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≪第125号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その2 2024/9/17~




9/20(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.

APARTE

AP 321
(6CD)
\6700→\6290

フランソワ=グザヴィエ・ポワザ(ピアノ)
 ラヴェル:ピアノを伴う作品全集


 ラヴェル:
  Disc1
   (1)左手のためのピアノ協奏曲/
   (2)ラ・ヴァルス
    (アレクサンドル・ギンジン編によるピアノ独奏版)/
   (3)ピアノ協奏曲ト長調/

  Disc2
   (1)口絵~ピアノ5手/(2)グロテスクなセレナード/
   (3)古風なメヌエット/(4)亡き王女のためのパヴァーヌ/
   (5)水の戯れ/(6)ソナチネ/
   (7)ハイドンの名によるメヌエット/(8)鏡(全5曲)/
   (9)耳で聴く風景(全2曲)~2台のピアノ/
   (10)メヌエット嬰ハ短調/(11)前奏曲イ短調

  Disc3
   (1)クープランの墓(全6曲)/
   (2)夜のガスパール(全3曲)/(3)...風に(全2曲)/
   (4)マ・メール・ロワ(全5曲)~ピアノ4手/
   (5)優雅で感傷的なワルツ(全8曲)

  Disc4 室内楽
   (1)ヴァイオリン・ソナタ(遺作)/
   (2)ヴァイオリン・ソナタ ト長調/
   (3)フォーレの名による子守歌/
   (4)ツィガーヌ/(5)ピアノ三重奏曲

  Disc5 歌曲
   (1)博物誌(全5曲)(ルナール詩)/
   (2)花のマント(グラヴォレ詩)/
   (3)大風は海から(レニエ詩)/(4)草の上(ヴェルレーヌ詩)/
   (5)紡ぎ車の歌(ルコント・ド・リール詩)/
   (6)5つのギリシャ民謡/
   (7)トリパトス(ギリシャ民謡詩)/(8)フランスの歌/
   (9)スコットランドの歌/(10)スペインの歌/
   (11)ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ(全3曲)/
   (12)マダガスカルの歌(全3曲)

  Disc6 歌曲
   (1)イタリアの歌/
   (2)おもちゃのクリスマス(ラヴェル詩)/
   (3)ヘブライの歌/(4)2つのヘブライの歌/
   (5)ハバネラ形式によるヴォカリーズ・エチュード/
   (6)愛に死せる女王のためのバラード(マレ詩)/
   (7)聖女(マラルメ詩)/
   (8)暗く果てしない眠り(ヴェルレーヌ詩)/
   (9)何と打ち沈んだ!(ヴェラーレン詩)/
   (10)クレマン・マロの2つの風刺詩/
   (11)ロンサールここに眠る(ロンサール詩)
   (12)夢(ファルグ詩)/(13)マラルメの3つの詩
フランソワ=グザヴィエ・ポワザ(ピアノ)
Disc1:
 シモーネ・メネセス(指揮)
 フィルハーモニア管弦楽団(1)(3)
Disc2:
 ルイ・シュヴィッツゲーベル(ピアノ)
  (1)(9)、
 アナイス・カシエ(ピアノ)(1)
Disc3:
 ルイ・シュヴィッツゲーベル(ピアノ)(4)
Disc4:
 マイケル・フォイル(ヴァイオリン)、
 ジェイミー・ウォルトン(チェロ)(5)
Disc5:
 トマ・ドリエ(バリトン)
  (1)(3)(11)(12)、
 ブレンダ・プパール(メゾソプラノ)
  (2)(4)-(10)、
 ヘレナ・マシェレル(フルート)(12)、
 コンスタンチン・マシェレル(チェロ)(12)
Disc6:
 シュザンヌ・ジェローム(ソプラノ)
  (1)-(6)(13)、
 フローラン・カレール(バリトン)
  (7)(9)-(12)、
 トマ・ドリエ(バリトン)(8)、
 ロイク・シュナイダー、
  ナタン・カゾルツィ
   (フルート)(13)、
 パナギオティス・ジアンナカス、
  カンタン・シャルティエ
   (クラリネット)(13)、
 ヴォーチェ弦楽四重奏団(13)

 (4)「ザ・ランプ・イズ・ロウ」による即興演奏(ボーナス・トラック)が収録されないことが判明。(2024/12/23)


 これはすごい、ラヴェルのピアノ入り作品が最高のテクニックですべて揃ったBox

 録音:
  協奏曲:2023 年9月5-6/ヘンリーウッド・ホール(ロンドン)、
  ピアノ独奏曲:2023 年2月23日-3月4日/ヌーシャテル・アール・ヴィヴァン・センター、
  ピアノ・デュオ作品:2024 年4月1-2日/エルネスト・アンセルメ・スタジオ(ジュネーヴ)、
  室内楽曲:2024年3月18-22日/グスタフ・マーラー・ホール(ドッビアーコ)、
  歌曲:2024年5月6-7日/サル・コロンヌ(パリ)、5月16-18日、6月15日/ヌーシャテル・アール・ヴィヴァン・センター
 58、72、79、68、67、52

 フランソワ=グザヴィエ・ポワザは1989年生まれのピアニスト。フランス、スイス、中国の血を引き、ジュネーヴとハンブルクでピアノを学んだ後、ジュリアードで仕上げました。
 PMF音楽祭のため12歳で初来日し、アルゲリッチやベレゾフスキーに激賞されました。

 技巧派のポワザはこれまでオーケストラ曲の超絶技巧編曲を中心としたアルバムをリリースしてきましたが、今回ラヴェルに挑戦。
 それも歌曲や室内楽までピアノを伴う作品を制覇、6枚のディスクにまとめたもので、いくつかはアパルテ社より配信販売されていました。

 ラヴェルのピアノ曲は大半が技巧的に難しく、まさにポワザ向き。切れ味抜群の指さばきを聴かせてくれます。
 共演陣も興味深く、ポワザの交遊の広さを示して います。協奏曲はブラジル出身の女性指揮者シモーネ・メネセス、ピアノ・デュオはポワザと同じく中国の血を引くルイ・シュヴィッツゲーベル、ヴァイオリンはマイ ケル・フォイル、Klartheレーベルからジャポニスム歌曲集をリリースして注目されたメゾソプラノのブレンダ・プパールらが参加。さらに「マラルメの3 つの詩」 ではヴォーチェ弦楽四重奏団も顔を見せています。



※ご注意※
 商品のDisc1にボーナストラックとして《「ザ・ランプ・イズ・ロウ」による即興演奏》が収録されている記載がございますが、こちらは配信限定のトラックで、CD版には収録されておりません。ご了承の上お求め頂きますようお願いいたします。






CHALLENGE CLASSICS



CC 72980
\2800
ロベルト・プロセッダがフォルテピアノで
 ベートーヴェンの初期ピアノ・ソナタを録音

  ベートーヴェン:
   ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.2-1(1793-1795)
   ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.2-2(1794-1795)
   ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-3(1794-1795)
ロベルト・プロセッダ
 (フォルテピアノ/
  コンラート・グラーフ製作
  (1820年 / 2023年修復))

 コンラート・グラーフ製作の銘器で演奏! 名手ロベルト・プロセッダがフォルテピアノで ベートーヴェンの初期ピアノ・ソナタを録音!

 セッション録音:2024年6月12~14日/ムジカフェリックス・スタジオ、プラート(イタリア)/DDD、67:44

 イタリアの名手ロベルト・プロセッダがChallenge Classicsに初登場!
 期待の第1弾はベートーヴェンの初期ピアノ・ソナタをフォルテピアノで録音しました! 使用楽器は名だたる作曲家がその響きに魅了され、当時最高のフォルテピアノ製作者と謳われたウィーンの名工、コンラート・グラーフ(1782-1851)の手によ る1820年製のフォルテピアノ。2023年に修復された銘器です。
 プロセッダの近年の研究成果ともいえる、若きベートーヴェンの作品を新鮮な響きでお届けし ます。

 「ベートーヴェンのソナタの解釈について、何か新しいこと、興味深いこと、そして「真実」を語ることはできるだろうか?数多の名録音のほとんどがモダンピア ノでの録音であることから、私は歴史的な楽器でベートーヴェンを録音するという選択は必然であり、私を含めモダンピアノで聴き慣れた一種の「危険性」から解 放され、より個性的な解釈の探求になりうると考えた。私はベートーヴェンのソナタ作品2を演奏するのに「正しい」楽器と「間違った」楽器があるとは思わない。
 重要なのは音楽的な結果である。私は1795年から1800年製までの多くのレプリカを演奏し、初期ベートーヴェンの響きと表現世界に近づこうと努力した。この度2023年に修復されたグラーフのフォルテピアノ(No.429)で演奏・録音する機会を得ることができた」(ロベルト・プロセッダ)

 
 




COVIELLO CLASSICS


COV 92403
\2800
楽園 ~アンゲルス・シレジウス歌集 アンティエ・ルクス(ソプラノ)
リー・サンタナ(リュート)
 リー・サンタナ(1959-):Ohne Warum/リー・サンタナ:Du tausendliebster Gott/
 ゲオルク・ヨーゼフ(1620-1668):O Jesu, du verliebter Gott/
 ゲオルク・ヨーゼフ(リー・サンタナ編):O du Kleinod meiner Sinnen/
 ゲオルク・ヨーゼフ(リー・サンタナ編):Sei gegruBt, mein Gnadenthron/
 リー・サンタナ:Sei gegruBet und gekusset/
 リー・サンタナ:Du musst zum Kinde warden/リー・サンタナ:Der Himmel ist in Dir/
 ゲオルク・ヨーゼフ(リー・サンタナ編):Morgenstern der finstren Nacht/
 ゲオルク・ヨーゼフ(リー・サンタナ編):Liebe, die du mich zum Bilde/
 ゲオルク・ヨーゼフ:Geh auf, meins Herzens Morgenstern/
 ゲオルク・ヨーゼフ:Man muB sich uberschwenken/ゲオルク・ヨーゼフ:Die Tingierung/
 ゲオルク・ヨーゼフ(リー・サンタナ編):O Elend, Jammer, Angst und Noth/
 ゲオルク・ヨーゼフ(リー・サンタナ編):Komm, o heiliger Geist/
 リー・サンタナ:Ich will dich lieben meine Starke/リー・サンタナ:Das seraphinische Leben/
 リー・サンタナ:Sie hat gefunden, den ihre Seele liebt/
 ゲオルク・ヨーゼフ:Mein Lieb ist mir und ich bin ihm/
 ゲオルク・ヨーゼフ(リー・サンタナ編):Komm Liebster, komm in deinen Garten/
 ゲオルク・ヨーゼフ:Dein eigne Liebe zwinget mich/
 リー・サンタナ:Zufall und Wesen/リー・サンタナ:Wie schon bist du, mein Leben/
 リー・サンタナ:Der Mensch, der macht die Zeit/リー・サンタナ:Am nachsten am besten/
 リー・サンタナ:Nun will ich mich scheiden von allen Dingen/
 ゲオルク・ヨーゼフ(リー・サンタナ編):Dieweil nu mehr die finstre Nacht/
 ゲオルク・ヨーゼフ:Schwing dich auf, mein Taubelein
 詩:アンゲルス・シレジウス

 シレジウスの静かで深い思索を音楽化、バロックと現代、双方から同時に歌われる神秘の詩

 録音:2022年7月31日-8月6日/70:36

 「何故なしに咲く薔薇」で有名なドイツ・バロックを代表する神秘主義的宗教詩人、アンゲルス・シレジウス(1624-1677)のことばによるリュート歌曲集。
 否定神学と呼ばれる論法で『瞑想詩集』にみられるような静かで深い思索を展開したシレジウスの世界を音楽化。
 同時代のブレスラウの宮廷作曲家ゲオルク・ヨーゼ フ(1620-1668)が作曲した歌に、リュート奏者のリー・サンタナが書いた新曲をまじえて構成。
 古い歌と新しい歌が、シレジウスの詩を通して、ともにすでに心 の中にあったかのように優しく神秘的に響きます。
 
 
COV 92408
\2800
アンドレアス・N・タルクマン編曲によるメンデルゾーン作品集
 メンデルスゾーン:
  無言歌集より(オーボエと弦楽のための編曲版)
   甘い思い出 Op.19-1/さすらい人 Op.30-4/
   ヴェネツィアの舟歌 第2番 Op.30-6/
   旅人の歌 Op.85-6/羊飼いの嘆き Op.67-5/
   子守歌 Op.67-6/安らぎもなく Op.30-2
  ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲 ニ短調 MWV.O4
   (フルート、ハープと弦楽のための編曲版)
アネッテ・マイブルク(フルート)
エマニュエル・セイソン(ハープ)
ラモン・オルテガ・ケロ(オーボエ)
ダグラス・ボストック(指揮)
プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団

 メンデルスゾーンの旋律の魅力倍増!木管楽器が活躍する絶妙アレンジ集

 録音:2023年9月13-16日/プフォルツハイム、コングレス・セントラム大ホール/57:57

 ドイツの有名な作編曲家アンドレアス・N・タルクマン(1956-)による木管活躍のメンデルスゾーン編曲集。
 『無言歌』の編曲版は美しいメロディがオーボエで 伸びやかに歌われる魅力的アレンジ。名手ケロの演奏もすばらしいです。
 またヴァイオリンとピアノをフルートとハープに書き換えた協奏曲では、モーツァルトの名 作を思わせる美しい響きの組み合わせに耳を奪われます。
 ボストックのきびきびとした指揮ぶりも心地よい愉しい1枚。
 




CHOPIN UNIVERSITY PRESS


UMFCCD206207
(2CD)
特別価格
\4200
J.S.バッハ:イギリス組曲 BWV 806-811
 J.S.バッハ:
  組曲第1番 イ長調 BWV 806
  組曲第2番 イ短調 BWV 807
  組曲第3番 ト短調 BWV 808
  組曲第4番 ヘ長調 BWV 809
  組曲第5番 ホ短調 BWV 810
  組曲第6番 ニ短調 BWV 811
リリアンナ・スタヴァルツ(ハープシコード)

 ユゲット・ドレフュスにも学んだリリアンナ・スタヴァルツの「イギリス組曲」!

 同じポーランドのDuxレーベルからJ.S.バッハの「フランス組曲」(DUX17391740)をリリースし、現在の東欧、特にポーランドにおける古楽の充実ぶりを示していたポーランドの古楽系鍵盤奏者、リリアンナ・スタヴァルツが今度は「イギリス組曲」を録音!
 より精緻で高度な技術が要求されるこの作品をユゲット・ドレフュス、ヴワディスワフ・クウォシエヴィチといった世界的名手たちに学んだスタヴァルツが今回も確かな芸術的感性で表現します。

 ※録音:2022年2月18日-19日&2023年7月11日-12日(ウッチ、ポーランド)
 
 
UMFCCD197
\2800
アンジェイ・ニコデモヴィチ:ミステリオーソ
 アンジェイ・ニコデモヴィチ(1925-2017):
  トッカータ Op.98-2(オルガンのための)
  変奏曲《アヴェ・マリス・ステラ》(オルガンのための)
  ロレトの連祷(第2稿)(ソプラノとオルガンのための)
  哀歌
   《Rhythm to the Crucified Lord Jesus Looking at
    the Figure of the Passion of Christ》(第3稿)
     (ソプラノとオルガンのための)
  三部作《Incense Lumps》(第4稿)
   (メゾ・ソプラノとオルガンのための)
  ジョージ・ハーバートの言葉への4つの歌
   (ソプラノ、トランペットとオルガンのための)
  トッカータ Op.98-1(オルガンのための)
ボグミワ・ジェル=ヴァフロフスカ(ソプラノ)
ヤクブ・ヴァシュチェニウク(トランペット)
ヤロスワフ・ヴルブレフスキ(オルガン)

 ポーランドの作曲家、アンジェイ・ニコデモヴィチによって書かれた、オルガンを用いた室内楽作品集。
 独奏オルガンのために書かれた2つのトッカータを両端に置き、その間にはニコデモヴィチにとって特に重要な領域であった宗教的作品が収録されています。

 ※録音:2022年7月11日-13日&2023年3月3日&5月29日(ワルシャワ、ポーランド)
 




NOVATIQUA RECORDS

NA86
(1CD)
特殊価格
\5400

トバイアス・ヒュームの音楽とフィンランドの写真家の対話!
 A Question an Answer ~
  トバイアス・ヒューム(1579?-1645):
   エア集第1巻またはヒューム大佐の
    詩的な音楽からの抜粋

ステーファノ・ザノビー二(ヴィオラ・ダモーレ)
ヒルデガルド・クーエン(ヴィオラ/tr.23)
アリ・ヤークシ(写真)

 ☆トバイアス・ヒュームの神秘的な音楽とフィンランドの写真家、アリ・ヤークシの対話!
 ☆多数のカラー写真が掲載された、約28㎝×28㎝(ほぼLPサイズ)の豪華ハードカバー仕様!

 トスカーナ管弦楽団の第1ヴィオラ奏者であり、アンサンブル・アルラウネの共同創設者でもあるステーファノ・ザノビーニは、総合的な思想を持つ音楽家として高い評価を得ています。
 NovAntiqua Recordsの長期プロジェクトには「Musica & Regime」と「Tuscania」があり、いずれも批評家や一般市民から高い評価を受け、いくつかの賞を受賞しています。

 このコンセプト・アルバム「A Question an Answer」は、17世紀イギリスの傭兵、ヴァイオル奏者、作曲家のトバイアス(トビアス)・ヒュームの音楽と、フィンランドの写真家アリ・ヤークシの写真を結びつけたメディア・ブックです。
 ザノビーニが、本来ヴィオラ・ダ・ガンバのために書かれたヒュームの音楽をヴィオラ・ダモーレで演奏し、ヤークシの写真が極めて象徴主義的なテキスト、音楽、視覚の旅と関連づけられ、音、イメージ、物語、言葉の結びつきが意味論的に極限まで高められています。

 ※録音:2022年4月(イタリア)
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 
 
NA88
\2800
黄金の箱 ~ ボッケリーニ:弦楽五重奏曲集
 ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
  弦楽五重奏曲変ロ長調 Op.39-1,G.337
  弦楽五重奏曲ヘ長調 Op.39-2,G.338
  弦楽五重奏曲ニ長調 Op.39-3,G.339
 カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフ
  (1739-1799):
   ヴィオラとヴィオローネのための二重奏曲変ホ長調 KR.219
アンサンブル・アルラウネ

 多くのトスカーナ地方出身の音楽家が、スペインからロシア、イギリス、南アメリカへと「旅」をし、彼らの多くは、音楽生活に特別な影響を与えました。
 イタリアのトスカーナ地方出身の作曲家とその同世代の作曲家の作品を組み合わせる「トゥスカーニア」シリーズの新録音は、膨大な数の作品(その多くは室内楽曲)を残し、チェロの名手としても活躍した18世紀後半イタリアの作曲家、ルイジ・ボッケリーニの弦楽五重奏曲と、ハイドンやモーツァルトと同時代のウィーンに生まれ、ヴァイオリン演奏家としても活躍したカール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフの二重奏曲をカップリング。

 本アルバムでも、アンサンブル・アルラウネの音楽家たちがピリオド楽器を用いて当時の素晴らしい音楽を見事に描いています。

 ※録音:2022年5月(イタリア)
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 




STERLING



CDO1133
(2CD-R)
\5400
ダニエル=フランソワ=エスプリ・オベール(1785-1871):
 オペラ・コミーク《悪魔の取り分、またはカルロ・ブロスキ》
ジークリンデ・ツェーエトバウアー
 (ソプラノ、カルロ・ブロスキ)
橋本嘉世(メゾ・ソプラノ、カシルダ)
ミヒャエル・ドウマス
 (バス、スペイン王フェルディナンド六世)
ヴェロニカ・ブルガー(ソプラノ、女王)
ジーモン・ヘルマンスドルファー
 (バス、大審問官修道士アントニオ)
アンドレーアス・アグラー
 (バリトン、ヒル・バルガス)
ジョージ・ヴィンセント・ハンフリー
 (テノール、ラファエル)
エルレゼーネ・オペラ・e・v・ハルディング
 合唱団・管弦楽団
ゲオルク・ヘルマンスドルファー(指揮)

 「浅草オペラ」の時代から日本でも知られるオベールのオペラ・コミーク《悪魔の取り分》!

 「浅草オペラ」の時代から日本でも知られる《フラ・ディアヴォロ》など、オペラの作曲家として革命後のフランス市民を楽しませたダニエル=フランソワ=エスプリ・オベール(オーベール)の作品がリリースされます。

 《悪魔の取り分、またはカルロ・ブロスキ》。カストラート歌手「ファリネッリ」として名を馳せたカルロ・ブロスキの身に起こったできごとを基にウジェーヌ・スクリーブが書いた台本による3幕のオペラ・コミークです。
 登場人物は、ミンストレルのカルロ・ブロスキと修道院に匿われている妹のカシルダ、スペイン王フェルディナンド六世、カシルダの恋人ラファエル・デストゥニガ、大審問官のアントニオ。1843年1月16日にパリのオペラ=コミークで初演されました。

 ハルフィング「エルレゼーネ・オペラ・e・v」は、知られていなかったり忘れられてしまったりしたオペラを上演するため、2011年に設立されたオペラ協会です。
 バイエルン地域のアマチュアとプロフェッショナルのアーティストで構成され、上演には手稿譜から復元、再構成した楽譜が使われます。
 2023年3月4日にローゼンハイム文化コンベンション・センターで行われたドイツ語による上演の録音です。

 ※録音:2023年3月4日 ローゼンハイム文化コンベンション・センター(バイエルン、ドイツ)
 
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
 
CDA1874
(3CD-R)
\8100

エーリク・モッレシュトレム ~ ギター
エーリク・モッレシュトレム(ギター)、他
 [Disc 1]
  フランシスコ・タレガ(1852–1909):
   アランブラの思い出(Recuerdos de la Alhambra)/アラビア風カプリッチョ(Capricho arabe)/
   ラグリマ(涙)(Lagrima)/アデリータ(Adelita)/マリエッタ(Marieta)/
   マズルカ ト長調(Mazurka en sol)/パバーナ(Pavana)/
  伝承曲(エーリク・モッレシュトレム(1940–2021) 編曲):愛のロマンス(Romance d'amour)
  ジョアン・ペルナンブコ(1883–1947):ショーロ(Choro)
  エドゥアルド・サインス・デ・ラ・マーサ(1903–1982):
   泥棒の歌(Cancion del Lladre)(伝承曲の編曲)/
   ハバネラ(Habanera)/暁の鐘(Campanas del Alba)
  イサーク・アルベニス(1860–1909)(アンドレス・セゴビア(1893–1987)、
   エーリク・モッレシュトレム(1940–2021) 編曲):伝説(Leyenda)
  ジャック・マットソン(1954–2007):
   朝焼け(Morgonrodnad)(1975)(フルートとギターのための)
  アグスティン・バリオス=マンゴレ(1885–1944):クリスマスの歌(Villancico de Navidad)
  J・S・バッハ(1685–1750)(カール・シャイト(1909–1993) 編曲):メヌエット(Menuett)
  ウルリク・ノイマン(1918–1994)(K・フリツェーン/K・オーマン 編曲):
   愛のワルツ(Karleksvals)(フルートとギターのための)
  ヨーゼフ・ハイドン(1732–1809)(ルイ・モイーズ(1912–2007) 編曲):
   小舞曲(Little Dance)(フルートとギターのための)
  ジャック・イベール(1890–1962):間奏曲(Entr'acte)(フルートとギターのための)
  ルイス・ボンファ(1922–2001):オルフェの歌(La chanson d'Orphee)
  ヨーゼフ・ハイドン(1732–1809)(ルーランド・ベンクトソン(1916–2005) 編曲):
   セレナード(Serenad)(フルートとギターのための)
  マウロ・ジュリアーニ(1781–1829):ロンド(Rondo) ハ長調 Op.71(フルートとギターのための)
  オーサ・リンドストレム:憂鬱のワルツ(Vals i vemod)(フルートとギターのための)
  J・S・バッハ(1685–1750)(エドゥアルド・サインス・デ・ラ・マーサ(1903–1982) 編曲):
   G線上のアリア(Air)
    エーリク・モッレシュトレム(ギター)、オーサ・リンドストレム(フルート)
    [録音 1983年(Artemis CD 7116)(ギター・ソロ)
     1992年(Man MC-008)(フルートとギター)]
 [Disc 2]
  スコット・ジョプリン(1868–1917)(メアリー・クリスウィック 編曲):
   エンターテイナー(The Entertainer)(ギター三重奏のための)
  エーヴェット・トーブ(1890–1976)(ルイーズ・ラーシェン 編曲):
   岩礁の婦人(Skargardsfrun)(ギター三重奏のための)
  エーヴェット・トーブ(1890–1976)(エーリク・モッレシュトレム(1940–2021) 編曲):
   結婚ワルツ(Brudvals)(ギター三重奏のための)
   ペピータが踊る(Pepita Dansar)(ギター三重奏のための)
  カール・ミーケル・ベルマン(1740–1795)(ルーランド・ベンクトソン(1916–2005) 編曲):
   フレードマンの歌(Fredmans Sang)第21番(ギター三重奏のための)
   フレードマンの手紙(Fredmans Epistel)第7番(ギター三重奏のための)
   フレードマンの手紙(Fredmans Epistel)第42番(ギター三重奏のための)
   フレードマンの歌(Fredmans Sang)第60番(ギター三重奏のための)
  スタンリー・マイヤーズ(1933–)(ジョン・ウィリアムズ(1941–) 編曲):
   カヴァティーナ(Cavatina)(ギター三重奏のための)
   ゴトランド伝承曲(エリス・ハンソン 編曲)
   仕立屋のカドリーユ(Skraddarekandrilj)
    (ビューシュのフローシェン(Florsen i Burs)による)(ギター三重奏のための)
  スコット・ジョプリン(1868–1917)(メアリー・クリスウィック 編曲):
   メープル・リーフ・ラグ(Maple Leaf Rag)(ギター三重奏のための)
  ルイジ・ボッケリーニ(1743–1805)(ヴァルター・ゲッツェ(1883z-1961) 編曲):
   メヌエット(Menuett)(ギター三重奏のための)
  フランツ・シューベルト(1797–1828)(ヴァルター・ゲッツェ(1883z-1961) 編曲):
   楽興の時(Moment Musicale)第3番(ギター三重奏のための)
   アンダンテ(Andante)(《ピアノソナタ第16番 イ短調》 D.845(Op.42)から)
    (ギター三重奏のための)
  ピーター・ファン・デル・スターク(1930–2007):
   ギター三重奏のための3つの神話(Three Myths for Guitartrio)
   金髪のバルドル、春の神(Fair Baldur, God of Spring)
   ファラスクヴィル、愛の鳥(Falaskwil, The Bird of Love)
   フレイ、豊穣の神(Freyr, Lord of Fecundity)
    [録音 1978年 (Mariana, MMLP-08)]
  ジョン・W・ドゥオーテ(1919–2004):
   ヴェルムランドの歌》による変奏曲(Variationer over Varmlandsvisan) Op.84
    (ギター三重奏のための) 第1曲と終曲
  スコット・ジョプリン(1868–1917)(メアリー・クリスウィック 編曲):
   楽しいひととき(Pleasant moments)(ギター三重奏のための)
  レオンハルト・フォン・カル(1767–1815):
   メヌエット(Minuet) Op.26 no.2(ギター三重奏のための)
  メキシコ伝承曲(W・デュンネバイル 編曲):
   シエリト・リンド(Cielito Linto)(ギター三重奏のための)
    ストックホルム・ギター三重奏団
     ヨリエン・ロールビュー(ギター)、エーリク・モッレシュトレム(ギター)、
     ヨーラン・ヴィーストレム(ギター)
    [録音 1981年11月25日 スウェーデン放送(ストックホルム)(ランチコンサート)]   
  ギレルモ・ギターラ:
   スペイン舞曲第1番(Danza Espanola no.1)(チェロとギターのための)
   スペイン舞曲第2番(Danza Espanola no.2)(チェロとギターのための)
  エンリケ・グラナドス(1867–1916)
   (ペール=ウーラ・クローソン/エーリク・モッレシュトレム(1940–2021) 編曲):
    スペイン舞曲(Spanish Dance)第11番(チェロとギターのための)
    間奏曲(Intermedio)(チェロとギターのための)
  フランツ・シューベルト(1797–1828)(ヴァルター・ゲッツェ(1883z-1961) 編曲):
   3つのワルツ(Tre Valser)(チェロとギターのための)
    ワルツ ニ長調 D.783(Op.33) No.2/ワルツ 変イ長調 D.365(Op.9A) No.2/
    ワルツ 変イ長調 D.365(Op.9A) No.6
  フェルナンド・ソル(1778–1839)(ジョン・W・ドゥオーテ(1919–2004) 編曲):
   Point Counter(《練習曲 ロ短調》 Op.33 No.22)
    ペール=ウーラ・クローソン(チェロ)、エーリク・モッレシュトレム(ギター)
    [録音 1984年 (Man LP-003)]
 [Disc 3]
  フェルナンド・ソル(1778–1839):
   24の練習曲(24 Etyder) Op.35/25の練習曲(25 Etyder) Op.60
    エーリク・モッレシュトレム(ギター)
    [録音 1984年 (Man LP-002)(Op.35)、1982年 (Mån LP-001)(Op.60)]

