ALBANY
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「イン・トゥルース」
〜ルーカス・リッチマン(1964-)協奏曲集
(1)ピアノ協奏曲「イン・トゥルース」
(2)オーボエ協奏曲「開拓地」
(3)チェロとオーケストラのための3つの小品 |
ルーカス・リッチマン(指揮)
ピッツバーグ交響楽団
(1)ジェフリー・ビーゲル(Pf)
(2)シンシア・コレド・デアルメイダ(Ob)
(3)インバル・セゲフ(Vc) |
ピッツバーグ交響楽団登場!ルーカス・リッチマンのゴージャス・美メロなピアノ協奏曲!
録音:2015年2月(ライヴ・レコーディング)、61’73
素晴らしくゴージャスなピアノ協奏曲登場!
3曲とも世界初録音。2006年から2015年までノックスヴィル交響楽団の音楽監督を務め、映画音楽の世界でも指揮者として活躍する、ルーカス・リッチマンが作曲した協奏曲集。
“ピアノ協奏曲”は、ゴージャスな映画音楽風で劇的な情熱溢れる作品。知られざるではもったいないくらいの美しいメロディと、ノリの良いリズムに気持ちがあがる!3つの楽章とも表情が全く違うので、興味が尽きません。
ルロイ・アンダーソンの“ピアノ協奏曲”のようなキャッチーさが魅力。“3つの小品”は、チェロが哀愁のあるメロディを横溢するエネルギーを内包しながら、歌い上げています。 |
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「BADINAGE(戯れ)」〜マナ=ズッカ(1885-1981):ピアノ作品集
前奏曲Op73/ヴァルス・ブリランテOp20/
“ディキシー”の主題によるフガート=ユモレスク/
ウィステリアOp.38-1/ズアーヴ兵の演習Op.68/
南国の西風Op.72-1/コンサート用ボレロOp.72-2/
ピアノ・ソナタ第1番Op.27/ポエムOp.37/
辞職表Op.183-9/メモリーOp.186-28/
ノスタルジアOp.187-30/スケルッツァンドOp.266/
かわいそうな娘Op.272/ポルカ・コミックOp.275/
戯れOp.288/ピアノ・ソナタ第2番 |
ナネット・カプラン・ソロモン(ピアノ) |
チェルカスキーやルービンシュタインとも親交のあった女優・歌手・ピアニスト・作曲家マナ=ズッカの作品集
録音:2013年、76’49
アメリカ生まれの女優、歌手、ピアニスト、作曲家として活躍。神童として幼少期から作曲を始め、8歳でニューヨーク響と、ベートーヴェンの“ピアノ協奏曲第1番”を共演。
マナ=ズッカは1000曲以上の作品を残しました。チェルカスキーと親しく、彼女の作品を取り上げることもしばしばありました。このアルバムにはメロディアスなピアノの小品が収録されており、録音としてもとても珍しいものです。
ディキシーの主題とバッハのフーガが融合した“「ディキシー」の主題によるフガート=ユモレスク”、ルービンシュタインに献呈された“コンサートのボレロ”、ラフマニノフのような作風の“前奏曲Op.73”など、あふれ出る多彩な音楽性が詰まっています。 |
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「デイヴィッド・マスランカ(1943-):子供の夢の庭、海の夢」
(1)子供の夢の庭
(2)海の夢〜2本のホルンとウィンド・アンサンブルのための協奏曲 |
スティーヴン・K.スティール(指揮)
イリノイ州立大学ウィンド・シンフォニー
(2)ナンシー・オニール(ホルン)
ソール・ガーランド(ホルン) |
マスランカ吹奏楽作品、初期の代表作「子供の夢の庭」
64’31
日本でも吹奏楽コンクールで取り上げられるなど、人気上昇中の作曲家デイヴィッド・マスランカの吹奏楽作品集。
「子供の夢の庭」はカール・ユングの「人間と象徴」に描かれている少女が見た12の夢から5つを組曲にした1981年の作品でマスランカ初期の吹奏楽作品の初期の代表作と言われています。
「海の夢」はマスランカが生まれたマサチューセッツ州ニューベッドフォードは捕鯨と漁業の重要な港がありました。ここで働いていた作家ハーマン・メルヴィルが書いたのが名作「白鯨」でした。その長編小説からインスパイアされた作品で、海の印象を描いたもの。海の嵐、暴風雨からの静けさ、月光が照らす静かな海、そしてまた熱狂的なダンスのように荒れ狂う海の情景が浮かんできます。 |
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「Folding Time」〜過去と現在の狭間で
ロバート・ムチンスキ(1929-2010):異端者の小品集Op.37
ティモ・アンドレス(1985-):How can I live
in your world of ideas?
フレデリック・ショパン(1810-1849):バラード第4番Op.52
フィル・ヤング(1952-):唐詩三百首の回想
ロベルト・シューマン(1810-1856):フモレスケOp.20 |
クララ・ヤン(ピアノ) |
録音:2015年1月、68’59
クララ・ヤンは中国系アメリカ人ピアニストで、イェール大学音楽院で伝説的なピアニスト、クロード・フランクに師事し、南カリフォルニア大学でジョン・ペリーに師事し優秀な成績で卒業しました。ソロ・リサイタルや各国のオーケストラとの共演など世界各地で演奏活動を行っている成長著しい若手ピアニストです。
アメリカの現代音楽作曲家ムチンスキの“異端者の小品集”は1977年に作曲された12曲からなる小品集。19世紀の性格的小品のように叙情的であり、ジャズのイディオムやバルトーク風のリズムが盛り込まれた作品です。
フィル・ヤングの“唐詩三百首の回想”は張継の詩「楓橋夜泊」にインスパイアされたもの。中国音階の五声を用いて悠久の薫りを漂わせながら、ドラマティックでモダンな作品に仕上がっています。 |
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「IT’S ABOUT TIME」〜ホルンのための現代音楽作品集
(1)エマニュエル・ルービン:独奏ホルンのための“前奏曲”
(2)フレデリック・ティリス:
ホルンとピアノのための“スピリチュアル・ファンタジー第5番”
(3)ジェフ・マイヤーズ:エイジ・オブ・アサシン
(4)ロバート・スターン:真夏の夜のための音楽
(5)シュー=ユン・シェン:
アルト・サキソフォンとナチュラル・ホルンのための“ライオンと馬”
(6)サルヴァトーレ・マッキア:ホルンとテープのための“調和” |
ローラ・クロック(ホルン)
(2)(3)ナダイン・シャンク(ピアノ)
(3)ウィリアム・ハイト(テノール)
(4)(5)リン・クロック(アルト・サキソフォン)
(4)エステラ・オレフスキー(ピアノ) |
録音:2012 年〜2013 年、68’14
ローラ・クロック40年のキャリアの集大成。1974年ミシガン大学を卒業し、すぐマサチューセッツ大学アマースト校で教授の職に就き、以来40年間務めました。スプリングフィールド響のホルン奏者としても長く務め、アヴァンティ木管五重奏団、インフィニティ・ブラス・クインテットのメンバーとしても活躍。トーマス・マレイ、ルイス・スタウト、ハリー・バーヴ各氏に師事。ここに収められた作品は彼女がインスパイアされてきた友人や教え子たちのもの。アルト・サキソフォンとの珍しいアンサンブルなども収録。 |
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「無言歌」〜マシュー・クエール:ピアノ独奏作品集
アンティーク、トッカータ、
時間についての歌、冬のバラード、
無言歌第1巻、無言歌第2巻、2つの結婚の小品 |
マシュー・クエール(ピアノ) |
録音:2013年、61’35
アメリカ出身の作曲家兼ピアニスト。現在アラブ首長国連邦のアブダビ在住。ニューヨーク大学アブダビ校で助教授を務めています。オーケストラ作品からキャバレー連作歌曲まで幅広い作曲活動を行っています。
このアルバムは2002年から2013年までのソロ・ピアノ作品を収録。メロディアスで親しみやすいメロディが魅力的です。 |
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「現代アメリカのアート・ソング」
ジョージ・マブリー:回想の歌
ケントン・コー:一族の集まり
ブライアン・H・ペターソン:月の歌
パーシス・ヴェハー:ウーマン、ウーマン
ジョージ・マブリー:3つのキャバレー・ソング |
シャロン・マブリー(メゾ・ソプラノ)
パッツィー・ウェイド(ピアノ) |
録音:2014年(オースティン・ピー州立大学ジョージ&シャロン・マブリー・コンサート・ホール)、53’03
1980年ラジオ放送されていた“アート・オブ・ソング”シリーズに出演し、一躍有名になったシャロン・マブリー。民族音楽や現代音楽を取り上げ、初演に携わった作曲家は30人以上。専門分野において優れた成果をあげ、教授を務めているオースティン・ピー州立大学から最優秀教授賞を受賞しています。
今作も現代音楽歌曲を集めたもので、“回想の歌”はイギリスロマン派の詩人サミュエル・テイラー・コールリッジのテキストを、“月の歌”はアメリカの詩人E・E・カミングスのテキストを用いた作品です。 |
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「自然の音」〜チェロと電子音のための作品集
モートン・サボトニック(1933-):アホロートル
ジュディス・シェイティン(1949-):
増幅するチェロと電子音のための「フォー・ザ・バーズ」
マシュー・バートナー(1971-):チェロと電子音響学のための「寒さの断章」
トム・ウィリアムズ:チェロとデジタル・ディレイと固定媒体のための「ダーツ」
ゲイル・ヤングwith マドリーン・シャピロ:アヴァロンの海岸線 |
マドリーン・シャピロ(チェロ) |
66’22
現代音楽のスペシャリスト、チェリストのマドリーン・シャピロによる、電子音楽との共演集。彼女がインスパイアされた自然の活動と、環境への関心から2005年に始まったネイチャー・プロジェクト。ジュディス・シャティンの作品では、鳥の鳴き声が収録されており、まるで森の中にいるような神秘的な感覚に陥ります。
“アヴァロンの海岸線”では、波の音が収録され、波の満ち引きの強弱がチェロの音色との融合して、音楽が静かに躍動しています。 |
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「打楽器独奏のためのアメリカのマスターピース」第2集
チャールズ・ウォリネン:マリンバ変奏曲
モートン・フェルドマン:デンマークの王
ラルフ・シャピー:ソロ・パーカッションのための「ソリ」
クリスチャン・ウォルフ:パーカッショニストの歌曲集 |
トム・コラー(Perc) |
56’48
ジュリアード音楽院出身、20〜21世紀音楽を得意とするパーカッショニスト、トム・コラー。バッファロー大学で助教授を務めているほか、ニューヨーク・ニュー・ミュージック・アンサンブル、ダカーポ・チェンバー・プレイヤーズ、タルホン・パーカッションなど、演奏活動も精力的に務めています。
今作はアメリカ人現代音楽作曲家たちによる独奏パーカッション作品集第2弾。フェルドマンやウォリネンといった偉大な作曲家たちの作品を収録。 |
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「フルート、ハープ、ヴィオラのための作品集」
武満徹:そして、それが風であることを知った
ドビュッシー:フルート、ハープとヴィオラのためのソナタ
カリム・アル=ザンド:自然の中での研究 |
ザ・ムソー(夢窓)トリオ:
【シドニー・カールソン(Fl)
デニス・フジカワ(Hrp)
ブライアン・クインシー(Va)】 |
45’17
2011年に結成された“ザ・ムソー・トリオ”は。12世紀、京都の伝説の庭園の設計を数々手がけた禅僧、夢窓疎石から名前を付けました。夢窓=dream
window。コンサートや委嘱によって新しい音楽の窓を開くという意味が込められています。
このアルバムにはドビュッシーの晩年の傑作であり、この編成の名作に、この作品に多大なる影響を受けた武満徹による同じ編成で、フルート奏者オーレル・ニコレのために書いた作品を収録。静寂の中で3つの楽器が対話しあうように奏でていきます。
そしてカリム・アル=ザンドへの委嘱作は生物学者、哲学者でさるエルネスト・ヘッケルにインスパイアされて書かれた作品です。 |
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「時間と色彩の変化」〜トランペットとトロンボーンのための新しい音楽
(1)ミヒャエル・カルストロム:時間と色彩の変化
(2)マイケル・シットン:エッセー
(3)エリザベス・ラウム:ブッシュワッカー・シックス・パック
(4)エマ・ルー・ディーマー:三重奏曲
(5)ブルース・H・フレージャー:結婚組曲
(6)ウェイン・ルー:桜 |
バラトン・チェンバー・ブラス:
【エイミー・チェリー(Trp)、
