≪第125号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3 2024/9/24~
9/27(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
NAIVE
|
|
Walking The Dog |
アンドレアス・マーデル(サックス)、
ヨーゼフ・モーグ(ピアノ) |
・ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
(ソプラノ、アルト、テナーサックスとピアノのための/長生淳編曲)
・リリ・ブーランジェ(1893-1918):
ヴァイオリンとピアノのための2 つの小品〔No.
1. Nocturne/ No. 2. Cortege〕
・プロコフィエフ:ロメオとジュリエット
op.64より
(リディア・バイチ&マティアス・フレッルベルガーによるヴァイオリンとピアノ版に基づく)
〔序曲、少女ジュリエット、騎士たちの踊り、バルコニーの情景、
五組の踊り、マキューシオ、ロメオはマキューシオの死の報復を誓う〕
・ドビュッシー:サックスとピアノのためのラプソディ
CD104(1901-1911)
(アンドレアス・マーデルによる新版)
・ミヨー:スカラミューシュ op.165c
(アルト・サックスとオーケストラまたはピアノのための組曲)
・ラヴェル:ハバネラ形式によるヴォカリーズ・エチュード
(ジャック・ラロック編によるフルート版からのサックス編曲)
・ジャン・フランセ(1912-1997):異国風の5つの舞曲
・ガーシュウィン:ウォーキング・ザ・ドッグ |
驚異的な美しさの高音、歌うサックス きらめくピアノ、ふたりの名手による変幻自在のアルバム
サックス/soprano selmer (serie iii); alto
selmer (serie ii); tenor selmer (serie iii)
録音:2023年12月4-6日、ルクセンブルク
オーストリアのアンドレアス・メーダー(サクソフォーン)とドイツのヨーゼフ・モーグ(ピアノ)という、現代クラシック・シーンの屈指のヴィルトゥオーゾ奏者による魅惑の共演。
《ラプソディ・イン・ブルー》は長生淳編曲版を演奏、ディスク冒頭からサックスの思いがけないほどの美しさとピアノのきらめきのある響きに驚かされます。
《ロメオとジュリエット》の「バルコニーの情景」でのサックスの高音の美しさは別格。
ヨゼフ・モーグのピアノが変幻自在にメーダーのサックスと飛翔しています。
アルバムタイトルの『ウォーキング・ザ・ドッグ』は文化のるつぼ的作品で、20世紀初頭の国際的な音楽シーンの豊かさを示す驚くべき証人のよう。
ほかにもマンボ、 メレンゲ、ハバネラ、サンバのような多様なスタイルが盛り込まれており、どれも本格芸の演奏です。
また、サックスの生みの親、アドルフ・サックスが本格的に活動
したフランスの作曲家たちによる作品も収録、充実のプログラムです。
リリー・ブーランジェはオリジナルはヴァイオリン曲。
演奏会でソプラノ・サックスで演奏したことがありますがここではアルト・サックスで演奏。これが素晴らしくマッチしています。
アンドレアス・メーダーは、モーグのピアノをリサイタルで聴いて人目ぼれし、後の重要な演奏会でのピアニストを依頼してのち、共演を重ねています。
モーグも メーダーのサックスの素晴らしさはかねてより知っており、二人でタッグを組めば最強のふたりになると思っていたそう。
アンドレアス・メーダーの官能的なサックスと、ヨゼフ・モーグの黄金のピアノの共演。見逃せません!
アンドレアス・メーダー(サックス) 2022年、権威あるナウムブルク・コンクールおよびヴェルナー・ピルヒナー国際コンクールで優勝。
アムステルダム音楽院でライブ・エレクトロニクスの修士課程を終了。
パリでクロード・ドラングルに師事。ピエール=ロラン・エマール(ピアノ)とも共演し、薫陶を受ける。
ヨーゼフ・モーグ(ピアノ) グラモフォン賞、ICMA
などを受賞した人気と実力を兼ね備えたピアニスト。
オーケストラ奏者の両親のもとに生まれる。2009年、スタインウェイ・アーティストに選ばれる。
|
.
WERGO
|
|
ザビーネ・リープナー(ピアノ)
ジョン・ケージ(1912-1992):冬の音楽(1957)
1. Fraction 1 ・・13:34
2. Fraction 2 ・・16:29
3. Fraction 3 ・・16:50
4. Fraction 4 ・・20:10
※一人のピアニストによる世界初全曲録音 |
ザビーネ・リープナー(ピアノ) |
一人で「冬の音楽」を弾ききった初の録音、20世紀音楽のスペシャリストによる決定的演奏!
録音:2024年3月5-7日/ミュンヘン、バイエルン放送第2スタジオ/67:03
これまでにジョン・ケージの別作品やアール・ブラウン、シュトックハウゼン、シェルシ、カーゲルなどをリリースしているWERGOの名ピアニスト、サビーネ・リー
プナーがケージの《冬の音楽》に挑戦。
《冬の音楽》は1~20人のピアニストが20の独立したページを任意の順序あるいは同時に演奏し、自由に全体を構成して
いくというもの。
音の内側と外側の両方から結晶のような明瞭さと永続的な変化があらわれる作品で、聴衆には新しい耳による新しい聴き方が求められます。
一人のピアニストによる全曲録音はこれが世界初。
|
|
|
私のなかの太陽 ~エルナズ・セイエディ(1982-):作品集
1. あらたな海へ Nach neuen Meeren (2018)
~
クラリネットとアコーディオンのための
2. 可能性の予感 Sense of a possibility
(2017) ~
ハープとチェロのための
3. 純然たる雪 absolute snow (2021) ~
クラリネット、ホルンとチェロのための
4. 内側のかけら fragments inside (2020)~
フルート、クラリネット、ホルン、ピアノ、ヴィオラ、
コントラバスと4 つのハリー・パーチ製Canon
のための
5. 私のなかの太陽 a sun of one's own (2018/19;
rev. 2022)~
バスクラリネット、ファゴット、ホルン、ヴァイオリン、
ヴィオラ、チェロとコントラバスのための
【ボーナス映像】※ブックレット内のQRコードから視聴可能
1. はるか遠くからの超近距離監視
a very close look from far away (2016/17)
2. PS ~痕跡の後に 風景と音楽による痕跡の探求
PS - nach Spuren:eine szenisch-musikalische
Spurensuche (2020) |
1. ツェルナー・ローシュ・デュオ
2. アリス・ベリュグ(ハープ)、
ダヴィド・エッゲルト(チェロ)
3. トリオ・アヴァンチュール
4. アンサンブル・ムジークファブリーク
5. コマス・アンサンブル |
多層的かつ繊細、知覚の限界に挑戦するサウンド
録音:2023年/69:56
イランの作曲家エルナズ・セイエディによる作品集。
聴き手に多層的で繊細なサウンドを発見させ、しばしば知覚の限界に挑戦します。
ニーチェの詩に基づく 《Nach neuen Meeren》、ムンクの『太陽』からインスピレーションを得た《a
sun of one's own》、自作楽器で有名なハリー・パーチの楽器まで動員した
《fragments inside》などを収録。
ブックレット掲載のQRコードから視聴できるボーナス映像(2曲)も合計60分越えのボリューム。
|
AVANTI CLASSIC
|
|
ロビー・ラカトシュ(ヴァイオリン)
ワールド・タンゴ・オデッセイ
1. カルロス・ガルデル(1890-1935): Volver
帰郷 (アルゼンチン)
2. ヘラルド・マトス・ロドリゲス(1897–1948):
ラ・クンパルシータ (ウルグアイ)
3. イサーク・ドゥナエフスキー(1900–1955):
Sierdce 心 (ロシア)
4. アストル・ピアソラ(1921–1992):
チキリン・デ・バチン(バチンの少年) (アルゼンチン)
5. ヤコブ・ゲーゼ(1879-1963): ジェラシー
(デンマーク )
6. デスピナ・オリンピウ(1975-): Vale Mousiki
音楽を流して (ギリシャ)
7. オスカー・ストロック: Czornyje Glaza
黒い瞳 (ロシア)
8. ピアソラ: オブリビオン(忘却) (アルゼンチン)
9. ウント・モノネン(1930–1968):
サトゥマー(夢の国) (フィンランド)
10. 作者不詳: トルコのタンゴ (トルコ)
11. ディルク・ファン・エスブルク(1946–2007)
&
フアン・マソンド(1944-):
Rookgordijnen 煙幕 (ベルギー / フランドル)
12. アレキサンダー・オルシャネツキー(1892–1946):
Mayn Shtetele Belz ふるさとベルツ (ユダヤ伝承曲)
13. イェジー・ペテルスブルスキ(1895–1979):
これが最後の日曜日 (ポーランド) |
ロビー・ラカトシュ(ヴァイオリン)
ギャング・タンゴ
グジェゴシュ・ラレク(ヴァイオリン、マンドリン)
ピョートル・コピエツ (バンドネオン)
マルツィン・オラク (ギター)
ミロスワフ・フェルドゲベル (ピアノ)
セバスティアン・ヴィプィフ(ダブルベース、指揮、音楽監督)
ニュー・ヴァイブス弦楽四重奏団 |
録音: 2020年1月18-20日 ポーランド放送スタジオ、ワルシャワ
収録時間: 77分
【ラカトシュが奏でる世界のタンゴ!】
ヴィルトゥオーゾ・ロマ・ヴァイオリン、ロビー・ラカトシュと、ポーランドのタンゴ・バンド「ギャング・タンゴ」が手を組み、世界中のタンゴを集めたアル
バム。
「ジェラシー」や「オブリビオン」「ラ・クンパルシータ」といった有名なものから「Vale
Mousiki」「Rookgordijnen」などの知られざる名曲
まで、弾けるような躍動感と目の覚めるような超絶技巧と共に楽しませてくれます。
【ロビー・ラカトシュ来日情報】 ロビー・ラカトシュ&アンサンブル
・2024年11月10日(日) 13:00 東京オペラシティ・コンサートホール
・2024年11月10日(日) 17:30 東京オペラシティ・コンサートホール
・2024年11月12日(火) 19:00 神奈川県立音楽堂
|
.
BR-KLASSIK
|
900229
(2CD)
\4400 →\3990
|
初出!バーンスタインとBRSO
1987年の雄大な「グレート」がオリジナル・テープからCD化
シューベルト:交響曲第8番とリハーサル
【CD1】
1-4. フランツ・シューベルト(1797-1828):
交響曲第8番 ハ長調「グレート」 D 944
【CD2】コンダクターズ・イン・リハーサル
1. コンダクターズ・イン・リハーサル -
フリードリヒ・シュロッフェルによる紹介
2-20. レナード・バーンスタインによる
シューベルトの「グレート」のリハーサル風景
語り:フリードリヒ・シュロッフェル
レナード・バーンスタイン、
ヨハネス・リツコフスキー(ホルン奏者)
編集・原稿:ベルンハルト・ノイホフ
リアリゼーション:カールハインツ・シュタインケラー |
レナード・バーンスタイン(指揮)
バイエルン放送交響楽団 |
録音:1987年6月13-14日(ライヴ) Kongresssaal
des Deutschen Museums ミュンヘン、ドイツ博物館
コングレスザール
収録時間:CD1(演奏)50分、CD2(リハーサル)62分
初出!バーンスタインとBRSO、1987年の雄大な「グレート」がオリジナル・テープからCD化。
バーンスタインは1976年にアムネスティ・インターナショナルのためのコンサートでバイエルン放送交響楽団を指揮、ここで楽団と意気投合し、1980年代に入ると定期的に指揮するようになりました。
1981年に録音された《トリスタンとイゾルデ》(フィリップス/現デッカ。レコード・アカデミー賞受賞)のようにバーンスタインらしさを優秀な楽団が全力でサポートする演奏が展開されていたことが想像されますが、レーベルの契約の関係で世に出たものは多くありません。
ここに登場するのは1987年のシューベルト:ザ・グレートのライヴ。同年に録音されて高い評価を得たコンセルトヘボウ盤(DG)のものと解釈の基本は同一で、各楽章の演奏時間もほぼ同じ。
バーンスタインの解釈がそのままに反映された雄大で雄弁、細部までリズムと歌がゆきわたった緻密な演奏が50分間にわたって展開されています。
CD2はリハーサル(ドイツ語)が62分にわたっておさめられています。
シューベルトにジャズの要素を見出したり、バーンスタインの解釈を言葉と音でたどれる興味深いものとなっています。
尚、リハーサルの文字起こしはありません。
|
|
|
musica viva #45 ニコラウス・ブラス
ニコラウス・ブラス(1949-)
1-4. In der Farbe von Erde 大地の色で(2021)
-
ヴィオラ、44の弦楽器と2つのドラムのために
5-9. Der Goldene Steig 黄金の道(2016)
-
ソプラノとオーケストラのための物語
10-17. Der Garten 庭園 -
4人の男声オブリガードとオーケストラのために |
タベア・ツィマーマン(ヴィオラ)...1-4
ヴィムバイ・カジボニ(指揮)...1-4
サラ・マリア・サン(ソプラノ)...5-9
ペーター・ルンデル(指揮)...5-9
ノイエ・ヴォーカリステン・
シュトゥットガルト...10-17
ペーテル・エトヴェシュ(指揮)...10-17
バイエルン放送交響楽団 |
録音:ミュンヘン、ヘルクレスザール 全てライヴ 2023年2月17日...1-4 2016年12月16日...5-9 2012年6月16日...10-17
総収録時間:71分
ミュンヘンとベルリンで医学と作曲を学び、ハノーファーではヘルムート・ラッヘンマンに師事。
長年医師として活動しながら、様々なオーケストラや音楽祭からの委嘱作品を数多く作曲しているニコラウス・ブラス。
このアルバムには、音楽を「流れる時間、秩序と混乱、人間の存在の側面を反映するもの」と捉える彼の3つの作品のライヴ演奏が収録されています。
スイスの詩人フィリップ・ジャコテ(1925-2021)の短い詩からインスパイアされた「大地の色で」、ソプラノ独唱を伴う「黄金の道」、4人の男声のヴォカリーズを伴う「庭園」。
これらの作品はすべて、バイエルン放送のムジカ・ヴィヴァの委嘱によるものです。
|
CAPRICCIO
|
|
ニコライ・カプースチン:ピアノ協奏曲第2番&第6番
他
ニコライ・カプースチン(1937-2020):
1. 変奏曲 Op. 3 ー ピアノ・ソロとビッグバンドのために(1961)
2. トッカータ Op. 8 ー ピアノ・ソロとビッグバンドのために(1964)
3-5. ピアノ協奏曲 第2番 Op.14 –
ピアノと管弦楽のために(1972)
3. I. Allegro molto/4. II. Andante/5.
III. Rondo-Toccata: Vivace
6. 夜想曲 Op. 16 – ピアノと管弦楽のために(1972)
7-8. コンサート・ラプソディ Op. 25 –
ピアノと管弦楽のために(1976)
7. I. Introduction/8. II. Humoresque
9-11. ピアノ協奏曲 第6番 Op. 74 - ピアノとビッグバンドのために(1993)
9. I. Allegro/10. II. Larghetto/11.
III. Allegro giocoso
2、9-11...世界初録音 |
フランク・デュプレー(ピアノ)
ヤコブ・クルップ(ベース)
マインハルト・OBI・イェンネ(ドラムセット)
南西ドイツ放送ビッグバンド
南西ドイツ放送交響楽団
ドミニク・ベイキルヒ(指揮) |
録音:2023年7月12-14日、2024年2月14-16日 シュトゥットガルト,
SWR Funkstudio
総収録時間:57分
「ジャズを演奏し始めたとき、それが自分に合っていると理解しました。二つの音楽を融合させなければならな
いと分かったのです。」(ニコライ・カプースチン)
カプースチンの音楽は、このアルバムに収録されている作品も含め、まるでオスカー・ピーターソンの即興演奏
のように聞こえますが、その楽譜には即興に聞こえる部分まですべて克明に記されています。
1961年にモス クワ音楽院を卒業した後、カプースチンは11年間にわたりオレーク・ルントストレムのジャズ・オーケストラで演
奏し、この経験が作曲を始める弾みとなり、最初のピアノ協奏曲Op.2や変奏曲、ジャズのコードで始まる
トッカータ(このアルバムが世界初録音)といった作品が生まれました。
1970年代には夜想曲やコンサート・ラ プソディを作曲し、時代とともにそのスタイルを進化させました。
その後、1980年に作品番号はようやくOp. 30に到達、この年はまた、モスクワで彼のピアノ協奏曲第2番が初演された年でもありました。
以降も彼は ビッグバンド・ジャズの音楽を作品に反映し、音楽の素材やオーケストラとの関係にも柔軟に対応し続けまし
た。
とりわけ、1993年のピアノ協奏曲第6番は、ハーモニーがより複雑化し、ファンクの要素が取り入れられ
ましたが、ソリストへの要求は依然として高く、演奏は更に困難を極めています。
|
|
|
ハリエット・クライフ(チェロ)
ドヴォルザーク、エルガー:チェロ協奏曲
1-3. アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):チェロ協奏曲
ロ短調 Op. 104
1. I. Allegro/2. II. Adagio ma non troppo/
3. III. Finale. Allegro moderato
4-7. エドワード・エルガー(1857-1934):チェロ協奏曲
ホ短調 Op. 85
4. I. Adagio - Moderato/
5. II. Lento - Allegro molto/6. III.
Adagio/
7. IV. Allegro - Moderato - Allegro ma
non troppo |
ハリエット・クライフ(チェロ)
トーンキュンストラー管弦楽団
マルティン・ジークハルト(指揮) |
録音:2024年5月6-11日 Grafenegg、Auditorium(オーストリア)
総収録時間:71分
優雅さと確かな表現力で観客を魅了する注目のチェリスト、ハリエット・クライフ。
彼女は過去6年間に Capriccioレーベルから6枚のディスクをリリースしており、いずれも高く評価されている他、最近はヴァイオリニ
スト、バイバ・スクリデとの共演でも見事な演奏を披露しています。
このアルバムでは、彼女が長い間録音を 望んでいたというドヴォルザークとエルガーの協奏曲を披露。
一層磨きのかかった表現で、美しい旋律を歌い
上げています。
|
.
CHANDOS
|
|
フランチェスカ・デゴ(ヴァイオリン)
フェルッチョ・ブゾーニ:ヴァイオリン・ソナタ集、4つのバガテル
フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):
1-3. ヴァイオリン・ソナタ第1番 ホ短調Op.
29 K 234(1890)
4-13. ヴァイオリン・ソナタ
第2番 ホ短調 Op. 36a K 244(1898/1900改訂)
14-17. バガテル集 Op.28 K 229(1888)
14. I. Aus der Zopfzeit. Quasi Menuetto
15. II. Kleiner Mohrentanz. Rascher
Tanz-
Rhythmus. In drolliger Weise
16. III. Wiener Tanzweise. Walzer-Tempo
–
Breit und steigernd –A tempo
17. Kosakenritt
(Nach einem russischen Volksliede).
Sehr rasch |
フランチェスカ・デゴ(ヴァイオリン)
フランチェスカ・レオナルディ(ピアノ) |
録音:2023年9月26-28日 Potton Hall, Dunwich,
Suffolk(UK)
総収録時間:65分
【ブゾーニの没後100年記念アルバム。フランチェスカ・デゴのヴァイオリン・ソナタ集】
イタリアのヴァイオリニスト、フランチェスカ・デゴ。
前作のブラームス/ブゾーニ:ヴァイオリン協奏曲(CHSA5333)に続き、ヴァイオリンとピアノのための2つのソナタと4つのバガテルを録音しました。
どちらのヴァイオリン・ソナタもホ短調で書かれており、作品からはドイツ・ロマン派の影響が強く感じられます。
第1番のソナタはブラームスのヴァイオリン・ソナタ第3番からインスパイアされたロマンティックな作品ですが、10年後に完成された第2番は内容が更に深まり、複雑な対位法が駆使されています。
第3楽章にはJ.S.バッハのコラール「Wie wohl
ist mir 幸いなるかな、おお魂の友」を主題とした長大な変奏曲が置かれています。
2つのソナタよりも以前に書かれた4つのバガテルは、作曲家エゴン・ペトリのために書かれた作品で、ブゾーニはエゴン・ペトリの母親に恋をしていたとされており、それもあってか、ブゾーニの作品には珍しく軽快な音楽で、「生きる喜び」が感じられます。
フランチェスカ・デゴは日本でも既にNHK交響楽団をはじめ様々なオーケストラと共演し、多くのファンを獲得、また室内楽でも活躍しており、ピアニスト、フランチェスカ・レオナルディとは定期的にリサイタルで共演を行っています。
|
CYPRES RECORDS
|
|
パリのキキ
1. グイド & マウリツィオ・デ・アンゲリス:
コワ ※ジェーン・バーキン
2-4. クロード・ドビュッシー(1862-1918):
ビリティスの3つの歌
2. パンの笛/3. 髪/4. ナイアードの墓
5. レイナルド・アーン(1874-1947): クロリスに
6. バルバラ(1930-1997): 貴方 ※バルバラ
7. ディディエ・ゴレ(1957-): Tueuses 殺す女たち
※ジュリエット
8. フランシス・プーランク(1899-1963):
私の屍は手袋のように柔らかい ~偽りの婚約
FP 101
9. シャルル・デュモン(1929-): 私の神様
※エディト・ピアフ
10. マチルド・ゲルネール(ホシ)(1996-) &
マリーネ・ディ・サンテ:
Et meme apres je t'aimerai あなたを愛した後でも
※ホシ
11. ジャン=リュック・ファフシャン(1960-):
ぼくはくたばりたくない(詩...ボリス・ヴィアン)
12. リリ・ブーランジェ(1893-1918): 反映
13. プーランク: ヴァイオリン ~偽りの婚約
FP 101
14. エティエンヌ・ダオ(1956-)他:
Je suis conne バカ女 ※ブリジット・フォンテーヌ
15. カルロ・グインダーニ:
La-haut sur la butte あの丘の上 ※モンパルナスのキキ
16. ジェフ・バルネル: 歌いつづけて ※ダリダ
17. ミシェル・ベルジェ: レジスト ※フランス・ギャル
※...オリジナルの歌手 |
アルバーヌ・カレール(メゾ・ソプラノ)
エルザ・デ・ラセルダ(ヴァイオリン)
マガリ・リシェット(ギター)
ジャン=リュック・ファフシャン(編曲) |
録音: 2024年5月4-6日 アルソニック、モンス、ベルギー
収録時間: 56分
【「モンパルナスのキキ」に捧ぐ、時代を超えたフランス歌曲集】
モンパルナスのキキ(本名アリス・プラン〔1901-1953〕)は恋人であったマン・レイによる「アングルのヴァイオリン」(当ジャケット)や「ヴェールをかぶったキキ」で知られる女性。
他にも藤田嗣治、キスリング、ユトリロ、モディリアーニらのモデルを務めたほか、コクトーやデスノスなどと交流、歌手としてナイトクラブのステージに立ち、女優としても活動し、さらに自身も画家としてデビューしていたという才女でした。
しかしながら後半生は波乱に満ち、不遇の晩年を送ったことでも知られます。
このCDは、ウィーン生まれで現在はフランスを中心に活躍するメゾ・ソプラノ、アルバーヌ・カレールとベルギーの作曲家ジャン=リュック・ファフシャンらによる、キキへのトリビュート・アルバム。
19世紀末から20世紀初頭にかけての歌曲のほか、ピアフなどのシャンソン、ホシなど近年のポップ・ソング、トランペット奏者で詩人でもあったボリス・ヴィアンの詩にファフシャンが曲を付けたオリジナルまで、幅広いフランスの歌を収録。後半にはドラムやベースによるビートや多重録音も導入し、昔日のミューズへの思いを歌い上げています。
