≪第85号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 2016/1/26〜
1/29(金)紹介新譜
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
マイナー・レーベル新譜
ACCENTUS MUSIC
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キム・ソヌク2枚目のソロ・アルバム、フランク&ブラームス
フランク:前奏曲、コラールとフーガ ロ短調FWV21
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3 番ヘ短調Op.5 |
キム・ソヌク(ピアノ) |
期待のピアニスト、キム・ソヌク2枚目のソロ・アルバム、フランク&ブラームス
録音:2015年6月イエス・キリスト教会、ベルリン/58’32
韓国のピアニスト、キム・ソヌク。2006 年権威あるリーズ国際ピアノ・コンクールの40
年の歴史上最年少、且つアジア人として初めて優勝し注目を集めました。
ベートーヴェンの「ワルトシュタイン」「ハンマークラヴィーア」(ACC303551CD)に続くACCENTUS
MUSIC 2 枚目となるアルバムは、フランクの「前奏曲、コラールとフーガ」とブラームスの「ピアノ・ソナタ第3
番」。
「前奏曲、コラールとフーガ」はフランクが62
歳の作品で、その後書かれた「前奏曲、アリアと終曲」とともにフランクの代表的なピアノ作品となっています。バッハの影響や、メンデルスゾーン、リストの作品などと比較されることがありますが、独自の音楽語法を追求した高貴で奥深い表現、荘厳かつ美しい響きは、フランクの魅力が詰まった超大作。
キム・ソヌクの磨きぬかれたタッチで繰り広げられる冒頭のアルペジオ、清らかで繊細な音色で奏でられるコラール、そして自由な展開のフーガでは、ピアニスティックで鮮やかな終結を演出しています。
続くブラームスのピアノ・ソナタ第3 番。ブラームスはピアノ・ソナタを3
つ残していますが、どれも20 歳前後に完成しブラームスの作品の中では初期にあたります。
この第3 番は前2 作とくらべても5 楽章構成と規模も大きくなり、深い洞察力と構成力を持ち若き情熱溢れる作品となっています。
キム・ソヌク自身は、リーズ国際ピアノ・コンクールのファイナルでピアノ協奏曲第1
番を演奏し喝采を浴び、4 つのバラードやその他のソロ作品もリサイタルで取り上げるなどブラームスには思い入れがあり、和声進行、フレーズ、構成の緊密さなどブラームスの音楽の特徴を見事に捉えた演奏で聴かせてくれます。 |
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コンサート・サントネール
ルディ・シュテファン(1887-1915):
ヴァイオリンとピアノのための「グロテスク」(1911)
アルベリック・マニャール(1865-1914):
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ト長調Op.13(1901) |
ユディト・インゴルフソン(ヴァイオリン)
ウラジーミル・ストウペル(ピアノ) |
第一次世界大戦で命を落とした作曲家シュテファンとマニャール
54’47
アイスランド出身のヴァイオリニスト、ユディト・インゴルフソン。幼少期よりその才能を開花させ、15
歳の時にカーティス音楽員に入学、ウジェーヌ・イザイ門下のヤッシャ・ブロズキーに師事、その後にクリーヴランド音楽学校で修士号とアーティスト・ディプロマを取得しています。
ピアニストのウラジーミル・ストウペルとは数多く共演し、2006
年からは珍しいレパートリーの開拓を積極的に行い、コンサート、録音と高い評価を得ています。
本シリーズ「コンサート・サントネール」もそのような取り組みの一貫。ルディ・シュテファン、アルベリック・マニャール、ルイ・ヴィエルヌ、フォーレのヴァイオリン作品を3
枚のCDで発売予定です。
ルディ・シュテファンは、将来を嘱望されていたにもかかわらず第一次世界大戦中に28
歳で戦死したドイツの作曲家。ヴァイオリンとピアノのための「グロテスク」は24
歳の時に書かれ、彼の唯一の室内楽作品となりました。
後期ロマン派から表現主義あたりに属し、色彩的で際立ったコントラストが特徴の挑戦的な音楽語法を使った作品。
アルベリック・マニャールも第一次世界大戦で命を落とした作曲家。マスネとダンディに学び、フランクの後継として豊かな旋律と古典的な形式美が魅力で、あのセヴラックも作曲も師事したことがあるフランスの作曲家。
マニャールのヴァイオリン・ソナタは、1901
年に作曲されイザイに献呈されています。フランクのヴァイオリン・ソナタを思わせる静謐さと構造美、そして感情を動かされる感傷的で甘美な音楽が魅力的な作品です。 |
AD VITAM
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フランス的な洒脱さ。
ピエール・ルリエヴル、新たなギターの才能の出現
(1)ポンセ:3つのメキシコ民謡
(2)同:主題、変奏と終曲
(3)ヴィラ=ロボス:ブラジル民謡組曲
(4)カステルヌォーヴォ=テデスコ:タランテラOp.87
(5)同:悪魔的奇想曲Op.85 |
ピエール・ルリエヴル(ギター) |
録音:2014年7月20-25日/サン=タヴィ=ド=タルド/DDD、59’
11”
ピエール・ルリエヴルはフランスの若手ギタリスト。フランス中部のヌヴェールで5
彩からギターを学び、2008 年からパリ音楽院でローラン・ディアンスに師事しました。
2012 年には「エクリセ四重奏団」というギター・カルテットを結成、2
枚のCD をリリースしています。
ここではメキシコのポンセ、ブラジルのヴィラ=ロボス、イタリア出身ながらアメリカに帰化したカステルヌォーヴォ=テデスコの、いずれもセゴビアのために書かれた作品を収めています。パガニーニ讃歌であるテデスコの「悪魔的奇想曲」は、原典版使用とされていますが、終結部に「ラ・カンパネラ」が現れるなどセゴビア版も適宜採り入れています。 |
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CAVI MUSIC
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ありそうでなかったルトスワフスキのピアノ曲全集が登場。
コリンナ・ジモン(Pf)
ルトスワフスキ:ピアノ曲全集
(1)牧歌集(全5曲) (1952)
(2)2つの練習曲 (1941)
(3)民族のメロディ(全12曲)(1945)
(4)若者のための3つの小品 (1953)
(5)インヴェンション (1968)
(6)思い出のメロディ(連弾)(1957)
(7)ピアノ・ソナタ (1934) |
コリンナ・ジモン(Pf) |
ピアノの国ポーランドでまた魅力的な作品を発見!
録音:2013年6月/イエス・キリスト教会(ベルリン)/DDD、62’54”
ルトスワフスキのピアノ曲といえば、華麗な演奏効果を示す2
台のピアノのための「パガニーニの主題による変奏曲」が有名ですが、あとは聴く機会がありません。彼自身ピアノの名手で、第2
次世界大戦中は友人の作曲家パヌフニクとピアノ・デュオを組み、演奏を禁じられたポーランド音楽を地下のコンサートで披露していました。
当アルバムのメインは、ワルシャワ音楽院の学生時代の作「ピアノ・ソナタ」。30
分に及ぶ大曲で、非常な難曲。作風は前衛的でなく、ドビュッシーやシマノフスキを思わすキラキラした音響が興味津々です。
また、12 曲からなる「民族のメロディ」はポーランド民謡をバルトークの様式でピアノ曲化した作品。シンプルながら一筋縄ではいかぬ難物。
ベルリン出身の女性ピアニスト、コリンナ・ジモンはジェルジ・シェベク、チェルニー=ステファンスカ、マルコム・フレージャーに学び、84
年にベルリン・フィルとデビュー。グリエールやフランセなど珍しいピアノのアルバムで注目されています。このアルバムでも連弾曲「思い出のメロディ」を両パート多重録音するなど、こだわりを見せています。

コリンナ・ジモン。
ベルリン生まれでベルリン・フィルとも共演している。
テンペスト
http://www.corinna-simon-pianistin.de/en/music/03.mp3
マズルカ
http://www.corinna-simon-pianistin.de/en/music/05.mp3
知性派美人ピアニストで教育者としても知られるが、その演奏はやわらかくやさしい。
グリエールやフランセのアルバムをCRYSTALから出しているのだがなかなか入らない。・・・ひょっとして業を煮やしてCAVIに移ったか?
そのCRYSTALの2枚のアルバム、海外にはまだ若干在庫があるらしいので、ご希望の方はお早めに・・・。完売の際はご容赦を。
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グリエール:ピアノ作品集
6つの小品 Op.26/3つの小品 Op.21/
3つのマズルカ Op.29/
《8つの特徴的な小品》 Op.43より/
3つの小品 Op.19/12のスケッチ Op.47/
25の前奏曲 Op.30 |
コリンナ・ジモン(ピアノ) |
タネーエフやアレンスキーを師に持ち、モスクワ音楽院でプロコフィエフやハチャトゥリャンを育てたロシアの作曲家、レインゴリト・グリエール(1875−1956)。
1984年にベルリンのフィルハーモニーでデビューを飾ったベルリン出身のピアニスト、コリンナ・ジモンのエレガンスで柔らかな音色がロシアのメロディメーカー、グリエールの小品たちを奏でる。
2009年7月27−29日の録音。 |
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CRYSTAL
N 67091
\3000
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ジャン・フランセ:ピアノ作品集
若い娘たちの5つの肖像、ピアノ・ソナタ、
称賛の踊り、シ・ヴェルサイユ・メテ・コンテ、
5つのアンコール |
コリンナ・ジモン(ピアノ) |
多作家としても知られるフランスの作曲家、ジャン・フランセ(1912−1997)の作品集。1984年にデビューを飾ったベルリン出身のピアニスト、コリンナ・ジモンがフランセの軽快な作品をエレガンスな音色が奏でる。
2012年4月18日−20日の録音。 |
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SKARBO
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イ・ソヨン(Fl)
日本で制作された純ヨーロッパ的響き
(1)ベルンハルト・ロンベルク:フルート協奏曲ロ短調Op.30
(2)メルカダンテ:フルート協奏曲ホ短調Op.57
(3)ドヴィエンヌ:フルート協奏曲ホ短調 |
イ・ソヨン(Fl)
金昌国(指揮)
アンサンブルofトウキョウ |
録音2014年7月24-25日/彩の国さいたま芸術劇場/DDD、67’
45”
ソウル出身、ミシェル・デボストとランソム・ウィルソン門下の女性フルート奏者イ・ソヨンの古典派協奏曲集。
日本を代表するフルート奏者金昌国が指揮者としてオーケストラ伴奏をつとめているのも豪華。フランスのSkarbo
レーベルですが、彩の国さいたま芸術劇場で小島幸雄氏の録音。
ムラマツ18k フルートの柔らかな音色が魅力です。 |
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CHANNEL CLASSICS
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天才ニン・フェン/「スペイン交響曲」&ツィゴイネルワイゼン
〜アパッシオナード
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20
ラロ:スペイン交響曲ニ短調 Op.21
サラサーテ:アンダルシアのロマンス Op.22
ラヴェル:ツィガーヌ
ビゼー/ワックスマン:カルメン幻想曲 |
ニン・フェン(ヴァイオリン)
ロッセン・ミラノフ(指揮)
アストゥリアス交響楽団 |
ニン・フェンの情熱がほとばしる!サラサーテ、ラロ、ラヴェルの名作集!
中国出身で現在はベルリンを拠点に国際的に活動する天才ヴァイオリニスト、ニン・フェン。パガニーニ国際コンクールを制し、Channel
Classicsから「ハロー・ミスター・パガニーニ(CCSSA
80807)」でデビューし、ピアノ伴奏付きのソロから、ヴァイオリン・デュオ、無伴奏作品、コンチェルトと名盤を送りだしたニン・フェンのChannel
Classics第6弾は、ロッセン・ミラノフ&アストゥリアス交響楽団と贈る名作集!
サラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」、ラロの「スペイン交響曲」、ラヴェルの「ツィガーヌ」、そしてワックスマンの「カルメン幻想曲」といったスペインとフランスのロマンと民族的情熱が香り立つ濃厚なプログラム。スペインの熱きオーケストラをバックに、ニン・フェンの超絶技巧がほとばしる!
使用楽器:ストラディヴァリウス1721 "MacMillan"
ニン・フェンのパガニーニ。憎らしいほどうまい。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=GPfmtMvBKqI
そして下記チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の一部が見られるPV。これまたふてぶてしいくらいうまい。
https://www.youtube.com/watch?v=WvAzSmxSBUA&feature=player_detailpage
旧譜
ニン・フェン
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 |
CHANNEL CLASSICS
CCSSA 34913
(SACD HYBRID)
\2800
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ニン・フェン〜チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ブルッフ:
ヴァイオリンと管弦楽のためのスコットランド幻想曲Op.46
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35 |
ニン・フェン(ヴァイオリン)
ヤン・ヤン(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団 |
ニン・フェン 本格コンチェルト・アルバム!DSOとのブルッフ&チャイコフスキー!!
パガニーニ国際コンクールを制した中国の天才ヴァイオリニスト、ニン・フェン。ついにコンチェルトに挑む!
伝説の巨匠パブロ・デ・サラサーテのために書かれたマックス・ブルッフの「スコットランド幻想曲」。
そして名曲中の名曲、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲という大曲で、持ち前の超絶技巧が遺憾なく発揮される。四川音楽院と英国王立音楽院でヴァイオリンを学び、現在はベルリンを拠点に世界を舞台に活躍する中国を代表するヴァイオリニスト、ニン・フェン。ミトロプーロス国際指揮者コンクールで優勝したヤン・ヤンも、欧米で活躍の場を広げている中国の有望若手指揮者。録音はベルリンの名門、Teldex
Studioを使用し、高音質録音面にも期待がかかる。
録音:2012年11月22日−24日、ベルリン・テルデックス・スタジオ |

ちなみに今回のCCS 37916は伴奏がロッセン・ミラノフ&アストゥリアス交響楽団。
ミラノフはブルガリア放送自主製作盤でおなじみ。
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豪華メンバー終結!
アンサンブル名は「ストックホルム症候群」
〜ア・ムーヴァブル・フィースト(移動祝祭日)
舞台は1907年パリ
ヴォーン・ウィリアムズ:ピアノ五重奏曲ハ短調
ラヴェル:口絵、クープランの墓
(マリン・ファン・プローイェン編曲ピアノ六重奏版)
ファリャ:バレエ《恋は魔術師》より火祭りの踊り(ピアノ六重奏版) |
ストックホルム・シンドローム・アンサンブル
〔サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)、
マリン・ブロマン(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
フレドリク・ポールソン(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
マリン・ウィリアム=オルソン
(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
ヨハネス・ロスタモ(チェロ)、
リック・ストーティン(コントラバス)〕 |
リック・ストーティンらによるグループ「ストックホルム・シンドローム・アンサンブル」始動!
ローレンス・パワーとのデュオで知られるサイモン・クロフォード=フィリップス、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとして活躍するマリン・ブロマン、ロイヤル・ストックホルム・フィルの首席チェロ奏者ヨハネス・ロスタモ、ヘルシンボリ響やスウェーデン放送響のリーダーを務めたマリン・ウィリアム=オルソン、そしてアムステルダム・シンフォニエッタとスウェーデン放送響、ベルリン放送響で首席奏者を務め、Channel
Classicsからも「カプリッチョ・ディ・ブラヴーラ」や「ザ・ダンシング・ベース」などの名盤を発売してきたオランダのコントラバス奏者リック・ストーティンなど、素晴らしいキャリアを誇るトップ・プレイヤーたちが集い結成された「ストックホルム・シンドローム・アンサンブル」。
第1弾「ア・ムーヴァブル・フィースト(移動祝祭日)」の舞台は1907年パリ。イギリス人のヴォーン・ウィリアムズ、スペイン人のファリャがラヴェルと築いた交友(ヴォーン・ウィリアムズはラヴェルの生徒でもあった)を、ピアノ五重奏曲、そしてピアノ六重奏曲へと編曲された作品で描いてゆく。
アンサンブル名は精神医学で使われる「ストックホルム症候群」から取られており、「犯人への共感」を「演奏者と観客の共感」へと捉えた音楽的なストックホルム症候群効果を(もちろん平和的な方法で)目的としているようだ。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
PRAGA DIGITALS
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PRDDSD 350116
(SACD HYBRID)
\2900
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三大「ロミオとジュリエット」がSACD ハイブリッドで登場
(1)チャイコフスキー:幻想序曲「ロミオとジュリエット」
(2)ベルリオーズ:劇的交響曲「ロミオとジュリエット」Op.17より
(3)プロコフィエフ:バレエ音楽「ロミオとジュリエット」第2組曲より
モンターギュー家とキャピュレット家/少女ジュリエット/
別れの前のロミオとジュリエット/ジュリエットの墓の前のロミオ |
(1)キリル・コンドラシン(指揮)
モスクワ・フィル
(2)ピエール・モントゥー(指揮)
ロンドン交響楽団&合唱団
(3)エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル |
三大「ロミオとジュリエット」がSACD ハイブリッドで登場。演奏者も凄い!
録音:(1)1967 年1 月7 日/モスクワ(ライヴ) (2)1962
年6 月/ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール(ロンドン) (3)録音:1981
年12 月30 日/レニングラード(ライヴ)/Stereo
Bi-channel、79’ 20”
SACD ハイブリッド盤。限定盤。
いずれも他で入手可能な音源ながら、初SACD
なのが魅力。コンドラシンの盛り上がりが迫力満点。メロディの歌わせ方も感動的です。モントクーのベルリオーズとムラヴィンスキーのプロコフィエフは抜粋ですが、前者は合唱が効果的な「愛の場面」が、後者も日本で人気の高い「モンターギュー家とキャピュレット家」がしっかり収録されています。目が覚めるような鮮烈な音質が衝撃的です。 |
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プラハ・ライヴが待望の復活
やっぱりオイストラフは凄い。
ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集
ブラームス:
(1)スケルツォ〜 F.A.E のソナタ
(2)ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78「雨の歌」
(3)ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
(4)ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108 |
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
(1)(3)スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
(2)(4)フリーダ・バウエル(Pf) |
ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集登場。
録音:(1)1968 年12 月8 日/モスクワ(ライヴ) (2)1972
年5 月17 日/プラハ(ライヴ) (3)1972 年3
月29 日/モスクワ(ライヴ) (4)1966 年5
月18 日/プラハ(ライヴ)/Genuine Stereo、73’
38”
かつてPraga レーベルからリリースされながら、今日入手困難となっているオイストラフのブラームスのヴァイオリン・ソナタ、プラハ・ライヴが待望の復活。
さらに嬉しいのが、リヒテルとの共演による第2
番とF.A.E のソナタのスケルツォをカップリングして、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集という超魅力的なアルバムとなりました。オイストラフのつるつるした美音と切れ味鋭い技巧に圧倒されますが、とりわけリヒテルと共演した第2
番の深々とした音楽性と歌ごころが絶品中の絶品の神業。ブラームスのヴァイオリン・ソナタのアルバムとして必携の一枚と申せましょう。
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<国内盤>
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PAN
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PC10316
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2900+税 |
モンテヴェルディだけじゃなかった
この男も新時代の教会音楽作品の傑作を残していた
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ (1570-1630)
1610年ミラノ、もうひとつの『聖母マリアの晩課』
ジョヴァンニ・パオロ・チーマ:
『1・2・3・4声のための教会コンチェルト集:
5声作品2曲、8声作品1曲を添えて、
1編のミサ、2編のマニフィカト、
4声のファルソボルドーネ数編、
2・3・4声のための器楽ソナタ6編も。』より
A.チーマ:
・2声のカプリッチョ
・4声のソナタ
他、グレゴリオ聖歌によるアンティフォナ多数 |
ダニエラ・ドルチ(org)指揮
Ens.ムジカ・フィオリータ
(古楽器使用)
カンティレーナ・アンティクヮ声楽Ens.
(グレゴリオ聖歌)
ダニエラ・シュライファー(S)
ダニエル・カベーナ(C-T)
ダン・ドゥンケルブルム、
ディノ・リュティ(T)
ライティス・グリガリス(Bs) |
モンテヴェルディの傑作『ヴェスプロ』と全く同じ年に同じテーマでさらなる曲集が!ミラノの異才、興奮必至
1610年・・・芸術拠点マントヴァの巨匠モンテヴェルディが、次の職場となるヴェネツィア聖マルコ教会のため、多重合唱やコンチェルト様式など斬新な技法を駆使した傑作曲集『聖母マリアの晩課(夕べの祈り)』を世に送り出した年。
ルネサンス以来の多声教会音楽とは違う、独唱主体の声楽コンチェルト様式を縦横無尽に駆使したこの傑作曲集はしかし、実は「唯一の画期的新作」ではなかったのです!
同じ年、芸術性の高い多声音楽は教会にふさわしくない…との風潮が強かったミラノでも、すぐれた作曲家がコンチェルト様式を使いこなし、祈りの言葉がわかりやすく聴こえるうえ誰しも心を捉えて離さない、新時代向けの傑作教会音楽作品集を出版——それが本盤の主人公、聖チェルソ教会のオルガン奏者ジョヴァンニ・パオロ・チーマ
(1570-1630)です!
古楽復興の世界では器楽作品など俗世向けの音楽の作曲家として知られてきた人ですが、モンテヴェルディの曲集と同様の構成をとる1610年の曲集から選ばれた名品群は、間にはさまれたソナタ群とあいまって、緩急ドラマティックな劇的名品ばかり!
録音も演奏もすばらしく、ドイツ古楽界の最前線をゆく演奏陣には惚れ惚れせずにはおれません。解説・歌詞日本語訳付で、思わぬバロック初期の深みを…
鬼才集団コンバッティメント・コンソート・アムステルダムのメンバー3人が出していた傑作アルバムにチーマのソナタが入っていた。
ルネッサンス末期、バロック初期の生命力あふれた弦楽作品を聴け! |

