≪第84号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その9 2015/11/17〜
マイナー・レーベル新譜
歴史的録音・旧録音
メジャー・レーベル
国内盤
映像 |
11/20(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ACTES SUD
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豪華装丁ゆえ、完売するとなかなか再プレスはない
いま注目すべきポール・ダニエル
そして明るく厚みのあるサウンドが魅力。
ボルドーのオーケストラによるシベリウス
シベリウス:
(1)交響曲第2番ニ長調Op.43
(2)レンミンカイネンの帰郷Op.22の4 |
ポール・ダニエル(指揮)
フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団
写真:ニコラ・ジュバール |
録音:2015 年4 月16-17 日/ボルドー/DDD、51’
54”、A5 デジブック
2008 年のフォルジュルネ音楽祭でも来日したフランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団。南フランスの地方オーケストラらしい明るい響きが特徴で、豊かな響きを産み出す実力派。イギリス出身のオペラ指揮者ポール・ダニエルとシベリウスに挑戦しました。
冷たく透明なイメージの強いシベリウスですが、田園的な明るさと旋律美を持つ第2
番はボルドー・アキテーヌ管と良く合い、厚みもあるサウンドを楽しめます。
当シリーズの楽しみのひとつ、著名な音楽カメラマンのニコラ・ジョバールの写真集はフィンランドの風景。流氷浮かぶ海、雪景色、美しいオーロラなど、さながらフィンランド旅行気分を満喫させてくれます。
ロトの録音で一気に知られるようになったACTES
SUDレーベルだが、ポール・ダニエルに関しては前回のワーグナー、マーラー同様、縦長の豪華装丁アルバム。

ACTES SUDは、もともとこうした不思議な装丁の豪華CDで人気の高いレーベル。
そしてその演奏水準は常に高い。ロト同様じわじわとこのダニエルの人気が高まっていくだろう。
・・・ただ、その豪華装丁ゆえ、完売するとなかなか再プレスはない。
今回のアルバムは前作マーラー同様ベストセラーになりそうな予感がするので、気になる方はどうかお早めに。
あ、ダニエルが、スペイン、ガリシアのオケを指揮した「田園」の映像があったのでどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=R45iZMqv2_0&feature=player_detailpage
指揮台も指揮棒もない、どこかの「グル」のような指揮ぶり。この演奏、なかなかすごい。
この人、ひょっとすると化けるかも。
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PROFIL
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ドン・コサック合唱団のスリコ
聖人イオアンの連祷/我は汝に歌う/
神は我らとともに/神はあなたの家族を救う/
古いワルツ/森で言われたこと/
わが祖国/ピョートル街道に沿って/
吹雪/夕べの鐘/ドン川に沿って/
鐘は明るく響く/ステンカ・ラージン/
カリンカ/スリコ |
ヴァーニャ・フリプカ(指揮)
ドン・コサック合唱団セルゲイ・ジャーロフ |
健在、懐かしの「ドン・コサック合唱団」最新録音!
録音:2015年1 月19 -20日/インマヌエル教会(ヴッパータール)/DDD、56’
46”
1921 年に亡命ロシア・コサックにより結成されたドン・コサック合唱団。ソ連時代に宗教曲を含む帝政ロシアのレパートリーを聴かせてくれる西側の貴重な団体でしたが、近年あまり消息を聞くことがありませんでした。
彼らの健在ぶりを示すファン狂喜のアルバム登場です。彼らの特徴は地鳴りのように迫力あるバスの響き。これぞロシアの男声合唱という力強さに圧倒されますが、最新の録音で迫力満点。
ストラヴィンスキーが「ペトルーシュカ」で用いた「ピョートル街道に沿って」の底抜けの陽気さ、スターリンのお気に入りのグルジア民謡「スリコ」の甘い歌い回しいずれも最高です。 |
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黒いマスクのトリオ〜トリオ・ヴィーク
フルート、チェロ、ピアノ
(1)ネッド・ローレム:
フルート、チェロ、ピアノのための三重奏曲
(1960)
(2)サーリアホ:灰 (1998)
(3)マルティヌー:
フルート、チェロ、ピアノのための三重奏曲
(1950)
(4)ジョージ・クラム:鯨の歌 (1971) |
トリオ・ヴィーク
【クリスティーナ・ファスベンダー(Fl)、
ユストゥス・グリム(Vc)、
フロリアン・ヴィーク(Pf)】 |
これは面白い、ザトウクジラの声(歌)を室内楽で再現
録音:2012年4 月2 日/ノイマルクト・ライトシュターデル/DDD、65’
10”
フルート、チェロ、ピアノという変則ピアノ三重奏曲を集めたアルバム。
ヴァイオリンでなくフルートが加わることで、色彩と表現の幅が広がります。
いずれもあまり聴く機会のない作品で大歓迎ですが、面白いのがジョージ・クラムの「鯨の歌」。ザトウクジラの声(歌)を素材に興味津々の音響世界を繰り広げます。
フルート奏者は歌うこと(というか叫び)も指示され、さらに全奏者は顔を半分隠す黒い仮面を着け、暗い青い照明のもとで演奏するようになって妖しい雰囲気をつくりあげています。クジラに興味のある方向き必聴の珍品です。 |
ANALEKTA
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アラン・ルフェーヴルのラフマニノフ、ホロヴィッツ版ソナタ第2番!
ラフマニノフ:
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36(ホロヴィッツ・ヴァージョン)
ハイドン:ピアノ・ソナタ第38番 ヘ長調 Hob.XVI:23
ラヴェル:ラ・ヴァルス |
アラン・ルフェーヴル(ピアノ) |
カカナダのコンポーザー=ピアニストであり、アナレクタ(Analekta)のメイン・アーティストの1人、アラン・ルフェーヴル。ルフェーヴルが弾くラフマニノフのピアノ・ソナタ第2番は、初版と改訂版を織り交ぜたホロヴィッツ版!
ハイドンのソナタ、ラヴェルのラ・ヴァルスを組み合わせた、ルフェーヴルならではのプログラムもポイント。
※録音:2014年7月、ケベック(カナダ) |
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シャコンヌ 〜 永遠の声
マティアス・マウテ:シャコンヌI/
作曲者不詳(17世紀):天国と地獄のシャコンヌ/
マウテ:シャコンヌII/
モンテヴェルディ:私に恋を望むその人は/
ランディ:人生のパッサカリア/
マウテ:シャコンヌIII/
ヴィヴァルディ:ソナラ・ラ・フォリア Op.1-12/
マウテ:シャコンヌIV/
作曲者不詳(16世紀):チェコ民謡集(マウテ編曲)/
マウテ:シャコンヌV/
ファルコニエーリ:パッサカリア(1650)/
マウテ:シャコンヌVI/
ファルコニエーリ:ラ・フォリア(1650)/
マウテ:シャコンヌVII/
J.S.バッハ:シャコンヌ BWV.1004(マウテ編曲) |
アンサンブル・カプリス
マティアス・マウテ(指揮) |
アンサンブル・カプリスは、1989年にドイツで結成され、指揮者、リコーダー&フルート奏者、作曲家のマティアス・マウテが音楽監督を務めるアンサンブル。自作の「シャコンヌ」を挟みながら、モンテヴェルディやファルコニエーリらの作品を並べ、最後にバッハの「シャコンヌ」で締めるという構成。「アダージョ(AN
29848)」でも人気を博した、アンサンブル・カプリスらしい凝ったプログラムとハイクオリティな演奏を兼ね備えたアルバム。
※録音:2015年5月、ケベック(カナダ) |
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華麗なるメンデルスゾーン!
メンデルスゾーン:
弦楽四重奏曲第3番ニ長調 Op.44-1
弦楽四重奏曲第4番ホ短調 Op.44-2 |
セシリア弦楽四重奏団
〔ミン=ジョン・コー(ヴァイオリン)、
サラー・ネマトーラー(ヴァイオリン)、
ケイトリン・ボイル(ヴィオラ)、
レイチェル・デソアー(チェロ)) |
カリン・ケイ・ナガノとの録音でも話題を集めた、華麗なる女流奏者4人によるクヮルテット"セシリア弦楽四重奏団"は、2010
年にバンフ国際弦楽四重奏コンクールで一等賞を獲得し、ヨーロッパや北米のトップ・メディアのために演奏している。ドヴォルザークやヤナーチェクの録音を行ってきたセシリア弦楽四重奏団の新録音では、メンデルスゾーンの作品44の3曲のうちの2つとなる、弦楽四重奏曲第3番&第4番で麗しい演奏を披露してくれる。
※録音:2015年4月、ケベック(カナダ) |
ZKP RTV SLOVENIJA
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サショ・カラン(b.1974):バレエ《トリスタンとイゾルデ》 |
マルコ・ガシュペルシッチ(指揮)
スロヴェニア国立歌劇場管弦楽団
サショ・カラン(エレクトロニクス) |
トリスタンとイゾルデですがワーグナーではありません
録音:2014 年7 月8-10 日(オーケストラ録音)、2014
年10 月30 日初演、71:16
作曲者のサショ・カランはカナダ、モントリオール出身で後にスロヴェニアの首都リュブリャーナに移住し創作活動を続けている。サウンド・エンジニアリングの研究を修めた彼は電子音楽によるバレエやフィルムのための作品が多い。2014
年にスロヴェニア国立劇場で初演された「トリスタンとイゾルデ」は全編アンビエントもしくはミニマルといった雰囲気でフィリップ・グラス、ハロルド・バッドあるいはブライアン・イーノを思わせる。
アヴァン・ポップ、エレクトロニカの好きな人におすすめ。 |
PASSAVANT MUSIC
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フェリシアン・ダヴィッド(1810-1876):歌曲集A
老人とばら/ル・ベドゥアン/雲/エジプト人/シャランスへの別れ
戻れ!戻れ!/夢想/漁師と彼の小舟/チブク(トルコの煙管)
小道/友情/幸福の花/オダリスクの悲しみ/フォルモサ
漁師の歌/死者たちの日/チャリティーの呼び声 |
アルタヴァズド・サルクグャン(テノール)
ポール・モンタグ(ピアノ) |
録音:2013年9月6-8日、パッサヴァン・アコースティック・スタジオ
フェリシアン・ダヴィッドは中近東を広く旅し、異国趣味の音楽で成功を収めたフランスの作曲家。アルタヴァズド・サルグシャン(アルタヴァスト・サルキシャン)とポール・モンタグの二人はアルメニア系フランスの演奏家。
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トランペットが歌うアーンの歌曲
レイナルド・アーン(1874/1875-1947):
五月/歌ってきたことの思い出は/夢想/カンパーニュの墓地/テオネ
牢獄にて/水面に/私の詩に翼があったなら/クロリスに/不実/白鳥
愛される人/しおれた花/私が虜になった時/最後の願い/景色/煙
リラの木に来るナイチンゲール/星のない夜は/優しい平和 |
ギー・トゥーヴロン(トランペット)
カロル・ヴィリョメイ(ピアノ) |
録音:2013年9月、アコースティック・スタジオ
フランスを代表するトランペット奏者ギー・トゥーヴロン(1950年生まれ)が、歌詞、音楽ともに繊細なアーンの歌曲に魅せられ取り組んだ録音。これはフランスの演奏家だからこそできることかもしれません。
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ショパン(1810-1849):ピアノ作品集
バラード第1番ト短調 Op.23/バラード第2番ヘ長調
Op.38
バラード第3番変イ長調 Op.47/バラード第4番ヘ短調
Op.52
幻想ポロネーズ Op.61/舟歌 Op.60/夜想曲ロ短調
Op.62 No.1
夜想曲ホ長調 Op.62 No.2 |
ジャン=バティスト・フォンリュープ(ピアノ) |
録音:2012年5月4-6日、ライヴ、アコースティック・スタジオ
ジャン=バティスト・フォンリュープはブルーノ・リグットおよびジョルジュ・プリューデルマシェール(パリ音楽院)、ミヒャエル・エンデスに師事したピアニスト。
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PAS 114273
(2CD)
\3600 →\3290
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レイナルド・アーン(1874/1875-1947):
ピアノ曲集「当惑したナイチンゲール」
第1巻(全30曲)/第2巻「オリエント」(全6曲)
第3巻「旅行記」(全9曲)/第4巻「ヴェルサイユ」(全8曲) |
ベルナール・ポール=レイニエ(ピアノ)
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録音:2014年5月、アコースティック・スタジオ
アーンが1902年から1910年にかけて書いたピアノ小品をまとめて1912年に出版した曲集。ベルナール・ポール=レイニエはマルセイユ音楽院、パリ音楽院で学んだピアニスト。
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リスト(1811-1886):ピアノ作品集
ハンガリー狂詩曲第12番
幻影; 第1番/第2番/第3番(シューベルトのワルツによる幻想曲)
即興ワルツ/夜想曲「夢想」/ピアノ小品/即興曲
詩的で宗教的な調べ から 孤独の中の神の祝福/ポロネーズ第2番 |
ジャン=バティスト・フォンリュープ(ピアノ) |
録音:2008年、パッサヴァン |
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カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):ピアノ・ソナタ集
ソナタ変ロ長調 Wq.51-2/ソナタ変ホ長調
Wq.52-1/ソナタ イ長調 Wq.55-4
ソナタ ト長調 Wq.65-22/ソナタ変ホ長調
Wq.63-5
アンダンテ・コン・テネレッツァ Wq.65-32/アンダンティーノ
Wq.62-5A
アインシュニット Wq.52-6 |
ジャン=バティスト・フォンリュープ(ピアノ) |
録音:2010年12月、パッサヴァン、アコースティック・スタジオ |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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CEMBAL D’AMOUR
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「ミンドゥル・カッツ、ブラームス:ピアノ協奏曲第2番」
(1)ベートーヴェン:ピアノソナタ第14 番
嬰ハ短調Op.27-2 「月光」
(2)ブラームス:ピアノ協奏曲第2 番 変ロ長調
Op.83 |
ミンドル・カッツ(ピアノ)
②マンディ・ロダン(指揮)
エルサレム交響楽団 |
当レーベルによる発掘が進むミンドゥル・カッツ最新刊!
