタジア
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチ(1575-1647):
トッカータ第2番&ハープのためのリガチャー
フランチェスカ・カッチーニ(1587-1641):3]
光が終わる前に
バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):どうすることができようか
ウィリアム・バード(c.1540-1623):ギグ
ヘンリー・パーセル(1659-1695):組曲ト短調
Z.661
ウィリアム・クロフト(1678-1727):組曲第3番ハ短調より
サラバンド
クロフト/パーセル:グラウンド ハ短調
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):組曲変ロ長調
HWV 434
ジョン・パリー(1776-1851):愛は暴君だが、喜びも痛みももたらす
リーゼ・ファンデルスミッセン(b.1996):
アンカヴァード、ナノルタリーク、ビトゥイーン・ワーズ、
アバウト・タイム、スペインの序奏とグラウンド、ジグ |
トリプル・ハープをソロ楽器として再紹介!
ベルギーのハープ奏者リーゼ・ファンデルスミッセンが、トリプル・ハープをソロ楽器として再紹介することを目標に、フランドル政府の助成なども受けて実現したセカンド・アルバム。
アルバム・タイトルの「TRE」はイタリア語で「3」を意味し、トリプル・ハープに掛けた想いが凝縮されています。
16世紀末ナポリで発明されたイタリアのトリプル・ハープは、互いに平行に張られた3列の弦を備えており、今日では主に通奏低音セクションの一部として伴奏に使われますが、そのユニークな音色と技術的な可能性を活かし、ソロ楽器として活用。16世紀~17世紀の古い作品と、民謡や古楽に触発された自身の新しいオリジナル作品の両方で、知られざるトリプル・ハープの魅力を伝えます。
リーゼ・ファンデルスミッセンは1996年ベルギー生まれ。現在はロンドン在住。
モダン・ペダル・ハープとイタリアのトリプル・ハープを持ってヨーロッパやアジア各地を旅して演奏しています。
スロベニアの国際ハープ・コンクール第1位、ハンガリーのセゲド国際ハープ・コンクール第2位など多数の賞を受賞。
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コンチェルト・グロッソ
エリク・デシンペラーレ(b.1990):
ノルウェー民謡の旋律による組曲より 第2曲「Aa
Lensmand」
ピアソラ:天使の協奏曲より 第1曲「天使への序奏」*
ピート・スヴェルツ(b.1960):Retro
ピアソラ:天使の協奏曲より 第2曲「天使のミロンガ」*
ピーテル・シュールマンス(b.1970):コンチェルト・エメルソ
ピアソラ:天使の協奏曲より 第3曲「天使の死」*
イェルン・ドー(b.1968):Prayer
ピアソラ:天使の協奏曲より 第4曲「天使の復活」*
(*=編曲:ロルフ・グプタ
バンドネオン・パートのサクソフォンへのトランスクリプション:
クルト・ベルテルス) |
アタネレス・アンサンブル
クゴーニ・トリオ
ピーテル・シュールマンス(指揮) |
フランドルの弦楽オーケストラ「アタネレス・アンサンブル」と、ピアノ、ヴァイオリン、サクソフォンというユニークな編成で活動するベルギーの「クゴーニ・トリオ」が初のジョイント・アルバムをリリース。
クゴーニ・トリオの独創的なサウンドとアタネレス・アンサンブルの弦楽器が刺激的な対話を繰り広げ、バロック時代の器楽ジャンルであるコンチェルト・グロッソ(合奏協奏曲)の現代的な解釈を提供します。
クゴーニ・トリオのサクソフォニスト、クルト・ベルテルスによって、バンドネオンからサクソフォンへとトランスクリプションされたピアソラの「天使4部作」(天使の協奏曲)にも注目。
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ヤン・ティルセン:ピアノ作品集
アメリの素敵な世界/EUSA/Kerber |
ミヒャエル・ファン・クリュッカー(ピアノ) |
日本でも大ヒットしたフランス映画『アメリ』の音楽で知られるフランスの作曲家、ヤン・ティルセン(b.1970)のソロ・ピアノ作品集。
映画『アメリ』の音楽に、ミニマル的な「EUSA」、より現代音楽的な「Kerber」と、ティルセンの様々な側面を紹介しています。
ミヒャエル・ファン・クリュッカーは長年にわたりヨーロッパ、アジア、南米、アメリカでコンサートを行い、多くの著名な音楽祭に出演するピアニスト。
ケルン・ピアノ・デュオやTrio Ostwestinatoのメンバーとしても活動しています。
