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≪第126号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その1 2024/12/10~



12/13(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

EM RECORDS


EMRCD087
\2800
アルフレッド・テニソンの詩による歌曲集
 モード・ヴァレリー・ホワイト(1855-1937):
  テニソンの《イン・メモリアム》からの4つの歌(1885)
 リザ・レーマン(1862-1918):
  連作歌曲集 《イン・メモリアム》(1899)
 アーサー・サマヴェル(1863-1937):
  テニソンの 《モード》からの連作歌曲集(1898)
ブライアン・ソーセット(テノール)
リチャード・マスターズ(ピアノ)

 テニソン男爵の詩に基づく3つの歌曲集!

 その美しい筆致から日本でも長く愛読されているヴィクトリア朝イギリスの詩人アルフレッド・テニソン(初代テニソン男爵)の詩に魅了されて曲を書いた3人の作曲家による歌曲集。
 生前もっとも愛されたテニソンの代表作『イン・メモリアム』に対してまったく異なるアプローチで曲を付けたモード・ホワイトとリザ・レーマンの作品に、同じように陰鬱で死と狂気の物語である『モード(Maud)』を基にしたサマヴェルの作品で、モード・ホワイトの「4つの歌」は世界初録音、レーマンとサマヴェルの2つの重要な連作歌曲集はテノールによる初録音です。

 ※録音:2022年8月2日-5日、アメリカ
 
 

EMRCD088
\2800
フィンガー・プリンツ ~ ピアノによるライト・ミュージック Vol.3 ポール・ギネリー(ピアノ)
 フィンガー・プリンツ/ロンギング/コックニー・クロール/アンナのポルカ/
 カシミールの歌/Did You Ever See A Dream Walking? /I Feel Like A Feather In The Breeze/
 ポーランド舞曲/ゴールデン・チェーン/子守歌/ファントム・フィンガーズ/
 カヴァティーナ/ビジー・デイ/With My Eyes Wide Open, I'm Dreaming/
 You Hit the Spot /カントリー・ダンス/思い Op.2/シャドウズ・オン・ザ・ムーン/
 シャイ・バレリーナ/ジャワ/ブライス・スピリット・ワルツ

 ポール・ギネリーが贈る上質なピアノ・ライト・ミュージック第3弾!

 本アルバムは、ピアニストのポール・ギネリーによるEM Records第3弾で、『ディッキー・バード・ホップ』(EMRCD064)や『チェイシング・ムーンビームス』(EMRCD077)の成功を受けてリリースされました。
 収録曲にはアディンセルやメイヤール、エングルマンやサリヴァンの作品が含まれ、リスナーの心を和らげ、郷愁を呼び覚ますとともに、上質なライトミュージックを愛する全ての人々を魅了します。
 




HARP&COMPANY


CD505052
\2800
ミシェル・ライサイト:エクイノクス ~ ハープを伴う室内楽作品集
 ミシェル・ライサイト(1958-):
  合奏協奏曲~
   クラリネット、ファゴット、ハープと弦楽五重奏のための
  タンカ~クラリネットとハープのための
  エニグマ~クラリネット、ファゴットとハープのための
  エクイノクス~クラリネットとハープのための
  瞑想~ファゴットとハープのための
  エネルギー・ノワール~
   クラリネット、ハープ、打楽器と弦楽五重奏のための
ラシェル・タリトマン(ハープ)
ジャン=マルク・フェサール(クラリネット)
マヴーデス・トルロス(ファゴット)
ピエール・キリニー(指揮)
メンデルスゾーン・アンサンブル

 ハーピストのラシェル・タリトマンによるミシェル・ライサイト(1958-)の作品集。
 ライサイトはポストモダンを代表する作曲家として知られ、交響曲から室内楽、声楽曲まで幅広いジャンルで180作品以上を作曲しています。
 彼の作風は、強烈なリリシズムとリズムの鋭さを融合させ、現代音楽でありながら演奏者と聴き手の双方に音楽の快楽を追求する独自のものです。
 世界初録音となる《エクイノクス Equinox》(2023)は、本作のために特別に作曲され、ジャン=マルク・フェサールとラシェル・タリトマンに捧げられた作品です。
 




NMC


NMCD283
(1CD-R)
\2800
レッティング・ザ・ライト・イン ~
 障害者作曲家によるピアノ作品集

  1. Sonia Allori: Random eddies
   (in the space time continuum)
  2. Sarah Lianne Lewis: letting the light in
  3. Jo-anne Cox: Galwad y Mynydd
  4. Elinor Rowlands: Secrets in the Centrefold
  5-7. leon clowes: Anni, Gini, Joni
  8-9. Sorcha Pringle: Diminished Credibility
シワン・リス(ピアノ)
ソニア・アローリ
 (クラリネット、
  エレクトロニック・ウィンド・
   インストゥルメント/1)
ジョー=アン・コックス(チェロ/3)
エリナー・ローランズ(ナレーター/4)

 障害のある人々に音楽制作の機会を提供する英国有数の芸術団体「ドレイク・ミュージック・スコットランド」や、ウェールズ音楽の振興団体「Ty Cerdd」、障害者アーティスト・ネットワーク、NMCレコーディングスのパートーナーシップと、PRS財団のビヨンド・ボーダーズ・ファンド2023の資金提供により製作されたアルバム。
 ウェールズのピアニスト、シワン・リスが、障害のある現代作曲家たちが書いたピアノのための魅力的な作品を紹介するもので、いずれも2023年11月3日に王立ウェールズ音楽演劇大学で初演された作品です。

 ※録音:2023年10月31日-11月2日、ウェールズ
 
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
 



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SIGNUM



SIGCD886
\2700→\2490
ラ・セレニッシマの『四季』再び!
ヴィヴァルディ:《和声と創意の試み》 Op.8 Vol.1 ~
 四季とその他の協奏曲集

  協奏曲第1番 ホ長調 RV.269 《春》
  協奏曲第2番 ト短調 RV.315 《夏》
  協奏曲第3番 ヘ長調 RV.293 《秋》
  協奏曲第4番 ヘ短調 RV.297 《冬》
  協奏曲第5番 変ホ長調 RV.253 《海の嵐》
  協奏曲第6番 ハ長調 RV.180 《喜び》
  ヴァイオリン協奏曲 ハ長調 RV.170
  2本のヴァイオリンのための協奏曲 変ホ長調 RV.515
ラ・セレニッシマ
エイドリアン・チャンドラー(指揮、ヴァイオリン)

 ラ・セレニッシマの『四季』再び!ヴィヴァルディの作品8全曲録音第1弾!

 ☆"赤毛の司祭の申し子"エイドリアン・チャンドラーとラ・セレニッシマが、ついにヴィヴァルディの大作 《和声と創意の試み》 Op.8を録音!
 ☆第1弾は、《四季》を含む第1番~第6番の協奏曲と、2つの協奏曲を収録!

 英国屈指のバロック・ヴァイオリニスト、エイドリアン・チャンドラーによって1994年に創設されたピリオド・アンサンブル、ラ・セレニッシマ。
 "赤毛の司祭"ヴィヴァルディを中心とする18世紀ヴェネツィアとその周辺の作曲家たちの知られざる作品や、再発見された作品の世界初録音を続々と世に送り出し、これまで2度のグラモフォン賞に輝いています(「セレニッシマ」は、「晴朗きわまるところ」という意味の、ヴェネツィアの別称)。

 ヴィヴァルディのスペシャリストとして、これまでヴィヴァルディの知られざる作品や、同世代の知られざる作曲家を多数録音してきたエイドリアン・チャンドラー&ラ・セレニッシマが、ついにヴィヴァルディの大作『和声と創意の試み』Op.8全曲をレコーディング!
 ヴィヴァルディのもっとも有名でもっとも愛される傑作『四季』は、2015年にも「マンチェスター手稿譜に基づくチャンドラー版」として録音していましたが、今回は『和声と創意の試み』Op.8の第1弾として12の協奏曲のうち『四季』を含む協奏曲第1番~第6番と、Op.8には含まれない2つの協奏曲をカップリングした形で、新たに録音されています。

 ※録音:2024年2月11日-14日、イギリス

 
 
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SIGCD931
\2700→\2490
有力古楽アンサンブルの豪華共演!
 「フレットワーク」
 「ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ」
 「マグダレーナ・コンソート」、有力古楽アンサンブルの豪華共演!
黄金の鎖で ~
 王政復古前のイギリスにおけるヴァース・アンセム集 Vol.3

  ジョン・ウォード:This is a joyfull, happy, holy day
  ジョン・アムナー:Consider, all ye passers by
  ウィリアム・ストンナード:Hearken, all ye people
  トマス・レイヴンスクロフト:All laud and praise
  トマス・トムキンズ:Voluntary (28)
  レイヴンスクロフト:In thee, O Lord
  リチャード・ニコルソン:When Jesus sat at meat
  トムキンズ:Voluntary (24)
  伝トムキンズ:O God, the heathen are come
  トムキンズ:Verse of 3 parts (26)
  ウィリアム・サイシンジ:The Lord hear thee - William Pysinge
  トムキンズ:Pavan in A
  サイモン・スタッブズ:Have mercy upon me, O Lord
  ジョン・ウォード:Let God arise
  トムキンズ:Know You Not
マグダレーナ・コンソート
フレットワーク
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ
サイラス・ウォルストン(オルガン)
ウィリアム・ハント(芸術監督)

 英国古楽界の豪華共演!イギリスのアンセム集第3弾!

 ☆「フレットワーク」と「ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ」、「マグダレーナ・コンソート」、有力古楽アンサンブルの豪華共演!
 ☆ギボンズ没後400周年アニヴァーサリー!

 世界最高峰のヴィオール・コンソート「フレットワーク」、ピリオド系金管楽器の達人集団「ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ」、2008年にピーター・ハーヴィー(ハーヴェイ)が創設した声楽&器楽の古楽アンサンブル「マグダレーナ・コンソート」。
 英国が世界に誇る3つのピリオド・アンサンブルの豪華共演による、王政復古以前のイギリスにおけるヴァース・アンセムの歴史をたどる興味深いシリーズ。
 完結編となる第3巻は、2025年に迎えるオーランド・ギボンズの没後400周年を記念して、命日を祝うために、儀式、追憶、祈りのための器楽コンソートによる英国アンセムを探求します。

 前作に引き続き世界的エンジニア、フィリップ・ホッブスがプロデューサーを担当。
 第1巻はグラモフォン誌やBBCミュージック・マガジン、アーリー・ミュージック・レビュー等に好レビューが掲載され、イギリスの作曲家でありジャーナリストや人気ブロガーとしても知られるロバート・ヒューギルが「第2巻が待ちきれない」といった注目のプロジェクトの最終巻です。

 ※録音:2023年9月21日-23日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)

 
 




SKANI


SKANI163
\2800
神の天使
 ペーテリス・ヴァスクス(1946-):
  Angele Dei(神の天使)、Actus Caritatis(慈悲の行い)
 クリスツ・アウズニエクス(1992-):Sensus
 ルタ・パイデレ(1977-):マニフィカト
 アンドリス・ジェニーティス(1978-):
  Om, Lux Aeterna、祈り
 サンタ・ラトニエチェ(1977-):夜の光
 マールティンシュ・ヴィリュムス(1974-):
  リア王の子供たちの運命
ラトビア放送合唱団
カスパルス・プトニンシュ(指揮)
シグヴァルズ・クリャヴァ(指揮)

 ラトビア放送合唱団によるSkaniレーベルの第3作は、現代ラトビアの作曲家たちの作品を集めたプログラムで、ラトビア合唱音楽の2023年の「タイムスタンプ」とも言える内容です。
 宗教的テクストを用いたこれらの作品は、重層化した微分音、スペクトル音楽にならった語法、ポリフォニックなテクスチュア、音響とリズムの公式の探求など、それぞれの作曲家に特徴的なスタイルで作曲されています。
 中でもアウズニエクスの《Sensus》は24声部の壮大な構成で、ラトビア・グランド音楽賞にノミネートされた注目作です

 ※録音:2023年5月~2024年3月、聖ヨハネ教会(ラトビア、リガ)
 



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ALPHA CLASSICS



ALPHA1031
\3100→\2890
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
 カール・オルフ:カルミナ・ブラーナ
アリーナ・ヴンダーリン(ソプラノ)
マックス・エマヌエル・ツェンチッチ(カウンターテナー)
ラッセル・ブラウン(バリトン)
チューリヒ・ジングアカデミー
チューリヒ少年合唱団
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
NYCX 10506
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3520

 録音: 2022年6月 トーンハレ、チューリヒ
 収録時間: 64分
 ※国内仕様盤日本語解説、歌詞日本語訳...小宮正安

 【パーヴォ・ヤルヴィのカルミナ・ブラーナ、満を持して登場】
 2018年のNHK音楽祭で当時首席指揮者を務めていたNHK交響楽団との共演で披露、大きな評判となった「カルミナ・ブラーナ」をパーヴォ・ヤルヴィがついに初録音しました。
 ソリストには、現在ヨーロッパを中心にオペラとリート両面で躍進中のコロラトゥーラ・ソプラノで、「カルミナ・ブラーナ」の歌唱でも既に高い評価を得ているアリーナ・ヴンダーリン、ドイツ出身でカナダに学び、METやヨーロッパ各地の歌劇場で活躍しその高い表現力で信頼されるバリトン、ラッセル・ブラウン、ウィーン少年合唱団所属時からボーイソプラノとして高い人気を誇り、現在はカウンターテナーとして世界的に活躍、パーヴォとN響の「カルミナ・ブラーナ」でもソリストを務めたマックス・エマヌエル・ツェンチッチという注目の顔ぶれ。
 演奏は、冒頭「運命の女神」からたいへん引き締まったパーヴォならではのフォルテシモを聴かせています。
 その後も古代の旋法による楽句を雅に歌わせ、歌劇のワンシーンのように激しい煽りで音楽を描き上げるなど、メリハリとアクセントの効いた演奏を聴かせており終曲まで緊張が緩むことがありません。
 大オーケストラを見透し良く捉えた録音も曲と演奏の面白さを引き立てています。この作品の新たな定番となり得る素晴らしい一枚。

 
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ALPHA1106
(2CD)
\5100→\4690
エルヴェ・ニケ(指揮)
 ル・コンセール・スピリチュエル
  ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)/レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)

デマレ/カンプラ: 《トーリードのイフィジェニー》

 アンリ・デマレ(1661-1741)/
  アンドレ・カンプラ(1660-1744)補筆完成:
   抒情悲劇《トーリードのイフィジェニー》
    (序幕と全5幕/1704年パリにて初演)
  台本...ジョゼフ=フランソワ・デュシェ・ド・ヴァンシ
   (1668-1704)、
    エウリピデス(BC 480頃-BC 406頃)の悲劇による
イフィジェニー...ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
ピラド...レイナウト・ファン・メヘレン(テノール)
オレスト...トマ・ドリエ(バリトン)
トアス...ダヴィド・ヴィチャク(バリトン)
エレクトル...オリヴィア・ドレ(ソプラノ)
月と狩の女神ディアーヌ...
 フロリアーヌ・アスレール(メゾ・ソプラノ)
司令官、大洋の神...
 トミスラフ・ラヴォワ(バス=バリトン)
デロス島民の男性、海神トリトン、供物大祭司...
 アントナン・ロンドピエール(テノール)
イスメニド、デロス島民の女性1、水の精1、巫女1...
 ジャンヌ・アムザル(ソプラノ)
デロス島民の女性2、水の精2、巫女2...
 マリーヌ・ラフダル=フラン(ソプラノ)
ル・コンセール・スピリチュエル
 (合唱&古楽器オーケストラ)
エルヴェ・ニケ(指揮)

 録音: 2024年1月 ジャン=バティスト・リュリ音楽院オーディトリアム、ピュトー(パリ郊外)
 収録時間: 136分

 【ニケの解釈が光る! グルックを1世紀近く先取りした幻の傑作】
 古代の劇作家エウリピデスの悲劇『タウリスのイフィゲニア』を下敷にしたオペラといえば、歌劇史上の重要作曲家グルックの傑作《トーリードのイフィジェニー》(1779)が有名。
 しかしそれより前、既に17世紀末時点でこの悲劇のオペラ化に臨んでいた作曲家がいました。ルイ14世の治世後半、巨匠リュリ亡き後に燦然と現れた青年人気作曲家デマレです。
 しかしデマレは作曲中に未承認の秘密結婚で物議を醸し、国外退去を余儀なくされてしまいました。
 補筆完成を任されたのは、デマレと同世代で《優雅なヨーロッパ》(1697)を成功させたばかりのカンプラ。
 彼の手で序曲と序幕、第1幕のイフィジェニーの幻視にまつわる場面、第4幕・第5幕の大半などが補完され、1704年にパリの王室音楽アカデミー劇場(オペラ座)での初演も成功、以後世紀半ばまで再演され続けたのでした。
 カンプラの仕事が共作どまりで埋もれていたこの幻の傑作に、近年のデマレ再評価の流れで鬼才ニケの指揮による全曲録音が登場。
 父王アガメムノンの手を逃れトーリード王のもとディアーヌ神殿の巫女をしていたイフィジェニーが、兄オレストと邂逅し他のギリシャ人と共に神々に救われる物語を、ジャンスとファン・メヘレンを主役に気鋭歌手たちが堂々たる歌唱で解釈。
 また作品中には舞曲が多く含まれており、オーケストラの活躍も効き逃がせません。通奏低音には齋藤由香(バス・ド・ヴィオール)も参加。

 
 
 


ALPHA1114
\3100
レイナウト・ファン・メヘレン(テノール&指揮)
モーツァルト: 演奏会用アリア集

 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791):
  1. アリア「頭に月桂冠を飾っても」
   (歌劇《ポントの王ミトリダーテ》K. 87より)
  2. アリア「行け、怒りに駆られて」K. 21
  3. アリア「運命は恋する者に」K. 209
  4. レチタティーヴォとアリア
   「哀れな者よ、おお夢よ目覚めよ」K. 431
  5. レチタティーヴォとアリア
   「もし私の唇を信じないなら」K 295
  6. アリア「お願い、私の苦しみの理由を聞かないで」K. 420
  7. アリア「従いかしこみて」K. 210
  8. レチタティーヴォとアリア「務めが私を強いる今こそ」K. 36
レイナウト・ファン・メヘレン(テノール&指揮)
ア・ノクテ・テンポリス(古楽器使用)

 録音: 2023年12月 AMUZ、アントウェルペン(ベルギー)
 収録時間: 58分

 【ファン・メヘレン、ついにモーツァルト作品集を発表!】
 伸びやかな高音域から豊かな低音まで濃密かつ繊細な表情で歌いこなすレイナウト・ファン・メヘレンは、近年リュリやラモーらフランス・バロックの重要作曲家たちと仕事を共にしてきた歴史的名歌手たちを紹介するユニークなアリア集を連発、技量の高さと企画力で話題を呼んできました。
 そのファン・メヘレンが王道中の王道、モーツァルトの作品集をリリース。かの天才作曲家のライヴァルたちの作品の解釈でみせた声の演技力と音楽性そのまま、若き日のモーツァルトがさまざまな機会に世に送り出してきた充実作の数々をじっくり、各作品のありようを深く掘り下げた歌唱で聴かせてくれます。
 彼が主宰するア・ノクテ・テンポリスは今回もオーケストラ編成(弦は5/4/2/2/2)で臨み、メリハリの利いた作品解釈を縦横無尽に展開。
 フルートのアンナ・ベッソンやオーボエのマルセル・ポンセール、ティンパニのクーン・プラーティンクなど卓越したソリストも加わっており、モーツァルトならではのオーケストレーションの妙もたっぷり味わえるのは嬉しいところ。
 一体感ある緊密なアンサンブルが織りなす生々しい18世紀音楽のひとときを、ALPHAレーベル初期から活躍する名技師アリーヌ・ブロンディオによる鮮やかな録音で。
 




BR KLASSIK



900210
\2700
ハイティンク・ポートレート第2集からの分売
 ショスタコーヴィチ:交響曲第15番

 1-4. ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
  交響曲第15番 イ長調 Op. 141
   1. Allegretto (8:32)
   2. Adagio - Largo - Adagio - Largo (15:56)
   3. Allegretto (4:25)
   4. Adagio - Allegretto - Adagio - Allegretto (17:01)
バイエルン放送交響楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)

 録音:2015年2月5-6日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク(ライヴ)
 収録時間:46分

 ベルナルト・ハイティンクは1958年にバイエルン放送交響楽団を初めて指揮して以来、長く良好な関係を続けました。
 このCDはバイエルン放送交響楽団の創設75周年を記念したハイティンク・ポートレート第2集からの分売です。
 ハイティンクはショスタコーヴィチを得意とし、西側で初めて交響曲全集を完成させて高い評価を得ました。
 その後もショスタコーヴィチ作品を継続的にとりあげており、第15番は2010年にコンセルトヘボウ管との演奏がCD化されています。
 この演奏はその5年後のもので、解釈の基本は同じながら更なる深まりを聴くことができます。
 




