≪第86号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その4 2016/3/8〜
3/11(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
MUSICA FICTA
|
|
ボワモルティエ:
ディヴェルティスマン・ドゥ・カンパーニュ |
レ・ムニュ=プレジール・デュ・ロワ
ステファン・ファン・ダイク(テノール) |
バロック・ミュゼットやフルートと通奏低音のためのディヴェルティスマン・ドゥ・カンパーニュ(田舎のディヴェルティメント)
Op.49や、独奏フルートのための6つの組曲 Op.35を含む、ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689−1755)の組曲集。
カトリーヌ・ダロンの吹くあたたかいトラヴェルソの音色、ボワモルティエの美しい旋律と心地良いリズムは、バロック・フルート・ファン注目。
録音:2012年9月19日−21日、ベルギー |
SIGNUM CLASSICS
|
|
ジョナサン・ハーヴェイ:デオ 〜 合唱作品集
主を愛する/マニフィカト/ヌンク・ディミティス/
オルガンとテープのためのトッカータ/
来れ、聖霊よ/主をほめたたえよ/ミサ・ブレヴィス/
王室の旗は前進し/神をたたえよ/受胎告知 |
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団
アンドルー・ネスシンガ(指揮)
エドワード・ピクトン=ターバーヴィル(オルガン) |
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団!Signum第1弾はジョナサン・ハーヴェイの合唱作品集!
委嘱作品、無伴奏合唱のための《受胎告知》を収録!
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団の新たなプロジェクトが、シグナム・クラシックス(Signum
Classics)を舞台としてスタート!
第1弾は、イギリスの作曲家、ジョナサン・ハーヴェイ(1939−2012)の宗教合唱作品集!
ジョナサン・ハーヴェイは、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジで研鑽を積み、IRCAMの電子音響技術を採り入れるなど、独創的な作風を確立した20世紀〜21世紀初期のイギリスを代表す作曲家の1人。
宗教的題材に基づくハーヴェイの合唱作品の秘められた魅力を、ケンブリッジの名門合唱団の卓越した表現力で聴く。
2011年に作曲されたハーヴェイ最後の合唱作品「受胎告知」は、ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団の委嘱作。
※録音:2015年7月13日−17日、セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ、イギリス)

|
|
|
レストレンジ:鷲の翼 〜 合唱作品集
ニュー・カレッジ・サーヴィス/平和への祈り/
この世のすべての人々にいたるところで歌わせ給え/
おお主よ、我を/鷲の翼/主よ、すべての者の目は/
マイ・ソング・イズ・ラヴ・アンノウン/天使の糧/
リュート=ブック・ララバイ/主顕節のキャロル/今日!/
民らにあなたをほめたたえさせ/アイルランドの祈り |
テネブレ
ナイジェル・ショート(指揮) |
スウィングル・シンガーズやヴォーチェス8、キングズ・シンガーズのアレンジャーとしてもその名を響かせ、英国合唱界が大きな期待を寄せる作曲家アレクサンダー・レストレンジ(1974−)。
ジョン・ラッターがその才能に太鼓判を押したレストレンジのジャズにインスパイアされた作品と宗教作品を歌うのは、ナイジェル・ショートが率いるテネブレ!
英国のカレッジ合唱団やキングズ・シンガーズの伝統を体感してきた英国合唱界の期待の星、レストレンジの作品集は合唱関係者要注目!
2015年4月15日−17日の録音。 |
|
|
ヒューズ:合唱作品集
2つのコラール・ファンファーレ/3羽の白鳥/
冬が去って/バルドルの死/
anyone lived in a pretty how town/
リヴェレイション・ウィンドウ/中世の動物寓話 |
BBCシンガーズ
ポール・ブラフ(指揮) |
2015−16シーズンで創設90周年を迎えたイギリスの室内合唱団BBCシンガーズ。
バーナード・ヒューズ(1974−)は、「バルドルの死」で2009年のブリティッシュ・コンポーザー・アウォーズ入賞を果たし、ロンドンのセント・ポール少女合唱団のコンポーザー・イン・レジデンスを務めるなど、英国の合唱シーンで注目を集めている作曲家である。
2015年7月30日−31日の録音。 |
|
|
ヴォクソールのヘンデル Vol.1
ヘンデル:
《エイシスとガラテア》HWV.49より シンフォニア
モールト:
ジョン・ウォーガンとヘンデルの形式によるオルガン即興曲
ヘンデル:オルガン協奏曲変ロ長調 Op.4-2,
HWV.290
ヘンデル:《エイシスとガラテア》HWV.49より
緑の野原も木々の茂った山々も
アーン:牧歌
ヘンデル:《サウル》HWV.53より 死の行進
ヘンデル:忠告
ヘンデル:憂鬱な妖精
ヘブデン:弦楽のための協奏曲第1番イ長調
ヘンデル:
《快活の人、沈思の人、中庸の人》HWV.55より暁が夜に忍び込み |
ロンドン・アーリー・オペラ
ブリジット・カニンガム(指揮)
ダニエル・モールト(オルガン)
ソフィー・ベヴァン(ソプラノ)
エレノア・デニス(ソプラノ)
カースティ・ホプキンス(ソプラノ)
チャールズ・マクドゥーガル(テノール)
グレッグ・タッセル(テノール)
ベンジャミン・ベヴァン(バリトン) |
ロンドン・アーリー・オペラ第2弾!ヴォクソール・ガーデンズでのヘンデル!
ベヴァン姉妹、ベンジャミン・ベヴァンをソリストとして起用した「イタリアのヘンデルVol.1」(SIGCD
423)に続くロンドン・アーリー・オペラのシグナム(Signum
Classics)第2弾!
ヘンデルの熱烈な支持者だったジョナサン・タイヤーズが所有していたヴォクソール・ガーデンズで開催された音楽会の再現を目指した好企画。
前作に続きソフィー・ベヴァン、ベンジャミン・ベヴァンが参加するなど、ソリストは今回も実力派揃い。2008年に創設されたバロック時代と古典派時代のスペシャリスト集団、ロンドン・アーリー・オペラの充実ぶりも楽しみ。
2012年5月7日−9日の録音。 |
|
|
グリーンスリーヴス 〜 イギリス諸島の民謡集
伝承曲(ウェッバー編):リサ・ラン
スタンフォード:青い鳥
伝承曲(ウェッバー編):私の愛するリー川の土手で
伝承曲(ヤング編):あの娘は市場を抜けていった
ピアソール:花輪を飾れ
伝承曲(ウェッバー編):スウィート・キティ
伝承曲(ヤング編):スオ・ガン
伝承曲(ホルスト編):我が愛を愛す
伝承曲(ウェッバー編):Dadl Dau
モーリー:時は花祭りの5月
伝承曲(モンクス編):アン・ローゼン・ウィン
伝承曲(ウェッバー編):グリーンスリーヴス
伝承曲(ヴォーン・ウィリアムズ):ローモンド湖
伝承曲(ハドリー編):O Love, 'tis a Calm
Starry Night
伝承曲(ウェッバー編):ラグル・タグル・ジプシー |
アルモニコ・コンソート
クリストファー・モンクス(指揮) |
小編成から大編成、合唱のみ、オーケストラ付きなど、多種多様な編成とプログラムにハイレベルで対応する2001年創設のアルモニコ・コンソート。
世界各地の民謡、伝承曲の編曲を手がけるジェフリー・ウェッバーや英国の若き才能トビー・ヤングの優れたアレンジによる「イギリス諸島の民謡集」では、アルモニコ・コンソートの合唱団が、美しき旋律と編曲の妙を存分に聴かせてくれる。
2013年6月19日−20日の録音。 |
|
|
ウィドール:オルガン交響曲集 Vol.5
オルガン交響曲第9番 Op.70《ゴシック》
オルガン交響曲第10番 Op.73《ローマ風》 |
ジョセフ・ノーラン(オルガン) |
1842年に完成し、ルフェビュール=ヴェリー、サン=サーンス、フォレー、デュボワなどの大音楽家たちがオルガニスを務めた歴史と伝統を持つパリのマドレーヌ寺院。
名工アリステッド・カヴァイエ=コルが製作したヒストリカル・オルガンによるフランス・オルガン界の大家ウィドールのオルガン交響曲全集の第5弾がいよいよ登場!
演奏は前作までと同じく、セント・ジェームズ宮殿チャペル・ロイヤルのオルガニスト、ジョセフ・ノーランが担当!
2011年8月4日−8日&2014年5月25日−26日の録音。 |
VANITAS
|
|
ヘンデル:リコーダー・ソナタ全集
ソナタ ト短調 HWV.360/ソナタ ハ長調 HWV.365/
ソナタ イ短調 HWV.362/ソナタ ヘ長調 HWV.369/
ソナタ 変ロ長調 HWV.377/ソナタ ニ短調
HWV.367a |
ミュリエル・ロシャ・リーント(リコーダー)
アンドレス・アルベルト・ゴメス (チェンバロ) |
ミュリエル・ロシャ・リーント、ソロ録音第1弾はヘンデル!
スイスの女流リコーダー奏者ミュリエル・ロシャ・リーントが吹く、ヘンデルの「リコーダーと通奏低音のためのソナタ集」。
バーゼル・スコラ・カントルムで勉強中にこの作品に出会い、英国王室のために作曲された偉大なリコーダーの傑作にすっかり魅了され、研究を重ね、ついに録音の機会を得たという渾身のアルバム。
スペインの音楽誌RITMOでは、既に「今月のベスト10」に選ばれるなど高評価を得ている。
録音:2014年10月、アルバセテ(スペイン) |
|
|
アモレッティ 〜 エリザベス朝の鍵盤作品と詩
ダウランド:ラングトン氏のガイヤルド/
ギボンズ:ファンタジア、フランスの歌/
作曲者不詳:パバナ・マルケセ/
ギボンズ:前奏曲/
バード:ガイヤルド/
ギボンズ:パヴァン/
ダウランド:蛙のガイヤルド |
ハビエル・ロレンソ・カンデル(作詞、朗読)
アナ・ベレン・カサス(朗読)
アンドレス・アルベルト・ゴメス(ヴァージナル) |
華麗なヴァージナルによるダウランド、バード、ギボンズらの作品と、スペインの詩人、文芸評論家のハビエル・ロレンソ・カンデルによる詩の朗読により、16世紀と現代がリンクする。
録音:2015年、スペイン |
|
|
消えゆく瞬間
フローベルガー:組曲第18番
ディートリヒ・ベッカー:ソナタ ニ短調より
ブクステフーデ:主よ、あなたさえこの世にあれば
ルイ・クープラン:組曲
シュメルツァー:ソナタ第2番
トゥンダー:ああ主よ、あなたの御使いに
ブクステフーデ:トッカータ ト長調より
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲より
モンテヴェルディ:苦しみはかくも甘き
ブクステフーデ:コラール |
ラ・レベレンシア
アンドレス・アルベルト・ゴメス
(チェンバロ、オルガン、指揮) |
バロック音楽のドキュメンタリー映画 "De
Occulta Philosophia"のサウンドトラック。
演奏は、アンドレス・アルベルト・ゴメス率いるスペインのバロック・アンサンブル、ラ・レベレンシア。
録音:2012年 |
|
|
アポテオシス 〜 ヴィオラ・バスタルダ
ディルータ:第1旋法によるトッカータ/
R・ロニョーニ:Ancor che col partire/
フレスコバルディ:カンツォーナ第5番/
セルマ:カンツォーナ第1番*/
ゴメス:アンドレス・ゴメス氏のトッカータ/
F・ロニョーニ:スサナ・パッセジャータ/
バッサーニ:オラティオ・バッサーニ氏のトッカータ/
セルマ:スサナ・パッセジャータ/
メールロ:トッカータ/
フェッラボスコ:Sound Out My Voice(世界初録音)/
グアーミ:第2旋法によるトッカータ/
バッサーニ:トッカータ/
F・ロニョーニ:Vestiva i Colli/
セルマ・イ・サラベルデ:Vestiva i Colliによるパッセジャート* |
ディヴィナ・ミステリア
〔トール・ホルヘン
(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
パベル・アミルカル
(ヴァイオリン)*、
アンドレス・アルベルト・ゴメス
(オルガン)〕 |
ラ・レベレンシアにも参加しているバロック・ヴァイオリニストのパベル・アミルカルとバロック・チェロのトール・ホルヘンによって2002年に創設されたピリオド・アンサンブル、ディヴィナ・ミステリアの第2弾。
即興的な演奏が行われていったヴィオラ・ダ・ガンバが「ヴィオラ・バスタルダ」と呼ばれた頃の作品を、ゴメスのオルガン伴奏とホルヘンのヴィオラ・ダ・ガンバで。 |
GENUIN
|
|
「像と鏡」
(1)ヒンデミット(K.ウィルソン編):
ウェーバーの主題による交響的変容〜行進曲
(2)フフィードリヒ・グルダ:チェロと吹奏楽のための協奏曲
(3)ヴィラ=ロボス(F.ボンジョルノ編):
ブラジル風バッハ第5番〜アリア
(4)バート・ピクール(b.1972):カード遊び
(ハートのクイーン/スペードのジャック/ダイヤの10/愚者) |
(1)(2)(4)トーマス・クラモー(指揮)
ザクセン管楽フィルハーモニー
(2)(3)ペーター・ブルンス(チェロ)
(3)(4)クレル=オブスキュル
(サクソフォン四重奏団) |
名手ペーター・ブルンスが弾くフリードリヒ・グルダのチェロ協奏曲!
録音:2015 年3 月2−5 日 バート・ラウシック、61'52
元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のトランペット奏者、トーマス・クラモーが首席指揮者を務めるザクセン管楽フィルハーモニーの新刊。
今回の目玉は、鬼才ピアニスト、フリードリヒ・グルダが作曲したチェロ協奏曲を、名チェリスト、ペーター・ブルンスが弾いていることだろう。5
楽章それぞれが非常に個性が強い作品で、全体としてはかなり風変わりだが、しかし親しみやすい名曲でもある。録音はいくつかあるが、ブルーンスのような大物チェリストの録音は珍しい。
ヒンデミットの行進曲とヴィラ=ロボスのアリア(チェロとサクソフォン四重奏)は編曲もの。特にヴィラ=ロボスのアリアは、原曲のしっとりとした趣とはまた異なった魅力がある。バート・ピクール(1972-)のカード遊びは世界初録音。 |
|
|
「リスト:超絶技巧練習曲集」
第1番ハ長調「前奏曲」/第2番イ短調/
第3番ヘ短調「風景」/第4番ニ短調「マゼッパ」/
第5番変ロ長調「鬼火」/第6番ト短調「幻影」/
第7番変ホ長調「英雄」/第8番ハ短調「荒々しい狩り」/
第9番変イ長調「回想」/第10番ヘ短調/
第11番変ニ長調「夕べの調べ」/第12番変ロ短調「雪嵐」 |
ディナーラ・クリントン(ピアノ) |
録音:2015 年6 月2−4 日ライプツィヒ、67'21
ウクライナ生まれのピアニスト、ディナーラ・クリントンの弾くリストの超絶技巧練習曲集。
ディナーラ・クリントンは1989 年、ウクライナのハルキウの生まれ。旧姓はナジャーフォヴァ。モスクワ音楽院を修了後、様々なコンクールに入賞。2007
年にはイタリア、ボツツァーノのフェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノ・コンクールで第2
位、2013 年にはポーランドの国際パデレフスキ・コンクールで第2位を得ている。
現在はロンドンを拠点に世界的に活躍。CD
はまだ十代だったディナーラ・ナジャーフォヴァ名のもの以来久々。ピアニストとしてはるかに成長し、超難曲であるリストの超絶技巧練習曲集を余裕で弾き切っている。 |
|
|
ユーディ・メニューインの息子
「シューベルト=メニューイン」
シューベルト:
人生の嵐 D947、幻想曲 ヘ短調 D940、
自作主題による8つの変奏曲 変イ長調 D813
シューベルト=メニューイン:
シューベルトの弦楽四重奏曲
第14番 「死と乙女」第2楽章に基づく編曲 |
ムーキー・リー=メニューイン(Pf)
ジェレミー・メニューイン(Pf) |
録音:2015 年1 月26、28、29 日 ライプツィヒ、65'36
ジェレミー・メニューインとムーキー・リー=メニューインの夫妻によるシューベルトのピアノ連弾曲集。
ジェレミー・メニューインは偉大なヴァイオリニスト、ユーディ・メニューインの息子で、1951
年生まれ。独奏、伴奏、室内楽と幅広く活躍している。
ムーキー・リー=メニューインは彼の妻。韓国、ソウルの生まれで、韓国名はリ・ムキ。マンチェスターのチータム音楽学校とロイヤル・ノーザン音楽大学で学んだ後、ピアニストとして活躍している。 |
|
|
「Young Spirit of Serenades」
ブルッフ:スウェーデンの民謡に基づくセレナード
キラール:オラヴァ
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
ト長調K.525
チャイコフスキー:弦楽のためのセレナードOp.48 |
ヴォルフガング・ヘントリヒ(指揮)
ドイツ弦楽フィルハーモニー |
録音:2014 年7 月19-21 日,2015年7 月20-22
日 ベルリン、70'54
ドイツ弦楽フィルハーモニーと、2013 年以来このオーケストラの音楽監督を務めるヴォルフガング・ヘントリヒによる新録音。
モーツァルトとチャイコフスキーの有名曲に加え、ブルッフのスウェーデンの民謡に基づくセレナード、映画「戦場のピアニスト」の音楽を担当したことでも有名なポーランドの作曲家、ヴォイチェフ・キラール(1932—2013)のオラヴァと珍しい曲も収録されている。 |
K&K
|
|
「真の太陽の光線が」〜グレゴリオ聖歌集
王の旗が前に進み/
神よ、苦難にある人たちを助けに来てください/
全能の父である神よ/処女達に愛される王よ/
真の太陽の光線が/エッサイの根が枝をもたらし/
まだ生まれぬ父の息子が/イスラエルの人々がエジプトを出て/
神を讃えよ/天上の王の宝石に/光の中の光/
エッサイの根は/神よ、助けに来てください |
ヴォックス・ノストラ:
【エイミー・グリーン、
ズザンネ・ヴィルスドルフ、
エレン・ヒュニゲン、
ヴェルナー・ブラウ、
ブルカルト・ヴェーナー】 |
録音:2013 年9 月8 日 オイサータール、DDD、59'38
ヴォックス・ノストラによる中世宗教声楽曲集。
ヴォックス・ノストラ(「私たちの声」という意味)は、1999
年、ベルリンでブルカルト・ヴェーナーによって結成された声楽アンサンブル。南西ドイツ、ラインラント=プファルツ州のオイサータールにある13
世紀創建のシトー会修道院でのライヴ録音。 |
|
|
「モーツァルト:室内楽版ピアノ協奏曲集」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第13番 ハ長調
K.415
ヘルムート・シュミディンガー(b.1969):
ピアノと弦楽五重奏のための小協奏曲 「ア・ピアチェーレ」
モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調
K.449 |
クリストフ・ゾルダン(ピアノ,指揮)
シレジア室内ソロイスツ |
録音:2015 年2 月3 日,ノイシュタット、DDD、59'09
クリストフ・ゾルダンは1964 年、フランクフルト生まれのドイツのピアニスト。モーツァルト弾きとして知られるゾルダンは、既にK&Kからモーツァルトのピアノ協奏曲を2
枚、第17 番と第23 番(KUK77)、第21 番と第26
番 「戴冠式」(KUK 86)出しているが、この録音はまったく方向性が異なる。
ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの弦楽五重奏団を弾き振りした演奏は、クッキリとした明快なものでありながら、しかし決して室内楽的な演奏ではなく、ピアノの存在をグッと前に出した、モーツァルトのピアノへの愛とこだわりが強く感じられるものになっていて、たいへん面白い。
シュミディンガーは1969 年生まれのオーストリアの作曲家。ア・ピアチェーレとは音楽用語(イタリア語)で随意に、自由にといった意味。モーツァルトのピアノ協奏曲第13
番から着想を得た作品。 |
ARTALINNA
|
|
メトネル、ブラームス:ピアノ作品集
メトネル(1880-1951):
2つのおとぎ話 Op.8/2つのおとぎ話 Op.20/2つのおとぎ話
Op.48
忘れられた調べ 第2集 Op.39 から 悲劇的ソナタ
ハ短調(No.5)
ブラームス(1833-1897):8つのピアノ小品
Op.76 |
フロリアン・ノアック(ピアノ) |
録音:2014年11月10-11日、ヒストリッシャー・ライトシュターデル、
ノイマルクト・イン・デア・オーバープファルツ、ドイツ
フロリアン・ノアック1990年ベルギーのブリュッセルに生まれたピアニスト。12歳でエリーザベト王妃シャペル・ミュジカルの天才児コース受講者に選ばれ、16歳でケルン音楽大学に入りロシアのピアニストで作曲家のヴァシーリー・ロバノフに師事。
さらにバーゼル音楽大学でクラウディオ・マルティネス=メーナーに師事。20以上の国際コンクールに入賞。
世界的な演奏活動を展開しながら編曲の分野でも活躍し、ロシアの管弦楽作品のピアノ独奏譜を出版。それらを自ら録音(ARS
PRODUKTION レーベル)し高い評価を受けました
|
PASSAVANT MUSIC
|
|
アンリ・デュティユー(1916-2013):歌曲全集
5つの歌(+)
Regards sur l'infini / Feerie au clair
de lune / Pour une amie perdue
Chanson au bord de la mer / Fantasio
6つのピアノ小品「波のまにまに」[Au gre
des ondes] から
子守歌による前奏曲 / タップダンス
黄金の小舟 [Barque d'or] (*)(#)
6つのピアノ小品「波のまにまに」から
即興曲 / 無窮動
3つの歌曲(未出版)(+)(#)
L'Ange pleureur / Vers de Ronsard /
La faute en est a toi
6つのピアノ小品「波のまにまに」から
バッハへのオマージュ / 練習曲
流刑囚の歌 [Chanson de la deportee](*)
ジャン・カスーの4つのソネット(+)(#)
Eloignez-vous(#) / La Geole / Il n'y
avait que des troncs dechires
J'ai reve que je vous portais entre
mes bras
眠りを誘うそよ風 [Petit air a dormir
debout] (ピアノのための)
サンフランシスコの夜 [San Francisco Night](*) |
ヴァレリー・コンドルシ(ソプラノ(*))
フランソワ・ル・ルー(バリトン(+))
オリヴィエ・ゴダン(ピアノ) |
20世紀フランスを代表する作曲家の一人デュティユーの未出版作を含む歌曲全集。(#)は世界初録音。
|
SYRIUS
|
|
グラズノフ(1865-1936):ピアノ作品集
前奏曲ニ長調 Op.25 No.1/パストラーレ
ニ長調 Op.42 No.1
練習曲ホ短調 Op.31 No.2/練習曲ホ長調「夜」Op.31
No 3
宗教的旋法で 変ホ長調 Op.38/前奏曲変ニ長調
Op.49 No.1
舟歌 変ニ長調 Op.22 No.1/ノヴェレッテ
ニ長調 Op.22 No.2
ソナタ第1番変ロ短調 Op.74/演奏会用ワルツ第1番ニ長調
Op.47 |
ジャン・デュベ(ピアノ) |
録音:2014年5月、ストゥディオ・アクースティク、パッサヴァン、フランス
チャイコフスキー、ラフマニノフ、スクリャービン等に比べて耳にする機会の少ないグラズノフのピアノ曲。どちらかと言えば玄人好みなのでしょうか。
ジャン・デュベは1981年カナダに生まれたフランスのピアニスト。ニース地方音楽院を10歳で卒業した後パリ音楽院のジャック・ルヴィエのクラスを14歳で卒業。その後ジャクリーヌ・ロバン、ジョン・オコナーに師事。2002年第6回ユトレヒトのフランツ・リスト国際ピアノ・コンクール優勝、それに伴い2005年
NaxosレーベルからCDデビュー。その後は Syriusレーベルの主要ピアニストとして録音を重ねています。
|
|
|
マッシモ・ノゼッティ(1960-2013):オルガン作品全集
Vol.2
「おお、息子らよ、娘らよ」による組曲/「来たれ、聖霊」によるパラフレーズ
ロンド=スケルツォ/パストラーレ
コラール「黄金色の太陽は喜びと幸せに満ちて」による前奏曲/小狂詩曲
トランペット・チューンとエア/様々な旋律/小トッカータ
「敬虔と慈悲」による短い狂詩曲/トッカータ「フロール・ペーテルスへのオマージュ」
日本古謡「さくら」による変奏曲/「御身を待ち望むすべての者は」による前奏曲 |
ドメニコ・セヴェリン(オルガン) |
録音:2015年5月、ヴィッラサンタ大聖堂、ヴィッラサンタ、イタリア
マッシモ・ノゼッティは2013年にすい臓癌のため53歳の若さで亡くなったイタリアのオルガン奏者・作曲家・指揮者。 |
|
SYR 141470
\2600
【前回新譜】
|
フランチェスコ・マンチーニ(1672-1737):7つのナポリのソナタ
12のソナタ(1724)から
第8番ト短調/第1番ニ短調/第2番ホ短調/第5番ニ長調
第4番イ短調/第12番ト長調/第7番ハ長調 |
ジャック・ヴァンドヴィル(オーボエ)
ジャン=ミシェル・ルシャール(オルガン) |
録音:2015年7月、サン=シプリアン修道院、サン=シプリアン、ペリゴール、ドルドーニュ県、フランス
使用楽器(オルガン):17世紀、不詳作者(トゥールーズ派と推定)製
(1982年、ゲルハルト・グレンツィング修復)
フランチェスコ・マンチーニはイタリアのナポリに生まれた作曲家・オルガン奏者。ナポリのピエタ・デイ・トゥルキーニ音楽院でフランチェスコ・プロヴェンツァーレ(1624-1704)他に師事し、ナポリ王宮の礼拝堂オルガニストおよび宮廷楽長、サンタ・マリア・ディ・ロレート音楽院長等を務めました。
生涯に29のオペラ、200を超えるカンカータを書いたマンチーニですが、現在では主に器楽作品で知られており、特にリコーダー、チェロと通奏低音のための12のソナタ(ロンドンで出版)が頻繁に演奏されています。
当盤ではその中から7曲が選ばれ、オーボエとオルガンで演奏されています。
ジャック・ヴァンドヴィルは1930年パリに生まれたフランスのオーボエ界の大御所。録音時点で84歳!
長年のデュオ・パートナーであるフランスのオルガン奏者ジャン=ミシェル・ルシャールとの息もぴったりです。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
AZUR−CLASSICAL
|
アルベール・ルーセル国際音楽祭シリーズ |
|
エミール・グエ(1904-1946):
交響曲第2番イ長調(ヴァイオリン独奏と管弦楽のための)Op.39(*)
エミリー・ブロンテの詩によるバラード
(ソプラノ、四重唱、弦楽四重奏とピアノのための)Op.25(+) |
マックス・ロケ(ヴァイオリン(*))
パリ放送交響楽団(*)
トニー・オーバン(指揮(*))
マリー・ベロニタ(ソプラノ(+))
四重唱団(+)
クレットリー弦楽四重奏団(+)
アンリエット・ロジェ(ピアノ(+))
ルイ・ド・フロマン(指揮(+)) |
録音:1958年2月8日(*)/1949年3月19日(+) 音源提供:INA
エミール・グエはフランス中部、ブールジュ近郊の町シャトールーに生まれた作曲家。物理化学を修める傍らシャルル・ケクラン(1867-1950)に作曲を師事、アルベール・ルーセル(1869-1937)にも励ましを受け、科学者・教師と作曲家の二足のわらじを履いて活躍しました。
1939年、第二次世界大戦の勃発により召集され砲兵中尉として従軍するも1940年ドイツ軍に捕えられニュルンベルクの捕虜収容所に送られ、外界と遮断された孤独の中で作曲を続けました。ドイツの敗戦により1945年5月にフランスに送還されましたが、体は弱っており翌年10月に療養所で亡くなりました。
1997年以来フランスのノール=パ・ド・カレーとベルギーで開催されているアルベール・ルーセル国際音楽祭は2006年からたびたびエミール・グエを取り上げ、この作曲家の再評価に貢献しています。
当レーベルのこのシリーズではグエの作品の歴史的録音の掘り起こしも行っており、コレクターの興味を引きつけています。
|
<メジャー・レーベル>
.
SONY
|


