≪第88号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その2 2016/7/5〜
7/8(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
COVIELLO CLASSICS
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夜と夢〜シューベルト&R.シュトラウス男声合唱、歌曲集
シューベルト:
夜の明るさD892、4つの4重唱曲D983より「夜」、
月の光D875、墓と月D893、さすらい人D649、
愛の精D747、精霊の踊りD494、
ゴンドラの乗り手D809、夜と夢D827、
4つの4重唱曲D983より「輪舞に寄せて」、
セレナードD920
R.シュトラウス:
5つの小品Op.3より第1曲アンダンテ、
夜更けの船でOp.56-3、セレナーデOp.17-2、
夢の光TRV270、密やかな誘いOp.27-3
フランツ・アプト(1819-1885):夕べの鐘 |
ウィル・カント
アンドリュー・レプリ・マイヤー(テノール)
オ・ヤンムン(テノール)
アンドレアス・ブルクハルト(バリトン)
クリストフ・ハルトコプフ(バリトン)
ヴォルフガング・クローゼ(バス)
マックス・ハンフト(ピアノ) |
男声アンサンブル、ウィル・カントが歌う「夜と夢」
録音:2015年、61’05
「夜」や「夢」はドイツ・ロマン主義において好まれた題材の一つでした。アルバムのタイトルにもなっているシューベルトの「夜と夢」は、シューベルトの歌曲の中でも最も美しい作品の一つ。
オーストリアの作家マティウス・フォン・コリンの短い詩を用いたもので、静かに心が震えるような美しい旋律が印象的。そして恋する女性の窓辺に立って男性が愛の歌を歌うというのが習慣のセレナーデ。多くの作曲家がそのロマンティックな情景に魅せられて作品を書いています。
R. シュトラウスの「セレナーデ」もそのひとつで、きらめくピアノ伴奏とともに歌われる官能的な旋律が聴きどころ。このアルバムでは、男声合唱のウィル・カントが、見事なアンサンブルそして各人のソリストとしての輝かしい声で、魅力的な夜を演出しています。 |
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ヒンデミット五重奏団のアルバムが登場
ブラッハー:
木管五重奏と弦楽のためのコンチェルティーノ(1963)
ヒンデミット:
木管五重奏のための小室内楽 OP.24-2(1922)
ゲンツマー:木管五重奏曲(1956/57)
アイスラー:ディヴェルティメント OP.4(1923)
ヒンデミット:木管七重奏曲(1948/49) |
ヒンデミット五重奏団
【クララ・アンドラダ・デ・ラ・カレ
(フルート)、
ニック・ドイチュ(オーボエ)、
ヨハネス・グマインダー
(クラリネット)、
ズィビレ・マーニ(ホルン)、
リヒャルト・モルシェル(ファゴット)】
ミュンヘン室内管弦楽団
アレクサンダー・リープライヒ(指揮) |
華やかで多彩な響きを楽しむヒンデミット五重奏団のアルバムが登場
録音:2013年、64’04
ドイツの管楽五重奏団ヒンデミット五重奏団によるアルバム。アレクサンダー・リープライヒ率いるミュンヘン室内管弦楽団と共演しています。
管楽作品は一般的には馴染みのないものが多いですが、オーボエ、ファゴット、フルート、クラリネット、ホルンという構造の異なる楽器によるアンサンブルで、音色の多彩さが大変魅力ですが、一体感を作り上げるのは至難の技。それぞれのテクニックもさることながら、卓越したアンサンブルを常に意識して演奏されます。ヒンデミット五重奏団は各人の持ち味を活かすとともに、繊細なアンサンブルを生み出しています。
まずボリス・ブラッハーの「木管五重奏と弦楽のためのコンチェルティーノ」。ヴァイオリニストのコリヤ・ブラッハーの父で、教育者として第二次大戦前・戦後のドイツで活躍し、多くの著名な作曲家を門下生にもつ。12
音、ジャズ語法、変拍子などを使用した作品で知られています。ヒンデミットの「木管五重奏のための小室内楽」は、管楽の魅力を凝縮したような、リズムや響きが満載で各楽器の個性が際立つように書かれています。
そしてヒンデミットの弟子で戦前から活躍していたハラルド・ゲンツマーの「木管五重奏曲」。シェーンベルクに12
音技法を学ぶものの後に決別し、自身は政治と戦争によって激動の人生を送ったハンス・アイスラーの「ディヴェルティメント」など、管楽五重奏の魅力を発見できる内容となっています。 |
HAENSSLER
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C.P.E.バッハ:鍵盤協奏曲第4集
(1)協奏曲 イ短調 Wq.26
(第1&2楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ)
(2)協奏曲 ト長調 Wq.44
(第2楽章のカデンツァ;ミヒャエル・リシェ)
(3)協奏曲 ハ長調 Wq.20
(第2楽章のカデンツァ;C.P.E.バッハ) |
ミヒャエル・リシェ(ピアノ&指揮)
ライプツィヒ室内管弦楽団 |
知性派リシェによるC.P.E.バッハの鍵盤協奏曲集第4
弾!
セッション録音:(1)2015年3月7日、(2)2015
年3月6日、(3)2015年6月2日/MDRライプツィヒ/55’47”
MDR と独ヘンスラー社が共同制作している話題のプロジェクト、C.P.E.
バッハシリーズ。C.P.E. バッハはフリードリヒ大王の宮廷で活躍し、"
ベルリンの大バッハ" として当時絶大な人気を誇ったことで知られました。
当シリーズでは鍵盤協奏曲をピアノで演奏しており、今回は協奏曲
イ短調 Wq.26、協奏曲 ト長調 Wq.44、そして協奏曲
ハ長調 Wq.20 が収録されました。
第1 弾(98 639)、第2 弾(98 653)、第3
弾(98 027)に引き続き、演奏は知性派ピアニストのミヒャエル・リシェとライプツィヒ室内管弦楽団です。第3
弾に続き今回も指揮振りでの録音です。毅然としたリシェの演奏は圧巻で、C.P.E.
バッハの鮮烈な世界をセンセーショナルに表現しており、明晰で理知的なリシェの演奏はオーケストラと絶妙なアンサンブルを作り上げております。なお、ト長調の協奏曲ではリシェによるカデンツァを披露しております。
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ピアノ独奏曲全曲録音 Vol.3「バルトークと民俗音楽」
(1)2つのルーマニア舞曲 Op.8a Sz.43BB 56
(2)チーク地方の3つのハンガリー民謡Sz.35a
BB45a
(3)3つのハンガリー民謡 Sz.66 BB80b
(4)ルーマニア民俗舞曲 Sz.56 BB68
(5)ルーマニアのクリスマス・ソング Sz.57
BB67
(6)民謡旋律による3 つのロンド Sz.84 BB92
(7)15のハンガリー農民歌 Sz.71 BB79
(8)8つのハンガリー農民歌による即興曲 Op.20
Sz. BB83 |
アンドレアス・バッハ(ピアノ) |
ルーマニア民俗舞曲も収録!バルトークの名手、アンドレアス・バッハによるピアノ独奏曲全曲録音第3
弾!
セッション録音:2009年4月、2010年1月、3月/70’31”
バルトークの名手、アンドレアス・バッハによるピアノ独奏曲全曲録音。"
バルトークと民俗音楽" と題された第3
弾では、有名なルーマニア民俗舞曲も収録。土着の音楽を民俗的語法による現代的手法を取り入れたバルトークの作品を堪能することができます。
アンドレアス・バッハは2004 年にバルトークのピアノ独奏作品のアルバムを1
枚リリースしましたが、当シリーズではバルトークが残したピアノ独奏曲作品全曲を5
つのアルバムに分けてリリースします。
第1 集" 円熟したバルトーク"(98
042)、第2 集" ロマンティック・バルトーク"(98
043)、第3 集" バルトークと民俗音楽"(HC
16020)、第4 集" こどものための作品"
そして、第5 集" ミクロコスモス"
をリリースする予定です。
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LSO LIVE
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LSO 0769
(1SACD Hybrid+
1Blu-ray Disc Audio)
\4000 →\3690
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LSO&ガーディナー
メンデルスゾーン第3弾、第1番&第4番「イタリア」
交響曲第1番では2種の3楽章を演奏!
メンデルスゾーン(1809〜1847):
・交響曲第1番 ハ短調 op.11(1824)
〔I:アレグロ・ディモルト、
II: アンダンテ、
III: スケルツォ/
III: メヌエット(アレグロ・モルト)、
IV : アレグロ・コン・フォコ〕
・交響曲第4番「イタリア」 イ長調 op.90
[1833年版] (1831~33)
〔I: アレグロ・ヴィヴァーチェ、
II: アンダンテ・コン・モート、
III: メヌエット—コン・モート・モデラート、
IV : フィナーレ/ サルタレッロ プレスト〕 |
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
ロンドン交響楽団 |
KKC 5653
(1SACD Hybrid+
1 Blu-ray Disc Audio)
\4630+税
※国内仕様盤
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録音:2014年3月23日、2016年2月16日/ロンドン・バービカン・ホール(ライヴ)/Multichannel
5.1、DSD 128fs/Multichannel 5.1、DSD 128fs、日本語帯・解説付
サー・ジョン・エリオット・ガーディナーがロンドン響を指揮するメンデルスゾーン・シリーズの第3
弾。
ガーディナーは交響曲第1 番の演奏会にあたって次のようにアナウンスしました:
「メンデルスゾーンが1829 年にロンドンに来た時、彼は自作の交響曲を演奏し、両親に手紙の中で“私は自分の交響曲をあらためて見ましたが、ああ神よ、メヌエットが涙が出るほど退屈なのです!そこで私は、八重奏のスケルツォを抜き出し、少しトランペットを付け加えたところ、とても素敵になりました”
と書いています。
実際にはメンデルスゾーンはかなり多くの改変を加え、オーケストレーションを輝かしいものにしています。それは大変素晴らしいので、皆様にはそれを聴いていただくべきだろうと思いました。しかしメヌエットとトリオはどうなるのでしょうか?なぜ、彼は、出版の段になって、メヌエットとトリオを採用し、スケルツォを排したのでしょうか。私は両方とも注目すべきで、両方があっても全体として素晴らしい交響曲になると考えています。皆さんはどちらがよいか、お聞かせ頂ければと思います」
こうしたわけで、ガーディナーは、メンデルスゾーンが作曲した1824
年当時のメヌエット、および1829 年の「ロンドン版」に含まれたスケルツォという、ふたつの第3
楽章を演奏しています。
第4 番「イタリア」は、第1 楽章冒頭のピチピチと弾むリズム、管楽器のかけあいから愉悦の極み。終楽章のサルタレッロの切れ味のよさは痛快なほど。LSO
の巧さが際立ちます。ガーディナーは、第4 番に関して、演奏会にあたって
「メンデルスゾーンは、あらゆる技巧、およびリスクをおかして全てをこのイタリア交響曲に注力しました。その結果この作品は今でもきわめて人気が高いままです。」
と述べています。
なお、ガーディナーは、ウィーン・フィルと、1997
年に現行版、そして98 年には1833 年版の第2
楽章から第4 楽章をセッション録音しましたが、今回は1833
年版を採用しての演奏となっています。
シリーズ第1 弾および第2 弾同様に当アルバムもまた、従来のSACD
ハイブリッド盤に加えて、同一の演奏内容を収めたピュア・オーディオ・ブルーレイ・ディスクが同梱されます。
お手持ちのブルーレイ・ディスク・プレーヤーで手軽に楽しめるハイスペックのフォーマットへの対応はオーディオ・ファイルから大好評です。

ガーディナー&LSOの「スコットランド」
さらにピリスとのシューマンのピアノ協奏曲
ということで大ベストセラーとなった「第1弾」
とくにピリスのシューマンは世評も高く、多くの人が絶賛している。
レコ芸ももちろん特選。
とにかくこの演奏を悪く言う人にあったことがない。
・・・なのだが、店主は何かしっくり来ない。
何か宙に浮いたような、ちぐはぐな感じで、はぐらかされて終わるような気がするのだが・・・
こんなこというと怒られるだろうか。
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LSO 0765
(1SACD HYBRID +
1Blu-ray audio)
\4800 →\3690
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ガーディナー&LSO/メンデルスゾーン・シリーズ第1弾
ピリスとのシューマン:ピアノ協奏曲
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」op.26
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調op.54
メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調op.56「スコットランド」
特典映像 :
メンデルスゾーン:序曲「フィンガルの洞窟」op.26
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調op.54
メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調op.56「スコットランド」 |
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マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
ロンドン交響楽団
特典映像 :
マリア・ジョアン・ピリス(ピアノ)
サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
ロンドン交響楽団 |
超優秀録音。ガーディナーによるメンデルスゾーン・シリーズ「スコットランド」&「フィンガルの洞窟」超強力カップリング!ピリス独奏のシューマンの協奏曲、SACDハイブリッド+ピュア・オーディオ・ブルーレイ・ディスク仕様!コンサート当日のライヴ映像も全プログラム丸ごと収録!