ダン・チェリー(Trb)】
(1)-(4)(6)レベッカ・ウィット(Pf) |
69’05
トランペットとトロンボーンによるデュオ。新しい吹奏楽作品の紹介や教育のためのアウトリーチ・コンサートを行っているバラトン・チェンバー・ブラス。今作も、すべて21世紀に作曲された作品を収録しています。 |
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「パリの印象」〜フランスのフルート小品集
シャルル・エドゥアール・ルフェビュール:2つの小品Op.72/
ジェラール・ムニエ:夕暮れに/クロード・アリュー:ソナチネ/
ヴィクトル・アルフォンス・デュヴェルノワ:2つの断片Op.41/
ルイ・オーベール:歌/アンリ・ガニュバン:ジョリー・フェローズの行進/
ジョルジュ・ブルン:ロマンスOp.41/アルトゥール・オネゲル:ロマンス/
アルマンド・ブルノンヴィル:カティアのための踊り/
アンリ・ビュッセル:白鳥、リス、小組曲/
ヨハネス・ドンジョン:奉献Op.12、パン!(パストラーレ第1番) |
レナード・ガリソン(Fl)
ロジャー・マクベイ(P) |
録音:2014年、62’07
フランスの作曲家によるコンサート・ピース集。2008〜10年まで全米フルート協会会長を務めたレナード・ガリソンが若い学生たちのレパートリーを広げるため、中級程度の難易度の作品を発掘するプロジェクト。
19世紀後半から20世紀初頭にかけてフランスで作曲された小品をメインに収録しています。 |
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「大勢と孤独」〜エリック・ネイサン作品集
(1)フォー・トゥー・ワン
(2)オーボエと弦楽のための四重奏曲
(3)地下に潜む怪人
(4)スリー・バイ・スリー
(5)もてあそぶ
(6)ジェズアルドへのオマージュ
(7)大勢と孤独 |
(1)(6)(7)モメンタ弦楽四重奏団
(2)ペギー・パーソン(Ob)
エミリー=アン・ジャンドロン(Vn)
ステファニー・グリフィン(Va)
マイケル・ハース(Vc)
(3)ジョゼフ・アレッシ(Trb)
(4)メイ・ルイ(Pf)
(5)ヒューゴ・モレノ(Trp)
(6)サミュエル・ローズ(Va) |
録音:2014〜15年、70’57
エリック・ネイサンはアートや人文分野での研究を支援するローマ・アメリカン・アカデミー財団の2013年のフェローに、2014年はグッゲンハイム・フェローを受賞。タングルウッド音楽祭、アスペン音楽祭、オールドバラ音楽祭、そして現代音楽のカブリロ祭での公演を通じて、国際的な評価を獲得している新進気鋭の作曲家です。
今作は室内楽作品を収録。ニューヨーク・フィルの首席トロンボーン奏者ジョゼフ・アレッシも参加!どの作品も激しいエネルギーと、超絶技巧を要する難曲。 |
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TROY 1587/88
(2CD)
\4600
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「24のロマンス」〜ジョセフ・フェニモア(1940-):ピアノ作品集
独奏ピアノのための“24のロマンス”(1983-2013)
3つの小品(2009)
ピアノ・ソナタ第5番(2012)
ソナチネッラ(2006) |
ジェフリー・ミドルトン(Pf) |
録音:2006、13、14年 CD1:72’22/CD2:72’12
アメリカの作曲家ジョセフ・フェニモアが2015年75歳を記念して“24のロマンス”全曲をリリース!
最初からまとまった作品ではなく、30年という長い年月の中で作曲してきた“ロマンス”をまとめたもの。4〜5分程度の小品は、調性のあるメロディと無調の間で行き来をしていて神秘的な響きを醸しだしています。ロマンスという名の通り、ドリーミーで親しみやすい旋律ばかりなので、ピアノの新たなレパートリーにおすすめしたい作品です。 |
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「ふと思っただけ」〜ユーフォニアム&テューバ作品集
(1)ヴィヴァルディ(クリス・ディッキー編):チェロ・ソナタ第1番変ロ長調Rv.47
(2)ジェームス・グラント:ふと思っただけ
(3)ベルク:4つの歌Op.2
(4)ウェーバー(クリス・ディッキー編):ロマンス
(5)デュパルク:悲しみのシャンソン、うっとりするような、エレジー
(6)スピンドラー(クリス・ディッキー編):ホルン・ソナタOp.347 |
クリス・ディッキー
((1)(3)(5)ユーフォニアム、
(2)(4)(6)テューバ)
カレン・サヴェージ(Pf) |
ユーフォニアムでヴィヴァルディのチェロ・ソナタ!?国際テューバ・ユーフォニアム協会理事C.ディッキーのアルバム
録音:2014年8月、54’29
新たなレパートリー誕生!ユーフォニアム、テューバのための編曲集。アメリカのワシントン州立大学とアイダホ大学で教鞭をとり、国際テューバ・ユーフォニアム協会の理事を務めるなど、ユーフォニアムとテューバの普及に力をいれているクリス・ディッキーによる編曲作品集。 |
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「ジョナサン・ハーヴェイ(1939-):室内楽作品集」
(1)共同司式(1981)〜
フルート、クラリネット、チェロ、ピアノ、パーカッションのための
(2)騒動(1993)〜フルート、クラリネット、ピアノのための
(3)巻雲の光(2012)〜クラリネット・ソロのための
(5)ピアノ三重奏曲(1971)
(6)BE[COM]ING(1985)〜クラリネットとピアノのための |
ニューヨーク・ニュー・ミュージック・
アンサンブュージック・アンサンブル |
イギリスの重鎮作曲家ジョナサン・ハーヴェイの室内楽!
録音:2012年、54’18
イギリスの現代音楽作曲家で、ケンブリッジ大学とグラスゴー大学で博士号を取得。1980年代にブーレーズに招かれIRCMで創作活動を行いました。
様々なジャンルの作品を残し、20世紀音楽に関わりながら、独自の美しい響きを求め続けました。 |
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「哀しみのステップ」〜
悲劇、深い悲しみにまつわるオーボエ作品集
(1)ルトスワフスキ(1913-1994):墓碑銘
(2)パヴェル・ハース(1899-1944):組曲Op.17
(3)エリック・モー(1954-):悲しみのステップ
(4)ディートリッヒ・エルトマン(1917-2009):無伴奏オーボエのためのエレジー
(5)セア・マスグレイヴ(1928-):オーボエと録音テープのための「ニオベ」
(6)アウグスト・クルークハルト(1847-1902):葦の歌Op.28 |
マーク・ヒル(Ob)
(1)-(3)オードリー・アンドリスト(Pf)
(6)ハク・ビィエルケン(Pf)
キャサリン・マードック(Va) |
ルトスワフスキにパヴェル・ハース、他 悲しみにまつわる現代オーボエ作品集
録音: 2014 年2 月〜 4 月、59’57
オーボエのための暗い感情を表出させた作品集。オーボエが持つ音色が、哀しみを柔らかく表現し、祈りのように心に響く。 |
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「ミュージック・フロム・アメリカ&アブロード」〜
オーボエ、ファゴット、ピアノのための新しい音楽
(1)グラハム・ウォーターハウス(1962-):性急なトッカーティング
(2)アラン・リチャードソン(1904-1978):フランス組曲
(3)ニコラ・レサノヴィチ(1955-):最後の踊り
(4)ビル・ダグラス(1944-):4つの易しい叙情的な作品
(5)マイケル・ストッカイト(1957-):ソナチネ
(6)マイケル・ヘッド(1900-1976):2つの小品
(7)ウンベルト・ベルトーニ(1883-1954):コンチェルトヘ長調
(8)マイケル・ヘッド:三重奏曲 |
(1)(2)(4)(6)(8)
ジョン・ディー(Ob)
(1)(3)(5)(7)(8)
ティモシー・マクガヴァン(Fg)
(1)-(8)
カーラ・チョウニング(Pf) |
録音:2013年、77’14
イギリス、スコットランド、ドイツ、イタリア、カナダの作曲家によるオーボエとファゴットがメインの新しい室内楽作品集。 |
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TROY 1549/50
(2CD)
\4600
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リッキー・イアン・ゴードン:歌劇「27」(幕)
(台本:ロイス・ヴァヴレク) |
ステファニー・ブライス(MS)
エリザベス・フートラル(S)
テオ・レボウ(T)
ダニエル・ブレヴィク(B、Br)
トビアス・グリーンハル(Br)
マイケル・クリスティ(指揮)
セント・ルイス交響楽団のメンバー |
録音:2014 年6 月(ライヴ)、ヴァージニア・ジャクソン・ブラウニング劇場(セント・ルイス)、65’27/30’44
アメリカの詩人、美術収集家として、そしてパリに画家や詩人たちが集うサロンを開いたことでも知られるスタイン兄妹の一人、ガートルード・スタインをテーマに作曲されたオペラです。
『27』とは、パリ6区リュクサンブール公園付近のフルリュス通り27番地がガートルード・スタインのアパートメントであり、芸術サロンでもありました。ピカソやマティス、ゴーギャンなどを見い出し、彼らはガートルード兄妹を通して20世紀を代表する画家になりました。
そんなガートルード・スタインと彼女の秘書だったアリス・トクラスの激動の、芸術に溢れた人生を描いています。 |
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「ブルー13」〜フランク・ステンパー(1951-):ピアノ作品全集
グローバル・ウォーニング/4つのピアノ小品/
ピアノ・ソナタ/ピアノ小品/6つのピアノ小品/
ピアノ・ソナタ第2番/ブルー13 |
イ・ジョンファ(ピアノ) |
録音:2014年6月、73’49
アメリカ現代音楽作曲家フランク・ステンパーのピアノ作品全集。
ジョージ・ラッド・グランプリ・ド・パリを受賞し、国際音楽フェスティヴァルでゲストコンポーザーとして多数出演。世界各地で活動しています。
このピアノ作品はジャズの影響を受け、難技巧を要する作品。無調で、まるでインプロヴィゼーションのような音楽。繊細に音が流れていきます。 |
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「レーペンドルフ:尺八とクラシック・ギターのための新しい音楽」
アンビエント・スタイリスティック
単調なプロデュースの失敗
スパイラル・ノート・ブック
セント・マイル・ミリアルデ・メロディーズ
デスパレート・メジャーズ |
ジェフリー・レーペンドルフ(尺八)
スコット・フィールズ(ギター) |
録音:2013年10月、58’28
作曲家、尺八奏者として活動しているレーペンドルフの作品集。
日本の伝統楽器の尺八とギターが融合。広大で神秘的な空気感と、2つの楽器の持つ哀愁の音色が意外と合う。 |
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「4つの大陸からのピアノの性格的小品集」
(1)アレクサンドル・チェレプニン(1899-1977):印象Op.81
(2)ウィリアム・マシューズ(1950-):夕暮れの音楽〜夏
(3)ナタリー・ウィリアムス:5つのバガテル
(4)ムン・ジウン(1980-):ウォッチング・アンド・チェイシング
(5)ギラード・コーエン(1980-):バラード
(6)ハック・ホッジ:変形したエチュード |
リチャード・ジムダーズ(ピアノ) |
録音:2013〜14年、(2)-(6)世界初録音、74’57
ロシア・アメリカ・韓国・オーストラリア・イスラエルの作曲家によるピアノ小品集。若手の作曲家の作品も取り上げており、興味深い楽曲ばかり。世界初録音も多数。
「フランス印象主義の影響を受けた最初のロシア人」と言われるロシアの作曲家チェレプニン。“印象Op.81”も、響きが神秘的でその「雰囲気」が美しい作品です。 |
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「天国への前奏曲」
ジェイコブ・レミントン:天国への前奏曲
ケーシー・カンジェローシ:目
マーティン・ブレッシンガー:
「パーカッション・オーケストラのための映像」より
「ブルラディンゲン、初雪の時」
ライアン・ジョージ:考える鳥たち
マット・ムーア:限界質量
パイアス・チェン:パーカッション・アンサンブルのためのノクターン
デイヴ・ホール:ドアーズ |
TCUパーカッション・オーケストラ
ブライアン・A・ウェスト(指揮) |
71’30