8898530651-2
\2600→\2390 |
アレッシオ・ビドリ/イタリアの魂(イタリア・ヴァイオリン演奏の至芸)
1) アントニオ・バッジーニ:『カラブレーゼ』Op.34-6,
2) ジョヴァンニ・ズガンバーティ:『ゴンドラの歌』Op.29,
3) ジョヴァンニ・ズガンバーティ:『ナポリのセレナータ』Op.24-2,
4) レオーネ・シニガーリャ:『民謡の主題によるピエモンテ舞曲』Op.31-1,
5) レオーネ・シニガーリャ:『サルタレッロ』Op.25-4,
6) アルフレード・カゼッラ(カゼッラ編):『交響組曲「甕」〜プレリュードとシチリア舞曲』,
7) ジャン・フランチェスコ・マリピエロ:『はるかな歌』,
8) マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:『アドリアの夜』,
9) ゴッフレド・ペトラッシ:『女の子を眠らせる歌』,
10) マリオ・ピラティ:『プレリューディオ』,
11) マリオ・ピラティ:『アリア』,
12) マリオ・ピラティ:『タランテラ』,
13-15) マリオ・ピラティ:『パガニーニによるカプリース第2巻第21,
15, 9番』 |
アレッシオ・ビドリ(ヴァイオリン)
ブルーノ・カニーノ(ヴァイオリン) |
1986年ミラノ生まれのイタリアの名手アレッシオ・ビドリによるソニー・クラシカルへの2枚目のアルバムです。
ピドリは7歳からヴァイオリンを学び、ミラノのヴェルディ音楽院をトップで卒業した逸材。特にイタリア・ヴァイオリン音楽の知られざる作品の研究演奏に情熱を傾けており、前作の「ヴェルディ:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲集」は高い評価を得ています。
今回のアルバムは、「妖精の踊り」で有名なバジーニの作品からはじまり、スガンバーティ、ペトラッシ、カゼッラ、マリピエロなど、1850年〜1950年頃のイタリア作曲家のヴァイオリンのための作品が収録されています。
今回も前作同様、名手カニーノがピアノ伴奏でサポートし、見事なヴァイオリンの超絶技巧によって、知られざる作品の見事な仕上がりを感じ取ることができましょう。
《録音》2016年1月, イタリア、イヴレーア(デジタル:セッション)
バッジーニ:『カラブレーゼ』のライヴ映像
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=LDfPHL6kdac

|
|


8887519286-2
(25CD)
\9000
|
フランス音楽の100年
【CD1-2】
ベルリオーズ:
『幻想交響曲Op.14』『ロメオとジュリエットOp.17』〜
シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1962,
1961年]/
【CD3】
サン=サーンス:
『ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22』
『ピアノ協奏曲第4番ハ短調Op.44』
『ピアノ協奏曲第5番ヘ長調Op.103』〜
フィリップ・アントルモン(ピアノ)
ミシェル・プラッソン(指揮)トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
[録音:1976-1977年]/
【CD4】
サン=サーンス:
『交響曲第3番ハ短調Op.78「オルガン付」』〜
シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1959年],
『アルジェリア組曲』Op.60より「フランス軍隊行進曲」,
交響詩『死の舞踏』〜ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音:1966, 1959年],
『動物の謝肉祭』〜アーサー・フィードラー(指揮)ボストン・ポップス[録音:1961年]/
【CD5-6】
ドビュッシー:
『交響詩「海」』『夜想曲』『交響組曲「春」』
『牧神の午後への前奏曲』『バレエ音楽「遊戯」』〜
ピエール・ブーレーズ(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
[録音:1966, 1968年],
『管弦楽のための「映像」』『神聖な舞曲と世俗的な舞曲』〜
ピエール・ブーレーズ(指揮)クリーヴランド管弦楽団[録音:1967年]/
【CD7】
ドビュッシー:『映像 第1集』『前奏曲第1巻』〜
ミシェル・ダルベルト(ピアノ)[録音:1997年]/
【CD8+9 フォーレ作品集】
【CD8】
フォーレ:
『夜想曲第1, 2, 6, 7, 12, 13番』〜
ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)[録音:1997年],
『ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調Op.13』〜
ローラン・コルシア(ヴァイオリン)ジャン=マルク・ルイサダ(ピアノ)
[録音:2001年]/
【CD9】
フォーレ:
『レクイエム』〜
小澤征爾(指揮)バーバラ・ボニー(ソプラノ)
ホーカン・ハーゲゴール(バリトン)タングルウッド音楽祭合唱団
ボストン交響楽団
[録音:1994年],
『ラシーヌ賛歌』『アヴェ・ヴェルム Op.
65-1』
『サルヴェ・レジナOp.67-1』『アヴェ・マリアOp.93』
『小ミサ曲』〜
リチャード・マーロウ(指揮)ケンブリッジ・トリニティ・カレッジ合唱団
[録音:1985年]/
【CD10】
フォーレ:
『蝶と花Op.1-1』『五月Op.1-2』『漁師の歌(哀歌)Op.4-1』
『リディアOp.4-2』『愛の夢Op.5-2』『悲しみOp.6-2』
『夢のあとでOp.7-1』『河のほとりでOp.8-1』『ネルOp.18-1』
『秋Op.18-3』『ある一日の詩Op.21』『ゆりかごOp.23-1』
『われらの愛Op.23-2』『秘密Op.23-3』『あけぼのOp.39-1』
『イスファーンのばらOp.39-4』『夜曲Op.43-2』『月の光Op.46-2』
『憂鬱Op.51-3』『5つの歌曲集「ヴェネツィア」Op.58』
『牢獄Op.83-1』『夕暮Op.83-2』〜
ナタリー・シュトゥッツマン(コントラルト)
カトリーヌ・コラール(ピアノ)
[録音:1992年]/
【CD11】
サティ:
『グノシェンヌ第1番』『気むずかしい気取り屋の3つの高雅なワルツ』
『グノシェンヌ第2番』『最後から2番目の思想』
『グノシェンヌ第3番』『サラバンド第1&3番』『ノクチュルヌ第1番』
『グノシェンヌ第4番』『ジムノペディ第1番』『ひからびた胎児』
『ジムノペディ第2番』『官僚的なソナチナ』
『ジムノペディ第3番』『グノシェンヌ第5番』〜
エリック・ヴァルサーノ(ピアノ)[録音:1957,
1979年]/
【CD12】
サティ:
『ジュ・トゥ・ヴ』『金の粉』『自動記述法』
『太った木の人形のスケッチとからかい』〜
フィリップ・アントルモン(ピアノ)[録音:1979年],
『スポーツと気晴らし』『おしゃべり女』
『ノクチュルヌ第3番』『鎧をつけた踊り』『メデューサの罠』
『最初のメヌエット』『犬のための本当にぶよぶよした前奏曲』〜
ウィリアム・マッセロス(ピアノ)[録音:1968年],
『サラバンド第2番』〜
フランシス・プーランク(ピアノ)[録音:1950年],
『馬の装具で』〜
アーサー・ゴールド& ロバート・フィッツデール(ピアノ・デュオ)
[録音:1952年],
『梨の形をした3つの小品』〜ロベール&ギャビー・カサドシュ(ピアノ・デュオ)[録音:1959年]/
【CD13-14】
ラヴェル:
『シェヘラザード序曲』『高雅で感傷的なワルツ』
『バレエ音楽「マ・メール・ロワ」』『ファンファーレ』
『組曲「クープランの墓」』『海上の小舟』『ボレロ』〜
ピエール・ブーレーズ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音:1971-1976年],
『スペイン狂詩曲』『道化師の朝の歌』
『亡き王女のためのパヴァーヌ』『左手のためのピアノ協奏曲
ニ長調』〜
ピエール・ブーレーズ(指揮)
クリーヴランド管弦楽団 フィリップ・アントルモン(ピアノ)
[録音:1969-1970年]/
【CD15】
ラヴェル:
『ピアノ協奏曲 ト長調』〜
フィリップ・アントルモン(ピアノ)
ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団[録音:1964年],
『弦楽四重奏曲 ヘ長調』〜ジュリアード弦楽四重奏団[録音:1992年],
『夜のガスパール』〜フィリップ・アントルモン(ピアノ)[録音:1974年]/
【CD16】
プーランク:
『フルート・ソナタ』『ヴァイオリン・ソナタ』『オーボエ・ソナタ』
『チェロ・ソナタ』『クラリネット・ソナタ』〜
マチュー・デュフォー(フルート)コーリャ・ブラッハー(ヴァイオリン)
フランソワ・ルルー(オーボエ)フランソワ・サルク(チェロ)
ポール・メイエ(クラリネット)エリック・ル・サージュ(ピアノ)[録音:1998年]/
【CD17】
プーランク:
『2台のピアノとオーケストラのための協奏曲
ニ短調』
『ピアノとオーケストラのための協奏曲〜
エリック・ル・サージュ(ピアノ:2台),
フランク・ブラレイ(ピアノ)ステファン・ドヌーヴ(指揮)
リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団[録音:2003年],
『オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲
ト短調』〜
ベルイ・ザムコヒアン(オルガン)、
シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団
[録音:1960年]/
【CD18】
メシアン:『トゥーランガリラ交響曲』〜
イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)ジャンヌ・ロリオ(オンド・マルトノ)
小澤征爾(指揮)トロント交響楽団[録音:1967年]/
【CD19】
メシアン:『世の終わりのための四重奏曲』〜
アンサンブル・インカント[録音:2000年]/
【CD20】
デュティユー:『交響曲第1番』『チェロ協奏曲』『音色、空間、運動』〜
ハンス・グラーフ(指揮)
フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団,
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)[録音:2001年]/
【CD21】
ブーレーズ:
『ル・マルトー・サン・メートル』〜
イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ)
ピエール・ブーレーズ(指揮)アンサンブル・ムジーク・ヴィヴァンテ,
『弦楽のための書』〜
ピエール・ブーレーズ(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団弦楽アンサンブル
[録音:1968, 1972年]/
【CD22】
ミヨー:『バレエ音楽「世界の創造」』『プロヴァンス組曲』〜
シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1961,
1960年],
ダンディ:『フランスの山人の歌による交響曲』〜
シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1958年],
イベール:『交響組曲「寄港地」』〜
シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1956年]/
【CD23】
オネゲル:『交響曲第2番』『交響曲第5番「3つのレ」』〜
シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1953,
1952年],
ルーセル:『バレエ音楽「バッカスとアリアーヌ」第2組曲』〜
シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1952年]/
【CD24】
ケクラン:『交響曲「7人のスターのための」』〜
ジェイムズ・ジャッド(指揮)ベルリン・ドイツ交響楽団[録音:1995年],
シャブリエ:『狂詩曲「スペイン」』〜
レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック[録音:1963年],
デュカス:『ラ・ペリ』〜
ピエール・ブーレーズ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック[録音:1975年]/
【CD25】
フローラン・シュミット:『組曲「サランボー」』〜
ジャック・メルシエ(指揮)イル・ド・フランス国立管弦楽団[録音:1991年],
サン=サーンス:『カンタータ「夜」』〜
ナタリー・デセイ(ソプラノ)
ジャック・メルシエ(指揮)イル・ド・フランス国立管弦楽団[録音:1990年],
サン=サーンス:『交響詩「オンファールの糸車」』〜
シャルル・ミュンシュ(指揮)ボストン交響楽団[録音:1957年] |
ソニーミュージック・フランスから、選曲と演奏の良さが際立つ25枚組のフランス音楽作品集が登場します。
ベルリオーズの幻想交響曲からはじまり、サン=サーンス、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、サティ、プーランク、ミヨー、オネゲルを経て、メシアン、ブーレーズ、デュティユーまで、19世紀半ばから20世紀半ばに至る、フランス音楽が最も劇的な変遷を遂げた約100年間の系譜を手軽に辿ることができるボックスです。も
ちろん、ソニー・クラシカル/RCAレッド・シールの誇る、シャルル・ミュンシュ、ピエール・ブーレーズ、フィリップ・アントルモンなど、フランス人演奏家を中心とするフランス作品の名解釈者による名演ばかりで収録されています。25枚は作曲家ごと(および一つのテーマ)による11のパッケージに収録され、それぞれは作曲家のイラストを中心にデザインされたデジスリーヴに収録され、スリップケースに収納される予定です。デジスリーヴ内には作曲家の簡単なバイオグラフィ(英文・仏文)が掲載されています。
①CD1+2 ベルリオーズ作品集:ミュンシュの2度目の録音による2曲の「交響曲」。
②CD3+4 サン=サーンス作品集:ミュンシュの名盤「オルガン」に、アントルモンの定評ある協奏曲全集からの3曲、フィードラーの「動物の謝肉祭」をカップリング。
③CD5〜7 ドビュッシー作品集:ブーレーズ指揮のオーケストラ作品集、ダルベルトの珍しいドビュッシー作品を収録。
④CD8〜10 フォーレ作品集:小澤征爾の名盤「レクイエム」とケンブルッジ・トリニティ・カレッジの合唱曲、ルイサダのピアノ曲、コルシアのヴァイオリン・ソナタ、シュトゥッツマンの歌曲集を収録。
⑤CD11+12 サティ作品集:アントルモン、夭逝の鬼才ヴァルザーノ、江藤俊哉との共演で知られるマッセロスらによるピアノ曲集。
⑥CD13〜15 ラヴェル作品集:ブーレーズ指揮のオーケストラ曲のほか、アントルモンによる両手+左手のピアノ協奏曲、ジュリアードの3度目の弦楽四重奏曲。
⑦CD16+17 プーランク作品集:レコード・アカデミー賞を受賞した名盤「プーランク:室内楽曲全集」からの5曲に加えて、ルサージュとブラレイの共演による2台ピアノ協奏曲、ミュンシュの歴史的名演も。
⑧CD18+19 メシアン作品集:アナログ時代のマイルストーンである小澤征爾の「トゥーランガリラ」にアンサンブル・インカントの「世の終わり」。
⑨CD20 デュティユー作品集:アルテ・ノヴァ・レーベルでベストセラーとなったハンス・グラーフ指揮ボルドー・アキテーヌ管によるオーケストラ曲集。名手ジャン=ギアン・ケラスがチェロ協奏曲に参加。
⑩CD21 ブーレーズ作品集:ブーレーズ自作自演による、名作「主のない槌」の2度目の録音ほか、ブーレーズ作品の中でもよく演奏される「弦楽のための書」を収録。
⑪CD22〜25 フランスのオーケストラ作品集:ミュンシュ+ボストンの名演によるサン=サーンス、ミヨー、ダンディ、イベール、オネゲル、ルーセルの交響曲・管弦楽曲のほか、ケクラン「7人のスターのための交響曲」、フーラン・シュミットの「サランボー」という珍曲を収録。サン=サーンスのカンタータ「夜」ではナタリー・デセイが登場。

