≪第87号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2016/4/26〜
4/28(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.
ALBA
|
ABCD 385
(SACD HYBRID)
¥2300 →\2090
|
ヘンリ・シーグフリードソン(ピアノ)
魅力的なパルムグレンのピアノ協奏曲集
セリム・パルムグレン(1878-1951):
ピアノ協奏曲第2番 Op.33《 川》(1912-13)
ピアノ協奏曲第1番 ト短調 Op.13(1904)
ピアノ協奏曲第3番 Op.41《 メタモルフォーゼ)》(1916)
ヴァイオリンとピアノのための小品 Op.78(1921-22)
【前奏曲/ユモレスク/カンツォネッタ/フィドル弾き/
フィンランド・ロマンス/東洋風セレナード/プレギエラ】 |
ヘンリ・シーグフリードソン(ピアノ)
ポリ・シンフォニエッタ
ヤン・セーデルブロム(ヴァイオリン、指揮) |
録音:2014 年9 月11 日-12 日 プロムナードホール(ポリ、フィンランド)/5.1
multichannel/stereo、71’52
セリム・パルムグレンは1878 年生まれ。ヘルシンキ音楽学校でシベリウスの師でもあるマルティン・ヴェゲリウスに作曲を学びました。
「『カレヴァラ』に基づく音詩をシベリウス自身の指揮で聞き、見る……忘れがたい体験……『カレヴァラ』はシベリウスの手に委ね、私は何か他のことを考えよう……」。
パルムグレンは、ピアニストとしても知られ、5
つのピアノ協奏曲と約350 のピアノ曲、男声合唱を中心とする200
曲以上の合唱曲、歌劇《ダニエル・ユート》などを作曲、その多くがフィンランド・ロマンティシズムの大切なレパートリーとして記憶されています。
今回のアルバムは、フィンランドのピアニスト、シベリウスのピアノ曲やラフマニノフのピアノ協奏曲第2
番と第3 番の録音で知られ、作曲家でもあるヘンリ・シーグフリードソン(1974-)による演奏。
ピアノ協奏曲第1 番は1904 年の作曲。南オストロボスニアの旋律による序奏とマーチ風の音楽、ゆっくり流れる中間部、スケルツォ風のフィナーレから構成される一楽章の短い作品です。
第2 番の協奏曲は、パルムグレンが生まれ育ったポリ市を流れるコケマキ川をインスピレーションに作曲され、「人生の流れ」を重ねる《川》の副題がつけられました。序奏、2
つのカデンツァ、賛歌のフィナーレをもつ「急緩急」の単一楽章の音楽。主題のひとつにスウェーデンの民謡が使われています。
第3 番《メタモルフォーゼ》は、合唱指揮者クレメッティによるオストロボスニア敬虔主義者の旋律と9
つの変奏曲による作品です。
シューマン、リスト、グリーグ、ブゾーニ、ロシア・ロマンティシズムとりわけラフマニノフの伝統に沿いながら印象主義の色彩をいち早く取り入れたパルムグレンのピアノ音楽の魅力が3
つの協奏曲に美しく示されます。
シーグフリードソンとポリのオーケストラは、それぞれの曲の特徴を明確に示しながら、瑞々しくのびやかな音楽を展開していきます。
指揮者のセーデルブロムがヴァイオリンを担当した《ヴァイオリンとピアノのための小品》は、フィンランドの民謡に基づく〈カンツォネッタ〉や「祈り」の〈プレギエラ〉など、1921
年から翌年にかけて作曲された小曲集です。
なにものくせものほんもの
ヘンリ・シーグフリードソン

こいつ、ただものじゃない。
そう思う。
シベリウスの交響曲第 2 番と第5 番をピアノ用に編曲してONDINEからリリースしてきたのだ。
ギリロフ、ベルマンに師事していたというのもすごいが、1994年フランツ・リスト国際ピアノコンクール優勝、1995年ノルディック・ソリスト・コンクール優勝、1996年フィンランド文化功労賞受賞、2005年ボン・ベートーヴェン国際コンクール優勝、という過去の勲章もこれまた凄まじい・・・が、そんなことはまあどうでもいい。今回のアルバムのような奇天烈なことをしてくるその奇才ぶりが頼もしい。
ということで過去のアルバムを見たら、なるほど、ちゃんと伏線があった。HAENSSLERからシベリウスの管弦楽曲の作曲者自身によるピアノ独奏編曲アルバムを出していたのがこの人だったのだ。そこで今度は満を持して、交響曲編曲版をONDINEから出してきたというわけである。
実はHAENSSLERではそのまえにラフマニノフのコンチェルトでなかなかの腕前を聴かせてくれていた。「シベリウス」という先入観があるからか、繊細で透明感あふれるピアニズム。弱音の優美さはなかなかのもの。さらにいえばオケにもきちんと配慮できる常識人。奇矯な演奏で人をあっといわせるタイプではない。
そして今回の前作とも言うべきシベリウスのピアノ編曲アルバムも、やはりなかなか味わい深い逸品。どちらかというと寡黙なイメージの作品がメインだが、さすがフィンランド人、まったく迷うところなくその独特の世界を描ききる。普通の人がシベリウスのピアノ作品を演奏すると、作品の「間」がただの「隙間」になってしまうことがあるのだが、この人の場合もちろんまったくそんなことはない。シベリウス・アカデミーでエリック・タヴァッシェルナに学んでいたのはだてではない。ただの曲者のように見えて、じつはまったくのホンモノ。ちなみに「フィンランディア」ではそうとうがんばってます。
|
ONDINEの2枚はすばらしいアルバムだがどちらも入手困難
<シベリウス編曲アルバム>
<ラフマニノフのコンチェルトもなかなか>
|
|
|
|
ABCD 391
(SACD HYBRID)
¥2300
|
フラメンコとクラシカルギターの出会い
サビカス(アグスティン・カステジョン・カンポス)(1912-1990):
アンダルシア幻想曲
ファリャ:
クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌、
粉屋の踊り(バレエ《三角帽子》から)、
スペイン舞曲第1番(歌劇《はかない人生》から)
タレガ:アランブラの思い出
アルベニス:セビーリャ(《スペイン組曲》から)
グラナドス:マラゲーニャ、ベルディアーレス
ニーニョ・リカルド(マヌエル・セラピ・サンチェス)(1904-1972):
シエラ・ネバダ
サビカス:デリカーダ
ロルカ:セビーリャの子守歌
サビカス:セビジャーナス |
ペトリ・クメラ(ギター)
ヨーナス・ヴィデニウス(フラメンコギター) |
録音:2015 年9 月21 日-24 日 オステルスンドム・チャペル(シポー、フィンランド)/5.1
multichannel/stereo、49’48
C・P・E・バッハのトランスクリプション(ABCD244)や『変化はやってくる』(ABCD313)をはじめとするアルバムをリリース、フィンランドでもっとも多才なギター奏者と言われるペトリ・クメラの新作は「フラメンコとクラシカルギターの出会い」。
フィンランドのフラメンコギター奏者で作曲家のヨーナス・ヴィデニウスと共演し、スペイン、アンダルシア地方生まれのフラメンコの音楽から選んだ、ニーニョ・リカルド(マヌエル・セラピ・サンチェス)と「ヴィルトゥオーゾ」サビカス(アグスティン・カステジョン・カンポス)の曲、そして、ファリャ、タレガ、アルベニスの作曲した「スペインのエバーグリーン」(クメラ)を演奏しています。
ファリャの〈スペイン舞曲第1 番〉と《マラゲーニャ》《ベルディアーレス》《セビーリャの子守歌》はクメラとヴィデニウスが編曲、〈粉屋の踊り〉はフアン・アントニオ・ムロの編曲にクメラとヴィデニウスが補筆、アルベニスの〈セビーリャ〉はマヌエル・バルエコの編曲にクメラが補筆しています。 |
.
APARTE
|
AP 120
(2CD)
\3500 →\3190
|
遂にルセの平均律第1 巻が登場!
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 |
クリストフ・ルセ
(チェンバロ:ルッカース1624年) |
録音:2015 年4 月20-22日ヴェルサイユ宮殿、王太子の居室
名手ひしめく歴史的鍵盤楽器奏者の中で、その実力と注目度の高さにおいて、筆頭格に挙げられるのが、クリストフ・ルセです。
グスタフ・レオンハルトやボブ・ファン・アスペレンら“
第一世代” の名チェンバリストの薫陶を受け、1983
年にブリュージュ国際コンクールで優勝。1991
年にはアンサンブル「レ・タラン・リリク」を結成し、埋もれたバロック・オペラの発掘演奏活動にも力を注いでいます。しかし、そんなルセの真骨頂といえば、やはりチェンバロ演奏と言えるでしょう。
2013 年に録音された平均律第2 巻に続き、ついに第1
巻が発売されます。平均律クラヴィーア曲集の第1
巻はバッハがケーテン宮廷の楽長を務めていた後期にまとめられました。24
の前奏曲のうち、11 曲の初期稿は長男ヴィルヘルム・フリーデマンのために書いたクラヴィーア小曲集に、また完成の年には、妻アンナ・マグダレーナのための音楽帖への曲の書き入れも始まっており、この曲集は、バッハ家の教育のための作品を発展させた存在でした。
ルセは、「第2 巻は「フーガの技法」のように複雑な和声進行や構造の複雑さを要した高い芸術性を掲げた作品で、第1
巻は教育用としての側面が強いですが、決してトレーニングだけのためではなく、そこに芸術性も兼ね備えた画期的な作品である」としています。さらに「多くのバッハ作品の中でもこれほど親しまれ、演奏され、深く研究されたものはない」と。
その上でルセは今回の録音にあたって、これまでの学術的研究を一旦横に置き、あえて新しい解釈を入れようとはせず、高い集中力で研ぎ澄まされた音を繰り出していき、どの曲も奥行きのある音楽に仕上げ、聴く者に新たな発見を提示します。
楽器は第2 巻同様にヴェルサイユ宮殿所蔵のルッカース・オリジナルを使用しています。
2年前に発売された第2巻 |
AP 070
(2CD)
\3500 →\3190
|
クリストフ・ルセ
J.S.バッハ:
平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV 870-893(全曲)
[CD1] BWV 870-881
[CD2] BWV 882-893 |
クリストフ・ルセ
(チェンバロ/リュッカース、
1628年製(ヴェルサイユ宮殿蔵)) |
クリストフ・ルセ、待望の鍵盤ソロ新譜はルセ自身「バッハの鍵盤音楽の頂点」と語るバッハの平均律第2
巻!
録音:2013 年6 月/ドーファン宮(ヴェルサイユ宮殿)/CD1:
76’00、CD2: 81’05
埋もれたバロック・オペラの発掘演奏活動(指揮)も活発な、クリストフ・ルセ。指揮からも彼の霊感や才気は感じられますが、しかし彼のセンスがより直截的に味わえるのはやはり鍵盤演奏といえるのではないでしょうか。
待望の鍵盤ソロ最新録音は、バッハの平均律第2
巻。第1 巻は録音しておりませんので、これが初の「平均律」登場となります(アンブロワジーレーベルに録音しているW.F.
バッハのための音楽帳は、平均律第1 巻のいくつかのプレリュードの原型が収められています)。
第2 巻について、ルセ自身によるライナーノートの中で(仏・英語のみ)、長い作品も多く、和声の複雑な進行、時に無調かと思わせるような劇的な遠隔調への転調、構造の複雑さは第1
巻よりも更に深まっている、と述べています。バッハのあらゆる鍵盤音楽を演奏してきた中で、第2
巻は間違いなくバッハの鍵盤音楽の頂点である、とすら語ります。第22
番の変ロ短調のフーガで、半音階で動く和声の絶妙な響かせ方、難曲第23
番などでのほとばしる才気は圧巻です。楽器は、ヴェルサイユ宮殿所蔵のリュッカースオリジナルを使用。楽器の音色、コンディションも抜群です。ルセが満を持して臨んだ平均律、注目です!
第2 巻のバッハの自筆譜は英国博物館に保存されていますが、ルセは、いくつかの疑問点を含むとしながらも、バッハのオリジナル稿よりも、テクストや装飾、さらには曲の長さなど、いくつもの「改善点」がある、として、バッハの弟子(義理の息子)であるアルトニコルの写本に基づいて演奏しています。
|
|
.
CHALLENGE CLASSICS
|
CC 72692
(SACD HYBRID)
\2600 →\2390
|
鬼才指揮者フリエンドによるブラームス・シリーズ始動!
ブラームス:
(1)セレナード第1番 ニ長調 op.11
(2)ハイドンの主題による変奏曲 op.56a |
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)
ハーグ・フィルハーモニック
(レジデンティー管弦楽団) |
録音:(1)2015 年8 月26 & 27日、9月12日、(2)2016
年1月23日/ハーグ/DSD、マルチチャンネル、63’23”
SACD ハイブリッド盤。
CHALLENGE CLASSICS レーベルの看板アーティストの一人、指揮者のヤン・ヴィレム・デ・フリエンド。楽器の採用や楽譜にいつもこだわりを持つフリエンドは、これまでにネザーランド交響楽団とベートーヴェン、メンデルスゾーン、マーラーなどのレパートリーを独自の解釈で演奏してきました。
期待の新譜はハーグ・フィルハーモニック(レジデンティー管弦楽団)との共演でブラームス・シリーズが始動。
第1 弾はセレナード第1 番とハイドンの主題による変奏曲が収録されました。ブラームスもフリエンドならではの力強さと洞察力で作品の新たな魅力を引き出した演奏となっております。第2
弾はドイツ・レクイエムを予定しております。
ヤン・ヴィレム・デ・フリエント
特集
いま聴かねばならない指揮者のひとり、ヤン・ヴィレム・デ・フリエント。
このひと、およそ15年ほど前はビーバーの名演を聞かせてくれていたコンバッティメント・コンソート・アムステルダムの音楽監督だった。
「次世代のブリュッヘン」と呼ばれる鬼才として、有望な古楽系指揮者として知る人ぞ知る存在だった。
ところがそのデ・フリエントが・・・いきなりマーラーを出したのである。
しかもそのマーラーがすごかった。
店主は、少なくともビーバーとマーラーで名演を残した指揮者を知らない。
しかもどちらもハンパじゃない名演。
才気あふれる狂気にも似た音楽。
その後さらにデ・フリエントはCHALLENGE CLASSICS
からベートーヴェン交響曲全集をリリース。
1,5,7,8番はICMAの重要な審査メンバーでもある国際的なクラシック音楽雑誌ピチカートにおいて、最上級の評価を獲得。
「史上最高のベートーヴェン録音の一つ」と絶賛された。
さらにデ・フリエントはその後メンデルスゾーンの交響曲全集を完結させたが、不幸にもその最中にCHALLENGE
CLASSICSレーベルの日本代理店が消滅したりして、国内ではうまく紹介されない空白期間があったりした。
ということで知る人ぞ知る異端的巨匠という扱いになってしまった。
だがデ・フリエンド、どうもうまく表舞台に登場しきれてないが、チェックしておいたほうがいい。
あ、でも現地完売にならないうちに・・・。
ベートーヴェンの交響曲全集はすでにメーカー完売、入手困難・・・。
海外倉庫の残り少ない在庫を取り寄せますが完売の際はご容赦ください。
|
不幸にも入手困難になってしまっているデ・フリエンドのベートーヴェン:交響曲全集
海外倉庫わずか |
|
ベートーヴェン:交響曲全集
(交響曲第1番-第9番) |
アンマリー・クレメール(ソプラノ)
ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ(アルト)
マルセル・レイヤン(テノール)
ゲールト・スミッツ(バリトン)
コンセンサス・ヴォーカリス(合唱)
ネザーランド交響楽団
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮) |
鬼才ヤン・ヴィレム・デ・フリエンドの最新ベートーヴェン全集!SACD6枚組ボックス・セット。
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド&ネザーランド交響楽団(ヘット・オーステン管弦楽団)は2008年にベートーヴェン全集の録音を開始。
欧州を中心としたヤン・ヴィレム・デ・フリエンドの指揮者としての名声の高まりとともに、驚くべき音楽的集中をもってここに全集ボックスを完成させました。
音楽学者としてもその名を知られるデ・フリエンドは、ベートーヴェンの時代に関する膨大な知識と研究をこの全集に惜しみなく注ぎ、特に本全集第2弾(交響曲第1番&第5番『運命』)と第3弾(第7番&第8番)は、ICMAの重要な審査メンバーでもある国際的なクラシック音楽雑誌ピチカートにおいて、最上級の評価を獲得。
「史上最高のベートーヴェン録音の一つ」「世界的なレベルで、ヤン・ヴィレム・デ・フリエンドはその斬新な音楽観の指揮者としてますます注目すべき存在である」等、絶賛されています。
録音:2008-2010 年
|
|
|
|
CC 72742
(SACD HYBRID)
\2600
|
ハイドン:ピアノ・ソナタ集
(1)第44番 ヘ長調 Hob. XVI:29(1774)
(2)第39番 ニ長調 Hob. XVI:24(1773)
(3)第40番 変ホ長調 Hob. XVI:25(1773)
(4)第41番 イ長調 Hob. XVI:26(1773)
(5)第46番 ホ長調 Hob. XVI:31(1776)
(6)第47番 ロ短調 Hob. XVI:32(1776) |
エイナフ・ヤルデン(ピアノ) |
確かなテクニックと豊かな歌心、エイナフ・ヤルデンによるハイドン・アルバム
セッション録音:2015 年12 月3-5日/ウエストフェスト教会、スキーダム(オランダ)/DSD、マルチチャンネル、62’30”
SACD ハイブリッド盤。確かなテクニックと豊かな歌心が魅力のピアニスト、エイナフ・ヤルデン。CHALLENGE
CLASSICS レーベルからリリースされた前作ベートーヴェン・アルバム(CC
72599)に続く第2 弾はハイドンのピアノ・ソナタを収録しました。2009
年ベートーヴェン国際コンクール第3 位入賞、2006
年ミネソタ国際ピアノ-e- コンクール優勝など輝かしいコンクール歴を誇るヤルデンは、ソロ・リサイタルに加え、イスラエル・フィル、ベルリン放響、ミネソタ響など欧米を中心としてオーケストラとの共演している注目のピアニストです。ごまかしのきかない難しさと恐ろしさがあるハイドンですが、ヤルデンの的確な解釈が光る好演です。 |
LA DOLCE VOLTA
|
LDV 170
(6CD)
\5600
|
ブラームス:ピアノ独奏曲全集
CD1
スケルツォ変ホ短調 作品4
ピアノ・ソナタ第2番嬰ヘ短調 作品2
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調 作品1
CD2
ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 作品5
シューマンの主題による16の変奏曲 嬰ヘ短調 作品9
ハンガリーの歌による13の変奏曲ニ長調 作品21-2
CD3
4つのバラード 作品10
創作主題による変奏曲ニ長調 作品21-1
変奏曲 作品18
CD4
ヘンデルの主題による25の変奏曲とフーガ変ロ長調 作品24
パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 作品35
16のワルツ 作品39
CD5
ハンガリー舞曲集/8つの小品 作品76/
2つのラプソディ 作品79
CD6
7つの幻想曲 作品116/3つの間奏曲 作品117/
6つの小品 作品118/4つの小品 作品119 |
ジョフロワ・クトー(ピアノ) |
2005 年ブラームス国際コンクールで優勝のジョフロワ・クトー、ブラームスへの情熱が込められた壮大な全集プロジェクト!
録音:2015年4月19-24日(CD1&2)、7月5-11日(CD3&4)、8月3-8日(CD5&6),
グラディニャン、四季劇場/日本語解説付
2005 年ブラームス国際コンクールで優勝したジョフロワ・クトーによる、ブラームスのピアノ独奏作品全集。13
歳の時に「6 つの小品 作品118」を弾いたのがブラームスとの最初の出会いであったというクトーは、パリ国立高等音楽院への入試もブラームス「7
つの幻想曲 作品116」を演奏し難なく入学、その後ブラームス国際コンクールで優勝し、最初に録音した作曲家もブラームスという生粋のブラームス弾き。作曲家への深い理解を育むのは、「情熱と時間」であると語るクトー。本全集は、長年に渡りブラームスの音楽を演奏・探求し、自問を繰り返しながら、この音楽と共に歩んできたクトーが満を持して録音した、壮大なプロジェクト。

