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≪第126号アリアCD新譜紹介コーナー≫

その2 2024/12/17~




12/20(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

CAPRICE



CAP21939
\2800
ボスニアのフィールド・レコーディングとフォルケ・ラーベの管弦楽作品
 伝承曲(フィールド録音による)
  1. Sto si me majko rodila / Why, mother, did you give birth to me?
  2. Nit' ja spavam, nit' ja drijemam / I can't sleep, I can't take a nap
  3. Kolo /Round dance (1)
  4. Sastale se i Spreca i Jala / The rivers Spreca and Jala meet each other
  5. Sargija playing
  6. Kolo /Round dance (2)
  7. Alaj sam se rakije natuko / I drank a lot of schnapps
  8. Kladilo se momce i djevojce / A boy and a maiden were betting
  9. Oj, dobro nam jutro osvanulo / Hey, lovely morning is here!
  10. Bosno moja / My Bosnia
  11. Polyphonic male song, older rural tradition
  12. Ej, ljubim zene / Hey, I love women!
  13. Curin prozor kraj prozora moga / The girl's window is next to my window
  14. Pjevaj pobro i pomalo trosi / Sing my brother, and don't spend a lot of money!
  15. Mene majka jednu ima / My mother has only one daughter
  16. Lolina me milovala ruka / My darling's hand caressed me
  17. Sve bi na me dozvolila ti si / You let me do everything
  18. Violino moji teski jade / Violin, my serious pain
  19. Tesko kenjcu s konj'ma putujuci /
   It is difficult for a donkey to travel with horses
  20. A song about the hero Milos Zekic
  21. Teraj mala volove sa brega / Maiden, take the bulls off the hill
  22. Pjevaj seko nemoj da te molim / Sing my sister, don't let me beg you!
  23. Kad mladi vojnik na strazi stoji / When a young soldier is on guard
  24. Sarajka devojka majci plakala /
    A maiden from Sarajevo cried to her mother
  25. Kad baraba zapjeva u Sali /
   When a merrymaker starts to sign in the hall
  26. Ja u vojsku, hoces i ti brate /
    I'm in the army, will you join too, my brother?
  27. Pivo age pile na Novome / Masters drink beer in Novi
  28. Ruzo moja kalemljena / My grafted rose
  29. Kad ja podoh u mejhanu / When I went to the pub
  30. Rodi majko jos jednu ko mene /
    Mother, give birth to another daughter like me
  31. Kad sarhosi iz mejhane podu / When the drunkards leave the pub
  32. Lolina me zanimala sala /
    I wondered how my darling was making jokes
  33. Ezan / Adhan *
 フォルケ・ラーベ(1935-2017)
  34. この歌が死なないために(1997-98)(管弦楽のための)**
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団 **
アラン・ギルバート(指揮)**
他、様々なアーティスト(フィールド録音)

 フォルケ・ラーベ(1935-2017)は、王立ストックホルム音楽大学でブルムダールやリードホルムたちに作曲を学び、トロンボーン・ソロのための《Basta》、金管五重奏曲 《Escalations》、ビートルズの 《エリナー・リグビー》 を引用したトロンボーン協奏曲 《All the Lonely People》、混声と男声のための合唱曲 《Rondes》 などが代表作に挙げられています。

 管弦楽のための 《この歌が死なないために(Sa att denna sang inte dor)》は、彼がボスニアの民謡の伝統からインスピレーションを得て作曲。1999年10月27日と28日に初演された作品です。
 このアルバムには、その初演のライヴ録音と、彼が1963年にボスニアのクティ村で行った民謡のフィールド・レコーディングが合わせて収録されています。

 ※録音:1963年3月10日、クティ(ボスニア)、3月11日、サラエボ(ボスニア)*、1999年10月28日、ストックホルム・コンサートホール(ストックホルム)(ライヴ録音)**
 




MUSIKMUSEUM


MMCD13021
(2CD)
【旧譜】
特別価格
\4200
メンデルスゾーン:
 無言歌集(全曲)、ロンド・カプリチオーソ、
  厳格な変奏曲(グラーフ・ピアノによる演奏)

   ロンド・カプリチオーソ Op.14/無言歌集 第1巻 Op.19/
   無言歌集 第2巻 Op.30/無言歌集 第3巻 Op.38/
   無言歌集 第4巻 Op.53/無言歌集 第5巻 Op.62/
   無言歌集 第6巻 Op.67/無言歌集 第7巻 Op.85/
   無言歌集 第8巻 Op.102/厳格な変奏曲 Op.54
アンネッテ・ザイラー
 (ピアノ/
  コンラート・グラーフ製)

 チロル州立博物館所蔵のグラーフ(c.1835)で弾くメンデルスゾーンの無言歌全集!

 ソリストおよび伴奏者として国際的に活躍するピアニスト、アンネッテ・ザイラーが、メンデルスゾーンと交流のあったウィーンの名工コンラート・グラーフ製作(1835年頃)のピアノを用いて、メンデルスゾーンの代表作である48曲の《無言歌》全曲と、《ロンド・カプリチオーソ》《厳格な変奏曲》を録音しました。
 ロマン派のピアノ音楽の真髄を、チロル州立博物館所蔵の素晴らしい楽器のサウンドとともにお楽しみいただける貴重な2枚組です。
 
 

MMCD13025
【旧譜】
\2800
メンデルスゾーン:葬送行進曲、
 シュグラッファー:レクイエム ハ短調

  フェリックス・メンデルスゾーン:
   葬送行進曲 op.103
    《ノルベルト・ブルクミュラーの葬儀のために》(1836)
  ヤーコプ・シュグラッファー:
   レクイエム ハ短調(1828)、
   《ハルモニー・ミサ》のためのプロプリウム(1828)、
   ミゼレーレ 変ホ長調(1828)
  ヨーゼフ・ネッツァー:
   二重合唱のためのモテット《イエスの受難と死》(1850)
フェルディナンデウム管楽アンサンブル
ノーヴォカント・ヴォーカル・アンサンブル
エルンスト・シュラーダー(指揮)
マリア・エルラッヒャー(ソプラノ)
マルティナ・グマインダー(メゾ・ソプラノ)
ヴィルフリート・ロクル(テノール)
アンドレアス・マッテルスベルガー(バスバリトン)

 初期ロマン派の作品を壮大なハルモニームジーク編成(歴史的楽器を使用した25人の管楽器奏者)の演奏で堪能できるアルバムです。
 メンデルスゾーンによる葬送行進曲は、バセットホルンやイングリッシュバスホルンを含むオリジナル編成での貴重な録音。
 また、イタリアのボルツァーノ出身の作曲家シュグラッファーによるレクイエムやミゼレーレは、彼の音楽的深みを示す作品群です。
 この時代の管楽作品の再発見において、重要な位置を占める録音といえるでしょう。

 ※録音:2014年5月(オーストリア)
 
 

MMCD13027
【旧譜】
\2800
ネッツァー、シュグラッファー、ゴラー、アイスナー:
 19世紀の協奏曲集

  ヨーゼフ・ネッツァー(1808-1864):
   歌劇《奇妙な結婚》序曲(1839/1846)
   クラリネットと管弦楽のためのアダージョとロンド(1854)
   歌劇《マーラ》序曲(1841)
  ヤーコプ・シュグラッファー(1799-1859):
   フルートと管弦楽のためのディヴェルティメント(1830頃)
   演奏会用序曲 ニ長調(1827)
   ファゴットと管弦楽のためのディヴェルティメント(1830頃)
  カール・クリスティアン・アイスナー(1802-1874):
   ホルンと管弦楽のためのメユールの
    歌劇《ジョゼフ》の主題による変奏曲(1840頃)
  マルティン・ゴラー(1764-1836):
   クラリネットと管弦楽のための協奏曲 変ロ長調(1800頃)
聖ブラシウス・アカデミー管弦楽団
カールハインツ・ジースル(指揮)
ドロテア・ゼール(フルート)
マックス・ツィーヘスベルガー(クラリネット)
ルーカス・グルーバー(ファゴット)
ヴィクトル・プラクスマーラー(ホルン)

 チロル州立博物館の自主レーベルMusikmuseumによる、19世紀の華やかな協奏的作品を集めた一枚。
 イタリアのボルツァーノ出身の作曲家シュグラッファーによる優美なディヴェルティメントや、オーストリアのグラーツで作曲されたネッツァーの見事な《クラリネットと管弦楽のためのアダージョとロンド》、さらにインスブルック楽友協会のアーカイヴから発掘されたアイスナーの技巧的な変奏曲や、協会創設者の一人であるゴラーのクラリネット協奏曲が収録されています。
 2014年に上演されて大成功を収めたネッツァーの歌劇《マーラ》からの序曲にもご注目ください。

 ※録音:2014年10月(オーストリア)
 
 

MMCD13024
【旧譜】
\2800
ルフィナッチャ:歌曲集 ~ ロマン派の珠玉の歌曲
 ヨハン・ルフィナッチャ(182-1893):
  Sangers Morgengang/Kehr ein bei mir! (Ruckert)/
  Winterlied (Ruckert)/Bitte der Liebe (Byron)/
  Fruhzeitiger Fruhling (Goethe)/Verwandlungen (Grillparzer)/
  Drang in die Ferne (Leitner)/Lied des Troubadour/
  Der Wildschutz /Viel Sorgen und Sehnen/
  An Emma (Schiller)/Pflicht und Liebe (Gotter)/
  Ingeborgs Klage (Tegner)/An L./
  Das schonste Platzchen (Ruckert)/
  Sangers Weisagung/An den Sturmwind (Ruckert)/
  Er ist ja gekommen!/An die Erwahlte (Goethe)/
  Das Traumbild (Heine)/Nachtwachter (Ruckert)
マリア・エルラッヒャー(ソプラノ)
アンドレアス・レベダ(バスバリトン)
アンネッテ・ザイラー
 (ピアノ/コンラート・グラーフ製)

 ヨハン・ルフィナッチャ(1812-1893)は、シューベルトやシューマン、ブラームス、ヴォルフといった巨匠たちが光を浴びる中で忘れられがちな存在ですが、ロマン派歌曲の発展に重要な貢献をした作曲家です。
 現存する彼の歌曲は30曲程度と決して多くはありませんが、そのどれもが質の高い作品であり、シューマンやブラームスの作品と比べても引けを取りません。
 コンラート・グラーフ製の歴史的ピアノの音色とともにお楽しみください。

 ※録音:2012年10月(オーストリア)
 
 

MMCD13023
【旧譜】
\2800
ヴィヴィアーニ:宗教的モテット集
 ジョヴァンニ・ブオナヴェントゥーラ・ヴィヴィアーニ
  (1638-1692):
   《詩篇、モテットと連祷》Op.5(ボローニャ、1688)より
    Confitebor tibi Domine/Beatus vir/
    Laudate pueri/Litaniae de Beata Maria Virgine
   《教会と室内のためのカプリッチョ・アルモニコ》Op.4
    (ヴェネツィア、1678)より
     Introduzione prima/Symphonia prima
ヴィータ&アニマ
 〔ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ
   (バロックヴァイオリン)、
  アマンディーヌ・ベルンハルト
   (バロックヴァイオリン)、
  アンネカトリン・ベラー(バロックチェロ)、
  アンドレアス・アーレント(テオルボ)、
  ペーター・ヴァルトナー(ポジティブ・オルガン)〕
マリア・エルラッヒャー(ソプラノ)
ネーレ・グラムス(ソプラノ)
マルクス・フライク(バスバリトン)

 ジョヴァンニ・ブオナヴェントゥーラ・ヴィヴィアーニ(1638-1692)は、イタリア・バロック期の作曲家であり、インスブルック宮廷楽長を務めた人物です。
 本作は、彼の代表的な宗教的作品集《詩篇、モテットと連祷》Op.5と、器楽曲《カプリッチョ・アルモニコ》Op.4からのセレクションで構成されています。
 優れた声楽ソリストと、1999年に鍵盤奏者であるペーター・ヴァルトナーによって設立された古楽アンサンブル「ヴィータ&アニマ」(フライブルク・バロック管弦楽団のコンサートマスター、ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツも参加)による演奏を堪能できる1枚です。

 ※録音:2014年6月(オーストリア)
 
 

MMCD13022
【旧譜】
\2800
クラリネットと管弦楽のための作品集
 ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):
  ダンス・プレリュード
 ヨハン・バプティスト・ゲンスバッハー(1778-1844):
  クラリネットと管弦楽のための協奏曲 変ホ長調
 ポール・リード(1943-1997):
  《ヴィクトリア朝のキッチン・ガーデン》組曲
 ミヒャエル・F・P・フーバー(1971-):Veitstanze Op.22
 ハインリヒ・ヨーゼフ・ベールマン(1784-1847):
  クラリネットと弦楽のためのアダージョ
 エドゥアルド・デメッツ(1958-):UE1~
  クラリネット、バスクラリネットとエレクトロニクスのための
ペーター・ゴルザー(クラリネット)
カーチャ・レヒナー(ハープ)
ユルゲン・フェーダラー(バスクラリネット)
聖ブラジウス・アカデミー管弦楽団
カールハインツ・ジースル(指揮)

 南チロル出身のクラリネット奏者ペーター・ゴルザーが、ソリストとしての輝かしい技巧を披露する1枚です。
 本作では、南チロルのシュテルツィング出身の作曲家ゲンスバッハーによる初期ロマン派の珍しい協奏曲をはじめ、フーバーやデメッツによる現代作品、ルトスワフスキの《ダンス・プレリュード》や、ベールマンの夢幻的な《アダージョ》といったクラリネットの名作も取り上げられています。
 クラリネットの多彩な表現と、伝統と現代が交錯する魅力的なプログラムをお楽しみください。
 




NOVATIQUA RECORDS

NA96
\2800
私は夢を見ているのだろうか? ~ バロック・リュートのための現代作品集 アルベルト・クルニョーラ(リュート)
 伊福部昭:バロック・リュートのための幻想曲
 ディーター・ヘルムスドルフ(1961-2021):リュート独奏のための幻想曲
 ステファン・オロフ・ラングレン(b.1949):前奏曲集 Op.20 より 第1番、第2番
 ステファン・オロフ・ラングレン:6つのカプリッチョ Op.4
 ギルベール・イズバン(b.1953):私は夢を見ているのだろうか?
 佐藤豊彦(b.1943):ヴァイスに捧ぐ
 ゲルハルト・シェドル(1957-2000):幻想曲風
 ローマン・トゥロフスキー(b.1961):カルニシェフスキー氏の死を悼むトンボー
 ブライアン・ライト(b.1941):ジュリアン・ブリームのトンボー

 イタリア・リュート界の巨匠クルニョーラ!現代作品をフィーチャー!

 イタリアのヴァレーゼ出身で同国を代表する古楽界の巨匠の1人、アルベルト・クルニョーラが奏でる、バロック・リュートのための現代作品をフィーチャーした素晴らしいコレクション。

 クルニョーラは、パオロ・ケリーチやエドゥアルド・エグエスといった巨匠たちの薫陶を受け、1700年代の作曲家たちが生み出した膨大なレパートリーの研究に情熱を注ぎ、また、1996年から2010年まで中世、ルネサンス音楽の演奏を目的とするフロリレジオ・アンサンブルのメンバーとしても活躍し、イタリア内外で数々の実績を残しています。
 本アルバムでは、日本リュート界の重鎮、佐藤豊彦の《ヴァイスに捧ぐ》 や、日本を代表する怪獣映画『ゴジラ』の音楽でも知られる伊福部昭の幻想曲など、世界中の作曲家がこの素晴らしい楽器のために書き残した作品を集成。
 クルニョーラは、これら異なる音楽言語を完全に理解し、各作品の魅力を見事に引き出しています。

 ※録音:2023年8月18日-20日、サン・ジローラモ教会(イタリア)
 
 
NA94
\2800
ニーノ・ロータ:ピアノ独奏作品集
 ニーノ・ロータ(1911-1979):
  15の前奏曲
  Ippolito Gioca
  子供のための7つの難しい作品
  幻想曲ト長調
マリーナ・ペッレグリーノ(ピアノ)

 イタリアのピアニスト、マリーナ・ペッレグリーノのソロ・デビュー盤は、20世紀イタリアの最も著名な作曲家の一人、ニーノ・ロータ。

 フェリーニ、ヴィスコンティ、コッポラといった監督達が手がけた作品の多くの映画音楽を作曲し、「ゴッドファーザー」、「甘い生活」、「イル・ガットパルド」などのヒット作で知られているニーノ・ロータ。
 本アルバムでは、彼の珍しいピアノ独奏作品を集成。
 本能的で独創的な音楽性と、非常に優れた常にエレガントな作曲技術が組み合わされています。

 ※録音:2023年3月31日-4月1日(イタリア)
 
 
NA97
\2800
セルジオ・バイエッタ:ショパンのエチュードによる24の練習曲 セルジオ・バイエッタ(ピアノ/ヤマハS6)
 セルジオ・バイエッタ:
  練習曲第1番ハ長調 前奏曲 Op.10-1/練習曲第2番イ短調 Op.10-2/
  練習曲第3番ホ長調 カンティクム Op.10-3/練習曲第4番嬰ハ短調 インヴェンション Op.10-4/
  練習曲第5番変ト長調 Op.10-5/練習曲第6番変ホ短調Op.10-6/
  練習曲第7番ハ長調 舟歌 Op.10-7/練習曲第8番ヘ長調 Op.10-8/
  練習曲第9番ヘ短調 Op.10-9/練習曲第10番変イ長調 Op.10-10/
  練習曲第11番変ホ長調 夜想曲 Op.10-11/練習曲第12番ハ短調-ニ長調 Op.10-12/
  練習曲第13番変イ長調 虹 Op.25-1/練習曲第14番ヘ短調 Op.25-2/
  練習曲第15番ヘ長調Op.25-3/練習曲第16番イ短調 Op.25-4/
  練習曲第17番変ト長調 魔法使い Op.25-5/練習曲第18番嬰ト短調 ウンダ・マリス Op.25-6/
  練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7/練習曲第20番変ニ長調 Op.25-8/
  練習曲第21番変ト長調 Op.25-9/練習曲第22番ロ短調 ダークフォース Op.25-10/
  練習曲第23番イ短調 新しい大地 Op.25-11/練習曲第24番ハ短調 力の海 Op.25-12
 【ボーナストラック】
  練習曲第4番嬰ハ短調 インヴェンション Op.10-4b

 ピアニスト、音楽家、熱心なリスナーなら誰でもフレデリック・ショパンの練習曲を知っており、おそらく99%の人々は、過去の偉大なピアニストによるこれらの練習曲のパラフレーズや再作曲も知っていることでしょう。

 本アルバムで、イタリア人ピアニストのセルジオ・バイエッタは、このプロジェクトのプロデューサーであり、彼の師でもあるロベルト・プロッセダの指導の下、過去の偉大なピアニストの伝統を受け継ぎながらも、現代的な視点、軽快なタッチ、そして素晴らしいセンスで、音楽界のあらゆるところからインスピレーションを得て、ショパンのエチュードを独自に再作曲しています。

 エチュードの基本はオリジナルのままに、ショパンのメロディが「グノーのアヴェ・マリア」、「熊蜂の飛行」や「くるみ割り人形」、「蛍の光」、「ハッピー・バースデイ・トゥーユー」、そして、「インディー・ジョーンズ」や「ハリー・ポッター」、「スターウォーズ」まで、別の世界の音楽へと逸脱していきます。

 ※録音:2023年1月4日&5月9日、20日、ムジカフェリックス・スタジオ(プラト、イタリア)
 
 
NA92
\2800
狂人と狂女 カンディダ・グイダ(アルト)
アンサンブル・アルラウネ
 ピエトロ・アントニオ・ジラーモ(CA.1619-CA.1630):
  La Pazzia venuta da Napoli ossia La Pazza a voce sola
 アントニオ・ファリーナ(XVII CENT.):Costanza in bella donna e vanita
 ジローラモ・カレサナ(CA.1640-1709):Tancredi sulla morta Clorinda
 アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):Son io barbara donna infida
 二コラ・ファーゴ(1677-1745):Quanto invidio la tua sorte
 ピエトロ・アントニオ・ジラーモ: II Pazzo a voce sola
 ジローラモ・カレサナ:O voi che mi credete
 【ボーナストラック】
  フランチェスコ・プロヴェンツァーレ(1632-1704):
   Deh rendetemi ombre care (from "Stellidaura Vendicante")

 バロック・レパートリーを代表するコントラルトの一人、カンディダ・グイダとアンサンブル・アルラウネが贈る、ナポリの作曲家による知られざる作品集。

 本アルバムでは、ピエトロ・アントニオ・ジラーモの2つの傑作を中心に、愛の狂気を描いたカンタータがカップリングされています。

 ※録音:2022年12月&2023年1月(イタリア)
 
 
NAA7
\2800
ベートーヴェンと仲間たち ~
 オリジナル楽器による室内楽作品集

  ベートーヴェン:ノットゥルノ Op.42(1796)
  フンメル:ヴィオラ・ソナタ Op.5-3(1798)
  ルドルフ大公:クラリネット三重奏曲(1814)
アンサンブル・アルラウネ
 〔マリオ・ソラッツォ(フォルテピアノ)、
  トンマーゾ・ロンキッチ(クラリネット)、
  アウグスト・ガスバッリ(チェロ)、
  ステファノ・ザノビーニ(ヴィオラ)〕

 ピリオド楽器でベートーヴェン、フンメル、ルドルフ大公の室内楽を探求。

 イタリアのアンサンブル・アルラウネが、ピリオド楽器による演奏で古典派後期からロマン派初期の魅力的な室内楽作品を探求するアルバムです。
 18世紀に製作されたクラリネットやヴィオラ、1820年頃のフォルテピアノを用いて、若きベートーヴェンのヴィオラとピアノのための《ノットゥルノ》(セレナード Op.8の編曲版)や、彼の友人・ライバルであったフンメルのヴィオラ・ソナタ、ベートーヴェンに師事したオーストリア大公ルドルフの珍しい作品が取り上げられています。当時の楽器による美しい響きが際立つ一枚です。

 ※録音:2022年12月&2023年11月(イタリア)
 
 
NAB6
\2800
ギターによるパッサカリアの道 ジュゼッペ・ウーゴ・マッツォーネ(ギター)
 ティツィアーノ・バニャーティ(1960-):
  プレリュードとパッサカリア(編曲:ジュゼッペ・ウーゴ・マッツォーネ)
 ガスパル・サンス(1640-1710):フォリア(編曲:エミリオ・プジョル)
 ヴァイス:パッサカリア(編曲:ジュリアン・ブリーム)
 ヘンデル:サラバンド HWV437(編曲:アレクサンドル・ラゴヤ)
 ジュリアーニ:スペインのフォリア Op.45
 タンスマン:パッサカリア形式による小品
 ロドリーゴ:パッサカリア
 プーランク:サラバンド
 ブローウェル:ラ・グラン・サラバンダ
 マリーノ・バラテッロ(1951-):パッサカリア=タンゴ
 マールトン・シュトゥマー(1991-):ルグランへのプレリュード~悲しいショーロ
 ジュゼッペ・ウーゴ・マッツォーネ(2001-):リョベートの主題による変奏曲