CHALLENGE CLASSICS
CC72369
\2900 |
“Con Chitarrone”
フレスコバルディ (1583-1643):
カンツォーナ 第4番(vn, vc, chitarrone)
カステロ (c.1590-1630):
ソナタ 第2番 (vn, chitarrone)
Howet (c.1550-1616):
ファンタジア(ルネッサンス・リュートによるソロ)
ガブリエリ (1651-1690):
ト調のソナタ(vc, chitarrone)
ベルターリ (1605-1669):
2声のソナタ(vn, vc, chitarrone)
マリーニ(1594-1663):
ロマネスカ(vn, vc, chitarrone)
カステロ:ソナタ 第8番 (vn, chitarrone)
ローゼンミュラー(1617-1684):
ソナタ 第3番 (vn, vc, chitarrone)
ダウラント(1563-1626):
ラクリメ(ルネッサンス・リュートによるソロ)
チーマ (c.1570-1622):
ヴァイオリン・ソナタ (vn, vc, chitarrone)
ヴィヴァルディ(1678-1741):
ソナタRV44(vc, chitarrone)
コレッリ(1653-1713):ソナタ第12番「ラ・フォリア」
(vn, vc, chitarrone)
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リューポルド・トリオ
エヴァ・ステグマン(ヴァイオリン)
ヴーター・ミンダース(チェロ)
ソレン・リューポルド(ルネッサンス・リュート) |
古楽器とモダン楽器との間を自由に行き来し、独自の音楽世界を展開するオランダの気鋭アンサンブル、コンバッティメント・コンソート・アムステルダムのメンバーによるトリオです。メンバーはそれぞれ、世界屈指の古楽アンサンブルに参加し、いわば、その世界のエキスパート集団です。
今回、17世紀初頭まで遡り、ルネサンス期とバロック期に埋没したリュートとキタローネのための作品群をめぐります。チーマ、フレスコバルディ、マリーニ、カステロ、そしてベルターリを経て、コレッリとヴィヴァルディでバロックに至る旅路。その自筆譜や版からは、当時のエネルギーや息吹までもが立ち上るようです。
リューポルドによる巧みなキタローネ演奏によって、通奏低音として一般的であったチェンバロに対して、より場所や楽器の手配に柔軟であっただろう、キタローネやリュートの存在を、ひいては当時の音楽家の柔軟性に思いを馳せる一枚です。
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1/28(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ATMA CLASSIQUE
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ルービンシュタインが激賞
フィアルコフスカ、静かに語りかけるシューベルトの調べ
シューベルト:
ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調Op.122, D
568
4つの即興曲 Op.142, D935 |
ヤニーナ・フィアルコフスカ(ピアノ) |
巨匠ルービンシュタインが激賞した名ピアニスト、フィアルコフスカ、静かに語りかけるシューベルトの調べ
カナダを代表する女流ピアニスト、ヤニーナ・フィアルコフスカ。巨匠ルービンシュタインが絶賛したショパンではなくシューベルトの作品を録音。2013
年にリリースされた第13 番、第18 番のソナタ集に続く第2
弾となります。
ピアノ・ソナタ第7 番はシューベルトの初期の作品で、ニ長調D567
の異稿。単に調性が異なるだけではなく、メヌエットが追加されるなどの進歩的改良が加えられています。フィアルコフスカは、シューベルトの音楽を丁寧に描き出し、ロマン的な情緒と心地よい優美さを兼ね備えた演奏を聴かせてくれます。一方、4
つの即興曲 Op.142, D935 はシューベルト最晩年の作品。シューベルトらしい美しい旋律に彩られた小品群ですが、シューマンらによると、4楽章構成のピアノ・ソナタと位置づけられると言われています。この作品でもフィアルコフスカの暖かな響きを重視した音、作品本来の姿で表現しようとする真摯な演奏を披露しています。
フィアルコフスカはモントリオール大学とジュリアード音楽院で学び、1974
年にアルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールで3位に入賞、その後世界的なオーケストラ、指揮者と共演を重ねるカナダを代表するピアニストです。一時左腕の腫瘍のため両手での演奏活動を中断していましたが見事に克服し、2004
年1月にドイツで行われた復帰リサイタルで両手での演奏活動を再開しています。また1994
年にはピアノ・シックスを創設し、カナダのピアノ教育へ大きな影響を与えています。イギリスの「BBC
Muisc Magazine」で2012 年に発売された『ショパン・リサイタル2』(ACD22666)が、ベスト・インターナショナル・レコーディングに選ばれるなど、近年益々評価を高めています。
フィアルコフスカは2016 年65 歳を迎えるにあたって、カナダ15
都市、ドイツ、ポルトガル、スペイン、スイス、イギリス、そして日本への記念コンサート・ツアーが予定されています。
【2016年来日予定】
2 月3日(水)電気文化会館
2 月6日(土)武蔵野市民文化会館
「ショパンに選ばれしピアニスト」、フィアルコフスカ
その激賞ショパンも聴いてみましょう・・・
独特のニュアンスです |
ACD2 2554
(2CD)
\3800
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ジャニーナ・フィアルコフスカ (P)
ショパン:エチュード、ソナタ、即興曲
CD1:エチュードOp.10(全曲)、Op.25(全曲)
CD2:ピアノ・ソナタ第2番Op.35、第3番Op.58、
即興曲第1番変イ長調Op.29、第2番嬰ヘ長調Op.36、
第3番変ト長調Op.51、幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66
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ジャニーナ・フィアルコフスカ (P) |
録音:1997 年 8 月 5、6 日(CD1)、1999 年
6 月(CD2)
大ピアニスト、ルービンシュタインが「生まれながらのショパン弾き」と称したジャニーナ・フィアルコフスカ。
ショパン・イヤーに相応い 2 枚組のアルハムがリリースされます。フィアルコフスカが紡ぎだす大人のショパンを聴かせてくれます。
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ノクターンOp.62, No.1 、優しいです。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=jo2gyIuBaMQ
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植民地時代南米の音楽、
ヨーロッパのポリフォニー音楽とラテン音楽の出
ロケ・ハシント・デ・チャバリア(1688 〜
1719):
道を空けよ!彼らに場所を空けたまえ!
フアン・ガルシア・デ・ゼスペデス(1620
〜 1678):夜が誘っている
フアン・ペレス・ボカネグラ(1590 〜 1645)
:
天にまします汝、わが喜び
フアン・デ・アラウホ(1646 〜 1712):いざ遊び歌い踊れ
即興:スペイン・フォリャ
ホセ・デ・オレヨン・アパレシオ(1705 〜
1765):
何という日、なんという宴
作者不詳:パッサカリーリョ
マヌエル・ホセ・デ・キロス(1700 〜 1765):昇天するイエス
マヌエル・ブラスコ(1628 〜 1696): 梢の間の騒がしくいたずらな風
サンティアゴ・デ・ムルシア(1673 〜 1739):カナリオス
アロンソ・トリセス(1635 〜 1684):笛を吹け
ドメニコ・ツィポーリ(1688 〜 1726):この世界 |
アルモニー・デ・セゾン
エリック・ミルンズ(指揮・オルガン・クラヴサン)
メリザンド・コリヴォー
(芸術監督・リコーダー・
トレブルヴィオール・チェロ) |
大航海時代の落し子、植民地時代南米の音楽、ヨーロッパのポリフォニー音楽とラテン音楽の出会い
録音:2014年9月
まだ見ぬ大地への夢が人々を航海へと駆り立てた、16・17
世紀の大航海時代。スペイン、ポルトガルを中心とするヨーロッパの国々による南米やアジア、アフリカ諸国への進出は、異文化の出会いと混合を引き起こします。
中でも南米に持ち込まれた当時のヨーロッパのルネサンス、バロック音楽と南米固有の音楽の出会いは、大変豊かで独特な音楽文化を生み出しました。このCD
にはそんな16.17 世紀の植民地時代の南米音楽が集められています。
収録曲の作曲家の出身は、ボリビア、メキシコ、ペルー、またスペインから南米に移住した作曲家など様々。祝祭的な華やかさ、南米的な陽気さに溢れる音楽の中、耳を澄ますとヨーロッパの伝統的なポリフォニー音楽が下地として聴こえてくる、そんな不思議な音楽体験ができます。その一方、南米の作曲家によって書かれた音楽で、当時のヨーロッパ音楽そのものの響きがする曲もあり、遠く海を隔てた文化が異国の地でこんなにもそのままに根付いていたことにも驚きです。
収録曲の中には、イベリア半島起源の舞曲で、コレッリやリストの作品での使用が有名な「フォリャ」による即興演奏もあり、舞曲として即興的に演奏されていた本来の形に近いフォリャを聴くことができます。
世界史の一コマの中で生まれた南米のヨーロッパ音楽、そのユニークさに注目のCD
です。 |
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CHANDOS
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CHSA 5165
(SACD HYBRID)
\2800 →\2590
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このシリーズ、いいです
エドワード・ガードナー(指揮)&ベルゲン・フィル
ヤナーチェク:管弦楽作品集 Vol.3 〜 グラゴル・ミサ
グラゴル・ミサ JW III/9*
アダージョ JW VI/5†
アヴェ・マリア JW II/14‡
天にいますわれらの父よ JW IV/29§ |
サラ・ヤクビアク(ソプラノ)*‡
スーザン・ビックリー(メゾ・ソプラノ)*
スチュアート・スケルトン(テノール)*§
ガボール・ブレッツ(バス)*
トーマス・トロッター(オルガン)*
ベルゲン・フィルハーモニー合唱団*
コレギウム・ムジクム合唱団*
エドヴァルド・グリーグ合唱団*‡§
ベルゲン大聖堂合唱団‡§
エドワード・ガードナー(指揮)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団*† |
エドワード・ガードナーのヤナーチェク第3弾は「グラゴル・ミサ」!
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の創立250周年を迎えた2015年に首席指揮者に就任し、ますます充実した活動を拡げるエドワード・ガードナー。
ベルゲン・フィルとともにスタートし好評を博してきたヤナーチェクの管弦楽作品集第3弾は、ヤナーチェクの合唱作品中でも傑作となる「グラゴル・ミサ」を収録!
2014年には、王立音楽アカデミーから'Sir
Charles Mackerras Chair of Conducting'という新たな役職に任命されたエドワード・ガードナーが創りだすレオシュ・ヤナーチェクの世界。ヤナーチェク・ファン大注目のシリーズ第3弾です!
※録音:2015年8月17日−20日、グリーグホール&ベルゲン大聖堂(ベルゲン、ノルウェー)

