≪第84号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その4 2015/10/6〜
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像 |
10/16(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ATMA CLASSIQUE
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17〜18世紀の作曲家と20世紀の作曲家によるオルガン作品集
(1)D.スカルラッティ:ソナタ ト短調 K.35
(2)D.スカルラッティ:ソナタ ハ短調 K.56
(3)D.スカルラッティ:ソナタ イ短調 K.61
(4)J.S.バッハ:オルガン協奏曲 イ短調 BWV.593
(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲
イ短調RV.522 第三楽章 アレグロ)
(5)ヴィヴァルディ:悲しみに沈める御母は涙にくれてRV621
( V.ブーシェによるチェロとオルガン編)
(6)J.S.バッハ:協奏曲 ヘ長調 BWV.978
(原曲:ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲
ト長調RV.310第一楽章 アレグロ)
(7)パッヘルベル:シャコンヌ POP.16 へ短調
(8)(9)ダカン:ノエルの新しい曲集op.2(抜粋)
(10)(11)ペルト:7つのマニフィカト・アンティフォナ
(V. ブーシェによるオルガン編)(抜粋)
(12)ペルト:
7つのマニフィカト・アンティフォナ第6番
おお、あらゆる民の王よ
(V.ブーシェによる4 手オルガン編)
(13)トマジ:「サルヴェ・レジーナ」による変奏曲(トランペットとオルガン編)
(14)トゥルヌミール:「復活の生贄に」によるコラール即興曲
(15)(16)トゥルヌミール:小さな花op.66「われらの主イエスキリスト」(抜粋)
(17)トゥルヌミール:神秘のオルガンop.57「聖霊降臨節」第44曲 |
ヴァンサン・ブーシェ(オルガン)
(5)ベノワ・ロワゼル(チェロ)
(12)ジャック・ブーシェ(オルガン)
(13)ステファーヌ・ボーラク(トランペット) |
17、18世紀と20世紀のオルガン音楽作品集、時代を越えて貫かれる華麗で厳かな世界
教会音楽になくてはならない楽器として、西洋音楽史の早い段階から重要な位置を占めてきたオルガン。
このCD は17 世紀後半生まれのパッヘルベル、バッハ、ヴィヴァルディ、D'
スカルラッティ、ダカンといったバロックの巨匠たちから、19
世紀後半〜 20 世紀生まれのトゥルヌミールやトマジ、ペルトまで、3
世紀の隔たりがある作曲家たちのオルガン作品を収録しています。中でも演奏者ブーシェ自身の編曲によるヴィヴァルディの「悲しみの御母は涙にくれて」でのチェロとオルガンのデュオや、トマジの「サルヴェ・レジーナによる変奏曲」でのトランペットとオルガンのデュオは、音色のコンビネーションが絶妙で、アンサンブル楽器としてのオルガンの新たな魅力に気づかされます。
演奏しているヴァンサン・ブーシェは第一線で活躍するオルガニストであると同時に国立銀行投資アドバイザーという異色のキャリアの持ち主。次々に紡ぎだされる彼の華麗な音楽には聴くものをとらえて離さない魅力があります。ブーシェのこれまでの録音を総括した内容となっており、時代を超えて西洋音楽史を貫いているオルガンの厳かな世界に浸ることのできる一枚です。 |
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「聖なる楽器」トロンボーンの魅力
17世紀イタリアモテット集
エローレ・ポルタ:聖なる祝宴の音楽
ガスパーロ・カサーティ:喜びたまえ、シオンよ
カルロ・フィラゴ:御身の庇護の下に
カルロ・フィラゴ:主をたたえよ
フランチェスコ・ウスペル:あなたは私の心に痛手を負わせた
オッターヴィオ・マリア・グランディ:ソナタ第19番
フェデリコ・カウダ:イステ・サンクトゥス
フェデリコ・カウダ:幸いなるかな試練に耐え得るものよ
レオーネ・レオーニ:神よ、聞きたまえ
レオーネ・レオーニ:主よ、われ御身に依り頼みたり
ニコロ・コッラディーニ:主に向かいて歌え
ステファノ・パジーノ:サヴォルダのソナタXII
カルロ・フィラゴ:あなたを愛します
カルロ・フィラゴ:我はあるものなり
フランチェスコ・ウスペル:天から雷が
フェデリコ・カウダ:我が主イエス・キリストよ
フェデリコ・カウダ:来たりて主を喜び歌わん |
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リンダ・ピアース(指揮・芸術監督)
エリック・ブレナー(カウンターテナー)
ニコラス・タマーニャ (カウンターテナー)
ドリュー・ミンター(カウンターテナー)
アーロン・シーハン(テナー)
サマー・トンプソン(テナー)
ピーター・ベッカー(バス)
マルタ・ペリー(ヴァイオリン・ヴィオラ)
ジェームズ・アンドリュース(ヴァイオリン)
マシュー・ジェンジョン(コルネット、リコーダー)
キャスリーン・モートゥズ(サックバット)
クリストファー・カナパ(サックバット)
リンダ・ピアース(バス・サックバット)
ギャレット・ラー(バス・サックバット)
シルヴァイン・ベルジェロン(テオルボ)
アレクサンダー・ヴァイマン(オルガン) |
「聖なる楽器」トロンボーンの魅力が詰まった17
世紀イタリアモテット集
録音:2015 年2 月5 日-8 日
教会で使われる神聖な楽器として古い歴史を持つトロンボーン(
中世にはサックバットとも呼ばれました)。
そのトロンボーンがルネサンス期の声楽による宗教曲「モテット」の中で重要な役割を果たしている作品を集めたのがこのCD
です。
指揮と芸術監督を務めるのは、自身もトロンボーン奏者のリンダ・ピアース。音楽の中で特定の楽器の使用が指定され始めた時代の作品の中で、トロンボーンの使用が楽譜に明記されているイタリアモテットを探し集めた彼女は、博士論文の執筆や批判校訂版の楽譜の出版など(2014 A-R
出版) 、17 世紀初頭のバロック・トロンボーンのスペシャリストとして知られています。
このCD は彼女のそんな17 年間にわたる研究が生きた音楽として凝縮されたものです。楽器の発展も、音楽のスタイルの変遷が著しく、楽器の使われ方も音楽の様式も様々なものが混在していた当時の様子が、様々な作曲家の作品が収められたこの録音から窺い知れます。
透き通るようなカウンターテナーを筆頭にした声楽アンサンブルをしっかりと支えるトロンボーン。その温かみのある音色は、時に力強く、時に柔らかに声と溶け合います。「聖なる楽器」としてのトロンボーンの魅力が詰まったCD
です。
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LA DOLCE VOLTA
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シベリウス:作品集
・ユモレスク op.87-1, 2 *
・ユモレスクop.89-1, 2, 3, 4 *
・2つの小品(荘重な旋律)
「聖歌:喜べ、わが魂」op.77-1*、「献身:わが真なる心から」op.77-2*
・セレナード op.69-1, 2 *
・ヴァイオリンと弦楽のための組曲op. 117
〔「田舎の風景」、「春の夕べに」、「夏に」〕*
・5つの小品
〔マズルカop.81-1、ロンディーノop.81-2、ワルツ
op.81-3、
オーバードop.81-4、メヌエットop.81-5〕
・ロマンスop.2a
・無窮動 op.2b
・エピローグ op.2b’ |
ニコラ・ドートリクール(ヴァイオリン)
オルケストラ・ビーゴ430*
アレハンドロ・ガリード・ポラス(指揮)*
ユホ・ポホヨネン(ピアノ) |
フランスの名手ドートリクールが紡ぐシベリウスの珠玉のヴァイオリン作品集
ヴァイオリン/1713年製ストラディヴァリウス「シャトー・パップ・クレマン」
録音:2014年2,3月& 2015年1月/日本語解説・帯つき
フランスの名手、ニコラ・ドートリクールによるシベリウス作品集。数年前からシベリウスの様々なヴァイオリン作品に目覚めたというドートリクールが、(ヴァイオリン協奏曲以外の)ヴァイオリンとオーケストラのための作品、およびヴァイオリンとピアノのための作品を録音しました。
ヴァイオリンとオーケストラの作品では、ヴァイオリン・ソロが美しい旋律を歌い上げるものの、全体の雰囲気は内向きで、室内楽的な性格を帯びているといえます。
ヴァイオリンとピアノのための作品では、「セレナード
op.69」や「2 つの小品 op.77」のやや「暗澹とした」雰囲気とは異なる、軽やかで天真爛漫な、サロンを彷彿とさせるものも選ばれています。
ニコラ・ドートリクール(ヴァイオリン):
カントロフやムイエールに師事、プルミエ・プリを得てパリ音楽院を卒業。MIDEM
において「ADAMI クラッシック音楽界の新星」と評され、またSACEM「ジョルジュ・エネスコ賞」受賞。
リンカーン・センター室内楽協会のメンバーとして活躍、さらに日本でもマスタークラスやラ・フォル・ジュルネ音楽祭などで来日しています。 |
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TANZ!(踊れ!)
1. ベッサラビアのホラ/2. 戦いのホラ・デ・ムナ、酒/
3. ルーマニアン・ファンタジー/4. ふたつのギター*/
5. 羊飼いのドイナ、シルバ(スルバ)/
6. お前はどこにいた、エルサレムのユダヤ人、サラタのバトゥタ/
7. 道端に立つ木、盗人アヴレミル/8. ハンガリアン・ファンタジー/
9. ジプシーの嘆き、少女よ、安息日/10.
良き一週間/
11. ホラ・ダンス、少年のホラ/
12. クラリネットのドイナ、ツィガンスキ・スタッカート/
13. キャロブの木の下に佇んで(作曲:ハヴァ・アルベルシュタイン)/
14. ババダグのジャムパラーレ**
編曲:
シリル・レーン、*ヤン・オリヴォ、
**ルリー・モラール |
シルバ・オクテット
〔リシャール・シュムクレール(Vn)、
クリスティアン・ブリエール(Vn)、
ダヴィッド・ガイヤール(Vla)、
クロード・ジロン(Vc)、
ベルナール・カゾラン(Cb)、
フィリップ・ベロー(Cl)、
ヤン・オリヴォ(Pf)、
ルリー・モラール(ツィンバロム)〕
シリル・レーン(編曲) |
哀愁と情熱に満ちたユダヤの舞踊音楽
日本語解説・帯つき
ユダヤに伝わる様々な舞踊の音楽を集めた1
枚。演奏しているのは、シルバ・オクテット。ヴァイオリニストのリシャール・シュムクレールが、クラシックの高度な演奏能力を備えた7
名の奏者たちと共に、2003 年に結成した団体です。
以来、独自に発展させたクレズマーやロマ音楽のレパートリーを届けています。
彼らが奏でる音楽には、つねにヴィルトゥオジティや感情の高揚があります。シルバ・オクテットのアプローチは、その独特の色彩と豊かさ、創意によって、これまで繰り返し口ずさまれてきた旋律に迫るもの。伝統的なユダヤの楽器のみにこだわらず、西洋音楽の楽器やオーケストラとのコラボレーションも行っています。
編曲を担当する立役者シリル・レーンの手腕により、シルバ・オクテットのレパートリーには、あらたな有名曲やオリジナル作品が次々に加えられています。
シルバ・オクテットは数々の著名な音楽祭から招かれているほか、フランス国内外で演奏を重ねており、パリのシャンゼリゼ劇場やアムステルダムのコンセルトヘボウなど、屈指の音楽ホールで、もツアー公演を行っています。 |
CHALLENGE CLASSICS
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CC 72695
(SACD HYBRID)
\2600 →\2390
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イザベル・ファン・クーレン率いるアンサンブルによる贅沢なピアソラ!
[1] Bando
[2] ブエノスアイレスの秋 Otono Porteno
[3] ル・グラン・タンゴ Le Grand Tango (arr.
Christian Gerber)
[4] Soledad(孤独)
[5] 現実との3分間 Tres Minutos con la Realidad
[6] キチョ Kicho
[7] ブエノスアイレスの春 Primavera Portena
[8] アディオス・ノニーノ Adios Nonino
[9] ある街へのタンゴ Tango para una Ciudad |
イザベル・ファン・クーレン(Vn)&
アンサンブル・イザベル・ファン・クーレン |
録音:2015年5月18-20日
オランダが誇るヴァイオリン奏者、イザベル・ファン・クーレンによるタンゴ・アルバムの第2
弾の登場。
イザベル・ファン・クーレン・アンサンブルは2011
年に設立され、ピアソラのタンゴを最高水準で演奏する活動を中心に据えている団体。2013
年にリリースしたピアソラ作品集[CC 72602(1Bluray+
1CD)およびCC 72609(DVD)] は世界で絶賛されました。 |
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Duels 〜決闘
リスト:ソナタ ロ短調
シューマン:クライスレリアーナ op.16
ベートーヴェン/リスト編:交響曲第7番
よりアレグレット |
シモン・グライヒー(ピアノ) |
レバノンとメキシコの血を引くグライヒー
録音:2015年9月2-4日
レバノンとメキシコの血を引くシモン・グライヒーは現在29
歳、ヨーロッパに住んでいます。ブローニュ音楽院などで学んだあと、パリ・コンセルヴァトワールにて、ミシェル・ベロフに師事しました。
リストとシューマンの大曲2 作に、リストが編曲したベートーヴェンの交響曲第7
番からアレグレット、という興味深いプログラムでの登場です。 |
LORELEY PRODUCTION
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Violon& Songs
(1)プニャーニ=クライスラー:序奏とアレグロ
(2)プッチーニ:トスカより「歌に生き、恋に生き」
(3)ヴェルディ:オテッロより「アヴェ・マリア」
(4)クライスラー:愛の歌
(5)ベッリーニ:ノルマより「清らかな女神よ」
(6)シューベルト:アヴェ・マリア
(7)マスネ:タイスの瞑想曲
(8)カタラーニ:ラ・ワリーより「さようなら、ふるさとの家よ」
(9)カッチーニ:アヴェ・マリア
(10)タルティーニ:悪魔のトリル
(11)ドヴォルザーク:ルサルカより「月に寄せる歌」 |
オルケストル・クラシック・アンサンブル
ファビアンヌ・コンラート(ソプラノ)
ダヴィド・ブラッキーニ(ヴァイオリン) |
クラシックの名曲集
録音:2014年5月
パリのシテ島にある、圧倒的に美しく大規模なステンドグラスでも有名なゴシック建築の教会、サント・シャペルで行われた演奏会のライヴ録音。クラシックの名曲ばかりが並び、幸福のひとときを味わえます。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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PROFIL
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PH 13037
(11CD-BOX)
特別価格\8000 →\7390 |
「クルト・ザンデルリング・エディション」
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クルト・ザンデルリング(指揮) |
[CD 1]
・ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調(1878-80年版)
バイエルン放送交響楽団
録音:1994 年11 月4 & 5 日/ミュンヘン、ヘルクレスザール(ライヴ・デジタル)
[CD 2]
・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調op.
68「田園」
ケルン放送交響楽団/録音:1985年10月(ライヴ・デジタル)
[CD 3]
・ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調op.
102
トーマス・ツェートマイアー(ヴァイオリン) アントニオ・メネセス(チェロ)
ケルン放送交響楽団/録音:1985年10月(ライヴ・デジタル)
=ボーナストラック=
・ベートーヴェン:合唱幻想曲op. 80
スヴィヤトスラフ・リヒテル(ピアノ) ソヴィエト国立アカデミー合唱団 モスクワ放送交響楽団
録音:1952年モスクワ(メロディア盤(LP)からのトランスファー)
[CD 4]
・ブラームス:交響曲第1番ハ短調op. 68
ベルリン交響楽団
録音:1990 年/ベルリン、イエス・キリスト教会(デジタル・セッション/カプリッチョ原盤)
プロデューサー:ハインツ・ヴェークナー/エンジニア:エーベルハルト・リヒター
[CD 5]
・ブラームス:交響曲第2番ニ長調op. 73
・ブラームス:アルト・ラプソディop. 53 *
アンネッテ・マルケルト(アルト)* ベルリン放送合唱団* ベルリン交響楽団
録音:1990 年/ベルリン、イエス・キリスト教会(デジタル・セッション/カプリッチョ原盤)
プロデューサー:ハインツ・ヴェークナー/エンジニア:エーベルハルト・リヒター
[CD 6]
・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調op. 90
・ハイドンの主題による変奏曲op. 56a
ベルリン交響楽団
録音:1990 年/ベルリン、イエス・キリスト教会(デジタル・セッション/カプリッチョ原盤)
プロデューサー:ハインツ・ヴェークナー/エンジニア:エーベルハルト・リヒター
[CD 7]
・ブラームス:交響曲第4番ホ短調op. 98
ベルリン交響楽団
録音:1990 年/ベルリン、イエス・キリスト教会(デジタル・セッション/カプリッチョ原盤)
プロデューサー:ハインツ・ヴェークナー/エンジニア:エーベルハルト・リヒター
[CD 8]
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調op.
1
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) モスクワ放送交響楽団
録音:1955年/モスクワ(モノラル/メロディア音源)
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) レニングラード・フィル
録音:1959 年/モスクワ(モノラル/メロディア音源)
[CD 9]
・ラフマニノフ:交響曲第1番ニ短調op.13
レニングラード・フィル/録音:1950、51年(モノラル/メロディア音源)
[CD 10]
・ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調op. 27
レニングラード・フィル
録音:1956年5月/ベルリン(モノラル/Deutsche
Grammophon音源)
[CD 11]初出
・ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調op. 44
ハンブルク北ドイツ放送交響楽団
録音:1994 年5月8-10日/ハンブルク、ムジークハレ(デジタル・ライヴ)
レコーディング・ディレクター:ゲラルト・ゲッツェ
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クルト・ザンデルリング・ボックス、目玉は初出&初レパートリー、1994
年ライヴ、NDR響との「ラフマニノフの交響曲第3番」
巨匠ザンデルリングが指揮した名演奏の数々を収めた注目のセットがProfil
より登場します。
CD11 枚組のセットには、晩年の代表的名盤で、ベルリン響を指揮してセッション録音したブラームスの交響曲全集のほかに、バイエルン放送響とのブルックナーの「ロマンティック」、ケルン放送響を指揮したベートーヴェンの「田園」のライヴ演奏といったベストセラー・アイテムが含まれますが、なかでもラフマニノフを指揮したCD4
枚分が見逃せない内容。
メロディア音源からのリヒテルとの協奏曲や、グラモフォン音源の第2
交響曲といった、すでに名盤として知られる1950
年代の演奏の数々(CD8 〜10)は、マスター・テープからのコピーとおもわれる音源を使用しており、モノラルながら復刻状態はきわめて良好。この作曲家をおおいに得意としたザンデルリングの至芸を、聴きやすい音で楽しむことが可能です。
さらに、当セット1番の目玉といえるのが、1994
年にザンデルリングが北ドイツ放送響を指揮した交響曲第3
番のライヴ。
この作品はザンデルリングのディスコグラフィにこれまでなかったもので、NDR
アーカイヴのライヴ音源からの正規初CD 化となります。
やはりザンデルリングがフィルハーモニア管を指揮した第2
番のセッション録音に通じる、巨匠晩年の様式がここでも特徴的で、演奏・録音いずれにおいても破格の内容。超弩級のスケールで展開される音楽は、一気にこの曲の演奏史を塗り替えるといっても言い過ぎには当たらないほどで、この1曲のためだけにでも当セットを入手する価値があると断言できます。
BOX 仕様:紙製クラムシェル・タイプ。W129×H132×D30(ミリ)、重量250g。
ブックレットはトラック・リスト、録音データのみの記載となります。
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<LP>
ALTUS(LP)
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ALTLP 057/062
(6LP)
\43000+税
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シューリヒトとウィーン・フィルのブルックナー・ライヴ集成
[LP-1&2]
(1)ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調
(LP 1 A面:第1楽章、B 面:第2楽章/LP
2 A面:第3楽章、B面:第4楽章)
[LP-3&4]
(2)ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
(LP 3 A面:第1楽章、B 面:第2楽章/LP
4 A面:第3楽章、B面:第4楽章)
[LP-5&6]
(3)ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調
(LP 5 A面:第1 楽章、B 面:第2 楽章/LP
6 A面:第3楽章)
(4)シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調
D.485
(LP 6 B面) |
カール・シューリヒト(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
重大特典! 295セット限定生産。シューリヒト肖像第二弾クリスタル製スタビライザー購入者プレゼント! 応募特典引換券付!!
