≪第76号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 5/20〜
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像
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5/23(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
TWO PIANISTS
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TP1039312
(9CD)
\7000→\6490 |
リヒャルト・シュトラウス: 歌曲全集
<CD1>
1.クリスマスの歌 TrV 2/2.宿屋 TrV 3/3.冬の旅
TrV 4/
4.疲れた旅人 TrV 16/5.軽騎兵の歌 TrV 42/6.猟師
TrV 48/
7.つぐみ TrV 49/8.死者よ、やすらかに眠れ
TrV 50/
9.歓喜と苦悩 TrV 51/10.役者とツィター
TrV 58/
11.子守歌 TrV 59/12.夕焼けと朝焼け TrV
60/
13.森の中で TrV 62/14.アルペンホルン TrV
64/
15.かすみ TrV 65/16.兵士の歌 TrV 66/
17.庭で野ばらをつんできた TrV 67/18.森の歌
TrV 75/
19.秋の夕暮れ TrV 226/20.子ども時代より/
21.ひそかに父の庭でTrV 88/22.咲きかけのばらTrV
90/
23.出会い TrV 98/24.ジョン・アンダーソン、わが愛しき人
TrV 101/
25.赤いばら TrV 11/ |
ミケーレ・ブリート(メゾ・ソプラノ)…
CD1:1, 2, 4, 7, 8, 14, 17, 19, 20, 22-24.
CD3:12-13, CD5:10, 12, 18. CD6:17.
CD7:3-5, 8-9, 13. CD8:13. CD9:15, 20/
マルコム・マルティノー(ピアノ)…
CD1:10, 16. CD2:21-26. CD3:14-15, 18, 29.
CD5:1, 3, 5-6, 8, 11-13. CD6:1, 6, 16.
CD7:3-5, 8-11, 13. CD8:1-14.
CD9:5, 12-13, 16-18, 20-21/
ブレンデン・グンネル(テノール)…
CD1:10. CD2:21-26.
CD3:14-15, 18, 29. CD5:1, 3, 5-6, 8, 11,
13.
CD8:1-12, CD9:17/
クリストフ・エス(ホルン)…CD1:14/
アンドレアス・マッテルスベルガー(バス)…
CD1:16 . CD7:10. CD9:5, 12-13, 16, 18/
ニナ・シューマン(ピアノ)…
CD1:1-9, 11-15, 17-25. CD3:1-4, 10-13,
17, 22-28.
CD5:2, 4, 7, 9-10, 15-19. CD6:2-3, 17-20.
CD7:1-2, 12, 14-19. CD8:15-20. CD9:4, 14-15,
19/
マヌエル・ヴァルザー(バリトン)…
CD1:3, 5, 9, 21. CD3:25-26.
CD5:2, 15-16. CD8:16. CD9:14/
ルチアン・クラシュネク(テノール)…
CD1:6. CD3:23-24, 27.
CD5:19. CD6:2, 20. CD8:17/
マルクス・アイヒェ(バリトン)…CD2:10-14.
CD3:16/
ヴォルフラム・リーガー(ピアノ)…
CD2:10-20. CD3:5-9, 16, 19-21.
CD4. CD5:14. CD9:1-3, 6-11/
マルティン・ミッタールッツナー(テノール)…
CD2:15-20. CD3:5-9, 20-21. CD9:1-3,/
アンケ・フォンドゥング(メゾ・ソプラノ)…
CD2:1-9. CD3:30/
クリストフ・ベルナー(ピアノ)…
CD2:1-9. CD3:30/
クリスティアーネ・リボール(ソプラノ)…
CD3:10-11. CD5:4. CD6:3.
CD7:1, 12. CD9:19/
アーニャ=ニーナ・バールマン(ソプラノ)…
CD3:1-4, 17, 22, 28. CD5:1, 7, 9, 17.
CD6:18-19. CD7:2, 14-19.
CD8:15, 18-20. CD9:4. CD2:1-9/
ジェンコン・チョイ(テノール)…
CD3:19. CD9:6-11/
ユ・ヤメイ(ヴァイオリン)…CD3:21/
ブリギッテ・ファスベンダー(朗読)…
CD4. CD5:14/
ユリアーネ・バンゼ(ソプラノ)…
CD6:1, 6, 16. CD7:11. CD8:14. CD9:21/
クリスティアン・エルスナー(テノール)…
CD6:4-5, 7-15. CD7:6-7/
ブルクハルト・ケーリンク(ピアノ)…
CD6:4-5, 7-15. CD7:6-7/
エドゥアルド・シェンナッハ(トランペット)
…CD7:13 |
<CD2>
1.夜 Op.10-3/2.献呈 Op.10-1/3.何もなく
Op.10-2/
4.ダリア Op.10-4/5.待ちわびて Op.10-5/6.万霊節
Op.10-8/
7.黙して Op.10-6/8.サフラン Op.10-7/9.誰がしたの?
TrV 142/
10.マドリガル Op.15-1/11.冬の夜 Op.15-2/
12.悲しみの賛歌 Op.15-3/13.その心に似て
Op.15-4/
14.帰郷 Op.15-5/15.あなたの瞳が私を見て
Op.17-1/
16.セレナード Op.17-2/17.秘密 Op.17-3/
18.暗いヴェールにおおわれて Op.17-4/19.舟歌
Op.17-6/
20.勇気を出してOp.17-5/21.二人の秘密をなぜ隠すのか
Op.19-4/
22.美しく、しかし冷たい空の星よ Op.19-3/
23.私の心は沈黙し冷える Op.19-6/
24.あなたの黒髪を私の頭に広げてください
Op.19-2/
25.おとめよ、それが何の役に立つというのか
Op.19-1/
26.希望と失望 Op.19-5/ |
<CD3>
1.矢車草 OP.22-1/2.けしの花 OP.22-2/3.きづた
OP.22-3/
4.水蓮 OP.22-4/5.胸の想い OP.21-1/6.私の心の王冠
OP.21-2/
7.ああ、不幸な私 OP.21-4/8.恋人よ、さようなら
OP.21-3/
9.女たちは時にはつつましく OP.21-5/10.春の声満ちて
Op.26-1/
11.あなたが私のものならば Op.26-2/12.わが心やすらかに
Op.27-1/
13.あした Op.27-4/14.ひそやかな誘い Op.27-3/
15.ツェツィーリエ Op.27-2/16.たそがれの夢
Op.29-1/
17.ときめく胸 Op.29-2/18.夜の散歩 Op.29-3/19.もしも
Op.31-2/
20.白いジャスミン Op.31-3/21.静かな散歩
Op.31-4/22.青い夏 Op.31-1/
23.恋人のベッドへ天使の訪れ Op.32-5/24.憧れ
Op.32-2/
25.私の愛をだれに Op.32-1/26.愛の賛歌
Op.32-3/
27.ああ、かぐわかしき五月 Op.32-4/28.さあ飛び出そう
TrV 175/
29.春のレンツさんOp.37-5/30.わが子に Op.37-3/ |
<CD4>
1-2.イノック・アーデン Op.38<第1部/第2部>/ |
<CD5>
1.15ペニヒで Op.36-2/2.ばらの花環 Op.36-1/3.君を愛す
Op.37-2/
4.満ちたりた幸福 Op.37-1/5.崇拝 Op.36-4/6.婚礼の歌
Op.37-6/
7.お父さんが言いました Op.36-3/8.わが眼差し
Op.37-4/
9.若い魔女の歌 Op.39-2/10.解き放たれて
Op.39-4/
11.労働者 Op.39-3/12.ひそやかな歌 Op.39-1/
13.わが息子への歌 Op.39-5/14.海辺の城
TrV 191/
15.ひそやかな歌 Op.41a-5/16.君に捧ぐ Op.43-1/
17.母親の自慢 Op.43-2/18.岸部にて Op.41a-3/19.放蕩者
Op.41a-4/ |
<CD6>
1.子守歌 Op.41a-1/2.カンパーニャにて Op.41a-2/
3.ヒルザウの楡の木 Op.43-3/4.7つの封印
Op.46-3/
5.昨日私はアトラスだった Op.46-2/6.クリスマスの気分
TrV 198/
7.嵐の宿 Op.46-1/8.朝焼け Op.46-4/9.鏡の中の私
Op.46-5/
10.ある子どもに Op.47-1/11.詩人の夕べの散歩
Op.47-2/
12.若者の誓い Op.49-6/13.ふりかえって
Op.47-3/
14.帰還 Op.47-4/15.7人の飲み仲間 Op.47-5/
16.冬の誓約 Op.48-4/17.私の心は揺れ動く
Op.48-2/
18.響け Op.48-3/19.冬の愛 Op.48-5/20.なつかしい面影
Op.48-1/ |
<CD7>
1.黄金色でいっぱいに Op.49-2/2.あなたはそれを知らず
Op.49-5/
3.子守歌 Op.49-3/4.森の喜び Op.49-1/5.愛する者は悩み
Op.49-7/
6.ああ、何と悲しくつらく悩ましいことか
Op.49-8/7.石きり人の歌 Op.49-4/
8.見出されたもの Op.56-1/9.あなたの青い目で
Op.56-4/
10.遅れたボートで Op.56-3/11.盲目の嘆き
Op.56-2/
12.春の祭り Op.56-5/13.東方の聖なる三博士
Op.56-6/
14.あなたの歌が心に響く時 Op.68-4/15.花束を編みたかった
Op.68-2/
16.ささやけ、愛らしいミルテよ Op.68-3/17.夜に
Op.68-1/
18.愛の神アモール Op.68-5/19.女たちの歌
Op.68-6/ |
<CD8>
1-12.歌曲集「商人の鑑」Op.66
<昔、一匹のヤギがいた/あるときヤギが使いに来た/
うさぎがあるとき恋をした/3つの仮面/おまえは交響詩を完成したか/
おお、愛する芸術家よ/大いなる神よ、われらの敵は/
芸術は商人たちにより脅かされる/昔、南京虫がいた/芸術家は創造者/
商人と作る人/おお商人の群れよ、おお商人仲間よ>/
13.ひどい天気 Op.69-5/14.星 Op.69-1/15.さかずき
Op.69-2/
16.単調さ Op.69-3/17.森を行く Op.69-4/
18-20.オフィーリアの歌
<どうしたらほんとの恋人を見分けられるだろう
Op.67-1/
おはよう、今日は聖ヴァレンタインの日
Op.67-2/
彼女は布もかけずに棺台にのせられ Op.67-3>/ |
<CD9 西東詩集の不満の書より>
1.世界を求める者は Op.67-4/2.あれほど忠告したのに
Op.67-5/
3.さすらい人の心の安らぎ Op.67-6/4.箴言
TrV 239/
5.創造し 生命を吹き込むこと TrV 244/
6.全ての音と響きで TrV.251/7.あなたの瞳
Op.77-1/
8.愛の贈り物 Op.77-3/9.動揺 Op.77-2/10.全能の神
Op.77-4/
11.あなたのために Op.77-5/12.もはやそれ以上は
TrV 258/
13.気たるべき時代のために TrV 260/14.何かが少しあったように
TrV 261/
15.小川 TrV 264/16.陽の光の中で TrV 268/17.リズムを測って
TrV 269/
18.聖ミハエル教会 TrV 280/19.ベルヴェデーレ宮殿の眺め
TrV 281/
20.風刺の歌-うつろうものは何もなく TrV
282/21.あおい TrV 297 |
2014年、リヒャルト・シュトラウスの生誕150周年を祝して、入念に準備された「ピアノ伴奏による歌曲全集」の登場です。
全てを監修したのは、往年の名メゾ・ソプラノ、ブリギッテ・ファスベンダー。彼女は舞台を退いてからも、後進の指導を積極的に行っていることで知られており、この全集でも現在最高のシュトラウス歌手13人を結集し、歌唱についてのアドヴァイスを与えることで、ここに最高の「全集」が完成したのです。
これまで全集としてリリースされていたアルバムは(後に新発見の2つの歌曲…子ども時代より:CD1-20、秋の夕暮れ
TrV 226:CD1-19が追加され、現在は全集とは銘打っていません)、2人の歌手が歌い分けていただけであり、今回のような細かいニュアンスの違いには対応していないこともあり、この全集における「歌唱法からドイツ語の発音、そして作曲年代によるスタイルの違い」までが丁寧に考慮され、もちろん各歌曲にふさわしい声質も選択されるというコンセプトは聞き手にとっても魅力的なものであることは間違いありません。
各々の曲は、概ね作曲年代順に並べられ、母親の助けを借りて仕上げたであろう6歳の時の「クリスマスの歌」から、84歳の時に名歌手マリア・イェリッツァのために書かれた「あおい」(実質上、彼の最後の作品)まで、「歌曲」というものに彩られたリヒャルト・シュトラウスの生涯をじっくり辿ってみませんか。

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TANIDOS
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珠玉のスペイン・チェロ音楽 Vol.4 無伴奏チェロ作品集
ガスパル・カサド(1897-1966):無伴奏チェロ組曲(1926)
ロジェリオ・ウゲ・イ・タゲイ(1882-1956):スペイン組曲第1番(1938)
エンリク・カザルス(1892-1986):
組曲ニ短調−パウ・カザルスへのオマージュ(1982)
エドゥアルド・デ・リオ(1974-):よそ者の組曲−ペドロ・コロストラに献呈(1994) |
エドゥアルド・デ・リオ(チェロ) |
録音:2014年1月4日、ロドルフォ・アルフテル専門音楽院室内楽ホール、モストレス、
マドリード県、スペイン
好評の「珠玉のスペイン・チェロ音楽」シリーズ、Vol.3に先だってVol.4が発売されました。エドゥアルド・デル・リオはスペインのマドリードに生まれ、1999年以来2014年現在ロドルフォ・アルフテル専門音楽院室内楽科・チェロ科教授を務めているチェロ奏者。
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チェロ楽派のパイオニアたち バリエール、ボッケリーニからポッパーへ
2つのチェロのための音楽
ジャン=バティスト・バリエール(1707-1747):
チェロ・ソナタ集第1巻 から 第1番ロ短調
チェロ・ソナタ集第4巻 から 第4番ト長調(*)
ルイージ・ボッケリーニ(1743-1805):チェロ・ソナタ第6番ハ長調
パブロ・ビダル(?-1808):「チェロの技法と訓練」から
練習曲第26番、第27番
ダーヴィト・ポッパー(1843-1913):組曲
Op.16 |
テンポ・ディ・バッソ
アルド・マタ、エドゥアルド・コンサレス(チェロ) |
録音:2013年6月、セゴビア専門音楽院コンサートホール
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VANITAS
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消え去りゆく瞬間
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):組曲第18番ト短調(Cm)
アルマンド/ジグ/クラント/サラバンド
ディートリヒ・ベッカー(1623-1707):ソナタ
ニ短調 から レント(Vn/Vg/Vl/Or)(+)
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):主よ、われに御身さえあれば
[Herr, wenn ich nur dich habe](S/Co/Vn/Vg/Vl/Or)
ルイ・クープラン(1626頃-1661):(組曲)(Cm)
アルマンド/サラバンド/クラントI/クラントII/ジグ
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1623頃-1680):
ソナタ第2番(1664、ニュルンベルク)(Vn/Vg/Vl/Or)(+)
フランツ・トゥンダー(1614-1667):
ああ、主よ、御身の愛する天使たちに
[Ach Herr, lass deine lieben Engelein](S/Co/Vn/Vg/Vl/Or)(*)
ディートリヒ・ブクステフーデ:
トッカータ ト長調 から フィナーレのオスティナート(Co/Vn/Vg/Vl/Or)(+)
J・S・バッハ(1685-1750):
ゴルトベルク変奏曲 BWV988 から アリア,変奏3,12,17,18,21(Cm)(+)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
苦悩が甘美であるならば [Si dolce il tormento](S/Co/Vn/Vg/Vl/Or)(#)
ディートリヒ・ブクステフーデ:コラール(抜粋)(Or*) |
ラ・レベレンシア
パロマ・ガリェゴ(ソプラノ(S))
パベル・アルミカル(ヴァイオリン(Vn)) マヌエル・パスクアル(コルネット[ツィンク](Co))
ホルヘ・ミロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ(Vg))、トル・ホルヘン(ヴィオローネ(Vl))
アンドレス・アルベルト・ゴメス
(チェンバロ(Cm)、ポジティヴ・オルガン(Or)、パイプオルガン(Or*)、ディレクター)
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録音:2012年7-9月,使徒サンティアゴ教会(無印)、跣足カルメル会修道院(*)、
ベレン小聖堂(+)、ガレラ邸のパティオ(#)
アンドレス・アルベルト・ゴメスとスペインの映画監督ダニエル・V・ビリャメディアナ(1975-)の出会いから生まれたバロック音楽ドキュメンタリー映画「De
Occulta Philosophia」(2013)のサウンドトラック盤。おそらく映画の撮影に合わせて様々な場所で録音されています。
バロック時代、生まれた楽音は次の瞬間には消え去ってしまいました。そんなことを思いながら聴き通していただきたいプログラムです。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
VISTA VERA
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スヴャトスラフ・リヒテル Vol.3
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調 Op.10 No.3(+)
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31 No.3(+)
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲第20番ニ短調
K.466(*) |
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
カルル・エリアスベルク(指揮) |
録音:1958年5月18日
1960年4月1日、チャイコフスキー・コンサートホール、モスクワ、ロシア、ソヴィエト(+) ADD(*/+)
「1949年モスクワ・ライヴ」(VVCD 00242;Vol.1に相当)、「プライヴェート・コレクション
Vol.2」(VVCD 00244)に続く第3弾。シリーズ名が不統一でしたが、今後は「スヴャトスラフ・リヒテル
Vol.〜」で続くと思われます。
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VVCD 00251
\2000
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ヴラディーミル・ペルミャコフ クラリネットのための室内楽
モーツァルト(1756-1791):クラリネット五重奏曲イ長調
K.581(*)
ウィリアム・ハールストーン(1876-1906):
クラリネットとピアノのための4つの性格的小品(+)
プーランク(1899-1963):クラリネット・ソナタ(1962)から
第2&3楽章(#)
グリンカ(1804-1857):
クラリネット、ファゴットとピアノのための悲愴三重奏曲ニ短調(1832)(**) |
ヴラディーミル・ペルミャコフ(クラリネット)
O・ヤノヴィチ、L・コルチンスカヤ(ヴァイオリン(*))
S・クラスノヴァ(ヴィオラ(*)) A・ピチリモヴァ(チェロ(*))
N・パラモノヴァ(ピアノ(+))
M・ボチコフ(ファゴット(**)) E・クルシェフスキー(ピアノ(**)) |
録音:1988年、ライヴ(#)/1989年(+)/1990年(**)/1991年(*) ADD
ヴラディーミル・ペルミャコフは2014年現在チャイコフスキー交響楽団(モスクワ放送交響楽団)でソリスト(首席)を務めるクラリネット奏者。(#)のピアノ奏者については記載がございません。
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<メジャー・レーベル>
<国内盤>

5/22(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ARTE DELL’ARCO JAPAN
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最新アルバムは久々のオール・ハイドン・プログラム!
