2012.3.2〜5.2の紹介新譜
DG(映像)
|


73 4783
(DVD)
\3700→\3390 |
メトロポリタン歌劇場2011年
アルバレス、ラドヴァノフスキー、ホロストフスキー
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」(全曲) |
マルセロ・アルバレス(マンリーコ),
ソンドラ・ラドヴァノフスキー(レオノーラ),
ディミトリ・ホロストフスキー(ルーナ伯爵),
ドローラ・ザジック(アズチェーナ),
シュテファン・コツァン(フェルナンド),
マリア・ジフチャク(イネス),
エドゥアルド・ヴァルデス(ルイス),
マルコ・アルミリアート(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団と合唱団
演出:デイヴィッド・マクヴィカー
舞台:チャールズ・エドワーズ
衣装:ブリギッテ・ライフェンシュトゥエル
照明:ジェニファー・ティプトン
振付:リア・ハウスマン |
73 4797
(Blu-ray)
\4400→\3990 |
上記と同内容のブルーレイ・ディスク |
イタリア・オペラ界を牽引するアルバレスの理想的なマンリーコ
【収録】 2011年4月30日、メトロポリタン歌劇場でのライヴ
不慮の事故でリチートラがこの世を去ってしまった後、イタリア・オペラ界を牽引するのが、このマルチェロ・アルバレスであることは間違いありません。デビューの頃は「リリカル過ぎる」とも評された彼の声ですが、年齢を重ねた現在は、相応の重みも加わり、まさに理想的なマンリーコを聴かせます。貫禄たっぷりのレオノーラ役のラドヴァノフスキー、アズチェーナはおなじみザジーク、と見どころも満載。凛とした悪役が似合うルーナ伯爵のホロストフスキーが幕切れの場面で立ち尽くすさまは、まさに感無量といったところです。オーソドックスな演出、オーケストラのたっぷりとした響きもすばらしく、オペラ初心者にも安心してお薦めできる最良の映像です。 |


73 4804
(2DVD)
\7400→\6790 |
メトロポリタン歌劇場2011年
デボラ・ヴォイト
プッチーニ:歌劇「西部の娘」(全曲) |
デボラ・ヴォイト(ミニー),
マルセロ・ジョルダーニ(ディック・ジョンソン),
ルチオ・ガッロ(ジャック・ランス),
トニー・スティーヴンソン(ニック),
キース・ミラー(アシュビー),
ジェフ・マッツィ(ホセ・カストロ), 他、
ニコラ・ルイゾッティ(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団と合唱団
演出:ジャンカルロ・デル・モナコ
舞台&衣装:マイケル・スコット
照明:ギル・ウェクスラー |
73 4808
(Blu-ray)
\4400→\3990 |
上記と同内容のブルーレイ・ディスク |
豪華絢爛を究めた話題の「西部の娘」
【収録】 2011年1月8日、メトロポリタン歌劇場でのライヴ
主役のミニーを演じるのがデボラ・ヴォイトということで、かなり話題となった公演です。演目自体、初演時こそ人気を誇ったものの、「マカロニ・ウェスタン」の気風がヨーロッパになじめなかったのか、すたれ気味になってしまい、ミニーを完璧に演じることのできる歌手がなかなかいないのも現状です。METの聴衆たちも、ヴォイトがどこまで「荒くれ男たち」を手中に収めるかについて期待していたことは間違いないでしょう。この公演では、ヴォイトはもちろんのこと、男たちの熱唱もすばらしく、文句なしの舞台を見せています。また、豪華絢爛を究めるMETの舞台らしく、艶々の馬たちも登場します。このオペラだけはヨーロッパよりもアメリカでの公演が似合います。 |
AVIE/サンフランシスコ響
|
SFS 0052
(DVD-Video)
\3700 →\3390
|
サンフランシスコ交響楽団創立100周年 〜
2011−2012シーズン・オープニング・ナイト・ガラ・コンサート
コープランド:バレエ組曲《ビリー・ザ・キッド》
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ブリテン:青少年のための管弦楽入門
アダムズ:ショート・ライド・イン・ア・ファスト・マシーン |
マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
サンフランシスコ交響楽団
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン) |
サンフランシスコ交響楽団の新時代が始まる!創立100周年記念ガラ・コンサート・ライヴ!
1911年から1世紀。2011−2012シーズンで遂に創立100周年を迎えたアメリカ西海岸の雄サンフランシスコ交響楽団。
2011年9月7日、本拠地デイヴィス・シンフォニー・ホールで行われた2011−2012シーズンのオープニングであり、創立100周年を祝うガラ・コンサートのライヴが「SFS
Media」から登場!
MTT&SFSにとって重要な存在である2人のアメリカ人作曲家アーロン・コープランドとジョン・アダムズの作品、教育プログラムにも熱心なこのコンビならではのブリテンの「青少年のための管弦楽入門」、そしてパールマンをソリストに迎えてのメンデルスゾーンなど、ガラ・コンサートのために組まれた特別なプログラムは、ティルソン・トーマスが打ち出してきたカラーと、サンフランシスコ交響楽団の歩んできた歴史のハイライトと言えるだろう。
ティルソン・トーマスと共に充実の時代を歩み続けるサンフランシスコ交響楽団。その歴史は最初の100年から次の100年へ
——!
※収録時間:88分(ガラ・コンサート)、58分(ドキュメンタリー)
※録音:2011年9月7日、デイヴィス・シンフォニー・ホール(サンフランシスコ)Region:0 |
BEL AIR(映像)
|

BAC 470
(Blu-Ray)
特別価格
\5200
|
「ジェローム・ロビンズに捧ぐ」
ショパンの美しい音楽にのって舞うパリ・オペラ座の超豪華ダンサーたち
(1)「EN SOLト長調」
(音楽:モーリス・ラヴェル(ピアノ協奏曲
ト長調)/
振付:ジェローム・ロビンズ、
ジャン=ビエール・フローリッシュ編/
ピアノ:エレナ・ボネ)
出演:マリー=アニェス・ジロー、フロリアン・マニュネ、
パリ・オペラ座バレエ団
(2)「TRIADE(トライアド)」
(音楽:ニコ・ミューリー/振付:バンジャマン・ミルピエ)
*委嘱新作
出演:マリー=アニェス・ジロー、レティシア・プジョル、
オドリック・ベザール、マルク・モロー
(3)「IN THE NIGHT(夜に)」
(音楽:ショパン(ノクターンop.27-1,
55-1&2, op.9-2/
振付:ジェローム・ロビンズ/ピアノ:久山亮子)
出演:クレールマリ・オスタ&バンジャマン・ペッシュ、
アニエス・ルテステュ&ステファン・ビュヨン、
デルフィーヌ・ムッサン&ニコラ・ル・リッシュ
(4)「コンサート」
(音楽:ショパン/振付:ジェローム・ロビンズ/
ピアノ:ヴェッセラ・ペロフスカ)
出演:ドロテ・ジルベール、アレッシオ・カルボネ、
ステファン・ファボラン、エマニュエル・ティボー |
|
パリ・オペラ座管
パリ・オペラ座バレエ団
コーエン・ケッセルス(指揮) |
BAC 070
(DVD)
特別価格
\5200
|
収録:2008 年9 月、パリ・オペラ座(ガルニエ)
(Blu-Ray) 111’、1080i Full HD 16:9、音声:PCM
ステレオ/ DTS HD Master Audio
(DVD) 111’、カラーNTSC 16:9、Region All、音声:PCM
ステレオ/ドルビー・デジタル5.1
ジェローム・ロビンズ(1918-1998)。「ウエスト・サイド・ストーリー」「王様と私」などの映画作品の振付や、ニューヨーク・シティ・バレエでの「牧神の午後」など数々のバレエ名作をのこしたその功績は、とてつもなく大きなもの。2008
年、ロビンズ没後10 周年にパリで上演され、センセーションを巻き起こした「ジェローム・ロビンズに捧ぐ」の映像の登場です!
