≪第78号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その4 9/9〜
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像 |
9/12(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
FARAO CLASSICS
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バイエルン国立管第1 コンマス、マルクス・ヴォルフ
1886 年に作曲された3つのヴァイオリン・ソナタ
フランク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
イ長調
グリーグ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番
ハ短調 作品45
ブラームス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第3番
ニ短調 作品108 |
マルクス・ヴォルフ(ヴァイオリン)
ユリアン・リーム(ピアノ) |
録音:2014 年3 月ノイマルクト、ライトシュターデル/71’30
バイエルン国立管弦楽団の第1 コンサートマスターであるマルクス・ヴォルフによるヴァイオリン・ソナタ集。1886
年前後に作曲された3 つのヴァイオリン・ソナタを収録しています。
ブラームスは1886 年に3 つ目のヴァイオリン・ソナタの作曲を開始しました。1888
年にイェネー・フバイとブラームス自身によって初演され、ブラームスの熱心な支援者であったハンス・フォン・ビューローに献呈されています。グリーグ最後のヴァイオリン・ソナタで最も人気の高い作品第3
番。ノルウェーの民族的旋律と清涼感ある叙情性に彩られたロマンティックな作品です。ヴァイオリン・ソナタの最高傑作のひとつに数えられるフランクのソナタ。当時の名手イザイに捧げられ、1886
年9 月イザイの結婚のお祝いとして贈られました。
今日欠かすことのできないヴァイオリンのレパートーリーを、初演当時の響きに近づけるために、1722
年製のストラディヴァリウスと、1820 年頃のジャン・ピエール・マリー・ペルソワの弓を使用。ピアノは1862
年製のベヒシュタインです。 |
TYXART
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Quinar〜クラリネットとハープのための5つの新作
マーティン・クリストフ・レーデル(1947-):
アルパリネット〜クラリネットとハープのための3つの作品OP.71(2011)
フランク・ザベル(1968-):
クラリネットと微分音ハープのための「見知らぬ苔や草から」I-VII(2011)
シュテファン・ホイケ(1959-):
クラリネットとハープのための「メランコリーセレナーデ」OP67(2012)
ヨルグ・ビルケンコッター(1962-):
バスクラリネットとハープのための夜想曲「なぜトリスタンか」(2012)
ディートリヒ・ハーネ(1961-):
クラリネット、バスクラリネット、ハープと伴奏テープのための「回心」(2011/12) |
デュオ・イマジネール
【ジョン・コルベット(クラリネット)
シモーネ・ザイラー(ハープ)】 |
クラリネットとハープの新たな響き!
録音:2013 年2 月、2013 年4 月
クラリネットとハープの二重奏デュオ・イマジネール。新しい音色や演奏方法や効果を追求したドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州を拠点とする5
人の現代作曲家による作品を収録しています。 |
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ディータ・カウフマン(1941-)作品集
・エヴォカシオン〜暴力に対するオラトリオ
( インゲボルク・バッハマン詩)
(ソプラノ、語り、ヴァイオリン、ピアノ、弦楽四重奏、
トリオ、24 声部混声合唱と弦楽オーケストラのため)OP.11
・CONCERTOMOBIL
(無伴奏ヴァイオリン、弦楽オーケストラと
電子音響プレイバックのための)OP.18
・PAGANIHILISMO
(無伴奏ヴァイオリンとクローン化した
ヴァイオリニストのための)OP.77
・ELENA EN FACE
(エレーナ・デニソワのためのヴァイオリンと
室内オーケストラのためのポエム)OP.132 |
エレーナ・デニソワ(ヴァイオリン)
エリザベス・シコラ(ソプラノ)
グンダ・ケーニッヒ(朗読)
アレクセイ・コルニェンコ(指揮)
モスクワ交響楽団
カリンシア・コレギウム・ムジクム
ブダペスト合唱団
グスタフ・マーラー・アンサンブル |
サウンドスペクトルの進化を体験!
録音:1994 年-2012 年
ウィーンの作曲家ディータ・カウフマン。1968
年のパリ暴動をきっかけに制作されたエヴォカシオン。当時カウフマンはメシアンの作曲クラスに奨学生としてパリに滞在していたときに、事件を目撃。「より辛い日が来るかも知れない」というインゲボルク・バッハマンの詩にオラトリオ形式で作曲されました。 |
HYPERION
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アムランの新機軸がますます冴え渡る!
ドビュッシーの「映像」&「前奏曲集」!!
ドビュッシー:
映像第1集/映像第2集/前奏曲集第2巻 |
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ) |
カナダのスーパー・ヴィルトゥオーゾ、マルク・アンドレ=アムランの新譜はなんとドビュッシー!
活動の初期には、ジェフスキー、ロースラヴェツ、オーンスタインなどマイナーな佳作の発掘、そしてゴドフスキーやアルカン、ブゾーニなど超絶技巧作品によって「知られざる難曲の紹介者」と名を馳せたアムランだが、近年ではシューマン、シューベルト、ブラームス、ショパン、リスト、ハイドン、モーツァルトなど、王道のレパートリーを主軸に録音&コンサート活動をしている。
そんな新たな流れのなかでアムランがついに辿り着いたドビュッシー。アムランのフランス作品といえば、「デュカス&ドゥコー(CDA
67513)」が大きな評価を得ている(レコード芸術特選、BBCミュージック・マガジンInstrumental
Choice等)だけに、このドビュッシーにもさらなる期待がかかります!
※録音:2011年4月22日(前奏曲集)&2012年8月25日(映像)、ヘンリー・ウッド・ホール(ロンドン)

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CDA 68071/2
(2CD)
\4800 →\4390
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ラモー:クラヴサン曲集
クラヴサン組曲第1巻(1706)組曲イ短調
クラヴサン曲集(1724)組曲ホ短調、組曲ニ長調、ロンドー形式のメヌエット
新クラヴサン組曲(c1729−30)組曲イ短調、組曲ト短調
王太子妃(?c1747)
小さなハンマー(?before 1754)
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マハン・エスファハニ(チェンバロ) |
グラモフォン賞2014で大フィーヴァー!マハン・エスファハニ第2弾はラモー!
チェンバロ奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれたマハン・エスファハニは、1984年生まれ、若い世代の先頭をきって活躍するトップ・チェンバリスト。デビュー作となったC.P.E.バッハのヴュルテンベルク・ソナタ集が大成功し、英グラモフォン賞2014では古楽器部門賞(Baroque
Instrumental)を受賞、更に最優秀アーティスト賞(Artist
of the Year)にもノミネートするなど、華々しいデビューを飾ることとなった。
続くHyperion第2弾は、フランス・バロックの巨匠、ジャン=フィリップ・ラモーのクラヴサン曲集!
1706年に出版された組曲イ短調、1724年に出版された2つの組曲と練習曲、そして新クラヴサン組曲の2曲。いわゆる第1組曲〜第5組曲までと「王太子妃」、そしてバルバートルの手稿譜によって知られていた「小さなハンマー」と、編曲作品などを除くチェンバロ独奏作品すべてを収録。機知に富み表現力にあふれたエスファハニのチェンバロで聴く極上のラモー。今をときめく若きスター・チェンバリストの活躍がこれからも楽しみ!
※録音:2013年11月26日−28日&2014年2月18日−20日、ミュージック・ルーム、ハッチランド・パーク、サリー

エスファハニ、HYPERIONのデビュー・アルバム
英グラモフォン賞2014古楽器部門賞受賞、最優秀アーティスト賞ノミネート
昨年6月に名古屋に来たときはほとんど無名で、観客席もまばらだったエスファハニ。しかしそこでのゴールドベルクの鮮烈だったこと!
あれから1年、早くも時代の寵児に躍り出た。 |
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マハン・エスファハニ(チェンバロ)
C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ集
ソナタ イ短調 H.30/ソナタ変イ長調 H.31/
ソナタ ホ短調 H.33/ソナタ変ロ長調 H.32/
ソナタ変ホ長調 H.34/ソナタ ロ短調 H.36 |
マハン・エスファハニ(チェンバロ) |
新時代を代表するソロ・チェンバリスト!マハン・エスファハニがハイペリオン初登場!
チェンバロ奏者として初めてBBCラジオ3の「ニュー・ジェネレーション・アーティスト」に選ばれた若手(1984年生まれ!)トップ・チェンバリスト、マハン・エスファハニ。今もっとも注目のアーティストとして全世界を飛び回り、2013年6月にはJ.S.バッハ、バード、リゲティのプログラムによる日本公演が熱烈に迎えられたばかり。
新たにハイペリオン・ファミリーに加わる新しき才能が挑むのは、J.S.バッハの次男カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ。ヴュルテンベルク大公に献呈されたこの6つのソナタは、C.P.E.バッハの名声を確立する契機となった重要作。1744年、C.P.E.バッハが30歳の年に出版されており、奇しくも現在のマハン・エスファハニと殆ど同じ歳に書かれた作品集。およそ300年前に才気煥発な作曲家として名声を得た「ベルリンのバッハ」の代表作を、現代の溢れだす才能が弾きこなす——!
※録音:2013年1月2日−4日、ヘンリー・ウッド・ホール(イギリス)
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CDA 68051/2
(2CD)
\4800
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"アルカンジェロ" の バッハ ロ短調ミサ!
J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV.232 |
アルカンジェロ
ジョナサン・コーエン(指揮)
リディア・トイシャー(ソプラノ)
イーダ・ファルク・ヴィンランド(ソプラノ)
ティム・ミード(カウンターテナー)
サミュエル・ボーデン(テノール)
ニール・デイヴィス(バス) |
近年メキメキと存在感を増している「アルカンジェロ」は、チェリストのジョナサン・コーエンが創設し、ジョナサン・マンソン(vc)やケイティ・バーチャー(fl)、アレクサンドラ・ベラミー(ob)など実力派奏者が集う合唱と器楽のピリオド・オーケストラ。
これまで、ポルポラ、ヘンデル、モンテヴェルディなどを録音してきた、アルカンジェロの最新盤は、大バッハの宗教作品の最高峰、ミサ曲ロ短調が登場!
声楽陣にも、小澤征爾音楽塾2014では「フィガロの結婚」のケルビーノ役を見事に努めたリディア・トイシャーを始め、シュタインエッカーとの「天地創造」で独唱を務めたイーダ・ファルク・ヴィンランドなど、若手人気ソプラノを擁し万全の態勢で臨むバッハ。Hyperionの新時代を切り開く、ジョナサン・コーエン&アルカンジェロがいよいよ本格始動!
※録音:2013年10月6日−8日、セント・メアリー教会(テットベリー) |
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ドライヴァーの完璧なスタイルと豊かな創造力で描く、シューマン
シューマン:
ノヴェレッテ Op.21
夜想曲集 Op.23
ロマンス第2番嬰ヘ長調 Op.28-2 |
ダニー・ドライヴァー(ピアノ) |
ピアノ王国ハイペリオンの次代のエース候補、ダニー・ドライヴァー。ヨーク・ボーウェンのスペシャリストとして、「ボーエンのピアノ・ソナタ」、「ピアノ協奏曲」を録音する他、「エリック・チザムのピアノ協奏曲」、「ベンジャミン・デイルのピアノ作品集」など、知られざるレパートリーで手腕を発揮。その後、C.P.E.バッハ、ヘンデルといったバロック〜古典派のピアノ演奏が高い評価を得たドライヴァーの次なる道は、ドイツ・ロマン派の大家、ロベルト・シューマンである!
ドライヴァーの完璧なスタイルと豊かな創造力で描く、シューマン。「ピアノ王国ハイペリオン」の充実はまだまだ続きます!
※録音:2013年9月16日−18日、ポットン・ホール(サフォーク) |
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ほとんど知られていないアントワーヌ・ブリュメルの作品
ブリュメル:
ミサ曲 《祝福された聖処女》(ミサ・デ・ベアータ・ヴィルジネ)
すべての者は
祝福されたマリア
シオンよ救い主を讃えよ
アヴェ・チェロールム・ドミナ |
ブラバント・アンサンブル
スティーヴン・ライス(指揮) |
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。
チプリアーノ・デ・ローレ(CDA 67913)に続く、ブラバント・アンサンブルのフランドル音楽復興の旅は、オケゲムに学び、フランスやイタリアで活躍した、アントワーヌ・ブリュメル(c.1460−1512/13)。いわゆる「地震ミサ」以外はほとんど知られていないブリュメルの作品、ミサ曲
《祝福された聖処女》(ミサ・デ・ベアータ・ヴィルジネ)と4曲のモテットを、フランドル楽派のスペシャリストたちの歌声で。
※録音:2013年8月29日−31日、セント・マイケル・アンド・オール・エンジェル教会(オックスフォード)
前作
ブラバント・アンサンブルのフランドル音楽復興の旅
チプリアーノ・デ・ローレ |
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デ・ローレ:
ミサ曲《甘き思い出》/おお、知恵深き/
兄弟たちよ/今、聖なる日が明けて/
ミサ曲《ノーテ・ネーレで》 |
ブラバント・アンサンブル
スティーヴン・ライス(指揮) |
ブラバント・アンサンブルがローレを歌う。イタリアで活躍したフランドルの巨匠のミサ曲!
ネーデルラント、フランドル楽派の未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぎ続けるブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。
ジョスカン・デ・プレの次の世代を代表する音楽家の1人であり、ネーデルラントではなくイタリアを主な活躍の場としたチプリアーノ・デ・ローレ(c.1515/16−1565)。
"イタリア語のマドリガーレ"の作曲家として高名なチプリアーノ・デ・ローレだが、その優れた作曲技法が発揮された宗教作品はフランドル楽派の知られざる傑作と呼ぶに相応しい。
自作のシャンソン、ピエール・サンドラン(c.1490−a.1560)のシャンソンを題材とした2つのミサ曲を、ブラバント・アンサンブルの高貴なるハーモニーで
——。
※録音:2012年8月7日−9日、セント・マイケル・アンド・オール・エンジェルス教会(オックスフォード) |
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聖チェチーリアへの賛歌
マクミラン:チェチーリア・ヴァーゴ(世界初録音)
ヴォーン・ウィリアムズ:サイレンス・アンド・ミュージック
ジャクソン:ラ・ミュジーク*(世界初録音)
ローズ:聖チェチーリアのための祝祭の歌
ベネット:聖チェチーリアの祝日のヴァース
エルガー:4つの合唱曲Op.53より 第1番「甘い調べ」
ブリテン:聖チェチーリア賛歌 Op.27
ハウエルズ:聖チェチーリアへの賛歌
ダイソン:ライヴ・フォー・エヴァー, グロリアス・ロード
ガードナー:聖チェチーリアの祝日のための歌
Op.119
ブリス:死すべき者よ歌え |
ロイヤル・ホロウェイ合唱団
ルパート・ゴフ(指揮)
フェリシティ・ロット(ソプラノ)* |
キリスト教の守護聖人、聖チェチーリア(セシリア)への賛歌を集めた近現代イギリスの宗教合唱作品集。エルガー、ブリテン、ハウエルズなどの名曲から、ジェームズ・マクミランの2012年作「Cecilia
Virgo」や、ガブリエル・ジャクソンの2013年作「La
musique」など、世界初録音となる新作を含む魅力的なコレクションである。「La
musique」では、イギリスが世界に誇る名ソプラノ、デイム・フェリシティ・ロットがソロを歌っている。
※録音:2013年4月25日、ロチェスター大聖堂&4月26日−27日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン) |
HELIOS
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CDH 55367
【新装移行再発売】
\1600
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キリストの生誕を祝う「降誕節(クリスマス)のミサ」
パレストリーナ:
ミサ曲《今日、キリストは生まれたまいぬ》
/
恵み深き救い主の御母/トランペットを吹き鳴らせ/
御身、神よ、われらをかえりみ/
今日、キリストは生まれたまいぬ/おお、大いなる神秘/
天はあなたのもの/おお讃嘆すべきみわざ/
すべての者の救い主なるキリストよ/第1旋法のマニフィカト |
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
マーティン・ベイカー(指揮) |
続々Heliosから復刻となるマーティン・ベイカー時代の、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊。パレストリーナが遺した数多くのミサ曲の中から選ばれた、キリストの生誕を祝う「降誕節(クリスマス)のミサ」を名門聖歌隊の美しいハーモニー。
※録音:2003年2月10日−13日、ウェストミンスター大聖堂/CDA
67396からの新装移行再発売 |
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CDH 55477
【新装移行再発売】
\1600 →\1490
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名盤復刻!
ヨーロピアン・ライト・ミュージック・クラシックス
イエッセル:おもちゃの兵隊の観兵式/
レハール:金と銀/ピエルネ:鉛の兵隊の行進/
ヨハン・シュトラウス:トリッチ・トラッチ・ポルカ/
リンケ:グルーブリュムヘンの牧歌/
アルヴェーン:スウェディッシュ・ポルカ/
グノー:あやつり人形の葬送行進曲/
ワルトトイフェル:レ・パティヌール/ハイケンス:セレナード/
パディージャ:エル・レリカリオ/ベクッチ:我が宝物!/
ヘルメスベルガー:ボール・シーン/ヴァインベルガー:ポルカ/
フェトラス:アルスターの月光/ハルヴォルセン:貴族の入場行進曲 |
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ロナルド・コープ(指揮)
ニュー・ロンドン・オーケストラ |
コープ&ニュー・ロンドン・オーケストラの、もっとも愛されたアルバムの1つ「ヨーロピアン・ライト・ミュージック・クラシックス」が復刻!
運動会でお馴染みの「おもちゃの兵隊の観兵式」や、ヒッチコックのテーマ曲となっている「あやつり人形の葬送行進曲」など、馴染み深い、懐かしい名曲が盛りだくさん!