|
|
|
ショパンの音楽と純粋に向き合ったアモワイヤルのポロネーズ
ショパン:
大ポロネーズ(Op.26, Op.40, Op.44)
幻想ポロネーズOp.61 |
パスカル・アモワイエル(ピアノ) |
録音:2015年4月27-30日パリ/日本語解説付、63’32
1971 年生まれのフランスのピアニスト、パスカル・アモワイヤルによるショパンのポロネーズ集。
アモワイヤルはシフラとベルマンに師事。リスト弾きでありながらショパンの作品も度々演奏した2
人の師からアモワイヤルは、シフラからは音楽の本質をベルマンからは音色を学んだと語っています。
シフラ譲りの高度なテクニックに、繊細な叙情を兼ね備えた感性で聴かせてくれます。幼い頃からショパンのセンスティヴさに惹かれていたというアモワイヤルが今回選んだ作品は、初期の作品を除いた大ポロネーズと幻想ポロネーズ。
大ポロネーズはショパンがパリに渡ってから書かれた作品で、これらのポロネーズをアモワイヤルは故郷を去らなければならなかったショパンの自由に対する音楽による抗議と捉え、ショパンの行き場のない絶望を表現しています。
アモワイヤルはこの録音に際して以下のように述べています;
「華麗さと抒情性、舞踏と物語という両面性を宿すポロネーズは、その音楽的エキゾチズムをいつまでも放ち続けることだろう….」
|
PENTATONE
|
PTC 5186583
(2SACD HYBRID)
\5200 →\4790
|
ハルス=ベドヤ(指揮)
ジェニファー・ヒグドン(1962-):歌劇『コールド・マウンテン』
台本:ジーン・シアー(チャールズ・フレイザーの小説「コールド・マウンテン」に基づく) |
ティーグ:ジェイ・ハンター・モリス、オーウェン:ロバート・ポマコフ、
オーウェンの息子:エイドリアン・クレイマー、インマン:ネイサン・ガン、
盲目の男:ケビン・バーデット、エイダ・モンロー:イザベル・レオナルド、
モンロー:アンソニー・マイケルズ・ムーア、ルビー・テウェ:エミリー・フォンス、
ソロモン・ヴィージー:ロジャー・ハネウェル、ライラ:ブリジット・ガン、
カティエ:ヘザー・フィリップス、オリヴィア:シャブナミ・カルバシ、
クラレ:メガン・マリノ、兵士たち:ロイ・ヘイジ、アンソニー・マイケルズ・ムーア、
ロバート・ポマコフ、ルシンダ:デボラ・ナンステール、
パングル:アンソニー・マイケルズ・ムーア、リード:ロイ・ヘイジ、
サラ:チェルシア・バスレー、チャーリー:ダニエル・ベイト、
イーサン:ロバート・ポマコフ、トマス:タイラー・パットナム、
バーチ:ニコラ・オッタースベルク、アダの娘:ケイデンス・デニス、
サンタフェオペラオーケストラ、
ミグエル・ハルス=ベドヤ(指揮)、
サンタフェオペラ、スザンヌ・シェストン(合唱指揮) |
再演も決定している期待の作品。ジェニファー・ヒグドン作『コールド・マウンテン』、世界初演!題材は全米図書賞を受賞したチャールズ・フレイザーの同名小説!
ライヴ録音:2015 年8月/サンタフェオペラハウス/Disc
1:73’10”、Disc 2:72’30”
SACD ハイブリッド盤。
全米図書賞を受賞したチャールズ・フレイザーの人気小説「コールド・マウンテン」(1997)。2003
年に映画化もされ有名な恋愛小説が、2015 年にオペラ化されました。すでに2003
年に映画化された原作は、戦争に従軍する主人公と、その恋人との恋愛を描いた作品です。
作曲はあのヒラリー・ハーンにヴァイオリン協奏曲(第1
楽章)を委嘱されたことでも注目されている女性作曲家ジェニファー・ヒグドンが手がけました。
2016 年以降も上演予定が既にある期待のアメリカ・オペラの世界初演のライヴ録音をぜひお楽しみください。
|
|
PTC 5186482
(2SACD HYBRID)
\5200 →\4790
|
2015年新録音
ラリー・フォスター&北ドイツ放送フィル
ヨハン・シュトラウスII世:『ジプシー男爵』 |
サンドール・バリンカイ:ニコライ・シュコフ、カルネロ伯爵:ハインツ・ツェドニク、
ミラベッラ:レナート・ピッツシェイダー、ザッフィ:クラウディア・バラインスキー、
ホモナイ伯爵:マルクス・ブリュック、
カールマン・ジュパン:ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー
、
アルゼーナ:ジャズミナ・ザークル 、ツイプラ:ハトゥナ・ミカベリーゼ
、
オットカール/パリ:ポール・カウフマン、エロルド:ローレンス・フォスター
北ドイツ放送フィルハーモニー、北ドイツ放送フィルハーモニー合唱団
カトリン・ラブーズ(コンサート・マスター)、
エーバーハード・フリードリッヒ(合唱監督)、
ラリー・フォスター(指揮) |
「ワルツ王」シュトラウスⅡ世作曲『ジプシー男爵』!1885
年の初演から現在まで、幾度となく上演される不朽の名作!
ライヴ録音:2015年5月/ハノーファー/Disc
1:64’05”、Disc 2:54’06”
SACD ハイブリッド盤。
シュトラウスファミリーの一人、シュトラウスⅡ世の名作『ジプシー男爵』は、いまや140
以上の劇場で上演されている名作です。
『ジプシー男爵』は、同じシュトラウスⅡ世の作品として有名な『こうもり』よりも、ドラマ性に長けているため、小規模で軽いウィーン・オペレッタでなはく、オペラ・コミックというオペラの一つとして考えられてもいる作品です。
当ディスクは2015 年5 月に上演されたライヴ録音を収録しています。ハンガリーの小説を原作としたシュニッツァーによる台本の恋愛物語を、ワルツ王シュトラウスⅡ世の粋な音楽と共にお楽しみください!
|
.
WIGMOREHALL LIVE
|
WHLIVE 0078
(2CD)
\2200 →\1990
|
クリスチャン・ブラックショウ
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 Vol.4
CD1
ピアノ・ソナタ 第7番 ハ長調 K309
ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K331「トルコ行進付」
CD2
ピアノ・ソナタ 第15番 へ長調 K533/494
ピアノ・ソナタ 第18番 二長調 K576 |
クリスチャン・ブラックショウ(ピアノ) |
遅れてきた名匠クリスチャン・ブラックショウによる幸福感に満ちたモーツァルト・チクルス完結!
録音:2013 年1月5日 ウィグモア・ホール 、ロンドン(ライヴ)/92'40
2012 年から2013 年にかけてロンドンのウィグモア・ホールで行われたクリスチャン・ブラックショウによるモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲演奏会。全4
巻からなるシリーズが遂に完結しました。
クリスチャン・ブラックショウは1949 年1
月イギリス生まれ。マンチェスター王立大学とロイヤル・アカデミーで学び、そのあとレニングラード音楽院に入学。そして後にロンドンで名手クリフォード・カーゾンに師事。しかし、その後は長らく音楽シーンから離れており、2010年ブリストルで行われたモーツァルト・ソナタ・チクルスで音楽界に復帰。BBC
Music Magazine は「ここ数年で最高のモーツァルト」と絶賛。2012
年にはベルリン・フィルハーモニーにデビュー、ゲルギエフの招待で白夜祭にも登場、日本での公演も実現し、深い情熱を秘めた、センスティヴな演奏は、世界各国で高い評価を得ています。
ブラックショウはモーツァルトのチクルスに際して、こう語っています。「モーツァルトの作品は、私にとって、喜びの感覚を与え、笑い、悲しみ、熟考し、高揚させます。それに挑むことは、常に作品の個性に向き合い、自らの人生を捧げることになります。そして新しい聴衆には、いくつもの驚きを、昔馴染みの聴衆には新たな発見を用意しています。」
K331 の第1 楽章は、優美で繊細なタッチで、音楽にそっと寄り添うようなあたたかい演奏。第3
楽章の「トルコ行進曲」は愛らしい旋律流れ、喜びと幸福感に満たされます。モーツァルト最後のピアノ・ソナタK576
は、軽やかに鍵盤の上に指を走らせ、特に第2
楽章の美しさは絶品です。
「ここ数年で最高のモーツァルト」
クリスチャン・ブラックショウ(P)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集 第1集〜第3集
WIGMORE HALL LIVE
各2CD\2200→\1990
.
BBC Music Magazine は「ここ数年で最高のモーツァルト」と絶賛。
にわかに話題になりつつある幻の名匠クリスチャン・ブラックショウ(P)のモーツァルト:ピアノ・ソナタ集。
***********************************
今から2年ほど前、ピアノを長年やっている友人が、「クリスチャン・ブラックショーって知ってる?」と聞いてきた。
「知らない。なんで?」
「先生がそのブラックショーって人のモーツァルトを聞きなさいっておっしゃってるのよ」
「ふーん、でも聞いたことないな、CDなんて出てたっけな。」
と言いながら調べたら。。。。ちょうど出たところだった。モーツァルト:ピアノ・ソナタ集Vol.1。
ちなみにその「先生」という方は日本でも有数のピアニスト。その人が「聞いたほうがいい」というクリスチャン・ブラックショウ。知らないままというのもまずいのですぐに聴いてみた。
そうしたら、たしかにすごい。
すごい、というのが人を圧するようなすごさではなく、聴いている人もまわりの空気も全部ひっくるめて音の中に包んでしまうようなすごさ。
「すべての音に高貴さが備わっている」と評されたらしいがそれもうなずける。
ノーブルな強さと言おうか。
日本では3年ほど前にひっそり初来日公演が行われたらしい。
前述の「先生」もひょっとするとそこでブラックショウの演奏を聴いて驚嘆したのかもしれない。
ちなみにブラックショウ、1980年代に一度音楽界から姿を消し、20年ぶりに復帰したらしい。
だから幻のピアニストだったわけである。
***********************************
まさに孤高の境地!繊細なタッチと深い情熱を秘めたクリスチャン・ブラックショウ、遅れてきた名匠によるモーツァルト・チクルス
2012 年から2013 年にかけてロンドンのウィグモア・ホールで行われたクリスチャン・ブラックショウによるモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲演奏会。
第1 集は、グラモフォン誌のエディターズ・チョイスで選ばれるなど評判を呼んでいるシリーズです。
クリスチャン・ブラックショウは1949 年1月イギリス生まれ。マンチェスター王立大学とロイヤル・アカデミーで学び、そのあとレニングラード音楽院に入学。そして後にロンドンで名手クリフォード・カーゾンに師事。しかし、その後は長らく音楽シーンから離れており、2010年ブリストルで行われたモーツァルト・ソナタ・チクルスで音楽界に復帰。BBC
Music Magazine は「ここ数年で最高のモーツァルト」と絶賛。2012 年にはベルリン・フィルハーモニーにデビュー、ゲルギエフの招待で白夜祭にも登場、日本での公演も実現し、深い情熱を秘めた、センスティヴな演奏は、世界各国で高い評価を得ています。
ブラックショウはモーツァルトのチクルスに際して、こう語っています。
「モーツァルトの作品は、私にとって、喜びの感覚を与え、笑い、悲しみ、熟考し、高揚させます。それに挑むことは、常に作品の個性に向き合い、自らの人生を捧げることになります。そして新しい聴衆には、いくつもの驚きを、昔馴染みの聴衆には新たな発見を用意しています。」
. |

|
クリスチャン・ブラックショウ(P)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集Vol.1
[CD1]
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調K279
ピアノ・ソナタ第2番ヘ長調K280
ピアノ・ソナタ第8番ニ長調K311
[CD2]
ピアノ・ソナタ第17番変ロ長調K570
ピアノ・ソナタ第9番イ短調K310
収録:2012 年1 月6 日ウィグモア・ホール、ロンドン、ライヴ/93’02 |
クリスチャン・ブラックショウ(P) |
WHLIVE 0069
(2CD)
\2200 →\1990
|
クリスチャン・ブラックショウ(P)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集Vol.2
CD1
・ピアノ・ソナタ第3番変ロ長調K281
・ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調K282
・ピアノ・ソナタ第5番ト長調K283
CD2
・ピアノ・ソナタ第10 番ハ長調K330
・ピアノ・ソナタ第13 番変ロ長調K333
録音:2012年5月23日ロンドン、ウィグモア・ホール(ライヴ)/98’54 |
クリスチャン・ブラックショウ(ピアノ) |
|
クリスチャン・ブラックショウ(P)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集Vol.3
CD1
・ピアノ・ソナタ第6番ニ長調K284
・ピアノ・ソナタ第12番ヘ長調K332
CD2
・ピアノ・ソナタ第16番ハ長調K545
・幻想曲ハ短調 K475
・ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K457
録音:2012年9月25日ロンドン、ウィグモア・ホール(ライヴ)/103’10 |
|
|
|
|
クート&ブラックショウ、
シューマンが描いた男と女の愛の魂に挑む
シューマン:
献呈Op.25-1/君は花のよう Op.25-24/
ぼくの恋人は赤いばらのよう Op.27-2/
はすの花 Op.25-7/私のばら Op.90-2/
僕の美しい星よ Op.101-4/
歌曲集「女の愛と生涯」Op.42/
歌曲集「詩人の恋」Op.48/
(アンコール) 夜の歌 Op.96-1 |
アリス・クート(メゾ・ソプラノ)
クリスチャン・ブラックショウ(ピアノ) |
録音:2014年6月22 日 ウィグモア・ホール(ライヴ)/74'06
イギリスのメゾ・ソプラノ、アリス・クートとクリスチャン・ブラックショウによるシューマンのリート・リサイタル。2
人はシューマンの1840 年「歌の年」に書かれた名作を演奏するリサタルを開始し、本アルバムは2014
年6 月に行われた公演のライヴ収録。シューマンが描いた男と女の愛の魂に挑戦しています。
<愛の歌の花束>と題された第1 部は、歌曲集「ミルテの花」の「献呈」「君は花のよう」からスタート。丁寧に感情を歌い上げるクートと繊細なタッチとニュアンスが心に響くブラックショウのピアノは、シューマンの歌曲の世界を見事に表現しています。
シューマンは、男と女をそれぞれ主人公にした連作歌曲集を1840
年に作曲しています。「女の愛と生涯」はアーデルベルト・フォン・シャミッソーの詩によるもの。女性がある男性に出会い、結婚、妊娠、出産、死別と進んでいく内容で、「私の人生の全てあなたに捧げます!」と誓う女性の生涯が描かれています。
クートの凛とした声は一途な女性の歌うのに見事にはまりとても魅力的。一方「詩人の恋」は、ハイネの詩に基づく16
曲からなる連作歌曲集。
シューマンは当時の自分の心と、ハイネの失恋してゆく男の境遇に共感し16
篇を選び自ら「詩人の恋」とタイトルをつけたそう。クララとの結婚が認められた1840
年5 月に書かれ、第1 曲目に選ばれた「美しい五月に」は、喜びと不安が入り混じったシューマンの恋心が描かれています。
クートは「冬の旅」(WHLIVE-0057)でも聴かせた、感情と知性が一体となった安定した表現力で愛の苦悩と喜びを歌っています。また声楽パートと同じくらい雄弁に語るピアノ伴奏も、ブラックショウの渋くも切々とした語り口に惹きつけられます。
|
AEOLUS
|
|
ボブ・ファン・アスペレン
フローベルガー・エディションVol.8 〜 トッカータ集
トッカータ第1番、第2番、第3番、第4番、第5番
《聖体奉挙のための》
Apparuerunt Apostolis*
トッカータ第7番、第9番、第10番、第11番
《聖体奉挙のための》
Alleluia! Absorpta est mors*
トッカータ第12番、第15番、第16番
ファンタジア第1番(ヘキサコード・ファンタジア)
トッカータ第18番、第19番、第20番、第21番、第2番 |
ボブ・ファン・アスペレン
(チェンバロ、オルガン、指揮*)
ミーケ・ファン・デル・スルス(ソプラノ)*
ジョン・エルウェス(テノール)*
クラウス・メルテンス(バリトン)*
ルーシー・ファン・ダール(ヴァイオリン)*
トーマス・ピーチ(ヴァイオリン)*
ウーター・メラー(チェロ)* |
ボブ・ファン・アスペレン!フローベルガー・エディション完結!
オランダ古楽界の権威ボブ・ファン・アスペレンのライフワーク「フローベルガー・エディション」。フローベルガーの生誕400周年となる2016年に発売される第8巻「トッカータ集」でついに完結!
J.S.バッハが登場する前の17世紀ドイツで活躍し、イタリア、フランス、ドイツの様式を採り入れるなど鍵盤音楽の発展に大きな足跡を残したヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616−1667)。
第8巻では、後のJ.S.バッハへと続く道を拓いたトッカータ集はもちろん、世界初録音となる2つのモテットにも注目。
楽器は、1677年頃のオリジナル・イタリアン・チェンバロ(ケネス・ギルバート・コレクション)を中心に、「聖体奉挙のための」トッカータの2曲は、サン・マルティーノ大聖堂(ボローニャ)のチプリ・オルガン1556、最終トラックの「トッカータ第2番」のみ、スピリト・サント教会(ピストイア)のヘルマンス・オルガン1664を使用。
録音:2001年6月、2001年10月、2003年5月、2002年5月