ロビンズの3 作品をパリ・オペラ座が誇る超豪華ダンサーたちが踊っているだけでも嬉しいのに、ロビンズの愛弟子で、映画「ブラック・スワン」の振付を手掛け、主演のナタリー・ポートマンと結婚したことでも話題となったバンジャマン・ミルピエの注目新作も収録。
豪華ダンサーに美しい舞台。イチオシの強力盤です!
(1)の「EN SOL(ト調で)」は、ラヴェルのピアノ協奏曲が晴れやかに鳴り響く中、「ロシュフォールの恋人達」を彷彿とさせる衣装をまとったダンサー達が、海辺の町で陽気な人間模様を舞います。マリー=アニェス・ジローの長い手足と存在感、フロリアン・マニュネの美しい長身が存分に発揮された舞台です。
(2)の「TRIADE」は、パリ・オペラ座の委嘱作品。ジェローム・ロビンズと16
歳の頃から仕事をして、今なおロビンズのレパートリーを毎シーズン踊っているミルピエの振付によるもの。どこかウエスト・サイド・ストーリーを彷彿とさせる、対立や和解といったテーマを感じます。
(3)の「IN THE NIGHT」は、ショパンの音楽を愛してやまなかった、ロビンズによる名作。ショパンの音楽の底知れぬ奥深さ、音楽の底に流れている様々な感情、そしておどろくべき発明に光を当てたかった、というロビンズの語りが残っていますが、タイトルが示すとおり夜のような漆黒の中、しっとりとした照明で浮かび上がるダンサーたちの舞いは見る者を別世界へといざないます。
(4)もロビンズの振付で、(3)と同じショパンの音楽を軸にしていますが、こちらは一転してコミカルなマイムバレエ。ピアニストが舞台上のピアノにおもむろにむかい、淡々と弾き続けるなか、ダンサーたちが様々な人間模様をコミカルに演じるというもの。バラード第2
番が演奏されている時にはダンサーたちは虫の仮装でなにやら飛び回ります。なんとも軽妙洒脱で、ロビンズの才能にあらためて驚嘆させられる素晴しい舞台です。 |
BONGIOVANNI(映像)
|
AB 20021
(DVD)
\5400
|
ドニゼッティの傑作「ポリウート」初DVD!
ドニゼッティ:「ポリウート」 |
グレゴリー・クンデ(T ポリウート)
パオレッタ・マッローク(S パオリーナ)
シモーネ・デル・サヴィオ(Br セヴェーロ)
アンドレア・パピ(Bs カッリステネ) ほか
マルチェッロ・ロータ指揮
ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ
音楽祭管弦楽団,合唱団 |
円熟のクンデ渾身の殉教物語!日本語あらすじ付き
マルコ・スパーダ(演出)/ アレッサンドロ・チャンマルーギ(装置,衣装)/
ファビオ・ロッシ(照明)
収録:2010 年9 月17、19 日、ベルガモ/リージョン・オール、
NTSC、 120m、 Stereo PCM / Dolby digital
5.1、 字幕:伊英
ドニゼッティの傑作「ポリウート」のDVD が登場です。「ポリウート」は、ドニゼッティのナポリ時代の末期、1838
年に作曲されたものの、初演目前になって検閲から上演禁止を喰らってしまいました(聖人を題材としているためとも言われますが、本当の理由は不明)。ドニゼッティはパリに移ってからこのオペラを大幅に改作、フランス語のオペラ「殉教者」として1840
年に初演。その後「ポリウート」は、ドニゼッティが亡くなった1848
年になってようやくナポリで初演されましたが、これはドニゼッティの書いた通りのものではなく、「殉教者」の音楽を取り入れて改竄されたものでした。「ポリウート」は近年までこの改竄版が一般的に用いられていました。ウィリアム・アシュブロックとロジャー・パーカーによるクリティカル・エディションが出来上がって以降はこれが一般的に用いられています。もちろんこのベルガモのドニゼッティ音楽祭での上演もクリティカル・エディションを使用。
タイトルロールは、ロッシーニ・テノールとして長年活躍しているグレゴリー・クンデ。近年著しく円熟味を増しており、ここでも風格のある歌が素晴らしいもの。パオリーナのパオレッタ・マッロークは、ムーティがスカラ座でのヴェルディ「マクベス」でマクベス夫人に起用したことで知られるソプラノ。微妙な役どころを上手く演じ歌っています。セヴェーロのシモーネ・デル・サヴィオは、このところ急速に人気が上昇しているイタリア人バリトン。2012
年の夏にはザルツブルク音楽祭でラトル指揮の「カルメン」に出演予定。マルチェッロ・ロータはイタリアの中堅指揮者。2004
年からチェコ国立交響楽団の首席客演指揮者を務めています。ドニゼッティ音楽祭には2006
年にも出演して好評を博しています。
マルコ・スパーダの演出は、物語をムッソリーニ時代に据えつつ、その中にローマ時代風の衣装や装置を巧妙に混ぜ込んだもの。分かりやすい舞台です。
ブックレットに詳しい日本語あらすじが付いています。 |
DISQUIET(映像)
|
|
ソル・ガベッタが演じ奏でる!
