≪第86号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その1 2016/2/16〜
2/19(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HMF
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ロシアからまた新しい才能が出現
エレーナ・ランゲル:
(1)三人のいる風景(全8曲)
(リー・ハーウッド詩 英語)(2013)
(2)雪〜ヴァイオリンとピアノ (2009)
(3)雷雲(ロシア民俗詩 ロシア語)(2012)
(4)2つの猫の歌(ダニール・ハルムス詩 ロシア語)(2006)
(5)アリアドネ(グリン・マックスウェル詩 英語)(2002)
(6)おお愛しい人(ジョン・ダン詩 英語)(2013) |
アンナ・デニス(ソプラノ)
(1)ウィリアム・タワーズ(カウンターテナー)
(1)(5)(6)ニコラス・ダニエル(Ob)
(1)(2)(5)(6)ロマン・ミンツ(ヴァイオリン)
(1)(5)(6)メーガン・キャシディ(ヴァイオリン)
(1)(4)(5)(6)クリスティナ・ブラウマネ(Vc)
(1)(6)ロバート・ハワーズ(Cem)
(2)(3)(4)カーチャ・アペキシェワ(ピアノ) |
録音:2014年11月3-5日/ブリテン・スタジオ(サフォーク、イギリス)/DDD、59’
57”
エレーナ・ランゲルは1974 年モスクワ生まれの女性作曲家。モスクワ音楽院で学び、当初はピアニストを目指していましたが作曲に転向、1999
年にはロンドンの王立音楽アカデミーに留学し、そのままこの地に住み活動を行っています。
作風はロシア的でショスタコーヴィチとリムスキー=コルサコフの影響が明瞭、とにかく飽きさせない点がさすが。
2013 年にはジュネーヴ大劇場のためにキュイの児童オペラ「長靴をはいた猫」をオーケストレーションして高く評価されました。このアルバムに収められた作品は、いずれもイギリスで作曲されたもので、「三人のいる風景」と「おお愛しい人」は目下最新作。ロシア音楽ファン要注目の逸材と申せましょう。 |
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CORO
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ザ・シックスティーンのモンテヴェルディ!
モンテヴェルディ:4声のミサ曲と詩篇曲集
Vol.1
モンテヴェルディ:
主は言われたI SV.191/われ主に感謝せんII
SV.194/
イェルサレムよ、主を讃めたたえよ SV.202/
われ喜びに満てりII SV.199/主が家を建てたまわずばI
SV.200/
僕らよ、主を讃めたたえよ SV.196/聖母のための連祷
SV.204/
主を畏るるものは幸いなり SV.195/
カヴァッリ:マニフィカト |
ザ・シックスティーン
ハリー・クリストファーズ(指揮) |
ザ・シックスティーンのモンテヴェルディ!"4声のミサ曲と詩篇曲集"第1巻が登場!
名演の誉れが高い「倫理的、宗教的な森」、「聖母マリアの夕べの祈り」に続く、ザ・シックスティーン&ハリー・クリストファーズのモンテヴェルディは、「4声のミサ曲と詩篇曲集」の第1巻!
モンテヴェルディがヴェネツィア、サン・マルコ寺院の楽長として活躍していた時代の代表作を含み、死後の1950年に出版された「4声のミサ曲と詩篇曲集」は、まさにその芸術の最高峰の1つ。
エリン・マナハン・トーマスとグレース・デイヴィッドソンが名を連ねるソプラノを筆頭に、ザ・シックスティーンの各パートの充実振りも目覚ましい。至上のハーモニーが創り上げるモンテヴェルディの宗教音楽の傑作。乞うご期待!
※録音:2015年11月5日−12日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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FIRST HAND
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幻の未発表音源
夭折の天才ユーリ・エゴロフ1980年カリフォルニア・ライヴ
(1)モーツァルト:幻想曲ハ短調K.475
(2)シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
(3)ショパン:12のエチュードOp.25
(4)ドビュッシー:水の反映
(5)リスト:ラ・カンパネラ |
ユーリ・エゴロフ(ピアノ) |
夭折の天才ユーリ・エゴロフ幻の未発表音源が発見された!
録音:1980年4月3日/パサディナ・アンバサダー・オーディトリウム(カリフォルニア)/81’
44”、STEREO
ユーリ・エゴロフは1954 年カザン生まれのピアニスト。モスクワ音楽院でヤコフ・ザークに師事し、1974
年の第5 回チャイコフスキー国際コンクール、翌年のエリザベート王妃国際コンクールともに3
位入賞。
76 年にオランダへ亡命、EMI で録音したドビュッシーやシューマンが世界的なセンセーションを巻き起こしました。異常な繊細さと鋭敏な感性で将来を嘱望されましたが、相方から伝染した後天性免疫不全症候群のため1988
年に33 歳の若さで急逝しました。
短い活動期のため、新たな録音は期待できませんでしたが、何と1980
年のライヴが発見されました。すべて初出ですが、それもドビュッシーとリスト以外は他に録音のないレパートリーのため大歓迎。モーツァルトの幻想曲で見せる狂気、シューマンの深すぎる共感ぶり、ショパンの異常な繊細さなど、まさに天才の芸。早すぎる死が惜しまれる凄さです。超オススメ。

旧譜
2つのユーリ・エゴロフ・ボックス
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ユーリ・エゴロフ。
1954年タタール共和国のカザンに生まれ、ロン・ティボー・コンクール第4位、チャイコフスキー・コンクール第3位、エリーザベト・コンクール第3位入賞。(クライバーン・コンクールでは予選通過を果たせなかったが、それが許せない聴衆が暴れて大変な騒ぎになったらしい)ヨーロッパ演奏旅行中に亡命、その後も着実にキャリアを積み、若さあふれるダイナミックで鋭利な表現でファンを魅了した。その後活動拠点をオランダに移してからは、独特の繊細なスタイルを築き、進化を遂げていた。
しかしその研ぎ澄まされた感性は、あるいは自分が同性愛者であるという特別な意識の中で育まれたのかもしれない。彼はエイズによって、わずか33歳の生涯を閉じる。
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CZS 2065312
(7CD)
\4500 |
ユーリ・エゴロフ/ザ・マスター・ピアニスト(限定盤)
CD1 |
ドビュッシー:前奏曲集第1巻
ドビュッシー:映像第1集第1曲 水の反映(以上1983年録音)
ショパン:幻想曲ヘ短調Op.49
ショパン:バラード第1番ト短調Op.23(以上1981年、1982年録音) |
CD2 |
ドビュッシー:前奏曲集第2巻
ドビュッシー:版画(以上1983年録音) |
CD3 |
シューマン:謝肉祭Op.9
シューマン:トッカータOp.7(以上1981年録音)
シューマン:アラベスク
シューマン:「色とりどりの小品」Op.99 より4曲(以上1985年録音) |
CD4 |
シューマン:クライスレリアーナOp.16
シューマン:ノヴェレッテOp.21 より第1曲、第8曲(以上1978年録音)
シューマン:蝶々Op.2(1981年録音) |
CD5 |
ショパン:夜想曲嬰ヘ長調Op.15-2
ショパン:夜想曲変ニ長調Op.27-2
ショパン:夜想曲ホ短調(遺作)Op.72-1
ショパン:スケルツォ第2番変ロ短調Op.31 (以上1981年、1982年録音)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」(1982年録音) |
フィルハーモニア管弦楽団、
サヴァリッシュ指揮 |
CD6 |
(新リマスター)
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466(カデンツァ:ベートーヴェン)
ピアノ協奏曲第17番ト長調K.453(カデンツァ:モーツァルト)
(1985年録音) |
CD7 |
(新リマスター)
バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV903
モーツァルト:幻想曲ハ短調 K.475
ショパン:幻想曲ヘ短調Op.49
ショパン:練習曲変ト長調Op.10-5
ショパン:練習曲ホ長調Op.10-3「別れの曲」(以上1978年録音) |
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36Pブックレット、各CD紙ケース入り、クラッシュメルボックス
30代中ばで夭折した天才エゴロフのEMIへの遺産。
EMIへのセッション録音と、1978年におこなわれたカーネギー・ホールでの伝説的な公演のライヴ録音をまとめたものである。
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KTC 1469
(10CD+DVD-
Video/PAL/
特別価格)
\6500
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夭折の奇才ユーリ・エゴロフ
〜 ア・ライフ・イン・ミュージック 貴重な初出音源含む!
ジンマンやオッテルロー、フォンクなど、共演者たちも強力! |
ユーリ・エゴロフ(ピアノ) |
CD1
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調
Op.108
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、エミー・ヴェルヘイ(ヴァイオリン)、録音:1979年3月17日〕
シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調 D.667《ます》
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、オルランド弦楽四重奏団、録音:1987年11月27日〕
CD2
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
Op.162, D.574、ソナチネ第3番ト短調 D.408
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、エミー・ヴェルヘイ(ヴァイオリン)、録音:1977年8月22日〕
CD3
ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、デイヴィッド・ジンマン(指揮)、ユトレヒト交響楽団、録音:1982年9月26日〕
バルトーク:ヴァイオリン・ソナタ第2番
Sz.76, BB85
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、エミー・ヴェルヘイ(ヴァイオリン)、録音:1982年2月4日〕
CD4
ブラームス:ピアノ五重奏曲ヘ短調 Op.34
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、オルランド弦楽四重奏団、録音:1977年8月8日〕
CD5
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、ハンス・フォンク(指揮)、
アムステルダム・フィルハーモニー管弦楽団、録音:1978年1月19日〕
幻想曲ハ短調 Op.80
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、ヴィレム・ファン・オッテルロー(指揮)、
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、オランダ放送合唱団、録音:1978年3月10日〕
CD6
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
Op.43
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、ヴィレム・ファン・オッテルロー(指揮)、
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、録音:1978年3月10日〕
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第3番変ホ長調
Op.75/79
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、
ロベルト・ベンツィ(指揮)、
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、録音:1974年11月2日〕
CD7
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、
ロエロフ・ヴァン・ドリーステン(指揮)、
アムステルダム・フィルハーモニー管弦楽団、録音:1981年8月25日〕
CD8
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調
Op.83
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、アダム・ゲートハウス(指揮)、
オランダ・ユース・シンフォニー・オーケストラ、録音:1986年1月3日〕
CD9
ショパン:12の練習曲 Op.10、12の練習曲
Op.25
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、録音:1979年12月〕
CD10
シューベルト:ピアノ・ソナタ ハ短調 D.958
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、録音:1984年9月22日〕
6つの楽興の時 D.780
〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、録音:1987年11月27日〕
DVD/PAL
シューマン:謝肉祭 Op.9〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、録音:1984年9月22日〕
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、録音年月日不詳〕
リスト:ラ・カンパネラ〔ユーリ・エゴロフ(ピアノ)、録音年月日不詳〕
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夭折の天才ユーリ・エゴロフの至芸。オランダに遺されていた貴重な音源が蘇る!
旧ソ連のカザン(現タタールスタン共和国の首都)で生を受けた夭折の天才ピアニスト、ユーリ・エゴロフ(1954−1988)。
抑圧から逃れるためにオランダへと亡命したエゴロフが、AVROやVARA、TROSなどのオランダの放送局に残した数多くの未発表音源を含むボックス・セットが、エトセトラ(Et'cetera)から登場!
モスクワ音楽院ではヤコフ・ザークにピアノを師事し、1974年のチャイコフスキー国際ピアノ・コンクールで第3位、翌年の1975年のエリザベート王妃国際音楽コンクールでも第3位入賞を果たすなど、将来を嘱望されながらも、エイズのため1988年に33歳という若さでこの世を去ったエゴロフ。
亡命先のオランダに遺されていた1970年代から死の前年となる1987年にかけてのエゴロフのピアニズム、そしてその人生の記録がここに蘇ります。
※DVDはPAL方式のため、PAL方式対応のプレーヤーでのみ視聴可能です。予めご了承下さい。
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GRAND SLAM
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ワルター&コロンビア響のブルックナー「ロマンティック」
ブルックナー:
交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」(原典版) |
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団 |
ワルター&コロンビア響のブルックナー「ロマンティック」2
トラック、38 センチ、オープンリール・テープ復刻登場!
セッション録音:1960 年2 月13、15、17、25
日/アメリカン・リージョン・ホール(カリフォルニア)/ステレオ
使用音源:Private archive (2トラック、38
センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
ワルター指揮、コロンビア交響楽団によるステレオ録音のブルックナーは第4
番、第7 番、第9 番の3 曲が残されました。その中でワルターの音楽性と最も相性が良いのがこの第4
番「ロマンティック」だと言われています。演奏内容については今さら述べるまでもないでしょう。今回入手したテープはマスター・テープのストレートなコピーらしく、内声部がくっきりと見通しよく響き、ワルターの細やかな表情がより明確に捉えられます。(平林 直哉)
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<メジャー・レーベル>
DG
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4795805
(17CD)
\8000→\7590 |
《バンベルク交響楽団、創立70周年記念名演奏集》
【CD1】
スメタナ:『わが祖国』より「モルダウ」「ボヘミアの森と草原から」〜
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)[録音:1961年6月,
1962年6月],
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88〜
フリッツ・レーマン(指揮)[録音:1953年3月]/
【CD2】
モーツァルト:ハフナー・セレナード K.250〜
フェルディナント・ライトナー(指揮)デネス・ジグモンディ(ヴァイオリン)
[録音:1951年12月],
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21〜
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)[録音:1958年7月]/
【CD3】
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491〜
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)フェルディナント・ライトナー(指揮)[録音:1960年4月],
モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンド
イ長調K.386〜
カール・ゼーマン(ピアノ)〜フリッツ・レーマン(指揮)[録音:1952年10月],
モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550〜ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)
[録音:1959年7月]/
【CD4】
R.シュトラウス:歌劇『ばらの騎士』より「ワルツ」〜
クレメンス・クラウス(指揮)[録音:1953年1月],
グリーグ:『ペール・ギュント』第1組曲Op.46〜
オトマール・スィトナー(指揮)[録音:1952年8月],
チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』〜
フリッツ・レーマン(指揮)[録音:1952年2月],
J.シュトラウスII:ワルツ『芸術家の生活』Op.
316〜
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)[録音:1956年10月],
J.シュトラウスII:ワルツ『春の声』Op.410〜
フェルディナント・ライトナー(指揮)[録音:1952年8月]/
【CD5】
ウェーバー:歌劇『オイリアンテ』序曲〜
ルドルフ・ケンペ(指揮)[録音:1963年6月],
メンデルスゾーン:劇付随音楽『夏の夜の夢』序曲〜
ヴィトルド・ロヴィツキ(指揮)[録音:1989年2月:初出],
ベートーヴェン:『コリオラン』序曲〜
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)[録音:1954年8月],
シューマン:劇音楽『マンフレッド』序曲Op.115〜
フリッツ・レーマン(指揮)[録音:1952年2月],
ヴェルディ:歌劇『運命の力』序曲〜
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)[録音:1953年10月],
ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲」〜
クレメンス・クラウス(指揮)[録音:1953年1月:初出],
ベートーヴェン:『エグモント』序曲〜
オイゲン・ヨッフム(指揮)[録音:1985年10月]/
【CD6】
スメタナ:歌劇『売られた花嫁』(抜粋)〜
ルドルフ・ケンペ(指揮)[録音:1962年12月]/
【CD7】
マーラー:交響曲第4番〜
イシュトヴァン・ケルテス(指揮)エディット・ガブリー(ソプラノ)
[録音:1971年1月8日ライヴ:初出]/
マーラー:さすらう若者の歌〜
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指揮)ノーマン・フォスター(バリトン)[録音:1953年9月]/
【CD8】
ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」〜
クルト・ザンデルリンク(指揮)[録音:1998年4月23日ライヴ:初出],
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲Op.46-8, 4, 2,
5、Op.72-8, 1〜
アンタル・ドラティ(指揮)[録音:1974年3月]/
【CD9】
モーツァルト:
フリーメイソンのための葬送音楽K.477,
交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」〜オイゲン・ヨッフム(指揮)
[録音:1982年3月],
R.シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』『ドン・ファン』〜
オイゲン・ヨッフム(指揮)[録音:1984年3月]/
【CD10】
R.シュトラウス:
メタモルフォーゼン〜ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
[録音:1995年12月9日ライヴ:初出],
アルプス交響曲〜ホルスト・シュタイン(指揮)[録音:1988年5月]/
【CD11】
シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759「未完成」〜
ルドルフ・ケンペ(指揮)[録音:1963年6月],
ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68〜
ホルスト・シュタイン(指揮)[録音:1997年9月]/
【CD12】
ワーグナー:歌劇『リエンツィ』序曲〜
ホルスト・シュタイン(指揮)[録音:1986年12月],
ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」〜
ホルスト・シュタイン(指揮)[録音:1987年10月]/
【CD13】
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調〜
ギュンター・ヴァント(指揮)[録音:1995年7月7日ライヴ:初出]/
【CD14】
シューマン:交響曲第4番ニ短調Op.120〜
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)[録音:1991年6月],
ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.93〜
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)[録音:1995年10月9日ライヴ:初出]/
【CD15】
ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より前奏曲〜
ジョナサン・ノット(指揮)[録音:2012年9月8日ライヴ:初出],
マーラー:交響曲第1番ニ長調〜ジョナサン・ノット(指揮)[録音:2006年2月]/
【CD16】
R.シュトラウス:4つの最後の歌〜
ゲニア・キューマイヤー(ソプラノ)ジョナサン・ノット(指揮)
[録音:2014年9月8日ライヴ:初出],
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『春の祭典』〜
ジョナサン・ノット(指揮)[録音:2006年2月]/
【CD17】
モーツァルト:交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」〜
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)[録音:1940年10月9〜10日:初出],
プフィッツナー:歌劇『パレストリーナ』より前奏曲〜
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)[録音:1943年3月21日:初出],
シューマン:交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」〜
ヨーゼフ・カイルベルト(指揮)[録音:1944年7月10日:初出] |
バンベルク交響楽団(CD1〜16),
プラハ・ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団(CD17) |
ドイツの伝統を守りながら独自のサウンドを磨き上げたオーケストラの歴史
1946年3月、第二次大戦後避難民としてプラハやカールスバード、シュレジアからバイエルン州・バンベルクに移り住んだ音楽家たちによって結成されたバンベルク・トーンキュンストラー管弦楽団。
古き良き音楽伝統の発祥地であるボヘミア気質を受け継ぎ、行き届いた訓練、卓越した技術と感性、洗練された響きで成功を収め、同年6月に「バンベルク交響楽団」に改称しました。
カイルベルト、ケンペ、クナッパーツブッシュ、クレメンス・クラウス、ヨッフム、ホルスト・シュタインらの名指揮者たちが独自のサウンドを磨き上げました。
2000年には首席指揮者にジョナサン・ノットを迎え、数々の名演を重ねています。
バンベルク交響楽団創立70周年を記念するこのボックスには、ドイツ・グラモンフォンのみならず、オイロディスク、ワーナー、オルフェオ、Tudor等の音源の他、貴重な未発表ライヴ音源も多数含まれています。
CD17は、同楽団の前身となる「プラハ・ドイツ・フィルハーモニー」の首席指揮者カイルベルトによる音源が収録されています。
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4795459
\2300 |
シタール
《アヌーシュカ・シャンカール:Land of Gold》
1) Boat To Nowhere, 2) Secret Heart,
3) Jump In (Cross The Line), 4) Dissolving
Boundaries,
5) Land Of Gold, 6) Last Chance, 7) Remain
The Sea,
8) Crossing The Rubicon, 9) Say Your Prayers,
10) Reunion |
アヌーシュカ・シャンカール(シタール),
サンジーブ・シャンカール(シェーナイ)、
ミッチ・ジョーンズ(ピアノ), 他 |
アヌーシュカ・シャンカールの現代世界への祈り
1981年ロンドン生まれの美貌のシタール奏者。父親はビートルズにも影響を与えた20世紀最大のインド古典音楽家、シタール奏者のラヴィ・シャンカール。ノラ・ジョーンズは異母姉。
2005年にはインド古典〜ニュー・エイジ〜エイジアン・マッシヴを融合した初のコンテンポラリー・アルバム「ライズ」をリリースし、過去5回グラミー賞にノミネート歴をもつアヌーシュカ。
《トラヴェラー》、《トレース・オブ・ユー》《ホーム》に続くDG録音第4弾となるこのアルバムは、現代世界に溢れる対立と貧困に直面する難民問題に対する熱烈な彼女の反応を音にしたもの。
「古典的なミニマリズム、ジャズ、エレクトロニクスやインド古典様式の要素を取り入れながら、侵略と怒り、そして優しさもプラス。私の楽器は、私は感情表現の探求そのものなのです」と彼女自身述べています。 |
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4822967
\1800 |
《アリア〜美しきバッハのアリアの世界》
J.S.バッハ:
1)カンタータ第51番より, 2) カンタータ第170番より,
3) クリスマス・オラトリオより, 4) カンタータ第147番より,
5) ミサ曲ロ短調より, 6) ヨハネ受難曲より,
7&8) マタイ受難曲より,
9) カンタータ第34番より, 10) カンタータ第82番より,
11) カンタータ第74番より, 12) 復活祭オラトリオより,
13) カンタータ第57番より,
14&15) われらにまかせて見張りをさせよ
BWV 213より,
16) コーヒー・カンタータより, 17&18)
農民カンタータより |
クリスティーナ・シェーファー(ソプラノ),
マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ),
トーマス・クヴァストホフ(バリトン),
ルネ・フレミング(ソプラノ),
ナンシー・アージェンタ(ソプラノ),
アンネ=ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ),
ベルナルダ・フィンク(コントラルト),
アンドレア・ショル(カウンターテナー),
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール),
ドロテア・レシュマン(ソプラノ),
ラルフ・ポプケン(カウンターテナー),
バーバラ・ボニー(ソプラノ),
エマ・カークビー(ソプラノ),
ニール・アーチャー(テノール) |
歌とメロディーが融合した極美の世界
バッハは毎週のミサのために約200ものカンタータや、受難のための作品を書きました。それは単なる仕事というよりも、神に祈るためにバッハが書いた捧げもの。
ここには多くの作品の中から遠近感ある美しいアリアをばかりが選ばれています。究極のバッハの祈りが感じとれるアルバムです。 |
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4795524
(4CD)
\6000→\5490 |
若きチューリヒ・トーンハレ管音楽監督
ブランギエのライヴ録音
《ラヴェル:管弦楽作品全集》
モーリス・ラヴェル(1875-1937):
【CD1】
『シェヘラザード』序曲, ツィガーヌ, 組曲『クープランの墓』,
ボレロ/
【CD2】
ピアノ協奏曲ト長調, 高雅で感傷的なワルツ,
バレエ音楽『マ・メール・ロワ』/
【CD3】
バレエ『ジャンヌの扇』より「ファンファーレ」,
亡き王女のためのパヴァーヌ, 古風なメヌエット,
鏡,
左手のためのピアノ協奏曲ニ長調,
スペイン狂詩曲, ラ・ヴァルス/
【CD4】
バレエ音楽『ダフニスとクロエ』 |
リオネル・ブランギエ(指揮)
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団,
ユジャ・ワン(ピアノ),
レイ・チェン(ヴァイオリン) |
2012年に26歳の若さで名門チューリヒ・トーンハレ管の音楽監督兼首席指揮者に指名された注目の天才指揮者ブランギエ。新時代のフレッシュな名盤の誕生!2016年2月、ブランギエはNHK交響楽団を指揮するために来日します。彼が2014〜2015年にかけての行ったコンサートのライヴを収録したこの4枚組は、「オーケストレーションの天才」と絶賛されるラヴェルの管弦楽作品を集めたもの。
ユジャ・ワンとのピアノ協奏曲(既発)と、レイ・チェンをソリストに迎えたツィガーヌも収録しています。
《録音》2014〜2015年, チューリヒ、トーンハレでのライヴ収録
■スイス最大の都市、チューリヒに本拠を置くトーンハレ管弦楽団はワーグナーがその創設のきっかけとなった名門。
■リオネル・ブランギエは1986年、フランスのニースに生まれた指揮者。2005年のブザンソン指揮者コンクールに優勝、2007年に20歳でサロネンによりロス・フィルの副指揮者に任命された。2014年よりチューリヒ・トーンハレ管弦楽団の音楽監督を務める。
リオネル・ブランギエ、わ、若い・・・
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ARCHIV
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4795384
(13CD)
\6000 |
ムジカ・アンティクヮ・ケルン
《J.S.バッハ:管弦楽&室内楽作品集》
【CD1】
ブランデンブルク協奏曲第1-5番BWV.1046-1050[録音:1986年]/
【CD2】
ブランデンブルク協奏曲第6番BWV.1051[録音:1986年],
フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための三重協奏曲イ短調BWV.1044
[録音:1987年],
管弦楽組曲第1番ハ長調BWV.1066[録音:1985年],
管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067[録音:1982年]/
【CD3】
管弦楽組曲第3&4番ニ長調BWV.1068-1069[録音:1985年],
管弦楽組曲第5番ト短調BWV.10670(偽作)[録音:1982年]/
【CD4】
音楽の捧げものBWV.1079[録音:1979年]/
【CD5-6】
フーガの技法BWV.1080, 3和音によるカノン(8声)BWV.1072,
4声の無限カノンBWV.1073, 4声のカノンBWV.1074,
2声の無限カノンBWV.1075, 6声の三重カノンBWV.1076,
主題上二重カノン(4声) BWV.1077,
不協和の協和のカノン(反行カノン:2声)BWV.1086,
ファ・ミに基づく7声のカノンBWV.1078,
ゴルトベルク変奏曲の主題に基づく14のカノンBWV.1087
[録音:1984年]/
【CD7】
トリオ・ソナタ集BWV.1036-1039 [録音:1980年]/
【CD8】
ヴァイオリン・ソナタBWV.1014-1018[録音:1982年]/
【CD9】
ヴァイオリン・ソナタBWV.1019, 1020, 1022,
1025, 1021,
フーガ ト短調BWV1026[録音:1981〜1983年]/
【CD10】
ヴァイオリン・ソナタBWV.1023, 1024, Anh.153、
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタBWV1027-1028
[録音:1981〜1982年]/
【CD11】
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタBWV1029.
