≪第82号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 2015/6/15〜
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像 |
6/19(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
PENTATONE
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PTC 5186542
(3SACD HYBRID)
\5700 →\5390
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ハイモヴィッツ(チェロ)
軌道〜現代チェロ独奏作品集(1945-2014)
ビートルズの猟奇的前衛曲「ヘルタースケルター」も収録。 |
マット・ハイモヴィッツ(チェロ) |
Disc 1
(1)グラス:軌道(2014)*/
(2)サンフォード:7 番街のカディッシュ(2002)/
(3)ゴリホフ:オマラモール(1991)*/
(4)ベリオ:セクエンツァXIV(2002)/
(5)エイドリアン・ポップ:Gordun(2005)*/
(6)アナ・ソコロヴィッチ:Vez(2006)/
(7)リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ(1948-1953)/
(8)ドゥ・ユン:San(2004)/
(9)トワイニング:9:11 ブルース(2003)*/
(10)ジミ・ヘンドリクス(ハイモヴィッツ編曲):アンセム(2002)*
Disc 2
(11)ジョン・レノン—ポール・マッカートニー(ウールフ編曲):ヘルタースケルター(1968)*/
(12)エリオット・カーター:フィグメント(1994)*/
(13)シャリーノ:Ai limiti Della Notte(1979)*/
(14)ダッラピッコラ:シャコンヌ、間奏曲とアダージョ(1945)/
(15)スティーヴン・マッキー:ロンド変奏曲(1983)/
(16)ウールフ:サラバンド(2009)*/
(17)カーター:フィグメント第2 番(2001)/
(18)トッド・マコーヴァー:With Dadaji
in Paradise(1983)*/
(19)ジル・トランブレ:Cedres enVoile:
Threne Pour le Liban( 1989)
Disc 3
(20)ネッド・ローレム:シェイクスピアを読んで(1980)/
(21)モラヴェック:Mark Twain Sez(2008)*/
(22)ルイス・スプレートラン:影(2006)*
*= 世界初録音 |
新録音も収録!鬼才マット・ハイモヴィッツによる現代チェロ独奏作品集!!
録音:(10)2002年10月11 日/CBGB(ニューヨーク)[ライヴ] (2)(3)(15)(18)2003年3月20-22日、4月6日/ソニック寺院(ロスリンデール)
(9)2003年7月12日/シグナチャー・サウンド・スタジオ(パーマー) (5)(7)2005年4月20&21日、6月1-3日/聖オーギュスタン教会(ケベック)
(20)(21)(22)2007年6月21-23日/聖オーギュスタン教会(ケベック) (6)(8)(12)(16)(17)(19)2009年6月13-17日、7月9日/マルチ・メディア・ルーム、モントリオール音楽院(ケベック)
(4)(13)(14)2010年8月23-26日/聖ジョセフ礼拝堂(ケベック) (1)(11)2014年12月5日/マルチ・メディア・ルーム、モントリオール音楽院(ケベック)
DDD/Disc 1 (79’16”)/Disc 2 (73’54”)/Disc
3 (71’50”)
SACD ハイブリッド盤。
PentatoneレーベルとカナダのOxingale Recordsレーベルとの共同企画"PENTATONE
OXINGALE Series"。ベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集(PTC
5186475)に続く注目の第2 弾は、マット・ハイモヴィッツ独奏で戦後1945
年以降に作曲された作品を集めた「現代チェロ独奏作品集」、豪華3
枚組です。
ジャンルはクラシックからロックまで実に多彩でハイモヴィッツの実力をうかがい知ることができます。収録曲のほとんどがOxingale
Records からの音源ですが、2014 年の12 月の新録音としてフィリップ・グラスの「軌道」、そしてビートルズのジョン・レノン、ポール・マッカートニー作曲(ウールフによるチェロ編曲版)の「ヘルタースケルター」も収録されております。
1970 年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988
年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。
その後、1999 年に自身のレーベルOxingale
Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE
OXINGALE Series" でリリースされたベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集は高い評価を得ております。

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CHAMBER SOUND
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献呈
ティアン:ラ・カヴェルネ・デ・イデ
ロタル:アレアン
スンディン:タール・ブンドゥ、Ytspanning
トゥール:哀歌 |
ストックホルム・サクソフォン四重奏団
ムシカ・ヴィテ室内管弦楽団 |
ソプラノ・サクソフォンのスヴェン・ヴェステルベリによって1969年に結成され、30年以上の歴史を持つスウェーデンのストックホルム・サクソフォン四重奏団。
創設以来、膨大な数の新作の委嘱、初演を手がけてきており、この「献呈」もエストニアの作曲家エリッキ=スヴェン・トゥール(1959−)などの委嘱作品で構成されている。
2010年−2011年の録音。 |
CONTINUUM
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クラリネット・ロリポップス
ガーシュウィン:
ウォーキング・ザ・ドッグ、ラヴ・ウォークド・イン、
私の彼氏、サマータイム/
ワイル:ポリーの歌/
クライスラー:ウィーン奇想曲、愛の悲しみ、愛の喜び、美しきロスマリン/
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女、夢、レントよりおそく、小さな黒人/
ゴダール:ジョスランの子守唄/
グリーン:ボディ・アンド・ソウル/
マクドナルド:キューバン・ロンド/
ファーノン:メキシコトビマメ/
伝承曲:マックル/
ジェンキンズ:さよなら |
マレー・クーリ(クラリネット)
ポール・テラッチーニ(指揮)
プラハ・メトロポリタン・オーケストラ |
ロンドン・フィル、ロイヤル・フィル、シドニー響、ニュージーランド響のクラリネット奏者を歴任してきたニュージーランド出身のベテラン・クラリネット・プレーヤー、マレー・クーリ(1941−)が奏でるスタンダード・ナンバー集。
クラリネッティスト、プロデューサー、教育者、ブロードキャスターなど様々な姿を持つマレー・クーリ。収録作品は全て指揮者のポール・テラッチーニのアレンジ・ヴァージョン。 |
DAPHNE
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リサイタル
ディアンス:炎/
ウルクズノフ:民謡による変奏曲/
ファリャ:漁夫の物語/
ジュリアーニ:大序曲/
パガニーニ:ロマンス/
デ・ムルシア:組曲ニ長調/
ポンセ:カベソンの主題による変奏曲/
バリオス:前奏曲、ビリャンシーコ、祈り/
ブローウェル:風景/
ストルム:失われた夏(世界初録音)/
レーヴベリ:ドリーミング・ダンス(世界初録音) |
ダーヴィド・ヘーレンスタム(ギター) |
イギリス・ギター界の名匠ジョン・ミルズに師事したスウェーデンのギタリスト、ダーヴィド・ヘーレンスタムのリサイタル・プログラム。
クリスタルのようなクリアな音色で響くヘーレンスタムのギター。過去15年間に各地で演奏されてきたギターの名作、新作を織り交ぜた充実のプログラム。2014年6月〜7月、デンマーク、スラーエルセの聖ペテロ教会での録音。 |
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J.S.バッハの息子と弟子たち
クレープス:フーガ変ロ長調、トリオ ホ短調
W.F.バッハ:フーガ変ロ長調、フーガ ハ短調
ホミリウス:
おのれを潔めよ私の心よ、装うべしおお愛する魂よ、主イエスよ助けたまえ
ミューテル:幻想曲ヘ長調
C.P.E.バッハ:
ソナタ ヘ長調 Wq.70/3、幻想曲とフーガ
ハ短調 Wq.119/7、
われ汝に呼ばわる
キッテル:16の大前奏曲より 第5番、第9番、第12番、第15番
クレープス:2つのオルガン・コラール、トッカータとフーガ
ホ長調 |
ハンス・ファギウス(オルガン) |
大バッハの息子と弟子たちのオルガン作品集を奏でるハンス・ファギウスは、王立スウェーデン音楽アカデミー会員に選出されている北欧スウェーデンが誇る世界的オルガニスト。スウェーデン、ハール教会のモチュニク・オルガンによる演奏。
2014年4月の録音。 |
EUDORA
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EUD-SACD-1402
(SACD HYBRID)
\2800
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対話
モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397
ショパン:エコセーズ第1番ニ長調 Op.72-1
モーツァルト:ロンド ニ長調 K.485
ショパン:エコセーズ第2番ト長調 Op.72-2
モーツァルト:ジーグ ト長調 K.574
ショパン:前奏曲第3番ト長調 Op.28-3、前奏曲第6番ロ短調
Op.28-6
モーツァルト:アダージョ ロ短調 K.540
ショパン:
前奏曲第4番ホ短調 Op.28-4、ワルツ第3番イ短調
Op.34-2、
前奏曲第7番イ長調 Op.28-7
モーツァルト:ロンド イ短調 K.511
ショパン:
マズルカ第13番イ短調 Op.17-4、前奏曲第18番ヘ短調
Op.28-18、
前奏曲第20番ハ短調 Op.28-20
モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.475
ショパン:バラード第1番ト短調 Op.23 |
ジョゼップ・コロン(ピアノ/スタインウェイ) |
スペイン、マドリードの高音質レーベル"EUDORA"!
スペイン、バルセロナの知る人ぞ知る名ピアニスト、ジョゼップ・コロン(1947−)が奏でる"モーツァルト"と"ショパン"の対話。
ファリャなどスペイン音楽の大家として高名なジョゼップ・コロンの煌めく美しき音色とピアニズム、卓越したビジョンが、2人の天才、モーツァルトとショパンの音楽の対話を詩情豊かに紡いでゆく。演奏はもちろんのこと、録音も非常に優秀。
2013年7月21日−24日の録音。 |
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EUD-SACD-1401
(SACD HYBRID)
\2800
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ソル:ギター・ソナタ集
グランド・ソナタ Op.25
ソナタ Op.15
グラン・ソロ Op.14
グランド・ソナタ Op.22 |
リカルド・ガレン(ロマンティック・ギター) |
ギターのソロ楽器としての地位を高め、黄金期に導いたスペイン・ギター界の巨匠フェルナンド・ソル(1778−1839)。
ソルの4つの名作を弾くリカルド・ガレンは、1972年、スペイン、バルセロナ出身の実力派ギタリスト。
1820年頃に製作されたファブリカトーレのギターのレプリカ(アルノルド・ガルシア製)から響くスペイン・ギターの巨星の音楽に魅了される。録音も要注目。
2013年9月5日−7日の録音。 |
FOOTPRINT
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カールソン・バロック 〜 キャラクターズ
コレッリ:合奏協奏曲 Op.6-8
ルベル:舞踏さまざま
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
RV.230
エイヴィソン:5声の協奏曲
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調
RV.565
テレマン:シンフォニア・スピリトゥオーザ
TWV.44:1
コレッリ:合奏協奏曲 Op.6-10 |
カールソン・バロック |
カールソン・バロックは、スカンジナヴィア有数のチェンバリストの1人であり古楽系指揮者、ヨーラン・カールソンが結成したスウェーデン、ヨーテボリのピリオド・オーケストラ。
デビューは2009年と比較的新しく、カールソンを筆頭とした15人の古楽器奏者たちが生み出す洗練されたサウンドは、北欧、スウェーデンから世界への飛躍が期待されている。
2013年7月の録音。 |
IBS CLASSICAL
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アルハンブラ宮殿でのカンシオーネス
トゥリーナ:ヴォカリーズ Op.74/
バリオス:
Hechizo y nostalgia, Sin estrella y sin
cielo, La novia del aire,
Manana de luz y fuego, Noche, Con punales
de carino/
ラヴェル:ハバネラ形式のヴォカリーズ/
グノー:ボレロ/
ドリーブ:カディスの娘/
ロペス=キローガ:
No te mires en el rio, Y sin embargo
te quiero, Te lo juro yo, Tatuaje/
ソラーノ:真紅のカーネーション/
ラレア:カミーノ・ヴェルデ/
バレラ&カジェハ:アディオス・グラナダ |
マリオラ・カンタレロ(ソプラノ)
ルベン・フェルナンデス・アギーレ(ピアノ) |
スペインのオペラ・アクチュアル・マガジン誌でその歌声が「千年の宝石のように輝く」と激賞されたスペイン、グラナダ出身のソプラノ、マリオラ・カンタレロ。
アルハンブラ宮殿、アラヤネスの中庭で行われたグラナダ国際舞踊音楽祭でのリサイタルのライヴ・レコーディング。
2014年6月24日の録音。 |
INTIM
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メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第2番ハ短調 Op.66
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49 |
フジタ・ピアノトリオ
〔藤田ありさ(ヴァイオリン)、
藤田ほのか(チェロ)、
藤田めぐみ(ピアノ)〕 |
日本語解説付き!フジタ・ピアノトリオのメンデルスゾーン!
1999年のロンドン、ウィグモア・ホールでのデビュー・コンサート以来、イギリスを中心に高い評価を受け続けている日本人3姉妹のフジタ・ピアノトリオ。
メンデルスゾーンの濃厚なロマンティシズムを、イギリスで研鑽を積んできた3姉妹ならでは絶妙のアンサンブルで奏でている。
2013年4月21日&22日の録音。 |
WILLOWHAYNE RECORDS
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ワイルド・アバウト・トランスクリプションズ...
クライスラー(ヴァネイエフ編):前奏曲とアレグロ
ブゾーニ:ショパンの前奏曲による9つの変奏
ラヴェル:ソナチネ
バーバー:ピアノ・ソナタ
ワイルド:ガーシュウィンの《ポーギーとベス》による幻想曲 |
ドミニク・ジョン(ピアノ) |
アール・ワイルド編曲!ポーギーとベス幻想曲!
1980年イギリス出身、第22回ブラント国際ピアノ・コンクール第1位、ブリティッシュ・ミュージック・ソサエティ・アウォード、RCMチャペル・ゴールド・メダルなど、すでに数多くの受賞歴を誇る気鋭のピアニスト、ドミニク・ジョンが放つ"トランスクリプション"と2つのソナタ!
中でも20世紀アメリカのヴィルトゥオーゾ、アール・ワイルドの手により約28分間の"ファンタジー"へと生まれ変わった「ポーギーとベス」のピアノ・トランスクリプションが聴きどころ。 |
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トランス・ヨーロッパ・エクスペリエンス
アンドリーセン:主題と変奏
ラヴァネッロ:アドラツィオーネ
ギユー:トッカータ Op.9
ハーフォード:組曲《ラウダーテ・ドミヌム》
ニールセン:コモーティオ Op.58
クーニス:スイスの歌曲による変奏曲 |
キース・ジョン(オルガン) |
アムステルダム、ヴェネツィア、パリ、ロンドン、コペンハーゲンとチューリッヒ。ヨーロッパの各都市をオルガン作品で巡る「トランス・ヨーロッパ・エクスペリエンス」。
イギリスの名オルガニスト、キース・ジョンがグロスター大聖堂のオルガンで、20世紀のオルガン作品を奏でる。 |
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
SPECTRUM SOUND
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CDSMBA012
(2CD)
\4000 →\3490
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初CD化
コーガン、オークレール、グリュミオー名演集 |
CD1
・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
Op.61
・J.S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV
1004よりサラバンド(アンコール)
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)、
エマニュエル・クリヴィヌ(指揮)、フランス放送ニュー・フィルハーモニー管弦楽団
ライヴ録音:1977年2月18日/メゾン・ドゥ・ラ・ラジオ(ステレオ)
・バルトーク:ラプソディ第1 番 Sz.87、ルーマニア民俗舞曲
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)、ジャン=クロード・アンブロジーニ(ピアノ)
セッション録音:1968年7月5日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)
CD2
・サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
ロ短調 Op.61
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)
ロジェ・アルバン(指揮)、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団
ライヴ録音:1970年6月27日/ストラスブール
・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
Op.77
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ジャン・マルティノン(指揮)、フランス国立管弦楽団
ライヴ録音:1969年3月12日/シャンゼリゼ劇場(ステレオ) |
フランス国立視聴覚研究所音源提供。好評、スペクトラム・サウンドのコンサート・ライヴ・シリーズ、“Belle
ame( ベルアーム)”第12弾!
全て初CD 化!オークレール最後の演奏会のサン=サーンスも収録!
ADD、192kHz Digital Restoration&24bit
Remastering、初CD化、日本語解説付
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズ“Belle
ame(ベルアーム)” の新譜はオークレールの最後の演奏会となったサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3
番やコーガン晩年の名演のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲、そしてグリュミオーのブラームスと貴重音源の宝庫です。
「コーガンのベートーヴェンの協奏曲はこれまでに1957
年(ヴァンデルノート)、1958 年(コンドラシン)、1959
年(シルヴェストリ)、1962 年(コンドラシン)、1968
年(スヴェトラーノフ)、1981 年(P. コーガン)、録音年不詳(P.