ハイドン:
(1)交響曲第4番 ニ長調 Hob.I-4
(2)チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VII-b.1
(3)交響曲第87番 イ長調 Hob.I-87 |
鈴木秀美(指揮、(2)チェロ)
オーケストラ・リベラ・クラシカ |
OLC 第31回公演ライヴ録音。最新アルバムは久々のオール・ハイドン・プログラム!鈴木秀美3度目となるチェロ協奏曲第1番も収録
VIVA,GIUSEPPE!OLC サウンドで蘇る、エスターハーズィとパリの興奮!
ライヴ録音:2013 年6 月8 日、上野学園石橋メモリアルホール・DDD、ライヴ
OLC 第31 回公演ライヴ録音。力強く、しかしエレガントなハイドンのチェロ協奏曲第1
番は鈴木秀美3 度目の録音。そして初期の交響曲第4
番と交響曲第87 番が加わり、パリの聴衆の大興奮がここに蘇ります。ハイドンを中心に演奏活動をしているOLC
ならではの溌剌とした香り高きライヴ録音です。
「ハイドンはパリに一度も行かなかったが、作品は1770
年代から既に段々知られはじめ、80 年代にはかなりの人気だったようだ。1725
年から90 年まで続いたコンセール・スピリチュエルという演奏会シリーズはパリの音楽界にとって重要なものだったが、81
年から90 年の間にあった335 回の演奏会のうち191
回にハイドン作品は取り上げられ、85 年以降は1
曲以上取り上げられることも少なくなかった。同時期に演奏されたモーツァルトの作品は、私の数えたところでは7
回であった(鈴木秀美〜ライナーノーツより)」
演奏会情報
オーケストラ・リベラ・クラシカ第33 回定期演奏会
公演日:2014 年6月15日(日)、上野学園石橋メモリアルホール
15:00 開演
演目:モーツァルト: 交響曲ニ長調K.196+121、ハイドン:チェロ協奏曲第2
番ニ長調 Hob.VIIb-2、
ファン・マルデレ: 交響曲変ロ長調作品4-3、ハイドン:
交響曲第71 番変ロ長調Hob.I-71
演奏:鈴木秀美(チェロ、指揮)、OLC

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SIGNUM CLASSICS
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ドビュッシー、ミヨー、グリンカ、フランセ、プロコフィエフ:作品集
ドビュッシー:第1狂詩曲
フランセ:主題と変奏
グリンカ(ブリス編):ソナタ ニ短調
ミヨー:ソナチネ Op.100
プロコフィエフ(ブリス編):ソナタ ニ長調
Op.94 |
ジュリアン・ブリス(クラリネット)
ブラッドリー・ムーア(ピアノ) |
イギリスの天才ジュリアン・ブリス!フランス作品&ロシア・アレンジ作品!
13歳でアメリカの名門インディアナ大学のアーティスト・ディプロマを取得し、神童として名を馳せたイギリスの天才クラリネット奏者、ジュリアン・ブリス。Signum
Classicsから発売される最新録音は、ドビュッシー、フランセ、ミヨーの素晴らしきフランス作品に、ブリス自身の編曲によるグリンカとプロコフィエフのロシア作品という濃密な世界。
ピアノ伴奏版として作曲され、後に管弦楽伴奏版にも編曲されたクラリネットの重要作品、ドビュッシーの「第1狂詩曲」。ヴィオラ・ソナタから編曲されたグリンカの「ソナタ
ニ短調」。フルート・ソナタを原曲として、ヴァイオリン・ソナタ版も有名なプロコフィエフの「ソナタ
ニ長調」。ジュリアン・ブリスのまろやかで暖かいクラリネットの音色から、哀愁の旋律、超絶技巧までをあますところなく収録。管楽器関係者、アレンジ作品ファンも必見です!
※録音:2013年5月22日ー24日、ワイアストン・コンサート・ホール(モンマス/イギリス) |
GEGA NEW
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「ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.2」
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調Op.65 |
エミール・タバコフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団 |
ブルガリアの名指揮者エミール・タバコフのショスタコーヴィチ交響曲全集第2弾!日本語オビ・解説付き!
録音:2013年1月ブルガリア国立放送スタジオ1,ソフィア(セッション録音)66:47、STEREO
演奏タイミング:28:41/6:32/6:21/11:38/13:33
タバコフ指揮のブルガリア国立放送響による『ショスタコーヴィチ:交響曲全集』の第2弾。ブルガリア国立音楽院でコントラバスと指揮を学んだエミール・タバコフ(1947
年生まれ)は、作曲家としても活動し、様々な方面で活躍しています。
彼の名が、日本のリスナーも含めて広く知れ渡ったのは、90
年前後に録音したソフィア・フィルとのマーラーの交響曲全集でした。アンサンブル的には決してヴィルトゥオーゾとはいえなかったオーケストラを率いて、非凡なマーラーを聴かせ、カルトな人気を得ました。2008
年からブルガリア放送響のシェフに招かれて、オーケストラ・ビルダーとしての手腕を発揮し、同響の演奏レベルをメキメキと上げてきました。
タバコフの指揮は、オーケストラの機能をいかに発揮するかに主眼が置かれ、作曲家らしい音楽の流れを重視した自然体の解釈に好感が持てます。例えば、楽句のセクションごとの区分が明確で、どのフレーズもクリアに聴き分けられて、見通しが良い。そして長大な両端楽章とスケルツォ的な第2、第3楽章、そして陰鬱な第4楽章の対比も鮮やかで、それぞれの音楽の性格が適切に描かれています。両端楽章中間部の強奏部は、ただ音が大きく力技で押し切るのではなく、厳しさの点に於いて、どことなくムラヴィンスキーを彷彿とさせる部分もある、というのは言い過ぎでしょうか。
加えて、本盤は録音の良さも特筆に値するでしょう。このシリーズが完成すればマーラーに代わるタバコフの代表盤となるでしょう。
第1弾! |
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タバコフ/ショスタコーヴィチ交響曲全集第1弾!
「ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.1」
ショスタコーヴィチ:交響曲第4番ハ短調Op.43 |
エミール・タバコフ(指揮)
ブルガリア国立放送交響楽団 |
ブルガリアの名指揮者エミール・タバコフのショスタコーヴィチ交響曲全集第1弾!日本語オビ・解説付き!
2013年4月、62:42、STEREO、演奏タイミング:27:07/9:13/26:23
エミール・タバコフとブルガリア国立放送響のショスタコーヴィチ:交響曲シリーズ第1
弾が登場。タバコフは1947 年生まれ、ブルガリアの指揮者で作曲家。CAPRICCIO
から出ていたマーラーの交響曲全集は意外な名演として、知る人ぞ知る名盤。
タバコフは余計な思い入れを排し終始速目のテンポでストレートに音楽を構築していくが、その緊張感が凄い。オーケストラの技術とアンサンブルも見事で、ブルガリア国立放響の上手さに驚くに違いない。録音も大変優秀で、あまたあるショスタコーヴィチの第4
の中でも上位に入る秀演と言ってよい。
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アメリカで活躍するヴァイオリニスト、ハディペトコフ!
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 Op.23
ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調 Op.24
「春」
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105 |
ディミトリ・ハディペトコフ(Vn)
サルキス・バルタイアン(Pf) |
シューベルト集(GD 324)に続くディミトリ・ハディペトコフの新録音は、ベートーヴェンとシューマンのヴァイオリン・ソナタ集。ディミトリ・ハディペトコフは1984
年生まれのブルガリアのヴァイオリニスト。近年は米国、ニュージャージー州ヴェローナ在住で北米を中心に活躍している。 |
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マルタ発の新作宗教曲
クリストファー・ムスカート(b.1977):
スターバト・マーテル(2012) |
シャルレーヌ・ポルテッリ(ソプラノ)
ヨゼフ・ブジェヤ(カントール)
クリストファー・ムスカート(指揮)
マルタ・フィルハーモニー管弦楽団,
聖モニカ合唱団,ユビラーテ・デオ合唱団 |
マルタの若手作曲家ムスカートのスターバト・マーテル
録音:2013年11月11−13日,マルタ、53'48
シチリア島の南に位置するマルタ発の新作宗教曲。クリストファー・ムスカート(Christopher
Muscat)は1977 年、マルタ生まれの指揮者、作曲家。スターバト・マーテルは2012
年の新作で、2013 年11月15 日に初演された。これはその直前の録音。
複雑な歴史を持つマルタを反映したような西欧風の音楽に東方風の神秘的な音楽が強く盛り込まれた作風で、聞き応えがある。 |
NEOS
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「望月京:エテリック・ブループリント三部作」
(1)雅楽(作者不詳,10世紀以前):
盤渉調調子(ばんしきちょうの調子)/双調調子(そうじょうの調子)
望月京(b.1969):エテリック・ブループリント三部作
(2)4D(2003)/(3)ワイズ・ウォーター(2002)/
(4)エテリック・ブループリント(天空の青写真,2005-06) |
(2)-(4)杉山洋一(指揮)
mdiアンサンブル
(1)宮田まゆみ(笙)
(4)クリストフ・マゼッラ(エレクトロニクス) |
現代音楽ファン待望の望月京の新アルバム!