|
.
DHM
|

8887517878-2
\2600→\2390 |
リッカルド・ミナーシ/ハイドン:ピアノ三重奏曲集
ハイドン:
『ピアノ三重奏曲第39番ト長調Hob. XV:25「ハンガリー(ジプシー)風」』
『ピアノ三重奏曲第13番変ロ長調Hob. XV:38』
『ピアノ三重奏曲第26番ハ短調Hob. XV:13』
『ピアノ三重奏曲第5番ト短調Hob. XV:1』
(番号はランドン版による) |
リッカルド・ミナーシ(ヴァイオリン),
フェデリコ・トッファーノ(チェロ),
マクシム・エメリャニチェフ(フォルテピアノ) |
3月発売でご案内したモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集に続く、ヴァイオリンのリッカルド・ミナーシとフォルテピアノのマクシム・エメリャニチェフによるドイツ・ハルモニア・ムンディへの新録音は、チェロのフェデリコ・トッファーノをむかえたハイドンのピアノ三重奏曲4曲を収録したアルバムです。
ハイドンは、約40曲のものピアノ三重奏曲を残しています。この形式は、手頃な愛好家の音楽として広い人気を得ていました。その中から選ばれた4曲は、ハイドンらしい楽想豊かな応用がふんだんにちりばめられています。歌心と情熱を伴ったミナーシのヴァイオリン、天才的オリジナリティをもつエメリャニチェフ、低音パートを理想的な形でささえるトッファーノによって、これまでにないもっともエキサイティングに仕上がった演奏を聴くことができるはずです。指揮者そしてバロック・ヴァイオリン奏者のリッカルド・ミナーシは1978年イタリア生まれ。イル・ジャルディーノ・アルモニコのメンバーを務め、アル・アイレ・エスパノールやアカデミア・ビザンティーナやサヴァールのオーケストラでも活躍。最近ではムジカ・アンティクヮ・ローマやイル・ポモ・ドーロの指揮&リーダーを務めるだけでなく、様々な歌劇場でオペラの指揮もてがけています。
ドイツ・ハルモニア・ムンディにはすでにヴェラチーニとヘンデルのソナタの名盤を残しています。フォルテピアノは、クルレンツィス指揮によるモーツァルト:ダ・ポンテ・オペラのレコーディングで表情ある通奏低音を担っていた話題のマクシム・エメリャニチェフ。1988年ロシアのジェルジンスクに生まれ、鍵盤楽器演奏だけでなく、指揮をロジェストヴェンスキーに師事。その後様々な歴史的鍵盤楽器コンクールで高い評価を得ており、繊細なタッチと絶妙な呼吸によって磨き上げられた演奏で知られます。2016年からはミナーシの後任としてイル・ポモ・ドーロの首席指揮者に就任しています。
チェロのフェデリコ・トッファーノは、アバドが創設したグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団やモーツァルト管弦楽団のメンバー、ヨーロッパ連合バロック・オーケストラ、ルーブル宮音楽隊、イル・ポモ・ドーロ、ヴェニス・バロック・オーケストラの首席を務めています。
ミナーシとエメリャニチェフはエラート・レーベルからハイドンのヴァイオリン協奏曲とクラヴィーア協奏曲などを収めた2枚組のアルバムをリリースしたばかりであり、トッファーノを加えた今回のトリオはそれに続いてハイドンの新たな魅力を開示して見せるエキサイティングな名演の登場といえるでしょう。
《録音》2013年8月, イタリア、アカデミア・モンティス・レガリス(デジタル:セッション)

|
. |


8887517482-2
\2600→\2390 |
ムジカ・アンティクァ・ラティーナ/
ボローニャのコレッリ〜
コレッリと彼の後継者のトリオ・ソナタ形式作品集
1) ジョバンニ・バッティスタ・バッサーニ:『トリオ・ソナタ
ニ長調』,
2) マウリツィオ・カッツアーティ:『チャコーナ(シャコンヌ)
Op.23』,
3) アルカンジェロ・コレッリ:『チャコーナ(シャコンヌ)
Op.2-12』,
4) ジョヴァンニ・マリア・ボノンチーニ:『トリオ・ソナタ
ト短調』,
5) アルカンジェロ・コレッリ:『トリオ・ソナタ
Op.3-5』,
6) フロリアーノ・マリア・アレスティ:『リチェルカーレ』,
7) ジュゼッペ・トレッリ:『ソナタ
ニ長調』,
8) ドメニコ・ガブリエッリ:『バレット
Op.1-4』,
9) ジョヴァンニ・バティスタ・ヴィターリ:『バレット』,
10) アルカンジェロ・コレッリ:『トリオ・ソナタ
Op.3-11』,
11) 作者不詳:『ソナタ ハ長調』《演奏》 |
ムジカ・アンティクァ・ラティーナ (ピリオド楽器アンサンブル) |
「ムジカ・アンティクァ・ラティーナ」は、バロック・チェロ奏者ジョルダーノ・アントネッリ(イヴァン・モニゲッティに師事し、現イル・ジャルディーノ・アルモニコの首席チェロ奏者)によって2000年に結成されました。
バロックから前古典派の音楽を専門とし、特に未発表の様々なプログラムを発掘・演奏し高い評価を得ています。
ドイツ・ハルモニア・ムンディからのデビュー盤となるこのアルバムは、中期バロック時代を代表する、イタリアの作曲家、ヴァイオリン奏者であったコレッリ(1653-1713)と、彼のヴァイオリン奏法や作曲法を受け継いだ作曲家を中心としたトリオ・ソナタを中心としてのプログラム。器楽の発展を成しえたD・ガブリエッリの作品もおりこみ、ローマの博物館や研究者の助言を取り入れた最も新しい解釈を取り入れて演奏解釈を行なっています。

コレッリ:『トリオ・ソナタ Op.3-5』のイメージ・ビデオ。これを観たら買いたくなる。
ムジカ・アンティクァ・ラティーナ、いいです。
https://www.youtube.com/watch?v=7UJ6Ozu6sts&feature=player_detailpage&list=PLW-fvuq8wv0ZBEZjsNF0SQf__AxozneLl
こちらはボノンチーニ。やはりそうとううまい。
https://www.youtube.com/watch?list=PLW-fvuq8wv0ZBEZjsNF0SQf__AxozneLl&v=xUa_x63KZCw&feature=player_detailpage
《録音》 2013年11月, ローマ、パニスペルナ、聖ロレンツォ教会(デジタル:セッション)
|

3/10(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.
MIRARE
|
|
ミシェル・コルボとローザンヌ声楽アンサンブル
スコラ・エテルナ〜聖母マリアへの聖歌
フランク:
パニス・アンジェリカス/
天使の糧(ソプラノ)、主よ、私たちを罰しないでください、
アヴェ・マリア、このお方はどなたか、主の右手は、
パニス・アンジェリカス/ 天使の糧(テノール)
ラドミロー:古いブルターニュの頌歌集
ベルティエ:
諸聖人の日の奉納唱、アヴェ・マリス・ステラ、
タントゥム・エルゴ、アヴェ・マリア
ロパルツ:3声のミサ
アラン:旋法的なミサ |
ローザンヌ声楽アンサンブル
ミシェル・コルボ(指揮) |
天国的な美しさ!コルボの聖母マリアへの祈り
録音:2014年8月18,19日ヴィルファヴァール/77’00
ミシェル・コルボとローザンヌ声楽アンサンブルによる19
世紀後半から20 世紀に書かれた聖母マリアへの聖歌集。
19 世紀後半から20 世紀にかけてフランスではルネサンス時代のポリフォニーと対位法を再び見直す新しい動きがありました。その運動の中心にいたのが、和声の研鑽と進歩的なアプローチを推進していたパリ音楽院に対立するように1894
年に創立されたスコラ・カントルムでした。
本アルバムでは、スコラ・カントルムによって継承されたポリフォニーの黄金時代の技術を顕著にあらわした作曲家たちの作品を収録しています。
フランクの「パニス・アンジェリカス/ 天使の糧」は荘厳ミサ曲の中の作品。慈悲深く美しい旋律は、単独でも演奏されることの多い曲です。ソプラノとテノールの2
つのソリストのバージョンを収録しています。
そしてフォーレの優秀な弟子であったポール・ラドミロの「古いブルターニュの頌歌集」。フランス西部のブルターニュ地方に伝わるケルト民謡が織り込まれた美しい作品です。ポール・ベルティエは、フランス中央部のオセールに生まれたオルガニスト兼作曲家。フランスの〝木の十字架少年合唱団″の創立者としても知られています。聖体の秘蹟を賛美し、父と子と精霊を讃える歌「タントゥム・エルゴ」は、ベルティエの洗練された旋律と熟練した形式美が特徴です。ブルターニュ出身のギィ・ロパルツは、パリ音楽院で、和声法をデュボア、作曲をマスネに学んでいましたが、フランクとその一派の音楽に触れ、フランクの忠実な弟子として作品を発表しました。
「3 声のミサ」は、美しい純粋なハーモニーは印象的で、特にアニュス・デイは、ウィリアム・バードの「3
声のミサ」を思わせる各パートの音色が濁りなく柔らかに澄み切った響きを聴かせてくれます。
マリー=クレール・アランの兄で29 歳の若さで戦死したジャン・アラン。神秘的な美しさをもつ「7
重奏のための旋法的なミサ」。短い生涯で残した作品は、無調音楽ではなくエレガントで多様な色彩感をもつもの。
ミシェル・コルボとローザンヌ声楽アンサンブルの天国的な美しさは作品の本質を捉え、静謐さ、崇高さをより際立たせています。
|
|
|
チャイコフスキー:四季Op.37b
【炉端にて/ 謝肉祭/ ひばりの歌/ 松雪草/
白夜/
舟歌/ 刈り入れの歌/ 収穫の歌/ 狩りの歌/
秋の歌/ トロイカ/クリスマスの集】
グランド・ソナタ ト長調Op.37 |
ジョナス・ヴィトー(ピアノ) |
MIRARE初登場ジョナス・ヴィトーがチャイコフスキーの「四季」を描く
録音:2013年12 月31 日
1980 年生まれのピアニスト、ジョナス・ヴィトーによるチャイコフスキーの「四季」。本プログラムで2016
年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンで演奏される予定です。1
月から12 月までの12 曲でできているロシアの一年の風物詩を表現しています。この傑作は、叙情、人生への愛や感動に満ちていて、19
世紀ロシアの生活を知ることができます。ジョナス・ヴィトーの磨きぬかれたテクニックと目の前に情景を描き出すインスピレーションに富んだ演奏聴かせます。カップリングの「グランド・ソナタ」は、チャイコフスキーが不幸な結婚によって招いた精神的苦痛から脱しかけた頃の作品。強い生命力と情熱溢れるこの壮大なピアノ・ソナタは、チャイコフスキーが試練を乗り越えた証でもあります。ヴィトーの演奏は圧倒的な集中力で大曲を弾ききっています。
|
.
PENTATONE
|
PTC 5186575
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
|
エストラーダとヒューストン響によるドヴォルザーク第2弾!
ドヴォルザーク:
(1)交響曲第6番 ニ長調 Op.60
(I.15'37"+II.9'50" +III.8'11"+IV.9'41")
(2)スラヴ舞曲集第2集より第3番 ヘ長調Op.72-3
(3’39”)
(3)スラヴ舞曲集第1集より第8番 ト短調
Op.46-8
(4’28”) |
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指揮)
ヒューストン交響楽団 |
俊英オロスコ=エストラーダと手兵ヒューストン響によるドヴォルザーク第2
弾!
録音:2015年9月/ジョーンズ・ホール(ヒューストン)/DSD
マルチチャンネル、5.0 Surround sound、51’36”
SACD ハイブリッド盤。1977 年、コロンビアのメデジン生まれの俊英指揮者アンドレス・オロスコ=エストラーダ。PENTATONE
レーベルより積極的なリリースが続いておりますが、現在音楽監督をつとめるヒューストン交響楽団と本拠地ジョーンズ・ホールで収録したドヴォルザークの第2
弾は、交響曲第6 番とスラヴ舞曲2 篇です。
オロスコ=エストラーダは1997 年からウィーン国立音楽大学で指揮を学び、2004
年ウィーン楽友協会にて急遽ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団を指揮し一躍注目を集めました。
その後の活躍は華々しく2009 年から2015 年まで同管弦楽団の首席指揮者を、また2014
年からhr 交響楽団の首席指揮者の一方、現在はヒューストン交響楽団の音楽監督をつとめております。
さらに2015 / 16 年シーズンからロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任する世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者です。
溌剌とした演奏で聴衆を沸かせるオロスコ=エストラーダですが、ヒューストン響とのドヴォルザークも情熱的な演奏を披露しております。今後、PENTATONE
レーベルからのリリースにも期待が高まります。
第1弾 交響曲第7、8番 |
PTC 5186578
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
|
エストラーダがヒューストン響とドヴォルザークの
交響曲第7、8番をライヴ収録!
ドヴォルザーク:
(1)交響曲第7番 ニ短調 Op.70
(2)交響曲第8番 ト長調 Op.88 |
アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指揮)
ヒューストン交響楽団 |
熱演!俊英オロスコ=エストラーダが手兵ヒューストン響とドヴォルザークの交響曲第7、8番をライヴ収録!!
ライヴ録音:(1)2014年4月、I.11’04”+II.10’03”+III.7’36”+IV.9’32”、(2)2015年3月、I.10’30”+II.11’06”+III.6’04”+IV.10’38”/ヒューストン/76’34”、DSD
マルチチャンネル、5.0 Surround sound
SACD ハイブリッド盤。
1977 年、コロンビアのメデジン生まれの俊英指揮者アンドレス・オロスコ=エストラーダが現在音楽監督をつとめるヒューストン交響楽団とドヴォルザークの交響曲第7
番、8 番をライヴ収録しました。
オロスコ=エストラーダは1997 年からウィーン国立音楽大学で指揮を学び、2004
年ウィーン楽友協会にて急遽ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団を指揮し一躍注目を集めました。
その後の活躍は華々しく2009 年から2015 年まで同管弦楽団の首席指揮者を、また2014
年からhr 交響楽団の首席指揮者の一方、現在はヒューストン交響楽団の音楽監督をつとめております。
さらに2015 / 16 年シーズンからロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任する世界の音楽界から注目を集めている俊英指揮者です。
フレッシュな若々しさと情熱的な演奏で聴衆をわかせるオロスコ=エストラーダですが、手兵ヒューストン響とのドヴォルザークは圧巻の一言に尽きます。ドゥダメルを彷彿とさせる才気とカリスマぶりを証明した快演をお楽しみ下さい。 |
|
.
RCO
|
RCO 16002
(SACD HYBRID)
\2600 →\2390
|
ロイヤル・コンセルトヘボウ超絶の名人芸に舌を巻く
ヤンソンスのプロコフィエフ
プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調Op.100 |
マリス・ヤンソンス(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 |
ロイヤル・コンセルトヘボウ超絶の名人芸に舌を巻くヤンソンスのプロコフィエフ
2014 年9 月17-19、21 日/アムステルダム・コンセルトヘボウ(ライヴ)/マルチ・チャンネル5.0,
2.0、43’ 06”
ヤンソンスは1987 年10 月にレニングラード・フィルと当交響曲をライヴ録音していますが、17
年を経て再挑戦。前回はムラヴィンスキー在任中のレニングラード・フィルだったこともあり、アンサンブルは驚異的なもののヤンソンスらしさはあまり感じられませんでした。
今回は手兵ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団で、巧さは互角なうえヤンソンスの円熟ぶりもあいまって魔術的な演奏が実現しました。
プロコフィエフの交響曲第5 番は、第2 次世界大戦末に作曲され、1945
年1 月13 日の戦勝祝賀コンサートで初演されました。プロコフィエフにとり、創作面でも評価の面でも最後の輝きを示した作品で、この後彼は健康面での問題に加え、1948
年のジダーノフ批判で糾弾されたことが作品に影を帯びるようになります。
ヤンソンスの解釈は巨大で、極めて豪華。しかしスケルツォ楽章やフィナーレで示す奇妙な屈折感が、プロコフィエフの複雑な性格を表しているようで目から鱗が落ちます。
この録音は2015 年に発売された13 枚組BOX
(RCO 15002) に含まれていましたが、今回はSACD
ハイブリッド盤となり単独でリリース。大音響の迫力もさることながら、プロコフィエフ独特の明快なオーケストラ・サウンドがすみずみまで鳴りきり、たっぷり味わえます。