コーガン、ライヴ)、以上7 種類が存在することになる。(中略)コーガンというと固い、冷たい演奏をする人のように思われている。だが、今回発掘されたライヴの、なんという柔らかく慎ましい演奏であることか。(中略)オークレールのバルトークは2
曲とも正規録音はなかったが、ラプソディのみ別演奏がひとあし先に出ている(1967
年11 月)。精緻に、先鋭に磨きあげるのがバルトーク演奏の定石ではあるが、それだけではなく、かぐわしい色彩や瑞々しい抒情もバルトークには必要なのだということを、オークレールは示しているように感じられる。(中略)オークレールのサン=サーンスもまた正規録音は存在しないため、今回のステレオ・ライヴはファンには大きな贈り物だ。
演奏は素晴らしい。ほどよい揺れをともなった独特の歌い回しにより、明るくしゃれた味わいを存分に醸し出しており、この協奏曲には忘れられない演奏のひとつとなった。(中略)最後はグリュミオーだ。曲が異なるとはいえ、コーガンのベートーヴェンと比較すると、両者の違いがいっそう明瞭に聴き取れる。落ち着いたたたずまいのコーガンに対し、グリュミオーはひばりのさえずりのように惜しみなくその美音を放射している。大きく速いヴィブラート、全体的に高めにとる音程もグリュミオーらしい。」 以上、平林直哉 ライナーノーツより |
<国内盤>
東武レコーディングズ
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東京芸術劇場アーカイヴ・シリーズ第2弾!!
ニキタ・マガロフ 1991年東京ラスト・コンサート
全てデジタル録音!どこまでも上品で高貴な芸術表現!!
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TBRCD 0029/30
(2CD)
\4200+税
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「マガロフ 1991年4月12日東京芸術劇場ライヴ」
ラヴェル:クープランの墓
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
ショパン:24の前奏曲Op.28
ワルツ第2番変イ長調Op.34-1
夜想曲第20番嬰ハ短調
練習曲ハ短調Op.10-12「革命」 |
ニキタ・マガロフ(Pf) |
丹念な調査によって東京芸術劇場が保管していた記録録音を発見。開館25
周年を記念し、順次CD化してまいります。国内では若いホールですから、全てデジタル録音!そのクリアなホールトーンは録音にも入りやすいと以前から指摘されておりました。
マガロフは、レニングラード出身ですが、元来がグルジア貴族の家系です。ロシア革命時にロシアを去り、大ヴァイオリニスト、シゲティの伴奏者としてヨーロッパで活躍。息女と結婚し娘婿ともなります。1931
年にはシゲティとともに早くも初来日を果たしております。親友リパッティの後任としてジュネーヴ音楽院教授を務め現地に居住し、その死もジュネーヴで迎えました。アルゲリッチもその門下に当ります。ショパンの全作品を世界で初めて録音したスペシャリストでもありました。1991
年、マガロフ死の前年に行われた日本ツアーは、東京では20
数年ぶりの演奏会ということもあり大きな話題を集めました。多彩なレパートリーと曲目の多さが注目に値します。アンコールもたっぷり。
録音:1991 年4 月12 日東京芸術劇場大ホール、ライヴ
リサイタル初日。生前のラヴェルとも親交のあったマガロフの貴重な演奏。かなり頻繁にテンポを動かし、ラヴェルが持つ退嬰的脱力感も兼ね備えた色気溢れる名演。ベートーヴェンは、ぐっと硬派な演奏で、シリアスかつ迫力満点。ショパンの前奏曲を全曲通しで聞くと一貫した物語性が浮び上がります。当然その辺を意識してマガロフはピアノに向かいます。
アンコールも全てショパン。「ワルツ」、「夜想曲」のしみじみ感は中々他で聴けません。最後が「革命」というのも凄いサービスです。 |
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TBRCD 0031/32
(2CD)
\4200+税
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「マガロフ 1991年4月14日東京芸術劇場ライヴ」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第3番
スカルラッティ:ソナタL.33、L.361
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
グリンカ=バラキレフ編:ひばり
モーツァルト:トルコ行進曲
メンデルスゾーン:紡ぎ歌 |
ニキタ・マガロフ(Pf) |
録音:1991 年4 月14 日東京芸術劇場大ホール、ライヴ
モーツァルト、スカルラッティは、マガロフの音盤初レパートリー。直球勝負のケレン味のないモーツァルト。とは言っても味も素っ気もない演奏とは一線を画すところがベテランの至芸です。マガロフでシンプルな曲を聴くと如何に巨匠が美音の持主であったかが理解出来ようと言うものです。ショパンのピアノ・ソナタは、ハードボイルドな佇まいを見せる格好いい演奏。
そして「展覧会の絵」。ムソルグスキーの演奏となるとマガロフが胸の中に秘めていたロシア魂が炸裂します。極めてファナティックで凶暴な趣さえあるマガロフとしては異色の名演。アンコールの愛奏曲、グリンカの歌曲のメロディをバラキレフが編曲したロシア色の強い作品「ひばり」も泣かせます。最後の締め括りは、強い共感を新たにメンデルスゾーンの無言歌集より「紡ぎ歌」です。 |
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<映像>
C MAJOR(映像)
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73 0804
(Blu-ray)
\5800 →\5390
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2014 年ザルツブルク音楽祭ライヴ
メッツマッハー&ウィーン・フィル
シューベルトの魅力が満載!!オペラ「フィエラブラス」
フランツ・シューベルト(1797-1828):
オペラ「フィエラブラス」(全3幕)
ボーナス:メイキング・オブ・フィエラブラス |
ミヒャエル・シャーデ(フィエラブラス)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(カール王)
ユリア・クライター(エンマ)
マルクス・ウェルバ(ローラント)
ベンジャミン・ベルンハイム(エギンハルト)
ドロテア・レシュマン(フロリンダ)
マリー・クロード・シャピュイ(マラゴン) ほか
アンゲリカ・プロコップ
ウィーン・フィル・アカデミー
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
インゴ・メッツマッハー(指揮) |
KKC 9117
(Blu-ray)
\6018+税
〔国内仕様盤〕
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73 0708
(2DVD)
\5600 →\5190
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KKC 9118/19
(2DVD)
\5556+税
〔国内仕様盤〕
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2014 年ザルツブルク音楽祭ライヴ、メロディーメーカー、シューベルトの魅力が満載オペラ「フィエラブラス」日本語字幕付
台本:ヨゼフ・クーペルヴィーザー/演出:ペーター・シュタイン/舞台:フェルディナント・ヴェーゲルバウアー
衣装:アンナマリア・ハインリッヒ/照明:ヨアヒム・バルト/映像監督:ペーター・シェーンホファー
収録:2014 年8 月22 & 25 日、ザルツブルク、モーツァルトハウス(旧祝祭小劇場)、ライヴ/日本語字幕:井形ちづる
(Blu-ray)画面:1080i HD ,16:9、音声:PCM
ステレオ、DTS-HD 5.0、字幕:英仏西中韓日、言語:ドイツ語、リージョン:All、本編:174分、ボーナス:10分
(2DVD)画面:NTSC ,16:9、音声:PCM ステレオ、DTS
5.0、字幕:英仏西中韓日、言語:ドイツ語、リージョン:All、本編:174分、ボーナス:10分
2014 年ザルツブルク音楽祭で上演されたシューベルトのオペラ「フィエラブラス」のライヴ映像。
シューベルトは「歌曲王」として知られ、その美しい旋律で数多くの作品が歌い継がれています。しかしことオペラ作品となると、ほとんど上演機会はなくほとんど知られておりません。
実際シューベルトは確認されているだけで、10
曲のオペラを書いていますが、生前にはほとんど上演されることはなかったといいます。理由としては、モーツァルトのようにダ・ポンテのような有力な台本には恵まれなかったことが大きいと言われています。しかし、どの作品にもシューベルト流の美しい音楽が全体を彩り、物語を生き生きとさせることができていると言えるでしょう。
近年、シューベルトのオペラに対する再評価も進み、そうした中で上演されたのが2014
年のザルツブルク音楽祭での「フィエラブラス」でした。「フィエラブラス」は1823
年に作曲されたシューベルト最後のオペラ。クラウディオ・アバドが1988
年に全曲演奏するなど再評価されてはいましたが、日本語の字幕がついて国内で販売されるのは初めて。
指揮は、新日フィルとの共演で日本でもお馴染みのインゴ・メッツマッハー、演奏はウィーン・フィルという布陣。メッツマッハーの細やかでメリハリのある音楽をウィーン・フィルが完璧にサポートしています。
そして充実の歌手陣にも注目。現代最高峰の美声テノール、ミヒャエル・シャーデがフィエラブラスを歌い、バス歌手として国際的に活躍しているゲオルク・ツェッペンフェルトは、貫禄たっぷりにカール王を演じています。さらに最近アーノンクール、ムーティといった巨匠指揮者との共演も多いソプラノ、ユリア・クライターは清潔感ある歌唱で好演し、古楽やリートで活躍しているドイツの名ソプラノ、ドロテア・レシュマンも安定した歌声を披露するなど女性陣の華やかさも舞台を引き立てています。
演出はドイツの演劇界を牽引するペーター・シュタイン。で、シューベルトの音楽にフォーカスしたシンプルで美しい舞台となっています。
【あらすじ】
舞台は、、カール大帝の時代の南フランスとスペイン。フランク王国(南スペイン)のカール王とムーア人の国(スペイン)君主ボーラントは戦争を行っていた。お互いは異なる宗教を信仰していた。カール王の軍は、ボーラントの息子フィエラブラス率いる軍を打ち破り勝利を治め、フランク王国へ凱旋。カール王は騎士ローラントの進言を受け、捕虜として連れてきたフィエラブラスを解放する。すでにローラントとフィエラブラスは友情を育み、フィエラブラスは改宗もしていた。フィエラブラスはカール王の娘エンマに思いを寄せていたが、エンマはフランク王国の騎士エギンハルトと恋仲だった。一方ローラントもフィエラブラスの妹フロリンダと愛し合っていた。フィエラブラスはエンマを諦め、父ボーラントを説得し改宗させ、カール王に降伏、苦渋の決断をする。最後は両国が和解し2
組みのカップルも結婚が成立し、幸せのもと終了する。

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EURO ARTS(映像)
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20 61328
(4DVD)
\5700
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イツァーク・パールマン 70歳記念DVD-BOX |
DVD1
ベートーヴェン:
「エグモント」序曲、ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲
Op.56、交響曲第6番ヘ長調 Op.68「田園」
ジオラ・シュミット(ヴァイオリン) ズィル・ベイリー(チェロ) ナヴァ・パールマン(ピアノ)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 イツァーク・パールマン(指揮)
収録:2010年3月テル・アヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
DVD2
イスラエル・フィル創立60周年記念コンサート
ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調
BWV.1043
ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調
RV.580
モーツァルト:セレナード第6番ニ長調 K.239「セレナータ・ノットゥルナ」
ハルヴォルセン:パッサカリアとサラバンド〜ヴァイオリンとヴィオラのためのヘンデルの主題による変奏曲つき
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73
アイザック・スターン(ヴァイオリン)
ピンカス・ズッカーマン(指揮&ヴァイオリン、ヴィオラ)
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン) シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン) ギル・シャハム(ヴァイオリン)
マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン) メナヘム・ブロイアー(ヴァイオリン)
アリエル・シャマイ(ヴァイオリン) ミリアム・ハルトマン(ヴィオラ) ピーター・マーク(コントラバス)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 ダニエル・バレンボイム(指揮) ズービン・メータ(指揮)
収録:1996年12月26日テル・アヴィヴ、マン・オーディトリアム(ライヴ)
DVD3
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
op.35,幻想序曲「ロメオとジュリエット」
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
フィラデルフィア管弦楽団 ユージン・オーマンディ(指揮)
収録:1979 年6 月フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
ムソルグスキー/ラヴェル編曲:組曲「展覧会の絵」
フィラデルフィア管弦楽団 ユージン・オーマンディ(指揮)/収録:1978年
DVD4
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
Op.19
エルガー:ヴァイオリン協奏曲 Op.61
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
Op.28*
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
BBC 交響楽団 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
サドラーズ・ウェールズ管弦楽団* チャールズ・マッケラス(指揮)*
収録:プロコフィエフ:1980年10月22日、ロンドン、フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
エルガー:1981年8月9日、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
サン=サーンス:1970年10月25日、ロンドン、コロシアム(ライヴ) |
現代最高の名手イツァーク・パールマン70
歳記念ボックス
画面:DVD1&2/NTSC, 16:9、DVD3&4/NTSC,4:3、音声:DVD1,2,3/PCM
ステレオ、DVD4/PCM モノラル、リージョン:All
DVD1:94分、DVD2:90分、DVD3:89分、DVD4:81分
2015 年8 月31 日に70 歳の誕生日を迎える現代最高の名手イツァーク・パールマン。1945
年にイスラエルで生まれ、17 歳でカーネギーホールにてアメリカ・デビュー。その後50
年以上世界トップクラスに君臨するヴァイオリニスト。映画「シンドラーのリスト」のメインテーマを演奏するなど世界中の聴衆の心を掴んでいます。
この度EURO ARTS からパールマンの映像を集めた4
枚組みのBOX が発売されます。これまで発売された映像の中から、パールマンの至芸を堪能できる充実のセットです。 |

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6/18(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
REFERENCE RECORDINGS
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RR 136
(HDCD)
\2200 →\1990
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これ以上の音質があるか!?
リファレンス・レコーディングスから遂に登場!