|
OCORA
|
C561174
\3100
※ワールド・ミュージックです
|
エチオピア アリ族のポリフォニー
1. Alla Killa 1/2. Shngi Ashta 1/3. Ishka/4.
Babi Weyssa/
5. Gogi Weyssa/6. Weya/7. Oyssi Shungul/8.
Alla Geyscha/
9. Gogi Weyssa (Shungi)/10. Weyssa/11.
Anipuq/12. Woni Lekha/
13. Yesso/14. Shambuko Shungul/15. Lalare/16.
Shungi Weya/
17. Shungi Gayl/18. Shungi Dinkti/19.
Shngi Ashta 2/20. Alla Killa 2 |
録音: 2000-2002年 エチオピア
収録時間: 73分
約80あるとされるエチオピアの少数民族の1つ、アリ族の多声的音楽を現地録音したアルバム。
手拍子によるリズムを伴奏として複数のフ
レーズを同時に繰り返す構成を中心に、不安定なパターンの笛などの楽器も入る、素朴でいて陶酔的な音楽を聴くことが出来ます。
2002年に発売されたC560174の再発売。
|
ONDINE
|
|
アメリカン・オーパス
1-3. ジョージ・ウォーカー(1922-2018):
アドレス ・フォー・オーケストラ(1959)
1. Poco adagio – molto piu mosso/
2. Molto adagio/3. Dramatico
4. ジョージ・クラム(1929-2022):A Haunted
Landscape(1984)
5-8. シルベストレ・レブエルタス(1899-1940):
バレエ音楽『ラ・コロネラ』(1940)
5. Los privilegiados/6. Los desheredados/
7. La pesadilla de Don Ferruco/8.
El juicio final |
バスク国立管弦楽団
ロバート・トレヴィーノ(指揮) |
録音:2023年8月28日-9月1日 The Basque
National Orchestra's venue,Donostia-San Sebastian(スペイン)
総収録時間:67分
メキシコ系アメリカ人で近年はヨーロッパでの活動がめざましく、来日公演でも好評を博しているロバート・トレヴィーノが、「アメリカとは何か」という問いの答えにふさわしい作曲家を厳選した1枚。
「アドレス・フォー・オーケストラ」はウォーカーがトレヴィーノに「いつか録音してほしい」と語っていた作品で、民謡やゴスペルを採り入れた音楽からは、アメリカの未来に対する楽観的なヴィジョンが感じられます。
クラムの「A Haunted Landscape 亡霊の出る情景」はニューヨーク・フィルハーモニックのための作品。謎めいた音の世界が数多くの打楽器を交えて描かれています。
メキシコで生まれ、アメリカで多くの時間を過ごしたレブエルタスの「ラ・コロネラ」は作曲家が世を去る直前の作品で、メキシコの民俗音楽バンドマリアッチやメキシコ民謡、アメリカ民謡、ジャズから実験音楽、セリエル音楽など様々な種類の音楽が融合されています。
|
|
|
ジブオクレ・マルティナイティーテ:合唱作品集
ジブオクレ・マルティナイティーテ(1973-):合唱作品集
1. ALETHEIA 真実(2022)
2. Chant des Voyelles 母音での詠唱(2018)
3. Ululations ウルレーションズ(2023)
4. The Blue of Distance 遠くの青さ(2010) |
ラトヴィア放送合唱団
シグヴァルズ・クラーヴァ(指揮) |
録音:2023年11月24-30日 St. John's Church、リガ(ラトヴィア)
総収録時間:58分
ロシアに生まれ現在はニューヨークを拠点とするリトアニア人作曲家マルティナイティーテの無伴奏合唱作品を、世界最高レベルとの定評のあるラトヴィア放送合唱団が演奏しました。
アルバム冒頭の「ALETHEIA 真実」は、ロシア軍がウクライナ侵攻を開始したのと合わせて作曲を始めたという、沈痛な趣き、祈りの雰囲
気を感じさせる作品。
「ウルレーションズ」は、戦争に行った家族の男たちや愛する者を失った女性たちが声を
上げて悲しむ様を、森で夜通し鳴くフクロウの声を模して表現します。
どの作品にも歌詞らしい歌詞は無く、 緩やかに起伏しながら移ろいゆくヴォカリーズの綾は神秘的、幻想的、瞑想的といった言葉がぴったり。
解説書の写真によれば合唱団は23名ですが、超絶的なコントロールが生み出すハーモニーが揃う時の完璧さとずらす時の精緻さ、その繊細微妙な推移は合唱に関心のあるならばため息モノです。
|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ORFEO
|
C230163
(3CD)
\4100
|
ホルスト・シュタイン(指揮)/ウィーン国立歌劇場
ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》
ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901):
歌劇《ドン・カルロ》 全4幕
原作:フリードリヒ・フォン・シラー作の
戯曲『ドン・カルロス』
【CD1】1-13. 第1幕
【CD2】1-6. 第2幕/7-12. 第3幕
【CD3】1-4. 第3幕(続き)/5-7. 第4幕 |
フィリッポ2世...ニコライ・ギャウロフ(バス)
ドン・カルロ...フランコ・コレッリ(テノール)
ロドリーゴ...エベルハルト・ヴェヒター(バリトン)
エリザベート...グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
大審問官...マルッティ・タルヴェラ(バス)
エボリ公女...シャーリー・ヴァーレット(ソプラノ)
ティボー...エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)
レルマ伯爵...エヴァルト・アイヒベルガー(テノール)
修道士...トゥゴミール・フランク(バス)
天からの声...ジュディス・ブレゲン(ソプラノ)
ホルスト・シュタイン(指揮)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団 |
録音:1970年10月25日(ライヴ録音) ウィーン国立歌劇場(オーストリア)
総収録時間:169分
C649053DRの再発売
1970年10月25日にウィーンで上演された新演出による《ドン・カルロ》。
この上演は、1964年に芸術監督を辞任したカラヤンの復帰が期待されていましたが、カラヤンが指名したホルスト・シュタインが指揮を務めたため、大きな物議を醸しました。
そのためシュタインはウィーン国立歌劇場で高く評価されていたにもかかわらず、カーテンコールでブーイングを浴びてしまいます。
しかし、それは彼の引き締まった演奏とは無関係なものでした。対照的に、豪華なキャストであった歌手たちは大きな歓声を受けました。
グンドゥラ・ヤノヴィッツの清楚な中にも芯のあるエリザベッタ、全盛期のニコライ・ギャウロフの張りのある美声など聴きどころがもりだくさん。
また、若きエディタ・グルベローヴァの瑞々しい声も魅力です。
ブックレットには、この上演にまつわるスキャンダルや舞台セットのアーカイブ写真が掲載されています。
|
<メジャー・レーベル>
.
WARNER CLASSICS
|
2173241838
\3100→\2890 |
ルシエンヌ・ルノダン・ヴァリ(トランペット/ヴォーカル:6)
『ウィンター・ガーデンズ』
1. クライスラー:ウィーン風小行進曲
2. ファリャ:7つのスペイン民謡~
5. ナナ/6. カンシオン/
2. ムルシア地方のセギディーリャ
3. ロジャース:
『サウンド・オブ・ミュージック』~エーデルワイス
4. J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.214~
第39曲:神よ憐れみたまえ
5. J.S.バッハ:
管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV.1067~バディネリ
6. マット・デニス&トム・アデア:エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミー
7. ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ヘ短調
RV.297『冬』~ラルゴ
8. エフレイン・オッシャー:ラテン狂詩曲
(グアヒーラ/ボレロ/ショーロ)
9. ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 Op.72~第2番『ドゥムカ』
10. ヒュー・マーティン&ラルフ・ブレイン:
ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
11. チャーリー・チャップリン:
映画『サーカス』~スイング・リトル・ガール
12. ロッシーニ:歌劇『コリントの包囲』~「ああ、天よ!」
13. ドヴォルザーク:民謡風の歌曲 Op.73~『おやすみ、愛する人よ』 |
ルシエンヌ・ルノダン・ヴァリ(トランペット/ヴォーカル:6)
デボラ・ネムタヌ(ヴァイオリン:4)
パリ室内管弦楽団
サッシャ・ゲッツェル(指揮) |
録音:2024年2月19-21日、フランス、ブーローニュ=ビヤンクール、RIFFX
このアルバム『ウィンター・ガーデンズ(Winter
Gardens / Jardins d'hiver)』は、自宅で快適に聴けるような曲が選ばれています。スカンジナビアで「ヒュッゲ」と呼ばれるデンマーク発のライフ・スタイル(ほっこりした時間や居心地のいい空間などで過ごすこと)で、欧米ではすでにカルチャーとして定着しています。
このアルバムは、小さな窓を開けて小さな驚きを見つけることができるアドベント・カレンダーのようなものとなっています。さまざまなスタイルや時代の音楽、トランペット・サウンドの作品を、フリューゲルホルン、ピッコロ・トランペット、B♭&C管トランペットを使用して、暖かくシンプルで本格的な雰囲気を音楽で作っています。選曲されたバロックやロマン派、そしてミュージカルの名曲まで幅広いレパートリーを完璧なテクニックで巧みに演奏。特にB♭トランペットの高音の響きは伸びやかで、美しい音色であり、音の抑揚のつけ方、曲の歌い方など完璧。幅広い音楽性を持つ彼女ならではの、愛に溢れた演奏をお楽しみください。
WARNER
ルシエンヌの旧譜4タイトル |
WARNER 9029588832
\2700→\2490 |
ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ、デビュー!
ザ・ヴォイス・オブ・ザ・トランペット
1. ドリーブ:『カディスの娘』
2. リチャード・ロジャース:『サウンド・オブ・ミュージック』より「私のお気に入り」
3. ドニゼッティ:歌劇『ドン・パスクァーレ』より「哀れなエルネスト」
4. ジャン=バティスト・アルバン:ベッリーニの歌劇『ノルマ』の「清らかな女神よ」による変奏曲
5. ベッリーニ:『マリンコニーア』
6. オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』より「美しい夜、おお、恋の夜よ(ホフマンの舟歌)」
7. ヘンデル:『アン女王の誕生日のためのオード』より「神聖な光の永遠の源よ」
8. ハロルド・アーレン:『オズの魔法使』より「虹の彼方に」
9. ガーシュウィン:『私の彼氏』
10. ヴィヴァルディ:歌劇『ジュスティーノ』より「よろこびと共に会わん」
11. ガーシュウィン:『サマータイム』
12. ロッシーニ:『音楽の夜会』より「踊り」
13. ラフマニノフ:『ここは素晴らしい場所』
Op.21-7
14. チャイコフスキー:歌劇『エフゲニ・オネーギン』より「どこに、どこに、どこに行ってしまった」
15. フォーレ:『夢のあとに』,
16. リチャード・ロジャース:『ベイブス・イン・アームス』より「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」 |
ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ(トランペット)
ロランド・ヴィラゾン(テノール:3)
クリストフ・デュモー(カウンタテナー:7)
エリック・トラファズ(トランペット:6,11)
リール国立管弦楽団
ロベルト・リッツィ=ブリニョーリ(指揮) |
録音:2016年8~9月、フランス、リール、Le
Nouveau Siecle
|
WARNER 9029540710
\2700→\2490 |
ルシエンヌ
「フランスとアメリカ」をテーマにしたセカンド・アルバム
ガーシュウイン:『パリのアメリカ人』(メドレー)
ラヴェル:『亡き王女のためのパヴァーヌ』
ガーシュウイン:『ポーギーとベス』より「愛するポーギー」
シャルル・アズナヴール:『フォー・ミー、フォーミダブル』
ミヨー:『屋根の上の牛』
ムーンドッグ(ルイス・トーマス・ハーディン):『バーズ・ラメント』
シドニー・ベシェ:『僕の母だったら』
ロバート・ローリー:『まもなくかなたの』
バーンスタイン:『ウエスト・サイド・ストーリー』(セレクション)
クルト・ヴァイル:『あんたを愛していないわ』
ガーシュウィン:『みんな笑った』
ドヴォルザーク:『我が母の教えたまいし歌』
バーンスタイン:『キャンディード』より「きらびやかに華やかに」
ボビー・ヘブ:『サニー』
|
ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ(トランペット)
BBCコンサート・オーケストラ
ビル・エリオット(指揮) |
録音:2019年2月24-27日、ロンドン、エンジェル・レコーディング・スタジオ
|
|
WARNER 9029515563
\2700→\2490 |
フランスのジャズ&クラシック・トランペッター、ルシエンヌ
ピアソラ生誕100年を祝うサード・アルバム!
1. ピアソラ:チン・チン(乾杯)
2. ピアソラ:オブリビオン(忘却)
3. ヒナステラ:優雅な乙女の踊り Op.2-2
4. ピアソラ:ブエノス・アイレスのマリア
5. ガリアーノ:クロードのタンゴ
6. ピアソラ:チキリン・デ・バチン
7. J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番
BWV.1001~第4楽章:プレスト
8. N.ブーランジェ:永遠の光(ルクス・エテルナ)
9. ピアソラ:チャウ・パリ(さらば、パリ)
10. ピアソラ:アヴェ・マリア『タンティ・アンニ・プリマ』
11. パガニーニ:24のカプリース~主題と第1,2,3,4,5,7,9,10,11変奏
12. ピアソラ:孤独の歳月
13. ピアソラ:目を閉じて、聞いて
14. ガルデル:ボルベール(帰還)
|
ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ(トランペット)
リシャール・ガリアーノ(アコーディオン:5)
ティボー・ガルシア (ギター:6)
モンテカルロ・フィルハーモニー弦楽四重奏団(3,9)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団(1,2,4,5,8,10,12,13)
サッシャ・ゲッツェル(指揮) |
録音:2020年9月12,14-16日、モナコ、国立レニエ3世大公記念館
|
9029633426
\2700→\2490 |
ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ(トランペット)
トランペット協奏曲集
1. ヨハン・ネポムク・フンメル:トランペット協奏曲
変ホ長調 WoO 1
2. ヨハン・バプティスト・ゲオルク・ネルーダ:トランペット協奏曲
変ホ長調
3. フランツ・ヨーゼフ・ハイドン:トランペット協奏曲
変ホ長調 Hob. VIIe:1
4. アレクサンドル・アルチュニアン:トランペット協奏曲
変イ長調
5. ハリー・ジェイムス:トランペットのための協奏曲
ボーナス・トラック:
6. ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ:
ハイドンのポスト=スクリプト(即興演奏) |
ルシエンヌ・ルノダン=ヴァリ(トランペット)
ルツェルン交響楽団(1-4,6)
ミヒャエル・ザンデルリング(指揮:1-4,6)
フローリアン・アベッヘリ(ホルン:5)
フィリップ・フッター(トランペット:5)
ドミニク・ヴンダーリ(トランペット:5)
ジモーネ・マフィオレッティ(トロンボーン:5)
ハンス・ドゥス(チューバ :5) |
録音:2021年8月31日~9月4日、ルツェルン、オーケストラハウス
|
|
.
ERATO
|
5419799542
\3100→\2890 |
ブルーノ・デ・サ(ソプラニスタ)
モーツァルトと同時代のカストラートのためのアリア集
ルイジ・ケルビーニ[1760-1842]:
歌劇『エトルリアの王メゼンツィオ』(フィレンツェ、1782)より
1. 今は探さないでくれ・・・大いなる復讐がまた(ラウゾ/第1幕第4場)
モーツァルト[1756-1791]:
歌劇『ポントの王ミトリダーテ』 K.87(ミラノ、1770)より
2. あなたの下から遠く離れて、愛する人よ(シファーレ/第2幕第7場)
モーツァルト:
モテット『踊れ、喜べ、幸いなる魂よ(エクスルターテ・ユビラーテ)』
K.165(第2稿ザルツブルク版)
3. 歌え、喜べ
4. 幸先よく陽は輝き
5. 純潔の王冠であるあなた
6. アレルヤ
フランツ・イグナーツ・ベック[1734-1809]:歌劇『無人島』(1779)より
7. 序曲
ルイージ・カルーゾ[1754-1823]:歌劇『音楽狂』(ローマ、1781)より
8. 幾多の困難の中で(リンドーロ/第1幕第3場)
モーツァルト:『聖墓の音楽』(ザルツブルク、1767)より
9. この腕を眺めて、私に問いかけてください(天使)
フランツ・ザイデルマン[1748-1806]:歌劇『イタリアのトルコ人』(ドレスデン、1788)より
10. その眼差しを向けて下さい(セリム/第1幕第7場)
ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト[1752-1814]:
歌劇『アンドロメダ』(ベルリン、1788)より
11. あなた、聖なる樹よ
12. 神よ救いを与えたまえ、貴方の息子に(ペルセオ/第18場)
モーツァルト:
13. フーガ ト短調 K.154(ジーモン・ゼヒター補作完成版)
ニコロ・アントニオ・ジンガレッリ[1752-1837]:サルヴェ・レジーナ
14. 元后あわれみの母(ソステヌート)
15. 旅路からあなたに叫ぶ(アレグロ)
16. あなたへの吐息を(ソステヌート)
17. 我々をとりなす方よ(アレグロ)
18. おお優しくも,おお恵み深い方よ(ラルゲット)
ヨゼフ・ミスリヴェチェク[1737-1781]:オラトリオ『トビアス』(パドヴァ、1769)より
19. 序奏(アレグロ)
ドメニコ・チマローザ[1749-1801]:レクィエム
ト短調(1787)より
20. 我らの望みは
フェリーチェ・アレッサンドリ[1747-1798]:歌劇『インドのアレッサンドロ』より
21. 愛らしい2つの瞳にその力があるのなら(ポーロ/第1幕第9場)
|
ブルーノ・デ・サ(ソプラニスタ)
ファビオ・フォルジャリーニ(ホルン:2)
マルチン・シェレスト(オルガン:13)
NFM合唱団
ヴロツワフ・バロック・オーケストラ
ヤロスワフ・ティエル(指揮) |
録音:2023年8月25-28日、ポーランド、ヴロツワフ、National
Forum of Music (Narodowe Forum Muzyki)
世界初録音(1,8,10,12,14-18,21)
「驚くほど純度の高いソプラノの高音域の持ち主」「ソプラノを歌うために生まれてきた男」と話題沸騰のソプラニスタ、ブルーノ・デ・サのセカンド・アルバムは、モーツァルトと同時代の作曲家によるカストラートのための作品。
この衝撃的な歌唱を聴いて下さい!