 エーリク・モッレシュトレムは、1940年、ストックホルム生まれ。オーランドの音楽学校やインゲスンド音楽大学で教えるなど、プロのギター奏者として活動。
 ヨリエン・ロールビューとヨーラン・ヴィーストレムと結成したストックホルム・ギター三重奏団は、「ランチコンサート」をはじめとするスウェーデン放送の番組に出演するとともに、ロンドンのウィグモアホールなどにも出演しました。ソロ活動も行い、2021年にストックホルムで没しました。

 このアルバムには、フェルナンド・ソルの2つの練習曲集などのソロ録音、オーサ・リンドストレムのフルート、ペール=ウーラ・クローソンのチェロとのデュオ録音、ストックホルム・ギター三重奏団のスタジオと「ランチコンサート」の録音が収録されています。

 ※録音:1981年-1992年
 
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
 

CDA1873
(1CD-R)
\2800
フィドル弾きの最後の旅 - ダン・アンデションの詩
 リレ・ブルール・セーデルルンド(1912-1957):
  わたしの歌は軽くあるべきだ
 ダン・アンデション(1888-1920):若者ヤンソン
 ペール・ソルマン(b.1946):わたしのメルタへ
 アンデション:陶酔
 ラグナル・オーグレーン(1907-1970):フィドル弾き
 トーシュタイン・ベリマン(1942-2022):
  ガチョウが引っ越していく
 アンデション:わが妹へ
 アッラン・ペッテション(1900-1980):ひとりぼっちの歌
 ニルス・ビリエション(b.1940):フィドルを弾いて歌う歌
 トーシュタイン・ベリマン(1942-2022):思い出
 グンナル・テューレソン(1906-2001):わたしは待っている
 ニッセ・ムンク(1932-2010):わたしの道は暗くなってゆく
 エーヴェット・トーブ(1890-1976):フィドル弾きの最後の旅
 スヴェン・ショーランデル(1860-1936):わが憧れの女(ひと)へ
 テューレ・ラングストレム(1884-1947):痛みに、老いた人
トシュテン・モッスベリ(テノール)
スティーナ・ヘルベリ・アイバック(ハープ)
イェリ・アブドゥー(アコーディオン)
ユーナス・イーサクソン(ギター)
アンドレーアス・ニューベリ(ヴァイオリン)

 トシュテン・モッスベリは、麻酔科学と集中治療学の医師が本業です。エステル・ルールサイツ、エヴァ・ピラット、ビョーン・テューリンたちに声楽を学んだ彼は、ストックホルムのオスカル室内合唱団でマンバーとして歌いながら、テノールのソロとしても活動しています。
 ソロのアルバムは、『尊いもの - セーデルルンド歌曲集』(CDA 1657-2)、『セシリアに - スウェーデンの愛の歌』(CDA18182)、『すべての丘と谷が』(CDA18342)、『生まれたからには』(CDA18412)、『向こうはとても静かだ』(CDA18572)を Sterling レーベルからりリースしてきました。

 新しいアルバムでは、ダン・アンデションの詩による18曲を歌いました。アンデションは、1888年にダーラナのルドヴィーカで生まれ、プロレタリア文学を中心にしながら幅広い作品を作り、作曲も手がけました。
 地味な生い立ちにもかかわらず高度な教育を受けた彼は、ラドヤード・キプリングの著作やシャルル・ボードレールの詩のスウェーデン語訳も行うなど、将来を期待されていたものの、1920年9月16日、ストックホルムのホテルで事故に遭い32歳で亡くなりました。

 セーデルルンド、ペッテション、ラングストレムといった作曲家として知られる人たちの他、作曲家でリュート歌手のニルス・ビリエション、スウェーデンの「国民的詩人」エーヴェット・トーブ、吟遊詩人のグンナル・テューレソン、そして、シンガーソングライターのペール・ソルマン、トーシュタイン・ベリマン、ニッセ・ムンク、スヴェン・ショーランデルの曲も歌われます。

 ※録音:2023年4月25日、5月1日、24日、26日 シクラ・スタジオ(ナッカ、スウェーデン)

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 



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CHANDOS

CHSA5267
(SACD HYBRID)
\3000→\2790

ジェイムズ・エーネス/シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 エドワード・ガードナー&ベルゲン・フィル

ジャン・シベリウス:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集

 ジャン・シベリウス(1865-1957):
  1-3. ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op. 47(1903-04/1905改訂)
  4-5. 2つのユモレスク Op. 87(1917/1940第1番改訂)
   4. 第1番 ニ短調/5. 第2番 ニ長調
  6-9. 4つのユモレスク Op. 89(1917-18)
   6. 第3番 ト短調/7. 第4番 ト短調/
   8. 第5番 変ホ長調/9. 第6番 ト短調
  10-11. 2つの小品(1914-15)
   10. 第1番:讃歌「わが心の喜び」
   11. 第2番:献身「わが心からの」
  12-13. 2つのセレナード Op. 69(1912-13)
   12. セレナード第1番 ニ長調
   13. セレナード第2番 ト短調
  14-16. ヴァイオリンとオーケストラのための組曲
   ニ短調 Op. 117 JS 185(1928-29)
    14. I. Country Scenery 田舎の景色
    15. II. Serenade. Evening in Spring セレナード、春の夕べ
    16. III. In the Summer その夏に
ジェイムズ・エーネス(ヴァイオリン)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
メリナ・マンドッツィ(リーダー)
エドワード・ガードナー(指揮)

 録音:2023年8月14-18日 Grieghallen, ベルゲン(ノルウェー)
 SACD層: Stereo, Multi-Channel 5.0
 総収録時間:79分

 CHANDOSレーベルを中心に数多くの作品を録音しているカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェイムズ・エーネスによるシベリウスのヴァイオリン協奏曲と小品集。
 自らもヴァイオリニストを志したシベリウスの唯一のヴァイオリン協奏曲と、北欧民謡が巧みに織り込まれた「6つのユモレスク」などの作品を、国際的に高く評価されているエーネスが情感豊かに演奏。
 バックを務めるのはこれまでにもバルトークやニールセン、ヤナーチェク作品で共演してきたエドワード・ガードナーとベルゲン・フィルです。
 楽器の美音を高音質録音で伝えるSACDハイブリッド盤での発売です。

 
 
 
CHAN20358
\2800
「亡命者たちの音楽」シリーズ 最新作
フレデリック・ブロック:室内楽作品集

 フレデリック・ブロック(1899-1945):
  1-4. ピアノ三重奏曲第2番 Op. 26(1930)*
  5-8. 弦楽四重奏曲 Op. 23(1928-30)
  9-13. 組曲 Op. 73(1944) – クラリネットとピアノのために
   9. I. Spanish Prelude. Vivace – Piu mosso
   10. II Pastoral. Andante
   11. III Gaiety. Allegretto vivo
   12. IV Orientale. Andante – Poco piu mosso
   13. V Fugue. Allegro – Largo
  14-16. 五重奏曲 Op. 19(1929) –
   2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのために
ARCアンサンブル
 エリカ・ローム(ヴァイオリン)
 マリー・ベラール(ヴァイオリン)*
 スティーヴン・ダン(ヴィオラ)
 トーマス・ウィービー(チェロ)
 ホアキン・バルデペーニャス(クラリネット)
 ケヴィン・アフファト(ピアノ)

 録音:2023年12月19-21日 カナダ、トロント、Koerner Hall, TELUS Centre for Performance and Learning, The Royal Conservatory of Music
 総収録時間:71分

 ARCアンサンブル(Artists of The Royal Conservator)による優れた企画「亡命者たちの音楽」シリーズ の最新作です。
 フレデリック・ブロック(フリードリヒ・ブロッホ)は、ウィーン出身の作曲家。当初、父親からは音楽 の道に進むことを反対されていましたが、第一次世界大戦後には支援を受け、ヨゼフ・ボフスラフ・フェルステルと ハンス・ガルに作曲を師事。
 1920年代から1930年代にかけて、室内楽や管弦楽作品、オペラで成功を収 めました。
 1938年のドイツによるオーストリア併合後、祖国を離れ、1940年にアメリカへ移住。そこで、多くの 交響曲、オペラ、ピアノ曲を作曲、また他の作曲家の作品をラジオ放送用に編曲しましたが、46歳という若さ でこの世を去りました。
 このアルバムには、ブロックのウィーン時代の3作品と、アメリカ移住後に作曲された「組 曲」が収録されています。
 1920年代から1930年までの作品はウィーンの伝統に連なるもので、彼が傾倒していたマーラーやコルンゴルトの 影響が感じられます。
 一方、アメリカに亡命後に作曲された「組曲」は、力強い楽想と独創性に満ちた作品です。
 



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NAXOS



8.504059
(4CD)
\4000→\3690
名匠シナイスキーの録音をボックス化
フランツ・シュミット:交響曲全集、管弦楽曲集

 フランツ・シュミット(1874-1939):
  【CD1】
   1-4. 交響曲第1番 ホ長調(1896-99)
   5-7. 歌劇《ノートルダム》 Op. 2(1903) より
    5. 第1幕:序曲/6. 第1幕:間奏曲/
    7. 第1幕:謝肉祭の音楽
  【CD2】
   1-3. 交響曲第2番 変ホ長調(1911-13)
   4. 荘厳なフーガ(1937) -
    オルガン、16管楽器とパーカッションのために
  【CD3】
   1-4. 交響曲第3番 イ長調(1927-28)
   5. シャコンヌ ニ短調
    (原曲:オルガン 1925/管弦楽編 1931)
  【CD4】
   1-4. 交響曲第4番 ハ長調(1932-33)
   5-11. 軽騎兵の歌による変奏曲(1930)
ヴァシリー・シナイスキー(指揮)
マルメ交響楽団
【CD2】
 アンデシュ・ヨンソン(オルガン)...4

 録音:
 【CD1】2007年8月22-23日...5-7 2007年8月27-30日...1-4 マルメ・コンサートホール(スウェーデン)
 【CD2】2007年5月28日-6月1日 マルメ・コンサートホール(スウェーデン)...1-3 2007年8月24-25日 St Petri Church, マルメ(スウェーデン)...4
 【CD3】2008年8月25-30日...1-4 2009年6月2-3日...5マ ルメ・コンサートホール(スウェーデン)
 【CD4】2008年5月26-31日...1-4 2009年6月4-5日...5-11 マルメ・コンサートホール(スウェーデン)
 総収録時間:約277分

 【フランツ・シュミット生誕150年、名匠シナイスキーの録音をボックス化。併録の管弦楽曲も魅力です。】
 シェーンベルクと同じ年に生まれ、ウィーン音楽院でブルックナーに学んだフランツ・シュミット。
 1899年から1933年にかけて作曲された4曲の交響曲は、オーストリア・ドイツ音楽の伝統を踏襲しながら、彼が終生憧れを抱いていたロマン派への傾倒も感じられます。
 対位法の巧みさが光る交響曲第1番、第2楽章に精巧な変奏曲が置かれた第2番、1928年「シューベルト没後100周年記念式典」のために書かれた第3番、娘エマへのレクイエムでもある深い悲しみが全体を支配する第4番。
 それぞれの作品に、歌劇《ノートル・ダム》からの管弦楽曲や軽騎兵の歌による変奏曲、シャコンヌなど主要な管弦楽作品を併せて収録しています。
 ヴァシリー・シナイスキーとマルメ交響楽団による、2008年から2009年のこの一連の録音はBBC ミュージック マガジンなど各誌で高い評価を受けました。

 
 
 


8.574646
\2100
ホルンの黄金時代
 2つのホルンのための協奏曲集

 1-3. フリードリヒ・ヴィット(1770-1836):
  2つのホルンのための協奏曲(第3番) ヘ長調 (1797)
 4-6. フランツ・アントン・ホフマイスター(1754-1812):
  2つのホルンのための協奏曲第3番 変ホ長調(1783)...世界初録音
 7-9. レオポルド・モーツァルト(1719-1787):
  2つのホルンのための協奏曲 変ホ長調(1752)
 10-12. フランチシェク・クサヴァー・ポコルニー(1729-1794):
  2つのホルンのための協奏曲 ヘ長調(作曲年不詳)
ヤチェク・ムズィク(第1ホルン)
ダニエル・ケルデレヴィチ(第2ホルン)
バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
ジョアン・ファレッタ(指揮)

 録音:Kleinhans Music Hall, Buffalo, ニューヨーク 2022年3月16日...7-9 2022年3月17日...1-3 2022年3月20日...10-12 2023年9月27日...4-6
 総収録時間:71分

 狩猟時の信号用楽器を原点とするホルンは、18世紀になるとソロ楽器としての地位を確立し、ハイドンやモー ツァルトをはじめとする数多くの作曲家たちがホルンのための作品を作曲、その中には2本以上のホルンのため の作品も多く含まれます。
 このアルバムに収録されたホルン協奏曲は、いずれも当時のホルン奏者の技術的進 歩と作曲技法の充実を示しています。
 ベートーヴェンと同じ年に生まれたフリードリヒ・ヴィットの作品は、力強い 第1楽章、優雅なロマンス、舞曲を思わせる終楽章で構成されており、ホフマイスターの作品は、親しみやすい テーマと技巧的な展開を特徴としています。
 レオポルト・モーツァルトの協奏曲では、ホルンと弦楽器が緊密に 絡み合い、軽快なリズムと技巧的な要素が加わっています。
 ポコルニーのヘ長調の協奏曲は、2本のフルート がソロ・パートに彩りを加え、優雅なラルゲットが生き生きとした楽章に挟まれています。
 バッファロー・フィルの首 席ホルン奏者ヤチェク・ムズィクと副首席ホルン奏者ダニエル・ケルデレヴィチが巧みなソロを披露します。
 
 


8.574537
\2100
東ドイツのフルート協奏曲集 - コーハン、ネーター、マトゥス
 1-3. ギュンター・コーハン(1930-2009):
  フルート・コンチェルティーノ(1964)
 4-7. ギスベルト・ネーター(1948-2021):フルート協奏曲 Op. 125(2007)
 8-12. ジークフリート・マトゥス(1934-2021):フルート協奏曲(1978)
 全て世界初録音
クラウディア・シュタイン(フルート)
フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団
デイヴィッド・ロバート・コールマン(指揮)

 録音:2023年2月16-18日 Konzerthalle Carl Philipp Emanuel Bach, フランクフルト
 総収録時間:74分

 ドレスデン育ちのフルート奏者クラウディア・シュタインが自身のルーツに関わる作品を紹介する1枚。
 シュタイン は23歳の時にバレンボイムからベルリン・シュターツカペレの首席奏者にスカウトされた名手で、ここでは東ドイツ の時代を経験した作曲家によるフルート協奏曲を収録しています。
 ギュンター・コーハンのコンチェルティーノは新古典主義の影響を受けつつも、現代的な和声を用いたユニークな 作品。
 比較的シンプルなソナタ形式の第1楽章から始まり、表情豊かなアンダンティーノと活発なヴィヴァーチェ で締めくくられます。
 ギスベルト・ネーターの協奏曲はシュタインのために書かれた作品で、古典派の作曲家ヨハ ン・ヨアヒム・クヴァンツの影響を受けつつも、現代的な内容と表現が特徴です。
 音楽全体はフルートが支配 し、軽やかなパッセージを伴う動きのある第1楽章や静かなアンダンテなど、変化に富んだ構成を持っています。
 ジークフリート・マトゥスの作品は、5楽章構成。セリエル要素を用いた音楽で、ソリストとオーケストラの変化す る関係を描写しています。

 
 
 

8.551485
\2100
デイル・カヴァナーと友人たち ギター作品集
 デイル・カヴァナー(1958-):
  1. カレイドスコープ Op. 17
  2. ローデッド Op. 20
  3. リフレクションズ・オン・アフターグロー Op. 13
  4. ペギーズ・コーブの幽霊 Op. 14
  5. カンパネッラ Op. 24
  6. ハウ・ロング? Op. 15
  7. オールド・バック・ブルック Op. 6
  8. モンテロッソへの電車 Op. 11b
  9. ホワイト・ポイント Op. 16
  10. ゾイのための子守歌 Op. 23
アマデウス・ギター・デュオ
 (デイル・カヴァナー&
  トーマス・キルヒホフ)...1
デイル・カヴァナー...2-10
アニエッロ・デシデリオ...2
ゾーラン・ドゥキッチ...2
マルガリータ・エスカルパ...4
フランク・ゲルストマイアー...5
Ergun, Sumeyye...7
ローラ・ヤング...8
シュ・リーイン...9

 録音:2024年2月11-13日、23-25日 Wohnhof Iserlohn, Landesmusikakademie Schloss Engers(ドイツ)

 カナダ出身のギタリスト、デイル・カヴァナー。アマデウス・ギター・デュオの一員でもある彼女は、自身でも多数の作品を発表しており、その豊かな才能は世界中の注目を集めています。
 このアルバムには彼女が友人たちのために作曲したさまざまな作品を収録。
 ドイツのギタリスト、ハンス・ヴェル ナー・フッペルツのための「カレイドスコープ」をはじめ、コスタス・コツィオリス、ゾーラン・ドゥキッチ、アニエッロ・デシデ リオのための超絶技巧を駆使した「ローデッド」や、カナダのギタリスト、エマ・ラッシュのために書いた自然をテーマ とする「リフレクションズ・オン・アフターグロー」、ドイツのフランク・ゲルストマイアのための春と咲き誇る花を描いた 美しい曲「カンパネッラ」など趣のある曲ばかり。
 最後の「ゾイへの子守歌」はドイツのイリーナ・キルヒャーの初孫 の誕生を祝したメロディアスな曲です。

 
 
 
8.660563
(2CD)
\2900
パイジェッロ:歌劇《見せかけの恋人》
 ジョヴァンニ・パイジェッロ(1740-1816):
  歌劇《見せかけの恋人》全2幕
   台本:ジョヴァンニ・バティスタ・カスティ(1724-1803)
   【CD1】
    1. シンフォニア/2-20. 第1幕
   【CD2】
    1-18. 第2幕
  世界初録音
カミレッタ...
 エレーナ・ツェトコヴァ(ソプラノ)
ジェリーノ...
 ダニエーレ・デ・プロスペーリ(テノール)
ドン・ジローネ...
 アントワーヌ・ベルネム(バリトン)
エストリン管弦楽団
ステファノ・パリッセ(チェンバロ・指揮)

 録音:2019年4月8-11、13日 Radio House of Dom Radio, サンクトペテルブルク(ロシア)
 総収録時間:111分

 ジョヴァンニ・パイジェッロは、18世紀後半のイタリアで活躍したオペラ作曲家。80以上の歌劇を作曲し、その中にはモーツァルトに匹敵すると評価される作品も含まれます。
 1776年、ナポリで成功を収めていたパイジェッロは、トンマーゾ・トラエッタの後任として、ロシアのエカチェリーナ2世によりサンクトペテルブルクの宮廷指揮者に任命されました。
 同地では聴衆に分かりやすい音楽が求められ たため、ロシア滞在中にその作風は変化、目も眩むような超絶技巧を駆使した華やかな作品が次々と生まれ ました。
 この歌劇《見せかけの恋人》は、ロシア時代の作品で、登場人物は3人のみ。
 カミレッタが恋人のジェ リーノとともに、年配で裕福なドン・ジローネを騙し、危険な結果を招く画策に巻き込んでいくというコメディが、 パイジェッロの生来の劇的感覚によって見事に描かれています。
 作品所縁の地での上演を収録したアルバムです。
  
 
8.573089
\2100
フランツ・シューベルト:ピアノのための舞曲集 ドミニク・ケリ(ピアノ)
 フランツ・シューベルト(1797-1828):
  1-34. 34の感傷的なワルツ Op. 50 D 779/35-46. 12の高雅なワルツ Op. 77 D 969/
  47. ワルツ(アルバムブラット)ト長調 D 844/48-59. 12のグラーツのワルツ Op. 91 D 924/
  60-75. 16のドイツ舞曲Op. 83 D 783/76. ワルツ 変イ長調 D 978/
  77. ワルツ ト長調 D 979/78. 2つのワルツ D 980/79. ワルツ ハ長調 D 980d/
  80. 3つのドイツ舞曲 D 972/81. 2つのドイツ舞曲 D 974/82. ドイツ舞曲 ニ長調 D 975/
  83. ドイツ舞曲とトリオ ホ長調 D 135/84. 2つの舞曲のスケッチ D 980e/
  85. 34の感傷的なワルツ Op. 50 D 779 - ワルツ第8番 ニ長調(early version)/
  86. 34の感傷的なワルツ Op. 50 D 779 - ワルツ第9番 ニ長調(early version)/
  87. 20のワルツ Op. 127 D 146: ワルツ第2番 イ長調(early version)/
  88. 34の感傷的なワルツ Op. 50 D 779- ワルツ第12番 ニ長調(early version)/
  89. 34の感傷的なワルツ Op. 50 D 779 - ワルツ第14番 ニ長調(early version)/
  90. 16のドイツ舞曲と2つのエコセーズ Op. 33 D 783- ドイツ舞曲第6番 変ロ長調(early version)/
  91. 20のワルツ Op. 127 D 146 - ワルツ第13番 ハ長調(early version)/
  92. 34の感傷的なワルツ Op. 50 D 779 - ワルツ第1番 ロ長調(early version)/
  93. 34の感傷的なワルツ Op. 50 D 779 - ワルツ第2番 ロ長調(early version)/
  94. 34の感傷的なワルツ Op. 50 D 779 - ワルツ第4番 ト長調(early version)/
  95. 34の感傷的なワルツ Op. 50 D 779 - ワルツ第33番 変イ長調(early version)/
  96. 20のワルツ Op. 127 D 146: ワルツ第5番 ヘ長調(第2稿)/
  97. 2つのメヌエットからの主題 D. deest (断章)/
  98. 2つのメヌエットからの主題 D. deest (断章)/
  99. クッペルヴィーザー・ワルツ D. AI/14(リヒャルト・シュトラウス編)

 録音:2022年22-24日 Zipper Hall, Colburn School, ロサンジェルス
 総収録時間:80分

 【シューベルトの愛らしく楽しいワルツや舞曲を集めた1枚】
 シューベルト自身はあまりダンスを踊らなかったと言われていますが、パーティや友人たちの集まりの際には率先してピアノを演奏し、場を盛り上げる作品を提供 しました。
 このアルバムでは、ワルツやレントラーといった軽やかなダンス曲に焦点を当て、シューベルトならではの美しくバランスの取れた旋律美を楽しむことができ ます。
 どの曲もほとんど1分以内と短いながら、調性の変化にも細心の注意が払われており、技術的には比較的容易に演奏できるため、ピアニストにとっても親 しみやすいものばかりです。
 また、「34の感傷的なワルツ」の初期稿が含まれている他、アルバムの最後には1943年にリヒャルト・シュトラウスが編曲した《クッペ ルヴィーザー・ワルツ》も収録されています。
 ドミニク・ケリはアメリカ合衆国セントルイス生まれ。ジェームズ・コンロンやジェラード・シュワルツをはじめとする指揮者と 共に、アメリカ国内の数多くのオーケストラと共演しており、リサイタルも多数行っています。
 また、ヴィジェイ・グプタ、増田喜嘉とともにダルシャン・トリオの一員とし ても活躍しています。

 
 
 

8.574564
\2100
ジョン・ラター:ブラス・アット・クリスマス
 ジョン・ラター(1945-):
  1. 手を打ち鳴らせ(1973)/2. 天使のキャロル(1988)/
  3. 東方三博士のキャロル(2009)/
  4. リジョイス・アンド・ビー・メリー(2004)/
  5. こころみの世にあれど(1989)/6. スター・キャロル(1972)/
  7. おやすみ、イエスよ(1999)/8. 降誕のキャロル(1963)/
  9. 伝承曲:ヒア・ウィ・カム・ア・ワッセイリング/
  10. ニュー・イヤー(2006)/11. 羊飼いの唄うキャロル(1965)/
  12. クリスマスの子守歌(1989)/13. 御子イエス(1973)/
  14. キャンドルライト・キャロル(1984)/
  15. テ・デウム(1988)/16. 伝承曲:クリスマスおめでとう
 L. ヴェルトメンによる合唱とブラスバンド編...1、8、15
 L. ヴェルトメンによるブラスバンド編...2-7、10、14
 J. ラター、L. ヴェルトメンによる合唱とブラスバンド編...9
 P. グレーアムによるブラスバンド編...11
 J. クレイによるブラスバンド編...12
 E. ウィルソンによるブラスバンド編...13
 J. ラター、E. ウィルソンによる合唱とブラスバンド編...16
 11-13、16を除き世界初録音
ブラック・ダイク・バンド
シェフィールド・フィルハーモニー合唱団...1、8、15
ニコラス・チャイルズ(指揮)...
 2-7,9-14、16
ダリウス・バッティワラ(指揮)...1、8、15

 録音:2023年6月26日 Morley Town Hall, Leeds...2-7 2023年11月9日 Denshaw Village Hall, Oldham...9-14、16 2023年11月20日 Birkdale School, Sheffield...1、8、15
 総収録時間:60分

 美しい旋律と豊かなハーモニーが広く愛されている英国の作曲家ジョン・ラターのキャロルを、1855年からの長い歴史を持ち、世界で最も成功したブラスバンドの一つ、ブラック・ダイク・バンドが演奏。
 このアルバムでは、ラターの名クリスマスキャロルをブラスバンド用に新しくアレンジ。それぞれ異なる歴史や背景を持ち、合唱やオーケストラで繰り返し演奏されてた作品に新しい生命が吹き込まれています。
 アルバムは輝かしい「手を打ち鳴らせ」で始まり、伝承曲「クリスマスおめでとう(We Wish You a Merry Christmas)」の見事なアレンジで締めくくられます。
 クリスマスを彩る華やかな1枚です。
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2327/28
(2CD 1枚価格)
\2700
フルトヴェングラー& VPO
 1947年、3種のブラームスの交響曲第1番

  ヨハネス・ブラームス:
   (1) 交響曲 第1番 ハ短調 作品68 
   (2) 交響曲 第1番 ハ短調 作品68 
   (3) 交響曲 第1番 ハ短調 作品68
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

 フルトヴェングラー& VPO、1947 年のブラームスの交響曲第1 番、3 種の復刻(SP、LP、ライヴ)を収めた貴重盤!2 枚組1 枚価格!