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KTC1715
(2CD)
\5400
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パオロ・リッタ:生と死の三連画
愛の湖(1909)
裸の女神(1911)*
フィドル弾きとしての死(1924)**
チャコンナ・バッラータ(1924)(世界初録音) |
グイード・デ・ネーヴェ(ヴァイオリン)
ヤン・ミヒールス(ピアノ)
ユリー・ファン・ブッヘンハウト(トライアングル)*
カルロ・ヴィレムス(ティンパニ)** |
19世紀末からコンサート・ピアニストとしても活躍したイタリアの知られざる作曲家、パオロ・リッタ(1871-1931)による、ヴァイオリンとピアノのための作品集。
リッタはストックホルムで私生児として生まれ、イタリア人男性が認知し、ドイツ、スイス、ベルギーの音楽院で学び、イタリアのオペラ歌手Ida
Isoriと結婚しています。
ブリュッセルの前衛芸術家集団「20人展」(Les
XX)にも参加し、そこで知り合ったヴァンサン・ダンディとは何度か共演し、ダンディの「フランスの山人の歌による交響曲」はリッタの代表作の一つにもなりました。
演奏はアントワープ王立音楽院でヴァイオリンと室内楽を教えるベルギーの名手グイード・デ・ネーヴェ(ギド・デ・ネーヴ)と、これまでも共演を重ねてきたベルギーのピアニスト、ヤン・ミヒールスです。
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NEOS
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エンカウンター ~
グリゼー、ベリオ、ヒュブナー、ガンダー、グルズィ:
トロンボーンのための作品集
ジェラール・グリゼー(1946-1998):2声のための独奏曲
(クラリネットとトロンボーンのための)
ルチアーノ・べリオ(1925-2003):
セクエンツァⅤ(トロンボーンのための)
エロアイン・ロヴィス・ヒュブナー(b.1993):
4つの小品*(エクステンデッド・トロンボーンのための)
ベルンハルト・ガンダー(b.1969):
メッシング1*(トロンボーン独奏のための)
コンスタンティア・グルズィ(b.1962):
エンカウンター Op.100*(トロンボーンとテープのための)
*世界初録音 |
ミカエル・ルドルフソン(トロンボーン)
オリヴィエ・ヴィヴァレ(クラリネット) |
スウェーデンの名トロンボニスト!ミカエル・ルドルフソンの超絶技巧が炸裂!
☆オーストリアを代表する現代音楽専門アンサンブル「クラングフォルム・ウィーン」のトロンボーン奏者、ミカエル・ルドルフソン!
☆トロンボーンの可能性を引き出した多くの現代作品との出会い(エンカウンター)!
1987年、スウェーデンのストックホルム出身の名トロンボニスト、ミカエル・ルドルフソンのソロ・デビュー盤は、現代作曲家たちによる超絶技巧アルバム。
ルドルフソンは、ウィーン・コンツェルトハウスを本拠地として活動するオーストリアを代表する現代音楽専門アンサンブル「クラングフォルム・ウィーン」のトロンボーン奏者であり、ウィーン市立音楽芸術大学のトロンボーン科教授として後進の指導にも力を注いでいます。
また、ウィーン・コンツェルトハウス、サントリーホール、ベルリン・フィルハーモニー、アムステルダム・コンセルトヘボウなど、世界的に有名な音楽祭やホールでの演奏など、ソリストとしても国際的な活躍を見せています。
本アルバムのタイトル「エンカウンター」は多面的な言葉であり、出会い、対決、予期せぬもの、接触といった意味を持ちます。
ルドルフソンは、この多様性を示すための作品をヒュブナー、ガンダー、グルズィの3人の作曲家に委嘱するなど、挑戦的なプログラムを構成。
これまでに多くの世界初演や委嘱作品を取り上げるなど、現代音楽へ情熱を注いできたルドルフソンの妙技にご注目下さい。
※録音:2022年12月12日ー14日&2023年1月13日-14日(ドイツ)
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ブラス:アンサンブルのための作品集
ニコラウス・ブラス(b.1949):
for Tilling(チェロと小オーケストラのためのカプリッチョ)
Riss - Schatten - Sturz ~
ラインハルト・シュルツを悼む3つの姿
(バセットホルン、フレンチホルン、
ヴァイオリンとダブルベースのための)
last verses(5つの楽器のための版)
Dialoghi d'amore II ー 2. Abschrift
(独奏ヴァイオリン、独奏ヴィオラと
アンサンブルのための) |