|
|
AE 11101
(2SACD HYBRID)
\5600
|
讃歌集 〜 グリニー:オルガン作品集
ニコラ・ド・グリニー:アヴェ・マリス・ステラ
ヴァンサン・ポーレ:讃歌
グリニー:来たり給え、創造主なる聖霊よ
ジャン=バティスト・ロバン:
「来たり給え、創造主なる聖霊よ」による5つのヴァーセット
ブノワ・メルニエ:パンジェ・リングァ
グリニー:太陽の昇る地平から
ピエール・ファラゴ:地の果てまで
グリニー:天の御言葉
ティエリー・エスカイ:エヴォケーション第4番 |
オリヴィエ・ラトリー(オルガン)
ジャン=バティスト・ロバン(オルガン)
ブノワ・メルニエ(オルガン)
ピエール・ファラゴ(オルガン)
ヴァンサン・デュボワ(オルガン) |
フランス・バロックのオルガニスト、ニコラ・ド・グリニー(1672−1703)の作品と、ランスのノートルダム大聖堂800周年を記念して、5人の現代フランスの作曲家が書いたグリニーへのオマージュを収録。
録音:2015年8月31日−9日4日、サン・レミ大聖堂(ランス) |
.
DREYER GAIDO
|
CD 21099
(2CD/特別価格)
\3800 →\3490
|
14人のリトアニアの作曲家によるチェロ作品
ダヴィド・ゲリンガス(チェロ)
ブドリューナス:哀歌/
カルナヴィチウス:詩曲/
チュルリョーニス:
夜想曲 VL.183、前奏曲 VL.184、
前奏曲 VL.271、前奏曲 VL.250/
ヤクベナス:セレナード/
バナイティス:ソナタ・ラプソディカ/
カロサス:無言歌/
ドヴァリョーナス:湖にて、序奏とロンディーノ/
バルシス:バレエ 《蛇の女王エグレ》からの演奏会用組曲/
ヴァイニューナス:リコレクション/
クタヴィチウス:常動曲-79/
ラテナス:チェロ・ソナタ/
ギリン:バラード 《トレドからのレイチェル》/
シェンデロヴァス:4つの小品/
バルトゥリス:
I'm Seeing My Friend Off and We Are Taking
One
Last Look at the Snow-covered February
Trees...
|
ダヴィド・ゲリンガス(チェロ)
ペトラス・ゲニューシャス(ピアノ)
ユルギス・カルナヴィチウス(ピアノ)
ローカス・ズボヴァス(ピアノ)
インドレ・バイクシュタイテ(ピアノ)
ユスタス・ドヴァリョーナス(ピアノ)
ビルテ・ヴァイニューナイテ(ピアノ) |
ダヴィド・ゲリンガスが贈るリトアニアのチェロ絵巻!
ロストロポーヴィチに学び、1970年のチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、ドイツを拠点に国際的に活躍するリトアニア出身の名チェリスト、ダヴィド・ゲリンガスによる、祖国「リトアニア」の作品集が登場。
チェリストとしてはバロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを誇り、指揮者としては九州交響楽団の首席客演指揮者も務めたゲリンガス。これまでもDreyer
Gaidoからは、シェンデロヴァスやバルシス、バルカウスカスなど、リトアニアの音楽を取り上げてきたが、今作の「The
Sound of Lithuania」では、なんと14人のリトアニアの作曲家によるチェロ作品を集成。戦前の作品を集めたCD1、戦後から1980年代までの作品を集めたCD2と別れており、現代リトアニアのチェロ作品を俯瞰できます。
ロマンティックな旋律から躍動的なフレーズ、物語性の強い作品など様々なチェロの魅力を、ゲリンガスが愛器グァダニーニ1761で雄弁に語ります。リトアニア・ファン、チェロ関係者は要注目!
録音:2013年−2015年
|
ECM
|


481 2385
\2500→\2290 |
デンマーク弦楽四重奏団
《アデス, ノアゴー, アブラハムセン:弦楽四重奏のための作品集》
1) トーマス・アデス(1971-):弦楽四重奏のためのアルカディアーナOp.12,
2) ペア・ノアゴー(1932-):弦楽四重奏曲第1番「クァルテット・ブレーヴェ」,
3) ハンス・アブラハムセン(1952-):弦楽四重奏曲第1番「10のプレリュード」 |
デンマーク弦楽四重奏団 |
現代作曲家の若い時期に書かれた斬新な弦楽四重奏作品
2015年秋、アデスはコペンハーゲンのレオニー・ソニング音楽賞を受賞、またアブラハムセンはグロマイヤー賞作曲部門を制し、ノアゴーは2016年のエルンスト・フォン・ジーメンス賞を受賞と実にタイムリーなリリースとなっています。
ここで選ばれている3つの作品は、バルトークとホルンボーの影響を感じさせるノアゴーの作品、ノアゴーの最も才能ある弟子であるアブラハムセンのミニマル色の強い作品、そして万華鏡のような色彩を持つアデスの作品、どれも各々の作曲家が20代で書きあげたものです。
それぞれに挑戦的であり、かつ斬新な音に彩られています。演奏しているデンマーク弦楽四重奏団は現在最も注目されているアンサンブルで、今回のアルバムがECMレーベルへのデビューとなります。
彼らはティーンエイジャーの頃から一緒に室内楽を演奏し、その後デンマーク王立音楽院に入学、音楽を学びながら共に成長した仲間たちで、2006年に最初のレコーディングを行っています。その後チェリストのシェリンが加わり、古典派、現代の作品だけでなく、民俗音楽でも素晴らしい演奏をするなど、各方面で高く評価されています。
【録音】2015年5月, ドイツ、ノイマルクト、Reitstadel
Neumarkt in der Operpfalz(デジタル:セッション)
旧譜
デンマーク弦楽四重奏団!!
旧譜、もう1枚! |
CAVI
4260085532643
\2600
|
結成10周年!デンマーク弦楽四重奏団
(1)ハイドン:
弦楽四重奏曲 第63番 ニ長調「ひばり」op.64-5
/ Hob III:63
(2)ブラームス:弦楽四重奏曲 第2番 イ短調op.51-2 |
デンマーク弦楽四重奏団 |
結成10周年!デンマーク弦楽四重奏団によるハイドンの「ひばり」&ブラームス弦楽四重奏曲第2番
録音:2012 年3 月、スタジオ2(ミュンヘン)
「デンマーク青年弦楽四重奏団」の名でも知られるデンマーク弦楽四重奏団は、2002
年夏のコペンハーゲン音楽祭にてデビューしたアンサンブル団体。
今回収録したのは、ハイドンとブラームスの弦楽四重奏曲。ベートーヴェンからペルトまでいたる幅広いレパートリーを持つ当団ですが、意外にも古典派とロマン派の作品を収録するのは本アルバムが初めて。ハイドンでは軽やかかつ溌剌とした演奏で爽やかに聴かせる一方、後半のブラームスでは劇的かつ鮮烈な演奏で圧倒してくれます。ハイドンの「ひばり」では、1st
ヴァイオリンを務めるオーランドの瑞々しいソロが聴き所。「ひばり」という愛称の由来ともなった第1
楽章冒頭の有名な旋律はもちろんのこと、第4
楽章で見せる怒涛の掛け合いも見事です。ブラームスの弦楽四重奏曲第2
番は、対位法的に書かれた堅固なアンサンブルと、シューベルトを思わせる流麗な旋律との兼ね合いが素晴らしい名曲。デンマーク弦楽四重奏団の演奏は厭なべたつきを控えた音運びで、アクセントの表現も鮮やか。エネルギッシュな勢いにあふれる瑞々しい演奏スタイルはそのままに、より円熟したアンサンブルで魅せてくれます。
結成当時はデンマークの若手演奏家たちによる新進気鋭の団体として注目を集めていたデンマーク弦楽四重奏団も、今や室内楽界の中堅を担う実力派。今後のさらなる飛躍に期待したい、注目のアンサンブル団体です。
|
|
|
. |


481 1788
\2500→\2290 |
まだまだ天才がいる
ミランダ・クックソン
《バルトーク, シュニトケ, ルトスワフスキ:ピアノとヴァイオリンのための作品集》
1) バルトーク:ヴァイオリンソナタ第2番Sz.76,
2) シュニトケ:ヴァイオリンソナタ第2番「ソナタ風」,
3) ルトスワフスキ:ヴァイオリンとピアノのためのパルティータ |
ミランダ・クックソン(ヴァイオリン),
ブレア・マクミラン(ピアノ), |
横溢する独特なトーンと暗く深いハーモニーを描き出した新解釈
ニューヨーク・タイムズ紙で「紛れもない音楽性」、グラモフォン誌では「侮れないアーティスト」と絶賛されたヴァイオリニスト、ミランダ・クックソンは、オーストラリアで生まれアメリカで学び、現在はソリスト、室内楽の双方で優れたパフォーマンスを行う若手。
これまでにも何枚かのアルバムをリリースしていますが、ルイジ・ノーノやクセナキス、またエレクトロニクスを多用した20世紀の作品がほとんどで、その研ぎ澄まされた感性は他に類をみないほどの独特なものであることも知られています。
このECMへのデビュー盤もやはり20世紀の作品集で、彼女はアルバムを制作する際、アイヒャー(ECMレコードの創設者)と議論を交わし、彼女が「強く惹かれた」というスラブとロシア作品を選び、ここに横溢する独特なトーンと暗く深いハーモニーを描き出すことに成功しています。
ピアニストのマクミランも中世、ルネサンスから現代までの幅広いレパートリーを持ち、室内楽奏者としても広く活動している俊英。息詰まるアンサンブルが展開されています。
【録音】2015年1月, スイス, ルガーノ、Auditorio
Stelio Molo, RSI(デジタル:セッション)

バッハの無伴奏、聴いてみましょう。
https://youtu.be/Chs6LxlOU78
素人撮影ですがすごさは伝わってきます。なんか骨格が違う。
クセナキスもいってみましょう。
https://youtu.be/6Sb_pP1qToc
ミランダ・クックソン 現代音楽2タイトル |
URLICHT
UAV 5992
(CD + Blu-ray Audio)
\2300
|
ルイジ・ノーノ(1924-1990):
未来のユートピア的ノスタルジー的遠方
(ヴァイオリンと8トラックの録音テープのための;1988-1989) |
ミランダ・クックソン(ヴァイオリン)
クリストファー・バーンズ(エレクトロニクス) |
ノーノの晩年を代表する実験的作品。ブルーレイ・オーディオ・ディスクではクリストファー・バーンズによる
5.1サラウンド・サウンドを楽しめます。ミランダ・クックソンはジュリアード音楽院で学んだアメリカ合衆国のヴァイオリン
|
|
URLICHT
UAV 5989
\2200
|
カーター、セッションズ、エッカート:ヴァイオリン作品集
エリオット・カーター(1908-2012):ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲(1973)
ロジャー・セッションズ(1896-1985):無伴奏ヴァイオリン・ソナタ(1953)
ジェイソン・エッカート(1981-):
ストレムカール(水の精) [Stromkarl]
(ヴァイオリンとピアノのための;2012) |
ミランダ・クックソン(ヴァイオリン)
ブレア・マクミレン(ピアノ) |
録音:2013-2014年、ニューヨーク・シティ、アメリカ合衆国
前作であるルイジ・ノーノの「未来のユートピア的ノスタルジー的遠方」(UAV
5992)で好評を博したアメリカ合衆国のヴァイオリン奏者ミランダ・クックストン。ジェイソン・エッカートはニュージャージー州プリンストンに生まれたアメリカ合衆国の作曲家。ヘヴィーメタル・バンドとジャズ・バンドのギタリストとして音楽活動を開始し、バークリー音楽大学でギターを学んでいましたが、ウェーベルンの音楽との出会いをきっかけにクラシカル音楽の作曲に転向、コロンビア大学でジョナサン・クレイマー(1942-2004)に師事しました。
「ストレムカール」は当盤に収録するために委嘱され、2013年5月8日にニューヨーク・シティのイタリアン・アカデミーで当盤の演奏者により初演されたスウェーデンの民話に基づく作品で、もちろんこれが世界初録音。
|
.
|
|

