≪第76号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その5 5/13〜
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像
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5/16(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
DISCMEDI
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ベル・カント
マリオラ・カンタレロ&シモン・オルフィラ オペラ・アリア&デュエット集
モーツァルト(1756-1791):「ドン・ジョヴァンニ」から
Crudele!... Non mi dir (*) / Madamina,
il catalogo e questo (+)
La ci darem la mano (*/+)
ロッシーニ(1792-1868):
「セミラーミデ」から Bel raggio lusinghier
(*)
「セビリャの理髪師」から La calunnia
(+)
「セミラーミデ」から Se la vita ancor...
(*/+)
ドニゼッティ(1797-1848):
「ルクレツィア・ボルジア」から Vieni
la mia vendetta (+)
「アンア・ボレーナ」から Piangete voi...
Al dolce guidami (*)
「ルクレツィア・ボルジア」から Soli noi
siamo (*/+)
「愛の妙薬」から Quanto amore (*/+) |
マリオラ・カンタレロ(ソプラノ(*))
シモン・オルフィラ(バスバリトン(+))
ガリシア王立フィルハーモニー管弦楽団
オルベル・ディアス(指揮) |
録音:データ記載なし
年齢も近いスペインの実力派歌手マリオラ・カンタレロ(1978年グラナダ生まれ)とシモン・オルフィラ(1976年メノルカ島生まれ)による熱気溢れるベルカント・アルバム。
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DISCOS ABADIA DE MONTSERRAT
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スペイン・カタルーニャ、バルセロナ近郊の聖地モンセラト修道院の自主レーベル。
オルガンとヴァイオリンによるキリストの「生誕」と「復活」をテーマとしたアルバム。
演奏しているのは実際の修道女と修道士。
まだ手元に届いていないのだが、人生を変えるとしたらこういうアルバムだと思う。
手に入りにくく、しかもいつまで入手できるか微妙なアイテムなので、どうかどうかお早めに。
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ここで DAM 5019 の一部が聴けます・・・
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オルガンとヴァイオリンが奏でるメロディー(Vol.1)
ジョー・アケプシマス(1940-):暁の光よ
ルター派の賛美歌:
われらすべてを救いに来たもう御身(エアフルト賛美歌集(1524)から)
ルシアン・デス(1921-2007):もうすぐ夜が明ける
伝承曲:来たれ、神聖なる救世主よ
J・S・バッハ(1685-1750):主の栄光を称えよ
ジョゼフ・ジェリノー(1920-2008):さあ来たれ、世の救い主よ
ジョー・アケプシマス:救い主を求めるあなたがた
グレゴリオ聖歌(タミエ修道院):待降節の賛歌
グレゴリオ聖歌:クリスマスの賛歌
ディディエ・リモー(1922-2003):今日、この世に
ジュゼプ・マリア・ビンセン:天の喜び
不詳(16世紀):声のかぎり神に歌わん
ジョン・フランシス・ウェード(1710-1786):神の御子は今宵しも
フランツ・グルーバー(1787-1863):きよしこの夜
ルシアン・デス:天の御子
ジョー・アケプシマス:神よ、人の生の源よ
ポール=ジャン=ジャック・ラコーム(1838-1920):貧者たちの夜
アダン(1803-1856):オー・ホーリー・ナイト
ジョー・アケプシマス:あなたはどなたか、謙遜なる王よ
ヴェロニカ・ヨン:愛のシスター |
ヴェロニカ・ヨン(ヴァイオリン)
ジョルディ・アウグスティ・ピケ(オルガン) |
録音:2010年10月25-27日、モンセラト修道院バジリカ聖堂、モンセラト、スペイン
タイトルにはうたわれていませんが、キリストの生誕をテーマとしたアルバムです。時季外れのご案内になってしまい申し訳ありませんが、モンセラトの清澄な空気を感じさせるサウンドは季節を問いません。
ヴェロニカ・ヨンは韓国のオーケストラで活躍後、1986年に修道女となったヴァイオリン奏者。
ジョルディ・アウグスティ・ピケはモンセラト修道院修道士でオルガン奏者・音楽学者。1997年から2001年までエスコラニア(モンセラト修道院少年聖歌隊)の楽長を務め、その後数々の著作を発表しています。
ディスクには配給元である DISCMEDIの規格品番「DM
4894-02」が表示され、両規格品番が併記されている外装でもそちらのほうが目立つのですが、弊社では「DAM
5019」として管理いたします。(代理店)
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DAM 5021
\3200→\2990 |
オルガンとヴァイオリンが奏でるメロディー(Vol.2)
プロヴァンスのクリスマス・キャロル/R・ジェフ編曲:ああ、眠っているあなた
ジャック・ベルティエ(1923-1994):逃れるなかれ/御身の暁を輝かせよ
ジョー・アケプシマス(1940-):イエスよ、御身はわが心を燃やした
不詳:キリストはまことに復活せり
オデット・ヴェルクリュイス(1925-2000):アレルヤ!
ドイツ伝承曲/ルイ・リエバール(1908-2010):地上に夜明けが訪れれば
ルシアン・デス(1921-2007):愛の精神
ジョー・アケプシマス:彼が友らに言った時
ルシアン・デス:神の御心
J・エレラ/ジャン=ポール・レコ編曲:生けるキリスト
ジャック・ベルティエ:われらは御身に歌う、復活せしキリストよ
ジョゼフ・ジェリノー(1920-2008):汝の心を開け
不詳:新たな一日が明ける(賛美歌集「ダヴィデの竪琴」(1708)から)
ルシアン・デス:神は統べる
グレゴリオ聖歌:過ぎ越しのいけにえを称えよ
ルシアン・デス:アレルヤ、この日こそ
グレゴリオ聖歌:サルヴェ・レジナ |
ヴェロニカ・ヨン(ヴァイオリン)
ジョルディ・アウグスティ・ピケ(オルガン) |
録音:2011年11月13-15日、モンセラト修道院バジリカ聖堂、モンセラト、スペイン
こちらもタイトルにはうたわれていませんが、キリストの復活をテーマとしたアルバムです。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<メジャー・レーベル>
DG
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479 2712
(2CD)
\4400→\3990 |
ネトレプコ&ドミンゴ
ヴェルディ:歌劇『ジョヴァンナ・ダルコ』(全曲) |
アンナ・ネトレプコ(Sp: ジョヴァンナ・ダルコ),
プラシド・ドミンゴ(T: ジャコモ),
フランチェスコ・メーリ(T: カルロ7世),
ロベルト・タリアヴィーニ(Bs: タルボット),
他
パウロ・カリニャーニ(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団,
ウィーン・フィルハーモニア合唱団 |
ヴェルディ初期の隠れた傑作オペラをネトレプコ&ドミンゴの歌で
【録音】2013年8月, ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ(ザルツブルク音楽祭でのライヴ)
『ジョヴァンナ・ダルコ(ジャンヌ・ダルク)』は、ヴェルディの最もポピュラーなオペラ「椿姫」と比肩しうる内容と構成のリリック・ドラマですが、ヴェルディ没後50年の1951年以来、何故か40年間陽の目を見ることがありませんでした。
2013年にザルツブルク音楽祭で行われたこの舞台は、ネトレプコとドミンゴなど、贅沢なキャストを揃えてコンサート形式によって上演されたものです。ネトレプコが自然体で演ずるジョヴァンナの人間性と美声、そしてドミンゴの圧倒的なパワーが絶賛された演奏です。 |
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479 2472
\2200→\1990 |
アンナ・プロハスカ/Behind The Lines 戦線の背後で
トラディショナル:黒い雲がやってくる/
ベートーヴェン:『エグモント』〜太鼓が鳴ると/
アイスラー:子供の軍歌/
ヴォルフ:鼓手/
ヴォルフ:兵士II/
ラフマニノフ:わたしは悲しい恋をした/
トレイル:My Love's in Germany/
アイヴズ:In Flanders Fields/
アイヴズ:1,2,3/
アイヴズ:トムが船出する/
クィルター:もはや灼熱の太陽も怖 れるな/
アイスラー:Panzerschlacht/
アイスラー:最後の悲歌/
アイスラー:帰還/
カヴェンディッシュ:Wandring In This Place/
シューベルト:戦士の予感/
シューベルト:エレンの歌第1番/
リーム:Untergang/
リスト:火刑台の上のジャンヌ・ダルク/
シューマン:二人の擲弾兵/
プーランク:軍曹の帰郷/
シューマン:兵士/
マーラー:トランペットが美しく鳴り響くところ/
ヴァイル:Beat! Beat! Drums/
ヴァイル:Dirge For Two Veterans |
アンナ・プロハスカ(Sp),
エリック・シュナイダー(P) |
淡々と反戦歌に込められたメッセージを歌い上げる
【録音】2014年2月, ミュンヘン、バイエルン放送
2014年は、人類史上最初の世界大戦である「第一次世界大戦」が勃発して100年目にあたる年。この「Behind
The Lines-戦線の背後で」と題されたアンナ・プロハスカとエリック・シュナイダーの新しいアルバムには、17世紀から1960年までの数々の反戦歌が収録されています。
切々と直截的に戦争の悲しさを歌う曲もあれば、ワイルやアイスラーのように皮肉な歌もあり、戦いを描くやり方はさまざまですが、言うまでもなく、どの曲にも哀しさと空しさが漲っています。
プロハスカは激情に任せて歌うのではなく、歌に込められたメッセージを淡々と描き出すことで、聞き手に深い思慮のひとときを届けます。 |
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4810591
\2200→\1990 |
《チョン・ミョンフン&ソウル・フィル
ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱付き》 |
ソウル・フィルハーモニー管弦楽団
Kathleen Kim(S)/
Songmi Yang(MS)/
Yosep Kang(T)/
Samuel Youn(B)
韓国国立合唱団
指揮:チョン・ミョンフン |
ホールを埋め尽くした聴衆を感動の坩堝へ誘った2012年ソウル公演ライヴ!
チケットは完売、聴衆を興奮の坩堝へ誘った2012年12月のソウル公演ライヴ。
チョン・ミョンフン&ソウル・フィルのベートーヴェン録音としては、2013年の第5番「運命」に続く第2弾となります。
ソプラノのカスリーン・キムは2007年にMETデビューを飾り、欧米でキャリアを重ね、2012年にはBBCプロムスにも出演しています。
ソングミ・ヤンは「ランメルモールのルチア」でウィーン国立歌劇場にデビューし、高い評価を得た現在注目のメッゾ・ソプラノ。
ヨセフ・カンは2002年からベルリン・ドイツ・オペラのソリストとして活躍中のテノール。
バリトンのサミュエル・ヨンは2012年のバイロイト音楽祭で「さまよえるオランダ人」のタイトル・ロールを歌って大絶賛を博し、今年もバイロイト出演が予定されています。
録音:2012年12月28-29日 ソウル 芸術の殿堂(ソウル・アート・センター)(ライヴ録音) |
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4793387
(2CD)
\4400→\3990 |
ティーレマン(指揮)&シュターツカペレ・ドレスデン
R・シュトラウス:歌劇『エレクトラ』(全曲) |
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン
エヴェリン・ヘルリツィウス (エレクトラ),
ルネ・パーペ (オレスト)
アンネ・シュヴァネヴィルムス (クリソテミス),
フランク・ファン・アーケン (エギスト)
ヴァルトラウト・マイアー (クリテムネストラ) |
作品の本質を描き出したティーレマンの圧倒的なライヴ!