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ
BWV1019a,
フルート・ソナタBWV1033-1035[録音:1982年]/
【CD12】
無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調BWV1013,
フルート・ソナタBWV1030-1032[録音:1982〜1983年]/
【CD13】
ラインハルト・ゲーベル、古楽器での作品へのアプローチを語る(ドイツ語) |
ムジカ・アンティクヮ・ケルン
[ラインハルト・ゲーベル(ヴァイオリン),
ヤープ・テル・リンデン(ヴィオラ・ダ・ガンバ&チェロ),
ヴィルバート・ハーツェルツェット(フラウト・トラヴェルソ)、他] |
ゲーベル&ムジカ・アンティクヮ・ケルンらしい画期的解釈によるバッハ録音集
ムジカ・アンティクヮ・ケルンの大きな成果のひとつである、J.S.バッハの録音集。
録音当時の最新研究結果を取り入れるだけでなく、ゲーベルが全て自筆譜などを新たに読み込むと共に奏法研究を行い、それまでにはなかった独自解釈が光る演奏が展開されています。
驚くべき速いテンポときびきびしたリズムを土台に、楽器の特性が巧みに生かされた生命力あふれるバッハ像を描き出した名演揃いです。《録音》1979〜1983年 |
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DECCA
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4789604
(35CD)
\14000→\12990 |
ホグウッド, ブリュッヘン, ダントーネ
オリジナル楽器による初の全集
《ハイドン:交響曲全集》
ハイドン:
【CD1】交響曲第1〜5番/
【CD2】交響曲第6, 7, 8番/
【CD3】交響曲第9〜11, 107, 108番/
【CD4】交響曲第12〜15番/
【CD5】交響曲第16〜20番/
【CD6】交響曲第25, 27, 32, 33番/
【CD7】交響曲第36, 37, 40番/
【CD8】交響曲第21〜24番/
【CD9】交響曲第30, 34, 72番/
【CD10】交響曲第28, 29, 31番/
【CD11】交響曲第51, 41, 39, 35番/
【CD12】交響曲第50, 43, 58, 59番/
【CD13】交響曲第47, 46, 26, 49番/
【CD14】交響曲第48, 44, 42番/
【CD15】交響曲第52, 38, 65, 45番/
【CD16】交響曲第54番(第1稿、第2稿、代替えヴァージョン)/
【CD17】交響曲第55, 56番/
【CD18】交響曲第57, 60, 64番/
【CD19】交響曲第61, 66, 69番/
【CD20】交響曲第67, 68, 70番/
【CD21】交響曲第53, 62, 63番/
【CD22】交響曲第71, 74, 75番/
【CD23】交響曲第73, 76, 77番/
【CD24】交響曲第78, 79番/
【CD25】交響曲第80, 81番/
【CD26】交響曲第82, 83, 84番/
【CD27】交響曲第85, 86, 87番/
【CD28】交響曲第89, 88, 105番/
【CD29】交響曲第90, 91, 92番/
【CD30】交響曲第93, 102, 103番/
【CD31】交響曲第94, 97, 99番/
【CD32】交響曲第95, 98, 101番/
【CD33】交響曲第96, 100, 104番/
【CD34】交響曲第100, 104番/
【CD35】交響曲第94. 100, 104番(ザロモンによる室内楽編曲版) |
クリストファー・ホグウッド(指揮)
エンシェント室内管弦楽団[CD:1〜10, 16〜23,
34]/
フランス・ブリュッヘン(指揮)
エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団[CD:11〜15]/
フランス・ブリュッヘン(指揮)
18世紀オーケストラ[CD:26〜33]/
オッターヴィオ・ダントーネ(指揮)
アカデミア・ビザンティーナ[CD:24〜25]/
クリストファー・ホグウッド(フォルテピアノ)&
エンシェント室内管弦楽団員[CD:35], |
3人の指揮者たちの演奏で完成した初のピリオド楽器による全集
膨大なハイドンの交響曲を比較的短期間のうちにドラティが全集にまとめあげた歴史的力作が1970年頃に録音され(Decca)、その後アダム・フィッシャー(Brilliant
Classics)、デニス・ラッセル・デイヴィス(Sony)らが、モダン楽器によって全集録音を成し遂げています。
ホグウッドが全集制作を進めていましたが、8割を録音したところで録音計画が中座してしまい、オリジナル楽器による全集は未だ達成されずにいました。
そこで、ホグウッド指揮による演奏、ブリュッヘン指揮による2つの団体の演奏、そしてダントーネ指揮による最新演奏を含めて、オリジナル楽器による初の全集がここに完成しました。
《録音》ホグウッド:1983〜1995年, ブリュッヘン:1984〜1997年,
ダントーネ:2015年 |
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4807898
(32CD)
\13000→\11990 |
《アンセルメ/フランス音楽デッカ録音集》
【CD1】
ドビュッシー:交響組曲「春」(ビュッセル編),
牧神の午後への前奏曲,
夜想曲, 交響詩「海」〜管弦楽のための3つの交響的素描,
クラリネットと管弦楽のための狂詩曲〜ロベルト・グークホルツ(クラリネット)/
【CD2】
ドビュッシー:
管弦楽のための「映像」, バレエ音楽「遊戯」,
バレエ音楽「カンマ」(ケックラン編),
舞曲(ラヴェル編)/
【CD3】
ドビュッシー:
聖セバスティアンの殉教,
6つの古代のエピグラフ(アンセルメ編),
スコットランド風行進曲〜
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ), ナンシー・ウー(コントラルト),
マリー=リーズ・モンモラン(メゾ・ソプラノ),
トゥール・ド・ペイルス合唱団/
【CD4】
ドビュッシー:バレエ音楽「おもちゃ箱」(カプレ編),
小組曲,
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ, 高雅で感傷的なワルツ,
道化師の朝の歌/
【CD5-6】
ドビュッシー:歌劇『ペレアスとメリザンド』〜
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ), ピエール・モレ(テノール),
ハインツ・レーフス(バリトン), アンドレ・ヴェジエーリ(バス),
エレーヌ・ブーヴィエ(アルト), フローラ・ウェンド(ソプラノ),
デリック・オルセン(バス)
[1952年録音]/
【CD7-8】
ドビュッシー:歌劇『ペレアスとメリザンド』〜
カミーユ・モラーヌ(バリトン), エレナ・スポーレンベルク(ソプラノ),
ジョージ・ロンドン(バス), グース・ヘクマン(バス),
ジョセフィン・ヴィージー(メッゾ・ソプラノ),
ロジーヌ・ブレディ(ソプラノ), ジョン・シャーリー=カーク(バス),
グレゴル・クブラック(バス)[1964年録音]/
【CD9】
ラヴェル:
スペイン狂詩曲, ラ・ヴァルス, クープランの墓,
ツィガーヌ*, ボレロ, ドビュッシー:月の光(カプレ編)〜
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン*)/
【CD10】
ラヴェル:
バレエ音楽『ダフニスとクロエ』(全曲),『マ・メール・ロワ』組曲/
【CD11】
ラヴェル:
左手のためのピアノ協奏曲ニ長調, ピアノ協奏曲ト長調,
『ダフニスとクロエ』第2組曲,
サン=サーンス:死の舞踏Op.40〜
ジャクリーン・ブランカード(ピアノ)
【CD12】
ラヴェル:歌劇『子供と魔法』〜
フローラ・ウェンド(ソプラノ), マリー=リーズ・ド・モンモラン(メゾ・ソプラノ),
ジュヌヴィエーヌ・トゥレーヌ(ソプラノ),
アンドリエンヌ・ミリエット(ソプラノ),
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ), ユーグ・キュエノー(テノール),
ピエール・モレ(バリトン), ルシアン・ロヴァノ(バス),
他,
ラヴェル:
シェエラザード〜
アンドレ・ペパン(フルート),
2つのヘブライの歌, ステファヌ・マラルメの3つの詩〜
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)/
【CD13】
ラヴェル:歌劇『スペインの時』〜
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ), ポール・ドゥレンヌ(テノール),
ミシェル・アメル(テノール), ハインツ・レーフス(バリトン),
アンドレ・ヴェシエール(バス), スイス・ロマンド管弦楽団,
ラヴェル:ボレロ, ラ・ヴァルス〜パリ音楽院管弦楽団/
【CD14】
ベルリオーズ:
幻想交響曲Op.14, 序曲『海賊』Op.21, 序曲『ローマの謝肉祭』Op.9,
『ベアトリスとベネディクト』序曲/
【CD15】
サン=サーンス:
交響曲第3番ハ短調Op.78, オンファールの糸車Op.31,
ベルリオーズ:
『ファウストの劫罰』Op.24より「妖精の踊り」,
序曲『ベンヴェヌート・チェッリーニ』Op.23/
【CD16】
ベルリオーズ:歌曲集『夏の夜』Op.7*,
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14(リハーサル風景)〜
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ*)/
【CD17】
フランク:
交響曲ニ短調, 呪われた狩人, 交響詩『アイオリスの人々』/
【CD18】
ビゼー:『カルメン』組曲, 『アルルの女』第1&2組曲,
序曲『祖国』/
【CD19】
ビゼー:交響曲ハ長調, 子供の遊びOp.22,
『美しきパースの娘』組曲,
オッフェンバック:序曲『天国と地獄』, 序曲『美しきエレーヌ』,
エロルド:序曲『ザンパ』/
【CD20-21】
ドリーブ:バレエ音楽『コッペリア』,『シルヴィア』組曲/
【CD22】
ラロ:
バレエ音楽『ナム—ナ』, 『ディヴェルティスマン』より「アンダンティーノ」,
ノルウェー狂詩曲, 管弦楽のためのスケルツォ,
序曲『イスの王様』/
【CD23】
ラロ:スペイン交響曲Op.21,
シャブリエ:ハバネラ,
フォーレ:レクィエムOp.48〜
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン),
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ),
ジェラール・スゼー(バリトン),トゥール・ド・ペイルス合唱団/
【CD24】
シャブリエ:
狂詩曲『スペイン』, 田園組曲, 楽しい行進曲,
歌劇『いやいやながらの王様』より「スラヴ舞曲」「ポーランドの祭り」,
トマ:序曲『ミニョン』, 序曲『レーモン』,
オーベール:序曲『黒いドミノ』, 序曲『フラ・ディアボロ』/
【CD25】
ショーソン:交響曲変ロ長調, 組曲『ペレアスとメリザンド』Op.80,
フォーレ:前奏曲『ペネロペ』, 組曲『マスクとベルガマスク』Op.112/
【CD26】
ルーセル:交響曲第3番ト短調Op.42, 交響曲第4番イ長調Op.53,
くもの饗宴/
【CD27】
オネゲル:クリスマス・カンタータ*, 交響曲第2番,
ルーセル:管弦楽のための小組曲Op.39〜ピエール・モレ(バリトン*)/
【CD28】
オネゲル:交響曲第3番『典礼風』, 交響曲第4番『バーゼルの喜び』/
【CD29】
オネゲル:交響的楽章第1番「パシフィック231」,
デュカス:魔法使いの弟子,
デュカス:『ラ・ペリ』より「ファンファーレ」「ラ・ペリ(舞踏詩)」,
マニャール:交響曲第3番変ロ短調/
【CD30】
オネゲル:劇付随音楽『ダヴィデ王』〜
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ),マリー=リーズ・ド・モンモラン(メゾ・ソプラノ),
ポーリーヌ・マルタン(メゾ・ソプラノ),
ミシェル・アメル(テノール),
ステファーヌ・オデル(語り)/
【CD31】
マルタン:
7つの管楽器, ティンパニ、打楽器と弦楽のための協奏曲,
弦楽合奏のための練習曲, 小協奏交響曲〜
ピエール・ジャメ(ハープ),
ジェルメーヌ・ヴォーシャー=クラーク(チェンバロ),
ドリス・ロシオー(ピアノ)/
【CD32】
マルタン:ヴァイオリ協奏曲*, オラトリオ『地には平和を』〜
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン),
ウルスラ・ブッケル(ソプラノ),
マルガ・ヘフゲン(コントラルト), エルンスト・へフリガー(テノール),
ピエール・モレ(バリトン), ヤーコブ・シュテンプフリ(バス) |
エルネスト・アンセルメ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団 |
フランス音楽の魅力を現代に伝えるアンセルメ極め付けの録音集大成
1950〜1960年代に数多くの録音をDeccaに残した指揮者エルネスト・アンセルメ。音楽における印象主義と呼ばれたドビュッシーとも親交があり、演奏に関しても様々な助言を受けたエルネスト・アンセルメの演奏は、古典的なドビュッシー解釈のひとつの規範とも言えるもの。
ラヴェルがギリシャ神話時代の牧歌的なストーリーをもとに作曲した大曲「ダフニスとクロエ」など、巧妙で精緻なオーケストレーションの魅力も鮮やかに描き出しています。
その他、エレガントで洒落たメロディ、機知に富んだ明るく洗練された感覚、管楽器が華やかに活躍するサウンド等々、フランス音楽の魅力を堪能できる管弦楽曲を収録。フランス音楽に定評の高いアンセルメならではの名演を集大成したセットです。
《録音》1952〜1967年 |
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4789394
\2300 |
《アミューズブーシュ〜1950年代のフランス音楽》
1) プーランク:ホテル,
2) フランセ:美食家のオード,
3) サティ:グノシェンヌ第4番,
5) ジャン・イヴ・ダニエル=ルシュール:雅歌,
6) サティ:グノシェンヌ第5番,
7) プーランク:7つの歌 FP81,
8) サティ:グノシェンヌ第6番,
9) ミヨー:2つの歌,
10) プーランク:小カンタータ『ある雪の夕暮れ』FP126,
11) ラヴェル(ロデリック・ウィリアムズ編):アダージョ(ピアノ協奏曲ト長調より) |
イ・ファジョリーニ(混声合唱団)、
アンナ・マークランド(ピアノ), |
美しき一口サイズのフランス歌曲
フランス料理でアミューズブーシュ(amuse
bouche)とは、「ひとくちのお楽しみ」という意味です。
本格的なフルコースの場合、前菜の前にこうしたものを出すことによって、より食べる側の気持ちを高揚させてくれるのです。
そんなコンセプトで、フランス作曲家による歌曲と合唱曲、途中にピアノ独奏(グノシェンヌ)を挟み込みながら、フルコースの前の楽しいひと時を演出するというプログラム。
これまでルネッサンス音楽を中心として歌ってきた合唱団「イ・ファジョリーニ」が美しく澄んだハーモニーで楽しませてくれます。
《録音》2015年7月, ロンドン、オールセインツ教会(デジタル:セッション) |
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4788689
\2300 |
《オラ・イェイロ:合唱作品集》
オラ・イェイロ(1978〜):
1) Ubi Caritas, 2) The Spheres, 3) The
Ground,
4) Sanctus (London), 5) The Crossing,
6) Northern Lights,
7) The Lake Isle, 8) Serenity (O Magnum
Mysterium),
9) Tundra, 10) Reflections, 11) Sacred
Heart |
ヴォーチェス8(混声合唱団),
テネブレ(混声合唱団),
オラ・イェイロ(ピアノ),
チェンバー・オーケストラ・オブ・ロンドン,
他 |
これぞ現代人を心を癒す神秘の声
作曲家及びピアニストであるオラ・イェイロは、1978年ノルウェー生まれ。ノルウェー国立音楽学院、イギリス王立音楽大学で学び、ジュリアード音楽院で作曲の修士号を取得しています。
彼の音楽は、民謡、クラシックからジャズやポピュラー音楽まで幅広いジャンルをカバーし、ハリウッドでの映画音楽の分野にも進出しています。
特に無伴奏の宗教作品を中心に創作活動が行われており、透明感あふれるメロディーとハーモニーは、世界各地で演奏され、多くの人を魅了しています。
特に最初に収録されている「Ubi Caritas」は、彼の作品の中でも最も演奏される機会の多い作品で、デュリュフレやグレゴリオ聖歌の影響も感じられます。
2003年にウェストミンスター寺院聖歌隊出身者たちで結成され、奇蹟のアカペラとも評される合唱団「ヴォーチェス8」、そしてコリン・デイヴィスとロンドン交響楽団との演奏で絶賛を浴びた合唱団「テネブレ」が、見事な表現力とバランスのとれたプログラムで、聴き手をイェイロの神秘の世界に誘います。
《録音》2015年4月, ロンドン、オールハロウズ教会(デジタル:セッション) |
<国内盤>
<映像>
ARTHAUS(映像)
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LEGENDARY PERFORMANCESシリーズ
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109198
(DVD 2枚組)
\2400→\2190 |
ビオンディ(指揮)&エウロパ・ガランテ
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」 |
ノルマ…ジューン・アンダーソン(ソプラノ)/
アダルジーザ…ダニエラ・バルチェッローナ(メゾ・ソプラノ)/
ポリオーネ…シン・ヨン・フン(テノール)/
オロヴェーゾ…イルダール・アブドラザコフ(バス)
他/
ヴェルディ・フェスティバル合唱団/
エウロパ・ガランテ/
ファビオ・ビオンディ(指揮)/
ロベルト・アンド(演出) |
109199
(BD)
\2400→\2190 |
2001年 パルマ王立劇場(テアトロ・レージョ)ライヴ収録/収録時間:163分/音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1
イタリア語(オリジナル言語)/字幕:英, 独,
仏, 西, 伊, 中/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク×1,片面単層ディスク×1
<BD>二層50GB 1080i High Definition(Upscale)
ビオンディとエウロパ・ガランテのオリジナル楽器による演奏が評判となった「ノルマ」です。
ベテラン、ジューン・アンダーソンと、当時彗星のごとく現れ、国際的名声を一気に獲得したダニエラ・バルチェローナの白熱した戦いが、柔らかい弦の響きに乗って描き出されます。一味違う「ノルマ」を楽しみたい方に。
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109200
(DVD)
\2400 |
マリリン・ホーン
ヴィヴァルディ:歌劇「狂えるオルランド」 |
オルランド/マリリン・ホーン(アルト)/
アンジェリカ/スーザン・パターソン(ソプラノ)/
アルチーナ/キャスリーン・クールマン(メゾ・ソプラノ)/
ブラダマンテ/サンドラ・ウォーカー(メゾ・ソプラノ)/
ルッジェーロ/ジェフリー・ガル(カウンターテナー)/
サンフランシスコ歌劇場管弦楽団&合唱団/
ランダル・ベーア(指揮)/
ピエール・ルイージ・ピッチ(演出) |
109201
(BD)
\2400 |
1989年 サンフランシスコ歌劇場 ライヴ収録/収録時間:147分/音声:ステレオ2.0
