アリアCD 新店舗へようこそ

新店舗トップページへ

お買い物の方法  

ページ内の商品チェック・ボックスをクリックし、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください(enterキーを押してもかまいません)。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)

注文フォームへ




≪第125号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その1 2024/9/10~



9/13(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


AUDITE


AU 97833
\3000
ラ・フェスタ・ムジカーレによるグレゴール・ヨーゼフ・ヴェルナー第4弾
 カルダーラ:シンフォニア「我らが主イエス・キリストの受難」
 カルダーラ:マドリガーレ第1番「Dell'uom la vita e un sogno」
 ヴェルナー:シンフォニア ニ長調
 カルダーラ:マドリガーレ第2番「Mio Dio sin dall'eterno o in cielo」
 カルダーラ:序奏「Gesu Cristo condannato」
 ヴェルナー:「めでたし、海の星よ」
 ヴェルナー:フーガ第6番 イ長調
 カルダーラ:「Regina coeli laetare」
 ヴェルナー:「愛する者よ、あなたはすべてに美しい」
 ヴェルナー:4声のソナタ ニ短調
 ヴェルナー:レクイエム ト短調
ヴォクテット・ハノーファー
 (8人の声楽アンサンブル)
ラヨシュ・ロヴァトカイ(指揮)
ラ・フェスタ・ムジカーレ

 フーガの大要。 ラ・フェスタ・ムジカーレによるグレゴール・ヨーゼフ・ヴェルナー第4弾は、 師アントニオ・カルダーラの作品も収録した注目作。

 セッション録音:2024年4月25~28日/シュテファンシュティフト(ハノーファー)/DDD、ディジパック仕様、59:41
 レコーディング・プロデューサー:ルトガー・ベッケンホーフ

 古楽の名人集団ラ・フェスタ・ムジカーレによるグレゴール・ヨーゼフ・ヴェルナー(1693-1766)の作品集第4弾の登場。
 オーストリア生まれのグレゴール・ ヨーゼフ・ヴェルナー(1693-1766)はウィーン古典派の誕生に貢献した作曲家。
 1728 年からエスターハージ家の宮廷楽長に就任し、以後生涯この座を務めまし た(ヴェルナーの歿後、あのハイドンが当宮廷の楽長に就任しています)。
 多作曲家として知られるヴェルナーですがその多くは教会音楽に関係する声楽曲です。

 当アルバムでは師アントニオ・カルダーラ(1670-1736)とヴェルナーの音楽的なつながりを探求する内容。
 ヴェルナーはカルダーラのマドリガルを用いた作品を作曲しており、カルダーラの影響を色濃く反映していることがわかります。
 最後に収録されたヴェルナーのレクイエムはドラマティックで感動的です。

 当団の指揮者ラヨシュ・ロヴァトカイは長きに渡りヴェルナーの作品を研究しており、当録音はまさに満を持して行われました。
 第1集「サルヴェ・レジナとパストレッラ」(AU-97799)、第2集「レクイエム」(AU-97808)、第3集「ミサ曲とモテット集」(AU-97819)と併せてお楽しみください。

 
 




CHAMPS HILL

CHRCD170
\2800
ザ・ネーミング・オヴ・バーズ ~ イギリスの木管五重奏曲集
 ウィリアム・マティアス(1934-1992):木管五重奏曲
 オリヴァー・ナッセン(1952-2018):3つの小さな幻想曲
 エリザベス・マコンキー(1907-1994):木管五重奏曲*
 シア・マスグレイヴ(b.1928):木管五重奏曲
 サリー・ビーミッシュ(b.1956):
  ザ・ネーミング・オヴ・バーズ*
 ギャビン・ヒギンス(b.1983):
  アフター・フォールアウト...*
 *世界初録音>
ルマス・ウインズ
 〔ベス・ストーン(フルート)、
  クリス・ヴェットレイノ(オーボエ)、
  ジョハン・ストーン(ホルン)、
  フロ・プレイン(ファゴット)、
  レニー・サザーランド(クラリネット)〕

 世界初録音作品3曲を含むイギリスの木管五重奏曲集!

 2023年に第71回ロイヤル・オーバーシーズ・リーグのミックスド・アンサンブル賞を受賞したロンドンを拠点とする木管アンサンブル、ルマス・ウインズのデビュー・アルバム。
 彼らは管楽器による室内楽の豊富なレパートリーを熱心に研究しており、このアルバムでは1960年から2010年にかけておおよそ10年ごとに作曲されたイギリスの6つの木管五重奏曲を紹介します。
 その中にはエリザベス・マコンキー、サリー・ビーミッシュ、ギャビン・ヒギンスによる3つの世界初録音作品も含まれています。

 ※録音:2022年8月22日-24日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
 
 

CHRCD174
\2800
父が教えてくれた歌 スーザン・ブロック(ソプラノ)
リチャード・シッソン(ピアノ)
 ハロルド・アーレン&テッド・ケーラー:I've Got the World on a String
 リチャード・ロジャース&ロレンツ・ハート:My Funny Valentine
 ハロルド・アーレン&ジョニー・マーサー:One for my baby
 デイヴィッド・シャイア:What About Today?
 リチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタイン2世:Hello, Young Lovers
 スティーヴン・ソンドハイム:Send in the Clowns
 スティーヴン・ソンドハイム&メアリー・ロジャース:The Boy From...
 ジェローム・カーン、P.G.ウッドハウス&オスカー・ハマースタイン2世:Bill
 バート・バカラック&ハル・デイヴィッド:A House is not a Home
 ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン:Let's Call the Whole Thing Off
 リチャード・ロジャース&ロレンツ・ハート:Bewitched, Bothered & Bewildered
 トミー・ウルフ&フラン・ランデスマン:The Ballad of the Sad Young Men
 ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン:Somone to Watch Over Me
 ジェローム・カーン&オスカー・ハマースタイン2世:The Folks Who Live on the Hill
 ジェローム・カーン&オスカー・ハマースタイン2世:All the Things You Are
 ジョージ・ガーシュウィン&アイラ・ガーシュウィン:'s Wonderful

 イギリスの著名なソプラノ歌手スーザン・ブロックが、子供時代に父に教わったグレイト・アメリカン・ソングブックの名曲たちの楽しい思い出と、その後継者たちを讃えた歌集をお届けします。
 ピアニストのリチャード・シッソンとは2011年のBBCプロムスでこのアルバムにも収録されたスティーヴン・ソンドハイム&メアリー・ロジャースの「The Boy From...」で共演したときに初めて出会って以来、共にレパートリーの探求を重ね、常に充実したプログラムを作り上げてきました。

 ※録音:2022年11月22日-24日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(イギリス)
 




DELPHIAN


DCD34319
(1CD-R)
特殊価格
\3900
イースタン・リフレクションズ
 バルトーク:コントラスツ
  (ヴァイオリン、クラリネットとピアノのための)
 リゲティ:おたずね者(クラリネットとピアノ版)
 ルトスワフスキ:舞踏前奏曲(クラリネットとピアノのための)
 リゲティ:バラードとダンス(クラリネットとヴァイオリン版)
 ヴァインベルク:クラリネット・ソナタ Op.28
 ショスタコーヴィチ:前奏曲 変イ長調 Op.34-17
  (クラリネットとピアノ版)
ヨナタン・レイボヴィッツ(クラリネット)
ジョセフ・ハヴラット(ピアノ)
シャルロット・サリュスト=ブリドー
 (ヴァイオリン)

 YCATシリーズ最新作!非凡な若きクラリネット奏者がデビュー!

 DelphianとYCAT(Young Classical Artists Trust)のコラボレーションによって若き才能を発掘する「YCATシリーズ」の最新作。
 権威あるフィンランドのクルーセル国際コンクールで第1位を勝ち取るなど多くのコンクールに入賞し、ヨーロッパ内外で多忙な演奏活動を行う1997年イスラエル生まれのクラリネット奏者、ヨナタン・レイボヴィッツが華々しくデビュー・アルバムをリリースします。
 作曲家たちがファシズムや戦争、国家統制による共産主義の恐怖に対し時には直接的に、時には斜に構えて反応しつつ生き抜いた20世紀半ば、世界規模の紛争と動乱の時代に生み出された東欧と旧ソ連の作曲家たちの作品を説得力のある芸術性で描きます。

 ※録音:2023年10月31日-11月2日、聖マリア教区教会(ハディントン、イギリス)
 
 

DCD34327
(1CD-R)
特殊価格
\3900
ビルディング・キャッスルズ ~
 Live Music Now Scotland 創立40周年記念

  カリン・ポルワート(b.1970):Keep Building Castles
  エリン・トムソン(b.2000):
   The Graceful Art of Walking on Stilts
  サヴォーナ・スティーヴンソン(b.1961):Mill Memories
  カリン・ポルワート:Meet Me at Loganlea
  ジェニファー・マーティン(b.1967):Bi-Cycle
  ジェニファー・マーティン:What's for you ...
  ジョン・マクロード(1934-2022):Songs from Above & Below
ハンナ・レアリティ(ヴォーカル)
ルック・マクナリー(ギター)
レイラ・マーシャル(フルート)
サーシャ・サヴァローニ(ギター)
カルム・ロバートソン(クラリネット)
ジュリエット・フィロジェン(ピアノ)
エミリー・ミッチェル(ソプラノ)
ジェフリー・タンティ(ピアノ)
キャンパス・トリオ

 ユーディ・メニューインの提唱により1977年に創設され、数多くの若手演奏家や作品を世に送り出し続ける「Live Music Now」。
 その姉妹組織である「Live Music Now Scotland(LMNS)」は1984年に創設され、2014年には創設30周年を記念したアルバム「ルミネイト」(DCD34153)がリリースされていましたが、今年は創設40周年を記念した新たなアルバムがリリースされます。
 スコットランドの5人の作曲家による委嘱作品が収録されており、新曲を委嘱するというLMNSのユニークなアプローチは、プロの演奏経験を持つ若手アーティストを支援すると同時に、特別な支援が必要な子どもたちや介護を受けている高齢者など、困難な状況にある人々のために質の高いライヴ音楽への入口を広げるという、この組織の2つの目的を達成するものです。

 ※録音:2024年1月11日-12日、聖マリア教区教会(ハディントン、イギリス)
 




SIGNUM


SIGCD875
\2700
ロデリック・エルムズ:聖アンナのヴィジョン
 ロデリック・エルムズ(b.1951):
  フェストゥス
   (管弦楽のためのアンティフォナル・ファンファーレ)
  バス・クラリネット小協奏曲《De Profundis》
  カンティレーナ(ギターと管弦楽のための)
  ピアノ・デュエットと管弦楽のための幻想舞曲
   《ペーパー・ダンス》
  軽薄なファンダンゴ(ギターと管弦楽のための)
  交響曲《聖アンナのヴィジョン》
BBCコンサート・オーケストラ
バリー・ワーズワース(指揮)
ロデリック・エルムズ(ピアノ)
デレク・ハンニガン(バス・クラリネット)
カルロス・ボネル(ギター)
ジョアンナ・スミス(ピアノ)

 イギリスの作曲家、ロデリック・エルムズがブラムウェル・トーヴェイに捧げる管弦楽作品集。

 ☆イギリスの作曲家、ロデリック・エルムズが2022年にこの世を去ったブラムウェル・トーヴェイに捧げるアルバム。
 ☆トーヴェイも首席指揮者を務めたBBCコンサート・オーケストラが演奏する、世界初録音の管弦楽作品集です。

 英国王立音楽アカデミーで学び、イギリスのほとんどの主要オーケストラと指揮者、ソリストとして共演している音楽家、ロデリック・エルムズの作曲による世界初録音の管弦楽作品集。
 2022年に7月に惜しまれつつこの世を去った、クラシック音楽界の重鎮であり、エルムズも個人的に親交が深かったという指揮者、ピアニスト、作曲家のブラムウェル・トーヴェイに捧げるために制作されました。
 トーヴェイも首席指揮者を務めたBBCコンサート・オーケストラとエルムズ本人を含む4人のソリストが演奏を担い、イギリスの他アメリカ、カナダなどでも大きな足跡を残した偉大な音楽家を偲びます。

 ※録音:2023年9月13日-15日、BBCメイダ・ヴェール・スタジオ(ロンドン)
 




B RECORDS

LBM069
\3100
Toccare ~現代イタリアのピアノ作品
 1-2. ジャン・フランチェスコ・マリピエロ(1882-1973):白と黒 (1964)
 3. シルヴァーノ・ブッソッティ(1931-2021): 友のための音楽 (1957)
 4. フランチェスコ・フィリデーイ(1973-): 前奏曲 (2004)
 5. サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-): ピアノ・ソナタ 第2番 (1983)
 6-8. フィリデーイ: 組曲 (1997)
 9. ジュリア・ロルッソ(1990-): Kemo-vad (2021)
 10. シモーネ・カルディーニ(1986-): Restare non ha luogo (2020)
 11. フィリデーイ: クラウディアのために (2023)
クラウディア・チェン(ピアノ)

 録音: 2023年10月2日 福音救世主教会、バート・ゴーデスベルク、ボン (ライヴ/中盤と終演時に拍手入り)
 収録時間: 67分

 第33回エックハルト・グラマッテ音楽コンクールで優勝を飾り、2017年から2020年までロワイヨモン財団のアーティスト・イン・レジデンスを務めた、現代音楽のオーソリティであるカナダのピアニスト、クラウディア・チャンが弾くイタリアの作品集。
 20世紀中盤から約70年に渡る、様々な特殊奏法なども駆使した作品を聴くことが出来ます。

 
 



.

CPO



555675
(6CD)
\8600→\7990
オペラ作家でなくても有名になっていたかも・・・
 素敵なんです
  ドニゼッティ:弦楽四重奏曲全集

 ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):
  【CD1】
   1-4. 弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調
   5-8. 弦楽四重奏曲第2番 イ長調
   9-12. 弦楽四重奏曲第3番 ハ短調
  【CD2】
   1-4. 弦楽四重奏曲第4番 ニ長調
   5-8. 弦楽四重奏曲第5番 ホ短調
   9-12. 弦楽四重奏曲第6番 ト短調
  【CD3】
   1-4. 弦楽四重奏曲第7番 ヘ短調
   5-8. 弦楽四重奏曲第8番 変ロ長調
   9-12. 弦楽四重奏曲第9番 ニ短調
  【CD4】
   1. 序曲 ニ短調
   2-4. 弦楽四重奏曲第10番 ト短調
   5-8. 弦楽四重奏曲第11番 ハ長調
   9-12. 弦楽四重奏曲第12番 ハ長調
  【CD5】
   1-4. 弦楽四重奏曲第13番 イ長調
   5-8. 弦楽四重奏曲第14番 ニ長調
   9-12. 弦楽四重奏曲第15番 ヘ長調
  【CD6】
   1-4. 弦楽四重奏曲第16番 ロ短調
   5-8. 弦楽四重奏曲第17番 ニ長調
   9-12. 弦楽四重奏曲第18番 ホ短調
ケルン・プレイエル四重奏団
 (古楽器使用)...CD1、2
レヴォリューショナリー・ドローイング・ルーム
  (古楽器使用)...CD3-6

 録音:2013年10月22-24日Studio P 4, Berlin(ドイツ)...CD1 2014年5月29-31日Pfarrkirche St. Martin, Messerich(ドイツ)...CD2 1994年1月24-26日 Heathfirld Church, East Sussex(UK)...CD3 1994年6月19-21日 Heathfirld Church, East Sussex(UK)...CD4 1994年11月18-24日 Heathfirld Church, East Sussex(UK)...CD5 1995年1月27-28日、3月1日 Heathfirld Church, East Sussex(UK)...CD6
 総収録時間:約350分

 CPOの意外な企画、イタリア・オペラの巨匠ドニゼッティの弦楽四重奏曲全曲録音を集大成。ピリオド楽器による演奏も魅力です。
 《ランメルモールのルチア》や《愛の妙薬》など多くの歌劇で知られるガエターノ・ドニゼッティは、ボローニャでの学生時代にヨハン・ジモン・マイールに学び、イタリアの弦楽四重奏曲を熟知していただけでなく、当時の音楽界を席捲していたウィーンの文化にも精通していました。彼の弦楽四重奏曲は、イタリアとオーストリアの伝統を融合させた、かっちりとした形式を流麗な旋律で満たした美しい作品揃いです。
 1995年からリリースが始まった「レヴォリューショナリー・ドローイング・ルーム」によるドニゼッティの弦楽四重奏曲録音は、この有名な作曲家の知られざる傑作として注目されましたが、長らく第6番までの録音が欠けた状態でした。
 20年近くを経てケルン・プレイエル四重奏団の演奏で残りの曲が録音され、全集が完結、ここにボックス化されます。
 
 .


777919
\3100→\2890
ハチャトゥリアン:交響曲第1番、舞踏組曲
 アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978):
  1-3. 交響曲第1番 ホ短調
   1. Andante maestoso con passione
   2. Adagio sostenuto
   3. Allegro risoluto
  4-8. 舞踏組曲
   4. Trans-Caucasian Dance
   5. Armenian Dance
   6. Uzbek Dance
   7. Uzbek March
   8. Lezginka
ロベルト・シューマン・フィルハーモニー
フランク・ベールマン(指揮)

 録音:2014年3月24-27日 ドレスデン、ルカ教会(ドイツ)
 総収録時間:70分

 ベールマンとロベルト・シューマン・フィルによるハチャトゥリアン交響曲。
 ハチャトゥリアンは21歳のときにミ ハイル・グネーシンから初めて作曲のレッスンを受け、完成度の高いピアノ曲や室内楽曲を作曲しました。
 更に研鑽を 積むために1929年にモスクワ音楽院に進んでミャスコフスキーの下で作曲を学び、1933年に舞踏組曲、翌年には 交響曲第1番を完成させました。
 交響曲はアルメニアのソビエト連邦加入15周年を記念する祝典曲として作曲さ れ、音楽院の卒業作品として認められました。
 「舞踏組曲」は、アルメニア文化に深く影響を受けたハチャトゥリアンら しく、独自のリズム感覚とオーケストレーションが巧みに生かされたドラマティックな作品です。

 



旧譜
大ヒットとなった第3番



 777973
\3100→\2890
トランペットとオルガンの大饗宴
ハチャトゥリアン:交響曲第3番「交響詩曲」他
 1. 交響曲第3番「交響詩曲」(1947)
 2. バレエ音楽『ガイーヌ』より組曲第3番(1943)
ロベルト・シューマン・フィルハーモニー
フランク・ベールマン(指揮)

 録音:2015年12月8-10日(ライヴ) Stadthalle Chemnitz, Groser Saal(ドイツ)
 総収録時間:54分

 【トランペットとオルガンの饗宴!ハチャトゥリアンの渾身の作品】
 ハチャトゥリアンの交響曲第3番は、1947年の「ロシア革命30周年記念」のために交響詩として作曲され、その年の12月にムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルによって初演されました。
 15本のトランペットとオルガンを含む大編成のオーケストラのために書かれ、荒れ狂うような音の洪水の中、五音音階による民族的な旋律が時折聞こえてくるなど、ハチャトゥリアンらしさ満点。最後は圧倒的な大音響で結ばれます。
 その特異な編成によって一般的な演奏には向かないという批判を受けましたが、スターリンが没した後、「交響曲第3番」として復活しました。
 録音が少ない曲だけに、最新録音の登場は歓迎されるでしょう。併録のガイーヌからの抜粋も聴きものです。

 
 

555590
\3100
ヘンデル:オラトリオ『メサイア』1768年 フィレンツェ版
 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
  オラトリオ『メサイア』1768年 フィレンツェ版(イタリア語歌唱)
   台本:アントニオ・ピローリ(1745-1778頃活躍)
   編曲:サルヴァトーレ・パッツァーリャ(1723-1807)
    1-14. 第1部/
    15-26. 第2部
エレオノーラ・ベロッチ(ソプラノ)
マルゲリータ・マリア・サラ(コントラルト)
ジェフリー・フランシス(テノール)
ルイージ・デ・ドナート(バス)
コーロ・マギーニ
 (合唱指揮...クラウディオ・キアヴァッツァ)
インスブルック音楽祭管弦楽団(古楽器使用)
アレッサンドロ・デ・マルキ(指揮)

 録音:2022年8月12-14日(ライヴ) インスブルック音楽祭 Haus der Musik Innsbruck
 総収録時間:76分

 あの『メサイア』がイタリア語で響き渡る!『メサイア』のヨーロッパ大陸での初演の姿とみなされるイタリア語版が登場。
 1742年4月13日にダブリンで初演されてから24年後の1768年8月6日、フィレンツェのパラッツォ・ピッティで行われ た上演を蘇らせた録音です。
 この版では作品の内容をカトリック教義の教義に合うように変更、歌詞を英語からイタ リア語に書き直し、3部構成の大作をイタリアのオラトリオの伝統に合わせて2部構成にするなどして、演奏時間76 分ほどのコンパクトな姿に変貌していました。
 原作では第2部を締めくくる「ハレルヤ・コーラス」はフィレンツェ版では第1 部の終わりに置かれるなど大胆な変更があります。
 2019年、ハレのヘンデル・ハウス財団がこのフィレンツェ版の総譜 を入手。この版はヨーロッパ大陸における『メサイア』初演の最古の文献とされ、フィレンツェで演奏された時期の詳細 も新たに明らかになりました。
 インスブルック音楽祭でのライヴ収録、指揮は2010年から23年まで同音楽祭の芸術 監督を務めたアレッサンドロ・デ・マルキです。
 
 

555690
(2CD)
\5300
J.S.バッハ:アルトとバスのための独唱カンタータ全集
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  【CD1】
   1-5. われ喜びて十字架をになわん BWV 56*
   6-10. 喜ばしい安息、好ましい魂の歓喜 BWV 170
   11-13. いざ、罪に抗すべし BWV 54
   14-17. 平安、汝とともにあれ BWV 158*
  【CD2】
   1-7. 心も魂も乱れはて BWV 35
   8-12. 我は満ち足れリ BWV 82*
   13-19. 神のみにぞわが心を捧げん BWV 169
マーゴット・オイツィンガー(アルト)
ペーター・コーイ(バス・バリトン)*
マリア・デーガー(ソプラノ)...コラール
クレメンス・メルクナー(テノール)...コラール
ヤン・ヤンセン(オルガン)
オルフェオ・バロック管弦楽団(古楽器使用)
ミヒ・ガイック(ヴァイオリン・指揮)

 録音:2023年10月30日-11月3日 Minoritenkirche Wels(オーストリア)
 総収録時間:126分

 バッハの教会用カンタータの中から、アルト用とバス用のソロ・カンタータを網羅した2枚組。
 独唱は、2016年にライプ ツィヒ・バッハ・メダルを受賞したオランダのバス・バリトン、ペーター・コーイと、オーストリア出身で、ルネサンスからバロック 作品を得意とするアルトのマーゴット・オイツィンガー。二人とも深みのある声で作品を見事に歌い上げています。
 最近はシューベルトまで手がけるようになったオルフェオ・バロック管弦楽団は、ここでは弦が3/3/2/1/1といったコンパク トな編成。
 BWV82やBWV152では、南アフリカ出身のオーボエ奏者カリン・ファン・ヘールデンが印象的なオーボエ・ ソロを披露します。
 
 


555571
\3100
シャルヴェンカ:ピアノ協奏曲第1番、交響曲 ハ短調
 フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924):
  1-3. ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op. 32
   1. Allegro patetico
   2. Allegro assai
   3. Allegro non tanto
  4-7. 交響曲 ハ短調 Op. 60
   4. Andante – Allegro non troppo
   5. Allegro molto quasi presto
   6. Adagio
   7. Allegro molto quasi presto –
    Adagio – Tempo I – Allegro molto
ジョナサン・パウエル(ピアノ)...1-3
ポズナ二・フィルハーモニー管弦楽団
ウカシュ・ボロヴィチ(指揮)

 録音:Adam Mickiewicz University Auditorium –Concert Hall of the Poznan Philharmonic(ポーランド) 2022年6月4-6日...1-3 2022年9月27-30日...4-7

 ベートーヴェンの交響曲の4手ピアノ編曲で知られるポーランド系ドイツ人作曲家フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカの 没後100年に合わせたリリース。
 彼の代表作の一つ、ピアノ協奏曲第1番と唯一の交響曲を収録。前者は当初2 部構成のピアノ独奏のための幻想曲として作曲されましたが、後に3楽章からなる協奏曲に改訂され、ました。
 1877年に初演されて大成功を収め、フランツ・リストに献呈されています。チャイコフスキーを思わせる憂愁に満ちた 旋律と超絶技巧を要するパッセージを併せ持つ魅力的な作品を名手ジョナサン・パウエルが見事に演奏しています。
 後者は1882年に完成した後期ロマン派の交響曲の典型とも言える作品で、ワーグナーの影響が感じられる半 音階的な和声進行を伴う美しい旋律を持っています。
 1885年にはロストックとニューヨークでドイツ人指揮者テオ ドール・トーマスが指揮して好評を博しました。ポーランドのオケと指揮者による素晴らしい演奏でお楽しみいただける アルバムです。

 
 
 


555427
\3100
カメラータ・ケルン(古楽器使用)
テレマン:6つの四重奏曲と三重奏曲

 ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
  1-4. 第1番:四重奏曲 ニ長調TWV 43: D2
  5-8. 第2番:三重奏曲(トリオ・ソナタ) イ短調 TWV 43: e3
  9-11. 第3番:四重奏曲 イ長調 TWV 43: A2
  12-15. 第4番 四重奏曲 ヘ長調(ト長調) TWV 43: G3
  16-19. 第5番:四重奏曲 イ短調 TWV 43: a1
  20-23. 第6番:四重奏曲 ホ長調 TWV 43: E1
  24-29. 『忠実な音楽の師』 -
   3つのイントロダクション
    (トリオ・ソナタ) ハ長調 TWV 42: C1
カメラータ・ケルン(古楽器使用)
ミヒャエル・シュナイダー(リコーダー・指揮)

 録音:2020年10月13-15日 Fautenbach/Achern, Alte Kirche(ドイツ)
 総収録時間:62分

 CPOの看板企画の一つ、カメラータ・ケルンによるテレマンの新譜は、テレマンが当代随一の人気作曲家だった理由 を納得させる一枚です。
 テレマンは多種多様な楽器を知り尽くし、高度なテクニックを持つプロフェッショナルからアマ チュアまでの幅広い演奏家がどの楽器で弾いても「映える」曲を書くことができました。
 このCDに収録された「6つの四 重奏曲または三重奏曲」(1733年)は、基本的に四重奏として書かれていますが、第4声部無しでも三重奏として 成立するという実に巧妙な作品で、ここでは第2番をリコーダー2本と通奏低音という編成で演奏しています。
 他の曲 ではオーボエ2とファゴット2、ヴァイオリン2とチェロと通奏低音、リコーダーとトラヴェルソとチェロと通奏低音など、一つと して同じ編成がありません。
 余白に収められたのは古代の女性像を描いた5つの楽章からなる組曲で、フランスの要 素やイタリア風のシンフォニアが組み合わされた多彩な作品です。
 リーダーのシュナイダーはじめ、カール・カイザー、ハン ス・ペーター・ヴェスターマン、ライナー・ツィッパーリンクといったベテランの名前が見えるのも年来の古楽ファンにとって嬉 しいところでしょう。
 
 


555472
\3100
ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス:交響曲第6番、序曲集
 ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス(1772-1847):
  1-4. 交響曲第6番 ニ短調 Op. 58
  5. 演奏会用序曲 ホ長調
  6. 序曲 変ホ長調
  7. 序曲 ヘ短調
  8. 演奏会用序曲 変ホ長調
ミュンヘン放送管弦楽団
イヴァン・レプシッチ(指揮)

 録音:2021年2月15-18日、6月9-11日 ミュンヘン、バイエルン放送、第1スタジオ(ドイツ)
 総収録時間:67分

 ベートーヴェンと同時代のオランダ生まれの作曲家ヨハン・ヴィルヘルム・ヴィルムス。
 父や兄からピアノと作曲の手ほど きを受け、フルートを独学で習得。19歳の時にアムステルダムに移り、演奏家および作曲家として成功を収めまし た。
 ハイドンやモーツァルトの影響を受けた彼の作品は、アムステルダムだけでなく、ライプツィヒでも高く評価されました が、1821年に妻を亡くした後、4人の子供を育てながら次第に公的な活動から身を引き、メノナイト教会のオルガン 奏者として生計を立てました。
 ヴィルムスの作品は約120曲が現存しており、その多くは器楽作品です。
 交響曲第6 番ニ短調は1834年頃の作品で、複雑な対位法と和声を駆使しており、熟達した作曲技法が見てとれます。
 アル バムには他に4つの序曲を収録。ホ長調の序曲は「牧歌的」、トラック6の変ホ長調の序曲は「英雄的」と表現され、 特に後者ではベートーヴェンの影響が顕著です。
 ヘ短調の序曲は「悲劇的」とされ、暗いムードに支配されています。
 ミュンヘン放送管弦楽団と首席指揮者イヴァン・レプシッチの演奏です。
 
 

555545
\2600
コルネリス・スハイト:
 結婚式のマドリガーレ、パヴァーヌとガリアルダ集

  コルネリス・スハイト(1557-1616):
   1. Fortuna Guida:カンツォン
   2. Al giogo d'Hymeneo
   3. Se non saetta Amore
   4. 第1旋法によるパヴァーヌとガリアルダ
   5. Gentil signor
   6. Amor, ch'in dolce nodo
   7. 第5旋法によるパヴァーヌとガリアルダ
   8. Io piango
   9. Gentil, vaga brunetta
   10. 第6旋法によるパヴァーヌとガリアルダ
   11. La ver l'aurora
   12. Vivi, festeggia e godi
   13. 第9旋法によるパヴァーヌとガリアルダ
   14. Ahi che l'eta sen vola
   15. Giovene nato
   16. 第11旋法によるパヴァーヌとガリアルダ
   17. Altro non e il mio amore
   18. Poi ch'ho perso quel bene
   19. La Barca:カンツォン
ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス
 (古楽声楽アンサンブル)
マンフレート・コルデス(指揮)

 録音:2022年1月21-23日 Bassum, Stiftskirche(ドイツ)
 総収録時間:66分

 1557年生まれのオランダの作曲家コルネリス・スハイト。
 父フロリスは伝統あるライデンのピータース教会のオルガン奏 者を務めており、スハイトはイタリアに留学してイタリア音楽の様式を身に着けた後、父の後を継いでピータース教会 のオルガニストに就任。
 ライデン市の音楽イベントにも携わり、結婚式や祝祭などで演奏を担当しました。
 彼はマドリ ガーレの作曲に熱心で、1600年に出版された彼の最初の作品集にはイタリア語によるマドリガーレが見られます。
 その作品は、当時の貴族や名士のために作曲されたものが多く、結婚式のための曲も含まれています。
 このアルバムに は、1605年に編纂されたさまざまな作曲家による93のマドリガーレ集「Nervi d'Orfeo」に収められた曲をはじめ、 モテットの数々を収録。
 1611年に発表された「12のパヴァーヌとガリアルダ」も、当時の社交的な集まりで演奏される ことが多かったとされています。
 演奏は声楽がSSATTBの6名、器楽はガンバコンソート5名にヴィオローネとハープとい う編成です。
 




FUGA LIBERA


FUG837
(2CD)
\5100
クリス・デフォールト: 《The Time of Our Singing》
 クリス・デフォールト(1959-):
  《The Time of Our Singing》 3幕のオペラ
ディーリア・デイレイ...クラロン・マクファーデン(ソプラノ)
ウィリアム・デイレイ...マーク・S.ドス(バスバリトン)
デイヴィッド・ストローム...サイモン・ベイリー(バリトン)
ジョナ...レヴィ・セクガパーネ(テノール)
ジョーイ...ピーター・ブラスウェイト(バリトン)
ルース...アビゲイル・エイブラハム(ポップ・シンガー)、ほか
モネ劇場室内管弦楽団、クワメ・ライアン(指揮)
マーク・ターナー(テナー・サキソフォン)
ランダー・ギスリンク(ドラムス)
ニコラス・テイス(エレキ・ベース)
ヘンドリック・ラシュレ(ピアノ)
ジャズ・アンサンブル、
モネ劇場少年合唱団

 台本...ペーテル・ヴァン・クラアイ/原作...リチャード・パワーズ/テッド・ホフマン(演出)
 録音: 2021年9月22、24日 モネ劇場(ライヴ)/総収録時間: 149分

 【クリス・デフォールトがリチャード・パワーズによる社会派小説をオペラ化!】
 1939年、リンカーン記念堂で行われたマリアン・アンダーソンの歴史的コンサートで出会った、亡命ユダヤ人物理学者のデイヴィッドと黒人音 楽学生ディーリア。
 2人は恋に落ちて結ばれ、3人の子供を授かります。2人は音楽的才能に恵まれた3人の子供たちを激しい偏見と差別 から守ろうとしますが...人種差別を中心に原子爆弾などの問題も絡み、物語は激動の半世紀を描いています。
 
 2002年に出版され大きな反響を呼び、数々の賞を受賞したリチャード・パワーズの小説『The Time of Our Singing』 (邦題『われらが 歌う時』 高吉一郎 訳/新潮社刊)を下地にした、ベルギーの作曲家クリス・デフォールト4作目のオペラ。
 西洋音楽とジャズ、ヒップホップまで を絡めたその音楽は、20年に渡るデフォールトの作曲活動の集大成と言えるものです。
 それぞれが物語の大きな比重を占めている歌手たち や、指揮を務めるクワメ・ライアンほか演奏者全員の作品への強い共感と熱量が刻まれた、素晴らしいライヴです。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

.

ALTO



ALC3143
(12CD)
特別価格
\12000→\10990

ロシアの指揮者たちによるショスタコーヴィチの交響曲全集
 ロジェストヴェンスキー、ゲルギエフ、ムラヴィンスキー、バルシャイ、
  マクシム・ショスタコーヴィチ、ユロフスキ、イワノフ、コンドラシン、ロストロポーヴィチ、セーロフ

 ショスタコーヴィチ:

  ・交響曲第1番 ヘ短調 Op.10
  ・交響曲第3番 変ホ長調 Op.20《メーデー》*
   ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、ソヴィエト国立文化省交響楽団、
   ユルロフ・ロシア合唱団* ※録音:1984年*、1985年

  ・交響曲第2番 ロ長調 Op.14《十月革命に捧ぐ》
   ワレリー・ゲルギエフ(指揮)、マリインスキー劇場管弦楽団、マリインスキー劇場合唱団
   ※2009年&2010年

  ・主題と変奏 変ロ長調 Op.3
   ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
   ※録音:1970年

  ・交響曲第12番 ニ短調 Op.112《1917年》
   エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
   ※録音:1962年~1963年

  ・交響曲第4番 ハ短調 Op.43
   ルドルフ・バルシャイ(指揮)、ケルン放送交響楽団
   ※録音:1996年

  ・交響曲第5番 ニ短調 Op.47
  ・組曲《馬あぶ》 (抜粋)
   マクシム・ショスタコーヴィチ(指揮)、ロンドン交響楽団
   ※録音:1990年~1991年

  ・交響曲第6番 ロ短調 Op.54
  ・交響曲第14番 ト短調 Op.135*
   ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
   タチアナ・モノガロヴァ(ソプラノ)*、セルゲイ・レイフェルクス(バリトン)*
   ※録音(ライヴ):2006年*&2013年

  ・交響曲第7番 ハ長調 Op.60《レニングラード》
   コンスタンティン・イワノフ(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
   ※録音:1962年

  ・交響曲第8番 ハ短調 Op.65
   エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
   ※録音(ライヴ):1982年

  ・祝典序曲 Op.96
  ・スケルツォ 嬰ヘ短調 Op.1
   ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
   ※録音:1983年

  ・交響曲第9番 変ホ長調 Op.70
   ワレリー・ゲルギエフ(指揮)、マリインスキー劇場管弦楽団 ※録音:2015年

  ・交響曲第15番 イ長調 Op.141
   キリル・コンドラシン(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団 ※録音:1974年

  ・交響曲第10番 ホ短調 Op.93
   マクシム・ショスタコーヴィチ(指揮)、ロンドン交響楽団 ※録音:1990年

  ・交響曲第11番 ト短調 Op.103《1905年》
   ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)、ロンドン交響楽団 ※録音:2002年
  ・劇音楽《リア王》 Op.58a
   エドワルド・セーロフ(指揮)、サンクトペテルブルク室内管弦楽団、
   ニーナ・ロマノワ(メゾ・ソプラノ) ※録音:1984年

  ・交響曲第13番 変ロ短調 Op.113《バビ・ヤール》
   キリル・コンドラシン(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、
   ユルロフ・ロシア合唱団、ヴィタリー・グロマツキー(バス) ※録音:1962年

 【ボーナス・ディスク】
  ・交響曲第10番 ホ短調 Op.93
   エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
   ※録音(ライヴ):1954年

 豪華絢爛!ロシアの偉大な指揮者たちによるショスタコーヴィチの交響曲全集!