※録音:1997年7月24日−25日/CDA 66998からの新装移行再発売 |
CLASSICAL RECORDS
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チャイコフスキー(1840-1893):
子供のアルバム Op.39
大ソナタ ト長調 Op.37 |
ポリーナ・フェドートヴァ(ピアノ) |
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CR 160
(2CD)
\4200 →\3790
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ザゴリンスキー&ノックレベルグ
ブラームス、メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ全集
ブラームス(1833-1897):チェロ・ソナタ第1番ホ短調
Op.38
メンデルスゾーン(1809-1847):
チェロ・ソナタ第2番ニ長調 Op.58/
チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.45
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調
Op.99
メンデルスゾーン:無言歌 Op.109
ショパン(1810-1849):ワルツ変イ長調 Op.69
No.1(チェロとピアノのための)
ショパン/グラズノフ(1685-1936)編曲:
練習曲 Op.25 No.7(チェロとピアノのための版) |
アレクサンドル・ザゴリンスキー(チェロ)
アイナル・ステーン=ノックレベルグ(ピアノ) |
アレクサンドル・ザゴリンスキーは1962年モスクワに生まれたロシアのチェロ奏者。1990年チャイコフスキー国際コンクール第6位。1991年から2000年までモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団チェロ・グループ・コンサートマスター。
2000年以来モスクワ室内管弦楽団首席奏者兼ソリスト。
アイナル・ステーン=ノックレベルグ(1944年生まれ)はノルウェーを代表するピアニストの一人。 |
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スクリャービン、チャイコフスキー、ラフマニノフ:ピアノ作品集
スクリャービン(1872-1915):
幻想曲 Op.28
12の練習曲 Op.8 から 第10番変ニ長調,
第11番変ロ短調,第12番嬰ニ短調
チャイコフスキー(1840-1893):
夜想曲 Op.10 No.1/ワルツ=スケルツォ
Op.7/瞑想 Op.72 No.5
ラフマニノフ(1873-1943):
幻想的小品集 Op.3 から 前奏曲,道化役者/ソナタ第2番変ロ長調
Op.36 |
アレクサンドル・シンチュク(ピアノ)
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アレクサンドル・シンチュクは1988年ロシアのナホトカに生まれ、ウラジオストクの極東芸術アカデミーで学んだピアニスト。2008年、第4回ラフマニノフ国際ピアノ・コンクール(モスクワ)で優勝しカーネギー・ホール(ニューヨーク)にリサイタル・デビュー。その後もコンクール入賞を続けています。 |
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セルゲイ・ボルトキェヴィチ(1877-1952):ピアノ作品集
6つの前奏曲 Op.13
嘆きと慰め Op.17(全8曲)
4つの小品 Op.65 |
アンナ・レズニク(ピアノ) |
ボルトキェヴィチはラフマニノフと同世代のポーランド系ロシアの作曲家・ピアニスト。二度の世界大戦に翻弄され、困窮に陥るなど苦難の人生を歩みました。
近年再評価が進み録音も増えてきています。
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ニキータ・フィテンコの「展覧会の絵」
J・S・バッハ(1685-1750)/アレクサンドル・ジロティ(1863-1945)編曲:
前奏曲ト短調(BWV353)/前奏曲ロ短調(BWV855a)
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ第28番イ長調
Op.101
ショパン(1810-1849):ワルツ ヘ短調 Op.70
No.2
シューベルト(1797-1828):楽興の時 第3番ヘ短調
ラフマニノフ(1873-1943):
前奏曲嬰ト短調 Op.32 No.12/前奏曲嬰ハ短調
Op.3 No.2
前奏曲ハ短調 Op.23 No.7
チャイコフスキー(1840-1893):「四季」から
舟歌(六月)
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」 |
ニキータ・フィテンコ(ピアノ) |
ニキータ・フィテンコはロシアのサンクトペテルブルクに生まれ、サンクトペテルブルク音楽院卒業後アメリカ合衆国に渡りノーステキサス大学で博士号を取得したピアニスト。現在ワシントンD.C.を本拠に活動しています。ヤマハ・アーティスト。 |
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ラフマニノフ(1873-1943):
3つの小品 Op.3
絵画的練習曲集 Op.33
絵画的練習曲集 Op.39 |
エレオノーラ・カルプーホヴァ(ピアノ) |
エレオノーラ・カルプーホヴァは1976年ロシアのカザンに生まれ、モスクワ音楽院でヴァレーリー・カステリスキー、ミハイル・ヴォスクレセンスキーに師事したピアニスト。 |
<LP>
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<メジャー・レーベル>
SONY
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8884308937-2
\2500→\2290 |
ケント・ナガノのベートーヴェン交響曲全集、遂に完結。
ベートーヴェン交響曲全集[6]
交響曲第2番&第4番
ベートーヴェン:
1.交響曲第2番ニ長調作品36
2.交響曲第4番変ロ長調作品60 |
モントリオール交響楽団
指揮:ケント・ナガノ |
ケント・ナガノと彼が音楽監督を務めるカナダのモントリオール交響楽団による「ベートーヴェン:交響曲全集」プロジェクトの6作目にしてついに完結編となる「第2番&第4番」の登場です。
アルバム・タイトルは「自由の詩」。200年前に書かれたベートーヴェンの音楽が21世紀に持つ意味合いを強く意識した、こだわりのケントらしいコンセプトで制作されています。
難聴が悪化し、「ハイリゲンシュタットの遺書」が書かれたのとほぼ同時期に作曲された交響曲第2番は、古典派の枠をはみ出してゆくベートーヴェンの姿を刻印した作品で、全曲にわたって荒々しい響きや予想外の転調などのワイルドさが聞きもの。シューマンによって「二人の巨人に挟まれたギリシャの乙女」と評された交響曲第4番は、優美さの中に深いロマンティシズムを湛えた名曲です。
演奏は2014年1月、モントリオールの新しいコンサートホールで、モントリオール響の新たな本拠地であるメゾン・サンフォニーク・ド・モントリオールでライヴ収録されたもので(拍手入り)、これまで同様、固いバチによるティンパニや、対向配置でヴィブラートを控えめにした弦楽パートなど、オリジナル楽器演奏のメソードを取り入れることで、作品の特徴を生かした、緊張感の高い演奏を実現しています。フランス物を得意とする優美で繊細なオーケストラとして知られるモントリオール響が、ケント・ナガノのもとで、独墺古典派のレパートリーにおいても一家言ある演奏スタイルを身につけたことの証左であり、「フランコフォニー・ベートーヴェン」とでも称すべき歴史的な全曲録音の完結編といえるでしょう。
なお、ケント・ナガノとモントリオール響は2014年10月に来日を予定しており、ラヴェルとドビュッシーを中心とするフランスもののレパートリーで、10/10(金)東京芸術劇場から10/18(土)札幌コンサートホールKitaraまで、全国6回の公演が行われます。
ケント・ナガノ バイオグラフィ
1951年カリフォルニア生まれの日系3世の指揮者。明快で優雅、そして知的な指揮者として名高く、オペラとコンサートの双方で活躍、コンサートでは古典派、ロマン派、現代音楽にいたる幅広いレパートリーを渉猟。リヨン国立歌劇場、ハレ管、ベルリン・ドイツ響などのポストを歴任。現在はモントリオール交響楽団音楽監督、エーテボリ交響楽団首席指揮者。2015年からハンブルク国立歌劇場音楽総監督に就任予定。
[録音]2014年1月7日〜9日、モントリオール、メゾン・サンフォニーク・ド・モントリオールのこけら落とし公演でのライヴ・レコーディング
◆モントリオール交響楽団 2014年 10月 来日ツアー
指揮:ケント・ナガノ
ピアノ:ボリス・ベレゾフスキー(10/12)
ヴァイオリン:五嶋 龍(10/10、10/11、10/16)10/10(金)
東京芸術劇場10/11(土) ハーモニーホールふくい10/12(日)
京都コンサートホール10/13(月・祝) 横須賀芸術劇場10/16(木)
サントリーホール10/18(土) 札幌コンサートホールKitara |
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8884309795-2
\2500→\2290 |
マルティン・シュタットフェルト / 暁の星はいと麗しかな〜若きバッハ
J.S.バッハ (シュタットフェルト編):
① コラール前奏曲『暁の星はいと麗しかな』BWV.739
② トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
③ パッサカリア ハ短調BWV.582
④ 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV.903
⑤ カプリッチョ 変ロ長調『最愛の兄の旅立ちに』BWV
992
シュテファン・ホイッケ(1959〜):
⑥ 『変革』(新クラヴィーア小品集)Op.46a〜
ただ、愛する神のみ旨に従うものは |
マルティン・シュタットフェルト(P) |
ピアニスト、マルティン・シュタットフェルトが衝撃的な「ゴルトベルク変奏曲」でCDデビューしたのは2004年。それから10年の月日が経とうとしています。
彼の経歴はご存知の通り。1980年にドイツのコブレンツ生まれ、キャリアを重ねながら2001年のブゾーニ国際ピアノ・コンクールに入賞し、その翌年バッハ国際コンクールにて歴代最年少で優勝。その後まもなくのCDデビューでした。それからはバッハを中心に、ベートーヴェンやメンデルスゾーンなどのドイツ物を中心にレパートリーを広げて来ていますが、今作はある意味「初心に立ち返った」かのようなバッハ作品集です。
しかしそこは、実に大きな深化と変容を遂げているのです。
ここで演奏されているバッハ作品のほとんどは、オルガンのために書かれたもので、それをシュタットフェルトがピアノ用に編曲しています。
また、バッハが18〜35歳頃に書いた比較的初期の作品と考えられている作品が選ばれています。ちょうどシュタットフェルトが現在34歳に当たるので、作曲時バッハと同年代ということでもあるのでしょうか、一つ一つの音を慈しむかのようであり、そこには計り知れないほどに深いバッハへの愛が感じられます。
そして最後に置かれたホイッケの作品は、これまたバッハへのオマージュであり、様々な作品に現代的な味付けをして再構築することが得意な、この作曲家の先鋭的な音楽をも楽しむことができる構成になっています。
【録音】2014年7月, カイザースラウテルン、南西ドイツ放送局スタジオ
(デジタル:セッション) |
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8887500685-2
\2300→\2090 |
プラシド・ドミンゴ/地中海の歌
1. Mediterraneo (Joan Manuel Serrat)
2. Estate (Bruno Martini/Bruno Brighetti
)
3. En Mediterranee (Geroges Moustaki)
4. Aranjuez (based on Adagio from Concierto
de Aranjuez byJ.Rodriguez)
5. Anghjulina (Magime Merland / Jean- Philippe
Guissani)
6. Torna a Surriento
(Ernesto De Curtis / Giambattista De
Curtis)
7. Nonpotho reposare
(Guiseppe Rachel / Savatpr Sini)
8. Lamma bada (traditional Andalusian)
9. Adio Kerida (traditional Ladino)
10. To Yasemi(traditional Cyprus)
11. Reginella (Gaetano Lama /Libero Bovio)
12. Layla, layla (traditional Cyprus)
13. Del cabello mas sutil (Fernando Obradors)
14 Plaisir d'amour (J.P.E.Martini / J.P.de
Florian ) |
プラシド・ドミンゴ |
ソニー・クラシカルと専属契約を結んで以降、3枚目となる最新スタジオ・アルバムは地中海諸国で親しまれている美しい情緒あふれる歌曲集。
アンダルシア地方、キプロス、ギリシャ、ナポリに伝わる伝承歌からロドリーゴ「アランフェス協奏曲」〜アダージョからの編曲、「愛のよろこび」(フランス)まで、さまざまな言語でドミンゴが歌う地中海諸国に伝わる名曲集。
世紀のテナー=ドミンゴがバリトン歌手として発売した注目の「ヴェルディ」作品集〜豪華ゲストを迎えた「ソングス」〜そして3枚目のスタジオ・アルバムとなる本作でもドミンゴのアーティストとしてのあくなきチャレンジが聴く者の心を魅了する仕上がりとなっている。 |
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8884303161-2
(8CD)
\6000 |
プラシド・ドミンゴ/いつも私の心に〜
ラテン・アルバム・コレクション
【CD1:エルネスト・レクオーナを歌う】
『シボネイ』『青い夜』『アンダルシア』
『ポル・エソ・テ・キエロ(それゆえに君を愛す)』
『いつも私の心の中に』『マリア・ラ・オ』『カント・カラバリ』
『青春』『マラゲーニャ』『魅惑のお嬢さん』『ラ・コンパルサ』/
【CD2:Adoro】
『Adoro』『Un Viejo Amor』『Serenata Tapatia』
『Adios Mariquita Linda』『La Negra Noche』
『Las Mananitas A La Virgen』『El Triste』『Rayando
El Sol』
『Noche Plateada』『China』『Maria Bonita』/
【CD3:スペインへの想い】
『ラテン・アメリカの叫び』『私が彼だったなら』
『スペインへの想い』『初めての人』『セビリャ』
『女王のための歌』『救いを求めて』
『愛し合っているふたり』〜
withフリオ・イグレシアス(Vo), パコ・デ・ルシア(G)/
【CD4:わがラテンの魂 第1集】/
『グリーン・アイズ』
『ニッケの花/だれも私の悩みを知らない(群衆)/アマラディート』
『ノソトロス/あなたと一緒に/あなたなしでは』
『メキシコからブエノス・アイレスに』『私をまた忘れたら』
『エル・ウマウアケーニョ(花祭り)/カバージョ・ピエホ(バンボレオ)/
モリエンド・カフェ(コーヒー・ルンバ)』
『デリリオ(うわごと)/アルマ・ジャネラ(平原の魂)』
『ソラメンテ・ウナ・ベス/ベラクルス/
ノーチェ・デ・ロンダ(ロンダの夜)』
『カーニバルの朝(黒いオルフェ)/ブラジル』
『私が愛しているのが判る』
『アルフォンシーナと海/人生よありがとう』
『ボリンケンの哀歌/南国の小道』『きのうのように』
『ペルフィディア(パーフィディア)/フレネシー/最後の夜』
『アディオス』『愛のために/あなたが捜しているように/黒い瞳を』/
【CD5:わがラテンの魂 第2集】
『サボッレ・アミ』『ラ・パロマ』『アレリのつぼみ』
『太陽はもえている』『カンタナメラ』『クェ・ダリア』『ラテン魂』
『ヴォルヴァ・ヴォルヴァ』『ペルドン』『恋の執念』
『マリア・エレーナ』『コラソン・コラソン』『フィナ・エスタンパム』
『バイヤ』『コパカバーナ』『プリンセシータ』『アイ・アイ・アイ』/
【CD6:ララ作品集】
『グラナダ』『セビリャのカーネーション』
『若き闘牛士(マリア・テレサ・ララ)』『ムルシア』
『わがギターの弦』『マドリード』『フェルミン』『セビリャ』
『スペインぶり』『バレンシア』『シルベリオ』『トレド』/
【CD7:わがラテンの魂 第3集】
『可愛い鳩』『マラゲーニャ』『この一年』『君をどうして忘れよう』
『忘れたくても』『テキーラはレモンで』『ラ・ロンダージャ』
『彼女』『わたしより強い』『ハリスコ』『馬上の人』
『ふたりでできるなら』『月よ、昇れ』『メヒカーノ(メキシコ人)』
『夜明けのくちづけ』『花市場』/
【CD8:キエレメ・ムーチョ】
『キエレメ・ムーチョ(たくさん愛して)』
『セーロス(嫉妬)〜ウステー(あなた)』
『アザレアの花〜そんなにわたしを愛さないで〜シナモンの肌』
『ミーア(わたしのもの)』
『君がいなくて淋しい〜シーゲメ(わたしについてきて)』
『コクーラ』『3倍も君を愛す』『セニョーラ(奥さん)』
『君に慣れてしまったわたし〜遠くても君といっしょ』
『神よ助け給え』『君のいないわたし』
『3つの言葉〜セニーサス(灰)』
『破れた心〜行ってしまった彼女〜叫べ、荒野の石』
『アシー(こんな風に)』『イ(そして)』
『フリーオ・フリーオ(寒さ)』『トタル(結局)』 |
プラシド・ドミンゴ(T) |
70代になった今もなお現役歌手としてステージにたつドミンゴ。メキシコで思春期を過ごした彼にとって、ラテン・アメリカのメロディはまさに魂そのもの。その最初のステージも両親のサルスエラ劇団で始まりました。
この8枚組セットは、1984年から2002年にかけてSonyと旧EMIから発売されたラテン・アルバムが収録され、ドミンゴの深みある歌声の魅力が堪能できるものとなっています。
CD1、CD3、CD6はそれぞれ、エルネスト・レクオーナ、マヌエル・アレハンドロ、アグステイン・ララという、キューバ、スペイン、メキシコを代表する大作曲家のヒット・ソング集となっています。
そのほかのCDはテーマ別もしくは場所によって編まれたアルバムで、CD2はメキシコのポピュラー・ソング、CD7はメキシコのフォークソング、CD8はラテンのダンス・ミュージックにフォーカス、そしてCD4とCD5には、タンゴ、ボレロをはじめとするダンス・ミュージックが散りばめられています。
旧EMI音源4タイトルは現在原盤契約切れのため生産中止となっており、今回のボックスはドミンゴ・ファン、ラテン・ファンにとって嬉しい復活となることでしょう。
【録音】CD1:1983年(Sony), CD2:1981年(Sony),
CD3:1989年(Sony), CD4:1994年(EMI Latin),
CD5:1997年(EMI Latin), CD6:1996年(Sony),
CD7:1999年(EMI Latin), CD8:2002年(EMI Latin) |
<LP>
DECCA(LP)
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478 7464
(6LP)
\16000→\14990 |
《ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団LPエディション》
[LP1]
ワーグナー:
歌劇「リエンツィ」序曲,
歌劇「さまよえるオランダ人」序曲,
歌劇「タンホイザー」序曲とバッカナール
[LP2]
ホルスト:組曲「惑星」
[LP3]
ブルックナー:交響曲第9番
[LP4]
シューベルト:劇付随音楽「ロザムンデ」(全曲)
[LP5]
J.シュトラウスII:『こうもり』序曲,
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲,
レズニチェク:「ドンナ・ディアナ」序曲,
J・シュトラウスII:「メトゥザレム王子」序曲,
ホイベルガー:「オペラ舞踏会」序曲
[LP6]
ベートーヴェン:劇音楽「エグモント」より |
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/
[LP1]
ゲオルク・ショルティ(指揮)/
[LP2]
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)/
[LP3]
ズービン・メータ(指揮)/
[LP4]
カール・ミュンヒンガー(指揮)/
[LP5]
ヴィリー・ボスコフスキー(指揮)/
[LP6]
ピラール・ローレンガー(Sp)
ジョージ・セル(指揮) |
歴史あるウィーン・フィルのCDボックスリリースに合わせ 名録音を厳選したアナログLPセット (180g重量盤LP)
ウィーン・フィルとデッカの録音契約がはじまり64年。それを記念して、ウィーン・フィルの重要な録音のCDボックスが発売されますが、その中から厳選した名盤6枚分を、オリジナル・カップリングのアナログLPを限定プレスいたします。
ここに収録された録音は、全てウィーン、ゾフィエンザールという数多くのデッカの名録音生み出された場所での録音です。そのデッカの最良な録音方法が生かされた音源を、アナログLPで限定生産いたします。
【録音】[LP1]1961年, [LP2]1961年, [LP3]1965年,
[LP4]1974年, [LP5]1968年, [LP6]1969年、全てウィーン、ゾフィエンザール |
<国内盤>
<映像>
EURO ARTS(映像)
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20 59934
(Blu-ray)
\5000 →\4590
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アンネッテ・ダッシュ〜グレートヒェンフラーゲ
シューベルト:劇音楽「キプロスの女王ロザムンデ」より抜粋、
糸を紡ぐグレートヒェン、アヴェ・マリア
ヴェルディ:歌曲集より抜粋、
歌劇「オテロ」〜アヴェ・マリア「み恵溢るる聖母マリア」
シューマン:歌劇「ゲノフェーファ」〜ゲノフェーファのアリア
ベルリオーズ:劇物語「ファウストの劫罰」〜燃える恋の思いに
グノー:歌劇「ファウスト」〜マルグリートのアリア「宝石の歌」、ワルツ |
アンネッテ・ダッシュ(ソプラノ)
マルク・ピオレ(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団 |
20 59938
(DVD)
\3000 →\2690
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気品に満ちた歌声が響く! アンネッテ・ダッシュ
収録:2011 年ヘラクレスザール、ミュンヘン王宮内
(Blu-ray)画面:1080i Full HD 16:9、音声:PCM
ステレオ、DTS HD MA 5.1、リージョン:All、字幕:英・独・仏、90分(本編)+30分(ボーナス)
(DVD)画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DTS
5.1、DD5.1、リージョン:All、字幕:英・独・仏、90分(本編)+30分(ボーナス)
アンネッテ・ダッシュは1976年ベルリン生まれのソプラノ歌手。ミュンヘン音楽大学でヨーゼフ・ロイブル氏に師事。2000年ジュネーヴ国際音楽コンクール声楽部門で第1
位を獲得。その後はフォルクスオーパー、ザルツブルク音楽祭、メトロポリタン歌劇場、バイロイト音楽祭と世界中の劇場から引っ張りだこの人気ソプラノ歌手として活躍しています。
この映像は、2011 年ミュンヘンのヘラクレスザールで行われた2010/2011
シーズン追加公演。ゲーテの「ファウスト」から取った「Gretchenfrage(グレートヒェンフラーゲ)」を掲げて行われた演奏会で、ファウストの恋人グレートヒェンが見舞われる悲劇を歌ったシューベルト、シューマン、ベルリオーズなどの作品がプログラムされています。
さらにボーナス映像では、「音楽が最も重要である理由」と題したドキュメンタリーが収められています。バイロイト、ジュネーヴ、ミュンヘン、ベルリンのツアー・リハーサルを中心に、アンネッテ・ダッシュの音楽性、人間性に迫っています。
アンネッテ・ダッシュ、戦慄のソロ・デビュー・アルバム!