イタリア語(オリジナル言語)/字幕:英, 独,
仏, 西, 伊/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク
<BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale)
イタリア、ルネサンス期の詩人、ルドヴィーコ・アリオストによる長編叙事詩「狂えるオルランド」はサラセン人の侵攻と戦うシャルルマーニュとパラディンの活躍を背景にオルランドの失恋と発狂、エステ家の起源が語られています。
こう書くと、なんとなく歴史の勉強になってしまいますが、この波乱万丈の物語はバロック時代の作曲家たちがこぞって題材にして、バラエティ豊かなオペラを書き上げたことでも知られています。
ヴィヴァルディの作品は、若干粗筋を端折っている部分もありますが、そこは音楽の素晴らしさで全てをカバーしていると言ってもよいでしょう。
1980年代はまだヴィヴァルディ(1678-1741)の作品の上演自体が少なかった頃で、このサンフランシスコ歌劇場のプロジェクトは、マリリン・ホーンの凄絶な歌唱とともに、バロック・オペラ上演の先駆けとして大きな話題となったものです。
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109202
(DVD)
\2400 |
ミヒャエル・ハンペ(演出)
ロッシーニ:歌劇「どろぼうかささぎ」 |
ファブリッツィオ(豪農)…カルロス・フェレール(バス)/
ルチーア(ファブリッツィオの妻)…ヌッチ・コンドー(メゾソプラノ)/
ジャンネット(ファブリッツィオの息子)…
デイヴィッド・キューブラー(テノール)/
ニネッタ…イレアナ・コトルバシュ(ソプラノ)/
フェルナンド(ニネッタの父親)…ブレント・エリス(バス)/
代官…アルベルト・リナルディ(バス)/
ピッポ(若い農夫)…エレーナ・ツィーリオ(メゾソプラノ)他/
ケルン・オペラ合唱団/
ケルン・ギュルツェニッヒ管弦楽団/
ブルーノ・バルトレッティ(指揮)/
ミヒャエル・ハンペ(演出) |
109203
(BD)
\2400 |
ケルン歌劇場 ライヴ収録/収録時間:182分/音声:ステレオ2.0
イタリア語(オリジナル言語)/字幕:英, 独,
仏, 西, 伊/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク
<BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale)
25歳のロッシーニがミラノ・スカラ座のために3か月という短期間で書き上げたこの「どろぼうかささぎ」は、当時流行していた「救出オペラ」の流れに則ったもので、絶体絶命のピンチに陥ったヒロインが、持前の機転と、庇護者によってハッピーエンドを勝ち取るという痛快な物語です。
この演奏、主役のニネッタを歌っているのは、あのクライバーが指揮する「椿姫」でヒロインを演じたイレアナ・コトルバシュ。誰もが守ってあげたくなるような独特の声は彼女ならではのものです。
ハンペのオーソドックスな演出、バルトレッティの生き生きした音楽、どれもが最上です。*パイオニアLDCより発売されていたレーザーディスクと同じ映像です。
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109204
(DVD)
\2400 |
ムーティ(指揮)/ミラノ・スカラ座
プーランク:歌劇「カルメル派修道女の対話」 |
ブランシェ…ダグマー・シェレンベルガー(ソプラノ)/
ド・ラ・フォルス侯爵…
クリストファー・ロバートソン(バリトン)/
騎士フォルス…ゴードン・ギーツ(テノール)/
クロワシー夫人…アニヤ・シリヤ(アルト)/
バーバラ・ディヴァー(メゾ・ソプラノ)/
リドワーヌ夫人…グヴィン・ゲイヤー(ソプラノ)/
修道女長マリー…バーバラ・ディヴァー(メゾ・ソプラノ)/
コンスタンス…ローラ・エイキン(ソプラノ)
他/
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団/
リッカルド・ムーティ(指揮)/
ロバート・カーセン(演出)/
マイケル・レヴァイン(装置)/
ファルク・バウアー(衣装) |
109205
(BD)
\2400 |
2004年 ミラノ・スカラ座 アルチンボルディ劇場
ライヴ収録/収録時間:149分/音声:ステレオ2.0/DD5.1
フランス語(オリジナル言語)/字幕:独, 仏,
西, 伊/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク
<BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale)
18世紀のフランス革命の時代、それまで特権階級とされていたキリスト教聖職者たちが革命派によって次々と弾圧されていきます。
そんな中、進行を貫いた主人公ブランシェを始めとした修道女たちが心の葛藤と戦いながら、最期は断頭台で命を落とします。
これは1794年、パリの広場で16人(実際には15人)の修道女が処刑されたという史実に基づく物語で、プーランク(1899-1963)の音楽は淡々とした美しいものですが、最後の場面はあまりにも静謐で、またリアルであるがために、却って陰惨な事実を突きつけられる思いがすることでしょう。
ムーティはプーランクの音楽の美しさを引き立て、また、歌手たちの歌を優しく包み込むようにオーケストラをコントロールしています。普段、読み替えの演出が多いカーセンも、ここでは物語を丹念に描いていきます。ショッキングな作品ですが、一度は見ておきたい名作です。
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109206
(DVD)
\2400→\2190 |
マッケラス&パリ管
ヤナーチェク:歌劇「利口な女狐の物語」 |
森番…トーマス・アレン(バリトン)/
ビシュトローシュカ(女狐)…エヴァ・ジェニス(ソプラノ)/
雄狐…アナ・ミニュティヨ(ソプラノ)/
森番の女房/ふくろう…リブシェ・マーロヴァー(アルト)/
ハラシュタ:行商人…イヴァン・クスニエル(バス)/
神父/あなぐま…リハルド・ノヴァーク(バス)/
校長/蚊…ヨセフ・ハイナ(テノール) 他/
セーヌ県合唱隊/
パリ・シャトレ座合唱団/
パリ管弦楽団/
チャールズ・マッケラス(指揮)/
ニコラス・ハイトナー(演出)/
ジャン・カルマン(照明)/
ボブ・クローリー(衣装) |
109207
(BD)
\2400→\2190 |
1995年 パリ・シャトレ座 ライヴ収録/収録時間:98分/音声:ステレオ2.0
チェコ語(オリジナル言語)/字幕:英, 独, 仏,
西/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク
<BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale)
ヤナーチェク(1854-1928)の代表作の一つである、この「利口な女狐の物語」は、ルドルフ・エスノフリーデクの物語に基づき、ヤナーチェク自身が台本を書いたという力作です。
まるで童話のような外観を持つものの、実は深い死生観と自然への畏敬の念が込められた大人向きの物語は、観る者を感動させずにはおれません。
このシャトレ座の上演は、ヤナーチェクの世界的権威であるマッケラスの指揮と、新進気鋭の演出家ハイトナーの新演出によって話題となった舞台。実力派の歌手たちによる歌唱も交え、実に幻想的な世界が繰り広げられています。
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2/18(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
EDITION ABSEITS
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EDA 41
(2CD)
\3400
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ヨーク・ヘラー:ピアノ曲集
CD1
(1)5つの小品 (1964)
(2)2台のピアノのためのディアフォニー
(1965)
(3)ピアノ・ソナタ第1番 (1968)
(4)ピアノ・ソナタ第2番 (1986)
(5)2台のピアノのためのパルティータ (1996)
CD2
(1)ピアノ・ソナタ第3番 (2010/11)
(2)2台のピアノのためのドッペルシュピール
(2009/12)
(3)モノグラム(全14曲)(1988/2003)
ボーナス・トラック:
トッカータ〜 5つの小品より |
クリスティ・ベッカー(CD1-(1)(2)(3)(5))
ピーシェン・チェン(CD1-(2)(4)(5))
ファビオ・マルティーノ(CD2-(1)")
タマーラ・ステファノヴィチ(CD2-(2)(3))
ファビアン・ミュラー(CD2-(2))
ボーナス・トラック:
ヨーク・へラー(ピアノ) |
ドイツ前衛派のヘラーのピアノ作品をほぼ網羅
66’ 49”、62’ 03”
現代ドイツを代表する作曲家ヨーク・ヘラーのピアノ曲を集めたアルバム。とは言っても新録音ではなく、CD1
はCPO レーベルからリリースされていたもの。CD2
もピアノ・ソナタ第3 番はOehms Classics、残りはルール・ピアノ音楽祭のシリーズからリリースされていました。それらがまとまって聴くことができるのは朗報。
またオマケとして、ヘラー自身の妙技にふれることもできます。 |
EVIDENCE
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21世紀の新たな響きを探求するチェロ作品集
アリレザ・ファルハング:ザミャート(2015)
アントニオ・フアン・マルコス:エル・アフィラドール(2013)
オレリアン・マエストラッチ:
Je t'attendrai la ou je sais que tu ne
seras pas
(et m'effondrai de ne pas te voir
venir)(2012)
ヴィットリオ・モンタルティ:マッキーナ・クルデーレ(2012)
ヌリア・ヒメネス= コマス:言葉の誕生(2015)
ジャン=フランソワ・デュッシェ:ナラダ(2013) |
マリー・イティエ(チェロ&エレクトロニクス) |
録音:2015年4月、パリ/48’42
20 世紀そして21 世紀の作曲は、電子楽器の登場により表現の方法が大幅に広がりました。
このアルバムは、現代の6 人の作曲家によるチェロとエレクトロニクスのための作品を収録しています。フランスの若手チェロ奏者マリー・イティエが、新たなる音響世界を探求した内容となっています。
[ マリー・イティエ]
同時代の作曲家の作品を積極的に初演している注目の若手チェリスト。パリとリヨンの音楽院で学び、メシアン音楽祭、ルツェルン音楽祭、クフモ音楽祭など権威ある音楽祭にゲストとして出演。
フランス国内はもちろん、イギリス、ドイツ、イタリアのアンサンブルと共演、ピエール・ブーレーズ、ペーテル・チャバなど著名な指揮者のもとでソリストとして演奏。2015
年にはフランシス&ミカ・サラベール財団賞を受賞している。 |
LIGIA DIGITAL
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「ベル・エポック」の音楽
レオ・ドリーブ:ヴェールの踊り( バレエ「泉」より)
エリック・サティ:エンパイア劇場の歌姫
エリック・サティ:マリエンバード
エリック・サティ:鳥たち
エリック・サティ:ランブイエ
フランツ・レハール:メリーウィドウ
アンリ・シャトー:フルフル
ジュール・マスネ:エレジー
ジョルジュ・ヴァン・パリス:いつの日か
シャルル・トレネ:ポプリ
アンリ・クリスティネ:人生、心配ご無用
アンドレ・メサジェ:ボーケール氏
フェルモ・ダンテ・マルケッティ:魅惑のワルツ
エンリコ・トセッリ:セレナーデ
アントワーヌ・ルナール:さくらんぼの実る頃
ジャン・ルノワール:聞かせてよ愛の言葉を
ジョセフ・コスマ:枯葉
エリック・サティ:グノシエンヌ1番 |
ギィ・トゥーブロン(トランペット)
ミシェル・グラスコ(アコーディオン)
ブルーノ・モンブレイ(ピアノ) |
パリの大衆文化が花開いた、享楽の時代「ベル・エポック」の音楽、トランペットとアコーディオンとピアノによるパリの調べ
録音:2014年3月/65’45
19 世紀末から第一次世界大戦勃発まで、パリが華やいだ時代「ベル・エポック」。芸術が円熟し、大衆文化が花開き、万博が開かれた当時のパリは「芸術の都」「ファッションのメッカ」「享楽の首都」と呼ばれていました。
そんなベル・エポックを偲ばせるオペレッタ、シャンソン、バレエ音楽が、トランペット、アコーディオン、ピアノによって華やかに奏でられます。
バレエ「コッペリア」で有名なドリーブのバレエ曲や、「音楽界の異端児」と呼ばれたエリック・サティの歌曲とキャバレーソング、有名なオペレッタ「メリーウィドウ」、そして「枯葉」をはじめとするシャンソンの名曲の数々。
シャンソン歌手シャルル・トレネの代表作「喜びあり」を含む盛り沢山なトレネ・メドレーも収録されています。
ベル・エポックの頃のパリで流れていたであろう享楽的で華やかな音楽に、身も心も浮き立つよう。茶目っ気たっぷりなトリオの演奏にも惹きつけられます。「ベル・エポック」の薫りが詰まったCD
です。 |
PROFIL
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PH 15028
(2CD)
\5000 →\4590
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収容所内でバッハを思い作曲された「24の前奏曲とフーガ」
ザデラツキー:24の前奏曲とフーガ (1937/8) |
ヤシャ・ネムツォフ(ピアノ) |
ステレオ
フセヴォロド・ザデラツキー(1891-1953) はプロコフィエフと生没年が同じ作曲家。生涯は正反対に不幸で、最後のロシア皇帝ニコライ二世の子供の音楽教師だったというだけで、悪い成分に区分けされ、作品は焚書、逮捕、収容所送りの連続でした。
彼は1937 年に突然逮捕され、オホーツク海沿岸コリマの労働収容所へ送られ、6年間非人道的な扱いを受けました。
そこで電報用紙の裏紙に書き続けたのが「24の前奏曲とフーガ」。ショスタコーヴィチの名作の14
年前にこれほどバッハ的な熟達した対位法を示す作品がソ連で生まれていたことは驚嘆に値します。
近年ようやく日の目を見た作品、ついに録音が登場します。 |
ANALEKTA
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オルビス 〜 ハープのための作品集
モゼティチ:エル・ドラド
ライヒ:エレクトリック・カウンターポイント
ケージ:ある風景のなかで
バライル:カスティーユ1382
ジェントル・ジャイアント(ミロ&バライル編):
アズ・オールド・アズ・ユアー・ヤング
ザッパ(バライル編):G−スポット・トルネード
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ヴァレリー・ミロ(ハープ)
ル・ヴィオロン・ドゥ・ロワ
マテュー・ルシエ(指揮)
マリアンヌ・ランベール(ソプラノ)
アントワーヌ・バライル(ヴァイオリン)
アン=ジュリー・キャロン(マリンバ)
ドミニク・ギラール(コントラバス)
ジヤ・タバシアン(打楽器)
ラファエル・デュベ(チェロ)
フランソワ・ヴァリエール(ヴィオラ) |
カナダ、ケベックの華麗なるハーピスト。ヴァレリー・ミロが奏でるライヒやケージの音楽!
日本語曲目表記オビ付き!
ハープ版、エレクトリック・カウンターポイントを収録!
カナダ、ケベックの華麗なるハーピスト、ヴァレリー・ミロの最新作「オルビス」は、ライヒやケージ、ザッパなどの6作品を"ハープ"の音色で繋いだ画期的なプログラム!
ライヒの「エレクトリック・カウンターポイント」など、全てのハープ・パートを1人で奏でたミロの演奏は、圧巻の完成度。ハープ関係者必聴です!
カナダ、ケベック州のトロワリヴィエール音楽院で学び、ニューヨークではリタ・コスタンツィに師事したヴァレリー・ミロ。
2008年のプリ・デューロップ(ヨーロッパ賞)受賞、パリ国際芸術都市ハープ・国際コンクール特別賞受賞、2009年のフランス公共放送ネットワークのヤング・ソロイストへの選出など、フランス語圏を中心として、急速に存在感を高めているハープ界期待の女流奏者である。
※録音:2015年4月&6月&8月、2010年10月(ザッパ)、ケベック(カナダ) |
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バロック・セッション・オン・ピアノ
スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.1、ソナタ
ハ長調 K.159
J.S.バッハ:協奏曲ニ短調 BWV.974
パーセル:グラウンド ハ短調 ZD.221
ラモー:《優雅なインドの国々》より
ベーム:前奏曲、フーガとポストリュード
ト短調
フレスコバルディ:コレンティ
J.S.バッハ:トッカータ ホ短調 BWV.914
クープラン:パヴァーヌ 嬰へ短調
ヘンデル:組曲ニ短調 HWV.437 |
リュック・ボーセジュール(ピアノ) |
カナダの名チェンバリスト、ボーセジュール!"モダン・ピアノ"で奏でるバロック・プログラム!
日本語曲目表記オビ付き!
カナダの名チェンバリストが"モダン・ピアノ"で奏でるバロック作品集!
カナダのピリオド・アンサンブル、クラヴサン・アン・コンセールの創設者兼音楽監督であり、同国の古楽界を代表するチェンバリスト、オルガニストとして知られるリュック・ボーセジュール。
「ペダル・チェンバロによるJ.S.バッハ」(AN
29970)など、数々の独創的なアイディアを実現させてきたカナダの名手が奏でるバロック・プログラムは、意外にも"モダン・ピアノ"でのレコーディング!
チェンバロでの演奏のために作曲されたバロック時代のドイツ、フランス、イタリア、そしてイギリスの作品を、チェンバロの名手が敢えて"モダン・ピアノ"で弾くというユニークかつ意欲あふれるプロジェクト。ボーセジュールの閃きの成果に要注目!
※録音:2015年7月、サン=トーギュスタン教会(ケベック、カナダ) |
MELODIYA
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ヴァディム・ホロデンコ 〜
チャイコフスキー、バラキレフ、チャプリギン、クルバトフ
バラキレフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調
チャイコフスキー:同一主題による6つの小品
Op.21
チャプリギン:小さなキプロスの音楽 Op.37
クルバトフ:ピアノのための7つの小品《闇の中で》Op.34 |
ヴァディム・ホロデンコ(ピアノ) |
ヴァディム・ホロデンコ登場!19世紀&現代のロシアン・プログラム!
2013年の第14回ヴァン・クライバーン国際コンクールではゴールド・メダル(グランプリ)、室内楽賞、新作演奏賞に輝き、2010年の第4回仙台国際音楽コンクールでの優勝経験も持つウクライナ、キエフ出身の若き名ピアニスト、ヴァディム・ホロデンコ(1986−)。
モスクワ音楽院大ホールで収録が行われたホロデンコのメロディア・デビュー・タイトルは、バラキレフ、チャイコフスキーの「19世紀」、チャプリギン、クルバトフの「現代」を融合させたロシアン・プログラム。
ネイガウス門下の名教師ヴェラ・ゴルノスタエヴァに師事した、ロシアン・ピアニズムの系譜を受け継ぐホロデンコ。その進化したピアニズムは要注目。ディジパック仕様。
※録音:2014年11月&2015年8月、モスクワ音楽院大ホール(ロシア)
先日案内が来たばかりの
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 |
仏HM
HMU 807631
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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ホロデンコの才気煥発、若さあふれるプロコフィエフ
指揮はハースーベドヤ!