ブルーノ・デ・サの2枚目のアルバム『Mille
Affetti(幾多の困難の中で)』は、ヤロスワフ・ティエル指揮ヴロツワフ・バロック・オーケストラとの共演。モーツァルト以外はほとんど知られない同時代の作品ばかりで、6曲は世界初録音となるものです。ブルーノ・デ・サの歌唱は単なる高音域の発声だけでなく、磨き上げられたテクニックと表現力、楽譜の裏まで読む深い洞察力など隅々まで神経の張り巡らされたもの。その声質も透明に澄んだもので、ナタリー・デセイの歌声のようなクリアさには衝撃を受けるはずです。
ソプラニスタ(男性ソプラノ)であるブルーノ・デ・サは、女性ソプラノやカウンターテナー(一般的にはメゾ・ソプラノに相当する音域を持つとされる)とは異なり、独特の色彩や質感を帯びた声を持っています。彼の哲学は「自分の声で歌うことのできる役柄を歌う」こと。ブラジル及びヨーロッパの舞台で演じてきたそうした役柄には、ヘンデル(『ジューリオ・チェーザレ』のセスト)、モーツァルト(『皇帝ティートの慈悲』のセスト、『魔笛』の侍女1、『フィガロの結婚』のバルバリーナ)、ワーグナー(『タンホイザー』の羊飼い)、そしてアメリカの現代作曲家ジェレク・ビショフ(2019年にバーゼルで初演された『Andersens
Erzahlungen(アンデルセン物語)』の人魚姫)などがあります。
ブルーノ・デ・サはごく幼い頃から歌い始め、学生時代にサンパウロで、クルト・ヴァイルの『Der
Jasager(イエスマン)』でプロ・デビュー。さらにブラジルでバッハからロッシーニ、スコット・ジョプリンまでの幅広い作曲家の作品に出演した後、2016年にドイツ・デビュー。そのレパートリーはプッチーニ、ブリテン、バーンスタイン、ジョン・アダムズ、19世紀のイタリア作曲家ジュゼッペ・バルドゥッチにまで及び、2019年にはポツダムとバイロイトにて、ジョヴァンニ・ボノンチーニの1702年の作品『ポリフェーモ』にも出演しています。
2019/20シーズン初頭に、ブルーノ・デ・サはバーゼル劇場の若手アーティスト・プログラムのメンバーに選出され、2020/21シーズンには、バイロイト・バロック・オペラ・フェスティヴァルにてポルポラの『Carlo
il calvo(禿頭王カルロ)』のベラルド役(フランコ・ファジョーリとユリア・レージネヴァとの共演。マックス・エマヌエル・ツェンチッチ演出、ジョルジュ・ペトルー指揮)を務めた後、フィリップ・ジャルスキーの指揮で2021年にモンペリエとザルツブルク(聖霊降臨際音楽祭)で上演されたスカルラッティの『カイン、あるいは最初の殺人』に出演。
また、彼はマリア・カラス・コンクール(サンパウロ)、マンハッタン国際音楽コンクール、コンコルソ・スピロス・アルギリス(イタリア、サルザーナ)など多くのコンクールでの受賞歴をもち、2020年には「OPER!」アワードの最優秀新人賞を受賞しています。
|
. |
5419795503
(31CD)
\20000→\18990 |
パーヴォ・ヤルヴィ/エラート録音全集
Disc1
シベリウス:
1. 夜の騎行と日の出 Op.55
2. ルオンノタール Op.70
3. レンミンカイネン組曲 Op.22
ソルヴェイグ・クリンゲルボルン(ソプラノ:2)
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:1-3.II.1996, Konserthus, Stockholm
Disc2
1. トゥービン:交響曲第11番(カリヨ・ライド補完完成版)
2. ペルト:死亡者の名簿
3. ペルト:交響曲第1番 Op.9『ポリフォニック』
4. トゥール:根っこを探す(シベリウスを讃えて)
5. トゥール:砂漠の島(弦楽オーケストラのための)
6. トゥール:時の空間
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:6-11.VI.1996, Konserthus, Stockholm
Disc3
ステンハンマル:
1. 交響曲第2番ト短調 Op.34
2. セレナード ヘ長調 Op.31~第2楽章『尊敬』(オリジナル版)
3. 『牧歌と墓碑銘』からの2つの歌 Op.4*
4. 交響序曲『エクセルシオール!』 Op.13
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ:3)
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:27.IX.-2.X.1996
Disc4
1. プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 Op.125
2. ミヤスコフスキー:チェロ協奏曲ハ短調 Op.66
3. プロコフィエフ:交響的協奏曲 ホ短調 Op.125~第3楽章(別ヴァージョン)
トルルス・モルク(チェロ)
バーミンガム市交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:1-3.II.1997, Symphony Hall, Birmingham
Disc5
シベリウス:クレルヴォ交響曲
ランディ・シュテーネ(メゾ・ソプラノ)
ペーテル・マッテイ(バリトン)
エストニア国立男声合唱団
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:14-19.III.1997, Konserthuset, Stockholm
Disc6
バーンスタイン:
1. プレリュード、フーガとリフ
2. ファクシミリ
3. 『ウェスト・サイド・ストーリー』~シンフォニック・ダンス
4. ディヴェルティメント
ザビーネ・マイヤー(クラリネット)
ウェイン・マーシャル(ピアノ)
バーミンガム市交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:8-10.VI.1997, Symphony Hall, Birmingham
Disc7
1. ブリテン:ピアノ協奏曲 Op.13
2. ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調
Op.35
3. エネスコ:伝説
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット:2,3)
バーミンガム市交響楽団(1,2)
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮:1,2)
録音:X.1997, Symphony Hall, Birmngham (1,2:
Live recordings)
Disc8
ペルト:
1. スンマ~弦楽オーケストラのための
2. 聖三祝文(トリサジオン)~弦楽オーケストラのための
3. 交響曲第3番
4. フラトレス~弦楽オーケストラと打楽器のための
5. シルアンの歌~弦楽オーケストラのための
6. フェスティーナ・レンテ~弦楽オーケストラとハープのための
7. ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌~弦楽オーケストラと鐘のための
エストニア国立交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:9-17.VI.2000, Estonia Concert Hall,
Tallinn
Disc9
シベリウス:
1. 歌劇『塔の乙女』全1幕
2. 劇音楽『ペレアスとメリザンド』組曲 Op.46
3. 悲しきワルツ
ソルヴェイグ・クリンゲルボルン(ソプラノ)
ラース=エリク・ヨンソン(テノール)
リリー・パーシキヴィ(メゾ・ソプラノ)
ガリー・マギー(バリトン)
エストニア国立男声合唱団
エレルヘイン少女合唱団
エストニア国立交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:23-26.III.2001, Estonia Concert Hall,
Tallinn
Disc10
シベリウス:
1. スネフリード Op.29
2. カンタータ『わが祖国』 Op.92
3. ヴァイノ賛歌 Op.110
4. サンデルス Op.28
5. カンタータ『大地の賛歌』 Op.95
6. レンミンカイネンの歌 Op.31-1
7. フィンランディア Op.26(男声合唱付き)
Sofia Joons(語り手:1)
エレルヘイン少女合唱団
エストニア国立男声合唱団
エストニア国立交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:2-8.IX.2002, 12.II.2003(7), Estonia
Concert Hall, Tallinn
Disc11
グリーグ:
1. 交響的舞曲 Op.64
2. 2つの悲しい旋律 Op.34~第1曲『傷ついた心』
3. ノルウェー舞曲集 Op.35
4. 2つの悲しい旋律 Op.34~第2曲『過ぎた春』
5. 組曲『ホルベアの時代より』(ホルベルク組曲)
Op.40
エストニア国立交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:6.IX.2002, 7.IX.2002, 18-19.VI.2003,
Estonia Concert Hall, Tallinn
Disc12
1. チャイコフスキー:『エフゲニ・オネーギン』~ポロネーズ
2. ハチャトゥリアン:『仮面舞踏会』~ワルツ
3. ショスタコーヴィチ:『黄金時代』~ポルカ
4. プロコフィエフ:『3つのオレンジへの恋』~マーチ
5. チャイコフスキー:『くるみ割り人形』~花のワルツ
6. ハチャトゥリアン:『ガイーヌ』~剣の舞
7. グラズノフ:『ライモンダ』~間奏曲
8. リャードフ:アマゾンの踊り
9. ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番~ワルツ第2番
10. プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』~騎士の踊りから
11. チャイコフスキー:『エフゲニ・オネーギン』~ワルツ
12. ショスタコーヴィチ:タヒチ・トロット
13. グリンカ:幻想的ワルツ
14. ボロディン:『イーゴリ公』~だったん人の踊り
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
マリインスキー歌劇場合唱団(14)
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:16-21.XII.2002 & 2-6.VI.2003, Auditorium
Olivier Messiaen, Radio France, Paris
Disc13
1. カタラーニ:歌劇『ワリー』~「遠くへ行かないで」
2. チャイコフスキー:歌劇『エフゲニ・オネーギン』~手紙の場面
3. ドビュッシー:歌劇『放蕩息子』~「来る年も来る年も虚し」
4. ビゼー:歌劇『カルメン』~「何を恐れることがありましょう」
5. ストラヴィンスキー:歌劇『放蕩息子の遍歴』~「トムから何の便りもない」
6. チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』~「私は創造神の卑しい下僕」
7. プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』~「ある晴れた日に」、
8. プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』~「私のお父さん」
9. ビゼー:歌劇『カルメン』~「恋は野の鳥」
10. R.シュトラウス:歌劇『カプリッチョ』~「明日のお昼11時に!」
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:16-21.XII.2002 & 2-5.VI.2003, Paris,
Auditorium Olivier Messiaen, Radio France
Disc14
ペルト:
1. チェロ協奏曲『賛と否』
2. 交響曲第1番 Op.9『ポリフォニック』
3. B-A-C-Hの主題によるコラージュ
4. 無窮動 Op.10
5. カンタータ『私たちの庭』 Op.3
6. 交響曲第2番
トルルス・モルク(チェロ:1)
エレルヘイン少女合唱団(5)
エストニア国立交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:
13-14.II.2003 , 20 & 21.VI.2003, 27-28.VIII.2003
, Methodist Church, Tallinn;
26-29.VIII.2003 , 27-28.VIII.2003 , Estonia
Concert Hall, Tallinn
Disc15
1. シューマン:チェロ協奏曲イ短調 Op.129
2. ブルッフ:コル・ニドライ Op.4
3. ブロッホ:シェロモ
トルルス・モルク(チェロ)
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:12-16.XII.2003, Studio 103, Maison
de Radio France, Paris
|
Disc16
グリーグ:劇音楽『ペール・ギュント』 Op.23(抜粋、20曲)
ペーテル・マッテイ(バリトン/ペール・ギュント)
カミラ・ティリング(ソプラノ/ソルヴェイグ)
シャルロッテ・ヘレカント(メゾ・ソプラノ/アニトラ)
エストニア国立男声合唱団
エレルヘイン少女合唱団
エストニア国立交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:1-7, 24.IX.2004, Estonia Concert Hall,
Tallinn
Disc17
トゥール:
1. 交響曲第4番『マグマ』(エヴェリン・グレニーに捧ぐ)
2. Inquietude du fini(有限の不安 - アルヴォ・ペルトに捧ぐ)
3. Igavik(永遠 - レナルト・メリに捧ぐ)
4. The Path and the Traces(アルヴォ・ペルトに捧ぐ)
エヴェリン・グレニー(パーカッション:1)
エストニア・フィルハーモニー室内合唱団(2)
エストニア・フィルハーモニー室内合唱団男声部(3)
エストニア国立男声合唱団(3)
エストニア国立交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:7-11.VI.2006, Estonia Concert Hall,
Tallinn
Disc18
ブラームス:
1. ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
フランクフルト放送交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:5-9.II.2007, Sendesaal, Hessischer
Rundfunk, Frankfurt
2. ハンガリー舞曲~第1,2,3,4,5,7,11,14,17番(4手版)
ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
フランク・ブラレイ(ピアノ)
録音:17.X.2007, Notre-Dame du Liban, Paris
Disc19
マーラー:
1. 葬礼
2. 交響曲第10番~アダージョ
3. 交響曲第1番『巨人』~花の章
マーラー/ブリテン編:
4. 野の花が私に語ること(マーラー:交響曲第3番~第2楽章による)
フランクフルト放送交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:X.2007, II.2008, Alte Oper Frankfurt;
hr-Sendesaal Frankfurt
Disc20
1. ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
2. ハーバート:チェロ協奏曲第2番ホ短調 Op.30
ゴーティエ・カプソン(チェロ)
フランクフルト放送交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:5-7, 10 & 13.V.2008, Sendesaal,
Hessischer Rundfunk, Frankfurt;
8-9.V.2008, Alte Oper, Frankfurt
Disc21
ブラームス:
1. ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
2. 8つの小品 Op.76
ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ)
フランクフルト放送交響楽団(1)
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮:1)
録音:6-9.IV.2009, Sendesaal, Hessischer
Rundfunk, Frankfurt
Disc22
マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』
ナタリー・デセイ(ソプラノ)
アリス・クート(メゾ・ソプラノ)
オルフェオン・ドノスティアラ合唱団
フランクフルト放送交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:6-8.V.2009, Alte Oper Frankfurt
Disc23
ブラームス:ドイツ・レクィエム Op.45
ナタリー・デセイ(ソプラノ)
リュドヴィク・テジエ(バリトン)
スウェーデン放送合唱団
フランクフルト放送交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:7-9.X.2009, Alte Oper Frankfurt
Disc24
ビゼー:
1. 交響曲ハ長調
2. 管弦楽のための小組曲 Op.22『子供の遊び』
3. 組曲『ローマ』(管弦楽組曲第3番)
パリ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:18-19.XI.2009(Live), 20-21.XI.2009(3),
Salle Pleyel, Paris
Disc25
フォーレ:
1. レクィエム Op.48
2. ラシーヌの雅歌 Op.11
3. チェロと管弦楽のためのエレジー ハ短調
Op.24
4. 管弦楽と混声合唱のためのパヴァーヌ Op.50
5. 混声合唱と管弦楽のための『バビロンの流れのほとりで』
フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー:1)
マティアス・ゲルネ(バリトン:1)
エリック・ピカール(チェロ:3)
マリー・ヴィルジニア・サヴァスターノ(ソプラノ:5)
レティティア・シングルトン(アルト:5)
マティアス・ヴィタル(テノール:5)
ウーゴ・ラベク(バス:5)
パリ管弦楽団合唱団(1,2,4,5)
パリ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:live, 8-13.II.2011, Salle Pleyel, Paris
Disc26
ラフマニノフ:
1. 交響曲第3番イ短調 Op.44
2. ジプシーの主題による奇想曲 Op.12
パリ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:live: 27-28.III.2013, Salle Pleyel,
Paris
Disc27
ラフマニノフ:
1. 交響的舞曲 Op.45
2. 幻想曲『岩』 Op.7
3. ヴォカリーズ Op.34-14(管弦楽版)
パリ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:live: 19-21.X.2011, Salle Pleyel, Paris
Disc28
ショスタコーヴィチ:
1. カンタータ(バラード)『ステパン・ラージンの処刑』
Op.119
2. カンタータ『我が祖国に太陽は輝く』 Op.90
3. オラトリオ『森の歌』 Op.81
コンスタンティン・アンドレーエフ(テノール:3)
アレクセイ・タノヴィツキ(バス:1,3)
ナルヴァ少年合唱団(2,3)
エストニア・コンサート合唱団
エストニア国立交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:live: 18-20.IV.2012, Estonia Concert
Hall, Tallinn
Disc29
デュティユー:
1. メタボール
2. ひとつの和音の上に
3. 交響曲第1番
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン:2)
パリ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:30.IV & 2.V.2013(1), 7.XI.2012(2)
and 20-23.III.2013(3), Salle Pleyel, Paris
Disc30
1. ラロ:スペイン交響曲 ニ短調 Op.21
2. サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
3. ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調
Op.26
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)
パリ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:26-27.V.2015(3), 1-2.IX.2015, Grande
Salle, Philharmonie de Paris
Disc31:特別収録
1. フランク:交響曲ニ短調 FWV48
2. デュカス:交響的スケルツォ『魔法使いの弟子』
3. ルーセル:交響曲第3番ト短調 Op.42
パリ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
録音:
Live: 27-28.IX.2023, Grande Salle, Philharmonie
de Paris(1);
Live: 13-14.X.2010(2), Live: 10-11.IX.2014(3),
Salle Pleyel, Paris
初出音源(1)
初CD化(2,3) |
|
1962年エストニアのタリン生まれのパーヴォ・ヤルヴィは、ダイナミックな解釈と革新的なプログラミングで知られています。
シンシナティ交響楽団、パリ管弦楽団、NHK交響楽団、ブレーメン・ドイツ・カンマーフィルハーモニー、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団など一流オーケストラで重要な役職を歴任しています。
パーヴォ・ヤルヴィのアプローチは技術的な正確さと表現の深さを兼ね備えており、音楽家と聴衆の両方から人気があります。彼の多数の録音は権威ある賞を受賞しており(シベリウスのカンタータでのグラミー賞を含む)、同世代の最も優れた指揮者のひとりとしての評判を確固たるものにしています。彼は常にシベリウス、グリーグ、アルヴォ・ペルトなどの北欧の作曲家の情熱的な擁護者であり、精力的に解釈し、彼らの刺激的で雰囲気のある音楽に命を吹き込んでいます。
ディスク31には、2023年9月にパリ管弦楽団とライヴ録音された『フランク:交響曲ニ短調』の初リリース、デュカスとルーセルの2曲は一部にて短期間デジタル配信されていましたが(現在は未配信)、このボックスのために特別に収録されています。
ライナーノーツは、グラモフォン誌の名誉編集者であり、長年パーヴォの録音とキャリアを追い続けてきたジェームズ・ジョリー氏が執筆しています(欧文のみ)。このボックスのレパートリーには、最も有名なジャン・シベリウス(4CD)、アルヴォ・ペルト(2CD以上)、エドヴァルド・グリーグ(2CD)などの北欧の作曲家、そしてより珍しいヴィルヘルム・ステンハンマル、エルッキ=スヴェン・トゥール、エドゥアルト・トゥービンの作品も収録。特に『グリーグ:ペール・ギュント』『フォーレ:レクィエム』『アルヴォ・ペルト:スンマ』『ラロ:スペイン交響曲(ルノー・カプソンと共演)』『ドヴォルザーク/チェロ協奏曲(ゴーティエ・カプソンと共演)』などは現在においてもベストセラーとなっています。
|
<国内盤>
.
MCLASSICS
|
MYCL00052
(SACD HYBRID)
\3740
|
メシアン:時の終わりのための四重奏曲
1. アデス(1971- ):
コート・スタディーズ(歌劇「テンペスト」より)
2-9.メシアン(1908-1992):時の終わりのための四重奏曲
2. I. 水晶の典礼
3. II. 時の終わりを告げる天使のためのヴォカリーズ
4. III. 鳥たちの深淵
5. IV. 間奏曲
6. V. イエスの永遠性への賛歌
7. VI. 7つのトランペットのための狂乱の踊り
8. VII. 時の終わりを告げる天使のための虹の錯乱
9. VIII. イエスの不滅性への賛歌 |
久保田巧(ヴァイオリン)
長谷川陽子(チェロ)
亀井良信(クラリネット)
廻由美子(ピアノ) |
《録音》2024年3月16-19日 相模湖交流センター
ラックスマンホール(神奈川)
不滅の光と不変の祈り。
日本を代表する名手たちによるメシアンの傑作「時の終わりのための四重奏曲」
20世紀を代表する室内楽曲、メシアン「時の終わりのための四重奏曲」を収録。
当曲は第二次世界大戦下、捕虜となり拘束されたメシアン自身のピアノによって収容所の捕虜たちを前に初演された、初期の傑作です。
ヴァイオリン、チェロ、クラリネット、ピアノという独特なアンサンブルによって奏でられる神秘的な世界観。
そして、同じ楽器構成をもつトーマス・アデス作のシェークスピアを題材とした魅惑的で刺激的な作品も必聴です。
日本の各楽器を代表する名手4名の鋭い感性によって、神聖な世界を描いていきます。
メシアンの強烈な音楽性を見事に表現するエネルギーに満ちたアンサンブルをぜひお聴き下さい。
|
<映像>
.
C MAJOR(映像)
|
76 7804
(Blu-ray)
\5500 →\5090
|
2023年6月、アレーナ・ディ・ヴェローナ(ライヴ)
ヨンチェヴァ、グリゴーロ、現代最高峰の《トスカ》
プッチーニ:歌劇《トスカ》 |
ソニア・ヨンチェヴァ(トスカ)
ヴィットリオ・グリゴーロ(カヴァラドッシ)
ロマン・ブルデンコ(スカルピア)
ジオルジ・マノシュヴィリ(アンジェロッティ)
ジュリオ・マストロトターロ(堂守)
カルロ・ボシ(スポレッタ)
ニコロ・チェリアーニ(シャルローネ)
ダリオ・ジョルジェーレ(看守)
エリカ・ザハ(羊飼い)
フランチェスコ・イヴァン・チャンパ(指揮)
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団 |
76 7708
(DVD)
\4500 →\4190
|
ヨンチェヴァ、グリゴーロ、現代最高峰の《トスカ》布陣!2023年アレーナ・ディ・ヴェローナ
演出:ウーゴ・デ・アナ
映像監督:ティチアーノ・マンチーニ
録音:2023年6月、アレーナ・ディ・ヴェローナ(ライヴ)
(Blu-ray)画面:1080i 16:9 FullHD/音声:PCMステレオ、DTS-HD
MA5.1/リージョン:All BD50/原語:イタリア語/字幕:伊英独仏西韓日/134分
(DVD)画面:NTSC,16: 9/音声:PCMステレオ、DTS5.1/リージョン:All DVD9/原語:イタリア語/字幕:伊英独仏西韓日/134分
イタリア世界遺産ヴェローナの夏の風物詩と言えばアレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭。古代ローマ時代に造られた屋外闘技場の跡地「アレーナ・ディ・ヴェローナ」
を会場とした世界最大規模の野外オペラ・フェスティバルです。
毎年夏、10週間に渡って行われ、街の中心にある「アレーナ」の収容人数は16,000人を誇ります。
1913年から開催され、その歴史は100年以上。マリア・カラスをはじめ、オペラ界のスターがこの舞台に立ち、世界中のオペラファンを魅了しています。
今回発売されるのは、プッチーニの名作《トスカ》。1800年のローマを舞台に、美貌の歌姫トスカと画家カヴァラドッシの悲恋の物語が、プッチーニの甘美
な旋律と劇的なオーケストラで描かれる傑作オペラです。
そして注目はその豪華な歌手陣。2023年9月に開催されたローマ歌劇場の日本公演でも熱演、トス
カ役を得意とするソニア・ヨンチェヴァ。
そして同じく日本公演にも出演し、圧倒的な存在感を誇るヴィットリオ・グリゴーロ。
さらに悪役スカルピアにはロマン・ ブルデンコと名実ともに現代オペラ界を牽引する布陣です。
ヨンチェヴァによってトスカは当たり役で何度も演じていますが、現在、彼女以上にこの役をゴージャスに魅力的に歌える歌手はいないのでしょう。
豊かな響き、 スケール大きな歌唱、そして舞台での存在感は群を抜いています。
カヴァラドッシ役のヴィットリオ・グリゴーロは、13
歳のとき、パヴァロッティがカヴァラドッ シを歌った《トスカ》に羊飼いの少年役で出演したことがあり、作品に深い縁があり、「パヴァロッティの再来」の名にふさわしい、テクニックと華を兼ね備えた
現代最高のテノール。
演出はアルゼンチン出身の演出家ウーゴ・デ・アナ、1982
年イタリア生まれ、近年めきめきと頭角を現しているフランチェスコ・イヴァン・
チャンパが指揮を務めています。
[あらすじ]
1800年6月。ナポレオン軍が欧州で勢いを増し、ローマ共和国が廃止され教皇国家が復活した頃。画家のカヴァラドッシは、脱獄してきた政治犯アンジェロッ
ティの逃亡を手助けする。
そのことが明らかになり、カヴァラドッシは警視総監スカルピに捕らえられ死刑が告げられる。カヴァラドッシの恋人トスカは、カヴァ
ラドッシを助けようとスカルピアに懇願しますが、スカルピアはトスカを脅迫して性的関係を迫る。
ここでトスカによって歌われるのが「歌に生き、愛に生き」。ト
スカは逃亡するための通行手形をスカルピアに要求。その時、揉み合ってトスカはスカルピアをナイフで刺し殺してしまう。
終幕では、収監されているカヴァラドッ シがトスカへの愛の手紙を書いている途中に感極まって歌うアリア「星は光りぬ」はオペラのクライマックス。
そしてトスカはカヴァラドッシの元へ行き、通行手
形を手に入れスカルピアを殺したことを伝える。
二人はつかの間の自由を喜ぶが、見せかけの処刑であるはずが、カヴァラドッシは本当に処刑されてしまい、最後にトスカもそれを追って命を断ち、オペラは悲劇に終わる。
|
<LP>
PIANO CLASSICS(LP)
|
PCL10320
(2LP)
\4800
|
ショパン:夜想曲全集 |
ヴィンチェンツォ・マルテンポ(ピアノ) |
1888年製スタインウェイによる美しくダイナミックな演奏をアナログ・レコードで
英文解説にはマルテンポ自身による演奏についての文章「パフォーマンス・ノート」が掲載されており、ラウル・プーニョ、アルフレッド・コルトー、モーリッツ・ローゼンタール、ヴラディーミル・ド・パハマン、ラウル・コチャルスキら往年のピアニストの演奏について称賛し、また、夜想曲が、実際には親密な環境で伝えられるべきもので、レコーディングは、少なくとも理論上は、その伝達に理想的な媒体になるとも述べています。
|
9/26(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
NAIVE
|
|
ファニー・アズーロ(ピアノ
golden dreams
1-24. スクリャービン(1872-1915):前奏曲
op.11(全24曲)
25-48. ショパン(1810-1849):前奏曲
op.28(全24曲) |
ファニー・アズーロ
(ピアノ/YAMAHA CFX NO.6 559 300) |
イタリアにルーツをもつアズーロ、スクリャービンとショパンの前奏曲全曲で登場
録音:2024年3月4-7日
イタリア出身の音楽家一家に生まれたファニー・アズーロによる、ショパンとスクリャービンのアルバム。
アズーロの音色は、イタリアの暖かさと色彩を感じさせま
す。ボリス・ペトルシャンスキーに師事し、すでにラフマニノフの前奏曲のCDもリリースしております。
このショパンとスクリャービンの前奏曲はいわば続編にあた
るもの。
ショパンは1838-39年、スクリャービンは1888-1896年にかけて前奏曲を作曲しました。
当然スクリャービンはショパンに影響を受けていますが、それでも
自由さも獲得しています。
ショパンの天才とピアノの詩人と呼ばれる所以のすべてが凝縮されたプレリュード、そしてスクリャービンの初期作品でも群を抜いた傑作
であるプレリュードを、アズーロが一音一音慈しむように演奏しています。
ショパンのプレリュードでは、ピアニストのマルセル・シャンピ(1891-1980)が使用していた譜面にもアズーロはあたっており、そこにはリストの言葉〈songes
dores (Golden Dreams) 〉がシャンピの手で書かれており、これがアルバムのタイ
トルにもなっています。
|
BMC
|
|
タイムレス
キース・ジャレット:マイ・ソング
ハロルド・アーレン&イップ・ハーバーグ:虹の彼方に
エンニオ・モリコーネ:デボラのテーマ
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:ノルウェーの森
スティング:フィールズ・オヴ・ゴールド
レジェー・シェレシュ:暗い日曜日
レナード・バーンスタイン&スティーヴン・ソンドハイム:サムウェア
ミクローシュ・ルカーチュ:
アウラ ~ ペーテル・エトヴェシュへのオマージュ |
ミクローシュ・ルカーチュ(ツィンバロム) |
ツィンバロムの先駆者、ミクローシュ・ルカーチュがポピュラー音楽で純粋な音の美を追求!
ツィンバロムという楽器でハンガリーと世界を繋いできたミクローシュ・ルカーチュ。
近年の現代音楽やジャズのプロジェクトを経て、今度はポピュラー音楽に目を向け、レノン=マッカートニー、スティング、モリコーネなどの名曲をツィンバロムで奏で、純粋な音の美の世界を追求します。
常に先駆者としてこの楽器が持つ多様性と可能性を世界に示してきたルカーチュならではのアレンジとアプローチで、これらの音楽に対するリスナーの感情的な記憶に訴えると同時に、初めて聴くかのような新鮮な喜びを提供してくれます。
最後のトラックにはルカーチュがBMCでも度々共演し、2024年3月にこの世を去ったペーテル・エトヴェシュへオマージュを捧げるオリジナル作品「アウラ」が追加されています。
※録音:2023年9月8日、BMCスタジオ(ブダペスト)
|
GENUIN
|
|
ジョイフリー! ~ 1年で最も楽しい時期のための音楽
1. カレル・スヴォボタ:灰かぶり姫の三つの願い
2. リヒャルト・アイレンベルク:
ペテルブルクの橇の旅 Op.57
3. ローウェル・メイスン:もろびとこぞりて*
4. アドルフ・アダン:さやかに星はきらめき
5. 伝承曲:世の人忘るな*
6. メルヒオール・フランク:もみの木*
7. 伝承曲:ひいらぎかざろう*
8. マックス・レーガー:素朴な歌 Op.76 より
マリアの歌
9. トーマス・ヘルモア:ウェンセスラスはよい王様
10. ヨハン・アブラハム・ペーター・シュルツ:
さあ、おいで子供たち
11. ジェームズ・ロード・ピアポント:ジングル・ベル
12. ブラームス:
ブラームスの間奏曲と子守歌にちなんだヤエルのための子守歌
13. ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲集 《四季》 Op.8 より《冬》
14. ダニエル・ホール(b.1996):アプリシティ*
15. 伝承曲:アメイジング・グレイス
16. 伝承曲:神の御子は今宵しも
17. シューベルト:アヴェ・マリア D.839
18. フランツ・クサーヴァー・グルーバー:きよしこの夜
H.145
*世界初録音 |
デュオ・ジョヴィーヴォ
〔ファビアン・ブロッホ
(ユーフォニアム、バストランペット、
アルプホルン、ヴンダーホルン、ピアノ)
ミュリエル・ツァイター
(ピアノ、フルート、ヴァイオリン)〕 |
クリスマスの名曲をユーフォニアムの甘い音色で!