ミシェル・ファン・デル・アー(1970*):
アップ・クローズ(2010) |
ソル・ガベッタ(Vc)
ヴァキル・イールマン(老女)
アムステルダム・シンフォニエッタ |
音楽&映像&演劇−摩訶不思議な舞台空間!ファン・デル・アーの話題作「アップ・クローズ」ソル・ガベッタが演じ奏でる!
カンディダ・トンプソン(芸術監督)、 ミシェル・ファン・デル・アー(映像&舞台監督、脚本)
収録:2011 年3 月15 日、ムジークヘボウ(アムステルダム)/リージョン・オール、PAL、16:9、PCM
ステレオ、Dolby &DTS サラウンド、31m
作曲家としてだけでなく、舞台監督としても広く活躍するミシェル・ファン・デル・アー。「自分は音符だけで音楽を作っているのではない」と語る彼にとって、「アップ・クローズ」は“聴くこと”
と“見ること” を融合した理想の作品。音楽作品としてみればチェロ・ソロと弦楽アンサンブルによる協奏曲なのですが、舞台左側には大きなスクリーンが置かれ、演奏と並行して映像が流されます。演奏者の後ろに映像を置く形態自体は映画音楽の演奏会などでもお馴染みですが、流石はファン・デル・アー、凡庸な舞台に留めません!何と、ソリストが演奏中何度も席を立ち、映像の中の“年老いた自分”
と共に演技をするのです。オーケストラも時に立ち上がり、ソリストを圧迫するように演奏。何とも説明し難い摩訶不思議な舞台空間は、強烈なインパクトがあります。
PAL 仕様のため通常のDVD プレイヤーで再生できないのが残念ですが、百聞は一見にしかず!PC
などで是非ご覧頂きたいおすすめ盤です。
ソル・ガベッタはアルゼンチン出身のチェリスト。10
歳にしてアルゼンチンのコンクールで第1 位に輝き、現在も新進気鋭の若手実力派として世界的に活躍するチェロ奏者です。可憐な容姿とは裏腹に、その演奏は力強く情熱的。本DVD
でも圧巻の演奏技術と迫力あふれる音色で、作品の雰囲気を見事に表現しています。ヴァキル・イールマン演じる“年老いたガベッタ”
はまさに適役。孤独に苛まれる老女の姿を狂気的に演じています。
本DVD はPAL 仕様となっており、通常のDVD プレイヤーでは再生できないのでご注意ください。
|
|
ミシェル・ファン・デル・アー(1970*):
室内オペラ「One」(2002) |
バーバラ・ハンニガン(“私”、S)
シェイラ・ウィアーサム(年老いた“私”) |
ファン・デル・アー衝撃の室内オペラ「One」ソプラノはカナダの歌姫バーバラ・ハンニガン!
ミシェル・ファン・デル・アー(舞台&映像監督、リブレット)
リージョン・オール、PAL、16:9、DD ステレオ、DTS
サラウンド、46 m
今ヨーロッパで最も注目される作曲家であり、映画監督でもあるミシェル・ファン・デル・アーが、自身のレーベルDISQUEIT
から室内オペラ「One」をリリース!
2002 年にベルリン、パリ、ワルシャワといった諸都市で相次いで上演されるや否やファン・デル・アーの名を一躍有名にした話題作、待望のDVD
化です。ファン・デル・アーの代名詞とも言える“自己”
や“孤独” というテーマが強く反映された作品で、“私とは何か”
とひたすら自問自答しながら孤独感に苛まれる女性の姿が、美しくも狂気的に描かれます。
舞台の殆どが“私” の一人演技で構成される本作において、大役である“私”
を演じるのはカナダの名ソプラノ、バーバラ・ハンニガン。体当たりの演技で、“私”
を見事に演じ切っています。また、本作の魅力は随所に施された映像技術にもありましょう。舞台と映像が相互的に結びついた、ファン・デル・アー節炸裂の強烈な舞台空間に圧倒されるおすすめDVD
です。
本DVD はPAL 仕様となっており、通常のDVD プレイヤーでは再生できないのでご注意ください。 |
EUROARTS(映像)
|
20 66798
(DVD)
\2600
|
シフ、ペレーニ、塩川の理想的顔合わせによるシューベルト
シューベルト:
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D 898, Op.99
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D 929, Op.100
アルペジオーネ・ソナタ イ短調D 821 |
アンドラーシュ・シフ(P)
塩川悠子(Vn)
ミクローシュ・ペレーニ(Vc) |
シフ、ペレーニ、塩川の理想的顔合わせによるシューベルト、ピアノ三重奏曲集&アルペジオーネ・ソナタ
収録:1991 年オーストリア、Palais Erb/制作:メトロポリタン・ミュニク
118’、NTSC 16 : 9 /Region All、音声:PCM
ステレオ
EUROARTS より、かつてのメトロポリタン・ミュニク制作による映像作品の復刻リリースが続くなか、ここに「アンドラーシュ・シフ、シューベルトを弾くI」と題された映像作品が登場します。
第1 集の収録内容は、シフとその夫人の塩川悠子と名手ペレーニによるピアノ三重奏曲2
曲に、シフとペレーニによるアルペジオーネ・ソナタというもので、シフが主宰するオーストリアのモントゼー音楽週間での活動を通じて、その充実ぶりが知られる顔合わせだけに、期待も大きく高まるところです。よく知られるように、この三者といえば、やはり同じ顔合わせで1995
年9 月に同一プログラムをセッション収録したアルバムを発表しており、堅固なアンサンブルと落ち着いた音色のなかにあふれる歌が印象深いものでした。 |
20 59118
(5DVD-BOX)
特別価格
\5500 →\4990
|
「セルジウ・チェリビダッケ5DVDボックス」
[DVD 1] (20.66588) 81’ 音声:PCMステレオ
・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
収録:1991 年7月エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1 番変ロ短調Op.23
収録:1991 年10月ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
ダニエル・バレンボイム(P)
[DVD 2] (20.66688) 111’ 音声:PCMステレオ