BRU ZANE



BZ1058
(2CD+BK)
\6100
ジュール・マスネ:歌劇《グリゼルディス》
 ジュール・マスネ(1842-1912):歌劇《グリゼルディス》
  (序幕と全3幕/1901年パリにて初演)
 台本...アルマン・シルヴェストル(1837-1901)、
  ウジェーヌ・モラン(1853-1930)
グリゼルディス...ヴァニナ・サントニ(ソプラノ)
アラン...ジュリアン・ドラン(テノール)
侯爵...トマ・ドリエ(バリトン)
悪魔...タシス・クリストヤニス(バリトン)
フィアミナ...アントワネット・デヌフェルド(メゾ・ソプラノ)
ベルトラード...アデル・シャルヴェ(メゾ・ソプラノ)
ゴンドボー...アドリアン・フルネゾン(バス)
祈祷師...ティボー・ド・ダマス(バス=バリトン)
モンペリエ=オクシタニー国立歌劇場合唱団
モンペリエ=オクシタニー国立管弦楽団
ジャン=マリー・ゼトゥニ(指揮)

 録音: 2023年5月30日-6月2日 ベルリオーズ歌劇場、モンペリエ(フランス南部ラングドック地方)
 収録時間: 121分

 【待望の新録音!大成期のマスネによる新機軸の名品オペラを最前線の演奏陣で】
 フランス革命期から第一次大戦前までの「長い19世紀」におけるフランス音楽の綿密な紹介に意欲を注ぐロマン派フランス音楽センター(Palazetto Bru Zane)が、継続的に光をあててきた巨匠マスネの歌劇世界。
 傘下のBru Zaneレーベルからは秘曲の全曲録音に加えて2024年には最重要作《ウェルテル》のバリトン版異稿もリリースされましたが(BZ1056)、今回はその少し後、国際的名声を盤石のものにしたマスネがさらなる新境地を探るべく世に問うた《グリゼルディス》(1901)の全曲録音です。
 南仏プロヴァンス地方を舞台に、起伏に富んだ中世物語に悲劇的要素と悪魔が活躍する滑稽な場面を織り交ぜてゆく実験的ともいえるドラマ作りがなされた本作は、初演時の成功にもかかわらず5年後の1906年を境に長く上演されませんでした。
 全曲録音はこれが初ではありませんが、21世紀最初の全曲録音がこうしてロマン派フランス音楽センターによる最新研究、フランス随一の演奏陣で行われたことは何より歓迎すべきことと言えるでしょう。
 サントニ、クリストヤニス、シャルヴェら気鋭歌手陣による聴き手をはっとさせる演技力豊かな歌唱を得て、カナダとフランスをまたにかけ活躍するゼトゥニが起伏に富んだドラマを精妙に解釈。
 同レーベルの常通り、図版満載で内容充実度抜群のブックレット(仏語、英語)も読みごたえがあります。
 




CAPELLA DE MINISTRERS


CDM2458
\3100
カペラ・デ・ミニストレルス
Reliquiae 中世ヨーロッパの聖遺物と音楽

 <カスティーリャ王室からフランスを臨んで(12~13世紀)>
  1. カスティーリャ王アルフォンソ10世「賢王」(1221-1284):
   De mui grandes periglos
    カンティガ第148番「シャルトル大聖堂の聖衣」
     (『聖母マリアのカンティガ集』より)
  2. アルフォンソ10世: Ben guarda Santa Maria
   カンティガ第257番「セビーリャ大聖堂に移された王の聖遺物」
    (『聖母マリアのカンティガ集』より)
  3. トロワの司教アト(生歿年不詳、14世紀に活躍):
   Nostra phalanx 我ら集いて讃えん
 <フランス王室からカスティーリャを臨んで
  (聖王ルイ9世の治世 1226-1270)>
   4. カスティーリャ王女=
    フランス王妃ブランシュ(1128-1252):
     Amours, u trop tart me sui pris
      わたしが恋に気づいたのはあまりに遅く
  5. 作者不詳: Nos ad laudes
   わたしたちは讃美の声をあげ(『聖遺物の書』より)
  6. 作者不詳: Salve Sancta Facies
   歓呼して迎えよう、救世主の顔を(『聖遺物の書』より)
 <アラゴンの王室で(マルティン1世の治世 1396-1410)>
  7. 作者不詳: Pangat chorus 声を合わせて歌おう
   (『聖遺物の書』より)
  8. 作者不詳: Gaude plebs angelica
   喜びに湧け、御使いの軍勢よ(『聖遺物の書』より)
  9. 作者不詳: Mirandum commercium
   またとない御約束を、聖なるマリアは
    (『聖遺物の書』より)
 <バレンシア大聖堂で(1437頃-1820)>
  10. 作者不詳: La Vera Creu patriarcal
   この聖遺物箱には、かの十字架の断片が
  11. 作者不詳: La Corona ab sis espines 棘の冠
  12. 作者不詳: Lo Sanct Calzer 信心深き者たちよ、これが聖杯だ
カペラ・デ・ミニストレルス
 (声楽&古楽器アンサンブル)
エリア・カサノヴァ(ソプラノ)
ロベルト・カセス
 (ハープ、シトール、リュート、
  ビウエラ・デ・ペニョラ)
エドゥアルド・ナバロ
 (バグパイプ、ウード、ギテルヌ)
パン・バリェステル(各種打楽器)
カルレス・マグラネル
 (ビウエラ・デ・アルコ、指揮)
リュイス・ビク声楽アンサンブル
ビセンテ・アブリル、ハイメ・フロルス、
 ヘズス・ナバロ(テノール)
ホセ・ルイス・ビセンテ、シモ・マルティ、
 エドゥアルド・エスカルティ(バス)

 録音: 2021年6月6-8日 dbcスタジオ、サン・フアン病院教会、バレンシア(スペイン)
 収録時間: 53分

 【妙なる中世楽器演奏の向こうに垣間見える、かつて実在した異界の気配】
 スペイン東部の古都バレンシアを拠点に、中世~前近代における音楽のありようを妥協なく探求、テーマ性の高いプログラムに結晶させてきたカペラ・デ・ミニストレルス。
 彼らが提案する新たな中世探訪のキーワードは「聖遺物」。救世主イエスや聖人たちの遺物や遺体の一部とされ保管されてきた聖遺物は、中世ヨーロッパの人々にとって不安定な人生を照らす心の支えであり、文化育成に心血を注いだ王たちや重要な大聖堂の周辺で綴られた芸術性の高い詩歌の中にも、当時の聖遺物崇拝の強さを脈々と伝える作品が少なからずあります。
 ノートルダム楽派や宮廷詩人(トルヴェール)が活躍した13世紀のフランスで、古代ローマの後継であるビザンツ帝国の皇帝から聖王ルイ9世が多くの聖遺物を譲り受けていることを鑑み、演奏陣はスペインだけでなくフランスの音楽史料も参照。
 繊細な調べを奏でる弓奏弦楽器や撥弦楽器、素朴と洗練の狭間で熟達した妙技が聴かれるバグパイプや各種打楽器の響きを交え、みずみずしい歌声で聖遺物讃美の中世詩句を歌い上げる12トラックを構成しています。
 充実したブックレット解説に触れる前から、精巧なエンジニアリングで納められた彼らの圧倒的な音楽性に陶然となること必至の充実古楽盤です。

 
 




CARPE DIEM


CD 16338
\3100
ハープによる分割装飾 ~バロック作品と現代作品~ マクシミリアン・エーアハルト(バロックハープ)
 1. ベルンハルト・ラング(1957-): GAME10-4-1 Diminuendo ゲーム10-4-1「ディミヌエンド」
 2. ジロラモ・フレスコバルディ(1583-1643):Ancidetemi pur d'Archadelt passagiato
  アルカデルトのマドリガーレ「いっそわたしを殺してください」による変奏
 3. ケイト・ムーア(1979-): Susanna's lament スザンナの嘆き
 4. マヌエル・ロドリゲス・コエリョ(1555頃-1635): Susanna (Susanne un jour)
  スザンナ(オルランドゥス・ラッススの「スザンナはある日」による変奏)
 5. マルテ・ギーゼン(1988-): Neural Variations 神経の変奏曲
 6. ヤン・ピーテルスゾーン・スヴェーリンク(1562-1621): Est-ce Mars それは軍神マルスか SwWV 321
  (ピエール・ゲドロンの「それは軍神マルスか」による変奏)
 7. 今井智景(1979-): Bucolic
 8. フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):Gaybergier de Toma Crequilon (Un gay bergier)
  トマ・クレキヨンの「一人の陽気な羊飼いが」
 9. イアン・ウィルソン(1964-): A distant relation 遠く離れたもの同士
 10. ピーター・フィリップス(1560-1628):Amarilli di Julio Romano (Amarilli, mia bella)
  ローマ人ジュリオの「アマリッリ」(カッチーニの「麗しのアマリッリ」)
 11. ナタリア・ドミンゲス・ランヘル(1981-): Il Matto おかしくなった男
 12. ジョヴァンニ・トラバーチ(1575-1647):Io mi son giovinetto (Io mi son giovninetta)
  わたしは若くて(ドメニコ・フェラボスコの「わたしは若い娘」)

 使用楽器: デューレン(ドイツ)のクラウス・ヒュッテル2007年製作
 録音: 2024年6月4-6日 クラングハウス・アム・ゼー、クライン・ヤーゼドー (ドイツ北東部メクレンブルク=フォアポンメルン州)
 収録時間: 67分

 【古楽器ハープを通じて、数百年前の"前衛"と現代の技法が対話する】
 16世紀から17世紀にかけ、音楽様式の変化に対応すべく新構造の楽器がさまざまに試みられたハープ。
 複雑な半音階を弾けるよう弦列を増やした楽器が生み出され、フレスコバルディやスヴェーリンクら鍵盤楽器の名手たちにも比しうる妙技を披露する俊才が多く活躍しました。
 Carpe Diemレーベルでウェールズのハープを用いたユニークなアルバム(CD-16321)もリリースしているドイツの名手マクシミリアン・エーアハルトは、その当時の即興変奏技法である分割装飾(ディミニューション)を応用して書かれた楽曲を厳選。
 同じ技法をテーマに、当時の楽曲でもしばしば使われた有名旋律を現代の作曲家たちが下敷きにして書いた新作と共に、同じメロディを使った古楽作品と現代作品を6組ペアにしたプログラムで1枚のアルバムを作り上げました。
 カッチーニ「麗しのアマリッリ」やラッスス「スザンナはある日」など変奏作品が多く存在するメロディも多く、現代作曲家たちが楽器の妙音を活かして綴った作品それぞれの響きがバロック以前の語法となだらかにつながる体験は、アルバム1枚を通じて聴くことでより深く体験できることでしょう。
 古楽器と民俗楽器をモデルに精巧な再現楽器を多数手がけているクラウス・ヒュッテルの楽器の音色も聴きどころの一つです。

 
 




CD ACCORD


ACD 342
\4000
トランペットとピアノのためのアメリカ音楽集
 1. ジョゼフ・トゥリン(1947-):ファンダンゴ -
  トランペット、トロンボーンとピアノのための(1999)
 2-4. ホールジー・スティーヴンス(1908-1989):ソナタ(1953-56)
 5. ケヴィン・マッキー(1980-):センティニアル・ホライゾン(2011)
 6. トゥリン:カプリース(1972)
 7. ブルース・ブロートン(1945-):オリヴァーの誕生日(1998)
 8. アレン・ヴィズッティ(1952-):
  カスケーズ - 無伴奏トランペットのための(1981)
 9. エリック・イウェイゼン(1954-):パストラール -
  トランペット、トロンボーンとピアノのための(1996)
アレクサンデル・コブス(トランペット)
モニカ・ハヌス=コブス(ピアノ)...1-7、9
エロイ・パニツォ・パドロン(トロンボーン)...1、9

 録音:2022年7月 The Main Hall of the National Forum of Music inWrocLaw
 総収録時間:52分

 このアルバムでは、ポーランドのトランペット奏者アレクサンデル・コブスとその妻モニカ・ハヌス=コブスが、アメリカの20世紀作曲家の作品を演奏。
 選ばれた曲は新古典主義による曲や調性を持つ曲で、全体に統一感が持たされています。アレクサンデル・コブスは1991年ワルシャワ生まれ。
 ヴロツワフのカロル・リピンスキ音楽アカデミーでイゴール・ツェツォホに師事、2020年から2023年までベルリン芸術大学でガボール・タルケヴィの指導のもと研鑽を積んています。
 2018年のARDミュンヘン国際音楽コンクールでの特別賞、そして2021年に国際トランペットギルド主催のエルスワース・スミス国際トランペットコンクールで第1位を獲得した他、多くのコンクール受賞歴を誇る奏者です。
 



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CHANDOS



CHAN20342
\2800→\2590
ピーター・ドノホー(ピアノ)
フェルッチョ・ブゾーニ:ピアノ作品集 -
 バッハ作品の編曲とオリジナル作品

 フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):
  1-2. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
    トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565
     (F. ブゾーニ編 KB 29)
  3-4. J.S.バッハ: 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV 532
   (F. ブゾーニ編 KB 20)
  5. フェルッチョ・ブゾーニ:
   ショパンの「ハ短調前奏曲」による
    10の変奏曲とフーガ Op. 22 K 213(1884/1922改訂)
  6. ソナティネ第1番 K. 257(1910)
  7. ソナティネ第2番 K. 259(1912)
  8-18. 対位法的幻想曲 -
   コラール前奏曲「いと高きにある神に栄光あれ」K 256b(1921)
ピーター・ドノホー(ピアノ)...1-6、8-18
カール・ラッチマイヤー(ピアノ)...7、8-18

 録音:2024年4月17-19日 Wyastone Concert Hall, MonmouthA
 総収録時間:82分

 ピーター・ドノホーによるブゾーニ作品集の第2集は、高い評価を受けた前作(CHAN20237)に続き、彼の高い技術と音楽性が遺憾なく発揮されています。
 今回のアルバムには、ブゾーニによるバッハの名作2曲の編曲、ブラームスに捧げられた「ショパンの前奏曲に基づく変奏曲」の他、ブゾーニのオリジナル作品のソナチネ第1・第2番やバッハの未完成フーガを基にした大作で、1921年に2台ピアノ版に編曲した「対位法的幻想曲」を収録。
 ドノホーは、ブゾーニの大作「ピアノ協奏曲」をBBCプロムスで演奏するなど、これまでにも彼の音楽を積極的に演奏しており、ここでも共感溢れる演奏を披露しました。
 「対位法的幻想曲」でドノホーと共演するカール・ラッチマイヤーは英国王立音楽大学で学び、数々の賞を受賞し、BBCやクラシックFMでの放送にも出演。
 特にロンドンで25年以上続けて開催する「カンバセーショナル・コンサート」シリーズが評価されています。
 彼もブゾーニ演奏の第一人者として知られ、最近ではロンドンでの3日間のブゾーニ音楽祭を企画・出演し、ソロや協奏曲の演奏が賞賛されました。
 




CHATEAU DE VERSAILLES SPECTACLES



CVS144
\3100
ボワモルティエ: 連作カンタート『四季』
 ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689-1755):
  連作カンタート『四季』(1724)
   1-7. 春/8-14. 夏/15-21. 秋/22-32. 冬
サラ・シャルル(ソプラノ)[1-7]
エンゲルラン・ド・イス(テノール)[8-14]
マルク・モイヨン(バリトン)[15-21]
リリー・エモニノ(ソプラノ)[22-32]
ヴェルサイユ王室歌劇場管弦楽団(古楽器使用)
依田幸司、萩原 茜(ヴァイオリン)
ナターリャ・ティモフェイェヴァ
 (バス・ド・ヴィオール〔ヴィオラ・ダ・ガンバ〕)
レア・マソン(テオルボ)
マルタ・ガフラス(フラウト・トラヴェルソ)
クロエ・ド・ギユボン(クラヴサン〔チェンバロ〕・指揮)

 録音: 2023年10月31日-11月3日 ヴェルサイユ宮殿プチ・トリアノン礼拝堂
 収録時間: 75分

 【ヴィヴァルディと同時期の傑作声楽曲、充実演奏陣で新録音登場!】
 イタリア音楽の影響をフランスの作曲家たちが柔軟に取り入れはじめたルイ15世の時代に活躍、バロックとロココの橋渡しとなるこの時期に室内楽作曲家として圧倒的人気を誇り、パトロンに頼らずフリーランスとして活躍できたフランスの名匠ボワモルティエ。
 その活躍初期の連作『四季』はヴィヴァルディの同名協奏曲集とほぼ同時期に出版されましたが、こちらはイタリアの室内カンタータの技法をフランス語台本に応用した声楽曲(カンタート)4編からできており、四季折々の場面と感興とが細やかな詩句と的確な楽器法によって精妙に描き出されてゆく傑作になっています。
 現代フランス最前線をゆくソリスト4人に日欧をまたにかけて活躍する依田幸司・萩原 茜らを含む精鋭器楽陣で、本場ヴェルサイユを録音会場に制作された本作は、全曲録音が意外に出ない渇を潤して余りある名解釈。
 時に美しく時に苛烈な自然の移ろいを優美な詩句と音の流れに昇華、牧歌的な響きのなか起伏に富んだ展開が聴かれるボワモルティエの音楽は、後期バロック特有の充実感にも事欠かず、フランス音楽ならではの繊細さが全編の構成美と鮮やかに結びついており聴き応え充分。
 古楽器の妙音が生きるエンジニアリングやライナーノート(仏・英・独語)の充実も頼もしいところです。

 
 




CYPRES RECORDS


CYP1686
\3100
バッハ、ブクステフーデ、ブルーンス: オルガン作品集 ブノワ・メルニエ(オルガン)
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  1. ファンタジア ハ短調 BWV 562/2. 目覚めよ、と呼ぶ声が聞こえ BWV 645/
  3. いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV 659
 ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
  4. プレルディウム ニ短調 BuxWV 140/5. いざ来ませ、異邦人の救い主よ BuxWV 211
 バッハ:
  6. フランス様式によるオルガン小品 BWV 572
 ニコラウス・ブルーンス(1665頃-1697):
  7. コラール・ファンタジア「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」
 バッハ:
  8. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ BWV 663
  9. 愛するイエスよ、わが願いを聞きたまえ BWV 649
  10. ファンタジアとフーガ ト短調 BWV 542

 使用楽器: ドミニク・トマ工房2023年建造、ザクセン&チューリンゲン・バロック式
 録音: 2024年6月10-12日 サン=ルー教会、ナミュール(ベルギー中南部ナミュール州)
 収録時間: 65分

 【作曲家にして名演奏家メルニエ、銘器で示す「ドイツ・バロック三大B」の世界】
 ベルギー王立音楽アカデミーの一員ブノワ・メルニエは、作曲をフィリップ・ブスマンスに師事し、ブリュッセルの王立モネ劇場やストラスブールのライン歌劇場など世界的な舞台で作品が披露されています。
 しかし彼の音楽活動の原点はオルガンにあり、自身オルガンのための作品を数多く発表する一方で演奏家としての技量も高く、2019年からは師ベルナール・フォクルールの後を継いでブリュッセル王立音楽院のオルガン教授を務めています。
 古楽活動が盛んな同国のナミュールにあるサン=ルー教会に本格的なドイツ・バロック式オルガンが新設された際、楽器建造アドバイザーの一人にもなっていますが、本作はまさにその楽器を用い、自作品を交えず、演奏家としての技量を端的に示した貴重なアルバム。
 
 足鍵盤を効果的に用いた迫力あるブクステフーデ作品や早世の天才ブルーンスの大作コラール・ファンタジア、そしてバッハの重要作品群を通じ、作曲家としてメルニエが示してきた音響に対する明敏な感性がバロック作品演奏家としての抜群の適性に繋がっている様子が十全にあらわれています。
 効果的なレジスター選択により、バッハの理想に迫ったというこの新設楽器が持つポテンシャルが最大限に引き出されてゆくのも大きな魅力。
 ほどよい残響に漂う余韻まで鮮やかに収めた気鋭技師ドゥニ・ゲルドンの仕事ぶりも聴きどころの一つと言えるでしょう。

 
 