今聴いても生々しい・・・。 |
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アンネッテ・ダッシュ(ソプラノ)
バロック時代のドイツの歌曲
「愛」
ハインリヒ・アルベルト:ああひどい冷酷さ!/
ヨハン・クリーガー:
いとしい人、君が好きだ/アンドレアス・ハンマー
シュミット:美よ、お前は;3 声のための3
つのカンツォーナ/
フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ:
愛の神よ、急いで正直に助言を与えてくれ/
アダム・クリーガー:飛べ、魂よ、飛べ
「不安定」
ハインリヒ・アルベルト:
かつて誇り高く今や死に瀕した若い女性の最後の言葉/
ヨハン・クリスティアン・デデキント:
すべては足早に過ぎ去って行く/
フィリップ・ハンリヒ・エルレバッハ:
私たちの人生はたくさんの苦悩に囲まれている
「平安」
エラスムス・キンダーマン:
神にさかえあれ、平安はまだここに;
ああ主よ、どれほど長く;晩の礼拝
「自然」
ハインリヒ・アルベルト:
魂よ、おまえはかつて見なかったか;年の中心の5
月が/
ヨハン・クリーガー:
おいで、歩きに行こう;
2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
「幸運」
フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ:
幸運よ、お前はわたしをもてあそぶ/
ヨハン・クリーガー:
自分の持っているもので満足する者は幸せである |
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アンネッテ・ダッシュ(ソプラノ)
ベルリン古楽アカデミー団員 |
美しきソプラノ、アンネッテ・ダッシュ ソロ・デビュー盤!
録音:2004 年7 月
アンネッテ・ダッシュは1976 年ベルリン生まれのドイツのソプラノ。2000
年のジュネーヴ国際音楽コンクール声楽部門で第1
位を獲得。日本では2003 年12 月の新国立劇場でのオッフェンバック「ホフマン物語」でアントニーアを歌って好評でした。彼女は古楽畑での活動が主で、バッハなどの宗教音楽で評価を得た人です。ヤーコプスもパリで「フィガロの結婚」を上演する時には若きダッシュを伯爵夫人に起用していますから、ただの若手ソプラノではありません。当盤は、彼女の初ソロCD。
17 世紀のドイツの作曲家による親しみやすい歌曲を歌っています。柔らかくしっとりした魅惑の声、驚くほどの気品が漂う表現、全てにおいて大器であることを感じさせます。もちろん若い歌手ならではの溌剌とした生命力、しっかりした技術力も目を見張るものです。テーマごとに区切られた凝ったプログラム、それぞれのセクションでの変幻自在なダッシュの表情は見事。滴るような音色のベルリン古楽アカデミーのメンバーの伴奏もまた実に楽しめます。 |
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9/11(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AUDAX RECORDS
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プラムゾーラー!自主レーベル第2弾!
ドレスデン・アルバム 〜 ドレスデン宮廷の室内楽作品集
ヘンデル:トリオ・ソナタ ト短調 HWV.393
フックス:トリオ・ソナタ イ長調 K.340(世界初録音)
ファッシュ:トリオ・ソナタ ニ長調 FWV
N:D4(世界初録音)
トゥーマ:トリオ・ソナタ ハ短調(世界初録音)
テレマン:トリオ・ソナタ 変ホ長調 TWV42:Es1
ヘンデル:トリオ・ソナタ ホ長調 HWV.394 |
アンサンブル・ディドロ
〔ヨハネス・プラムゾーラー
(バロック・ヴァイオリン)、
ヴァルジャン・ドネイヤン
(バロック・ヴァイオリン)、
グルリム・チェ(バロック・チェロ)、
フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ)〕 |
新世代の象徴ヨハネス・プラムゾーラー!自主レーベル第2弾!ドレスデン・アルバム登場!
1年前にいろいろ話を聞いたときに、バロックの室内楽を語る上でドレスデンという都市がいかに重要で大きな存在だったかを語っていたプラムゾーラー。当時の宮廷で聴かれた音楽を今の時代に再現したいと熱く語っていた。さあ、その録音がこれである。
さっそく聴かせてもらったが、軽やかで優美でそしてどこかけだるい当時の宮廷音楽・・・これまであまり日の目を見なかったドレスデン音楽、どうぞごゆっくり。
バロック・ヴァイオリン新時代の象徴。
南チロルから世界に羽ばたいた若き名手ヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル、「オーダックス・レコーズ(Audax
Records)」第2弾は、その名も「ドレスデン・アルバム」!
1719年、ヘンデルのドレスデン訪問が出発点となるザクセン、ドレスデン宮廷の室内楽作品集。
世界初録音となる、神聖ローマ皇帝カール6世の宮廷楽長とシュテファン大聖堂の楽長を務めたフックス、フックスの弟子でカール6世の皇太后の楽長として活躍したトゥーマ、バイロイトの宮廷楽団で活躍し、ツェルプストの宮廷楽長にも任命されたファッシュの「トリオ・ソナタ」と、ヘンデル、テレマンの「トリオ・ソナタ」の饗宴。
王侯貴族たちを魅了し、当時の宮廷を彩った「トリオ・ソナタ」を、プラムゾーラーが牽引する才気渙発の若きピリオド・アンサンブルの演奏で
——。
自らピリオド・オーケストラ、インターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍するヨハネス・プラムゾーラー。
ラインハルト・ゲーベルから受け継いだピエトロ・ジャコモ・ロジェリの1713年製の銘器を奏でる新世代のバロック・ヴァイオリニストである。
※録音:2013年8月20日−23日、オーディトリウム
マルセル・ランドフスキ(パリ、フランス)

ヨハネス・プラムゾーラー
自主レーベル第1弾 |
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ヨハネス・プラムゾーラー
ヴァイオリンのためのソナタ集
コレッリ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ニ長調 Op.5-1
テレマン:《食卓の音楽(ターフェルムジーク)》より
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
イ長調 TWV41:A4
ルクレール:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ホ長調 Op.9-6
ヘンデル:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ
ニ長調 HWV.371
アルビカストロ:ソナタ ト短調 Op.5-6《ラ・フォリア》 |
ヨハネス・プラムゾーラー
(バロック・ヴァイオリン)
フィリップ・グリスヴァール
(ハープシコード) |
プラムゾーラーの自主レーベル誕生!Audax
Records第1弾は"5つのソナタ"!
バロック・ヴァイオリンの新時代到来を確信させてくれる南チロル出身の若き名手ヨハネス・プラムゾーラー。
自らピリオド・オーケストラ、インターナショナル・バロック・プレーヤーズを主宰し、師であるレイチェル・ポッジャーのブレコン・バロックのメンバーとしても活躍するプラムゾーラーの自主レーベル「Audax
Records」が始動!
1980年、フランスのナンシー出身で、スイスの古楽総本山バーゼル・スコラ・カントルムで研鑽を積んだ古楽系鍵盤奏者、フィリップ・グリスヴァールとのデュオによるヨハネス・プラムゾーラーの自主レーベル第1弾のプログラムは、イタリア・バロックの巨星アルカンジェロ・コレッリ(1653−1713)の「Op.5-1」から始まる17世紀後半〜18世紀前半のヴァイオリンのためのソナタ集。
伸びやかで豊潤なバロック・ヴァイオリンの音色、高度なテクニックを披露しながらも、じっくりと語りかけてくるかのような丁寧な音楽表現。コレッリで幕を開け、アルビカストロでフィナーレを迎える巧みなプログラミング。
レイチェル・ポッジャーも大きな信頼を寄せる、バロック・ヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラー。自主レーベルを立ち上げた古楽界の若き名手の新たなる挑戦、今ここに始まります!
※録音:2013年2月15日−17日、ケルン(ドイツ)
アリアCD主催のコンサートで4月に登場してもらったプラムゾーラー。無伴奏の古楽器ヴァイオリンで聴かせてくれたバッハ、バーバー、ピゼンデルの音楽は、当時の時代にわれわれを導いてくれた。比喩でなく古楽器ヴァイオリンが「生き物」であることを感じさせてくれた時間でもあった。
さてそのプラムゾーラー、第1弾のソロ・アルバム「ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集」は全世界的に品不足状況になる大ヒット
そこでプラムゾーラー、第2弾は自分でレーベルを立ち上げてそこから出すというようなことを言っていたが、そのアイテムがついに登場。そうとうな時間を費やして録音に挑んだというようなことを言っていたが、それもうなずける充実の内容。
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プラムゾーラー、RAUMKLANG のアルバム
ずっと入手困難だったが再入荷するらしい! |
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ポッジャーが主宰するアンサンブル、ブレコン・バロックのヴァイオリニスト
ヨハネス・プラムゾーラー、本格発進!
ピゼンデル 〜 ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集
ファッシュ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調FWV
L:D8(世界初録音)
ハイニヒェン:ヴァイオリン協奏曲イ短調(世界初録音)
ヘンデル(ピゼンデル編):組曲へ長調HWV.392(世界初録音)
テレマン:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調TWV.51:B1
ピゼンデル:ヴァイオリン協奏曲ト長調(世界初録音) |
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン&指揮)
インターナショナル・バロック・プレーヤーズ |
ブレコン・バロックのプラムゾーラー!ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集!
レイチェル・ポッジャーが主宰するアンサンブル、ブレコン・バロックのヴァイオリニスト、ヨハネス・プラムゾーラー。
ボヤン・チチッチも参加する自らのアンサンブル、インターナショナル・バロック・プレーヤーズとの協奏曲録音は、ドレスデン宮廷楽団のコンサートマスター、ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(1687−1755)を中心とした「ドレスデンのヴァイオリン協奏曲集」!
芸術の発展にも力を注いだザクセン選帝侯、ポーランド王アウグスト強王の時代に作曲されたピゼンデルと同世代の作曲家たちの知られざる「ヴァイオリン協奏曲」は、バロック時代のドレスデンの宝である。
あのポッジャーも信頼を寄せる南チロル出身の俊才プラムゾーラーが、ブレッシアのP.G.ロジェーリ1713年製のヴァイオリンを手に、その桁外れの才能を世に示す
——!2011年4月の録音。
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SIGNUM
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タムシン・ウェーリー=コーエン(ヴァイオリン)
揚げひばり
ヴォーン=ウィリアムズ:
揚げひばり、
ヴァイオリン協奏曲ニ短調
エルガー:
序奏とアレグロ ト短調Op.47、
弦楽セレナード ホ短調Op.20 |
タムシン・ウェーリー=コーエン(ヴァイオリン)
デイヴィッド・カーティス(指揮)
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン |
才女ウェーリー=コーエンのSignum第3弾!ヴォーン・ウィリアムズの揚げひばり!
メンデルスゾーンの秀作「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」と「二重協奏曲」(SIGCD
342)、ヴァイオリンとピアノのための作品集(SIGCD
376)で好評を博したイギリスの若き女流ヴァイオリニスト、タムシン・ウェーリー=コーエン。
2007年より使用している1721年製のストラディヴァリウス「ex-Fenyves」で奏でるSignum第3弾にはヴォーン・ウィリアムズの「揚げひばり」を収録!
ルジェーロ・リッチが絶賛した才女が弾くヴォーン・ウィリアムズの「揚げひばり」と「ヴァイオリン協奏曲」。オーケストラ・オブ・ザ・スワンの好サポートを得て、20世紀イギリスの名作が天を舞う。
※録音:2014年4月24日、聖オーガスティン教会(イギリス)、2014年4月28日、チェルトナム・タウン・ホール(イギリス)
旧譜
タムシン・ウェーリー=コーエン
Signum第1弾&第2弾! |
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タムシン・ウェーリー=コーエン
メンデルスゾーン:
ヴァイオリン協奏曲ニ短調
ヴァイオリンとピアノのための二重協奏曲ニ短調 |
タムシン・ウェーリー=コーエン(ヴァイオリン)
ヒュー・ワトキンス(ピアノ)
デイヴィッド・カーティス(指揮)
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン |
イギリス期待の若き女流ヴァイオリニスト。ウェーリー=コーエンのメンデルスゾーン!
1986年ロンドン出身の女流ヴァイオリン奏者、タムシン・ウェーリー=コーエンがメンデルスゾーンでシグナム・クラシックス(Signum
Classics)にデビュー!
ロンドンの王立音楽大学ではイツァーク・ラシュコフスキに師事し、その才能を開花させたウェーリー=コーエン。
2011−12シーズンからはロンドンのトリサイクル・シアターのチェンバー・ミュージック・シリーズの音楽監督を務め、2012−13シーズンにはオーケストラ・オヴ・ザ・スワンのアソシエイト・アーティストに選ばれるなど、英国内外で脚光を浴びている才女である。
ウェーリー=コーエンが選んだメンデルスゾーンは「ホ短調」ではなく若書きの「ニ短調」。光るセンスを持った若き女流ヴァイオリニストの登場です!

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SIGCD 376
(2CD/特別価格)
\3700 →\3390
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1917 〜 ヴァイオリンとピアノのための作品集
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
L.140
レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調
P.110
シベリウス:5つの小品 Op.81
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82 |
タムシン・ウェーリー=コーエン(ヴァイオリン)
ヒュー・ワトキンス(ピアノ) |
才女ウェーリー=コーエンのSignum第2弾!ドビュッシー、レスピーギ、シベリウス、そしてエルガー!
若き日のメンデルスゾーンの秀作「ヴァイオリン協奏曲ニ短調」と「二重協奏曲」(SIGCD
342)の好演で、一躍その名と実力を広めたイギリスの若き女流ヴァイオリニスト、タムシン・ウェーリー=コーエン。
1721年製のストラディヴァリウス「ex-Fenyves」を奏でる英国の才女は、第一次世界大戦の戦火の中、1917年から18年にかけて作曲された4つの作品に注目。
フランス、イタリア、フィンランド、そしてイギリス。激動の時代に誕生した4つの音楽が、ウェーリー=コーエンのヴァイオリンを通じて1つのストーリーとなる。
※録音:2013年11月25日−27日、セント・ジョージ教会(ブランドン・ヒル、ブリストル、イギリス)
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ALBANY
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TROY1492
(6CD 3枚価格)
\6900 →\6290
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84歳の生涯を閉じたアメリカ・ピアノ界の重鎮
ハワード・カープ・コンサート録音集(1962-2007)
シューマン、シューベルト、ショパン、リスト、ベートーヴェン、バッハ、モーツァルト
CD1)
シューマン:幻想曲Op.17/ピアノ・ソナタへ短調Op.14
リスト:バラード第2番ロ短調
CD2)
シューベルト:
ピアノ・ソナタハ短調D.958、ピアノ・ソナタ変ロ長調D.960、
即興曲集Op.142より第4番
CD3)
ショパン:ソナタロ短調Op.58、マズルカOp.56-No.3
リスト:「巡礼の年」より
(ウィリアム・テルの聖堂/泉のほとりで/オーベルマンの谷/
ヴァレンシュタットの湖で/ジュネーヴの鐘/エステ荘の噴水)
CD4)
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111、
ピアノ・ソナタ第2番 イ長調Op.2-2〜第4楽章
CD5)
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲
モーツァルト:ピアノ・ソナタニ長調K576
シューベルト:ピアノ・ソナタト長調Op.78〜第3楽章
CD6)
アーロン・コープランド:ピアノ変奏曲
レオン・カーシュナー(キルヒナー):ソナタ(1948)
J.S.バッハ:パルティータ第4番ニ長調BWV.828
シューベルト:ピアノ・ソナタニ長調Op.53 |
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ハワード・カープ(Pf) |
つい先日84歳の生涯を閉じたアメリカ・ピアノ界の重鎮、ハワード・カープのライヴ録音を一挙6枚リリース
録音:1962-2007年
ハワード・カープは1929年シカゴ出身のピアニストでオバーリン音楽院でジャック・ラドンスキに、ジュリアード音楽院でロジーナ・レヴィンにそれぞれ師事、さらにフルブライトの奨学金を得てウィーンでウィルヘルム・ケンプにベートーヴェンについての指導を受けている。
バッハからモーツァルト、ベートーヴェン、リスト、ショパンなどピアニストの主要なレパートリーをほぼ手中に収めるほか、当時のアメリカ現代音楽作曲家であるコープランド、カーシュナーの無調音楽にも意欲的に取り組んだ。ベートーヴェンのハンマークラヴィーアではケンプ譲りの彫りの深い堅牢な建築物のような演奏を聴かせる。

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久々ジェニファー・フラウチ、本格派
「ロベルト・シューマン:3つのヴァイオリン・ソナタ」
ヴァイオリン・ソナタ第1番イ短調Op.105
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調Op.121
ヴァイオリン・ソナタ第3番イ短調Wo02 |
ジェニファー・フラウチ(Vn)
ジョン・ブラックロウ(Pf) |
美貌の実力派、ジェニファー・フラウチの最新録音!
ジェニファー・フラウチはハーヴァード大学とニューイングランド音楽院、ジュリアードを卒業した後、ロサンジェルス・フィル、シカゴ響と共演、2004年にはカーネギー・ホールでデビュー・リサイタルを開き、ザルツブルク音楽祭にも登場している。可憐な容姿からは想像も出来ないほどの情熱的で骨太な音楽つくりは、このシューマンで見事に発揮されている。余談ですが人気があったデュオ「クリスティーナ&ローラ」のローラ・フラウチ(ヴァイオリン)はジェニファーと姉妹関係。
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TROY1490/91
(2CD)
\4600 →\4190
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「バッハの息子たちのフルート音楽」
CD1)
(1)C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ ニ長調Wot.83
(2)C.P.E.バッハ:無伴奏フルート・ソナタ
イ短調Wot.132
(3)J.C.F.バッハ:
フルートとピアノ・フォルテのオブリガートのためのソナタ
イ長調
(4)J.C.F.バッハ:フルートと通奏低音のための三重奏曲
ニ長調
(5)C.P.E.バッハ:
2つのフルートと通奏低音のためのトリオ・ソナタWot.162
CD2)
(6)C.P.E.バッハ:
フルート、ヴィオラ、チェロとチェンバロのための四重奏曲
イ長調Wot.93
(7)C.P.E.バッハ:フォルテピアノのためのロンド
ハ短調Wot.59
(8)C.P.E.バッハ:
フルート、ヴィオラ、チェロとチェンバロのための四重奏曲
ニ長調Wot.94
(9)C.P.E.バッハ:フォルテピアノのための幻想曲ハ長調Wot.61
(10)C.P.E.バッハ:
フルート、ヴィオラ、チェロとチェンバロのための四重奏曲
ト長調Wot.95 |
レベッカ・トロクスラー(Fl)
(1)(3)
デイヴィッド・シューレンバーグ
(フォルテピアノ)
(4)(5)ブレント・ウィシック(Vc)
(4)(5)スティーヴン・ルービン
(フォルテピアノ)
(5)サンドラ・ミラー(Fl)
(6)(8)(10)ゲサ・コルデス(Va)
(6)(8)(10)
バーバラ・ブレーカー・クルムディーク
(Vc)
(6)-(10)
アンドルー・ウィリス(フォルテピアノ) |
レベッカ・トロクスラーによるバッハの息子達の作品集!