これぞ高踏派の至芸。幽玄にして千変万化!シューリヒトとウィーン・フィルのブルックナー・ライヴ集成。ウィーン・フィルのオリジナルマスター音源より初LP化
ライヴ録音:(1)1963 年2 月24 日/楽友協会大ホール(ウィーン) (2)1963
年12 月7 日/楽友協会大ホール(ウィーン)
(3)1955 年3 月17 日/ウィーン・コンツェルトハウス大ホール(ウィーン) (4)1965
年4 月24 日/楽友協会大ホール(ウィーン)
完全限定プレス、180g 重量盤、[日本語解説付]
アルトゥス15 周年記念のスタビライザー付きLP
BOX もついに最終回、前回と異なるシューリヒトの絵柄となります。
LP 制作にあたってはカッティング用にアナログマスター・テープを制作し、往時の制作手法を愚直(現在、未使用オープンリールテープはもとよりリールそのそのものも入手難となっているため、カッティングにアナログマスター・テープを制作使用する例は皆無。ちなみに今回のシューリヒトのブルックナーは10
号テープを12 本使用)に踏襲し製造しています。
なにより演奏の幽玄にして高貴な味わいは、このコンビでなければなしえないものです。特に5
番はCD 発売された際に大変評判となった極め付きの演奏。
8,9 番もライヴならではの踏み込んだ表現が話題となりCD
は現在もベストセラーです。オリジナル音源からの待望のLP
化です。

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<メジャー・レーベル>
DG
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4795321
(2CD)
\2600 |
《ドミンゴ、50グレート・トラックス》
【CD1】
1) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「女心の歌」,
2) ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』より「おれは町のなんでも屋」,
3) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「妙なる調和」,
4) ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「幸福なある日」,
5) フロトー:歌劇『マルタ』より「夢のように」,
6) ワーグナー:歌劇『ローエングリン』より「名乗りの歌」,
7) マスネ:歌劇『ウェルテル』より「ぼくの心は、みんなここにある」,
8) オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』より「むかしアイゼナックの宮廷に」,
9) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「あれかこれか」,
10) レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』より「衣装を着けろ」,
11) ヴェルディ:歌劇『オテロ』より「皆、喜べ!」,
12) マイアベーア:歌劇『アフリカの女』より「おお、パラダイス」,
13) ビゼー:歌劇『カルメン』より「花の歌」,
14) ペネーリャ:サルスエラ『山猫』より「Sen?,
q'e no me farte er val?」,
15) ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より「静かな炉辺で」,
16) ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より「朝は薔薇色に輝いて」,
17) プッチーニ:歌劇『エドガール』より「享楽の宴、ガラスのような目をしたキメラ」,
18) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「なんと素晴らしい美人」,
19) サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』より「Arr?tez,
? mes Fr?res」,
20) オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』より「みんな行ってしまった」,
21) ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』より「見よ、恐ろしい炎を」,
22) ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「乾杯の歌」,
23) ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』より「何の用件だ」,
24) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「星は光りぬ」,
25) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」/
【CD2】
1) ララ:『グラナダ』,
2) ブロドスキー:『Be My Love』,
3) ガルデル:『想いの届く日』,
4) サン=サーンス:『天使の糧』,
5) タリアフェッリ:『パッション』,
6) シモン:『マルタ』,
7) ラザロ:『シタラ・ロマーナ』,
8) ガルデル:『ボルベール(帰郷)』,
9) グレベール:『ムーチョ・ムーチョ』,
10) フレイレ:『Ay Ay, Ay』,
11) ラカーリエ:『アマポーラ』,
12) ガルデル:『わが懐かしのブエノスアイレス』,
13) デ・クリティス:『泣かないお前』,
14) カプア:『あなたにくちづけを』,
15) シューベルト:『子守歌』,
16) ダルドロ:『なぜならば』,
17) グレベール:『Ju'rame』,
18) レオンカヴァッロ:『マッティナータ』,
19) カルディッロ:『カタリ・カタリ』,
20) ワーグナー:『ヴェーゼンドンクの歌』より「天使」,
21) ガスタルドン:『禁じられた音楽』,
22) チオフィ:『5月の夜』,
23) レクオーナ:『シボネイ』,
24) ソロサバル:サルスエラ『港の居酒屋』より「No
puede ser」,
25) レハール:喜歌劇『微笑みの国』より「君は我が心のすべて」 |
プラシド・ドミンゴ(テノール) |
プラシド・ドミンゴ75歳記念盤
最近はバリトン歌手、指揮者としても目覚ましい活躍をしているプラシド・ドミンゴ。1941年にスペインで生まれた彼は、2016年の1月21日に75歳の誕生日を迎えます。
それを祝して企画されたこの2枚組は、彼のレパートリーの広さと多彩な歌声を改めて実感できるもの。
オーソドックスなヴェルディやワーグナーから、イタリア歌曲、お国物のサルスエラまで、彼の魅力をたっぷり堪能することができる2枚組です。 |
DECCA
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4824025
(2CD)
\2600 |
《10トップ・テナーズ》
【CD1】
1) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」〜
ルチアーノ・パヴァロッティ,
2) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「冷たい手」〜ホセ・カレーラス,
3) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「あれかこれか」〜ローランド・ビリャソン,
4) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「さらば愛の巣」〜ジョセフ・カレヤ,
5) カールマン:喜歌劇『伯爵令嬢マリツァ』より「夜になったら」〜フリッツ・ヴンダーリヒ,
6) ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』より「人知れぬ涙」〜
ファン・ディエゴ・フローレス,
7) ジョルダーノ:歌劇『フェドラ』より「愛さずにはいられぬこの思い」〜アンドレア・ボチェッリ,
8) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「妙なる調和」〜プラシド・ドミンゴ,
9) ドニゼッティ:歌劇『連隊の娘』より「ああ、友よ、なんと楽しい日」〜
ファン・ディエゴ・フローレス,
10) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「星は光ぬ」〜ヨナス・カウフマン,
11) ヘンデル:歌劇『タメルラーノ』より「天地は怒りで身を固めよ」〜ローランド・ビリャソン,
12) ビゼー:歌劇『真珠採り』より「聖なる神殿の奥深く」〜アンドレア・ボチェッリ&ブリン・ターフェル,
13) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「女心の歌」〜ルチアーノ・パヴァロッティ,
14) ビゼー:歌劇『カルメン』より「花の歌」〜ヨナス・カウフマン,
15) チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より「心は疲れて」〜ローランド・ビリャソン,
16) ベッリーニ:歌劇『アデルソンとサルヴィーニ』より「Ecco,
signor, la sposa」〜ホセ・カレーラス,
17) モーツァルト:歌劇『後宮からの逃走』より「なんという巡り合わせ」〜フリッツ・ヴンダーリヒ,
18) チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より「あなたの中に母の優しさと微笑みを」〜
ヨナス・カウフマン,
19) ドニゼッティ:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「愛していると言いに帰ってきて」,
20) ヘンデル:歌劇『セルセ』より「オンブラ・マイ・フ」〜ローランド・ビリャソン,
21) ワーグナー:歌劇『ローエングリン』より「愛する白鳥よ」,
22) ペネーリャ:サルスエラ『山猫』より「Sen?,
q'e no me farte er val?」〜プラシド・ドミンゴ,
23) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「ああ、麗しの乙女」〜ルチアーノ・パヴァロッティ&ミレッラ・フレーニ,
24) ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「乾杯の歌」〜
ルチアーノ・パヴァロッティ&ジョーン・サザーランド/
【CD2】
1) ディ・カプア:『オー・ソレ・ミオ』〜ルチアーノ・パヴァロッティ,
2) ニーノ・ロータ:『ゴッドファーザー〜愛のテーマ』〜ロベルト・アラーニャ,
3) ララ:『グラナダ』〜ホセ・カレーラス,
4) ブロドスキー:『Be My Love』〜ジョセフ・カレヤ,
5) フランク:『天使の糧』〜アンドレア・ボチェッリ,
6) トスティ:『暁は光と闇とを分かつ』〜ローランド・ビリャソン,
7) レフィーチェ:『雲の影』〜ヨナス・カウフマン,
8) R.シュトラウス:『セレナーデ』〜フリッツ・ヴンダーリヒ,
9) カッチーニ:『アヴェ・マリア』〜アンドレア・ボチェッリ,
10) 『ベッロ・ドゥルミエンテ』〜ファン・ディエゴ・フローレス,
11) ソロサバル:サルスエラ『港の居酒屋』より「No
puede ser」〜プラシド・ドミンゴ,
12) ラミレス:『ミサ・クリオージャ』より「キリエ」〜ホセ・カレーラス,
13) デ・クルティス:『帰れソレントへ』〜ルチアーノ・パヴァロッティ,
14) 『さあ踊れ』〜ロベルト・アラーニャ,
15) バーンスタイン:『ウェストサイド物語』より「マリア」〜ホセ・カレーラス,
16) レオンカヴァッロ:『マッティナータ』〜ジョセフ・カレヤ,
17) レハール:喜歌劇『微笑みの国』より「君は我が心のすべて」〜プラシド・ドミンゴ
,
18) 『眠れずに寝返りを打って』〜ロベルト・アラーニャ,
19) ロッシーニ:『踊り〜ナポリのタランテラ』〜
ルチアーノ・パヴァロッティ,
20) グノー=バッハ:『アヴェ・マリア』〜アンドレア・ボチェッリ,
21) ダルドロ:『なぜならば』〜プラシド・ドミンゴ,
22) モリコーネ:『ニューシネマ・パラダイス〜愛のテーマ』〜ジョセフ・カレヤ,
23) カルディッロ:『カタリ・カタリ』〜ホセ・カレーラス,
24) デンツァ:『フニクリ・フニクラ』〜ルチアーノ・パヴァロッティ |
往年の名歌手から現在歌劇場を賑わす新鋭を含む10人のテノールの魅力満載
「歌手を聴く喜び」=「テノールを聴く喜び」…この2枚組には、おなじみカレーラス、ドミンゴ、パヴァロッティの歌声を中心に、過去の名歌手から現在注目の歌手まで10人の歌唱を集めています。甘い声、男らしい声、お茶目な声など、その歌は様々ですが、どの歌も体と頭を蕩けさせるような官能性を持っています。
10 Tenors ⇒ パバロッティ、ドミンゴ、カレーラス、ヴンダーリッヒ、ビリャソン、アラーニャ、カウフマン、フローレス、カレヤ、ボチェッリ |
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4789252
(2CD)
\2600 |
《バッハ・アダージョ》
J.S.バッハ:
【CD1】
1) 『無伴奏チェロ組曲第1番』より「プレリュード」〜ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ),
2) 『管弦楽組曲第3番』より「アリア」〜ホグウッド&エンシェント室内O,
3) 『平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第1番ハ長調』より「プレリュード」〜アンドラーシュ・シフ(ピアノ),
4) 『ヴァイオリン協奏曲第2番』より「アダージョ」〜ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン),
5) 『オーボエ・ダモーレ協奏曲』より「ラルゲット」〜アルブレヒト・マイヤー(オーボエ・ダモーレ),
6) 『主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる』〜クン・ウー・パイク(ピアノ),
7) 『カンタータ第156番』より「シンフォニア」〜O・ダントーネ&アカデミア・ビザンチーナ,
8) 『ブランデンブルク協奏曲第5番』より第2楽章〜シャイー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO,
9) 『平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第9番ホ長調』より「プレリュード」〜フリードリヒ・グルダ(ピアノ),
10) 『平均律クラヴィーア曲集第1巻〜第17番変イ長調』より「プレリュード」〜フリードリヒ・グルダ(ピアノ),
11) 『2台のチェンバロのための協奏曲ハ短調』より「アンダンテ」〜C・ルセ&ホグウッド&エンシェント室内O,
12) 『ピアノ協奏曲第5番』より「ラルゴ」〜ラミン・バーラミ(ピアノ),
13) 『クリスマス・オラトリオ〜第2部』より「シンフォニア」〜J.E.ガーディナー(指揮),
14) 『無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番』より「アルマンド」〜チョン・キョンファ(ヴァイオリン),
15) 『ブランデンブルク協奏曲第2番』より第2楽章〜シャイー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウスO,
16) 『ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲』より「アダージョ」〜ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン),
17) 『カンタータ第196番』より「シンフォニア」〜O・ダントーネ&アカデミア・ビザンチーナ,
18) 『リュート組曲ホ長調』より「ガヴォット」〜ぺぺ・ロメロ(ギター)/
【CD2】
1)『目覚めよと呼ぶ声が聞こえ』〜ロンドン新交響楽団,
2) 『ゴルトベルク変奏曲』より「アリア」〜アンドラーシュ・シフ(ピアノ),
3) 『主よ人の望みの喜びよ』〜オルフェウス室内管,
4) 『オーボエ協奏曲』より第2楽章〜アルブレヒト・マイヤー(オーボエ),
5) 『パルティータ第1番』より「サラバンド」〜アンドラーシュ・シフ(ピアノ),
6) 『ブランデンブルク協奏曲第4番』より第2楽章〜アカデミー室内管弦楽団,
7) 『3声のインヴェンション』より「第5番変ホ長調」〜ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン),
8) 『ピアノ協奏曲第2番』より「シチリアーノ」〜ラミン・バーラミ(ピアノ),
9) 『ガンバ・ソナタ第2番』より第1楽章〜ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ),
10) 『パルティータ第4番』より「アルマンド」〜ベンジャミン・グローブナー(ピアノ),
11) 『ヴァイオリン協奏曲第1番』より第2楽章〜ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン),
12) 『カンタータ第22番』より「Sanctify
Us」〜アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ),
13) 『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番』より「サラバンド」〜ギドン・クレーメル(ヴァイオリン),
14) 『カンタータ第150番』より「シンフォニア」〜O・ダントーネ&アカデミア・ビザンチーナ,
15) 『2声のインヴェンション』より「第2番ハ短調」〜ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン),
16) 『2声のインヴェンション』より「第4番ニ短調」〜ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン),
17) 『2声のインヴェンション』より「第7番ホ短調」〜ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン),
18) 『2声のインヴェンション』より「第11番ト短調」〜ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン),
19) 『羊は憩いて草を食み』〜カール・ミュンヒンガー(指揮) |
どんな時にも心に響くバッハのメロディ
大バッハのゆったりした曲を集めたコンピレーション・アルバム。絡み合うフレーズを解き解してみたり、宗教的な気分に浸って涙してみたり、美しいメロディを口ずさんでみたり、どんな時にも心に寄り添うバッハのメロディ。
バッハの旋律が、深まる秋の静かな夜を静かに満たします。 |
<国内盤>
Organum Classics
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石丸由佳、堂々のデビューアルバム、リリース!リストの難曲を制す! |
石丸由佳(オルガン) |
(1)J.S.バッハ/リスト:
カンタータ「わが心に憂い多かりき」 BWV
21による序奏とフーガ(5’05”)
(2)J.S.バッハ/リスト:
前奏曲とフーガ 変ロ長調(平均律クラヴィーア曲集第1
巻より第22番 BWV867)(6’17”)
(3)メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第4
番 変ロ長調 Op.65(14’16”)
(4)ブラームス:
11のコラール前奏曲 Op.posth.122より「私を心から喜ばせるのは」(2’44”)、「装いせよ、おお愛する魂よ」(2’30”)
(5)ラインベルガー:ソナタ第8番 ホ短調 Op.132(14’16”)
(6)リスト:
バッハのカンタータ「泣き、嘆き、憂い、おののき」と
ロ短調ミサ曲「十字架につけられ」の通奏低音による変奏曲(20’
28”) |
ヨーロッパで研鑽を積んだ期待の実力派オルガニスト、石丸由佳、堂々のデビューアルバム、リリース!リストの難曲を制す!
オルガン;1841年製ブーフホルツ・オルガン
セッション録音:2014 年10 月20-23 日/聖ニコライ教会(シュトラールズント)/DDD、日本語解説付、78’53”
期待のオルガニスト石丸由佳が満を持してデビューCD
をリリース。石丸由佳は新潟市出身。東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業、同大学院音楽研究科修士課程修了後にデンマーク王立音楽院にてハンス・ファユス氏にオルガンを、ヨーテボリ大学にてクラヴィコードをジョエル・スペーストラ氏にそれぞれ師事しました。
2010 年に第22 回シャルトル国際オルガンコンクールで優勝。翌年よりフランス・ドイツを中心に、ヨーロッパ各地の音楽祭に招待されコンサートツアーを開始し、シャルトル大聖堂やパリのノートルダム大聖堂、マドレーヌ寺院等でリサイタルを行っております。国内では2014
年にはレナード・スラットキン指揮、リヨン管弦楽団の日本ツアーに同行し話題となったのも記憶に新しいところです。今後は日本を拠点に演奏活動を続けていきます。
期待のアルバムは石丸が得意とするリストを主軸にオルガン史を語る上で重要なメンデルスゾーン、リスト編のバッハ、ラインベルガー、ブラームスの作品で構成されており、オルガニストとしての実力が問われる難曲ばかりを収録しました。
録音に使用したのはドイツ、シュトラールズントの聖ニコライ教会歴史的名器
、1841 年製のブーフホルツ・オルガンです。残響を考慮し色彩豊かなレジストレーションと曲に合わせたアーティキュレーションで難曲を制しております。ヨーロッパで研鑽を積んだ石丸由佳の今後の活躍にも大注目と言えましょう。
ブックレットにはミヒャエル・G・カウフマン(谷岡友利子:日本語訳)による充実の解説(「19
世紀のオルガン作品とオルガン製作」「曲目解説」「聖ニコライ教会のブーフホルツ・オルガンについて」)が付いております。

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ONYX(国内仕様盤)
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OONYX 4123
(2CD/特別価格)
〔日本語ライナーノーツ付き 国内仕様盤〕
\4000+税
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世界の"MIDORI"が奏でるJ.S.バッハ!
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685−1750):
「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」(全6曲) |
五嶋みどり(ヴァイオリン) |
日本語ライナーノーツ付き。国内仕様盤緊急発売!
五嶋みどりのバッハと言えば、2012年のデビュー30周年特別プロジェクトの全国ツアーにおいて、日本全国の寺院、神社、教会で演奏された「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」が各所から大絶賛されたのは記憶に新しいところ。
五嶋みどりが満を持して発信するJ.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」の全曲録音。全世界が注目する世界の"MIDORI"のバッハ、ここに登場!
※録音:2013年8月13日−17日
五嶋みどり 日本公演情報
2015年10月23日(金)&24日(土) 東京
NHKホール / パーヴォ・ヤルヴィ(指揮) NHK交響楽団
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<映像>
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C MAJOR(映像)
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73 2304
(Blu-ray)
\5800 →\5390
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スカラ座の新演出の「アイーダ」
マゼールに代わりメータが登場!