プロコフィエフ:
(1)ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.16
(2)ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55 |
ヴァディム・ホロデンコ(ピアノ)
ミゲル・ハース=ベドーヤ(指揮)
フォートワース管弦楽団 |
録音:2014年10月(1)、2015年3月/ベース・パフォーマンス・ホール(フォートワース、テキサス)(ライヴ)/57’
03”
SACD ハイブリッド盤。
1986 年ウクライナ出身のヴァディム・ホロデンコ、待望のプロコフィエフの登場です。モスクワ音楽院でゴルノスタエヴァ(ルーカス・ゲニューシャスの祖母)に師事し、2010
年第4 回仙台国際コンクール第1 位、2013 年ヴァン・クライバーン・コンクール優勝したことで注目を集めています。
プロコフィエフのピアノ協奏曲はいずれも難曲ですが、ことに第2
番と第5 番は曲芸ばり。ホロデンコはホロヴィッツを思わすタッチで、奔放なヴィルトゥオーゾ風演奏を繰り広げます。
しかしプロコフィエフならではの叙情的な歌に満ちた個所では、情感たっぷりで内省的なピアニズムを堪能させてくれます。プロコフィエフのピアノ協奏曲はこれくらい指のまわる演奏だと、聴いていて爽快な興奮を沸かせてくれます。
指揮は1968 年ペルー出身のミゲル・ハース=ベドーヤ。プロコフィエフの5
番は1932 年に作曲者自身の独奏とフルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルで初演されましたが、ハース=ベドーヤは往年の大巨匠を彷彿させる大きな演奏でソロを支えています。
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DYNAMIC
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CDS-7676
(2CD)
\3100 |
ヴェルディ:歌劇「ジョヴァンナ・ダルコ」
プロローグと3幕 |
ジョヴァンナ…ジェシカ・プラット(ソプラノ)/
カルロ7世…ジャン=フランソワ・ボラス(テノール)/
ジャコモ…ジュリアン・キム(バリトン)/
デリル…ロベルト・ケルヴェレッラ(バス)/
タルボット…(バス) 他/
イタリア国際管弦楽団/
バーリ・ペトゥルッツェッリ劇場合唱団/
リッカルド・フリッツァ(指揮)/
ファビオ・チェレサ(演出&装置)/
マッシモ・カルロット(衣装デザイン)/
ジュゼッペ・カラブロ(照明デザイン)/
ルチアーナ・フマローラ(振り付け) |
収録 2013年7月 イタリア マルティナ・フランカ
パラッツォ ドゥカーレ イトリア谷音楽祭/収録時間:117分/音声:伊語歌唱
ステレオ2.0/DD5.1/字幕:伊, 英, 仏, 独,
日, 韓/画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
「ジョヴァンナ・ダルコ」とは誰もが知っている「ジャンヌ・ダルク」のイタリア読みの名前。神から啓示を受けた少女がフランスのために戦い、最後は命を落とす物語です。
ヴェルディ(1813-1901)は彼の7作目の歌劇に、この題材を用いましたが、そのストーリーは、ヴェルディが好んだ強烈な愛国心に、王とダルコとの間の愛情、父ジャコモとの確執を絡めたもので、ダルコは最後に火あぶりになることはなく戦死するという、かなり人間くさい物語となっています。
物語で重要な役割を演じるのが王カルロ7世。ここでは2014年にカウフマンの代役としてメトでデビューを飾った新進気鋭のテノール、ジャン=フランソワ・ボラスが見事な歌唱を聞かせています。
題名役を歌うプラットも2007年にデビューして以来、着々とキャリアを重ね、ここでも表現力溢れるダルコを演じています。 |
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CDS-7715
(3CD)
\4800 |
アドルフ・ハッセ:歌劇「アルタセルセ」3幕
(1730年ヴェニス初演版)
※世界初収録 |
アルタセルセ…アニーチョ・ゾルジ・ジュスティニャーニ(テノール)/
マンダーネ…マリア・グラツィア・スキアーヴォ(ソプラノ)/
アルタバーノ…ソニア・プリナ(ソプラノ)/
アルバーチェ…フランコ・ファジョーリ(カウンターテナー)/
セミラ…ローザ・ボーヴェ(メゾ・ソプラノ)/
メガビーセ…アントニオ・ジョヴァンニーニ(カウンターテナー)/
アンサンブル・バロッコ・オブ・
オーケストラ・インターナツィオナーレ・イタリア/
コッラード・ロヴァリス(指揮)/
ガブリエーレ・レヴィア(演出)/
アレッサンドロ・カメラ(装置)/
アンドレア・ヴィオッティ(衣装デザイン)/
アントニオ・マッキテッラ(照明デザイン) |
2012年7月 イタリア マルティナ・フランカ パラッツォ
ドゥカーレ イトリア谷音楽祭 /収録時間:189分/音声:伊語歌唱
ステレオ2.0/字幕:字幕:伊, 英, 仏, 独,
日, 韓/画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク×2
2012年、マルティナ・フランカ音楽祭で最も注目されたのが、このハッセ(1699-1783)の「アルタセルセ」です。メスタージオのこの台本は当時とても人気があり、ハッセだけでなく、グルック、ヴィンチ、グラウン、ガルッピ、J.C.バッハなど多くの作曲家が曲を付けていることでも知られています。
1730年の初演時にはファリネッリがアルバーチェ、クッツォーニがマンダーネ、ニコリーノがアルタバーノと、当時最高の歌手たち(カストラートを含む)によって演じられ、聴衆たちが熱狂したというものです。
ハッセはこの作品に1740年、1760年の2つの異なる改訂版を作っていますが、この収録では、1730年のヴェニス初演版が用いられているところも興味深いものです。
名カウンターデナー、ファジョーリは3オクターヴの広い声域を生かし、伝説の歌手ファリネッリを彷彿させる印象的な歌唱を披露しています。もともと俳優であるレヴィアの現代的な演出にも注目です。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
MELODIYA
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ズラブ・アンジャパリゼ 〜 オペラからのアリアと情景
プッチーニ:
歌劇《トスカ》より カヴァラドッシのアリア、
歌劇《マノン・レスコー》より デ・グリューのアリア
ヴェルディ:
歌劇《アイーダ》より ラダメスのロマンス、
歌劇《イル・トロヴァトーレ》より マンリーコのストレッタ、
歌劇《オテロ》より 情景
レオンカヴァッロ:
歌劇《道化師》より カニオのレチタティーヴォとアリオーソ
ドニゼッティ:歌劇《愛の妙薬》より ネモリーノのロマンス
チャイコフスキー:
歌劇《スペードの女王》より ゲルマンのアリオーソ |
ズラブ・アンジャパリゼ(テノール)
マルク・エルムレル(指揮)
ボリス・ハイキン(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団 |
ソヴィエトのフランコ・コレッリ。ズラブ・アンジャパリゼ!
ビゼーの「カルメン」でボリショイ劇場デビューを果たし、60〜70年代の同劇場で活躍したグルジア出身のテノール歌手ズラブ・アンジャパリゼ(1928−1997)
。ソヴィエトのフランコ・コレッリとも称された歌声を、メロディアの復刻で存分に。
1967年〜1973年の録音。ディジパック仕様。 |
PRAGA DIGITALS
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PRDDSD 350119
(SACD HYBRID)
\2900 →\2690
発売中止
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人気のプラハSACD復刻シリーズ、
フルトヴェングラー第5弾はシューマンの交響曲
シューマン:
(1)交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」
(2)マンフレッド序曲Op.115
(3)交響曲第4番ニ短調Op.120
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ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
(1)ウィーン・フィル
(2)(3)ベルリン・フィル |
(1)1951 年10 月29 日/ミュンヘン、ドイツ博物館コングレスザール(ライヴ) (2)1949
年12 月18 日/ベルリン、ティタニア・パラスト(ライヴ) (3)1953
年5 月14 日/ベルリン、イエス・キリスト教会(セッション)/MONO、Bi-Channel
Stereo、79’ 19”
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オイストラフの自由闊達な演奏が魅力、幻のチェコ音源
ベートーヴェン:
(1)ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」
(2)ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調Op.30
の1
(3)ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
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ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
(2)スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
(1)(3)フリーダ・バウエル(ピアノ) |
録音:(1)1969 年5 月19 日/プラハ(ライヴ) (2)1967
年10 月29 日/モスクワ(ライヴ) (3)1967
年1 月1 日/モスクワ(ライヴ)/純正Stereo、78’
17”
オイストラフのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタといえば、オボーリンとの名演が有名ですが、こちらはプラハ・ライヴ及び、モスクワ放送からチェコ放送にへ提供されたテープをマスターにリマスタリング。
リヒテルとの共演は第6 番ですが、ピアノの雄弁さに聴き惚れます。フリーダ・バウエルとの「春」と「クロイツェル」は、オボーリンとの共演盤以上にオイストラフの自由な演奏が魅力的。説得力満点です。 |
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オイストラフ生誕60年記念コンサート、奇跡の巨匠芸
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
(2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
(3)同:2 つのユモレスクOp.87 |
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
(1)モスクワ放送交響楽団
(2)(3)モスクワ・フィル |
録音:(1)1968年9月27日 (2)(3)1965年7月23日/モスクワ/純正Stereo、71’
48”
2004 年にメロディアからリリースされたCD
と同内容。チャイコフスキーはオイストラフの生誕60
年を記念して行われたコンサートのライヴで、余裕の巨匠芸を満喫できます。
若きロジェストヴェンスキーの伴奏もほれぼれするような巧さ。シベリウスの冷たいヴァイオリンの響きも独特です。 |
<メジャー・レーベル>
<国内盤>
<映像>
DYNAMIC
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DYNDVD37676
(DVD)
\3100 |
ヴェルディ:歌劇「ジョヴァンナ・ダルコ」
プロローグと3幕 |
ジョヴァンナ…ジェシカ・プラット(ソプラノ)/
カルロ7世…ジャン=フランソワ・ボラス(テノール)/
ジャコモ…ジュリアン・キム(バリトン)/
デリル…ロベルト・ケルヴェレッラ(バス)/
タルボット…(バス) 他/
イタリア国際管弦楽団/
バーリ・ペトゥルッツェッリ劇場合唱団/
リッカルド・フリッツァ(指揮)/
ファビオ・チェレサ(演出&装置)/
マッシモ・カルロット(衣装デザイン)/
ジュゼッペ・カラブロ(照明デザイン)/
ルチアーナ・フマローラ(振り付け) |
収録 2013年7月 イタリア マルティナ・フランカ
パラッツォ ドゥカーレ イトリア谷音楽祭/収録時間:117分/音声:伊語歌唱
ステレオ2.0/DD5.1/字幕:伊, 英, 仏, 独,
日, 韓/画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク
「ジョヴァンナ・ダルコ」とは誰もが知っている「ジャンヌ・ダルク」のイタリア読みの名前。神から啓示を受けた少女がフランスのために戦い、最後は命を落とす物語です。ヴェルディ(1813-1901)は彼の7作目の歌劇に、この題材を用いましたが、そのストーリーは、ヴェルディが好んだ強烈な愛国心に、王とダルコとの間の愛情、父ジャコモとの確執を絡めたもので、ダルコは最後に火あぶりになることはなく戦死するという、かなり人間くさい物語となっています。
物語で重要な役割を演じるのが王カルロ7世。ここでは2014年にカウフマンの代役としてメトでデビューを飾った新進気鋭のテノール、ジャン=フランソワ・ボラスが見事な歌唱を聞かせています。
題名役を歌うプラットも2007年にデビューして以来、着々とキャリアを重ね、ここでも表現力溢れるダルコを演じています。 |
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DYNDVD37715
(2DVD)
\3100 |
アドルフ・ハッセ:歌劇「アルタセルセ」3幕
(1730年ヴェニス初演版)
※世界初収録 |
アルタセルセ…アニーチョ・ゾルジ・ジュスティニャーニ(テノール)/
マンダーネ…マリア・グラツィア・スキアーヴォ(ソプラノ)/
アルタバーノ…ソニア・プリナ(ソプラノ)/
アルバーチェ…フランコ・ファジョーリ(カウンターテナー)/
セミラ…ローザ・ボーヴェ(メゾ・ソプラノ)/
メガビーセ…アントニオ・ジョヴァンニーニ(カウンターテナー)/
アンサンブル・バロッコ・オブ・オーケストラ・インターナツィオナーレ・イタリア/
コッラード・ロヴァリス(指揮)/
ガブリエーレ・レヴィア(演出)/
アレッサンドロ・カメラ(装置)/
アンドレア・ヴィオッティ(衣装デザイン)/
アントニオ・マッキテッラ(照明デザイン) |
2012年7月 イタリア マルティナ・フランカ パラッツォ
ドゥカーレ イトリア谷音楽祭 /収録時間:189分/音声:伊語歌唱
ステレオ2.0/字幕:字幕:伊, 英, 仏, 独,
日, 韓/画面:16:9 カラー/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク×2
2012年、マルティナ・フランカ音楽祭で最も注目されたのが、このハッセ(1699-1783)の「アルタセルセ」です。メスタージオのこの台本は当時とても人気があり、ハッセだけでなく、グルック、ヴィンチ、グラウン、ガルッピ、J.C.バッハなど多くの作曲家が曲を付けていることでも知られています。
1730年の初演時にはファリネッリがアルバーチェ、クッツォーニがマンダーネ、ニコリーノがアルタバーノと、当時最高の歌手たち(カストラートを含む)によって演じられ、聴衆たちが熱狂したというものです。
ハッセはこの作品に1740年、1760年の2つの異なる改訂版を作っていますが、この収録では、1730年のヴェニス初演版が用いられているところも興味深いものです。
名カウンターデナー、ファジョーリは3オクターヴの広い声域を生かし、伝説の歌手ファリネッリを彷彿させる印象的な歌唱を披露しています。もともと俳優であるレヴィアの現代的な演出にも注目です。 |

2/17(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
EVIDENCE
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EVCD 020
(2CD)
\4000 →\3690
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4 種類の楽器を弾きわける
明暗〜シリル・ギヨタン |
シリル・ギヨタン(ピアノ) |
CD1
モーツァルト:
フランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲
ハ長調(きらきら星変奏曲)K.265、
幻想曲 ハ短調K.475
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」Op.27-2
シューマン:幻想曲 ハ長調Op.17
ショパン:夜想曲 第20番 嬰ハ短調 遺作
使用楽器:シュタイングレーバー&ゼーネE272
録音:2015 年10 月16 ‐ 19 日、バイロイト
CD2
モーツァルト:
フランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲
ハ長調(きらきら星変奏曲)K.265、
幻想曲 ハ短調K.475(使用楽器:カルロ・デ・メリオ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」Op.27-2(使用楽器:エラール)
シューマン:幻想曲 ハ長調Op.17(使用楽器:エラール)
ショパン:夜想曲 第20番 嬰ハ短調 遺作(使用楽器:プレイエル) |
4 種類の楽器を弾きわけるシリル・ギヨタン
録音:2015 年7 月12 ‐ 19 日ジュリナック、フランス/156’69
1980 年フランス出身のピアニスト、シリル・ギヨタン。「HELLDUNKEL/CLAIR
OBSCUR(明暗)」と題された当アルバムは、同一曲を異なるピアノで演奏した2
枚組のディスク。
1 枚目は、1852 年バイロイトで創業されたピアノ・メーカー、「シュタイングレーバー&ゼーネ」のコンサート・グランドE272
を使って収録しています。ワーグナーやリスト、そして最近ではダニエル・バレンボイムも愛用しているピアノ・メーカーで、重厚な音色が魅力と言われています。
2 枚目は、カルロ・デ・メリオ、エラール、プレイエルの3
つの楽器を使用しています。カルロ・デ・メリオは、19
世紀のイタリア、ナポリで最も技術とデザイン性のあるピアノ・メーカーとして、当時は楽器メーカーに贈られる賞も何度か受賞しています。機能はフランスのエラールやプレイエルをモデルに製造されていました。そして、その積極的な改良により音量の増幅や表現の幅を広げベートーヴェンの音楽をも満足させたエラールとショパンに愛された繊細なタッチと伸びやかな音を持つプレイエル。時代とともに改良され、作曲家や奏者の音楽の幅を拡大していったピアノの変遷を感じることのできる内容です。 |
EVIL PENGUIN RECORDS
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エルヴェ・ニケ(指揮)
ブラームス:ドイツ・レクイエム
第1曲「幸いなるかな、悲しみを抱くものは」(7
39”)
第2曲「肉はみな、草のごとく」(10’49”)
第3曲「主よ、知らしめたまえ」(7’11”)
第4曲「いかに愛すべきかな、なんじのいますところは、万軍の主よ」(4’13”)
第5曲「汝らも今は憂いあり」(4’40”)
第6曲「われらここには、とこしえの地なくして」(9’21”)
第7曲「幸いなるかな、死人のうち、主にありて死ぬるものは」(7’05”) |
エルヴェ・ニケ(指揮)
ブリュッセル・フィルハーモニック
フランダース放送合唱団
ローレ・バイノン(ソプラノ)
タシス・クリストヤニス(バリトン) |
鬼才エルヴェ・ニケによるレクイエム・シリーズ、第2
弾はドイツ・レクイエム
50’58”
鬼才エルヴェ・ニケが、フランダース放送合唱団を率いてのレクイエム・シリーズ。第2
弾はブラームスのドイツ・レクエイムです。ロベルト・シューマンの追悼が作曲の動機であったとされるドイツ・レクイエムは、ルターのドイツ語訳聖書を台本にしたオーケストラと合唱、およびソプラノ・バリトンの独唱による作品です。研究熱心でありながら柔軟な発想を持つエルヴェ・ニケはこの作品でも親密な空気もあわせもった演奏を披露しております。当シリーズでは既に発売されているフォーレ(EPRC
015)のほかに今後モーツァルト、デザンクロらの作品がリリースされる予定です。 |
LIMEN
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G.コスピート、A. Di スキピオ、A. ドーロ、F.
ガランテ、L. マストランドレア、
G.ノットーリ、W. プラティ、L. ガラウ:電子音楽作品集
(1)ジョヴァンニ・コスピート:釘づけにされる
(2)アゴスティーノ・ディ・スキピオ:記憶
(3)アントニオ・ドーロ:形
(4)フランチェスコ・ガランテ:メタフォニー
(5)ルイジ・マストランドレア:鍬
(6)ジョルジョ・ノットーリ:エレニカ
(7)ウォルター・プラティ:記憶
(8)ルチオ・ガラウ:2分 |
8 人の作曲家による電子音楽作品集、聴き手を不思議な聴覚世界に誘う曲の数々
芸術監督:ルイジ・ペスタロッツァ
録音:2013年12月13日/プッチーニホール(ミラノ音楽院)/62’03”
イタリアの電子音楽界を牽引する8 人の作曲家、コスピート、スキピオ、ドーロ、ガランテ、マストランドレア、ノットーリ、プラティ、ガラウの電子音楽作品集。
2013 年12 月13 日にミラノ音楽院のプッチーニホールで行われた協議会とコンサート「電子音響の形」に出品された作品がおさめられています。20
世紀から起こった音楽史の新参者「電子音楽」は、開拓される可能性をたくさん秘めた世界。従来の音楽、音楽様式から解き放たれた電子音楽はどこへ向かうのか、8
人の作曲家がそれぞれに向き合った答えがこれらの曲です。
生の楽器では再現できない音響や音色、録音され加工された人声などを素材として作られたこれら8
つの作品は、それぞれ違った佇まいを持ち、その不思議な音響世界は、聴き手をまるで現代アートのギャラリーを歩いているような気分に誘います。音楽史を現在進行形で綴る電子音楽への熱い探求が詰まった1
枚です。 |
NAIVE
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マリンバでバッハ
J.S.バッハ:
1. 音楽の捧げものBWV1079
2. 無伴奏チェロ組曲BWV1011 〜プレリュード
3.トリオ・ソナタ第2番ハ短調BWV526
4. 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタBWV1003
〜グラーヴェ
5. フランス組曲第4番変ホ長調BWV815 〜アルマンド、クーラント
6. 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータBWV1002
〜サラバンド
7. フランス組曲第3番ロ短調BWV814 〜メヌエット
8. イギリス組曲第2番イ短調BWC807 〜ブレー
9. イギリス組曲第6番ニ短調BWV811 〜ジーグ
10. 平均律クラヴィーア曲集第1巻第3番BWV848
〜プレリュードとフーガ
11.トリオ・ソナタ第4番BWV528 |
Trio SR9
(マリンンバ・アンサンブル)
ポール・シャンガルニエ
ニコラス・クーザン
アレクサンドル・エスペレ |
3台のマリンバで繰り広げるバッハの音楽世界
録音:2015年6月15-19日イゼール、フランス/51’00
マリンバ3 台によるアンサンブルTrio SR9。2010
年にリヨン国立高等音楽・舞踏学校の同窓生で結成されました。当初からJ.S.