アンサンブル・リゾナンツェ・エルランティ |
ドイツの作曲家ニコラウス・ブラスは、フランク・ミヒャエル・バイヤーやヘルムート・ラッヘンマンらに作曲を学び、音楽祭などで多くの作品を発表しています。
このアルバムでは、ミュンヘンを拠点に活動するアンサンブル・リゾナンツェ・エルランティとのコラボレーションで、アンサンブルの指揮者を務めるペーター・ティリングのために作曲した作品を中心に様々な編成の作品を取り上げています。
※録音:2021年&2023年(ドイツ)
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エルンスト・ヘルムート・フランマーによる
弦楽四重奏のための作品を集成
エルンスト・ヘルムート・フランマー(b.1949):
弦楽四重奏曲第2番、第3番&第7番
※全曲世界初録音 |
ネオクヮルテット |
ドイツ・ハイルブロン出身の現代音楽作曲家、エルンスト・ヘルムート・フランマーによる世界初録音となる弦楽四重奏のための作品を集成。
フランマーは1969年から1972年まで数学と物理学を、1973年以降は音楽学、美術史、哲学を学び、ルイジ・ノーノとハンス・ヴェルナー・ヘンツェに関する論文で博士号を取得しています。
1976年以降はクラウス・フーバー、ブライアン・ファーニホウ、パウル=ハインツ・ディートリヒのもとで作曲を学び、ニューミュージックに関する記事を定期的に発表、書籍の企画も行っています。
※録音:2021年-2023年
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ロベルト・マキシミリアン・ヘルムシュロット、
10曲のミサ曲シリーズの完結編
ロベルト・M・ヘルムシュロット(b.1938):
ミサ・サラム ~ミサ典礼による10の変奏曲 |
スコラ・グレゴリアーナ・モナセンシス
ヨハネス・ベルヒマンス・ゲシュル(指揮)
ロベルト・M・ヘルムシュロット(オルガン)、他 |
ドイツ・ヴァイルハイム出身の作曲家、ロベルト・マキシミリアン・ヘルムシュロットによる1959年から2019年までの10曲のミサ曲シリーズの完結編。
ヘルムシュロットは、1972年から2003年まで、自身が学んだミュンヘン音楽演劇大学の教授、副学長、学長を務めました。2014年にはヴァイルハイムの文化賞を受賞しています。
※録音:1987年-2018年(ドイツ)
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ケヴィン・ジュイレラ(b.1987):
黄昏(間奏曲なしの5つのソナタ)
(プリペアド・ピアノとエレクトロニクスのための)
※世界初録音 |
セドリック・ペシャ(プリペアド・ピアノ)
ケヴィン・ジュイレラ(エレクトロニクス) |
1987年スイス出身の若手作曲家、ケヴィン・ジュイレラは、ローザンヌ高等音楽院とバーゼル音楽大学でサクソフォンを、ジュネーブ高等音楽院で作曲を学び、パリのIRCAMでは電子音響音楽を専攻。
ジュネーヴ室内管弦楽団、バーゼル・シンフォニエッタなどをはじめ、多くの作品を委嘱しています。
ジュイレラの作品は、音色の繊細な融合と、美しさと表現の絶え間ない探求を通じて生み出される音に捧げられており、本アルバムでは、ピアノとエレクトロニクスの融合が光と影の間の音楽を表現しています。
※録音:2022年12月4日ー6日(スイス)
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RUBICON
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タンゴ、私の愛 |
マリア・マルティノヴァ(ピアノ) |
アグスティン・バルディ(オルランド・トリポディ編):恋人もなく
オラシオ・サルガン(オラシオ・サルガン編):ドン・アグスティン・バルディ
アンセルモ・アイエタ(オルランド・トリポディ編):白い小鳩
ロセンド・メンディサーバル
(オラシオ・サルガン編/マルティン・バスケス&マリア・マルティノヴァ編):
エル・エントレリアーノ
ホセ・ダメス(レオナルド・テルッジ編):フイモス
アストル・ピアソラ(フアン・エステバン・クアッチ編):悪魔のロマンス
ピアソラ(マリア・マルティノヴァ編):来たるべきもの
ピアソラ(マリア・マルティノヴァ編):ペドロとペドロ
ピアソラ(ラエルシオ・ヂ・フレイタス編):アディオス・ノニーノ
オスバルド・ピロ(クアッチ編):蒼い夜
ピアソラ(山本京子編):リベルタンゴ
ピアソラ(マリア・マルティノヴァ編):
ドゥエンデのロマンス(歌劇 《ブエノスアイレスのマリア》より) |
マリア・マルティノヴァ RUBICON第2弾!タンゴ・ピアノ・ソロ・アルバム!