収録:2014 年1 月21 日/ロンドン、バービカン・ホール(ライヴ)/DSD5.1チャンネル、ステレオ、78’
DSD5.1チャンネルプロデューサー:ジェイムズ・マリンソン、エンジニアリング、ミキシング&マスタリング:Classic
Sound Ltd/[SACD : DSD5.0 surround stereo
/ 2.0 stereo][Pure Audio Blu ray : 5.0 DTS-HD
Master Audio (24bit/192kHz), 2.0 LPCM (24bit/192kHz)]
特典映像 :収録:2014 年1 月21 日/ロンドン、バービカン・ホール(ライヴ)
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DELPHIAN
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ストラヴィンスキーの"ミサ曲"&"カンタータ"!
ストラヴィンスキー:
ミサ曲/アヴェ・マリア/
パーテル・ノステル(主の祈り)/
クレド/カンタータ/
ジェズアルドの3つの聖歌 |
エジンバラ・セント・メアリー大聖堂聖歌隊
ダンカン・ファーガソン(指揮)
スコットランド室内管弦楽団ソロイスツ
ルビー・ヒューズ(ソプラノ)
ニコラス・マルロイ(テノール) |
エジンバラ・セント・メアリー大聖堂聖歌隊!ストラヴィンスキーの"ミサ曲"&"カンタータ"!
ブルックナー(DCD 34071)やシェパード(DCD
34123)の名唱が記憶に新しい、スコットランドの名門、エジンバラ・セント・メアリー大聖堂聖歌隊。
近現代作品にも精通するエジンバラの聖歌隊が、音楽監督ダンカン・ファーガソンの指揮でストラヴィンスキーの「ミサ曲」を歌う!
オーボエ、コールアングレ、ファゴット、トランペット、トロンボーンのサウンドと、合唱のハーモニーのブレンドによる独特の色彩感が魅力の「ミサ曲」に代表される"教会音楽家"としてのストラヴィンスキーの姿。
少年聖歌隊員(コリスター)、スコットランド室内管弦楽団のメンバーたち、そしてソリストとしてルビー・ヒューズ、ニコラス・マルロイが加わり、ダンカン・ファーガソンとエジンバラ・セント・メアリー大聖堂聖歌隊が、ストラヴィンスキーの宗教合唱の世界を創り上げてゆく。
※録音:2016年2月9日−11日&29日、3月1日−2日、グレイフライアーズ教会(エジンバラ、イギリス)

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ガウデアームス
作曲者不詳:ガウデアームス/
マクドウォール:セレブレーション/
ヘルミク・ルーマン:教会ソナタ/
パーセル:3つのトランペット・チューン/
カンプラ:リゴードン/
レイトン: 聖書にありしごとく/
ホリンズ:演奏会用序曲ハ長調/
ウィドール:行進曲/
サロメ:グラン・ケール ト長調 Op.68-2/
ギルマン:ヘンデルの主題による行進曲/
ヘンデル:《聖チェチーリアの祝日のための頌歌》より
序曲と行進曲 |
ジョン・キッチン(オルガン) |
ヨーロッパに伝わる学生歌「ガウデアームス」からイギリスと縁が深いケネス・レイトンまで、エジンバラ市とエジンバラ大学のオルガニストを歴任した名手ジョン・キッチンが、400年にわたるオルガン音楽の歴史を描く。
1897年に建築されたエジンバラ大学マキューアン・ホールのパイプ・オルガンによる演奏。
2015年2月12日−14日の録音。 |
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さすらい人 〜 シューベルト:歌曲集
出会いと別れ D.767/さすらい人 D.489/
憩いなき愛 D.138/さすらい人が月に寄せて
D.870/
さすらい人の夜の歌 D.768/ヘリオポリスⅡ
D.754/
歌曲集 《白鳥の歌》 D.957/舟人 D.536/
舟人 D.694/泉に D.530/川辺にて D.539/
ドナウ河で D.553/水の上で歌う D.774/巡礼
D.794/
双子座に寄せる舟人の歌 D.360/ミューズの子
D.764 |
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
イアン・バーンサイド(ピアノ) |
2016ロイヤル・フィルハーモニック協会賞受賞!ロデリック・ウィリアムズが歌う「さすらい人」!
歌曲伴奏のスペシャリスト、イアン・バーンサイドと歩むDelphianの歌曲シリーズ。英国内外で高い評価を得てきた「ラフマニノフ(DCD
34127)」、「夜と夢 〜 シューベルト:歌曲集(DCD
34165)」に続くのは、2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞し、リーズ・リーダー音楽祭2016の芸術監督も務める注目のバリトン、ロデリック・ウィリアムズが歌うシューベルトの「さすらい人」。
ドラマと知性を兼ね備えた今をときめくバリトン歌手、ロデリック・ウィリアムズの歌声で、シューベルトの奥深き歌曲を歌います。
録音:2015年10月21日−24日、聖マリア教区教会(ハディングトン、イギリス)

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ドラゴン・ヴォイス 〜
古いヨーロッパのジャイアント・ケルティック・ホーン
リーアディンとクーラザー/ヘルネの踊り/
フォレスト・キャンプ/狩り/狩りの後/
カラニッシュ/シャーマン/夜の船/シャーマン2/
クー・フーリン/オーシャン・ストーン/
インヴォケーション/シャーマン3/ゲールとゴール/
ドラゴン・ヴィス/タンティニャックの哀歌/
神聖な踊り/カリアッハン/ケイヴ・オヴ・シェルズ/
モーリアン/ラフナシェイドの哀歌 |
ジョン・ケニー
(タンティニャック・カルニクス、
デスクフォード・カルニクス、
ラフナシェイド・ホーン、
コンク・シェル、パーカッション) |
2000年前のケルトの音が蘇る!ジャイアント・ケルティック・ホーン!
エジンバラの本格クラシック・レーベル「Delphian」と、「ヨーロッパ音楽考古学プロジェクト(EMAP)」とのコラボレーション・アルバム第3弾。ジャケット写真にも使われているドラゴンの彫刻が特徴的な楽器「カルニクス(Carnyx)」や、青銅製の巨大な角笛「ラフナシェイド・ホーン(Loughnashade
horn)」など、紀元前1世紀頃のケルトの管楽器による音楽。
演奏は、スコットランドの音楽考古学者であり演奏家でもあるジョン・ケニー。四半世紀に渡りこれらの楽器を研究してきたジョン・ケニーが、1816年にスコットランドのデスクフォードで発見されたカルニクス、2004年に南フランスのタンティニャックで発見されたカルニクス、1794年にアイルランドのアーマー州で発見されたラフナシェイド・ホーンからそれぞれ復元されたレプリカを使い、約2000年前のケルトの音を現代に蘇らせます。
録音:2015年11月18日−20日、ハダースフィールド大学

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アイス・アンド・ロングボート 〜
スカンジナヴィアの古の音楽
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オーケ・エゲヴァド
(バイキング時代のボーン・フルート、
ライアー、ホーンパイプ、
アニマル・ホーン、木製ルール)
イェンス・エゲヴァド
(ライアー、ボウド・ライアー、
木製ルール、フレーム・ドラム)
アンサンブル・マレ・バルティカム |
エジンバラの本格クラシック・レーベル「Delphian」と、ヨーロッパ音楽考古学プロジェクト(EMAP)」とのコラボレーション・アルバム第2弾。
オーケ・エゲヴァドとイェンス・エゲヴァドの親子により製作・復元された古代の楽器によって、ヴァイキング時代(800年〜1050年頃)のスカンジナヴィアの音楽を再現。
録音:2015年9月5日−8日、スウェーデン

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NEOS
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NEOS 11230
(7CD、5枚価格)
\12400 →\11590
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ダルムシュタット・オーラル・ドキュメントBox3〜「アンサンブル作品」
ヴェーグ弦楽四重奏団、ラサール弦楽四重奏団、クロノス四重奏団、アルディッティ四重奏団
ブルーノ・マデルナ、ピエール・ブーレーズ、フレデリク・ジェフスキ、などなど! |
CD1)
(1)ハンス・イェリネク(1901-1969):弦楽四重奏曲第2番(1949)
(2)ヘルベルト・ブリュン(1918-2000):弦楽四重奏曲第3番(1960)
(3)フランコ・エヴァンジェリスティ(1926-1980):
アレアトリオ(1959)
(4)ヤニス・クセナキス(1922-2001):
ST/4-1,080262(1956-1962)
(5)ジョン・ケージ(1912-1992):13 の小品(1983) |
(1)ヴェーグ弦楽四重奏団
(2)(3)ラサール弦楽四重奏団
(4)ペレニン四重奏団
(5)クロノス四重奏団 |
CD2)
(6)リチャード・バレット(b.1959):
《私は開け、閉める》(1983-1988)
(7)エルハルト・グラスコップ(b.1934):歌(1977)
(8)ヨハネス・フリッシュ(1941-2010):弦楽五重奏曲(1984)
(9)ピエルルイジ・ビローネ(b.1960):城壁IIIb(2010) |
(6)-(9)アルディッティ四重奏団 |
CD3)
(10)石井真木(1936-2003):前奏曲と変奏曲(1959-1960)
(11)アルギリス・コウナディス(1924-2011):
サッフォーによる3 つの夜想曲(1960)
(12)アンリ・プッスール(1929-2009):マドリガルIII(1962)
(13)ハンス=クラウス・ユングハインリッヒ(b.1938):
ツァイトシュピール(1962)
(14)ジャン=クロード・エロア(b.1938):等価(1963)
(15)ギュンター・ベッカー(1924-2007):ダイアグリフェン(1962)
(16)ハンス・ウルリッヒ・レーマン(1937-2013):
19楽器のためのコンポジション(1964-65) |
(10)-(16)
国際クラニッヒシュタイナー
室内アンサンブル
(10)(11)(13)(15)(16)
ブルーノ・マデルナ(指揮)
(11)唐木あけみ(Sop)
(14)ピエール・ブーレーズ(指揮) |
CD4)
(17)チャールズ・アイヴス(1874-1954):詩篇24
番(1894)
(18)ウォルター・マルケッティ(1931-2015):スペースII(1958)
(19)ベン・ジョンストン(b.1926):ノッキング・ピース(1963)
(20)ロバート・エリクソン(1917-1997):スケイプスII(1966)
(21)フレデリク・ジェフスキ(b.1938):
レクイエム第1部(1963-67)
(22)ホラティウ・ラドゥレスク(1943-2008):
サーティーン・ドリーム・アゴー(1977) |
(17)グレッグ・スミス(指揮)
グレッグ・スミス・シンガース
(18)ブルーノ・マデルナ(指揮)
アンサンブル・インコントリ・ムジカーリ
(19)(20)
イリノイ大学コンテンポラリー・
チェンバー・プレーヤーズ
(21)ベルナルト・コンタルスキ(指揮)
フレデリク・ジェフスキ(Pf)
スコラカントルム・シュトゥットガルト
(22)ロベルト・HP・プラッツ(指揮)
アンサンブル・ケルン |
CD5)
(23)トマス・ラウク(b.1943):
《地球はドラムであることを憶えておけ》(1986)
(24)フリアン・カリージョ(1875-1965):
バルブチェオス(1958)
(25)フリオ・エストラーダ(b.1943):
エオローリン(1981-84,rev1988)
(26)タデウシュ・ヴィエレツキ(b.1954):
半音のささやき/雑音のハ
ーフトーン(2004) |
(23)ベルナルト・ウルフ(指揮)
フライブルク打楽器アンサンブル
(24)ウルフ・クラウスニッツァー(指揮)
ツム13トン・ニュルンベルク管弦楽団
(25)フリオ・エストラーダ&中村功(指揮)
ダルムシュタット1998夏期講習会生徒
(神田佳子、池上英樹ほか)
(26)ティトゥス・エンゲル(指揮)
アンサンブル・カレッジ |
CD6)
(27)ロルフ・リーム(b.1937):《ホーキング》(1998)
(28)ミヒャエル・ロイデンバッハ(b.1956):ウント・アバ(2004)
(29)ヴィーラント・ホーバン(b.1978):ツァライント(2006)
(30)ゲノエル・フォン・リリエンシュテルン(b.1979):
アドレノクロム(2006)
(31)マルク・バーデン(b.1980):内臓(2010) |
(27)アンサンブル・ルシェルシェ
(28)カイロス四重奏団
(29)(30)ルーカス・ヴィス(指揮)
ダルムシュタット2006夏期講習会生徒
(29)ヴィーラント・ホーバン(Perc)
(31)ファゾム弦楽三重奏団 |
CD7)
(32)マルタ・ゲンティルッチ(b.1973):
ラディクス・イプシウス(2008)
(33)エドゥアルド・モギランスキー(b.1977):記憶補助(2008)
(34)リザ・リム(b.1966):堕天使の都(2007)
(35)ステファン・プリンス(b.1979):異物#1(2008)
(36)ロビン・ホフマン(b.1970):《代わりに》(2009)
(37)エンノ・ポッペ(b.1969):記憶I(2009/2010) |
(32)(33)アンサンブル・アスコルタ
(34)クリスティアン・ディースタイン(指揮)
ダルムシュタット2008夏期講習会生徒
(35)ダーン・ヤンセン(指揮)
ナダール・アンサンブル
(36)スザンヌ・ブルーメンタール(指揮)
IEMAアンサンブル
(37)エミリオ・ポマリコ(指揮)
クラングフォルム・ウィーン |
現代音楽の歴史と現在を知る最高の手引き!ダルムシュタット・ドキュメントBox3アンサンブル作品集
録音:1952-2010年/CD1)[77:27]/CD2)[71:13]/CD3)[68:27]/CD4)[70:36]/CD5)[72:27]/CD6)[76:48]/CD7)[78:18]
ダルムシュタット夏期現代音楽講習会は1947
年より毎年(近年は隔年)開催されている現代音楽の最前衛を学ぶ場であり、かつてブーレーズ、シュトックハウゼン、ノーノらもこの場を通って世界に飛び立っていった。
長い歴史をもつだけに取り上げられるテーマ作曲家や作曲様式は時代によって異なるがいずれもヨーロッパを中心に一時代を画した講師たちが教壇に立ち、その顔ぶれを見るだけでも戦後の西洋音楽史を俯瞰するようである。
講習会のおおよそのカリキュラムは作曲家および作曲科学生のための授業と個人レッスン、演奏家および学生のためのレッスンで構成され、講習会の合間と最後に一般聴衆を入れたコンサートが複数行われる。その際、優秀と認められた若手作曲家、若手演奏家のための発表の場が提供されそれらが事実上、彼らのデビューコンサートとなることもある。このダルムシュタット・ドキュメント・シリーズはそうしたコンサートの貴重な記録であり、これらはそのまま現代音楽の歴史と現在を知る最高の手引き書となるであろう。
Box3 となる当セットではアンサンブル作品を集成。ケージ、クセナキス、石井真木(ドイツ留学の頃の作品であり、後年の汎アジア主義ではなく総音列主義で書かれている所に若さを感じる)ら大御所から近年の若手、中堅世代まで幅広い作曲家が取り上げられている。
演奏陣はアルディッティQ、クロノスQ(このグループがダルムシュタットに参加すること自体が驚き)、ラサール、ヴェーグS.Q、ブルーノ・マデルナ、ピエール・ブーレーズなどのスターから当時将来を期待された若手(既に現在はベテランになっている演奏家が多い)まで多様。ライヴ録音のため、作品に対する驚きによる、どよめきや笑い声など聴衆の反応もリアルに収録されていて面白い。 |
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NEOS 10807/08
(2SACD HYBRID)
\4900
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ついに現代音楽の牙城NEOSからピアソラ登場!
