≪第81号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2015/4/21〜
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像 |
4/24(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
2L
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2L 110SABD
(Blu-ray Disc Audio
+ SACD HYBRID)
\4300 →\3890
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映画『アナと雪の女王』を愛する人に
希望〜Spes
フローデ・フェルハイム(1959-): サンクトゥス
エリクス・エシェンヴァルズ(1977-):慈しみと愛のあるところ
ミア・マカロフ(1970-):希望
フローデ・フェルハイム(1959-): キリエ
エバ・ウガルデ(1973-):ミゼレレ
松下功(1951-)ハレルヤ、新しい歌を主に向かって歌え
フローデ・フェルハイム(1959-): 白鳥
クヌート・ニューステット(1915-2014):
マリアの歌
フランツ・クサヴァー・ビーブル(1906-2001)アヴェ・マリア
フローデ・フェルハイム(1959-): われらに平和をお与えください
キム・アンドレ・アルネセン(1980-):たとえ口を閉ざしていようと
フローデ・フェルハイム(1959-): ヴェリィ |
カントゥス
トーヴェ・ラムロ=ユースタ(指揮)
フローデ・フェルハイム(ヨイク、シンセサイザー)
スノッレ・ビェルク(打楽器) |
「アナ雪」のオープニング曲≪ヴェリィ≫を収録!
歌うのはもちろん映画と同じノルウェーのア・カペラ・コーラス「カントゥス」。
伝統歌唱「ヨイク」をベースにした美しい声のハーモニー
録音 2014 年5 月、11 月 ウラニエンボルグ教会(オスロ、ノルウェー)/5.1
surround/stereo、56’29
制作・バランスエンジニアリング モッテン・リンドベルグ/録音エンジニアリング ビアトリス・ヨハンネセン
[DXD(24bit/352.8kHz)録音] [Blu-ray:
5.1 DTS-HD MA(24bit/192kHz), 9.1 Auro-3D(24bit/96kHz),
2.0 LPCM (24bit/192kHz),mShuttle: FLAC 96kHz
+ MP3 Region ABC] [SACD hybrid(5.1 surround
DSD/2.0 stereo DSD)]
北欧の北極圏、サーミ地方の伝統音楽がヨーロッパの宗教音楽と出会ったら、どんなことが起きるだろうか……。ノルウェーの女声合唱団カントゥスの新しいアルバムは、そうした問いへの答えのひとつとして制作されました。
プロジェクトには、ディズニーのアニメーション映画『アナと雪の女王』のオープニングでカントゥスの歌う《ヴェリィ》を作曲した、サーミの伝統と文化を今に伝える音楽家のひとり、ノルウェーのフローデ・フェルハイム(フィェルハイム)が参加し、ヨイク歌唱とシンセサイザーを担当しています。
「希望。人々のうちにあって、人々を結ぶもの」。“Spes”
-- ラテン語の「希望」 -- がアルバムタイトルに採られました。
『アナと雪の女王』の冒頭に「ナーナーナーヘンヤーナーハイヤハイヤー♪」と流れる印象的な曲《ヴェリィ》が登場します。
作曲者フェルハイムのルーツであるレーロース(南サーミ地方)は、「アナ雪」の舞台のモデルになった地域。氷を切りだすことを生業にしているクリストフのモデルもサーミ人といわれています。本アルバムの最後に収録された《ヴェリィ》は改訂版が歌われます。
タイトル曲の《希望》は、作詞家、作曲家、編曲者として活躍するフィンランドのミア・マカロフの作品です。『旧約聖書』の『コレヘトの言葉(伝道の書)』8
章の第1 節・第8 節「『人の知恵は顔に光を与え、固い顔も和らげる』……人は霊を支配できない……」と、サーミの芸術家ニルス=アスラク・ヴァルケアパー(1943-2001)の「私は霊に支配されている。だが、私は生きている……」の詩が対比されます。
ラトビアのエリクス・エシェンヴァルズの《慈しみと愛のあるところ》、スペインのエバ・ウガルデの《ミゼレレ》、『詩編』149
番による松下功の《ハレルヤ、新しい歌を主に向かって歌え》、ドイツの作曲家ビーブルの《アヴェ・マリア》は、1964
年、『お告げの祈り(Angelus)』と『アヴェ・マリア』をテクストとした男声合唱曲です。
演奏旅行でドイツを訪れたコーネル大学グリークラブがアメリカで初演し、アメリカのシャンティクリアやスウェーデンのスヴァンホルム・シンガーズといった各国のアンサンブルもレパートリーに加え、広く知られるようになりました。女声合唱と混声合唱のための版は、作曲者自身による編曲です。
2014 年に亡くなったノルウェーの作曲家ニューステットは、ノルウェー・ソリスト合唱団とスコラ・カントールムを創設し、合唱指揮者としても活躍しました。《マリアの歌》は、顕現の神秘と神の御業の力を詠んだ、イギリス生まれのクリスチャン詩人、ルシー・ショー(1928-)の詩による作品です。
ニーダロス大聖堂少女合唱団のために《マニフィカト》(2L106SABD)を書いたアルネセンもノルウェーの作曲家。「たとえ輝いていなくても、私は太陽を信じる……たとえ口を閉ざしていようと、私は神を信じる」。第二次世界大戦が終わった後、ナチスの強制収容所の壁に刻まれているのが見つかったという詩がテクストです。
フェルハイムの《白鳥》は、このプロジェクトのための委嘱による作品です。1911
年にスウェーデンのビョルクフィェレットでクリスティーナ・ユーハンソンが歌い、カール・ティレーンが採譜したヨイクを基に作曲されました。
1986 年の創設以来カントゥスを指導してきたトーヴェ・ラムロ=ユースタの指揮。
フェルハイムの曲では、彼のシンセサイザーとスノッレ・ビェルクの演奏する打楽器が、サーミの人たちのシャーマンを囲む精霊信仰をイメージさせます。
[Pure Audio Blu-ray ディスクと SACD ハイブリッドディスクをセットにしたアルバムです。Pure
Audio Blu-ray ディスクにはインデックスを除き映像は収録されていません。
SACD ハイブリッドディスクはSACD ブレーヤーとCD
プレーヤーで再生できますが、Pure Audio Blu-ray
ディスクはCD やDVDのプレーヤーでは再生できないので、Blu-ray プレーヤーもしくは Blu-ray
対応のPC をお使いください]

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ATMA CLASSIQUE
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DORIANの名盤、再発売
天国的に美しい・・・古楽アンサンブルによる「ゴールトベルク」
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ結成30周年記念リリース
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988
(弦楽と通奏低音のため編曲版/ベルナール・ラバディ編曲) |
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
ベルナール・ラバディ(指揮) |
録音:1999 年9 月
有通無碍、自由闊達・・・あの名盤が復活!!
カイザーリンク伯爵がこの演奏を聴いたら、「こんなんじゃ寝られないじゃないか・・・でも、いいね」と言ってにんまりしたと思う。
カナダのモントリオールに本拠を置くバロック・オーケストラ、レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワによるJ.S.
バッハのゴルトベルク変奏曲。
ゴルトベルク変奏曲は、多くの編曲版が存在しますが、こちらはヴァイオリン8
本,ヴィオラ3 本,チェロ2 本,コントラバス1
本,チェンバロ1 台,テオルボ1 本の編成による古楽アンサンブル演奏です。
ベルナール・ラバディの自然な編曲によって、各楽器に振り分けられた旋律が流れるように奏されます。
この録音は以前DORIAN レーベルから発売されていた音源の再発売です。 |
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DORIANの名盤、再発売
9.11テロ直後のレクイエム
モーツァルト:レクイエム(レヴィン版) |
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
ベルナール・ラバディ(指揮)
ラ・カペレ・デ・ケベック
カリーナ・ゴーヴァン (ソプラノ)
マリー=ニコル・ルミュー (コントラルト)
ジョン・テシェール (テノール)
ネイサン・バーグ (バス・バリトン) |
録音:2001 年9 月20 日トロイ セービングス
バンク ミュージックホール、ニューヨーク(ライヴ)
カナダのモントリオールに本拠を置くバロック・オーケストラ、レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワによるモーツァルトのレクイエム。
この音源は、9.11 の同時多発テロの直後に開催された演奏会でのライヴ録音。演奏会は以前から予定されていたものですが、奇しくもテロ直後のレクイエムの演奏会となりました。
ライヴ収録であるため、コンサートに漂う緊張感と観客のぬくもりが、はっきりと捉えられ、感動的な演奏であったことが伺えます。
演奏は、ベルナール・ラバディによって結成されたアンサンブル、レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワとラ・カペレ・デ・ケベック。ラバティの音楽性がしっかりと反映された充実したアンサンブル、そして美しい響きの合唱、秀逸なソリスト陣と極めて完成度の高い演奏となっています。
DORIAN レーベルからの再発音源。 |
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レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ結成30周年記念アルバム
グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』〜精霊の踊り
J.S.バッハ:モテット「いと高き者よ、わが罪をあがないたまえ」BWV.1083
より
パッヘルベル:カノンとジーグ
ヘンデル:『ソロモン』〜シンフォニア:シバの女王の到着
ラモー:恋するライオン
モーツァルト:オペラ「ルーチョ・シッラ」〜序曲
モーツァルト:演奏会用アリア『どうしてあなたを忘れられよう』
K.505
バルトーク:ディヴェルティメントSz113
ペルト:フラトレス
ブリテン:深紅の花びらは眠りにつき
ピアソラ:天使のミロンガ |
レ・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
カテリーナ・ゴーヴァン(ソプラノ)
ダニエル・テイラー(カウンターテナー)
ベルナール・ラバディ(指揮)
ジャン=マリー・ゼイトウニ(指揮)
マシュー・ルシエ(指揮) |
ベルナール・ラバディによって1984 年に設立されたレ・ヴィオロン・ドゥ・ロワは30
周年を迎えました。
17 〜 18 世紀の作品のバロック・アプローチでの演奏から、モダン楽器による19
〜 20 世紀の作曲家の演奏まで幅広いレパートリーを持っています。
このアルバムは、そんな彼らのレパートリーの特徴をつかむグルックからピアソラまで集めています。さらに2008
年に録音されていましたが未発の音源、ペルトの室内アンサンブルのための作品「フラトレス」も収録しています。 |
SOMM
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エルガー:ビニヨンの詩による作品集
英国精神 Op.80*
誇らしき感謝の言葉を持って#
カリヨン Op.75+
劇音楽《アーサー王》(パーマー校訂版)** |
ジョン・ウィルソン(指揮)*/#/+
フィルハーモニア管弦楽団*/#
ロンドン交響合唱団*/#
ジュディス・ハワース(ソプラノ)*
BBCコンサート・オーケストラ+
サイモン・キャロー(ナレーター)+
ベン・パーマー(指揮)**
オーケストラ・オヴ・セント・ポールズ** |
パーマー校訂版!エルガーの"アーサー王"収録!
エルガーの音楽とローレンス・ビニョンの詩のコレボレーションによる作品集は、ビニョンの詩による改訂版の「カリヨン」、ベン・パーマーの校訂による劇音楽「アーサー王」など、イギリス音楽&エルガー・ファンならば見逃せない魅力的なプログラム。
ジョン・ウィルソン、サイモン・ハルジーなど、イギリスの名立たる指揮者たちの参加も心強い。企画、演奏ともハイレベルのエルガー・アルバムです!
※録音:2014年3月24日&4月23日−24日(イギリス) |
SOMM(CELESTE)
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ファン・ヴァッセナール:6つのコンチェルト・アルモニコ
第1番ト長調/第2番変ロ長調/第3番イ長調/
第4番ト長調/第5番ヘ短調/第6番変ホ長調 |
イノヴェーション・チェンバー・アンサンブル
リチャード・ジェンキンソン(芸術監督) |
18世紀オランダの貴族であり、作曲家でもあったウニコ・ヴィルヘルム・ファン・ヴァッセナール(1692−1766)。
ペルゴレージの作品であると伝えられてきた「6つのコンチェルト・アルモニコ」は、アマチュア作曲家の作品という枠を超えたバロック時代のオランダの秀作である。バーミンガム市響の腕利きたちのアンサンブルの好演も充実。
2012年2月19日&20日の録音。
以下、NAXOSの8.555384のために書いたコメント。
残念ながらその後8.555384は廃盤になってしまった。ということでぜひこのアルバムで。
オランダのヴィルヘルム・ファン・ヴァッセナール伯爵が18世紀に生み出した、優雅で上品な「コンチェルト・アルモニコ」なんてどうでしょう。
とっても美しい弦楽合奏曲なんですが、爽やかすぎず、どこかしっとり落ち着いた気品があるんです。ときに響くメランコリックな音色も心をくすぐります。
じつはこの曲は最近までイタリアの天才作曲家ペルゴレージの作品と思われていたのですが、研究によってヴァッセナール伯爵の手によるものと断定されたんだそうです。
確かにペルゴレージの作品と信じられてもおかしくない素晴らしい曲です。無名の貴族が書き上げたとはちょっと信じられないくらい魅力的なんです。
ただ、ヴァッセナール伯爵はただの貴族じゃないんです。
彼はオランダ=ネーデルラントの生粋の貴族で、そのおじいさんはネーデルラント独立戦争で戦った軍人でもあったそうです。おそらく彼のその祖先は、ルネサンス時代にヨーロッパを席巻した「ネーデルラント楽派」の音楽を存分に享受していたことでしょう。「ヴァッセナール」というのは地名でもあって、そこはネーデルラントのど真ん中なんです。
ヴァッセナール伯爵のDNAには、あのルネサンス時代に花開いた音楽の香りが染み付いていたのではないでしょうか。・・・だとしたらこの奇跡的な作品を生み出したのもうなずけます。
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ハウエルズ:合唱作品集
ドリア調のミサ曲/雪の中を歩く/久しき昔/
丘に向かって目を上げよう(世界初録音)/若きは喜び/
私の前に/おお救いのいけにえ/めでたし女王/
我が両目は麗しきものを/When first thine
eies unveil(世界初録音)/
死すべきものと定められた/この日こそ/天の元后/
ヌンク・ディミッティス/アンティフォン |
バーミンガム音楽院室内合唱団
ポール・スパイサー(指揮) |
イギリス合唱界の名指揮者で、フィンジ・シンガーズとのコンビで数多くの名唱を生み出してきたポール・スパイサーが振るハーバート・ハウエルズの合唱作品集。
王立音楽大学でハウエルズに師事したスパイサー。世界初録音を含むハウエルズの合唱作品を作曲者直伝の解釈で。
2013年6月24日−26日の録音。 |
MD+G
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903 18946
(SACD Hybrid)
\3100→\2790 |
ケルンのフィンジ!
《フィンジ:室内楽作品集》
ジェラルド・フィンジ:
1) クラリネットと弦楽四重奏のための5つのバガテル,
2) ヴァイオリンとピアノのためのエレジー,
3) 弦楽四重奏のためのロマンス,
4) ディアベリーズ
(「いったいどこへ、ぼくの子犬は行っちゃったのかな?」
の主題による様々な作曲家による主題と変奏),
5) ヴァイオリンとピアノのための聖歌,
6) オーボエと弦楽四重奏のための間奏曲,
7) 弦楽三重奏のための前奏曲とフーガ |
ケルン・カンマーゾリステン |
20世紀イギリスの抒情がちりばめられた作品
20世紀イギリスの抒情、ジェラルド・フィンジ(1901−1956)。最近作品が見直され少しずつ録音されるようになってきました。ここに録音されたものはさらに演奏の少ない室内楽作品。
フィンジの情緒豊かで美しくメロディ、そして見え隠れする時には物悲しいメロディなどがちりばめられています。「ディアベリーズ」は、ヴォーン・ウィリアムズが作った主題に8人の作曲家が変奏を担当した曲で、フィン時は第6変奏を作曲した作品です。
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901 19016
(SACD Hybrid)
\3100→\2790 |
東大出身、谷辺昌央のギター
《日本人作曲家によるギター協奏曲集》
1) 武満徹:夢の縁へ,
2) 細川俊夫:旅 Ⅸ-目覚め,
3) 林光:ギター協奏曲「北の帆船」 |
谷辺昌央(ギター),
高橋直史(指揮)
アウエ・エルツゲビルゲ・フィルハーモニー |
ドイツを拠点に研鑽を積み、現在日本に拠点を置いて精力的に活躍するギタリスト谷辺昌央の精細な感性!
◆日本語解説付き◆
ギターの谷辺昌央名古屋生まれ。4歳より早期音楽教育を受け、7歳から父のもとでギターを始め、その後酒井康雄、鎌田慶昭の各氏に師事。東京大学在学中に、東京国際ギターコンクールで首席入賞。ドイツ、ケルン音楽大学を首席卒業。現代音楽をP.アルヴァレス氏に、古楽をK.ユングヘーネル氏の下で学ぶ。2006年文化庁在外派遣研修員に選ばれ、カールスルーエ音楽大学修士課程にてA.フォン・ヴァンゲンハイム氏に師事し国家演奏家資格を取得。様々な国際コンクールで優勝。2005年ワシントンDCのケネディーセンターにてアメリカ・デビュー。ニューヨーク、バッファローにおけるバッファロー・フィルハーモニー管弦楽団との共演は2000人の聴衆総立ちという大成功を収め、全米およびEU全域でラジオ中継されました。2011年から拠点を日本に移し国内外で演奏および指導も含む精力的な活動を続けています。
このアルバムは、日本を代表する3人の作曲家によるギターのための協奏曲的作品を収録。谷辺の鍛え抜かれた、しなやかな技術から溢れ出す驚くべき音の数々。ドイツの歌劇場などで活躍する高橋直史が音楽監督を務めるエルツゲビルゲ・フィルと見事なバックを務め、3作品が内包する独特なイマジネーションを色彩豊かに彩っています。 |
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307 18982
\2400→\2190 |
《ハイドン:弦楽四重奏曲集 Vol.8》
ハイドン:
弦楽四重奏曲第46番変ホ長調Op.50-3 (Hob.III:46),
弦楽四重奏曲第45番ハ長調Op.50-2(Hob.III:45),
弦楽四重奏曲第49番ニ長調「蛙」Op.56-6(Hob.III:49) |
ライプツィヒ弦楽四重奏団
[シュテファン・アルツベルガー(Vn)
ティルマン・ビュニング(Vn)
イーヴォ・バウアー(Va)
マティアス・モースドルフ(Vc)] |
クラシカルの弓を使用し、ハイドンの語法を見事に再現
ハイドンが1787年に作曲したプロシャのフリードリヒ・ヴィルヘルム2世へ献呈された作品集からの3曲。集約的で瑞々しい表情が込められた作品です。
世界最古のシンフォニー・オーケストラである名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者たちが1988年に結成した当団。55人の作曲家による約200曲をレパートリーに持ち、録音も30枚以上残している名門中の名門です。
そんな彼らが満を持してスタートさせたハイドン:弦楽四重奏曲録音も今回で第8弾を迎えました。このシリーズの録音ではハイドン時代の弓の忠実なコピー弓を使用し、ハイドンの語法を見事に再現しているのが特長です。 |
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604 1722
\2400→\2190 |
待望の再発売!シュヌアーの名盤
《ブラームス、レーガー:ピアノ作品集》
1) ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24,
2) レーガー:バッハの主題による変奏曲とフーガOp.