☆ブルガリアのピアニスト、マリア・マルティノヴァの刺激的で魅惑的なニュー・アルバムは、「タンゴ」への情熱的なラヴレタ―!
☆ピアソラを筆頭に過去と現在のタンゴの巨匠たちの作品を讃え、悲しみ、ユーモア、情熱、親密さなど、タンゴの様々な側面を披露します。
ブルガリア出身の気鋭ピアニスト、マリア・マルティノヴァによる刺激的で魅惑的なニュー・アルバム(Rubiconからは2枚目のCDリリース、配信限定アルバムを含めると3作目)。
学生時代にタンゴの魅力にとりつかれ、長年この音楽の支持者になっているというマルティノヴァによるタンゴへの情熱的な愛を紡いだアルバムで、ピアソラを筆頭に過去と現在のタンゴの巨匠たちの作品を讃えています。
アンゴラにルーツを持ち、後にイタリアのカンツォネッタ、クレズマー、フランスのシャンソン、ジャズ、クラシック音楽等、多様な音楽スタイルの影響を受け、多くの変遷を遂げてきた「移民の音楽」タンゴの、悲しみ、ユーモア、情熱、親密さなど様々な側面を鋭いピアノで披露します。
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<メジャー・レーベル>
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ERATO
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5419796263
(7CD)
\5000→\4590 |
カトリーヌ・コラール/エラート、EMI、ヴァージン・クラシックス録音全集
Disc1
シューマン:
幻想曲 ハ長調 Op.17
ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
カトリーヌ・コラール(ピアノ)
録音:10.IV-21-VI.1973, Eglise Notre-Dame
des Roses, Grisy-Suisnes, France
Disc2
シューマン:
ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11
子供の情景 Op.15
カトリーヌ・コラール(ピアノ)
録音:21-22.II.1974, Eglise Notre-Dame des
Roses, Grisy-Suisnes, France
Disc3
シューマン:
ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22
アラベスク ハ長調 Op.18
蝶々 Op.2
カトリーヌ・コラール(ピアノ)
録音:III.1978, Salon Honnorat, Cite internationale
universitaire, Paris
Disc4
ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 FWV8
カトリーヌ・クルトワ(ヴァイオリン)
カトリーヌ・コラール(ピアノ)
録音:8-9.III.1979, Salon Honnorat, Cite
Universitaire, Paris
Newly remastered in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Art & Son Studio
Disc5
シューマン:
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調 Op.105
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調 Op.121
カトリーヌ・クルトワ(ヴァイオリン)
カトリーヌ・コラール(ピアノ)
録音:17-18.XII.1980, Salle Wagram, Paris
Newly remastered in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Art & Son Studio
Disc6
プロコフィエフ:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis
カトリーヌ・クルトワ(ヴァイオリン)
カトリーヌ・コラール(ピアノ)
録音:1-2.VI.1982, Salle Wagram, Paris
Newly remastered in 192kHz/24-Bit from original
tapes by Art & Son Studio
Disc7
ダンディ:フランスの山人の歌による交響曲
Op.25
カトリーヌ・コラール(ピアノ)
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
マレク・ヤノフスキ(指揮)
録音:6-8.V.1991, Studio 104, Maison de la
Radio, Paris
サティ:
梨の形をした3つの小品
風変わりな美女
カトリーヌ・コラール&アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
録音:15-18.X.1990, St Martin's Church, East
Woodhay |
14歳でパリ音楽院に入学してイヴォンヌ・ルフェビュールとジェルメーヌ・ムニエに師事。1964年にピアノ科で、1966年に室内楽で首席を獲得。数々のコンクール受賞歴を誇るとともに、世界中の演奏会場や音楽祭で演奏活動に取り組んだカトリーヌ・コラール。しばしばアンヌ・ケフェレックと4手のためのピアノ曲を演奏しており、まったく演奏様式の異なるジョルジュ・シフラとも深い親交がありました。ソリストとしては、ハイドンやシューマン、ドビュッシーの抒情的で抑制の効いた演奏によって通好みのする演奏家として著名でしたが、最晩年にはナタリー・シュトゥッツマンの伴奏ピアニストとしていっそう有名になりました。
亡くなるまでサン・モール音楽院の教授を務め、1993年に癌で亡くなりました。
彼女のコンサート、マスタークラス、そして寛大な心遣いの思い出は今でも生き続けています。ここに集められたエラートと旧EMIのために作られた録音は、彼女の並外れた才能を証明しています。
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<国内盤>
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ナクソス・ジャパン
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福間洸太朗(ピアノ)
ショパンの想い出
フレデリック・ショパン(1810-1849) :
1. ワルツ第1番 変ホ長調「華麗なる大円舞曲」
Op. 18
2. バラード第1番 ト短調 Op. 23
3. ノクターン第2番 変ホ長調 Op. 9, No.