|
WERGO
|
WER 7332
(SACD HYBRID)
\2500
|
マルティン・スモルカ(1959-):合唱作品集
(1)ポエマ・デ・バルコネス 世界初録音
(2)ウォールデン 星の雫の蒸留者
(3)塩と悲しみ 世界初録音 |
SWRシュトゥットガルト声楽アンサンブル
マーカス・クリード(指揮)
(2)マルティン・ホーマン(打楽器) |
SACD ハイブリッド盤。チェコの作曲家マルティン・スモルカの合唱作品集SWR
シュトゥットガルト声楽アンサンブルの質の高い演奏で送る、スモルカの透明感、立体感溢れる大作。
録音:(1)2009年3月17、18日、(2)(3)2008年2月19-21日/54’01”
SACD ハイブリッド盤。
チェコの作曲家、マルティン・スモルカの合唱作品集。5
楽章からなり打楽器を伴う「ウォールデン 星の雫の蒸留者」は、「現代社会の暴力性」をテーマにした作品を委嘱された作曲者が、現代社会が損なっているものとしての「自然」をテーマに書いたもの。
テキストに取られているのは、森の中で2 年2
か月に渡る自給自足の生活を送り環境保護運動の先駆者としても知られるヘンリー・デイヴィッド・ソローの著書「ウォールデン 森の生活」からの抜粋です。自然への賛歌の中に損なわれゆく自然の姿や暴力性が潜んでいるこの曲で、スモルカはあえてシンプルな長短音階や従来の拍節を用いて純粋な自然、人間の立ち返る場所を描いたとのこと。シンプルな中に紛れ込むひずみが現代社会の姿を写してしているようです。
「ポエマ・デ・バルコネス」と「塩と悲しみ」はどちらも初録音。それぞれ14
分、18 分を超える大作です。
「ポエマ・デ・バルコネス」ではスペインの詩人ガルシア・ロルカの詩から抜き出された3
行〈海は浜辺で踊る/バルコニーの詩/水は轟く〉が、「塩と悲しみ」ではポーランドの詩人タデウシュ・ルジェヴィッチの愛と記憶についての詩が使われています。哀愁漂う透明感、飲み込まれるような声の渦…スモルカが生み出す独特な世界観に注目です。
SWR シュトゥットガルト声楽アンサンブルは高い実力や豊かな実績を持ち、現代音楽合唱シーンには欠かせない存在となっています。声が持つ表現力の幅広さに魅せられること間違いなしのディスクです。
|
|
|
「エディション・ムジークファブリーク」第10弾!
「『神は死んだ』後の音楽」
(1)フランチェスコ・フィリデイ:すべての身振りが終わったとき
(2)ミヒャエル・バイル:ブラックジャック
(3)マウリシオ・カーゲル:褥の墓にて
全て世界初録音 |
アンサンブル・ムジークファブリーク
(1)マーカス・クリード(指揮)
(2)オットー・タウスク(指揮)
(3)マルクス・ブルッチャー(テノール)
(4)エミリオ・ポマリコ(指揮) |
ムジークファブリーク×複数の作曲家によるテーマに沿った現代作品を集めたWergo
のシリーズ「エディション・ムジークファブリーク」第10
弾!
「『神は死んだ』後の音楽」についてフィリデイ、バイル、カーゲル渾身の作
録音:(1)2013 年10 月24 日、(2)2012 年1
月21 日、(3)2010 年9 月18 日/67’38”
人間の歴史が始まって以来、人々は死後の世界について考え続けてきました。死後の世界への信仰は人々の慰めであり、救いでした。
近代になり、信仰が薄れ、ニーチェの有名な「神は死んだ」という言葉が登場してから今に至るまで、すでに久しい時が経っています。神の不在は音楽にどう影響するのか、拠り所をなくした人間はどこへ向かうのか。アンサンブル・ムジークファブリークの演奏によるWergo
のシリーズ「エディション・ムジークファブリーク」第10
弾となるこのディスクには、そんな問いに向き合った3
作品がおさめられています。
カーゲルの「褥の墓にて」は、作曲者の死によりテキストの最後の1
行のところで未完に終わっています。テキストとなっているハイネの詩も、寝たきりの床を意味する「褥の墓」で書かれたものです。死を目前にした2
人の芸術家により生み出された15 曲からなるこの歌曲には、死に向かいつつある時に芸術によって現実を乗り越えようとする人間の姿がそのままに表れています。
フィリデイは「すべての身振りが終わったとき」のタイトルは、2010
年に没したイタリアの詩人エドアルド・サングイネーティの「最新約の書」より「愛情のすべての身振りが終わった時、それは音楽に終わる」という一節から取られています。音が生まれ、消える中に「生と死」を見出すというフィリデイが、楽器以外に奏者の声やガラスの音などを駆使して哀悼を生み出すこの曲には、どことなく儚さが漂います。
「死」にフォーカスした作品に挟まれて異彩を放つのはバイルの音と映像による作品「ブラックジャック」。このCD
のように映像がなく音楽だけの体験となっても遺憾なく存在感を発揮するこの曲は、死と相反する「生」の方向を向いているのかもしれません。
信仰の薄い時代に何が死にゆく人間の拠り所となり得るか、目まぐるしい速さで変わっていく社会の中で、芸術の意味を改めて考えさせられるこれらの曲を、ムジークファブリークのハイクオリティの演奏でお楽しみ下さい。
|
|
|
エッシェンバッハ(指揮)&北ドイツ放送響
アリベルト・ライマン(1936-):作品集
(1)夢の螺旋〜大オーケストラのための
(2)暗闇に包み込まれて
(3)9つの小品〜オーケストラのための |
(1)(3)クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
北ドイツ放送交響楽団
(2)ティム・セヴロー(カウンターテナー) |
エッシェンバッハ指揮、北ドイツ放響の演奏も収録!2012、2013
年、オペラ2 作の日本初演も記憶に新しいアリベルト・ライマンの作品集
録音:(1)2003 年6 月17 日、(2)2004 年5
月13 日、(3)2001 年6 月12 日/61’10”
ドイツの作曲家、アリベルト・ライマン(1936-)は2016
年に傘寿を迎えます。ライマンはヨーロッパやアメリカのオペラハウスではその作品がレパートリー上演されるなど、世界で最も注目を集めている作曲家の1人です。日本でも日生劇場で2012
年にオペラ「メデア」、2013 年にオペラ「リア」が日本初演され、話題となりました。
もとはメゾソプラノのために書かれたという「暗闇に包み込まれて」は、無伴奏声楽ソロ。20
世紀のドイツ系ユダヤ人の詩人、パウル・ツェランの詩をテキストとして書かれた9
曲からなる連作歌曲です。名歌手フィッシャー・ディースカウの伴奏者として頭角をあらわすなど伴奏ピアニストとしてのキャリアも持ち、声の醍醐味を知り尽くしたライマンが、楽器を伴わず「声のみ」で描いた単旋律の世界を、このCD
ではカウンターテナーのティム・セヴローが、カウンターテナー独特の透明感と硬質さのある歌声で聴かせます。
当ディスクではオーケストラの曲に挟まれて声楽ソロ曲が入るという一見変わった組み合わせがなされています。これはオーケストラのための「9
つの小品」が、その前に置かれている「暗闇に包み込まれて」に対応しているため。「暗闇に包み込まれて」の直後に書かれたという「9
つの小品」は、前作の歌曲の各曲に対応しながらも、全く独自の作品として新たな世界を作り出しています。並べて聴くことで、ライマンの創作の軌跡を辿ることができます。エッシェンバッハの深い解釈にも注目です。

|
DELPHIAN
|
|
ガリラヤ人たちよ 〜 マートンからのアンセム集
ダヴ:テ・デウム(世界初録音)/
タリス:もし汝われを愛さば/
エルガー:主に捧げよ/
モーリー:私は罪人の死を望まない/
ラッター:主があなたを祝福し、あなたを守られるように/
パリー:祝福されし静寂のふたり/
バード:汝の神なる主を愛さん/
クィルター:我らを導きたまえ、天なる父よ/
タリス:おお光より生まれし光/
フィンジ:見よ、満ち足りた、最後の犠牲を/
ハリス:天は美し/
バード:まことのおからだ/
ゴワーズ:ガリラヤ人たちよ |
オックスフォード・マートン・カレッジ合唱団
ピーター・フィリップス(指揮)
ベンジャミン・ニコラス(指揮)
チャールズ・ウォーレン(オルガン)
ピーター・シェパード(オルガン) |
オックスフォード・マートン・カレッジ合唱団!P・フィリップス&B・ニコラスが指揮するアンセム集!
英国合唱界を代表する2人の巨匠、ピーター・フィリップスとベンジャミン・ニコラスを音楽監督に迎え、2008年に結成されたオックスフォード・マートン・カレッジ合唱団。
「マリアン・コレクション」に続くレコーディング・プロジェクト第5弾は、ルネサンスから現代を繋ぐイギリスの「アンセム集」!
ピーター・フィリップスとベンジャミン・ニコラスに導かれ、創設から僅か数年で英国有数のカレッジ合唱団へと進化を遂げたマートン・カレッジ合唱団。
ルネサンスのタリス、バードから、パリー、エルガー、フィンジを経て、ラッター、世界初録音となるダヴの音楽へ。英国のアンセムの歴史を、劇的で厳かなハーモニー、壮麗なオルガンの饗宴で
——!
※録音:2015年6月28日−30日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード、イギリス)

|
|
|
ロッチデール・タウン・ホールのオルガン 〜
オーヴァーチュア・トランスクリプションズ
Vol.2
ニコライ(レメア編):歌劇《ウィンザーの陽気な女房たち》序曲
シュポア(ベスト編):歌劇《イェソンダ》序曲
J.S.バッハ(グレース編):カンタータ第80番より
ヘンデル(ラング編):歌劇《プトレミー》序曲
ヴェルディ(バイラム=ウィグフィールド編):歌劇《椿姫》前奏曲
ウェーバー(ピース編):歌劇《オベロン》序曲
チャイコフスキー(レメア編):幻想序曲《ロメオとジュリエット》 |
ティモシー・バイラム=ウィグフィールド(オルガン) |
1871年9月27日に開館されたビクトリア朝とエドワード朝を代表するゴシック様式のロッチデール・タウン・ホール。1913年に設置された壮大なパイプ・オルガンから響く、「序曲」のオルガン・トランスクリプション集は、オルガン&編曲作品ファン要注目!
グレゴリオ・アレグリの研究家、音楽学者、合唱指揮者としても大活躍中のティモシー・バイラム=ウィグフィールドが、ロッチデール・タウン・ホールのパイプ・オルガンの重厚なサウンドで「序曲」の世界を繰り広げる。
※録音:2014年9月12日−13日&2015年1月12日&8月20日、ロッチデール・タウン・ホール(イギリス) |
|
|
ロッティ:十字架につけられ給いて
主は言われた(ディキシット・ドミヌス)ト短調
ミゼレーレ ハ短調
聖クリストフォルスのミサ曲
クレド ト短調 |
シレッド・コンソート
セント・ポール管弦楽団
ベン・パーマー(指揮) |
ヴェネツィアの巨匠アントニオ・ロッティの芸術。注目の指揮者ベン・パーマーのDelphianデビュー盤!
ノリントンのアシスタントを務めた注目の指揮者。ベン・パーマーが本格デビュー!
スコットランド、エジンバラを本拠とする初の本格的クラシック・レーベル「デルフィアン(Delphian)」の会心作!
イタリア・バロックの隆盛期に活躍した大作曲家アントニオ・ロッティ(1667−1740)の教会音楽集!
バロック時代のイタリア、ヴェネツィアで活躍し、サン・マルコ寺院の楽長に昇り詰め、ガルッピやガスパリーニ、バッサーニ、ベネデット・マルチェッロなど多くの音楽家たちを指導するなど、同地の音楽の発展を導いたロッティ。
選帝侯に招かれたドレスデンでは、バッハやヘンデル、ゼレンカ、ピゼンデルといったドイツの大作曲家たちにも影響を与えたと伝えられている。
ノリントンのアシスタントを務め、近年急速に評価を高めている注目の指揮者ベン・パーマーが率いるシレッド・コンソートとセント・ポール管弦楽団。
ヴェネツィア、そしてイタリアの音楽史にその名を刻むロッティの知られざる芸術が、理想的な伝承者たちを得て、現代に響き渡る。
※録音:2015年10月7日−8日、オール・ハロウズ教会(ゴスペル・オーク、ロンドン)

|
|
|
エルガー:オルガン作品集
オルガン・ソナタ第1番ト長調 Op.28
《エニグマ変奏曲》Op.36より ニムロッド(ハリス編)
オラトリオ《神の国》Op.51より 前奏曲(ブリューワー編)
ガヴォット(レメア編)
晩祷のヴォランタリー Op.14 |
ベンジャミン・ニコラス(オルガン) |
マートン・カレッジ・チャペルの新たなドブソン・オルガン!
2013年に設置されたオックスフォード・マートン・カレッジ・チャペルの新たなドブソン・オルガン。同カレッジの音楽監督兼オルガニストを務めるベンジャミン・ニコラスが弾く、2013年製ドブソン・オルガンの最初のレコーディングは、エドワード・エルガー。
エルガーが作曲したオルガンのための2つのオリジナル作品と3つの編曲作品によるプログラムは、エルガリアン要注目の見事な完成度を誇る。
※録音:2015年6月25日−26日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード、イギリス) |
PSALMUS
|
|
大聖堂のために ティトルーズ、フレマール、オー=クストー:ミサ、賛歌とモテット
ジャン・ティトルーズ(1563頃-1633):マニフィカト第6旋法(*)−
アルテュス・オー=クストー(1590頃-1654):マニフィカト第6旋法(交互に演奏)
アンリ・フレマール(?-1651):
ミサ「わが言葉」[Missa Verba mea] から
キリエ / グローリア
ジャン・ティトルーズ:天よ高らかに [Exultet
caelum] (賛歌)(*)−
グレゴリオ聖歌/ヴォルニー・オスティウ再構成:
天よ高らかに(ファルソボルドーネ)(交互に演奏)
アンリ・フレマール:ミサ「わが言葉」から
クレド
ジャン・ティトルーズ:めでたし海の星 [Ave
maris stella] (賛歌)(*)−
グレゴリオ聖歌/ジャン・ド・ブルノンヴィル(1585頃-1632):
めでたし海の星(ファルソボルドーネ)(交互に演奏)
アンリ・フレマール:ミサ「わが言葉」から
サンクトゥス / アニュス・デイ
ジャン・ティトルーズ:太陽が昇りてより
[A solis ortus] (賛歌)(*)−
グレゴリオ聖歌/ジャン・ド・ブルノンヴィル:
太陽が昇りてより(ファルソボルドーネ)(交互に演奏) |
アンサンブル・レ・メランジュ(*以外)
ソフィー・パッテ(カントゥス)
ヴァンサン・リエヴル=ピカール(アルトゥス)
トーマス・ファン・エッセン(テノール)
ジャン=ルイ・パヤ(バッスス)
※以上、括弧内は各歌手の声域ではなく歌唱声部を示します。
エヴァ・ゴダール(コルネット[ツィンク])
ディミトリ・ドブルーテル、
クリスティアーヌ・ボップ(サックバット)
ヴォルニー・オスティウ(セルパン)
トーマス・ファン・エッセン(指揮、イントネーション指導(*以外))
フランソワ・メニシエ(オルガン(+)) |
録音:2013年5、7月、モン=サンテニャン、フランス
使用楽器:2001年、パスカル・クワラン再建
ジャン・ティトルーズは「フランス・オルガン楽派の祖」と称される作曲家。1588年から没するまでルーアン大聖堂のオルガニストを務めました。
アンリ・フレマールは1611年から1625年までルーアン大聖堂児童聖歌隊長(ティトルーズの同僚)、1625年から1640年までパリのノートルダム大聖堂児童聖歌隊長を務めた作曲家。ジャン・ド・ブルノンヴィル(Jean
de Bournonville)はサン=カンタン組合教会、アミアン大聖堂、パリのサント=シャペルで聖歌隊指揮者として活躍した作曲家。1623年、アミアン大聖堂におけるオルガンの受け取りにあたってブルノンヴィル、ティトルーズ、フレマールが揃って署名した記録が残っています。
アルテュス・オー=クストーはサン=カンタンでブルノンヴィルに師事、後にサン=カンタン、アミアン、パリで師と同職に就いた作曲家。
|
VELUT−LUNA
|
|
ふたつの国、ひとつの心 アメリカとイタリアのポピュラーソング集
コープランド(1900-1990):市民のためのファンファーレ
アーヴィング・バーリン(1888-1989):God
bless America(+)
フルヴィオ・カポラーレ:Luna Saracena(*)
アドリアーノ・リンチェット、ロゼッラ・カポラーレ、シモーネ・トニン:Il
chiodo(*)
R・ケリー:I look to you(+)
ジョー・ラポーゾ(1937-1989):America
is(+)
エドゥアルド・ディ・カプア(1865-1917):I'
te vurria vasa(*)
マリオ・パスクアーレ・コスタ(1858-1933):Era
de maggio(*)
マリオ・クレマスキーニ:Consequence(+)
エルネスト・デ・クルティス(1875-1937):Voce
'e Notte(*)
リー・グリーンウッド(1942-):God bless
the USA(+)
マスカーニ(1863-1945):オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
[ボーナス・トラック]
フランチェスコ・サルトーリ(1957-):Con
te partiro (Time to say goodbye)(*/+)
以上、シモーネ・トニン編曲 |
ロゼッラ・カポラーレ(歌(*))
シェリル・ポーター(歌(+))
パドヴァ音楽院チェーザレ・ポッリーニ管弦楽団
ジュリアーノ・メデオッシ(指揮) |
録音:2015年5月25-30日、アウディトリウム・ポッリーニ、パドヴァ、イタリア |
|
|
E teretuppete... n'ata vota! 13−20世紀ナポリの歌
ロッシーニ(1792-1868)/フルヴィオ・カポラーレ:La
danza
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):'Sto
core mio
不詳(13世紀):Canto delle lavandaie del
vomero
ルイージ・デンツァ(1846-1922):Funiculi
funicula
不詳(16世紀):Fenesta vascia
フルヴィオ・カポラーレ:Ninna nanna d'argiento
フランチェスコ・フローリモ(1800-1888):La
tarantella
ステファニア・テデスコ:'Na jurnata 'e
sole
エドゥアルド・ディ・カプア(1865-1917):I'
te vurria vasa
フルヴィオ・カポラーレ:Luna Saracena
マリオ・パスクアーレ・コスタ(1858-1933):Era
de maggio
ロドルフォ・ファルヴォ(1873-1937):Dicitencello
vuie
不詳(13世紀):Lo guarracino |
ロゼッラ・カポラーレ(歌)
ステファニア・テデスコ(ピアノ)
ヴァレンティーナ・テデスコ(チェロ) |
録音:2015年6月20-21日、スタジオ・ライヴ、ヴィッラ・テデスコ、ヴィッラ・デル・コンテ、イタリア |
|