TCUパーカッション・オーケストラはアメリカ打楽器アーツ・ソサエティの国際打楽器アンサンブル・コンペティションに入賞したメンバーから構成され、新しい打楽器作品を披露し、普及に貢献しています。
今作もすべてTCUパーカッション・オーケストラのための作曲されたもので、世界初録音。
どの作品も親しみやすく、パーカッションの超絶技巧が楽しめる。激しく、まるでロックのようだったり、逆に弱音で繊細なアンサンブルなど、パーカッションの多彩なテクニックが満載。 |
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「冬の海岸」〜
ベンジャミン・セイビー:室内楽作品集
(1)フクロウ
(2)アスペンに夢中
(3)フェニックス
(4)蜃気楼
(5)アーク・フリッカー
(6)冬の海岸 |
(1)アルディッティ弦楽四重奏団
(2)ヒラリー・デムスク(ピアノ)
(3)フェリックス・オルショフスカ
(エレクトリックVn)
(4)パブロ・ゴメス(エレクトリックG)
(5)間部令子(フルート)
(6)タラ・オコナー(Fl)
ジャン・コッペルー(Cl)
クリストファー・オールドファザー(Pf)
ドミニク・ドナート(Perc)
ローラ・フラウチ(Vn)
エマニュエル・フェルドマン(Vc)
エフレイン・グイグイ(指揮) |
67’58
セイビーはカルフォルニア大学サンディエゴ校にてロジャー・レイノルズに作曲を学ぶ。音楽祭などで、ファニホウやラッヘンマンに師事したセイビーの室内楽作品集。
現代音楽を得意とする名弦楽四重奏団、アルディッティ弦楽四重奏団や、ローラ・フラウチ、エマニュエル・フェルドマンが参加しています。 |
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「フアレスの静寂」〜
フアン・パブロ・コントレラス(1987-):作品集
(1)「フアレスの静寂」
(2)「最も遠い先史時代」〜
テノールと室内オーケストラのための
(3)「メスティーソの天使」〜
ハープと室内オーケストラのための協奏曲 |
(1)テマ・ワットスタイン(Vn)
カミラ・バリエントス(Cl)
ベンジャミン・ラーセン(Vc)
土肥絵里香(Pf)
(2)フアン・パブロ・コントレラス(テノール)
(3)クリスティ・シェード(ハープ)
(2)(3)カイル・ライトナウアー(指揮)
クレアモント・アヴェニュー室内管弦楽団 |
録音:2012年〜2014年、54’47
メキシコ、グアダラハラ生まれの期待の作曲家フアン・パブロ・コントレラス。ニルス・ヴィーゲラン、ダニエル・カタン、リチャード・ダニエルパーなどに師事し、BMIウィリアム・シューマン賞、室内オーケストラの賞、アルトゥーロ・マルケス作曲コンペティション、ドイツ・ハープ作曲コンペティションなど、様々な受賞歴を持っています。
今作は故郷メキシコのアイデンティティを表出させた作品で、「フアレスの静寂」2010年に若者が15人殺された事件をインスピレーションに作曲されたもの。“悲しみの聖母”“コリド”“礼拝式”“不正”の4曲からなり、作曲者の故郷へ想い、哀しみ、祈りが込められている。 |
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TROY1562/3
(2CD)
\4600
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カムラン・インス:歌劇「ミダス王の審判」(2幕)
(台本:ミリアム・セイデル) |
マシュー・ディバッティスタ(T)
アビゲイル・フィッシャー(MS)
グレゴリー・ヘルブラント(Br)
ジェニファー・ゴルツ(S,コロラトゥーラ)
ミハイル・スヴェトロフ(Br)
フィリップ・ホルスト(B、Br)
カムラン・インス(指揮)
5つのトルコの民族楽器を含む20の器
楽アンサンブル、
ミルウォーキー歌劇場合唱団 |
録音:2013年4月、41’52/60’54
人気トルコ系アメリカ人作曲家、カムラン・インスの世界初録音の新しいオペラ。トルコの古代都市サルディスが発掘されて50年を記念して作曲されたオペラは、オウィディウスの「変身物語」からインスパイアされました。
トルコやバルカン諸国の伝統的な音楽を用いながら作曲されたモダンでエキゾチックな西洋と東洋の融合した独創的な音楽です。 |
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「21世紀の勢い」〜新しい世紀の新しい音楽
(1)ジェイムズ・エイクマン(1959-):三連画(トリプティーク)
(2)デレク・バーメル(1967-):「リトルネッロ」〜
エレクトリック・ギターと弦楽のためのコンチェルト・グロッソ
(3)マイケル=トーマス・フォウマイ:レディ・ダーク
(4)クリストファー・テオファニディス(1967-):
ファゴット協奏曲〜ファゴットと室内管弦楽のための |
カーク・トレヴァー(指揮)
インディアナポリス室内管弦楽団
(2)デレク・ジョンソン(エレキG)
(4)マーティン・クースマン(Fg) |
録音:2014年(1)(4)4月11日、(2)(3)10月23日、69’31
1984年に創立されたインディアナポリス室内管。2015年に、27年に渡り務めてきた音楽監督を退任するカーク・トレヴァーへの敬意を表し、アメリカの作曲家による4つの新しい作品を録音しました。
コンポーザー・イン・レジデンスのエイクマンの作品に、2014年ICO(インディアナポリス室内管)現代音楽コンクール優勝者のフォウマイなど、新進気鋭の作曲家の作品ばかりです。 |
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「アスマニ」〜カムラン・インス(1960-):室内楽新作集
(1)アスマニ
(2)シンフォニー・イン・ブルー
(3)ファー・ヴァリエーションズ
(4)メンフィスへの道
(5)素描
(6)2段の情熱
(7)ムハンマドのためのレクイエム
(8)見捨てられた |
(1)オズゲン・デュオ(ケメンチェとVc)
(2)フセイン・セルメット(Pf)
(3)(4)(6)カルマン・インス(Pf)
(3)パク・スヒョン(Vn)
アンソニー・ギルバート(Va)
レオナルド・アルティーノ(Vc)
(4)オズカン・ウルカン(Va、
(5)マリー・サンダー(Fl)
フィリップ・ブッシュ(Pf)
(6)チハット・アシュキン(Vn)
イェルダ・オズゲン・オズテュルク(Vc)
(7)3ピアノ・プロジェクト
(8)ピーボディ・サウスウェル(MS)
プリズム・アンサンブル |
録音:2004〜14年、77’46
トルコ系アメリカ人作曲家、カムラン・インス。トルコとアメリカで作曲を学び、1987年にはローマ賞を受賞。メンフィス大学、イスタンブール技術大学で教えながら精力的に作曲活動を行っています。
作風として、トルコとバルカンの伝統音楽、ビザンティン、オスマン・トルコの音楽、ヨーロッパの音楽、アメリカの音楽をベースにした、独創的なミクスチャー作品。彼の芸術上のインスピレーションは、トルコを抜きにして語ることができません。激しく胸を打つ激情的な作風に引き付けられる。 |
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「マーティン・アムリン(1953-):
フルート、クラリネットとピアノのための音楽」
(1)「イントラーダ」〜2本のフルートとピアノのための/
(2)クラリネット・ソナタ/(3)コンクール用小品/
(4)3つのエチュードの合間〜ピアノ独奏のための/
(5)フルート・ソナタ第2番/(6)トリオ・ソナチネ |
(1)-(6)マーティン・アムリン(P)
(1)(3)(5)(6)レオーン・バイシー(Fl)
(1)フェンウィック・スミス(Fl)
(2)(6)マイケル・ウェブスター(Cl) |
録音:2002〜14年、65’44
アメリカ出身の作曲家兼ピアニスト。ナディア・ブーランジェ、シュワントナー、アドラーなどに師事し、現在、ボストンのファイン・アーツ大学の教授で、ボストン大学×タングルウッド音楽学校プログラムの作曲家コースのディレクターでもあります。入念に作りこまれたリズム、新印象派のようなフランスの感性が垣間見られる作風です。 |
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「スティーヴン・シュワン(1962-):管弦楽&器楽作品集」
(1)祝典序曲/(2)弦楽のための「エレジー」/
(3)クラリネット・ソナタ/(4)ホルン・ソナタ/
(5)トランペットとピアノのための組曲/
(6)“ホーダウン”〜金管五重奏のための/
(7)“マリスの組曲”〜ウィンド・アンサンブルのための/
(8)“ダビデ王”〜ウィンド・アンサンブルのための |
(1)(2)フランツ・アントン・クラーガー(指揮)
ムーアズ・スクール交響楽団
(3)アリス・マイヤー(Cl)
(3)-(5)スティーヴン・シュワン(Pf)
(4)エミリー・ブリットン(Hr)
(5)ポール・シュワン(Trp)
(6)ヴァージニア・ブラス・クインテット
(7)(8)ロバーツ・ウェスタン・カレッジ・
ウィンド・アンサンブル |
録音:1998〜2013年、74’59
スティーヴン・シュワンはロバート・ウェズリアン・カレッジ、イサカ・カレッジ音楽学校などで学んだ作曲家。想像力に富んだ管弦楽作品と室内楽作品です。 |
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「スティーヴン・ガーバー(1948-2015):弦楽四重奏曲集」
弦楽四重奏曲第4番〜第6番
「ファンタジー、フーガ&シャコンヌ」〜
ヴィオラとチェロのための |
アマーネット弦楽四重奏団 |
録音:2013年、53’11
1948年生まれのアメリカの作曲家で、ロバート・パリス、J.K.ランドール、アール・キム、M.バビットに師事。初期の作風は無調。1970年代までは十二音の作品を多く残しました。
第4番はファイン・アーツ四重奏団のために、第6番はアマーネット弦楽四重奏団のために作曲。
このアルバムの作品はすべて後期に作曲されたもの。「ファンタジー、フーガ&シャコンヌ」はヴィオラとチェロの緊張感溢れる音楽。 |
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「ラテンの抱擁」〜ラテン・ピアノ作品集
ピアソラ:
ブエノスアイレスの冬、ブエノスアイレスの夏、ラ・ミスマ・ペーナ、
お人よしの黒人−ミロンガ・カンドーブ、決してあなたを忘れない、リベルタンゴ
ヴィラ=ロボス:「ブラジル風バッハ第4番」より“前奏曲”
レクオーナ:ベルフラワー、「幻想的ワルツ集」より“男性のワルツ”
アルベニス:シャンペン・ワルツ
ポンセ:間奏曲、愛のロマンス
アルベルト・ウィリアムス:別離Op.6
ルイス・ヒアネオ:3つのアルゼンチンの踊り |
ロサ・アントネッリ(Pf) |
録音: 2014 〜 15 年、59’41
世界中で演奏活動を行っている、アルゼンチンのピアニスト、アントネッリ。ロベルタ・カマーニョ、ロザリン・テューレックなどに師事。
今作は故郷のアルゼンチンを含むスペイン、キューバ、メキシコといったラテンにまつわる作品を収録。ピアソラの名曲「ブエノスアイレスの四季」からの2曲は哀愁が漂うメロディがゆったりと歌われます。レクオーナのキラキラと力強く躍動する“男性のワルツ”、アルベニスの気品のある“シャンペンのワルツ”もオススメ。 |
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「デイヴィッド・コンテ(1955-):室内楽作品集」
(1)チェロ・ソナタ
(2)弦楽四重奏曲第2番
(3)ピアノ三重奏曲 |
(1)(3)エミール・ミランド(Vc)
(1)マイルス・グレーバー(Pf)
(2)フリクション四重奏団
(3)カイ・スターン(Vn)
中越啓介(Pf) |
75’26
フランスの名作曲家であり名教師だったナディア・ブーランジェ門下、最後の弟子の1人、デイヴィッド・コンテ。現在サンフランシスコ音楽院の教授を務めており、作品は6つのオペラ、ミュージカル、管弦楽、室内楽を含む80作以上発表している。
“チェロ・ソナタ”は、このアルバムの奏者でもあるチェリストのエミール・ミランドのために作曲されました。メロディックで温かみのある楽曲です。第3楽章はシューベルトやシューマンの歌曲をモデルに描いたそうで、歌心に溢れ美しさが際立っています。 |
CEMBAL D’AMOUR
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「モルデカイ・シェホリ・プレイズ・J.S.バッハVOL.4」
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より
〜前奏曲とフーガ第13番〜第24番BWV.882-893 |
モルデカイ・シェホリ(Pf) |
当レーベルの創始者でありピアニスト、モルデカイ・シェホリによるJ.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集完結編!