録音:(1)1971 年6 月16 日、テルアヴィヴ、(2)1967
年10 月3 日、エルサレム,ADD、64'09
Cembal d'amour が発掘を進めているピアニスト、ミンドル・カッツのCD
の新刊。
カッツは1925 年、ルーマニアのブカレストの生まれ。ユダヤ系だったために第二次世界大戦中は強制労働所に送られて苦労した。1947
年に遅めのデビューを果たし、その後西側での活動を経て、イスラエルを拠点として国際的な活躍をした。
カッツはベートーヴェン弾きとしての評価が高く、録音ではジョン・バルビローリが伴奏指揮をした皇帝協奏曲が知られている。ちなみにカッツは1978
年、52 歳の時にトルコのイスタンブルでのリサイタルでテンペスト・ソナタを弾いている最中に急死した。
このCD に収録されているのはカッツが40 代の頃のライヴ録音。どちらもボケ気味の録音だが、カッツの硬派な魅力は十分伝わってくる。
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<国内盤>
HYPERION(国内仕様盤)
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国内盤登場
レーガー没後100周年記念!超人アムランが弾く"ピアノ協奏曲"!
マックス・レーガー&リヒャルト・シュトラウス
ピアノ協奏曲/ブルレスケ
レーガー:ピアノ協奏曲ヘ短調 Op.114
R・シュトラウス:ブルレスケ ニ短調
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マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
イラン・ヴォルコフ(指揮)
ベルリン放送交響楽団 |
レーガー没後100周年記念!超人アムランが弾く"ピアノ協奏曲"!
超人アムランの名盤!レーガーのピアノ協奏曲!日本語解説書付き国内仕様!絶好機到来!2016年はマックス・レーガー・アニヴァーサリー・イヤー!
2016年が没後100周年となるドイツの巨匠マックス・レーガー(1873−1916)。
自らを"ドイツ三大B"の後継者と位置付け、卓越した対位法、フーガによる膨大な数の作品を生み出したマックス・レーガー。
J.S.バッハとブラームスをコンセプトの中心に置き、重厚で力強く、また分厚く構築され、特有の渋さを漂わせるレーガーの巨大な「ピアノ協奏曲」が、アムランの両手により、"ドイツ・ロマン派の傑作"として改めて再評価されることだろう!
また、レーガーはスーパー・ヴィルトゥオーゾ、アムランの十八番!没後100周年を祝うに相応しい組み合わせです!
※録音:2010年3月16日−18日、ベルリン放送局スタジオ(ベルリン) |

11/19(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
DISCOVERY
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ア・ケルティック・クリスマス
三隻の船/たいまつ/ヴァージン・マザー/
おやすみ、小さな可愛い子/天使ガブリエル/
ウェクスフォード・キャロル |
ジャッキー・ダンクワース(ヴォーカル)
マギー・ボイル(ヴォーカル)
キャシー・ラッセル(ヴォーカル)
インカンテーション |
トラディショナル・グループ、インカンテーションによる、ケルトのクリスマス。笛、パイプ、ギター、ストリングス、ブラスなど、様々な楽器による豊かなアレンジのクリスマス音楽を楽しめる。 |
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アット・クリスマス
ひいらぎかざろう/きよしこの夜/
ガブリエルのメッセージ/三隻の船/
イエス・キリストはりんごの木/ガウデーテ/
イン・ザ・ブリーク・ミッドウィンター/
もろびと声あげ/キャロル・オヴ・ザ・ベルズ/
さやかに星はきらめき/サセックス・キャロル/
ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス |
4ガール・4ハープ
ヘレン・ウィンター(ソプラノ) |
2000年に結成した4人の女流ハーピストによるグループ、4ガール・4ハープのクリスマス・アルバム。3曲でヘレン・ウィンターが参加。 |
MELODIYA RECORDS
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シネマフォニア
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番《ないしょの手紙》より
フィナーレ
ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調より
ノットゥルノ
ハイドン:
弦楽四重奏曲第67番ニ長調 Op.64-5《ひばり》より
メヌエット、フィナーレ
モーツァルト:ディヴェルティメント ヘ長調
K.138より
アンダンテ
ショスタコーヴィチ:エレジー、ポルカ
ステブリュフ:弦楽四重奏曲《ムーヴィーミュージック》
バーバー:弦楽四重奏曲第1番 Op.11より アダージョ |
ニュー・ロシアン・クヮルテット
〔ユーリヤ・イゴーニナ(ヴァイオリン)、
エレーナ・ハリトーノワ(ヴァイオリン)、
ミハイル・ルドイ(ヴィオラ)、
アレクセイ・ステブリュフ(チェロ)〕 |
ロシア新世代!ニュー・ロシアン・クヮルテット!
絶好調メロディア(Melodiya)から登場する新録音は、2008年にモスクワで結成された弦楽四重奏団、ニュー・ロシアン・クヮルテット!
ボロディン・クヮルテットなど多くの伝説的なアンサンブルを世に送り出してきたロシア。ニュー・ロシアン・クヮルテットは、その伝統を受け継ぎながら、ウィーン古典派から現代音楽、さらにはジャズをこなすなど、ロシア楽壇の新時代を象徴するアンサンブルの1つのとして高い評価を受けている。
2015年5月、モスクワでの録音。ディジパック仕様。 |
REGENT
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フランスのノエル
ムトン:ノエ、ノエ、奏でよう/
ブジニャック:
羊飼い達よ新しい歌を歌え、アヴェ・マリア、
すべてが静寂をたもっていた時、輝く星/
ムリニエ:博士たちは星を見て/
クレランボー:今日キリストが生まれた/
シャルパンティエ:サルヴェ・プエルル/
プーランク:サルヴェ・レジナ、悔悟の時のための4つのモテット/
ロジェ=デュカス:降誕の歌/
ブルーズ:今日キリストが生まれた/
プロヴァンス伝承曲(ブヴァール編):ギョーム、アントワーヌとピエール/
バスク伝承曲(オプスタッド編):Birjina
gaztettobat zegoen/
ルシヨン伝承曲(オプスタッド編):Anan
auzi las aubados/
トゥールーズ伝承曲(オプスタッド編):ノエル・ヌヴレ/
アルザス伝承曲(オプスタッド編):Dormi,
fili, dormi!/
フランス伝承曲(オプスタッド編):この素晴らしい香りは何でしょう |
トゥールーズ聖歌隊
マーク・オプスタッド(指揮)
ウィリアム・ホワイトヘッド(オルガン)
ジェラルディーン・ブルレ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) |
トゥールーズ聖歌隊は、2006年にフランスのトゥールーズ・コンセルヴァトワールに、南西フランスで最初のクワイア・スクールとして創設された少年少女合唱団。
「ミサ・ブレヴィス」(REGCD 340)での優れたハーモニーが記憶に新しい。このフランスならではのクリスマス・プログラムも要注目。
2015年4月の録音。 |
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クライスツからのクリスマス
ワーロック:
四月の朝露が、主をほめたたえよ、ベツレヘム・ダウン、
コーニッシュ・キャロル、アイ・ソウ・フェア・メイデン、
コーニッシュ・クリスマス・キャロル、囚われのアダムは横たわり、
子守歌、ホエアー・リッチズ・イズ・エヴァーラスティングリー
ホルスト:4つの古いイギリスのキャロル、おねむりなさいいとしい子よ
ヴォーン・ウィリアムズ:2つのキャロル、8つの古いイギリスのキャロル |
ケンブリッジ・クライスツ・カレッジ合唱団
デイヴィッド・ローランド(指揮) |
ケンブリッジ・クライスツカレッジ合唱団が歌う、20世紀初期のイギリスで生まれたオリジナルのキャロルとキャロルのアレンジによるユニークなコレクション。
2014年3月の録音。 |
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ダブリンからのクリスマス
ウェイド(ウィルコックス編):神の御子は今宵しも/
ポストン:イエス・キリスト、りんごの木/
イギリス伝承曲(デクスター編):ひいらぎとつたは/
ガント:御使いうたいて/
16世紀フランス(ニコルソン編):ディンドン空高く/
イギリス伝承曲(ヴォーン・ウィリアムズ編):ああベツレヘムよ/
ブリテン:聖母への讃歌/
ドイツ伝承曲(パーソール編):もろびと声あげ/
J.S.バッハ:もろびと声あげ/
チルコット:羊飼いのキャロル/
ダインズ:東の星/ハウエルズ:ここに小さな扉が/
イギリス伝承曲(ウィルコックス編):世の人忘るな/
リュッティ:マイ・ダンシング・デイ/
アイルランド伝承曲(ヌーン編):ウェックスフォード・キャロル/
ラッター:なんと甘美な音楽/
ヘンデル(ヒューソン編):天には栄え |
ダブリン聖パトリック大聖堂聖歌隊
スチュアート・ニコルソン(指揮)
デイヴィッド・レイ(オルガン) |
12世紀、1191年に設立されたアイルアンド国教会の大聖堂、ダブリンの聖パトリック大聖堂聖歌隊。大聖堂と同じく数世紀にわたる長き歴史を持つ聖歌隊のハーモニーが、クリスマスのための音楽を鮮やかに彩る。
2013年3月の録音。 |
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ギルドフォード大聖堂からのクリスマス
バード:天よ、上より露を降らせよ/
ゴルトシュミット:ア・テンダー・シュート/
ウィルコックス編:久しく待ちにし主よとく来たりて/
オーウェンス:ひいらぎとつたは/
トッド:クリスタス・エスト・ステラ/
ウィラン編:What is this lovely fragrance?/
ニコルソン編:ディンドン空高く/
ムーア編:今日幼子が生まれた/
チルコット:荒野の果てに/
ウィルコックス編:世の人忘るな/カウストン:子守歌/
ラッター:楽園のすべての鐘/
ウェイド:神の御子は今宵しも/
リード:幼子が/
ムーア:Lo! that is a marvellous change/
ラッター:ともしびのキャロル/
グル—バー(ミリントン編):きよしこの夜/
ウォーロック:ベツレヘム・ダウン/
メンデルスゾーン(ウィルコックス編):天には栄え |
ギルドフォード大聖堂聖歌隊
キャスリン・ディーンズ=ウィリアムズ
(指揮)
ポール・プロヴォスト(オルガン) |
ギルドフォード大聖堂聖歌隊が歌うクリスマスは、ウィリアム・バードからジョン・ラッター、ボブ・チルコットへと続く英国合唱の歴史絵巻。
2013年2月の録音。 |
RESONUS
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ノヴァ!ノヴァ! 〜セント・キャサリンズのコンテンポラリー・キャロル集
R.R.ベネット:ひいらぎとつたは(世界初録音)/
レファニュ:聖イタの子守歌(世界初録音)/
ラーキン:囚われのアダムは横たわり/
スウェイン:かくも美しいバラには(世界初録音)/
デイヴィス:クリスマス・イヴ/
マクミラン:ノヴァ!ノヴァ!/
パヌフニク:救い主のうるわしき母(世界初録音)/
マクドウォール:星たちが色褪せる前に(世界初録音)/
タヴナー:揺りかごの歌(世界初録音)/
フォックス:冬の夢(世界初録音)/
アンドルー:天の女王よ/
ウィシャート:3つのキャロル(世界初録音)/
ビーミッシュ:静寂の中で |
ケンブリッジ・セント・キャサリンズ・
カレッジ合唱団
エドワード・ウィッカム(指揮) |
クラークス・グループの録音でもお馴染みの名匠エドワード・ウィッカムが音楽監督を務める、ケンブリッジ・セント・キャサリンズ・カレッジ合唱団のクリスマス・アルバム。世界初録音作品を多数収録した意欲的なプログラム。
2015年1月&3月の録音。 |
SIGNUM CLASSICS
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見えない星 〜 スコットランドとアイルランドの合唱作品集
グレアム:子守歌
アイルランド民謡(アーリー編):別れの杯
アイルランド民謡(アーリー編):モ・ギレ・マー
スコットランド民謡(アーリー編):スカイ・ボート・ソング
アイルランド民謡(アーリー編):シ・ド・マモーイ
ウィーラン:太陽と月と星
アイルランド民謡(アーリー編):ガルテンマザーの子守歌
アイルランド民謡(マクグリン編):シューリ・ルゥ
アーリー:彼は天国の布を望む
アントニーニ:戦争と平和
アイルランド民謡(アーリー編):あなたの黒い髪
グレアム(アーリー編):孤児の少女
スコットランド民謡(アーリー編):スカイ・ボート・ソング |
ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン合唱団
デスモンド・アーリー(指揮) |
アイルランドを代表するカレッジ・クワイア、ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン合唱団(UCD)のシグナム・デビュー・アルバムは、"アイルランド"と"スコットランド"の伝承曲の合唱版がメイン。
アイルランド民謡とスコットランド民謡が、音楽監督デスモンド・アーリーの優れたアレンジと、UCD合唱団のハーモニーによって美しく響く。合唱ファンはもちろんのこと、アイルランド、スコットランドの伝統音楽のファンにもおススメしたいアルバム。
2014年−2015年の録音。 |
STONE RECORDS
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ア・カペラ・クリスマス
ダビデの村に/もしも毎日がクリスマスだったら/
飼い葉の桶で/夢見るクリスマス/ガウデーテ/
ハッピー・クリスマス(ウォー・イズ・オーヴァー)/
我らはきたりぬ/ワンダフル・クリスマスタイム/三隻の船/
ニューヨークの夢/イン・ザ・ブリーク・ミッドウインター/
ウォーキング・イン・ジ・エアー/ひいらぎかざろう/
サンタが街にやってくる/さやかに星はきらめき/
ザ・クリスマス・ソング/神の御子は今宵しも |
サム・ロブソン(ヴォーカル、アレンジ) |
多重録音で歌うゴージャス・クリスマス!