81 |
フリードリヒ・ヴィルヘルム・シュヌアー(ピアノ) |
シュヌアー教授のドイツ伝統音楽の名盤
1929年のゲッティンゲンに生まれ。クオイツに師事し、国立デトモルト音楽大学で、ハンス・リヒター=ハーザーに師事。卒業後もコルトーやケンプのマスター・クラスで研鑚を積み、1959年、ミュンヘン国際音楽コンクールで優勝。デトモルト音楽大学で教鞭を取り、学長も務める傍らたびたび来日し、わが国のピアノ教育界にも深い感銘を与えました。
ドイツの伝統の頂点ともいえる2つの作品の録音は、シュヌアーにとって最も得意としているもので、1985年の録音で高い評価を得ていた録音ですが、待望の再発売となります。 |
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303 2722
\2400→\2190 |
待望の再発売!トリオ・パルナッススの代表的名盤
《ドビュッシー、ラヴェル:ピアノ三重奏曲》
1) ドビュッシー:ピアノ三重奏曲ト長調,
2) ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調 |
トリオ・パルナッスス
[ヤメイ・ユ(ヴァイオリン),
ミヒャエル・グロス(チェロ),
チアオ・チョウ(ピアノ)] |
ECHO賞などを受賞している評価の高い演奏
すでに20年以上のキャリアを誇るトリオ・パルナッスス。ブラームスの名演の他、メンデルスゾーン、ラインベルガー、モーツァルト、レーガー、フンメル、ラロ、バルギールなど、様々なレパートリーで優れた演奏を聴かせる彼らは、室内楽ファンにはおなじみの存在です。
ドビュッシーの若かりし時の作品、ラヴェルの壮年期の作品と、書かれた年代もスタイルも違うこの2つの作品を端的に描き分けています。
トリオ・パルナッススが1987年に録音した結成すぐのものですが、ECHO賞などを受賞している評価の高い演奏の再発売となります。 |
OTAKEN RECORDS
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辻井淳率いるマイ・ハート弦楽八重奏団、
珍しいエネスコの弦楽八重奏曲も収録!
(1)メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調Op.20
(2)エネスク:弦楽八重奏曲 ハ長調Op.7 |
マイ・ハート弦楽八重奏団:
【辻井 淳(Vn)、 釋 伸司(Vn)、
若松亜由(Vn)、赤松由夏(Vn)、
沖田孝司(Va)、中島悦子(Va)、
雨田一孝(Vc)、山岸孝教(Vc)】 |
レコード芸術4月号準推薦!辻井淳率いるマイ・ハート弦楽八重奏団、珍しいエネスコの弦楽八重奏曲も収録!
演奏タイミング:(1)[14:43][8:07][4:48][6:28] (2)[12:15][9:04][8:52][9:06]
録音:2014 年9 月ガリバーホール、プロデューサー:太田憲志(オタケンレコード)
エンジニア:松田淳一(アンサンブル・ベガ
ステージ・プランナー)、73:27
辻井淳が率いるマイ・ハート弦楽四重奏団のメンバーにマイ・ハート室内管弦楽団から4
人を加えた八重奏団の初のアルバム。
当録音の楽器配列は、舞台に向かって左側より第1
ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、第2ヴィオラ、第1
チェロ、第2チェロ、第1 ヴィオラ、第4 ヴァイオリン、第3
ヴァイオリンでチェロをセンター奥とする半円上に各奏者は位置し、ヴァイオリン、ヴィオラは両翼配置となっています。
これらの八重奏曲では、多くの場合、各パートが違う動きをするため、メンデルスゾーンではまだ第1
ヴァイオリン主導の感があるものの、エネスクに至っては、各パートが、ほぼ対等で、この録音での楽器配列により、大変聞き取りやすくなるようにいたしました。これらの八重奏曲は、各奏者にソリステックな技量と合奏に適した資質が要求されており、マイ・ハート八重奏団のメンバーは、その両方を兼ね備えた面々と言えるのではないでしょうか。
この録音の演奏により、今まであまり明らかにされて来なかった八重奏曲の魅力をお楽しみいただけましたら、幸いです。(オタケンレコード
太田憲志) |
DUX
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ポーランドとルテニアの聖歌
イレネウシュ・トリブレツ校訂:ルテニア写本
から
コサック舞曲/知らない、ああ、私は知らない
聴け、神は何と慈悲深きことか(ホチムでの幸運な勝利の歌)
バビロン川のほとりに座り(詩編137)/この酷い世界のどこにあなたがいようとも
明日、今日、昨日(死についての歌)/私は去り、一人で橋を造った/他(全17曲) |
カメラータ・クラコヴィア
マルタ・トリブレツ、
アドリアンナ・ブヤク(ソプラノ)
ピョトル・シェフチク(テノール)
ヤツェク・オジムコフスキ(バス)
ユスティナ・クルシュ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
イレネウシュ・トリブレツ(リュート)
ドミトロ・フビャク(バンドゥーラ、バリトン、ドラム) |
録音:2013年11月、クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター、ルスワビツェ、ポーランド
ルテニアとは現在のウクライナ西部とポーランド南東部にまたがる地域の歴史的名称。
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クシシュトフ・メイエル(1943-):ピアノ作品集
Vol.2
ソナタ第4番 Op.22(1968)
ソナタ第5番「放射音の無いソナタ」Op.32(1997)
ソナタ第6番「ソナタ・ブレーヴェ」Op.104(2005)
6つの間奏曲 Op.121(2014) |
マレク・シュレゼル(ピアノ) |
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オルガン・リサイタル
J・S・バッハ(1685-1750):
前奏曲とフーガ イ短調 BWV543/幻想曲ト長調
BWV572(*)
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):コラール前奏曲集
Op.65 から
主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ(No.13)
世よ、われは汝より去らねばならぬ(No.21)
メンデルスゾーン(1809-1847):前奏曲とフーガ
ハ短調 Op.37 No.1
レーガー(1783-1916):
「皇帝陛下万歳」の主題による変奏曲
コラール前奏曲集 Op.79b から
永遠の朝の輝き(No.4)/ああ、神よ、われを見捨てたもうな(No.1)
主よ、今馬車を停めてでも(No.3)/誰ぞ知る、わが終わりの近きを(No.6)
キリスト、わが命(No.9)/主よ、今馬車を停めてでも(No.12)
何故にわれは悲嘆すべし(No.13)
ミチェスワフ・スルジンスキ(1866-1924):
ポーランドの教会の歌「聖なる神」によるによる即興曲
Op.38
録音:聖カタジナ教会、ヴォルブロム、ポーランド
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アンジェイ・ビャウコ(オルガン(*以外))
ミハウ・ビャウコ(オルガン(*)) |
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セバスティアン・クライェフスキ(1975-):
合奏協奏曲 I(2000)(*)/合奏協奏曲 II(2005)(*)
オーボエ協奏曲(2005)(+)/ミヒャエル・エンデによる7つの断章(2004)(#) |
マレク・ロシュコフスキ(オーボエ(+))
アマデウス・ポーランド放送室内管弦楽団(*/+)
カテジナ・ドロゴシュ(チェンバロ(*))
アグニェシュカ・ドゥチマル(指揮(*))
アンナ・ドゥチマル=ムルス(指揮(+))
ワルシャワ・ポーランド放送交響楽団(#)
タデウシュ・ヴィヘレク(指揮(#)) |
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センスよさそう・・・
インセプション 映画音楽の名曲をピアノで
エンニオ・モリコーネ(1928-):映画「海の上のピアニスト」より
モーツァルト再来/ノクターン・ウィズ・ノームーン
坂本龍一(1952-):映画「シェルタリング・スカイ」の
テーマ
エンニオ・モリコーネ:
映画「海の上のピアニスト」より 愛を奏でて/映画「めぐり逢い」のテーマ
エンヤ(1961-):映画「ロード・オブ・ザ・リング」より
メイ・イット・ビー
ジョン・ウィリアムズ(1932-):映画「シンドラーのリスト」のテーマ
ヴォイチェフ・キラル(1932-):映画「Bilans
kwartalny」のテーマ
アンジェイ・クリレヴィチ(1932-):映画「Lalka」のテーマ
ヴォイチェフ・キラル:映画「Rodzina Polanieckich」のテーマ
ヴァルデマル・カザネツキ(1929-1991):映画「Noce
i dnie」より ワルツ
カーター・バーウェル(1955-):映画「トワイライト〜初恋」より
ベラの子守歌
リチャード・ロジャース(1902-1979):マイ・ファニー・ヴァレンタイン
クシシュトフ・コメダ(1931-1969):映画「ローズマリーの赤ちゃん」から
テーマ
ヘンデル(1685-1759):映画「カストラート」より
泣かせてください
クラウス・オガーマン(1930-):ワルツ
エンニオ・モリコーネ:映画「海の上のピアニスト」より
ダニーのブルース
ハンス・ジマー(1957-):映画「インセプション」のテーマ
ビル・エヴァンス(1929-1980):マキシン |
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マクシム・ジェミンスキ(ピアノ) |
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ボルコフスキ・コンダクツ・ボルコフスキ
マリアン・ボルコフスキ(1934-):
リミッツ [Limits] (管弦楽のための;1971)
深き淵より [De profundis] (混声合唱と管弦楽のための;1998)(+)
地に平和 II [Pax in terra II] (女声、打楽器とオルガンのための;1988)(*)
ヴィジョンズ II [Visions II] (弦楽合奏のための;2003)
ドラム [Dram] (管弦楽のための;1966)
賛歌 [Hymnus] (混声合唱と管弦楽のための;2005)(+)
ヴァリアント [Variant] (器楽アンサンブルのための;1976)(**)
ディエス・イレ [Dies irae] (混声合唱と管弦楽のための;2004)(#) |
マウゴジャタ・アルマノフスカ(ソプラノ(*))
クラクフ打楽器グループ(*)
アンジェイ・ホロシンスキ(オルガン(*))
ビャウィストク・ポドラシェ・オペラ&
フィルハーモニック合唱団&交響楽団(+)
ソウル・コリアン室内管弦楽団(**)
ワルシャワ=プラガ大聖堂合唱団ムジカ・サクラ(#)
パヴェウ・ウーカシェフスキ(合唱指揮(#))
ワルシャワ大学合唱団(#)
イリナ・ボグダノヴィチ(合唱指揮(#))
ワルシャワ・ポーランド放送交響楽団(#)
ワルシャワ・フリデリク・ショパン音楽大学交響楽団(無印)
ピョトル・ボルコフスキ(指揮) |
指揮者ピョトル・ボルコフスキ(1963-)は作曲者マリアン・ボルコフスキの息子。 |
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「グダンスクのリュート・タブラチュア 4022」の音楽
不詳:ポーランドのバレット第34番/同35番/同3番/フィレンツェのバレット−クラント
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638頃):サラバンド
ロベール・バラール(1572/1575頃-1650以後):それはマルスの神/クラント
不詳:ハンガリーのバレット−ハイドゥッケン舞曲/バレット/ドゥーダ/前奏曲
イングランドの議会(ナツメグと生姜)/ベ・メリーまたはダーガソン
クラント/ポーランドのバレット第4番/同第30番/ポーランドの曲
ロベール・バラール:クラント/王女/クラント
不詳:ベルガマスカ/モニカ/アルマンド/ジグ/s.n.−スパニョレッタ
ジョン・スタート(?-1625):バレット
グレゴリー・ヒュウェット(1550頃-1617):ガイヤルド
不詳:ポーランドのバレット第18番/同第40番
ハンス・レオ・ハスラー(1562-1612)/編曲者不詳:
乙女よ、あなたの美しい姿が私を喜ばせる
不詳:高き所には神にのみ栄光あれ(ルター派の賛歌より編曲)
不詳:汝に神の祝福あれ |
マグダレナ・トムシンスカ(リュート) |
使用楽器:2000年、ブレーメンにてイーヴォ・マゲリーニ製(モデル:ヴェンデーリオ・ヴェネーレ製)
調弦:a'=440, 1/6コンマ・ミーントーン
ポーランドのグダンスク市立図書館が所蔵するリュート・タブラチュア手稿譜集第4022号に収められた222の楽曲から32トラック分を収録。
マグダレナ・トムシンスカは2014年現在カナダ在住のポーランドのリュート奏者。この手稿譜集の研究に携わった音楽学者でもあります。
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チェロとピアノのためのポーランド音楽
ヴィトルト・シャロネク(1927-2001):ソナタ(1958)
バルトシュ・スモロンギェヴィチ(1978-):
無伴奏チェロのためのバガテル第1番(2009)(*)
イェジ・バウエル(1936-):
ほぼ古い様式によるパッサカリア(2003)
バルトシュ・スモロンギェヴィチ:
無伴奏チェロのためのバガテル第2番(2009)(*)
ルトスワフスキ(1913-1994):
グラーヴェ.メタモルフォーゼ(1981)
バルトシュ・スモロンギェヴィチ:
無伴奏チェロのためのバガテル第3番(2014)(*)
クシシュトフ・メイエル(1943-):ソナタ第2番
Op.99(2004)
(*)世界初録音。 |
イザベラ・ブホフスカ(チェロ)
ヤクプ・トホジェフスキ(ピアノ(*以外)) |
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DUX 1156/1157
(2CD)
\4000
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ピアソラ、シューベルト、グレツキ、チャイコフスキー、メンデルスゾーン:
弦楽のための作品集
ピアソラ(1921-1992):ブエノスアイレスの四季
シューベルト(1797-1828):序曲ハ短調 D.8
ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-2010):古い様式による3つの小品
チャイコフスキー(1840-1893):弦楽セレナード
Op.48
メンデルスゾーン(1809-1847):
ヴァイオリン、ピアノと弦楽合奏のための二重協奏曲ニ短調(*) |
ユン・ソヨン(ヴァイオリン(*))
クセニア・コーガン(ピアノ(*))
ソウル・コリアン室内管弦楽団
キム・ミン(指揮) |
第14回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール(2011年)優勝者ユン・ソヨンが参加。 |
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クシシュトフ・メイエル(1943-):初期管弦楽作品集
フルート、打楽器と弦楽のための室内協奏曲
Op.6(1964)(*)
オーボエ、打楽器と弦楽のための室内協奏曲
Op.29(1972)(+)
トランペット協奏曲 Op.35(1975)(#)
火の玉(管弦楽のための;1976)(**) |
バルバラ・シフィオンテク(フルート(*))
ディートレム・ヨナス(オーボエ(+))
スタニスワフ・ジェヴィオル(トランペット(#))
カトヴィツェ・ポーランド国立放送交響楽団(*/+/#)
アントニ・ヴィト(指揮(*))
ルベン・シルバ(指揮(+))
ミハウ・クラウザ(指揮(#))
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団(**)
カレル・ストリヤ(指揮(**)) |
録音:1976年12月28日、ラジオ音楽館、カトヴィツェ、ポーランド(*)
1980年9月28日、国立フィルハーモニー・コンサートホール、ワルシャワ、ポーランド(**)
2009年9月1日、グジェゴシュ・フィテルベルク・ホール、上シロンスク文化センター、カトヴィツェ、ポーランド(+/#)
音源:ポーランド放送アーカイヴ |
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リチャード・ロジャース(1902-1979)/
オスカー・ハマースタイン II(1895-1960)作詞/
アンジェイ・オズガ訳詞:
ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」(ポーランド語版) |
スープスク・ヴィトキェヴィチ記念新劇場俳優チーム
ズビグニェフ・クワゴフスキ(監督)
ポーランド・フィルハーモニー・シンフォニア・バルティカ
ボフダン・ヤルモウォヴィチ(指揮) |
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現代合唱名曲集
間宮芳生(1829-):12のインヴェンション
から 獅子舞
ポール・ミーラー(1975-):
今や赤い花びらは眠り [Now sleeps the
crimson petal]
マイケル・エドワード・エジャートン(1961-):
黄色の部屋 [Yellow room]
ハビエル・ブスト(1949-):
おお、大いなる神秘 [O magnum mysterium]
アンジェイ・コシェフスキ(1922-2015):子猫
[Kotek]
パヌフニク(1914-1991):聖母マリアへの歌
[Song to the Virgin Mary]
マチェイ・バブニス(19(1928-2007)61-):
おお、聖なる宴 [O sacrum convivium]
シュトックハウゼン(1928-2007):ナイチンゲール
[Die Nachtigal]
オーラ・ヤイロ(1978-):北極光 [Northern
Lights]
マレク・ヤシンスキ(1949-2010):詩編100
[Psalm 100]
クシシュトフ・ジメルマン:イエス、甘き思い出
[Jesu dulcis memoria]
エリック・ウィテカー(1970-):
手に一本の百合を持ち [With a lily in
your hand] |
441ヘルツ室内合唱団
アンナ・ヴィルチェフスカ(指揮) |
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鎖を解かれて
ジュリアス・イーストマン(1940-1990):エヴィル・ニガー(*)
トマシュ・シコルスキ(1939-1988):リスニング・ミュージック/ディアフォニー
ジュリアス・イーストマン:ゲイ・ゲリラ(*) |
ルトスワフスキ・ピアノ・デュオ
エミリア・シタルツ、
バルテク・ヴォンシク(ピアノ)
&ヨアンナ・ドゥダ、
ミーシャ・コズウォフスキ(ピアノ) |
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日没 独唱と弦楽四重奏のための音楽
レスピーギ(1879-1936):日没 [Il Tramonto]
(*)
ニーノ・ロータ(1911-1979):プレゼピオ
[Il Presepio] (*)
プッチーニ(1858-1924):菊 [I Crisantemi]
ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856-1909):回想の歌
[La Canzone dei Ricordi] (*)
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「オテロ」から
アヴェ・マリア(*)
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):闘牛士の祈り
[La Oracion del Torero] |
ヨアンナ・ティルコフスカ=ドロジュジ(ソプラノ(*))
バルティック・ネオポリス弦楽四重奏団 |
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ジョン・ダウランド(1563-1626):歌曲集第2巻(1600)
I saw my lady weepe / Flow my teares
fall from your springs
Sorow stay, lend true repentant teares
/ Dye not before thy day
Mourne, mourne, day is with darknesse
fled
Tymes eldest sonne, old age the heire
of ease
Then sit thee downe, and say thy Nunc
demittis
When others sings Venite exultemus
Praise blindnesse eies, for seeing is
deceipt
O sweet woods, the delight of solitarienesse
If fluds of teares could clense my follies
past
Fine knacks for Ladies, cheap, choise,
brave and new
Now cease my wandring eyes / Come ye
heavie states of night
White as lillies was her face / Wofull
heart with griefe oppressed
A Sheperd in a shade his plaining made
/ Faction that ever dwells in court
Shall I sue, shall I seek for grace /
Tosse not my soul
Cleare or Cloudie sweet as April showring
Dowlands adew for Master Oliver Cromwell |
ザ・スクール・オブ・ナイト・ベルリン
マリア・スキバ(ソプラノ)
フランク・プシヒホルツ(リュート) |
マリア・スキバはハーグ王立音楽院でマリウス・ファン・アルテナ、リーナ・コルネリセンスに師事したポーランドのソプラノ。フランク・プシヒホルツはナイジェル・ノース、スティーブン・スタブズに師事したドイツのリュート奏者。ザ・スクール・オブ・ナイト・ベルリンは二人が2005年に結成したデュオ。 |