・ブラームス:ピアノ協奏曲第1 番ニ短調
Op.15
収録:1991 年エアランゲン・シュタットハレ(ライヴ)
・ブラームス:ピアノ協奏曲第2 番変ロ長調
Op.83
収録:1991 年ミュンヘン、ガスタイク(ライヴ)
ダニエル・バレンボイム(P)
[DVD 3] (20.66558) 114’
音声:PCMステレオ / 字幕:英独仏(※リハーサル部分)
・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
収録:1991 年
・プロコフィエフ:交響曲第1 番ニ長調Op.25「古典」
(リハーサル&ゲネプロ)
収録:1988年
[DVD 4] (3077968) 101’ 音声:DDステレオ
・ラヴェル:道化師の朝の歌
・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
・ラヴェル:スペイン狂詩曲
・ドビュッシー:イベリア
・ラヴェル:ボレロ
収録:1994 年5月13&14日ケルン、フィルハーモニー
(ライヴ)
[DVD 5] (20.60368) 104’
音声:PCMモノラル / 字幕:英独仏西
・R. =コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」Op.35
収録:1982年11月
・R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」Op.28
収録:1965年1月 |
|
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
[DVD 1-4]
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
[DVD 5]
シュトゥットガルト放送交響楽団 |
生誕100周年記念特別企画、破格の名演揃い!チェリビダッケ・ボックス
511’、Region All / カラーNTSC 4 : 3、(※DVD5、シュトラウスのみモノクロ)
20 世紀が生んだ屈指の巨匠指揮者セルジウ・チェリビダッケが、2012
年に生誕100 年を迎えるのを記念して、これまでEUROART
よりリリースされたDVD5 枚分の映像作品すべてを収めたたいへんお得なボックス・セットが登場します。
晩年、悠然たるテンポ設定と繊細きわまりない音色の表現で人気を博したチェリビダッケですが、あらためて収録内容を振りかえると、巨匠得意の看板演目「シェエラザード」のほか、精緻で色彩感のすごいラヴェル作品、さらにはバレンボイムを迎えたブラームスにチャイコフスキー、シューマンのピアノ協奏曲に至るまで、どれをとっても破格の巨匠芸が刻まれたとてつもない演奏ばかり。
なお、プロコフィエフの「古典交響曲」における厳しく入念なリハーサルの模様は、チェリビダッケの芸風を語るうえで不可欠ともいえるもので必見。音楽作りの秘密の一端を窺い知ることができるのも興味の尽きないところです。 |
EUROARTS(映像)
|
20 59038
(DVD)
\2900 →\2690
|
シャリーノ:「私の裏切りの瞳」
日本語字幕付 |
ニーナ・タランデク(S マラスピーナ伯爵夫人)
クリスティアン・ミードル(Br マラスピーナ伯爵)
ロラント・シュナイダー(CT 客)
シモン・ボーデ(Br 召使)
マルコ・アンジュス(指)
アンサンブル・アルゴリトモ |
日本語字幕付き。現代オペラの大ヒット作、シャリーノの「私の裏切りの瞳」、映像が登場!
クリスティアン・パーデ(演出)/ アレクサンダー・リントル(装置,衣装)/
ジャンニ・トラバルツィーニ(照明)
収録:2010 年7 月29、31 日、8 月1 日、モンテプルチアーノ/リージョン・オール、
NTSC、 16:9、 69m + Bonus 33m、 PCM Stereo、
字幕:伊英独仏日
サルヴァトーレ・シャリーノといえば、近年極めて人気の高い作曲家。1947
年、イタリアのパレルモ生まれ。2012 年1 月には、コンポージアム2011「サルヴァトーレ・シャリーノの音楽」が催され、大きな話題となりました。
そのシャリーノの中で特に人気が高いのが、「私の裏切りの瞳」。1998
年5 月19 日にシュヴェツィンゲン音楽祭で初演されるや、斬新な響きと舞台作品としての面白さが見事に融合した作品として大いに人気を博し、また小規模なことも幸いして、様々な都市で上演されました。たとえば大野和士モネ劇場着任前に、いわば顔見せとして取り上げたのがこの作品でした。そして驚いたことに既に3
種の全曲録音が発売されています。物語は、ルネサンス期のイタリアの作曲家で貴族のカルロ・ジェズアルド(1566
− 1613)が、不貞をはたらいた妻とその愛人を殺した事実に基づいたもの。17
世紀前半のイタリアの作家、ジャチント・アンドレア・チコニーニの作品を原作としています。物語としては、伯爵夫人と密通した客を伯爵が殺す、というだけのものですが、伯爵と伯爵夫人の対話から心理を緻密に描写した点が優れています。
この映像は、2010 年夏にイタリアのモンテプルチアーノで行われた上演で収録されたもの。フランクフルト歌劇場との共同制作のため、かなり力の入った上演です。伯爵のクリスティアン・ミードルは今非常に日記の高い若手バリトン。ドイツ南東部パッサウの生まれ。バロックから現代ものまで、シリアスな役もコミカルな役もこなせる優れた歌手です。伯爵夫人のニーナ・タランデクは、クロアチア出身のソプラノ、メッゾソプラノ。ここでの成功を受け、2011
年5 月にはマラスピーナ伯爵夫人をフランクフルトで歌い、大きな評判となりました。クリスティアン・パーデの演出は、16
世紀風の衣装も取りいれつつもモダンさにも不足はない優れたもの。同時期の音声は他社からCD
になっていましたが、この作品はやはり舞台としてみてこそ面白いでしょう。
嬉しい日本語字幕付です! |
20 59108
(DVD)
\2400
|
ハンス・ヴァン・マネン プライヴェート・アーカイヴズ
“ミックス・フォー・キッズ Mix4Kids”
アヤカボエンビエ、インとアウト、
こまごました物、未来で |
イントロダンス(舞踊) |
名振付師マネンの貴重な映像!