リヒャルト・シュトラウスが作曲した15のオペラのうち、9つの作品がドレスデン・シュターツカペレで初演されています。
2012/2013シーズンよりドレスデン・シュターツカペレの首席指揮者に就任し絶賛をあびるティーレマンが、シュトラウス・イヤーの幕開けに同歌劇場を指揮して行った公演がライヴ盤で登場しました。
このオーケストラならではの色彩と暗黙の伝統表現が各所に滲み出る演奏で、ティーレマンは作品の本質を描き出しています。
ベルリン、フィルハーモニーでの演奏会形式によるコンサート・ライヴ収録です。
【録音】2014年1月28日, ベルリン、フィルハーモニーでのライヴ収録 |
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4792231
(8CD)
\3600→\3290 |
《ベルリン・フィル〜グレート・レコーディングズ》
【CD1】
R・シュトラウス:アルプス交響曲Op.64〜
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)[録音:1980年]/
【CD2】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61〜
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) [録音:1979年]/
【CD3】
マーラー:交響曲第9番ニ長調〜
クラウディオ・アバド(指揮) [録音:1999年]/
【CD4】
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15〜
クリスティアン・ツィマーマン(P) サイモン・ラトル(指揮)
[録音:2003年]/
【CD5】
シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」〜
カール・ベーム(指揮) [録音:1966年],
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレート」〜
カール・ベーム(指揮) [録音:1963年]/
【CD6】
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125〜
ユリア・ヴァラディ(Sp) ヤルト・ヴァン・ネス(Ms)
キース・ルイス(T) サイモン・エステス(Bs)
エルンスト・ゼンフ合唱団
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮) [録音:1989年]/
【CD7】
シューマン:交響曲2番ハ長調Op.61&交響曲第4番ニ短調Op.120〜
ラファエル・クーベリック(指揮) [録音:1964&1963年]/
【CD8】
ワーグナー:
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲,
「タンホイザー」序曲, 「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死,
ジークフリートの葬送行進曲,
聖金曜日の音楽〜
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
) [録音:1949〜1954年] |
世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルのベスト演奏
世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団がドイツ・グラモフォンに録音を開始して昨年2013年で100年を迎えました。
その膨大な録音の中から、カラヤン、アバド、ベーム、ラトル、ジュリーニ、クーベリック、フルトヴェングラーといった名指揮者の録音を厳選した8枚組。
クラシック・ファン必聴の名盤BOXです。 |
DHM
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8888379654-2
\2500→\2290 |
ピリオド楽器による
ブラームス:
『チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38』
『チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99』 |
ダフィト・メルコンヤン(クラシカル・チェロ),
ミカエル・バルヤン(フォルテピアノ) |
ピリオド楽器によるブラームスのチェロ・ソナタ2曲の新録音の登場です。
アルメニア出身でピリオド楽器演奏で話題を呼んでいるダフィト・メルコニアンとミカエル・バルヤンのデュオによるドイツ・ハルモニア・ムンディへのレコーディング第2弾です。(第1弾となったロンベルクのチェロ・ソナタ集も今回同時にご案内しています。)
ダフィト・メルコンヤンは、1986年にアルメニアに生まれ、12才から本格的にチェロを学びはじめ、ベルリン芸術大学で学び、アンナー・ビルスマやクリストフ・コワンにも学んでいます。2008年ライプツィヒ・バッハ国際コンクールで優勝し、現在若手のピリオド楽器プレイヤーの中でも話題となっているチェリストです。
1981年生まれのミカエル・バルヤンはモスクワでピアノを学び、その後ブッフビンダーに師事し、バーゼル・スコラ・カントゥールムでも古典鍵盤楽器奏法を学んでいます。
今回のブラームスの録音にあたって、二人はブラームスのチェロ・ソナタへ影響を与えたといわれている名チェリスト、ベルンハルト・ロンベルク(1767-1841)の教本やこの時代のチェロ奏法などを徹底的に研究し録音に臨んでいます。
この演奏では音楽そのものの純粋さが最大限に表現されており、そのことによって今までとは全く違ったブラームス像が表されています。 |
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8888372287-2
\2500→\2290 |
ベルンハルト・ロンベルク:
『チェロ・ソナタ 変ホ長調Op.5-1』
『チェロ・ソナタ ヘ長調Op.5-2』
『チェロ・ソナタ 変ロ長調Op.5-3』 |
ダフィト・メルコンヤン
(クラシカル・チェロ:ニコラス・リュポ1820年製),
ミカエル・バルヤン
(フォルテピアノ:ラグラッサ1815年製) |
アルメニア出身でピリオド楽器演奏の分野で話題を呼んでいる、ダフィト・メルコニアンとミカエル・バルヤンのデュオによるドイツ・ハルモニア・ムンディへのレコーディング・デビューとなったアルバムです。
ベルンハルト・ロンベルク(1767-1841)は、チェロという楽器の発展に大きく寄与したドイツの初期ロマン派の作曲家・チェリストです。父にチェロを学び、7才でコンサートを開き、ミュンスターの宮廷管弦楽団も参加。1790年からはボン・ケルン宮廷楽団の奏者を務め、ベートーヴェンと知り合い、ベートーヴェン(Va)、アントン・リース(Vn)、ベルンハルト・ロンベルク(Vc)の三人が参加した四重奏演奏の記録も残っています。パリでは「チェロのパガニーニ」とも呼ばれていました。
またロンベルクはチェロの楽器としての改良にも取り組み、指板や駒の形状を変更することでヴィヴラートをかけやすくなるなど、技巧的かつロマンティックな表情付けができる演奏を容易にし、現代チェロの構造に続く改良の端緒となりました。そうした改革に対応する形でパリの名工ニコラス・リュポによって制作されたチェロは、「パリのストラディヴァリウス」とも呼ばれているほど、現代でも屈指の名器と言われています。
この録音では、オリジナルのニコラス・リュポ1820年製のチェロと1800年頃の弓と裸のガット弦が使われています。さらにロンベルクが書いた奏法教本を研究しつくし、この録音に望んでいます。
「作品5」は3曲のソナタで構成された若書きの作品で、高域の技巧的なパッセージはロンベルクならではで、優しく温かな歌に溢れたメロディも、シンプルさの中にロマンティシズムが満ち溢れています。またこれらの作品は、ブラームスのチェロ・ソナタ第1番に強い影響を与えたといわれています。
ロンベルクの作品はチェロの教本などにも載っており、チェロの学習者には親しみのある作品ですが、この楽器と奏法だからこそ生かされた、これまでとは全く異なった素晴らしい演奏が再現されています。
【録音】2012年9月, ケルン、ドイチュランド放送室内楽ホール |
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8884304275-2
\2500→\2290 |
カメラータ・ケルン/C.P.E.バッハ:ソナタ集
C.P.E.バッハ:
『四重奏曲ト長調Wq.95』『四重奏曲ニ長調Wq.94』
『四重奏曲イ短調Wq.93』『三重奏曲ヘ調Wq.163』
『ソナタ ト短調Wq.88』 |
カメラータ・ケルン
[カール・カイザー(Fl-tr),
ミヒャエル・シュナイダー(Bfl, Fl-tr),
ウラ・ブンディーズ(Va),
ライナー・ツィパーリング(Vc, Gamb),
ザビーネ・バウアー(Cemb, Fp) |
古楽を専門とする世界有数のアンサンブル『カメラータ・ケルン』の久々のDHMへの録音は、今年2014年生誕300年を迎えたC.P.E.バッハの室内楽作品集。
ここに収録された「四重奏曲」は、1788年にハンブルクで作曲された作品で、フルート、ヴィオラ、ピアノ、通奏低音のための少し変わった編成のもの。
「三重奏曲」は通常、フルート、ヴィオラ、ピアノによって演奏されることが多いのですが、ここではテナー・ブロックフレーテ、ヴィオラ、チェンバロ付通奏低音で演奏されており、絶妙な中音の魅力が発揮されています。
それぞれの楽器が互いに緊密に連携しながら、生気のある演奏を繰り広げています。
【録音】2013年9月, ケルン、ドイチュランド放送室内楽ホール |
<国内盤>
<映像>

5/15(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
<歴史的録音>
<映像>
EURO ARTS(映像)
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20 72674
(Blu-ray)
\4700 →\4290
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アーノンクールの完全無欠のハイドン「四季」
ハイドン:オラトリオ「四季」
ドキュメンタリー:
ニコラウス・アーノンクールのハイドン「四季」リハーサル
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ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
エルンスト・ラッフェルスベルガー
(合唱指揮)
ドロテア・レシュマン(ソプラノ)
ミヒャエル・シャデー(テノール)
フローリアン・ベッシュ(バス) |
20 72678
(DVD)
\2900 →\2590
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2013年ザルツブルク音楽祭ライヴ、アーノンクールの完全無欠のハイドン「四季」
収録:2013 年7 月ザルツブルク音楽祭(ライヴ)/監督:ミヒャエル・ベイヤー
(Blu-ray)画面:1080i、Full HD 16:9、音声:PCM
ステレオ、DTS-HD Master Audio5.1、リージョン:All、字幕:英、独、仏、150mm(本編)+25mm(ボーナス)
(DVD)画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ DD5.1、リージョン:All、字幕:英、独、仏、150mm(本編)+25mm(ボーナス)
ドキュメンタリー監督:エリック・シュルツ
2013 年はヴェルディ&ワーグナー生誕200
年という記念すべき年であり、ザルツブルク音楽祭のプログラムのヴェルディやワーグナーのオペラやコンサート中心でした。
そのようななかで、音楽祭のオープニング・コンサートを飾ったのは巨匠アーノンクールによるハイドンのオラトリオ「天地創造」でした。そしてアーノンクールは、このBlu-ray
とDVD に収録されている、カトリックやプロテスタントの宗教音楽を特集するザルツブルク音楽祭でのコンサート・シリーズ「Ouverturespirituelle」で、ウィーン・フィルとハイドンのオラトリオ「四季」も演奏。
ハイドンのオラトリオ「四季」は、前作「天地創造」と並び、ハイドンの最高傑作とされる声楽作品。アーノンクールの「四季」といえば、1987
年録音のウィーン交響楽団、2007 年録音のウィーン・コンツェントゥス・ムジクスとの盤があり、今回の演奏でもアーノンクールの長年の経験と研究から培われた深い解釈がもたらす充実の音楽を聴かせてくれます。
ソリストは、アーノンクール指揮「フィガロの結婚」スザンナ役でザルツブルク・デビューを果たした美声ソプラノ歌手ドロテア・レシュマン、アーノンクールからの信頼も厚いドイツ系カナダ人テノール、ミヒャエル・シャデー、そして2010
年のアーノンクール来日の際にも同行したバス、フローリアン・ベッシュとアーノンクール組の実力派歌手が顔を揃えています。
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5/14(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
THE CHOIR OF KING'S COLLEGE
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KGS 0006
特別価格
\2300 →\1990
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名門キングス・カレッジ〜AFTER HOURS
1. アイ・ゲット・アラウンド〔ビーチ・ボーイズ〕
2. 黒人霊歌「Swing Low, Sweet Chariot」
3. ワンダーウォール〔オアシス〕
4. A Nightingale Sang in Berekly Square〔Maschwitz&
Sherwin〕
5. Forget You〔シーロー・グリーン〕
6. ネバー・ハッド ・ア・ドリームCome True〔S
CLUB 7〕
7. セプテンバー〔アース・ウィンド&ファイヤ〕
8. ティアーズ・イン・ヘヴン〔エリック・クラプトン〕
9. アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ〔バックストリート・ボーイズ〕
10. ミニー・ザ・ムーチャ〔キャブ・キャロウェイ〕
11. コール・ミー・メイビー〔カーリー・レイ・ジェプセン〕
12. オールド・マン・リバー〔TRAD〕
13. エヴリ・タイム・ウィ・セイ・グッドバイ
14. 帰ってほしいの〔ジャクソン5〕 |
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団 |
名門キングス・カレッジが歌う「帰ってほしいの(I
want you back)」に「セプテンバー」大ヒットポップス曲をすべてアカペラで!
録音:2013 年3 月18-20 日、6 月25-26 日/録音場所:St
George's Church, Chesterton & West Road
Studio
名門ケンブリッジ・キングズ・カレッジによる、ポップスのレパートリー録音の登場。フォークソングや黒人霊歌などの録音はありますが、これほどポップスの名曲ばかりをずらりとならべたアルバムは今までありませんでした。
マイケル・ジャクソンもびっくりの澄んだ合唱で聴くジャクソン・ファイヴの「帰ってほしいの(I
want you backI)」は衝撃!マイケル・ジャクソンの幼い日の圧倒的な歌唱力が印象に残っている方も多いことと思われますが、キングス・カレッジの歌唱は思わぬ楽しさに満ちています。ほかにも10
人で歌うアース・ウィンド&ファイヤの「セプテンバー」など、このキングス・カレッジの面々はすべてのパートを声で再現。シーロー・グリーンのForgetyou
も、glee でも話題となった作品です。非常に楽しい仕上がりです!

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ONYX
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指揮はハーディング!
ピリス/ONYXレーベル移籍 第1弾
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58 |
マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
ダニエル・ハーディング(指揮)
スウェーデン放送交響楽団 |
マリア・ジョアン・ピリス登場!第1弾は、ハーディングとのベートーヴェン!ついにピリスがONYXレーベルへ電撃移籍!
ヴィクトリア・ムローヴァ、パスカル・ロジェに始まり、クリスティーネ・シェーファー、シャルル・デュトワ、オーギュスタン・デュメイ、ミハイル・プレトニョフ、五嶋みどりなど、超メジャー級アーティスト達が続々と参加するイギリスのレーベル、ONYX(オニックス)。ポルトガル、リスボン生まれの世界的ピアニスト、マリア・ジョアン・ピリスが、ついにONYXへ登場!
第1弾は、ダニエル・ハーディング&スウェーデン放送交響楽団との共演による、ベートーヴェンという超強力な組み合わせ!