 録音:
  (1)1947年11月17~20、25日、ウィーン、ムジークフェラインザール (2)1947年(?)
  (3)1947年8月13日、ザルツブルク、フェストシュピールハウス
 使用音源:(1)HMV (France, LA VOIX DE SON MAITRE) DB 6634/38, DBS 6639
  (2VH7083-1/7084-2/7085-1/7086-2/7087-2/7088-2/7091-1/7092-1/7093-1/7099-1/7100-1)
  (2)日本コロムビア DXM-163 (3)Private archive
 録音方式:モノラル(1)SP録音、(2)SPからの復刻、(3)ラジオ放送用録音
 
 国内製作、日本語帯・解説付

 ■制作者より
 フルトヴェングラーとウィーン・フィルが演奏した1947年のブラームスの交響曲第1番の、SP 復刻、LP 復刻、ライヴ録音の3 種類を収録した貴重盤です。
 SP 復刻はGS-2025(2007年)の、ライヴ録音はGS-2086(2012年)のそれぞれ久々の再発売となりますが、今回は1973年に日本コロムビアから発売され たDXM-163のLP 復刻を加えました。
 この演奏はジョン・ハントのディスコグラフィ、「ヴィルヘルム・フルトヴェングラー 権力と栄光」(ジェラール・ジュファ ン著、下澤和義訳、音楽之友社)に所蔵の同じくディスコグラフィなどでは「フルトヴェングラーではなくカール・ベーム指揮ウィーン・フィルの演奏」とされてい ます。
 本当にベームなのか、非フルトヴェングラーなのか、実際に確かめてみてはいかがでしょうか?
 なお、このディスクではDXM-163のピッチは調整しました が、SP盤のつなぎ目に関しては修正せず、そのままにしてあります。
 また、ライヴ録音は一部に音揺れやレベル変動が含まれますし、第4楽章8分18秒付近には、 やや大きな音の変質が認められます。ご了承下さい。
 なお、今回も2枚組1枚価格の提供となります。(平林直哉)
 


<メジャー・レーベル>
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オーストラリアELOQUENCE



4845277
(18CD)
\9300→\8790

《コリン・デイヴィス~コンセルトヘボウ・レガシー》



《CD 1》
ハイドン:
 1-4) 交響曲第82番ハ長調Ho.b.I:82『熊』、
 5-8) 交響曲第83番ト短調Hob.I:83『めんどり』、
 9-12) 交響曲第84番変ホ長調Hob.I:84*
  【録音】1986年1月(1-8)、1960年10月(9-12)/

《CD 2》
ハイドン:1-4) 交響曲第86番ニ長調Hob.I:86*、5-8) 交響曲第98番変ロ長調Hob.I:98
 【録音】1979年5月/

《CD 3》
ハイドン:
 1-4) 交響曲第103番変ホ長調Hob.I:103『太鼓連打』、5-8) 交響曲第87番イ長調Hob.I:87*
 【録音】1976年11月/

《CD 4》
ハイドン:
 1-4) 交響曲第88番ト長調Hob.I:88『V字』*、5-8) 交響曲第99番変ホ長調Hob.I:99
 【録音】1975年11月/

《CD 5》
ハイドン:
 1-4) 交響曲第92番ト長調Hob.I:92『オックスフォード』、
 5-8) 交響曲第91番変ホ長調Hob.I:91
  【録音】1983年1月/

《CD 6》
ハイドン:
 1-4) 交響曲第93番ニ長調Hob.I:93、
 5-8) 交響曲第94番ト長調Hob.I:94『驚愕』、
 9-12) 交響曲第96番ニ長調Hob.I:96『奇蹟』
 【録音】1981年11月-12月/

《CD 7》
ハイドン:
 1-4) 交響曲第95番ハ短調Hob.I:95、5-8) 交響曲第97番ハ長調Hob.I:97
 【録音】1980年12月/

《CD 8》
ハイドン:
 1-4) 交響曲第100番ト長調Hob.I:100『軍隊』、
 5-8) 交響曲第104番ニ長調Hob.I:104『ロンドン』
  【録音】1977年11月/

《CD 9》
ハイドン:
 1-4) 交響曲第101番ニ長調Hob.I:101『時計』、
 5-8) 交響曲第102番変ロ長調Hob.I:102
  【録音】1979年5月/

《CD 10》
1-3) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
【演奏】アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
 【録音】1974年1月/

《CD 11》
1-5) ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
 【録音】1974年1月/

《CD 12》
ムソルグスキー:
 1-12) 展覧会の絵(ラヴェルによる管弦楽編)、
 13) 交響詩『はげ山の一夜』(リムスキー=コルサコフ編)
  【録音】1979年11月/

《CD 13》
ドヴォルザーク:
 1-4) 交響曲第7番ニ短調Op.70、5-8) 交響曲第8番ト長調Op.88
 【録音】1975年11月(1-4)、1978年11月(5-8)/

《CD 14》
1-4) ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95『新世界より』
 【録音】1977年11月/

《CD 15》
ドヴォルザーク:1-3) ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53、4) ロマンス ヘ短調**
 【演奏】サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
  【録音】1979年11月/

《CD 16》
ドヴォルザーク:1-3) チェロ協奏曲ロ短調Op.104、4) 森の静けさOp.68 No.5
 【演奏】ハインリヒ・シフ(チェロ)
  【録音】1980年12月/

《CD 17》
 1-15) ストラヴィンスキー:バレエ『火の鳥』(1910年版)
  【録音】1978年11月/

《CD 18》
 ストラヴィンスキー:
  1-13) バレエ『春の祭典』、14-28) バレエ『ペトルーシュカ』(1947年版)
   【録音】1976年11月(1-13)、1977年10月(14-28)


 *初CD化
 **世界初CD化
 
コリン・デイヴィス(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、
イギリス室内管弦楽団(CD 1: 9-12のみ)

 イギリスの巨匠指揮者と強い絆で結ばれたオランダの楽団、息の合った録音を初集大成 CD18枚組ボックス・セット

 【録音場所】アムステルダム、ロンドン(CD 1: 9-12のみ)

 ●イギリスの巨匠指揮者、コリン・デイヴィスとコンセルトヘボウ管弦楽団のフィリップス録音が初めてすべてまとめて発売されます。
 CD18枚組ボックス・セット。限定盤。
 この楽団にとって音響が最適な本拠地、アムステルダムで録音され、その古典的な演奏に特徴のあるハイドン、ベルリオーズ、ドヴォルザーク、そしてストラヴィンスキーが収録されています。

 ●コリン・デイヴィスは1966年コンセルトヘボウ管弦楽団にデビューしてすぐに、楽団と良好な関係を築きました。
 デイヴィスは楽団員に多くの自由を与えながら、良い形でコントロールし、人気があったということです。
 初めての録音はそれから8年後でした。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(アルテュール・グリュミオーと)とベルリオーズの『幻想交響曲』は、そのリズム感のよさとデイヴィスの指揮の特徴となった謙虚な威厳で広く称えられました。
 特に本拠地で行われたフィリップス録音には温かみと透明感が際立っていました。その後、ハイドンの後期の交響曲に新たな光を当て、芸術的にも商業的にも成功が続きます。
 軽快なリズム、洗練された18世紀風のフレージング、そして彼の交響曲にいつもある歓喜の中にデイヴィスの共感が見られます。
 「パリ」交響曲(第85番を除く)に続いて「ロンドン」交響曲全曲(第93-104番)を録音しました。
 このセットにはデイヴィスが1960年にオワゾリールでイギリス室内管弦楽団と録音した第84番も収録されています。
 デイヴィスとコンセルトヘボウ管弦楽団のハイドンの交響曲録音がまとめて発売されるのも今回が初めてです。

 ●ドヴォルザークの最後の3曲の交響曲とヴァイオリン協奏曲(サルヴァトーレ・アッカルドと)、チェロ協奏曲(ハインリヒ・シフと)を含むドヴォルザークの録音も高く評価されています。
 デイヴィスはその長いキャリアを通して、ドヴォルザークの音楽のノスタルジックな側面とチェコ風のリズムを引き出すことを特に楽しんでいました。
 そしてストラヴィンスキーに対しての鋭いアプローチも3曲のバレエ曲の録音に表れています。

 ●これらの録音は人気があり、カタログから消えることはありませんでしたが、一緒に聴くことで特徴的のある注目すべきコンセルトヘボウ管弦楽団とデイヴィスとのパートナーシップの強さを改めて認識することができるでしょう。

 ●ハイドンの交響曲第84・86・87・88(デッカ)番は初CD化、サルヴァトーレ・アッカルドとのドヴォルザークの『ロマンス』は世界初CD化です。

 ●オリジナル・ジャケット仕様。新規リマスタリング。ブックレットにはアーカイブ写真と、ニーク・ネリッセンによる詳しい解説が掲載されています。
 
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4846836
(14CD)
\8000→\7490

《マイケル・ティルソン・トーマス~ドイツ・グラモフォン&アーゴ録音全集》


《CD 1》
1-4) チャイコフスキー:交響曲第1番ト短調Op.13『冬の日の幻想』

 【演奏】ボストン交響楽団
  【録音】1970年3月、ボストン/

《CD 2》
1-3) シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54、
4-6) グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
 【演奏】ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)、ロンドン交響楽団
  【録音】1993年5月、ロンドン/

《CD 3》
ドビュッシー:1-5) 管弦楽のための『映像』、6) 牧神の午後への前奏曲
 【演奏】ドーリオー・アンソニー・ドワイヤー(フルート)(6)、ボストン交響楽団
  【録音】1971年2月、ボストン/

《CD 4》
ドビュッシー:
 1-3) ヴァイオリン・ソナタ、4-5) チェロ・ソナタ ニ短調、
 6-8) フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ、
 9) ソロ・フルートのためのシランクス
 【演奏】
  ジョゼフ・シルヴァースタイン(ヴァイオリン)(1-3)、
  マイケル・ティルソン・トーマス(ピアノ)(1-5)、ジュール・エスキン(チェロ)(4-5)、
  ドーリオー・アンソニー・ドワイヤー(フルート)(6-9)、
  バートン・ファイン(ヴィオラ)(6-8)、アン・ホプソン(ハープ)(6-8)
   【録音】1970年1月-3月、ボストン/

《CD 5》
1-3) アイヴズ:ニュー・イングランドの3つの場所、
4-9) ラッグルズ:交響詩『太陽を踏む者』
 【演奏】ボストン交響楽団
  【録音】1970年1月&3月、ボストン/

《CD 6》
ストラヴィンスキー:1) カンタータ『星の王』、2-15) バレエ『春の祭典』
 【演奏】ニュー・イングランド音楽院男声合唱団(1)、ボストン交響楽団
  【録音】1972年1月、ボストン/

《CD 7》
1-3) ピストン:交響曲第2番、4-5) W.H.シューマン:ヴァイオリン協奏曲
 【演奏】ポール・ズコフスキー(ヴァイオリン)(4-5)、ボストン交響楽団
  【録音】1970年10月、ボストン/

《CD 8》
ショスタコーヴィチ:
 1-4) チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107、5-7) チェロ協奏曲第2番ト長調Op.126
 【演奏】ミッシャ・マイスキー(チェロ)、ロンドン交響楽団
  【録音】1993年8月、ロンドン/

《CD 9》
1-25) バーンスタイン:ミュージカル『オン・ザ・タウン』
 【演奏】
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メッゾ・ソプラノ)、タイン・デイリー、マリー・マクローリン、
  イヴリン・リアー(ソプラノ)、トーマス・ハンプソン、クルト・オルマン(バリトン)、
  デイヴィッド・ギャリソン(テノール)、サミュエル・レイミー(バス)、クレオ・レーン(ヴォーカル)、
  メリエル・ディキンソン(コントラルト)他、ロンドン・ヴォイセズ、ロンドン交響楽団
  【録音】1992年6月、ロンドン(ライヴ)/

《CD 10》
バーンスタイン:
 1-8) アリアと舟歌、9-14)『クワイエット・プレイス』組曲、
 15-23)『ウェスト・サイド・ストーリー』よりシンフォニック・ダンス
 【演奏】
  フレデリカ・フォン・シュターデ(メッゾ・ソプラノ)(1-8)、
  トーマス・ハンプソン(バリトン)(1-8)、ロンドン交響楽団
  【録音】1993年9月、ロンドン/

《CD 11》
1-24) エルヴィス・コステロ:イル・ソーニョ
 【演奏】
  ピーター・アースキン(パーカッション)、ジョン・ハール(サクソフォン)、
  クリス・ローレンス(コントラバス)、ロンドン交響楽団
   【録音】2002年4月、ロンドン/

《CD 12》[Tangazo-Music of Latin America]
1) カルロス・チャベス:インディオ交響曲(交響曲第2番)、
2) コープランド:ダンソン・クバーノ(キューバ舞曲)、
3-6) アマデオ・ロルダン:組曲『レバンベランバ』、
7) シルベストレ・レブエルタス:センセマヤ、
8-10) アレハンドロ・ガルシア・カトゥーラ:3つのキューバ舞曲、
11) アマデオ・ロルダン:リトミカ第5番、
12) ピアソラ:タンガーソ、
13-16) ヒナステラ:バレエ組曲『エスタンシア』Op.8a
【演奏】ニュー・ワールド交響楽団
 【録音】1992年4月、フロリダ/

《CD 13》[Defining Dahl-The Music of Ingolf Dahl]
インゴルフ・ダール:
 1-3) アルト・サクソフォンのための協奏曲、4) 讃歌、
 5-7) 金管楽器のための音楽、8-11) サンタバーバラの塔
【演奏】
 ジョン・ハール(アルト・サクソフォン)(1-3)、ニュー・ワールド・ブラス(5-7)、
 Ertan Torgul(ヴァイオリン)(8-11)、Gregory Miller(ホルン)(8-11)、
 Tisha Murvihill(ハープ)(8-11)、ニュー・ワールド交響楽団
  【録音】1994年1月、フロリダ/

《CD 14》[Coptic Light]
モートン・フェルドマン:
 1) ピアノとオーケストラ、2) チェロとオーケストラ、3) コプトの光
  【演奏】
  アラン・フェインバーグ(ピアノ)(1)、ロバート・コーエン(チェロ)(2)、ニュー・ワールド交響楽団
   【録音】1995年1月、フロリダ
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)

 祝80歳記念。当代きってのアメリカ人指揮者によるDG&アーゴ録音を初集大成 CD14枚組ボックス・セット

 ●アメリカの指揮者、マイケル・ティルソン・トーマスが2024年、80歳の誕生日を迎えます。
 それを記念してドイツ・グラモフォン(1970年~2002年)とアーゴ(1992年~1995年)に行われた録音が初めてすべてまとめて発売されます。
 CD14枚組ボックス・セット。限定盤。

 ●マイケル・ティルソン・トーマスは1970年代初頭に国際的な舞台に登場し、ドイツ・グラモフォンからチャイコフスキー、ドビュッシー、アメリカ音楽のアルバムをリリースしました。
 その時の契約期間は短かったですが、ボストン交響楽団の主要メンバーと共にドビュッシーのソナタを演奏し、その卓越したピアノの腕前も披露しました。
 その後ロンドン交響楽団の音楽監督に就任し、再びドイツ・グラモフォンにバーンスタインの2つのアルバムを制作しました。
 『オン・ザ・タウン』と『アリアと舟歌』ではバーンスタインと親しく長年の協力者でもあるフレデリカ・フォン・シュターデとトーマス・ハンプソンが参加しています。
 またピアニストのジャン=マルク・ルイサダやチェロ奏者のミッシャ・マイスキーとは彼ら特有の洞察力に富んだ共感を呼ぶ協奏曲を録音しています。
 エルヴィス・コステロによる『イル・ソーニョ』(『真夏の夜の夢』のためのバレエ・スコア)では最も多様なスタイルを形作るというティルソン・トーマスの技量が目立ちます。
 
 CD12からCD14はティルソン・トーマスがアーゴ・レーベルに行った録音です。
 ラテン・アメリカの舞曲を収めた陽気なアルバム(『タンガーソ』)、感覚に訴えるモートン・フェルドマンの管弦楽曲集、そしてティルソン・トーマスの大学時代の恩師で作曲家のインゴルフ・ダールに捧げたアルバムが収められています。
 共演しているニュー・ワールド交響楽団は、1987年にクラシックの若手音楽家のキャリア形成を目的として、ティルソン・トーマスによって設立されたオーケストラですが、その後すぐに国際的な評価を確立しました。

 ●オリジナル・ジャケット仕様。新規リマスタリング。ブックレットにはアーカイブ写真、ピーター・クアントリルによる詳しい解説が掲載されています。
 



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ERATO



5419794749
(26CD)
\16000→\14990

ガブリエル・フォーレ:作品全集



Disc1
フォーレ:
  ピアノ・ソナタ ヘ長調 N5 (1863)
  マズルカ 変ロ長調 N8 (c.1865)

ニコラ・スタヴィ(ピアノ)

  3つの無言歌(ロマンス) Op.17
  8つの小品 Op.84
  マズルカ 変ロ長調 Op.32
  バラード 嬰ヘ長調 Op.19
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)

  5つの即興曲(Op.25,31,34,91,102)
ジャン・ユボー(ピアノ)


Disc2
  夜想曲(全13曲:Op.33,36,37,63,74,84,97,99,104,107,119)
エリック・ハイドシェック(ピアノ)


Disc3
  舟歌(全13曲:Op.26,41,42,44,66,70,90,96,101,104,105,106,116)
  主題と変奏 嬰ハ短調 Op.73
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)


Disc4
  4つのヴァルス=カプリス(Op.30,38,59,62)
  前奏曲集 Op.103
ジャン・ユボー(ピアノ)

  即興曲 変ニ長調 Op.86
  塔の中の王妃 Op.110
マリエル・ノールマン(ハープ)


Disc5
  交響的間奏曲 N12
  バイロイトの思い出 N98
  交響的アレグロ Op.130
ジャン=フィリップ・コラール & ブルーノ・リグット(ピアノ)

  組曲『ドリー』Op.56
ジュヌヴィエーヴ・ジョワ、ジャクリーヌ・ロバン=ボノー(ピアノ)

  ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)
ピエール・バルビゼ(ピアノ)


Disc6
  ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 Op.15
サンソン・フランソワ(ピアノ)、ベルネード四重奏団員

  ロマンス 変ロ長調 Op.28
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)、
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)

  子守歌 ニ長調 Op.16
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、サミュエル・サンダース(ピアノ)

  エレジー ハ短調 Op.24
ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)

  ピアノ四重奏曲第2番ト短調 Op.45
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)、パレナン四重奏団員


Disc7
  蝶々 イ長調 Op.77
ポール・トルトゥリエ(チェロ)、エリック・ハイドシェック(ピアノ)

  ピアノ五重奏曲第1番ニ短調 Op.89
ジャン・ユボー(ピアノ)、ヴィヴァ・ノヴァ四重奏団

  ロマンス イ長調 Op.69
フレデリック・ロデオン(チェロ)、ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)

  アンダンテ 変ロ長調 Op.75
イェフディ・メニューイン(ヴァイオリン)、ジェレミー・メニューイン(ピアノ)

  初見視奏曲 イ長調 N197
ゴーティエ・カプソン、ラファエル・メルラン(チェロ)

  シシリエンヌ ト短調 Op.78
ゴーティエ・カプソン(チェロ)、ジェローム・デュクロ(ピアノ)

  幻想曲 ハ長調 Op.79
  初見視奏曲 ヘ長調 N199
ミシェル・デボスト(フルート)、ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)

  初見視奏曲 イ長調 N200
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)、ミシェル・ダルベルト(ピアノ)

  セレナード ロ短調 Op.98
フレデリック・ロデオン(チェロ)、ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)

  子守歌 ニ長調 Op.16
ジャン=ピエール・ランパル(フルート)、リリー・ラスキーヌ(ハープ)


Disc8
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調 Op.108
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)、
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)

  チェロ・ソナタ第1番ニ短調 Op.109
  チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.117
ポール・トルトゥリエ(チェロ)、ジャン・ユボー(ピアノ)


Disc9

  ピアノ五重奏曲第2番ハ短調 Op.115
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)、パレナン四重奏団

  ピアノ三重奏曲ニ短調 Op.120
レイモン・ガロワ=モンブラン(ヴァイオリン)
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)、ジャン・ユボー(ピアノ)

  弦楽四重奏曲ホ短調 Op.121
エベーヌ四重奏団


Disc10
  子守歌 ニ長調 Op.16
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
マニュエル・ロザンタール指揮、
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団

  バラード 嬰ヘ長調 Op.19
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
ミシェル・プラッソン指揮、トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団

  エレジー ハ短調 Op.24
ポール・トルトゥリエ(チェロ)、
ミシェル・プラッソン指揮、トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団

  幻想曲 Op.79(オーベール管弦楽伴奏編曲版)
エマニュエル・パユ(フルート)
フランソワ・ルルー指揮、パリ室内管弦楽団

  ピアノと管弦楽のための幻想曲ト長調 Op.111
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
ミシェル・プラッソン指揮、トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団

  付随音楽『シャイロック』 Op.57
ニコライ・ゲッダ(テノール)
ミシェル・プラッソン指揮、トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団

  組曲『ドリー』 Op.56
サー・トマス・ビーチャム指揮、フランス国立放送管弦楽団


Disc11
  付随音楽『ペレアスとメリザンド』 Op.80
  付随音楽『マスクとベルガマスク』 Op.112
  『ペネロープ』の前奏曲 N174bis
ミシェル・プラッソン指揮、トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団

  挽歌 N190
デジレ・ドンデイヌ指揮、パリ警視庁吹奏楽団

  シシリエンヌ(オルガン編曲版)
オリヴィエ・ラトリー(オルガン)


Disc12
1. 蝶と花 Op1-1
2. 5月 Op.1-2
3. 私は口づけをしたから N4
4. オランピオの悲しみ N9
5. ある修道院の廃墟で Op.2-1
6. 船乗りたち Op.2-2
7. 朝焼けが広がり N20
8. 孤独! Op.3-1
9. トスカーナのセレナード Op.3-2
10. 漁師の歌(哀歌) Op.4-1
11. リディア Op.4-2
12. 秋の歌 Op.5-1
13. 愛の夢 Op.5-2
14. 君なくて Op.5-3
15. 朝の歌 Op.6-1
16. 悲しみ Op.6-2
17. シルヴィ Op.6-3
18. 夢のあとに Op.7-1
19. 讃歌 Op.7-2
20. 舟歌 Op.7-3
21. 川のほとりで Op.8-1
22. 罪の償い Op.8-2
23. この世では Op.8-3
24. この地上ではどんな魂も Op.10-1
25. タランテラ Op.10-2
26. ネル Op.18-1
27. 旅人 Op.18-2
28. 秋 Op.18-3
29. 歌曲集『ある1日の詩』 Op.21

ヴェロニク・ジャンス(1)、ジャネット・ベイカー(2)、
ジョン・マーク・エインズリー(3)
ジョン・チェスト(4)、エリー・アメリング(5,7-8,13-14,24-25)
ジェラール・スゼー(6,9-12,15,17,19-20,22)
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(16)、レジーヌ・クレスパン(18,21)
ニコライ・ゲッダ(23)、フィリップ・ジャルスキー(26,28)
トーマス・アレン(27)、バーバラ・ヘンドリックス(29)


Disc13
1. 揺りかご Op.23-1
2. 私たちの夢 Op.23-2
3. 秘めごと Op.23-3
4. 愛の歌 Op.27-1
5. 歌を教える妖精 Op.27-2
6. あけぼの Op.39-1
7. 捨てられた花 Op.39-2
8. 夢の国 Op.39-3
9. イスファハーンのばら Op.39-4
10. 降誕祭 Op.43-1
11. 夜曲 Op.43-2
12. 贈り物 Op.46-1
13. 月の光 Op.46-2
14. 涙 Op.51-1
15. 墓地にて Op.51-2
16. スプリーン Op.51-3
17. ばら Op.51-4
18. 祈り N112a
19. 5つのヴェネツィアの歌 Op.58
20. 町人貴族のセレナード N118

サビーヌ・ドゥヴィエル(1-2,4)、レジーヌ・クレスパン(3,13)
エリー・アメリング(5,10,17)、ジェラール・スゼー(11,12,14,20)
トーマス・アレン(6)、ジャネット・ベイカー(7)、ラシェル・ヤカール(8)
フレデリカ・フォン・シュターデ(9,15)、ジョゼ・ヴァン・ダム(18)
ナタリー・デセイ(16)、カミーユ・モラーヌ(19)


Disc14
1. 歌曲集『優しい歌』 Op.61(ピアノ伴奏版)
2. 歌曲集『優しい歌』 Op.61(ピアノと弦楽四重奏伴奏版)
3. アポロンの讃歌 Op.63bis
4. 金の涙 Op.72
5. 消え去らぬ香 Op.76-1
6. アルペジオ Op.76-2
7. 牢獄 Op.83-1
8. 夕暮れ Op.83-2
9. 9月の森で Op.85-1
10. 波に漂う花 Op.85-2
11. 伴奏 Op.85-3

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(1,4)
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(4)、イアン・ボストリッジ(3)
シリル・デュボワ(3)、エリー・アメリング(5,6)
ジェラール・スゼー(10)、レジーヌ・クレスパン(8)
フレデリカ・フォン・シュターデ(9)、カミーユ・モラーヌ(11)


Disc15
1. 歌曲集『イヴの唄』 Op.95
2. 一番楽しい道 Op.87-1
3. 山鳩 Op.87-2
4. 沈黙の贈り物
5. 歌 Op.94
6. ヴォカリーズ・エチュード N167
7. 歌曲集『閉じられた庭』 Op.106
8. 歌曲集『幻影』 Op.113
9. 平和が来た Op.114
10. 歌曲集『幻想の水平線』 Op.118
11. 夢のあとに Op.7-1(チェロ編曲版)
12. 夢のあとに Op.7-1(トランペット編曲版)

エリー・アメリング(1,6,9)、ジェラール・スゼー(2,3)
カミーユ・モラーヌ(4,5,7,8,102)
アリサ・ワイラースタイン(チェロ:11)
ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ(トランペット:12)


Disc16
1. バビロン川のほとりにて N6
2. ラシーヌの雅歌 Op.11(オルガン伴奏版)
3. ラシーヌの雅歌 Op.11(弦楽五重奏とオルガン伴奏版)
4. ラシーヌの雅歌 Op.11(管弦楽伴奏版)
5. アヴェ・マリア N26
6. 恵み深き御母マリア Op.47-2

パーヴォ・ヤルヴィ指揮、パリ管弦楽団&合唱団(1,4)
ジョン・オールディス指揮、フランス声楽グループ(2,8)
ベルナール・テトゥ指揮、ソロイスツ・ド・リヨン=ベルナール・テトゥ(3,7)
ベルナール・ラバディ指揮、ラ・シャペル・ド・ケベック(5)
ミシェル・コルボ指揮、ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル(6)
カミーユ・モラーヌ(バリトン)、マリー=クレール・アラン(オルガン)(9)
グレアム・オライリー(テノール)、パスカル・ソジー(バリトン)(10)

  レクィエム Op.48(1887-1888, 1893年版によるジョン・ラター・エディション)
ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)、サイモン・キーンリーサイド(バリトン)
ボーンマス・シンフォニエッタ、スティーブン・ファー(オルガン)
デイヴィッド・ヒル指揮、ウィンチェスター大聖堂聖歌隊


Disc17
  ヴィレルヴィルの漁師たちのミサ N60b(メサジェとの共作)
シャペル・ロワイヤル、アンサンブル・ ミュジック・オブリク
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)

  ヴィーナスの誕生 Op.29
ベルナール・テトゥ指揮、ソロイスツ・ド・リヨン=ベルナール・テトゥ

  レクィエム Op.48(1887-1888, 1899-1900版)
アラン・クレマン(ボーイ・ソプラノ)、フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)
サン=ピエール・オー・リアン・ドゥ・ビュル聖歌隊、
ミシェル・コルボ指揮、ベルン交響楽団


Disc18
  パヴァーヌ 嬰ヘ短調 Op.50(管弦楽伴奏版)
エディンバラ祝祭合唱団、パリ管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮)

  パヴァーヌ 嬰ヘ短調 Op.50(ピアノ伴奏版)
ベルナール・テトゥ指揮、ソロイスツ・ド・リヨン=ベルナール・テトゥ

  付随音楽『カリギュラ』 Op.52
アリクス・ブルボン声楽アンサンブル、
トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団
ミシェル・プラッソン(指揮)

  お生まれになった、神の御子が N107a
  子どものノエル N111
  聖なる御母よ N125
  サルヴェ・レジナ Op.67-1
  アヴェ・マリア Op.93
ベルナール・ラバディ指揮、ラ・シャペル・ド・ケベック