バッハの全作品を研究し、独自の方法でマリンバ用にアレンジを進めてきました。2012
年ルクセンブルク国際打楽器コンクールで優勝し、キャリアがスタートしました。
中南米で生まれた大型の木琴楽器マリンバ。1910
年代にはアメリカで製造が開始され、1935 年にはマリンバ奏者であり後のマリンバ・メーカー「マッサー」の創業者クレア・オマール・マッサーがカーネギー・ホールでコンサートを開催し、その後パリをはじめとするヨーロッパ各地で公演し世界的な楽器として普及しました。
楽器の歴史は浅いですが、カラフルで叙情的、そして力強い音楽を作り出すことのできる楽器として人々を魅了しています。
Trio SR9 の魅力は、バッハの神秘的な「カノン進行」をマリンバ特有の音響や演奏技術を駆使して、見事な編曲を行っている点です。バッハ自身はマリンバという楽器は知りませんが、彼らがバッハの音楽を熟知しているので、自然な音楽の流れでバッハの時代のアーティキュレーションなどを処理しています。マリンバの多様な表現力に脱帽する1
枚です。 |
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V 5380
(5CD)
\8500 →\7990
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新ウィーン楽派弦楽四重奏曲集/ ディオティマ四重奏団
アーノルド・シェーンベルク(1874-1951):
CD1
弦楽四重奏のためのプレスト ハ長調
弦楽四重奏のためのスケルツォ ヘ長調
弦楽四重奏曲 ニ長調(1897)
CD2
弦楽四重奏曲第1番ニ短調Op.7
弦楽四重奏曲第2番嬰ヘ短調Op.10(歌唱付)*
CD3
弦楽四重奏曲第3番Op.30/弦楽四重奏曲第4番Op.37
アルバン・ベルク(1885-1935):
CD4
弦楽四重奏曲Op.3
抒情組曲(第6楽章「奈落よりわれは叫びぬ」収録)**
アントン・ヴェーベルン(1883-1945):
CD5
弦楽四重奏のための《緩徐楽章》(1905)/
弦楽四重奏曲(1905)/弦楽四重奏のためのロンド/
弦楽四重奏のための5つの楽章Op.5/
弦楽四重奏のための6つのバガテルOp.9/弦楽四重奏曲Op.28 |
ディオティマ四重奏団
ユン・ペン・チャオ(ヴァイオリンI)
コンスタンツェ・ロンザッティ(ヴァイオリンII)
フランク・シュヴァリエ(ヴィオラ)
ピエール・モルレ(チェロ)
サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)*
マリー=ニコル・ルミュウ(アルト)** |
結成20 周年記念ボックス、ディオティマ四重奏団による新ウィーン楽派
1996年、パリとリヨンの国立高等音楽院において一等賞を得て卒業したメンバーで結成されたディオティマ四重奏団は今年20周年を迎えます。このボックス・セットは、彼らのアニバーサリー・イヤーのために企画され、シェーンベルク、ヴェーベルン、ベルクの新ウィーン楽派の弦楽四重奏曲を15
曲集めています。
シェーンベルクは番号付きの弦楽四重奏曲を4
曲残しており、1905 年から1936 年まで、彼が後期ロマン派から合衆国に亡命して独自の作風を完成させるまでの変貌を如実にみてとることができます。弦楽四重奏第2
番は、ソプラノ独唱を含む作品で、調と無調の狭間を官能的に行き来する器楽パートに、夢見るような透明な声で絡むピオーによるソプラノ・パートがなんともいえない高貴さを漂わせます。さらにこのボックスには1890
年代後半に書かれた若き日の3 曲も収録されています。
ベルクの弦楽四重奏曲は、シェーンベルクのもとで学んでいた最後の時期に書かれた作品。2
楽章構成の品で「わが妻へ」と献辞付で出版されました。一方ベルクの全6楽章からなる十二音技法を用いた大曲『抒情組曲』。愛人であったハンナ・フックス=ロベッティン夫人との関係がテーマ。第6楽章の「奈落よりわれは叫びぬ」付版での演奏。こちらはアルトのマリー=ニコル・ルミュウが魅惑的な声で聴かせます。ボードレールの「悪の華」に含まれる詩の一部をうたったこの詩は、ボードレールのジャンヌ・デュヴァルへの思いを歌ったもの。無調ながら感情の起伏に富み、熱と官能を見事に描き出しています。
ヴェーベルンもベルク同様シェーンベルクの教え子で、調性から離れ、無調と12
音による作曲を展開しました。弦楽四重奏のための《緩徐楽章》と弦楽四重奏曲は、前衛的ではありませんが、1906
年以降の作品は緊張感が楽曲を支配し、演奏者、聴く側にも集中力を要します。ディオティマ四重奏団の充実した力強い演奏は、聴き応えがあります。
【ディオティマ四重奏団】
1996 年結成。リヨンとパリの音楽院出身のメンバーからなる弦楽四重奏団。幅広いレパートリーを有しているが、とりわけベートーヴェンの後期作品、フランス音楽、20
世紀初期の作品などに造詣が深い。ピエール・ブーレーズ、細川俊夫らの作品の演奏にも積極的で、現代音楽界の活躍も著しい実力派として注目されている。ヨーロッパの著名なフェスティヴァルに招待されているほか、日本を含め、世界をまたにかけた演奏活動に取り組んでいる。 |
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チェコの気鋭作曲家ミロスラフ・スルンカ
ミロスラフ・スルンカ(1975-):
ピアノ五重奏曲〜単なる波動(2008)
弦楽四重奏曲〜エングラム(2011)
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための〜
3つの天国(2010)
チェロとピアノのための〜シンプル・スペース(2010) |
ウィレム・ラチュウミア(ピアノ)
ディオティマ四重奏団
ユン・ペン・チャオ(ヴァイオリンI)
コンスタンツェ・ロンザッティ(ヴァイオリンII)
フランク・シュヴァリエ(ヴィオラ)
ピエール・モルレ(チェロ) |
67'00
チェコの若手作曲家ミロスラフ・スルンカの室内楽作品集。ピアノには、マルチニック出身の両親のものに生まれフランスで育ったウィレム・ラチュウミアが参加。リヨンのコンセルヴァトワールで学び、卒業後は同世代の現代作曲家の作品を多く初演しています。 |
RFP
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マーティン・ブラビンス(指揮)&ロイヤル・フランダース・フィル
ルク・ヴァン・ホーヴの協奏曲アルバム
ルク・ヴァン・ホーヴ:
(1)ピアノ協奏曲第1番 Op.32
(2)ピアノ協奏曲第2番 Op.48[世界初録音]
(3)オーボエとオーケストラのためのトリプティク
Op.29 |
マーティン・ブラビンス(指揮)
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管
(1)(2)レヴェンテ・ケンデ(ピアノ)
(3)ピート・ヴァン・ボックスタル(オーボエ) |
ベルギーを代表する作曲家ルク・ヴァン・ホーヴの協奏曲アルバム
セッション録音:2014年7月15-18日デ・シンゲル(アントワープ)/79’02”
1957 年ベルギー生まれの作曲家ルク・ヴァン・ホーヴの協奏曲アルバム。アントワープ王立音楽院を首席で卒業したヴァン・ホーヴは、ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団に献呈した作品も多く、厚い信頼関係で結ばれております。
ピアノをはじめ様々な楽器を演奏してきたファン・ホーヴにとって「演奏するように作曲を楽しむ」ことを主眼に作曲します。ここにおさめられた作品でもそうした彼の作曲への意欲を感じる力作が集められました。 |
GLOSSA PLATINUM
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マショー:ノートルダム・ミサ
傷の無い/幸いな処女は/わたしたちはあなたを慕い/
めでたし聖なる産みの母/キリエ/グローリア/
祝福され、尊ばれし聖母マリア/御身が生まれてより/
善き甘き御言葉/クレド/嘆け、王国の/あなたは支配者の群れを/
大盾と盾を取って立ち上がってください/サンクトゥス/
アニュス・デイ/幸いな御胎/イテ・ミサ・エスト
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グランドラヴォア
ビョルン・シュメルツァー(指揮) |
多国籍古楽精鋭集団グランドラヴォアの快挙!マショーの傑作"ノートルダム・ミサ"!
日本語曲目表記オビ付き!
古楽大国ベルギーの音楽学者であり、民族音楽の権威としても高名なビョルン・シュメルツァーが率いる、アントワープの多国籍古楽精鋭集団グランドラヴォア。
フランドル楽派の音楽や「オヌクール三部作」など、新たなアプローチによる中世、ルネサンスのレパートリーで、古楽界に一石を投じてきた精鋭たちがギョーム・ド・マショー(c.1300−1370)の傑作「ノートルダム・ミサ」を歌う!
1人の作曲家による通作ミサ曲としては史上最初の作品として知られ、長き音楽史の中で輝き続けるマショーの「ノートルダム・ミサ」。
シャープなテノールの高声部、驚異的な存在感を放つバスの低声部、そして分厚く神秘的なハーモニーと表現力、シュメルツァーの時代考証と楽曲研究が、14世紀当時、極めて例外的で革新的だった「ノートルダム・ミサ」の未知なる魅力を紐解いてゆく。まさに圧巻。「ノートルダム・ミサ」の新定盤、此処にあり!
※録音:2015年3月25日−31日、聖アウグスティヌス教会(アントワープ、ベルギー)

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<メジャー・レーベル>
SONY
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8887517749-2
(13CD)
\6000 |
[エリック・サティ生誕150年記念リリース]
エリック・サティ&フレンズ
【CD1】
プーランク:『3つの無窮動』『8つのノクターン〜第1番ハ長調』『フランス組曲』,
サティ:
『自動記述法』『3つのジムノペディ』『最後から2番目の思想』
『太った木の人形のスケッチとからかい』〜フランシス・プーランク(ピアノ)[録音:1950年2月]/
【CD2】
プーランク:
『ギョーム・アポリネールの4つの詩』『君は夕暮れの火を見る』
『手は心の意のまま』『カリグラム』, シャブリエ:『幸福の島』『小さい鴨(あひる)の詩』,
ドビュッシー:
『美しき夕暮れ』『羊の群れと立ち並ぶ生垣は』『愛し合う二人の散歩道』,
サティ:『ブロンズの銅像』『ダフェネオ(伊達男)』『帽子屋』〜
ピエール・ベルナック(バリトン), フランシス・プーランク(ピアノ)
[録音:1950年1&3月, ニューヨーク]/
【CD3】
ミヨー:『秋のコンチェルティーノ』,
サティ:『馬の装具で』,
ドビュッシー:『古代のエピグラフ』,
プーランク:『4手のためのピアノ・ソナタ』〜
アーサー・ゴールド&ロバート・フィッツデール(ピアノ・デュオ)
[録音:1953年1月, ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ]/
【CD4】
ドビュッシー:『小組曲(ピアノ連弾のための)』,
サティ:『梨の形をした3つの小品』,
シャブリエ:『3つのロマンティックなワルツ』,
フォーレ:『組曲「ドリー」』〜
アーサー・ゴールド&ロバート・フィッツデール(ピアノ・デュオ)
[録音:1959年1月]/
【CD5】
フランセ:『オーボエと管弦楽のための「花時計」』,
サティ(ドビュッシー編):『ジムノペディ第1&2番』,
イベール:『協奏交響曲』〜
ジョン・デ・ランシー(オーボエ) アンドレ・プレヴィン(指揮)ロンドン交響楽団
[録音:1966年8&9月]/
【CD6】
サティ:
『スポーツと気晴らし』『3つのジムノペディ』『おしゃべり女』
『ノクターン第3番』『鎧をつけた踊り』『メデューサの罠』『最初のメヌエット』
『3つのグノシエンヌ』『犬のための本当にぶよぶよした前奏曲』
『エスパニャーニャ』『ひからびた胎児』〜
ウィリアム・マッセロス(ピアノ)
[録音:1968年12月, ニューヨーク、ウェブスター・ホール]/
【CD7】
サティ:
『パラード』『赤い幕の前奏曲』『ジムノペディ第1&2番(ドビュッシー編)』『本日休演』〜
フィリップ・アントルモン(指揮)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団[録音:1970年5月,
ロンドン]/
【CD8】
ラヴェル:
『「クープランの墓」〜ロンドー』『亡き王女のためのパヴァーヌ』
『道化師の朝の歌』,
ドビュッシー:『亜麻色の髪の乙女』『夢』,
シャブリエ:『スケルツォ=ヴァルス』,
サティ:『3つのジムノペディ』,
フォーレ:『夜想曲第6番』『即興曲第3番』,
プーランク:『「3つの小品」〜トッカータ』〜
フィリップ・アントルモン(ピアノ)[録音:1972年2月,
ロンドン]/
【CD9】
ラヴェル:『博物誌』,
サティ:
『帽子屋』『優しく』『ダフェネオ(伊達男)』『乗り合いバス』
『ブロンズの彫像』『ジュ・トゥ・ヴ』『猫のシャンソン』『エンパイア劇場の歌』〜
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ) フィリップ・アントルモン(ピアノ)
[録音:1979年11月, パリのノートルダム・デュ・リバン教会]/
【CD10】
サティ:
『グノシエンヌ 第1番』『嫌な気取り屋への3つのワルツ』
『グノシエンヌ第2番』『最後から2番目の思想』『グノシエンヌ
第3番』
『サラバンド第1&3番』『ノクターン第1番』『グノシエンヌ第4番』
『ジムノペディ第1番』『ひからびた胎児』『ジムノペディ第2番』
『官僚的なソナチネ.』『ジムノペディ第3番』『グノシエンヌ
第5番』〜
ダニエル・ヴァルサーノ(ピアノ)
[録音:1979年1月, パリのノートルダム・デュ・リバン教会]/
【CD11】
サティ:
『ジュ・トゥ・ヴ』『金粉』『3つのジムノペディ』『自動的な描写』
『嫌な気取り屋への3つのワルツ』『3つのグノシエンヌ』
『太った木の人形のスケッチとからかい』『臨終前の思索』『ノクターン第1番』〜
フィリップ・アントルモン(ピアノ)
[録音:1979年11月, パリのノートルダム・デュ・リバン教会]/
【CD12】
サティ:『ジムノペディ第1&2番』,
フォーレ:『パヴァーヌ』,
ラヴェル:『序奏とアレグロ』『クープランの墓』『亡き王女のためのパヴァーヌ』〜
チャールズ・ゲルハルト(指揮&アレンジ)ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
[録音:1978年頃]/
【CD13】
サン=サーンス:『ピアノ協奏曲第4番ハ短調Op.44』〜
ロベール・カサドシュ(ピアノ)
アルトゥール・ロジンスキ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音:1945年2月, ニューヨーク、カーネギー・ホール],
サティ:『梨の形をした3つの小品』〜
ギャビー・カサドシュ&ロベール・カサドシュ(ピアノ・デュオ)
[録音:1946年4月, ニューヨーク、リーダークランツ・ホール],
サティ:『帽子屋』『ジュ・トゥ・ヴ』〜
ジェニー・トゥーレル(メゾ・ソプラノ)ジョージ・リーヴス(ピアノ)[録音:1947年10月],
サティ:『ジムノペディ第1番』〜
セルゲイ・クーセヴィツキー(指揮)ボストン交響楽団[録音:1930年4月],
サティ:『パラード』〜エフレム・クルツ(指揮)ヒューストン交響楽団
[録音:1949年12月、ヒューストン],
サティ:『ジムノペディ第1&2番』〜
セルゲイ・クーセヴィツキー(ピアノ)
[録音:1949年4月、ボストン、シンフォニーホール] |
「音楽の異端児」エリック・サティ。彼が生み出した数々の「妙な」音楽は同時代だけでなく、後世にも多大なる影響を与えたことはご存知の通りです。その音楽と同じく、彼の生涯も風変わりではありましたが、同時に究極の“愛されキャラ”であったことも忘れてはなりません。
生涯を通じて親友であったドビュッシーはもちろんのこと、彼なくしては成立しなかった「6人組・・・デュレ、オネゲル、ミヨー、タイユフェール、プーランク、オーリックの6人」、ジャン・コクトー、「バレエ・リュス」との関わりから発展したピカソとの友情、そしてダダイズムとのかかわりから生まれた交友関係・・・など、生涯に渡ってパリの芸術家たちと交流を持ちながら、あの独自の曲を生み出していったのです。
この13枚組には、サティの作品のみならず、ドビュッシー、ラヴェル、サン=サーンス、シャブリエなどサティと交流のあった作曲家たちの作品がコロンビア〜CBSとRCA
Red Sealからは発売された歴史的演奏で収録されています。諧謔性、描写性、そしてエスプリと皮肉。これらの感情を音楽に持ち込むことの難しさと楽しさを身を持って示したサティ。プーランクやミヨー、サン=サーンスやフォーレらの夥しい作品の中から、サティの強い影響力とカリスマ性が透けて見えてくるのではないでしょうか。当時のパリの空気が感じられる好企画です。
CD1〜12までは、プーランクのピアノ独奏によるサティの作品と自作自演(CD1)、プーランクと盟友ピエール・ベルナックとのフランス歌曲集(CD2)、ステレオ時代の名盤として知られるカザドシュ夫妻による4手のためのピアノ作品集(CD4)、ジョン・デ・ランシーとアンドレ・プレヴィンのフランセ「花時計」を含むオーボエ作品集、サティ演奏家として一家をなすフィリップ・アントルモンによるオーケストラ曲集(CD7)、フランスピアノ曲(CD8)、クレスパンとのフランス歌曲集(CD9)、サティ作品集(CD11)、1970年後半に録音されその音質の良さで評価の高いゲルハルト指揮ナショナル・フィルの名演によるフランス音楽作品集(CD12)テューレック、タリアフェロ、サンカンらに師事し33歳の若さでエイズで亡くなったモロッコ生まれのピアニスト、ダニエル・ヴァルサーノのサティ名演集(CD10)など、オリジナルLPのカップリングとジャケットデザインでそのままCD化。
CD13は「初期録音」と題したコンピレーションで、カザドシュ、クーセヴィツキー、クルツ、トゥーレルなど1930年代〜40年代にアメリカで録音されたサティとサン=サーンスの歴史的録音の復刻です。
CD1〜12の各ディスクはLP発売時のオリジナル・カップリング、オリジナル・ジャケット・デザインの紙ジャケットに封入され(レーベル・デザインも当時のデザインを再現)、厚紙製クラムシェルボックス(
幅12.7 cm x 厚みW 3.4 cm x 高さ 12.8 cm)に収納されています。
オールカラー別冊解説書には詳細なデータを記したトラックリスンティング、貴重なアーティスト写真、ライナーノーツが掲載されており、「オリジナル・ジャケット・コレクション」のクオリティを踏襲しています。

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■Sony Classical Operaシリーズ 第4弾
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いずれもオリジナル・アナログ・マスターからの最新リマスター。
ブックレットに歌詞対訳はついておりません。 |

8887519476-2
(2CD)
\2400 |
マルチェロ・ヴィオッティ/ドニゼッティ:歌劇「ラ・ファヴォリータ」
ドニゼッティ:歌劇『ラ・ファヴォリータ』(フランス語版:全曲) |
ヴェッセリーナ・カサロヴァ(メゾ・ソプラノ),
ラモン・ヴァルガス(テノール),
カルロ・コロンバーラ(バス),
アンソニー・マイケルズ=ムーア(バリトン),
フランチェスコ・ピッコーリ(テノール),
アビー・フルマンスキー(ソプラノ)、
マルチェロ・ヴィオッティ(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団,
バイエルン放送合唱団 |
『ファヴォリータ』とはお気に入りの意味。ここでは国王アルフォンゾの「お気に入り」の寵姫であるレオノーラと、彼女に恋してしまった修道士フェルナンドの物語(実はフェルナンドの姉は国王の正妻というのが悲劇を生む要因の一つ)。自分勝手な王、保身に走るフェルナンドの父に翻弄されるフェルナンド、そして正妻になれないレオンーラの悲しみ。これらが一体となった理不尽な物語を救うのが、ドニゼッティの美しいメロディです。
意志の強いカサロヴァと、朴訥なヴァルガスのコントラストが素晴らしい演奏です。
《録音》1999年4月, ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー(デジタル:セッション)[原盤:RCA] |
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8887519477-2
(2CD)
\2400 |
ジェイムズ・レヴァイン /ヴェルディ:歌劇「ルイザ・ミラー」
ヴェルディ:歌劇『ルイザ・ミラー』(全曲) |
アプリーレ・ミッロ(ソプラノ),
フローレンス・クイヴァー(メゾ・ソプラノ),
ウェンディ・ホワイト(メゾ・ソプラノ),
プラシド・ドミンゴ(テノール),
ジョン・ビルス(テノール),
ウラディーミル・チェルノフ(バリトン),
ヤン=ヘンドリク・ローテリング(バス),
ポール・プリシュカ(バス),
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団,
メトロポリタン歌劇場合唱団 |
領主の息子カルロと村娘ルイザの恋。もちろんカルロの父は大反対。身分の高い未亡人との結婚を命じます。ルイザと彼女の父は捉えられてしまいますが、カルロの父も実は後ろ暗い過去を抱えているのです。人々の思惑は入り乱れ、ついに誤解は解けることなく悲劇は幕を下ろします。
ヴェルディ自身もプライヴェートで悩んでいた時期の作品でもあり、複雑な人間ドラマが良く描かれていることでも知られています。
この演奏、やはりドミンゴの存在感が素晴らしく、全てを圧倒します。レヴァインの指揮も流麗でヴェルディの求める音を完璧に表出しています。
《録音》1991年5月, ニューヨーク、マンハッタン・センター(デジタル:セッション) |
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8887519478-2
(3CD)
\2600 |
ヘンリー・ルイス/マイアベーア:歌劇「預言者」
マイアベーア:歌劇『預言者』(全曲) |
マリリン・ホーン(メゾ・ソプラノ),
ジェイムズ・マクラッケン(テノール),
レナータ・スコット(ソプラノ),
ジュール・バスタン(バス),
ヘンリー・ルイス(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,
アンブロジアン・オペラ・コーラス |
マイアベーアのオペラ「預言者」。16世紀の宗教戦争を舞台に書かれた作品ですが、現在は「戴冠式行進曲」などの一部の曲が演奏されるのみ。
全曲盤としては、何枚かのライヴ録音も存在しますが、やはりこのスタジオ録音が他を圧する完成度を誇ります。フィデス役を得意とするマリリン・ホーンの圧倒的名唱が光ります。