英国の新たな若き才能、マルチ・インストゥルメンタリストにして、優れた美声の持ち主であるサム・ロブソン。
第2弾は、多重録音で歌うア・カペラ・クリスマス!
親しみ深いクリスマス・キャロルから、ポピュラーなクリスマス・ナンバーまで、サム・ロブソンのゴージャスなアレンジで、素敵なクリスマスを彩ります。
※録音:2015年3月30日−7月10日、ミドル・ルーム・スタジオ(ロンドン) |
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ひいらぎかざろう
ディンドン空高く/イン・ザ・ブリーク・ミッドウィンター/
もろびと声あげ/きよしこの夜/ベツレヘムの星/
四季より「冬」 第2楽章/ひいらぎかざろう/
そりすべり/サンタクロースがやってくる/
ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス |
スサンナ・アンデション(ソプラノ)
リトル・ヴェニス・アンサンブル |
2011年からロンドンで行われている音楽祭「チェンバー・ミュージック・イン・リトル・ヴェニス」のアンサンブルによるクリスマス・アルバム。
スウェーデンのソプラノ、スサンナ・アンデションが加わり、アンサンブルのメンバーでありプロデューサーのビョルン・クレイマンによるアレンジで、スウェーデンの香り漂うクリスマス音楽となっている。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAND SLAM
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ムラヴィンスキーの「悲愴」が登場、
チャイコフスキー後期三大交響曲集、これにて完結!
(1)チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調
Op.74「悲愴」
ボーナス・トラック
(2)チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調
Op.48 |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 |
ムラヴィンスキーの「悲愴」(1960年、ステレオ)が登場、チャイコフスキー後期三大交響曲集、これにて完結!(2
トラック、38 センチ、オープンリール・テープ復刻)
セッション録音:(1)1960 年11 月7-9 日/ムジークフェライン・ザール(ステレオ) (2)1949
年3 月25 日/レニングラード(モノラル)
使用音源:(1)Private archive (2トラック、38
センチ、オープンリール・テープ) (2)Private
archive (2トラック、19 センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
すでに発売されているオープンリール・テープ復刻(2
トラック、38 センチ)、ムラヴィンスキー指揮のチャイコフスキーの交響曲第4
番(GS 2139)、そして発売待機中の同交響曲第5
番(GS 2140) は「音の抜けが良く、非常に鮮明」との声が寄せられています。
そして最後の交響曲第6 番「悲愴」が登場、これにて後期三大交響曲集が完結します。
音質に関しては、改めて申し上げるまでもないでしょう。ボーナス・トラックにはモノラルのスタジオ録音であるチャイコフスキーの「弦楽セレナード」を加えました。こちらは2
トラック、19 センチのオープンリール・テープを使用していますが、十分に立派な音です。(平林 直哉) |
<国内盤>

11/18(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
MD+G
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307 19252
\2400→\2190 |
ライプツィヒ弦楽四重奏団
《ハイドン:弦楽四重奏曲集 Vol.9》
ハイドン:
1) 弦楽四重奏曲第35番ヘ短調Op.20-5(Hob.
III:35),
2) 弦楽四重奏曲第31番変ホ長調Op.20-1(Hob
III:31),
3) 弦楽四重奏曲第33番ト短調Op.20-3(Hob.
III:33) |
ライプツィヒ弦楽四重奏団
[シュテファン・アルツベルガー(ヴァイオリン)、
ティルマン・ビュニング(ヴァイオリン)、
イーヴォ・バウアー(ヴィオラ)、
マティアス・モースドルフ(チェロ)] |
ハイドン時代の弓のレプリカを使用して録音された太陽四重奏曲
ご好評いただいているライプツィヒ弦楽四重奏団によるハイドンの弦楽四重奏曲集。第9集には1772年に作曲された一連の作品を収録しています。
このOp.20の6曲は「太陽四重奏曲」と呼ばれますが、その名前の由来はアムステルダムのフンメル社から出版された版の表紙に太陽の絵が描かれていたためであり、内容的には「太陽」は全く関係ありません。
40歳の働き盛りのハイドンの充実した作品で、驚くほどに冴えた筆致によるこの四重奏にモーツァルトが影響され「ウィーン四重奏曲」を書いたとされています。
この演奏ではハイドンの語法に迫るべく、ハイドン時代に製作された弓の忠実なレプリカを使用しています。 |
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603 19232
\2400→\2190 |
ウィスペルウェイも1曲参加!
《タネーエフ:弦楽五重奏曲Op.14&16》
タネーエフ:
1) 弦楽五重奏曲第1番ト長調Op.14,
2) 弦楽五重奏曲第2番ハ長調Op.16 |
ユトレヒト弦楽四重奏団
[Eeva Koskinen (Vn) ,
Katherine Routley (Vn),
Joel Waterman(Va),
Sebastian Koloski (Vc)]
ピーター・ウィスペルウェイ(Vc:1),
Mikhail Zemtsow (Va:2) |
ロシアの室内楽に定評のあるユトレヒト弦楽四重奏団による憂愁のメロディ
モスクワ音楽院で作曲をチャイコフスキー、ピアノをニコライ・ルビンシテインに学んだセルゲイ・タネーエフは、卒業後まずピアニストとして華々しいキャリアを開始します。
教師としても有能であり、また理論家としても優れており、多くの弟子を育てあげました。作曲家としても素晴らしい作品を残しましたが、自身の作品の出版については無頓着であったようで、全作品がきちんと出版されたわけではないようです。
それでも弦楽五重奏曲は2曲が残されており、これらは当時のロシア音楽の発展をつぶさに知ることができる貴重なもので、その憂愁味溢れるメロディが聴き手の心を揺さぶります。
この2曲は、どちらも対位法の権威であったタネーエフらしく、見事なフーガが使われていますが、興味深いことに第1番は弦楽四重奏にチェロが加わった五重奏で、第2番はヴィオラが加わった編成になっています。この音色の違いもお楽しみください。
ロシアの室内楽に定評のあるユトレヒト弦楽四重奏団の演奏です。第1番では、ピーター・ウィスペルウェイがゲスト参加。
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613 19262
\2400→\2190 |
《サティ:歌曲全集》
サティ:
1-3) 3つの歌(1886), 4) シャンソン(1887),
5) 中世の歌(1906), 6) 花(1886),
7) 国旗敬礼への讃歌(1891), 8) エリゼ宮の晩餐会(1899),
9) 男寡(1899),
10-13) 休日の小さなコレクション(1899-1904),
14) やさしく(1902), 15) ジュ・トゥ・ヴー(1887/1902),
16) エンパイア劇場のプリマドンナ(1904),
17) 私は友人がいた(1904),
18) いいとも、ショショット(1905),
19) ピカデリー(1904), 20) お医者さんのところで(1905),
21) 乗合バス(1905), 22) オックスフォード帝国(1905),
23-25) 歌詞のない3つの歌曲(1902),
26) シャツ(1909), 27-29) 3つの恋愛詩(1914),
30-32) 3つの歌曲(1916),
33-36) 4つのささやかなメロディ(1920),
37-41) 潜水人形(1925) |
ホルガー・ファルク(バリトン)
シュテッフェン・シュライエルマッハー(ピアノ) |
ユーモアと皮肉が潜んだサティの歌曲
サティ作品の全てが同じように人気を博しているわけではありません。彼は酒場で伴奏ピアニストをしている時に多くの歌曲を書きましたが、現在良く歌われるのは「Je
Te Veux(おまえが欲しい)」ばかり。
1900年に書かれたこの歌はピアノ・ソロに編曲され、後に様々な楽器で演奏され幅広い人気を誇っていますが、この愛らしい有節歌曲は当時のキャバレー・ソングのひとつであり、決してサティの本質の全てを表現しているとは言い難いものなのかも知れません。
対して、いかにもサティらしい曲は、例えば1914年の「3つの恋愛詩」。3曲合わせても2分に満たない凝縮した音楽の中に、ユーモアと皮肉が潜んでいます。
晩年の「潜水人形」は更にシュールな5つの小さな曲の集まり。シュライエルマッハーとファルクの素敵な演奏で。 |
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903 19186
(SACD Hybrid)
\3100→\2890 |
ドクシツェルの伴奏者だった
《ウラディーミル・ペスキン:トランペットのための作品全集》
ウラディーミル・ペスキン(1906-1988):
1) スケルツォ(c1937),
2) コンチェルト・アレグロ(トランペット協奏曲第2番:トランペットとピアノ版
1949),
3) プレリュード(1956出版), 4) 詩曲第2番,
5) 間奏曲,
6-8) トランペット協奏曲第1番(トランペットとピアノ版
1941),
9) ロンド・スケルツォ, 10) 詩曲第1番(1941初演),
11) メロディ(1973),
12) トランペット協奏曲第3番(トランペットとピアノ版
1971),
13) ロマンス(1945) |
ジュリアーノ・ゾンマーハルダー(トランペット),
カジア・ヴィーチョレック(ピアノ) |
名手ゾンマーハルダーが最高の技術で聴かせる名演
ロシア、イルクーツクに生まれるも、革命派の父とともにスイスに亡命、ジュネーヴ音楽院で学んだというウラディーミル・ペスキン。ロシア革命勃発後は祖国に戻り、1922年にモスクワ音楽院に入学。ここでフェインベルクから作曲とピアノの指導を受けます。
当時手を痛めてコンサートピアニストは断念したものの、1930年代の大粛清時代にトランペット奏者ティモフェイ・ドクシツェルに出会ったことで、彼の作曲人生は一変。その才能を見抜いたペスキンは、まずドクシツェルの伴奏者になり、以降、彼のために次々と作品を書くことになったのです。
超絶技巧を駆使したこれらの作品群を名手ゾンマーハルダーが最高の技術で奏します。スターリンの死後に出版された「プレリュード」での自由な発想による作品には、救済と不安という相反する感情が窺えることも興味深いものです。
また、この録音では管弦楽パートをヴィーチョレックのピアノが受け持っています。彼女の演奏は緊張感や色彩感に溢れており、管弦楽で聴くのとはまた違った味わいが楽しめます。※ハイブリッドSACD仕様 |
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926 19276
(SACD Hybrid)
\3100 |
《ペール・ラーベン:Tot in New York》
ペール・ラーベン:ラジオ・オペラ「ニューヨークの死」 |
Ibadet Ramadani(ヴォーカル),
The Dyed Blondes |
野心的な架空のドラマによるラジオ・オペラ
「ある女性アーティストがカーネギー・ホールで出番待ちをしていた時に、デヴィッド・ボウイが暗殺され、サイレンを鳴らしたパトカーがマンハッタンの街を走り抜けていく。
1982年にジャン=ジャック・シュールが書いたラジオ放送のための野心的な架空のドラマは、結局のところ放送テープも含めて失われてしまいました。
今回は1980年代のライフスタイルを回顧しながら、この作品を再構築し、若手歌手Ibadet
Ramadaniのために、ジャズも含めた新しいナンバーを付け加えたことで、また新しいサウンド・イベントができあがりました。ジャンルを超えた徹底的に新しいドラマです。サラウンドで聴く事で、迫真のサウンドを楽しむことが可能です。※ハイブリッドSACD仕様 |
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340 19002
(9CD)
\9000 |
すぐに入手不能になります・・・
クリスティアン・ツァハリアス
《モーツァルト:ピアノ協奏曲全集》
モーツァルト:ピアノ協奏曲第5, 6, 8,
9, 11〜27番 |
クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ&指揮)
ローザンヌ室内管弦楽団 |
MD+Gのボックスはすぐに完売してほとんど再プレスされることはありません。
「またいつか」というのはやめておいたほうがいいです。
ツァハリアスの弾きぶりによるピアノ協奏曲が全集BOX化
1950年生まれのピアニスト、クリスティアン・ツァハリアスはEMIにモーツァルトのピアノ協奏曲全曲を残しています。
その後、指揮も独奏も全て自分で行い、完璧にコントロールされたモーツァルトを作り上げるため12年の年月をかけMDGレーベルと素晴らしい全集を作り上げました(偽作とされる1番〜4番とソロではない協奏曲は含まず)。
長時間をかけて熟成したアンサンブルはツァハリアスの理想であり、親密な対話と魅力的な色彩に満ち溢れた流麗なモーツァルトが表出されています。全世界で絶賛された演奏です。
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ARCO DIVA
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メンデルスゾーン、ヴェルディ、スク:弦楽四重奏作品集
メンデルスゾーン(1809-1847):弦楽四重奏曲変ホ長調
Op.12 No.1
ヴェルディ(1813-1901):弦楽四重奏曲ホ短調
ヨセフ・スク(1874-1935):聖ヴァーツラフのコラールによる瞑想曲
Op.35a |
カプラーロヴァー弦楽四重奏団