RICERCAR



RIC472
\3100
シンディ・カスティーヨ(オルガン)
 J.S.バッハ: 音楽の捧げもの
シンディ・カスティーヨ(オルガン)
 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):
  音楽の捧げもの BWV 1079(全曲)~オルガン独奏による演奏
   1. 3声のリチェルカーレ/2. 上方5度のフーガ・カノニカ/3. 王の主題による無窮カノン/
   4. トリオ・ソナタ: I. Largo/5. 2声のカノン1: 蟹のカノン(逆行カノン)/
   6. 2声のカノン2: 2つのヴァイオリンによる同度カノン/7. 2声のカノン3: 反行カノン/
   8. トリオ・ソナタ: II. Allegro/9. 2声のカノン4: 拡大を伴う反行カノン/
   10. 2声のカノン5: 螺旋カノン/11. トリオ・ソナタ: III. Andante/
   12. 2声の謎カノン「求めれば見いだされん」 a/13. 2声の謎カノン「求めれば見いだされん」 b/
   14. トリオ・ソナタ: IV. Allegro/15. 無窮カノン/16. 4声のカノン/17. 6声のリチェルカーレ

 使用楽器: ドミニク・トマ工房2023年建造、ザクセン&チューリンゲン・バロック式
 録音: 2024年4月 サン=ルー教会、ナミュール(ベルギー中南部ナミュール州)
 収録時間: 63分

 【大バッハ自身が得意としたオルガンの新銘器で、名手が《音楽の捧げもの》を読み解く】
 古楽から現代音楽まで広範な分野に対応できる優れたオルガニストが少なくないベルギーで、今最も期待されている名手の一人シンディ・カスティーヨが、現代屈指の重要工房によるドイツ・バロック式オルガンでバッハ晩年の重要作《音楽の捧げもの》の小宇宙を読み解く意欲的企画。
 次男カール・フィリップ・エマヌエルの職場となったフリードリヒ大王の宮廷を訪問した晩年の即興演奏をもとにバッハが編み上げたこの作品は、収録曲の大半が楽器指定がないポリフォニー楽曲で占められていますが、全曲録音時には大王が得意としたフルートはじめ、ヴァイオリンや通奏低音楽器などを用いたアンサンブルで臨む場合がほとんど。
 リフシッツ(ORFEO/C676071)やバーラミ(DECCA)などピアニスト一人による全曲録音が折に触れ登場する一方、作曲家自身が得意としていたオルガン独奏での演奏は近年めったに現れません。
 カスティーヨが弾いているのは2023年に落成したばかりのナミュールの教会の楽器で、世界的奏者たちからの信望も厚いドミニク・トマ工房がバロック後期のドイツ中部と北部の特徴を踏まえ建造。
 各音色が明瞭に際立ちながら整ったハーモニーで溶け合う音響はきわめて美しいだけでなく、バッハ自身の脳裏にこう響いていたのではと思わせる説得力にも満ちています。
 カスティーヨのタッチの確かさと音色選択の妙も見事で、多声の綾を残響でぼかすことなく、その複雑さを心ゆくまで味わわせてくれます。

 
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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ICA CLASSICS



ICAC 5182
\2600→\2390
シルヴェストリ・コンダクツ・
 ドビュッシー、ラヴェル、ファリャ

  クロード・ドビュッシー(1862-1918):
   1-3. 管弦楽のための『映像』より「イベリア」
  モーリス・ラヴェル(1875-1937):
   4. 亡き王女のためのパヴァーヌ
  マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):
   5-7. スペインの庭の夜
   8-13. 三角帽子 第1組曲
   14-16. 三角帽子 第2組曲
シルヴィ・メルシエ(ピアノ) ...5-7
ボーンマス交響楽団
コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)

 録音(全てライヴ/MONO):1966年11月25日 コルストン・ホール、ブリストル...8-16 1967年3月31日 ウィンター・ガーデンズ、ボーンマス...1-3 1968年4月22日 ウィンター・ガーデンズ、ボーンマス...4-7
 収録時間: 73分

 【シルヴェストリの珍しいスペイン・プロ!幻のピアニスト、シルヴィ・メルシエも登場、プライベート・コレクションからの復刻】
 ルーマニア出身の指揮者コンスタンティン・シルヴェストリ(1913-1969)は、白熱するような情熱と深い詩的芸術性、そして時には創造的とも言える独創的な解釈を聴かせることで知られています。
 ボーンマス交響楽団との出会いは1961年、翌年には首席指揮者に就任し、この楽団を国際的に高い水準にまで引き上げました。67年には英国の市民権を得て約2年後にボーンマスで亡くなっています。
 このアルバムには、シルヴェストリの歿後そのプライベート・コレクションから見つかった音源より、ロシアや東欧の作品の録音が多いシルヴェストリにとってたいへん珍しい、スペインを主題にした作品が集められています。
 特にファリャの2作品については初出のレパートリーとなり、「イベリア」については過去に同じ演奏がプライベート・レーベルからリリースされたことがありましたが、正規音源からは今回が初登場。
 「亡き王女のためのパヴァーヌ」は同年の録音がEMIに存在しています。また「スペインの庭の夜」で共演のシルヴィ・メルシエは1934年パリに生まれフランスを中心に活躍したピアニストで、マルセル・シャンピやヴィルヘルム・ケンプに師事し指揮者アタウルフォ・アルヘンタとの交流が知られますが、その録音はフランスDECCAなどに僅かに残されているのみであり、今回のライヴ音源の登場はピアノ・ファン待望のものと言えるでしょう(なお、1980年からは写真家として活動したとのこと)。
 いずれもモノラルながら、ポール・ベイリーによる丁寧なリマスタリングにより自然なノイズカットが施され、程よい音場の広がりと幅広いダイナミックレンジが確保された、たいへん聴きやすい音に仕上がっています。
 シルヴェストリの知られざる一面を聴くことの出来る貴重な一枚です。
 



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MELODIYA X OBSESSION



SMELCD1002708
(2CD)
\5100→\4690
エリソ・ヴィルサラーゼ
 シューマン&ショパン

 CD 1
  ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11
  シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
 CD 2
  シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
  ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61
エリソ・ヴィルサラーゼ(ピアノ)
ドミトリー・キタエンコ(指揮)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団

 エリソ・ヴィルサラーゼのシューマン&ショパン!

 ☆20世紀を代表する大ピアニスト、エリソ・ヴィルサラーゼのシューマン&ショパン!
 ☆シューマンとショパンの協奏曲名盤に、恐らく初CD化となるソロ曲をセットにした2枚組!

 廃盤・入手困難となったMelodiyaの名盤や貴重なMelodiya音源等を復刻する「Melodiya x Obsession」シリーズから、ジョージア出身の20世紀を代表する大ピアニスト、エリソ・ヴィルサラーゼのシューマン&ショパン録音が復刻!
 キタエンコ&モスクワ・フィルと共演した1977年録音のシューマンとショパンのピアノ協奏曲集(MELCD1001819)に、恐らく初CD化となる(これまでLPと配信でリリースされていた)シューマンとショパンのソロ録音をセットにした2枚組。
 ヴィルサラーゼが世界中のコンサートでもっとも頻繁に演奏してきたシューマンとショパンの演奏で、その並外れた精神性、誠実さ、感受性を改めて聴衆に届けます。
 日本の主要なオーケストラとの共演やソロ・リサイタル、マスタークラス、コンクール審査員などで長年来日も続けているエリソ・ヴィルサラーゼ。2025年は11月に尾高忠明&愛知室内オーケストラとの共演も予定しています。

 ※録音:CD1:1977年3月11日、モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)、CD2:1984年/ADD
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。
  初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
  
 
SMELCD1002705
(2CD)
\5100
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン:
 交響曲第5番《運命》、第7番、第9番《合唱付き》
  (1942~43年ライヴ)

   ベートーヴェン:
    交響曲第5番 ハ短調 Op.67《運命》
    交響曲第7番 イ長調 Op.92
    交響曲第9番 ニ短調 Op.125《合唱付き》*
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ティラ・ブリーム(ソプラノ)*
エリーザベト・ヘンゲン(メゾ・ソプラノ)*
ペーター・アンダース(テノール)*
ルドルフ・ヴァツケ(バス・バリトン)*
ブルーノ・キッテル合唱団*

 フルトヴェングラーのベートーヴェンの中でも特に名高い1942~43年のライヴが復刻!

 ☆"フルトヴェングラーの第九"の中でも特に名高い1942年3月のライヴ録音!
 ☆同時期の「運命」、「第7番」とのカップリングで「Melodiya x Obsession」から復刻!

 廃盤・入手困難となったMelodiyaの名盤や貴重なMelodiya音源等を復刻する「Melodiya x Obsession」シリーズより、フルトヴェングラーのベートーヴェンが登場。数ある"フルトヴェングラーの第九"の録音の中でも特に名高く、これまでにも多くの復刻が行われてきた1942年3月のライヴ録音と、同じく戦時下の録音である1943年の「運命」、「第7番」のライヴ録音をカップリング。
 当盤はFirma Melodiya社からのライセンスによって制作され、1960年代~70年代の旧ソ連で絶大な人気を誇った歌手、ヴァレリー・オボジンスキーの娘でもあるサウンド・エンジニアのヴァレリア・オボジンスカヤによってリマスターが施された音源が収録されています。

 ※録音(ライヴ):1943年6月(第5番)/1943年10月(第7番)/1942年3月(第9番)
 ※録音方式:ADD
 ※リマスタリング:ヴァレリア・オボジンスカヤ

 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 
 


SMELCD1002709
\2700
マクシム・ショスタコーヴィチ(指揮、ピアノ*)
ショスタコーヴィチ:バレエ組曲集

 ショスタコーヴィチ:
  バレエ組曲《黄金時代》 Op.22a
  バレエ組曲《ボルト》 Op.27a
  2台のピアノのための小協奏曲 Op.94*
マクシム・ショスタコーヴィチ
 (指揮、ピアノ*)
ボリショイ劇場管弦楽団
ドミトリー・ショスタコーヴィチ(ピアノ)*

 ☆Melodiyaの名録音、息子マクシムが指揮したショスタコーヴィチのバレエ組曲集が復刻!
 ☆親子共演による「2台のピアノのための小協奏曲」も併録!

 廃盤・入手困難となったMelodiyaの名盤や貴重なMelodiya音源等を復刻する「Melodiya x Obsession」シリーズから、ショスタコーヴィチのバレエ組曲集の録音の中でも決定盤に推す声も多いMelodiyaの名録音の一つ、息子マクシムの指揮による音源が復刻されました。
 ロシアン・サウンド全開の煌びやかな「黄金時代」、「ボルト」の2作品に加えて、1956年にショスタコーヴィチ本人と息子マクシムの親子共演で録音された「2台のピアノのための小協奏曲」も収録しています。

 ※録音:1956年*、1966年
 ※録音方式:ADD
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 
 


SMELCD1002707
\2700
ティモフェイ・ドクシツェル ~ トランペットによる日本叙情歌集
  瀧廉太郎:花/中田章:早春賦/岡野貞一:ふるさと/
  古謡:さくら/中田喜直:雪の降る街を/
  山田耕筰:この道/中田喜直:夏の思い出/
  山田耕筰:待ちぼうけ/梁田貞:城ヶ島の雨/
  弘田龍太郎:浜千鳥/多忠亮:宵待草/
  山田耕筰:赤とんぼ/瀧廉太郎:荒城の月
ティモフェイ・ドクシツェル(トランペット)
セルゲイ・ソロドヴニク(ピアノ)

 伝説的トランペッター!ドクシツェルの美音で聴く日本の名曲選!

 ☆世界的に傑出したトランペット奏者の一人、ティモフェイ・ドクシツェルの伝説的録音が「Melodiya x Obsession」から復刻!
 ☆トランペットで奏でる日本の名曲選!

 廃盤・入手困難となったMelodiyaの名盤や貴重なMelodiya音源等を復刻する「Melodiya x Obsession」シリーズから、ボリショイ劇場の首席トランペット奏者として活躍し、ソロ楽器としてのトランペットの可能性を実証した偉大なトランペット奏者の一人、ティモフェイ・ドクシツェルの伝説的録音「日本叙情歌集」が復刻!

 傑出した音楽家であったドクシツェルは、木管楽器の柔軟性、弦楽器の表現力、そして、ベルカントの機敏さに匹敵する輝かしいソロ楽器としてのトランペットの名声を確実なものにし、トランペット演奏において目を見張るような多くの偉業を成し遂げてきました。
 彼の幅広いレパートリーには、バッハ、ビーバー、ハイドン、フンメル、アルビノーニ、タルティーニ、ヴィヴァルディなどのバロック・古典派作品から、ミャスコフスキー、ショスタコーヴィチ、ヴァインベルク、シチェドリン、エシュパイ、アルチュニアン、ガーシュウィン、タンベルク、パフムートワなどの近現代作品まで、トランペットのために書かれた作品やトランペットで演奏できる作品のほとんどすべてが含まれています。
 また、数多くの古典作品を編集しており、トランペット奏者にとって重要なレパートリーに挙げられるハイドン、フンメル、アルチュニアンの協奏曲は、彼のカデンツァ付きで多くのトランペット奏者たちによって演奏されています。
 教育者としては、母校グネーシン音楽大学の教授として多くの才能あるトランペット奏者を育て、奏法論や回想録などの著作も残しています。

 本アルバムは、作曲家の宮本良樹がトランペット奏者のために特別に編曲した日本の伝統歌曲を収録。
 ヴァイオリンとフルートの奏法や声部のカデンツなど、楽器の可能性を最大限に生かした変奏曲の形で曲調を自由に発展させています。
 日本人なら誰もが耳にしたことのあるこれら名曲の数々を、ドクシツェルの超絶技巧とその美音で我々日本人の心に強く訴えかけています。

 ※録音:1981年6月13、20、27日、モスクワ放送大ホール/DDD
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 



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SPECTRUM SOUND



CDSMAC 032
\2900→\2690
『アナログ・コレクター』シリーズ
 ミルシテインとモリーニが共演したドッペル・コンチェルト


 (1)J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
 (2)ヴィヴァルディ:
   2つのヴァイオリン、チェロのための協奏曲 ニ短調 Op.3-11 RV 565
 (3)J.S.バッハ:
   2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BWV1037
 
 【ボーナストラック】
  フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)
エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)
(2) ハーヴェイ・シャピロ(チェロ)
(3) ベリー・フィッシャー(ピアノ)
(1)(2)室内管弦楽団
【ボーナストラック】
 マリー=テレーズ・イボ(ヴァイオリン)
 イーナ・マリカ(ピアノ)

 スペクトラム・サウンド好評シリーズ『アナログ・コレクター』。

 大名演!ミルシテイン、モリーニのドッペルをCD復刻!

 録音:1964年3月26~28日/キャピトル・スタジオ、ニューヨーク(ステレオ)
 * Source - U.K EMI Columbia SAX 2579 Half Moon ED 1 STEREO LP (Ultra Mega rare LP Record)
 【ボーナストラック】ライヴ録音:1971年6月28日/メゾン・ド・ラジオ・フランス内第105スタジオ(ステレオ)

 スペクトラム・サウンド・レーベルが保有する貴重なレコード・コレクションから見事なリマスタリングを続けているアナログ・コレクター・シリーズ。
 当盤はナタン・ ミルシテインとエリカ・モリーニが共演したドッペル・コンチェルトのCD 復刻です。言わずと知れた大名演。
 オリジナルのLP は高値で取引されていますが、この度 スペクトラム・サウンドが保有するLPから高い技術で復刻されました。
 この芳醇な音をお楽しみください。

 カップリングはマリー=テレーズ・イボ(1922~2011)が1971年に演奏したフランクのヴァイオリン・ソナタを収録しております。

 全世界500枚完全限定プレス。

 ※日本語帯・解説はつきません。
 
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CDSMAC 034
\2900→\2690
『アナログ・コレクター』シリーズ
ハンセン、レーン、トレスター
 シューベルトのピアノ三重奏曲第2番

  シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番 変ホ長調 Op.100
  【ボーナストラック】
    シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ D.821
コンラード・ハンセン(ピアノ)
エーリヒ・レーン(ヴァイオリン)
アルトゥール・トレスター(チェロ)
【ボーナストラック】
 モーリス・ジャンドロン(チェロ)
 ジャン・フランセ(ピアノ)

 ハンセン、レーン、トレスター演奏のシューベルトのピアノ三重奏曲第2番をCD化!

 *Source - U.K Telefunken (Decca Press) LGX 66039 ED 1 LP (MONO)
 【ボーナストラック】
  録音:1962年1月2日/フランス放送協会
  * Previously released on CDSMBA060 (4CD)
  * Licensed by INA

 スペクトラム・サウンド好評シリーズ『アナログ・コレクター』。当アルバムはピアノのコンラード・ハンセン、ヴァイオリンのエーリヒ・レーン、チェロのアルトゥー ル・トレスター演奏によるシューベルトのピアノ三重奏曲第2番のCD化です。
 スペクトラム・サウンドが保有する英Telefunken(Deccaプレス)のLPを音源と しCD復刻いたしました。

 ボーナストラックにはジャンドロンがフランセと共演したアルペジョーネ・ソナタを収録。
 こちらはかつて同レーベルからリリースされた『忘れられしチェリストの 名録音、再発見』(CDSMBA-060 / 廃盤)に収録されていた音源です。
 
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CDSMAC 033
(2CD)
\3900→\3590
『アナログ・コレクター』シリーズ
ジャック・デュモンの名盤バッハ無伴奏全曲をCD復刻!

 J.S.バッハ:
  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
   BWV1001~1006(全曲)
ジャック・デュモン(ヴァイオリン)

 * Source - French Belvedere ELY 06130~32 STEREO ED 1 LP
 ステレオ

 スペクトラム・サウンド好評シリーズ『アナログ・コレクター』。
 当アルバムはジャック・デュモンの名盤バッハ無伴奏全曲のCD化です。
 ジャック・デュモンはパスカル弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者をつとめた演奏家。
 このバッハ全曲録音はデュモンの気品に満ちた演奏を堪能できます。

 デュモン演奏のバッハは全体的に遅めのテンポ。
 現在ではなかなか聴くことができない20世紀の演奏家らしいふくよかな演奏です。
 一音一音丁寧に演奏しバッハの神髄に迫る熱い音楽を聴かせてくれます。
 スペクトラム・サウンドが保有するLPから丁寧にCD復刻されております。
 


<メジャー・レーベル>
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DG



4867082
(3CD)
\4500→\4190
《ルノー・カプソン~R.シュトラウス》

R.シュトラウス:
《CD 1》
 1-3) ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.8
 4-6) ヴァイオリン・ソナタOp.18
 7) ダフネ練習曲 /

《CD 2》
 1-4) ピアノ四重奏曲ハ短調Op.13
 5) 前奏曲(弦楽六重奏曲)(歌劇『カプリッチョ』Op.85より)、
 6) メタモルフォーゼン(R.レオポルトによる弦楽七重奏編)/

《CD 3》
小澤征爾(指揮)&グスタフ・マーラー・ユーゲント管
 1-6) 交響詩『英雄の生涯』Op.40
 コンサートマスターのソロ・パートを弾いているのが、当時まだ20代前半だったカプソン
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)、
クリストフ・コンツ(CD 2: 5, 6)(ヴァイオリン)
ギヨーム・ベロン(ピアノ)(CD 1: 4-6, CD 2: 1-4)、
ヴェロニカ・ハーゲン(CD 2: 1-6)、
ジェラール・コセ(CD 2: 5, 6)(ヴィオラ)、
ユリア・ハーゲン(CD 2: 1-6)、
クレメンス・ハーゲン(CD 2: 5, 6)(チェロ)、
アロイス・ポッシュ(コントラバス)(CD 2: 6)、

ペトル・ポペルカ(指揮)
ウィーン交響楽団(CD 1: 1-3)、

小澤征爾(指揮)
グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団(CD 3)

 自身の音楽人生に寄り添った作曲家R.シュトラウスの珠玉の作品をまとめたアルバム

 ●フランスを代表する国際的ヴァイオリニスト、ルノー・カプソンが素晴らしい共演者たちとともに録音した、リヒャルト・シュトラウスの作品集のアルバムが発売されます。
 R.シュトラウスはカプソンが大人になるずっと前から彼の辿ってきた音楽人生の中心にいた作曲家です。
 アルバムはまず、取り上げられる機会は少ないのですが、最近録音された輝きを放つ名作、ヴァイオリン協奏曲、ヴァイオリン・ソナタ、ピアノ四重奏曲と『ダフネ練習曲』から始まります。

 その後にはカプソンの以前の素晴らしいコンサートからの録音が続きます。
 魅力的な仲間たちとともに演奏した、『メタモルフォーゼン』の弦楽アンサンブル版と歌劇『カプリッチョ』からの弦楽六重奏曲になっている前奏曲です。

 そして最後は小澤征爾指揮グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団との『英雄の生涯』の圧巻の演奏で締めくくられます。
 難易度の高いことで知られるこのコンサートマスターのソロ・パートを弾いているのが、当時まだ20代前半だったカプソン自身です。

 【録音】2024年5月10日、ウィーン、カジノ・バウムガルテン(CD 1: 1-3)、2024年4月21-24日、ベルリン、テルデックス・スタジオ(CD 1: 4-7, CD 2: 1-4)、2022年8月16日、ザルツブルク、モーツァルテウム財団(ライヴ)(CD 2: 5, 6)、2000年、ザルツブルク(ライヴ)(CD 3)
 