旧譜
ガードナー&ベルゲン・フィル
ヤナーチェク:管弦楽作品集 Vol.1&2 |
CHSA 5142
(SACD HYBRID)
\2800
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ガードナー&ベルゲン・フィル
ヤナーチェク:管弦楽作品集 Vol.1
シンフォニエッタ JW VI/18
カプリッチョ JW VII/12
組曲 《利口な女狐の物語》 IW I/9
(2008年マッケラス最終改訂版) |
ジャン=エフラム・バヴゼ(ピアノ)
エドワード・ガードナー(指揮)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団 |
ガードナーのヤナーチェク始動!第1弾は"シンフォニエッタ"!
新シリーズ第1弾では、ヤナーチェクのもっとも成功した、そして人気を誇る「シンフォニエッタ」を軸に、ピアノ(左手)と管楽器のための「カプリッチョ」では、ジャン=エフラム・バヴゼがソリストを担当!
そして、偉大な指揮者であり特にヤナーチェクの録音・紹介で功績を残すチャールズ・マッケラスによる最終改訂版(Final
Rivisions)の組曲「利口な女狐の物語」。
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CHSA 5156
(SACD HYBRID)
\2800
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エドワード・ガードナー&ベルゲン・フィル
ヤナーチェク:管弦楽作品集 Vol.2
嫉妬 JW VI/10
ヴァイオリン協奏曲 《魂のさすらい》 JW
IX/10*
(補筆完成:レオシュ・ファルトゥス&ミロシュ・シュチェドロニュ)
交響詩 《ブラニーク山のバラード》 JW
VI/16
バラード 《ヴァイオリン弾きの子供》 JW
VI/14§
交響曲 《ドナウ川》 JW IX/7†
(補筆完成:ミロシュ・シュチェドロニュ&レオシュ・ファルトゥス)
狂詩曲 《タラス・ブーリバ》 JW VI/15 |
スサンナ・アンデション(ソプラノ)†
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)*
メリーナ・マンドッツィ(ヴァイオリン)§
エドワード・ガードナー(指揮)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団 |
エドワード・ガードナーのヤナーチェク!「タラス・ブーリバ」&エーネス独奏「魂のさすらい」!
レコード芸術やBBCミュージック・マガジン、インターナショナル・レコード・レヴューなどで大絶賛された第1巻(CHSA
5142)に続く第2巻。ニコライ・ゴーゴリの小説『タラス・ブーリバ』に基づく狂詩曲「タラス・ブーリバ」、ジェームズ・エーネスがソリストを務める未完のヴァイオリン協奏曲「魂のさすらい」や、未完の交響曲「ドナウ川」などを収録。ヤナーチェクの鮮烈で映画的な管弦楽法、多様な表現をガードナーが見事に引き出しています。管弦楽ファン、ヤナーチェク・ファンは要注目!
録音:2014年3月10日−11日&11月24日−27日&10日、グリーグ・ホール(ベルゲン、ノルウェー) |
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ネーメ・ヤルヴィのアッテルベリ第4弾
アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.4
交響曲第3番ニ長調 Op.10《西海岸の風景》
歌劇《ファナル》より 「3つの夜想曲」Op.35bis(世界初録音)
管弦楽のための《ヴィットリオーソ(勝利)》Op.58(世界初録音) |
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ヨーテボリ交響楽団 |
ネーメ・ヤルヴィのアッテルベリ!第4弾は交響曲第3番「西海岸の風景」!
エストニアの音楽一族ヤルヴィ家の長老ネーメ・ヤルヴィ。「ハルヴォルセン」、「スヴェンセン」に続く『スカンジナヴィアン・プロジェクト』の新シリーズとして好調なリリースが続く「クット・アッテルベリ(1887−1974)」。
第4弾では、「西海岸の風景(Vastkustbilder)」との副題を持つ交響曲第3番(なんと、1997年のライヴという秘蔵音源)と、世界初録音となる管弦楽のための小品を収録。「交響曲第3番」は、副題のとおりヨーテボリ近郊の西海岸の複雑で雄大な自然を描いた傑作で、当時からスウェーデン国外でも頻繁に演奏されるなど人気を博した作品。
「ヴィットリオーソ(勝利)」は、交響曲第7番(シンフォニア・ロマンティカ)の第4楽章として構想されていた作品。20世紀スウェーデンの偉大な作曲家クット・アッテルベリの音楽を、ネーメ・ヤルヴィとヨーテボリ交響楽団の名コンビが色彩豊かに、そして大胆に描いてゆきます。
※録音:1997年11月20日(交響曲第3番/ライヴ)、2015年1月19日−21日(他の作品)、コンサート・ホール(ヨーテボリ、スウェーデン)
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)&ヨーテボリ交響楽団
アッテルベリ:管弦楽作品集
第1〜3弾 |
CHSA 5116
(SACD HYBRID)
\2800 →\2590
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ネーメ・ヤルヴィ(指揮)&ヨーテボリ交響楽団
アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.1
交響曲第6番Op.31《ドル交響曲》
ヴェルムランド狂詩曲Op.36
組曲第3番Op.19-1*
交響曲第4番Op.14《小さな交響曲》 |
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ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ヨーテボリ交響楽団
サラ・トローベック・ヘッセリンク
(ヴァイオリン)*
ペール・ホーグベリ(ヴィオラ)* |
シャンドス復帰以降、驚異的なペースで新録音を世に送り出し続けているエストニアの音楽一族、ヤルヴィ家の長老ネーメ・ヤルヴィの「スカンジナヴィアン・プロジェクト」。
2010年にベルゲン・フィルとのコンビで幕を開け、2人の"ノルウェー"の大作曲家、ハルヴォルセンとスヴェンセンの管弦楽作品集で好評を博し続けるプロジェクトに新たに加わるのは、"スウェーデン"の「クット・アッテルベリ」(1887−1974)!
作曲家、チェリスト、評論家、電気技師、ストックホルムの特許局の職員、スウェーデン作曲家協会、スウェーデン著作権協会の会長など、様々な顔を持っていたアッテルベリ。
ヤルヴィが振る「管弦楽作品集Vol.1」には、約20分という演奏時間の中から母国スウェーデンの民謡の旋律が湧き出る1918年作曲の「交響曲第4番」、1928年にコロムビア・グラモフォン・カンパニーが主催した「シューベルト没後100周年作曲コンクール」で優勝し、賞金1万ドルを獲得すると同時に世界規模での名声を得るきっかけとなった「交響曲第6番《ドル交響曲》」、ノーベル賞受賞者セルマ・ラーゲルレーヴの75歳の誕生日を記念して作曲された「ヴェルムランド狂詩曲」、ヴァイオリンとヴィオラのソロが紡ぐ「組曲第3番」の4作品を収録。
20世紀に現れたスウェーデン・ロマンティシズム、クット・アッテルベリ。
ネーメ・ヤルヴィの熱き情熱と推進力が、これまでには無い新しいアッテルベリを聴かせてくれることでしょう!
どうでもいいですが昔の日記から。
昨日というか今朝、夢の中で大金を拾いました。
一瞬不穏なことを考えましたが、札束の間に信用金庫のチラシが入っているのを見て、資金繰りに困っている人のお金かもなー・・・と思い直して警察に。
夢の中とはいえ、いいことをしたので今朝はすがすがしい気分。
ということで縁起の良い曲を。
20世紀スウェーデンの大作曲家アッテルベリの「交響曲第6番」、その名も「1万ドルの交響曲」。
コロムビア・レコード主催「シューベルト没後100周年作曲コンクール」で優勝した作品なのですが、その優勝賞金が1万ドルだったということでこの名前がついています。
今日はこの曲を聴いて金運を付けましょうか。とくに終楽章の馬鹿かっこいいお祭り騒ぎは聴いててなんだか嬉しくなってきます。きっとお金を落とした人も今頃喜んでるはず!
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CHSA 5133
(SACD HYBRID)
\2800 →\2590
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ネーメ・ヤルヴィ(指揮)&ヨーテボリ交響楽団
アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.2
交響曲第2番ヘ長調 Op.6
交響曲第8番ホ短調 Op.48 |
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ヨーテボリ交響楽団 |
Vol.2は交響曲第2番&交響曲第8番!
エストニアの音楽一族ヤルヴィ家の長老ネーメ・ヤルヴィ。
ノルウェーのベルゲン・フィルとの「ハルヴォルセン」、「スヴェンセン」に続く『スカンジナヴィアン・プロジェクト』の新シリーズとして絶好のスタートを切ったスウェーデンの「クット・アッテルベリ(1887-1974)」。
ナショナル・オーケストラ・オヴ・スウェーデン(The
National Orchestra of Sweden)の称号を持つヨーテボリ交響楽団とネーメ・ヤルヴィのアッテルベリ第2集は、「交響曲第2番」と「交響曲第8番」!
スウェーデンの王立工科大学で電気技術を学んでいる最中の1911年、24歳で作曲を始めた「交響曲第2番」。当初は2楽章形式の交響曲として書かれたものの、批評家から厳しい評価を受け、英雄的な第3楽章を追加。アッテルベリの英雄的シンフォニーは、ネーメ・ヤルヴィの推進力、豪快なサウンド、音楽作りとのコラボレーションが楽しみな作品。
1944年に完成した「交響曲第8番」は、スウェーデン民謡の旋律をモチーフとした4楽章形式のシンフォニーであり、1945年の初演を聴いたシベリウスが絶賛したというエピソードも有名。
20世紀に生まれたスウェーデン・ロマンティシズム、アッテルベリ。ネーメ・ヤルヴィとヨーテボリ交響楽団の名コンビによる斬新な解釈が楽しみ。第2集も期待大!
※録音:2013年1月14日−17日、コンサート・ホール(ヨーテボリ、スウェーデン)
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CHSA 5154
(SACD HYBRID)
\2800 →\2590
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ネーメ・ヤルヴィ(指揮)&ヨーテボリ交響楽団
アッテルベリ:管弦楽作品集Vol.3
交響曲第1番ロ短調 Op.3
交響曲第5番ニ短調 Op.20 《葬送交響曲》 |
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
ヨーテボリ交響楽団 |
ネーメ・ヤルヴィのアッテルベリ!Vol.3は交響曲第1番&交響曲第5番!
エストニアの音楽一族ヤルヴィ家の長老ネーメ・ヤルヴィ。ノルウェーのベルゲン・フィルとの「ハルヴォルセン」、「スヴェンセン」に続く『スカンジナヴィアン・プロジェクト』の新シリーズとして絶好のスタートを切ったスウェーデンの「クット・アッテルベリ(1887−1974)」。
ナショナル・オーケストラ・オヴ・スウェーデン(The
National Orchestra of Sweden)の称号を持つヨーテボリ交響楽団とネーメ・ヤルヴィのアッテルベリ第3集は、「交響曲第1番」と「交響曲第5番」!
作曲家、チェリスト、評論家、電気技師、ストックホルムの特許局の職員、スウェーデン作曲家協会、スウェーデン著作権協会の会長など、様々な顔を持っていたアッテルベリ。最初の交響曲でありながらも、既に高い完成度を誇っていた交響曲第1番は、スウェーデンの王立工科大学で電気工学を学びながら、ストックホルムの王立音楽院では作曲と管弦楽法を学んでいた1909年〜1911年に作曲され、自身の指揮者デビューも飾った交響曲。
1917年から1922年にかけて作曲され、25年後の1947年に改訂された交響曲第5番は、「葬送交響曲」の副題を持ち、悲劇的な第2楽章をはじめ、劇的で憂いに満ちた作品。
20世紀に生まれたスウェーデン・ロマンティシズム、アッテルベリ。ネーメ・ヤルヴィとヨーテボリ交響楽団の名コンビによる熱き情熱と鋭い解釈で、新たなアッテルベリを聴かせてくれることでしょう!
※録音:2014年2月5日−6日、2015年1月21日−22日、コンサート・ホール(ヨーテボリ、スウェーデン)
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イギリスのクラリネット協奏曲集Vol.2
ベンジャミン・ブリテン:クラリネット協奏曲のための楽章
(改定&オーケストレーション:コリン・マシューズ)
ジェラルド・フィンジ:5つのバガテル Op.23A
(クラリネットと弦楽オーケストラのための編曲:
ローレンス・アシュモア)
アーノルド・クック:クラリネット協奏曲第1番
ウィリアム・マサイアス:クラリネット協奏曲
Op.68 |
マイケル・コリンズ(クラリネット&指揮)
BBC交響楽団 |
マイケル・コリンズが吹き振りで大活躍!イギリスのクラリネット協奏曲
第2集!
シャンドスの専属アーティストに加わり、ソリストとして続々と新録音を世に送り出している現代最高のクラリネット奏者、マイケル・コリンズ。BBC交響楽団を吹き振りする「イギリスのクラリネット協奏曲集」第2集では、アーノルド・クック、ウィリアム・マサイアスのクラリネット協奏曲に加え、マシューズのオーケストレーションによるブリテンの「クラリネット協奏曲のための楽章」や、アシュモア編曲によるフィンジの「5つのバガテル」など、クラリネット関係者、愛好家には目が離せないプログラムを収録!
目を見張るようなテクニック、思わず息を呑むような美音に酔いしれるでしょう。
※録音:2012年1月5日−6日、ブラックヒース・ホール&2015年7月9日−10日、メディア・ヴェール・スタジオ
No.1(ロンドン)
マイケル・コリンズ(クラリネット&指揮)
イギリスのクラリネット協奏曲集Vol.1 |
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イギリスのクラリネット協奏曲集Vol.1
フィンジ:クラリネット協奏曲Op.31
アーノルド:クラリネット協奏曲第2番Op.115
スタンフォード:クラリネット協奏曲Op.80 |
マイケル・コリンズ(クラリネット&指揮)
BBC交響楽団 |
マイケル・コリンズが吹き振りで大活躍!イギリスのクラリネット協奏曲集Vol.1!
「イギリスのクラリネット・ソナタ集」に続く絶好調マイケル・コリンズの新シリーズは「イギリスのクラリネット協奏曲集」!
マイケル・コリンズの吹き振りでの第1集には、スタンフォード、フィンジ、アーノルドの3つのクラリネット協奏曲を収録!
現在のクラリネット界を代表するトップ・プレーヤー、マイケル・コリンズが取り上げる母国イギリスの「クラリネット協奏曲」。
イギリスにおける初の本格的なクラリネット協奏曲となったスタンフォードの作品など、フィンジ、アーノルドを含む3作品は、いずれもクラリネットの重要レパートリーである。
ジャケット写真のマイケル・コリンズが、演奏の充実度を物語ってくれています。

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CHAN 0810
\2400
〔CHACONNE〕
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喜劇と悲劇 Vol.2
ルクレール:悲歌劇《スキュラとグラウコス》からの組曲
Op.11
シャルパンティエ:コメディ・バレ《病は気から》からの組曲
H.495
ラモー:英雄的バレ《ポリムニの祭典》からの組曲 |
テンペスタ・ディ・マーレ |
テンペスタ・ディ・マーレの新シリーズ第2弾!
Chandosの古楽シリーズ、Chaconne(シャコンヌ)より、ファッシュやヴァイス、J.S.バッハの「室内楽版トリオ・ソナタ」など、意欲的なレパートリーを披露してきたフィラデルフィアのバロック・オーケストラ、"テンペスタ・ディ・マーレ"。
ジャン=バティスト・リュリが作りだした、喜劇(コメディ・バレ)と悲劇(トラジェディ・リリック)を組み合わせるという意欲的なシリーズ「喜劇と悲劇」の第2弾には、ルクレール唯一のオペラである悲歌劇(オペラ・トラジェディ)「スキュラとグラウコス」や、リュリから引き継いだモリエールとのコラボレーションによるシャルパンティエのコメディ・バレ「病は気から」、そしてラモーの英雄的バレ(バレエ・エロイーク)「ポリムニの祭典」、それぞれからの組曲を収録。
アメリカの精鋭ピリオド楽器奏者たちが清新なるサウンドで表情豊かに描く、フランス・バロックの悲劇と喜劇、そして英雄的な音楽をどうぞ。
※録音:2015年6月8日−10日、グールド・リサイタル・ホール、カーティス音楽学校(フィラデルフィア/アメリカ)
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SIGNUM
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キングズ・シンガーズ
パレストリーナによる聖書の中の愛を描いた歌曲集
パレストリーナ:
うるわしき救い主のみ母/
汝の足は何と美しきことかな/汝の頬はきじばとのごとく美し/
わが愛する者よ、汝すべてに美し/私は黒いけれども美しい/
天の女王、喜びませ/われを連れ行きたまえ/
愛する方よ、来たりたまえ/わが愛する者よ、立ちて急げ/
われはわが庭園の中に/めでたし天の女王/
いばらの中のゆりのごとし/かの人の口で私に口づけせしめよ/
ああ、わが愛する方よ、御身は美し/
いばらの中のゆりのごとし/めでたし女王 |
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キングズ・シンガーズ
〔デービット・ハーリー(カウンターテナー)、
ティモシー・ウェイン=ライト
(カウンターテナー)、
ジュリアン・グレゴリー(テナー)、
クリストファー・ブリュートン(バリトン)、
クリストファー・ガビタス(バリトン)、
ジョナサン・ハワード(バス)〕 |
キングズ・シンガーズのパレストリーナ!新テノール、ジュリアン・グレゴリーが参加!
1968年にイギリス、ケンブリッジ・キングス・カレッジの学生たちによって結成され、半世紀にわたりア・カペラ界の頂点に君臨し続けている6人の英国紳士たち、キングズ・シンガーズ。
2014年9月に新メンバー、テノールのジュリアン・グレゴリーが加わり、新体制となったキングズ・シンガーズの新たな古楽プログラムは、イタリア・ルネサンスの巨匠パレストリーナ!
パレストリーナの「ソロモンの雅歌」からの12曲、4曲の聖母マリアを称える愛の歌を選び、聖書の中の愛や情熱、情欲を表現するプログラムは、長き歴史と膨大なレパートリーを誇るキングズ・シンガーズならでは。
ちなみにレコーディング・プロデューサーは、テネブレの指揮者兼音楽監督で、キングズ・シンガーズの元メンバーであるナイジェル・ショートが担当するなど、このパレストリーナ・アルバムへかける意気込みはかなりのもの。
来る5月〜6月には、6年ぶりとなる来日公演が予定されているキングズ・シンガーズの"現在"にご期待下さい!
※録音:2015年6月15日−18日、セント・オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)