ヴェロニカ・パノホヴァー(第1ヴァイオリン)
シモナ・フルニーコヴァー(第2ヴァイオリン)
エヴァ・クレストヴァー(ヴィオラ)
シモナ・ヘチョヴァー(チェロ)
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録音:2014年6月12、15日、ドモヴィナ・スタジオ、プラハ、チェコ
1995年にプラハでヴェヌス弦楽四重奏団として創設、2001年に薄命のチェコの女性作曲家ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940)の名を戴くことを許されたチェコの女性クァルテット。
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イントロダクション 無伴奏ヴィオラのための音楽
ミクロス・ローザ(1907-1995):序奏とアレグロ
Op.44
ヴラディミール・ゴダール(1956-):おお、十字架よ(瞑想曲)
ペンデレツキ(1933-):カデンツァ
ハチャトゥリアン(1903う-1978):ソナタ=ソング
ストラヴィンスキー(1882-1971):悲歌
シルヴィエ・ボドロヴァー(1954-):ジャ・モレ
[ボーナス・トラック]
ペンデレツキ:サラバンド「J・S・バッハの記念に」 |
クリスチナ・フィアロヴァー(ヴィオラ) |
録音:2015年2月25-26、28日、3月1日、リヒテンシュタイン宮殿マルチヌー・ホール
(プラハ音楽アカデミー)、プラハ、チェコ
クリスチナ・フィアロヴァーはブルノ音楽院、プラハ音楽アカデミー、デンマーク王立音楽アカデミー、ドレスデンのカール・マリア・フォン・ヴェーバー音楽大学で学んだチェコのヴィオラ奏者。2015年の「プラハの春」音楽祭でソロ・リサイタルを行いました。
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UP 0176-2
(2CD)
\4600
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ヴィクトル・ウルマン(1898-1944):
美を残すことは難しい ソプラノとピアノのための作品全集
[CD 1]
庭にいるヴェンドラ/アルベルト・シュテフェンの詩による7つの歌
Op.17
リカルダ・フッフの詩による5つの愛の歌
Op.26/宗教的な歌 Op.20(全8曲)
[CD 2]
美を残すことは難しい/ポルトガル語からの3つのソネット
Op.29
ルイーズ・ラベの6つのソネット Op.34/小さなケークウォーク(フランス童謡)
2つの中国の歌/ヘルダーリン歌集(全3曲)/慰めの歌(全2曲)
3つのイディッシュ語の歌 |
イレナ・トロウポヴァー(ソプラノ)
ヤン・ドゥシェク(ピアノ) |
録音:2014-2015年、ベナートキ・ナト・イゼロウ、チェコ
ヴィクトル・ウルマンはシェーンベルクに師事したユダヤ系チェコスロヴァキアの作曲家・指揮者・ピアニスト。ナチス・ドイツにより頽廃音楽家の烙印を押されテレジン収容所に入れられ、さらにアウシュヴィッツ収容所に送られガス室で殺されました。歌曲はウルマンの主要な作曲分野の一つでした。チェコ語・ドイツ語・英語の解説と歌詞訳を完備した全140ページのハードカバー・ブック仕様。
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ルカーシュ・フルニーク(1967-):賛辞
フランク・ザッパの主題による変奏曲
カテジナ・パヴリーコヴァー、パヴェル・フィエドレル(サクソフォン)
プラハ・フィルハーモニー管弦楽団 イジー・ビェロフラーヴェク(指揮)
録音:2004年1月19日、ライヴ、チェコ国立銀行ホール、プラハ、チェコ
弦楽のためのセレナード「星座」
タリヒ室内管弦楽団 トマーシュ・ネトピル(指揮)
録音:2002年、ライヴ、「現代音楽の日々」音楽祭
トリゴン(ヴァイオリンと2つの管弦楽団のための協奏曲)
ロマン・パトチカ(ヴァイオリン)
プラハ放送交響楽団 ヴラディーミル・ヴァーレク(指揮)
録音:2012年10月22日、ルドルフィヌム、プラハ、チェコ
モーツァルトの主題によるアップサイド=ダウン変奏曲
ヘロルド弦楽四重奏団
録音:時期の記載なし、チェコ放送スタジオ
リトミシルからの帰り道で
フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー管弦楽団
マレク・シュチレツ(指揮)
録音:2015年1月24日、ライヴ、フラデツ・クラーロヴェー、チェコ |
音源:チェコ放送/フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー |
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フラデツ・クラーロヴェー・フィル?
スメタナ(1824-1884):連作交響詩「わが祖国」 |
フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー管弦楽団
マレク・シュチレツ(指揮) |
録音:2015年6月、ライヴ、フラデツ・クラーロヴェー、チェコ
フラデツ・クラーロヴェーってどこ?プラハの東100キロにある人口も10万人に近い結構大きな街。
チェコ中北部の都市フラデツ・クラーロヴェーにオペラ管弦楽団が創設されたのは1978年。改称を重ね、1993年にフラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー管弦楽団となりました。
1991年から2001年までフランチシェク・ヴァイナルが、2002年以来2015年現在オンドジェイ・クカルが首席指揮者を務め、近年実力の向上が著しいオーケストラとして注目を集めています。
マレク・シュチレツは1985年チェコのプラハに生まれ、プラハ音楽アカデミーでレオシュ・スヴァーロフスキーに師事した指揮者。2010年、マイケル・ティルソン・トーマスに招かれサンフランシスコ交響楽団の後援を受け研鑽を積みました。
チェコ指揮界の新星として期待されている彼はチェコ内外の数多くのオーケストラと共演を重ねています。
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ARTALINNA
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デュオ・ファクト(テューバ&ユーフォニアム) 象牙の塔
フランソワ・テュイエ [Francois Tuillier](1967-):エンジョイ!
[Enjoy!]
ステファン・クレーガー [Stephane Kreger]:ドブルジャ
[Dobroudja]
即興演奏:今日のブルース [Blues du jour]
アントニー・カイエ [Anthony Caillet]:足取り軽いうさぎ
[Tripping Rabbit]
即興演奏:俺の玉を返せ! [Rends-moi mes
billes!]
アントニー・カイエ:象牙の塔 [La Tour d'Ivoire]
フランソワ・テュイエ:ブレーヴ第4番「こま(独楽)」
[Breve No.4: Pirouettes]
フランソワ・テュイエ:アフリカ [Africa]
ジョン・レノン(1940-1980)&ポール・マッカートニー(1942-):
オー!ダーリン [Oh! Darling]
ジュリアン・ヴァラン [Julien Varin]:嵐
[Der Sturm]
即興演奏:ミスター D.C. [Mister D.C.]
リオネル・リヴィエール [Lionel Riviere]:
孤独なデュオのためのリタニア [Litanie
pour un duo esseule]
フランソワ・テュイエ:
ブレーヴ第3番「ドゥラン=バルリー」 [Breve
No.3: Doullens-Barly]
ジャン=クリストフ・ショレ [Jean-Christophe
Cholet](1962-):
コンプレックス [Complex]
即興演奏:私が全部話そう! [J'vais tout
dire!]
アントニー・カイエ:D2ke5
即興演奏:全世界のためのラクレット [Raclette
pour tout le monde!]
[Xeum remixes]
フランソワ・テュイエ/Xeum:アフリカ・グルーヴ
[Africa Groov]
アントニー・カイエ:クラビング・ラビット
[Clubbing Rabbit] |
デュオ・ファクト
フランソワ・テュイエ(テューバ [Yamaha
YFB822 prototype])
アントニー・カイエ(ユーフォニアム [Yamaha
YEP 842])
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録音:データ記載なし 発売:2013年
ジャンルを超えて活躍するフランスのテューバ奏者フランソワ・テュイエとユーフォニアム奏者アントニー・カイエが結成したデュオ・ファクト。
ポルトガルのテューバ奏者セルジオ・カロリーノ加えたユーロピアン・テューバ・トリオでもおなじみの超絶技巧プレーヤー二人がノリノリに吹きまくります。
最終トラックの演奏時間は「6分36秒」と表示されていますが、その後無音をはさんで7分35秒〜8分0秒および10分3秒〜10分33秒にテューバとユーフォニアムの演奏が再生されますのでご注意ください。 |
CHANT DE LINOS
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CL 1284
\2500 |
ミシェル・コレット(1707-1795):オルガン作品集
オルガン曲集第1巻 Op.16(1737)から
マニフィカト第1旋法
プラン・ジュ/デュオ/ティエルス・アン・タイユ/クルムホルンのバス/トリオ
グラン・ジュ
新ノエル集(1747)から
タンブーラン/陽気な羊飼いはいずこへ行くや
オルガン曲集第3巻(1756頃)から 組曲第1旋法(抜粋)
プラン・ジュ/デュオ/トリオ/トランペットのバス/ミュゼット
オフェルトリウム「輝き」
新形式のオルガン曲集 から 組曲第1旋法
プラン・ジュ/第1のデュオ/ミュセット/クルムホルンのバス/トリオ/対話
ナザールのレシ/第2のデュオ/フーガ
新形式のオルガン曲集 から 組曲第2旋法
プラン・ジュ/ロンドのデュオ/フルートのためのロンド/トランペットのバス
フルートのためのデュオ/トランペットのレシ/トリオ
新形式のオルガン曲集 から 組曲変ロ長調(抜粋)
トランペットのためのレシ/人の声/トリオ
12のオフェルトリウム(1766)から
聖ブノワ/聖オーギュスタン |
ヤン・ファン・モル(オルガン) |
録音:時期の記載なし、ノートルダム・デュ・レアル大聖堂、アンブラン、フランス
1464年にフランス国王ルイ14世から寄贈されたオルガンに歴史をさかのぼるというフランスで現役最古のオルガンによる演奏。
ミシェル・コレットは1737年頃から1780年までパリのイエズス会の大学でオルガニストを務めたオルガン奏者・作曲家。ヤン・ファン・モルは2015年現在アントウェルペンの聖パウロ教会の名誉オルガニストを務めるベルギーのオルガン奏者。
歴史的オルガンの専門家の一人です。 |
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CL 1394
(1CD+1DVD Pal)
\2500 |
ジャック=アルフォンス・ド・ゼーガン(1955-):
オラトリオ「救済の聖劇」(2013) |
アナ・カメリア・ステファネスク(ソプラノ:マリア)
ウィアルト・ウィトホルト(バリトン:イエス)
ゼノ=チプリアン・ポペスク(テノール:天使)
ステファン・チフォレッリ(テノール:ピラト)
マリー=クロード・ソラネ(ソプラノ:エリーザベト)
キンガ・ボロフスカ(メゾソプラノ:復活)
アラン・カレ(朗読)
プティ・サブロン合唱団
ティボー・ルナールツ(合唱指揮)
ブカレスト交響楽団
ブノワ・フロマンジェ(指揮) |
録音、収録:2013年3月22日、ノートルダム・カンブル修道院教会、ブリュッセル、ベルギー
ベルギーの作曲家ジャック=アルフォンス・ド・ゼーガンの新作初演を収めたCDとDVD。
当DVDの再生にはPAL方式対応のプレーヤーが必要です。弊社はパソコンでの再生の保証もいたしません。ご了承ください。(代理店) |
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CL 1498
\2500 |
フルート、クラリネットとピアノのための音楽
エルネスト・ブロッホ(1880-1959):フルート、クラリネットとピアノのための協奏曲
シャルル・ケクラン(1867-1950):パストラーレ
Op.75bis
フローラン・シュミット(1870-1958):三重奏のソナチネ
Op.85
ドビュッシー(1862-1918):牧神の午後への前奏曲
ジャック=アルフォンス・ド・ゼーガン(1955-):
フルート、クラリネットとピアノのための三重奏曲
アルマンド・ギドーニ(1959-):
クラシカル・フーガ・ゴーズ・ジャズ [Classical
fugue goes jazz]
ミシェル・ライサイト(1958-):
リッパー・マークス [Ripper Marks]/両側に
[De part et d'autre]
ギヨーム・コヌソン(1970-):テクノ=パレード
[Tecno-Parade] |
シベル・クルム=パンセル(フルート)
アイシェギュル・キルマノル(クラリネット)
ヨハン・シュミット(ピアノ) |
録音:データ記載なし
シベル・クルム・パンセルはナント音楽院、パリのエコール・ノルマル音楽院、リヨン音楽院で学んだフランスのフルート奏者。師であるマクサンス・ラリューと共演した録音もあります。
アイシェギュル・キルマノルはトルコのイスタンブルに生まれ、ミマル・シナン芸術大学を卒業後フランス政府給費留学生としてナント音楽院で学んだクラリネット奏者。ヨハン・シュミットは2015年現在ブリュッセル王立音楽院教授を務めるベルギーのピアノ奏者。 |
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CL 14108
\2500→\2290 |
キュイ(1835-1918):ヴァイオリンとピアノのための作品集
万華鏡(24の小品)Op.50
親密な時/霧の中で/ミュゼット/優しい歌
子守歌「おやすみ、かわいいぼうや」/簡単な歌/小夜想曲/間奏曲
カンタービレ/オリエンタル/問いと答え/アリオーソ/無窮動/冗談
アパッショナート/田舎の踊り/舟歌/前奏曲/マズルカ/ワルツ