録音:2012-13年、54:46
望月京は東京芸大および同大学院作曲専攻修了後、パリ国立高等音楽院作曲科で学びその後、IRCAM
で研鑽を積んだ。作曲をブライアン・ファーニホー、ポール・メファノ、トリスタン・ミュライユらに師事し、芥川作曲賞、尾高賞ほか多くの賞を受賞。ザルツブルク音楽祭、ウィーン・モデルン、ヴァネツィア・ビエンナーレなど多くの国際音楽祭に招待され作品が演奏されている。収録されているエスリック・ブループリント(天空の青写真)三部作は人を取り巻く自然や宇宙のエネルギーについて音楽を通して考えるとの事から構想され、ゲーテやシュタイナーの色彩論からも影響を受けているという。「自然」「宇宙」が彼女の音楽の重要なキーワードとなっていることから実際の水の音や風の音も作品に取り込まれ、それが一定のパルスの中で移りゆく風景のようにゆっくりと過ぎてゆく様が美しい。冒頭の2
トラックに望月が愛し影響を受けた笙の古曲、盤渉調調子(ばんしきちょうの調子)と双調調子(そうじょうの調子)を収録。 |
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「武満徹、細川俊夫ギター独奏作品集」
武満徹(1930-96):すべては薄明の中で(1987)/
エキノクス(1993)/フォリオス(1974)/
ギターのための小品(1991)/森の中で(1995)
細川俊夫(b.1955):セレナード(2003) |
マルコ・デル・グレコ(G) |
細川俊夫も絶賛!デル・グレコの武満&細川ギター作品集
録音:2012-13年、54:46
ギタリストのマルコ・デル・グレコは若い年代における傑出したギタリストのひとりで多くのコンクールで目覚ましい成績を収め、2010
年には第53 回東京国際ギター・コンクールで優勝、世界中の主要なコンサートホールで演奏を行っている。
武満の「すべては薄明の中で」は武満が好んだジャズやポップス(ビートルズなど)のエコーが聴かれる繊細な小品集。細川作品は現在の所、唯一のギター独奏曲だが、ギター協奏曲なども作曲しており、この楽器への愛着が感じられる。なお細川は演奏者のグレコを「…(マルコ・デル・グレコは)私の《セレナーデ》を、深い解釈と繊細なテクニックをもって演奏してくれました。
彼の“歌う”ギターの美しさに、私は本当に感動しました。マルコは私の恩師である武満徹の音楽を愛しており、その偉大なギター作品を、神秘的に、自分の内なる音として演奏します。聴衆はきっと、何ひとつ難解に感じることなく、彼の武満作品の演奏を好きになるでしょう。マルコのような若く才能ある音楽家によって、武満の繊細で美しい音楽が新しい世代に知られ、愛されるものになることを、とても嬉しく思います。」と賞賛している。 |
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「狂気のオルランドのスケッチ」
〜D.M ヴィソツキ、ベアトリス・ザボドニク、
バリー・ガイ、ブライス・ポーセット、
レオナルド・ガルシア・アラルコンによる連作:
Schizzo I-XXVI |
D.M ヴィソツキ(A.sax)
ベアトリーチェ・ザヴォドニク(Ob,E.horn)
バリー・ガイ(Cb)
ブリス・ポーセ(Cemb)
レオナルド・ガルシア・アラルコン(Org) |
録音:2012 年4 月-8 月、66'27
D.M.ヴィソツキはニューヨーク在住でジャズのエリック・ドルフィの影響を受け、一時期ガンサー・シュラーとも共演した経歴を持つ。ザヴォドニクはH.ホリガーにオーボエを師事、クラングフォルム・ウィーンなどと共演し現代音楽の世界で活躍。バリー・ガイはロンドン・ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラの芸術監督でジャズ、現代音楽の領域で活動。ブリス・ポーセは現代音楽の作曲家・鍵盤奏者、レオナルド・ガルシア・アラルコンも作曲家・鍵盤奏者で自らのアンサンブルを率いている。
ジャズ、現代音楽のそれぞれのスペシャリストが集まり行ったフリー・ジャズ風のセッションで構成された一枚。 |
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フィギューラ・アンサンブル・エディションI
「災害へのプレリュード」
ペーター・ブルーン(b.1968) :災害へのプレリュード(2008/09)〜
メゾ・ソプラノと大アンサンブルのため
アンデルス・ブロズゴー(b.1955):10 の絞首台の歌(2006)
シュタイングリムール・ローロフ(b.1971):
Still Not/Notyet(じゃない/まだ) |
フィギューラ・アンサンブル:
【エレーネ・ギイェリス(MS)、
アンナ・クレット(バスCl)、
フランス・ハンセン(Perc)、
イェスパー・エゲルンド(Cb)、
フローデ・アンデルセン(アコーディオン)】
シアトル・チェンバー・プレーヤーズ:
【ポール・タウブ(Fl)、
ミハイル・シュミット(Vn)、
デイヴィッド・サビー(Vc)、
ローラ・デルーカ(Cl)】 |
録音:2010 年-2011 年
フィギューラ・アンサンブルは1993 年に結成されたデンマークの現代音楽演奏団体でこれまでに200
曲以上の現代作品を初演しているだけでなく、実験的な演奏会や次の世代の作曲家育成のためのワークショップなども行っている。シアトル・チェンバー・プレーヤーズは姉妹アンサンブルで相互扶助の関係にある。
ブルーンとブロズガーはデンマーク、ローロフはアイスランド/ドイツの作曲家で新ロマン主義的もしくは若干、ニュー・トナリティの傾向が感じられる。このアンサンブルの録音は今後当レーベルでシリーズ化の予定。 |
TUDOR
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TUDOR 7193
(SACD HYBRID)
\2300 →\2090
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俊英ロビン・ティチアーティのTUDORレーベル第3弾!
ブルックナー:ミサ曲第3番 ヘ短調 |
ハンナ=エリーザベト・ミュラー(ソプラノ)
アンケ・フォンドゥング(アルト)
ドミニク・ヴォルティヒ(テノール)
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(バス)
ロビン・ティチアーティ(指揮)
バンベルク交響楽団
バイエルン放送合唱団 |
演奏タイミング:キリエ[11:15]、グロリア[11:46]、クレド[18:22]、サンクトゥス[2:25]、ベネディ
クトゥス[8:55]、アニュス・デイ[9:12]
録音:2013年4月8-12日、バンベルク・コンツェルトハレ「ヨゼフ・カイルベルト・ザール」、62:11
若き俊英ロビン・ティチアーティと彼が2010
年から2014 年まで首席客演指揮者を務めているバンベルク交響楽団のコンビ、2
枚のブラームスの次の新録音はブルックナーのミサ曲第3番。
ミサ曲第3 番は、ブルックナーがウィーンに移住する直前の1867−1868
年に作曲、その後1870 年代、1880 年代、さらには1890
年代まで断続的に改訂をしている。宗教的敬虔さに満ちた感動的な大作だが、同時に初期の交響曲と同様のまとめづらさのある難曲でもある。
ティチアーティは持ち前のバランスの良さと、透明感溢れる柔らかな色彩を生かして、ドイツ風のゴツゴツした演奏からは想像もできないほど美感滴るブルックナーに仕立てている。
4 人のソリストとバイエルン放送合唱団の声楽陣もティチアーティの意を見事に汲んでいる。新鮮な美しさをSACD
の優秀録音が一層引き立てている。
ロビン・ティチアーティ |
コリン・デイヴィス、サイモン・ラトルに指揮を師事した1983年生まれのティチアーティは、2006年に最年少でザルツブルク音楽祭デビューを果たし、2009/10シーズンにはスコットランド室内管の首席指揮者に就任。
さらに2014年からはユロフスキの後任としてグラインドボーン音楽祭の次期音楽監督就任が決定しているという稀に見る逸材。コリン・デイヴィスが早くからその才能に注目、ネルソンスにおけるヤンソンスのように強力なバックアップを行ったと思われる。現在ポスト「ラトル」という評判あるほど、注目されているが・・・それにしても若い。 |

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GZ DIGITAL MEDIA
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バールタ降臨!
シューベルト(1797-1828):ピアノ・ソナタ第4番イ短調
Op.164 D.537
フンメル(1778-1837):チェロ・ソナタ イ長調
Op.104(*)
録音:データ記載なし |
イジー・バールタ(チェロ(*))
ノルベルト・ヘレル(ピアノ)
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スプラフォンやハイペリオンへの録音でおなじみのチェコのチェロ奏者イジー・バールタがGZレーベルに登場。
ノルベルト・ヘレルはガブリエラ・デメテロヴァーとのデュオで当レーベルに録音したモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集(L
10639-2)で知名度を上げたチェコのピアニスト。モダーン楽器使用。 |
MUSICA BOHEMICA
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MB 004-2
\2400 →\2190
〔旧譜・再プレス〕
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モーツァルト(1756-1791):レクイエム ニ短調
K.626 |
アンナ・フラヴェンコヴァー(ソプラノ)
カロリーナ・ベルコヴァー(アルト)
マリアン・パヴロヴィチ(テノール)
ロマン・ヴォツェル(バス)
ムジカ・ボヘミカ・プラハ(管弦楽)
プラハ室内合唱団
ヤロスラフ・クルチェク(指揮) |
録音:2000年7月、ドモヴィナ・スタジオ、プラハ、チェコ
ムジカ・ボヘミア・プラハにしては意外な通常レパートリー。モダーン楽器使用。
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NON PROFIT MUSIC
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「国境なき医師団」支援のためのチャリティ・コンサートを企画するスペインの団体「Non
Profit Music Foundation」(非営利音楽財団)傘下のレーベル。 |
NPM 1404
\3100 →\2990
[CD]
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ホルヘ・グルンドマン(1961-):ヴァイオリンとピアノのためのWソナタ集
What Inspires Poetry(ソナタ)
I. About Loneliness and Nostalgia /
II. About Calm and Serenity
III. About Rain and Storm
Warhol in Springtime(ソナタ)
White Sonata: The Child Who Never Wanted
to Grow Up(ソナタ)
Why?(ヴァイオリンとピアノのための) |
ビセンテ・クエバ(ヴァイオリン)
ダニエル・デル・ピノ(ピアノ) |
録音:未詳
スペインの作曲家・音楽学者ホルヘ・グルンドマンの、Wで始まるタイトルを持つヴァイオリン・ソナタ集。
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TRIART
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TR 005
(2CD)
\4800 →\4390
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フラデツ・クラーロヴェー・フィル!?指揮はクカル
ブラームス(1833-1897):
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調
Op.102(*)
ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15(+) |
イジー・ヴォディチカ(ヴァイオリン(*))
ヤン・パーレニーチェク(チェロ(*))
イトカ・チェホヴァー(ピアノ(+))
フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー管弦楽団
オンドジェイ・クカル(指揮) |
録音:2013年11月、フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー管弦楽団ホール、
フラデツ・クラーロヴェー、チェコ
スメタナ三重奏団をソリストに迎えた録音。ヤン・パーレニーチェク(1957年生まれ)はスメタナ三重奏団の創始者であるヨセフ・パーレニーチェク(ピアニスト;1914-1991)の息子で新生スメタナ三重奏団の創設者。イジー・ヴォディチカ(1988年生まれ)は2014年現在ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団ソリスト。イトカ・チェホヴァー(1971年生まれ)はスプラフォンにスメタナのピアノ作品全集を録音しています。
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WILLIAM RECORDINGS
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パヴェル・ステイドル/
…そして君もイタカに行く… ソロ・ギター・リサイタル
カルロ・ドメニコーニ(1947-):ジミ・ヘンドリックスへのオマージュ
ヤナ・オブロフスカー(1930-1987):前奏曲集
から
モデラート/アダージョ/アレグロ・モデラート/フーガ・アンダンテ
アレグロ・ヴィヴァーチェ
ヤナーチェク(1854-1928):「草陰の小径で」より
ふくろうは飛び去らなかった
ヤナ・オブロフスカー:ゴシックのコラールへのオマージュ
ヤナーチェク:「草陰の小径で」より 散りゆく木の葉
ヤナ・オブロフスカー:前奏曲集 から レント
パヴェル・ステイドル(1961-):…そして君もイタカに行く…
ヤナーチェク:「草陰の小径で」より おやすみ |
パヴェル・ステイドル(ギター) |
パヴェル・ステイドルは1961年チェコのラコヴニクに生まれ、ミラン・ゼレンカ、シュチェパーン・ラクらに師事したギター奏者。1982年ラジオ・フランス国際コンクール優勝。1987年オランダを本拠に活動しています。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ARCO DIVA
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UP 0158-2
(2CD + DVD PAL)
\5000
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ズデニェク・オタヴァ/オペラ・アリア集
[CD 1 & 2]
モーツァルト、ロッシーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ、レオンカヴァッロ、
プッチーニ、チャイコフスキー、スメタナ、ドヴォルジャーク、フィビフ、
コヴァロヴィチ、ノヴァーク、クレイチのオペラからのアリア |
ズデニェク・オタヴァ(バリトン)
様々な共演者 |
[DVD]
ズデニェク・オタヴァ−歌手のプロフィール
オーディオ・ボーナス:
スメタナ、ドヴォルジャーク、フェルステル、チャイコフスキー、ヴェルディ、
ビゼーのオペラからのアリア
ドヴォルジャーク、フェルステル、ヴィツパーレク、ノヴォトニーの歌曲 |
ズデニェク・オタヴァ(1902-1980)はチェコのブルノに生まれたバリトン。1929年から1972年まで40年以上プラハ国民劇場に所属し160以上の役を歌った他、声楽教師としても活躍しました。
※PAL方式DVDの再生にはPAL対応プレーヤーが必要です。 |
BENO BLACHT SOCIETY
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SBB 011-13-02
(2CD)
\4200
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スメタナ(1824-1884):オペラ「ダリボル」(1867)
録音:1946年、チェコスロヴァキア放送スタジオ、プラハ、チェコスロヴァキア |
ベノ・ブラフト(テノール:ダリボル)
ズデンカ・フルンチージョヴァー(ソプラノ:ミラダ)
スタニスラフ・ムシュ(バリトン:ヴラディスラフ)
エドゥアルト・ハケン(バス:ベネシュ)
シュチェパーンカ・イェリーンコヴァー(ソプラノ:イトカ)
オルドジフ・コヴァーシュ(テノール:ヴィーテク)
テオドル・シュルバーシュ(バリトン:ブディボイ)
プラハ国民劇場合唱団&管弦楽団
ヤロスラフ・クロンプホルツ(指揮) |
[ボーナス・トラック]
スメタナ:オペラ「ダリボル」第2幕 から
録音:1952年 |
ベノ・ブラフト(テノール:ヴィーテク)
マリア・タウベロヴァー(ソプラノ:イトカ) |
チェコ放送ラジオサービス
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リヒャルト・シュトラウス(1864-1959):
ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 Op.18(*)
ハンス・プフィツナー(1869-1949):
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.27(+) |
ルボミール・チェルマーク(ヴァイオリン)
ヤロスラフ・スミーカル(ピアノ) |
録音:1985年(*)、1994年(+) ライセンサー:チェコ放送ブルノ支局
ルボミール・チェルマークは1945年チェコのブルノに生まれ、ブルノ音楽院、ヤナーチェク音楽アカデミーで学んだヴァイオリン奏者。1969年にブルノ弦楽四重奏団を創設し、同年より1977年までブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターを務めました。
1990年(?)以来2014年現在マルチヌー室内管弦楽団のソリスト兼芸術監督を務めています。
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ダニエラ・ショウノヴァー=ブロウコヴァー/声楽リサイタル
ヴィーチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):
連作歌曲「愛についての憂鬱な歌」Op.38(PR/JH)