 ☆ロシアの楽壇を彩ってきた名指揮者たちによるショスタコーヴィチの交響曲全集!
 ☆ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルの第10番(1954年ライヴ)に新たなリマスターを施したボーナス・ディスク付き!

 ロジェストヴェンスキー、ゲルギエフ、ムラヴィンスキー、バルシャイ、M.ショスタコーヴィチ、ユロフスキ、イワノフ、コンドラシン、ロストロポーヴィチ、セーロフ。
 ロシアの楽壇を彩ってきた偉大な指揮者たちによる贅沢なショスタコーヴィチの交響曲全集。
 
 交響曲全15曲に5つの管弦楽曲を収録した11枚のディスクに加え、録音状態の良くなかったムラヴィンスキー&レニングラード・フィルによる交響曲第10番の1954年ライヴ・レコーディングに新たなリマスターを施したボーナス・ディスクがセットになっています。

 ※録音:1954年~2015年
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
  



.

ATS



ATS971-2
(UHQCD)
\2500→\2290
ゼルキン+セルの至高のブラームス:
 ピアノ協奏曲第1番

  ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ルドルフ・ゼルキン(P)
ジョージ・セル指揮
クリーヴランド管

 これぞ龍虎相打つ!ゼルキン+セルの至高のブラームス:ピアノ協奏曲第1番

 1968年4月18日セヴェランスホール・ライヴ

 セル+ゼルキンの黄金コンビ。セッション録音の前日のライヴ。ホロヴィッツの狂気に対してゼルキンが誠実な熱情ともいえる一点一画を疎かにせず、そのまま高揚と興奮に持ち込む稀有のピアノズムです。
 セルは自らが優れたピアニストだっただけにソリストにはうるさく接したそうですが、セルとはガブリ四つの力相撲を聞かせてくれます。
 全員興奮状態故にどうしてもテンポがアップするもののその都度もとに戻す、また早まるといったスリリングな名演。
 ピアニスト、指揮者、そしてオーケストラの三位一体が同じ高みに至った幸福な瞬間。
 もともと良好なステレオ録音でしたが、既出盤に比べてヒスノイズも随分と軽減され、よりクリアに楽しめるようになりました。
 




DIAPASON




DIAPBOX03
(40CD)
\15000

『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン~ディアパゾンが選んだ決定盤』BOX Vol.3

 DIAP135(1CD)
  若き日のアルゲリッチ~初期録音集
   ・シューマン:トッカータ ハ長調 Op.7 【録音:1960年】
   ・リスト:《3つの演奏会用練習曲》より 第2番ヘ短調「軽やかさ」
   ・リスト:ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 S.244-6
    【録音:1957年】
   ・ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39 【録音:1960年】
   ・モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467
    ペーター・マーク(指揮)、ケルン放送交響楽団 【録音:1960年】
   ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3 【録音:1960年】
   ・ショパン:練習曲第1番ハ長調 Op.10-1 【録音:1955年】
    マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、ペーター・マーク(指揮)、ケルン放送交響楽団


 DIAP109(1CD)
  テレサ・ベルガンサ ~ 若かりし日々
   ・グルック:歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》より
    エウリディーチェを失って、何という澄み切った空だろう
   ・グルック:歌劇《パリーデとエレーナ》より ああ、いとしい人よ
   ・ペルゴレージ:歌劇《奥様女中》より 私のおこりんぼさん
   ・ヘンデル:歌劇《ジュリアス・シーザー》より つらい運命に涙は溢れ
   ・パイジェッロ:歌劇《ニーナ、または恋狂い》より いとしい人が来る時
   ・ケルビーニ:歌劇《メデア》より メデア!おおメデア!
   ・ロッシーニ:歌劇《セミラーミデ》より 麗しい光が*
    テレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ)、アレグザンダー・ギブソン(指揮)、
    コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団、ロンドン交響楽団*
    【録音:1959年-1960年】
   ・ケルビーニ:歌劇《デモフォオンテ》より ああ!私の人生よ
   ・チェスティ:歌劇《オロンテーア》より 憧れの人のまわりに
   ・ペルゴレージ:途方に暮れて
   ・アレッサンドロ・スカルラッティ:
    あなたを愛することが罪ならば、恋をしたい人は、貴方を愛するのが罪ならば、いとしい絆よ
    テレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ)、フェリックス・ラビーリャ(ピアノ)
    【録音:1962年】
   ・ヘンデル:歌劇《アルチーナ》より 私は勝利を待ち、緑の牧場は、イルカニアの洞穴に
    テレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ)、リチャード・ボニング(指揮)、ロンドン交響楽団
    【録音:1962年】


 DIAP105(2CD)
  ・シューマン:交響曲第2番ハ長調 Op.6 【録音:1960年】
  ・ベートーヴェン:序曲《レオノーレ》第3番 【録音:1960年】
  ・メンデルスゾーン:序曲《ルイ・ブラス》 【録音:1960年】
  ・チャイコフスキー:イタリア奇想曲 Op.45 【録音:1960年】
  ・ガーシュウィン:パリのアメリカ人* 【録音:1947年】
  ・ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調+ 【録音:1958年】
  ・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95《新世界より》 【録音:1962年】
   レナード・バーンスタイン(指揮/ピアノ+)、
   ニューヨーク・フィルハーモニック、RCAビクター交響楽団*


 DIAP104(1CD)
  ・シューベルト:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 D.87 【録音:1952年11月19日】
  ・ハイドン:弦楽四重奏曲第35番ヘ短調 Op.20-5 【録音:1952年5月25日】
  ・モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番ハ長調 K.515 【録音:1953年9月14日】
  ・メンデルスゾーン:カプリッチョとフーガ ホ短調 Op.81-3 【録音:1955年】
   アマデウス弦楽四重奏団
 DIAP092(1CD)
  ・J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
   ブランディーヌ・ヴェルレ(チェンバロ/アンリ・エムシュ1751年製) 【録音:1992年】


 DIAP129(1CD)
  ベートーヴェン:
   ・ピアノ・ソナタ第21番ハ長調 Op.53《ヴァルトシュタイン》
    リリー・クラウス(ピアノ) 【録音:1953年】
   ・ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13《悲愴》 ルドルフ・ゼルキン(ピアノ) 【録音:1945年】
   ・ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2《月光》
    アリーヌ・ヴァン・バレンツェン(ピアノ) 【録音:1960年】
   ・ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28《田園》
    ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ) 【録音:1961年】


 DIAP139(1CD)
  ・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125《合唱》
   イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)、モーリーン・フォレスター(アルト)、
   エルンスト・ヘフリガー(テノール)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
   聖ヘトヴィヒ大聖堂聖歌隊、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
   フェレンツ・フリッチャイ(指揮) 【録音:1957年12月-1958年1月】


 DIAP147(1CD)
  ビゼー:
   ・《カルメン》組曲第1番
   ・《カルメン》組曲第2番
    コンセール・ラムルー管弦楽団、イーゴリ・マルケヴィチ(指揮) 【録音:1959年】
   ・交響曲 ハ長調
    フランス国立放送管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス(指揮) 【録音:1953年】
   ・ラインの歌 マリヤ・グリンベルク(ピアノ) 【録音:1951年】


 DIAP143(1CD)
  ボロディン:
   ・だったん人の行進
    フリッツ・ライナー(指揮)、シカゴ交響楽団 【録音:1957年】
   ・だったん人の踊り
    アンタル・ドラティ(指揮)、ロンドン交響楽団&合唱団 【録音:1959年】
   ・交響詩《中央アジアの草原にて》
    イーゴリ・マルケヴィチ(指揮) ラムルー管弦楽団 【録音:1959年】
   ・弦楽四重奏曲第2番ニ長調
    ボロディン弦楽四重奏団〔ロスティスラフ・ドゥビンスキー(ヴァイオリン)、
     ヤロスラフ・アレクサンドロフ(ヴァイオリン)、ディミトリー・シェバリーン(ヴィオラ)、
     ヴァレンティン・ベルリンスキー(チェロ)〕 【録音:1961年】
   ・交響曲第3番イ短調(グラズノフによる補筆完成)
    エルネスト・アンセルメ(指揮)、スイス・ロマンド管弦楽団 【録音:1954年】


 DIAP091(1CD)
  ブラームス:29の歌曲
   ・蜘蛛の糸 Op.72-2
    マーガレット・プライス(ソプラノ)、ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)
    【録音:1982年】
   ・花は仰ぎ見る Op.96-3
   ・私の心は重く Op.74-3
    ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、イェルク・デームス(ピアノ)
    【録音:1957年-1958年】
   ・秘め事 Op.71-3
   ・エオリアン
   ・ハープに寄す Op.19-5
   ・乙女の歌 Op.107-5
    エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)、ジェラルド・ムーア(ピアノ/Op.71-3)、
    フーゴ・ディーツ(ピアノ/Op.19-5, Op.107-5) 【録音:1958年 ・ことづて Op.47-1】
   ・帰り道はどこ Op.63-8
    ハンス・ホッター(バス・バリトン)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
    【録音:1951年&1956年】
   ・おお、涼しい森よ Op.72-3 ・セレナード Op.106-1
    ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、アーネスト・ラッシュ(ピアノ)
    【録音:1960年 】
   ・あなたの青い瞳 Op.59-8
   ・静かな夜に WoO.22/42
   ・お姉さん私たちはいつ家に帰るの WoO.33/15
    イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)、エリック・ヴェルバ(ピアノ)
    【録音:1954年&1951年】
   ・ヴァイオリン弾きが住んでいる WoO.33/36
   ・あの下の谷の底では WoO.33/6
    ヘルマン・プライ(バリトン)、マルティン・メルツァー(ピアノ)【録音:1958年】
   ・野の寂しさ Op.86-2
    リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ)、アルパード・シャーンドル(ピアノ)
    【録音:1957年】
   ・ああ母さん、欲しいものがあるんだ WoO.33/33
   ・永遠の愛 Op.43-1
   ・わが心は緑 Op.63-5
    エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、
    ジェラルド・ムーア(ピアノ/エリーザベト・シュヴァルツコップ)、
    エドウィン・フィッシャー(ピアノ/Op.43-1, Op.63-5)【録音:1954年】
   ・乙女は語る Op.107-3
   ・甲斐なきセレナード Op.84-4
   ・かわいい乙女よ、私を許して WoO.33/2
    エリーザベト・シューマン(ソプラノ)、ジョージ・リーヴス(ピアノ/Op.107-3, Op.84-4)、
    レオ・ロゼネーク(ピアノ/WoO.33/2)【録音:1935年、1937年&1938年】
   ・死は冷たい夜 Op.96-1
    ロッテ・レーマン(ソプラノ)、ポール・ウラノフスキ(ピアノ) 録音:1949年
   ・5月の夜 Op.43-2
   ・愛のまこと Op.3-1
    クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
    【録音:1957年】
   ・4つの厳粛な歌 Op.121
    ヘルマン・プライ(バリトン)、マルティン・メルツァー(ピアノ) 【録音:1958年】


 DIAP093(1CD)
  シャブリエ:
   ・狂詩曲《スペイン》
    アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)、ロンドン交響楽団 【録音:1958年】
   ・ハバネラ
   ・気まぐれなブーレ
   ・絵画的小曲集より 牧歌、村の踊り、木陰で、スケルツォ=ヴァルス
    マルセル・メイエ(ピアノ) 【録音:1955年】
   ・楽しい行進曲
   ・歌劇《グヴァンドリーヌ》序曲
    ポール・パレー(指揮)、デトロイト交響楽団 【録音:1959-1960年】
   ・3つのロマンティックなワルツ
    マルセル・メイエ(ピアノ)、フランシス・プーランク(ピアノ) 【録音:1955年】
   ・太った七面鳥のバラード
    ピエール・ベルナック(バリトン)、フランシス・プーランク(ピアノ) 【録音:1936年】
   ・シュラミの女
    シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)、エルネスト・アンセルメ(指揮)、
    スイス・ロマンド管弦楽団、セルクル・コーラル・ピアントニ 【録音:1945年】


 DIAP085(1CD)
  ショーソン:
   ・愛と海の詩 Op.19
    イルマ・コラッシ(メゾ・ソプラノ)、ルイ・ド・フロマン(指揮)、
    ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 【録音:1955年】
   ・詩曲 Op.25
    クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)、ジョルジュ・セバスティアン(指揮)、
    ベルギー国立管弦楽団 【録音:1953年】
   ・交響曲変ロ長調 Op.20
    ピエール・モントゥー(指揮)、サンフランシスコ交響楽団 【録音:1950年】
   ・妻を讃える歌 Op.36-1
    ジェラール・スゼー(バリトン)、ジャクリーヌ・ボノー(ピアノ) 【録音:1955年】


 DIAP137(2CD)
  ・ドニゼッティ:歌劇《ドン・パスクワーレ》
   セスト・ブルスカンティーニ(バス・バリトン/ドン・パスクワーレ)、
   マリオ・ボリエッロ(バリトン/マラテスタ)、チェザーレ・ヴァレッティ(テノール/エルネスト)、
   アルダ・ノーニ(ソプラノ/ノリーナ)、アルマンド・ベンツィ(テノール/公証人)、
   トリノ・イタリア放送交響楽団&合唱団、マリオ・ロッシ(指揮) 【録音:1952年】


 DIAP128(1CD)
  ドヴォルザーク:
   ・チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
    ピエール・フルニエ(チェロ)、ジョージ・セル(指揮)、
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 【録音:1961年】
   ・ピアノ三重奏曲第4番ホ短調 Op.90《ドゥムキー》
    スーク・トリオ
     〔ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)、ミロシュ・サードロ(チェロ)、ヤン・パネンカ(ピアノ)〕
    【録音:1958年】


 DIAP141(1CD)
  エルガー:
   ・行進曲《威風堂々》第1番ニ長調 Op.39-1
   ・行進曲《威風堂々》第3番ハ短調 Op.39-3
    ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、エイドリアン・ボールト(指揮)【録音:1955年】
   ・エニグマ変奏曲 Op.36
    ロンドン交響楽団、ピエール・モントゥー(指揮) 【録音:1958年】
   ・チェロ協奏曲ホ短調 Op.85
    ポール・トルトゥリエ(チェロ)、BBC交響楽団、マルコム・サージェント(指揮)
    【録音:1953年】
   ・気まぐれな女 Op.17
    ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)、アールパード・シャンドール(ピアノ)
    【録音:1934年】
   ・戴冠式頌歌 Op.44より 「希望と栄光の国」
    キャスリーン・フェリアー(コントラルト)、ハレ管弦楽団、ジョン・バルビローリ(指揮)
    【録音:1951年】


 DIAP107(1CD)
  フォーレ:
   ・ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
    ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)、ロベール・カサドシュ(ピアノ)
    【録音:1953年】
   ・歌曲集《ある1日の詩》
    カミーユ・モラーヌ(バリトン)、リリ・ビアンヴニュ(ピアノ) 【録音:1954年】
   ・ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 Op.15
    マルグリット・ロン(ピアノ)、パスキエ・トリオ【録音:1956年】
   ・ネル Op.18-1
    カミーユ・モラーヌ(バリトン)、ピエール・マイヤール=ヴェルジェ(ピアノ)
    【録音:1959年】
   ・バラード嬰ヘ長調 Op.19
    グラント・ヨハネセン(ピアノ)、ルイ・ド・フロマン(指揮)、
    ルクセンブルク放送管弦楽団 【録音:1974年】
   ・エレジー ハ短調 Op.24
    ピエール・フルニエ(チェロ)、アーネスト・ラッシュ(ピアノ) 【録音:1951年】


 DIAP134(1CD)
  フォーレ:
   ・レクイエム
    レリ・グリスト(ソプラノ)、ドナルド・グラム(バリトン)、
    ヴァーノン・デ・タール(オルガン)、コラール・アート・ソサエティ、
    ニューヨーク・フィルハーモニック、ナディア・ブーランジェ(指揮) 【録音:1962年】
   ・夜想曲第6番変ニ長調 Op.63
    ジャン=ミシェル・ダマーズ(ピアノ) 【録音:1956年】
   ・弦楽四重奏曲ホ短調 Op.121
    クレットリ弦楽四重奏団 【録音:1928年】
   ・ピエ・イエズ(ああ、イエスよ)
    マルタ・アンジェリシ(ソプラノ)、モーリス・デュリュフレ(オルガン)、
    サントゥスタッシュ管弦楽団、アンドレ・クリュイタンス(指揮) 【録音:1951年】


 DIAP144(1CD)
  グリーグ:
   ・ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
    クリフォード・カーゾン(ピアノ)、ロンドン交響楽団、エイフィン・フィエルスター(指揮)
    【録音:1959年】
   ・管弦楽伴奏付き歌曲集
    (最初の出会い Op.21-1/春 Op.33-2/若者 Op.33-1/ルンダルネにて Op.33-9/
     到着点 Op.33-12/モンテ・ピンチョから Op.39-1/希望 Op.26-1/
     白鳥 Op.25-2/エロス Op.70-1/君を愛す Op.5-3)
      キルステン・フラグスタート(ソプラノ)、BBC交響楽団、マルコム・サージェント(指揮)
      【録音:1957年】
   ・ピアノのための3つの小品
    (恋の曲 Op.43-5/ヨルスターの踊り Op.17-5/ゆりかごの歌 Op.68-5)
     アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ) 【録音:1940年-1941年】


 DIAP082(1CD)
  ・ホルスト:組曲《惑星》
   ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 【録音:1961年】
  ・ホルスト:組曲《惑星》より 火星、金星、水星、木星、天王星
   エイドリアン・ボールト(指揮)、BBC交響楽団 【録音:1944年】


 DIAP095(1CD)
  ヤナーチェク:
   ・シンフォニエッタ
    カレル・アンチェル(指揮)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 【録音:1961年】
   ・弦楽四重奏曲第2番《ないしょの手紙》
    スメタナ弦楽四重奏団 【録音:1965年】
   ・ヴァイオリン・ソナタ
    ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)、ヤン・パネンカ(ピアノ) 【録音:1958年】
   ・草かげの小径にて(抜粋)
    ヨゼフ・パレニチェク(ピアノ) 【録音:1943年】


 DIAP165(1CD)
  ラロ:
   ・チェロ協奏曲 ニ短調
    ピエール・フルニエ(チェロ)、ジャン・マルティノン(指揮)、
    ラムルー管弦楽団 【録音:1960年】
   ・《ナムーナ》組曲第1番
    ポール・パレ―(指揮)、デトロイト交響楽団 【録音:1958年】
   ・スペイン交響曲
    レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、キリル・コンドラシン(指揮)、
    フィルハーモニア管弦楽団 【録音:1959年】


 DIAP112(1CD)
  リスト:
   ・メフィスト・ワルツ
    シカゴ交響楽団、フリッツ・ライナー(指揮) 【録音:1955年】
   ・ローレライ
    イロナ・トコディ(ソプラノ)、ハンガリー国立管弦楽団、ゾルターン・ドゥーリ(指揮)
    【録音:1985年】
   ・交響詩《オルフェウス》S.98
    ハンガリー国立管弦楽団、ヤーノシュ・フェレンチク(指揮) 【録音:1982年】
   ・交響詩《マゼッパ》S.100
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
    ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) 【録音:1961年】
   ・平和が見つからず
    ヨージェフ・レーティ(テノール)、ゼンプレーニ・コルネル(ピアノ) 【録音:1963年】
   ・交響詩《レ・プレリュード》S.97
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、
    ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮) 【録音:1954年】
   ・それはすばらしいことに違いない S.314
   ・ラインの美しき流れのほとり S.272-2
    ハインリヒ・シュルスヌス(バリトン)、ベルリン・シュターツカペレ、
    アロイス・メリヒャル(指揮) 【録音:1932年】
   ・山々に憩いあり S.75
    ハンス・ホッター(バス)、ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ) 【録音:1944年】


 DIAP126(2CD)
   ・モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》
    エルネスト・ブラン、エリーザベト・シュヴァルツコップ、フェルナンド・コレ ーナ、
   エリザベート・ゼーダーシュトレーム、テレサ・ベルガンサ、エッダ・ヴィンチェンツィ、
    ユグ・キュエノー、ジョルジョ・タデオ、ピエロ・カプッチルリ、ヘザー・ハーパー、
    ジリアン・スペンサー、ジョイ・ハケット、フィルハーモニア管弦楽団&合唱団、
    カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮) 【録音(ライヴ):1961年2月6日】


 DIAP118
  モーツァルト:
   ・交響曲第38番ニ長調 K.504《プラハ》
    ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)、ドレスデン・シュターツカペレ 【録音:1982年】
   ・交響曲第35番ニ長調 K.385《ハフナー》
    フェレンツ・フリッチャイ(指揮)、RIAS交響楽団 【録音:1952年】
   ・交響曲第31番ニ長調 K.297《パリ》
    ヨーゼフ・クリップス(指揮)、ロンドン交響楽団【録音:1951年】


 DIAP150(1CD)
  ・パガニーニ:24のカプリス Op.1
   マイケル・レビン(ヴァイオリン) 【録音:1958年】


 DIAP151(1CD)
  ペルゴレージ:
   ・スターバト・マーテル
    ジェンマ・ベルタニョッリ(ソプラノ)、サラ・ミンガルド(コントラルト)、
    コンチェルト・イタリアーノ、リナルド・アレッサンドリーニ(指揮) 【録音:1998年】
   ・歌劇 《奥様女中》
    レナータ・スコット(ソプラノ/セルピーナ)、
    セスト・ブルスカンティーニ(バス・バリトン/ウベルト)、ローマ合奏団、
    レナート・ファザーノ(指揮) 【録音:1960年】


 DIAP101(1CD)
  レスピーギ:
   ・ローマの松
    フリッツ・ライナー(指揮)、シカゴ交響楽団 【録音:1959年】
   ・ローマの祭
    アントニオ・ペドロッティ(指揮)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 【録音:1961年】
   ・組曲《鳥》
    ヒュー・ウルフ(指揮)、セント・ポール室内管弦楽団 【録音:1994年】
   ・ある日お帰りになるならば
    ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ)、
    ジェラルド・ムーア(ピアノ) 【録音:1949年】


 DIAP106(1CD)
  ルーセル:
  ・ヘ調の組曲 Op.33
   ポール・パレー(指揮)、デトロイト交響楽団 【録音:1957年】
  ・わが愛しの夜うぐいす
   サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)、ミシェル・モラゲス(フルート) 【録音:2000年】
  ・セレナード Op.30
   ロンドン・メロス・アンサンブル 【録音:1961年】
  ・シンフォニエッタ Op.52
   ジョルジュ・ツィピーヌ(指揮)、パリ音楽院管弦楽団 【録音:1955年】
  ・3つの小品 Op.49
   イヴォンヌ・ルフェビュール(ピアノ) 【録音:1949年】
  ・空、大気と風
   サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)、ミシェル・モラゲス(フルート) 【録音:2000年】
  ・交響曲第3番ト短調 Op.42
   レナード・バーンスタイン(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック 【録音:1961年】


 DIAP140(1CD)
  ドメニコ・スカルラッティ:
   ・ソナタ ホ長調 K.380, L.23《行列》
    ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ) 【録音:1951年】
   ・ソナタ イ長調 K.322, L.483
   ・ソナタ ハ長調 K.132, L.457
   ・ソナタ ロ短調 K.87, L.33
   ・ソナタ変ホ長調 K.193, L.142
    クララ・ハスキル(ピアノ) 【録音:1951年】
   ・ソナタ ト長調 K.14, L.387
    ロベール・カサドシュ(ピアノ) 【録音:1952年】
   ・ソナタ ニ長調 K.29, L.461
    アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ) 【録音:1952年】
   ・ソナタ ニ短調 K.9, L.413《田園》
   ・ソナタ ニ長調 K.96, L.465
   ・ソナタ ヘ短調 K.519, L.475
   ・ソナタ ニ長調 K.492, L.14
   ・ソナタ イ長調 K.533, L.395
   ・ソナタ ト短調 K.30, L.499《猫のフーガ》
    マルセル・メイエ(ピアノ) 【録音:1946年-1955年】
   ・ソナタ ハ短調 K.11, L.352
    マイラ・ヘス(ピアノ) 【録音:1957年】
   ・ソナタ ヘ短調 K.481, L.187
    ニーナ・ミルキーナ(ピアノ) 【録音:1958年】
   ・ソナタ ニ短調 K.141, L.422《トッカータ》
   ・ソナタ ロ短調 K.27, L.449
   ・ソナタ ト長調 K.2, L.388
   ・ソナタ ニ短調 K.32, L.423
   ・ソナタ ヘ短調 K.466, L.118
    エミール・ギレリス(ピアノ) 【録音:1957年&1960年】
   ・ソナタ ト長調 K.125, L.487
   ・ソナタ ト短調 K.450, L.338
    ギオマール・ノヴァエス(ピアノ) 【録音:1940年】
   ・ソナタ ハ長調 K.159, L.104《狩り》
    カルロ・ゼッキ(ピアノ) 【録音:1937年】
   ・ソナタ イ長調 K.113, L.345
    シモン・バレル(ピアノ) 【録音年月日不詳】


 DIAP097(1CD)
  シューべルト:
   ・4つの即興曲 D.899, Op.90
   ・4つの即興曲 D.935, Op.142
    ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ) 【録音:1948年】
   ・アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
    ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、ベンジャミン・ブリテン(ピアノ)
    【録音:1961年】


 DIAP027(1CD)
  シューベルト:
   ・弦楽四重奏曲第13番イ短調 D.804《ロザムンデ》
    ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団 【録音:1951年】
   ・弦楽四重奏曲第14番ニ短調 D.810《死と乙女》
    ハリウッド弦楽四重奏団 【録音:1953年】


 DIAP079(1CD)
  シューマン:歌曲集
   ・詩人の恋 Op.48
    ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
    【録音:1956年】
   ・君に捧ぐ Op.25-1
   ・くるみの木 Op.25-3
    エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)、ヒューゴー・ディーツ(ピアノ)
    【録音:1956年】
   ・魂に近く Op.77-3
   ・月に寄す Op.95-2
   ・ぼくは樹々の下をさまよう Op.24-3
   ・いとしい恋人、君の手を Op.24-4
   ・ぼくの苦悩の美しいゆりかご Op.34-5
   ・においすみれ Op.40-1
    エルンスト・ヘフリガー(テノール)、ジャクリーヌ・ボノー(ピアノ) 【録音:1959年】
   ・カルタ占いの女 Op.31-2
    エリーザベト・ヘンゲン(アルト)、ハンス・ジッパー(ピアノ) 【録音:1946年】
   ・ローレライ Op.53-2
    ペーター・アンダース(テノール)、ミヒャエル・ラウハイゼン(ピアノ) 【録音:1943年】
   ・セレナード Op.36-2 ・のばら Op.89-6
   ・時は春 Op.79-23
    エリーザベト・シューマン(ソプラノ)、ジョージ・リーヴス(ピアノ)
    【録音:1930年、1933年&1937年】
   ・古いリュート Op.35-12
    ロッテ・レーマン(ソプラノ)、エルノ・バローグ(ピアノ) 【録音:1937年】
   ・哀れなペーター Op.53-3
   ・あなたの顔は Op.127-2
    イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)、
    エリック・ヴェルバ(ピアノ) 【録音:1956年】
   ・ズライカの歌 Op.25-9
   ・ぼくの馬車はゆっくりと行く Op.142-4
    ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)、
    ヘルタ・クルスト(ピアノ) 【録音:1957年】
   ・レクィエム Op.90-7
    クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)、
    グレアム・ジョンソン(ピアノ) 【録音:1995年】


 DIAP089(1CD)
  スメタナ:
   ・モルダウ(ヴルタヴァ)
    ヴァーツラフ・ターリヒ(指揮)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 【録音:1954年】
   ・ピアノ三重奏曲 Op.15
    ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)、ヨゼフ・フッフロ(チェロ)、
    ヤン・パネンカ(ピアノ) 【録音:1968年】
   ・チェコ舞曲第1集 ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ) 録音:1957年
   ・弦楽四重奏曲第1番ホ短調《わが生涯より》 ヴラフ四重奏団 録音:1956年頃


 DIAP100(2CD)
  ヨハン・シュトラウス2世:
   ・喜歌劇《こうもり》
    ユリウス・パツァーク(テノール)、ヒルデ・ギューデン(ソプラノ)、
    アルフレート ペル(バリトン)、アントン・デルモタ(テノール)、
    ヴィルマ・リップ(ソプラノ)、ジークリンデ・ヴァーグナー(アルト)、
    クルト・プレーガー(バリトン)、アウグスト・ヤレシュ(テノール)、
    クレメンス・クラウス(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
    ウィーン国立歌劇場合唱団 【録音:1950年】
   ・ワルツ《春の声》Op.410
    ヴィルマ・リップ(ソプラノ)、フェレンツ・フリッチャイ(指揮)、
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 【録音:1952年】
   ・喜歌劇《踊り子ファニー・エルスラー》より 郊外のジーヴェリングで
   ・ワルツ《ウィーンの森の物語》
    リタ・シュトライヒ(ソプラノ)、クルト・ゲーベル(指揮)、
    ベルリンRIAS交響楽団 【録音:1958年】
   ・喜歌劇《ヴェネツィアの一夜》より 何とすばらしい眺め
    エーリッヒ・クンツ(バリトン)、アントン・パウリク(指揮)、
    ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団 【録音:1949年】
   ・喜歌劇《ヴェネツィアの一夜》より ゴンドラに乗りなさい
    フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)、フリート・ヴァルター(指揮)、
    ベルリン交響楽団 【録音:1960年】
   ・喜歌劇《ウィーン気質》(抜粋)
    エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、ニコライ・ゲッダ(テノール)、
    エーリッヒ・クンツ(バリトン)、カール・デンヒ(バス・バリトン)、
    エリカ・ケート(ソプラノ)、エミー・ローゼ(ソプラノ)、
    オットー・アッカーマン(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団 【録音:1954年】
   ・喜歌劇《ジプシー男爵》より 序曲
    フェレンツ・フリッチャイ(指揮)、ベルリンRIAS交響楽団 【録音:1953年】
   ・喜歌劇《ジプシー男爵》(抜粋)
    セーナ・ユリナッチ(ソプラノ)、ルドルフ・ショック(テノール)、
    マリアンネ・シュレーダー(メゾ・ソプラノ)、ゲオルク・ハン(バス・バリトン)、
    フランツ・マルザレク(指揮)、ケルン放送交響楽団 【録音:1949年】


 DIAP136(1CD)
  シマノフスキ:
   ・ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.35
    ワンダ・ウィウコミルスカ(ヴァイオリン)、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、
    ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮) 【録音:1961年】
   ・神話 Op.30
    ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、
    ウラディーミル・ヤンポルスキ(ピアノ) 【録音:1958年】
   ・協奏交響曲 Op.60(交響曲第4番)
    アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団、
    アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮) 【録音:1953年】
   ・《マズルカ集》Op.60より 第1番、第2番、第3番、第6番
    アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ) 【録音:1961年】


 DIAP113(1CD)
  ・ヴェルディ:レクイエム
   レオニー・リザネク(ソプラノ)、クリスタ・ルートヴィヒ(コントラルト)、
   ジュゼッペ・ザンピエーリ(テノール)、チェーザレ・シエピ(バリトン)、
   ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
   ウィーン楽友協会合唱団 【録音(ライヴ):1958年8月1日】

 フランスの音楽雑誌ディアパゾンの名盤選!40枚組BOXセットの第3弾が限定生産で登場!

 ☆Diapason誌の自主レーベルが贈る、名盤・名録音集40枚組のBOXセット!
 ☆第3弾は『若き日のアルゲリッチ』収録!初回限定生産です!

 往年の名演奏家、またフランスを中心とする現役の演奏家たちの数ある名演の中から、フランスのクラシック音楽専門誌「ディアパゾン(Diapason)」が推薦する必聴録音を集めたシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン(Les Indispensables de Diapason)」の40枚組BOX第3弾も完全限定生産で登場!
 2021年に初回入荷分で即完売となってしまった「若き日のアルゲリッチ」や、ナディア・ブーランジェが指揮した「フォーレ:レクイエム」を始め、バーンスタイン、カラヤン、フルトヴェングラー、ブロムシュテット、ジュリーニ、フリッチャイ、マルケヴィチ、クリュイタンス、アンセルメ、モントゥー、コンドラシン、ボロディン弦楽四重奏団、アマデウス弦楽四重奏団、スメタナ弦楽四重奏団、ハイフェッツ、ロストロポーヴィチ、コーガン、ホロヴィッツ、ハスキル、ギレリス、ルービンシュタイン、ゼルキン、ミケランジェリ、バックハウス、フィッシャー=ディースカウ、シュヴァルツコップなど、幅広い年代・作品・地域の名録音からディアパゾンが厳選・集成した、唯一無二の名録音集BOXです。

 ※当タイトルは初回限定生産商品のため、生産数、入荷数に限りがございます。ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。(代理店)
 
 ※参考として分売時の品番を掲載しています。
 
 ※収録順、収録内容は一部変更となる可能性がございます。予めご了承下さい。
 



FERMATA



700243
(10CD)
\3000

スヴャトスラフ・リヒテル名演集 


Disc. 1
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
ヴィトルト・ロヴィツキ指揮、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
1958年録音

序奏とアレグロ・アパッショナートOp.92
スタニスワフ・ヴィスウォツキワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
1959年録音

8つのノヴェレッテOp.21より第1番、トッカータOp.7
1959年録音


Disc. 2
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
エーリヒ・ラインスドルフ指揮、シカゴ交響楽団
1960年録音


Disc. 3
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
カレル・アンチェル指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
1954年録音


Disc. 4
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番
クルト・ザンデルリング指揮、モスクワ放送交響楽団
1955年録音

サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番
キリル・コンドラシン指揮、モスクワ・ユース管弦楽団
1952年録音


Disc. 5
ムソルグスキー:展覧会の絵
ミャスコフスキー:ピアノソナタ第3番
1958年、1953年録音


Disc. 6
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
クルト・ザンデルリング指揮、モスクワ放送交響楽団
1959年録音

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番より第4楽章
カレル・アンチェル指揮、プラハ交響楽団
1954年録音


Disc. 7
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
ヴィトルト・ロヴィツキ指揮、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団 
1959年録音

ラフマニノフ:前奏曲Op.32-1、Op.32-2、Op.23-2、Op.23-4、Op.23-5、Op.23-7
1959年録音


Disc. 8
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番K.466
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番
ヴィトルト・ロヴィツキ指揮、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
1959年、1958年録音


Disc. 9
シューマン:行進曲Op.76-2、森の情景Op.82、幻想小曲集Op.12より6曲
1956年録音


Disc. 10
リスト:超絶技巧練習曲より「夕べの調べ」「鬼火」、忘れられたワルツ第1番、第2番
シューベルト:楽興の時Op.94-1、即興曲Op.90-2、4
1958年録音
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) 




.