《録音》1976年6〜7月, ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール(ステレオ:セッション) |
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8887519480-2
(3CD)
\2600 |
ラファエル・クーベリック/モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」
モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』(全曲) |
アラン・タイタス(バリトン),
ユリア・ヴァラディ(メゾ・ソプラノ),
トマス・モーザー(テノール),
ヤン=ヘンドリック・ローテリング(バス),
アリーン・オジェー(ソプラノ),
エディス・マティス(ソプラノ),
ロランド・パネライ(バリトン), 他,
ラファエル・クーベリック(指揮)
バイエルン放送交響楽団 & 合唱団 |
クーベリックとバイエルン放送響との良い関係が伺われる素晴らしいモーツァルト。
オーケストラの重厚な響きは、現代の軽めの音とは一線を画すものと言えるでしょう。歌手たちのアンサンブルもよく、全体がぴったりと調和した極上の「ドン・ジョヴァンニ」となっています。
《録音》1985年5月, ミュンヘン、ヘルクレス・ザール(デジタル:セッション)[原盤:オイロディスク] |
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8887519482-2
(2CD)
\2400 |
クルト・マズア/ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』(全曲) |
ジャニーヌ・アルトマイヤー(ソプラノ),
ジークフリート・イェルザレム(テノール),
ジークムント・ニムスゲルン(バス),
テオ・アダム(バリトン),
ペーター・メーフェン(バス), 他,
クルト・マズア(指揮),
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管絃楽団,
ライプツィヒ放送合唱団、
ベルリン放送男声合唱団 |
1970年代初頭にベートーヴェンの交響曲全集を録音したマズアとゲヴァントハウス管。それから10年近くを経て、両者の結び付きはより堅固になり、この「フィデリオ」もまさに“いぶし銀”の輝きを持つ見事な仕上がりになっています。当時の最高のキャストを揃えた歌手たちの顔ぶれも素晴らしく、このオペラの理想的な演奏の一つと言えるものです。
《録音》1980〜1981年、ライプツィヒ、パウル・ゲルハルト教会(デジタル:セッション)[原盤:オイロディスク] |
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8887519487-2
(2CD)
\2400 |
ピンカス・スタインバーグ/カタラーニ:歌劇「ワリー」
カタラーニ:歌劇『ワリー』(全曲) |
エヴァ・マルトン(ソプラノ),
フランシスコ・アライサ(テノール),
アラン・タイタス(バリトン),
フランチェスコ・エッレーロ・ダルティーニャ(バス)、他,
ピンカス・スタインバーグ(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団,
バイエルン放送合唱団 |
主役を歌うマルトンの強烈な声が際立つこの「ワリー」。あの有名なアリア「さようなら故郷の家よ」の1曲だけでも聴き手の涙を誘う魅力を持っています。
あらすじ自体はかなり荒唐無稽なものですが、各々の歌手たちはこのお話を説得力あるものとして、生き生きと描き出しています。スタインバーグの振るオーケストラの響きも美しいものです。
《録音》1989年10月, バイエルン放送第1スタジオ(デジタル:セッション)[原盤:オイロディスク] |
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8887519636-2
(2CD)
\2400 |
トゥリオ・セラフィン/ヴェルディ:歌劇「オテロ」
ヴェルディ:歌劇『オテロ』(全曲) |
レオニー・リザネック(ソプラノ),
ミリアム・ピラッツィーニ(メゾ・ソプラノ),
ジョン・ヴィッカース(テノール),
フロリンド・アンドレオーリ(テノール),
マリオ・カルリン(テノール),
ティト・ゴッビ(バリトン),
ロバート・カーンズ(バリトン),
フェルッチョ・マッツォーリ(バス),
トゥリオ・セラフィン(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団 |
20世紀有数のイタリア歌劇指揮者と称されたセラフィンの円熟の「オテロ」。一瞬たりとも音楽が弛緩することなく、歌手たちの歌も丁寧に引き立てていきます。
リザネックとヴィッカーズの歌は、まるでワーグナーを思わせる濃厚さもありますが、これが却って迫真のドラマを生み出します。バランスの良い全曲名演盤です。
《録音》1960年7〜8月, ローマ歌劇場(ステレオ:セッション)[原盤:RCA] |
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8887519638-2
(3CD)
\2600 |
エーリヒ・ラインスドルフ/モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」
モーツァルト:歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』K.588(全曲) |
レオンタイン・プライス(ソプラノ),
タチアナ・トロヤノス(メゾ・ソプラノ),
シェリル・ミルンズ(バリトン),
ジュディス・ラスキン(ソプラノ),
エツィオ・フラジェッロ(バス)、他
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団,
アンブロジアン・オペラ・コーラス |
実直なラインスドルフの持ち味が生かされたモーツァルト。ブッファにしては重めですが、何よりレオンタイン・プライス、タチアナ・トロヤノスと言った当時のメトのスターを揃えたキャストは非常に魅力的です。
軽快さよりも、じっくりとドラマを楽しみたい方にふさわしい全曲盤です。
《録音》1967年8〜9月, ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール(ステレオ:セッション)[原盤:RCA] |
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8887519644-2
(4CD)
\3200 |
マレク・ヤノフスキ/ワーグナー:楽劇「ジークフリート」
ワーグナー:楽劇『ジークフリート』(全曲) |
ジャニーヌ・アルトマイヤー(ソプラノ),
ノーマ・シャープ(ソプラノ),
オルトルン・ヴェンケル(アルト),
ルネ・コロ(テノール),
ペーター・シュライヤー(テノール),
テオ・アダム(バリトン),
ジークムント・ニムスゲルン(バリトン),
マッティ・サルミネン(バス),
マレク・ヤノフスキ(指揮)
ドレスデン・シュターツカペレ |
最近、ワーグナー指揮者としても評価が著しく高いヤノフスキですが、この1982年の録音こそ、その「原点」と言えるものです。
以前は「オーケストラの弱さ」も指摘されていましたが、それは当時最高の歌手たちの歌唱を最大に生かしているためであり、改めて聴いてみるとヤノフスキのまとめ方に感服するほかありません。流麗で精緻な演奏です。
《録音》1982年2〜3月, ドレスデン、聖ルカ教会(デジタル:セッション)[原盤:オイロディスク] |
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8887519645-2
(4CD)
\3200 |
マレク・ヤノフスキ/ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』(全曲) |
ジェシー・ノーマン(ソプラノ),
ジャニーヌ・アルトマイヤー(ソプラノ),
エーファ=マリア・ブントシュー(ソプラノ),
シェリル・シュトゥーダー(ソプラノ),
ルート・ファルコン(ソプラノ),
イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ),
クリステル・ボルヒャース(メゾ・ソプラノ),
ウタ・プリーブ(メゾ・ソプラノ),
オルトルン・ヴァンケル(アルト),
アンネ・ギェファンク(アルト),
カトレーン・クールマン(アルト),
ジークフリート・イェルザレム(テノール),
テオ・アダム(バリトン),
クルト・モル(バス),
マレク・ヤノフスキ(指揮)
ドレスデン・シュターツカペレ |
第1幕でのイェルザレムとノーマンのから引き込まれる演奏。
ヴォータン役のテオ・アダム、フリッカ役のイヴォンヌ・ミントン、など70年代から80年代最高の歌手たちを揃え、ヤノフスキが手堅くまとめています。改めてじっくり聴いてみたい隠れた名演です。
《録音》1981年8月, ドレスデン、聖ルカ教会(デジタル:セッション)[原盤:オイロディスク] |
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DHM
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8887517839-2
\2600→\2390 |
リッカルド・ミナーシ&マクシム・エメリャニチェフ/
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
モーツァルト:
1) ヴァイオリン・ソナタ第32番 変ロ長調K.454,
2) ヴァイオリン・ソナタ第24番 ヘ長調K.376
3) ヴァイオリン・ソナタ第23番 ニ長調K.306 |
リッカルド・ミナーシ(ヴァイオリン),
マクシム・エメリャニチェフ(フォルテピアノ) |
リッカルド・ミナーシとマクシム・エメリャニチェフという、ピリオド楽器演奏の最先端を行く二人のヴィルトゥオーゾによるモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集がドイツ・ハルモニア・ムンディより発売されます。
指揮者そしてバロック・ヴァイオリン奏者のリッカルド・ミナーシは1978年イタリア生まれ。イル・ジャルディーノ・アルモニコのメンバーを務め、アル・アイレ・エスパノールやアカデミア・ビザンティーナやサヴァールのオーケストラでも活躍。最近ではムジカ・アンティクヮ・ローマやイル・ポモ・ドーロの指揮&リーダーを務めるだけでなく、様々な歌劇場でオペラの指揮もてがけています。
ドイツ・ハルモニア・ムンディにはすでにヴェラチーニとヘンデルのソナタの名盤を残しています。
フォルテピアノは、クルレンツィス指揮によるモーツァルト:ダ・ポンテ・オペラのレコーディングで表情ある通奏低音を担っていた話題のマクシム・エメリャニチェフ。1988年ロシアのジェルジンスクに生まれ、鍵盤楽器演奏だけでなく、指揮をロジェストヴェンスキーに師事。その後様々な歴史的鍵盤楽器コンクールで高い評価を得ており、繊細なタッチと絶妙な呼吸によって磨き上げられた演奏で知られます。2016年からはミナーシの後任としてイル・ポモ・ドーロの首席指揮者に就任しています。
モーツァルトの多くのヴァイオリン・ソナタの中から選ばれた3曲は、ポピュラーということだけでなく、最も洗練された室内楽作品であります。歌心と情熱を伴ったミナーシのヴァイオリン、天才的オリジナリティをもつエメリャニチェフによって、もっともエキサイティングに仕上がったデュオをお聴きください。
《録音》2012年11月, イタリア、アカデミア・モンティス・レガリス(デジタル:セッション)
リッカルド・ミナーシは1978年イタリア生まれ。イル・ジャルディーノ・アルモニコのメンバーを務め、ビッツァーリエ・アルモニケやアカデミア・ビザンティーナやサヴァールのオーケストラでも活躍。
最近ではムジカ・アンティクヮ・ローマやイル・ポモ・ドーロの指揮&リーダーを務めるだけでなく、様々な歌劇場でオペラの指揮もてがけています。
ちなみにリッカルド・ミナーシは母親が静岡出身の日本人というハーフ。リッカルド・マサヒデ・ミナージとも呼ばれる。
ミナージのARTSからのビーバーの「ロザリオ・ソナタ」は非常に男性的な演奏で、こういう演奏もあるのかとちょっと感心したのも事実である。
ボヘミアから流れ流れてやってきたビーバーの演奏は案外こういう「流し」の荒っぽいものだったかもしれない・・・と。
異端的演奏だが興味ある方はどうぞ。

こういう「ロザリオ」だってあるかもしれない
リッカルド・ミナーシ
ビーバー:ロザリオのソナタ
リッカルド・ミナーシによる男性っぽく、ときに荒々しいほどのストレートな演奏。
これまで女性しかこの曲の名演はないといっていたが、これを聴いていろいろなことを考えた。
こういう「ロザリオ」だってあるかもしれないのだ。 |

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8887516362-2
\2600→\2390 |
小糸 恵/バロック・オルガン独奏のためのコンチェルト集
1) ヘンデル(小糸 恵 編曲):
『オルガンのための組曲(コンチェルト)』,
2) ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター:『協奏曲
ロ短調LV.133』
(ヴィヴァルディの「ヴァイオリン協奏曲
ホ短調 RV 275」による),
3) J.S.バッハ:『協奏曲 ト短調BWV.985』
(テレマンの「ヴァイオリン協奏曲 TWV
51:g1」による),
4) J.S.バッハ:『協奏曲 ニ長調 BWV 972
(ヴィヴァルディの「ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 RV 230」による)
より第2楽章ラルゲット,
5) ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター:『協奏曲
ヘ長調LV.126』
(アルビノーニの協奏曲による),
6) ヘンデル(小糸 恵 編曲):『組曲第2番ヘ長調HWV.427』より
第1楽章アダージョ,
7) ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター:『協奏曲
イ短調LV.140』
(トレッリの協奏曲による),
8)ヴィヴァルディ(フランチェスコ・タシーニ編曲):『ラルゴ
ニ短調』
(「ヴァイオリン協奏曲 イ短調RV.356」の第2楽章),
9) ヘンデル(ジョン・ウォルシュ編):『オルガン協奏曲
ヘ長調HWV.293』,
10) ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター:『協奏曲
ハ短調LV.136』
(テレマンの「協奏曲 TWV.52」による) |
小糸 恵(1720年製シュニットガー・オルガン) |
世界の名匠と敬われる大オルガニスト、Kei
Koito(小糸恵)。のドイツ・ハルモニア・ムンディへの2枚目の録音です。小糸恵は京都に生まれ、スイス在住でローザンヌ音楽院の教授も務める世界的オルガニストです。数々の国際オルガンコンクールの審査員としても招待されており、1997年にはスイスのローザンヌにて、バッハ音楽祭(バロック・アカデミー)を創立し、初年度から芸術監督として音楽文化の普及に広く寄与してきています。
彼女はバロックから現代まで幅広いレパートリーを持っていますが(最初のころは作曲も行っていた)、とりわけバッハとバッハ以前の歴史的オルガン作品には定評があり、どの演奏も高い評価を得てきています。
ここ数年はスイスのクラーヴェス・レーベルからバッハ名オルガン作品集やブクステフーデなど作品集をリリースしています。来日公演は少ないですが、最近では2013年と2015年に来日演奏を行っており高い評価を得ました。
今回のアルバムは、バッハが、ヴィヴァルディやマルチェッロ等のイタリアの音楽家らのヴァイオリン等の独奏楽器と弦楽のための協奏曲を、エルンスト王子の求めに応じて鍵盤楽器ソロ用に編曲したように、J.S.バッハによる編曲した2曲、バッハの従兄でもあったヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748)が編曲したものを中心に録音したものです。様々なバッハ文献に必ず書いてある「イタリア体験」では、バッハが23〜32歳頃にこれらの編曲を通じてイタリア形式を習得したとされており、また編曲を通してバッハの作曲技法が確立されたとも伝えられています。
エルンスト王子はヴァルターにもバッハと同様に依頼をしていたと考えられています。また小糸はヘンデルのチェンバロ・ソロの作品も同様に行って組曲風に仕上げたものも収録しています。
イタリアやフランスの音楽を、バッハやヴァルターに伝えたのが、王子の留学先だったオランダのユトレヒトだということを考え、オランダの教会に残る歴史的オルガンを使用しているのも彼女らしいところでしょう。
《録音》 2015年7月, オランダ、フローニンゲン、デル・アー教会 |
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8887505617-2
\2600→\2390 |
ラルテ・デル・モンド/
ヨハン・マティーアス・シュペルガー:交響曲集
ヨハン・マティーアス・シュペルガー(1750-1812):
1) 『交響曲第26番 ハ短調』
2) 『交響曲第21番 ト短調』,
3) 『交響曲第34番 ニ長調』 |
ヴェルナー・エールハルト(指揮),
ラルテ・デル・モンド(ピリオド楽器オーケストラ) |
ヨハン・マティーアス・シュペルガーは、1767年からウィーンでコントラバス奏者や作曲家としての教育を受け、1778年からウィーン音楽家協会に入会。その演奏会ごとに自作の作品をヴィルトゥオーソ独奏者として出演。1783年から1786年までルートヴィヒ・フォン・エルデーディ伯爵の宮廷礼拝堂楽団員として、そして1789年にメクレンブルク宮廷楽団の首席コントラバス奏者として着任しました。
シュペルガーは、多作家でもあり、44以上の交響曲、18曲のコントラバス協奏曲、その他多数の作品を作曲しています。
これまで彼の交響曲は、典型的初期古典派の交響曲形式のシンプルで優美な音楽といわれていましたが、ヴェルナー・エールハルト&ラルテ・デル・モンドが、ダイナミックな感情をたっぷりに吹き込むことによって、作曲家の優れた資質を表現しています。
《録音》2014年9月, ドイツ、レバークーゼン、バイエル=クルターハウス(デジタル:セッション)
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8887514345-2
\2600→\2390 |
コンパニア・ディ・プント/ロセッティ:シンフォニアと協奏曲集
アントニオ・ロセッティ(1750-1792):
1) 『シンフォニア ハ長調 Murray A3』,
2) 『フルート協奏曲 ト長調 Murray C24』,
3) 『シンフォニア ト短調 Murray A41』,
4) 『ホルン協奏曲 ニ短調Murray C39』,
5) 『シンフォニア ヘ長調 Murray A35』 |
アニー・ラフラム(フラウト・トラヴェルソ),
クリスティアン・ビンデ(ナチュラル・ホルン&指揮),
コンパニア・ディ・プント(ピリオド楽器オーケストラ) |
18世紀ボヘミアで活躍したホルン奏者・作曲家のジョヴァンニ・プントの名を冠して2010年にケルンで結成された気鋭のピリオド楽器オーケストラ「コンパニア・ディ・プント」のデビュー・アルバムです。
結成者にして、指揮者・ホルン奏者のクリスティアン・ビンデは、様々なピリオド楽器オーケストラのナチュラル・ホルン奏者を務め、2010年にヨーロッパの優秀な演奏家や音楽学校の講師らによって「コンパニア・ディ・プント」を結成。メンバーは時期や編成によって変化しますが、日本でも評価の高い新鋭ヴァイオリニストの平崎真弓や佐藤俊介らも常連メンバーに名を連ねています(当アルバムに参加しているかどうかは未確認)。とくに近年はロセッティの知られざる作品の再演(および一部作品の楽譜の編纂と出版)を行っており、高い評価を得ているグループです。
アントニオ・ロセッティは、イタリア風の名で知られていますが、本名はフランチシェク・アントニーン・レスレルといいボヘミア生まれの作曲家です。
1773年ボヘミアを去り、6年の間エッティンゲン=ヴァラーシュタイン侯爵の宮廷楽団に加入。その際に名前をアントニオ・ロセッティに改名したのでした。その後活躍の場を広げ、多くの作品を出版、彼自身も自らを『洗練された音楽家』と呼び、幸せな生涯を送りました。彼が残した多くの曲の中でもとりわけホルン協奏曲が有名で、モーツァルト研究者のH.C.ロビンス・ランドンによると、モーツァルトのホルン協奏曲のお手本にもなったのではないかとも言われています。そのためか、比較的演奏される曲も管楽器のための協奏曲や管楽アンサンブルのものが多いようです。当アルバムでも管楽器のための協奏曲とシンフォニア(交響曲)が収録されています。しばしば、これらの曲は「柔らかく美しい音色によって・・・」という表現がとられますが、コンパニア・ディ・プントらは、楽譜と当時の奏法を新たに見直し、ナチュラル・ホルンでしかなし得ない音色の変化と野趣あふれる響きを利用し、楽譜に隠され情熱的な激しさを見出しています。
《録音》2015年6月, ケルン、ドイチュランド放送カンマーザール(デジタル:セッション)
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<国内盤>

2/16(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CHRISTOPHORUS
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パスクィーニ:オラトリオ 《キリストの渇き》 |
コンチェルト・ロマーノ
アレッサンドロ・クァルタ(指揮)
フランチェスカ・アスプロモンテ(ソプラノ)
フランチスコ・フェルナンデス=ルエダ(テノール)
ルカ・チェルヴォーニ(テノール)
マウロ・ボルジョーニ(バリトン) |
2006年に結成されたコンチェルト・ロマーノは、フランチェスコ・フォッジャ(1604−1688)の忘れられた音楽を再興に導くなど、17世紀ローマの音楽のスペシャリストたち。
現在ではイタリア・バロックの鍵盤楽曲の作曲家として知られる、ベルナルド・パスクィーニ(1637−1710)が書いた受難オラトリオ「キリストの渇き(La
Sete di Christo)」。
録音:2015年2月7日−10日、イタリア |
COBRA
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モーツァルトの歌劇からのハルモニームジーク
モーツァルト(ザルトリウス編ハルモニームジーク版):
歌劇《フィガロの結婚》
歌劇《皇帝ティートの慈悲》(世界初録音)
歌劇《ドン・ジョヴァンニ》(世界初録音)
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ウィンズ・アンリミテッド |
古楽器アンサンブルによるモーツァルトのオペラ!