マイケル・スターン&カンザスシティ響によるサンーサーンス
サン=サーンス
1. 序奏とロンド・カプリチオーソ Op.28
2. ミューズと詩人たち Op.132
3. 交響曲第3番「オルガン付き」 |
ヤン・クライビル(3. オルガン)
ノア・ゲラー(1&2.ヴァイオリン)
マーク・ギブス(2.チェロ)
マイケル・スターン(指揮)
カンザスシティ交響楽団 |
録音:2013年6月、カウフマン・センターフォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヘルツベルク・ホール/61’24
アメリカの老舗高音質レーベルである、リファレンス・レコーディングスが、遂にサン=サーンスの「オルガン付き」を録音しました。
名盤ひしめくサン=サーンスの交響曲第3 番は、オーディオ効果抜群の作品であるため、名録音、高音質という点でも注目される楽曲です。
録音に使われたホールは、最近リファレンス・レコーディングスが積極的に録音しているカンザスシティ交響楽団の本拠地でもあるカウフマン・センターフォー・ザ・パフォーミング・アーツ。
カウフマン・センターフォー・ザ・パフォーミング・アーツ。宇宙基地か。
2011 年9 月にオープンした新しいホールで、1800
席規模のプロセニアム形式のステージを持つ劇場と、1600席規模のクラシック用コンサートホールの2つのホールを持った大型複合文化施設。
この建築の構造エンジニアリングに対しアメリカのコンサルタント技術者協会から「グランド・コンセプター賞」が授与されるなど、このエリアは近年、カンザスシティで急速に発展している文化芸術の発信地として注目されています。
パイプオルガンは、ホールの壁と一体化し、同様のアーチを形成しており、自然な音の広がりを演出します。巨大な編成と壮大な響きをもつ「オルガン付き」には非常に適したホールと言えるでしょう。
マイケル・スターン率いるカンザスシティ響も、ホールの壮麗な響きに負けない、弦楽器の美しさ、管楽器の華やかさ、オルガンのフィナーレへ続く迫力は、爽快感があります。
カップリングとしては、ヴァイオリンが華々しく活躍する「序奏とロンド・カプリチオーソ」、チェロとヴァイオリンの二重協奏曲「ミューズと詩人たち」が収録され、華やかな演奏効果を期待できるサン=サーンスの作品を楽しむことができます。
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FR 714
(HDCD)
\2200
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ギターのための作品集〜テンポ・ド・ブラジル
セルジオ・アサド:3つのブラジルの風景〜珊瑚の市(ギター二重奏)
ハダメス・ジナタリ:ソナチネ第2番(ピアノとギター)
バーデン・パウエル:名もなきワルツ(ギター・ソロ)
ヴィラ=ロボス:花の分布(フルートとギター)
アサド:3つのブラジルの風景〜跳躍(ギター二重奏)
ヴィラ=ロボス:苦悩のワルツ(ピアノ・ソロ)
アサド:3つのブラジルの風景〜大鬼蓮(ギター二重奏)
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番(ギター二重奏)
パウロ・ベリナッチ:頬寄せて(ギター・ソロ)
ローリンド・アルメイダ:ショーロとバトゥーキ(フルートとギター)
アサド:夏の庭〜さようなら(ギター・ソロ)
イオルゴス・ヴァシランドナキス:ヴィラ=ロボスのワルツによる変奏曲(チェロとギター)
アサド:水彩画〜ヴァルセアーナ/ 前奏曲とトッカータ |
マルク・レニエ(ギター)
テイシー・エドワーズ(フルート)
ナターリヤ・ホマ(チェロ)
マルコ・サルトル(ギター)
ヴォロディミール・ヴィニツキ(ピアノ) |
ベテラン・ギタリスト、マルク・レニエによるブラジル音楽集
66’18
15 歳のデビュー以来クラシック・ギター界において第一線で活躍しているマルク・レニエによる20
世紀のブラジル音楽集。
ギター・ソロを中心とし、ギター二重奏、フルート、チェロ、ピアノのデュオといった内容で、共演者も腕利きばかり。
20 世紀を代表する南米の作曲家ヴィラ=ロボスの代表作”ブラジル風バッハ”
や、ブラジル出身の天才ギタリスト、セルジオ・アサドによる”
3 つのブラジルの風景”、アサドが映画「夏の庭」のために作曲した”
さようなら” クラシック・ポピュラーの垣根を越えて活動したハダメス・ジナタリ、卓越した技巧をもつギタリストとしても名を馳せたバーデン・パウエル、ガット・ギターの名手パウロ・ベリナッチ、ボサノヴァ、ジャズのギタリストとしても活躍したローリンド・アルメイダ、などブラジル音楽を代表する音楽家たちの作品を収録しています。 |
ATOLL(CD−R)
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ACD 314
(CD-R)
\2500
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リッチー:交響曲第4番 《ステーションズ》
Op.171 |
トム・ウッズ(指揮)
クライストチャーチ交響楽団
ジェニー・ウォラーマン(ソプラノ) |
サザン・シンフォニアのコンポーザー・イン・レジデンス、オタゴ大学の准教授を務めるニュージーランドの作曲家、アントニー・リッチー(1960-)の交響曲第4番。ニュージーランドのクライストチャーチ交響楽団のために書かれ、2010年と2011年のクライストチャーチ地震(カンタベリー地震)の被災者に捧げられている。
※録音(ライヴ):2014年2月、ウィグラム空軍基地博物館(クライストチャーチ)
※Atollは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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ACD 106
(CD-R)
\2500
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ラフマニノフ:歌曲集
乙女よ、私のために歌わないで Op.4-4/悲しみの取り入れ
Op.4-5/
すいれん Op.8-1/夢 Op.8-5/祈り Op.8-6/小島
Op.14-2/
春の流れ Op.14-11/たそがれ Op.21-3/リラの花
Op.21-5/
孤独 Op.21-6/何とすばらしい所 Op.21-7/春の悲しみ
Op.21-12/
わが窓辺に Op.26-10/夜は悲しい Op.26-12/
昼を夜にたとえれば Op.34-4/ヴォカリーズ
Op.34-14/
夜の庭で Op.38-1/彼女に Op.38-2/ひなぎく
Op.38-3/
ハーメルンの笛吹き Op.38-4/夢 Op.38-5/お、うう
Op.38-6 |
ヴィクトリア・ドゥドゥカ(ソプラノ)
アイオラ・シェリー(ピアノ) |
ヴィクトリア・ドゥドゥカは、チャイコフスキー音楽院を卒業し、第1インターナショナル歌曲コンクールで名誉ディプロマを獲得したロシア出身のソプラノ。2011年にはカンタベリー・オペラでニュージーランド・デビューを果たし、ニュージーランドに移住している。
※Atollは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
HALLE(ハレ管弦楽団・自主レーベル)(CD−R)
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CDHLD 7541
(2CD-R)
\4200 →\3790
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エルダー&ハレ管マーラーの交響曲第9番!
マーラー:交響曲第9番ニ長調 |
マーク・エルダー(指揮)
ハレ管弦楽団 |
イギリス最古の歴史を持つハレ管弦楽団の自主レーベルから、初となるマーラーの録音が登場!
ハレ管弦楽団と2000年から音楽監督を務めるマーク・エルダーとの黄金コンビで贈る、マーラーの最後の交響曲。2014−2015シーズンには、マーク・エルダーや首席客演指揮者のマルクス・シュテンツらとマーラーの交響曲を幾度か取り上げており、これは2014年5月に行われ絶賛されたライヴの記録である。
※録音(ライヴ):2014年5月22日、ブリッジ・ウォーター・ホール(マンチェスター)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
NIMBUS ALLIANCE(CD−R)
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NI 6276
(CD-R)
\2400 →\2190
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ニック・ヴァン・ブロスの録音第4弾
「熱情ソナタ」と「ディアベッリ変奏曲」
ベートーヴェン:
ディアベッリの主題による33の変奏曲
Op.120
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調 Op.57 《熱情》 |
ニック・ヴァン・ブロス(ピアノ) |
タチアナ・ニコラーエワから「ピアニストとして完成品」と激賞されたイギリスのピアニスト、ニック・ヴァン・ブロス。7歳で発症したトゥレット症候群(チック症の一種)によって1994年から15年間ステージに上ることが出来なかったが、2008年のレコーディング開始、2009年のカムバック・コンサートで劇的な復帰を飾り、英国内外で注目を集めた。トゥレット症候群特有の、機械のような規則性をもって繰り返し物に触れたがる衝動が、ピアノ演奏への高い欲求と結びつき、その並外れた才能へと昇華されている。
バッハ(NI 6141、NI 6136)、ショパン(NI
6215)に続くニック・ヴァン・ブロスの録音第4弾は、ベートーヴェンの3大ピアノ・ソナタの1つ「熱情ソナタ」と「ディアベッリ変奏曲」。精巧な指捌きから溢れる大いなる激情で、楽聖の偉大なる変奏曲とソナタが描かれる。
※録音:2013年10月28日、2014年8月12日
※Nimbus Allianceは、高品質メディア(SONY
DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
ニック・ヴァン・ブロスのショパン |
NI 6215
(CD-R)
\2400 →\2190
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ニック・ヴァン・ブロス(ピアノ)
ショパン:
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
24の前奏曲Op.28 |
ニック・ヴァン・ブロス(ピアノ) |
奇跡の復活を遂げた天才。ニック・ヴァン・ブロスのショパン!
Nimbus Allianceから発売されたJ.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲(NI
6136)」、「協奏曲集(NI 6141)」に続く第3弾は、本場ポーランドでも賞賛された待望のショパン。
その精緻な指先と独特の感性から繰り出す劇的なスタイルは、バッハ以上にブロスの魅力を引き出している。
※録音:2012年7月25日、9月10日
※Nimbus Allianceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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ONDINE
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ODE-1267
(CD+BD-Audio)
\2400→\2190 |
ヘカン・ハーデンベルガー
指揮はストルゴーズ
ロルフ・ヴァリーン:作品集
1.トランペット協奏曲「Fisher King-漁夫王」/
2.ID/3.MANYWORLDS-多世界 |
ヘカン・ハーデンベルガー(トランペット)…1/
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団/
ジョン・ストルゴーズ(指揮) |
録音 2014 年2 月18-21 日…1, 2010 年9 月23-24
日…2.3 ノルウェー ベルゲン,グリーグハーレン
Blu-ray disc info:AUDIO Recorded and edited
in HIGH DEFINITION,24-bit, 96 kHz PCM Surround
Presented in HIGH DEFINITION 24-bit, 96 kHz,
5.0DTS-HD Master Audio 2.0 Stereo PCM DURATION
74:41
ノルウェーの作曲家ロルフ・ヴァリーン(1957-)の刺激的な作品集。彼は現在のスカンジナビアで「最もエキサイティング」な作品を書く人として知られ、今回のアルバムも、その驚くべき音をリアルに再現するため、ONDINE
レーベル初のBlu-ray AUDIO でこの作品を提供いたします。
トランペット協奏曲「漁夫王」は2011 年に完成した作品で、明と暗を行き来し、エネルギーの転換を図るという意図があるそうです。
「他世界」はオーケストラのための大規模な作品で「パラレルワールド…量子物理学の理論に拠って無限の可能性を探り、まるで色とりどりの彫刻を作成するように作曲した。」とヴァリーンは語っています。Blu-ray
にはボヤ・ベックマンが撮影した2D&3D のビデオも含まれています。 |
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ODE-1271
(2CD)
超特価\2400→\2190 |
テツラフ兄妹&ラルス・フォークト
ブラームス:ピアノ三重奏曲集
《CD1》
1-4.ピアノ三重奏曲 第2 番 ハ長調 Op.87/
5-8.ピアノ三重奏曲 第3 番 ハ短調 Op.101/
《CD2》
1-4.ピアノ三重奏曲 第1 番 変ロ長調 Op.8 |
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)/
ターニャ・テツラフ(チェロ)/
ラルス・フォークト(ピアノ) |
録音 2014 年5 月27-29 日 ブレーメン ゼンデザール
テツラフ兄妹と、ピアニスト、ラルス・フォークトはプライヴェートでも親しい友人であり、これまでにも何度もアンサンブルで緊密な演奏を披露しています。このアルバムでも、ブラームス(1833-1897)特有の「底に秘めた情熱」と夢のように美しいメロディを余すことなく表現し、納得の行く三重奏を聴かせています。 |
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ODE-1256
(2CD)
\2700→\2490 |
演奏陣も豪華
アウリス・サッリネン:室内音楽集 第1番-第8番
《CD1》
1.室内音楽 第1番 Op.38(1975)/
2.室内音楽 第3番「ドン・ファンキホーテの夜の踊り」Op.58(1985-86)/
3.室内音楽 第5番「バラバ・ヴァリエーション」Op.80(2005)/
4.室内音楽 第7番「クルセリアーナ」Op.93(2007-08)/
《CD2》
1.室内音楽 第2番 Op.41(1976)/
2-5.室内音楽 第4番「セバスティアン・ナイトへのエレジーによるメタモルフォシス」Op.79(2000)/
6-8.室内音楽 第6番「3つの旅へのいざない」Op.88(2005-06)/
9.室内音楽 第8番「木々よ、全て緑に」(パーヴォ・ハーヴィッコへのメモリー」Op.94(2005-06) |
アルト・ノラス(チェロ)…CD1:2.9/
アレクシス・ローマン(アルト・フルート)…CD2:1,CD1:4/
ナホコ・キノシタ(オーボエ)…CD1:4/
ゴチョー・プラコフ(クラリネット)…CD1:4/
サンナ・ヴァイヒネン(ファゴット)…CD1:4/
マリエッレ・ハッリ(フレンチ・ホルン)…CD1:4/
Meta4弦楽四重奏団…CD2:6-8/
ユヴァスキュラ・シンフォニア/
ヴィッレ・マトフェエフ(ピアノ…CD2:2-5&指揮)/
ラルフ・ゴトーニ(ピアノ…CD1:3&指揮CD1:3,CD2:9) |
録音 2014年2月11.13-14日…CD1:3,CD2:9,
2014年10月9-11日…CD1:1.2,CD2:6-8, 2015年2月1日…CD2:1.2-5,CD1:4
フィンランド ユヴァスキュラ,ハンニカイスサリ
フィンランドの現代作曲家サッリネン(1935-)の室内音楽集。2015年に80歳の誕生日を迎える彼は、先進的な響きを追求しながらも、常に調性を逸脱することなく、肌触りのよい音楽を生み出しています。
この室内音楽シリーズは1975年から2009年の間に書かれたもので、多くの場合、オペラ・プロジェクトの完了後に着手されています。どの曲もタンゴやワルツなどの舞曲的要素を持ち、また第3番が実質的なチェロ協奏曲であるように、様々な楽器が大活躍するというユニークな形を持っています。
第5番はもともとアコーディオンと管弦楽のために書かれたものですが、ここではゴトーニのピアノがソロの役割を担っています。 |
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ODE-1259
\2400 |
ロッタ・ヴェンナコスキ:SOIE-絹
1-3.フルートと管弦楽のための「SOIE」-絹(2009)
<Voile-薄い織物/Lin gros-荒い織り目の布/Soie-絹>/
4.ハーヴァ(2007)/5.組曲「全ての愛」(2014) |
ケルステン・マッコール(フルート)/
フィンランド放送交響楽団/
ディーマ・スロボデニューク(指揮) |
型破りな演奏技術と豊かでカラフルな音の世界(時にはノイズも含む)を持つ作曲家ロッタ・ヴェンナコスキ(1970-)の作品集。最近の彼女の作品はより深く、強い主張を持っています。
アルバムタイトルでもある「SOIE」はフランス語で絹の意味を持ち、組曲の3つの部分は、それぞれテクスチャの違う布のイメージが持たされています。
ここでフルートを吹いているのはロイヤル・コンセルトヘボウ管の首席奏者マッコールです。「全ての愛」は90分に渡る無声映画のスコアを演奏会用組曲として再構築したもの。「ハーヴァ」はタピオラ・シンフォニエッタ創立20周年記念の委嘱作品です。 |
GENUIN
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マリノフスキーのショスタコーヴィチ&プロコフィエフ!
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.80
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタOp.134 |
イゴール・マリノフスキー(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン(ピアノ) |
ピアノがイタマール・ゴラン!新進ヴァイオリニスト、マリノフスキーのショスタコーヴィチ&プロコフィエフ!
録音:2014 年4 月18 日〜20 日ライプツィヒ、メンデルスゾーン・ザール、60’34
ピアノがイタマール・ゴラン!
ロシア出身のヴァイオリニスト、マリノフスキーはミルシテイン、シュヴァルツベルク、シュルツ、ザハール・ブロンに師事。サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクールやF.クライスラー国際ヴァイオリン・コンクールで優勝するなど、入賞歴多数の実力派。そして、ピアノはヴェンゲーロフやヤンセン、庄司紗矢香など名だたるソリストから信頼を置かれている名ピアニスト、イタマール・ゴランという注目の演奏です。プロコフィエフのソナタは醒めたように聴こえるのにメラメラと熱い緊張感漂う演奏。ヴァイオリンの太めの音色、確かな技巧、ゴランの強烈なピアノも聴きものです。 |
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「ヴァインベルク-プロコフィエフ:クラリネット・ソナタ集」
プロコフィエフ: ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.94bis(クラリネット編曲版)
ヴァインベルク:クラリネット・ソナタOp.28
プロコフィエフ:ヘブライの主題による序曲 |
アンネリエン・ファン・ヴァウヴェ(クラリネット)
ルーカス・ブロンディール(ピアノ) |
期待のクラリネット奏者ヴァウヴェ登場!ヴァインベルク収録!
録音:2014 年11 月15〜17 日シント=トロイデン、アカデミーザール,54’30
美しきクラリネット奏者アンネリエン・ファン・ヴァウヴェ。ヴェンツェル・フックス、ザビーネ・マイヤー、モラゲス、カルボナーレなど錚々たる名演奏家に師事した期待のクラリネット奏者。第61
回ミュンヘン国際音楽コンクールで優勝、各地の音楽祭に出演するなど、ソリストとしても活躍中です。
今作は作曲家ケント・ケナンが編曲したプロコフィエフのクラリネット・ソナタを収録。原曲はヴァイオリン・ソナタ第2
番で、プロコフィエフの神秘的なメロディ響きがシンプルに、はっきりと伝わります。そしてポーランド=ロシアの作曲家ヴァインベルク。初期に作曲されたクラリネット・ソナタは抒情溢れる旋律が流れるように包み込む。 |
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「セレニッシマ(ヴェネチア)」〜
アルビノーニ、ヴィヴァルディのヴェネチア教会ソナタ集
アルビノーニ:3声のソナタOp.1
ヴィヴァルディ:2つのオーボエと通奏低音のためのトリオ・ソナタRV81
ヴィヴァルディ:オーボエと通奏低音のためのオーボエ・ソナタRV53 |
ハイメ・ゴンザレス(Ob、指揮)
カメラータ・デリ・アミーチ |
ハイメ・ゴンザレスのアルビノーニ&ヴィヴァルディ:オーボエ・ソナタ集
録音:2014 年6 月23 日〜27 日フライブルク、アンサンブルハウス、66’35
ヴェネチア生まれの2 人の偉大な作曲家、アルビノーニにヴィヴァルディ。文化、音楽が隆盛だった黄金期、朗らかに軽やかな作風のオーボエを含んだソナタ集です。アルビノーニの作品は、ロマンティックな旋律に溢れ、典雅なリズム。穏やかな気分にさせてくれます。ヴィヴァルディは、軽快なで爽快なリズムに哀愁漂うメロディで、ヴィヴァルディらしい妙技が聴こえてきます。 |
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「Do-小道」〜現代ヴァイオリン作品集
(1)ブライト・シェン(1955-):無伴奏ヴァイオリンのための「流れ」
(2)ペルト(1935-):「フラトレス」
(3)シュニトケ(1934-98):無伴奏ヴァイオリンのための「ア・パガニーニ」
(4)レーラ・アウレルバッハ(1973-):無伴奏ヴァイオリンのための「孤独の組曲」
(5)グバイドゥーリナ(1931-):「綱渡りの踊り子」 |
ジジョン・ワン(王之?、ヴァイオリン)
(2)(5)ヤシュアンジ・シエ(Pf) |
昨年N響でシベリウスを聴かせてくれたジジョン・ワンのデビュー盤!