☆ユーフォニアム奏者ファビアン・ブロッホとピアニスト&マルチ楽器奏者ミュリエル・ツァイターによる、魅惑のクリスマス・アルバム!
ユーフォニアム&アルプホルン奏者のファビアン・ブロッホとピアニスト&マルチ楽器奏者のミュリエル・ツァイターによるデュオ・ジョヴィーヴォ。Genuin第3弾は、魅惑的なクリスマスの名曲アレンジと、イギリスの作曲家、ダニエル・ホールの世界初録音となる作品をカップリング。
スイスをはじめヨーロッパ各地でコンサートを行っているデュオ・ジョヴィーヴォは、ピアノとユーフォニアムというメイン楽器の他に、2人のプロフェッショナルな音楽家は、ヴァイオリン、フルート、アルプホルン、ヴンダーホルン(シャーゲル社製バストランペット)など、様々な楽器を巧みに用いて、音楽的な限界を設けず、クラシック音楽とジャズの垣根を越えて即興演奏や実験的な試みをプログラムに組み込んでいます。
本アルバムでもその柔軟性に富んだ音楽性で、《もみの木》
のような伝統的な曲から、《ペテルブルクの橇の旅》
のような古典的な曲、そして、 《灰かぶり姫の三つの願い》
まで、情感とグルーヴに溢れ、スウィングと魅力に満ちたクリスマスのひと時をお届けします。
※録音:2024年1月24日-25日(ドイツ)
|
INDESENS CALLIOPE RECORDS
|
|
トレッリ、世界初録音となるトリオ・ソナタ集
トレッリ:マニュスクリプト・トリオ・ソナタ集
ジュゼッペ・トレッリ(1658-1709):
2挺のヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲二短調
A.3.3.14
二重奏曲ニ短調 A.3.2.1-3
2挺のヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア
ニ長調 A.3.3.10
ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ(1637-1695):
ソナタDドリアン
ジュリオ・チェーザレ・アッレスティ(1619-1701):
パンジェ・リングァによるエレヴァツィオーネ
トレッリ:小協奏曲イ短調 TV51 A.11.1.15
アッレスティ:半音階的ソナタ
トレッリ:
2挺のヴァイオリンと通奏低音のための三重奏曲二長調
A.3.3.11
コロンナ:ソナタGミクソリディアン
トレッリ:
2挺のヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア
イ長調 TV50 A.5.2.6 |
ヴァンサン・ベルナール
(ハープシコード、オルガン、音楽監督)
ラ・シャペル・サン=マルク、
シューイン・コン(ヴァイオリン)
ジャスミン・ユーデリン(ヴァイオリン)
ジャン・ハルスドルフ(チェロ)
パルシバル・カストロ(テオルボ&ギター)
パルシバル・カストロ(テオルボ&ギター) |
イタリア・バロックの作曲家トレッリ、世界初録音となるトリオ・ソナタ集!
☆ジュゼッペ・トレッリの知られざる側面に光を当てた好企画!
☆初録音となるトリオ・ソナタ集!
イタリア盛期バロック音楽の作曲家、ヴァイオリニストとした活躍したジュゼッペ・トレッリは、合奏協奏曲や独奏楽器のための協奏曲の発展に大きく貢献した人物として広く知られています。
本アルバムでは、トレッリのバロック的な幻想性と独創性を反映した初録音となる手稿譜によるトリオ・ソナタを収録しています。
EUバロック・オーケストラに参加した後、ラ・チェトラ・バロック・オーケストラや、フライブルク・バロック・オーケストラ、アンサンブル・ジル・バンショワ、RIAS室内合唱団などと共演を重ね、2009年にはリヨン大聖堂のオルガニストに就任した古楽演奏家、ヴァンサン・ベルナールを筆頭に、ヴァルマンステ音楽祭などでヴァンサン・ベルナールと共演し、リエージュ・フィルの第2ヴァイオリン・リーダーを7年間務めたあと古楽に目覚め、ジュネーヴ音楽学校で歴史的楽器を学んだバロック・ヴァイオリニスト、シューイン・コンなど、国際的に活躍する古楽演奏家たちによって、トレッリの知られざる側面に光を当て、器楽音楽の隆盛において重要な役割を果たした先駆者の知られざる一面を解き明かします。
※録音:2022年6月4日-7日、エッペルドルフ教会(ルクセンブルク)&2023年3月17日、サン=フランソワ教会(ローザンヌ、スイス)
|
LAWO
|
|
シンディング:ヴァイオリン・ソナタ第1番~第3番
クリスチャン・シンディング(1856-1941):
ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.12
ヴァイオリン・ソナタ第2番 Op.27
ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op.73 |
マグヌス・ボイエ・ハンセン(ヴァイオリン)
マティアス・ハルヴォシェン(ピアノ) |
クリスチャン・シンディングの隠れた傑作、3つのヴァイオリン・ソナタ!
バラット=ドゥーエ音楽学校でモッテン・カールセンとゲイル・インゲ・ロツベルグ、ベルリン芸術大学でアクセル・ゲルハルトに学び、ノルウェー放送管弦楽団、オスロ弦楽四重奏団のメンバーを務めるヴァイオリニストのマグヌス・ボイエ・ハンセンが弾くクリスチャン・シンディングのヴァイオリン・ソナタ集。
この3曲のヴァイオリン・ソナタは、シンディングの作品の中でもヴァイオリニストたちがレパートリーにしている「ロマンス
ホ短調」や「伝説曲」、「古風な様式のソナタ」といった作品ほどには演奏機会はないものの、非常に優れた作品。
バラット=ドゥーエ音楽学校でイジー・フリンカ、ライプツィヒ音楽院でゲーラルト・ハウトに学んだ、ハンセンと同じく1988年生まれのマティアス・ハルヴォシェンが伴奏を務めます。ハンセンとハルヴォシェンは、シンディングが「傑作」を作ることより、自分の長所も短所もすべて音楽で表現することを考えた、という見方でこの3曲にアプローチしたといいます。
※録音:2021年8月9日-12日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz
|
|
|
音楽に寄せて
ブラームス:スケルツォ
クララ・シューマン(トゥールレイフ・テデーン編):
3つのロマンス Op.22(ヴァイオリンとピアノのための)
〔アンダンテ・モルト、アレグレット:
優しい語り口で、情熱をこめて速く〕
ロベルト・シューマン(トゥールレイフ・テデーン編):
ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ短調 Op.105
シューベルト(トゥールレイフ・テデーン編):
音楽に寄せて D 547/夜と夢 D 827
リヒャルト・シュトラウス:
「最後の葉」からの8つの詩 Op.10 より
夜
チェロ・ソナタ へ長調 Op.6
ロベルト・シューマン:子供の情景 Op.15
より トロイメライ |
トゥールレイフ・テデーン(チェロ)
マリアンナ・シリニャン(ピアノ) |
スウェーデンを代表するチェリストのひとり、トゥールレイフ・テデーン
(b.1962)と、アルメニア生まれのデンマークのピアニスト、マリアンナ・シリニャン(b.1978)の共演。
クララ・シューマンの「3つのロマンス」とロベルト・シューマンの「ヴァイオリン・ソナタ第1番」はテデーン自らチェロのために編曲。
ティーンエイジのリヒャルト・シュトラウスが、伝統的なドイツ音楽の外見をとりながらも明確に個性を散りばめてみせた「チェロ・ソナタ」、シューベルトとシュトラウスの歌曲を加えたプログラムを歌心あふれるチェロの音色で奏でます。
※Recorded in DXD 24bit/352.8kHz
|
|
|
ドンナ・バルバラ
バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):
恋するヘラクレイトス/うそつきの恋人/
慰められた恋人/さすらう心/素朴な娘/
愛しい人から奪ったくちづけだから/
希望と恐れにはさまれ/秘密の恋人/
残酷なリラは恋の恥/美しい瞳/
新しい恋の呼び声/不平を言ってほしくないの?/
わが涙よ、嘆きよ/眠りたがりのアモル |
ベーリト・ノルバッケン(ソプラノ)
ソルムン・ニュースタバク(リュート) |
イタリア・バロック期の作曲家、歌手でもあったバルバラ・ストロッツィは、1644年の「マドリガル集第1巻
Op.1」から1664年の「独唱のためのアリア Op.8」まで、世俗曲としては当時のどの作曲家よりも多い8巻の曲集を生前に出版しました。
愛、憧れ、恋、人の心の複雑さ...さまざまな感情を呼び起こす歌詞と心をかき乱すメロディは今なお各国の女性歌手に愛され、演奏や録音が行われています。
このアルバムでは"水晶の声をもつ"と言われるノルウェーのソプラノ、ベーリト・ノルバッケンがリュート奏者のソルムン・ニュースタバクと共演。
ストロッツィの時代を超えた傑作を「単なるコンサートではなく、人間の感情の深みを通りゆく旅、心と魂に触れる音楽の尽きることのない力の証し」として歌います。
※録音:2023年1月24日-27日、NRKストア・スタジオ(オスロ)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz
|
|
|
煉獄
ホーコン・ダニエル・ニューステット(b.1980):
煉獄
〔導入、わたしの心のアモルが、ホレーショ第1部、
ホレーショ第2部、ポスト・ホレーショ間奏曲、シティ
I、
シティ II、オルガノン、ソネット、サワロ(魂)、コーダ〕
オルヤン・マトレ(b.1979):
ディスタンスからの4つの小品(金管五重奏のための)*
〔前奏曲/サンクトゥス、
イエスの深き, 深き愛よ/アニュス・デイ(神の子羊)、
トッカータ/
わたしたちとお前たちの間には大きな淵があって、
天の御父の子供たち/アーメン〕 |
オスロ室内合唱団
ホーコン・ダニエル・ニューステット(指揮)
アンデシュ・アイステン・ダール(オルガン)
ハンス=クリスチャン・ショス・ソーレンセン(打楽器)
トルゲイル・コッパング(ピアノ)
シリエ・アーケル・ストレム(ソプラノ)
ニューノシュク金管五重奏団*
〔エルレン・オーゴール=ニルセン(トランペット)、
ヨルゲン・アルネセン(トランペット)、
ダニエル・ヴァイセト・シェレスヴィーク(ホルン)、
インゲビョルグ・ブルーケット(トロンボーン)、
ベルゲル・イーヴェル・フェーデル(テューバ)〕 |
ホーコン・ダニエル・ニューステットは、ノルウェー国立音楽大学と王立デンマーク音楽アカデミーで指揮法を正式に学んだ音楽家。
北欧各国のオーケストラ、合唱団、オペラと吹奏楽団を指揮し、ノルウェー放送管弦楽団賞をはじめ様々な賞を受賞しています。
LAWO Classicsからリリースする新しいアルバム「煉獄」は、作曲家、そして指揮者としての彼の最新作のひとつ。人間の苦しみ、救済を希望を複雑な和声と張り詰めた旋律によって探った合唱作品です。
オルガン、打楽器、ピアノが共演し、ダンテの「神曲」の「煉獄篇」の断片と、スウェーデンの詩人、台本作家のペーテル・ベクストレムに依頼した「ソネット」がテキストに使われています。
金管五重奏のための「ディスタンスからの4つの小品」は、ノルウェーの作曲家オルヤン・マトレが「ソーシャル・ディスタンス」の求められたCovid-19のパンデミックの期間に書いた作品。ニルス・ヘンリク・アスハイムの作品集「ホーンフラワー」(LWC1221)でも登場したニューノシュク金管五重奏団による演奏です。
※録音:2022年2月12日-14日&5月14-15日、ブランゲルネス教会(ドランメン)&ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz
|
PRIMA CLASSIC
|
PRIMA022
(3CD)
特殊価格
\10800
|
マリナ・レベカが歌う「ノルマ」!
ベッリーニ:歌劇 《ノルマ》 |
ジョン・フィオーレ(指揮)
マドリード・テアトロ・レアル管弦楽団&合唱団
マリナ・レベカ(ノルマ)
カリーヌ・デエ(アダルジーザ)
ルチアーノ・ガンチ(ポリオーネ)
マルコ・ミミカ(オルヴェーゾ)
アンタ・ヤンコフスカ(クロティルデ)
グスターボ・デ・ヘンナーロ(フラヴィオ) |
☆ラトビアの歌姫、マリナ・レベカが歌う「ノルマ」!
☆ロジャー・パーカーによるニュー・クリティカル・エディション!
☆100ページ超のカラー・ブックレットにはロジャー・パーカーによる音楽学的エッセイ(英、仏、独、伊、西)とフル・リブレット(伊、英)掲載!
ソプラノのマリナ・レベカ自身が創設したレーベル「Prima
Classic」から、レベカがタイトル・ロールを務めるベッリーニの「ノルマ」全曲録音が登場!
ジョン・フィオーレ指揮、マドリードのテアトロ・レアル(王立劇場)管弦楽団&合唱団、豪華ソリスト陣による見逃せないスタジオ・レコーディングは、ロジャー・パーカーによる新しい批評校訂版(伊リコルディ社、2019)を使用しており、100ページ超のカラー・ブックレットには、ロジャー・パーカーによるニュー・クリティカル・エディションのための音楽学的で詳細なエッセイ(英、仏、独、伊、西)と、イタリア語と英語によるフル・リブレット(台本全文)が掲載された豪華パッケージとなります。
2025年6月にはミラノのスカラ座(約200年前に「ノルマ」が初演された場所)でも「ノルマ」を歌う予定のマリナ・レベカによる新たな「ノルマ」にご注目ください!
マリナ・レベカ(マリーナ・レベカ)はラトビアのリガ生まれ。ラトビアで音楽を学んだあとローマのサンタ・チェチーリア音楽院を卒業。
ザルツブルクの国際サマー・アカデミーとペーザロのロッシーニ・アカデミーでも研鑽を積み、ヴェルディとロッシーニ、モーツァルトの第一人者として世界で高い評判を得、2017/18シーズンでは、ミュンヘン放送管弦楽団の最初のアーティスト・イン・レジデンスに選ばれています。
また、これまでにロイヤル・オペラ・ハウス、MET、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座等、世界の主要なオペラ・ハウスで「椿姫」のタイトルロールを務め、名実ともに「現代最高のヴィオレッタの一人」として認められ、2019年11月に行われたトリエステ・ヴェルディ歌劇場の来日公演「椿姫」でも素晴らしいヴィオレッタを演じ大きな反響を呼びました。
2016年にラトビア共和国の最高賞である三ツ星勲章を授与され、2020年には「ICMA(国際クラシック音楽賞)」の「アーティスト・オヴ・ザ・イヤー」とラトビア文化省賞を受賞。
2021年、最初の「トティ・ダル・モンテ生涯功労賞」に選ばれ、2022年の「ICMA」では、マリナ・レベカも参加した「ベッリーニ:歌劇
《海賊》」のアルバム(PRIMA010)が「年間最優秀オペラ録音賞」に選出されています。
※録音:2022年8月、マドリード・テアトロ・レアル(スペイン)
|
ARCANA
|
|
弦に頼らずとも ~
バロック式オーボエ・バンドによる協奏曲、序曲、ソナタ
1. ヘンリー・パーセル(1659-1695):
グラウンドによるカーテン・チューン
(劇付随音楽《アテネのタイモン》Z
632〔1694〕より)
2-5. ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):
ソナタ イ短調 Op. 34-6(1734)
6-9. ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
合奏協奏曲 ヘ長調 Op.3-4/HWV 315(1716)
10-13. ルイ・アントワーヌ・ドルネル(1680-1757):
四重奏ソナタ イ短調(1709)
14-19. ヨハン・クリスティアン・シーファーデッカー
(1679-1732):
協奏曲 第8番 ヘ長調(1713)
20-22. アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
弦楽協奏曲 ト短調 RV 153
23-28. ラインハルト・カイザー(1674-1739):
4声の序曲(=組曲) ニ長調 世界初録音 |
ラ・プティット・エキュリー
(古楽器使用)
ミリアム・ホルデ・オンパネラ、
ファレリー・コーレン(オーボエ)
マルク・ボナストル・リュ
(オーボエ、ターユ・ド・オーボワ〔中音域オーボエ〕、
バス・ド・オーボワ〔低音域オーボエ〕)
ジョヴァンニ・バッティスタ・
グラツィアディオ(バスーン)
フィリップ・ランプレヒト(打楽器) |
録音: 2023年5月18-22日 サーラ・デッラ・カリタ、パドヴァ(イタリア北東部ヴェネト地方)
収録時間: 55分
【これぞオーボエ属の原風景。フランス風アンサンブルで読み解くバロック欧州世界】
ルイ14世の王室で活躍したオーボエ属中心の管楽合奏団ラ・グランド・エキュリー(大厩舎楽団)をモデルに、オーボエ属の楽器だけでコンソートを組み室内楽編成で活動するラ・プティット・エキュリー。
2022年の英国バロック作品集(A527)に続き、今度は時代も地域も拡げパリ、ロンドン、ハンブルク、ヴェネツィアなど欧州各地の音楽都市で、17世紀末から18世紀にかけ活躍した重要作曲家たちの作品を集めたアルバムを制作しました。
アルバムのタイトルNo Strings Attachedは「見返りを求めず人助けに臨む」という意味の慣用表現ですが、今回はその字面通り弦楽器を使わない彼らなりの編成で、本来ヴァイオリン属の合奏を想定して書かれている曲を数多く選曲。
使える楽器だけで編曲演奏することが当然とみなされたバロック期の習慣に立ち返り、基本的にオーボエ属の響きだけで、適宜打楽器も盛り込んでヴィヴァルディやヘンデルの作品を演奏しています。
きわめて新鮮な響きでありながら、作品様式をふまえた演奏解釈も相まって、思わぬところで効果的なアクセントを添える打楽器も含め、自然に瑞々しく味わえるのが驚きです。
「当時の響き」に対する認識を新たにしてくれる充実の1枚です。
|
.
LA DOLCE VOLTA
|
LDV6006
(7CD)
\7700 →\7390
|
イザイ弦楽四重奏団
ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲全集
ライヴ録音が一挙登場
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
弦楽四重奏曲全集 (第1番~第16番、大フーガ) |
イザイ弦楽四重奏団
ギヨーム・シュートル
リュック=マリー・アグエラ (ヴァイオリン)
ミゲル・ダ・シルヴァ (ヴィオラ)
ヨヴァン・マルコヴィッチ (チェロ) |
録音: 2008年3-4月 オルセー美術館オーディトリアム (ライヴ/拍手入り)
総収録時間: 510分
※日本語解説付
【イザイQのベートーヴェン全集が登場!】
1984年にパリ・コンセルヴァトワールの学生たちにより結成、2014年1月に解散するまでのおよそ30年に渡り、Deccaを中心とした数々のレコーディングやコンサートで世界中の音楽ファンを魅了したイザイ弦楽四重奏団。
彼らが2008年にオルセー美術館で行った、ベートーヴェンの弦楽四重奏全曲演奏会のライヴ録音が一挙登場します。
一部(第3番、第10番、第16番)のみ2013年に自主レーベルのYsayeRecordsからリリースされていましたが、それも今では入手困難となっており、今回の全曲CD化はたいへん嬉しいところです。
モーツァルトやハイドン、フランスの作品や同時代作品で高い評価を得てきた彼らですが、ベートーヴェンが残した一連の四重奏曲は、その活動の最後期に於いて最も重要なレパートリーでした。
ここでは円熟期を迎えたメンバーたちのアグレッシヴでありながら深い音楽性、ライヴならではの緊張感と一体感、そして完璧な技術といった、このカルテットの魅力を十二分に堪能することが出来ます。
|
. |
LDV5005
(16CD)
\11000 →\9990
|
アンドレ・イゾワール(オルガン)
J.S.バッハ: オルガン独奏曲全集
|
アンドレ・イゾワール(オルガン) |
【CD 1】
1. 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 531/2.
ああ主よ、哀れなる罪人なるわれを BWV 742/
3. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
BWV 715/
4. 心より愛するイエスよ、たとえ罪を犯したもうとも
BWV 1093/
5. 汝らキリスト者よ、こぞりて主をたたえよ
BWV 732/
6. おおイエスよ、いかに汝の姿は BWV 1094/7.
幻想曲とフーガ イ短調 BWV 561/
8. 天にいますわれらの父よ BWV 737/9.
天にいますわれらの父よ BWV 762/
10. 主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ
BWV 726/
11. キリストは死の絆につかせたまえり
BWV 718/
12. イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ
BWV 722/13. わが愛しき神に BWV 744b/
14. 前奏曲 ト長調 BWV 568/15. フーガ
ト長調 BWV 576/
16. 日にして光なるキリスト BWV 1096/17.
おお主なる神よ、汝の神なる御言葉 BWV 1110/
18. 暁の星のいと美しきかな BWV 739/19.
足鍵盤のための練習曲 BWV 598/
20. 前奏曲 イ短調 BWV 569/21. 神の御子は来たれり
BWV 724/22. フーガ ハ長調 BWV Anh. 90
使用楽器: ゲルハルト・グレンツィング1982年建造
録音: 1991年 サン=シプリアン=アン=ペリゴール教会(フランス南西部アキテーヌ地方)
収録時間: 65分
【CD 2】
1. フーガ ト長調 BWV 577/2. われを憐れみたまえ、おお主なる神よ
BWV 721/
3. われらイエスのともがら BWV 1090/4.
甘き喜びのうちに BWV 729/
5. フーガ ハ短調 BWV 575/6. わが愛しき神に
BWV 744a/
7. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
BWV 717/8. イエス、わが喜び BWV 1105/
9. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
BWV 711/10. 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV 549/
11. 高き天よりわれは来たれり BWV 738/12.
フーガ ト短調 BWV 131a/
13. 甘き喜びのうちに BWV 751/14. ああ神よ、天より見そなわし
BWV 741/
15. 前奏曲とフーガ イ短調 BWV 551/
16.「汝明るき日なるキリスト」による様々なパルティータ
BWV 766/
17. トッカータ ホ長調 BWV 566
使用楽器: ゲルハルト・グレンツィング1982年建造
録音: 1990年 サン=シプリアン=アン=ペリゴール教会(フランス南西部アキテーヌ地方)
収録時間: 63分
【CD 3】
1. 幻想曲 イ短調 BWV 904/2-5. パストラーレ
ヘ長調 BWV 590/
6-14.「おお、汝正しくして善なる神よ」によるパルティータ
BWV 767/
15. おお、穢れなき神の子羊 BWV 1085a/16.