PAN CLASSICS

PC 10464
(14CD)
\6600→\5990

アニタ・チェルクェッティ
 ヴェルディ・ライヴ集 1954-1960
アニタ・チェルクェッティ(ソプラノ)
 CD 1 [77:04]
  ヴェルディ:歌劇『アイーダ』(抜粋)
   アニタ・チェルクェッティ(アイーダ)、ジーノ・ペンノ(ラダメス)、
   エレナ・ニコライ(アムネリス)、ジャンジャコモ・グエルフィ(アモナズロ)、
   ボリス・クリストフ(ラムフィス)、
   ガブリエーレ・サンティーニ(指揮)、サン・カルロ劇場管弦楽団&合唱団
   録音:1954 年7月24日/ナポリ、アレーナ・フレグレア

 CD 2 [77:40]、CD 3 [73:17]
  ヴェルディ:歌劇『シチリアの晩鐘』
   カルロ・タリアブーエ(ギー・ド・モンフォール)、
   マリオ・ゾルツォルニョッティ(ペテューヌ卿)、
   ジュリアーノ・フェレイン(ヴォードモン伯爵)、マリオ・オルティア(アッリーゴ)、
   ボリス・クリストフ(ジョヴァンニ・ダ・プロチダ)、
   アニタ・チェルクェッティ(エレナ)、ミティ・トゥルッカート・パーチェ(ニネッタ)、
   トンマーゾ・ソレー(ダニエリ)、ワルター・アルティオーリ(テバルド)、
   クリスティアーノ・ダラマンガス(ロベルト)、サンテ・アンドレオイ(マンフレード)、
   マリオ・ロッシ(指揮)、トリノRAI 交響楽団&合唱団
   録音:1955 年11月15日/トリノ

 CD 4 [60:59]、CD 5 [36:07]、CD 6 [74:59]
  ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』
   チェーザレ・シエピ(フィリッポ2世)、アンジェロ・ロ・フォレーゼ(ドン・カルロ)、
   エットーレ・バスティアニーニ(ロドリーゴ)、アニタ・チェルクェッティ(エリザベッタ)、
   フェドーラ・バルビエーリ(エボリ)、ジュリオ・ネーリ(大審問官)、
   リリアナ・ポーリ(テバルド)、パオロ・ワシントン(修道士)、
   エンツォ・グアーニ(レルマ伯爵)、アルベルト・ロッティ=カミーチ(王室の布告者)、
   イゼッレ・ファヴァーティ(天の声)、
   アントニーノ・ヴォットー(指揮)、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団
   録音:1956 年6月16日/フィレンツェ

 CD 7 [69:43]、CD 8 [58:47]
  ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』
   ジャンニ・ポッジ(リッカルド)、アニタ・チェルクェッティ(アメリア)、
   エットーレ・バスティアニーニ(レナート)、エベ・スティニャーニ(ウルリカ)、
   マリア・マンニ=ジョッティーニ(オスカル)、ジュリオ・ネーリ(サムエル)、
   パオロ・ワシントン(トム)、ジョルジョ・ジョルジェッティ(シルヴァーノ)、
   エンツォ・グアーニ(判事)、ブレンノ・リストーリ(アメリアの召使)、
   エミディオ・ティエーリ(指揮)、フィレンツェ市立歌劇場管弦楽団&合唱団
   録音:1957 年1月6日/フィレンツェ

 CD 9 [75:09]、CD 10 [43:08]
  ヴェルディ:歌劇『エルナーニ』
   マリオ・デル・モナコ(エルナーニ)、アニタ・チェルクェッティ(エルヴィア)、
   エットーレ・バスティアニーニ(ドン・カルロ)、ボリス・クリストフ(ドン・シルヴァ)、
   ルチアーナ・ボーニ(ジョヴァンナ)、アトス・チェザリーニ(ドン・リッカルド)、
   アウレリアン・ネアグ(ヤーゴ)、
   ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団&合唱団
   録音:1957 年6月14日/フィレンツェ

 CD 11 [77:52]、CD 12 [78:46]
  ヴェルディ:歌劇『運命の力』
   アニタ・チェルクェッティ(ドンナ・レオノーラ)、
   ピエール・ミランダ・フェラーロ(ドン・アルヴァーロ)、
   ジュリエッタ・シミオナート(プレツィオジッラ)、
   アルド・プロッティ(ドン・カルロ・ディ・ヴァルガス)、
   ボリス・クリストフ(グァルディアーノ神父)、
   レナート・カペッキ(フラ・メリトーネ)、
   アントニオ・マッサリア(カラトラーヴァ侯爵)、ヴェラ・プレスティ(クーラ)、
   エラルド・コスタ(アルカーデ)、アデリオ・ザゴナーラ(トラブーコ)、
   レンツォ・ゴンザレス(外科医)、
   ニーノ・サンツォーニョ(指揮)、ローマRAI 管弦楽団&合唱団
   録音:1957 年9月28日/ローマ

 CD 13 [73:51]、CD 14 [48:20]
  ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』
   ディーノ・ドンディ(ナブッコ)、アニタ・チェルクェッティ(アビガイッレ)、
   ジャン・パオロ・コッラーディ(イズマエーレ)、ウーゴ・トラーマ(ザッカリア)、
   ジョヴァンナ・フィオリーニ(フェネーナ)、ジョランダ・マンチーニ(アンナ)、
   ジャン・パオロ・コッラーディ(アブダッロ)、
   フルヴィオ・ヴェルニッツィ(指揮)、ヒルフェルスム放送交響楽団&合唱団
   録音:1960 年10月28・29日/ヒルフェルスム

 没後10年、伝説のヴェルディ歌手、チェルクェッティの至芸を堪能、ヴェルディ歌劇7作品ライヴ録音集!

 録音:1954-1960年

 イタリアの名ソプラノ、アニタ・チェルクェッティ(1931.3.4-2014.10.11)が歌うヴェルディのオペラ7作品をまとめた14 枚組ボックス。
 20歳でアイーダ を歌いオペラ界にデビューした彼女は、30歳で引退するまでの短い期間、世界の名だたるオペラハウスで活躍しその存在感を魅せつけました。
 スタジオ録音はデッ カに2枚あるのみで、当時の歌唱の凄さを伝えるライヴ録音の数々は貴重な記録とされています。
 「傑出したヴェルディ歌手」として名をとどろかせたチェルクェッ ティのおおいなる至芸をご堪能ください。
 2024年、チェルクェッティ没後10年のリリースです。

 
 



<国内盤> 

.

フォンテック



FOCD9910
\3080
尾高=大阪フィル、ブルックナー 交響曲 第6番
 ブルックナー(1824-1896):
  交響曲 第6番 イ長調 <ノーヴァク版>
尾高忠明(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団

 収録:2024年1月22日 サントリーホール ライヴ録音

 2018年の音楽監督就任以来、ブルックナー演奏に邁進する尾高=大阪フィル。
 ライヴCD第6作である、2024年1月22日 第56回東京定期演奏の「第6番」が登場。
 低弦が奏でる荘重な主題で始まり、ブルックナー最美とも称せるアダージョ、峻厳なスケルツォを経て、冒頭主題の輝かしい回帰へ至る極上の音楽時間。
 尾高 自在の境地が生んだ名演です。
 
 


FOCD9908
\2970
西本幸弘(ヴァイオリン)
VIOLINable ディスカバリー vol.10

 ベートーヴェン:6 つのメヌエット WoO 10 より 第2番 ト長調
 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第10番 ト長調 Op.96
 吉川和夫:ヴァイオリン・ソナタ 第4番 「トゥバラーマ」より 第3楽章
 パラディス(ドゥシュキン編):シシリエンヌ
 R.シュトラウス(プシホダ編):楽劇「ばらの騎士」より ワルツ
 ポンセ(ハイフェッツ編):エストレリータ(小さな星)
 サラサーテ:グノーの歌劇「ファウスト」による新しい幻想曲 Op.13
 R.シュトラウス(高橋翔吾 編):明日! Op.27-4
西本幸弘(ヴァイオリン)
北端祥人(ピアノ)

 収録:2023年12月8日 仙台市宮城野区文化センターPaToNa ホール ライヴ録音

 仙台フィル・九響コンサートマスターを兼任する西本幸弘が《VIOLINable -ヴァイオリンの可能性と適合性-》をテーマに臨むリサイタルシリーズ 完結編!

 2014年より、ベートーヴェンのソナタ全曲演奏と東日本大震災復興支援音楽プログラムを組み合わ せた"VIOLINable ディスカバリー"シリーズを続けてきたヴァイオリニスト西本幸弘。
 ソナタ第10番 に到達した本作をもって、ついにシリーズが完結します。
 今回もさまざまな作品に彩られていますが、シリーズCD 全作で解説を務めてきた吉川和夫の手による「トゥバラーマ」、必聴です。
 シリーズ掉尾にピアニストとして迎えられたのは、過去最多共演(vol.5・6・7)で西本を支えた、 北端祥人。
 幾度もの共演を重ねてあうんの呼吸を持つふたりが、残り少ないシリーズのひとときを惜し むかのように、ともに作品にその身を捧げます。
 
 


FOCD9907
\3300
佐藤太一(オーボエ)/Vocalise ヴォカリーズ
 レーガー:ロマンス ト長調
 シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
 シューマン:幻想小曲集 Op.73 ※
 プーランク:オーボエとピアノのためのソナタ FP185
 マスカーニ:アヴェ・マリア
  (歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲による)
 ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
 シューマン:夕べの歌 Op.85-12
佐藤太一
 (オーボエ、
  オーボエ・ダモーレ※)
林 紋子(ピアノ)

 収録:2024年1月22~24日 富士見市民文化会館 キラリふじみ

 九州交響楽団首席オーボエ奏者 佐藤太一が満を持して贈るデビュー・アルバム!

 2014年より九州交響楽団の首席オーボエ奏者を務める、佐藤太一。在籍10年のキャリアを積み、満を持して贈りだすソロ・アルバムです。
 端正かつ実直な演奏で作品世界を深く掘り下げるその演奏は、これまでオーケストラでのさまざまなマエストロとの共演により積み重ねられた経験に裏打ちされています。
 普段から九響でも共演を重ねる林 紋子の盤石のピアノを得て、佐藤の誠実な「歌」が心を満たす一枚です。

 佐藤太一(さとう・たいち) オーボエ
 1987年生まれ。北海道恵庭市出身。高校の吹奏楽部でオーボエと出会う。
 2009年洗足学園音楽大学を優秀賞を得て卒業、読売新聞社主催 新人演奏会(東京文化会館)に出演。神奈川フィルハーモニー管弦楽団契約団員、N 響アカデミー修了を経て、2014年九州交響楽団に首席奏者として入団。
 入団後も現在まで、首都 圏をはじめ国内各地のオーケストラに首席奏者として招かれ数多く客演。
 ソリストとして洗足学園大学院室内管弦楽団、九州 交響楽団とモーツァルトやリヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲等を協演。
 2019年度、札幌・福岡・東京でリサイタ ルを開催するほか、福岡を中心に室内楽などオーケストラ以外でも演奏。
 現在、九州交響楽団首席奏者、エリザベト音楽大学非常勤講師、福岡第一高校音楽科講師。
 これまでにオーボエを辻功、細田(鷹見)てるみの各氏に師事。N 響アカデミーにて青山聖樹、茂木大輔、和久井仁の各氏に師事。
 
 使用楽器 オーボエ:YAMAHA YOB-831/オーボエ・ダモーレ:Loree

 林 紋子(はやし・あやこ) ピアノ
 福岡県福岡市出身。三歳よりヤマハ音楽教室でピアノと作曲を学ぶ。国内外でのJOC ジュニアオリジナルコンサート、TV 番組等に多数出演。
 第48回全日本学生音楽コンクール九州大会 中学校の部第1 位。第3回鳥栖ピアノコンクール 高校の部第1位および総合 でグランプリ。
 第19回TIAA 全日本クラシック音楽オーディション 最優秀賞。第49回西日本出身新人紹介演奏会 審査員 奨励賞(ピアノ部門最高位)。
 第6回大阪国際音楽コンクール デュオ・アンサンブル部門 エスポアール賞。第151回日演 連推薦新人演奏会にて、九州交響楽団とピアノコンチェルト共演。第51回北九州音楽祭クラシックコンサートにて優秀伴奏 者賞を受賞。
 桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科を経て、同大学研究生修了。在学中には、卒業演奏会、Student'sConcert 等に選抜され出演。
 これまでに田中美江、徳丸聰子、ミハイル・ボスクレセンスキー各氏に師事。
 福岡女子短期大学音楽科、純真短期大学こども学科非常勤講師歴任。現在、西日本短期大学保育科非常勤講師。
 福岡フラウエ ンコール、ウィッチ&くるっとコール、専属ピアニスト。九州交響楽団の入団オーディション公式伴奏員や、オーケストラ内 の鍵盤楽器を担当する等、活動の幅を広げている。
 




LAPLACE RECORDS


LPDCD116
\3300
杉原夏海(フルート)
フルート・ファンタジア

 1. フランシス・プーランク:廃墟を見守る笛吹の像
 2. サミュエル・バーバー:「往き来る人々の歌」より 第2曲 白鳥
 3. サミュエル・バーバー:カンツォーネ
 4-8. モーリス・ラヴェル:マ・メール・ロワ
  4. 第1曲 眠れる森の美女のパヴァーヌ/5. 第2曲 親指小僧/
  6. 第3曲 パゴダの女王レドロネット/
  7. 第4曲 美女と野獣の対話/8. 第5曲 妖精の園
 9. クロード・ドビュッシー:夢想
 10. クロード・ドビュッシー:星の夜
 11. クロード・ドビュッシー:小さな羊飼い
 12. エリック・サティ:グノシエンヌ 第1番
 13. エリック・サティ:ジムノペディ 第1番
 14. ジョルジュ・ビゼー:歌劇「カルメン」より 間奏曲
 15. ガブリエル・フォーレ:シチリアーナ 作品78
 16. ガブリエル・フォーレ:パヴァーヌ
 17. モーリス・ラヴェル:フォーレの名による子守歌
 18. カミーユ・サン=サーンス:ロマンス 変二長調Op.37
 19. ピエール=オクターヴ・フェルー:
  3つの小品より 第1曲 恋する羊飼い
 20. 大島ミチル:ICO -You Were There-
杉原夏海(フルート)
平尾有衣(ピアノ)...2-18,20

 収録時間:65分
 《録音》2024年4月11-12日 玉村町文化センター, 群馬県

 体裁はクラシックのフルート曲集、"隠れコンセプト"はゲーム音楽に使われていそうなクラシック曲を集めること。
 子供の頃から「ゲーム大好き」というフルーティスト・杉原夏海による、自身初となるソロ・アルバム。
 ビゼーの「カルメン間奏曲」やサン=サーンスの「ロマンス」といった有名曲、今回のために自分でアレンジしたラヴェルの名作「マ・メール・ロワ」、フルーティストにもあまり知られていないというプーランクの「廃墟を見守る笛吹の像」やバーバーの「往き来る人々の歌」、ラストには本物のゲーム音楽「ICO」が入る。フルートとピアノがやさしく幻想世界へ誘ってくれて、リアルに息づいた色彩に心がときめく。あたかも作曲家の指示どおりタイムマシンが故障し、「作曲家たちの夢想の中」へ飛んでしまう。

 杉原 夏海(フルート)
 福井県鯖江市出身。鯖江市惜陰小学校,鯖江中学校,高志高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部卒業。 第61回全日本学生音楽コンクール高校生の部大阪大会第1位、同全国大会入選。
 第13回びわ湖国際フルートコン クールアドヴァンス部門第2位等を受賞。ソリストとしてセントラル愛知交響楽団と共演。
 学生時代より演奏活動を開始 し、ソロ活動の他、プロオーケストラや吹奏楽団等への客演、ジャズやポップスなどクラシック以外のアーティストとの共演、 ゲーム音楽のスタジオワークなど、幅広く活動。
 「和」をコンセプトとしたフルート四重奏「宵待小町」として1stCD「月下美 人」、2ndCD「国色天香」をリリース。福井県文化振興事業団「越のルビーアーティスト」。ふるさと鯖江文化大使、ふく いブランド大使を務める。世界三大ミスコンのひとつ『Miss World JAPAN 2017』にてファイナリスト、タレント部門1位 及び「ミス日本伝統文化」受賞。

 平尾 有衣(ピアノ)
 千葉県船橋市出身。東京藝術大学音楽学部卒業、同大学院修士課程修了。度々ドイツにて研鑽を積む。
 全日本 学生音楽コンクール東京大会第 2 位。日本演奏家コンクールグランプリ受賞。 ウィーン国立音楽大学セミナーコンクー ル第 2 位。
 2018年、ドビュッシー没後100年に因んだドビュッシー作品のリサイタルをシリーズで開催。2019年、「音の アトリエPiacharm」を創設(現,株式会社music&)。
 「さながら聴いて味わう美術館のように、クラシック音楽を楽し んでいただく」ことをコンセプトとした「Piacharm Music Museum®」等の公演を継続的に開催中。
 2024年2月、三越劇場で開催された「ジョルジュ&ミッシェル ショパンを創った、ふたり」にショパン役で出演。室内楽や伴奏ピアニストとして も活動。
 音楽教室「music&School」主宰。YouTubeチャンネル「movie piacharm」開設。
 
 
LPDCD117
\3300
冨田楓(ピアノ)
サイレント・ラフマニノフ

 セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943): .
  1. プレリュード Op.32 No.5/2. プレリュード Op.32 No.2/
  3. エチュード・タブロー Op.33 No.3/
  4. ピアノ・ソナタ No.2 II/5. プレリュード Op.32 No.10/
  6. エチュード・タブロー Op.39 No.8/
  7. プレリュード Op.23 No.6/8. プレリュード Op.23 No.10/
  9. エチュード・タブロー Op.33 No.1/10. プレリュード Op.23 No.4/
  11. プレリュード Op.32 No.12/12. ピアノ・ソナタ No.1 II/
  13. プレリュード Op.23 No.1/14. ヴォカリーズ
冨田楓(ピアノ)

 収録時間:66分
 《録音》2024年4月25-26日 玉村町文化センター, 群馬県

 10年の構想を経て完成した究極のヒーリングアルバム。
 収録曲はバラード系のラフマニノフのみ。冨田楓の初となるソロアル バムでもある。「ヴォカリーズ」と「ソナタ」を除くと頻繁には聴か れていないピアノ曲がずらりと並ぶ。
 「錆びた曲」と言っていいか どうか、すらりと洗われた全曲を通して漂うのは、Laplace Recordsの作品群の中でも格別に異能の雰囲気である。
 プ レーヤーを「リピート再生」状態にして耳の扉を開け閉てして いると......。世界に溢れる無数の音楽の中、終に聞こえてく る"癒し" とは。

 冨田楓(ピアノ)
 岡山県出身。東京藝術大学卒業(ピアノ専攻)。同大学大学院修士課程修了。青山音楽財団奨学生。
 日本クラ シック音楽コンクール全国大会第2位(最高位)、野島稔・よこすかピアノコンクール第2位などを受賞。
 藝大モーニング コンサートのソリストに選出され尾高忠明指揮藝大フィルハーモニアとスクリャービンのピアノ協奏曲を共演。
 

<映像>


DYNAMIC(映像)



DYNDVD38055
(8DVD)
\15000

フェニーチェ歌劇場 オペラ映像ボックス(DVD) Vol.1
 (《真珠採り》のみ日本語字幕付き)


  DVD 1 ジョルジュ・ビゼー(1838-1875):歌劇《真珠採り》
   レイラ...アニック・マシス(ソプラノ)、ナディール...中島康晴(テノール)、
   ズルガ ...ルカ・グラッシ(バリトン)、ヌラバッド...ルイージ・デ・ドナート(バス) 他
   フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:ピエロ・モンティ)、
   指揮:マルチェッロ・ヴィオッティ
   演出:ピエール・ルイージ・ピッツィ
   収録:2004年4月 マリブラン劇場/収録時間:122分/
   字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語

  DVD 2 ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《ルイザ・ミラー》
   ルイザ...ダリーナ・タコヴァ(ソプラノ)、ロドルフォ...ジュゼッペ・サッバティーニ(テノール)、
   ワルター伯爵...アレクサンドル・ヴィノグラードフ(バス)、
   ミラー...ダミアーノ・サレルノ(バリトン) 他、
   フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:エマヌエラ・ディ・ピエトロ)、
   指揮:マウリツィオ・ベニーニ
   演出:アルノー・ベルナール
   収録:2006年5月 フェニーチェ歌劇場/収録時間:157分/
   字幕:イタリア語・英語・ドイツ語・スペイン語 (日本語字幕なし)

  DVD 3、4&5 リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):神聖祝祭劇《パルジファル》
   パルジファル...リチャード・デッカー(テノール)、グルネマンツ...マティアス・ヘレ(バス)、
   アンフォルタス...ヴォルフガング・シェーネ(バリトン)、
   クンドリー...ドリス・ゾッフェル(メゾ・ソプラノ)、
   クリングゾル...ミコワイ・ザラシンスキ(バリトン) 他、
   フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:エマヌエラ・ディ・ピエトロ)、
   指揮:ガボール・エトヴェシュ
   演出:デニス・クリーフ/
   収録:2005年3月 フェニーチェ歌劇場/収録時間:244分/
   字幕:ドイツ語・英語・フランス語・イタリア語・スペイン語(日本語字幕なし)

  DVD 6 ジュール・マスネ(1842-1912):歌劇《タイス》
   タイス...エヴァ・メイ(ソプラノ)、アタナエル...ミケーレ・ペルトゥージ(バス・バリトン)、
   ニシアス...ウィリアム・ジョイナー(テノール)、パレモン...クリストフ・フェル(バス)  他、
   フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:ギヨーム・トゥルニエール)、
   指揮:マルチェッロ・ヴィオッティ
   演出:ピエール・ルイージ・ピッツィ
   収録:2002年11月 マリブラン劇場/収録時間:137分/
   字幕:フランス語・イタリア語・英語・ドイツ語・スペイン語(日本語字幕なし)

  DVD 7 エーリヒ・ウォルフガング・コルンゴルト:歌劇《死の都》
   パウル...シュテファン・フィンケ(テノール)、
   マリエッタ/マリー...ソルヴェイグ・クリンゲルボルン(ソプラノ)、
   フランク/フリッツ...シュテファン・ゲンツ(バリトン)、
   ブリギッタ...クリスタ・マイヤー(メゾ・ソプラノ) 他、
   フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団、指揮:エリアフ・インバル
   演出:ピエール・ルイージ・ピッツィ
   収録:2009年1月 フェニーチェ歌劇場/収録時間:148分/
   字幕:ドイツ語・英語・フランス語・イタリア語(日本語字幕なし)

  DVD 8 ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):歌劇《ヴェニスに死す》
   アッシェンバッハ...マーリン・ミラー(テノール)、
   アポロの声 他...ラツェク・フランソワ・ビタール(カウンターテナー)、
   旅人 他...スコット・ヘンドリックス(バリトン)、タッジオ...アレッサンドロ・リガ(ダンサー) 他、
   フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:アルフォンソ・カイアーニ)、
   指揮:ブルーノ・バルトレッティ
   演出:ピエール・ルイージ・ピッツィ
   収録:2008年6月22日、25日 フェニーチェ歌劇場/収録時間:155分/
   字幕:英語・イタリア語・フランス語・ドイツ語・スペイン語(日本語字幕なし)

 総収録時間:963分
 音声:《真珠採り》《タイス》 フランス語/《ルイザ・ミラー》 イタリア語《パルジファル》《死の都》 ドイツ語/《ヴェニスに死す》 英語
 《真珠採り》《タイス》 PCMステレオ 2.0/DOLBY DIGITAL 5.1/DTS 5.1/《ルイザ・ミラー》 Dolby Digital ステレオ 2.0/Dolby Digital 5.0/《パルジファル》 PCMステレオ 2.0/ DTS 5.1/《死の都》《ヴェニスに死す》 PCMステレオ 2.0/Dolby Digital 5.1
 画角: 16:9 NTSC All Region/DVD...片面二層ディスク(7枚)+片面単層ディスク(1枚)

 ヴェネツィアのフェニーチェ歌劇場(1792年創設)は、イタリアの歴史・文化が凝縮された都市ヴェネツィアにふさわしい、オペラの殿堂。ミラノのスカラ座(1778年創設)と並び称される豊かな音楽文化の象徴のひとつです。
 2度の火災(1836年、1996年)で建物がほぼ全焼するという不幸に遭遇したにもかかわらず、その名([伊]フェニーチェ=[英]フェニックス)の通り、その都度灰の中から蘇る不死鳥のように再建されました。
 また、欧州のオペラ上演の本拠地のひとつとして、創設以来、傑出した作曲家の作品(ロッシーニ《タンクレーディ》、ベッリーニ《カプレーティとモンテッキ》、ヴェルディ《リゴレット》《椿姫》《シモン・ボッカネグラ》、プロコフィエフ《炎の天使》、ストラヴィンスキー《放蕩者のなりゆき》、ブリテン《ねじの回転》など)が初演され、その声価を高めてきました。
 この映像コレクションでは2000年代初頭の10年間にダイナミック・レーベルが制作した6つのオペラを収録。いずれもフェニーチェ歌劇場ならではの充実したキャスト、指揮者、舞台監督を起用した優れた内容となっています。

 

 
 

DYNDVD38029
(DVD)
\4500
ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848):
 歌劇《大洪水》
  (日本語字幕付/日本語解説付)

  台本:ドメニコ・ジラルドーニ
  3幕の聖悲劇
   ナポリ初演版校訂:エドアルド・カヴァッリ
ノア...ナウエル・ディ・ピエロ(バス)
ヤペテ...ニコロ・ドニーニ(バリトン)
セム...ダヴィデ・ザッケリーニ(テノール)
カム...エドアルド・マルティネス(バス)
テスビテ...サブリーナ・ガルデス(ソプラノ)
アスフェネ...エーリカ・アルティーナ(ソプラノ)
アブラ...ソフィー・バーンズ(メゾ・ソプラノ)
カドモ...エネア・スカーラ(テノール)
セラ...ジュリアーナ・ジャンファルドーニ(ソプラノ)
アダ...マリア・エレナ・ペーピ(ソプラノ)
アルトー...ワンマオ・ワン(テノール)
ミラノ・スカラ座アカデミー合唱団
(合唱指揮:サルヴォ・ズグロ)
ドニゼッティ歌劇場管弦楽団
指揮:リッカルド・フリッツァ

DYNBRD58029
(Blu-ray)
\4500
NYDX 50374
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4950

 制作・演出・衣装:MASBEDO/美術:2050+/ビジュアル・ドラマトゥルギー:マリアーノ・フルラーニ/舞台所作:サビーノ・チヴィッレリ、マヌエーラ・ロ・シッコ/
 照明:フィアンメッタ・バルディセッリ/映像監督:マッテーオ・リッケッティ2023年イタリアの文化首都ベルガモ/ブレシアのための新制作、GAMeC(ベルガモ)
 共同制作収録:2023年11月17日 ドニゼッティ歌劇場、ベルガモ(イタリア)/収録時間:139分
 音声:イタリア語、PCMステレオ 2.0/Dolby Digital 5.1(DVD)、PCMステレオ 2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
 字幕:日本語、イタリア語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語
 画角:16:9 NTSC All Region、DVD...片面二層ディスク、Blu-ray...片面二層ディスク 1080i High Definition

 【ドニゼッティ音楽祭より旧約聖書「ノアの方舟」を題材にしたオペラ《大洪水》初演版の蘇演映像化!】
 堕落した人間を懲らすために大洪水を起す、と神に告げられたノアは、方舟を用意しながらも、神にその罪の赦しを乞います。
 古都シナルの支配者カドモの妻セラは、夫に隠れてノアの神に改宗します。
 それを知ったセラの友人アダは、カドモにセラがノアの息子ヤペテを愛しているという偽りの告げ口。逆上したカドモは部下にノア、ヤペテとセラを捕らえることを命じます......

 《大洪水》は、旧約聖書の「ノアの方舟」の物語に触発された後世の文学作品(バイロンの史劇『天と地』、トマス・ムーアの詩『天使の恋』など)を元に、ドメニコ・ジラルドーニが執筆した台本にドニゼッティが作曲した「聖悲劇」。
 作曲家にとって聖書を題材とした唯一のオペラとなりました。
 この作品は1830年にミラノで大成功を収めた《アンナ・ボレーナ》と同年に発表されたドニゼッティ中期の力作であるにもかかわらず、ナポリ初演は演奏の失敗により不評に終わり、1934年に作曲家自身による改訂版がジェノヴァで上演されたのを最後に、お蔵入りとなってしまいました。
 ドニゼッティ・ルネサンスを目指して旺盛に舞台上演を行うベルガモのドニゼッティ音楽祭が2023年、この《大洪水》の真価を問うべくナポリ初演版を取り上げました。
 演出(舞台アートグループMASBEDO)は、ノアの方舟のエコロジー的な解釈(環境破壊による人間の生活基盤の喪失)に基づくビデオ映像を多用したユニークなもの。
 演じるのは、ロッシーニの歌劇を中心に世界中で活躍するノア役のバス、ナウエル・ディ・ピエロ、セラ役の気品溢れるソプラノ、ジュリアーナ・ジャンファルドーニ、ベルカント・オペラの歌唱で高い評価を受けるカドモ役のテノール、エネア・スカーラらを中心とした充実した歌唱陣。
 そして、世界中の名だたる歌劇場でイタリアオペラを中心としたレパートリーで名声を博すとともに、ドニゼッティ音楽祭の音楽監督を務めるリッカルド・フリッツァが、機敏かつ優雅なタクトでドニゼッティの知られざるオペラに新たな命を吹き込んでいます。








NAXOS(映像)

2.110775
(DVD)
\4500
『ハンス・ファン・マーネンの夕べ』(日本語字幕付/日本語解説付)
 1. 『メタフォーレン』(1965)
  出演:ウェンティン・グァン / ジャレード・ライトユァンユァン・ジアン /
   ヴィト・マッツェーオマリア・チュハイ / クリスタ・エトリンガー / ジェシカ・ツァン /
   大久保沙耶ジンジン・マオ / エリカ・ホーウッドセム・ショウケ / ネイサン・ブラン
  音楽 :ジャン・イヴ・ダニエル=ルシュール(1908 - 2002)
   オルガンと弦楽オーケストラのための変奏曲
 2.『アダージョ・ハンマークラヴィーア』(1973)
  出演:アンナ・オール / ジェームズ・スタウトサーシャ・ムハメドフ /
   ダニエル・カマルゴイゴーネ・デ・ヨング / ヨゼフ・ヴァルガ
  音楽:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)
   ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 Op. 106「ハンマークラヴィーア」第3楽章
    Adagio sostenuto, appassionato e con molto sentimentoオルガ・ホジャイノワ(ピアノ)
 3.『フランク・ブリッジの主題による変奏曲』(2005)
  出演:イゴーネ・デ・ヨング / ダニエル・カマルゴスザンナ・カイク /
   レミ・ヴォルトマイヤーフロー・エイメルス / セム・ショウケパスカユ・パエレル /
   クリスティアーノ・プリンチパートラウラ・ロシージョ / ダニエル・モンテロ・レアル
  音楽:ベンジャミン・ブリテン(1913-1976) フランク・ブリッジの主題による変奏曲 Op. 10
NBD0183V
(Blu-ray)
\4500
NYDX 50371
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4950
NYDX 50372
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4950

 映像監督:ヴァンサン・マシップ/制作:Dutch National Opera & Ballet/共同制作:La Belle Tele, Montpellier Danse 2017/
 制作:Jean-Paul Montanari and MEZZO/制作参加:Francetelevisions協力:CNC
 収録 :2017年7月5日 ル・コラム/オペラ・ベルリオーズ、モンペリエ(フランス)
 【ハンス・ファン・マーネン ドキュメンタリー】~ムーヴィング・トゥー・ミュージック~/制作:ライナー・モーリッツ
 収録時間:127分(バレエ75分、ドキュメンタリー52分)
 音声:英語/オランダ語、PCMステレオ 2.0 (DVD)、PCMステレオ 2.0 (Blu-ray)
 字幕:日本語、英語、ドイツ語、韓国語/画角:16:9 NTSC All Region、DVD...片面二層ディスク、Blu-ray...片面二層ディスク 1080i High Definition

 エラスムス賞やブノワ賞を受賞し、世界的な振付家として知られるオランダのハンス・ファン・マーネン(1932-)。
 彼の生誕85周年を記念して、2017年、オランダ国立バレエによる特別プログラム『ハンス・ファン・マーネンの夕べ』が仏モンペリエで上演されました。
 「バレエ界のモンドリアン」と称されるマーネンは、クラシック・バレエとコンテンポラリー・ダンスの架け橋的な存在であり、半世紀に渡り男女(異性間、同性間)の微妙な関係性を中心に描くユニークな抽象バレエ作品を150点以上振り付けてきました。
 この記念公演では、オランダ国立バレエを代表するイゴーネ・デ・ヨングやダニエル・カマルゴらが卓越したパフォーマンスを披露。
 収録された3作品は、順番にマーネンが30歳代、40歳代、70歳代に手掛けたもの。これらは一貫してシンプルな構図と造形の振付でありながらも、時の流れの中で進化生成するマーネンの音楽とのインターアクティヴ性に富んだ舞踏の世界を俯瞰的に観ることができます。
 さらに併録された、音楽とパフォーミング・アーツのドキュメンタリー制作の大家、ラーナー・モーリッツによるマーネン本人と芸術上の盟友たちとのインタビューで構成された『ムーヴィング・トゥー・ミュージック』は、マーネンの創造の秘密に肉薄するマーネンファンのみならずバレエ・ダンスファン必見のドキュメンタリー映像です。

 
 




OPUS ARTE(映像)


OA1390D
(DVD)
\4100
オシポワ&クラークの熱演が光る
 マクミラン振付の『マノン』

  英国ロイヤル・バレエ
   バレエ『マノン』
  特典映像:
   ・『マノン』の紹介
   ・オシポワとクラーク『マノン』を語る
   ・キャスト・ギャラリー
マノン...ナタリア・オシポワ
デ・グリュー...リース・クラーク
レスコー...アレクサンダー・キャンベル
ムッシューG.M. ...ギャリー・エイヴィス
レスコーの愛人...マヤラ・マグリ
娼館のマダム...エリザベス・マクゴリアン
看守...ルーカス・ビヨルンボー・ブレンツロド
乞食の頭...中尾太亮
娼婦たち...崔由姫、メリッサ・ハミルトン、
 前田紗江、アメリア・タウンゼンド
紳士たち...アクリ瑠嘉、
 カルヴィン・リチャードソン、ジョセフ・シセンズ
娼館の客たち...ハリー・チャーチズ、デイヴィッド・ドネリー、
 ジャコモ・ロヴェーロ、トーマス・ホワイトヘッド、
 クリストファー・サウンダース
老紳士...フィリップ・モーズリー
英国ロイヤル・バレエ団
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
指揮:コーエン・ケッセルス

OABD7328D
(Blu-ray)
\5100
NYDX 50375
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4400
NYDX 50376
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\5500

誤)OABD7327Dから 正)OABD7328D に訂正 2024/10/17

 振付:ケネス・マクミラン/美術・衣装:ニコラス・ジョージディアス/照明:ヤコポ・パンターニI/
 演出:ローラ・モレーラリハーサル/監督:クリストファー・サウンダース/映像監督:ロス・マクギボン
 収録:2024年2月3日、7日、23日 コヴェント・ガーデン王立歌劇場 (ロンドン)/収録時間:131分(本編121分、特典10分)
 音声:英語、PCMステレオ 2.0/DTS 5.1(DVD)、PCMステレオ 2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
 特典映像字幕:日本語、英語、フランス語、ドイツ語、韓国語/画角:16:9 NTSC All Region
 DVD...片面二層ディスク、Blu-ray...片面二層ディスク 1080i High Definition

 ジュール・マスネ(1842-1912)
 選曲:レイトン・ルーカス&ヒルダ・ゴーント/編曲:マーティン・イエーツ

 【英国ロイヤル・バレエ初演50周年 ― オシポワ&クラークの熱演が光るマクミラン振付の『マノン』】
 『ロミオとジュリエット』と並んでケネス・マクミラン振付の代表作として知られる『マノン』。コヴェント・ガーデンで初演された1974年から50周年となる2024年、ずば抜けた身体能力と圧倒的な演技力で現代的なマノン像を描くナタリア・オシポワと、彼女と組んで5年目、ますますそのパートナーシップに磨きがかかる期待のプリンシパル、リース・クラークが熱演。
 真実の愛と富、貧困の狭間で揺れ動く人間の深層心理を浮き彫りにするダイナミックな振付が魅力です。
 野性味溢れるマノンの兄レスコー役のアレクサンダー・キャンベル、妖艶なレスコーの愛人役のマヤラ・マグリ、好色なムッシューD.M.役のギャリー・エイヴィスなど、卓越した演技を見せる助演キャストも見逃せません。
 レイトン・ルーカスらがマスネ作曲の楽曲をコラージュした音楽は、まるでこのバレエのために紡がれたかのよう。
 バレエ音楽演奏の名匠コーエン・ケッセルスの導くオーケストラが、躍動するリズムと甘美で哀愁に満ちた旋律を奏で、このマクミランの物語バレエを大いに盛り上げます。





<LP>


DG(LP)


4865707
(7LP)
\32000

《ジョン・ウィリアムズ
 ~John Williams in Concert Tokyo|Boston|Berlin|Vienna》


ジョン・ウィリアムズ:
《LP 1》
[Side A]
 1) スーパーマン・マーチ(映画『スーパーマン』より)、
 2) ヘドウィグのテーマ(映画『ハリー・ポッターと賢者の石』より)、
 3) 不死鳥フォークス(映画『ハリー・ポッターと秘密の部屋』より)、
 4) ハリーの不思議な世界(映画『ハリー・ポッターと賢者の石』より)、
 5) シンドラーのリストのテーマ(映画『シンドラーのリスト』より)/
[Side B]
 1) レベリオン・イズ・リボーン(映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』より)、
 2) 王女レイアのテーマ(映画『スター・ウォーズ/新たなる希望』より)、
 3) 王座の間とエンドタイトル(映画『スター・ウォーズ/新たなる希望』より)、
 4) ヨーダのテーマ(映画『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』より)
  【演奏】サイトウ・キネン・オーケストラ【録音】2023年9月、東京、サントリーホール(ライヴ)/

《LP 2》ヴァイオリン協奏曲第2番
 [Side A]1) 第1楽章:プロローグ、2) 第2楽章:ラウンズ/
 [Side B]1) 第3楽章:ダクティルズ、2) 第4楽章:エピローグ
  【演奏】アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)、ボストン交響楽団
   【録音】2021年9月&10月、ボストン、シンフォニー・ホール/

《LP 3》
[Side A]
 1-2) オリンピック・ファンファーレとテーマ、3) 映画『未知との遭遇』より抜粋、
 4) 映画『遥かなる大地へ』組曲、5) フライング・テーマ(映画『E.T.』より)/
[Side B]
 1) ヘドウィグのテーマ(映画『ハリー・ポッターと賢者の石』より)、
 2) ニンバス2000(映画『ハリー・ポッターと賢者の石』より)、
 3) ハリーの不思議な世界(映画『ハリー・ポッターと賢者の石』より)、
 4) 映画『ジュラシック・パーク』のテーマ、5) スーパーマン・マーチ(映画『スーパーマン』より)
  【演奏】ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   【録音】2021年10月、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)/