収録:2000 年11 月11 日、アーンヘム/リージョン・オール、NTSC、4:3、90m、PCM
Stereo
オランダが誇る舞踊振付師、ハンス・ヴァン・マネン(1932
−)は、1951 年に活動を開始して以来、バレエだけでも120
作以上を手掛けるなど、長年にわたって活躍しています。人気の舞踊団、イントロダンスへは20
の作品を手掛けており、その中から若者向きのものを選び、“ミックス・フォー・キッズ”というプログラムにしたものを収録。これはマネンが私的に所有していた映像ですが、内容の素晴らしさからDVD
として発売されることになったそうです。 |
EUROARTS(映像)
|
20 53478
(DVD)
\2900
|
我らが時代の偉大なダンサーたち
今日のドイツ・バレエ界をリードする3 大ダンサー夢の小品集
第1部:ウラジーミル・マラーホフ
マスネ(マクミラン振付):マノン【ディアナ・ヴィシニョーワと共演】/
モーツァルト(ザネッラ振付):旅(ピアノ協奏曲第23
番のアダージョ)/
ウェーバー(フォーキン振付):バラの精(舞踏への勧誘)【ナディア・サイダコワと共演】 |
第2部:ルシア・ラカッラ
チャイコフスキー(プティパ振付):白鳥の湖のパ・ド・ドゥ〜ヴァリアシオン/
ショパン(カニパローリ振付):椿姫(ピアノ協奏曲第1
番のロマンツェ)【シリル・ピエールと共演】 |
第3部:木村規予香
バッハ(ショルツ振付):カンタータ第51
番「もろびとよ、歓呼して神を迎えよ」より/
モーツァルト(ショルツ振付):ピアノ協奏曲第9
番「ジュノーム」のアンダンティーノ)/
ブルックナー(ショルツ振付):交響曲第8番のアダージョ【クリストフ・ベームと共演】 |
|
マラーホフ:2003 年9 月17-23 日/アポロザール(シュターツオーパ・ウンター・デン・リンデン)、ラカッラ、木村/ハレッシェ
ウーファー(ベルリン)
リージョンコード: 0、NTSC、16:9、PCM STEREO/DTS
5.1、78’00”、字幕:英仏独伊西
今日のドイツの主要バレエ団でプリマを務める3人のダンサーの紹介と小品を披露した魅惑のDVD。ベルリン国立バレエのマラーホフ、ミュンヘン・バレエ団のラカッラ、ライプツィヒ・バレエ団の木村規予香と、ドイツのバレエ界を背負ってたつ担い手が外国人なのも感慨深いものがありますが、やはりこの3人は凄い。いずれも得意な小品からソロおよびパ・ド・ドゥを演じていて、それぞれ約25
分楽しめるほか、彼ら自身が振付について簡単に語っています。厳格な基礎と伝統に則した舞踏は、安定感に満ち、レッスンにも最適です。 |
20 58268
(DVD)
\2900
|
楽園の暗影〜ヒトラーからハリウッドへ逃れた人々
監督:ピーター・ローゼンのドキュメンタリー
シェーンベルク、コルンゴルト、アイスラー、
トーマス・マンらの動画多数
シェーンベルク:幻想曲
クシェネク:霧のなかの鐘ほか演奏風景多数。 |
|
アンサンブル・ルシュルシュ |
シェーンベルクが、トーマス・マンが…。カリフォルニアに疎開していたワイマール文化の貴重な記録が今明るみに
リージョンコード: 0、NTSC、4:3、PCM STEREO、55’00”、字幕:英仏独
これは興味深いDVD。
1933 年にヒトラーがドイツ首相に就任すると、当時ワイマール文化を育んできた芸術家や文化人の多くがアメリカへ逃れ、ロサンゼルス、ハリウッドを中心に第2のワイマールを形成して高度な文化を花咲かせました。作曲家のシェーンベルク、コルンゴルト、アイスラー、クシェネク、指揮者のクレンペラーやワルター、文学者のトーマス・マン、哲学者のアドルノ、女優のディートリヒなど、錚々たる偉人の足跡を、実写映像やゆかりの人々の証言で綴ります。シェーンベルクとガーシュウィンがテニスを楽しむ姿や、ルビンシュタインやハイフェッツのカラー映像、トーマス・マンの語りなどワクワクするような映像のオンパレード。戦後、ヨーロッパへ戻った人々も多かったため、ごく短期間ではありましたが、アメリカ西海岸に20
世紀最高のドイツ文化が疎開していたことを伝えてくれる稀有な資料と申せましょう。日本語字幕はありません。 |
EUROARTS(映像)
|
20 58874
(Blu-ray)
\4700 →\4290
|
パーヴォ・ヤルヴィ& パリ管
フォーレの「レクィエム」2011年ライヴ
フォーレ:
・パヴァーヌOp.50
・エレジーOp.24
・詩篇「バビロンの流れのほとりで」
・ラシーヌの雅歌Op.11
・レクィエムOp.48
+ [特典映像] パーヴォ・ヤルヴィ・インタビュー |
|
チェン・レイス(S)
マティアス・ゲルネ(Br)
エリック・ピカール(Vc)
フィリップ・アイシュ(Vn)
パリ管弦楽団合唱団
(スティーヴン・ベトリッジ:合唱指揮)
パリ管弦楽団
パーヴォ・ヤルヴィ( 指揮) |
強力盤、はやくもブルーレイで登場、パーヴォ・ヤルヴィ&
パリ管フォーレの「レクィエム」2011年ライヴ
録音:2011 年2 月10 日パリ、サル・プレイエル(ライヴ)
1080i Full HD 16:9 /Region All、音声:PCM
ステレオ /DTS HD Master Audio、87’、(本編72’+ボーナス15’)、カラーNTSC
16 : 9 /Region All、字幕:羅・英・独・仏
2010/11 年のシーズンより音楽監督に就任したパーヴォ・ヤルヴィがパリ管を指揮して、「レクィエム」ほかフォーレの楽曲をまとめて演奏した映像作
品は、先行してリリースされたCD と収録曲は同一ですが、CD
と同時期の2011 年2 月10 日に行われたコンサートの模様をライヴ収録したものです。
メインの「レクィエム」をはじめ、すぐれた演奏内容はCD
からもすでに知られるところですが、やさしく美しい調べの宝庫であるはずの「レクィエム」でも、ときにデモーニッシュなまでの緊迫感がなんとも衝撃的で、フルオーケストラと大編成の合唱とが織りなす、陰影豊かで重厚な音楽があらためて独特の魅力を備えています。
なお、「レクィエム」のソリストについて、CD
ではカウンターテナーのジャルスキーの起用も話題を集めましたが、ここではバイエルン国立歌劇場の「ばらの騎士」ゾフィー役でも一躍注目され、「リゴレット」のジルダを当たり役とするイスラエル出身のソプラノ、チェン・レイスが聴かせる清楚で染み渡る美声がまた心に残ります。
パリ管の本拠でもある収録会場のサル・プレイエルは、オリジナルが1839
年にオープンして、当時フォーレそのひとも自作の初演を手掛けたことでも知られ、2006
年に大規模な改修工事を経て現在に至る由緒あるホール。熟成されたひびきも素晴らしく、合唱音楽が本来持つ、やわらかく包み込むような感覚を味わえるということでは、サラウンド再生ではその効果も抜群といえるでしょう。
 |
EUROARTS(映像)
|
20 58538
(DVD)
\2900 →¥2690
|
「神のヴァイオリニスト ヤッシャ・ハイフェッツ」
日本語字幕付! |
ヴァイオリニスト、ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)の人物像に迫るドキュメンタリー「神のヴァイオリニスト
ヤッシャ・ハイフェッツ」が登場!
監督:ペーター・ローゼン/制作:2011 年/日本語字幕付!/NTSC
16:9/Region All/字幕:日英独仏/88’
ヤッシャ・ハイフェッツの人物像に迫るドキュメンタリー「神のヴァイオリニスト ヤッシャ・ハイフェッツ」が登場!