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アコーディオンの印象
クシシュトフ・オルチャク(1956-):墓碑銘
1444
(アコーディオン、ヴァイオリンとチェロのための)(*)
ヘイッキ・ヴァルポラ(1946-):マリリーナ
[Marilina]
(アコーディオンとピアノのための)I,II,III(+)
ユリウス・カルチ(1944-):ポーランド狂詩曲
(アコーディオンとチェロのための)(#)
イェジ・モンドラフスキ:時間と空間の音楽
(アコーディオン、ヴァイオリンとチェロのための)(**)
マッティ・ムルト(1947-):ディヴェルティメント
(アコーディオン、ヴァイオリンとチェロのための)(**)
アンジェイ・トゥホフスキ(1954-):
アメリカ組曲(アコーディオンとクラリネットのための)(++)
タンゴ(2つのアコーディオンのための)(##) |
イェジ・モンドラフスキ(アコーディオン(**以外))
エルジビェタ・ロシンスカ(アコーディオン(**))
マウゴジャタ・スコルパ(ヴァイオリン(*/**))
アンナ・サヴィツカ(チェロ(*/#/**))
マレク・ミゼラ(ピアノ(+))
マリウシュ・バルシュチ(クラリネット(++))
ヤヌシュ・パテル(アコーディオン(##)) |
ヘイッキ・ヴァルポラとマッテイ・ムルトはフィンランド、他はポーランドの作曲家。 |
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カタリナ・グロヴィツカ [カタジナ・グウォヴィツカ]
(1977-):7つのソネット
夏の日 [Summers Day] (1999)
My eye hath played the painter / Oh,
never say that I was false of heart
My love is strenghtened
春の日 [Spring's Day] (2009)
When my love swears / Love is too young
/ Sweet love / All naked |
アルノン・ズロトニク(カウンターテナー)
ルーベンス弦楽四重奏団
Sarah Kapustin, Giles Francis(ヴァイオリン)
Roeland Jagers(ヴィオラ)
Joachim Eijlander(チェロ)
カタリナ・クロヴィツカ(エレクトロニクス) |
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スワヴォミル・クプチャク(1979-):レス・ファクタ
Anaphora V /Res Facta (*)/Dances with
Prelude (+)/Analogya 2 (#) |
フルート・オクロック
エヴァ・リープヒェン(フルート(*/#))
ラファウ・イェンジェイェフスキ(フルート、オブジェクト(#))
サーボルチ・エステーニュイ(ピアノ(*/#))
ラファウ・ウーク(アコーディオン(+))
スワヴォミル・クプチャク(エレクトロニクス) |
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ルノー=ガブリエル・ピオン:「放浪苦行の王子カランダール」 |
ギュライ・アセール・トリュク(歌)
ルノー=ガブリエル・ピオン(ピアノ、アルトクラリネット、バスクラリネット)
ヴァンサン・セーガル(チェロ) |
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シューベルト(1797-1828):連作歌曲「冬の旅」D.911 |
スタニスワフ・キェルネル(バリトン)
ミハウ・ロト(ピアノ) |
スタニスワフ・キェルネルは1980年ポーランドのウーチに生まれ、ウーチ音楽アカデミーで学びながらブリュッセル(ベルギー)でジョゼ・ヴァン・ダムに師事したバリトン。 |
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ジグムント・クラウゼ(1938-):ストシェミンスキへのオマージュ
ポリクロミー(多彩色) [Polychromy] (*)
管弦楽のための小品第1番(+)/弦楽四重奏曲第2番(#)
活人画 [Tableau vivant] (**)/弦楽四重奏曲第3番(#)
管弦楽のための小品第2番(++)/ポリクロミー(##) |
ミュージック・ワークショップ(*)
ポーランド国立放送交響楽団(+)
アウトゥロ・タマヨ(指揮(+))
シロンスク弦楽四重奏団(#)
シンフォニア・ヴァルソヴィア(**)
ヤン・クレンツ(指揮(**))
ベルリン・ドイツ交響楽団(++)
アンサンブル・オブ・ROC・ベルリン(++)
アンジェイ・マルコフスキ(指揮(++))
gnarwhallaby(##) |
録音:1969年(*)/2000年(+)/1994年(#)/1991年(**)/1974年(++)/2012年(##) |
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コラーリス・パッセリス チェロと弦楽五重奏のためのポーランド音楽
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909)/
アンジェイ・ヴルベル(1947-)編曲:セレナード(1896)
ヴィトルト・マリシェフスキ(1873-1939)/
アンジェイ・ヴルベル編曲:組曲 Op.20(1910頃)
アントニ・ストルペ(1851-1872):劇的情景(1868)
クシシュトフ・ヘルジン(1970-):コラーリス・パッセリス(2014)
ピョトル・ヴルベル(1977-):ヴェネツィア幻想曲「コーヒーを挽きながら」(2007) |
アンナ・ヴルベル(チェロ)
カメラータ・ヴィストゥラ |
EMEC
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イングランドの肖像 クラリネットとピアノのための音楽
クラレンス・レイボールド(1886-1972):物思いにふける羊飼い
マルコム・アーノルド(1921-2006):ソナタ
Op.29
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
イングランド民謡による7つの練習曲(1926)
ジョン・アイアランド(1879-1962):幻想ソナタ(1943)
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):5つのバガテル
Op.23
ジョセフ・ホロヴィッツ(1926-):ソナティナ(1981) |
ジョナサン・パーキン(クラリネット)
セバスチャン・スタンリー(ピアノ)
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録音:2012年12月、スペイン=ドゥエロ貯蓄銀行ラ・マリア文化センター・コンサートホール、サモラ、スペイン
2014年現在シティ・オブ・ロンドン・シンフォニアの試用首席奏者を務めながらロイヤル・ノーザン・シンフォニアとイングリッシュ・ナショナル・オペラに首席奏者として客演しているイギリスのクラリネット奏者ジョナサン・パーキンのソロ・デビューCD。セバスチャン・スタンリーは英国王立音楽大学で学んだスペイン系イギリス人ピアニスト。
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E 121/22
(2CD)
\4400
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マルエル・ロペス=キロガ(1899-1988)/カルラス・トレパ(1960-)編曲:
ギター独奏版コプラ集
[CD 1] (*)
Tatuaje (cancion de puerto; 1941) /
Ojos Verdes (zambra-cancion; 1935)
Llora la guitarra (pasodoble; 1938)
/ Dime que me quieres (cancion; 1940)
!Ay, pena, penita! (farruca; 1951)
/
Romance de la otra (farruca-cancion;
1944)
Maria de la O (zambra-cancion; 1933)
/ El laurel (tonadilla; 1941)
Lola la Piconera (tanguillo; 1951)
/
A la lima y al limon (bulerias-cancion;
1940)
Francisco Alegre (pasodoble-torero;
1945) / Solo (tango; 1949)
bulerias de Antonio Torres (bulerias;
1952)
Romance de valentia (pasodoble; 1957)
[CD 2] (+)
No te mires en el rio (bulerias; 1940)
/ Te lo juro yo (danzon; 1941)
Amante de abril y mayo (pasodoble;
1957) / No me llames Dolores (cancion; 1941)
Y sin embargo te quiero (zambra; 1948)
/ Trinia (pasodoble; 1935)
No me digas que no (tanguillo; 1936)
/ Maruja Limon (rumba flamenca; 1968)
Tus ojos negros (zambra; 1940) / La
Nina de Puerta Oscura (bulerias; 1953)
La Zarzamora (marcha-cancion; 1948)
Dona Mariquita de los Dolores (pasodoble;
1942)
Las cositas del querer (farruca-cancion;
1943) /
!Ay, chumbera! (cancion; 1941)
La Parrala (cancion-pasodoble; 1940) |
カルラス・トレパ(ギター) |
録音:1997年2、7月、聖マリア教会、シウラナ、タラゴナ県、カタルーニャ州、スペイン(*)
2005年春、エスペランザ礼拝堂、バルセロナ、スペイン(+)
原盤:NM & Nuevo Medios, S. A.(*)
使用楽器:1892年、アントニオ・トレス製、アルメリア、アンダルシア州、スペイン(*)
1920年、サントス・エルナンデス製、マドリード、スペイン(+)
コプラと呼ばれるスペインの民族的歌謡曲の大家ロペス=キロガの名作の数々をギター独奏に編曲したカルラス・トレパ自身の演奏。
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GADGAD MUSIC
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GADIRAIFA, GADINETの後継レーベルと推測されます。 |
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エスタニスラオ・マルコ(1873-1954):ギター作品集
Vol.3
昔の思い出 [Recuerdos de antano] (タンゴ)/ペニャルバ
[Penalva] (セレナード)
それがどうした! [!A mi, que!] (チョティス)
カルメンチタ [Carmencita] (ガヴォット)/くすぐったさ
[Cosquillas] (ワルツ)
おもしろい! [!Graciosa!] (スペインの歌)/優美
[Gentileza] (タンゴ)
山の人 [Serrano] (チョティス)/アンパリン
[Amparin] (マズルカ)
メヌエット Minueto]/マドリガル I [Madrigal
I]/クレオールの歌 [Cancion criolla]
秋の歌 [Cancion de otono]/兄弟の [Fraternal]
(ワルツ)
あなたの高潔な精神に [A tu alma virtuosa]/感謝(瞑想)
[Gratitud (Meditacion)]
心からの涙 [Lagrimas sinceras] (歌)/幸せな時間
[Horas felices] (歌のメロディ)
祈り [Plegari] (メロディ)/ハネムーン(夢)
[Luna de miel (ensueno)]
愛撫(月の夜) [Caricia (noche de luna)] |
ホルヘ・オロスコ(ギター) |
録音:2010年11月、場所の記載なし
エスタニスラオ・マルコはスペインのバレンシアで活躍したギター奏者・作曲家。ナルシソ・イエペスの少年時代の師の一人です。
収録曲はバレンシア市立作曲家ライブラリー所蔵のテナ神父コレクションから新たに発見された未出版作品。1935年から1953年までに書かれたもので、もちろん世界初録音。
ホルヘ・オロスコは1961年バレンシア生まれのギター奏者。エスタニスラオ・マルコの当シリーズ
Vol.1から演奏を担当しています。
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エスタニスラオ・マルコ(1873-1954):ギター作品集
Vol.4
ロリタ [Lolita] (ワルツ)/喜び [Alegrias]
(性格的ワルツ)
愛撫 [Caricias] (タンゴ)/ブルレスク
[Burlesca] (奇想曲)
カンツォネッタ [Canzonetta]/私の歌 [Mi
Cancion]
ソナティナ [Sonatina]/おじぎそう [Sensitiva]
(トレモロ・メロディ)
アルボラダ [Alborada] (ガリシアの歌)/即興曲
[Impromptu]
夜明け [Aurora] (パソドブレ)/フベナル
[Juvenal] (行進曲)
グレナデン・シロップ [Granadina]/メヌエット
[Minueto]
孤独 [Solea] (アンダルシアのカンティガ)/ナポリの歌
[Cancion Napolitana]
アンダルシアのスケッチ [Boceto Andaluz]
山々の間に [Entre Montanas] 第1番−第8番 |
ホルヘ・オロスコ(ギター) |
録音:2014年11月、リトル・キャニオン・スタジオ、ブルハソト、バレンシア州、スペイン
収録曲はバレンシア市立作曲家ライブラリー所蔵のテナ神父コレクションから新たに発見された未出版作品。1922年から1951年までに書かれたもので、もちろん世界初録音。 |
REGENT
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ヘンデルとイギリスの同時代人たち
ヘンデル(1685-1759):
オペラ「オットーネ」HWV15 より 序曲/イエス、わが喜び
HWV480
エア変ロ長調 HWV469/フーガ ト短調 HWV605/フーガ変ロ長調
HWV607
ヴァース ヘ長調(Fitzwilliam, MS260)
「水上の音楽」組曲第1番 HWV348 より
エア ヘ長調
幻想曲ハ長調 HWV490/フーガ イ短調 HWV609
「天使の飛行」によるヴォランタリー HWV600
ウィリアム・ワロンド(1725頃-1770):ヴォランタリー第10番イ短調
ジョン・ジェイムズ(?-1745):ヴォランタリー第6番ホ短調
ウィリアム・グッドウィン(?-1785頃):ヴォランタリー第7番ト長調
ウィリアム・ボイス(1711-1779):ヴォランタリー第5番ニ長調
ウィリアム・ワロンド:ヴォランタリー第2番ト長調
スターリング・グッドウィン(1714頃-1774):ヴォランタリー第7番ニ長調
トマス・ロージングレイヴ(1688-1766):ヴォランタリー
ト短調
ジョン・スタンリー(1712-1786):トランペット・ストップのためのヴォランタリー
トマス・ロージングレイヴ:ヴォランタリー
ト長調
モーリス・グリーン(1696-1755):
ヴォランタリー第7番変ホ長調/ヴォランタリー第19番ハ短調
ジェイムズ・ネアズ(1715-1783):ヴォランタリー
イ短調 |
ロバート・ウーリー(オルガン) |
録音:2011年7月18-20日、聖メアリー&聖ニコラス教区教会、レザーヘッド、サリー、イギリス
使用楽器:1766年、トマス・パーカー製(2007年、ゲッツェ&グウィン修復)
ロバート・ウーリーはEMI, Virgin, Archiv,
Hyperion, Chandosレーベル等への録音で古楽ファンにはおなじみの、イギリスのオルガン、チェンバロ、クラヴィコード奏者。
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ダブリンのクリスマス
ジョン・フランシス・ウェイド(1711頃-1786)/
デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:O
come all ye faithful
エリザベス・ポストン(1905-1987):Jesus
Christ the apple tree
イングランド伝承/ジョン・デクスター(1954-)編曲:The
holly and the ivy
アンドルー・ガント(1963-):What child
is this
不詳(16世紀フランス)/
スチュアート・ニコルソン(1975-)編曲:Ding
dong! merrily on high
イングランド伝承/レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)、
トマス・アームストロング(1898-1994)編曲:O
little town of Bethlehem
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):A
hymn to the Virgin
ドイツ伝承/ロバート・ルーカス・デ・ピアソル(1795-1856):In
dulci jubilo
J・S・バッハ(1685-1750):In dulci jubilo
BWV729
ボブ・チルコット(1955-):Shepherd's Carol
アーネスト・ダインズ(1986-):Star of
the East
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):Here
is the little door
イングランド伝承/
デイヴィッド・ウィルコックス編曲:God
rest you merry, gentlemen
カール・リュッティ(1949-):My dancing
day
アイルランド伝承/ティモシー・ヌーン(1974-)編曲:Wexford
Carol
ジョン・ラター(1945-):What sweeter music
ヘンデル(1685-1759)/ジョージ・ヒューソン(1881-1972)、
コーニリアス・ジョージ・バニスター(1900-1977)、スチュアート・ニコルソン編曲:
Hark the herald angels sing(聖パトリック大聖堂での歌い方で) |
ダブリン聖パトリック大聖堂聖歌隊
デイヴィッド・コリンズ、リック・カウアン(トランペット)
ベサン・ウォトキーズ(ホルン)
ギャヴィン・ローチ(トロンボーン)
グランシス・マギー(テューバ)
デイヴッド・レイ(オルガン)
スチュアート・ニコルソン(指揮) |
録音:2013年3月20-22日、聖パトリック大聖堂、ダブリン、アイルランド |
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古い修道院で 英国のオルガン音楽
ウォルター・オルコック(1861-1947):トッカータ
バジル・ハーウッド(1859-1949):古い修道院で
エドワード・エルガー(1857-1394)/ジェレミー・カル(1970-)編曲:セヴァーン組曲
ハーバート・サムション(1899-1995):間奏曲
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)/
ハーバート・サムション編曲:賛美歌による2つの前奏曲
ジョン・クック(1918-1984):ソナタ形式の5つの練習曲
ダグラス・スティール(1910-1999):アリオーソ
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983)/クリストファー・パーマー(1946-1995)、
ロバート・ガワー(1952-)編曲:「戦時のスケッチブック」より
プロローグ |
ポール・ウォルトン(オルガン) |
録音:2013年9月25-26日、ブリストル大聖堂、ブリストル、イギリス |
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ウィンチェスターの思い出
ウィリアム・ハリス(1883-1973):Faire
is the heaven
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):戦争レクイエム
Op.66 より Agnus Dei(*/**)
ダグラス・ゲスト(1916-1996):For the
fallen
グスタヴ・ホルスト(1874-1934):Turn back
O man
ジョン・アイアランド(1879-1962):Greater
love hath no man(**)
エドワード・エルガー(1857-1934)/
ウィリアム・ハリス編曲:エニグマ変奏曲
Op.36 より Nimrod(オルガン独奏)(**)
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):Take
him, earth, for cherishing
マーク・ブラッチリー(1960-):For the
fallen(+/**)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):Lord,
thou hast been our refuge(+)
パヴェウ・ウーカシェフスキ(1968-):Nunc
dimittis
ウィリアム・ハリス:Bring us, O Lord
フィリップ・ムーア(1943-):At the round
earth's imagined corners(*/#)(※) |
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊
ウィリアム・ケンダル(テノール(*))
サイモン・レントン(トランペット(+))
ファイン・アーツ・ブラス(#)
ジョージ・キャッスル(オルガン(**))
ジョナサン・ホープ(オルガン(++))
アンドルー・ラムスデン(指揮) |
録音:2013年11月18-19日、2014年3月17-18日、ウィンチェスター大聖堂、ウィンチェスター、イギリス
(※)世界初録音。
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テュークスベリーのクリスマス
フィリップ・レッジャー(1937-2012):Adam
lay ybounden
ボブ・チルコット(1955-):Nova! nova!