ノヴェレッテ/恋文/スケルツェット/小奇想曲/アレグロ・スケルツォーソ
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 Op.84/憂鬱なワルツ |
ソフィー・ルモニエ=ヴァレーズ(ヴァイオリン)
フィリッパ・ノウテンボーム(ピアノ) |
録音:時期の記載なし、ロートル・スタジオ
[L'Autre Stuidio]、ヴェール=シュル=マルヌ、フランス
ロシア五人組の一人キュイの最も知られている楽曲「オリエンタル」を含む曲集「万華鏡」をはじめヴァイオリンとピアノのための作品を収録。
ソフィー・ルモニエ=ヴァレーズはパリ音楽院、ジュネーヴ大学で学んだヴァイオリニストで、作曲家ジャン=ピエール・ヴァレーズ(1939-)の妻。フィリッパ・ノウテンボーム(1977年生まれ)はオランダ出身のピアニスト。ハーグ音楽院、パリのエコール・ノルマル音楽院で学び、2015年現在パリ在住。 |
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CL 1499
(6CD)
\11000→\9990 |
ギャルド・レピュブリケーヌの音楽
吹奏楽 [CD 1]
(オルケストル・ダルモニー・ド・ラ・ギャルド・レピュブリケーヌ)
ジャック・ヴェベール(フランスの名優)によるプレゼンテーション
ホルスト(1874-1934):組曲「惑星」Op.32
より 火星,木星
ラヴェル(1875-1937):道化師の朝の歌
エイメ・クン(1877-1958):祝典序曲
フェルナン・カリオン(1908-1960):蛮人の踊り
[Danse Barbare]
ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団
(オルケストル・ダルモニー・ド・ラ・ギャルド・レピュブリケーヌ)
フランソワ・ブーランジェ(指揮)
管弦楽 [CD 2]
ジャック・ヴェベールによるプレゼンテーション
ロジェ・ブートリー(1932-):時の記憶を悼むために−ヴェルダンの6つの幻影
ジョルジュ・アントワーヌ(1892-1918):大事の前夜
アレックス・ド・タイエ(1898-1952):劇的三部作「木の十字架」
ギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団
(オルケストル・シンフォニーク・ド・ラ・ギャルド・レピュブリケーヌ)
フランソワ・ブーランジェ(指揮)
男声合唱 [CD 3]
ジャック・ヴェベールによるプレゼンテーション
カミーユ・ロベール(1872-1957):マデロンの歌
ルイ・ペッテナーティ:これが第8歩兵連隊だ
デジレ・ベルニオー:サン=シール
ポプラン:英雄たちの歌 14-18
ルイ・プロドム(1883-?):ヴェルダンの前線
フランス民謡:プロンドの彼女のそばで
サン=サーンス(1835-1921):冬のセレナード/サルタレッロ
リリー・ブーランジェ(1893-1918):詩篇24/詩篇129/ある兵士の葬送のために
アンリ・ビュッセル(1872-1973):フランス賛歌
ペーター・コルネリウス(1824-1874):老兵
フランス軍合唱団(クール・ド・ラルメー・フランセーズ)
カトリーヌ・スタニョーリ、ジャン=クリスティアン・ル・コズ、
ダヴィド=フイ・グエン=プン(ピアノ)
軍楽 [CD 4]
ジャック・ヴェベールによるプレゼンテーション
ルイ・ガンヌ(1862-1923):勝利の父
グザヴィエ・ラ・マレイユ=ディオデ:フランスの旗の歌
フランシス・ポピー:夜の行進曲
ルイ・ガンヌ:ロレーヌ行進曲
ジョルジュ・クリエ(1872-1946):過ぎ去った夢
ルイ・ガジア(1898-1950):ベルギー義勇兵行進曲
ジャック・ジャッジ(1872-1938):遥かなティペラリー
トマス・ビドグッド(1858-1925):ヴィミーの尾根
不詳:鼓手隊規律行進曲
フランソワ=ジョゼフ・ラウスキ(1837-1910):サンブル・エ・ムーズ連隊行進曲
カミーユ・ロベール(1872-1957):マデロンの歌
C・ムージョ:プロンドの彼女のそばで
シャルル・グールダン(1868-1936):フランバール川
ギヨーム・バレイ(1871-1943):礼賛行進曲
フランソワ・デュモー&エリック・ルモニエ:自由(*)
クリスティアン・タヴェルニエ:栄光の翼(*)
ギャルド・レピュブリケーヌ軍楽隊(ミュジーク・ド・ラ・ギャルド・レピュブリケーヌ(*以外))
アントワーヌ・ランガーニュ(指揮(*以外))
ギャルド・レピュブリケーヌ・ファンファーレ隊(*)
ジャッキー・ラフォレ(指揮(*))
騎馬ファンファーレ [CD 5]
ジャック・ヴェベールによるプレゼンテーション
ジャック・ル・ブレイ:こんばんは、ティアム
ジャン=バティスト・コージー:アマゾン
アルベール・ゴセ:楽しいファンファーレ
ルイ・プロドム(1883-?):護衛の速歩 第2番
ジャン=バティスト・コージー:金敷
ジャック・ル・ブレイ:存在と存続
ルイ・プロドム(1883-?):ヴェルダンの前線
不詳:スヴォーロフの時代の狩猟行進曲
アルベール・ゴセ:第3槍騎兵隊よりアスプルモン=リンデン伯へ敬意を表して
ルネ・カイエ:カルノ
ヴェルディ(1813-1901):アイーダ・トランペットの行進曲
セバスティアン・ニコル:試み
レジ・メルレ:シュザンヌ
パスカル・プジョー:リトル・ビッグホーン
ローラン・サロット:三つの川
マルク・フェロン:ペン・スコルト
セバスティアン・ニコル:エクスカリバー
ジャン=マルセル・ファッチョリ:パロミーノ
ギャルド・レピュブリケーヌ騎馬ファンファーレ隊
狩猟ホルン隊 [CD 6]
ジャック・ヴェベールによるプレゼンテーション
ロッシーニ(1792-1868):狩猟の集合
マルキ・ド・ダンピエール:新ファンファーレ第1,3,5,6,7,8,10,11,13,14,16,18番
ティンダール・グリュイエ:
アマゾン(ホルンとピアノのための)/猟兵のあばずれ女(ホルンとピアノのための)
フレデリック・ダルノック:聖ジュヌヴィエーヴ
フレデリック・コンラッド:
憲兵隊の祭/フィリップ・シュネーデル/私は親衛隊員/アラン・ピリニー
オリヴィエ・ポール:青い軍服
フレデリック・コンラッド:ブノワ・ド・カステルバジャック
オリヴィエ・ポール:ヴィユヴェールのラリー
ブノワ・ブージュ:セドリック・ビゴ
フレデリック・コンラッド:ピエール・ロッシ
オリヴィエ・ポール:王の種馬飼養所のエコー
セバスティアン・パクロー:
サン・ロマンの思い出/沼のエコー/クルヴァンの風車/ブレナール
クロード・パクロー:サン・ジェルマンの帰還
フレデリック・コンラッド:エリック・ユーゲ
クロード・パクロー:カルノの集合/トゥアールのエコー/頭、風/ぶどう畑のエコー
フレデリック・コンラッド:ジョルジュ=ピエール・モンショット
セバスティアン・パクロー:マルキ・ディンフィー
フレデリック・コンラッド:親衛隊の乗馬教師/親衛隊の乗馬助教師/親衛隊の馬
ドミトリー・チェスノコフ:ブノワのために
J・J・アノ/クリストフ・ジョカイユ編曲:ルイジアナの騎兵隊
クロード・ピポン:狩猟の後で護衛に
ギャルド・レピュブリケーヌ狩猟ホルン隊 |
録音:2013年12月-2014年4月,
マント・アン・イヴリーヌ音楽院大講堂、マント・アン・イヴリーヌ、フランス
ギャルド・レピュブリケーヌ・セレスティン兵舎、パリ、フランス |
CONTINUO RECORDS
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シェーンベルク(1874‐1951):月に憑かれたピエロ
Op.21(*)
アンドレア・ポルテーラ(1973-):レッド・ミュージック(+) |
アンナ・クレメンティ(朗読(*))
アンサンブル・ビオス
ジュゼッペ・ブルーノ(ピアノ)
ルチアーノ・トリスターノ(フルート、ピッコロ)
マルコ・ボナッケッリ(クラリネット、バスクラリネット)
アルベルト・ボローニ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
ヤコポ・フランチーニ(チェロ(*))
カルロ・ベンヴェヌーティ(チェロ(+))
アンドレア・ヴィテッロ(指揮) |
録音:2014年3月(*)、9月(+)
アンドレア・ポルテーラはサルヴァトーレ・シャリーノに師事したイタリアの作曲家。「レッド・ミュージック」は「月に憑かれたピエロ」と同じ楽器編成で書かれた作品。
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夢のなかに アレッサンドロ・ステッラ ライヴ・イン・ローマ
ショパン(1810-1849):夜想曲嬰ハ短調 Op.
posth.
リスト(1811-1886):夜想曲「夢のなかに」S.207
グリーグ(1843-1907):抒情小曲集第10巻
Op.76 から 森の静けさ(No.4)
ドビュッシー(1862-1918):
前奏曲集第2巻 から ヒースの荒野/前奏曲集第1巻
から 沈める寺 |
アレッサンドロ・ステッラ(ピアノ) |
録音:2013年2月3日、ギオーネ劇場、ローマ、イタリア |
DIGRESSIONE
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「グルック・ピッチンニ論争」のあの
SAKROS
ニコロ・ピッチンニ(1728-1800):
われらの父 [Pater noster] (ソプラノ、弦楽と通奏低音のための)
クレド [Credo] (2人のソプラノ、バス、弦楽と通奏低音のための)(*) |
ヴィットリア・ディドンナ(ソプラノ)
アナスタシア・アブリューチナ(ソプラノ(*))
ルーカ・シモネッティ(バス(*))
アンサンブル・イル・モンド・デラ・ルーナ
グラツィア・ボナージア(指揮)
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録音:データ未詳
ニコロ・ピッチンニはイタリア南部のバーリに生まれ、ナポリでレオナルド・レーオ、フランチェスコ・ドゥランテに師事した作曲家。パリでオペラ作曲家として活躍。
グルックとピッチンニの取り巻きが対立し「グルック・ピッチンニ論争」を引き起こしたことでも知られています。没後長らく忘れ去られ、現在でも復権が進んでいないピッチンニですが、彼の教会音楽が顧みられることはさらに稀です。
「われらの父」はローマ、ボローニャ、ミラノ、ウィーン、ミュンスター、コペンハーゲン、モスクワに当時の楽譜が存在する、かなりの人気を得たと推測される作品。
「クレド」はミサ通常文による独立作品。いずれも世界初録音です。
イル・モンド・デラ・ルーナはピッチンニの生地バーリに本拠を置くピリオド楽器アンサンブル。ピッチンニの作品の復興を主眼として活動しています。
アルバム・タイトルの「Sakros」は「神聖なる(sacred)」の語源となった古いラテン語の単語です。 |
L’EMPREINTE DIGITALE
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ED 13243
(2CD)
\2800
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ローラン・ディアンス(1955-):パリ・ギター シャンソン・フランセーズ
[CD 1]
La bicyclette / L'hymne a l'amour / Cecile
ma fille
Il pleut dans ma chambre / Gottingen
/ Syracuse / La Javanaise
Sa jeunesse / Il n'y a plus d'apres /
Brave Margot
La chanson des vieux amants / Un jour
tu verras
La java des bombes atomiques
[CD 2]
La Foule / Avec le Temps / Revoir Paris
/ La java bleue
Ma plus belle histoire d'amour / Ce petit
chemin / Ne me quitte pas
Adieu Foulards, adieu Madras / Ile de
Re / Plaisir d'amour
Trousse-Chemise / Les loups sont entres
dans Paris
La Ballade des dames du temps jadis |
ローラン・ディアンス(ギター)
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録音:1995年、Studio Groupe Cospi
チュニジア生まれのフランスのギター奏者・作曲家・編曲家ローラン・ディアンスによるフレンチ・シャンソンのアレンジメント自演集。かつて2枚に分けて発売され(ED
13053, 13061)廃盤となっていたCDがお求めやすい価格の2枚組として再発売されました。
おそらくディアンスの生誕60年に合わせた企画と思われます。
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11/17(火)紹介新譜(1)
マイナー・レーベル新譜
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ACCENTUS MUSIC
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注目のリープライヒ指揮&ポーランド国立放送響
20世紀ポーランド音楽シリーズ第2弾
(1)シマノフスキ:交響曲第2番変ロ長調Op.19
(2)ルトスワフスキ:管弦楽のための書 (1968)
(3)同:葬送音楽 (1958) |
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)
ポーランド国立放送交響楽団 |
録音:2015年6 月30 日、8 月26/27 日/カトヴィツェ音楽アカデミー・カロル・シマノフスキ音楽ホール/64’
50”
今もっとも注目される指揮者のひとりアレクサンダー・リープライヒ。1968
年レーゲンスブルク生まれ、アバドとギーレンの薫陶を受け、2015
年12月には大阪フィルにも客演します。
2012 年から外国人としては初めてポーランド国立放送交響楽団の首席指揮者兼音楽監督を務め、20
世紀ポーランド音楽のシリーズを開始しました。
このシリーズは、ルトスワフスキの管弦楽曲をメインに、その他20