おお、穢れなき神の子羊(異版)BWV 1085b/
17. 今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ
BWV 734/
18-27.「ああ罪人なるわれ、何をなすべきか」によるパルティータ
BWV 770/
28.「われ汝に別れを告げん」による幻想曲
BWV 735/
29. 古き年は過ぎ去り BWV 1091/30. 前奏曲とフーガ
ト長調 BWV 550
使用楽器: ゲオルク・ヴェステンフェルダー1990年建造
録音: 1991年 サント=マクル教会、フェール=アン=タルドノワ(フランス北部ピカルディ地方)
収録時間: 65分
【CD 4】
1. 前奏曲とフーガ BWV 543/
2.「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」によるフーガ
BWV 716/
3.「イエスはつねにわが慰めならん」によるフゲッタ(小フーガ)BWV
702/
4-6. 幻想曲 ト長調 BWV 572/7. わがことは神に委ねん
BWV 708/
8. わがことは神に委ねん BWV 707a/707b/9.
われらが神は堅き砦 BWV 720/
10. コレッリの主題によるフーガ ロ短調
BWV 579/
11. 最愛のイエスよ、われらここに集いて
BWV 731/
12. 最愛のイエスよ、われらここに集いて
BWV 730/
13. レグレンツィの主題によるフーガ ハ短調
BWV 574/
14. 我らを幸せにするキリストよ BWV 747/15.
アラ・ブレーヴェ ニ長調 BWV 589/
16. 前奏曲とフーガ BWV 533/
17.「わが魂は主をあがめ(マニフィカト)」によるフーガ
BWV 733
使用楽器: ゲルハルト・グレンツィング1982年建造
録音: 1989年 サン=シプリアン=アン=ペリゴール教会(フランス南西部アキテーヌ地方)
収録時間: 65分
【CD 5】
1. 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV 532/
2.「キリストは死の絆につかせたまえり」による幻想曲
BWV 695/
3. 最愛のイエスよ、われらここに集いて
BWV 706a/
4.「われらキリストを讃えまつらん」によるフゲッタ
BWV 696/
5. 前奏曲とフーガ ヘ短調 BWV 534/6.「神の御子は来たれり」によるフゲッタ
BWV 703/
7. われいずこに逃れ行かん BWV 694/8.
われらみな唯一なる神を信ず BWV 765/
9. 前奏曲とフーガ ト短調 BWV 535/
10.「神のひとり子なる主キリスト」によるフゲッタ
BWV 698/11. 幻想曲 ハ短調 BWV 562/
12.「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」によるフゲッタ
BWV 699/
13.「イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ」によるフゲッタ
BWV 697/
14. ああ神よそして主よ BWV 714/15.「イエス、わが喜び」による幻想曲
BWV 713/
16. 神のひとり子なる主キリスト BWV Anh.
55/17. 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV 537
使用楽器: ユルゲン・アーレント1956年建造
録音: 1975年 聖ランベルト教会(Lambertikirche)、アウリヒ(ドイツ北西部オストフリースラント地方)
収録時間: 65分
【CD 6】
1-2. トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565/
3-5. トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調
BWV 564/
6-7. トッカータとフーガ ニ短調「ドリア調」BWV
538/
8. アリア ヘ長調 BWV 587/9. 幻想曲(幻想曲とフーガ
ト短調 BWV 542)/
10. トリオ ニ短調 BWV 583/11. フーガ(幻想曲とフーガ
ト短調 BWV 542)/
12-13. トッカータとフーガ ヘ長調 BWV
540
使用楽器: ヨーゼフ・ガブラー1750年建造(1983年修復)
録音: 1988年 ヴァインガルテン修道院(ドイツ南西部ヴュルテンベルク地方)
収録時間: 67分
【CD 7】 オルガン独奏のための協奏曲 他
1-3. 協奏曲 イ短調 BWV 593(ヴィヴァルディ作曲の合奏協奏曲Op.
3-8による)/
4. 最愛のイエスよ、われらここに集いて
BWV 754/
5-7. 協奏曲 ハ長調 BWV 594
(ヴィヴァルディ作曲のヴァイオリン協奏曲「ムガール大帝」RV
285aによる)/
8. フーガ ト短調(小フーガ)BWV 578/
9-12. 協奏曲 イ短調 BWV 596(ヴィヴァルディ作曲の合奏協奏曲Op.
3-11による)/
13. 旋律模倣を伴う幻想曲 ロ短調 BWV 563/
14-16. 協奏曲 ト長調 BWV 592
(ザクセン=ヴァイマール公子ヨハン・エルンスト作曲のヴァイオリン協奏曲による)/
17. カンツォーナ ニ短調 BWV 588/
18. 協奏曲 ハ長調 BWV 595
(ザクセン=ヴァイマール公子ヨハン・エルンスト作曲のヴァイオリン協奏曲による)
使用楽器: ゲルハルト・グレンツィング1982年建造
録音: 1988年 サン=シプリアン教会、サン=シプリアン=アン=ペリゴール教会
(フランス南西部アキテーヌ地方)
収録時間: 64分
|
【CD 8】
1. パッサカリア ハ短調 BWV 582/2. イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ
BWV 709/
3.「全能の神を讃えん」によるフゲッタ
BWV 704/
4. ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV 690/
5. ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV 691/
6. アダムの罪によりすべては失われぬ BWV
705/
7.「ようこそ、慈悲あつきイエスよ」によるパルティータ
BWV 768/
8.「高き天よりわれは来たれり」によるフゲッタ
BWV 701/
9. トリオ ト短調 BWV 584/10-15. 6つのシュープラー・コラール
BWV 645~650
使用楽器: ヨーゼフ・ガブラー1750年建造(1983年修復)
録音: 1988年 ヴァインガルテン修道院(ドイツ南西部ヴュルテンベルク地方)
収録時間: 67分
【CD 9】
1-45. オルガン小曲集(オルゲルビュヒライン)BWV
599~644
使用楽器: ユルゲン・アーレント1975年建造
録音: 1977年 福音教区教会(Evangelische
Kirchengemeinde)、フランクフルト・アム・マイン
収録時間: 78分
【CD 10】
1. 前奏曲とフーガ ホ短調「楔」BWV 548/2.
前奏曲とフーガ ト長調 BWV 541/
3. 前奏曲とフーガ ロ短調 BWV 544/4.
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV 545/
5. トリオ ニ短調 BWV 583/6. 前奏曲とフーガ
ハ長調 BWV 547
使用楽器: ユルゲン・アーレント1956年建造
録音: 1976年 聖ランベルト教会(Lambertikirche)、アウリヒ(ドイツ北西部オストフリースラント地方)
収録時間: 70分
【CD 11】
1-3. オルガン独奏のためのトリオ・ ソナタ
第1番 変ホ長調 BWV 525
4-6. オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ
第2番 ハ短調 BWV 526
7-9. オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ
第3番 ニ短調 BWV 527
10-12. オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ
第4番 ホ短調 BWV 528
13-15. オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ
第5番 ハ長調 BWV 529
使用楽器: ゲオルク・ヴェステンフェルダー1977年建造
録音: 1979年 サン=ジョゼフ教会、エシュ=シュル=アルゼット、ルクセンブルク
収録時間: 70分
【CD 12】
1-3. オルガン独奏のためのトリオ・ソナタ
第6番 ト長調 BWV 530/
4. 前奏曲とフーガ イ長調 BWV 536/5.
われ汝に別れを告げん BWV 736/
6. われ心より焦がれ望む BWV 727/7. バビロン川のほとりに(異版)BWV
653b/
8. 前奏曲 ハ長調 BWV 943/9. イエス、わが信頼
BWV 728/
10. 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV 546/11.
トリオ ト長調 BWV 1027a/
12. 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV 539
使用楽器: ゲオルク・ヴェステンフェルダー1977年建造[1-9]/ユルゲン・アーレント1956年建造[10-12]
録音: 1979年 サン=ジョゼフ教会 、エシュ=シュル=アルゼット、ルクセンブルク[1-9]/
1976年 聖ランベルト教会(Lambertikirche)、アウリヒ(ドイツ北西部オストフリースラント地方)[10-12]
収録時間: 70分
【CD 13】 鍵盤練習曲集 第3巻
1. 前奏曲 変ホ長調 BWV 552-1/2-10. ドイツ・オルガン・ミサ曲
BWV 669~677/
11-19. ルターの小教義問答集によるコラール集(途中まで)BWV
678~686
使用楽器: ヨーゼフ・ガブラー1750年建造(1983年修復)
録音: 1990年 ヴァインガルテン修道院(ドイツ南西部ヴュルテンベルク地方)
収録時間: 65分
【CD 14】 鍵盤練習曲集 第3巻(続き)/ライプツィヒ・コラール集
1-3. ルターの小教義問答集によるコラール集(続き)BWV
687~689
4-7. 手鍵盤のための四つのデュエット BWV
802~805
8. フーガ 変ホ長調 BWV 552-2「聖アン」
9-13.「高き天よりわれは来たれり」によるカノン風変奏曲
BWV 769
14-18. ライプツィヒ・コラール集 (教会暦順による/待降節から受難節まで)
14. いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV
659
15.「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」によるトリオ
BWV 660
16. いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV
661
17. バビロン川のほとりに BWV 653a
18. おお汚れなき神の子羊 BWV 656
使用楽器: ゲオルク・ヴェステンフェルダー1990年建造
録音: 1990年 サント=マクル教会、フェール=アン=タルドノワ(フランス北部ピカルディ地方)
収録時間: 66分
【CD 15】 ライプツィヒ・コラール集(続き)
他
1-13. ライプツィヒ・コラール集(教会暦順による/聖霊降臨日以降)
1.「来たれ聖霊、主なる神」による幻想曲
BWV 651
2. 来たれ聖霊、主なる神 BWV 652
3.「主イエス・キリスト、われらを顧みたまえ」によるトリオ
BWV 655
4. 来たり給え、創造主なる精霊よ BWV
667
5. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
BWV 662
6. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
BWV 663
7.「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」によるトリオ
BWV 664
8. おお愛する魂よ、汝を飾れ BWV 654
9. いざ、もろびと神に感謝せよ BWV 657
10. 我らの救い主なるイエス・キリスト
BWV 665
11. 我らの救い主なるイエス・キリスト
BWV 666
12. われ神より去らじ BWV 658
13. 汝の御座の前に、われ進み出て BWV
668
14. 6声のリチェルカーレ(『音楽の捧げもの』BWV
1079より)
使用楽器: ゲオルク・ヴェステンフェルダー1990年建造[1-13]/
ヨーゼフ・ガブラー1750年建造(1983年修復)[14]
録音: 1990年 サント=マクル教会、フェール=アン=タルドノワ
(フランス北部ピカルディ地方)[1-13]/
1988年 ヴァインガルテン修道院(ドイツ南西部ヴュルテンベルク地方)[14]
収録時間: 75分
【CD16】 フーガの技法
1-20. フーガの技法 BWV 1080
使用楽器: ゲルハルト・グレンツィング1982年建造
録音: 1999年 サン=シプリアン=アン=ペリゴール教会(フランス南西部アキテーヌ地方)
収録時間: 78分 |
|
総収録時間: 1089分
【名手イゾワールの偉業バッハ全集、『フーガの技法』を加えて新リマスターで再登場】
20世紀フランスを代表するオルガニストの一人アンドレ・イゾワール(1935-2016)。セザール・フランクやマルセル・デュプレの系譜をひくフラン
スのオルガン演奏の伝統を受け継ぎ、ミシェル・ブヴァールやエマニュエル・アイムなど多くの才能ある後進を育てながら、同時にオルガンの構造
にも深い知見を持ち、世界各地の新たな銘器の建造に携わってきた経歴の持ち主でもあります。
彼が1975年から15年以上の歳月をかけ 達成したバッハのオルガン独奏曲全曲録音は、リリース当初から世界中で絶賛を博し、数多くの賞を受賞したバッハ演奏史上の金字塔的
シリーズ。初出時のレーベルCalliopeでもLP時代以来プレスと仕様変更を重ね、多くの人々を魅了してきました。
原盤がLa Dolce Volta に移って以降2014年に一度BOX化がなされましたが、今回の新仕様では全曲録音シリーズの15枚に加え、1999年の『フーガの技法』オ
ルガン独奏による全曲録音を新たに追加、より広範な形でイゾワールのバッハ解釈の妙を味わうことができます(16枚のCDは今回のBOX
化に際し全て新たにリマスター)。
イゾワール自身が建造時から携わった楽器や18世紀の歴史的銘器を含め、全てドイツの建造家による6
つのオルガンを使用。
ブックレットには修業時代からキャリア形成にかけての思い出、バッハ解釈にかける思いなどに触れる演奏者へのインタ
ビューに加え、全使用楽器の写真とレジストレーションも完備(仏・英語/日本語解説無し)。細やかで堅牢なドイツ音楽理解とフランスのオ
ルガニストならではの、音色美の追求が併存する深遠なオルガン音楽世界を堪能いただけます。
|
MUSIQUE EN WAQLLONIE
|
|
なんと短い時よ ~
16世紀後半ネーデルラントのマドリガーレ集
1. ジャン・ド・マック
(またはジョヴァンニ・デ・マッケ 1550頃-1614):
Bacciami vita mia 口づけを、わが命の君よ
2. ピーター・フィリップス(1560/61-1628):
Amor che vuoi ch'io facci 恋人よ、私をどうしたいのか
3. アンドレア・ガブリエーリ(1533-1585):
Sonno diletto e caro 快く愛しき眠り
4. セヴラン・コルネ(1530頃-1582):
Crudel tu dormi 残酷な人、きみは眠っているが
5. ジャン・ド・テュルヌー
(またはヤン・ファン・テュルンハウト
1545-1618):
Quando Amor i begl'occhi 恋人が美しい目を伏せて
6. アンドレ・プヴェルナージュ
(またはアンドレアス・ペフェルナーヘ
1542/43-1591):
Amorose faville 恋の火花が
7. コルネリス・フェルドンク(1563-1625):
Tempo sia hormai 今こそ時が来た
8. コルネ: Anchor che col partire 別れのときは
9. ルカ・マレンツィオ(1553/54-1599):
Dice la mia bellissima licori 私の美しいリコリは言う
10. ジャン・デケーヌ(1570頃-1630頃):
Si breve e 'l tempo なんと短い時よ
11. コルネ: Ite, caldi sospiri さあ行け、熱い吐息よ
12. ルネ・デル・メル(1554頃-1598頃):
Infelice mio core 不幸なわが心よ(恋する者と彼の心の対話)
13. アレッサンドロ・ストリッジョ(1540-1592):
La ver' l'aurora ほら、暁の訪れと共に
14. ジャン・ド・カストロ(1540頃-1600以降):
Liquide perle 輝く真珠のごとく
15. テュルヌー:
Udite i miei lamenti 聞いてください、私の嘆きを
16. オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):
S'io esca vivo この危険な岩場を私が生きて脱せたなら
17. ジョヴァンニ・ピエールルイージ・ダ・
パレストリーナ(1525/26-1594):
Io son ferito, ahi, lasso ああ私はこんなに傷ついて
18. コルネ:
Veramente in amore 恋の最中にいるはずなのに
19. フェルドンク:
O vita, vita no おお人生よ、こんな人生があるか
20. フィリップス:
Ditemi, o Diva mia 教えてくれ、わが女神の君
21. ストリッジョ:
Non rumor di tamburi 騒音も、太鼓も喇叭もなしに |
ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ
ロッサーナ・ベルティーニ、
フランチェスカ・カッシナーリ、
アレーナ・ダンチェヴァ(ソプラノ)
エレーナ・カルツァニーガ、
アンナリーザ・マッゾーニ(アルト)
ジュゼッペ・マレット、
ラッファエーレ・ジョルダーニ(テノール)
マッテオ・ベッロット、
グリエルモ・ブオンサンティ(バス) |
録音: 2023年10月20-26日 サンティ・ロッコ&セバスティアーノ同信会教会、 クミアーナ(イタリア北部ピエモンテ地方トリノ県)
収録時間: 64分
【北方に花開いたイタリア語ポリフォニーの粋を、イタリア最高の声楽集団の名解釈で】
ヨーロッパ各地で多声音楽の全盛期を支えたネーデルラント(現在のベネルクス三国とその近辺に相当)の名匠たちが、16世紀後半にイタリアの作曲家たちから刺激を受けつつ地元ネーデルラントで出版したイタリア語重唱曲=マドリガーレを厳選。
ナポリで活躍したデ・マッケ(ド・マック)や、ヴェネツィアのA.
ガブリエーリ、ローマのマレンツィオなどイタリアに軸足を置いていた作曲家たちの作品も含め、全ての収録曲はこの地域の文化拠点アントウェルペンで出版されていながら(1603年に出版されたフェルドンクの1曲〔トラック7〕以外は全て1580~90年代に刊行)歌詞は全てイタリア語で、オランダ独立戦争の動乱をよそに、ヨーロッパの南と北をまたにかけた刺激的な文化活動のあったことが判ります。
コルネやフェルドンクなど重点的に紹介される機会の少ない作曲家たちも興味深く、緻密なポリフォニーや歌詞を活かした音作りの機微を存分に味わえる内容。
しかも演奏は、音楽監督の早世により惜しまれながら活動休止したイタリアの名団体ラ・ヴェネシアーナのメンバーを多く含む気鋭集団、ラ・コンパーニャ・デル・マドリガーレ。
温もりをたたえながら曲構造を明瞭に聴かせる精緻な歌唱で、濃やかな和声変化や多声書法の味わいをよく伝える解釈の妙はさすがというほかありません。
Musique en Wallonieレーベルの常通りブックレットも美麗図版の数々はじめ情報満載です(伊語歌詞、仏・英・蘭・独語歌詞訳&解説)。
|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
.
APR
|
APR7318
(3CD)
特別価格
\5200 →\4790
|
サン=サーンスやダンディの自作自演含む、
20世紀初頭フランスの貴重なピアノ録音集
フレンチ・ピアノ・スクール ~ 最初期のフランス・ピアノ録音集 |
◆カミーユ・サン=サーンス(1835-1921)
・サン=サーンス:アフリカ(ピアノと管弦楽のための幻想曲)
Op.89*
・サン=サーンス:かわいいワルツ Op.104
・サン=サーンス:のんきなワルツ Op.110
・サン=サーンス:アンダンテ・ソステヌート(ピアノ協奏曲第2番ト短調
Op.22より)*
・サン=サーンス:オーヴェルニュ狂詩曲(ピアノと管弦楽のための)
Op.73*
Gramophone & Typewriter Company
録音:1904年6月26日、パリ
*=ピアノ独奏簡略版
・サン=サーンス:夕べの幻想(ブリダにて)
Op.60-3(アルジェリア組曲より)
・サン=サーンス:フランス軍隊行進曲
Op.60-4(アルジェリア組曲より)
・サン=サーンス:マズルカ第1番 Op.21
・サン=サーンス:かわいいワルツ Op.104
・サン=サーンス:前奏曲(ノアの洪水
Op.45より)(ヴァイオリンとピアノ版)
ガブリエル・ヴィローム(ヴァイオリン)
・サン=サーンス:エレジー Op.43
ガブリエル・ヴィローム(ヴァイオリン)、Gramophone
& Typewriter Company
録音:1919年11月24日、パリ
・サン=サーンス:アヴァネーズ Op.83
ガブリエル・ヴィローム(ヴァイオリン)、Gramophone
Company
録音:1920年11月26日、パリ
◆ルイ・ディエメ(1843-1919)
・ディエメ:演奏会用大ワルツ Op.37
・ディエメ:水夫の歌 Op.12
・ゴダール:ワルツ第5番(半音階的ワルツ)
Op.88
・メンデルスゾーン:無言歌 《紡ぎ歌》
Op.67-4
・ショパン:夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2
Gramophone & Typewriter Company
録音:1904年、パリ
・ディエメ:水夫の歌 Op.12
・ディエメ:演奏会用大ワルツ Op.37
Gramophone & Typewriter Company
録音:1906年、パリ
◆ヴァンサン・ダンディ(1851-1931)
・ダンディ:旅の画集 Op.33より 〔第4曲、第8曲、第6曲、第9曲〕
・ダンディ:リズミカルな舞曲(山の詩
Op.15より 第2曲)
HMV
録音:1923年6月7日、ヘイズ
◆ラウール・プーニョ(1852-1914)
・ヘンデル:ガヴォットと変奏曲(組曲ト長調
HWV441より)
・D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K24(L495)
・プーニョ:即興ワルツ
・ショパン:ワルツ 変イ長調 Op.34-1
・リスト:ハンガリー狂詩曲第11番 S244-11
・ウェーバー:華麗なるロンド 変ホ長調
Op.62
・メンデルスゾーン:無言歌 《狩の歌》
Op.19b-3
・プーニョ:月へのセレナード
Gramophone & Typewriter Company
録音:1903年4月、パリ
・ショパン:夜想曲第5番英ヘ長調 Op15-2
・メンデルスゾーン:無言歌 《紡ぎ歌》
Op.67-4
・マスネ:狂ったワルツ(プーニョへ献呈)
・シャブリエ:スケルツォ=ワルツ(絵画的小品より
第10曲)
・プーニョ:遅いワルツ(3つのバレエの調べより
第1曲)
・ショパン:即興曲第1番変イ長調 Op.29
・ショパン:子守歌 変ニ長調 Op.57
・ショパン:葬送行進曲(ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調
Op.35より)
・メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調
Op.16-2
Gramophone & Typewriter Company
録音:1903年11月、パリ
◆エメ=マリー・ロジェ=ミクロ(1860-1951)
・ゴダール:マズルカ(古代と現代の舞踏組曲
Op.103より 第4曲)
・ショパン:ワルツ 変ニ長調 《子犬のワルツ》
Op.64-1
・メンデルスゾーン:無言歌 《紡ぎ歌》
Op.67-4
・メンデルスゾーン:ロンド・カプリチオーソ
Op.14(簡略版)
・リスト:ハンガリー狂詩曲第13番 S244-13(ヴィヴァーチェのみ)
・リスト:ハンガリー狂詩曲第11番 S244-11(アンダンテ・ソステヌートから最後まで)
Fonotipia
録音:1905年9月、パリ
・ショパン:夜想曲第5番英ヘ長調 Op.15-2
・ショパン:ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
・メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調
Op.16-2
・シューマン:夢のもつれ(幻想小曲集
Op.12より 第7曲)
Fonotipia
録音:1906年11月15日、ミラノ
◆ギャストン・レジス(1879-1935)
・ショパン:タランテラ 変イ長調 Op.43
・サン=サーンス:メヌエット(ピアノのための組曲
Op.90より 第2曲)
・サン=サーンス:ガヴォット(ピアノのための組曲
Op.90より 第3曲)
・サン=サーンス:かわいいワルツ Op.104
Gramophone Company
録音:1921年7月21日、アルジェ
◆フランシス・プランテ(1839-1934)
・メンデルスゾーン:無言歌 《狩の歌》
Op.19b-3
・メンデルスゾーン:無言歌 《春の歌》
Op.62-6
・メンデルスゾーン:無言歌 《紡ぎ歌》
Op.67-4
・メンデルスゾーン:無言歌 《セレナーデ》
Op.67-6
・メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調
Op.16-2
・ショパン:練習曲嬰ハ短調 Op.10-4
・ショパン:練習曲変ト長調 《黒鍵》 Op.10-5
・ショパン:練習曲ハ長調 Op.10-7
・ショパン:練習曲変イ長調 《エオリアン・ハープ》
Op.25-1
・ショパン:練習曲ヘ短調 Op.25-2
・ショパン:練習曲変ト長調 《蝶々》 Op.25-9
・ショパン:練習曲イ短調 《木枯らし》
Op.25-11
・シューマン:ロマンス 英ヘ長調 Op.28-2
・シューマン:ロマンス ニ短調 Op.32-3
・シューマン/ドビュッシー:噴水のほとりで
Op.85-9
・ベルリオーズ/レドン:メフィストフェレスのセレナード(ファウストの劫罰より)
・ボッケリーニ/プランテ:五重奏曲 《ボッケリーニの有名なメヌエット》
Op.13-5
・グルック/プランテ:ガヴォット(オーリードのイフィジェニーより)
French Columbia
録音:1928年7月4日、サン=タヴィ、モン=ド=マルサン
◆ルシアン・ヴルムザー(1877-1967)
・モーツァルト:田園変奏曲 KV Anh.209b(恐らく偽作)
・ショパン:マズルカ ロ短調 Op.33-4
・ショパン:ワルツ 変イ長調 Op.69-1
・ショパン:ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
・ヴルムザー:小夜想曲
・ヴルムザー:即興曲
・シューベルト/フィッシュホフ:ロザムンデより
バレエ音楽 D797-9
・シューベルト/タウジヒ:軍隊行進曲変ニ長調
D733-1
Gramophone Company
録音:1911年4月&5月、パリ |
20世紀初頭フランスの貴重なピアノ録音を集成!