CVLD 269
\2600
|
サヴェーリオ・タスカ(1963-):歩く男(マリンバと弦楽四重奏のための)
第1話「曙」/ 第2話「朝と衝突」−「エンパティア/イレリカ」
第3話「きらめき」/ 第4話「跳躍」/ 第5話「暖炉と部屋」−「ショーロ」
第6話「樹氷」/ 第7話「祈り」/ 第8話「深き淵より」
第10話「チャオ・チャオ・チャオ」 |
サヴェーリオ・タスカ(マリンバ)
アルテラルコ
ホセ・ダビド・フエンマヨル・バレラ、マウロ・スピナッツェ(ヴァイオリン)
シモーネ・シヴィエーロ(ヴィオラ) ジューリオ・パドイン(チェロ) |
録音:2015年7月、スタジオ・ライヴ、マジステル・アレーア・スタジオ、プレガンツィオル、イタリア |
|
CVLD 048
(CVLD 04800)
\2600
【未案内旧譜】
|
ピアノ三重奏による「四+四季」
ヴィヴァルディ(1678-1741)/エルネスト・メルリーニ(1939-)編曲:「四季」
チャイコフスキー(1840-1893)/エルネスト・メルリーニ編曲:「四季」 |
パドヴァ・トリオ
佐々木一樹(ヴァイオリン)
マルモ・ササキ(チェロ)
ウララ・ササキ(ピアノ) |
録音:2001年10月、スタジオ・ライヴ、ザンタ・スタジオ、カンポノガーラ、ヴェネツィア県、イタリア
ヴァイオリニストの佐々木一樹(1944年生まれ)は19歳で札幌交響楽団のコンサートマスターに就任し、15年間務める。その間イタリア・ロヴェレートに於いて「最優秀若手ヴァイオリニスト」「72年賞」を受賞し、ハイドン・オーケストラと共演、イタリア各地のツアーを行う。1975年札幌交響楽団初の海外公演ポートランド(USA)、ミュンヘンに於いて外山雄三作曲「ヴァイオリン協奏曲」を共演。1977年より東京交響楽団コンサートマスターに迎えられる。1980年イタリアが世界に誇る「イ・ソリスティ・ヴェネティ(ヴェネツィア合奏団)」に招かれ、首席奏者及びソリストに就任し、現在に至る。
ヨーロッパ各地、アジア、アメリカなど50ヶ国を越える演奏活動を行い、同団ソリストとしてザルツブルグ音楽祭をはじめ、署名なフェスティヴァル、ローマ法皇、ベルギーのエリザベート女王御前演奏会等に出演。パリ、ニューヨーク等のコンサートでは「あふれるような美しい音と第一級の芸術性」と評され数々の賛辞を贈られる。1995年スカルファロ伊大統領、2000年チャンピ伊大統領よりイタリア文化使節としての演奏活動に対してメダルを授与される。
父と娘二人で結成された注目度の高い「パドヴァ・トリオ」、及びイタリア国内でユニークなレパートリーと優れたアンサンブルで注目されている「クァルテット・ロッシーニ」等の室内楽でも活躍している。(公式プロフィールより)
ブックレットに日本語解説を記載。
|
|
CVLD 051
(CVLD 05100)
\2600
【旧譜】
|
J・S・バッハ(1685-1750):3声のソナタとインヴェンション
フルート・ソナタ イ長調 BWV1032(リコーダーによる)
3声のシンフォニア(インヴェンション)BWV787-801(トリオ版)
トリオ・ソナタ ト長調 BWV1038 |
クアドロ・ヒポテシス
レオポルド・ダゴスティーノ(リコーダー)
チンツィア・ゾッティ(ソプラノ・ヴィオル)
ディエゴ・チェロフォリーニ(チェロ、ピッコロ・チェロ)
ヴァレリー・ルーマー(テオルボ) |
録音:2001年6月、シャルトルーズ・ド・ヴァルボンヌ(元修道院)、サン=ポレ=ド=カッソン、フランス |
|
CVLD 056
(CVLD 05600)
\2600
【旧譜】
|
現代イタリアの合唱音楽
ロベルト・ディ・マリーノ(1956-):My love
is in a light attire
ジャンカルロ・ビーニ:Ballata del castello
マウロ・ズッカンテ:Chanson pour Lou
マウロ・カプッツォ:O falce di luna calante
ジョヴァンニ・ボナート(1961-):Stetit
Angelus
フランコ・バッティアート(1945-):L'ombra
della luce
ロベルト・ディ・マリーノ:O sweetheart,
hear you
ステファノ・ダ・ロス:Ombre buie
マウロ・ズッカンテ:Encore pour Lou
ジャンカルロ・ビーニ:Ballata della ragazza
sola
ロレンツォ・ドナーティ:La bella bimba
dai capelli neri
ジョヴァンニ・ボナート:Slaafan zuuse |
エルゴ・カンテムス(合唱)
マリア・キェレガート(ソプラノ)
マッシモ・ダル・サント(ピアノ)
フラーヴィオ・マンフリン(クラリネット、サクソフォン)
フランチェスコ・パドヴァーニ(フルート)
エロス・ロゼッリ(ギター)
ジャンルーカ・ゾッカテッリ(打楽器)
フィリッポ・マリア・ブレッサン(指揮) |
録音:1998年6月、スタジオ・ライヴ、旧大聖堂、モンセリーチェ、パドヴァ県、イタリア |
|
CVLD 065
(CVLD 06500)
\2600
【旧譜】
|
マリオ・パゴット(1966-):光の住み処 室内楽作品集
光の住み処 [Dove dimora la luce]
(2人の朗読、フルート、バスクラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための;
2001)
カテリーナ・カルリーニ、マルコ・マランゴーニ(朗読)
ラウラ・ミングッツィ(フルート) ヴェンチェスラオ・ビスコンティン(バスクラリネット)
シルヴィア・マッツォン(ヴァイオリン) ジョヴァンニ・パジーニ(ヴィオラ)
アントニオ・ヴィガーニ(ピアノ) マリオ・パゴット(指揮)
過度に II [A outrance II] (フルートとヴィオラのための;2001)
ラウラ・ミングッツィ(フルート) ジョヴァンニ・パジーニ(ヴィオラ)
こまどりの飛行 [Il volo del pettirosso]
(ヴァイオリンとピアノのための;2002)
シルヴィア・マッツォン(ヴァイオリン) ロベルト・ベルトゥッツィ(ピアノ)
褐色を背景に動く図形 [Figure in movimento
su sfondo bruno]
(アルトサクソフォンとアコーディオンのための版;2001)
ロベルト・ファヴァーロ(アルトサクソフォン)
ダミアーノ・ヴィゼンティン(アコーディオン)
ソナタ「Quai Jair」(ヴィオラとピアノのための;2002)
ジョヴァンニ・パジーニ(ヴィオラ) アントニオ・ヴィガーニ(ピアノ) |
録音:2002年6月、スタジオ・ライヴ、
カヴァネッラ教会、コンコルディア・サジッターリア、ヴェネツィア県、イタリア
コンドゥルメル・レコーディング・スタジオ、ゼルマン、トレヴィーゾ県、イタリア |
|
CVLD 125
(1SACD/CD Hybrid)
\3200
【旧譜】
|
伝説
サラサーテ、パガニーニ、バッツィーニ、ヴィエニャフスキ:
ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
サラサーテ(1844-1908):
オペラ「カルメン」の主題による演奏会用幻想曲
Op.25/
ツィゴイネルワイゼン Op.20
パガニーニ(1782-1840):ヴェネツィアの謝肉祭
アントニオ・バッツィーニ(1818-1897)/
ジョヴァンニ・アンジェレーリ管弦楽編曲:妖精の踊り(幻想的スケルツォ)Op.25
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
伝説 Op.17/演奏会用ポロネーズ Op.4 |
ジョヴァンニ・アンジェレーリ(ヴァイオリン、指揮)
ヴェネツィア管弦楽団 |
録音:2001年、旧大聖堂、モンセリーチェ、パドヴァ県、イタリア |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
PENTATONE
|
Remastered PHILIPS quadraphonic recordings
|
【PENTATONE -Remastered PHILIPS quadraphonic
recordings】
オランダPENTATONE レーベルによるリマスター・シリーズ「RQR
(Remastered Quad Recordings)」からフィリップスのカタログ音源の復刻シ
リーズ。
当シリーズでは4 チャンネルステレオで録音されたフィリップス音源を現デッカよりライセンス使用して、DSDマスタリングを施し復刻しております。
リマスタリングはオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998
年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社)が担当しており、技術を継承してきた万全のメンバーにより丁寧に復刻が行われました。
名盤を高音質のSACD Hybridで聴くことができる注目の最新リマスタリング・シリーズです!
|
PTC 5186231
(SACD HYBRID)
\2400
|
レパード&イギリス室内管による
グリーグ・アルバムがSACDハイブリッドで登場!
グリーグ:
(1)ペール・ギュント第1組曲 Op.46
(2)ペール・ギュント第2組曲 Op.55
(3)4つのノルウェー舞曲 Op.35 |
レイモンド・レパード(指揮)
イギリス室内管弦楽団 |
名録音家ヴィルヘルム・ヘルヴェックによる名盤レパード&イギリス室内管によるグリーグ・アルバムがSACDハイブリッドで登場!
録音:1975年11 月/ ウォルサムストウ・タウン・ホール(イギリス)/DSD
マルチチャンネル、50’05”
プロデューサー:ヴィルヘルム・ヘルヴェック/リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2015年12月/バールン、オランダ)
SACD ハイブリッド盤。
PENTATONE のRQR シリーズより1975 年に収録されたレイモンド・レパード指揮、イギリス室内管弦楽団によるグリーグ・アルバムが登場します。
レパードは当室内管の指揮者及び通奏低音の奏者として高く評価され、当録音は代表盤の一つです。音楽学者として名高いレパードは、このグリーグでも見通しがよく、正統的な演奏は楽曲がもつ美しさを見事にあらわしております。
録音を手掛けたのは伝説的な名プロデューサー、ヴィルヘルム・ヘルヴェックです。
ヘルヴェックは内田光子、小澤征爾などフィリップスの数々の名録音を手掛けた一人で、「演奏家とともに作品を研究したのちに一度全部を解体してから、それらをひとつひとつ磨き上げ、全体を組み立て直してゆく」をモットーに常に厳格な姿勢で録音に臨んでいました。この名録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSD
リマスタリングしSACD ハイブリッド化しました。
当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していきます。揃えていく楽しみもひろがる期待のシリーズです!
|
<メジャー・レーベル>
DG
|

479 5508
\2300 |
《ルーファス・ウェインライト:Take All My
Loves 〜9つのシェイクスピアのソネット》
1) ソネット43〜シアン フィリップス(語り),
2) ウェインライト:When Most I Wink(ソネット43)〜
アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
3) ウェインライト:Take All My Loves(ソネット40)〜
ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
4) ソネット20〜フレイリー・ハインズ(語り),
5) ウェインライト:A Woman's Face(ソネット20)〜
アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
6) ウェインライト:For Shame(ソネット10)〜
アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
7) ソネット10〜ピーター・エア(語り),
8) ウェインライト:Unperfect Actor(ソネット23)〜
ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
9) ソネット29〜キャリー・フィッシャー(語り),
10) ウェインライト:When In Disgrace With
Fortune And Men's Eyes(ソネット29)〜
フローレンス・ウェルチ(ヴォーカル),
11) ソネット129〜ウィリアム・シャトナー(語り),
12) ウェインライト:Th'Expense Of Spirit
In A Waste Of Shame(ソネット129)〜
アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
13) ウェインライト:All dessen mud〜
ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
14) ウェインライト:A Woman's Face (Reprise)(ソネット20)〜
ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
15) ソネット87〜インゲ・ケラー(語り),
16) ウェインライト:Farewell(ソネット87)〜
アンナ・プロハスカ(ヴォーカル) |
アンナ・プロハスカ(ヴォーカル),
ルーファス・ウェインライト(ヴォーカル),
BBC交響楽団員, 他 |
シェイクスピア没後400年を記念した画期的リリース
英国の劇作家ウィリアム・シェイクスピアの没後400年にあわせ、シェイクスピアがソネット形式(14行詩)で書いた詩集「ソネット集」をインスピレーションの元に制作されたアルバムがリリースされることになりました。
2009年、ロバート・ウィルソンがルーファスにシェイクスピアの「ソネット」への作曲を依頼したのが作曲のきっかけでした。
『スタートレック』のカーク役で知られるウィリアム・シャトナーら俳優や監督らなどによるソネットの朗読も挟み込まれています。
ルーファス自身だけでなく、アンナ・プロハスカやフローレンス・アンド・ザ・マシーンのフローレンス・ウェルチ、妹のマーサ・ウェインライトらもヴォーカルとして参加しています。
「このアルバムのレコーディングは、私のクラシカル・ミュージックへの愛とポップ・ミュージックへの愛を結び付ける、まさに神の思し召しによる理想的な結婚のようでした。歴史的にみても非常に面白く、そして再びマリウスと共に制作が出来て本当に良かった」とルーファスは本作について語っています。
|
ARCHIV
|
479 6218
\1800 |
《アルヒーフ カタログ付きCD Vol.2
〜イタリア・ルネサンス末期からバロック初期の「戦いと嘆き」の歌》
1) パドヴァーノ:8声の戦いのアリア,
2) ウスペル:8声の歌と器楽の戦い,
3) キレーゼ:8声のエコーによるカンツォン,
4) G・ガブリエリ:12声のエコーによるカンツォン,
5) フォンティ:エリンナの涙,
6) ストロッツィ:悲歌「無慈悲なローヌ川で」,
7) 作者不詳:パヴァーヌ「エル・ビソン」,
8) ペーリ:イオレの嘆き |
ジョルディ・サヴァール&エスペリオンXX,
モンセラート・フィーゲラス(ソプラノ),
トン・コープマン(チェンバロ) |
ジョルディ・サヴァールの名盤が復活
アルヒーフBOX第2弾のリリースに合わせ、2013年の第1弾BOX発売時と同形態でカタログ付きCDの登場です。下記内容のCDにフルカラー・カタログを付けた限定商品。ジュケル・ケース入りCDと同サイズのカタログをスリップケースで一体化した形態になります。
ルネサンスからバロックへの過渡期、様々な作曲家に繰り返し使用される「戦い」と「嘆き」をテーマにした作品を中心とした1枚。サヴァールらが1981年にアルヒーフへ録音した名盤です。フィゲーラスやコープマンらも参加しており、見事な歌唱と装飾法は、誰も成しえないような個性的なもので、当時の音楽を現代によみがえらせました。
《録音》1981年, 自由ベルリン放送スタジオ(ステレオ:セッション)
|
.
DECCA
|


478 9377
\2300→\2090 |
《レオニダス・カヴァコス/ヴィルトゥオーソ》
1) 「ペトルーシュカ」〜ロシアの踊り(ストラヴィンスキー),
2) ロシアの歌(ストラヴィンスキー),
3) バスク奇想曲(サラサーテ),
4) アンダルシアのロマンス(サラサーテ),
5) アルハンブラの思い出(タレガ),
6) 「三角帽子」〜粉屋の踊り(ファリャ),
7)「うつろな心」による序奏と変奏曲(パガニーニ),
8) カプリッチョ・ワルツ(ヴィエニャフスキ),
9) 「ばらの騎士」〜ワルツ(R.シュトラウス),
10) 「ハンガリー牧歌」〜ジプシー・アンダンテ(ドホナーニ),
11) Reveille(ブリテン),
12) 気紛れな女(エルガー),
13) 「6つの小品」〜感傷的なワルツ(チャイコフスキー),
14) 「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による変奏曲(パガニーニ),
15) ユモレスク(ドヴォルザーク) |
レオニダス・カヴァコス(Vn)、
エンリコ・パーチェ(P) |
現代のヴィルトゥオーソが奏でる超絶ヴァイオリン!
ヴィルトゥオーソという称号にふさわしい名手カヴァコスが超絶技巧を要するヴァイオリンの名曲を奏でる至福のアルバム。
挑戦的でエキサイティングな作品の合間に詩情あふれる美しき佳曲もとりまぜた魅惑的な選曲で万人の心を掴みます。
デイヴィッド・ギャレット演じる映画「パガニーニ」を彷彿とさせるようなジャケットです。
アテネの音楽一家に生まれ、1985年にシベリウス国際ヴァイオリン・コンクールで最年少の第1位、1988年にはパガニーニ・コンクールでも優勝し、世界各地でソリスト、室内楽奏者として上質な活動を続けるほか、DECCAと専属契約を結んで、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲録音、他のリリースで高い評価を得ています。
当盤でカヴァコスが使用しているのは1724年製ストラディヴァリウス[Avergavenny]。
《録音》 2015年5月28日-31日 メガロン、アテネ・コンサート・ホール |
|
 

483 0236
(6CD)
\5200→\4790 |
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)
+ ロジェ & コラール
《サティ:ソロ作品全集+連弾集》
サティ:
【CD1】
1) 3つのサラバンド, 2) 3つのジムノペディ,
3) グノシェンヌ第5番,
4) 3つのグノシェンヌ, 5) グノシェンヌ第4,
6, 7番,
6) 舞踏のための小序曲, 7) 冷たい小品, 8)
夢見る魚, 9) アンゴラの牛/
【CD2】
1) アレグロ, 2) ワルツ=バレエ, 3) 幻想曲=ワルツ,
4) 若い令嬢のためにノルマンディの騎士によって催された祝宴,
5) 4つのオジーヴ, 6) ばら十字教団の最初の思想,
7)「至高存在」のライトモティーフ, 8) ばら十字教団の鐘の音,
9) ゴチック舞曲(わが魂の最も大いなる静けさと堅固なる平穏のための9日間の祈祷),
10) ヴェクサシオン, 11) モデレ, 12) 世俗的で豪華な唱句,
13) ジュ・トゥ・ヴ, 14) やさしく, 15) 金粉,
16) エンパイア劇場の歌姫, 17) ピカデリー,
18) カリフォルニアの伝説, 19) 風変わりな美女/
【CD3】
1) パッサカリア, 2) 壁掛けとしての前奏曲,
3) フーガ=ワルツ,
4) 新・冷たい小品集, 5) 悪い手本, 6) 快い絶望,
7) 厚かましさ,
8) 詩, 9) 深遠, 10) くぼんだ夢, 11) 無口な囚人,
12) 大猿,
13) 12の小コラール, 14) 犬の前奏曲, 15)
裏話,
16) コ・クオの少年時代(母親の忠告), 17)
新・子供の曲集,
18) 短い子供のお話, 19) 絵に描いたような子供らしさ,
20) はた迷惑な微罪, 21) 夜想曲集, 22) 最初のメヌエット,
23) パンタグリュエルの幼年時代の夢, 24)
映画(ミヨー編)/
【CD4】
1) 犬のためのぶよぶよした前奏曲,
2) 犬のための本当にぶよぶよした前奏曲,
3) 自動記述法,
4) ひからびた胎児, 5) 太った木の人形のスケッチとからかい,
6) あらゆる意味にでっちあげられた数章,
7) 古い金貨と古い鎧,
8) スポーツと気晴らし, 9) 世紀ごとの時間と瞬間的な時間,
10) いやな気取り屋の3つのワルツ, 11) 最後から2番目の思想,
12) 官僚的なソナティナ, 13)「星たちの息子」への3つの前奏曲/
【CD5】
1) ナザレびとの前奏曲, 2) エジナールの前奏曲,
3) ユスピュ(3幕の宗教バレエ), 4) 天国の英雄的な門への前奏曲,
5) びっくり箱のジャック, 6)「ムッシュ氏の死」への小さなプレリュード,
7) アンダルシアの歌(「愛を呼び覚まして」のための),
8)「メデューサの罠」の7つの小さなダンス,
9) 操り人形は踊っている,
10)「真夏の夜の夢」のための5つのしかめ面(ミヨー編),
11) ラグタイム・パラード/
【CD6】
1) 梨の形をした3つの小品, 2) バレエ「パラード」,
3) サラバンド第3番, 4) 風変わりな美女,
5) 不愉快な概要,
6) 快い絶望, 7) うつろな空想, 8) 馬の装具で,
9) 組み立てられた3つの小品, 10) 右と左に見える物
(眼鏡なしで) |
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)[CD1-5]/
パスカル・ロジェ&ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)[CD6]/
シャンタル・ジュイエ(ヴァイオリン)[CD6の(10)] |
サティ生誕150年記念、ティボーデのソロ録音に、ロジェ&コラールの連弾をプラス
サティのピアノ・ソロ作品を年代やテーマによって6枚のCDにまとめたセット。
フランス出身のティボーデにティボーデの演奏は、極めて雄弁で多彩なニュアンスが際立った素晴らしい演奏です。
今回の発売にあたって、パスカル・ロジェとジャン=フィリップ・コラールの名ピアニストが組んだ連弾作品集も収録されており、サティのピアノ・ワールドが堪能できるセットに仕上がっています。デッカらしい透明感ある優秀録音です。
《録音》2001〜2002年[CD1-5]/1998年[CD6](デジタル:セッション) |
|