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オーストラリアELOQUENCE



4847297
(13CD)
\14000→\12990

《デイヴィッド・アサートン~ウィーン―モーツァルトからシェーンベルクまで》

《CD 1》
* モーツァルト:1-7) セレナード第10番変ロ長調K.361『グラン・パルティータ』
 【演奏】
  ジャネット・クラックストン、セリア・ニックリン(オーボエ)、アントニー・ペイ、
  Prudence Whittaker(クラリネット)、Stephen Trier、マイケル・ハリス(バセットホルン)、
  John Price、ジョアンナ・グレアム(ファゴット)、フィリップ・イーストップ、
  ロバート・マッキントッシュ、ヒュー・シーナン、John Bimson(ホルン)、
  ロビン・マクギー(コントラバス)
   【録音】1979年8月、ロンドン/

《CD 2》
 * モーツァルト:1-5) セレナード変ホ長調K.375、6-9) セレナード ハ短調K.388
 【演奏】
  ジャネット・クラックストン、セリア・ニックリン(オーボエ)、
  アントニー・ペイ、マイケル・ハリス(クラリネット)、
  John Price、ジョアンナ・グレアム(ファゴット)、
  フィリップ・イーストップ、ロバート・マッキントッシュ(ホルン)
   【録音】1979年2月、ロンドン/

《CD 3》*
 シュポア:1-3) クラリネット協奏曲第1番ハ短調Op.26、4-6) クラリネット協奏曲第2番変ホ長調Op.57
  【演奏】アントニー・ペイ(クラリネット)、ロンドン・シンフォニエッタ
  【録音】1979年4月、ロンドン/

《CD 4》
 シューベルト:
  1-6) ミサ曲第4番ハ長調D452、7-8) 木管八重奏曲ヘ長調D72*、
 9) 小葬送音楽D79、10) 水の上の精霊の歌D714
 【演奏】
 フィリス・ブリン=ジュルソン(ソプラノ)(1-6)、ジャン・デガエターニ(メッゾ・ソプラノ)(1-6)、
 アンソニー・ロルフ・ジョンソン(1-6)、ピーター・ホール(10)、アラステア・トンプソン(10)、Peter Crowe(10)、
 レイ・ニクソン(10)(テノール)、マルコム・キング(1-6)、
 ブライアン・エスリッジ(10)、ジェフリー・ショウ(10)、リチャード・スアート(10)、
 テリー・エドワーズ(10)(バス)、アントニー・ペイ(7-9)、ジュリアン・ファレル(7-9)(クラリネット)、
 ジャネット・クラックストン(7-8)、
 ジョージ・ケアード(7-8)(オーボエ)、ロジャー・バーンスティングル(7-9)、
 ウェンディ・フィリップス(7-9)(ファゴット)、
 John Burness(コントラファゴット)(7-8)、フィリップ・イーストップ(7-9)、
 Daniel Crowley(7-9)(ホルン)、デイヴィッド・パーサー(7-8)、
 ピーター・ハーヴェイ(7-8)(トロンボーン)、Donald McVay(10)、
 サイモン・ウィストラー(10)(ヴィオラ)、クリストファー・ファン・カンペン(10)、
 ジェニファー・ウォード・クラーク(10)(チェロ)、ロビン・マクギー(コントラバス)(10)、
 ロンドン・シンフォニエッタ合唱団(1-6)、ロンドン・シンフォニエッタ
  【録音】1978年12月&1979年1月、ロンドン/

《CD 5》
 シェーンベルク:1-5) 浄夜Op.4**、6-12) セレナードOp.24
 【演奏】
 ノーナ・リデル、ジョーン・アサートン(1-5)(ヴァイオリン)、
 Donald McVay、ケネス・エセックス(1-5)(ヴィオラ)、
 クリストファー・ファン・カンペン(1-5)、
 ジェニファー・ウォード・クラーク(チェロ)、アントニー・ペイ(クラリネット)(6-12)、
 ロジャー・ファロウズ(バス・クラリネット)(6-12)、Hugo D’Alton(マンドリン)(6-12)、
 ジョン・ウィリアムス(ギター)(6-12)、ジョン・シャーリー=カーク(バス・バリトン)(6-12)
  【録音】1973年11月(1-5)、10月(6-12)、ロンドン/

《CD 6》
 シェーンベルク:
  1-5) 室内交響曲第1番Op.9**、6-26) 月に憑かれたピエロOp.21、27) 逢い引き** 〇、
  28) 心のしげみOp.20**、
 29-31) 室内オーケストラのための3つの小品**、32) 夢遊病者(『ブレットル・リーダー』より第3曲)
 【演奏】
  Sebastian Bell(フルート&ピッコロ)(1-26, 29-32)、
  ジャネット・クラックストン(オーボエ)(1-5, 27, 29-31)、
  ロビン・ミラー(コーラングレ)(1-5)、アントニー・ペイ(クラリネット&バス・クラリネット)(1-27, 29-31)、
  ロバート・ヒル(クラリネット)(1-5)、
  ロジャー・ファロウズ(バス・クラリネット)(1-5)、ロジャー・バーンスティングル(ファゴット)(1-5, 29-31)、
  Nicholas Reader(コントラファゴット)(1-5)、
  バリー・タックウェル(1-5, 29-31)、アンソニー・シデル(1-5)(ホルン)、
  ノーナ・リデル(1-27, 29-31)(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
  ジョーン・アサートン(ヴァイオリン)(1-5, 29-31)、Donald McVay(ヴィオラ)(1-5, 29-31)、
  ジェニファー・ウォード・クラーク(チェロ)(1-27, 29-31)、
  ロビン・マクギー(コントラバス)(1-5, 29-31)、メアリー・トーマス(語り手&ソプラノ)(6-26, 32)、
  ジョン・コンスタブル(ピアノ&チェレスタ)(6-32)、
  June Barton(ソプラノ)(28)、ハロルド・レスター(ハーモニウム)(28-31)、
  シドニー・グーセンス(ハープ)(28)、
  ハワード・スネル(トランペット)(32)、ジェイムズ・ホランド(サイドドラム)(32)
   【録音】1973年10月&1974年5月(1-5)、1973年10月(27, 29-32)、11月(6-26, 28)、ロンドン/

《CD 7》
シェーンベルク:
 1-4) 木管五重奏曲Op.26、5) 恋する者の願いOp.27 No.4**、6) 新古典主義Op.28 No.3**、
 7) 森鳩の歌(『グレの歌』第1部より第11曲)**、8) 鉄の旅団〇、9) クリスマスの音楽** 〇
 【演奏】
  Sebastian Bell(フルート&ピッコロ)(1-4, 7)、ジャネット・クラックストン(オーボエ)(1-4, 7)、
  アントニー・ペイ(バス・クラリネット&クラリネット)(1-5, 7)、
  ロバート・ヒル(クラリネット)(7)、ロジャー・ファロウズ(バス・クラリネット)(7)、
  ロジャー・バーンスティングル(ファゴット)(1-4, 7)、
  Nicholas Reader(コントラファゴット)(7)、アラン・シヴィル(ホルン)(1-4)、
  ノーナ・リデル(5, 7-9)、ジョーン・アサートン(7-9)(ヴァイオリン)、
  ジェニファー・ウォード・クラーク(チェロ)(5-9)、Hugo D’Alton(マンドリン)(5)、
  Donald McVay(ヴィオラ)(6-8)、ジョン・コンスタブル(6, 8, 9)、ロジャー・ヴィニョールズ(7)(ピアノ)、
  アンナ・レイノルズ(メッゾ・ソプラノ)(7)、
  ロビン・ミラー(コーラングレ)(7)、バリー・タックウェル(7)、アンソニー・シデル(7)(ホルン)、
  ロビン・マクギー(コントラバス)(7)、
  ハロルド・レスター(7)、デイヴィッド・アサートン(9)(ハーモニウム)、ロンドン・シンフォニエッタ合唱団(5, 6)
   【録音】1973年11月(1-6)、1973年12月&1974年5月(7)、1973年11月&12月(8)、1973年12月(9)、ロンドン/

《CD 8》
シェーンベルク:1-4) 組曲Op.29、5) ナポレオンへの頌歌Op.41、6) ヴァイオリンとピアノのための幻想曲Op.47**
 【演奏】
  アントニー・ペイ(1-4)、ジェルヴァーズ・ド・ペイエ(1-4)(クラリネット)、
  ロジャー・ファロウズ(バス・クラリネット)(1-4)、ノーナ・リデル、
  ジョーン・アサートン(5)(ヴァイオリン)、Donald McVay(ヴィオラ)(1-5)、
  ジェニファー・ウォード・クラーク(チェロ)(1-5)、ジョン・コンスタブル(ピアノ)、
  Gerald English(語り手)(5)
   【録音】1973年12月(1-4, 6)、11月(5)、ロンドン/

《CD 9》
 1-16) ストラヴィンスキー:バレエ『アゴン』**、17-19) ベルク:室内協奏曲
 【演奏】
  ポール・クロスリー(ピアノ)(17-19)、
  ジェルジ・パウク(ヴァイオリン)(17-19)、ロンドン・シンフォニエッタ
   【録音】1980年5月、ロンドン/

《CD 10》*
 ロベルト・ジェラール:1) リブラ、2) ジェミニ、3) レオ
  【演奏】
   Sebastian Bell(フルート&ピッコロ)(1, 3)、アントニー・ペイ(クラリネット)(1, 3)、ノーナ・リデル(ヴァイオリン)、
   ジョン・ウィリアムス(ギター)(1)、ジェイムズ・ホランド(1, 3)、
   デイヴィッド・ジョンソン(3)(打楽器)、ジョン・コンスタブル(ピアノ&チェレスタ)、
   アラン・シヴィル(ホルン)(3)、ハワード・スネル(トランペット)(3)、
   デニス・ウィック(トロンボーン)(3)、ジェニファー・ウォード・クラーク(チェロ)(3)、ロンドン・シンフォニエッタ
    【録音】1973年10月(1)、12月(2)、11月(3)、ピーターシャム/

《CD 11》
 ヴァイル:
  1-8) 小さな三文音楽、9-17) マホガニー市の興亡、
  18-20) ヴァイオリンと管楽のための協奏曲Op.12
 【演奏】
  フィリップ・ラングリッジ(9-17)、イアン・パートリッジ(9-17)(テノール)、
  ベンジャミン・ラクソン(バリトン)(9-17)、
  マイケル・リッポン(バス)(9-17)、メリエル・ディキンソン(9-17)、
  メアリー・トーマス(9-17)(メッゾ・ソプラノ)、
  ノーナ・リデル(ヴァイオリン)(18-20)、ロンドン・シンフォニエッタ
  【録音】1975年9月、ロンドン/

《CD 12》
 ヴァイル:
  1-14) ハッピーエンド、15-20) ベルリン・レクイエム、
  21) プロタゴニストOp.14、22) 森の中の死についてOp.23
   【演奏】
   メアリー・トーマス(1-14, 21)、メリエル・ディキンソン(1-14)(メッゾ・ソプラノ)、
   フィリップ・ラングリッジ(1-20)、
   イアン・パートリッジ(1-14, 21)(テノール)、ベンジャミン・ラクソン(バリトン)(1-21)、
   マイケル・リッポン(15-22)(バス)、ロンドン・シンフォニエッタ
    【録音】1975年9月、ロンドン/

《CD 13》
 リゲティ:
  1) メロディーエン、2-3) フルートとオーボエのための二重協奏曲、
  4-7) 13人の奏者のための室内協奏曲
   【演奏】
    オーレル・ニコレ(フルート)(2-3)、ハインツ・ホリガー(オーボエ)(2-3)、ロンドン・シンフォニエッタ
     【録音】1975年10月(1, 4-7)、6月(2-3)、ロンドン

 アサートンが自ら設立した楽団と共に辿る新旧のウィーンが出会う音楽の旅 CD13枚組ボックス・セット

 ●2024年1月に80歳を迎えたイギリスの指揮者デイヴィッド・アサートン。ロンドン・シンフォニエッタを指揮して行った象徴的な録音が『ウィーン―モーツァルトからシェーンベルクまで』と題されて発売されます。
 CD13枚組ボックス・セット。限定盤。
 このセットの中心は、1973年から74年にかけて5枚組のLPに録音された先駆的なシェーンベルクの音楽です。
 最も革新的な楽団の一つとして世界に知られているロンドン・シンフォニエッタと共に、アサートンがモーツァルトからシェーンベルク、さらにベルク、ヴァイル、ロベルト・ジェラール、リゲティへと辿る音楽の旅で、古いウィーンと新しいウィーンが出会います。

 ●アサートンは1968年にロンドン・シンフォニエッタを設立し、1973年まで音楽監督を務めました。セットに付属された解説内のインタビューでは、この楽団がシェーンベルクの室内交響曲第1番のための独自の編成を中心に結成されたと語っています。
 そしてその後近代音楽や現代作曲家に情熱を傾け、1970年代におけるロンドンのコンサートシーンに変革をもたらしました。
 またモーツァルトの管楽セレナードやシューベルトの宗教音楽にも同じく鋭い音楽性が感じられます。
 そして1975年にドイツ・グラモフォンに録音されたLP3枚組のクルト・ヴァイルの作品集と、デッカに録音された、オーレル・ニコレとハインツ・ホリガーがソリストを務めたリゲティの作品集も収録されています。
 初CD化となる録音も多数含まれています。オリジナル・ジャケット仕様。
 
 ●「(シンフォニエッタの)演奏者たちは、偉大な伝統の中で育まれたイギリスの音楽家であり、この組み合わせはシェーンベルクにとって完璧だ。つまり、彼らはこの音楽をベートーヴェンやブラームスに対する時と同じ配慮、全体の流れ、そして細部へのこだわりを持って演奏している」――『Stereo Review』誌

 ●「演奏は期待通り非常に優れたもので、よく準備され、愛情深く、細部に濃やかな気配りがなされている」――『グラモフォン』誌
 
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4845517
(8CD)
\8800→\8390

《アンタル・ドラティ&フィルハーモニア・フンガリカ マーキュリー・マスターズ》


《CD 1》
 1) コダーイ:マロシュセーク舞曲、
 2-3) バルトーク:2つのルーマニア舞曲Sz.43(L.ヴェイネル編)*、
 4) コダーイ:ガランタ舞曲*
 【録音】1958年6月、ウィーン/
《CD 2》
 バルトーク:1-5) 舞踏組曲Sz.77、6-7) 2つの肖像Sz.37、8-9) 『ミクロコスモス』組曲(T.シェルイ編)より(第4曲/第5曲)
 【録音】1958年6月、ウィーン/
《CD 3》
 1) レハール:喜歌劇『メリー・ウィドウ』よりワルツ、
 2) カールマン:喜歌劇『チャールダーシュの女王』よりワルツ、
 3) ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『オーストリアの村つばめ』Op.164よりワルツ、
 4) ドホナーニ:ピエレットのヴェールOp.18、
 5) ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツOp.183、
 6) ランナー:ワルツ『シェーンブルンの人々』Op.200
  【録音】1958年6月、ウィーン/
《CD 4》
 レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア1-4) 第1組曲、5-8) 第2組曲、9-18) 第3組曲
 【録音】1958年6月、ウィーン/
《CD 5》
 1-4) チャイコフスキー:弦楽セレナードOp.48、
 5) アレンスキー:チャイコフスキーの主題による変奏曲Op.35a
  【録音】1958年6月、ウィーン/
《CD 6》
 ハイドン:1-4) 交響曲第103番変ホ長調Hob.I; 103『太鼓連打』、5-8) 交響曲第94番ト長調Hob.I: 94『驚愕』
  【録音】1958年6月、ウィーン/
《CD 7》
 1-3) バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメントSz.113*、
 4-7) ヴェイネル:ハンガリー民俗舞曲Op.18
  【録音】1957年10月、ウィーン/
《CD 8》
 バルトーク:1-4) 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽Sz.106、5-10) 舞踏組曲Sz.77
  【録音】1974年9月、ドイツ

*初CD化
アンタル・ドラテイ(指揮)
フィルハーモニア・フンガリカ

 ハンガリーの巨匠指揮者が同郷の音楽家の楽団と行った初期の録音を初集大成 CD8枚組ボックス・セット

 ●ハンガリーの巨匠指揮者アンタル・ドラテイがフィルハーモニア・フンガリカと共にマーキュリーとフィリップスに行った初期の録音集が初めてまとめて発売されます。CD8枚組ボックス・セット。限定盤。

 ●フィルハーモニア・フンガリカは1956年に結成された、ハンガリー出身の移民音楽家たちによる名手ぞろいのアンサンブルです。
  彼らはヨーロッパやアメリカで演奏活動を行いながら、マーキュリーとフィリップスのこれらのアルバムを通じて有名になり、指揮者アンタル・ドラテイの名前と並び称されるようになりました。
  ドラティとフィルハーモニア・フンガリカは1970年代初頭、デッカにハイドンの交響曲全集を録音して大好評を得ました。
  けれどもこのセットの録音はそれよりずっと以前のもので、すでに彼らが芸術的に強力に結びついていることが示されています。
  当時の批評家たちが評しているように、弦楽が特別な統一感を持ち、独自の"ハンガリー風"に響く音の立ち上がりで演奏しています。

 ●マーキュリーの6枚のアルバムはすべて、1958年6月にウィーン・コンツェルトハウスで録音されました。
  収録されたレパートリーは過去50年間のハンガリー音楽を中心に、鮮やかな色彩感を持ち、リズミカルなエネルギーが溢れる作品が並んでいます。
  ハイドンの交響曲ではアンサンブルのハイドンに対する初期の好みが見られ、またバレエの優れた指揮者として定評のあるドラティはウィーンのワルツ集に広がりのある感覚をもたらしています。
  フィリップスにのこされた2枚のアルバムは、1957年10月のバルトークとヴェイネルのカップリングと、1974年のバルトークの録音です。
  緊張感あふれる演奏が収められています。バルトークの『2つのルーマニア舞曲』と『弦楽のためのディヴェルティメント』、コダーイの『ガランタ舞曲』は初CD化となっています。

 ●ブックレットには、音楽史家のデイヴィッド・パットモアがフィルハーモニア・フンガリカの歴史と彼らの録音デビューについて書いたエッセーが掲載されています。
 オリジナル・マスターテープからの新規リマスタリング。オリジナル・ジャケット仕様。
  





<国内盤> 


TOTONOU RECORDS

TOMUSIK008
\2750
mado
 1. 日常/2. 朝靄/3. Calm Wave/
 4. 追憶/5. Interlude 1/6. Chaos/
 7. Day/8. うつろい/9. Interlude 2/
 10. Blue/11. Time/12. 道ゆく人
Chiaki Nakayama(ピアノ、作曲)

 Matsusaka Daisuke(プロデューサー、レコーディング・エンジニア)
 録音:2024年9月16-17日 Piano Studio NOAH Toritsudai, Tokyo, Japan
 収録時間:42分

 木漏れ日の光。
 通り雨。
 急足でかけていく人。
 空高く見上げて想う。
 もう元に戻らない愛の形。
 どこまでも遠い世界。

 即興演奏の感動を元に作られた、流れるように空間を漂うアンビエントミュージック。
 そこからゆっくりと丁寧に、シンプルで美しく鳴るまで練り上げる。
 そうして出来上がった音は、クラシカルな響きをもちながらジャズやミニマルミュージックの感触。
 仕上げに日常の何気ない情景が浮かぶ日本的な歌心で柔らかく包み、子守歌のような世界を生み出した、Chiaki Nakayamaのファーストアルバム。
 孤独や愛しさ、そんなささやかな感情に優しく寄り添う曲たち。

 それは例えば、光を与える「窓(mado)」のように、ただ傍にある。

 Chiaki Nakayama チアキナカヤマ(ピアノ,作曲)
 鍵盤奏者。幼少期からクラシックピアノを学ぶ。中学ではオーケストラ部に所属し、コンサートマスターを務めた。
 大学以降、ダンスミュージックに傾倒していき、様々なバンドでシンセサイザーを担当、レコーディング&アジアツアーにも参加した。
 近年では、ピアノ&モジュラーシンセのユニット「ido(イドゥ)」・Liquid Lightningとのプロジェクト「sound and visual Labo」・アンビエント・インプロヴァイザーユニット「ひびの泡」など、幅広い形態で実験的な音楽/即興演奏を披露している。

 
 
















12/12(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

ANIMAL MUSIC

ANI 129
【再発売】
\4900
いやに高い・・・
チェコ室内管の名盤再発売!
 ドヴォルザークとスークの弦楽セレナーデ

  (1)ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ ホ長調 Op.22 B.52
  (2)スーク:弦楽セレナーデ 変ホ長調 Op.6
チェコ室内管弦楽団
オンドジェイ・クカル(指揮)

 チェコ室内管の名盤がANIMAL MUSICから再発売!ドヴォルザークとスークの弦楽セレナーデ

 録音:(1)1994年3月6~9日、(2)2000年12月13日/ドヴォルザーク・ホール、ルドルフィヌム(プラハ)/DDD、ディジパック仕様、57:14

 かつてWALDMANNレーベルからリリースされていたチェコ室内管弦楽団の名盤ドヴォルザークとヨゼフ・スークの弦楽セレナーデがANIMAL MUSIC から再発売します!