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」 |
カルロ・コロンバーラ(王:バス)
アニタ・ラチヴェリシュヴィリ(アムネリス:メゾソプラノ)
クリスティン・レヴィス(アイーダ:ソプラノ)
ファビオ・サルトーリ(ラダメス:テノール)
マッティ・サルミネン(ラムフィス:バス)
ゲオルグ・ガグニーゼ(アモナズロ:バリトン)
アゼル・ルザ=ザダ(使者:テノール)
キアラ・イゾットン(巫女の長:ソプラノ)
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ミラノ・スカラ座合唱団
ズービン・メータ(指揮) |
73 2208
(DVD)
\4000 →\3590
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演出:ペーター・シュタイン
収録:2015 年2 月ミラノ・スカラ座(ライヴ)
(Blu-ray)画面:Full HD 16:9、音声:DTS-HD
MA5.1,PCM ステレオ、字幕:英独仏西中韓日、151分
(DVD)画面:NTSC 16:9、音声:DTS5.1, DD,
PCM ステレオ、字幕:英独仏西中韓日、151分
2015年2月ミラノ・スカラ座で行われた、ペーター・シュタインの新演出による「アイーダ」の映像。
2014年7月に亡くなったロリン・マゼールに代わり、ズービン・メータが指揮台にあがりました。
スカラ座といえば、巨匠フランコ・ゼッフィレッリによる歴史的名演出の1963
年版と壮麗な2006 年版の2 つの演出を上演してきました。今回、10
年余が経過しての新演出に期待が高まります。
ドイツ出身のペーター・シュタインは、現在世界有数の演出家として名を馳せています。彼はイタリア国籍をもっており、「非常に親密な」アイーダを観せることに成功しています。
この「アイーダ」は、ヴェルディがオペラ作家としての地位を確立し後世に残る多くの名作を作り上げていた頃の作品。スエズ運河開通を祝して委嘱されたオペラで、古代エジプトを舞台にした男女の悲恋の物語で、現在でも人気のある演目。また「凱旋行進曲」は特に有名で、単独で演奏される機会の多い曲。壮麗な合唱と華々しい管弦楽はオペラの醍醐味を感じさせます。ペーター・シュタインのクールな演出は、華やかさを強調するのではなく、壮大な愛の物語に焦点を当てています。
オリエンタリズムと未来的な要素をミックスした装置と衣装は、豪華絢爛な「アイーダ」になれたスカラ座の聴衆をも魅了するエレガントなものとなっています。
ソリスト陣もベテランから新生まで実力派で固められ、重量感のある声質のカルロ・コロンバーラ。グルジア出身のアニタ・ラチヴェリシュヴィリはハリのある声と卓越した演技力で聴かせます。
タイトルロールを歌うのは、アメリカ出身のソプラノ、クリスティン・レヴィス。オーケストラに負けない強い歌声で聴衆を魅了しています。
ラダメス役のファビオ・サルトーリも安定感のある美声を披露しています。
また新演出のお披露目という力の入った公演でみせる、メータのまとめあげる手腕はさすがです。

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ARTHAUS(映像)
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109161
(DVD 2 枚組)
\2700→\2490 |
実は第2幕のガラ・コンサートが目玉
サザーランドの「さよなら公演」
ヨハン・シュトラウス2 世:喜歌劇「こうもり」3
幕(英語歌唱)
ジョーン・サザーランド:さよならガラ公演
<第2 幕のスペシャル・ゲスト>
1.チレア:歌劇「アルルの.」-フェデリコの嘆き:パヴァロッティ/
2.ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」-
常に持ち続けておくれ、貴.の.に私への忠誠と愛を:サザーランド&ホーン/
3.サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」-あなたの声で.は開く:ホーン/
4.ヴェルディ:歌劇「椿姫」-パリを離れて:サザーランド&パヴァロッティ/
5.ビショップ「埴.の宿」:サザーランド/
<スペシャル・ボーナス:
ジョーン・サザーランドの歌うアリア集>
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」-恋はばら.の翼に乗って/
ドニゼッティ:歌劇「ランメルムーアのルチア」-狂乱の場/
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」-清らかな.よ |
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アデーレ…ジュディス・ハワース(ソプラノ)/
ロザリンデ…ナンシー・グスタフソン(ソプラノ)/
アルフレード…ボナヴェントゥーラ・ボットーネ(テノール)/
アイゼンシュタイン…ルイス・オテイ(バリトン)/
ブリント…ジョン・ドブソン(テノール)/ファル
ケ博.…アンソニー・マイケルズ・ムーア(バリトン)/
フランク:刑務所.…エリック・ギャレット(バス)/
オルロフスキー公爵…ヨッヘン・コヴァルスキー(カウンターテナー)/
コヴェントガーデン王.歌劇場管弦楽団&合唱団/
リチャード・ボニング(指揮)/
ジョン・コックス(演出)/
<第2 幕のスペシャル・ゲスト>
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)/
マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ)/
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)/
<スペシャル・ボーナス>
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)/
オペラ・オーストラリア/
リチャード・ボニング(指揮) |
109162
(BD)
\2700→\2490 |
もちろん本編の「こうもり」はとても面白いです。いつものように上質な会話と恋のさや当て、そしてちょっとした行き違いが起こり、最後は全て「シャンパンのせいね」と笑って物語が終わります。何回見ても楽しくほろ苦い「大人のための物語」です。
しかし、この1990年大晦日の公演を観に来ていた人々のお目当ては第2幕のカラ・コンサートでした。
何しろこの日は、伝説の名ソプラノ、ジョーン・サザーランド(1926-2010)の「さよなら公演」であり、彼女は本編の役としての登場ではなく、あくまでも「オルロフスキー公爵が開催した舞踏会のゲスト」として舞台に立つことになっていたのです。
他にゲストとして招かれたのは世紀のテノール、パヴァロッティと、こちらも名メソ・ソプラノ、マリリン・ホーン。サザーランドを交えた3人が代わる代わる歌う第2幕のカラ・コンサートはまさに夢の舞台だったのです。
夫リチャード・ボニングとともに、ロイヤル・オペラを活性化させた彼女の功績は大きく、この公演が終了した際には満場の聴衆から大喝采を受け、スピーチと小太鼓!を贈られたということです。
ボーナス映像には、彼女が得意としたベルカントオペラからの名アリアが収録されています。
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109164
(DVD)
\2700→\2490 |
ピリスのドキュメンタリー
マリア・ジョアン・ピレシュ(ピリス) .ピアニストの肖像
ヴェルナー・ツァインドラーによる映像 |
マリア・ジョアン・ピレシュ |
ポルトカル出身の名ピアニスト、マリア・ジョアン・ピレシュのドキュメンタリー映像です。リスボン大学で音楽を学んだ後、ドイツに留学、ミュンヘン音楽アカデミーでローズル・シュミット、ハノーファーでは力−ル・エングルから教えを受けた彼女、1970年頃から本格的な活動を始めますが、手首の故障で一時期演奏を休止。しかし、1980年代に復帰し、以降はソリスト、室内楽の両面で目覚しい活動をしています。
真摯な人柄と暖かい音色、とりわけシューペルト、モーツァルト、ベートーヴェンなどで優れた解釈を示し、日本でもNHKテレビの「スーパーピアノレッスン」の講師を務めたりと、高い人気を誇っています。
この映像は1990年頃に収録されたもので、演奏活動の休止から復帰、そして芸術への探究心などが率直に語られます。使用されている音楽は、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番、第26番「戴冠式」とピアノ・ソナタK280をはじめ、ショパン、シューマン、プーランク、ベートーヴェン、シューベルト、そしてプーランクのクラリネット・ソナタなどの一部分です。
最近、その演奏が深みを増した彼女の「芸術のルーツ」を探る興昧深い1枚です。
収録時間:59 分/.声:独, 仏, 葡/ステレオ2.0/字幕:英,
仏, 独/画.:4:3/REGION All(Code:0)/ |
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109165
(DVD)
\2700→\2490 |
イーヴォ・ポゴレリチ
ダン・フェザーストーンによる映像 |
イーヴォ・ポゴレリチ |
【ピアニスト,イーヴォ・ポゴレリチ】
1958年10月20日ベオグラード生まれ。クロアチア人の父とセルビア人の母を持ち、幼 い頃から音楽の才能を発揮し、1970年には親元を離れモスクワ中央音楽学校に留学し、寮生活を始めピアノに打ち込みます。以降、数々のコンクールを制覇し、1980年にはワルシャワのショパン国際ピアノコンクールに出場しますが、ここでの彼の演奏があまりに
も奇抜だったため、大論争が起こり、審査員の一人であったマルタ・アルゲリッチが「彼こそ天才」との言葉を残して立ち去るという劇的なエピソードが知られることとなります。その後も数多くの逸話を生み、また数多くの感動的な名演を生み出しています。
このドキュメンタリーは、激論を巻き起こしたショパン・コンクールの3年後に収録されたもので、この傑出した音楽家の真の姿を捉えた貴重な映像として知られるものです。ショパン・コンクールでの奇抜な演奏(服装も)のせいで本選に進めなかった彼ですが、その独創的な解釈は多くの人々に愛され、演奏家としての需要も数多く、結局のところ、その
エピソードさえも、自らのメリットに変えてしまったのでした。そしてこの映像が撮影されたときには、彼の教師であった21歳年上のアリザ・ケゼラーゼを妻にするなど、常に強い信念を持っていたポゴレリチ。フェザーストーンの映像は、彼の本当の心を映し出そうとしています。ラヴェルの「夜のカスパール」を練習するポゴレリチの姿には、奇抜さや脆弁を脱ぎ捨てた真の芸術家の魂が感じられることでしょう。
収録時間:49 分/.声:英, 露 ステレオ2.0/字幕:英,
仏, 独/画.:4:3/REGION All(Code:0)/ |
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101798
(DVD+CD)
\6600 |
キーロフ・クラシックス〜サンクトペテルブルクのキーロフ・バレエ
1.ショピニアーナ(レ・シルフィード)[振付]ミハイル・フォーキン/
2.ペトルーシュカ[台本・振付]オレグ・ヴィノグラードフ/
3.バーバーのアダージョ[振付]オレグ・ヴィノグラードフ/
4.『海賊』から「パ・ド・ドゥ」[振付]マリウス・プティパ/
5.『.形の精』より「パ・ド・トロワ」[振付]N&S・レガット/
6.『マルキタンカ』より「パ・ド・シス」[振付]アルトゥール・サン=レオン/
7.パキータ[振付]マリウス・プティパ/
《同梱CD…各バレエの音楽》
ショパン、ストラヴィンスキー、バーバー、アダン、バイヤー、プーニ、ミンクス |
アルティナイ・アスィルムラートワ/
コンスタンティン・ザクリンスキー/
セルゲイ・ヴィクハレフ/
イェレナ・イェフテーヴァ/
エルダー・アリエフ/
リューボフ・クナコーヴァ/
ファルク・ルジマノフ/
ラリッサ・レズニナ/
イェレナ・パンコーヴァ/
ユリア・マクハリナ/
イゴール・ゼレンスキー/
コール・ド・バレエ/
オレグ・ヴィノグラードフ(芸術監督)/
マリインスキー劇場管弦楽団/
ヴィクトル.A.フェドートフ(指揮)/
トーマス・グリム(プロデュース&演出) |
101799
(BD+CD)
\6600 |
収録時間:<DVD,BD>155 分+<CD>70
分/.声:ステレオ2.0/字幕:なし/画.:4:3/<DVD>片面二層ディスク
or <BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale)+AUDIO
CD
1730年頃にサンクトペテルブルクに創立されたバレエ学校「キーロフ・バレエ(現在はマリインスキー・バレエに改称)」を 起源とするロシア・バレエの歴史は、その後独自の発展を遂げ、19世紀のマリウス・プティパによるロマンティック・バレ工と、ここから派生したミハイル・フォーキンによるモダン・バレエなどが渾然—体となり、やがてディアギレフによる「バレエ・リュス」が誕生するなど多彩で革新的なものが数多く生まれています。この映像は、そんな世界墨高峰のバレエ団「キーロフ・バレエ」の史上初のスタジオ収録によるものです。アスィルムラートワやザクリンスキーなどバレエ団のスター・ダンサーたちが次々と華麗な舞踊を披露し、またバレエ団のダンサーによって構成されるアンサンブル「コール・ド・バレエ」が活躍する「ショピニアーナ」や、当時の芸術監督であったヴィノグラードフの振付による「ペトルーシュカ」など貴重な映像も目白押しです。
200年を越える長い歴史を持つバレエ団の、底力と奥の深さをまざまざを感じさせる魅力的な映像です。
今回は各バレエの音楽だけを収録したCDも同梱。目だけでなく耳でも素晴らしさを感じることができるというものです。
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109166
(DVD)
\2700 |
ベルリオーズ:幻想交響曲 |
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団/
ベルナルト・ハイティンク(指揮)/
映像・テレビディレクター…ハンス・フルシャー |
109167
(BD)
\2700 |
1989 年 アムステルダム・コンセルトヘボウ
収録/収録時間:58 分/.声:ステレオ2.0/字幕:なし/画.:4:3/REGION All(Code:0)/<DVD>片面二層ディスク
<BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とハイティンクの良い関係が伺われるベルリオーズ(1803-1869)の「幻想交響曲」の映像です。
ハイティンクは1961 年から1988 年までロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(当時の呼称はアムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団)の.席指揮者を務め、マーラーの交響曲全集をはじめとした、優れた演奏を次々と世に送り出しています。
1980 年代頃までは、彼の演奏のほとんどはLP
レコードで聴かれていたため、「穏健な表現をする.」の印象が強く、確かにマーラーにしても、バーンスタインやショルティなどのインパクトの強い演奏に比べれば、彼の演奏は「個性に乏しいもの」として捉えられていたのです。
しかし、ライヴ演奏や実演を聴く機会が増えるにつれてその評価は年々変化し、実は起伏にとんだ情熱的な指揮をする.であるということが広く知れ渡るようになったのはご存知の通りです。
このベルリオーズも、そんなハイティンクの熱.さが感じられる「熱い演奏」です。ベルリオーズの歪んだ愛情の主題は曲の終わりまで持続し、華麗なオーケストラの響きを縫って、時にはストレートに、時には哄笑とともに鳴り響きます。
幻覚、死の恐怖、そして快感。渾然.体となった驚異的な「幻想交響曲」全曲です。
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109135
(DVD)
\2700 |
「ジャルディ・タンカート」
ナチョ・ドゥアトとネザーランド・ダンス・シアター
ナチョ・ドゥアト:バレエ「ジャルディ・タンカート」
(音楽…マリア・デル・マー・ボンネット)/
「コレオグラファー、ナチョ・ドゥアト」
イントロダクションとドキュメンタリー |
ナチョ・ドゥアト |
109136
(BD)
\2700 |
映像・テレビディレクター…ジェリー・デッカー/収録時間:58
分/.声:ステレオ2.0/字幕:英, 仏, 独/画.:4:3/
REGION All(Code:0)/<DVD>片面二層ディスク<BD>単層25GB
1080i High Definition(Upscale)
スペイン、バレンシアで.まれたバレエ・ダンサー、ナチョ・ドゥアトは、18
歳でロンドンのランベールバレエスクールに入学し、ブリュッセルモーリス・ベジャール・ムードラ・バレエスクール、ニューヨークのアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターで学びます。
その後はストックホルムの国立クルベリ・バレエ団を経て、1981
年にネザーランド・ダンス・シアターに移籍。ここで本来の才能を一気に開花させるのです。
彼はダンサーとして踊るだけでなく、イリ・キリアンやハンス・ファン・マネンの元で振付師としての訓練を重ね、1983
年に振付師としての処女作「ジャルディ・タンカート」がケルン国際振付師コンクールで1
位を受賞するという快挙を遂げました。
その後はスペインの国立リリコ・バレエ団(1993
年にスペイン国.ダンスカンパニーに改称)の芸術監督に就任し、栄誉ある「ジャルディ・タンカート」の上演をはじめ、数多くの自作を時には自分でも踊りながら上演。これらの作品ははスペインだけでなく、世界中のバレエ団がレパートリーに取り.れています。
彼の代表作である「ジャルディ・タンカート(閉ざされた庭)」は何世紀も前の古いカタロニア民謡をバックに、乾燥した地で働くスペインの農家で働く3
組のカップルの苦悩を描いています。彼らは種を蒔き雨を求め、風が吹くのを待ちます。細い枯れ木で囲まれたスペースは、.産性の低い痩せた土地を表し、ここで働く彼らの哀しみが強く表現されています。日本でも上演され評判となった物語です。
このドキュメンタリー映像は、ナチョ・ドゥアトのキャリアの始めの時期に撮影されたもので、彼と師であるキリアンの関係性や、「ジャルディ・タンカート」のインスピレーションの源であるピエロス・デ・モラの風景が収められており、この素晴らしい振付家が.まれた経緯を知ることができるようになっています。そして最後には、もちろん「ジャルディ・タンカート」も全曲収録されています。
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10/15(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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HMF
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HMC 902214
(2CD)
\4400 →\3990
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序曲からびっくり痛快!
ヤーコプスが繰り広げる刺激的な「後宮からの誘拐」
モーツァルト:歌劇「後宮からの誘拐」
K.384
ヤーコプス、この「後宮」でいったんオペラ・プロジェクトから離れるらしい |
コンスタンツェ:ロビン・ヨハンセン(ソプラノ)
ブロンデ:マリ・エリクスモーエン(ソプラノ)
ベルモンテ:マキシミリアン・シュミット(テノール)
ペドリッロ:ジュリアン・プレガルディエン(テノール)
オスミン:ディミトリー・イヴァシュチェンコ(バス)
太守セリム:コルネリウス・オボニャ(語り)
RIAS室内合唱団
ベルリン古楽アカデミー
ルネ・ヤーコプス(指揮) |
注目盤。序曲からびっくり痛快!ヤーコプスが繰り広げる刺激的な「後宮からの誘拐」今が旬の顔ぶれの歌手陣にも注目!
録音:2014年9月/テルデックス・スタジオ・ベルリン/2h
40’
ヤーコプスが「後宮からの誘拐」を録音しました!これが実に鮮烈痛快きわまりない演奏。パーカッションもにぎにぎしく活躍する快速序曲から、トルコを思わせる世界に一気に引きこまれる痛快な演奏です。セリフ部分にも演技と音楽の両面で様々に工夫がなされ、聴いていて実にたのしい「後宮」の誕生となりました!
1782 年の「後宮からの誘拐」のウィーン初演は、聴衆および批評家たちから、かつてない大成功の反響となりました。
エキゾチズム(東洋趣味)に重きを置いた音楽、啓蒙主義思想の礼賛、当時のオスマン帝国に対する偏見とは間逆の筋書が当時の人々にとってまさにドンピシャ、ツボにはまったものだったのです。また、このオペラはジングシュピール(歌芝居)なのでレチタティーヴォがなく、アリアとセリフで構成されています。
現在では、演奏に際し、セリフ部分は多くの部分がカットされてしまいますが、この録音では改訂を施しながらもフルに収録。さらに、アリアの途中でもセリフを挿入させるなど、耳のための音楽劇として聴き手が場面や登場人物の心情を想像しやすいような工夫も随所に見られます。
さらに、様々な資料から、ヤーコプスは、セリフ部分でモーツァルトが自らフォルテピアノを操り場面を盛り上げ、次のアリアへのよい橋渡しとなるような即興、あるいは自作の鍵盤音楽からの引用を織り交ぜたのではと考え、この録音に際してもセリフ部分の何か所かで、フォルテピアノ奏者にちょっとした楽曲を演奏させ、さらにアリアの中でも通奏低音の枠を超えたようなものを演奏させています。このような細かな工夫により、セリフとアリアのつながりにも自然な流れが生まれ、オペラの内容がよりリアルなものとして見事によみがえっています。
歌唱陣は、バイロイトにも出演、カルダーラの世界初録音アリア集CD(マルコン指揮)でも注目を浴びたソプラノのロビン・ヨハンセン、既にバロックからロマン派のアリアまで多数のCD
をリリース、2015 年のザルツブルク音楽祭デビューをしたテノールのマキシミリアン・シュミットなど、今が旬の顔ぶれがズラリ。
なお、ヤーコプスはこれまでにモーツァルトの歌劇として「偽りの女庭師(HMC
902126)」、「皇帝ティートの慈悲(HMC 901923)」、「イドメネオ(HMC
902036)」、「フィガロの結婚(HMC 901818)」、「ドン・ジョヴァンニ(CD・HMC
901964 /映像・HMD 9909013[DVD],HMD 9809013[BD])」、「コジ・ファン・トゥッテ(HMC
901663)」、「魔笛(HMC 902068)」、また交響曲として「第38&41
番[HMC 901958]」、「第39&40 番[HMC 901959]」と録音してきましたが、この後宮からの誘拐でいったんオペラ・プロジェクトから離れるということ。今後は、モーツァルトのレクイエムなどが予定されています。
=あらすじ=
スペインの貴族ベルモンテの婚約者コンスタンツェは、その女中ブロンデと、ベルモンテの給仕にしてブロンデの婚約者ペドリッロと3
人で誘拐され、太守セリムのもとへと送られてしまう。ベルモンテは助け出そうとするが、セリムの手下で意地悪なオスミンに阻まれる。それでもなんとか脱走しようとする中、実はベルモンテの父はかつて太守セリムをひどい目にあわせていたことが判明。オスミンはセリムに絶好の復讐のチャンスとそそのかすが、セリムは彼らを自由の身にし、4
人は助かってめでたしめでたし、となる。

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CENTAUR
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イスラエル・フィルの首席奏者として活躍した名手
シムカ・ヘレド Vol.2
深々としたオケ版「アルペジョーネ」
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ(オーケストラ伴奏版)*
ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調より
アダージョ(オーケストラ伴奏版)+
クープラン(バズレール編):チェロと弦楽のための演奏会用小品*
アイレンベルク:無伴奏チェロのための《レレロ》
ストラヴィンスキー(ピアティゴルスキー編):イタリア組曲 |
シムカ・ヘレド(チェロ)
ジョナサン・ザク(ピアノ)
メンディ・ロダン(指揮)*
イスラエル・シンフォニエッタ*
シドニー・ハース(指揮)+
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団+ |
オーケストラ伴奏版"アルペジョーネ・ソナタ"!