481 1716
\2500 |
《ラ・マスカレード〜バロック・ギターとテオルボ独奏のための作品集》
ロベール・ド・ヴィゼー:
「プレリュード ニ短調」「パッサカリア
ニ短調」「クープランの森の精」,
ロルフ・リスレヴァン:「序奏」,
フランチェスコ・コルベッタ:「パッサカリア
ト短調」,
ド・ヴィゼー:「プレリュード イ短調」「マスカレード、ロンド」,
コルベッタ:「シャコンヌによるパルティータ
ハ長調」「サラバンド 変ロ長調」,
ド・ヴィゼー:「シャコンヌ イ短調」,
コルベッタ:「シャコンヌによるカプリース」,
ド・ヴィゼー:「シャコンヌ ト短調」,
コルベッタ:「フォリー」,
ド・ヴィゼー:「ミュゼット、ロンド」,
リスレヴァン:「序奏」,
ド・ヴィゼー:「パッサカリア ロ短調」,
リスレヴァン:「パッサカリアからの終曲」,
ド・ヴィゼー:「サラバンド ロ短調」 |
ロルフ・リスレヴァン(5コース・バロック・ギター,
14コース・テオルボ) |
ロルフ・リスレヴァンによる即興性豊かな表現
ノルウェーの古楽奏者ロルフ・リスレヴァンの最新録音はバロック・ギターとテオルボを自由自在に操ったルネサンス時代の作品集です。
「ラ・マスカレード」と題されたこのアルバムにはド・ヴィゼーとコルベッタ、そしてリスレヴァン自身の即興的な作品が収録されています。フランス・ルネサンス時代の作曲家ロベール・ド・ヴィゼーは恐らくイタリア生まれのフランチェスコ・コルベッタに師事したとされ、ルイ14世の宮廷音楽家を務め、またギター、テオルボ奏者としても名を馳せた人でした。ド・ヴィゼーは「王に捧げるギターの書」と「ギターのための曲集」の2冊の楽譜を出版、またテオルボやバロックリュートのための作品も数多く書き、これらは現代の奏者たちにとって貴重なレパートリーとなっています。
ロルフ・リスレヴァンは1961年にオスロで生まれ、1980年から1984年までノルウェー国立音楽大学でクラシック・ギターを学びました。その後スイスのバーゼル・スコラ・カントルムでホプキンソン・スミスとウジェーヌ・ドンボワに学び、ジョルディ・サバールのアンサンブルに参加、1993年からはトロシンゲン高等音楽院でリュートの教授を務めています。
2006年にはECMから初のアルバム「Nouve Musiche」、2009年には「Diminuito」をリリース。どちらのアルバムでも即興的な要素を重んじたエレガントな演奏が展開されています。
【録音】2012年4月、スイス, ルガーノ、Auditorio
Stelio Molo, RSI(デジタル:セッション) |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAND SLAM
|
|
ワルター& コロンビア響のドヴォルザーク第8+
ベートーヴェン「レオノーレ」序曲第2番
(1)ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調
op.88
(2)ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第2番
op.72a |
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団 |
セッション録音:(1)1961年2月8、12日、ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール (2)1960年7月1日、ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
使用音源:Private archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)/ステレオ
■制作者より
大好評、2 トラック、38 センチ、オープンリール・テープ復刻シリーズです。ワルターが最晩年に収録したステレオ録音は、いずれもが珠玉の逸品ですが、その中でも特に評価が高いドヴォルザークの交響曲第8
番とベートーヴェンの「レオノーレ」序曲第2
番を組み合わせました。音質は従来通り、と申し上げれば十分でしょう。(平林
直哉) |
PRAGA DIGITALS
|
PRDDSD 350122
(SACD HYBRID)
\2900
|
ムラヴィンスキー最後のセッション録音がSACDで
ショスタコーヴィチ:
(1)交響曲第5番ニ短調Op.47
(2)交響曲第12番ニ短調Op.65「1917年」 |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル |
ムラヴィンスキー最後のセッション録音がSACD
でさらに迫力を増した!
録音:(1)1965年10月24日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)(2)1961年10月1日/レニングラードにおける世界初演(ライヴ)/Bi-channel
Stereo、79’ 30”
SACD ハイブリッド盤。限定盤。
オリジナル・ブックレットによれば、交響曲第5
番はかつてPR250085 で発売されていたもので、1965
年10 月24 日モスクワ音楽院大ホールでのライヴとありますが、同時期にムラヴィンスキーとレニングラード・フィルはモスクワで公演を行っておらず、日本ムラヴィンスキー協会の天羽健三氏の調査により1978
年6 月12 日ウィーン・ムジークフェラインのライヴと特定されました。また、交響曲第12
番はかつてPRD 254017 で発売されていたもので、1961
年10 月1 日レニングラードにおける世界初演ライヴとありますが、これも天羽氏の調査で、同年に後モスクワ放送のスタジオでセッション録音されたものであると判明しました。ご注意下さい。
後者はムラヴィンスキー最後のセッション録音とされ、恐ろしいまでの緊張感と説得力がSACD
リマスタリングでさらなる臨場感を増しています。 |
|
PRDDSD 350121
(SACD HYBRID)
\2900
|
新マスタリングでエネルギーと迫力の増した圧倒的名演
プロコフィエフ:
(1)交響曲第5番変ロ長調Op.100
(2)交響曲第6番変ホ短調Op.111 |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル |
録音:(1)1973年6月29日/レニングラード・フィル大ホール(ライヴ)(2)1967年5月25日/ドヴォルザーク・ホール。プラハ(ライヴ)/Bi-channel
Stereo、77’ 46”
SACD ハイブリッド盤。限定盤。
オリジナル・ブックレットによれば、交響曲第5
番は1973 年6 月29 日レニングラード・フィル大ホールでのライヴとありますが、かつてRussianDisc
から出ていた1968 年9 月28 日のレニングラード・ライヴと同じものと思われます。交響曲第6
番は1967 年5 月25 日ドヴォルザーク・ホールでのライヴとありますが、ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルは同日にコンサートを行っておらず、翌26
日にスメタナ・ホールで行ったものではないかとされています。
交響曲第5 番はリマスタリングにより、エネルギーと迫力が増してムラヴィンスキーの解釈を伺えます。またムラヴィンスキーに捧げられ、彼が初演した第6
番の説得力はまさに圧倒的。誰にも真似できない神の領域に至っています。 |
|
PRDDSD 350106
(SACD HYBRID)
\2900
|
新マスタリング、ムラヴィンスキーのシベリウス
(1)シベリウス:交響曲第3番ハ長調Op.52
(2)同:トゥオネラの白鳥Op.22の3
(3)ドビュッシー:夜想曲〜雲、祭り
(4)シベリウス:交響曲第7番ハ長調Op.105 |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル |
驚くほどの透明度。新マスタリング、ムラヴィンスキーのシベリウス
録音:(1)1963年10月27日/レニングラード(ライヴ)(2)1965年2月23日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)(3)1960年2月26日/レニングラード・フィル大ホール(ライヴ)(4)1965年10月29日/レニングラード・フィル大ホール(ライヴ)/Bi-channel
Stereo、70’ 56”
SACD ハイブリッド盤。限定盤。
シベリウスの交響曲第3 番はソ連初演時のライヴで、ALTUS
がムラヴィンスキー未亡人の厚意で特別に発売を許されているものと同じと思われますが、出所について何も記されていません。他のシベリウス作品もJVC
やメロディアから出ていたもの。新マスタリングで音の透明度が増しています。 |
<メジャー・レーベル>
DG
|

481 2302
\2300
(再紹介) |
《ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6,
7, 10番》
ベートーヴェン:
1) ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調Op.30−1,
2) ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調Op.30-2,
3) ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調Op.96 |
フランチェスカ・デゴ(ヴァイオリン),
フランチェスカ・レオナルディ(ピアノ) |
フランチェスカ・デゴによる流麗なベートーヴェン。インターナショナル発売で大幅値下げにつき再紹介。
2014年から2015年にかけてイタリアで発売されたデゴによるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集からの分売、最後の1枚。中期から後期の3曲を収録し、流麗に歌うヴァイオリンの魅力を堪能させてくれます。
2016年6月来日予定(with 東京交響楽団)
【録音】2014年 |
|


479 3985
(2CD)
\3600→\3290 |
すごいものはすごい
最強コンビの2曲を格安カップリング
《ブラームス:ピアノ協奏曲第1&2番》
ブラームス:
1) ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15,
2) ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83 |
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
クリスティアーン・ティーレマン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン |
ポリーニ&ティーレマン、望むべき最高の 顔合わせによるブラームス
現代屈指のトップ・ピアニストとして音楽界を牽引し続けるポリーニ。ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンとの黄金コンビで聴かせるブラームス協奏曲。音響が良い事でも知られるゼンパーオーパーの舞台にピアノを据えてのコンサート・ライヴで、繊細な息遣いから深々とした強奏まで、深々としたハーモニーすべてがとらえられています。ポリーニの確信に満ちたソロをティーレマン指揮するオーケストラが壮麗かつ悠揚たるスケールで包み込んだ比類ない名演が刻まれた2枚組です。
【録音】(1) 2011年6月11日, (2) 2013年1月25日,
ドレスデン、ゼンパーオーパー(デジタル:ライヴ)
(第1番についての昔のコメントから)
店主はあまりメジャー・レーベルのアルバムは取り上げない。
メジャー・レーベルの有名盤はいろいろな雑誌でもサイトでも取りあげらるし、わざわざアリアCDがクローズアップしなくてもいいだろうと思うから。
今回のアルバムも、レコード・アカデミー賞の最後まで残っていたし、ドイツのエコー賞も受賞している名盤中の名盤。
発売は3年前だがその印象はまだ鮮烈に残っている。と同時に、これからのクラシック録音史に残る名盤が生まれたことに畏怖すら感じた。
そんなことみなさん百も承知だろうし、いまさら声高にいうこともない。
とはいえ、ついついそういう情報を聞き漏らしてしまっている人だっているかもしれない。運悪くすれ違った人だっているかもしれない。
店主の個人的な感想をいうと、驚嘆したのはシュターツカペレ・ドレスデンの深いドイツ的な味わい。
ポリーニがすばらしいのはいまさらなのでそこは語らないが、シュターツカペレ・ドレスデンの地中100メートルから湧き上がってくるような奥深い音色には、そのまま沈んでいってしまいたくなった。
美しすぎる。
|
|
|

4795224
\2300 |
《アコーディオンによるカルメン》
ビゼー:歌劇『カルメン』より
(ヨアヒム・シュマイサーによるアコーディオンのための編曲版)
1) カルメンのウォーク, 2) セギディーリャ,
3) ラ・シエスタ, 4) ジプシーの歌, 5)
ラヴ・ソング,
6) 憂鬱な夜, 7) セビリャの日の出, 8)
カルタの歌,
9) 祭り, 10) 別の女, 11) スペイン気質,
12) ジプシー風,
13) 運命との出会い, 14) リフレクションズ,
15) 夜明け, 16) 闘牛士, 17) カルメンの影 |
クセーニャ・シドロワ(アコーディオン),
サッシャ・ゲッツェル(指揮)
ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団,
ミヒャエル・アブラモヴィッチ(ピアノ), 他 |
エキゾチックな魅力あふれるアコーディオン!
女性アコーディオン奏者クセーニャ・シドロワのドイツ・グラモフォンへのデビューアルバムは、情熱の象徴とも言える「カルメン」からの音楽です。
リガ生まれのシドロワは、彼女の祖母の助言により8歳でアコーディオンをはじめます。最初はマリア・ガゼルに師事し、その後ロンドン王立音楽アカデミーで古典と現代のレパートリーを探究、修士号を取得します。
2009年にロンドンのウィグモア・ホールでデビューを飾り、2012年にはブリン・ターフェル財団の初の国際賞受賞者となります。そして国際的にも知名度をあげ、多くのオーケストラ、アーティストと共演を重ね、名声を高めています。
2017年にはパーヴォ・ヤルヴィ指揮のNHK交響楽団と共にトゥールの「プロフェシー(予言)」を演奏する予定です。
このアルバムでは、彼女の持ち味である現代的な音とラテンの精神が融合したエキゾチックで新しい響きをお楽しみいただけます。
【録音】2015年8月, ベルリン、ブラックバード・ミュージック・スタジオ(デジタル:セッション) |
. |


4796044
\2300→\2090 |
コジェナー、クヴァストホフ、レヴァイン
「ヴェルビエ音楽祭」2003年
《ブラームス:歌曲と愛の歌》
ブラームス:
1) 便り Op.47-1, 2) わが妃よ、あなたは何と
Op.32-9,
3) 青春の歌1 Op.63-1, 4) エオルスの竪琴に寄せて
Op.19-5,
5) 野の寂しさ Op.86-2, 6) 私のまどろみはますます浅く
Op.105-2,
7) 18の愛の歌とワルツOp.52, 8) 乙女は語る
Op.107-3,
9) 我らはさまよった Op.96-2,
10) 風もそよがぬ和やかな空気 Op.57-8,
11) 5つの歌曲 Op.94, 12) 新しい愛の歌(15のワルツ)Op.65 |
マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ),
アンドレア・ロスト(ソプラノ),
マシュー・ポレンザーニ(テノール),
トーマス・クヴァストホフ(バリトン),
ジェームズ・レヴァイン(ピアノ),
イェフィム・ブロンフマン(ピアノ) |
コジェナー、クヴァストホフ、レヴァインらが参加したヴェルビエ音楽祭からのライヴ
スイスが誇る天空のリゾート地で毎夏開催される「ヴェルビエ音楽祭」。2003年の音楽祭は創設10周年記念ということで、例年以上に豪華な出演者が一堂に会し、話題を呼びました。
このブラームス・プログラムではレヴァインがピアノを弾き、コジェナーとマシュー・ポレンザーニがリートを歌い、「愛の歌」では他の名歌手とピアニスト、ブロンフマンも参加し親密なアンサンブルを繰り広げています。
今や最も優れたメゾ・ソプラノ歌手として知られるマグダレーナ・コジェナーが、実に巧みに声質を変化させながら深々とした感情表現を聴かせます。
【録音】2003年7月30日、ヴェルビエ音楽祭でのライヴ収録 |
|


4795964
(12CD)
\8000→\7390 |
《マリア・ジョアン・ピリス〜DG室内楽録音全集》
【CD1〜3】
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ニ長調 Op.12-1,
同第2番イ長調 Op.12-2, 同第3番変ホ長調
Op.12-3,
同第4番イ短調 Op.23, 同第5番ヘ長調「春」Op.24,
同第6番イ長調 Op.30-1, 同第7番ハ短調
Op.30-2,
同第8番ト長調 Op.30-3, 同第9番イ長調「クロイツェル」Op.47,
同第10番ト長調 Op.96〜
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)/
【CD4】
ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78「雨の歌」,
同第2番イ長調 Op.100, 同第3番ニ短調 Op.108〜
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)/
【CD5】
ブラームス:
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8,
同第2番ハ長調 Op.87〜
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
ジャン・ワン(チェロ)/
【CD6】
グリーグ:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8,
同第2番ト長調 Op.13, 同第3番ハ短調 Op.45〜
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)/
【CD7】
モーツァルト:
ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調 K.254(ディヴェルティメント),
ピアノ三重奏曲第2番 ト長調 K.496,
ピアノ三重奏曲第3番 変ロ長調 K.502〜
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
ジャン・ワン(チェロ)/
【CD8】
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ ト長調K.301, 同ホ短調K.304,
同変ロ長調K.378, 同ト長調K.379〜
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)/
【CD9】
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調Op.44〜
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)
ルノー・カピュソン(ヴァイオリン) ジェラール・コセ(ヴィオラ)
ジャン・ワン(チェロ),
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調Op.65〜パヴェル・ゴムツィアコフ(チェロ)/
【CD10】
シューマン:
3つのロマンスOp.94, アダージョとアレグロ変イ長調Op.70,
幻想小曲集Op.73,
民謡風の5つの小品Op.102〜第2, 3, 4曲,
子供のための4手用曲集Op.85〜夕べの歌(ヨアヒム編)〜
ダグラス・ボイド(オーボエ)/
【CD11】
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調,
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調,
ラヴェル:フォーレの名による子守歌,
ラヴェル:ハバネラ形式の小品,
ラヴェル:ツィガーヌ〜オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)/
【CD12】
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ イ短調
D.821,
ブラームス:3つの間奏曲Op.117,
メンデルスゾーン:無言歌 ニ長調Op.109,
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38,
J.S.バッハ:パストラーレ ヘ長調 BWV.590〜
アントニオ・メネセス(チェロ) |
マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ) |
作品の表裏を細大もらさずフォローを欠かさないピリスの室内楽演奏
室内楽は、常にピリスの音楽家としての心の中心を占めており、「ソリストとして演奏するよりも、他のアーティストとのアンサンブルにこの上ない幸せを感じる」とコメントしています。
このBOXにはピリスがDGへ録音した室内楽作品を全て収録したもので、シャープで知的なピリスのピアノとエレガントなデュメイのヴァイオリンによる絶妙の共演など、密度の濃いアンサンブルを堪能いただけます。
各ディスクはオリジナル・デザイン仕様の紙ジャケットに封入。
【録音】1990〜2012年 |
|