 イタリアのギタリスト、ジュゼッペ・ウーゴ・マッツォーネによる「パッサカリア」をテーマにしたリサイタル・アルバム。
 本作ではフォリアの主題を手がかりに、ヘンデルやサンス、ヴァイスなどバロックの巨匠たちから、ロドリーゴ、プーランク、ブローウェルなど近現代の作曲家たちに至るまで、多種多様な作品を取り上げ、リスナーを時代と様式を越えた旅へと誘います。
 また最初と最後にティツィアーノ・バニャーティとマッツォーネ自身のオリジナル作品を配置することで、伝統的レパートリーと新しいソロギター作品との絶妙なバランスが楽しめるプログラムとなっています。

 ※録音:2024年2月(イタリア)
 
 
NAA3
\2800
ボノンチーニ:6つのカンタータ集
 ジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747):
  Ecco Dorinda il giorno
  Corre dal monte al prato
  Pastor come diverso
  Misero, e che far deggio
  Vago augelletto
  Poiche Fille superba
エマ・アレッシ・イノチェンティ(メゾソプラノ)
ラルモニア・デッレ・チェートレ(アンサンブル)

 イタリアのモンテカッシーノ修道院図書館に保存されている貴重な楽譜から発掘されたジョヴァンニ・ボノンチーニ(1670-1747)作曲の6つのカンタータを収録。
 本作はメゾソプラノのエマ・アレッシ・イノチェンティとアンサンブル「ラルモニア・デッレ・チェートレ」のデビュー盤で、収録された作品はすべて世界初録音です。
 繊細かつ表現豊かな演奏によって、この時代の音楽の美しさが際立っています。

 ※録音:2023年7月(イタリア)
 
 
NAA6
\2800
20世紀ナポリ派のフランシスコ会修道士によるクリスマス音楽
 フランチェスコ・ヴェニエーロ(1885-1968):
  Dormi, dormi.../Fermarono i cieli/
  Ninna nanna ~ E sopra un po' di paglia/
  Ninna nanna/L'umile saluto
 エンリコ・ブオンドンノ(1912-2002):
  Pifferata e nenia pastorale/
  Ninna nanna a Gesu Bambino/Tu che dal cielo scendere/
  Presso Maria che culla Gesu/Nenia pastorale/Pastorale
 セッティモ・ジマリーノ(1885-1950):
  Ninna nanna a Gesu Bambino
 ジョヴァンニ・モッローネ(1878-1944):
  Un saluto alla Vergine
 エドゥアルド・ボッティリエーロ(1864-1937):Ave Maria
カンディダ・グイダ(アルト)
フランチェスコ・アッダッボ(オルガン)

 ナポリ楽派の伝統を継承した20世紀のフランシスコ会修道士作曲家による、声楽とオルガンのためのクリスマス音楽を集めた貴重な一枚。
 収められている作品は、歌手のカンディダ・グイダがナポリ近郊の教会のアーカイブを丹念に調査して発掘したものです。
 ナポリで最も古く重要な教会のひとつであるカルミネ教会のオルガンが、この時代のナポリの独特なクリスマスの雰囲気を見事に再現しています。

 ※録音:2024年6月、カルミネ教会(イタリア、ナポリ)
 




THE GOTHENBURG COMBO


COMBOCD007
\2800
ノヴェル - ア・ミュージカル・ライヴラリー Vol.1:
 コンテンポラリー・クラシカル

  イェンニ・ヘトネ(b.1977):
   楽しい木曜日(John Steinbeck: Sweet Thursday)
  ソフィア・イェーンベリ(b.1983):
   グレープフルーツ(Yoko Ono: Grapefruit)
  トマス・リリエホルム(b.1944):
   28年を5分で(Daniel Defoe: Robinson Crusoe)
  スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム(1942-2019):
   私の手から温もりを飲んで
  エーリク・ペーテシュ:起点 (第6番)
   (Kristian Lundberg: Jag ror mig mot en nollpunkt dar allt ar du)
  マックス・シェック(b.1951):断片30(Herakleitos: On nature)
  アンナ=レーナ・ラウリン(b.1962):
  リヴェンデル(裂け谷)(J.R.R. Tolkien: Lord of the Rings)
  アンネ・パユネン(b.1968):
   戯曲にもどる(Gertrude Stein: Geography and Plays)
  ヘンリク・ストリンドベリ(b.1954):
   (気に入りのゲーム)(Leonard Cohen: The Favorite Game)
  アンナ・エーリクソン(b..1963):
   ペーパー・パレス(Paul Auster: Oracle Night)
ヨーテボリ・コンボ
 〔ダーヴィド・ハンソン(ギター、プリペアドギター)、
  トマス・ハンジ(ギター、プリペアドギター)〕

 スウェーデンの鬼才ギター・デュオ新録音!文学作品をテーマにした新プロジェクトの第1弾は「コンテンポラリー・クラシカル」!

 「本は、どんな音で響くだろう」。ダーヴィド・ハンソンとトマス・ハンジのギター・デュオ「ヨーテボリ・コンボ」は、ずっと、この疑問を抱き、文学作品を音体験に翻訳することを考えていました。
 『Novel - A Musical Library』のプロジェクトは、その答えとして始められ、スウェーデンを代表する作曲家34人から34の新作が寄せられました。

 このプロジェクトは、「コンテンポラリー・クラシカル」「ジャズ」「フォーク/ワールドミュージック」「ポップ」の4部に分かれ、第1巻ではコンテンポラリー・クラシカルの音楽シーンの作曲家に焦点が当てられています。
 イェンニ・ヘトネ、ソフィア・イェーンベリ、トマス・リリエホルム、スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム、エーリク・ペーテシュ、マックス・シェック、アンナ=レーナ・ラウリン、アンネ・パユネン、ヘンリク・ストリンドベリ、アンナ・エーリクソン。スタインベックの『楽しい木曜日』、オノ・ヨーコの『グレープフルーツ』、ダニエル・デフォーの『ロビンソン・クルーソー』、エーディト・セーデルグランの『Dagen Svalnar』(日は涼しくなり)、クリスチャン・ルンドベリの『Jag ror mig mot en nollpunkt dar allt ar du』(すべてがあなたという起点に向かっていく)、ヘラクレイトスの『自然について』、J・R・R・トールキンの『指輪物語』、ガートルード・スタインの『地理と戯曲抄』、レナード・コーエンの『気に入りのゲーム』、ポール・オースターの『オラクル・ナイト』と、バラエティ豊かな文学作品が選ばれました。
 




ANALEKTA



AN28891
\3100
R.シュトラウス: ドン・ファン、死と変容、他
 1. リヒャルト・シュトラウス(1864-1949): ドン・ファン
 2. ケリー=マリー・マーフィー(1964-):
  Dark Night, Bright Stars, Vast Universe
   暗い夜、輝く星たち、広大な宇宙
 3. ケビン・ラウ(1982-):
  The Infinite Reaches インフィニット・リーチズ
 4. R.シュトラウス: 死と変容
ナショナル・アーツ・センター管弦楽団
アレクサンダー・シェリー(指揮)

 録音: 2023年11月23-24日 サウザム・ホール、カナダ・ナショナル・アーツ・センター
 収録時間: 62分

 アレクサンダー・シェリーとその手兵ナショナル・アーツ・センター管による交響詩を集めたアルバム。
 リヒャル ト・シュトラウスの2つの名作の間に、現代カナダの作曲家2人の作品を置くという興味深い構成で、シェ リーらしいダイナミックな表現で作品それぞれの世界観を描き上げています。
 現代作品2曲も調性感が あり、モダンな美しさと力強さを併せ持った聴き応えのあるものです。
 




CHANDOS



CHSA5266
\3000
ロドニー・ベネット:管弦楽作品集 第5集
 リチャード・ロドニー・ベネット(1936-2012):
  1-12. 管弦楽のための協奏曲(1973)
  13-17. オルフェウスのソネット(1978-79)...世界初録音 -
   チェロとオーケストラのための
    13. I. A tree sprang up, O sheer transcendence!
     O Orpheus sings!...
    14. II. And with tiny steps the
     clocks walk beside our primal day
    15. III. Erect no memorial stone.
     Let the rose bloom every year to remind us of him
    16. IV. Only the Song above the
     land blesses and celebrates
    17. V. But the echo of your music lingered in the
     rocks and lions,trees and birds. You still sing there
  18-27. Diversions ダイヴァージョンズ(1989)
ヨナハン・アースゴール(チェロ)...13-17
BBCスコティッシュ交響楽団
ジョン・ミルズ(リーダー)
ジョン・ウィルソン(指揮)

 録音:2023年11月28-30日 City Halls, Glasgow
 総収録時間:72分

 ジョン・ウィルソンによるリチャード・ロドニー・ベネットの管弦楽作品シリーズ。
 この第5集には、1973年から1989年に作曲された3作品が収録されています。「管弦楽のための協奏曲」は、デンバー交響楽団の指揮者ブライアン・プリーストマンの委嘱で作曲された、近代オーケストラの卓越した技量が試される作品。
 3楽章構成で、最後の楽章には華やかな変奏曲が置かれています。
 アルバムの中心となる「オルフェウスのソネット」は、ベネットが長年のパートナーとの別離を決意した時期に書かれたチェロ協奏曲。
 この作品はエディンバラ国際音楽祭の委嘱作で、1979年9月にハインリッヒ・シフによって初演されました。
 「ダイヴァージョンズ」は、スコットランド民謡に基づく華やかな交響的変奏曲で、北ロンドンのハバーダッシャーズ・アスク校が創立300周年記念として委嘱した作品です。
 ヨナハン・アースゴールはソリスト、室内楽奏者、教師として幅広く活躍するノルウェーのチェリストで、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団およびロンドン・シンフォニアの首席チェリストを務め、ギルドホール音楽演劇学校で教鞭をとっています。
 美麗な音色を高音質録音で伝えるSACDハイブリッド盤での発売です。

 
 
 

CHAN20326
\2800
アーン:ピアノ五重奏曲と四重奏曲、歌曲集
 レイナルド・アーン(1874-1947):
  1.クロリスに(1913) -
   トム・ポスターによるテノールと弦楽四重奏編*
  2. わたしがとりこになったとき(1899) -
   ポスターによるテノールと弦楽四重奏編*
  3-5. ピアノ五重奏曲 嬰へ短調(1920-21)
  6. リラに来るウグイス(1913) -
   ポスターによるテノールと弦楽四重奏編*
  7. 秋のシャンソン(1887-90) -
   ポスターによるテノールと弦楽四重奏編*
  8. 恋する乙女(1891) -
   T. ポスターによるテノールとピアノ五重奏編*
  9-12. ピアノ四重奏曲第3番 ト長調(1946)
  13. ヴェネツィア - 第2番 小舟(1901) -
   ポスターによるテノールとピアノ五重奏編*
カレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴ
【メンバー】
 カリム・スレイマン(テノール)...1、2、6-8、13
 エレーナ・ウリオステ(ヴァイオリン)...1-8、13
 サヴィトリ・グリアー(ヴァイオリン)...9-12
 ロザリンド・ヴェントリス(ヴィオラ)
 ラウラ・ファン・デル・ハイデン(チェロ)
 トム・ポスター(ピアノ)

 録音:2024年3月29-31日 Potton Hall, Dunwich, Suffolk
 総収録時間:70分

 ビロードのように滑らかな声とカリスマ性で国際的な注目を集めるテノール歌手、カリム・スレイマン。イーストマン音楽学校を首席で卒業し、コレギウム・ムジクムでポール・オデットの指導を受け、ライス大学で修士号を取得。
 その後、パリに移り、オートコントルのハワード・クルックに師事、また、シカゴのセカンド・シティ・トレーニング・センターで即興演奏を学びました。
 ソリストとしてだけではなく、トム・ポスターとエレーナ・ウリオステを創設メンバーとするカレイドスコープ・チェンバー・コレクティヴの中心メンバーとして活躍しています。
 今回のレイナルド・アーンの作品を収録したアルバムには、アーン歌曲のピアノ伴奏部分が室内楽編曲にも適していることに気が付いたというポスターが自ら編曲を行いスレイマンが歌う歌曲6作に加え、たいへん魅力的なピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲を収録。アーンの音楽の繊細な美しさを存分に楽しめます。
 




CHANNEL CLASSICS



CCS48725
\3100
エルガー: ヴァイオリン協奏曲、ディーリアス: 組曲
 エドワード・エルガー(1857-1934):
  1-3. ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op. 61
  4. 愛の挨拶 Op. 12
 フレデリック・ディーリアス(1862-1934)/
  フレデリック・シャスラン(1963-)編曲:
   5-8. ヴァイオリンと管弦楽のための組曲
    (ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏版)
ニコラ・ドートリクール(ヴァイオリン)
フレデリック・シャスラン(指揮...1-4、ピアノ...5-8)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団...1-4
カプリチオ弦楽四重奏団...5-8

 録音: 2021年10月12-13日 BBCホッディノット・ホール ...1-4 2022年10月30日 アトンシャテル・シティ・ホール ...5-8
 収録時間: 78分

 高い技術力と幅広い音楽性で世界中から高く評価されているフランスのヴァイオリニスト、ニコラ・ドートリクールのCHANNEL CLASSICSへの初録音。
 エルガーの大作ヴァイオリン協奏曲と、彼が婚約者のために名作「愛の挨拶」を書いたのと同じ年、ディーリアスが書き上げた組曲を収録。
 ドートリクールの張りのある音色と表現力が冴えわたります。
 




DELOS


DE3607
\3100
トランペットによるブラームス、シューマン、シューベルト
 ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  1-4. クラリネット・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op. 120-1
 ロベルト・シューマン(1810-1856):
  5-6. アダージョとアレグロ Op. 70
 フランツ・シューベルト(1797-1828):
  7. 流れにて Op. 119 D 943 *
 ブラームス:
  8-10. クラリネット・ソナタ 第2番 変ホ長調 Op. 120-2
 シューマン:
  11-14. おとぎの絵本 Op. 113
 
 ※編曲は全てアンドリュー・バリオによる
アンドリュー・バリオ(トランペット)
ジョン・ウィルソン(ピアノ)
*ニコラス・ファン(テノール)

 録音: 2023年1月、7月 スコアリング・ステージ、スカイウォーカー・サウンド、カリフォルニア
 収録時間: 76分

 ボルティモア交響楽団の首席トランペット奏者アンドリュー・バリオが、オルガンとの共演で作り上げたバッ ハ作品集(DE3560)に続き、ドイツ・ロマン派の名曲をトランペットで歌い上げるアルバム。
 いずれの作 品も本来持っている美しさに加え、輝かしさを帯びた新しい一面を聴かせてくれます。
 




FUGA LIBERA


FUG836
\3100
C.P.E.バッハ:フルート協奏曲集
 カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788)
  1-3. フルート協奏曲 イ短調 Wq 166 H. 431
  4-6. フルート協奏曲 ト長調 Wq 169 H. 445
  7-9. フルート協奏曲 ニ短調 Wq 22 H. 425
アリエル・ズッカーマン(フルート、指揮)
インゴルシュタット・ジョージア室内管弦楽団

 録音: 2021年6月5-6日 インゴルシュタット祝祭ホール、ドイツ
 収録時間: 66分

 イスラエル出身のフルート奏者、指揮者アリエル・ズッカーマンによるC.P.E.バッハ。
 多感様式の王道とも 言える激しさや穏やかさを幅広い表現力と確かな技術で聴かせながら、中でも作曲家が大切にしたといわれる「優しい感情」を前面に感じ取ることの出来る美しい演奏に仕上げています。
 




J.S.BACH STIFTUNG



C464CD
\5700
J.S.バッハ:カンタータ第48集
 1-6. カンタータ 第62番 Nun komm, der Heiden Heiland -
  いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV 62
 7-12. カンタータ 第52番 Falsche Welt, dir trau ich nicht -
  偽りの世よ、われ汝に頼らず BWV 52
 13-18. カンタータ 第6番
  Bleib bei uns, denn es will Abend werden -
   われらのもとにとどまれ、はや夕べとなれば BWV 6
リア・アンドレス(ソプラノ)...1-6、13-18
アントニア・フレイ(アルト)...1-6
ベネディクト・クリスティアンソン(テノール)...1-6
ピーター・ハーヴェイ(バス)...1-6
ミリアム・フォイアージンガー(ソプラノ)...7-12
アレクザンドラ・ラヴォール(アルト)...7-12
ゼーレン・リヒター(テノール)...7-12
ファブリス・エヨーズ(バス)...7-12
アンネカトリン・ラープス(アルト)...13-18
ゲオルク・ポプルッツ(テノール)...13-18
ジョナサン・セルズ(バス)...13-18
バッハ財団合唱団
バッハ財団管弦楽団(古楽器使用)
ルドルフ・ルッツ(指揮)

 録音(ライヴ):Evangelischen Kirche Trogen AR、und Trogen AR(スイス) 2023年12月15日...1-6 2014年11月21日...7-12 2024年3月22日...13-18
 総収録時間:52分

 ルドルフ・ルッツとバッハ財団管弦楽団によるカンタータ第48集。
 第62番「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」は、1724年待降節第1日曜日のためのカンタータ。バッハの独創性が詰まった傑作で、ルターの賛美歌をもとに、音楽と歌詞の深い結びつきを追求しています。
 フランス風序曲の形式を採用した冒頭の合唱は弦楽とオーボエによる精巧な旋律で結ばれます。
 舞曲を思わせる軽やかなテノールのアリアと英雄的な雰囲気を持つバスのアリアが続き、最後はルターの古典的なコラールによる壮大な神への賛美で曲を締めくくります。第52番「偽りの世よ、われ汝に頼らず」は1726年三位一体後第23日曜日に演奏されたカンタータ。世の偽りを神のまことに対比させる歌詞は、マタイによる福音書22章から採られており、聖書の寓話を音楽に結びつけ、信仰と道徳的なメッセージを描き出します。

 第5曲のアリア「私は愛する神とともにある」ではオーボエとファゴットが奏でる軽やかで舞曲的な音楽が歌詞とは対照的な世俗的な雰囲気を生み出し、信仰に基づく確信と希望を象徴した最後のコラールでカンタータを力強く締めくくります。第6番「われらのもとにとどまれ、はや夕べとなれば」は1725年4月2日の復活祭第2日の月曜日に上演された作品。ルカによる福音書24章13~35節を題材とし、悲しみの中にある希望と信仰の強さを伝え、暗闇と光、絶望と希望の対比を通じて、復活祭のテーマである「新しい命」と「救済」を具現化しています。
 キリストが復活するまでの弟子たちの悲しみと混乱を描いた冒頭の合唱、弟子たちの心に希望の兆しをもたらすかのような美しいアルトのアリア、牧歌的なコラールとレチタティーヴォ、テノールで悔い改めと信仰への呼びかけを歌うアリアが続きます。最後はルター派の賛美歌に基づく力強い祈りのコラールで結ばれます。
 




 LINN RECORDS


CKD741
\3100
ハイドン: 弦楽四重奏曲 第81番、第82番 ほか
 1. スコットランド民謡/マクスウェル四重奏団編曲:
  キャプテン・キャンベルの行進曲
 2-5. フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
  弦楽四重奏曲 第81番 ト長調 Op. 77-1 Hob.III:81
 6. ナサニエル・ガウ(1763-1831)、ニール・ガウ(1727-1807)、
  ウイリアム・マーシャル(1748-1833)/マクスウェル四重奏団編曲:
   マスター・フランシス・シットウェル -
    タリバーディン侯爵 - バルヴェニーのミス・キャメロン
 7-10. ハイドン: 弦楽四重奏曲第82番 ヘ長調 Op. 77-2 Hob.III:82
 11. ジェームズ・スコット・スキナー(1843-1927)/
  マクスウェル四重奏団編曲:
   ヘクター・ザ・ヒーロー
マクスウェル四重奏団
 コリン・スコビー、
 ジョージ・スミス(ヴァイオリン)
 エリオット・パークス(ヴィオラ)
 ダンカン・ストラチャン(チェロ)

 録音: 2024年3月1-3日 メニューイン・ホール、サリー、UK
 収録時間: 60分

 2010年にイギリスで結成されたマクスウェル四重奏団による、ハイドンの弦楽四重奏曲とスコットランド民謡を組み合わせるアルバムの第3弾。
 彼らの師であり2023年に亡くなったハット・バイエルレの言葉「ハイドンの音楽を真に理解するには、まず民謡を理解しなければならない」を実践したシリーズの最終巻となり、バイエルレに捧げられています。
 ハイドンが完成させた最後の弦楽四重奏曲2曲を収録。
 かたや若々しく軽快、かたや気品に満ち重厚という2曲の特性を見事に描き分け、民謡の軽やかさや美しさも自家薬籠中の物。
 




TEMPERAMENTS


TEM316070
\3100
ナイト・ウィンドウズ
 1. モーリス・ラヴェル(1875-1937)/リオネル・ロッグ(1936-)編曲:
  道化師の朝の歌
 2. リュシル・ドラ: 夢想 1
 3. トマ・ラコート(1982-): La nuit sera calme 夜は穏やかに*
 4. リュシル・ドラ: 夢想 2
 5-7. ファビアン・ワクスマン(1980-): Night Windows
  ナイト・ウィンドウズ -
   リチャード・パウセット=ダートによるオルガンのための3つの絵画
 8. リュシル・ドラ: 夢想 3
 9. ジャン・アラン(1911-1940): アリア
 10. ジャン・アラン: 連祷
リュシル・ドラ(オルガン)
*フランソワ・ヴァレ(打楽器)

 録音: 2023年9月 ラジオ・フランス・オーディトリアム
 収録時間: 73分

 ラジオ・フランスの専属オルガニストを務めるリュシル・ドラが、ラヴェルから現代作品、即興までをオーディ トリアムに据えられたグレンツィング・オルガンの多彩な音響効果で楽しませてくれるアルバム。
 


<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>


GRAND SLAM



GS 2333
\2700
フルトヴェングラーBPO
 ウェーバー、ラヴェル、ベートーヴェン
  【オープンリール・テープ復刻】

   カール・マリア・フォン・ウェーバー
    (1) 歌劇「魔弾の射手」序曲
   モーリス・ラヴェル
    (2)「ダフニスとクロエ」、組曲第2番
   ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
    (3) 交響曲 第6番 ヘ長調、作品69「田園」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 フルトヴェングラー&BPO、当シリーズ初登場。1944年3月のウェーバー、ラヴェル、ベートーヴェン!2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズ

 録音:1944年3月20~21日/ベルリン国立歌劇場
 使用音源:Private archive (2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
 録音方式:モノラル(ラジオ放送用録音)/国内製作、日本語帯・解説付

 ■制作者より
 今回は1944年3月、ベルリン国立歌劇場でのライヴであるウェーバーの歌劇「魔弾の射手」序曲、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」組曲第2番、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」をディスク化しました。
 これらは2トラック、38センチ、オープンリール・テープより復刻しましたが、3曲ともに当シリーズ初登場となります。
 これらはメロディア系列のライヴとして知られており、過去には聴衆のノイズをなるべく抑えたり、エコーを付加したものなどが出ていましたが、当ディスクでは 従来通り原音を尊重したマスタリングを行っています。
 なお、収録日についてですが、多くのディスクや資料等には3月20、21、22 日と3日間と表示されていますが、正しくは20日、21日の2日間です(20日は午前の公演のみ、21日は午前と午後に1回ずつ、2日間で計3回定期演奏会が行われました。22日はポツダムでの演奏会です)。(平林直哉)
 