モーツァルト(1756-1791):オペラ「コシ・ファン・トゥッテ」K.588
第2幕 から
フィオルディリージのアリア(MP/PC)
ヤン・ヤクプ・リバ(1765-1815):眠れ、幼き御子よ(PR/SB)
スメタナ(1824-1884):
オペラ「くちづけ」第1幕 から ヴェンドゥルカの子守歌(ST/FV)
オペラ「売られた花嫁」第2幕 から マジェンカのアリア(NT/PV)
ポンキエッリ(1834-1886):
オペラ「ラ・ジョコンダ」第2幕 から ラウラのアリア(*/NT/JC)
ヴェルディ(1813-1901):
オペラ「ドン・カルロ」第1幕 から エリザベッタのアリア(PR/JS)
ドヴォルジャーク(1841-1904):
オラトリオ「聖ルドミラ」Op.71 から ルドミラのアリア(2曲)(+/PR/AB)
劇的カンタータ「幽霊の花嫁」Op.69 から
少女のアリア「神の悲嘆」(PR/FV)
ヴェルディ:レクイエム から リベラ・メ(一部)(#/PR/FV)
ドヴォルジャーク:劇的カンタータ「幽霊の花嫁」Op.69
から
少女のアリア「聖母マリア様に」(PR/FV) |
ダニエラ・ショウノヴァー=ブロウコヴァー(ソプラノ)
ドラホミーラ・ドロプコヴァー(アルト(*))
レオ・マリアン・ヴォディチカ(テノール(+))
プラハ放送合唱団(#)
プラハ放送交響楽団(PR)
ムジチ・デ・プラーガ(MP)
プラハ・スメタナ劇場管弦楽団(ST)
プラハ国民劇場国民劇場管弦楽団(NT)
ヨセフ・フルンチーシュ(指揮(JH)
ピエール・コロンボ(指揮(PC))
スタニスラフ・ボグニア(指揮(SB))
フランチシェク・ヴァイナル(指揮(FV))
ペトリ・ヴロンスキー(指揮(PV))
ヨセフ・ハロウプカ(指揮(JC))
ヤン・シュティフ(指揮(JS))
アントニオ・デ・バヴィエル(指揮(AB)) |
録音:1976-1990年
ダニエラ・ショウノヴァー=ブロウコヴァーは1943年チェコのプラハに生まれ、1970年から2003年までプラハ国民劇場に所属して活躍したソプラノ。
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ヴィレーム・プシビル/チェコ・オペラ・リサイタル
スメタナ(1824-1884):「ダリボル」、「二人のやもめ」、「売られた花嫁」、「口づけ」、
ドヴォルジャーク(1841-1904):「ドミトリー」、「ルサルカ」、
フィビフ(1850-1900):「シャールカ」から |
ヴィレーム・プシビル(テノール)
ヤルミラ・クラートカー、
インドラ・ポコルナー、
キタ・アブラハーモヴァー(ソプラノ)
ルドルフ・アスムス(バスバリトン)
ヨセフ・クラーン(バス)
ブルノ国立オペラ合唱団&管弦楽団
フランチシェク・イーレク、
ヴァーツラフ・ノセク、ヤン・シュティフ(指揮) |
録音:1968、1971、1972、1973、1981、1982年、チェコ放送ブルノ支局スタジオ、ブルノ、チェコ |
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CR 0686-2
(2CD)
\3600
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ヨハン・シュトラウスII(1825-1899):オペレッタ「ジプシー男爵」(チェコ語訳版)
録音:1953年 |
ラディスラフ・ムラース(バスバリトン:カールマーン・ジュパーン)
マグダ・シュパコヴァー(ソプラノ:アルセナ)
オルドジフ・コヴァーシュ(テノール:シャーンドル・バーリンカイ)
ヤロスラヴァ・プロハースコヴァー(ソプラノ:サッフィ)
ルドミラ・ハンザリーコヴァー(アルト:ツィプラ)
フランチシェク・ヴォボルスキー(テノール:ホモナイ伯爵)
ボジェク・ルヤン(バリトン:カルネロ伯爵)
チェコスロヴァキア放送プラハ合唱団
イジー・ピンカス(合唱指揮)
プラハ放送管弦楽団
ヴラチスラフ・アントニーン・ヴィプレル(指揮) |
[ボーナス・トラック]
ヨハン・シュトラウスII:オペレッタ「ジプシー男爵」(チェコ語訳版、抜粋)
録音:1962年 |
ベノ・ブラフト(テノール:シャーンドル・バーリンカイ)
イヴァナ・ヴクソヴァー(アルト:ツィプラ)
ミラン・カルピーシェク(テノール:ホモナイ伯爵)
ミラダ・シュブルトヴァー(ソプラノ:サッフィ)
アントニーン・ヴォタヴァ(バリトン:カルネロ伯爵)
ヴラディミール・イェデナーツティーク(バス:カールマーン・ジュパーン)
チェコスロヴァキア放送プラハ合唱団
プラハ放送管弦楽団
ヴラスチスラフ・アントニーン・ヴィプレル(指揮) |

5/21(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CASTELLO
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約4年ぶりのご案内。
ポーランドのコンサート・エージェント「Castello
Grupa Tworcza」(Castello Creative Group)が所属アーティストを起用して立ち上げたレーベル。 |
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シマノフスキ(1882-1937):歌曲集
クルピエ地方の12の歌 Op.58
スウォピェフニェ(ユリアン・トゥビムの詩による5つの歌)Op.46bis
ヤン・カスプロヴィチの詩による3つの断章(賛歌)Op.5 |
イザベラ・マトゥワ(ソプラノ)
マリア・リゼフスカ(ピアノ) |
録音:2008年10月、コシュキエフ城、クラクフ、ポーランド
イザベラ・マトゥワ(1980年生まれ)はクラクフ音楽アカデミーで学んだポーランドのソプラノ。
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シューベルト、シューマン、ピアティゴルスキー、ダンチョフスキ:
チェロとピアノのための音楽
シューベルト(1797-1828):アルペッジョーネ・ソナタ
イ短調 D.821
シューマン(1810-1856):おとぎの絵本
Op.113
グレゴール・ピアティゴルスキー(1903-1976):パガニーニの主題による変奏曲
デジデリウシュ・ダンチョフスキ(1891-1950):ポロネーズ |
バルトシュ・コジャク(チェロ)
ユスティナ・ダンチョフスカ(ピアノ) |
録音:2009年9月、ヴワディスワフ・ジェレンスキ中等音楽学校コンサートホール、クラクフ、ポーランド
デジデリウシュ・ダンチョフスキはポーランドのチェロ奏者・教師・作曲家。彼の孫にあたるのがヴァイオリニストのカヤ・ダンチョフスカ(1949-)で、彼女の娘が当盤のピアニストであるユスティナ。
ユスティナ・ダンチョフスカは1981年ポーランドのクラクフに生まれ、バーゼル音楽アカデミーでクリスティアン・ジメルマン、チューリヒ音楽大学でコンスタンチン・シチェルバコフに師事。
バルトシュ・コジャクは1980年ポーランドのザコパネに生まれ、ワルシャワのショパン音楽大学でカジミェシュ・ミハリクとアンジェイ・バウエルに、パリ音楽院でフィリップ・ミュレールに師事。作曲家ペンデレツキからの信頼厚く、彼のコンサート・シリーズの常連となり新作初演にも参加。カヤ・ダンチョフスカの好意によりデジデリウシュ・ダンチョフスキが所有したチェロを貸与されています。
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ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲集「四季」 |
アンナ・タルノフスカ(ヴァイオリン)
タルヌフ室内管弦楽団
スタニスワフ・クラフチンスキ(指揮) |
録音:1996年、クラクフ、ポーランド
アンナ・タルノフスカはクラクフ音楽アカデミーでカヤ・ダンチョフスカに師事し1993年に卒業したポーランドのヴァイオリニスト。モダーン楽器での演奏。
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ヴィヴァルディ、J・S・バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴィヴァルディ(1678-1741):
「ラ・ストラヴァガンツァ」Op.4 から(*)
第1番変ロ長調 RV383a/第8番ニ短調
RV249/第9番ヘ長調 RV284
シンフォニア ト長調 RV146
J・S・バッハ(1685-1750):
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041(+)
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調
BWV1043(#/+) |
パヴェウ・ヴァイラク(ヴァイオリン(*)、指揮)
アダム・モクルス(ヴァイオリン(+))
ユスティナ・パヴウォフスカ(ヴァイオリン(#))
タルヌフ室内管弦楽団 |
録音:2011年8月24-26日、高等神学校講堂、タルヌフ、ポーランド
パヴェウ・ヴァイラクは2014年現在クラクフ・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター。アダム・モクルスは2003年から2009年までチェンストホヴァ・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター。ユスティナ・パヴウォフスカは2009-2010年カロル・シマノフスキ・アカデミー交響楽団コンサートマスター。モダーン楽器での演奏。
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シューマン(1810-1856):ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調
Op.121
プロコフィエフ(1891-1953):ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調
Op.80 |
マリア・スワヴェク(ヴァイオリン)
ピオトル・ルジャンスキ(ピアノ)
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録音:データ記載なし
マリア・スワヴェクは1988年ポーランドのグダンスクに生まれ2011年にクラクフ音楽アカデミーを卒業したヴァイオリニスト。ピオトル・ルジャンスキは1989年クラクフに生まれ当盤録音時点でクラクフ音楽アカデミー在学中のピアニスト。
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古い聖歌と新しい聖歌
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):Ave
Maria
グレゴール・アイヒンガー(1564-1628):Ave
Regina coelorum
グレゴリオ聖歌:Ubi caritas
フェリーチェ・アネーリオ(1560-1614):Christus
factus est
ミコワイ・ゴムウカ(1535-1609):Wszyscy,
ktorzy po ziemi chodzicie
シャモトゥーのヴァツワフ(1524-1560):Alleluja.
Chwalcie Pana Boga
トマス・タリス(1505-1585):If ye love
me
マレク・ヤシンスキ(1949-2010):Ave Maria
クシシュトフ・グジェシュチャク(1965-):Antyfona
(Ave Regina coelorum)
オラ・イェイロ(1978-):Ubi caritas
アントン・ブルックナー(1824-1896):Christus
factus est
パヴェウ・ウーカシェフスキ(1968-):Jubilate
Deo
ミハウ・ジェリンスキ(1965-):Laudate
Dominum
フィリップ・ストップフォード(1977-):If
ye love me |
レジェ・アルティス室内合唱団
アグニェシュカ・トレラ=ヨヒメク(指揮)
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録音:2012年5月、聖スタニスワフ司教殉教者教会、ウヘルツェ・ミネラルネ、ポーランド
レジェ・アルティス室内合唱団は2005年ポーランドのクラクフに創設。ルネサンスから現代に至る無伴奏合唱音楽に取り組んでいます。(上記の作曲者生没年は外装に記載されたものをそのまま写しました。)
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CASTELLO 010
(1CD + 1DVD PAL)
\3000 →\2690
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アレクサンダー・ガブリリュク ライヴ
ショパン(1810-1849):
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
[アンコール]
モーツァルト(1756-1791):ロンド ニ長調
K.485
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):くまばちの飛行 |
アレクサンダー・ガブリリュク(ピアノ)
AUKSO管弦楽団
マレク・モシ(指揮) |
録音&録画:2010年7月2日、「たそがれのヴァヴェル城」音楽祭、ライヴ、ヴァヴェル城旧王宮、クラクフ、ポーランド
アレクサンダー・ガブリリュクは2000年、16歳の時に臨んだ浜松国際ピアノ・コンクールで優勝して以来日本でもおなじみのウクライナ出身のピアニスト。これはポーランドの古都クラクフのヴァヴェル城で開催される音楽祭のオープニング・コンサートに彼が出演した際に収録されたCD+DVD。
※PAL方式DVDの再生にはPAL対応プレーヤーが必要です。
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CASTELLO 016
(1CD + 1DVD PAL)
\3000
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ヴァヴェル・ロイヤル・コレクション
ショパン(1810-1849):ピアノ三重奏曲ト短調
Op.8
ユリウシュ・ザレンプスキ(1854-1885):ピアノ五重奏曲ト短調
Op.34(*) |
ダニエル・スタブラヴァ(ヴァイオリン(*))
マリア・ゾフィア・スタブラヴァ(ヴァイオリン)
エヴァ・シュチェパンスカ=フファスト(ヴィオラ(*))
クシシュトフ・サドゥオフスキ(チェロ)
ピオトル・コシンスキ(ピアノ) |
録音&録画:2010年8月16-17日、オルシャの戦いの間、ヴァヴェル城旧王宮、クラクフ、ポーランド
ユリウシュ・ザレンプスキはポーランドのピアニスト・作曲家。ウィーンで学びピアニストとしてヨーロッパ各地で活躍、リストに作曲の才能を認められ指導を受けましたが、結核のため31歳の若さで亡くなりました。ピアノ五重奏曲は彼の代表作。ポーランドの古都クラクフのヴァヴェル城での収録。
※PAL方式DVDの再生にはPAL対応プレーヤーが必要です。
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MPMP
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カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集
Vol.7
ソナタ ト短調 K.XVI/ソナタ ニ短調 K.VIII/ソナタ
ニ短調 K.28
ソナタ ヘ短調 K.43/ソナタ イ長調 K.59/ソナタ
III イ短調
ソナタ ハ長調 K.8/ソナタ イ短調 K.66/ソナタ
IX ホ長調
ソナタ ハ短調 K.11/ソナタ ハ短調 K.II |
ジョゼ・カルロス・アラウジョ(チェンバロ) |
録音:2014年、音楽博物館、リスボン、ポルトガル
使用楽器:1758年、ジョアキム・ジョゼ・アントゥネス(1731-1811)製、リスボン音楽博物館蔵
Vol.1、Vol.3と同じアントゥネス製チェンバロを使用。この楽器はこれまでもクレミルデ・ロザド・フェルナンデス(1987年;Portugalsom,
SP 4317、在庫僅少)、ルイ・パイヴァ(1995年;Philips
Portugal、廃盤)、ホセ・ルイス・ゴンサレス・ウリオル(2001年;Portugaler、廃盤)といったポルトガル鍵盤音楽のスペシャリストたちによるセイシャスの作品の録音に使用されてきた名器です。
ジョゼ・カルロス・アラウジョはリスボン高等音楽学校、リスボン国立音楽院でカンディダ・マトスとルイ・パイヴァに学んだポルトガルのチェンバロおよびオルガン奏者。
2004年、リスボン高等音楽学校主催カルロス・セイシャス・チェンバロ・コンクール第1位と聴衆特別賞を獲得。
リスボン大学文学部で古典哲学を学び、古典ギリシャ語の辞書編纂にも携わるというユニークかつインテリジェンスあふれる人物です。
旧譜
カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集
Vol.1〜6 |
ポルトガルのクラシカル音楽のデータベース作成、楽譜出版、ソフト制作、演奏会企画、演奏団体(MPMPアンサンブル)の運営等を行うMPMP(Movimento
Patrimonial pela Musica Portuguesa [ポルトガル音楽の継承活動])が擁するCDレーベル。
CDシリーズは「Melographia Portugueza」と銘打たれています。 |
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カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集
Vol.1
ソナタ ホ短調 K.37/ソナタ ホ短調 K.35/ソナタ
イ短調 K.65
ソナタ イ長調 K.60/ソナタ ニ短調 K.25/ソナタ
ニ長調 K.21
ソナタ ト短調 K.50/ソナタ ト長調 K.46/ソナタ
ハ短調 K.15
ソナタ ハ長調 K.1 |
ジョゼ・カルロス・アラウジョ(チェンバロ)
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録音:データ未詳
使用楽器:1758年、ジョアキム・ジョゼ・アントゥネス(1731-1811)製、リスボン音楽博物館蔵
ジョゼ・カルロス・アラウジョはリスボン高等音楽学校、リスボン国立音楽院で学んだポルトガルのチェンバロおよびオルガン奏者。2004年、リスボン高等音楽学校主催カルロス・セイシャス・チェンバロ・コンクール第1位と聴衆特別賞を獲得。リスボン大学文学部で古典哲学を学び、古典ギリシャ語の辞書編纂にも携わるというユニークかつインテリジェンスあふれる人物です。
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カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集