世紀ポーランド作曲家を組み合わせることとなっていて、タンスマンやヴァインベルクのように国外へ出た人々もとりあげるなど、ポーランド音楽ファン垂涎の企画となっています。
第2 弾はルトスワフスキとシマノフスキの充実作が収められています。どちらも比較的初期の作品ですが、自己の作風が確立される直前の魅力を味わうことができます。
シマノフスキの交響曲第2 番は1909 年の作で、ワーグナーとリヒャルト・シュトラウスの影響が濃い複雑な作曲技法によりながらも、シマノフスキならではのナルシズムが横溢する甘美な世界が広がります。リープライヒはリヒャルト・シュトラウス風な退廃美を巧みに表現していて絶品。
ルトスワフスキの「管弦楽のための書」は1968
年の作で、ドイツのハーゲン市の委嘱で書かれました。弦楽器のグリッサンドによる異様な音響に始まり、最後は崩壊へと向かうメッセージ性が読み取れます。
1958 年の葬送音楽はバルトークの死を悼んで書かれた弦楽オーケストラの作品。十二音技法により、独特な暗い響きはワイダやカヴァレロヴィチのモノクロ映画を思わせます。
アレクサンダー・リープライヒ、SONYの旧譜
SONYでは比較的ポピュラーな選曲でファンを喜ばせてくれてます。
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8876548231-2
\2600→\2390 |
リープライヒ指揮、ヌリア・リアル(ソプラノ)
モーツァルト:
『レクイエム ニ短調K.626』
『アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618』 |
ヌリア・リアル(Sp),
マリー=クロード・シャピュイ(Ms),
クリストフ・プレガルディエン(T),
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs),
バイエルン放送合唱団,
ミュンヘン室内管弦楽団,
アレクサンダー・リープライヒ(指揮) |
気鋭のアレクサンダー・リープライヒと彼が首席指揮者をつとめるミュンヘン室内管弦楽団のソニークラシカル第2弾となる、モーツァルト「レクイエム」の注目すべき新録音の登場です。
2011年の「ロッシーニ:序曲集」に続く、このモーツァルト「レクイエム」の新録音においても、古楽奏法を取り入れながら温かみを感じさせるものに仕上げています。
特にヌリア・リアルの絶品極まる美しいソプラノの歌唱。ヴェテラン、プレガルディエンの緊張感あふれる歌唱。そしてバイエルン放送合唱団の澄んだコーラスによる魅力など、純粋な器楽と声の融合によって、特別な「祈り」を感じさせてくれる音楽を聴くことができるでしょう。
【録音】2012年12月20〜22日, ミュンヘン、ヘルクレスザール(デジタル:セッション)
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8869777141-2
\2600→\2390 |
リープライヒ(指揮)&ミュンヘン室内管弦楽団
ロッシーニ:序曲集
『歌劇「絹のはしご」序曲』『歌劇「ブルスキーノ氏」序曲』
『歌劇「幸福な錯覚」序曲』『歌劇「アルジェのイタリア女」序曲』
『歌劇「イタリアのトルコ人」序曲』『歌劇「マティルダ・シャブラン」序曲』
『歌劇「セヴィリャの理髪師」序曲』
『歌劇「ウィリアム・テル(グリエルモ・テル)」序曲』 |
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)
ミュンヘン室内管弦楽団 |
ECM,DG,CHANDOSからCDを発売し、モダン楽器ながら古楽奏法を取り入れた演奏で、バロックから現代音楽まで純粋な音色で新鮮な感動を贈り続けているアレクサンダー・リープライヒの最新録音は、あえてロッシーニの演奏となります。
ロッシーニの序曲集のピリオド楽器での演奏は、ノーリントンとグッドマンの演奏しかなく、古楽奏法を取り入れた演奏はほとんど無いようですので、ロッシーニの楽しみと純粋な音の融合によって、新鮮な音楽を聴くことができるでしょう。
[録音] 2010年6月30日〜7月3日 ミュンヘン・ヘラクレスザール
(デジタル:セッション)
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8887505229-2
\2600→\2390 |
アレクサンダー・リープライヒ/メンデルスゾーン
メンデルスゾーン:
① 付随音楽『夏の夜の夢』Op.61,
② 交響曲第4番イ長調Op.90『イタリア』 |
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)
ミュンヘン室内管弦楽団 |
2006年にミュンヘン室内管弦楽団の音楽監督および首席指揮者に就任し、ピリオド奏法を積極的に取り入れた演奏で、バロックから現代音楽まで純粋な音色で新鮮な感動を届けてくれている指揮者アレクサンダー・リープライヒ。ミュンヘンでもっともエキサイティングな指揮者の一人であり、次世代を担う旗手として好意的に迎えられています。
リープライヒの就任以来ミュンヘン室内管は、他の追随を許さない音色と画期的なプログラミングで数々の受賞に輝くと同時に、ミュンヘンのみならず欧米一円に広く認められ、主要な音楽祭やコンサートホールでの演奏を重ねています。
紀尾井シンフォニエッタをはじめN響や大阪フィルなど日本各地のオーケストラへの客演にも積極的で、日本にもファンが多いリープライヒのソニー・クラシカルからの3枚目となる最新録音は、メンデルスゾーンの有名作品2曲をカップリング。人口に膾炙したこの2曲をどのように料理するか、彼の力量を見ることができるアルバムといえましょう。
リープライヒならではの完成度が高くエキサイティングな演奏は、メンデルスゾーンの作品の魅力を私たちに明確に伝えてくれるものといえるでしょう。
【録音】2014年10月, ミュンヘン、昇天教会(デジタル:セッション)
[アレクサンダー・リープライヒ]
1968年レーゲンスブルク生まれ。
レーゲンスブルク大学でロマンス語と音楽学を学ぶかたわら、17歳で設立したレーゲンスブルク室内合唱団を自ら指揮。その後ミュンヘン音楽大学で指揮法と声楽を学んだ。1996年コンドラシン指揮者コンクール入賞後、オランダ放送フィルでエド・デ・ワールトの助手を務め、アムステルダム・コンセルトヘボウで行われたコンサートで急遽ワールトの代役としてブルックナーの交響曲第5番を指揮、評論家・聴衆の双方から絶賛されました。
以来、ロイヤル・アムステルダム・コンセルトヘボウ管、ベルギー国立管、BBC響、スコットランド室内管、ドイツ・カンマーフィルなどに客演。2005年7月初めにはミュンヘン・フィルにデビュー、オデオン広場で行われた市の野外コンサート・シリーズを指揮して華々しい喝采を浴びました。続いて2006年7月にはミュンヘン・フィルの定期公演に3回登場しました。
日本デビューは2006年9月、紀尾井シンフォニエッタ東京の定期演奏会で、モーツァルト、ブラームスを指揮、誠実で繊細な音楽作りは高い評価を得ました。
2008年7月大阪フィルハーモニー交響楽団定期演奏会にも登場。2007年初めにはザルツブルク・モーツァルテウム管にデビュー、今後ますますの活躍が期待されている指揮者です。
ロッシーニの練習風景。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=zdPN-dPk-Qg
まじめでハンサムな紳士という感じです。
覇気ある若々しい演奏がちょっと聴けます。
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HMF
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ショパン:ピアノ作品集
バラード 第1番 作品23 ト短調/
ノクターン 第16番 作品55 -2 変ホ長調/
幻想即興曲 作品66 嬰ハ短調/
ワルツ 第9番 作品69-1 変イ長調「告別」/
前奏曲 第15番 作品28 変ニ長調「雨だれ」/
ワルツ 第10番 作品69-2 ロ短調/
スケルツォ 第1番 作品20 ロ短調 /
ノクターン 遺作 嬰ハ短調/
ワルツ 第6番 作品64-1 変ニ長調「 子犬のワルツ
」/
ノクターン 第8番 作品27-2 変二長調/
ワルツ 第11番 作品70-1 変ト長調/
ノクターン 第2番 作品9-2 変ホ長調/
スケルツォ 第2番 作品31 変ロ短調 |
弓張美季(ピアノ) |
華麗な演奏でヨーロッパを中心に注目されている、弓張美季ショパンを弾く!
録音:2015 年4 月テルデックス・スタジオ、ベルリン/日本語解説・帯付仕様
ヨーロッパで活躍するピアニスト、弓張美季のハルモニアムンディ・フランス第2
弾。世界デビューとなった第1 弾は、クリスティアン・アルミンク指揮ベルリン・ドイツ響とのシューマン/
ピアノ協奏曲。アルミンクの好サポートを得て、ダイナミックな演奏を披露し世界から注目されました。
今回は彼女自身幼い頃から思い入れのあるショパンのピアノ作品を収録。ノクターン、ワルツ、バラード、スケルツォなど彼女が日頃から熱心に取り組んでいる作品を集めています。ショパンの美しい音世界を情緒たっぷりに演奏しています。
弓張美季
神戸生まれ。幼少時に家族とともにフランクフルトに移り、オペラハウスなどに囲まれた豊かな音楽環境の中、ドイツでピアノの研鑽を積む。スタインウェイ・コンクールで第1位を獲得。また、ドイツ青少年コンクールで第2位を受賞し、その演奏はドイツ全土で放送された。その後、英国でメニューイン音楽院、ニューヨークでジュリアード音楽院やマネス音楽院に学び、1998
年にはカーネギー・ホールでリサイタルを開催。ロシアでも、日本人として初めてロシア国立エルミタージュ劇場で演奏、サンクトペテルブルク音楽院でも学ぶ。2004
年以降、活動拠点をウィーンにおき、ヨーロッパ各地で演奏活動を行っている。
弓張美季(ピアノ)
仏HM第1作 シューマン:ピアノ協奏曲
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シューマン:
(1)ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
(2)幻想小曲集 op.12 |
弓張美季(ピアノ)
クリスティアン・アルミンク(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団 |
ヨーロッパを中心に活躍する美しきピアニスト、弓張美季、ハルモニアムンディから世界デビュー!アルミンク指揮ドイツ・ベルリン響との共演も注目!
録音:2011 年3 月10 日(1)/ 2011 年8 月14
日(2)
先日ある大物ピアニストの関係者が、「ほんとはハルモニア・ムンディからCD出したかったんだよね」と言っていた。今や活動レベルの小さくなっているメジャー・レーベルよりもハルモニア・ムンディのほうがアーティストには人気が高いのである。
そんな中、ヨーロッパで活躍する日本人ピアニスト、弓張美季(ゆみはり・みき)がハルモニアムンディ・フランス・レーベルから世界デビュー。
シューマンのドラマティックな出だしで響かせる硬質な和音から、流れるような展開部の繊細な色彩を帯びた音色など、冒頭から弓張の魅力満載。オーケストラとピアノの親密な対話が聴きものの第2
楽章では、アルミンク率いるベルリン・ドイツ響の室内楽的なサウンドの好サポートを得て、甘い平和がじんわりと広がります。フィナーレの華やかなエンディングは天晴れ!弓張の未来への希望が広がるようです。シューマンの詩情に溢れた幻想小曲集でも、幻想的で息の長い歌で聴かせる「夕べに」に始まり、ほとばしるような「飛翔」、小気味よいユーモアに満ちた「夢のもつれ」など、一曲一曲が宝石のような輝きを放っています。 |
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PROFIL
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リトヴィンツェヴァがショパンの協奏曲二篇に挑戦
指揮は名匠ヘリベルト・バイセル
ショパン:
・ピアノ協奏曲第1番ホ短調op.11
・ピアノ協奏曲第2番ヘ短調op.21 |
エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ(ピアノ)
ヘリベルト・バイセル(指揮)
ボン・クラシック・フィルハーモニー |
注目の美人ピアニスト、リトヴィンツェヴァがショパンの協奏曲二篇に挑戦
録音:2015年7 月3 & 4 日/ハノーファー近郊ゼールツェ、ザンクト・マルティン教会(ライヴ)/ステレオ、77’
50
アーティスティック・ディレクション&
エディティング:ディナ・ポール(THS Medien
Dormagen)
サウンド・エンジニアリング:ホルガー・ジードラー(THS
Medien Dormagen)
モーツァルトの協奏曲集、ラフマニノフの独奏曲のアルバムをProfil
よりリリースして注目を集める美人ピアニスト、エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ。
3 枚目のアルバムは、ショパンのピアノ協奏曲2
篇。リトヴィンツェヴァは、ショパン・コンクールの審査員を歴任し、2010
年第16 回では審査委員長を務めたポーランドのピアニストで名教師のアンジェイ・ヤシンスキに学んだ経歴の持ち主。
師より直伝のショパンは、モーツァルトでの共演以来、再びベイセル率いるボン・クラシック・フィルハーモニーの好サポートのもと、切々と思いのたけを綴って胸に迫ります。
エカテリーナ・リトヴィンツェヴァは、1986
年オホーツク海沿岸の町マガダンに生まれ、15
歳の時に家族とともにモスクワへ移り、イリーナ・ガブリロヴァ、アレクサンドル・ムンドヤンツ、エカテリーナ・デルジャヴィナに師事。さらにロベルト・クーレク、ルドルフ・ケレル、アンジェイ・ヤシンスキのレッスンも受けています。2014
年チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノコンクール最高位。

旧譜
エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ
モーツァルト、ピアノ協奏曲「ジュノーム」&
第12番ライヴ |
PROFIL
PH 14047
\2500 →\2290
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清涼感あふれるモーツァルト!!