シムカ・ヘレドは、イスラエル・フィルの首席奏者として活躍し、ポーランドのポメラニアン・フィル、ウッチ・アルトゥール・ルービンシュタイン・フィルの首席指揮者を歴任したイスラエルの名チェリスト。
イスラエル・シンフォニエッタとの共演によるオーケストラ伴奏版のシューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」、イスラエル・フィルの伴奏によるボッケリーニの「アダージョ」など、ユニークなプログラミングも魅力的。
これが第1集となるのか?
シムカの知られざる名盤・・・ |
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名手シムカ・ヘレドの弾く、知られざる名曲
チレア/ボエルマン/マニャール:チェロ・ソナタ集
チレア:チェロ・ソナタ ニ長調 Op.38
ボエルマン:チェロ・ソナタ イ長調 Op.40
マニャール:チェロ・ソナタ イ長調 Op.20 |
シムカ・ヘレド(チェロ)
ジョナサン・ザク(ピアノ) |
チレア、ボエルマン、マニャールのチェロ・ソナタという、珍しい作品を集めた1枚。
1曲くらい有名な作品を入れそうなのにそうしないところが憎いところ。
いいですねー。
まずは歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」で知られるチレアのチェロ・ソナタ!
これが予想以上に情熱的で美しい曲なんです。
知られざる名曲を探している方は是非!
そしてフランス・オルガン楽派の伝統を汲むオルガニスト、ボエルマンのチェロ・ソナタ!
これは気品あふれる上質な音楽。
ボエルマンにはピアノ四重奏曲という知られざる名曲もあるのですが、それはいまはCDでは出てませんでした。でもチェロ・ソナタもいい曲です。
この人はもうちょっと聴かれてもよい人ですね・・・。
さらにあの「フランスのブルックナー」と賞賛されるマニャールのチェロ・ソナタ!
ナチスの兵隊と戦って殺されたというマニャールらしい、やっぱり悲劇的で深刻な作品。
チェロのシムカ・ヘレドは、24歳という若さでイスラエル・フィルの首席チェリストを務めたという天才。
現在の風貌も貫禄あります。
そしてこんなことを言うと失礼ですが・・・やっぱりうまい。
なんてぜいたくな1枚なんでしょう。
※録音(ライヴ):ヨーロッパ
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最近とてもフンメルが気になる・・・
若き実力派アントニオ・ポンパ=バルディ
フンメル:ピアノ・ソナタ集Vol.2
ピアノ・ソナタ第5番嬰へ短調 Op.81
ピアノ・ソナタ第7番ト長調
ピアノ・ソナタ第8番変イ長調
ピアノ・ソナタ第9番ハ長調 |
アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ) |
ロン・ティボー国際、ヴァン・クライバーン国際での入賞、そしてクリーヴランド国際での優勝など、コンクールでの豊富な入賞経歴を持ち、グリーグのピアノ作品全集(Centaur)が代名詞でもあるイタリアの名ピアニスト、アントニオ=ポンパ・バルディ。
クリーヴランド音楽大学で教授としてピアノの指導にあたる名手が、香り高きフンメルのピアノ・ソナタを奏でる。
2013年6月の録音。

ポンパ=バルディの
フンメル:ピアノ・ソナタ集Vol.1 |
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フンメル:ピアノ・ソナタ集Vol.1
ソナタハ長調Op.2-3/ソナタ変ホ長調Op.13/ソナタへ短調 |
アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ) |
アントニオ・ポンパ=バルディは、1998年のロン・テイボー国際音楽コンクールで優勝を果たし、2001年にはヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール銀メダル獲得という経歴をもつイタリアのピアニスト。過去にグリーグ作品全集を録音し、意欲的な活動を続けるポンパ=バルディの新プロジェクトとなるフンメルでは、スタンウェイの美点であるクリアな音質を生かしたトレモロやスケールが魅力的。
2009年6月1日−3日の録音。 |
ポンパ=バルディの名を知らしめたグリーグ
ちょっと入りにくい・・・ |
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アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ)
グリーグ:
ピアノ協奏曲イ短調 Op.16
組曲《ホルベアの時代より》Op.40 |
アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ)
オハイオ・フィルハーモニー管弦楽団
ドメニコ・ボヤージアン(指揮) |
数々の輝かしい経歴を持つイタリア、フォッジャ出身のピアニスト、アントニオ・ポンパ=バルディ。Centaur(センター)レーベルでは、グリーグのピアノ作品全集の第11集までリリースをしており、ピアノ協奏曲と組曲「ホルベアの時代より」でも表現が見事な美しきグリーグ。
現状ちょっと入りにくいので海外から。
2012年5月4日−5日の録音。 |
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新しいチェロ Vol.2
ロッドゲート:火ここになき灰
ヒューブラー:オーパス・ブレーヴェ
ヌニェス:アインシュピーラングII
フィニッシー:ダヴズ・フィガリー
エルバー:ヘラクレスの柱
マーンコプフ:La vision d'ange nouveau
バレット:暗黒の時代 |
フランクリン・コックス(チェロ) |
マイケル・フィニッシー(1946−)以降、20世紀後半に作曲された「無伴奏チェロ」のための新しい音楽の数々。
ドイツの現代アンサンブルとの共演を重ねてきたチェリスト、フランクリン・コックスが特殊奏法や高度なテクニックを駆使して鬼気迫る演奏を繰り広げる。
2005年−2007年の録音。 |
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打楽器、木管と声楽のための小品集
ルービン:ハード・カレンシー
コシンスキ:空の歌
ルービン:夏と冬
コシンスキ:サーキット・ブレイカー
ルービン:アダプティヴ・エクペクテイションズ、アウライ、武装した男 |
ジーン・コシンスキ(打楽器)
レイチェル・インセルマン(ソプラノ)
パウラ・ガドマンドソン(フルート)
テオドール・ショーン(クラリネット)、他 |
アメリカのコンポーザー=パーカッショニスト、ジーン・コシンスキ(1980−)と、作曲家ジャスティン・ルービン(1971−)による、打楽器、木管楽器、そして声楽のための新作集。 |
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心と魂
J.C.バッハ:ああ、われに十分な水があったなら
ローゼンミュラー:5声のソナタ第10番
ベルンハルト:何故悲しむのですか、わたしの魂よ
ブクステフーデ:いざわが魂よ、主をほめん
BuxWV.213
A.クリーガー:愛の力は昼夜を支配する
ベッカー:5声の組曲
ブクステフーデ:わが愛する神に
J.P.クリーガー:おお、イエスよ 私の命よ
シャイト:何故うなだれしか、わが魂よ |
ライランド・エンジェル(カウンターテナー)
アルス・リリカ・ヒューストン |
アルス・リリカ・ヒューストンは、指揮者、チェンバリストのマシュー・ダーストが1998年に創設したアメリカのピリオド・アンサンブル。
カウンターテナーのライランド・エンジェルは、マギーガン、ヤーコプス、ヘレヴェッヘなど古楽界の名指揮者たちとの共演も多く、2006年にはグラミー賞にもノミネートされている。
2013年2月の録音。 |
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コートニー・ミラー(オーボエ)
現代のおとぎ話
シッケル:オーボエとピアノのための《ガーデンズ》/
アンドリーセン:バラード/
バルトーク:シク地方の3つの民謡/
ヴェルルース:ソロ・ド・コンクール第3番
Op.76/
モリス:4つの個性/
ズプニック:無伴奏オーボエのための印象/
クラウス:3つのおとぎ話 |
コートニー・ミラー(オーボエ)
デボラ・セリグ(ソプラノ)
アヤコ・ヨダ(ピアノ)
シエラ・キッベ(ピアノ) |
コートニー・ミラーは、17歳の時にジャクソンヴィル交響楽団との共演でプロ・デビューを果たし、アメリカのカントン交響楽団で首席奏者を務めた女流オーボエ奏者。
バルトークやヴェルルース、さらにはアンドリーセンなど"近現代"のおとぎ話、民謡というイメージとマッチする7つのオーボエ作品を収録。
2014年の録音。

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シュレッズ! 〜 21世紀のトランペットと打楽器のための音楽
プリエト:トレイル・オヴ・メモリーズ
カバニーリャス:シュレッズ
ジヴコヴィチ:ボーン・トゥ・ビート・ワイルド
フーバー:イントゥ・ザ・ナイト
ナッシュ:6つの対話 |
デイヴィッド・コスミナ(トランペット)
サラ・ウォーターズ(打楽器) |
アメリカ、オハイオ州を拠点とするトランぺッター、デイヴィッド・コスミナが、21世紀のトランペットのための音楽と対峙!
同じくオハイオ州で活躍する女流パーカッショニスト、サラ・ウォーターズとのコンビネーションもGOOD。トランペットの新規レパートリーの開拓にも一役買いそうだ。
2013年&2014年の録音。 |
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ハイドン:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第17番ヘ長調 Op.68,Hob.XV-17
ピアノ三重奏曲第22番変ホ長調 Op.71-2,Hob.XV-22
ピアノ三重奏曲第12番ホ短調 Op.57-2,Hob.XV-12
ピアノ三重奏曲第15番ト長調 Op.62,Hob.XV-15
ピアノ三重奏曲第19番ト短調 Op.70-2,Hob.XV-19 |
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ |
1997年に結成されたイギリス、ウクライナ、台湾の音楽家たちによる多国籍アンサンブルであるメンデルスゾーン・ピアノ・トリオ。ハイドンのピアノ三重奏曲集は、ワシントン・ポストやファンファーレ・マガジンなどで、高評価を獲得している。
2013年1月の録音。 |
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ピオルコウスキ:ナイン |
ジェームズ・ピオルコウスキ(ギター)
ギター&ビヨンド |
バッファロー・ギター四重奏団のメンバーとしても活躍したコンポーザー=ギタリスト、ジェームズ・ピオルコウスキの自作自演集。
2010年−2013年の録音。 |
CHRISTOPHORUS
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ルターのリュート
マルティン・ルターを始めとする、ドイツ・ルネサンスのリュート歌曲集
マルティン・ルター、ライティス・グリガリス、
ルートヴィヒ・ゼンフル、ジョスカン・デ・プレ、
ハンス・ノイジトラー、アルノルト・シュリック、
クロード・グディメル、トーマス・ラヴェンスクロフトの作品 |
フランツ・ヴィッツム(カウンターテナー)
ジュリアン・ベール(リュート) |
男声ヴォーカル・アンサンブル、シュティムヴェルクのメンバーで、ドイツ古楽界が期待を寄せるカウンターテナー、フランツ・ヴィッツム。
宗教家のみならず、作曲家としても多くの作品を残したマルティン・ルターを始めとする、ドイツ・ルネサンスのリュート歌曲集。
※録音:2014年11月18日−20日、オーストリア |
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ドイツのアドヴェント・ソング
バルタザール・レジナリウス、アンドレアス・ラゼリウス、
ミヒャエル・プレトリウス、ヨハン・ショップ、
オルランド・ディ・ラッソ、クリストフ・グラウプナー、
マティアス・ウェックマン、ハインリヒ・イザーク、他の作品 |
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
ダニエル・シュライバー(テノール)
レゼスカパデ |
クリストフ・グラウプナーのカンタータ集(CHR
77381)で注目を浴びたオーストリアの若き古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガー。ヴィオラ・ダ・ガンバ四重奏団の「レゼスカパデ(Les
Escapades)」の伴奏に乗せて歌うクリスマス・ラウバム。
※録音:2015年4月29日−5月1日、カールスルーエ |
DREYER GAIDO
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クライン、コフレル、ナウマン:弦楽三重奏曲集
ギデオン・クライン:弦楽三重奏曲
ユゼフ・コフレル:弦楽三重奏曲 Op.10
エルンスト・ナウマン:弦楽三重奏曲 ニ長調
Op.12 |
EOSトリオ |
EOSトリオは、2013年にフランクフルトで結成された女性による弦楽三重奏団。ナチスの迫害によってテレージエンシュタットの強制収容所に送られ、同地トで作曲されたギデオン・クラインの弦楽三重奏曲や、同じくナチスの被害にあったユゼフ・コフレルの残された僅かな作品のうちの1つである弦楽三重奏曲を収録。
※録音:2013年10月6日&2014年3月15日−16日 |
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ガブリエル・フェルツ(指揮)
レスピーギ:ローマの噴水、ローマの祭
スーク:幻想的スケルツォ Op.25 |
ガブリエル・フェルツ(指揮)
アルテンブルク・ゲラ歌劇場
フィルハーモニー管弦楽団 |
録音:2003年6月16日−19日 ゲラ歌劇場(ドイツ)
10年前に大きく特集したフェルツのアルバム。
ようやく代理店扱いに。
(当時のコメントから)
「 ガブリエル・フェルツ。
1971年にベルリンで生まれ、さまざまな指揮者コンクールを経ながらエリート街道を歩み、2001年には29歳の若さでアルテンベルク・ゲラ劇場の音楽監督になる。その若さについて聞かれたときに、彼は、「フルトヴェングラーは僕より2つ若いときにすでに音楽監督をやっていた」と言ったというから、やはりそうとうの自信家&野心家なのだろう。しかしその音楽はギラギラしたものではない。作品のツボを徹底的に知り尽くし、ひとつひとつの楽器をあたかもひとりひとりの歌手であるかのようにイイ感じで歌わせる。それがなんともうまいことはまっているのである。盛り上げ方も、なんとも品がよくて、しかもこれまたうまい。・・・とにかく絶妙なのである。
フェルツと一緒に仕事をしていた日本人歌手の小森 輝彦氏が、自分のホームページで彼のことをこう語っていた。
「すごいと思うのはその新鮮さが彼の独りよがりの解釈から生まれたものでなく、楽譜に忠実に演奏するという志から生まれていて、しかも演奏として輝きがあることです。」
その言葉はまさに彼にぴったり。
ローマ三部作といえば、華やかでダイナミックな彩りにあふれ、常に刺激的であるべき、と思っていた。トスカニーニにしてもムーティにしても伝説の3人指揮者による仙台フィル・ライヴにしても、バティスにしても、もちろんスヴェトラーノフにしても。
ところが、このガブリエル・フェルツ指揮によるレスピーギは、どちらかといえば寡黙。まったく挑発的なところがない。なのだけれど、ほんのわずかな「間」というか「空気感」というのが、ちょっと今までの演奏と違う。それはほとんど感覚の世界で、衝撃的というほどのものではない。なのに、どうしてもこの感性がいとおしくてたまらない。
ちなみに、レスピーギの後に入っていた「スーク:幻想的スケルツォ」が、超のつく名曲。タイトルどおりの幻想的で美しい主題が、聴くものの心をギュウーっと締めつける。こんな優雅で美しい名曲が、まだあった。
結局今年(2006年)に入って聴いたアルバムの中で、1,2を争う愛聴盤になってしまった。」
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ガブリエル・フェルツ(指揮)
リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲
Op.64
チョルリョーニス:森の中で |
ガブリエル・フェルツ(指揮)
アルテンブルク・ゲラ歌劇場
フィルハーモニー管弦楽団 |
録音:2002年5月6日−9日 ゲラ歌劇場(ドイツ)
「アルペン」が予想通りの重厚極まりない演奏。ゲテモノ交響曲として軽視されることもある同曲をブルックナー、マーラーの交響曲作品と同等の品格と様式を備えた名曲として捉え、説得力のある仕上がりとなっている。チョルリョーニスも珍曲だが、シュトラウスとほぼ同年代の作品ということと楽想の共通項をちゃんと意識してのカプリング。
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無伴奏クラリネットのための作品集
ベリオ:セクエンツァIX/
シュトックハウゼン:友情をこめて/
メシアン:鳥たちの深淵/
ドナトーニ:クレール/
ペンデレツキ:前奏曲/
デニソフ:ソナタ/
ヴァレンティノ・ブッキ:コンチェルト |
ローラ・ルイス・フェレレス(クラリネット) |
録音:2009年1月 ドイツ |
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ダヴィート・ゲリンガス(チェロ)
「私の思い出」 〜 チェロのための作品集
バルカウスカス・ヴィタウタス(1931-):演奏会用組曲
ブロニウス・クタヴィチウス (1932-):Rhythmus-Arhythmus
アナトリユス・シェンデロヴァス:ドゥエ・カンティ
Due Canti
オスヴァルダス・バラカウスカス (1937-):ダル・ヴェント
ミンダウガス・ウルバイティス (1952-):レミニセンシス
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ダヴィート・ゲリンガス(チェロ)
タティヤナ・シャッツ=ゲリンガス(ピアノ)
ペトラス・ゲニウサス(ピアノ) |
録音:2001年11月&2002年2月、4月 リトアニア
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CD 21054
(2CD/特別価格)
\4000 →\3690
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忘れられたページ 〜 チェロとピアノのためのポルトガルの音楽
フェルナンド・ロペス=グラーサ:
3つのポルトガル民謡、忘れられたページ、
無伴奏チェロのための3つの花序
アントニオ・ヴィトリーノ・ダルメイダ:3つのバガテル
アルマンド・ジョセ・フェルナンデス:チェロ・ソナタ
フレデリコ・デ・フレイタス:アンテロ・デ・ケンタルの詩による夜想曲
ジョリー・ブラガ・サントス:アリア1、アリア2
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ:チェロ・ソナタ
ジョルジェ・ペイシーニョ:無伴奏チェロのためのレチタティーヴォ
ルイズ・コスタ:チェロ・ソナタOp.11
クラウディオ・カルネイロ:ソナチナ |
ブルーノ・ボラリーニョ(チェロ)
ルイザ・テンダー(ピアノ) |
録音:2009年 7月24日-26日 ポルトガル |
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トリヴィウム
トゥリーナ、ロドリゴ・リエラ、モンポウ、ルネ・エースペエレ:
ギターのための作品集 |
ヘルマン・フッデ(ギター)
ブルクハルト・シュミット(ヴァイオリン)
ガリー・ヴォルフ(フルート) |
録音:2002年11月14日−17日 ドイツ |
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虚空 〜 リコーダーと打楽器のための現代日本と中国の音楽 |
グドゥーラ・ローザ(リコーダー)
藤井はるか(パーカッション) |
録音:2007年2月20-23日ブレーメン放送 |
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ディス・タイム・ザ・ドリームズ・オン・ミー
ハロルド・アーレン:虹の彼方へ
ジェローム・カーン:煙が目にしみる/他 |
スコット・ウィアー(テノール)
ヤン・チャイコフスキー(ピアノ) |
録音:2004年8月24日−25日 アメリカ |
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ユディト・プファイファー
ピアノのための作品集 |
ユディット・プファイファー(ピアノ) |
録音:2001年8月 ドイツ |
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フリートヘルム・デール・エディションVol.14
フリートヘルム・デール:オルガン・ミサ |
シグモンド・サトマリー(オルガン) |
録音:2009年10月ケルン |
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フリートヘルム・デール・エディションVol.13
フリートヘルム・デール:ヴァイオリン・ソナタ《初期の歌》
チェロとハープのための印象《タペット》
8本のトロンボーンのための《グラドゥアーレ》
4人の打楽器奏者のための《コンドゥクトゥス》
室内オーケストラのための《バレエ・メカニーク≫
ヴァイオリンとギターのための《パ・ドゥ・ドゥ》
チェロ・ソナタ |
クリスティアーネ・エディンガー(ヴァイオリン)
クラウス&ヘルガ・シュトルク
エールハルト・ヴェッツ・
トロンボーン・アンサンブル
クロウマタ・アンサンブル・ストックホルム
(打楽器アンサンブル)
アンサンブル・ベルンハルト・ヴルフ
ヴァルター・クラジンツ(ヴァイオリン)
マルガ・ボイムル(ギター)
ウルフ・ティシュビレク(チェロ) |
録音:1971-2009年 |
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フリートヘルム・デール・エディションVol.12
オルガンのためのチクルス《ヨブ》
3人の打楽器奏者と2本のトロンボーン奏者のための《ミサ》
室内のトロンボーン《メディア・マテリアル》 |
フリートヘルム・デール(指揮)
ヤン・ミュラー・ヴィーラント(指揮)
アンサンブル・ノイ・ムジーク・リューベック
カローラ・シュレーター(ソプラノ)
アンサンブル・メディア・プロジェクト |
録音:1990年&2008年 |
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フリートヘルム・デール・エディションVol.11
〜
室内楽作品集
二人のための協奏曲/太陽/ツェラン歌曲/
夕暮れ・夜〜ソット・ヴォーチェ |
クリスティアーネ・エディンガー(ヴァイオリン)
ジェイムズ・トッコ(ピアノ)
ウルフ・ベストライン(バリトン)
トリオ・プレイエル、他 |
録音:1980年&2006年 |
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フリートヘルム・デール・エディションVol.10
〜
弦楽器独奏作品集
カデンツァ/秋のソナタ/
夕暮れ・夜〜ソット・ヴォーチェ/
独奏/7つの歌/セレナード |
ヨハネス・モーザー(チェロ)
コリーナ・ゴロモス(ヴィオラ)
クリスティアーネ・エディンガー(ヴァイオリン)
ウルフ・ティシュビレク(チェロ)、他 |
録音:2001年、2007年、1997年〜2006年 |
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フリートヘルム・デール・エディションVol.9
〜
管弦楽作品集
墓/情熱/バレエ「イカロス」 |
ハンス・ツェンダー(指揮)
ハンブルク北ドイツ放送交響楽団
オトマール・マーガ(指揮)
ハノーヴァーNDR放送フィルハーモニー管弦楽団
モーシェ・アツモン(指揮)
バーゼル交響楽団 |
録音:1980年、1985年、1987年 |
FRA BERNARDO
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世界初録音!17世紀イタリアの知られざるカンタータ
ジョヴァンニ・ロレンツォ・ルリエール:
カンタータ 《グローリア、ローマとヴァローレ》
(世界初録音) |
ファビオ・ミッサッジャ(ヴァイオリン、指揮)
イ・ムジカーリ・アッフェッティ
リーア・セラフィーニ(ソプラノ)
キアーラ・バラッソ(ソプラノ)
マッテオ・ピガート(カウンターテナー) |
バロック・ヴァイオリニスト、ファビオ・ミッサッジョと、ミッサッジョが1997年に創設したアンサンブル、イ・ムジカーリ・アッフェッティによる、知られざるイタリア音楽再興。ジョヴァンニ・ロレンツォ・ルリエール(ca.1662−1700)による、3人の歌手と器楽によるカンタータ「グローリア、ローマとヴァローレ(La
Gloria, Roma e Valore)」の世界初録音。ルリエールはスペイン系のイタリアの作曲家であり、チェロとトロンボーン奏者としても活躍していた。
※録音:2014年11月26日−27日、ヴィチェンツァ
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対話
バンキエーリ:ソナタ第1番、リチェルカーレ、対話によるソナタ第3番/
トムキンズ:ファンシー/
ボネッリ:トッカータ・クレオパトラ/
G・ガブリエリ:カンツォン・ソ・ソ・ラ・ソ・ファ・ミ/
ボネッリ:トッカータ・アトランタ/
作曲者不詳:Bayle Del Gran Duque/
ズッキネッティ:2つのオルガンのための協奏曲/
ヴァンハル:ディエッティーノ(第18番、第10番、第23番、第24番、第20番)/
ルティーニ:6つのディヴェルティメント/
ジュッサーニ:ソナタ・コンチェルタータ/
ピアッツァ:ソナタ第1番 |
グスタフ・アウツィンガー
(オルガン、クラヴィコード)
マルティナ・ショーベルスベルガー
(チェンバロ、オルガン、クラヴィコード) |
アドリアーノ・バンキエーリの「対話によるソナタ第3番」やセヴェーロ・ジュッサーニの「ソナタ・コンチェルタータ」など、「オルガンとチェンバロ」という組み合わせのために書かれた作品を多数収録した作品集。
※録音:2015年4月17日−18日、オーストリア |
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NEOS
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レブエルタス没後75 年記念
シルベストレ・レブエルタス(1899-1940):アンサンブル作品集
(1)カミナンド(1937)〜器楽アンサンブル版
(2)ラジオ向きの八重奏曲(1933)
(3)プラーノス(1934)〜大アンサンブルのための
(4)真面目な小品第1番&第2番(1940)〜管楽アンサンブルのための
(5)トッカータ(1933)
〜ピッコロ、3つのクラリネット、ホルン、トランペット、
ティンパニとヴァイオリンのための
(6)3つのソネット(1938)
〜語りと管楽アンサンブル、ピアノと打楽器のための
(7)「あなたが考える理由がわかりません」(1937)
〜バリトンとアンサンブルのための
(8)フェデリコ・ガルシア・ロルカへの讃歌(1936)〜大アンサンブルのための
(9)センセマヤ(1937)〜室内アンサンブルのための
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ローランド・クルティヒ(指揮)
アンサンブルKNMベルリン
ガブリエル・ウルティア(Br/語り) |
没後75年!これがホントの反乱(レブエルタス)!