《LP 4》
 [Side A]
  1) オートバイとオーケストラのためのスケルツォ(映画『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』より)、
  2) マリオンのテーマ(映画『インディ・ジョーンズ/失われたアーク《聖櫃》』より)、
  3) レイダース・マーチ(映画『インディ・ジョーンズ/失われたアーク《聖櫃》』より)、
  4) チェロとオーケストラのためのエレジー/
 [Side B]
  1) ハン・ソロの冒険(映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』より)、
  2) ヨーダのテーマ(映画『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』より)、
  3) 王座の間とエンドタイトル(映画『スター・ウォーズ/新たなる希望』より)、
  4) 王女レイアのテーマ(映画『スター・ウォーズ/新たなる希望』より)、
  5) 帝国のマーチ(映画『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』より)
   【演奏】ブリュノ・ドルプレール(チェロ)(Side A: 4)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
    【録音】2021年10月、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)/

《LP 5》
 [Side A]
  1) ネヴァーランドへの飛行(映画『フック』より)、2) 映画『未知との遭遇』より抜粋、
  3) 悪魔のダンス(映画『イーストウィックの魔女たち』より) /
 [Side B]
  1) 地上の冒険(映画『E.T.』より)、2) 映画『ジュラシック・パーク』のテーマ
   【演奏】アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)(Side A: 3)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    【録音】2020年1月、ウィーン(ライヴ)/

《LP 6》
 [Side A]
  1) 映画『スター・ウォーズ/新たなる希望』よりメイン・タイトル、
  2) リベリオン・イズ・リボーン(映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』より)、
  3) ルークとレイア(映画『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』より)、
  4) 帝国のマーチ(映画『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』より)/
 [Side B]
  1) ダートムア、1912年(映画『野火の馬』より)、2) 映画『ジョーズ』組曲、
  3) マリオンのテーマ(映画『インディ・ジョーンズ/失われたアーク《聖櫃》』より)、
  4) レイダース・マーチ(映画『インディ・ジョーンズ/失われたアーク《聖櫃》』より)
   【演奏】アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)(Side B: 4)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
    【録音】2020年1月、ウィーン(ライヴ)/

《LP 7》
 [Side A]
  1) レイダース・マーチ(映画『インディ・ジョーンズ/失われたアーク《聖櫃》』より)、
  2) 帝国のマーチ(映画『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』より)、
  3) 不死鳥フォークス(映画『ハリー・ポッターと秘密の部屋』より)、
  4) レジスタンスのマーチ(映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』より)、
  5) 雅の鐘(フル・オーケストラ・ヴァージョン)/
 [Side B]
  1) 映画『ロング・グッドバイ』のテーマ、
  2) ハン・ソロと王女(映画『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』より)、
  3) マリオンのテーマ(映画『インディ・ジョーンズ/失われたアーク《聖櫃》』より)
   【演奏】アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)(Side B: 1-3)、サイトウ・キネン・オーケストラ(Side A: 1, 2)、
    ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Side A: 3-5)、ボストン交響楽団(Side B)
     【録音】
      2023年9月、東京、サントリーホール(Side A: 1, 2)(ライヴ)、
      2022年3月、ウィーン(Side A: 3-5)(ライヴ)、2021年9月&10月、ボストン、シンフォニー・ホール(Side B)
ジョン・ウィリアムズ(指揮)

 映画音楽のレジェンドのコンサート集、究極のデラックス・ファン・エディション

 LP7枚組豪華ボックス・セット

 ●映画音楽のレジェンド、世界で最も有名なアメリカの作曲家ジョン・ウィリアムズが最近行ったコンサートをまとめた『John Williams in Concert―Tokyo|Boston|Berlin|Vienna』がドイツ・グラモフォンから発売されます。
 LP7枚組豪華ボックス・セット。
 限定盤。
 
 ウィーン・コンサート(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団&アンネ=ゾフィー・ムター)、ベルリン・コンサート(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)、ウィリアムズのヴァイオリン協奏曲のコンサート(ボストン交響楽団&アンネ=ゾフィー・ムター)、東京コンサート(サイトウ・キネン・オーケストラ)、そしてコンサートのアンコール曲が収録されています。

 ●ウィリアムズの最も有名で愛されているテーマ曲や組曲の最近の演奏に加え、彼の近年のコンサート作品も収められたこのコレクションでは2つの夢が実現されています。
 1つはウィリアムズがそのキャリアの後期に世界の偉大なオーケストラと共演した記録であること。もう1つはジョン・ウィリアムズが私たちの人生のサウンドトラックにいかに重要であったかを思い出すのに役立つことです。

 ●私たちの時代の最も人気のある映画に音楽を提供してくれるジョン・ウィリアムズがいたことはハリウッドにとって実に幸運なことでした。
 スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、クリス・コロンバスなど、トップに君臨する映画製作者たちは『スター・ウォーズ』『インディ・ジョーンズ』『ハリー・ポッター』などの人気シリーズにインスピレーションを与える音楽を長い間ジョン・ウィリアムズに提供してもらいました。
 しかしジョン・ウィリアムズの音楽は映画のために書かれたと同時に多くの作品がコンサートホールのために書かれたものでもあるのです。
 ウィーンからベルリン、東京、そしてボストン、さらに多くの世界の主要なオーケストラによって演奏されています。
 観客は決まってこの指揮者がタクトを振り上げる前からスタンディング・オベイションを送ります。「それらのオーケストラを指揮するために招かれることはおそらくどの音楽家にとっても最高の栄誉の一つでしょう。
 その演奏レベルは驚くほどの高さです。私はこのような招待を受けられるほど長く元気にいられたことを幸せに思うとともに、将来、いつか再び訪れることができるようにと願っています」(ジョン・ウィリアムズ)。
 
 















9/12(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

BIS


BIS SA 2599
(SACD HYBRID)
\3100
The Salvage Men
 (1) サミュエル・バーバー(1910-1981)
   Reincarnations(生まれ変わり)Op.16(1939-40)
   Mary Hynes(メアリー・ハインズ)
   Anthony O'Daly(アントニー・オデイリー)
   The Coolin'(愛しいひと)
 (2)ジェフ・ビール(1963-)
   The Salvage Men(救助人)(2014)
   A Very Long Moment(ある種の長い瞬間)
   Spiderweb(クモの巣)
   Virga(尾流雲)*
   Age(年を取ると)
   Salvage(救助)
 (3)ダニエル・ネルソン(1965-)
  The New Colossus(新しい巨像)(2023)
 エリック・ウィテカー(1970-)
  (4)A Boy and a Girl(少年と少女)(2002)
  (5)Three Songs of Faith(3つの信念の歌)(1999)
   i will wade out (わたしは、かきわけ行く)
   hope, faith, life, love(希望、信念、生、愛)
   i thank You God for most this amazing day
    (わたしは汝神に感謝する、この驚くべき日の礼に)**
エーリク・エリクソン室内合唱団
フレードリク・マルムベリ(指揮)
ソフィア・ニクラソン(ソプラノ)*
ロヴィーサ・シュデーン(ソプラノ)**

 ジェフ・ビールの作品も収録! 現代アメリカのアカペラ合唱曲

 録音:(2)2021年4月16~18日、(1)(3)-(5)2023 年10月21&22日/(ナッカ、スウェーデン)
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、57:45
 制作・録音エンジニア・編集:(2)マッティアス・スピツバルト、(1)(3)-(5)トーレ・ブリンクマン

 SACDハイブリッド盤。
 エーリク・エリクソン室内合唱団は、1945年、27歳だったエーリク・エリクソンによって創設され、スウェーデンと世界の音楽シーンで活 動してきました。
 2012年にスウェーデンのフレードリク・マルムベリが首席指揮者に選ばれ、エリクソンの後任として、各国の客演指揮者とともに合唱団を指揮して います。
 新しいアルバムでは、アメリカあるいはアメリカ生まれの作曲家の現代に作られた、近づきやすいスタイルのアカペラ作品によるプログラムを歌っています。

 サミュエル・バーバーは、「わたしのめざすのは、できるだけ多くの人にわかってもらえる、いい音楽を書くこと」と言い、《弦楽のためのアダージョ》《ヴァイオリ ン協奏曲》《ノックスヴィル:1915年の夏》といったポスト=ロマンティシズムの管弦楽作品を多く作りました。
 《Reincarnations(生まれ変わり)》は、アントワ ン・オ・ラフテリ(1779-1835)のゲール語の詩をジェームズ・スティーヴンズ(1880-1950)が現代英語に訳したテクストによる「トリプティク」です。
 「男心 をときめかせる詩」〈メアリー・ハインズ〉、不当に断罪された英雄の死を悼む〈アントニー・オデイリー〉、首のうしろで髪が小さくカールしている〈愛しいひと〉。バー バーの親しまれている合唱作品のひとつです。

 ジェフ・ビールは、ハリウッドでもっとも多くのフィルムスコアを手がけている作曲家のひとり。
 BIS Records のフォン・バール氏も気に入りの『ハウス・オブ・ カード』(KKC-4144/5 / BIS SA-2299)の音楽で国際的に知られるようになりました。
 《The Salvage Men(救助人)》は、彼が個人的に経験した痛みを 背景に書かれた作品です。
 オスカー・ワイルド(1854-1900)と「エミリ・ディキンソンやマリアン・ムーアのように、癖のある独自のやりかたで論理と言葉を楽し んでいる」といわれるケイ・ライアン(1945-)。
 「変質と、痛みに対するわたしたちの答えというテーマを考える、まったく新しい、今の時代の見方」とジェフ・ビー ルが考えた詩がテクストに使われています。

 ダニエル・ネルソンは、メリーランド州ベセズダで生まれ、6 歳の時にスウェーデンに家族と移住。スウェーデン作曲家協会に属し活動しています。
 《The New Colossus(新しい巨像)》は、エマ・ラザラス(1849-1887)が自由の女神像からインスピレーションを得て書いた同名のソネットに作曲されました。
 「Not like the brazen giant of Greek fame...(ギリシャの有名な堂々たる巨像とは違い...)」。女神像、台座内部の博物館にプロンズ銘板として設置されているラザラスのソネット、そして、社会的な包括性という考え方の「尊厳と美」を伝えることが意図された作品です。
 エーリク・エリクソン室内合唱団の委嘱作。世界初録音です。

 各国の合唱団に親しまれている作曲家のひとり、エリック・ウィテカーは、2つの作品が歌われます。
 メキシコの詩人、オクタビオ・パス(1914-1998)の詩をミュ リエル・ルークアイザー(1913-1980)が英訳した《A Boy and a Girl(少年と少女)》。
 《Three Songs of Faith(3つの信念の歌)》は、ノーザン・アリゾ ナ大学の音楽学校の100周年記念に委嘱された作品です。
 ネオ=ロマンティックなハーモニーの歌、作曲者を眠れなくしたという詩に書いた歌、神に感謝する美し く陽気な歌。
 ウィテカーの個人的な信念と、霊的、不可知のものについての思いを共有するE・E・カミングズ(1894-1962)の詩がテクストに選ばれています。
 
. 


BIS SA 2660
(SACD HYBRID)
\3100→\2890
2024年ギルモア・アーティスト賞受賞
 アレクサンドル・カントロフ
  ブラームス&シューベルト


  ブラームス:ピアノ・ソナタ第1番 ハ長調 Op.1(1853)
  シューベルト(リスト編):歌曲集
   12の歌 S.558より第11曲「さすらい人」
    (D 489)(1816 / 1837-38)
   ミュラー歌曲集 S.565より第2曲「水車屋と小川」
    (D 795/19)(1823 / 1846)
   12の歌 S.558より第7曲「春の想い」
    (D 686)(1820-22 / 1837-38)
   白鳥の歌 S.560より第1曲「町」
    (D 957/11)(1828 / 1838-39)
   白鳥の歌 S.560より第4曲「海辺にて」
    (D 957/12)(1828 / 1838-39)
  シューベルト:さすらい人幻想曲 ハ長調 D 760(1822)
アレクサンドル・カントロフ
 (ピアノ/スタインウェイD)
KKC 6889
(SACD HYBRID)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 パリオリンピック2024開会式で 演奏したカントロフが、 ブラームスとシューベルトを組み合わせたアルバムをリリース!

 録音:2023年2月4~7日(セッション)、2023年3月30日(ライヴ)/ヌーシャテロワ芸術センター内音楽ホール、ラ・ショー=ド=フォン(スイス)
 DSD、5.0 Surround sound、マルチチャンネル、BIS ecopak、72:44
 プロデューサー&サウンド・エンジニア:イェンス・ブラウン(Take5 Music Production)
 エディティング&ミキシング:イェンス・ブラウン
 エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ

 SACD ハイブリッド盤。
 パリオリンピック2024開会式における演奏でも話題となったアレクサンドル・カントロフ。
 ブラームス・シリーズの締めくくりとしてピアノ・ソナタ第1番とシューベルトを組み合わせたアルバムをリリース。
 2023年来日公演でも演奏したプログラムです!

 1997年生まれのアレクサンドル・カントロフは父親譲りの音楽的才能の持ち主。
 16歳のときにはナントおよびワルシャワでのラ・フォルジュルネでシンフォ ニア・ヴァルソヴィアと共演し、ラフマニノフのパガニーニの主題による狂詩曲を披露。
 そして2019年に開催された16回チャイコフスキー国際コンクールでフ ランス人としてはじめて優勝。
 本選ではチャイコフスキーのピアノ協奏曲第2番を演奏し、有名な第1番を上回る高度なテクニックを要する難曲をコンクールの 場で見事に披露したことでも話題となりました

 「作品1」ながら実際はピアノ・ソナタ第2番 Op.2、スケルツォ Op.4よりあとに作曲されたブラームスのピアノ・ソナタ第1番。
 若きブラームスの野心 と情熱から生まれた大作で、技巧面はもちろんのこと表現面においても難曲とされますが、カントロフの奥深い感情表現で圧倒的な演奏を披露しています。
 シュー ベルトは「さすらい人幻想曲」とリスト編の歌曲から5 曲を録音。
 「さすらい人幻想曲」では全く乱れぬ驚くべき技巧で圧倒。歌曲編曲作品では情感豊かな演 奏で聴き手に大きな感動を与えます。


 来日公演情報
 アレクサンドル・カントロフ ピアノ・リサイタル
  2024 年11 月27 日(水)19:00 開演 ミューザ川崎シンフォニーホール
  2024 年11 月30 日(土)19:00 開演 サントリーホール
  2024 年12 月 1 日(日)16:00 開演 長久手市文化の家・森のホール




 フランスの若手を代表するピアニスト、アレクサンドル・カントロフが2024年のギルモア・アーティスト賞を受賞した。
 賞金は30万ドル。約4400万円。

 「ギルモア賞」は、世界中の様々なクラシック音楽関係者が、匿名で、ノミネートされた候補者を評価していく4年に一度発表される賞。
 秘密調査員が長期間調べ上げ、4年に一人だけ選ぶという、人類最強の芸術賞である。いわばクラシック・ミシュラン。
 その間、本人には選考対象となっていることはまったく知らされないという超本格派のプロフェッショナルな賞。

 これまでにアンスネス、アンデルシェフスキ、フリッター、ブレハッチらが受賞している。

 



.

ALBION RECORDS



ALBCD065
\2800→\2590
ホルスト生誕150周年記念!
 ホルスト協会とヴォーン・ウィリアムズ協会の共同企画
ロマンスと夢想 ~ ホルストと同時代の作曲家たち

 ホルスト(ハンナ・ローパー編):
  インヴォケーション(ヴァイオリン&ピアノ版)
 ウィリアム・ハールストーン:4つのイギリスのスケッチ
 レベッカ・クラーク:真夏の月夜
 エセル・バーンズ:ヴァルス・カプリス
 レベッカ・クラーク:3つのアイルランド民謡
 ホルスト:夜の歌
 ヴォーン・ウィリアムズ(ヴァレリア・クラーク編):
  揚げひばり(ヴァイオリン&ハープ版)
 ウィリアム・ハールストーン:夢想/ロマンス
 エセル・バーンズ:ラメント
 ホルスト(ハンナ・ローパー編):
  抒情的断章(ヴァイオリン&ピアノ版)
ハンナ・ローパー(ヴァイオリン)
マーティン・ジャコビー(ピアノ)
エマ・トリング(ソプラノ)
ヴァレリア・クラーク(ハープ)

 ホルスト生誕150周年記念!ホルスト協会とヴォーン・ウィリアムズ協会の共同企画!

 ☆ホルスト協会とヴォーン・ウィリアムズ協会が贈るホルスト生誕150周年記念アルバム!
 ☆ホルストと同時代の作曲家4人によるヴァイオリンと声楽または他の楽器のために作編曲した室内楽曲を収録!
 ☆ハープ伴奏版 《揚げひばり》 も収録!

 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」。
 新たなリリースは、ホルスト協会との共同企画で、1874年9月21日に生まれたホルスト生誕150周年を記念したアルバム!

 プログラムは、ホルストと同時代の4人の作曲家によるヴァイオリンと声楽、または他の楽器のために作編曲した室内楽作品を中心に、人気のある作品の新たな編曲が組み合わされています。
 ホルストの3つの作品は、いずれもこれまで録音されたことのない編曲。ヴォーン・ウィリアムズの 《揚げひばり》 は、ヴァレリア・クラークによるヴァイオリンとハープの編曲で聴くことができます。
 1906年に30歳で亡くなったウィリアム・ハールストーンは、師であるチャールズ・スタンフォードから高く評価されており、彼の代表作として 《4つのイギリスのスケッチ》 の初録音と、これまで録音されていなかったヴァイオリンとピアノのための2つの作品が収録されています。
 
 レベッカ・クラークはヴィオラ奏者兼作曲家で、その作品は近年よく知られるようになりました。
 ワトフォード出身のエセル・バーンズは神童で、13歳でロイヤル・アカデミーに入学する前から、すでにヴァイオリンとピアノの両方で公の場で演奏していました。
 本盤では、ヴァイオリンとピアノのための2つの作品の初録音を聴くことができます。

 特にイギリス音楽に重点を置いた多様なソロ活動で、イギリスおよび海外の主要会場でも定期的に演奏するヴァイオリニスト、ハンナ・ローパー。
 ソロおよび室内楽奏者としてイギリス全土で演奏活動を行い、レコーディング・アーティストおよび作曲家としても知られているピアニストのマーティン・ジャコビー。
 
 イギリスおよび海外でソリスト、アンサンブル歌手として活動し、BBCシンガーズとEXAUDIの長年のメンバーでもあるソプラノ歌手、エマ・トリング。
 ロンドン交響楽団やロンドン・コンテンポラリー管弦楽団などのオーケストラで定期的に演奏し、ロンドン・エレクトロニック・オーケストラの首席ハープ奏者でもあるヴァレリア・クラークの4人のソリストたちの共演で、ホルスト生誕150周年を祝福します。
 
 

ALBCD063
\2800
クリスマス・ファンタジア
 ヴォーン・ウィリアムズ:
  Christmas Now is Drawing Near at Hand
 ハウエルズ:Here is the Little Door
 ヴォーン・ウィリアムズ:The Blessed Son of God
 アイアランド: The Holy Boy
 レベッカ・クラーク:There is no Rose/Ave Maria
 ヴォーン・ウィリアムズ:Christmas Hymn
 ウィリアム・ヴァン:Carol
 アームストロング・ギブズ:While the Shepherds Were Watching
 ヴォーン・ウィリアムズ:Wassail Song
 フィンジ:The Brightness of This Day
 ヴォーン・ウィリアムズ:No Sad Thought His Soul Afright
 ホルスト:Christmas Day
 ヴォーン・ウィリアムズ:God Rest You Merry, Gentlemen
 エリザベス・マコンキー:Nowell
 ヴォーン・ウィリアムズ:
  On Christmas Day/Fantasia on Christmas Carols
ウィリアム・ヴァン(指揮)
ロイヤル・ホスピタル・
 チェルシー・チャペル合唱団
ジェイミー・アンドルーズ(オルガン)
アシュリー・リッチズ(バス・バリトン)

 レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの知られざる作品、埋もれていた作品、未発表作品などを取り上げてきた、ヴォーン・ウィリアムズ協会の自主レーベル「アルビオン・レコーズ(Albion Records)」。

 本アルバム「クリスマス・ファンタジア」には、ヴォーン・ウィリアムズとその友人や元生徒たちが書いたキャロルとファンタジアを中心とした20世紀初頭から1961年にかけての「合唱のためのキャロル」が収められています。
 また、アルバムのディレクターで、特にイギリスの合唱音楽や忘れ去られた歌曲作品の復活で高く評価され、ロイヤル・ホスピタル・チェルシー・チャペル合唱団の音楽監督を務めるウィリアム・ヴァンが、アイヴァー・ガーニーの詩に基づき作曲した新しいキャロルが組み合わされています。

 ※録音:2024年2月12日-13日、ホーリー・トリニティ教会(ロンドン)
 




AVIE

AV2681
\2800
共鳴
 ベートヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
 ジョスカン・デ・プレ(c.1450/55-1521)
  (チャールズ・ウォーリネン編):アヴェ・クリステ
 ジョージ・ベンジャミン(b.1960):シャドウラインズ
 ジョン・ダウランド(1563-1626)(ウィリアム・バード編):
  涙のパヴァーヌ P. 15/MB54
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
ベンジャミン・ホックマン(ピアノ)

 ベンジャミン・ホックマンが弾く!6世紀に渡るピアノ作品の旅!

 ☆その活躍の場をソリストから室内楽奏者、指揮者まで拡げている音楽家ベンジャミン・ホックマン!
 ☆ベートーヴェンの2つの後期ピアノ・ソナタを中心に、ジョスカンやダウランドのアレンジ、そして現代のジョージ・ベンジャミンまで、6世紀に渡るピアノ作品!!

 その活躍の場をソリストから室内楽奏者、指揮者まで拡げている音楽家ベンジャミン・ホックマンのAvieレーベル4枚目のアルバムは、「共鳴」をテーマに、6世紀に渡るピアノ作品を収録しています。
 ホックマンは、1980年エルサレムに生まれ、内田光子にマールボロ音楽祭に招かれるなど若い頃から頭角を現し、24歳の時ピンカス・ズーカーマン指揮のカーネギーホールでイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団のソリストとしてデビューしました。
 その後もニューヨーク・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団、ピッツバーグ交響楽団、プラハ・フィルハーモニー管弦楽団と共演するなど活躍しています。
 また、エイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントを獲得後、ベルリンのフィルハーモニー、ウィーン・コンツェルトハウス、ワシントンのケネディ・センター、東京のサントリーホールなどでも演奏しています。

 このアルバムでは2曲のベートヴェンのピアノ・ソナタを軸として、ルネサンス期のジョスカン・デ・プレやジョン・ダウランド、そして存命中のジョージ・ベンジャミンの作品まで、幅広い時代の作品を取り上げ、その洞察力に富んだプログラム構成と質の高い演奏をみせてくれています。

 ※録音:2024年5月13日-15日
 




HUNNIA


HRCD2320
\2600
リスト:主要ピアノ作品集
 リスト:
  巡礼の年 第1年「スイス」 より オーベルマンの谷 S.160-6
  巡礼の年 第2年「イタリア」 より
   ダンテを読んで(ソナタ風幻想) S.161-7
  ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
ラースロー・ボルベーイ(ピアノ)

  リスト・バルトーク国際第2位のピアニストによるリスト・リサイタル・ライヴ!

 リスト・バルトーク国際ピアノ・コンクールで第2位に入賞した経歴を持つハンガリーのピアニスト、ラースロー・ボルベーイが2023年に行ったコンサートのライヴ・レコーディング。
 母国の偉大な作曲家であるリストを「音楽史上最大の革新者」とし、作品を演奏、研究すると常にアプローチに無限の自由を感じるというボルベーイが紡ぐ「巡礼の年」からの2曲、そして傑作「ロ短調ソナタ」をご堪能ください。

 ※録音(ライヴ):2023年8月26日、ハンニア・レコーズ・スタジオA(ハンガリー)
 
 

HRCD2302
\2600
ムソルグスキー&バログ:展覧会
 ムソルグスキー:展覧会の絵
 マーテー・バログ(b.1990):展覧会の回想
ラースロー・ボルベーイ(ピアノ)

 ムソルグスキーの象徴的なピアノ作品「展覧会の絵」の曲中に、1990年ハンガリー生まれの作曲家、マーテー・バログの6曲からなる作品「展覧会の回想」を挟み込んだ意欲的なプロジェクトのライヴ・レコーディング。
 展覧会において展示されている絵画同士が互いに影響し合うのと同じように、作品同士に複雑で興味深い相互作用が生み出されています。
 ハンガリーのピアニスト、ラースロー・ボルベーイが案内する、模様替えされた展覧会のガイドツアーをお楽しみください。

 ※録音(ライヴ):2023年2月11日、スーパーサイズ・レコーディング(ハンガリー)
 
 

HRCD2401
\2600
グラフィティ ~ J.F.ファッシュ:トリオ・ソナタ集
 ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758):
  トリオ・ソナタ ト短調 FWV N:g1
  トリオ・ソナタ ニ短調 FWV N:d2
  トリオ・ソナタ ヘ長調 FWV N:F2
カルチャートーン・アンサンブル
 〔マリー=ルイーズ・モーダーゾーン(オーボエ)、
  クララ・デント=ボガーニ(オーボエ)、
  ベンツェ・ボガーニ(ファゴット)、
  ジョルト・フェイェールヴァーリ(コントラバス)、
  ブリギッテ・エンゲルハルト(ハープシコード)〕
コルネール・ヘンチ(パーカッション)

 Hunnia Recordsからヤン・ディスマス・ゼレンカのトリオ・ソナタ第3番&第5番(HRCD2314)をリリースしていたカルチャートーン・アンサンブルが、今度はそのゼレンカのトリオ・ソナタを大変気に入っていたといわれているヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688-1758)のトリオ・ソナタ集をリリース。
 カルチャートーン・アンサンブルが属するカルチャートーン財団は芸術と芸術の架け橋を築くことを活動目的の一つとしており、今回のレコーディングは世界的なストリート・アーティストのTakerOneによってウォール・ペインティングされたカラフルな部屋で行われました。
 「壁に命が吹き込まれ、演奏している間、部屋全体がファッシュの音楽に合わせて踊っているかのような感覚になった」と解説されている通り、2つの異なる芸術の融合により芸術の新しい扉が開かれています。

 カルチャートーン・アンサンブルはハンガリーのヴァーツに拠点を置くカルチャートーン財団に属するアンサンブル。ベルリン放送響の首席オーボエ奏者でありソリストとしてラトル&ベルリン・フィルなどとも共演しているクララ・デント、20歳でベルリン・ドイツ響の首席オーボエ奏者となり、現在はミュンヘン・フィルの首席奏者を務めるマリー=ルイーズ・モーダーゾーン、同じくミュンヘン・フィルで首席ファゴット奏者のベンツェ・ボガーニ、ブダペスト祝祭管首席コントラバス奏者のジョルト・フェイェールヴァーリ、現在はザルツブルク・モーツァルテウム大学で教授も務める重鎮鍵盤楽器奏者のブリギッテ・エンゲルハルトと、ヨーロッパでも指折りの名だたる奏者たちで構成されています。

 ※録音:2023年10月9日-10日、カルチャートーン・ファウンデーション・ベース(ヴァーツ、ハンガリー)
 




HYPERION


CDA68447
\2800
グラモフォン賞に3度ノミネート
 ブラバント・アンサンブル新譜
  修道士の生涯

 オルランド・ディ・ラッソ(ラッスス):Sponsa Dei
 ベルンハルト・クリンゲンシュタイン:De vita religiosa
 クリスティアン・エアバッハ:Deus in adiutorium
 カロルス・アンドレ―エ:Magnificat super Si ignoras te
 チプリアーノ・デ・ローレ:Agimus tibi gratias
 ジョヴァンニ・ジャコモ・ガストルディ
 ブラジウス・アモン:Sacrificate sacrificium iustitiae
 ラッスス:Missa super Veni in hortum meum
 ヤコブ・ライナー:Veni Creator Spiritus
 ヨハネス・ヌチウス:Vana salus hominis
 クレメンス・ノン・パパ:In te Domine speravi
 ラッスス:Quis rutilat Triadis?
 セバスティアン・エルテル:Aeterno laudanda choro
ブラバント・アンサンブル
スティーヴン・ライス(指揮)

 ブラバント・アンサンブル新録音!16世紀後半の修道士の音楽生活を探求する!

 ☆これまでグラモフォン賞に3度ノミネートされたブラバント・アンサンブル!
 ☆16世紀後半のベネディクト会やアウグスティヌス会の修道士の音楽生活を探求!

 ネーデルラント、フランドル楽派を中心に未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぐブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。
 これまでグラモフォン賞に3度ノミネートされているほか、ジョスカン・デ・プレの没後500周年にリリースされた「ジョスカン・デ・プレ:モテットとミサの楽章」(PCDA68321)がレコード芸術特選盤に選出されるなど今や英国でも指折りのヴォーカル・アンサンブルとして日本でも認知度を高めてきました。

 宗教改革の荒廃から抜け出したドイツ語圏の宗教施設に住む修道士にとって、音楽は精神的な鍛錬の中心であると同時に喜びの源でもあったことでしょう。
 多くの修道会、特にベネディクト会とアウグスティヌス会は、厳粛な祝祭を祝うために、歌、オルガンの演奏、さらには楽器を伴う多声音楽を採用しました。
 本アルバムでは、16世紀後半にベネディクト会またはアウグスティヌス会の修道院に入った青年の、修道院への入会、最初のミサの儀式から、修道院長への選出、最終的な死、そして天国に至るまでの生涯を描いています。
 スティーブン・ライスとブラバント・アンサンブルは、音楽とワインを愛する修道士が聴いたかもしれないレパートリーの例を探求し、ミュンヘン宮廷礼拝堂の音楽監督であり、同世代で最も多作で著名な作曲家であった、オルランド・ディ・ラッソ(ラッスス)のミサ曲「Veni in hortum meum」と2つのモテットを中心に、クレメンス・ノン・パパ、チプリアーノ・デ・ローレ、その他知られざる作曲家兼修道士数名によるモテットを収録しています。

 ※録音:2023年7月20日-22日、オックスフォード・ブルックス大学、ハーコート・ヒル・キャンパスのウェストミンスター・チャペル(イギリス)
 




KAIROS


0022047KAI
\2800

ミゲル・アンヘル・クロッツォーリ:
 サウンディング・ナンバーズ

  I Am the Forest(アンサンブルのための)(2021)
  I Am the Ocean(アンサンブルのための)(2022)

ミゲル・アンヘル・クロッツォーリ
 (テナー・サクソフォン)
カラム・ビルダー(アルト・サクソフォン)
ジュラ・エレナ・シェディテ(ヴォイス)
ヴァレリア・ミラカピロ(エレクトロニクス)
アイダ・ノービー(チェロ)
ヨハネス・ネステショー(ダブル・ベース)

 自然破壊をテーマにした、ミゲル・アンヘル・クロッツォーリの作品集!

 このアルバムには、森林破壊と海洋汚染に関する科学的データを音に変換して生まれた2つの魅力的な作品《I Am the Forest》と《I Am the Ocean》が収録されています。
 革新的な音響技術と電子楽器と音響楽器の融合により、ミゲル・アンヘル・クロッツォーリは感情に訴えかけ、気候変動に対する行動を促す没入型のサウンドスケープを生み出しています。忘れられないほど美しい楽曲に引き込まれ、詩的な深みと希望に満ちた暗さで環境危機を語る物語に引き込まれます。

 「私の創作プロセスには、ソニフィケーション・デザイナーの視点から作曲家の視点へとデータに取り組むことが含まれていました。
 つまり、森林破壊と海洋汚染のデータセットに没頭し、それらを分析して理解し、ソニフィケーション用のサウンドをデザインし、その結果、データから音への表現を出力しました。
 ソニフィケーションを作成した後、音楽パラメータに基づいて注意深く聴き、コード化して、作曲の素材に変換しました」(ミゲル・アンヘル・クロッツォーリ)

 ※録音:2022年3月
 
 

0022025KAI
\2800
ガブリエル・イラーニ:
 ストリング・クァルテッツ・エクステンディッド

  弦楽四重奏曲第4番 "... Innenraume, Verwebungen ..."(2012)
  Vier Liebesgedichte von Paul Celan(2021-22)
   (ソプラノと弦楽四重奏のための)*
  弦楽四重奏曲第5番 "... Stufungen, Annaherungen ..."(2013)
  Three Soundscapes(2018)(笙と弦楽四重奏のための)**
ソナー四重奏団
クラウディア・バレインスキー(ソプラノ)*
ウー・ウェイ(笙)**

 このアルバムは、2012年から2022年にかけてガブリエル・イラーニが作曲した革新的な作品を収録しています。
 2つの弦楽四重奏曲と、弦楽四重奏に人間の声や中国の笙が加わった、独自に拡張した音楽が含まれています。
 イラーニの作品は、奥深い音楽空間と主観的な体験を探求しています。
 アルバムには、強烈な弦楽四重奏曲第4番、複雑な弦楽四重奏曲第5番、ソプラノと四重奏のためのパウル・ツェランの感情的な「4つの愛の詩」、笙と弦楽四重奏のための魅惑的な五重奏曲「3つの音風景」が収録されており、東洋と西洋の音楽の伝統が融合しています。
 各作品は、イラーニの細心の注意を払ったスキルと印象的な音風景を披露しています。

 ※録音:2023年、2024年
 




PRELUDE CLASSICS



PCL2400701
(2SACD HYBRID)
\6300
ジャン=バティスト・ルイエ:チェンバロのための6つの組曲
 ジャン=バティスト・ルイエ(1680-1730):
  ハープシコードまたはスピネットのための
   多様な楽節と変奏から成る6つのレッスン組曲集
    【CD1】
     組曲第1番ト短調/組曲第2番イ長調/
     組曲第3番ハ短調
    【CD2】
     組曲第4番二長調/組曲第5番ヘ長調/
     組曲第6番変ホ長調
マリア・バナシュキェヴィチ=ブリワ(チェンバロ)

 チェンバロ演奏の大家、ジャン=バティスト・ルイエの作品を高音質録音で!

 ☆ミハウ・ブリワが設立したオーディオファイル向けの新興レーベル「Prelude Classics」!
 ☆チェンバロ演奏の大家としても知られるジャン=バティスト・ルイエの作品を高音質録音で!