クラリネット奏者ヒェン・ハレヴィによって2009年に設立された古楽器による管楽六重奏団、ウィンズ・アンリミテッド。
ゲオルク・カスパー・ザルトリウス(1754−1809)によってハルモニームジーク(管楽アンサンブル)版へと編曲されたモーツァルトのもっとも愛されるオペラたち。「皇帝ティートの慈悲」と「ドン・ジョヴァンニ」は世界初録音。
録音:2015年6月3日−5日、オランダ |
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春の夢
シューベルト:すみれ D.786/
デ・ラングJr:とうひの樹がひっそりとたたずんでいる
Op.26-5/
グリーグ:
ノルウェーのあらわな山に Op.59-2、早咲きの桜草もて
Op.26-4/
メンデルスゾーン:はつすみれ Op.19-2/
ヴォルフ:4月の黄色い蝶/
フォーレ:冬は終わった Op.61-9/
シューベルト:春に D.882/
グリーグ:春のにわか雨 Op.49-6/
デ・ラングJr:春の夜 Op.84-3/
メンデルスゾーン:春の歌 Op.47-3/
ヴォルフ:春に、春だ/
フォーレ:歌う妖精 OP.26-2 |
ニーンケ・オーステンレイク(ソプラノ)
ローラ・デ・ラング(ピアノ) |
オランダのソプラノ、ニーンケ・オーステンレイクが歌うのは、シューベルト、グリーグ、メンデルスゾーン、フォーレ、ヴォルフなど様々な作曲家の「春」をテーマにした歌曲集。ローラ・デ・ラングは、オランダの作曲家サミュエル・デ・ラングJr.の血筋を引くピアニスト。オーステンレイクの柔らかな歌声からは、爽やかな春の香りが漂ってくる。
録音:2014年11月19日−21日、オランダ |
DREYER GAIDO
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CD 21056
(2枚組/特別価格)
【旧譜】
\3800 →\3490
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マーカス・ポシュナーによるブラームス・ライヴ!
ブラームス:
交響曲第1番 ハ短調 Op.68
交響曲第2番 ニ長調 Op.73 |
マーカス・ポシュナー(指揮)
ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団 |
指揮者マーカス・ポシュナーは1971年ミュンヘン生まれ。2004年にドイツ音楽協会、ドイツオーケストラ連盟よりドイツ指揮者賞を授与された。
クナッパーツブッシュ、クレメンス・クラウスと縁の深いブレーメン・フィルを率いてのブラームス交響曲全集。グローバル化の昨今、オーケストラも均質化の方向に向かっていく中、久々にドイツのオーケストラらしい音を聴いた、という気持ちにさせられる。
ブラームスの交響曲第1番は冒頭から尋常ならざるハイテンションで始まり、金管はバリバリと、弦は弓いっぱいに弾かせてオケを存分に鳴らしまくる。
第2番は一転して繊細で室内楽的なアプローチ。ブレーメン・フィルの精妙なアンサンブルにはうっとり。
録音:2009年2月、ドイツ
マーカス・ポシュナーによるブラームス!
第3番・第4番 |
CD21064
(2CD)
\3800 →\3490
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マーカス・ポシュナーによるブラームス!
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98 |
マーカス・ポシュナー指揮
ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団 |
録音:2009年2月23、26日ブレーメン ※日本語解説付き
マーカス・ポシュナー指揮ブレーメン・フィルハーモニーによるブラームス交響曲全集の完結編。指揮者ポシュナーは1971年ミュンヘン生まれ。2004年にドイツ音楽協会、ドイツオーケストラ連盟よりドイツ指揮者賞を授与された。コリン・デイヴィス、ロジャー・ノリントン、ファビオ・ルイジのアシスタントとして研鑽を積み、2007年9月からはブレーメン歌劇場の音楽総監督を務め、客演指揮者としてミュンヘン・フィル、バンベルク響、ケルンWDR交響楽団、リンツ・ブルックナー管弦楽団、シュトゥットガルト放送響と共演。2010年4月には東京都交響楽団、2009年には広島交響楽団の指揮台にも立っている若き巨匠。
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CD 21031
【旧譜】
\2500
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ソプラノとピアノ、弦楽四重奏のための作品集
ショーソン:果てしない歌 Op.37
ルクー:夜想曲
ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調
フォーレ:やさしき歌 Op.61 |
フェレーナ・ライン(ソプラノ)
チョルリョーニス弦楽四重奏団
セルゲイ・オクルシュコ(ピアノ) |
録音:2005年11月、ヴィリニュス(リトアニア) |
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フリートヘルム・デール・エディションVol.7
〜
レクイエム 2000 《アテムヴェンデ》 |
ハンス・ダルムシュタット(指揮)
カッセル声楽アンサンブル
カッセル・ザンクト・マリエン聖歌隊
メヒティルト・ザイツ(アルト)
エッケハルト・アベレ(バリトン) |
録音:2004年、ドイツ |
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フリートヘルム・デール・エディションVol.8
〜
メランコリア/暁の歌(シューマンとの対話) |
エディト・ガブリー(ソプラノ)
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)
ケルン放送交響楽団&合唱団
ロマン・ブローリ=ザッハー(指揮)
リューベック・フィルハーモニー管弦楽団 |
録音:1968年&2006年、ドイツ |
FRA BERNARDO
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ヴィヴィカ・ジュノーが歌うベルトーニの「オルフェオ」!
ベルトーニ:歌劇 《オルフェオとエウリディーチェ》 |
ヴィヴィカ・ジュノー(オルフェオ/メゾ・ソプラノ)
フランチェスカ・ロンバルディ=マッツッリ
(エウリディーチェ/ソプラノ)
ヤン・ペトリカ(イメネーオ/テノール)
ロベルト・ザルペロン(指揮)
フェッラーラ・サント・スピリト・アカデミア合唱団
アンサンブル・ロレンツォ・ダ・ポンテ |
アラスカ出身の名メゾ・ソプラノ、ヴィヴィカ・ジュノーが歌うのは、フェルディナンド・ベルトーニ(1725−1813)の唯一知られている歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」。
グルックの「オルフェオとエウリディーチェ」と同じカルツァビージの台本に基づく3幕のオペラ。18世紀イタリアの名カストラート、ガエターノ・グアダーニのために書かれ、グアダーニが務めたオルフェオ役を、現代の名歌手が再現する。
録音:2014年2月15日、フェッラーラ市立劇場(ライヴ)
ヴィヴィカ・ジュノー
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GLOBE
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ブリスク・プレイズ・バッハ 〜
J.S.バッハ、G.ヤンセン、T.ニューマンの音楽 |
アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団 |
J.S.バッハ:
協奏曲ハ長調 BWV.595(原曲:ザクセン=ヴァイマール公)
コラール前奏曲《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》BWV.659
ニューマン:前奏曲
J.S.バッハ:
コラール前奏曲《バビロン川のほとりで》BWV.653
コラール《主なるイエス・キリストよ、われらを顧みたまえ》BWV.332
コラール前奏曲《主なるイエス・キリストよ、われらを顧みたまえ》BWV.709
協奏曲ハ短調 BWV.981(原曲:マルチェッロ)
ヤンセン:レリュード・トゥ・C
J.S.バッハ:
コレッリの主題によるフーガ BWV.579
協奏曲ハ短調 BWV.985より アレグロ (原曲:テレマン)
カンツォーナ ニ短調 BWV.588
コラール前奏曲《われらの救い主なるイエス・キリスト》BWV.666
ニューマン:カッシオ
J.S.バッハ:
レグレンツィの主題によるフーガ BWV.574
コラール前奏曲《最愛のイエスよ、われらここに集いて》BWV.731
協奏曲ニ短調 BWV.596(原曲:ヴィヴァルディ) |
創立30周年を迎える"BRISK"バッハの協奏曲とコラールを吹く!
1986年結成、2016年には30周年を迎えるオランダのリコーダー・アンサンブル、アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団の新録音。
古楽に現代音楽を組み合わせる大胆なプログラムで国際的に活躍してきたブリスクの次なるテーマは、大バッハの協奏曲とコラール。ヴィヴァルディやテレマン、マルチェッロらの作品をバッハが編曲した鍵盤楽器協奏曲とコラール前奏曲を、ブリスクがリコーダー四重奏版にアレンジ。そしてこの録音のために書かれた、現代オランダの作曲家トゥック・ニューマン(b.1971)、フース・ヤンセン(b.1951)の作品を組み込んだ魅惑のプログラム。
録音:2015年9月24日−26日、オランダ |
LE CHANTA DE LINOS
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CL 14108
【旧譜】
\2500
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セザール・キュイのヴァイオリンとピアノのための作品集
セザール・キュイ:
ヴァイオリンとピアノのための万華鏡 Op.50
ヴァイオリン・ソナタ Op.84
憂鬱なワルツ |
ソフィー・ルモニエ=ヴァレーズ(ヴァイオリン)
フィリッパ・ノイテボーム(ピアノ) |
「長靴を履いた猫」、「カフカスの囚人」などで有名なロシア5人組の1人、セザール・キュイのヴァイオリンとピアノのための作品集。 |
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バッラービレ
プーランク:チェロ・ソナタ
メル・ボニ:
瞑想曲 Op.33、セレナーデ Op.46、チェロ・ソナタ
デュパルク:チェロ・ソナタ
ドビュッシー:チェロ・ソナタ |
カミーユ・ゼーガース(チェロ)
オリヴィエ・ラヴィーユ(ピアノ) |
魅惑的なチェロと暖かみのあるピアノの息の合ったフランスのチェロ・ソナタ集。 |
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CL 14110
【旧譜】
\2500
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ジャジー・チェンバー・ミュージック
アルマンド・ギドーニ:
フルートとピアノのための《ジャジー・フルート・チャレンジ》
クラリネット四重奏のための《イエロー・グリーン》
木管四重奏のための《スウィンギング・カウンターポイント》
ソロ・サクソフォンのための《スウィート・アンド・ゴー》
フルートとピアノのための《ミュージック・ワンダーランド》
フルートとハープのための《アダージョ》
ソロ・クラリネットのための《ヴィルトゥオーゾ・スウィング・ソロ》
フルートとクラリネットのための《リリコ・ジャジー・デュオ》
フルートとクラリネット、ピアノのための
《クラシカル・フーガ・ゴーズ・ジャズ》 |
シベル・ペンセル(フルート)
フェリペ・ブラズ(フルート)
ステファノス・トモプーロス (ピアノ)
トリオ・ジオコーソ
オメガ・クラリネット四重奏団、他 |
イタリア生まれ、フランスで活躍する作曲家、アルマンド・ギドーニによる、ジャズ・テイストなアンサンブル作品集。モンテカルロフィルの首席ホルン、ファゴット奏者やイスタンブール国立交響楽団のクラリネット奏者など、参加アーティストたちも強力! |
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CL 1498
【旧譜】
\2500
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フルート、クラリネットとピアノのための作品集
ブロッホ:
フルート、クラリネットとピアノのためのコンチェルティーノ
ケクラン:パストラーレ Op.75
フローラン・シュミット:トリオによるソナティネ
Op.85
ドビュッシー:「牧神の午後」への前奏曲
ジャック=アルフォンス・ド・ゼーガン:
フルート、クラリネットとピアノのための三重奏曲
アルマンド・ギドーニ:クラシカル・フーガ・ゴーズ・ジャズ
ミシェル・ライサイト:リップル・マーク、de
part et d'autre
ギヨーム・コネソン:テクノ‐パレード |
トリオ・ジオコーソ
〔シベル・クムル=ペンセル
(フルート)、
アイシェギュル・キルマノール
(クラリネット)、
ヨハン・シュミット(ピアノ)〕 |
音楽院教授などを務める人気三人組が奏でるトリオ作品集。 |
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CL 1397
(2CD/特別価格)
【旧譜】
\3800
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フルートとピアノのための4つの偉大なるソナタ
プーランク:フルート・ソナタ
フランク:フルート・ソナタ
マルティヌー:フルート・ソナタ
プロコフィエフ:フルート・ソナタ |
ジャン=ミシェル・タンギー(フルート)
ルドルフ・マイスター(ピアノ) |
ロッテルダム・フィルハーモニーやベルギー国立管弦楽団の首席奏者を務めた名フルーティスト、ジャン=ミシェル・タンギーによる、不朽の名フルート・ソナタ集。 |
PAVANE
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ステファン・デ・メイが弾く、
シューマンのピアノ五重奏曲&四重奏曲
シューマン:
ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op.44*
ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.47 |
ステファン・デ・メイ(ピアノ)
ダミアン・パルドン(ヴァイオリン)
フィリップ・コッホ(ヴァイオリン)*
ピエール=アンリ・ゼレブ(ヴィオラ)
ルク・トーテン(チェロ) |
リエージュ王立音楽院の音楽学部のダイレクターを務め、ロッテルダム音楽院やローザンヌ音楽院でも教鞭を執るベルギーのピアニスト、ステファン・デ・メイが弾く、シューマンのピアノ五重奏曲&四重奏曲。
デ・メイとともに「トリオ・ポルティチ」として活動してきたダミアン・パルドンやルク・トーテンらと仲間たちによるベルギーのトップ・アンサンブルが、芳醇で上質なシューマンの室内楽を届けてくれる。
録音:2015年9月、ブリュッセル王立音楽院 |
SYRIUS
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マンチーニ:ナポリの7つのソナタ |
ジャック・ヴァンドヴィーユ(オーボエ)
ジャン=ミシェル・ルシャール(オルガン) |
ジャック・ヴァンドヴィーユは、ジュネーヴ国際音楽コンクールを始めとする、5つの国際的なコンクール(1954年ミュンヘン、1957年モスクワ、1959年ウィーン、プラハ、ジュネーヴ)で賞を獲得しているフランスを代表するオーボイスト。
フランス、ペリゴールのサン=シプリアン教会のオルガンを伴奏にした、フランチェスコ・マンチーニの7つのオーボエ・ソナタ。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
DREYER GAIDO
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CD 21032
【旧譜】
\2500
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ルドルフ・ヒンデミット・エディションVol.3 〜
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
ドヴォルザーク:
ピアノ三重奏曲第4番 ホ短調 Op.90《ドゥムキー》
マルチェルロ:チェロ・ソナタ ヘ長調
ベートーヴェン:
ヴィオラとチェロのための二重奏曲 変ホ長調
WoO 32
ストラヴィンスキー:弦楽四重奏曲のためのコンチェルティーノ |
ルドルフ・ヒンデミット
(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)
パウル・ヒンデミット(ヴィオラ)
アマール弦楽四重奏団
アリス・エーラース(チェンバロ)
マリアンゲラ・グラナタ(ピアノ) |
録音:1922〜1960年 |
<メジャー・レーベル>
オーストラリアELOQUENCE
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4820681
\1200 |
《ヒルデ・ギューデン・シングズ・モーツァルト》
モーツァルト:
1) 歌劇『フィガロの結婚』より「自分で自分がわからないの」,
2) 歌劇『フィガロの結婚』より「恋人よ、早くここへ」,
3) 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「ぶってよ、マゼット」,
4) 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「恋人よ、さあこの薬で」,
5) 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より「男の人たちに、兵隊さんたちに」,
6) 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より「女は15にもなれば」,
7-10) モテット『エクスルターテ・ユビラーテ』K.165,
11) 歌劇『羊飼いの王様』より「あの人を僕は愛そう、心変わりはすまい」,
12) 歌劇『魔笛』より「ああ、私には わかる、消え失せてしまったことが」,
13) 歌劇『フィガロの結婚』より「おいで下さい、膝をついて」,
14) 歌劇『フィガロの結婚』より「とうとう嬉しい時がきた
恋人よここに」,
15) 歌劇『イドメネオ』より「たとえ父上をうしなっても」,
16) アリア『恐れないで、愛する人よ』K.490,
17) 歌劇『フィガロの結婚』より「恋とはどんなものかしら」,
18) 歌劇『フィガロの結婚』より「私に話して頂戴」 |
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ:1-18)/
ヨゼフ・クリップス(指揮)
ロンドン交響楽団(1-6)/
アルベルト・エレーデ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(7-13)/
クレメンス・クラウス(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(14-17)/
エーリヒ・クライバー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
withリーザ・デラ・カーザ(18) |
銀の光のような柔らかい声で魅了!
元々はオペレッタ歌手として活動を始めたヒルデ・ギューデン。その存在感と美しさはウィーンの歌劇場でも認められ、瞬く間にオペラ界でもスターになりました。
銀の光を思わせる彼女の柔らかい声は聴衆を魅了し、録音も多く残されています。ロッテ・レーマンやエリザベート・シューマンの後継者として多くのオペラに出演しました。
ここに収録されたモーツァルトのアリアのほとんどは、彼女の初のスタジオ録音となったもので、1947年のクリップスとの共演など素晴らしい歌唱を聴かせてくれます。
どれもが78回転SP盤のために録音されたものですが、CD時代になって初めてリリースされた貴重な音源も何曲か含まれています。
《録音》1947年(1-2), 1949年(3-6), 1951年(14-17),
1952年(7-13), 1955年(18) |
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4820292
\1200 |
《ブルーノ・プレヴェーディ、ジャンニ・ライモンディ、ジーノ・ペンノ/
グレート・テナー・アリアVol.1》
ジョルダーノ:
1) 歌劇『アンドレア・シェニエ』より
「あなたは、私が最も純粋な感情のときめきを」,
2) 歌劇『アンドレア・シェニエ』より
「確かに、私は兵士でした」,
3) 歌劇『アンドレア・シェニエ』より
「五月の美しいある日のように」/
ヴェルディ:
4) 歌劇『トロヴァトーレ』より「ああ、美しい人」,
5) 歌劇『運命の力』より
「不幸な者にとって生きていることは地獄だ」/
6) ジョルダーノ:歌劇『フェドーラ』より「愛さずにはいられないこの想い」/
7) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より
「お母さん、あの酒は強いね」/
プッチーニ:
8) 歌劇『トスカ』より「妙なる調和」,
9) 歌劇『蝶々夫人』より「さらば愛の巣」,
10) 歌劇『西部の娘』より「やがて来る自由の日」,
11) 歌劇『トゥーランドット』より「泣くなリューよ」,
12) 歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」.