☆APRの「フレンチ・ピアノ・スクール」最新作!
☆サン=サーンスやダンディの自作自演含む、20世紀初頭フランスの貴重なピアノ録音集!
約150年間の歳月の中で、パリ音楽院の名教師たちによって育まれた独特のスタイルと名ピアニストたちの演奏を現代に蘇らせるAPRの「フレンチ・ピアノ・スクール」シリーズ。
最新作となる3枚組セットは、同シリーズでももっとも重要なものとなるであろう録音集で、フランスだけでなく世界中でこれまでに作られた中でももっとも古くて珍しいピアノ録音が集められており、ヴルムザーを除くすべてのピアニストの完全なソロ録音が含まれています。
エルツの弟子ロジェ=ミクロの初期のフォノティピア録音や、90歳の時に録音されたプランテの後期コロムビアの電気録音、そしてサン=サーンスやディエメ、プランテといった19世紀前半に生まれた名ピアニストたちの解釈を新たなリマスタリングでお届けします。
製作にあたっては最新のデジタル技術が随所に導入され、これまでは1903年に使用された不安定な録音用ターンテーブルによって生じたヴィブラートという欠点のあったプーニョの素晴らしい録音も、ピッチを安定させた状態で聴くことができます。
※録音:1903年~1928年
※トランスファー&オーディオ・レストレーション・エンジニア:アンドルー・ハリファックス
|
<国内盤>
HARMONIAMUNDI(国内仕様盤)
|
KKC 6897
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000
※価格改定再案内
|
ベルリン古楽アカデミー
C.P.E.バッハ:交響曲集
交響曲
・ハ長調 H.649, Wq.174*
・ニ長調 H.651, Wq.176*
・ホ短調 H.652, Wq. 177+
・ト長調 H.657, Wq. 182-1+
・ハ長調 H.659, Wq.182-3+
・イ長調 H.660, Wq. 182-4*
・ロ短調 H.661, Wq.182-5+ |
ベルリン古楽アカデミー
〔コンサートマスター:平崎真弓(*)、
ゲオルク・カッルヴァイト(+)〕 |
ベルリン古楽アカデミーによるC.P.E.バッハの交響曲集、完結編の登場!コンサートマスターは平崎真弓とゲオルク・カッルヴァイト!
録音:2023年1月、b-sharp/HMM.902317/輸入盤・日本語帯・解説付
ベルリン古楽アカデミーによる長年のプロジェクト、C.P.E.バッハの交響曲全曲録音の最終巻の登場です!
コンサートマスターは平崎真弓(トラック表で*印)、
そしてゲオルク・カッルヴァイト(トラック表+印)。平崎真弓は《ビーバー:ロザリオのソナタ》(KKC
6610) でレコード芸術2023年2月号特選、さらに
2024年2月発売のムック「レコード芸術2023年総集編」で美山良夫氏セレクトの音楽史部門の第3位に選ばれるなど、その評価、注目度とも急上昇中の
奏者です。
ゲオルク・カッルヴァイトは長年同団でコンサートマスターを務めており、その音楽づくりは広く知られるところです。
1982年結成のベルリン古楽アカデミーが20
年あまり取り組んでいるC.P.E.バッハ。J.S.バッハの息子であり、その自由と独創性によってハイドンやモー
ツァルトへの道を切り開いた重要な存在です。
C.P.E.バッハの交響曲は、管弦楽のための交響曲が11、弦楽のための交響曲が8(うち1曲は、管弦楽のため
の交響曲の弦楽版)。
これまでの録音は、HMC 901622 にWq 183-2,
183-3, 182-2, 182-6、HMG 501711 にWq 173,
178, 179、HMM 902420 にWq 175, 183-4、HMM
902601 にWq 180, 181、HMC 902132 にWq 173、HMC
902167 にWq.183-1 が収録。
C.P.E.バッハの交響曲は、ベルリン時代(1738-68)
そしてその後移ったハンブルク(1768年以降)
の初めのころに多く書かれました。
当盤に収録の 174, 176, 177はいずれも1750年代半ば、C.P.E.の創作力が最高潮にあった時期の作。
ベルリン古楽アカデミーの実力をもってしても、C.P.E.バッハ
の交響曲は創意に満ち、大きなチャレンジだといいます。
期待にたがわずC.P.E. のオリジナリティと創意を、このうえない形で聴くことができる内容です。
今回、 平崎真弓がコンサートマスターを務める楽曲もあり、楽団の世代交代をも感じさせる重要な録音の誕生となりました。
当初ご案内しておりましたKKC.6844 (未発売)
は価格変更のため廃盤となります。(代理店)
|
|
KKC 6898
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000
※価格改定再案内
|
ケラス×ミナージ率いる
アンサンブル・レゾナンツの痛快な管弦楽
アントニン・クラフト(1749-1820):
チェロ協奏曲 ハ長調 op.4 (1804)
C.P.E.バッハ(1714-1788):
チェロ協奏曲 変ロ長調 H436 Wq171 (1751) |
ジャン=ギアン・ケラス
(チェロ/Gioffredo Cappa, 1696)
アンサンブル・レゾナンツ
リッカルド・ミナージ(指揮) |
ケラスの驚異的超絶技巧×ミナージ率いるアンサンブル・レゾナンツの痛快な管弦楽による最強至高の化学反応
録音:2023年9月、ハンブルク、フリードリヒ=エーベルト・ホール/HMM.902392/輸入盤・日本語帯・解説付
世界最高峰のチェロ奏者、ジャン=ギアン・ケラス。冴え渡った切れ味の技巧と知的頭脳的ひらめき、そしてそこに近年さらなる深みをました音楽性が加わり、
とどまるところを知らない活動を見せています。
このたびのケラスの新譜は、18世紀半ば、そして19世紀の幕開けに誕生したチェロ協奏曲2篇。どちらも
超絶技巧が求められ、しかし軽やかに弾かねばならぬ難曲ですが、ケラスはらくらくと、自由に歌いあそぶ余裕も見せながらの演奏を展開しています。管弦楽は
アンサンブル・レゾナンツ。こちらも過去の偉大な作品から現代音楽まで、切れのある解釈で聴き手を魅了するアンサンブルで、まさにケラスと絶好の相性の良さ。
2017年にはC.P.E.バッハのチエロ協奏曲(イ短調)
のディスクを録音しております(HMM 902331/KKC
5913)。
指揮のミナージは、2018年 からアンサンブル・レゾナンツのアーティスト・イン・レジデンスを務め、現在までその関係は延長されています。
ミナージにとって、特にC.P.E.バッハはこれ
までにも頻繁にとりあげている作曲家。
徹底した資料研究と明確な音楽ヴィジョンで、当時の熱気や喧騒までをも彷彿とさせるような「生きた」演奏を展開し
ています。
クラフトはボヘミアの小さな町で生まれ、プラハ大学で学び、チェロの教本でも知られるウェルナーのレッスを受けます。ウィーンに移り、チェロの妙技で人々を魅了。
ニコラウスI世ヨーゼフ・エステルハージーのオーケストラの首席チェロ奏者を務め、J.ハイドンの指揮のもと様々な作品を演奏する傍ら、作曲も師事
しました。
ハイドンのチェロ協奏曲ニ長調や、ベートーヴェンの三重協奏曲op.56のチェロ・パートはクラフトのために書かれたと言われており、彼がいかに優
れた奏者だったかということが窺われます。
そしてクラフトのチェロ協奏曲は音域の広さと超絶技巧に驚かされますが、ケラスはそんなことを感じさせない軽やかな技巧で演奏、さらに2楽章ではおあそびも交えるほどの余裕ぶりです。
C.P.E.バッハのチェロ協奏曲は、彼がもっとも充実していたベルリン時代に書かれたもの。
とある当時の大名手を念頭に書かれたと考えられ、エレガントな雄弁さで貫かれており、わかりやすいコントラストなどは控えられています。
喜びに満 ちた終楽章まで、C.P.E.バッハの旋律の美しさをたのしめる作品。
当初ご案内しておりましたKKC.6877 (未発売)
は価格変更のため廃盤となります。(代理店)
|
|
KKC 6899
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000
※価格改定再案内
|
パブロ・エラス=カサド(指揮)
アニマ・エテルナ・ブリュッヘ
ブルックナー(1824-1896):
交響曲 第4番 変ホ長調≪ロマンティック≫
(レオポルト・ノヴァーク版/第2稿(1878-1880))
第1楽章-18:11/第2楽章-15:04/
第3楽章-10:38/第4楽章-21:35 |
パブロ・エラス=カサド(指揮)
アニマ・エテルナ・ブリュッヘ
(ピリオド楽器/
コンサートマスター:
アンネ・カタリーナ・シュライバー) |
エラス=カサド&アニマ・エテルナのブルックナー・シリーズ第1
弾、驚くほどに振幅の豊かなデュナーミク、そして感情の起伏、エラス=カサドがアニマ・エテルナと描く、ブルックナーの人間像
録音:2024年1月、コンセルトヘボウ・ブリュッヘ(ベルギー)/HMM.902721/輸入盤・日本語帯・解説付
harmoniamundi で、大注目のシリーズが始まります。スペインの「注目株」からもはや世界にその実力を認められた存在となったパブロ・エラス=カサドと、ピリオド楽器のオーケストラとして1987
年にインマゼールによって創立されたアニマ・エテルナによる、ブルックナーのシリーズです!
アニマ・エテルナの音色は雄大な自然を感じさせる音色。エラス=カサドの指揮により、ブルックナーが音符にこめた無垢ともいえるまでに純粋な感情的な部
分が、惜しげもなく引き出され増幅されています。
驚くほどに振幅の大きい感情の揺れ、そしてデュナーミクの豊かさには圧倒されます。
レコーディングではリ スクをとりにいくことができると語るエラス=カサドが、アニマ・エテルナとともに新たに描くブルックナー像。注目です!
アニマ・エテルナは1987年、鍵盤奏者・指揮者のヨス・ファン・インマゼールによって設立された、ベルギーに本拠地をおく、ピリオド楽器のオーケスト
ラ。
1745-1945年そして現在にいたるまでの音楽をとりあげています。
2020-21のシーズンからは様々な客演指揮者と演奏するようになり、2022年より、
パブロ・エラス=カサドともブルックナーのシリーズが始動しています。
パブロ・エラス=カサドは1977年グラナダ生まれ。
harmonimaundi には2012年 より録音を開始、2020年度第58回レコード・アカデミー賞大賞(ベートーヴェン:第九)
および銅賞(ファリャ:三角帽子、恋は魔術師)。
2023年に≪パルジファル≫でバイロイト音楽祭にデビュー、2024年にも同演目で登場します。NHK交響楽団との共演で来日多数。
当初ご案内しておりましたKKC.6878 (未発売)
は価格変更のため廃盤となります。(代理店)
|
<映像>
.
BRU ZANE(映像)
|
BZ3001
(DVD+BD)
\5500 →\5090
|
初演時の演出を瑞々しく再現
ビゼー: 《カルメン》 初演舞台再現版
ジョルジュ・ビゼー(1838-1875):
《カルメン》全4幕のオペラ・コミーク(1875)
エルネスト・ギロー(1837-1892)による
レチタティーヴォ補筆付グランド・オペラ版
台本...
リュドヴィク・アレヴィ(1834-1908)&
アンリ・メヤック(1830-1897)
原作...プロスペル・メリメ(1803-1870) |
カルメン...ディーパ・ジョニー(メゾ・ソプラノ)
ドン・ホセ...
スタニスラス・ド・バルベラック(テノール)
エスカミーリョ...ニコラ・クルジャル(バス)
ミカエラ...ユリア・マリア・ダン(ソプラノ)
フラスキータ...
ファウスティーヌ・ド・モネス(ソプラノ)
メルセデス...
フロリアーヌ・アスレール(メゾ・ソプラノ)
スニガ...ニコラ・ブローイマン(バス)
モラレス...ヨアン・デュブリュク(バリトン)
ダンカイロ...フローラン・カレル(バリトン)
レメンダード...トーマス・モリス(テノール)
アクサンチュス合唱団
ルーアン音楽院児童合唱団
ルーアン・ノルマンディ歌劇場管弦楽団
ベン・グラスバーグ(指揮) |
演出: ロマン・ジルベール(アシスタント:
ガブリエル・ラヴィアル)
美術: アントワーヌ・フォンテーヌ(アシスタント:
アドリアン・ドーヴィリエ)
衣装: クリスティアン・ラクロワ(アシスタント:
ジャン=フィリップ・ポンス)
証明: エルヴェ・ガリ(アシスタント: ステファーヌ・ルベル)
振付: ヴァンサン・シャイエ
映像監修: ジャン=ピエール・ロワジル
収録: 2023年9月 ルーアン・ノルマンディ歌劇場、ルーアン(フランス北部ノルマンディ地方)
※同内容のDVDとBDが同梱されています。
収録時間: 183分(本編169分、特典〔インタビューとメイキング映像〕14分)
音声: フランス語 ステレオ/マルチチャンネル5.1
字幕: フランス語、英語、ドイツ語、イタリア語
画角: 16:9 NTSC All Region
【19世紀人たちが味わった衝撃を再現!初演時の演出を瑞々しく再現した《カルメン》】
世界で最も頻繁に上演されるフランス・オペラと言ってもまず過言ではない《カルメン》。
作曲者ビゼーが亡くなる少し前に行われた初演は、設
定の生々しい現実味や救いのない結末のため不評に終わったとのことで、音楽だけでなく筋書きの展開や舞台演出も公演の成否につな
がってくる総合芸術の難しさを再認識させられます。
近年パリの歴史博物館で、《カルメン》初演時の衣装や大道具の詳細はもちろん、合
唱の動きや照明の色・数まで子細に記された演出ノートが発見され、当時人々に鮮烈な印象を与えた舞台の様子が詳しく分かるようにな
りました。
今回の映像はそのノートをもとに、同時代の他の史料も参考にしつつ「初演時の舞台」を可能な限り忠実に再現したルーアン・ノル
マンディ歌劇場のプロダクション。
楽譜は作曲家の友人ギローが手がけたレチタティーヴォ入りシュダンス版をもとにロマン派フランス音楽セン
ター(Palazetto Bru Zane)が独自監修した最新校訂版を用い、フランス歌劇界の最前線を担う歌手たちと共にきわめて精彩に富んだス
テージを味わわせてくれます。
指揮のベン・グラスバーグは1994年生まれの若手ながら2021年からルーアン・ノルマンディ歌劇場の音楽監督
を務め、2024年からはウィーン・フォルクスオーパーの音楽監督も兼務する逸材。作品に通底する独特のスペイン情緒を誠実かつ熱のこ
もった演奏で鮮やかに浮かび上がらせています。
Bru Zaneの常通りブックレットは挿絵や史料引用も充実(仏英独伊語)、映像の細部ま
で企図をよく伝えるリリースとなっています。
|
9/24(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.
ALIA VOX
|
AVSA 9960
(4SACD HYBRID)
\7500 →\6990
|
サヴァール/ル・コンセール・デ・ナシオン
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢
[Disc1]
英語による歌唱とセリフを伴う版
(テキスト:ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616))
[Disc2]
ドイツ語による歌唱とセリフを伴う版
(ドイツ語版テキスト:
アウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲル(1767-1845))
1. 序曲/2. I. スケルツォ/3. II.
メロドラマ/
4. 妖精の行進/5. III. 歌と合唱/6.
IV. メロドラマ/
7. V. 間奏曲/8. VI. メロドラマ/9.
VII. 夜想曲/
10. VIII. メロドラマ/11. IX. 結婚行進曲/
12. X. メロドラマ/13. 葬送行進曲/
14. XI. 道化者たちの踊り/
15. XII. メロドラマ/16. XIII.
フィナーレ
[Disc3](英語版)&[Disc4](ドイツ語版)
演奏会版
1. 序曲/2. I. スケルツォ/3. 妖精の行進/
4. III. 歌と合唱/5. V. 間奏曲/6.
VII. 夜想曲/
7. IX. 結婚行進曲/8. 葬送行進曲/
9. XI. 道化者たちの踊り/10. XIII.
フィナーレ |
指揮:ジョルディ・サヴァール
管弦楽:
ル・コンセール・デ・ナシオン
《リナ・トゥール・ボネ:第1ヴァイオリン》
合唱(ソプラノ、メゾ、アルト):
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
パック:
トーマス・ヘフト(独)、
マイア・ジェッメット(英)
オベロン:
ディートリヒ・ヘンシェル(独)、
ジェフリー・カレイ(英)
ティターニア:
レイキ・フォン・カリオヴィッツ(独)、
ウェンディ・モルガン(英)ほか |
ALIA VOXレーベル25周年記念盤。サヴァールによる「真夏の夜の夢」!こまやかにして拡張高く立派、ピリオド楽器の醍醐味も満点の演奏!
録音:2023年9月30日-10月4日(音楽部分)
セリフ部分:【ドイツ語】2024年1月7-8日/【英語】2024年5月31日
Multi-channel (約300 ページフルカラーブックレット)
サヴァールがメンデルスゾーンの《真夏の夜の夢》を録音しました!サヴァールのレーベル、ALIA
VOXレーベルの25周年記念盤。
Disc1と2には、序曲と8つの異なる付随音楽、そして5つのメロドラマの全楽曲が収録されており、それぞれ英語とドイツ語の2つのアンサンブルで演奏・朗読されたセリフが収録。
さら にDisc3と4には、「音楽だけの世界にどっぷり浸かりたい方のために」台詞以外の音楽部分をやはり英語版とドイツ語版で収録しているというこだわりよう。
とことんこだわりぬいた、サヴァールにしかできない形でのリリースです!トータル約300ページのフルカラーのブック仕様CD。
実にこまやかでありながら、非常に豊かな音色とデュナーミク。サヴァールはすでにメンデルスゾーンの交響曲をリリースしており、その演奏でもその天才ぶりを
あらためて感じさせてくれましたが、ここでも一音一音にメンデルスゾーンの魂が感じられるような演奏。
結婚行進曲も「ピリオド楽器だと速い」印象ですが、クレ
ンペラーを思わせるような立派さと格調高さ、それでいて打楽器の音色などにピリオド楽器の醍醐味も存分に発揮されており、大満足です。
|
PASSACAILLE RECORDS
|
|
フェルディナント・ソル(1778-1839):ギター作品集
村人の幻想曲 Op.52
スペインのフォリア Op.15a(変奏とメヌエット)
「私が羊歯だったなら」の主題による序奏と変奏曲
Op.26
華麗なる幻想曲と変奏曲 Op.30
ギター・ソナタ ハ長調 Op.15b
6つのディヴェルティスメント Op.2より 第3番
アンダンティーノ
演奏会用小品 Op.54
モーツァルトの『魔笛』の主題による序奏と変奏曲
Op.9
24の練習曲 Op.35より 第17番 モデラート |
シャビエル・ディアス=ラトレ(ギター) |
当時の楽器で聴くギターの革命児ソル珠玉の名曲集
Guitare Blaise le Jeune, c. 1830–1850
restored by Carlos Gonzalez
Gut Strings by DamianDlugolecki, basses
by Aquila Corde
録音:2022年/67:45
ギター音楽に革命を起こしたフェルナンド・ソル(1778-1839)。
ハイドンの影響を思わせる均整の取れた古典音楽を土台としながら、華麗なテクニックによっ
て立体的な音響を紡ぎ出し、ギターから交響的なサウンドを生み出します。
このアルバムにはソルの最も美しい作品の数々が収められており、彼の作曲家としての
才気が遺憾なく発揮されています。
19世紀の楽器を使って演奏されているのもポイントです。
シャビエル・ディアス=ラトレは1968年バルセロナ生まれ。エスペリオンXXIのメンバーとして活躍する他、コンチェルト・ヴォカーレ、ベルリン古楽アカデミー、コンチェルト・ケルンなどでも演奏している名手です。
|
PROSPERO CLASSICAL
|
|
おとぎ話~クラリネット、ヴィオラとピアノのための作品集
パウル・ユオン(1872-1940):
トリオ・ミニアチュールズ Opp.18a, 24a
ヨハン・アムベルク(1846-1928):幻想小曲集
Op.12
※世界初録音
シューマン(1810-1856):おとぎ話 Op.132
フランセ(1912-1997):
クラリネット、ヴィオラとピアノのための三重奏曲 |
トリオ・アイガー
[フィリパ・ヌネス(クラリネット)、
マリア・クレメント(ヴィオラ)、
カテリーナ・テレシチェンコ(ピアノ)] |
情景が広がる幻想性あふれるトリオ集
録音:2023年/63:37
クラリネット、ヴィオラ、ピアノという珍しい編成の三重奏曲集。
有名なシューマンの『おとぎ話』は物語性のある情景豊かな名品。
他の3曲も同様にどこか物語的で幻想性にあふれています。
|
|
|
静かな輝き ~後期ロマン派のスイス合唱音楽
ハンス・フーバー(1852-1921):
Die Nacht / Nixenreigen / Herbstlied
フリードリヒ・ヘーガー(1841-1927):Morgen
im Walde / Der Wald
ヘルマン・ズーター(1870-1926):
Mein Schatz der ist auf die Wanderschaft
hin /
Winters Ende Op.16-3
アウグスト・ヴァルター(1821-1896):
Morgenlied Op.14-1 /
Fruhlingsahnung Op.14-2 / Abschied Op.14-3
エルンスト・ライター(1814-1875):Morgenwanderung
ルドルフ・モーザー(1892-1960):
Die Quelle Op.27-5 / Jagerlied Op.27-2
ワルター・クルヴォワジエ(1875-1931):
Der Kehraus Op.34-5 / Zwielicht Op.34-2
アルベルト・メシンガー(1897-1985):
Verganglichkeit Op.19-3
コンラート・ベック(1901-1989):Abendlied
/ Losung |
トビアス・シャベンベルガー(ピアノ)
ラファエル・インモース(指揮)
バーゼル・マドリガリステン |
バーセル周辺の美しい合唱曲集
録音:2021年/56:57
19世紀から20世紀初頭にかけて合唱音楽の中心地だったバーゼルと、その周辺で活躍した作曲家たちの作品集。
ライン川沿いのスイスの都市における後期ロマン派声楽作品を幅広く鮮やかに表現しています。
|
.