4795983
(22CD)
\10000→\9290 |
《ピンカス・ズーカーマン〜DG&フィリップス録音全集》
【CD1〜2】
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)BWV.1046-1051〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン&指揮)ロサンジェルス・フィルハーモニック/
【CD3】
J.S.バッハ:2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043,
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ハ短調RV.199「疑い」,
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042,
ヴィヴァルディ:2台のヴァイオリンのための協奏曲イ短調RV.522〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン&指揮)五嶋みどり(ヴァイオリン)セント・ポール室内管弦楽団/
【CD4】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61〜
ダニエル・バレンボイム(指揮)シカゴ交響楽団,
ベートーヴェン:ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第1&2番〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)ダニエル・バレンボイム(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
【CD5】
ベートーヴェン:ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第1&2番,
シューベルト:ポロネーズ 変ロ長調D.580,
ドヴォルザーク:ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス
ヘ短調Op.11,
シューベルト:小協奏曲ニ長調 D.345,
シューベルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド
イ長調D.438〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン&指揮)セント・ポール室内管弦楽団/
【CD6】
ベルリオーズ:イタリアのハロルド Op.16〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴィオラ) シャルル・デュトワ(指揮)モントリオール交響楽団,
ベルク:ピアノ、ヴァイオリンと13管楽器のための室内協奏曲〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ピエール・ブーレーズ(指揮) アンサンブル・アンテルコンタンポラン/
【CD7】
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)
ダニエル・バレンボイム(指揮)パリ管弦楽団,
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)
ダニエル・バレンボイム(指揮)ロサンジェルス・フィルハーモニック/
【CD8】
ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78,
同第2番イ長調Op.100,
同第3番ニ短調Op.108〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)ダニエル・バレンボイム(ピアノ)/
【CD9】
ブラームス:
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1,
同第2番変ホ長調Op.120-2〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴィオラ)ダニエル・バレンボイム(ピアノ)/
【CD10】
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調,
サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調Op.75〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)マルク・ナイクルグ(ピアノ)/
【CD11】
ハイドン:
協奏交響曲変ロ長調(交響曲第105番),
ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン&指揮)ロサンジェルス・フィルハーモニック/
【CD12】
メンデルスゾーン:
ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64, 八重奏曲変ホ長調Op.20〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン&指揮)セント・ポール室内管弦楽団/
【CD13】
モーツァルト:
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364,
2台のヴァイオリンのためのコンチェルトーネ
ハ長調K.190〜
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
ピンカス・ズーカーマン(ヴィオラ、ヴァイオリン)
ズービン・メータ(指揮)イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団/
【CD14】
モーツァルト:ホルン協奏曲集〜
ヘルマン・バウマン(ホルン)
ピンカス・ズーカーマン(指揮)セント・ポール室内管弦楽団/
【CD15】
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18,
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調Op.94a〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)マルク・ナイクルグ(ピアノ)/
【CD16〜17】
シューベルト:
ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898, 同第2番変ホ長調D.929〜
ウラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)リン・ハレル(チェロ)/
【CD18】
テレマン:
リコーダーとヴィオラのための協奏曲イ短調TWV52:a1,
トリオ・ソナタ ハ長調TWV42: C2,
トリオ・ソナタ へ長調TWV 42:F3, デュエット
ハ長調,
アントン・ヘベルレ:リコーダー協奏曲ト長調〜
ミカラ・ペトリ(リコーダー)ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン,
ヴィオラ)セント・ポール室内管弦楽団/
【CD19】
ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)
ズービン・メータ(指揮)イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団,
V.ウィリアムズ:揚げひばり〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)ダニエル・バレンボイム(指揮)イギリス室内管弦楽団/
【CD20】
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲変ホ長調「海の嵐」Op.8-5,
パーセル:シャコンヌ ト短調, ヘンデル:合奏協奏曲ト長調Op.6-1,
パッヘルベル:カノンとジーグ ニ長調,
ヘンデル:シバの女王の入場,
テレマン:ヴィオラ協奏曲ト長調,
ラモー:タンブーラン〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン,
ヴィオラ, 指揮)セント・ポール室内管弦楽団/
【CD21】
ファリャ:スペイン舞曲第1番,
ラヴェル:ハバネラ形式の小品,
アルベニス:タンゴ,
ブラームス:ハンガリー舞曲第1番,
パラディス:シチリア舞曲,
ブロックウェイ:カヴァティーナ,
エルガー:気まぐれ女,
ドヴォルザーク:ロマンティックな小品集,
クライスラー:愛の悲しみ,
エルガー:愛の挨拶,
クライスラー:愛のよろこび〜
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)マルク・ナイクルグ(ピアノ)/
【CD22】
マルク・ナイクルグ:「Through Roses」〜
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)サンタフェ・プロ・ムジカ・チェンバー・オーケストラ / |
作品に漂う濃厚なロマンティシズムを表出
その高度な音楽性を高く評価され、世界中のクラシック・から広く愛されている音楽家ピンカス・ズーカーマン。ヴァイオリニスト、ヴィオリスト、指揮者、教育者、室内楽奏者それぞれにおける比類のない実力が称えられる現代屈指の巨匠です。
1948年テル・アヴィヴ生まれ。アイザック・スターンとパブロ・カザルスの指導のもと、アメリカ・イスラエル文化財団の支援を受け、ジュリアード音楽院に学びました。1960年代よりヴァイオリン、ヴィオラ奏者として活発な活動を展開し、70年イギリス室内管弦楽団を指揮して以来、世界各地の名オーケストラを指揮する機会も増えました。
たっぷりとした音色で朗々と歌い上げるズーカーマンの演奏は、作品に漂うロマンティシズムを見事に表出し、どれもがそれぞれの曲の定番とみなされています。
ここに集められたDGとフィリップスへの録音は、絶妙な対話が繰り広げられた名演ばかり。各ディスクはオリジナル・デザイン仕様の紙ジャケットに封入されています。
ブックレットには、ノーベルト・ホーニグによる書き下ろしライナーノーツ(欧文のみ)と、レアな写真が多数収録されています。
【録音】1974〜1996年
復活のBIDDULPHから先日リリースされたズーカーマンのアルバム
2枚目のフックスのストイックな抒情が素敵だったんです・・・!
今年一番聴いているアルバムかも・・・ |
BIDDULPH
8.02512
(2CD)
\2700 →\2490
|
ピンカス・ズーカーマン&ズービン・メータ
初出録音(1995年 SONY)!
[CD 1]
ベートーヴェン(1770-1827):
ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番ヘ長調
Op.50(*)
アルバン・ベルク(1885-1935):ヴァイオリン協奏曲(1935)(*)
[CD 2]
ローベルト・フックス(1847-1927):9つの幻想小曲(+)
ヴァイオリンとピアノのための10の幻想小曲
Op.74 から No.2(ニ長調)
ヴァイオリンとピアノのための7つの間奏曲
Op.82 から No.1(ハ短調)
ヴァイオリンとピアノのための10の幻想小曲
Op.74 から No.9(ト短調)
ヴァイオリンとピアノのための10の幻想小曲
Op.74 から No.6(ホ短調)
ヴァイオリンとピアノのための5つの二重奏曲
Op.40 から No.3(ト短調)
ヴァイオリンとピアノのための5つの二重奏曲
Op.40 から No.2(変ロ長調)
ヴァイオリンとピアノのための10の幻想小曲
Op.74 から No.1(ロ短調)
ヴァイオリンとピアノのための10の幻想小曲
Op.74 から No.7(ハ長調)
ヴァイオリンとピアノのための7つの間奏曲
Op.82 から No.5(ニ短調)
ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1917):ヘブライの旋律
Op.9(#) |
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
ズービン・メータ(指揮(*))
マーク・ナイクルグ(ピアノ(+))
|
録音:1995年(*)/1992年(+)/1994年(#) 原盤、ライセンサー:Sony
Classical
ピンカス・ズーカーマン(1948-)とズービン・メータ(1936-)、マーク・ナイクルグ(1946-)が1990年代
Sony Classicalに録音しながらお蔵入りとなっていたCD2枚分の音源を、ビダルフがライセンスを受け発売。
 |
|

4/27(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.
LSO LIVE
|
LSO 0770
(2SACD HYBRID)
¥3100 →\2790
|
ゲルギエフ芸術の総決算、驚くべき深さのスクリャービン
スクリャービン:
(1)交響曲第1番ホ長調Op.26
(2)同第2番ハ短調「悪魔的な詩」Op.29 |
ワレリー・ゲルギエフ (指揮)
ロンドン交響楽団、同合唱団
(1)エカテリーナ・セルゲイエワ(メゾソプラノ)
アレクサンドル・ティムチェンコ(バリトン) |
まるでワーグナーかマーラー?ゲルギエフ芸術の総決算、驚くべき深さのスクリャービン
録音:2014 年3 月30 日(1)、4 月10 日(2)/バービカン・ホール(ライヴ)/90’
00”DSD 5.1、Multi-channel
SACDハイブリッド盤。
ゲルギエフとロンドン交響楽団は2014年3月から4月にかけて彼としては初めてスクリャービンの交響曲全5篇を上演しました。昨秋に第1
弾として第3 番と「法悦の詩( 第4 番)」をカップリングでリリース
(LSO0771) し、話題となりました。
どちらもスクリャービン初期の作品ですが、若き日に大のワグネリアンだった影響に加え、交響曲の規模を拡大し、声楽まで動員している点はマーラーを思わせます。ゲルギエフの得意とする音楽の集大成した感があり、これ以上彼向きの作品は珍しいと申せましょう。
交響曲第1 番は1899-1900 年の作で、全6 楽章50
分の大曲。第5 楽章にはメゾソプラノとバリトンの独唱、終楽章には混声合唱が起用されています。歌詞はスクリャービン自身のよるロシア語の芸術讃歌で、マーラー風な響きと充実度に満ちていますが、編成が大きいため演奏頻度は多くありません。この曲がついにゲルギエフの演奏で登場。絶妙なバランスでオーケストラと声楽を統率、若きスクリャービン独特の鮮烈な叙情と、不思議な光に満ちた世界から、感動的なクライマックスに導きます。この秋、マリインスキー・オペラで来日予定のセルゲイエワが説得力満点な歌唱を聴かせます。
交響曲第2 番は全5 楽章の純器楽作品。メシアンを先取りしたような、延々と鳥の囀りを描写した第3
楽章が独特。フィナーレはワーグナー風のロシア音楽で、カッコ良さの極み。初演当時は酷評されましたが、ゲルギエフの演奏で聴けば、チャイコフスキーの伝統上にある魅力的な交響曲であることを再認識させられます。

|
CHANDOS
|
|
なんか懐かしくていいんです・・・
マイケル・コリンズ、リリカル・クラリネット続編登場!
リリカル・クラリネット Vol.2
シューマン:幻想小曲集 Op.73
フィールド:夜想曲集
(編曲:マイケル・マクヘイル/世界初録音)
ショーソン:アンダンテとアレグロ
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
(編曲:ガストン・アムラン)
フランセ:主題と変奏
マスネ:タイスの瞑想曲
(編曲:マイケル・マクヘイル/世界初録音)
ドビュシー:クラリネットとピアノのための小品
ガスタビーノ:クラリネット・ソナタ |
マイケル・コリンズ(クラリネット)
マイケル・マクヘイル(ピアノ |
ロンドン・シンフォニエッタやフィルハーモニア管弦楽団の首席奏者を歴任し、ナッシュ・アンサンブルのメンバーとしても活躍した現代最高のクラリネット奏者の一人、マイケル・コリンズ。
Chandos移籍後のアルバム第2弾として発売され人気を博した「リリカル・クラリネット」の続編がついに登場。
第2弾では、シューマンの「幻想小曲集」やフランセの「主題と変奏」などのクラリネットの重要レパートリーはもちろんのこと、"クラリネットとピアノ版"へと編曲されたジョン・フィールドの「夜想曲(第5番、第8番、第2番)」とマスネの名曲「タイスの瞑想曲」にも注目!
アレンジは、「リリカル・クラリネット」や「ヴィルトゥオーゾ・クラリネットVol.2」で伴奏を務めてきたピアニストのマイケル・マクヘイルが担当。マイケル・コリンズのシルクのように柔らかく美しい音色が存分に発揮される「リリカル」な名曲集を、どうぞお楽しみください。
録音:2015年11月23日−24日、ポットン・ホール(サフォーク)

第1弾 おすすめ! |
|
マイケル・コリンズ 〜 リリカル・クラリネット
プーランク:ソナタS.184/
ブルグミュラー:デュオOp.15/
サン=サーンス:ソナタOp.167/
リード:《ヴィクトリア朝のキッチン・ガーデン》組曲/
ペルト:鏡の中の鏡/
フィンジ:5つのバガテルOp.23/
ベールマン:アダージョ(クラリネット五重奏曲第3番op.23からの編曲) |
マイケル・コリンズ(クラリネット)
マイケル・マクヘイル(ピアノ)
|
フランスのサン=サーンスやプーランクのソナタから、イギリスのフィンジ、そしてペルトなど、タイトル通り"リリカル"なクラリネットのための傑作をチョイス。
クラリネットの音色の素晴らしさを、巨匠マイケル・コリンズが改めて教えてくれる美しいクラリネット・アルバムの登場です。
|
|
. |
|
お待たせしました・・・イモジェン・クーパーのショパン
ショパン:
幻想即興曲変イ長調 Op.61/夜想曲第17番ロ長調
Op.62-1/
夜想曲第18番ホ長調 Op.62-2/幻想曲ヘ短調
Op.49/
バラード第4番ヘ短調 Op.52/
夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2/
バラード第1番ト短調 Op.23/
夜想曲第16番変ホ長調 Op.55-2/子守歌変ニ長調
Op.57 |
イモジェン・クーパー(ピアノ) |
イモジェン・クーパーのショパン!
イモジェン・クーパー、Chandos第4弾はショパンの作品集!
パリでジャック・フェヴリエとイヴォンヌ・ルフェビュール、ウィーンでイェルク・デームスとパウル・バドゥラ=スコダにピアノを学び、アルフレッド・ブレンデルの弟子としても知られるイギリスの才女イモジェン・クーパー。
シューベルトを中心に、古典派、ロマン派の独墺系レパートリーのスペシャリストとして世界的な名声を得てきたイモジェン・クーパーが、ついにショパンを録音。
収録されるのは、「幻想即興曲」や「幻想曲ヘ短調」「子守歌」、そして「夜想曲」などの深い表現が活きる珠玉のショパン。2016年はこのアルバム収録曲を含むリサイタルのワールド・ツアーも予定しています。
2016年4月23日ー24日の来日公演でも豊かな詩情と感性を披露してくれたイモジェン・クーパーが弾く魅惑のショパンにご期待ください。
録音:2015年11月3日−6日、コンサート・ホール(スネイプ・モルティングス、サフォーク)
イギリスの女流奏者イモジェン・クーパー。
ロンドンでキャスリーン・ロングに師事した後、パリでジャック・フェヴリエとイヴォンヌ・ルフェビュールに、ウィーンでイェルク・デムスとパウル・バドゥラ=スコダ、そして最大の師アルフレッド・ブレンデルに
学んだ。
そんなちょっと多国籍的なところが彼女の奥深さを生むのか。
レパートリーはドイツ・オーストリアものに圧倒的な相性の良さを見せる。
2007年の新年に大英帝国勲章を授与された。
長身でスタイルも抜群。シックなドレスが似合う大人の魅力を感じさせる英国淑女。
こういうピアニストはいそうでいない。
Chopin, Nocturne in D-flat, Op. 27, no. 2
https://youtu.be/vbjdDWXDtHQ
2012年の録音です。
|
|
. |
CHAN 0813
\2400 →\2190
〔CHACONNE〕
|
名手アレクサンドル・ルディン、弾き振りバロック!
ハッセ、C.P.E.バッハ、ヘルテル:チェロ協奏曲集
ヨハン・アドルフ・ハッセ:チェロ協奏曲ニ長調
ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル:
チェロ協奏曲イ短調(世界初録音)
チェロ協奏曲イ長調(世界初録音)
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:
チェロ協奏曲イ短調 、Wq.170, H.430 |
アレクサンドル・ルディン
(チェロ、指揮)
ムジカ・ヴィヴァ
(モスクワ室内管弦楽団) |
ロシアの名チェリスト、アレクサンドル・ルディン登場!
チャイコフスキー国際コンクール、ライプツィヒ・バッハ国際コンクール、カサド国際チェロ・コンクールの入賞歴を持ち、現在はモスクワ音楽院教授としても活躍しているロシアのチェリスト、アレクサンドル・ルディンが、Chandosの古楽レーベル「CHACONNE(シャコンヌ)」に登場!
ルディンが指揮者を務めるモスクワの室内オーケストラ、"ムジカ・ヴィヴァ"と掘り下げていくのは、ハッセ、C.P.E.バッハ、ヘルテルといった18世紀ドイツのチェロ協奏曲。ヨハン・クリスティアン・ヘルテルの息子、ヨハン・ヴィルヘルム・ヘルテル(1727−1789)の2つの協奏曲は、現在はブリュッセル王立音楽院に所蔵されている自筆譜(ヨハン・ヤコブ・ウェストファル・コレクション)から蘇演したもので、このアルバムが世界初録音。
録音:2014年7月2日−4日&2015年5月24日−25日、モスフィルム・スタジオ(モスクワ)

|
|
CHAN 0812
\2400
〔CHACONNE〕
|
キューピッドの旅
ボワモルティエ:オペラ・バレ《キューピッドの旅》より
精霊の到着のためのサンフォニー
ルベル:舞曲さまざま、ソナタ第6番
ボワモルティエ:
森のバレエ第1番 Op.52、ソナタ第3番 Op.14、
協奏曲 Op.37、ソナタ第4番 Op.37
コレット:
コンチェルト・コミック第6番「ご婦人の楽しみ」Op.8 |
アンサンブル・メリディアーナ |
あのパラディアン・アンサンブルが受賞グループに名を連ねる古楽アンサンブルの登竜門、"ヨーク古楽音楽祭ヤング・アーティスト・コンペティション"で栄冠に輝いた英国古楽界注目の若手アンサンブル、アンサンブル・メリディアーナもChaconneに進出!
「ブレコン・バロック」のヴァイオリニストの一人でもあるザビーネ・ストファーなど、注目の若手アーティストたちが名を連ねる期待のアンサンブル。スイスの古楽総本山バーゼル・スコラ・カントルムで学んだ古楽奏法を活かして、ボワモルティエを中心としたフランス・バロックの麗しい器楽作品を聴かせてくれます。
録音:2014年11月10日−13日&2015年6月3日、聖ニコラウス教会(スイス) |
CHANDOS 2 FOR 1
|
CHAN 241-55
(2CD/特別価格)
\2500
|
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
創立125周年記念アルバム
ワーグナー:《トリスタンとイゾルデ》への前奏曲
WWV.90
マッカン:山と湖の国 Op.3
ニールセン:交響曲第4番 Op.29, FS 76より
第4楽章
エネスク:ルーマニア狂詩曲 Op.11-1
ウェーベルン:パッサカリア Op.1
R・シュトラウス:《4つの最後の歌》より
9月
ホルスト:《惑星》 Op.32より 火星、木星
プロコフィエフ:
アレクサンドル・ネフスキー Op.78より
第5楽章
メンデルスゾーン:フィンガルの洞窟
グラズノフ:《四季》 Op.67より
サン=サーンス:《死の舞踏》 Op.40より
ショスタコーヴィチ:
ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.129より
第1楽章
ドビュッシー:《夜想曲》より シレーヌ
プロコフィエフ:《キージェ中尉》 Op.60より
トロイカ
シベリウス:交響曲第5番 Op.82より 第3楽章
マルティヌー:交響曲第1番 H.289より 第3楽章
アダムズ:《ハルモニーレーレ》より 第3楽章 |
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)
アレクサンダー・ギブソン(指揮)
ブライデン・トムソン(指揮)
マティアス・バーメルト(指揮)
ステファヌ・ドゥネーヴ(指揮)
ピーター・ウンジャン(指揮)、他 |
2016年で創立125周年を迎える、スコットランドの名門オーケストラ、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(RSNO)のアニヴァーサリー・アルバムがChandosから登場。
Chandos黎明期に録音されたアレクサンダー・ギブソンの貴重な音源から、ネーメ・ヤルヴィ、ブライデン・トムソンといった歴代指揮者の名演、そして現音楽監督ピーター・ウンジャンによる近年の録音まで、Chandosに残された膨大なRSNOの名演奏を集めたハイライトです。 |
SOMM
|
|
ヴァレリー・トライオン(ピアノ)
ドビュッシー、フォーレ、ラヴェル:
ピアノと管弦楽のための作品集
ドビュッシー:
ピアノと管弦楽のための幻想曲
ピアノと管弦楽のためのバラード Op.19
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調 |
ヴァレリー・トライオン(ピアノ)
ヤク・ファン・ステーン(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 |
ジャック・フェヴリエにピアノを学び、ハンガリー政府からはフランツ・リスト勲章を贈られたイギリスのベテラン女流ピアニスト、ヴァレリー・トライオン。
「ラフマニノフ/R・シュトラウス/ドホナーニ」の協奏曲集(SOMMCD
253)と同じ指揮&オーケストラで、フランスのピアノ協奏的作品を披露。
録音:2014年9月7日−8日、ヘンリー・ウッド・ホール |
.
SOMM(CELESTE)
|
|
エマ・ジョンソン、2014年熱狂的ライヴ!
シューベルト:八重奏曲ヘ長調 D.803
クルーセル:
クラリネットとファゴット、ホルンのための合奏協奏曲 |
エマ・ジョンソン(クラリネット)
カルドゥッチ弦楽四重奏団
クリス・ウェスト(コントラバス)
フィリップ・ギボン(ファゴット)
マイケル・トンプソン(ホルン) |
イギリスのクラリネット界を代表する世界的名手、エマ・ジョンソンと仲間たちによる、シューベルト&クルーセルの熱狂的なライヴを収録。
名曲であるシューベルトの八重奏曲はもちろん、クルーセルの合奏協奏曲(三重協奏曲)はクラリネット関係者必聴。
録音:2014年10月11日、ターナー・シムズ