  見よ、忠実な僕を Op.54
  タントゥム・エルゴ Op.55, N109(1890?)
  タントゥム・エルゴ N156a(1904)
ジョン・オールディス指揮、フランス声楽グループ

  ラ・パッション N109
バルタザール=ノイマン合唱団、バーゼル交響楽団
アイヴォー・ボルトン(指揮)

  アヴェ・ヴェルム・コルプス Op.65-1
  タントゥム・エルゴ Op.65-2
  小ミサ曲 N163
ジャン・スリス指揮、アンサンブル・ヴォーカル・アウディーテ・ノーヴァ


Disc19
  歌劇『プロメテ』 Op.82 全曲

ベルト・モンマール(ソプラノ)、ジャニーヌ・コラール(メゾ・ソプラノ)
ジャニーヌ・ミショー(ソプラノ)、エミール・ベルクール(テノール)
アンドレ・ヴェシエール(バス)、ジャン・モリアン(テノール)
ルイ・ド・フロマン指揮、フランス放送協会管弦楽団&合唱団
録音:live: 19.V.1961, Orangerie du Parc de Sceaux (MONO)


Disc20-21
  歌劇『ペネロープ』 N174 全曲

ジェシー・ノーマン(ソプラノ)、アラン・ヴァンゾ(テノール)
ジョスリーヌ・タイヨン(メゾ・ソプラノ)、ジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン)
フィリップ・フッテンロッハー(バリトン)、フランソワ・ル・ルー(バリトン)、他
ジャン・ラフォルジュ声楽アンサンブル、
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
シャルル・デュトワ(指揮)
録音:V & VI.1980, Palais des Congres, Monte-Carlo


Disc22:Historic Recordings
1. 前奏曲集 第3番ト短調 Op.103-3
2. 舟歌 第1番イ短調 Op.26-1
フォーレによるピアノロール
録音:1913年

3. 即興曲 第2番ヘ短調 Op.31
4. 即興曲 第5番嬰ヘ短調 Op.102
5. 舟歌 第6番変ホ長調 Op.70
6. 夜想曲 第4番変ホ長調 Op.36
7. 夜想曲 第6番変ニ長調 Op.63
8. 舟歌 第2番ト長調 Op.41
マルグリット・ロン(ピアノ)
録音:6.III.1933 (3), 13.VII.1933 (4),
23.VII.1936 (7) & 10.V.1937 (5-6), 15.III.1957 (8)

9. 夜想曲 第2番ロ長調 Op.33-2
10. 夜想曲 第4番変ホ長調 Op.36
11. 即興曲 第2番ヘ短調 Op.31
サンソン・フランソワ(ピアノ)
録音:12-13.IX (9-10) & 4.X (11).1955

12. ピアノと管弦楽のためのバラード 嬰ヘ長調 Op.19
マルグリット・ロン(ピアノ)
フィリップ・ゴーベール指揮、パリ音楽院演奏協会管弦楽団
録音:1.IV.1930

13. ハープのための即興曲 変ニ長調 Op.86
リリー・ラスキーヌ(ハープ)
録音:30.X.1934,Salle Chopin, Paris

※1-8, 13: Newly remastered by Art & Son Studio, Annecy


Disc23:Historic Recordings
  ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調 Op.13*
  子守歌 ニ長調 Op.16
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)、アルフレッド・コルトー(ピアノ)
録音:23.VI.1927, Small Queen’s Hall, London*,
2.VII.1931, Salle Chopin/Pleyel, Paris

  エレジー ハ短調 Op.24
モーリス・マレシャル(チェロ)、モーリス・フォーレ(ピアノ)
録音:6.XI.1928

  蝶々 イ長調 Op.77
  付随音楽『シャイロック』 Op.57~夜想曲
ピエール・フルニエ(チェロ)、タッソ・ヤノプーロ(ピアノ)
録音:20.IX.1943, Studio Pelouze, Paris

  チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.117
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)、アニー・ダルコ(ピアノ)
録音:22.XII.1949, Studio Albert, Paris

  弦楽四重奏曲ホ短調 Op.12
クレトリー弦楽四重奏団
録音:6.XII.1928

※6-14: Newly remastered by Art & Son Studio, Annecy



Disc24:Historic Recordings
  ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 Op.15
マルグリット・ロン(ピアノ)、パスキエ・トリオ
録音:13.II.1956, Salle de la Mutualite, Paris (MONO)

  ピアノ四重奏曲第2番ト短調 Op.45
マルグリット・ロン(ピアノ)、ジャック・ティボー(ピアノ)
モーリス・ヴュー(ヴィオラ)、ピエール・フルニエ(チェロ)
録音:10.V.1940, Studio Albert, Paris

  付随音楽『シャイロック』 Op.57
ピエロ・コッポラ指揮、パリ音楽院演奏協会管弦楽団
録音:18.IV.1932, Paris

※All Track Newly remastered by Art & Son Studio, Annecy



Disc25:Historic Recordings
1. 歌曲集『優しい歌』 Op.61
2. 歌曲集『幻想の水平線』 Op.118
シャルル・パンゼラ(バリトン)、マグドレーヌ・パンゼラ・バイヨ(ピアノ)
録音:30.IX & 1.X.1936 (1), 17.XI.1936 (2)

3. 月の光 Op.118
ジャーヌ・バトリ(ソプラノ&ピアノ)
録音:ca. II.1929

4. 揺りかご Op.23-1
5. ばら Op.51-4
6. 墓地にて
7. イスファハーンのばら Op.39-4
8. ネル Op.18-1
9. あけぼの Op.39-1
ニノン・ヴァラン(ソプラノ)
マルグリット・ロン(ピアノ:4)、ピエール・ダルク(ピアノ:5)、
モーリス・フォーレ(ピアノ:6-9)
録音:12.V.1933 (4), 15.V.1935 (5), 28.VII.1943 (6-9)

10. 夕暮れ Op.83-2
11. 夢のあとに Op.7-1
クレール・クロワザ(ソプラノ)、ジョージ・リーヴス(ピアノ)
録音:VII.1930

12. 秘めごと Op.23-3
ジャン=エミール・ヴァンニ・マルクー(バス・バリトン)、
ピエロ・コッポラ(ピアノ)
録音:26.V.1931

13. 牢獄 Op.83-1
14. 夜の庭 Op.113-3
ピエール・ベルナック(バリトン)、フランシス・プーランク(ピアノ)
録音:6.VII.1936

15. さらば Op.21-3
16. 捨てられた花 Op.39-2
17. 降誕祭 Op.43-1
ジョルジュ・ティル(テノール)、モーリス・フォーレ(ピアノ)
録音:1.X.1937 (15,16), 10.X.1936 (17)

18. ある修道院の廃墟で Op.2-1
19. リディア Op.4-2
20. 君なくて Op.5-3
21. この世では Op.8-3
マギー・テイト(ソプラノ)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
録音:16.I (18), 6.II (21) & 28.V (20).1942, 10.II.1943 (19)

※All Track Newly remastered by Art & Son Studio, Annecy



Disc26:Historic Recordings
  レクィエム Op.48
シュザンヌ・デュポン(ソプラノ)、モーリス・ディディエ(バリトン)
エドゥアール・コメット(オルガン)、リヨン合唱団、リヨン器楽合奏団
エルネスト・ブールモーク(指揮)
録音:30-31.V & 1.VI.1938, Cathedrale Saint-Jean, Lyon

  レクィエム Op.48 (1887-1888, 1899-1900年版)
ジゼル・ペイロン(ソプラノ)、ドーダ・コンラッド(バリトン)
モーリス・デュリュフレ(オルガン)、管弦楽団&合唱団
ナディア・ブーランジェ(指揮)
録音:11-13.X.1948, Salle Gaveau, Paris

  レクィエム Op.48~ピエ・イエズ
ジェーン・ラヴァル(ソプラノ)
ジャン・ヴィトコウスキー指揮、管弦楽団
録音:16.VI.1931



 このエディションは、フランスの著名な作曲家ガブリエル・フォーレの没後100年を記念するものです。

 フォーレは音楽におけるロマン派と近代の橋渡し役として重要な役割を果たした作曲家、オルガン奏者、教師として多大な影響力を持ちました。フランスのパミエに生まれ、9歳でパリのニデルメイエール音楽学校に入り、カミーユ・サン=サーンスに師事しました。フォーレの作品は洗練された叙情的なスタイルで知られ、パヴァーヌ、レクィエム、シシリエンヌ、子守歌、『夢のあとに』などの名作があります。フォーレはマドレーヌ寺院のオルガニストやパリ音楽院の学長など重要な役職を歴任し、次世代の作曲家に影響を与えました。また、モーリス・ラヴェルの教師でもありました。最後の20年間は進行性の難聴にもかかわらず、フォーレは多作に作曲を続けました。フォーレの音楽はその優雅さ、革新性、感情の深さで高く評価されており、フランスの音楽史に永続的な影響を与えています。

 この26枚のCDからなる完全版はフォーレの全キャリアを網羅しており、ほとんどはワーナー・クラシックスの豊富なカタログの中でも最も優れた録音によって、不足している楽曲についてはフランス・ハルモニア・ムンディや「INA」などの音源を借り、フランス音楽界の名高いアーティストたちによって記録されたフォーレの絶妙な叙情的なスタイル、感情の深さ、そして時代を超えた美しさが披露されています。
 知識を深めたい専門家と音楽愛好家の両方に最適なこのコレクションは、比類のないリスニング体験を提供し、フランスの偉大な作曲家のひとりによる決定的なアンソロジーです。
 さらにこのコレクションには、1913年から1957年までの、作曲家自身と彼に近いアーティストによる4枚のCDによる歴史的録音も収録されています。

 68ページのブックレットには、フランスの専門家フランソワ・ローランによる詳細な伝記(仏・英・独語のみ)と豊富な図像・写真などが含まれています。
 ボックスとウォレットのカバーには、フォーレと同時代に生きた画家アルフォンス・ミュシャ[1860-1939]の絵画が使用されたデザインとなっております。

※収録曲順は変更される場合がございます。
※ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.14(未完)や未出版の作品など、権利の都合上収録されていない作品が一部にございます。ご了承ください。




<国内盤> 


HARMOANIAMUNDI(キング・インターナショナル)

KKC 6891
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000
※価格改定再発売
ケラス&タロー、黄金コンビによる名曲集
 COMPLICES=相棒=

 1. ハイドン(ピアティゴルスキー編):
  ディヴェルティメント ニ長調 より' アレグロ・ディ・モルト'
 2. クライスラー:愛の悲しみ
 3. ブラームス:ハンガリー舞曲第2番
 4. ヴェチェイ:悲しきワルツ
 5. ポッパー:セレナーデ op.54-2(スペイン舞曲集より)
 6. ポッパー:妖精の踊り op.39
 7. チャイコフスキー:感傷的なワルツ op.51-6
 8. シチェドリン:アルベニス風に(ヴァルター・デスパリ編曲)
 9. ショパン:ノクターン op.9-2
 10. ポッパー:マズルカ op.11-3(3つの小品より)
 11. B.A. ツィンマーマン:短い練習曲より第4番
 12. クライスラー:愛の喜び
 13. ファリャ:ナナ(7つのスペイン民謡より)
 14. フォーレ:蝶々 op.77
 15. サン=サーンス:白鳥
 16. プーランク:愛の小径
 17. コルトレーン:アラバマ/バッハに基づく即興
 18. デュティユー:ザッハーの名による3つのストローフェより第1曲
 19. ハイドン:交響曲第13番よりアダージョ
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ/ジョフレド・カッパ、1696年) 
アレクサンドル・タロー(ピアノ(1-10; 12-16)) 
ラファエル・アンベール(テナー・サックス17) 
ラ・ディアーヌ・フランセーズ/
 ステファニー・マリー・ドゥガン(指揮)(19) 

 ケラス&タロー、黄金コンビによる名曲集

 録音:2018年9月5-10日、アルセナル・ド・メス、サル・ド・レスプラナード(フランス)
 HMM.902274/輸入盤・日本語帯・解説付

 ケラスの冴えたチェロの音色と、タローの魔術的なピアノの音色。黄金コンビの演奏がハルモニアムンディから登場します!
 タイトルは"Complices"、日本語に すると、"相棒"、あるいは"道連れ"。このタイトルには演奏者二人自身のことはもちろん、聴き手も、その時空を演奏者と共有する仲間である、という意味が込めら れています。
 実演での共演機会も多いふたりが選んだプログラムは、有名曲から知られざる傑作までがそろった、いわばアンコール・ピース集。
 演奏会の時、告知 された本編プログラムの時はもちろん、それが終わった後のアンコールの時、少しリラックスした空気の中にもまた違った素晴らしい自由や相互のやりとりが生ま れると語るケラス。
 このアルバムにもそうした、よりのびやかで自由な雰囲気が素晴らしいかたちでとらえられています。
 トラック17では、人気サックス奏者ラファ エル・アンベールが参加し、アルバムに華を添えています。
 ハイドンの交響曲第13番の第2楽章、独奏チェロが美しい旋律を歌う楽章でディスクが美しく閉じられます。
 編曲は二人によるものも含みます。
 ふたりのアンサンブルはこれまでにも増して特別な化学反応を見せており、鮮烈にして円熟の極み。叙情的にして超絶技 巧の名曲の数々を、ふたりの最高のデュオでお楽しみいただけます!

 価格変更のためKKC.6596は廃盤となります。
 
 

KKC 6892
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000
※価格改定再発売

ケラス&タロー、共演によるマラン・マレ
 マラン・マレ(1656-1728):作品集

 1. プレリュード*、2. ガヴォット*、
 3. ミュゼット(ヴィオール曲集第4巻、組曲イ短調より)、
 4. スペインのフォリアのクプレ(ヴィオール曲集第2巻より)、
 5. ラ・レヴーズ(夢、夢想、夢見る女)
  (ヴィオール曲集第4巻、異国趣味の組曲より)、
 6. ファンタジー*、7. グラン・バレ*、8. サラバンド*、
 9. 膀胱結石手術図(ヴィオール曲集第5 巻)、10. クーラント*、
 11. 作者不詳(伝:マラン・マレ):
  Les Regrets(後悔)(ヴィオール曲集第2巻 組曲ホ短調より)、
 12. プレリュード(ヴィオール曲集第2巻 組曲ニ短調より)、
 13. サラバンド・グラーヴ(ヴィオール曲集第2巻 組曲ニ短調より)、
 14. きわめて速く-遅く(マレ風ソナタ)、
 15. ル・バディナージュ
  (ヴィオール曲集第4巻、異国趣味の組曲より)[ピアノ・ソロ編曲]、
 16. ジグ - ドゥーブル*、17. アルマンド*
 *= ヴィオール曲集第3巻 組曲 イ短調より
ジャン=ギアン・ケラス
 (チェロ/
  ジョフレド・カッパ、1696年製)
アレクサンドル・タロー
 (ピアノ/
  YAMAHA CFXグランドピアノ)
ギョーム・ガリエンヌ
 (コメディ・フランセーズ会員/9)

 ケラス&タロー、共演によるマラン・マレ!!ケラスの歌とタローの魔法の音色が炸裂!

 録音:2022年8月、大ホール、アルセナル・ド・メス(フランス)/HMM.902315/輸入盤・日本語帯・解説付

 モダン・チェロとピアノによるマラン・マレ。ケラスとタローによる演奏となれば、黙って通り過ぎるわけにはいきません。
 ケラスはその圧倒的なうまさと音楽で、 洋の東西、時代を問わずに演奏活動を展開、そしてタローはラモーのクラヴサン曲集のピアノによる演奏で世界をあっといわせた存在。
 そんなふたりによるマレ! ひとつの組曲を核に、さまざまなキャラクターの小曲を合間にちりばめた、1枚をとおしてたのしめるプログラムも魅力。
 ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロで演奏す るとどちらかといえばゆったりと典雅、内省的な印象すらあるマレ。
 ケラスとタローによる演奏は、フレーズひとつひとつに満ちる歌、さりげない装飾音にただよう 繊細なエレガンスが美しく、そしてスタイリッシュ。かと思うと、ワールドミュージックを聴いているような感覚になるような場面もあるなど、1曲1曲が実に新鮮。
 膀胱結石手術図の患者役にはコメディ・フランセーズの役者をゲストに迎えた力の入りよう。
 タローのソロも、ラモーやクープランにつづき、衝撃の美しさに心がふ るえます。そしてスペインのフォリアでの、ケラスの圧倒的うまさ!!絶対注目です!!!

 価格変更のためKKC.6623は廃盤となります。
 
 

KKC 6893
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000
※価格改定再発売
イザベル・ファウスト
 SOLO

 ニコラ・マッテイス・Jr(息子)(1670年代後半~1737):
  ファンタジア イ短調"Alia Fantasia"
   (ソロ・ヴァイオリンのための2つのファンタジアより) 
 ニコラ・マッテイス・Sr(父)(1650年頃-1713以降):
  ヴァイオリンのためのエア集(Ayres for the Violin(抜粋))
   ・プレリュード
   ・パッサッジョ・ロット - アンダメント・ヴェローチェ
   ・ファンタジア 
 ヨーハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687-1755):
  ソナタ イ短調
   〔I. プレリュード - II. アレグロ - III. ジーガ - IV. 変奏〕
 ルイ=ガブリエル・ギユマン(1705-1770):
  ソロ・ヴァイオリンのためのアミュズモン op.18(抜粋)
   〔アレグロ- アレグレット - アンダンティーノ -
    アレグロ/ マエストーゾ- アリア/ グラティオーゾ -
    ヴァリアツィオーネ - アルトロ - アルトロ〕 
 ヨハン・ヨーゼフ・ヴィルスマイアー(1663-1722):
  パルティータ第5番 ト短調 
 ハインリヒ・イグナツ・フォン・ビーバー(1644-1704):
  パッサカリア ト短調「守護天使」(ロザリオのソナタより)
イザベル・ファウスト
 (ヴァイオリン/
  ヤコブス・シュタイナー(1658))

 イザベル・ファウスト「SOLO」、驚異的なまでの集中、やわらかにして鬼気迫るファウストの音楽

 録音:2020年4月、テルデックス・スタジオ、ベルリン/HMM.902678/輸入盤・日本語帯・解説付

 世界最高峰のヴァイオリン奏者、イザベル・ファウスト。深遠極まりない、無伴奏による新譜の登場。
 奏でている音色はやわらかく、フレーズのひとつひとつにふ くよかな息遣いの音楽が宿っていながら、驚異的な集中にはただならぬオーラと鬼気迫るものすら感じさせるような演奏。
 ファウストの音楽だけでなく、彼女が 音楽に向かう姿勢までもが鮮烈にとらえられているかのうような、圧倒的な録音です。

 プログラムはバロック後期の無伴奏ヴァイオリン作品。冒頭のマッテイス(息子)の作品は3分半ほどの作品。
 ファウストの演奏は静かに始まりますが、次第にこ の楽曲のもつバッハのシャコンヌのような鬼気迫る凝縮された世界に、聴き手は金縛りにあったように引き込まれてしまいます。
 ニコラ・マッテイス(息子)は当時 コレッリのソナタを非常に優雅に演奏した、という記録が残されており、卓越した技術と音楽性を兼ね備えていた奏者だったことがうかがわれます(ハプスブルク 家の宮廷に仕え、残されている作品はヴァイオリン作品よりむしろバレエ音楽が多い)。

 ピゼンデルはドレスデン宮廷楽団に仕えたドイツの最高のヴァイオリン奏者でした。イタリアを訪れ、ヴィヴァルディに師事し親交を深めたことでも名を残しています。彼のソナタはバッハにも影響を与えたと考えられています。

 ギユマンはルイ15世やポンパドゥール夫人に仕えたヴァイオリン奏者・作曲家で、当時知名度・俸給の高さで群を抜いた存在でした。
 しかし浪費癖があり晩年は借金に苦しみ飲酒も過ぎるようになるなど、波乱の人生を送ったといわれています。舞曲風の楽曲が連なるこのop.8は美しい装飾的な旋律が魅力です。

 ヴィルスマイヤーは、ザルツブルク生まれで、ビーバーが率いる楽団の奏者でした。
 この作品は彼の唯一の出版譜に含まれるもので、楽譜の表紙には通奏低音を伴う作品を意図していた形跡もありますが、現在はソロ・パートのみが現存。ビーバーのスコルダトゥーラの技法も取り入れた作品となっています。

 ディスクの最後に収められているビーバーのパッサカリアは、無伴奏ヴァイオリン作品の最高峰のひとつ。
 ファウストの音楽は、たしかな歩みで音楽を運びつつ、 音の余白にまで、研ぎ澄まされた神経が行き届いていることが感じられるもの。
 なにかに突き動かされているように激しさを増す装飾は美しさを一切失わず、その 音の連なりが織りなす空気は、人智を超えた神秘の領域を感じさせます。

 価格変更のためKKC.6758は廃盤となります。
 
 

KKC 6894
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000
※価格改定再発売
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
Locatelli~Il virtuoso, il poeta
 ロカテッリ~ヴィルトゥオーソ、詩人

  ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764):
   ・合奏協奏曲 ハ短調 op.1-11
   ・ヴァイオリン協奏曲 イ長調 op.3-11
   ・合奏協奏曲 変ホ長調《 アリアンナの嘆き》op.7-6
   ・ヴァイオリン協奏曲 ハ短調 op.3-2
   ・パストラーレ(合奏協奏曲 ヘ短調 op.1-8 より)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)

 「18世紀のパガニーニ」、ロカテッリ作品集。ファウストが放つ決定的名演、アントニーニ×イル・ジャルディーノ・アルモニコとの化学反応!!

 録音:2022年12月13-17日、エウレギオ・グスタフ・マーラー文化センター(イタリア、トブラハ)/HMM.902398/輸入盤・日本語帯・解説付

 世界最高峰のヴァイオリン奏者としての存在感を確かなものにしているイザベル・ファウスト。
 毎回注目の新譜ですが、今回は、アントニーニ率いるイル・ジャル ディーノ・アルモニコと共演して、「18世紀のパガニーニ」と謳われるロカテッリの作品を録音しました。
 グラモフォン・アワードなど世界的に大変高い評価を得た モーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲(KKC-5691/HMC-902230、2015-16年録音)以来の録音での共演。
 気品に満ちつつも華があり、《アリアンナの嘆 き》でのやわらかくも劇的な響きなど、天下一品。演奏と作曲の両面で破格の才の持ち主であった音楽家ロカテッリの天才ぶりを実感させてくれるプログラムです。

 「18世紀のパガニーニ」と呼ばれるロカテッリ。1733年に24曲の無伴奏カプリース集『ヴァイオリンの技法 op.3』をしておりますが、それぞれに超絶技巧の カデンツァが含まれ、今なお実現可能すれすれの技術的難曲ばかり。まるでパガニーニといえます。
 また、しばしば奏者が要求される左手の極限までの伸長(当時 のヴァイオリンよりも、現代のヴァイオリンのほうが指板が長いですが、ファウストは、ロカテッリが、ヴァイオリンの指板が長くなったきっかけでは、とすら言って います)、高音域の多用、弦の上での弓の頻繁な跳躍(ロカテッリは1年で12本の弓を消耗させたという伝説もある)など、ありとあらゆる高い技術が要求されます。
 しかしその音楽は、じつに典雅にして、オペラのような劇的な表現をも擁しています。
 ここに収録された作品にも、前例のないヴィルトゥオジティで、ヴァイオリ ンの音楽を劇的に進化させたロカテッリの神髄が詰まっています。
 ディスク最後に収録されているパストラーレは、独奏ヴァイオリンと管弦楽を含まないアンサン ブルによる演奏ということを忘れる瞬間もあるような、多彩な音色に驚かされます。
 ファウストとイル・ジャルデイーノ・アルモニコ、そしてアントニーニのアンサン ブルの妙で聴く、ロカテッリの決定盤の登場です。

 価格変更のためKKC.6729は廃盤となります。
 
 

KKC 6895
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000
※価格改定再発売
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
ブリテン:ヴァイオリン協奏曲&室内楽作品集

 ヴァイオリン協奏曲 op.15(1939 年、1958年改訂)
  1. モデラート・コン・モート―アジタート―テンポ・プリモ
  2. ヴィヴァーチェ―アニマンド―ラルガメンテ―カデンツァ
  3. パッサカリア:アンダンテ・レント(ウン・ポコ・メノ・モッソ)
 4. Reveille(起床ラッパ)
  (ヴァイオリンとピアノ伴奏のためのコンサート・スタディ)
   (1937年)
 組曲(1936年)
  5. イントロダクション/6. 行進曲/
  7. 無窮動/8. ララバイ/9. ワルツ
 ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための2つの小品(1929年)
  【*世界初録音】
   10. ウン・ポコ・アンダンテ
   11. アレグロ・コン・モルト・モート
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
1-3ヤクブ・フルシャ(指揮)
 バイエルン放送交響楽団
4-9アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)
10-11ボリス・ファウスト(ヴィオラ)
 アレクサンドル・メルニコフ

 ファウストの音色が冴え渡る!全員が全身全霊の超絶名演、ブリテン魅力の旋律満載のヴァイオリン協奏曲をファウストが歌いまくる!カップリングの室内楽も豪華にして世界初録音も収録の大注目盤!

 録音:1-3, 2021年10月28-29日(ライヴ)、4-11, 2022年4月、テルデックス・スタジオ/HMM.902668/輸入盤・日本語帯・解説付

 イザベル・ファウストがブリテンのヴァイオリン協奏曲を録音しました!
 管弦楽はフルシャ率いるバイエルン放送響という最高の布陣。ファウストの聴き手の心を 射抜くようなまばゆい音色は冴え渡り、オケも全員が全身全霊の超絶名演です。
 ブリテンのヴァイオリン協奏曲は、アルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲に多大 な影響を受けて書かれましたが、ブリテン渾身の魅力的なメロディも満載の名曲。
 壮絶な場面から作品終盤の神がかり的な美しさまで、驚異の名演の登場です。
 カップリングはメルニコフがピアノを担当している室内楽というこれまた豪華な内容で、世界初録音のブリテン16歳の時の《二つの小品》も収録されており、大注 目の1枚です!