483 0087
(3CD)
\2700 |
《オペラ・ゴールド〜50グレイテスト・トラックス》
【CD1】
1) ビゼー:歌劇『カルメン』より「前奏曲」,
2) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「歌に生き、愛に生き」,
3) プッチーニ:歌劇『トロヴァトーレ』より「アンヴィル・コーラス」,
4) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「冷たい手を」,
5) グノー:歌劇『ファウスト』より「宝石の歌」,
6) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「美しい愛らしい娘よ」,
7) ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』より「ヘブライの捕虜たちの合唱」,
8) ビゼー:歌劇『カルメン』より「花の歌」,
9) カタラーニ:歌劇『ワリー』より「さようなら、ふるさとの家よ」,
10) ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』より「私は町の何でも屋」,
11) ヴェルディ:歌劇『アイーダ』より「エジプトとイシスの神に栄光あれ」,
12) プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」,
13) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「私の名はミミ」,
14) オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』より「美しい夜、おお、恋の夜よ」,
15) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」,
16) ワーグナー:歌劇『タンホイザー』より「巡礼の合唱」,
17) モーツァルト:歌劇『魔笛』より「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」/
【CD2】
1) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」,
2) ビゼー:歌劇『真珠とり』より「聖なる神殿の奥深く」,
3) ヴェルディ:歌劇『椿姫』より「乾杯の歌」,
4) ドリーブ:歌劇『ラクメ』より「おいで、マリカ」,
5) モーツァルト:歌劇『魔笛』より「私は鳥刺し」,
6) サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』より「あなたの声で心は開く」,
7) ドヴォルザーク:歌劇『ルサルカ』より「月に寄せる歌」,
8) モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より「お手をどうぞ」,
9) ビゼー:歌劇『カルメン』より「恋は野の鳥」,
10) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より「楽しい日々はどこへ」,
11) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「ハミング・コーラス」,
12) プッチーニ:歌劇『道化師』より「衣装をつけろ」,
13) マスネ:歌劇『ウェルテル』より「春風よ、なぜ私を目覚めさすのか」,
14) モーツァルト:歌劇『コシ・ファン・トゥッテ』より「風は穏やかに」,
15) ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』より「今の歌声は」,
16) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「星は光りぬ」,
17) ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』より「愛の死」/
【CD3】
1) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より「序曲」,
2) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』より「女心の歌」,
3) ビゼー:歌劇『カルメン』より「闘牛士の歌」,
4) ドニゼッティ:歌劇『愛の妙薬』より「人知れぬ涙」,
5) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より「愛の神よ、安らぎをお与え下さい」,
6) グノー:歌劇『ファウスト』より「武器を捨てよう」,
7) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「間奏曲」,
8) ヘンデル:歌劇『リナルド』より「私を泣かせてください」,
9) ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』より「見よ、恐ろしい炎を」,
10) ベッリーニ:歌劇『ノルマ』より「清らかな女神よ」,
11) プッチーニ:歌劇『ボエーム』より「ああ、麗しの乙女」,
12) ドニゼッティ:歌劇『連隊の娘』より「ああ!友よ、何とめでたい日だ!」,
13) パーセル:歌劇『ディドーとエネアス』より「私が地に伏す時」,
14) グルック:歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』より「エウリディーチェを失って」,
15) グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』より「私は夢に生きたい」,
16) ワーグナー:歌劇『ワルキューレ』より「ワルキューレの騎行」 |
キリ・テ・カナワ、
ルチアーノ・パヴァロッティ,
アンゲラ・ゲオルギュー,
ジョーン・サザーランド,
プラシド・ドミンゴ, レナータ・テバルディ,
レオ・ヌッチ, ミレッラ・フレーニ, スミ・ジョー,
カルロ・ベルゴンツィ, ヘルマン・プライ,
マリリン・ホーン, ルネ・フレミング,
ブリン・ターフェル, マリオ・デル・モナコ,
ヨナス・カウフマン, チェチーリア・バルトリ,
ホセ・カレーラス, ジョセフ・カレラ,
ブリギット・ニルソン、ジョセ・ヴァン・ダム,
ファン・ディエゴ・フローレス,
バーバラ・ボニー, テレサ・ベルガンサ, 他 |
名歌手による名オペラから有名曲をぎっしり詰め込みました!
耳にしたことのある有名アリアや管弦楽曲を網羅した3枚組。そこには人生のドラマがぎっしりと詰まっています。
3大テナー, 往年の歌手から現代活躍する名歌手ぞろいの素晴らしい歌唱でお楽しみいただけるお買い得なセットです。(デジパック仕様)
|
UNIVERSAL
|

4812408
(CD+DVD)
\4800→\4390
発売中止 |
“超絶”美少女Nana(ナナ)
Nana 15
01. ポッパー:コンチェルト・ポロネーズ
作品14
02. メンデルスゾーン:無言歌 ニ長調 作品109
03. バッハ/グノー:アヴェ・マリア
04. ポッパー:いつかの美しいあの日のように
作品64-1
05. スクヮイア:タランテッラ 作品23
06. サン=サーンス:アレグロ・アパッショナート
作品43
07. シューベルト:白鳥の歌〜セレナーデ D957-4
08. エルガー:愛の挨拶 作品12
09. メンデルスゾーン:歌の翼に 作品34-2
10. カサド:愛の言葉
11. ポッパー:ハンガリー狂詩曲 作品68
12. アルチュニアン:即興曲
13. ラフマニノフ:ヴォカリーズ 作品34-14
14. シューベルト:アヴェ・マリア
15. フォーレ:夢のあとに 作品7-1 |
Nana Ou-Yang(チェロ)、
Tien-Lin Chang(ピアノ) |
“超絶”美少女Nana(ナナ) 15歳、2016年4月にデビュー!
〜チェロの妖精、舞いおりる〜
わずか10歳にして18都市、40以上のコンサートを成功させ、12歳で台湾のチェロ・コンテストで1位を獲得。
「超絶美少女」と話題のチェリスト、Nanaは15歳。デビュー・アルバム『Nana
15』を4/6リリース決定!
スポーツ紙や各WEBニュース等でも紹介されましたが、欧陽菲菲のめいにあたるNana。
米・フィラデルフィアの「カーティス音楽院」に最年少13歳で入学、しかも全額奨学金を取得する超エリート。
14歳のとき中国映画『北京愛情故事』に出演し人気が爆発。ウェーボ(中国版ツイッター)のフォロワーは450万人。
中国の様々なソーシャル・メディアを合計すると550万人のフォロワー数にのぼり、動画総再生回数は100万回以上に上る。
2015年12月18日にユニバーサル ミュージック中国・台湾・香港で、アルバム『Nana 15』をリリースしCDデビュー。
クラシックチャート1位のみならず、中国の総合チャートで12位を記録した。
2016年4月末〜6月は中国ツアー(6月15日のバースディ・コンサート含む)を実施、7月からはドラマ、映画の撮影予定。
美麗写真多数の豪華ブックレット付(表記は中国語)
縦20cm x 横20cmの大型サイズ

◆特典DVD(約15分の録音風景)NTSC/リージョンコード:0(World
Wide)
|
<LP>
<国内盤>

第86号
3/9(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
DELPHIAN
|
|
ハトルグリームソン:ピアノ作品集
フレイ/スケッチ・イン・タイム/
バガテル/5つの小品/10の小品/
4つのアイスランド民謡/
モンドリアンへのオマージュ |
サイモン・スミス(ピアノ) |
アイスランドの作曲家ハブリジ・ハトルグリームソン!
アイスランドのコンポーザー=チェリスト、ハブリジ・ハトルグリームソン(1941−)のピアノ作品集。レイキャヴィクからロンドンへ渡り、アラン・ブッシュ、ピーター・マックスウェル・デイヴィスに作曲を師事。チェリストとしてもスコットランド室内管のメンバーとして活躍した経歴を持つ、現在のアイスランドを代表する音楽の1人である。
世界初録音となったハトルグリームソンのピアノ作品を弾くのは、シュニトケ(DCD
34131)やシルヴェストロフ(DCD 34151)の録音が一躍話題となった気鋭のピアニスト、サイモン・スミス。一気に頭角を現した若き実力者の快演に期待。
2008年3月の録音。 |
|
|
ハトルグリームソン:室内楽作品集
ヴィオラとピアノのための《日記の記録》Op.33
ヴァイオリンとチェロのための《7つのエピグラム》Op.23
ピアノ三重奏のための《メタモルフォージス》Op.16 |
フィデリオ・トリオ
マシュー・ジョーンズ(ヴィオラ) |
全曲世界初録音となるハブリジ・ハトルグリームソンの室内楽作品集には、1994年から2005年に作曲された3作品を収録。
演奏は、ヴィオラ・スペースでの来日経験もあり、クリンダリーニ・ヨガの講師という別の姿を持つスウォンジー出身のヴィオラ奏者マシュー・ジョーンズと、ナイマンやシャリーノ、細川俊夫、武満徹など、様々な作曲家たちの初演を行ってきたフィデリオ・トリオ。
2007年4月の録音。 |
|
|
バルト海の歌 〜 合唱作品集
アウグスティナス:Tau Bet Kokios Sutemos
sviesios
ウルバイティス:ラクリモーサ
アウグスティナス:聖マルティヌス賛歌
プラキディス:宿命
グリゴリエワ:聖日
ジャクソン:カントゥス・マリス・バルティチ |
イギリス・ナショナル・ユース合唱団
マイク・ブリューワー(指揮) |
現代のバルト三国の作曲家たち、バミューダ諸島生まれのガブリエル・ジャクソンの音楽、そしてアウグスティナスの賛歌を収録した「バルト海」をテーマとした合唱作品集。
定評あるマイク・ブリューワーとイギリス・ナショナル・ユース合唱団の演奏が、東と西の合唱芸術の出会いを美しく、神秘的に描く。
2008年&2010年の録音。 |
|
|
フェイヴァリット・アンセム集
パリー:アイ・ワズ・グラッド/
ブラームス:万軍の主よ、あなたの住まいは/
ウーズリー:世の救い主よ/
ガーディナー:夕べの賛歌/
タリス:おお、聖なる宴/
J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜び/
タイ:めでたし女王/
ベアストー:祝福されし都市、エルサレム/
フランク:天使の糧/
ブリテン:ユビラーテ・デオ/
メンデルスゾーン:これは主があなたのために天使たちに命じて/
ラッター:ゲール人の祈り/
ウッド:喜びの光をたたえ/
パラット:つむじ風/
シェパード:我らを解き放ち給えI/
ハーウッド:おお、栄光の王国よ |
ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊
ティモシー・バイラム=ウィグフィールド(指揮)
ロジャー・ジャッド(オルガン) |
女王エリザベス2世が週末を過ごす場所としても有名なウィンザー城。セント・ジョージ・チャペル(礼拝堂)の聖歌隊のハーモニーで聴く、イギリスの壮麗な「アンセム」の数々。グレゴリオ・アレグリの研究者として名高いティモシー・バイラム=ウィグフィールドの綿密な音楽創りが、アンセムの魅力を際立たせる。
2005年11月の録音。 |
|
|
ゲラウ:ギター作品集
マリオナス/マリサパロス/
ハラカス・デ・ラ・コスタ/
第8旋法によるパサカージェ/ガリャルダス/
第3旋法によるパサカージェ/ヴィリャーノス/
フォリア/カナリオス |
ゴードン・フェリーズ(バロック・ギター) |
フランシスコ・ゲラウ(1649−1722)は、マジョルカ島で生まれた17世紀スペインの作曲家、宮廷礼拝堂歌手であり、代表作はバロック・ギターのための作品集「調和の詞」。古楽アンサンブル、ファイアーズ・オヴ・ラヴのメンバーでもあるイギリスのバロック・ギターの名手、ゴードン・フェリーズの妙技が光る。
2007年4月の録音。 |
ET’CETERA
|
KTC 1552
(2CD)
\5000 →\4590
|
ダニエル・ブルメンタール(ピアノ)
知られざるロマン派のピアノ音楽 Vol.2 〜
カール・チェルニー:ピアノ・ソナタ&変奏曲集
ソナタ第1番変イ長調 Op.7/
有名なウィーンのワルツによる変奏曲 Op.12/
ソナタ第2番イ短調 Op.13/ソナタ第3番ヘ短調
Op.57/
幻想曲とロマンス変奏曲 Op.37/ソナタ第4番ト長調
Op.65 |
ダニエル・ブルメンタール(ピアノ) |
「知られざるロマン派のピアノ音楽」第2弾。チェルニーのピアノ・ソナタ集!
オランダのEt'ceteraより新たなスタートしたシリーズ「知られざるロマン派のピアノ音楽」。ロマン派ピアノ・ファン注目のシリーズ第2弾は、ベートーヴェンに師事しリストを育てた初期ロマン派の偉大なる音楽家、カール・チェルニー(1791−1857)。
演奏は、ブゾーニ国際コンクール、リーズ国際コンクール、エリザベス王妃国際コンクールなど名だたるコンクールで入賞歴のあるドイツ生まれ、アメリカのピアニスト、ダニエル・ブルメンタール。現在では「練習曲」の作曲家として知られるチェルニーだが、教則的作品の他に、ピアノ・ソナタや数多のパラフレーズ、室内楽曲、交響曲、協奏曲など1,000以上の作品を残した多作家でもあり、20世紀後半より再評価が進んでいる。練習曲に留まらない偉大な音楽家であったチェルニーの姿を、雄大なピアノ・ソナタと優美な変奏曲によって伝えてくれる。
※録音:1994年5月9日−11日&23日−25日、ドイツ |
|
|
ワーグナー:トランスクリプションズ・フォー・ピアノ
Vol.2
ブラッサン編:《ニーベルングの指環》より
ジークムントの愛の歌
リスト編:《ローエングリン》より エルザの大聖堂への行列
ハインツ/ブームスマ編:《パルジファル》より
第1幕への前奏曲
ストラダル/ブームスマ編:
《神々の黄昏》より ブリュンヒルデの自己犠牲&フィナーレ
ストラダル編:《パルジファル》より 舞台神聖祝典劇:聖金曜日の音楽
モッサゥルト編:接続された3つの小品 〜
エレジー変イ長調、ポラッツィの主題、
イル・チーニョ・ディ・パレルモ |
カミエル・ブームスマ(ピアノ) |
1990年アムステルダム生まれの若きオランダのピアニスト、カミエル・ブームスマ。2013年のワーグナー・アニバーサーリー・イヤーにワーグナー奨学金財団より奨学金を得て録音されたデビュー・アルバムに続く第2弾もワーグナー・トランスクリプション集!
※録音:2015年12月8日−10日、オランダ |
|
|
シューマン・ザ・ポエット
シューマン:
クライスレリアーナ Op.16
森の情景 Op.82
蝶々 Op.2 |
猿渡光子(ピアノ) |
東京出身、現在はオランダをベースに、ソロ、室内楽(ウリエル・アンサブルのメンバー、他)のピアニストとして活動する猿渡光子のファースト・ソロ・アルバム。
シューマンやシューベルト、ショパン、ラヴェル、ドビュッシーらの作品を得意としており、今作では、シューマンの極めて詩的で想像力豊かな音の世界を創造している。
※録音:2015年7月、オランダ |
|
|
ラモー:コンセールによるクラヴサン曲集
コンセール第2番、コンセール第4番、コンセール第5番、
コンセール第1番、コンセール第3番
ベルノレ編:シャコンヌ(歌劇 《優雅なインドの国々》より) |
コーネル・ベルノレ(チェンバロ)
アンサンブル・アポセオシス |
ベルギー・ヤング・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤー2014。コーネル・ベルノレによるラモー!
ベルギー・ヤング・ミュージシャン・オヴ・ジ・イヤー2014に選ばれた若きチェンバリスト、コーネル・ベルノレ。
ベルノレ率いるピリオド・アンサンブル"アポセオシス"は、2011年に後期バロックの四重奏団として設立され、現在では17世紀〜20世紀まで幅広いレパートリーに拡大。編成も、ベルノレのピアノやチェンバロを主体とした小編成のアンサンブルから、バロック・オーケストラ、大編成のシンフォニー・オーケストラまで様々な形で活動している。
アポセオシスとしての最初のオフィシャルCDは、ジャン=フィリップ・ラモーの円熟期の傑作の1つ、「コンセールによるクラヴサン曲集」。
ベルノレのチェンバロ(クラヴサン)を中心に、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・ヴァイオリン、トラヴェルソの華やかな旋律が絡みあう。
次代を担う注目ピリオド・アンサンブルの麗しきラモーにご期待ください!
※録音:2015年7月22日−22日、AMUZ(ベルギー)

|
|
|
モーツァルト:クラリネット三重奏&四重奏曲集
クラリネット三重奏曲変ホ長調 K.498
《ケーゲルシュタット・トリオ》
クラリネット四重奏曲 K.317d
クラリネット四重奏曲 K.374f
クラリネット五重奏曲断章 K.appendix 91(516c) |
ルーラント・ヘンドリックス・アンサンブル |
ベルギー国立管弦楽団の首席奏者や、ベルギーが世界に誇る木管アンサンブル"イ・ソリスティ・デル・ヴェント"のメンバーなどを務める名手、ルーラント・ヘンドリックスによるモーツァルトのクラリネット室内楽作品集。
「ケーゲルシュタット・トリオ」として知られる名三重奏曲の他、ヴァイオリン・ソナタから編曲された2つのクラリネット四重奏曲(K.317dとK.374f)、アレグロ楽章のみが残されたクラリネット五重奏曲(K.516c)を、ベルギーの名手による艶やかなクラリネットで。
※録音:2015年9月6日−9日、デ・シンヘル(ベルギー) |
|
|
イザイへのトリビュート
イザイ:こどもの夢
ショパン(イザイ編):バラード第1番ト短調
Op.23
リスト:忘れられたロマンス
イザイ:悲しい詩 Op.12
ヴュータン:3つの小品 Op.40より 第1番 ロマンス
フランク:ヴァイオリン・ソナタ(ウジェーヌ・イザイへのソナタ) |
デュオ・アヒネコ
〔サンデル・ヘールツ(ヴィオラ)、
ヤスコ・タカハシ(ピアノ)〕 |
ロイヤル・フランダース・フィルの首席ヴィオリスト、サンデル・ヘールツと、日本人ピアニスト、ヤスコ・タカハシによって2011年に結成されたデュオ。
イザイの作品や、イザイ編曲のショパン、そしてイザイに献呈されたフランクの偉大なるヴァイオリン・ソナタを"ヴィオラ"で聴くという好企画盤。
ヴィオラとピアノへのアレンジはすべてデュオ・アヒネコ自身によるもので、ヘールツの官能的な音色、ヤスコ・タカハシの色彩的なピアノで、イザイとイザイにまつわる作品を楽しめる。
※録音:2015年8月24日−28日、デ・シンヘル(ベルギー) |
ECM
|
ECM New Series
|