アストル・ピアソラ(1921-1992):
タンゴ・オペリータ《ブエノスアイレスのマリア》(1968)
台本:オラシオ・フェレール |
デルフィーヌ・ガルダン(マリア)
シルヴィア・アバロス(語り手)
グルターヴォ・ベイテルマン(語り手)
ロベルト・コルドヴァ(歌手)ほか多数
ダヴィド・ヌニェス(Vn,指揮)
ジャン=ポール・デッシー(芸術監督)
アンサンブル・ムジーク・ヌーヴェル |
録音:2008年、[46:56] [51:05]
ピアソラが没して24 年。ジャンルを超越した20
世紀のクラシックとしてついに当NEOS から登場。
ピアソラ畢生の、この大作タンゴ・オペラ(オペリータ)は既に多くのディスクが存在しますが、ヨーロッパの前衛音楽を数多く初演してきた作曲家、指揮者、チェリストのジャン=ポール・デッシー率いるアンサンブル・ムジーク・ヌーヴェルが現代音楽家としてのピアソラという視点からこれまでとは違った切れ味の鋭い演奏で作品に込められた深い人間への洞察、社会批評といったメッセージを強く打ち出します。 |
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ヨーク・ヘラー(b.1944):弦楽四重奏作品集(and
more)
(1)3つの断章(1966)〜弦楽四重奏のための
(2)2つの形状(2007/08)〜弦楽四重奏とピアノのための
(3)弦楽四重奏曲第2番(1997)
(4)弦楽四重奏曲第1番《アンティフォン》(1976,rev1984)〜
弦楽四重奏と電気的に変化させられた弦楽四重奏のための |
ミンゲ四重奏団
(2)マルクス・ベルハイム(Pf) |
ドイツの作曲家ヨーク・ヘラー作品集第3弾!
録音:2011年2月、11月
ギーレンやエトヴェシュなどによる作品集(NEOS10829)、ビシュコフによる「天球」「永遠の日」(NOES11039)に続くNEOS
レーベルのヨーク・ヘラー作品集第3弾。
このアルバムはヨーク・ヘラーの弦楽四重奏を中心とした作品を集成。ヘラーはベルント・アロイス・ツィンマーマン、ヘルベルト・アイメルトに作曲を師事、ダルムシュタットではブーレーズの楽曲分析の講義を受け、パリのIRCAM
では電子音響の研究にも携わっている。初期作品から音色への関心が強く見られるが12
音技法の影響から次第に音響の電子的な変容のプロセスに作曲の関心が移り、《アンティフォン》では弦楽四重奏と電子的に変容された弦楽の音響が不可分に絡む独自のスタイルを完成している。 |
STRADIVARIUS
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「モーツァルト:チェンバロ四手のための作品集」
ソナタ ニ長調K.381
変奏曲 ト長調K.501
ソナタ ハ長調K.19d
幻想曲 ヘ短調K.608(原曲:自動オルガンのための)
ソナタ 変ロ長調K.358 |
バシリオ・ティンパナーロ(Cemb)
ロセッラ・ポリカルド(Cemb) |
珍しい四手チェンバロによるモーツァルト作品集!
録音:2013年8月6-9日 [70:20]
今日ピアノで演奏されることが多いモーツァルトの四手連弾のためのソナタと小品を集めた。
K.608 はもともと時計用自動オルゴールのための音楽として委嘱作曲され、後に連弾用に編曲されて以来さかんに愛奏されている名品。
ハープシコード演奏のティンパナーロはロッテルダム音楽院でハープシコードとオルガンを学んだ後、トン・コープマンに師事。主に17
世紀イタリアの音楽を専門にしている。ポリカルドはベッリーニ音楽院でピアノ・フォルテを学んだ後、ティンパナーロにハープシコードと通奏低音の奏法を師事している。
対位法全盛時代の楽器の王者ハープシコードで和声音楽に移行した時代の寵児モーツァルトの作品を弾くとバロックから古典派にかけての時代の変遷を伺い知ることが出来て興味深い。特にバロック音楽の録音に定評のあるストラディヴァリウス特有のみずみずしい音質も聴きどころのひとつ。 |
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ステファノ・ブルフォン(b.1975):作品集
《部屋の書》第1集(2002)〜ピアノのための
《OHP フィルムの研究》(2013)〜アンサンブルのための
《どんな窓もない》(2008)〜ヴィオラとエレクトロニクスのための
《意味の作法》(2012)〜声とアンサンブルのための
《崇高の逆》(2004)〜アンサンブルのための
《時は堤のない川》(2010)〜ピアノのための |
マリア・グラツィア・ベロッキオ(Pf)
マリア・ロンキーニ(A)
ローラ・カトラーニ(S)
サンドロ・ゴルリ(指揮)
ディヴェルティメント・アンサンブル |
録音:2014年 [56:04]
ブルフォン(STEFANO BULFON)はイタリアの若手作曲家、ピアニストで作曲をシルヴァーノ・ブソッティとジョナサン・ハーヴェイに師事し、2007
年から翌年にかけてパリのIRCAMで電子音楽の研鑽を積んだ。
そのきらびやかな音響は少なからずスペクトル楽派の影響を受けているものと思われる。《どんな窓もない》ではIRCAMの協力で制作されたヴィオラとエレクトロニクスのためのァルター・ベンヤミンの文章をテキストに使われた10
分ほどのモノオペラ。魅力的なタイトルの《時は堤のない川》は現代音楽ながら印象主義を思わせる美しい佳曲。 |
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「明け方の10分」
〜ジョルジオ・ガスリーニへのオマージュ・現代ギター作品集
ジョルジオ・ガスリーニ(1929-2014):明け方の10分(2013)
ルイス・バカロフ(b.1933):アスペクトス(1978)
ジェフリー・レヴァイン(b.1942):アンプロンプチュ変奏曲(2014)
ジルベルト・ボスコ(b.1946):ファンタジア(パッサカリア風)(2014)
ジョルジオ・コロンボ・タッカーニ(b.1961):エルマ(2013)
アレッサンドロ・ソルビアーティ(b.1956):スタジオ第1
番(1997)
ルイス・デ・パブロ(b.1930):象牙の塔(2013)
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):セクエンツァXI(1988) |
アンドレア・モナルダ(Gtr) |
[59:18]
現代のイタリア、スペインの作曲家によるギター作品集。
ルイス・デ・パブロは現代スペインの重鎮でかつて武満徹が日本に招聘したことがある。当年とって86
歳の巨匠の近作が聴けるがうれしい。
ベリオのセクエンツァ・シリーズは様々な楽器のソロのためのものでXI
はギターの伝統的な書法と特殊奏法を絡めつつこの楽器の可能性を極限まで突き詰めた現代を代表するギター作品。
演奏しているモナールダはセゴビア国際コンクールをはじめ多くのコンクールで優勝している俊英。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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SPECTRUM SOUND
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CDSMBA 017
(2CD)
\4000 →\3690
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フランス国立視聴覚研究所音源提供ベルアーム・シリーズ最新盤
アニェル・ブンダヴォエ/イヴォンヌ・ルフェビュールの超貴重録音登場!