録音:2014 年7 月19 日〜20 日、ライプツィヒ、メンデルスゾーン・ザール,59’44
中国出身の注目若手ヴァイオリニスト!上海音楽院で学び、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で、コーリャ・ブラッハーに師事。1998年にメニューイン・コンクールのジュニア部門で優勝、第6回中国ヴァイオリン・コンクールで史上最年少優勝を果たしています。フランス放送フィルやヘルシンキ・フィルなど、様々なオーケストラのソリストとして出演。2014年にはN響にも客演してシベリウスのヴァイオリン協奏曲を演奏しています。
今作は、技巧的な現代ヴァイオリン作品集。アルヴォ・ペルトの名作“フラトレス”はシンプルな音の反復から生まれる澄んだ透明感、静謐な空気の中、時に激しく。ワンは、丁寧に奏でながら、その美しさを表出させています。クレーメルの演奏でも有名なシュニトケの“ア・パガニーニ”。不穏な静けさから始まり、パガニーニの断片が織り込まれた超絶技巧曲。グバイドゥーリナの“綱渡りの踊り子”は、ヴァイオリンが踊り、ピアノが不安を掻き立てる。収録曲もどれもが魅力的なアルバムです。 |
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GENUIN初登場!クレンケ四重奏団のシューベルト
フランツ・シューベルト:
弦楽四重奏曲第12番「四重奏断章」D.703
弦楽四重奏曲第4番D.46
弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」D.804 |
クレンケ四重奏団 |
録音:2012〜13 年(バーデン・バーデン南西ドイツ放送SWR、ハンス・ロスバウド・スタジオ)、65’13
1994 年に結成したクレンケ四重奏団。全員ワイマール・フランツ・リスト音楽大学で学んだ女性の弦楽四重奏団で、CD
もこれまでPROFIL レーベルやBERLIN CLASSICS
などから9 枚ほどリリースしている実力派。ドイツを中心に、ヨーロッパ、アメリカで演奏活動を行っています。
今作はシューベルトの弦楽四重奏曲集。女性らしい丁寧さで、細部まで瑞々しくバランスの取れた演奏です。凝った味付けをせず、純粋で柔らかな表現が好感を持てます。 |
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「憧れ」〜シューベルト:男声合唱作品全集VOL.1
森の夜の歌D.913/戸外の歌D.572/今過ぎ去る現在D.710/5月の酒宴の歌D.427/
漁夫の歌D. 364/5月の歌(雪は解け)D.202/春の歌D.243/
リュッツォウの勇猛なる追撃隊D.205/狩人の歌D.204/金色の輝きD.357/
去って行った人にD.331/矛盾D.865/墓と月D.893/墓D.569/あこがれD.656/
君に寄すD.338/朝の生気はさわやかに息づくD.67/5月の歌(春の歌)D.199/
ようこそ、愛する美しい5 月D.244/朝の星
D.203/夜の明かりD. 892 |
ヤン・シューマッハー(指揮)
カメラータ・ムジカ・リンブルク |
録音:2008〜2014 年、72’03
1999 年創設の男声合唱団カメラータ・ムジカ・リンブルクのGENUIN
レーベル4 枚目のアルバムは、合唱の重要なレパートリーとして知られるシューベルトの男声合唱作品。
クリストフ・プレガルディエン、アンドレアス・ウェラーといった名歌手がソリストとして参加しているのも注目です。柔らかく、美しく繊細なアンサンブル。ホルン・アンサンブルが伴奏の“森の夜の歌”では森の情景が浮かぶ幻想的な歌。プレガルディエンの艶やかな歌声と、合唱の見事なアンサンブルが心地よい“今過ぎ去る現在”など、聴いていて穏やかに癒される珠玉の21
曲。 |
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「平野の魂」〜ベネズエラ音楽吹奏楽作品集
(1)カリプソ・メドレー(バンディード〜カラカス・カラカス)
(2)アルトゥーロ・マルケス(1950-):コンガ・デル・フエゴ・ヌエボ
(3)ベネズエラと音楽〜偉大な巨匠たちのフォルクローレ集
(4)民謡:ロス・メレクレス
(5)パキート・デリヴェラ(1948-):「アリア・トロピカル」より“ベネズエラのワルツ”
(6)エル・ガバン・デ・フィゲレード
(7)パキート・デリヴェラ(1948-):「アリア・トロピカル」よりコントラダンス
(8)アントニオ・カリーリョ(1892-1962):エル・サルタリン
(9)ゼキーニャ・ジ・アブレウ(1880-1935):ティコ・ティコ・ノ・フバ
(10)カルダレーラ&スカルピーノ:パリのカナロ
(11)ロビン・デューハースト:ブラジリア〜ソロ・トロンボーン&ウィンド・オーケストラ
(12)ジョセフ・タリン(1947-):ソロ・トランペット、トロンボーン&ウィンド・オーケストラ
(13)ヴィクトリアーノ・ヴァレンシア・リンコン(1970-):ファンダンギーリョ
(14)フランシスコ・デ・パウラ・アギーレ(1875-1939):アマリア
(15)ペドロ・エイラス・グティエレス(1870-1954):アルマ・ジャネーラ |
トーマス・クラモー(指揮)
ザクセン・ウィンド・フィルハーモニー
【(1)-(3)(11)-(15)】
(3)(4)(6)(8)(14)(15)
アルマ・ジャネーラ五重奏団
(5)(7)(9)
ザクセン・ウィンド・フィルハーモニー
による木管五重奏団
(12)スヴェン・ギーペル(Trp)
(11)(12)シュテファン・ワグナー(Trb)
(13)ビリー・シュミット(Cl) |
録音:2014 年4 月〜5 月、66’06
ベルリン・フィルの元トランペット奏者で、現在ザクセン・ウィンド・フィルハーモニーの首席指揮者を務めるクラモー。以前ベネズエラのエル・システマで育った管楽器奏者によるブラスバンド「シモン・ボリバル・ユース・シンフォニー・バンド」を指揮したアルバム(「マンボとファンファーレ」GEN13260)をリリースしました。
今作は手兵ザクセン・ウィンド・フィルハーモニーとのベネズエラ音楽!ベネズエラのフォルクローレや、ラテンの名曲、吹奏楽作品まで、幅広く収録。情熱的であったり、哀愁のメロディ、ラテンのリズム、もうノリノリです。 |
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「音の風景III」〜ベンジャミン・ブリテンへの追憶
トマシュ・スクイヴェレス(1984-):ショート・ストーリー
ロマン・パウォレク(1971-):デイドリーミングwith
ベンジャミンB.
ダニエル・オリヴァー・モーザー(1982-):ヤガ科
ビョートル・スクイヴェレス(1980-):3つの詩〜ベンジャミン・ブリテンの追憶
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):ダウランドによる夜想曲(ノクターナル)Op.70 |
ライナー・シュテークマン(ギター)
トマシュ・スクイヴェレス(チェロ) |
録音:2014 年8 月8 日〜10日バートラウジック、51’52
ライナー・シュテークマンはヘッセン州マインハウゼン出身の中堅ギタリストで、第1集(GEN88527)、第2
集(GEN 11210)に続くサウンドスケープ・シリーズ第3
弾。
今作はブリテンにちなんだ作品を収録しています。ブリテンの作品以外は、すべてシュテークマンに献呈されたもので、世界初録音になります。ブリテンの“ノクターナル”は、1964
年偉大なギタリスト、ジュリアン・ブリームにより初演されました。16
世紀の作曲家ダウランドのリュート伴奏付きの歌曲「来たれ深き眠りよ」を主題にした変奏曲。哀しみと静謐な緊張感に満ちています。 |
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「オリジナル」〜金管アンサンブルのための作品集
スティーヴン・フェルヘルスト(1981-):10
フォーブラス・ファンファーレ
デリク・ブルジョワ(1941-):ウィリアムとメアリーOp.106
ヘルベルト・バウマン(1925-):フォー・ブラス
ヤン・クーツィール(1911-2006):ブラス・シンフォニーOp.80
マイケル・ナイマン(1944-):フォー・ジョン・ケージ |
10 フォー・ブラス |
録音: 2014 年8 月、56’18
ドイツのオーケストラなどで活躍している若手奏者で2010
年に結成された金管アンサンブル、10 フォー・ブラス。ドイツを中心に活動し、人気を博しています。
1 曲目の“10 フォーブラス・ファンファーレ”は東日本大震災の被災者に思いを寄せて作曲した「日本に捧ぐ歌(A
SONG FORJAPAN)」でも知られるベルギーの作曲家フェルヘルストが書き下ろした世界初録音のファンファーレ。勇壮で軽快に躍動し、メロディもアグレッシブで元気をもらえる名曲!これからの金管アンサンブルの定番曲になりそうな楽曲です。
マイケル・ナイマンの“ジョン・ケージのために”は、ナイマン節を感じさせるミニマルで乾いた空気感、超絶なアンサンブルで聴かせます。
そして金管アンサンブル作曲家として有名なクーツィールの代表作“ブラス・シンフォニー”を収録。フィリップ・ジョーンズに委嘱された作品で、ブラス・アンサンブルの醍醐味を感じる作品です。 |
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〜ドイツ音楽コンクール2014年度優勝者〜
「Opus1」〜ベートーヴェン、ベルク、ベリオ、エトヴェシュ作品集
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番Op.2-1、第32番Op.111
ベルク:ピアノ・ソナタOp.1
エトヴェシュ:地のピアノ-空のピアノ
ベリオ:水のクラヴィア/地のクラヴィア/大気のクラヴィア |
フランク・デュプリー(ピアノ) |
録音:2015 年1 月26 日〜29 日ベルリン、イエス・キリスト教会,71’13
1991 年生まれの若手注目のピアニスト、デビュー!
幼少期からソントラウト・シュピーデルに師事し、カールスルーエ音楽大学で学びました。すでに60
以上の入賞歴を持ち、レパートリーも多数!その才能を生かした選曲にも注目です。
ハンガリーの作曲家エトヴェシュの“地のピアノ-空のピアノ”はベリオを追悼して作曲したもの。そしてベリオの神秘的でとても美しい“水のクラヴィア”を含む3
曲を収録。細やかなタッチと芯のある音色で魅力的。 |
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「幼少の頃から」〜作曲家若書きのピアノ三重奏、ピアノ四重奏作品集
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番Op.8
ラフマニノフ:悲しみの三重奏曲第1番
マーラー:ピアノ四重奏曲
リリ・ブーランジェ:ピアノ三重奏のための2つの小品
ジョン・アイアランド:幻想三重奏曲 |
モンテ・ピアノ・トリオ:
【フランチェスコ・シーカ(Vn)、
クロード・フロショー(Vc)、
イリーナ・ボータン(P)】、
ダニエル・ローランド(Va) |
録音:2014 年3 月18 日〜20 日、フランクフルト音楽・舞台芸術大学大ホール、65’19
作曲家が若い頃に作曲した作品をセレクトしたアルバム。
まだ小難しくない、真っ直ぐなロマンティックさが垣間見られ、それでいて独自の音楽性や緻密さを発揮しています。19
歳の学生時代にラフマニノフが作曲した“悲しみの三重奏曲第1
番”は、チャイコフスキーに影響を受けた作品。哀愁の旋律が美しい。
モンテ・ピアノ・トリオは2008 年に結成され、ロベルト・シューマン国際音楽コンクールやマリア・カナルス・バルセロナ国際コンクール、ヨハネス・ブラームス国際コンクールなど、いくつものコンクールで優勝しています。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ATOLL(CD−R)
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ACD 206
(2CD-R)
\5000
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ニュージーランド第28(マオリ)大隊の歌 |
ニュージーランド第28(マオリ)大隊 |
ニュージーランド国立図書館に所蔵されている、第二次世界大戦時の第28(マオリ)大隊(the
28th Maori Battalion)が歌う貴重な録音。
ニュージーランドの先住民マオリ族の戦士たちによる勇壮な歌声が響く。
※録音:1940年頃〜1943年頃
※Atollは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
PRAGA DIGITALS
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PRDDSD 350112
(SACD HYBRID)
\2900
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ロストロポーヴィチ30歳時のドヴォルザークがSACDハイブリッド盤登場
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
(2)シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129
(3)チャイコフスキー:奇想的小品 |
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
(1)サー・エードリアン・ボールト(指揮)
ロイヤル・フィル
(2)ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
レニングラード・フィル
(3)ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団 |
(1)1957 年4 月27 日/アビーロード・スタジオ(ロンドン) (2)1960
年9 月3 日/ウェンブリー・タウン・ホール(ロンドン) (3)1964
年5 月13 日/モスクワ音楽院大ホール/Bi-channel
Stereo/71’ 56”
SACD ハイブリッド盤。限定盤。オリジナル・ステレオ音源からSACD
リマスタリングが施され、鮮やかな音色が蘇りました。
ドヴォルザークの協奏曲はロストロポーヴィチ30
歳の演奏で、若々しいエネルギーとナイーヴさが魅力。今回SACD
化され、当時のEMI の録音技術の凄さが実感されます。またロジェストヴェンスキーとの共演2
篇も、ロストロポーヴィチの独奏の素晴らしさはもちろんながら、若き日のロジェストヴェンスキーのコントロール力と伴奏の巧さに驚かされます。 |
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PRD 250309
(CD)
\2900 →\2690
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エミール・ギレリス・イン・プラハ
(1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調K.533
/ 494
(2)ブラームス:4つのバラードOp.10
(3)同:幻想曲集Op.116(全7曲) |
エミール・ギレリス(Pf) |
ギレリス絶妙のニュアンスによるブラームス
(1)1973 年5 月24 日(ライヴ) (2)1978
年5 月10 日/チェコ放送(ライヴ) (3)1973
年5 月24 日(ライヴ)/純正Stereo/70’ 03”
旧ソ連の巨匠エミール・ギレリスが、最盛期にプラハの春音楽祭で行ったコンサートのライヴ。これまでモーツァルトのソナタとブラームスの幻想曲集の一部がCD
発売されていましたが、今回幻想曲集Op.116
は全7 曲収録。音質の良さでギレリスの鋼鉄のタッチはもちろん、微妙なニュアンスまで聴き取れ魅了されます。
ギレリスといえば超絶のテクニックによる強靭な演奏のイメージがありますが、モーツァルトの温かみやブラームス晩年の深い諦念と無限の闇を絶妙に表現。20
世紀最高のピアニストのひとりだったことを実感させてくれます。 |
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PRD 250308
(CD)
\2900 →\2690
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超感動的なカンタータ「アマールス」をノイマンの演奏で
ヤナーチェク:
(1)「死の家から」〜前奏曲
(2)カンタータ「アマールス」
(3)「利口な女狐の物語」組曲(ターリヒ&スメターチェク編)
(4)「死の家から」組曲 |
ヴェラ・ソウクポヴァー(Sop)
ヴィレム・プシビル(Ten)
プラハ・フィル合唱団
(1)-(3)ヴァーツラフ・ノイマン
(4)フランティシェク・イーレク(指揮)
チェコ・フィル |
(1)1974 年3 月28 日/スメタナ・ホール(ライヴ) (2)1974
年3 月28 日/スメタナ・ホール(ライヴ) (3)1988
年3 月3 日/スメタナ・ホール(ライヴ) (4)1979
年4 月12 日/スメタナ・ホール(ライヴ)/純正Stereo/75’
24”
ノイマンのヤナーチェクは、さすがお国物ならではの絶品ですが、壮年期のライヴが登場します。
カンタータ「アマールス」はヤナーチェク自身の幼少期を反映させたもので、主人公アマールス少年の気の毒な生涯は涙なくしては聴けません。ヤナーチェクの色彩的なオーケストラをチェコ・フィルが最高に描いています。 |
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PRD 250307
(CD)
\2900 →\2690
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モラゲスとブラレイの共演。久々の再発売。
(1)モーツァルト:
クラリネット、ヴィオラ、ピアノのための三重奏曲「ケーゲルシュタット」K.498
(2)同:クラリネット五重奏曲イ長調K.581
(3)ウェーバー:クラリネット五重奏曲変ロ長調Op.34 |
パスカル・モラゲス(Cl)
プラジャークSQ
(1)ヴラディミル・メンデルスゾーン(Va)
フランク・ブラレイ(Pf) |
録音:2002年1月13日(2)、2003年2月17日(1)/マルセイユ、2001年1月15-16日/パシー福音教会(パリ)(3)/純正Stereo、78’
38”
10 年程前にSACD ハイブリッド盤として発売されたパスカル・モラゲスのモーツァルト(PRDDSD250200)
が、今回通常CD で再発売。
別売されていたウェーバーのクラリネット五重奏曲が新たにカップリングされているのも嬉しい限り。モラゲスにとって初のモーツァルト録音で、その清新な演奏が発売時に話題となりました。「ケーゲルシュタット・トリオ」のピアノ・パートはフランク・ブラレイなのも豪華です。 |
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<国内盤>
若林工房
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上質で知的な遊び心
「J.C.バッハ & モーツァルト / 中野振一郎」
ヨハン・クリスチャン・バッハ (1735-1782):
クラヴィーアのためのソナタ ト長調 作品5-3
モーツァルト (1756-1791):「ロンドン音楽帳」より(5曲)
ヘ長調 K. Anh.109b/1 (15a)、ハ長調 K.