481 2303
\2500 |
《トゥヌ・クルヴィッツ:ミラー》
トゥヌ・クルヴィッツ(1969-):
1) プレインランドからのリフレクションズ,
2) 迷路I-VII, 3) プレインランドの歌,
4) 7羽の鳥の7つの夢, 5) 最後の船, 6)
歌 |
カトリ・ヴォーラント(声),
アニア・レヒナー(チェロ),
トゥヌ・クルヴィッツ(カンテレ),
タリン室内管弦楽団,
エストニア・フィルハーモニー室内合唱団,
トヌ・カリユステ(指揮), |
現実とファンタジーの間の独特な息づかい
これまでもECMではエストニアの作曲家、ペルトやエラー、トルミス、スヴェン・トゥールなどの作品をリリースしていますが、今回のクルヴィッツは現在最も精力的に活動している作曲家の一人です。
8年前、初めてクルヴィッツに会ったというチェリスト、レヒナーはカリュステから見せてもらった「7羽の鳥の7つの夢」のスコアに非常に興味を持ちました。
原曲はチェロと合唱のための曲でしたが、2012年にクルヴィッツはさらに弦楽合奏を加えて、実に創造的で詩情豊かな作品へと改編しています。
民謡の要素を加えた「プレインランドからのリフレクションズ」に見られる古風な音楽の伝統もクルヴィッツの特徴のひとつ。どの作品も現実とファンタジーの間にある独特な息づかいを感じさせます。
《録音》2013年2月, エストニア、タリン、メソジスト教会 |
. |


481 1369
\2500→\2290 |
また驚かせてくれそうな気がする。
トマス・ツェートマイアー弾きふり
《シューマン:ヴァイオリン協奏曲、交響曲第1番》
シューマン:
1) ヴァイオリン協奏曲 ニ短調WoO 23,
2) 交響曲第1番 変ロ長調Op.38「春」,
3) 幻想曲 ハ長調Op.131 |
トマス・ツェートマイアー(指揮&ヴァイオリン),
パリ室内管弦楽団、 |
ツェートマイアーの弾きぶりによるシューマン!
シューマンの晩年の名作である「ヴァイオリン協奏曲」。最近注目を集めるようになり、演奏される機会も増えていますが、1853年に書かれたこの作品は事情があってシューマンの死後80年間もの長きに渡って忘れ去られていました。
当時の大ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒムの要請で書かれた作品ですが、ヨアヒムはこの曲を演奏することはなく、クララ・シューマンも「この曲は決して演奏してはならない」と言っていたといいます。理由は不明ですが、確かにこの曲には、この世を離れつつある魂の逡巡が感じられ、演奏を躊躇わせる何かがあるのかも知れません。
ツェートマイアーは、この曲に「交響曲第1番」(スコアの出版は1853年)と「ヴァイオリンのための幻想曲」を組み合わせることで、晩年のシューマン作品の複雑さと幽玄さを見事に描き出しています。
《録音》2014年2月, パリ、シャンゼリゼ劇場
おそらくツェートマイアー、また驚かせてくれそうな気がする。
|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
SPECTRUM SOUND(LP)
|
LPSMBA 004
(LP)
\9600
|
フランスのチェリスト、アンドレ・レヴィの名録音初LP化!
Side A
・ブラームス:チェロ・ソナタ第1番 ホ短調
Op.38
Side B
・フォーレ:エレジー、蝶々
・ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調 |
Side A
アンドレ・レヴィ(チェロ)
ポール・ロヨネ(ピアノ)
Side B
アンドレ・レヴィ(チェロ)
ジュヌヴィエーヴ・ジョワ(ピアノ) |
フランス国立視聴覚研究所音源提供。フランスのチェリスト、アンドレ・レヴィの名録音がスペクトラム・サウンドより初LP
化!
録音:Side A.1961年5月23 日/パリ、Side
B.1958年6月27 日/パリ
限定プレス盤、モノラル、180g 重量盤、24bit/192kHz
Digital Transfer&24bit Remastering from
the master tapes(世界初LP化)
フランス国立視聴覚研究所より音源提供をうけ、丁寧な復刻で評価されるスペクトラム・サウンド。
レーベル第2 弾となるLP は、フランスで活躍した知る人ぞ知る名チェリスト、アンドレ・レヴィの録音からブラームス、フォーレ、ドビュッシーの作品が収録されました。
レヴィは雄弁に歌い上げるチェリストで、個性的な歌い回しは一度聴いたら虜になってしまいます。この演奏をスペクトラム・サウンドの見事な復刻、しかもLP
で聴くことができるのはアナログ・ファン狂喜と言えましょう。平林直哉氏による日本語解説付です。限定プレス盤。
アンドレ・レヴィは1894 年パリ生まれ。パリ音楽院でカミーユ・シュヴィヤールに室内楽を、チェロをジュール・ロエブにそれぞれ学び、1912
年プルミエ・プリを授かる。1914 年、ハイドンのチェロ協奏曲を弾いてデビュー。1952
年にはジュネヴィーヴ・ジョワ、ジャンヌ・ゴーティエらとフランス三重奏団を結成するなど主に室内楽の分野で活躍しました。
|
<国内盤>
.
読売日本交響楽団
ハインツ・レークナーの初出レパートリー2タイトル!マーラー:巨人とドヴォルザーク7番!
|
|
ハインツ・レークナーの初出
マーラー:交響曲第1番「巨人」 |
ハインツ・レークナー(指揮)
読売日本交響楽団 |
録音:1997 年3 月7 日サントリーホール、ライヴ(読響第368
回名曲シリーズ)/サウンド・マスタリング:WEITBLICK
演奏タイム:[14:47][8:34][11:42][21:19]
ブルックナーの個性的名解釈で知られるレークナーですが、同様にマーラー演奏にも非凡な才能を示しました。しかしながらスタジオ録音は僅かに第3
番、第6 番が遺されるばかりでした
。読響とは、「大地の歌」、「第9」、「巨人」の順に名演を聴かせてくれました。ここに「巨人」が初CD化となります。
レークナーは余裕のあるテンポを採用して、読響からコクがあって渋みのある音色を引き出した演奏で、いつもの歌わせ上手の魅力もふんだんに味わえます。フィナーレは壮麗に盛り上がっています。
有難いことにサントリーホールにおける優秀なデジタル録音。
|
|
|
ハインツ・レークナーの初出、ドヴォルザーク7番
ドヴォルザーク:
(1)交響的変奏曲Op.78
(2)交響曲第7番ニ短調Op.70
(3)スラヴ舞曲第10番Op.72‐2(アンコール) |
ハインツ・レークナー(指揮)
読売日本交響楽団 |
録音:(1)1994 年2 月10 日(読響第314 回定期演奏会)、(2)(3)1994
年1 月27 日(読響第330回名曲シリーズ)いずれもサントリーホール、ライヴ
サウンド・マスタリング:WEITBLICK/演奏タイム:(1)[22:58]/(2)[11:08][10:17][8:07][10:02]/(3)[5:15]
レークナーはドヴォルザークの交響曲を一切スタジオ録音で遺しませんでした。
しかし94年の読響客演時にはドヴォルザークを纏めて取上げております。交響曲的変奏曲はなかなか実演では聴けない曲です。ドヴォルザークらしい郷愁に満ちた香り高い演奏。
圧巻は第7番の交響曲で、レークナーはこの曲をドイツの伝統的な交響曲の系譜を継ぐ名曲として解釈。正にブラームス然としたドヴォルザークで、聴いていて心の落ち着く温かみを持っております。
リズム感の良さは、スケルツォで如何なく発揮され、怒涛のフィナーレになだれ込みます。交響曲のアンコールがスラヴ舞曲で、こういう時はレークナーもリラックスしきって、メランコリックに歌いに歌い、美音を伸ばしに伸ばしてロマンティックなところを隠そうともしません。録音優秀。
|

3/8(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AUDITE
|
|
ホリガー&ケルンWDR 響によるシューマン・シリーズが遂に完結!
後期序曲集とツヴィッカウ交響曲
シューマン:
(1)序曲「マンフレッド」Op.115(13’08”)
(2)交響曲 ト短調「ツヴィッカウ」
(I.(ライプツィヒ稿)12’18”+II.7’08”=
19’26”)
(3)序曲「ゲーテのファウストからの情景」(7’56”)
(4)序曲「ヘルマンとドロテーア」Op.136(9’33”)
(5)序曲「ゲノフェーファ」Op.81(8’22”)
(6)序曲「メッシーナの花嫁」Op.100(8’13”)
(7)序曲「ジュリアス・シーザー」Op.128(9’18”) |
ハインツ・ホリガー(指揮)
ケルンWDR交響楽団 |
ホリガー&ケルンWDR 響によるシューマン・シリーズが遂に完結!第6
弾は後期序曲集とツヴィッカウ交響曲
収録:(3)-(7)2010年4月12-16日、(1)(2)2015年3月2-5日/ケルン・フィルハーモニー(ドイツ)/76’02”
ドイツ、アウディーテ・レーベルより進行中のホリガー指揮、ケルンWDR
響によるシューマンの交響曲および、協奏曲、序曲も含めた管弦楽曲を全曲録音するシリーズ。
最終となる第6 弾は、後期序曲集とツヴィッカウ交響曲が収録されました。ホリガーによる丁寧な解釈で全曲録音が実現されたのは非常に喜ばしいことと言えましょう。
ツヴィッカウはシューマンの生地です。この交響曲は第2
楽章までを完成させながら終楽章まで完成に至らなかった作品で1832-33
年にかけて作曲されました。
なお、当録音の第1 楽章ではライプツィヒ稿が使用されております。
ホリガー&ケルンWDR 響による当シリーズは第1
弾【交響曲第1 番「春」、第4 番(1841 年版)、序曲、スケルツォとフィナーレ(AU
97677)】、第2 弾【交響曲第2 番、第3 番「ライン」(AU
97678)】、第3 弾【チェロ協奏曲、交響曲第4
番(1851 年改訂版)(AU 97679)】、第4 弾【ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲(AU
97717)】、第5 弾【独奏楽器が伴う協奏的管弦楽曲集(AU
97718)】がリリースされており、いずれも好評を博しております。