Vol.2
フーガ ハ短調 K.II/ソナタ ハ短調 K.17/ソナタ
ト短調 K.49
ソナタ II ト長調/ソナタ ニ短調 K.30/ソナタ
ニ長調 K.20
ソナタ イ短調 K.71/フーガ イ短調 K.XXII/ソナタ
XII ハ長調
ソナタ ハ長調 K.7/シンフォニア ヘ長調
K.41/ソナタ ニ短調 K.31
ソナタ イ短調 K.74/ソナタ ハ長調 K.I |
ジョゼ・カルロス・アラウジョ(オルガン) |
録音:時期未詳、サン・ベント・ダ・ヴィトリア修道院、ポルト、ポルトガル
使用楽器:未詳 |
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カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集
Vol.3
ソナタ ハ短調 K.III/ソナタ ハ短調 K.14/ソナタ
ト短調 K.51
ソナタ ニ長調 K.V/ソナタ ニ短調 K.20/ソナタ嬰ヘ短調
K.XIV
ソナタ イ長調 K.XX/ソナタ イ短調 K.XXIII |
ジョゼ・カルロス・アラウジョ(チェンバロ) |
録音:データ未詳
使用楽器:1758年、ジョアキム・ジョゼ・アントゥネス(1731-1811)製、リスボン音楽博物館蔵 |
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カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集
Vol.4
ポルトガル国立図書館所蔵写本5015番所収のソナタ集
ソナタ ト短調 BNP Ms.5015 I/ソナタ ト長調
BNP Ms.5015 II
ソナタ イ短調 BNP Ms.5015 III/ソナタ変ロ長調
BNP Ms.5015 IV
ソナタ ハ短調 BNP Ms.5015 V/ソナタ ニ短調
BNP Ms.5015 VI
ソナタ ホ短調 BNP Ms.5015 VII/ソナタ
ヘ長調 BNP Ms.5015 VIII
ソナタ ホ長調 BNP Ms.5015 IX/ソナタ
ニ長調 BNP Ms.5015 X
ソナタ イ長調 BNP Ms.5015 XI/ソナタ
ハ長調 BNP Ms.5015 XII |
ジョゼ・カルロス・アラウジョ(チェンバロ)
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録音:データ未詳
使用楽器:1738年、クリスティアン・ファーター製/1693年、ジョヴァンニ・ジュスティ製 |
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カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集
Vol.5
ソナタ ニ短調 K.23/ソナタ ニ短調 K.22/ソナタ変ロ長調
K.77
ソナタ変ホ長調 K.33/ソナタ ハ短調 K.15/ソナタ変ホ長調
K.32
ソナタ イ短調 K.72/ソナタ イ長調 K.58/ソナタ
ホ短調 K.XI
ソナタ ホ短調 K.XII/ソナタ ホ長調 K.X/ソナタ
ロ短調 K.80 |
ジョゼ・カルロス・アラウジョ(フォルテピアノ) |
録音:2013年10月27-28日、音楽博物館、リスボン、ポルトガル
使用楽器:1763年、エンリケ・ヴァン・カステール製、リスボン音楽博物館蔵
チェンバロ、オルガンに続いてフォルテピアノによるセイシャスが登場。
エンリケ・ヴァン・カステール(Henrique
van Casteel;1722-1790)はフランスのトゥルネに生まれた鍵盤楽器製作家。彼の生涯について伝わっていることはほとんどないのですが、1757年から1767年までリスボンで、その後ブリュッセルで1770年代後半まで製作したことが確認されています。
ジョゼ・カルロス・アラウジョはリスボン高等音楽学校、リスボン国立音楽院でカンディダ・マトスとルイ・パイヴァに学んだポルトガルのチェンバロおよびオルガン奏者。2004年、リスボン高等音楽学校主催カルロス・セイシャス・チェンバロ・コンクール第1位と聴衆特別賞を獲得。リスボン大学文学部で古典哲学を学び、古典ギリシャ語の辞書編纂にも携わるというユニークかつインテリジェンスあふれる人物です。
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カルロス・セイシャス(1704-1742):鍵盤音楽全集
Vol.6
ソナタ ハ短調 K.18/ソナタ ト短調 K.54/ソナタ
ハ短調 K.14
ソナタ ヘ長調 K.39/ソナタ ハ長調 K.2/ソナタ
イ短調 K.67
ソナタ ハ長調 K.8/ソナタ イ短調 K.75/ソナタ
イ長調 K.63
ソナタ イ短調 K.66/ソナタ ハ長調 K.4/ソナタ
ヘ長調 K.40
ソナタ ニ短調 K.VIII/ソナタ ト長調
K.48 |
ジョゼ・カルロス・アラウジョ(フォルテピアノ) |
録音:2014年1月10-12日、アロウカ修道院、アロウカ、ポルトガル
使用楽器:1739-1741年、ドン・マヌエル・ベント・ゴメス・フェレイラ製
(2009年、ゲアハルト・グレツィング修復)
典型的なイベリア・バロック・タイプの楽器である、ポルトガル第二の都市ポルト近郊アロウカの修道院のオルガンによるセイシャス。
このオルガンは ALTHUM 006でルイ・パヴァが弾いているものと同じです(そちらでは1739年製と書かれていました)。
アラウジョはリスボン国立音楽院でパイヴァにオルガンを師事したので、はからずも同一楽器による師弟競演となります。
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<メジャー・レーベル>
DG
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DG3
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3枚のオリジナル・アルバムを1セットにした、お買い得価格の限定盤です。
比較的早く完売すると思います。 |


479 3070
(3CD)
\2700→\2490 |
《ピエール・ブーレーズ〜ラヴェル作品集》
ラヴェル:
【CD1】
バレエ音楽『マ・メール・ロア』(全曲),
海原の小舟, 道化師の朝の歌,
スペイン狂詩曲, ボレロ〜
フィルハーモニー管弦楽団[録音:1993年]/
【CD2】
バレエ音楽『ダフニスとクロエ』(全曲),
ラ・ヴァルス〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルリン放送合唱団[録音:1993〜1994年]/
【CD3】
①ピアノ協奏曲ト長調,
②高雅にして感傷的なワルツ,
③左手のためのピアノ協奏曲ニ長調〜
クリスティアン・ツィマーマン(P:①③)
クリーヴランド管弦楽団(①②)
ロンドン交響楽団(③)
[録音:1994年①②, 1996年③] |
ピエール・ブーレーズ(指揮) |
熱い情念を注ぎ込んだブーレーズのラヴェル作品の名演
【録音】1993〜1996年
様々なパレットで、音色の組み合わせを追求したラヴェルの管弦楽作品集。フランス近代管弦楽法の真髄を極めた、ブーレーズのエスプリ溢れる名解釈による演奏です。
緻密で理論的ながら、ロマンティックさをかかさないツィーマーマンとのピアノ協奏曲も収録しています。 |
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479 3074
(3CD)
\2700→\2490 |
《ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ〜シューベルト歌曲集》
シューベルト:
【CD1】
歌曲集『美しき水車小屋の娘』(全曲)
【CD2】
歌曲集『冬の旅』(全曲)
【CD3】
歌曲集『白鳥の歌』(全曲),
音楽に寄せて D.547,
シルヴィアに D.891, 野ばら D.257,
夕映えの中で D.799, ミューズの子 D.764,
ます D.550, 死と少女 D.531 |
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ジェラルド・ムーア(P) |
円熟の境地に達したシューベルト歌曲の名盤
【録音】1971年(CD1&2), 1972年(白鳥の歌),
1966〜1969年(CD3白鳥の歌以外)
戦後最大といわれた偉大なるバリトン歌手、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ。リート、オペラ、宗教曲など声楽の全ての分野で非凡なる才能を示し、とりわけシューベルトやシューマンをはじめとするドイツ・リートの世界で数々の素晴らしい名盤を遺しました。
ムーアの伴奏で録音したこのシューベルト歌曲集は、円熟の境地に達した完成度の高い演奏で、今なお同作品の決定盤として聴きつがれています。 |
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479 3078
(3CD)
\2700→\2490 |
《アンネ=ゾフィー・ムター〜ヴァイオリン協奏曲集》
【CD1】
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216,
同第5番イ長調K.219
【CD2】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
【CD3】
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64,
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26 |
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn),
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
ムターのデビューからの3タイトルを収録
【録音】1978年(CD1), 1979年(CD2), 1980年(CD3)
モーツァルトの協奏曲はムターが14歳で録音したデビュー盤。いずれの盤も、カラヤンの完璧なバックと包容力の中で、ムターが伸び伸びと持てる力を発揮し、後年の演奏とは一味違う演奏が刻まれています。
自然ではつらつとした、何の屈託もない演奏が聴き手を魅了します。 |
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479 3082
(3CD)
\2700→\2490 |
《オルフェウス室内管弦楽団〜
モーツァルト:管楽器のための協奏曲集》
モーツァルト:
【CD1】
クラリネット協奏曲イ長調K.622,
ホルン協奏曲第1番ニ長調K.412&
同第4番変ホ長調K.495/
【CD2】
ホルン協奏曲第3番変ホ長調K.447&
同第2番変ホ長調K.417,
オーボエ協奏曲ハ長調K.314,
ファゴット協奏曲変ロ長調K.191/
フルート協奏曲第1番ト長調K.313,
フルートのためのアンダンテ ハ長調K.315,
フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299 |
チャールズ・ナイディック(Cl),
デイヴィッド・ジョリー(Hr:CD1),
ウィリアム・パーヴィス(Hr:CD2),
ランダル・ウォルフガング(Ob),
フランク・モレッリ(Fg),
スーザン・パルマ(Fl),
ナンシー・アレン(Hp),
オルフェウス室内管弦楽団 |
一糸乱れぬ合奏が緊密に支えあった名演
【録音】1987〜1988年、ニューヨーク
モーツァルトが管楽器のために作曲した協奏曲を収めたもの。指揮者を置かないオーケストラとして知られるオルフェウス室内管弦楽団の首席奏者たちがソロを務め、完璧なまでのアンサンブルを披露しています。 |
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479 3086
(3CD)
\2700→\2490 |
《マウリツィオ・ポリーニ〜ショパン名演集》
ショパン:
【CD1】練習曲集Op.10&25
【CD2】24の前奏曲Op.28
【CD3】ポロネーズ(全7曲) |
マウリツィオ・ポリーニ(P) |
ショパンの本質をつかみ取った稀有な名演
【録音】1972年(CD1), 1974年(CD2), 1975年(CD3)
楽譜の1音1音を明確に音化した完璧なテクニック。それまでのショパン像を覆したポリーニのショパン観が鮮明に打ち出された演奏。
現在においても追随を許さぬ鮮烈な演奏を3枚揃えたショパン作品の決定盤です。 |
<国内盤>
キング・インターナショナル(国内仕様盤)
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KKC 5384
\2857+税
※輸入盤発売済
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イザベル・ファウストのバルトーク!
バルトーク:
ヴァイオリン協奏曲第1番 Sz.36(遺作)
ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz.112 |
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
スウェーデン放送交響楽団
ダニエル・ハーディング(指揮) |
神々しく輝きのある音色、崇高さと官能、そして激しさに満ちた熱演ハーディングの絶妙なサポート
ヴァイオリン/ストラディヴァリウス1704年製「スリーピング・ビューティ」
録音:2012年4月ストックホルム、ベルワルドホール/[HMF]
HMC.902146/輸入盤・日本語解説付
人気・実力とも急上昇中のヴァイオリニスト、イザベル・ファウストと気鋭指揮者のダニエル・ハーディングによるバルトークのヴァイオリン協奏曲集。
バルトークは、ファウストの衝撃のデビュー盤での取り上げた作曲家で、ファウストの魅力が炸裂する作曲家の一人。
第1 番は、バルトークが26 歳の頃に書かれたもの。当時熱い思いを寄せた女性ヴァイオリニスト、シュテフィ・ガイエルに献呈されましたが、一度も演奏されないままに、彼女もバルトークの死後10
年ほどでこの世を去ってしまい、ふたりの死後しばらくしてからこの作品の存在が知られることとなった遺作です。ファウストはこの録音にあたり、草稿など様々な資料にあたり、バルトーク自身による書きこみなどを発見。バルトークの思いを可能な限り汲んだ力演を聴かせています。冒頭の長七の和音を静かに上行する4つの音からなる音型は、シュテフィ・ガイエルをあらわすモティーフ。ファウストが奏でる内省的な音色から、一気に世界に引き込まれます。 第2
番はバルトークの中期、最も創作的に充実していた時期に書かれたもの。ハンガリー民謡的な旋律、抒情的な旋律、五音音階から十二音技法、さらには四分音まであらわれる、多種多様の素材が見事に融合・構築され、高度の集中を要求するこの作品には、バルトークのすべてが詰まっているといっても過言ではないでしょう。
なお、ライナーノートはファウスト自身の筆によるもので、曲の背景やファウストが見つけた事実などが述べられており、実に興味深い内容となっています(日本語訳掲載)。
イザベル・ファウスト 2014年来日情報
6 月20 日(金)& 21 日(土)すみだトリフォニーホール
6 月22 日(日)可児市文化創造センター |
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KKC 5385
\2857+税
※輸入盤発売済
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超豪華メンバーによるベートーヴェンの『大公』!
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調 op.70-2
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 op.97『大公』 |
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピア)
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン))
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ |
室内楽史に燦然と輝く名曲の、決定的な名演がここに新たに誕生!ファウスト、ケラス、メルニコフ超豪華メンバーによるベートーヴェンの『大公』!
フォルテピアノ/Alois Graff、1828年頃 エドウィン・ボインクによる修復、メルニコフ蔵
ヴァイオリン/1704年ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」
チェロ/Geoffredo Cappa、1696年
録音:2011年9月ベルリン、テルデックス・スタジオ/[HMF]
HMC.902125/輸入盤・日本語解説付
世界が注目する音楽家たち、ヴァイオリン奏者イザベル・ファウスト、チェリストのケラス、ピアニストのメルニコフ。このなんとも豪華な三名によるベートーヴェンの登場。第6
番は、「幽霊」とならんで作品70 として出版されたもので、「傑作の森」と称される中期に生み出された作品。ベートーヴェンのピアノ三重奏曲の中では比較的地味な存在ですが、ベートーヴェン自身が非常に高く評価していた作品で、晴れやかな楽想が印象的な名作です。ファウストのヴァイオリンの伸びやかな音色で聴くメロディがえもいわれぬ美しさ。それをささえるメルニコフの溌剌としたフォルテピアノと、ケラスのハリのある音色が、活き活きと美しいアンサンブルを奏でます。
「大公」は歴史上に燦然と輝く名曲にして大曲。冒頭のメルニコフによるひたひたとしたピアノ独奏に、ファウストのまばゆくまっすぐな音色のヴァイオリンと、ケラスの豊かな響きと推進力のあるチェロが加わると、これから始まる雄大な世界への期待が高まります。三人ともひとつひとつのフレーズを慈しむように、実に細やかに表情づけを施しながら演奏しており、息をのむような美しい瞬間が随所に現れます。それでいて、作品の雄大なスケール感を感じさせる、音楽の広がり具合も見事。奏者の懐の深さゆえの余裕のある出来栄えです。スケルツォでの弾むリズム、緩徐楽章での弦が織り成す美しいレガートは絶品です。終楽章の華やかなコーダは圧倒的です。
イザベル・ファウスト&アレクサンドル・メルニコフ 2014年来日情報
6 月24日(火) いずみホール
6 月25日(水) 電気文化会館
6 月26 日(木) 東京芸術劇場コンサートホール
6 月27 日(金) 神奈川県立音楽堂
6 月28 日(土) 王子ホール |
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KKC 5386
\2857+税
※輸入盤発売済
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ガーディナーの「復活祭オラトリオ」遂に録音!