★ブンダヴォエ放送用セッション録音
・J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調
BWV1052
アニェル・ブンダヴォエ(ピアノ、指揮)、フランス国立管弦楽団のメンバー
セッション録音:1962年12月8日(モノラル)
・ハチャトゥリヤン:ピアノ協奏曲 変ニ長調
アニェル・ブンダヴォエ(ピアノ)、ヤーノシュ・コミヴェシュ(指揮)、
フランス国立管弦楽団/セッション録音:1964年1月17日(モノラル)
・ドビュッシー:映像 第1集
アニェル・ブンダヴォエ(ピアノ)/セッション録音:1960年1月9日(モノラル)
・ラヴェル:夜のガスパール
アニェル・ブンダヴォエ(ピアノ)/セッション録音:1959年11月10日(モノラル) |
★ルフェビュール最後のリサイタル
・J.S.バッハ:前奏曲とフーガ 変ホ短調
BWV853
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番
変ニ長調 Op.110
・ドビュッシー:映像 第1集
・J.S.バッハ:協奏曲 ニ短調 BWV596
・J.S.バッハ:前奏曲とフーガ イ短調 BW543
イヴォンヌ・ルフェビュール(ピアノ)/ライヴ録音:1973年6月28日(ステレオ) |
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フランス国立視聴覚研究所音源提供、スペクトラム・サウンドのベルアーム・シリーズ最新盤。
仏ブンダヴォエの色彩豊かな演奏に脱帽。また、ルフェビュールのラスト・リサイタルに感動!解説は平林直哉氏が担当
世界初CD 化、24bit/192kHz Digital Transfer&24bit
Remastering、from the master tapes日本語解説付
驚きのリリースを続けている、スペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したシリーズ"
Belle ame(ベルアーム)"。グレイト・フレンチ・ピアニズムと題された当ディスクでは2
人の女流ピアニスト、アニェル・ブンダヴォエ(1922-2015)とイヴォンヌ・ルフェビュール(1898-1986)の貴重な録音が収録されております。
異能なピアニスト、ブンダヴォエは、高貴なバッハ、表情豊かなハチャトゥリヤン、色彩感豊かなドビュッシー、ラヴェルを演奏した放送用セッション録音を収録。
一方のルフェビュールは彼女の最後のリサイタルが収録されている貴重盤です。フランスのエスプリ漂う演奏をご堪能ください。
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7/7(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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CHANNEL CLASSICS
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RCCSSA 38316
(SACD HYBRID)
\3238+税
※国内仕様盤
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バッハの伝説はまだ終わっていなかった
レイチェル・ポッジャー&ブレコン・バロック
J.S.バッハ:フーガの技法
単純フーガ 〜
コントラプンクトゥス1(ヴァイオリン、2本のヴィオラ、チェロ)、
コントラプンクトゥス3(2本のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)、
コントラプンクトゥス2(ヴァイオリン、2本のヴィオラ、チェロ、チェンバロ)、
コントラプンクトゥス4(2本のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、チェンバロ)/
オクターヴのカノン(ヴァイオリン、チェロ)/
二重フーガ 〜
コントラプンクトゥス9 《12度で》(2本のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、チェンバロ)、
コントラプンクトゥス10 《10度で》(2本のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、チェンバロ)/
反行フーガ 〜
コントラプンクトゥス5(ヴァイオリン、2本のヴィオラ、チェロ)、
コントラプンクトゥス6 《フランス様式で》(ヴァイオリン、2本のヴィオラ、チェロ、チェンバロ)、
コントラプンクトゥス7 《拡大と縮小で》(2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、チェンバロ)/
三重フーガ 〜
3声のコントラプンクトゥス8(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)/
三重/四重フーガ 〜
4声のコントラプンクトゥス11(2本のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)/
12度のカノン(チェンバロ)/
4声のコントラプンクトゥス12(レクトゥスおよびインヴェルスス)
(ヴァイオリン、2本のヴィオラ、チェロ、チェンバロ)/
10度のカノン(チェンバロ)/
3声のコントラプンクトゥス13(レクトゥスおよびインヴェルスス)
(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、チェンバロ)/
反行拡大カノン(ヴァイオリン、チェロ)/
コントラプンクトゥス14(ヴァイオリン、2本のヴィオラ、チェロ) |
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レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
ブレコン・バロック
〔ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン、ヴィオラ)、
ジェーン・ロジャーズ(ヴィオラ)、
アリソン・マギリヴリー(チェロ)、
マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(チェンバロ)〕 |
CCSSA 38316
(SACD HYBRID)
\3000→\2690
※輸入盤
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天女ポッジャーのバッハ伝説最新章「フーガの技法」登場!
国内仕様盤&輸入盤同時発売!
2015年に英国王立音楽院(RAM)のバッハ賞を受賞(歴代10番目、女性としては初受賞)したバロック・ヴァイオリンの天女レイチェル・ポッジャー。
無伴奏、ソナタ、協奏曲と築いてきたバッハ伝説の最新章は、J.S.バッハの対位法の粋を集めた傑作「フーガの技法」に到達。「フーガの技法」は楽器指定のない作品で、鍵盤楽器の独奏から、室内楽、オーケストラなど様々な編成で演奏されているが、レイチェル・ポッジャーは自ら結成した「ブレコン・バロック」を率いて、バロック・アンサンブルによる「フーガの技法」を披露。
ライナー・ノーツは、ダンディン・コンソートの音楽監督であり高名なバッハ学者としても知られるジョン・バット(同じく王立音楽院バッハ賞受賞者の一人でもある)が執筆している点も大きなポイントです。
録音:2015年12月15日−17日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)
いまさらこの人のことを語るのも・・・
ということで「ロザリオ」の映像を・・・
https://youtu.be/H3jIX45bQDk
思えばこの人が突如現れたあたりから、クラシック音楽の世界は新しい世紀に入っていったような気がする。
すでに入手困難/在庫限り
旧譜
ポッジャー/バッハ無伴奏全曲&ソナタ集
2002年、いや、20世紀初頭最大のベストセラーとなったポッジャーのバッハ/無伴奏全曲セット。
バッハ演奏の、いや、クラシック音楽の流れを変えた歴史的な録音。
雑草のごとき野生の奔放さと、デュプレを彷彿とさせる天性の研ぎ澄まされたカンのよさ。
LINNでそこそこ活動をしていたとはいえほとんど無名であったにもかかわらず、このアルバムひとつで瞬く間に一世を風靡、「バッハは熟練者の演奏で」という風説を叩き壊した。
全世界でベストセラーを続け、もちろん日本でもポッジャー・ブームを呼んだあの名盤の特別限定セット。
海外倉庫の在庫限りなのでどうかお早めに。
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そして10年・・・
レイチェル・ポッジャー
2010年/2013年のバッハ:ヴァイオリン協奏曲集 |
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レイチェル・ポッジャー & ブレコン・バロック
J・S・バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲
イ短調BWV.1041、
ホ長調BWV.1042、
ト短調BWV.1056、
イ長調BWV.1055 |
レイチェル・ポッジャー
ブレコン・バロック |
2010年5月録音。
プロモーション・ビデオどうぞ。
https://youtu.be/Vo5CLJkG53g
あの伝説から10年。ポッジャーがバッハに帰って来た。
真摯に大バッハの音楽とバロック奏法に向き合い続け、バロック・ヴァイオリンの演奏による「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ」(1998年&1999年)、「ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ」(2000年)の"伝説"的名演を生み出したレイチェル・ポッジャー。2つの名演誕生から約10年という歳月を経て、バロック・ヴァイオリンの天女が創造する"伝説"の第2章が降臨。バッハの「ヴァイオリン協奏曲集」!
2007年にポッジャー自身が選び抜いたメンバーを集めて創設したスペシャルなアンサンブル、ブレコン・バロックを率いての「ヴァイオリン協奏曲集」で取り上げているのは、ポッジャーにとって馴染みの深い"古くからの友人"「イ短調BWV.1041」と「ホ長調BWV.1042」、またチェンバロ協奏曲などからの復元版であり"新たな友人"と表現している「ト短調BWV.1056」と「イ長調BWV.1055」の4作品。
「イ短調BWV.1041」の第1楽章、ヴァイオリン・ソロの第1音から広がる別世界。華麗に、楽しげに、そして静かに。躍動感にあふれ、様々な感情が表現されたポッジャーのバッハは、まるで音楽のエリシオン。
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CCSSA 34113
(SACD HYBRID)
\2700
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レイチェル・ポッジャー & ブレコン・バロック
"2つ"と"3つ"のヴァイオリンのための協奏曲集!
J.S.バッハ:
2つのヴァイオリンのための
協奏曲ニ短調 BWV.1043
チェンバロ、フルートとヴァイオリンとのための
協奏曲イ短調 BWV.1044
オーボエとヴァイオリンのための
協奏曲ハ短調 BWV.1060R
3つのヴァイオリンのための
協奏曲ニ長調 BWV.1064R |
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レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン&ディレクター)
ブレコン・バロック
〔ケイティー・バーチャー(フルート)、
アレグザンドラ・ベラミー(オーボエ)、
ボヤン・チチッチ(ヴァイオリン)、
ヨハネス・プラムゾーラー(ヴァイオリン)、
ザビーネ・ストファー(ヴァイオリン)、
アンナ・ノヴァク=ポクシヴィンスカ(ヴァイオリン)、
ジェーン・ロジャーズ(ヴィオラ)、
ヤン・スペンサー(ヴィオローネ)、
マルチン・スフィオントケヴィッチ(チェンバロ)〕 |
パラディアン・アンサンブルとフロリレジウムのオリジナル・メンバー、イングリッシュ・コンサートのコンサート・ミストレス、エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団のゲスト・ディレクターとして活躍し、現代最高のバロック・ヴァイオリニストの1人に数えられているバロック・ヴァイオリンの天女レイチェル・ポッジャー。
2010年に幕を開けたポッジャーのバッハ伝説第2章、「ヴァイオリン協奏曲集」(CCSSA
30910)に続くJ.S.バッハは、『 「2つ」と「3つ」のヴァイオリンのための協奏曲集
』!
自身が主宰するブレコン・バロック・フェスティヴァル(ウェールズ、ブレコン)のレジデント・アンサンブルとしてポッジャーが結成したブレコン・バロック。
ポッジャーとのアンサンブルのために集結したヴァイオリンのボヤン・チチッチやヨハネス・プラムゾーラー、ヴィオラのジェーン・ロジャーズ、フルートのケイティー・バーチャー、オーボエのアレグザンドラ・ベラミー、チェンバロのスフィオントケヴィッチなど、古楽界の世界的名手たちが「バッハの協奏曲」という舞台の上で、バロック・ヴァイオリンの天女に導かれ、天上の美しさを描き出す。
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DELPHIAN
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DCD 2016-01
(Delphian創立15周年記念限定仕様盤/
2CD/特別価格)
\2400 →\2190
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マリアン・コンソート
ジェズアルド:5声のための聖歌集第1巻
(ナポリ、1603年)
めでたし、天の女王/あなたの光が来て/
幸いあれ、いと優しきマリアよ/
あなたの憐れみを思い起こしてください/
わたしを認め、あなたを賛美し/
主よ、わたしたちの心を聖なる霊が/
主よ、目をそむけないでください/
ああ、わたしはなんと不幸なのでしょう、主よ/
わたしは嘆き疲れました/日々罪を犯すわたしを/
おお、あなたがたすべての者よ/
神よ、わたしの願いを聞いてください/
祝福されたマリアの祈りと徳によって/
おお、祝福された十字架よ/
もし知らなければ苦しんだことでしょう/
神は避けどころ/わたしは苦しみと喜びを見出した/
御顔の光を注ぎ/マリアよ、御母よ |
マリアン・コンソート
〔エマ・ウォルシュ(ソプラノ)、
エスター・ブラジル
(メソ・ソプラノ)、
ロリー・マクリーリー
(カウンタテナー&ディレクター)、
アシュリー・ターネル(テノール)、
ガイ・カッティング(テノール)、
クリストファー・ボレット(バス)〕 |
マリアン・コンソートのジェズアルド!Delphian創立15周年記念限定仕様盤!
Delphian創立15周年記念!マリアン・コンソートのデビュー盤『スペイン黄金時代の聖母マリアへの帰依の音楽(DCD
34086)』を封入した完全数量限定特別仕様盤!
封入されている『スペイン黄金時代の聖母マリアへの帰依の音楽(DCD
34086)』 |
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マリアン・コンソートのデビュー盤、
『スペイン黄金時代の聖母マリアへの帰依の音楽』
収録曲目詳細(DCD 34086)
フアン・ナバーロ(c.1530−1580)
レジナ・チェリ(天の女王)
フランシスコ・ゲレーロ(1528−1599)
マグダラのマリアと別のマリアは
アロンソ・ロボ(1555−1617)
キリエ 〜 《ミサ・マリア・マグダレーネ》
より
フランシスコ・ゲレーロ
めでたし、聖なる処女
フアン・エスキベル(c.1561−1615?)
グローリア 〜 ミサ曲 《めでたし、聖なる処女》
より
ロドリゴ・セバリョス(1530?−1581)
おお、祝福されし処女
フアン・エスキベル
クレド 〜 ミサ曲 《めでたし、聖なる処女》
より
アロンソ・ロボ
めでたし天の女王
アロンソ・ロボ
サンクトゥス 〜 《ミサ・マリア・マグダレーネ》
より
セバスティアン・デ・ビバンコ(c.1551−1622)
おお、聖なる宴
アロンソ・ロボ
ベネディクトゥス 〜 《ミサ・マリア・マグダレーネ》
より
セバスティアン・デ・ビバンコ
第1旋法によるマニフィカト
フランシスコ・ゲレーロ
羊飼いたち
フランシスコ・ゲレーロ
アニュス・デイ 〜 ミサ曲《聖にして汚れなき処女》より |
マリアン・コンソート
〔グウェンドリン・マーティン
(ソプラノ)、
エマ・ウォルシュ(ソプラノ)、
ロリー・マクリーリー
(カウンターテナー&
ディレクター)、
ニコラス・スコット(テノール)、
ステファン・ジョーンズ(バリトン)、
クリストファー・ボレット(バス)〕 |
※ 完全数量限定のため、完売となる可能性がございます。予めご了承ください。
※ 当限定仕様盤の完売後は、通常盤での流通となります。
"聖母マリア"の名を冠し、イギリスの声楽、古楽界に彗星の如く現れた若きヴォーカル・アンサンブル、マリアン・コンソート!