|
|
|
スイス・ピアノ・トリオによるベートーヴェン全集第3弾は
第3番と第6番!
ベートーヴェン:
(1)ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.1-3
(I.10'00"+II.8'23"+III.4'00"+IV.8'16"=
30'38")
(2)14の変奏曲 変ホ長調 Op.44〜
ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための(14’03”)
(3)ピアノ三重奏曲第6番 変ホ長調 Op.70-2
(I.9'49"+II.5'12"+III.8'14"+IV.7’39”=
30'54") |
スイス・ピアノ・トリオ
【アンジェラ・ゴルベワ(ヴァイオリン)、
セバスチャン・ジンガー(チェロ)、
マルティン・ルーカス・ストウブ(ピアノ)】 |
セッション録音:(1)2015年7月15-17日、(2)2015年12月1&2日、(3)2015年10月19&20日/アッペンツェル(スイス)PCM
96kHz,24 bit、ディジパック仕様、75’ 50”
1998 年に結成され、数々のコンクール受賞歴を誇る実力派のスイス・ピアノ・トリオによるベートーヴェンのピアノ三重奏曲の全曲録音。
好評を博している前作、ピアノ三重奏曲第2
番と第5 番「幽霊」(AU 97693)に続く期待の第3
弾は、ピアノ三重奏曲第3 番、第6 番、そして14
の変奏曲を収録しました。
名手スイス・ピアノ・トリオでベートーヴェンの作品を聴くことができるのは非常に喜ばしいことです。
スイス・ピアノ・トリオは、ベートーヴェンの他にエドゥアルド・フランク(1817-1893)のピアノ三重奏曲集(AU
97690)、チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出」(AU
92673)、クララ・シューマンのピアノ三重奏(AU
92549)など、audite レーベルの質の高い録音でリリースを続けております。 |
AURORA
|
|
POINGのために
ヘルムート・エーリング(1961-):
Sur POING: Prolog(POINGのために:プロローグ)
リチャード・バレット(1959-):Ce(ll 細胞)(2011)
パウル・ローフェンス(1949-)/POING :
Blow Out(! 吹き飛ばせ!)(2013)*
ヘルムート・エーリング(1961-):
Sur POING: Epilog(POINGのために:エピローグ) |
POING
フローデ・ハルトリ(アコーディオン)
ロルフ=エーリク・ニューストレム(サクソフォーン)
ホーコン・テリーン(コントラバス)
パウル・ローフェンス(ドラムズ)* |
どんな難曲でも弾きこなすトリオPOING
[Sur POING, Cell]録音:2014年1月13日-14日、3月18日 Propeller
Music Division(オスロ)
[Blow Out!]録音:2013年8月14日 Cafe Mir(オスロ)(ライヴ)/61’32
「演奏できっこない難曲を好む習性をもった、ちょっとクールで優秀な音楽野郎ども」(ラーシュ・ペッテル・ハーゲン)。
ノルウェーのトリオ、POING は、スカンディナヴィアのコンテンポラリー・ミュージックを代表するアンサンブルのひとつです。アコーディオンのフローデ・ハルトリ(1975-)、サクソフォーンのロルフ=エーリク・ニューストレム(1975-)、コントラバスのホーコン・テリーン(1976-)。高い技術、ユーモア、真面目、即興性といったことで知られるPOING
が、ドイツの作曲家エーリングとウェールズのバレットと長年続けてきたコラボレーションの成果を「音」にしたアルバム『POING
のために』。ヘルムート・エーリング の《Sur
POING》は、POING の三人とエーリングの物語を重ねる「ダブル・ポートレート」として書かれました。
メンバーがそれぞれの楽器について語る言葉、フィールド・レコーディング、エーリングの既存の曲の「切り抜き」をコラージュ。
「プロローグ」と「エピローグ」に分けてアルバムの初めと終わりに演奏されます。ウェールズの作曲家リチャード・バレット
は、POING のメンバーが1990 年代から「ヒーロー」とみなしていたというひとり。破壊活動に長けた「革命細胞」を特に意識したとされる《Cell(細胞)》は、POING
の委嘱により作られました。
「作曲と即興」の継ぎ目の見えない音楽が繰り広げられます。極めてエネルギッシュな自由即興による《Blow
Out!(吹き飛ばせ!)》は、「伝説のドラマー」と呼ばれるドイツのパウル・ローフェンス
Paul Lovens との「ブラインドデート」から生まれました。オスロのカフェで行われたフェスティヴァルのライヴ録音です。 |
LIMEN
|
CDVD060 C060
(1CD+1DVD)
\3500
|
フォルテピアノ奏者にボッラ演奏による
ベートーヴェンと弟子リースの作品集
CD
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番
ハ短調 Op.13「悲愴」
(2)ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
(3)リース:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調
Op.26 「不運」
DVD
CDと同内容の映像+ボーナス映像
(ミケーレ・ボッラ、ウーゴ・カシグリアのインタビュー)
【言語:イタリア語/字幕:英語】 |
ミケーレ・ボッラ
(フォルテピアノ;
ウーゴ・カシグリア制作
(2014)) |
軽やかなタッチ、フォルテピアノ奏者にボッラ演奏によるベートーヴェンと弟子リースの作品集
録音:2015年/リメン音楽スタジオ/ステレオ、NTSC、16
: 9、ボーナス映像(言語:伊/字幕:英)、限定盤
フォルテピアノ奏者、ミケーレ・ボッラがベートーヴェンの「悲愴」「ワルトシュタイン」とリースの「不運」のソナタを収録しました。
鍵盤をなでるように美しいタッチで弾くボッラの演奏は絶品!また、ワルトシュタインのオクターヴ・グリッサンドは圧巻です。フェルディナント・リース(1784-1838)は、ベートーヴェンにピアノを学び、ピアニスト、作曲家として活躍。恩師の回想録をまとめた「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの覚書」を出版したことでも知られます。ここに収録されたピアノ・ソナタ
嬰ヘ短調 「不運」は代表作の一つです。
使用楽器は1805 年ウィーンで制作されたアントン・ワルターのレプリカで、ウーゴ・カシグリアが2014
年に制作したものです。当時の響きを追求した温かい音色が魅力です。
当レーベルの魅力であるCD と同内容の特典DVD
の付きで、視覚的に体感することができます。さらにボッラ、カシグリアへのインタビューも興味深い内容です。(言語:伊/字幕:英)500
セット限定盤プレス。 |
|
CDVD020 C020
(1CD+1DVD)
\3500
|
ジュゼッペ・グレジアティ:アコーディオン作品集(世界初録音)
CD
(1)カンタービレ
(2)ラルゴ ハ短調・ハ長調
(3)テーマと変奏
DVD
CDと同内容の映像+ボーナス映像
【言語:イタリア語/字幕:英語】 |
コッラード・ロジャク(アコーディオン) |
アコーディオン発展の功労者、ジュゼッペ・グレジアティの「ふいごハーモニカのためのメソッド」より抜粋、世界初録音19世紀当時のアコーディオンで奏でられる音楽は、まるで音のアンティークショップ!
録音:2013 年/リメン音楽スタジオ/ステレオ、NTSC、16
: 9、ボーナス映像(言語:伊/字幕:英)
アコーディオンの発展に大きく貢献した19
世紀前半のイタリア、マントヴァの聖職者であり、音楽愛好家のジュゼッペ・グレジアティ。彼が残した全3部に渡る「ふいごハーモニカのためのメソッド」は楽器の製造、技術とレパートリーの拡大のためになくてはならないものとなりました。
当ディスクでは世界的に活躍するイタリアのアコーディオン奏者、コッラード・ロジャクが、ジュゼッペ・グレジアティの「ふいごハーモニカのためのメソッド」に収められた膨大な曲の中から代表的な曲を選んで、世界初録音しました。
当時「アコーディオン」という言葉が「ハルモニウム」という別の楽器を指していたことから「ふいごハーモニカ」という言葉が使われているグレジアティのメソッド集は、アコーディオンの発展に尽くすと同時に当時の音楽を映す鏡でもありました。ピアノ音楽が演奏技術的に頂点を極めようとしていた当時、超絶技巧のためのピアノ練習曲が多数書かれましたが、グレジアティのメソッドの練習曲も負けず劣らず重音やアルペジオなどの技巧がちりばめられ、技術の限界への挑戦がなされています。また、イタリアオペラが全盛期だったことを受けてロッシーニやベッリーニのアリアの形式に似せた曲も多く作られ、それはこのCD
の「ラルゴ ハ短調・ハ長調」に聴くことができます。さらに、音楽が一般家庭にも浸透した当時「サロン音楽」と呼ばれる小品が好まれましたが、グレジアティのメソッドもワルツやギャロップ、テーマと変奏など、サロン向きの音楽が多く含まれています
このディスクでは、グレジアティが残した情報を元に再現された当時の楽器が使われ、聴き手を19
世紀のイタリアに誘います。
なかなか目にすることのできない、アンティークでおしゃれな当時のアコーディオンの外観も堪能できるDVD
と合わせてお楽しみください。 |
MIRARE
|
MIR 305
(2CD)
\1700
|
ラ・フォル・ジュルネ 「la nature ナチュール」ナント公式CD |
CD1
1.ヴィヴァルディ
ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」第1集 『四季』op.8
第4番「冬」より第1楽章
オリヴィエ・シャルリエ(ヴァイオリン) オーヴェルニュ管弦楽団 3’18
2.ヴィヴァルディ
ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」第1集 『四季』op.8
第4番「冬」より第2楽章
オリヴィエ・シャルリエ(ヴァイオリン) オーヴェルニュ管弦楽団 1’53
3. ハイドン 弦楽四重奏作品64-5「ひばり」より第4楽章
エベーヌ四重奏団 2’03
4.シューベルト ピアノ五重奏曲「ます」より第4楽章
トリオ・ショーソン 井上典子(ヴィオラ) ペネロペ・ポアンシュヴァル(コントラバス) 7’29
5. ベートーヴェン 交響曲第6番ヘ長調「田園」より第2楽章
シンフォニア・ヴァルソヴィア ユーディ・メニューイン(指揮) 12’33
6. サン=サーンス 「動物の謝肉祭」より「森の奥のカッコウ」
アンリ・ドマルケット(チェロ) ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
ブリジット・エンゲラー(ピアノ) パリ室内管弦楽団
2’04
7. サン=サーンス 「動物の謝肉祭」より「白鳥」
アンリ・ドマルケット(チェロ) ブリジット・エンゲラー(ピアノ)
3’13
8.シューベルト ピアノ三重奏第2番Op.100より第2楽章
トリオ・ショーソン 9’21
9.ドヴォルザーク 弦楽四重奏曲第12番ヘ長調「アメリカ」Op.96より第1楽章
モディリアーニ弦楽四重奏団 9’46
10.グリーグ ピアノ協奏曲イ短調Op.16より第2楽章
シャニ・ディリュカ(ピアノ) エイヴィン・グルベルグ・イェンセン(指揮)
フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団 11’21
11.サン=サーンス ピアノ協奏曲第5番 ヘ長調
作品103「エジプト風」より第2楽章
ブリジット・エンゲラー(ピアノ) アンドレア・クイン(指揮) パリ室内管弦楽団
6’25
12.ボロディン 交響詩「中央アジアの草原にて」
ドミトリー・リス(指揮) ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
6’25
CD2
1. チャイコフスキー 四季‐12の性格的描写より「舟歌」
ジョナス・ヴィトー(ピアノ) 4’46
2.ショパン 前奏曲第15番変ニ長調Op.28
フィリップ・ジュジアーノ(ピアノ) 4’50
3.リスト 巡礼の年 第3 年から「エステ荘の噴水」
ニコラ・アンゲリッシュ(ピアノ) 8’41
4. ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第17番ニ短調作品31-2「テンペスト」より第3楽章
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
7’15
5.アリャビエフ(リスト編曲) 夜鳴き鶯
ブリジット・エンゲラー(ピアノ) 2’54
6.リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編曲) 熊蜂の飛行
クレール・マリ=ル・ゲ(ピアノ) 1’18
7.シューマン 森の情景Op.82より「予言鳥」
ダヴィッド・カドゥシュ(ピアノ) 2’56
8.シューベルト(リスト編曲) 春の想い
ブリジット・エンゲラー(ピアノ) 3’39
9.リスト 超絶技巧練習曲より第11番「夕べの調べ」
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ) 7’34
10.ドビュッシー ベルガマスク組曲より「月の光」
アンヌ・ケフェレック(ピアノ) 5’06
11.バルトーク ミクロコスモスより「ハエの日記」
マタン・ポラト(ピアノ) 1’19
12.グラナドス ゴイェスカスより 嘆き、またはマハとナイチンゲール
ルイス・フェルナンド・ペレス(ピアノ) 7’24
13.ドビュッシー 前奏曲集第1集より「雪の上の足跡」
アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ) 5’55 |
今年もやってきた「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2016」「ナチュール
- 自然と音楽」をテーマに人類の普遍を描く!
限定盤
ラ・フォル・ジュルネは、1995 年、フランス西部の港町ナントで誕生したクラシック音楽祭。ユニークなコンセプトで展開されるラ・フォル・ジュルネの人気は国外へも拡がり、2000
年からポルトガルのリスボン、2002 年からはスペインのビルバオ、2005
年からは東京国際フォーラムで開催。2008年には金沢とブラジルのリオデジャネイロ、2010
年には新潟、びわ湖、ワルシャワ、2011 年には鳥栖、2015
年にはロシアのエカテリンブルクで開催され、いずれも大成功を収め、クラシック音楽界にセンセーションを巻き起こしています。
2016 年のテーマは「自然/ ナチュール」。自然と音楽は、ルネサンスやバロック時代における鳥のさえずりなどの描写的な表現からはじまり、ヴィヴァルディの「四季」は描写的な表現から音楽的深みもまし、さらにロマン派では作曲家の内面を反映、そして20
世紀以降も、自然は音楽家に絶えずインスピレーションを与え続けています。
このアルバムに収録されている曲目は、音楽祭のアーティスティック・ディレクターでありMIRARE
レーベルの主宰者であるルネ・マルタンが掲げたテーマに沿って選ばれました。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2016
2016年5月3日(火・祝)・4日(水・祝)・5日(木・祝)
東京国際フォーラム、日比谷野音(日比谷公園大音楽堂)、大手町・丸の内・有楽町エリア
|
MUSICA REDIVIVA
|
|
『音楽と手工芸』
1. 前奏/2. ブレンド・ヨンのポルスカ I/
3. ブレンド・ヨンのポルスカ II/4. 空の星のように明るく/
5. 薔薇の中の薔薇/6. かわいいバラを知っている/
7. 喜びの花/8. ノクターン「おいで、私の腕に」/
9.The Day is Family/10. いつか王子様が/
11. 貴女にあげられるのは愛だけ/12. 雲雀の歌/
13. あなたが去ってから/14. 私は見た、瞬く明けの明星を/
15. ブリックのワルツ/16. ローリクのポルスカ/
17. 大ポルスカ/18. 大ジャズ/19. 漁り火恋歌/
20. モスクワの異邦人/21. 春が来た/
22.愛してくれないのなら、ほっといて/23.
魅惑のリズム/
24. 我が心のジョージア/25.バードランドの子守唄/
26. ムーラの娘のフォックストロット/
27. バッカファルから来た少女/28. デルスブー・ワルツ/
29.デルスブー・ルンバ/30.デルスブー・ワルツ/
31.デルスブー・フォックストロット |
スヴェン・ベルイェル
(フルート、リコーダー、
シャリュモー、サクソフォン、
ゲムスホルン、牛の角笛)
ダニエル・ベルイ
(ヴィブラフォーン、
マリンバ、ボンゴ)
ユーナス・フランケ=ブルム
(チェロ、コントラバス)
ステファン・ヴィンゲフォシュ
(アコーディオン、ピアノ、
コントランバス) |
まるで時代をこえて音楽で旅する世界旅行のよう。天才管楽器奏者スヴェン・ベルイェルと仲間たちがおくるジャンルをこえた楽しい音楽の世界!
セッション録音:2015年1月5-7日、4月9日-10日/ムジーケン・ヒュース(ヨーテボリ、スウェーデン)/DDD、日本語解説付、ディジパック仕様、63’
57”
スウェーデン、ヨーテボリ在住の日本人女性、藤本・ベルイェル・里子が社主をつとめるMusica
Rediviva レーベル。
注目の新譜は里子氏の主人である天才管楽器奏者、スヴェン・ベルイェルとベルイェル氏が絶大なる信頼をおいているメンバーによる演奏で、アルバム・タイトルはスヴェンが最初に楽器を買った故郷ウッシャの店『音楽と手工芸』からとられました。中世から現在に至るまで、まるで時代をこえて音楽で旅する世界旅行のようで、ベルイェルにしか表現できない楽しい音楽の世界が広がります。
スヴェン・ベルイェルは、1938 年、「民謡の宝庫」とも「スウェーデンの心の故郷」とも呼ばれるダーラナ地方のウッシャに生まれました。「JoculatoresUpsalienses(ウプサラの道化師たち)」や「Convivium
Musicum Gothenburgense(ヨーテボリ音楽の宴会)」などのアンサンブルを創設、古楽のパイオニアのひとりとして業績を重ねてきました。長年に渡るヨーテボリの音楽大学の教職を2003
年に退いたスヴェンの「日常の表情」を記録したいと、里子夫人がずっと温めてきたアイデアに若い友人たちが共感を寄せこのアルバムが完成しました。小鳥のさえずりもまじえた「前奏」に続き、彼が子供のころから親しみ、人生の折々に出会った、いつまでも変わらず大切な音楽が30
曲、演奏されます。
スウェーデンの人たちが踊るポルスカ、「喜びの花々、暗褐色の地の中で、ああ、決して朽ちることは無いだろう」と歌う民謡、多くの歌曲を残した作曲家リレ・ブルール・セーデルルンドのワルツ、故郷のスペールマンが作ったワルツ、吟遊詩人たちの歌、ジョージ・ガーシュウィンとホーギー・カーマイケルのスタンダードナンバー、伝説的ジャズピアニスト、かつて彼をバンドに誘ったヤン・ユーハンソンに捧げるナンバー、「里子とスヴェン」が日本への新婚旅行で出会った歌……。気が向いた時にスヴェンが、楽器を手に取り、吹いてみる、幅広いジャンルの曲。すべてスヴェン・ベルイェルの編曲です。
レコーディング・エンジニアは「ヘリコプター・スタジオ」のスヴェン・ヤンソンで、Musica
Rediviva のセッションをはじめて担当しました。
スヴェンと友人たちの演奏する多様な楽器を本来の大きさと質感に捉え、彼らの音楽とセッションの空気をリアルに聴き手に伝える素晴らしい録音です。 |
SIMAX
|
|
芸術音楽のハリングフェレ
ヨハン・ハルヴォシェン(1864-1935):
劇付随音楽《フォッセグリム》Op.21 から
フォッセグリム*、干草小屋のニッセ、結婚行進曲* 、
ファニトゥレンり*
(イングフリ・ブライエ・ニューフース/ピアノリダクション*)
スヴェン・ニューフース(1932-):
ハリングフェレ・ソロのための3つの作品
【ロンド、幻想曲第1番、幻想曲第2番】
ヨハン・クヴァンダール(1919-1999):
ハリングフェレと弦楽四重奏のための五重奏曲
Op.50 |
オースヒル・ブライエ・ニューフース(ハリングフェレ)
イングフリ・ブライエ・ニューフース(ピアノ) |
ノルウェー伝統の楽器ハリングフェレの魅力
録音:2013年5月23日-27日 ヤール教会(ベールム、ノルウェー)/43’41
オースヒル・ブライエ・ニューフース(1975-)とイングフリ・ブライエ・ニューフース
Ingfrid Breie Nyhus(1978-)は、ノルウェー、レーロースのフィドル奏者一家の第4
世代。姉オースヒルは、ノルウェー伝統の楽器ハリングフェレ(ハルダンゲル・フィドル)の奏者として、妹イングフリはピアニストとして活動しています。「ハリングフェレの長く重要な歴史に潜む神秘の力と神話の力に再び火をつける」。民族のアイデンティティというべき伝承の音楽をどのように芸術音楽に再生するかという課題に示された解答のひとつ、グリーグのピアノ曲集《スロッテル(ノルウェーの農民の踊り)》(Op.72)を原曲の演奏と合わせて収録したアルバム(PSC1287)に次ぐ第2
作では、ハルヴォシェンとクヴァンダール、そして姉妹の父スヴェンの作品が演奏されます。
ハルヴォシェン(ハルヴォルセン)の作品は、フィドル弾きミュラルグーテン(粉挽きの若者)と水の精にまつわる民話を題材にした劇付随音楽《フォッセグリム》(全曲録音:PSC1207)から「悪魔の踊り」の〈ファニトゥレン〉など4
曲。独奏曲の〈干草小屋のニッセ〉以外の曲は、ハリングフェレと管弦楽のための原曲をイングリがピアノ共演のために編曲した版で演奏されます。
スヴェン・ニューフースの《ハリングフェレ・ソロのための3
つの作品》は、1979 年から1982 年にかけて「芸術音楽のコンサート」のために書かれた作品です。
ウィーンの古典音楽を思わせる〈ロンド〉、ハリングフェレの共鳴弦の響きを活かしたニ短調の〈幻想曲第1
番〉、速いテンポの「ハリング」に始まる〈幻想曲第2
番〉。
ヨハン・クヴァンダールの《五重奏曲》は、アンダンテの〈聴くための舞曲〉とアレグロの〈踊り〉の2
楽章。北極圏ハーシュタの北ノルウェー・フェスティヴァルから委嘱を受け作曲されました。
|
.
LABEL−HERISSON
|
|
ダヴィド・グリマルが、K.304を弾く
パリ「音楽博物館」コレボレーション第1弾
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 〜 マンハイム・ソナタ
ヴァイオリン・ソナタ第25番ト長調 K.301
ヴァイオリン・ソナタ第26番変ホ長調 K.302
ヴァイオリン・ソナタ第27番ハ長調 K.303
ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調 K.304
ヴァイオリン・ソナタ第29番イ長調 K.305
ヴァイオリン・ソナタ第30番ニ長調 K.306 |
ダヴィド・グリマル(ヴァイオリン)
マチュー・デュプイ(フォルテピアノ) |
天才ダヴィド・グリマル、モーツァルトのK.304を弾く!
天才が天才を弾く。
ヴァイオリン/ストラディヴァリウス"Ex-Roederer"1710年製、フォルテピアノ/グレーブナー1791年製
フランスのハイ・クォリティ・レーベル、「ラベル=ヘリソン(Label-Herisson)」と、パリの「音楽博物館(ミュゼ・ド・ラ・ミュジーク)」のコレボレーション第1弾は、フランスの名ヴァイオリニスト、ダヴィド・グリマルと、同じくフランスの才気あふれる鍵盤奏者、マチュー・デュプイのデュオが繰り広げるモーツァルトのK.301〜K.306!
グリマルの1710年製のストラディヴァリウス"Ex-Roederer"と、1770年頃に製作されたジョン・ドッドの名弓、デュプイが奏でるパリ音楽博物館所蔵の銘器グレーブナー(1791年製)。
フランスの天才たちが奏でるピリオド楽器の豊潤な響きで、天才モーツァルトが1777年から1778年にかけてのマンハイム&パリ旅行で作曲した6曲の傑作を堪能できる贅沢かつ豪華な逸品です!
※録音:2014年4月14日−16日、音楽博物館(パリ、フランス)

天才ダヴィド・グリマルのモーツァルト |
ダヴィド・グリマル。
フランスの第一線で活躍するヴァイオリン奏者。
天才。
見てほしい。この動画。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=mgH9qQsHLOc
グリマルは「指揮者」ではないから指揮はしていない。
というかそれ以前にオーケストラに背を向けている。
しかし・・・しかし、背中で指揮しているのである。
ちょっとだけ後ろを振り返ってときどき団員をにらんで、それで指揮をしているのである。
こんなおそれおおいこと、こんな大胆なことは、天才じゃないとできない。
というかその背中から天才の匂いがぷんぷんしているではないか。
そしてヴァイオリンを弾き始めたとたん、「やっぱり天才・・・」、そう思うだろう。
|
LES DISSONANCES
LD 006
(2CD+1DVD[PAL])
\4900 →\4490
|
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(全曲)
[CD1]
ヴァイオリン協奏曲第1番 変ロ長調 K.207
ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211
ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
[CD2]
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219
[DVD]
ヴァイオリン協奏曲第1 〜 5番 |
ダヴィド・グリマル
(ヴァイオリン&コンサートマスター)
レ・ディソナンス |
フランスの第一線で活躍するヴァイオリン奏者ダヴィド・グリマルのレーベル、「Les
Dissonances」新譜のご紹介
収録:2014年3月1日/シテ・ド・ラ・ミュジーク(ライヴ)
グリマルと、レ・ディソナンスによるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全曲。 |
まだ信じられない人のためにこれを。
これはホラー映画かギリギリのアクション映画か。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=T-OVNY4Qcas
まちがいなく21世紀の天才がここにいる。
どうか早くCDを出してくれ・・・
|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
.
ALIA VOX
|
AVSA 9916
(SACD HYBRID)
\2100 →\1890
|
誉れ高き名盤復活!
サヴァールによる「英雄」、SACDハイブリッド盤で登場
ベートーヴェン:
(1)交響曲第3番 変ホ長調「英雄」Op.55
(I.15’23”+II.12’48”+III.5’25”+IV.10’51”)
(2)コリオラン序曲 Op.62(7’34”) |
ジョルディ・サヴァール(指揮)
ル・コンセール・デ・ナシォン |
誉れ高き名盤復活!サヴァールによる「英雄」がSACDハイブリッド盤で登場
録音:1994年1月/カルドナ/ステレオ、マルチチャンネル、52’
01”
SACD ハイブリッド盤。
ALIA VOX レーベルの「ヘリテージ・シリーズ」(ジョルディ・サヴァールAstree
から原盤を買い上げて再発売をしている好企画)の最新タイトルは1994
年1 月に録音された名盤の誉れ高いベートーヴェンの「英雄」です。
サヴァール率いるコンセール・デ・ナシォンによる当録音では、美しさを追求した弦楽器の音色に加え、快活なティンパニと通奏低音楽器群の響きを堪能することができます。
なおSACD 層にはマルチチャンネルも収録。この素晴らしい演奏を、あらためて新たな高音質で楽しむことができます。
|
GRAND SLAM
|
|
フルトヴェングラー&BPO、戦時中の第9、
オープンリール・テープ復刻登場!
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱」 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ティルラ・ブリーム(ソプラノ)
エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
ペーター・アンダース(テノール)
ルドルフ・ヴァツケ(バス・バリトン)
ブルーノ・キッテル合唱団 |
フルトヴェングラー& BPO、戦時中の第9、2
トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻登場!
ライヴ録音:1942 年3 月22 日/旧フィルハーモニー(ベルリン)/使用音源:Private
archive(2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ)/モノラル、ライヴ
■制作者より
今回復刻したのは1942 年3 月、ベルリンでのライヴで、ユニコーン/メロディア系と同一の演奏です。
演奏内容については、ここで繰り返すまでもないでしょう。当シリーズでは同一演奏をメロディアLP(VSG
レーベル)から復刻したCD(GS 2090 廃盤)を一度発売しています。
LP 復刻も独特の味わいがあり、どちらが良いかは簡単には言えないのですが、LP
はカッティングの際にマスターの音をある程度加工しているので、このテープ復刻の方がより原音に近いと言えます。おそらく、これほど細部が明瞭に聴こえ、なおかつ腰のしっかりした再生音は他にあまりないと思われます。また、第2
楽章スケルツォでの音の欠落はありません。
なお、解説書にはF. ヘルツフェルトの「プローベのフルトヴェングラー」を掲載しています。いささか抽象的な文章ですが、フルトヴェングラーのプローベ(練習)を間近に見た人ならではの貴重な証言であり、ニキシュやビューローとの比較論も興味深いものがあります。(平林直哉) |
<LP>
<国内盤>
<LP>
ALTUS
|
ALTLP 089/90
(2LP)
\13600+税
|
ベームの1番&シューリヒトの偉大なる4番
ブラームスのライヴがついに初LP化!
【LP-1】
・ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68
【LP-2】
・ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98 |
【LP-1】カール・ベーム(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【LP-2】カール・シューリヒト(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
BPO盤に匹敵する恐るべき求心力、ベームの1番。終楽章、5秒のパウゼに仰天!シューリヒトの偉大なる4番。ウィーン・フィルを代表するブラームスのライヴがついに初LP化!オリジナル音源よりアナログマスターテープを制作!
ライヴ録音:【LP-1】1954年11月6 日/楽友協会
大ホール(ウィーン) 【LP-2】1965年4月24
日/楽友協会 大ホール(ウィーン)/モノラル、初LP
化
ウィーン・フィルの名物男オットー・シュトラッサー氏はこのベームの1番を「フィナーレにいたってはグスタフ・マーラーの演奏に匹敵する」と激賞した名演、確かに1楽章冒頭から恐ろしいはどのヴォルテージ。ティンパニーも強烈に利いていて興奮させられます。
シューリヒトの4番も「これこそが唯一無二のブラームス」とシュトラッサー氏はのべております。ウィーン・フィルの集中度も抜群でシューリヒトの指揮のもと火の玉めいた壮絶さ、それであるからこそあの5秒のパウゼが恐ろしく絶妙にきいていて感銘度抜群です。
両演奏ともCDでは少し硬質にきこえた再生音ですが、LPで聴くとオリジナル音源の解像度そのままですが音にコクのようなものを感じられ硬質感は皆無です。
「モノラル再生のダイゴ味はアナログディスクにあり」との言葉を再認識いたしました。製盤、大変見事です。 |

|
|