ヨーロッパ前衛音楽の殿堂NEOSからまさかのレブエルタス作品集リリース!
録音:2008年、50:02
メキシコの作曲家兼ヴァイオリニスト、レブエルタスの没後75
年を記念したアルバム。ガルシア・ロルカへの讃歌、センセマヤなど彼の主要作品も収録され、初めてレブエルタスを聴く人にもお薦め。メキシコ先住民の音楽や当時の世俗音楽、街の喧騒をも複調、多調、ポリリズムを駆使して取り込みラテンの血が爆発する色彩豊かで生命力に満ちたすばらしい音楽。死後70
年余りを経て西洋前衛派が衰退した今、あらためてレブエルタスが注目されています。
アンサンブルKNMベルリンの演奏はレブエルタスの作品の先見性、実験性に光をあて、さながらブーレーズが演奏するストラヴィンスキーを思わせる切れ味の鋭いアンサンブルを聴かせます。お店の試聴機に入れれば大きなセールスが期待できます。
作曲家特集
シルヴェストレ・レブエルタス
SILVESTRE REVUELTAS 1899年(サンティアゴ近郊パパスキアロ)〜1940年(メキシコ・シティ)
ASVの中南米シリーズや、BMGの現代音楽レーベルCATALISTから出た真っ黒いガイコツのジャケットCDでお聞きになった方もおられるだろう。
シルヴェストレ・レブエルタス。
今から100年ほど前、1899年にメキシコで生まれた。
メキシコの作曲家といえばチャベスやポンセがそこそこ有名だし良い曲も書いているが、民族主義とクラシック音楽の素敵な融合という枠を超えることはない。
それに比べて、このレブエルタスという男の作品は荒唐無稽、大胆というか、気が狂ってるんじゃないかと思われるような曲まである。
35歳くらいまでは、メキシコ・シティやシカゴで作曲やヴァイオリンを学んだり、チャベスに招かれてメキシコSOの副指揮者を務めたりするなど、まともな音楽家の生き方を歩んでいた。それが37歳のとき、突然内戦中のスペインに渡り人民戦線側に立って戦う。そのへんからどうも普通の人間ではなくなってくる・・・。
実際、帰国してからの彼の作品は異常な作品が多い。
それらの作品を「原始的」とか「エネルギッシュ」とかいう言葉で表現している評論家もいるが、そんな生易しいものではない。ストラヴィンスキーやコダーイなど問題外。何かに取り憑かれたような、呪術的な魔力を秘めた曲。たたきつけるようなクレッシェンド、襲い掛かってくるようなフォルテッシモ。劇画的でドス黒い華やかさと冷笑的でニヒルな視線。
一体あの内乱で何が彼に起こったのか。
・・・しかしそんな作品がいくつも書けるわけがない。
帰国して2年後にアル中の末、無残な病死。
わずか40歳であった。
聴いて欲しいのは「センセマヤ(1938年)」と「マヤ族の夜(1939年)」。
廉価なバリオス盤で2曲を聴くか、20年前なら考えられなかったメジャー・レーベル・リリースによるサロネン盤で聴くか。
あるいはほかのメキシコ音楽の傑作も楽しみながらバティスの「センセマヤ」1曲を贅沢に聴くか。
どうぞお好みに合わせて。
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左右の顔が違う人になってます・・・。コワイです。
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マルクス・シュタンゲのジョージ・クラム:マクロコスモス第1集・第2集
ジョージ・クラム(b.1929):
マクロコスモスI(1972)
〜黄道十二宮による増幅されたピアノのための
マクロコスモスII(1973)
〜黄道十二宮による増幅されたピアノのための |
マルクス・シュタンゲ(Pf) |
録音:2007年12月(I)、2008年2月(II)、72:25
クラムの代名詞ともいえる「マクロコスモス」全4
集のうち、一人のピアニストで演奏される第1、2
集を収録。ドビュッシー、メシアン、武満に通底する美を持ちながら通常奏法の他にプリペアド・ピアノ、内部奏法そしてピアニストは時に歌ったり叫んだり口笛を吹いたりと、独自の神秘的世界が展開する。
既に多くのピアニストによって取り上げられている名作をドイツのベテラン、マルクス・シュタンゲが冴えたリアリゼーションで聴き手を惹きつける。スタンゲはアロイス・コンタルスキーに師事し20
年に渡ってシュトゥットガルト・ピアノ・デュオのメンバーを勤め、現在は内藤祐紀子&マルクス・シュタンゲ・ピアノ・デュオ、アンサンブル・フォルミンクスのメンバーとして活動している。 |
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イリーナ・エメリアンツェワ(b.1973)ピアノ作品集
前奏曲(1991)/ロシア風フーガ(1991-1992/2009)/
子供のための小品集(1991-1992)/
循環するファンタジー(1996)/7つの小品(1998-1999)/
ヴィーパースドルファー前奏曲(2003)/影・光(2003)
断章(2003)/オズボーン・レクイエム(2007) |
イリーナ・エメリアンツェワ(Pf) |
ロシアの女流作曲家エメリアンツェワの自作自演ピアノ作品集
録音:2009年、70:17
ロスラヴェッツ作品集(NEOS 10902)に続くエメリアンツェワのアルバム。エメリアンツェワはロシア出身。サンクト・ペテルブルクのR.コルサコフ音楽院でセルゲイ・スロムニスキに師事、後にドイツでハンスペーター・キーブルツの指導を受けている。
このCD では彼女の20代から30 代にかけての作品が収められているが、作風はバルトーク、ドビュッシーがやや進化したような曲から無調音楽まで多種多様。自らピアノを弾き生気あふれる音楽を聴かせる。 |
TUDOR
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「ブリリアント・ブラス」
トーマス・ガンシュ:5つの艦隊
ヴィクトル・エヴァルド:金管五重奏曲第1番
変ロ短調
ヨーゼフ・ランナー(マリアンヌ・ブルックナー編):シュタイアー風舞曲
マルコム・アーノルド:金管五重奏曲Op.73
ヴェルナー・ピルヒナー:金槌をポケットに持った男
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ウィーン=ベルリン・ブラス・クインテット:
【ガボール・タルコヴィ
(トランペット/ベルリン・フィル首席)、
ギョーム・ジェル(トランペット/ベルリン・フィル)
トーマス・イェプストル(ホルン/ウィーン・フィル)、
ディートマル・キューブルベック
(トロンボーン/ウィーン・フィル首席)、
アレクサンダー・フォン・プットカマー
(テューバ/ベルリン・フィル)】
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12月に来日決定!ウィーン=ベルリン・ブラス・クインテット、定番のエワルド、アーノルド収録!
録音:2014年5月 シンフォニア・スタジオ(ウィーン)、56’42
管楽器ファン、大注目のアルバムがリリース。世界的ソリストとしても活躍する5
人が、オーケストラという枠を超えて結成した「ウィーン=ベルリン・ブラス・クインテット」。ベルリン・フィル、ウィーン・フィルのメンバーによる世界最高峰の響きを堪能できます!
コンクールの定番“エヴァルドの金管五重奏曲第1番”や、“アーノルドの金管五重奏曲”など、最高の演奏で聴く金管五重奏曲はまさに極上の時間。2015
年12月に来日公演を予定しています。 |
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腕っこき集団シャロウン・アンサンブル
「ドヴォルザーク:室内楽作品集」
バガテルOp.47 B.79
テルツェット(三重奏曲) Op.74 B.148
弦楽五重奏曲第2番 Op.77 B.49 |
シャロウン・アンサンブル・ベルリン
【ヴォルフラム・ブランドル(ヴァイオリン)、
レイチェル・シュミット(ヴァイオリン)、
ミシャ・アフカム(ヴィオラ)、
リチャード・デュヴェン(チェロ)、
ペーター・リーゲルバウアー(コントラバス)、
ヴォルフガング・キューン(ハーモニウム)】 |
腕っこき集団シャロウン・アンサンブルによるドヴォルザークのレアな室内楽曲集!
録音:2013年5月〜6月、69’35
1983 年ベルリン・フィルのメンバーによって設立されたシャロウン・アンサンブル・ベルリン。現在はドイツの主要なオーケストラに在籍するメンバーで構成されています。
ヴァイオリンのブランドルは10 年間ベルリン・フィルで活躍。現在ベルリン国立歌劇場管弦楽団のコンサート・マスターを務めている実力派です。
ドヴォルザークのユニークな編成の室内楽作品を収録。「バガテル」は2
本のヴァイオリン、チェロとピアノの代わりにリードを用いたオルガン“ハーモニウム”を用いた作品。
「テルツェット(三重奏曲)」はヴァイオリン2
本とヴィオラ。「弦楽五重奏曲第2 番」は弦楽四重奏+コントラバスの編成。シャロウン・アンサンブル・ベルリンはドヴォルザークの民俗色を洗練された演奏で楽しませてくれます。
「シャロウン・アンサンブル」
★ベートーヴェン:七重奏曲、管楽六重奏曲
★シューベルト:八重奏曲
TUDOR 各1SACD¥2400→¥2190
シャロウン・アンサンブル・ベルリンはベルリン・フィルハーモニーの首席奏者が集まって1983年に結成された。レパートリーは古典から現代まで幅広く、アバド、バレンボイム、ラトルとも共演している。
ヴァイオリンのブランドルは現在ベルリン国立歌劇場管弦楽団のコンサート・マスターを務めている |
TUDOR 7146
(SACD HYBRID)
\2190
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ベートーヴェン(1770-1827):
(1)七重奏曲 変ホ長調Op.20
(2)管楽六重奏曲 変ホ長調Op.71 |
シャロウン・アンサンブル・ベルリン:
【(1)W.ブランドル(Vn)、(1)M.アフカム(Va)、
(1)R.デュヴェン(Vc)、
(1)P.リーゲルバウアー(Cb)、
(1)(2)A.バーダー(Cl)、
(1)(2)M.ヴァイトマン(Fg)、
(1)(2)S.d.L. イェツィエルスキ(Hrn) 】
(2)G.V.ブオノマーノ(C lII)、
(2)S.ウィリス(Hrn II)、(2)H.トロック(Fg II) |
録音:(1)2008年10月,(2)2009年5月,ベルリン |
TUDOR 7114
(SACD HYBRID)
\2190
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シューベルト(1797-1828):
八重奏曲 ヘ長調Op.166,D803(1824) |
シャロウン・アンサンブル・ベルリン:
【P.ガイスラー(Cl)、K.トゥーネマン(Fg)、
S.d.L.イェツィエルスキ(Hrn)、
A.カッポーネ(Vn)、A.イヴィッチ(Vn)、
U.クネルツァー(Va)、R.デュヴェン(Vc)、
P.リーゲルバウアー(Cb)】 |
録音:2001年6月
音質の向上により、より声部間の細やかなやり取りが鮮明に聴き取れるように。 |
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TUDOR 7601
(2枚組 1枚価格)
\2400
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「シューベルト:ピアノ三重奏曲全集」
CD1)
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 作品99 D898
ピアノ三重奏曲変ロ長調 D28
CD2)
ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 作品100 D929
ピアノ三重奏曲変ホ長調「ノットゥルノ」作品148
D897 |
モスクワ・ラフマニノフ三重奏団:
【ミハイル・ツィンマン(Vn)、
ナタリア・サヴィノヴァ(Vc)、
ヴィクトール・ヤンポルスキー(Pf)】 |
モスクワ・ラフマニノフ三重奏団円熟のシューベルト!
録音:2013年8月モスクワ/CD1:52’33/CD2:56’25
シューベルトはピアノ三重奏曲を生涯で4 曲残しました。D.28
は15 歳の時の作品。残りの3曲は晩年に作曲しています。「第1
番」と「第2 番」は長大で晩年の傑作として名高いもの。美しいメロディの中から訪れる絶望の影。シューベルトの深淵な音楽がここにある。
モスクワ・ラフマニノフ・トリオはロマンティックで喜びに溢れ、穏やかな気分を存分に表現した演奏を繰り広げています。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAND SLAM
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ムラヴィンスキーのチャイ4、
2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻
(1)チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調
Op.36
ボーナス・トラック
(2)J.S.バッハ:管弦楽組曲第2番 ロ短調
BWV 1067
(3)ドビュッシー:夜想曲より「雲」、「祭」 |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 |
ムラヴィンスキーのチャイ4(1960年、ステレオ)が、2トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻で登場!!