<メジャー・レーベル>
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DG



4866018
(CD)
\2900→\2690
《ヤン・リシエツキ~Preludes》
 ショパン、バッハ、メシアン、ラフマニノフ、グレツキによる前奏曲

 1) ショパン:前奏曲変イ長調、
 2) J.S.バッハ:前奏曲第1番ハ長調BWV846
    (『平均律クラヴィーア曲集』第1巻より)、
 3) ラフマニノフ:前奏曲ニ短調Op.23 No.3、
 4-6)メシアン:前奏曲集より
  (第1曲:鳩/第2曲:悲しい風景のなかの恍惚の歌/第3曲:軽やかな数)、
 7) ショパン:前奏曲嬰ハ短調Op.45、
 8) ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3 No.2、
 9-10) グレツキ:4つの前奏曲Op.1より(第1番/第4番)、
 11) J.S.バッハ:前奏曲第2番ハ短調BWV847
    (『平均律クラヴィーア曲集』第1巻より)、
 12) ラフマニノフ:前奏曲ト短調Op.23 No.5、
 13-36) ショパン:24の前奏曲Op.28
  (第1番ハ長調/第2番イ短調/第3番ト長調/第4番ホ短調/第5番ニ長調/
   第6番ロ短調/第7番イ長調/第8番嬰ヘ短調/第9番ホ長調/第10番嬰ハ短調/
   第11番ロ長調/第12番嬰ト短調/第13番嬰へ長調/第14番変ホ短調/
   第15番変ニ長調/第16番変ロ短調/第17番変イ長調/第18番ヘ短調/
   第19番変ホ長調/第20番ハ短調/第21番変ロ長調/
   第22番ト短調/第23番ヘ長調/第24番ニ短調)
ヤン・リシエツキ(ピアノ)

4866138
(2LP)
\6400
 
 【録音】2024年2月11-14日、ベルリン、テルデックス・スタジオ

 カナダのスター・ピアニストが前奏曲の可能性を追い求めたニュー・アルバム

 ●カナダのスター・ピアニスト、ヤン・リシエツキが万華鏡のような前奏曲の世界を披露したニュー・アルバム『Preludes』が発売されます。何か“前に来るもの”という意味としての前奏曲の概念を取り上げ、リシエツキは問いかけます。
 「次々と直接続いていく、このような前奏曲だけの録音プロジェクトは果して深い意味を持つことができるだろうか」と。ショパンは前奏曲を新たに考案しました。彼の象徴的な『24の前奏曲』Op.28は最もよく知られ、リシエツキもこの録音で取り上げています。そして「他の作曲家たちも、この開かれた音楽形式を新たな目的で取り入れ、それぞれが独自の痕跡を残しています」と指摘しています。
 バッハ、メシアン、ラフマニノフ、グレツキといったさまざまな時代のさまざまな作曲家による前奏曲を紹介しながら、リシエツキは「控えめな前奏曲の幅広い可能性を紹介する」ことで、「観客を音楽の探検に連れ出し、前述の問いかけに“イエス”という答えを出す」ことを追い求めています。

 ●「彼の演奏は瞬く間に心を捉える」――『ガーディアン』紙

 ●「この非常に称賛されているピアニストの最も優れた特性は、鋭い詩的感性、センスの良さ、派手さを抑えた高い技術力……これら音の輝きの断片一つ一つが、リシエツキにより特徴づけられ、色鮮やかに演奏されていた」――Bachtrack(ウェブサイト)
 



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WARNER CLASSICS



2173245977
\3100→\2890
ファトマ・サイード(ソプラノ)
 ドイツ・ロマン派歌曲集


 1. シューベルト:歌曲集『白鳥の歌』 D.957~第4曲『セレナード』
 2. シューベルト:岩の上の羊飼い D.965
 3. シューベルト:セレナーデ『ためらいがちに、静かに』 D.920
 4. メンデルスゾーン:恋する女が書いていること Op.86-3
 5. シューベルト:水の上で歌う Op.72, D.774
 6. シューベルト:こびと D.771
 7. メンデルスゾーン:魔女の歌(もうひとつの五月の歌) Op.8-8
 8. ファニー・メンデルスゾーン:ズライカ(ああ、お前の湿りを帯びた翼) H.306
 9. メンデルスゾーン:わたしは願う、わたしの愛を伝える Op.63-1
 10. ファニー・メンデルスゾーン:ズライカとハーテム(楽しげな噴水のほとり)
 11. ブラームス:雲雀の歌 Op.70-2
 12. ブラームス:歌の調べのように私をよぎる Op.105-1
 13. ブラームス:お別れ Op.97-6
 14. ブラームス:私のまどろみはますます浅く Op.105-2
 15. ブラームス:5つのオフィーリアの歌(ライマン編)
 16. シューマン:献呈 Op.25-1
 17. シューマン:悲しい響きで歌ったりしないで Op.98a-7
 18. シューマン:窓の下で Op.34-3
 19. シューマン:愛の歌 Op.51-5
 20. シューマン:夜に Op.74-4
ファトマ・サイード(ソプラノ)
マルコム・マルティノー(ピアノ:01,02,05,06)
ジョゼフ・ミドルトン
 (ピアノ:04,07,08,09,10,16-20)
カルテット・アロド(弦楽四重奏:15)
ヒュー・モンタギュー・レンドール
 (バリトン:09,10,18,20)
ザビーネ・マイヤー(クラリネット:02)
アンネレーン・レナエルツ(ハープ:11-14)
ヨナタン・コーエン(ピアノ:03)
ヴァルハラ ヴム・ザイドルヴィルト
 (声楽アンサンブル:03)
 録音:2023年10月17-20,30,31日、2023年12月11-13日/2024年5月9日、ベルリン、St Andreas Kirche/ロンドン、St Gabriel's Pimlico


 ソプラノ歌手ファトマ・サイードのこれまでの2枚のアルバム『エル・ヌール』と『カレイドスコープ』は、文化や音楽ジャンルを越えたものでしたが、今回のリリースでは、ロマン派時代のドイツ歌曲、シューベルト、メンデルスゾーン、シューマン、そしてブラームスに焦点を当てています。
 ファトマがリートに深く関わり始めたのは18歳のとき。母国カイロでドイツ語の学校に通っていた彼女は、その後ベルリンのハンス・アイスラー音楽院の学生となりました。「その時から、リートを歌う喜びは私の音楽人生の中心的なものとなっています」と彼女は書いています。「私はリートに非常に情熱を持っています。この素晴らしいドイツの詩と、シューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームスといった天才作曲家たちの組み合わせが大好きです。」

 通常、リートのリサイタルは1人の歌手と1人のピアニストによって行われますが、ファトマ・サイードはこのアルバムで、彼女らしい想像力豊かなアプローチを取っています。
 「私はいつも友達と一緒に音楽を作りたいと思っていました。似たような芸術的価値観を共有する時、演奏は非常に特別なレベルに達します」と語っています。
 このアルバムのプログラムには24曲が含まれており、ピアニストのマルコム・マルティノー、ジョゼフ・ミドルトン、ヨナタン・コーエン、ハープ奏者アンネレーン・レナエルツ、クラリネット奏者サビーネ・マイヤー(シューベルトの名曲『岩の上の羊飼い』で共演)、カルテット・アロド(アリベルト・ライマンによる編曲でブラームスの『オフィーリアの歌』を演奏、ライマンは2024年3月に亡くなりました)、男声アンサンブルのヴァルハラ ヴム・ザイドルヴィルト(ファトマとベルリンで一緒に学んだメンバー)、そして新進気鋭のバリトン歌手ヒュー・モンタギュー・レンドールなど、多くの才能豊かなアーティストが参加しています。

 「リートで一緒に歌うアーティストたちは、同僚である以上に友人です」とソプラノ歌手は続けます。「仲間として、この素晴らしく豊かな世界を共に探求するのです。私と一緒に参加した優れた器楽奏者や歌手の多くは私の友人であり、録音セッションを通じて知らなかった人たちも友達になりました。」
 プログラムには、シューベルトの『白鳥の歌』からの優雅な『セレナード』、シューマンの躍動感あふれる『献呈』、ブラームスの魅力的な『歌の調べのように私をよぎる』など世界的に有名なリートが含まれていますが、あまり知られていないレパートリーにも挑戦しています。ファトマ・サイードはアルバム全体を通して詩のテキストに重きを置いています。


「これらの歌をどのように演奏するかについては、言葉を強く強調したいと思いました。もちろん、美しい音とトーンで歌うことは常に必要ですが、私の最優先事項は、言葉のキャラクターを何よりも伝えることでした。」「たとえば、ブラームスの曲でハープ奏者アンネレーン・レナエルツと共演しているとき、私たちは常に音楽的な会話をし、お互いに言葉を話しているように感じるようにしました。声とハープの両方がキャラクターを演じているのです。」 メンデルスゾーンの『魔女の歌』(ジョセフ・ミドルトンと共演)については「このリートの高音域では、話しながら歌うような、声にとって危険なことをする必要がありましたが、それでも言葉や表現、場面の雰囲気を引き出すためにリスクを取る価値がありました。」

 彼女はシューベルトの『岩の上の羊飼い』の魅力的な抒情性と比較します。「ここでは、そして他のいくつかの曲でも、音楽がそれを求めているときは、なめらかで美しいレガート唱法を最優先にしました・・・異なる表現の世界を区別することが、私にとってリートを歌うことの本質です。」



少し聴けます。。。
Schwanengesang, D. 957: No. 4, Standchen ・
Fatma Said ・ Malcolm Martineau
https://youtu.be/naxIUaSNCP0?si=ahzlc8BSEK-mYQyh

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WARNER CLASSICS
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
★ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB107
★ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108


 ミュンヘン・レジデンツのヘルクレスザールで録音された、歴史的かつ正規盤としては未発表の、大変貴重な音源。
 マスターテープが行方不明となっていたものですが、つい最近オーケストラの膨大なアーカイブから発掘されました。
 そのため2024年のブルックナー生誕200年の9月4日までにCDのリリースが間に合わず、Apple Musicのみで誕生日にあわせて先行配信されました。
 
 かつてAUDIOR、METEORなどで発売され一世を風靡した音源です。




3178814189
\3300→\3090
1984年1月31日、ミュンヘン、ヘルクレスザール
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)&ミュンヘン・フィル
 ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB107


 I. Allegro moderato (23:37)
 II. Adagio. Sehr feierlich und sehr langsam (26:37)
 III. Scherzo. Sehr schnell - Trio. Etwas langsamer (10:31)
 IV. Finale. Bewegt, doch nicht schnell
  + 拍手(約2分50秒) (13:19)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
 録音:1984年1月31日、ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)
 リマスター:ヨハネス・ミュラー
 マスタリング:クリストフ・スティッケル

 セルジウ・チェリビダッケ、この偉大なマエストロはミュンヘン・フィルとともに、ブルックナーの偉大な音楽的構想に相応しい完璧な音楽を創り上げました。


 この演奏は全楽章にわたって重みのあるテンポで進行されていますが、過度に重々しくなく、金管楽器の音色はまろやかで穏やかさがあります。
 テンポの遅さが演奏の停滞を招くことなく、ダイナミクスの細かな変化により、音色の深みや響きが巧みに表現されています。録音状態も非常に良く、強弱の幅が大きく、リマスターによってスケール感が強調され、深みと濃厚さが際立っており、チェリビダッケ晩年の見事に彫られた音楽が再現されています。

 リマスターはヨハネス・ミュラー、マスタリングをクリストフ・スティッケルが手掛けています。

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3178814192
(2CD)
\4300→\3990
1985年4月4日、ミュンヘン、ヘルクレスザール
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)&ミュンヘン・フィル
 ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108


 I. Allegro moderato (19:27)
 II. Scherzo. Allegro moderato - Trio. Langsam (15:22)
 III. Adagio. Feierlich langsam, doch nicht schleppend (31:18)
 IV. Finale. Feierlich, nicht schnell
  + 拍手(約3分30秒) (33:32)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
 録音:1985年4月4日、ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)
 リマスター:ヨハネス・ミュラー
 マスタリング:クリストフ・スティッケル

 この演奏はチェリビダッケのこれまでの解釈どおり全楽章にわたって重みのあるテンポで進行されていますが、録音の音質が非常に高く、特に金管楽器や弦楽器の分厚く濃密な演奏に圧倒されます。
 ダイナミック・レンジが広く、細部まで繊細に記録されています。第4楽章にはチェリビダッケの声も収録され、彼と楽団が全力でこの作品に取り組んでいることが伝わります。

 リマスターはヨハネス・ミュラー、マスタリングをクリストフ・スティッケルが手掛けています。



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SONY



ユージン・オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団
コロンビア・ステレオ・コレクション 1964~1983

19658770042
(94CD)
\48500→\47490

 クラシック・ファン待望!
 オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団の偉大な足跡をたどるコンプリート・ボックス第3弾でコロンビア録音が完結。


【世界初の集大成! 待望のコロンビア・ステレオ録音完結編】


 1938年、レオポルド・ストコフスキーの後継者としてフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督となったユージン・オーマンディ[1899-1985]は、その後42年にわたって同管と音楽活動を共にし、ヨーロッパの雄カラヤン&ベルリン・フィルと並ぶ20世紀オーケストラ史上最高峰の存在へと育て上げました。当ボックス・セットは、2021年4月にCD120枚組で発売した『コロンビア・レガシー』、2023年11月にCD88枚組で発売した『コロンビア・ステレオ・コレクション 1958-1963』に続く、ソニー・クラシカルとフィラデルフィア管弦楽団との共同復刻企画の第3弾となるもので、1964年から1983年にかけてコロンビア・レコードから発売されたステレオ録音によるすべてのアルバムをCD94枚に収録しています(録音時期が64年以前の音源も含まれています)。
 コロンビアのステレオ時代のオーマンディ&フィラデルフィアのレコードは、20世紀後半にレコード産業の中でクラシック音楽の規範を作り上げた存在だった、と表現しても過言ではないほど世界中の音楽ファンに親しまれたもので、待ちに待ったセットといえましょう。


【レコード産業の発展期】


 オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団がコロンビアと専属契約を結んでいた1944年~68年にかけての時期は、第2次大戦の終結と勝利による好景気の到来、社会における音楽需要の高まり、そして日進月歩ともいうべき録音再生技術の進歩(SP→LP、モノラル→ステレオ)により、レコード産業が急激に巨大化した時代でもありました。オーマンディとフィラデルフィア管弦楽団は、そうした社会状況の中で最も録音に積極的だったコンビで、コロンビアの中でもその録音量はずば抜けていました。オーマンディは録音セッションに熱心に取り組み、しかもセッションを効率的に進める術を備えた音楽家であり、またレコード会社のニーズに応える形で、いわゆる通俗名曲であっても知られざる秘曲であっても難解な現代曲であっても、ためらわずにかつ高水準で録音することができるフレキシブルなマインドの持ち主でもありました。アメリカ国内のみならず海外への演奏旅行にも積極的で、それによってさらにレコード・セールスを世界的に伸ばすことができたのでした。


【鮮明なステレオ技術が捉えた芳醇かつ華麗な「フィラデルフィア・サウンド」の真骨頂】


 「指揮者のサウンドは、自分が弾いていた楽器を反映するものだ。私のサウンドは、自分がヴァイオリン奏者だったからこそこうなった」とはオーマンディ自身の言葉ですが、ある批評家も「オーマンディが指揮する作品はどれも弦楽パートの豊かなソノリティが特徴で、それを土台にしてオーケストラのほかの楽器が輝きを添える」と評しているほどです。分厚くしなやかで豊麗な弦楽パートをオーケストラ・サウンドの基盤とし、その上で綺羅星の如き名手が顔を揃えた木管・金管パートが活躍するこの時期のフィラデルフィア管弦楽団は世界的に見ても抜きんでた存在感を誇っていました。コロンビアによるステレオ録音は、左右に広がる大きなパースペクティヴの中で、全体のバランスと細部の明晰さを両立させた実に見事なもので、当初は2トラック収録だったものが早い段階で3トラック収録に切り替えられ、発売時にステレオにリミックスされることで立体感のあるサウンドが実現したのです。録音会場も、オーケストラの本拠地でドライな響きで知られたアカデミー・オブ・ミュージックから、市内のブロードウッド・ホテルやタウン・ホールへと移し、ステレオに相応しい豊かなソノリティを確保したのでした。


【バッハからヒナステラまで膨大な演奏レパートリーが94枚に】


★交響曲

 ベートーヴェンとブラームスの全曲、モーツァルトの第30番、第31番『パリ』、ハイドンの第96番『奇跡』、第101番『時計』、シューベルトの第4番『悲劇的』、第6番、第9番『グレート』、メンデルスゾーンの第4番『イタリア』、ブルックナーの第4番、第5番、マーラーの『大地の歌』とクック版第2稿(1964年)による初録音となった第10番、チャイコフスキーの第4番、プロコフィエフの第5番と第1番、ニールセンの第1番、第6番、ラフマニノフの第1番、第3番、ショスタコーヴィチの第5番、第10番など、交響曲の王道レパートリーを網羅。アナログ時代から名盤として知られ、ロンドン交響楽団との唯一の録音となったドヴォルザークの第9番『新世界より』も復活します。

★オーケストラ曲
 コロンビアからRCAに移籍する直前に残された『展覧会の絵』や『ボレロ』のステレオ再録音のほか、ドイツ音楽ではバッハのオーケストラ・トランスクリプション集、ワーグナー、R.シュトラウス、アメリカ音楽ではガーシュウィン、コープランド、クレストンやグローフェ、イギリス音楽ではエルガーやヴォーン・ウィリアムズ、フランス音楽ではラヴェルやドビュッシー、ロシア音楽ではチャイコフスキー、ストラヴィンスキー、ハンガリー音楽ではバルトークやコダーイ、北欧音楽ではアルヴェーン、シベリウス、グリーグなど、実に多種多様な作品が幅広く収録されています。オーマンディのイメージとはあまり縁がないベルクの『ルル』組曲や、コロンビアのシェーンベルク全集の一環で収録されたシェーンベルクの『主題と変奏』、おそらく世界初録音ではないかと思われるヴェーベルンの『夏の風の中で』さえ含まれているのは、当時のレコード録音需要の一端を示しています。またオーマンディ&フィラデルフィアと言えばショーピースを集めた「小品集」が有名ですが、このボックスにも行進曲や弦楽合奏の名品を集めたLP時代のベストセラーが含まれています。

★協奏曲
 アイザック・スターン、ルドフル・ゼルキン、ユージン・イストミン、フィリップ・アントルモン、レナード・ローズなど1960年代を代表する名奏者とのコンチェルトも、モーツァルトからロドリーゴまで多数含まれています。特筆すべきはアンシェル・ブラシロウ(ヴァイオリン)、カールトン・クーリー(ヴィオラ)、ローン・ムンロー(チェロ)、ギルバート・ジョンソン(トランペット)、メイソン・ジョーンズ(ホルン)、ヘンリー・スミス(トロンボーン)、ジョン・デ・ランシー(オーボエ)、バーナード・ガ-フィ-ルド(ファゴット)、マレイ・パニッツ(フルート)、アンソニー・ジリオッティ(クラリネット)など名手ぞろいだったフィラデルフィア管弦楽団の首席奏者を起用しての録音でしょう。アメリカのメジャー・オケを支えた名奏者の晴れ舞台とも称すべき名演をお聴きいただけます。

★声楽曲

 バッハの復活祭オラトリオ、ヨハネ受難曲、ベートーヴェンのミサ・ソレムニスと秘曲オラトリオ『オリーヴ山上のキリスト』、ブルックナーのテ・デウム、ベルリオーズとヴェルディのレクィエム、オルフの『カトゥーリ・カルミナ』など規模の大きな作品が目白押しで、独唱者には1960年代にアメリカで活躍した第一線の名歌手たちが起用され、美しく豊かな歌唱を聴かせてくれます。クリスマス・アルバム、バッハやヘンデルの合唱曲集、オペラ合唱曲集、民謡集など、アナログ時代にアメリカではミリオンセラーとなったモルモン・タバナクル合唱団との数々の共演盤も複数含まれています。


【世界初CD化も盛りだくさん】


 初CD化は、バッハの大作『ヨハネ受難曲』(ディスク81-82)、ハイドンの交響曲第96番、第101番(ディスク37)、シューベルトの交響曲第6番(ディスク89)、バルトークのディヴェルティメントとヒナステラの弦楽のための協奏曲(ディスク91)、ヒンデミットの『ウェーバーの主題による交響的変容』(ディスク5)、マスネの『ル・シッド』組曲(ディスク73)、モルモン・タバナクル合唱団とのオペラ合唱曲集(ディスク61)などがあげられます。
 これまで古いLPを探して聴くしかなかった録音がようやく蘇りました。またすでにCD化されている音源の中にも新たにアナログ・マスターからトランスファーされてリフレッシュされたものもございます。


【個性的な輝きを放つアメリカ・デザインのオリジナル・ジャケットのアートワーク】


 このボックス・セットの魅力のひとつは、オリジナルLPのジャケットを表裏にわたり精密に復刻していることでしょう(スキャンの精度も高く、拡大コピーすれば裏面のライナーノーツを読むこともできるほどです)。コロンビアはSP時代以来、他社に先駆けてパッケージ・デザインに趣向を凝らしてきた会社で、LP初期に統一デザインのジャケットを短期間使った後は、個々のアルバムの持ち味を引き立たせるデザインを多数世に送り出すようになりました。カラフルなイラストや写真、目を惹く書体を使って作成されたジャケットは、アルバムのイメージをセンスよく明確に伝えることができる見事なもの。それぞれに独自の意匠が施された個性的なジャケットを眺めることができるのもこのセットの楽しみと言えましょう。複数のアルバムの音源が1枚にまとめられている場合は、別冊解説書の中にそれらのLPジャケット・デザインが掲載されているのも実に心憎い配慮です。オーマンディのコロンビアのステレオ録音は、日本ではアーティスト写真に差し替えられたりすることも多く、特に1970年代以降の再発売では日本ではオリジナル・ジャケットが使われることがほとんどなかったため、その意味で非常に新鮮です。


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【仕様詳細】

 ・各ディスクはアメリカ初出LP盤のジャケット・デザイン(裏表ともに再現)による紙ジャケット(A式ハードカバータイプ予定)に封入され、厚紙製のリフト・オフ・リッド・ボックス(蓋付きのボックス)に収納。
 ・ボックス寸法: L 29.5 cm x W 13.5 cm x H 13.3 cm 重量3.2 kg
 ・ディスクのレーベルは発売当時のLPレーベルのデザインを踏襲。時代の変遷に伴うデザインの変化も辿っている。
 ・ハードカバーのオールカラー別冊英文解説書付き(ディスクサイズ、約200ページ予定)


【別冊 英文解説書掲載内容】

 ①このセットについて
 ②全ディスクのトラックリスト
 録音年月日・場所・プロデューサー名(録音台帳などに記載がある場合)/各曲もしくは各アルバムの初出データ/マトリックス番号を網羅した詳細なデータをジャケットとともに掲載。
 複数のアルバムを1枚にコンピレーションした場合は、それぞれのオリジナル・ジャケットも極力掲載されています。ここまで詳細に調査された発売関連のデータが記載されているのはメジャー・レーベルのリイッシュー商品の中でもソニー・クラシカルの商品のみ!
 ③作曲家(アルファベット順)・作品別インデックス(このインデックスによって、どのディスクに何が入っているかを調べることができます)
 ④カラーおよびモノクロのアーティスト写真・セッション写真などの画像掲載