ハイフェッツと言えば、ポーカーフェイスの出で立ちで完全無比なテクニックを惜し気もなく披露しましたが、この演奏スタイルはハイフェッツの父から教わったもので、「演奏者は自分をひけらかすのではなく、演奏するために存在する」という教えからこのスタイルがうまれました。ポーカーフェイスの見た目からは思いもよらない、音楽は実に情熱的で魂を揺さぶるような音色によって聴衆を魅了しました。
=各チャプターの構成、見どころ=
このドキュメンタリーではハイフェッツの生涯を様々な証言者をもとにまとめられています。
1.「神のヴァイオリニスト」/ 2.「師レオポルド・アウアー」/
3.「アメリカへ」/ 4.「世界ツアー」/ 5.「カリフォルニア時代」/
6.「編曲者としての活躍」/ 7.「愛国者としてのハイフェッツ」/
8.「教育者として」/ 9.「友人たち」/ 10.「家族について」/
11.「海と孤独」/ 12. 終わりに/ 13. クレジット
・「神のヴァイオリニスト」
名ヴァイオリニストがハイフェッツについて語っています。巨匠イヴリー・ギトリスは『神なきこの世への贈り物』と、またイダ・ヘンデルは『ヴァイオリンの曲ならなんでも信じられない正確さで弾いた。そしていつも情熱的だった。』と。この他、イツァーク・パールマンをはじめとした、名だたるヴァイオリニストが彼の演奏を激賞しております。
・「世界ツアー」
1920 年から行われた世界ツアーの模様がおさめられています。注目すべきは1923
年の関東大震災直後に日本に訪れた際の貴重な無声映像です。ハイフェッツは1917
年に来日したことがありますが、その際に訪れた場所が変わり果てた姿にショックを受けます。しかし、すぐにチャリティー・コンサートを開き多くの被災者に対し心に染みる演奏をしました。演奏会はホール崩壊の恐れから野外で行われましたが、映像からもわかる通り数えられないほどの聴衆が集まりました。
・「カリフォルニア時代」
1930 年代にカリフォルニアに移住した際の優雅な生活が見て取れ、趣味の卓球やテニスをする姿も見られます。
・「編曲者としての活躍」
ハイフェッツと言えば、ヴィルトゥオーゾを感じさせる難曲の演奏に注目されがちですが、彼は演奏者の技量、音楽性がダイレクトに伝わる小品ほど入念に練習し、また多くの小品の編曲も手掛けました。そして、クラシックだけにとどまらず、ジム・ホイルの名前で多くの歌謡曲の作曲していたことにも触れています。彼は、音楽のジャンルや曲の規模は関係なくどんな曲でも常に真摯な姿勢で演奏していたことがわかります。
=プライベートな姿にも肉迫=
このドキュメンタリーのもう一つの大きな魅力は、演奏家「ヤッシャ・ハイフェッツ」ではない、彼のプライベートなシーンを辿れることです。これはファンにはたまらない貴重な映像です。それは海が非常に好きだったハイフェッツの海岸で撮影された映像(
チャプター11「海と孤独」) や、ハイフェッツ自身録画が好きだったことから残されている彼の伴奏者の映像、さらにはあのヘレン・ケラーがハイフェッツの楽器に触れながら楽しそうに音楽を感じている映像など、非常に興味深い内容ばかりが収録されています。また教師ハイフェッツとして、生徒に対していじわると思えるほど!?
の非常に厳しいレッスン風景( チャプター8「教育者として」)
など、教育者としての側面を垣間見ることができます。
=かつてない力作!超一級のドキュメンタリー=
このドキュメンタリーを通じてハイフェッツの演奏を観ると、改めて巧みな技巧を見て取ることができますが、ポーカーフェイスの裏側に隠された、ハイフェッツの内なる叫びが演奏に表れているようにも思えます。演奏者として常にトップで居続けなければいけなかったプレッシャーと常に戦い、本当は孤独な人間であったようにも思えます。本作品で流れるハイフェッツ自身が編曲し愛奏した、ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女や、名曲バッハのシャコンヌ、そして十八番のメンコン、チャイコンの抜粋映像を観ると、今までとは違った聴こえ方がするかもしれません。巨匠ヤッシャ・ハイフェッツを知る上で欠かせない貴重なドキュメンタリーの登場と言えましょう。 |
EUROARTS(映像)
|


20 72564
(Blu-ray)
\5000→\4590
|
小悪魔プティボン爆発!!2011年ザルツブルク音楽祭での「ルル」!
ベルク:「ルル」(チェルハ補筆3幕版)
日本語字幕付き! |
パトリシア・プティボン(S ルル)
ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー
(Ms ゲシュヴィッツ伯爵令嬢)
パヴォル・ブレスリク(T 画家,黒人)
ミヒャエル・フォレ(Br シェーン博士,切り裂きジャック)
トーマス・ピフカ(T アルヴァ,シェーン博士の息子,作曲家)
フランツ・グルントへーバー(Bs シゴルヒ)
トーマス・ヨハネス・マイヤー(Bs 猛獣使い,力業士)
ハインツ・ツェドニク(T 公爵,従僕)
コーラ・ブルクグラーフ( 劇場の衣装係,学生,従僕)
アンドレアス・コンラッド(T 侯爵)
マルティン・ツォネフ(Bs 劇場支配人,銀行家)
エミリー・ピクテット(S 15 歳の少女)
コルネリア・ヴルコプフ(Ms 15 歳の少女の母)
アストリッド・モニカ・ホファー(Ms 女性芸術家)
ジーモン・シュノル(Br 新聞記者)
ゲルハルト・パイルシュタイン(医事顧問官,教授,警部)
ジェイムズ・クレヴァートン(Br 召使)
マルク・アルブレヒト(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
アッパー・オーストリア・ジャズ・オーケストラ |
20 72568
(2DVD)
\5200→\4690
|
ヴェラ・ネミロヴァ(演出)/ダニエル・リヒター(舞台装置)/クラウス・ノアック(衣装)/マンフレッド・フォス(照明)
収録:2010 年8 月、フェルゼンライトシューレ
(Blu-ray)リージョン・オール、HD、16:9、173m、
PCM Stereo / Dolby Digital 5.1 / DTS 5.1、字幕:独英仏伊日中韓
(DVD)リージョンコード:2,3,4,5,6,8、NTSC、16:9、173m、PCM
Stereo / Dolby Digital 5.1 / DTS 5.1、字幕:独仏英伊日中韓
2010 年にザルツブルク音楽祭で上演され大きな話題となった「ルル」がDVD、Blu-ray!ベルクの傑作「ルル」は人気があるものの、音楽の難易度の高さから決して上演は多くありません。加えて、あらゆる男を虜にしてしまうルルを声楽、視覚両面で納得させる歌手はなかなかいません。
このザルツブルク音楽祭でルルを歌うのはパトリシア・プティボン。少女を思わせる細身の身体に体当たり的な演技と、まさにルルに打ってつけ小悪魔っぷり。
また画家のパヴォル・ブレスリクは1979 年生まれのスロヴァキアの若いテノール。甘い声となかなかイケ面で、見栄え聞き栄えがします。重要な役であるシェーン博士には、今脂がバッチリ乗っているミヒャエル・フォレ。またシゴルヒにフランツ・グルントへーバー、公爵にハインツ・ツェドニクと大ベテランも存在感を発揮。
マルク・アルブレヒトは1964 年生まれのドイツの指揮者。父はやはり指揮者のゲオルゲ・アレクサンダー・アルブレヒト。2008
年から2011 年までストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めました。ベルクを得意としており、演出のヴェラ・ネミロヴァは、ブルガリア、ソフィアの生まれ。1982
年にドイツに移り、2006 年にフランクフルト歌劇場で演出家としてデビュー。フランクフルトでは「指環」も手掛け、またウィーン国立歌劇場でヴェルディ「マクベス」とチャイコフスキー「スペードの女王」を演出するなど、今話題の人です。
しばしばドギツイ舞台に仕立てられがちな「ルル」ですが、ここでは比較的分かりやすく、「ルル」初心者にも安心です。
嬉しい日本語字幕付きです!