 ブリテン(1913-1976)がヴァイオリン協奏曲の作曲に着手したのは1938年。1936年の国際現代音楽協会フェスティバルで初演を聴いたアルバン・ベルク のヴァイオリン協奏曲に触発されてのことだったといわれます。
 ヴァイオリン協奏曲はスペインのヴァイオリン奏者(1914年よりロンドンに定住)のアントニオ・ブ ロサの為に書かれました。
 1940年3月、バルビローリ指揮ニューヨーク・フィルによりカーネギー・ホールで初演されました。同時代の政治的激動に対するブリテンの心情がシリアスな器楽群に現れているような作品です。
 冒頭はティンパニの柔らかな響きとそれに呼応するシンバルという行進曲風で印象的な出だしで、ヴァ イオリンが登場しエレジー風かつ非常にかっこいい旋律を奏でます。
 ここからしてファウストの輝かしい音色が炸裂しており、ファウスト節全開。歌いまくり弾きま くっている様子に驚かされるほど。
 フルシャ率いるバイエルン放響もソリストとオーケストラの間で交わされる様々な対話のひとつひとつが実に丁寧です。
 第2楽 章はヴィヴァーチェで非常に暴力的で獰猛。そのまま第3楽章では様々な感情の起伏を経て、最後は壮絶ながらも神がかり的な美しさで曲が閉じます。
 終始ファ ウストのソロの鬼気迫るまでの表情と音色が際立っており、それに呼応するフルシャとオケも全身全霊。稀有の名演が誕生しました。

 続く収録楽曲はピアノを含む室内楽作品。《組曲》はブリテンがベルクのヴァイオリン協奏曲を聴いた直後に作曲された作品で、ヴァイオリン協奏曲に先立って アントニオ・ブロサとブリテン自身によって初演されました。
 ヴァイオリン・パートには容赦ないヴィルトゥオジティが要求されるだけでなく、モダニズムの語法や ストラヴィンスキーの新古典主義を思わせる部分など、ブリテンの才気に満ちた作品です。
 Reveilleもアントニオ・ブロサのために書かれ、1937年4月12日に フランツ・ライゼンシュタインのピアノによりウィグモア・ホールで初演されました。
 ピアノが時計のような規則的な動きをやわらかく繰り返す上で、ヴァイオリニス トがゆっくりと目覚め、次第に旋律を奏で狂詩曲的な華やかさへ、そして最後には楽器の名人芸をより激しく披露していくような作品です。
 世界初録音となる《二 つの小品》は1929年12月12および24日、ブリテンの16歳の誕生日直後に完成されました。
 2013年にようやく出版された作品で、ファウスト、ボリス・ファウス ト、メルニコフという最高のメンバーによる世界初録音の登場となりました。
 スクリャービン、シェーンベルク、ベルクらの革新性を驚くほど理解しており、神秘的 で週チュした2曲。
 ピアノ・パートの驚異的な美しさ(書法も美しいし、メルニコフの演奏も素晴らしい)も印象的です。

 価格変更のためKKC.6845は廃盤となります。
 
 

KKC 6896
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000
※価格改定再発売
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
シューマン:ピアノ四重奏&五重奏 /
 ファウスト、シュライバー、タメスティ、
  ケラス、メルニコフ

   シューマン:
    ・ピアノ四重奏曲 変ホ長調 op.47
    ・ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44*
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
*アンネ・カタリーナ・シュライバー(ヴァイオリン)
アントワン・タメスティ(ヴィオラ)
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ)

 おそろしいまでに最高のメンバーによるシューマン

 ヴァイオリン/1704年製ストラディヴァリウス"スリーピング・ビューティ"、クレモナ
 ヴァイオリン/作者不明、1700年頃、オランダ
 ヴィオラ/1672年製ストラディヴァリウス、クレモナ
 チェロ/1696年製ジョフレド・カッパ、トリノ
 フォルテピアノ/1851年製プレイエル、パリ
 録音:2021年6月、トロッシンゲン、連邦アカデミー/HMM.902695/輸入盤・日本語帯・解説付

 おそろしいまでに最高のメンバーがそろったシューマンのピアノ四重奏&五重奏曲録音。

 世界最高峰のヴァイオリン奏者ファウスト、フライブルク・バロック・オーケスラの創設メンバーでもある名手シュライバー、ヴィオラ・スペースの音楽監督など日本にもゆかりの深い世界最高のヴィオラ奏者タメスティ、現代からマラン・マレ、どんなジャンルのものも神業の完成度と鋭さで弾いてしまうケラス、そしてスケー ルが大きく、種々の楽器を神業の完成度で弾き分けるメルニコフ、というメンバーです(シュライバーは五重奏に参加)。
 これ以上のメンバーはなかなかそろわない でしょう。

 弦楽器ひとりひとりの歌がそれぞれ際立っていながらも見事に融和しております。
 そこを貫くように陰になり日向になりながら自在に歌い翔けるメルニコフの フォルテピアノが、全体をロマンティックの方向にリードしており、全体のバランスも極めてよい仕上がり。最高の形で実現した「名手たちによる室内楽」となって います。一音一音が過ぎていくのがもったいないような演奏となっております。

 価格変更のためKKC.6776は廃盤となります。
 




FINE NF



NF-26901
\3300
《田中晶子~ブラームス ONENESS シューマン》
 ブラームス:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 作品78「雨の歌」
  スケルツォ ハ短調 WoO 2 ~
   ヴァイオリン・ソナタ「F.A.E.ソナタ」より
 シューマン:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.105
  ロマンス No.2 イ長調 Op.94
田中晶子(ヴァイオリン)、
安達朋博(ピアノ)

 作品・聴衆・演奏者との一体感。ヴァイオリニスト田中晶子、渾身の演奏

 ●ヴァイオリニスト田中晶子は大阪府高槻市生まれ。4歳から才能教育でヴァイオリンを始め、桐朋学園、ギルドホール音楽院、マンハイム音楽大学、アムステルダムで研鑽を積む。

 ●ロンドンのクイーン・エリザベス・ホールでのデビュー以来、これまでに30ヶ国以上でソリストとして活動。人の声のように奏でられるその音色は多くの聴衆の琴線に響き、毎回感動を呼んでいる。

 ●シベリウス国際コンクール、 ヴィエニャフスキ国際コンクール、ミュンヘン国際音楽コンクールなどに上位入賞も果たしている。

 ●「ワンネス」とは全ては一つであること、その感覚をいう。宇宙も地球も自然も人も全てが繋がって一つであり、エネルギーにおいて共通であるということ。スピリチュアルの世界や哲学や仏教においても似た解釈がある。
CDアルバム「ワンネス」はブラームスとシューマンのヴァイオリン・ソナタ第1番と小品が組み合わされている。
「音楽はワンネスにつながることを感じることができる一番身近なものではないか」と田中晶子は考えていて、ピアニスト安達朋博と共に生み出す渾身の演奏から、時間や文化と宗教、言葉など全てを超えて、普段の生活ではなかなか感じることが少ないワンネスを「感じ合う」ことができる、素晴らしい音楽の世界が広がっている。

 【録音】三鷹市芸術文化センター「風のホール」2023年8月16日、17日
 
 


NF-25811
\3300
《西脇義訓指揮、デア・リング東京オーケストラ~
 ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』》 

  ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調作品95『新世界より』
西脇義訓指揮
デア・リング東京オーケストラ

 【録音】所沢市民文化センター ミューズ アークホール(大ホール) 2015年5月21-22日

 大の鉄道マニア、トヴォルザーク 蒸気機関車に牽引される鉄道の旅を想起

 ●このCDの演奏では蒸気機関車に牽引された列車が、町や村をめぐり、歌や舞踏を織り交ぜながら一大絵巻となって進んでいく。

 ●弦楽四重奏にそれぞれ1本の木管楽器を加えた7組の木管五重奏を配置するなど、デア・リング東京オーケストラならではの配置が類を見ない音響を作り上げている。
 



<映像>

 

COVIELLO CLASSICS(映像)


COV 92419
(Blu-ray)
\6300
ハイデンハイム・オペラ・フェスティバルでのライヴ
 2023年に披露された『ジョヴァンナ・ダルコ』

  ヴェルディ:歌劇『ジョヴァンナ・ダルコ』
ソフィー・ゴルデラーゼ
 (ソプラノ:ジョヴァンナ・ダルコ)
エクトル・サンドバル(テノール:カルロ7世)
ルカ・グラッシ(バリトン:ジャコモ)
マルティン・ピスコルスキ(テノール:デリル)
ロリー・ダン(バスバリトン:タルボット)
マルクス・ボッシュ(指揮)
カペラ・アクレイア
ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団

 ジャンヌ・ダルクを描いたヴェルディ7作目の歌劇、2023年ハイデンハイム・オペラ・フェスティバルでのライヴ

 収録:2023年/ハイデンハイム・オペラ・フェスティバル/120:14

 ドイツのハイデンハイムで毎年開催されるオペラ・フェスティバルより、2023年に披露された『ジョヴァンナ・ダルコ』が映像商品化。

 『ジョヴァンナ・ダルコ』はヴェルディ7作目のオペラ。
 史上最も有名な女性の一人であるジャンヌ・ダルクを題材にして情熱的で動きのあるオペラに仕立てられ、1845年の初演は熱狂的な喝采を浴びました。
 



<LP>


ベルリン・フィル・自主制作盤
BERLINER PHILHARMONIKER RECORDINGS(LP)


KKC 1250/66
(17LP)
\100000
マーラー:交響曲全集/ベルリン・フィル ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 グスタフ・マーラー(1860-1911)
  LP1
   交響曲第1番 55:22
     ダニエル・ハーディング(指揮)/録音:2019年3月29日
  LP2/3
   交響曲第2番『復活』 87:09
     アンドリス・ネルソンス(指揮)、ルーシー・クロウ(ソプラノ)、
     ゲルヒルト・ロンベルガー(メゾソプラノ)、中部ドイツ放送合唱団(合唱)、
     リスト・ヨースト(合唱指揮)/録音:2018年12月15日
  LP4/5
   交響曲第3番 99:16
     グスターボ・ドゥダメル(指揮)、ゲルヒルト・ロンベルガー(メゾソプラノ)、
     カイ=ウーヴェ・イールカ(合唱指揮)、ベルリン国立大聖堂少年合唱団、
     ベルリン放送合唱団女声団員、トビアス・レープナー(合唱指揮)
     録音:2014年6月13日
  LP6
   交響曲第4番 58:41
     ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)、クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)
     録音:2014年3月22日
  LP7/8
   交響曲第5番 70:27
     グスターボ・ドゥダメル(指揮)/録音:2018年10月27日
  LP9/10
   交響曲第6番 77:22
     キリル・ペトレンコ(指揮)/録音:2020年1月25日
  LP11/12
   交響曲第7番 76:06
     サー・サイモン・ラトル(指揮)/録音:2016年8月26日
  LP13/14
   交響曲第8番 78:12
     サー・サイモン・ラトル(指揮)、エリカ・ズンネガルド(ソプラノ)、
     スーザン・ブーロック(ソプラノ)、アンナ・プロハスカ(ソプラノ)、
     リッリ・パーシキヴィ(アルト)、ナタリー・シュトゥッツマン(アルト)、
     ヨハン・ボータ(テノール)、デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バリトン)、
     ジョン・レリエ(バス)、中部ドイツ放送合唱団、ハワード・アーマン(合唱指揮)、
     ベルリン国立大聖堂少年合唱団、ベルリン放送合唱団、サイモン・ハルシー(合唱指揮)
     録音:2011年9月18日
  LP15/16
   交響曲第9番 89:38
     ベルナルド・ハイティンク(指揮)/録音:2017年12月3日
  LP17 A
   交響曲第10番より<アダージョ> 25:07
     クラウディオ・アバド(指揮)/録音:2011年5月18日

 ベルリン・フィルから空前絶後の豪華装丁版が登場!
 世界限定1000セット! 17 枚組LPボックス。
 
 大巨匠たちの成熟した演奏と若い世代の新鮮な演奏、ベルリン・フィルと8 人の指揮者による マーラーの音楽世界、発見の旅、ハーディング、ネルソンス、ドゥダメル、ネゼ=セガン、 ペトレンコ、ラトル、ハイティンク、アバド

 録音場所:すべてベルリン、フィルハーモニーでのライヴ録音
 180 g重量盤/商品サイズ:33.5 x 32.5 x 11.2 cm/
 世界限定1000セット/初回特典:2025年特製カレンダー(ポストカードサイズ)/輸入盤・日本語解説付

 ベルリン・フィルとハーディング、ネルソンス、ドゥダメル、ネゼ=セガン、ペトレンコ、ラトル、ハイティンク、アバドの8人の指揮者によるマーラーの交響曲全集が17枚組特大ボックスセットとなって登場です。
 ベルリン・フィル・レコーディングスは、これまでリリースした商品でも他にはない美麗パッケージで注目を集めていますが、今回のマーラーLPボックスは別格 の豪華さと美しさといえるでしょう。
 
 カバーアートはCD+BDボックスと同様に、アメリカ出身の画家、彫刻家、映画監督として活躍するロバート・ロンゴの『 Untitled(small earth)』を使用。
 ロバート・ロンゴは、写真を精巧に模写した、木炭やグラファイトを用いたドローイングによる絵画で注目されているアーティ ストです。
 LPスリーブを17枚パズルのように組み合わせると一枚の大きな地球が出来上がり、商品自体がひとつのアート作品のようです。

 マーラーの交響曲は、今や世界のオーケストラの最も重要なレパートリーのひとつといえるでしょう。
 ベルリン・フィルにおけるマーラー演奏の伝統は、1895年にマーラー自身が交響曲第2番を初演した1890年代まで遡ります。
 その後、オットー・クレンペラー、ブルーノ・ワルター、サー・ジョン・バルビローリ、ラファ エル・クーベリック、レナード・バーンスタイン、ベルナルド・ハイティンクと数々のマーラー指揮者が客演指揮者としてベルリン・フィルと演奏してきました。
 そして、ベルリン・フィルの主要レパートリーとしての定着までの軌跡は、歴代の首席指揮者をみれば一目瞭然です。
 アルトゥール・ニキシュは、早くからマーラー に関心を持っていましたし、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーはかなり距離を置いていました。
 そして1970年代以降ヘルベルト・フォン・カラヤンはマーラーの 作品に力を入れていきます。
 ニキシュ、フルトヴェングラー、カラヤンまでは、演奏されるのはマーラーの一部の作品に限定されていましたが、カラヤン以降、ク ラウディオ・アバド、サー・サイモン・ラトル、そしてキリル・ペトレンコは、交響曲全曲がレパートリーとして組み込まれていきます。
 
 当エディションには、完成した9つの交響曲と未完の第10番第1楽章を、過去10年間の演奏から選んでいます。
 現在の首席指揮者ペトレンコと前任者である アバドとラトルの演奏、そして客演指揮者で構成されています。
 中でも、キリル・ペトレンコの第6番は、2020年1月の演奏で、新型コロナウィルス感染拡大 直前の演奏会であり、非常にアクチュアルな演奏会でありました。
 ペトレンコは、高い視点と広い視野に基づいた独特の知性とエモーションで作品を築き上げて います。

 ◆レコード芸術 2021年4月号 特選盤

 
 















9/19(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

CHALLENGE CLASSICS



CC 72988
\2800
アルマ弦楽四重奏団
 後期四重奏曲集 Vol.1

 ベートーヴェン:
  弦楽四重奏曲第12番 変ホ長調 Op.127(1825)
 ショスタコーヴィチ:
  弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 Op.122(1966)
アルマ弦楽四重奏団
 マルク・ダニエル・ファン・ビーメン(第1ヴァイオリン)
 ベンジャミン・ペレド(第2ヴァイオリン)
 イェルーン・ウードストラ(ヴィオラ)
 クレーメント・ペイネ(チェロ)

 アルマ弦楽四重奏団が問う「後期四重奏曲」の魅力を伝えるシリーズ開始。第1弾はベートーヴェンの第12番とショスタコーヴィチの第11番!

 セッション録音:2023年12月4、5日/MCOスタジオ内第1スタジオ、ヒルフェルスム(オランダ)/DDD、57:08

 2024年7月、RCO の首席トロンボーン奏者ヨルゲン・ファン・ライエンとの来日公演を成功させたアルマ弦楽四重奏団が、Challenge Classicsレーベルから新シリーズ「後期四重奏曲」を開始!
 第1弾はベートーヴェンの第12番、ショスタコーヴィチの第11番の組み合わせです。

 「ショスタコーヴィチを「20世紀のベートーヴェン」と称す研究家がいるように私たちは2人の作曲家の間に多くの共通点があると思っています」と語るアルマ 弦楽四重奏団。
 ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第12番は1825年10月に完成させた後期の名作のひとつ。
 一方、ショスタコーヴィチが心筋梗塞の発作で倒れた 1966年5月28日に、ベートーヴェン四重奏団によって初演された弦楽四重奏曲第11番は、ロシア民謡や古来の典礼歌を織り込みながら、短い7つの楽章が切 れ目なくつづく組曲仕立ての作品。
 両作曲家の晩年、作曲家として最も充実した時期の作品を組み合わせることでわかる共通点と個性、それぞれを堪能できる注 目シリーズ開始です。

 
 




PAN CLASSICS


PC 10462
\2800
アムステルダムのオルフェウス~スウェーリンク作品集
 Part I
  変奏曲「大公の舞踏会」 SwWV319
  モテット「東方より博士たちは来た」 SwWV153
  アスパシア・ナソプールー(1972-):
   幻想曲「アムステルダムのオルフェウスのための踊り」(2021)
 Part II
  シャンソン「魂を導く瞳よ」 SwWV231
  フーガ・ファンタジア SwWV268
  変奏曲「緑の菩提樹の下で」 SwWV325
 Part III
  ヘスター・グルンレール(1980-):グループ即興「連鎖反応」
  シャンソン「ただひたすら」 SwWV224 第1部
  エコー・ファンタジア SwWV275
 Part IV
  変奏曲「おかしなシモン」 SwWV323
  モテット「詩篇第77番」 SwWV77
  半音階的ファンタジア SwWV258
 Bonus track
  ヤコブ・ファン・エイク(1590-1657):変奏曲「緑の菩提樹の下で」
ヘスター・グルンレール&
 マリア・マルティネス・アエルサ(音楽監督)
ロイヤル・ウィンド・ミュージック
 (ルネサンス・リコーダー合奏)

 偉大なるオルフェウスの歌声、均整のとれたリコーダー・コンソートで聴くオランダの大家スウェーリンクの音楽集

 編曲・構成:ヘスター・グルンレール
 
 録音:2023年11月1-16日/オランダ、ハールレム、ドープスゲジンデ教会/59:43

 オランダ北部の音楽史において重要な存在であるスウェーリンク。非常に質の高い声楽・器楽作品を残し「アムステルダムのオルフェウス」と称された作曲家です。
 作品は広く出版され、J.S.バッハに至るまで、北ドイツのオルガン楽派にも大きな影響を与えました。

 「ロイヤル・ウィンド・ミュージック」はあらゆる音域のルネサンス・リコーダーを用いる合奏団。
 当アルバムではソプラノからコントラバスまで11種の楽器を使い分けアンサンブルを形成しています。
 自由度の高いオルガンのような均整のとれたポリフォニックな響きが特徴。

 スウェーリンクの声楽作品や鍵盤作品に、当プログラムのために書き下ろされた2つの新曲を絡めて、4つのセクションで構成。
 偉大なるオルフェウスの歌声が巧妙なアレンジでお楽しみいただけます。
 




AVIE



AV2520
\2800
ジャネット・ソレル&アポロズ・ファイア
バッハのコーヒーハウス ~ バッハ、テレマン、ヴィヴァルディ

 J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV1049
 テレマン:ドン・キホーテのブルレスク(ドン・キホーテ組曲) TWV55
 J.S.バッハ:管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068より エール(G線上のアリア)
 J.S.バッハ:オーボエとヴァイオリンのための二重協奏曲ニ長調 BWV1060
 ヴィヴァルディ:
  ラ・フォリア(ソナタ Op.1-12からのコンチェルト・グロッソ)
ジャネット・ソレル(ハープシコード、指揮)
アポロズ・ファイア

 ジャネット・ソレル&アポロズ・ファイア!バッハのコーヒーハウスの音楽を再現!

 ☆ジャネット・ソレルが率いるクリーヴランドのバロック・オーケストラ、「アポロズ・ファイア」!
 ☆「カフェ・ツィマーマン」で披露されたであろうバッハ、テレマン、ヴィヴァルディのレパートリー!

 アムステルダムでグスタフ・レオンハルト、アメリカでロジャー・ノリントン、レナード・バーンスタインに師事した才女ジャネット・ソレルが創設したアメリカ、クリーヴランドのピリオド・オーケストラ、アポロズ・ファイア。
 ヨーロッパでのコンサート・ツアーを企画すればチケットが完売し、CDをリリースすればビルボード・チャートを騒がせ、グラミー賞を受賞するなど話題にことかかないアメリカ古楽界注目オーケストラによる好企画のニュー・アルバム「バッハのコーヒーハウス」。

 1730年代のライプツィヒに実在した「ツィマーマンのコーヒーハウス(カフェ・ツィマーマン)」は、大バッハ他、テレマンやヘンデル、ロカテッリ、ポルポラなど当時の有力音楽家たちがこぞって音楽を提供し、演奏していたというライヴハウス的カフェ。当時このカフェは大流行し社交と音楽会の場となっていました。
 バッハは聖トーマス教会のカントルとしての正式な任務の合間を縫って、この繁盛するコーヒーハウスで非公式な企画を行い、息抜きをしていたことでしょう。
 バッハの「ブランデンブルク協奏曲第4番」や「G線上のアリア」などの新録音に、過去のアルバムからテレマンの「ドン・キホーテ組曲」(AV2353)、ヴィヴァルディの「ラ・フォリア」(AV2485)の音源を組み合わせて、「バッハのコーヒーハウス」の優雅なサロンを再現しています。

 ※録音:2023年11月(ブランデンブルク協奏曲第4番)、2002年10月(ドン・キホーテ組曲)、2021年4月(G線上のアリア)、2018年2月(オーボエとヴァイオリンのための協奏曲)、2021年4月(ラ・フォリア)
 
 

AV2716
\2800
エルガー:パートソング集
 エルガー:
  1. 泉 Op.71-2/2. セレナード Op.73-2/
  3. 丘の上の死 Op.72/4. 彼女が不動の星の下に/
  5. アンジェラス Op.56/6. 私の心の奥深く Op.53-2/
  7. グッド・モロー/8. 冬来たりなば春遠からじ Op.53-3/
  9. 私の愛は北の地に Op.18-3/
  10. 夏の急流のように(オラフ王の伝説からの情景》 Op.30 より)/
  11. 彼らは安らいでいる/12. 愛 Op.18-2*/
  13. 驟雨 Op.71-1/14. 甘い調べ Op.53-1/
  15. 今宵の生誕を歌う/16. 愛の嵐 Op.73-1/
  17. おお幸せな目よ Op.18-1
プロテウス・アンサンブル
スティーヴン・シェラード(指揮)

 8声のプロテウス・アンサンブルと指揮者スティーヴン・シェラードによるAvie初リリース・タイトル。
 生涯を通じてパート・ソングを作曲し、それぞれに独特の個性を吹き込んだエルガーの合唱作品から、比較的珍しいパート・ソングの選曲を概観するアルバム。
 
 1990年にウスター大聖堂の聖歌隊にアルト・レイ・クラークとして参加したときにエルガーへの啓示を受け、生涯にわたる魔法を掛けられたというスティーヴン・シェラードと、彼のプロテウス・アンサンブルによる美しいエルガーの合唱作品集です。
 プロテウス・アンサンブルはスティーヴン・シェラードによって2013年に設立され、英国全土のプロ歌手によって構成されるヴォーカル・アンサンブル。
 グループ名はギリシャ神話の海神プロテウスにちなんで名づけられていますが、多才で様々な形態をとることができるという形容詞「protean」から音楽的存在意義を得ており、柔軟性を核に、太古の時代から現代まで音楽の旅を続けています。

 ※録音:2024年3月11日-13日、イギリス
 




BEARTON



CDB042
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
\3200

カルウォヴィチ:交響曲《復活》
 ミェチスワフ・カルウォヴィチ:
  交響曲 ホ短調 Op.7 《復活》

イェジ・マクシミウク(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア


 「ポーランド音楽の真珠」シリーズよりミェチスワフ・カルウォヴィチ、唯一の交響曲!

 ポーランド音楽の偉大な遺産を紹介する「ポーランド音楽の真珠」シリーズよりミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909)が作曲した唯一の交響曲《復活》が登場です。
 シマノフスキの交響曲よりも優れていると評価されることもあるほどの出来栄えにも関わらず、今日ではコンサートで演奏される機会はほとんどありません。
 この作品はチャイコフスキーから多くの影響を受けており、ポーランドの作曲家によって作られた交響曲の中でも代表する作品です。

 ※録音:2008年7月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
 
 


CDB043
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
\3200
カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲
 ミェチスワフ・カルウォヴィチ:
  ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.8
  交響詩《永遠の歌》Op.10
アガタ・シムチェフスカ(ヴァイオリン)
イェジ・マクシミウク(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア

 ポーランド音楽の偉大な遺産を紹介する「ポーランド音楽の真珠」シリーズよりミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909)が作曲した《ヴァイオリン協奏曲》が登場です。
 元々ヴァイオリニストであったカルウォヴィチはヴァイオリンへの知識も深く、この作品にもそれが反映されています。
 初演となった演奏会ではベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が伴奏を務めました。

 ※録音:2008年10月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
 
 


CDB031
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
\3200
シマノフスキ:交響曲第4番
 カロル・シマノフスキ:
  演奏会用序曲 Op.12
  ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.35*
  交響曲第4番**
ヤクプ・ヤコヴィチ(ヴァイオリン)*
ピオトル・パレチニ(ピアノ)**
イェジ・マクシミウク(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア

 ポーランド音楽の偉大な遺産を紹介する「ポーランド音楽の真珠」シリーズよりカロル・シマノフスキの作品集が登場です。
 初期の成功作品である《演奏会用序曲》から晩年作曲された、自らがソリストとして演奏することを想定した《交響曲第4番》(協奏交響曲)などを収録。シマノフスキの魅力を堪能できる一枚です。

 ※録音:2004年12月&2005年2月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
 
 
CDB052
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
\3200
ルトスワフスキ:ピアノ協奏曲
 ヴィトルト・ルトスワフスキ:
  チェロ協奏曲*
  ピアノ協奏曲**
  交響曲第4番
ロバート・コーエン(チェロ)*
エヴァ・ポブウォツカ(ピアノ)**
イェジ・マクシミウク(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア

 ポーランド音楽の偉大な遺産を紹介する「ポーランド音楽の真珠」シリーズよりヴィトルト・ルトスワフスキの第2弾が登場です。
 交響曲第4番にムスティスラフ・ロストロポーヴィチからインスピレーションを得たチェロ協奏曲、クリスティアン・ツィメルマンに献呈されたピアノ協奏曲のカップリングです。

 ※録音:2013年1月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
 
 

CDB036
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
\3200
ザレンプスキ:ピアノ五重奏曲
 ユリウシュ・ザレンプスキ:
  ピアノ五重奏曲 Op.34*
  バラと棘 Op.13
  大ポロネース Op.6
ヴォイチェフ・シヴィタワ(ピアノ)
ロイヤル弦楽四重奏団*

 ポーランド音楽の偉大な遺産を紹介する「ポーランド音楽の真珠」シリーズよりユリウシュ・ザレンプスキ(1854-1885)の室内楽作品集が登場です。
 ショパン亡き後のポーランド音楽の発展に寄与し、活躍した注目すべき作曲家の一人です。

 ※録音:2006年2月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
 



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COBRA RECORDS



COBRA0094S
(3CD)
特別価格
\5700→\5390
佐藤俊介
 BEE1H0VEN ~ ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
 ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12-1
  ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 Op.12-3
  ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23
  ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 Op.30-3
  ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.12-2
  ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24《春》
  ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 Op.47
   《クロイツェル/ブリッジタワー》
  ヴァイオリン・ソナタ第6番 イ長調 Op.30-1
  ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2
  ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
佐藤俊介(ヴァイオリン)
スーアン・チャイ(フォルテピアノ)

 佐藤俊介がベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集をレコーディング!輸入盤日本語解説付き!

 ☆オランダ在住のヴァイオリニスト、佐藤俊介がベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを全曲レコーディング!
 ☆2025年2月には来日公演で同曲を全曲演奏予定!
 ☆輸入盤日本語解説付き!

 オランダ在住のヴァイオリニスト、佐藤俊介が妻であるピアニスト、スーアン・チャイとベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを全曲レコーディング!
 初めて出会ったときに《クロイツェル・ソナタ》を演奏し息がぴったり合い、以来ベートーヴェンの作品がレパートリーの特別な位置を占めているという2人がこの崇高なソナタが持つ可能性の限界に挑戦します。
 ガット弦を使用したオーギュスト・ベルナルデルの1846年製ヴァイオリンとミヒャエル・ローゼンベルガーが製作した19世紀初頭のフォルテピアノの響きにもご注目ください。
 ブックレットには曲目の詳細な解説や演奏者のプロフィールに加え、2人へのインタビューが日本語でも掲載されています。
 なお、2025年2月には日本公演で同曲の全曲マラソンを予定しています。

 オランダを拠点にヴァイオリニストのほか指揮者、室内楽奏者、ソリスト、指導者としても活動する佐藤俊介は2013年から2023年までオランダ・バッハ協会のコンサートマスターを、2018年からは音楽監督を兼務。
 2011年からはコンチェルト・ケルンとも密な関係を築いており、ピリオド奏法に裏打ちされた演奏で世界各地を舞台に活躍しています。

 ヒストリカルからモダンまで多様なピアノを弾きこなし、ソリストや室内楽奏者として高い評価を受けているスーアン・チャイは、ラ・フォル・ジュルネ TOKYOへの出演や夫でもある佐藤俊介との共演で日本でもなじみの深いピアニスト。ヨーロッパの批評家からもその演奏を「感受性が豊かでコミュニケーション力が高く、温もりのある感情に満ちている」と絶賛されています。

 ※録音:2023年10月30日-11月2日、12月3日-6日、2024年1月16日-19日、3月13日、WestVest90(スキーダム、オランダ)
 ※使用楽器:オーギュスト・ベルナルデル1846年製ヴァイオリン(ガット弦使用)/ミヒャエル・ローゼンベルガー1800年製フォルテピアノ(ソナタ第1番~第9番)/ミヒャエル・ローゼンベルガー1820年頃製フォルテピアノ(ソナタ第10番)







LYRITA


SRCD435
(1CD-R)
\2800
スタンフォード:テ・デウム
 スタンフォード:
  テ・デウム OP.66
  悲歌的頌歌 Op.21
エイドリアン・パーティントン(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団&合唱団
リアン・ルイス(ソプラノ)
サマンサ・プライス(メゾ・ソプラノ)
アレッサンドロ・フィッシャー(テノール)
モーガン・ピアース(バリトン)

 スタンフォード没後100周年!大作「テ・デウム」!