J.S.バッハ:
哀悼行事のカンタータ第106番
「神の時こそいと良き時」 BWV.106
復活祭オラトリオ BWV.249 |
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
モンテヴェルディ合唱団
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
ハンナ・モリソン(ソプラノ)
メグ・ブレイグル(アルト)
ニコラス・ムルロイ(テノール)
ペーター・ハーヴェイ(バス) |
録音:2013年6月ロンドン/[SDG] SDG.719/輸入盤・日本語解説付
ガーディナーが遂に「復活祭オラトリオ」録音しました。2013
年、ガーディナーはこの作品をライプツィヒ・バッハ音楽祭、BBCプロムスと度々演奏しており、いずれも高い評価を得ています。ガーディナーの手兵、現代世界最高の合唱団の一つモンテヴェルディ合唱団は2014
年に結成50 年を迎えます。キリストの復活を祝う明るく美しいバッハの傑作を、透明感溢れる美しいハーモニーと卓越した歌唱により存分に聴かせてくれます。
カップリングには、華やかで喜びに満ちた「復活祭オラトリオ」と対比させるように、哀悼行事のためのカンタータ第106
番をアルバム冒頭に収録しています。ガーディナーは、特有の軽快なテンポとスッキリとした端正な響きで、求心力・推進力溢れる演奏を披露しています。そしてソリスト陣、オケ、そして合唱を見事に統率し感動的な祈りの世界を表現しています。 |
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KKC 5387
(SACD HYBRID)
\2857+税
※輸入盤発売済
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リヒャルト・シュトラウスの交響詩集
R.シュトラウス:
交響詩「ドン・ファン」op.20
交響詩「死と浄化」op.24
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」op.28 |
マンフレート・ホーネック(指揮)
ピッツバーグ交響楽団 |
マンフレート・ホーネック&ピッツバーグ響、フルオケを豪快に鳴らし切った注目演奏
録音:2012年6月8-10日ピッツバーグ、ハインツ・ホール(ライヴ)/[REFERENCE
RECORDINGS]/FR.707SACD/輸入盤・日本語解説付
エネルギッシュで活きの良い音楽づくりで実演での満足度の高いことから、近年、欧米を中心に熱烈な支持を集めている指揮者マンフレート・ホーネックが、高品位な優秀録音でオーディオファイルからの信頼も厚いリファレンス・レコーディングスに登場。2008
年以来音楽監督を務める手兵ピッツバーグ響を率いて、あらたにシュトラウスの管弦楽作品のシリーズをスタート。後期ロマン派に位置づけられ、シュトラウスがオーケストラの機能美を極限まで追求した交響詩の代表作3
篇に取り組んだアルバムです。
レコーディングを担当したのは「サウンド・ミラー」のチーム。1972
年にボストンで設立された老舗で、過去40 年以上に亘りメジャー、マイナーを問わず、クラシックやジャズのさまざまなアルバムを製作して、グラミー賞獲得ならびにノミネートも80
作品を超える実績があります。ディルク・ソボトカとマーク・ドナヒューはRCA
の「Living Stereo series」のSACD マスタリングを手掛けたメンバー。 |
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KKC 5388
(2CD)
\4286+税
※輸入盤発売済
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ヤナーチェク:ピアノ作品集
Disc1
・「草陰の小径にて」第1 集/第2 集
・エイ、ダナイ!
・2 つのモラヴィア舞曲
・ズデンカ変奏曲
Disc2
・ピアノ・ソナタ変ホ短調『1905年10月1日の街角で』
・霧の中で
・小品 (1877-1927)
・思い出
・カミラ・ステッスロヴァのためのアルバム
・モラヴィアの民謡集 |
キャシー・クリエ(ピアノ) |
ルクセンブルクの華!キャシー・クリエのヤナーチェク
録音:2013年2月、3月ルクセンブルク・フィルハーモニー/[CAvi]
4260085532902/輸入盤・日本語解説付
ルクセンブルクのピアニスト、キャシー・クリエによるヤナーチェクのピアノ作品集。2007
年に「CAvi MUSIC」からデビューし(4260085531370)、優れた音楽性と豊かな将来性を感じさせるピアニストとして称賛されました。第2弾となる本アルバムは、現チェコ東部のモラヴィア出身のヤナーチェクのピアノ作品です。故郷モラヴィアの想い出を描いた「草陰の小径にて」など、母国の民族音音楽の研究から独自の音楽語法を生み出し、民謡や踊りなどをモティーフにした、民族色豊かな作品が数多く含まれています。
キャシー・クリエは、ヤナーチェクのピアノ作品を主なレパートリーとして演奏しており、抒情的で色彩豊かな響きに惹かれていると語っています。彼女の演奏は決して民族色を前面に出したものではありませんが、彼女の持つ煌びやかな音色で叙情性を鮮やかに表現し、まるで彩り豊かなパレットで絵を描いているかのような演奏です。 |
<映像>

5/20(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALBA
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ABCD 370
(SACD HYBRID)
\2200
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ユルキ・リンヤマ(1962-):
教会オペラ《洗礼者ヨハネの誕生》(2009) |
ウルスラ・ラングマイル(ソプラノ、マリア)
トゥーラ・パーヴォラ(アルト、エリサベト)
ナイオール・コレル(テノール、ガブリエル)
エサ・ルートゥネン(バリトン、ザカリア)
ユハニ・ランミンマキ(指揮)
ソリ・デオ・グローリア室内管弦楽団 |
フィンランドの現代作曲家ユルキ・リンヤマ最初の舞台作品「洗礼者ヨハネの誕生」
5.0 multichannel/stereo、76’31
1960 年代生まれのフィンランド作曲家、ユルキ・リンヤマの音楽は「感情に訴えかける感性をもったモダニズム」(キンモ・コルホネン)とも呼ばれます。
室内楽曲、器楽曲、声楽曲、管弦楽曲と幅広く作曲し、近年は教会音楽にとりわけ強い関心を寄せています。《洗礼者ヨハネの誕生》は、リンヤマが手がけた最初の舞台作品。『新約聖書』の『ルカによる福音書』第1
章に基づくプロローグと3 幕の教会オペラです。ユダヤの王ヘロデの時代。祭司ザカリア、その妻エリサベト、天使ガブリエル、聖母マリアに独唱が与えられ、さまざまな音楽作品の題材に採られてきた〈マニフィカト(マリアの賛歌)「わたしの魂は主をあがめ」〉(第1
章 第46 節-第56 節)と〈ザカリアの預言「ほめたたえよ、イスラエルの神である主よ」〉(第1
章 第67 節-第80 節)はそれぞれ第2 幕と第3
幕で歌われます。テクストはドイツ語。2010
年、彼がコンポーザー・イン・レジデンスを務めていたオーストリアのカリンティシュ夏季音楽祭で初演されました。オリジナルの楽器編成は、ホルン、2
つのヴァイオリン、2 つのヴィオラ、チェロ、コントラバス、打楽器、チェンバロ。
2011 年に弦楽器が追加されました。ランミンマキ指揮の録音では、この室内オーケストラ版が使われています。 |
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ABCD 368
(SACD HYBRID)
\2200
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Eliangelis ー クラリネットのための現代フィンランド音楽
アンティ・アウヴィネン(1974-):
Eliangelis(2005)(変ロ管(B ♭)クラリネット独奏のための)
タウノ・マルッティネン(1912-2008): 幻影(Illusio)(断片)
ハンヌ・ポホヤンノロ(1963-):
島、果てしない(Saari, rannaton)(1994)
(バスクラリネットとテープのための)
タウノ・マルッティネン(1912−2008): 幻影(Illusio)(断片)
アディナ・ドゥミトレスク(1964-):
ネックレス(Necklace)(2011)(バスクラリネット独奏のための)
タウノ・マルッティネン(1912-2008): 幻影(Illusio)(断片)
ペルットゥ・ハーパネン(1972-):
扁桃体(Amygdala)(2008/09)(クラリネット独奏のための)
タウノ・マルッティネン(1912-2008): 幻影(Illusio)(断片)
リーカ・タルヴィティエ(1970-):
とぎれとぎれの子守歌(Broken Lullaby)(2009)
(クラリネットとバスクラリネットのための)*
タウノ・マルッティネン(1912-2008): 幻影(Illusio)(断片)
オッリ・ヴィルタペルコ(1973-):
ガラスの穴(Glass Orifice)(2010)
(2つの変ロ管(B ♭)クラリネットのための)*
タウノ・マルッティネン(1912-2008):
幻影(Illusio) Op.214(1982)(クラリネット独奏のための) |
ミッコ・ラーサッカ
(クラリネット、バスクラリネット)
グレゴリー・バレット(クラリネット)* |
フィンランドのクラリネットの名手ミッコ・ラーサッカ
5.0 multichannel/stereo、75’09
ミッコ・ラーサッカはヘルシンキ在住のクラリネット奏者。ブザンソンの音楽院に学び、シベリウス・アカデミーで音楽博士号を取得しました。ユヴァスキュラのオーケストラ、シンフォニア・フィンランディアの首席クラリネット奏者を務めながら、現代音楽のソロ奏者、室内楽奏者として広く活動。オスモ・ヴァンスカ指揮のラハティ交響楽団をはじめとするフィンランド各地のオーケストラにソロ奏者として客演しています。ウィーンの音楽アカデミーとノーザンイリノイ大学に客員して教え、現代のクラリネット奏法を総合した著作を2005
年と2010 年に発表しています。アンティ・アウヴィネンがアスコ・ヘイスカネンのために作曲した《Eliangelis》をタイトルとする現代フィンランドの作品集。1982
年から2011 年にかけてクラリネットのソロ、あるいはデュオのために作曲された、「どんな音楽だろう?」と興味をひく曲名の作品が7
曲選ばれ、そのうちの1 曲、マルッティネンの《幻影》は、その「断片」が曲と曲のあいだに演奏され、アルバムの最後に作品「全体」(6
分35 秒)が演奏されます。デュオの作品、リーカ・タルヴィティエの《とぎれとぎれの子守歌》とオッリ・ヴィルタペルコの《ガラスの穴》では、ノーザンイリノイ大学の教授、「フィンランドのクラリネット」(ABCD126)を録音したアメリカのグレゴリー・バレットが共演しています。 |
APARTE
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フェリシアン・ダヴィッド歌曲集
(1)雲 (2)幸福の花 (3)夢想 (4)サルタレッロ
(5)さらばシャランス (6)戻って来て!
(7)眠れ、マリー (8)ベドウィン (9)台湾
(10)わが道を進め (11)彼を愛してしまったかしら
(12)大洋 (13)漁夫の歌 (14)漁夫が船へ
(15)忘れた!(16)チブク (17)老人と薔薇 (18)友情 |
タシス・クリストヤンニス(Br)
ザナシス・アポストロプーロス(Pf) |
元祖ワールドミュージック、エキゾチックな世界
録音:2013 年7 月/ミトロプーロス・ザール(アテネ)/72’
00”
フェリシアン・ダヴィッド(1810-1876) は音楽に東方的要素を持ち込み、国民主義さらには今日のワールドミュージックの礎を作った作曲家。ダヴィッドのオーケストラ曲や室内楽曲は近年録音が出ていますが、ついに歌曲も登場。ここでも中東的な音楽要素や詩に強い関心を示し、独特な世界を創り上げています。ギリシャ出身のバリトン、クリストヤンニスが絶妙な歌い回しで異国への憧れを表現しています。 |
キング・インターナショナル
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ロマンス〜渡辺克也
(1)シューマン:3つのロマンスOp.94
(2)ブレヴィーユ:オーボエとピアノのためのソナチネ
(3)ルフェーヴル:2つの小品Op.102
(4)ヒンデミット:オーボエ・ソナタ
(5)パラディール:ソロ |
渡辺克也(Ob)
デヴィッド・ジョンソン(Pf) |
世界の渡辺克也、充実の第4 弾アルバム
録音:2014 年1 月/イエス・キリスト教会(ベルリン)/DDD、57’
31”、[Profil]、PH 14009、日本語解説書付
ドイツを本拠に活躍する渡辺克也。待望のアルバム第4
弾の登場です。今回もオーボエの魅力を存分に味わえる5篇を厳選、至福の一時間を過ごさせてくれます。名作として名高いシューマンの「3
つのロマンス」を渡辺克也の美音でたっぷり楽しめるのがうれしい限り。また、オーボエのレパートリー中最重要作のひとつ、ヒンデミットのソナタも注目。渡辺の超絶技巧を満喫できます。さらに、パリ音楽院オーボエ科の試験曲として作られ、今日もコンクールの課題曲としてしばしば登場するブレヴィユ、ルフェーヴル、パラディールの作品も貴重。参考用としても最適で、鮮やかな技巧と歌心をたっぷりお楽しみ下さい。
CD発売記念 渡辺克也 オーボエ・リサイタル2014 Romance
2014年8月8日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 4F さくらホール
出演:渡辺克也(オーボエ)、小林有沙(ピアノ)
R.シューマン:3つのロマンス 作品94
P.ブレヴィーユ:ソナチネ
E.パラディール:演奏会用独奏曲
Ch.ルフェーヴル:2つの小品 作品102
P.ヒンデミット:オーボエ・ソナタ、他

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LSO LIVE
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LSO 0702
(2SACD HYBRID)
\4000 →\3690
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「ハイドン:交響曲集(5曲)/サー・コリン・デイヴィス」
ハイドン:
・交響曲第92番ト長調Hob.I:9「2オックスフォード」
録音:2011年10月2 & 4日/ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
・交響曲第93番ニ長調Hob.I:93
録音:2011年12月11 & 13日/ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
・交響曲第97番ハ長調Hob.I:97
録音:2010 年5月6 & 9日/ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
・交響曲第98番変ロ長調Hob.I:98
録音:2011年12月4 & 6日/ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
・交響曲第99番変ホ長調Hob.I:99
録音:2011年5月26日& 6月2日/ロンドン、バービカンホール(ライヴ) |
サー・コリン・デイヴィス(指揮)
ロンドン交響楽団 |
コリン・デイヴィス&LSO、活き活きとした表情、風格あふれる佇まい「オックスフォード」ほかハイドンの交響曲集
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン/エンジニア:ジョナサン・ストークス&
ニール・ハッチンソン/DSD マルチチャンネルステレオ、133’
コリン・デイヴィスがロンドン響を指揮してハイドンの交響曲を演奏したセットがLSO
Live より登場。もちろんすべて初出で、ベルリオーズ、シベリウス、ヴォーン・ウィリアムズの未発表音源が投入された愛蔵家版ボックス「サー・コリン・デイヴィス・アンソロジー」につづいて、こうして次々とかけがえのないドキュメントが日の目をみるのはなんともうれしい限りです。
1970 年代半ばから80 年代初めにかけて、デイヴィスはコンセルトヘボウ管を指揮して、「ザロモン・セット」を含む、ハイドンの交響曲19
曲をオランダのPhilips にセッション録音していますが、その優美で格調高い演奏内容は、モダン楽器のオーケストラによる古典派演奏のひとつの頂点を築いたデイヴィスのベスト・フォームとして、いまなお多くのファンの根強い支持を得ています。
以来、アルバム収録の5 曲すべてが、デイヴィスにとっておよそ30
年以上を経ての再録音となるハイドンの交響曲は、2010
年と2011 年に、最晩年にしてまだまだ意欲旺盛な巨匠がニールセンの交響曲全曲にあらたに挑むということでも話題を集めたコンサート・シリーズで、各回の前半に演奏されたプログラム。ガーディアン紙をはじめ、演奏会評もこぞってたいへん好意的であっただけに出来ばえにはおおいに期待が高まります。
加えて、デイヴィスが同じくロンドン響を指揮してライヴ収録した2007
年10 月の「天地創造」(LSO0628)や2010 年6
月の「四季」(LSO0708)でも確かめられるように、前回からここに至るピリオド・アプローチの成果も適宜盛り込まれるなど、新旧の比較も聴きどころのひとつといえそうです。

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MIRARE
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こんな美しい音楽を知らなかったのは不覚
ガブリエル・デュポン:
(1)詩曲〜ピアノと弦楽四重奏
(2)「療養の時」〜
墓碑銘/陽をあびる庭/日曜日の午後/
友が花を持って来る/思わせぶり/庭で遊ぶ子供たち/平穏
(3)「砂丘の家」〜思い出の家/幸せの憂鬱
(4)春の日〜ヴァイオリンとピアノ |
マリー=カトリーヌ・ジロー(Pf)
プラジャークSQ |
録音:2013 年8 月/マルティネク・スタジオ(プラハ)/78’
00”
ガブリエル・デュポン(1878-1914) はラヴェルと同世代のフランスの作曲家。36
歳で夭折したため作品数は少ないものの、ラフマニノフのようなロマンとショーソンのようなエスプリに満ちた独特の世界を垣間見せ、最高の発見をしたような気分にさせられます。ピアノ組曲「療養の時」は、デュポンが肺炎でサナトリウム生活を送っていた25-7
歳の頃の作で、全14 曲の大作。内容は少しもネガティブでなく、堀辰雄の文学を思わせる清々しさとセヴラックのような陽光を感じさせます。ここでは7
篇が選ばれています。「詩曲」は30 分を超える大作ですが、ラフマニノフ調の出だしから釘づけにされます。
今年のフォルジュルネ音楽祭での演奏が好評だったマリー=カトリーヌ・ジロー。知られざるフランス作品をエレガントで香り高く披露しています。チェコの名団体プラジャークQ
も力演。
旧譜から特別な一枚
フランス近代ファン必聴!