※声楽曲の歌詞・歌詞訳は掲載されておりません。

ユージン・オーマンディ&フィラデルフィア管弦楽団/コロンビア・ステレオ・コレクション 1964~1983


Disc1
 J.S.バッハ:復活祭オラトリオ BWV.249

ジュディス・ラスキン(ソプラノ)
モーリン・フォレスター(コントラルト)
リチャード・ルイス(テノール)
ハーバート・ビーティ(バス)
テンプル大学コンサート合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年4月17日 フィラデルフィア、アスレティック・クラブ


Disc2
プロコフィエフ:
1. 交響曲第1番ニ長調 Op.25『古典』
2. 『キージェ中尉』組曲 Op.60
3. 『3つのオレンジへの恋』組曲 Op.33a

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年3月26日(1)、1962年12月9日(2)、1963年2月24日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc3
  R.シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 Op.30

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年2月3日 フィラデルフィア、アスレティック・クラブ

Disc4
1. オッフェンバック:パリの喜び(ロザンタール編)
2. ビゼー:『アルルの女』第1組曲
3. ビゼー:『アルルの女』第2組曲

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年1月22,30日 フィラデルフィア、アスレティック・クラブ

Disc5
ヒンデミット:
1. 交響曲『画家マティス』
2. ウェーバーの主題による交響的変容 ◆

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1962年1月17日(1)、1961年12月28日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc6
チャイコフスキー:
1. バレエ音楽『くるみ割り人形』 Op.71(ハイライト)
2. 幻想序曲『ロメオとジュリエット』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年12月16日(1)、1964年4月14日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc7
  バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年10月13日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc8
メンデルスゾーン:
1. 交響曲第4番イ長調 Op.90『イタリア』
2. 劇付随音楽『真夏の夜の夢』~序曲、スケルツォ、夜想曲、結婚行進曲

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年10月2日(1)、11月24日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc9
1. ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調 M.83
2. ファリャ:スペインの庭の夜

フィリップ・アントルモン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1964年5月12日(1)、1961年11月2日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc10
プロコフィエフ:
1. ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19
2. ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.63

アイザック・スターン(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年1月20日(1)、30日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc11
1. もみの木
2. 天なる神には
3. リトル・ドラマー・ボーイ
4. アイ・ワンダー・アズ・アイ・ワンダー
5. ヘンデル:神のみ子は生まれ給う(オラトリオ『メサイア』より)
6. キャロルをうたおう
7. ウェンセスラスは良い王様
8. かいばの桶で
9. ジングル・ベル
10. われらは3人の東の王
11. ヘンデル:ハレルヤ・コーラス(オラトリオ『メサイア』より)
12. おめでとうクリスマス
13. ペルゴレージ:いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
14. フランク:詩篇 第150番ニ長調 FWV.69
15. ルロイ・ロバートソン:いかに美しいことか、山々を行き巡り
16. シューベルト:詩篇 第23番 D.706
17. ベートーヴェン:ハレルヤ(オラトリオ『オリーヴ山上のキリスト』 Op.85より)

テンプル大学コンサート合唱団
フィラデルフィア聖フランシスコ・サレジオ教会少年合唱団
モルモン・タバナクル合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1962年5月22日 ソルトレイク・シティ(13-17)
1964年8月13日 ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール(1-5,11,12)
1964年8月24日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル(6-10)

Disc12-13
  ヴェルディ:レクィエム

ルシーン・アマーラ(ソプラノ)
モーリン・フォレスター(メゾ・ソプラノ)
リチャード・タッカー(テノール)
ジョージ・ロンドン(バス)
ウェストミンスター合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1964年5月14,15日 ニューヨーク、マンハッタン・センター

Disc14
R.シュトラウス:
1. 『ばらの騎士』組曲
2. 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 Op.28
3. 『サロメ』 Op.54~7つのヴェールの踊り

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1964年2月12日(1)、1963年11月13日(2)、1962年11月15日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc15
メンデルスゾーン:
1. 2台のピアノのための協奏曲ホ長調 MWV O 5
2. 2台のピアノのための協奏曲変イ長調 MWV O 6

アーサー・ゴールド&ロバート・フィズデイル(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年12月16日(1)、1月22,24日(2) フィラデルフィア、アスレティック・クラブ

Disc16
1. コープランド:市民のためのファンファーレ
2. コープランド:リンカーンの肖像
3. アイヴズ:ニュー・イングランドの3つの場所
4. アイヴズ:交響曲第1番ニ短調

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年11月13日(1)、1962年11月15日(2)、1964年2月17日(3)、
1967年2月13日&3月13日(4) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc17
シューマン:
1. 1-3. ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
2. 4. 序奏とアレグロ・アパッショナート Op.92

ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1964年3月17日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc18
1. ラヴェル:スペイン狂詩曲 M.54
2. ドビュッシー:スティリー風タランテラ L.69(ラヴェル編)
3. ドビュッシー:夜想曲 L.91
4. ドビュッシー:夢 L.68(スミス編)
5. ドビュッシー:アラベスク第1番 L.66(スミス編) ◆
6. ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(スミス編) ◆
7. ドビュッシー:小舟にて(スミス編) ◆

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1963年2月24日 フィラデルフィア(1)
1959年6月14日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル(2)
1964年2月12日(4,6,7)、3月15日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール
1966年5月8日 フィラデルフィア、タウン・ホール(5)

Disc19
ワーグナー:
1. 『タンホイザー』~入場の行進曲(祝祭行進曲)
2. 『ローエングリン』第3幕への前奏曲
3. 『ワルキューレ』~魔の炎の音楽
4. 『ワルキューレ』~ワルキューレの騎行
5. 『タンホイザー』序曲
6. 『トリスタンとイゾルデ』前奏曲と愛の死
7. 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』第1幕への前奏曲

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1968年5月19日 フィラデルフィア(7)
1959年12月30日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル(2,6)
1964年12月7日 フィラデルフィア、タウン・ホール(1,5)
1963年10月13日 フィラデルフィア、タウン・ホール(3,4)

Disc20
  ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11

エミール・ギレリス(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1964年12月31日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc21
1. ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
2. チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲 Op.33

レナード・ローズ(チェロ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年11月24日(1)、1962年11月15日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc22
  ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83

ユージン・イストミン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1965年2月8,13日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc23
1. ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調 Op.102
2. ベートーヴェン:ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲ハ長調 Op.56

アイザック・スターン(ヴァイオリン)
レナード・ローズ(チェロ)
ユージン・イストミン(ピアノ:2)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1964年4月14日(1)、4月16日&12月31日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc24
モーツァルト:
1. 交響曲第30番ニ長調 K.202
2. 交響曲第31番ニ長調 K.297『パリ』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1962年4月8日(1)、1961年1月29日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc25
ベートーヴェン:
1. ピアノ協奏曲第4番変ロ長調 Op.58
2. ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15

ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1962年1月28日(1)、1965年1月14日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc26
1. ストラヴィンスキー:バレエ組曲『ペトルーシュカ』
2. コダーイ:『ハーリ・ヤーノシュ』組曲
3. ストラヴィンスキー:バレエ組曲『火の鳥』(1919年版)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1964年3月23日(1)、1961年12月28日(2)、1967年10月18日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc27
1. フォスター:草競馬
2. 民謡:ジョニーが街へやってくる
3. 民謡:水夫の踊り
4. パデレフスキ:メヌエット ト長調 Op.14-1
5. ラモー:めんどり
6. ベンジャミン:ジャマイカ・ルンバ
7. ドビュッシー:風変わりなラヴィーヌ将軍
8. ハリス:中国人の行進
9. 民謡:ロンドンデリーの歌
10. リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行
11. グリーグ:小人の行進
12. リムスキー=コルサコフ:『ムラダ』~貴族の入場
13. ハルヴォルセン:ボヤール(ロシア領主)たちの入場行進曲
14. シャブリエ:楽しい行進曲
15. サン=サーンス:フランス軍隊行進曲 Op.60-4
16. メンデルスゾーン:劇音楽『アタリー』 Op.74~僧侶の戦争行進曲
17. リムスキー=コルサコフ:歌劇『皇帝サルタンの物語』~王の戦場への旅立ちと別れ
18. イッポリトフ=イヴァノフ:『コーカサスの風景』~酋長の行列

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1966年12月7日(13,16,18)、 15日(12,17)、 28日(14,15)、
1965年5月1日(10,11)、1965年5月1,3日(1-9) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc28 ◆
1. ウディ・ガスリー:わが祖国
2. 民謡:奥深き谷間に
3. 民謡:丘を越え行こう
4. フォスター:夢見る人
5. 民謡:パイクから来た愛しのベッツィー
6. モートン・グールド:管弦楽のための黒人霊歌集~ゴスペル・トレイン - オールド・タイム・レリジョン
7. 民謡:When I First Came To This Land
8. 民謡:シェナンドー(広大なミズーリ川を越えて)
9. 民謡:峠の我が家
10. 黒人霊歌:もの皆は主のみ手に
11. 民謡:めぐり歩きながら思いめぐらす(何故ゆえにイエスは)
12. フォスター:おおスザンナ
13. 黒人霊歌:深き川

モルモン・タバナクル合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1964年8月(11)、1964年9月5日(1,4,8,13)、
1965年6月(2,3,5,7,9,10,12)、1965年5月3日(6) ソルトレイク・シティ

Disc29
チャイコフスキー:
1. ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44
2. ピアノ協奏曲第3番変ホ長調 Op.75

ゲイリー・グラフマン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1965年2月17日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc30
チャイコフスキー:
1. 交響曲第4番へ短調 Op.36
2. ただ憧れを知る者だけが Op.6-6(ハリス編)
3. 四季 Op.37a~6月『舟歌』(モートン・グールド編)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年11月13日&1965年9月20日(1)、
1966年2月28日(2)、1968年5月8日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc31
サン=サーンス:
1. ピアノ協奏曲第2番ト短調 Op.22
2. ピアノ協奏曲第4番ハ短調 Op.44

フィリップ・アントルモン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1964年5月12日 ニューヨーク、マンハッタン・センター(1)
1961年2月5日 フィラデルフィア、タウン・ホール(2)

Disc32
  ベルリオーズ:レクィエム

チェーザレ・ヴァレッティ(テノール)
テンプル大学コンサート合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1964年4月1,2日 フィラデルフィア、アスレティック・クラブ

Disc33
モーツァルト:
1. ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412
2. ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
3. ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447
4. ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495

メイソン・ジョーンズ(ホルン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年2月5日(3)、2月5,26日(1)、12月3日(2)、
1961年2月26日&1962年3月11日(4) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc34
バルトーク:
1. バレエ組曲『中国の不思議な役人』 Op.19
2. 2つの映像 Op.10
3. 2つの肖像 Op. 5

アンシェル・ブルシロウ(ヴァイオリン:3)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1962年11月15日(1)、1月28日(2)、1963年3月31日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc35
1. サラサーテ:序奏とタランテラ Op.43
2. カールトン・クーリー:ヴィオラと管弦楽のためのアリアと舞曲
3. フォーレ:エレジー Op.24
4. ヴァンハル:コントラバス協奏曲
5. クヌーズオーエ・リスエア:トランペットと管弦楽のためのコンチェルティーノ Op.29
6. サン=サーンス:ホルンと管弦楽のための演奏会用小品 Op.94
7. アレクサンドル・ギルマン:トロンボーンと管弦楽のための交響的小品 Op.88

アンシェル・ブラシロウ(ヴァイオリン:1)
カールトン・クーリー(ヴィオラ:2)
ローン・ムンロー(チェロ:3)
ロジャー・スコット(コントラバス:4)
ギルバート・ジョンソン(トランペット:5)
メイソン・ジョーンズ(ホルン:6)
ヘンリー・スミス(トロンボーン:7)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年12月4日(1-3,6,7)、1962年4月5日(4,5) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc36
  マーラー:交響曲第10番嬰へ短調(クック版第2稿)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1965年11月17日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc37
ハイドン:
1. 交響曲第96番ニ長調 Hob.I:96『奇跡』 ◆
2. 交響曲第101番ニ長調 Hob.I:101『時計』 ◆

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年12月11日(1)、1962年1月28日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc38
1. ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
2. カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲第1番ニ長調 Op.99

ジョン・ウィリアムズ(ギター)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1965年12月14日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc39
1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.19
2. モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595

ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1965年1月13日(1)、1962年1月28日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc40
1. ベートーヴェン:オラトリオ『オリーヴ山上のキリスト』 Op.85
2. ブルックナー:テ・デウム

ジュディス・ラスキン(ソプラノ:1)
マリア・シュターダー(ソプラノ:2)
ヘレン・ヴァンニ(メゾ・ソプラノ:2)
リチャード・ルイス(テノール:1)
スタンリー・コーク(テノール:2)
ハーバート・ビーティ(バス:1)
ドナルド・グラム(バス:2)
テンプル大学合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1963年4月17日(1)、1966年4月13日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc41 ◆
1. ロッシーニ/レスピーギ編:バレエ音楽『風変わりな店』~タランテラ、コサックダンス、カン・カン
2. ポンキエッリ:歌劇『ジョコンダ』~時の踊り
3. ブラームス:ハンガリー舞曲第5番ト短調(パーロー編)
4. ファリャ:バレエ音楽『恋は魔術師』~火祭りの踊り
5. スメタナ:歌劇『売られた花嫁』~道化師の踊り
6. ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』~パ・ド・シス
7. ヴァインベルガー:歌劇『バグパイプ吹きのシュヴァンダ』~ポルカ
8. チャイコフスキー:歌劇『エフゲニ・オネーギン』~ポロネーズ
9. ブラームス:ハンガリー舞曲第6番ニ長調(パーロー編)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1962年1月17日(7)、1964年4月16日(2)、12月7日(6)、
1965年1月14日&2月8日(1,8)、2月8日(4)、3月24日(3,5,9) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc42
1. ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.53
2. ドヴォルザーク:ロマンス へ短調 Op.11
3. シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47

アイザック・スターン(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1965年3月22日(1)、1966年2月22日(2)、1969年2月7日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc43
ベートーヴェン:
1. 交響曲第1番ハ長調 Op.21
2. 交響曲第2番ニ長調 Op.36

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1965年2月8日&3月24日(1)、1962年1月17日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc44
  ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』(第1楽章リピートあり)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年4月9日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc45
ベートーヴェン:
1. 交響曲第4番変ロ長調 Op.60
2. 交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1965年9月20日(1)、1966年2月14日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc46
  ベートーヴェン:交響曲第6番へ長調 Op.68『田園』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1966年1月26日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc47
ベートーヴェン:
1. 交響曲第7番イ長調 Op.92
2. 交響曲第8番へ長調 Op.63

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1961年12月10日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc48
  ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』

ルシーン・アマーラ(ソプラノ)
リリー・チューカシアン(コントラルト)
ジョン・アレクサンダー(テノール)
ジョン・マカーディ(バス)
モルモン・タバナクル合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1964年9月5,29日、フィラデルフィア、フィラデルフィア・ホテル

Disc49
ニールセン:
1. 交響曲第6番 Op.116『素朴な交響曲』
2. 歌劇『仮面舞踏会』~序曲、第2幕への前奏曲

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1966年1月10日&4月21日(1)、2月3日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール


Disc50
1. チャイコフスキー:イタリア奇想曲 Op.45
2. チャイコフスキー:歌劇『エフゲニ・オネーギン』~ワルツ
3. リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 Op.34
4. リムスキー=コルサコフ:歌劇『金鶏』~婚礼の祝宴とドドン王の哀れな死

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1966年2月17日(3)、22日(1) フィラデルフィア、タウン・ホール
1965年1月14日、2月3日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール
1959年3月1日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル(4)

Disc51
  マーラー:大地の歌

リリー・チューカシアン(メゾ・ソプラノ)
リチャード・ルイス(テノール)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1966年2月9日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc52
ニールセン:
1. 交響曲第1番ト短調 Op.7
2. 序曲『ヘリオス』 Op.17
3. パンとシランクス Op.49
4. 狂詩風序曲『フェロー諸島への幻想旅行』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1967年2月8日(1)、1月31日(2-4) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc53
1. マルチェッロ:オーボエ協奏曲ハ短調
2. ウェーバー:ファゴットと管弦楽のための『アンダンテとハンガリー風ロンド』 Op.35
3. ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
4. クレストン:マリンバと管弦楽のためのコンチェルティーノ Op.21b
5. ブロッホ:フルートと弦楽合奏のためのモーダル組曲
6. ドビュッシー:クラリネットと管弦楽のための第1狂詩曲
7. リスト:ハンガリー民謡旋律に基づく幻想曲 S.123

ジョン・デ・ランシー(オーボエ:1)
バーナード・ガーフィールド(ファゴット:2)
マリリン・コステロ(ハープ:3)
チャールズ・オーウェン(マリンバ:4)
マレイ・パニッツ(フルート:5)
アンソニー・ジリオッティ(クラリネット:6)
イヴァン・デイヴィス(ピアノ:7)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1967年2月13日(1)、1962年4月5日(2,4,50)、1961年12月28日(3)、
12月4日(6)、1963年5月1日(7) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc54
  ラフマニノフ:交響曲第1番ニ短調 Op.13

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1966年2月28日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc55
1. ラロ:スペイン交響曲 Op.21
2. ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 Op.26

アイザック・スターン(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1966年2月13日(1)、22日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc56
ガーシュウィン:
1. ピアノ協奏曲へ調
2. ラプソディ・イン・ブルー

フィリップ・アントルモン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1967年1月4日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc57
1. オルフ:カトゥーリ・カルミナ

ジュディス・ブレゲン(ソプラノ)
リチャード・ネス(テノール)
テンプル大学合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1967年4月20日 フィラデルフィア、タウン・ホール

2. ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲『展覧会の絵』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1966年4月21日&6月18日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc58
コダーイ:
1. 管弦楽のための協奏曲
2. ガランタ舞曲
3. マロシュセーク舞曲

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1967年2月8日(1)、1962年12月9日(2)、1962年11月15日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc59
1. ベルク:『ルル』組曲
2. シェーンベルク:主題と変奏 Op.43b
3. ヴェーベルン:交響詩『夏風の中で』
4. ヴェーベルン:管弦楽のための3つの小品 ◆

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1967年3月27日&4月4日(1)、1967年4月20日(4)、
1963年10月2日(2)、2月17日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc60
  ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調 WAB105

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1965年4月13日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc61 ◆
1. ビゼー:歌劇『カルメン』~行進曲と合唱『来たぞ、来たぞ』
2. マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』~讃えて歌おう
3. グノー:歌劇『ファウスト』~兵士の合唱
4. ワーグナー:歌劇『タンホイザー』~大行進曲:歌の殿堂をたたえよう
5. プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』~ハミング・コーラス
6. ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』~アンヴィル・コーラス
7. ワーグナー:歌劇『タンホイザー』~巡礼の合唱
8. レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』~鐘の合唱
9. ワーグナー:歌劇『ローエングリン』~婚礼の合唱
10. ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』~狩人の合唱
11. ヴェルディ:歌劇『アイーダ』~大行進曲

モルモン・タバナクル合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1967年6月9日、ソルトレイク・シティ

Disc62
ラフマニノフ:
1. 交響曲第3番イ短調 Op.44
2. ヴォカリーズ Op.34-14

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1967年12月20日(1)、10月18日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc63
1. ディニーク:ホラ・スタッカート(ハリス編)
2. ドヴォルザーク:ユーモレスク(ハリス編)
3. リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行(ハリス編)
4. チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ(フロスト編)
5. J.シュトラウス2世&ヨーゼフ・シュトラウス:ピツィカート・ポルカ
6. J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 BWV.1006~プレリュード(スミス編)
7. パガニーニ:常動曲(オーマンディ編)
8. グラナドス:アンダルーサ(ハリス編)
9. シューベルト:みつ蜂(ハリス編)
10. ブラームス:ハンガリー舞曲第5番(ハリス編)
11. ノヴァチェク:常動曲(ハリス編)
12. クライスラー:愛の喜び(ライゼン編)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1967年12月12日(1,9,10)、20日(12)、1966年12月7日(2,7,8,11)、2月14日(4)、
1月7日(5)、1968年5月19日(6)、1965年5月1日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc64
  ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58

ユージン・イストミン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1966年12月15日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc65
レスピーギ:
1. 教会のステンドグラス
2. 鳥

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1964年2月17日(1)、1966年1月26日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc66
1. ガーシュウィン:パリのアメリカ人
2. ガーシュウィン:歌劇『ポーギーとベス』~交響的絵画(R.R.ベネット編)
3. グローフェ:組曲『グランド・キャニオン』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1967年1月5日(1,2)、12月12,20日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc67
  シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944『グレート』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1966年12月28日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc68
ヘンデル:
1. オラトリオ『サムソン』~トランペットの高らかな響きに目覚めるのだ!
2. オラトリオ『マカベウスのユダ』~見よ、勇者は帰る
3. オラトリオ『マカベウスのユダ』~神に向いて喜び歌い
4. オラトリオ『メサイア』~一人のみどりごが我らのために生まれた
5. オラトリオ『サムソン』~天体との調和を皆が一体となり
6. オラトリオ『サウル』~ようこそ、偉大なる王よ
7. オラトリオ『サウル』~ダビデは万を撃ち殺した
8. 『戴冠アンセム』~司祭ザドク
9. オラトリオ『メサイア』~ハレルヤ
10. 歌劇『セルセ』~汝は聖なる者なり
11. オラトリオ『サウル』~あなたの御名はなんと素晴らしいことか
12. オラトリオ『マカベウスのユダ』~ハレルヤ、アーメン
13. オラトリオ『エジプトのイスラエル人』~しかし彼の民は
14. オラトリオ『エジプトのイスラエル人』~主に向かって歌え

モルモン・タバナクル合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1958年11月2,3日&1959年3月30日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル(4,9)
1962年5月20日(10)、1967年6月9日(1-3,5-8,11-14) ソルトレイク・シティ

Disc69
  ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 Op.47

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1965年4月8日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc70 ◆
J.S.バッハ:
1. カンタータ第147番~主よ、人の望みの喜びよ
2. カンタータ第80番~悪魔が世に満ちて
3. カンタータ第80番~われらが神は堅き砦
4. クリスマス・オラトリオ~ああ、愛しいイエス様
5. カンタータ第140番~目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声
6. カンタータ第140番~グローリアの頌め歌、汝に上がれ
7. マニフィカト BWV.243~私の魂は主を讃えます
8. 狩りのカンタータ BWV.208~羊は憩いて草を食み
9. 天にまします我らの父よ(アヴェ・マリア)
10. カンタータ第4番~かくて我ら尊き祭を言祝ぎ
11. 甘き死よ、来たれ BWV.478
12. カンタータ第79番~今、私たち全員に神に感謝する
13. マタイ受難曲~深い悲しみの中で