エジンバラ・セント・メアリー大聖堂の少年聖歌隊員としてキャリアをスタートさせた若きカウンターテナー、ロリー・マクリーリーによって、2007年にオックスフォード大学で結成されたマリアン・コンソート。
音楽学者でもあるリーダー、ロリー・マクリーリーの研究、時代考証に基づき、15世紀〜17世紀を中心に、全ての時代の教会音楽に取り組み続けている。
またメンバーのエマ・ウォルシュも、2015年6月のタリス・スコラーズの来日公演にも参加した注目の若手ソプラノである。
イタリア・ルネサンス時代、そして音楽史上有数のマドリガーレの作曲家であると同時に、聖職者の家柄、ヴェノーサ公コンツァ伯としての貴族の身分、妻とその不倫相手を殺めた犯罪者という様々な姿を持ち、数奇で波乱に満ちた人生を歩んだカルロ・ジェズアルド(1566−1613)。
メリスマとホモフォニーのユニークなブレンドなどジェズアルドの独創的な手法から誕生した宗教作品「5声のための聖歌集第1巻」を、マリアン・コンソートの透明感あふれる極上のハーモニーで——。
※録音:2016年1月6日−8日、マートン・カレッジ・チャペル(オックスフォード、イギリス)

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レノックス&マイケル・バークリー:宗教合唱作品集
〜
スターバト・マーテル
L・バークリー:
スターバト・マーテル(世界初録音)、
5声のためのミサ曲、神よ、われを裁きたまえ/
M・バークリー:タッチ・ライト(世界初録音) |
マリアン・コンソート
〔クレア・ロイド=グリフィス(ソプラノ)、
ゾーイ・ブルックショウ(ソプラノ)、
ロリー・マクリーリー
(カウンタテナー&ディレクター)、
ベネディクト・ハイマス(テノール)、
ジョン・ステインズビー(テノール)、
ニック・アシュビー(バス)〕
バークリー・アンサンブル
デイヴィッド・ワーズワース(指揮) |
マリアン・コンソートが歌うイギリス音楽。バークリー親子の荘厳なる宗教合唱作品!
"聖母マリア"の名を冠し、イギリスの声楽、古楽界に彗星の如く現れた若きヴォーカル・アンサンブル、マリアン・コンソート!
エジンバラ・セント・メアリー大聖堂の少年聖歌隊員としてキャリアをスタートさせた若きカウンターテナー、ロリー・マクリーリーによって、2007年にオックスフォード大学で結成されたマリアン・コンソート。
音楽学者でもあるリーダー、ロリー・マクリーリーの研究、時代考証に基づき、15世紀〜17世紀を中心に、全ての時代の教会音楽に取り組み続けている。
親子であると同時にイギリスの近現代音楽を代表する2人の作曲家でもあるレノックス・バークリー(1903−1989)とマイケル・バークリー(1948−)の宗教合唱作品集。
アルバム・タイトルでもあるL・バークリーの「スターバト・マーテル」は、親友であるブリテンとイギリス・オペラ・グループのコンサート・ツアーのために作曲された大作。
このマリアン・コンソートとバークリー・アンサンブルの演奏が世界初録音となる。
2人のバークリーが生んだ崇高なる祈りの音楽の真髄を、理想的な伝承者たちの精緻な演奏で存分に。
※録音:2016年3月26日、28日−29日、ブリテン・スタジオ(スネイプ・モールティングス、オールドバラ、イギリス)
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LINN
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中世ヴォーカル・アンサンブルの最高峰「ゴシック・ヴォイセズ」
LINNデビュー!〜海の星のマリア
第1部 〜
ジョアン・メトカーフ:Il nome del bel
fior − 第1部:マリアI/
作曲者不詳:Stillat in stellam radium/
メトカーフ:海の星のための音楽/
作曲者不詳:Stella maris illustrans omnia/
メトカーフ:Il nome del bel fior − 第5部:マリアIII/
作曲者不詳:Laetetur caeli curia、Tronus
regis/
ジョン・ダンスタブル:祝福されしみ母/
リチャード・スマート:Ave, decus saeculi/
ダンスタブル:アヴェ・マリス・ステラ(めでたし海の星)/
メトカーフ:Il nome del bel fior − 第4部:Il
nome del bel fior/
第2部 〜
作曲者不詳:Dou way, Robyn / Sancta mater
gratiae/
フィンチェールの聖ゴドリック:キリストと聖母マリア/
作曲者不詳:Sancta Maria virgo、Stond
wel, Moder, under rode/
リオネル・パワー:Beata progenies/
アンドルー・スミス:Stond wel, Moder,
under rode − 第1部/
作曲者不詳:Iesu, fili virginis、Pia
mater salvatoris/
スミス:Stond wel, Moder, under rode
− 第2部/
グレゴリア聖歌:Gaude, Maria virgo/
作曲者不詳:Alleluia psallat / Alleluia
concinat - Virga Jesse |
ゴシック・ヴォイセズ
〔キャサリン・キング
(メゾ・ソプラノ)、
スティーヴン・ハロルド
(テノール)、
ジュリアン・ポッジャー
(テノール)、
スティーヴン・チャールズワース
(バリトン)〕 |
ゴシック・ヴォイセズは、1980年に音楽学者でもあるクリストファー・ペイジにより設立。11世紀〜15世紀頃までの中世の音楽を専門とし、HyperionやAvieレーベルに20枚超のアルバムを録音。
これまで、三度に渡り英グラモフォン賞の古楽部門に輝いている、世界で最も有名な古楽系ヴォーカル・アンサンブルの1つ。
ゴシック・ヴォイセズのLinnデビュー盤は、現代の作曲家、ジョアン・メトカーフ(b.1958)やアンドルー・スミス(b.1970)のゴシック・ヴォイセズ委嘱作に、中世の音楽を加えたプログラム。
メゾ・ソプラノのキャサリン・キングを始め、タリス・スコラーズのメンバーでもあったジュリアン・ポッジャーやスティーヴン・ハロルドなど、イギリス古楽界の一流歌手によるヴォーカル・アンサンブルが、13世紀〜14世紀の聖母マリア(海の星)を讃えるテキストを歌います。
録音:2015年6月12日−14日、ボックスグローヴ小修道院(ウェスト・サセックス、イギリス)

マショーやデュファイなど14〜15世紀の多声世俗曲といえば、歌詞のない声部には楽器を使って伴奏付きの独唱で歌うのが1980年代までの常識だった。
このスタイルを打ち破り、アカペラの重唱で歌うのがゴシック・ヴォイシズである。
すぐれた歌手たちを得て妖しいまでに美しい響きを作り出し、中世歌曲のイメージを塗り替えてしまった。(「古楽演奏の現代」吉村恒氏)
ゴシック・ヴォイセズ
1989年度英グラモフォン賞(古楽部門年間最優秀賞)受賞の名盤 |
HELIOS
CDH 55291
\1900
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ゴシック・ヴォイセズ
フランチェスカに捧げる歌 〜 1330−1430イタリアにおける音楽
フロレンティア:恨みは死なず、本当の誠実が/
作曲者不詳:鳥が歌うとき、コンスタンティア/
フロレンティア:夜明けに星が/
作曲者不詳:愛は私にフランス様式で歌わせる、私にはわからない,
愛する人が/
ランディーニ:私の哀しげな眼が、希望を追って/
作曲者不詳:世の女王 / すべてを癒すマリアよ/
デュファイ:気高い額のお方が天国に/
ロクヴィル:私は恋しているので、悪口を言うために嘘を言うな/
ランタン:私は嘆かなくてはならない/
オークール:私は恋人に聞いてみた/作曲者不詳:愛のなぐさみが/
ロクヴィル:あなたの両眼が/グロサン:ため息よ、消え去れ |
ゴシック・ヴォイセズ、
クリストファー・ペイジ(指揮&中世ハープ)
アンドルー=ローレンス・キング(中世ハープ) |
中世音楽の権威クリストファー・ペイジとゴシック・ヴォイセズの「フランチェスカに捧げる歌」は、中世イタリアにおけるイタリアとフランスの音楽、様式のコントラストが歌声で描かれた名盤中の名盤。
1989年度英グラモフォン賞(古楽部門年間最優秀賞)受賞盤。
※録音:1987年9月26日&29日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン)/CDA
66286からの新装移行再発売 |
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ヘンデル:カンタータ《アポロとダフネ》HWV.122
歌劇《忠実な羊飼い》HWV.8 より 序曲
アリア ヘ長調 HWV.410
アリア ヘ長調 HWV.411 |
アンサンブル・マルシュアス
ピーター・ウィーラン
(指揮、チェンバロ、ファゴット)
マイリ・ローソン(ソプラノ/ダフネ)
キャラム・ソープ(バス/アポロ) |
2007年ブルージュ国際コンクールで第1位&聴衆賞を獲得したメンバーを中心に、2011年に結成されたエジンバラを拠点とするピリオド・アンサンブル、アンサンブル・マルシュアス。初のヴォーカル・アルバムは、ヘンデルのカンタータ「アポロとダフネ」。
今作では、アンサンブル・マルシュアスの芸術監督でもある名ファゴット奏者、ピーター・ウィーランが指揮(&チェンバロ)を務め、マクリーシュのガブリエル・コンソート等で活躍するマイリ・ローソン、クリスティのル・ジャルダン・デ・ヴォワ等で活躍するキャラム・ソープが歌います。
もちろん、アンサンブルのメンバーも、チェチーリア・ベルナルディーニ(ヴァイオリン)、トーマス・ダンフォード(テオルボ)、フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ)など、今をときめく名手たちが集い、アンサンブル・マルシュアスの新たな一歩を踏み出します。
録音:2015年6月15日−17日、ノース・リース教区教会(エジンバラ) |
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マックスウェル・デイヴィス:
オークニー諸島の婚礼と日の出
演奏会用序曲 《冬の引き潮》
丘の呪文*
ラスト・ドア・オヴ・ライト
フェアウェル・トゥ・ストロムネス*
オークニー諸島の婚礼と日の出 |
ベン・ジャーノン(指揮)
スコットランド室内管弦楽団
ショーン・シャイベ(ギター)* |
スコットランドの名門チェンバー・オーケストラ、スコットランド室内管弦楽団(SCO)の新録音は、2014年まで「女王の音楽師範(英国王室楽長)」を務め、2016年にこの世を去ったイギリスの作曲家、ピーター・マックスウェル・デイヴィスの音楽。
2014年の来日では新日フィル、名古屋フィルとも共演した若手指揮者、ベン・ジャーノン(2013年ネスレ&ザルツブルク音楽祭で若手指揮者賞受賞)が振る管弦楽作品、ギタリストとして初めてBBCニュー・ジェネレーション・アーティストに選ばれたスコットランド出身の若きギタリスト、ショーン・シャイベが華麗なテクニックを見せるギター作品を収録。
録音:2015年9月14日−16日、アッシャー・ホール(エジンバラ) |
NIMBUS(CD−R)
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NI 5479
(CD-R)
【旧譜】
\2400
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木管五重奏曲集
ハイドン:ディベルティメント 変ロ長調
モーツァルト:
ディベルティメント ヘ長調 K.213、
フルートとクラリネットのための魔笛
ダンツィ:五重奏曲ト短調 Op.56-2
フェレンツ・ファルカシュ:18世紀ハンガリーの古い舞曲
タカーチュ・イェネー:
古いグラーツの舞曲によるセレナーデ Op.83a |
クインテット・ウィーン
〔ハンスゲオルグ・シュマイザー(フルート)、
ハラルト・ヘルト(オーボエ)、
ヘルムート・ホドル(クラリネット)、
マルティン・ブラムボック(ホルン)、
マクシミリアン・フェイエルターク
(バスーン)〕 |
ウィーン・フォルクスオーパー響のフルート奏者ハンスゲオルク・シュマイザーが中心となり、ウィーン・フォルクスオーパー響、ウィーン響、モーツァルテウム管の首席奏者たちによって結成されたオーストリアの木管五重奏団による、ハイドン、モーツァルト、ファルカシュ、タカーチの作品集。
※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY
DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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NI 5478
(CD-R)
【旧譜】
\2400
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ジョン・リルのラフマニノフ。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第4番 Op.40
コレッリの主題による変奏曲 Op.42
パガニーニの主題による変奏曲 Op.43 |
ジョン・リル(ピアノ)
尾高忠明(指揮)
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団 |
1970年のチャイコフスキー国際コンクールで第1位に輝いたイギリスの大ピアニスト、ジョン・リルが尾高忠明&BBCウェールズ・ナショナル管と共にレコーディングを行った代表的名盤のラフマニノフ。
※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY
DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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NI 5473
(CD-R)
【旧譜】
\2400
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ブラームス&ヒンデミット:ヴィオラ・ソナタ集