Anh.109b/2 (15b)
ト短調 K. Anh.109b/3 (15p)、ニ長調 K.15o、変ホ長調
K.15mm
J.C.バッハ:クラヴィーアのためのソナタ
ハ短調 作品17-2
モーツァルト:クラヴィーアのためのソナタ
変ホ長調 K.282 (189g) |
中野振一郎(チェンバロ) |
18 世紀音楽史上、唯一無二の出会いに思いを寄せて J.C.バッハ
& モーツァルト / 中野振一郎
録音: 2014 年10 月13〜14 日、新川文化ホール(富山県魚津市)/STEREO
/ DSD 録音、発売元:若林工房
1764 年、ロンドンで出会ったヨハン・クリスチャン・バッハとモーツァルト(当時8
歳)は、21 歳という年齢差にも関わらず互いに尊敬し合う友好関係を築きます。少年モーツァルトはクリスチャン・バッハの音楽から多大な影響を受けるのですが、この出会いがなければ、後のモーツァルトの音楽は生まれなかっただろうとまで言われています。
18 世紀音楽史における「一大事件」ともいうべきこの幸福な出会いをテーマに中野振一郎が編み出した本作では、J.C.バッハの佳品ソナタ(二曲)のほか、8
歳のモーツァルトの小品、さらに自らのスタイルを確立した青年モーツァルトが書いたソナタを、チェンバロによる演奏でお楽しみいただきます。
チェンバロとフォルテピアノが併存していた時代、1760〜70
年代のヨーロッパの音楽事情を想像しながら聴くのもまた一興。上質で知的な遊び心に溢れたアルバムです。 |

6/17(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
APARTE
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魅惑のメゾ・ソプラノ、カリーヌ・デエ、
しっとりと抑えの効いた美声を堪能
1. マスネ:悲歌/
2. フォーレ:夢のあとに/
3. グノー:夕べ/
4. サン=サーンス:白鳥/
5. サン=サーンス:夕暮れのヴァイオリン/
6. ショーソン:終わりなき歌/
7. フォーレ:ロマンス(チェロのための)/
8. グノー:去りし人/
9. マスネ:タイスの瞑想曲/
10. ゴダール:子守歌/
11. フォーレ:子守歌(ヴァイオリン)/
12. サン=サーンス:アレグロ・アッパッショナート/
13. フォーレ:アンダンテ(ヴァイオリン)/
14. ベルリオーズ:囚われの女 op.12 |
カリーヌ・デエ(メゾ・ソプラノ)
アンサンブル・コントラスト
〔アルノー・トロット(Vn)、
アントワーヌ・ピエルロ(Vc)、
ヨハン・ファルジョ(Pf)〕 |
録音:2014年3月、12 月
フランスの歌曲集を、ヴァイオリンやチェロを加えたかたちにアレンジして演奏したオシャレな1
枚。
フランスの魅惑のメゾ・ソプラノ、カリーヌ・デエ。オペラ・シーンでもフランス内外の劇場でひっぱりだこの彼女ですが、デセイやプティボンのディスクでも共演しているなど、その活躍の場は実に幅広いものとなっています。デエのしっとりと美しい声を堪能できます。 |
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カロル・ベッファ:作品集 Into the dark
1. ヴィオラと弦楽オーケストラのための協奏曲
2. ハープと弦楽オーケストラのための協奏曲
3. ≪ダーク≫〜ピアノと弦楽オーケストラのための
4. ≪薄暗い夜≫〜声と弦楽オーケストラのための
5. ≪迷路≫〜弦楽オーケストラ(そしてハープ)のための
6. ≪虹≫〜ピアノと弦楽オーケストラのための |
アンサンブル・コントラスト
〔アルノー・トロット(Vn)、
アントワーヌ・ピエルロ(Vc)、
ヨハン・ファジョ(指揮)〕
カロル・ベッファ(ピアノ)
カリーヌ・デエ(メゾ・ソプラノ)
アルノー・トレット(ヴィオリン、ヴィオラ)
エマニュエル・セイソン(ハープ) |
フランスの人気作曲家ベッファの静謐で美しい作品集
録音:2013年2月
フランスの作曲家カロル・ベッファ(1973
年生まれ)の作品集。非常に繊細な響きが魅力で、静かな映画音楽のような風合いもあわせもつ作品です。
フランスの魅惑のメゾ、デエやアンサンブル・コントラスト、さらにnaive
からのリリースも注目されている若手ハープ奏者エマニュエル・セイソンらという豪華布陣による演奏です。
ベッファは幼い頃は子役俳優として活躍、15
ほどの映画への出演履歴を持ちます。そのかたわら音楽をはじめ、ケンブリッジでは哲学を学ぶなど、幅広い人物。ピアニスト、即興家、そして作曲家として活躍しています。
トゥールーズ=キャピトル国立管弦楽団では2006-09
年コンポーザー・イン・レジデンスを務め、その間に書いたヴァイオリン協奏曲をルノー・カプソンが、そしてピアノ協奏曲をベレゾフスキーが初演しています。
2014 年開催の国際音楽祭NIPPON では諏訪内晶子がその作品を初演するなど、注目度も高まっている作曲家です。 |
EVIDENCE
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ブラームス&シューマン:チェロとピアノのための作品集
1. ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調
op.38
2. シューマン:幻想小曲集 op.73
3. ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調
op.99 |
ブリュノ・フィリップ(チェロ)
タンギ・ド・ヴィリアンクール(ピアノ) |
若き逸材によるみずみずしいブラームスとシューマン
録音:2014年9月26-28日
チェロのブリュノ・フィリップは1993 年フランス南部のペルピニャン生まれ。パリでラファエル・ピドゥに師事、その後ゲリンガス、イッサーリス、ゲイリー・ホフマン、ウィスペルウェイやハーゲンらに師事して研鑽を積んだ逸材です。
2011 年にアンドレ・ナヴァラ国際コンクールでグラン・プリとベスト・リサイタル賞を受賞。2014
年にはミュンヘン国際コンクールで第3 番に入賞しました。ピアノのタンギ・ド・ヴィリアンクールはパリ音楽院でロジェ・ムラロ、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ、クレール・デゼールらに師事しました。若き逸材によるみずみずしいブラームスとシューマンです。 |
PROFIL
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シャラー指揮フィルハーモニー・フェスティヴァ最新録音、
ヘルベック「ミサ曲」
ヨハン・ヘルベック:大ミサ曲 ホ短調 |
ヴィーラント・ホフマン(オルガン)
ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
アンドレアス・ヘルマン(合唱指揮)
フィルハーモニー・フェスティヴァ
ゲルト・シャラー(指揮) |
シャラー指揮フィルハーモニー・フェスティヴァ最新録音、シューベルトの「未完成」を初演した功労者ヘルベック、当時の人気をほうふつさせる「ミサ曲」
録音:2014 年9 月/レゲンテンバウ・バート・キッシンゲン、マックス・リットマン・ザール(ライヴ)バイエルン放送との共同制作/ステレオ、47’33
ヨハン・ヘルベック(1831-1877)は、ウィーンに生没したオーストリアの指揮者・作曲家。12
歳のときにシトー会修道院の聖歌隊員になり、ピアノのちに作曲も学びますが、1847
年にはウィーン大学で哲学と法律を学び始めるも途中で放棄、1852
年にウィーンの聖歌隊長に就任したのを皮切りに、ウィーン音楽院教授、ウィーン楽友協会合唱団の監督を経て、ついにはウィーン宮廷歌劇場総監督(1870-75)にまで上り詰めています。
なによりこのヘルベックの最大の功績といえるのが、ヒュッテンブレンナーよりシューベルトの「未完成交響曲」の手稿譜を紹介された際に、その価値を認め、1865
年の初演に寄与したこと。また、1868 年にブルックナーがウィーン音楽院の対位法の教授に任命される際に尽力したのが、その才能を高く評価していたヘルベックでした。
このほどヘルベックのミサ曲をリリースするゲルト・シャラーは、キャラガン校訂稿を使用した「ブルックナーの交響曲集」や、同じくキャラガンが補筆完成とオーケストレーションを施した、「シューベルトの『未完成交響曲』4
楽章版」をレコーディングして話題を集めてきた実力派の指揮者です。
ブルックナー、シューベルト双方にゆかりの深いヨハン・ヘルベックの作品にゲルト・シャラーが着目したのもユニークですが、ヘルベックの作品の録音そのものがほとんど皆無といってよい状況だけに、このたびのアルバムの登場は価値あるものとおもわれます。
作曲家としてはほぼ独学であったヘルベックは、交響曲4
曲や室内楽曲なども手掛けていますが、ゲーテの「ファウスト」やシラーの「ヴァレンシュタインの陣営」への付随音楽のほかに、男声声楽曲101(うちア・カペラ71)、混声合唱曲49(うちア・カペラ42)とパート・ソングを主体に、独唱曲も53
曲とかなりの声楽曲を残しています。このような突出した声楽作品の数は、このジャンルにおける当時の影響力の大きさを示してもいるようです。
同様に、宗教声楽曲も充実していて、ヘルベックはまた7
つのミサ曲、7 つのオッフェルトリウム、3 つの詩篇、7
つの聖歌、オラトリオなどを書いており、ようやくヘルベックの代表的ジャンルともいえる声楽曲に光があてられることになります。
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CASA EDITIONS
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コルシカ(フランス領コルス島)のレーベル「カーサ・エディション」。生産個数が少なく既に品薄状態が予測されますので、お早目のオーダーをお願いいたします。(代理店) |
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アンドレ・カンプラ(1660-1744):小モテット集&ミサ
見よ、何と良きことか [Ecce quam bonum]
(12のモテット第2巻第4曲)(*)
天上の主を称えよ [Laudate Dominum de
caelis] (12のモテット第2巻第6曲)(+)
地上の主を称えよ [Laudate Dominum de
terra] (12のモテット第1巻第5曲)(+)
ミサ「地上の王」 [Messe "Reges terrae"](*/+)
Reges terrae / Confessio ejus / Nunc
dimitis / Quia viderunt
Lumen ad revelationem / Mea voluptas
/ Age puer / Hic sunt otia chorae
O quam pinguis / Per te laetum triumphat
/ Exurge Domine / Dic animae mea
Non timebo / Gladium / Eructavit /
Accingere gladio tuo / Astitit regina
Adducentur regi / Propterea Domini
/ Coeli Enarrant / In omnem terram
In sole posuit / Exultavit
元后憐れみの母 [Salve Regina] (14のモテット第1巻第4番)(*)
御身の加護のもとに [Sub tuum praesidium]
(11のモテット第3巻第4曲)(*/+) |
ノエミ・リム(ソプラノ(*))
フランソワ・バゾラ(バスバリトン(+))
ル・コンセール・バロック
フラーヴィオ・ロスコ(第1ヴァイオリン)
バンジャマン・シェニエ(第2ヴァイオリン)
シルヴィ・モケ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ドミニク・セルヴェ(オルガン、指揮) |
録音:2001年、オーディトリウム、ピニャ、コルシカ、フランス
時代的にリュリとラモーの中間に位置し、名曲「レクイエム」により教会音楽家としての知名度も上がってきているカンプラの小規模編成のモテットとミサを収録。
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アントニオ・ソレール(1729-1783):弦楽とオルガンのための五重奏曲集
Vol.1
第1番ハ長調/第2番ヘ長調/第3番ト長調 |
フィリップ・タリス、
イザベル・ロベール(ヴァイオリン)
ミリアム・ビス・カンブルラン(ヴィオラ)
パスカル・コワニェ(チェロ)
ヴィヴィアン・ロリオ=ダミアーニ(オルガン) |
録音:データ未詳 |
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アントニオ・ソレール(1729-1783):弦楽とオルガンのための五重奏曲集
Vol.2
第4番ニ短調/第5番イ長調/第6番ト短調 |
フィリップ・タリス、
イザベル・ロベール(ヴァイオリン)
ミリアム・ビス・カンブルラン(ヴィオラ)
パスカル・コワニェ(チェロ)
ヴィヴィアン・ロリオ=ダミアーニ(オルガン) |
録音:データ未詳 |
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たくさんの美しいものを生み出す歌
アントワーヌ・ボエセ:エール・ド・クール
アントワーヌ・ボエセ(1586-1643):Objet
dont les charmes si doux
ロベール・バラール(1530-1588):クーラント(器楽)
アントワーヌ・ボエセ:Alors que d'un discours
hardy
ロベール・バラール:王太子のバレ(器楽)
アントワーヌ・ボエセ:Je voudrais bien
o Cloris
ロベール・バラール:アントレ(器楽)
アントワーヌ・ボエセ:Air qui produit tant
de choses
ロベール・バラール:王妃のバレとクーラント(器楽)
アントワーヌ・ボエセ:Plaignez la rigueur
de mon sort
ニコラ・ヴァレ(1583-1642):哀歌のヴォルト(器楽)
アントワーヌ・ボエセ:N'esperez plus mes
yeux
ロベール・バラール:ヴォルト(器楽)
アントワーヌ・ボエセ:Noires forets
ロベール・バラール:アントレ(器楽)
アントワーヌ・ボエセ:
Ne deliberons plus / Du plus doux de
ses traits / Me veux tu voir mourir
ロベール・バラール:クーラント(器楽)
アントワーヌ・ボエセ:
Suis-je pas miserable / Recit de Venus
et des Amours
Ennui, desespoir et douleur / Terre,
mer, escoutez
Jamais n'aurais-je le pouvoir / Buvons
a long traits de ces eaux |
モニク・ザネッティ(ソプラノ)
アンサンブル・ア・ドゥー・ヴィオール・エガール
クレール・アントニーニ(リュート)
リアム・フェンリー(ソプラノ・ヴィオル)
シルィ・モケ(テナー・ヴィオル)
ジョナサン・ダンフォード、
シルヴィア・アブラモヴィチ(バス・ヴィオル) |
録音:2007年2月26日-3月3日、オーディトリウム、ピニャ、コルシカ、フランス
アントワーヌ・ボエセはフランスの宮廷音楽家でエール・ド・クール(宮廷風の歌)のジャンルを代表する作曲家。
古楽の名歌モニク・ザネッティと共演するアンサンブル・ア・ドゥー・ヴィオール・エガールはジョナサン・ダンフォードとシルヴィア・アブラモヴィチが創設したヴィオル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)・アンサンブル。
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ジェローム・カザロンガ:サンタマンザのミサ
Introitu: Sacris Solemnis / Kyrie /
Gloria / Credo / Offertoriu
Prefaziu / Sanctus / Agnus Dei / Salmu
Laudate Dominum |
ア・クンパーニャ
クロード・ベッラガンバ(歌)
フランソワ=フィリップ・バルボローシ(歌、ヴァイオリン)
じぇろーむ・カサロンガ(歌、サクソフォン、クラリネット)
ロラン・バルボローシ(歌、ヴァイオリン、トランペット)
アン=リーズ:エレーラ(チェロ)
アンリ・アニェル(チェテラ)
イドリス・アニェル(打楽器)
ジャック・ノビリ(トロンボーン)
ニコール・カサロンガ(オルガン) |
録音:2009年4月、スタジオ・カーサ、ピニャ、コルシカ、フランス |
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ジャン=エティエンヌ・ランジャンニ:マリアのための歌
Ave maris stella / Virgo rosa / O gloriosa
virginum
Sub tuum praesidium / Litanies / Ave
regina coelorum
O salutaris hostia / Magnificat / Tota
pulchra es
Plaudamus cum superis / Jesu corona /
Dio vi salvi regina |
アンサンブル・セラフィカ
ジャン=エティエンヌ・ランジャンニ、
マリー・ランジャンニ、
バンジャマン・ランジャンニ、
ギヨーム・ランジャンニ、
マッテオ・ランジャンニ、
ルーカス・ランジャンニ(歌)
ドン・バティスト・サンソネッティ(助演) |
録音:2013年12月、聖ヨハネ兄弟会聖ドメニコ修道院、コルバラ、コルシカ、フランス |
JCH PRODUCTIONS
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ルクセンブルクのレーベル |
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超絶 ジャン・ミュレール
リスト(1811-1886)/ブゾーニ(1866-1924)編曲/ホロヴィッツ(1903-1989)編曲:メフィスト・ワルツ第1番
S.514
リスト:超絶技巧練習曲 S.139 |
ジャン・ミュレール(ピアノ) |
録音:2013年7月5-8日、フィルハーモニー・ルクセンブルク、ルクセンブルク
ジャン・ミュレールは1979年ルクセンブルクに生まれ、6歳にしてルクセンブルク音楽院で最初のレッスンを受け、一年後にはルクセンブルの作曲家の新作初演でデビューするという天才児ぶりを発揮。
テオフィルス・ビツィス(ラトヴィアのリガ音楽院)、エフゲニー・モギレフスキー、ゲルハルト・オピッツ、ユージン・インジック、ミヒャエル・シェーファーに師事。1994年以来12の国際コンクールで優勝。ルクセンブルクを代表するピアニストとして活躍しています。 |
LINDORO
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NL 3025
\2500 |
フランシスコ・ロペス・カピリャス:ミサ&モテット集
フアン・デ・リスコス(1570頃-1637):レ・ソル
[Re Sol] (カンシオン、4声;器楽)
フランシスコ・ロペス・カピリャス(1614-1674):
ミサ・レ・ソル [Missa Re Sol] (4声)から
キリエ,グローリア
欲する者は誰もが [Quicumque voluerit]
(モテット、器楽)
ミサ・レ・ソル から クレド,サンクトゥス−ベネディクトゥス,アニュス・デイ
I & II
寺院のベールは引き裂かれた [Velum templi
scissum] (モテット、4声;器楽)
われらより取り去りたまえ [Aufer a nobis]
(モテット、4声)
ミサ・アウフェル・ア・ノービス [Missa
Aufer a nobis] (4声)から キリエ,グローリア
喜び祝え生誕を [Cum iucunditate Nativitatem]
(モテット、4声)
ミサ・アウフェル・ア・ノービス から
クレド,サンクトゥス−ベネディクトゥス,アニュス・デイ
I
おお、驚くべき秘跡 [Oh, admirable Sacramento]
(賛歌 [Alabado]、4声)
カペラ・プロラツィオーヌム
ベロニカ・プラタ・ゲレロ、ロシオ・デ・フルトス(ソプラノ)
アンドレス・ミラベテ、イスラエル・モレノ(男性アルト)
エドゥアルド・マルティネス・グラシア、フランシスコ・ディアス・カリリョ(テノール)
フランシスコ・ハビエル・ヒメネス・クエバス、ナンチョ・アルバレス(バス)
アンサンブル・ラ・ダンスリー(アーティスティック・コーディネーション&ディレクション)
フェルナンド・ペレス・バレラ(コルネット[ツィンク]、サックバット、リコーダー)
フアン・アルベルト・ペレス・バレラ(チリミア・ティプレ、バホンシリョ・コントラルト、リコーダー)
ルイス・アルフォンソ・ペレス・バレラ(サックバット、リコーダー)
エドゥアルド・ペレス・バレラ(バホン[ドゥルツィアン]、チリミア・コントラルト、リコーダー)
アンドレス・セア・ガラン(ポジティヴ・オルガン)
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録音:2014年6月30日-7月3日、ロレートの聖母聖堂、エスパルティナス、セビリャ、スペイン
フランシスコ・ロペス・カピリャスはメキシコのメキシコシティに生まれ、1654年から亡くなるまで同市の大聖堂楽長を務めた作曲家。その優れたポリフォニー書法により「メキシコのオケゲム」と称えられましたが、当然ながら作風はオケゲム(1410/1425-1497)より時代を下ったもので、パレストリーナ、ビクトリアや初期バロックを思わせる部分もあります。ロペス・カピリャスの収録作品はすべて世界初録音。
カペラ・プロラツィオーヌムは中世から17世紀、なかでもルネサンス教会音楽の再生を目的として創設されたスペインの声楽・器楽アンサンブル。ラ・ダンスリーは1998年スペインのカラスパラ(ムルシア州)に創設されたピリオド管楽器アンサンブル。
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こんなに楽しい祝宴で!