 ホルストやヴォーン・ウィリアムズといった著名な作曲家を輩出したアイルランド人作曲家、サー・チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード。
 スタンフォードの没後100周年を記念し、イギリスのLyritaからリリースされる本アルバムでは、1898年のリーズ音楽祭で初演されたおよそ45分におよぶ大作 《テ・デウム》 を収録。

 ミサ曲 《ヴィア・ヴィクトリクス 1914-1918》 (SRCD382)でも、その手腕を見事に発揮したエイドリアン・パーティントン&BBCウェールズ・ナショナル管のコンビで、この偉大な作曲家の没後100周年を祝福します。

 ※録音:2023年5月4日-5日、BBCホディノット・ホール(カーディフ、イギリス)

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
 

SRCD437
(1CD-R)
\2800
シリル・スコット:ピアノ・ソナタ第1番
 シリル・スコット(1879-1970):
  ピアノ・ソナタ第1番 Op.66
  2つのピアノ小品 Op.37 より 第1曲 夜明けにて
  2つのピエロの小品 Op.35 より 第1曲 悲しいピエロ
サイモン・キャラハン(ピアノ)

 数々の知られざる作曲家たちによる素晴らしい作品を世に広めてきたイギリスのピアニスト、サイモン・キャラハン。本アルバムでは、イギリス近代の作曲家で、作家、詩人としても活躍したシリル・スコットの作品を取り上げています。

 フランクフルト・ホッホ音楽院でピアノと作曲を学んだスコットは、ラッザロ・ウツィエッリ(クララ・シューマンの弟子)とイヴァン・クノールに師事。
 その間にパーシー・グレインジャーやバルフォア・ガーディナーと重要な友人関係を築き、ドイツの詩人シュテファン・ゲオルゲとも親交を深めました。
 やがて彼は象徴主義の詩と印象派の音楽に魅了され、「イギリスのドビュッシー」とも称されました。
 多作家で、交響曲、協奏曲、室内楽曲、歌曲など、数百曲にもおよぶ作品を残しています。

 ※録音:2021年&2023年、ワイアストン・レイズ(イギリス)
 
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 
 

SRCD434
(1CD-R)
\2800
ケネス・V.ジョーンズ:室内楽作品集
 ケネス・V.ジョーンズ(1924-2020):
  ピアノ五重奏曲 Op.26
  木管五重奏曲第2番 Op.2
  ヴァイオリンとチェロのためのやさしい小品より
  金管五重奏のためのQuinquifid
  ピアノ・ソナタ Op.4
  独奏チェロのため2つのコントラスト
  弦楽四重奏曲第1番 Op.6
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズの
 ソリストたち
  〔アンサンブルⅤ、
   LMPウインド・アンサンブル、
   LMPブラス・アンサンブル〕

 イギリスの映画音楽やコンサート音楽の作曲家、指揮者としても活躍したケネス・V.ジョーンズの室内楽作品集がイギリスのLyritaから登場。
 本アルバムには、1950年の受賞作から1980年の金管五重奏のための作品 《Quinquifid》 までを収録しています。

 ※録音:2020年-2023年、ワイアストン・レイズ(イギリス)

 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 



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NIMBUS ALLIANCE



NI6392
(2CD-R)
特別価格
\3900→\3590
フェルツマンのシューベルト第6巻!
 シューベルト:ピアノ作品集 Vol.6
ウラディミール・フェルツマン(ピアノ)
 シューベルト:
  12の高貴なワルツ D.969/ピアノ・ソナタ第5番変イ長調 D.557/スケルツォ ニ長調 D.570/
  ピアノ・ソナタ第3番(5つのピアノ小品 D.459より 第1曲、第3曲、第4曲、第2曲)/
  3つのピアノ小品 D.946/
  ピアノ・ソナタ第1番ホ長調 D.157(第4楽章:5つのピアノ小品 D.459より 第5曲)/
  アダージョ ト長調 D.178/アレグレット ハ短調 D.915/
  ピアノ・ソナタ第15番 《レリーク》 D.840

 旧ソ連での活動禁止と事実上の追放、アメリカへの移住という激動を生き抜いてきた孤高のピアニスト、ウラディミール・フェルツマン。
 2015年からスタートしたシューベルトのピアノ作品集の第6弾。シューベルトの内面世界への旅を続け、極めてロマンティックなアプローチで、幅広い年代のピアノ・ソナタと小品をレコーディング。
 「5つのピアノ小品 D.459」として出版されたピアノ・ソナタ第3番は、1-3-4-2の順番に4曲並べて4楽章の1つのソナタとし、終楽章が欠落していると考えられているピアノ・ソナタ第1番は、D.459の第5曲を加えた4楽章のソナタとして構成しています。

 ※録音:2021年10月、ワイアストン・レイズ(イギリス)
 
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 




OPUS ARTE(CD)



OACD9052D
\2700
サイミール・ピルグ(テノール) - オペラ・アリア
 1. ジャコモ・プッチーニ(1858-1924):
  歌劇《マノン・レスコー》より 下がれ!‛&見てくれ!僕は狂っている
 2. プッチーニ:歌劇《トスカ》より 星は光りぬ
 3. ルッジェーロ・レオンカヴァッロ(1857-1919):
  歌劇《チャッタートン》より 詩歌よ お前だけが私に残されたもの
 4. ウンベルト・ジョルダーノ(1867-1948):
  歌劇《アンドレア・シェニエ》より
   あなたは傷つけた‛&ある日 青空を遙か遠く見つめていた
 5. プッチーニ:歌劇《妖精ヴィッリ》より
  ああ 彼女の家だ‛&あの幸福な日に戻ってくれ
 6. プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》より 見たこともない美女よ
 7. フランチェスコ・チレア(1866-1950):
  歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》より 心は疲れ果て
 8. リヒャルト・ワーグナー(1813-1883):
  歌劇《ローエングリン》より 遙かな国に
 9. エクトル・ベルリオーズ(1803-1869):
  劇的物語 『ファウストの劫罰』より 広大な自然よ
 10. ピョートル・チャイコフスキー (1840-1893):
  歌劇《エフゲニー・オネーギン》より
   第2幕 第2場 レンスキーのアリアへの導入曲(オーケストラ曲)
 11. チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》より
  どこへ どこへ去ったのか
 12. プッチーニ:歌劇《外套》より お前の言う通りだ
 13. ジョルジュ・ビゼー(1838-1875):
  歌劇《カルメン》より お前が私に投げた花〈花の歌〉
 14. プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》より 泣くなリュー
 15. プレンク・ジャコヴァ(1917-1969):
  歌劇《スカンデルベグ》より この私の心
 16. プッチーニ:歌劇《トスカ》より 妙なる調和よ*
 17. ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》より
  5月のある晴れた日のように
 18. プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》より さらば愛の家
 19. ジョルダーノ:
  歌劇《フェドーラ》より 愛さずにはいられぬこの思い
 20. パブロ・ソロサバル(1897-1988):
  サルスエラ《港の居酒屋》より まさか あれはいい女
 21. プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》より 誰も寝てはならぬ
サイミール・ピルグ(テノール)
ヴィート・マリア・ブルネッティ(バス)*
バレンシア州立管弦楽団
指揮:アントニーノ・フォリアーニ

 録音:2023年12月26~29日 Auditorium of Palau de Les Arts (バレンシア)
 収録時間:74分

 【OPUS ARTEより花形テノール、サイミール・ピルグのオペラ・アリア集 第2弾登場!】
 輝かしくリリカルな声質と歌唱力、端正な舞台姿から、今や世界中の歌劇場から引っぱりだこのアルバニア出身の花形テノール、サイミール・ピルグ。
 新国立劇場で2018年に《愛の妙薬》のネモリーノ役、2019年に《ウェルテル》の題名役を演じて大好評を博し、日本でもすっかりお馴染みの歌手となりました。
 2016年にOPUS ARTEからリリースしたデビュー・アルバム「イル・ミオ・カント(我が歌)」から8年の時を経て、モーツァルトに始まり、ロッシーニ、ベッリーニのベルカント・オペラ、そしてヴェルディやプッチーニと、よりドラマティックな役柄へとレパートリーを広げて来たピルグが放つ、待望のオペラ・アリア集。
 



 

SOMM RECORDINGS


SOMMCD0691
\2700
アフリカの歌曲集
 アヨ・バンコール(1935–1976):
  1-3. 3つのヨルバの歌
   1. I. Iya/2. II. Ja itanna t'o ntan/3. III. Kiniun
  4. Adura fun Alafia‛&世界初録音
  5. Ojo maa ro! ‛&世界初録音
 アキン・エウバ(1935-2020):
  6-11. 6つのヨルバ民謡‛&世界初録音
   6. I. Mo le j'iyan yo/7. II. O re meta/
   8. III. Mo ja 'we gbegbe/9. IV. Omo jowo/
   10. V. Agbe/11. VI. O se gbe na?
 リチャード・オラトゥンデ・ベーカー(1967-):
  12. Talking Drum Improvisation*
 フレッド・オノヴェロスオケ(1960-):
  13-14. 12のアフリカの歌より
   13. IX. Ne Nkansu/14. X. Ngulu
 イシャヤ・ヤリソン(1973-):
  15. Ubangiji makiyayina ne/16. Ku zo, mu raira waka
 ジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド・
  サン=ジョルジュ(1745-1799):
   17-18. 歌劇《名もなき愛人》より
    17. Enfin une foule importune me laisse en paix
      ‛&Amour, devient moi propice
    18. Du tendre amour
 エロリン・ウォーレン(b.1958):
  19. Peace on Earth
 シャーリー・J・トンプソン(b.1958):
  20. Psalm to Windrush
 クリスティアン・オニェジ(1967-):
  21. Giri Giri‛&世界初録音
 リチャード・オラトゥンデ・ベーカー:
  22. Atilogwu Dance Improvisation*
 チジオケ・ンゴビリ(1988-):
  23. Selense‛&世界初録音
オモ・ベッロ(ソプラノ)
レベッカ・オモルディア(ピアノ)
*‛&リチャード・オラトゥンデ・ベーカー
 (パーカッション)

 録音:2024年1月14、15日 The Menuhin Hall, Stoke d'Abernon(UK)
 総収録時間:61分

 ナイジェリア系の2人の演奏者がアフリカにおける歌曲創作の歴史と今を伝えるアルバム。
 モーツァルトと同時代のジョゼフ・ブローニュ・シュヴァリエ・ド・サン=ジョルジュを除けばすべて20世紀以降の作品で、アヨ・バンコールがナイジェリア内戦の悲しみを歌った「 Adura fun Alafia」など、先住民族の言語と独自の音楽素材を西洋の芸術歌曲の形式に融合させようとする試みを聴くことができます。
 レベッカ・オモルディアは「アフリカのクラシック音楽のパイオニア」と称賛される、ルーマニアとナイジェリアの血を引くピアニスト。
 ロンドン、ウィグモアホールで開催されるアフリカ音楽コンサート・シリーズの芸術監督を務めています。
 フランスとナイジェリアの血を引くオモ・ベッロは科学者としての経歴を持ちながら多数のコンクールで入賞してきた歌手で、慈善公演や医療研究団体を支援する活動を行っています。
 
 

SOMMCD0692
\2700
ハウエルズ、ウッド:弦楽四重奏曲集
 ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):
  1-4. グロスタシャーにて(Earlier Version 1923年)
   1. I. Allegro non troppo
   2. II. Allegro ma sempre ritmico
   3. III. Andante assai espressivo
   4. IV. Presto scherzando
  5-6. ヴァイオリンとピアノのための3つの小品より(1917)
   (マデリーン・ミッチェルによる弦楽四重奏編)
    5. No.3. Luchinushka/6. No.2. "Chosen" Tune
 チャールズ・ウッド(1866-1926):
  7-10. 弦楽四重奏第6番 ニ長調(1915/6)
   7. I. Allegro con moto/8. II. Allegro vivace/
   9. III. Adagio/10. IV. Allegro molto
 全て世界初録音
ロンドン・チェンバー・アンサンブル
マデリーン・ミッチェル(ヴァイオリン&ディレクター)
ゴードン・マッケイ(ヴァイオリン)
ブリジット・キャリー(ヴィオラ)
ジョセフ・スプーナー(チェロ)

 録音:The Menuhin Hall, Stoke d'Abernon(UK) 2023年12月18日‛&1-4、82024年4月4日‛&5、7-10
 総収録時間:61分

 1992年創設のロンドン・チェンバー・アンサンブルによる20世紀英国の作品集。
 ハウエルズの「グロスターシャーにて」は複雑な来歴を持つ作品。1916年に作曲したものの紛失、1920年代に改めて作曲したものも紛失。
 その後1930年代に作られた版で演奏されてきましたが、1980年代に1920年代の版のパート譜が発見され、当盤のチェロ奏者スプーナーらによって新たに編集された版が今回の録音に使われています。
 「ヴァイオリンとピアノのための3つの小品 Op.28」も同時期の作品で、ヴァイオリンでディレクターのミッチェルが2曲を弦楽四重奏に編曲し、2022年1月にロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で演奏、好評を博しました。
 第一次世界大戦中に作曲された可能性が高いとされているチャールズ・ウッドの「弦楽四重奏曲 ニ長調」は、アイルランド民謡の旋律が盛り込まれた美しい作品。
 ウッドの番号付き四重奏曲は全6曲あり、残り5曲の録音も予定されています。
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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SOMM RECORDINGS



ARIADNE5032
\2700→\2490
ジョージ・セル、1940年代のスメタナ録音集
 ベドジフ・スメタナ(1824-1884):
  1. 歌劇《売られた花嫁》序曲
  2. 交響詩「ワレンシュタインの陣営」 Op. 14
  3. 連作交響詩「わが祖国」- 第2曲 モルダウ(ヴルタヴァ)
  4. 連作交響詩「わが祖国」- 第4曲 ボヘミアの森と草原から
  5-8. 弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「わが生涯より」
   (ジョージ・セルによる管弦楽版)
NBC交響楽団‛&1-3.5-8
ボストン交響楽団‛&4
ジョージ・セル(指揮)

 録音:全てライヴ(MONO) 1941年3月8日 ニューヨーク、Studio 8-H, Radio City‛&1、3、5-8 1942年1月13日 ニューヨーク、Studio 8-H, Radio City‛&2 1945年1月19日 ボストン、シンフォニー・ホール‛&4
 総収録時間:74分

 【スメタナ生誕200年を記念してアメリカ時代初期のセルの演奏を初CD化。
 「わが生涯より」のオケ版は初演時の記録、「ワレンシュタインの陣営」はセル唯一の演奏】
 ヨーロッパで活躍していたジョージ・セルが第2次大戦の戦禍を避けて渡米したのが1939年。
 急な渡米だったためすぐには指揮の仕事が決まらず、セルは空いた時間を使ってスメタナの弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」をオーケストレーションしました。

 1941年1月にはトスカニーニの招きでNBC交響楽団にデビュー、3月の2度目の出演時に指揮したのがここに収録された《売られた花嫁》序曲、「モルダウ」、「わが生涯より」でした。
 ニューヨークタイムズはセルの指揮を「驚くべき正確さ、厳格なビート、鋭いアクセント、濁りの無いフレージング」と高く評価し、この日が初演となった「わが生涯より」についても「むやみに肥大化させない、楽曲の理にかなったオーケストレーション」を讃えました。
 セルはこの曲に特別な思いを寄せ、アメリカの主要オーケストラに招かれた際にしばしばとりあげ、クリーヴランド管へのデビューの際にも指揮、1949年には米コロンビアに録音しました。
 「ワレンシュタインの陣営」はセルの公式録音が無く、当CDの解説によれば、ここに収められたものが唯一の演奏記録とのことです。
 
 いずれもモノラルながらしっかりとした音質。トラック2、3、8の最後には放送局のアナウンスが収録されています。
 



<国内盤> 

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LIVE NOTES



WWCC 8016
\2750
葵トリオ新譜
 《ライヴ at 紀尾井ホール 2024》
  シューマン・シリーズ完結!
 ロベルトとクララ、ピアノ三重奏

  クララ・シューマン:ピアノ三重奏曲 ト短調 作品17
  ロベルト・シューマン:ピアノ三重奏曲第3番 ト短調 作品110
葵トリオ
 秋元孝介(ピアノ)
 小川響子(ヴァイオリン)
 伊東 裕(チェロ)

 紀尾井ホール シューマン・シリーズ完結!ロベルトとクララが綴るロマン派ピアノ三重奏の幽遠。
 ホールのシリーズ企画で完成に至ったシューマンのピアノ・トリオの金字塔!
 第67回ミュンヘン国際コンクールでピアノ・トリオ部門、日本人初の優勝の葵トリオ!

 2024 年3月19日 紀尾井ホール ライヴ録音


アリアCDスタッフ ドニャが勝手に小川響子さんを応援する会!


もよろしく~~



葵トリオ
LIVE NOTES シューマン・シリーズ



 LIVE NOTES
WWCC-7978
\2750
ライヴ at 紀尾井ホール 2022
 「葵/AOIトリオ」

  シューマン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 op.63
  シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 op. 99, D898
葵トリオ AOi Trio

 小川響子 (ヴァイオリン)
 伊東裕 (チェロ)
 秋元孝介 (ピアノ)

 ミュンヘン国際音楽コンクールのピアノ三重奏部門で日本人団体で初の優勝。 その後数々の国内の賞も受賞し、 今一番注目される若手ピアノ三重奏団 「葵トリオ」。
 「葵/AOIトリオ」は、3人の頭文字をとり名付け、 2016年に結成。
 ライブノーツ・レーベル初登場の本アルバムは、 紀尾井ホールレジデント・シリーズ2022年コンサートのライブ録音。

 2022年3月16日 紀尾井ホール/ライヴ録音

 


 WWCC-8004
\2750
あのミュンヘン国際コンクール優勝
 葵トリオ 《ライヴ at 紀尾井ホール 2023》II

 シューマン:ピアノ三重奏曲第2番 ヘ長調 op.80
 ショパン:ピアノ三重奏曲 ト短調 op.8
葵トリオ
 秋元孝介(P) 
 小川響子(V n)
 伊東 裕(V c)

 紀尾井ホールプロデュース シューマンーシリーズ第2弾!
 シューマンが絶賛したショパンの若きピアノトリオともに。
 世界最難関で知られるミュンヘン国際コンクールでピアノ・トリオ部門、日本人初の優勝の葵トリオ

 2023年2月3日 紀尾井ホール ライヴ録音
 


 
 


WWCC 8017
\3300
バロックチェロ奏者、山本徹
イタリアのチェロソナタを集めて

 D.ガブリエッリ:チェロソナタ ト長調
 ヤッキーニ:チェロソナタ Op.1より 第7番変ロ長調
 ヴィヴァルディ:チェロソナタ イ短調 RV44
 カルダーラ:チェロソナタ 第13番 ヘ短調
 ペルゴレージ:シンフォニア ヘ長調
 ジェミニアーニ:チェロソナタ Op.5より 第2番 ニ短調
 ランゼッティ:チェロソナタ Op.1より 第10番 嬰ヘ短調
バロックチェロ:
 山本 徹、 野津 真亮
チェンバロ:上尾直毅

 ライプツィヒ=バッハ国際音楽コンクール第2位をはじめ世界の古楽コンクールで優勝・入賞。
 日本を代表するバロックチェロ奏者、山本徹が満を持して贈る珠玉のイタリア・バロックチェロソナタ集!
 















9/17(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ACCENT

ACC 24407
【再発売】
\2800
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、再発売
 愛の歌 ~パーセル:歌曲集

 Curtain tune on a ground(『アテネのタイモン』)/ ob, fl, str, perc, bc
 Dance(『ダイオクリージャンの物語』)/ ob, fl, str, perc, bc
 If music be the food of love / voice, perc, bc
 For love ev'ry creature(『アーサー王』)/ voice, ob, fl, str, perc, bc
 Hornpipe(『アーサー王』)/ ob, fl, rec, str, perc, bc
 I love and I must / voice, perc, bc
 Sweeter than roses(『祖国の裏切り者ポーゼニアス』)/ voice, str, bc
 Overture(『アテネのタイモン』)/ trp, str, perc, bc
 Hark! how the songsters(『アテネのタイモン』)/ voice, ob, 2rec, bc
 Love in their little veins inspires(『アテネのタイモン』)/ voice, 2rec, perc, bc
 But ah!(『アテネのタイモン』)/ voice, vn, vc
 Come all to me(『アテネのタイモン』)/ voice, 2vn, bc
 First music(『ダイオクリージャンの物語』)/ str, bc
 Entrance of night(『妖精の女王』)/ voice, 2vn, va
 One charming night(『妖精の女王』)/ voice, fl, vc, bc
 Hush, no more(『妖精の女王』)/ voice, str, bc
 Chaconne(『ダイオクリージャンの物語』)/ 2theorbos, cemb, perc, org
 Ye gentle spirits of the air(『妖精の女王』)/ voice, bc
 Prelude(『ダイオクリージャンの物語』)/ ob, fl, bc
 Since from my dea(r『ダイオクリージャンの物語』)/ voice, 2theorbos
 O let me weep(『妖精の女王』)/ voice, ob, fl, bc
 If love's a sweet passion(『妖精の女王』)/ voice, str, bc
 The cares of lovers(『アテネのタイモン』)/ voice, cemb, org
 Let us dance(『ダイオクリージャンの物語』)/ voice, perc, bc
 Boree(『アーサー王』)/ fl, 2theorbos, perc
 Butterfly dance(『ダイオクリージャンの物語』)/ str, perc, bc
 Man is for the woman made(『偽りの結婚』)/ voice, perc, bc
 Hark! the echoing air(『妖精の女王』)/ voice, trp, str, perc, bc
 Chaconne(『妖精の女王』) / trp, ob, fl, str, perc, bc
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
ヴォルフガング・カチュナー
 (リュート、テオルボ、指揮)
ベルリン・ラウテン・カンパニー

 ドロテー・ミールズの美しい歌唱が光るパーセル歌曲集の名盤が再発売

 録音:2009年6月24-27日/ベルリン、フリードリヒスハイン、フィングステン教会/75:56

 Carusレーベルの名盤がACCENTで復活。
 史上まれにみる独創性と繊細さで英語を音楽化した作曲家ヘンリー・パーセルによる、「愛」をテーマにした歌曲集。
 様々な編成をしたがえ、名ソプラノ歌手ドロテー・ミールズがとても美しい歌唱を聴かせます。
 



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HARMONIAMUNDI



HMM 902738
\3600→\3390
THE EXPERTS
 ~バッハ一族vs&ジルバーマン一族

 1. C.P.E. バッハ(1714-1788):
  ソルフェッジェット ハ短調 H220, Wq117:2
 2. ゴットフリート・ハインリヒ・シュテルツェル(1690-1749):
  アリア「Bist du bei mi(r あなたがそばにいれば)」~
   J.S.バッハによる声と通奏低音版(BWV 508)
 3. C.P.E. バッハ:デュエット 変ホ長調 H 613, Wq 115:4
 J.S.バッハ:
  4. トリオ・ソナタ第3 番 ニ短調 BWV 527
  5. コラール・プレリュード&コラール
   「ただ愛する神の摂理にまかす者」BWV 691、BWV 434
  6. 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV 562
  7. トリオ・ソナタ第6 番 ト長調 BWV 530
 C.P.E.バッハ:
  8. ソナタ 変ロ長調 H 32, Wq 49:4
  9. リート「Lyda」 H 737, Wq 202g:2
  10. リート「Phyllis」 H 710, Wq 202c:2
 11. W.F.バッハ(1710-1784):プレリュード ハ短調 F.29
 12. J.S.バッハ:
  コラール「われ汝に呼ばわる、イエス・キリストよ」
   (C.P.E.バッハによるBWV 639の編曲)
 13. W.F.バッハ:ファンタジア ニ短調 F.19
 14. J.S.バッハ:ファンタジア ハ短調 BWV 906
 15. C.P.E.バッハ:鍵盤三重奏 ホ短調 H 531, Wq 91:1
 16. J.S.バッハ:3 声のリチェルカーレ(音楽の捧げものより)
ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラ
 【指揮】【オルガン】【チェンバロ】【フォルテピアノ】
マルク・モイヨン(バリトン)
アンサンブル・レ・シュルプリーズ

 バッハ一族とジルバーマン一族、当時の最先端を行っていた作曲家(演奏家)一族と楽器制作一族によるつばぜりあい的好企画!

 オルガン/Silbermann (ca. 1710-1714), Dom St. Marien, Freiberg
 チェンバロ/Jonte Knife and Arno Pelto (Helsinki, 2002), after an anonymous 18th century German instrument
 フォルテピアノ/Andrea Restelli (Milan, 2014), after Gottfried Silbermann
 録音:2023年12月、2024年4月(オルガン作品)

 楽器という観点から、バッハ一族の音楽の系譜をたどる好企画。バッハ一族にとっての音楽が、ジルバーマン一族にとっての楽器制作でした。
 バッハ一族が弟子 を持っていたのと同様、アンドレアス・ジルバーマンやゴットフリート・ジルバーマンも多くの弟子を抱え(彼らは十二使徒と言われていました)ていました。
 J.S.バッ ハもその息子たちもジルバーマンの楽器を知り、高く評価していました。
 逆も然り。バッハ一族とジルバーマン一族は、音楽と楽器という領域でつばぜり合いのよう にしのぎを削って、お互いを挑発し、高め合っていたたのかもしれません。
 
 ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブーラとレ・シュルプリーズは、この録音で、作曲 家一族と、オルガンおよびフォルテピアノ作家一族、という2つのファミリーを見事に対比させて提示します。
 オルガンは、フライブルクの聖マリア大聖堂にある名 器中の名器、そしてフォルテピアノもジルバーマン楽器の見事なコピーを選び抜いて、楽器という観点から、バッハ一族の音楽の系譜をたどります。
 演奏自体も非 常に刺激的なら素晴らしいオルガンの音色、フォルテピアノやチェンバロも素晴らしい楽器があったからこそ優れた音楽が生まれたのだと思わされる豊かなサウン ドで収録されています!
 