|
|
|
モンポウ:セレクテッド・ワークス Vol.2
歌と踊り/子どもの情景/
ひそやかな音楽/3つの変奏曲/
子守歌/モンジュックの橋 |
クレリア・イルズン(ピアノ) |
ロンドンを拠点に活動しているブラジル生まれのピアニスト、クレリア・イルズンが弾くフェデリコ・モンポウ(1893−1987)第2弾。
スペインの作曲家とブラジルのピアニストのエキゾチックなカラー、繊細でカラフルなピアノの音色が見事な調和を産み出す。
録音:2014年8月28日−29日 |
|
|
バーバー:合唱作品集
リインカーネーションズ Op.16/イースター・コラール/
神の威厳/柵を開け、おお死よ/
「アントニーとクレオパトラ」より 2つの合唱/
2つの合唱/修道士と猫/柳の下で/
ストップウォッチと軍用地図/ヨブ記によるモテット/
聖母マリア/月/この輝ける夜に/
Ad Bibinem cum me Rogaret ad Cenam/
ヘヴン・ヘイヴン/アニュス・デイ |
バーミンガム音楽院室内合唱団
ポール・スパイサー(指揮) |
イギリス合唱界の名指揮者で、フィンジ・シンガーズとのコンビで数多くの名唱を生み出してきたポール・スパイサーが振るサミュエル・バーバーの合唱作品集。
アルバムを締めくくる「アニュス・デイ」は、美メロの代表曲として知られる「バーバーのアダージョ」(弦楽のためのアダージョ
Op.11)から、合唱版へと編曲されたもの。
録音:2014年6月26日−27日、エイドリアン・ボールト・ホール(バーミンガム音楽院) |
HCRHCR(HUDDERSFIELD Contemporary Records)
|
HUDDERSFIELD Contemporary Records はイギリス北部ヨークシャーに新しく設立されたハダースフィールド大学音楽学部が設立した現代音楽専門レーベルで同大学在籍の作曲科専攻学生、教師の作品、在籍演奏科学生、教師の演奏を広く紹介することを主な目的としています。
作品、演奏はともに高いレベルにあり、最近のイギリスの若手作曲家、演奏家の動向を知る上で貴重な音源です。なおハダースフィールド大学は音楽以外に技術工学、インターネット・ソフト・ウェア開発にも定評があり、音楽における様々なテクノロジーの応用はIRCAM
並みの技術力が期待されています。 |
|
クラリネット新作集
(1)アーロン・アインボンド:レジスタンス(2012)
〜プリペアド・バス・クラリネットと
ライヴ・エレクトロニクスのための
(2)森下周子:リザード(影) (2011)
(3)マーティン・イッドン:プテレア(2014)〜
バス・クラリネットのための
(4)マーティン・レーン・バック:コペンハーゲンの静寂(2014)
(5)ペドロ・アルバレス:その代わりに(2013)
(6)マックス・マリー:Ad Marginem des Versuchs(2015)
〜バス・クラリネットとテープのための |
ヘザー・ロシェ(Cl/バスCl) |
森下周子の意欲作も収録!クラリネット新作集!
58:19
このディスクではライヴ・エレクトロニクス、テープによる作品が収録。また日本から現在大学院に留学中のホープ森下周子さんの意欲作にも注目です。 |
|
|
「覆われた鏡」〜現代ギター作品集
マシュー・サージェント:ベット・マルヤム(2011)
ブリン・ハリソン:M.C.E(2010)
マイケル・フィニシー:ナジエ(1982/rev.2002)
ジェームズ・ディロン:覆われた鏡(1987)
ブライアン・ファーニホー:短い影II (1983-89)
ウィーランド・ホバン:ノックラーI (2009) |
ディエゴ・カストロ・マガス(G) |
フィニシー、ファーニホー他現代イギリスのギター作品集!
録音:2015年8月17-20日、65:56
こちらはフィニシー、ディロン、ファーニホーら現代イギリス作曲界の大御所たちの作品を中心に収録。
ディエゴ・カストロ・マガスはチリ出身の若手ギタリストでドナトーニ、ファーニホー、ラッヘンマンなど多くの作曲家の作品を演奏している。いずれもギターの可能性の限界に迫る難曲ぞろい。 |
NMC
|
|
「フォトグラフィ」〜
エロリン・ウォーレン(b.1958):管弦楽作品集
(1)チェロ協奏曲
(2)飢餓
(3)フォトグラフィ
(4)地球で |
(1)マシュー・シャープ(Vc)
(1)(3)ニコラス・コック(指揮)
オーケストラX
(2)フィリップ・ヘッドラム(指揮)
ザ・コンティヌム・アンサンブル&
アンサンブルX
(4)ティム・ハリーズ(バス・ギター)、
エロリン・ウォーレン(声)、X四重奏団 |
ポップ・ミュージックの分野でも活躍するイギリスのアフリカ系女性作曲家エロリン・ウォーレンの管弦楽作品集
録音:(1)(3)(4)2015年 (2)2001年 [67:17]
エロリン・ウォーレンはロンドンのキングス・カレッジに学んだアフリカ系女性作曲家。BBCプロムスより委嘱された打楽器協奏曲は高い評価を受けている。
現代音楽の他にポップ・ミュージックの分野でも活動しており、作品は調性、モード、無調を折衷したロマンティックなもの。新古典主義時代のストラヴィンスキー、ブリテン風の和声に加えポップス界で磨かれたリリカルで内省的なメロディが魅力的。 |
|
|
エドワード・カウィー(b.1943):弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第3番《イン・フライト・ミュージック》
(1982-83 /rev2010)
弦楽四重奏曲第4番 (1984 / rev2010)
弦楽四重奏曲第5番《鳥の歌のバガテル》 (2003-4) |
クロイツァー四重奏団 |
録音:2014-15年、74:28
カーウィはバーミンガム出身で幼い頃よりサフォークとコッツウォルズの自然に親しみ、音楽と美術に才能を示した。1970
年代にルトスワフスキに師事、その後BBC プロムスでも盛んに作品が取り上げられるようになった。彼の音楽は幼い頃の影響もあり、メシアンと同じく鳥の声、歌が重要な音楽的素材になっている。現代的な語法と20世紀初頭のイギリスの牧歌的な心象風景が融合したユニークな世界。 |
|
|
混声合唱と打楽器四重奏のための「炎の舌」
マリンバによる「雲のポリフォニー」
ジェームズ・ウッド(b.1953):
(1)炎の舌
(2)雲のポリフォニー |
(1)ジェームズ・ウッド(指揮)
MDRライプツィヒ放送合唱団、
Earメッセージ打楽器四重奏団
(2)ロバート・ヴァン・サイス(指揮)
イェール打楽器グループ |
録音:2013-14年、61:05
ウッドはナディア・ブーランジェに作曲を師事、打楽器奏者、指揮者としても活動している。
「炎の舌」は混声合唱と打楽器四重奏のために書かれた作品でゴスペル・ミュージックの要素、声の多彩な可能性と打楽器の様々な音色がミックスされている。
「雲のポリフォニー」ではマリンバによる細かな音の粒子が収縮したり拡散したりとタイトルの通り、雲のような変化を見せる。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
.
SOMM(CELESTE)
|
|
ジョン・マッケイブ1978年録音
グリーグ:ピアノ作品集
スロッテル(ノルウェー農民の舞曲) Op.72
気分 Op.73 |
ジョン・マッケイブ(ピアノ) |
2015年2月13日に75歳でこの世を去った現代イギリス音楽界の大御所、ジョン・マッケイブ(1939−2015)が遺したグリーグの録音集。グリーグの素朴な味わいを引き出している好演。
録音:1978年11月13日、ロンドン
旧譜
ジョン・マッケイブ、この1枚
ヴォーン=ウィリアムズ、ホルスト、アイアランド、バックス、モーラン・・・。
近代イギリス・ピアノ作品集 |
BMS
103CDH
(CD-R)
\2600
|
イングリッシュ・リサイタル
ヴォーン=ウィリアムズ:山の中の湖、
ギボンズの歌曲第13番による讃美歌前奏曲、
6つの小品/
ホルスト:ピアノのための2つの小品、
2つのノーサンブリア民謡/
アイアランド:ピアノ・ソナタ/
バックス:アレグレット・クァジ・アンダンテ/
ワーロック:5つの民謡前奏曲/
モーラン:バンク・ホリデイ/
ブリテン:夜想曲/
ジュベール:舞踏組曲 |
ジョン・マッケイブ(ピアノ) |
現代イギリス音楽界の大御所的存在にして、英国音楽協会(BMS)の会長、ジョン・マッケイブ自らが出陣!
ヴォーン=ウィリアムズ、ホルスト、アイアランド、バックス、モーラン・・・。
近代のイギリス音楽を知り尽くしたマッケイブのピアノによる"イングリッシュ・リサイタル"は絶品の一言に尽きる。
1968年5月20日−22日&1972年5月20日の録音。全曲初CD化。 |
ニールセンの名演も復活! |
SOMM
CD 0146-2
(2CD)
\4200
|
マッケイブの名盤が復活!
ニールセン:ピアノ作品集
祝典前奏曲 FS.24/
大人と子供のためのピアノ音楽 Op.53,FS.148/
交響的組曲 Op.8,FS.19/5つの小品 Op.3,FS.10/
3つの小品 Op.59,FS.131/
愉快なバガテル Op.11,FS.22/組曲 Op.45,FS.91/
シャコンヌ Op.32,FS.79/
劇音楽 《ハウバートとシーネ》 よりFS.57-5/
主題と変奏 Op.40,FS.81 |
|
ジョン・マッケイブ(ピアノ) |
マッケイブのニールセンが復活!
2015年2月13日に75歳でこの世を去った現代イギリス音楽界の大御所、ジョン・マッケイブ(1939−2015)が遺したニールセンのピアノ作品集。
追悼盤としてリリースされる当タイトルでは、ジョン・マッケイブの若き日の演奏を聴くことが出来る。
1973年&1974年の録音。
ニールセンはもともとヴァイオリン奏者として活躍した人なので、ピアノについてはものすごい腕前だったということはありません。ただ、デンマーク王立音楽院でピアノの魅力に開眼。集中してピアノ曲に取り組んだ事はあったようです。
そのニールセンのピアノ曲は、若い頃の素朴なものから亡くなる年に書かれた深遠なものまで多種にわたり、ニールセンの「もう一つの顔」が堪能できます。グリーグほど傑作ぞろいではないものの、シベリウスには十分肩を並べられそうな気がします。
作品数はちょうどCD2枚に収まるくらい。そのため曲自体はそれほど有名でないわりには、アンネ・エランドやエリザベト・ウェステンホル、最近でもマーティン・ロスコーといった大物たちが全集録音をリリースしています。
なかでもジョン・マッケイブが遺した録音は筆頭に上げられる名演です。
|
|
グッディーズ
|
|
新 忠篤氏の復刻音源シリーズ、プレスCD第3回発売! |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」
(1)I. Adagio-Allegro non troppo(1) (4:41)
DB4609A (2RA3345-1)
(2)I. Allegro non troppo(2) (4:43) DB4609B
(2RA3346-2)
(3)I. Allegro non troppo(3) (4:25) DB4610A
(2RA3347-2)
(4)I. Allegro non troppo(4) (3:25) DB4610B
(2RA3348-3)
(5)I. Allegro non troppo(5) (2:46) DB4611A
(2RA3349-3)
(6)II. Allegro con grazia(1) (4:03) DB4611B
(2RA3353-2)
(7)II. Allegro con grazia(2) (4:45) DB4612A
(2RA3354-2)
(8)III. Allegro molto vivace(1) (4:33)
DB4612B (2RA3355-1)
(9)III. Allegro molto vivace(2) (4:39)
DB4613A (2RA3356-2)
(10)IV. Finale:Adagio lamentoso(1) (2:44)
DB4613B (2RA3350-1)
(11)IV. Finale:Adagio lamentoso(2) (3:33)
DB4614A (2RA3351-2)
(12)IV. Finale:Adagio lamentoso(3) (4:06)
DB4614B (2RA3352-3)
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」より「葬送行進曲」
(13) (Part 1) (4:33) 67054A (733 be I)
(14) (Part 2) (3:53) 67054B (734 1/2
be I) |
テレビでも話題になった玉音放送の復刻を担当した 新
忠篤氏の復刻音源シリーズから、プレスCD第3回発売!これまでの復刻からは聴けなかった鮮烈な演奏がよみがえる!
(1)-(12)独 ELECTROLA DB4608/14(英 HMV DB4608/14
と同一録音)(1938 年10 月15-27 日ベルリン、ベートーヴェンザール録音) (13)(14)独
POLYDOR 67054(1933 年ベルリン高等音楽院録音)
「悲愴」はヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)が残した唯一の正規録音。SPレコード録音が頂点に達した1930
年代後半の録音である。テープ録音時代には聴き取れなくなったオーケストラ内声部の細かな動きが明瞭に聞こえるのはSP録音ならではのもの。これまでのSP復刻盤ではそれがノイズと共に消え去ってしまっていた。ベルリン・フィルがフルトヴェングラーの指揮のもとで巨大な怪物と化し、そのウネリが聴き手を恍惚の境地に導いてくれる。ワーグナーの「葬送行進曲」も同様である。フルトヴェングラーの指揮はこのシリーズで「英雄」(78CD-3000)と「運命」+「未完成」(78CD-3001)が出ている。
※ご注意※ つなぎ編集を行っていませんので、SP
レコード同様、原盤ごとに途切れがあります。
※グッディーズ・ダイレクト・トランスファーとは?
グッディーズ・ダイレクト・トランスファーCD-R
シリーズは、新 忠篤氏の復刻音源をCD-R で提供するもので、2006
年の発売開始以来既に500 タイトル以上を発売済みの大シリーズです。カザルスやコルトーなどのSP
時代の定評ある名演から、世界初CD化の復刻音源など多彩なラインナップで好評を得ています。その音質はSP
レコードから過去の偉大な演奏家の真の息遣いが聴き取れるものとして、ピアニストの内田光子さんなども絶賛しておられます。今回はこのシリーズからプレスCD
第2弾として、フルトヴェングラーのSP 録音「運命」「未完成」を発売いたします。
※特徴
戦前の真空管を用いた新 忠篤氏設計・制作の管球式可変フォノイコライザを使用して、適正なイコライジングカーブを設定。それ以外のノイズカットや音質補正等は一切行わず、ダイレクトにDSD
録音機でマスターを作製。再生音はSP 特有の針音ノイズはあるものの、これまでのSP
復刻の常識を覆すような生々しい音楽性を再現しています。
SP 時代の録音はSP 盤1 面ごとにその都度中断して行われていましたが、このシリーズでは各面をそのまますべて収録。つなぎ編集も行っていませんので、原盤ごとに途切れがありますが、SP
レコードそのままを体験いただけます。
※SPレコード復刻の歴史を振り返って(新
忠篤)
アメリカでLPが登場したのが1948 年(昭和23
年)だった。一方イギリスではHMV がLPレコードを発売したのが1952
年(昭和27 年)10 月だったから、4 年も遅れた。因みに日本では日本コロムビアが1951
年(昭和26 年)にLPを発売した。遅れたのはレコードプレーヤやアンプ等の再生機の準備期間が必要だったからだ。LPが出ても一般の愛好家は従来の78
回転SPレコードでも不便を感じていなかったと思われる。LP再生機が普及すると演奏時間の短いSPレコードは不便になり、SPの演奏をLPに置き換えて発売する所謂復刻盤LPが登場した。EMI
のSP復刻シリーズである HMV/COLUMBIA Great
Recordingsof the Century が登場したのが1957
年(昭和32 年)10 月だったから、LP登場の5
年後だった。HMV/COLUMBIA GreatRecordings
of the Century はその頭文字をとってGR盤、復刻LPの代名詞となった。SPレコードは片面3〜5
分の収録時間で、演奏はその都度止めて収録された。LP復刻時には切れ目なく編集された。また復刻盤作成の原盤は、SPレコード原盤をLPと同じビニール盤にプレスしたテストプレス盤だった。それはシェラック盤に較べれば雑音は小さいが、LPに較べればかなり雑音が多い。LPは本来無雑音メディアだから、復刻音源はフィルタ使ってノイズ除去をした。復刻エンジニアは雑音ばかりが気になって、フィルタが音楽を損ねていることに気がつかなかったのかもしれない。
そして元のSPレコードとはまるで違うものが生まれた。EMI
のGreat Recordings of the Century シリーズは1966
年10 月に終了したが最後までこのポリシーを守り続けた。私はもの心ついて以来ずっとSPレコードに親しんでいた。大学を卒業すると就職先をレコード会社に決めた。2
年間のレコード店回りのセールスマンの後に洋楽部勤務になった。海外原盤の国内発売業務の傍ら、自分の手でSPレコードの復刻を始めた。日本コロムビアのDXMシリーズがそれである。カペー四重奏団、ジョルジュ・エネスコ、ジャック・ティボー、フリッツ・クライスラー、エーレナ・ゲールハルト、ユリア・クルプなどのSP盤演奏をSP盤とそっくり同じ音で復刻した。それは私のGR盤への音の不満から出たもので、SPレコードの音が復刻LPから再現できるたことで、多くの支持者を得た。SPレコード再生には専用のフォノイコライザが必要で、市販の民生機のプリアンプに組み込まれたSP用とされたイコライザはおおまかな特性でプロ用には使いものにならない。試行錯誤を重ねるうちに、SPレコードが吹き込まれた時代に録音機材に使われていた真空管を使用すると、すばらしい再生ができることを発見した。私のアンプ作り歴は60
年以上で、その目的はSPレコードをその録音された音をそのまま再生することであった。現在ではDSD方式のデジタル録音機がSPレコードの直接再生音をそっくり収めることが可能になった。これを「ダイレクト・トランスファー」と命名した。DSD方式は編集をする際、いったんPCMにするため音質劣化がある。したがってここでは盤面の編集はしていない。またフィルタ類も一切使用していない。SPレコードの生の音をCD化したものである。
|
<映像>
C MAJOR
|
73 5604
(Blu-ray)
¥5800 →\5390
|
新批判校訂版に基づく、
ヘアハイム演出の「ホフマン物語」
オッフェンバック:歌劇『ホフマン物語』 |
ホフマン:ダニエル・ヨハンソン
オランピア/ ジュリエッタ:シェシュティン・アヴェモ
アントニア/ ジュリエッタ:マンディ・フレドリヒ
ミューズ/ ニクラウス/ 死者の声:
ラヘル・フランケルリンドルフ/ルーテル/
コッペリウス/ミラクル医師/ダペルトゥット
船長:ミヒャエル・ヴォッレ
スパランツァーニ:ベングト・オラ・モルニー
クレスペル:カティル・フガース
アンドレ/ コシュニーユ/ フランツ:
クリストフ・モルターニュ
ナタニエル:ホエル・トロアデック
ヘルマン:ヨーゼフ・コヴァチッチ
ヴィルヘルム:ペトル・スヴォボダ
ステッラ:ペッレ・カールソン
ヨハンネス・デブス(指揮)
ウィーン交響楽団
プラハ・フィルハーモニー合唱団
ルカーシュ・ヴァシレク(合唱指揮) |
73 5508
(2DVD)
¥5600 →\5190
|
新批判校訂版に基づく、ヘアハイム演出の「ホフマン物語」。過去の女性との経験を芸術に昇華させる、ホフマンの恋愛物語!
演出:シュテファン・ヘアハイム/舞台:クリストフ・ヘッツァー/衣装:エスター・ビアラス/照明:フェニックス(アンドレアス・ホーファー)/
映像:フェットフィルム/ラマトゥルク:オラフ・A・シュミット/映像監督:フェリックス・ブライザハ
録音: 2015 年7 月21 日、23 日ブレゲンツ・フェスティヴァル(ライブ)
(Blu-ray)画面:16:9 HD、音声:DTS-HD MA5.0、PCM2.0、原語:フランス語、字幕:英独西韓日、174分
(2DVD)画面:16:9 NTSC、音声:DTS5.0、PCM2.0、原語:フランス語、字幕:英独西韓日、174分
2015 年ブレゲンツ・フェスティヴァルで上演された、「ケイとケック」新批判校訂版に基づく、シュテファン・ヘアハイム演出による「ホフマン物語」の映像。
オッフェンバックは、19 世紀中頃にチェロ奏者として活躍した後、ブフ・パリジャン座を創設し、独自のフランス・オペレッタのジャンルを確立しました。
未完成に終わったオペラ『ホフマン物語』は、E.T.A.
ホフマンの小説に基づき、ホフマン自身を主人公にし、4
人の女性との恋愛を描いたオペラ。
2005 年音楽学者のマイケル・ケイとジャン=
クリストフ・ ケックによる「ケイとケック」の新批判校訂版が発表されており、近年上演の機会が増えています。
新版は、上演者が自由に過去の版の曲目を選び、構成を決めることが可能になっており、各上演で異なった楽曲を使用することができる、開かれた作品です。
本作もこの新批判校訂版を使用しており、バイロイト音楽祭でも活躍する現在人気のノルウェー出身の演出家シュテファン・ヘアハイムが、どのように本作を解釈したのかが注目された上演です。
ちょっとだけプロモーション映像。あはは。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=W7NMlPV-Kdk
. |