マティアス・ドゥランゴ:ビリャンシコ集
マティアス・ドゥランゴ(1636-1698):
おーい、船の間で [Hola, ah de los bajeles]
(聖体の秘跡のビリャンシコ)
私の神がお生まれになった [Pues mi Dios
ha nacido por mi] (降誕のビリャンシコ)
ディエゴ・フェルナンデス・デ・エウテ(1635-1713):パッサカリア第5旋法(ハープ独奏)
マティアス・ドゥランゴ:
あなたは完璧に美しい [Tota pulchra es]
(聖母のためのビリャンシコ)
ああ、甘美な愛 [Ay Dulce amor] (聖体の秘跡のためのビリャンシコ)
笛を奏でよ [Toca la flauta] (降誕のビリャンシコ)
ディエゴ・フェルナンデス・デ・エウテ:カナリオ
[Canarios](ハープ独奏)
マティアス・ドゥランゴ:
出港する小さな船 [Navecilla que sales
al puerto] (聖体の秘跡のビリャンシコ)
気をつけよ [Alerta, alerta] (東方の三博士のビリャンシコ)
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561-1627):
ティエント第8旋法(ヴィオラ・ダ・ガンバとハープの二重奏)
マティアス・ドゥランゴ:
歌え、ナイチンゲール [Cante el ruisenor]
(聖体の秘跡のビリャンシコ)
ルカス・ルイス・デ・リバヤス(1626-1667):ハカラ
[Xacaras] 第1旋法(ハープ独奏)
マティアス・ドゥランゴ:
こんなに楽しい祝宴で [En fiesta tan alegre]
(聖体の秘跡のハカラ [Jacara])
サルベ・デ・ロマンセ [Salve de romance]
(聖母のための) |
ラ・ボス・ガラナ
ジョバンナ・ウルティア(ソプラノ)
アウラ・エレナ・グティエレス(メゾソプラノ)
ブレノ・キンデレ(カウンターテナー)
セバスティアン・レオン(バリトン)
ギセリャ・マッサ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ルイ・カペイユ(ダブルハープ) |
録音:2014年6月5-10日、聖ゲオルク教会、ハルティンゲン、ドイツ
マティアス・ドゥランゴはスペインのファルセス(現ナバラ県)に生まれ、教会音楽家としてのキャリアの最後にサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダ大聖堂楽長を務めた(1695-1698)作曲家。
ラ・ボス・ガラナ(「凛々しい声」)は2011年、バーゼルのスコラ・カントールムで学ぶコロンビア、ブラジル、チリ、フランス出身の学生により創設された、イベリア半島とラテンアメリカのルネサンス・バロックをレパートリーとする声楽・器楽アンサンブル。これがCDデビューとなります。
作品・演奏とも高水準で、前項のロペス・カピリャスのCD同様、スペイン語圏の古楽レパートリーと古楽演奏家の台頭を感じさせるものがあります。
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パリ・ノートルダム大聖堂聖歌隊・自主レーベル
(MUSIQUE SACREE A NOTRE-DAME DE PARIS)
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メンデルスゾーン、ラインベルガー、ブラームス:教会合唱作品集
メンデルスゾーン(1809-1847):3つのモテット Op.39
来たれ、主よ [Veni, Domine]/僕(しもべ)らよ、主を称えよ
[Laudate pueri]
善き羊飼いはよみがえりぬ [Surrexit pastor
bonus]
ラインベルガー(1839-1901):
ミサ ト短調「シンセーレ・イン・メモリアム」[Mass
"Sincere in memoriam"] Op.187
メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ ニ短調
Op.65, No.6(オルガン独奏)
ブラームス(1833-1897):
3つの教会合唱曲 Op.37 から
われは御身を拝む、キリストよ [Adoramus
te, Christe] (No.2)
詩篇13「主よ、いかに長くわれを忘れたまいしや」
[Psalm 13: Herr, wie lange willst du
mein so ganz vergessen?] Op.27
アヴェ・マリア [Ave Maria] Op.12 |
パリ・ノートルダム大聖堂聖歌隊
イヴ・カスタニェ(オルガン)
リオネル・ソウ(指揮) |
録音:データ未詳
女声合唱レパートリー集。
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インヴィオラータ
ジョスカン・デ・プレ、ゲレーロ、ビクトリア、マルソ、他:教会合唱作品集
ジョスカン・デ・プレ(1455頃-1521):無傷なり
[Inviolata] (5声)
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):元后憐れみの母
[Salve Regina] (6声)
ペドロ・デ・エスコバル(1465頃-1535以後):めでたし、海の星
[Ave maris stella]
ジャン・ムートン(1459?-1522):アヴェ・マリア
[Ave Maria, gratia plena]
カロリーヌ・マルソ(1974-):われは黒し
[Nigra sum]
トマ・クレキヨン(1505頃-1557?):めでたし、栄光の処女
[Ave virgo gloriosa]
ジョスカン・デ・プレ:めでたしマリア、清らかなる乙女
[Ave Maria... virgo serena]
カロリーヌ・マルソ:思い出したまえ [Recordare]
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):
めでたし、最も聖なる処女 [Ave Virgo sanctissima]
(5声)
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:
ミサ・サルヴェ・レジナ から アニュス・デイ
[Agnus Dei from Missa Salve Regina]
めでたし、マリア、恵みに満てる [Ave Maria,
gratia plena] (8声)
カロリーヌ・マルソ:無傷なり [Inviolata]
ジョスカン・デ・プレ:無傷なり [Inviolata]
(12声) |
パリ・ノートルダム大聖堂聖歌隊
レ・サックブーティエ
リオネル・ソウ(指揮) |
録音:データ未詳 |
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救い主の御母 中世の教会音楽
[第1部]
不詳:めでたし、海の星 [Ave Maris Stella]
(賛歌)
不詳:めでたし、最も恵まれし - アヴェ・マリア
- [めでたし、海の星]
[Ave beatissima - Ave Maria -
[Ave maris stella] (モテトゥス、3声)
アダム・ド・サン=ヴィクトル(?-1146):
おお、マリア、海の星 [O Maria stella
maris] (続唱)
不詳:めでたし、海の星 [Ave maris stella]
(コンドゥクトゥス、3声)
不詳:われらを救いたまえ、海の星よ [Salva
nos stella maris] (ロンドー)
[第2部]
アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:聖母マリアのカンティガ集
から
第202番「聖なるマリア、神の御母」 [Muito
a santa Maria]
不詳:われはミルラの山に行かん [Ibo michi
ad montem mirre] (アンティフォナ)
アダム・ド・サン=ヴィクトル:救い主の御母よ
[Salve mater salvatoris] (続唱)
不詳:[Marie assumptio - Huius chori] (モテトゥス、3声)
フィリップ・ル・シャンスリエ(1165頃-1236):
おお、処女マリア [O Maria Virginei] (コンドゥクトゥス、3声)
フィリップ・ル・シャンスリエ/ペロタン(確認できる活躍期:1180頃-1225頃):
恵まれし胎 [Beata viscera] (コンドゥクトゥス、1声)
ゴーティエ・ド・コワンシー(1178頃-1236):
皆で聴け [Entendez tuit ensemble] (シャンソン)
[第3部]
不詳:王のエスタンピー 第8番 [Estampie
royale No. 8]
不詳:栄光の処女 [Virge glorieuse] (レー)
不詳:神 - おお、元后 - われらを赦したまえ
[Dieus / O regina / Nobis concedas]
(モテトゥス、3声)
ゴーティエ・ド・コワンシー:今朝の夜明け
[Hui matin a l'ajournee] (シャンソン)
不詳:主をほめ称えよ [Benedicamus Domino]
(オルガヌム、3声) |
パリ・ノートルダム大聖堂聖歌隊
シルヴァン・デュードネ(指揮) |
録音:データ未詳 |
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フィリップ・エルサン(1948-):聖母マリアの晩課(2013)
トッカータ I&インヴェンション/めでたし、海の星
[Ave Maris Stella]
詩編121/トッカータ II/詩編126/エペソ人への頌歌/トッカータ
III/マニフィカト |
アラン・ビュエ(バリトン)
ロバート・ゲッチェル(テノール)
パリ・ノートルダム大聖堂聖歌隊
レ・サックブーティエ
オリヴィエ・ラトリ(大オルガン)
イヴ・カスタニェ(聖歌隊席オルガン)
リオネル・ソウ(指揮) |
録音:2013年12月10日、ライヴ、ノートルダム大聖堂、パリ、フランス
フィリップ・エルサンはパリ音楽院でアンドレ・ジョリヴェ(1905-1974)他に師事したフランスの作曲家。声楽作品を比較的多く書いており、近年は合唱作品への注目が高まっています。
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6/16(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
1001NOTES
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フランス、リムーザンで行われる音楽祭、"Festival
1001 Notes"のレーベル、1001 Notesの取り扱いを開始いたします。 |
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忘れられたロマンス
ドヴォルザーク:
森の静けさ(1893チェロとピアノ版)、ソナチネ
ト長調 Op.100
シューマン:3つのロマンス Op.94(1849ヴァルター・デシュパリ編)
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
リスト:忘れられたロマンス S.132
(1881チェロとピアノ版) |
エルミンヌ・オリオ(チェロ)
フェレンツ・ヴィジ(ピアノ) |
フランスの若手女流チェリスト、エルミンヌ・オリオ
デビュー!