 当団が最も得意とするレパートリー。ドヴォルザークとスークはともに古典的なセレナーデの形式で書かれており、二人の作曲家が生み出す美しいメロディが随所にあらわれます。
 当録音ではヴァイオリニスト、作曲家のオンドジェイ・クカル指揮のもと、非常に豊かな表情で演奏されております。
 




PENTATONE


PTC 5187404
\2800
ドリームキャッチャー
 (1)ガブリエラ・スミス(1991-):Imaginary Pancake*
 (2) ニコ・マーリー(1981-):Patterns*
 (3)ローリー・シュピーゲル(1945-):
  The Unquestioned Answer(ジェイムズ・マクヴィニー編)
 (4)メレディス・モンク(1942-):Ellis Island(マクヴィニー編)
 (5)インティ・フィギス=ヴィズエタ(1993-):build-it-yourself*
 (6) マルコス・バルター(1974-):Dreamcatcher
 (7)ジョン・アダムズ(1947-):China Gates
 (8)ジャイルズ・スウェイン(1946-):Riff-raff
 (9)ブライス・デスナー(1976-):Song for Octave
 *= 世界初録音
ジェイムズ・マクヴィニー
 (オルガン(2)-(4)(8)&
  ピアノ(1)(5)-(7)(9))

 革新的で想像力豊かな演奏。ジェイムズ・マクヴィニー、ペンタトーン・デビュー作はオルガンとピアノを演奏した現代作品集

 録音:(1)(5)-(7)(9)2024年5月7~9日/スタジオ・リヒター・マール (2)-(4)(8)2024年4月29&30日/聖オールバンズ大聖堂/DDD、68:38

 オルガニスト、ピアニストのジェイムズ・マクヴィニーが新作委嘱の世界初録音を含む作品集『ドリームキャッチャー』でペンタトーン・デビュー!オルガンはピー ター・ハーフォードの録音でも知られる聖オールバンズ大聖堂の歴史的オルガンを使用。
 一方、ピアノは作曲家マックス・リヒターとヴィジュアル・アーティストのユ リア・マールが共同で設立したスタジオ・リヒター・マールの類まれな美しい響きが魅力のスタインウェイで録音しました。

 魅惑的な音の旅『ドリームキャッチャー』はマクヴィニーの唯一無二の芸術的個性を反映。
 ニコ・マーリー、メレディス・モンク、ローリー・シュピーゲル、ジョン・ アダムズ、インティ・フィギス=ヴィズータ、ガブリエラ・スミス、ジャイルズ・スウェイン、ブライス・デスナー、マルコス・バルターの作品を収録しています。

 アルバムのタイトルはバルターの同名の作品から取られたもので、2018年にアメリカとメキシコの国境で起きた引き離された移民の子供の実態を知り作曲。
 音楽作りへの限りないアプローチ、革新的なプログラミング、そして魅惑的な音楽性によって、ジェイムズ・マクヴィニーはオルガニスト、ピアニストとして独自の世界 を表現します。

 
 




DACAPO


8.224763
\2800
ルネ・グレロプ(1981-):Perhaps Thus the End -
 弦楽四重奏曲第2番、クラリネット五重奏曲

  1-7. 弦楽四重奏曲第2番 Op. 19「Perhaps Thus the End」(2017)
   1. I. Perhaps Thus the End/2. II. Now to Press on Regardless/
   3. III. From Deep Within/4. IV. The Dark of Night or Day/
   5. V. The Then Fleeting Dark of Night/
   6. VI. The Strokes and Cries as Before/
   7. VII. The End, Again and Again
  8-10. クラリネット五重奏曲 Op. 16
   「Still Leaning Towards This Machine」(2015) -
    クラリネット、弦楽四重奏とライヴ・エレクトロニクスのための
     8. I. Precipitato/9. II. Tranquillo/10. III. Prestissimo sfrenato
  全て世界初録音
ディオティマ弦楽四重奏団
ヨナス・フロルンド(クラリネット)...8-10

 録音:2019年9月16-18日 バーデン=バーデン、SWR, Hans-Rosbaud-Studio(ドイツ)
 総収録時間:56分

 ルネ・グレロプの作品集。「弦楽四重奏曲第2番」はディオティマ弦楽四重奏団に捧げられており、曲中では公園での散歩からバーでの物思いまで、延々と 繰り返される人生のシーンに潜む美を描いています。
 「クラリネット五重奏曲」では、ブーレーズからブラームスまで、多様な音楽的影響へのオマージュが込め られており、名クラリネット奏者、ヨナス・フロルンドが参加しています。

 
 




IBS CLASSICAL



IBS162024
\2800
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、
 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番

  1-3. セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943):
   ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 Op. 30
    1. I. Allegro ma non tanto/
    2. II. Intermezzo: Adagio/3. III. Finale: Alla breve
  4-7. セルゲイ・プロコフィエフ(1891-1953):
   ピアノ協奏曲第2番 ト短調 Op. 16
    4. I. Andantino - Allegretto/5. II. Scherzo: Vivace/
    6. III. Intermezzo: Allegro moderato/
    7. IV. Finale: Allegro tempestoso
ホス・デ・ソラウン(ピアノ)
カスティーリャ・イ・レオン交響楽団
イサベル・ルビオ(指揮)

 録音:2023年8月28-31日 Miguel Delibes Auditorium(スペイン)
 総収録時間:71分

 ラフマニノフとプロコフィエフのそれぞれ異なる性格を持つピアノ協奏曲。どちらも技術と感情表現の頂点を目指す重要な作品です。
 ホス・デ・ソラウンはブカレストで開催された第13回ジョルジェ・エネスク国際ピアノ・コンクールで第1位を獲得。
 スペインのフルダ誌にて「詩的な音感、大胆なビジョン、卓越した技巧」と評され、ICMA(国際クラシック音楽賞)を2度受賞する他、作曲家、詩人としても作品を発表するなど幅広い活動を繰り広げています。
 これまでにGRAND PIANOでのエネスク作品全集や、シューマン、ハイドン作品の録音も高く評価されています。
 ムルシア出身のイサベル・ルビオは、オルケスタ・ビーゴ430の副指揮者などを務める注目の若手。
 アスペ、ビリェナ、ビルバオでの指揮コンクールで優勝した他、多くの国際コンクールに出場、優秀な成績を収めています。

 
 



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NAXOS

8.574616
\2100
ベートーヴェン『英雄交響曲』を予見する
 パウル・ヴラニツキー:管弦楽作品集 第8集 
チェコ室内管弦楽団
パルドビツェマレク・シュティレツ(指揮)
 パウル・ヴラニツキー(1756-1808):
  1-4. 交響曲 変ホ長調「狩りの交響曲」 P31(1790年代)...世界初録音
  5-8. 交響曲 ニ長調 P17(1790年代)...世界初録音
  9-12. 交響曲 ハ短調「フランス共和国との和平に」 Op. 31(1797年出版)

 録音:2023年11月20-22日 House of Music, Pardubice(チェコ)
 総収録時間:78分

 ヴラニツキーは、モラヴィアのノイライシュ(現チェコ)で生まれ、地元の修道院で音楽教育を受けました。
 ウィーン大学で神学を学びながら大学の音楽監督を務めた後、1783年にハイドンの雇用主の遠縁にあたるエステルハージ伯爵の音楽監督となり、フリーメイソンロッジ「希望の王冠」に加入しました。
 この時期には、作曲家ヨーゼフ・マルティン・クラウスやモーツァルトとの交流をもっています。
 1785年からはウィーンの主要な劇場で監督を務め、最初の舞台作品《オベロン、妖精の王》が成功を収めた他、ベートーヴェンの《交響曲第1番》の初演も指揮、宮廷でも皇后マリー・テレーズのお気に入りの作曲家として、彼女のために作品を提供するなど幅広く活動しました。

 ヴラニツキーの交響曲は、45曲が現存しており、このアルバムには3曲が収録されています。
 「狩りの交響曲」はフェルディナンド3世(トスカーナ大公)の音楽コレクションに残る未出版の作品。
 荘重な序奏、ホルンを生かしたソナタ形式とロンド形式が融合した第1楽章、嵐を描写する第2楽章、短いメヌエットを経て狩猟の喜びを表現するロンドで締めくくられます。
 「交響曲 ニ長調」も未出版の作品。付点リズムを特徴とする序奏、簡潔なモチーフが展開する第1楽章、哀愁漂うアンダンテと喜ばしいファンファーレを交えた第2楽章、リズムの妙技を楽しむメヌエット、明るいロンドで締めくくられます。
 交響曲「フランス共和国との和平に」はフランス革命の勃発から和平交渉までを描いた4楽章構成。
 各楽章には革命の進捗を表す副題がつけられており、最後は和平交渉が成功、喜びのフィナーレで幕を閉じます。
 この作品は政治的理由で初演を禁じられたものの、宮廷で私的に演奏されました。
 ベートーヴェンの『英雄交響曲』を予見する作品です。
 
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8.574595
\2100
20世紀ブラジル音楽界の中心的人物
フランシスコ・ミニョーネ:ヴァイオリン・ソナタ全集

 フランシスコ・ミニョーネ(1897-1986):
  1-3. ヴァイオリン・ソナタ第1番(1964)...世界初録音
   1. I. Lento/2. II. Allegretto amabile/
   3. III. Moderato energico
  4. ヴァイオリン・ソナタ第2番(1966)...世界初録音
  5-7. ヴァイオリン・ソナタ第3番(1966)...世界初録音
   5. I. Allegro tranquillo/6. II. Andante molto sostenuto
   7. III. Rondo: Allegro scherzoso
  8-10. ヴァイオリン・ソナタ イ長調(1919)
   8. I. Allegro moderato/9. II. Andante
   10. III. Allegro non troppo ma deciso
  11. ヴァイオリン・ソナタ ト長調(1916)
エマヌエーレ・バルディーニ(ヴァイオリン)
ルーカス・トマジーニョ(ピアノ)

 録音:Sala Sao Paolo(ブラジル) 2023年1月31日...1-4、62023年2月1日...5、7-9、112023年2月2日...10
 総収録時間:85分

 フランシスコ・ミニョーネは、20世紀ブラジル音楽界の中心的人物であり、ヴィラ=ロボスとともにブラジル音楽の発展に貢献しました。
 このアルバムには彼のヴァイオリン・ソナタ全曲を収録。番号を持たない初期の2つのソナタはフォーレやドビュッシーなどのフランス音楽の影響を受けており、美しく流麗な旋律に彩られた作品。
 以降、ミニョーネは40年以上、このジャンルに取り組むことはありませんでした。
 
 1960年代に書かれた第1番から第3番の3つのソナタは世界初録音ですが、内容的にはブラジルで生まれたヴァイオリンとピアノのための最も重要な作品とも言うべきもの。
 第1および第2番のソナタは、調性や拍子のさまざまな形態を並置した断片的で実験的な性格を持っており、当時彼が取り組んでいた無調の響きも感じられます。
 第3番はブラジルのリズムやメロディの要素を活かした情熱的な作品です。
 演奏はイタリア出身のヴァイオリニストバルディーニ。2005年からブラジルに居住し、サンパウロ交響楽団のコンサートマスターを務めるほか、指揮者としても活躍しています。
 
 
8.574633
\2100
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ全集 第29集  エマヌイル・イヴァノフ(ピアノ)
 ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
  1. ソナタ ハ短調 K. 73/L. 217/P. 80/2. ソナタ ハ長調 K. 166/L. 51/P. 190/
  3. ソナタ 変ホ長調 K. 192/L. 216/P. 322/4. ソナタ イ短調 K. 188/L. 239/P. 213/
  5. ソナタ ヘ長調 K. 275/L. 328/P. 430/6. ソナタ ト長調 K. 103/L. 233/P. 233/
  7. ソナタ ハ短調 K. 303/L. 9/P. 212/8. ソナタ ヘ長調 K. 85/L. 166/P. 24/
  9. ソナタ ニ長調 K. 223/L. 214/P. 188/10. ソナタ ハ長調 K. 117/L. 244/P. 181/
  11. ソナタ 変ロ長調 K. 57/L.S 38/P. 108/12. ソナタ ニ長調 K. 137/L. 315/P. 231/
  13. ソナタ ヘ長調 K. 150/L. 117/P. 205/14. ソナタ ニ長調 K. 236/L. 161/P. 201/
  15. ソナタ ホ短調 K. 263/L. 321/P. 283/16. ソナタ 変ロ長調 K. 249/L. 39/P. 424

 録音:2023年8月29-31日 Bradshaw Hall, Royal Birmingham Conservatoire(UK)
 総収録時間:73分

 ドメニコ・スカルラッティの555曲の鍵盤ソナタは、ポルトガルのマリア・バルバラ王女のために書かれたと考えられます。
 このアルバムには16曲のソナタを収録。初期のものはイタリア風の様式に基づいており、ト長調ソナタ(K.103)は長調と短調を行き来する特徴があります。
 K.137やK.303のエキゾチックな装飾や刺激的な和声進行からは、スペインのフラメンコギターの影響も感じられます。
 
 演奏するエマヌイル・イヴァノフはブルガリア出身。
 2019年、フェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノコンクールで優勝し国際的な注目を集めました。
 2023年には来日公演でスカルラッティを演奏、こちらも好評を博しています。
 
 
8.660570
(2CD)
\2900
ヘンデル:歌劇《ロタリオ》
 ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
  歌劇《ロタリオ》 HWV 26 全3幕
  台本:ジャコモ・ロッシ(1710頃-1731活躍)
  原作:アントニオ・サルヴィ『アデライーレ』
アデライーデ:イタリア王妃...
 フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリ(ソプラノ)
ロタリオ:ドイツの王...
 カルロ・ヴィストーリ(カウンターテナー)
マティルデ...
 アンナ・ボニタティブス(メゾ・ソプラノ)
ベレンガーリオ...クリスティアン・アダム(テノール)
イデルベルト...
 ラファウ・トムキェヴィチ(カウンターテナー)
クロドミロ...パク・キヒョン(バス)
ハレ・ヘンデル祝祭管弦楽団(古楽器使用)
アッティリオ・クレモネージ(指揮)

 録音:2023年6月8-10日(ライヴ) Halle Opera Hause(ドイツ)
 総収録時間:157分

 王位継承権をもつイタリア王妃アデライーデ。夫はすでにスポレート公のベレンガーリオとその妻マティルデによって亡き者にされており、彼女はベレンガーリオの息子イデルベルトとの結婚を迫られています。
 これを拒否したアデライーデは窮地に立たされますが、それを救ったのがドイツの王ロタリオでした。
 戦いの末、勝利を収めたロタリオは全ての人を許し、物語はハッピーエンドを迎えます。
 ヘンデルのイタリア語オペラの成功は1720年代の終わりには翳りを見せ始めます。
 そんな中に書かれた《ロタリオ》は英雄物語への関心を再燃させることを目的とした、新しいシリーズの最初の作品でした。
 ヘンデルの歌劇の中では、あまり演奏されることがありませんが、ここで繰り広げられる音楽は、説得力のあるドラマを作り上げ、豊かな旋律を持つ充実したアリアが際立つことで高く評価されています。
 
 この演奏は、ハレ・ヘンデル音楽祭のライヴ収録。
 マッズーリやヴィストーリら歌手たちの生き生きとした歌唱に加え、クレモネージ指揮のハレ・ヘンデル祝祭管弦楽団が素晴らしい演奏を聴かせます。
 




OUR RECORDINGS


8.226925
\2800
Silence is Music too
 アクセル・ボロプ=ヨアンセン(1924-):室内楽作品集

  1. Intrada Op. 149 - パーカッション・ソロのための
  2. Trio Op. 134 (1988-90) -
   クラリネット、チェロとピアノのための
  3. Ricostruzion Op. 71 (1973-74) - 木管五重奏のための
  4. Malinconia Op. 68 (1972-74) - 弦楽四重奏のための
  5. Distichon Op. 67 (1974) - ヴァイオリンとピアノのための
  6. Rapsodi Op. 114:3 (1994-96) - 独奏ヴィオラのための
  7. "mikroorganismer" Op. 20b (1956) -
   弦楽四重奏のためのショート・スケッチ
クリスティアン・マルティネス(パーカッション)...1
クリストファー・ニーホルム・ヒルディグ(ピアノ)...2、5
エスビェア・アンサンブル...3、4、7
ティム・クロフォード(ヴァイオリン)...5
ミシェル・カミーユ(ヴィオラ)...6

 録音:2024年5月7-8、24、27-28日、6月1日 Manor House Endrupholm...1-4、6-7 2024年7月3日 Christianskirken in Copenhagen...5
 総収録時間:66分

 デンマークの作曲家アクセル・ボロプ=ヨアンセンの作品集。ボロプ=ヨアンセンは独学で音楽を学び、ダルムシュタット夏季講習会に参加した初のデンマー ク人作曲家で、1960年代の前衛音楽の影響を受けながらも、特定の主義に囚われることはなく、独自のスタイルを追求しました。
 彼の自筆譜は、書道の ような美しさを持つことでも知られています。OUR RECORDINGSにおけるシリーズ第8弾となるこのアルバムは、彼の生誕100周年を記念する特別なトリ ビュートであり、様々な年代に書かれた室内楽を中心に収録。
 棄てられていたものを打楽器として使用した作品は、彼の創作の旅を彩るものとして聴きごたえがあります。
 演奏はデンマークを代表するエスビェア・アンサンブルとスペシャル・ゲストたち。
 彼の音楽を初めて聴く人にとっても理想的な入門盤となること でしょう。
 



史的録音・旧録音>

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SPECTRUM SOUND



CDSMBA 182
\3000→\2790
フランス国立視聴覚研究所(INA)提供音源
 オイストラフ正規初出登場
   1973年2月、ベートーヴェン協奏曲

 オイストラフ・イン・パリ 1962&1973

 (1)ベートーヴェン:
  ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
   (カデンツァ:クライスラー)
 (2)ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
(1)フランス国立放送管弦楽団
 フランチェスコ・マンデル(指揮)
(2)レフ・オボーリン(ピアノ)

CDSMAB 182から変更(2024/12/18)

 フランス国立視聴覚研究所(INA)提供音源、艶やかな音色がここに蘇る!巨匠オイストラフ1973年2月に演奏したベートーヴェンの協奏曲が正規初出で登場!ボーナストラックにはオボーリンとのベートーヴェンの第4番(1962年6月18日)の貴重音源も収録!

 録音:(1)1973年2月7日/シャンゼリゼ劇場、パリ(ライヴ)(ステレオ) (2)1962年6月18日/フランス国営放送局内スタジオ(放送用収録)(モノラル)

 丁寧な復刻で評価を高めているスペクトラム・サウンド。
 好評のフランス国立視聴覚研究所(INA)保有音源からの正規復刻シリーズから巨匠オイストラフが1973年2月7日、シャンゼリゼ劇場で演奏したベートーヴェンの協奏曲が正規初出音源で登場します。

 オイストラフが生涯最も多く演奏した作品のひとつ、ベートーヴェンの協奏曲。
 非常に細かいヴィブラートとテヌートを多用し、まるで歌手のように歌い上げるオイ ストラフのヴァイオリンの音色はひと際輝かしく、聴衆を魅了しました。
 INA の保管状態もよく、ステレオで収録されていること嬉しい限り。
 これほど艶やかな音色 は巨匠オイストラフの演奏でしか聴くことはできないでしょう。

 ボーナストラックには、1962年6月18日、フランス国営放送局内のスタジオで収録した、レフ・オボーリンとのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第4番を 収録。
 同コンビはベートーヴェンの全曲を同時期に録音しておりますが、これとは別音源の6月18日の放送用に収録されたものです。
 芳醇な香りのする名演奏を お楽しみください!

 ※日本語帯・解説は付きません。
 
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CDSMAC 027
\2900→\2690
アナログ・コレクター・シリーズ
アルヘンタ指揮「スペイン」とライナー指揮「スラヴ舞曲」

 (1)リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 Op.34
 (2)グラナドス:スペイン舞曲集 Op.37より第5番 ホ短調「アンダルーサ」
 (3)シャブリエ:スペイン
 (4)モシュコフスキ:スペイン舞曲 第1巻 Op.12
 (5)ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集より
  第1集 第1番 ハ長調 Op.46-1/第1集 第3番 変イ長調 Op.46-3/
  第1集 第8番 ト短調 Op.46-8/
  第2集 第2番 ホ短調 Op.72-2/第2集 第1番 ロ長調 Op.72-1
(1)-(4)ロンドン交響楽団
 アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)
(5)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 フリッツ・ライナー(指揮)

 スペクトラム・サウンド好評シリーズ、『アナログ・コレクター』。アルヘンタ指揮の「スペイン」とライナー指揮の「スラヴ舞曲」をCD化!!