近年はピリスのコンサート・プログラムとしてしばしば演奏されているベートーヴェンの協奏曲。数多くの名盤を残すピリスだが、ベートーヴェンの協奏曲は初めての録音となる(ソナタ集はデュメイとのコンビで録音されている)。
2013年10月にストックホルムでのコンサートの後、直接スタジオに向かい録音されたベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番と第4番。ピリスの手により情熱と詩情が存分に込められた、劇的なベートーヴェンが完成した。
※ジャケット・デザインは変更となる可能性がございます。 |
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ゲッツェル&ボルサン・イスタンブール・フィル
《シェエラザード》とロシア&トルコ作品集!
リムスキー=コルサコフ:交響組曲 《シェエラザード》
Op.35
バラキレフ(リャプノフ編):東洋風幻想曲
《イスラメイ》
イッポリトフ=イワノフ:組曲 《コーカサスの風景》
より
第2曲「村にて」、第4曲「酋長の行列」
エルキン:舞踏組曲 《キョチェケ》 |
サッシャ・ゲッツェル(指揮)
ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管 |
サッシャ・ゲッツェル第3弾!
神奈川フィルの首席客演指揮者!サッシャ・ゲッツェルとトルコのオーケストラが贈る強烈濃厚なプログラム!
ウィーン・フィルのヴァイオリン奏者から指揮者に転身したオーストリアの熱きマエストロ、サッシャ・ゲッツェル。イスタンブールを本拠地とするトルコの大企業ボルサン・ホールディングスのオーケストラ、ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団。
ゲッツェル&ボルサン・イスタンブール・フィルの組み合わせによるアルバム第3弾は、リムスキー=コルサコフの名組曲
《シェエラザード》!
《シェエラザード》とともに録音されたのは、ロシア五人組のリーダー、ミリィ・バラキレフ(1837−1910)作、リャプノフがオーケストレーションを施したオリエンタルな幻想曲
《イスラメイ》。ミハイル・イッポリトフ=イワノフ(1859−1935)の人気作
《コーカサスの風景》より、特に有名な「酋長の行列」を含む2曲。そして、近現代トルコを代表する作曲家ウルヴィ・ジェマル・エルキン(1906−1972)の、トルコの舞曲による組曲
《キョチェケ(Kocekce)》という濃厚なプログラム。
サッシャ・ゲッツェルは、神奈川フィルハーモニー管弦楽団とは2007年の初共演後2013年から首席客演指揮者となり、以降毎年の来日公演を果たし、日本での知名度と評価を確立している。
レスピーギの《シバの女王》、バルトークの《中国の不思議な役人》に続く第3弾も、ゲッツェルの強烈な個性と才能が発揮されることでしょう。
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CORNETTO
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王宮のリコーダー
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):ソナタ
Op.5 No.9
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(?-1631):
ヴァイオリンまたは類似の楽器のためのソナタ集(1641)から
第2番
ジャック=マルタン・オトテール(1684-1763):
フラウト・トラヴェルソ、その他の楽器と通奏低音のための曲集第1巻
Op.2 から
組曲第4番
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
無伴奏フルートのための12の幻想曲 から
第7番
ヨハン・ショップ(1590-1667):
「t'Uitnemend Kabinett」(1646-1649)から
涙のパヴァーヌ
ヤコプ・ファン・エイク(1590頃-1657):
「笛の楽園」(1644)から Prins Robberts
Masco
シャルル・デュパール(1667-1740):6つのクラヴサン組曲
から 第2番
ゲオルク・フィリップ・テレマン:
「音楽の練習」(1739-1740)から ソナタ
ニ短調 TWV41:d4 |
アストリッド・アンダーソン(リコーダー)
アン・レジェーン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
コーリー・ジェイマソン(チェンバロ)
リカルダ・ホルニヒ(テオルボ) |
録音:2013年6月18-20日、7月12日、福音教会、シュトゥットガルト=メンヒフェルト、ドイツ
アストリッド・アンダーソンはデンマークに生まれ1989年アメリカ合衆国に移住、インディアナ大学とジェイコブ音楽学校で学んだ後チューリヒ音楽大学(スイス)でマティアス・ヴァイレンマンに師事したリコーダー奏者。
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アレクサンダー・マリア・シュナーベル(1889-1969):ピアノ五重奏曲ハ長調
Op.17
ハリンリヒ・リーチュ(1860-1927):ピアノ五重奏曲ニ長調 |
マリンコニア=アンサンブル・シュトゥットガルト
ラミール・トルンペルマン(第1ヴァイオリン)
ユリウス・カルヴェッリ=アドルノ(第2ヴァイオリン)
マルクス・エルテル(ヴィオラ) ヘルムート・ショインヒェン(チェロ)
ギュンター・シュミット(ピアノ) |
録音:2013年、フィルハーモニー・グスタフ=ジーグレ=ハウス、シュトゥットガルト、ドイツ
ピアノと弦楽のための珍しい作品を紹介するマリンコニア・シリーズ第4弾。
アレクサンダー・マリア・シュナーベルはラトヴィアのリガに生まれた作曲家。音楽専業では生活できずポーランド、ドイツへと活動の場を移しましたが、1943年にブライトコプフ社のアーカイヴが戦災で焼失し彼の出版譜・手稿譜の多くが失われ、また5年をかけて作曲した交響曲の手稿譜を移動中に紛失したことで意欲を失い作曲と音楽著作をやめてしまった悲運の音楽家です。
ハリンリヒ・リーチュはボヘミア北西部のソコロフ(ファルケナウ)に生まれた作曲家・音楽学者。ウィーンで法学を学んだ後エドゥアルト・ハンスリック(1825-1904)、グイード・アドラー(1855-1941)に音楽史を、ローベルト・フックス(1847-1927)らに音楽理論を師事。ハンスリック、アドラーの後継者としてウィーン大学教授を務めた後プラハ音楽大学教授に就任、またプラハ・ドイツ室内楽教会を創設しました。
マリンコニア=アンサンブルは忘れ去られた楽曲の復興を目的としてチェロ奏者・音楽学者ヘルムート・ショインヒェンにより1980年代に創設されたアンサンブル。
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ブラジウス&ヴィリー・ペル:ワルツ、ポルカ&行進曲集
ブラジウス・ペル(1855-1919):
パッサウへのあいさつ(行進曲)(*)
パッサウの美しい山々で(ワルツ・パラフレーズ)(+)/パッサウ防衛行進曲
愛の思い(ガヴォット)(*)/第16連隊行進曲
バイエルンの森の音楽(ワルツ)(*)/パッサウへのあいさつ(行進曲)(**)
パッサウ防衛隊(行進曲)(#)
ヴィリー・ペル(1888-1971):
ハッケンザック行進曲(1952)/ファンファーレ第1番変ホ長調
アントレ=ファンファーレ第2番「カストラ・バターヴァ」
パッサウ・コンサート協会行進曲(1922)(*) |
シュタットカペレ・パッサウ(無印/+/**)
ゴットフリート・ヴェルフル(指揮(無印))
ゼップ・バルストルファー・ヴァルドラーカペレ(#)
ゼップ・バルストルファー(指揮(+/#/**))
パッサウ・コンサート協会管弦楽団(*)
マルクス・エーバーハルト(指揮(*)) |
録音:2013年9月12-14日、パッサウ市立音楽学校、パッサウ、ドイツ(無印)
2013年6月8日、フロイデンハイン城、パッサウ、ドイツ(*)
1966年(+)、1968年(#)、1969年(**)、バイエルン放送のアーカイヴから、モノラル(+/#/**)
ドイツ、バイエルンの都市パッサウのローカル音楽家二代の作品集。ブラジウス・ペルは軍楽隊長からパッサウ市の音楽監督に出世した人物。
息子ヴィリー(ヴィルヘルム)・ペルは父に倣って軍楽隊に所属した後パッサウ市立音楽学校教員に転職、1919年市のコンサート協会の創設者の一人となり、1945年まで代表を務めました。
1929年には「パッサウ市カペルマイスター」の称号を贈られています。(*)をのぞき吹奏楽による演奏。アルバム・タイトルにある「ポルカ」が収録楽曲に見当たらないのが謎です。
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ニコラウス・レーナウと音楽
ニコラウス・レーナウ(1802-1850):愛の祭(抜粋)
フリードリヒ・シュミット(1802-1873):葦の歌
第1(*)(#)
レーナウのシュヴァーベンの詩人サークルへの参加について
ニコラウス・レーナウ:ルムリンゲンの礼拝堂
フリードリヒ・シュミット(1802-1873):葦の歌
第3(*)(#)
シュヴァーベンの詩人サークルにおけるレーナウとレーナウの音楽活動について
ヨゼフィーネ・ラング(1815-1880):遥かな人に(*)
エミリー・ツムシュテーク(1796-1857):葦の歌
第2 Op.6 No.2(*)
ハイデルベルクにおけるレーナウとメンデルスゾーンとの最初の出会いについて
フリードリヒ・シュミット:静かな信頼(*)(#)
ハイデルベルクにおけるレーナウの音楽活動とアメリカへの旅について
ニコラウス・レーナウ(ベートーヴェンによる):アメリカ国民行進曲(+)(#)
レーナウの「ファウスト」について
リスト(1811-1886):メフィスト・ワルツ第1番(+)
レーナウのピアノ演奏について
ダニエル・シュレジンガー(1799-1839):アンダンテ・ヴァリエ
Op.8(+)(#)
レーナウのベートーヴェン崇拝について
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第12番
Op.26 から 葬送行進曲(+)
レーナウのカール・エーファースとの交友について
カール・エーファース(1819-1876):願い(*)
レーナウのヨゼフ・デッサウアーとの交友について
ヨゼフ・デッサウアー(1798-1876):森で(*)(#)
レーナウのハンガリー崇拝とメンデルスゾーン、ヒラーとの出会いについて
フェルディナント・ヒラー(1811-1885):三人のジプシー(*) |
ミヒャエル・シュモール(バス(*))
マルグリット・エーム(ピアノ(*)、監修)
クリストフ・エーム=キューンレ(ピアノ(+))
ペーター・ベートゲ(朗読(無印)) |
録音:データ記載なし 制作:2013年
ハンガリー生まれのオーストリアの詩人でベートーヴェン崇拝者であったニコラウス・レーナウ(1802-1850)の生涯と音楽の関わりを綴るドキュメンタリー。(#)は初録音曲。
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PLECTRA MUSIC
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PL 21401
(3CD)
\4800 →¥4390
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ルベーグ、アルデル:チェンバロ作品全集
ニコラ・ルベーグ(1631頃-1702):
クラヴサン曲集(1677)
組曲ニ調/組曲ト調/組曲イ調/組曲ハ調/組曲ヘ調
クラヴサン曲集第2巻(1687)
組曲 en d la re(*)/組曲 en g re sol
♭/組曲 en a mi la re(*)
組曲 en A mi la re #/組曲 en F ut
fa(*)/組曲 en G re sol ?
ジャック・アルデル(1643頃-1678):
組曲ニ調
ガヴォットとドゥブル(マルク=ロジェ・ノルマン・クープラン(1663-1734)作曲?)