1001 Notesはフランスの若きアーティストの発掘、サポートを続けており、ここでは1986年フランスのディジョン生まれの若き女流チェリスト、エルミンヌ・オリオ(Hermine
Horiot)のデビュー・レコーディングが登場。
ショパンのチェロ・ソナタをはじめ、ドヴォルザークの「森の静けさ」や「ソナチネ」、シューマンの「3つのロマンス」、リストの「忘れられたロマンス」のチェロ版といったロマンス溢れる作品集。2012年にはその優れた才能が認められ、Le
festival Juventus(若者音楽祭)の受賞にもノミネートしたエルミンヌ・オリオが、濃密なロマンスを描き出す。
かわいいです、Hermine Horiot。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=_9aqTeTOAA0

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ラモー:クラヴサン曲集
クラヴサン曲集第3組曲
クラヴサン曲集第4組曲 |
ナターシャ・クドゥリツカヤ(ピアノ) |
1983年ウクライナ生まれの才媛ナターシャ・クドゥリツカヤは、ロシアとフランスで学び、2009年にサフラン財団のグランプリを受賞。ヴィブラルテ国際音楽コンクールでは第1位とロベール・カサドシュ賞を受賞し、フランスを中心にヨーロッパ各地のコンサートホール、音楽祭で活躍している将来有望なピアニスト。モダン・ピアノ(YAMAHA
CFX)の華やかな音色で聴くクドゥリツカヤのラモーは、優しく心地よい響きが立体的に感じられる。

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ハンガリーの思い出
ドップラー:ハンガリーの主題による二重奏曲
Op.36*†§
バルトーク(ポール・アルマ編曲):ハンガリー民謡組曲*§
ドップラー:ハンガリー田園幻想曲†§
ドホナーニ:アリア Op.48-1*§、狂詩曲ハ長調§
ファルカシュ:古いハンガリーの舞曲†§
ドップラー:アンダンテとロンド Op.25*§ |
ジュリエット・ユレル(フルート)*
ジョゼフィーヌ・オレシュ(フルート)†
セリム・マザリ(ピアノ)§ |
1001 Notesのプロジェクトの1つ「先生と生徒(Le
Maitre & l'Eleve)」は、その名の通り師匠と弟子、すでに活躍している著名な演奏家と若き才能の共演を通して、新たな才能を引き出していくシリーズ。
ロッテルダム・フィルの首席を務めるフランスの名フルーティスト、ジュリエット・ユレルの「ハンガリー・アルバム」は、ジョゼフィーヌ・オレシュ、セリム・マゼリ、2人のフランスの若き有望な奏者との共演。 |
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弦楽器のための舞曲
チェロとギター 〜
ファリャ:火祭りの踊り、スペイン舞曲第1番
フォーレ:夢のあとに
サン=サーンス:白鳥
チャイコフスキー:感傷的なワルツ Op.51-6
パガニーニ:モーゼ幻想曲
ギター二重奏 〜
グラナドス:オリエンターレ、ビリャネスカ
アルベニス:タンゴ Op.165-2
ジャゾット:アルビノーニのアダージョ
ボッケリーニ:ギター五重奏曲 G.448より
ギター独奏 〜
ソル:ソナタ 《グラン・ソロ》 Op.14
アグアド・イ・ガルシア:ロンド・ブリランテ
Op.2-3 |
エマニュエル・ロスフェルダー(ギター)
ラファエル・マタ(ギター)
トリスタン・コルヌ(チェロ) |
パリ国立音楽院にギタリストでは最年少となる14歳で入学し、2004年にはフランスの名誉ある音楽賞ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジクに選ばれた注目ギタリスト、エマニュエル・ロスフェルダー。
ギター・ソロのほか、弟子のラファエル・マタとのギター・デュオ、ケラスの弟子トリスタン・コルヌとのチェロとギターの作品と豊かな編成で、「白鳥」や「アルビノーニのアダージョ」などの名曲を見事なテクニックで披露している。 |
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オクトゥオリッシモ
ゴリホフ:
2つの弦楽四重奏とコントラバスのための《ラスト・ラウンド》*†§
ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏のための2つの小品*、
弦楽八重奏曲のための2つの小品 Op.11*†
ピアソラ(ブラガート編曲):弦楽四重奏のための
《タンゴ・バレエ》†
メリッツ:八重奏曲*† |
ドビュッシー弦楽四重奏団*
アラノア弦楽四重奏団†
シモン・リュセ(コントラバス)§ |
エヴィアン国際弦楽四重奏コンクールの大賞を受賞し国際的に活躍、日本にも数度来日しているフランスを代表する弦楽四重奏団の1つ、ドビュッシー弦楽四重奏団と、2009年に結成し2012年にはFNAPEC室内楽コンクールで特別賞を受賞したアラノア弦楽四重奏団。それぞれのクァルテットによるショスタコーヴィチの弦楽四重奏とピアソラの弦楽四重奏編曲作品。そして、2団体共演による、ショスタコーヴィチ、オスバルド・ゴリホフ、マーク・メリッツの八重奏曲。 |
GEGA NEW
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「エコー」〜バッハ:フランス風序曲とサティ、デル・トレディチ
J.S.バッハ:フランス風序曲BWV831 より序曲/サティ:ジムノペディ第1番/
デル・トレディチ(b.1937):ジムノペディ第1番「私のゴールドベルク」/
J.S.バッハ:フランス風序曲BWV831 よりクーラント、ガヴォットI&II、パスピエI&II/
サティ:ジムノペディ第2番/D.デル・トレディチ:ジムノペディ第2番「私のレ」/
J.S.バッハ:フランス風序曲BWV831 よりサラバンド、ブーレI&II、ジーグ/
サティ:ジムノペディ第3番/デル・トレディチ:ジムノペディ第3番「私のロス」/
J.S.バッハ:フランス風序曲BWV831よりエコー |
スヴェトザール・イワノフ(Pf) |
バッハのフランス風序曲にサティとデル・トレディチを挟んでみました!
録音:2014 年8 月、64:20
J.S.バッハの8曲からなるフランス風序曲にサティの3つのジムノペディ、アリス・シリーズで知られるアメリカのデヴィッド・デル・トレディチのこれまた3つのジムノペディと称する作品を挿入。
バッハ、サティ、トレディチ、バッハの曲順で聴くユニークな企画。 |
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「Love is Forever」〜ソプラノ歌曲集
ブラームス:4つの歌曲
(君の青い瞳/わが恋は緑/ああ、視線を向けて/永遠の愛について)
ベートーヴェン:ゲレルトの詩による6 つの歌Op.48
ラフマニノフ:4つの歌曲
(友よ、そんなに昔だろうか/私はあなたを待っている/夢/春の水)
ムソルグスキー:歌曲集「子供部屋」
ドビュッシー:ビリティスの3つの歌
ディミテル・クリストフ(b.1933):3つの歌曲
ズラテフ=チェルキン(1905-77):青い瞳の少女 |
ルミヤナ・エヴァロヴァ(S)
ニコライ・エヴロフ(Pf) |
録音データ不詳(DDD,67:51)
ブルガリアのソフィア出身のソプラノ歌手エヴァロヴァによる歌曲集。
クリストフとズラテフ=チェルキンは母国ブルガリアの作曲家の珍しい歌曲です。 |
LYRINX
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LYR 2266
(SACD HYBRID)
\2500 →\2290
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プレイエル・ピアノを用いた
「ピアノ五重奏によるショパン」
ショパン:
(1)ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11(ピアノ五重奏版)
(2)ポーランドの歌による幻想曲Op.13(ピアノ五重奏版)
(3)演奏会用ロンド「クラコヴィアク」Op.14(ピアノ五重奏版) |
ピエール・ゴア(Pf,1839年製プレイエル)
ステファノ・ベルネスキ(Vn)
リアナ・モスカ(Vn)
エルネスト・ブラウヒャー(Va)
パオロ・ベスキ(Vc) |
ピエール・ゴアによるプレイエル・ピアノを用いたピアノ五重奏版ショパン:ピアノ協奏曲
タイミング(1)[19:23]/[9 : 02]/[10:25]
、(2)[13:42] 、(3)[14:20]
録音:2009 年6 月30 日-7 月3 日クレマ、イタリア/オリジナルDSD
録音(SACDマルチチャンネル/SACDステレオ/通常ステレオCD
のハイブリッド)
ピアノ協奏曲第1番は単純にソロ対弦楽四重奏という形ではなく管弦楽パートの一部をピアノが受け持つように編曲されている。また本来、独奏曲であるOp.13、14も弦楽パートが極めて巧みに書かれているため、いずれも単純な編曲の域を越え、ピアノと弦楽が複雑に絡み合う立派なピアノ五重奏曲として聴きごたえのある内容に仕上がっている。
なおピアノはショパン在世時と同じ1839年製プレイエルが使用されているため、今日のピアノとは違った、ややフォルテ・ピアノに似た響きである。ピアニストのピエール・ゴアはペルルミュテール、デムス、スコダほかに師事しソロと室内楽を中心に活動しているフランスの中堅。またチェロのパオロ・ベスキはイル・ジャルディーノ・アルモニコの創立メンバーでもあります。 |
MERIDIAN
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天才、橋本杏奈
「タッチ・オブ・アンナ」
ローゼンブラット(b.1956):カルメン幻想曲
タルティーニ(橋本杏奈編):悪魔のトリル
J.S.バッハ(橋本杏奈編):半音階的幻想曲とフーガ
ニ短調BWV903
シューベルト(橋本杏奈編):アルペジョーネ・ソナタ
ベッリーニ(橋本杏奈編):歌劇「ノルマ」より「清らかな女神よ」
バッシ:ヴェルディのリゴレットによる華麗なる幻想曲 |
橋本杏奈(クラリネット)
ダニエル・キング・スミス(ピアノ) |
クラリネットの新星 橋本杏奈!待望の新譜!オペラの名旋律からアルペジョーネ・ソナタまで!
録音:2014 年7 月22-24 日聖エドワード懺悔王教会、ロンドン,71’35
イギリスで研鑚を積み、活躍中のクラリネット奏者橋本杏奈のセカンド・アルバム。
幼少時から才能を発揮し、コルトレイク国際クラリネット・コンクール第1位など、受賞歴も多数。名クラリネット奏者マイケル・コリンズ唯一の弟子であり、英国王立音楽院を首席で卒業した実力派。今作は、他楽器の名曲をクラリネット版に編曲したものをメインに収録。ヴァイオリン・ソナタの難曲として知られる「悪魔のトリル」、シューベルトが楽器アルペジョーネのために作曲した哀愁溢れる美しいメロディの「アルペジョーネ・ソナタ」、鍵盤曲、オペラ・アリアなどを、ふくよかな音色で、丁寧に歌い上げています。クラリネットの様々な表情を聴かせるアルバムになっています。
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「A touch of France」〜フランスのクラリネット作品集
①ドナート・ロヴレリオ:
ヴェルディの「椿姫」による演奏会用幻想曲
②アーサー・ベンジャミン:
「ラヴェルの墓」(ヴァルス・カプリース)
③ドビュッシー:第1ラプソディ
④プーランク:クラリネット・ソナタ
⑤サン=サーンス:クラリネット・ソナタOp.167
⑥ドビュッシー:小品
⑦エルネスト・カヴァリーニ:
ヴェニスの謝肉祭(Es管クラリネットのための) |
橋本杏奈(クラリネット)、
ダニエル・スミス(ピアノ) |
脅威の天才クラリネッティスト 橋本杏奈 遂に世界デビュー!フランスのクラリネット作品集
録音:2009年9月
橋本杏奈さんの演奏を初めて聞いたのは2003年、日本クラリネット協会主催による「ヤング・クラリネッティスト・コンクール」でのこと。まだ14才の彼女のその驚異的なテクニックに舌をまいた。そのコンクールでの全ての賞をかっさらうほどのインパクトを審査員にもたらした。日本の管楽器業界に天才が現れた瞬間だった。
その後、2005年の国際クラリネットフェストでは、彼女のために作曲された新曲をひっさげて東京に舞い戻ってきた。まだ17歳の若さとは思えない音楽性を持って。これまで世界中に何人もの天才クラリネット奏者が存在した。ケル、ランスロ、ペイエ、ライスター、メイエ、マイヤー・・・。古くはブラームスに晩年の光を与えたミュールフェルトや、モーツァルトに数々の名曲をもたらしたシュタードラー。一世紀後に、彼女もこの列に並ぶのであろうか。
その彼女がついにCDデビューした。ロンドン在住のため、彼女の演奏に接する事はなかなか叶わない。是非このCDを聞いて、クラリネットという木管楽器の限りない可能性を感じて欲しい。
(昼田純一,日本クラリネット協会・常任理事,ジェイズ・ミュージック主宰)
橋本杏奈(はしもとあんな,クラリネット)
1989年生まれ、ロンドン在住。9歳より6年間王立音楽大学ジュニア部にてチャールズ・ハインに師事、その間数々の賞を授与される。日本において第3回ヤング・クラリネッティスト・コンクール(18歳以下)一位及び全ての副賞を獲得、翌年は第6回に本クラリネット・コンクールに最年少(中学3年)で入選。12歳より英国各地で演奏活動を行い15歳でイギリス室内管とコンチェルト・デビュー。同オーケストラとは度々共演を重ねる。現在は王立音楽院に在籍、特待生としてマイケル・コリンズの下に研鑽を重ねている。
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「弦楽アンサンブルのための編曲集(ジャック・コーエン編)」
(1)ムソルグスキー:展覧会の絵(全曲)
(2)ラフマニノフ:前奏曲「鐘」Op.3-2
(3)ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番Op.120-1 |
アイシス・アンサンブル(ISISアンサンブル)
(3)橋本杏奈(クラリネット) |
ありそうでなかった弦楽版「展覧会の絵」!?協奏曲版ブラームスのクラリネット・ソナタを吹くのは橋本杏奈!
録音:2014年2月27、28日聖エドワード懺悔王教会、ロンドン,64’04
前作のデビュー・アルバムでは“弦楽アンサンブルのための音楽”というテーマでリリースしたアイシス・アンサンブル。今作では、すべて世界初録音となる編曲集です。「展覧会の絵」は、素朴で重厚。ラフマニノフはフィギュア・スケートの浅田真央選手がかつてストコフスキー編曲版を使用していた楽曲です。
荘厳でいて、情熱を感じる演奏。ブラームスはソナタがクラリネット協奏曲のような雰囲気で、魅力に溢れています。ソリストを務めるのは今やトップ・ソリストである橋本杏奈というのも嬉しいです。 |
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「草陰の小径にて」〜
ブラームス、シューマン、ヤナーチェク、ショパン、メンデルスゾーン
(1)ブラームス(ジェームス・メイナード編):
間奏曲Op.117〜第1番/
6つのピアノ小品Op.118〜第2曲「間奏曲」、第3曲「バラード」
(2)シューマン(エイモス・ミラー編):子供の情景(全曲)
(3)ヤナーチェク(ジョセフ・ホリングス編):「草陰の小径にて」第2集
(4)ブラームス(D.G.シュート編):3つのモテットOp.110
(5)メンデルスゾーン(ブライアン・トムソン編):無言歌集OP.38より第7番「デュエット」
(6)ショパン(ジェームス・メイナード編):前奏曲Op.28-15「雨だれ」
(7)ブラームス(ブライアン・トムソン編):聖なる歌 |
オニクス・ブラス:
【ナイアル・キートリー(Trp)、
アンドルー・サットン(Hr)、
エイモス・ミラー(Trb)、
デイヴィッド・ゴードン・シュート
(Tuba)】
(4)(7)ダン・ニューウェル(Trp)、
トニー・クロス(Trp)、
リチャード・ワトキン(Trb)、
ポール・ランバート(バスTrb) |
フィリップ・ジョーンズも絶賛したオニクス・ブラス!ロマン派の音楽を金管アンサンブルで!
録音:2013年〜14年、71’25
イギリスの金管アンサンブル「オニクス・ブラス」。伝説的トランペット奏者フィリップ・ジョーンズから絶賛された人気グループです。
今作は、シューマン、ブラームス、ショパン、ヤナーチェク、メンデルスゾーンのピアノ曲と、ブラームスの声楽曲(こちらは金管八重奏で演奏)といった、ロマン派時代の名曲をアレンジしています。
ブラームスの“間奏曲Op.117より第1番”は、雄大でいて、荘厳な雰囲気。シューマンの“子供の情景”はなんと全曲編曲!曲のかわいらしい躍動感が伝わってきます。ピアノとはまた違った魅力があります。 |
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「ロード・ムーヴィーズ」〜
アダムズ、コリリアーノ、ノヴァチェク、ニュートン、チャップリン
ジョン・コリリアーノ:ヴァイオリン・ソナタ
ジョン・アダムズ:ロード・ムーヴィーズ
チャールズ・チャップリン(C.オガーマン編):「モダン・タイムス」から「スマイル」
ジョン・ノヴァチェク:ヴァイオリンとピアノのための4つのラグ
ジョン・ニュートン(ニン・カム編):
無伴奏ヴァイオリンのための「アメイジング・
グレイス」 |
ニン・カム(Vn)
アルバード・ティウ(Pf) |
録音:2012年、64’58
シンガポール出身の実力派ヴァイオリニスト、ニン・カムによるアメリカの作曲家による20世紀ヴァイオリン作品集。
ニン・カムは2001年エリザベート王妃国際音楽コンクールで第2位、フランダース放送聴衆賞を受賞しました。
タイトルにもなっているジョン・アダムズの「ロード・ムーヴィーズ」はミニマリズムたっぷりの楽しい曲。運転中の車窓風景から触発され作曲されました。第2楽章は、『砂漠の何もない風景の中に孤独な姿を見る』という作風。第3楽章は快速な超絶技巧が爽快です。ノヴァチェクの「4つのラグ」は、ラグタイムのユーモアが詰まった作品。彼女自身が編曲した「アメイジング・グレイス」はただ美しいだけではなく、ヴァイオリンの特殊技巧を駆使し、超絶。引き込まれる演奏です。 |
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「3つの肖像」〜エレナ・フィルソヴァ(1950-):室内楽作品集
(1)カニジーへのオマージュOp.129 (チェロ、ピアノ)
(2)ロスト・ヴィジョンOp.137 (ピアノ・ソロ)
(3)3つの肖像Op.132 (フルート、チェロ、ピアノ)
(4)夜の歌Op.125 (メゾ・ソプラノ、フルート、チェロ)
(5)春のソナタ Op.27 (フルート、ピアノ)
(6)フォー・スラヴァ(ロストロポーヴィチ)
Op.120 (チェロ・ソロ)
(7)日本庭園での瞑想Op.54(フルート、チェロ、ピアノ)
(8)オシップ・マンデルスタムの3つの詩Op.23(ソプラノ、ピアノ)
(9)哀しみの番人Op.130 (フルート、弦楽トリオ、ピアノ) |
マルシュアス・トリオ:
【ヘレン・ヴィドヴィチ(Fl)、
ヴァレリー・ウィルバンクス(Vc)
フェイ・レン(Pf)】
(8)マッカ・デューブナー(S)
(4)ハンナ・ペドリー(MS)
(9)パトリック・ドーキンス(Vn)、
モーガン・ゴフ(Va) |
録音年不明、ケント州オーピントン諸聖徒教会(イギリス)、72’00
イギリス在住のロシアの女流作曲家、エレナ・フィルソヴァ。100曲以上の作品を作り出している、多作家です。
このCDは彼女の生誕65年を記念して捧げられた室内楽作品集。“3つの肖像”は、演奏しているマルシュアス・トリオに委嘱された作品で、今回初録音。穏やかに、神秘的に無調の世界が広がる。 |
STRADIVARIUS
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「ニーノ・ロータ〜無伴奏ヴァイオリンのための〜」
ニーノ・ロータ(マウロ・トルトレッリ編):
カプリチオ・ファンタジア/道/白い酋長/
オーケストラ・リハーサル/甘い生活/カビリアの夜/青春群像/
魂のジュリエッタ/山猫/ボッカチオ’70/道化師/8
1/2
マウロ・トルトレッリ:FANTASIA IN ROTAZIONE |
マウロ・トルトレッリ(Vn) |
これはおしゃれ!映画音楽の巨匠ニーノ・ロータの美しいメロディの数々をヴァイオリン・ソロで!