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アンダルシアの夜想曲
パロモ:アンダルシアの夜想曲
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
マラッツ:スペイン風セレナータ
(デノート編曲によるオーケストラ伴奏版) |
クリストフ・デノート(ギター)
ヘスス・ロペス=コボス(指揮)
ロンドン交響楽団 |
スイス、バーゼル出身のの名ギタリスト、クリストフ・デノートのシグナム・クラシックス(Signum
Classics)第3弾は、スペインの名匠ヘスス・ロペス=コボスとLSOとの共演、アビー・ロード・スタジオでのセッション録音による、情熱のスパニッシュ・アルバム!
名曲中の名曲であるロドリーゴの「アランフェス協奏曲」、アンダルシア州コルドバ出身のロレンソ・パロモの大作「アンダルシアの夜想曲」、そしてデノート自らのオーケストレーションによるホアキン・マラッツの「スペイン風セレナータ」という、ギター・ファン、スペイン音楽ファン必聴のプログラム。
まさに渾身のスパニッシュ・アルバム。デノートのハイ・パフォーマンスに期待が高まります!
※録音:2015年6月26日−27日&7月11日−12日、アビー・ロード・スタジオ(ロンドン) |
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16世紀〜20世紀イギリスの合唱作品集
ラドクリフ:我が心の中の神/
ベアストウ:我らを守りたまえ、おお主よ/
シェパード:主よ、あなたの御手に/
ロドニー・ベネット:夕暮れの歌/
バード:ミゼレーレ/ジャクソン:天空の創造主/
L・バークリー:主は我が羊飼い/
ホワイト:キリストよ、光にして日なる方よ/
バルフォア・ガーディナー:夕べの賛歌/
ウッド:喜びの光をたたえ/
ギボンズ:見よ、あなたは私の日を束の間とされ/
ホルスト:イヴニング・ウォッチ/
タヴァナー:主の祈り/
ハリス:神なる主よ、我らを導きたまえ/
ブライズマン:平穏の内に/
ムーア:夕べの祈り/
タリス:ミゼレーレ/ベアストウ:祝福されし都市 |
ケンブリッジ・ジーザス・カレッジ合唱団
マーク・ウィリアムズ(指揮) |
15世紀末の1496年に設立され長い歴史を持つ、ケンブリッジ大学ジーザス・カレッジの合唱団。テーマに基づく充実のプログラムを発表している同合唱団の5枚目となるレコーディングは、16世紀から20世紀のイギリスにおける合唱音楽の歴史。
タリスやバード、タヴァナーはもちろんのこと、イギリスの近現代作曲家たちの作品に対する選曲眼が特筆もの。イギリスの合唱史のハイライトが表現されたプログラムである。
2015年6月29日−7月2日の録音。 |
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新世代の歌姫、エレナ・クサンザウダキス(ソプラノ)
囚われの夜鳴きうぐいす 〜
ソプラノ、クラリネットとピアノのためのドイツ・ロマン派の音楽
シュペート:アルプスの歌/
クロイツァー:ミル・ウィール/
プロッホ:スイスの郷愁、囚われの夜鳴きうぐいす(世界初録音)/
カリヴォダ:故郷の歌/
ラハナー:彼に会ってから、彼は誰よりも素晴らしい人(世界初録音)/
シューベルト:ロマンス、岩の上の羊飼い/
ソベック:我が故郷/
カリヴォダ:故郷を恋しがる羊飼いの娘/
リントペイントナー:羊飼いと人魚(世界初録音) |
エレナ・クサンザウダキス(ソプラノ)
ジェイソン・クサンザウダキス(クラリネット)
クレメンス・レスケ(ピアノ) |
パッパーノ&英国ロイヤル・オペラの「カルメン」でその歌声と存在感をアピールした、オーストリアのソプラノ、エレナ・クサンザウダキス。
シュペートやクロイツァー、カリヴォダなど、ロマン派時代のドイツやドイツ語圏で活躍した音楽家たちの、知られざるリートや室内楽作品と、その魅力を発掘する好企画。3つの世界初録音作品を収録。
2010年9月&11月&12月の録音。
ハイドンでの清楚な歌声が聴ける。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=rpC88GoLpK8
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おまけに。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=_TDhFr1ZdRE
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Bene Arte
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ボブ・チルコットのアレンジ&合唱曲集
伝承曲(チルコット編曲):マカレナで/チルコット:太陽、月、海と星/
伝承曲(チルコット編曲):フェラー・フロム・フォーチュン/
伝承曲(チルコット編曲):彼女はツバメのように歩く/
伝承曲(チルコット編曲):サン・バルベの住人/
伝承曲(チルコット編曲):怠け者の男/伝承曲(チルコット編曲):シェナンドー/
伝承曲(チルコット編曲):シンプルという贈りもの/
チルコット:スウィミング・オーヴァー・ロンドン/
カーン(チルコット編):ゴー・リトル・ボート/
ガーシュウィン(チルコット編):魅惑のリズム/
アンチエータ(チルコット編):愛をこめて、お母さま/
伝承曲(チルコット編曲):そこにあります、平原に/
伝承曲(チルコット編曲):草原を通っておいで/
伝承曲(チルコット編曲):モンタニャール/
伝承曲(チルコット編曲):赤とんぼ/伝承曲(チルコット編曲):故郷/
伝承曲(チルコット編曲):そこにわたしの愛しい人が/
チルコット:マリッジ・トゥ・マイ・レディ・ポヴァティ/
チルコット:愛しいあなたは美しい/
ウォルトン(チルコット編曲):やさしき唇にふれて/
チルコット:イーヴン・サッチ・イズ・タイム |
テネブレ・コンソート
ナイジェル・ショート(指揮) |
ナイジェル・ショート&テネブレ・コンソート!ボブ・チルコットのアレンジ&合唱作品集!
ナイジェル・ショートとボブ・チルコット。かつてキングズ・シンガーズのメンバーとして活躍した2人のコラボ—レーションによって実現した「チルコットのアレンジ&合唱曲集」!
英国合唱界の名匠ナイジェル・ショートが主宰するテネブレのメンバーによる小編成のヴォーカル・アンサンブル、テネブレ・コンソートが歌うチルコットの作品、そしてチルコットのアレンジによる、日本やカナダ、アメリカ、フランス、そしてイギリスなど世界各国の名旋律は絶品。
英国はもちろんのこと、ここ日本の合唱シーンでも絶大な人気を誇るチルコットの合唱作品。グレース・デイヴィッドソンなど名歌手たちのハーモニーが紡ぐ、チルコットの新たな定番の登場です!
※録音:2015年7月1日−3日&15日、ロンドン&ノーサンプトンシャー(イギリス)

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VIVAT
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VIVAT 111
(2CD/特別価格)
\4800 →\4390
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キングズ・コンソート
メンデルスゾーン版のエジプトのイスラエル人!これぞ決定盤!
ヘンデル:オラトリオ《エジプトのイスラエル人》
(メンデルスゾーン編曲による1833年デュセルドルフ版/
ロバート・キング校訂)
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キングズ・コンソート
キングズ・コンソート合唱団
ロバート・キング(指揮)
リディア・トイシャー(ソプラノ)
ジュリア・ドイル(ソプラノ)
ヒラリー・サマーズ(アルト)
ベンジャミン・ヒューレット(テノール)
ロデリック・ウィリアムズ(バス) |
メンデルスゾーン編曲&ロバート・キング校訂!ヘンデルの
《エジプトのイスラエル人》 の決定盤!日本語曲目表記オビ付き!
自主レーベル「ヴィヴァット(Vivat)」の創設と呼応して、堂々たる復活を果たしたイギリスが世界に誇るピリオド・オーケストラ、キングズ・コンソート。
ロバート・キングが満を持して取り組んだビッグ・プロジェクト、"メンデルスゾーン編曲"と"ロバート・キング校訂"によるヘンデルのオラトリオ「エジプトのイスラエル人」の"1833年デュセルドルフ版"!
1739年の初演では成功を収めることが出来なかったヘンデルの「エジプトのイスラエル人」。
時は流れて19世紀のドイツ、デュッセルドルフ。ヘンデルのオラトリオを研究していたメンデルスゾーンが自筆譜や断片を元に、新たな序曲の創作、英語歌詞からドイツ語歌詞への変更、19世紀の楽器に対応したオーケストレーション、雄大な二重合唱など、様々な改編を行い、完成させたのが"1833年デュッセルドルフ版"の「エジプトのイスラエル人」なのである。
J.S.バッハの「マタイ受難曲」を蘇演、再興へと導いたメンデルスゾーンの手腕は、ここでも余すことなく発揮されており、壮麗なロマン派風の音楽へと生まれ変わったヘンデルの「エジプトのイスラエル人」は、後の「聖パウロ」や「エリヤ」へと続く重要な転機となった作品である。
ロバート・キングはこのプロジェクトのために、さらなる楽興研究、時代考証を重ね楽譜を校訂。メンデルスゾーン版「エジプトのイスラエル人」の決定盤がここに誕生です!
※録音:2015年10月26日−30日、セント・ジュード教会(ロンドン)/ピッチ:A=430

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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APR
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APR 6019
(2CD/特別価格)
\2500 →\2290
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ヴィルヘルム・ケンプ 〜
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集 〜 78回転盤録音集 |
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ) |
ピアノ協奏曲第1番ハ長調 Op.15
〔ベルリン国立歌劇場管弦楽団(1925年9月録音/原盤:Polydor
69815/8)〕
バガテル ハ長調Op.33-5(1920年頃録音/原盤:Polydor
62400)
6つのエコセーズ変ホ長調 WoO.83(1920年頃録音/原盤:Polydor
62400)
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
〔パウル・ファン・ケンペン(指揮)、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
(1942年6月11日/原盤:Polydor 6246/50)〕
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
〔パウル・ファン・ケンペン(指揮)、ドイツ・オペラ管弦楽団
(1940年3月19日/原盤:Polydor 62674/8)〕
ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 Op.73《皇帝》
〔ペーター・ラーベ(指揮)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(1936年1月6日/原盤:Polydor 67082/6)〕
ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 Op.129《失くした小銭への怒り》
(1937年9月24日/原盤:Polydor 62802) |
ヴィルヘルム・ケンプのベートーヴェン!第二次大戦前&戦時中のピアノ協奏曲集!
20世紀ドイツの大ピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプ(1925−1942)。ベートーヴェンの「後期ピアノ・ソナタ集」(APR
6019)に続く、APRからの復刻第2弾は、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲集」!
1925年代から1942年にかけて収録された4つの協奏曲、そしてケンプの初録音(1920年頃)である「バガテル
Op.33-5」と「6つのエコセーズ WoO.83」など、第二次世界大戦前、戦時中の録音が、名エンジニア、マーク・オーバート=ソーンのリマスタリングで蘇える。
戦前、戦時中のケンプのピアニズムをAPRの定評ある復刻で。前作「後期ピアノ・ソナタ集」に続き、ケンプ・ファン、ヒストリカル・コレクター要注目のタイトルが登場です!
※録音:1920年頃−1942年
※リマスタリング:マーク・オーバート=ソーン |
<メジャー・レーベル>
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SONY
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8887509893-2
\2700→\2490 |
クリスチャン=ピエール・ラ・マルカ/Cantus(チェロで奏でる崇高なる歌)
1) J.S.バッハ:『マニフィカト BWV.243a』より
「権力ある者をその座から引き降ろし」
2) フォーレ:『レクイエム Op.48』より
「ピエ・イエズ」,
3) J.S.バッハ:『マタイ受難曲 BWV.244』より
「憐れみたまえ、わが神よ」,
4) ジョン・タヴナー:『埋葬式のイコス』,
5) J.S.バッハ:『マニフィカト BWV.243』より
「その憐れみは代々に限りなく」,
6) バーバー:『弦楽のためのアダージョ Op.11』,
7) ペルゴレージ:『スターバト・マーテル』より
「悲しみの母は立っていた」,
8) フランク:『天使の糧 Op.12』,
9) ヴィヴァルディ:『スターバト・マーテル
RV.621』より
「さあ、御母よ、愛の泉よ」,
10) ピアソラ:『アヴェ・マリア』,
11) ヴィヴァルディ:『スターバト・マーテル
RV.621』より
「悲しみの母は立っていた」,
12) モーツァルト:『アヴェ・ヴェルム・コルプス
K.618』,
13) J.S.バッハ:『コラール前奏曲「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV.639』,
14) ヘンデル:『主は言われた HWV.232』より「彼は道ばたの渓流から水を飲み」,
15) サン=サーンス:『祈り Op.158』,
16) アレグリ:『ミゼレーレ』,
17) チエリ・エスケシュ:『彩色挿絵』 |
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クリスチャン=ピエール・ラ・マルカ(チェロ)/
アレクシス・コセンコ(指揮)
レサンバサドゥール(ピリオド楽器アンサンブル),
フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー:8),
パトリシア・プティボン(ソプラノ:12&17),
チエリ・エスケシュ(オルガン:12,15,17) |
フランスの同世代で最も将来を嘱望されているチェリストの一人、クリスチャン=ピエール・ラ・マルカのソニー・ミュージックからの3枚目のソロ・アルバムです。
ラ・マルカは1983年生まれ。パリ国立高等音楽院でフィリップ・ミューレ教授に師事し、同音楽院を最高位で卒業。引き続き、ケルン音楽大学でフランス・ヘルマーソン教授に師事。レパートリーは、バロック音楽から現代音楽まで幅広く、殊に現代フランスの作曲家(ニコラス・バクリ、ティエリー・エスッケシュ等)の曲を精力的に演奏しています。
室内楽にも力を注いでおり、「ダリ・ピアノ・トリオ」を結成し、第6回大阪国際室内楽コンクールで優勝しています。ブリュッセルのエリザベート王妃音楽学校を基点に活動しており、イツァーク・パールマンに招聘され、ニューヨークでの室内楽ワークショップで同氏と共演。さらに小澤征爾の主宰するスイス室内楽アカデミーに昨年選抜され、ジュネーヴのヴィクトリア・ホールで演奏。そのほかヨーロッパ中のオーケストラと共演し高い評価を得ています。
このアルバムでは、ヴィヴァルディからピアソラまで幅広い時代の宗教的声楽作品を中心として、それをチェロ独奏と室内オーケストラ用に編曲し奏でていきます。ピリオド奏法の研究を行う彼らしく、モダン楽器を使用しながらも、ノン・ヴィヴラートと美しくのびやかな音色を融合させ、しっとりと情緒たっぷりなチェロをお聴きいただけます。
バックの室内オーケストラはピリオド楽器によっており、さらに宗教的な祈祷が感じられるはずです。ゲストとして、カウンターテノールのフィリップ・ジャルスキー、ソプラノのパトリシア・プティボンも参加しています。
《録音》2015年7月, パリ、サル・コロンヌ(デジタル:セッション)