アルデルのクラント/クラント(デイヴィット・モロニー復元) |
カレン・フリント(チェンバロ) |
録音:データ記載なし
使用楽器:1627年(*以外)、1635年(*)、アントウェルペン、ヨハネス・ルッカース製
フランス・クラヴサン楽派の創始者とされるジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール(1601/1602-1672)の次世代、ルイ・クープラン(1626-1661)とジャン=アンリ・ダングルベール(1629-1691)の同世代にあたる二人のクラヴサン作曲家を取り上げたアルバム。
ニコラ・ルベーグは低い身分の出身ながらパリで成功を収めた作曲家・オルガンおよびチェンバロ奏者。サン=メリ教会のオルガン奏者を1664年から亡くなるまで38年にわたって務め、1678年からは国王ルイ14世付きオルガン奏者も兼務しました。
ルベーグのチェンバロ(クラヴサン)音楽は師匠だった可能性もあるシャンボニエール、およびルイ・クープランの影響が見られ、たいへん高い水準にあるにもかかわらず、演奏・録音される機会に恵まれていたとは言えません。ジャック・アルデルは楽器製作の家系に生まれ、シャンボニエールに師事した作曲家・チェンバロ奏者。完全な形で残された作品が10曲に満たないこともあり知名度はいまひとつですが、忘れてはならない作曲家です。
カレン・フリントはオバーリン音楽院およびミシガン大学で学んだ合衆国のチェンバロ奏者。ブランディワイン・バロック(古楽アンサンブル)のアーティスティック・ディレクターであり、当レーベルの中心的音楽家です。ルベーグとアルデルのチェンバロ独奏全作品がルッカースのオリジナル楽器で録音されたことの意義は大きいと言えるでしょう。
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PL 21402
(3CD)
\4800 →¥4390
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フランソワ・クープラン(1668-1733):
「クラヴサン奏法」(1716)に収められた8つの前奏曲とアルマンド
クラヴサン曲集第2巻(1717)
第6組曲/第7組曲/第8組曲/第9組曲/第10組曲/第11組曲
第12組曲 |
デイヴィット・モロニー(チェンバロ)
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録音:データ未詳
使用楽器:1627年および1635年、アントウェルペン、ヨハネス・ルッカース製
グスタフ・レオンハルト亡き後の古楽界を代表する鍵盤楽器奏者の一人、デイヴィット・モロニーが満を持して取り組むフランソワ・クープランのクラヴサン独奏全作品録音プロジェクト第2作。
デイヴィット・モロニー(1950年生まれ)はスージー・ジーンズ、ケネス・ギルバート、グスタフ・レオンハルトに師事した英国の鍵盤楽器奏者・音楽学者。20年以上本拠としていたパリから2001年アメリカ合衆国に移住し、カリフォルニア大学バークレー校教授兼オルガニストを務めています。
ルッカースのオリジナル楽器2台を使用した演奏。

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
DOREMI
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マルタ・アルゲリッチ Vol.2 |
(1)リスト:練習曲ヘ短調「軽やかさ」
[1957年8月ブゾーニ国際コンクール・ライヴ]
(2)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番イ短調Op.28
[1960年3月16日NDR ハンブルク(放送用セッション)]
(3)同:ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.83
[1960年3 月16 日NDRハンブルク(放送用セッション)]
(4)同:トッカータOp.11 [1960年3月16日NDRハンブルク(放送用セッション)]
(5)ラヴェル:夜のガスパール
[1960年3月16日NDRハンブルク(放送用セッション)]
(6)同:ソナチネ [1960年9月8日WDRケルン(放送用セッション)] |
マルタ・アルゲリッチ(Pf) |
この指さばきと集中力はまさに神。アルゲリッチ19歳の貴重な放送用セッション、初めて日の目を見る
MONO
ファンを狂喜させたDoremi のアルゲリッチ・シリーズ、第2
弾の登場です。今回は彼女が1960 年3 月16 日にハンブルクのNDR
で放送用に行ったセッション録音で、初CD 化。さらに同年9
月8 日にケルンのWDR で行った放送用セッション録音も含まれているのが嬉しい限り。いずれも初出音源。
プロコフィエフとラヴェルは難曲として名高いですが、当時19
歳だったアルゲリッチの若さと才気ほとばしる演奏で完全に征服、ゾクゾクさせられる凄さ。技巧の冴えはもちろんながら、しっとりと潤いのある美音、圧倒的な集中力がまさに神業、アルゲリッチにしかできぬ至芸です。
プロコフィエフの名作「ピアノ・ソナタ第7
番」も初めて聴くような新鮮さに満ちています。また「ピアノ・ソナタ第3
番」はアルゲリッチとしては他に録音のないレパートリーのため超貴重。これも予想以上のすさまじさ。
ラヴェルも驚くべき名演。リズム感の良さ、輝く音色で釘づけにさせられます。ことに「夜のガスパール」のすさまじさは驚異的で、19
歳の少女の芸とは信じ難い成熟度。ますますアルゲリッチに魅かれてしまう、必携の一枚と申せましょう。
第1弾 |
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アルゲリッチのデビューの年のモーツァルト!
マルタ・アルゲリッチVol.1
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第21番ハ長調K467
(2)ピアノ・ソナタ第8番イ短調K310
(3)ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K333
(4)ピアノ・ソナタ第17番ニ長調K576 |
マルタ・アルゲリッチ(P)
(1)ペーター・マーグ(指)
ケルン放送交響楽団 |
アルゲリッチのデビューの年に収録されたモーツァルト、珍しいピアノ・ソナタも収録
録音:(1)1960 年9 月5 日、ケルン (2)(3)1960
年4 月26 日、ミュンヘン (4)1960 年7 月23
日、ケルン
歴史的に偉大な演奏家の貴重な録音をリリースしているカナダのDOREMI
レーベルが、「生ける伝説」現代最高のピアニスト、マルタ・アルゲリッチのシリーズをスタートさせました。
第1弾は1960年にケルンとミュンヘンの放送局スタジオで録音された音源。どの曲も正規盤ではリリースはなく、貴重な音源です。1960年といえばドイツ・グラモフォンからデビューレコードをリリースした年。アルゲリッチ19
歳、ショパン・コンクールで優勝する前の演奏で、若いアルゲリッチの瑞々しい感覚が発揮され、輝く才能に溢れた生き生きとした演奏を聴かせてくれます。
モーツァルトのピアノ協奏曲第21 番。前作20
番とは対極的で、調性もハ長調という明るく伸びやかな歌心溢れた作品。美しい旋律で有名な第2
楽章では、アルゲリッチの感性に訴えかけてくる演奏に心を動かされます。
またアルゲリッチのモーツァルトのピアノ・ソナタは、2
台ピアノや4 手のためのソナタの録音はありますが、通常のピアノ・ソナタの録音は正規盤ではありませんでしたし、アルゲリッチはモーツァルトの録音自体多くありません。それは師であったグルダが最も得意としていた作曲家でもあり、アルゲリッチは以前「彼の演奏がある限り私は弾かない」と語ったほど。ここに収録されている3
曲のソナタは、モーツァルトの純粋な音楽世界を、アルゲリッチのインスピレーションが赴くまま自由奔放な演奏で聴くことができます。 |
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WERGO
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〜 Studio Reihe Nerer Musik スタジオ・ライン・新音楽シリーズ〜
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2012 年に50 周年を迎えた、現代音楽の名門レーベルWERGO。
1960 年代から、豪華演奏陣による充実の演奏をリリースしており、現代音楽シーンの牽引役レーベルとして高く評価されています。
レーベル初期はLP でのリリースで、現在はCD
に移行していますが、LP で発売されたものの中には、CD
化されていないものもたくさんあります。
20 世紀の音楽史のハイライトともいえるこれらの録音をリマスタリングしてCD
化したものがこの「スタジオ・ライン・新音楽シリーズ」。
当時最先端の音楽を演奏したものの録音ですが、現在もなおその演奏の新鮮味とオーセンティックさは高く保たれているといえるでしょう。
また、録音の質も驚くほどの良さ。丁寧なマスタリングとともに、20
世紀音楽の音楽史の貴重なページが、約40 年ぶりに、CD
となって鮮やかによみがえります。 |
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ブーレーズ指揮/
シェーンベルク:月に憑かれたピエロ(全曲) |
ヘルガ・ピラルツィク(声)
マリア・ベルクマン(ピアノ)
ジャック・カスタニエール(フルート&ピッコロ)
ギィ・デュプル(クラリネット)
ルイ・モンテーニュ(バス・クラリネット)
ルーベン・ヨルダノフ(ヴァイオリン)
セルジュ・コロー(ヴィオラ)
ジャン・フショ(チェロ)
ピエール・ブーレーズ(指揮) |
WERGO はここから始まったWERGO のリリース第1弾、ブーレーズ指揮による「月に憑かれたピエロ」!
録音:1961 年(1963 年にLP 発売/ WER 60001;2012
年DSD リマスタリング)
ドイツの現代音楽の名門レーベル、WERGO。その記念すべきリリース第1
弾は1963 年、このブーレーズ指揮による「月に憑かれたピエロ」のLP盤でした。レーベルの礎を築いたこの名録音が、このたびリマスタリングされてWERGO
よりCD 化されるはこびとなりました。
シェーンベルクの無調時代を代表する作品、『月に憑かれたピエロ』。話し言葉の伴奏のために書かれた器楽の音楽、「メロドラマ」のスタイルで書かれています。このメロドラマというジャンルは19
世紀に一世を風靡し、一度下火となったものの、1910
年頃再び人気が出てきたもので、シェーンベルクがこの作品を書いたのは最先端、というわけではありませんでしたが、メロドラマを代表する作品として歴史に輝いています。
五人の奏者が八つの楽器を受け持つという編成による12
音技法の伴奏パートと、語る旋律シュプレヒシュティンメ(シュプレヒゲザングとも/音符の符尾に×
印がつけられた音をまず正確に音符どおりの高さで発声したのち、すぐに高く、あるいは低く変化させる)が織り成すミステリアスな世界は、一度聴いたら忘れられない鮮烈なもの。
この作品を書くよう示唆したのは女優(正確には話し家、あるいは朗吟家)のアルベルティーネ・ツェーメで、この曲は彼女にささげられており、初演も彼女によって1912
年にベルリンで行われています。
この録音は、初演から約50 年経ったころのもの。ブックレットには発売当時のブーレーズのコメントが掲載されていますが、1941
年にシェーンベルク自身が信頼していたエリカ・ワーグナー=シュティードリーを起用して行った録音を聴いて、「今日の我々の耳には絶望的に時代遅れ」とし、シェーンベルク自身が演じるシュプレヒシュティンメを聴いたことのあるレオナード・シュタイン(シェーンベルクのアシスタントでもあった)の助言を得るなど、様々な試行錯誤をしてこの演奏に至った経緯が語られており、こちらも興味津々です。
※ ブックレットが厚いため、1CD の商品ですが、2CD
用ジュエルケースに収納されています。 |
<国内盤>
東武レコーディングズ
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巨匠山田一雄、都響とのライヴ第2弾!
(1)ブラームス:交響曲第1番
(2)リヒャルト・シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 |
山田一雄(指揮)
東京都交響楽団 |
初出レパートリー!ブラームス第1番+ドン・ファン!
録音:1989 年3 月28 日東京文化会館、都響第288
回定期演奏会、ライヴ・デジタル録音(サウンド・マスタリング:WEITBLICK)
演奏タイミング:(1)[14:30][10:15][5:03][17:28]/(2)[19:38]
待望の巨匠にして鬼才山田一雄の初出レパートリー!それも王道レパートリーである、ブラ1と「ドン・ファン」という垂涎のコンサートです。
当日のコンサートは一曲目が「ドン・ファン」、2
曲目にアファナシエフ(!)をソリストに迎えたシューマンのピアノ協奏曲、そしてブラームスの交響曲第1
番でした。
ドイツ・ロマン派音楽の歴史的変遷を辿るかのような見事なプログラミングで、当盤に収録されている演奏を聴けば、如何に山田一雄がロマン主義に傾倒し、そこを軸足に屹立した存在であったかが明らかです。「ドン・ファン」は20
分近くも掛けたねっとり濃厚な色気ある演奏で、官能的。
ブラ1は冒頭こそ朝比奈隆と見紛うような気宇壮大な揺るがぬテンポで開始されますが、次第に凝りに凝った表現、驚きに満ちたスリリングな演奏へと変貌して参ります。フィナーレなど遅いテンポで点描の様に細部を開示していきます。
都響もこの頃からコンディションは絶妙で既出の名演「ローマ三部作」の二日前のライヴというのも頷けます。
旧譜
この底力/やまかず・るねさんす
山田一雄 が人気復活である。
・・・ただ、復活とはいえ、20年近くクラシックCDに携わっているが、この間、山田一雄に今ほど大きなスポットが当てられたことはなかった。ちょっぴり不憫な話だが、1991年に亡くなった時ですらCDショップが特集を組むことはなかったように思う。
いい指揮者なのだろうけど、なんとなく卑近過ぎて近所のおじさんという雰囲気。ときどき山本直純と間違えられたりした。だからCD業界ではあまりクローズ・アップされなかった。
その山田一雄が、没後20年、生誕100年という節目を迎える今になって、急激に人気を獲得しつつある。
昔から山田一雄の演奏の悪口を聴いたことがなくて、逆に最近は「ヤマカズ、今聴いたらマジすごかった」という声を少しずつ耳にしていたが、それがここへきて一気に爆発したのだ。
今朝はそんなヤマカズの管弦楽小品集のアルバムを。オケは読売日本交響楽団。
どれも元気満々、やる気満々。指揮台から50センチくらい飛び上がりそうなパワフル演奏。最後の「1812年」なんて、バブル的にサービス精神旺盛な演奏だが、今聴いたら含蓄深い。
この下町の地場産業的エネルギーが、今の日本人に強烈に受けたのだ。 |
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<映像>
C−MAJOR(映像)
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71 6604
(Blu-ray)
\5400 →\4990
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世界遺産ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿の中庭での上演!