録音:2015年2月 ラスヴェガス
75’41
このレーベルの創始者でありピアニスト、モルデカイ・シェホリによるJ.S.バッハ作品集第4
集にして「平均律クラヴィーア曲集」の完結編。
シェホリは1946 年イスラエルのテル・アヴィヴ生まれ。現地で名ピアニスト、ミンドゥル・カッツに学び、続いてアメリカのジュリアード音楽院で学びました。以降ニューヨークを中心に演奏会活動、後進の指導にあたっています。
レパートリーはバロックから20
世紀音楽まで幅広い。当レーベルでは自身の演奏に加え師匠のミンドゥル・カッツを中心とした復刻シリーズが好評を得ています。
このアルバムでは「平均律クラヴィーア曲集第2
巻」より後半の第13 番から第24
番まで収録。和声や構造がより複雑に深化する第2
巻を、数多くの版や直筆の楽譜を研究し演奏しています。 |
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「モルデカイ・シェホリ・プレイズ・J.S.バッハVOL.3」
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻より
〜前奏曲とフーガ第1番〜第12番BWV870-881 |
モルデカイ・シェホリ(Pf) |
録音:2014 年11 月 ラスヴェガス 67’41
このレーベルの創始者でありピアニスト、モルデカイ・シェホリによるJ.S.バッハ作品集第3
集。
「平均律クラヴィーア曲集第2
巻」から前半の第1
番から第12 番まで収録。
一音一音のタッチがはっきりしているので、音色も明快。雄弁な語り口で音楽をまとめている。 |
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CEMBCD 177
\2300
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「モルデカイ・シェホリ・プレイズ・J.S.バッハVOL.2」
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より
〜前奏曲とフーガ第13番〜第24番BWV.858-869 |
モルデカイ・シェホリ(Pf) |
録音:2014 年7 月 ラスヴェガス 55’32 |
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CEMBCD 176
\2300
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「モルデカイ・シェホリ・プレイズ・J.S.バッハVOL.1」
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より
〜前奏曲とフーガ第1番〜第12番BWV.846-857 |
モルデカイ・シェホリ(Pf) |
録音:2014 年3 月 ラスヴェガス 54’01 |
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「シェホリ・プレイズ・ショパンVol.3」
ショパン:練習曲集Op.10&Op.25(全曲)
3つの新しい練習曲 |
モルデカイ・シェホリ(ピアノ) |
ショパンの運指を徹底研究!シェホリのショパン第3集!
録音:2011年11月ラスヴェガス(Op.10)、2012年8月ラスヴェガス(Op.25&3つの新しい練習曲)/67’52
このレーベルの創設者でもあるイスラエルのピアニスト、モルデカイ・シェホリによるショパンの第3集「練習曲集」。
第1集はワルツ集(CEMBCD 156)、第2集は「バラード集、他」(CEMBCD160)。この演奏は、ショパンの直筆譜を徹底的に研究。ショパンが書いた運指で奏することで、アーティキュレーションが微妙に変化しています。 |
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「セレブレート・ニューヨーク・コンサートVOL.6」
(1)ツェルニー:ロードの主題による変奏曲「思い出」Op.33
(2)-(4)メンデルスゾーン:3つの無言歌集
【Op.38-2「失われた幸福」、Op.53-3「プレスト・アジタート」、
Op.67-2「失われた幻影」】
(5)-(8)ブラームス:4つの小品Op.119
(9)ドビュッシー:ロマンティックなワルツ
(10)ホロヴィッツ:エチュード=カプリス「波」
(11)ホロヴィッツ:ワルツ ホ短調
(12)ホロヴィッツ:風変りな舞曲
(13)ラヴェル:ラ・ヴァルス
(14)J.S.バッハ/シェホリ(編):シシリエンヌ
(15)ダカン:かっこう
(16)プロコフィエフ:前奏曲Op.12-7
(17)コンフリー:ユモレストレス(ドヴォルザークによる) |
モルデカイ・シェホリ(ピアノ) |
録音:(1)(13)(15)1983年4月20日、メルキン・コンサート・ホール (2)-(4)(10)(16)(17)1993年2月6日、ヴァイル・リサイタル・ホール (5)-(8)(9)(11)(12)(14)2003年6月14日、アリス・タリー・ホール/66’05
1994 年に設立された“サンバル・ダムール”レーベルは、イスラエル出身のピアニスト、モルデカイ・シェホリが主宰するレーベルです。今作はそのシェホリのニューヨークで行われたリサイタルの名演を収めたシリーズ。 |
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「セレブレート・ニューヨーク・コンサートVOL.7」
クレメンティ:クレメンティ:ソナタ
嬰ヘ短調
Op.26−2
チャイコフスキー:グランド・ソナタ
ト長調
Op.37
ハチャトゥリアン:ヴォカリーズ
リスト:チャイコフスキーの歌劇
「エフゲニー・オネーギン」から“ポロネーズ”
マルチェッロ/バッハの“アダージョ”
モシュコフスキ:15の技巧的練習曲集より第6番ヘ長調
ショパン:マズルカ第14番Op.24-1
ショパン:ポロネーズ第6番「英雄」Op.53 |
モルデカイ・シェホリ(ピアノ) |
録音:1979年〜1990年/69’02
1974 年に青少年音楽コンクールで優勝後、演奏活動を開始。ニューヨークを中心に数多くのコンサートを行ってきました。
今作もその記録シリーズの第7
集。勇壮で明快なチャイコフスキーの“グランド・ソナタ”に、モシュコフスキの超絶エチュード、ショパンの“英雄ポロネーズ”まで、多彩なピアニズムで楽しませてくれます。 |
GENUIN
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「4本のホルン管弦楽のための作品集」
レオポルト・モーツァルト:
シンフォニア・ディ・カッチャト長調「狩の交響曲」〜
4本のホルンと弦楽と猟銃のための
ロベルト・シューマン:
4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュックOp.86
トリグヴェ・マドセン(1940-):
4本のホルンと管弦楽のためのシンフォニア・コンチェルタンテOp.153 |
ジャーマン・ホルン・サウンド
【シュテファン・ショットシュテット(Hr)
ゼバスティアン・ショル(Hr)
クリストフ・エス(Hr)
ティモ・シュタイニンガー(Hr)】
ミハエル・ザンデルリンク(指揮)
バンベルク交響楽団 |
ジャーマン・ホルン・サウンド最新盤は4 本のホルンのための協奏曲集!
録音:2014 年12 月、48’34
バンベルク響、ロイトリンゲン・ヴェルテンベルク・フィルをはじめとするドイツのオーケストラのホルン奏者によって2009
年に結成されたホルン四重奏団「ジャーマン・ホルン・サウンド」。
今作は4 本のホルンとオーケストラのための作品を収録。アマデウス・モーツァルトの父レオポルトが作曲した珍しい猟銃の音まで入った「狩の交響曲」に、シューマンの4
人のホルン奏者の高度なテクニックの妙技を堪能できる“コンチェルトシュテュック”、そして世界初録音となるノルウェーの作曲家マドセンが作った“シンフォニア・コンチェルタンテ”など、ホルン好きにはたまらない内容になっています。 |
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「モーツァルト:ピアノ・ソナタ集」
ピアノ・ソナタ第16番K.545
ピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲」K.331
ピアノ・ソナタ第12番K.332 |
ジェニファー・リム(ピアノ) |
録音:2014 年9 月、61’28
韓国系カナダ人ピアニスト、ジェニファー・リム。カーティス音楽院でピーター・ゼルキンに、ジュリアード音楽院でベラ・ダビドヴィチに師事。現在アメリカ、ヨーロッパを中心に活躍しています。このアルバムはモーツァルトのピアノ・ソナタの中でも有名な作品を収録しています。
ピアノの初心者が習う人気作品“第16
番”、“第12
番”に、名曲“第11 番「トルコ行進曲付き」”。軽やかで、細やかな指の動き。安定感のあるタッチです。歯切れの良い音で明快に響いてきます。 |
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J.S.バッハ:フーガの技法BWV1080 |
シャガジェグ・ノスラティ(ピアノ) |
録音:2015 年1 月、85’31
シャガジェイ・ノスラティ(Schaghajegh
Nosrati)は1989 年ドイツのボーフム生まれ。ハノーファー音楽演劇大学でアイナー・ステーン=ネクレベルク、クリストファー・オークデン、エヴァ・クピークなどに師事。シフやレヴィンも称賛する期待のピアニスト、ノスラティのデビュー・アルバム。アルカンやリゲティといった超絶技巧曲を演奏会で披露するなど、レパートリーも幅広い。
最初の録音に選んだのはJ.S.バッハの死後に出版された未完の大作「フーガの技法」。同じく難曲と知られるこの傑作をしっかりとした構築性を持って演奏されています。柔和な音色が移ろいゆくフーガを変貌させていきます。 |
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「En sol」〜太陽王ルイ14世のための音楽集
ダングルベール:前奏曲ト短調
リュリ:アポロンのアリア、アムールの勝利
フランソワ・クープラン:
第3前奏曲、クラヴサン曲集第1巻第1組曲、第7前奏曲
リュリ(ダングルベール編):
ファエトンのシャコンヌ、リュリ氏のジーグ、
アルミードのパッサカイユ、サラバンド「冥府の神」
ジャケ=ド=ラ・ゲール:プレリュードト短調
ルイ・クープラン:
パッサカイユト短調、パッサカイユ、ド・ブランクロシェ氏のトンボー
ル・ルー:クラヴサン小品集
ロワイエ:めまい |
レベッカ・マウラー(チェンバロ) |
録音:2014 年10 月、70’30
「太陽の王」ルイ14 世時代のフランス音楽から、王室に縁の深い作品を集めたチェンバロ・アルバムです。
舞踊、音楽、演劇など、芸術活動に力を入れすべてが繁栄していた時代。多くの名作が誕生しました。
使用楽器はヌーシャルテル芸術歴史博物館に所有されている16〜17
世紀に多くの名器を残したルッカース一族のヨアネス・ルッカース製作のチェンバロを使用しています。 |
MSR
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「オリジンズ」〜弦楽四重奏作品集
ケヴィン・ヴォランズ(1949-):
弦楽四重奏曲第2番「ハンティング=ギャザリング」
幸松肇(1938-):「日本民謡組曲第2番」
(八木節、南部牛追い唄、おてもやん、会津磐梯山)
イーゴリ・ストラヴィンスキー(1882-1971):3つの小品
ダン・ヴィスコンティ(1982-):ラムシャックル・ソング |
コントラス弦楽四重奏団
【ドミトリー・ポゴレロフ(Vn)、
フランソワ・ヘンキンス(Vn)、
石田藍(Va)、
ジーン・ハットメーカー(Vc)】 |
八木節に磐梯山!幸松肇の日本民謡組曲をも収録!コントラス四重奏団メンバー出身地の作品集!