モルモン・タバナクル合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:
1958年11月3,5日(1,8,13)、11月8日(3) フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
1967年6月9日&10日(2,4,5,6,10,12)、1967年6月9日(7)、
1962年5月20日&21日(11)、1962年5月21日(9) ソルトレイク・シティ

Disc71
1. メンデルスゾーン:華麗なカプリッチョ ロ短調 Op.22
2. シューマン:序奏とアレグロ Op.134
3. R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調

ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1967年4月4日(1)、1968年4月10日(2)、1966年2月3日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc72
1. アルヴェーン:スウェーデン狂詩曲第1番『夏至の徹夜祭』 Op.19
2. シベリウス:カレリア組曲 Op.11
3. グリーグ:ノルウェー舞曲 Op.35~第2曲:アレグレット・トランクイロ・エ・グラツイオーソ
4. グリーグ:十字軍の王シーグル Op.56~忠誠行進曲
5. グリーグ:抒情小曲集 Op.54~第2曲『ノルウェー農民の行進』
6. シベリウス:フィンランディア Op.26
7. グリーグ:抒情小曲集 Op.54~第4曲『夜想曲』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1968年3月5日(4)、11日(1)、1968年2月24日(2,6)、27日(3)、
1968年5月15日(5,7) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc73 ◆
1. ラヴェル:ボレロ
2. マスネ:バレエ『ル・シッド』組曲
3. ファリャ:バレエ『三角帽子』第2組曲

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1968年2月24日(1)、1968年5月6日(2)、11日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc74 ◆
J.S.バッハ:
1. トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565(オーマンディ編)
2. カンタータ第156番~シンフォニア(スミス編)
3. メヌエット ト長調 BWV.Anh. 114(フロスト編)
4. ミュゼット ニ長調 BWV.Anh. 126(フロスト編)
5. あなたがそばにいてくだされば BWV.508(フロスト編)
6. 行進曲 ニ長調 BWV.Anh. 122(フロスト編)
7. われらが神は堅き砦(ハリス編)
8. 主よ、人の望みの喜びよ(カイエ編)
9. 小フーガ ト短調 BWV.578 (スミス編)
10. 大フーガ ト短調 BWV.542(ブゾーニ編)
11. 羊は安らかに草を食み BWV.208(ウォルトン編)
12. 甘き死よ来たれ BWV.478(テイントン編)
13. 目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声(オーマンディ編)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1960年1月31日(1)、1968年2月27日(2)、3月6日(10)、11日(8,9,11,13)、
5月6日(11)、8日(3,4,5,6,7) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc75
  ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123

マーティナ・アーロヨ(ソプラノ)
モーリン・フォレスター(コントラルト)
リチャード・ルイス(テノール)
チェーザレ・シエピ(バス・バリトン)
シンギング・シティ合唱団
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1967年3月29日 フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル

Disc76
1. ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
2. サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調 Op.33
3. フォーレ:エレジー ハ短調 Op.24

レナード・ローズ(チェロ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1967年3月27日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc77
  ベルリオーズ:イタリアのハロルド H.68

ジョセフ・デ・パスクワーレ(ヴィオラ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1965年1月21日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc78
  ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調 Op.93

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1968年4月10日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc79
1. ロッシーニ/レスピーギ編:バレエ音楽『風変りな店』
2. アダン:バレエ『ジゼル』組曲(抜粋)
3. マイアベーア:バレエ『スケートをする人々』組曲(ランバート編)
4. ワルトトイフェル:ワルツ『女学生』 Op.191
5. ワルトトイフェル:スケーターズ・ワルツ Op.183
6. グノー:歌劇『ファウスト』~ワルツ
7. イヴァノヴィチ:ドナウ川のさざなみ

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1966年4月6日(1)、1968年3月5日(2,3)、
1967年4月20日(6,7)、29日(4,5) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc80
1. ボッケリーニ:弦楽五重奏曲 ホ長調 Op.13の5 ~ メヌエット
2. ベートーヴェン:エリーゼのためにWoO.59(スミス編)
3. ヘンデル:オンブラ・マイ・フ(フロスト編)
4. モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』~ メヌエット
5. ヘンデル:『水上の音楽』~ エアーとホーンパイプ(オーマンディ編)
6. パーセル:トランペット・ヴォランタリー ニ長調
7. ベートーヴェン:メヌエット第2番ト長調 WoO.10の2(フロスト編)
8. ホフステッター:アンダンテ・カンタービレ(ハイドンのセレナード)
9. グルック:歌劇『アウリスのイフィゲニア』~ガヴォット(フロスト編)
10. グルック:歌劇『アルミード』~ミュゼット
11. グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェより』~精霊の踊り
12. フォーレ:パヴァーヌ Op.50
13. メノッティ:バレエ『セバスチャン』組曲~舟歌
14. ブラームス:11のコラール前奏曲 Op.122 ~ 一輪のバラが咲いて
15. フンパーディンク:歌劇『ヘンゼルとグレーテル』~夕べの祈り
16. シューマン:トロイメライ(フロスト編)
17. サン=サーンス:白鳥
18. マスネ:エレジー(フロスト編)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1968年4月10日(1,8)、1968年5月15日(2,3,4,7,9,10,11)、1959年4月1日(5)、
1966年12月28日(6)、1968年3月6日(12,13)、1967年12月20日(14)、
1965年3月24日(15)、1968年2月14日(16)、1966年6月18日(17)、
1966年2月28日(18) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc81-82 ◆
  J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245

ジョージ・シャーリー(テノール/福音史家)
ノーマン・トレイグル(バリトン/イエス)
ジュディス・ラスキン(ソプラノ)
モーリン・フォレスター(コントラルト)
リチャード・ルイス(テノール)
トーマス ポール(バス)
シンギング・シティ合唱団(合唱指揮:エレイン・ブラウン)
サムエル・メイズ(チェロ:通奏低音)
ウィリアム・スミス(チェンバロ:通奏低音)
ロバート・プリンプトン(オルガン:通奏低音)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1968年4月17,18日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc83
レスピーギ:
1. 交響詩『ローマの噴水』
2. 交響詩『ローマの松』

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1968年2月27日(1)、3月6日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc84
1. エルガー:エニグマ変奏曲 Op.36
2. ヴォーン・ウィリアムズ:タリスの主題による変奏曲
3. エルガー:演奏会用序曲『コケイン』 Op.40

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1962年4月8日(1)、1963年10月13日&11月13日(2)、1月20日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc85 ◆
1. グノー:歌劇『ファウスト』~バレエ音楽
2. トマ:歌劇『ミニョン』~ガヴォット
3. オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』~メヌエット
4. ヴォルフ=フェラーリ:歌劇『マドンナの宝石』~間奏曲
5. ヴェルディ:歌劇『アイーダ』~凱旋行進曲
6. ヴェルディ:歌劇『椿姫』~前奏曲
7. マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』~間奏曲
8. ベルリオーズ:歌劇『トロイ人』~トロイ人の行進
9. ロッシーニ:歌劇『ウィリアム・テル』~序曲
10. ヤルネフェルト:小オーケストラのための前奏曲
11. リスト:半音階的大ギャロップ
12. ピエルネ:歌劇『シダリースと牧羊神』~小牧神の入場
13. メンデルスゾーン:劇付随音楽『真夏の夜の夢』~間奏曲

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1968年3月5日(1)、3月6日(3)、3月8日(2)、2月24日(10)、
2月27日(4,8,9)、5月6日(11)、8日(12)、15日(5,13)、
1967年12月20日(6)、10月18日(7) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc86
  ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1968年5月19日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc87
ブラームス:
1. 交響曲第2番ニ長調 Op.73
2. 交響曲第3番ヘ長調 Op.90

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1966年4月6日(1)、1967年1月31日&3月13日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc88
ブラームス:
1. 交響曲第4番ホ短調 Op.98
2. 大学祝典序曲 Op.80
3. ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1965年10月25日(1)、1969年6月18日(2)、1963年4月28日(3) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc89
シューベルト:
1. 交響曲第4番ハ短調 D.417
2. 交響曲第6番ハ長調 D.589 ◆

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1962年4月8日(1)、1962年1月17日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc90
  ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調 WAB104『ロマンティック』(第2稿、ノーヴァク版)

フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1967年10月9日 フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc91
1. バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント ◆
2. ヒナステラ:弦楽のための協奏曲 Op.33◆

ノーマン・キャロル、アーヴィン・ローゼン(ヴァイオリン)
ジョゼフ・デ・パスクワーレ(ヴィオラ)
サミュエル・メイズ(チェロ)
ロジャー・スコット(コントラバス)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1968年3月11日(1)、1967年3月13日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc92
R.シュトラウス:
1. 組曲『町人貴族』 Op.60
2. ホルン協奏曲第1番変ホ長調 Op.11

メイソン・ジョーンズ(ホルン)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1965年2月13日(1)、1966年6月18日(2) フィラデルフィア、タウン・ホール

Disc93
1. ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番変ホ長調 Op.107
2. カバレフスキー:チェロ協奏曲第1番ト短調

ヨーヨー・マ(チェロ)
フィラデルフィア管弦楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1982年5月3日 フィラデルフィア、スコティッシュ・ライト・カテドラル

Disc94
  ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』

ロンドン交響楽団
ユージン・オーマンディ(指揮)

録音:1966年11月7日 ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール

録音方式:ステレオ(アナログ、Disc93のみデジタル)
 ◆=今回のセットのためにアナログ・マスターから新規トランスファーおよびリマスターが行われた録音




<国内盤> 

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国内ソニー・ミュージック



SICC40291
\2970
1990年10月20日、サントリーホール
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)&ミュンヘン・フィル
 ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB108
 (1887/1890年第2稿)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
 録音:1990年10月20日、サントリーホール
 DSDマスタリング
 極HiFiCD/音匠レーベル仕様

 ルーマニア出身の巨匠指揮者セルジウ・チェリビダッケが晩年に最も得意としたブルックナーの交響曲。その中でも、その極大のスケールと微速前進のテンポ、そして極めて個性的な解釈で仕上げられていたのが交響曲第8番で、当ディスクには1990年10月の日本公演中、サントリーホールでライヴ収録された伝説的な演奏が収められています。
 この時期はまさにチェリビダッケと手兵ミュンヘン・フィルが最も密度の濃い演奏をおこなっていた絶頂期にあたり、いくら遅いテンポをとっても高い緊張感を失わず、ホールを揺るがすような大音響を奏でても決して濁らない透明感のあるサウンドを保持するという奇跡的な存在であったことを聴きとることが出来る空前絶後の名演です。

 これまで何回かSONYやALTUSなどから発売されていた演奏です。有名なリスボン・ライヴは1994年4月23日。
















12/19(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜

AUSTRIAN GRAMOPHONE


AG0031
\2800
マルシオ・シュトイエルナーゲル:音楽的不完全性の百科事典
 The Great in-Betweenness(2020)~
  フルートのための6つの練習曲と3つのメロディ
 Coda: instability(2022)
  Becoming (2019)~オーボエのための4つの練習曲とアリア
  Coda: un-intendedness (2020/2021)
  always only once again(2022)~
   チェロのための3つの練習曲、巡礼と祈り
  Senses of Musical Imperfection(2019-2022)
  Etudes para Quijote(2019)~ハープのための7つの練習曲
  on the unspeakable NAME of(2022)~
   ソプラノのための5つの瞑想
エリック・ラム(フルート)
カオコ・アマノ(ソプラノ)
アンヘラ・カルボ・リオス(オーボエ)
ヴェロニカ・クラヴツァール(ハープ)
ステファニー・アレクサンドラ・プレン
 (チェロ)

 ブラジル出身の作曲家、マルシオ・シュトイエルナーゲルによる「不完全さ」に焦点を当てた1枚。
 ボルヘスやペソアといった作家から文学的影響を受けた彼の作品は、詩的で繊細な美を湛えています。
 「完全」を求める西洋音楽の伝統に対し、「不完全」を受け入れることで新たな表現力を生み出したシュトイエルナーゲル。
 あえて各作品に解釈の幅を持たせることで、流動的で感情をかき立てるような音世界を生み出しています。

 ※録音:2022年5月、KUGトンスタジオ(オーストリア、グラーツ)
 



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DANACORD



DACOCD984
\2800→\2590
オレグ・マルシェフ(ピアノ)
 ショパンの「前奏曲」による変奏曲集

  ラフマニノフ:ショパンの主題による変奏曲 Op.22
  モンポウ:ショパンの主題による変奏曲
  ブゾーニ:ショパンの前奏曲による10の変奏曲 BV 213a
オレグ・マルシェフ(ピアノ)

 オレグ・マルシェフ!ショパンの「前奏曲」による変奏曲集!

 ☆アゼルバイジャンが生んだピアノの巨人、オレグ・マルシェフ!
 ☆新録音は、ショパンの「前奏曲」を主題にした変奏曲集!

 旧ソ連、アゼルバイジャンのバクー出身の天才ピアニスト、オレグ・マルシェフは、グネーシン音楽大学でヴァレンティーナ・アリストワ、モスクワ音楽院でミハイル・ヴォスクレセンスキーに学び、ヴォスクレセンスキーの師だったレフ・オボーリンを継ぐ、ロシア・ピアニズムの第5世代のひとりです。
 メジャー・レーベルからの幾度にわたるオファーを断り続け、深い信頼関係で結ばれたデンマークのダナコード(Danacord)・レーベルへ、35以上の素晴らしいアルバムを録音し続けてきたピアノの巨人マルシェフは、リスト晩年の高弟エミール・フォン・ザウアーのピアノ作品集(全6巻)やデンマークの知られざる作曲家たちのピアノ協奏曲集(全4巻)などの稀少作品から、ブラームス、シューベルト、リスト、ショパン、メンデルスゾーンなどロマン派の名作たちまで膨大なレパートリーを誇り、ロシアの偉大な作曲家たち(チャイコフスキー、ラフマニノフ、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチ)のピアノと管弦楽のための作品すべてを録音した(おそらく唯一の)アーティストでもあります。

 マルシェフによるプロコフィエフの最初のアルバム(DACOCD 391)がリリースされた時、「Gramophone」誌は「録音で聴ける(第1ソナタ)のもっとも信頼できる、情熱のこもった演奏のひとつ」と評し、シリーズの「戦争ソナタ」三部作を、リヒテルやベリマンたちの主要な録音を引き合いに出し、"Classic CD Choice" に選びました。

 ラヴェルの「独奏ピアノ作品全集」(DACOCD903/DACOCD 904/DACOCD905)に次ぐアルバムでは、ショパンの「前奏曲」を主題にした変奏曲を3曲、演奏しています。
 ラフマニノフが、ナターリャ・サーチナと結婚してまもないころ《前奏曲 ハ短調》(Op.28 No.20)を主題に作曲し、《前奏曲集》(Op.23)と同じコンサートで初演した 《ショパンの主題による変奏曲》。モンポウの曲は、ショパンの 《前奏曲 イ長調》(Op.28 No.7)による作品です。友人ガスパール・カサドの提案でチェロとピアノの変奏曲として書き始めながら、数曲で中断。
 後にピアノのための「12の変奏曲」として完成させました。ブゾーニの 《ショパンの前奏曲による10の変奏曲》 は、ラフマニノフと同じ《前奏曲 ハ短調》を主題にした作品です。
 マルシェフは、比較的めずらしいレパートリーの作品を彼らしい深い洞察とピアニズムで演奏しています。

 ※録音:2024年8月、ミラノ・カルチャーセンター(ミラノ、イタリア)

 
 
 


DACOCD983
(1CD-R)
\2800
アルトゥール・ピサロ&リナルド・ツォーク
 ロンバルディアのロマンティック音楽の伝統を継ぐ
  マリオ・タレンギ:2台のピアノのための作品集
アルトゥール・ピサロ(ピアノ)
リナルド・ツォーク(ピアノ)
 マリオ・タレンギ(1870-1938):
  セレナータ ヘ短調 Op.13
  ロベルト・シューマンのメヌエット Op.99 主題による2台のピアノのための変奏曲 Op.40
  古風な様式を模した前奏曲とフーガ Op.48
  F・ショパンの前奏曲20番による2台のピアノのための変奏曲 Op.68(c.1917)
  神秘のビジョン
  演奏会用ガヴォット Op.72
  2つの小品 Op.95 -夢想、蝶々の戯れ
  アレグロ・フェストーソ Op.105

 イタリアの作曲家でピアニストのマリオ・タレンギは、ピアノ音楽が盛んだったロンバルディアのロマンティック音楽の伝統を継ぐひとり。1870年にベルガモで生まれ、ベルガモとミラノの音楽院で学びました。
 ミラノではオペラ 《ラ・ワリー》 を作曲したアルフレード・カタラーニのクラスにも参加しています。
 メロディのはっきりした「サロンの小品」を主に手がけ、その多くが手稿譜のまま残されました。

 2台のピアノのための作品。タレンギのもっともよく知られている曲のひとつ 《セレナータ》 。
 《色とりどりの小品》から主題をとった《シューマンのメヌエットの主題による変奏曲》。
 「音楽教師」タレンギの一面を伺わせる「アカデミック」な 《前奏曲とフーガ》 。〈前奏曲 ハ短調〉に基づく《ショパンの前奏曲20番による変奏曲》。
 哀歌の気分をもったアダージョ・モッソの 《神秘のビジョン》。アレグレットの《演奏会ガヴォット》。
 サン=サーンスを思わせる〈夢想〉とワーグナー風スケルツォ〈蝶々の戯れ〉の 《2つの小品》 。
 タレンギが教えていたミラノ音楽院の設立40年を記念する 《アレグロ・フェストーソ》。世界初録音の作品を含むロマンティックな音楽です。

 アルトゥール・ピサロ(b.1968)は、リスボンで生まれ、セケイラ・コスタに学んだポルトガルのピアニスト。リナルド・ツォークは、イタリアのトリエステ生まれ。
 クララ・レヌッツァ、セルジオ・ペルティカローリ、ステファノ・フィウッツィたちに学びました。

 ※録音:2024年8月、ミラノ・カルチャーセンター(ミラノ、イタリア)
 
 ※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 




ET'CETERA



KTC1846
(2CD)
\5400
ヨナス・ジーベルク
 J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)

 J.S.バッハ:
  無伴奏チェロ組曲第1番ハ長調 BWV 1007
  無伴奏チェロ組曲第3番ヘ長調 BWV 1009
  無伴奏チェロ組曲第5番ニ短調 BWV 1011
  無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV 1008
  無伴奏チェロ組曲第4番ト長調 BWV 1010
  無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV 1012*
ヨナス・ジーベルク
(チェロ*、ヴィオラ・デ・バッソ)

 ヴィオラ・デ・バッソで弾くJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲!

 ボザール・トリオの創設者の一人でありパブロ・カザルスの弟子でもあるバーナード・グリーンハウスに学んだチェリスト、ヨナス・ジーベルクが弾くJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲。
 ヨーロッパの様々なオーケストラで首席奏者を務めてきたジーベルクですが、2023年からはソリストや室内楽奏者としての活動に重点を置いています。
 この録音では2つの楽器が使用されており、最初の5つの組曲ではマッテオ・ゴフリラーが1700年頃に製作した今日のチェロよりも大型なヴィオラ・デ・バッソを演奏。
 第6番では1755年頃に製作された小型のチェロが使用されています。2つの楽器の音色の違いにも注目です。

 ※録音:2020年10月-11月(ドイツ)
 
 

KTC1825
\2800
ヨーゼフ・リエラント、カレル・メストラフ:ピアノ五重奏曲集
 ヨーゼフ・リエラント(1870-1965):
  ピアノ五重奏曲第1番 イ短調 Op.32
  ピアノ五重奏曲第2番 変ロ長調 Op.133
 カレル・メストダフ(1850-1924):ピアノ五重奏曲 ト短調
リエラント・トリオ
リンデ・フェリャンス(ヴァイオリン)
シェイマス・ヒッキー(ヴィオラ)

 共にブルージュの出身でお互いをよく知っていたというロマン派の知られざる2人の作曲家、ヨーゼフ・リエラントとカレル・メストダフのピアノ五重奏曲集。
 リエラント・トリオはこの2人の作品を非常に高く評価しており、より多くの人に知ってもらおうとレコーディングに臨みました。
 リエラント・トリオは2009年にブルージュで結成され、いくつかの権威あるコンクールで優勝し精力的な活動を展開。
 特にベルギーの知られざる音楽の紹介に力を入れており、その活動が各方面から賞賛されています。

 ※録音:2024年6月19日-21日、アカデミー・ワン・スタジオ(ヘント、ベルギー)
 




KAIROS



0022045KAI
\2800
ユン・イサン(尹伊桑):
 無伴奏ヴァイオリン&ヴァイオリンとピアノのための作品全集

  ユン・イサン(1917-1995):
   大王の主題 (J.S.バッハの《音楽の捧げもの》による) (1976) ~
    無伴奏ヴァイオリンのための
   庭園のリーナ(1984/1985)~無伴奏ヴァイオリンのための
   コントラスト(1987)~無伴奏ヴァイオリンのための
   歌詞(ガサ)(1963)~ヴァイオリンとピアノのための
   ソナタ(1991)~ヴァイオリンとピアノのための
ウ・イェジュ(ヴァイオリン)
パク・トモキ(ピアノ)

 ユン・イサンの無伴奏ヴァイオリン&ヴァイオリンとピアノ作品を網羅!

 ユン・イサン(尹伊桑)の無伴奏ヴァイオリン作品と、ヴァイオリンとピアノのための作品の全てを収録した初の包括的な録音が登場!
 このプロジェクトは、ヴァイオリン奏者ウ・イェジュのユンの天才性に対する敬意と、自身の韓国のルーツを探求する試みに触発されたものです。
 16歳でカーネギーホール・デビューし、パガニーニの《24のカプリース》全曲を演奏した最年少ヴァイオリン奏者としても知られるウ・イェジュ。
 東洋と西洋の音楽的伝統を統合し、精神的そして文化的な深みが際立つユンの名作を、綿密な研究と自身の文化的経験に基づく見事な演奏で披露しています。

 ※録音:2021年9月、2022年6月&9月(ドイツ、ベルリン)
 
 

0022032KAI
\2800
ニミクリ(Nimikry): バード・オブ・パラダイス
 アレッサンドロ・バティッチ&ラファウ・ザレフ:
  リゾマティック・スタディーズ(2023)~アンサンブルのための
  ナルコマンシー(2018/2019)~フルートとヴィオラのための
  バード・オブ・パラダイス(2020/2021)~アンサンブルのための*
ニミクリ
クラングフォルム・ウィーン
ヨハネス・カリツケ(指揮)
バス・ヴィーガース(指揮)*

 アレッサンドロ・バティッチ(フルート)とラファウ・ザレフ(ヴィオラ)によるデュオ、ニミクリ(Nimikry)による革新的な音楽世界を体感できる一枚。
 ニミクリは伝統的な楽器に最新のライヴ・エレクトロニクスを融合させた独自のアプローチが特徴で、二人が開発した「DigitAize」システムにより、従来の楽器は「スマート」な形へと変貌し、音と身体の動きがシームレスに融合する没入型パフォーマンスを創り出すことができます。
 EDMやノイズ、クラシック音楽を取り入れたニミクリの作品は、不気味でありながら魅力的な雰囲気を醸し出しています。

 ※録音:2019~2023年
 



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NCPA CLASSICS


 リュー・ジァ&中国国家大劇院管弦楽団のブルックナー


816202011
(1CD)
特殊価格
\5200
中国初となるブルックナー交響曲全集が進行中!
 リュー・ジァ&中国国家大劇院管弦楽団!