ウィリアム・マタイアス(1934-1992):A
babe is born
ボブ・チルコット:The night he was born(+)
イングランド伝承/レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)、
トマス・アームストロング(1898-1994)編曲:O
little town of Bethlehem
フィリップ・ムーア(1943-):Into a quiet
world(*)
不詳(16世紀フランス)/マック・ウィルバーグ(1955-)編曲/
ピーター・スティーブンス(1987-)オルガン・パート編曲:Ding
dong! merrily on high
ウィリアム・カークパトリック(1838-1921)/
デイヴィッド・ヒル(1957-)編曲:Away
in a manger
ドニ・ベダール(1950-):2つのノエル から
Noel huron(オルガン独奏)
ピーター・ウォーロック(1894-1930):Benedicamus
Domino
ジョン・ガードナー(1917-2011):Tomorrow
shall be my dancing day
ピーター・ウォーロック:Bethlehem Down
ポール・エドワーズ(1955-):No small wonder
ジョン・フランシス・ウェイド(1711頃-1786)/
デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:O
come all ye faithful
イングランド伝承/リチャード・ロイド(1933-)編曲:I
saw three ships
ジョゼフ・カレン(1960-):In excelsis
Gloria
イングランド伝承/フィリップ・ムーア編曲:This
is the truth sent from above
ジョン・ラター(1945-):Candlelight Carol
トマス・ヒューイット・ジョーンズ(1984-):Verbum
caro factum est(*)
メンデルスゾーン(1809-1847)/
デイヴィッド・ウィルコックス編曲:Hark!
the herald-angels sing
ドニ・ベダール:2つのノエル から Toccata
sur "Il est ne le divin enfant"(オルガン独奏) |
テュークスベリー・アビー・スコラ・カントールム・オブ・ディーン・クローズ・クレパラトリー・スクール
カールトン・イサリントン(オルガン)
サイモン・ベル(指揮)
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録音:2014年2月3-5日、テュークスベリー・アビー、テュークスベリー、イギリス
(*)世界初録音。(*)(+)ディーン・クローズ・クレパラトリー・スクール委嘱作品。
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吹き鳴らせ、ラッパを 第一次世界大戦時の音楽
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):For
lo, I raise up
アラン・グレイ(1855-1935):1914
Peace / The Dead / The Soldier
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941):A
short Requiem
Salvator mundi / De profundis clamavi
/ Requiem aeternam / Levavi oculos
Requiem aeternam / Audi vocem / Hymn:
Mors ultra non erit / Gloria Patri
Vox ultima crucis
チャールズ・ヒューバート・パリー(1848-1918):Songs
of Farewell
My soul, there is a country / I know
my soul hath power to know all things
Never weather-beaten sail / There is
an old belief
At the round earth’s imagined corners
/ Lord, let me know mine end
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):Lord,
thou hast been our refuge(*) |
トルーロー大聖堂聖歌隊
ルーク・ボンド(オルガン)
クルード・ラモン(トランペット(*))
クリストファー・グレイ(指揮) |
録音:2014年5月12-15日、トルーロー大聖堂、トルーロー、イギリス |
STRADIVARIUS
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ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):
連作カンタータ「われらがイエスの四肢」BuxWV75(1680) |
ロッソ・ポルポラ
フランチェスカ・ボンコンパーニ、
ロベルタ・マラーノ、
アリアンナ・ストルネッロ、
ソニア・テドラ・ケブルカブ、
シルヴィア・フリガート(第1ソプラノ)
ジュリア・ボルカート、マリア・キアーラ・ガッロ、
シルヴィア・ポレット(第2ソプラノ)
マッダレーナ・アルティエーリ、
エレーナ・カルツァニーガ、
マッテオ・ピガート(アルト)
マッシモ・アルティエーリ、
ラッファエーレ・ジョルダーニ、
ジャコモ・スキアーヴォ(テノール)
マッテオ・ベレット、
グリエルモ・ブオンサンティ、
マルコ・サッカルディン、
アルベルト・スパダロット(バス)
ラシカ・ヴィザナージ、
マウロ・マッサ(ヴァイオリン)
ノエリア・レヴェルテ・レーケ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ジュゼッラ・マッサ(ヴィオローネ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ダリオ・カルパネーゼ(オルガン)
ジョルジョ・ダル・モンテ(チェンバロ)
アンドレア・アントネル(テオルボ)
ダニエーレ・チェルヌート、
キアーラ・トッレーロ、
マッシミリアーノ・ヴァルージオ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴァルテル・テストリン(指揮) |
録音:2013年7月24-26日、聖マルゲリータ教会、カンポロード、パドヴァ県、イタリア
ピリオド楽器演奏の隆盛により録音が増え、バロック教会音楽ファンには既におなじみとなった「われらがイエスの四肢」。このラテン語による名作カンタータのディスコグラフィにイタリアの気鋭の古楽アンサンブルが参戦。
ロッソ・ポルポラ(バチカンの枢機卿がまとう法衣の真紅色の意)は声楽アンサンブル「デ・ラビリント」の主宰ヴァルテル・テストリンがイタリアで活躍する若手演奏家を集めて2011年に創設した声楽とピリオド楽器のアンサンブル。2015年、当レーベルよりジャケス・デ・ヴェルトとマレンツィオのマドリガーレを発売予定。
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ル・ヴィオロン・アルモニーク
アンリ・ヴュータン(1820-1881):無伴奏ヴァイオリン作品集
6つの演奏会用練習曲 Op.16/アダージョ
ホ長調
36の練習曲 Op.48 から第28番ト短調/6つの小品
Op.55 |
フランチェスコ・パッリーノ(ヴァイオリン) |
録音:2014年6月、聖バルトロメオ教会、ノマーリオ、トリノ県、イタリア
フランスで活躍したベルギーのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト&コンポーザー、ヴュータンの無伴奏作品集。
フランチェスコ・パッリーノはミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院、ユトレヒト高等大学、ロンドン王立音楽アカデミー(The
Master of Music)、ロンドン大学ハロウェイ校(Ph.D.)で学んだイタリアのヴァイオリニスト。
当レーベルでの前作はシュポアの協奏的二重奏曲集(STR
33933)。
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プライムズ エレクトリックギターと打楽器のための音楽
ルイージ・マンフリン(1961-):具体化された表層
[Embodying surfaces]
(エレクトリックギターと打楽器のための;2013-2014)
ジョヴァンニ・マンクーゾ(1970-):ジョージ、ニックと破壊されたテープの謎
[George, Nick e il mistero del nastro
distrutto]
(プリペアード・エレクトリックギター、打楽器、追加のオブジェクトと
「miss Terry-box」のための;2014)
ガブリエーレ・マンカ(1957-):偶然のモデル
II [Modello di coincidenze II]
(エレクトリックギター、打楽器とテープのための;2014)
リッカルド・ノーヴァ(1960-):プライムズ・セヴンティーン
[Primes seventeen]
(打楽器、エレクトリックギターとテープのための;2010-2014)
マウロ・モンタルベッティ(1969-):われらの無垢なる怒り
[La nostra rabbia intatta]
(エレクトリックギターと打楽器のための;2014) |
シモーネ・ベネヴェンティ(打楽器)
フラーヴィオ・ヴィルツィ(エレクトリックギター) |
録音:2014年8月2-5日、ウルス・スタジオ、ヴィッラ・ミノッツォ、レッジョ・エミーリア県、イタリア |
TANIDOS
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SRD 431/2
(2CD)
\4200
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インスピレーション・アコーディオン 若きアコーディオン奏者のための音楽
[CD 1] 独奏作品
エディー・ハリス(1934-):
練習曲集−アコーディオン小品集−第2巻「旋法の曲集」
[Modals] から
II, III, VI, VII, VIII, IX, XII, XIII
サルバドル・パラダ(アコーディオン)
ジャン・ミシェル・フェラン(1942-):
びっこの小馬の3つの愚痴 [Trois complaintes
du petit cheval boiteux]
ヘスス・モソ=コルメネロ(アコーディオン)
ヘイッキ・ヴァルポラ(1946-):道化師たち
[Clowns]
エドゥアルド・カリェホ(アコーディオン)
ヴェルナー・リヒター(1929-2008):H-E-G-Aの星座
[Konstellation zu H-E-G-A]
アルフレド・カルボ(アコーディオン)
ジャン=マルク・マローニ(1964-):ミニ組曲第1番
[Mini-Suite No.1]
ライフ・カイサー(1919-2001):アラベスク第7番&第10番
[Arabesque Nos. 7 & 10]
ラケル・ルイス(アコーディオン)
ティト・マルコス(1954-):中世の情景 [Escenas
Medievales]
アルフレド・カルボ(アコーディオン)
クシシュトフ・オルチャク(1956-):ソナティナ第1番
エドゥアルド・カリェホ(アコーディオン)
アレクサンドル・ナガーエフ(1947-):子供の組曲第2番
サルバドル・パラダ(アコーディオン)
ホルヘ・タラマスコ(1968-):子供の組曲第2番「露玉ロシオ」
ヘスス・モソ=コルメネロ(アコーディオン)
[CD 2] 室内楽作品
ヨナス・タムリオニス(1949-):ロンド [Rondo]
(サクソフォンとアコーディオンのための)
ヘスス・リブラド(サクソフォン) ラケル・ルイス(アコーディオン)
パトリック・ビュスイユ(1956-):
窓の向こうに [Der riere la fenetre] (打楽器とアコーディオンのための)
イケル・テリェリア(打楽器) サルバドル・パラダ(アコーディオン)
ヘイッキ・ヴァルポラ:
遊びを遊ぶ [Ludit-Ludes] (ヴァイオリン、チェロとアコーディオンのための)
マヌエル・デ・フアン(ヴァイオリン) アンヘル・ルイス・キンタナ(チェロ)
ヘスス・モソ=コルメネロ(アコーディオン)
パトリック・ビュスイユ:
cha... の一分 [Une minute de cha...]
(ヴァイオリンとアコーディオンのための)
ヨランダ・マルティネス(ヴァイオリン) ラケル・ルイス(アコーディオン)
マッティ・ムルト(1947-):
ディヴェルティメント [Divertimento] (ヴァイオリン、チェロとアコーディオンのための)
マヌエル・デ・フアン(ヴァイオリン) アンヘル・ルイス・キンタナ(チェロ)
ヘスス・モソ=コルメネロ(アコーディオン)
ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968-):
クラウディオ・トゥピナンバ(1970-):
七つの神秘的な鍵 [Sete chaves misticas]
(ギターとアコーディオンのための)
ダータル [Dhatar] (ギターとアコーディオンのための)
アベリナ・ビダル(ギター) アルフレド・カルボ(アコーディオン)
ヴァンサン・ベー=ドマンデ(1982-):
地中海のタンゴ [Tango Mediterraneo] (マンドリンとアコーディオンのための)
マリ・カルメン・シモン(マンドリン) エドゥアルド・カリェホ(アコーディオン) |
録音:データ記載なし (P)(C)2014
スペインの若手アコーディオン奏者5人が共同制作したアルバム。
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珠玉のスペイン・チェロ音楽 Vol.3
ロドルフォ・アルフテル(1900-1987):チェロ・ソナタ
Op.26(1960)
ホアキン・ニン・カステリャノス(1879-1949):スペイン組曲(1930)
アレハンドロ・ロマン(1971-):エポケー
[Epoje] Op.50(2014)(*)
アマンド・ブランケル(1935-2005):悲歌
[Elegia] (1959)
ジュアン・ラモテ・デ・グリグノン(1872-1949):
夢想「シューマニアーナ」 [Reverie "Schumanniana"]
(1901)
ガスパル・カサド(1897-1966):
セレナード [Saremade](1925)/ボアブディルの嘆き
[Lamento de Boabdil] (1931)
ホセ・アントニオ・ドノスティア神父(1886-1956):
21のバスク前奏曲 から(作曲者編曲)
苦痛 [Dolor (Onazez)]
若い羊飼いの歌 [Cancion del joven pastor
(Artzai gaztearen oihuak)]
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):歌と踊り
第1番 [Cancion y Danza No.1] (1924)
ホアキン・ニン・カステリャノス:4つの注釈
[Los 4 Comentarios] (1930)から
ラファエル・アングレスの主題による
[Sobre un tema de Rafael Angles]
エルネスト・アルフテル(1905-1989):ハバネラ
[Habanera] (1950)
アンヘル・オリベル(1937-2005):
2つのポルトガルの歌 [Dos cantos portugueses]
(1987)
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
アンダルシアのムーサたち [Las Musas de
Andalucia] Op.93 から
ポリムニア [Polimnia] Op.93(1942)
フアン・ポンス・セルベル(1941-):ロマンス
[Romanza] |
エドゥアルド・デル・リオ(チェロ)
アンヘル・ウイドブロ(ピアノ) |
録音:2014年3月8日、マヌエル・デ・ファリャ・ホール、マドリード王立音楽院、マドリード、スペイン
スペイン音楽ファン、チェロ・マニアに好評のシリーズ
Vol.3。Vol.4の後の発売となります。今回は副題がありませんが、1920年代から1960年までに書かれた作品が中心となっています。(*)は演奏者に献呈された新作。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
SCRIBENDUM
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SC 511
(5CD)
\7000→\6490 |
幻のUNICORN音源復活!
ヤッシャ・ホーレンシュタインの芸術
〜1966-1972レコーディングス〜
CD1
ブラームス:交響曲第2番ニ長調,op.73
デンマーク放送交響楽団
Recording: 16th March 1972,
live performance at the Denmark Radio
Concert Hall in Copenhagen
CD2
マーラー:交響曲第1番ニ長調
ロンドン交響楽団
Recording: 29th and 30th September
1969,
Barking Assembly Hall, London
R.シュトラウス:交響詩「死と変容」
ロンドン交響楽団
Recording: 29th July 1970, Fairfield
Halls, Croydon
CD3
マーラー交響曲第3番ニ短調(第1-5楽章)
CD4
マーラー:交響曲第3番ニ短調(最終楽章)
ロンドン交響楽団
ワンズワース・スクール少年合唱団
アンブロジアン・シンガーズ
Recording: 27th-29th July 1970, Fairfield
Halls, Croydon
交響曲第6番イ短調(第1-3楽章)
CD5
マーラー:交響曲第6番イ短調(最終楽章)
ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
Recording: 15th & 17th April 1966,
live performances at the Stockholm
Concert Hall
ヒンデミット:交響詩「画家マティス」
ロンドン交響楽団
Recording: 19th May 1972,
Walthamstow Town Hall, London |
クラムシェル・ボックス、オリジナル紙ジャケ仕様。
いまはなきユニコーン・レーベルのホーレンシュタインの貴重な音源をボックス化。
よく契約にこぎつけた。
後期ロマン派や近代の大スケール作品を、がっちりした構成と散漫にならないロマンでうまくまとめあげるその手腕。とするとやっぱりこのユニコーン音源のマーラーとブラームスが彼の代表作となる。ユニコーン盤が基本的に入手困難なだけにこのボックスの登場は嬉しい。とはいえおそらく初回限定。気づいたら完売、ということになるのでいつかは買おうと思っている方はお早めに。
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<メジャー・レーベル>
オーストラリアELOQUENCE
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480 7188
(2CD)
\1800 |
デル・モナコ、テバルディ、プロッティ
ヴェルディ:歌劇「オテロ」(全曲) |
マリオ・デル・モナコ(T:オテロ),
レナータ・テバルディ(Sp:デズデモナ),
アルド・プロッティ(Br:イアーゴ),
フェルナンド・コレナ(Br:ロドヴィーコ),
ピエロ・デ・パルマ(T:カッシオ),
ピエル・ルイジ・ラティヌッチ(Br:モンターノ),
ルイザ・リバッキ(Ms:エミーリア),
アンジェロ・メルクリアーリ(T:ロデリーゴ),
ダリオ・カセッリ(Bs:伝令),
アルベルト・エレーデ(指揮)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管&合唱団 |
デル・モナコの輝かしい歌唱
1950年代、盛んにオテロ役を歌っていたマリオ・デル・モナコ。エレーデとの共演は、あの1958年のNHKイタリア・オペラでの伝説的な舞台でも知られています。この1954年の演奏は、デル・モナコの輝かしい歌唱はもちろんのこと、デズデモナ役のテバルディの存在も大きく、2人の若々しい声が全体をぴりりと引き締めています。エレーデの闊達な指揮が、このヴェルディの晩年の作品を流麗に、緊迫感を持って聴かせています。
【録音】1954年7〜8月、ローマ |
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480 7185
(2CD)
\1800 |
デル・モナコ、プロッティ、ギューデン、シミオナート、シエピ
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」(全曲) |
マリオ・デル・モナコ(T:マントヴァ公),
アルド・プロッティ(Br:リゴレット),
ヒルデ・ギューデン(Sp:ジルダ),
ジュリエッタ・シミオナート(Ms:マッダレーナ),
チェーザレ・シエピ(Bs:スパラフチーレ)、他、
アルベルト・エレーデ(指揮)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管&合唱団 |
デル・モナコによる、マントヴァ公の熱演
1954年、マリオ・デル・モナコの伝説的名唱が楽しめる「リゴレット」です。エレーデとの「オテロ」と同じ時期に録音されたこの「リゴレット」で、デル・モナコは好色なマントヴァ公を熱演。輝かしい声を存分に生かした素晴らしい歌唱でプロッティのリゴレットを引き立てています。清楚なギューデンのジルダ、迫力あるシミオナートのマッダレーナ、そして悪の権化のようなシエピのスパラフチーレと配役も万全です。
【録音】1954年7月、ローマ |
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480 5771
\1200 |
マティアス・ゲルネ(バリトン)
《J.S.バッハ:カンタータ集》
J.S.バッハ:
「われは足れり」BWV.82,
「平安なんじにあれ」BWV.158,
「われは喜びて十字架を負わん」BWV.56,
「霊と心は驚き惑う」BWV.35よりシンフォニア
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マティアス・ゲルネ(バリトン),
ロジャー・ノリントン(指揮)
カメラータ・アカデミア・ザルツブルク,
ザルツブルク・バッハ合唱団 |
ゲルネの表現力が光るバッハ
「バスのためのカンタータ」というのはバッハの宗教作品の中でも特別な位置を占めています。受難曲でもわかる通り、バッハは「キリストの声」をこの声域で表現しているとも言われるからです。ゲルネの歌唱の素晴らしいところは、声の深みと張り、そして表現力の豊かさでしょう。
全ての言葉に心が行き渡るも、抑制の効いた歌唱でバッハの世界を表出しています。またオーボエのソロはアルブレヒト・マイヤーが担当。こちらも注目です。ノリントンが理想的なバックを務めています。
【録音】1999年6月, ザルツブルク、カプツィーナ修道院(デジタル:セッション) |
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480 5384
(3CD)
\2700 |
藤川真弓(ヴァイオリン),
《モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集》
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207,
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調K.211,
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216,
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218,
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」,
ロンド 変ロ長調K.269, アダージョ ホ長調K.261,
ロンド ハ長調K.373, ヴァイオリン協奏曲第6番変ホ長調K.268,
ヴァイオリン協奏曲第7番ニ長調K.271a |
藤川真弓(ヴァイオリン),
ヴァルター・ヴェラー(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団, |
偽作まで収録した藤川真弓による名演
ヴァイオリンの名手だった父レオポルドの影響で、幼い頃からヴァイオリンの演奏にも才能を発揮したモーツァルトは、十代の終わりにはすでに熟練したスタイルによる5曲のヴァイオリン協奏曲を完成させていました。その5曲と偽作の第6番、第7番、他小品を日本のヴァイオリニスト藤川真弓が演奏した全曲盤の復活です。
桐朋女子高校を卒業後、ベルギーに留学し、フランツ・ヴィジーとレオニード・コーガンに師事。1966年日本音楽コンクールに入賞し、1971年にはオーマンディ指揮するフィラデルフィア管弦楽団との共演でアメリカデビュー。
この録音はそんな彼女が演奏家としての確固たる位置を築いていった証ともいえるものです。第2番の終楽章や第3番の第2楽章は、特筆すべき名演として知られています。
オリジナルのLPに付されていたライオネル・ソルターの解説も掲載されています(英文のみ)
【録音】1979〜1980年, ロンドン、キングズウェイ・ホール |
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480 7399
\1200 |
ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団
《ブラームス、シューマン、ヴォルフ:弦楽四重奏曲集》
ブラームス:弦楽四重奏曲第3番変ロ長調Op.67,
シューマン: 弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.41-1,
ヴォルフ:イタリアのセレナード ト長調 |
ウィーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団 |
キュッヒル率いるムジークフェライン弦楽四重奏団のロマン派作品集
ムジークフェライン弦楽四重奏団は、ウィーン・フィルの伝統でもある「コンサートマスターと首席奏者たちによる弦楽四重奏」を継承しているアンサンブルで、弱冠20歳でコンサートマスターに選ばれたライナー・キュッヒルが1973年に結成したものです。
この録音は結成直後のものであり、瑞々しい音楽性と豊かな響きを楽しむことができます。【録音】1976〜1978年、ウィーン、ゾフィエンザール |
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480 8893
\1200 |
モントゥー(指揮)&ウィーン・フィル
《ベルリオーズ:幻想交響曲》
1) ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14,
2) メンデルスゾーン:夏の夜の夢〜
序曲, スケルツォ, 夜想曲, 結婚行進曲 |
ピエール・モントゥー(指揮)
ウィーン・フィル |
モントゥー十八番の「幻想」、晩年を象徴するウィーン・フィルとの名演奏
2つの「超自然的」な題材をモティーフにしたロマン派の名作。演奏によっては限りなくどぎつくなってしまうところを、モントゥーは品良く丁寧にまとめています。
モントゥーは「幻想交響曲」に5回商業録音を残しており、最も知られているのは1950年のサンフランシスコ響のものでしょう。しかしこの83歳の時の「幻想」は肩の力の抜けた流麗な演奏で、また違った味わいが楽しめます。
メンデルスゾーンも抒情的で慈愛に満ちた演奏です。
【録音】1) 1958年10月, 2) 1957年11月, ウィーン、ゾフィエンザール |

4/23(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ACTES SUD
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ASM 17
(CD)
\2500 →\2290
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グザヴィエ・ロト&レ・シエクル新譜!