【ご注意】 DVDはリージョン1に設定されているDVDプレイヤー(米国製など)では再生できません。Blu-ray
Discはリージョン・フリーです。
|
NAIVE
|
DR 2147
(DVD)
\4200 →\3790
|
ヴァン・ダム引退公演!!
演出ペリと指揮ミンコフスキのコンビも冴える
マスネ:「ドン・キショット」 |
ジョゼ・ヴァン・ダム(Bs ドン・キショット)
シルヴィア・トロ・サンタフェ(Ms ドゥルシネ)
ウェルナー・ヴァン・メヘレン(Bs-Br サンチョ・パンサ)
ジュリ・モセ(S ペドロ)
カミーユ・メルクス(S ガルシアス)
ハイス・ヴァン・デア・リンデン(T ジュアン)
ヴァンサン・デルーム(T ロドリゲス)
ベルナール・ヴィリエ(Br 山賊の頭) ほか
マルク・ミンコフスキ(指)
モネ劇場管弦楽団,合唱団 |
ロラン・ペリ(演出,衣装)/ バルバラ・ド・ランブルフ(舞台装飾)/
ジョエル・アダム(照明)
収録:2010 年5 月、ブリュッセル/リージョーン・オール、NTSC、16:9、111m
+ 61m、字幕:仏英蘭
マスネ晩年の名作「ドン・キショット」の映像が登場。ドン・キショットとはドン・キホーテのこと。風車に戦いを挑む場面など、セルバンテスの原作で有名な場面が盛り込まれたたいへん分かりやすい作品です。1910
年、天下の大バス、フョードル・シャリアピンのタイトルロールで初演、以来歴代の名バスがドン・キショットに挑んできました。
2010 年のモネ劇場での上演でドン・キショットを歌ったのは、ベルギーが誇る名バス=バリトン、ジョゼ・ヴァン・ダム。1940
年生まれのヴァン・ダムはこの時69 歳、同年での引退を公表しており、これが地元モネ劇場での引退公演でした。美声かつ知性派のバス=バリトンとしてカラヤンからも絶大な信頼を置かれたヴァン・ダム、ここではさらに豊かな深みも加わった比類ないドン・キショットを歌い演じています。
ドゥルシネのシルヴィア・トロ・サンタフェは、バロック音楽で活躍するメッゾソプラノ。ヴァレンシアの生まれだけにスペイン情緒には事欠かず、品の良い官能性を漂わせてくれます。サンチョ・パンサのウェルナー・ヴァン・メヘレンはオランダ、トゥルンハウト生まれのバス=バリトン。主役を立てつつ、印象的な従者を堅実に演じています。
マルク・ミンコフスキは近年、19 世紀中ごろから20
世紀初頭にかけてのフランスオペラの復興に力を入れており、マスネもその一人。この「ドン・キショット」も躍動感とファンタジーに溢れた名演で、単なるスター興行に終わらせていません。
ロラン・ペリの演出は、時代を初演の頃に移しており、ちょっとマスネを思わせる風貌のドン・キショットは老作家、舞台には原稿が山と積まれています。ドン・キホーテというと単なる荒唐無稽な夢想家に描かれがちなところを、ペリは人生の終わりに近づいた知性豊かな芸術家に仕立てる、引退を目前にしたヴァン・ダムの味を絶妙に引き出した舞台を作りあげています。
およそ1 時間のメイキング、インタビュー映像付き。 |
NAIVE
|
DR 2152
(2DVD+1CD)
特別価格
\4600 →¥4290
|
まるで短編映画!
ヴィーダー=アサートンによるユニークな演奏映像
DVD、特典CD 付豪華セットを特別価格で!
[DVD1]
(1)演奏会でのトーク映像 (2)ユダヤの祈り
(3)モンテヴェルディ:
祝福されし聖母マリアのための晩課より
「二人のセラフィムが叫んだ」
(4)ベリオ:言葉は消える
(5)ヤナーチェク:プレスト
(6)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調
(7)モンテヴェルディ:リトルネッロ
(8)シューベルト:リタナイ
(9)デュティユー:ザッハーの名による3つのストローフェ |
[DVD2]
PART1:
(1)ラフマニノフ:晩祷 (2)ハンガリー牧歌
(3)ユダヤ民謡:シューベルトの思い出
(4)チェレプニン:タタール舞曲「歌と踊り」
(5)クラフチク:ヤナーチェクのモラヴィア民謡〜子供の遊び
PART2:
(1)コダーイ:ハンガリーのロンド
(2)プロコフィエフ:死の戦場
(3)マルティヌー:スロヴァキア民謡による変奏曲
(4)マーラー:リュッケルト歌曲集 (5)ユダヤ民謡:舞曲 |
[CD]
「カウチ・イン・ニューヨーク」オリジナルサウンドトラックより抜粋:
ニューヨーク四重奏、ロメオ・デュオ、他 |
|
[DVD1]
ソニア・ヴィーダー=アサートン(Vc)
イモージェン・クーパー(Pf)
サラ・イアンク(Vc)
マシュー・ルジューヌ(Vc)
[DVD2]
ソニア・ヴィーダー=アサートン(Vc)
シリル・デュピュイ(ツィンバロン)
クリストフ・マング(指)
シンフォニア・ヴァルソヴィア |
【DVD】シャンタル・アケルマン(映像監督)
収録:2007 年10 月、ポーランド/NTSC、DVD1:1h04’m、DVD2:1h25m、ExtraCD:31m、字幕:英
ロストロポーヴィチ、ジャンドロンらに師事し、力強くも優美な演奏で高い評価を受けるフランス人チェリスト、ソニア・ヴィーダー=アサートン。独創性のある音楽活動で話題の名手による注目の新譜は、フランス映画界を代表する名匠シャンタル・アケルマンを監督に迎えた演奏映像DVD。
DVD2 枚組+特典CD の豪華内容を特典価格でお届けします!