 (1)-(4)* U.K Decca SXL 2020 FFSS Original recording by Wide band groove ED 1 LP Record restoration (STEREO)
 (5)* U.K London CS 6198 FFSS Wide band groove ED 1 LP Record restoration (STEREO)

 スペクトラム・サウンド・レーベルが保有する貴重なレコード・コレクションから見事なリマスタリングを続けているアナログ・コレクター・シリーズ。

 当盤はアル ヘンタ指揮ロンドン交響楽団演奏の「スペイン」とライナー指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏のドヴォルザークのスラヴ舞曲集です。当レーベルが誇る 技術でCD化されました。

 ※日本語帯・解説はつきません。
 
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CDSMAC 028
\2900→\2690
アナログ・コレクター・シリーズ
ミルシティンの名演!ベートーヴェンの協奏曲とクロイツェル・ソナタ

 (1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
  (カデンツァ:ミルシテイン)
 (2)ベートーヴェン:
  ヴァイオリン・ソナタ第9 番 イ長調 Op.47「クロイツェル」
ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)
(1)フィルハーモニア管弦楽団
 エーリッヒ・ラインスドルフ(指揮)
(2)アルトゥール・バルサム(ピアノ)

 スペクトラム・サウンド好評シリーズ、『アナログ・コレクター』。ミルシティンの名演!ベートーヴェンの協奏曲とクロイツェル・ソナタをCD化!!

 (1)* U.K EMI Columbia SAX 2508 Blue silver ED 1 LP Record + private open reel tape restoration (STEREO)
 (2)* U.K Capitol EMI P-8430 ED 1 LP Record restoration (MONO)
 ステレオ / モノラル

 スペクトラム・サウンド・レーベルが保有する貴重なレコード・コレクション(+オープンリール・テープ)から見事なリマスタリングを続けているアナログ・コレ クター・シリーズ。

 当盤はナタン・ミルシテイン世紀の大名演、1961年にラインスドルフ指揮フィルハーモニア管弦楽団と演奏したベートーヴェンの協奏曲、カップ リングはバルサムとの「クロイツェル・ソナタ」です。

 82歳のラスト・リサイタルまで、常に世界の第一線で活躍したミルシテイン。
 驚くべきテクニックとこの上なく美しい音色で聴衆を魅了した、まさにヴァイオリン の美を象徴するヴィルトゥオーゾです。
 艶やかなミルシテインの演奏をスペクトラム・サウンドの高い技術でCD化された音をお楽しみください。

 ※日本語帯・解説はつきません。
 
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CDSMAC 029
\2900→\2690
アナログ・コレクター・シリーズ
BPOのブラームス・アルバム!
 ベーム指揮第1番とケンペ指揮第3番!

  (1)ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
  (2)ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 Op.90
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(1)カール・ベーム(指揮)
(2)ルドルフ・ケンペ(指揮)

 スペクトラム・サウンド好評シリーズ、『アナログ・コレクター』。BPOのブラームス・アルバム!ベーム指揮第1番とケンペ指揮第3番!

 (1)* German DGG SLPM 138113 Alle Hersteller Big Tulip GY5 STEREO ED 1 LP Record restoration (STEREO)
 (2)* German EMI Electrola STE 80 582 STEREO Sample Record restoration (STEREO)
 ステレオ

 スペクトラム・サウンド・レーベルが保有する貴重なレコード・コレクションから見事なリマスタリングを続けているアナログ・コレクター・シリーズ。

 当アルバム はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のブラームス・アルバム!
 ベーム指揮の第1 番とケンペ指揮の第3 番を収録しております。当レーベルが誇る技術でCD 化 された音をお楽しみください。

 ※日本語帯・解説はつきません。
 
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CDSMAC 031
\2900→\2690
アナログ・コレクター・シリーズ
フレッツァ指揮ロイヤル・フィルの幻想交響曲

 ベルリオーズ:幻想交響曲 Op.14
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
マッシモ・フレッチァ(指揮)

 完全限定プレス、スペクトラム・サウンド好評シリーズ、『アナログ・コレクター』。フレッツァ指揮ロイヤル・フィルの幻想交響曲をCD化!

 録音:1962年2月21&22日/ウォルサムストー・タウン・ホール、ロンドン(ステレオ)
 * Recorded by Kenneth Wilkinson (DECCA Sound Engineer)
 * Source : Chesky Records CR-1 (Stereo) 180g LP /完全限定プレス

 スペクトラム・サウンド・レーベルが保有する貴重なレコード・コレクションから見事なリマスタリングを続けているアナログ・コレクター・シリーズ。

 当盤は マッシモ・フレッチァ指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団演奏のベルリオーズの幻想交響曲です。
 イタリア出身のフレチャはブダペスト交響楽団(1933~1935)、ハバナ・フィルハーモニー管弦楽団(1939~1943)、ニュー・オルレアン交響楽団(1944~1951)、ボルティモア交響楽団(1952~1959)、ローマ・イタリア放送交響楽団(1953~1963)の首席指揮者を務めた20世紀イタリアを代表する指揮者のひとり。
 長いキャリアの割に録音が少なく、 当復刻は大歓迎と申せましょう。

 完全限定プレス。
 
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CDSMAC 030
\2900→\2690
アナログ・コレクター・シリーズ
超貴重なLPからCD化!
 ジャン・シャンペイユのバッハ無伴奏!
(1)ジャン・シャンペイユ(ヴァイオリン)
(2)ドゥヴィ・エルリー(ヴァイオリン)
  (1)J.S.バッハ:
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001より「アダージョ」、「シチリアーノ」
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002より
    「アルマンド-ドゥブル」、「サラバンド-ドゥブル」、「ブーレ」
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003より「グラーヴェ」、「アンダンテ」
   無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005より「アダージョ」、「ラルゴ」
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より
    「サラバンド」、「ジーグ」、「シャコンヌ」
   無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006より
    「プレリュード」、「ルール」、「ガヴォット」、「メヌエット」
  (2)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV1001

 完全限定プレス。スペクトラム・サウンド好評シリーズ、『アナログ・コレクター』。これはすごい!!超貴重なLPからCD化が実現!ジャン・シャンペイユのバッハ無伴奏!

 (1)* Recorded by Pierre Rosenwald
  * Source - French Vega C 30 S 208 ED 1 MONO LP (Ultra Mega rare LP Record)
  * 1st CD release
  * No stereo recording LP existed
 (2)ライヴ録音:1971年3月17日/メゾン・ド・ラ・ラジオ内第104 大ホール、パリ(ステレオ)
 モノラル / ステレオ

 スペクトラム・サウンド・レーベルが保有する貴重なレコード・コレクションから見事なリマスタリングを続けているアナログ・コレクター・シリーズ。

 当盤はジャン・ シャンペイユが演奏したバッハの無伴奏ヴァイオリン作品集。このLPといえば高値で取引されている、マニアの間でも有名な超レア盤!
 その音がスペクトラム・サウ ンドの丁寧な復刻でCD化さました!

 1910年フランス生まれのジャン・シャンペイユ。ジュール・ブシュリ、マルセル・シャイエ、ジョルジェ・エネスクらに師事し、ナドー、イザイの両コンクールで入 賞しています。
 ラムルー管弦楽団のコンサートマスター、パリ・オペラ座管弦楽団の首席ヴァイオリン奏者を務めた傍ら、カルヴェ弦楽四重奏団の第2 ヴァイオリン 奏者としても活躍。
 同団解散後は、モーリス・ユッソンとともに自身の名を冠した四重奏団を結成し演奏活動を続けました。

 演奏は実に軽やかで全体的にはやめのテンポ設定。シャコンヌは10分ほどで演奏しております。
 20世紀のあらゆる大ヴァイオリニストが演奏・録音したバッハ 作品ですが、その中でも別格の存在といえる、表情豊かな演奏に驚かされます。
 巧みな弓使いとブリリアントな音色に感動!幻ともいえるその名演がスペクトラム・ サウンドの丁寧な復刻でCD化されました!

 ボーナストラックにはドゥヴィ・エルリーが1973年にライヴ収録した無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番全曲です。
 エルリーは1928年パリ生まれ、1955年 のロン=ティボー国際音楽コンクールで優勝したフランスの名手です。
 その美しい演奏をご堪能ください。

 全世界500枚完全限定プレス。

 ※日本語帯・解説はつきません。



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SWR MUSIC



SWR19151CD
\2800→\2590
エリアフ・インバル(指揮)
 南西ドイツ放送響/シュトゥットガルト放送響
  シューマン:交響曲第4番、シベリウス:交響曲第1番

 1-4. ロベルト・シューマン(1810-1856):
  交響曲第4番 ニ短調 Op.120(改訂版)
   1. I. Ziemlich langsam – Lebhaft
   2. II. Romanze. Ziemlich langsam
   3. III. Scherzo. Lebhaft – Trio
   4. IV. Langsam – Lebhaft – Presto
 5-8. ジャン・シベリウス(1865-1957):
  交響曲第1番 ホ短調 Op. 39
   5. I. Andante ma non troppo Allegro energico
   6. II. Andante (ma non troppo lento)
   7. III. Scherzo. Allegro
   8. IV. Finale. Andante – Allegro molto
エリアフ・インバル(指揮)
南西ドイツ放送交響楽団...1-4
シュトゥットガルト放送交響楽団...5-8
NYCX 10505
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2970

 録音:1-4. 1971年4月21日(ライヴ)ハンス・ロスバウト・スタジオ、バーデン=バーデン 5-8. 2012年7月12、13日(ライヴ)リーダーハレ、ベートーヴェンザール、シュトゥットガルト
 総収録時間:70分

 【インバルのシベリウス交響曲!SWR(南西ドイツ放送)のアーカイヴから初登場】
 シベリウスはブルックナーの交響曲を研究していたと伝えられており、またマーラーとは直接会って交響曲とはいかにあるべきかと論じたエピソードも有名です。
 ブルックナーとマーラーの解釈で当代随一の名声を誇るインバルがシベリウスの交響曲に関心を示さなかったとは思えず、これまで録音が世に出ていないのが不思議でしたが、ここに収められた第1番の演奏はその渇を癒すもの。
 2012年の比較的新しいライヴという点も魅力です。演奏はインバルらしく、スコアの緻密な読みに裏付けられた精緻かつダイナミックなもの。
 オーケストラは厚みをもって響きつつ、ソロは俊敏な反応を聴かせ、両端楽章の起伏の大きさとドラマティックな高揚が見事。一瞬の間をおいて沸き起こる拍手が聴衆の感銘の大きさを伝えます。
 シューマンの第4番はニュー・フィルハーモニア管(NPO)との録音(1970年)直後のもので、解釈も同様。
 オーケストラのサウンドはNPOに比べると重めで、より「ドイツ的」と言えそうです。クローズアップ気味に録音されたティンパニが心臓の鼓動を思わせ、時に不気味に響きます。

 ※ 国内仕様盤には金子建志氏による日本語解説が付属いたします。
 





<国内盤> 

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LUMINOTE



KMLN0002
\2750
なんかおしゃれなんですけど
 柳川瑞季編曲 コールユーブンゲン in Jazzy Style
  ~あの練習曲がオシャレ和音で生まれ変わった~


 フランツ・ヴュルナー(1832-1902)/柳川瑞季編曲:

   1. No.1~No.2/2. No.7a~No.8c~No.9b/3. No.18f/
   4. No.24f/5. No.30g/6. No.51d/7. No.52a/8. No.53/
   9. No.54/10. No.55/11. No.56a/12. No.57b/13. No.58b/
   14. No.59/15. No.63/16. No.65 /17. No.66/
   18. No.67/19. No.69/20. No.70/21. No.73d/
   22. No.75c/23. No.76d/24. No.77d/25. No.79c/
   26. No.80c/27. No.81c/28. No.82c/29. No.83c/
   30. No.84c/31. No.85c/32. No.87a/33. No.87b
柳川瑞季(ピアノ)
弓代星空(ヴァイオリン)...
 4,7,17,22,23
小美濃悠太(ダブルベース)...
 2,9,11,12,15,20,25,26
田村真寛(ソプラノサクソフォーン)...
 5,13,24,30,31

 《録音》2024年8月29日 StudioTLive, Japan
 三國浩平(プロデューサー)
 収録時間:43分

 音感トレーニング定番のあの曲たちが、オシャレな楽曲に生まれ変わった!

 ソルフェージュ教育用教本としてスタンダードの地位を築いている「コールユーブンゲン」。それにオシャレな和音を付けてみました。
 ピアノ、ウッドベース、サックス、ヴァイオリン、ソプラノが織りなすJazzyな響きをお楽しみください!




柳川瑞季(ピアノ、編曲)

 東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学大学院音楽研究科音楽文化学ソルフェージュ研究分野 (ピアノ)修了。
 第22回かながわ音楽コンクールユースピアノ部門 神奈川新聞社社長賞(準大賞)、コンチェルト賞。同年、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と協奏曲で共演。
 第2回洗足現代音楽作曲コンクールA部門(オーケストラ曲)第1位、併せて洗足賞(聴衆賞)受賞。
 これまでに作曲を久行敏彦、佐藤眞の各氏に、ソルフェージュを照屋正樹、テシュネ・ローランの各氏に、ピアノを佐藤俊、青柳晋の各氏に師事。
 現在、桐朋学園大学音楽学部、洗足学園音楽大学、各非常勤講師。日本現代音楽協会ユース会員。日本ソルフェージュ研究協議会会員。

 
なんかおしゃれなんです・・・多分、天才。
https://youtu.be/poOHNkT8mBk?si=U_BWBBsyq3DXzcze
 





<映像>


BELAIR CLASSIQUES(映像)



BAC225
(DVD)
\4500

プリマ、オリガ・スミルノワ主演の
 『ジゼル』オランダ国立バレエより登場

  オランダ国立バレエ
   バレエ『ジゼル』

ジゼル...オリガ・スミルノワ
アルブレヒト...ジャコポ・ティッシ
ヒラリオン...ギオルギ・ポツヒシヴィリ
ミルタ(精霊ウィリの女王)...
 フロア・アイマース
ウィルフリード...レミー・カタラン
クールランド公爵...ニコラ・ラペク
ベルト(ジゼルの母)...ジェイン・ロード
バティルド(アルブレヒトの許嫁)...
 エリカ・ホーウッド
オランダ国立バレエ団
オランダ・バレエ管弦楽団
指揮:エルマンノ・フローリオ


BAC525
(Blu-ray)
\4500
NYDX 50389
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4950
NYDX 50390
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4950

 台本:ジュール=アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュ/振付:マリウス・プティパ/原振付:ジュール・ペロー&ジャン・コラーリ/
 追加振付:ラシェル・ボージャン&リカルド・ブスタマンテ(バレエ『ジゼル』 プティパ版 アドルフ・アダン(1803–1856))/
 美術&衣装:トゥール・ヴァン・シャイク/照明:ジェームズ・F. インガルス

 収録:2023年10月26日、29日 オランダ国立オペラ&バレエ劇場(アムステルダム) /収録時間:115分
 音声:PCMステレオ 2.0/DTS 5.1(DVD)、PCMステレオ 2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
 画角:16:9/DVD...片面二層ディスク NTSC All Regions、Blu-ray...片面二層ディスク 1080i High Definition All Regions

 【ボリショイ・バレエから移籍したプリマ、オリガ・スミルノワ主演の『ジゼル』オランダ国立バレエより登場!】
 ロマンティック・バレエの金字塔として名高い『ジゼル』は、1841年の初演以降、研ぎ澄まされた様式美と、死んだ乙女の精霊による裏切った恋人の赦しというドラマティックな筋立てによって人気を集めてきました。
 本作は、マリウス・プティパによる振付を礎とし、ラシェル・ボージャンとリカルド・ブスタマンテの追加振付によって現代的にバージョンアップしたもの。現世での生を確かめるかのように、重心を下にして地に向かうステップが支配的な第1幕と、第2幕のジゼルとウィリ(精霊)たちの重力を感じさせない踊りの対比が絶妙です。
 主役を務めるのは、元ボリショイ・バレエのプリマでロシアによるウクライナ侵攻を機にロシアを離れ、オランダ国立バレエに移籍したオリガ・スミルノワと、同じくボリショイ・バレエでスミルノワとも共演していたイタリア人ダンサー、ジャコポ・ティッシの二大スター。それぞれのソロと、2人の息の合ったデュエットがこのステージのハイライトです。
 さらにアメリカン・バレエ・シアターの来日公演や新国立劇場バレエへの客演指揮者として日本でもお馴染みのバレエ音楽の名匠エルマンノ・フローリオが率いるオランダ・バレエ管弦楽団が、ダンサーたちのステップを支えながら、幻想味に溢れるアドルフ・アダンの音楽を瑞々しく奏でています。









OPUS ARTE(映像)



OA1320D
(DVD)
\4100
人気プリンシパル主演の『ドン・キホーテ』
 英国ロイヤル・バレエより新登場

  英国ロイヤル・バレエ
   バレエ『ドン・キホーテ』(日本語字幕付)
 
 特典映像:
   ・キャスト&スタッフが語る『ドン・キホーテ』
   ・マヤラ・マグリ&マシュー・ボール、
    ダーシー・バッセルとの会話
   ・キャスト・ギャラリー
ドン・キホーテ...ギャリー・エイヴィス
サンチョ・パンサ...リアム・ボズウェル
ロレンツォ...トーマス・ホワイトヘッド
キトリ ...マヤラ・マグリ
バジリオ...マシュー・ボール
ガマーシュ...ジェームズ・ヘイ
エスパーダ...カルヴィン・リチャードソン
メルセデス...レティシア・ディアス
ドルシネア姫...ナディア・ムローヴァ=バーレイ
キトリの友人たち...
 ソフィー・アルナット、前田紗江
2人のマタドール ...
 デヴィッド・ドネリー、ジョセフ・シセンズ
ジプシーのカップル...
 ハナ・グレンネル、レオ・ディクソン
ドリアードの女王 ...アネット・ブヴォリ
キューピッド...イザベラ・ガスパリーニ
ファンダンゴのカップル...ミ
 カ・ブラッドベリ、ルーカス・B. ブレンツロド
英国ロイヤル・バレエ団
英国ロイヤル・バレエ学校生徒
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
指揮:ヴァレリー・オフシャニコフ

OABD7279D
(Blu-ray)
\5100
NYDX 50391
(DVD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4400
NYDX 50392
(Blu-ray)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\5500

 収録:2023年10月28日、11月7日 コヴェント・ガーデン王立歌劇場(ロンドン)/収録時間:127分(本編)、8分(特典映像)
 音声:英語 PCMステレオ2.0/DTS 5.1(DVD)、PCMステレオ2.0/DTS-HD Master Audio 5.1(Blu-ray)
 字幕(特典映像のみ):日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、韓国語
 画角:16:9/DVD...片面二層ディスク NTSC All Regions、Blu-ray...片面二層ディスク1080i High Definition All Regions

 【マヤラ・マグリ&マシュー・ボール 、人気プリンシパル主演の『ドン・キホーテ』英国ロイヤル・バレエより新登場!】
 ロイヤル・バレエの『ドン・キホーテ』は、2013年にカルロス・アコスタが演出を手がけ、クラシック・バレエの伝統に遊び心を加えたエネルギッシュなプロダクションとして話題を集め、同カンパニーの看板演目のひとつとなりました。
 超絶技巧を盛り込んだ迫力ある踊りに加えて、ダンサーたちの自然体の演技を引き出し、愉悦と生命感に溢れた世界へと観客を誘います。
 本作では天真爛漫な踊りが魅力のマヤラ・マグリと、多彩な表現力を持つマシュー・ボールという人気プリンシパルの2人が主役を演じ、さらに名優ギャリー・エイヴィスが演じるドン・キホーテ、2024/25シーズンからプリンシパルに昇進したカルヴィン・リチャードソン演じる闘牛士エスパーダなど、助演陣の細かな演技とダイナミックな踊りが華を添えています。
 オーケストラの指揮は、世界中のバレエの檜舞台で活躍するロシア出身のバレエ音楽演奏のスペシャリスト、ヴァレリー・オフシャニコフ。ダンサーたちのステップと息の合った活気に溢れる音楽を奏でています。


















12/10(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

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APARTE



AP 373
(2CD)
\4200→\3890
18世紀スペイン・オペラの第一人者
 ホセ・デ・ネブラのオペラ 世界初録音!