フランス‐スペイン
(1)シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
(2)マスネ:歌劇「ル・シッド」〜バレエ組曲
(3)ラヴェル:道化師の朝の歌
(4)ドビュッシー:管弦楽のための「映像」〜イベリア |
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル |
シャブリエの「スペイン」がロト&シエクルだとこんな響きに。目から鱗の連続の大注目新譜
録音:2012 年8 月24 日/ラ・シューズ・デュー音楽祭、2013
年2 月9 日/サル・プレイエル(パリ)、2014
年3 月28 日/ラルシペル(ペルピニャン)(すべてライヴ)/DDD、51’
04”
「春の祭典」と「ペトルーシュカ」の時代楽器による録音で、レコードアカデミー賞大賞を受賞し、一世を風靡した奇才指揮者フランソワ=グザヴィエ・ロト。期待の新譜はフランスの作曲家の目を通したスペイン。両国はピレネー山脈を挟んで隣同士ながら、音楽の印象はかなり違います。
このテーマの代表作がシャブリエの狂詩曲「スペイン」。1883
年にパリで初演され、ポピュラー名曲となりましたが、マーラーは「近代音楽の始まり」と位置づけ、その先進性を高く評価したといわれます。
時代楽器演奏による初録音に興味津々ですが、これが予想外の新鮮さ。原色的なオーケストラの響きとボルテージの高さが先入観となっていましたが、ロトとレ・シエクルの演奏は繊細で純フランス風。ラヴェルを思わす近代的な音響に驚かされます。ことにハープの効果と音色が絶妙で聴き惚れます。親しみやすい内容に反して、リズムとアンサンブルが難しい作品ですが、ロトの統率力で精密の極み。
マスネ作品が時代楽器で登場するのも初めてで大歓迎。当時の楽器、とりわけ木管の音色がマスネの柔らかな色彩にぴったりで、パステルカラーの世界が広がります。
さらに驚きなのが、ラヴェルの「道化師の朝の歌」。これは凄い。ラヴェルこそ、ロト&
シエクルに一番合う作曲家と実感できる相性の良さ。各楽器の響きがこれ以上ないほど均等なうえ、透明で典雅な音色の美しさと人工美は目から鱗の落ちる思い。今後ラヴェルの大作に挑戦すること間違いないであろうロト&
シエクルの意欲が感じられます。演奏後、観客の「ブラボー」の声が納得できます。
今回もブックレットに弦楽器以外すべての使用楽器が明記されていて、貴重な資料となっています。ロトの演奏は相変わらず才気煥発。歴史的な意義はもちろんながら、切れの良いリズム感、推進力などスペインらしい魅力を味わせてくれます。
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レコードアカデミー賞大賞受賞
奇才ロトとレ・シエクルが時代楽器演奏で「春の祭典」初演時代の響きを再現!
ストラヴィンスキー:
(1)バレエ音楽「春の祭典」 (1913年初版)
(2)バレエ音楽「ペトルーシュカ」 (1911年初版) |
フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)
レ・シエクル |
録音:2013 年5 月14 日/メス・アルセナル、5
月16 日/グルノーブルMC2、9 月29 日/フランクフルト旧オペラ座(1)、2013
年5 月14 日/メス・アルセナル、5 月16 日/グルノーブルMC2(2)(すべてライヴ)/DDD、68’
54”
これはとんでもない衝撃。「春の祭典」と「ペトルーシュカ」の時代楽器による録音が登場しました。時代考証に則した演奏による近代名曲を次々リリース、今最も注目される奇才指揮者のひとりフランソワ=グザヴィエ・ロト。誰が手掛けるかと思われた「春の祭典」、ロトがやってくれました。
どちらも1900 年前後に作られた、主にフランス製の楽器と奏法を用いているのはもちろんながら、改訂魔だったストラヴィンスキーゆえに版の問題も、ここでは初版により、まさに初演時に響いた音を再現しています。
「春の祭典」は1913 年5 月29 日、モントゥーの指揮によりシャンゼリゼ劇場で初演され、音楽史上最大のスキャンダルとなりました。今日では人気曲として、またオーケストラの性能を披露できる好個の楽曲として頻繁に演奏されますが、複雑な変拍子、無理な楽器法など、古楽器あるいは古楽指揮者には不可能な作品とされてきました。ここでは、まず冒頭のファゴット(1900
年ビュッフェ・クランポン製バソン)の音から未知のもので衝撃度満点。
また小型のフレンチ・チューバ、小トロンボーンも新鮮で、ピストン・ホルン8
本の響きも独特。ロシア的な重量感あふれる音で奏されるのが常ですが、この明るいフランス的音色こそまさに初演時の音。目から鱗が落ちる衝撃度です。
また「春の祭典」初演時1913 年版楽譜は自筆のままでパウル・ザッハー財団が所蔵していますが、ロトはこれと1922
年ロシア音楽出版社初版のスコア、モントゥー所蔵の1920
年代初頭の楽譜を検討、音の間違いとストラヴィンスキーが改訂した箇所をはっきりさせ、1913
年5 月29 日初演時の音の再現を試みました。
「ペトルーシュカ」も初演時1911 年版。四管の大編成で、協奏曲風に活躍するはずのピアノがあまり目立ちません。ここでは日本人ジャン=ヒサノリ・スギタニが1892
年製エラールのピアノで美しい響きを醸し出しています。通常の交響楽団がこの版をとりあげると、もっさりと重くなりますが、ロト&レ・シエクルは大編成なことを意識させない透明さ。ことにグロッケンシュピールやチェレスタのキラキラした響きが効果的で、ロシア・バレエならではの夢のあふれる世界を創り出しています。
今回もブックレットに弦楽器以外すべての使用楽器が明記されていて、貴重な資料となっています。ロトの演奏は相変わらず才気煥発。歴史的な意義はもちろんながら、切れの良いリズム感、推進力など驚くほど魅力的な演奏を繰り広げています。
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SOMM
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ジェイコブのピアノ協奏曲第1番!
近代英国音楽の達人ベッビントンのピアノが冴え渡る!
ジェイコブ:ピアノ協奏曲第1番(世界初録音)
ウィリアムソン:ピアノ協奏曲第2番
カーウィセン:ピアノ協奏曲 |
マーク・ベッビントン(ピアノ)
リチャード・ジェンキンソン(指揮)
イノヴェーション・チェンバー・アンサンブル |
世界初録音!ジェイコブのピアノ協奏曲第1番!近代英国音楽の達人ベッビントンのピアノが冴え渡る!
従軍した第一次世界大戦から生還し、「ウィリアム・バード組曲」や「祝典のための音楽」、「トロンボーン協奏曲」など、現在では主に管楽器や吹奏楽作品の作曲家として知られるゴードン・ジェイコブ(1895−1984)。
アーサー・ベンジャミン、ヘンリー・ウッド、クイーンズ・ホール管弦楽団によって1927年に初演された「ピアノ協奏曲第1番」は、このベッビントン盤が世界初録音。特に第一楽章のエネルギッシュでダイナミックなテーマ、華麗なパッセージが聴き手を惹きつけてくれる。
ジェイコブはもちろんのこと、ウィリアムソン、カーウィセンのピアノ協奏曲でも、近代英国ピアノ音楽のスペシャリスト、マーク・ベッビントンのピアノが冴え渡る!
※録音:2014年6月2日−3日、CBSOセンター(バーミンガム、イギリス) |
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ヴァレリー・トライオン
ラフマニノフ、R・シュトラウス、ドホナーニ、コンチェルト集
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番嬰へ短調
Op.1(改訂版)
R・シュトラウス:ピアノと管弦楽のための《ブルレスケ
ニ短調》
ドホナーニ:童謡の主題による変奏曲 Op.25 |
ヴァレリー・トライオン(ピアノ)
ヤク・ファン・ステーン(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 |
ヴァレリー・トライオンは、ジャック・フェヴリエにピアノを学び、ハンガリー政府からはフランツ・リスト勲章を贈られたイギリスのベテラン女流ピアニスト。
ロシアのラフマニノフ、ドイツのR・シュトラウス、ハンガリーのドホナーニをカップリングしたコンチェルト集は、トライオンの80歳を記念したトリビュート・アルバムであり、そのレパートリーの広さ、ベテランならではの懐の深い演奏が魅力。
2013年7月16日−17日の録音。 |
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SOMMCD 210
【旧譜】
\2500
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ディーリアス:パートソング全集
初期のパートソング/歌劇《イルメリン》より合唱曲/イルメリン/
歌劇《村のロメオとジュリエット》より 結婚式の音楽/
《アパラチア》より 合唱曲/クレイグ・ドゥーにて/
さすらい人の歌/真夏の歌/子供のための2つの歌/
夏の夜、水上で歌う2つの歌/
激付随音楽《ハッサン》より2つの合唱曲/城壁に降り注ぐ光輝 |
マシュー・グリーンオール(指揮)
エリジアン・シンガーズ・オヴ・ロンドン
ステファン・ドゥーズ(テノール)
アンドルー・ボール(ピアノ) |
1986年にマシュー・グリーンオールにより設立されたエリジアン・シンガーズ・オヴ・ロンドンの初期の録音。2016年に30周年を迎える彼らは、英国を代表するソプラノ歌手パトリシア・ロザリオ、チェロ奏者スティーヴン・イッサーリスとの共演を果たすなど高い評価を得ている。
※録音:1992年 |
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SOMMCD 212
【旧譜】
\2500
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ブリテンの「ノアの洪水」
ブリテン:
歌劇《ノアの洪水》Op.59 *
キャロルの祭典 Op.28 + |
ニコラス・ウィルクス(指揮)
フィンチリー・チルドレンズ・ミュージック・グループ
キャサリン・ウィン=ロジャース(メゾソプラノ/ノア夫人)*
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(バリトン/ノア)*
ベンジャミン・ラクソン(バス/神の声)*
BBCコンサート管弦楽団 +
ジェフリー・ディバル(ハープ) |
1958年に設立された英国の老舗合唱団フィンチリー・チルドレンズ・ミュージック・グループ。創立40周年を飾ったレコーディングは、ブリテンの「ノアの洪水」。
※録音:1997年10月18−19日、エルストリー、ハバーダッシャーズ・アスクス・ボーイズ・スクール*、1997年7月13日、全聖人教会(ロンドン)+ |
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音楽の木 〜 歌曲集
ベティー・ロー:
2つの庭/朝と昼/無邪気さと経験の動揺/
ローズマリーの伝説/
デンマークの女性のハープ・ソング/
パン屋/高貴な数字/他 |
サラ・レオナード(ソプラノ)
ジェームズ・ボーマン(カウンターテナー)
マーティン・ヒル(テノール)
アンドリュー・ボール(ピアノ) |
英国が生んだ名手達が歌い上げる近現代イギリスを代表する声楽作曲家の1人、ベティー・ロー(b.1930−)の歌曲集。
※録音:1996年1月、3月、全聖人教会(ケント州、テュデレイ) |
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家族の木 〜 子供のための音楽
ベティー・ロー:
3つの子供時代/元素の周期/猫の物語/
4つの熟考された歌/1日中 +/
3つのシェイクスピアの歌/家族の木 |
ロナルド・コープ(指揮)
新ロンドン児童合唱団
アレクサンダー・ウェルズ(ピアノ)
アンナ・ノークス(フルート)
ジュリア・スタクホル(フルート) |
創設者であるロナルド・コープ指揮のもと、ロンドンの児童合唱の澄んだ歌声が響き渡る。
※録音:1996年10月5日、11月2日、ユニバーシティー・カレッジ・スクール(ロンドン、ハンプスティード) |
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ベツレヘムの奇跡 〜 クリスマス合唱曲集
飼葉桶の中で/クリスマスを待ちながら/
サセックス・キャロル/高慢な11月/
私たち少年は生まれた/エサイの根より/他 |
デニス・ダーロー(指揮)
ルイス・ハルシ—(指揮)
ハノーヴァー・スクエア・セント・ジョージ合唱団
アンジェラ・ヘンケル(ソプラノ)
ガイ・シムコック(テノール)
スティーブン・ヘンダーソン(バス)
サイモン・ウィリアムズ(オルガン) |
ロンドン・ヘンデル・オーケストラ、同合唱団の設立者であるデニス・ダーロー。ハイぺリオンでもヘンデルの作品を多く手掛ける名匠がタクトを振る。
※録音:1997年7月19−20日、セント・ジョージ教会(ロンドン、ハノーヴァー・スクエア) |
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ピーター・ドノホー
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ集Vol.2
ピアノ・ソナタ第9番ハ長調 Op.103
ピアノ・ソナタ第10番ホ短調 Op.137(断章)
チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119*
ソナチネ第1番ホ短調 Op.54-1
ソナチネ第2番ト長調 Op.54-2 |
ピーター・ドノホー(ピアノ)
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)* |
ピーター・ドノホーのプロコフィエフ!Vol.2は"ソナタ第9番"&"チェロ・ソナタ"!
第7回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で最高位を受賞したイギリスを代表する名手ピーター・ドノホー。
サイモン・ラトルからの信頼も厚い名匠が取り組むプロコフィエフの「ピアノ・ソナタ集」の第2巻では、「ソナタ第9番」と「チェロ・ソナタ」をカップリング!
旧ソ連(ロシア)のレジェンドたち、リヒテルに献呈された「ピアノ・ソナタ第9番」と、ロストロポーヴィチのために作曲された「チェロ・ソナタ」で、現在のイギリスの名手たち、ピーター・ドノホーとラファエル・ウォルフィッシュが圧巻の演奏を展開。
EMI時代のプロコフィエフも高い評価を受けており、ドノホーにとってこのロシアの巨匠の音楽は、数あるレパートリーの中でも別格の存在。円熟味を増したドノホーのピアニズムが、プロコフィエフ晩年の世界を鮮明に浮かび上がらせる。
※録音:2014年4月15日−16日、ターナー・シムズ・コンサート・ホール(サウサンプトン、イギリス) |
SOMM(NEW HORIZONS)
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メトネル:ピアノ・ソナタ集
回想のソナタ
ソナタ・ロマンティカ
嵐のソナタ
牧歌 |
アレッサンドロ・タヴェルナ(ピアノ) |
1983年生まれのアレッサンドロ・タヴェルナは、ミネソタ国際ピアノ・コンクール第1位、ロンドン国際ピアノコンクール第2位、リーズ国際ピアノ・コンクールでのブロンズ・メダル獲得など、難関コンクールでの数々の受賞歴を誇るイタリア、ヴェネツィア出身のピアニスト。
マゼール&ミュンヘン・フィルとの共演で、ウィーンのムジークフェライン・デビューを飾っており、イタリアの次代を担うピアニストとして大きな期待を集める実力派である。
2013年11月9日−10日の録音。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
AQUARIUS
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AQVR 391-2
(2CD)
\3000
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リムスキー=コルサコフ(1844-1908):オペラ「五月の夜」 |
セルゲイ・レメシェフ(テノール:レフコ)
ヴェロニカ・ボリセンコ(メゾソプラノ:ガンナ)
セルゲイ・クラソフスキー(バス:村長)
イリーナ・マスレンニコヴァ(ソプラノ:パンノチカ)
エフゲーニ
ャ・ヴェルビツカヤ(メゾソプラノ:村長の義姉)
フセヴォロト・チュチュンニク(バス:書記官)
ヴェニアミン・シェフツォフ(テノール:杜氏)
パーヴェル・ヴォロヴォフ(バリトン:カレーニク)
ナジェジダ・クリャーギナ(ソプラノ:水の精)
エレーナ・グリヴォヴァ、オリガ・インサロヴァ(メゾソプラノ:水の精)
ボリショイ劇場合唱団&管弦楽団
ヴァシリー・ネボリシン(指揮) |
録音:1951年 |
<メジャー・レーベル>
<国内盤>
<LP>
ALTUS(LP)
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ALTLP 035
(7LP)
\48000+税
限定品のため予約完売の際はご容赦ください
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フルトヴェングラー戦後ライヴ集成 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
[LP-1&2]
・ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調「合唱」Op.125
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ) ロゼッテ・アンダイ(アルト)
アントン・デルモータ(テノール) パウル・シェフラー(バリトン)
ウィーン楽友協会合唱団
ライヴ録音:1953年5 月30 日
[LP-3&4]
・ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調「英雄」Op.55
ライヴ録音:1952年11 月30日
[LP-5]
・ブラームス:交響曲第1 番 ハ短調 Op.68
ライヴ録音:1952年1 月27 日
[LP-6]
・ブラームス:ヴァイオリン、チェロとオーケストラのための二重協奏曲
イ短調 Op.102
ウィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン) エマヌエル・ブラベッツ(チェロ)
ライヴ録音:1952年1 月27 日
[LP-7]
・ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
Op.56a
ライヴ録音:1952年1 月27 日
・マーラー:さすらう若人の歌
アルフレード・ペル(バリトン)/ライヴ録音:1952年11
月30 日 |
= アルトゥス創立15周年記念LP=
— ウィーン・フィル・ライヴ・エディション
—フルトヴェングラー戦後ライヴ集成
ボスコフスキーの美音も輝く、ウィーン・フィル・アーカイブの正規音源蔵出しオリジナルテープよりLP
化!
重大特典! 295 セット限定生産。フルトヴェングラー肖像
クリスタル製スタビライザー購入者プレゼント! 応募特典引換券付!!
楽友協会大ホール、ウィーン(連合国オーストリア進駐軍放送=ロートヴァイスロート(赤白赤)放送集団によるライヴ録音)/完全限定プレス、295
セット
連合国オーストリア進駐軍放送=赤白赤放送集団(ORF
前身)収録。ウィーン・フィルのアーカイヴに厳重保管されていた貴重なオリジナルマスターテープよりLP
化!
良好な音質でフルトヴェングラーが愛したウィーン・フィルの偉大なライヴの数々がアナログディスクならではの心に迫る音でよみがえります。
■購入者プレゼント フルトヴェングラー肖像 クリスタル製スタビライザー応募特典引換券付!!