色彩豊かなハーモニー、洗練された音色
デュポンのピアノ曲集
ATMA CLASSIQUE ACD2 2544 (2CD) \2790
ガブリエル・デュポン。
今や、およそほとんどのクラシック・ファンには馴染みがない人だが、生前はオペラを書けば必ず当たる、といっても過言ではないほどの超人気作曲家だった。
生まれたのは1878 年。パリ音楽院での師匠はマスネ、それにオルガンの巨匠ヴィドール。そう、フランクの系譜をひく純粋芸術路線に、美しいものを求めてやまない世紀末の人々を魅了しつくすバランス感覚も身につけた、完璧な芸術家だったのである。
そして、肺結核を病んで早世たというのも伝説的。プロヴァンスの片田舎で療養しながら、人を避けるようにして、独自の内面世界を見つめ続けたという。
実際そのピアノ作品を聴いてみれば、これぞ世紀末といった薫り高い耽美的世界。
「砂丘の家」は、しずかに気持ちを落ち着けてくれる音楽集。同時代のセヴラックあたりも想起させるような、4〜5分の充実した小品が居並ぶ。
また世紀末情緒という点では、もうひとつの「病める時」のほうがいかにもそれらしい。大小あわせて14
ある小品群は、療養中のデュポンが身近な光景を題材に、やさしさ、恐怖、希望…とさまざまな心象風景を織り交ぜて綴った私小説的な内容だが、「庭に注ぐ陽光」「白夜〜幻覚」「風の歌」「死神がうろついている」といった示唆的なタイトルにもあらわれているとおり、謎めいた雰囲気に満ちた作品。 |
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ガブリエル・デュポン(1878-1914):ピアノ曲集
CD1: 病めるとき
【エピグラフ/ 夕暮れが部屋に/ 庭の太陽/
雨の歌/
日曜日の午後/ 医者/ 花を手に女友達がやって来た/
風の歌/ 炉辺にて/ 女の色気/ 死神がうろついている/
庭で遊ぶ子供たち/ 白夜- 幻覚/ 静けさ】
CD2: 砂丘の家
【澄み切った朝の砂丘/ 水面の帆/ 思い出の家/
我が兄弟の風と姉妹の雨/ 幸せの憂鬱/
陽光は波間に戯れる/ 松の木の夕暮れ/
海の音、夜/
星の煌めき/ 波のうねり】 |
ステファン・ルムラン(P) |
録音:2007 年12 月
ピアニストのステファン・ルムランが取り組んでいるテオドール・デュボワなどフランスの知られざる作曲家の作品を積極的に録音していくシリーズ「フランス音楽発見(
ムジーク・フランス・デクヴェルト)」。今回はラヴェルと同時代に活躍したガブリエル・デュポンのピアノ曲集。デュポンはオルガニストであった父から学んだ後、パリ音楽院でジェダルジュ、マスネ、ヴィドールに師事。ソンゾーニョ・コンクールでオペラ「ガブレラ」が第1
位となり成功を収めました。しかし肺を患い、結核を発症し36
歳の若さで夭折しています。
25 歳の時の作品「病めるとき」は全14 曲からなる曲集。デュポンの死に対する脅迫観念が反映された作品で、それぞれの標題に沿った巧みな描写が色彩豊かに浮かびあがります。31
歳で完成した「砂丘の家」はフランス近代の透明感漂う全10
曲からなる作品。南欧の薫り立つ作品を作曲したセヴラックを都会的かつ洗練させたような作風が、フランス近代好きには堪らない美しさと魅力を持っています。 |
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美しいメロディに満ちたオンスロウのチェロ・ソナタを古楽器で
オンスロウ:
(1)チェロ・ソナタ第2番ハ短調Op16の2
(2)同第1番ヘ長調Op.16の1
(3)同第3番イ長調Op.16の3 |
エマニュエル・ジャック(Vc)
モード・グラットン(フォルテピアノ) |
録音:2012 年7 月/ヴィルファヴァール/63’
00”
ジョルジュ・オンスロウ(1784-1853) はイギリス系フランス人作曲家。近年弦楽作品が若い世代にもとりあげられ、名が広まっています。美しいメロディと効果的なピアノ伴奏が魅力。バロック・チェロとフォルテピアノによる演奏でお届けします。チェロのエマニュエル・ジャックは1974
年生まれ。パリ音楽院でクリストフ・コワンに師事。現在、クリストフ・ルセ率いるレ・タラン・リリクの首席チェロ奏者を務めています。1726
年ジャック・ボケ製チェロの美しい響きを堪能できます。モード・グラットンは1983
年生まれ。ピエール・アンタイ門下で、チェンバロ奏者、オルガン奏者としても活躍しています。 |
PROFIL
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ダーヴィッド・テオドーア・シュミット、ブゾーニ編曲集に挑戦
(1)J.S.バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
(2)同(ブゾーニ編):
コラール前奏曲〜目覚めよと呼ぶ声ありBWV645
いざ来たれ、異教徒の救い主よBWV659
今ぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間たちBWV734
主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶBWV639
汝のうちに喜びありBWV615
(3)ブラームス(ブゾーニ編):
コラール前奏曲Op.122〜わが心の切なる願い
おお愛する魂よ、汝を飾れ/わが心の切なる喜び
(4)J.S.バッハ(ブゾーニ編):トッカータ、アダージョとフーガBWV564
(5)J.S.バッハ(ペトリ編):狩のカンタータBWV207〜羊は安らかに草をはむ |
ダーヴィッド・テオドーア・シュミット(Pf) |
正統派ドイツ・ピアニズムの継承者ダーヴィッド・テオドーア・シュミット、ブゾーニ編曲集に挑戦
録音:2013 年12 月2-5 日/ブリッツ城(ベルリン)/DDD、59’
37”
1982 年生まれのダーヴィッド・テオドーア・シュミット。正統派ドイツ・ピアニズムの継承者として、SONY
やProfil からバッハ、シューベルト、ブラームスらの作品集をリリース、注目されています。今回はバッハとブラームスの作品ながら、1
曲を除きすべてブゾーニの編曲というのが興味津々。
「シャコンヌ」はブゾーニのバッハ編曲中もっとも名高いものですが、シュミットは奇を衒わず、正攻法で立ち向かい、深い感動へ導いてくれます。さらにコラール前奏曲の編曲から5
篇を選んでいますが、有名な「目覚めよと呼ぶ声あり」や「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」はもちろん、タルコフスキーが「惑星ソラリス」で使用したため人気の高い「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」が入っているのも嬉しい限り。ことに「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」は30
歳そこそこの若手とは思えぬ老成した深みに満ち、思わず聴き入ってしまいます。
さらに興味深いのは、ブラームス最後の作品の「コラール前奏曲」編曲。こちらも最晩年のブラームスの諦観を驚くほど表現。ブゾーニの編曲はいずれも恐ろしく難しいですが、ダーヴィッド・テオドーア・シュミットは余裕の技巧で聴かせます。ダーヴィッド・テオドーア・シュミットのドイツ・ピアニズム、目が離せません。 |
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スペインの印象
(1)アルベニス(クライスラー編):タンゴ
(Vn, Pf)
(2)同(ストゥチェフスキー編):入江のざわめき
(Vc, Pf)
(3)シチェドリン(デシュパリ編):アルベニス風に
(Vc, Pf)
(4)サラサーテ:バスク奇想曲Op.24 (Vn,Pf)
(5)グラナドス(カサド編):歌劇「ゴエスカス」間奏曲
(Vc,Pf)
(6)ヒナステラ:パンペアーナ第1番Op.16 (Vn,Pf)
(7)カサド:無伴奏チェロ組曲
(8)同:愛の言葉 (Vc,Pf)
(9)トゥリーナ:ナバーラを讃えて (Vn,Pf)
(10)同:ピアノ三重奏曲第2番ロ短調Op.76 |
ニクラス・リーペ(Vn)
ニルス・リーペ(Pf)
ベネディクト・クレックナー(Vc)
ホセ・ガヤルド(Pf) |
ドイツの若き奏者たちによるスペインへの夢
録音:2013 年1 月21-25 日/ SWR スタジオ(カイザースラウテルン)/DDD、70’
48”
1990 年生まれ、ザハール・ブロン門下のドイツのヴァイオリニスト、ニクラス・リーペと1989
年生まれのドイツのチェリスト、ベネディクト・クレックナーによるスペイン及びラテン・アメリカの香りに満ちたシェア・アルバム。ふたりともスペイン音楽好きで、有名なアルベニスのタンゴからトゥリーナの力作までノリの良い、ラテンの燃える情熱の演奏を繰り広げています。ことにサラサーテの「バスク奇想曲」とカサドの「愛の言葉」は彼らにとって思い出の曲とのことで、じっくり聴かせます。 |
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「ジョン・ダウランド/シャドウズ」
ジョン・ダウランド:
・行け、水晶の涙
・わが過ちを許してくれようか?(エセックス伯のガリアード)
・ダウランド氏の夜更け
・さあもういちど、愛が呼んでいる
・溢れよ、わが涙
・ダウランド・シャドウズ[ヨッヘン・フォイヒト曲]
・わが恋人が泣くのを見た
・ご婦人向きの素敵な小間物
・来たれ、深き眠り
・今こそ別れねばならぬ(蛙のガリアード)
・暗闇に住まわしておくれ〜
ロバート・ダウランド編「音楽の饗宴」(1610)
第10曲
・メランコリー・ガリアード
・もう泣くな、悲しみの泉よ |
サラ・マリア・スン(歌手)
ヨッヘン・フォイヒト(サクソフォン)
ヴェルナー・マツケ(バロック・チェロ)
フリーデマン・ヴットケ(ギター) |
ユダヤ教会での優秀録音、ヴォーカルとサクソフォンの刺激的な融合、新感覚アレンジのダウランド・アルバム
録音:2013 年/フロイデンタール、旧シナゴーグ(セッション)/DDD、ステレオ、50’26”
リュートと声楽のジャンルで、英国ルネッサンス期に活躍したダウランドの静謐な音楽世界を、大胆に踏み込んだアレンジで聴かせる注目のアルバム。
ソプラノ、ギター、バロック・チェロ、そしてサクソフォンがさまざまな組み合わせで織りなすユニークな内容は、かつてグレゴリオ聖歌とサクソフォンのコラボレーションの異化効果で大ベストセラーを記録したヤン・ガルバレクとヒリアード・アンサンブルの衝撃をほうふつとさせるもの。
1978 年ドイツに生まれたスンのクリスタル・ヴォイスと、なによりここでもサクソフォンが重要なアクセントとなっており、ダウランドのオリジナル・ナンバーから不思議な魅力を引き出し、さらに自由に想像の翼を羽ばたかせています。
シュトゥットガルト近郊のユダヤ教会で、セッションを組んで行われた録音はきわめて優秀。オーディオファイルの方々にも広くおすすめです。
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TRANSART
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オシャレで艶やか。ファヴル=カーン待望のショパン
ショパン:
(1)ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」
(2)4つのマズルカOp.33
(3)即興曲第1番変イ長調Op.29
(4)即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36
(5)即興曲第3番変ト長調Op.51
(6)幻想即興曲Op.66 |
ロール・ファヴル=カーン(Pf) |
録音:2010 年7 月/ランス大劇場(ライヴ)/DDD、60’
09”
2010 年7 月にランス大劇場で行われた「ランス夏の音楽祭」のライヴ。かつてProPiano
レーベルからレイナルド・アーンのピアノ曲集をリリースして大評判となったロール・ファヴル=カーン。やはり彼女はアーンやショパンといったオシャレな音楽がピッタリで、真似のできぬ魅力的な演奏を聴かせてくれます。「ピアノ・ソナタ第2
番」は激しさを秘めた熱演で、聴衆の熱狂ぶりがリアルに伝わってきます。「幻想即興曲」もファッショナブルで、「オトナのショパン」を堪能できます。
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CKD 467
(SACD HYBRID)
\2500 →\2290
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パメラ・トービー(リコーダー)
ファッシュ:四重奏&協奏曲集
四重奏曲変ロ長調 FWV.F:B2/ホルン四重奏曲ヘ長調
FWV.N:F3/
四重奏曲ト短調 FWV.N:g2/バスーン協奏曲ハ長調
FWV.L:C2/
リコーダー協奏曲ヘ長調 FWV.L:F6/四重奏曲ヘ長調
FWV.N:F2/
リコーダー四重奏曲変ロ長調 FWV.N:B1/四重奏曲ニ短調
FWV.N:d2 |
パメラ・トービー(リコーダー)
ピーター・ウィーラン(バスーン)
アンサンブル・マルシュアス |
スコットランドのピリオド・アンサンブルが描く、大バッハやテレマンと同世代の巨匠ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ
日本先行発売!(全世界発売は9月以降の予定です)
アンサンブル・マルシュアスは、2007年ブルージュ国際コンクールで第1位&聴衆賞を獲得したメンバーを中心に、2011年に結成されたエジンバラを拠点とするピリオド・アンサンブル。「ゼレンカ:ソナタ集
(CKD 415)」、「バスーンのためのヴィルトゥオーゾ作品集(CKD
435)」に続く第3弾は、J.S.バッハとテレマンと同世代の音楽家であり、ドイツのツェルプストの宮廷楽長を務めたヨハン・フリードリヒ・ファッシュ(1688−1758)の作品集。
ソリストに、パラディアン・アンサンブル(現パラディアンズ)の創設メンバーである、"リコーダーの女王(BBCラジオ3)"パメラ・トービーと、アンサンブル・マルシュアスの創設メンバーであり、スコットランド室内管弦楽団の首席ファゴット(バスーン)奏者を務めるピーター・ウィーランを迎えた協奏曲。ファッシュの作品のうち、もっとも人気のある作品の1つ、リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のための四重奏曲変ロ長調など。バロック時代と古典派時代の橋渡しとしての役割を担った音楽と評されるファッシュの魅力を、名だたるピリオド楽器の精鋭たちが鮮明に描く。 |
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CKD 465
(SACD HYBRID)
\2500
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ティル・トゥモロー
ディス・ラヴ・ウィル・キャリー/
トーキング・ウィズ・マイ・ファザー/
グリーン・グロウ・ザ・ラッシュズ/ターニング・アウェイ/
ティル・トゥモロー/ホールディング・バック/
カデ・ヤウズ(羊を追って)/ハイランド・ハリー/
スコットランド女王メアリー/ザ・ゲール/カレドニア |
ドギー・マクリーン(歌、ギター)
ジョン・ローガン(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管 |
スコットランドのシンガーソングライター、ドギー・マクリーンとRSNOの共演!シンフォニックに響く、"カレドニア"
日本先行発売!(全世界発売は8月以降の予定です)
スコットランドに居を構える世界的高音質レーベルLinn
Recordsから、スコットランドを代表する名シンガーソングライター、ドギー・マクリーンが登場!