ヴァイオリン・ソロで聴くロータの美しい映画音楽集。編曲と演奏を担当するマウロ・トルトレッリはイタリアの中堅世代のヴァイオリニストで作曲も学び、ノーノを始めとする現代音楽の演奏にも意欲的に取り組んでいます。このディスクはオリジナルのテイストを残しつつヴァイオリンの技巧も存分に楽しめる一流のエンターテイメントに仕上がっています。 |
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マルコ・ウッチェリーニ(1610-1680):
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタもしくはカンツォーナ
Op.5
((1)第1ソナタ/(2)第2ソナタ/(3)第3ソナタ/(4)第4ソナタ/
(5)第5ソナタ/(6)第6ソナタ/(7)第7ソナタ/(8)第8ソナタ/
(9)第9ソナタ/(10)第10ソナタ/(11)第11ソナタ/
(12)第12ソナタ(ハープ独奏)/(13)第13ソナタ/
(14)トロンバ・ソルディナ・ペル・ソナーレ |
アルパルラ:
【ダヴィデ・モンティ(バロックVn)、
マリア・クリスティーナ・クレアリー
(アルパ・ドッピア[バロックHrpの一種]】
(13)(14)ウルリケ・エンゲル(バロックVn)
(6)(11)(13)(14)アルベルト・ラシ(Gamb)
(14)マッシモ・マルケーゼ(バロックG)
マルコ・ムッツァティ(Perc) |
みやびな香り漂うヴァイオリンとハープのための美しいソナタ集
録音:2013年7月、78:53
ウッチェリーニは初期バロックのイタリアの作曲家で主に器楽曲に優れた作品を残した。このアルバムはヴァイオリンとハープのデュオを中心とした内容で曲によってはヴィオラ・ダ・ガンバの通奏低音が入る。
アルバムの最後に収められた「トロンバ・ソルディナ・ペル・ソナーレ」では各種打楽器、ギターも入り、中世ルネサンス時代の名残りを感じさせる。ルネサンスからバロックへ移行する時期に生きた興味深い作曲家の美しい作品集。 |
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意外と録音の少ないR.シュトラウスの管楽のためのソナチネ!
リヒャルト・シュトラウス(1864-1947):
(1)16管楽器のためのソナチネ第1番ヘ長調
「傷病兵の仕事場から」AV135(1943)
(2)16管楽器のためのソナチネ第2番変ホ長調
「楽しい仕事場から」AV143(1945) |
パトリツィオ・エスポジト(指揮)
ウィンド・プロジェクト・アンサンブル |
録音:2014年、74:57
シュトラウス晩年の珍しい管楽アンサンブルのための2つの作品を収録。編成はいずれの曲も2Fl,
2Ob, 2Cl, C管Cl, バスCl, バセットHr, 2Fg,
コントラFg, 4Hr。第1番は大戦末期に書かれたにも関わらず、薔薇の騎士を思わせる優美で華麗な音楽。そして第2番は終戦直後に書かれたドン・ファンやティル・オイレンシュピーゲルを思わせる快活で楽しい作品。楽想、管弦楽法ともにシュトラウス晩年の円熟した境地を聴くことができる。ウィンド・プロジェクト・アンサンブルは聖チェチーリア音楽院の教員、ローマ歌劇場、スカラ座管弦楽団、RAI国立響の団員他よりなる団体。 |
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ブクステフーデの代表作のフレッシュな名演!
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
カンタータ「われらがイエスの四肢」BUXWV(1680) |
ワルター・テストリン(指揮)
ロッソ・ポルポラ(アンサンブル) |
録音:2013年7月,65’54
ドイツ・バロック期の宗教カンタータの成立に大きく貢献したブクステフーデの代表的なカンタータを最新録音で聴く。ロッソ・ポルポラ2010年に若い声楽家、器楽奏者たちにより結成された団体で後期ルネサンスからバロックのマドリガル、カンタータ、オラトリオ、オペラを主なレパートリーにしている。STRADIVARIUS特有の透明感のある鮮やかな音質でブクステフーデの音楽がみずみずしくよみがえる。 |
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アンリ・ヴュータン(1820-1881):無伴奏ヴァイオリン作品集
6つの協奏曲のエチュードOp.16
アダージョ ホ長調
エチュード第28番Op.48
6つの小品Op.55 |
フランチェスコ・パッリーノ(Vn) |
録音:2014年6月、61:55
フランチェスコ・パッリーノはミラノ音楽院とロンドン王立音楽院で学び、ソリストとしてサンクト・ペテルスブルグ・フィル、シシリア響と共演。
新作にも意欲的でエンニオ・モリコーネやマルコ・ベッタなど映画音楽で知られる作曲家のコンサートのための作品の初演を行っている。名器ガリアーノを存分に鳴らしメロディを朗々と歌わせる会心のヴュータン。 |
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「ソロ」〜パスカル・ガロワ
(1)オルガ・ノイヴィルト(b.1968):台風の目で〜ファゴットとCDのための
(2)ピエール・ブーレーズ(b.1925):
二重の影の対話〜ファゴットとエレクトロニクスのための
(3)ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):セクエンツァXII |
パスカル・ガロワ(Fg) |
録音: (1)2007 年、(2)2002年、(3)2007年,いずれもパリ、IRCAMにて [13:17][18:59][18:51]
現代ファゴットの名曲、ベリオの「セクエンツァXII」とブーレーズの「二重の影の対話」のファゴット版をメインに若手ノイヴィルトを加えた現代ファゴット超絶技巧作品集。
いずれも作曲者と演奏者の綿密な打ち合わせにより演奏、録音された(セクエンツァは作曲者の死後録音)。ノイヴィルトとブーレーズの作品はライヴ・エレクトロニクスを伴うものでその音響の推移が聴きもの。
パスカル・ガロワはブーレーズの招きでアンサンブル・アンテル・コンタンポランの楽員として多くの作品の初演に関わり、多くの作曲家が彼に作品を献呈している。 |
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「素数」〜エレクトリック・ギターと打楽器のための作品集
(1)ルイジ・マンフリン(b.1961):表面の具現化(2013-14)
(2)ジョヴァンニ・マンキューソ(b.1970):
「ジョージ、ニックと破壊されたテープの謎」(2014)〜
プリペアド・エレクトリック・ギターと打楽器、
追加された物体とミステリー・ボックスのための
(3)ガブリエレ・マンカ(b.1957):
偶然のモデルII(2014)〜エレクトリック・ギター、打楽器とテープのための
(4)リッカルド・ノーヴァ(b.1960):
素数17(2010-14)〜打楽器とエレクトリック・ギター、テープのための
(5)マウロ・モンタルベッティ(b.1969):私たちの怒りはそのまま(2014) |
シモーネ・ベネヴェンティ(Perc)
フラヴィオ・ヴィルツィ(Elec.G) |
録音:2014年8月 [14:01] [10:13] [10:01][6:35]
[14:14]
エレクトリック・ギターと打楽器という珍しい編成によるイタリア現代音楽集。打楽器のベネヴェンティはクラング・フォルム・ウィーンを始めとする現代音楽アンサンブルでソリストとして多くの初演に関わっている。ギターのヴィルツィも現代音楽を中心にヨーロッパで活動している。作品はテープを伴う実験的なものから政治メッセージを含むものまで多様。ノーバの「素数17」が最もロックンロールに近く、ロック版ヘンリー・カウエル、ルー・ハリソンといった風情で楽しめる。 |
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OUT OF THE FRAME
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OUT 057
(2CD)
\4200 →\3790
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リボル・ペシェクのマーラー第3、2012年ライヴ!
マーラー(1860-1911):交響曲第3番ニ短調(1893-1896) |
ダグマル・ペツコヴァー(メゾソプラノ)
ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団
ペトル・フィアラ(合唱指揮)
キューン児童合唱団
イジー・フヴァーラ(合唱指揮)
チェコ・ナショナル交響楽団
リボル・ペシェク(指揮) |
録音:2012年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
2007年に開始されたリボル・ペシェク&チェコ・ナショナル交響楽団のマーラー・ツィクルス。
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OUT 060
(2CD)
\4200 →\3790
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リボル・ペシェクのマーラー第9、2013年ライヴ!
マーラー(1860-1911):交響曲第9番ニ長調(1909) |
チェコ・ナショナル交響楽団
リボル・ペシェク(指揮) |
録音:2013年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ |
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OUT 068
(2CD)
\4200 →\3790
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リボル・ペシェクのマーラー第6、2014年ライヴ!
マーラー(1860-1911):交響曲第6番イ短調「悲劇的」(1903-1904) |
チェコ・ナショナル交響楽団
リボル・ペシェク(指揮) |
録音:2014年1月、ライヴ、スメタナ・ホール、市民会館、プラハ、チェコ
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OUT 064
\2700
※収録時間33分42秒
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人気作曲家シフリンとメンドーザの新作トランペット協奏曲
ラロ・シフリン(1932-)/スコット・マクレー編曲:トランペット協奏曲(2011)(*)
ヴィンス・メンドーザ(1961-):
ニューヨーク・ストーリーズ(トランペットと管弦楽のためのコンチェルティーノ;2014)(+) |
ヤン・ハーズネル(トランペット、ピッコロトランペット、フリューゲルホルン)
チェコ・ナショナル交響楽団
クリシュトフ・マレク(指揮(*))
トマーシュ・ブラウネル(指揮(+)) |
録音:2012年1月(*)、2014年10月(+)、CNSO
スタジオ No.1「ギャラリー」、プラハ、チェコ
映画「燃えよドラゴン」やテレビ・シリーズ「スパイ大作戦」の音楽でも知られるアルゼンチン出身の作曲家・ジャズピアニストのラロ・シフリンと、ジャズ・ヴォーカルの作曲家および様々なジャンルのポピュラー歌手のための編曲家として高名なアメリカ合衆国コネチカット州出身のヴィンス・メンドーザ。チェコのトランペット奏者ヤン・ハーズネルが彼らに委嘱し献呈を受け初演したトランペット協奏曲をスタジオ録音したのがこのCDです。
当然ながら世界初。
収録時間33分42秒ですがフルプライスですのでご注意ください。
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<メジャー・レーベル>
イタリアDECCA
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円安状況下の並行輸入商品につき高価格、1枚商品は非常に高くなります。(代理店) |
4811437
(2CD)
\4000
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シューベルト(1797-1828):
ピアノ・ソナタ第18番ト長調 Op.78 D.894
ピアノ・ソナタ第16番イ短調 Op.42 D.845 |
ミハイル・リフィッツ(ピアノ) |
ミハイル・リフィッツは1982年ウズベキスタンのタシケントに生まれたピアニスト。13歳でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を弾きデビュー。ハノーファー音楽演劇大学でカールハインツ・ケンマーリングおよびベルント・ゲツケに、イーモラ国際ピアノ・アカアデミーでボリス・ペトルシャンスキーに師事。2009年、第57回フェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノ・コンクール優勝。2012年、ヴァイオリンのヴィルデ・フラングとともに来日しデュオ・コンサートを行いました。2014年よりスタインウェイ・アーティスト。2枚組で1枚分の価格です。 |
未案内旧譜 |
4764857
\4000
〔未案内旧譜〕
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モーツァルト(1756-1791):ピアノ作品集
幻想曲ニ短調 K.397/デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調
K.573
ソナタ第4番変ホ長調 K.282/ロンド イ短調
K.511/ロンド ニ長調 K.485
アダージョ ロ短調 K.540/ソナタ ニ長調
K.311 |
ミハイル・リフィッツ(ピアノ) |
発売:2012年
ミハイル・リフィッツのデビューCD。
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4763038
\4000
〔未案内旧譜〕
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メンデルスゾーン・ディスカヴァリー
メンデルスゾーン(1809-1847):ピアノ秘曲集
幻想曲ハ短調−ニ長調(1823)/奇想曲変ホ短調(1823-1824頃)
無言歌ヘ長調(1841頃)/アダージョとプレスト・アジタート変ロ短調(1833)
無言歌変ホ長調(1828)/アルバムの綴り「5月22日」(1830)
無言歌イ長調(1830)/小無言歌イ長調(1837)/アンダンテ
ニ長調(1826頃)
ソナタ ホ長調(1821)
劇付随音楽「真夏の夜の夢」より 作曲者自身の編曲によるピアノ版(1844)
スケルツォ/夜想曲/結婚行進曲 |
ロベルト・プロッセダ(ピアノ) |
発売:2005年
世界初録音。
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4765118
(2CD)
\5600
〔未案内旧譜〕
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ピアノ・コン・フオーコ
メンデルスゾーン:ピアノ作品集
[CD 1]
幻想曲(スコットランド風ソナタ)嬰ヘ長調
Op.28 MWV U.92(1833)
ソナタ第1番ホ長調 Op.6 MWV U 54(1826)
ソナタ第3番変ロ長調 Op.106 MWV U 64(1827)
ソナタ第2番ト短調 Op.105 MWV U 30(1821)/ソナタ変ロ短調
MWV U 42(1823)
[CD 2]
ロンド・カプリッチョーソ変ホ長調 Op.145
MWV U 67(1824)
幻想曲ホ短調「夏の名残のばら」Op.155
MWV U 74(1827)
3つの幻想曲もしくは奇想曲 Op.16(1829)/3つの奇想曲
Op.33(1836)
スケルツォ ロ短調 MWV U 69(1829)
スケルツォ・ア・カプリッチョ嬰ヘ短調
MWV U 113(1835)
奇想曲嬰ヘ短調 Op.5 MWV U 50/奇想曲ホ長調
Op.118 MWV U 139(1837) |
ロベルト・プロッセダ(ピアノ) |
発売:2012年 |
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4765277
\4000
〔未案内旧譜〕
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メンデルスゾーン・レアリティーズ
メンデルスゾーン(1809-1847):未出版ピアノ作品集
ソナタ ヘ短調(1820)/ソナタ ホ短調(1820)/ソナタ
イ短調(1820)
ソナタ ハ短調(1820)/練習曲ハ長調(1820)/練習曲イ短調(1820)
練習曲ニ短調(1820)/フーガ変ホ長調(1826)/フーガ嬰ハ短調(1826) |
ロベルト・プロッセダ(ピアノ) |
発売:2006年
世界初録音。
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4764418
\4000
〔未案内旧譜〕
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夢
リスト(1811-1886):ピアノ作品集
メフィスト・ワルツ第1番 S.514/忘れられたワルツ第1番嬰ヘ長調
S.215
パガニーニによる6つの大練習曲 S.141(1851)
パガニーニの「鐘」によるブラヴーラ風大幻想曲
S.420
ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調 S.244/愛の夢
第3番変イ長調 S.541 No.3 |
マウリツィオ・バリーニ(ピアノ) |
マウリツィオ・バリーニは1975年イタリアのピサ生まれ。2004年以来2014年現在アミアータ・ピアノ・フェスティヴァル(イタリア)の芸術監督を務めています。
発売:2011年
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4764422
\4000
〔未案内旧譜〕
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ブラームス(1833-1897):
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
シューベルト(1797-1828):
アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821 |
シルヴィア・キエーザ(チェロ)
マウリツィオ・バリーニ(ピアノ) |
発売:2011年
シルヴィア・キエーザは1966年イタリアのミラノ生まれ。2005年以来マウリツィオ・バリーニとデュオを組んでいます。このCDの後、Sony
Classicalから2枚のCD(ニーノ・ロータのチェロ協奏曲/カゼッラ、ピッツェッティのチェロ協奏曲他)をリリースしています。
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<国内盤>

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