録音:(1)1960年9 月14、15 日/ウェンブリー・タウン・ホール(ロンドン)【ステレオ/セッション】
(2)1961年11 月21 日/レニングラード・フィルハーモニー大ホール【モノラル/ライヴ】
(3)1960 年2 月26 日/レニングラード・フィルハーモニー大ホール【モノラル/ライヴ】
使用音源: Private archive (2トラック、38
センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルが1960
年に録音したステレオによるチャイコフスキーの後期3
大交響曲(第4 番〜第6 番)は、今日も絶大な人気を誇っています。
当シリーズでは初期LP を素材として3 曲を復刻しましたが、今回は最終形として2
トラック、38 センチのオープンリール・テープを使用しました。第1
弾は第4 番ですが、第5 番(GS 2140)、第6
番「悲愴」(GS 2141)も続いて発売する予定です。
なお、ボーナス・トラックには同じく2 トラック、38
センチのオープンリール・テープを使用したバッハの管弦楽組曲とドビュッシーの「夜想曲」より雲、祭を加えました(以上、モノラル、ライヴ)。この2
曲は1994 年にロシアン・ディスクでCD 化されましたが、現在では廃盤になったままで、入手しづらい音源です。(平林 直哉) |
<国内盤>

10/14(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AR RE‐SE
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アコーディオン奏者とソプラノのデュオで贈るバッハ・アルバム
J.S.バッハ:
来てください、来てください、私の心はあなたへと開いています/
われもまた汝に従い行かん/トッカータとフーガ
ニ短調/
ため息、涙、悩み、苦しみ/暁の星のいと美しきかな/
私はあなたにこの心を捧げます/急げ、時よ/沈黙のうめきよ/
前奏曲とフーガ イ短調/愛よりしてわが救い主は死にたまわんとす/
御手はただの一振りで/愛する神よ
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ボグダン・ネステレンコ(アコーディオン)
ジュリエット・ド・マシィ(ソプラノ) |
ウクライナ出身のアコーディオン奏者と、フランスのソプラノのデュオで贈るバッハ・アルバム。ソプラノの歌声とアコーディオン伴奏のブレンドが一味違うバッハの響きを堪能させてくれる。
アコーディオン版「トッカータとフーガ ニ短調」も聴きどころ。
2012年9月の録音。 |
COBRA
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大戦の音
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ JW VII/7
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調
Op.80 |
マリア・ミルシテイン(ヴァイオリン)
ハンナ・シバイエヴァ(ピアノ) |
1860年製のジャン・バティスト・ビョームのヴァイオリンを奏でるマリア・ミルシテインは、1985年モスクワ生まれの女流ヴァイオリニスト。幼少期からロシア、フランス、イギリス、オランダを渡り歩いてきたミルシテイン。ソリスト、室内楽奏者としての経験も豊富であり、現在はアムステルダム音楽院で教鞭を執っている。
2014年9月の録音。 |
LAWO
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ギターのための前奏曲集
マドセン:無伴奏ギターのための5つの前奏曲
Op.76
マークッセン:ギターのための12の前奏曲
シェルブレード:ギターのための5つの前奏曲 |
ロイ・ヘンニング・スニーエン(ギター) |
北欧ノルウェーのギターのための"前奏曲集"
ノルウェーの3人の作曲家たち、トリグヴェ・マドセン(1940−)、シェル・マークッセン(1952−)とビョルン・ボルスタ・シェルブレード(1970−)による、ギターのための「前奏曲集」。
ノルウェーの23曲の「前奏曲」は、ギターの特色を引き出す秀作揃い。同国のギター界を代表する名手、ロイ・ヘンニング・スニーエンが奏でてゆく。
2013年12月−2014年3月の録音。 |
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声楽とオルガンのための復活祭のための音楽
ホーヴラン:Han Gikk Den Tunge Veien/
ノルウェー伝承曲:Jesus, Din Sote Forening
A Smake/
J.S.バッハ:主よ憐れみたまえ/
ハスラー:O Hode, Hoyt Forhanet/
グレツキ:おおわれらが神よ/
スルター:O Guds Lam Uskyldig/
ホフマン:Hil dig, frelser og forsoner/
マイヤー:Se, dodens brodd er brutt/
ガンフロート:Hor var helligaftens bonn/
伝承曲:A, gledesfylte stund/
リンデマン:キリストは死して蘇りたもう/
ヘンデル:
わたしは知る、わたしをあがなう者は生きておられる/
《Lyra Davidica》より Livet vant, dets
navn er Jesus/
リンデマン:Paskemorgen slukker sorgen |
マリアンネ・ベアテ・シェラン
(メゾ・ソプラノ)
エリセ・ボートネス(ヴァイオリン)
コーレ・ノールストーガ(オルガン) |
BCJへの客演などでもお馴染みの北欧、ノルウェーを代表するメゾ・ソプラノ、マリアンネ・ベアテ・シェラン(キーラント)。
「イースター(復活祭)」をテーマとしたアルバムのプログラムは、母国ノルウェーの作品からバッハ、ハスラー、グレツキ、ヘンデルと多岐にわたる。
2014年2月&6月の録音。 |
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LWC 1078
(SACD HYBRID)
\2800
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ホーヴラン:オルガン作品集
コラール・パルティータ第1番 Op.7
エレメンタ・プロ・オルガノ Op.52
オルガン・コラール集第4巻
徹夜ミサの4つの間奏曲
Kortere Komposisjoner Op.135
コラール・パルティータ第8番 |
アンデシュ・アイステン・ダール(オルガン) |
エギル・ホーヴラン(1924−2013)は、日本では合唱の作曲者としても知られる20世紀〜21世紀初頭のノルウェーを代表する作曲家の1人。ホーヴランの音楽の特色でもある宗教音楽、オルガン作品をノルウェーの才気あふれるオルガニストの演奏で。
2014年3月&4月の録音。 |
ARS PRODUKTION
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ARS 38174
(SACD Hybrid)
\2700
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フランセ、トマジ、ジョリヴェ、ヴィラ=ロボス:ファゴット協奏作品集
ジャン・フランセ(1912-1997):ファゴットと11の弦楽器のための協奏曲(1979)
アンリ・トマジ(1901-1971):ファゴットと弦楽とハープのための協奏曲(1961)
アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):
ファゴット、弦楽、ハープとピアノのための協奏曲(1954)
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):7つの音の輪(ファゴットと弦楽のための;1933)
ジャン・フランセ:ファゴットと弦楽合奏のためのディヴェルティメント(1942) |
マティアス・ラーチ(ファゴット)
シュトゥットガルト室内管弦楽団
ヨハネス・クルンプ(指揮) |
録音:2013年5月21-24日、2014年3月19-20日 |
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ARS 38178
(SACD Hybrid)
\2700 →\2490
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フローラン・シュミット
ピアノと管弦楽のための「遠くに聞こえる…」世界初録音
ラヴェル、シュミット:ピアノ協奏作品集
ラヴェル(1875-1937):左手のためのピアノ協奏曲ニ長調(1929-1930)
フローラン・シュミット(1870-1958):
遠くに聞こえる…(ピアノと管弦楽のための版;1929)(*)
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調(1929-1931) |
ヴァンサン・ラルデル(ピアノ)
オーズ交響楽団
ダニエル・カフカ(指揮) |
録音:2015年2月23-27日、メシアン・ホール、グルノーブル、フランス
(*)世界初録音。 |
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ARS 38181
(SACD Hybrid)
\2700
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イタリアのクリスマス
[主の降誕のアンティフォナ]
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):カプリッチョ・パストラーレ
グレゴリオ聖歌:何を見たか、羊飼いらよ
[Quem vidistis pastores]
チプリアーノ・デ・ローレ(?-1565)/
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(確認できる活躍期:1594頃):
天使が羊飼いたちに告げた [Quem vidistis
pastores]
グレゴリオ聖歌:天使と共に天の大軍が現れた
[Facta est cum Angelo]
ウルバーニ・ロート(確認できる活躍期:1622頃):
天のいと高き所には神に栄光あれ [Gloria
in excelsis Deo]
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1571頃-1630):
3声のシンフォニア(ソナタ第13番)
グレゴリオ聖歌:幼児が今日生まれたもうた
[Parvulus filius hodie natus est]
[新年の日]
ボニファツィオ・グランツィアーニ(1604-1664):
来たれ、羊飼いらよ [Venite pastores]
(独唱のための)
クリストフ・ベルンハルト(1628-1692):
急げ、羊飼いらよ! [Currite pastores!]
(リトルネッロ付き)
ヨハン・シュメルツァー(1623頃-1680):3声のソナタ・パストラーレ
不詳(15世紀):われらに生まれたもう [Puer
nobis nascitur] (カンティレーナ)
ヤン=ヤコプ・ファン・エイク(1590頃-1657):われらに
[Puer nobis] (2つの旋法による)
アレッサンドロ・グランディ(1586-1630):3声のシンフォニア
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
キリスト、すべての救い主 [Christe Redemptor
omnium]
ビアージョ・マリーニ(1594-1663):天の星々と共に
[Con le stelle in ciel]
ジャコモ・カリッシミ(1605-1674):めでたし、幼児
[Salve puellule] |
ダグマル・シャシュコヴァー(ソプラノ)
ヤン・ファン・エルザッカー(テノール)
アンサンブル・ラ・フェニーチェ
ジャン・テュベリ
(リコーダー、コルネット[ツィンク]、コルネット・ミュート、指揮)
ステファニー・プフィステル(ヴァイオリン)
ルカス・ペレス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
フィリップ・グリスヴァール(オルガン、チェンバロ)
ニコラ・アクテン
(テオルボ、トリプルハープ、バロックギター、バリトン(弦楽器)) |
録音:2014年12月19-23日、サリニー教会、サリニー、フランス |
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ARS 38182
(SACD Hybrid)
\2700
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過去の新色 サクソフォンとアコーディオンのための音楽
ヘンデル(1685-1759):ソナタト短調 Op.1
No.2 HWV360
バルトーク(1881-1945):ルーマニア民俗舞曲集
ドビュッシー(1862-1918):シリンクス
ベルク(1885-1935):4つの小品
ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲ト短調「夜」RV439
J・S・バッハ(1685-1750):フランス組曲第2番ハ短調
BWV813
ペンデレツキ(1933-):3つのミニアチュール
ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡
ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史 から
カフェ 1930,ナイトクラブ 1960 |
デュオ・アリアーダ
ミハウ・クノト(サクソフォン) ボグダン・ラケティチ(アコーディオン) |
録音:2015年3月24-26日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ |
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ARS 38185
(SACD Hybrid)
\2700
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ブルーハウスへの招待 バーゼルのルーカス・サラシンの曲集所収のトリオ・ソナタ
ヤン・ヴァーツラフ・スタミツ(1717-1757):トリオ
イ長調
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):3声のソナタ・ノットゥルナ
ニ長調
ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ(1700頃-1775):3声のソナタ
イ長調
アントン・フィルス(1745-1801):トリオ
ニ長調
カレル・スタミツ(1745-1801):3声のソナタ
ト長調
ジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニ:3声のソナタ
ニ長調
ジャコモ・コンティ:トリオ ト短調
ガエターノ・プニャーニ(1731-1798):トリオ・ソナタ変ホ長調 |
デア・ムジカリッシェ・ガルテン
ヘルマン・エチェベリ・チャモロ、カロリーネ・エチェベリ・クレム(ヴァイオリン)
アネカトリン・ベラー(チェロ) ダニエラ・ニートハマー(チェンバロ、オルガン)
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録音:2015年4月27-30日 |
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ARS 38186
(SACD Hybrid)
\2700
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ヘンデル、ヴィヴァルディ:トリオ編成による協奏曲とアリア集
ヘンデル(1685-1759):オペラ「リナルド」HWV7
から 序曲
ヴィヴァルディ(1678-1741):
2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調
RV522(ニ短調に移調)
ヘンデル:オペラ「ラダミスト」HWV12 から
いつまでなのか、冷酷な運命よ [Quando
mai, spietata sorte] (アリア)
ヴィヴァルディ:室内協奏曲ト長調 RV101
ヘンデル:
トリオ・ソナタ ハ短調 HWV 386a
オペラ「リナルド」HWV7 から
風よ、旋風よ、この足にお前たちの翼をくれ
[Venti, turbini, prestate] (アリア)
ヴィヴァルディ:
チェロと通奏低音のためのソナタ変ロ長調
RV45/室内協奏曲ニ長調 RV92
ヘンデル:
オペラ「リナルド」HWV7 から 私を泣かせてください
[Lascia ch'io pianga] (アリア) |
アンサンブル・ロルナメント
ユリアーネ・ホイティアー(リコーダー)
カタリーナ・ホイティアー(ヴァイオリン)
ヨナタン・ペシェク(チェロ)
セバスティアン・ヴィーナント(チェンバロ)
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録音:2014年10月25-28日
アンサンブル・ロルナメント自身の編曲により、協奏曲やオペラ・アリアもトリオ・ソナタ編成の器楽のみで演奏。
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ARS 38187
(SACD Hybrid)
\2700
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昇る太陽 イタリア・コロラトゥーラ・アリア集
ニコロ・ヨンメッリ(1714-1774):
オペラ「オリンピアーデ」から わかってください
[Tu di saper procura](*)
モーツァルト(1756-1791):
おお、大胆なアルバーチェよ…この父の抱擁ゆえに
[O temerario Arbace... Per quel paterno
amplesso] K.79(73d)
ベレニーチェに…昇る太陽 [ Berenice...
Sol nascente] K.70
トンマーゾ・トラエッタ(1727-1779):オペラ「アルミーダ」から
私は何も求めず、何も愛さない [Io non
cerco](*)
私は行く、しかし私は守る、神よ [Parto,
ma lascio, o Dio](*)
ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):オペラ「捨てられたディドーネ」から
理由もなく、報われず [Non ha ragione,
ingrato](*)
モーツァルト:オペラ「ポントの王ミトリダーテ」K.87
から
私を脅かす運命から [Al destin che la
minaccia]
ニコロ・ピッチンニ(1728-1800):オペラ「チェッキーナ」から
怒った女の激しさよ [Furia di donna
irata] |
シャルロッテ・シェーファー(ソプラノ)
ノイエ・デュッセルドルファー・ホーフムジーク
ミヒャエル・プライザー(指揮) |
録音:2014年7月15-19日、クンスストパラスト美術館ローベルト・シューマン・ホール、デュッセルドルフ、ドイツ
(*)世界初録音。
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ARS 38189
(SACD Hybrid)
\2700
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アイデンティティ
シマノフスキ、ヤナーチェク、ドビュッシー、シュルホフ:ヴァイオリン・ソナタ集
シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリン・ソナタ
ニ短調 Op.9
ドビュッシー(1862-1918):ヴァイオリン・ソナタ
ト短調 L.148(140)
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):ヴァイオリン・ソナタ
ヤナーチェク(1854-1928):ヴァイオリン・ソナタ
JW VII/7
シマノフスキ:夜想曲とタランテッラ Op.28 |
ノエ・乾[イヌイ](ヴァイオリン)
マリオ・ヘリング(ピアノ) |
録音:2015年7月7-9日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
日本人の父・ギリシャ人の母を持つノエ・乾とドイツ人の父・日本人の母を持つマリオ・ヘリングのデュオ。
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ARS 38190
(SACD Hybrid)
\2700
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ヴィヴァルディ(1678-1741):「四季」(*)
テレマン(1681-1767):組曲「ドン・キホーテ」 |
ズザネ・ブラニー(ヴァイオリン(*))
ドレスデン・カペルゾリステン
ヘルムート・ブラニー(指揮)
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録音:2015年1月21-23日、5月4-5日 |
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マウルブロンのクリスマス
不詳(16世紀):
エサイの根より(一つの芽が萌え出た)
[Es ist ein Ros entsprungen](OB/3Hr)
不詳/ハンス・ゲオルク・プフリューガー:
かわいいナイチンゲールよ、目覚めよ [Lieb
Nachtigall, wach auf](S/Ob/Hr/Or)
(バンベルク歌集(1670)所収の旋律とテキストによる)
ウィリアム・バベル(1685頃-1723)/ベルンハルト・クロル(1920-2013)編曲:
ホルンとオルガンのためのソナタ ニ短調(Hr/Or)
J・S・バッハ(1685-1750):
われは飼い葉桶の傍らに立つ [Ich steh
an deiner Krippen hier](4Hr*)
アレッサンドロ・マルチェッロ(1669-1747):
オーボエ協奏曲ニ短調 から アダージョ(Ob/Or)
レーガー(1783-1916):クリスマス Op.145
No.3(Or)
J・S・バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ
イ短調 BWV1013 より
クーラント(ト短調に移調)(Ob)
不詳(シレジア地方):山の上に風が吹く
[Auf dem Berge, da geht der Wind](S/Ob/Or)
J・S・バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ
イ短調 BWV1013 より
サラバンド(ト短調に移調)(Ob)
メンデルスゾーン(1809-1847):オラトリオ「キリスト」Op.97
より
ベツレヘムに幼児が生まれた [Da Jesus
geboren war zu Bethlehem] (レチタティーヴォ)(S/Or)
新たに生まれたユダヤの王はどこに?
[Wo ist der neugeborne Konig der Juden?]