ヒンデミット:葬送音楽
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ ヘ短調 Op.120-1
ドヴォルザーク:ソナティナ Op.100
ヒンデミット:二重奏曲*、ヴィオラ・ソナタ
Op.11-4 |
ヴィルフリート・シュトーレ(ヴィオラ)
カリーナ・ヴィシニェフスカ(ピアノ)
ヴォルフガング・ベッチャー(チェロ)* |
ベルリン・フィルの首席ソロ・ヴィオラ奏者を務めたドイツの名ヴィオリスト、ヴィルフリート・シュトーレが弾く、ブラームスとヒンデミットの濃密なるソナタ集。
※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY
DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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NI 5472
(CD-R)
【旧譜】
\2400
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ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲変ホ長調 Op.21
ピアノ三重奏曲ホ短調 Op.90《ドゥムキー》 |
ウィーン・ピアノ・トリオ |
ウィーン・ピアノ・トリオはオーストリア=ハンガリー・ハイドン管弦楽団のコンサート・マスター、ヴォルフガング・レディクを中心として1988年に結成されたオーストリアピアノ三重奏団。
※こちらのタイトルは、高品質メディア(SONY
DADC/Diamond Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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CAPRICCIO
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C5274
\2600→\2390 |
フランツ・シュミット:管弦楽作品集
1-6.軽騎兵の歌による変奏曲(1930-1931)
7.ピアノとオーケストラのための幻想曲 変ロ長調(1899)…世界初録音
8.オーケストラのためのシャコンヌ ニ短調(1931) |
ヤスミンカ・スタンチュル(ピアノ)
ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団
アレクサンダー・ランプ(指揮) |
現在、フランツ・シュミット(1874-1939)といえば、多くの人はオラトリオ「七つの封印の書」を思い起こすことでしょう。1937年に作曲されたこの曲は第2次世界大戦の開戦を暗示するような不穏な空気に満たされており、彼自身の作曲活動の集大成の意図を持って書いたとされています。
このアルバムには、そんなシュミットの1930年代初頭の作品が2曲と、ピアノと管弦楽のための「幻想曲」(世界初録音)が収録されています。憂鬱な序奏の後に出現する軽快な主題が楽しい「軽騎兵の歌による変奏曲」は1931年にクレメンス・クラウスによって初演され、その後もブルーノ・ワルターをはじめとした大指揮者たちが繰り返し演奏している人気曲です。
シャコンヌは元々オルガンのための曲でしたが、「軽騎兵」と同じ年にオーケストレーションを施され、やはりクレメンス・クラウスが初演しています。
このアルバムの一番の注目作である「ピアノと管弦楽のための幻想曲」は、シュミット25歳の頃に書かれた作品で、この曲の素材は、彼の代表作の一つとなる歌劇「ノートル・ダム」の“間奏曲”と“謝肉祭の音楽”にそのまま用いられています。
この作品は結局出版されることもなく、そのまま忘れられてしまい、2013年11月になってようやく初演されました(ファビオ・ルイージ指揮ウィーン交響楽団、ピアノ…ヤスミンカ・スタンチュル)。華やかなピアノのパッセージが際立つ、明快かつ穏やかな曲想は、後のシュミットのシリアスな作風とは一線を画したロマンティックを持ち、聴き手に強い印象を残します。
録音 2016年3月29日-4月1日 ラインラント=プファルツ,フィルハーモニー |
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C5271
\2600→\2390 |
アルベルト・ヒナステラ:管弦楽作品集
1-6.交響的練習曲 Op.35(1967)/
7-11.パブロ・カザルスの主題による変奏曲
Op.48(1976/1977)/
12-14.ルビルム Op.51(1979/1980)/
15-18.弦楽のための協奏曲 Op.33(1965) |
ベルリン・ドイツ交響楽団/
アルトゥール・タマヨ(指揮) |
録音 2014年5月/2015年1月 ベルリン ナレパ・シュトラーセ放送
2016年、生誕100年を迎えたヒナステラ(1916-1983)。アストル・ピアソラ、カルロス・ガルデル、マウイシオ・カーゲルと並ぶ、アルゼンチンを代表する大作曲家の一人です。
彼の作品は当時のアルゼンチン音楽の影響を強く受けており、作風は比較的明快で、親しみやすいものが多いのですが、作曲時期によってその作風はかなり変化を見せています。
ここに収録された4つの作品は、どれも後期に属するもので、彼自身の分類によれば「前衛的なスタイルと冒険的なアイデアを有した“新表現主義”の音楽」になるということです。
なかでも興味深いのがカタロニアのチェリスト、カザルスの「見張りの歌」を元にした変奏曲で、原曲の優雅さは、ヒナステラの手によって、刺激的な響きに満ちた色彩的な音楽に変貌させられます。
編成の小さな「弦楽のための協奏曲」は瞑想的な雰囲気で始まり、徐々に熱気を帯び、最終楽章では阿鼻叫喚の世界が描かれるという曲。あの有名なトッカータ(ピアノ協奏曲の終楽章)にも似た情熱的な作品です。
現代音楽を得意とするタマヨは、これらの騒然とした曲を見事にまとめてあげています。
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C5277
(2CD)
\2600 |
シェーンベルク:ピアノ編曲集
<CD1>
1.リヒャルト・デーメルのテキストによる「ゲッセマネ」(断章)
(A.シェーンベルクによるピアノ編)/
2-6.グレの歌 第1部(A.ウェーベルンによる6&8手2台ピアノ編)/
7-12.6つの管弦楽伴奏付き歌曲(A.ウェーベルンによるピアノ伴奏編)/
13.ピアノ小品 Op.11-2(F.ブゾーニによる編曲)/
<CD2>
1-6.6つのピアノ小品 Op.19/
7-8.弦楽四重奏曲 第2番 Op.10(A.ベルクによるピアノ編)/
9-13.管弦楽のための5つの小品 Op.16
(E.シュタイン/A.ウェーベルンによる編曲)/
14-15.室内交響曲 第2番 Op.38b(A.シェーンベルクによる2台ピアノ編) |
クラウディア・バラインスキー(ソプラノ)…CD1:7-12,CD2:7-8/
コンラード・ヤルノット(バリトン)…CD1:1/
ウルス・リスカ(ピアノ)…CD1:13,CD2:1-10.12/
アンドレアス・グラウ(ピアノ)…CD1:2-6,CD2:9-15/
ゲッツ・シューマッヒャー(ピアノ)…CD1:2-6,CD2:9-15/
イルメラ・レルッケ(ピアノ)…CD1:2.4-6,CD2:9-10.21 |
録音 2011年6月13-14日,9月5日,11月21-22日,
2012年7月24日 ベルリン スタジオ・ゲルトナーシュトラーセ
壮大なオーケストラと声楽が爛熟の音響を創り上げる、後期ロマン派の最期の時期に書かれた「グレの歌」も、最初はピアノ伴奏による小さな歌曲だったことをご存知でしょうか?
この2枚組には、そんなシェーンベルク(1874-1951)の実験的な作品や、彼の管弦楽、室内楽作品を同時期の作曲家たちがピアノ用に編曲した作品など、様々なシチュエーションに彩られた作品が並んでいます。
彼らの複雑な管弦楽作品も、ピアノに置き換えるてみると、精妙に入り組んだオーケストラの響きが少しずつ紐解かれていきます。圧巻は彼自身の2台ピアノ編曲版の「室内交響曲第2番」。1906年に着手され、完成したのは1940年。その間に調性音楽→無調→十二音→調性音楽と目まぐるしく変遷した作風を反映する難解な作品ですが、これがとてもスッキリと理解できる、まさに風通しのよい編曲となっているのが興味深いところです。
既発アルバムからの再録も含んでいます。
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C5285
\2600→\2390 |
素敵な曲がある
ミハイル・グリンカ:ピアノ作品集
1.アリャビエフのロマンス「ナイチンゲール」の主題による変奏曲
ホ短調(1833)/
2.夜想曲 変ホ長調(1828)/
3.ロシア歌曲「深い谷の夜明け」の主題による変奏曲
イ短調(1826)/
4.夜想曲 ヘ短調「別れ」(1839)/
5-8.祖国への挨拶(1847)
<スコットランド民謡「夏の最後のバラ」による変奏曲
ヘ長調/
マズルカの思い出 変ロ長調/舟歌 ト長調/祈り>/
9.自作主題による変奏曲 ヘ長調(1822-1824)/
10.ベッリーニの歌劇「カプレーティとモンテッキ」の
主題による変奏曲 ハ長調(1831) |
トン・ヌ・グェット・ミン(ピアノ) |
録音 2011年12月28-30日 ベルリン スタジオ・ゲルトナーシュトラーセ
夜想曲「別れ」なんて、ちょっと素敵です。弾きたくなると思います。
「近代ロシア音楽の父」と呼ばれるミハイル・グリンカ(1804-1857)。
裕福な家に育った彼は、同時代の詩人、画家らと積極的に交友関係を結びました。なかでも詩人プーシキンは彼の目標であり、彼におけるロシア人としての意識を覚醒させ、ロシア的な作品を書きたいと願う原動力となったのです。
またグリンカは、幼い頃に、ロシアに滞在してピアノを売り込み、演奏技術を広めていたジョン・フィールドからピアノを習ったため、その影響も強く心に刻み付けられていました。
そんな彼のピアノ曲は当然、ロシア風でありながらもフィールド直伝のロマンティックな雰囲気を持つというユニークなもの。
ショパン風の甘さを感じさせる「夜想曲」や、当時流行していた歌劇のメロディを主題とする変奏曲など、演奏効果の高い作品が揃っています。
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C3005
\2000 |
エマヌエーレ・ダグアンノ(テノール) 〜ベッリーニ/ドニゼッティ/ロッシーニ歌曲集
1.ベッリーニ(1801-1835):マリンコーニア/
2.ベッリーニ:行け、幸せならば/
3.ベッリーニ:もしも私にできないのなら/
4.ベッリーニ:私の偶像よ/
5.ベッリーニ:喜ばせてあげて/
6.ベッリーニ:帰れ、愛しのフィッリデよ/
7.ベッリーニ:思い出/
8.ベッリーニ:優雅な月よ/
9.ドニゼッティ(1797-1848):あの女は死んだ/
10.ドニゼッティ:愛の誓い「永遠の愛と誠を君に誓う」/
11.ドニゼッティ:愛と死/
12.ドニゼッティ:漁夫/
13.ドニゼッティ:舟人/
14-17.ロッシーニ(1792-1868):音楽の夜会から
<約束/叱責/別れ/バッカナール> |
エマヌエーレ・ダグアンノ(テノール)/
チャールズ・スペンサー(ピアノ) |
録音 2014年4月22-26日 ウィーン オーストリア,4Toneスタジオ
Cappricioレーベル“Premiere Portraits”は、若く才能あるアーティストをサポートし、そのデビューCDを世界中に広めるための新しいシリーズ。
今回登場するのはテノール歌手のエマヌエーレ・ダグアンノです。イタリアのトレヴィーゾで行われたコンクール“Toti
dal Monte”でその才能を見い出され、イタリア各地の歌劇場から世界へとその活動を広げています。
ズービン・メータやファビオ・ビオンディをはじめとした名指揮者たちとも共演を重ね、2009年には藤原歌劇団の「愛の妙薬」に出演。得意のネモリーノを歌い喝采を浴び、以降日本でも注目されています。
このアルバムでは、ドニゼッティ、ベッリーニ、ロッシーニの3人の歌曲を熱唱。その輝かしい声と表現力は、彼の晴れやかな将来を予見させるものです。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<メジャー・レーベル>

7/6(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALIA VOX
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AVSA 9915
(SACD HYBRID)
\2900
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グラナダ(1013-1526)〜
グラナダの王国成立から文化の勃興、
カスティーリャ王国による滅亡、
改宗を余儀なくされたイスラム教徒の物語 |
エスペリオンXXI
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ジョルディ・サヴァール(指揮) |
1. Invocacion Qamti be-Ishon Layla (Cantar
de los Cantares. Inspirado en Cantar 3, 1-4)
2. Taqsim instrumental & Danza morisca
(Ney)
3. Moaxaja: Billadi askara min aadbi Llama
- Al-Andalus
4. Preces: Penitentes orate - Plegaria
mozarabe s. XI
5. Ductia (instr.) - Cantiga de Santa Maria
(CSM 123) - Alfonso X El Sabio
6. Sionida: Yefe Nof - Yehuda Halevi (1075-1141)
7. Taqsim (Kanun) - Improvisacion - Moaxaja:
Ya gosan naqa - Ibn Zuhr (Sevilla 1073-1162)