 ポーランドの名ヴィオリスト、ミハウ・ブリワが設立したオーディオファイル向け新興レーベル「Prelude Classics」。
 新たなリリースは、「ロンドンのルイエ」こと、フラマン人作曲家ジャン=バティスト・ルイエによる6つのチェンバロ組曲が登場。

 大陸出身の他の多くの作曲家同様、ロンドンに生活の拠点を据えたルイエは、管楽器奏者および鍵盤楽器奏者としても活躍し、特にフルートやリコーダーの作品で知られています。
 また、チェンバロの指導者としてだけでなくオルガニストとしても高く評価されています。
 本アルバムに収められている「6つの組曲」は、二つの部に分けることができ、第一部はト短調、イ長調、ハ短調で奏でられたアルマンド、コレンテ、サラバンド、アリア、メヌエット、そしてジーグ。第二部はガヴォット形式の舞踊パートがアリアの代わりに位置付けられており、長音階(ニ長調、ヘ長調、変ホ長調)とフラット系の響きに重点が置かれています。
 これら作品はイタリアのみならず、当時ロンドンで好評をもって迎えられたフランス音楽の影響も見て取ることができます。

 マリア・バナシュキェヴィチ=ブリワは、ポズナンのヤン・イグナツィ・パデレフスキ音楽アカデミーを卒業し、演奏活動を行う傍ら同アカデミーで後進の育成にも励んでいます。
 また、在学中からポズナン・フィルハーモニー管弦楽団で演奏のキャリアを積み、オーケストラや歌劇における通奏低音パートを担当しています。
 これまでにヘンリク・シェリング、クリストファー・ホグウッドといった演奏家とも共演を重ねてきました。

 チェンバロの録音には様々な困難がつきまとい、楽器の特性上、本来のスケールでその音を再生することは言葉にはしがたい難しさがあります。
 この録音では、繊細なトーンバランスが配慮され、チェンバロの奏でる特殊な音をありのまま引き出しており、その響きは決して誇張されてはおらず、優美にして良質な残響を聴衆に伝えます。

 ※録音:2023年9月2日-4日(ポズナン市、ポーランド)
 ※使用楽器:ラインハルト・フォン・ナーゲル社製チェンバロ(ニコラ&フランソワ・ブランシェ1730年モデル)

 
 




BR-KLASSIK


900352
\2700
ロイド=ウェバー:レクイエム、
 バーバー:弦楽のためのアダージョ

  1-10. アンドルー・ロイド=ウェバー(1948-):
   レクイエム
  11. サムエル・バーバー(1910-1981):
   弦楽のためのアダージョ
フローリアン・マルクス(ボーイソプラノ)...1-10
ヘンリク・ブラントシュテッター
 (ボーイソプラノ)...1-10
ソラヤ・マフィ(ソプラノ)...1-10
ベンヤミン・ブルンス(テノール)...1-10
バイエルン放送合唱団
 (合唱指揮:フローリアン・ベンファー)...1-10
ミュンヘン放送管弦楽団
パトリック・ハーン(指揮)

 録音:2023年6月13-15日 ミュンヘン、イエスの聖心教会(ライヴ)・・・1-10 2021年12月1-3日 ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ(セッション)・・・11
 総収録時間:49分

 現代ミュージカル界を代表する作曲家アンドルー・ロイド=ウェバーのレクイエムに待望の新録音が登場!
 亡き 父を偲んで書かれたレクイエムはさすが「キャッツ」「オペラ座の怪人」などの作曲者だけあって、ロックやポップを 採り入れつつも、ここ一番でモーツァルトやフォーレに匹敵するような心を揺さぶるメロディを持ち、特に「ピエ・イ エス」はCMに使われて大ヒットしました。
 楽曲の完成から時をおかず、マゼールの指揮でサラ・ブライトマンとプラ シド・ドミンゴというスター歌手を揃えた全曲盤が登場しましたが、その存在感が強すぎたのか、続く録音が現れ ないまま40年近くが過ぎてしまいました。
 この録音は、2023年3月に75歳の誕生日を迎えた作曲者へのトリ ビュートとして演奏された際のライヴ録音。
 指揮のパトリック・ハーンは1995年生まれの若手ながら2021年に ヴッパータール劇場の音楽総監督に就任(ドイツで最年少の音楽総監督)した俊英で、同年からミュンヘン放 送管弦楽団の首席客演指揮者を務めています。
 2023年12月には《こうもり》で新国立劇場に初登場して 評判となりました。ここでもポップな面を含む劇場的センスに満ちた演奏を聴かせます。
 澄んだ歌声を聞かせる ボーイソプラノの二人はテルツ少年合唱団員です。アルバムの最後にはコロナ禍の最中にスタジオ収録された バーバーのアダージョを収めています。
 
 
900354
\2700
プッチーニ:グローリア・ミサ 他
 ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):
  1-13. グローリア・ミサ -
   テノール、バリトン、合唱とオーケストラのために
  14. 交響的前奏曲
  15. 菊の花
   (ルーカス・ドリューによる弦楽オーケストラ編)
トミスラフ・ムジェク(テノール)...1-13
ジョルジュ・ペテアン(バリトン)...1-13
バイエルン放送合唱団
 (合唱指揮:クォン・ヒュンジュ)...1-13
ミュンヘン放送管弦楽団
イヴァン・レプシッチ(指揮)

 録音:2024年6月26、27日 ミュンヘン、イエスの聖心教会(ライヴ)・・・1-13 2023年2月6-10日 ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ(セッション)・・・14&15
 総収録時間:60分

 プッチーニの「グローリア・ミサ」は、1878年から1880年に作曲されたラテン語のミサ曲です。
 通常、このタイトル の作品はキリエとグローリアのみで構成されていますが、プッチーニはそれ以外にクレド、サンクトゥス、アニュス・デ イも作曲しています。
 初演は1880年に行われ、プッチーニらしい美しい旋律に溢れた作品で、後に彼はいくつ かの旋律を《マノン・レスコー》などのオペラにも転用しました。
 このアルバムはプッチーニの没後100年を記念し て、イヴァン・レプシッチが指揮するミュンヘン放送管弦楽団によって行われた演奏をライヴ収録したものです。
 アルバムには、別セッションで収録された管弦楽作品「交響的前奏曲」と弦楽四重奏曲「菊の花」の弦楽オーケ ストラ版も収録されています。

 
 



.

CHANDOS



CHAN20300
(2CD)
\2800→\2690
ドーリック弦楽四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集 第2集

 ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
  【CD1】
   1-4. 弦楽四重奏曲第2番 ト長調 Op. 18 No. 2
   5-9. 弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調Op. 130
    第1楽章~第5楽章
   10. 大フーガ 変ロ長調Op. 133
   11. 弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op. 130
    第6楽章 アレグロ
  【CD2】
   1-4. 弦楽四重奏曲第5番 イ長調 Op.18 No. 5
   5-8. 弦楽四重奏曲第8番 ホ短調
    「ラズモフスキー第2番」 Op. 59 No. 2
ドーリック弦楽四重奏団
 アレックス・レディントン(第1ヴァイオリン)
 イン・シュエ(第2ヴァイオリン)
 エレーヌ・クレマン(ヴィオラ)
 ジョン・マイヤーズコフ(チェロ)

 録音:イギリス、サフォーク、ポットン・ホール 2023年5月17-19日...CD1:1-9、11 2023年11月11-13日...CD2 2024年5月27日...CD1:10
 総収録時間:156分

 1998年に活動を開始したイギリスのドーリック弦楽四重奏団が結成25周年を機に満を持してスタートしたベートーヴェン・チクルスの第2集が登場。
 第1集と同様に、初期、中期、後期の作品を組み合わせて収録しています。
 2008年の大阪国際室内楽コンクールで優勝し、近年は来日公演も増えてきたドーリックSQ、2019年の来日公演では第13番を大フーガ付きで披露して喝采を浴びましたが、ここでは更に一段と練り上げた演奏を聴かせています。
 初期作品の第2番ではピリオド・スタイルの弓に持ち替えて軽やかな演奏を披露するなど、積み重ねてきた研究と演奏実践の成果が詰まったセットです。
 



.

CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES



CVS140
\3100→\2890

ヴェルサイユの栄華の始まり ~
 1623年、ヴェルサイユ落成時のフランス王室音楽


  1. ギヨーム・ブジニャック(1587-1643):
   Cantate Domino omnis Francia 神に向かって歌え、全フランスよ
  2. アンドレ・ダニカン・フィリドール、
   通称「年長のフィリドール」(1652-1730):
    Ballet a Cheval fait pour le grand Carrousel
     騎乗祝典のための騎馬舞踏音楽劇
  3. ウスタシュ・デュ・コロワ(1549-1609):
   Christus Vincit, Christus regnat, Christus imperat
    救世主は訪れ、統べ、君臨した
  4. フィリドール: Pavane fait au mariage de Monsieur de Vandosme
   ヴァンドーム氏の結婚に寄せるパヴァーヌ
  5. ジャン・ティトルーズ(1563-1633):
   Magnificat en premier ton - Magnificat
    わたしの魂は主を崇め(「第1旋法によるマニフィカト」より)
  6. ニコラ・フォルメ(1567-1638): Messe a double choeur -
   Kyrie キリエ(「二重合唱のためのミサ曲」より)
  7. ブジニャック: Ex Ore Infantium a double choeur
   生まれたてのみどりごの口から(二重合唱による)
  8. ティトルーズ: Magnificat en premier ton - Quis respexit
   その方は目をかけてくださったのです
    (「第1旋法によるマニフィカト」より)
  9. フォルメ: Messe a double choeur -
   Gloria グローリア(「二重合唱のためのミサ曲」より)
  10. フィリドール: Bransle de Bourgogne ブルゴーニュのブランル
  11. ブジニャック: Dum Silentium apparuit 静寂から現れ出でたのは
  12. ティトルーズ: Magnificat en premier ton -
   Et misericordia ejus そう、その方の慈しみは
    (「第1旋法によるマニフィカト」より)
  13. フォルメ: Messe a double choeur -
   Credo クレド(「二重合唱のためのミサ曲」より)
  14. デュ・コロワ: Victimae Paschali Laudes 過越の供物に
  15. フィリドール: Passe Meze, fait pour les hautbois et cornets
   オーボエ合奏とコルネット合奏によるパッセメーゼ〔パッサメッツォ〕
  16. ティトルーズ: Magnificat en premier ton -
   Deposuit potentes 玉座に就いている者を内倒し
    (「第1旋法によるマニフィカト」より)
  17. フォルメ: Messe a double choeur -
   Sanctus サンクトゥス(「二重合唱のためのミサ曲」より)
  18. フィリドール: La Victoire 勝利
  19. ピエール・シェペロフ(1979-): Te Deum en Faux Bourdon
   フォーブルドンによる「テ・デウム」の再現歌唱
  20. ティトルーズ: Magnificat en premier ton - Suscepit Israel
   支えてくださったのです、しもべイスラエルを
    (「第1旋法によるマニフィカト」より)
  21. フォルメ: Messe a double choeur -
   Agnus Dei アニュス・デイ(「二重合唱のためのミサ曲」より)
  22. ティトルーズ: Magnificat en premier ton -
   Gloria Patri et Filio 栄光あれ、父と子と
    (「第1旋法によるマニフィカト」より)
  23. フォルメ: Messe a double choeur -
   Domine salvum fac Regem 主よ、王を救いたまえ
    (「二重合唱のためのミサ曲」より)
  24. ブジニャック: Domine salvum fac Regem 主よ、王を救いたまえ
ヴェルサイユ王室歌劇場合唱団
パリ地方音楽院合唱団
コンソート・ムジカ・ヴェラ(古楽器使用)
ジャン=バティスト・ニコラ(指揮)
ピエール・シェレポフ、
ジルダス・ギヨン(オルガン)

 録音: 2023年10月4-7日 ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂
 収録時間: 73分

 【若き感性が先入観なく探りあてる17世紀前半のフランス王室音楽の真相】
 ルイ14世による本格増築が始まるずっと前、狩猟場の逗留地としてヴェルサイユ宮殿を建てた1623年頃にフランス王ルイ13世の宮廷を賑わせていた作曲家たちの音楽を集め、宮殿落成を祝う祝典音楽ミサを仮想再現したプログラム。
 ルイ13世の王室礼拝堂で活躍したフォルメのミサ曲を中心に、南仏生まれのブジニャックによるモテ(合唱曲)やノルマンディのオルガン奏者=作曲家ティトルーズのオルガン独奏曲、ルイ14世の王室音楽家フィリドールの筆写譜で残っているルイ13世時代の祝典音楽を組み合わせた的確な選曲が、在りし日の王室の祝典の場に居合わせたような音楽体験をもたらしてくれます。
 合唱は、フォーブルドンによる和声唱法など当時の教会音楽実践テクニックと発音を徹底再現。
 指揮のジャン=バティスト・ニコラは1994年生まれ、演奏陣もパリ地方音楽院で古楽を学んできた若年世代中心という瑞々しいアンサンブルが響かせるバロック金管中心のサウンドは、17世紀の流儀に従い弦楽編成を控えめにしていることもあり実に新鮮。
 味わい豊かな合唱と共に迫力十分な大編成の響きと、精緻なオルガン独奏が織りなすコントラストが実に美しい本格古楽アルバムです。

 
 




DYNAMIC



CDS 8045
\2600
ヴィオラ・バスタルダを自ら復元
 パオロ・ビオルディ(ヴィオラ・バスタルダ)

ヴィンチェンツォ・ボニッツィ(1590年以前 -1630年):ヴィオラ・バスタルダのための作品全集

 ヴィンチェンツォ・ボニッツィ(生年不詳-1630):
  1. Doulce memoire(ピエール・サンドリンによる)
  2. Invidioso amor(アレッサンドロ・ストリッジョによる)
  3. Jouissance vous donneray(アドリアン・ヴィラールトによる)
  4. D'Amour me plaine(作者不詳)
  5. En voz adieux(チプリアーノ・デ・ローレによる)
  6. En voz adieux - Altro modo(デ・ローレによる)
  7. Pis ne me peult venir(トマ・クレキヨンによる)
  8. La bella e netta ignud'e bianca mano(デ・ローレによる)
  9. Helas, comment(デ・ローレによる)
パオロ・ビオルディ(ヴィオラ・バスタルダ)
アンドレア・ペルージ(チェンバロ)

 使用楽器
  ヴィオラ・バスタルダ:パオロ・ビオルディ2021年製作
  チェンバロ:フランコ・バルッキエリ1983年制作、17世紀初期のイタリアン・タイプ
 録音:2022年11月14-17日 Rosso Fiorentino - Recording&listening space, フィレンツェ(イタリア)
 総収録時間:50分

 いまだ謎の多い楽器ヴィオラ・バスタルダを演奏者自ら復元して臨んだ録音。
 ヴィオラ・バスタルダはヴィオラ・ダ・ガンバ属の楽器でテノールとバスの中間サイズで、時に特定のパートから離れて即興的な演奏を披露する役割を持っていたと伝えられます。
 ガンバ奏者で研究家のパオロ・ビオルディは、プレトリウスが1619年に発表した『シンタグマ・ムジクム』等の記述に基づいて自ら楽器と弦を復元。
 チェンバロのミーントーン音律を適用した調律法を採用しているとのことです。ヴィンチェンツォ・ボニッツィは16世紀から17世紀にかけてパルマで活動した作曲家で、ここに収録された作品はヴィオラ・バスタルダのために書かれたものとしては最後期のもの。
 当時の流行歌の旋律をもとにした即興性のある変奏を繰り広げる「ディミニューション」のタイプが主で、この楽器の伸びやかな音色と、チェンバロと調和したサウンドを楽しめます。

 
 




 LINN RECORDS



CKD747
\3100
ジョン・バット率いるダニーデン・コンソートによる、
 ヘンデル若き日の佳作集

ヘンデル:初期の大規模カンタータ集

 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
  1-7. カンタータ「エロとレアンドロ」
   (あなたに再びお会いしようとは、おお神よ) HWV 150
  8-14. カンタータ「炎の中で」 HWV 170
  15-21. カンタータ「捨てられたアルミーダ」 HWV 105
  22. アリア「天から選ばれ遣わされたあなたは」
   (オラトリオ『時と真理の勝利』初演版 HWV 46aより)
ナーダス・ウィリアムズ(ソプラノ)
ダニーデン・コンソート(古楽器使用)
マシュー・トラスコット
 (ソロ・ヴァイオリン...1-7,22)
ジョナサン・マンソン
 (ソロ・チェロ...1-7、
  ソロ・ヴィオラ・ダ・ガンバ...8-14)
ジョン・バット(指揮、チェンバロ)

 録音: 2024年1月19-21日 メニューイン・ホール、ストーク・ダバノン(イングランド南東部サリー州)
 収録時間: 60分

 【ジョン・バット率いるダニーデン・コンソートによる、ヘンデル若き日の佳作集】
 躍進めざましい英国のソプラノ歌手ナーダス・ウィリアムズを独唱に迎え、ヘンデルが若い頃ローマで書いた三つの合奏付きイタリア語カンタータを集めたアルバム。
 ヘンデルのオラトリオやバッハの大作声楽曲の瑞々しい解釈で着実に注目を集めてきたジョン・バット率いるスコットランドの実力派古楽団体ダニーデン・コンソートは、今回も抜群の適性で曲にあふれる瑞々しさを引き出してやみません(編成は弦楽4/3/1/2/1にテオルボとチェンバロ、各一対のオーボエとリコーダーが適宜参加)。
 英米各地で話題を呼ぶナーダス・ウィリアムズも近年ヘンデル作品での名演が多い歌手。
 随所で抜群の存在感がきわだつその歌声で、歌詞のイタリア語の真に迫った情感表現を驚くほど生々しく音楽化し、強い求心力で聴く者を惹きつけます。
 アルバム末尾にはこの時期の大作オラトリオ『時と真理の勝利』からの抜粋も収録。
 ハンブルクの歌劇場での活躍を経て、本場ローマの最先端をゆくA.スカルラッティの傑作カンタータ群を知っていた音楽通たちを唸らせた、若き作曲家の最初の快進撃をリアルに彷彿させる、作品愛に満ちた充実の録音に仕上がっています。
 
 


CKD757
\3100
名手エガーとネポムニャシチャヤによる
 クリスマスの季節のお楽しみ~チャイコフスキー: くるみ割り人形 他

 フランツ・リスト(1811-1886):
  『クリスマス・ツリー』(4手ピアノ版) S. 613 より
   1. III. 飼葉桶のそばの羊飼たち 甘き歓びのうちに(もろびと声あげ)/
   2. VII. 子守唄/3. IX. 夕べの鐘
 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)/
  カール・ツェルニー(1791-1857)編曲:『メサイア』 HWV 56 より
   4. ひとりのみどりごが我らのために生まれた/5. ハレルヤ
 ヨハン・シュトラウス2世(1825-1899)/
  ルノー・ド・ヴィルバク(1829-1884)&デュオ・プレイエル編曲:
   6. 美しく青きドナウ Op. 314
 ヨハン・シュトラウス1世(1804-1849):
  7. ラデツキー行進曲 Op. 228
 ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893)/
  エドゥアルド・ランゲル(1835-1905)&
   デュオ・プレイエル編曲:『くるみ割り人形』Op. 71a
    8. I. 序曲/9. II. 行進曲/10. III. こんぺいとうの精の踊り/
    11. IV. ロシア舞曲「トレパーク」/
    12. V. アラビアの踊り「コーヒー」/13. VI. 中国の踊り「茶」/
    14. VII. あし笛の踊り/15. VIII. 花のワルツ
デュオ・プレイエル
 アレクサンドラ・ネポムニャシチャヤ(第1ピアノ)
 リチャード・エガー(第2ピアノ)

 使用楽器...クリス・マーネ製 平行弦コンサート・グランド・ピアノ
 録音: 2024年4月24-26日 ルター派教会、ハールレム、オランダ
 収録時間: 56分

 【名手エガーとネポムニャシチャヤによる、リラックスしたクリスマス・アルバム】
 鍵盤古楽器の演奏で高い評価を得てきたリチャード・エガーと、そのパートナーであるネポムニャシチャヤによるデュオ・プレイエル4枚目のアルバム。
 シューベルト、デュセック、J.C.バッハとモーツァルトといったレパートリーをフォルテピアノで演奏してきたこれまでのアルバムとは一味違い、歴史的ピアノ修復家でもあるクリス・マーネによる、19世紀末の楽器構造を取り入れた平行弦モダンピアノを使用した連弾によるクリスマス・アルバムとなっています。
 チャイコフスキー『くるみ割り人形』をメインにリスト『クリスマス・ツリー』とヘンデル『メサイア』からの抜粋、そしてニューイヤー・コンサートの定番2曲までを収録。
 サービス満点の選曲に加え演奏も肩の力の抜けたたいへん楽しいもので、良き家庭人としての2人の姿を垣間見るような温かい1枚です。

 
 




OEHMS CLASSICS


OC981
\2800
リーム:歌劇《ヤーコプ・レンツ》 13場の室内歌劇
 1-18. ヴォルフガンク・リーム(1952-2024):
  歌劇《ヤーコプ・レンツ》
   台本:ミヒャエル・フレーフリンク
レンツ ... ヨアヒム・ゴルツ(バリトン)
オーベルリーン:レンツの友人...パトリック・ツィールケ(バス)
カウフマン:友人...ラファエル・ヴィットマー(テノール)
【声たち】
 ヨゼフィン・ファイラー(ソプラノ)
 レベッカ・ブランツ(ソプラノ)
 マリー=ベル・サンディス(アルト)
 マリア・ポランスカ(アルト)
 セルヒー・モスカルチュク(バス)
 マルセル・ブルンナー(バス)
マンハイム国立劇場児童合唱団のメンバー
マンハイム国立劇場管弦楽団
フランク・オルー(指揮)

 録音:2022年1月30日、2月13日、28日 マンハイム国立劇場、オペラ・ハウス(ドイツ)
 総収録時間:66分

 ヴォルフガング・リームの歌劇《ヤーコプ・レンツ》は、実在した劇作家ヤーコプ・ミヒャエル・ラインホルト・レンツをモ デルにしたゲオルク・ビューヒナーの小説を元にしています。
 主人公レンツが山を越えて牧師オーベルリーンの元 を訪れ、彼の家に長期滞在するうちに次第に狂気に陥っていく様子が、無調ながらも耳に残る音楽や、シュー マンの引用、時にはコロラトゥーラの技術を用いるなど、様々な技法を駆使した精巧な筆致で書かれています。
 この録音は、2021年12月21日にフランク・オルーの指揮のもと、マンハイム国立劇場オペラハウスで行われた 新演出上演のライヴです。
 オルーは2015年3月にモネ劇場でこの歌劇を上演しており、その映像は (ALPHA717)として発売されています。
 




RICERCAR



RIC467
\3100
創設20周年を迎えるベルギーの古楽声楽アンサンブル、ヴォクス・ルミニス
 シュッツ:オラトリオ『クリスマスの物語』 他

 1. アンドレアス・ハンマーシュミット(1612-1675):
  Machet die Tore weit 門を広く開けよ
 2. ハンマーシュミット:
  Ehere seit Gott in der Hohe いと高き天に神の栄光あれ
 3. ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):
  O bone Jesu fili Mariae おお善きイエス、マリアの子 SWV 471
 4. ハンマーシュミット: Alleluia, freuet euch, ihr Christen alle
  アレルヤ、喜びたまえ全てのキリスト者よ
 5. ハンマーシュミット:
  Freude, Freude, groBe Freude 喜べ、喜べ、大いに喜べ
 6. シュッツ: Magnificat マニフィカト SWV 468
 7. ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):
  Es ist ein Ros entsprungen 一輪のバラが咲いて
 8-26. シュッツ:
  Historia der freuden- und gnadenreichen Geburth
   オラトリオ『クリスマスの物語』 SWV 435
ヴォクス・ルミニス
 (声楽&古楽器アンサンブル)
フローリアン・ジーヴァース
 (テノール/福音史家)...8-26
リオネル・ムニエ(バス、指揮)

 録音: 2024年7月3-7日 ジェディンヌ聖母教会(ベルギー南部ナミュール州)
 収録時間: 74分

 【ヴォクス・ルミニスの真骨頂!ドイツ・バロックの降誕節音楽】
 創設20周年を迎えるベルギーの古楽声楽アンサンブル、ヴォクス・ルミニスによる新しいクリスマス・アルバムは、17世紀前半~中盤のドイツを代表する重要作曲家たちの作品を巨匠シュッツの名作『クリスマスの物語』と組み合わせたプログラム。
 バッハへと結実する古いドイツ・バロック作品はこのアンサンブルが最も得意とする分野です。
 各パート4人からなる合唱にヴィオラ・ダ・ガンバ中心の弦楽(ヴァイオリン2挺も参加)、豊かな金管群と通奏低音勢が加わる編成で、各セクションの自発性と全体の統率とが絶妙なバランスを聴かせ、曲ごと楽章ごとの個性がくっきり浮かび上がる頼もしさはまさにヴォクス・ルミニスならでは。
 器楽勢にはサックバット(トロンボーン)のシメン・ファン・メヘレンやクレア・マッキンタイア、コントラバスのジェイムズ・マンローといったベテラン勢に加え、ガンバのジョシュ・チータムやチェンバロのアンソニー・ロマニウクなどソロ名義の活躍も華々しい名手が名を連ねています。
 シュッツ晩年の作である『クリスマスの物語』は、ブクステフーデ作品の写本でも知られるスウェーデンのデューベン・コレクションにある筆写譜を参照。コントラスト豊かな降誕の華やぎを抜群の音色美で描き上げます。

 
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

.

LE PALAIS DES DEGUSTATEURS



PDD 038
\2900→\2690
ミハイル・ルディの1990年貴重音源の初CD化!
 グリーグ、プロコフィエフの協奏曲も収録!

  指揮はヤンソンス&サンクトペテルブルク・フィル

  (1)グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16
  (2)ワーグナー=リスト:イゾルデの愛の死
  (3)ショパン:夜想曲第8番 変ニ長調 Op.27-2
  (4)ドビュッシー:12の練習曲より第1集第6曲「8本の指のための」
  (5)プロコフィエフ:10の小品 Op.12より第7曲「前奏曲」
  (6)スクリャービン:8つの練習曲 Op.42より第3曲 嬰へ長調
  (7)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op.16
ミハイル・ルディ(ピアノ)
(1)(7)マリス・ヤンソンス(指揮)
 サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管

 誰もがその名を知る大家でありながら現在聴けるCDがほとんどないというミハイル・ルディ。その幻の録音が登場。
 


 1975年、ロン=ティボー国際コンクールの覇者 ミハイル・ルディの貴重音源の初CD化!
 ヤンソンス指揮サンクトペテルブルク・フィルとの グリーグ、プロコフィエフの協奏曲も収録!

 録音:1990年代/ディジパック仕様、75:31

 ウズベキスタン出身で、亡命後フランスで活躍するミハイル・ルディ(1953~)の貴重な音源初CD化!
 ルディは15歳でモスクワ音楽院に入学し、ヤコフ・フリ エールに師事。その後渡仏。1975年に開催されたロン=ティボー国際コンクールに優勝。
 この年はアブデル・ラーマン・エル= バシャや海老彰子などが参加した 非常にレヴェルの高い回でした。その後ソリストとして世界的に活躍しています。

 長いキャリアに対して録音は少なく、今回のCD 化は大歓迎。
 メインはサンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団の定期で演奏したグリーグとプロコ フィエフ(第2番)のピアノ協奏曲、指揮はマリス・ヤンソンスです。
 音源はオーケストラのアーカイブではなくルディが依頼し記録用に収録したものです。
 卓越した 技巧と情感溢れるルディの演奏はライヴでこそ花開き、このライヴ録音でもその凄みが伝わってきます。




ミハイル・ルディ(ピアノ)


 1953年、旧ソ連、ウズベキスタンのタシケントに生まれ、15歳でモスクワ音楽院に入学し、ヤコフ・フリエールに師事。その後フランスに渡り、1975年ロン=ティボー国際コンクールに優勝。卓越した技巧で知られ、マリス・ヤンソンス指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団との協演で名を上げた。特にチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番とラフマニノフのピアノ協奏曲第2番のカップリングはADFディスク大賞を獲得、またスクリャービンの後期ピアノ曲集(作品番号62から74)ではACCディスク大賞を獲得している。
 1977年、マルク・シャガールの90歳の誕生日を祝うコンサートにおいて、ベートーヴェンの三重協奏曲をムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、アイザック・スターンと合奏した。



いま単品で入りそうなのはこの国内盤2タイトルだけという惨状のルディ

WARNER国内盤
WPCS23144
\1540
ショスタコーヴィチ:
 交響曲第1番ヘ短調 op.10
 ピアノ協奏曲第1番ハ短調 op.35

録音:1994年6月15-20日 ベルリン、フィルハーモニー
ミハイル・ルディ(ピアノ)
オレ・エドヴァルド・アントンセン(トランペット)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

WARNER国内盤
WPCS23155
\1540

ショスタコーヴィチ:
 交響曲第15番イ長調 op.141
 ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 op.102
 組曲『馬あぶ』 op.97a(レフ・アトヴミアン編)~第8曲:ロマンス
 組曲『馬あぶ』 op.97a(レフ・アトヴミアン編)~第3曲:定期市

 録音:1997年4月14-16日 ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
ミハイル・ルディ(ピアノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

 



.

MARSTON



52076-2
(2CD)
\5400→\4990

「録音されたピアニズムのランドマーク第3集」


 【CD1】 (78:26)
  [01] イントロダクション(アナウンス)
  [02] チャイコフスキーの協奏曲 第1番 変ロ短調 第1楽章から有名な旋律
    アンドレ・コステラネッツ(指揮)オーケストラ
    シモン・バレル(ピアノ、1896-1951)
   ※ウクライナ出身の大ピアニストの一人。
    1934~1936年頃に国際的な名声を高めてから最終的にアメリカに落ち着いた。
    伝説的な演奏速度と巧みな指捌きでとりわけ名高い。
    録音:1943年10月17日「The Pause That Refreshes」CBS局(ニューヨーク市)

  [03] ナサニエル・デット:イン・ザ・ボトムズ組曲 第3番 舟歌
  [04] ナサニエル・デット:マグノリア組曲 第4番 マミー
    ナサニエル・デット(ピアノ、1882-1943)
   ※11歳までカナダで生まれ育ち家族と共に米国に移住したアフリカ系アメリカ人の作曲家/ピアニスト。
    録音:「The Broome record label」のための録音から(1919年)

  [05-07] フレデリック・ショパン(1810-1849):ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 Op. 21
    セルゲイ・クーセヴィツキー(指揮)ボストン交響楽団
    ヤン・スメテルリン(ピアノ、1892-1967)
   ※自国のショパンやシマノフスキの解釈でとりわけ名高いポーランドのピアニスト。
    録音:1936年2月8日ボストンのシンフォニー・ホール、NBCが放送した公開コンサートより


  [08] アデリーナ・デ・ララがクララ・シューマンに学んだ日々を語る。
  [09-11] ロベルト・シューマン(1810-1856):ピアノ協奏曲 イ短調 Op. 54
    イアン・ホワイト(指揮)BBCスコティッシュ管弦楽団
    アデリーナ・デ・ララ(ピアノ、1872-1961)

   ※フランクフルトでクララ・シューマンにピアノを学びブラームスとも親しかった。
    1891年に初めて公の場で演奏し、その後70年以上演奏を続けた女性ピアニストで作曲家。
    生涯を通じてシューマン作品を愛した。
    録音:1951年5月29日(BBC放送より)




 【CD2】(79:56)
  [01] J.S.バッハ(1685-1685):イギリス組曲 第6番 ニ短調 BWV 811より
   ガヴォット ニ短調とミュゼット ニ長調
  [02] J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 BWV 881 より 前奏曲とフーガ ヘ短調
  [03] ヘンデル(1685-1759):組曲 第7番 ト短調 より アレグロ
  [04] ヘンデル:組曲 第14番 ト長調 より アレグレット
  [05] ピエトロ・ドメニコ・パラディエス(1707-1791):ソナタ 第6番より トッカータ
  [06] メンデルスゾーン(1809-1847):6つの子供の小品 Op.72-2 アンダンテ・ソステヌート 変ホ長調
  [07] ヴォルデマール・バルギール(1828-1897 ※クララ・シューマンの異父弟):バガテル Op. 42
  [08] ニルス・ゲーゼ(1817-1890):リンゲルタンツ イ短調 Op. 36-4
  [09] シューマン(1810-1856):子供のための3つのピアノ・ソナタ Op. 118-4 第1番~ロンドレット
  [10] シューマン:アラベスク Op. 18
  [11] エミーリエ・マイヤー(1812-1883):練習曲 Op. 149-5 グレース
  [12] ラヴェル(1875-1937):ソナチネより第2楽章 メヌエット
  [13-18] J.S.バッハ(1685-1685):パルティータ第2番 ハ短調 BWV 826
    エルシー・ホール(ピアノ、1877-1976)
   ※オーストラリアに生まれてドイツで研鑽を積み、結婚後は南アフリカへ移住し、
    そこで活躍した女性ピアニスト。
    録音:[01-12] 1963年4月26日ドイツ、アンバッハ、
     ブルース・ハンガーフォードの自宅で行われたプライベート録音から

  [13-18]1930年11、12月「The Gramophone Company」(ロンドン)のヘイズ、スタジオA
  [19-28]テオドール・レシェティツキ
   (※ウィーン音楽院でベートーヴェンの弟子カール・チェルニーに師事したピアニスト)
     とのレッスンについて語り、短い音楽の抜粋を演奏。

  [19、21、23、25、27] グッドソンによる解説
  [20]シューマン(1810-1856):花の曲 変ニ長調 Op. 19 ※抜粋
  [22]シューベルト(1797-1828):即興曲 変イ長調 D. 899 第 4 番
  [24]ブラームス(1833-1897): ソナタ 第3番 ヘ短調 よりスケルツォ ※抜粋
  [26]ブラームス:カプリッチョ ロ短調 Op. 76-2 ※抜粋
  [28]モーツァルト(1756-1791):ソナタ イ長調 K.331 より第 1 楽章 ※抜粋
  [29]ソプラノ歌手ネリー・メルバとの友情について語り、彼女に伴奏した
   リムスキー=コルサコフ作曲の「インドの歌」から数小節を実演。
    キャサリン・グッドソン (ピアノ、1872-1958)

 クララ・シューマンに学んだアデリーナ・デ・ララのシューマン:ピアノ協奏曲などマニアックな歴史的ピアノ録音集成第3弾!

 録音:1919~63年、ADD、78'26/79'56

 ロンドンの王立音楽アカデミーで学び、当時の英国楽壇にて第一線で活躍した女性ピアニスト。
 録音: [19-28] 1952年7月3日BBC放送音源から、[29] 1954年BBC放送音源から

 音楽的/歴史的に重要なコレクター向け音源を集めたシリーズの第3巻。ピアノ・ソロ、協奏曲、語りによる回想録で構成。
 セットの目玉は放送から抜粋した2つの協奏曲の演奏。1936年の放送から、ポーランドのヤン・スメテルリンのピアノとセルゲイ・クーセヴィツキーが指揮するボストン交響楽団の共演による[05]-[07]ショパン:ピアノ協奏曲 第2番はこの作品の最も古いライヴ録音。
 1950年のBBC放送から、[09]-[11]シューマン:ピアノ協奏曲はその約60年前にクララ・シューマンから直接この曲を学んだアデリーナ・デ・ララによるもの。
 ロシアの偉大なピアニスト、シモン・バレレが演奏するのは[02]チャイコフスキーの協奏曲 第1番 第1楽章のテーマを7分間にまとめたもので、コカコーラがスポンサーとなっているラジオ番組のために書かれたもの。
 ピアノ・ソロではアフリカ系アメリカ人のコンポーザー・ピアニスト、ナサニエル・デットが1919年に作曲した自作曲やオーストラリアに生まれて南アフリカへ移住したエルシー・ホールの演奏を収録。英国人ピアニストのキャサリン・グッドソンが語る、オーストラリアの自宅でDIVAネリー・メルバと過ごした1週間についての話も必聴。
 
 .