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RCA
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8884309534- 2
(24CD)
\11000→\9990 |
ヤッシャ・ハイフェッツ/ザ・コンプリート・ステレオ・コレクション[リマスタード](CD24枚)
※CD1〜CD7 協奏曲集
【CD1】
『ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
(1955年2月21&22日 シカゴ・シンフォニーホール)
『チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) フリッツ・ライナー(指揮)シカゴ交響楽団
(1957年4月19日 シカゴ・シンフォニーホール)
【CD2】
『ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) シャルル・ミュンシュ(指揮) ボストン交響楽団
(1955年11月27&28日 ボストン・シンフォニーホール)
『メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) シャルル・ミュンシュ(指揮) ボストン交響楽団
(1959年2月23〜25日 ボストン・シンフォニーホール)
【CD3】
『シベリウス: ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ワルター・ヘンドル(指揮) シカゴ交響楽団
(1959年1月10&12日 シカゴ・シンフォニーホール)
『プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調Op.63』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) シャルル・ミュンシュ(指揮) ボストン交響楽団
(1959年2月23〜25日 ボストン・シンフォニーホール)
『グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ワルター・ヘンドル(指揮) RCAビクター交響楽団
(1963年6月3&4日 サンタ・モニカ、シヴィック・オーディトリアム)
【CD4】
『ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) サー・マルコム・サージェント(指揮)
ロンドン新交響楽団
(1961年5月14&16日 ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール)
『ブルッフ:スコットランド幻想曲 Op.46』
『ヴュータン:ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調Op.37』
(1961年5月15&22日 ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール)
【CD5】
『J・S・バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) エリック・フリードマン(Vn)、
サー・マルコム・サージェント(指揮)
ロンドン新交響楽団
(1961年5月19&20日 ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール)
『モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調K.364』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ウィリアム・プリムローズ(Va)、
アイズラー・ソロモン(指揮) RCAビクター交響楽団
(1956年10月2日 リパブリック・スタジオ・サウンド・ステージ9)
『ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調Op.102』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、
アルフレッド・ウォーレンステイン(指揮)RCAビクター交響楽団
(1960年5月19&20日 リパブリック・スタジオ・サウンド・ステージ9)
【CD6】
『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
サー・マルコム・サージェント(指揮)
ロンドン新交響楽団
(1961年5月14&16日 ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール)
『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) 室内管弦楽団
(1963年10月6日 ロサンジェルス、スコティッシュ・ライト・オーディトリアム)
『ヴィヴァルディ:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲変ロ長調RV.547,F.IV-2,P.388』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、室内管弦楽団 マルコム・ハミルトン(cemb)
(1964年10月10日 ロサンジェルス、スコティッシュ・ライト・オーディトリアム)
【CD7】
『ロージャ:ヴァイオリン協奏曲Op.24』
〜 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
ワルター・ヘンドル(指揮)ダラス交響楽団
(1956年3月27日 ダラス・ステート・フェア・ミュージック・ホール)
『ロージャ:協奏交響曲Op.29〜主題と変奏』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc) 室内管弦楽団
(1963年10月7日 ロサンジェルス、スコティッシュ・ライト・オーディトリアム)
『ベンジャミン:ロマンティックな幻想曲』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) アイズラー・ソロモン(指揮) RCAビクター交響楽団
(1956年10月1日 リパブリック・スタジオ・サウンド・ステージ9)
※CD8ハイフェッツ&ピアティゴルスキー〜二重奏曲集
【CD8】
『ボッケリーニ:チェロ・ソナタ ニ長調』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
(1964年11月18日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲Op.7』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
(1960年9月20&21日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『マルティヌー:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第1番』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
(1964年10月18日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『エルンスト・トッホ:ディヴェルティメントOp.37-2』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
(1965年4月16日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『ストラヴィンスキー(ハイフェッツ&ピアティゴルスキー編):イタリア組曲』
『ハルヴォルセン:ヘンデルの主題によるパッサカリア』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
(1963年10月14日、11月12日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『グリエール:前奏曲Op.39-1』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
(1964年11月18日 ハリウッド、RCAスタジオ)
※CD9ハイフェッツ、プリムローズ、ピアティゴルスキー〜弦楽三重奏曲集
【CD9】
『J・S・バッハ:シンフォニア第4番ニ短調BWV790』
『J・S・バッハ:シンフォニア第9番ヘ短調BWV795』
『J・S・バッハ:シンフォニア第3番ニ長調BWV789』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ウィリアム・プリムローズ(Va)、
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
(1960年8月15,16,18日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『ベートーヴェン:セレナード ニ長調Op.8』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ウィリアム・プリムローズ(Va)、
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc) (1960年8月15&22日 ハリウッド、RCAスタジオ2)
『ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第3番ニ長調Op.9-2』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ウィリアム・プリムローズ(Va)、
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)(1960年8月17&22日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『シューベルト:弦楽三重奏曲第2番変ロ長調D.581「ソナタ」』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ウィリアム・プリムローズ(Va)、
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)(1960年8月16&22日 ハリウッド、RCAスタジオ)
※CD10〜13ピアノ三重奏曲集
【CD10】
『ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調Op.1-1』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、
ジェイコブ・ラテイナー(P) (1964年3月23日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調Op.70-2』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、レナード・ペナリオ(P)
(1963年10月3&4日 ハリウッド、RCAスタジオ)
【CD11】
『シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D.929,Op.100』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
ジェイコブ・ラテイナー(P)(1965年8月18&19日 ハリウッドRCAスタジオ)
ヤッシャハイフェッツ(Vn) グレゴルピアティゴルスキ(Vc)、ジェイコブラテイナ(P)
(1965年8月18&19日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『ブラームス:ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、レナード・ペナリオ
(P)
(1963年10月16日 ハリウッド、RCAスタジオ)
【CD12】
『ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第3番ヘ短調Op.65,B.130』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、
レナード・ペナリオ(P) (1963年11月11日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90,B.166「ドゥムキー」』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、ジェイコブ・ラテイナー(P)
(1968年6月1&2日 スコティッシュ・ライト・オーディトリアム)
【CD13】
『メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、レナード・ペナリオ(P)
(1963年11月7&8日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.32』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、
レナード・ペナリオ(P) (1963年10月17日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『トゥリーナ:ピアノ三重奏曲第1番Op.35』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、
レナード・ペナリオ(P) (1963年11月6日 ハリウッド、RCAスタジオ)
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※CD14ピアノ五重奏曲集
【CD14】
『ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲第2番イ長調Op.81,B.155』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、
イスラエル・ベイカー(Vn) ウィリアム・プリムローズ(Va)
ジェイコブ・ラテイナー(P) (1964年3月24&25日 録音場所不明)
『フランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調M.7』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) イスラエル・ベイカー(Vn)、
ウィリアム・プリムローズ(Va) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、
レナード・ペナリオ(P) (1961年8月21&22日 ハリウッド、RCAスタジオ)
※CD15ピアノ四重奏&五重奏曲集
【CD15】
『ブラームス:ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.60』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、
サンフォード・ションバッハ (Va) レナード・ペナリオ(P)
(1964年11月9&19日ハリウッド、RCAスタジオ)
『ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲第2番イ長調Op.81,B.155』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、
イスラエル・ベイカー(Vn) ジョゼフ・ド・パスクァーレ(Va)、ジェイコブ・ラテイナー(P)
(1964年11月9&19日 ハリウッド、RCAスタジオ)
※CD16〜19弦楽のための室内楽作品集
【CD16】
『モーツァルト:弦楽五重奏曲第3番ハ長調K.515』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) イスラエル・ベイカー(Vn)、
ウィリアム・プリムローズ(Va) ヴァージニア・マジェフスキ(Va)
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc) (1964年3月26&27日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『モーツァルト:弦楽五重奏曲第4番ト短調K.516』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) イスラエル・ベイカー(Vn)、
ウィリアム・プリムローズ(Va) ヴァージニア・マジェフスキ(Va)、
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)(1961年8月29&30日 ハリウッド、RCAスタジオ2)
【CD17】
『シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956,Op.163』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) イスラエル・ベイカー(Vn)
ウィリアム・プリムローズ(Va) 、グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
ガーボル・レイト(Vc)
(1961年11月30日&12月1日 ハリウッド、RCAスタジオ2)
『ブラームス:弦楽六重奏曲第2番ト長調Op.36』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) イスラエル・ベイカー(Vn)、
ウィリアム・プリムローズ(Va) ヴァージニア・マジェフスキ(Va)、
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc) ガーボル・レイト(Vc)
(1961年8月28&29日 ハリウッド、RCAスタジオ)
【CD18】
『メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調Op.20』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) イスラエル・ベイカー(Vn)、
アーノルド・ベルニック(Vn) ジョゼフ・ステパンスキー(Vn)
ウィリアム・プリムローズ(Va) ヴァージニア・マジェフスキ(Va)、
グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc) ガーボル・レイト(Vc)
(1961年8月24&25日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『シュポア:複弦楽四重奏曲第1番ニ短調Op.65』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) イスラエル・ベイカー(Vn)、
ピエール・アモイヤル(Vn) ポール・ロゼンタール(Vn)、ミルトン・トーマス(Va)
アラン・ハーシュマン(Va)、グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
ローレンス・レッサー(Vc) (1968年6月24&25日 スコティッシュ・ライト・オーディトリアム)
『フランセ:弦楽三重奏曲ハ長調』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)、
ジョゼフ・ド・パスクァーレ(Va) (1964年11月11日 ハリウッド、RCAスタジオ)
【CD19】
『ブラームス:弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.111』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) イスラエル・ベイカー(Vn)、
ポール・ロゼンタール(Va) ミルトン・トーマス(Va) グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
(1968年9月16&17日 スコティッシュ・ライト・オーディトリアム)
『チャイコフスキー:弦楽六重奏曲ニ長調Op.70「フィレンツェの想い出」』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) イスラエル・ベイカー(Vn)、
ポール・ロゼンタール(Va) ミルトン・トーマス(Va) 、グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
ローレンス・レッサー(Vc) (1968年6月26&27日 スコティッシュ・ライト・オーディトリアム)
『チャイコフスキー:ゆううつなセレナードOp.26』
『チャイコフスキー:セレナード ハ長調Op.48〜「ワルツ」』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ブルックス・スミス(P)
(1970年7月8&10日 ハリウッド、RCAスタジオ)
※CD20〜21リサイタル
【CD20】
『ファーガソン:ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.2』
『ハチャトゥリアン:ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.1』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) リリアン・シュトイバー(P)
(1966年2月7&8日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調Op.75』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ブルックス・スミス(P)
(1967年5月2〜4日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『ガーシュウィン:3つの前奏曲』
『ガウ歌劇「ポギとベり「タイ「女は気まぐれ「うち人は逝また「そんなと
『ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」より
「サマータイム」「女は気まぐれ」「うちの人は逝ってしまった」
「そんなことはどうでもいいさ」
「ベス、おまえはおれのもの」「ブルースのテンポで」』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ブルックス・スミス(P)(1965年4月13&14日 ハリウッド、RCAスタジオ)
【CD21】
『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ブルックス・スミス(P)(1960年9月16&22日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ハ長調D.934,Op.159』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ブルックス・スミス(P)
(1968年9月19&20日 ハリウッド、RCAスタジオ)
『ドビュッシー:「ビリティスの歌」〜第2番「髪」』
『ドビュッシー:ゴリウォーグのケークウォーク』
『ドビュッシー:美しい夕暮れ』『ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ第6&7番』
『プーランク:常動曲』
『サン=サーンス:白鳥』
『イベール:小さな白いロバ』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ブルックス・スミス(P)
(1965年4月13&14日 ハリウッド、RCAスタジオ)
※CD22〜23 ラスト・リサイタル(ドロシー・チャンドラー・パヴィリオン・ライヴ)
【CD22】
『フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調』
『R・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ブルックス・スミス(P)
(1972年10月23日 ドロシー・チャンドラー・パヴィリオンでのライヴ)
【CD23】
『J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調BWV.1006〜
ジーグ、ルール、前奏曲』
『ブロッホ:「パール・シェム」〜ニーグン』
『ドビュッシー(ロック編):レントより遅く』
『ラフマニノフ(ハイフェッツ編):練習曲「音の絵」変ホ長調Op.33-4』
『ファリャ(コハニスキ編):「7つのスペイン民謡」第5番~ナナ(子守歌)』
『クライスラー:カルティエのスタイルによる狩り』
『ラヴェル:ツィガーヌ』
『カステルヌオーヴォ=テデスコ(ハイフェッツ編):2つの海の練習曲〜海のささやき』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ブルックス・スミス(P)
(1972年10月23日 ドロシー・チャンドラー・パヴィリオンでのライヴ)
※CD24最後のセッション録音とアンコール集
【CD24】
『J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV.1004〜「シャコンヌ」』
『モーツァルト:「ハフナー・セレナーデ」K.250〜「ロンド」』
『プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」〜「行進曲」』
『ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女』
『ガーシュウィン:「ポーギーとベス」〜「そんなことはどうでもいいさ」』
『ラフマニノフ(ハイフェッツ編):ひなぎくOp.38-3』
『コルンゴルト:劇音楽「空騒ぎ」〜「庭園の場」(+リハーサル音源)』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ブルックス・スミス(P)
(1970年9月15,16,22日 パリ、ORTFスタジオ)
『シベリウス:組曲「ペルシャザールの宴」〜夜想曲』
『ヴィエニャフスキ:奇想的ワルツOp.7』
『ラフマニノフ(ハイフェッツ編):ひなぎくOp.38-3』
『ラフマニノフ(ハイフェッツ編):東洋風の踊り
Op.2-2』
『ファリャ:7つのスペイン民謡〜「ナナ」と「ホタ」』〜
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) ブルックス・スミス(P)
(1967年5月2〜4日 ハリウッド、RCAスタジオ) |
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■完全生産限定盤
■24CD予定
■仕様:・アメリカ盤初出LPデザインによる紙ジャケット仕様・ハードカヴァー別冊解説書付き・収納用リッド・オフ・ボックスサイズ:
横 12.7 cm x 縦 9 cm x 高さ 12.7 cm重量:
1.1 kg
■20世紀ヴァイオリン演奏史に巨大な足跡を残したヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)。幸運なことに彼の最円熟期はちょうどRCAがステレオ録音を実現させた1950年代〜60年代と重なり、当時としては最新鋭の技術と機材によって、ハイフェッツの貴重な演奏が鮮明なステレオ録音として残されることになりました。今回のボックス・セットは、そうしたハイフェッツのステレオ録音のすべてを24枚のCDにコンパイルし、さらにオリジナル・アナログ・マスターから新たに24bitリマスター(およびリミックス)を施して、その音質をさらに向上させた形で発売いたします。
■収録曲は、ライナー指揮シカゴ交響楽団やミュンシュ指揮ボストン交響楽団など当時のアメリカ楽壇の最高峰ともいえる指揮者・オーケストラと共演したベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーン、チャイコフスキー、シベリウスなどのヴァイオリン協奏曲のほか、1961年に盟友グレゴール・ピアティゴルスキーと共にロスアンジェルスを中心に開始した一連の室内楽コンサート・シリーズと並行して録音制作された、さまざまなソリストの組み合わせによる室内楽、それにベートーヴェン「クロイツェル」、シューベルト「幻想曲」、ファーガスンやハチャトゥリアなどのヴァイオリン・ソナタ、それからハイフェッツの十八番だったガーシュウィンをはじめとする小品集、バッハのシャコンヌなど、ハイフェッツのレパートリーの真髄を味わえるレパートリーが目白押しです。
■それらに加えて、1972年10月23日、ロサンジェルスにおける生涯最後のリサイタルのライヴ録音も含まれています。
フランクとシュトラウスのソナタに始まり、バッハのパルティータ第3番、ブロッホ「バール・シェム」、ドビュッシー「レントより遅く」などの小品が披露されるリサイタルでは、70を過ぎてもまったく衰えを知らぬハイフェッツの技巧と音楽性を味わうことができます。ハイフェッツのプロデューサーだったRCAのジョン・ファイファーを起用して録音されましたが、録音後RCAが巨額の契約金に難色を示したため、ライバル会社のCBSから発売されたという異例のエピソードも残されています。
■各ディスクは、作曲家もしくは共通のテーマで括られ、ほぼ録音・発売順に収録されています。オリジナルLPのカップリングではありませんが、音楽的なバランスのとれた組み合わせになっています。
■各ディスクは初出LPデザインを基にした紙ジャケットに封入。ハイフェッツ研究家として名高いジョン・マルティーズによる新規ライナーノーツ、各アルバムの詳細な録音データを掲載したハードカヴァーの別冊解説書付き。
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<国内盤>
BERLINER PHILHARMONIKER(LP)
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KKC 1054
(8LP)
\32407+税
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シューベルト:交響曲全集(LP) |
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮) |
LP1
A面:交響曲第1番ニ長調 D82 B面: 交響曲第3番ニ長調
D200
LP2 交響曲第2番変ロ長調 D125
A 面: 第1楽章/ 第2楽章 B 面: 第3楽章/
第4楽章
LP3 交響曲第4番ハ短調 D417『悲劇的』
A 面: 第1楽章/ 第2楽章 B 面: 第3楽章/
第4楽章
LP4 交響曲第5 番変ロ長調 D485
A 面: 第1楽章/ 第2楽章 B 面: 第3楽章/
第4楽章
LP5 交響曲第6番ハ長調 D589
A 面: 第1楽章/ 第2楽章 B 面: 第3楽章/
第4楽章
LP6 交響曲第7番ロ短調 D759『未完成』
A 面: 第1楽章 B 面: 第2楽章
LP7&8 交響曲第8番ハ長調 D944『グレート』
LP7 A面:第1楽章 LP7 B面:第2楽章 LP8 A面:第3楽章 LP8
B面:第4楽章 |
アーノンクールとベルリン・フィルが新たに打ち立てたシューベルト像、限定プレスLPで登場!
録音:2003年10月23-25日[交響曲第3&4番]、2004年4月22-24日[交響曲第1番]、2004年12月2-5
日[ 交響曲第6&7番]、2005年4月14-16日[交響曲第2番]、2006年3月22-24日[交響曲第5&8番]
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)/180g、限定盤、日本語帯・解説付
2015 年度「第53 回」レコード・アカデミー賞 大賞を受賞したアーノンクールの「シューベルト・エディション」(KKC-5445)から、交響曲全曲がLP
化されました。本セットにも恒例のハイレゾ音源のダウンロード・コードとデジタル・コンサートホール7
日間無料視聴バウチャーが付属しています。
「シューマン交響曲全集」のLP(KKC1045) でも、そのこだわり抜いた音質は話題となりましたが、今回も同様に、名トーンマイスターとして知られているライナー・マイヤール氏の録音スタジオ、エミール・ベルリナー・スタジオで、マスタリングが行われ、ドイツ有数の製造会社「オプティマル」でプレスされています。
「モーツァルトやベートーヴェンと比較することには意味はなく、シューベルト独自の音楽世界を表現するべきだ」と言うアーノンクール。特に初期の交響曲に関しては、作品を歴史上の一過程と捉えるものではなく、完成された個々の作品として細部まで磨き上げられた音楽を聴かせています。アーノンクールにとってシューベルトの交響曲全曲録音はコンセルトヘボウ以来2
度目。その他にも、ウィーン交響楽団やベルリン・フィルとも単曲で収録しているアーノンクールは、シューベルトの作品に対して「シューベルトは常に心の友であり、音楽の化身でした」と語っており、自身にとっても特別な演奏であることがうかがえます。
アーノンクールは2015 年12 月5 日に体力的な理由から引退を表明しています。このLPセットは、一時代を築いた古楽界、音楽界の名匠の貴重な音源となるでしょう。
封入特典
ダウンロード・コード
上記のLP8 枚分のハイレゾ音源をダウンロードできる無料チケットコードが封入(24bit/48kHz)
デジタル・コンサートホール 7日間無料視聴バウチャー

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<映像>
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EURO ARTS(映像)
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20 61518
(DVD)
\3100 →\2890
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閲覧注意!
チャイコフスキー・ファイル〜ある作曲家の告白
挿入映像:バレエ「チャイコフスキー」
ウラジーミル・マラーホフ主演、ボリス・エイフマン振付
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出演:ダーク・ジョンストン
(インタビュー):
ウラジーミル・マラーホフ、
キャメロン・カーペンター、
カディア・グレンケ、
フィリップ・バロック |
チャイコフスキー・ファン困惑、BL 好き興奮、タブーのテーマに肉薄する前代未聞のドキュメンタリー
NTSC 16:9、PCM STEREO、言語:英語、独語、字幕:日本語、リージョン:All、53分/監督:ラルフ・プレガー
奇才ラルフ・プレガーによるチャイコフスキーのドキュメンタリー。とは言っても音楽物でも伝記物でもなく、彼の人生と死を同性愛の見地から考証しています。
チャイコフスキーが男色家であったことは知られていますが、何分にもロシア文化の象徴の大作曲家だけに、タブーの領域とされてきました。
このドキュメンタリーでは、手紙や日記から彼のゲイ・ライフや偽装結婚の真実などを暴露。オネエ言葉や女装、さらにはスカトロ趣味まで、唖然とさせられる事実が明るみに出されます。
映像は幻想的で、腐女子好みのBL 的な美しさに満ちています。さらに同じ世界の住人であるダンサーのマラーホフやオルガニストのカーペンターが、バレエや音楽でなくチャイコフスキーと同性愛問題について個人的かつ親密な意見を述べています。
その合間にマラーホフ演じるバレエ「チャイコフスキー」の腐臭漂う情景や、ドイツのイケメン俳優ダーク・ジョンストンが妄想上のカレ役を演じ、BL
コミックスのような裸体を惜しげもなく晒すだけでなく、チャイコフスキーの歌曲「ただ憧れを知る者だけが」を妖しげな眼差しで、韓流ポップス風に歌う様もゲイと腐女子狂喜の世界となっています。
話し言葉は基本的に英語で、音楽学者のインタビュー等一部がドイツ語ですが、日本語字幕付きのため難しい専門用語も理解できます。
※ただし、学術的なチャイコフスキー論ではないため、観る方によっては不快感をもよおす可能性がございます。
※また激しい露出はありませんが、男性の裸体が頻繁に登場します。閲覧にご注意下さい。