(三重奏曲)(3Hr/Or)
ヘンデル(1685-1759):
オペラ「リナルド」HWV7 から 私を泣かせてください
[Lascia ch'io pianga](S/Ob/Or)
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):ソナタ
ト短調 より 前奏曲(Hr/Or)
ヴィヴァルディ(1678-1741):「四季」第4楽章「冬」Op.8
No.4 より ラルゴ(Ob/Hr/Or)
ハンス・ゲオルク・プフリューガー(1944-1999):
羊たちのそばで目覚めると [Als ich bei
meinen Schafen wacht'](S/Ob/Or)
ヨゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):
アンダンテ・パストラーレ Op.98 No.2(Ob/Or)
ペーター・コルネリウス(1824-1874):三博士が東の国からやって来た
[Drei Kon'ge wandern aus Morgenland]
Op.8 No.3(S/Ob/3Hr*)
アレクサンドル・ギルマン(1837-1911):18の新しい小品
Op.90 から
ヘンデルのコラール「シオンの娘よ、喜べ」によるパラフレーズ(Or)
シチリア民謡/ハンス・ゲオルク・プフリューガー:
おお、めでたし [O du frohliche](S/Ob/Hr/Or/Tp) |
シビッラ・ルーベンス(ソプラノ(S))
ユリア・シュトレーベル=ベンシュ(オーボエ(Ob))
ヨアヒム・ベンシュ(ホルン(Hr))
エリカ・ブッダイ(オルガン(Or))
ヨゼフ・ヴァイスタイナー(ホルン(Hr*))
ヤコプ・ベンシュ、ジーモン・ハース(トランペット(Tp)) |
録音:2015年6月,マウルブロン修道院、マウルブロン、ドイツ,福音教会、ティーフェンブロン、ドイツ
(3Hr)(3Hr*)(4Hr*)はホルンの一人多重録音。
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STRADIVARIUS
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STR 37008
(2CD)
\4000 →\3690
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J・S・バッハ(1685-1750)/
ヘルマン・シェルヘン(1891-1966)編曲:フーガの技法
BWV1080 |
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
ルーカ・グリエルミ(チェンバロ)
マルコ・アンジュス(指揮) |
ドイツの指揮者・作曲家ヘルマン・シェルヘンが長年情熱を注いだ、バッハの「フーガの技法」の構成・楽器配置。
熱烈な支持者を持つシェルヘン版に現代音楽に強いマルコ・アンジュスが挑んだ注目すべき録音です。 |
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STR 37029
(2CD)
\4000
|
フランツ・トゥンダー(1614-1667):オルガン作品集
[CD 1]
前奏曲ト長調/わが愛する神に/カンツォン
ト長調/キリストは死の絆につかれた
イエス・キリスト、神の御子/イエス・キリスト、われらの救い主/前奏曲ト長調
いかなる苦難がわれらを襲おうとも
[CD 2]
前奏曲ト長調/来たれ、聖霊、主なる神/御身にわれは希望を抱けり
主なる神よ、われらは御身を称える/前奏曲ヘ長調
いかなる苦難がわれらを襲おうとも/前奏曲(断章) |
マヌエル・トマディン(オルガン) |
フランツ・トゥンダーはドイツのリューベックに生まれた作曲家・オルガン奏者。1632年、18歳でホルシュタイン=ゴットルプ公フレゼリク3世の宮廷オルガニストに就任。1641年リューベックの聖マリア教会の首席オルガニストに就任し没するまでその地位に在りました。
ヴェネツィア楽派の影響を受けた初期北ドイツ・オルガン楽派と聖マリア教会首席オルガニストの後継者ブクステフーデに代表される世代をつなぐ存在として重要視されていますが、現在に伝わる作品数は少なく、その生涯についての研究もあまり進んでいるとは言えません。
マヌエル・トマディンはウディーネ大学を卒業後、2001年から2003年までバーゼルのスコラ・カントールムでジャン=クロード・ツェーンダーに師事したイタリアのオルガン奏者。 |
<メジャー・レーベル>
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DG
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4811947
\2300→\2090 |
ウィーン少年合唱団、DGから最新録音
ウィーン少年合唱団のクリスマス
1. ジョン・フランシス・ウェイド: 神の御子は今宵しも
2. カール・ノイナー: 喜ばしきクリスマスに
3. 讃美歌: 牧人ひつじを
4. アドルフ・アダン: オ・ホーリー・ナイト
5. 聖歌: 神の子は生まれた(イレネ・ル・ディヴィンアンファン)
6. ミコラ・レオントヴィッチ: キャロル・オブ・ザ・ベル
7. ローウェル・メイスン: もろびとこぞりて
8. ヒュー・マーティン&ラルフ・ブレイン:
ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
9. エドゥアルド・エーベル: 雪を降らせましょう
10 .フェリックス・バーナード: ウィンター・ワンダーランド(すてきな雪景色)
11. ジューリー・スタイン: レット・イット・スノー
12. ジョニー・マークス: ルドルフ 赤鼻のトナカイ
13. ジェームス・ロード・ピアポント: ジングル・ベル
14. ジョゼフ・ビール&ジェイムズ・ブース:
ジングルベル・ロック
15. ホセ・フェリシアーノ: フェリス・ナビダ
16. 聖歌:: おめでとうクリスマス
17. ジョン・レノン&オノ・ヨーコ: ハッピー・クリスマス
18. フランツ・グルーバー&ジョン・フリーマン・ヤング:
きよし、この夜 |
シューベルト・アカデミー(1, 2, 3, 4, 5,
7, 9, 18)
ヴィーナー・ヴンダー・アラーライ(バンド)
(8, 10, 13, 14, 15, 16, 17)
フィル・ブレッヒ・ウィーン(金管アンサンブル)(11,
12)
ローランド・ビリャソン(テノール)(4, 18)
ウィーン少年合唱団
指揮:ゲラルト・ヴィルト(芸術監督) |
世代を超えて世界中で聴きつがれている“天使の歌声”
今年5月に来日60周年を祝ったウィーン少年合唱団がクラシック・レーベルの名門ドイツ・グラモフォンと契約、満を持して最新クリスマス・アルバムを発売します。
ウィーン少年合唱団の創立は1498年。巨匠指揮者トスカニーニが彼らのコーラスを評して《天使の歌声》と命名したことでも有名です。世界の数ある少年合唱団の中でも抜群の人気と実力を誇り、毎年来日公演でも趣向を凝らした公演を聴かせてくれます。
当盤では時代を超えて歌いつがれている世界のクリスマス・キャロルを中心に、現代のクリスマス・ソングも取り上げており、世代を超えて楽しめるバラエティ豊かな内容に仕上がっています。
〈オ・ホーリー・ナイト〉〈きよし、この夜〉の2曲ではビリャソンが共演し、やわらかな歌声を披露しています。
録音:2015年2, 3月 ウィーン |
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4794651
(24CD)
\12500→\11490 |
《エミール・ギレリス、DG録音全集》
【CD1】
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2, 同第3番ハ長調Op.2-3,
選帝候ソナタ WoO.47より第1&2番[録音:1981〜1985年]/
【CD2】
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7, 同8番ハ短調Op.13「悲愴」,
同10番ト長調Op.14-2[録音:1980〜1985年]/
【CD3】
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調Op.10-1, 同第6番ヘ長調Op.10-2,
同第7番ニ長調Op.10-3[録音:1973〜1985年]/
【CD4】
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22, 同第12番変イ長調Op.26,
エロイカ変奏曲Op.35[録音:1975〜1985年]/
【CD5】
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1,
同第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」, 同第15番ニ長調Op.28「田園」
[録音:1980〜1982年]/
【CD6】
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1,
同第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」,
同第18番変ホ長調Op.31-3[録音:1975〜1981年]/
【CD7】
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49-1, 同第20番ト長調Op.49-2,
同第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」,
同第23番ヘ短調Op.57「熱情」, 同第25盤ト長調Op.79[録音:1972〜1984年]/
【CD8】
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a「告別」,
同第27番ホ短調 Op.90, 同第30番ホ長調Op.109,
同第31番変イ長調Op.110[録音:1974〜1985年]/
【CD9】
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101,
同第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」[録音:1972&1982年]/
【CD10】
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25〜
アマデウス弦楽四重奏団員, 4つのバラードOp.10[録音:1970&1975年]/
【CD11】
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15〜ヨッフム&ベルリン・フィル[録音:1972年]/
【CD12】
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83〜
ヨッフム&ベルリン・フィル, 7つの小品Op.116[録音:1972&1975年]/
【CD13】
ショパン:
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58,
ポロネーズ第3番イ長調Op.40-1「軍隊」,
ポロネーズ第4番ハ短調Op.40-2,
ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」[録音:1978年]/
【CD14】
グリーグ:
アリエッタOp.12-1, 子守歌Op.38-1, 蝶々Op.43-1,
孤独なさすらい人Op.43-2, 音楽帳Op.47-2,
メロディOp47-3,
ノルウェーの踊り「ハリング」Op.47-4,
夜想曲Op.54-4,
スケルツォOp.54-4, 郷愁Op.57-6 , 小川Op.62-4
, 家路Op.62-6,
バラード風にOp.65-5, おばあさんのメヌエットOp.68-2,
あなたのおそばにOp.68-3, ゆりかごの歌Op.68-5,
昔々Op.71-1,
パックOp.71-3, 過去Op.71-6, 余韻Op71-7[録音:1974年]/
【CD15】
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調K.281,
サリエリのアリア「わが愚かな賤民の考えは」による変奏曲K.398,
幻想曲ニ短調K.397, ピアノ・ソナタ第8番イ短調K.310[録音:1970年]/
【CD16】
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595,
2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365〜
エレーナ・ギレリス(ピアノ:K.365)カール・ベーム(指揮)ウィーン・フィル[録音:1973年]/
【CD17】
シューベルト:
ピアノ五重奏曲イ長調D.667「ます」〜
アマデウス弦楽四重奏団員[録音:1975年],
幻想曲ヘ短調D.940, ロンド イ長調D.951,
アンダンティーノ ロ短調D.823-2, エコセーズD.145〜
エレーナ・ギレリス(ピアノ)[録音:1978年]/
【CD18】
レイエ(ゴドフスキー編):チェンバロ組曲第1番〜
ジーグ, ラモー:鳥のさえずり,
シューマン(タウジヒ編):密輸入者,
シューマン:トッカータOp.7,
メンデルスゾーン:デュエットOp.38-6,
シューマン:夢のもつれOp.12-7,
プロコフィエフ:3つのオレンジへの恋〜行進曲,
ショパン:バラード第1番ト短調Op.23,
リスト:パガニーニ大練習曲〜狩,
リスト:ペシュトの謝肉祭,
D.スカルラッティ:ソナタK.159, 27, 125,
380, 113[録音:1935〜1955年]/
【CD19】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3,
メトネル:ピアノ・ソナタ第3番ト短調Op.22[録音:1952年]/
【CD20】
ハイドン:ピアノ三重奏曲ト短調Hob.XV-19,
ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲第9番変ホ長調WoO.38,
ピアノ・ソナタ第7番変ロ長調Op.97「大公」〜
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
[録音:1950&1956年]/
【CD21】
ハイドン:ピアノ三重奏曲ニ長調Hob.XV-16,
シューマン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.63,
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調Op.15〜
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)レオニード・コーガン(ヴァイオリン),
ルドルフ・バルシャイ(ヴィオラ)[録音:1951&1958年]/
【CD22】
ブラームス:ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40〜
ヤコフ・シャピロ(ホルン)レオニード・コーガン(ヴァイオリン)[録音:1951年],
アリャビエフ:ピアノ五重奏曲〜ベートーヴェン四重奏団[録音:1949年]/
【CD23】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」〜
クルト・ザンデルリンク(指揮)レニングラード・フィル[録音:1957年]/
【CD24】
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調Op.26〜
クルト・ザンデルリンク(指揮)モスクワ放送交響楽団[録音:1955年],
カバレフスキー:ピアノ協奏曲第3番ニ長調Op.50〜
ドミトリー・カバレフスキー(指揮)モスクワ放送交響楽団[録音:1954年] |
2016年に生誕100周年を迎え、今年没後30周年を記念するギレリス!
「鋼鉄のタッチ」とよばれた20世紀を代表する巨匠ピアニストのDG録音全集
ベートーヴェンの解釈で知られ、ロシア政府からもお墨付きをもらった20世紀を代表するピアニスト、エミール・ギレリス(1916-1985)。来年の生誕100周年を記念して、彼がドイツ・グラモフォンに残した録音を全て収録したBOXが制作されました。
ベートーヴェンを筆頭にモーツァルト、ブラームスなどのドイツ物からショパン、リスト、そしてお国物のプロコフィエフ、カバレフスキーなど、代表的な名演を全てここでお聴きいただけます。
独奏曲では孤高の表情を見せる彼ですが、協奏曲ではオーケストラを睥睨し、室内楽では絶妙のバランス感覚で曲に対峙しています。また娘エレーナとの共演も聴きもの。
68ページブックレットには、ピアノ演奏研究家であるジェレミー・シープマンによる書き下ろし解説(日本語は無し)と、ギレリスのレアな写真が掲載される予定です。 |
DECCA
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4788918
(29CD)
\16000→\14990 |
《ケンブリッジ、キングズ・カレッジ合唱団/アーゴ録音全集》
【CD1】《ギボンズ:ヴァース・アンセム集》
「モーゼの最初の歌」「第2礼拝と聖霊降臨祭のための詩篇」
「ヴォランタリーI」「テ・デウム」「ヴォランタリーII」「ユビラーテ」
「アンセム〜これはヨハネの記録である」
「アンセム〜見よ、御言葉は肉体となりぬ」「Glorious
and Powerful God」
[録音:1958年]/
【CD2】《レッスンとキャロルの祭典》
ゴーントレット:「ダビデの村に」,
Anon:「招祷」,
J.S.バッハ:「クリスマス・オラトリオ」より他[録音:1958年]/
【CD3】
バード:5声のミサ, マニフィカト, ヌンク・ディミティス,
アヴェ・ヴェルム・コルプス
[録音:1959年]/
【CD4】
J.S.バッハ:モテット「イエス、我が喜びよ」,
シェメッリ賛美歌集より他[録音:1959年]/
【CD5】《キャロルと祭列》
ブラームス:一輪のばらが咲いて、
他、パレストリーナ、プレトリウス、V.ウィリアムズらの作品[録音:1960年]/
【CD6】
ジョン・タヴァナー:王のキリエ、西風のミサ、他[録音:1961年]/
【CD7〜8】
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲[録音:1960年]
**初インターナショル発売/
【CD9】《ハイドン》
ネルソン・ミサ曲[録音:1962年]/
【CD10】《クリスマス・ナイト》/
神の御子は今宵しも, ああベツレヘムよ, 他[録音:1962年]/
【CD11】
バード:3声のミサ曲, 4声のミサ曲[録音:1963年]/
【CD12】《聖水曜日の夕べの祈り》
バード:短句と応答、パーセル:主よ、わたしの祈りを聞いてください、他[録音:1963年]/
【CD13】
ヘンデル:戴冠アンセム[録音:1963年]/
【CD14】
パレストリーナ:スターバト・マーテル、他[録音:1963年]/
【CD15】《クリスマス・イブのためのレッスンとキャロル》
ダビデの村に, 世の成らぬさきに, 他[録音:1964年]*初CD化/
【CD16】
タリス:40声部のミサ曲, いざ来ませ、異邦人の救い主よ,
おお光から生まれし光よ, 他[録音:1964年]/
【CD17】
タリス:エレミアの哀歌, 天主の御母の奇跡,
他 [録音:1965年]/
【CD18】
ヘンデル:シャンドス・アンセム HWV.254,
256[録音:1965年]/
【CD19】
ヴィヴァルディ:グローリア,
ペルゴレージ:マニフィカト[録音:1966年]/
【CD20】
ハウエルズ:ユビラーテ、テ・デウム,他,
V.ウィリアムズ:3つのシェイクスピアの歌,
他,
ブリテン:今日のための発言[録音:1966年]/
【CD21】
ヘンデル:シャンドス・アンセム HWV.255,
251b[録音:1967年]/
【CD22】
ヘンデル:聖チェチーリアの日のオード[録音:1967年]/
【CD23】
クリストファー・タイ:ミサ・エウゲ・ボネ,
西風のミサ [録音:1973年]*初CD化/
【CD24】
ヘンデル:シャンドス・アンセム HWV.250a,
247[録音:1973年]/
【CD25】
ジョン・ブロウ:戴冠アンセム[録音:1973年]/
【CD26】《レッスンとキャロルの祭典》
ゴーントレット:「ダビデの村に」,
Anon:「招祷」,
J.S.バッハ:「クリスマス・オラトリオ」より他[録音:1954年]*初CD化/
【CD27】
ギボンズ:アンセムとヴォランタリー集[録音:1955年]*初CD化
【CD28】《夕べの祈り》
ウィリアム・スミス:詩篇集より,
スタンフォード:マニフィカト, 他[録音:1957年]*初CD化/
【CD29】《復活祭のオード集》
ハウエルズ:テ・デウム, ユビラーテ, トムキンス:レスポンソリウム,
他
[録音:1957年]*初CD化 |
ケンブリッジ、キングズ・カレッジ合唱団/
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮:CD1〜25),
ボリス・オード(指揮:CD26〜29) |
歴史ある教会聖歌隊による英国国教会の伝統!
デイヴィッド・ウィルコックス追悼
英国の大学都市ケンブリッジの中でも名門のキングズ・カレッジの聖歌隊で、15世紀中葉の創立以来、500年以上にわたり高い音楽性と伝統を誇ってきています。
この合唱団のレパートリーはその長い歴史から窺い知れるように大変広く、聖歌、典礼曲に留まらず、現代作曲家による委嘱作品も数多く演奏されています。
このボックスには、1954〜1973年にアーゴ・レーベルに録音されたもので、当時音楽監督を務めていたボリス・オードとデイヴィッド・ウィルコックスの指揮による演奏です。
2015年9月17日95歳で天命を全うしたウィルコックスの追悼盤となりました。 |
<映像>
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EURO ARTS(映像)
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20 60974
(Blu-ray)
\5000 →\4590
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ラトル(指揮)&ベルリン・フィル
ハリウッド映画音楽集
ヴァルトビューネ 2015〜ライト、カメラ、アクション!
アルフレッド・ニューマン:20世紀フォックス・ファンファーレ
ブロニスラウ・ケイパー:映画「戦艦バウンティ」〜序曲
デイヴィッド・ラクシン:映画「ローラ殺人事件」〜テーマ曲「ローラ」
ジェローム・モロス:映画「大いなる西部」〜テーマ曲
コルンゴルト:映画「ロビン・フッドの冒険」〜シンフォニック・ポートレート
スコット・ブラッドリー:映画「トムとジェリー」
ミクローシュ・ロージャ:映画「ベン・ハー」組曲〜序曲、戦車の行進
ジョン・ウィリアムズ:
映画「インディ・ジョーンズ レイダース/失われたアーク」〜レイダース・マーチ
ジョン・ウィリアムズ:映画「E.T.」〜フライング・テーマ
ジョン・ウィリアムズ:映画「スター・ウォーズ」〜メイン・タイトル
(アンコール)
リンケ:ベルリンの風 |
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サー・サイモン・ラトル(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
20 60978
(DVD)
\3100 →\2790
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ベルリン・フィルによるハリウッド映画音楽集、2015年ヴァルトビューネ・ライヴ映像リリース!
収録:2015 年6 月28 日ヴァルトビューネ野外音楽堂、ベルリン(ライヴ)
(Blu-ray)画面:1080i Full HD 16:9、音声:PCM
ステレオ、DTS-HD MA 5.1、リージョン:All、73分
(DVD)画面:NTSC 16:9、音声:PCM ステレオ、DD5.1
DTS5.1、リージョン:All、73分
毎年2 万人もの聴衆を魅了している夏の野外コンサート、ベルリン・フィルのヴァルトビューネ・コンサート。
オープンエアのコンサートながら、聴衆により良い音を届けていることにも定評があり、ベルリン郊外の森に広がる開放的な場所で行われるコンサートは、ベルリンっ子だけではなく世界中から集まってきます。
本映像は2015 年に行われたコンサートの模様を収録。今年のテーマは「映画音楽」。タイトルにも「ライト、カメラ、アクション!」と映画の決まり文句が使われており、ハリウッドの有名な映画音楽を世界最高のオーケストラ、ベルリン・フィルで愉しむことができます。
冒頭の「20 世紀フォックス」のファンファーレから会場は大いに盛り上がり、「インディ・ジョーンズ」「E.T.」「スター・ウォーズ」などジョン・ウィリアムズの作品を中心に名作を彩った音楽が次々に演奏されています。
また、聴衆はもちろんベルリン・フィルのメンバーも演奏を楽しんでいる様子が映像からも伝わり、初夏の名物コンサートを肌で感じることができる映像となっています。
(同コンサートで演奏されたグリーグのピアノ協奏曲は収録されておりません)

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10/13(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALBA
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ABCD 381
(SACD HYBRID)
\2300
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2012年コッコラ夏オペラフェスティヴァル委嘱作品
ハインツ=ユハニ・ホフマン(1973-):
オペラ《アハティ・カルヤライネン − 生活、ケッコネンと仕事》
(2012) |
ヘルマン・ヴァッレーン
(バリトン、アハティ・カルヤライネン)
アヌ・コムシ(ウルホ・ケッコネン、ソプラノ)
ピーア・コムシ(ソプラノ、クラウト)
アンニカ・ミュッラリ(ソプラノ、酒)
コッコラ・オペラアンサンブル
エルッキ・ラソンパロ(指揮) |
録音:2014年6月11日-13日 セッロ・ホール(エスポー、フィンランド)/5.1
multichannel/stereo
オペラ《アハティ・カルヤライネン − 生活、ケッコネンと仕事》。フィンランドのコッコラ・オペラ協会が、2012
年のコッコラ夏のオペラフェスティヴァルで上演するため、ハインツ=ユハニ・ホフマンに委嘱した作品です。
ホフマンは、ソプラノと弦楽四重奏のための《ヒステリーと祈り》、モノローグオペラ《人間の心》といった、「面倒な主題」を扱った声楽作品で注目され、彼の音楽の特徴「容赦ない自然主義」をフィンランドの音楽シーンに確立してきたとされる作曲家。2012
年のオペラでは、ふたりのトップ政治家、国務大臣と首相を務めたアハティ・カルヤライネン(1923-1990)と大統領ウルホ・ケッコネン(1900-1986)の生活ぶりが、政治と飲酒と家庭生活についての激しいやりとりの中に描かれます。ユハ・フルメが執筆した短い6
幕構成の台本。
ホフマンは、リゲティからプッチーニ、シュプレヒゲザング、広い声域と、高度な技術を求める幅広い歌唱スタイルの歌を、初演のメンバー、カルヤライネン役のヘルマン・ヴァッレーン、ケッコネン大統領の「ソプラノ」アヌ・コムシ、アハティの娘クラウトを歌うピーア・コムシ、「酒」のアンニカ・ミュッラリの声と歌に合わせて作曲しています。
オーケストラの編成は、弦楽五重奏、フルート、クラリネット、ファゴット、2
組の打楽器、ポンプオルガン。アヌ・コムシはカズーと「おもちゃの豚」、ピーア・コムシはチェロとカズー、ミュッラリはカズーとメガフォン、と、ソプラノの三人が楽器も担当しています。このオペラの初演は雑誌『Opernwelt(オペラワールド)』の表紙にも取り上げられ、2013
年にはエスポー劇場でも上演されました。フィンランド歌詞と英訳がブックレットに掲載されています。 |
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ABCD 383
(SACD HYBRID)
\2300
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異なった声
シベリウス: 弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.56《内なる声》
ヨウニ・カイパイネン(1956-):
弦楽四重奏曲第7番 Op.98《バトシェバ》
ユッカ・ティエンスー(1948-): ラック |
カムス弦楽四重奏団
テルヒ・パルダニウス(ヴァイオリン)
ユッカ・ウンタマラ(ヴァイオリン)
ユッシ・トゥフカネン(ヴィオラ)
ペトヤ・カイヌライネン(チェロ) |
シベリウス、カイパイネン、ティエンスーの「異なる声」
録音:2014年6月5日-7日 シャウマン・ホール(ピエタルサーリ、フィンランド)/5.1
multichannel/stereo
カムス弦楽四重奏団は、2002 年、ヘルシンキのシベリウス・アカデミーの学生が結成したアンサンブルです。クオピオ出身のテルヒ・パルダニウスとユッカ・ウンタマラのカップルに、サヴォンリンナ出身のユッシ・トゥフカネンとラハティ出身のペトヤ・カイヌライネンが加わり、発足しました。アカデミーを卒業後、イギリス、オールドバラのブリテン=ピアーズ・プログラムとヨーロッパ室内楽アカデミーで学び、プロ活動に入りました。
本アルバムでは、シベリウス、カイパイネン、ティエンスーの「異なる声」をもった作品を取り上げました。シベリウスのニ短調は、作曲者が作品番号をつけた唯一の弦楽四重奏曲です。5
楽章から構成され、シベリウスの持っていたポケットスコアの第3
楽章の第21 小節と第22 小節のところに「VocesIn-timae(内なる声)」−−
内面の奥深いところから聞こえてくる低い声
−− の書き込みが見つかったことから、この副題がつけられました。喉に腫瘍が見つかり、シベリウスが「限りある命」を意識したという時期、音詩《夜の騎行と日の出》の後、交響曲第4
番に先立って作曲された作品です。
フィンランド音楽の第二次世界大戦後の世代を代表するひとり、ヨウニ・カイパイネンの第7
番の四重奏曲は、フィンランドの作家ヴォルテル・キルピが生まれたクスタヴィで行われたフェスティヴァルの委嘱により作曲されました。
『旧約聖書』のダビデ王とバトシェバの物語を題材とするキルピの処女作『バトシェバ』に基づく「B
flat-A-D-(b)-E flat-E-B flat-A(B-A-D-(h)-Es-E-B-A)」の音列を主題とした作品。
ユッカ・ティエンスーは、チェンバロ奏者、ピアニストとしても活動する多才な作曲家。器楽のための作品が多く、微分音調律のチェンバロのための《毒薬と老嬢》に代表される、独特の楽器の扱いで知られます。
《ラック》は、アルディッティ四重奏団のために作曲され、2008
年、オスロのウルティマ・フェスティヴァルで初演されました。曲名の「ラック(rack)」は「檻や棚、歯医者の治療台、中世の拷問台、あるいは、馬の軽掛けと、どのようにも理解できる」(カイパイネン)。緻密に構成された「稠密な音の彫刻」ともみなされる作品です。 |
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NCD 52
(SACD HYBRID)
\2300
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北国の展望
ヘイッキ・サルマント(1939-): 北の情景(1997)
【楽興の時/ 時計が動きを止めると/ 夜想曲/
北極光/
平安/ 悲しむものは夢を見ながら/ 葬送/
夕べの祈り】
ユッカ・カンカイネン(1932-): 夏の組曲
【黄金色の葉のように/ 緑のシャワー/ 陽が沈む】
カイ・ニエミネン(1953-): 夢の国から…(2005)【夢/
妖精/ 日没】
クッレルヴォ・カルヤライネン(1932-):
秋(2008)
エイノ・キルヴェッサロ(1915-1977): 夏が戸口のところに(2002)
【春の夜、聞こえる、雨の音が/ 鳥の群れが帰ってくると/
朝の気分/ 孤独な漕ぎ手/ 歌え、愛しい人よ、あなたの歌を】
エルッキ・アパヤラハティ(1929-2010):
僕も歌ってもいいさ(2008) |
室内合唱団セイタクオロ
カドリ・ヨアメツ(指揮) |
ラップランド出身の作曲家たちの音楽
録音:2015年1月24-25日、3月28-29日 ロヴァニエミ教会(ロヴァニエミ、フィンランド)/5.1
multichannel/stereo
室内合唱団セイタクオロは、古くからサーミ人が住み、独自の生活と文化を守ってきたフィンランド北部、ラッピ県の中心都市ロヴァニエミに1961
年に創設されました。美しく厳しい自然に囲まれて育ったラップランド出身の作曲家たちの音楽をレパートリーの中心に活動をつづけています。
創設50 周年を記念する『北極地方の情景』(NCD43)につづく『北国の展望』は、夏のラップランドの夜や秋の雨を「旅する」気分のアルバムとして制作されました。
ジャズピアニストでもあるサルマントがエイノ・レイノの詩に曲を書いた合唱曲集《北の情景》。春の力強さと夏の日没の不思議な魅力を詠んだトイヴォ・リューの詩に作曲されたユッカ・カンカイネンの《夏の組曲》。
カイ・ニエミネンの曲集《夢の国から…》は、セイタクオロが新しいレパートリーとして取り入れた「現代の合唱曲」の最初の作品。「夏のラブストーリー」と銘打った最初のテーマコンサートで歌われたキルヴェッサロの《夏が戸口のところに》。クッレルヴォ・カルヤライネンの《秋》とエルッキ・アパヤラハティの《僕も歌ってもいいさ》は、2008
年秋のテーマコンサート「ルーツ」のために作曲された作品です。 |
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BIS
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BIS SA 2166
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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ダウスゴーによる鮮烈なメンデルスゾーン
メンデルスゾーン:
(1)序曲「美しいメルジーネの物語」 Op.32(9’
47”)
(2)付随音楽「夏の夜の夢」 Op.61(49’
26”)
(3)序曲「フィンガルの洞窟」Op.26(8’
51”) |
トマス・ダウスゴー(指揮)
スウェーデン室内管弦楽団
スウェーデン放送合唱団(女声)
カミラ・ティリング(ソプラノ)
マグダレーナ・リスベルイ(ソプラノ) |
セッション録音:2014年9月/エレブルー・コンサートホール/5.0
Surround sound、マルチチャンネル、69’06”
SACD ハイブリッド盤。鮮烈なオーケストレーションで現代的感覚満点のトマス・ダウスゴー率いるスウェーデン室内管弦楽団。
シューベルトの交響曲シリーズを終えたばかりですが、注目の最新録音は「夏の夜の夢」を含むメンデルスゾーン作品集です。煌めくような弦楽器、明快な管楽器、そして切れ味抜群のティンパニというダウスゴーならではの解釈で新鮮な空気を吹き込みます。
「夏の夜の夢」はシェイクスピアの劇のための作品で、プロセイン王フリードリヒ・ヴィルヘルム4
世の依頼で作曲され、王の誕生日祝賀のために上演されました。有名な結婚行進曲を含むメンデルスゾーンの代表作の一つです。
「美しいメルジーネの物語」は海の精メルジーネの伝説を題材としたF.