録音:1998-2013年
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハとヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハのフルートを中心とした珍しい作品集。なおチェンバロのためのパートをここではフォルテピアノで演奏している。
フルートのレベッカ・トロクスラーはジュリアードで学んだ後、パリでミシェル・デボストに師事している。オルフェウス室内管弦楽団の創立メンバーでもあり、ノース・カロライナ・バロック管弦楽団にも所属している。 |
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「ロバート・クサヴァー・ロドリゲス(b.1946):ピアノ作品集」
カプリッチョ(2012)/好色な幻想曲(1989)/
エスタンピー(1981)/7つの致命的なシークエンス(1990)/
セミ・スイート(1980)/ホット・バターレッド・ルンバ(1992)
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ジェフ・ランコフ(Pf) |
録音:2013年10月
ロドリゲスはアメリカ・テキサス州出身でナディア・ブーランジェ、ブルーノ・マデルナ、エリオット・カーターらに師事した。ピアニストのジェフ・ランコフは南北アメリカの現代音楽を得意としており、ガーシュインからケージ、フィニシー、ピアソラまでレパートリーにしている。 |
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誰だ、ロバート・クサヴァー・ロドリゲス(指揮)
(1)モーツァルト:「劇場支配人」序曲K.486
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調「トルコ風」K.219
(3)ロバート・クサヴァー・ロドリゲス:「物の本質」 |
ロバート・クサヴァー・ロドリゲス(指揮)
ムジカ・ノーヴァ管弦楽団
(2)(3)クロエ・トレヴァー(Vn)
(3)オリバー・シュレーファー(Vc) |
録音:2011年12月、2012年9月
ロバート・クサヴァー・ロドリゲスはアメリカの指揮者、作曲家で、作曲をナディア・ブーランジェ、ドラッグマン、エリオット・カーターらに学んだ。自作の「物の本質」は日本の岩波文庫でも邦訳が手に入る古代ローマの哲学者ルクレティウスの同名の著作に基づく交響詩だが、ハリウッドの映画音楽の手法による親しみやすい内容。モーツァルトの「トルコ風」のソリスト、クロエ・トレヴァーは2006年のリン・ハレル・コンクール、2003年のダラス・シンフォニック・コンクールなどに入賞の若手ヴァイオリニスト。 |
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「良心」〜アレックス・フリーマン(b.1972):ピアノ作品集
(1)チャールズ・フッセルの主題による変奏曲「エアリアル・ヴォイス」(2013)/
(2)アウトサイド・ヴォイス(2010)/(3)草原の夜(2007)
(4)3つの小品(2004)/(5)ピアノ・ソナタ(2000) |
(1)サラ・カラコルピ(Pf)
(2)(3)リスト=マッティ・マリン(Pf)
(4)マティルダ・カルッカイネン(Pf)
(5)ブライアン・リー(Pf) |
アレックス・フリーマンはイーストマンやジュリアードで学んだ後、フィンランドで6年間研鑽を積んだ。現在もアメリカとフィンランドを行き来して活動している。 |
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「ニュー・アメリカン・マスターズVol.5」
ポール・モラヴェック(b.1957):パリセーズ・アミューズメント
ジェームズ・チュワリック(b.1987):前代未聞の時間
デイヴィッド・サンプソン(b.1951):底流の回帰
ドナルド・リード・ウォーマック(b.1966):アイナ
レイモンド・ウォジチク(b.1957):世界の狭間で
セルジオ・ガルシア=マルース(b.1949):パリセーズ・ラッシュ
スティーヴ・ペリーロ(b.1955):功績 |
パリセーズ・ヴィルトゥオージ:
【マーガレット・スヴィンコフスキ(Fl)、
ドナルド・モクリンスキ(Cl)、
ロン・レヴィ(Pf)】 |
録音:2013年
フルート、クラリネット、ピアノによるアンサンブル、パリセーズ・ヴィルトゥオージがこれまで委嘱した作品を収録。全曲世界初録音。新古典主義もしくはロマンティックな作風の音楽が多い。 |
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「ジョン・ソロモン、ブルーベックを弾く。」
デイヴ&クリス・ブルーベック:アンセル・アダムズ/アメリカ
デイヴ・ブルーベック:オール・マイ・ラヴ
J.S.バッハ:前奏曲ニ短調〜平均律クラヴィーア曲集第1集より
J.S.バッハ/デイヴ・ブルーベック:フーガ
ヘ長調
デイヴ・ブルーベック:
われらは全てを忘れないだろう、彼女の名はナンシー、雪が降る、
ベシーの歌、マデレーヌ・ミヨーの思い出、ウィーンが大好き ほか全16曲 |
ジョン・ソロモン(Pf) |
録音:2010-2012年
「テイク・ファイヴ」で有名なデイヴ・ブルーベック(1920-2012)はグラミー賞受賞の経験もあるアメリカのジャズ・ミュージシャンでジャズ音楽家の活動のほか、バレエ音楽、弦楽四重奏曲、管弦楽曲の作曲も行った。
このCDでは彼のピアノ曲を間に時折り、バッハを挟みつつ聴く。 |
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「エレーション(高揚感)」
スコット・リンドロース:イエット(A.Fl,Va,Gtr)
スティーヴン・ジャッフェ:ソナタ風の4つの小品(Va,Pf)
ミリアム・ギデオン:クリーチャー・トゥ・クリーチャー(MS,Fl,Hrp)
スティーヴン・ジャッフェ:捧げもの(Fl,Va,Hp) |
ローラ・ギルバート(Fl)
ジョナサン・バッグ(Va)
ダニエル・リッペル(G)
ドナルド・バーマン(Pf)
ステーシー・シェームズ(Hrp)
E.シャマシュ(MS) |
ヴィオラ、ハープ、ギター、フルート、声楽による様々な室内楽。新ロマン派的な抒情的音楽が多く、親しみやすい内容。 |
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「遭遇」〜ジ・オイヴァン・コンソート
オズカン・マナフ:ラシーヌ〜Vn,Vc,Pf
チェン・イ(陳怡):古代中国の舞曲〜Cl,Pf
ミゲル・デル・アギーラ:誘惑〜Fl,Cl,Pf
ケン・ワリツキ:避難〜Fl,Cl,Vn,Vc,Pf
ウィリアム・クラフト:遭遇XVII〜Cl,Perc
A.ハチャトゥリアン:三重奏曲〜Vn,Cl,Pf |
ジ・オイヴァン・コンソート |
トルコ、中国、アルメニア、アメリカの世代も異なる作曲家たちによる様々な室内楽作品集。トルコ出身の作曲家マナフの「ラシーヌ」はエキゾチックな民族舞曲に現代的は風味を加えた魅力的な小品。
巨匠ハチャトリアンの三重奏曲もアルメニア情緒たっぷりでホヴァネス、ヘンリー・カウエルを思わせる楽しい作品。 |
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グリーグ:チェロ・ソナタOp.36
プロコフィエフ:ピアノのための前奏曲Op.12-7
プロコフィエフ:チェロ・ソナタOp.119
グリーグ:ピアノのためのノットゥルノOp.54-No.4 |
シャオ=ダン・ジェン(Vc)
クララ・ヤン(Pf) |
録音:2012年
シャオ=ダン・ジェンは中国出身のチェリストでロスアンジェルス歌劇場管弦楽団の終身首席奏者のほかハリウッドボウル管弦楽団のメンバーも勤めている。これまでにズッカーマン、パールマン、ヨーヨー・マからジェームズ・レヴァイン、ジョン・ウィリアムズらと共演。来日公演したこともある。艶のある音とたっぷりと歌いこむ音楽作りは若手ながら既に巨匠の風格さえ感じられる。 |
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TROY1486/87
(2CD)
\4600
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ヴァージル・トムソン(1896-1989):
歌劇「われら全ての母」全二幕(1947)
(台本:ガートルード・スタイン) |
スティーヴン・オズグッド(指揮)
マンハッタン音楽院オペラ・シアター |
録音:2013年
映画音楽「大平原を耕す鋤」や「ルイジアナ物語」や数々の交響曲で知られるトムソンの歌劇「われら全ての母」は詩人ガートルード・スタインとの共作による群集劇。コープランドに影響を与えたといわれるトムソンの音楽は質実剛健でアメリカのよき保守主義を体現した骨太な音楽。 |
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TROY1488
\2300
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ジョン・アレマイアー:
貧しいエレン(S.Q)
銀のかけら(Fl,Cl,Vn,Vc,Perc)
ディープ・ウォーター(Fl,Cl,Sax,イングリッシュHrn,Trp,Pf) |
マディソン・パーク弦楽四重奏団
ほか |
録音:2011-2013年
アレマイアーはアメリカの中堅世代の作曲家で作品はアメリカ国内の様々な団体によって演奏されている。
作風は国籍不明の民族音楽のテイストに近現代のスパイスを加えたもの。弦楽四重奏のための「貧しいエレン」はいかにもクロノスQが好んで演奏しそうな作品。 |
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「天使降臨と水の災難」〜黒人霊歌集
天使降臨と水の災難/よい知らせ/私に下さいイエス様/
6つの黒人霊歌より(5曲、ロバート・オーウェンズ編)/
時には母のない子のように/どんな時にも私は精霊を感じる/
深い河/ほか全19曲 |
オーラル・モーゼス(B-Br)
ロザリン・フロイド(Pf)
ジョニー・ブラウン(Fl) |
録音:2013年
深い河や時には母のない子のよいに、など有名な黒人霊歌を多数収録。バス・バリトンのオーラル・モーゼスはアメリカ南部、中西部のオペラ・ハウスを中心に活動し、オーストリア、ベルリンではガーシュインの「ポーギーとベス」のポーギー役で好評を博した。 |
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「アルケブランの息子」
〜ジェイムズ・リー3世(b.1975):ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番/アルケブランの魂/
ファンタジア・リトミカ/
ピアノ・ソナタ第2番「レムナント」 |
ロシェル・セネット(Pf) |
録音:2013年8月
ジェームズ・リー3世はミシガン生まれ。マイケル・ドアティ、ウィリアム・ボルコム、ブライト・シェンらに作曲を学んだ。いくつかの管弦楽作品はレナード・スラットキンによって初演されている。 |
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「答え探し」〜トム・フラハーティ(b.1950):作品集
(1)チェロ・ピアノ便(2008)
(2)トリフォリア(2009)
(3)答え探し(2011)
(4)現状の思い出(2006)
(5)公園の通り(2011)
(6)ユーフォリック・ワルツ(2004) |
(1)(4)(5)ム・フラハーティ(Vc)、
(1)ジェネヴィーヴ・フェイエン・リー(Pf)
(5)ロジャー・レボウ(Vc)
(2)トリオ・ユーフォニア(弦楽三重奏)
(3)モジェイヴ・トリオ(ピアノ三重奏)
(6)カルテット・ユーフォニア(弦楽四重奏) |
トム・フラハーティは1950年生まれの作曲家・チェロ奏者。このディスクでも(3)を除いて全ての作品でチェロを演奏しています。 |
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TROY1496
\2300
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「破片」〜
ジョナサン・パイズラック(b.1974):ピアノ作品集
破片/バクティ・アンバーデニング/スパイラル/
アメリカン・アトモスフィア(全11曲)/プレドゥニソムニア |
ロバート・オーラー(Pf) |
録音:2013年
パイズラックは2011年にグッゲンハイムのフェローシップを得て、多くの作品を発表しているアメリカ若手中堅世代の作曲家。代表作「アメリカン・アトモスフィア」は11曲の小品からなるアメリカの様々な心象風景のスケッチ。 |
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「チャールズ・ウォリネン・シリーズ」
チャールス・ウォリネン(b.1938):
(1)メタゴング(2008)〜ピアノと金属打楽器のための
(2)フルート、バス・クラリネットとピアノのための三重奏曲(2008)
(3)ヴァイオリン・ソナタ(1988)
(4)信奉者の音楽(1966)〜打楽器のための
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(1)ジェームズ・ベーカー(Perc)
ダニエル・ドラックマン(Perc)
スティーヴン・ゴスリング(Pf)
スティーヴン・ベック(Pf)
(2)ジェイン・ローゼンフェルド(Fl)
J.コッペルド(バス、Cl)
S.ゴスリング(Pf)
(3)マーク・スタインバーグ(Vn)
アラン・ファインバーグ(Pf)
(4)ジョージ・ニクソン(Perc) |
録音:2009〜13年
ウォリネンはステファン・ウォルペに師事し史上最年少でピューリッツァー賞を受賞。セリエリズムを基調とした作法からやがてフラクタル幾何学といった科学の法則を反映させた独自の音楽を確立した。
このアルバムには20代の若書きから近作までの室内楽が収められており、ウォリネンの思考と作風の変遷をたどることが出来る内容。 |
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「キイ・パンチ」
〜デイヴィッド・クラマン/ライアン・ヴィジル/ジョン・マクドナルド:
2手および4手のためのピアノ作品集
ジョン・マクドナルド:リングレット・フォー・チェンジ(4手)
ライアン・ヴィジル(ソロ)
デイヴィッド・クラマン:アンパクト(4手)
ライアン・ヴィジル:無題(4手)
ジョン・マクドナルド:失踪(ソロ)/ほか全10曲 |
デイヴィッド・クラマン(Pf)
ライアン・ヴィジル(Pf)
ジョン・マクドナルド(Pf) |
録音:2006年
3人の作曲家がそれぞれのピアノ作品を共演しあいつつ自作自演した一枚。ウェーベルンのように寡黙な作品あり、ミニマル風の作品ありと様式は様々。 |
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「ハープの願い」〜レフコヴィッツ:ハープ作品集
デイヴィド・F.レフコヴィッツ:
レヴェルティゴ(Fl,Va,Hrp)/
雲の上に書いたのは誰・・・(Hp独奏)/
彼女の弾くハープを聴いて(Vn,Hrp)/エチュード(Hrp独奏)/
子守唄(Vn,Cl,Hrp)/至点の前(Fl,Hrp)/
古代の儀式・遠い風景(Hrp独奏)/
ウィズ・ウィズアウト(Fl,Vc,Hrp)/
カルダーのクローゼット(Hrp、Pf、ヴィブラフォン、Perc) |
アンドレア・ティーレ(Hrp)
グレース・クラウティアー(Hrp)
キョンヘ・キム=シュートル(Hrp)
リースル・アーマン(Hrp)
篠田恵里(Hrp)
E.ブック(Fl)
P.コレッティ(Va)
ギヨーム・シュトール(Vn)、ほか |
レフコヴィッツはニューヨーク出身で作曲をコーネル大学、イーストマン音楽院で学んだ。このアルバムはハープ独奏およびハープを中心とした室内楽で印象派を思わせる繊細な作品が多い。時にドビュッシー、時に無国籍風の民族音楽といったテイストを持つ。 |
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リッキー・イアン・ゴードン(b.1956):
歌劇「エジプトの棺」〜一幕の室内歌劇 |
フレデリカ・フォン・シュターデ
デイヴィッド・マトランガ
セシリア・デュアルテ
アダム・ノーブル
ティモシー・マイヤー(指揮)
ヒューストン・グランド・オペラほか |
録音:2014年3月(世界初演ライヴ)
なんとフレデリカ・フォン・シュターデ主演!本年3月に世界初演されたばかりのこのオペラはゴスペルの要素も加わったミュージカル風の内容で、いかにもアメリカの地方の歌劇場が好みそうな穏健で保守的な、特にどうという事もない音楽だが、今年69歳になるシュターデが主役を務めていることを知って驚き。全盛期とは比べるべくもないが、それでも年齢の割には元気のよいところを聴かせてくれる。 |
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「スイート・シャリオット」
〜アルヴィン・シングルトン(b.1940):作品集
アルゴルI(Pf)、アルゴルII(Vc)、アルゴルV/a(バスCl)、
アルゴルVIII(スネア)、ジャスパー・ドラッグ(Vn,Cl,Pf)、
スィート・シャリオット(2Fl,Fg,Sax,Vc)、私自身の肌(Pf) |
ローラ・ゴーディ(Pf)
ロナルド・クラッチャー(Vc)
ペギー・ベンケサー(Perc)
ほか |
録音:2008-2011年
シングルトンはニューヨーク・ブルックリン出身でアトランタ響のレジデンス・コンポーザーを務めている。限られた音と激しい音の強弱のコントラストはウェーベルンを思わせる。 |
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「セレスチャル・ウィンド」〜
ロバート・シロタのオルガン作品集
ロバート・シロタ:
トッカータ(1979)、4つの小品(1975)、
イースター・カンティクルス(1993)、異国への手紙(1982)、
2つのゆっくりとしたコラール前奏曲(1978/79)、
セレスチャル・ウィンド(1987) |
ヴィクトリア・シロタ(Org) |
ロバート・シロタはニューヨーク出身の現代音楽の作曲家でナディア・ブーランジェ、レオン・カーシュナーに師事。東海岸流のアカデミックな現代音楽の手法による堅固で正統的な無調音楽を発表し続けている。 |
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「タゴリアーナ」
〜詩人ラビンドラナート・タゴールに魅せられた作曲家たちによる歌曲
J.A.カーペンター(1876-1951):詩集「ギーターンシャリ」より
フランク・ブリッジ(1879-1941):タゴールの3つの歌
フランコ・アルファーノ(1876-1954):タゴールの3つの詩集より
カロル・シマノフスキ(1882-1937):4つの歌曲より
カリム・アル=ザンド(b.1970):タゴールの愛の歌 |
ポール・ビュッセルバーグ(Br)
エイダン・ソーダー(S)
カロゲロ・ディ・リベルト(Pf) |
録音:2012年1月
ラビンドラナート・タゴールはアジア人として初めてノーベル文学賞を受賞したインドの大詩人。彼の詩は19世紀末から20世紀半ばにかけて同時代の作曲家の想像力を刺激し、さかんに歌が作曲された。フランク・ブリッジやカロル・シマノフスキも付曲しているのは興味深い。 |
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ポール・クレストン(1906-1985):歌曲集
(1)3つの歌Op.46/(2)夜想曲Op.83/
(3)タナトロープス(死についての4つの歌)Op.7/
(4)ダンス・ヴァリエーションOp.30/
(5)フランス系カナダ移民の民謡集/
(6)子守唄/(7)ポールの楔 |
レベッカ・シャーバーン(S)
パトリシア・ヒグドン(Pf)
(2)(4)ロバート・オルソン(指揮)
UMKC音楽院室内管弦楽団 |
ポール・クレストンはイタリア系アメリカ人で独学で作曲を学び、ヘンリー・カウエルに認められてデビュー。その後あらゆるジャンルの音楽を手掛けたが、サキソフォンのための作品は定番レパートリーとして演奏機会が多い。
そんなクレストンの歌曲集がリリースされることは珍しく、ファンは必携。近代フランスとジャズの影響を色濃く感じさせる洒落たソング集である。 |
ARS PRODUKTION
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ARS 38165
(SACD Hybrid)
\2700→\2490 |
福井美穂のピリオド・ファゴットによるヴィヴァルディ!