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1/27(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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HMF
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ベルリン古楽アカデミー
ヘンデル:水上の音楽 HWV348-50 (1717)
第1組曲ヘ長調HWV348(10曲)
第2組曲ニ長調HWV349(5曲)
第3組曲ト長調HWV350(6曲) |
ベルリン古楽アカデミー
ゲオルク・カールヴァイト(音楽監督) |
新年の幕開けにふさわしいベルリン古楽アカデミーによる輝かしい「水上の音楽」
録音:2015年11 月5日/48’36
名人集団ベルリン古楽アカデミーの最新盤はヘンデルの「水上の音楽」。1717
年7 月17 日にロンドンのテムズ河を舞台に行われた豪華絢爛な川遊びのお祭り用に、ヘンデルが書いた豪華な本作品を、ベルリン古楽アカデミーがこれまた卓越したアンサンブルで煌びやかに鳴り響かせています。
「水上の音楽」は独奏楽器(ホルン、トランペット、フルート)と合奏による合奏協奏曲の様式で書かれており、管楽器がソリスティックに活躍し、明るく華やかな雰囲気を演出します。
実際にジョージ1世は演奏にいたく感動し、約1
時間のこの曲を計3 回演奏させ、50 人の楽士に対するギャラが150
ポンドかかったという話まで残っており、音楽も観客も非常に盛り上がった上演だったことがうかがえます。
「水上の音楽」はヘンデルの作品としては珍しく自筆譜が残っておらず、どのような曲順で演奏されていたか長らく謎に包まれており、様々な版(レートリッヒ版、クリュザンダー版、ハーティ版、ハレ版など)が存在します。
曲の成立を踏まえてヘ長調、ニ長調、ト長調の3
つの組曲を主流として演奏されています。
ベルリン古楽アカデミーは、各人のもつ名人芸と一糸乱れぬ精緻なアンサンブル、そして鋭敏なリズム感と絶妙なバランス感覚を駆使して、「水上の音楽」に生命感を与え作品のもつイベント性をよい一層演出し、色彩豊かな演奏を繰り広げています。

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AVIE
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アンドルー・パロット&タヴァナー・クワイア、ジョン・タヴァナー
タヴァナーの西風のミサとヘンリー8世の宮廷音楽
ジョン・タヴァナー:
西風のミサ、われは天の声を聞きぬ、イン・ノミネ、安息日が過ぎて
ヘンリー8世:今, 愛が支配するならば、タンデル・ナーケン
ウィリアム・コーニッシュ:Yow and I and
Amyas、ファ・ラ・ソ
ヒュー・アストン:ホーンパイプ
作曲者不詳(16世紀初期):
西風、My lady Careys dompe、
ウィンクフィールド夫人のラウンドによる小品、
O blessed lord, how may this be、Wher
be ye my love? |
アンドルー・パロット(指揮)
タヴァナー・クワイア&
プレイヤーズ |
アンドルー・パロット&タヴァナー・クワイア、ジョン・タヴァナーの"西風のミサ"!
アンドルー・パロットとタヴァナー・クワイアによるジョン・タヴァナー・アルバムは、タヴァナーの「西風のミサ」と、イングランド王ヘンリー8世の時代の宮廷音楽!
イングランドの俗謡「西風」の旋律に基づくタヴァナーの代表作「西風のミサ」に、作曲者不詳の「西風」を3曲、そしてウィリアム・コーニッシュやヒュー・アストン、ヘンリー8世自身の作品を組み合わせたプログラムで、当時の宮廷の音楽を俯瞰する。 |
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ヘンデル:トリオ・ソナタ集
トリオ・ソナタ ト短調 HWV.393/トリオ・ソナタ
ホ長調 HWV.394/
トリオ・ソナタ ヘ長調 HWV.392/シンフォニア
変ロ長調 HWV.339/
トリオ・ソナタ ハ長調 HWV.403 《サウル》/
トリオ・ソナタ HWV.50a 変ロ長調 《エステル》/
トリオ・ソナタ ハ短調 HWV.386a |
ブルック・ストリート・バンド |
2003年に演奏者5人という小編成でヘンデルの「水上の音楽」(AV
0028)でデビューを果たした新進気鋭の女流ピリオド・アンサンブル、ブルック・ストリート・バンドの結成20周年記念!
これまでに《水上の音楽》、《トリオ・ソナタ
Op.5》、《チェロ・ソナタ》、《英語のカンタータと歌曲》、《トリオ・ソナタ
Op.2》など、数々のヘンデル・アルバムを送り出してきたスペシャリストによる新たな「トリオ・ソナタ集」には、オラトリオ
《エステル》からの「序曲」の室内楽バージョンを収録! |
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セファルディック・ジャーニー 〜
スペイン系ユダヤ人の旅 |
アポロズ・ファイア、
ジャネット・ソレル(ディレクター) |
アメリカ古楽界に新風を吹き込んでいるクリーヴランドのバロック・オーケストラ、アポロズ・ファイア。「セファルディック・ジャーニー」は、エルサレム、寺院、愛とロマンス、安息日、饗宴と祝祭をテーマに、エルサレム、スペイン、イタリア、トルコ、北アメリカの音楽と古典合唱をめぐる旅。 |
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シークレット・ラヴァー 〜
マッツォッキ、ロッシ、カッチーニ、
ストロッツィ、ディンディア、ルッツァスキ:
歌曲集 |
テネット
〔ジョル・グリーンリーフ(ソプラノ)、
モリー・クイン(ソプラノ)、
ヴァージニア・ウォーンケン
(メゾ・ソプラノ)〕 |
ニューヨークを拠点に活躍する古楽アンサンブル、テネットのAvie第2弾。
ルネサンスからバロック音楽と、幅広いレパートリーを持つテネットが歌う、17世紀イタリアの歌曲集。ピューリッツァー賞受賞作曲家のキャロライン・ショウ(b.1982)に委嘱した新作も収録。 |
GUILD
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ブルン:管弦楽作品集 Vol.8
交響曲第8番イ長調/シェック(ブルン編)
:アルトのための3つの歌 |
アドリアーノ(指揮)
ブラティスラヴァ交響楽団
ベルナデット・フォドール(メゾ・ソプラノ)
ツザーナ・ディンコヴァ(バス・クラリネット)
トマシュ・ヤノシク(フルート) |
19世紀末から20世紀前半、オトマール・シェックやフォルクマール・アンドレーエと同じ時代を生きたスイスのコンポーザー=コンダクター、フリッツ・ブルン(1878−1959)。
ブルンの知名度向上&再評価に大きく貢献してきたGuildによる管弦楽作品集の第8弾では、1942年に出版された重厚でロマン派的な作風を持つ「交響曲第8番」と、ブルンがオーケストレーションを施した、オトマール・シェックの3つの歌曲を収録!
※録音:2015年1月5日−10日&8月19日、スロヴァキア放送スタジオ1(ブラティスラヴァ) |
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槍とリュートを 〜 フランスのスイス衛兵隊の音楽 |
ジュリアン・ベーア(リュート) |
バチカンの衛兵としても知られるスイス衛兵隊の音楽。
カプリコルヌス・コンソート・バーゼルなどに参加するリューティスト、ジュリアン・ベーアが、17世紀フランス王家に使えたスイス傭兵の音楽をチューリッヒやバーゼル、ベルンなどスイス各地の図書館に所蔵されていたマニュスクリプトを読み解き、現代に蘇らせる。
※録音:2015年7月14日−17日、セント・マーティン教会(イースト・ウッドヘイ、イギリス) |
NIFC
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NIFCCD 617-618
(2CD)
\5000 →\4590
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シャルル・リシャール=アムラン 〜
第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ
ショパン:夜想曲第17番ロ長調 Op.62-1/
練習曲第17番ホ短調 Op.25-5/
練習曲第12番ハ短調 Op.10-12《革命》/
バラード第3番変イ長調 Op.47/
幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61/
ワルツ第8番変イ長調 Op.64-3/
ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44/ロンド変ホ長調
Op.16/
前奏曲第25番嬰ハ短調 Op.45/舟歌嬰ヘ長調
Op.60/
4つのマズルカ Op.33/夜想曲第18番ホ長調
Op.62-2/
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58 |
シャルル・リシャール=アムラン
(ピアノ/Yamaha) |
第17回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ!シャルル・リシャール=アムラン
ショパン国際ピアノ・コンクールも主宰する「ショパン・インスティテュート」の自主レーベル"NIFC"から、2015年に行われた第17回ショパン国際ピアノ・コンクールのライヴが登場。
第1弾は、見事第2位&最優秀ソナタ賞に輝いた、カナダ出身のシャルル・リシャール=アムラン!
2011年の「ヨーロッパ賞」受賞を始め、モントリオール国際コンクール第2位、ソウル国際音楽コンクール第3位&特別賞などの受賞歴を誇り、ショパン・コンクールの第2位入賞によって大ブレイクを果たしたリシャール=アムラン。YAMAHAピアノから紡ぎだされる美しい音色によって、完成度の高いショパンを披露しています。
※録音:2015年10月1日−23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワルシャワ、ポーランド)
☆1月23日〜1月31日 ショパン国際ピアノ・コンクール2015 入賞者ガラ・コンサートで来日!

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TACTUS
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ステファノ・モンタナーリ登場!
マリーノ:弦楽と通奏低音のための協奏曲とソナタ集
5声の協奏曲/
ヴァイオリン・オブリガート付きの5声の協奏曲/
3声のソナタ第2番 Op.6/3声のソナタ第4番
Op.6/
4声のソナタ第8番 Op.6/4声のソナタ第10番
Op.6/
4声のソナタ第12番 op.6 |
ステファノ・モンタナーリ(ヴァイオリン)
アンサンブル・バロッコ・カルロ・
アントニオ・マリーノ
ナターレ・アルノルディ(指揮) |
ステファノ・モンタナーリ登場!C.A.マリーノの協奏曲&ソナタ集!
オッターヴィオ・ダントーネ率いるアカデミア・ビザンティーナで、1995年から2012年まで第1ヴァイオリンとして活躍したイタリアが誇るバロック・ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾ、ステファノ・モンタナーリ。
近年は指揮者としても大活躍中のモンタナーリが、イタリアの後期バロック、カルロ・アントニオ・マリーノ(1670−1735)の協奏曲を弾く!
ベルガモ近郊のアルビーノ出身で、サンタ・マリア・マッジョーレ教会に仕え、ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾ、チェロ奏者、そして作曲家として活躍したマリーノ。
コレッリからの影響が随所に現れるマリーノのヴァイオリン、弦楽器のための音楽は、バロック時代の北イタリアが育んだ秀作である。
名手ステファノ・モンタナーリと、作曲者の名前を冠するイタリアのピリオド・アンサンブルが、マリーノの音楽の知られざる魅力を解き明かす。
※録音:2014年11月、アルビーノ(イタリア)

モンタナーリ、自在の「四季」。楽しそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=-vmRD3a3n34&feature=player_detailpage
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ピアノはあのデリャヴァン
マルトゥッチ:チェロとピアノのための作品全集
チェロ・ソナタ嬰ハ短調 Op.52
2つのロマンス Op.72
3つの小品 Op.69 |
ヤコポ・フランチーニ(チェロ)
アレッサンドロ・デリャヴァン(ピアノ) |
イタリア器楽復興の立役者。マルトゥッチのチェロ作品全集!
19世紀後期、オペラが隆盛を誇るイタリアにおいて、絶対音楽を掲げ、器楽音楽の復興に尽力したジュゼッペ・マルトゥッチ(1856−1909)。
室内楽の代表作「チェロ・ソナタ」を含む3作品を取り上げるのは、ブルネロやソッリマの薫陶を受けたフィレンツェのチェリスト、ヤコポ・フランチーニと、注目度急上昇中のピアニスト、アレッサンドロ・デリャヴァンのデュオ!
ブラームスやシューマンなど、ドイツ・ロマン派を思わせる作風を特徴とし、器楽復興の立役者となったマルトゥッチのチェロ作品の醍醐味をフランチーニとデリャヴァンの好演奏で。
※録音:2015年2月、ブレシア(イタリア)
ピアノのアレッサンドロ・デリャヴァンは・・・そう、この人です。ひっぱりだこですね。
http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/deljavan
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TC 451901
【新装再発売】
\2500
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スピナチーノ:リュートのためのタブラチュア編曲集 |
マッシモ・マルケゼ(ルネサンス・リュート) |
出版された最古のリュート作品集と伝わる、フランチェスコ・スピナチーノ(1450
ca.−post 1507)の「リュートのためのタブラチュア編曲集」。
ヤコブ・リンドベルイやポール・オデットからリュートを学んだイタリアの名手マッシモ・マルケゼが、母国イタリアのリュート史に輝く重要作を丁寧に奏でる。
※録音:2005年1月、アレッサンドリア(イタリア) |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GUILD HISTORICAL
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ストコフスキ 〜 20世紀アメリカ作品集
ナサニエル・シルクレット:トロンボーン協奏曲*
(録音:1945年2月15日)
モートン・グールド:
ラテン・アメリカン・シンフォネット(交響曲第4番)†
(録音:1955年5月6日)
ポール・クレストン:サクソフォン協奏曲
OP.26‡
(録音:1945年8月26日) |
レオポルド・ストコフスキ(指揮)
トミー・ドーシー(トロンボーン)*
ニューヨーク市交響楽団*
トリノ・イタリア放送交響楽団†
ジェームズ・アバト(サクソフォン)‡
ハリウッド・ボウル交響楽団‡ |
ストコフスキ×トミー・ドーシー!
魔術師ストコフスキが振った1940年代、1950年代のアメリカ作品集!
ジャズ・トロンボーン奏者、バンドリーダーとして黄金時代を築いたトミー・ドーシーが吹くシルクレットのトロンボーン協奏曲や、初演者ジェームズ・アバト(ヴィンセント・アバト)が吹くクレストンのサクソフォン協奏曲など、魅力的なプログラムをピーター・レイノルズのリマスタリングで!
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・リマスタリング
※エドワード・ジョンソン・コレクションより |
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ルッジェーロ・リッチのチャイコン!
サージェント/バースデー記念録音/チャイ5
チャイコフスキー:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35*
(録音:1950年/原盤:Decca LXT 2509)
交響曲第5番ホ短調 Op.64†
(録音:1955年/原盤:HMV ALP 1236) |
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)*
マルコム・サージェント(指揮)
ニュー・シンフォニー・オーケストラ*
BBC交響楽団† |
Guild Historicalから好調リリースの続く、イギリスの名指揮者マルコム・サージェントの録音集。
チャイコフスキーの名曲をカップリングしたニューリリースは、ルッジェーロ・リッチがソリストを務める「ヴァイオリン協奏曲」と、サージェントの60歳バースデー記念録音である「交響曲第5番」!
※リマスタリング:ピーター・レイノルズ&レイノルズ・リマスタリング
※エドワード・ジョンソン・コレクションより |
GUILD LIGHT MUSIC
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軽音楽の黄金時代 Vol.134 〜 もっと気まぐれな動物たち
フリムル:ドンキー・セレナーデ
マンシーニ:ダンシング・キャット
コクラン:ウォーキング・ザ・ドッグ
ティオムキン:ランビング・タイム
レヴェル:カウンティング・シープ
アーレン:ア・スリーピン・ビー
トムリンソン:ピンク・エレファント
アンダーソン:ホース・アンド・バギー/他 |
様々なアーティスト |
"ライト・ミュージック" の黄金時代に録音された懐かしの音源を復刻する"ギルド・ライト・ミュージック・シリーズ"の第134集。第43集「気まぐれな動物たち(GLCD
5143)」の続編となる「もっと気まぐれな動物たち(More
Animal Antics)」は、動物をテーマにした曲ばかりを集めた、ユニークでユーモラスなライト・ミュージック!
※録音:1936年−1962年/リマスタリング:アラン・バンティング |
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軽音楽の黄金時代 Vol.135 〜
100の偉大なるアメリカン・ライト・オーケストラ
Vol.3
ポーター:ハイ・ソサエティ序曲
ロジャーズ:ユー・アー・トゥー・ビューティフル
ローゼンマン:イースト・オヴ・エデン
ヤング:シルヴァー・ツリー
ワイルダー:アイル・ビー・アラウンド
フップフェルド:アズ・タイム・ゴーズ・バイ/他 |
様々なアーティスト |
アメリカの各都市が独自の交響楽団を持ち、1940年代〜1960年代に確立したライト・オーケストラは100を超えた。そんなアメリカのライト・ミュージック界を、著名なオーケストラから知られざるオーケストラまで取り混ぜ俯瞰するという、Guild
Light Musicならではの好企画第3弾(全4巻予定)。
※録音:1941年−1961年/リマスタリング:アラン・バンティング |
<国内盤>