購入者プレゼントとして、フルトヴェングラー肖像のクリスタル製スタビライザー(直径7.7cm
高さ4cm 400g)をお送りいたします。プレゼント方法は、応募特典引換券が対象商品の帯に印刷されており、この応募券を切り取っていただき、郵便はがきに貼り、必要事項をご記入の上、お送りいただく流れとなります(応募期限:2015
年12 月31 日消印有効)。

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4/22(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ARS PRODUKTION
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ARS 38170
(SACD Hybrid)
\2700 →\2490
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新星ユーリー・レーヴィチの「八季」!
ヴィヴァルディ(1678-1741):ヴァイオリン協奏曲集「四季」
ピアソラ(1921-1992):「ブエノスアイレスの四季」 |
ユーリー・レーヴィチ(ヴァイオリン)
マンハイム・クアプファルツ室内管弦楽団
ヨハネス・シュレーフリ(指揮) |
録音:2014年9月13-16日、プファルツバウ劇場、ルートヴィヒスハーフェン・アム・ライン、ドイツ
1991年モスクワ生まれ、ヴィクトル・ピカイゼン(モスクワ音楽院)およびパーヴェル・ヴェルニコフ(ウィーン音楽院)門下のヴァイオリニスト、ユーリー・レーヴィチ。
「International Classical Music Awards
[ICMA] Young Artist of the Year 2015」に選出された、今後大躍進が期待される新星アーティストです。
ユーリー・レーヴィチの当レーベル前作 |
ARS 38121
(SACD Hybrid)
\2700 →\2490
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ロシアの魂 ヴァイオリンとピアノのためのロシア音楽
イヴァン・ハンドシュキン(1747-1804):ロシア民謡の主題による変奏曲
ラフマニノフ(1873-1943):セレナード Op.3
チャイコフスキー(1840-1893):ロシアの踊り
Op.40 No.10
プロコフィエフ(1891-1953):ソナタ第2番
Op.94
ショスタコーヴィチ(1906-1975)/ツィガーノフ編曲:
4つの前奏曲 Op.34 Nos.10,15,16,24
ラフマニノフ/ハイフェッツ編曲:ヴォカリーズ
Op.34 No.14
スクリャービン(1871-1915)/シゲティ編曲:練習曲
Op.8 No.10
グリエール(1874-1956):ロマンス Op.3
ラフマニノフ:ハンガリー舞曲 Op.6 No.2
バラキレフ(1837-1910):即興曲
グラズノフ(1865-1936):瞑想 Op.32
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ Op.2/感傷的なワルツ
Op.51 No.6
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):くまばちの飛行 |
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ユーリー・レーヴィチ(ヴァイオリン)
ヴァレンティーナ・バーボル(ピアノ) |
録音:2012年8月、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ユーリー・レーヴィチは1991年モスクワに生まれ、ガリーナ・トゥルチャニノヴァ、ヴィクトル・ピカイゼン、パーヴェル・ヴェルニコフに師事したロシアのヴァイオリスト。
11歳でパガニーニのヴァイオリン協奏曲を公開演奏し天才少年ぶりを発揮。2009年にはピアニストのダニール・トリフォノフとともにカーネギー・ホール・デビューを果たしました。 |
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ARS 38173
(SACD Hybrid)
\2700 →\2490
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ブリュートナーの歴史的ピアノで聴く
シューベルト、ショパン、シューマン:晩年のピアノ作品集
シューベルト(1797-1828):3つのピアノ小品
Op. posth. D.946
変ホ短調/変ホ長調/ハ長調
ブラームス(1833-1897):6つのピアノ小品
Op.118
間奏曲イ短調/間奏曲イ長調/バラード
ト短調/間奏曲ヘ短調
ロマンス ヘ長調/間奏曲変ホ短調
ショパン(1810-1846):
マズルカ ト短調 Op.67 No.2/マズルカ
イ短調 Op.67 No.4
マズルカ ヘ短調 Op.68 No.4/ラルゴ 変ホ長調 |
マリア・ガブリシ(ピアノ) |
録音:2014年9月22-24日、バーゼル、スイス
使用楽器:1874年、ブリュートナー製(ゲオルク・ゼン所有)
ブラームスにおいてはまさに「ピリオド楽器」と言えるブリュートナーのロマンティック・ピアノ(Ars
Produktionの表記ではフォルテピアノ)による演奏。
マリア・ガブリシはポーランドのワルシャワに生まれ、フリデリク・ショパン音楽大学(ワルシャワ)でテレサ・マナステルスカに、ルツェルン音楽大学(スイス)でイヴァン・クンランスキーにモダーン・ピアノを師事。バーゼル・スコラ・カントールム(スイス)でイェスパー・クリステンセンにピリオド鍵盤楽器を師事。Arco
Divaレーベルにショパンのピアノ作品集の録音があります。
「ブリュートナーは、真にピアノで語ることが出来、最も美しい声で歌うことの出来る楽器である。」・・・かって、ウイルへルム・フルトヴェングラーはこう語った。
スタインウェイやベヒシュタインと同じく1835年に創立された歴史あるピアノ・メーカー、ブリュートナー・ピアノ。同じドイツということで西のベヒシュタイン、東のブリュートナーといわれることもある。多くの王族、貴族が愛用し、アインシュタインは彼のヴァイオリン演奏の伴奏楽器としてブリュートナーを選んだ。ショスタコーヴィチ、オルフ、エック、ワーグナー、レーガーもまたブリューナーを愛したという。
人々がブリュートナーを愛好するのはそのふくよかで暖かみのある音による。
・・・実はそのふくよかな音は、特別な仕掛けのせいである。
それはブリュートナーだけが採用している「アリコート・システム」と呼ばれる機構。
ピアノは通常1音に対して3本の弦を張るが、このメーカーは中音から上の音にかけて、3本弦の横にもう1本同音の弦を張り、その弦をハンマーでは叩かず共鳴させるためだけに用いた。こうすることで音色は深みと奥行きをもつことになったわけである。
その反面高価であること、維持・調弦が大変であることはご想像のとおり。だから本当に裕福で音楽を愛する人のみがブリュートナーを持つことができるといわれるのである。
そんな名器ブリュートナーだが、残念ながらこのピアノを用いたCDの数は多くない。
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ARS 38175
(SACD Hybrid)
\2700
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ソロ・フルート Vol.5 近現代(1960年から2000年まで) 無伴奏フルートのための音楽
エディソン・デニソフ(1929-1996):フルートのためのソロ(1972)(*)
福島和夫(1930-):冥(1962)
アンリ・トマジ(1901-1971):レ・シクラード
[Les Cyclades] (エーゲ海の島々)(*)
イオス(祈願)/ナクソス(愛の歌)/デロス(羊飼いの踊り)
ロベルト・ムチンスキ(1929-2010):無伴奏フルートのための前奏曲
Op.18(1968)
ルドルフ・エッシャー(1912-1980):モノローグ(1969)
ゲアハルト・ブラウン(1932):格言 [Aphorismen]
(1972)から 第2番,第5番(*)
アヴラハム・アムザラグ(1941-):孤独 [Desolation]
(1973)(*)
イサン・ユン(1917-1995):
フルートのための練習曲 から グランドフルートのためのアレグレット(*)
ゲアハルト・ブラウン:マニフィカト(1979)(*)
トリスタン・クーリス(1946-1996):幻想曲(1976)
アンリ・プスール(1929-2009):屈曲 I [Flexions
I] (ボードレールのために;1979)(*)
エディソン・デニソフ:無伴奏フルートのための2つの小品(1983)(*)
パストラーレ/運動
マルク・コピトマン(1929-2011):哀歌 [Lamentation]
(1984)(*)
ヴオジミェシュ・コトンスキ(1925-2014):牧歌
[Bucolica] (1989)から(*)
銘文 [Inscriptio]/聞こえぬ者 [Surdis]
エリオット・カーター(1908-2012):
私は風に書く [Scrivo in vento] (ペトラルカの詩による;1991)
武満徹(1930-1996):エア [Air] (1995)
ハインツ・ホリガー(1939):フルート独奏のための小アリア
[Petit Air] (2000)(*) |
ミリヤム・ナスタシ(フルート)
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録音:2014年9月9-11日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
オランダのユトレヒト生まれのフルーティスト、ミリヤム・ナスタシ校訂の楽譜本「Die
Soloflote, Edition Peters Nr. 8641」に収録された作品をナスタシが自ら演奏するシリーズの第5巻。(注:2015年4月10日現在、Edition
Peters社のウェブサイトでは第5巻の発売が確認できません。)
オーレル・ニコレらに師事したナスタシははじめ現代音楽に傾倒していましたが、やがて古楽に興味を持ちフランス・フェスターらの教えを受けました。1991年にフライブルク音楽大学フルート科教授に就任し、1996年から2006年までは主任教授を務めました。(*)世界初録音。
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ARS 38176
(SACD Hybrid)
\2700
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夢の色 サクソフォン、ヴァイオリンとピアノのための音楽
ミヨー(1892-1974):
サクソフォン、ヴァイオリンとピアノのための組曲「荷物のない旅行者」Op.157b
ジャン=リュック・ドフォンテーヌ(1965-):夢の色
[Couleurs d'un Reve]
ラッセル・ピーターソン(1969-):
アルトサクソフォン、ピアノとヴァイオリンのための三重奏曲(2007)
マルク・エイシェンヌ(1933-2012):歌と踊り
[Cantilene et Danse] (1961)
チャイコフスキー(1840-1893)/ディヴィッド・デブーア・キャンフィールド(1950-)編曲:
バレエ「くるみ割り人形」からの3つの舞曲
金平糖の踊り/アラビアの踊り/トレパーク(ロシアの踊り)
ガーシュウィン(1898-1937)/フョードル・ルーディン(1992-)編曲:
アルトサクソフォン、ピアノとヴァイオリンのための3つの小品(*)
サマータイム/アイ・ガット・リズム/そんなことはどうでもいいさ
ピアソラ(1921-1992)/フラトレス・トリオ編曲:オブリビオン(忘却)(*) |
フラトレス・トリオ
ハイラペト・アラケリアン(サクソフォン)
フョードル・ルーディン(ヴァイオリン)
ルドルフス・ヴァンクス(ピアノ) |
録音:2014年8月1-3日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
アルメニアのハイラペト・アラケリアン(1991年エレバン生まれ)、ロシアのフョードル・ルーディン(1994年モスクワ生まれ)ラトヴィアのルドルフス・ヴァンクス(1984年のリガ生まれ)が2012年に結成したフラトレス・トリオのデビューCD。
「フラトレス」はラテン語で「兄弟」の意。クラシカルなサクソフォン・レパートリーとしても貴重な作品ばかりであり、(*)は世界初録音と推測されます。 |
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グラーフ・オリジナルのフォルテピアノで聴く
グラン・デュオ 二台のピアノのための音楽
ショパン(1810-1846):2台のピアノのためのロンド
Op.73(1828)
メンデルスゾーン(1809-1847)&イグナーツ・モシェレス(1794-1870):
ヴェーバーのオペラ「プレチオーザ」のジプシー行進曲の主題による
華麗な変奏曲 Op.87b(1833)
モシェレス:大二重奏曲「ヘンデルへのオマージュ」Op.92(1822/1835)
フェルディナント・ヒラー(1811-1885):
二台のピアノのための大二重奏曲 Op.135(1834)
リスト(1811-1886):メンデルスゾーンの無言歌の主題による演奏会用大曲(1834) |
福田理子、
トビアス・コッホ(フォルテピアノ) |
録音:2013年10月16-19日、クラウス・フォン・ビスマルク・ホール、ケルン、ドイツ
使用楽器:1830年および1835年、ウィーン、コンラート・グラーフ製(エドウィン・ブンク所有)
収録作品が書かれた当時に製作されたフォルテピアノ2台を使用した貴重な録音。
福田理子は東京に生まれ3歳でピアノの練習を開始、桐朋音楽大学でオーボエ(モダーンおよびバロック)を学び、卒業後フォルテピアノに転向。1989年オランダ政府給費留学生としてハーグ王立音楽院に入学しスタンリー・ホーホラントに師事。以来オランダを本拠に活躍しています。
トビアス・コッホは1968年ドイツのケンペンに生まれ、デュッセルドルフのローベルト・シューマン音楽大学、ウィーン、グラーツ、ブリュッセルの各音楽院で学びました。ピリオド鍵盤楽器によるロマン派の演奏に定評があり、特にシューマンの解釈については権威あるピアニストと見なされています。録音は
Genuinレーベル他に多数あります。 |
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プレイエル博物館の珍曲コンサート Vol.16
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(1757-1831):
ピアノ、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏交響曲イ長調
Ben114(1792)(*)
交響曲ニ短調 Ben160(#)
フルート、オーボエ、ホルン、ファゴットと管弦楽のための協奏交響曲ヘ長調
Ben115(1802)(+) |
エーリヒ・シャーゲルル(ヴァイオリン(*))
シュテファン・シュトロイスニヒ(ピアノ(*))
アレクサンド・ウーリヒ(フルート(+))
エマ・ブラック=デイヴィスリム(オーボエ(+))
アルミン・ベルガー(ホルン(+))
カタリン・セベッラ(ファゴット(+))
カメラータ・プロ・ムジカ
クリスティアン・ビルンバウム(指揮) |
録音:2014年1月4日、ライヴ、新年演奏会、音楽の家、グラーフェンヴェルト、オーストリア
(#)世界初録音。
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DUX
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ルトスワフスキ(1913-1994):クリスマス・キャロル集
天使が羊飼いたちに告げた/すでに真夜中になっていた/イエス、愛らしい花
羊飼いたちが野から/ゆりのようなマリアよ/御子は飼葉桶の中に/
キリストが生まれた時/彼らはベツヘレムへと急いだ/小さきイエス
やあ、ぼくらはうれしい/愛らしい乙女が/生誕の日に/そしてこの子に何が?
ぼくら羊飼いも/小さなみどり児/おやすみ、小さなイエス/優しき羊飼い
主の生誕に/聖母が大地を歩く/神が生まれた |
ピョトル・クシェヴィチ(テノール)
ヴァルデマル・マリツキ(ピアノ) |
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ジョゼフ・スルク [ユゼフ・シュルツ] (1875-1956):
ヴァイオリンとピアノのための作品集
ソナタ イ短調 Op.61/子守歌 Op.4/東洋的旋律/セレナード |
ヤロスラフ・ピェトシャク(ヴァイオリン)
ユリタ・プシビルスカ=ノヴァク(ピアノ) |
ユゼフ・ジグムント・シュルツ [Jozef Zygmunt
Szulc] はポーランドに生まれの作曲家。フランスのパリに移住しジョゼフ・スルクに改名、マスネに師事した後ブリュッセル(ベルギー)のモネ劇場の指揮者に就任。作品はミュージカル・コメディ、映画音楽、歌曲、室内楽曲等。 |
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神託の響き チェロとピアノのための現代音楽
ルーカス・ラングロッツ(1971-;スイス):アグニ
[Agni]; 熱 / 光 / 煙
マルシリオ・オノフレ(1982-;ブラジル):破格構文の道
[Caminho Anacoluto]
ウィリアム・ドーアティ(1988-;アメリカ合衆国):無水晶体
[Aphakia]
カスパール・ヨハネス・ヴァルター(1964-;ドイツ):
スプリット・トーンズ 3 [split tones
3]
デメトレ・ガムサフルディア(1988-;グルジア):Zersidai
鷹色の騎士 / 忘れられた木立 / 戦争 |
ヴィクトル・コチュバン(チェロ)
デメトレ・ガムサフルディア(ピアノ) |
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J・S・バッハ ハ短調
J・S・バッハ(1685-1750):オルガン作品集
前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546/トリオ
ハ短調 BWV585
ただ愛する神の摂理に任す者(コラール)BWV647/フーガ
ハ短調 BWV575
幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537
コラール「おお、神よ、義なる神よ」によるパルティータ
BWV767
パッサカリア ハ短調 BWV582 |
イレナ・ヴィセウカ=チェシラル(オルガン)
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録音:聖バルトゥオメイ教会、パスウェンク、ポーランド
使用楽器:1717-1719年、アンドレアス・ヒルデブラント製 |
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世界的オペラ・スターたち
エヴァ・ポドレシ、ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団とのライヴ
グルック(1714-1787):オペラ「オーリードのイフィジェニー」序曲(*)
グルック:オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」から
Malheureux, que j'ai fait - J'ai
perdu mon Eurydice
(オルフェオのレチタティーヴォとアリア)
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「パルミーラのアウレリアーノ」序曲(*)
ロッシーニ:オペラ「バビロニアのキュロス」から
Ciro infelice(キュロスのアリア)
ドニゼッティ(1797-1848):オペラ「ルクレツィア・ボルジア」(オルシーニの乾杯の歌)
プロコフィエフ(1891-1953):カンタータ「アレクサンドルネフスキー」から
アリア
ポンキエッリ(1834-1886):
オペラ「ラ・ジョコンダ」から Voce di
donna(チェーカのアリア)
マスカーニ(1863-1945):オペラカヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲(*)
ヴェルディ(1813-1901):
オペラ「イル・トロヴァトーレ」から
Stride la vampa(アズチェーナのアリア)
マスネ(1842-1912):
オペラ「サンドリヨン」から マダム・ド・ラ・アルティエールのトリアード
ロッシーニ:オペラ「アルジェのイタリア女」から
Cruda sorte(イザベッラのアリア) |
エヴァ・ポドレシ(アルト(*以外))
ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団
ウーカシュ・ボロヴィチ(指揮)
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録音:ライヴ
エヴァ・ポドレシはワルシャに生まれたポーランドを代表するアルトの一人。1975年にロッシーニの「セビリアの理髪師」のロジーナ役でデビュー以来、3オクターヴに及ぶムラのない声域とバロックから現代音楽レパートリーに至る柔軟性により世界各地のオペラハウスに出演する他、教会音楽のソリストやリサイタル歌手としても活躍を続けています。
当ライヴでの伴奏指揮は「現在のポーランド・オペラ界にこの人在り」のウーカシュ・ボロヴィチ。
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マチェイェフスキ変奏曲
マチェイ・フォルトゥナ(1982-)&クシシュトフ・ディス(1982-):
マチェイェフスキの主題によるトランペットとピアノのための変奏作品集
Notturno Variation / Drommen (Variations
No. 1 - 3) / Fjattrad Variation
Eko Variation / Kolysanka Variation No.