録音:2014年5月〜9月、67’15
コントラス四重奏団はロシア、アメリカ、南アフリカ、日本と4
つの地域から集まった弦楽四重奏団。選曲もこの4つの地域の多様性(オリジナリティ)を持ったもの。南アフリカ出身のヴィランズは、ケルンでシュトックハウゼンに師事したミニマル系作曲家。この「ハンティング-ギャザリング」は、クロノス・カルテットのために作曲された作品で、彼の代表作の一つでもあります。日本人作曲家、幸松肇の「日本民謡組曲」は、日本各地に伝わる民謡を弦楽四重奏曲に編曲した組曲集。「第2番」は“八木節”、“南部牛追い唄”、“おてもやん”、“会津磐梯山”の4曲から成ります。西洋音楽と味わい深い民謡の融合は印象的で、力強い旋律に圧倒される。 |
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「ワーグナー&エルガー作品集」
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集WWV.91
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕への前奏曲
エルガー:海の絵Op.37
エルガー:ゲロンティアスの夢OP.38
より“天使の別れ” |
サラ・ローズ・テイラー(S)
ナイジェル・ポッツ(Org)
グレース・クルーティエ(Hrp) |
これは美しい!オルガンとハープ伴奏によるワーグナー、エルガー歌曲集
録音:2014 年10 月、60’09
イギリス出身、新進のメゾ・ソプラノ、サラ・ローズ・テイラーのデビュー・アルバム。ニューヨーク市立大学クイーンズ校アーロン・コープランド音楽院にてシェリー・オーヴァーホルトに師事。2014
年に初のカーネギー・ホールでのソロ・リサイタルを行い、収録曲でもあるエルガーの「海の絵」を披露しました。
このアルバムでは、オルガンのナイジェル・ポッツが編曲したワーグナーとエルガーをオルガンとハープ伴奏で歌唱。オリジナルよりも夢幻的な美しさを放っています。「トリスタンとイゾルデ」第1幕への前奏曲”は、オルガンとハープでの演奏です。 |
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「ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ集」
ヴィオラ・ソナタ ハ調(1929)
ヴィオラ・ソナタOp.25-4(1922)
ヴィオラ・ソナタへ調 Op.11-4(1919) |
ジェラルディン・ウォルサー(Va)
デイヴィッド・コレヴァー(Pf) |
タカーチ四重奏団のウォルサーによるヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ集
録音:2014 年3 月、57’32
2005 年からタカーチ弦楽四重奏団のヴィオラ奏者として活躍している、ジェラルディン・ウォルサー。リリアン・フックス、グァルネリ弦楽四重奏団のメンバー、マイケル・トゥリーに師事。サンフランシスコ響の首席ヴィオラ奏者を29
年間務めました。
サンフランシスコ響時代にはDecca
レーベルより、ブロムシュテット指揮でヒンデミット作曲の“ヴィオラと弦楽のための葬送音楽”を録音しています。
実力派ヴィオラ奏者による注目のソナタ集は、ヒンデミット自身ヴィオラ奏者として活動していただけに、難易度の高いテクニックを丁寧に、独特の旋律を美しく演奏しています。 |
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シュルホフ(1894-1942):ヴァイオリン作品集
ヴァイオリンとピアノのための組曲Op.1,WV18
無伴奏ヴァイオリン・ソナタWV83
ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.7,WV24
ヴァイオリン・ソナタ第2番WV91 |
エカ・ゴギチャシュヴィリ(Vn)
カエ・ホソダ=エアー(Pf) |
意外と出ていない!シュルホフのヴァイオリン・ソナタ集!
録音:2012〜13年、69’18
チェコの作曲家シュルホフ。ジャズやダダイズムの影響を受けた作風で人気ピアニスト、作曲家としてチェコやドイツで活躍していました。
1930 年代ドイツ系ユダヤ人だったためにナチス・ドイツに「退廃音楽」というレッテルを貼られ弾圧を受け、1942
年強制収容所で亡くなりました。
“無伴奏ヴァイオリン・ソナタ”は無調の響きと民族音楽を取り入れた旋律、エネルギーに満ちた4
楽章構成の超絶技巧作品。バルトークの影響を受けた“ヴァイオリン・ソナタ第2
番”(クレーメルの録音がありました)。1913
年に作曲された“組曲”の初期作品から作風の変化を聴くことが出来ます。 |
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「アマリリス」〜リコーダー&打楽器のための作品集
私の心の震え/トリスタンの哀悼=ラ・ロッタ/朝の輝き/
喜びの始まり/ナイチンゲールと共に/シルクとモスリン/
私の愛しのアマリリス/プレリュード/ロバート王の仮面/
フランスのクーラント/幻想曲第8番/グリーンスリーヴス |
ニナ・スターン(リコーダー、シャリュモー)
グレン・ヴェレス
(フレーム・ドラム、パーカッション) |
リコーダーと打楽器による美しくも懐かしい作品集
録音:2014 年10 月、54’20
悠久の大地が広がる光景が見えてきそうなエキゾチックな音の世界。バーゼル・スコラ・カントルム(スイス・バーゼルにある古楽を専門とする音楽大学)で学んだ、リコーダー&クラリネット奏者のニナ・スターンによる小品集。
中世からバロックの作品を収録し、まるで風のように舞うメロディ、打楽器とのシンプルな二重奏が美しく響き渡る。 |
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「バッハ:オルガン作品集」
前奏曲とフーガ「聖アン」BWV552
トッカータとフーガBWV540
バビロン川のほとりでBWV653
前奏曲とフーガBWV546
コラール前奏曲「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」BWV622
幻想曲とフーガBWV542
前奏曲とフーガ「楔」BWV548 |
バーバラ・ハーバック(Org) |
使用楽器:1983 年製フィスク・オルガン(ダウンタウン長老教会[ロチェスター、ニューヨーク])
1970 年製シュリッカー・オルガン(第一福音ルーテル教会[ライオンズ、ニューヨーク])/74’40
アメリカの現代音楽作曲家、ハープシコード奏者、オルガニスト、教育者として幅広い活動をしているハーバック。録音も積極的に行っており、これまでにソレルのチェンバロ・ソナタ全集(MS1300)、や世界初録音となるアンナ・ボン・デ・ヴェネツィア(MS1241)や、トーマス・ヘイグ(MS1441)、20
世紀のハープシコード作品集(MS1443)といった珍しいハープシコード作品を世に送り出しています。
今作はバッハの傑作、オルガン作品集。見事な対位法技法で作曲されたBWV542、壮大なスケールで展開されるBWV548
など、名曲を収録。伸びやかで揺るぎのない、たおやかな演奏です。 |
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MS 1502
(2CD)
\3600
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「ジェームズ・ブローン・イン・リサイタル
VOL.2」
CD1)
スカルラッティ:ソナタホ長調K.380、ソナタハ長調K.159
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より
「第1番BWV.846〜前奏曲」「第2番BWV.847〜前奏曲」
「第5番BWV.850〜前奏曲」「第8番BWV.853〜前奏曲」
「第9番BWV854〜前奏曲」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番K.331
より「トルコ行進曲」、幻想曲K.397
ベートーヴェン:エリーゼのために
シューベルト:楽興の時第3番Op.94,D.780、即興曲第3番Op.90,D.899
ショパン:
前奏曲第4番Op.28、練習曲Op.25-12「大洋」、Op.10-3「別れの曲」、
Op.25-1「エオリアン・ハープ」、Op.10-5「黒鍵」
CD2)
ショパン:前奏曲第15番Op.28「雨だれ」、前奏曲Op.45
リスト:コンソレーション第3番S.172
ブラームス:ワルツOp.39-15、間奏曲Op.118-2
グリーグ:アリエッタOp.12-1
スクリャービン:練習曲Op.2-1
ラフマニノフ:
前奏曲Op.3-2「鐘」、前奏曲Op.32-1、前奏曲Op,32-10、
前奏曲Op.23-4、前奏曲Op.32-5
プロコフィエフ:トッカータOp.11
ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム |
ジェームズ・ブローン(ピアノ) |
録音:2014 年8 月18-20 日、11 月27-28 日ポットン・ホール/CD1:53’07、CD2:53’48
ピアノのジェームズ・ブローンは1971
年イギリス出身のピアニストで12
歳でモーツァルトのピアノ協奏曲第25
番を弾いてデビューした。その後オーストラリアに移住し、メルボルン・コンペティション、メニューイン賞などに上位入賞し1987
年にはABCヤング・パフォーマー・アウォード受賞した。オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地で演奏活動を行っています。
今作は小品を集めた2 枚組。器用なタッチで多彩な音色を響かせるブローン。13
人の作曲家から31 曲をとりあげ、アンコール曲としても人気の作品ばかりです。 |
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「ポエトリー・イン・モーション」〜フルート、ヴィオラ、ハープのための音楽
エイドリアン・アルバート(1941-):ドップラー・エフェクト
ダン・ロックレア(1949-):夢の階段〜舞踏組曲
ドビュッシー(1862-1918):フルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタ
マヌエル・モレノ=ブエンディア(1932-):スペイン民謡組曲
ソニー・バーネット(1952-):クルージン・ウィズ・ザ・トップ・ダウン |
ファイアー・ピンク・トリオ:
【デブラ・ロイター=ピヴェッタ(Fl)、
シーラ・ブラウン(Va)、
ジャクリン・バートレット(Hrp)】 |
63’08
フルート、ヴィオラ、ハープからなるトリオ、ファイアー・ピンク・トリオのデビュー・アルバム。ドビュッシー以外はすべて20
世紀以降に作曲された作品ですが、どれも親しみやすいメロディ。
トスカーナの夏のそよ風からインスパイアされた“ドップラー・エフェクト”はまるで映画音楽のようなメロディアスで爽やかな音楽。心地よい良作発見!他にも躍動するリズム、ちょっとした驚きを詰め込んだ、作曲家のユーモアが光る“夢の階段〜舞踏組曲”、“スペイン民謡組曲”、そしてドビュッシーの晩年の傑作を豊かな詩情溢れる演奏で聴かせます。 |
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「ブラジルの夢」〜マイケル・エッカート(1950-)作品集
(1)4手のための3つのタンゴ/(2)3つのショーロ/
(3)ブラジル・スタイルによる3つの小品/
(4)3つの道/(5)3つの情景/
(6)2台ピアノのための3つの小品 |
(1)(6)ユニゾン・ピアノ・デュオ
(2)-(5)アマンダ・マキャンドレス(Cl)
ポリーナ・ハツコ(Pf) |
録音:2014 年3 月、6 月/55’04
アメリカ出身、ジョン・リチャード・ローゼンハイム、ラルフ・シャピーに師事したアイオワ音楽大学で作曲家の教授を務めているミヒャエル・エッカートの作品集。すべて世界初録音。
アメリカの作曲家が想像するブラジル…ショーロやタンゴといったスタイルを用いて作曲されました。軽やかで複雑なリズム、ユーモアのあるメロディの作品がお聴きいただけます。 |
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「シェーズ・オブ・サウンド」〜フルートとピアノのための作品集
ジョセフ・シュワントナー(1943-):ブラック・アネモネ
ジュゼッペ・ラッボーニ(1800-1856):フルート・ソナタ
エドウィン・ヨーク・ボウエン(1884-1961):フルート・ソナタOp.120
ボフスラフ・マルティヌー(1890-1959):フルート・ソナタ第1番
マシュー・サンタ(1970-):フルート・ソナタ
ジェイク・ヘッギー(1961-):ひとり言 |
リサ・ガーナー・サンタ(フルート)
ナタリヤ・スキーナ(ピアノ) |
録音:録音:2014 年6月、73’17
演奏家、テキサス工科大学でフルートの教授として活躍しているリサ・ガーナー・サンタ。チャールズ・デラニー、ヘレン・ブラックバーンなどに師事。音楽にある陰と光の内部を探求したこのアルバム。
吹奏楽作品で有名なピュリッツアー賞受賞作曲シュワントナーの“ブラック・アネモネ”は、詩人のアグアーダ・ピサロの詩からインスパイアされ作曲したもの。原曲はソプラノとピアノの歌曲。
ピアノの硬質で澄んだメロディが、まるで山の空気のような雰囲気を醸し出し、美しくフルートが演奏されています。 |
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シューベルト:ピアノ・ソナタ
ピアノ・ソナタ:
第18番「幻想ソナタ」D.894