ユニークな芸術家二人のタッグによって創られた作品ですから、凡庸な演奏映像に留まるわけがありません!音楽に合わせてゆっくりと変化する光と影の演出はまるでフェルメールの絵画を思わせる繊細な美しさ。特にユニークなのはデュティユーの作品!
ヴィーダー=アサートンが演奏するアパルトマンの窓越しに向い部屋の男女の日常生活が見える演出は、まるで一つの短編映画を見ているようです。ヴィーダー=アサートンの演奏も映像のインパクトに負けぬ素晴らしいもの!デュティユーの3
つのストローフェでは超絶技巧をいかんなく披露し、「東欧諸国の歌」と題されたDISK2
では、得意の民族調作品で艶やかな演奏をたっぷりと聴かせてくれます。各DVD
の最初では、ヴィーダー=アサートンが自身の人生や作品について語る映像も収録。さらに、彼女が音楽を担当したアケルマンの映画「カウチ・イン・ニューヨーク」のサウンドトラックを抜粋収録した特典CD
付となっています。単なる演奏映像ではなく、ヴィーダー=アサートンという一人のアーティストの真に迫る作品に仕上がったこだわりのBOXです! |
PARNASSUS(映像)
|
PDVD 1201
(DVD)
\2000 →\1890
|
スヴャトスラフ・リヒテル・プレイズ・ベートーヴェン&ショパン・イン・モスクワ
1976
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.1 No.1
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10 No.3(*)
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調 Op.14 No.1(*)
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調 Op.26(*)
バガテル ト長調 Op.126 No.1(*)
ショパン(1810-1849):
幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61
ワルツ ヘ長調 Op.34 No.3/ワルツ嬰ハ長調
Op.70 No.3
マズルカ変ホ長調 Op.63 No.3/マズルカ
ハ長調 Op.67 No.3
マズルカ ヘ長調 Op 68 No.3/マズルカ
イ短調 Op.posth.
練習曲嬰ハ短調 Op.25 No.7/スケルツォ第4番ホ長調
Op.54 |
|
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) |
収録:1976年10月10日(*以外)、15日(*)、モスクワ(ステレオ、125分)
仕様:NTSC/PAL コンパチブル、Region: 0
レーベル提供の情報によれば、この映像・音源はかつて日本でレーザーディスクで発売された以外、ロシア国外初出とのことです。 |
新書館
|
DD12 0101
(DVD)
\5040
|
「パリ・オペラ座のバランシン」
■「水晶宮」( シンフォニー・イン・C)
指導: ギレーヌ・テスマー
モデル: イザベル・シアラヴォラ&エルヴェ・モロー
■「ナイチンゲールの歌」
指導: アリシア・マルコス、エリザベット・プラテル
モデル: ミリアム・ウルド= ブラーム
■「ソナチネ」
指導: ビオレット・ヴェルディ
モデル: モニク・ルディエール
■「夢遊病の女」
指導: ニナ・ビルボア&ミロラード・ミスコビッチ
モデル: ミュリエル・アレ&ヴァレリー・コラン
■「愛のワルツ」
指導: ビオレット・ヴェルディ
モデル: ルシア・ラカッラ&シリル・ピエール |
|
出演:ギレーヌ・テスマー、
イザベル・シアラヴォラ&
エルヴェ・モロー、
アリシア・マルコス、
エリザベット・プラテル、
ミリアム・ウルド= ブラーム、
ビオレット・ヴェルディ、
モニク・ルディエール、
ニナ・ビルボア&
ミロラード・ミスコビッチ、
ミュリエル・アレ&
ヴァレリー・コラン 他 |
「パリ・オペラ座のバランシン」“みんなが作るのはスペクタクルだが
私が求めるのは純粋なダンスだ”─ ジョージ・バランシン
監督:ドミニク・ドルーシュ
NTSC、カラー、ステレオ、58分
=オリジナル・キャストから現代のダンサーへ・・・・=
バランシンの作品が受け継がれていく現場を収めた貴重なドキュメンタリー。彼の原点ともいえる歴史的な劇場、パリ・オペラ座で行われたリハーサルを収録。ダンサーから語られる言葉によって振付の解釈や作品の背景まで見えてきます。クラシック・バレエに大変革をもたらしたバランシンの作品の真髄に迫ります!
< 振付家紹介> ジョージ・バランシン
1904 年1月22 日、サンクトペテルブルクに生まれる。13
年、帝室マリインスキー・バレエ学校に入学し、17
歳で帝室マリインスキー・バレエ団に入団する。
当時から振付家としても活躍。24 年に亡命し、ディアギレフの誘いでバレエ・リュスに振付家として参加する。ここで、『アポロ』『放蕩息子』など初期の代表作を残す。ディアギレフの死後、34
年にアメリカに渡り、スクール・オブ・アメリカン・バレエを設立。46
年にはバレエ・ソサエティ(現ニューヨーク・シティ・バレエ)を創設し、本格的にアメリカでの活動を始める。音楽の視覚化を図り、物語のないアブストラクト・バレエ(抽象バレエ)の道を切り拓く。
バランシンの活躍で現在バレエがアメリカの地で花開いた。83
年4月30 日、ニューヨークで死去。 |
< 監督紹介> ドミニク・ドルーシュ
1931 年、パリ生まれ。中等教育を受けながら、ピアニストとしてのレッスンを続ける。後に演劇、クラシック、声楽、建築、絵画、ジャーナリズムなどを学び、映画の世界に入る。54
年から59 年にかけて、名監督フェデリコ・フェリーニのアシスタントを務め、『道』『カビリアの夜』『甘い生活』の撮影に参加。
その後、自分の制作会社レ・フィルム・ド・プレーリー創設し、多くの短編、テレビ映画、長編映画を撮っているが、クラシック・バレエのドキュメンタリー映画監督としてとくに定評がある。また、オペラ、演劇の演出なども手がけている。おもな作品に『ルディエール・オ・ラ・トラヴァーユ〜鳥のように』『愛のデュエット』『エトワールの肖像』『バレエのできるまで』ほかがある。 |
|
|