チョン・ミョンフン&フェニーチェ劇場/
ヴェルディ:「オテッロ」 |
グレゴリー・クンデ(T オテッロ)
カルメラ・レミージョ(S デズデーモナ)
ルーチョ・ガッロ(Br ヤーゴ)
エリザベッタ・マルトラーナ(Ms エミーリア)
フランチェスコ・マルシーリア(T カッシオ)
アントネッロ・チェロン(T ロデリーゴ)
マッティア・デンティ(Bs ロドヴィーコ)
マッテオ・フェラーラ(Bs-Brモンターノ)
アントーニオ・カザグランデ(Br 伝令)
チョン・ミョンフン(指揮)
フェニーチェ劇場管弦楽団,合唱団 |
71 6508
(DVD)
\3400 →\3090
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来日公演が好評だったフェニーチェ劇場の「オテッロ」、チョンとクンデによる新時代のヴェルディが映像に世界遺産ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿の中庭での上演!日本語字幕付き!
フランチェスコ・ミケーリ(演出)、エドァルド・サンキ(装置)、シルヴィア・アイモニーノ(衣装)、ファビオ・バレッティン(照明)
収録:2013 年7 月10 日、ヴェネツィア
(Blu-ray)リージョン:All、HD、16:9、149分、DTS-HD
MA 5.1 / PCM 2.0、字幕:伊英独仏西中韓日
(DVD)リージョン:All、NTSC、16:9、149分、DTS
5.1 / PCM Stereo、字幕:伊英独仏西中韓日
2013 年4 月に来日、大阪、名古屋、東京でヴェルディ「オテッロ」を上演したヴェネツィアのフェニーチェ劇場、その直後にヴェネツィアで行われた公演が映像になりました!
このプロダクションは2012 年11 月の新制作で、フェニーチェ劇場で7
回、来日公演で4 回上演された後、ヴェネツィアに戻って7
月にドゥカーレ宮殿の中庭で野外公演が3回行われました。この映像はその初日の収録です。
オテッロ役にはロッシーニ・テノールとして高名なグレゴリー・クンデが起用され、ヴェリズモ系のテノールとはだいぶ違ったヴェルディの旋律美を生かしたオテッロを歌って絶賛されました。ロッシーニ歌いといってもクンデは元々中音域が太い声で、50歳を超えてからヴェルディのテノール役を次々に手掛けて成功を収めています。
ヤーゴのルーチョ・ガッロは、この来日公演でもまた2009
年の新国立劇場公演でもヤーゴを歌ってどちらも評判になっていました。緻密な性格表現を得意とするガッロらしい練りに練られたヤーゴです。デズデーモナは来日公演には参加しなかったカルメラ・レミージョ。モーツァルトを得意とするレミージョの歌うデズデーモナも楚々とした美しさが冴えるものです。
チョンにとって「オテッロ」はお得意の演目。重厚なロマンティシズムよりも明快で細部の表現を大切にした丁寧な演奏で、歌手ともども作品の新たな魅力を掘り起こしています。
フランチェスコ・ミケーリの演出は視覚的な美しさが抜群。星座を活用していて、これは劇場内より野外公演の方がずっと効果的です。また幕切れには一工夫あって驚かされます。これは見てのお楽しみ。
嬉しい日本語字幕付きです。 |

5/13(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
BONGIOVANNI
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誰だ、ペッツェ?いいらしい。
ペッツェ(1913—1980):室内楽作品集
レジア峡谷の舞曲集
レジアのソナティーナ
クラリネットとピアノのための即興曲とタランテッラ
ピアノのためのプレルーディオ、サラバンダ、トッカータ
ヴァイオリンとピアノのための2声の音楽
ヴァイオリン、クラリネット、ピアノのための小三重奏曲 |
アンドレア・ルクリ(P)
ニコラ・ブルフォーネ(Cl)
フェルディナンド・ムッスット(P)
ルーチョ・デガーニ(Vn) |
去年が生誕100周年記念だったペッツェの室内楽作品集、世界初録音
録音:2113 年9 月20-22 日、タヴァニャッコ/69'
57、DDD
ピエロ・ペッツェ(1913—1980)は、ウーディネ出身の作曲家。400
曲以上を書き残したものの、あまり知られていません。このCD
にはペッツェの様々な時期の室内楽曲が集められています。いずれも近代的技法を用いつつも、親しみやすい音楽です。レジア峡谷の舞曲集とレジアのソナティーナは共に1974
年の作。レジアはイタリア最北西部の町。そこにかつて東方から移り住んできたスラブ系民族の子孫が暮らしており、彼らの音楽を素材としています。
即興曲とタランテッラは1951 年の作。プレルーディオ、サラバンダ、トッカータは1946
年の作で、最初に出版された作品。2 声の音楽は1978
年の作。1954 年の小三重奏曲はユーモラスな愛らしい音楽です。 |
HYPERION
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イブラギモヴァ/
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80
ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ
Op.35bis
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94bis |
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
スティーヴン・オズボーン(ピアノ) |
ロシアの妖精イブラギモヴァのプロコフィエフ!ピアノはなんとオズボーン!
ロシアに舞い降りたヴァイオリンの妖精アリーナ・イブラギモヴァ。「メンデルスゾーン(CDA
67795)」、「シューベルト(CDA 67911/2)」に続く最新作は、セルゲイ・プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ集。ピアノ・パートナーには、"ピアノ王国ハイペリオン"を牽引する名手、スティーヴン・オズボーンを起用。
ダヴィッド・オイストラフが初演した、「ヴァイオリン・ソナタ第1番」。オイストラフの助言と協力によって、フルート・ソナタからヴァイオリン・ソナタへと生まれ変わった「ヴァイオリン・ソナタ第2番」。歌曲からヴァイオリンとピアノ版へと編曲された「5つのメロディー」。20世紀ロシアの偉大なヴァイオリニストのために作られた2つのソナタを、21世紀ロシアの新星が解き明かす。
イブラギモヴァの使用楽器は、イタリアの名工アンセルモ・ベローシィオ(Anselmo
Bellosio)による1775年頃製作のヴァイオリン。
Hyperionのトップ・アーティスト2人が鮮烈に描く近現代ロシアの大家プロコフィエフの傑作たちが、この初夏の特大新譜に加わります!
※録音:2013年7月11日−13日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

イブラギモヴァといえばやっぱりこれかなあ・・ |
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イブラギモヴァのメンデルスゾーン!ピリオド・アプローチでユロフスキと共演!
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
序曲《フィンガルの洞窟》Op.26
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 |
アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
ウラディミール・ユロフスキ(指揮)
エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団 |
久しぶりに神経ビリビリ来るような演奏に出会った。
このニ短調はすごい。
終わった後天才二人が顔を見合わせてニヤリとしてる風が目に浮かぶ。
やりやがった。
とんがった二人の異端的天才が、このニ短調で演奏史を変えたかもしれない。なぜ二人が有名なホ短調ではなく、若書きの無名の作品ニ短調をわざわざ後半のメインに据えたのか。
演奏している途中、この曲が好きで好きでたまらないという感情が、そしてこの曲のすごさ素敵さを世間に知らしめたくてうずうずしている様子が、もう、手に取るようにわかる・・・。
正直ホ短調を聴いているときはイブラギモヴァのブログを読んでいるような感じで、「これが彼女の最近の気持ちね」という軽い思いしか湧かなかった(それでもすごいですが)。ユロフスキは終始おとなしめだし、その分「フィンガル」で爆発してくれてうれしかったが、まさかそのあとにこんなサプライズが待っているとは。
※録音:2011年9月2日−4日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン) |
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アンジェラ・ヒューイット/モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.3
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調 K.482
ピアノ協奏曲第24番ハ短調 K.491 |
アンジェラ・ヒューイット
(ピアノ/ファツィオーリ)
ハンヌ・リントゥ(指揮)
ナショナル・アーツ・センター管弦楽団 |
鍵盤の女神、アンジェラ・ヒューイットモーツァルト第3弾は、第22番&第24番!
鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットがファツィオーリの音色で贈る天才モーツァルトのピアノ協奏曲集。第3集には「第22番K.482」と「第24番K.491」の2曲、「フィガロの結婚」やピアノ協奏曲の第20番〜第25番などの傑作を生み出してきた1785年〜1786年の佳作を収録。
モーツァルトの第2集やシューマンの協奏曲などで共演を続けてきたフィンランドの若手指揮者、ハンヌ・リントゥの指揮のもと、カナダの首都オタワのナショナル・アーツ・センター(国立芸術センター)を拠点とするオーケストラ、ナショナル・アーツ・センター管弦楽団がHyperionでは初登場。
ヒューイットの打ち立てた金字塔、「J.S.バッハ:ピアノ作品集」と並ぶ一大シリーズとして注目を浴びるこのモーツァルト。ヒューイットの故郷でもあるオタワのオーケストラと銘器ファツィオーリの音色で、天才モーツァルトの音楽が輝きを増す。
※2013年7月18日−20日、ナショナル・アーツ・センター(オタワ/カナダ)

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ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズVol.63
〜
ゴダール:ピアノ協奏曲集
ピアノ協奏曲第1番イ短調 Op.31
ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.148
序奏とアレグロ Op.49
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ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)
タスマニア交響楽団 |
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ!バンジャマン・ゴダールの協奏曲!