1/26(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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BIS
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BIS SA 2181
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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秘蔵音源公開!
鈴木雅明(指揮)&バッハ・コレギウム・ジャパン
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
J.S.バッハ:世俗カンタータ第6集
(1)カンタータ「公妃よ、さらに一条の光を」BWV198
(2)カンタータ「いざ打てかし、願わしき時の鐘よ」BWV
53(偽作)
(3)「詩篇51番」BWV1083
(原曲:ペルゴレージの「スターバト・マーテル」 |
(1)ジョアン・ラン(ソプラノ)
(1)-(3)ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
(1)ゲルト・テュルク(テノール)
ドミニク・ヴェルナー(バス)
(3)キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン |
BCJ による世俗カンタータ集第6 弾、秘蔵音源「詩篇51
番」BWV1083も収録!!
録音:(1)(2)2015年2月、(3)2005年9月/神戸松蔭女子学院大学チャペル/5.0
Surround sound、78’55”
SACD ハイブリッド盤。BCJ による世俗カンタータの第6
集は「公妃よ、さらに一条の光を」BWV198、「いざ打てかし、願わしき時の鐘よ」BWV53、そして「詩篇51
番」BWV1083 が収録されました。
「公妃よ、さらに一条の光を」BWV198 はザクセン選帝侯アウグスト1
世の夫人であるクリスティアーネ・エーバーハルディーネのための追悼音楽で、バッハ自身が通奏低音パートを弾きながら指揮をとったと伝えられている作品です。後に失われた「マルコ受難曲」BWV247
やレーオポルト侯のための葬送音楽BWV244a へ転用されております。
「いざ打てかし、願わしき時の鐘よ」BWV 53
は偽作で、真の作曲者はゲオルク・メルヒオル・ホフマンと考えられております。アルト独唱の葬儀用作品です。
最後に収録されているバッハの「詩篇51 番」(原曲:ペルゴレージの『スターバト・マーテル』)はBCJ
が2005 年9 月にセッション録音されながら、未発表のままになっていた秘蔵音源。
2014 年7 月に発売された完全限定ボックス「教会カンタータ全集(KKC
8501 / 廃盤)」の特典ディスクでしたが、この度SACD
ハイブリッド盤にてリリースされます。
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BIS SA 2084
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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ブラウティハムによるモーツァルトピアノ協奏曲全曲シリーズ第10集
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第5番 ニ長調 KV.175
(カデンツァ 第1楽章:モーツァルト、
第3楽章:ブラウティハム)
(2)ピアノ協奏曲第6番 変ロ長調 KV.238(カデンツァ モーツァルト)
(3)3つのピアノ協奏曲KV.107
(J.C.バッハの「ピアノ・ソナタ」Op.5-2〜4に
弦楽3部を加えた編曲による)
(カデンツァ 第1番:モーツァルト、第2&3番:ブラウティハム) |
ロナルド・ブラウティハム
(フォルテピアノ)
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ
(指揮)
ケルン・アカデミー
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フォルテピアノ界の鬼才ブラウティハムによるモーツァルトのピアノ協奏曲第10
弾!
セッション録音:2014年12月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール(ケルン)/5.0
Surround sound、69’30”
SACD ハイブリッド盤。鬼才フォルテピアノ奏者、ロナルド・ブラウティハムによるモーツァルトのピアノ協奏曲全曲録音シリーズ。第10
弾はピアノ協奏曲第5 番、第6 番、そして3 つのピアノ協奏曲KV.107
が収録されました。ブラウティハムらしい快活で明瞭なタッチで明るいモーツァルトを披露しております。
楽器はアントン・ワルターおよびアンドレアス・スタイン製作のレプリカで、ポール・マクナルティ製作によるフォルテピアノを使用しております。マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・録音していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でもなんか新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティハムがイメージする最善の状態の楽器を使用することで、自然な雰囲気を作り出しています。 |
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BIS SA 2157
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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クリスチャン・ポルテラ(チェロ)
ダウスゴー(指揮)&ベルリン・ドイツ響
ドヴォルザーク&マルティヌー:チェロ協奏曲
(1)ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調Op.104
(2)マルティヌー:チェロ協奏曲 第1番(第3稿) |
クリスチャン・ポルテラ(チェロ)
トーマス・ダウスゴー(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団 |
俊英チェリスト、ポルテラがドヴォルザークとマルティヌーの協奏曲に挑む!!
録音:2014年8月/イエス・キリスト教会(ドイツ、ベルリン)/5.0
Surround sound、63’18”
SACD ハイブリッド盤。
トリオ・ツィンマーマンのチェリストとして近年目覚ましい活躍のクリスチャン・ポルテラ。ソロとしてはウォルトン&ヒンデミットのチェロ協奏曲(BIS
SA 2077)、バーバーのチェロ協奏曲(BIS SA
1827)では圧倒的な技術と豊かな表現力で作品の魅力を再発見させてくれました。
期待の新録音ではついにドヴォルザークに挑みました。ダウスゴーの好サポートを得て、雄弁に歌い上げます。カップリングは多作曲家として知られるマルティヌーの代表作のひとつ、チェロ協奏曲第1
番です。1930 年に室内オーケストラ版として作曲されるも完成後たびたび改訂されました。才気あふれるポルテラの演奏をご堪能ください。 |
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BIS SA 2092
(SACD HYBRID)
\2700
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名手フランツ・ハラースがスペインの情熱香るギター作品を収録!
(1)モンポウ:
コンポステラ組曲(1962)、歌と踊り第10番(1953)、
歌と踊り第13番(1972)
(2)リョベート:13のカタルーニャ民謡(1899-1926)
(3)マネン:ギターのための「幻想ソナタ」Op.22 |
フランツ・ハラース(ギター) |
セッション録音:2014年12月、2015年3月/ミュンヘン/4.0
Surround sound、60’52”
SACD ハイブリッド盤。
名手フランツ・ハラースがスペインの情熱香るギター作品を収録しました。バルセロナで学びパリに留学したモンポウの「コンポステラ組曲」、タレガに学び、出身地であるカタルーニャ地方の民謡の編曲を多く手がけたリョベートの「13
のカタルーニャ民謡」、バルセロナ出身でヴァイオリニストとしてサラサーテと比較されるほどの評価されたマネンの「幻想ソナタ」など、色とりどりの作品で構成されております。 |
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ヨウン・レイフス(1899-1968):歌曲全集 |
フィンヌル・ビャルナソン(テノール)
オットルン・マグヌーソン(ピアノ) |
(1)ヨウナス・ハトルグリームソンの死に寄せる追悼の歌【郷愁/孤独/心よ立ち上がれ】Op.45(1958)
(2)交響曲《サガの英雄たち》からの歌
【燃えるスカルプヒェージンの歌/作男たちへの訓告/ソルモウズルの死の歌】Op.25(1941)
(3)2つのアイスランド民謡【ねんねん坊や/ブレイジフィヨルド】
Op.19b(c.1934-35)
(4)2つの歌【おやすみ/韻】Op.18a(1931-33)
(5)ハウヴァマウルの3つの詩【王の子/わたしは若く/獣は死ぬ】Op.4(1924)
(6)立て、石の家よ Op.47a(1958)
(7)2つの歌【月はゆっくりと動き/子守歌】Op.14a(1929-30)
(8)サガの3つの歌
【母がお代を払ってほしがっている/ステインゲルズルに寄せる愛の詩/グンナルの丘の歌】Op.24(1941)
(9)3つの歌【詩/幽霊の踊り/春の詩】 Op.23(1941)
(10)思い出の国 Op.27-3(1927-28)
(11)『エッダ』の愛の詩【長きは一夜/ギミルの庭で】
Op.18b(1931-32)
(12)アイスランドの古スカウルド詩
【ホグヴィンスマウル・ソウリル氷河/船旅の歌/ワタリガラスの言葉】Op.31(1944-45)
(13)3つのアイスランド賛美歌【天にまします父よ/花を見よ/わが魂よ、立ち上がれ】
Op.12a(1929)
(14)トルレク Op.33a(1947) |
アイスランドを代表する作曲家のひとりヨウン・レイフスの歌曲全集!
セッション録音:2000年12月、2001年1月、9月/サールリーン音楽ホール(コウパヴォーグル、アイスランド)/80’28”
ヨウン・レイフスは、BIS レーベルが録音した《サガ交響曲(サガの英雄たち)》(BIS
730)やオラトリオ《エッダ》第1 部(BIS 1350)などの作品で知られる、アイスランドを代表する作曲家のひとり。1899
年レイキャヴィークに生まれ、17 歳の時から5
年間、ライプツィヒの音楽院で学びました。パウル・グレーナーに作曲、タイヒミュラーにピアノ、ヘルマン・シェルヘンに指揮を教わり、学業を終えた後もドイツに留まり、指揮者としての活動も行いました。1945
年の帰国後は、作曲家として活躍、アイスランド作曲家協会の創設や著作権問題を扱う組織の設立にも力を尽くしました。個性的な和声法と管弦楽法で「アイスランドのアイデンティティ」を示した《間欠泉》(BIS
830)や《ヘクラ》(BIS 1030)といった作品の他、混声合唱曲《レクイエム(哀歌)》(BIS
1030)と3 曲の弦楽四重奏曲《死と生》《生と死》《エル・グレコ》(BIS
691)も代表的作品に挙げられます。
歌曲は、1924 年の《ハウヴァマウルの3 つの詩》から、ヨウナス・ハトルグリームソンの詩による1958
年の《立て、石の家よ》まで、32 曲。後期ロマンティシズムの作品、不協和音を活用した作品、アイスランド伝承の「ふたご歌」の「平行五度」を使った《わたしは若く》など、多様なスタイルがみられます。アイスランドとロンドンのギルドホール音楽演劇学校で学び、2003
年からベルリンのコミッシュオーパーに所属するテノールのフィンヌル・ビャルナソンと、ヨウン・レイフスのピアノ作品全集(BIS
692)を録音したオットルン・マグヌーソンの共演。アイスランドの
Smekkleysa レーベルからリリースされた録音(SMK20)が
BIS のエンジニアによりリマスタリングされました。 |
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DORON
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名手ルバツキーテと上海SQ によるベートーヴェン復活!
ピアノと弦楽五重奏によるピアノ協奏曲第4番
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第4番Op.58a(ピアノと弦楽五重奏版)
(2)創作主題による32の変奏曲WoO80
(3)ピアノ・ソナタ第23番Op.57「熱情」 |
ムーザ・ルバツキーテ(ピアノ)
(1)上海クァルテット
ギルドゥティス・ヤカイティス(Va) |
録音:(1)2009 年5 月15 日リトアニア・フィルハーモニック・ホール、(2)2005
年5 月15 日ウィグモア・ホール、(3)2006 年9
月24 日カザルス・ホール,東京/何れもライヴ録音、63’18
ムーザ・ルバツキーテは1959 年リトアニア生まれのピアニスト。モスクワ音楽院で学び、フリエール、ダヴィドヴィチ、ヴォスクレセンスキーとロシアの名だたるピアニストに師事。今までに、LYRINX
やブリリアント、NAXOS レーベルなどから数多くの録音を残している人気ピアニストです。
今作は、注目のベートーヴェンの“ピアノ協奏曲第4
番”を実力派、上海クァルテットとの共演で弦楽合奏版での演奏。ルバツキーテの力強いタッチに引き込まれ、4
番の持つ美しい旋律がのびやかに広がっていきます。サロンで聴いているような親しみやすさがとても心地よい演奏です。「熱情」は2006
年、東京で行われたリサイタルのライヴ録音です。
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昔LONTANOで出ていた上海SQ とのベートーヴェンピアノ協奏曲第4番。今は入手困難だがDORONが出しなおして来てくれた。しかも「熱情」まで入ってる。東京でのライヴらしい。
LONTANO盤のジャケット
ということでルバツキーテのちょっぴり特集。
この人はきっとこれからとてもいい年の取り方をしていきそうだな・・・というのが、ムーザ・ルバツキーテ。
昔はLyrinxでよく名前を見かけましたが、最近はDORONからもアルバムが登場しています。
昔、ジャケットの表情を見て「こわそうなひとだな」とか「きつそうな人だな」と思ったのを覚えています。
とくに印象的だったのは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番の室内楽バージョンのジャケット。
上海弦楽四重奏団の面々を引き連れ、こちらを挑むような鋭い視線で女王様然と腰掛けているんです。
これはかなりこわい、というか、「ははー、女王様〜」という感じです。
作品の面白さからも、演奏陣の豪華さからも、ぜひ手にとってほしい1枚ではあります。
ところがこの人の最近の印象が変わったんです。
美しく慈悲深い貴婦人のようになっていて、まさかこれがあのルバツキーテ・・・!?と。
こうなってくると最近リリースされたサン=サーンスのピアノ協奏曲集も俄然聴きたくなってきました。
要注意アーティストです。