モーツァルト、ピアノ協奏曲「ジュノーム」&
第12番ライヴ
モーツァルト:
・ピアノ協奏曲第12番イ長調KV 414
・ピアノ協奏曲第9番変ホ長調KV 271「ジュノーム」 |
エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ(ピアノ)
ヘリベルト・バイセル(指揮)
ボン・クラシック・フィルハーモニー |
2014 年チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノコンクール最高位エカテリーナ・リトヴィンツェヴァによるモーツァルト、ピアノ協奏曲「ジュノーム」&
第12番ライヴ、録音エンジニアはホルガー・ジードラー
収録:2013 年11 月7 日/テアーター・メッペン(ライヴ)/DDD、ステレオ、56’27”
エカテリーナ・リトヴィンツェヴァは、1986
年にロシア連邦の極東管区、オホーツク海に面するマガダンに生まれたピアニスト。1994
年から2001 年まで同じく極東チュクチ自治管区のアナディリの児童音楽学校で手ほどきを受けて才能を開花させ、15
歳の時に家族でモスクワに移住。2002 年から2006
年までワルシャワの国立ショパン音楽学校でイリーナ・ガブリーロワのクラスで学び、ディプロマを取得しています。
アレクサンドル・ムンドヤンツ、エカテリーナ・デルジャヴィナにも師事し、ロベルト・クーレック、ルドルフ・ケレル、アンジェイ・ヤシンスキらのマスタークラスも受講しているリトヴィンツェヴァが、2014
年にイタリアの「チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノコンクール」で弾いて最高位と聴衆賞を獲得したのが、ここに収められているモーツァルトのピアノ協奏曲第12
番でした。
このアルバムは、その前年に、かねてより実演でコラボを重ねてきたベイセル率いるボン・クラシック・フィルハーモニーと、同じモーツァルトの「ジュノーム」というプログラムでおこなったコンサートをライヴ収録したものです。
ボン・クラシック・フィルハーモニーは、1959
年にボンでヘリベルト・ベイセルが結成したクール・ケルニッシェ管弦楽団がその前身で、1986
年の改称を経て今日に至るオーケストラ。当初は、ボンに置かれていたクール・ケルン宮廷の音楽に光をあてるという理念のもと、現在では、ウィーン古典派の作品もメイン・レパートリーに加えつつ、時代様式に応じて最大60
人規模まで柔軟に編成を発展させ活動しています。
ここでの演奏は第1 ヴァイオリン6、第2 ヴァイオリン5、ヴィオラ4、チェロ3、コントラバス1、オーボエ2、ホルン2
というもので、見通しのよいサウンドがなんとも魅力。ピアノとの絶妙な距離感はあたかも室内楽を聴くかのような親密な空気でたまりません。
レコーディングは、アーティスティック・ディレクターにトンマイスターのマルティン・ルスト、サウンド・エンジニアがホルガー・ジードラーという顔ぶれで、いずれもTHS
Medien Dormagen のチームが担当。とくにProfil
のライヴ音源の復刻で評価の高いジードラーの名前がクレジットされているのは注目されるところです。
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リトヴィンツェヴァ前作/ラフマニノフの秘曲 |
PROFIL
PH 14042
\2500 →\2290
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注目のリトヴィンツェヴァ/ラフマニノフの秘曲
ラフマニノフ:
(1)幻想小曲集OP.3(全5曲)
(2)楽興の時Op.16(全6曲)
(3)組曲ニ短調(1891年ピアノ版)(全4曲)
(4)ワルツOp.10の2 |
エカテリーナ・リトヴィンツェヴァ(Pf) |
録音:2014年1 月15-17日/ハルベルク放送局(ザールブリュッケン)/DDD、70’
15”
モーツァルトのピアノ協奏曲でデビューを果たしたエカテリーナ・リトヴィンツェヴァ。1986
年オホーツク海沿岸の町マガダンに生まれ、15
歳の時に家族とともにモスクワへ移り、イリーナ・ガブリロヴァ、アレクサンドル・ムンドヤンツ、エカテリーナ・デルジャヴィナに師事。さらにロベルト・クーレク、ルドルフ・ケレル、アンジェイ・ヤシンスキのレッスンも受けました。
2 枚目のアルバムはラフマニノフの初期作品集。注目は「組曲ニ短調」。ラフマニノフがモスクワ音楽院の学生時代1891
年に作曲したオーケストラ曲。フル編成だったため、学生オケでは演奏できず、ラフマニノフは自分で弾くためにピアノ版を作りました。
両方のスコアとも行方不明となっていましたが、2000
年にモスクワのグリンカ音楽図書館でピアノ譜が発見されました。ラフマニノフの署名がないため、真偽が決着をみせてはいませんが、大歓迎の録音出現と申せましょう。
若々しさとピアニスティックな魅力のあふれる作品で、ラフマニノフ・ファンなら気に入ること間違いなしです。また、その翌年に作曲し、恩師アレンスキーに献呈した「幻想小曲集」中の「鐘」の愛称で知られる前奏曲嬰ハ短調もリトヴィンツェヴァの清新な演奏が光ります。
リトヴィンツェヴァ、ツンデレ系です。
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「コントラスト〜ギター独奏曲集/フリーデマン・ヴットケ」
・モーツァルト(ヴットケ編):
アレグロ/アンダンテ/メヌエット/ロンド−アレグロ
・ソル:モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲
op. 9
・カルッリ:ソナチネ ハ長調op. 52
・ヴィラ=ロボス:5つの前奏曲
・グラナドス:アンダルーサ
・アルベニス:アストゥリアス |
フリーデマン・ヴットケ(ギター) |
モーツァルトのソナチネ編曲ほかドイツの名手ヴットケの弾くギター独奏アルバム
録音:2010 年5 月/シュロス・アムツェル、2014年9
月/シュトゥットガルト、シュロスカペレ・ソリテュード/ステレオ、57’
00
シュトゥットガルト音楽院出身、バルエコ、ジョン・ウィリアムス、アンヘル・ロメロらのマスタークラスを受けたドイツの実力派ギタリスト、ヴットケによるソロ・アルバム。自身のギター編曲によるモーツァルトの4
つのナンバーは、ソナチネ第1 番K. 439b の第4
楽章(某テレビ局バラエティ番組の節約レシピで流れるあのピアノ曲)をはじめ、さまざまな器楽曲に由来するものですがほとんど手を入れていないにもかかわらず、意外なほどしっくりしていて聴きもの。 |
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「Tangologia〜ピアソラ:ブエノスアイレスの四季」
ピアソラ:
・ブエノスアイレスの四季
(ブエノスアイレスの冬/ブエノスアイレスの春/
ブエノスアイレスの夏/ブエノスアイレスの秋)
・天使の組曲
(天使の導入部/天使のミロンガ/天使の死/天使の復活) |
ファビアン・パブロ・ミューラー
(アルト・サクソフォン)
オリガ・サロギナ(ピアノ)
カール・ボロメウス・エップ(エレキギター)
レベッカ・シュナイダー(ヴァイオリン)
ヨハネス・オクセンバウアー(ベース) |
アルトサックス中心としたアレンジで聴くピアソラの音楽
録音:2007 年4 月/ヴァイマル、フランツ・リスト・ヴァイマル音楽大学/DDD、ステレオ
アルゼンチン系ドイツ人のサクソフォン奏者ファビアン・パブロ・ミューラーが自らのルーツともいえる、ピアソラの名作を取り上げたアルバム。エレキギターも参加したクィンテットによる演奏。 |
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PH 14043
(2CD)
\5000
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「J.S.バッハ:フランス組曲/デルジャヴィナ」
[CD 1]
・組曲第1番ニ短調BWV 812
・組曲第2番ハ短調BWV 813
・組曲第3番ロ短調BWV 814
・組曲第4番変ホ長調BWV 815
・組曲第5番ト長調BWV 816
[CD 2]
・組曲第6番ホ長調BWV 817
・フランス風序曲 ロ短調BWV 831*
・イタリア風アリアと変奏 BWV 989*
・4つのデュエットBWV 802-805* |
エカテリーナ・デルジャヴィナ(ピアノ) |
ロシアのデルジャヴィナ、得意のバッハ「フランス組曲」を弾く
録音:2014年5 月5 日-6 日/ザールブリュッケン、SR
ハルベルク・フンクハウス(セッション)、1996
年3 月31 日-4 月1 日/モスクワ、国営放送第1
スタジオ(セッション)*
フォルジュルネ音楽祭への出演で日本のファンにも印象深いロシアのピアニスト、エカテリーナ・デルジャヴィナが得意のバッハ、フランス組曲をレコーディング。
1967 年生まれ、グネシン音楽学校でウラジーミル・トロップに師事し、1993
年から2006 年まで母校で、さらに2003 年からはモスクワ音楽院でも教鞭を取るデルジャヴィナは、ソ連英才教育を受けた典型的ロシア・ピアニズムの持ち主。
ロシアのピアニストは伝統的にバッハを好み、すぐれた演奏を残していますが、ここに聴く粒立ちのよい音と折り目正しい演奏は格別。深い瞑想へと誘います。 |
STONE RECORDS
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バロック・マリンバ
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻より
前奏曲ハ短調 BWV.847
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV.1001より
フーガ
ゴルトベルク変奏曲 BWV.988より アリアと第1変奏
イタリア協奏曲 BWV.971より アンダンテ
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV.1004
〔ボーナス・トラック〕モーツァルト:幻想曲ニ短調
K.397 |
スタニズラオ・マルコ・スピーナ(マリンバ) |
華麗なるマリンバで躍動するバッハ!
1986年生まれの若きヴィルトゥオーゾ・マリンビスト、スタニズラオ・マルコ・スピーナが華麗なるマリンバで描く大バッハの音楽。「平均律クラヴィーア曲集」や「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」、「ゴルトベルク変奏曲」などの永遠の名曲からの抜粋に加え、「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番」は、「シャコンヌ」を含む全曲を収録。
※録音:2015年3月9日−11日、イタリア |
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パッションズ&リフレクションズ 〜
ラフマニノフ、ショパン、ドビュッシー
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 Op.36(1931年改訂版)
ショパン:12の練習曲 Op.25
ドビュッシー:
荒れた寺にかかる月(映像第2集第2曲)、
オンディーヌ(前奏曲集第2巻第8曲)、
水の反映(映像第1集第1曲)、月の光(ベルガマスク組曲より) |
カスパラス・ウィンスカス(ピアノ) |
リトアニア生まれの新たな才能、カスパラス・ウィンスカスの録音がStone
Recordsより登場! ウィンスカスは、カーネギー・ホールでの大成功を始めとし、ベルリン・フィルハーモニー、ウィグモア・ホールなどの世界的ホールでリサイタルを開き、2014年にはジャパン・ツアーも成功させている。
来日公演でも披露されたラフマニノフ、ショパン、ドビュッシーの名曲がそのまま録音されており(録音時期は来日公演の直後!)、ラフマニノフの情熱、ショパンの気品、ドビュッシーの美しさをふんだんに味わうことができる。
※録音:2014年7月14日−17日、ドイツ |
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ワーグナー、マーラー、グラナドス:歌曲集
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
マーラー:リュッケルト歌曲集
グラナドス:
愛と憎しみ、マハのまなざし、
嘆きにくれるマハ第1番、嘆きにくれるマハ第2番、
嘆きにくれるマハ第3番、マハと夜うぐいす |
ピラール・バスケス(メゾ・ソプラノ)
エリサ・ラパド(ピアノ) |
スペインのワーグナー・メゾ、ピラール・バスケスが、ワーグナーとマーラーの劇的な歌曲、グラナドスの激しい情熱を歌う。
※録音:2014年7月21日−23日、スペイン |
SMEKKLEYSA
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レオポルト・モーツァルト:協奏曲集
4つのホルン、弦楽、太鼓と通奏低音のため
のシンフォニア・ディ・カッチャ ト長調/
ホルン、ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための
シンフォニア・ダ・カメラ ニ長調/
2つのホルン、弦楽と通奏低音のための協奏曲変ホ長調/
トランペット、2つのホルン、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調 |
レイキャヴィーク室内管弦楽団 |
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの父であり、アマデウスの教育者として知られるレオポルト・モーツァルトの協奏曲集。偉大な息子の影に隠れながらも、自身も作曲家であったレオポルトの優美で勇壮な作品を堪能できる。
※録音:2006年1月 |
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ヒャウルマル・H・ラグナルソン:室内楽作品集
アダージョ(弦楽六重奏のための)
巻き毛(声と弦楽四重奏のための)*
6つの歌(声、フルート、チェロとピアノのための)**
動き(弦楽四重奏のための)
ヴォカリーズ(メッツォソプラノ、ヴァイオリンとピアノのための)† |
レイキャヴィーク室内管弦楽団
マルタ・フラブンスドウッティル(アルト)*
オウラヴル・キャルタン・シーグルザルソン
(バリトン)**
グヴズルーン・ヨウハンナ・オウラフスドウッティル
(メッツォソプラノ)† |
ヒャウルマル・H・ラグナルソンは、ヨウン・レイフスの研究をし、彼に題材をとった映画『石の涙』の音楽を担当した作曲家。劇的で表現的な作風の音楽を書きながら、自身は「絶望するほどロマンティック」と宣言している。
1976年から1998年にかけて作曲された室内楽のための作品集。すべて世界初録音。
※録音:2003年11月&2014年7月 |
DACAPO
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6.220632
(SACD-Hybrid)
\2300 |
Sounds Like You-あなたみたい ベント・セアンセン:作品集
1-5.インテルメッツォ(2003)
<Det er ikke dit barn/Interlude/
Elskede, elskede!/Interlude/
Jeg er fodt med de kolde mure omkring
mig>/
6-13.あなたみたい(2007-2008)
<Han sidder foran mig/
Jeg gar efter hende den aften efter
koncerten fordi/
Hvad horer du?/Hvorfor griber du ikke
ud efter mig?/