ロマン派の知られざるピアノ協奏曲の発掘、蘇演を行うハイペリオンの「ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ」。シリーズ第63集は、19世紀フランスの作曲家、バンジャマン・ゴダール(1849−1895)のピアノ協奏曲第1番&第2番。
ライナーノーツを執筆するジェレミー・ニコラスによって、「サン=サーンスの構成技術とマスネのセンチメンタルな旋律の魅力を兼ね備えた作曲家」と評価されるゴダール。様々なジャンルの作品を書いたゴダールはピアノ作品も多く残しており、ピアノ協奏曲はリストやルビンシテインを連想させるような華麗で技巧的な場面も現れる。
演奏は、RPCシリーズでは既に10タイトル超えるアルバムを録音している、ハワード・シェリーとタスマニア交響曲団の名コンビ。彼らが見事に蘇らせるピアノ協奏曲は、多くの作品を遺しながらも現代ではほとんどの作品が忘れられた存在となっているゴダールの魅力を再評価するまたとない機会となるだろう。
※録音:2013年4月23日−24日&26日−27日、フェデレーション・コンサート・ホール(タスマニア)

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メンデルスゾーン:ピアノ独奏作品全集Vol.2
ロンド・カプリチオーソ ホ長調 Op.14/
《夏の名残りのばら》 による幻想曲ホ長調
Op.15/
3つの幻想曲、またはカプリス Op.16/
幻想曲嬰ヘ短調 《スコットランド風ソナタ》
Op.28/
無言歌変ホ長調(1828)/無言歌イ長調(1830)/
無言歌集第2集 Op.30/無言歌集第3集 Op.38 |
ハワード・シェリー(ピアノ) |
ラフマニノフの「ピアノ独奏作品全集」や、クレメンティの「ピアノ・ソナタ全集」を完成させ、膨大なコンチェルト・レパートリーを誇るイギリスの名匠、ハワード・シェリー。新たにスタートしたメンデルスゾーンのピアノ独奏作品全集の第2巻では、「無言歌集」の第2集&第3集に加え、フェリックスの姉ファニー・メンデルスゾーンのために書かれた未出版の2つの無言歌も収録。初期ロマン派のピアノ作品を得意とするハワード・シェリーならではの、華麗でロマン派の香り高き演奏を聴かせてくれる。
※録音:2013年6月24日−26日、殉教者聖サイラス教会(ケンティッシュ・タウン、ロンドン) |
HYPERION DYAD
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CDD 22071
(2CD/特別価格)
【新装移行再発売】
\2400
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ブリッジ:歌曲集
Sonnet ‘When most I wink'/If I could
choose/The primrose/A dirge/
The Devon maid/Dawn and evening/Where'er
my bitter teardrops fall/
E''en as a lovely flower/Blow, blow, thou
winter wind/Go not, happy day/
Night lies on the silent highways/A dead
violet/Cradle song/Lean close thy cheek/
Fair daffodils/Adoration/So perverse/Tears,
idle tears/The violets blue/
Come to me in my dreams/My pent-up tears
oppress my brain/
Music, when soft voices die/Far, far from
each other/Where is it that our soul doth
go?/
All things that we clasp and cherish/Love
is a rose/
Dear, when I look into thine eyes/Isobel/O
that it were so!/
Strew no more red roses/Where she lies
asleep/Love went a-riding/Thy hand in mine/
So early in the morning, O: -/Mantle of
blue/The last invocation/When you are old
and gray/
Into her keeping/What shall I your true
love tell?/'Tis but a week/Day after day/
Speak to me, my love!/Dweller in my deathless
dreams/Goldenhair/Journey's end |
ジャニス・ワトソン(ソプラノ)
ルイス・ウィンター(メゾ・ソプラノ)
ジェイミー・マクダガル(テノール)
ジェラルド・フィンリー(バリトン)
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ) |
ベンジャミン・ブリテンの師として知られる、イギリスの作曲家フランク・ブリッジ(1879−1941)。Chandosからは全6巻に及ぶ管弦楽作品集(CHAN
10729)が発売されているが、Hyperionからは1996年&1997年に録音された全45曲に及ぶ歌曲集がdyadシリーズより新装再発売。プログラムは時系列に沿って並べられており、曲は20年間にわたって書かれているが、スタイルは一貫性が保たれている。
ブリテンやアイヴス、バーバーなど英語圏の歌曲も得意とする名バリトン、ジェラルド・フィンリーを始め、ジャニス・ワトソン、ジェイミー・マクダガル、そして名伴奏者のロジャー・ヴィニョールズと、充実したメンバーで作り上げたブリッジです。
※録音:1996年6月17日−21日、11月18日−19日&1997年1月15日−16日/CDA
67181/2からの新装移行再発売 |
HELIOS
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CDH 55464
【新装移行再発売】
\1500
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コールス:ビハインド・ザ・ラインズからの音楽
序曲 《コメディー・オブ・エラーズ》
フラ・ジャコモ(バリトンと大オーケストラのための)
スケルツォ イ短調
4つのヴェルレーヌの歌(ソプラノとオーケストラのための)
スコットランドの高地より
ビハインド・ザ・ラインズ(小オーケストラのための組曲) |
サラ・フォックス(ソプラノ)
ポール・ウェラン(バリトン)
マーティン・ブラビンズ(指揮)
BBCスコッティシュ交響楽団 |
セシル・コールス(1888−1918)はスコットランド生まれの作曲家。エジンバラ大学、ロンドン・カレッジ・オヴ・ミュージック、モーリー・カレッジ(ここではホルストと親交を深めた)で音楽を学んだ。シュトゥットガルトでさらなる音楽の研鑚を積んだコールスは、シュトゥットガルト・ロイヤル・オペラ・ハウスのアシスタント・コンダクターに就任し、様々な楽曲のタクトを振り好評を博したが、第1次世界大戦が始まる寸前にイギリスに戻り、作曲家としての活動にいそしんだ。
ビハインド・ザ・ラインズ(直訳すれば「境界線の後ろ」とでもなろうか)は、2楽章のみが現存。第1楽章は北フランスの田園風景を描写、第2楽章は軍隊での葬送行進における英雄を描いている(ちなみに第2楽章はマーティン・ブラビンズのオーケストレーションによる)。スコットランドの知られざる作曲家の注目作となったアルバムが、Heliosから待望の復刻となる。
※録音:2001年12月12日−13日、シティ・ホール(グラスゴー)/CDA
67293からの新装移行再発売 |
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CDH 55459
【新装移行再発売】
\1500
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スタンフォード:弦楽四重奏曲第1番&第2番
弦楽四重奏曲第1番 Op.44
弦楽四重奏曲第2番 Op.45
ホルン五重奏のための 《幻想曲》 イ短調* |
ヴァンブラ・クヮルテット
スティーヴン・スターリング(ホルン)* |
イギリス音楽の近代化へ多大な役割を果たしたチャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924)の弦楽四重奏曲集。2003年の録音当時、世界初録音となった音源がHeliosから復刻。ヴァンブラ・クヮルテット(RTE
Vanbrugh Quartet)は1998年ロンドンで開かれた弦楽四重奏国際コンクールで優勝を果たしたヨーロッパでも有数の弦楽四重奏団。アイルランドの国営放送局(Raidio
Teilifis Eireann)のレジデント・アンサンブルのため、頭にRTEと冠される。ホルンのスターリングはシティ・オブ・ロンドン・シンフォニアで首席奏者を務め、ソロや室内楽でも活躍中。
※録音:2003年9月22日−24日、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)/CDA
67434からの新装移行再発売 |
MELODIYA
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プロコフィエフ:2台ピアノのための組曲集
プロコフィエフ(アンセル編):組曲《ロメオとジュリエット》
プロコフィエフ(プレトニョフ編):組曲《シンデレラ》 |
リュドミラ・ベルリンスカヤ(ピアノ)
アルチュール・アンセル(ピアノ) |
ベルリンスカヤとアンセルのピアノ・デュオ!プロコフィエフの"2台ピアノ版"バレエ音楽!
ボロディン・クヮルテットのオリジナル・メンバー、故ワレンチン・ベルリンスキーの娘でピアニスト、リュドミラ・ベルリンスカヤと、夫君で20世紀のピアノ作品、オーケストラ作品のピアノ・アレンジの名手として名高いフランスのピアニスト、アルチュール・アンセルのピアノ・デュオがメロディア(Melodiya)初登場!
ベルリンスカヤとアンセルのデュオが贈るロシアン・プログラム「プロコフィエフ」は、「ロメオとジュリエット」はアルチュール・アンセル、「シンデレラ」はミハイル・プレトニョフによる2台ピアノ・ヴァージョン。
プロコフィエフの傑作バレエ2作品が、ベルリンスキーのDNAを受け継ぐ才女とフランスの実力派のデュオで、色彩豊かに、そして劇的に繰り広げられる。
2013年の録音。ディジパック仕様。 |
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MELCD 1002234
(3CD/特別価格)
\4200 →\3790
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ワスゲン・ワルタニャン 〜 ショパン、シューマン、リスト
ショパン:
バラード第1番ト短調 Op.23、バラード第2番ヘ長調
Op.38、
バラード第3番変イ長調 Op.47、バラード第4番ヘ短調
Op.52、
スケルツォ第1番ロ短調 Op.20、スケルツォ第2番変ロ短調
Op.31、
スケルツォ第4番ホ長調 Op.54、スケルツォ第3番嬰ハ短調
Op.39
(録音:2010年2月18日)
シューマン:
幻想小曲集 Op.111、花の曲 Op.19、交響的練習曲
Op.13、
ロマンス第2番嬰ヘ長調 Op.28-2(録音:2010年4月10日)
リスト:
オーベルマンの谷、ペトラルカのソネット第104番、
ソナタ風幻想曲《ダンテを読んで》、孤独な中の神の祝福、
暗い雲、モーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》の回想、
コンソレーション第3番(録音:2011年10月28日) |
ワスゲン・ヴァルタニアン(ピアノ) |
ワスゲン・ヴァルタニアンは、モスクワ音楽院とジュリアード音楽院でピアノを学び、レフ・ブラセンコ、ドミトリー・サハロフ、アンドレイ・ピサレフ、ジェローム・ローウェンタールに師事したモスクワ出身のエリート・ピアニスト。
ショパン、シューマン、リストそれぞれの生誕200周年を記念してモスクワ音楽院の大ホール&小ホール、グネーシン音楽大学で演奏された3つのコンサート・プログラムを収録。ロシアの新世代ピアニストのセンスとピアニズム、要注目です。
ディジパック仕様。 |
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18世紀と21世紀の「四季」
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集Op.8《四季》
アフノフ:四季 |
ユリア・イゴニーナ(ヴァイオリン)
アンサンブル・パルティータ |
2009年には宗次エンジェルヴァイオリンコンクールの審査員を務めたユリア・イゴニーナは、モスクワ音楽院教授のエドゥアルド・グラッチやシュロモ・ミンツに薫陶を受けたベラルーシの女流ヴァイオリニスト。
赤毛の司祭ヴィヴァルディの「四季」と、ウクライナ、キエフ出身の作曲家セルゲイ・アフノフ(1967−)の「四季」をカップリング。18世紀と21世紀の「四季」が、ベラルーシのヴァイオリニストのヴァイオリンで、数世紀の時を超えてリンクする。
2013年の録音。ディジパック仕様。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
APR
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APR 6014
(2CD/特別価格)
\2800 →\2590
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トバイアス・マッセイとその弟子たち
トバイアス・マッセイ 〜
マッセイ:
《組曲形式による練習曲》Op.16より 第1番、第8番、
《サリー州の丘にて》Op.30より 第1番、第4番
(録音:1932年11月16日)
アイリーン・シャーラー 〜
シューマン:
ピアノ・ソナタ第2番ト短調 Op.22より
第1楽章、第3楽章、第4楽章
(録音:1924年3月4日)
ショパン:前奏曲第23番ヘ長調 Op.28(録音:1925年10月28日)
シューベルト:即興曲変イ長調 Op.90-4(録音:1930年5月12日)
ライエ・ダ・コスタ 〜
リスト:
ヴェルディの《リゴレット》による演奏会用パラフレーズ
S.434
(録音:1930年6月13日)
グリュンフェルト:ウィーンの夜会 Op.56(録音:1930年6月13日)
エセル・バートレット 〜
J.S.バッハ(ルンメル編):愛しきイエスよ、われらはここに
BWV.731
(録音:1929年12月23日)
デニス・ラッシモンヌ 〜
J.S.バッハ:2声のインヴェンション BWV.772-786
(録音:1941年9月23日)
モーツァルト:幻想曲とフーガ ハ長調 K.394(録音:1941年6月13日)
アーネスト・ラッシュ 〜 グリーグ:ハリング(録音:1955年10月25日)
アドルフ・ハリス 〜
ドビュッシー:《12の練習曲》より 第9番、第10番
(録音:1938年2月3日−5日)
ハリエット・コーエン 〜 トゥリーナ:魅惑の踊り(録音:1945年7月16日)
ユーニス・ノートン 〜オネゲル:コンチェルティーノ
〔ユージン・オーマンディ(指揮)、ミネアポリス管弦楽団〕
(録音:1935年1月15日)
ニーナ・ミルキーナ 〜
スカルラッティ:
ソナタ ト長調 Kk.125、ソナタ イ長調
Kk.208、
ソナタ ニ短調 Kk.396、ソナタ ニ長調
Kk.29(録音:1958年6月)
ブルース・シモンズ 〜 シューベルト:即興曲変ロ長調
Op.142-3
(録音:1950年代)
レイ・レフ 〜 シューマン:ノヴェレッテ嬰へ短調
Op.21-8(録音:1952年)
エガートン・ティドマーシュ 〜
J.S.バッハ:《パルティータ第5番》より
前奏曲
モシュレス:練習曲ホ長調 Op.70-4(録音:1923年7月&8月)
デジレ・マキューアン 〜
ブラームス:ワルツ変イ長調 Op.39-15
J.S.バッハ:《イギリス組曲第3番》より
ジーグ ト短調(録音:1923年3月)
ラエ・ロバートソン 〜
パーセル:前奏曲ハ長調、ハイドン:アレグロ・コン・ブリオ、
イエンゼン:あこがれ(録音:1925年)
ドロシー・ハウエル 〜
ヘンデル:クーラント、バック:前奏曲ハ短調、
ヘラー:前奏曲嬰ハ短調 Op.81-10(録音:1925年)
マーガレット・ポーチ 〜
ヘラー:練習曲ハ短調 Op.46-5、
ブリューワー:ロンリー・ストレンジャー(録音:1923年7月&8月)
ヒルダ・ディードリッヒ 〜
モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397(録音:1925年)、
ボロディン:尼僧院にて(録音:1923年7月&8月)
シューマン:満足(録音:1925年)、
スウィンステッド:優雅なワルツ(録音:1925年)
トバイアス・マッセイ 〜
マッセイ:前奏曲、《Six Monothemes》より
第5番、第6番
(録音:1923年4月) |
トバイアス・マッセイ(ピアノ)
アイリーン・シャーラー(ピアノ)
ライエ・ダ・コスタ(ピアノ)
ハリエット・コーエン(ピアノ)、他 |
トバイアス・マッセイ・スクール・シリーズ!完結盤はトバイアス・マッセイとその弟子たち!
19世紀後期〜20世紀前期の英国ピアノ界における名教師、トバイアス・マッセイ(1858−1945)の弟子たちの名演を復刻する「APR」の大好評シリーズ「トバイアス・マッセイ・スクール」。
アイリーン・ジョイス、ハリエット・コーエン、アイリーン・シャーラー、マイラ・ヘス、モーラ・リンパニー、エセル・バートレット&レイ・ロバートソンのデュオと続いてきたシリーズの最終巻は、トバイアス・マッセイの自作自演などの希少音源を集めた「トバイアス・マッセイとその弟子たち」!