第20番D.959 |
デイヴィッド・コレヴァー(ピアノ) |
録音:2014年6月、71’37
アメリカ生まれ、ジュリアード音楽院で学び、アール・ワイルド、ポール・ドゲロォに師事したコレヴァー。1988年ウィリアム・カペル国際コンクールで優勝し、世界各地で演奏活動を行っています。現在、コロラド大学ボルダー校音楽学部教授として後進の指導にもあたっています。
このアルバムはシューマンも絶賛したピアノ・ソナタ第18番、華麗で繊細なピアノ・ソナタ第20番を収録。強固なタッチで輪郭のはっきりとした演奏です。 |
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CME プレゼンツ「ピアノ・セレブレーション」Vol.1
(1)クレマン・ドゥーセ:ショピナータ
(2)ヴィム・ヘラルト・スタシウス・ムラー:ノスタルジア
(3)ヴラディーミル・ホロヴィッツ:“カルメン”の主題による変奏曲
(4)サミュエル・バーバー:ためらいのタンゴ
(5)ニコライ・カプースチン:変奏曲Op.41
(6)セルゲイ:ラフマニノフ:イタリア・ポルカ
(7)プーランク:即興曲第15番「エディット・ピアフを讃えて」
(8)(9)アール・ワイルド:「ガーシュウィンによる7つの超絶技巧練習曲」
より第4番「あなたを抱きしめたい」&第7番「魅惑のリズム」
(10)(11)ヨハネス・ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、第4番
(12)フレデリック・ジェフスキ:
「北アメリカのバラード」より“ダウン・バイ・ザ・リバーサイド”
(13)ダリウス・ミヨー:屋根の上の牛(簡略版:クウォン&ボレイア編曲)
(14)アルベルト・ヒナステラ:粋な娘の踊り
(15)-(17)エルネスト・レクオーナ:
エル・エスコリアル宮殿の前で、マラゲーニャ、グリッサンドのマズルカ
(18)アストル・ピアソラ(山本京子編曲):リベルタンゴ
((19)(20)アンコール)
(19)ハロルド・アーレン:虹の彼方に
(20)ヘンリー・マンシーニ:ムーン・リヴァー |
(1)-(3)ミン・シエ(P)
4)ミン・シエ&ミン・クウォン
(ピアノ・デュオ)
(5)リード・テツロフ(P)
(6)ミン・クウォン&リード・テツロフ
(ピアノ・デュオ)
(7)ミン・クウォン(P)
(8)(9)ソヨン・パク(P)
(10)(11)ソヨン・パク&ミン・クウォン
(ピアノ・デュオ)
(12)カール・パトリック・ボレイア(P)
(13)ミン・クウォン&
カール・パトリック・ボレイア
(ピアノ・デュオ)
(14)ミン・クウォン(P)
(15)-(17)エリクソン・ロハス(P)
(18)ミン・クウォン&エリクソン・ロハス
(ピアノ・デュオ)
(19)(20)ミン・クウォン(P) |
録音:2015年1月、76’11
アメリカにあるザ・センター・フォー・ミュージカル・エクセレンス(CME)は、年齢、国籍など関係なく、才能のある学生や若手アーティストのための教育、指導、財政支援、数々の演奏会開催などを行い、育成している機関。
そのCME に在籍している若手ピアニストたちによるアルバムです。 |
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「ダニエル・カー(1972-):作品集第2集」
〜フルートとピアノのための作品集
(1)ソナチネ・フォー・ユミOp.7/(2)葉Op.8/
(3)歌Op.17/(4)ソナタOp.6/(5)静寂Op.14/
(6)3つの夜想曲Op.16/(7)ウェディング・ソングOp.10 |
フランソワ・ミノー(フルート)
田宅真弓(ピアノ)
(3)メーガン・ガードナー(ソプラノ) |
録音:2015 年1 月、50’10
すべて世界初録音。アメリカの作曲家、ダニエル・カー。クラシックにとらわれない色彩感豊かなヒーリング・ミュージックのような美しい叙情に満ちた作品。“ソナチネ・フォー・ユミ”はカーの妻である今作のピアニスト田宅真弓に書かれた作品で、ドヴォルザークの「家路」を引用しているが、どこか日本的なメロディのように聞こえてくる。
“3 つの夜想曲”は「夕暮れ」「真夜中」「夜明け」を表現しており、「夕暮れ」はピアノがハープのように軽やかに流れ、フルートが密やかに歌う。まさに神秘の時間。 |
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「ジェームズ・ウィン(1952-):室内楽作品集」
(1)バルトークの主題による変奏曲(1977/2010)
(2)仮面(1981)
(3)3つの夜想曲(1986-87) |
(1)-(3)ディミトリ・アタピン(Vc)
(1)-(3)ジェームズ・ウィン(Pf)
(2)ロン=ヒューイ・リュウ(ob)
(3)ステファニー・サンタンブロジオ(Vn) |
録音:2014 年10 月、47’44
ニューヨーク・シティ・バレエ団のソロ・ピアニスト、ニューヨーク・ニュー・ミュージック・アンサンブルのメンバーなどで活躍し、現在ネバダ大学のピアノと作曲の教授を務めている作曲家兼ピアニストのジェームズ・ウィン。
今作は彼の室内楽を集めたアルバムで、“バルトークの主題による変奏曲”は、ハンガリー民謡集BB43
第2 集より「小さなよちよち歩きの娘よ」、“子供のために第1
巻”を基に作曲されました。濃厚なロマン派風の哀愁のメロディをチェロが歌い上げています。
“3 つの夜想曲”はウィンの作品の中でもよく取り上げられる作品で、夢想的な美しいメロディが特徴。知られざる現代作曲家の知られざる美しいメロディを持つ室内楽作品。オススメです。 |
MUSIC&ARTS
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カルロ・グランテ(ピアノ)
「モーリス・ラヴェル:ピアノ作品集」
(1)鏡
(蛾/悲しげな鳥たち/海原の小舟/
道化師の朝の歌/鐘の谷)
(2)亡き王女のためのパヴァーヌ
(3)夜のガスパール
(オンディーヌ/絞首台/スカルボ) |
カルロ・グランテ(ピアノ) |
超絶技巧でならすカルロ・グランテ洗練されたラヴェルのピアノ作品集!
録音:2013年12月グランツィング・スタジオ、ウィーン/58’05
使用楽器:ベーゼンドルファー・インペリアル(バドゥラ=スコダ提供)
ゴドフスキーの「ショパンの練習曲に基づく53
の練習曲」(全曲)、ソラブジの「100
の超絶技巧練習曲」(抜粋)といった超絶技巧レパートリーを得意とする、イタリアの技巧派ピアニスト、カルロ・グランテによるラヴェル作品集。
グランテはMUSIC&ARTS レーベルに継続的に録音を続けおり、スカラルラッティから現代作品まで幅広いレパートリーを録音しています。
明るめのタッチで、美しく洗練された響きが魅力のグランテ。このラヴェルもその魅力たっぷりに、キリッと明快な表現で演奏されています。 |
NEOS
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「ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘンVol.20」
(1)エリオット・カーター(1908-2012):
シンフォニア「我は過ぎゆく希望の対価なり」(1993-96)
[49:30]
(2)チャールズ・アイヴズ(1874-1954):
「ロバート・ブラウニング」序曲(1908-12)
[23:16] |
(1)エミリオ・ポマリコ(指揮)
(2)ステファン・アズバリー(指揮)
バイエルン放送交響楽団 |
久々の発売!ムジカ・ヴィヴァ・ライヴ一挙3タイトル!カーターの大作シンフォニアやロペスの2本のホルンと6本のワーグナー・チューバのための協奏曲、etc
録音:(1)2012年1月14日(2)2012年2月17日 いずれもムジカ・ヴィヴァ音楽祭ライヴ
2012 年に行われたムジカ・ヴィヴァ音楽祭ライヴより二人の突出したアメリカ人作曲家の作品を収録。
103 歳で亡くなるまで文字通りの生涯現役を貫いたカーターが85
歳で書いたシンフォニアは約50
分からなる大作で、その密度の高さとパワーにひたすら圧倒される。
その前衛性がいまだ色褪せないアイヴズのロバート・ブラウニング序曲も必聴。バイエルン放送響も熱演。 |
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「ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘンVol.21」
(1)ヴォルフガング・ミッテラー(b.1958):クラッシュ1-5(2012)
[43:49]
〜管弦楽、オルガンとエレクトロニクスのための
(2)イザベル・ムンドリー(b.1963):
ノン・プレイス(2008/2012)
[25:57]〜ピアノと管弦楽のための
※全作世界初演 |
(1)ヴォルフガング・ミッテラー(Org)
ペーター・ルンデル(指揮)
(2)ニコラス・ホッジス(Pf)
エミリオ・ポマリコ(指揮)
(1)(2)バイエルン放送交響楽団 |
録音:(1)2013年1月25日(2)2013年2月22日 いずれもムジカ・ヴィヴァ音楽祭ライヴ
ミッテラーの「クラッシュ」(潰す、崩す)はその名の通り、複雑なリズムや激しい打撃音がめまぐるしく発しては消え、一つのフレーズが生まれかけたと思いきや即座にそれを叩き潰す、といったアグレシヴな音楽。クラシカルなフレーズやハリウッド映画的なフレーズも断片的に現れどこかユーモラス。ジャーマン・プログレをオーケストラで聴いているような感覚に陥る。
ムンドリーの「ノン・プレイス」ではいきなり楽員の話し声と笑い声で始まり、度胆を抜かされる。その後はピアノと管弦楽との神経質な音のやり取りが進む。ニコラス・ホッジスの繊細なピアノが聴きどころ。 |
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「ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘンVol.25」
ホルヘ・ロペス(b.1955):
(1)川の交響曲( ホルン協奏曲)
Op.20(2005-07)
[38:02]
(2)交響曲第3番Op.24(2012/13)
[31:21]
※全作世界初演 |
(1)ペーター・エトヴェシュ(指揮)
カルステン・ダフィン(Hrn)
フランソワ・バスティアン(Hrn)
エリック・テルヴィリガー(ワーグナーtuba)
ウルスラ・ケプサー(ワーグナーtuba)
トマス・ルー(ワーグナーtuba)
クィリン・ラスト(ワーグナーtuba)
ノルベルト・ダウザッカー(ワーグナーtuba)
ラルフ・スプリングマン(ワーグナーtuba)
(2)ブラッド・ルブマン(指揮)
(1)(2)バイエルン放送交響楽団 |
録音:(1)2012年6月16日、(2)2013年12月13日 いずれもムジカ・ヴィヴァ音楽祭ライヴ
ホルヘ・ロペスはキューバ出身で後にアメリカに移住、カリフォルニアでモートン・スポトニクに作曲を師事した。1990
年にヨーロッパに居を移し、現在はウィーンを拠点に活動を続けている。
川の交響曲(ホルン協奏曲)では2
つのホルンにワーグナー・チューバのアンサンブルまで動員する特異な編成でホルンの超絶技巧が聴きもの。指揮のペーター・エトヴェシュのサポートも絶妙で緊張度の高い空間が作り上げられている。 |
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レーガーの「ベックリンによる4つの音詩」の間に「シェロモ」など
チェロ独奏を伴う協奏的作品を配置した面白い企画
(1)マックス・レーガー(1873-1916):
ベックリンによる4つの音詩Op.128
より
第1曲「ヴァイオリンを弾く隠者」、第2曲「波間の戯れ」
(2)エルネスト・ブロッホ(1880-1959):シェロモ〜ヘブライ狂詩曲
(3)アンドレアス・プリューガー(b.1941):
「絵画」(2014)〜チェロと大管弦楽のための(世界初録音)
(4)マックス・レーガー:ベックリンによる4つの音詩Op.128
より
第3曲「死の島」、第4曲「バッカナール」 |
ファクンド・アグディン(指揮)
ムジーク・デ・ルミエール管弦楽団
(2)(3)エステレ・レヴァーツ(Vc) |
録音:2015年2月 70:55
レーガーの「ベックリンによる4
つの音詩」をアルバムの始めと終わりに、中にチェロ独奏を伴う協奏的作品を配置した面白い企画アルバム。
プリューガーの「絵画」はパウル・クレー、セガンティーニほかの絵画にインスパイアされて作曲された5
楽章からなる大変ロマンティックな大作で良質の映画音楽を思わせるダイナミックな展開が魅力的。
なおチェリストのエステレ・レヴァーツはスイス出身の女流。パリ国立高等音楽院で学んだ後、ケルン音楽院でマリア・クリーゲルに師事した。既に数々のコンペティションに上位入賞しソリストとして活動を始めている期待の若手。 |
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NEOS 11501/02
(2CD)
¥4800
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「ブライアン・ファーニホウ(b.1943):ピアノ作品全集」
(1)レンマ=イコン=エピグラム(1981)
[13:48]
(2)渦巻き(Quirl)(2011-13)*[15:47]
(3)オーパス・コントラ・ナトゥラム(2000)
〜話すピアニストのための影芝居[21:35]
(4)インヴェンション(1965)*[02:08]
(5)エピグラムス(1966)*[08:44]
(6)3つの小品(1966-67)*[19:52]
(7)2台ピアノのためのソナタ(1966)*[15:37]
*印:世界初録音 |
ニコラス・ホッジス(Pf)
(7)ロルフ・ハインド(Pf) |
ファーニホウの現時点でのピアノ作品全集!