4/26(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.
ALTUS
|
ALTL 006/7
(2CD特価)
\2800 →\2590
|
日本音楽界を震撼させた才能
ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン2016にも登場
坂入健司郎と東京ユヴェントス・フィル第2弾
(1)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
(2)ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(1890年改訂稿)WAB.108 |
坂入健司郎(指揮)
東京ユヴェントス・フィル |
ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン2016にも出演!!坂入健司郎と東京ユヴェントス・フィル
「これはまずい。いい音楽じゃないか。そのへんの本場よりよほど聴きごたえがあるじゃないか。この若者には才能があるのだ。」音楽評論家
許光俊
「あふれ出るブルックナーへの愛、想い。祈りも烈しい情趣もお任せあれ。知情意兼ね備えた坂入健司郎渾身のタクト。尽くすオーケストラ。これぞライヴ、これがライヴ。いや、素晴らしい!」音楽評論家
奥田佳道
ライヴ録音:2016 年1 月9 日/すみだトリフォニーホール/ライヴ
注目の新人指揮者坂入健司朗(さかいりけんしろう)氏のブルックナーシリーズ第2弾は8
番!
大チェリビダッケもかくやの美しいハーモニーが聴く人を包みます。新人離れの悠揚迫らぬ風格あり。東京ユヴェントス・フィルもうまい!
評論家の許光俊氏が「この若者には才能があるのだ。」と賞賛した新進指揮者坂入健司郎のデビュー・アルバム2枚。
|
この若者には才能があるのだ。(許光俊氏)
新進指揮者坂入健司郎デビュー
巨匠デームスもソリストで登場!
慶應義塾ユースオーケストラによる2011年3月20日の記録
(1)近谷直之:“Paradigm shift”(世界初演)
(2)シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
(3)シューマン:トロイメライ(アンコール)
(4)チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」
Op.32
(5)ラヴェル:マ・メール・ロワより『妖精の国』(アンコール) |
坂入健司郎(指揮)
慶應義塾ユースオーケストラ
(現:東京ユヴェントス・フィルハーモニー)
(2)(3)イェルク・デームス(ピアノ) |
なんと巨匠デームスがソリストで登場!
慶應義塾ユースオーケストラによる震災直後2011年3月20日の記録
ライヴ録音:2011 年3 月20 日/ティアラこうとう/ステレオ、ライヴ
坂入健司郎率いる慶應義塾ユースオーケストラによる2011
年3 月のライヴは世界初演となった、近谷直之の“Paradigm
shift、巨匠イェルク・デームスをソリストに迎えたシューマンのピアノ協奏曲、そしてチャイコフスキーの幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」という充実のプログラムでした。
震災直後となった当ライヴは坂入とオーケストラのただならぬ思いが感じられ入魂の熱演となっております。アンコールで演奏された「妖精の国」は祈りそのものです。
|
|
|
坂入健司郎(指揮)&東京ユヴェントス・フィル
そして2014年
ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB
105 |
坂入健司郎(指揮)
東京ユヴェントス・フィルハーモニー |
まだ20 代の若者が、これほど堅牢で構築的なブルックナーを振るとは。全体像がしっかり把握されていて危なげがない。(許光俊)
ライヴ録音:2014
年1 月11 日/杉並公会堂
大ホール/ステレオ、ライヴ
.
「これはまずい。坂入のコンサートに初めて出かけた私は心配になった。まだ20
代の若者が、これほど堅牢で構築的なブルックナーを振るとは。全体像がしっかり把握されていて危なげがない。いい音楽じゃないか。そのへんの本場のよりよほど聴きごたえがあるじゃないか。それが困るのだ。困ったことに、この若者には才能があるのだ。才能がなければ、ただの趣味、ただの遊びで済むものを。どうしたらこの才能を生かせるか。彼は一生かけてこの難題と取り組まないといけないのだ。そのキャリアの出発点と呼ぶべき、輝かしくも呪われた一夜の記録がこれだ。」(許光俊)
ここまで許光俊氏が若手の指揮者をほめることは滅多にないです。
|
|
|
WERGO
|
|
モートン・フェルドマン(1926-1986):作品集
(1)オーケストラ〜オーケストラのための
(2)エレメンタル・プロセデュアズ〜
ソプラノ、混声合唱とオーケストラのための
(3)お定まりの研究〜
オーボエ、トランペット、ピアノ、ヴィオラ、
チェロ、コントラバスのための |
ピーター・ランデル(指揮)
ケルン放送交響楽団
(2)クラウディア・バラインスキー(ソプラノ)
ケルン放送合唱団
ニコラウス・コック(合唱指揮) |
フェルドマンファン必聴!ランデルとケルン放送交響楽団&合唱団によるフェルドマン作品集。静謐さ、つぶやくような音…フェルドマンワールドを思い切り堪能できるアルバム
セッション録音:(1)2010 年2 月10 日、(2)(3)2013
年2 月5 & 6 日/DDD、43’36”
ジョン・ケージやアール・ブラウンらと並ぶアメリカ現代音楽の重要な担い手であったモートン・フェルドマン。図形楽譜の発案者として、またその静謐な音楽や、演奏時間が最大で6,7
時間に及ぶような長大な作品で知られています。
晩年に書かれた「〜でもなく(Neither)」は彼の唯一のオペラ作品ですが、このディスクにはそのオペラ作曲に先立ち、前段階として書かれた3
作品が収録されています。
「オーケストラ」「エレメンタル・プロセデュアズ」「お定まりの研究」はどれも1976
年の短期間のうちに書かれた作品群。当時フェルドマンはアイルランド出身の劇作家サミュエル・ベケットの作品を用いたオペラ作品を委嘱されていました。
ベケットのテキストの使用や、ソロや合唱での声の用い方など、オペラを書くにあたっての実験の場でもあったこれらの作品は「ベケット三部作」と呼ばれています。音の扱い方などに後のオペラに通じる要素を見ることができ、彼の創作の軌跡を追うことができる作品群です。
霧が立ち込めたような静寂、ぽつりぽつりとつぶやくような音数の少なさなど、フェルドマンの代名詞ともいえる空気感に溢れたこれらの曲、フェルドマンファンにはたまりません。
現代音楽の演奏に定評があり、彼女のために多くの作品が書かれているソプラノ、バラインスキーの妖艶なヴォカリーズにも注目です。 |
AEVEA
|
|
「ピアノ三重奏曲 Op.50」の新ヴァージョン
グラナドス:ピアノを伴う室内楽作品集
ピアノ三重奏曲 Op.50(新ヴァージョン)
チェロとピアノのための小品
(マドリガル/ガレガ舞曲/トローヴァ)
ロマンス/3つの前奏曲
ヴァイオリン・ソナタ |
トリオ・ロディン
〔カルレス・プーチ(ヴァイオリン)、
エステール・ガルシア(チェロ)、
ホルヘ・メンゴティ(ピアノ)〕 |
2011年にオランダのユトレヒトで結成されたスペインの若きアンサンブル、トリオ・ロディンのデビュー・アルバム。
バルセロナの音楽博物館に所蔵されている手稿譜を基にした「ピアノ三重奏曲
Op.50」の新ヴァージョンや、世界初録音となる「トローヴァ」など、スペインの若き音楽家たちの情熱が迸る好企画です。
2015年6月の録音。 |
|
|
クラーク:ヴィオラ作品集
ヴィオラ・ソナタ
短い小品集
モルフェウス
ドゥムカ |
デュオ・ルニャ
〔ディアナ・ボナテスタ(ヴィオラ)、
アリアンナ・ボナテスタ(ピアノ)〕 |
20世紀のイギリスにおける女流作曲家の先駆者的存在として、その名と作品を歴史に遺したレベッカ・クラーク(1886−1979)。
コンポーザー=ヴィオリストとして活躍し、音楽史に一石を投じたクラークのヴィオラ作品を、イタリア、ローマ出身の姉妹デュオの演奏で。
2013年12月の録音。 |
ENCELADE
|
|
ドイツへの旅
ヨハン・シェンク:ドナウ川のこだま〜ソナタ第6番
テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ
ニ長調 TWV 40:1
シェンク:ドナウ川のこだま〜ソナタ第5番
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番 BWV.1011 |
エマニュエル・ギグー
(ヴィオラ・ダ・ガンバ) |
ジョルディ・サヴァールやパオロ・パンドルフォ、クリストフ・コワンといった古楽界の名匠たちから教えを受けたフランスの女流ヴィオール奏者エマニュエル・ギグーが奏でるドイツへの旅。
ヴィオラ・ダ・ガンバのための作品を多く残したヨハン・シェンクの2つのガンバ・ソナタに、テレマンのガンバ・ソナタ、そしてヴィオラ・ダ・ガンバで弾く大バッハの無伴奏チェロ組曲。
※録音:2013年9月9日−12日 |
|
|
J.C.F.フィッシャー:ウラニア
音楽のパルナッソス山 〜 ウラニア/
音楽のパルナッソス山 〜 メルポメネ/
音楽のパルナッソス山 〜
クレイオより プレリュード・アルペジアート/
音楽の花束より/アリアドネ・ムジカより/
音楽の花束より/アドリアネ・ムジカより/
音楽のパルナッソス山 〜 エウテルペより
シャコンヌ |
エリザベート・ジョワイエ
(チェンバロ&オルガン) |
ボブ・ファン・アスペレン、ヨス・ファン・インマゼール、そしてグスタフ・レオンハルトらに学んだフランスのチェンバロ&オルガン奏者、エリザベート・ジョワイエ。
ドイツ・バロックの作曲家ヨハン・カスパール・フェルディナント・フィッシャーの鍵盤作品集は、J.S.バッハにも影響を与えたと言われる作品。
※録音:2014年10月13日−14日 |
ET’CETERA
|
|
モシュコフスキ、ミヨー、マルティヌー:
2本のヴァイオリンとピアノのための作品集
モシュコフスキ:
2本のヴァイオリンとピアノのための組曲ト短調
Op.71
ミヨー:2本のヴァイオリンとピアノのためのソナタ
Op.15
マルティヌー:
2本のヴァイオリンとピアノのためのソナティナ
H.198 |
トリオ・コッシュ
〔フィリップ・コッシュ
(ヴァイオリン)、
ロランス・コッシュ
(ヴァイオリン)、
ジャン=フィリップ・コッシュ
(ピアノ)〕 |
フィリップ・コッシュ率いるファミリー・トリオ!
アルテュール・グリュミオーの高弟で、トリオ・グリュミオーやブリュッセル弦楽四重奏団のメンバー、ルクセンブルク・フィルのリーダー、リエージュ王立音楽院の教授などを務める名ヴァイオリニスト、フィリップ・コッシュが率いるトリオ・コッシュは、娘のロランス・コッシュ、息子のジャン=フィリップ・コッシュによるファミリー・トリオ。
「2本のヴァイオリンとピアノ」という珍しい編成のレパートリーの素晴らしさを世に広めるため活動しており、E'ceteraから発売されるファースト・アルバムは、モーリツ・モシュコフスキ、ダリウス・ミヨー、ボフスラフ・マルティヌーという"3つのM"による作品集。 |
|
|
フィオッコ:哀歌集
ジョゼフ=エクトル・フィオッコ:
聖水曜日の第1の哀歌イ短調(1733)、
聖木曜日の第2のルソン ハ短調(1733)
ピエトロ・アントニオ・フィオッコ:
リコーダーと通奏低音のためのソナタ ハ長調(ca.1698)
J-H.フィオッコ:
聖水曜日の第2のルソン ホ短調(1733)、
聖木曜日の第1の哀歌ト短調(1733)
P.A.フィオッコ:
リコーダーと通奏低音のためのソナタ ト短調(ca.1710)
J-H.フィオッコ:
聖金曜日のための第2のルソン変ロ長調(1733) |
アン・メルテンス(ソプラノ)
ヴィーラント・クイケン
(バロック・チェロ)
リヒテ・ファン・デル・メール
(バロック・チェロ)
クリス・フェルヘルスト
(オルガン、チェンバロ)
ペーター・ファン・ヘイゲン
(リコーダー) |
イル・フォンダメントやムジカ・アンティクヮ・ケルンなどと共演してきたソプラノ、アン・メルテンスが歌うジョゼフ=エクトル・フィオッコのエレミアの哀歌集は、通奏低音にはヴィーラント・クイケンも参加。
間に演奏されるジョゼフ=エクトルの父親であるピエトロ・アントニオ・フィオッコのリコーダー・ソナタも美しい。
録音:2001年8月、ベルギー |
|
|
シャンティー写本Vol.3 |
テトラクティス |
オランダの世界的リコーダー奏者ケース・ブッケが主宰する古楽アンサンブル、テトラクティスによる「シャンティー写本」からの音楽第3集。
アルス・ノヴァを発展、複雑化したアルス・スブティリオル様式の音楽を収めている「シャンティー写本」。ハンガリーのソプラノ、ジュジィ・トートの古楽唱法とテトラクティスのアンサンブルが広げる中世フランス音楽は、今作も演奏&音質ともにハイクオリティ。
録音:2014年3月9日−12日&2015年5月26日−27日、6月10日、イタリア |
IBS CLASSICAL
|
|
インパルス 〜 2台ピアノ&4手連弾のための作品集
ルトスワフスキ:2台ピアノのためのパガニーニの主題による変奏曲
モーツァルト:4手のためのピアノ・ソナタ
ハ長調 K.521
リゲティ:4手のための5つの小品
ラヴェル:ラ・ヴァルス(2台ピアノ版)
ガーシュウィン(グレインジャー編):《ポーギーとベス》幻想曲 |
ビクトル&
ルイス・デル・バジェ |
2005年のミュンヘン国際音楽コンクールで成功を収めたスペインのピアノ・デュオ兄弟、ビクトル&ルイス・デル・バジェ。
その活動範囲はスペイン国内に留まらず、バイエルン放送響やミュンヘン室内管、シュトゥットガルト放送響、ヘルシンキ・フィルなど、欧州各国のオーケストラとの共演も数多い。
兄弟ならではの絶妙なコンビネーションと煌びやかなサウンドが、エキサイティングな"2台&4手"プログラムを繰り広げる!ピアノ・ファン要注目!
2015年6月&9月の録音。 |
QUARTZ
|
|
アンナ・ハントリー(メゾ・ソプラノ)
シューベルト:声楽とギターのための歌曲集
セレナード D.957-4/盲目の少年 D.833/
私の挨拶を D.741/春の思い D.686/
ベニヒワの求婚 D.552/ます D.550/夜と夢
D.827/
夜(シュレヒタ編)/羊飼いの嘆きの歌
D.121/
水の上で歌う D.774/子守歌 D.498/
涙の讃歌 D.711/夕暮れ D.221/乙女の嘆き
D.191/
糸を紡ぐグレートヒェン D.118/死と乙女
D.531/
アヴェ・マリア D.839 |
アンナ・ハントリー(メゾ・ソプラノ)
イェンス・フランケ(ギター) |
"メゾ・ソプラノ"とデュオを組むのは、"ピアノ"ではなく"ギター"というユニークなコンセプトのシューベルト歌曲集。
ギターとの共演でのシューベルトを歌うのは、イギリスのメゾ、アンナ・ハントリー。グレアム・ジョンソンやイアン・バーンサイド、ジュリアス・ドレイクなど英国の名伴奏者たちとの共演も数多い期待の才能である。
2013年8月の録音。 |
RESONUS
|
|
彼女の天上のハーモニー 〜 宮廷の世俗音楽
モーリー:水晶のような泉のほとりで、立ち上がれ目覚めよ
トムキンズ:牧神とサテュロス
タリス:おお、やさしいみどり子よ
ウィールクス:2つの誇りのある軍勢のように
トムキンズ:
見よ, 羊飼い達の女王を、おお, 私は真実の愛のために生き
モーリー:いいや、いいや、ナイジェラ
バード:
訓練されていない鷹を無理矢理とまらせ、
鷲の力は飛ぶ鳥を征服する
タリス:悲しげな鳩のように
ギボンズ:銀色の白鳥、きれいな小鳥
モーリー:今は穏やかな季節
ウィールクス:トゥーレの国、地誌の時代
ギボンズ:清らかな薔薇
バード:聖なるミューズたちよ
トムキンズ:クロリス、私が求婚するとき
ウィールクス:死は私を奪い、マース・イン・ア・フューリー
バード:君たちニンフは愛の神を軽蔑しているのか
ギボンズ:ああ、恋しい人よ
タリス:私の悲しいため息の消える時
トムキンズ:ミュージック・ディヴァイン |
クイーンズ・シックス
〔ダニエル・ブリテイン
(カウンターテナー)、
ティモシー・カールストン
(カウンターテナー)、
ニコラス・マッデン(テノール)、
ドミニク・ブランド(テノール)、
アンドルー・トンプソン(バリトン)、
サイモン・ホワイトリー(バス)〕 |
ウィンザー城セント・ジョージ・チャペルの精鋭たち。クイーンズ・シックスが歌うイギリスのマドリガル!
エリザベス1世の即位450周年となった2008年に、ウィンザー城セント・ジョージ・チャペル聖歌隊のメンバーによって結成された男声ア・カペラ・グループ、クイーンズ・シックス。
タリス・スコラーズやザ・シックスティーン、ポリフォニーなど、合唱王国イギリスの名アンサンブルのメンバーとしても活躍する6人の精鋭たちが、ルネサンス時代のイギリスのマドリガルを歌う!
セント・ジョージ・チャペルを活動拠点としており、現在の英国王室とも縁の深いクイーンズ・シックスのハーモニーと、ルネサンス時代の英国王室、エリザベス1世に仕えた大作曲家たちの優れた作曲技法が、長き時を超えて結び付く。
※録音:2015年9月14日−16日、、アスコット・プライオリー(イギリス)