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ブルガリア出身の名手
マリオ・ホッセン(ヴァイオリン)
「ヴァイオリン・インプレッション」
タルティーニ(クライスラー編曲):コレルリの主題による変奏曲
パガニーニ:魔女たちの踊りOp.8
グルック(クライスラー編曲):
メロディ(オーケストレーション:ライナー・ビショフ)
ボリス・マーソン:夜想曲Op.8
タルティーニ:
悪魔のトリル(ソナタ、クライスラーのカデンツァ付き)
クライスラー:ウィーン奇想曲
クライスラー編:
ロンドンデリーの歌(オーケストレーション:トーマス・マルコ)
クライスラー:ジプシーの女(オーケストレーション:R.ビショフ)
クライスラー:愛の悲しみ
クライスラー:愛の喜び
クライスラー:美しきロスマリン
リムスキー=コルサコフ(クライスラー編曲):
インドの歌(オーケストレーション:ゲオルギ・アマオウドフ)
クライスラー:ウィーン風小行進曲
クライスラー:シンコペーション
マリア・テレジア・フォン・パラディス:
シチリアーノ(オーケストレーション:ボリス・マーソン) |
マリオ・ホッセン(ヴァイオリン)
フェリックス・カラスコ(指揮)
ウィーン・オルフェウス室内合奏団 |
ブルガリア出身の名手マリオ・ホッセンの「四季」とクライスラー!
録音:2014 年7 月、66’44
ブルガリア出身、ミヒャエル・フリッシェンシュラガー、ジェラール・プーレなどに師事したマリオ・ホッセン。世界各地でオーケストラとの共演や、リサイタル活動を行っており、現在ウィーン・オルフェウス室内合奏団の芸術監督、新ブルガリア大学の教授を務めています。今作はクライスラーの作・編曲作品を中心に、弦楽アンサンブルをバックに演奏しています。
パガニーニの「ラ・カンパネッラ」が聴ける。画像は悪いがホッセンのすばらしさは十分伝わってくる。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=g5WKp2gNcn0
ついでにこれも。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=GEdnyyOPFm4
これがブルガリアのヴァイオリンか・・・
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マリオ・ホッセン(ヴァイオリン)
「四季」
(1)ジェミニアーニ:合奏協奏曲「ラ・フォリア」
(2)タルティーニ:ソナタ「悪魔のトリル」
(3)ヴィヴァルディ:「四季」 |
マリオ・ホッセン(ソロ・ヴァイオリン&芸術監督)
カメラータ・オルフィカ |
録音:2014 年12 月、65’46
マリオ・ホッセン、DRC3071に続いてヴィヴァルディの「四季」。
コレッリの有名なヴァイオリン・ソナタ「ラ・フォリア」を合奏協奏曲に編曲したジェミニアーニの“合奏協奏曲「ラ・フォリア」”に、超絶技巧曲として有名なタルティーニのヴァイオリン・ソナタ「悪魔のトリル」を弦楽合奏で演奏しています。 |
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「クリスティアン・ファヴル60歳記念盤」〜ショパン名演集
ショパン:
バラード第1番Op.23/練習曲Op.25-1「エオリアン・ハープ」/
マズルカ第15番Op.24-2/前奏曲第4番Op28-4/
夜想曲第20番「遺作」/バラード第3番Op.47/
タランテラOp.43/前奏曲第24番Op.28-24/
3 つの新しい練習曲(遺作)第1番/練習曲Op.25-2/
練習曲Op.25-12「大洋」/マズルカ第40番Op.63-2/
幻想曲Op.49/練習曲第10-12「革命」/
葬送行進曲(ピアノ・ソナタ第2番Op.35 より) |
クリスティアン・ファヴル(ピアノ) |
録音:1982年、1983年、64’18
クリスティアン・ファヴルはローザンヌ出身のスイスの作曲家でありピアニスト。ローザンヌ音楽院で教鞭を執るほか、演奏活動も盛んに行っており、マルタ・アルゲリッチ、ロストロポーヴィチとも共演している。
2015 年1 月23 日60 歳を迎えたファヴル。今作はそれを記念して、1980年代に録音されたショパン作品をリリースいたします。
リストのピアノ・ソナタの映像をどうぞ・・・
https://www.youtube.com/watch?v=11WcuL8g_I0&feature=player_detailpage
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「旅への招待状」
ドメニコ・スカルラッティ:
ソナタ ホ長調 K.531 / ソナタ ヘ短調 K.466
/
ソナタ ト長調K.124 / ソナタ イ短調 K.54
/ ソナタ ヘ短調 K.481
シューベルト:4つの即興曲Op.90 D899 より
“第2曲 変ホ長調”、“第3 曲 変ト長調”
ショパン:
ワルツ イ短調 遺作 / ワルツ第6番「子犬のワルツ」Op.64-1
/
ワルツ第14番 ホ短調 遺作 / 幻想即興曲Op.66
ラヴェル:水の戯れ |
カティア・ブラウンシュヴァイラー(ピアノ) |
録音:2014 年9 月、48’43
1983 年スイス、ジュネーブ生まれの若手ピアニスト。これまでにアラン・ヴァイス、エッカルト・ハイリガース、メナヘム・プレスラー、アントン・クエルティ、アンドレ・ラプラントなどに師事し、ヨーロッパ、北米を中心に活動しています。聴き慣れたお馴染みの美しい名曲の数々をロマンティシズムあふれる演奏で。 |
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LODIA
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追悼盤になってしまった最新盤!
「カルロス・パイタ/チェコ名作管弦楽曲集」
(1)スメタナ:シャールカ(わが祖国より)
(2)ヤナーチェク:狂詩曲タラス・ブーリバ
(3)ドヴォルザーク:交響曲第8番 |
カルロス・パイタ(指揮)
(1)(2)フィルハーモニック交響楽団
(3)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 |
巨星墜つ!アルゼンチンの風雲児カルロス・パイタ急逝!図らずも追悼盤になってしまった最新盤!!
録音:年月日不明(ステレオ、(2)ライヴ) TT[67:14]
熱狂的なクラシック・ファンの間でカルト的な人気を集めるアルゼンチン出身の指揮者カルロス・パイタが昨年12
月19 日にスイスで急逝しました。
彼は1932 年にアルゼンチン・ブエノスアイレスの裕福な家庭に生まれ、フルトヴェングラーに深く傾倒して指揮者を志し、渡米してアルトゥール・ロジンスキに師事。当初はオペラ指揮者として活躍しました。1968
年にはDECCA と契約し、その頃録音されたワーグナー管弦楽曲集はフランスACC
ディスク大賞を受賞しています。
やがてLODIA レーベルを立ち上げてからは自分のやりたいレパートリーだけをやりたいようにじっくり時間をかけて演奏、録音するスタンスを取り、特にフルトヴェングラーを崇拝するパイタは19
世紀的なドラマティックな演奏を志向、その過剰な演出とェングラーを崇拝するパイタは19
世紀的なドラマティックな演奏を志向、その過剰な演出とあざといまでの盛り上げ方が批判を受ける一方で「ステレオで聴けるフルトヴェングラー」とたので、久々に新譜が出るらしいとのニュースに期待を膨らませていたところ、突然、この訃報。残念ながらこの最新盤が追悼盤になってしまいました。
しかしプログラムはパイタが最も得意とする国民楽派。録音年代は不明ですが、爆演指揮者の名に恥じないパイタ節が炸裂します。タラス・ブーリバはライヴ録音で終演後には盛大な拍手も収録されています。途中、感極まったパイタが旋律をオーケストラと一緒に歌っている箇所があります。
またドヴォルザークの第8 番は既出の演奏ですが、終盤の美しさはたとえようがありません。最後の19世紀型爆演指揮者のまさに白鳥の歌が集約された一枚です。
なお一部にマスター・テープに起因すると思われる音質の劣化およびクロストークがございます。予めご了承下さい。
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スロヴェニア放送
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「コントラスト」〜金管五重奏曲集
ルトスワフスキ:ミニ・オーヴァーチュア
クーツィール:金管五重奏曲Op.65
ガルス(ミッソン編):見るのだ、正しい人が死んで行く様子を
アーノルド:金管五重奏曲 Op.73
ピルヒナー:エンペラー・ジョーを知っているか? |
コントラスト:
【グレゴール・トゥルク(Trp)
ブラジ・アヴバル(Trp)
ヨジェ・ロシェル(Hr)
ジャン・トカレク(Trb)
ウロシュ・ヴェゲリェ(Tuba)】 |
スロヴェニアの金管五重奏団によるモダン作品集!名曲アーノルドやクーツィールも収録!
録音:2015 年2、4、6、7、9 月,リュブリャナ、52'21
スロヴェニアのブラス・クインテット、コントラストの初CD。ウェルナー・ピルヒナー(1940—2001)はオーストリアのチロル地方出身のジャズ・ヴィブラフォン、マリンバ奏者。作曲家としても知られる。
「エンペラー・ジョーを知っているか?」は1982
年の作品。エンペラー・ジョーとは、オーストリア皇帝ヨーゼフのこと。 |
<LP>
REFERENCE RECORDINGS
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RM 1514
(LP)
\4000
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アナログ盤で登場!サン=サーンス交響曲第3番『オルガン付』
サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 Op.78『オルガン付』 |
ヤン・クライビル(オルガン)
カンザスシティ交響楽団
マイケル・スターン(指揮) |
リファレンス・レコーディングスから遂にアナログ盤で登場!サン=サーンス交響曲第3番『オルガン付』マイケル・スターン&カンザスシティ交響楽団
録音:2013年6月カンザスシティ、カウフマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ、ヘルツベルク・ホール/180g
2016 年創業40 周年を迎えたアメリカの老舗高音質レーベル「リファレンス・レコーディングス」によるサン=サーンスの『オルガン付き』のアナログ盤が発売となります。
名盤ひしめくサン=サーンスの交響曲第3 番は、オーディオ効果抜群の作品であるため、名録音、高音質という点でも注目される楽曲です。
録音に使われたホールは、最近リファレンス・レコーディングスが積極的に録音しているカンザスシティ交響楽団の本拠地でもあるカウフマン・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツ。2011
年9 月にオープンした新しいホールで、1800
席規模のプロセニアム形式のステージを持つ劇場と、1600席規模のクラシック用コンサートホールの2
つのホールを持った大型複合文化施設。
この建築の構造エンジニアリングに対しアメリカのコンサルタント技術者協会から「グランド・コンセプター賞」が授与されるなど、このエリアは近年、カンザスシティで急速に発展している文化芸術の発信地として注目されています。
パイプ・オルガンは、ホールの壁と一体化し、同様のアーチを形成しており、自然な音の広がりを演出します。巨大な編成と壮大な響きをもつ『オルガン付き』には非常に適したホールと言えるでしょう。
マイケル・スターン率いるカンザスシティ響も、ホールの壮麗な響きに負けない、弦楽器の美しさ、管楽器の華やかさ、オルガンのフィナーレへ続く迫力は、爽快感があります。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<メジャー・レーベル>
DG
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ORIGINALSシリーズ
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4795875
\1800 |
《ベルリオーズ:テ・デウム》
ベルリオーズ:テ・デウムOp.22 |
フランシスコ・アライサ(テノール),
ロンドン交響合唱団,
ロンドン・フィルハーモニック合唱団,
ウーバーン・シンガーズ,
セント・オールバンズ・スクール合唱団,
ハバ—ダッシャーズ・アスク・スクール合唱団,
サウスエンド少年合唱団,
デズボロー・スクール合唱団,
ウィナーシュ・フォーレスト・スクール合唱団,
ハイ・ワイクーム教区教会少年聖歌隊,
マルティン・ハーゼルベック(オルガン),
EC ユース・オーケストラ,
クラウディオ・アバド(指揮) |
アバドの宗教性を重視した名演
ベルリオーズの宗教曲は、その編成の大きさばかりが取り沙汰されがちです。この「テ・デウム」も独唱、合唱、オーケストラを含め1000人近い奏者が要求されますが、アバドの演奏は祝祭的な雰囲気を重視しつつも、決して騒がしいだけではなく、この曲の持つ宗教性を丁寧に洗い出してくれるかのようです。
ECユース・オーケストラの瑞々しい響きがしっかりと捉えられた臨場感あふれる録音も素晴らしいものです。
《録音》1981年8月4〜7日, イギリス、ハートフォードシャー州、セント・オールバンズ大修道院でのライヴ |
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4795879
\1800 |
《アメリカ音楽作品集》
コープランド:アパラチアの春,
W・シューマン:アメリカ祝典序曲,
バーバー:弦楽のためのアダージョOp.11,
バーンスタイン:キャンディード序曲 |
レナード・バーンスタイン(指揮)
ロサンゼルス・フィルハーモニック |
アメリカ音楽に対するバーンスタインの深い愛情と共感
バーンスタインの本領発揮とも言える、テンションMAXのアメリカ近代音楽集です。
闊達で重厚なコープランド、賑やかで元気たっぷりのW.シューマン、悲哀がにじむバーバーのアダージョ。最後はもちろん自作の「キャンディード序曲」。
これでもかとばかりにデフォルメされたアメリカの風景がここにあります。
《録音》1982年7月、サンフランシスコ、デービス・シンフォニーホール |
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4795880
\1800 |
《ホロヴィッツ・イン・モスクワ》
D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調K.380,
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330,
ラフマニノフ:前奏曲ト長調Op.32-5, 前奏曲嬰ト短調Op.32-12,
スクリャービン:練習曲嬰ハ短調Op.2-1, 練習曲嬰ニ短調Op.8-12,
シューベルト=リスト編:ヴァルス・カプリス第6番「ウィーンの夜会」,
リスト:ペトラルカのソネット第104番,
ショパン:マズルカ嬰ハ短調Op.30-4, マズルカへ短調Op.7-3,
シューマン:トロイメライ,
モシュコフスキ:花火Op.36-6,
ラフマニノフ:W.R.のポルカ 《演奏》 |
ウラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ) |
晩年のホロヴィッツならではの味わいと深み
ロシア生まれの巨匠ホロヴィッツがアメリカ・デビューを飾ったのは1928年の時。1944年にはアメリカ市民権を獲得し、ずっと故郷ロシアに戻ることはありませんでした。
そんなホロヴィッツがおよそ60年ぶりに帰国、モスクワでリサイタルを行った際の聴衆たちの熱狂振りはまさに伝説的ともいえるもので、この録音には、そんな会場の熱気までが全て克明に捉えられています。一時期はテクニックの衰えが噂されたホロヴィッツですが、ここではまさに完全燃焼。スカルラッティ、スクリャービンなどお得意の曲が次々と奏されていきます。アンコールまでもが完璧です。
《演奏》1986年4月, モスクワ音楽院大ホールでのライヴ |
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4795881
\1800 |
《モーツァルト:ホルン協奏曲集》
モーツァルト:
ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412+514 (386b),
ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417,
ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447,
ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495 |
ギュンター・ヘーグナー(ホルン),
カール・ベーム(指揮)
ウィーン・フィル |
ヘーグナーのウィーン独特ともいえるホルンの音色の魅力
誰もが「モーツァルト」と言えば「ベーム」と応えた1970年代から80年代。当時ウィーン・フィルの首席であったホルン奏者ヘーグナーによる“ホルン協奏曲全集”の録音は、まさにウィーンを代表する響きとして高く評価されたものです。
どこまでも穏やかなモーツァルトは、現代の若干過激な演奏とは一味もふた味も違うものですが、このウィンナ・ホルンの独特なのどかで美しい音色は永遠に色褪せることがありません。
《録音》1978〜1980年, ムジークフェラインザール |
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4795882
\1800 |
《プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲集》
プロコフィエフ:
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 Op.19,
ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.63 |
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン)
クラウディオ・アバド(指揮)
シカゴ交響楽団, |
叙情性と躍動感がマッチしたシュロモ・ミンツの極技
1957年モスクワ生まれのヴァイオリニスト、シュロモ・ミンツは1980年にドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、メンデルスゾーンやクライスラーなどの数々の演奏を次々とリリースしました。
このプロコフィエフもそんな1枚で、アバドの絶妙なサポートによって、彼の瑞々しい音色が存分に生かされた名演です。叙情性と躍動感がマッチした極上のプロコフィエフです。
《録音》1983年3月, シカゴ, シンフォニーホール |
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(2CD)
\3000 |
《チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』》
チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』(全曲) |
ミレッラ・フレーニ(ソプラノ),
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ),
ニール・シコフ(テノール),
トーマス・アレン(バリトン), 他,
シュターツカペレ・ドレスデン,
ジェームズ・レヴァイン(指揮) |
ゴージャスなレヴァイン指揮によるオネーギン
チャイコフスキーのこのオペラで、レヴァインは作品の持つ叙情性よりも、重厚なオーケストラの響きと、メイン・ロールであるミレッラ・フレーニとニール・シコフのイタリア風の明るい歌唱に重点を置いているようです。そのため、全体はゴージャスであり、まるで映画音楽を聴いているかのような迫力を味わえる骨太のチャイコフスキーです。
《録音》1987年6月, ドレスデン、聖ルカ教会 |
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4795874
\1800 |
《ブラームス:歌曲集》
ブラームス:
愛のまことOp.3-1, スペインの歌Op.6-1,
悲しみに沈む娘Op.7-5, 鍛冶屋Op.19-4,
恋する女の手紙Op.47-5, 愛の乙女の嘆きOp.48-3,
黄金は愛に勝るOp.48-4, 森に囲まれた丘からOp.57-1,
アグネスOp.59-5, お前の青い瞳Op.59-8,
雨の歌WoO post 23, なげきI Op.69-1, なげきII
Op.69-2,
恋人の誓いOp.69-4, 岸辺からOp.69-6, サロメOp.69-8,
乙女の呪いOp.69-9, 昔の恋Op.72-1,
5つのロマンスと歌曲Op.84, 娘の歌Op.85-3,
テレーゼOp.86-1, 死への憧れOp.86-6, 2つの歌曲Op.91,
サッフォー頌歌Op.94-4, 乙女Op.95-1, 狩人Op.95-4,
早まった誓いOp.95-5, 乙女の愛Op.95-6,
あそこの牧場でOp.97-4, さあジプシーよ弦を鳴らせOp.103-1,
湧き上るリマの流れの水よOp.103-2,
僕の彼女が一番美しいのはどんな時?Op.103-3,
私が恋人にくちづけをあたえたことをOp.103-4,
日焼けした若者が青い目の美しい娘をOp.103-5,
3つのばらが並んで赤く咲いているOp.103-6,
あなたが神かけて私に誓ったことをOp.103-7,
夕べの雲が空を行くOp.103-8, メロディーのようにOp.105-1,
わがまどろみはいよいよ浅くOp.105-2, 嘆きOp.105-3,
乙女は語るOp.107-3, 乙女の歌Op.107-5 |
ジェシー・ノーマン(ソプラノ)、
ダニエル・バレンボイム(ピアノ),
ヴォルフラム・クリスト(ヴィオラ:Op.91*) |
秘められた情熱を描き出したジェシー・ノーマンの名唱
どれもが落ち着いた雰囲気を持ち渋い魅力を放つブラームスの歌曲。この1980年前後に録音されたジェシー・ノーマンの歌唱は、彼女の全盛期の録音であり、強靭な声としなやかな歌い口によって、ブラームスの秘められた情熱を新鮮に描き出したものとして高く評価されています。
なかでもヴィオラを伴うOp.91の2つの歌曲は(ここでヴィオラを演奏しているのは、時ベルリン・フィルの首席ヴィオラ奏者を務めていたヴォルフラム・クリスト)、この曲の全ての録音の中でも1.2を争うほどの素晴らしさを誇ります。《録音》1978〜1982年 |
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4795884
\1800 |
《スメタナ:わが祖国》
スメタナ:交響詩『わが祖国』(全曲) |
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
ウィーン・フィル |
レヴァインのスケールの大きな表現と、ウィーン・フィルの豊麗な弦と木管群の響き
レヴァインとウィーン・フィルによる共演の中でも、最高傑作と目されるのがこのスメタナ「わが祖国」です。ウィーン・フィルの自主性を重んじながらも、巧みな指揮でオケを統率していくレヴァインのやり方が見事に花開いた演奏は、6つの交響詩のそれぞれの特色を活かし、情熱溢れる生き生きとした作品として、スメタナの望む世界を色鮮やかに見せてくれるのです。
《録音》1986年6月, ウィーン、ムジークフェラインザール |
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4795896
\1800 |
《パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ曲》
パレストリーナ:
教皇マルチェルスのミサ曲, モテトゥス「汝はペテロなり」,
アレグリ:ミゼレーレ, アネーリオ, モテトゥス「わがもとに来れ」,
ナニーノ:モテトゥス「この日こそ」,
ジョヴァンネッリ:モテトゥス「喜びたたえよ」 |
サイモン・プレストン(指揮)
ウェストミンスター寺院聖歌隊 |
精霊のような声の持つ合唱の神秘
16世紀、イタリア・ルネサンス期の作曲家パレストリーナの代表作「教皇マルチェルスのミサ曲」。ずっとトレント公会議(カトリックの典礼で使われるにふさわしい音楽について話し合う会議)で歌われた作品と言われていましたが、最近になって「どうやらそれは違うらしい」という研究結果が発表されています。
当時、6声部からなる壮麗な作品が教会音楽からかけ離れていたのか、どうなのか。今となっては知る由もありませんが、このプレストンの指揮による演奏は、典型的なイギリス国教会による編成(B-Sp.
C-T, T, Bs)ですが、精霊のような声の持つ合唱の神秘を体験できるはずです。
《録音》1985年2月, ロンドン、オールセイント教会 |
<国内盤>
コウベレックス
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「春への想い “Fruhlingsglaube”」
シューマン:3つのロマンス Op.22
(原曲:ヴァイオリンとピアノのための)
サン=サーンス:
あなたの声に私のこころは開く〜歌劇「サムソンとデリラ」より
シベリウス:トゥオネラの白鳥
ブラームス:
間奏曲イ長調 (ピアノのための6つの小品Op.118
より第2曲)
※ピアノ独奏
プーランク:オーボエとピアノのためのソナタ
シューベルト:春への想い D.686
ショーソン:はちすずめ〜7つのメロディーOp.2
より
山田耕筰:かやの木山の
チャイコフスキー:憧れを知るもののみが〜6つのロマンスOp.6
より |
岡山理絵
(オーボエ、
イングリッシュホルン)
河合珠江(ピアノ) |
オーケストラでの演奏活動にも定評があるオーボエ奏者、岡山理絵のソロのファースト・アルバム!
録音:2015年10月6-8日、ひこね市文化プラザ
エコーホール(滋賀県)/録音:コウベレックス、曲目解説:
小味渕 彦之、56分02秒
国内外のオーケストラ主要オーケストラでの演奏活動にも定評がある岡山理絵のソロのファースト・アルバム。オーボエの豊かな色彩と歌心をもって緻密かつ穏やかに表現。伴奏の河合珠江との息の合った心地よい音楽。イングリッシュ・ホルンも3
曲収録。親しみやすく聴く人を惹き付ける魅力満載のアルバム。
●岡山 理絵(オーボエ)
滋賀県立石山高等学校音楽科を経て、京都市立芸術大学卒業、同大学大学院修士課程を修了。ヤマハ管楽器新人演奏会出演、第6回津山総合音楽祭ダブルリードコンクール入賞。ロームミュージックファンデーションの奨学金を受け渡独し、マンハイム音楽大学及びヴュルツブルク音楽大学で学ぶ。在独中、ミュンヘン・バッハ・ゾリステン、南西ドイツカンマーフィルハーモニー、マインツ室内合奏団等の公演に出演するなど、研鑽を積む。帰国後、国内各地の主要オーケストラに客演または客演首席奏者として数多く出演。演奏活動のほか、後進の指導にもあたっている。
●河合珠江(ピアノ)
京都市立芸術大学音楽学部卒業。同大学院修士課程を最優秀で修了。同博士課程ではJ.
L. ドゥシークについての研究を行い、同大学で初めて器楽領域での博士号を取得。2008
年より毎年ソロ・リサイタルを開催。初期バロックから現代まで幅広いレパートリーをもち、とくにドゥシークを始めとするチェコ人作曲家と近代の作品の演奏には定評がある。大阪、京都を中心に、海外ではプラハ、チャースラフ、ネラホゼヴェス
(チェコ)、上海、成都、太原、瀋陽、長春、ハルピン(中国)等で多数の演奏会に出演。 |
<映像>

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