グリルパルツァーの歌劇台本により作曲されました。
「フィンガルの洞窟」はスコットランドのヘブリディーズ諸島への旅で、スタッファ島にあるフィンガルの洞窟を見た印象により作曲しました。
ダウスゴーは1997 年にスウェーデン室内管弦楽団の音楽監督し就任して以来、BIS
やSimax レーベルに積極的に録音しています。シューマン、ベートーヴェン、シューベルトの交響曲集は極めて大胆な解釈は絶賛されております。 |
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BIS SA 2145
(SACD HYBRID)
\2700
|
ロック・ザット・フルート
キエル・マイエリング(1954-):
イーグル・リコーダーと弦楽のための協奏曲(2012-13)
(57’43”) |
ダン・ラウリン(リコーダー)
1B1(室内管弦楽団)
ヤン・ビョーランゲル(リーダー) |
技術の限界に挑戦!?鬼才リコーダー奏者、ラウリンがキエル・マイエリングの超絶協奏曲に挑戦!
セッション録音:2014年2月/スタヴァンゲル・コンサートホール(ノルウェー)/5.0
Surround sound、マルチチャンネル、57’43”
SACD ハイブリッド盤。
リコーダー界の鬼才ダン・ラウリンが現代作曲家キエル・マイエリンの超絶技巧作品に挑戦!2013
年に完成したイーグル・リコーダーと弦楽のための協奏曲は、リコーダーの限界に挑戦したかのような難曲で、超絶技巧が随所に散りばめられている作品です。イーグル・リコーダーとは2008
年に開発された楽器で、通常のリコーダーの音域に加えサクソフォンのキーと同じ機能がついており、リコーダーの温かい音色に加え、弦楽の音量にも負けないクリアで鋭い音色を奏でることができます。
第8 曲「ロック・ザット・フルート」の名の通り、当作品はタテのりでガンガン攻めまくり、無窮動のパッセージが随所にあらわれます。弦楽との対話も刺激的で一度聴くと不思議な魅力にとりつかれます。マイエリングの作風らしく細かいパッセージが続き、さらには効果的な声も交えそれらの響きは非常に新鮮です。新感覚の協奏曲はオーディオ的にも注目の1
枚と言えましょう。
演奏の1B1 はビェルグステ1 番地(Bjergsted
1)を本拠とするモダン楽器アンサンブルで、スタヴァンゲルが2008
年の「ヨーロッパ文化の首都」に選ばれた際にスタヴァンゲル大学で教える音楽家とスタンヴァンゲル交響楽団のメンバーを加え創設された注目のアンサンブルです。 |
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BIS SA 2190
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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強烈なインパクトと美しい旋律が魅力!
ペッテションの交響曲第13番
アラン・ペッテション(1911-80):
交響曲第13番(1976)(66’ 46”) |
クリスチャン・リンドベルイ(指揮)
ノールショピング交響楽団 |
セッション録音:2015年1月/ルイス・デ・ギア・コンサートホール(ノールショピング)/5.0
Surround sound、マルチチャンネル、66’46”
SACD ハイブリッド盤。
BIS レーベルが力を入れている、スウェーデンの作曲家アラン・ペッテション(1911-1980)の交響曲シリーズ、最新盤は交響曲第13
番です。この作品が作曲されたのはアンタル・ドラティによって演奏され成功をおさめた交響曲第7
番を作曲してから8 年後の1976 年です。70 年代に入り、病魔におそわれ体調もすぐれない状態が続いていたペッテションですが、作曲に対する強い意志から作曲活動を続けました。
第13 番もペッテションの人生をあらわしたかのような暗黒で暴力的なパッセージが随所にあらわれますが、一方で澄みきった弦の響きや天国を夢見ているかのような美しい旋律も印象的です。強烈なインパクトの中に祈りも感じられるペッテションの魅力的な作品です。 |
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BIS SA 2164
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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アンドルー・リットンとコロラド交響楽団!
コープランドのバレエ音楽&管弦楽曲
コープランド(1900-90):
(1)戸外の序曲(1938)(8’17”)
(2)バレエ音楽「ビリー・ザ・キッド」(1幕)(1938)(32’12”)
(3)エル・サロン・メヒコ(酒場メキシコ)(1933-36)(11’19”)
(4)バレエ音楽「ロデオ」(1幕2場)(24’10”)(24’10”) |
アンドルー・リットン(指揮)
コロラド交響楽団 |
リットンのゴージャスなサウンドでコープランドのバレエ音楽&管弦楽曲を堪能
セッション録音:2014年11月/ベッチャー・コンサートホール(コロラド)/5.0
Surround sound、マルチチャンネル、77’26”
SACD ハイブリッド盤。
BIS レーベルに積極的に録音をしているアンドルー・リットン。今回はコロラド交響楽団との共演で、明確なアメリカ的個性をもった作風を確立したコープランドのバレエ及び管弦楽作品集です。今回もリットンの持ち味である見通しがよいオーケストレーションで非常にゴージャスなサウンドを作り上げております。
「ビリー・ザ・キッド」は西部の無法者ビリーの波乱の生涯で、メキシコでの非業の死まで扱うバレエ音です。「ロデオ」は西部におけるカウボーイのロデオ競技を題材にしたバレエ音楽で、西部劇さながらのダイナミックなオーケストレーションが魅力です。「エル・サロン・メヒコ」、題名はメキシコ・シティにあるダンス・ホールの名前です。コープランドが1932
年にここを訪れたときの印象により、メキシコ民謡の旋律を用いて作曲しました。「戸外の序曲」は1938
年に音楽美術専門学校の演奏会のために作曲された作品です。 |
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BIS SA 1942
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集Vol.14
(1)創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 Op.34
/
(2)「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による7つの変奏曲
ハ長調 WoO.78/
(3)「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲
ニ長調 WoO.79 /
(4)創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80
/
(5)創作主題による6つの変奏曲 ニ長調 Op.76
/(6)2つの前奏曲 Op.39 /
(7)フーガ ハ長調 Hess.64 /(8)前奏曲 ヘ短調WoO.55/
(9)メヌエット ヘ長調 WoO.217/(10)アルマンド
イ長調 WoO.81/
(11)アングレーズ ニ長調 WoO.212/(12)メヌエット
変ホ長調 WoO.82 /
(13)ワルツ 変ホ長調 WoO.84 /(14)ワルツ
ニ長調 WoO.85 |
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ) |
イギリス国歌が主題の変奏曲も収録。ブラウティハムによるベートーヴェンのピアノ独奏曲第14
弾!
セッション録音:2014年8月/エステローケル教会(スウェーデン)/5.0
Surround sound、マルチチャンネル、62’58”
SACD ハイブリッド盤。
鬼才フォルテピアノ奏者ロナルド・ブラウティハムによるベートーヴェンのピアノ独奏曲全曲録音の第14
弾は変奏曲を中心に収録されました。
ベートーヴェンはイギリスの歌による変奏曲を2
つ作曲し、そのひとつがイギリス国歌が主題の「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による7
つの変奏曲 ハ長調 WoO.78、もうひとつはT.
アーンの仮面劇「アルフレッド」の主題を用いた「ルール・ブリタニア」による5
つの変奏曲 ニ長調WoO.79 です。ベートーヴェンらしい見事な変奏曲です。
楽器は1819 年代製作のレプリカで2007 年ポール・マクナルティ製作によるフォルテピアノを使用しております。マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・録音していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でもなんか新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティハムがイメージする新しくも最善の状態の楽器を使用することで、ごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。 |
BONGIOVANNI
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サンドロ・バルディ、ドビュッシーを弾く
ドビュッシー:
前奏曲第1巻、夢、
アラベスク第1番&2番、
月の光、レントよりおそく、
ロマンティックなワルツ |
サンドロ・バルディ(ピアノ) |
録音:2014年9月、10月、ボローニャ/66’41
ボローニャ出身のピアニスト、サンドロ・バルディが弾くドビュッシー。前奏曲第1巻を12曲全曲と、夢、月の光などドビュッシーの聴き心地の良いピアノ作品を網羅しています。 |
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SIMAX
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PSC 1327
(2CD)
\3000 →\2690
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アレグレット・スピリトーゾ−
リヴ・グラーセル、ベストアルバム
[CD1]
モーツァルト:
ピアノソナタ第13番 変ロ長調 K333/315c
− 第1楽章、
ピアノソナタ第15番 ヘ長調 K533/494
− 第1楽章、
ピアノソナタ第8番 イ短調 K310/300d
− 第3楽章、
ピアノソナタ第16番 ハ長調 K545 − 第1楽章
シューマン: 子供の情景Op.15
【ねだる子供/満足/重大な出来事/トロイメライ/木馬の騎士】
クレメンティ:
ソナティナ ハ長調 Op.36-3 − スピリトーゾ、
ソナティナ ハ長調 Op.36-3 − ウン・ポコ・アダージョ、
ソナティナ ヘ短調 Op.13-6 − アレグロ・アジタート、
ソナティナ ヘ短調 Op.13-6 − ラルゴ・エ・ソステヌート、
ソナティナ ニ長調 Op.36-6 − ロンド、アレグレット・スピリトーゾ
メンデルスゾーン:
恋する女が書き記すOp.86-3 * 葦の歌Op.71-4
*
新しい恋Op.19a-4 * 問い Op.9-1 *
Tanzt demschonen Mai entgegen(1823/24)*
モーツァルト:
ピアノソナタ第7番 ハ長調 K309/284b
− 第3楽章、
ピアノソナタ第18番 ニ長調 K576 − 第3楽章、
ピアノソナタ第12番 ヘ長調 K332/300k
− 第2楽章、
ピアノソナタ第17番 変ロ長調 K570 −
第3楽章
[CD2]
シューベルト:
高雅なワルツD.969
【第9曲 第10曲 第3曲 第8曲 第11曲 第12曲】[新録音]、
歌曲集《美しい水車屋の娘》 D.795 **
【どこへ?/朝の挨拶/涙の雨/緑のリュートのリボンをそえて/狩人】
感傷的なワルツD.779
【第1曲/第7曲/第12曲/第13曲/第15曲/第19曲/第23曲/第29曲[新録音]
ラヴェル:
高雅で感傷的なワルツ− 第1曲 中庸のテンポで、
非常に率直に/第3曲 中庸のテンポで/
第4曲 十分にいきいきと/
第5曲 ほとんどレントのテンポで/ 第6曲
十分活発に [新録音]
グリーグ:
抒情小曲集 − 青年時代よりOp.65-1
ハリング Op.38-4 夜想曲Op.54-4
ブラームス:
4つのピアノの小品− 第1曲 間奏曲ロ短調
ワルツOp.39 − 第1曲 第3曲 第6曲 第9曲 第10曲 第11曲 [新録音]
シューマン:
子供のためのアルバムOp.68 − 春の歌
小さな朝の散歩 小さな曲 乱暴な騎手 第26曲
楽しき農夫 輪唱歌 狩の歌 冬の時 兵士の行進 思い出 、
幻想小曲集Op.73 *** |
リヴ・グラーセル
(フォルテピアノ、ピアノ)
ヘレーネ・ヴォル
(ソプラノ)*
ペール・ヴォレスタード
(バリトン)**
エルンスト・シモン・グラーセル
(チェロ)*** |
ノルウェーのピアニスト、リヴ・グラーセル80歳記念ベスト・アルバム
[モーツァルト:Simax PSC1125, PSC1148,
PSC1149/シューマン(ピアノソロ):PSC1303/クレメンティ:PSC1258/シューベルト(歌曲):PSC1140/グリーグ:PSC1291/シューマン(幻想小曲集):PSC1175/メンデルスゾーン、ブラームス(間奏曲):LAWO
Classics LWC1053/シューベルト(ワルツ)、ラヴェル、ブラームス(ワルツ):新録音]
録音(新録音):2012年1月2日-6 日 ノルウェー国立音楽大学
リンデマンホール(オスロ)/制作・録音(新録音) エーリク・ガルド・アムンセン
ノルウェーのピアニスト、リヴ・グラーセルが、2015
年9 月23 日、80 歳の誕生日を迎えました。記念の年、彼女のアルバムの制作に携わってきたSimax
Classcs のプロデューサー、エーリク・ガルド・アムンセンは、彼女がフォルテピアノを弾いた録音による「ベストアルバム」の企画を実現させました。
プロジェクトの話を聞かされた時のことをグラーセルは、「心の内で25歳の気分でいると、ずいぶんと現実離れしたことのように思われました」と、ブックレットに寄せた一文で語っています。そして、フォルテピアノとつながりをもつようになってからの25
年から30 年の年月に想いを馳せ、「固いクルミの殻を割る」のに似た苦労を味わいながら、作品を選んでいったと言います。
「魂のこもったアレグレット」のアルバムタイトルにふさわしい曲として彼女が選んだのは、まず、かつてマルカム・ビルソンの下でフォルテピアノの研究を深めていた頃、ザルツブルクのモーツァルテウムでオリジナルの手稿譜を研究したモーツァルトのソナタ。そして、「音楽を愛する友人たち、ヘレーネ、ペール、弟のエルネスト・シモン」と共演した演奏も交えた、クレメンティ、シューベルト、メンデルスゾーン、シューマン、ブラームス、ラヴェルとグリーグの「とっておき」の音楽。
メンデルスゾーンの歌曲とブラームスの《間奏曲》は
LAWO Classics のアルバムのための録音が使われ、「スパイス」として加えられたシューベルトとブラームスとラヴェルの「ワルツ」は、2012
年1 月、国立音楽大学のリンデンマンホールでグラーフのフォルテピアノとエラールのグランドピアノを弾いた録音が収められました。彼女の弟、ヨーテボリ交響楽団の首席奏者を務めるエルンスト・シモン(1975-)と共演したシューマンの《幻想小曲集》は全3
曲が収録されています。
[プロフィール]
リヴ・グラーセルは、1935 年、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスターを務めていたエルンスト・グラーセルの子としてオスロに生まれました。オスロのロベルト・リフリングとパリ高等音楽院のヴラド・ペルルミュテールに学び、レフ・オボーリン、イローナ・カボス、ヴィルヘルム・ケンプに師事しました。
1960 年、オスロでデビューコンサートを行い、1960
年代の半ばにアメリカの
RCA レコードが企画したグリーグの《抒情小曲集》の最初の全曲録音に起用されました。1973
年からノルウェー国立音楽アカデミーで教え、1990
年には再び学生に戻り、ウィーンのパウル・バドゥラ=スコダとコーネル大学のマルカム・ビルソンに師事しました。1994
年、ノルウェー国立音楽アカデミーの教授に就任。1965
年のノルウェー王国功労勲章に続き、2004
年にリンデマン賞、2014
年にグリーグ賞を受賞しました。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>

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