1 / Lamentatio IV de Requiem Variation
Sonata (Variations Nos. 1 - 4) / Kolysanka
Variation No. 2 |
マチェイ・フォルトゥナ(トランペット)
クシシュトフ・ディス(ピアノ) |
ポーランドの前衛ジャズ&クラシカル・コンポーザー・プレーヤーであるマチェイ・フォルトゥナとクシシュトフ・ディスが、ポーランドの作曲家ロマン・マチェイェフスキ(1910-1998)の作品の一節をもとに変奏を展開。 |
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DUX 1153/1154
(2CD)
\4000
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クリストリープ・ジークムント・ビンダー(1723-1789):
チェンバロのための6つのソナタ Op.1(1959、ドレスデンで出版)
第1番ヘ長調/第2番ニ長調/第3番ハ短調/第4番ホ長調/第5番イ短調
第6番変ロ長調 |
パウリナ・トカチク(チェンバロ)
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クリストリープ・ジークムント・ビンダーはドレスデンに生まれ没した作曲家。ドレスデン宮廷の鍵盤楽器奏者として活躍。作品はチェンバロ協奏曲およびソナタ、管弦楽曲、数多くの室内楽曲等。現在では無名ながら、ドイツの鍵盤音楽への貢献は大きいとされています。
パウリナ・トカチクはポーランドのチェンバロおよびフラウト・トラヴェルソ奏者。ボクミワ・ギズベルト・ストゥドニツカ(クラクフ音楽アカデミー)、ロバート・ヒル(フライブルク音楽大学)、クリスティーネ・ショルンスハイム(ミュンヘン音楽大学修士課程)にチェンバロを、カール・カイザーおよびミヒャエル・シュミット=カスドルフにバロック・フラウト・トラヴェルソを師事。ピリオド楽器アンサンブル:カンティカ・サクラ(2002年)、ムジカ・グラツィオーザ(2008年)、アド・リビドゥム(2010)創設メンバー。 |
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アリナのためのソナティナ サクソフォンと弦楽のためのポーランド現代音楽
パヴェウ・ミキェティン(1971-):アリナのためのソナティナ
エドヴァルト・シェリツキ(1956-):
明確な差異 [Differentia specifica] (タンゴ風幻想曲)
イェジ・デルフェル(1941-):アルトサクソフォンと弦楽のためのソナタ
ホ短調
パヴェウ・ミキェティン/イェジ・ツェンブジンスキ編曲:
アメリカの天使たち(ソプラノサクソフォンと弦楽のための版)
ヤツェク・グルジェン(1961-):ソプラノサクソフォンと弦楽のための協奏曲 |
アリナ・ムレチコ(サクソフォン)
バルティック・ネオポリス管弦楽団 |
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パヌフニク(1914-1991):協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲(1971)(*)
チェロ協奏曲(1991)(+)
ピアノ協奏曲(1961)(#) |
ロベルト・カバラ(ヴァイオリン(*))
ロマン・ヤブオンスキ(チェロ(+))
ボグダン・チャピェフスキ(ピアノ(#))
グダンスク・スタニスワフ・モニュシュコ音楽
アカデミー交響楽団
ジグムント・リヒェルト(指揮) |
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ヴァイオリンはクルカ!
ペンデレツキ(1933-):
ヴァイオリン協奏曲第1番(1976-1977)(*)
ヴィオラ協奏曲(1983)(+) |
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(ヴァイオリン(*))
ロベルト・カバラ(ヴィオラ(+))
ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団
マチェイ・トヴォレク(指揮(*))
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮(+)) |
録音:2014年12月15-20日、コンサートホール、
クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター、ルスワビツェ、ポーランド |
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ペンデレツキ(1933-):
クラリネット協奏曲(1984)(*)
フルートと室内管弦楽のための協奏曲(1992)(+)
3つのチェロと管弦楽のための合奏協奏曲第1番(2001)(#) |
ミシェル・ルティエク(クラリネット(*))
ウーカシュ・ドゥーゴシュ(フルート(+))
アルト・ノヴァス、
バルトシュ・コジャク、
ラファウ・クフャトコフスキ(チェロ(#))
ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮(+)) |
録音:2014年12月16-22日、コンサートホール、
クシシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター、ルスワビツェ、ポーランド |
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ネヴィル・マリナー&ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団 イン・コンサート
モーツァルト(1756-1791):交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K.551
ベートーヴェン(1770-1827):交響曲第2番ニ長調
Op.36 |
ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団
ネヴィル・マリナー(指揮) |
録音:2013年11月ライヴ
巨匠、といいながらどこか忘れられた感のあるマリナーが御年89歳でポーランドの辺境オケを指揮した録音がいきなりDUXから登場。
ポズナン(ポズナニ)・フィルといってもほとんど記憶にないが、ポズナンという街はポーランド西部に位置するポーランド最古の都市の一つで、中世ポーランド王国の最初の首都でもあった。パデレフスキがこの街に住むポーランド人住民に対して武力蜂起を起こすように呼びかけたことからパデレフスキの名を冠する音楽学校もある。
そんなわけでこのなじみのないオケも実はアーベントロートを初めとする海外の大指揮者、そしてジョルジェスク、ロヴィツキなどの国内指揮者の重鎮も指揮台に登っていて、その歴史の深さを知ることができる。
マリナーはカタルニアのマイナー・オケを指揮したり、今回はこのポズナンのオケ・・・なかなか人生を謳歌している感じがしていい。
人生最後の第4コースを回り始めて、マリナー、味わい深くなってきた。
マリナー指揮&カダケース管
このアルバムが実に良かったりします。 |
TRITO
TD 0014-15
(2CD)
\4000
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モーツァルト:管楽器のための協奏曲集
フルート協奏曲第1番ト長調 K.313(*)
オーボエ協奏曲ハ長調 K.314(+)
クラリネット協奏曲イ長調 K.622(#)
ファゴット協奏曲変ロ長調 K.191(**) |
ハイメ・マルティーン(Fl(*))
クリストファー・カウィー(Ob(+))
ジョアン・エリク・リュナ(バセット・クラリネット(#))
ダビド・トマース(Fg(**))
ネヴィル・マリナー指揮
カダケース管 |
世界で最も指揮の下手な有名指揮者として揶揄されつづけたマリナーも、今はカタルーニャの地方都市カダケースで意気揚揚と指揮活動を続けている。
今回はマリナーにとってはまさに最高の晴れ舞台といっていいモーツァルトのコンチェルト・アルバム。
1988年にカタルーニャ地方の町カダケースに創設されたオーケストラ、カダケース管弦楽団は、現在マリナーとノセダのコンビでTRITOレーベルから精力的にCDをリリースしてきている。
ソリストのひとりクリストファー・カウィーはアカデミー室内管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、カダケース管弦楽団の首席を務めるオーボエ奏者。ほかの3人のソリストはスペインの奏者。
で、このアルバムがひそかに評価されている。
「もう何でも屋のマリナーじゃないよ」、というそんな大人の余裕が感じられるのである。
あとは無事に入って来ることを願ってます・・・
録音:2003年2月16-17日、スペイン、サラゴサ、オーディトリアム |
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ENCHIRIADIS
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ザ・パーセルズ/パーセル兄弟:独唱と通奏低音のための作品集
ヘンリー・パーセル(1659-1695):
彼女は恋し、愛を打ち明ける Z.413
ダニエル・パーセル(1664-1717):
カンタータ「緑豊かな木立の中」
ヘンリー・パーセル:
無駄だ、レスビアよ Z.383
ああ!恋することは何と楽しい Z.353
チェンバロまたはスピネットのためのレッスン曲選集
組曲第2番ト短調 Z.661 から アルマンド(チェンバロ独奏)
ダニエル・パーセル:
カンタータ「思い上がった私が称賛する彼女は」
ヘンリー・パーセル:
音楽が愛の糧であるならば (第2版)Z.379b
ダニエル・パーセル:カンタータ「アポロとダフネ」
ヘンリー・パーセル:
夕べの賛歌 Z.193/おお、孤独よ Z.406
ダニエル・パーセル:カンタータ「セプティミウスとアクメ」 |
デリア・アグンデス(ソプラノ)
マヌエル・ミンギロン(アーチリュート、バロックギター)
ラウラ・プエルト(チェンバロ、オルガン)
ルス・ベロナ [ルース・ヴェローナ] (チェロ) |
まさに才色兼備! スペインの美しきソプラノ、デリア・アグンデス登場
!!
ヘンリー・パーセルとその弟(従弟説も有り)ダニエルの作品集。
ダニエルは王室礼拝堂聖歌隊員を14歳まで務め、20代半ばでオックスフォード・モードリン・カレッジのオルガニストに就任。1695年ヘンリーが36歳の若さで亡くなるとロンドンに移り、40以上の劇付随音楽をはじめ数多くの声楽曲、室内楽曲、鍵盤楽曲、オード、教会音楽を書き上げました。1713年ホルボーンの聖アンドルー教会のオルガニストに就任し亡くなるまで務め、その地に埋葬されました。
デリア・アグンデスはスペインのカセレス生まれのソプラノ。バルセロナのリセウ音楽院でカルメン・ブスタマンテに師事。ピーター・フィリップス、リチャード・レヴィット、セルソ・アントゥネス、エドゥアルド・ロペス・バンソ、ゲルト・テュルク、カルロス・メナ、グロリア・ファブエル、ジョルディ・ドゥメナク、アナ・ルイサ・チョバ、マリア・エスパダ、オルガ・ピタルクのマスタークラスを受講、またリセウ音楽院のヤング・オペラ・カンパニーのソリストを務めました。
スペイン国内の数多くのモダーンおよびピリオド楽器オーケストラにソリストとして招かれ、その美貌に劣らぬ実力が高く評価されています。国際的舞台に立つのは時間の問題でしょう。
スペインの歌手には珍しくパーセルの音楽に適性を示しているというデリア・アグンデス。このアルバムにも期待できそうです。
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MPMP
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ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポ(1775-1842):ピアノ・ソナタ全集
Vol.1
大ソナタ [Grande Sonata] Op.5/平易なソナタ
[Sonata Facil] Op.13
ソナタ Op.15 No.1/ソナタ Op.15 No.2 |
フィリップ・マルケス(ピアノ)
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ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポはイタリア人音楽家を父にポルトガルのリスボンに生まれ、父の後を継いで王室宮廷礼拝堂に仕えた後、1801年にパリに赴きピアニスト・作曲家として名を上げ、クレメンティと交友、その後ロンドン、リスボン、パリを行き来したのち1820年にリスボンに戻りました。リスボンではフィルハーモニー協会を創設して演奏会を開き、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンらの作品を採り上げ、1835年にはリスボン音楽院初代院長に就任するなど、ポルトガル音楽の改革者として大いに活躍しました。
モダーン・ピアノによるボンテンポのピアノ・ソナタ全集。ポルトガルの若きピアニスト、フィリップ・マルケスがコンサートとの同時進行で録音していく予定です。 |
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サンタレンの歴史的オルガン Vol.1
ジョゼ・マルケス・エ・シルヴァ(1782-1837):教会音楽作品集
聖金曜日のレスポンソリウム(1832)
ヴェルソ第5または第7旋法(マニフィカト第5旋法の詠唱と交互に演奏)
タントゥム・エルゴ
ベネディクトゥス(1809) |
カペラ・パトリアルカル
パトリシア・ガブレル、
モニカ・サントス(ソプラノ)
カロリーナ・フィゲレド、
カタリーナ・サライヴァ(アルト)
ジョアン・セバスティアーノ、
ペドロ・カシャード(テノール)
マヌエル・レベーロ、
ウーゴ・オリヴェイラ(バス)
セルジオ・シルヴァ(オルガン)
ジョアン・ヴァス(オルガン、指揮) |
リスボンの北東45kmに位置するサンタレンはローマ帝国属州ルジタニアの首都、またポルトガル建国後にも首都が置かれたことのある(1325-1357)古都。リスボン大震災(1755)やナポレオンの半島戦争(1808-1814)による破壊をくぐり抜けた歴史的建造物が多く残っており、教会の歴史的オルガンの修復も進められているようです。
ジョゼ・マルケス・エ・シルヴァはポルトガルの修道士・作曲家・オルガン奏者。カペラ・パトリアルカルは16世紀から19世紀のポルトガル音楽を演奏するために2006年に創設された声楽アンサンブル。指揮者のジョアン・ヴァスはポルトガルにおける歴史的オルガン演奏の第一人者です。
録音:ミゼリコルディア教会、サンタレン、ポルトガル |
SOUPIR
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S 202
\2800 →\2590
〔再プレス〕
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復活!再プレス
アルド・チッコリーニ/ヤナーチェク・アルバム
ヤナーチェク(1854-1928):
霧の中で JW.VIII-22(1912以前)
ピアノ・ソナタ変ホ短調「1905年10月1日、街頭にて」JW.VIII-19(1905)
草陰の小道で JW.VIII-17(第1集:1901-1908/第2集:1911)
追憶に JW.VIII-9(1886頃)
主題と変奏(ズデンカ変奏曲)JW.VIII-6(1880) |
アルド・チッコリーニ(ピアノ) |
録音:1999年 初出:2001年
2015年2月1日に89歳で亡くなったアルド・チッコリーニが録音したヤナーチェクのピアノ作品集が復活しました。
この録音は2001年にAbeille Musiqueレーベルから発売され2006年に当レーベルから再発売されましたが、いずれも少量・短期間の供給にとどまった模様で、日本のファンの手元に充分に届いたとは言えない状況でした。
今回はチッコリーニを追悼する意味を込めての再々発売と推測されますが、やはり早々の完売・再生産未定のおそれがあると言わざるを得ません。なるべくお早目のオーダーをお願いいたします。
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独MOECK(メック) 自主制作CD発売!
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ドイツの有名なリコーダー楽器メーカー「Moeck」(メック)の自主制作CDの発売!
世界のリュート界の第一人者として国際的に活躍している佐藤豊彦、リトルコンソート・アムステルダムのメンバー、ワルター・ファン・ハウヴェによるブロック・フローテの極み。 |


MOECK10012
\3000→\2790 |
Blockflute Classics.1
テレマン:パルティータ第5番 ホ短調
テレマン: 幻想曲 第8番 ホ短調
テレマン: ソナタ ニ短調
J.S.バッハ:パルティータ ハ短調 BWV1013
テレマン: ソナタ ニ長調
テレマン:幻想曲 第1番 ト長調
テレマン:トリオソナタ ロ長調 |
ワルター・ファン・ハウヴェ(ブロックフローテ)
(F.ブリュッヘンに師事し
リトルコンサート・アムステルダムのメンバー)
グレン・ウイルソン(ハープシコ−ド)
ウォウター・メラー(チェロ)
佐藤 豊彦(lute) |
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MOECK10013
\3000→\2790 |
Blockflute Classics.2
F. クープラン:恋のうぐいす
フイリドール: ソナタ ニ短調
ジャック・オトテール: 前奏曲
f major,g minor,a minor,b flat major,c
minor,d minor
Deuxieme Suite in d minor from:Premier
Livre de Pieces(1715)
Prelude,Allemande, Sarabande,Menuett I-II,Gavotte,
Rondeau,Gigue
シャルル・デュパール: 6つの組曲
Ouverture,Allemande,Sarabande,
Gavotte,Menuett,Gigue
F・クープラン:王宮のコンセール第4番ホ短調
Prelude,Allemande,Courante Francoise,Courante
Italienne
Sarabande,Rigaudon,Forlane |
ワルター・ファン・ハウヴェ(ブロックフローテ)
グレン・ウイルソン(ハープシコ−ド)
ウォウター・メラー(チェロ)
佐藤 豊彦(lute) |
<国内盤>
HYPERION(国内仕様盤)
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ヒューイット来日記念盤!リストのロ短調ソナタ
国内仕様盤!
リスト:
ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
巡礼の年第2年 《イタリア》 より 〜
ペトラルカのソネット第47番 S.161-4、
ペトラルカのソネット第104番 S.161-5、
ペトラルカのソネット第123番 S.161-6、
ソナタ風幻想曲 《ダンテを読んで》 S.161-7 |
アンジェラ・ヒューイット
(ピアノ/ファツィオーリ) |
☆アンジェラ・ヒューイット 来日公演予定
2015年4月24日(金)、25日(土) サントリーホール
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番/ピエタリ・インキネン(指揮)、日本フィル
2015年4月27日(月) 王子ホール
スカルラッティ:ソナタ集/グラナドス:ゴイェスカスより/アルベニス:スペイン組曲より、他
2015年4月28日(火) 王子ホール
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲

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4/21(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
GENUIN
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アドルフ・イェンゼン(1837-1879):管弦楽曲集
(1)結婚式の音楽Op.45(ベッカー編曲オーケストラ版)
(2)エマオの途上にてOp.27〜大管弦楽のための宗教作品
(3)未完の歌劇「モンフォートの女相続人」より
(序曲/第二幕への前奏曲/第二幕からバレエ音楽) |
パヴェル・バレフ(指揮)
バーデン=バーデン・フィルハーモニー |
これはオススメ!忘れられたドイツ・ロマン派の作曲家、アドルフ・イェンゼン管弦楽作品集!
録音:2014年7月SWRスタジオ、カイザースラウテルン,66’17
オススメです!すべて世界初録音!
忘れられた作曲家アドルフ・イェンゼン。ドイツ生まれ、リストの元でピアノを学び、ブラームスと友人であったイェンゼン。現在ではピアノ作品と歌曲が知られている位。ロマンティックで詩的な作風で、特にピアノ4
手連弾曲を編曲した「結婚式の音楽」(全4 曲)は、メンデルスゾーンの「結婚行進曲」と同じくらい、華麗で喜びに満ち溢れ、更に上品さもある。爽やかで心地よい風が吹く。
4 曲目の“ノクターン”は、穏やかなイマジネーション広がる夢物語のよう。ドイツ・ロマン派の隠れ名曲。これは必聴!