50102-2
(10CD 7枚価格)
\19000→\17990

「ローレンス・ティベット(バリトン) ビクター全録音集&放送録音選集」
 【CD1】 (80:27)
  「ビクター・トーキング・マシン・カンパニー録音1926-28」
   [01] ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《ファルスタッフ》より「夢か現か」
   [02] 同上
     共演:ロザリオ・ブルドン(指揮) 1926年3月3日
   [03] エセルバート・ネヴィン(1862-1901):「二人で五月祭を祝った」Op.2-8
     共演:ロザリオ・ブルドン(指揮) 1926年5月24日
   [04] エドワード・マクダウェル(1860-1908):「君の輝く瞳は」Op.40-3
   [05] ルッジェーロ・レオンカヴァッロ(1857-1919):歌劇《道化師》より「皆さま、ごめんください」
     共演:ロザリオ・ブルドン(指揮) 1926年6月7日
   [06] 古い英国の歌「ぼくに乾杯して あなたのその瞳で」
   [07] 古いアイルランドの歌「信じてよ 皆の心を惹きつける若い魅力が」
     共演:ロザリオ・ブルドン(指揮) 1927年3月30日
   [08] スティーブン・フォスター(1826-1864):「オールド・ブラック・ジョー」
     共演:チャールズ・W・ハリソン(テノール)、ルイス・ジェイムズ(テノール)、
      エリオット・ショウ(バリトン)、ウィルフリッド・グレン(バス)、
      ロザリオ・ブルドン(指揮) 1927年3月31日
   [09] スティーブン・フォスター(1826-1864):「アンクル・ネッド」
     共演:チャールズ・ハート(テノール)、ランバート・マーフィー(テノール)、
      ロイヤル・ダドマン(バリトン)、ジェームズ・スタンリー(バス)
      ナサニエル・シルクレット(指揮) 1927年5月31日
   [10] カール・ゲーツェ(1836-1887):「夜の静けさ」
   [11] ジャック・オッフェンバック(1819-1880):歌劇《ホフマン物語》より
    「美しい夜、おお、恋の夜よ(ホフマンの舟歌)」
      共演:ルクレツィア・ボリ(ソプラノ)、ロザリオ・ブルドン(指揮) 1927年6月1日
   [12] ディームズ・テイラー(1885-1966):歌劇《王の家来》より「ああ、シーザー、汝は偉大なり」
   [13] ディームズ・テイラー:「いや、マッカス、彼を倒せ」
     共演:ジュリオ・セッティ(指揮)メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
     1928年4月5日
   [14] ジャン=バティスト・フォール(1830-1914):「十字架」.
     共演:マーク・アンドリュース(オルガン)、リチャード・クルックス(テノール)
     1928年4月10日
   [15] ジョン・オールデン・カーペンター(1876-1951):「褐色の足を揺らして、ハニー」
   [16] スコット・ブラッドリー作曲?「ポケット・ボート:甲板員」
    (ラングストン・ヒューズの詩による)
   [17]黒人霊歌(ウィリアム・レディック編)「墓場までの旅路」
     共演:スチュワート・ヴィレ(ピアノ) 1928年5月29日
  「RCAビクター録音 1929年」
   [18] ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):歌劇《トスカ》より「警吏を三人と、馬車を一台」(テデウム)
   [19] 同上
     共演:ジュリオ・セッティ(指揮)メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
     ファウスト・クレヴァ(オルガン) 1929年4月3日と10日
   [20]ジョルジュ・ビゼー(1838-1875):歌劇《カルメン》より「諸君の乾杯を喜んで受けよう」(闘牛士の歌)
   [21]同上
     ジュリオ・セッティ(指揮)メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団」1929年4月8日


 【CD2】 (76:35) 「RCAビクター録音 1929-30年」
  [01-19] ジョン・ステイナー(1840-1901):オラトリオ《磔刑》(※10曲目は省略)
    共演:リチャード・クルックス(テノール)、マーク・アンドリュース(オルガン)、
     クリフォード・ケアンズ(指揮)トリニティ合唱団
    1929年5月27日と28日 RCAビクター,チャーチ・スタジオ(ニュージャージー州カムデン)
  [20]ハーバート・ストサート(1885-1949):「悪漢の唄」(映画『悪漢の唄』より)
  [21]同上「物語」
    共演:ナサニエル・シルクレット(指揮)
    1930年1月13日RCAビクター,リーダークランツ・ホール(ニューヨーク州)
  [22]ハーバート・ストサート(1885-1949):「君を見れば」(映画『悪漢の唄』より)
  [23]フランツ・レハール(1870-1948)喜歌劇《ジプシーの恋》からストサート編:
   「白い鳩」(映画『悪漢の唄』より)
    共演:ロザリオ・ブルドン(指揮)
     1930年1月15日 RCAビクター,リーダークランツ・ホール(ニューヨーク州)
  [24]ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《仮面舞踏会》より「お前こそ心を汚すもの」
  [25]同上
    共演:ナサニエル・シルクレット(指揮)
    1930年4月15日RCAビクター,リーダークランツ・ホール(ニューヨーク州)


 【CD3】(81:48) 「RCAビクター録音 1930-34年」
  [01] ジョアッキーノ・ロッシーニ(1792-1868):歌劇《セビリャの理髪師》より「私は町のなんでも屋」
  [02] 同上
    共演:ナサニエル・シルクレット(指揮)
    1930年4月15日RCAビクター,リーダークランツ・ホール(ニューヨーク州)
  [03] ヴィンセント・ユーマンス(1898-1946):「歌なしで」~映画『南方の放浪者』より
  [04] オスカー・ストラウス(1870-1954):「人生は夢」~映画『南方の放浪者』より
    共演:ナサニエル・シルクレット(指揮) 1931年3月6日RCAビクター,スタジオ2(ニューヨーク市)
  [05] シグマンド・ロンバーグ(1887-1951):「あなたを待ちながら」~映画『ニュー・ムーン』より
  [06] シグマンド・ロンバーグ:「恋人よ我に帰れ(ラヴァー・カム・バック・トゥ・ミー)」同上
    共演:スチュワート・ヴィレ(ピアノ) 1931年3月6日RCAビクター,スタジオ2(ニューヨーク市)
  [07] ハーバート・ストサート(1885-1949):「海の放浪者」~映画『キューバの恋唄』より
  [08] ハーバート・ストサート:「キューバの恋唄」同上 ※変ホ長調で
  [09] カール・レーヴェ(1796-1869):「エドワード」Op.1-1
    共演:スチュワート・ヴィレ(ピアノ)
    1931年10月26日、28日、29日RCAビクター,スタジオ2(ハリウッド)
  [10] カール・レーヴェ(1796-1869):「エドワード」Op.1-1
  [11] ジャック・ウルフ(1896-1973):「グローリー・ロード」
    共演:スチュワート・ヴィレ(ピアノ) 1931年12月10日RCAビクター,スタジオ2(カムデン)
  [12]ハーバート・ストサート(1885-1949):
   「キューバの恋唄」~映画『キューバの恋唄』より ※変ホ長調で
    共演:ナサニエル・シルクレット(指揮) 1931年12月10日RCAビクター,スタジオ2(カムデン)
  [13]ジェローム・カーン(1885-1945):
   「歌こそは君(ソング・イズ・ユー)」~ミュージカル《音楽は空の彼方に(空飛ぶ音楽)》より
  [14]同上「そして愛が生まれた」
  [15]ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893):「森よ、あなたを祝福し(巡礼者の歌)」Op.47-5
  [16]モデスト・ムソルグスキー(1839-1881):「蚤の歌」
  [17]同上
    共演:ナサニエル・シルクレット(指揮) 1932年12月8日RCAビクター,スタジオ2(ニューヨーク市)
  [18]アーサー・サマヴェル(1863-1937):「海辺の王国」
  [19]ジェローム・カーン(1885-1945):「オール・マン・リヴァー」~ミュージカル《ショウボート》より
    共演:スチュワート・ヴィレ(ピアノ)1932年12月16日RCAビクター,スタジオ2(ニューヨーク市)
  [20]ハワード・ハンソン(1896-1981):歌劇《メリー・マウント》より「ああ、汚れた大地よ」
  [21]ルイス・グルーエンバーグ(1884-1964):歌劇《皇帝ジョーンズ》より「ああ主よ...祈りが必要です」
    共演:ウィルフリッド・ペルティエ(指揮)
    メトロポリタン歌劇場管弦楽団 1934年1月19日RCAビクター,スタジオ2


 【CD4】(80:49)
  「RCAビクター録音、1934年」
   [01] リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):歌劇《タンホイザー》より
    「死の予感のように黄昏は大地を覆い~おお、心やさしきわが夕星よ」(夕星の歌)
   [02] シャルル・グノー(1818-1893):歌劇《ファウスト》より
    「おお聖なるメダルよ~この地を去る前に」(出征を前に)
   [03] リザ・レーマン(1862-1918):《ペルシャの花園》より「私がまだ若かった頃」
   [04] ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893):「ただ憧れを知る者だけが」Op.6-6
     共演:ナサニエル・シルクレット(指揮) 1934年4月20日RCAビクター,スタジオ2(ニューヨーク市)
   [05] リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):楽劇《ヴァルキューレ》より「さらば、勇敢で気高い我が子よ」
     共演:レオポルド・ストコフスキー(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
     1934年4月30日RCAビクター,チャーチ・スタジオ2(ニュージャージー州カムデン)
  「ラジオ番組『ザ・ヴォイス・オブ・ファイアストン』1933年」
   [06] "ローレンス・ティベットによる聴衆への挨拶"
   [07] ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):歌劇《セルセ》より「オンブラ・マイ・フ」
   [08] ジャック・ウルフ(1896-1973):「ハンドオルガン・マン」
   [09] ヴィンセント・ユーマンス(1898-1946):「歌なしで」~映画『放蕩者』より
   [10] ジョアッキーノ・ロッシーニ(1792-1868):歌劇《セビリャの理髪師》より「私は町のなんでも屋」
     共演:ウィリアム・デイリー(指揮) 1933年12月18日
  「ラジオ番組『ザ・パッカード・アワー』出演の録音から1934-35」
   [11] リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より、
    「ニワトコの花がなんとやわらかく」(ニワトコのモノローグ)
   [12] ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):歌劇《外套》より「流れろ、永遠の河よ」
     共演:ウィルフリッド・ペルティエ(指揮) 1934年10月2日
   [13] ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《椿姫》より、「プロヴァンスの海と陸」
     1934年11月27日とされる
   [14] フリードリッヒ・フォン・フロトー(1812-1883):歌劇《マルタ》より
    「君たちに尋ねさせてくれ」(黒ビールの歌)
     1934年12月18日とされる
   [15] フランツ・シューベルト(1797-1828):「全能なるお方」D.852
     1934年12月25日
   [16] ジャック・オッフェンバック(1819-1880):歌劇《ホフマン物語》より「輝けダイアモンド」
     日付不明(おそらく1934年)
   [17] シャルル・グノー(1818-1893):歌劇《ファウスト》より
    「眠ったふりをせずに」(メフィストフェレス・セレナーデ)
     1935年1月22日
   [18] ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《ファルスタッフ》より「夢か現か」
     1935年2月20日


 【CD5】(81:00)
  「RCAビクター、1935年」
   [01] ハロルド・アーレン(1905-1986):「ラスト・ナイト・ホエン・ウィー・ワー・ヤング」
   [02] オーリー・スピークス(1874-1948):「マンダレーへの道」
     共演:ナサニエル・シルクレット(指揮)1935年10月10日RCAビクター,スタジオ2(ニューヨーク市)
   [03-08 ]ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):歌劇《ポーギーとベス》から6曲
     共演:ヘレン・ジェプソン(ソプラノ)、ローレンス・ティベット(バリトン)
     トリニティ合唱団クリフォード・ケアンズ(合唱指揮)、アレクサンダー・スモールンズ(指揮)
     1935年10月14日と23日 RCAビクター,スタジオ2(ニューヨーク市)
  「映画『メトロポリタン』の録音から、1934年」
   [09] ジャック・ウルフ(1896-1973):「グローリー・ロード」
   [10] オーリー・スピークス(1874-1948):「マンダレーへの道」
   [11] ジョアッキーノ・ロッシーニ(1792-1868):歌劇《セビリャの理髪師》より「私は町のなんでも屋」
   [12] ジョルジュ・ビゼー(1838-1875):歌劇《カルメン》より
    「諸君の乾杯を喜んで受けよう」(闘牛士の歌)※コーラス付き
   [13] ルッジェーロ・レオンカヴァッロ(1857-1919):歌劇《道化師》より
    「皆さま、ごめんください」
   [14] ルッジェーロ・レオンカヴァッロ:「衣装を着けろ」※1音下げてニ短調で
   [15] ハロルド・アーレン(1905-1986):「ラスト・ナイト・ホエン・ウィー・ワー・ヤング」
     共演:ドナルド・ボーヒーズ(指揮)
  「ザ・パッカード・アワー1935年出演から」
   [16] アンドレ・メサジェ(1853-1929):「遙か昔、アルカラで」
     1935年10月8日
   [17] フランク・ラ・フォージ(1879-1953):「フランダース・レクイエム」
   [18] ヴェラ・イーキン(不明):「やあ、ジタノス」
   [19] オーリー・スピークス(1874-1948):「マンダレーへの道」
     1935年11月12日
   [20] "ローレンス・ティベットによる曲紹介"
   [21] モデスト・ムソルグスキー(1839-1881):歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》より
    「私は最高の権力を手にいれた」(ボリスのモノローグ)
     ※モノローグの最後の小節は、この放送の唯一知られているソースからは欠落している
     1935年12月3日
 【CD6】(81:47)
  「ザ・パッカード・アワー1936 年出演から」
   [01]ウンベルト・ジョルダーノ(1867-1948):歌劇《アンドレア・シェニエ》より「祖国の敵」
     共演:ドナルド・ボーヒーズ(指揮) 日付不明(1936年頃)
   [02] ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《イル・トロヴァトーレ》より「君の微笑み」
   [03] ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):歌劇《トスカ》より「私は金次第との評判ですが」
   [04] ジュール・マスネ(1842-1912):歌劇《エロディアード》より
    「この飲み物は私にそんな夢を与えてくれるかもしれない...はかない幻」
     1936年1月25日
   [05] シャルル・グノー(1818-1893):歌劇《ロメオとジュリエット》より
    「この胸騒ぎがマブのせいだろうとなかろうと」
     1936年3月10日
  「ゼネラルモーターズアワー1936年出演」
   [06] シャルル・グノー(1818-1893):歌劇《ファウスト》より
    「おお聖なるメダルよ~この地を去る前に」(出征を前に)
     共演:エルノ・ラペ(指揮)NBC管弦楽団 1936年5月3日
  「ウースター・フェスティヴァルのコンサート1936年」
   [07] ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):歌劇《シピオーネ》より
    「全て回収された(風と海よ聞け)」
   [08] フーゴー・ヴォルフ(1860-1903):《メーリケ歌曲集》より第36曲「さようなら」
   [09] ヨハネス・ブラームス(1833-1897):「愛の歌」Op.71-5
   [10] フランツ・シューベルト(1797-1828):「全能なるお方」D.852
   [11] ヴィクター・ヘリー=ハッチンソン(1901-1947):「ハバードおばさん」
   [12] ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):歌劇《ポーギーとベス》より
    「そんなことはどうでもいいさ」
   [13] 古い英国の歌「ぼくに乾杯して あなたのその瞳で」
   [14] ハワード・マッキニー(1889-1980):「バグパイプ・マン」
   [15] ジュール・マスネ(1842-1912):歌劇《エロディアード》より
    「この飲み物は私にそんな夢を与えてくれるかもしれない...はかない幻」
     共演:スチュワート・ヴィレ(ピアノ)
     1936年10月6日マサチューセッツ州ウースターの
      ウースター・フェスティヴァルのコンサート(プライベート録音)
  「RCAビクター録音、1936年」
   [16] ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《リゴレット》より「悪魔め、鬼め」
   [17] ジャック・ウルフ(1896-1973):「ハレルヤ・リズム」
   [18] アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):交響曲第9番『新世界より』第2楽章より
    「家路」(ウィリアム・アームズ・フィッシャー編)
     共演:アレクサンダー・スモールンズ(指揮)
      1936年10月19日RCAビクター,スタジオ2(ニューヨーク市)
  「映画『アンダー・ユア・スペル』の収録」~1936年夏20世紀フォックス収録ディスクから
   [19] ハワード・ディーツ(1896-1983)&アーサー・シュワルツ(1900-1984):
    「アンダー・ユア・スペル」~映画『アンダー・ユア・スペル』より
   [20] ハワード・ディーツ&アーサー・シュワルツ:「アミーゴ」コーラス入り
   [21] ハワード・ディーツ&アーサー・シュワルツ:「マイ・リトル・ミュール・ワゴン」
   [22] シャルル・グノー(1818-1893):歌劇《ファウスト》より「黄金の仔牛は神様方の征服者」
     共演:合唱及び未確認のソリスト


 【CD7】 (75:34) 「チェスターフィールド・アワー出演1937-38録音」
  [01] ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《椿姫》より、「プロヴァンスの海と陸」
  [02] ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):歌劇《ポーギーとベス》より
   「そんなことはどうでもいいさ」
  [03] コール・ポーター(1891-1964):「夜の静けさに」~ミュージカル映画『ロザリイ』より
    共演:アンドレ・コステラネッツ(指揮) 1937年12月29日
  [04] フェデリコ・ロンガス(1893-1968):「ジターナ」
  [05] フランツ・シューベルト(1797-1828):「セレナーデ」D.957~歌曲集《白鳥の歌》より第4曲
  [06] ジュール・マスネ(1842-1912):歌劇《エロディアード》より
   「この飲み物は私にそんな夢を与えてくれるかもしれない...はかない幻」
    1938年1月5日
  [07] オスカー・ストラウス(1870-1954):「人生は夢」~映画『放蕩者』より
  [08] エルネスト・レクオーナ(1896-1963):「シボネイ」
  [09] ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):歌劇《ポーギーとベス》より「俺のベスはどこに?」
  [10] ジョアッキーノ・ロッシーニ(1792-1868):歌劇《セビリャの理髪師》より「私は町のなんでも屋」
    1938年1月12日
  [11] コール・ポーター(1891-1964):「クローズ」~ミュージカル映画『ロザリイ』より
  [12] チャールズ・ベイツ(不明):「オン・ザ・ノダウェイ・ロード」
  [13] モデスト・ムソルグスキー(1839-1881):「蚤の歌」
  [14] "ティベットによる《道化師》のプロローグ紹介
  [15] ルッジェーロ・レオンカヴァッロ(1857-1919):歌劇《道化師》より「皆さま、ごめんください」
    1938年1月19日
  [16] ハワード・ディーツ(1896-1983)&アーサー・シュワルツ(1900-1984):
   「アイ・シー・ユア・フェイス・ビフォー・ミー」~ミュージカル《ビトウィーン・ザ・デヴィル》より
  [17] ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937):歌劇《ポーギーとベス》より「女は一時の慰めもの」
  [18] ウィリアム・ギルバート(1836-1911)&アーサー・サリヴァン(1842-1900):
   喜歌劇《イオランテ(貴族と妖精)》より
    「報われない愛は私の安らぎを奪う...あなたが憂鬱な頭痛で眠れずに横たわっているとき(大法官の歌)」
  [19]ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《オテロ》より「(イアーゴのクレド)」
    1938年1月26日
  [20] ジョルジュ・ビゼー(1838-1875):歌劇《カルメン》より「諸君の乾杯を喜んで受けよう」(闘牛士の歌)
    1938年2月2日


 【CD8】(72:32) 「チェスターフィールド・アワー出演1938録音」 
  共演:アンドレ・コステラネッツ(指揮)オーケストラ(12、17以外)
   [01] オーリー・スピークス(1874-1948):「マンダレーへの道」
   [02] ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《リゴレット》より「悪魔め、鬼め」
   [03] "ディームズ・テイラーとローレンス・ティベットが映画『キューバの恋唄』の撮影について語り合う"
   [04] ハーバート・ストサート(1885-1949):「キューバの恋唄」~映画『キューバの恋唄』より
     1938年2月9日
   [05] フランツ・シューベルト(1797-1828):「魔王」D.328
   [06] ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《仮面舞踏会》より「お前こそ心を汚すもの」
   [07] クレア・オルムステッド(不明):「オール・オブ・マイ・ハート」
     1938年2月16日
   [08] ハーバート・ストサート(1885-1949):「海の放浪者」~映画『キューバの恋唄』より
   [09] スティーブン・フォスター(1826-1864):「金髪のジェニー」
   [10] シャルル・グノー(1818-1893):歌劇《ファウスト》より
    「おお聖なるメダルよ~この地を去る前に」(出征を前に)
   [11] ハワード・ディーツ(1896-1983)&アーサー・シュワルツ(1900-1984):
    「アンダー・ユア・スペル」~映画『アンダー・ユア・スペル』より
     1938年2月23日
  [12] カール・レーヴェ(1796-1869):「エドワード」Op.1-1
    共演:スチュワート・ヴィレ(ピアノ)
  [13] ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《ファルスタッフ》より「夢か現か」
  [14] ハワード・ディーツ(1896-1983)&アーサー・シュワルツ(1900-1984):
   「アローン・トゥゲザー」~ミュージカル・レヴュー『フライング・カラーズ』より
    1938年3月1日
  [15] "ディームズ・テイラーとローレンス・ティベットによる「イベットソン大佐の暗唱」の紹介
  [16] ディームズ・テイラー(1885-1966):歌劇《永遠に愛せよ(ピーター・イベットソン)》より
   「あなたは無駄に尋ねる(イベットソン大佐の暗唱)」」
  [17] ジャック・ウルフ(1896-1973):「ハレルヤ・リズム」
    共演:スチュワート・ヴィレ(ピアノ)
  [18] ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):歌劇《トスカ》より「私は金次第との評判ですが」
    1938年3月9日
  [19] ジェローム・カーン(1885-1945):「煙が目にしみる」~ミュージカル《ロバータ》より
  [20] ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《椿姫》より「プロヴァンスの海と陸」
    1938年3月23日


 【CD9】(70:02)
  「RCAビクター録音、1939年」
   [01] ウィリアム・ステッフ(1830-1890)※ブルーノ・ライボルド編:「リパブリック讃歌」
   [02] ジュリアン・エドワーズ(1855-1910)※ブルーノ・ライボルド編:
    「マイ・オウン・ユナイテッド・ステイツ」~ミュージカル《ジョニーが凱旋する時》より
   [03] ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《シモン・ボッカネグラ》より
    「貧しい一人の女に~娘よ、その名を呼ぶだけで胸が高鳴る」
  [04] ジュゼッペ・ヴェルディ:「平民たちよ、貴族たちよ!」
    共演:ウィルフリッド・ペルティエ(指揮)メトロポリタン歌劇場管弦楽団、
    [03-04]ローズ・バンプトン(ソプラノ)、
    [04]ジョヴァンニ・マルティネッリ(テノール)、レナード・ウォーレン(バリトン)、
     ロバート・ニコルソン(バリトン)、メトロポリタン歌劇場合唱団
     1939年5月3日RCAビクター,スタジオ2(ニューヨーク市)
  [05-11 ]ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《オテロ》より抜粋(ティベット出演分のみ7曲)
    共演:ジョヴァンニ・マルティネッリ(テノール)、ヘレン・ジェプソン(ソプラノ)、
     ニコラス・マスー(テノール)、ヘルマン・ドレーベン(テノール)、
     ウィルフリド・ペレティエ(指揮)メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団、
    1939年5月3日と9日RCAビクター,スタジオ2(ニューヨーク市)
  「ケロッグの『ザ・サークル』(ラジオ番組)より」
   [12] コール・ポーター(1891-1964):「ビギン・ザ・ビギン」~ステージ・ミュージカル《ジュビリー》より
    ロバート・エメット・ドラン(指揮) 1939年6月12日
  「フランクリン・D・ルーズベルト大統領夫妻に贈呈するために作成された私的記録から」
   [13] ヨーゼフ・マルクス(1882-1964):「あなたに愛がふれたなら」
   [14] オレイ・スピークス(1874-1948):「シルヴィア」
     1939年6月頃(ホワイトハウスを訪問したのを記念した録音)
  「1938年から1939年にかけてのフォード日曜夕方番組への出演から」
   [15] ヨハネス・ブラームス(1833-1897):「野の寂しさ」Op.86-2
   [16] ワルター・ダムロッシュ(1862-1950):「ダニー・ディーヴァー」
     共演:ユージン・オーマンディ(指揮)デトロイト交響楽団 1938年10月23日
   [17] フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):歌劇《異国からの帰郷》より「旅慣れた男」
     共演:ユージン・オーマンディ(指揮)デトロイト交響楽団 1939年9月24日
  「RCAビクター録音、1939年」
   [18] テレサ・デル・リエゴ(1876-1968):「星は彼のキャンドル」
     共演:スチュワート・ヴィレ(ピアノ)1939年12月15日 RCAビクター,スタジオ2(ニューヨーク市)


 【CD10】(79:04)
  「フィンランド戦争救済コンサートより抜粋、カーネギーホール(ニューヨーク市)NBC放送から」
   1939年12月27日
    [01] アルバート・ヘイ・マロッテ(1895-1964):「ロードズ・プレイヤー」
      共演:エドワード・ハリス(オルガン)
    [02] ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
     オラトリオ《テオドーラ》より「彼女を守れ、天よ」
    [03] フランク・ラ・フォージ(1879-1953):「ヒルズ」
      共演:スチュワート・ヴィレ(ピアノ)
    [04] フィンランド伝承歌(ブラック編)「スオミ」
      共演:キルステン・フラグスタート(ソプラノ)、
       カリン・ブランゼル(コントラルト)、ラウリッツ・メルヒオール(テノール)
  「RCAビクター録音、1940年」
   [05] ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
    オラトリオ《セメレ》より「そなたの赴くところ、何処にも」
   [06] ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル:オラトリオ《テオドーラ》より「彼女を守れ、天よ」
   [07] 古い英国のバラッド「廷吏の娘」
   [08] アーサー・サマヴェル(1863-1937):「海辺の王国」
   [09] フランツ・シューベルト(1797-1828):「さすらい人」D.489
   [10] フランツ・シューベルト上:「全能の神」D.852
     共演:スチュワート・ヴィレ(ピアノ) 1940年1月4日RCA ビクター,スタジオ2(ニューヨーク市)
  「フォード サンデー イブニング アワー出演から1940 年」
   [11] アール・ロビンソン:「バラッド・フォー・アメリカンズ」
     共演:ユージン・オーマンディ(指揮)デトロイト交響楽団と合唱団 1940年3月17日/
   [12] ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《仮面舞踏会》より「お前こそ心を汚すもの」
   [13] シャルル・グノー(1818-1893):「鳴り響け、野生の鐘」
     共演:ジョン・バルビローリ(指揮)デトロイト交響楽団 1940年12月29日
  「ザ・テレホン・アワーへの出演から1942~1943」
   [14] セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):「子どもたちへ」
     共演:ドナルド・ボーヒーズ(指揮) 1942年9月1日
   [15] ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《仮面舞踏会》より「お前こそ心を汚すもの」
     1942年11月23日
   [16] ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):歌劇《運命の力》より「我が運命を決める箱」
     1943年3月8日


 戦前のアメリカで人気のバリトン、ローレンス・ティベット(1896-1960)のビクター全録音集

 録音:1926~43年 ADD

 ローレンス・ティベット(1896年11月16日~1960年7月15日)は、スケールが大きくて深みのある声と優れた演技力によって人気を集めた、第二次世界大戦以前の最も有名なアメリカのスター・バリトン。
 ロサンゼルスの演劇・音楽学校で学び、サンフランシスコで歌手としてのキャリアをスタートさせた。
 その後ニューヨークに移り、いくつかのリサイタルの機会を得てその美声で注目を集め、26歳でメトロポリタン歌劇場と最初の契約を結ぶ。
 初舞台は1923年のムソルグスキー《ボリス・ゴドゥノフ》のイエズス僧役。
 1925年にMETにとって15年振りのヴェルディ《ファルスタッフ》(トゥリオ・セラフィン指揮)で第2バリトンとしてフォード役を歌い、第2幕のモノローグ「夢か現(うつつ)か」で主役を食うほどの大絶賛を受け、これ以降、同歌劇場の筆頭バリトンとしてイタリア~フランスものを中心に活躍。
 特に強靱な「ヴェルディ・バリトン」として《リゴレット》や《シモン・ボッカネグラ》のタイトル・ロール、《椿姫》の父ジェルモン、《運命の力》のカルロ、そして《オテロ》のヤーゴで高い評価を得た。
 一方で豊富な舞台経験を生かしてハリウッド映画にも多く出演。このうち1930年のミュージカル映画『悪漢の唄(The Rogue Song)』で同年度アカデミー賞主演男優賞にノミネートを果たす。
 METの舞台には生涯で49役、延べ602回登場した他、シカゴや地元サンフランシスコ・オペラにも頻繁に出演した。
 しかし1940年頃からその美声には急速に翳りが生じ、関節炎とアルコール依存によるトラブルで次第に名声を失い、63歳の時にアパートで転落事故により他界した。
 このセット(CD10枚組)はティベットが1925年~1940年にかけてRCAビクターにレコーディングした100曲以上の音源をもとに構成。
 彼が出演した映画のための録音や、これまでCDでは入手できなかったラジオ放送からの選曲も含まれる。
 ブックレットには多くの貴重な写真と、作家で評論家のコンラッド・オズボーンによるティベットの人生、キャリア、録音遺産についての包括的なエッセイも掲載されている。
 



.

MELODIYA X OBSESSION



SMELCD1002704
(2CD)
特別価格
\4200→\3890
マリヤ・グリンベルク(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集&ピアノ協奏曲第4番

 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31-2《テンペスト》
  ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53《ワルトシュタイン》
  ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57《熱情》
  ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2《月光》
  ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
  ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58*
マリヤ・グリンベルク(ピアノ)
ソ連国立交響楽団
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)*

 旧ソ連の名ベートーヴェン弾き、マリヤ・グリンベルクのレコーディングが復刻!

 廃盤・入手困難となったMelodiyaの名盤や貴重なMelodiya音源等を復刻する「Melodiya x Obsession」シリーズより、20世紀旧ソ連屈指の名ピアニスト、名教師であり、稀代のベートーヴェン弾きとして知られたマリヤ・グリンベルクの録音がリリースされます。
 ソ連のピアニストとして初めてベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を録音したとされるグリンベルクのカタログの中から、1964年~66年の間に録音された特に人気の高いソナタ5曲と、ネーメ・ヤルヴィと共演したピアノ協奏曲第4番を収録。

 ※録音:1964年~1966年(モスクワ)
 ※録音方式:ADD
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 
 .


SMELCD1000953
(2CD)
特別価格
\4200→\3890
ボロディン弦楽四重奏団
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲全集、フィレンツェの思い出

 チャイコフスキー:
  弦楽四重奏曲 変ロ長調 TH 110
  弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.11
  弦楽四重奏曲第2番 ヘ長調 Op.22
  弦楽四重奏曲第3番 変ホ短調 Op.30
  弦楽六重奏曲 ニ短調 Op.70《フィレンツェの思い出》
ボロディン弦楽四重奏団
 〔ロスティラフ・ドゥビンスキー(第1ヴァイオリン)、
  ヤロスラフ・アレクサンドロフ(第2ヴァイオリン)、
  ドミトリー・シェバリン(ヴィオラ)、
  ヴァレンティン・ベルリンスキー(チェロ)〕
ゲンリフ・タラリャン(第2ヴィオラ)*
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(第2チェロ)*

 廃盤・入手困難となったMelodiyaの名盤や貴重なMelodiya音源等を復刻する「Melodiya x Obsession」シリーズ。
 弦楽四重奏というジャンルが発展し栄えていた20世紀のモスクワにおいて、特に傑出したアンサンブルとして一時代を築いたボロディン弦楽四重奏団が1964年~69年にかけて録音した、チャイコフスキーの弦楽四重奏曲全集が復刻されます。弦楽六重奏曲《フィレンツェの思い出》にはゲンリフ・タラリャン、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチも参加しています。

 ※録音:1964年~1969年
 ※録音方式:ADD
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。
 
 .


SMELCO1000940
\2700→\2490
ペーター・シュライアーとスヴャトスラフ・リヒテル「冬の旅」
  シューベルト:冬の旅 Op.89
ペーター・シュライアー(テノール)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

 廃盤・入手困難となったMelodiyaの名盤や貴重なMelodiya音源等を復刻する「Melodiya x Obsession」シリーズ。
 ペーター・シュライアーとスヴャトスラフ・リヒテルという2人の名手の出会いが生んだ極上の「冬の旅」をお楽しみください。
 同コンビが1985年に録音した「冬の旅」の音源は複数存在していますが、ここに復刻されているのは1985年12月10日に行われたプーシキン美術館でのライヴ・レコーディングです。

 ※録音:1985年12月10日、プーシキン美術館(モスクワ)
 ※録音方式:ADD
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 
 .


SMELCD1002698
(2CD)
特別価格
\4200→\3890
32歳で夭逝したロシアの天才ヴァイオリニスト
 ユリアン・シトコヴェツキー・コレクション


 CD 1
  1-3. シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
  4. パガニーニ:
   ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調
    《ラ・カンパネッラ》 Op.7より 第3楽章 ロンド
  5. パガニーニ(クライスラー編):
   魔女たちの踊り
    (フランツ・ジェスマイアーのバレエ
     《ベネヴェントのくるみの木》の主題による変奏曲 Op.8)
  6. パガニーニ:モーゼ幻想曲
   (ロッシーニの歌劇《エジプトのモーゼ》より
    「汝の星をちりばめた王座に」による変奏曲 MS.23)
  7-9. タルティーニ(クライスラー編):
   ヴァイオリン・ソナタ ト短調《悪魔のトリル》 Bg.5

 CD 2
  1-5. J.S.バッハ:
   無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV 1004
  6. ハインリヒ・エルンスト:
   アイルランド民謡「夏の名残のバラ」による変奏曲
    (無伴奏ヴァイオリンのための練習曲第6番)
  7. アントニオ・バッツィーニ:
   妖精の踊り(幻想的スケルツォ Op.25)
  8. バルトーク(ゲルトレル編):
   ヴァイオリンとピアノのための
    ソナチネ ニ長調 Sz.55より 第3楽章 フィナーレ
  9. リピンスキ:
   無伴奏ヴァイオリンのためのカプリッチョ ニ長調 Op.29-3
  10-11. サラサーテ:スペイン舞曲集 Op.21
   〔第1曲 マラゲーニャ、第2曲 ハバネラ〕

ユリアン・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)
ニコライ・アノーソフ(指揮/CD1:1-3)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 (CD1:1-3)
マルク・パヴェルマン(指揮/CD1:4)
モスクワ放送交響楽団(CD1:4)
ベラ・ダヴィドヴィチ
 (ピアノ/CD1:5-6, CD2:7, 8, 10, 11)
ウラディーミル・ヤンポルスキー
 (ピアノ/CD1:7-9)


 ユリアン・シトコヴェツキーの貴重な録音集!

 ☆32歳で夭逝したロシアの天才ヴァイオリニスト、ユリアン・シトコヴェツキーの貴重な録音集が「Melodiya x Obsession」から復刻!

 廃盤・入手困難となったMelodiyaの名盤や貴重なMelodiya音源等を復刻する「Melodiya x Obsession」シリーズから、20世紀前半に活躍したロシアの名ヴァイオリニスト、ユリアン・シトコヴェツキー(1925-1958)の録音集がまずは2枚組で登場。
 ユリアン・シトコヴェツキーは1945年の全ソ連青少年コンクールで優勝し(同年のピアノ部門ではリヒテル、チェロ部門ではロストロポーヴィチが優勝)、1947年プラハ・ユース・フェスティヴァルのコンクールではコーガンと第1位を分け合い、その後も1952年ヴィエニャフスキ国際コンクール第2位、1955年エリザベート王妃国際コンクール第2位など活躍しましたが、1956年に肺がんを発病し、1958年に32歳の若さでこの世を去りました。
 彼の芸術について人々が本格的に語り始めたのは、Melodiyaからレコードが発売された1970年代後半になってからで、このアルバムでは、アノーソフが指揮したシベリウスのヴァイオリン協奏曲、ベラ・ダヴィトヴィチ夫人が伴奏した小品集、無伴奏の傑作など1950年代頃の貴重な音源を2枚組のコレクションにまとめ、息子のドミトリー・シトコヴェツキーらにも継承されている瑞々しく優雅な音色と鋭い技巧を、Nadezhda Raduginaのリマスタリングでお届けします。

 ※録音:1953年(CD1:1-3, 6)、1955年(CD1:5)、1952年(CD1:7-9)、1954年(CD2:1-5, 9)、1951年(CD2:6)、1952年(CD2:10, 11)/ADD
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 
















9/10(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.

HARMONIAMUNDI



HMM 902729
\3600→\3290
ピション&ピグマリオン
 モーツァルト:レクイエム

 1. 聖歌:交唱「イン・パラディスム」
 モーツァルト:
  2. ああ!私たちの人生はあまりに短く K.228 (515B)
  3. モーツァルト:ミゼレーレ・メイ
   (我をあわれみたまえ)(原曲:キリエ) K.90
  4-5. レクイエム ニ短調 K.626
   4. I. イントロイトゥス、5. II. キリエ
  6. Ne pulvis et cinis K.122(原曲:メヌエット 変ホ長調)
  7-9. レクイエム ニ短調 K.626/III.セクエンティアI
   7.「ディエス・イレ」、8.「トゥーバ・ミールム」、
   9.「レックス・トレメンダエ」
  10. ソルフェッジョ ヘ長調 K.393/2
   (オーケストレーション:ヴァンサン・マナック)
  11-13. レクイエム ニ短調 K.626/III. セクエンティアII
   11.「レコルダーレ」、12.「コンフターティス」、
   13.「ラクリモサ&アーメン(補遺)」
  14. レクイエム ニ短調 K.626/
   IV:オッフェルトリウム I~「ドミネ・イエズ」
  15. Quis te comprehendat
   (誰があなたの偉大さを理解できようか), K Anh. 110
  16-18. レクイエム ニ短調 K.626/IV:オッフェルトリウム II
   16.「オスティアス」、17.「サンクトゥス」、
   18.「ベネディクトゥス」
  19. 教会用歌曲「おお、神の子羊」 K.343-1
  20-21. レクイエム ニ短調 K.626/アニュス・デイ、聖体拝領唱
  22. 聖歌:交唱「イン・パラディスム」
 
 LPの構成
  Side A: 1. 聖歌:交唱「イン・パラディスム」~
   8.「トゥーバ・ミールム」
  Side B: 9.「レックス・トレメンダエ」~
   13.「ラクリモサ&アーメン」(補遺)
  Side C:「ドミネ・イエズ」~18.「ベネディクトゥス」
  Side D: 19. 教会用歌曲「おお、神の子羊」 K.343-1~
   22. 聖歌:交唱「イン・パラディスム」
ピグマリオン
ラファエル・ピション(指揮)
イン・ファン(ソプラノ)
ベス・テイラー(アルト)
ロランスキルスビ(テノール)
アレックス・ローゼン(バス)
シャディ・ラズレク(ボーイ・ソプラノ)

HMM 332729
(2LP)
※限定盤
\7500

 ヨーロッパの最先端をゆくピション&ピグマリオン、モーツァルトのレクイエムを録音!