  ブルックナー:交響曲第1番ハ短調 WAV.101
   (ウィーン稿、1890/91年)
中国国家大劇院管弦楽団
 (China NCPA Orchestra)
リュー・ジァ(指揮)

 ブルックナーの作曲家としての初期の革新と探求が示され、自身もその作品を「生意気な小娘」と評したと伝えられている「交響曲第1番」。
 1866年の完成後に行った数度の改訂の後、完成から24年後となる1890~91年にはさらなる大幅な改定を行ったブルックナー。

 中国国家大劇院管弦楽団(NCPAオーケストラ)を率いるリュー・ジァは、数ある改定稿を入念に研究しつつ、ウィーン大学とブルックナーの関係性を非常に重要視し(大学が作曲家に名誉博士号を授与、作曲家が大学へ交響曲第1番を献呈)ウィーンの名を冠する「ウィーン稿(1890/91年)」を選択しています。

 ※録音:2023年8月31日-9月1日、中国国家大劇院(北京、中国)/※録音方式:ステレオ(ライヴ・レコーディング)
 
 ※演奏時間:第1楽章 14'05"/第2楽章 13'56"/第3楽章 09'40"/第4楽章 16'33"
 
 


816201961
(1CD)
特殊価格
\5200

ブルックナー:交響曲第2番ハ短調 WAB.102(1877年版)

中国国家大劇院管弦楽団
 (China NCPA Orchestra)
リュー・ジァ(指揮)

 2016年6月、北京の中国国家大劇院でのライヴ・レコーディングであるこのブルックナーの「交響曲第2番」は、NCPA Classicsレーベル設立後に初めて収録されたオーケストラ録音であり、現在進行中のリュー・ジァとNCPAオーケストラによるブルックナー・チクルスの構想が実現する切っ掛けとなった演奏です。

 この「第2番」の演奏の後、オーケストラ全体のレベルが着実かつ大幅に向上してることを確信したリュー・ジアはチクルスの完成を決断したと述べています。

 ※録音:2016年6月17日-18日、中国国家大劇院(北京、中国)
 ※録音方式:ステレオ(ライヴ・レコーディング)
 ※演奏時間:第1楽章 18'57"/第2楽章 13'56"/第3楽章 09'40"/第4楽章 16'33"
 
 


816201871
(2CD)
特殊価格
\5200
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB.108
  (ノヴァーク版第2稿、1890年)
中国国家大劇院管弦楽団
 (China NCPA Orchestra)
リュー・ジァ(指揮)

 後期の3曲中、第9番を2022年3月、第7番を2023年3月に収録したリュー・ジァとNCPAオーケストラが、残る1曲「交響曲第8番」を第7番の録音から約3か月後の2023年6月にハイスピードでレコーディングを完了!

 作品全体の雄大かつ宇宙的なスケールを丁寧に描きつつ、リュー・ジァのタクトが第4楽章で堂々たるフィナーレを創り上げています。

 ※録音:2023年6月11日-13日、中国国家大劇院(北京、中国)
 
 ※録音方式:ステレオ(デジタル)
 
 


816201681
(1CD)
特殊価格
\5200
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB.107 中国国家大劇院管弦楽団
 (China NCPA Orchestra)
リュー・ジァ(指揮)

 リュー・ジァとNCPAオーケストラは「交響曲第7番」をチクルスの第3弾として選曲!
 欧米各国での活躍も目覚ましいリュー・ジァは「第7番」の演奏に際し、「時代を超えた普遍的な価値を音楽で伝え、永続させるために、この不朽の名作を独自の解釈で紐解いた」と述べています。

 また本拠地である中国国家大劇院コンサートホールのアコースティクスとオーケストラのサウンドをブレンドさせるため今作でも李達康(LI Dakang)を中心とするエンジニア・チームが録音を担当しました。

 ※録音:2023年3月5日-7日、中国国家大劇院(北京、中国)
 ※録音方式:ステレオ(デジタル)
 
 


816201641
(1CD)
特殊価格
\5200
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調 WAB.103《ワーグナー》
  (ノヴァーク版第2稿、1889年)
中国国家大劇院管弦楽団
 (China NCPA Orchestra)
リュー・ジァ(指揮)

 リュー・ジァとNCPAオーケストラのブルックナー・チクルスの第2弾として取り上げられたのは「交響曲第3番」。

 リュー・ジァは「第3番」の録音に臨むにあたり1889年のノヴァーク版第2稿を選択。
 レコーディング・エンジニアには「第9番」に続いて李達康(LI Dakang)を迎え、録音面に於いても万全の態勢を整えています。

 ※録音:2023年1月9日-11日、中国国家大劇院(北京、中国)
 
 ※録音方式:ステレオ(デジタル)
 
 


816201341
(1CD)
特殊価格
\5200
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 WAV.109 中国国家大劇院管弦楽団
 (China NCPA Orchestra)
リュー・ジァ(指揮)

 中国、アジアを代表する指揮者の1人であるリュー・ジァ(LU Jia)が音楽監督兼首席指揮者を務める中国国家大劇院管弦楽団(NCPAオーケストラ)を率いてスタートした、「中国史上初となるブルックナー・チクルス」の記念すべき第1弾。

 レコーディング・エンジニアには同国最高峰と名高い李達康(LI Dakang)、レコーディング・プロデューサーにはチャイナ・フィルハーモニー管弦楽団の元コンサートマスター、陳允(CHEN Yun)を招聘。中国での初の偉業達成に向けて華々しいスタートを切りました。

 ※録音:2022年3月14日-16日、中国国家大劇院(北京、中国)
 ※録音方式:ステレオ(デジタル)
 




ORCHID CLASSICS


ORC100332
\2600
アンディ・サマーズ:Vertiginous Canyons
 1. Blossom/2. Canyon/3. Village/
 4. Out of the Shadows/5. Translucent/
 6. Reflex/7. Blur/8. Into the Bluesch
アンディ・サマーズ(エレクトリック・ギター)
フェンダー・ストラトキャスター 1962年製

 録音:2023年3月 Rock the Brock Studios, Venice Beach, California
 総収録時間:24分

 【「ポリス」のギタリスト、アンディ・サマーズ。写真と音楽を融合したアルバムを発表】
 ロック界で50年以上活躍し、グラミー賞を5回受賞、2003年にはロック界の殿堂入りを果たすとともに、熟練のビジュアルアーティストとしても活躍するアンディ・サマーズ。
 このアルバム『Vertiginous Canyons』は、サマーズの写真集『A Series of Glances』のページに合う音楽を作ってほしいという出版社からの依頼をきっかけに生まれたもの。
 写真をスクリーンに投影し、即興的に2~3時間演奏することで、写真と音楽を自然に結びつけたトラックが完成しました。
 ブックレットには作品の元となった8枚の写真が掲載されています。
 
 
ORC100359
\2600
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番、
 ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番

  1-3. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827):
   ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op. 110
  4-8. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
   ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op. 5
ケイト・リウ(ピアノ)

 録音:2021年11月 Teldex Studio Berlin
 総収録時間:70分

 【2015年のショパン国際ピアノコンクールで注目されたケイト・リウがベートーヴェンとブラームスに挑む!】
 ケイト・リウ待望のセッション録音による本格派アルバムが完成。
 ケイト・リウは1994年シンガポール生まれ。4歳からピアノを始め、8歳でアメリカに移住し、シカゴ音楽院、カーティス音楽院、ジュリアード音楽院で学びました。
 2010年にはニューヨーク国際ピアノコンクール、2014年にはモントリオール国際音楽コンクールに参加し頭角を現しましたが、彼女が世界的に注目を集めたのは2015年、第17回ショパン国際ピアノコンクールでのこと。
 第3位とマズルカ賞を受賞し、とりわけその豊かな感情表現が高く評価されました。
 2016年の来日公演時にも音楽に深く入り込んだ演奏を聴かせた彼女、このアルバムでは、ベートーヴェンのソナタ第31番とブラームスのソナタ第3番を取り上げ、ピアニストとしての卓越した技術と音楽性を披露しています。
 エミール・ギレリスとグリゴリー・ソコロフが好きだと語る彼女ならではの演奏をお楽しみください。
 
 

ORC100336
\2600
ブラームス:ピアノ四重奏曲第3番、シューベルト:「ます」
 1-4. ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
  ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調 Op. 60
 5-9. フランツ・シューベルト(1797-1828):
  ピアノ五重奏曲 イ長調「ます」 D 667
トリオ・ヴィトゥルヴィ
ハルトムート・ローデ(ヴィオラ)
ナビル・シェハタ(コントラバス)...5-9

 録音:2021年11月 Teldex Studio Berlin
 総収録時間:74分

 2013年に結成されたトリオ・ヴィトルヴィは、ドイツのメクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭で注目を集めた後、デンマーク国立ラジオ室内楽コンクールやラトヴィアのユールマラ国際音楽コンクールで1位を獲得しまし た。
 その後、ヨーロッパ、ロシア、中国の名だたるホールで演奏し高評価を得ています。
 また、2018年には室 内楽とバレエを融合させたフェスティバル「KAMMERBALLETTEN」を設立しました。
 このアルバムには、トリ オ・ヴィトルヴィのメンバーを中心に、ヴィオラのハルトムート・ローデとコントラバスのナビル・シェハタが加わり、 19世紀室内楽の名作を魅力的に演奏。
 ブラームスの内面的な葛藤を映し出した深みのあるピアノ四重奏 曲と、シューベルトの抒情的で華やかなピアノ五重奏曲を楽しめます。
 
 


ORC100358
\2600
ニールセン:クラリネット協奏曲、
 ブゾーニ、フランセ、ミヨー:クラリネット作品集

  1. フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924):
   コンチェルティーノ Op. 48
  2. ジャン・フランセ(1912-1997):主題と変奏
  3-5. ダリウス・ミヨー(1892-1974):スカラムーシュ Op. 165d
  6-9. カール・ニールセン(1865-1931):クラリネット協奏曲 Op. 57
オレグ・シェベタ=ドラガン(クラリネット)
オーデンセ交響楽団
アンナ・スクリレヴァ(指揮)

 録音:2023年8月28日-9月1日
 総収録時間:52分

 2022年に開催されたカール・ニールセン国際コンクール、クラリネット部門の優勝者オレグ・シェベタ=ドラガ ンのデビュー・アルバム。
 シェベタ=ドラガンはウクライナ出身、キーウ国立チャイコフスキー音楽学校とリュー ベック音楽大学で学びました。
 コンクールでは、安定した技巧とスケールの大きさでオーケストラの特別賞と Junior Jury Prizeも受賞、注目を集めました。
 このアルバムで再度オーデンセ交響楽団と共演。ニールセ ンのクラリネット協奏曲ほかブゾーニ、ミヨー、フランセの作品を堂々と演奏しています。
 




CASCAVELLE


VEL 1700
\2200
「オルガンと楽器のための作品集」
 ナディア・ブーランジェ:
  (1)-(3)オルガンのための3つの小品
   I.プレリュード/II.小さなカノン/III.即興曲
  (4)フランダースの民謡による小品
 ルネ・ゲルバー:
  (5)祝婚歌(フルートとオルガンのための)
  (6)-(9)ニコラ・ド・グリニーの墓
   (ヴァイオリン、トランペット、オルガンのための)
    I.サラバンド/II.わらべ唄/III.子守唄/Ⅳ.ロンド
  (10)祝祭(2つのトランペット、2つのトロンボーン、オルガンのための)
  (11)パヴァーヌ(3つのトランペット、オルガンのための)
  (12)-(14)3連の祭壇画(オルガンのための)
   パストラーレ/バッハの名前によるミュゼット/祝祭
  (15)ベルナルト・シューレ(1909-96):古い歌による変容Op. 51
アナイス・ドラゴ(Vn)
エリーザ・グレンモ(Fl)
ジョヴァンニ・パンツェーカ(Org)
リッカルド・チェレッタ(Trb)
マッティア・ガッロ(Trp)
マウロ・パヴェーぜ(Trp)
ディアゴ・ディ・マリオ(Trb)

 N.ブーランジェと門下生のオルガンと様々楽器のための作品集

 録音:2024年聖アントワーヌ教会
 ※簡易紙ケース収納

 ナディア・ブーランジェとその門下生の作品で構成されたアルバム。教会での収録なので、響きが非常に豊かである。
 ヴァイオリンとフルートは、金管楽器よりも音量の点でオルガンとの共演は不利かと思われたが、素晴らしいバランスで収録されている。
 演奏者は全てイタリアのソリストたちである。
 いずれもイタリア国内のオーケストラ、アンサンブルで活躍している。特にヴァイオリンのドラゴは、クラシックとジャズの二刀流のアーティストである。
 




GALLO


GALLO 1723
\2200
「現代の無伴奏チェロ作品集」 パオラ・フレッタ(チェロ)
 (1)-(5)ジャネット・ビート(b.1937):ジョアンの為の5つのプロジェクト(世界初録音)
  ダイアローグ/バーレスク I/夜想曲/バーレスク II/常動曲
 (6)ジョナサン・ハーヴェイ(1939-2012):聖歌(世界初録音)
 (7)-(9)ジョージ・クラム(1929-2022):無伴奏チェロ・ソナタ
  I.ファンタジア/II.田園風の主題と変奏/III.トッカータ
 (10)-(16)カイヤ・サーリアホ(1952-2023):7頭の蝶たち 蝶I~VII
 (17)(18)ジェルジュ・リゲティ(1923-2006):無伴奏チェロ・ソナタ
  I.ディアローゴ/II.カプリッチョ

 現代の無伴奏チェロ作品集!

 録音:2024年2月ローマ [47:56]
 ※簡易紙ケース収納

 パオラ・フレッタはジュネーヴ音楽院で学び、ヌーシャテル音楽院でディプロマを修得し、ミラノ・ヴェルディ音楽院で、ベルッフィに師事。スヴィッツェラ・イタリアーナ音楽院で、山下泰資に師事した。
 ソリストとして、現代作品、ピアノとのデュオ、室内楽で活躍する。ジュネーヴ交響楽団、カラブリア・フィルハーモニー管弦楽団など、オーケストラとの共演も多い。現代音楽のスペシャリストらしい、切れ味の鋭い迫力ある演奏が楽しめる。
 非常に豊かな響きで、最後の余韻まで鮮やかに聴こえてくる。
 収録された曲は全てに何某かの標題が有るので、曲の理解の一助になると思われる。
 
 
GALLO 1720
\2200
「ダイアローグ」
 (1)マラン・マレ:異国趣味の組曲 第4巻よりアラベスク
 (2)-(4)ルイ・ド・ケ=デルヴロワ:ヴィオール曲集第2巻より
  フィレンツェの人/イタリアの人/気まぐれ
 (5)-(8)ジャン=バティスト・バリエール:チェロ・ソナタト短調
 (9)(10)フランチェスコ・ジェミニアーニ:クラヴサンのための小品
  優しく/活発に
 (11)-(14)フランソワ・クープラン:
  趣味に癒合 または新しいコンセール No. 12
   I.先端-流れ/II.冗談/III.ゆっくり、そして現実的に/
   IV.優雅に、そして軽やかに
 (15)-(18)アルカンジェロ・コレルリ:教会ソナタ ホ短調 Op.3-7
 (19)-(22)アントニオ・ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタト短調
 (23)-(25)ジャン=バティスト・バリエール:
  チェロ・ソナタ変ロ長調
アンサンブル・アート・オヴ・ネイチャー:
 【エスメ・デ・フリース
  (音楽監督、ヴィオール、チェロ)
  オレゲール・アイマミ
   (ヴィオール、チェロ、5弦チェロ)
  ハドリアン・ジュールダン(チェンバロ)
  セシリア・クヌッツェン(ヴィオローネ)】

 バロックのヴィオール&チェロ作品集!

 録音:2024年5月スイス・サヴァニエ聖堂
 ※簡易紙ケース収納

 バロックのヴィオールとチェロのための作品集で、バロック時代の空気感がいっぱいのアルバムに仕上がっている。
 アンサンブル・アート・オヴ・ネイチャーはエスメ・デ・フリースをリーダーとする4人組のユニット。ヴィオール・チェロ奏者2人、ヴィオローネ奏者1人、チェンバロ奏者1人で構成されている。
 エスメ・デ・フリースはブリュノ・コクセにバロック・チェロを、グイド・バレストラッチにヴィオラ・ダ・ガンバを師事。
 アムステルダム・バロック・オーケストラのメンバー。ソロから協奏曲まで多くのレパートリーで活躍中。
 あまり大きくない礼拝堂での収録で、程良い残響感が古楽器演奏の良さを伝えてくれる。
 各パートが非常にクリアに取れているので、聴き心地がとても良い。静かに楽しみたい1枚。
 




POLYMNIE


POL 140174
\2200
エルヴェ・ンカウア(ピアノ)
「ショパン:舟唄、マズルカ、子守唄、ソナタ」

 (1)舟唄 嬰ヘ長調 Op. 60
 (2)マズルカ イ短調 Op. 59 - 1
 (3)マズルカ 変イ長調 Op. 59 - 2
 (4)マズルカ 嬰へ短調 Op. 59 - 3
 (5)子守唄 変ニ長調 Op. 57
 (6)ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op. 58
エルヴェ・ンカウア(ピアノ)

 エルヴェ・ンカウアのショパン作品集!

 エルヴェ・ンカウアはパリ音楽院を首席で卒業。メニューイン財団主催のタンブリッジ・ウェールズ若手音楽家コンクールなどで優勝。
 バッハから現代音楽まで幅広いレパートリーを持つが、ショパン、ブラームス、リスト、シューマン、そしてドビュッシー、ラヴェルなどのフランス音楽を得意にしている。
 室内楽の分野でも多くの国際的なソリスト達と共演している。変わったところでは、フランスのロック系ギタリストのパトリック・ロンダットとクロスオーヴァーのCDもリリースしている。
 ンカウアのピアノは、落ち着いた音色と表現が持ち味。硬質な美音ではなく柔らかい音色で、ショパンの作品の中でも比較的穏やかな内容の選曲が好ましい。
 しかし、時折エネルギーが開放される瞬間を聴くことが出来る。抑制と開放の2つの表現のバランスが、演奏内容をより良くしている。
 





<メジャー・レーベル>
.

DG



4866238
\3200→\2990
〔デジスリーヴ仕様〕
《アリス=紗良・オット~フィールド:夜想曲全集》
 フィールド:夜想曲
  1) 第1番変ホ長調、2) 第2番ハ短調、3) 第3番変イ長調、4) 第4番イ長調、
  5) 第5番変ロ長調、6) 第6番ヘ長調『子守歌』、7) 第7番イ長調、
  8) 第8番変ホ長調、9) 第9番ホ短調、10) 第10番ホ長調『ノクテュルヌ・パストラーレ』、
  11) 第11番変ホ長調、12) 第12番ホ長調『性格的夜想曲:真昼』、
  13) 第13番ハ長調『夢の夜想曲』、14) 第14番ト長調、
  15) 第15番ニ短調『無言歌』、16) 第16番ハ長調、
  17) 第17番ハ長調、18) 第18番ヘ長調
アリス=紗良・オット(ピアノ)

4866239
(2LP)
\7200
〔180g重量プレス盤〕
〔ゲートフォールド仕様〕
《アリス=紗良・オット~フィールド:夜想曲全集》
フィールド:夜想曲
《LP 1》
 [Side A]
  1) 第1番変ホ長調、2) 第2番ハ短調、3) 第3番変イ長調、4) 第4番イ長調、
  5) 第5番変ロ長調、6) 第6番ヘ長調『子守歌』/
 [Side B]
  1) 第7番イ長調、2) 第8番変ホ長調、3) 第9番ホ短調、
  4) 第10番ホ長調『ノクテュルヌ・パストラーレ』/
《LP 2》
 [Side A]
  1) 第11番変ホ長調、2) 第12番ホ長調『性格的夜想曲:真昼』、
  3) 第13番ハ長調『夢の夜想曲』、4) 第14番ト長調、5) 第15番ニ短調『無言歌』/
 [Side B]
  1) 第16番ハ長調、2) 第17番ハ長調、3) 第18番ヘ長調
アリス=紗良・オット(ピアノ)
 【録音】2024年9月30日-10月4日、ベルリン、マイスターザール
 
 気鋭のピアニストが紡ぐ、「夜想曲」創始者の物語

 ●ドイツと日本にルーツを持つアリス=紗良・オットのニュー・アルバムは夜想曲の創始者、ジョン・フィールドの『夜想曲全集』です。夜想曲はとても人気のある音楽形式ですが、この夜想曲を一つの音楽ジャンルとして確立させたフィールドの名前を知らない人が今日では多くいます。アイルランドで生まれたフィールドは、ベートーヴェンと同時代を生き、彼の音楽的遺産はショパンだけでなく、現代まで数多くの作曲家に影響を与えてきました。「このアルバムを録音することで、この歴史的に重要な作曲家の物語を共有し、リスナーが夜想曲の起源を知るきっかけになってくれることを願っています」とアリス=紗良・オットは語っています。

 ●アリス=紗良・オットの詩的なピアニズムは、その洗練された強さで批評家たちから賞賛され、真の国際的アーティストとして、世界で最も名高いコンサートホールで現代最高の指揮者・音楽家たちと共演し、グローバルに活動しています。エッフェル塔の下で行われた「コンセール・ド・パリ」では、数百万人のTV視聴者の前で演奏し、これまでもそしてこれからのシーズンもロンドンのサウスバンク・センター、ベルリン・コンツェルトハウス、パリのラジオ・フランスでアーティスト・イン・レジデンスを務め、アメリカやアジアでツアーを行います。

 ●「彼女はクラシック音楽界に衝撃を与えている」――『ニューヨーク・タイムズ』紙
 






<国内盤> 

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ALM/コジマ録音



ALM 1226
\3300
桐山建志〈ヴァイオリン〉&平井み帆〈チェンバロ〉
 忘れられた宝石 17-18世紀イタリアのヴァイオリン音楽


 ビアージョ・マリーニ:ソナタ第4番
 マルコ・ウッチェリーニ:ソナタ第1番
  ジョヴァンニ・ブオノヴェントゥーラ・ヴィヴィアーニ:
  イントロドゥツィオーネ第1番
 アレッサンドロ・ストラデッラ:シンフォニア第3番
 カルロ・アンブロジオ・ロナーティ:ソナタ第1番
 アルカンジェロ・コレッリ:ソナタ第1番
 フランチェスコ・ジェミニアーニ:ソナタ第6番
 ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ:ソナタ
 ガエターノ・ブルネッティ:ソナタ第11番
桐山建志〈ヴァイオリン〉
平井み帆〈チェンバロ〉

 イタリアの埋もれてしまった珠玉のヴァイオリン作品を時系列に沿って収録!

 古楽分野でも大活躍中の桐山建志と平井み帆による、1620年代から1780年代に書かれた珠玉のヴァイオリン音楽を時系列に沿って収めたアルバム。
 イタリアにおけるヴァイオリン音楽、その歴史と地理の旅物語。鮮烈な音の世界。松本直美による解説も充実。
 
 


ALM 9273-9276
(4CD)
\5500
遠藤志葉(ピアノ)
 J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第一巻・第二巻

  平均律クラヴィーア曲集 第一巻 BWV846-869
  平均律クラヴィーア曲集 第二巻 BWV870-893
遠藤志葉(ピアノ)

 研究に裏打ちされた表現豊かな演奏による平均律が誕生!