AFMCレーベルの音源から復刻となる名教師トバイアス・マッセイのピアニズム、ハリエット・コーエンなどマッセイ門下の名ピアニストたちの貴重な演奏、そして最近発見されたアイリーン・シャーラーの未発売音源などが収録された「トバイアス・マッセイとその弟子たち」は、シリーズ最終巻に相応しい充実の内容。
名エンジニア、マーク・オーバート=ソーンのリマスタリングによる音質向上にも要注目。APRの「トバイアス・マッセイ・スクール」シリーズ、ここに完結! |
BONGIOVANNI
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ペドロ・ラヴィルヘン/ライヴ録音集
ヴェルディ:
「トロヴァトーレ」,「仮面舞踏会」,「シチリアの晩鐘」,
「運命の力」,「アイーダ」,「オテッロ」
プッチーニ:「トスカ」,「外套」,「トゥーランドット」
ビゼー:「カルメン」
レオンカヴァッロ:「道化師」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」からのアリア、場面
ララ:グラナダ
フレイレ:アイ、アイ、アイ! |
ペドロ・ラヴィルヘン(T) |
テノール・マニアなら聞き逃すことなかれ!知る人ぞ知るスペインの名テノール、ラヴィルヘン!貴重なライヴ録音がどっさり!!
録音:1968-1979 年/78' 18
ペドロ・ラヴィルヘンは、1930 年、スペインのコルドバ近郊のブハランセに生まれたテノール。アルフレード・クラウス(1927
年生まれ)とほぼ同世代。
たいへん輝かしく立派な声の持ち主で、情熱的な歌い口と相まってヴェルディのヒロイックな役では素晴らしい歌を聞かせてくれます。1970
年代前後に活躍した多数の優れたテノールの中にあってもラヴィルヘンは間違いなくトップクラスの実力を誇る歌手ですが、片脚に障害があり活動が制限されたため実力に比してあまりにも低い知名度しか得られませんでした。ちなみにラヴィルヘンは1973
年に藤原歌劇団公演の「カルメン」でホセを歌って大成功を収め、年配のオペラファンの間では伝説的人物です。録音も極めて少ないので、ここでのライヴ録音は、音質こそあまりよくないものの、いずれも貴重です。 |
MELODIYA
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MELCD 1002240
(2CD)
\4200 →\3790
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グリゴリー・ソコロフ 〜 ベートーヴェン、スクリャービン、アラポフ
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10-3(録音:1974年)
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90(録音:1987年5月6日)
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111(録音:1988年3月3日)
スクリャービン:
ピアノ・ソナタ第3番嬰へ短調 Op.23(録音:1972年)
アラポフ:
ピアノ・ソナタ第2番(録音:1985年)
ヴァイオリン、ピアノ、打楽器と室内オーケストラのための協奏曲*
(録音:1974年5月13日) |
グリゴリー・ソコロフ(ピアノ)
ミハイル・ヴァイマン(ヴァイオリン)*
ニコライ・モスカレンコ(打楽器)*
アレクサンドル・ドミトリエフ(指揮)
レニングラード室内管弦楽団* |
ロシアの生きる伝説グリゴリー・ソコロフ!ベートーヴェン!スクリャービン!アラポフ!
ソコロフのベートーヴェンが復刻!スクリャービン&アラポフも要注目!
レニングラード出身の生きる伝説的ピアニスト、グリゴリー・ソコロフ(1950−)。
J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」(MELCD
1002049)、「ソヴィエト・レコーディングス」(MELCD
1002078)に続き、メロディア(Melodiya)から復刻となる幻の名ピアニストの演奏は、1970年代前半から1980年代後半にかけて収録された、ベートーヴェン、スクリャービン、アラポフ!
1966年のチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門を16歳という若さで制覇したソコロフのレニングラードとモスクワでのレコーディング。
復刻が待たれていたベートーヴェンのソナタ、1972年録音のスクリャービンの「ソナタ第3番」、20世紀ロシアの作曲家ボリス・アラポフ(1905−1992)の音楽は、70〜80年代のソコロフのピアニズムとレパートリーに接することの出来る貴重な機会となること必至!
ロシアの幻のピアニストによる幻の録音が、本家メロディアより堂々の復活です。ディジパック仕様。
ソコロフ、MELODIYAの第1,2弾 |
MELCD 1002049
(2CDs)
\4200 →\3790
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ソコロフの幻の名演「ゴルトベルク変奏曲」
J.S.バッハ:
ゴルトベルク変奏曲BWV.988
パルティータ第2番ハ短調BWV.826
イギリス組曲第2番イ短調BWV.807 |
グリゴリー・ソコロフ(ピアノ) |
グリゴリー・ソコロフの幻の名演。バッハの"ゴルトベルク変奏曲"が復活!
弱冠16歳という若さで第3回チャイコフスキー国際コンクールの第1位に輝き、満場一致で金メダルを授与されたレニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれの大ピアニスト、グリゴリー・ソコロフ(1950−)。
1982年2月27日にレニングラード音楽院大ホールで演奏された幻の名演、J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」が本家メロディアから堂々のCD化!
ソコロフのバッハでは「フーガの技法」が非常に有名だが、リリースが渇望され続けてきた「ゴルトベルク変奏曲」の登場、しかもメロディアからの復活が、絶大な反響を巻き起こすことだろう!
※録音(ライヴ):1982年2月27日、レニングラード音楽院大ホール(BWV.988)、1982年(BWV.826)、1988年(BWV.807)/ディジパック仕様 |
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MELCD 1002078
(4CD/特別価格)
\6300 →\5690
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貴重音源がメロディアから復活!
グリゴリー・ソコロフ 〜 ソヴィエト・レコーディングス
ベートーヴェン:ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調Op.120
(1985年6月13日、
グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団
ホールでのライヴ録音)
ショパン:12の練習曲Op.25
(1985年6月13日、
グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団
ホールでのライヴ録音)
ブラームス:3つの間奏曲Op.117、2つのラプソディOp.79
(1987年5月6日、
グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団
ホールでのライヴ録音)
シューマン:
幻想曲ハ長調Op.17
(1988年6月2日、
グリンカ記念レニングラード国立アカデミー合唱団
ホールでのライヴ録音)
ピアノ・ソナタ第2番ト短調Op.22
(1984年3月15日、
レニングラード・フィルハーモニー大ホールでの
ライヴ録音)
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22*
(1966年の録音)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23*
(1966年の録音) |
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グリゴリー・ソコロフ(ピアノ)
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)*
ソヴィエト国立交響楽団* |
生きる伝説グリゴリー・ソコロフの至芸。旧ソ連時代の貴重音源がメロディアから復活!
現在は活動範囲がヨーロッパに限られており、新たなレコーディングも行われていないため日本では幻の存在となりつつあるロシアの大ピアニスト、グリゴリー・ソコロフ。
J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」(MELCD
1002049)に続き、メロディア(Melodiya)から復刻となるソコロフの演奏は、1966年と1984年から1988年にかけて収録された旧ソ連でのレコーディング集!
1966年には16歳という若さで果たしたチャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門の優勝記念として収録されたチャイコフスキーとサン=サーンスの「ピアノ協奏曲集」から、1980年代のベートーヴェン、ショパン、ブラームス、シューマンなど、ソコロフのピアニズムを存分に堪能することの出来る充実のプログラム。
ソコロフが追い求めてきたピアノの至芸、ここにあり! |
NAIVEからもひとつ・・・
グレゴリー・ソコロフ・プレイズ・ショパン
NAIVE OP 30456(2CD)
\2500→\1890
完璧無比のテクニックと、聴くものの心をわしづかみにする驚異的な集中力で、根強いファンを持つソコロフのショパンの名演奏が2枚組1枚価格のお買い得セットになって登場。
ソコロフは、1966年、16歳という若さでチャイコフスキーコンクールに優勝、世間にその名を轟かせた。輝かしい経歴を持つにも関わらず彼の録音は極めて少なく、コンサート活動もあまり積極的には行っていない。それでも今なお人々の胸と耳に深い印象を与え続けている。ショパンの練習曲op.25といえば、かの難曲「木枯らし」などピアニストにとってなかなかの難物だが、ソコロフの「木枯らし」は聴く者に息をつく間も与えないほどパワフルかつ完璧。ソナタ第2番でも、天使のような軽やかさから重々しい葬送行進曲まで、変幻自在にその姿を変えながら、底に流れるただならぬ緊張感を常に感じさせる稀有な演奏。あらためてソコロフの魅力を是非、ご堪能ください。 |
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MELCD 1002237
(2CD)
\4200 →\3790
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ヴラディーミル・ソフロニツキー
ショパン:10のマズルカ、ポロネーズ第1番嬰ハ短調
Op.26-1、3つのワルツ
シューベルト=リスト:万霊節のための連祷
リスト:巡礼の年第2年《イタリア》より 婚礼
スクリャービン:
《幻想ソナタ》Op.19より アンダンテ、3つの小品
Op.2、
《前奏曲》Op.17より 4つの前奏曲(第1番、第3番、第4番、第6番)、
前奏曲嬰ト短調 Op.22-1、前奏曲ロ長調
Op.16-1、花飾り Op.73-1、
暗い炎 Op.73-2、詩曲《焔に向かって》Op.72、
前奏曲集
(Op.13-1, Op.11-2, Op.13-3, Op.11-5,
Op.15-1, Op.11-9,
Op.22-2, Op.22-3, Op.16-2, Op.16-3,
Op.16-4, Op.11-15,
Op.11-16, Op.11-21, Op.11-22, Op.11-24)、
詩曲 Op.52-1、詩曲 Op.59-1、翼のある詩
Op.51-3、
物思いの詩曲 Op.52-3、悪魔的な詩 Op.36、
ピアノ・ソナタ第9番 Op.68《黒ミサ》、はかなさ
Op.51-1、
アルバムのページ Op.45-1、マズルカ ホ短調
Op.25-3、
練習曲嬰ハ短調 Op.42-5 |
ヴラディーミル・ソフロニツキー
(ピアノ) |
スクリャービンのピアニズムの伝承者であり、20世紀前半から中期のロシアン・ピアニズムを代表する名ピアニスト、ヴラディーミル・ソフロニツキー。有名な1960年2月2日、モスクワ音楽院小ホールでのコンサートのライヴ録音も収録した、ショパン、シューベルト、リスト、そしてスクリャービンの作品集。
1939年−1960年の録音。ディジパック仕様。 |
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J.S.バッハ&ベルク:ヴァイオリン協奏曲集
J.S.バッハ:
ヴァイオリン協奏曲ホ長調 BWV.1042
2本のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調
BWV.1043*
ベルク:
ヴァイオリン協奏曲《ある天使の思い出に》 |
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
パヴェル・コーガン(ヴァイオリン)*
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
モスクワ放送交響楽団 |
20世紀ロシアの大ヴァイオリニスト、レオニード・コーガン(1924−1982)の生誕90周年を記念したJ.S.バッハとベルクのヴァイオリン協奏曲集。J.S.バッハの「BWV.1043」は、父レオニードと息子パヴェルの親子共演!