歌手、作曲家、マルチ・インストゥルメンタリストとして活躍し、大英帝国勲章(OBE)も授与された国民的ミュージシャン、ドギー・マクリーンが、スコットランドの代表的なオーケストラ、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(RSNO)と共演。RSNOの演奏をバックに、自作の歌曲やスコットランドのフォークを弾き語る。
ドギー・マクリーンの作品でも特に人気と知名度を誇るのが、代表作「カレドニア」。故郷スコットランドへの哀愁と郷愁が込められた作品で、数々のアーティストにもカバーされ、スコットランドの国歌候補にも度々あがり、スコットランドの非公式国歌として親しまれている。
スコットランドの人気シンガー、名門オーケストラ、高音質レーベルのコラボレーションで実現した、美しきスコットランドの詩情。シンフォニックに響く「カレドニア」が、スコットランドから世界に発信される。 |
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AKP 459
(SACD HYBRID/
特別価格)
\2000
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リン・レコーズ 〜 ザ・スーパー・オーディオ・コレクションVol.7 |
リン・レコーズのアーティストたち |
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調より
第1楽章 BWV.1046-1〔ダンディン・コンソート〕
ベルリオーズ:歌曲集《夏の夜》 Op.7より
第1楽章
〔ロビン・ティチアーティ(指揮)、カレン・カーギル(メゾ・ソプラノ)、スコットランド室内管弦楽団〕
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21より
第3楽章
〔イングリット・フリッター(ピアノ)、準・メルクル(指揮)、スコットランド室内管弦楽団〕
モーツァルト:レクイエム(デイヴィッド・ブラック校訂初演復元版)より
ドミネ・イエス
〔ダンディン・コンソート〕
コレッリ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集Op.5
〜 ソナタ第7番ニ短調より 第3楽章〔エイヴィソン・アンサンブル〕
ハイドン:歌劇《真の貞節》Hob.XXVIII-8より
すでに死は黒いマントのうちに
〔ウィリアム・バーガー(バリトン)、ニコラス・マッギガン(指揮)、スコットランド室内管弦楽団〕
ブラームス:幻想曲集より 間奏曲イ短調 Op.116-2〔シヴァン・マゲン(ハープ)〕
ベルリオーズ:オラトリオ《キリストの幼時》
Op.25より 「エジプトの逃避」、「羊飼いたちの別れ」
〔ロビン・ティチアーティ(指揮)、スウェーデン放送交響楽団&合唱団〕
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV.245 〜 典礼において演奏されたバッハの受難曲の再現より
アリア〔ダンディン・コンソート〕
作曲者不詳:優しい歌 〜 またはよく知られた歌〔ピーター・ウィーラン(バスーン)、アンサンブル・マルシュアス〕
ロッシ:パルゴレッタ、ケ・ノン・サイ〔プロフェティ・デッラ・クィンタ〕
ローズ:5声のコンソート・セット ト短調より
第2楽章〔ファンタズム〕
パーソンズ:アヴェ・マリア〔マニフィカト〕
ラウズ:フルート協奏曲より 第4楽章
〔キャスリン・ブライアン(フルート)、ヤク・ファン・ステーン(指揮)、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団〕
マクリーン:ホールディング・バック〔ドギー・マクリーン、ジョン・ローガン、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団〕
ダンカン:ユア・ヴェリー・ソウル〔エイミー・ダンカン〕
バーリン:ホワット・アイ・ドゥ?〔クレア・マーティン&リチャード・ロドニー・ベネット〕
バーカー:スリーピング・ホーシズ〔エミリー・バーカー&ザ・レッドクレイ・ヘイロー〕 |
大好評!LINNのSACD Hybridサンプラー第7弾!
日本先行発売!(全世界発売は7月以降の予定です)
2010年には英グラモフォン賞のレーベル・オヴ・ジ・イヤーに輝くなど、全世界が認める高音質レーベル、リン・レコーズ(Linn
Records)の超優秀録音とトップ・アーティストたちの優れた演奏を存分に味わえるSACD
Hybridサンプラーの第7弾!
2012年から2014年にかけてリリースされた新録音を集めたトラック。イングリット・フリッターのショパン:ピアノ協奏曲やダンディン・コンソートのJ.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲を始め充実のラインナップ。オーディオ・チェックに最適な、他に類を見ないハイクォリティ・サンプラーです! |
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快楽の園
ディエゴ・オルティス:低音旋律によるレセルカーダ第2番/
ヤコブ・ファン・エイク:人は夜何をする、最も美しい娘ダフネが、道化師/
ダリオ・カステッロ:ソナタ第2番/ジョン・ダウランド:悲しみよ、とどまれ/
ヨハン・ショップ:涙のパヴァーヌ/ダウランド:もう泣くな、悲しみの泉よ/
ジョヴァンニ・バッサーノ:ある日スザンナは/
オルティス:定旋律によるレセルカーダ第2番/
ジョヴァンニ・バティスタ・フォンターナ:ソナタ第6番/
ビアージョ・マリーニ:パッサカリア/
フォンターナ:ソナタ第2番/ファン・エイク:アマリリ麗し/
オルティス:「甘き想い出」によるレセルカーダ第1番/
バッサーノ:フレ&ガイヤール |
パメラ・トービー(リコーダー)
アンドルー・ローレンス=キング
(ハープ&プサルテリー) |
華麗なるパメラ・トービーが贈る音楽の花束。
パラディアン・アンサンブル(現:パラディアンズ)の創設メンバーで、ソリストとしても世に名高いスコットランドが生んだ世界的リコーダー奏者パメラ・トービーの名盤がエコー・シリーズに登場!
ルネサンス時代から初期バロック時代にかけての作品を集めた今回の「快楽の園」では、超絶技巧を要する凄まじい速さのパッセージを持った作品と、陰影を感じさせるメロディアスな作品の対比が印象的。
※当タイトルはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
※CKD 291より新装移行再発売。SACDのオリジナル盤となるCKD
291は廃盤となります。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
LODIA
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伝説の爆演指揮者カルロス・パイタの初CD化音源!壮絶ライヴ、一挙2
枚登場!!
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カルロス・パイタはアルゼンチン出身でフルトヴェングラーに深く傾倒し指揮者を志しました。アメリカに留学した際にはロジンスキに師事、アルゼンチンに帰国後はオペラ指揮者として活動、英Decca
で録音した「ワーグナー:管弦楽曲集」はフランスACC
ディスク大賞を受賞しています。
もともと資産家であるため生活の心配をすることなく自分の好きなレパートリーだけを演奏・録音しており、1980
年代に自ら立ち上げたLODIA レーベルではやりたい放題の熱演、奇演、爆演(?)を聴くことができます。
いまの時代にこれほど破天荒で自由奔放な指揮者はいないため、一聴に値します。
※演奏は大変すばらしいのですが、惜しむらくは、マスター・テープの管理が悪いのか、音質に歪みと妙なこもりがあります。録音データも不明。購入にあたってはご承知おき下さい。 |
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R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」 |
カルロス・パイタ(指揮)
フィルハーモニック交響楽団 |
伝説の爆演指揮者カルロス・パイタの初CD化音源!壮絶ライヴ!!
録音年月日不詳(ライヴ)
※ステレオですがマスター・テープに起因すると思われる音質の劣化がみられます。予めご了承下さい。
「英雄の生涯」ではダイナミックで誇張された表現、意味深な間合い、オーケストラの圧倒的な音の激流、そして感極まって思わず出る指揮者のあえぎ声、奏者を叱咤激励する声まで聴くことができます。 |
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ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
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カルロス・パイタ(指揮)
フィルハーモニック交響楽団 |
録音年月日不詳(ライヴ)
※ステレオですがマスター・テープに起因すると思われる音質の劣化がみられます。予めご了承下さい。
こちらも「英雄の生涯」に負けないほどの爆演。冒頭のブルックナー開始の神秘的な原始霧は鳥肌もの。そしてクライマックスへの恍惚とした道程には時々、指揮者の妙なうめき声まで入って笑えるやら、感動するやら。あくまで熱狂的なパイタ・ファンにお奨めです。 |
PROFIL
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PH 14019
(5CD)
特別価格\5100
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「グレゴリオ聖歌〜教会年による」
[CD 1]59'25”
・教会年の音楽的ハイライト
録音:1992 年9月21-24日/
ドイツ、エレージング、ザンクトオッティーリェン大修道院
[CD 2]66'14”
・最も古い聖母マリア独自の聖歌、待降節、新年、受胎告知
録音:1988年9月5-8日/
ドイツ、エレージング、ザンクトオッティーリェン大修道院
[CD 3]63'24”
・聖週間、四旬節の第1日曜日
録音:1988年9月5-8日/
ドイツ、エレージング、ザンクトオッティーリェン大修道院
[CD 4]63'00”
・復活祭、聖母被昇天
録音:1992 年9月21-24日/
ドイツ、エレージング、ザンクトオッティーリェン大修道院
[CD 5]63'28”
・待降節、クリスマス、年間第9主日
録音:1986年4月7-9日/
ドイツ、エレージング、ザンクトオッティーリェン大修道院 |
聖オッティーリェン
大修道院修道士聖歌隊
ヨハネス・ベルヒマンス・
ゲシュル(指揮) |
「グレゴリアン・チャント」の定盤がカタログ復活
原盤:CALIG/リマスタリング・エンジニア:フォルカー・リッティングハウス/ステレオ
かつてCALIG よりリリースされていた「グレゴリオ聖歌」のシリーズは、質の高い演奏内容で、定番アイテムとしてのポジションを獲得していたものです。
レーベルの終了により長らく入手難の状態が続いていましたが、このたびProfil
よりカタログ復活。しかも、以前はフルプライスの分売であったタイトル5
点がかなりお得なボックスセット化されるという、うれしいおまけつき。
リリースにあたり、あらたにリマスタリングが施されて音質面の配慮も万全なものとなっています。 |
<メジャー・レーベル>
<映像>
EURO ARTS(映像)
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20 52148
(2DVD)
\4800
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スピリッツ・オブ・ミュージック
ナイジェル・ケネディ&ボビー・マクファーリン
・テ・デウム〜序奏
・真夏の夜の夢〜スケルツォ
・ライド・オン/ホールド・オン
・エクスルターテ・ユビラーテ
・タパン・ビエ
・マタイ受難曲BWV.244 〜主よ 憐れみたまえ
・エデンの園で
・チャールダーシュ
・亡き王女のためのパヴァーヌ
・夜の集会
・2つのチェロのための協奏曲ト短調RV531
・アンサンブル・アル・キンディ&ダマスカス旋舞団による旋舞
・ウン・ソン・パ・カンタール
・向こう側から/あなたにはわからない
・インプロヴィゼーション 1&2
・オール・ブルースによるインプロヴィゼーション
・レクイエムop.48 〜ピエ・イエズ
・サークル・ソング
・トゥマ・ミナ
・「ヘンゼルとグレーテル」〜夕べの祈り
・メサイアHWV.56 〜ハレルヤ |
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
シビラ・ルーベンス
ベルリン放送合唱団
クウンバ・シンガーズ
ブルガリアン・ヴォイス“アンゲリテ”
クローケ・ケネディ・カルテット
マリ・ボイネ& バンド
ヴォーカル・サンプリング
アンサンブル・アル・キンディ&
ダマスカス旋舞団 |
“声の魔術師” ボビー・マクファーリン、クラシック・ヴァイオリンの異端児ナイジェル・ケネディ、豪華共演者たちによる一夜「スピリッツ・オブ・ミュージック」
収録:2002 年6 月15 日マルクト広場、ライプツィヒ(ライヴ)
画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、リージョン:All、DVD1:
74mm、DVD2:83mm
変幻自在に声を操る“声の魔術師” といわれるジャズ歌手ボビー・マクファーリンとクラシックの枠に収まりきらない強烈な個性を放つヴァイオリニスト、ナイジェル・ケネディによる野外音楽イベント「スピリッツ・オブ・ミュージック」。
この映像は以前、Part1 とPart2 として単品発売されていた内容を2枚にまとめたもの。ナイジェル・ケネディとボビー・マクファーリン2人の個性的な音楽性のエッセンスが加わり、なんともエキサイティングなライヴ映像に仕上がっています。
クラシック作品では、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、クローケ・ケネディ・カルテットが加わり、安定感のある音楽を聴かせます。またブルガリアン・ヴォイス、クウンバ・シンガーズらが参加しマクファーリンとの声の饗宴も聴きどころです。 |

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