 録音:2023年9月、ベルギー

 なんと美しく、なんと生々しく、なんと新しく、なんとモーツァルトへの敬意に満ちたレクイエム!
 ディスク冒頭から驚きの連続のモツレクの登場。
 2022年 度レコード・アカデミー大賞を受賞(マタイ受難曲/ KKC-6514 / HMM-902691)、今や世界中でその人気はうなぎ上り、古楽だけでなく音楽シーンの最先 端にいるピションひきいるピグマリオンの演奏です。

 冒頭、ボーイソプラノの清廉な歌声による聖歌で始まります。
 通常「イン・パラディスム」は死者の祭儀を締めくくるのが通常ですが、ここでは生を祝うという役割。 この美しい歌声を中断するように、独唱四重唱によるカノン「ああ、私たちの人生の歩みは短すぎる!」、そして「ミゼレーレ・メイ」を経て、レクイエム本編に入 ります(レクイエム本編は当時もっとも作曲者に近かったジュスマイヤー版に基づいています)。
 本編の冒頭の、管楽器(フリーメーソンの重要な楽器であるバセッ トホルンやファゴット)のこまかなニュアンス、つづく声楽陣の言葉ひとつひとつの発音、あらゆるものに、この作品にかける思い入れを感じます。
 独唱陣の歌 声も素晴らしく(特にソプラノのイン・ファンの声の透明感は格別なものがあります)、ラクリモサの引きずるような生々しい表情と、そこから続くアーメン(モーツァ ルトの筆は声楽部のみの16小節のみで終わっており、ここではモーツァルトの筆による部分のみを未完のまま演奏しています)への持って行き方は壮絶ですら あります。

 ピションとピグマリオンは、"舞台詩人"とも称されるロメオ・カステルッチによる、レクイエムを演劇や舞踊の要素が入った舞台作品(2019年のエクサン・プロヴァ ンス音楽祭で上演)で、音楽を担当しました。
 この経験はピションたちにとってとてつもなく大きなものとなり、まさに彼らの血肉となっていることが感じられる 演奏です。
 楽曲は、組み立ては、モーツァルトが、過去の自身の作品と対話・回想しながらレクイエムを書き進めた軌跡をたどるようでもあります。
 30台半ば にしてすでに30年近く作曲を続けていたモーツァルト。レクイエム作曲に先駆けてオペラで行ってきた、言葉では表現できないもの、人間の心の闇の部分を伝 えるために、オーケストラの楽器(ピションの指揮から引き出される弦楽器の美しさ、ティンパニの死の宣告を思わせる迫力は圧倒的な印象です)をも登場人物 としています。
 ニ短調という調性が、ドン・ジョヴァンニや《魔笛》の夜の女王の闇に結びついていることもあらためて思い起こさせてくれます。
 レクイエム本編 の演奏だけでも、あらためて作品の本質を生々しくも美しく響かせ、さらにつけ加えた楽曲により、モーツァルトの気配をより濃厚に感じるような、人間味、救い、 様々な要素が放出された演奏です。

 





旧譜
2022年度レコード・アカデ ミー賞大賞受賞
バッハ:マタイ受難曲


 HMM 902691
(3CD)
\5000→\4590
フランスのバロック界の騎手ピション&ピグマリオン、
 15年の活動の素晴らしき結晶

  J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV 244
ピグマリオン、ラファエル・ピション(指揮)
福音書記者:ユリアン・プレガルディエン(テノール)
合唱Ⅰ
ソプラノ:ザビーヌ・ドゥビエル(ピラトの妻)、
マイス・ド・ヴィルトレイ(召使1)、
アデレ・カルリエ、アンヌ=エマニュエル・ダヴィ、
アルメル・フローリガー、ナディア・ラヴィワイエ
アルト:ルシール・リシャルドー
フィリップ・バルト、マリー・プシュロン
テノール:レイノウド・ファン・メヘレン、
オリヴィエ・コワフェ、コンスタンタン・グベ
バス:ステファヌ・ドゥグー(イエス)、
エティエンヌ・バゾラ(ペトロ、大祭司1)、
ゲオルク・フィンガー(ユダ、大祭司2)、
ギョーム・オルリ、ルネ・ラモス・プルミエ
合唱Ⅱ
ソプラノ:ハナ・ブラシコヴァー、
 ペリーヌ・ドヴィエール(召使2)
カロリーヌ・アルノー、セシル・ダルモン、
マリー・プラニンセク、ヴィルジニー・トーマス
アルト:ティム・ミード(証人1)、
コリンヌ・バユオー、ヤン・ローランド
テノール:エミリアーノ・ゴンザレス=トロ(証人2)
ギョーム・グティエレ、ランドル・ドロリゲス
バス:クリスティアン・イムラー(カイアファ、ピラト)、
ニコラ・ブーランジェー、ピエール・ヴィルリ、
エマニュエル・ヴィストルキー
リピエーノ:ラジオ・フランス女声合唱
 (合唱指揮:モルガン・ジュルデン)
 KKC 6514
(3CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\5000

 衝撃の美しさ。比類なき完成度。ピション&ピグマリオン、15年の活動の素晴らしき結晶のマタイ受難曲

 録音:2021年4月、フィルハーモニー・ド・パリ、ピエール・ブーレーズ・ホール

 フランスのバロック界の騎手、ピションによるマタイ受難曲の登場。冒頭の合唱曲から、涙の出るような美しさにまず衝撃をうけます。
 美しい声と美しい音色へのたゆまぬ探求がきわめられた、聴き手によりそうような、親密で、深い感動を呼び起こす演奏です。

 ピグマリオンとピションが本格的に活動をはじめ、バッハの音楽とも深く関わって15年が経過していますが、この演奏は、彼らのバッハ音楽への取り組みが比類なき水準にあることを示しています。
 ピションはここで、作品を内面から見つめなおし、導入―受難への準備―庭での場面―大祭司の場面-ピラトの場面―十字架の場面―埋葬―エピローグと場面わけをしています。これによって場面場面にあらためて深く共感できるような流れになっています。よい意味で、血なまぐささのない演奏ともいえるかもしれず、この作品が、感動的で普遍的な叙事詩のようであることにも気づかせてくれます。

 福音書記者のユリアン・プレガルディエンは、やわらかな声で、厳しい場面でも聴き手を責めるような歌唱にはならず、物語をすすめます。イエスの歌唱も、きわめて人間的。各合唱群に配されたソリストたちも、世界で活躍する歌手たちですが、物語の中に徹底して入っております。
 有名な「憐みたまえ」のアリアも、全体の流れにそいながらも、その楽曲の中での実に細やかな表情づけに、あらためてハッとさせられる瞬間の連続。
 全体のドラマの自然かつ見事な構成、かつ1曲1曲の比類なき完成度も衝撃の、ピション、ピグマリオン、歌唱陣すべてがバッハの音楽に仕えているからこそ実現した稀有な演奏となっております。

 【プロフィール】
  ピションはパリ音楽院で歌、ヴァイオリンとピアノを学び、若きカウンターテナー歌手として、サヴァールやレオンハルト、コープマン、ジュルダン(現代音楽も)の指揮のもとで演奏していました。
  2006年、ピグマリオン(合唱とピリオド楽器オーケストラ)を設立、瞬く間に世界の注目を集めるようになります。
  これまでに、バッハのミサ・ブレヴィスや、ラモーのトラジェディ・リリック、モーツァルトのあまり演奏されない作品などといったプロジェクトによって、アイデンティティを確立してきています。
  ピションは、2018年、ザルツブルク音楽祭にデビューしたのをはじめ、今後の活躍にもさらに期待が高まります。
  ピグマリオン&ピションも、パリでカンタータのツィクルスを成功させるなど、その美しい音楽で、世界の注目を集めています。

 


 



.

HYPERION

JCDA68444
【国内仕様盤】
\3500
スティーヴン・イッサーリス(チェロ、指揮)
 オーケストラ・オヴ・ジ・エイジ・オヴ・インライトゥンメント

天使たちの音楽 ~
 ボッケリーニ:チェロ協奏曲、ソナタ&五重奏曲集

  ボッケリーニ:
   チェロ協奏曲 ニ長調 G479*
   チェロ・ソナタ ハ短調 G2b**
   弦楽五重奏曲 ニ短調 G280***
   チェロ・ソナタ ヘ長調 G9****
   チェロ協奏曲 イ長調 G475 《蛙》*
   弦楽五重奏曲 ホ長調 G275 より メヌエット***
スティーヴン・イッサーリス(チェロ、指揮)
オーケストラ・オヴ・ジ・エイジ・オヴ・インライトゥンメント*
マギー・コール(ハープシコード)**
ジョニアン・イリアス・カデシャ(ヴァイオリン)***
イレーヌ・デュヴァル(ヴァイオリン)***
アイヴィン・リングスタード(ヴィオラ)***
ティム・ポズナー(チェロ)***
ルイーゼ・ブッフベルガー(チェロ)****
CDA68444
\2800→\2590

 スティーヴン・イッサーリス来日記念盤!ボッケリーニのチェロ協奏曲&室内楽作品集!

 ☆スティーヴン・イッサーリスの2024年来日記念盤がリリース!
 ☆優れたチェロ奏者でもあったボッケリーニの"一貫した優雅さを持つ"チェロ作品の真髄に迫る!

 2024年11月~12月に来日公演を予定しているイギリスが誇る世界的名チェリスト、スティーヴン・イッサーリスの来日記念盤がリリース決定!
 「天使たちの音楽」とも形容され、イッサーリスも「一貫した優雅さを持つ」と語る、優れたチェロ奏者でもあったルイジ・ボッケリーニ(1743-1805)のチェロ協奏曲、チェロ・ソナタ、弦楽五重奏曲を披露。
 功績に見合った名声を得られているとは言い難いボッケリーニの音楽の真髄に迫ります。
 
 初期の作品であるG475の協奏曲につけられた《蛙》という副題はほとんど使われていませんが、実際に終楽章の主題の跳躍的な音程が「蛙」を感じさせ、イッサーリスが「このようなあまり知られていないニックネームを使うことで、この作品の人気が高まるか、またこのニックネームが定着するのか」を見るためにあえて採用したと解説しています。
 最後のトラックには"アンコール"として、誰もが一度は耳にしたことのある、おそらくボッケリーニの作品の中では最もよく知られた「メヌエット」を収録。
 今回もブックレットにはイッサーリス自身による詳細な解説が掲載されています(国内仕様盤は日本語訳付き)。

 ※録音:2023年3月28日-29日&12月11日-13日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン)

 ☆スティーヴン・イッサーリス 2024年来日スケジュール!
  ・11月30(土) 水戸芸術館コンサートホール(茨城) ・12月1日(日) 紀尾井ホール(東京)
  ・12月3日(火) 静岡音楽館AOI(静岡) ・12月6日(金) 王子ホール(東京) ・12月8日(日) 神奈川県立音楽堂(神奈川)
 



.

NOSTALGIA

Nostalgia2401
\2600→\2390
佐藤豊彦(バロックリュート)
 プラハのリュート音楽

 アウレウス・ディックス(1669-1719):組曲 Dマイナー
 ヤン・アントニン・ロジー(1650-1721):組曲 Cメジャー
 作者不詳(1700頃):組曲 Dマイナー
 アントニー・エックスタイン(1657-1720):組曲 Aマイナー
 アウレウス・ディックス:組曲 Gマイナー
佐藤豊彦(バロックリュート)

 佐藤豊彦 新録音!1700年頃プラハのリュート音楽!

 ☆リュートの世界的巨匠、佐藤豊彦の新たなソロ・レコーディング!
 ☆1700年頃プラハのリュート音楽の独特な魅力に迫る!
 ☆日本語解説付き!(解説:佐藤豊彦)

 リュート界の第一人者であり、日本が誇る世界的巨匠佐藤豊彦が、自主レーベル「のすたるぢあ(Nostalgia)」からリリースする新たな録音では、1700年頃のプラハの音楽にフォーカスを当て、ドイツ語圏の音楽ともフランス語圏の音楽とも異なる、独特なチェコ音楽の魅力に迫ります。

 1700年頃には、ウィーンやドレスデンと並んでヨーロッパ文化の一大中心地であったプラハ。
 ここではスイスの貴族の家系であり、プラハ近辺の多くのリュート奏者をサポートし、彼の死にあたっては当時の最高の天才リュート奏者S.L.ヴァイスが駆けつけてトンボー曲を捧げたというヤン・アントニン・ロジー伯爵と、彼を取り巻くリュート奏者たちの作品を収録。
 プラハ国立図書館に残るアウレウス・ディックスの美しい旋律の組曲、ドイツに残っている手稿からの組曲にオーストリアに残っている手稿からサラバンドとドゥブルが加えられたロジーの組曲、更には南米アルゼンチンの国立図書館に残っている作者不詳の組曲、ニューヨーク市立図書館の手稿から編纂したアントニー・エックスタインの組曲など、様々な文献からあまり知られていないリュート音楽が集められており、「何となくロマンティックな曲風に感じられる」というプラハのリュート音楽をお楽しみいただけます。
 前作に続き、400年以上前に作られたオリジナルリュート・グライフ(11コース)とガット弦が使われています。

 ※録音:2024年4月24日-26日、炎の博記念堂文化ホール(佐賀県有田町)
 ※使用楽器:ラウレンティウス・グライフ(1611)

 
 



.

ALPHA



ALPHA1087
\3100→\2890
坂本彩・リサの姉妹デュオ
 モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲 他

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  1-3. ピアノ協奏曲 第10番 変ホ長調 K. 365
   (2台のピアノのための) カデンツァ...モーツァルト
  4. ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 K. 269
   カデンツァ...ビラル・アルネムル、マーク・ナイクルグ
  5. ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ ホ長調 K. 261
   カデンツァ...ビラル・アルネムル
  6. ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調 K. 373
   カデンツァ...ビラル・アルネムル、イツァーク・パールマン
  7-9. 協奏交響曲 変ホ長調 K. 297b
   (オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンのための)
坂本彩・リサ
 (ピアノ/ベーゼンドルファー) ...1-3
ビラル・アルネムル
 (ヴァイオリン) ...4-6
ガブリエル・ピドー(オーボエ) ...7-9
ブラーシュ・シュパロヴェツ(クラリネット) ...7-9
テオ・プラト(ファゴット) ...7-9
ニコラ・ラメズ(ホルン) ...7-9
ウィーン放送交響楽団
ハワード・グリフィス(指揮) ...1-3ト
マス・ツェートマイヤー(指揮)...4-9

 録音: オーストリア放送大ホール 2021年12月27-29日...4-9 2022年9月13-15日 ...1-3
 収録時間: 72分

 【坂本彩・リサの姉妹デュオが弾く2台ピアノ協奏曲が、次世代奏者たちによるモーツァルトのシリーズに登場!】
 
 <次世代ソリストたちによるモーツァルト>第10弾。
 第21回シューベルト国際ピアノ・デュオ・コンクール(チェコ)で第1位など数々の国際コンクールで入賞、Piano Duo Sakamotoとして活動してきた姉妹デュオの坂本彩・リサが弾く、2台のピアノのための協奏曲を収録しています。
 名匠ハワード・グリフィスのサポートのもと、瑞々しく溌溂とした表情でぴったりと息の合ったパフォーマンスを聴かせている彼女たちは、ピアノ・デュオとして4年半のドイツ留学から今年(2024年)帰国、今後の活躍が楽しみです。
 併せて、全員がALPHAほかからソリストとして既にデビューしている豪華メンバーの共演による管楽器のための協奏交響曲、シリア出身でウエスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団でも活躍するヴァイオリニスト、ビラル・アルネムルによる協奏的作品を収録。

 『モーツァルトの「2台のピアノのための協奏曲」は私たちのピアノデュオ人生において特別な作品で、この曲に触れるたびに胸がキュンと締め付けられます。
  この世の憂いを救ってくれるような朗らかさと幸福感に包まれ、さらに奏者同士の遊び心に満ちた会話が魅力的なこの作品、今回素晴らしい環境でレコーディングできたことを大変幸せに思います。
  ウィーンへ飛び、現地の2台のベーゼンドルファーと出会い、指揮者のグリフィス氏と音楽作りをする中で、魔法にかけられたように新たな解釈や刺激を得て、当時の空気感ならではの演奏になったと確信しています。
  私たちの人生おいて、この作品はモーツァルトが遺してくれた素晴らしい贈り物です。私たちの愛が、CDを聴いてくださる皆様に伝わりますように。』
    ―― 坂本彩・リサ

 
 
 


ALPHA1090
\3100
クロスロード ~
 バッハ:協奏曲 ニ短調/アフノフ:協奏曲「シャコンヌ」、他

  ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
   1-3. 鍵盤楽器のための協奏曲 ニ短調 BWV 1052
  セルゲイ・アフノフ(1967-):
   4. スケッチ III/5-9. 協奏曲「シャコンヌ」
  バッハ:
   10. われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV 639
  ドブリンカ・タバコヴァ(1980-):
   11. II. Horizons 地平線 ~《The Quest 冒険》
  ガブリエラ・モンテーロ(1970-)/
   ジョージ・モートン&クセーニャ・シドロワ編曲
    12. Beyond Bach バッハを越えて
クセーニャ・シドロワ(アコーディオン)

シンフォニエッタ・リガ
ノルムンズ・シュネー(指揮)...1-3、5-9、11

 録音: 2023年9月 リガ・サウンド・レコーディング・スタジオ、ラトヴィア

 【名手シドロワが描く、バッハと現代のクロスロード】
 DGレーベルからリリースされた「カルメン」や、前作のピアソラで情熱的かつ繊細なアコーディオンを聴かせ、クラシック音楽で決してメジャーとは 言えないこの楽器の素晴らしさを存分に知らしめてくれたクセーニャ・シドロワ。
 ALPHAから2枚目となるこのアルバムでは、大バッハの作品とそ の影響を受けた現代の作品を収録。
 冒頭の協奏曲では意外性を越えた抜群の相性にまず驚かされ、オルガンのためのコラール「われ汝に 呼ばわる」ではぐっと落としたテンポでの深い歌とアコーディオンならではの音遣いで新鮮な味わいをもたらしています。
 併せて収録された現代 作品はいずれもゆったりとした曲想を基調としており、クラシカル・アコーディオンならではの多彩な音色と、左右の鍵盤を超絶技巧的に駆使 しながらも豊かな表情で楽しませつつ、その美しさで魅了します。
 彼女の祖国ラトヴィアのオーケストラとの息の合った共演も魅力。アコーディ オンのまた別の一面を提示し、その幅広い魅力を堪能させてくれるアルバムです。

 
 
 .


ALPHA1076
\3100→\2890
ソニア・ヴィーダー=アサートン(チェロ)
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲 第5番、第6番

 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  1-6. 無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV 1011
  7-12. 無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV 1012
ソニア・ヴィーダー=アサートン(チェロ)

ALPHA1077
(2LP)
\4900

 録音: 2023年5月 サン=ピエール=オ=ノナン教会、シテ・ミュジカル=メス、メス(フランス東部ロレーヌ地方)
 LP... 33 1/3rpm 1000組限定シリアルナンバー入り

 【CDとアナログ同時発売!ヴィ―ダー=アサートン満を持しての「バッハ無伴奏」完結編】
 RCAとNAÏVEでのユニークかつ充実したディスコグラフィを築いた後、2020年にバッハ『無伴奏チェロ組曲』第1・2番を収録したアナログ盤をリリースしALPHAレーベルにデビューしたソニア・ヴィーダー=アサートン。
 2023年の後続巻(組曲第3・4番)まではフランス中部のノワルラック大修道院の音響と一心同体の相性で収録されてきましたが、全曲録音シリーズ最後を飾る今回のアルバムは「バッハの組曲の最後の2編を録音するならここだ」と直感したというロレーヌ地方メスの教会での収録です。
 かつてNAÏVEでモンテヴェルディ作品を扱った独特なプログラムを披露した時に使った会場でもあり、その音響空間で綴られる一切こわばりのない自然な風格に満ちた充実のバッハ解釈は、何物にも代えがたい豊かさに満ちています。
 今回も前作同様CDとアナログ同時発売。チェロという楽器を通じてバッハを探求する芸術体験の粋がここに詰まっています。

 
 




CD ACCORD


ACD 336
\4000
プロジェクト・フンガリカ 2
 バルトーク、リゲティ、クルターグの弦楽のための作品集

  1-44. ベーラ・バルトーク(1881-1945):
   2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲 Sz. 98 BB 104(1931)
    1-14. 第1巻/15-25. 第2巻/
    26-36. 第3巻/37-44. 第4巻
  45-46. ジェルジ・リゲティ(1923-2006):
   2つのヴァイオリンのためのバラードと舞曲(1950)
  47. リゲティ:ヒルディング・ルーセンベリへのオマージュ(1982)
  48-49. リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ(1948-53)
  50. ジェルジ・クルターグ(1926-):
   リガトゥーラ - フランシス=マリーへのメッセージ
    『返事のない問いかけへの返事』作品31b
     2つのヴァイオリン、2つのチェロとチェレスタ版(1989)
シモン・クシェショヴィエツ(ヴァイオリン)...1-47、50
マルチン・マルコヴィチ(ヴァイオリン)...1-46、50
フィリップ・クシェショヴィエツ(チェロ)...47-50
アダム・クシェショヴィエツ(チェロ)...50
アンナ・クシェショヴィエツ(チェレスタ)...50

 録音:Concert Hall of the Karol Szymanowski Academy of Music in Katowice(ポーランド) 2022年11月4日...1-44 2023年9月26-27日...45-47、50 2024年4月13日...48-49
 総収録時間:64分

 ポーランドのクシェショヴィエツ3兄弟が中心となって進める『プロジェクト・フンガリカ』。
 第1集ではロージャとコダー イの作品を取り上げた彼らが、今作ではバルトーク、リゲティ、クルターグの作品に焦点を当てています。
 第一次 世界大戦前のハンガリーはオーストリア=ハンガリー帝国の一部であり、ハンガリー民謡の音楽的な特徴は ウィーン古典派やロマン派の作品にも取り入れられ、リストやブラームスの作品は高い人気を得ました。
 やがて 20世紀になると、作曲家たちは民謡が持つ古代的で素朴な表現と荒々しいリズムを引き出し、これらをその まま素材として用いることで作品を新たな高みへと引き上げることに成功。
 東ヨーロッパの多くの国々の民謡の 旋律を用いた民俗音楽の編曲作品であるバルトークの二重奏曲やリゲティの無伴奏チェロ・ソナタはその代表 的な作品です。
 



.

ENPHASES

ENP019
(CD+BOOK)
\3100→\2890
もしもモーツァルトが日本を訪れていたら?
 モーツァルトの空想ニッポン紀行


 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  1-3. ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 K. 493
 望月京(1969-):
  4. 水琴窟 ピアノ四重奏と箏のための
 モーツァルト/ジャン=ミシェル・フェラン編曲:
  5. 歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》 K. 588 序曲
   (ピアノ四重奏による)
  6. 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》 K.527 よりセレナード
   (弦楽三重奏と箏による)
  7. 歌劇《劇場支配人》 K. 486 序曲 (ピアノ四重奏による)
 藤倉大(1977-):
  8. 縫い ピアノ三重奏のための
 モーツァルト:
  9-11. ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K. 478
ジョルジュ・サンド・トリオ
 ヴィルジニー・ビュスカイユ(ヴァイオリン)
 ディアナ・リゲティ(チェロ)
 アンヌ=リーズ・ガスタルディ(ピアノ/ステファン・ポレロ Opus 102)

ヴィオレーヌ・デスペルー(ヴィオラ)
みやざきみえこ(箏)

 録音: 2024年4月 ステファン・ポレロ・スタジオ
 収録時間: 77分
 ブックレット...
  モーツァルトの手紙創作: リシャール・コラス/解説: ジャン=ミシェル・フェラン、アンヌ=リーズ·ガスタルディ、ヴィル/
  ジニー·ビュスカイユ、藤倉大、望月京/日本語翻訳: 若松陽子/挿絵: 節子・クロソフスカ・ド・ローラ、バルテュス

 【もしもモーツァルトが日本を訪れていたら?? 創作物語とモーツァルトのピアノ四重奏曲、藤倉大と望月京の新曲】
 文学のほかに絵画や音楽に深い愛情を注いだ作家、ジョルジュ・サンドの名を冠したピアノ三重奏団。
 文学と絵画、歴史などを絡めたプログ ラムを得意とする彼女たちが、ヴィオラを加えてモーツァルトのピアノ四重奏曲2曲を収録したアルバム。
 さらに、フランスを拠点にボーダーレスな 活動を行うみやざきみえこの箏を加え歌劇からの編曲を収録、積極的な表現と推進力のある演奏で楽しませます。
 併せて収録された藤倉 大と望月京の委嘱作品は2023年10月に武蔵野市民文化会館で世界初演されたもので、いずれも日本の伝統文化に対するオマージュ が込められており、ここで彼女たちは音に描かれた世界への深い共感を持った美しい演奏を聴かせています。
なおピアノにはフランスのピアノ 製作者ステファン・ポレロによる102鍵ピアノOpus 102を使用しています。
 このアルバムをさらに特別なものにしているのは130ページにも及ぶオール・カラー・ブックレットで、演奏者や作曲者、編曲者による楽曲や企 画の解説のほか、日本文化をこよなく愛する作家であり、1995年から2018年までの長きに渡ってシャネル日本法人のCEOも務めたリ シャール・コラスが創作した、モーツァルトの手紙を掲載しています。
 これは江戸時代も後期に差し掛かる1788年3月から6月までモーツァル トが日本を訪れていたという設定で、コンスタンツェ、ナンネル、ハイドンらに宛て、天明の日本文化の観察とモーツァルトらしい考察が繰り広 げられる非常に読み応えのあるもの。
 さらには画家バルテュスによるモーツァルトの歌劇のための衣装や舞台のデザイン・スケッチ、その夫人、 節子・クロソフスカ・ド・ローラによる衣装デザインなど美しい挿絵も豊富。
 テキストは全て日本語訳付で、読み物としてずっしりとした内容であ るばかりでなく、資料としてもたいへん貴重です。

 
 




GRAMOLA


GRAM99326
\2900
クロスターノイブルク大聖堂の祝祭オルガン ヨハネス・ツァインラー(オルガン)
 1. ゲオルク・ムッファト(1653-1704):トッカータ第7番
 2-6. パウル・ホフハイマー(1459-1537):Salve Regina ごきげんよう、憐れみ深き母なる方
  2. I. Salve regina/3. II. Ad te clamamus/4. III. Eya ergo/
  5. IV. O clemens/6. V. O dulcis Maria
 7. ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616-1667):トッカータ ニ長調(1949年 第2巻より)
 8. ヨハン・カスパール・ケルル(1627-1667):パッサカリア
 9. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  アンダンテ ヘ長調 - 小さな自動オルガンのための
 10. ピエル・ダミアーノ・ペレッティ(1974-):フロレーテ・フローレス(2015)
 11. ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ第6番
  l'organo sopra i pedali, e senza Il secondo libro di toccate(1627)
 12. ハインリヒ・シャイデマン(1595-1663):第4旋法によるマニフィカト - II. Versus
 13. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  マニフィカト「わが心は主をあがめ」にもとづくフーガ BWV 733

 録音:2024年2月20、21日 Sitft Klosterneuburg(オーストリア)
 総収録時間:70分

 1642年にヨハン・フロイント(1615以前-1678)が製作したクロスターノイブルク大聖堂のオルガン。
 三十年戦争でドイツが壊滅的な被害を受け、多くのオルガンが破壊された時期に作られたこのオルガンは、ルネサンスからバロックへのオルガン様式の変遷を伝える数少ない楽器で、「祝祭オルガン」「大オルガン」「巨大オルガン」などの通称で呼ばれ、オーストリア国内外から多くのオルガン愛好家を惹きつけています。
 ツァインラーは15世紀から現代に至るレパートリーから、このオルガンの表現力の多彩さと可能性にふさわしい曲を選んで演奏しています。

 
 



.

ORCHID CLASSICS



ORC100339
\2600→\2390
ジョナサン・ビス(ピアノ)
Beethoven/5 Vol.2
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番、
  ビーミッシュ:シティ・スタンザス

   1-3. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
    ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op. 15
     1. I. Allegro con brio/2. II. Largo/
     3. III. Rondo: Allegro
   4-6. サリー・ビーミッシュ(1956-):
    シティ・スタンザス(ピアノ協奏曲第3番)
     4. I. Burlesque/5. II. Requiem/6. III. Rondo
ジョナサン・ビス(ピアノ)
スウェーデン放送交響楽団
オメル・メイール・ヴェルバー(指揮)

 録音:2018年12月13-15日(ライヴ) Berwaldhallen,Stockholm(スウェーデン)
 総収録時間:61分

 1980年生まれのジョナサン・ビスは、2015年にセントポール室内管弦楽団と共同で、ベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲それぞれにインスパイアされた新作を5人の作曲家に委嘱し、両曲をペアで演奏する「Beethoven/5」というプロジェクトを立ち上げました。
 第5番を収めた第1巻に続く第2巻では、ピアノ協奏曲第1番と、イギリスの作曲家サリー・ビーミッシュによる「シティ・スタンザス」をカップリング。
 この作品は、自然からインスピレーションを得ることが多かったビーミッシュの以前の作品とは異なり、都市景観に焦点を当てています。
 
 当初は人間の創造性を礼賛することを意図していたこの協奏曲ですが、2015年のイギリスやアメリカにおける政治的不安により作品のトーンが変化し、作品は、権力の中心にある貪欲と格差、利益優先の技術、効率的な兵器、そして社会的不平等などの問題に呼応するものとなりました。
 「シティ・スタンザス」のすべての音楽的素材は、何らかの形でベートーヴェンの協奏曲から派生しています。
 ビーミッシュは、ジョナサン・ビスの個性的で表現力豊かかつヴィルトゥオーソ的な演奏に触発されましたが、この作品はまた、作曲家とアーティストの双方が共有する未来への不安にも深く影響を受けています。
 「Beethoven/5」は、発起人であるセントポール室内管弦楽団に続いて、15のオーケストラや団体が賛同する大プロジェクトとなりました。
 他の作品はティモ・アンドレスの「The Blind Banister」(第2番とのペア)、サルヴァトーレ・シャリーノの「Il sogno di Stradella」(第4番)、キャロライン・ショウの「Watermark」(第3番)です。
 ビスは、「これらの作品がレパートリーに定着し、自分が世を去った後も末永く演奏され続けることを願っています」と語っています。今後のリリースも楽しみです。

 
 
 


ORC100343
\2600
フランツ・シューベルト(1797-1828):歌曲集『冬の旅』
 1. おやすみ/2. 風見の旗/3. 凍った涙/4. 氷結/
 5. 菩提樹/6. 溢れる涙/7. 川の上で/8. 回想/9. 鬼火/
 10. 休息/11. 春の夢/12. 孤独/13. 郵便馬車/
 14. 霜おく頭/15. からす/16. 最後の希望/
 17. 村にて/18. 嵐の朝/19. まぼろし/20. 道しるべ/
 21. 宿屋/22. 勇気/23. 幻の太陽/24. 辻音楽師
レイチェル・フェンロン(ソプラノ&ピアノ)

 録音:2023年5月14-17日 Le Domaine Forget de Charlevoix(カナダ)

 幼い頃からピアノと歌を同時に奏でてきたレイチェル・フェンロン。
 しかし、彼女が公の場で初めてそのパフォーマンスを 行う勇気を得るまでには、10年の歳月がかかりました。
 トロントでのオール・シューベルト・リサイタルで、初めてピアノを 弾きながら歌ったことが彼女の心に火を灯し、以降10年間、フェンロンはその火を大切に育て、さまざまなレパート リーを探求し、音楽祭やコンサートホールで演奏し続けています。今回の初録音を考える際、シューベルトの曲は選 択肢に入っていたものの、どの曲を選ぶかは難しい決断でした。
 2020年の冬、パンデミック中にベルリン郊外の森の 近くで一人暮らしをし誰とも会うことのない孤独な時間を過ごしたフェンロン。
 その時に学んだ『冬の旅』は彼女の心に 深く共鳴し、以降、2年間にわたってこの作品を研究。
 そして、2022年の夏、フェンロンはベルリンで初めて『冬の旅』 を演奏し、その後もフェスティバルシーズンを通じて演奏を続け、今回の録音の決断に至りました。
 
 フェンロンはこう語っ ています。「私にとって『冬の旅』ほど自分自身を見つけたり我を忘れたりした作品はありません。この偉大な作品に対 する私の解釈を、ピアノに座りながら自分自身を伴奏して共有し、この曲の膨大な録音に加えることができるのは、 私にとって最高の贈り物です。」

 
 
 .
ORC100338
\2600→\2390
エドナ・ステルン(ピアノ)
シューマン:謝肉祭、子供の情景 他

 ロベルト・シューマン(1810-1856):
  1-20. 謝肉祭 Op. 9
  21. ウィーンの謝肉祭の道化 Op. 24 – 間奏曲
  22-34. 子供の情景 Op. 15
 エドナ・ステルン:
  35. To-nal or not to-nal Op. 1
エドナ・ステルン(ピアノ)

 録音:2023年9月27日 Arras Theater(フランス)
 総収録時間:61分

 ピアニストで、王立音楽大学の教授を務めるエドナ・ステルン。ORCHID CLASSICSレーベルから発売されたアル バムはどれも高く評価され、とりわけフランスの作曲家モンジュルーの「ソナタと練習曲」(ORC100063)は2017年 『グラモフォン誌』の年間批評家賞を受賞しています。
 このアルバムでは若きシューマンの意欲作『謝肉祭』と『子供の情景』、そして彼女自身の作品を収録。
 ステルンは、 シューマンの分身である「フロレスタン」と「オイゼビウス」それぞれの性格を弾き分けています。
 最後に収録された自作 の「To-nal or not to-nal」は調性か無調かの意味を持ち、シューマンへのオマージュであるとともに、調性音楽と 無調音楽、どちらで作品を書くべきかと自分自身への問いかけから生まれた10分弱の魅力的な作品です。

 
 



.