2
4. ポロネーズ第6番 変イ長調「英雄」 Op.
53
5. 幻想曲 ヘ短調 Op. 49
6-9. ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調「葬送」
Op. 35
6. - I. Grave - Doppio movimento/7.
- II. Scherzo/
8. - III. Marche funèbre: Lento/9.
- IV. Finale: Presto
10. ポロネーズ第7番 変イ長調「幻想」
Op. 61
11. ノクターン第20番 嬰ハ短調 Op. Posth. |
福間洸太朗(ピアノ) |
《録音》2024年2月5-7日 稲城市立iプラザホール/DSD11.2MHz
Recording
総収録時間 86分
~20年のキャリアを重ねたからこそ、奏でうるショパンがある。~
19世紀を生きた大作曲家・ショパンの人生の
"想い出"の作品たちを、21世紀を生きるピアニスト・福間洸太朗が、自身の"想い出"と共に弾く。幾重もの
"想い出"が織りなす、満を持してのオール・ショパン・アルバム。
────この年齢になって、ショパンの死生観や精神性を理解できるようになった気がします。 Kotaro
Fukuma, Autumn 2023
日本デビュー20周年記念盤にして、通算20作目のアルバム、日欧同時発売!
本作『ショパンの想い出』は、福間洸太朗が幼少期から「一番好きな作曲家」に挙げてきたショパンの作品から、福間/ショパン双方の音楽人生において重要な"想い出"である名曲の数々を収めました。
たとえば『幻想ポロネーズ』は、福間が20年前のデビュー・リサイタル時に演奏した"想い出"の曲である一方、作曲者ショパンにとっても、自身の祖国愛と郷愁を投影した"想い出"の曲です。
ほか、『バラード第1番』『英雄ポロネーズ』『葬送ソナタ』などのさまざまな名曲が、20年のキャリアを経たピアニストだからこその重層的な解釈でもって奏でられます。
ショパンの没年である39歳を超え、21年目以降のキャリアを今後歩んでいく福間洸太朗が、自身の重要な足跡として世に放つオール・ショパン・アルバムです。
日英仏独の4か国語による解説に加え、福間自身が各収録曲の"想い出"や解釈を語った日本限定の別冊ブックレット「Souvenirs
de KotaroFukuma」が特典として付属します。
【福間洸太朗 プロフィール】
20歳でクリーヴランド国際コンクール日本人初の優勝およびショパ
ン賞受賞。パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学にて学ぶ。
こ れまでにカーネギーホール、リンカーンセンター、サントリーホールなど
でのリサイタルの他、クリーヴランド管、イスラエル・フィル、NHK交響
楽団など著名オーケストラと多数共演。レコーディング作品は「バッ
ハ・ピアノ・トランスクリプションズ」(Naxos
Japan)などをはじめ 多数発表しており、2023年にリリースした通算19枚目の最新アル
バム「幻想を求めて – スクリャービン&ラフマニノフ」(Naxos
Japan)は欧州のInternational Classical Music
Awardsに ノミネートされた。
また、珍しいピアノ作品を取り上げる演奏会シリーズ『レア・ピアノ
ミュージック』のプロデュースや、ラジオのパーソナリティを務め、自身の
YouTubeチャンネルでは、演奏動画、解説動画、ライブ配信など
で幅広い世代から注目されている。
多彩なレパートリーと表現力、 コンセプチュアルなプログラム、また5か国語を操り国内外で活躍
中。テレビ朝日系「徹子の部屋」や「題名のない音楽会」、NHKTV
「クラシック音楽館」などにも出演。第39回日本ショパン協会賞
受賞。
日本デビュー20周年を記念して2024年9月より全国10か所での
リサイタル・ツアーの開催が予定されている。
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<映像>
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