Hvorfor lukker du ojnene, nar vi elsker?/
Hold om mig. Vil du ikke nok?/
Han gar foran mig./
Hun gar tit og ind og horer musik.> |
リレ・リクセンベルク(メゾ・ソプラノ)…1-5/
シーネ・アスムネン(メゾ・ソプラノ)…1-5/
マリー・ルイーズ・ウィッレ(ヴォーカル)…6-13/
マッズ・ウィッレ(ヴォーカル)…6-13/
デンマーク国立声楽アンサンブル…6-13/
デンマーク国立交響楽団/
トマス・ダウスゴー(指揮) |
録音 2013年6月5-7日…1-5, 209年9月9-12日…6-13
デンマーク DRコンチェルトハウス
作曲家ベント・セアンセン(1958-)と、劇作家ペテル・アスムッセンによるコラボレーション。「Sounds
Like You-あなたみたい」はベルゲン音楽祭からの委嘱作品で、2人の俳優と声楽アンサンブルによる緊迫した物語は、刺激的な無調の部分や、民謡の断片、子供の歌などが入り混じり、夢幻的な雰囲気を構築しています。
「インテルメッツォ」は2人の共同作であるオペラ「空の下で」がベースになったもので、2人のメゾ・ソプラノ歌手とオーケストラによる5つの小品からなる小さな物語です。 |
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6.220628
(SACD-Hybrid)
\2300 |
VENUS ラース・グラウゴー:作品集
1.ヴィーナス(2013)/2.Book of Throws(2013)/
3.レイヤーズ・オブ・アース(2011-2013)/
4.3つの場所(2011) |
パッティ・キルロイ(ヴァイオリン)…1/
パトリック・スウォポダ(コントラバス)…1/
ジャン=ミシェル・ピルク(ピアノ)…2/
イアン・シェーファー(オーボエ)…3/
ラーシュ・グラウゴー(コンピューター)…3/
ニューヨーク大学交響楽団…1/
ニューヨーク大学現代音楽アンサンブル…2.4/
ニューヨーク大学パーカッション・アンサンブル…3/
イェンス・ゲオルク・バッハマン(指揮)…1.3/
ジョナサン・ハース(指揮)…2.4 |
録音 2013年1月…1, 2013年11-12月…2, 2012年5月…3,
2011年10月…4 ニューヨーク
デンマークを代表する現代作曲家、ラース・グラウゴー(1957-)の4つの新作を収録したアルバムです。これらはニューヨーク大学のスタインハート(教育、文化、芸術に特化hした学部)のアンサンブルのために作曲されたもので、知覚と感情の複雑な関係を示唆した面白い作品が並んでいます。
弦の音から電子音まで多彩な音を駆使し、出来上がった緻密で繊細なテクスチュアを完璧に捉えた見事な録音にも驚愕です。不可解で不定形な音の海に揉まれる快感をどうぞ。 |
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8.226117
(2CD)
\4200 |
ラーシュ・メラー:ReWrite of Spring-春のリライト
<CD1.春のリライト(スタジオ・ヴァージョン)>
1.第1部:エヴォケーション/2.間奏曲/
3.第2部:春の広場/4.第3部:プロセッション/
<CD2.春のリライト(ライヴ・ヴァージョン)>
1.第1部:エヴォケーション/2.間奏曲/
3.第2部:春の広場/4.第3部:プロセッション |
デイヴィッド・リーブマン(サクソフォン)/
マリリン・マズール(パーカッション)/
オーフス・ジャズ・オーケストラ/
ラーシュ・メラー(指揮) |
録音 2013年9月26-27日 デンマーク オーフス,フィンランドスタジオ…CD1,
2013年9月25日 デンマーク コペンハーゲン、ジャズハウス
ライヴ…CD2
このタイトルはいわば「言葉遊び」であり、もともとの題材は誰もが知っているストラヴィンスキーの「春の祭典-The
rite of spring 」です。
メラー(1966-)はこの作品へのオマージュとして、リープマンのサックスを中心としたビッグジャズバンドを起用し、いかにも北欧のジャズらしい作品を作り上げました。
ヨーロッパのクラシック音楽の伝統に根ざしながら、新しいものを模索するという試みです。スタジオ・ヴァージョンとライヴ・ヴァージョンのノリの違いを聴くのも興味深いものです。 |
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8.226121
\2100 |
トーマス・キンゴの宗教的歌曲集
1.ヨハン・ショップ(1590-1667):新しいパヴァーヌ集
第1巻 -
第1曲 5声のイントラーダ/
2.作者不詳:Rind nu op i JEsu Naun/
3.リュリ(1632-1687):歌劇「焦り」-王のためのグラン・バレ-1e
Entree/
4.リュリ:歌劇「焦り」-王のためのグラン・バレ-2e
Parte/
5.作者不詳:Siael og Hierte, Sind og Sandser/
6.ショップ:新しいパヴァーヌ集 第1巻 -
第19曲 5声のガリアルド/
7.作者不詳:Vaag op og slae paa dine Strenge/
8.ショップ:新しいパヴァーヌ集 第1巻 -
第4曲 5声のクーラント/
9.アダム・クリーガー(1634-1666):Op, op
med Himmel-Stemme/
10.作者不詳:Kom Siael, og lad os graede/
11.ブクステフーデ(1637-1707):
アリアと3つの変奏 ニ短調 「ロフィリス」BuxWV248/
12.作者不詳:Ach! Herre see, Min Hierte-vee/
13.作者不詳:Tak, Jesu, Siaelens Hyrde
good/
14.ショップ:新しいパヴァーヌ集 第1巻 -
第46曲 5声のバレット/
15.作者不詳:Far, Verden, far vel/
16.作者不詳:Herre Gud mit Hiertis Glaede/
17.作者不詳:Sorrig og Glaede de vandre
til Haabe/
18.作者不詳:Dend praegtig Sool/
19.作者不詳:Dend klare Sool gaar ned /
20.ブクステフーデ:クーラント・シンプルと8つの変奏曲
イ短調 BuxWV245/
21.クリーガー:Det mulmer mod den morke
Nat/
22.クリーガー:Til hvile Soelen gaar/
23.ショップ:新しいパヴァーヌ集 第1巻 -
第15曲 5声のパドゥアーナ |
エルセ・トープ(ソプラノ)…2.5.10.12.13.17.19/
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(バス)…7.9.15.16.18.21.22/
アラン・ラムスッセン(チェンバロ)…11.20/
ペーミウス・コンソート |
録音 2014年6月2-6日 デンマーク コペンハーゲン
ガリソン教会
デンマークのバロック時代の神学者、詩人トーマス・キンゴ(1634-1703)が生きていた17世紀のデンマークはスウェーデンとの戦争(カール・グスタフ戦争)に明け暮れ、また疫病にも悩まされるという極めて不安な時代でした。
そこで彼は国内での信仰を奨励するために讃歌集「Aandelige
Siunge-Koor」を編纂しました。ここには作者不詳の作品から、ブクステフーデ、リュリをはじめとした当時最高の作曲家の讃歌が収録され、人々はこれを歌い、また演奏しながら、神への祈りを捧げたのです。
彼の讃歌集は現代でも変わることなく愛奏されて、人々の心を癒しています。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
PROFIL
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PH 15036
(2CD →1CD 価格)
\2500 →\2290
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マルツィの無伴奏
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
BWV 1001-1006(全曲) |
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン) |
録音:1954-55 年/ロンドン、アビー・ロード・スタジオ(セッション・モノラル)/66’
39 / 73’ 53
原盤:英Columbia/リマスタリング&サウンド・デザイン:2015
年、ホルガー・ジードラー (THS-Studio)
アナログ盤(LP)からのトランスファーCD。 |
<国内盤>
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若林工房
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イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
「ショパン:19のワルツ集」
ショパンFrederic Chopin (1810-1849):ワルツ
(1)第2番変イ長調op.34-1『華麗なる円舞曲』/
(2)第3番イ短調op.34-2『華麗なる円舞曲』/
(3)第4番ヘ長調op.34-3『華麗なる円舞曲』/
(4)第5番変イ長調op.42『大円舞曲』/
(5)第6番変ニ長調op.64-1『小犬』/(6)第8番変イ長調op.64-3/
(7)第7番嬰ハ短調op.64-2/(8)第9番変イ長調op.69-1『告別』/
(9)第1番変ホ長調op.18『華麗なる大円舞曲』/
(10)第12番ヘ短調op.70-2/(11)第13番変ニ長調op.70-3/
(12)第11番変ト長調op.70-1/(13)第10番ロ短調op.69-2/
(14)第14番ホ短調KK.IVa/15/(15)第15番ホ長調KK.IVa/12/
(16)第19番イ短調KK.IVb/11/(17)第16番変イ長調KK.IVa/13/
(18)第18番変ホ長調KK.IVb/10(ソステヌート)/
(19)第17番変ホ長調KK.IVa/14 |
イリーナ・メジューエワ(ピアノ) |
ショパン:19のワルツ集 / イリーナ・メジューエワ
録音: 2015 年7 月&9 月、新川文化ホール(富山県魚津市)/STEREO
/ DSD 録音、発売元:若林工房
メジューエワにとって5 年ぶりとなるショパン作品のセッション録音。待望の「ワルツ集」の登場です。
メジューエワのショパンといえば、「ノクターン全集」が2010
年度レコードアカデミー賞に輝くなど、その実力は折り紙つき。ワルツについては、これまでに9
曲の録音がありましたが、今回は全曲(19 曲)新録音となります。
アルバム全体の流れや各曲の調性を考慮した曲順も要注目ですが、最大の魅力は、古きよき時代のピアニズムを彷彿とさせる多彩な音色と自由で上品なルバート。躍動するリズム、自然なフレージング、えもいわれぬ詩情と憂愁の翳りなど、ショパンのワルツの魅力をたっぷりと引き出した秀演をお楽しみください。
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<映像>
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DYNAMIC(映像)
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DYNDVD37730
(DVD)
\2700→\2490 |
ミラノ・スカラ座 その黄金時代 第3集
エンツォ・ビアーギによる歌手へのインタビュー集
スカラ座初来日1981 |
登場する指揮者、歌手:
クラウディオ・アバド(指揮)/
プラシド・ドミンゴ(テノール)/
ピエロ・カプッチルリ(バリトン)/
ミレッラ・フレーニ(ソプラノ) |
1981年9月東京にて収録/収録時間:81分/音声:ステレオ2.0/字幕:伊,
英, 仏, 独, 日/画面:16:9 カラー/REGION
All(Code:0)/片面2層ディスク
イタリアが誇る名ジャーナリスト、エンツォ・ビアーギ(1920-2007)による大歌手たちのインタビュー映像集。
ミラノ・スカラ座に格別の愛を抱いていたビアーギは、1981年から1982年に渡り、上演される歌劇にまつわる全ての事象を掘り下げるために、リハーサル中の歌手や指揮者たちにインタビューを重ね、この興味深い映像を作り上げた。
今作は1981年の伝説的なスカラ座の初来日公演時のインタビューで、ドミンゴ、アバド、カプッチルリ、フレーニが登場し、公演会場の模様やクライバーが舞台の袖に待機する映像など貴重な記録を含んでいる。
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DYNDVD33764
(DVD)
\3100→\2790
※DVDは再案内 |
カルロ・フェリーチェ歌劇場2012
ダニエラ・デッシー
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」
フランコ・アルファーノ補筆版 |
トゥーランドット姫…ダニエラ・デッシー(ソプラノ)/
皇帝アルトゥーム…マッシモ・ラ・グァルディア(テノール)/
ティムール…ラマズ・ハルシラーゼ(バス)/
カラフ…マリオ・マラニーニ(テノール)/
リュー…ロネルタ・カンツィアン(ソプラノ)/
ピン…フランチェスコ・ヴェルナ(バリトン)/
パン…エンリコ・サルーシ(テノール)/
ポン…マヌエル・ピエラッテッリ(テノール)/
役人…ファブリツィオ・ベッギ(バリトン)/
ペルシアの王子…パスクァーレ・グラツィアーノ(テノール)他/
カルロ・フェリーチェ歌劇場(ジェノヴァ)管弦楽団&合唱団/
ドナート・レンツェッティ(指揮)/
ジュリアーノ・モンタルド(演出)/
ファウスト・コセンティーノ(オリジナル・プロダクション)/
ルチアーノ・リチェッリ(装置)/
エリザベッタ・モンタルド・ボッチアルド(衣装デザイン)/
ジョヴァンニ・ディ・チッコ(コレオグラファー) |


DYNBRD55764
(BD)
\4000→\3690 |
収録 2012年12月27-30日 イタリア ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場
ライブ収録/収録時間:119分/音声:イタリア語歌唱
<DVD>ステレオ2.0/DTS5.1
<BD>ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1/字幕:伊,
英, 仏, 独, 西, 日, 韓/画面:16:9
カラー/REGION
All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク
<BD>ニ層 50GB 1080i
High Definition
氷のような冷たい心を持つトゥーランドット姫。彼女の心を射止めることは至難の業であり、それは彼女が出題する3つの謎掛けに正しい答えを出すこと。
「失敗した場合は死あるのみ」という、この謎解きに挑戦するのは熱い心を持ったある王子。彼はトゥーランドット姫の出す謎に次々と答え、最後には自ら姫に対して問いを投げかける。「私の名前を知っているか?」姫は国中の人々に「今夜は眠らず、この男の名前を解き明かせ」とおふれを出し、それを見た王子は意気揚々と「誰も寝てはならぬ」を歌い上げる……。
イタリア・オペラにおける屈指の名作「トゥーランドット」はプッチーニの最後のオペラであり、完成までには多くの紆余曲折を経たことで知られている。完成の直前に体調を崩したプッチーニは結局この作品を完成することなく第3幕のリューの自害の場面でこの世を去る。 |

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