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NAIVE



OP 8564
\3400→\3190
プランディ率いるギスリエリ・コンソート&ギスリエリ合唱団
 ヴィヴァルディ:合唱とオーケストラのための宗教作品集 I

 ・主は言われた(Dixit Dominus)ニ長調 RV 807
 ・われは御身に告白す、主よ
  (Confitebor tibi, Domine)ハ長調 RV 596
 ・誉れ高き殉教者たちをほめたたえ
  (Sanctorum meritis)ハ長調 RV 620
 ・われは召喚する、野蛮な松明よ
  (Vos invito, barbarae faces)ヘ長調 RV 811
 ・マニフィカト ト短調 RV 611
ジュリオ・プランディ(指揮)
ギスリエリ合唱団、ギスリエリ管弦楽団
ソプラノ:
 カルロッタ・コロンボ、マルタ・レダエッリ
メゾ・ソプラノ:マルゲリータ・マリア・サーラ
テノール:
 ヴァレリオ・コンタルド、
 マッシモ・ロンバルディ
バス:アレッサンドロ・ラヴァーシオ

 ヴィヴァルディ・エディション通算70巻目!ヴィヴァルディの宗教作品集

 録音:2023年10月、イタリア

 ヴィヴァルディ・エディション通算70巻の登場。合唱と管弦楽のための宗教作品集です。
 演奏するのはナイーブ初登場となるプランディ率いるギスリエリ・コンソートとギスリエリ合唱団。
 あたたかみのあるサウンドによるアンサンブルと、充実の声楽陣による演奏です。

 「主は言われた」は、この約20年の間に発見された、ヴィヴァルディの最大にして最重要な宗教作品で、ヴィヴァルディの手稿譜が残されていない数少ない作 品のひとつ。
 バルダンという写譜屋(しばしば無名の作曲家による作品を大作曲家のものと偽って楽譜を売って金儲けをした)による楽譜が第一資料、というなん とも皮肉な運命の作品です。
 ヴィヴァルディは全部で3種類の「主は言われた」のテキストの作品を作曲しており、すべてニ長調によっています。
 この807 は3つのうちで一番最後に作曲されたと考えられています。自作のアリアからの転用なども見られます。
 《われは御身に告白す》も、近年発見された作品のひとつ。アルトの独唱と弦楽という編成です。
 マニフィカト ト短調(RV 611)は4種の稿が存在するうちの最終版を演奏。
 ヴィヴァルディがピエタ教会(Ospedale della Pieta)の歌手たちに特別に献呈した部分があり、1710年代の初版から根本的に変更されています。
 アンサンブルのパートが少なくなり、ソリストのためのアリアが増えた版でお聴きいただきます。
 
 

V 8618
\3400
IN DARKNESS THROUGH THE LIGHT
 1. フレッド・シャピュイ(b.1976):プレリュード
 2. ジョン・ダウランド(1563-1626):
  歌曲集第2集より第5番
   Mourn, Mourn, Day is with Darkness Fled
 3. ダウランド:No. 7. Stay Time a While Thy Flying
  (a pilgrimes solace)
 4. ニール・ヤング(b.1945):old man
 5. ダウランド:歌曲集第3集より第1 番 Fairwell, Too Fair
 6. U2 one
 7. ダウランド:歌曲集第1集より第7 番 Dear, If you Change
 8. ジェームズ・ヘットフィールド(b.1963)/
  ラース・ウルリヒ(b.1963):nothing eles matters
 9. フレッド・シャピュイ:intermede
 10. ダウランド:
  in darkness let me dwell(《音楽の宴》より第11番)
 11. ラナ・デル・レイ(b.1985):born to dir
 12. ダウランド:歌曲集第2集より第4番 Die Not Before Thy Day
 13. ミヒャエル・トレント・レズノール(b.1965):hurt
 14. ダウランド:歌曲集第1集よりNo.9 Go Crystal Tears
 15. ビョーク:oga
 16. ダウランド:歌曲集第2集より第2番 Flow My Tears
マリーナ・ヴィオッティ(声 2-8, 10-16)
ヴィンセント・フリュックイガー
 (アーチリュート 3-8. 11-16、
  声 4, 6-8、
  エレクトリック・ギター 10)
フレッド・シャピュイ
 (エレクトリック・ギター 1,3,6,7,9,12,13,15、
  アコースティック・ギター 7、
  バス・ギター 7、
  シンセサイザー 1,5,11、
  打楽器 4,8,15、
  エレクトロニクス 10、
  メロトロン 14,15)
シャルロッテ・スコーイ(フルート/8)

 声、リュートとエレクトロの魅惑の融合

 録音:2023年9月-2024年6月

 マリーナ・ヴィオッティはスイス出身のメゾソプラノ。パリオリンピックの開会式で、フランスのメタルバンド「ゴジラ」と一緒に歌唱を披露したことでも注目を集 めました。
 ルツェルン歌劇場音楽監督、MDR 交響楽団の音楽監督などを務めたマルチェロ・ヴィオッティを父に持ちます。
 ジャズ、ゴスペル、ヘヴィメタに親しみ大 学で哲学と文学を専攻し、卒業後本格的に声楽を学び、オペラ、宗教曲のほか、ジャンルにとらわれぬ活動を繰り広げています。
 彼女は今後パリで、グノーの《ファ ウスト》やマスネの《ウェルテル》出演が予定されています。
 
 ブックレットはヴィオッティの日記風につづられていて、2018年のルツェルンでのこのアルバムが生まれるきっかけともなった公演の思い出、その後の彼女の病気(悪性リンパ腫)、治療、音楽活動、そしてこのアルバムの制作のことなどが率直に書かれています (日本語訳はありません)。
 マリーナ・ヴィオッティのまっすぐかつ力のある声と、エレクトロやギター、リュートとの融合による独特な世界をお楽しみいただけます。
 




BEARTON

CDB049
(1SACD HYBRID)
【旧譜】
\3200
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
ショパン:ピアノ協奏曲第2番

 ショパン:
  ポーランド民謡による幻想曲イ長調 Op.13
  ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
  アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
マレク・モシ(指揮)
ティヒ市室内管弦楽団《AUKSO》

 BeArTonからリリースされていたヤヌシュ・オレイニチャクの録音集!

 ヤン・エキエル校訂のショパン「ナショナル・エディション」譜に基づき、ショパンの作品を収めたシリーズ。
 ポーランド・ピアノ界の重鎮にして現代最高のショパン弾きの1人、ヤヌシュ・オレイニチャクが弾くピアノ協奏曲第2番を中心とした協奏的作品集。

 ※録音:2010年1月、カトヴィツェ音楽アカデミー・コンサート・ホール
 
 
CDB029
(SACD HYBRID)
【旧譜】
\3200
ルトスワフスキ:管弦楽作品集
 ルトスワフスキ:
  管弦楽のための協奏曲
  花の歌と歌物語
   (ロベール・デスノスの詩によるソプラノと管弦楽のための歌曲集)
  パガニーニの主題による変奏曲
   (ピアノと交響楽団のための)
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
オルガ・パシェチニク(ソプラノ)
イェジ・マクシミウク(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア

 ショパンだけではないポーランド音楽の偉大な遺産を紹介する「ポーランド音楽の真珠」シリーズ。
 20世紀ポーランドのもっとも偉大な作曲家の一人、ヴィトルト・ルトスワフスキの作品集第1弾。

 ※録音:2004年3月~5月、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
 
 


CDB044
(SACD HYBRID)
【旧譜】
\3200
バツェヴィチ、ペンデレツキ、カンチェリ
 バツェヴィチ:弦楽オーケストラのための協奏曲
 ペンデレツキ:
  チェロ(ヴィオラ)と室内オーケストラのための協奏曲
 カンチェリ:
  ピアノと弦楽オーケストラのための《ボストン・ワルツ》

ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
アンジェイ・バウアー(チェロ)
マレク・モシ(指揮)
ティヒ市室内管弦楽団《AUKSO》


 ポーランド、ティヒ市の室内管弦楽団《AUKSO》の10周年記念としてリリースされたアルバム。
 「20世紀&21世紀の室内楽」という副題が付けられており、グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969)、クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020)、ギヤ・カンチェリ(1935-2019)による室内オーケストラのための作品を集成。

 ※録音:2008年9月~10月、カトヴィツェ音楽アカデミー・コンサート・ホール
 
 
CDB020
【旧譜】
\2800
ヴォイチェフ・キラル:管弦楽作品集
 ヴォイチェフ・キラル(1932-2013):
  オラヴァ
  ピアノ協奏曲
  クシェサニ
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
イェジ・マクシミウク(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア

 ショパンだけではないポーランド音楽の偉大な遺産を紹介する「ポーランド音楽の真珠」シリーズ。
 映画音楽の作曲家としても知られるヴォイチェフ・キラルの、クラシック音楽(現代音楽)作家としての一面を、ポーランドの一流奏者たちの演奏で堪能できる一枚。

 ※録音:2002年、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
 
 


CDB026027
(2CD)
【旧譜】
\5400
グレツキ:管弦楽作品集
 グレツキ:
  主を畏れる者は幸いなり Op.38
   (バリトン独唱、混声合唱と大オーケストラのための)
  アーメン Op.34(無伴奏合唱のための)
  弦楽オーケストラのための古い様式による3つの小品
  ハープシコードと弦楽オーケストラのための協奏曲 Op.40(ピアノ版)
  ポルカのための小レクイエム Op.66(13の楽器とピアノのための)#
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
アダム・クルシェフスキ(バリトン)*
イェジ・マクシミウク(指揮)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ポーランド放送合唱団
ポーランド室内合唱団

 ショパンだけではないポーランド音楽の偉大な遺産を紹介する「ポーランド音楽の真珠」シリーズ。
 ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010)の70歳の誕生日を祝って、ポーランド文化省と外務省の助成により実現したアルバム。

 ※録音:2003年8月25日-26日、9月29日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ)
 



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ONYX



XONYX4256
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300
エーネス&アームストロング
  ブラームス:2つのソナタ Op.120
  ブラームス:子守歌 Op49-4
  シューマン:おとぎの絵本 Op.113
ジェームズ・エーネス(ヴィオラ)
アンドルー・アームストロング(ピアノ)
ONYX4256
\2800→\2590

 ジェームズ・エーネス来日記念盤!ブラームスのヴィオラ・ソナタ!

 ☆カナダの天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネスがヴィオラを弾く
 ☆盟友アンドルー・アームストロングとの新録音は、ブラームス&シューマン!

 驚異的な超絶技巧と澄み渡る抒情性で世界に名を馳せ、2019年の第61回グラミー賞ではアーロン・ジェイ・カーニスのヴァイオリン協奏曲(PONYX4189/ONYX4189)で見事「最優秀器楽賞」を受賞、2021年にはグラモフォン賞の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」に輝いたカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ(ジェイムズ)・エーネス。
 イギリスの「グラモフォン賞」や"カナダのグラミー賞"と呼ばれる「ジュノー賞」にノミネートしてきたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集を始めとする多くのアルバムで共演してきた盟友アンドルー・アームストロングとの新録音は、ブラームス&シューマン。

 本アルバムでエーネスは、ヴィオラを手に取り、ブラームスが1894年に作曲し、ヴィオラとピアノのために編曲したソナタの録音に臨んでいます。
 元々このソナタは、当時のドイツで最も有名なクラリネット奏者の一人、リヒャルト・ミュールフェルトのために書かれたものでしたが、ブラームスはヴィオラ版のために微妙な変更を加え、この2つの後期の傑作によって、少なかったヴィオラ・ソナタのレパートリーを大いに豊かにしました。
 カップリングには、シューマンが1851年3月の数日間で作曲し、ドイツのヴァイオリニストで指揮者のヴィルヘルム・ヨーゼフ・フォン・ヴァシレフスキに献呈された、憂鬱からドラマチックまで、様々な情景が浮かぶような作品 《おとぎの絵本》 が組み合わされています。
 エーネスは、この録音で、英国王立音楽アカデミーの厚意により貸与された1696年製ストラディヴァリウスの「アルキント」ヴィオラで演奏しています。

 ★ジェームズ・エーネス2024年来日スケジュール!
  ・11/14(木) ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会 I/紀尾井ホール
  ・11/16(土) ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会 II/紀尾井ホール
 
 
ONYX4255
(2CD)
特別価格 \4200
ヘンデルのメサイア!
 1741年の初期稿を再構築した新たな初期版

  ヘンデル:メサイア HWV56
   (マルコム・ブルーノによる1741年版)
ダラス・バッハ協会合唱団&管弦楽団
ジェームズ・リッチマン(指揮)
カラ・リビー(ソプラノ)
ディアンナ・グラボフスキ(メゾ・ソプラノ)
ダン・コークウェル(テノール)
デイヴィッド・グローガン(バス)

 ヘンデルのメサイア!1741年の初期稿を再構築した新たな初期版!

 ☆ダラス・バッハ協会が贈るヘンデルのメサイア!
 ☆イギリスの音楽者、マルコム・ブルーノが1741年の初期稿を再構築した新たな初期版!

 アメリカ南西部の古楽器オーケストラ、「ダラス・バッハ協会」がOnyxから登場。
 1995年から芸術監督を務めるジェームズ・リッチマンは、バーンスタイン以来、初めてハーバード大学、ジュリアード音楽院、カーティス音楽院を卒業した音楽家で、チェンバロ奏者、フォルテピアノ奏者としても活躍。
 音楽分野への貢献が認められ、1995年にフランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを授与しています。

 ヘンデルが『メサイア』を作曲したのは、1741年8月から9月にかけての3、4週間という驚異的なスピードでした。
 この作品は、たちまち大成功を収め、ヘンデルの最も有名な作品となり、バロック音楽の中でも最も愛されている作品のひとつとなっています。
 ヘンデルは、1759年に74歳で亡くなるまで、しばしば特定の会場や手持ちのオーケストラや合唱団に合うように作品を改訂し続け、ダブリン初演版、ロンドン初演版、捨て子養育院版など、多くの版を残しました。

 本アルバムでは、イギリスの音楽学者、マルコム・ブルーノが1741年の初期稿を8年もの歳月をかけて細部まで研究し、再構築した新たな初期版を収録しています。
 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA698
\3100→\2890
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)
 HAYDN 2032 Vol.16 ~驚き~
  ハイドン: 交響曲 第90番、第94番、第98番

  フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
   1-4. 交響曲 第98番 変ロ長調 Hob. I:98
   5-8. 交響曲 第94番 ト長調 Hob. I:94「驚愕」
   9-12. 交響曲 第90番 ハ長調 Hob. I:90
  ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868)
   13. 歌劇《絹のきざはし》序曲
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
バーゼル室内管弦楽団 (古楽器使用)
ステファノ・バルネスキ(コンサートマスター)
アンドレア・ブッカレッラ(チェンバロ)...4
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)
NYCX 10495
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 録音: 2021年10月11-15日 ドン・ボスコ、バーゼル、スイス
 収録時間: 84分
 ※国内仕様盤解説日本語訳...白沢達生

 【驚きの登場!当シリーズ初の『ロンドン交響曲』と、ロッシーニ!】

 「交響曲の父」ことハイドンの生誕300周年となる2032年までに、現存する彼の交響曲全107曲を全て、最新の知見をふまえた古楽器演奏で演奏・録音する「ハイドン2032」シリーズ。
 2014年からALPHAレーベルで進行中の録音プロジェクトも今や中盤ですが、初期と中期の知られざる充実作群の面白さを重点的に紹介してきた過去15作の後に登場する今回のリリースは「驚き」の副題通り、後期の最も有名な大編成作品群(通称『ロンドン交響曲』)を収録した1枚となりました。
 副題の出自である第94番「驚愕」(緩徐楽章が静かに始まって間もなく、不意に総奏のフォルティシモが鳴り響く有名作)はもちろん、他の2曲も終楽章終盤まで気が抜けない思いがけぬ展開が潜んでおり、18世紀の演奏様式をふまえダイナミックかつ濃密な解釈を聴かせるアントニーニがここまで披露してきた若きハイドンの機知が、これら後期作でも同様に脈々と生きていたことを深く実感できる名演を存分に愉しめます。
 今回はプロジェクトを共同で担ってきた2楽団の合同で(弦楽編成は8/8/5/5/3)コンサートマスターのバルネスキ他、ソリストとして活躍する古楽器奏者も多数参加。
 ブルージュの古楽コンクール優勝者のブッカレッラが、通奏低音ではなく第98番第4楽章のごく一部で聴かれるソロのみに参加するという贅沢さ。
 アルバム末尾にロッシーニ初期作の序曲があるのもまた驚きですが、音楽学者モーリッツ=バウアーの解説(独・英・仏語/国内仕様盤は日本語全訳付き)を踏まえてこの流れの古楽器演奏で聴くことによって、イタリア歌劇の巨匠がいかにハイドンに多くを負っていたかも実感できることでしょう。
 



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 LINN RECORDS



CKD748
\3100→\2890
エメリャニチェフ&SCOのシューベルト第2弾
フランツ・シューベルト:
 交響曲 第5番、第8番「未完成」、ロンド

  フランツ・シューベルト(1797-1828):
   1-4. 交響曲 第5番 変ロ長調 D 485
   5-6. 交響曲 第8番 ロ短調 「未完成」 D 759
   7. ロンド イ長調 D 438
スコットランド室内管弦楽団
ステファニー・ゴンリー
 (コンサートマスター/
  ソロ・ヴァイオリン...7)
マキシム・エメリャニチェフ(指揮)
NYCX 10497
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300

 録音: 2023年3月22-27日 カイヤード・ホール、ダンディー、UK
 収録時間: 69分
 ※国内仕様盤日本語解説...堀 朋平

 【エメリャニチェフ&SCOのシューベルト第2弾に「未完成」登場!】
 今年(2024年)創立50周年を迎えたスコットランド室内管弦楽団と、その首席指揮者マキシム・エメリャニチェフによるシューベルト。
 世界中 で高い評価を得た前作「グレート」に続き、「未完成」と第5番という2つの人気曲を収録したアルバムが登場します。
 大きな反響を呼んだ読 売日本交響楽団との共演による「グレート」(2024年9月5日)の記憶も新しいところ、印象的だったそのテンポと同様今回の2曲においても 快速をキープ。
 しかしながら表情にごつごつとしたところが無くたいへん滑らかで、ドラマ性を必要以上に強調することも避け、シューベルトなら ではの歌が自然と浮かび上がるたいへん美しい演奏に仕上がっています。
 最後に収められた「ロンド」は、交響曲第5番と同時期(1816年) に書かれた弦楽合奏とヴァイオリンのための作品で、SCOコンサートマスターのゴンリーが伸びやかな演奏を聴かせます。

 


旧譜
エメリャニチェフ&SCOのシューベルト第1弾



CKD619
\3100→\2890
やがてこの男の時代が来る
 エメリャニチェフ
シューベルト(1797-1828):
 交響曲第9(8)番 ハ長調 『グレート』 D.944
マキシム・エメリャニチェフ(指揮)
スコットランド室内管弦楽団(一部古楽器使用)
NYCX-10112
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2700+税
 
 【注目のエメリャニチェフとスコットランド室内管弦楽団 第1弾!】

 1988年ロシア生まれのエメリャニチェフ。フォルテピアノ奏者として「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集」(APARTE)でフランスのショック賞を受賞したほか、数々の賞に輝いたテオドール・クルレンツィス指揮の「モーツァルト:フィガロの結婚」「コシ・ファン・トゥッテ」(SONY)に通奏低音として参加し、話題となりました。
 指揮者としても12歳でデビュー。モダンとピリオド両方のスタイルを振り分け、ディドナートと共演した『戦争と平和の中で』(ERATO)ではグラモフォン・アワードのリサイタル部門を受賞しています。
 音楽監督を務めるピリオド・アンサンブル”イル・ポモ・ドーロ”のほか数々のオーケストラに客演。2019-20シーズンからは、スコットランド室内管弦楽団の首席指揮者就任が決まっています。
 
 そんなエメリャニチェフとスコットランド室内管弦楽団との初めての録音がLINN RECORDSから登場。曲はドイツ音楽に強い嗜好を示すエメリャニチェフらしく、シューベルトの『グレート』となりました。
 モダン楽器のオーケストラながら、ナチュラル・トランペットとナチュラル・ホルン、古典タイプのティンパニを使用。プレイバックは全団員で確認するなど、早くもエメリャニチェフらしい流儀で録音が進められ、テキパキとしたテンポと見通しの良いサウンドがたいへん心地よい演奏となっています。
 「この録音を聴く人々には、(古い時代を模した演奏ではなく)現代的で今の時代らしいと感じてほしい」とエメリャニチェフ自身が語るように、新しい世代の確固たる意志が伝わる一枚です。

 録音:2019年2月11-13日、カイヤード・ホール、ダンディー、UK
 解説:ブライアン・ニューボールド

 【国内盤】
  日本語解説:鈴木淳史 

 



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RICERCAR



RIC469
\3100→\2890
フォーレ「レクイエム」初演時の姿
 ナミュール室内合唱団
  フォーレ:レクイエム(1888年初演版)

 ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
  1. ジャン・ラシーヌの讃歌 Op. 11 (1865) -
   合唱、弦楽五重奏(弦楽合奏)とオルガンのための
  2. 祈り (1890) - 女声合唱とハープのための
  3. マドリガル (1883) -
   合唱、弦楽四重奏(弦楽合奏)とオルガンのための
  4-8. ヴィレルヴィルの漁師たちのミサ (1881) -
   女声合唱、ハルモニウムとヴァイオリン独奏のための
    4. キリエ (アンドレ・メサジェ〔1853-1929〕作曲)/
    5. グロリア/6. サンクトゥス/
    7. ああ、救いのいけにえ (メサジェ作曲)/
    8. アニュス・デイ
  9. アヴェ・ヴェルム・コルプス Op. 65-1 (1984) -
   女声合唱とオルガンのための
  10. 恵深き慈母マリア Op. 47-2 (1888) -
   男声合唱と弦楽四重奏(弦楽合奏)のための
  11. タントゥム・エルゴ Op. 65-2 (1894) -
   女声合唱とオルガンのための
  12-16. レクイエム Op. 48 (1888)初演版 -
   合唱、弦楽合奏、オルガン、ハープと
    ティンパニのための 世界初録音
     12. 入祭唱とキリエ/13. サンクトゥス/
     14. ピエ・イエズ/15. アニュス・デイ/
     16. イン・パラディズム
ナミュール室内合唱団
カロリーヌ・ウェイナンツ
 (ソプラノ独唱...14)
ミレニアム・オーケストラ
シューイン・コン
 (ヴァイオリン独奏...4-8、13、16)
ティボー・レナールツ(指揮)
NYCX 10496
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3520

 録音:2024年7月14-15日 イエズス会哲学研究所、ヘーフェルレー(ベルギー中部) 2024年7月16-17日 ナミュール・コンサートホール
 収録時間: 56分
 ※国内仕様盤(歌詞対訳付)
  日本語解説...中西充弥/ラテン語歌詞日本語訳...宮越俊光/フランス語歌詞日本語訳...山下賢司

 【ナミュール室内合唱団の美演で甦る、フォーレ「レクイエム」初演時の姿】
 今年(2024年)歿後100年を迎えるフォーレ。その代表作の1つである「レクイエム」が1888年1月16日、パリのマドレーヌ寺院で初演され た時の編成での録音が登場。
 この作品は初演後すぐにトランペットとホルンを加えて改訂されたため、通常演奏される1888年版はその編 成となっていますが、今回の録音はヴァイオリンを除く弦楽合奏とヴァイオリン独奏、ハープ、ティンパニ、オルガンによるものです(声楽は混 声)。また曲には、後に加えられた「奉献唱」と「リベラ・メ」は含まれていません。
 ホルンの鳴らない「サンクトゥス」などは、むしろ新鮮に聴こえる ことでしょう。
 
 フォーレがニデルメイエール音楽学校の卒業作品として作曲し1等賞を獲得した「ジャン・ラシーヌの讃歌」は、翌年に作成された 弦楽五重奏を含む版(ここでは弦楽合奏)で収録しています。
 そのほか、当時まだ学生であったメサジェと共作した「ヴィレルヴィルの漁師たち のミサ」などラテン語とフランス語によるフォーレの合唱作品を、作曲当時の楽器と演奏様式に沿った解釈で注目を集めてきたミレニアム・オー ケストラの器楽勢とナミュール室内合唱団による、作品に深く寄り添う美しい演奏で収録。
 それぞれの作品の珍しさを越えて、その素晴らしさ を堪能することの出来るアルバムです。
 




BMOP SOUND


BMOP 1099
(SACD HYBRID)
\2600
ヴィジェイ・アイヤー(b.1971):管弦楽作品集
 (1)アサンダー(2017)
 (2)トラブル(乱れ) (2017)~
  ヴァイオリンと室内管弦楽のための
 (3)クライシス・モード(2018)~
  打楽器と弦楽のための
ギル・ローズ(指揮)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト
(2)ジェニファー・コー(Vn)

 ジャズ・ピアニストとしても超一流ヴィジェイ・アイヤー作品集!

 録音:(1)2021年9月9日ウォーセスター、メカニクス・ホール、(2)2018年12月4日ボストン、フレイザー・スタジオ、(3)2021年6月16日ウォーセスター、メカニクス・ホール [72:21]

 ヴィジェイ・アイヤーはインド系タミール人の移民としてニューヨークで生まれた中堅作曲家。
 現代音楽の作曲家のみならず、ジャズ・ピアニストとしても著名でECMレーベル等から多数のアルバムを発表している。
 このアルバムは彼の最近の管弦楽曲を収録。「アサンダー」は管弦楽の効果が最大限に生かされたダイナミックな音楽で、ややジョン・アダムズを思わせるミニマル風の音楽。
 全6楽章からなるヴァイオリン協奏曲「トラブル」はフィリップ・グラス風の楽章ありジャズ風の楽章あり、ベルク風、無調のゲンダイ・オンガク風の楽章あり、と楽章ごとに様々なスタイルが折衷され、文字通り、聴き手の心をひっかきまわす「乱れ」の音楽。アメリカ・グラミー賞受賞ヴァイオリニスト、ジェニファー・コーが好演。
 
 


BMOP 1100
(SACD HYBRID)
\2600
ジョン・オールデン・カーペンター(1876-1951):
 バレエのための音楽全集

  (1)ジャズ・パントマイム「クレージー・カット」
   (1921.rev.1940)
  (2)バレエ・パントマイム「王女の誕生日」(1917.rev.1940)
  (3)現代アメリカ生活のバレエ
   「スカイ・スクレイパーズ」(1926)
ギル・ローズ(指揮)
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト

 ガーシュイン、コープランドの先駆者、ジョン・オールデン・カーペンターのバレエ音楽作品集!