ALPHA CLASSICS
|
|
アストリグ・シラノシアン(チェロ)
見えざるものたち ~
ジャン・クラ、ピエール=オクターヴ・フェルー、マルセル・スラージュ:
チェロ・ソナタ集
1-3. ジャン・クラ(1879-1932): チェロ・ソナタ(1901)
4-6. ピエール=オクターヴ・フェルー(1900-1936):
チェロ・ソナタ イ短調(1932)
7-9. マルセル・スラージュ(1894-1970):
チェロ・ソナタ 嬰へ短調(1919)
※4-9は世界初録音 |
アストリグ・シラノシアン(チェロ)
ナタナエル・グーアン(ピアノ) |
録音: 2024年4月 ビブリオテーク・ラ・グランジュ=フローレ、パリ収録時間:
64分
【アストリグ・シラノシアンが紐解く、フランス20世紀前半の知られざるチェロ・ソナタの魅力】
リヨン出身、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンの出演などで日本でもお馴染みのチェリスト、アストリグ・シラノシアンと、彼女と長く共演を続けているナタナエル・グーアンによる、知られざる作品を集めたアルバム。
アンリ・デュパルクと生涯親交を持ち、軍人でもあったジャン・クラがまだ22歳の若きフランス海軍士官だった頃のソナタは30分の演奏時間を要する立派なもので、形式とテクスチャー構成の習得における彼の早熟さを物語っています。
フローラン・シュミットに師事し音楽評論家としても活躍したピエール=オクターヴ・フェルーのソナタは、小規模ながら洒脱な親しみやすい作品。
将来を嘱望された彼ですが、このソナタを作曲した4年後に交通事故で亡くなってしまいます。
マルセル・スラージュはパリのコンセルヴァトワールでナディア・ブーランジェの教えを受け、その作品は多くの賞を受賞し戦後はコンセルヴァトワールで音楽理論の教授も務めていました。
現在ではその名前を聴くことはあまりありませんが、ここに収められたソナタも独創性に溢れています。
シラノシアンはフランス近代音楽史からいつの間にか見えなくなってしまったこれらの作品に深く寄り添い、その魅力と重要性を引き出す素晴らしい演奏を聴かせています。
|
|
|
ベンヤミン・アップル/レーゲンスブルクの名門合唱団のクリスマス・アルバム
1. ジョン・フランシス・ウェイド(1711-1786)/
デイヴィッド・ウィルコック編:
神の御子は今宵しも(おお、すべての忠実な崇拝者よ)
2. フェリクス・メンデルスゾーン(1809-1847):
そう、たとえ山々が崩れ去り(オラトリオ『エリア』Op.
70より)
3. アンドレアス・ハンマーシュミット(1612-1675):
門を広く開けよ
4. マックス・レーガー(1873-1916): マリアの子守歌
Op.76-52
5. マイケル・ヘッド(1900-1976):
The Three Mummers 仮装行列の三人
6. ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):
一輪のバラが咲いて
7. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
偉大なる主、おお力ある王よ
(クリスマス・オラトリオ BWV 248より)
8. バッハ: あなたの飼葉桶のそばに控えております
(クリスマス・オラトリオ BWV 248より)
9. レーガー: 眠れ、我が子よ Op. WoO VI
13-4
10. クリストフ・イスラエル(1964-):
O du frohliche おお、あなたは喜ばしくも
11. ヘルマン・デラッハー(1918-2004):
Geh Hansl, Pack dei Binggerl zam
おいハンス、荷物をまとめろ
12. ジョン・ラター(1945-): クリスマスの子守歌
13. セシル・シャミナード(1857-1944): 鳥たちのクリスマス
14. グスタフ・ヌードクヴィスト(1886-1949):
クリスマス、輝くクリスマス
15. ラター: 聖ヨセフのキャロル
16. ヨーゼフ・シュナーベル(1767-1831):
ベツレヘムへの巡礼
17. 作者不詳(伝承歌): 夕やみせまりて
18. エンゲルベルト・フンパーディンク(1854-1921):
夕べの祈り(歌劇《ヘンゼルとグレーテル》より)
19. ペーター・コルネリウス(1824-1874):
東方の三賢者 Op.8-3
20. ザムエル・シャイト(1587-1654) :
O Jesulein zart おお、愛らしきみどり児イエス
21. カール・ティール(1862-1939) : 甘き喜びのうちに
22. ヒュー・マーティン(1914-2011)/ラター編:
あなたに楽しいクリスマスを
23. ハンス・ベルガー(1944-): Sehet den
Stern あの星を見よ
24. フランツ・クサヴァー・グルーバー(1787~1863):
きよしこの夜 |
ベンヤミン・アップル(バリトン)
レーゲンスブルク大聖堂少年合唱団
(合唱指揮: クリスティアン・ハイス)
ミュンヘン放送管弦楽団
フローリアン・ヘルガート(指揮、
シュタイアー式アコーディオン)
イリアス・グラウ(ボーイソプラノ)
ハンス・ベルガー(ツィター)
エーデルトラウト・アップル(ギター)
ヨハンネス・ベルガー(コントラバス) |
録音:2024年1月19-20日 ヴォルフガングザール、レーゲンスブルク2024年4月10-12日 バイエルン放送第1スタジオ、ミュンヘン
収録時間: 75分
【ドイツ新時代の名歌手、懐かしき故郷レーゲンスブルクの名門合唱団とのクリスマス】
古楽器オーケストラとの共演から近現代まで幅広いレパートリーで活躍、オペラと歌曲の双方で高い評価を博している新時代ドイツの名歌手ベンヤミン・アップルが歌うクリスマス名曲集。
共演は彼の故郷レーゲンスブルクで中世に遡る歴史を持つ名門聖歌隊で、彼が少年時代に初めて本格的な歌唱経験を積んだのもこの団体でのことでした。
ミュンヘン放送管弦楽団も加わっての古典的名曲をはじめとするアップルの歌唱はどのトラックでも豊かな温もりにあふれ、清廉な荘厳さをもって曲ごとの特質に合った精緻な解釈をみせるレーゲンスブルク少年合唱団との相性も抜群。
ツィターやシュタイアー式アコーディオンが加わるナンバーでのトラッド的躍動感もたまりません。
ドイツ各地の古都のクリスマスマーケットのような賑わいと伝統の確かさに貫かれた、馥郁と本場の魅力を感じられる1枚です。
|
|
|
デュオ・ヤテコック
2台ピアノによる リスト: ソナタ、デュカス:
魔法使いの弟子 ほか
1-10. フランツ・リスト(1811-1886)/
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921)編曲:
ピアノ・ソナタ ロ短調(2台ピアノ版)
11. マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
火祭りの踊り(2台ピアノ版) ~バレエ『恋は魔術師』
12-16. ポール・デュカス(1865-1935)/作曲者編曲:
魔法使いの弟子(2台ピアノ版)
17-20. モデスト・ムソルグスキー(1839-1881)/
ニコライ・アルツィバーシェフ編曲:
禿山の一夜(4手連弾版) |
デュオ・ヤテコック
ナイリ・バダル(ピアノ)
アデライード・パナジェ(ピアノ) |
録音: 2023年2月13-16日 スタジオ・ド・ラ・ビュイソンヌ、ペルヌ=レ=フォンテーヌ、フランス
収録時間: 54分
【デュオ・ヤテコックによる、2台のピアノで聴く名曲集】
現代音楽を中心としたパフォーマンスが人気を呼び、フランスで大いに受けているデュオ・ヤテコック。「Les
Boys」(ALPHA388)、「動物の 謝肉祭」(ALPHA749/LP
ALPHA773)に続くALPHA3枚目のアルバムは、リストのピアノ・ソナタをサン=サーンスが2台ピアノに編曲し
た版のほか、クラシックの名曲をずらっと並べて2台ピアノで演奏したたいへん楽しい一枚。
息の合った2人の積極的な音楽表現が作品に魔
法をかけるように、その魅力を大きく引き立てています。なお「火祭りの踊り」の編曲については明記がありません。また「禿山の一夜」は連弾
用の編曲ですが、ここでは2台で演奏している模様です。
|
.
CHANNEL CLASSICS
|
CCSBOX7624
(35CD)
\16000 →\14990
|
ピーター・ウィスペルウェイ CHANNEL CLASSICS全録音
|
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ、チェロ・ピッコロ) |
■第1部: バロック期の室内楽(CD 1-3)
【CD 1】 ヴィヴァルディのソナタ
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
チェロ・ソナタ集
1-4. 変ロ長調 RV
46(Op.14-6)/5-8.
ト短調 RV 42/9-12. 変ホ長調
RV 39/
13-16. イ短調 RV
44/17-20. ホ短調
RV 40(Op.14-5)/21-24.
変ロ長調 RV 45(Op.14-4)
フロリレジウム(通奏低音/古楽器使用)
編成: チェンバロ[5-8]/オルガン[1-4,9-24]、
チェロ、アーチリュート/テオルボ/バロックギター
録音: 1994年1月8-10日 新教教会、レンヴァウデ(オランダ)/収録時間:
65分
【CD 2】 テレマン作品集
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
1-7. パルティータ
ト長調 TWV 41:G2(『小室内楽曲集』
より)
8-11. オーボエ・ソナタ
ト短調 TWV
41:g6(『食卓の音楽』第3部より)
12. アレグロ(オーボエ協奏曲
ニ短調
TWV 51:d1より)
13-17. オーボエと通奏低音のための組曲
ト短調 TWV41:g4(『忠実な音楽の師』より)
18-21. オーボエ・ソナタ
イ短調 TWV
41:a3(『忠実な音楽の師』より)
22-25. トリオ・ソナタ
変ホ長調 TWV
42:Es3
26-29. ヴァイオリン・ソナタ
ニ短調
TWV41:d3(『12の通奏低音付き独奏曲』より)
バート・シュネーマン(オーボエ)、フランス・ロベルト・ベルクハウト(ファゴット)、
メンノ・ファン・デルフト(チェンバロ)、シーベ・ヘンストラ(ポジティフオルガン)
録音: 1998年6月 旧カトリック教会、デルフト(オランダ)収録時間:
63分
【CD 3】 チェロ・ピッコロによるバッハ作品集
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
1. プレリュード
ト長調(原曲: ハ長調)
BWV 846(『平均律クラヴィーア曲集
第1巻』より)
2-5. ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ
第1番 ト長調 BWV 1027
6. シチリアーノ(チェンバロ協奏曲
第2番 ホ長調 BWV 1053より)
7. プレリュード
ニ長調(ト長調) BWV1007(無伴奏チェロ組曲
第1番より)
8-11. ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ
第2番 ニ長調 BWV 1028
12. アンダンテ(イタリア協奏曲
ヘ長調
BWV 971より)
13. リュートのためのプレリュード
ト短調(ハ短調) BWV 999
14-16. ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ
第3番 ト短調 BWV 1029
17. ラルゴ(チェンバロ協奏曲
第5番
ヘ長調 BWV 1056より)
リチャード・エガー(チェンバロ、オルガン、フォルテピアノ)、ダニエル・イードン(チェロ)
録音: 1996年6月 新教教会、レンヴァウデ(オランダ)収録時間:
59分
|
■第2部: 18~20世紀の無伴奏チェロ作品(CD
4-10)
【CD 4-5】バッハ: 無伴奏チェロ組曲(全6曲/第1回録音)
※第6番はチェロ・ピッコロ使用
録音: 1989年2月、1990年8月 新教教会、レンヴァウデ(オランダ)/収録時間:
72分/67分
【CD 6】 20世紀の無伴奏チェロ作品
1-2. ジェルジ・リゲティ(1923-2006):
無伴奏チェロ・ソナタ
3-8. ピーター・スカルソープ(1929-2014):
無伴奏チェロのためのレクイエム
9-13. パウル・ヒンデミット(1895-1963):
無伴奏チェロ・ソナタ Op.25-3
14-19. ロジャー・セッションズ(1896~1985):
チェロのための6つの小品
20. ヒール・メイエリング(1954-):
La
belle dame sans merci つれない妖女
録音: 1993年6月8-11日 旧カトリック教会、デルフト(オランダ)/収録時間:
60分
【CD 7】 レーガーのチェロ作品集マックス・レーガー(1873-1916)
1-3. 無伴奏チェロ組曲
第1番 ト長調
Op.131c-1/
4. アリア(ヴァイオリンとピアノのための組曲Op.103aより)/
5-8. 無伴奏チェロ組曲
第2番 ニ短調
Op.131c-2/9-10. 二つの小品
Op.79e/
11-13. 無伴奏チェロ組曲
第2番 イ短調
Op.131c-3/
14. 子守唄(ヴァイオリンとピアノのための組曲Op.103aより)
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ/ブリュ―トナー1890年頃製)[4,9-10,14]
録音: 1995年9月 新教教会、レンヴァウデ(オランダ)収録時間:
61分
【CD 8】ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
無伴奏チェロ組曲(全3曲)
録音: 2001年4月 メノナイト教会、デーフェンテル(オランダ)/収録時間:
76分
【CD 9-10】バッハ:
無伴奏チェロ組曲(全6曲/第2回録音)
※第6番はチェロ・ピッコロ使用
録音: 1998年1月 オランダ新教教会、ファルクコーグ(オランダ)/収録時間:
61分/78分 |
■第3部: 協奏曲(CD 11-21)
【CD 11】 ヴィヴァルディのチェロ協奏曲集
ヴィヴァルディ:
1. ラルゲット(ヴァイオリン協奏曲
ヘ長調 RV 295より/チェロによる演奏)
2-4. チェロ協奏曲
イ短調 RV 421+RV
Anh. 146/415
5. ラルゴ(ヴァイオリン協奏曲
ハ長調
RV 190より/チェロによる演奏)
6-8. チェロ協奏曲
ヘ長調 RV 410+RV
407+RV 411
9. アダージョ(弦楽のための協奏曲
ハ長調 RV 109より/
チェロ・ピッコロ、チェロ、ヴィオローネとオルガンによる演奏)
10. アレグロ・ヴィヴァーチェ
(作曲者不詳〔伝ヴィヴァルディ〕のチェロ協奏曲
ニ長調 RV 404より)
11. ラルゴ(ヴァイオリン協奏曲
ニ長調
RV 226より/チェロによる演奏)
12-14. ヴァイオリン協奏曲
ロ短調
RV 424(チェロ・ピッコロによる演奏)
15. ラルゴ・エ・カンタービレ
(ヴァイオリン協奏曲
変ロ長調 RV
383より/チェロによるハ長調での演奏)
16-18. チェロ協奏曲
ト長調 RV413
19. ラルゴ(ヴァイオリン協奏曲
イ長調
RV 341より/チェロ・ピッコロによるト長調での演奏)
20-22. チェロ協奏曲
イ短調 RV 422
23. アラ・ブレーヴェ(チェロ協奏曲
ト長調 RV Anh.146/415より)
フロリレジウム(古楽器使用)
録音: 1996年8月 URC教会、ハイゲート、ロンドン収録時間:
59分
【CD 12】 ハイドンのチェロ協奏曲(全2曲)
他
ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
1-3. チェロ協奏曲
第1番 ハ長調 Hob.VIIb:1
4-7. 交響曲 第104番
ニ長調「ロンドン」
Hob. I:104
8-10. チェロ協奏曲
第2番 ニ長調 Hob.VIIb:2
フロリレジウム(古楽器使用)
録音: 1994年8月9-12日 オール・セインツ教会、ゴスペル・オーク、ロンドン/収録時間:
73分
【CD 13】 シューマンのチェロ作品、ヒンデミットの小品
1-3. ロベルト・シューマン(1810-1856):
チェロ協奏曲 イ短調 Op.
129/
4-6. シューマン:
幻想小品集 Op.73/7-9.
ヒンデミット: 三つの小品
Op. 8/
10. シューマン: Langsam(『民謡風の五つの小品』Op.
102より第2曲)
オーストラリア室内管弦楽団[1-3]、
リチャード・トネッティ
(コンサートマスター&指揮)[1-3]、オランダ管楽アンサンブル[1-3]、
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ/シュトライヒャー1870年頃製作オリジナル)[4-10]
録音: 1997年6月
[4-10]、10月[1-3]
フリッツ・フィップスザール、ムジークヘボウ、エイントホーフェン(オランダ)
収録時間: 60分
【CD 14】 ドヴォルザークのチェロ協奏曲(第1回録音)他
1. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840-1893):
アンダンテ・カンタービレ(チェロとハルモニウムによる演奏)
2-4. アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):
チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
5. ドヴォルザーク:
ロンド ト短調 Op.
94
6. アントン・アレンスキー(1861-1906):
悲しい歌(『四つの小品』Op.56より/ハルモニウム独奏による演奏)
7. カール・ダヴィドフ(1838-1889):
泉のそばで(「四つの小品」Op.20より)
8. ドヴォルザーク:
森の静けさ(『ボヘミアの森から』Op.68より)
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団[2-4]、ローレンス・レネス(指揮)[2-4]、
パオロ・ジャコメッティ(ハルモニウム/ド・バン1870年頃製オリジナル[1,6,8]、
ピアノ/ブリュートナー1890年頃製オリジナル[5,7])
録音: 1995年11月8-10日 新教教会、レンヴァウデ(オランダ)
[1,5-8]
1995年12月 コンセルトヘボウ、アムステルダム
[2-4]/収録時間: 66分
|
【CD 15】 ドヴォルザークのチェロ協奏曲(第2回録音)他
ドヴォルザーク:
1-3. チェロ協奏曲
ロ短調 Op. 1044-3/2.
交響的変奏曲 ハ長調 Op.
78
ブダペスト祝祭管弦楽団イヴァン・フィッシャー(指揮)
録音: 2006年12月(ライヴ) 芸術宮殿、ブダペスト/収録時間:
63分
【CD 16】 サン=サーンス、チャイコフスキー、ブルッフ
1-3. カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):
チェロ協奏曲 第1番 イ短調
Op. 33
4. チャイコフスキー:
アンダンテ・カンタービレ(チェロと弦楽による演奏)
5-12. チャイコフスキー:
ロココの主題による変奏曲
イ長調 Op. 33
13. マックス・ブルッフ(1838-1920):
コル・ニドライ Op. 47
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン、ダニエル・ゼペック(コンサートマスター&指揮)
録音: 2000年6月 シュトゥーア=ファレル荘園、ブレーメン/収録時間:
55分
【CD 17】 ショスタコーヴィチの協奏曲第1番、コダーイの無伴奏ソナタ
1-4. ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
チェロ協奏曲 第1番
変ホ長調 Op. 107
5-7. ゾルタン・コダーイ(1882-1967):
無伴奏チェロ・ソナタ Op.
8
オーストラリア室内管弦楽団[1-4]、リチャード・トネッティ(コンサートマスター&指揮)[1-4]
録音: 1999年8月 ウジェーヌ・グーセンス録音ホール、シドニー/収録時間:
62分
【CD 18】 ショスタコーヴィチの協奏曲第2番、ブリテンの無伴奏組曲第3番(第2回録音)
1-3. ショスタコーヴィチ:
チェロ協奏曲
第2番 ト長調 Op. 126
4-13. ブリテン: 無伴奏チェロ組曲
第3番
Op. 87
シンフォニエッタ・クラコヴィア[1-3]
録音: 2006年9月 カロル・シマノフスキ・フィルハーモニック・ホール、クラクフ
[1-3]
2007年12月 メノナイト教会、デーフェンテル(オランダ)
[4-13]/収録時間: 62分
【CD 19】 プロコフィエフ、チェレプニン、クラム
1-3. セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
交響的協奏曲 Op.125
4-7. アレクサンドル・チェレプニン(1899-1977):
無伴奏チェロ組曲 Op.76
8-13. ジョージ・クラム(1929-2022):
無伴奏チェロ・ソナタ
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団[1-3]、ヴァシーリー・シナイスキー(指揮)[1-3]
録音: 2007年11月(ライヴ) デ・ドゥーレン、ロッテルダム[1-3]
2008年12月 メノナイト教会、デーフェンテル(オランダ)
[4-13]/収録時間: 59分
【CD 20】 エルガーとルトスワフスキの協奏曲
1-4. エドワード・エルガー(1857-1934):
チェロ協奏曲 ホ短調 Op.
85
5-21. ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):
チェロ協奏曲
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団ヤク・ファン・ステーン(指揮)
録音: 1998年4月 オムループ音楽センター、ヒルフェルスム(オランダ)/収録時間:
53分
【CD 21】 グバイドゥーリナのチェロ作品
ソフィア・グバイドゥーリナ(1911-):
1-19. アッシジの聖フランチェスコの言葉による太陽の讃歌/
20-24. 無伴奏チェロのための10の前奏曲/25.
十字架に
プロメテウス・アンサンブル団員[1-19]、ダニエル・レス(指揮)[1-19]、アン・ラスキン(バヤン)[25]
録音: 2003年10月 デ・シンヘル、アントウェルペン収録時間:
67分 |
■第4部: チェロを使った室内楽の至宝さまざま(CD
22-34)
【CD 22】
1-4. フランツ・シューベルト(1797-1828):
弦楽五重奏曲 ハ長調 D 956
オルフェウス四重奏団
録音: 1994年6月23-26日 オランダ新教教会、コルテンフーフ(オランダ)/収録時間:
52分
【CD 23】 ベートーヴェン:
チェロとピアノのための変奏曲集(第1回録音)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
1-13. ヘンデル《ユダ・マカベウス》の「見よ、勇者は還る」による変奏曲
WoO 45
14-26. モーツァルト《魔笛》の「恋人か女房か」による変奏曲
Op. 66
27-34. モーツァルト《魔笛》の「恋を知る男たちは」による変奏曲
WoO 46
35-37. ホルン・ソナタ
ヘ長調 Op.
17(作曲者自身によるチェロ版)
ルイ・シャピロ(フォルテピアノ/作者不詳1780年頃製オリジナル
他)
録音: 1994年6月6-11日 旧カトリック教会、デルフト(オランダ)/収録時間:
45分
【CD 24-25】ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ全集(全5曲/第1回録音)
パウル・コーメン(フォルテピアノ)
録音: 1991年6月 新教教会、レンヴァウデ(オランダ)/収録時間:
54分/64分
【CD 24-25】ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ全集(全5曲/第1回録音)
パウル・コーメン(フォルテピアノ)
録音: 1991年6月 新教教会、レンヴァウデ(オランダ)収録時間:
54分/64分
【CD 26】ヨハネス・ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ全集(全2曲/第1番は第1回録音)
パウル・コーメン(ピアノ/ヨーゼフ・リーデル1865年頃製オリジナル)
録音: 1992年9月 新教教会、レンヴァウデ(オランダ)収録時間:
53分
【CD 27】 シューベルト:
ソナタ集
シューベルト
1-3. アルペジョーネ・ソナタ
イ短調
D 821
4-6. ヴァイオリン・ソナタ
ニ長調
D 384(チェロによる演奏)
7-10. ヴァイオリン・ソナタ
イ短調
D 385(チェロによる演奏)
11-14. ヴァイオリン・ソナタ
ト短調
D 408(チェロによる演奏)
パオロ・ジャコメッティ(フォルテピアノ/サルヴァトーレ・ラグラッサ1815年頃製オリジナル)
録音: 1996年6月 メノナイト教会、デーフェンテル(オランダ)/収録時間:
68分
【CD 28】 プーランク、フォーレ、ショパン
1-4. フランシス・プーランク(1899-1963):
チェロ・ソナタ FP 143/
5. ガブリエル・フォーレ(1845-1924):
エレジー Op. 24/6. フォーレ:
ロマンス Op.
69/
7. フォーレ: 蝶々
Op. 77/8-11. フレデリク・ショパン(1810-1849):
チェロ・ソナタ ト短調 Op.
65
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)
録音: 1997年3月 フリッツ・フィップスザール、ムジークヘボウ、
エイントホーフェン(オランダ)収録時間:
67分
【CD 29】 フランク、シューマン、ブラームス
1-4. セザール・フランク(1822-1890)/デルサール編(?):
ヴァイオリン・ソナタ
イ長調(チェロ版)
5. シューマン: アダージョとアレグロ
Op. 70
6-8. ブラームス/P.
クレンゲル編:
ヴァイオリン・ソナタ
ト長調 Op. 78「雨の歌」(チェロ版〔ニ長調〕/第1回録音)
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)
録音: 2001年春 メノナイト教会、デーフェンテル(オランダ)/収録時間:
62分
|
【CD 30】 チェロとピアノによるショパン作品集
ショパン
1. ワルツ 第1番
変ホ長調 Op. 18「華麗なる大円舞曲」(D)/
2. 前奏曲 第2番
イ短調 Op. 28-2(ニ短調版)*/3.