ヴィヴァルディ(1678-1741):ファゴット協奏曲集
協奏曲イ短調 RV498/協奏曲ハ長調 RV472/協奏曲ト短調
RV495
オペラ「ジュスティーノ」RV717 から 序曲の弟1楽章
協奏曲ニ短調 RV481/協奏曲変ロ長調「夜」RV501 |
福井美穂(ファゴット)
アンサンブルF
川原千真(第1ヴァイオリン)
三輪真樹(第2ヴァイオリン)
宮崎桃子(ヴィオラ)
田崎瑞博(チェロ)
菅間周子(ヴィオローネ)
金子浩(アーチリュート) 平野智美(チェンバロ) |
録音:2013年10月2-3日、神奈川県立相模湖交流センター、日本
アントニオ・ヴィヴァルディについては、器楽作品(協奏曲、交響曲、管弦楽ソナタ)だけでも現在517曲というおびただしい作品が彼の作曲したももとされている。特定のソロ楽器を指定して書かれた協奏曲は、そのおよそ3分の2にあたる343曲を数える。とりわけ愛好されたのがヴァイオリンで、この楽器のために書かれた228の協奏曲が完全な形で残されている。
それと並んで、驚くべきことに39曲ものファゴット協奏曲が自筆譜で存在している。それらはこのCDに収録した5楽章からなる協奏曲「夜」RV501と未完成と思われる2曲を除くと、全て3楽章構成である。ヴィヴァルディの存命中に出版されたものはなかった。大部分は1720年以後の作曲と推定される。
福井美穂:
12歳よりファゴットを本格的に始め、東京藝術大学付属音楽高等学校に入学、その後、東京藝術大学音楽学部に進学、霧生吉秀氏に師事。在学中より小林道夫氏率いるバッハ・カンタータ・クラブに所属し、バロック音楽における通奏低音と出会う。同大学卒業後、渡独しフランクフルト音楽大学にてマシュー・ウィルキー、リューベック音楽大学にてフォルカー・テスマンの各氏に師事。フランクフルト音楽大学在学中に、ミヒャエル・シュナイダー氏のもとで、バロック時代の室内楽の演奏にも集中的に取り組み、これが、その後のバロック時代の音楽に携わる出発点となる。バロック・ファゴットを本格的に学ぶため、2003年にスイスへ移り、バーゼル古楽音楽院にてバロック・ファゴットをドナ・アグレル、ドゥルツィアンをジョゼプ・ボラスの各氏に師事。2008〜2009年、バーゼル音楽院にてモダン・ファゴットをセルジオ・アッツォリーニ氏に師事。
これまでにバロック、そしてモダン・ファゴットをスイス、ドイツ、日本の数々のオーケストラやアンサンブルと共演してきた。2008年、カプリッチョ・バロックオーケストラ・バーゼルにソリストとして招かれ、J・ハイドンのシンフォニア・コンチェルタンテ変ロ長調
Hob.1:105を共演。2010年にはS・アッツォリーニと同オーケストラで初期クラシックの作曲家J・W・ヘルテルによる2本のファゴットのためのシンフォニアを録音した。2009年、アンサンブルFを結成し、A・ヴィヴァルディのファゴット協奏曲の演奏に取り組んでいる。
アンサンブルF:
2009年に福井美穂の発案で結成されたアンサンブルで、18世紀の音楽を中心に演奏活動を展開。A・ヴィヴァルディのファゴット協奏曲を古楽器で演奏することに主眼をおき、その音楽の美しさ、溢れ出る活力を紹介してきた。
アンサンブルの中心的メンバーはバーゼル古楽院の卒業生で、2009〜2011年にかけてスイス国内にて精力的に演奏活動を行った。2013年東京にてリサイタルを開催し、それがこのCDを作る契機となった。
(以上、ブックレットに記載の日本語解説文より)。
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ARS 38155
(SACD Hybrid)
\2700 →\2490
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室内管弦楽版「マーラーの9番」!
マーラー(1860-1911)/クラウス・ジーモン編曲:
交響曲第9番(1909/室内管弦楽版;2012) |
アンサンブル・ミニ
ジュールズ・ゲイル(指揮) |
録音:2014年4月、ライヴ、ベルリン
ドイツのピアニスト・指揮者・編曲家・楽譜校訂家クラウス・ジーモンによる新編曲版の世界初録音。楽器編成は第1ヴァイオリン1、第2ヴァイオリン1、ヴィオラ1、チェロ1、コントラバス1、フルート1、オーボエ1、クラリネット2、ファゴット1、ホルン2、トランペット1、アコーディオン1、ピアノ1、打楽器2。
この編曲を委嘱・初演したアンサンブル・ミニはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団アカデミーの学生たちとイギリスの指揮者ジュールズ・ゲイルにより2010年に創設された最大20人のアンサンブル。
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ARS 38151
(SACD Hybrid)
\2700
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ロシアの時 ラフマニノフ、プロコフィエフ、カプースチン:ピアノ作品集
ラフマニノフ(1873-1943):6つの楽興の時
Op.16
プロコフィエフ(1891-1953):ソナタ第2番ニ短調
Op.14
カプースチン(1937-):8つの演奏会用練習曲
Op.40 から
前奏曲/夢/トッカティーナ/冗談 |
マリオ・ヘリング(ピアノ) |
録音:2014年5月26-28日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
マリオ・ヘリングは1989年ドイツのハノーファー生まれ、ベルリン育ちのピアニスト。父はドイツ人、母は日本人で、すでに数回の来日演奏歴があります。ファビオ・ビディーニ、カール=ハインツ・ケンマーリング、ラルス・フォークトに師事。
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ARS 38160
(SACD Hybrid)
\2700 →\2490
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18歳新人堂々たるコンチェルト
アンドレアス・ドムヤニク(ピアノ)
グリーグ(1843-1907):ピアノ協奏曲イ短調
Op.16
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲第20番ニ短調
K.466
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アンドレアス・ドムヤニク(ピアノ)
ロイトリンゲン・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
ヨハネス・クルンプ(指揮)
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録音:2013年12月16-18日、ロイトリンゲン、ドイツ
アンドレアス・ドムヤニクは1995年、リヒテンシュタイン公国の首都ファドゥーツに生まれ、2014年現在オーストリアのグラーツ音楽大学在学中のピアニスト。2003年から2011年までリヒテンシュタインでのコンクール優勝を続けた天才少年で、当録音時点でも18歳。
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ナポリからヴェネツィアへの旅
ナポリから…
アンドレア・ファルコニエーリ(1585/1856-1656):
甘美な旋律 [La soave melodia]、とそのコッレンテ/コッレンテ「アヴェッリーナ」
…ローマへ
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
スピネットとヴァイオリンのためのトッカータ(チェンバロとコルネットによる演奏)
「かっこう」によるカプリッチョ
「ラ・カプリオーラ」によるカンツォン・ペル・カント&バッソ
…フィレンツェへ
ジョヴァンニ・バッティスタ・フェッリーニ(1601頃-1674):
フィレンツェのアリア(大公のバッロ)
タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1655):2声のカンツォン「ラ・ピゲッタ」
ジュリオ・カッチーニ(1545/1551-1618)/ヤコブ・ファン・エイク(1590頃-1657):
わが麗しのアマリッリ [Amarilli mia bella]
…ミラノヘ
チプリアーノ・デ・ローレ(1515-1516-1565)/
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(1550頃-1594頃):
別れの時は [Ancor che col partire](ディミニューション)
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594)/
フランチェスコ・ロニョーニ(1570頃-1626以後):
シュザンヌはある日(ヴァイオリンのためのパセジャート)
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1594)/
フランチェスコ・ロニョーニ:あなたは美しい、わが恋人よ
[Pulchra es amica mea]
(ソプラノ楽器のためのパッセジャート)
…ヴェネツィアへ
ジョヴァンニ・ピッキ(1571/1572-1643):チェンバロのためのパッサメッツォ
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1571頃-1630頃):
コルネットとファゴットのためのソナタ第9番
ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1651):
アーチリュートのためのトッカータ第6番
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ:
ヴァイオリンとコルネットのためのソナタ第2番 |
アンサンブル・ラ・フェニーチェ
ジャン・テュベリ(コルネット[ツィンク]、リコーダー)
ジェレミー・パパセルジョ(ファゴット)
ジェローム・ユイユ(チェロ、リラ・ダ・ガンバ)
マティアス・シュペーター、トマス・ダンフォード(アーチリュート)
ジャン=マルク・エメ、ルーカ・グリエルミ(チェンバロ、オルガン)
フィリップ・グリスヴァール(ポジティヴ・オルガン、チェンバロ)
ジャン・テュベリ(指揮) |
録音:2006年2月、ピーニャ、コルシカ、フランス/2013年8月、サリニー、ヨンヌ県、フランス
「パーセル:抒情歌曲とグラウンド集」(ARS
38525)に続くラ・フェニーチェの当レーベル第2作。イタリアを北上する音楽の旅です。
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ARS 38525
\2500
【旧譜 再案内】
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ヘンリー・パーセル(1659-1695):抒情歌曲とグラウンド集
Hark how the wild musicians sing
Soft notes and gently raised (a serenading
song) / Sonata VI in 3 parts
Fairest isle, gentle murmurs / A new
irish tune / Hornpipes
Ground upon Gamut
All people that on earth "The old
hundredth" -
Voluntary on the 100th psalm tune,
Alternatim voice & organ
How pleasant is this flowery plain...
/ Three treble parts upon a ground
A new ground / Music for a while shall
all your cares beguile
No stars again shall hurt you |
セリーヌ・シェーン、
ハナ・ブラジーコヴァー(ソプラノ)
ポーラン・ビュンドゲン(カウンターテナー)
ヤン・ファン・エルザッカー(テノール)
ステファン・マクラウド(バス)
アンサンブル・ラ・フェニーチェ
ジャン・テュベリ(指揮) |
録音:2009年5月、ライヴ、サリニー教会、オセール、フランス
2009年10月、ライヴ、ランヴレック音楽祭、ランヴレック、フランス
2010年7月、ライヴ、夜の音楽祭、ユゼ、フランス
アンサンブル・ラ・フェニーチェが当レーベル初登場。豪華な声楽陣を従えフランス各地で上演されたパーセル・プログラムのライヴ録音。「しっとり」という形容が実によく合う音楽です。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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ALBANY
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気になる・・・
アフリカ系ピアニスト、ジョージ・ウォーカー/1967年「皇帝」ライヴ
(1)ジョージ・ウォーカー(b.1922):ヴァイオリン・ソナタ第2番(1979)
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」Op.73 |
ジョージ・ウォーカー(Pf)
(1)グレゴリー・ウォーカー(Vn)
(2)エドウィン・ロンドン(指揮)
スミス・アムハースト管弦楽団、 |
録音:(1)年月日不明 (2)1967 年(モノラル)
ジョージ・ウォーカーは現代音楽の世界では珍しいアフリカ系アメリカ人の作曲家、ピアニスト。作品は12音技法に基づいた正統派現代音楽でピューリッツァー賞を受賞した経験もある。
ウォーカーはかつてピアニストとしても活躍し、ここではソロを務めた「皇帝」のライヴ録音を併録。
この「皇帝」、オケも指揮も素人っぽいし、ウォーカーもテクニシャンではないが、この時代にこういう録音が残されていたこと自体が驚きである。でも第2楽章なんてそうとうに味わい深いし、終楽章はオケがヘロヘロになりながらも懸命にウォーカーについていくさまがなんともけなげ。ホールもどこかの公民館か何かか。「トンデモ系」演奏の部類に入るんだろうけど、なんか気に入った。一体どういう経緯でこの演奏会が開かれ録音され、そして今世に出てきたのかぜひ知りたい。

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APR
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APR 7305
(3CD/特別価格)
\4400 →\3990
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ワンダ・ランドフスカ 〜 コンプリート・ピアノ・レコーディングス
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第26番ニ長調 K.537《戴冠式》(第1楽章カデンツァ:ランドフスカ)
〔ワルター・ゲール(指揮)、室内管弦楽団/1937年3月25日録音〕
幻想曲ニ短調 K.397〔1937年3月25日録音〕
ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調 K.332〔1938年1月10日&11日録音〕
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調 K.576〔1938年1月12日&14日録音〕
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311(抜粋)〔1938年1月14日録音〕
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282〔1956年5月録音〕
ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283〔1956年5月録音〕
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調 K.311〔1956年5月録音〕
ロンドイ短調 K.511〔1956年5月録音〕
モーツァルト(ランドフスカ編):田園舞曲
K.606〔1956年5月録音〕
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調
K.333〔1956年5月録音〕
ハイドン:
アンダンテと変奏曲ヘ短調 Hob.XVII-6〔1957年11月11日録音〕
ピアノ・ソナタ第34番ホ短調 Hob.XVI-34〔1958年2月14日録音〕
ピアノ・ソナタ第49番変ホ長調 Hob.XVI-49〔1957年12月録音〕 |
ワンダ・ランドフスカ(ピアノ)
ワルター・ゲール(指揮)
室内管弦楽団 |
"ピアニスト"ワンダ・ランドフスカの至芸!コンプリート・ピアノ・レコーディングス!
20世紀におけるチェンバロ復興の立役者であり、ポーランドが輩出した名鍵盤奏者ワンダ・ランドフスカの"ピアニスト"としての録音全集!
"ピアニスト・ランドフスカ"の代表的演奏として有名なモーツァルトの「戴冠式」や、SPレコード/78回転では発売されなかった音源などを含む1937年〜38年の演奏、最晩年の1956年から58年にかけてRCAにレコーディングを行ったモーツァルト&ハイドン。
名エンジニア、マーク・オーバート=ソーンのリマスタリングで、チェンバロの女王ランドフスカが遺した"ピアニスト"としての至芸がAPRから蘇る。
※録音:1937年−1958年/プロデューサー&オーディオ・リストレーション・エンジニア:マーク・オーバート=ソーン |
ORFEO
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「ザルツブルク音楽祭ドキュメント」 |
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アバド、ザルツブルク音楽祭ライヴ/
1979 年EC ユース管とのストラヴィンスキー、シェーンベルクほか
1994 年マーラー・ユーゲント管との「はげ山の一夜」
ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」op.43
序曲
シェーンベルク:ワルシャワの生き残りop.46
*
ストラヴィンスキー:バレエ「火の鳥」組曲(1919年版)
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」組曲第1番
op.64bisより「タイボルト」
マクシミリアン・シェル(語り手)*、ウィーン・ジュネス合唱団
*、
クラウディオ・アバド(指揮)、EC
ユース・オーケストラ
録音:1979 年8 月13 日/
ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ(ライヴ・ステレオ)
ムソルグスキー:交響詩「はげ山の一夜」(原典版)
クラウディオ・アバド(指揮)、
グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラ
録音:1994 年7 月29 日/
ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ(ライヴ・ステレオ) |
ADD、ステレオ、53’ 41”
2014 年のORFEO「ザルツブルク音楽祭ドキュメント」の一枚は、ことし1
月に世を去ったクラウディオ・アバドを追悼する内容で、いずれの設立にも巨匠が深く関わったふたつのユース・オーケストラを指揮してザルツブルク音楽祭でおこなったライヴ演奏を収録しています。
1976 年の設立当初よりアバドが音楽監督を務めたEC(欧州共同体)・ユース・オーケストラ(現在はEU・ユース・オーケストラへと改称)との演奏は1979
年のもの。
アバドが若き音楽家たちを率いたアムステルダム、ボン、パリ、ルクセンブルク、ブリュッセル、ミラノ、ローマを巡る就任ツアーの翌年にあたり、由緒ある音楽祭の晴れの舞台のお披露目ということで、プログラムにはアバドが得意とするシェーンベルク、ストラヴィンスキーが組まれ、アンコールの「タイボルトの死」まで気合いの入った内容となっています。
「ワルシャワの生き残り」では、映画「ニュルンベルク裁判」「遠すぎた橋」で知られるオーストリアの名優マクシミリアン・シェルが迫真の語りを聴かせてくれます。
ウィーン・フィル、ベルリン・フィルをはじめ、ヨーロッパ有数の楽団のメンバーを数多く輩出しているグスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラもまた、1986
年にアバドの提唱で設立されており、亡くなるまで音楽監督を務めました。
ムソルグスキーはアバドが好んでよく取り上げた作曲家ですが、「はげ山の一夜」は1980
年のロンドン響とのセッション録音、1993 年のベルリン・フィルとのライヴ録音でもそうでしたが、こだわりの原典版による演奏。
こちらもEC・ユース管同様に、巨匠を慕ってやまない若い音楽家たちとのコラボレーションで生み出される演奏の熱に圧倒される出来ばえです。
なお、このアルバムに収録されているすべての曲目は、以前に音楽祭の自主制作盤としてもリリースされたことがありますが、長らく廃盤が続いていたので、このたびのカタログ復活は嬉しいところです。
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<メジャー・レーベル>
RCA
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8887501808-2
(2CD)
\2000→\1890 |
カルロ・ベルゴンツィ/偉大なるテノール、
カルロ・ベルゴンツィ〜オペラ・アリアとイタリア歌曲を歌う
【CD1】
ヴェルディ:『歌劇「ルイザ・ミラー」〜
ああ!この目が見たものを信じないことができたなら』,
ヴェルディ:『歌劇「エルナーニ」〜
感謝しよう、親愛なる友人たちよ』,
ヴェルディ:『歌劇「エルナーニ」〜
追放の苦しみの中で』,
ヴェルディ:『歌劇「椿姫」〜乾杯の歌』,
ヴェルディ:『歌劇「椿姫」〜ある日、幸せにも』,
ヴェルディ:『歌劇「仮面舞踏会」〜
さあ、言ってくれ、彼女が忠実に私を待っているかを』,
ドニゼッティ:『歌劇「ランメルモールのルチア」〜
私の先祖の墓よ』,
ドニゼッティ:『歌劇「ランメルモールのルチア」〜
間もなく保護される為の場所が与えられる』、
ヴェルディ:『歌劇「マクベス」〜
ああ、父の手は』,
ヴェルディ:『歌劇「椿姫」〜燃える心を』,
ヴェルディ:『歌劇「仮面舞踏会」〜
永久に君を失えば』,
ドニゼッティ:『歌劇「ランメルモールのルチア」〜
裏切られた父が閉じ込められ』,
ヴェルディ:『歌劇「椿姫」〜パリを離れて』,
ヴェルディ:『「レクイエム」〜我は嘆く』,
ヴェルディ:『歌劇「仮面舞踏会」〜
冗談か、あるいは愚言か』,
ヴェルディ:『歌劇「仮面舞踏会」〜
再びあの人に会える』,
プッチーニ:『歌劇「エドガール」〜
美しいご婦人,涙はその目を』,
ヴェルディ:『歌劇「椿姫」〜
ああ、自責の念が!なんたる不名誉』,
【CD2】
ベッリーニ:『優雅な月よ』,
ヴェルディ:『ストルネッロ』,
デンツァ:『もし…』,
ドニゼッティ:『家を建てたい』,
ドナウディ:『ああ愛する人の』,
ドナウディ:『限りなく優雅な絵姿』、
ティリンデッリ:『おお、春よ』,
デンツァ:『妖精の瞳』,
ロッシーニ:『誓い』,
マスカーニ:『セレナータ』,
トスティ:『苦しみ』,
トスティ:『暁は光と闇とを分かつ』,
トスティ:『理想のひと』,
ブッツィ=ペッチャ:『ロリータ』,
デ・クルティス:『忘れな草』,
ロッシーニ:『踊り(ナポリのタランテラ)』,
プッチーニ:『歌劇「エドガール」〜
享楽の宴、ガラスのような目をしたキメラ』 |
カルロ・ベルゴンツィ(T)/
トーマス・シッパーズ(指揮)
ジョルジュ・プレートル(指揮)
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮) ,
RCAイタリア・オペラ管弦楽団,
ジョン・ウストマン(P), 他 |
先ごろ90歳という高齢で亡くなったイタリアの名テノール、カルロ・ベルゴンツィ(1924.7.13〜2014.7.25)を追悼して、彼がRCAに残したオペラ全曲盤やリサイタル・アルバムからその名演をコンパイルした2枚組が登場します。
イタリアの北部パルマ県ビダレンツォ出身で、パルマで学び、当初はバリトンとしてデビューするもすぐさまテノールに転向。欧米で広く活躍し、特にヴェルディの作品を数多く手掛け、「世紀のヴェルディ・テノール」と称賛されました。
この2枚組は、ベルゴンツィの洗練された音楽的解釈と、彼の輝かしい経歴の間に残された優れたレパートリーの広さが堪能できるアルバムとなっています。
Disc1は、ベルゴンツィが主役を演じたオペラ録音全曲盤からの名場面を収録。
Disc2に収録されたイタリア歌曲は、語り口の絶妙さ、声の持つ強さと魅力が引き出された、ベルゴンツィの別の魅力も感じられるはずです。
【録音】1964〜1977年 (ステレオ;セッション) |
<国内盤>
<LP>
日本伝統文化振興財団(LP)
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ANCG 30001/12
(12LP)
\82800+税
送料無料でお送りします。
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300 セット完全限定盤/LP 初出
日本美の華! LP芸術の極北!