 ホセ・デ・ネブラ(1702-1768):ヴィーナスとアドニス
  【1729年/メロドラマ/ホセ・デ・カニサレス台本】
 世界初録音
ロス・エレメントス
アルベルト・ミゲレス・ロウコ(指揮、チェンバロ)
クラウディオ・ラド(コンサート・マスター)
パオラ・ヴァレンチナ・モリナーリ(ヴィーナス)
ナタリー・ペレス(アドニス)

 ホセ・デ・ネブラのオペラ 世界初録音!

 録音:2023年11月10-16日、スイス

 ホセ・デ・ネブラは、18世紀スペイン・オペラの第一人者であり、フランス・オペラにとってのラモーのような存在です。
 彼の牧歌的メロドラマ「ヴィーナスとア ドニス」が、初演から約300年の時を経て、世界初録音されました。
 1702年に生まれたホセ・デ・ネブラは、マドリードの王立礼拝堂などのオルガン奏者として 多忙なキャリアを積んだ後、王立礼拝堂の副主任として宗教音楽に専念し、ブラガンツァ家のバルバラ王妃のためのレクイエムなどの傑作を残しました。
 歴史的に も芸術的にも重要な人物であったにもかかわらず、現在その作品が取り上げられることはまだまだ少ないといえるでしょう。



 ホセ・デ・ネブラのスペシャリストであ るロウコは作品を綿密に検討・再構成し、その作品の素晴らしさと、まだあまり知られていないスペイン・バロック特有の高揚感を再発見させてくれます。
 女性だ けで歌われる「ヴィーナスとアドニス」は、一幕もので、ファンダンゴやサランベケといったスペイン舞踊を取り入れつつ、レチタティーヴォ、アリア、デュエット、合 唱が組み合わされています。
 カスタネットも登場し、サルスエラからの引用も多いこの作品は、スペイン・ミュージカル・シアターの進化における重要な段階を示す ものです。アドニス(ナタリー・ペレス)の別れのアリアは繊細にして感動的です。

 アルベルト・ミゲレス・ロウコは1994年ア・コルーニャ生まれ。カウンターテナー歌手、指揮者。
 歌手としてはヤーコプスやクリスティ指揮の舞台に出演。 2020年からジャルスキのヴォイス・アカデミーのメンバー。通奏低音をフランチェスコ・コルティに学び、2018年、自身のアンサンブル、ロス・エレメントスを設立。

  



GLOSSAから発売されていた
アルベルト・ミゲレス・ロウコ&ロス・エレメントス
ホセ・デ・ネブラ:サルスエラ《暴力あって、責任なし》


不当に忘れ去られたスペイン・バロック・オペラ・・・これが驚くほど快活でポップで楽しめる。
文明の進化の過程が少し変わっていたら、このホセ・デ・ネブラがモーツァルトの役目を果たしていたかもしれない。


 GCD923535
(2CD)
特別価格
\4200
ホセ・デ・ネブラのサルスエラ
 ホセ・デ・ネブラ:
   サルスエラ《暴力あって、責任なし》
ロス・エレメントス、
アルベルト・ミゲレス・ロウコ(指揮)
アリシア・アモ(ソプラノ):ルクレシア、
ナタリー・ペレ(メゾ・ソプラノ):コラティーノ、
ジューリア・セメンツァート(ソプラノ):トゥーリア、
フディート・スビラーナ(メゾ・ソプラノ):ラウレータ、
合唱

 スペインの若き音楽家が率いる古楽オケ!ホセ・デ・ネブラ続編が登場!

 ☆スペインの若き音楽家、アルベルト・ミゲレス・ロウコ&ロス・エレメントス!
 ☆ホセ・デ・ネブラの知られざるサルスエラ2作目!


 1994年スペイン生まれの若き音楽家、アルベルト・ミゲレス・ロウコとロス・エレメントスによるホセ・デ・ネブラのサルスエラ!
 ホセ・デ・ネブラ(1702-1768)はサルスエラ(スペインの抒情的オペラ)をはじめとしたスペイン舞台音楽の開祖的存在。1737年頃から劇団などと協力してオペラやサルスエラを精力的に書き上げていた時期があり、そのうち1740年代に作られた4作品のみが現存しています。
 今回は2019年にレコーディングされた《愛する人は目を閉ざしているが、盲目ではない(Vendado es Amor, no es ciego)》に続いて同じく1744年に書かれた2幕のサルスエラ《暴力あって、責任なし(Donde hay violencia, no hay culpa)》を取り上げます。
 18世紀スペインの著名な劇作家ニコラス・ゴンザレス・マルティネスの台本による、ローマを舞台とした作品。伝統的な要素に斬新な要素を取り入れる技術に長けており、マドリードにおいて短期間で大きな名声を得ることができたネブラの作曲技法が生かされています。

 若くして多彩な才能を発揮している音楽家、アルベルト・ミゲレス・ロウコは、バーゼル・スコラ・カントルム(バーゼル音楽院)で学びながら2018年にバロック・オーケストラ「ロス・エレメントス」を設立。不当に忘れ去られたスペイン・バロックの再発見と復興に力を入れています。

 ※録音:2021年10月31日-11月5日、リーエン(スイス)

 

 



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LSO LIVE



LSO 0880
(SACD HYBRID)
\3600→\3290
ラトル指揮、LSOの管弦楽、ワイルの傑作《七つの大罪》
  クルト・ワイル(1900-1959):
   1-9. 七つの大罪 (1933)
   10. 森の死 op.23 (1927)#
   11. ストリート・シーン(1947)より
    第1幕孤独な家(Lonely House)*
   12-13. ウォルト・ホイットマンの詩による4つの歌(1942-47)
    〈I. Beat! Beat! Beat!+/
     IV. 二人の退役軍人のための哀悼歌*〉
   14-21. 小さな三文オペラの音楽 (1929)
ロンドン交響楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)
マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ/アンナ)
アンドルー・ステイプルス(テノール/父)*
アレッサンドロ・フィッシャー(テノール/兄弟)
ロス・ランゴビン(バリトン/兄弟)+
フロリアン・ベッシュ(バス=バリトン/母)#

 ラトルの冴える魔法の指揮、LSOの管弦楽が高い緊張感で炸裂、ワイルの傑作《七つの大罪》、コジェナーら豪華キャストを得ての決定盤の登場!

 録音:2022年4月28日、バービカン・ホール(ロンドン、ライヴ)/5.1 multi-channel

 資本主義社会を痛烈に批判した《七つの大罪》は、金とモラルの永遠の戦いを鋭く浮き彫りにした、しかし、音楽は非常に楽しくエンターテインメント性に満ちた作品。
 クルト・ワイルとベルトルド・ブレヒトのコンビとしての最後の共同作品となりました。ここでのブレヒトのペンは、アメリカ大陸の淫らで物質主義的な価値観 を糾弾し、聖書にある七つの悪徳を現代風にアレンジしています。ヒトラーが政権を握ると、ユダヤ人のワイル、マルクス主義者のブレヒトはドイツを去り、ワイルは 資本主義アメリカと折り合いをつけ、他の共同制作者たちとブロードウェイのために大衆ミュージカルを書くようになります。

 家から半ば追い出されたアンナは、ミシシッピ河畔に小さな家を建てるための資金を7 年間で稼いで戻ってくるよう要求される。
 ブレヒトもヴァイルも訪れたこ とのない神話のようなアメリカで、アンナは7 つの異なる場所で新たな試練に直面する。
 ルイジアナの自宅では怠惰(sloth)、メンフィスで傲慢(pride)、LA で憤怒(Anger)、フィラデルフィアで暴食(gluttony)、ボストンで色欲(lust)、テネシー(のちにボルティモア)では強欲(greed)、サンフランシスコでは嫉妬 (envy)、と様々な土地で、どちらが正しいか、どちらが儲かるか、という問いに直面しながら最後は無事に金銭を調達して自宅に戻るが・・・彼女の両親(母親 はバス・アリトンが担当)と2人の兄弟による男声4重唱は、出来事を解説するコーラスとして登場します。
 サー・サイモン・ラトル、ロンドン交響楽団、そして豪華 なソリスト陣が、この内容に反してこの上なくエンターテインメント的な楽しい音に彩られた作品に命を吹き込みます。

 ほかにもワイルの《小さな三文オペラの音楽》などを収録、ラトル率いるLSOの、気持ちのよい管楽器の鳴りも見事な名人芸を堪能できます。
 




MIRARE


MIR 648
\2900
Distracted Tymes(混沌とした時代)
 1. トマス・トムキンズ(1572-1656):
  A sad Paven for these Distracted Tymes
   (この混沌とした時代のための悲しみのパヴァン)
 2. チャールズ・コールマン(1605-1664):ファンタジア第1番
 3. ウィリアム・ロウズ(1602-1645):第2のファンタジア
 4. ロウズ:第1のパヴァーヌ
 5. ロウズ:アルマーニュ
 6. ジョン・ブル(1562-1628):ファンタジア37番
 7. ジョン・ウォード(1571-1638):ファンタジア第2番:La Rondinella
 8. チャールズ・コールマン:ファンタジア第2番
 9. トーマス・ブリューワー(1611-1669):ファンタジア第4番
 10. ロウズ:コンソート・セット第6番(6つのヴォオールのための)
 11. ジョン・ブル:ファンタジア108番
 12. ロウズ:ファンタジー第1番
 13. ロウズ:Serabrand
 14. ロウズ:Humour
 15. コールマン:ファンタジア第3番
 16-19. ロウズ:コンソート・セット第10番(6つのヴィオールのための)
フィリップ・ピエルロ
 (トレブル(ソプラノ)・ヴィオール、リラ・ヴィオール)
ルシール・ブーランジェ
 (トレブル・ヴィオール、リラ・ヴィオール)
ミリアム・リニョル
 (テナー・ヴィオール、リラ・ヴィオール)
アンナ・ラシュギ(テナー・ヴィオール)
クレメンス・シルツ、
 マティアス・フェレ(バス・ヴィオール)
モード・グラットン(オルガン)

 ピエルロ率いるリチェルカール・コンソートによるステュアート朝時代の絶美のヴィオール音楽集

 録音:2021年6月

 フィリップ・ピエルロ率いるヴィオール・アンサンブルによる新譜は英国ステュアート朝(14世紀後半~18世紀初頭)の時代に生み出されたヴィオール音楽。
 深々と息長く続くポリフィニーが特徴的で、これは音楽でも社会でも、協調と調和が理想とされていたことを物語っていると同時に、宗教や政治の混乱がもたらす 無秩序や不安(distrracted tymes 混沌とした時代)の混乱をせめて音楽で鎮めようとしているようでもあります。
 こうした音楽の力が、現代を生きる私たちに も大いなる慰めとなることを実感する、ひんやりしっとりとなめらかな音の質感の美しさに思わず息をのむ演奏と録音です。

 「探す、探求」をモットーに1980年代に設立されたリチェルカール・コンソートは、1988年より音楽監督フィリップ・ピエルロによって率いられています。
 特に宗教作品では編成を大きくして演奏、ほか、室内楽(とくにヴィオール・アンサンブル)なども演奏。
 現代作曲家へのヴィオール作品の委嘱も行う。フィリップ・ ピエルロはリエージュに生まれ、ギターとリュートを独学で学んだ後、ヴィオラ・ダ・ガンバに転向。ヴィーラント・クイケンに師事。室内楽(器楽演奏)と指揮を活 動の両輪に置くほか、マラン・マレのセメレや、バッハのマルコ受難曲など、作品の校訂や改訂も行う。
 ジョルディ・サヴァールやエスペリオンXXIとも共演を重ね ている。
 2015年秋より、ヴィオラ・ダ・ガンバの国際セミナーも行っている。ブリュッセル王立音楽院教授。
 




ANTARCTICA


AR063
\2600
ラフマニノフ、リスト、ピアソラ
 ラフマニノフ:ロマンス イ長調、6つの小品 Op.11
 リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
 ピアソラ:リベルタンゴ、ナイト・クラブ1960
シー・シスターズ
 〔カミーユ・ベニエスト(ピアノ)、
  クロエ・ベニエスト(ピアノ、声)〕
ジル・マッソン(ピアノ)

 若手期待の姉妹デュオ、シー・シスターズのデビュー盤!

 ☆数々のコンクールで優勝している若手期待の姉妹デュオ、シー・シスターズ!
 ☆コンクールでも評価されたリストのハンガリー狂詩曲を含むデビュー・アルバム!

 カミーユ・ベニエストとクロエ・ベニエストによる姉妹デュオ、シー・シスターズのデビュー・アルバムが登場です。
 20歳と16歳という若さにもかかわらず、アムステルダム(オランダ)のピアノ・デュオ・フェスティヴァル・コンクール、ブレスト国際コンクール(フランス)、ナミュール(ベルギー)の国際アパッショナータ・コンクールで優勝しています。

 マーストリヒト(オランダ)のクリスティーナ王女コンクールで二度入賞した彼女たちを審査員は「ピアノ・デュオのカミーユとクロエ・ベニエストは、フランツ・リストのハンガリー狂詩曲の輝かしい演奏で観客と審査員を驚かせました。
 姉妹は正確なタイミングと幅広いダイナミクスで魅惑的な音楽ストーリーを語りました。
 彼女たちはステージでの素晴らしい存在感で、演奏は完璧でした」と評価しています。
 




DELPHIAN



DCD34337
特殊価格
\4800
知恵と力 ~ 現代の宗教合唱作品集 シグロ・デ・オロ、パトリック・エイリーズ(指揮)
サイモン・ホーガン(オルガン)
 1. ケレンサ・ブリッグス(b.1991):Media vita
 2. ジュディス・ウォード(b.1967):In manus tuas *
 3. ジュディス・ウォード:聖マルコのためのミサ曲~キリエ *
 4. ジュディス・ウォード:聖マルコのためのミサ曲~グローリア *
 5. サラ・キャトリー(b.1995):Haec dies
 6. ジョアンナ・マーシュ(b.1970):Worthy is the Lamb
 7. ジュディス・ウォード:聖マルコのためのミサ曲~サンクトゥス&ベネディクトゥス *
 8. ジュディス・ウォード:聖マルコのためのミサ曲~アニュス・デイ *
 9. クリスティーナ・アラケリャン(b.1994):Christ, our Paschal Lamb *
 10. ジュディス・ウォード:O clap your hands *
 11 マリッセ・ケイト(b.2002):Flamed Tongue *
 12. ジュディス・ウォード:Responses I *
 13. シュルティ・ラジャセカール(b.1996):Psalm 59 *
 14. アリソン・ウィリス(b.1971):Magnificat *
 15. エイミー・サマーズ(b.1996):Nunc dimittis *
 16. ジュディス・ウォード:Responses II *
 17. ケリー・アンドルー(b.1978):O lux beata Trinitas
 18. ジュディス・ウォード:Gloria tibi Trinitas *
 (*=世界初録音)

 "シグロ・デ・オロ"が歌う、現代の宗教作品集!

 ☆「スペイン黄金世紀」を意味する新世代ヴォーカル・アンサンブル、"シグロ・デ・オロ"!
 ☆現代の様々な作曲家による教会音楽集!

 2014年にロンドンのスピタルフィールズ音楽祭でデビューした新世代をリードする合唱団、「スペイン黄金世紀」を意味する"シグロ・デ・オロ"。
 『知恵と力(Wisdom & Strength)』と題されたアルバム第6弾では、ジュディス・ウォードの「聖マルコのためのミサ曲(Mass for St Mark)」を中心に、現存する様々な作曲家(1970年生まれから2002年生まれ(!)まで、若手を中心にした女性作曲家たち)による教会音楽、宗教合唱作品を特集しました。
 これまでもプレトリウスのミサ曲(DCD34208)、ミステリアスなモテット集(DCD34284)、ミラノ大聖堂のためのポリフォニー(DCD34224)、メキシコ・バロックのクリスマス(DCD34238)など、知られざる教会音楽の秀逸なレコーディングを行ってきた"シグロ・デ・オロ"が、神秘的な美しさと力強さを内包する現代の合唱作品を歌います。

 ※録音:2024年1月23日-25日、ウォルサム修道院(イギリス)
 
 ※500枚完全限定生産、ディジパック仕様、プレミアム・プライスのLimited Editionシリーズ。

 
 
 

DCD34310
特殊価格
\4800
ラッパの声をもって主をほめたたえよ
 ブリテン:小羊によりて歓べ
 ジュディス・ウィアー(b.1954):
  ラッパの声をもって主をほめたたえよ*
 セシリア・マクダウアル(b.1951):4つのシェイクスピアの歌
 グレイス=エヴァンジェリン・メイソン(b.1994):海の記憶*
 ホルスト:詩篇第148篇
 エリザベス・マコンキー(1907-1994):オフィーリアの歌
 ヴォーン・ウィリアムズ:とくと味わい見よ
 エリザベス・ポストン:フェスタル・テ・デウム*
 (*=世界初録音)
ブリストル合唱協会
ヒラリー・キャンベル(指揮)
シャーロット・モブズ(ソプラノ)
スティーヴン・キングズ(ピアノ)
リチャード・ムーア(オルガン)
ジョー・ハリス(トランペット)
ニール・ブラフ(トランペット)
エヴァ・ミゼルスカ(チェロ)

 ブリストル合唱協会とヒラリー・キャンベルによるDelphianからのセカンド・アルバム。ホルストやヴォーン・ウィリアムズから、多くの人に愛されるブリテンの名作「小羊によりて歓べ」、そして現代のもっとも活気に満ちた合唱作品にいたるまで、英国の合唱音楽の素晴らしさを讃える一枚です。

 ※録音:2023年10月、ブリストル
 
 ※500枚完全限定生産、ディジパック仕様、プレミアム・プライスのLimited Editionシリーズ。
 
 

DCD34336
特殊価格
\4800
我が心はハイランドにあり
 伝承曲(クレア・リデル編):Ca' the yowes to the knowes
 シューマン:
  ミルテの花 Op.25、私の恋人は赤いばらのよう Op.27-2
 伝承曲(トマス・スウィフト・グリードヒル編):
  恋人は赤い, 赤いバラ
 リザ・レーマン(1862-1918):歌曲集 《ヒナギクの花輪》より
  〔第3曲、第5曲、第8曲、第10曲〕
 伝承曲(アルフレッド・モファット編):やさしいキス
 スチュアート・マクレー(b.1976):5つのスティーヴンソンの歌
 伝承曲(クレア・リデル編):美しいドゥーン川の岸辺
 レイナルド・アーン(1874-1947):5つの小さな歌
 伝承曲(クレア・リデル編):Wee Willie Gray
 伝承曲(マイケル・バーネット/アンナ・ティルブルック編):
  我が心はハイランドにあり
グレン・カニンガム(テノール)
アンナ・ティルブルック(ピアノ)

 ハイランド地方出身の若きテノール歌手グレン・カニンガムが、スコットランドにゆかりのある音楽、地元の音楽から国際的なもの、古いものから新しいものまで、個人的かつ心のこもった旅をお届けします。
 ポイントは、同じくハイランド地方出身のスチュアート・マクレーの委嘱によるロバート・ルイス・スティーヴンソンの5つの詞に曲を付けた作品で、スコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズの詞による民謡をスコットランドの作曲家たちが編曲したものと並んで、この詩人がリート界に与えた影響を披露しています。

 ※録音:2024年3月、聖マリア教区教会(イギリス、ハディントン)
 
 ※500枚完全限定生産、ディジパック仕様、プレミアム・プライスのLimited Editionシリーズ。
 




EVIL PENGUIN



EPRC0068
\2800
「カヴァティーナ」のピアノ独奏版を間に置く
ベートーヴェン:後期三大ソナタ集

 ベートーヴェン:
  ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
  ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
  弦楽四重奏曲第13番 変ロ長調 Op.130 より
   第5楽章「カヴァティーナ」(タウジヒ編/ピアノ独奏版)
  ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
クリスティアン・サンドリン(ピアノ)

 ルーマニアの才能豊かなピアニストが弾くベートーヴェンの後期三大ソナタ!

 ☆ルーマニアのピアニスト、クリスティアン・サンドリンが弾くベートーヴェンの後期三大ソナタ集!
 ☆「カヴァティーナ」を置いたユニークなプログラミングにも注目!