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〜ドイツ音楽コンクール2008年優勝者〜
「トーマス・ヘッカー(オーボエ)」
(1)ヴィヴァルディ:オーボエ・ソナタ第2番ハ短調RV53
(2)ベリオ:セクエンツァIVV
(3)テレマン:「音楽の練習帳」〜オーボエ・ソナタホ短調TWV:e06
(4)イサン・ユン:東西の小品Ⅱ(オーボエとチェロのための)
(5)クープラン:「新しいコンセール集」〜“趣味の和”
(6)トマジ:ミレイユの墓(オーボエとタンブーランのための)
(7)ヘンデル:オーボエ・ソナタヘ長調 HWV363a
(8)ジャックマン:無伴奏オーボエのためのサーカス |
トーマス・ヘッカー(Ob)
(1)(3)(5)(7)ラファエル・アルパーマン(Cemb)
(1)(3)ミカエル・フォン・ショネルマルク(Fg)
(4)(5)ミッシャ・メイヤー(Vc)
(6)ミカエル・メツラー(タンブーラン) |
ベルリン・ドイツ響首席オーボエ奏者ヘッカーのデビュー・アルバム
録音:2014年3月,66’37
1985 年生まれ、ハノーファー音楽大学でクラウス・ベッカーに師事したヘッカー。2008
年に、このドイツ音楽コンクールとマルクノイキヘン国際器楽コンクールで優勝しました。
2009 年よりベルリン・ドイツ響の首席オーボエ奏者として活躍中。今作は、新しいオーボエ作品と、古典のオーボエ作品が交互に収録されている。 |
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「エチュード&スタディ」
シマノフスキ(1882-1937):12の練習曲(1916)
リゲティ(1923-2006):ピアノ練習曲集第3巻(1995-2001)
アイヴス(1874-1954):習作集第20番〜第23番
シュテファン・ヴィルト(1975-):5つの練習曲 |
シュテファン・ヴィルト(ピアノ) |
録音:2013 年、 60’18
20 世紀以降のピアノの練習曲を集めたアルバム。ショパン後のポーランドの重要な作曲家シマノフスキ。中期の作品で、ドビュッシーのような印象派風の音楽性で、難技巧を要し、無調にも感じられる独特の調性感で幻想的。
リゲティの超難曲エチュードは、16 年に渡って作曲された3
つの巻からなる練習曲です。この“第3 巻”は、1995〜2001
年作曲の4 曲。複雑難解でいながら、緻密に広がる音響。
アイヴスの習作集はあまり知られていないが、“第20
番”はポリリズミックに始まり、有名なマーチ「リパブリック讃歌」、「ディキシー」のメロディがラグタイムで登場するなど、面白い曲です。 |
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「気晴らし」〜ハワード・ブレイク(1938-):チェロ作品集
気晴らしOp.337a/ペニリオンOp.525a/
チェロ・ソナタOp.619/ヴィーナスの魔法Op.566a/
ウォーキング・イン・ジ・エアー〜「スノーマン」Op.620a
より/
大天使の子守歌Op.436a |
ベネディクト・クレックナー(Vc)
ハワード・ブレイク(Pf) |
録音:2014 年、70’04
「スノーマン」の挿入歌で知られるイギリスの作曲家、ハワード・ブレイクのチェロ作品集。
“大天使の子守歌”以外はこの「チェロ+ピアノ版」編曲は世界初録音。チェロのふくよかな音を活かしてロマンティックで華やかさがある作品ばかり。“ウォーキング・イン・ジ・エアー”はチェロの低音が弾くメロディーが哀愁たっぷりに奏でられます。 |
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バルツ・トリュンプ(1946-):作品集
(1)カンティ・エレジアチ(悲しみの歌)(2007-08)〜
ソプラノ、フルート、ピアノのための
(2)フロレスタンとオイゼビウス(2010-11)〜
サックス、トロンボーン、ピアノのための二重奏&三重奏曲
(3)遠い声(2007)〜テノール、ヴィオラ、ピアノのための |
(1)ベアトリーチェ・フェールミー(S)
クラウディア・ヴァイスバルト(Fl)
リッカルド・ボヴィーノ(Pf)
(2)マルクス・ヴァイス(Sax)
マイク・スヴォボダ(Trb)
ユルク・ヘンネベルガー(Pf)
(3)ダニエル・ベーレ(T)
カーラ・ブランカ(Va)
リッカルド・ボヴィーノ(Pf) |
録音:2013 年、54’23
トリュンプはスイスの作曲家で、ベリオに師事。このアルバムはすべて世界初録音です。
「悲しみの歌」はイタリアの詩人ジャコモ・レオパルディとミケランジェロ・ブオナローティの詩を基に作られました。静謐な空間でソプラノとフルートとピアノが一体となり絡み合う。神秘的な音楽。「遠い声」はドイツのロマン主義の作曲家エドゥアルド・メーリケの詩を基に作曲しています。 |
KAIROS
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ラッヘンマンの《書》がカンブルランの最新録音で登場!
ヘルムート・ラッヘンマン(b.1935):
(1)書(2003)〜秋山和慶と東京交響楽団に捧ぐ
(2)ドゥーブル(グリードII) (2004)〜弦楽のための |
(1)シルヴァン・カンブルラン(指揮)
バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団
SWR エクスペリメンタル・スタジオ
マイケル・アッカー(サウンド・プロジェクション)
(2)マティアス・ヘルマン(指揮)
ルツェルン祝祭アカデミー・アンサンブル |
2003年のサントリー国際作曲委嘱シリーズの話題作、ラッヘンマンの《書》がカンブルランの最新録音で登場!
録音:2006 年3 月25 日ベルリン ②2005 年9
月5 日ルツェルン音楽祭(ライヴ)、51’08
05今年80 歳になるラッヘンマンの2000 年代の代表作2
曲を収録。
《書》はサントリーホール国際作曲委嘱シリーズとして作曲、大反響を呼びこれまでCD
化が望まれていた。曲は金管楽器の風奏で始まり、以後ラッヘンマンお得意の特殊奏法が緊張感のある時間を形作ってゆく。織りなす響きの綾はタイトル通り日本の「書」を思わせ、管弦楽とライヴ・エレクトロニクスが生み出す色彩と強度、密度、テクスチュアの予想不能の変化は聴き手を一時も退屈させない。
弦楽オーケストラのため《ドゥーブル》は《書》よりも音色が限られているため逆に聴き手にイマジネーションの余地を与え、幾重にも重なる息の長い帯状の音響は時に倍音豊かな協和音へと導かれ恍惚とした瞬間を作り出す。 |
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ベルント・リヒャルト・ドイチュ(b.1977):
(1)狂犬(2011)〜アンサンブルのための
(2)弦楽四重奏曲(2012)
(3)ドクター・フューチャリティ(未来博士)
(2012-13)
〜アンサンブルのための |
エンノ・ポッペ(指揮)
クラングフォルム・ウィーン |
録音:2013/2014 年、60’52
ベルント・リヒャルト・ドイチュはオーストリア出身。ウィーン芸術大学で作曲をエーリッヒ・ウルバンナーに師事、その後いくつかのセミナーで研鑽を積み2011
年には東京オペラシティ文化財団主催の武満徹作曲賞に第2
位入賞し審査員のサルバトーレ・シャリーノから高く評価された。
ここに収められた弦楽四重奏から大規模アンサンブル作品は21
世紀型ストラヴィンスキー、バルトークともいうべき作風でいずれも複雑なリズムが生き生きと躍動する。弦楽四重奏曲では奏者が叫ぶなどパンク・ロックのような面白さがあり、アンサンブル作品「未来博士」ではその傾向がより鮮明となり、フランク・ザッパを思わせるに至る。 |
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13312KAI
(2CD)
\5000
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ベアト・フラー(b.1954):
CD1)
(1)ミュージック・シアター「砂漠の本」(2009)
CD2)
(2)「イラ=アルカ(ira-arca)」(2012)
(3)「歌」(1993)
(4)「エール(Aer)」(1991) |
(1)トーラ・アウゲシュタット(S)
エレーヌ・フォーシェル(S)
セバスティアン・ブローイアー(Br)
ベアト・フラー(指揮)
クラングフォルム・ウィーン
ソリステXXI(ヴォーカル・アンサンブル)
(2)エヴァ・フラー(バスFl)
ウリ・フッセネッガー(Cb)
(3)ヴラディスラフ・ペシン(Vn)
ミハイル・デュボフ(Pf)
(4)トリオ・キャッチ |
録音:(1)2010 年3 月 (2)2012 年12 月 (3)(4)2013
年6月、 68’17+28’38
ベアト・フラーはラッヘンマン以後のヨーロッパ前衛音楽シーンを牽引する重要な存在でKAIROS
から定期的に新作をリリースしているが、このディスクではCD1
に最新作、CD2 に1990年代の旧作を収め、その思索と創作の変遷をたどることが出来る。
ミュージック・シアター《砂漠の本》はアンサンブルと語り、ヴォーカルの織り成す不条理劇。CD2
のはフラーがラッヘンマンなどの先人の影響を脱し自己の様式を確立した頃の室内楽を集めた。 |
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ミン・ツァオ (b.1966):
(1)室内歌劇「霊の島」(2010-11)
〜シェイクスピアとツムシュティークに基づく
(2)セレナード(2012)
〜メゾ・ソプラノと12 人の音楽家のための
(3)「もし耳が必要とされる全てであったら・・・」(2007)
〜ギター独奏のための |
(1)タナーヤ・ラジ(M.Sop)
クラウディオ・オテッリ(B)
ダニエル・クリューゲ(T)
ハンス・クレーメル&シュテファン・メルキ(語り)
シュテファン・シュライバー(指揮)
オルフェウス・ヴォーカル・アンサンブル
シュトゥットガルト州立歌劇場管
(2)セシリア・ヴァリンデル(M.Sop)
宗像礼(指揮)アンサンブル・ギャギーゴー!
(3)ゼート・ヨーゼル(G) |
録音:(1)2013 年2 月 (2)(3)2012 年11 月、65’26
ツァオは1966 年カリフォルニアのバークレー生まれ。エーテボリ大学とカリフォルニア大学サンディエゴ校で作曲を、サンフランシスコ大学で数学を学んだほか個人的にブライアン・ファーニホーにも指導を受けている経歴からも想像できるように極めて理知的でヨーロッパの主知主義音楽の影響を受けた作品を作曲している。
とはいえ、作品は頭でっかちの代物ではなく、一聴すると錯綜したに聴こえる音のタペストリーは極めて厳選された美しいと言ってもよい音で構成されており洗練されたシュールレアリスムと呼んでもよい。彼の作品はヨーロッパで高い評価を受けており、アルディッティ四重奏団、アンサンブル・ルシェルシュによってさかんに取り上げられている。 |
QUERSTAND
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「ロマンティック・ホルン四重奏曲集」
コンスタンティン・ホミリウス:ホルン四重奏曲Op.38
変ロ長調
ジョアッキーノ・ロッシーニ:狩のランデヴー
アントニオ・リヒター:狩のホルンのための6つの小品
ヴィルヘルム・アルブレヒト・リュトゲン:
ヴァルトホルンのためのホルン四重奏曲Op.19
変ホ長調
ニコライ・リムスキー=コルサコフ:ノットゥルノ
ジャック=フランソワ・ガレ:大四重奏曲Op.26 |
ライプツィヒ・ホルン四重奏団:
【マックス・ヒルペルト(Hr)、
ティーノ・ベールク(Hr)、
ヨハネス・ヴィンクラー(Hr)、
ミハエル・ギューネ(Hr)】 |
ロマン派のオリジナル・ホルン四重奏曲集!
録音:2002〜07 年、58’01
ライプツィヒ・ホルン四重奏団は、1951 年に結成された伝統のある四重奏団です。ドイツのライプツィヒ放送響と、MDR
響のホルン奏者たちが所属しています。
ロマン派時代の作品が収録され、4 人のテクニックに裏打ちされた絶妙のアンサンブルにより、やわらかい響きが美しい。ホミリウスの“ホルン四重奏曲”は、4
人それぞれの音域を生かしたかっこいい曲。ジャック=フランソワ・ガレは19
世紀フランスのホルン奏者でホルン作品も多数作曲しています。 |
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「2005 年12 月31 日ドレスデン聖十字架教会」〜
4本のトランペットとティンパニとオルガンのための祝典音楽
M.-A.シャルパンティエ:「テ・デウム」より“前奏曲”
J.S.バッハ:トッカータとフーガニ短調BWV565
テレマン:協奏曲ニ長調
ヴィドール:オルガン交響曲第5番〜アレグロ・ヴィヴァーチェ
J.S.バッハ:教会カンタータ第147番《心と口と行いと生涯BWV147》より
“イエスは私の喜び”
ヘンデル:王宮の花火の音楽
J.S.バッハ:《クリスマス・オラトリオBWV248》より
“ああ、心から愛する幼子イエスさま” |
レスデン・トランペット・コンソート:
【マティアス・シュムッツラー(Trp) 、
トビアス・ウェルナー(Trp)、
フォルケル・シュテークマン(Trp)、
ゲルト・グラナー(Trp)】
トーマス・カプラー(ティンパニ)
ホルガー・ゲーリング(Org) |
こちらは4本のトランペットとティンパニ、オルガンのための祝典音楽!
録音:2005 年12 月31 日 ドレスデン聖十字架教会、53’36
シュターツカペレ・ドレスデンのメンバーで結成された“ドレスデン・トランペット・コンソート”。ドレスデン聖十字架教会の大晦日に行われるコンサートには毎年3000
人以上が訪れ、クリスマス・シーズンには約5
万人もの人がドレスデンの大きな教会を訪問します。
このアルバムは、2005 年12 月31 日に行われた、そのコンサートの模様を収めたもの。荘厳でいながら華やかなお祝いの雰囲気に満ち溢れた幸せな時間。教会の響きが音楽を優しく包みこんでいるよう。
1曲目のシャルパンティエの“前奏曲”は、ヨーロッパの様々なイベントのオープニング・ファンファーレとして演奏されている作品。爽やかでいて、勇壮な音楽です。 |
ROMEO
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「スクリャービン:ピアノ・ソナタ集第2集」
ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.6
ピアノ・ソナタ第2番 嬰ト短調 Op.19 「幻想ソナタ」
詩曲 嬰ヘ長調 Op.32-1
前奏曲 ト短調 Op.27-1
4つの前奏曲 Op.37
(前奏曲 変ロ短調 Op.37-1/前奏曲 嬰ヘ長調Op.37-2/
前奏曲 ロ長調 Op.37-3/前奏曲 ト短調Op.37-4)
2つの小品 Op.59(詩曲 Op.59-1/前奏曲 Op.59-2)
ピアノ・ソナタ第6番 Op.62
2つの詩曲 Op.63(仮面 Op.63-1/見知らぬもの
Op.63-2)
ピアノ・ソナタ第7番 Op.64 「白ミサ」 |
マシュー・ベングトソン(ピアノ) |
75’37
RON 7232(ピアノ・ソナタ第3〜5 番,第8〜10
番)に続くマシュー・ベングトソンのスクリャービンのピアノ・ソナタ集第2
集(これで完結)。
マシュー・ベングトソンはスクリャービンとシマノフスキを得意とするピアニストだが、同時にフォルテピアノ(マルコム・ビルソンに学んでいる)やチェンバロの奏者としても知られている。ここでのスクリャービンは、情熱的でありながらクリアな味わいが魅力だ。 |
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「ブラームス:ピアノ作品集」
幻想曲集 Op.116
(奇想曲 ニ短調 Op.116-1/間奏曲 イ短調
Op.116-2/
奇想曲 ト短調 Op.116-3/間奏曲 ホ長調
Op.116-4/
間奏曲 ホ短調Op.116-5/間奏曲 ホ長調 Op.116-6/
奇想曲 ニ短調 Op.116-7)
3つの間奏曲 Op.117
(間奏曲 変ホ長調 Op.117-1/間奏曲 変ロ短調Op.117-2/
間奏曲 嬰ハ短調 Op.117-3)
6つの小品 Op.118
(間奏曲 イ短調 Op.118-1/間奏曲 イ長調
Op.118-2/
バラード ト短調 Op.118-3/間奏曲 ヘ短調
Op.118-4/
ロマンツェ ヘ長調 Op.118-5/間奏曲 変ホ短調
Op.118-6)
4つの小品 Op.119
(間奏曲 ロ短調 Op.119-1/間奏曲 ホ短調
Op.119-2/
間奏曲 ハ長調 Op.119-3/ラプソディ 変ホ長調
Op.119-4) |
アリエル・アレヴィ(ピアノ) |
68'23
アリエル・アレヴィは1976 年、イスラエル、エルサレムの生まれ。1995
年から2002 年までニューヨークで修行を積み、イスラエルに帰国後も各地で精力的に活躍している。30
代末のアレヴィが弾くブラームス晩年のピアノ曲は、渋さが強すぎず若過ぎず、適度な按排が好ましい。 |
<メジャー・レーベル>
SONY
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8887502614-2
(7CD)
\4400→\3990
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[シベリウス生誕150記念リリース]
シベリウス:交響曲全集/
レナード・バーンスタイン[リマスタード・エディション]
シベリウス:
[CD1]
『交響曲第1番 ホ短調 Op.39』(1967年3月14日録音),
『交響詩「ルオンノタル」Op.70』(1965年10月19日録音)/
[CD2]
『交響曲第2番 ニ長調 Op.43』(1966年5月16日録音),/
[CD3]
『交響曲第3番 ハ長調 Op.52』(1965年10月18日録音),
『交響曲第4番 イ短調 Op.63』(1966年2月1日録音),/
[CD4]
『交響曲第5番 変ホ長調 Op.82』(1961年3月27日録音),
『交響幻想曲『ポヒョラの娘』Op.49』(1964年5月1日録音),/
[CD5]
『交響曲第6番 ニ短調 Op.104』(1967年5月9日録音),
『交響曲第7番 ハ長調 Op.105』(1960年5月28日録音),/
[CD6]
『ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47』〜
ジノ・フランチェスカッティ(Vn)
(1963年1月15日録音),
『ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26』〜
ジノ・フランチェスカッティ(Vn) トーマス・シッパーズ(指揮)
(1962年1月23日録音),/
[CD7]
『グリーグ:ペール・ギュント第1&2組曲』(1967年1月10&31日録音),
『フィンランディア Op.26』(1965年2月16日録音)、
『 悲しきワルツOp.44』(1969年12月8日録音),
『トゥオネラの白鳥Op.22-3』(1973年3月8日録音) |
,レナード・バーンスタイン(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック |
フィンランド最大の作曲家シベリウス。どの曲も、森と湖の国フィンランドの風土や生活が反映された北欧音楽の傑作ともいえましょう。
2015年のシベリウス生誕150年を記念して、バーンスタインがニューヨーク・フィルを指揮してコロンビアに録音したシベリウスの全作品が、ソニー・クラシカルの定評ある「オリジナル・アルバム・コレクション」から7枚組のボックスセットとしてリリースされます。
バーンスタインはシベリウスを、20世紀のシンフォニストとしてマーラーと並ぶ重要性を持つ作曲家と考えていましたが、きっかけは20世紀前半を代表するシベリウス指揮者でバーンスタインの師でもあったセルゲイ・クーセヴィツキーの影響でした。カーティス音楽院在学中の1941年には交響曲第2番を初めて指揮し、から頻繁に取り上げていました。1943年のセンセーショナルなニューヨーク・フィル・デビューのあと、初めて客演したモントリオール響の演奏会では第1番を初めて取り上げています。ニューヨーク・フィルの音楽監督に就任してからもシベリウスを演奏し続け、生誕100年となった1965年には「青少年のためのコンサート」でシベリウスをフィーチャーし、さらに翌年にかけてシベリウスの交響曲全曲を定期演奏会で取り上げています。
録音時期は、1960年の交響曲第7番に始まり、ニューヨーク・フィル退任後の1973年に収録された「トゥオネラの白鳥」にまで及んでおり、バーンスタインの演奏活動のひとつのピークであった1960年代のニューヨーク・フィル時代に収録されました。初のステレオによる全集となった交響曲第1〜7番の他、ロシアの圧政に苦しんでいた国民に呼びかけた祖国讃歌ともいえる「フィンランディア」、神秘的な美しさをたたえた「トゥオネラの白鳥」などのほか、LP時代に極め付きとされたフランチェスカッティとのヴァイオリン協奏曲も含まれています。
北欧情緒に満ちあふれたこれらの名作を、壮年期のバーンスタインが情熱のかぎりを尽くしてスケール雄大に演奏しています。
今回のアニヴァーサリー・リリースに当たっては、ソニー・クラシカルが保有するオリジナル・アナログ・マルチトラック・マスターからほぼ10年ぶりに新しくリミックス&24ビット/96kHzリマスタリングが行われ、音の鮮度が飛躍的にアップしています。
リイッシューのエンジニアリングはグールドのリイッシューほかで定評のあるアンドレアス・マイヤーが担当しています。
各ディスクはアメリカ盤LP初出オリジナル・ジャケット・デザインの紙ジャケットに封入予定。
カップリングもアメリカ盤の初出通りですので、ヴァイオリン協奏曲にはシッパース指揮によるブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番が、管弦楽曲集にはグリーグの「ペール・ギュント組曲」がカップリングされております。
別冊解説書には新規ライナーノーツ、アーティスト写真のほか、詳細な録音データが掲載される予定です。

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<国内盤>
<映像>

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