鬼太鼓座コレクション
[LP-1-3] 「鬼太鼓座 New」
[LP-4&5] 「伝説」
[LP-6&7] 「富嶽百景」
[LP-8&9] 「怒濤万里」
[LP-10&12] 「響天動地」 |
鬼太鼓座(おんでこざ) |
日本美の華! LP芸術の極北!
ビクター『鬼太鼓座』伝説のアルバムが遂に初LP化!2.25mの3
トンの大太鼓が炸裂! これは正に波動!LP
再生の極北に挑む!
300 セット完全限定盤/LP 初出
録音の良さと迫力に故長岡鉄男氏も激賞し、多くのファンを驚かした和太鼓集団「鬼太鼓座」。太鼓の連打が爆撃のごとく聴き手をおそい、三味線のバチに耳がはたかれる快感にノックアウト、さらに当時日本最大直径2.25m
重さ3 トンの大太鼓「大和」が炸裂する爆弾録音集、全12
タイトルより制作プロデューサー藤本草氏自ら5
タイトルを厳選しアルバム初LP 化として満を持しての発売です。
究極の録音芸術として知られる一連のレコーディングだけあり、LP
再生の極北と言っていい見事な仕上がり!オリジナル・デジタル録音からアナログ・マスターテープを制作してカッティング致しております。アナログ・ディスクの再生力に驚きです!

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9/10(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CSO RESOUND
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巨匠32 年ぶり
ムーティ指揮&シカゴ響
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」
組曲第1番op. 64bis、組曲第2番op. 64terより(10曲)
モンタギュー家とキャピュレット家/少女ジュリエット/
マドリガル/メヌエット/仮面/ロメオとジュリエット/
タイボルトの死/僧ローレンス/
別れの前のロメオとジュリエット/
ジュリエットの墓の前のロメオ |
リッカルド・ムーティ(指揮)
シカゴ交響楽団 |
超強力盤&超優秀録音。巨匠32 年ぶり、とどめを刺す再録音、ムーティ指揮シカゴ響、プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」
収録:2013 年10 月3、5、8 & 11 日/シカゴ、シンフォニーセンター、オーケストラ・ホール(ライヴ)/ステレオ、48'50"
米グラミー賞をはじめ、各方面から絶賛されたヴェルディの「レクィエム」以来、4
年ぶりにムーティがCSO RESOUND に帰ってきました。最新アルバムで取り上げたのはプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」。2013
年10 月にシカゴ響を指揮した定期公演の模様をライヴ収録したものです。
ヴェルディは別格として、ムーティのレパートリーには幅広いものがありますが、ロシアものではチャイコフスキー、スクリャービンとならんで、プロコフィエフは好んで取り上げてきた作曲家のひとり。
1977 年に、首席指揮者時代のムーティがフィルハーモニア管を指揮してセッション録音した「イワン雷帝」は当時より強烈に刻み込まれているほか、1980年より音楽監督に就任したフィラデルフィア管とは、1990
年に交響曲第5 番、ヴォルガとドンの出会い、交響曲第1
番をセッション録音、1991 年に交響曲第3 番をセッション録音してもいました。
「ロメオとジュリエット」も、ムーティは1981
年にフィラデルフィア管を指揮して第1 組曲と、第2
組曲からの5 曲を合わせて12 曲をセッション録音していたので、シカゴ響とのアルバムは32
年ぶりの再録音ということになります。
このたびのシカゴ響新盤は、フィラデルフィア管旧盤とのトラックタイムの比較では、曲によって最大で12%、平均でも5%ほど演奏時間が拡大する傾向が認められます(下記参照)。
※ 曲目・曲順はシカゴ響盤による
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シカゴ響
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フィラデルフィア管
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・モンタギュー家とキャピュレット家 |
5'17
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5'15
|
101%
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・少女ジュリエット |
4'17
|
3'54
|
110%
|
・マドリガル |
3'33
|
3'26
|
103%
|
・メヌエット |
3'01
|
2'48
|
108%
|
・仮面 |
2'08
|
2'12
|
97%
|
・ロメオとジュリエット |
7'49
|
7'27
|
105%
|
・タイボルトの死 |
4'38
|
4'09
|
112%
|
・僧ローレンス |
2'58
|
2'48
|
106%
|
・別れの前のロメオとジュリエット |
8'46
|
8'16
|
106%
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・ジュリエットの墓の前のロメオ |
6'23
|
6'03
|
106%
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=全体平均=
|
|
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105%
|
ムーティの深い呼吸の音楽運びと、余裕のポテンシャルで応えるシカゴ響のあきれるばかりのうまさもあらためて印象的な「ロメオとジュリエット」。
じっさいに、音源を聞いたところ、格段にスケールとパワーがアップしており、印象の違いには数字以上のものがあります。
「タイボルトの死」での、ずしりと迫力ある音調はやはりシカゴ響ならでは。変拍子の複雑なリズム処理もあざやかで、弦楽パートのメカニカルな運動性も驚異的。
繊細にして、ときにむせかえるような美観に息を呑む「ロメオとジュリエット」。そして、悲痛なまでの感情の高鳴りを描き尽した「ジュリエットの墓の前のロメオ」など、全篇、色彩感は極上、表現の幅はとてつもなく、プロコフィエフの天才をみごとに解き明かすと同時に、現代オーケストラ・サウンドの極限を見る思いで、圧巻と云うほかありません。
近年は、お気に入りのプログラムのみを取り上げて、納得のゆく出来ばえのもの以外は一切リリースを許可しないというムーティだけに、その意味でも間違いなくこれは当たりといって差し支えないでしょう。
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COL LEGNO
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Drama
・ルカ・フランチェスコーニ:心の作品(2012)
・ゴードン・カンペ:偽りの歌(2011)
・ミシャ・ケーゼル:前奏曲集 第1巻より第1-8番(2004/05)
・フリードリヒ・チェルハ:2つの情景(2010/11) |
ノイエ・ヴォーカルゾリステン・シュトゥットガルト
〔サラ・マリア・ズン(ソプラノ)、
スザンネ・ライツ=ローリー(ソプラノ)、
トルイケ・ファン・デア・ポエル(メゾ・ソプラノ)、
ダニエル・グローガー(カンターテナー)、
マーティン・ナジ(テノール)、
グイッレルモ・アンツォレーナ(バリトン)、
アンドレアス・フィッシャー(バス)〕 |
限りなく精緻なダダの世界。お経のような世界。
録音:2013 年1 月
現代音楽を得意とする声楽アンサンブル、ノイエ・ヴォーカルゾリステン・シュトゥットガルトのために書かれた「ドラマ」の数々。
劇場(舞台)で上演されたら面白そうなダダの世界の「心の作品」と「2
つの情景」。さらに、「偽りの歌」と「前奏曲集」はどことなくマドリガルのような、どこか仏教のお経のような雰囲気も漂う不思議な世界です。 |
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IN BETWEEN
1. ジョルジュ・アペルギス:トリオ(クラリネット、チェロ、ピアノ)
2. ビート・ファレル:Aer
3. ユンギ・パ=パン:Silbersaiten II
4. フランコ・ドナトーニ:Cerocchi 70
5. フランコ・ドナトーニ:Elly
6. モートン・フェルドマン:3つのクラリネット、チェロとピアノ
7. マルトン・イレシュ:Rajzok III
8. ジョン・ブル&マルトン・イレシュ:イン・ノミネ
IV
9. マーク・アンドレ:… als …I |
トリオ・キャッチ
〔ボグラルカ・ペシェ
(クラリネット、バス・クラリネット)、
エヴァ・ベシュ(チェロ)、
スン=ユン・ナム(ピアノ)〕
ゲスト演奏家:
ザビーネ・マイヤー(クラリネット6)
ライナー・ヴェーレ(クラリネット6) |
ゲスト演奏家にザビーネ・マイヤーも!クラリネット、チェロ、ピアノの編成による作品群!
録音:2013 年
クラリネット、ピアノ、チェロ、という3 種の楽器に限った三重奏曲集。クラリネットは1
本だったり3 本だったりしていますが、クラリネットとは思えないような音色が響いたり、作品によってはザビーネ・マイヤーが参加したりと、注目の作品が並びます。 |
SIMAX
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ハバナ、リオ、モスクワ
レオ・ブローウェル(1939-):
ギター協奏曲第3番「コンチェルト・エレジアーコ」
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ギターと小管弦楽のための協奏曲
ニキータ・コシュキン(1956-):ベルゲン協奏曲 |
スタイン=エーリク・オールセン(ギター)
テリエ・ミケルセン(指揮)
アカデミー・オブ・セントマーティン・
イン・ザ・フィールズ
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ノルウェーのギタリスト、スタイン=エーリク・オールセンが弾くハバナ、リオ、モスクワ3
都市の作曲家によるギター協奏曲
録音:2013 年6 月25 日-27 日 アビーロードスタジオ、第1スタジオ(ロンドン)/71’15
制作: サイモン・キルン 録音: アルネ・アクセルベルグ
ブローウェル、デュオーテ、ヴォスレフ、クチュラ、カステレードのソロ作品を演奏した『オマージュ』(PSC1008)に始まり、ノルウェーのギタリスト、スタイン=エーリク・オールセンは
Simax レーベルに8 枚のアルバムを録音してきました。
『ハバナ、リオ、モスクワ』と題した新作では、ギターと管弦楽のための作品を3
曲演奏しています。
BBC とガレス・ウォルターズがジュリアン・ブリームのためにブローウェルに委嘱、ジャワのガムラン音楽と、作曲者の祖国のアフリカ系キューバ音楽の影響がみられる《コンチェルト・エレジアーコ》。
ブラジルのヴィラ=ロボスがアンドレス・セゴビアのために「幻想曲」をイメージして作曲した《ギターと小管弦楽のための協奏曲》。
ロシアのギタリストで作曲家、ニキータ・コシュキンの《ベルゲン協奏曲》は、「スタイン=エーリク・オールセンのために」の献辞をもつ、ギターとフル・オーケストラのための協奏曲です。
フルート奏者グルー・サンヴィークによるコシュキンの《フルートとギターのためのソナタ》の初録音でオールセンが共演したことからふたりは知り合い、フルートとギターのための組曲《OratoriumLacrimae》が作曲され、オールセンの提案からこの協奏曲が生まれました。「新しい協奏曲は、先に書いた2
つの協奏曲とはかなり異なる、幸せで新鮮な気分の音楽にしようと思った」(コシュキン)。
3 つの協奏曲は、アカデミー・オブ・セントマーティン・イン・ザ・フィールズをノルウェーのテリエ・ミケルセン(1957
−)が指揮して共演、ロンドンのアビーロードスタジオで録音が行われました。サイモン・キルンのプロデュース、オールセンの8
枚のアルバムをプロデュースしたアルネ・アクセルベルグの録音エンジニアリング。数々の録音でグラミー賞を受けたベテランふたりが参加し、「素晴らしい響きと雰囲気」のセッションが実現しました。
スタイン=エーリク・オールセン・・・1953
年生まれ。ベルゲン音楽院とノルウェー国立音楽アカデミーに学び、卒業後、パリの国立高等音楽院のアレクサンドラ・ラゴヤとチェコのピアニスト、イジー・フリンカに師事。1974
年、スウェーデンで行われたエクスポ・ノール・フェスティヴァルにノルウェーを代表して出場し、プロのギタリストとしてのキャリアをスタートさせました。1986
年、ロンドンのウィグモアホールにデビュー。ベルゲン大学の音楽学部、グリーグ・アカデミーの教授を務め、ソリスト、室内楽奏者として活動しています。
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WERGO
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岸野末利加(b.1971):作品集
1. Rayons Crepusculaires/薄明光線 (2007-08)
(大太鼓と三群に分かれた14人の奏者、8チャンネルのライヴエレクトロニクス)
アンサンブル・ムジーク・ファブリーク
2. モノクロームの庭II(2011)/単彩の庭III
(バス・クラリネット、バリトン・サックスとトロンボーン)
パークハウス・トリオ
3. Sensitive Chaos(2010)繊細なるカオス
(エレクトリック・ギター、トランペット、トロンボーン、2
人の打楽器奏者、ピアノとチェロのための)
ミカエル・アルバー(指揮)、アンサンブル・アスコルタ
4. Prayer/祈り(2011)
松原千振(指揮)、東京混声合唱団
5. Du Firmament/蒼穹から (2001-02)
ルカス・ヴィス(指揮)、hr 交響楽団 |
プリズムのような岸野末利加の世界
録音:2012-2013年
自然と美が織り成す、岸野末利加の繊細にしてエキサイティングな音世界。自然、特に「光」が重要な要素となっている彼女の作品は、時にまっすぐに差す光、時に乱反射する光など、様々に変容します。
岸野末利加(きしの・まりか)
1971 年京都市生まれ。1994 年同志社大学法律学部法律学科卒業。1995
年渡。1998 年、パリ・エコールノルマル作曲科、2003
年 フランス国立リヨン高等音楽院作曲科卒業。2004-05
年イルカム(フランス国立音響音楽研究所)研究員。作曲を平義久、ロベール・パスカル、フィリップ・ルルーの各氏に師事。2006
年第5 回フランス国立電子音楽創造センターとアンサンブル・オーケストラ・コンテンポランによる作曲賞受賞。 |
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とてつもなくアンバランスな世界
フィリップ・マインツ:
1. Fluchtlinie(バリトンとアンサンブルのための)
2. NAHT (yo no pido a la noche explicaciones)(ヴァイオリンとチェロ)
3. Tourbillon(ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)
4. Ferner, und immer ferne(r オルガン・ソロ)
5. Wenn steine sich gen himmel stauen(バリトンとオーケストラ) |
オットー・カッツァマイアー(バリトン)
シャロウン・アンサンブル・ベルリン
ロベルト・HP・プラッツ(指揮)
モンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団 |
録音:2012-13 年
表情豊かなトーン・クラスターと、アンバランスな構造が生みだす世界。完璧な瞬間を探求し続けるマインツの求道者のような作品群をお楽しみください。マインツは、1977
年アーヘン生まれ。2010 年、ミュンヘンのビエンナーレでオペラ「MALDOROR」がシェンされたほか、2013-14
のシーズンにはミュンヘン・フィルの委嘱による声楽とオーケストラのための作品を手掛けるなど、ドイツを中心に着実の活躍の場を拡げている注目株です。 |
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angels
1. リザ・リム:Wild Winged-One. Solo for
C cornet with wacky whistle *
2. リチャード・アイレス:No. 37C(4本のトランペット)
3. レベッカ・サウンダース:Neither. Duo
for double-bell trumpets *
4. ゲオルク・フリードリヒ・ハース:… Einklang
freier Wesen …
(四分音のフリューゲルホルンのためのソロ版(マルコ・ブローウ編))
5. カール・ルグレス:Angels(弱音器をつけた管楽器による六重奏)
6. アガタ・ツベル:Wounded Ange
(l ダブルベル・トランペットのソロのための)
7. マルティン・スモルカ:Pianissimo
(バケットミュートをつけた4 つのトランペットのための)
8. マルティン・パディング:23 Sentences
& Autograph
(ダブルベル・トランペットのソロ)
9. マルコ・ブローウ:Deathange(l 多重録音)
10. ジミー・ロウルズ:The Peacocks
(ダブルベル・トランペットとプリペアード・ピアノのための) |
マルコ・ブローウ(トランペット) |
振動する空気が織り成す天使の世界、トランペットの超名手マルコ・ブローウ最新盤
録音:2012 年5 月
現代音楽シーンで特に活躍しているトランペットの名手、マルコ・ブローウ。今回も様々なテクニックを駆使して新しい世界を展開しています。「これらの音楽は、振動する空気がおりなスピリチュアルで天使のような存在」とブローウは語ります。 |
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Death Be Not Proud〜電子とチューバのための作品集
1. メルヴィン・プーア:Death Be Not Proud
2. コート・リップ:チューバとコンピューターのための音楽
3. ゲオルク・カッツァー:ヘーゲルとの想像的対話9〜チューバのための
4. ヴァレリオ・サンニカンドロ:ソネットX |
メルヴィン・プーア(チューバ) |
世界的チューバ奏者メルヴィン・プーア、電子楽器とのコラボ
録音:2009 年
世界的チューバ奏者メルヴィン・プーア。電子音楽にも強い共感を示しており、この度、電子音楽とのコラボレーションが実現しました。不思議な世界が広がっています。 |
CENTAUR
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ルビンシテインのピアノ協奏曲3作目は第2番!
ルビンシテイン:
ピアノ協奏曲第2番ヘ長調 Op.35、組曲変ホ長調
Op.119 |
グリゴリオス・ザンパラス(ピアノ)
ヨン・セアンデル・ミッチェル(指揮)
ボフスラフ・マルティヌー・フィルハーモニー管
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ルビンシテインのピアノ協奏曲3作目は第2番!グレゴリオ・ザンパラスのテクニックが冴える!
没後120年を迎えたアントン・ルビンシテイン(1829−1894)の「ピアノ協奏曲第2番」。ギリシャのピアニスト、グリゴリオス・ザンパラスがアメリカの指揮者ミッチェルとのコンビでのルビンシテインのピアノ協奏曲第3作目。
オーケストラは前作「ピアノ協奏曲第5番」(CRC
3204)に続きチェコのボフスラフ・マルティヌー・フィル、息の合ったコンビでの演奏は流石の一言。これでルビンシテインの協奏曲は第1番を残すのみとなり、完結が待望される。2012年10月19日−21日の録音。 |
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レーガー:3つの無伴奏チェロ組曲 Op.131c
第1番ト長調/第2番ニ短調/第3番イ短調 |
カレン・ブランスカス(チェロ) |
ロンドン・タイムズにその演奏が「美しく流れるようなサウンド」、「名手に相応しい解釈」と称賛された女流チェリスト、カレン・ブランスカスの演奏によるマックス・レーガー(1873−1916)の3つの無伴奏チェロ組曲。レーガーの晩年に書き上げられたロマンティックな作品は名手ブランスカスの演奏スタイル、音色がマッチしている。
2003年6月30日の録音。 |
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ヴィオラ・ダ・ガンバ作品集
シェンク:ソナタ第6番イ短調Op.9
キューネル:パルティータ第12番ホ短調
テレマン:ソナタニ長調
ハカール:組曲イ短調Op.3-10
シェンク:ソナタ第5番ホ短調Op.9 |
ジョン・ドルネンブルク
(ヴィオラ・ダ・ガンバ) |
ヴィーラント・クイケン、ニコラウス・アーノンクールの下で研鑚を積んだアメリカのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ドルネンブルク。ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681−1767)などバロック作曲家のヴィオラ・ダ・ガン作品集。
2012年1月の録音。 |
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オデッセイ 〜 アメリカ女流作曲家によるヴィオラのための新しい音楽
ラーセン:ヴィオラとピアノのためのソナタ
ボンド:無伴奏ヴィオラのためのジャスミンの花
マシューズ:ヴィオラとピアノのための夢
タン:無伴奏ヴィオラのためのクレセット・ストーン
ウェイ:《オデッセイ》 ビトゥウィーン・ストリーム・アンド・ヒルズ
5 |
シャオペイ・リー(ヴィオラ)
チア=リン・シェイ(ピアノ) |
アメリカの女流作曲家たちのヴィオラのためのモダン作品集。演奏は台湾出身の女流ヴィオリスト、シャオペイ・リー。モダン作品に精通したリー、哀愁漂うヴィオラの音色が印象的。
2011年12月19日−21日の録音。 |
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21207
スパー:ウッドランド・ドライブ
グラム・セダクション
サウンド・ハーモニーズ・ウィズ・エア
フルートとエレクトロニクスのための幻想曲
《シュガーハウス》
ヴィム=ホケット,カルム
ヴィム:ホケット:カルム |
D.J.スパー(エレクトリック・ギター)
ニュー・ミュージック・ローリー
ヘクスナット・アンサンブル
ドナ・シン(フルート)
カレン・ガルヴィン
(エレクトリック・ヴァイオリン) |
コンポーザー=ギタリストのD.J.スパーのポップなモダン作品集。自身もエレクトリック・ギターで参加しており、その腕前を披露する。
2012年&2013年の録音。 |
MELODIYA
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ヒブラ・ゲルズマーワ
ロシアの作曲家による歌曲とロマンス集
チャイコフスキー:
伝説 Op.54-5、早春のことだった Op.38-2、子守歌
Op.16-1、
木陰で何を歌うのか Op.57-1、セレナード
Op.65-1、
魂はゆっくりと天に上って行く Op.47-2、かっこう
Op.54-8
ラフマニノフ:
わが子よ、お前は花のように美しい Op.8-2、
私の窓辺に Op.26-10、何とすばらしい所
Op.21-7、
リラの花 Op.21-5、たそがれ Op.21-3、
彼女たちは答えた Op.21-4、そよ風 Op.34-4、
夜の庭で Op.38-1、彼女のもとに Op.38-2、ひなぎく
Op.38-3、
ねずみ取りの男 Op.38-4、夢 Op.38-5、おーい!