 ルーマニアの首都ブカレストの音楽一家に生まれ、13歳でブカレストを代表するコンサートホール、アテネ音楽堂にデビューするなど早くから才能を開花させ活躍を続けるピアニスト、クリスティアン・サンドリンがベートーヴェンの後期三大ソナタをレコーディング。
 この偉大な作品に対し謙虚さを持ちながらも個人的な感性とビジョンを明確に反映した演奏を披露しています。
 第31番の静けさへのエピローグとして、そして第32番の計り知れないハーモニーへ繋がる道として「カヴァティーナ」のピアノ独奏版を間に置くというユニークなプログラミングにも注目。
 Antarcticaレーベルからリリースしていたエネスク、ラヴェル、シリル・スコットの作品を収録したコンセプト・アルバム(AR043)に続く彼にとって2枚目のリリースです。

 ※録音:2024年8月22日-24日、モーターミュージック・スタジオ(ベルギー)
 




FLUENTE


FL28226
(2CD)
特別価格
\4200
ガルッピ:鍵盤ソナタ集 第1集
 CD 1 ~
  ソナタ ハ長調/ソナタ ホ長調/ソナタ ハ短調/
  ソナタ イ長調/ソナタ ト短調/ソナタ 変ロ長調
 CD 2 ~
  ソナタ 変ホ長調/ソナタ ニ長調/ソナタ ヘ長調/
  ソナタ ニ長調/ソナタ イ長調/ソナタ ニ長調
ミケーレ・フォンターナ(ピアノ)

 ガルッピの鍵盤ソナタを網羅的に録音する初の試み第1弾

 「ガルッピ・キーボード・プロジェクト」は、18世紀ヴェネツィアの巨匠バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785)による鍵盤ソナタを網羅的に録音する初の試みとして、Fluente Recordsが企画したシリーズです。
 この第1集には、ガルッピの最も美しく有名なソナタ12曲が2枚のディスクに収められています。
 18世紀のヴェネツィアで名声を得た後、世界的にその名を広めた偉大な作曲家ガルッピに光を与える、魅力満載のプロジェクト。
 ガルッピの150を超えるソナタ群を通して、ヴェネツィア音楽の真髄が鮮やかに蘇ります。

 ※録音:2022年6月、カワイセンター・ミラノ(イタリア)
 
 

FL28240
\2800
ベネデット・カルッリ:
 ロッシーニの歌劇《セミラーミデ》による
  2本のクラリネットのための演奏会用二重奏曲

   アレグロ(シンフォニア)/二重奏曲第1番/
   二重奏曲第2番/二重奏曲第3番/
   二重奏曲第4番/二重奏曲第5番
コッラード・ジュフレディ(クラリネット)
シモーネ・ニコレッタ(クラリネット)

 ベネデット・カルッリ(1797ー1877)によるロッシーニの大ヒット作《セミラーミデ》のテーマを基にした、2本のクラリネットのための演奏会用二重奏集。
 カルッリはスカラ座の首席クラリネット奏者であり、ミラノ音楽院の教授としても活躍しました。(エルネスト・カヴァッリーニも彼の弟子です。)華麗な技巧と豊かな表現力が要求される本作では、2本のクラリネットが歌手のパートを忠実に再現し、さまざまな効果を織り交ぜながらヴィルトゥオーゾ的な展開を見せます。
 2人の奏者が音楽的な「デュエル」を繰り広げるシンフォニアにも注目。貴重な世界初録音です。

 ※録音:2022年10月、サン・コロンバーノ教会(イタリア)
 
 

FL28158
(2CD)
特別価格
\4200
フレスコバルディ・オン・ミーントーン・ピアノ
 ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
  CD1:
   ファンタジア、カプリッチョ、トッカータ(第1巻&第2巻)より24曲 ~
    ミーントーン(中全音律)ピアノによる演奏
  CD2:
   リチェルカーレ、音楽の花束(フィオーリ・ムジカーリ)、
    トッカータ(第2巻)より17曲 ~ パイプオルガンによる演奏
ミケーレ・フォンターナ(ピアノ、オルガン)

 フレスコバルディの作品を、17世紀の中全音律を採用したピアノで演奏するという革新的な試みが実現!
 このアルバムは2022年のICMA(国際クラシック音楽賞)最優秀レコードにノミネートされるなど、高い評価を受けました。
 バロック時代の演奏実践に忠実でありながら、モダンな響きが融合したこの試みは、従来のフレスコバルディ像に新たな彩りと感動を与えます。
 第1巻にはミーントーン・ピアノで演奏したファンタジアやカプリッチョなど24曲が、第2巻にはパイプ・オルガンで演奏した《音楽の花束》などの名作が17曲収められています。
 古典と現代が交差する新鮮なリスニング体験を提供する注目の2枚組です。
 
 


FL28202
(3CD)
特別価格
\5400
ヴェルディ:バリトンのための全アリア集
 収録作品:
  ナブッコ/エルナーニ/二人のフォスカリ/
  ジョヴァンナ・ダルコ/アルツィーラ/アッティラ/
  群盗/海賊/レニャーノの戦い/ルイザ・ミラー/
  スティッフェーリオ/リゴレット/
  イル・トロヴァトーレ/椿姫/
  シチリア島の夕べの祈り/仮面舞踏会/マクベス/
  運命の力/アイーダ/シモン・ボッカネグラ/
  ドン・カルロ/オテロ/ファルスタッフ
セバスティアーノ・チゴニェッティ(バリトン)
ステファノ・ジャヴァッツィ(ピアノ)

 ジュゼッペ・ヴェルディ(1813-1901)の全オペラの中でバリトンが登場するアリアを完全収録した画期的なプロジェクト。
 例外として、バリトンが登場しない『オベルト』『イ・ロンバルディ』『イェルサレム』、また『スティッフェーリオ』を基にした『アロルド』、喜劇的でヴェルディのスタイルを代表しない『一日だけの王』と『ファルスタッフ』の主人公のアリアは含まれていません。
 各作品はオペラの最終版が書かれた年代順に収録されており、1842年の『ナブッコ』から1893年の『ファルスタッフ』まで、ヴェルディの約半世紀にわたる作曲スタイル、特にバリトン像の進化を体感することができます。

 ※録音:2020年-2021年
 
 
FL28295
\2800
ベピ・デ・マルツィ:声楽作品集
 ベピ・デ・マルツィ(b.1935):
  Signore Delle Cime/Ave Maria/Gerusalemme/
  Il Golico/L'Ultima Notte/La Contra De L'Aqua Ciara/
  Rifugio Bianco/Sanmatio/Petalo Di Rosa/Tag Net Tag/
  Dolinta/Sette Croci/Ora Si Ferma Il Vento/
  Varda Che Vien Matina/Filastrocca Della Sera/
  Ora La Pace/Monte Pasubio/Signore Delle Cime
グルッポ・ヴォカーレ・ノヴェチェント

 イタリアの作曲家ベピ・デ・マルツィに捧げられた唯一無二のモノグラフ。
 代表作《Signore delle Cime》をはじめ、ノヴェチェントのために作られた未発表のイントロダクション付き《Ave Maria》の初録音も収められています。
 さらに、全楽曲の解説もデ・マルツィ本人によるものです。「音楽は何よりも物語であり、言葉だけでは伝えきれないことを補うもの」とするベピ・デ・マルツィの音楽。
 国内外のコンクールで100以上の賞を受賞したグルッポ・コラーレ・ノヴェチェントが、作曲家の深い歴史的・音楽的視点を忠実に反映した解釈で演奏します。

 ※録音:2023年6月
 




GLOBE


GLO5288
\2800
ネオ ~ フランス・バロック音楽と新作集
 ジャン=フェリ・ルベル(1666-1747):舞曲さまざま
 カリオペ・ツパキ(b.1963):For a time never to come
 クープラン(1668-1733):王宮のコンセール第4番
 ヴィレム・ヴァンデル・ファン・ニーウケルク(b.1955):
  L'Europe des Amants
 トーベン・クラエス(b.1987):Suite I en mi mineur
 マレ(1656-1728):
  パリのサント・ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘
サスキア・コーレン(リコーダー)
ライナー・ツィパーリング(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パトリック・アイルトン(ハープシコード)

 フランス・バロック作品と現代音楽作品の聴き比べ!

 フランスのバロック音楽と3人の現代作曲家の作品(いずれも世界初録音)をまとめたアルバム。
 これはサスキア・コーレン、ライナー・ツィパーリング、そしてパトリック・アイルトンによるトリオのシリーズ最新作です。
 ジャン=フェリ・ルベル、クープラン、マレといった古楽の作品とカリオペ・ツパキ、ヴィレム・ヴァンデル・ファン・ニーウケルク、トーベン・クラエスの新作が、融合されています。

 サスキア・コーレンはアムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団を主宰するオランダの名リコーダー奏者として知られ、古楽だけでなく現代音楽のスペシャリストとして活躍しています。

 ※手書きのシリアル・ナンバー入り、750部限定生産
 



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NIFC



XNIFCCD159
(国内仕様盤・日本語解説付)
\3300
小曽根真のショパン音楽祭2006&2007ライヴ!
モーツァルト&ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集
 ウィズ・ジャズ・インプロヴァイジング

  モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271*
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19**
  アンコール ~
   ショパン/小曽根真:
    ワルツ嬰ハ短調 Op.64-2によるインプロヴィゼーション
小曽根真(ピアノ)
アレクサンドル・ラビノヴィチ=バラコフスキー(指揮)*
尾高忠明(指揮)**
シンフォニア・ヴァルソヴィア
NIFCCD159
\2700→\2490

 小曽根真のショパン音楽祭2006&2007ライヴ!独自の即興で魅せるモーツァルト&ベートーヴェン!

 ☆小曽根真がモーツァルトとベートーヴェンのピアノ協奏曲を弾いた「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭2006&2007ライヴ!

 2024年の8月~9月に開催された「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭2024でモーツァルトのピアノ協奏曲第9番 《ジュノム》の独自の解釈とジャジーなカデンツァを披露し大絶賛を浴びた小曽根真。
 同音楽祭を主宰するポーランド国立ショパン研究所の自主レーベルNIFCから、なんと小曽根真の2006年と2007年の貴重なライヴ・レコーディングが登場!

 日本を代表するジャズ・ピアニストであり、クラシック音楽の演奏やジャンルを超えたクロスオーヴァー的プロジェクト等でも世界的な活躍を続ける小曽根真。
 2006年のショパン音楽祭でもアレクサンドル・ラビノヴィチ=バラコフスキー&シンフォニア・ヴァルソヴィアとの共演でモーツァルトのピアノ協奏曲第9番を披露しており、2024年の同曲はヒストリカル・オーケストラとの共演でフォルテピアノを弾きましたが、こちらはスタインウェイでの演奏です。
 そして、2007年のショパン音楽祭ライヴでは、尾高忠明の指揮でベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番も披露。
 アンコールで弾いたショパンのワルツによる即興も合わせて、大注目のライヴ録音リリースとなります。

 ※録音:2006年8月27日*&2007年8月15日**、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)(「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭ライヴ)

 
 
 
NIFCCD223
\2700
シモン・ネーリング
 ショパン:夜想曲集&幻想ポロネーズ

 ロンド ハ短調 Op.1/即興曲第3番変ト長調 Op.51/
 2つの夜想曲 Op.27/4つのマズルカ Op.68/
 2つの夜想曲 Op.55/バラード第3番変イ長調 Op.47/
 ワルツ第7番変イ長調 Op.64-3/
 幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61/子守歌変ニ長調 Op.57
シモン・ネーリング
 (ピアノ/スタインウェイ)

 シモン・ネーリング新録音!ショパンの初期作品から後期傑作まで!

 ☆第17回ショパン・コンクール、唯一のポーランド人ファイナリスト、第15回ルービンシュタイン・コンクール優勝者、シモン・ネーリングの新録音!
 ☆ショパン初期の作品から後期傑作の幻想ポロネーズまで、作品の進化の道を辿る!

 2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでポーランド人唯一のファイナル出場、聴衆賞受賞を果たし、2017年に開催された第15回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでは見事優勝を飾ったポーランド・ピアノ界が誇る、若き名手シモン・ネーリング。

 ポーランド国立ショパン研究所(NIFC)からリリースする、モダン楽器による「ホワイト・シリーズ」最新作は、ショパンが15歳の時に初めて出版を想定して書いた作品「ロンド ハ短調 Op.1」 から、ショパンのピアノの生徒でもあったアポニー伯爵夫人に献呈された「2つの夜想曲 Op27」、そして、1846年に出版され、同時期に書かれた「舟歌」、「チェロ・ソナタ」とともに最晩年の傑作と称される「幻想ポロネーズ」まで、現代ポーランドの優れた名手がモダン楽器による最新の解釈で、ショパンの作品の進化の道を辿ります。

 ※録音:2024年4月24日-25日、27日、30日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)

 
 
 

NIFCCD664
\2700
チョン・ヨンフアン ~
 第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール・ライヴ

  1. クルピンスキ:ポロネーズ ニ短調
  2. ショパン:バラード第2番 ヘ長調 Op.38
  3. ショパン:ポロネーズ ニ短調 WN 11
  4.ショパン:マズルカ ト短調 Op.24-1
  5.ショパン:マズルカ 変ロ短調 Op.24-4
  6. ショパン:ワルツ 変イ長調 Op.34-1
  7-10.ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35
チョン・ヨンフアン
 (ピリオド・ピアノ)

 ☆第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール・ライヴ!
 ☆最年少出場者ながら第3位に入賞し大きなインパクトを残した中国の18歳、チョン・ヨンフアンが登場!

 ポーランドのフレデリク・ショパン研究所(NIFC/Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)が創設から現在まで取り組み続けている、ショパンの作品をショパンが生きた時代の楽器(オリジナル、復元)で演奏する「リアル・ショパン(The Real Chopin)」プロジェクト。
 当時の響きを現代に蘇らせるというこの画期的な取り組みをさらに活性化させるために、ショパン研究所はもちろんのこと、ポーランドの国家としての一大事業として立ち上げられた「ショパン国際ピリオド楽器コンクール」。
 日本が世界に誇るフォルテピアノの名手、川口成彦の第2位入賞が大きな話題となった2018年の第1回大会から5年、2023年に開催された「第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」には予備予選を通過した35名のピアニストたちがワルシャワに集まり、約2週間もの期間中「ショパンの時代の響き」が奏でられ続けました。

 その第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクールにおいて最年少出場者として挑戦し、アメリカのアンジー・チャンと共に見事第3位に入賞した中国出身の新星、チョン・ヨンフアンの第1&第2ステージのライヴ録音が登場。
 シマノフスキ音楽院でこのコンクールの審査委員長でもあるヴォイチェフ・シヴィタワに師事し、すでに他のコンクールでも多くの入賞歴を持つチョン。
 ここでも持ち前の若々しい自発性で生き生きとした演奏を繰り広げ、その非凡な才能を存分に発揮しました。
 ブッフホルツ、プレイエル、エラールそれぞれの楽器の特性を巧みに引き出し、18歳で3位入賞という大きなインパクトを残した新星の堂々たる演奏にご注目ください。

 ※使用楽器:ブッフホルツ1825年製の複製/2017年(1)、プレイエル1842年製(2-5)、エラール1838年製(6-10)
 ※録音(ライヴ):2023年10月6日(1-3、第1ステージ)&10月10日(4-10、第2ステージ)、ワルシャワ・フィルハーモニー・チェンバー・ホール

 
 



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RUBICON



RCD1120
\2800→\2590
リザ・フェルシュトマン(ヴァイオリン)
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77
 スーク:幻想曲 ト短調 Op.24
リザ・フェルシュトマン(ヴァイオリン)
ブリュッセル・フィルハーモニック
エリアス・グランディ(指揮)

 リザ・フェルシュトマンが弾くブラームスのヴァイオリン協奏曲!

 ☆オランダのヴァイオリニスト、リザ・フェルシュトマンの新録音がRubiconから登場!
 ☆2025年4月から札幌交響楽団の新首席指揮者に就任するエリアス・グランディとの共演でブラームス&スークを弾く!

 1979年オランダ出身の人気ヴァイオリニスト、リザ・フェルシュトマンがRubiconレーベルに初登場!
 フェルシュトマンは情熱的な演奏スタイルや興味深いプログラミング、個性的なパフォーマンスで人気を博し、2006年に権威ある「オランダ音楽賞」を受賞。Challenge Classicsレーベルから多数のアルバムをリリースしています。
 ベートーヴェンやメンデルスゾーンなど主要なヴァイオリン協奏曲を録音してきた彼女が今回ついにブラームスの協奏曲をレコーディング。豊かな表現力が要求されるスークの幻想曲をカップリングしています。

 伴奏を務めるのはエリアス・グランディ率いるブリュッセル・フィル。エリアス・グランディは日本人の母を持ち、2025年4月よりマティアス・バーメルトの後任として札幌交響楽団の新首席指揮者に就任することが決定しています。
 またブリュッセル・フィルは大野和士が首席指揮者を務めるベルギーの名門オーケストラ。フェルシュトマンがブラームスへどのようなアプローチを聴かせてくれるのか、そしてそれにグランディ&ブリュッセル・フィルがどう呼応するのか。
 期待せずにはいられない1枚です。
 




SIGNUM


SIGCD793
\2700
ジョナサン・ダヴ:
 オン・ザ・ストリーツ・アンド・イン・ザ・スカイ

  1. オン・ザ・ストリーツ・アンド・イン・ザ・スカイ
  2. ビトウィーン・フレンズ
  3. フー・ロート・ザ・ブック・オヴ・ラヴ?
  4. ヴァニッシング・ゴールド
サッコーニ弦楽四重奏団(1、3、4)
チャールズ・オーウェン(ピアノ、2)
カーチャ・アペキシェワ(ピアノ、2)
フィリップ・スライ(バリトン、3)

 現代作曲家の中でも屈指の人気を誇る、ジョナサン・ダヴの作品集!

 ☆前作が好評だったサッコーニ弦楽四重奏団によるジョナサン・ダヴの作品集!
 ☆弦楽四重奏曲から歌曲までたっぷりと収録!

 グラインドボーン音楽祭からの委嘱作品「フライト」(1998年)でブレイクを果たし、特に合唱、声楽、オペラの作曲家として引く手あまたの活躍を見せるイギリスの作曲家ジョナサン・ダヴ(b.1959-)。
 2017年にダヴの作品をサッコーニ弦楽四重奏団の演奏でリリースした前作(SIGCD487)は、グラモフォン誌の月間最優秀レコード賞を受賞しています。
 本アルバムでは、サッコーニ弦楽四重奏団の結成20周年のために委嘱され、コロナ禍に作曲された《オン・ザ・ストリーツ・アンド・イン・ザ・スカイ》が収録されています。
 またその他にもダヴと40年以上親交のあった冒険家や科学者でもあるグレアム・ミッチソンを偲ぶ《ビトウィーン・フレンズ》、バリトンのフィリップ・スライのために作曲された長編歌曲集《フー・ロート・ザ・ブック・オヴ・ラヴ?》、引退したエンデリオン弦楽四重奏団の結成40周年を記念した作品《ヴァニッシング・ゴールド》が収録されています。

 ※録音:2023年2月10日-12日
 



<映像>


新書館(映像)



DB22 1003
(Blu-ray)
\5060
新章 パリ・オペラ座 ~特別なシーズンの始まり~
 【ドキュメンタリー】
  新章 パリ・オペラ座 ~特別なシーズンの始まり~
  [特典映像]
   インタビュー:オーレリ・デュポン
   「ラ・バヤデール」リハーサル
    ユーゴ・マルシャン(ソロル)、
    アマンディーヌ・アルビッソン(ニキヤ)&
    ユーゴ・マルシャン(ソロル)、
    マチアス・エイマン(ソロル)
出演:
 オーレリ・デュポン
  (パリ・オペラ座バレエ芸術監督)
 アマンディーヌ・アルビッソン、
 レオノール・ボラック、
 ヴァランティーヌ・コラサント、
 マチュー・ガニオ、ドロテ・ジルベール、
 マチアス・エイマン、ジェルマン・ルーヴェ、
 ユーゴ・マルシャン、ポール・マルク、
 ミリアム・ウルド=ブラーム、
 リュドミラ・パリエロ、パク・セウン ほか
パリ・オペラ座バレエ

 パリ・オペラ座の"特別"なシーズンを記録した感動のドキュメンタリー映像

 監督: プリシラ・ピザート
 制作:2020/21年
 カラー、日本語字幕、本編:70分 特典33分

 世界が新型コロナウイルスによる未曾有の危機に瀕した2020年。それは世界最古にしてバレエの殿堂であるパリ・オペラ座バレエも例外ではありませんでした。
 劇場は閉ざされ、ダンサーは3ヵ月の自宅待機を余儀なくされました。
 
 本作は、2020年6月5日、レッスンが再開されたその日から特別に取材を許可されたカメラがオペラ座再生の日々を追うドキュメンタリー映像。
 日本では 2022年8月に全国の映画館で公開され話題となりました。
 『ラ・バヤデール』に向けて厳しいリハーサルを繰り広げるダンサーたち。しかし、開幕直前にふたたび感染が拡大し公演は中止され無観客配信に。
 そのなかで も新エトワールが誕生し、パリ・オペラ座は前に進み続ける―。エトワールたちの貴重なリハーサルや舞台映像も満載の感動のドキュメンタリーとなっています。
 またBlu-ray には、ここでしか見られない特典映像も収録されています。
 

















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