- Tradicion Al-Andalus
8. Fragmento de la Carta sobre la conversion
forzosa Iggeret ha-
Shemad, cap. IV [Texto recitado] - Las
Estrellas de los cielos (instr.) - Anonimo
sefardi
9. Danza morisca (instrumental)
10. Lamento: Plange Castella misera - Anonimo,
Codice de Las Huelgas, f. 160, s. X
11. Danza de iniciacion (instrumental)
12. Lamento hebraico-andaluz Dror yiqra
- Dunash ben Labrat, s. X
13. Poema en piedra de la Alhambra de Granada.
Texto en arabe de Ibn Zamrak [Texto recitado]
-
Taqsim(improvisacion instrumental)
14. Pero que seja a gente - Cantiga de
Santa Maria (CSM 181) - Alfonso X El Sabio
15. Romance fronterizo: Cerco de Baeza
- Anonimo, Cancionero de Palacio (CMP 106)
16. Lamento: El camino - La angustia -
Improvisacion andalusi
17. Propinan del Melyor (instr.) - Anonimo,
s. XV
18. Villancico: Aquella mora garrida -
Gabriel, Cancionero de Palacio (CMP 254)
19. Villancico: Viva el gran Re Don Fernando
- Carlo Verardi
20. Romance: El pan de la afliccion - Plegaria
sefardi
21. Diario de abordo de Cristobal Colon,
Noche del 11 al 12 octubre 1492 [Texto recitado]
22. Villancico: Todos los bienes del mundo
- Juan del Enzina
23. Cronica de los Reyes de Castilla, cap.
CXCVI [Texto recitado]
24. Lamento andalusi Maqam hijaz - Ibn
Zaydun (Cordoba 1003-Sevilla 1071) |
サヴァールが音楽で描くグラナダの歴史
77’51、multichannel
サヴァールによるグラナダ考。グラナダの500
年の歴史を音楽でたどります。
ズィール朝、ムラービト朝、ハンマード朝そしてナスル朝と変遷したイスラム王朝の中心的な都市、グラナダ。壮麗なアルハンブラ宮殿でも名高いグラナダでは様々な文化が栄えましたが、最期はキリスト教勢力を前に陥落しました。
サヴァールは、グラナダの当時の高度な文化や激動の歴史の物語を、洗練された音楽をもって描いています。 |
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BONGIOVANNI
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生きていたのかマッテウッツィ!
「ララバイ」
ピッツェッティ:ウリヴァの子守歌
グリーグ:クリスマスの子守歌
クィルター:妖精の子守歌
レーガー:子守歌
フォーレ:ゆりかご
ファリャ:ナナ(子守歌)
ロルカ:セヴィリアの子守歌
ガーシュイン:サマータイム
中田喜直:おやすみなさい
ほか全24曲 |
ウィリアム・マッテウッツィ(テノール)
フランチェスコ・デ・ポーリ(ピアノ)
チェーザレ・サンパオレージ(ギター、リュート) |
高音で名を馳せたテノールが、一転ゆるりと歌う子守歌
録音:2013年/78’29’’
古今東西のクラシック作曲家による子守歌を集めたアルバム。歌っているのは1957
年ボローニャ生まれのテノール、ウィリアム・マッテウッツィ。80、90
年代に「ハイF」まで朗々と歌いあげる高音テノールとして、またロッシーニのスペシャリストとして名を馳せた名歌手です。
このアルバムではとてもリラックスした雰囲気の中、のびのびと美声を聴かせています。ゆったりと楽しむ1
枚。中田喜直はもちろん日本語歌唱です。
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生きていたのかマッテウッツィ!
ウィリアム・マッテウッツィといえば、1980、90年代にロッシーニのオペラで大活躍したテノール。
ことに異常なまでの高音は神業クラスで、ハイC(ハ音)よりもさらに高いF(ヘ音)まで出してしまうほど。一時は3大テノールを凌ぐ人気を勝ち得ていた。
しかしCDの世界ではこのところまったく名前を聞かず、最後にリリースしたのは4年前のトスティ。
そのマッテウッツィの「子守歌」アルバム。「なぜ?」という気がしないでもないが、いろいろあったんだろう。録音は2013年。
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呼びかけあいながら神秘性を増していく聖歌
オフィチウム・サンクティ・ミニアティス |
エンツォ・ヴェントゥローニ(指揮)
ヴィリ・ガリレイ合唱団
フェデリコ・バルダッツィ(指揮)
アンサンブル・サン・フェリーチェ |
録音:2015 年11月/イタリア、ヴィッラ・カロリア/72’16’’
フィレンツェに祀られた聖人、聖ミニアートへの祈りを称える聖歌。独唱によるレクティオ(朗読)、2
群の合唱が交互に歌うアンティフォナ(交唱)、独唱に合唱が応えるレスポンソリウム(応唱)からなり、セクションごとに女声、男声と交代しながら歌われます。 |
CHALLENGE CLASSICS
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CC 72710
(SACD HYBRID)
\2600
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ルネサンスのスペシャリストによる
ヒエロニムス・ボス没後500年記念盤
ピエール・ド・ラ・リュー(c.1452-1518):
Missa Cum jocunditate |
カペッラ・プラテンシス
ストラットン・ブル(リーダー)
ヴィム・ディーペンホルスト(オルガン) |
ルネサンスのスペシャリストによるヒエロニムス・ボス没後500
年記念盤
録音:2015年11月23-25日/ベルギー、フランク・ヴァレット教会/DSD、Stereo
/Multichannel、64’24’’
ポリフォニー音楽の傑作といえるラ・リューのミサ曲を収録しています。演奏はチャレンジ・クラシックスからジョスカン・デ・プレ、オケゲムなどのルネサンス音楽をリリースしている男声アンサンブル、カペッラ・プラテンシス。
経験豊かで研ぎ澄まされた様式美あふれる歌唱が名作に光を当てます。グレゴリオ聖歌やオルガンの即興も交えながら全曲を構成し、雰囲気を高めています。
2016 年はオランダの画家ヒエロニムス・ボス(1450-1516)の没後500
年記念として、世界で話題が広がっています。このアルバムもまた彼へのオマージュとして発売されます。ボスとラ・リューは生没年も近く、共にオランダ南部のスヘルトーヘンボスに住んでいたこともあり、ボスがこのミサ曲から絵を描くインスピレーションを得たこともあるのではないかという想像も出来ます。 |
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ノルベルト・フォン・ハンネンハイム(1898-1945):
ヴィオラとピアノのための作品集
(1)作品第1番 第1・2楽章
(2)作品第3番 第3楽章
(3)作品第4番 第1・2楽章
(4)ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲
(5)ヴィオラとピアノのための組曲
(6)ヴィオラとピアノのためのソナタ |
アイーダ=カルメン・ソアネア(ヴィオラ)
イーゴリ・カメンツ(ピアノ)
エイドリアン・ピンツァル(ヴァイオリン) |
シェーンベルクの弟子、ハンネンハイムの12音技法にとらわれない作品集
録音:2010年6月/ベルリン、シーメンスヴィラ/52’20’’
アイーダ=カルメン・ソアネアはルーマニアの声楽家の家庭に生まれたヴィオラ奏者。カシュカシアンに学び、ソリストとして名だたるオーケストラ・演奏家と共演するほか、デリアン四重奏団、グスタフ・マーラー・ユーゲント管、ルツェルン祝祭管のメンバーとしても活躍。このアルバムでは「ピアノの巨
ハンネンハイムはシェーンベルク(1874-1951)の弟子。12
音技法や、より自由な独自の音列による無調音楽も書いており、20
世紀前半としては現代的な響きです。とは言え前衛ということもなく、ここに収録されたヴィオラ作品ではハ長調の和音を使ったりもし、舞曲調の複合拍子からはバルトークの面影も感じられます。積極的に自らの望む響きを開拓した、知られざる作曲家の音楽をお楽しみください。
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SUPRAPHON
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マルティヌーの「アリアドネ」を
名唱シャトゥロヴァーが歌いあげる。
マルティヌー(1890-1959):
(1)歌劇「アリアドネ(アリアーネ)」H
370(1958)
(2)2群の弦楽合奏とピアノ、ティンパニのための
二重協奏曲 H 271(1938) |
トマーシュ・ネトピル(指揮)
エッセン・フィルハーモニー管弦楽団
シモーナ・シャトゥロヴァー(ソプラノ)
ゾルターン・ナジ(バリトン)
バウルザン・アンデルザノフ(バス)
アブデラー・ラスリ(テノール)
タイル・ファヴェイツ(バス)
エッセン・アールト劇場合唱団
(2)イヴォ・カハーネク(ピアノ) |
セッション録音:(1)2015年10月8,9日、(2)2014年8月28,29日/エッセン/66’07”
スプラフォン・レーベルが力を注いで新録音をリリースしているチェコの作曲家、マルティヌー(マルチヌー)の作品。当ディスクでは歌劇「アリアドネ」とピアノ、ティンパニのための二重協奏曲が収録されました。
1958 年の5 月から約1 カ月という短期間に仕上げられたオペラ「アリアドネ」。原作は詩人ジョルジ・ヌヴーの「テセウスの旅」で、このオペラのフランス語の台本はマルティヌー自身が書き下ろしました。
オーケストレーションは2 管編成で、ピアノ、打楽器、ハープ、チェレスタ、弦が加わっており、バロック形式を意識した実演45
分弱の1 幕オペラです。シモーナ・シャトゥロヴァーの美しき歌声に注目です。
1975 年チェコ共和国東部のクロメルジーシュに生まれたトマーシュ・ネトピルは、これまでにザルツブルク音楽祭やベルリン・フィル、ドレスデン・シュターツカペレの公演に出演、2013
/ 14 年のシーズンよりエッセン市の音楽総監督に就任しており、以後エッセン・フィルと積極的な演奏活動を行っております。
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WERGO
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エンヨット・シュナイダー:
バッハ、ドラキュラ、ヴィヴァルディと仲間たち
1. BACH-メタモルフォーゼン(協奏曲)
[オーボエ、弦、チェンバロ]
2. ヴィヴァルディ讃(協奏曲)
[リコーダー、弦、チェンバロ]
3. ヴィヴァルディッシモ(協奏曲)
[2トランペット、弦、チェンバロ]
4. ドラキュリッシモ(コンチェルト・グロッソ)
[トランペット、トロンボーン、アンサンブル] |
アルブレヒト・マイヤー(オーボエ)
ドロテー・オーベルリンガー(リコーダー)
ヨアヒム・シェーファー、
チャバ・ケレメン(トランペット)
ステファン・ラングバイン(トロンボーン)
オルガ・ワッツ(チェンバロ)
トーンキュンストラー管弦楽団 |
アルブレヒト・マイヤーも参加、豪華演奏陣によるコンチェルト・グロッソ集
録音:2015年9月14-19日
主に映画音楽でその名を馳せているドイツの作曲家、エンヨット・シュナイダーのコンチェルト・グロッソ集。
バッハ風の1 曲目はアルブレヒト・マイヤーの妙技が堪能できる作品。ヴィヴァルディ風の雰囲気ながら超絶技巧が盛り込まれたリコーダー協奏曲も、ソリストのヴィルトゥオーゾ芸に注目。
ドラキュリッシモは、ドラキュラをイメージした作品。おどろおどろしいオープニングなど、映画音楽なども多く手がけているシュナイダーの筆が冴えています。
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WIGMORE HALL LIVE
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フィッシャー=ディースカウ最後の弟子
ベンヤミン・アップルが歌うシューベルト
シューベルト:
春に小川のほとりでD361/
月に寄せるさすらい人の歌D870/
戸外でD880/秘密D719/緑の歌D917/
漁師の歌D881/変容D59/死に寄せてD518/
こびとD771/竪琴によせてD737/
タルタルスの群れD583/メムノンD541/
アリンデD904/戦いD594/茂みD646/
夕映えの中でD799
(アンコール)
再会D855/鳩の便りD965a |
ベンヤミン・アップル(バリトン)
グラハム・ジョンソン(ピアノ) |
フィッシャー=ディースカウ最後の弟子、BBCニュー・ジェネレーション・アーティスツ2014に選出された若手バリトン歌手ベンヤミン・アップルが歌うシューベルト
録音:2015年5月27日ウィグモア・ホール(ライヴ)/72’19
英国BBC のラジオ3 が1999 年より毎年選出している、ニュー・ジェネレーション・アーティスツ「新しい世代のアーティストたち」。
このCD には、2014 年に選出されたドイツの若手バリトン歌手、ベンヤミン・アップルが歌うシューベルトを収録。BBC
ニュー・ジェネレーション・アーティスツに選ばれると2
年間に渡って特別な支援が受けられます。
このウィグモア・ホールでのリサイタルもその支援プログラムの一つ。さらにベンヤミン・アップルはSONY
と専属契約を結び2017 年からCD がリリースされるということも発表されていて、今後益々活躍の場を広げていくことになるでしょう。
低音から高音まで輝かしい響の声を持つベンヤミン・アップル。このシューベルト・リサイタルでも丹念に磨かれた瑞々しい感性、抑制のきいた知的な歌唱を披露しています。
彼のその力みのない歌い口は、まるでディートリヒ・フィッシャー=ディースカウのよう。そう、ベンヤミン・アップルは、その20世紀の生んだ最高のリート歌手の最後の弟子として晩年に薫陶を受けました。
次世代の巨匠候補のベンヤミン・アップル聴き逃せません。
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生彩にあふれた演奏で聴かせるシモン・トルプチェスキ
ブラームス:
3つの間奏曲Op.117、ヘンデルの主題による変奏曲Op.24
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
プーランク:
3つのノヴェレッテ、15の即興曲より
【第1,3,6,13,15曲】、
3つの小品よりトッカータ |
シモン・トルプチェスキ(ピアノ) |
録音:2014年7月19日ウィグモア・ホール(ライヴ)/79’50
1979 年マケドニア生まれのピアニスト、シモン・トルプチェスキ。2001
年ロンドンで行われた世界ピアノ・コンクールで優勝し、その後世界的なコンクールで数々の賞を獲得している実力派。
2012 年に録音されたウィグモア・ホール・ライヴ第1
弾(WHLIVE0058)では、高度なテクニックを要する超絶技巧曲ばかり収録し、その抜群のテクニックと多彩な音楽性で見事な演奏を聴かせてくれました。
今回の作品は、高度な技術よりも充実した音楽性と繊細で知的な表現を必要とする内容。
ブラームスの「ヘンデルの主題による変奏曲」は、深淵で素朴なブラームスの響きを作り上げ、ラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」では、複雑な響きとラヴェル独特の美意識を繊細な表現力で描き、最後のプーランクでは特有の愛らしさと洒脱さを表現することに成功しています。
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SIGNUM CLASSICS
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サロネン&フィルハーモニアのバルトーク!