1967年(ベルク)&1971年の録音。ディジパック仕様。 |
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MELCD 1002243
(3CD/特別価格)
【新装移行再発売】
\4200 →\3790
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チャイコフスキー:バレエ音楽《眠りの森の美女》Op.66 |
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団 |
スヴェトラーノフ&ソヴィエト国立交響楽団が圧倒的なスケールで魅せるチャイコフスキーの「眠りの森の美女」全曲録音がディジパック仕様で新装復刻。
1980年の録音。MELCD 1000406からの新装移行再発売。ディジパック仕様。 |
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MELCD 1002247
(2CD)
\4200 →\3990
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アレクサンドル・ラザレフ&ボリショイ劇場管
モルチャノフ :歌劇《朝焼けは静かなれど》 |
アレクサンドル・ラザレフ(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団、他 |
ボリショイ劇場でも活躍した20世紀ロシアの作曲家キリル・モルチャノフ(1922−1982)。
その生涯で8曲のオペラを作曲したモルチャノフの「朝焼けは静かなれど」は、ボリス・ワシリーエフの短編小説を題材として作曲者自身の台本によるオペラ。ラザレフをはじめとしたボリショイ勢によるレコーディング。
1976年の録音。ディジパック仕様。 |
PROFIL
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PH 13054
(4CD)
特別価格
\5600 →\4990
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「カール・リヒター・エディション/J.S.バッハ:教会カンタータ篇」 |
カール・リヒター(指揮) |
[CD 1]62’43”
・「イエスよ、あなたはわが魂を」BWV 78
ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、ヨーン・ヴァン・ケステレン(テノール)、
キート・エンゲン(バス)、アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団
収録:1961年7月/ハイルスブロン・ミュンスター(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
・「イエス・キリストを脳裡にとどめよ」BWV
67
アントニア・ファーベルク(ソプラノ)、リリアン・ベニングセン(アルト)、ピーター・ピアーズ(テノール)、
キート・エンゲン(バス)、ゲオルク・ドンデラー(トランペット)、ヘドヴィヒ・ビルグラム(オルガン)
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団のメンバー
収録:1959年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
・「私が去り行くのは、あなたがたの益となる」BWV
108
アントニア・ファーベルク(ソプラノ)、リリアン・ベニングセン(アルト)、ピーター・ピアーズ(テノール)、
キート・エンゲン(バス)、ゲオルク・ドンデラー(トランペット)、ヘドヴィヒ・ビルグラム(オルガン)、
エドガー・シャン(オーボエ・ダモーレ)、フリッツ・ゾンライトナー(ヴァイオリン)、
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団のメンバー
収録:1959年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
[CD 2]68’23”
・「主イエス・キリスト、真の人にして神」BWV
127
アントニア・ファーベルク(ソプラノ)、リリアン・ベニングセン(アルト)、ピーター・ピアーズ(テノール)、
キート・エンゲン(バス)、ゲオルク・ドンデラー(トランペット)、ヘドヴィヒ・ビルグラム(オルガン)、
エドガー・シャン(オーボエ・ダモーレ)、フリッツ・ゾンライトナー(ヴァイオリン)、
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団のメンバー
収録:1959年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
・「主なる神は太陽にして盾なり」BWV 79
ベアトリス・クレープス(アルト)、キート・エンゲン(バス)、エドガー・シャン(オーボエ)、
ヘルマン・ウール(チェロ)、フランツ・オルトナー(コントラバス)、へドヴィヒ・ビルグラム(チェンバロ&オルガン)、
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、ミュンヘン・バッハ合唱団
収録:1959年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
・「キリストは死の縄目につながれた」BWV
4
キート・エンゲン(バス)、へドヴィヒ・ビルグラム(オルガン)、
ミュンヘン国立歌劇場管弦楽団のメンバー、ミュンヘン・バッハ合唱団
収録:1963年(セッション・ステレオ/テルデック原盤)
[CD 3]77’59”
・「人よ、良きことの何たるかはすでに汝に告げられたり」BWV
45
ヘルタ・テッパー(アルト)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)、キート・エンゲン(バス)、
オーレル・ニコレ(フルート)、ミュンヘン・バッハ合唱団、アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団
収録:1959 年7 月、8 月/アンスバッハ、アウグスタナザール(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
・「すべての国よ、神を誉め讃えよ」BWV
51
マリア・シュターダー(ソプラノ)、ヴィリー・バウアー(トランペット)、ミュンヘン・バッハ管弦楽団
収録:1959 年8 月/ミュンヘン、ヘルクレスザール(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
・「愛する御神よ、いつ我は死なん」BWV
8
ウルズラ・ブッケル(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)、
キート・エンゲン(バス)、オーレル・ニコレ(フルート)、ミュンヘン・バッハ合唱団
アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団
収録:1959 年7 月、8 月/アンスバッハ、アウグスタナザール(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
・「私は、哀れな人、罪のしもべ」BWV 55
エルンスト・ヘフリガー(テノール)、オーレル・ニコレ(フルート)、エドガー・シャン(オーボエ)、
ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン・バッハ管弦楽団
収録:1959 年2 月、3 月/ライプツィヒ、トーマス教会(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤)
[CD 4]30’00”
・マニフィカト ニ長調BWV 243
マリア・シュターダー(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バス=バリトン)、ミュンヘン・バッハ合唱団、ミュンヘン・バッハ管弦楽団
収録:1961年6 月/ミュンヘン(セッション・ステレオ/アルヒーフ原盤) |
大好評のシリーズ、名人ホルガー・ジードラーの新マスタリング「カール・リヒター・エディション」最新作、教会カンタータ集&マニフィカト
リマスタリング& サウンド・デザイン:2014
年、ホルガー・ジードラー (THS-Studio)/ステレオ
「過去最高のリマスタリング!」「かつてない自然な質感!」と、Profil
のライヴ復刻でおなじみの名人ホルガー・ジードラーを起用した音づくりが評判を呼ぶ「カール・リヒター・エディション」の最新巻。
このたびのCD4 枚組のセットには、シュターダー、テッパー、ヘフリガー、エンゲンら当時のベスト・メンバーを擁した、教会カンタータ10
曲とマニフィカトが収められています。使用音源はアルヒーフを中心に、カンタータのいくつかではテレフンケンに遺した旧録音が選ばれているため、アルヒーフ時代とは趣の異なるリヒターのアプローチや、レーベルのサウンド・カラーのちがいなども聴きどころといえそうです。
シュターダーの張りのある美声。味わいゆたかなオーボエの音色。華やかなトランペットのひびき。透明感と深みを湛えたコーラス。シリーズ第1
弾「マタイ受難曲」(PH12008)以来、絶大なる支持をいただいているなか、当セットもまた期待を裏切らない仕上がりとなっております。
なお、ブックレットは各曲のトラックリストおよび演奏家、リヒターの略歴と各曲の簡易解説(ドイツ語・英語)のみの記載となります。 |
<映像>
BONGIOVANNI(映像)
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AB 20026
(DVD)
\5400
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ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」 |
ロレンツォ・レガッツォ(Bs ドン・パスクワーレ)
ガブリエーレ・ナーニ(Br マラテスタ)
エマヌエーレ・ダグアンノ(T エルネスト)
フェデリーカ・カルネヴァーレ(Ms ノリーナ)
ヤニス・ヴァシラキス(Br 公証人)
ジョヴァンニ・バッティスタ・リゴン(指揮)
パドヴァ・エ・ヴェネト管弦楽団
ドデカントゥス合唱団 |
ノリーナをメッゾソプラノが歌う珍しいヴァージョンによる「ドン・パスクワーレ」タイトルロールはレガッツォ!世界遺産ヴィチェンツァのオリンピコ劇場での上演
フランチェスコ・ベッロット(演出)、マッシモ・ケッケット,セラーナ・ロッコ(舞台)、カルロス・ティエッポ(衣装)
収録:2010 年6 月,ヴィチェンツァ/リージョン:ALL、NTSC、16:9、120'00、Stereo
PCM、字幕:伊英
御存知「ドン・パスクワーレ」は、ドニゼッティが1843
年にパリで初演したオペラブッファ。今でも人気がありますが、ここに収録されている「ドン・パスクワーレ」はちょっと変り種。というのも、通常ソプラノが歌うノリーナがここではメッゾソプラノなのです。1845
年秋、絶大な人気を誇ったメッゾソプラノ、ポリーヌ・ヴィアルド(1821—1910)がロシアのサンクトペテルブルグでノリーナを歌うことになり、彼女の声に合わせるための調整をドニゼッティが認めたものです。移調や旋律の改変は多々あり、第1
幕の有名なノリーナのアリアも低く移されています。またオーケストラにも微妙な違いがあり、たとえば序曲冒頭の印象的な旋律(第3
幕のエルネストの「なんて心地よいんだ」の旋律)はチェロでなくホルンによって奏でられています。そして最大の違いは幕切れ。ヴィアルドは本来のアリア・フィナーレを外し、彼女が得意とするマイケル・ウィリアム・バルフの代表作「ボヘミアの少女」のアリア「大理石の広間に居た夢を見た」を当てはめています。当時はこうした改変はごく一般的だったとはいうものの、それを今に再現することはほとんどないので、実におもしろい試みです。
キャストはかなり充実しています。タイトルロールは、知性派バッソブッフォとして人気の高いロレンツォ・レガッツォ。歌はいつもながら達者、また老けメイクも決まっています。ノリーナは、ラクイラ出身の若いメッゾソプラノ、フェデリーカ・カルネヴァーレ。2006
年に若手歌手の登竜門として知られるスポレートのベッリ国際コンクールで優勝、スポレート実験劇場でのロッシーニ「セビリアの理髪師」のロジーナでデビュー。彼女は2007
年と2008 年の同劇場来日公演に同行して地方公演でロジーナやチェネレントラを歌っていました。立派に成長した歌声が聞けます。マラテスタのガブリエーレ・ナーニは、1979
年、ベルガモ生まれの若いバリトン。現在イタリアとフランスで活躍しており、達者な歌に加えなかなかのイケ面なので人気に火が点くのも時間の問題でしょう。エルネストのエマヌエーレ・ダグアンノは、1978
年、ローマ生まれのテノール。2007 年5 月、2009
年6 月と藤原歌劇団公演に出演して甘い声で人気を博しました。
会場はなんと世界遺産ヴィチェンツァのオリンピコ劇場。とはいえ時代は現代に移して分かりやすい舞台作りにしています。 |
IDEALEAUDIENCE(映像)
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30 75054
(Blu-ray)
\4700 →\4290
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クラシック・アーカイヴ・シリーズ
セレブレイティング・R.シュトラウス〜歴代のスペシャリストたち
リタ・シュトライヒ、エリーザベト・シュヴァルツコップ、ヘルタ・テッパー、イルムガルト・ゼーフリート
収録内容
・リタ・シュトライヒ(ソプラノ)&ジャニーヌ・レイス(ピアノ)1965年
R.シュトラウス:5つの小さな歌Op69より第5曲「ひどい天気」
・エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)&ジェラルド・ムーア(ピアノ)1970年
R.シュトラウス:
4つの歌Op.27より第4曲「明日の朝」、4つの歌Op.36より第3曲「私の父は言いました」
・エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)&ベリスラフ・クロブカール1967年
R.シュトラウス:
4つの歌Op.27より第1曲「憩え、わが心」、3つの歌Op.43から第2番「母親の自慢」、
8つの歌Op.10より第1曲「献呈」、8つの歌Op.49より第1番「森の喜び」
・エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、ヘルタ・テッパー(アルト)&チャールズ・マッケラス(指揮)
R.シュトラウス:オペラ「ばらの騎士」より「思い出すわ、わたしにも娘の時代があった」
・イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)&ピエロ・ベルージ(指揮)フランス国立管弦楽団1965年
R.シュトラウス:
4つの歌Op.27より第4曲「明日の朝」、5つの歌Op.41より「子守唄」、
3つの歌Op.29より第1曲「たそがれの夢」、
8つの歌Op.10より第1曲「献呈」、6つの歌Op.17より第2曲「セレナード」 |
30 75058
(DVD)
\2900 →\2690
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リヒャルト・シュトラウス生誕150周年記念、名歌手たちで堪能するシュトラウスの歌曲
(Blu-ray)画面:60i 16:9、音声:PCM ステレオ、字幕:英、独、仏、62
mm
(DVD)画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、字幕:英、独、仏、62
mm
2014 年はリヒャルト・シュトラウス生誕150
周年。その記念を祝うように沢山のコンサートやディスクが企画されています。このDVD
とBlu-ray は、伝説的なリヒャルト・シュトラウスの歌手たち、不世出のコロラトゥーラのリタ・シュトライヒ、20
世紀を代表する名ソプラノであるエリーザベト・シュヴァルツコップ、柔らかい美声の持ち主ヘルタ・テッパー、ウィーンで活躍したリリック・ソプラノのイルムガルト・ゼーフリートによる貴重な映像集。
このクラシック・アーカイヴ・シリーズは、丁寧にリマスターされ、往年の名歌手たちの素晴らしい歌声が美しく蘇っています。 |
MELODIYA(映像)
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MELDVD 7002259
(2DVD-Video/
PAL/特別価格)
\3700
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ヒブラ・ゲルズマーワ 〜 オペラ・アリア集
モーツァルト:歌劇《皇帝ティートの慈悲》序曲
モーツァルト:証聖者の盛儀晩課 K.339より
ラウダーテ・ドミヌム
ヴェルディ:歌劇《海賊》より メドーラのアリア
ヴェルディ:歌劇《オテロ》より 柳の歌
ロッシーニ:歌劇《セビリャの理髪師》より
序曲
ロッシーニ:
歌劇《セビリャの理髪師》より フィガロのカヴァティーナ
ドニゼッティ:
歌劇《愛の妙薬》より アディーナとドゥルカマーラの二重唱
ドニゼッティ:
歌劇《ランメルモールのルチア》より ルチアのカヴァティーナ
〜 静かなる夜
ベッリーニ:歌劇《ノルマ》より 序曲
ベッリーニ:
歌劇《ノルマ》より ノルマのカヴァティーナ、
清らかな女神よ、ああ!あの愛の喜びに満ちた
R・シュトラウス:明日! Op.27-4 |
ヒブラ・ゲルズマーワ(ソプラノ)
ウラディーミル・スピヴァコフ(指揮)
ロシア・ナショナル・
フィルハーモニー交響楽団 |
ヒブラ・ゲルズマーワは、1994年のモスクワ音楽院卒業後、1996年からスタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ・モスクワ・アカデミック音楽劇場のソリストを務め、ヨーロッパの主要なオペラハウス、アメリカのMETでも活躍中のロシア・オペラ界の若き才女である。
※録音:2013年10月14日、スヴェトラーノフ・ホール(モスクワ)
※当DVD-VideoはPAL方式です。PAL方式対応のプレーヤー、PCのみで試聴可能です。 |

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