マズルカ 第45番 イ短調
Op. 67-4 */
4. ワルツ 第5番
変イ長調 Op. 42(D)/5.
前奏曲 第6番 ロ短調 Op.
28-6 */
6. マズルカ 第44番
ハ長調 Op. 67-3
*/7. 序奏と華麗なるポロネーズ
ハ長調 Op.
3/
8. 前奏曲 第4番
ホ短調 Op. 28-4 */9.
マズルカ 第47番 イ短調
Op. 68-2 */
10. スケルツォ(チェロ・ソナタ
ト短調
Op. 65より)/11. マズルカ
変ロ長調 B 16-2
*/
12. ワルツ 第3番
イ短調 Op. 34-2(D)/13.
前奏曲 第7番 イ長調 Op.
28-7 */
14. 練習曲 第19番
嬰ハ短調 Op. 25-7(G/ホ短調版)/15.
前奏曲 第3番 ト長調 */
16. マズルカ 第43番
ト短調 Op. 67-2
*/17. 夜想曲 第20番 嬰ハ短調
B 49(P)/
18. ワルツ 第2番
変イ長調 Op. 34-1(D/イ長調版)/
19. ワルツ 第3番
イ短調 Op. 34-2(D/トラック12とは別の演奏)
編曲者:*...ウィスペルウェイ&ラツィック/D...カルル・ダヴィドフ/
G...アレクサンドル・グラズノフ/P...グレゴール・ピアティゴルスキー
デヤン・ラツィック(ピアノ)
録音: 2000年5月 メノナイト教会、デーフェンテル(オランダ)/収録時間:
62分
【CD 31】 ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ブリテンのチェロ・ソナタ
1-4. ショスタコーヴィチ:
チェロ・ソナタ
ニ短調 Op. 40
5-7. プロコフィエフ:
チェロ・ソナタ
ハ長調 Op. 119
8-11. ブリテン: チェロ・ソナタ
ハ長調
Op. 65
デヤン・ラツィック(ピアノ)
録音: 2002年9月 メノナイト教会、デーフェンテル(オランダ)/収録時間:
69分
【CD 32-33】ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ(全5曲)、変奏曲(全3曲)
(第2回録音)
デヤン・ラツィック(ピアノ)
録音: 2004年12月 フリッツ・フィップスザール、ムジークヘボウ、
エイントホーフェン(オランダ)/収録時間:
65分/70分
【CD 34】 ブラームス:
編曲を含む3つのチェロ・ソナタ(1-6は第2回録音)
1-3. チェロ・ソナタ
第1番 ホ短調 Op.
38
4-6. ヴァイオリン・ソナタ
第1番 ト長調
Op. 78「雨の歌」(チェロ版〔ニ長調〕
)
7-10. クラリネット・ソナタ
第1番 ヘ短調
Op. 120-1(ウィスペルウェイ編曲によるチェロ版)
デヤン・ラツィック(ピアノ)
録音: 2006年4月 フリッツ・フィップスザール、ムジークヘボウ、
エイントホーフェン(オランダ)/収録時間:
71分 |
■第5部: 特別企画(CD 35)
【CD 35】ブレット・ディーン(1961-):
One of a Kind(ネザーランド・ダンス・シアターのための全3幕のバレエ音楽)
サイモン・ハント(サンプリング)、マイケル・アスキル(打楽器)、
ステファン・デ・レヴァル・イェジェルスキ
(ホルン)、オランダ室内合唱団員RIAS室内合唱団、
ブレッド・ディーン(ヴィオラ、サンプリング、指揮)
録音: 1998年5月5日(世界初演ライヴ) リュセント舞踏劇場、デン・ハーグ/収録時間:
68分 |
|
【名手ウィスペルウェイの'90年代から'00年代の偉業を集成!】
現代オランダを代表するチェロ奏者の一人で、古楽器奏者たちとの共演によるガット弦でのバロック作品から現代音楽まで、幅広い演目を出色の解釈で聴かせてきたピーター・ウィスペルウェイ。
19世紀の室内楽作品では作品に合わせたモデルの歴史的ピアノとも共演するだけでなく現代ピアノとの録音もあり、作品の本質に迫る柔軟な演奏姿勢はリスナーだけでなく演奏家たちにも大きな刺激を与え続けています。
CHANNEL CLASSICSではレーベル創設間もない頃から多くの注目作を録音、世界的な批評誌のレビュー賞に輝いたアルバムも少なくありません。
パオロ・ジャコメッティやデヤン・ラツィックなどピリオド楽器にも適性をみせるピアニストたち、俊英続々の古楽器楽団フロリレジウムや近年ますます世界的注目が高まるリチャード・トネッティ&オーストラリア室内管弦楽団など、共演者もユニークな才人揃い。
シーン最前線をひた走ってきたウィスペルウェイが同レーベルに刻んだ音源がこのたび一挙35枚組でBOX化、その全貌を見渡しやすくなったことは、世紀の変わり目を跨いでのチェロ演奏史の先端を辿れるという意味でも貴重と言えるでしょう。
バッハやベートーヴェン、ブラームスなど異なる時期に再録音した演目は新旧どちらも収録、共演者の違いや解釈スタイルの変化も聴きどころになっています。
|
DB PRODUCTIONS
|
|
スウェーデンの歌曲とオペラの情景
1-3. エルフリーダ・アンドレー(1841-1929):
歌劇《フリチョフの伝説》より
1. Inledning 序曲/2. Nu ar det host/3.
Forlat mig
ヒューゴ・アルヴェーン(1872-1960):
4. En bat med blommor Op. 44
ラウラ・ネーツェル(1839-1927):
5. バラード Op. 35
6-7. ヘレーナ・ムンクテル(1852-1919):
歌劇《フィレンツェ》より
6. Tror ni en kvinna sa latt kan glomma
7. En sadan bikt man aldrig glommer
ムンクテル:
8. Isjungfrun Op. 20(Vision Polaire)
9-10. インゲボルク・フォン・ブロンザルト(1840-1913):
歌劇《イェリーとベーテリー》より
9. Singe, Vogel, singe/10. Es rauschet
das Wasser
テューレ・ラングストレム(1884-1947):歌劇《花嫁の冠》より
11. Forskarlens sang |
シェシュティン・アヴェモ(ソプラノ)...6、7、9、10
ザビーナ・ビショルト(ソプラノ)...2、3、5
ユリア・スポルセン(ソプラノ)...12、13
ヴィクトル・ヨハンソン(テノール)...7、10
カール=マグヌス・フレドリクソン(バリトン)...4、8、11
エーテボリ歌劇場管弦楽団
パトリーク・リングボリ(指揮) |
録音:2023年6月13-16日 エーテボリ歌劇場
総収録時間:54分
多くの素晴らしい歌手を輩出するスウェーデン。このアルバムには19世紀から20世紀にかけて作曲されたスウェーデンの歌劇と歌曲から世界初録音を含む美しい作品が13曲収録されています。
紹介されている7人の作曲家のうち、4人は女性作曲家というところも注目。
歌うのはスウェーデンを代表する歌手たちで、バックを務めるのはパトリーク・リングボリが指揮するエーテボリ歌劇団管弦楽団です。
|
DIVINE ART
|
DDX 21247
(2CD)
\3500
|
ジョナサン・エストルンド:夢想
ジョナサン・エストルンド(1975-):
【CD1】
1. Reveries 夢想 - The Wandering Wind
2. Empyrean Fantasia エンピリアン・ファンタジア
3. Fantaisie sur un Cantique Francais
フランスの歌による幻想曲
4. Nocturne 夜想曲
5-8. Winds' Wander & Vigil, Folklore
Suite No. II
9. La Lune d'Automne 秋の月
10. Invocation of Dreams 夢の祈り
11. Fantaisie Chatoyant sur deux 'Clair
de Lune'
2つの「月の光」による幻想曲
12. Zaubernacht 魔法の夜
13-15. ヴァイオリン協奏曲第2番「ゲッセマネ」
【CD2】
1. Waiting for Pierrot ピエロの待機
2. Winds of Spring 春の風
3. Mondspiegel 月の鏡 -
Fantasia on Beethoven's Moonlight
Sonata
ベートーヴェンの「月光ソナタ」による幻想曲
4. Pierrot, Too Tired to Sleep ピエロ、疲れすぎて眠れない
5. Le Berceau Lunaire 月のゆりかご
6. チェロ・ソナタ「Night Struck 夜の衝撃」
7. Astray 迷い
8. Hommage an Bellman's
'Fredmans Gesang No. 21, 'Tafelmusik'
9. Inland Eve インランド・イヴ
10-13. Winds' Wander & Vigil, Folklore
Suite No. 1
14. Gethsemane ゲッセマネ
全て世界初録音 |
【CD1】
コンスタンティン・ボグタナス
(ヴァイオリン)...1
ベルトラン・ジロー(ピアノ)...1
ナタリー・グラインズ(ピアノ)...2
ソフィア・レベド(ヴィオラ)...2
エリザヴェータ・ブラフマン
(ヴァオリン)...2-4、11-12
エフゲニー・ブラフマン(ピアノ)...3-4、11-12
ミリアム・ハイドバー=ディッキンソン
(フルート)...5-8
エヴァ・シモー(ピアノ)...5-8
エドワード・コーエン(ピアノ)...9
ベラルーシ国立交響楽団...13-15 他
【CD2】
ミリアム・ハイドバー=ディッキンソン
(フルート)...1、8-13
マリオナ・トゥセット(チェロ)...1
エヴァ・シモー(ピアノ)...1、10-13
エリザヴェータ・ブラフマン(ヴァオリン)...2
ナタリー・グラインズ(ピアノ)...2
トーマス・ケリー(ピアノ)...3
エネスコ四重奏団...5
ベルトラン・ジロー(ピアノ)...5
ジュリア・ヴァシュリュク(チェロ)...6
ヴァチェスラフ・トカッチ(ピアノ)...6
マルティナ・ボルトロッティ(ソプラノ)...7
ルカ・スキナイ(ピアノ)...7
ベラルーシ国立交響楽団...14
SONORUS(アンサンブル)...14 他 |
録音:2010-2024年/総収録時間:120分
スウェーデン出身の作曲家ジョナサン・エストルンドのDIVINE
ARTレーベルにおける6作目となるこのアルバムに
は、オーケストラ作品から声楽曲、合唱曲、器楽曲、室内楽曲などさまざまなジャンルの作品を収録。
その多くは 自然からインスパイアされたフランス語のタイトルを持つ印象派風の作品ですが、ベートーヴェン作品を元にした曲
もあり、どれも夜の幻想的な雰囲気を湛えた、優雅さと現代的なセンスを併せ持つ美しい作品です。
収録曲はい ずれも初録音で、エストルンドの音楽に感銘を受けたフルート奏者のミリアム・ハイドバー=ディッキンソンやピアニス
トのエフゲニー・ブラフマンを中心とする大勢のソリストのチームによる演奏です。
|
|
|
ジェイムズ・クック:オルガン交響曲第8番&第9番
ジェイムズ・クック(1963-):
1-4. オルガン交響曲第8番「オリンピアン」(2006/2011改訂)
5-11. オルガン交響曲第9番「アポロニアン」(2006/2011改訂) |
ケヴィン・ボウヤー(オルガン) |
録音:2023年3月22日 Glasgow University
Memorial Chapel(UK)
総収録時間:83分
1963年ウェールズ生まれの作曲家ジェイムズ・クック。活動の初期には交響曲や合唱作品を発表していました
が、近年は聖書をもとにした歌劇や声楽曲やオルガン作品で注目を集めています。
このアルバムには2曲のオルガ ン交響曲を収録。
第8交響曲「オリンピアン」は、ギリシャ神々の神話上の住処であるオリンポス山からインスピレー
ションを得た作品、第9交響曲「アポロニアン」はビクトリア朝やエドワード朝時代の夏の一日が鮮やかに描かれた
作品です。
グラスゴー大学記念礼拝堂のオルガンをイギリスの名手ケヴィン・ボウヤーが演奏しています。
|
|
|
フレデリック・ポール・ナフテル:管弦楽、室内楽、器楽作品集
フレデリック・ポール・ナフテル:
1-3. Pascal's Victim パスカルズ・ヴィクティム
–
テューバ四重奏のために
4-8. Aphoristic Impressions 格言的な印象...世界初録音
4. I. An Approaching Bell
5. II. Mini Magma
6. III. Roo Awakening
7. IV. Japanese Garden at Dusk
8. V. Whirlpool Rapids
9-13. 弦楽四重奏曲第2番...世界初録音
14. Song of Songs 雅歌:
ラプソディ - 弦楽合奏とハープのために
15. Aubade Pastorale 牧歌的なオーバード
16-18. Folksong Suite 民謡組曲
– 弦楽合奏とティンパニのために...世界初録音
19. Villancico ビリャンシーコ –
ギターと小オーケストラのために |
テューバレイト・ブラス・アンサンブル...1-3
ハリー・マイルス(ピアノ)...4-8
ノーザン・フィルム・オーケストラ弦楽四重奏団...9-13、16-18
メルヴィン・タイ(指揮)...9-13、16-18
チャンピオン・オーケストラ...14、15、19
ニック・イングマン(指揮)...14、15、19 |
録音:2023-2024 Halle St. Peters, Manchester
他
総収録時間:64分
1956年マンチェスター生まれの作曲家フレデリック・ポール・ナフテル。このアルバムでは、風景、自然、歴史的出
来事など、さまざまな要素からインスピレーションを得る彼の多彩な作品が紹介されています。
「格言的な印象」、 弦楽四重奏曲第2番、民謡組曲は2020年から23年にかけて書かれた作品で今回が初録音。
グレゴリオ聖歌 を用いた「パスカルズ・ヴィクティム」、ヘブライの聖歌に基づく雅歌、イギリスの田園風景を描いた「牧歌的なオー
バード」、スペイン音楽にインスパイアされた「ビジャンシーコ」などの作品も収録されています。
|
FLOREZ
|
フローレス・レコーズはペルー出身のテノール歌手フアン・ディエゴ・フローレスが立ち上げたレーベル。
彼の芸術的ヴィジョンを記録することを目的とし、第1弾は彼自身のルーツでもあるサルスエラのアリア集です。
今後はソロ・アルバムやオペラ全曲も予定されており、また彼が創設した「シンフォニア・ポル・エル・ペルー」のプロジェクトの支援も平行して進められます。(代理店) |
|
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール)
サルスエラを歌う
1. ホセ・セラーノ(1873-1941):
サルスエラ《El trust de los tenorios
女たらしたちの結託》-
Te quiero Morena モレーナよ、君が好きだ
2. フェデリコ・モレノ・トローバ(1891-1982):
サルスエラ《Luisa Fernanda ルイサ・フェルナンダ》-
De este apacible rincon de Madrid"
3. セラーノ:
サルスエラ《La alegria del batallon ラ・アレグリア・デル・バタロン》-
Aqui esta quien lo tiene to y no tiene
na
4. パブロ・ルーナ(1879-1942):
サルスエラ《La picara molinera》- locura...
Paxarin, tu que vuelas
5. ルペルト・チャピ(1851-1909):サルスエラ《La
bruja》-
No extraneis, no, que se escapen
6. チャピ:サルスエラ《El milagro de la
virgen 聖母の奇跡》-
Flores purisimas
7. ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923):
サルスエラ《La boda de Luis Alonso ルイス・アロンソの結婚》-
Intermedio 間奏曲
8. ラファエル・カジェーハ(1874-1938)&
トーマス・バレーラ(1870-1938):
サルスエラ《Emigrantes 移民たち》-
Adios, Granada
9. レベリアーノ・ソウトゥーリョ(1880-1932)&
ファン・ベルト(1890-1931):
サルスエラ《El ultimo romantico》-
Bella enamorada
10. セラーノ:
サルスエラ《Alma de Dios アルマ・デ・ディオス》-
Cancion del vagabundo
11. アマデーオ・ビベス(1871-1932):
サルスエラ《Dona Francisquita ドニャ・フランシスキータ》-
Por el humo se sabe donde esta el fuego
12. アグスティン・ペレス・ソリアーノ(1846-1907):
サルスエラ《El guitarricoエル・ギタリーコ》
- Suena guitarrico"
13. パブロ・ソロサバル(1897-1988):
サルスエラ《La tabernera del puerto 港の居酒屋》-
No puede ser |
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール)
グリエルモ・ガルシア・カルボ(指揮)
シンフォニア・ポル・エル・ペルー・ユース・オーケストラ&合唱団 |
フアン・ディエゴ・フローレスは1973年リマ生まれ。若い頃からペルーの民族音楽やポップスに親しんでいた彼は17歳でリマ国立音楽院に入学し、その後フィラデルフィアのカーティス音楽院で声楽を学びました。
1996年に、ペーザロのロッシーニ・オペラ・フェスティバルで《マティルデ・ディ・シャブラン》の主役コッラディーノの代役として出演、表現力豊かな声と驚異的な歌唱技巧で一躍センセーションを巻き起こしました。
その年の後半には、リッカルド・ムーティ指揮のもと、23歳でミラノ・スカラ座のシーズン開幕公演に出演し、以降、世界中の主要な歌劇場で活躍、特に、ベルカント作品で高い評価を受けています。
フローレスは、多くのソロアルバムやオペラ全曲を録音し、ペルーの最高栄誉を含む多くの賞を受賞しています。
2022年からはロッシーニ・オペラ・フェスティバルの芸術監督を務める他、2011年にはペルーの若者たちを支援する「シンフォニア・ポル・エル・ペルー」を設立し、ユネスコ親善大使にも任命されました。
録音:2024年1月Gran Teatro Nacional(ペルー)
【スター歌手フローレスが自身のレーベルを始動。注目の第一作は音楽的ルーツの一つサルスエラを母国のユース・オーケストラと熱演!】
サルスエラは「スペインのオペラ/オペレッタ」とも呼ばれる音楽劇で、バロック期からロマン派の時代に大きく発展しました。
スペイン語で歌われるのが特徴で、初期には劇作家による文学作品を台本として王の宮殿で上演するべく作曲されましたが、19世紀後半になると民俗や庶民感情を取り込みながら発展して広い人気を博しました。
その後、スペイン内戦による混乱や映画にとって代わられるなどして徐々に衰退しましたが、およそ15,000作品のサルスエラが書かれたと推定されており、今もプラシド・ドミンゴやホセ・カレーラスをはじめスペイン系のオペラ歌手が折に触れてサルスエラのアリアを歌っています。
このディスクに収録されているのは、その栄光の頂点を成す1884年初演の《El
milagro de la virgen 聖母の奇跡》から、スペイン内戦が始まった1936年に発表された《La
tabernera del puerto 港の居酒屋》までの作品です。
フローレスによれば、ペルーとヨーロッパとの音楽交流及びペルーにおける西洋音楽受容と発展の歴史においてサルスエラが果たした役割は大きく、ペルー出身の歌手にとってそのアイデンティティの一部を成していることから自主レーベル第一弾にとりあげたとのこと。
彼は「情熱と感情に満ちたこれらのロマンスは、スペイン人やラテン系アメリカ人のテノール歌手が母国語で歌うほぼ唯一の機会です」と語り、スペイン語圏以外ではあまり知られていないサルスエラに対する深い愛情を表明しています。
シンフォニア・ポル・エル・ペルー・ユース・オーケストラはペルーの教育センターから集まった150名以上の若い音楽家で構成され、フローレスとは、2017年にナショナル・スタジアムで行われた洪水の被害者支援コンサート、2018年の楽団7周年を祝うコンサート、2019年には首都リマで開催された「セレナータ・アル・ペルー」コンサートなどで共演しています。
このアルバムではスペイン出身でイヴァン・フィッシャーのアシスタントを務め、200以上のオペラの上演実績を持つグリエルモ・ガルシア・カルボの指揮で精彩に富んだ演奏を披露しています。
デジパック仕様でオールカラー112ページのブックレットには解説と歌詞(スペイン語)及びその英訳に加え、写真も多数掲載しています。
|
METIER
|
|
パラム・ヴィル:2つの歌劇 - 《神々に奪われて》《切れた弦》
パラム・ヴィル(1952-):2つの歌劇
【CD1】
1-12. 歌劇《Snatched by the Gods 神々に奪われて》全1幕(1989-90)
【CD2】
1-12. 歌劇《Broken Strings 切れた弦》全1幕(1991-92) |
アルメイダ・オペラ(声楽アンサンブル)
ロンドン・シンフォニエッタ
マルクス・シュテンツ(指揮) |
録音:1996年7月/総収録時間:約111分
インド出身でロンドンを拠点に活躍する作曲家パラム・ヴィル。
このアルバムには、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェの委
嘱によって作曲され、1996年にBBCラジオ3で放送された2つの歌劇が収録されています。
《神々に奪われて》 は、タゴールの叙事詩『Debatar
Gras』に基づく作品で、巡礼者たちが自然の猛威と神への恐怖に直面する物
語です。
作品にはベルク、ブリテン、メシアンの影響が感じられます。
《切れた弦》は、古代仏教の物語「Guttil
Jatak」をもとに、若い音楽家ムシルと盲目の音楽家グットゥルの対決を描いており、嫉妬の愚かさと真の芸術的
才能がテーマとなっています。
マルクス・シュテンツが指揮する、1968年に創設されたロンドン・シンフォニエッタと、アルメイダ・オペラによる演奏です。
|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
LEBHAFT
|
LBCDR 1043
(CD-R)
\2500
|
ハリウッド弦楽四重奏団
ロシアの弦楽四重奏曲を代表する2つの作品
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第1番
ボロディン:弦楽四重奏曲第2番 |
ハリウッド弦楽四重奏団 |
録音:1952年 (モノラル録音)
原盤:Capitol P-8187 (U.S.A.)
ヴァイオリン奏者で指揮者のフェリックス・スラットキンを中心に結成されたハリウッド弦楽四重奏団は、メンバー全員がジュリアード音楽院、もしくはカーティス音楽院の出身で、全員ハリウッドの映画スタジオのオーケストラで演奏していた名手揃い。
ロシアの弦楽四重奏曲を代表する2つの作品を、見事なアンサンブルで、明確な表情付けを伴った歌心が満載の演奏で聴かせてくれる。
|
<メジャー・レーベル>
<国内盤>
VIRTUS CLASSICS
|
|
フランク:ヴァイオリンとピアノのための作品集
セザール・フランク:(1822-1890)
1-3. 交響曲 ニ短調
(エルネスト・アルデルによるヴァイオリンとピアノのための編曲版)
1. I. Lento - Allegro ma non troppo/2.
II. Allegretto/
3. III. Finale : Allegro non troppo
4-7. ピアノとヴァイオリンのためのソナタ
イ長調
4. I. Allegretto ben moderato/5. II.
Allegro/
6. III. Recitativo-Fantasia : ben moderato
7. IV. Allegretto poco mosso
8. メランコリー |
ニコラ・ドートリクール(ヴァイオリン)
上野 真(ピアノ) |
録音:2019年5月8~10日、三重県総合文化センター
大ホール
ピアノ:Steinway D, Hamburg, No. 527825
プロデューサー:瀬尾和紀(Virtus Classics)/エンジニア:山中耕太郎(Rec-Lab)/ピアノ調律:松本安生(Steinway
Japan)
※VTS-16からの抜粋
凝縮された響きによるミクロコスモス,数多のフランキストたちに捧げる渾身のアルバム!
ヴァイオリンとピアノによるフランク晩年の作品集です。
中でもE.アルデルが編曲した「交響曲」の録音はとても希少で、その凝縮された響きのミクロコスモス(小宇宙)に聴く者を誘います。
フランスを代表するヴァイオリニスト、ニコラ・ドートリクールと日本のピアニストの上野真がタッグを組み、真摯な演奏で『大器晩成』と言われるフランクの魅力を余すことなく描き出しています。
『レコード芸術』特選盤に選ばれた2枚組からの編集盤。
|
|