 オールJ.S.Bachプログラムでのリサイタル・シリーズに取り組み、高い評価を得てきた遠藤志葉。
 研究に裏打ちされた表現豊かな演奏による平均律クラヴィーア曲集 第一巻、第二巻が誕生。
 




TOBU



TBRCD 0162/69
(8CD)
\4950
秋山和慶(指揮)&広島交響楽団
 ハイドン・モーツァルト:交響曲名演集

 ハイドン:交響曲(12曲)
  第43番「マーキュリー」、第44番「悲しみ」、
  第48番「マリア・テレジア」、第55番「校長先生」
  第60番「うかつ者」、第88番「V字」、
  第92番「オックスフォード」、第94番「驚愕」
  第100番「軍隊」、第101番「時計」
  第103番「太鼓連打」、104番「ロンドン」
 モーツァルト:交響曲(16曲)
  第10番、第11番、第12番、第13番、
  第14番、第20番、第21番、第22番、
  第23番、第24番、第25番、
  第35番「ハフナー」、第38番「プラハ」、
  第39番、第40番、第41番「ジュピター」
秋山和慶(指揮)
広島交響楽団

 指揮者生活60周年記念!秋山和慶の気品と滋味あふれるハイドン・モーツァルト!

 録音:2006~09年アステール・プラザ大ホール(ライヴ)
 (ハイドン:第44番のみ)2000年2月26日広島厚生年金会館(ライヴ)
 
 ※美麗夫婦箱による装丁

 今、円熟の境地にある巨匠、秋山和慶~これらの演奏を貫いているのは、秋山らしい「中庸の美学」とでもいうべきものである。
 中庸というのは「退屈」とは大違いであって、これしかない、というべき適切なインテンポと明るく品格ある響きが、見事なバランスで息づいており、聴き込むほどに味わいは深まっていく。
 秋山は、音楽は美しく、愉しいものである、という最も大切で基本的なことを、私たち聴き手やオーケストラのメンバーに伝えてくれるかのようだ。
 とりわけモーツァルトの39番やジュピター」、「ハイドンの「オックスフォード」や「ロンドン」は、秋山にとっても会心の演奏だったと思われるが、それをしっかりと受け止めた広島の聴衆から小気味良いブラボーの歓声が上がるのも、両者の信頼関係が伺えてなんとも好もしい。
 















12/17(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜


NAIVE



V 8617
\3400
ポール・ホアン(ヴァイオリン/
鏡~プーランク、ペルト、プロコフィエフ作品集

 1-3. プーランク(1899-1963):ヴァイオリン・ソナタ
 4. ペルト(b.1935):Spiegel im Spiegel(鏡の中の鏡)
 5-8. プロコフィエフ(1891-1953):
  ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 op.80
ポール・ホアン
 (ヴァイオリン/
  1742年製グァルネリ・デル・ジェス
   (Ex-Vieniawski))
ヘレン・ホアン(ピアノ)

 プーランクとプロコフィエフ、 20世紀の傑作ソナタ2作に ペルトの内省的な作品を組み合わせた絶妙なプログラム

 録音:2024年3月29-31日、ニューヨーク

 台湾出身の俊英ヴァイオリン奏者、ポール・ホアンの新譜は、第2次世界大戦中に作曲されたプーランク(1942-1943)とプロコフィエフ(1938-1946)の2つのソナタの間に、ペルトの《シュピーゲル・イム・シュピーゲル(鏡の中の鏡)》(1978年)を入れた興味深いプログラム。
 プーランクはファシズムへの応答としてこのソナタを作曲し、1936年にスペイン内戦中に射殺されたスペインの詩人フェデリコ・ガルシア・ロルカの思い出に捧げ ました。
 不規則なフレーズ、突然の休止、不和といった要素は、戦争という感情的・社会的な渦を写し取ろうとするもので、第1楽章の最後に登場するヴァイオリン のピチカートは、ライフルの銃弾と、ロルカの国を象徴する楽器であるギターの両方を想起させるようでもあります。
 プロコフィエフのソナタも、戦争中に書かれて います。ポール・ホアンとヘレン・ホアンの2人の音楽家は、デュオを組んで10年となり、現在進行形の音楽家・人間としての旅をこの1枚に反映させています。

 ポール・フアンは台湾生まれ。7歳で「その美しい音色と豊かな歌」に魅了されてヴァイオリンを始め、2011年のヤング・コンサート・アーティスト国際オーディ ションで優勝。
 2015年エイブリー・フィッシャー・キャリア・グラント、2017年若き突出した才能に送られるリンカーン・センター・エマージング・アーティスツ 賞を受賞しています。
 これまでにゲルギエフ指揮マリインスキー管、スラットキン指揮デトロイト響などと共演を重ねています。
 ピアノのヘレン・フアンは、ポール・ フアンと長く共演を重ねているピアニスト。
 自身台湾の両親を持ち(日本生まれ)、2004年ジュリアード音楽院卒業時にアルトゥール・ルビンシテイン賞受賞、イエー ル大学でさらに研鑽を積みました。
 ニューヨーク・フィル、クリーヴランド管、フィラデルフィア管弦楽団などアメリカを代表するオーケストラと共演を重ねる傍ら室 内楽、ソロでも活躍しています。
 




ANAKLASIS


ANA034
(2CD)
特別価格
\4200
シャロネク:コネクションズ ~ 室内オーケストラのための作品集
  ヴィトルト・シャロネク(1927-2001):
   弦楽のためのトッカータ・ポリフォニカ(1953)
   秋の歌
    (バリトン、弦楽オーケストラとハープのための夜想曲)
     (1953, rev.1979)
   クルピエ組曲(アルト独唱と9つの楽器のための)(1955)
   コンフェッションズ
   (朗読、混声合唱と室内
    オーケストラのためのトリプティク)(1959)
   フルートと室内オーケストラのためのコンチェルティーノ
    (1962)
   コネクションズ(室内アンサンブルのための)(1972)
   オーボエ, 私の愛
    (オーボエ・ソロ、弦楽、2台のハープと
     パーカッションのための)(1999)
マレク・モシ(指揮)
ティヒ市室内管弦楽団 《AUKSO》
ヨアンナ・フレシェル(ヴォイス)
ウルシュラ・クリゲル(アルト)
トマシュ・コニェチュニ(バス・バリトン)
アーニャ・カルポヴィチ(フルート)
マクシミリアン・リピエン(オーボエ)
カメラータ・シレジア
 (カトヴィツェ市シンガーズ・アンサンブル)
アンナ・ショスタク(合唱指揮)

 Anaklasisの「PORTRAITS」シリーズ!ヴィトルト・シャロネクの作品集2タイトル!

 ☆20世紀ポーランドの作曲家、ヴィトルト・シャロネクの室内オーケストラ作品集と合唱作品集!

 1945年にクラクフで設立されたポーランド最大級の音楽出版社「ポーランド音楽出版社(PWM Edition)」が運営するレーベル「Anaklasis(アナクラシス)」。20世紀と21世紀のポーランドの作曲家の業績を紹介する「PORTRAITS」シリーズから、シレジア地方出身の作曲家、教授、音楽学者、ヴィトルト・シャロネクのまとまった作品集が2タイトル同時にリリース。

 室内オーケストラのための作品を集めた「コネクションズ」では、学生時代に書いた最古の作品(トッカータ・ポリフォニカ)から、国際的な評価をもたらした「コンフェッションズ」、晩年の作品(NOSPR首席オーボエ奏者マクシミリアン・リピエンのためにかかれた「オーボエ, 私の愛」など)まで、シャロネクの選りすぐりの作品が収められています。

 ※録音:2020年12月~2022年1月(カトヴィツェ、ポーランド)
 
 

ANA033
(2CD)
特別価格
\4200
シャロネク:シレジアの歌 ~ 合唱作品集
 ヴィトルト・シャロネク(1927-2001):
  シレジア民謡
   (ソプラノ独唱とア・カペラ混声合唱のための)(1953)
  ビトムの小さな町で(ア・カペラ混声合唱のための(c.1950)
  鐘(2つのア・カペラ少年合唱、もしくは混声合唱のための)
   (1953)
  仕事で疲れた手(混声合唱とピアノのための)(1953)
  オン・ジョニーズ・ケイト(ア・カペラ混声合唱のための)
   (1953)
  オポーレの地(ア・カペラ混声合唱のための)(1964)
  あいさつ(ア・カペラ男声合唱のための)(1964)
  あいさつ(ア・カペラ男声合唱のための)(1995)
  カトヴィツェ民謡
   (ア・カペラ混声合唱とソプラノ独唱のための)(1964)
  ディプティク1
   (16人のソリストによるア・カペラ混声合唱のための)
    (1993)
  聖母マリアの連祷(ア・カペラ混声合唱のための)(1996)
  ネポムクの聖ヨハネの名を讃える3つの賛歌
   (ア・カペラ混声合唱のための)(1995)
  ミゼレーレ
   (12人のソリストによるア・カペラ混声合唱のための)
    (1997)
  グローリア
   (3人のソプラノと3人のアルトのための)(2000)
カメラータ・シレジア
 (カトヴィツェ市シンガーズ・
  アンサンブル)
アンナ・ショスタク(合唱指揮)
ミハウ・ゴワフスキ(ピアノ)

 1945年にクラクフで設立されたポーランド最大級の音楽出版社「ポーランド音楽出版社(PWM Edition)」が運営するレーベル「Anaklasis(アナクラシス)」。20世紀と21世紀のポーランドの作曲家の業績を紹介する「PORTRAITS」シリーズから、シレジア地方出身の作曲家、教授、音楽学者、ヴィトルト・シャロネクのまとまった作品集が2タイトル同時にリリース。

 合唱作品を集めた「シレジアの歌」では、シレジア地方(シロンスク県)やカトヴィツェの民話や民謡に基づく作品から宗教的な主題からインスピレーションを得た作品まで、魅力なほどシンプルであったり非常に複雑であったりする彼の幅広い視野を反映した声楽作品を収録しています。

 ※録音:2023年4月~5月(カトヴィツェ、ポーランド)
 
 

ANA035
\2800
ラエタ・ムンドゥス ~ 15世紀クラクフからのレゾナンス ~
 「Kras 52」手稿譜に触発された音楽

  1. Gloria laus et honor
  2. Jesu Christe rex superne
  3. Jesus Christus nostra salus
  4. Omnes sancti
  5. Pastor gregis egregius
  6. Laeta mundus
  7. Maria en mitissima
  8. Liber generationis
  9. Kyrie
  10. Ave verbum incarnatum
  11. Improvisatio
  12. Nitor inclite claredinis
  13. Ave in aevum
アダム・バウディフ(ルネサンス・ヴァイオリン)
ミハウ・グルチンスキ(コントラバス・クラリネット)
アンサンブル・ペレグリナ
 〔アグニェシュカ・ブジンスカ=ベネット
   (ヴォイス、ゴシック・ハープ、
    アンサンブル指揮)
  ロレンツァ・ドナディーニ(ヴォイス)
  ハンナ・ヤルヴェライネン(ヴォイス)
  グレイス・ニューカム
   (ヴォイス、ゴシック・ハープ)〕

 15世紀クラクフの音楽とジャズや即興を融合!

 ☆Anaklasisの「REVISIONS」シリーズ最新作!
 ☆アダム・バウディフが、15世紀クラクフの音楽とジャズや即興を融合!

 1945年にクラクフで設立されたポーランド最大級の音楽出版社「ポーランド音楽出版社(PWM Edition)」が運営するレーベル「Anaklasis(アナクラシス)」。
 電子音楽や即興音楽など新たな音楽世界を紹介する「REVISIONS」シリーズ最新作は、アダム・バウディフとアグニェシュカ・ブジンスカ=ベネットが15世紀クラクフの音楽と現代の感性を融合させた興味深いプロジェクト。

 15世紀のクラクフを起源とする中世ポーランド音楽の「響き」を現代的な視点で再構築した作品集で、ワルシャワのポーランド国立図書館に所蔵されている「Kras 52」手稿譜に記録された楽曲をベースに、作曲家でヴァイオリニストのアダム・バウディフがこれらの作品からインスパイアされた音楽を書き、アンサンブル・ペレグリナの創設者アグニェシュカ・ブジンスカ=ベネットがプログラミングを担当。
 即興や現代的な音響技術を活用することで、ルネサンス音楽とジャズ、即興音楽の融合を試みています。

 ※録音:2024年1月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター(ポーランド、ルスワビツェ)
 




ET'CETERA



KTC1807
\2800
リュック・ベルジェ(ホルン)
魅惑のホルン

 1. リュック・ベルジェ:無伴奏ホルンのための即興曲
 2. サン=サーンス:ロマンス Op.36
 3. R.シュトラウス:アルプホルン
 4-6. シューマン:幻想小曲集 Op.73
 7. F.シュトラウス:夜想曲 Op.7
 8-10. ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 Op.17
 11-12. グノー:ホルンとピアノのための6つのメロディ
 13. シューベルト:流れの上で
 14. ラフマニノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
リュック・ベルジェ(ホルン)
ヤン・ミヒールス(ピアノ/tr.2, 4-12, 14)
インゲ・スピネット(ピアノ/tr.3, 13)
イルゼ・エーレンス(ソプラノ/tr.3, 13)

 ベルギーの重鎮が奏でる魅惑のホルン・サウンドを堪能!

 ☆ベルギーの多くのオーケストラで活躍した重鎮が奏でる魅惑のホルン・サウンドを堪能!

 アントワープとブリュッセル王立音楽院でホルンを学び、卒業後はドイツを代表する名ホルン奏者、ヘルマン・バウマンのもとで研鑽を積んだリュック・ベルジェ。ワロニー歌劇場、ベルギー国立管弦楽団、新ベルギー室内管弦楽団、イ・フィアミンギなどの首席ホルン奏者を歴任し、オーケストラ奏者を引退後は、フリーランスのホルン奏者としてキャリアを積んできました。
 また、ゲント音楽院、その後ブリュッセル王立音楽院で才能ある若い奏者たちの育成に情熱を注いでいます。

 本アルバムでは、ホルンのために書かれた作品や、自作の即興曲、シューマンの幻想小曲集、ラフマニノフのヴォカリーズなどのアレンジ作品まで、ベルジェが愛する作品をカップリング。
 自身が魅了されたというホルンの深く、高貴で、温かい音色をこの1枚を通して聴衆へ見事に伝えています。

 ※録音:2024年3月-4月(ベルギー)

 
 




GLOSSA



GCD924802
(3CD)
特別価格
\5100
豪華ソリスト陣が彩る
 ヘンデルの《リナルド》 1731年版!

  ヘンデル:歌劇 《リナルド》 (1731年版)
フィリッポ・ミネッチャ(カウンターテナー/リナルド)
ロベルタ・マメリ(ソプラノ/アルミレーナ)
ヴィヴィカ・ジュノー(アルト/アルミーダ)
マルコ・アンジョローニ(指揮、テノール/ゴッフレード)
ローガン・ロペス・ゴンサレス(カウンターテナー/アルガンテ)
フランチェスカ・マルティーニ(ソプラノ/女、人魚)
ミケーレ・ミニョーネ(バス/魔法使い、伝令)
アンサンブル・イル・グロヴィリオ

 ☆フィレンツェの太陽、イタリアのカウンターテナー、フィリッポ・ミネッチャを筆頭に豪華ソリスト陣が彩る、ヘンデルの歌劇 《リナルド》 1731年版!初録音!

 1711年にロンドンで初演された 《リナルド》 は、当時人気のあったトルクァート・タッソによる11世紀のエルサレムを舞台にした叙事詩『解放されたエルサレム』に基づいたオペラで、若きヘンデルの名声を確立した傑作として知られています。
 センセーショナルな場面転換の中での愛、怒り、情熱、火を吐く怪物、空飛ぶドラゴン、エキゾチックな魔法の島など、イタリアの斬新な音楽に加え、バロック演劇の可能性をすべて駆使した幻想的なストーリーは観客の熱狂を誘い、前例のないオペラ作家としてのキャリアの基礎を築きました。

 本アルバムに収録された1731年版は、ヘンデルが声域の移調、調の変更、既存の素材(特にレチタティーヴ)の手直し、主に最終幕での新しい音楽の追加など、楽譜とリブレットに大幅な変更を加えたもので、このめったに上演されないバージョンは初CD化となります。

 ラ・ヴェネクシアーナやアントニオ・フローリオ&カペラ・ナポリターナ(旧イ・トゥルキーニ)、カルロ・イパタ&アウセル・ムジチなどの多くの録音・公演に参加し、極めて創造的な活動で注目を浴びるイタリアのカウンターテナー、フィリッポ・ミネッチャが主役を演じ、彼のために戦う女性役を演じるロベルタ・マメリとヴィヴィカ・ジュノーなど、豪華歌手陣がこのヘンデルが残した名作を彩ります。

 ※録音:2023年8月7日-12日、ヒース・ストリート・バプテスト教会(ロンドン、イギリス)

 
 




RUBICON


RCD1180
\2800
MASABANE    マサバネ・セシリア(ソプラノ)、
アーロン・ゴールディン(ピアノ)
 ブランチャード・シニア:フィル・マイ・カップ/
 ブラーエ&テイラー:ブレス・ディス・ハウス/
 ル・ルー・マレ:Heimwee(ホームシック)/
 ル・ルー・マレ:マリ, 奴隷の歌/
 B.P Tyamzashe:Isithandwa Sam(私の愛する人)/
 伝承曲:Thula Baba(静かに, 赤ちゃん)/
 シューベルト:糸をつむぐグレートヒェン/
 シューベルト:夜と夢/
 プーランク:愛の小径/ベルリオーズ:薔薇の精/
 R.シュトラウス:明日!/
 ガーシュウィン:サマータイム(《ポーギーとベス》より)/
 ドヴォルザーク:月に寄せる歌(歌劇《ルサルカ》より)/
 カタラーニ:さようなら, ふるさとの家よ(歌劇《ワリー》より)/
 ロジャース&ハマースタイン:すべての山に登れ(《サウンド・オブ・ミュージック》より)/
 ラーナー&ロウ:一晩中踊れたら(《マイ・フェア・レディ》より)

 南アフリカの注目ソプラノ、マサバネ・セシリアのデビュー・アルバム!

 ☆2021年カーディフ国際声楽コンクール「歌曲賞」受賞! 2024年「カラヤン賞」受賞!
 ☆世界中で活躍を広げる南アフリカ出身の注目ソプラノ、マサバネ・セシリア!
 ☆故郷の伝承曲からゴスペル、霊歌、リート、シャンソン、オペラ・アリア、ミュージカル・ナンバーまで、多彩で多様なパフォーマンスを披露したデビュー・アルバム!

 その卓越したパフォーマンス、超越的なソプラノ・ヴォイスで知られ、世界中で絶賛されている南アフリカ出身のソプラノ歌手、マサバネ・セシリア(マサバネ・セシリア・ラングワナシャ)の華々しきデビュー・アルバムが、次代を担う才能あふれる若きアーティストたちのための"クリエイティヴ・ホーム" 「Rubicon」からリリース。
 2021年のBBCカーディフ国際声楽コンクールで歌曲賞を受賞し、BBC新世代アーティストに選ばれ、2024年にはヘルベルト・フォン・カラヤン賞を受賞するなど目覚ましい活躍を続け、世界の主要なオーケストラ、オペラハウス、指揮者から引く手あまたの活動をしています。

 このデビュー・アルバムでは、故郷南アフリカの有名な子守唄やゴスペル、スピリチュアル(霊歌)、リートやシャンソン、そしてオペラ・アリアとポピュラーなミュージカル・ナンバーまで、マサバネ・セシリアの多彩で素晴らしき才能とレパートリーを披露するユニークなプログラムをお届けします。
 




TRPTK


TTK0130
\2800
ゴドフスキー「ジャワ組曲」、
 オランダの若きピアニストが光を当てる!

  ゴドフスキー:ジャワ組曲
   (フォノラマ~ピアノのための音紀行)
トビアス・ボルスボーム(ピアノ)

 ゴドフスキーが音楽で描いた旅行記「ジャワ組曲」にオランダの若きピアニストが光を当てる!

 ☆ジャワ島を訪れたゴドフスキーがそこで得たインスピレーションを基に作曲したピアノのための作品「ジャワ組曲」!
 ☆エキゾチックさと西洋の書法が融合した秀逸な音楽をオランダの若きピアニストが描く!

 1920年代に日本を含むアジア各地を旅行で訪れたゴドフスキーが、もっとも魅了されたジャワ島で受けたインスピレーションを基に作曲した12曲からなるピアノのための作品「ジャワ組曲」。
 代表的な民族音楽であるガムランをはじめとしたエキゾチックな音楽やジャワ島の風景とゴドフスキーの西洋的書法が見事に融合した秀逸な作品です。
 近年によってようやく演奏、録音するピアニストが現れていますがまだまだ十分な評価が得られているとは言い難いこの作品に今回光を当てるのは、オランダの若きピアニスト、トビアス・ボルスボーム。
 宝石のようなタッチと説得力あふれる演奏で「物語の達人」とまで呼ばれるボルスボームのカラフルなピアニズムで聴く、ゴドフスキーが音楽で描いた50分間の旅行記です。

 ※録音:2024年3月19日-21日、WestVest90(スキーダム、オランダ)
 
 


Trptk X


TTX0009
\2800
1035    クリスチャウン・マルティンソン(軽量アコースティック・ピアノ"Keybird")
 J.S.バッハ(クリスチャウン・マルティンソン編):フルート・ソナタ ホ長調 BWV 1035 より 第1楽章
 クリスチャウン・マルティンソン:平和の兄弟たち/ゲーム・オヴ・スローンズ/即興曲 Op.2-1
 J.S.バッハ(クリスチャウン・マルティンソン編):フルート・ソナタ ホ長調 BWV 1035 より 第2楽章
 クリスチャウン・マルティンソン:指輪 328/即興曲 Op.2-2/即興曲 Op.2-3/道すがら
 J.S.バッハ(クリスチャウン・マルティンソン編):フルート・ソナタ ホ長調 BWV 1035 より 第3楽章
 クリスチャウン・マルティンソン:即興曲 Op.2-4
 J.S.バッハ(クリスチャウン・マルティンソン編):フルート・ソナタ ホ長調 BWV 1035 より 第4楽章
 クリスチャウン・マルティンソン:即興曲 Op.2-5/抱擁/Bless Less

 ピアノの有機的な温かさとシンセサイザーの電子的な質感が融合した不思議な音世界!