 録音:(1)(3)2019年10月1日、(2)2021年11月9日、何れもマサチューセッツ、メルローズ・メモリアル・ホール [71:40]

 ジョン・オールデン・カーペンターはイリノイ州の裕福な実業家の家に生まれ、ハーバード大学で作曲を学んだ後、イギリスでエドワード・エルガーにもレッスンを受けたこともある。
 バレエのための作品の他、交響曲もいくつか作曲しており、彼の交響曲第2番はブルーノ・ワルターがニューヨーク・フィルを指揮して初演した。

 このアルバムには彼のバレエのための全ての作品が収められており、彼の音楽を知る上で最適な一枚。
 彼の音楽は近代フランスの印象主義(特にラヴェル)やジャズ、ラテン音楽の影響が色濃く感じられる。
 「王女の誕生日」は舞台がスペインということもあり、ファリャやラヴェルのスペイン風の音楽のスタイルが意図的に模倣されている。
 「スカイ・スクレイパーズ」ではアイヴズ風の複調やストラヴィンスキー風のリズムが折衷された野心作。
 ガーシュウィン、コープランドが表舞台に現れる以前のアメリカ作曲界を知る上で興味深いディスクである。
 



 

BRIDGE


BCD 9588
\2500
アンナ・ウィーズナー(b.1965)作品集
 (1)「マイ・マザー・イン・ラヴ」~
  ソプラノとアンサンブルのための
 (2)「ラヴ・ストーリー・イン・シックス・パート」~
  オーボエと弦楽四重奏のための
 (3)「オーランド・アンダーグラウンドの8つの失われた歌曲」~
  クラリネットと弦楽四重奏のための
(1)トニー・アーノルド(Sop)
 ライアン・マックアダムズ(指揮)
 シグナス・アンサンブル
(2)ジェームズ・オースティン・スミス(Ob)
 ダイダロス四重奏団(S.Q)
(3)ロミー・ド・ギーズ・ラングロワ(Cl)
 ラーク四重奏団(S.Q)

 録音:(1)2018年10月11日ドリュー大学、(2)2023年3月4日ドリュー大学、(3)2019年4月5日スニー・パーチェス・リサイタル・ホール [62:55]

 ウィーズナーは5才の時に鈴木メソードでヴァイオリンを始めた事が音楽との最初の出会いで、その後作曲に関心を持ち、アメリカ国内で多くの賞を受賞、現在はペンシルヴェニア大学で教鞭を執りつつ多くの作品を発表している。
 彼女の作風は調性に基づいた新ロマン主義的なもの。確かな作曲技術とともにアメリカ東海岸流のしっかりとした構成を持っている。
 
 

BCD 9595
\2500
「ビッグ・スカイ」~
 フルート、ヴィオラとハープのための近現代作品集

  セア・マスグレイヴ(b.1928):日の出
  ダニエル・ドーフ(b.1956):ビッグ・スカイ
  アーノルド・バックス(1883-1953):悲歌的三重奏曲
  ジェシカ・マイヤー(b.1974):私の心は渦巻く海
  デイヴィッド・ブルース(b.1970):夜の眼
  アンジェリカ・ネグロン(b.1981):メヨコのための絵
ハット・トリック:
 【エイプリル・クレイトン(Fl)
  デイヴィッド・ワラス(Va)
  クリスティ・シェイド(Hrp)】

 録音:2023年11月11-14日センデ・ザール、ブレーメン、ドイツ [58:55]

 ドビュッシーがフルート、ヴィオラとハープのためのソナタを作曲して以来、この編成は室内楽における確固としたフォーマットとなって、この編成のために書く作曲家が増えた。
 このアルバムはドビュッシー以降の様々な近現代音楽の作曲家がこの編成のために書いた曲を集めている。
 ハープが印象派的な性格、色彩を持っているせいか、近代フランス音楽を思わせる作品が多いが、近代イギリスのアーノルド・バックスの「悲歌的三重奏曲(エレジアック・トリオ)」はケルト的な憂愁に溢れた佳曲。
 一方、1974年生まれのジェシカ・マイヤーの「私の心は渦巻く海」ではフルートの尺八を思わせる、むら息やハープがボディを叩くなど特殊奏法を含んだ聴きごたえのある現代音楽。
 
 

BCD 9601
\2500
スティーヴン・マッキー(b.1956):
 「メモワール(記憶)」

  語り手、弦楽四重奏と打楽器のための
ナタリー・クリスタ・レイクス(語り)
スティーヴン・マッキー(語り)
ドーヴァー四重奏団(S.Q)
アークス・デュオ(打楽器デュオ)

 録音:2023年1月20-22日カーティス音楽院グールド・リハーサル・ホール [76:27]

 スティーヴン・マッキーはクラシック、現代音楽のみならず、自らエレクトリック・ギターも弾き、ロック、ジャズなど様々な音楽から影響を受けて作曲するアメリカの作曲家。
 アメリカ・グラミー賞も受賞している。アルバムに収められた、この作品は弦楽四重奏と打楽器アンサンブル(デュオ)を背景に二人の語り手のために書かれた3幕からなる朗読劇。
 朗読のテキストはスティーヴン・マッキー自身のものでいわば彼の自伝的な物語が語られる。
 ストラヴィンスキーの「兵士の物語」の編成にインスパイアされて作曲されたというだけあって、様々なスタイルが折衷されたユニークな作品。
 




<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ALTO



ALC3146
(10CD)
\12000→\10990

ストコフスキが「エヴェレスト・レーベル」、「ヴァンガード・レーベル」に残した名演
10枚組ボックス
 レオポルド・ストコフスキ・
  コンプリート・エヴェレスト・アンド・ヴァンガード・マスターズ
 ・ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
   ヒューストン交響楽団/1959年
 ・ワーグナー:ワルキューレ(抜粋)
   ヒューストン交響楽団/1960年
 ・ワーグナー:《パルジファル》の交響的合成
 ・ワーグナー:《パルジファル》より聖金曜日の音楽
   ヒューストン交響楽団/1959年
 ・チャイコフスキー:フランチェスカ・ダ・リミニ
 ・チャイコフスキー:幻想序曲《ハムレット》
   ニューヨーク・スタジアム交響楽団/1959年
 ・R.シュトラウス:《サロメ》より7つのヴェールの踊り
 ・R.シュトラウス:ドン・ファン
 ・R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
   ニューヨーク・スタジアム交響楽団/1959年
 ・プロコフィエフ:《チェネレントラ》組曲
   ニューヨーク・スタジアム交響楽団/1959年
 ・プロコフィエフ:みにくいアヒルの子 Op.18
   レジーナ・レズニック(ソプラノ)、ニューヨーク・スタジアム交響楽団
   録音:1961年
 ・プロコフィエフ:ピーターと狼 Op.67
  ボブ・キーシャン(ナレーター)、ニューヨーク・スタジアム交響楽団/1959年
 ・バルトーク:管弦楽のための協奏曲
   ヒューストン交響楽団/1961年
 ・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 Op.47
   ニューヨーク・スタジアム交響楽団/1958年
 ・スクリャービン:法悦の詩 Op.54
   ヒューストン交響楽団/1959年
 ・フィクレト・アミロフ:交響的ムガム
   ヒューストン交響楽団/1959年
 ・ショパン(ストコフスキ編):マズルカ イ短調 Op.17-4
 ・ショパン(ストコフスキ編):前奏曲 ニ短調 Op.28-24
 ・ショパン(ストコフスキ編):ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
   ヒューストン交響楽団/1960年
 ・ドビュッシー(ストコフスキ編):《子供の領分》組曲
   ニューヨーク・スタジアム交響楽団/録音:1961年
 ・ヴィラ=ロボス:Uirapuru
 ・ヴィラ=ロボス:《ブラジル風バッハ第1番》よりモディーニャ
   ニューヨーク・スタジアム交響楽団/1958年
 ・トーマス・カニング:
  Fantasy on a Hymn Tune by Justin Morgan for Double String Quartet and String Orchestra
   ヒューストン交響楽団
 ・エルネスト・ブロッホ:アメリカ-アン・エピック・ラプソディ
   シンフォニー・オヴ・ジ・エア/1960年4月
 ・ヴァージル・トムソン:The Plow that Broke the Plains
   シンフォニー・オヴ・ジ・エア/録音:1960年12月
 ・トムソン:《ザ・リバー》より組曲
   シンフォニー・オヴ・ジ・エア/録音:1960年12月
 ・スクリャービン(ストコフスキ編):練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1
   アメリカ交響楽団/1970年
 ・チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 Op.36
   アメリカ交響楽団/1970年
 ・ストラヴィンスキー:兵士の物語
   マドレーヌ・ミヨー(ナレーター)、ジャン=ピエール・オーモン(兵士)、
   マルシアル・サンゲール(悪魔)、他/1967年
 ・J.S.バッハ:《クリスマス・オラトリオ》よりシンフォニア
 ・J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
 ・J.S.バッハ:羊の群れは楽しんで草を食む
 ・ヴィヴァルディ:合奏協奏曲 ニ短調 Op.3-11
 ・コレッリ:合奏協奏曲 ト短調 Op.6-8《クリスマス協奏曲》
   彼の管弦楽団/録音:1967年
 ・モーツァルト:セレナード第10番 変ロ長調 K.361 《グラン・パルティータ》
   アメリカ交響楽団の管楽器奏者たち/録音:1966年8月
 他、ボーナス・トラック

 ストコフスキの名演奏をたっぷり10枚組で!

 ロンドンで生まれ主にアメリカで20世紀前半から中頃まで活躍した指揮者レオポルド・ストコフスキ。
 そのスタイルは指揮棒を持たずフリーハンドで指揮を行い、豊かで贅沢なサウンドを引き出すのに長けていました。
 アメリカの名門オーケストラを指揮し、クラシックから映画音楽、そして当時の現代音楽まで幅広く音楽界に貢献したストコフスキが「エヴェレスト・レーベル」、「ヴァンガード・レーベル」に残した名演を収録しました。

 ※録音:1958年-1970年
 ※録音方式:ステレオ、ハイファイ

 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 
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ALC3147
(10CD)
\12000→\10990

ロシアの巨匠たちによる
 チャイコフスキー:交響曲全集(8曲)&15の主要管弦楽曲集
  ロジェストヴェンスキー、ムラヴィンスキー、コンドラシン
   リヒテル、ギレリス、オイストラフ、ロストロポーヴィチ

 ・交響曲第2番《小ロシア》
 ・交響曲第3番
   ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、ソヴィエト国立文化省交響楽団
   録音:1988/9年
 ・交響曲第4番
 ・交響曲第5番
 ・交響曲第6番
   エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
   録音:1960年-1961年
 ・スラブ行進曲 Op.31
   アンタル・ドラティ(指揮)、ミネアポリス交響楽団/録音:1958年
 ・交響曲第1番《冬の日の幻想》
  コンスタンティン・イワノフ(指揮)、モスクワ放送交響楽団/録音:1964年
 ・交響曲《ジーズニ》(セミヨン・ボガティレフによる補筆完成版)
   セルゲイ・スクリプカ(指揮)、ロシア国立映画管弦楽団/録音:1987年
 ・マンフレッド交響曲 Op.58
   ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、ソヴィエト国立文化省交響楽団
   録音:1989年
 ・ピアノ協奏曲 変ロ短調 Op.23
   スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
   ウィーン交響楽団/録音:1962年
 ・カプリッチョ風小品
   ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、キリル・コンドラシン(指揮)、
   モスクワ・ユース交響楽団/録音:1950年
 ・ピアノ協奏曲第2番 ト長調 Op.44
   エミール・ギレリス(ピアノ)、キリル・コンドラシン(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団
   録音:1962年
 ・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.47
   ダヴィッド・オイストラフ(ヴィオリン)、ユージン・オーマンディ(指揮)、
   フィラデルフィア管弦楽団/録音:1959年
 ・フランチェスカ・ダ・リミニ
   パヴェル・コーガン(指揮)、モスクワ国立交響楽団/録音:1990年
 ・ロココ風の主題による変奏曲 Op.33
   ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、
   レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団/1961年
 ・《白鳥の湖》組曲 Op.20a
 ・《くるみ割り人形》組曲 Op.71a
 ・歌劇《チェレヴィチキ》よりポロネーズ
 ・《眠れる森の美女》よりポロネーズ
   エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、ソヴィエト国立交響楽団/1990年
 ・組曲第3番 ト調 Op.55
   ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)、ロシア国立管弦楽団/録音:2004年
 ・幻想序曲《ロメオとジュリエット》
 ・イタリア奇想曲
 ・《エフゲニー・オネーギン》よりポロネーズ
   パヴェル・コーガン(指揮)、モスクワ国立交響楽団/録音:1990年
 ・弦楽セレナーデ ハ長調 Op.48
   ウラジーミル・フェドセーエフ(指揮)、モスクワ放送交響楽団/録音:1992年
 ・《エフゲニー・オネーギン》よりワルツ
 ・《眠れる森の美女》組曲 Op.66a
   ユージン・オーマンディ(指揮)、フィラデルフィア管弦楽団/録音:1959年
 ・序曲《1812年》
   アンタル・ドラティ(指揮)、ミネアポリス交響楽団、ミネソタ大学ブラス・バンド
   録音:1958年

 チャイコフスキーの未完の交響曲《ジーズニ》と、マンフレッド交響曲を含めた交響曲集と協奏曲を含む15の主要な管弦楽曲を集めた10枚組BOXが登場。
 アーティストもロジェストヴェンスキー、ムラヴィンスキー、コンドラシンといった指揮者、ソリストもリヒテル、ギレリス、オイストラフ、ロストロポーヴィチと非常に豪華。ロシアの巨匠たちの名演をたっぷりと収録しています。

 ※録音:1950年-2004年
 ※録音方式:ADD、DDD
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 




BRIDGE



BCD 9607
\2500
「ストイフェサント弦楽四重奏団、アメリカ国会図書館でのライヴ」
 (1)エルネー・ドホナーニ(1877-1960):
    弦楽四重奏曲第2番変ニ長調Op.15(1907)
 (2)プロコフィエフ:
    弦楽四重奏曲第1番ロ短調Op.50(1930)
 (3)ドヴォルザーク:
    弦楽四重奏曲第12番ヘ長調「アメリカ」Op.96(1893)
ストイフェサント弦楽四重奏団:
 【シルヴァン・シュルマン(Vn)、
  バーナード・ロビンス(Vn)
  ラルフ・ハーシュ(Va)、
  アラン・シュルマン(Vc)】

 アメリカの名アンサンブル、ストイフェサント四重奏団の1946年アメリカ国会図書館ライヴ!

 録音:1946年12月30日 ワシントンD.Cアメリカ国会図書館クーリッジ・オーディトリアム(モノラル)[77:38]

 ストイフェサント弦楽四重奏団は1938年にヴァイオリニストのシルヴァン・シュルマンとチェリストのアラン・シュルマンによって結成された、20世紀半ばのアメリカで最も優れた室内楽アンサンブルのひとつと言われているクァルテット。
 1939年にコロンビア・レコードで録音を開始し、ジャン=フランチェスコ・マリピエロの作品(1950年)やドビュッシーとラヴェル(1951年から1953年の間)の作品を録音している。
 またジャズ・クラリネットの巨匠ベニー・グッドマンとモーツァルトのクラリネット五重奏曲で共演したこともある。
 このアルバムは1946年にワシントンD.Cで行われたライヴ録音。
 ハンガリーのドホナーニ、ソ連のプロコフィエフそしてチェコのドヴォルザークと東欧、ロシア、中欧の作曲家の作品で組まれたプログラム。
 設立者のヴァイオリニスト、シルヴァン・シュルマンとチェロのアラン・シルヴァンの兄弟はロシア移民の二世で、そうした出自もあるのか、ロシア、東欧系の音楽には他の追随を許さない、情熱的な演奏。
 モノラル録音ながら、聴き手をぐいぐいと引き込む。
 




VOX



VOXNX3047CD
\2600
名匠コミッショーナ
メンデルスゾーン:交響曲第4番、第5番 他(2024リマスター)

 フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1947):
  序曲「フィンガルの洞窟」 Op. 26, MWV P7(1832)
   交響曲第4番 イ長調「イタリア」 Op. 90 MWV N16(1833)
   交響曲第5番 ニ長調「宗教改革」Op. 107 NWV N15(1829-32)
ボルティモア交響楽団
セルジュ・コミッショーナ(指揮)

 録音:1974年6月26日、27日、11月7日 ボルティモア
 総収録時間:66分

 【ボルティモア響の名声を高めた名匠コミッショーナのメンデルスゾーン、定評の名盤が新リマスターで登場。】
 1928年にルーマニアに生まれたセルジュ・コミッショーナは、15年間にわたりボルティモア交響楽団の首席指揮者を務め、楽団の評価を飛躍的に高めました。
 端正な造形、入念に整えられたバランス、隙のない仕上がりで、ここに収められた「イタリア」と「宗教改革」は『アメリカン・レコード・ガイド』で同曲録音中のトップに推薦された名盤です。
 優秀録音で知られるマーク・オーボートとジョアンナ・ニックレンツのコンビ「エリート・レコーディングズ」が制作したアナログ音源を名エンジニアのマイク・クレメンツが24bit/192kHzでデジタル化する「AUDIOPHILE EDITION」でのリリースです。
 


<メジャー・レーベル>
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DG



4866398
\3200→\2990
ポリーニ最後の録音
 《マウリツィオ・ポリーニ/ダニエレ・ポリーニ~シューベルト》

 シューベルト:
  1-4) ピアノ・ソナタ第18番ト長調D894
   (第1楽章:Molto moderato e cantabile/第2楽章:Andante/
    第3楽章:Menuetto. Allegro moderato/第4楽章:Allegretto)、
  5-10) 楽興の時D780
   (第1番:ハ長調/第2番:変イ長調/第3番:ヘ短調/
    第4番:嬰ハ短調/第5番:ヘ短調/第6番:変イ長調)、
  11-14) 4手のための幻想曲ヘ短調D940
マウリツィオ・ポリーニ(1-4, 11-14)、
ダニエレ・ポリーニ(5-14)(ピアノ)

 息子と共演、最愛の作曲家に捧げた伝説のピアニスト最後のアルバム
 
 【録音】2022年6月10-12日(1-4)、5-7日(5-10)、7-9日(11-14)、ミュンヘン、ヘルクレスザール

 2024年3月23日、82歳で亡くなったイタリアの偉大なピアニスト、マウリツィオ・ポリーニ。
 このアルバムは2022年6月に彼が息子であるダニエレと共に録音したもので、ポリーニ最後の録音となりました。
 収録されているのはシューベルトの異なる側面を持つ3つのピアノ作品。ピアノ・ソナタ第18番、『楽興の時』、そして二人による初の連弾録音となった『4手のための幻想曲ヘ短調』です。
 この父と息子にとってシューベルトは特別な愛情を抱いた作曲家で、このアルバムは二人が心を込めて取り組んだプロジェクトでした。
 1828年、シューベルトが亡くなった年に作曲された哀愁に満ちた『幻想曲ヘ短調』を二人は初めて共に練習し、演奏しました。
 二世代の音楽家によって作られたアルバムは遺産であり、未来への希望の眼差しでもあります。
 録音はミュンヘンのヘルクレスザールで行われました。

 ●「父の死によってこのアルバムの構想や制作過程全体に対する私の見方はやはり変わりました。
  非常に特別な機会だと思っていたものが実際に二度と繰り返すことのできない唯一無二の出来事になりました。
  シューベルトに捧げたこのアルバムを作る機会を得られ、父の最後の録音を共にできたことを非常に幸せに思います」(ダニエレ・ポリーニ)。

 ●「シューベルトは間違いなく、父が最も愛した作曲家の一人でした。少年の頃、父のピアノ・ソナタ第21番や第18番の美しい演奏を聴いて、私はシューベルトの音楽の偉大さを理解しました」(ダニエレ・ポリーニ)

 ●16ページのブックレットには、マウリツィオ・ポリーニの長年の友人であるパオロ・ペタッツィによるエッセーが掲載されています。

 ●デジパック仕様
 
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4864443
(2CD+Blu-ray)
〔Cap box仕様〕
\5200→\4790
《ジョン・エリオット・ガーディナー
 モンテヴェルディ合唱団とイングリッシュ・バロック・ソロイスツ
  2022年12月、ロンドン
   ~J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ》

 J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオBWV248
 《CD 1》
  第1部~第3部 
 《CD 2》
  第4部~第6部
 《BD》
  全曲 (4K, Dolby Atmos)
アリソン・ポンスフォード=ヒル(ソプラノ)、
ヒラリー・クローニン(ソプラノ)、
ヒュー・カッティング(カウンターテナー)、
ニック・プリッチャード(テノール)、
ジョナサン・ハンリー(テノール)、
フレデリック・ロング(バス)、
クリストファー・ウェッブ(バス)、
ディングル・ヤンデル(バス)、
モンテヴェルディ合唱団、
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
 バロック音楽の第一人者が35年の時を経てバッハの壮大な傑作を再録音

 【録音】2022年12月、ロンドン、セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

 ジョン・エリオット・ガーディナーがJ.S.バッハによる壮大な『クリスマス・オラトリオ』を1987年にアルヒーフに最初に録音してから35年以上を経た2022年12月、ロンドンのセント・マーティン・イン・ザ・フィールズで2夜にわたり、モンテヴェルディ合唱団とイングリッシュ・バロック・ソロイスツとともにライヴ録音しました。
 『ザ・タイムズ』誌に「祝祭的な勝利」と称えられたこの演奏がCD2枚+ブルーレイで発売されます。
 『クリスマス・オラトリオ』はバッハが1734年に作曲したオラトリオで、それぞれ聖書の場面に基づいた全6部からなるカンタータ集です。

 「彼の芸術、想像力、様々な刺激に対する創造的な反応の領域が無限なのは明らかです。
 初めて聴かれてからほぼ300年が経過しましたが、バッハの作品はそのエネルギーとインスピレーションにおいて今なお抗いがたい魅力を湛えています」(サー・ジョン・エリオット・ガーディナー)

 
 
  




<国内盤> 


299MUSIC



NIKU 9064
\3080
バロック・ヴァイオリニスト丸山 韶らによる
 ヴィヴァディとアルビノーニ
フィオリトゥーラ/〈ラ・ムジカ・コッラーナ〉
 丸山 韶(ヴァイオリン) 島根朋史(チェロ)
  アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
   《調和の霊感》作品 3(1711) より
    (1)-(3)ヴァイオリン協奏曲第 9 番 ニ長調
    (4)-(6)ヴァイオリン協奏曲第 6 番 イ短調
     《ラ・ストラヴァガンツァ》作品 4(1716) より
    (7)-(9)ヴァイオリン協奏曲第 4 番 イ短調
丸山 韶(ヴァイオリン・ソロ(1)-(3)(7)-(9)/I(4)-(6))
佐々木梨花
 (ヴァイオリン I(1)-(3)(7)-(9)/II(1)-(3)(7)-(9))
廣海史帆/勝森菜々
 (ヴァイオリン II(1)-(3)(7)-(9)/III(1)-(3)(7)-(9))
山本佳輝(ヴィオラ)
島根朋史(チェロ)
諸岡典経(ヴィオローネ)
石川友香理(チェンバロ(6)(9)/オルガン(1)-(4)(7))
西山まりえ
 (ハープ(2)(4)(6)(7)/
  チェンバロ(1)(3)/オルガン(9))
  アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
   (10)-(12)チェロ協奏曲 ニ短調 RV405 (c.1720)
   (13)-(15)チェロ協奏曲 ト短調 RV417 (c.1720)
島根朋史(チェロ・ソロ)、丸山 韶(ヴァイオリン 1)、
廣海史帆(ヴァイオリン 2)、佐々木梨花(ヴィオラ)、
懸田貴嗣(チェロ)、諸岡典経(ヴィオローネ)
石川友香理
 (チェンバロ(12)(15)/オルガン(10)(11)(13))
西山まりえ(ハープ)
  トマゾ・アルビノーニ(1671-1751):
   《6つのシンフォニアと6つの五声の協奏曲》
    作品 2(1700) より
     (16)-(19)5 声のソナタ
      (シンフォニア)第 1 番 ト長調op.2-1
     (20)-(23)5 声のソナタ
      (シンフォニア)第 2 番 ハ長調op.2-3
丸山 韶(ヴァイオリン 1)、
廣海史帆(ヴァイオリン 2)、
山本佳輝(アルト・ヴィオラ)、
佐々木梨花(テノール・ヴィオラ)、
島根朋史(チェロ)、諸岡典経(ヴィオローネ)、
石川友香理(オルガン)、西山まりえ(ハープ)

 新世代バロック・ヴァイオリニスト丸山 韶らによるヴィヴァディとアルビノーニ!。丸山 韶(ヴァイオリン) 島根朋史(チェロ) フィオリトゥーラ~<ラ・ムジカ・コッラーナ>

 古楽オーケストラ<ラ・ムジカ・コッラーナ La Musica Collana>
 録音:2024年4月3-5日 五反田文化センター
 DXD 24bit/352.8kHz RECORDING Total playing time [63'48"]

 新世代バロック・ヴァイオリニスト丸山韶が率いる古楽オーケストラ《ラ・ムジカ・コッラーナ(LMC)》待望のアルバムは、得意とするイタリアン・バロックの中でも多く演奏してきたヴィヴァルディとアルビノーニの楽曲より、これまでにまで培ってきた調和と精彩が発揮される作品集。
 結成10周年を迎える今、彼らの音楽への情熱はさらに開花し続けていく。

 古楽オーケストラ<ラ・ムジカ・コッラーナ La Musica Collana>
 2014年、ヴァイオリニスト丸山 韶の呼びかけによって、国内外で活躍する古楽奏者たちが集い結成。
 団体の名である「Collana」はイタリア語で首飾りを意味し、バロック音楽の煌びやかな装飾、そしてメンバーの志が一つとなるように、という想いが込められている。
 2014年以来、毎年の定期演奏会シリーズとして「Baroque Concerto Festival」を開催し、イタリア作品を中心とするバロックの協奏曲作品を演奏してきた。これまでにヴィヴァルディ、アルビノーニ、コレッリ、ガルッピ、スカルラッティ、E.F.ダッラーバコ、デュランテ、マルチェッロ、ルクレール、J.S.バッハなどの作品を演奏している。
 2017年には、NHK Eテレ「ららら♪クラシック」に出演し、A.ヴィヴァルディの協奏曲「冬」「田舎風」などが全国放送された。本シリーズは東京での公演に加え、盛岡・大阪・福岡・長崎などでの地方公演も開催し、いずれ好評を博している。
 2019年からは、古典派の時代における協奏曲を演奏する新たな定期演奏会シリーズ「オリジナル楽器による古典協奏曲の祭典 - Classical Concerto Series」を開始。
 ディレクター丸山韶、サブ・ディレクター島根朋史のソロに加え、フォルテピアノの川口成彦氏やオーボエの三宮正満氏をソリストに迎え、ハイドン、モーツァルトの協奏曲、バッハの息子たちC.P.E.バッハ、J.C.F.バッハ、J.C.バッハの作品、そして演奏機会の少ないシュターミッツ、トリックリール、フィッシャーなどの作品も取り上げている。
 近年はマスタークラスや講習会を開催し、時代を担う若い世代へ古楽器演奏のレッスン、HIP = Historically informed performance(歴史的情報に基づく演奏)の知識や奏法のシェアにも積極的に取り組んでいる。

 
 



<LP>

 

ALPHA CLASSICS(LP+CD)


ALPHA689
(2LP+CD)
\5700
HAYDN 2032 Vol.11 ~
 ハイドン:交響曲 第2番、第24番、第82番、第87番

  フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
   1-4. 交響曲 第82番 ハ長調「熊」Hob. I:82
   5-8. 交響曲 第87番 イ長調 Hob. I:87
   9-12. 交響曲 第24番 二長調 Hob. I:24
   13-15. 交響曲 第2番 ハ長調 Hob. I:2
バーゼル室内管弦楽団(古楽器使用)
ステファノ・バルネスキ
 (コンサートマスター)
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)

 録音: 2019年5月18-22日...1-12 2020年8月13日...13-15 ラントガストホフ、リーエン(スイス北部バーゼル近郊)
 総収録時間: 80分

 ・1000セット限定/・180g重量盤/・DMMカッティング/・33 1/3rpm/
 ・CD及び24bit/192khzハイレゾ・ダウンロードカード同梱/・36ページブックレット

 【ハイドン全曲録音第11集のアナログが、CDとハイレゾ・ダウンロード付限定盤で登場!】
 作曲家の生誕300周年にあたる2032年に向けて、ハイドンの交響曲全てを録音してゆくアントニーニのプロジェクトの11作目にハイスペッ ク・アナログ盤が登場。
 中期の作品が中心となっていたこれまでの選曲から一歩進んで、作曲家50過ぎの重要作2作が軸となるプログラム を高音質でお楽しみいただけます。
 
 テーマは「パリの人々のお気に入り」。
 オーケストラ演奏会が新たな娯楽として注目され始めていた当時のパリでは、ドイツ語圏で書かれた交響曲が人気を集めていましたが、その活況に大きく貢献した作曲家の一人がハイドンでした。
 彼の交響曲第82~87番の6曲は、かのフラン スの首都で開催されていた演奏会の一つコンセール・ド・ラ・ロージュ・オランピークのために作曲されたため『パリ交響曲集』と呼ばれており、今回は「熊」の綽名で知られる大編成向け第82番と、やや小ぶりの編成が緻密に活かされた第87番の2曲がこのセットから選ばれています。
 他の2曲はいずれも初期作品で、それらの作曲に至る「前史」となった重要作。
 その経緯を含め、指揮者アントニーニと音楽学者モーリッツ =バウアーによって現場経験と最新研究をふまえ書かれた解説文(独・英・仏語)は興味深い内容となっています。
 
 バーゼル室内管弦楽団 は今回、コンサートマスターや管楽器のトップ奏者に平素イル・ジャルディーノ・アルモニコで活躍するプレイヤーたちも編入、ピリオド楽器を使 う意義が十全に伝わってくるメリハリの効いた解釈はここでも絶好調。
 初期のエステルハージ宮廷楽団のサイズまで員数を絞った第2番のクリ スピーさから、トランペットとティンパニが存分に存在感を発揮する「熊」の豪奢な響きまで、変幻自在の創意が秘められているハイドン世界の 魅力を存分にお楽しみください。

 
 
















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