録音:2011-14年
「新しい複雑性」の作曲家として名高いファーニホウの初期作品から近作を含めたピアノ作品集。
ファーニホウは12 音技法および総音列主義を出発点としそれを徹底的に推し進めた複雑で演奏困難な作品で知られる。
CD2 では20 代前半の作品が世界初録音として収録。ウェーベルンを思わせる寡黙で美しい作品。ファーニホウの創作を俯瞰する上で最適のディスク。 |
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NEOS 10913/14
(2CD)
¥4800
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エルンスト・ヘルムート・フランマー(b.1949):
スーパーヴェルソ(1985-92)〜12部からなるオルガン連作
CD1)
I.創世記/II.トリオ/III.そして感嘆/
IV.シンフォニーI(ハルベルク・スタディI)/
V.ハルベルク・スタディII/VI.ハルベルク・スタディIII/
VII.小オルガンのためのスーパーヴェルゾ/VIII.夜中に
CD2)
IX.色彩音楽/X.トッカータ/XI.ボツェット/
XII.シンフォニーII(黙示録/終曲) |
クリストフ・マリア・モースマン(Org) |
録音:2000 年8 月、第14 大聖堂リーガー・オルガン、[90:13]
エルンスト・ヘルムート・フロンマーはドイツの作曲家。当初、数学、哲学、歴史、音楽学を学び、後に作曲をクラウス・フーバー、ファーニホウらに師事した。
この作品はファーニホウ譲りの複雑なテクスチュアに加え意味深なタイトルから、いかにも理屈好きのドイツ人らしい音の哲学書といった趣きの大作。リゲティを思わせる嵐のようなクラスター、オルガンの様々な音色の試みに加え、意外にも背景にはJ.S.バッハのオーラが感じられ聴き応え充分。 |
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ファビアン・パニセーリョ(b.1963):
(1)トランペット協奏曲(2010)
[19:52]
(2)室内協奏曲(2005) [17:50]
(3)ヴァイオリン協奏曲(2002)
[22:18] |
ファビアン・パニセーリョ(指揮)
プルーラル・アンサンブル
(1)マルコ・ブラーウ(Trp)
(3)フランチェスコ・ドラジオ(Vn) |
録音:2010 年1 月(1)(3)、(2)2008 年9 月ワルシャワの秋音楽祭ライヴ
60:24
パニセーリョはアルゼンチンの中堅作曲家で現在はスペインで活動している。本人の言葉によればエリオット・カーター、ドナトーニ、ファーニホウ、ルイス・デ・パブロ、エトヴェシュらに強く影響を受けたとされる。
しかしヨーロッパの正統的前衛の薫陶を受けながらも彼の作品からは南米の民族音楽のリズムと強烈な太陽を思わせるオーケストラの鮮やかな色彩、ふと去来する旋律とハーモニーに南米独特の哀愁が感じられる。その音楽には前衛の形をとりながらも抽象化されたアストル・ピアソラ、レブエルタス、ヴィラ・ロボス、ヒナステラの姿が見えてくる。 |
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ニコラウス・ブラス(b.1949):弦楽四重奏曲第4番(2008)
(1.記憶のカタログ/2.十字の象徴/
3.すなわち/4.愛の対話/5.とりわけ) |
アンサンブル・コリオリス:
【ムリエル・カントレッジ(Vn)、
ミハエラ・ブッフホルツ(Vn)、
クラウス=ペーター・ヴェラーニ(Va)、
ハンノ・シモンズ(Vc)】 |
録音:2009 年9 月 57:38
ブラスはドイツの作曲家で当初、医学を学んだ後、個人的にラッヘンマンに作曲を師事した。1986
年にダルムシュタットでモートン・フェルドマンと出会い影響を受けている。
収録の弦楽四重奏曲は表現主義的な激しさとフェルドマンを思わせる瞑想的で静謐さが混在するブラス円熟の秀作で太く荒々しい筆遣いから繊細で幽玄なタッチまで、モノトーンの弦楽四重奏が水墨画や日本の書を想起させる。 |
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ケルターボーン、モーザー、ロート:室内アンサンブル作品集
(1)ルドルフ・ケルターボーン(b.1931):
4人の奏者のための4 つの小品(2005)〜ピアノ四重奏
(2)ローランド・モーザー(b.1943):HALL=反対票
〜ヴィオラ、チェロとピアノのためファンタジー(2010)
(3)-(5)ミハエル・ロート(b.1976):モンドリアン・チクルス(2001-10)
(3)疲れ(2003)/(4)フェリンナルング(2001)/
(5)変位[ブギウギ](2004/2010)
※(1)(2)(3)(5)世界初録音 |
モンドリアン・アンサンブル:
【ダニエラ・ミュラー(Vn)、
ペトラ・アッカーマン(Va)、
カロリーナ・オーマン(Vc(5)以外)、
マルティン・ヤッギ(Vc(5)のみ)、
タルミコ・コルツァイア(Pf)】 |
録音:2009 年9 月 57:38
モンドリアン・アンサンブルは2000
年に結成され、ルツェルン音楽祭を始めとする多くのフェスティヴァルやホールに出演している。
ディスクにはいずれもこのアンサンブルのための書かれた作品が収められている。弦楽器とピアノの細やかな運動の集積が不思議な音響を生み出すケルターボーン作品、ピアノパートに内部奏法を含むアグレシヴなモーザー作品が聴きどころ。 |
ODRADEK RECORDS
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ODRCD 316
(2CD)
¥4800 →\4390
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アルトゥール・ピサロ(ピツァーロ)
「セルゲイ・ラフマニノフ:ピアノ作品全集第2集」
13の前奏曲集 Op.32 [46:14]
ショパンの主題による変奏曲
Op. 22 [30:37]
幻想的小品集 Op.3 [20:57]
10の前奏曲集 Op.23 [35:59] |
アルトゥール・ピサロ(Pf) |
名ピアニスト、アルトゥール・ピサロ(ピツァーロ)によるラフマニノフ、ピアノ作品全集第2弾!日本語解説付き!
録音:2013-14年, 132‘48/※日本語解説付き
ピサロのラフマニノフ:ピアノ作品全集の第2弾(第1集はODRCD315)。
「ピアニストの中の詩人」と称賛される、ポルトガルのアーティスト、アルトゥール・ピサロは、セルゲイ・ラフマニノフのソロ・ピアノ作品全集を発表します。リーズ・国際ピアノコンクール優勝経験を持つ彼は、「(ピサロ曰く)人間の絶え間ない情動の変化」を語りかけるこの音楽に、一生涯の愛情と演奏経験を注ぎ込んだ。
この第2集には有名な「前奏曲嬰ハ短調Op.3-2」を含む初期の傑作幻想小曲集Op.3、Op.23
とOp.32 の二つの前奏曲集、人気のショパンの主題による変奏曲を収録。このディスクでピサロはラフマニノフの優れた全ての作品のあらゆる側面において新たな輝きを与えることに成功した。多くの小品の中に潜む柔らかく優しいリリシズム、ピサロはどの作品のどのページにもメロディーラインに炎と情感を吹き込んだ。それが彼の演奏が賞賛されるゆえんである。
アルトゥール・ピサロ/ラフマニノフのピアノ作品全集第1巻 |
ODRCD 315
(2CD)
\4800 →\4390
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アルトゥール・ピサロ(ピアノ)
「セルゲイ・ラフマニノフ:ピアノ作品全集第1集(2枚組)」
コレルリの主題による変奏曲Op.42
ピアノ・ソナタ第2番Op.36
6つの楽興の時Op.16
サロン小品集Op.10
練習曲集「音の絵」Op.39 |
アルトゥール・ピサロ(ピアノ) |
名ピアニスト、ピサロによるラフマニノフ全集第1弾!
録音:2013‐14年, 145‘26、STEREO
ポルトガルの名ピアニスト、アルトゥール・ピサロによるラフマニノフのピアノ作品全集録音始動!
1968 年ポルトガルのリスボン生まれ。神童として幼少時から演奏活動を行い、マレイ・ペライアやラドゥ・ルプーが優勝したリーズ国際コンクールの1990
年優勝者(ラフマニノフのピアノ・ソナタ第2
番とピアノ協奏曲第3 番を演奏!)であり、Hyperion
レーベルやLINN レーベルなど録音も多数の実力派ピアニスト、アルトゥール・ピサロ。オドラデック・レーベルからリリースされるこのアルバムはラフマニノフのピアノ独奏作品全集の第1集となります。
ピサロが幼少時から敬愛してやまない作曲家なだけに、その演奏は温もりがあり、音楽に豊かな広がりを感じます。卓越したテクニックはもちろん、タッチもクリアで美しい。“楽興の時作品16”は内面をえぐるような情感豊かで迫力のある演奏に心揺さぶられる。思い入れのある“ピアノ・ソナタ第2
番”は繊細なパッセージも華麗なテクニックも、“ピサロの世界”に魅了されます!日本語解説付き。今後のリリースも楽しみです。 |
永遠の名盤〜
ピツァーロのラヴェル:ピアノ作品全集 |
LINN
BKD 523
(2CD-R/特別価格)
\3200 →\2890
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ピツァーロのラヴェル復活!
ラヴェル:ピアノ作品全集
ラ・ヴァルス/グロテスクなセレナード/
鏡/水の戯れ/夜のガスパール/前奏曲/
ハイドンの名によるメヌエット/ソナチネ/
古風なメヌエット/高貴で感傷的なワルツ/
ボロディン風に/シャブリエ風に/
亡き王女のためのパヴァーヌ/組曲《クープランの墓》 |
アルトゥール・ピツァーロ(ピアノ) |
ピツァーロのラヴェルがEchoシリーズより復刻!
リーズ国際コンクールを制したポルトガルの巨星、アルトゥール・ピツァーロが弾く、モーリス・ラヴェルのピアノ作品集!
しばらく入手困難となっていたラヴェルが、Echoシリーズより2枚組みのセットになって待望の復刻です。
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アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮)&リエパーヤ交響楽団
「クールラント・サウンド」
(1)ヴィルニス・シュミドベルグス(b.1944):メリーゴーランド
[11:51]
(2)エリクス・エッシェンヴァルドス(b.1977):
リエパーヤ協奏曲第4番「北極の光景:夜」〜
クラリネット、オーケストラ、エレクトロニクスのための
(第1部[6:00]/第2部[7:46]/第3部[10:15])
(3)ヴァスクス(b.1946):交響曲第2番[38:13] |
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮)
リエパーヤ交響楽団
(2)イントス・ダールデリス(Cl) |
ヴァスクスの交響曲第2番、他。ラトヴィアのオーケストラによるラトヴィアの管弦楽作品集
録音:(1)(3)2013年1月29日〜2月1日、(2)2012年10月15-18日、リエパーヤ・ラトヴィア・ソサエティ・ホール/※日本語解説付き
リエパーヤはラトヴィア西部、印象的な海岸線を持つバルト海のほとり、クールラント地区に位置し、鳥の鳴き声、素晴らしいオーロラが出没する地域です。リエパーヤ交響楽団は、1881
年にバルト諸国の最初のオーケストラとして創立されました。それ以来、ラトヴィアの国立図書館開館イベントや、権威ある文化的なイベントで演奏するなど、地域の一流のオーケストラの一つとしての評判を固めており、国を代表して忙しい国際ツアースケジュールをこなしている。今年は来日もして加藤登紀子と共演したりもしている。
この「クールラント・サウンド」ではラトヴィアの優れた現代作曲家たちの作品を取り上げている。アルヴォ・ペルトの作風とよく引き合いに出されるペーテリウス・ヴァスクスは、BBCとボーンマス交響楽団のために交響曲第2
番を作曲、BBC プロムスで初演されました。
ヴィルニス・シュミドベルグスはラトビアの劇的な変化を遂げた近代史を反映する音楽作品を描き、エリクス・エッシェンヴァルドスは現在ケンブリッジ大学、トリニティ・カレッジのコンポーザー・イン・レジデンスを務め、彼はまたそこの天文観測所で星空の美を音楽に投影している。
旧譜
ラクスティーガラ(指揮)&リエパーヤ交響楽団
ペテリス・ヴァスクス作品集 |
WERGO
WER 7323
\2500 →\2290
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ラトヴィアの作曲家、ペテリス・ヴァスクス、
スケールの大きなヒーリング音楽
オケはラトヴィアのリエパーヤ交響楽団!