|
ZED CLASSICS
|
|
ピエール=アルノー・ダブルモン・プレイズ・バッハ
J.S.バッハ:
トッカータ ホ短調 BWV.914
パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
パルティータ第6番ホ短調 BWV.830 |
ピエール=アルノー・ダブルモン(ピアノ) |
ピエール=アルノー・ダブルモン、自身のレーベルでバッハを録音!
1979年パリ生まれ、パリとプラハの音楽院で学び、現在はブリュッセルを拠点とするピアニスト、ピエール=アルノー・ダブルモンのサード・アルバムが、ベルギーの新興レーベル、ZED
Classicsからリリース!
ZED Classicsは、ピアニストのピエール=アルノー・ダブルモンと、プロデューサー&エンジニアのRmain
Zemiriによって2015年夏に立ち上げられたばかりのレーベル。
ブリュッセルの伝説的スタジオ、Flagey studio
4で録られた高音質録音で、バッハの名曲が輝かしいスタインウェイの音色で響きわたります。
録音:2014年10月28日−29日、Flagey studio
4(ブリュッセル、ベルギー)
YouTubeにてご視聴いただけます!
https://www.youtube.com/watch?v=z_-KApA0_Fs

|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
.
ALTUS
|
|
マルティノン(指揮)&フランス国立放送管
パリの「悲愴」が初登場!
より濃厚に重厚にさらにロマンティック迫る名演
チャイコフスキー:
(1)幻想序曲『ロメオとジュリエット』
(2)交響曲第6番 ロ短調『悲愴』 Op.74 |
ジャン・マルティノン(指揮)
フランス国立放送管弦楽団 |
マルティノン!デッカの名録音ウィーンの「悲愴」から14年目の結論!パリの「悲愴」が初登場!より濃厚に重厚にさらにロマンティック迫る名演
ライヴ録音:(1)1970年3 月18 日、(2)1971
年10 月20 日/シャンゼリゼ劇場/ステレオ
デッカの有名録音から14 年。マルティノン「悲愴」はより濃厚な味わいに!フランスのオーケスラらしくウィーン・フィル以上に雄弁なチェロパートなど大変エレガントで印象的、2楽章などチェロパートの美しさに忘れ難いものがございます。
なにより指揮者マルティノンの最盛期の情熱的でありながら、得も言われぬ品格をもそなえたロマンあふれる音楽作りが実に感動的です。さらなるひろいものはマルティノンの盤歴初となる「ロメオとジュリエット」のカップリングがうれしく、平成の盤鬼・平林直哉氏は「凛々しくも華やかな色彩が耳にとびこんでくるようであり、まことにすばらしい」とコメント。
音質もよく明瞭・明晰なステレオ録音です。
|
<メジャー・レーベル>
<国内盤>
.
東武レコーディングズ
|
|
70歳前の山田一雄のシェエラザード・ライヴ!
(1)リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」
(2)モーツァルト:交響曲第1番変ホ長調K.16 |
山田一雄(指揮)
東京都交響楽団
(1)コンサートマスター:小林健次 |
馬力全開!!70歳前の山田一雄のシェエラザード・ライヴ!!ステレオ!!
演奏タイム:(1)[11:45][11:26][10:35][12:05] (2)[4:30][3:56][2:12]
録音:(1)1980 年5 月16 日、新宿文化センター、都響第131
回ファミリー・コンサート (2)1985 年5 月1
日、杉並公会堂、都響第182 回ファミリー・コンサート/何れもライヴ録音・ステレオ
何れも大反響の山田一雄+都響の新譜が登場。初出レパートリーの「シェエラザード」です。この演奏は実演に触れたマニアには語り草になっている名演です。
今聞いてもかなりの衝撃的演奏で、意識的な金管のロシア的咆哮は、ロシア音楽のエキスパートが当時朝比奈だけではなかったことを物語ります。
70歳直前の山田一雄は、終始緊張感を伴ったそして熱狂的なオーケストラ・ドライヴで楽員と聴衆を煽ります。当時の名コンマス、小林健次の色気たっぷりのソロもこれは聴きもの!
そして指揮台のアクションとは正反対な様式感の見事さ、厳格なリズム感といい、折り目正しいヤマカズ先生の一面も垣間見ることが出来ます。
カプリングは巨匠が偏愛したモーツァルトが僅か8歳で書いた作品、交響曲第1番。山田一雄はベートーヴェン風の厳格さで音を紡ぎだします。
|
ナクソス・ジャパン
|


NYCC-27272
\1890→¥1300
〔旧譜特価〕 |
生誕150年
サティおじさんのおかしな交遊録
1. バレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」
- I. 序曲<オーリック>
2. 3つのジムノペディ - I. おそく悲痛に<サティ>
3. 自動記述法 - III. かぶとについて<サティ>
4. バレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」
-
蓄音機の対話4<テキスト:コクトー>
5. ジュ・トゥ・ヴ(君が欲しい)<サティ>
6. ばら十字団の最初の思想<サティ>
7. 夢見る魚<サティ>
8. バレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」
-
II. 結婚行進曲<ミヨー>
9. 梨の形をした3つの小品<サティ>
10. あらゆる意味にでっちあげられた数章
-
I. おしゃべりな女<サティ>
11. 子供の曲集「はた迷惑な微罪」 -
II. 彼のジャム付きパンを食べてしまうこと<サティ>
12. バレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」
-
III. 将軍の話<プーランク>
13. バレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」
-
IV. トゥルーヴィル海水浴場の女<プーランク>
14. 子供の曲集「短い子供の話(童話音楽の献立表)」
-
I. いんげん豆の王様の戦争の歌<サティ>
15. 子供の曲集「短い子供の話(童話音楽の献立表)」
-
II. アーモンド入りチョコレートのワルツ<サティ>
16. バレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」
-
V. 殺戮のフーガ<ミヨー>
17. バレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」
-
蓄音機の対話5<テキスト:コクトー>
18. 3つの小さなピエスモンテ 〜
I. パンタグリュエルの幼年時代(夢想)
〜
II. 楽園のマーチ(歩き方) 〜
III. ガルガンチュアの遊び(ポルカのかけら)<サティ>
19. でぶっちょ木製人形のスケッチとからかい
- I. トルコ風チロル舞曲<サティ>
20. バレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」
- VI. 電報のワルツ<タイユフェール>
21. バレエ音楽「パラード(見世物小屋)
」 - アメリカの少女<サティ>
22. バレエ音楽「ダフニスとクロエ」 - 全員の踊り(第1部)<ラヴェル>
23. バレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」
- VII. 葬送行進曲<オネゲル>
24. 3つのジムノペディ - I. おそく悲痛に(ドビュッシーによる管弦楽版)<サティ>
25. 貧しき者の夢<サティ> |
エルヴァルトゥンク・アンサンブル/
ベルナール・デグロープ
[Track1, 8, 12, 13, 16, 20, 23]
●クラーラ・ケルメンディ
[Track 2, 3, 5, 6, 7, 10, 11, 14, 15,
19, 25]
●ジャン・ピエール・オーモン/
レイモン・ジェローム[Track 4, 17]
●ガボール・エッカート/
クラーラ・ケルメンディ[Track 9, 18]
●ナンシー歌劇場交響楽団/
ジェローム・カルタンバック[Track 21, 24]
●ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団/
ローラン・プティジラール[Track 22] |
2016年が生誕150年のエリック・サティに注目!特価価格で再登場!ベストセラー・アイテム。
〜世紀末のパリを小粋に渡り歩いた、フランス音楽界の異端児エリック・サティ。はじめてのパリ、文学酒場、仕事に恋愛、引っ越し、そして友情。彼のこよなく愛したお菓子とおかしな仲間たちのメロディーが、不思議ですてきなサティの人生を映し出します。定番の「ジムノペディ」からフランス6人組の「エッフェル塔の花嫁花婿」など希少な録音まで収録。今までにないサティの魅力がつまったおいしいアルバム。〜(帯レコメンドより)
当アルバムは、エリック・サティと同時代の音楽家たちとのユニークな交遊関係をメインテーマとしたコンピレーションです。
収録曲は全25曲。サティと彼をとりまく音楽家たちの作品を、人生のさまざまなエピソードに紐づける形で収録しています。
センスの光るカフェ・ミュージックとして気軽に楽しむことも、フランス音楽の秘曲集としてじっくり堪能することも可能です。
とりわけフランス6人組の共作による「エッフェル塔の花嫁花婿」は、”これぞパリ!”というべき、現代のアヴァン・ポップにも通じるテイストが魅力の、幅広い音楽ファンからの需要が期待できる録音希少な作品です。
また、当アルバムの裏テーマは「おかし(お菓子)」。作曲家たちが愛した料理をレシピ付きで紹介する、ナクソスの大人気ブログ「巨匠たちの晩餐
http://naxosjapan.exblog.jp/ 」と連動して、サティがよく食べたというシュークリームのレシピをブックレット上で紹介。
収録曲の中にも「梨」「ジャム付きパン」「アーモンド入りチョコレート」「ピエスモンテ(シュークリームなどを積み重ねた飾り菓子)」ほか、食にまつわるモチーフの作品が散りばめられています。
バレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」(Les
Maries de la Tour Eiffel)
詩人ジャン・コクトーからの依頼を受け、フランス6人組のうち5人が合作を手がけた実験的バレエ音楽。
当アルバムでは、5人の楽曲およびコクトーのテキストに基づく「蓄音機の対話」を抜粋で収録。
若いアーティストによるユーモラスな演奏、フランスの著名俳優2人の粋なお喋りのムードを楽しめる。フランス音楽ファンなら必聴の音源。(オリジナル収録アルバム[品番8.223788,
Marco Polo]は生産終了)
|
<LP>
ALTUS(LP)
|
ALTLP 091/3
(3LP)
\19800+税
|
ムラヴィンスキー最高音質のステレオ録音、
最高の演奏と世評高い伝説の初来日東京ライヴ
ALTLP 091
ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調
ALTLP 092&93(A面)
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」
ALTLP 093(B面)
リャードフ:「バーバ・ヤーガ」
グラズノフ:
バレエ音楽「ライモンダ」より第3幕への間奏曲 |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル |
前代未聞のラッカー盤プレゼント!本LP 制作の際、実際に検聴盤として使用した大プレミアのラッカー盤を1
枚、抽選でムラヴィンスキーは計3 名様、ワルターは計4名様にプレゼント!!!
( それぞれの製品に応募専用はがきが封入されております)
まさに彼らの芸術を知る上で欠く事のできない名盤がついにLP
化
ムラヴィンスキー最高音質のステレオ録音にして最高の演奏と世評高い伝説の初来日東京ライヴ。オリジナルテープよりついに初LP
化。
ライヴ録音:1973 年5 月26 日/東京文化会館大ホール/完全限定プレス、180g
重量盤、[日本語解説付] ★ラッカー盤プレゼント 応募ハガキ入り
ムラヴィンスキーのディスクの中でも演奏・音質が最も優れているものの一つとしてベストセラーを続ける名盤がついにLP
化。LP 制作にあたりコンプレッサー等は使用せず、本来のレンジをそのままにLP
化。強力な低弦、炸裂するシンバル、地から湧きあがる打楽器など素晴らしい出来栄えです。アナログレコードならではの緻密な味わいが素晴らしいLP
です。音質が良いため、その演奏を固唾を飲んで見守っている聴衆の様子さえ生々しく伝わってくるようです。 |
|
ALTLP 085/8
(4LP)
\24000+税
|
ワルターの告別演奏会にモーツァルト・プログラムも追加。
戦後ワルター&VPOの集大成。
ALTLP 085(A面)
(1)シューベルト:
交響曲第7(8)番 ロ短調「未完成」D.759
ALTLP 085(B面)
(2)マーラー:
子供の魔法の角笛〜
第9番「トランペットが美しく鳴り響くところ」、
リュッケルト歌曲集より〜
第4番「私は仄かな香りを吸い込んだ」
ALTLP 086/087
(3)交響曲第4番 ト長調
ALTLP 088(A面)
(4)モーツァルト:交響曲第38番「プラハ」
ALTLP 088(B面)
(5)モーツァルト:交響曲第40番 |
ブルーノ・ワルター(指揮)
ウィーン・フィル
(3)エリーザベト・シュヴァルツコップ (ソプラノ) |
オリジナルマスターテープから待望の初LP
化。ワルターの告別演奏会にモーツァルト・プログラムも追加。戦後ワルター&VPO
の集大成。
録音:(1)-(3)ワルター告別演奏会 1960 年5
月29 日/ムジークフェラインザール(モノラル) (4)1955
年11 月6 日/ロートヴァイスロート放送集団 (5)1956
年6 月24 日/オーストリア放送協会、ムジークフェライン黄金のホール/完全限定プレス、180g
重量盤、[日本語解説付] ★ラッカー盤プレゼント 応募ハガキ入り
「過去に出たディスクとは比較にならないほど情報量が多い。そのためウィーン・フィルが万感の思いをこめて吹いている様子が如実にわかり実に感動的である。神々しいと言っても過言でない。今回の復刻に改めて感謝したい。どこを取っても信じがたいほど素晴らしい響きだが、個人的に打ちのめされたのはマーラーの第3
楽章である。ここはウィーン・フィルが、それこそ身も心も美の女神にゆだねながら演奏している、とてつもなく美しい場面である。」〜平成の盤鬼・平林直哉 |
<映像>

|
|