13) 歌劇『トスカ』より「妙なる調和」,
14) 歌劇『トスカ』より「星は光りぬ」,
15) 歌劇『西部の娘』より「やがて来る自由の日」/
ベッリーニ:
16) 歌劇『ノルマ』より「やっと、声が聞こえなくなった」,
17) 歌劇『ノルマ』より「純白の衣装をまとい」/
ヴェルディ:
18) 歌劇『シモン・ボッカネグラ』より「何たることだ」,
19) 歌劇『シモン・ボッカネグラ』より
「僕の心は激しい嫉妬の炎で燃え上がっている」,
20) 歌劇『トロヴァトーレ』より「見よ、恐ろしい炎を」 |
ブルーノ・プレヴェーディ(テノール)
エドワード・ダウンズ(指揮)
ロイヤル・オペラハウス管弦楽団(1-12)/
ジャンニ・ライモンディ(テノール)
ブルーノ・マルティノッティ(指揮)
ヴェローナ野外劇場管弦楽団(13-15)/
ジーノ・ペンノ(テノール)
アントニオ・ナルドゥッチ(指揮)
管弦楽団と合唱団(16-20) |
よき時代の素晴しきテノールの世界
Deccaは1950年代〜70年代にかけて、実力はあっても無名だった歌手たちのリサイタルも積極的に録音していました。このアルバムはその第1集です。
ブルーノ・プレヴェーディはバリトン的な声質で知られ、ノルマのポリオーネなどを当たり役にしていました。カラスとの「椿姫」の共演で知られるリリックな声の持ち主ライモンディの若い頃の美声、そして活躍した時期こそ短かったものの1950年代に伸びやかな声と表現力溢れる歌で聴衆を魅了したペンノの歌声も収録。
これらが全て最新のリマスタリング技術で鮮やかに蘇っています。
《録音》1954年(16-20), 1964年(1-12), 1980年(13-15) |
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4820290
\1200 |
《フラヴィアーノ・ラボー、 ジュゼッペ・カンポーラ、
ジャンニ・ポッジ/
グレート・テナー・アリアVol.2》
1) ヴェルディ:歌劇『運命の力』より「君は天使の腕に抱かれて」,
2) ポンキエッリ:歌劇『ジョコンダ』より「空と海」,
プッチーニ:
3) 歌劇『ボエーム』より「冷たい手を」,
4) 歌劇『トスカ』より「妙なる調和」,
5) 歌劇『トスカ』より「星は光りぬ」,
6) 歌劇『トゥーランドット』より「泣くなリューよ」,
7) 歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」,
8) ジョルダーノ:歌劇『フェドーラ』より
「愛さずにはいられないこの想い」,
9) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「星は光りぬ」,
10) ヴェルディ:歌劇『ファルスタッフ』より
「喜びの歌はいとしい人の唇から出て」,
11) ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より
「五月の晴れた日のように」,
12) ボイート:歌劇『メフィストーフェレ』より「野原から、牧場から」,
13) ボイート:歌劇『メフィストーフェレ』より「最後の時がやってきた」,
14) チレア:歌劇『アルルの女』より「フェデリコの嘆き」,
15) マスカーニ:歌劇『ロドレッタ』より
「もし、フランツの言うことが本当なら」,
ヴェルディ:
16) 歌劇『ルイザ・ミラー』より
「ああ!この目が見たものを信じないことができたなら」,
17) 歌劇『トロヴァトーレ』より「ああ、美しい人」,
18) 歌劇『トロヴァトーレ』より「見よ、恐ろしい炎を」,
19) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「なんと素晴らしい美人」,
20) プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』より
「フィレンツェは花咲く木のような」,
21) ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より
「五月の晴れた日のように」,
22) ジョルダーノ:歌劇『フェドーラ』より
「愛さずにはいられないこの想い」 |
フラヴィアーノ・ラボー(テノール)
フェルナンド・プレヴィターリ(指揮)
ローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団(1-8)/
ジュゼッペ・カンポーラ(テノール)
アルベルト・エレーデ(指揮)
ローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団(9-15)/
ジャンニ・ポッジ(テノール)
アルベルト・エレーデ(指揮)
ローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団(16-22) |
往年のイタリアン・テナーの醍醐味
1950年代から70年代にかけての若手テノールのリサイタル集第2弾です。この第2集に収録されているのは、フラヴィアーノ・ラボー,
ジュゼッペ・カンポーラ, ジャンニ・ポッジの3人で、リリコ・スピントのラボーは主にヴェルディ、プッチーニで力強い声を聞かせます。
カンポーラはピンカートン役で知られ、映画でも吹き替えを行ないました。華やかな高音で知られたポッジは、1940年代イタリアを代表するテノールとして絶大な人気を博しました。
全てに細心のリマスタリングが施されています。
《録音》1953年(16-22), 1955年(9-15),
1956年(1-8) |
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4820278
\1200 |
《リーザ・デラ・カーザ・シングズ・ヘンデル&モーツァルト》
ヘンデル:歌劇『ジュリオ・チェーザレ』(ドイツ語歌唱)より
1)「Hast du mich ganz berauscht?」,
2)「Es blaut die Nacht」, 3)「Breite
aus, die gn?d’gen H?nde」,
4)「Weine nur, klage nur」, 5)「Heil
und sicher kam mein Nachen」/
モーツァルト:
6) 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「ああ、立ち去れ、裏切り者よ」,
7) 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「あの恩知らずが私を裏切った」K540c,
8) 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「残酷?・・・私に言わないで 素晴らしきわが恋人よ」,
9) 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より「風にも嵐にも」,
10) 歌劇『コジ・ファン・トゥッテ』より
「お願いですから、愛しいあなた、許してください」,
11) 歌劇『フィガロの結婚』より
「愛の神よ、安らぎをお与え下さい」,
12) 歌劇『フィガロの結婚』より「私に話して頂戴」,
13) 歌劇『フィガロの結婚』より「スザンナは来てないのね」,
14) 歌劇『魔笛』より「愛の喜びは消え」,
15) 歌劇『フィガロの結婚』より「恋とはどんなものかしら」 |
リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ1-15)/
ハインリヒ・ホルライザー(指揮:1-5, 8)/
ヨゼフ・クリップス(指揮:6-7)/
カール・ベーム(指揮:9-10)/
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮:11-12)/
エーリヒ・クライバー(指揮:13)/
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1-13)/
ロバータ・ピーターズ(ソプラノ:12)/
ヴィクトル・ラインシャーゲン(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団(14-15) |
ウィーンの名花〜デラ・カーザの理想的歌唱
スイス生まれのソプラノ歌手、リーザ・デラ・カーザは、1947年ベームの指揮する「アラベラ」でズデンカを歌ったことで、世界的な評価を受けました。
以降、モーツァルトとリヒャルト・シュトラウス歌手としてウィーン国立歌劇場を中心に活躍しました。彼女の録音はあまり多くありませんが、この一連のモーツァルトは作曲家の生誕200年を記念するためにウィーンで録音されたものです。
またヘンデルの「ジュリオ・チェーザレ」のアリアは当時の慣習によりドイツ語で歌われています。《録音》1949年(14-15),
1955年(6-7, 9-10, 13), 1956年(1-5, 8), 1958年(11-12) |
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4808903
\1200 |
ピエール・モントゥー(指揮)&パリ音楽院管
《ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ、春の祭典》
ストラヴィンスキー:
1) バレエ『ペトルーシュカ』(1911年版),
2) バレエ『春の祭典』 |
ピエール・モントゥー(指揮)
パリ音楽院管弦楽団,
ジュリアス・カッチェン(ピアノ:1) |
モントゥーのストラヴィンスキー作品へかける深い愛情と解釈
ピエール・モントゥーは「ペトルーシュカ」を3回録音しています。その全てが1911年版を使用しており、彼がこの版に対して強い愛情を抱いていたことがわかります。
彼がこの作品を初演したこともあり、格別な作品であったことは間違いありません。「春の祭典」も同じように1913年、モントゥーによって初演されており、この2つの作品に関して、愛情、解釈ともに彼を凌ぐ演奏者はいないのかもしれません。
曲の細部は若干緩めな部分もありますが、何より勢いの良い「熱い音楽」として永遠の評価を受ける名盤です。
《録音》1956年11月6、7、9、10日(1) / 1956年11月2、5、6、11日(2),
パリ、サル・ワグラム |
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4808907
\1200 |
《チャイコフスキー:白鳥の湖(抜粋)》
チャイコフスキー: バレエ音楽『白鳥の湖』(抜粋) |
ピエール・モントゥー(指揮)
ロンドン交響楽団 |
モントゥーの劇的で豊かなバレエ音楽演奏
1911年からバレエ・リュスで指揮を担当していたモントゥーは、ストラヴィンスキーの「春の祭典」をはじめ多くの20世紀バレエ音楽の初演を行いました。
その後1917年から1919年には、メトロポリタン歌劇場でリムスキー=コルサコフの「金鶏」のアメリカ初演を行うなど、当時のバレエ音楽の第一人者として広く知られています。
そんなモントゥーが指揮するこの1962年のチャイコフスキーは、こてこてのロマン的な解釈ではなく、実に壮大で筋肉質。単なる舞踊音楽ではなく劇的で豊かな演奏を聴かせてくれます。
《録音》1962年6月28-29日、ロンドン、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール |
<国内盤>
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東武レコーディングズ
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TBRCD 0040
(4CD)
\3300+税
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長らく廃盤だった名盤復活!
ペーター・マーク指揮&パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
「モーツァルト:10大交響曲
+ ミサ曲ハ短調」
(1)交響曲第31番 ニ長調 K.297「パリ」
(2)交響曲第32番 ト長調 K.318
(3)交響曲第33番 変ロ長調 K.319
(4)交響曲第34番 ハ長調 K.338
(5)交響曲第35番 ニ長調 K.385「ハフナー」
(6)交響曲第36番 ハ長調 K.425「リンツ」
(7)交響曲第38番 ニ長調 K.504「プラハ」
(8)交響曲第39番 変ホ長調 K.543
(9)交響曲第40番 ト短調 K.550
(10)交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
(11)大ミサハ短調K.427 |
ペーター・マーク指揮
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
(11)リンダ・ラッセル(ソプラノ)
ミラ・ヴィォティエヴィッチ(ソプラノ)
ジェイムズ・マックリーン(テノール)
エルダー・アリエフ(バス)
フィリッポ・マリア・ブレッサン(指揮)
アテスティ合唱団 |
長らく廃盤だったペーター・マークのモーツァルト名演集、音に迫力を増し、新リマスタリングで復活!!
録音:(1)(3)(4)1997 年2 月パドヴァ・ポリーニ音楽堂、(2)(5)(8)1996
年3 月、パドヴァ・モディリアニ音楽堂、(6)(7)(9)(10)1996
年2 月パドヴァ・モディリアニ音楽堂、(11)1997
年4 月27 日、パドヴァ・ポリーニ音楽堂
鬼才ペーター・マークの不滅の名盤。モーツァルト名演集が新マスタリングで復活!
ベートーヴェン全集の好評に続いて放たれた不朽の名盤。都響との名コンビを知る日本の聴衆はマークの真価を世界中で最も知っていたとも言えるでしょう。
誤解を承知で言えばマークのモーツァルトは自然体などという単純な言葉で片付けられない、フルトヴェングラー以来最もデモーニッシュな演奏と言えるでしょう。随所にクセのある表現が散見されます。
パドヴァ・ヴェネト管は編成こそ小さいものの、楽曲によってはマークの指示によって分厚い響きも聴かせます。
録音条件はベートーヴェンよりもこなれており、元来が良好なものではありますが、この度マスターに遡って改めてマスタリングしました。音色に輝きと迫力を増しております。
かつてCD5 枚に渡ったシリーズが4 枚に収録されました。完全限定発売です。日本語解説付。
旧譜
先日案内のベートーヴェン交響曲全集 |
TBRCD 0039
(5CD)
\3300+税
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新リマスタリングで復活!!
ペーター・マークのベートーヴェン全集
ベートーヴェン:交響曲全集
(1)交響曲第2番、第4番
(2)交響曲第7番、第8番
(3)交響曲第3番「英雄」、第1番
(4)交響曲第5番「運命」,第6番「田園」
(5)交響曲第9番「合唱」 |
ペーター・マーク指揮
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
(5)アマンダ・ハルムグリンソン(ソプラノ)
ルートヒルド・エンゲスト(メゾ・ソプラノ)
ツェーガー・ヴァンデルステーネ(テノール)
フリードマン・クンダー(バス)
フィリッポ・マリア・ブレッサン指揮
アテスティ合唱団 |
長らく廃盤だったペーター・マークのベートーヴェン全集が新リマスタリングで復活!!
録音:(1)1994 年2 月ロニーゴ・ヴィセンツィア (2)1994
年6 月パドヴァ・モディリアニ音楽堂 (3)1994
年7 月パドヴァ・モディリアニ音楽堂 (4)1995
年2 月パドヴァ・ポリーニ音楽堂 (5)1994 年12
月20 日パドヴァ聖アントニオ・バジリカ教会
鬼才ペーター・マークの不滅の名盤。ARTS
レーベルで出ていたベートーヴェン全集が新マスタリングで復活!
1990 年代後半に、ポツポツと1 枚ずつ単売され、ついに全集に至った名演。当時久々のマークの新譜として大好評でした。都響との名コンビを知る日本の聴衆はマークの真価を世界中で最も知っていたとも言えるでしょう。
パドヴァ・ヴェネト管は編成も小さく、マークのベートーヴェン解釈も壮大なスケールや英雄的な妄想からは無縁のものです。スイスイと軽やかに進んで、時にはドキッとするような悪魔的表現も散見されます。
スタイルはキリリと結晶化した独自にして、見事なものです。録音会場もマチマチであり、ライヴ・スタジオも混ざっており、CD初期の編集センスも未だに色濃かった90
年代故に音量の小ささや前に出る迫力に欠けることの多かった音質をこの度マスターに遡って改めてマスタリングしました。完全限定発売です。
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<映像>
ARTHAUS(映像)
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LEGENDARY PERFORMANCES シリーズ
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109155
(DVD)
\2400 |
アルバン・ベルク:歌劇「ヴォツェック」 |
ヴォツエック…フランツ・グルントヘーバー(バリトン)/
マリー…ヒルデガルト・ベーレンス(ソプラノ)/
鼓手長…ワルター・ラファイナー(テノール)/
アンドレス…フィリップ・ラングリッジ(テノール)/
大尉…ハインツ・ツェドニック(テノール)/
医師…オーゲ・ハウグランド(バス) 他/
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団/
クラウディオ・アバド(指揮)/
アドルフ・ドレーゼン(演出)/
ヘルベルト・カップルミュラー(装置&衣装)/
ブライアン・ラージ(映像ディレクター) |
109156
(BD)
\2400 |
1987年 ウィーン国立歌劇場 ライヴ収録/収録時間:97分/音声:ステレオ2.0
ドイツ語(オリジナル言語)/字幕:英, 独, 仏,
西/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク
<BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale)
1821年に実際に起こった元兵士ヴォイツェックによる情婦殺人事件をもとにベルク(1885-1935)自身が台本を書いた「ヴォツェック」。
貧しい床屋あがりの兵士ヴォツェックは、大尉からのパワハラに耐え、また、お金のために妙な実験の被験者となっています。精神が崩壊を始めた彼を襲うのは、妻マリーの不貞の事実という救いのない物語です。
この狂気に満たされた作品に、ベルクは実に精緻な音楽を付けているのですが、アバドが指揮するウィーン国立歌劇場管弦楽団は緊張感を失うことなく、完璧に、そして鮮明にこの響きを描き出しています。
グルントヘーバーを始めとした歌手たちも素晴らしく、とりわけマリーを歌うベーレンスは、まさに「狂気の引き金」たる存在感を示しています。堅実なドレーゼンの演出も含め、20世紀作品の入門編としても最適の映像です。 |
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109190
(DVD 2枚組)
\2400 |
モーツァルト:歌劇「魔笛」 |
タミーノ…ペーター・シュライヤー(テノール)/
パミーナ…イレアナ・コトルバシュ(ソプラノ)/
夜の女王…エディタ・グルベローヴァ(ソプラノ)/
パパゲーノ…クリスティアン・ベッシュ(バリトン)/
パパゲーナ…グドルン・ジーバー(メゾ・ソプラノ)/
ザラストロ…マルッティ・タルヴェラ(バス)/
弁者…ワルター・ベリー 他/
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/
ウィーン歌劇場合唱団/
ジェームズ・レヴァイン(指揮)/
ジャン=ピエール・ポネル(演出) |
109191
(BD)
\2400 |
1982年 ザルツブルク音楽祭 ライヴ収録/収録時間:189分/音声:ステレオ2.0
ドイツ語(オリジナル言語)/字幕:英, 独, 仏,
西, 伊/画面:4:3/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク×1,片面単層ディスク×1
<BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale)
8年間に渡って、ザルツブルク音楽祭を代表する名舞台として名を馳せた野外劇場フェルゼンライトシューレでの「魔笛」は、当時最高の歌手たちと、鬼才ジャン=ピエール・ポネルによる周到な演出、そしてウィーン・フィルとレヴァイン、と言った素晴らしいキャストが実現したものです。
タミーノを歌うシュライヤー、タミーナ役のコトルバシュはもちろんのこと、何と言っても当時、破竹の勢いでオペラ界を席巻したグルベローヴァの「夜の女王」の完璧なコロラトゥーラが素晴らしいの一言です。
物語をきっちりと纏めるタルヴェラのザラストロ、コミカルな味付けを施すベッシュのパパゲーノと、全てにおいて練り上げられています。
最近、様々な演出が試みられているこの作品ですが、やはり一度はオーソドックスな映像をみておくのも良いのではないでしょうか。 |
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109192
(DVD)
\2400 |
グルック:歌劇「トーリードのイフィジェニー」 |
女大司祭イフィジェニー…
ジュリエッテ・ガルスティアン(メゾ・ソプラノ)/
イフィジェニーの弟オレスト…ロドニー・ギルフリー(バリトン)/
オレストの友人ピュラード…デオン・ヴァン・デア・ヴァルト(テノール)/
トーリード王トアス…アントン・シャリンガー(バス)/
狩りの女神ディアーヌ…マルティナ・ヤンコヴァ(ソプラノ)、他/
チューリヒ歌劇場「ラ・シンティッラ」オーケストラ(オリジナル楽器使用)/
ウィリアム・クリスティ(指揮)/
クラウス・グート(演出)/
クリスティアン・シュミット(装置&衣装) |
109193
(BD)
\2400 |
2001年 チューリッヒ歌劇場 ライヴ収録/収録時間:108分/音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1
フランス語(オリジナル言語)/字幕:英, 独,
仏, 西, 伊/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク
<BD>単層25GB 1080i High Definition(Upscale)
女神ディアーヌを祭る神殿に仕える、アガメムノンとクリテムネストラの娘、イフィジェニー。彼女はある日、弟オレストを殺さなくてはいけない夢を見ます。また、スキタイ人の王からは「島に入ってくる人間は全て犠牲にするように」という命令も受けます。懊悩するイフィジェニーに前に現れた2人の外国人。彼女は王の命を受け、彼らを犠牲に捧げなくてはいけません。しかし、そのうちの一人は彼女の弟オレストなのです。予言に逆らうこと、そして長年の悪しき慣習を破ること。それをしない限り彼女は運命から逃れられないのです…。
グルック(1714-1787)の創作活動の絶頂期に書かれたこの作品。ギリシャ神話をモティーフにしながらも、複雑な人間模様が描かれています。不気味な被り物を多用した演出は若干奇異に映るかもしれませんが、非現実的な要素をよりどころにする作品だけに、これはこれでありかも。と思わせてくれます。なんといってもクリスティの指揮が素晴らしいものです。 |
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109194
(DVD 2枚組)
\2400 |
ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」 |
マックス…ペーター・ザイフェルト(テノール)/
アガーテ…インガ・ニールセン(ソプラノ)/
カスパール…マッティ・サルミネン(バス)/
オットカール…チェイン・デヴィッドソン(バリトン)/
エンヒェン…マリン・ハルテリウス(ソプラノ)/
クーノ…ヴェルナー・グレシェル(バリトン)
他/
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団/
ニコラウス・アーノンクール(指揮)/
ルート・ベルクハウス(演出) |
109195
(BD)
\2400 |
1999年 チューリヒ歌劇場 ライヴ収録/収録時間:159分/音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1
ドイツ語(オリジナル言語)/字幕:英, 独, 仏,
西, 伊, 中/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク×1,片面単層ディスク×1
<BD>二層50GB 1080i High Definition(Upscale)
ウェーバー(1786-1826)の傑作「魔弾の射手」を、伝説の名ディレクター、ルート・ベルクハウスが現代的な世界に甦られた不思議、かつ少々不気味な映像です。
全体的に歌手たちの年齢が高めな分、落ち着いた雰囲気を醸していますが、各々の性格描写がなかなか思わせぶりで、ついつい物語を深読みしてしまうのが面白いところでしょう。
ザイフェルトのマックスが少しずつ魔に魅せられていく過程には思わず背筋がぞくぞくするのではないでしょうか。
対して、アーノンクールが指揮するチューリヒ歌劇場管弦楽団の演奏が実に折り目正しく、まさにドイツの精神を表出するもの。ウェーバーの音楽が持つロマン性よりも、ドイツ音楽の伝統を重視した硬質の響きに耳を奪われます。 |
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109196
(DVD)
\2400 |
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」 |
蝶々さん(蝶々夫人)…フィオレンツァ・チェドリンス(ソプラノ)/
スズキ…フランチェスカ・フランチ(メゾ・ソプラノ)/
ケイト・ピンカートン…ミナ・ブルム(メゾ・ソプラノ)/
ピンカートン…・マルチェッロ・ジョルダーニ(テノール)/
シャープレス…フアン・ポンス(バリトン)/
ゴロー…カルロ・ボージ(テノール)/
ヤマドリ公爵…アレッサンドロ・バッティアート(バリトン)/
ボンゾ…カルロ・ストリウーリ(バス) 他/
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団/
ダニエル・オーレン(指揮)/
フランコ・ゼッフィレッリ(演出)/
ワダ・エミ(衣装) |
109197
(BD)
\2400 |
2004年 アレーナ・ディ・ヴェローナ ライヴ収録/収録時間:142分/音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1
イタリア語(オリジナル言語)/字幕:英, 独,
仏, 西, 伊, 中/画面:16:9/REGION All(Code:0)/<DVD>片面2層ディスク
<BD>二層50GB 1080i High Definition(Upscale)
世界中で愛されている「蝶々夫人」ですが、どうも日本人の目から見ると、色々な部分に違和感を覚えることも多い作品でもあります。
しかし、このヴェローナ音楽祭の公演は、そんな厳しいファンの目も耳も満足される素晴らしい演奏として評判の高いものとして知られています。
蝶々さんを歌うのは名プリマドンナ、チェドンリンス。彼女の迫真の演技と演技に目を奪われない人はいないでしょう。マルチェロ・ジョルダーノが歌う、若干優柔不断なピンカートンも説得力たっぷり。アレーナ・ディ・ヴェローナの広大な空間を生かしたゼッフィレッリの演出、オーレンの闊達たる指揮。そして何よりワダ・エミの鮮やかな衣装が物語を引き立てます。このオペラのファースト・チョイスとしてもオススメの演奏です。 |

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