ペテリス・ヴァスクス(b.1946):
1. Sala(島)〜オーケストラのための交響的エレジー(2006)
2. ムジカ・アッパッショナータ〜弦楽オーケストラのための(2002)
3. クレド〜オーケストラのための(2009)
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リエパーヤ交響楽団
アトヴァルス・ラクスティーガラ(指揮) |
録音:2014年1月、5月
ラトヴィアの作曲家、ペテリス・ヴァスクスの作品集。1
曲目の「Sala」(島)はエレジーとあるように非常に抒情的かつ叙景的で、スケールの非常に大きなヒーリング音楽のよう。時にラトヴィアの民謡を思わせるような親しみやすい旋律も聴かれます。
2 曲目のムジカ・アッパッショナータは厚い和音と変化に富んだ作品。クレドはクラリネットと弱音器をつけた弦楽が織りなす深い祈りの世界。
リエパーヤはラトヴィア西部、バルト海沿岸の都市。
クルゼメ地方の中心都市で、人口
約85,000人。ラトヴィア国内でも第3の規模を有する。
リエパーヤ港はラトヴィアの三大港の一つで、リエパーヤ国際空港は国内に3つしかない国際空港の一つ。 |
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ユーリ・レヴィッチ(ヴァイオリン)「軌跡〜世紀をめぐる〜」
(1)ベンジャミン・ロータ:Zum
Beispiel (例えば)
(初録音) [2’25]
(2)ウェン・リウ:ラヴ・ソング
(初録音)
[5’35]
(3)クリストファー・カリエンド:
ヴァイオリンソナタ第1番〜第3楽章
(初録音)
[5'58]
(4)クライスラー:中国の太鼓
op.3 [4'01]
(5)バーバー:「4つの歌」op.13〜第3曲「この輝ける夜に」[2'26]
(6)プロコフィエフ:
バレエ「ロメオとジュリエット」Op.64〜
「百合の花を手にした娘たちの踊り」(サミュエル・ドゥシュキン編曲)
[2'28]
(7)ドビュッシー:
「ベルガマスク組曲」〜第3番「月の光」(A・ローレンズ編曲)
[4'30]
(8)R.シュトラウス:「4つの歌曲」Op.27〜第4番「明日!」[3'34]
(9)シューベルト:糸を紡ぐグレートヒェン
Op. 2, D 118 [3’48]
(10)シューベルト:水の上で歌う
Op.72 D.774
[2'33]
(11)シューベルト:鱒 Op.32
D.550 [2'23]
(12)パガニーニ:ラ・カンパネッラ(パウル・コハンスキ編曲)
[5'18]
(13)サラサーテ:モーツァルトの「魔笛」による演奏会用幻想曲
Op. 54[7'25]
(14)ペルゴレージ:ソナタ第12番ホ長調
[5'15]
(15)ビーバー:「8つのソナタ」〜ソナタ第5番ホ短調
C 142 [10’45] |
ユーリ・レヴィッチ(Vn)
アレハンドロ・ピコ=レオニス(Pf)
(8)ビビアーナ・ヌウォビロ(ソプラノ)
(15)オルガ・フィリッポーヴァ(Cemb) |
録音:2013 年6 月3-4日ウィーン国立音楽大学/※日本語解説付き
ユーリ・レヴィッチは世界を席捲する若手ヴァイオリニストである。2015
年国際クラシック音楽アワードにおいて、ヤング・アーティスト・オブ・ザ・イヤーに輝いた。「優れた才能だ…極めて類稀な音楽的個性を持ち、すでに非常に成熟したアーティスト。21
世紀の偉大なる音楽家となる道をもう歩き出している。」と称賛された。
ODRADEK からの今回の録音の中で、音楽の数世紀に渡る足跡をたどった。ユーリ・レヴィッチは、表現の可能性や長年作曲家たちに影響を与え続けてきた楽器が持つ音色のありとあらゆる領域を探究し、聴くものを音楽の歴史の旅へと誘う。人間の声を真似るパガニーニのスオナール・パルランテ奏法をはじめ、電子音楽のミュージック・コンクレートへと差し掛かる現代音楽まで、広域に渡る探索を経た。
この録音では原曲と編曲が入り混じり、ビーバー、モーツァルト、リヒャルト・シュトラウス、ドビュッシーの作品が扱われている。また現代作曲家クリストファー・カリエンド、ウェン・リウ、ベンジャミン・ロータらはユーリ・レヴィッチのために新作を提供した。 |
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オルガ・ゲオルギエフスカヤ「シャコンヌ/歌曲」
(1)バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌニ短調
(2)-(4)ラフマニノフ - ピアノソナタ第2番Op.36
(1931年改訂版)
I. Allegro agitato/II. Non
allegro/III.
Allegro molto
(5)ラフマニノフ(オルガ・ゲオルギエフスカヤ編):「おお、悲しまないで」
(6)ラフマニノフ(オルガ・ゲオルギエフスカヤ編):「ミュッセからの断章」
(7)ヴィターリ(オルガ・ゲオルギエフスカヤ編):シャコンヌト短調 |
オルガ・ゲオルギエフスカヤ(Pf) |
録音:2014 年2 月17-22日、オドラデック・スタジオ/※日本語解説付き
デビューCD「シャコンヌ/歌曲」でロシア出身ピアニスト、オルガ・ゲオルギエフスカヤは、3
世紀と3 ヶ国に亘る作曲家、編曲者、演奏者に密接につながる世界を極めた。それは脳裏に蘇るほど美しく神秘的な世界である。このプログラムではクリエイターとパフォーマーのこれまでの関係を砕き、それぞれの立場が従来のヒエラルキーから解放されている。
ピアノのリリシズムを最も良く表している例の一つ、有名且つ登竜門であるラフマニノフのソナタ第2
番が、面白いことに音楽史における2
大傑作のシャコンヌによって挟まれている。言わずと知れたブゾーニ編曲によるバッハのシャコンヌと、オルガ・ゲオルギエフスカヤ自身の編曲によるヴィッターリのシャコンヌだ。
ちょうどラフマニノフ自身が作曲家であると同時に編曲者や演奏家でもあったように、オルガ・ゲオルギエフスカヤもこの例に従っているのだ。
更に2 つのラフマニノフ歌曲の編曲「おお、悲しまないで」と「ミュッセの断章」をフレーミングすることで、ディスク全体をソナタ形式的に構成しつつも、ラフマニノフの叙情性に誘い込んでくれる。 |
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サルヴァトール・ムンディ「パーセル・レガシー」
(1)ペルハム・ハンフリー(1646/8-1674):
わが神、なにゆえわたしを捨てられるのですか
(2)ジョン・ブロウ(1648/9-1708):サルバトール・
ムンディ
(3)ジョン・ブロウ:ヴォランタリー
ハ長調(オルガン独奏)
(4)パーセル:あなたがたは、主にあっていつも喜びなさい(ベル・アンセム)
(5)ジェレマイア・クラーク(c1674-1707):主は高い所からみ手を伸べて
(6)パーセル:主をほめたたえよ
(7)ヘンデル:フーガ 変ロ長調(オルガン独奏)
(8)モーリス・グリーン(1696-1755):あなたは地に臨む
(9)ウィリアム・ボイス(1711-1779):
全地よ、主にむかって喜ばしき声をあげよ
(10)ウィリアム・ボイス:ヴォランタリ第9番(オルガン独奏)
(11)ウィリアム・ジャクソン(1730-1803):主よ、わたしにお答えください
(12)ウィリアム・ジャクソン:
わが神よ、悪しき者の手からわたしを救いわたしを救い出してください。
(13)ウィリアム・ジャクソン:主よ、わたしはあなたに寄り頼みます |
トム・ウィルキンソン(指揮、Org)
聖サルヴァトール・チャペル合唱団
フィッツウィリアム弦楽四重奏団 |
録音:2014 年6 月30 日、7月1 日、キルレニー・パシッシュ教会,スコトランド/※日本語解説付き
イギリスのセントアンドルーズ大学図書館には作曲家のジェラルド・フィンジ(1901-56)がコレクションした700
巻もの楽譜、文献などが所蔵されています。
これらは18 世紀に出版されたイギリスの作曲家のものが中心で、100
点にも及ぶ直筆譜も含まれる大変貴重なものです。指揮者でオルガン奏者のトム・ウィルキンソンがこのコレクションで出会ったウィリアム・ジャクソンの独自の音楽に惹かれ、パーセルからジャクソンに至る系譜をたどるというアイディアから生まれたのがこのアルバムです。 |
TUDOR
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モスクワ・ラフマニノフ・トリオによるアレンスキー第2弾!
アントン・アレンスキー(1861-1906):
(1)チェロとピアノのための2つの小品Op.12
(2)ヴァイオリンとピアノのための4
つの小品Op.30
(3)ピアノ五重奏曲ニ長調Op.51
(4)チェロとピアノのための4
つの小品Op.56 |
モスクワ・ラフマニノフ三重奏団:
【ミハイル・ツィンマン(Vn)、
ナターリア・サヴィノヴァ(Vc)、
ヴィクトール・ヤンポルスキー(Pf)】
(3)レオニード・ルンドストレーム(Vn)
イリヤ・ゴフマン(Va) |
アレンスキー:ピアノ三重奏曲集(TUDOR7152)に続くモスクワ・ラフマニノフ三重奏団のアレンスキー第2
弾。ロシア叙情たっぷりのアレンスキーの弦楽器のための室内楽曲集。
アレンスキーはリムスキー・コルサコフとチャイコフスキーの多大な影響のもと、さらにショパン、フランス音楽の影響も臆せずに受け、ロシアの作曲家の中でも突出して洗練された作風を確立しました。
大作、ピアノ五重奏曲を中心にヴァイオリン、チェロのための小品など、いずれも美しい旋律にあふれた佳曲がそろっています。
モスクワ・ラフマニノフ・トリオは結成18
年になる中堅アンサンブルで当TUDOR
からはショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲集(TUDOR
7137)も出ています。
なお、ラフマニノフ・トリオとも表記されることもありますがCentaur
に録音があるラフマニノフ三重奏団とは別団体。
旧譜/第1弾 |
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モスクワ・ラフマニノフ・トリオによるアレンスキー第1弾
アレンスキー:
ピアノ三重奏曲第1番 Op.32
ピアノ三重奏曲第2番 Op.73 |
モスクワ・ラフマニノフ三重奏団:
【ヴィクトール・ヤンポルスキー(Pf)、
ミハイル・ツィンマン(Vn)、
ナターリャ・ザヴィノヴァ(Vc)】 |
モスクワ・ラフマニノフ・トリオによるアレンスキーの名作
DDD録音,58'32
アントン・アレンスキーの代表作であるピアノ三重奏曲2曲をモスクワ・ラフマニノフ三重奏団が演奏した録音。
モスクワ・ラフマニノフ三重奏団は1995年結成。ピアノのヴィクトール・ヤンポルスキー、
ヴァイオリンのミハイル・ツィンマン、チェロのナターリャ・ザヴィノヴァはいずれもチャイコフスキー音楽院の卒業生である。
現代的感性とロシア室内楽の伝統の融合を感じさせる演奏である。 |
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