Op.38-6
ミャスコフスキー:歌曲集《マドリガル》
Op.7
プロコフィエフ:アンナ・アフマートヴァの詩による5つの歌
Op.27 |
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ヒブラ・ゲルズマーワ(ソプラノ)
エカテリーナ・ガネリーナ(ピアノ) |
ゲルズマーワが歌うロシアの歌曲とロマンス!
ソチ五輪の閉会式にも登場し話題を呼んだロシア=アブハジアのソプラノ、ヒブラ・ゲルズマーワが歌う、ロシアの作曲家たちの「歌曲とロマンス集」。
1994年のモスクワ音楽院卒業後、1996年からスタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ・モスクワ・アカデミック音楽劇場のソリストを務め、ウィーン国立歌劇場やコヴェント・ガーデンなどヨーロッパの主要オペラハウスや、アメリカのMETでも活躍するロシア・オペラ界の若き才女の"現在"を、ロシアの名旋律で存分に——。
2014年の録音。ディジパック仕様。 |
<LP>
SIMAX(LP)
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『ホルベア変奏』
グリーグ:
組曲『ホルベアの時代から』 Op.40(弦楽オーケストラのための)
グリーグ:組曲『ホルベアの時代から』 Op.40(ピアノのための)
スクームスヴォル/グリーグ:
スクームスヴォルのホルベア変奏(ピアノと弦楽オーケストラのための) |
1B1(室内管弦楽団)
ヤン・ビョーランゲル(リーダー)
クリスチャン・イーレ・ハドラン(ピアノ)
エルレン・スクームスヴォル(ピアノ) |
グリーグの傑作『ホルベア』を3 バージョン収録したユニークなアルバム
録音:2014 年1 月2-5 日、2 月24-26 日ノルウェー、スタヴァンゲル・コンサートホール/180g |
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グリーグ: 男声合唱による「 耳にしたことのないグリーグ」
インガ・リタモール/ 君を愛す/ まぼろし/
流れにそって/
神の子は安らぎを与え給えり/ たどり着くところ/
詩集の一節/
寝過ごしてしまった/ この世のならわし/ 春*/
ルンダーネ/
ばらの季節に/ アリエッタ(トルーデ・ラーシェンに) |
レザ・エ・イラガッツィ
ニーナ・グラヴローク(ソプラノ)*
プリマドンネ*
レザ・アガミル(指揮、ピアノ) |
グリーグの新しい世界、合唱団ではない、むしろオペラ・バンド!
録音:2014 年オスロ、ノルウェー・オペラ&トロールハウゲン、グリーグ博物館/180g |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
MELODIYA
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エミール・ギレリス・プレイズ・バッハ
J.S.バッハ:
前奏曲ロ短調 BWV.855(ジロティ編)
2台のチェンバロのための協奏曲ハ長調 BWV.1061*
ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.1050+
パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532(ブゾーニ編) |
エミール・ギレリス(ピアノ)
ヤコフ・ザーク(ピアノ)*
エリザヴェータ・ギレリス(ヴァイオリン)+
ニコライ・ハルコフスキー(フルート)+
キリル・コンドラシン(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団*/+ |
鋼鉄のピアニズム。ギレリスのJ.S.バッハ!
「エミール・ギレリス・イン・アンサンブル」(MELCD
1002210)に続く、メロディア(Melodiya)のギレリス復刻シリーズ第2弾は、バッハ・プログラム。
ヤコフ・ザークとのデュオによる「協奏曲BWV.1061」、コンドラシン、妹のエリザヴェータとの共演での「ブランデンブルク協奏曲第5番」、ジロティ、ブゾーニのトランスクリプション、そして「パルティータ第1番」など、多彩なプログラムも魅力。「鋼鉄のピアニズム」が繰り広げるバッハは、音質面の向上も楽しみなところ。
1948年&1950年(BWV.825)&1968年(BWV.532)の録音。ディジパック仕様。 |
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MELCD 1002253
(2CD)
\4400 →\3990
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テミルカーノフ、1980年のマーラー"復活"!
マーラー:交響曲第2番ハ短調《復活》 |
ガリーナ・コヴァリョーヴァ(ソプラノ)
エフゲニヤ・ゴロホフスカヤ(メゾ・ソプラノ)
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
キーロフ歌劇場管弦楽団&合唱団 |
ロシアの名指揮者ユーリ・テミルカーノフが、キーロフ歌劇場首席指揮者時代の1980年に録音を行ったマーラーの「復活」が本家メロディアから登場!
キーロフ歌劇場のソリスト、コヴァリョーヴァとゴロホフスカヤを起用したテミルカーノフの「復活」は、演奏の凄さはもちろんのこと、その音質も気になるところ。
1980年の録音。ディジパック仕様。
やぶへびとは思いつつ、紹介しておきます。
同じ録音のCARDELLINO RECORDS盤 |
CAR 0001
(2CD)
\2600 →\2390
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旧ソ連時代のテミルカーノフ&キーロフ劇場管
マーラー:交響曲第2番ハ短調「復活」 |
ガリーナ・コヴァリョーヴァ(Sop)
エフゲニヤ・ゴロホフスカヤ(A)
ユーリ・テミルカーノフ(指)
キーロフ(マリインスキー)劇場管弦楽団、合唱団 |
初CD 化! 来日公演も期待のテミルカーノフの「復活」。旧ソ連時代にテミルカーノフが、かくも凄い演奏を残していた!
録音:1980 年5 月(セッション録音)/キーロフ(マリインスキー)劇場(旧レニングラード)/ADD、24bit
digital remastering、Stereo、79’ 59”
テミルカーノフといえば、サンクトペテルブルグ・フィルの音楽監督として君臨していますが、1977
年から88 年まで、キーロフ(現マリインスキー)劇場の芸術監督、首席指揮者を務めていました。1980
年、まだバリバリのソ連時代に何とマーラーの、それも宗教的な色彩を持つ交響曲第2
番「復活」を録音していました。
旧ソ連でマーラーに力を入れていた指揮者といえばコンドラシンを思い出しますが、残念なことに彼は交響曲第2
番の録音を残していません。それを補って余りある演奏・録音がこのテミルカーノフ盤と申せましょう。旧ソ連時代のオーケストラならではの迫力と大きさ、緊張感に改めて感心させられます。さらに合唱の凄さはロシアならではで、弱音でも底知れぬ深みと表現力を見せてくれます。独唱陣もソ連時代にキーロフのプリマだった実力派で、ロシア・オペラの一場面さえ彷彿させます。テミルカーノフの統率力も見事の一言に尽きるもので、これほど筋肉質に引き締まった「復活」も珍しいと申せましょう。
マーラーの交響曲第2 番は1920-30 年代のソ連で頻繁に演奏されましたが、その後イデオロギー的・政治的理由によりレパートリーから消え、1962
年にロジェストヴェンスキーにより蘇演されました。それを人気作にしたのがテミルカーノフで、1973
年以来たびたび演奏し、絶賛されました。もともとマーラーの音楽にはスラヴ的な要素が多く、テミルカーノフの演奏で聴くと、ある時はチャイコフスキー、ある時はショスタコーヴィチの音楽を思い起させ興味津々です。
かつてメロディアからLP 発売されたこともありますが、今回ペテルブルグ・レコーディング・スタジオでオリジナルのアナログ・マスターから24bit
リマスタリングを施され、鮮明な音が蘇りました。 |
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ピアノ・デュエットVol.1
シューベルト:
幻想曲ヘ短調D.940, Op.103(1990年録音)、
12のワルツD.145, Op.18〔クレムザー編/4手連弾版〕(1975年録音)、
4つのポロネーズD.599, Op.75(1974年録音)
ランナー:ワルツ集 Op.115(1986年録音)
シューマン:おばけのお話 Op.85-11(1975年録音)
ブラームス:
5つのワルツ〔Op.39より〕(1986年録音)、
ハンガリー舞曲集より 第4番ヘ短調、第19番ロ短調、
第17番嬰へ短調、第13番ニ長調、第1番ト短調(1986年録音) |
アレクサンドル・バフチエフ(ピアノ)
エレーナ・ソロキナ(ピアノ) |
ロシアのピアノ・デュエット・アンソロジー第1弾は、30年以上にわたりデュオを組んできたレフ・オボーリンの高弟アレクサンドル・バフチエフ(1930−2007)と、エレーナ・ソロキナ(1940−)。
このドイツ&オーストリア・プログラムは、"ロシアのゴールデン・デュエット"とも称えられ、ロシアでのピアノ・デュエットの文化、人気を復活させた功労者たちが残した功績そのものである。
1974年−1990年の録音。ディジパック仕様。 |
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MELCD 1002215
(2CD/特別価格)
\4400 →\3990
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アンドレ・ジョリヴェ、1960年代から80年代のメロディア音源が復活!
ジョリヴェ:
フルート協奏曲
〔アレクサンドル・コルネイエフ(フルート)、
アンドレ・ジョリヴェ(指揮)、
モスクワ放送交響楽団、1966年録音〕
チェロ協奏曲第2番
〔ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、
アンドレ・ジョリヴェ(指揮)、
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、1969年録音〕/
ファゴット協奏曲
〔ワレーリー・ポポフ(ファゴット)、
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、
ソヴィエト国立交響楽団ソロイスツ・アンサンブル、1976年録音〕/
ピアノ協奏曲
〔ワレーリー・カステルスキー(ピアノ)、
ワシーリー・シナイスキー(指揮)、
ラトビア国立交響楽団、1981年録音〕/
交響曲第1番、5つの典礼舞曲
〔アンドレ・ジョリヴェ(指揮)、モスクワ放送交響楽団、1966年録音〕/
七重奏の狂詩曲
〔A.ムサエリャン(ヴァイオリン)、V.ソコロフ(クラリネット)、
ワレーリー・ポポフ(ファゴット)、L.ヴォロディン(トランペット)、
グリゴリー・ヘルソンスキー(トロンボーン)、
R.コマチュコフ(コントラバス)、ワレンチン・スネギーリョフ(打楽器)、
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮)、1982年録音) |
アンドレ・ジョリヴェ(指揮)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
ワシーリー・シナイスキー(指揮)
ワレーリー・ポリャンスキー(指揮)、他 |
没後40年を迎えた20世紀フランスの巨星アンドレ・ジョリヴェ(1905−1974)の自作自演を含む、1960年代から80年代にかけてのメロディア音源が復活!
チェロのロストロポーヴィチ、フルートのアレクサンドル・コルネイエフ、ファゴットのワレーリー・ポポフ、指揮にはジョリヴェ自身、ロジェストヴェンスキー、シナイスキー、ポリャンスキーなど、ロシア(旧ソ連)を代表する音楽家たちの名がズラリ!「七重奏の狂詩曲」では、ロシアの名物ティンパニスト、スネギーリョフにも要注目。
1966年−1982年の録音。ディジパック仕様。 |
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MELCD 1002268
(3CD/特別価格)
\4400 →\3990
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ミャスコフスキー:交響曲集
交響曲第16番ヘ長調 Op.39(1950年録音)*
交響曲第22番ロ短調 Op.54《交響的バラード》(1971年録音)
交響曲第17番嬰ト短調 Op.41(1991年録音)
交響曲第21番嬰へ短調 Op.51(1950年録音)*
交響曲第25番変ニ長調 Op.69(1992年録音)
交響曲第27番ハ短調 Op.85(1980年録音) |
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
コンスタンティン・イワノフ(指揮)*
ソヴィエト国立交響楽団 |
27曲の交響曲を作曲した19世紀末〜20世紀前半のロシアにおけるシンフォニスト、ニコライ・ミャスコフスキー(1881−1950)。
全集録音を成し遂げたスヴェトラーノフと、ソヴィエト国立響のスヴェトラーノフの前任でありロシア、旧ソ連の名匠コンスタンティン・イワノフの録音を組み合わせた6曲からなるミャスコフスキー選集です。
1950年−1992年の録音。ディジパック仕様。 |
<メジャー・レーベル>
DG
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482 0589
(2CD)
\2400→\1990 |
ナンダコレハ
コンナノハイヤダケド、チョットダケキイテミタイ
クラシック音楽の新しい楽しみ方
〜世界各地で浸透中のクラブ・イベントをCDで!
The Sound Of Yellow Lounge
- Classical Music Mixed By DJ Cle
[使用楽曲]
スヴェン・ヘルビッヒ:子守歌〜
フォーレ・クァルテット,
ラヴェル:オンディーヌ〜アルゲリッチ(P),
エルガー:ニムロッド〜
シノーポリ(指揮),
ラヴェル:水の戯れ〜エマール(P),
カッツ=チェルニン:エリザのアリア〜
ダニエル・ホープ(Vn),
ブラームス:交響曲第3番第3楽章〜
マゼール(指揮),
エリック・ウィテカー:A Boy And A Girl〜
エリック・ウィテカー(指揮),
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス〜
マリア・トッテンハウプト(Hp),
マックス・リヒター:Berlin By Overnight〜
ダニエル・ホープ(Vn),
Ljova:The Muse〜Brooklyn Rider,
ペルト:ヴァイオリン、弦楽と打楽器のためのフラトレス〜
ダニエル・ホープ(Vn),
シューベルト:湖のほとりで〜プロハスカ(Sp),
など44曲よりエディット |
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『イエロー・ラウンジ』は、2001年ドイツのハンブルクではじまった、クラブでクラシック演奏をドリンクを片手に気軽に楽しめる音楽イべント。
DGやDeccaの超一流クラシックアーティストたちが出演。その前後にはDJやVJ
がパフォーマンスを行い、至近距離でパフォーマンスを体感できます。
クラシック・コンサートの概念を覆すライブとして、今やベルリン、アムステルダム、ロンドン、ニューヨーク、ストックホルム、ソウル、東京など世界各地に広がっています。
このアルバムは、DGの名盤からの様々な音楽を使用し、ドイツのDJ
およびプロデューサーでもあるDJ.CleがReMixを施しています。クラブでのクラシック・イベントを、ご自宅のリスニング・ルームで体感してください。 |
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479 2954
\2300→\2090 |
Escape To Paradise - The Hollywood Album
ローザ:「ベン・ハー」〜愛のテーマ,
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35,
C=テデスコ:海のささやき,
アイスラー:シークレット・マリッジ,
ローザ:「エル・シッド」〜愛のテーマ,
ツァイスル:Menuhim's-Song,
ワックスマン:愛しのシバよ帰れ,
ユルマン&ケイパー:Tranen in der Geige,
ヴァイル:Speak Low,
コルンゴルト:セレナーデ,
ローザ:「白い恐怖」〜前奏曲と愛のテーマ,
モリコーネ:「ニュー・シネマ・パラダイス」〜愛のテーマ,
J・ウィリアムズ:「シンドラーのリスト」〜テーマ,
ニューマン:アメリカン・ビューティー,
ヘイマン:世界のどこかで,
フップフェルド:アズ・タイム・ゴーズ・バイ |
ダニエル・ホープ(Vn)/
アレクサンダー・シェリー(指揮)
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団/
マリア・トッテンハウプト(Hp)/
ベルリン・ドイツ室内管弦楽団五重奏団/
ジャック・アモン(P) |
ダニエル・ホープが奏でる美しき愛のメロディ
【録音】2013年1月、ストックホルム・コンサートホール/2013年4月、ベルリン・テルデックス・スタジオ
毎回企画性の高いアルバム作りをするホープ。今回は「楽園への逃避」をコンセプトに、ハリウッドで活躍した、または活躍中の作曲家の作品を集めています。
楽園への逃避とは歴史的なコンセプトであると同時に、ダニエル・ホープ自身の個人的な背景でもあります。彼の祖父母はヒットラーから逃れて南アフリカに移住し、彼の両親はアパルトヘイトから逃れるためにイギリスに渡ったのです。
コルンゴルトの「ヴァイオリン協奏曲」(全曲)を前半に配置し、数々の映画音楽からの美しき「愛のテーマ」を、ダニエル・ホープがヴァイオリンで歌い上げています。
ハンス・アイスラーのメロディにスティングが歌詞をつけた「ザ・シークレット・マリッジ」の新アレンジ版では、スティングがボーカルでゲスト参加。 |
DECCA
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パヴァロッティ DECCA録音50周年記念!
◆96kHz/24-bitリマスターCD
◆ブルーレイ・オーディオ(96kHz/24-bit)封入
◆オリジナル・デザインのハードバック・ブックレット
◆原語歌詞付き
◆レアな写真多数掲載
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478 7811
(2CD+Blu-rayオーディオ)
\5500 |
パヴァロッティ/
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」 |
ジョーン・サザーランド(S)
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
ドミニク・コッサ(Br)
スピロ・マラス(Bs)
マリア・カズーラ(S)、他
アンブロジアン・オペラ・コーラス
イギリス室内管弦楽団
指揮:リチャード・ボニング |
パヴァロッティの甘美なベル・カント!
録音:1970年1月&6月 ロンドン、キングスウェイ・ホール
サザーランドが初めてオペラ・ブッファを歌った録音。パヴァロッティの甘美なベル・カント唱法とボニングの牧歌的な演奏があいまって、見事な仕上がりになっています。
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478 7819
(2CD+Blu-rayオーディオ)
\5500 |
パヴァロッティ/
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」 |
ミレッラ・フレーニ(S)
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)
ロバート・カーンズ(Br)
ミシェル・セネシャル(T)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン |
抒情性が際立つ流麗な仕上がり!
録音:1974年1月 ウィーン、ゾフィエンザール
カラヤン2度目の録音となる蝶々夫人。主役にパヴァロッティとフレーニを配し、カラヤンのタクトによるオーケストラが磨き抜かれた演奏を聴かせる豪華なキャスティング。しなやかなオーケストラ・サウンドが抒情味溢れる作品の魅力を120%堪能させてくれます。
パヴァロッティとフレーニの感性溢れる美声が聴き手を引きつけて離しません。
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478 7815
(2CD+Blu-rayオーディオ)
\5500 |
パヴァロッティ/
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」 |
ジョーン・サザーランド(S)
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)
モンセラ・カバリエ(S)
ニコライ・ギャウロフ(Bs)
ジョン・オールディス合唱団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ |
綺羅星のごとき歌手陣で贈る名盤!