 アイスランドのピアニスト、作曲家、マルチ楽器奏者であるクリスチャウン・マルティンソンはアムステルダムを拠点に活動し、ベーシストのパット・クリーヴァーとドラマーのアンドリス・ブイキスと組んだ「K Trío」を通じて作曲家とジャズ・ピアニストとして国際的に知られます。
 今回のプロジェクト「1035」のタイトルは自身の心の奥底にある作品というJ.S.バッハのフルート・ソナタの作品番号から採られており、この作品を軸に自作を交えて過去と現在のダイナミックな対話を探求しています。
 このアルバムはMIDI機能を搭載した軽量のアコースティック・ピアノ"Keybird"で演奏され、アナログ・シンセサイザーを接続することでアコースティック・ピアノの有機的な温かさとシンセサイザーの電子的な質感が融合した不思議な音世界を創出。バッハのソナタが持つ時代を超越した美しさを保ちながらも、革新的な視点を私たちに与えてくれます。

 ※録音:2024年5月24日、西教会(エンクハイゼン、オランダ)
 




QUERSTAND



VKJK 2401
(1CD)
\3000
「エディション・バーディッシェ・シュターツカペレ03」
 ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」
  (1936年、ハース版)
ゲオルク・フリッチュ(指揮)
バーディッシェ・シュターツカペレ
 (バーデン州立管弦楽団)

 エディション・バーディッシェ・シュターツカペレ第3弾!ゲオルク・フリッチュのブルックナー:交響曲第4番!

 録音:2022年3月6・7日ドイツ、カールスルーエ (ライヴ)、69'48、DDD

 好評のシリーズ第3弾はブルックナー交響曲第4番。やはり期待を上回る素晴らしいものであった。
 非常に見通しが良い演奏で、オーケストラの音が飽和したり、音楽の流れが停滞したりする事がなく、良い意味で引き締まった演奏である。
 指揮者とオーケストラの実力は勿論だが、録音も素晴らしい。
 2日間に渡るコンサートを編集しているが、音場感が豊かに仕上がっており編集によるテイクの差を全く感じない。今後も大いに期待したいシリーズである。
 
 ゲオルク・フリッチュはドイツ・マイセン出身。
 初めはドレスデンでチェロを学び、アルテンブルク=ゲラ・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・チェリストを務めた。
 指揮をドレスデンとライプツィヒで学び、キール歌劇場などの音楽監督を歴任し2020年よりバーデン・シュターツカペレ及びカールスルーエ・バーデン州立歌劇場の音楽総監督に就任している。
 古典派、ロマン派、現代音楽と幅広いレパートリーを持つ。
 
 

VKJK 2309
\2200
調性のカレイドスコープ(万華鏡) ユン・ハン=リン(雲涵琳)(ピアノ)
 (1)D.スカルラッティ:ソナタ K.159 ハ長調/(2)R.シューマン:カノン形式の歌 0p. 6-27 イ短調/
 (3)シューベルト(リスト編曲):愛の便り(白鳥の歌 第1曲)ト長調/
 (4)グリーグ:叙情小品集No. 1 Op.12-7「アルバムの綴り」ホ短調/
 (5)ラフマニノフ:前奏曲集 Op.23-4 ニ長調/
 (6)バッハ(ジロティ編曲):前奏曲 BWV.855 ロ短調/(7)ショパン:前奏曲集 Op.28-7 変イ長調/
 (8)メンデルスゾーン:無言歌集 No.6 Op.67-2「失われた幻影」嬰へ短調/
 (9)バッハ:フランス組曲 No.6 BWV.817「クーラント」ホ長調/
 (10)ショパン:マズルカ Op.63-3 嬰ハ短調/(11)ショパン:前奏曲集 Op.28-11 ロ長調/
 (12)ラフマニノフ:前奏曲集 Op.32-12 嬰ト短調/(13)R.シューマン:ロマンス Op.28-2 嬰ヘ長調/
 (14)シューベルト:即興曲集 Op.90-3 変ト長調/(15)スクリャービン:練習曲 Op.8-12 嬰二短調/
 (16)スクリャービン:前奏曲 Op.11-4 変ホ短調/(17)ラフマニノフ:楽興の時 Op.16-5 変ニ長調/
 (18)ブラームス:間奏曲 Op.117-2 変ロ短調/(19)フォーレ:3つの無言歌 Op.17-3 変イ長調/
 (20)シューベルト:楽興の時 Op.94-3 へ短調/(21)ブラームス:間奏曲 Op.117-1 変ホ長調/
 (22)C.P.Eバッハ:ソルフェージェット Wq.117-2 ハ短調/(23)マスネ:トッカータ 変ロ長調/
 (24)シューベルト(リスト編曲):水車小屋と小川(美しき水車小屋の娘 第19曲)ト短調/
 (25)R.シューマン:子供の為のアルバム Op.68-42「装飾的コラール」へ長調/
 (26)D.スカルラッティ:ソナタ K.213 ニ短調

 録音:2023年9月11~14日 ザイフヘナースドルフ・ベヒシュタインピアノ工房、DDD、76'13

 ショパンの前奏曲集のように調性が変わる選曲がされている。
 カレイドスコープのように、色々な時代、国の作曲家の作品で彩られていて、純粋に聴く楽しさを実感する1枚と言える。
 楽しみ方はそれぞれだが、通して聴く事でピアニストの独特の世界観に浸ることをお勧めしたい。ユン・ハン=リン(雲涵琳)は台湾出身。
 2015年よりドイツに拠点を移す。これまでに、スーザン・リン(台北)、アルヌルフ・フォン・アルニム(フランクフルト)、デトロフ・カイザー(ドレスデン)、ウルリッヒ・アイゼンロール(ケルン)等の元で研鑽を積む。
 イタリア・バルレッタのコンペティションで優勝。台北、ドイツを始め世界各地のコンサートに出演する。
 
 
VKJK 2402
\2200
「タッチズ」~
 合唱とチェロ・ヴァイオリンのための現代作品集

  (1)ジョン・タヴナー(1944-2013):聖なるもの(チェロ)(1995)
  (2)ヴォルフラム・ブッヘンベルク(b.1962):
   輝ける父の栄光(ヴァイオリン)(2015)
  (3)クヌート・ニーステッド(1915-2014):
   スターバト・マーテルOp.111(チェロ)(1987)
  (4)ペーテリス・ヴァスクス(b.1946):
   平原の風景(ヴァイオリン・チェロ)(2002)
マティアス・ユング(指揮)
ザクセン声楽アンサンブル
(2)(4)アレクサンドラ・スム(Vn)
(1)(3)(4)イサン・エンダース(Vc)

 録音:2021年2月26・27日、6月26・27日 ドレスデン・聖アンナ教会、DDD、59'20

 合唱にヴァイオリンとチェロが加わる作品で構成された、珍しいアルバム。
 ヴァイオリンとチェロはオブリガート(助奏)と言うよりも、協奏曲のソリストの様な立ち位置である。
 
 始めの3曲は宗教的な題材なので、合唱が「人間たち」ヴァイオリンとチェロが「神」を象徴していて、神との対話と触れ合い(タッチズ)を描いている。
 4曲目は詞のないヴォカリーズの合唱が「自然界の風景」で、ヴァイオリンとチェロが「神の息吹」を描いているようだ。新しい佇まいの宗教音楽を、静かに味わいたいアルバムである。

 マティアス・ユングは1963年、マグデブルク出身。ワイマール音楽大学で声楽と指揮を学ぶ。
 ワイマール・ヴォーカル・コンソートを創設し、多くの国際コンクールで優秀な成績を修める。
 1991年にドレスデン聖十字架合唱団の指導者となり、1994年から1996年まで同合唱団の音楽監督を代行する。1996年に、ザクセン声楽アンサンブルを創設する。

 ヴァイオリンのアレクサンドラ・スムは1989年、モスクワ出身。2歳の時に一家でフランスに移住した。5歳から父の指導でヴァイオリンを始める。7歳の時には、ウクライナで初のコンサートを行う。
 その後ウィーンに移り、ボリス・クシュニールに師事。ウィーン音楽院、グラーツ国立音楽大学で学ぶ。2004年にルツェルンで開催された、ユーロヴィジョン・コンクールで優勝。現在は、フランスを拠点に活動を行なっている。

 チェロのイサン・エンダースは1988年、フランクフルト出身。12歳でミハエル・ザンデルリングに師事。その後、リン・ハレルに師事して大きな影響を受けた。
 20歳で、ドレスデン・シュターツカペレの首席チェロ奏者に任命される。
 ソリストとしてヨーロッパの主要オーケストラと共演。チョン・ミュンフン、エッシェンバッハ、インバル、メータ、ペトレンコといった著名な指揮者と共演している。
 シトコヴェツキー・ピアノ三重奏団のメンバーとして、室内楽の分野でも積極的に活動している。
 



<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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キング・インターナショナル

ダイレクト・トランスファー・ディスク シリーズ第2弾



KKC 4361/3
(3CD)
\6000→\5590
ワルター&ウィーン・フィル(HMV録音集成)(1936-1938)【3CD】
 DISC 1
  (1)ハイドン: 交響曲第100番 ト長調「軍隊」
  (2)ハイドン: 交響曲第96番 ニ長調「奇跡」
  (3)モーツァルト: ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K.466
 DISC 2
  (4)モーツァルト: 交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
  (5)ベートーヴェン: 交響曲第6番 ヘ長調作品68「田園」
 DISC 3
  (6)モーツァルト: アイネ・クライネ・ナハトムジークK. 525      
  (7)シューベルト:交響曲第8番 ロ短調 D.759「未完成」
  (8)ブラームス: 交響曲第3番 ヘ長調 作品90
ブルーノ・ワルター(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ブルーノ・ワルター(ピアノ)(3)

 ダイレクト・トランスファー・ディスク シリーズ第2弾

 「バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲/エネスコ」(KKC.4353/4)、「フルトヴェングラー:Polydor/HMV録音」(KKC.4355/8)につづいて、第2弾登場!

 軍隊、田園、アイネ・クライネ、未完成・・・ワルター&ウィーン・フィル黄金時代の名演が甦った!ムジークフェラインのあの極上の響きがリアルに!

 録音:1938年1月10日 原盤:英 HMV DB 8445/7 (1) / 録音:1937年5月5日 原盤:米 RCA VICTOR 13856/8 (2)
 録音:1937年5月7日 原盤:米VICTOR 12151/4 (3) / 録音:1938年1月11日 原盤:米 VICTOR 12471/4S (4)
 録音:1936 年12月5日 原盤:仏 LA VOIX DE SON MAITRE DB 3051/5 (5)
 録音:1936年12月17日 原盤:英 HMV DB 3075/6 (6) / 録音:1936年 5月19, 21日 原盤:日本コロムビアJ8642/4 (7)
 録音:1936年5月18, 19日 原盤:米 VICTOR 12022/5 (8) / 会場はすべて ウィーン、ムジークフェライン大ホール
 MONO、69:15 / 65:42 /67:31( 予定)、国内製作、日本語帯・解説付(解説:薬師寺純平)

 ブルーノ・ワルターが1930年代半ばウィーン・フィルを指揮してHMVに録音した名演の数々。
 ムジークフェライン・ザールで録音されたその音は"黄金の響き" と称されたホールの長い残響をともない、ウィーン・フィルの純粋で貴族的、優美な音色と相まって、SP レコード全盛時代に於ける花形となっていました。
 日本で は宇野功芳によって以下の書籍等で絶賛され、数多くのファンをつくってきたのはご承知のとおりです。

 ・「軍隊」・・・このハイドンの「軍隊」をもってワルターの全レコード中(モノーラルやステレオも含めて)の最高傑作としたい。
 ・「田園」・・・ワルターの天性が何の無理もなく、自然に花咲いている点で、同じくウィーン・フィルによる「未完成」や「アイネ・クライネ」などと共に彼の最高傑作の一つとなっている。
 ・「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」・・・ワルターが録音したあらゆるモーツァルトの最高傑作。これほどまでに美しいと、もはや批評する気も起こらない。ただただ陶酔するのみである。
 ・「未完成」・・・ワルターはかなりオーケストラの奏者に任せつつ全体を見透し、愁いにみちた甘美さでこの曲を描き上げた。ウィーン・フィルの貴族的なニュアンスとともに、ここにはわれわれが心の中で典型とする「未完成」の姿がある。
 ・ブラームスの交響曲第3番・・・ウィーン時代のワルターを飾る絶品の一つ。ブラームスの「第3」として考えても、フルトヴェングラーの実演録音と肩を並べる名演である。
 (『ブルーノ・ワルター~レコードによる演奏の歩み』宇野功芳著 音楽之友社1972年刊)

  ところが、宇野氏はLP に復刻する際、「魅力の大半が恍惚たる音色に依存していた関係上、針音を消そうとして高音をカットすると、音色のニュアンスがまったく 消えてしまう。
  現在LPに復刻されているものは殆どその弊を持っている」(同上)として、CD時代になっても、一部の例外を除き、復刻された音質に否定的でした。
  今回のダイレクト・トランスファー・ディスクは(SPレコード盤面に生じたキズの修復は別として)、針音(スクラッチノイズ)の類いにはいっさい手を加えていな いため、高域はつややかに輝き、中低域はオーケストラ内声部の細やかな動きが明瞭に聞こえるほどに充実しております。

 復刻プロセスを最短にしてSPレコードのありのままの鮮烈な音をお届けする"ダイレクト・トランスファー・ディスク"。ワルター&ウィーン・フィルの"黄金の音""至高の名演"をぜひ聴いてみてください!
 
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KKC 4364/5
(2CD)
\3700→\3490
ラ・フォリア、詩曲~エネスコ名演集【2CD】
 DISC 1  SP 録音編
  (1)クライスラー:
   プロヴァンスの朝の歌 - L.クープランの様式による
  (2)ダンブロジオ: セレナード 作品 4
  (3)ヘンデル: ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ニ長調 作品1-13
  (4)プニャーニ: ラルゴ・エスプレッシーヴォ
  (5)クライスラー: テンポ・ディ・メヌエット
   (プニーニのスタイルによる)
  (6)コレッリ: ラ・フォリア
  (7)ショーソン: 詩曲 作品25
  (8)エネスコ:
   ヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ短調
    作品25「ルーマニアの民俗様式で」
 DISC 2  LP録音編
  (1)シューマン: ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 作品 121
  (2)ベートーヴェン:
   ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 作品47「クロイツェル」
ジョルジュ・エネスコ(ヴァイオリン)
エドワード・C・ハリス(ピアノ)
 DISC 1 (1)(2)
サンフォード・シュルッセル(ピアノ)
 DISC 1 (3)~(7)
セリニー・シャイエ=リシェ(ピアノ)
 DISC 1 (8)、DISC2

 高邁な精神性、音色の魔術師・・・エネスコの名盤がかつてない程の音質で甦った!幻の米レミントン盤より復刻―ついにシューマンのソナタが陽の目を見る。

 録音: 1924年ニューヨーク DISC 1 (1)(2) / 1929年ニューヨーク DISC 1 (3)~(7) / 1949年パリ DISC 1 (8) / 1950年ニューヨーク DISC 2 (1) / 1952年パリ DISC 2 (2)
 原盤:米 COLUMBIA 20023-D DISC 1 (1)(2) / 米 COLUMBIA 50187/8-D DISC 1 (3)
 日本コロムビア JW232&J7940 (原録音:米COLUMBIA 50235D,50161D) DISC 1 (4)~(6)
 日本コロムビア J7880/1(原録音:米 COLUMBIA 50273/4-D)DISC 1 (7) / 仏 COLUMBIA GFX 121/3 DISC 1 (8)
 米 REMINGTON RLP149-50 DISC 2 (1) / 仏 COLUMBIA FC1058 DISC 2 (2)
 MONO、74:24 / 59:18( 予定)、国内製作、日本語帯・解説付(解説:薬師寺純平)

 幻のコンチネンタル盤からダイレクト・トランスファーして、鮮やかによみがえった「バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲」(KKC.4353/4) がヒット中のジョルジュ・エネスコ。ジャック・ティボーとともに、20世紀前半のフランス・ヴァイオリン楽派を代表する不世出の名匠でしたが、作曲家・指揮者で もあったエネスコのヴァイオリン奏者として録音したアルバムがもう1種(2CD)登場。
 今回のアルバムにはSP録音時代、渡米中に米コロンビアに録音した7曲((1)~(7))とパリでの録音(8)をDISC1に収録、DISC2にはLP 録音時代、50年米レミントンに録音した超幻の録音「シューマン2 番ソナタ」と52年の最晩年に仏コ ロンビアにいれた「クロイツェル」を収録。大の録音嫌いであったエネスコのヴァイオリニストとしての主要録音はほぼ集めています。

 高貴な感性と精神的な深み、民族的気質から繰り出される独特の技法と多彩な音色・・・弦楽愛好者には神様的存在であったエネスコ。
 "盤鬼"西条卓夫、ハルトナック、中村 稔の各氏はその名著でつぎのように語っています。
 ・コレッリのラ・フォリア/ヘンデルのヴァイオリン・ソナタ第4番・・・「エネスコが渡米したときに入れたもの。45歳という全盛期にふさわしく、殊のほか、風格 豊かな光沢消しの至芸を展開している。切札は、透徹した祈りの心境か。ひときわ、コレルリの完成が高い。」(『盤鬼随想録』西条卓夫著 アイエー出版2024年刊 初出:ラジオ技術誌1984-5年)
 ・ショーソン:詩曲・・・「エネスコは絹のような輝きを引きだし、これが、このいくらか古風な甘みをもち、ロマン派のなごりのこもった印象主義的な色合いの作 品を、まがいものの際(きわ)から、精細であるにしろ本源的な音楽性の領域へと導いているのである。」(『20世紀の名ヴァイオリニスト』(J・ハルトナック著/ 松本道介訳 白水社1971年刊)
 ・シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番・・・「エネスコの手にかかると、人生の悲痛な惜別の歌であると同時に、神への救済を深くねがう者のいささかの心の 安静をただよわせた偉大な音楽になっている。・・・ヴァイオリン演奏史上、最高のシューマンであることを断言してはばからない。」(『ヴァイオリニストの系譜』 中村 稔著 音楽之友社1988年刊
 ・ベートーヴェン:クロイツェル・ソナタ・・・「老齢による技巧の衰えはともかく、入魂のルバートのきわだつ名人芸で、墨絵風の渋味を持っている。最大の魅力は、 世にも高邁な精神性の裏づけであろう。曲への情熱と共感が圧倒的に激しく、特に第2楽章が卓抜だ。」(『名曲この一枚』西条卓夫著 文藝春秋新社 1964年刊)

 復刻プロセスを最短にしてSPレコード(および初期LP)のありのままの鮮烈な音をお届けする"ダイレクト・トランスファー・ディスク"(CD)。ジョルジュ・エ ネスコの純粋で高貴で滋味あふれる名人芸をご堪能ください!

 ダイレクト・トランスファー・ディスクとは?
 ・音源制作は、真空管アンプ製作およびOMF(セイジ・オザワ松本フェスティバル)録音コーディネーターとして著名な新忠篤(あたらし ただあつ)氏が長年の経験の末に完成させたシステムで行っています。
 ・SPレコードの録音特性はメーカー毎に異なるのでレコードごとにイコライザー・カーブの調整が必要ですが、直熱3極管を使用した可変フォノ・イコライザー(自作)を使用し、SPレコードや初期LPレコード毎にイコライザーの調整をしています。
 ・再生信号をDSD 形式で録音し、レコードに記録されている情報をそのままマスター化します。
 この段階では、音楽情報をダイレクトに伝えるためにあえてノイズリダクションは行っていません。この音源をグッディーズ(goodies)が"ダイレクト・トランスファーCD-R"として、CD-Rで発売しています。
 ・新忠篤氏制作のこの音源マスターから、日本フォノグラムの録音エンジニアをつとめた常磐清氏が、SP レコードの各面つなぎ編集や盤面のキズ修復等の必要最小限のノイズリダクションを施し、CD用にマスタリング。キングインターナショナルが日本語解説付工場プレスCDとして発売します。
 ・SPレコードの真の音は、残念ながら復刻CD ではなかなか聴くことができないとされています。それはSPレコードの音ミゾに刻まれた音声信号を拾 い出すプロセスで、重要な信号が失われているからです。
 復刻プロセスを最短にしてSPレコードのありのままの鮮烈な音をお届けする"ダイレクト・トラ ンスファー・ディスク"。望みうる最高の音質で聴くことができます!
 



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MELODIYAxOBSESSION

SMELCD1002296
(2CD)
\5100→\4790
ダニール・シャフラン(チェロ)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集

 チェロ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.5-1
 チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2
 チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69
 チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1
 チェロ・ソナタ第5番 ニ長調 Op.102-2
ダニール・シャフラン(チェロ)
アントン・ギンスブルク(ピアノ)

 旧ソ連を代表するシャフラン、ベートーヴェンのチェロ・ソナタを弾く!

 ☆ロストロポーヴィチと共に旧ソ連を代表する名チェリスト、ダニール・シャフラン!
 ☆幼少期より鍛えられた完璧な技巧でベートーヴェンを弾く!

 廃盤・入手困難となったMelodiyaの名盤や貴重なMelodiya音源等を復刻する「Melodiya x Obsession」シリーズより旧ソ連の名チェリスト、ダニール・シャフランによるベートヴェンのチェロ・ソナタ全集が登場です。
 シャフランはレニングラード・フィルハーモニー管弦楽団の首席チェリストであった父からチェロを学び、11歳の時にはチャイコフスキーの《ロココの主題による変奏曲》でオーケストラとの共演を果たしています。
 そして14歳の時に、全ソ連コンクールに優勝し、1630年製のアマティを贈られ、生涯その楽器を演奏し続けました。

 ベートーヴェンのチェロ・ソナタは、「チェロの新約聖書」とも例えられる作品です。
 珍しい2楽章形式で書かれた第1番と第2番に、ベートーヴェン中期を代表する室内楽曲のひとつとなった第3番、ロマン派音楽へと向かっていく第4番と第5番。
 ベートーヴェンの作曲家としての経緯を見ていく上でも外せない作品の数々です。

 ※録音:1971年
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 
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SMELCD1000997
\2700→\2490
ガリーナ・バリノワの芸術
 1-2. シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
 3. マスネ:タイスの瞑想曲
 4. ブラームス:ワルツ イ長調 Op.39-15
 5. ブラームス:スケルツォ ハ短調
 6. スメタナ:二重奏曲第2番 ト短調
 7. モナステリオ:シエラ・モレーナ
 8. ディーリアス:伝説曲
 9. マネン:藁の中の七面鳥
 10. C.C.ホワイト:Nobody Knows the Trouble I've Seen Op.12-1
 11. アウリン:ユモレスク
 12. アウリン:ガヴォットとメヌエット Op.15-4
ガリーナ・バリノワ(ヴァイオリン)
グリゴリー・シンゲル(ピアノ、1-7、11)
イーゴリ・カターエフ(ピアノ、8、12)
アレクサンドル・デジューヒン(ピアノ、9、10)

 廃盤・入手困難となったMelodiyaの名盤や貴重なMelodiya音源等を復刻する「Melodiya x Obsession」シリーズにロシア出身のヴァイオリニスト、ガリーナ・バリノワの録音集が登場します。
 1910年生まれの彼女は国内でヴァイオリンを学んだ後、パリにてジャック・ティボーにも師事しました。
 その抒情的でかつ誠実さとロマンチシズムに溢れたその演奏が聴けるこのアルバムは大変貴重な機会と言えるでしょう。

 ※録音:1940年-1960年
 
 ※当タイトルは完全限定生産(初回生産限定)のため、ご注文数に対して十分な数量をご提供出来ない可能性がございます。予めご了承下さい。初回生産分完売後は再生産時期未定となります。(代理店)
 

















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