RICERCAR



RIC111
(21CD)
\8600→\7990
ヴォクス・ルミニスの20年
 ~ルネサンスからバロックの声楽作品集~
ヴォクス・ルミニス(声楽&古楽器アンサンブル)
リオネル・ムニエ(指揮)
  【CD 1】 D.スカルラッティ教会音楽作品集
   ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
    1-2. テ・デウム(わたしたちは神であるあなたを讃えます)二重合唱と通奏低音のための
    3-7. サルヴェ・レジーナ(元后あわれみの母)
     ソプラノ、アルト(カウンターテナー)と通奏低音のための
    8. ソナタ ニ短調 K.417
    9-17. スターバト・マーテル(悲しみの聖母)10声の合唱と通奏低音のための
    18. ソナタ ロ短調 K.87
    19. ミゼレーレ(神よ、わたしを憐れんでください)4声の合唱のための
     アンネ・ニッシネン(オルガン)[8,18]
     録音: 2007年6月2-5日 聖アポリネール教会、ボラン(ベルギー南東部リエージュ地方)
  【CD 2】 シャイト『聖唱歌集(サクレ・カンツオーネス)』他
   ザムエル・シャイト(1587-1654)
    1. 救世主は甦る、今日この日/2. わたしを導いてください、神よ/
    3. 届けてください、あなたの光を/4. エフライムはわたしのかけがえのない息子/
    5-7. 詩篇 第148篇「ハレルヤ!天において主を賛美せよ」/
    8-16.「主の祈り」によるモテット/17. 詩篇 第66篇「全地よ、神に向かって喜びの叫びをあげよ」/
    18. みどり児がお生まれになった、ベツレヘムに/19. 古き年は過ぎ去った
     録音: 2009年6月30日-7月3日 聖アポリネール教会、ボラン(ベルギー南東部リエージュ地方)
  【CD 3】 シュッツ『音楽による葬儀』他
   1. ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):主よ、今こそあなたは(シメオンの賛歌)SWV 432
   2. シュッツ: わたしは甦った者、わたしは命 SWV 464
   3. シュッツ: 主よ、今こそあなたは(シメオンの賛歌)SWV 433
   4. シュッツ: これぞまことの言葉 SWV 277
   5. シャイト: コラール前奏曲「わたしたちはみな、神を讃えます」
   6. マルティン・ルター(1483-1546): 安らぎと喜びのうちに、わたしは旅立ちます
   7-10. シュッツ: 音楽による葬儀 SWV 279-281
    鈴木優人(ポジティフ・オルガン)[5]
    録音: 2010年10月 福音書記者聖ヨハネ教会、ボーファイ(ベルギー南東部リエージュ地方)
  【CD 4】 ルネサンス・コレクション
   1. ジョスカン・デ・プレ(1450/55頃-1521):森のニンフたちよ(オケゲムの死を悼む挽歌)
   2. ヨハンネス・オケゲム(1410-1497): 死よ、そなたは矢で傷つけてしまったか
   3. アントワーヌ・ブリュメル(1460頃-1512):ヘト、主はおとめシオンの城壁を滅ぼそうと定め
   4. ジョスカン: 千々の悲しみ(皇帝の歌)
   5. チプリアーノ・デ・ローレ(1515-1565): この小さな心臓はわたしのものではなく
   6. オルランドゥス・ラッスス(1532-1594): スザンナはある日
   7. デ・ローレ: 別れの時
   8. ジョヴァンニ・ピエールルイージ・ダ・パレストリーナ(1525/26-1594) :野山は花の賑わい
   9. ドメニコ・マッツォッキ(1592-1665): ああ、せめてあなたに見えたなら
   10. ケルビーノ・ヴェージヒ(生歿年不詳、1630年頃活躍):
    そなたゆえに私は燃え盛る、わが命の君よ
   11. ヴェージヒ: ああ、恋の反逆者よ
   12. ロバート・フィアファクス(1464-1521) : ああ、コマドリよ
   13. イングランド王ヘンリー8世(1491-1547): ああ、婦人よ
   14. ヘンリー8世: 青春には抗えないという人がいるが
   15. ルカ・マレンツィオ(1553/54-1599): 西風の精が呼んでいる
     (トーマス・ワトソン〔1555-1592〕による歌詞英訳版)
   16. ヨアヒム・フォン・ブルク(1546-1610): 橄欖山より来たれ、救いの主よ
   17. カスパー・オトマイア(1515-1553): 天のわが父よ
   18. モーエンス・ペザセン(1580頃-1623): 復活祭のためのキリエ(5声)
   19. ペザセン: 神よ我らを憐れみ給え(5声)20. ペザセン: 天にまします我らが父よ(5声)
    アンサンブル・マーレ・ノストルム(古楽器使用)[9-11]
    ヴィーラント・クイケン、フランソワ・ジュベール=カイエ 他 (ヴィオラ・ダ・ガンバ)[9-11]
    アンドレア・デ・カルロ(指揮)[9-11]
    録音: 2010-2013年 洗礼者聖ヨハネ教会、ボーファイ(ベルギー南東部リエージュ地方)
  【CD 5】 17世紀イングランド王室の葬送音楽
   1. ヘンリー・パーセル(1659-1695): 我が祈りを聞きたまえ、主よ Z 15
   2. ジャック・ペジブル(またはジェイムズ・ペイジブル 1656頃-1721):
    女王との告別 - トーマス・トレット(生年不詳-1696): 女王との告別
   3. パーセル: 女王の葬送行進曲(メアリー女王のための葬送音楽 Z 860より)
   4. トーマス・モーリー(1557-1602): 第1の葬送アンセム
   5. モーリー&パーセル: 第2の葬送アンセム(Z58b)
   6. パーセル: カンツォーナ(メアリー女王のための葬送音楽 Z 860より)
   7. モーリー: 第3の葬送アンセム
   8. トーマス・ウィールクス(1576?-1623): 死が私の最愛の友を奪った
   9. トーマス・トムキンズ(1572-1656): 心の乱れた時の悲しみのパヴァーヌ
   10. トムキンズ: 埋葬の祈り
   11. パーセル: 「徳」らに命じよ Z 504
   12. パーセル: 埋葬の祈り(Z 27/Z17a/Z 58c)
   13. パーセル: 主よ、われらの罪を思い出したもうことなかれ Z 50
    リンガ・フランカ(古楽器使用)[2]、ブノワ・ローラン他(オーボエ)[2]、
    レ・トロンペット・デ・プレジール(古楽器使用)[3,6,7]、
    ジャン=フランソワ・マドゥーフ他(フラット・トランペット)[3,6.7]、
    ギィ・パンソン(ヴァージナル)[9]
    録音: 2011年9月・2012年9月 洗礼者聖ヨハネ教会、ボーファイ(ベルギー南東部リエージュ地方)
  【CD 6-7】 カイザー: ブロッケス受難曲
   ラインハルト・カイザー(1674-1739): ブロッケス受難曲(全曲)
    ヤン・ファン・エルサッケル(テノール)、ペーター・コーイ(バス)、
    レ・ムファッティ(古楽器使用)、ペーテル・ファン・ヘイヘン(指揮)
    録音: 2012年7月 AMUZ、アントウェルペン、ベルギー
  【CD 8】 バッハ一族のモテット
   ヨハン・バッハ(1604-1673):
    1. 満ち足りてあれ、わが魂/2. 我らが人の生は影のごとく/3. わたしの死について嘆くなかれ
   ヨハン・クリストフ・バッハ(1642-1703):
    4. 正しき者は、たとえ死すとも/5. 女の胎から生まれた者は
   ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):
    6. 信仰を保ってあれ、死にさいしても/7. 持っているものを大切にせよ/
    8. 知っています、わたしの贖い主は生きていると/
    9. 主よ、わたしにはあなたしかおりませんから/
    10. 主よ、わたしはあなたの救いを待ち望みます/11. 我らのいのちは70年ほど続くとも/
    12. 主よ、あなたはわたしに多くの恐怖と苦難を/13. 人はひとたび死すさだめ
   J.C.バッハ:
    14. みじめな人の世は、涙とともに始まり
   ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
    15. わたしはあなたから離れませんBWV Anh.159(伝J.C.バッハ)
  【CD 9】 バッハ一族のモテット(続き)
   J.M.バッハ:
    1. 神の子、救世主イエスの血が/2. わたしは今や乗り越えた
   J.C.バッハ:
    3. 恐れることはない、わたしがあなたを救い出した
    4. いとしき主なる神、我らを目覚めさせてください
   J.M.バッハ:
    5. 恐れるな、見よ、私はあなたがたに/6. 栄光あれ、神に、いと高きにおられるかたに
   J.C.バッハ:
    7-13. 見よ、わが心、飼葉桶におられるかたを
   J.M.バッハ:
    14. 歓待されよ、愛すべき今日という日よ/15. 今や我らは新たな年を迎え
   J.C.バッハ:
    16. 主よ、今こそあなたのしもべを安らかに去らせてください/
    17. 我らの心の喜びには、いつか終わりが来る/18. 今、わたしの命に終わりが来ました
     録音: 2013年9月、2014年5月、11月
      洗礼者聖ヨハネ教会、ボーファイ(ベルギー南東部リエージュ地方) (CD 8 & 9)
  【CD 10】 ケルルとフックス
   神聖ローマ皇室のレクイエム
    1-7. ヨハン・カスパー・ケルル(1627-1693) : 死者のためのミサ曲(レクイエム)
    8-14. ヨハン・ヨーゼフ・フックス(1660頃-1741): 皇帝レクイエム
     アンサンブル・ラシェロン(古楽器使用)スコルピオ・コレクティーフ(古楽器使用)
     録音: 2015年11月 洗礼者聖ヨハネ教会、ボーファイ(ベルギー南東部リエージュ地方)
  【CD 11】 神はわが砦 ~ルネサンス&バロックのルター派音楽~
   1. ハインリヒ・シャイデマン(1595頃-1663): プレアンブル ニ短調
   2. ミヒャエル・アルテンブルク(1584-1640): いざ来たれ、異邦人の救い主よ
   3. アンドレアス・ハンマーシュミット(1612-1675): 喜べ、喜べ、大いなる喜びを
   4. パウル・ジーフェルト(1586-1666):オルガン独奏によるコラール「幼子がベツレヘムで生まれたもう」
   5. ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621): 一輪のバラが咲き
   6. シャイト: 古い年は過ぎさり
   7. ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630): おお、小さきイエス、わがイエスよ
   8. M.プレトリウス: 主よ、今こそあなたは (シメオンの賛歌)
   9. デルフィン・シュトルンク(1601頃-1694):
    コラール前奏曲「我を君のものとし、そのままにいさせたまえ」
   10. オトマイア: 人よ、汝の大いなる罪を泣け
   11. シャイト: キリストは死の縄目につながれたり
   12. シャイト: コラール前奏曲「キリストは蘇り」
   13. シャイト: わが父の元へ登り
   14. トーマス・ゼレ(1599-1663): 来たれ聖霊よ
   15. バルトロモイス・ゲージウス(1555/62-1613): 汝は三位一体なり
   16. メルヒオール・フランク(1579頃-1639): 神はわが砦
   17. M. プレトリウス: ファンタジア「神はわが砦」
    バルト・ヤーコプス(オルガン)[1,4,9,12,17]
  【CD 12】 神は我が堅き砦~ルネサンス&バロックのルター派音楽~(続き)
   1. シュッツ: わが魂は主をあがめ (ドイツ語によるマニフィカト)
   2. クリストフ・ベルンハルト(1628-1692): キリエ(『ドイツ語によるミサ曲』より)
   3. ベルンハルト: グローリア (『ドイツ語によるミサ曲』より)
   4. ヒエロニムス・プレトリウス(1560-1629):
    オルガン独奏によるコラール「われらが主キリストはヨルダンより来たり」
   5. シュッツ: 深き淵より
   6. ヨハン・シュテッフェンス(1560-1616):コラール前奏曲「われらの救い主イエス・キリスト」
   7-9. ブルク: ヨハネ福音書によるドイツ受難曲
   10. シャイト: コラール前奏曲「そこでイエスは十字架のもとに立ち」
   11. シャイン: それは聖なる十戒
   12. ルター: それは聖なる十戒
   13. ヨハン・ヴァルター(1496-1570):われらはみな、唯一の神を信じる
   14. バルタザール・レジナリウス(1485頃-1544):われらが父は天におられ
   15. ゼレ: 涙と共に種を蒔く人は
   16. ハンマーシュミット: いかに愛すべきかな、汝の住まうところは
   17. シュッツ: 主にあって死ぬ人は幸いである
   18. シャイト:コラール前奏曲「われは呼ぶ、なんじイエス・キリストよ」
   19. オトマイア: わが天なる父よ
    バルト・ヤーコプス(オルガン)[4,6,10,18]
    録音: 2016年5月 ジェディンヌ聖母教会(ベルギー南部ナミュール地方)/
     2016年8月 カプチン修道会文化会館、スタヴロ(ベルギー南東部リエージュ地方)&
      聖ヴィンセンティウス教会、シブール(フランス南西部アキテーヌ地方) (CD 11 & 12)
  【CD 13】 バッハ最初期の教会カンタータ
   J.S.バッハ:
    1-8. 神の時こそいと良き時(哀悼行事) BWV 106
    9-15. 主よ、われは汝を求む BWV 150
    16-20. 主よ、深き淵より、われ汝を呼ぶ BWV 131
    21-26. 泣き、嘆き、悲しみ、おののき BWV 12
     録音: 2016年4月13-15日&7月22-24日
      シント・レオデハリウス聖母教会、ボルネム(ベルギー北部アントウェルペン地方)
  【CD 14】 バッハのマニフィカト、ヘンデルのディクシット・ドミヌス
   1-12. J.S.バッハ: マニフィカト(わが魂は主をあがめ)ニ長調 BWV 243
   13-22. ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
    ディクシット・ドミヌス(主は言われた)HWV 232
    録音: 2017年7月 ワロン教会、アムステルダム[1-12]2017年1月
     ベギン修道会教会、シント・トライデン(ベルギー)[13-22]
  【CD 15】 バッハ一族の教会カンタータ
   ~17世紀の教会コンチェルトから、大バッハの青年時代まで~
    1. J.M.バッハ: ああ、そばにいてください、主イエス・キリスト
    2. J.C.バッハ: 主を畏れることは
    3. ハインリヒ・バッハ(1615-1692): わたしはあなたに感謝します、神よ
    4. J.M.バッハ: 主よ、王はあなたの力を喜んで迎えます
    5. J.C.バッハ: 主よ、こちらを向いて慈悲をください
    6-13. J.S.バッハ: キリストは死の縄目につながれたり BWV 4
    14. J.C.バッハ: 天においても戦いがあった
     録音: 2018年9月 ジェディンヌ聖母教会(ベルギー南部ナミュール地方)
  【CD 16-17】 パーセルの《アーサー王》
   パーセル: 音楽劇《アーサー王》 Z 628
    女司祭/女羊飼い/サイレン/女性...ステファニー・トゥルー(ソプラノ)、
    フィリデル/ニンフ/パン...カロリーヌ・ウェイナンツ(ソプラノ)、
    ブリムバルド/アエロス/男性...マーカス・ファーンズワース(バリトン)、
    女羊飼い/サイレン/ニンフ/ヴィーナス...ズュジ・トート(ソプラノ)、
    クピド...ソフィー・ジュンケール(ソプラノ)、
    羊飼い/農夫/家畜の群れ...オリヴィエ・ベルテン(バリトン)、
    第1のサクソンの司祭/凍れる守護神/シルヴァン/ネレイド/
     農夫/家畜の群れ...ゼバスティアン・ミルス(バリトン)、
    第2のサクソンの司祭/英国の戦士/農夫...ロバート・バックランド(テノール)、
    女司祭/男/家畜の群れ...ヤン・クルマン(カウンターテナー)、
    女司祭/男/コーモス...デイヴィッド・リー(カウンターテナー)、
    ニンフ...ダニエル・エヘルセマ(カウンターテナー)、アンソニー・ロマニウク(オルガン、ラッセル)
    録音: 2018年1月 AMUZ、アントウェルペン、ベルギー
  【CD 18】 ハンマーシュミット: モテット集
   1. ああ、イエスは死なん/2. おお、慈悲深き父よ/3. 何ゆえに悲しむや、わが心よ/
   4. ああ神よ、何故ゆえに我を忘れしか/5. 憐れみたまえ/6. 十字架に掛けられたり/
   7. キリストは死の縄目につながれたり/8. 我らが父よ/9. 我は信ず、いずれも死なりと/
   10. 勝利、勝利、栄光/11. 涙とともに蒔くものは/12. 誰が墓の入口から石を転がさん/
   13. エフライムはわが最愛の子なりしか/14. 我、わが父の元へと昇らん/
   15. 見よ、いかに美しく愛らしきかを(12声のツヴァイファッハ・エコー)
    クレマチス(古楽器使用)[6,8,12]
    録音: 2019年9月 ジェディンヌ聖母教会(ベルギー南部ナミュール地方)
  【CD 19】 ビーバー『レクイエム』と17世紀ドイツ語圏の教会音楽
   1. ベルンハルト: 主よ、今こそあなたのしもべたちを
   2. ベルンハルト: わたしは絶望したでしょう、あなたの慈しみを知らなかったなら
   3. ヨハン・ミヒャエル・ニコライ(1629-1685): 6声のソナタ イ短調
   4-9. ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704):レクイエム ヘ短調 C 8
   10. フックス: 4声のソナタ ト短調 K 347
   11. フックス: 全地の者たちがあなたを讃えますように K 183
    フライブルク・バロック・コンソート(古楽器使用)
    録音: 2019年2月 洗礼者聖ヨハネ教会、ボーファイ(ベルギー南東部リエージュ地方)
  【CD 20】 シャルパンティエ: オルフェ、冥府へ
   マルク=アントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):
    1-6.『オルフェ、冥府へ下る』 H 4717-32.『オルフェの冥府下り』 H 488
     レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)
     録音: 2019年2月 ケイホフ礼拝堂(ベルギー中部フラームス=ブラバント地方)
  【CD 21】 ドイツ・バロック・レクイエム ~バロック期ドイツのルター派宗教作品集~
   1. アンドレアス・シャルマン(生歿年不詳/1663年頃活躍):主よ、我らが境遇を忘れ給うな
   2. ゼレ/シャイン: シンフォニア「そして安息日が過ぎると」 (器楽合奏)
   3. ゼレ/シャイン: 心の貧しい人は幸いである
   4. クリスティアン・ガイスト(1650-1711): 涙とともに種蒔く人は
   5. トビアス・ミヒャエル(1592-1657): 主に贖われし者
   6. ヴォルフガング・カール・ブリーゲル(1626-1712): おお、主よ、知らしめたまえ
   7. ハンマーシュミット: おお、なんと空しいことか、全ての人は
   8. ハインリヒ・シュヴェンマー(1621-1696): 正しき者の魂は神の手の中にあり
   9. シャイン: 愛すべきかな、汝の住まうところは
   10. シャイン: われ、汝らを慰めん
   11. ハンマーシュミット: 死は勝利の中に呑まれたり
   12. ヨハン・フィリップ・フェルチュ(1652-1732): 死せるものは幸いである
   13. ハンマーシュミット: わたしは目を上げ、山並を見やる
    録音: 2021年6月&2022年7月 ジェディンヌ聖母教会(ベルギー南部ナミュール地方)

 【リオネル・ムニエ率いるヴォクス・ルミニス20周年記念BOX】
 21世紀の欧州古楽シーン第一線をゆくベルギーの精鋭アンサンブル、ヴォクス・ルミニス。活動20周年を記念し一挙に21枚セットのBOXが登場します。
 各パート2~3人からなる室内合唱(指揮のリオネル・ムニエも多くの場合バスで参加)を軸に、曲によって器楽パートを充実させながらも徹底して「当時流」にこだわり、金管のマドゥーフ兄弟やガンバのW.クイケンなど世界的名手も折に触れて共演者となりつつ、人数が増えても室内楽のような緊密・親密なアンサンブルを貫く彼らのユニークな演奏解釈は、地元ベルギーやヨーロッパはもとより世界各地で絶賛されてきました。
 名門レーベルRICERCARへの録音では仏『ディアパゾン』や英『グラモフォン・マガジン』、西『ゴルトベルク』、日『レコード芸術』など世界の重要批評誌のレビュー賞・年間大賞も多数受賞。
 ルネサンスに遡る稀少作曲家の重要曲はもちろん、大バッハ作品のユニークな解釈も聴き逃がせません。
 その歩みを知ることなく「バッハに至る道」は語れないと言っても過言ではない重要なディスコグラフィ、BOXリリースはきわめて貴重と言ってよいでしょう。

 
 




SOLO MUSICA

SM467
\2600
色とりどりに –
 サン=サーンス、ラヴェル、タイユフェール、他:
  フランス近代作品のパーカッション編曲集

   1. カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):死の舞踏
   2-7. モーリス・ラヴェル(1875-1937):クープランの墓
   8. ジェルメーヌ・タイユフェール(1892-1983):トッカータ
   9-12. クロード・ドビュッシー(1862-1918):小組曲
   13-15. ダリウス・ミヨー(1892-1974):スカラムーシュ
トリオ・コローレス
 (パーカッション・アンサンブル)

 録音:2023年4月18-21日、8月14-17日 Angelika Kauffmann Saal, Schwarzenberg(オーストリア)
 総収録時間:61分

 1997年生まれのマティアス・ケスラー、1996年生まれのルカ・シュタッフェルバッハ、1995年生まれのファビア ン・ツィーグラーは、チューリヒ芸術大学で学んだ若き奏者たちによるマレット・パーカッション(鍵盤打楽器)アン サンブル「トリオ・コローレス」のメンバーです。
 彼らは2台のマリンバ、3台のヴィブラフォン、2台のグロッケンシュ ピールを中心に、時には楽器を増減させながらさまざまな作品を演奏、将来的にマリンバやヴィブラフォンのコン サートがピアノのリサイタルのように楽しめるものとなることを目指しています。
 このアルバムでは、彼ら自身がアレ ンジを施したフランス近代作品を収録。
 骨の鳴る音を巧みに表現した「死の舞踏」、ジャズ風の「スカラムー シュ」、目まぐるしくハーモニーが変化する「トッカータ」、 印象派の名作「小組曲」「クープランの墓」などが演奏 されており、どの曲も多彩なリズムと音色をお楽しみいただけます。

 
 
 

SM470
\2600
クレド ー J.S. バッハ、シューベルト、シューマン:ピアノ作品集 アリヤ・トゥレタイェヴァ(ピアノ)
 1. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  コラール前奏曲 われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV 639(F. ブゾーニ編)
 2. バッハ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV 659(F. ブゾーニ編)
 3. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004 – シャコンヌ(F. ブゾーニ編)
 4-6. フランツ・シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D 664
 7-9. ロベルト・シューマン(1810-1856):3つの幻想小曲集 Op. 111
  7. No. 1. Sehr rasch, mit leidenschaftlichem Vortrag
  8. No. 2. Ziemlich langsam
  9. No. 3. Kraftig und sehr markiert

 録音:2024年1月6-7日、13-14日 Van Heys Studios, Kleve, NRW(ドイツ)
 総収録時間:60分

 カザフスタンのアルマトイに生まれ、ケルンを拠点に活動するアリヤ・トゥレタイェヴァが最も身近に感じる曲を選ん だアルバム。
 幼い頃「ロ短調ミサ」に深い感銘を受けて以来、バッハの音楽が幸せや悲しみを共有し、挫けずに前進する力を与えてくれるという彼女にとって、その音楽はアルバムの核心。
 加えてシューベルトとシューマンの2 作は常に喜びをもたらしてくれる存在です。
 トゥレタイェヴァはドイツのケルン音楽舞踊大学でパヴェル・ギリロフの もとで学び、2010年に修士号を取得。
 2013年にはザルツブルクのモーツァルテウム大学の博士後期課程を 最高評価で修了し、現在はソリストとしてだけでなく、室内楽奏者としても活動しています。
 
 

SM462
\2600
スペインの鏡 – ファリャ、ドビュッシー、ラヴェル
 1-4. マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):4つのスペイン小品
  1. アラゴネーサ/2. クバーナ/
  3. モンタニェーサ/4. アンダルーサ
 5. ファリャ:ドビュッシーの墓のために
 6-8. クロード・ドビュッシー(1862-1918):版画
  6. グラナダの夕べ/7. パゴダ/8. 雨の庭
 9-11. モーリス・ラヴェル(1875-1937):組曲『鏡』より
  9. 悲しい鳥たち/10. 鐘の谷/11. 道化師の朝の歌
ギタルプ・デュオ
 マウリツィオ・グランディネッティ(ギター)
 コンスエロ・ジュリアネッリ(ハープ)

 録音:2023年10月2-5日 Kirche Lausen(スイス)
 総収録時間:52分

 ドビュッシー、ラヴェル、ファリャの音楽には多くの共通の要素があり、とりわけイベリアの地に触発された音楽とピアノという楽器は、彼らが活発に芸術的交流を行う基盤となりました。
 このアルバムでは、彼らのイベリア風のピ アノ曲をギターとハープで演奏しています。
 実際、ラヴェルはペルルミュテールが『鏡』を演奏する際、特定のパッ セージを「ギターやハープのように」弾くよう伝えたとされ、ファリャは「ドビュッシーはギターを使うことなくギターの特 徴を見事に描写している」と述べるなど、これらの作品は、ギターとハープとの親和性が高いものばかりです。
 
 マウリツィオ・グランディネッティは、ソリスト、室内楽奏者、即興演奏者として活躍しているギタリストで、これまで ヨーロッパ、ブラジル、アメリカ、そして中国のコンサートホールで演奏してきました。
 コンスエロ・ジュリアネッリは バーゼル室内管弦楽団の首席ハープ奏者。
 ミレラ・ヴィタやウルスラ・ホリガーに学び、オーストリアのフェルトキル ヒで14年間ハープの教授を務めるなど教師としても活躍しています。

 
 
 


SM460
\2600
ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ (1697 - 1763):チェロとチェンバロのためのソナタ集 第1集
 ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1697頃-1763):
  1-4. ソナタ第7番 ニ長調 - チェロと通奏低音のために
  5-8. ソナタ ニ長調 Op. 1 No. 1 - チェンバロのために
  9-12. ソナタ第8番 ト長調 - チェロと通奏低音のために
  13-16. ソナタ ト短調 Op. 1 No. 4 - チェンバロのために
  17-20. ソナタ第11番 変ロ長調 - チェロと通奏低音のために
  21-24. ソナタ ハ長調 Op. 1 No. 2 - チェンバロのために
  25-28. ソナタ第10番 ハ短調 - チェロと通奏低音のために
アレックス・イェリチ(チェロ)
マティアス・ランツ(チェンバロ)

 録音:2022年9月8-12日 Reformierte Kirche Kollbrunn, チューリヒ(スイス)
 総収録時間:77分

 18世紀イタリアで活躍したオーボエ奏者・作曲家ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ。このアルバムは、彼が遺し たチェロ・ソナタ全12曲とチェンバロ・ソナタ Op.1を録音するシリーズ第1集となります。
 プラッティはパドヴァ出 身で、イタリアで声楽、オーボエ、ヴァイオリンなどの音楽を学び、1722年にはバンベルクとヴュルツブルク宮廷の オーボエ奏者に就任、亡くなるまでその任にあり、協奏曲や魅力的なソナタ、宗教曲などを遺しました。
 彼が仕 えたシェーンボルン伯爵のコレクションには、1725年の日付が記されたチェロ・ソナタの自筆譜が含まれていま す。
 
 演奏しているのは、バロック・アンサンブル「カーディナル・コンプレックス」の創設メンバーの2人。
 南チロル出 身のアレックス・イェリチは、ルカ・フィオレンティーニ、ジョヴァンニ・ニョッキ、オルフェオ・マンドッツィに師事したチェリ ストで、マティアス・ランツはオルガンとチェンバロ奏者として活躍する一方、タンゴを演奏するピアニストとしても知 られています。
 
 


SM469
\2600
ジョゼフ・マリー・クレマン・ダッラーバコ(1710-1805):無伴奏チェロのための11のカプリッチョ集
 1-11. カプリッチョ 第1番 ー 第11
エステル・ルヴァ(チェロ)

 チェロ...ジョヴァンニ・グランチーノ 1679年製
 
 録音:2022年11月15-17日 Chapelle des Capucins - St-Maurice(スイス)
 総収録時間:43分

 18世紀の作曲家ジョゼフ・マリー・クレマン・ダッラーバコの11のカプリッチョ集。
 彼は作曲家の父エヴァリストから チェロの手ほどきを受けた後、バイエルンの宮廷に勤務しながらヨーロッパ各都市で自由に演奏活動を行い、 95歳の長寿を全うしました。
 その作品はバロック様式を残しつつも、ギャラント様式および前古典派スタイルを 取り入れています。
 この11のカプリッチョは彼の代表作の一つで、楽器の可能性を追求し、J.S.バッハの無伴 奏チェロ組曲のように対位法を駆使して旋律を多声化しています。
 このアルバムでエステル・ルヴァは1679年 製のイタリア製チェロを使用するも、熟考の末ガット弦ではなく金属弦を用い、ピッチも442Hzで奏でることで、 ダッラーバコの革新的な精神に迫ろうとしています。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


DIAPASON


DIAP172
\1900
パーセル:歌劇《ディドとエネアス》
 パーセル:
  歌劇《ディドとエネアス》、
   《テンペスト》より抜粋*
アンソニー・ルイス(指揮)、
イギリス室内管弦楽団
ジャネット・ベイカー(ディド/コントラルト)
パトリシア・クラーク(ベリンダ/ソプラノ)
ライムント・ヘリンクス(エネアス/バリトン)
モニカ・シンクレア(魔法使い/アルト)
リアノン・ジェイムズ(第1の魔女/メゾ・ソプラノ)
キャサリン・ウィルソン(第2の魔女/ソプラノ)
アイリーン・ポウルター(第2の女/ソプラノ)
ドロシー・ドロー(精霊/ソプラノ)
ジョン・ミッチンソン(水夫/テノール)
セント・アントニー合唱団
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)*
ウィリアム・ハーバート(テノール)*
ハーヴェイ・アラン(バリトン)
フィロムジカ・オヴ・ロンドン*
アンソニー・ルイス(指揮)*

 ディアパゾンが選んだ決定盤シリーズ第172集!アンソニー・ルイス指揮によるパーセル!

 フランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ『レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン ~ ディアパゾンが選んだ決定盤』。

 シリーズの第172巻として登場するのは、アンソニー・ルイス指揮によるパーセルの歌劇《ディドとエネアス》です。
 指揮者のアンソニー・ルイスは音楽学者としても活躍し、パーセルやヘンデルのオペラのクリティカル・エディションも出版しています。
 また、17世紀と18世紀の作品の商業初演録音を行うことで、20世紀半ばのバロック音楽復興に貢献しました。
 この録音では、バロック音楽を得意としていたコントラルト、ジャネット・ベイカーの歌唱にも注目です。

 ※録音:1961年、1958年*
 



.

MELODIYA X OBSESSION



SMELCO1001283
\2700→\2490
フェドセーエフが指揮した、モスクワ放送民族楽器管弦楽団!
 古いロシアのワルツ集

 1. エヴゲニー・ドレイジン :白樺の木
 2. フベンティーノ・ローサス(ヴィクトル・スミルノフ編):
  波を越えて
 3. ハロルド・キットラー:期待
 4. ヴェザリー・ベッカー:森の物語
 5. スミルノフ:ワルツ
 6. アーチボルド・ジョイス(ミハイル・フィーリン編):秋の夢
 7. リヤ・シャトロフ:満州の丘の上で
 8. ニコライ・バカレイニコフ:メランコリー
 9. マックス・キュッス(アレクサンドル・トニン編):アムールの波
 10. ピョートル・ガポン:壊れた弦楽
 11. M.ラピダス:ワルツ ニ短調
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
モスクワ放送民族楽器管弦楽団

 ☆バラライカやバヤンなどの独特な楽器を操るモスクワ放送民族楽器管弦楽団!
 ☆ロシアの古いワルツを名匠ウラディーミル・フェドセーエフの指揮で演奏します!

 廃盤・入手困難となったMelodiyaの名盤や貴重なMelodiya音源等を復刻する「Melodiya x Obsession」シリーズよりロシアの名匠ウラディーミル・フェドセーエフが指揮したロシアに伝わる古いワルツ集をリリース。
 演奏を担当するバラライカやバヤンなどの独特な楽器を操るモスクワ放送民族楽器管弦楽団。
 このオーケストラは、1945年に創設され、当時はソヴィエト軍の兵士や軍に所属していた様々なアンサンブルのメンバーから成りました。
 数か月後にラジオ放送でデビューしたモスクワ放送民族楽器管弦楽団は、モスクワを代表する芸術団体の一つとなりました。
 指揮をするのはロシア音楽に精通したいわずと知れたウラディーミル・フェドセーエフ。彼らの演奏によるロシア音楽はまさに主曲の名演の数々と言えるでしょう。

 ※録音:1964年(1, 5, 7, 8, 11)、 1968年(2-4, 10)、 1960年(6)、 1969年(9)
 ※録音方式:ADD
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 
. 


SMELCD1002696
\2700→\2490
レオニード・コーガンと、その妻エリザヴェータ・ギレリス
ヴァイオリン・デュオズ

 1-3.テレマン:カノン風ソナタ第1番 ト長調 TWV 40:118
 4-6. ルクレール:2つのヴァイオリンのためのソナタ ト長調 Op.3-1
 7-9. ルクレール:2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.3-3
 10-12. イザイ:2つのヴァイオリンのためのソナタ イ短調
 ボーナス・トラック
  13. サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン*
  14. サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン**
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
エリザヴェータ・ギレリス(ヴァイオリン)
アルノルト・カッツ(指揮)*
ソヴィエト国立交響楽団*
アレクサンドル・オルロフ(指揮)**
モスクワ放送管弦楽団**

 廃盤・入手困難となったMelodiyaの名盤や貴重なMelodiya音源等を復刻する「Melodiya x Obsession」シリーズにウクライナ出身のヴァイオリニスト、レオニード・コーガンと、その妻エリザヴェータ・ギレリスが登場。
 エリザヴェータ・ギレリスは、エミール・ギレリスの妹としても知られています。コーガンとエリザヴェータのデュオは、コーガンの実力はさることながら、エリザヴェータの実力も目を見張るものがあります。
 夫婦の息の合った演奏にご期待ください。

 また、原盤には収録されていなかったツィゴイネルワイゼン2曲がボーナス・トラックとして追加されています。

 ※録音:1963年(1-12)、1974年(13)、1945年(14)
 ※録音方式:ADD
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 




<映像>


GRAMOLA(映像)


GRAM20005
(PAL DVD+Blu-ray)
\5100
ドキュメンタリー「私はひとりで平安のなかに生きる」-
 歌手ギュンター・グロイスベック

  使用曲(すべて一部のみ):
   ブルックナー:交響曲第8番、第9番
   ヴェルディ:《ドン・カルロ》 《アイーダ》
   ワーグナー:
    《パルジファル》《トリスタンとイゾルデ》
    《ヴァルキューレ》
   ウェーバー:《魔弾の射手》
   リヒャルト・シュトラウス:
    《ばらの騎士》、「献呈」、「万霊節」
   プッチーニ:《ラ・ボエーム》
   ドヴォルザーク:《ルサルカ》
   マーラー:「私はこの世に忘れられ」
【出演】
 ギュンター・グロイスベック
 アンナ・ネトレプコ
 フィリップ・ジョルダン
 クラッシミラ・ストヤノヴァ 他

 収録場所:ニューヨーク、ウィーン、ゲゾイゼ国立公園、アムステルダム、プラハ、ヴェローナ、ガルミッシュのリヒャルト・シュトラウス・ヴィラ

 アストリッド・ブシャー監督
 収録時間:65分/音声:ドイツ語、PCMステレオ2.0/字幕:英語/画角:16/9
 DVD...片面二層ディスク PAL方式
 Blu-ray...片面二層ディスク 1080i High Definition NTSC All Region

 オーストリアのバス歌手、ギュンター・グロイスベックを同国の映像監督アストリッド・ブシャーが2年間にわたり追 い続けたドキュメンタリー。
 国王、学者、哲学者、司祭、神などの孤高で、時に人間を越えた存在を演じてき たグロイスベックですが、実際の彼は孤独とは無縁で、さまざまなアーティストや友人と親密に言葉を交わし、大 好きなリヒャルト・シュトラウス作品を研究、また休日には自転車に乗り、アルプス登山も楽しむという充実した 人生を送っています。
 映像では、そんな彼がどのようにして舞台上のキャラクターを作り上げ、自身の内なる声 を芸術に反映させているかを追っていきます。
 タイトルの「Ich leb' allein in meinem Himmel 私はひとり で平安のなかに生きる」は、マーラーのリュッケルトの詩による歌曲「私はこの世に忘れられ」の最後の2行から採 られています。
 
 ※DVDはPAL方式のため日本国内の通常のプレイヤーでは再生できません。
 

<LP>

 

ORCHID CLASSICS(LP)


ORC100316
(LP)
\3600
モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲
 【Side A】
  1-3. 2台のピアノのための協奏曲 第10番 変ホ長調 K. 365
   1. I. Allegro/2. II. Andante/3. III. Rondo: Allegro
 【Side B】
  4-6. 3台のピアノのための協奏曲 第7番 ヘ長調 K. 242
   (2台ピアノと管弦楽編)
    4. I. Allegro/5. II. Adagio/
    6. III. Rondeau: Tempo di minuetto
フィアンメッタ・タルリ(ピアノ)
イーヴォ・ヴァルバノフ(ピアノ)
イギリス室内管弦楽団
ムハイ・タン(指揮)

 録音:2018年7月13ー14日 Henry Wood Hall(UK)
 総収録時間:46分
 ORC100315より協奏曲のみをLP化

 ストラヴィンスキーの「春の祭典」や「ペトルーシュカ」、ブラームスのワルツ集での素晴らしいアンサンブルが高く評価さ れるフィアンメッタ・タルリとイーヴォ・ヴァルバノフによるピアノ・デュオ。
 当盤にはモーツァルトの2台ピアノのための協奏曲 を2曲収録。第7番はもともと3台のピアノのための協奏曲ですが、モーツァルト自身の編曲による2台ピアノ版が演奏 されています。
 彼らはムハイ・タンが指揮するイギリス室内管弦楽団をバックに従え、バイロイトに本拠を置くドイツのピ アノ製造会社、シュタイングレーバーの「フェニックス・モデル」を使用。
 この楽器の特徴である「オーケストラを思わせる 壮大かつ柔らかい音色」を存分に生かした華麗な演奏を披露。
 ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホールの美しい響きも聴き どころです。
 



 

SOLO MUSICA(LP)


SMLP463
(3LP)
\8600
ベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集 ユリウス・ベルガー(チェロ)
マルガリータ・ヘーエンリーダー(ピアノ)
 【LP1】
  Side A
   1-3. チェロ・ソナタ 第1番 ヘ長調 Op.5 No.1
  Side B
   1-3. チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 Op.5 No.2
 【LP2】
  Side A
   1-4. チェロ・ソナタ 第3番 イ長調 Op.69
  Side B
   1. モーツァルトの《魔笛》の「恋人か女房か」の主題による12の変奏曲 Op.66
   2. モーツァルトの《魔笛》の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO 46
 【LP3】
  Side A
   1-4. チェロ・ソナタ 第4番 ハ長調 Op.102 No.1
   5.ヘンデルの『ユダ・マカベウス』の「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO 45
  Side B
   1-3. チェロ・ソナタ 第5番 ニ長調 Op.102 No.2

 録音:2018年、2019年 Bietigheim-Bissingen Kronenzentrum(ドイツ)
 総収録時間:約137分

 ベートーヴェンのチェロとピアノのための全ての作品を、ユリウス・ベルガーとマルガリータ・ヘーエンリーダーとが演奏したアルバム。
 2人は最新の原典版スコアを用い て作品を徹底的に研究。
 ベートーヴェンについてのカール・チェルニーやヴァイオリニストであり音楽学者でもあったルドルフ・コーリッシュ、作家ロマン・ロランや音楽 評論家エレオノーレ・ビューニングなどの文献を読み議論を重ね、作品の本質を模索しました。
 頂点は見えてもそこに到達することができない芸術の道を二人 は人生に例え、ベートーヴェン作品の研究・演奏を重ねることで共に成長することができると語っています。
 


















ページ内の商品チェック・ボックスをクリックしたら、最後に 「かごに入れる」ボタンを押してください。
新店内のほかのページのお買い物がありましたら、そちらもすませ、最後に「注文フォームへ」ボタンを押して注文フォームで注文を確定してください。
(チェック内容を変更したら、必ずもう一度「かごに入れる」ボタンをクリックしてください。変更内容がかごに反映されませんので)


注文フォームへ


アリアCD 新店舗トップページへ



Copyright(C) 2024 ARIA-CD.All rights reserved.