録音:1972年8月 ロンドン、キングスウェイ・ホール
サザーランドのドラマティックな高音とパヴァロッティの深々としたテノールが印象的な1972年録音の「トゥーランドット」。珠玉の歌手陣を揃えたDECCAならではの名盤。
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478 7583
\2300 |
パヴァロッティ/クラシカル・デュエット
1) ヴェルディ:「椿姫」より 乾杯の歌〜
J・サザーランド(Sp),
2) ヴェルディ:「椿姫」より 愛する人よ、パリを離れよう〜
C・ステューダー(Sp),
3) プッチーニ:「ボエーム」よりああ、麗しの乙女〜
M・フレーニ(Sp),
4) プッチーニ:「蝶々夫人」より 可愛がってくださいね〜
R・テバルディ(Sp),
5) ヴェルディ:「仮面舞踏会」より
わたしはおまえのそばにいるぞ〜
R・テバルディ(Sp),
6) マスカーニ:「友人フリッツ」より さくらんぼの二重唱〜
C・バルトリ(Ms),
7) ヴェルディ:「リゴレット」より それは心の太陽〜
J・アンダーソン(Sp),
8) ヴェルディ:「リゴレット」より美しい愛らしい娘よ〜
J・サザーランド(Sp),
9) ヴェルディ:「アイーダ」より さようなら涙の谷よ〜
P・ブルチェラーゼ(Bs),
10) ビゼー:「真珠採り」より 聖なる神殿の奥深く〜
N・ギャウロフ(Bs),
11) ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」より
花嫁の永遠の操を〜
R・スコット(Sp),
12) ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」より
このような時、誰が私を止めるのだ〜
J・サザーランド(Sp),
13) ヴェルディ:「オテロ」より 暗い夜の深まりに〜
K・テ・カナワ(Sp),
14) ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」より
貴女のそばでは、僕の悩める魂も〜
M・カバリエ(Sp),
15) プッチーニ:「トゥーランドット」より
誰も寝てはならぬ〜
P・ドミンゴ&J・カレーラス(T |
ルチアーノ・パヴァロッティ(T) |
名テナー、パヴァロッティと名歌手らとの素晴らしきデュエット!
【録音】1967〜1997年
3大テノールの一人として、世界中の音楽ファンから愛され続けた偉大なるテノール歌手、故ルチアーノ・パヴァロッティ。イタリア・オペラは彼の最も得意とするところで、Deccaに数多くのオペラ・レコーディングを行い、どれもが華々しい歌唱で高い評価を得てきました。このアルバムは、様々なオペラからのデュエットを中心とした選曲で、世界的歌手らとの競演によって感動的な重唱をたっぷり堪能できるものです。アルバムの最後に収録された3大テナーによる「誰も寝てはならぬ」は圧倒的! |
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478 7732
\2300 |
ボチェッリ/オペラ・アリア・ベスト
1. 風の中の羽根のように(女心の歌)
(ヴェルディ:歌劇《リゴレット》〜)
2. 冷たい手(プッチーニ:歌劇《ボエーム》〜)
3. 衣裳をつけろ(レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》〜)
4. 我は嘆く(ヴェルディ:《レクイエム》〜)
5. 聖なる神殿の奥深く(ビゼー:歌劇《真珠採り》〜)
6. 愛さずにはいられないこの想い
(ジョルダーノ:歌劇《フェドーラ》〜)
7. なんとすばらしい美人!
(プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》〜)(※)
8. 人知れぬ涙(ドニゼッティ:歌劇《愛の妙薬》〜)
9. ああ、心が痛む!(ヴェルディ:歌劇《椿姫》〜)
10. さらば愛の家(プッチーニ:歌劇《蝶々夫人》〜)
11. おお、麗しの乙女(プッチーニ:歌劇《ボエーム》〜)
12. 清きアイーダ(ヴェルディ:歌劇《アイーダ》〜)
13. フェデリコの嘆き(チレア:歌劇《アルルの女》〜)
14. 母さん、この葡萄酒は強いね
(マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》〜)
15. 星は光りぬ(プッチーニ:歌劇《トスカ》〜)
16. 妙なる調和(プッチーニ:歌劇《トスカ》〜)
17. 春風よ、なぜ私を見ざめさせるのか
(マスネ:歌劇《ウェルテル》〜)
18. 愛の神か・・・昇れ太陽よ
(グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》〜)(※)
19. 僕は何という果報者!
(ドニゼッティ:歌劇《連隊の娘》〜)
20. 見よ、恐ろしい炎を
(ヴェルディ:歌劇《トロヴァトーレ》〜)
21. 五月の晴れた日のように
(ジョルダーノ:歌劇《アンドレア・シェニエ》〜)
22. 誰も寝てはならぬ
(プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》〜)(※)
初出=※ |
アンドレア・ボチェッリ(テノール)
デュエット:ブリン・ターフェル(テノール)(5)
バルバラ・フリットリ(ソプラノ)(11) |
ボチェッリの魅惑の声でオペラのエキスを満喫!
録音:1997年〜2014年
2012年にUKだけで発売となったボチェッリのオペラ・アリア集が全世界で発売されることになりました。
「このアルバムを聴き、オペラをより身近に感じてほしい」というボチェッリの言葉のとおり、ここには耳にする機会の多い有名なオペラ・アリアばかりを22曲収録しています。
ボチェッリの最新録音となる「マノン・レスコー」からのアリア1曲と初出となる2つの新しいトラックも収められています。 |
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B002096902
\2300 |
《ハーヴァード・スクエアのクリスマス》
1) 神の御子は今宵しも
2)ビクトリア:おお、偉大なる神秘よ
3) ダビデの村に
4)これらシェバから 来るものはみな
5)メンデルスゾーン:天には栄え
6)ポストン:リンゴの木なるイエス・キリスト
7) Mater Ora Filium
8)ベツレヘムへの小さな路
9) 幼少の王
10)ダーク:凍えそうな寒い冬
11) 私はひとりの乙女について歌う
12) ひとりのみどりごが私たちのために生まれた
13) ディンドン空高く
14) やさしい乙女
15) 静かに、静かに
16) 主は言われた
17) 荒野の果てに
18)聖母への祈り
19) そのようなバラはない |
セント・ポール・クワイア・スクール少年合唱団
ジョン・ロビンソン(指揮&Org) |
アメリカ唯一の少年合唱学校の声の美しさ
1963年に、マサチューセッツ州ケンブリッジ、ハーヴァード・スクエアに開校されたカトリックの学校であり、アメリカで唯一の少年合唱団の学校です。
バチカンでのように宗教音楽や典礼を行うため、音楽だけでなく通常学業まで4年間の教育が行われています。
初期のころは小澤征爾指揮のボストン交響楽団などのコンサートや録音に出演していますが、近年では宗教音楽専門としており、カウンターベリー大聖堂のオルガニスト、ジョン・ロビンソンが音楽監督を務めています。
このアルバムは、創立50年にして合唱団初のアルバムとなるもので、ジョン・ロビンソンによる様々な讃美歌の現代的なアレンジは、独特な荘厳さで高い評価を得ています。キリストの降誕の驚きとクリスマスの暖かさを感じてください。
481 1075から品番変更 |

9/9(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
<メジャー・レーベル>
Australian Eloquence
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480 7074
\1200 |
ショパン:ポロネーズ第1〜6番
ムソルグスキー:展覧会の絵 |
ラザール・ベルマン(P) |
ベルマンのロマンテックなショパンと完璧な展覧会の絵
【録音】1979年2月, 1978年4月, ミュンヘン、ヘルクレスザール
ロシアの名ピアニスト、ラザール・ベルマン(1930-2005)。彼はスヴャトスラフ・リヒテルやヴラディーミル・ソフロニツキー、マリヤ・ユーディナから教えを受けた、正統的な「ロシア・ピアニズムの継承者」であり、その驚異的なテクニックは他の追従を許しませんでした。コンクール歴は少なく、1956年のエリザベート王妃国際コンクールの第5位が目ぼしいところで、ショパン・コンクールでは苦渋を味わい、その経験から、長らくショパンを演奏することはありませんした。
しかし、この1979年の録音では、思いのほかロマンテックで素晴らしいショパンを演奏しています。もちろん「展覧会の絵」は完璧です。 |
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480 7073
\1200 |
カラヤンとジュリーニをバックに絶妙に仕上がった協奏曲
① チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
② リスト:
ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124
ピアノ協奏曲第2番イ短調S.125 |
ラザール・ベルマン(P)/
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(①)/
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
ウィーン交響楽団(②) |
【録音】①1975年11月, ベルリン、フィルハーモニー,
②1976年6月, ウィーン、ジメリンガー・ホーフ
1975年はベルマンにとっての転機の年でした。この年のアメリカ合衆国での演奏旅行でのリストの「超絶技巧練習曲」は電撃的な大評判を巻き起こし、それがきっかけとなり、このチャイコフスキーのピアノ協奏曲の録音が実現したのです。
ベルマンが、リストではなくチャイコフスキーを選んだのは、彼なりの思いがあったと語っています。その翌年のリストはまさにベルマンの面目躍如といったもので、ジュリーニとウィーン交響楽団もベルマンの意思を反映した緊張溢れる伴奏を施しています。 |
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480 7202
(3CD)
\3000→\2690 |
R・シュトラウス:楽劇「ばらの騎士」(全曲) |
マリアンネ・シェヒ(Sp),
リタ・シュトライヒ(Sp)
イルムガルト・ゼーフリート(Ms),
ゲルハルト・ウンガー(T),
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br),
クルト・ベーメ(Bs), 他
カール・ベーム(指揮)
シュターツ・カペレ・ドレスデン |
当時最高のキャストを集結しての録音
【録音】1958年12月、ドレスデン、聖ルカ教会
カール・ベームにおける唯一のスタジオ・バージョンである、この1958年の「ばらの騎士」。当時市場には2つのライバル録音…カラヤン&フィルハーモニア管盤と、エーリッヒ・クライバー&ウィーン国立歌劇場盤があり、若干配役に配慮が必要だったと言われていますが、結局のところ、ゼーフリートやシュトライヒなど、この当時最高のキャストを集めることができたというものです。ベームの指揮はもちろんのこと、当時33歳のディースカウのファニナルもなかなかの歌いっぷりです。 |
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480 7210
(2CD)
\1800→\1690 |
ギネス・ジョーンズの見事な歌唱による晩年のベームのライヴ
R・シュトラウス:歌劇「サロメ」(全曲) |
ギネス・ジョーンズ(Sp)
リチャード・キャシリー(T)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ミニョン・ダン(Ms)
ヴィエスワフ・オフマン(T)、他
カール・ベーム(指揮)
ハンブルク国立歌劇場管弦楽団 |
【録音】1970年11月4日、ハンブルク国立歌劇場でのライヴ
1930年代のドレスデン時代に「無口な女」や「ダフネ」などのシュトラウスのオペラ作品を次々と世界初演し、1940年代にはシュトラウス隣席のもと「ナクソス島のアリアドネ」を指揮したカール・ベーム。シュトラウス本人から貴重な資料などを託され、後継者とみなされたベームですが、「サロメ」だけは1945年から1980年までのウィーン国立歌劇場での147公演の中でたった14回しか指揮していなかったのです。この録音はベーム晩年のもので、妖艶さは極力抑えられた端正なサロメ。ジョーンズの歌唱が見事です。 |
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480 8480
\1200 |
ボニング指揮による珍しいオペラからの魅惑的な音楽
《フランス・オペラからのバレエ音楽と幕場導入部の音楽》
マイアベーア:歌劇「預言者」〜戴冠行進曲,
マスネ:歌劇「ナヴァラの娘」〜夜想曲,
グノー:歌劇「シバの女王」〜ワルツ,
ボイワエルデュー:歌劇「白衣の婦人」〜序曲,
マスネ:歌劇「ケルビーニ」〜第3幕への導入曲,
ビゼー:歌劇「ドン・プロコピオ」〜第2幕への導入曲,
マスネ:歌劇「ザモラからの貢ぎ物」〜ギリシャの踊り,
サン=サーンス:歌劇「ヘンリー8世」〜ジプシーの踊り,
マスネ:劇付随音楽「復讐の女神たち」〜序曲,
ドリーブ:歌劇「王様のお言葉」〜第3幕への導入曲,
オーベール:歌劇「雪」〜序曲,
マスネ:劇付随音楽「復讐の女神たち」〜
第3幕への導入曲,
ドリーブ:歌劇「カッシア」〜第3幕への前奏曲 |
リチャード・ボニング(指揮)
ロンドン交響楽団 |
【録音】1971年5月, ロンドン、キングズウェイ・ホール
1960年代後半から1970年代初頭は、ボニングとサザーランドが最も幅広く活動した時期で、多忙なスケジュールをこなしながら、フランスものを中心とした珍しいオペラを次々と録音し、魅惑的なこれらの作品を紹介することに務めていました。
このアルバムはフランス・オペラの間奏曲や序曲を集めたもので、マイアベーアの「戴冠行進曲」やボワエルデューの「白衣の婦人」序曲などのいくつかの作品以外は、ほとんど耳にする機会のないものではありますが、いかにもフランスと言った軽妙な響きは一聴の価値あるものです。 |
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480 5381
\1200 |
ボニングによる60年代では珍しかったバロック・オペラ
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボノンチーニ:
歌劇「グリゼルダ」(ハイライト) |
ジョーン・サザーランド(Sp),
ローリス・エルムズ(A),
モニカ・シンクレア(A),
マルグレータ・エルキンス(Ms),
スピロ・マラス(Br), 他
リチャード・ボニング(指揮),
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団,
アンブロジアン・シンガーズ |
【録音】1966年3〜4月, ロンドン、キングズウェイ・ホール
ボニングは当時忘れられていたオペラやバレエの作品を好んでレパートリーとして取り上げました。これは、ロマン派の作品だけでなく、60年代では珍しかったバロック・オペラも積極的に録音し、サザーランドの魅力的な歌唱とともに、これらの作品の普及に努めたのです。
ボノンチーニは1670年モデナに生まれた作曲家で、ヘンデルのライバルとして知られた作曲家。このグリゼルダは1722年2月にロンドンで初演された作品で、宮廷内の陰謀と真実の愛を描いた力作です。アリア『お前を讃える栄光のために』が広く知られています。
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480 5382
\1200 |
ボニングとサザーランドによる秘曲オペラの復刻演奏
カール・ハインリヒ・グラウン:
歌劇「モンテズマ」(ハイライト) |
ジョーン・サザーランド(Sp),
ローリス・エルムズ(A),
ジョセフ・ウォード(Bs),
ラエ・ウッドランド(Sp),
エリザベス・ハーウッド(Sp),
モニカ・シンクレア(A), 他"
リチャード・ボニング(指揮),
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団,
アンブロジアン・シンガーズ,
ジェフリー・パーソンズ(Cemb) |
【録音】1966年3〜4月, ロンドン、キングズウェイ・ホール
こちらもボニングとサザーランドによる秘曲オペラの復刻演奏。カール・ハインリヒ・グラウン(1704-1759)はハッセと同時期のドイツの作曲家で、オペラを得意としていました。
この「モンテズマ」はプロイセン王フリードリヒ2世の台本によるもので、メキシコの征服者コルテスとアステカの最後の王モンテズマの物語。国を征服するためにアステカに乗り込むコルテスに対峙するモンテズマとの息詰まる物語が展開されます |
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480 5383
\1200 |
ボニングによる牧歌劇スタイルの秘曲の復刻演奏
ウィリアム・シールド:歌劇「ロジーナ」(ハイライト) |
マルグレータ・エルキンス(Ms),
エリザベス・ハーウッド(Sp),
モニカ・シンクレア(A),
ロバート・ティアー(T), 他"
リチャード・ボニング(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団,
アンブロジアン・シンガーズ |
【録音】1965年7月, ロンドン、ウォルサムストウ、アセンブリー・ホール
リチャード・ボニングがデッカのために録音した3つの珍しい作品の一つ、シールド(1748-1829)の「ロジーナ」です。シールドはイギリス生まれの作曲家、ヴァイオリニスト、ヴィオラ奏者でこの「ロジーナ」のみが知られています。この歌劇は牧歌劇のスタイルで書かれた美しい作品。特に序曲は親しみやすく楽しいものです。
この序曲の最後の部分には「蛍の光」のメロディに似たものが使われ、様々な論争を引き起こしていることでも知られています。 |
<国内盤>
<映像>
EURO ARTS(映像)
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20 59674
(Blu-ray)
¥5300 →\4890
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カーセンの出世作演出、鬼才ボーイトの「メフィストーフェレ」
ボーイト:「メフィストーフェレ」 |
イルダール・アブドラザコフ(Bs メフィストーフェレ)
ラモン・ヴァルガス(T ファウスト)
パトリシア・ラセット(S マルゲリータ,エレナ)
エリン・ジョンソン(S マルタ)
レネ・ラピエ(Ms パンタリス)
王?越 ワン・チュアンユエ(T ワグネル,ネレオ)
ニコラ・ルイゾッティ(指揮)
サンフランシスコ歌劇場管弦楽団,合唱団
ロバート・カーセン(演出)、
ローリー・フェルドマン(再演監督)、
マイケル・レヴァイン(デザイン)、
ゲイリー・マーダー(照明)、
アルフォンス・プラン(振付) |
20 59678
(2DVD)
¥5300 →\4890
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カーセンの出世作演出、鬼才ボーイトの「メフィストーフェレ」サンフランシスコ歌劇場の舞台が新たな鮮明映像に!今が旬のアブドラザコフ、ヴァルガス、ラセットの歌に、ルイゾッティの指揮!
収録:2013 年9 月、サンフランシスコ
(Blu-ray)リージョン:All、1080i Full HD、16:9、PCM
Stereo /DTS-HD Master Audio 5.1、140分、字幕:伊英独仏韓
(2DVD)NTSC、16:9、PCM Stereo /Dolby Digital
5.1 / DTS 5.1、140分、字幕:伊英独仏韓
ボーイトの傑作「メフィストーフェレ」に新映像が登場です!
アッリーゴ・ボーイトは、ヴェルディ「オテッロ」、「ファルスタッフ」の台本をはじめオペラ台本、詩、小節などで活躍しましたが、イタリアオペラに新風を送り込んだ作曲家としても知られています。青年時代のボーイトがゲーテの「ファウスト」に基づいて台本を書き作曲したのが「メフィストーフェレ」。
鬼才の傑作と言うにふさわしい、実に斬新な傑作です。
タイトルロールを歌うバスが非常に重要。ここではロシア、ウファ出身のイルダール・アブドラザコフが力強い悪魔を魅力的に歌っています。さすがはリッカルド・ムーティに認められ育てられただけに、ロシア人でありながら朗々と輝くイタリア的な美声とカンタービレな歌は申し分なし。ファウストは、いまやヴェルディ・テノールとして大人気のメキシコ出身のテノール、ラモン・ヴァルガス。ヒロイン二役、マルゲリータとエレナは共にパトリシア・ラセットが歌っています。ラセットは1965
年生まれの米国のソプラノ。既にメトロポリタン歌劇場のプリマドンナとして150
回以上も出演している今が最充実期のソプラノ。2013
年12 月のトリノ・レージョ劇場来日公演でトスカを歌って大きな話題になりました。
指揮は、サンフランシスコ歌劇場の音楽監督かつナポリのサン・カルロ劇場の音楽監督でもあるニコラ・ルイゾッティ。日本でもお馴染みのルイゾッティがボーイトの斬新な音楽を生き生きと演奏しています。
この「メフィストーフェレ」の舞台は、今や大物オペラ演出家であるロバート・カーセンが、国際的活動を始めて間もない1988
年、35 歳の時にジュネーヴ歌劇場のために制作したもの。この演出たいへんな人気を博し、サンフランシスコ歌劇場(1989
年)、シカゴ・リリック・オペラ(1991 年)、ヒューストン・グランド・オペラ(1992
年)、さらにはメトロポリタン歌劇場(1999
年)と上演され、オペラ演出家カーセンの出世作となりました。1989
年のサンフランシスコ歌劇場での上演が映像にもなっていますが、四半世紀経って映像の技術は格段に向上、鮮明画像でこの名舞台を楽しむことができます。

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