待望の第2弾は"マンダリン"と"舞踏組曲"!
バルトーク:
バレエ音楽《中国の不思議な役人》Op.19,
Sz.73
舞踏組曲 Sz.77
コントラスツ Sz.111 |
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
フィルハーモニア・ヴォイセズ
イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)*
ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ(ヴァイオリン)*
マーク・ファン・デ・ヴィール(クラリネット)* |
サロネン&フィルハーモニアのバルトーク!待望の第2弾は"マンダリン"と"舞踏組曲"!
2011年にロリン・マゼールのマーラー・サイクルと並行して開催された、エサ=ペッカ・サロネンの指揮によるフィルハーモニア管弦楽団のバルトーク・プロジェクト「地獄の踊り(Infernal
Dance)」。
「青ひげ公の城」(SIGCD 372)に続く待望の第2弾は、「中国の不思議な役人」、「舞踏組曲」、そして「コントラスツ」の3作品。サロネンの十八番でありロス・フィルなどとの実績も抜群のバルトーク。フィルハーモニア管弦楽団とのコンビでも、そのタクトが冴え渡ります!
ブロンフマンと、フィルハーモニア管弦楽団の名手たち、ヴィゾンタイ(コンサートマスター)、ファン・デ・ヴィール(首席クラリネット奏者)の共演による「コントラスツ」でのヴィルトゥオージティも必聴です。
※録音:2011年1月27日(Sz.73)&10月27日(Sz.77&111)、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン、イギリス)

サロネン&フィルハーモニアのバルトーク第1弾 |
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サロネン&フィルハーモニア
バルトーク:歌劇《青ひげ公の城》 |
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
フィルハーモニア・ヴォイセズ
ジョン・トムリンソン(バス/青ひげ公)
ミシェル・デヤング(メゾ・ソプラノ/ユーディト) |
サロネン&フィルハーモニアのバルトーク!プロジェクト第1弾は歌劇《青ひげ公の城》!
2011年1月から2012年1月にかけて行われたエサ=ペッカ・サロネンとフィルハーモニア管弦楽団のバルトーク・シリーズ。
1年間をかけて、ベーラ・バルトーク(1881−1945)の主要な管弦楽作品と室内楽作品を取り上げた一大プロジェクト「地獄の踊り(インファナル・ダンス)」からのライヴ・レコーディングのリリースがスタート!
サロネン&フィルハーモニア管弦楽団の「バルトーク第1弾」として登場するのは、ハンガリーの巨匠が遺した唯一のオペラ「青ひげ公の城」。
映像や照明を駆使するなどサロネンらしいアイディアや仕掛けが大きな話題を呼んだ「青ひげ公の城」では、イギリスのレジェンド、サー・ジョン・トムリンソンが"青ひげ公"、アメリカが誇る世界的メゾ、ミシェル・デヤングが"ユーディト"を歌うなど、キャストも豪華!
サロネンはロサンゼルス・フィルの音楽監督時代にもバルトークを積極的に取り上げ、多くの名演を送り出しており、フィルハーモニア管弦楽団と新たに臨んだプロジェクトの成功を収めたライヴ・レコーディングの登場は話題必至。
サロネン&フィルハーモニア管弦楽団のバルトーク。「青ひげ公の城」で堂々の幕開けです!
※録音(ライヴ録音):2011年

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サロネン&フィルハーモニア管といえばこのマーラーがいまだに強烈に印象に残る
マーラー:交響曲第9番&第6番 |
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サロネン&フィルハーモニア管
マーラー:交響曲第9番 |
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団 |
※2009年3月22日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン)でのライヴ録音。
1983年に急病のティルソン・トーマスの代役としてフィルハーモニア管弦楽団の指揮台に立ちマーラーの「交響曲第3番」で大成功を収め、同団の首席客演指揮者、ロサンジェルス・フィルの音楽監督を経て、2008/2009シーズンから首席指揮者兼音楽監督としてフィルハーモニア管弦楽団に戻ってきたサロネン。
交響曲第9番のジンクスへの恐れ。以前の自作からの引用。第4楽章の最後に書き込まれた「ersterbend(死に絶えるように)」の指示。「死」と結びついたマーラー最後の交響曲であり最高傑作とされる「交響曲第9番」。サロネン&フィルハーモニア管のマーラー「交響曲第9番」の演奏時間は、第1楽章:25'44"、第2楽章:15'10"、第3楽章:12'46"、第4楽章:24'03"(全曲で77'43")。弦楽セクションが奏でる静かな叫び。ホルン、トロンボーン、トランペットの咆哮。そして「死」を超越したかのような深く清く尊い世界が広がる第4楽章のアダージョ・・・。"黄金時代"に突入したサロネンとフィルハーモニア管弦楽団が渾身の力を振り絞り創造したマーラーの「交響曲第9番」。 |
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サロネン&フィルハーモニア管
マーラー:交響曲第6番イ短調《悲劇的》 |
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団 |
サロネン&フィルハーモニア管弦楽団!英国の覇者たちのマーラー"交響曲第6番"!
首席指揮者のサロネン自身がプロデュースしたコンサート・シリーズ「夢の都市、ウィーン1900〜1935」の中で演奏されたマーラーの「交響曲第6番」。
日本でも大絶賛を博したマーラーの「交響曲第9番」での衝撃的な名演が印象強いが、首席指揮者就任と同時に黄金期に突入したサロネン&フィルハーモニアの力量を遺憾なく発揮したこの6番もやはりすごかった。
  
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BRIDGE
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アメリカ出版協会最初の黒人作曲家
ナサニエル・デットの大作!
ロバート・ナサニエル・デット(1882-1943):
オラトリオ「モーセの秩序」 |
ラトニア・ムーア(ソプラノ)
ロンニータ・ニコル・ミラー
(メゾ・ソプラノ)
ロドリック・ディクソン(テノール)
ドンニー・レイ・アルバート(バリトン)
ジェームズ・コンロン(指揮)
シンシナティ交響楽団
メイ・フェスティヴァル合唱団 |
ジェームズ・コンロン&シンシナティ交響楽団のカーネギー・ホール・ライヴ録音!アメリカ出版協会最初の黒人作曲家ナサニエル・デットの大作!
録音:2014年5月9日カーネギー・ホール、ニューヨーク(ライヴ録音)
[48’32]
ロバート・ナサニエル・デットはアメリカ作曲家作家出版協会の初めての黒人作曲家でした。19
世紀ロマン派のスタイルで、黒人霊歌とフォーク・ソングを基に合唱曲やピアノ曲を作曲しています。
1937 年、メイ・フェスティヴァル合唱団とシンシナティ交響楽団により世界初演されたオラトリオ。このアルバムは、2014
年にカーネギー・ホール恒例の春の音楽祭(SPRING
FOR MUSIC)でのライヴ録音。
ジェームズ・コンロン指揮メイ・フェスティヴァル合唱団とシンシナティ交響楽団という同じ演奏団体でおこなわれました。情熱的なオーケストラ、エモーショナルな合唱、パワフルなオラトリオです。 |
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「ウルスラ・マムロック(1923-2016):作品集Vol.5」
(1)ピアノ・ソナタ/(2)鳥の夢/
(3)モルト・ヴィーヴォ/
(4)ヴァオイリンとピアノのための“アレグロ”/
(5)六重奏曲/(6)回想/
(7)5つの幻想小曲集/
(8)雲の上/(9)そよ風 |
(1)-(5)(8)ホルガー・グロショップ(Pf)
(4)(5)コーリャ・レッシング(Vn)
(5)パルナッスス・アンサンブル
(6)フランク・ルンテ(アルトSax)
タチアーナ・ブローメ(Pf)
(7)ハインツ・ホリガー(Ob)
ハンナ・ヴァインマイスター(Vn)
ユルク・デーラー(Va)
ダニエル・ヘフリガー(Vc)
(8)(9)スペクトラム・コンサート・
ベルリンのメンバー |
図らずも追悼盤となってしまいましたウルスラ・マムロック作品集第5集
録音:2013 年7 月8 日 [73’10]
ドイツ生まれの女性作曲家ウルスラ・マムロックが今年5
月4 日にベルリンで亡くなりました。このCD
もマムロック作品集の第5集としての発売になりますが、図らずも追悼盤となってしまいました。
ウルスラ・マムロックは1923 年ベルリン出身で1939
年にナチを逃れてエクアドル、次いでアメリカに移住、現在は生まれ故郷のベルリンに帰郷している。
ニューヨークでジョージ・セル、ロジャー・セッションズらに師事、初期はヒンデミットの影響を受け、やがて新ウィーン楽派の影響を受けるようになった。
12 音、無調を中心とした作風だが、ベルク同様、背景には微妙な調性感が漂っており、そこには独自のほの暗い抒情性が感じられる。
このアルバムでは1942 年の初期作品から、2015
年の最新作まで時系列で収録されています。“5つの幻想小曲集”では、名オーボエ奏者ハインツ・ホリガーが参加。 |
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「ギターのための新しい音楽第10集」
(1)グレッグ・スミス(1931-):ステップス
(2)ウィリアム・ブランド(1947-):
カール・ニールセンの「不思議な夕方のそよ風」
による主題と変奏
(3)マイケル・スタロビン(1956-):4つのスティーヴンス
(4)ポール・チハラ(1938-):エレバンからの少女
(5)ポウル・ルーダーズ(1949-):
歌劇「13人の子供」より“母よ”
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デヴィッド・スタロビン(ギター)
(1)ロザリンド・リース(S)
(2)ヴァッシリー・プリマコフ(Pf)
(3)パトリック・メイソン(Br)
(4)モヴセス・ポゴシアン(Vn)
ポール・コレッティ(Va)
(5)カミーユ・ザモラ(S)
ロバート・ベリニッチ(G)
ジョヴァンニ・アンドレア・ザノン(Vn)
キム・ジヨン(Vn)
トーマス・ホワートン(Va)
ブレイク・アンソニー・ジョンソン(Vc)
デヴィッド・スタロビン(指揮) |
BRIDGEレーベル主催者でギタリスト、デヴィット・スタロビンのライフ・ワーク「新しいギター音楽」第10集!
[59’20]
マンハッタン音楽院教授、カーティス音楽院主任教授として後進への指導と共に、「20
世紀で最も影響力のあるアメリカのクラシック・ギタリスト」(サウンドボード誌)と呼ばれたスタロビンによる21
世紀のギター作品集。
今作では、歌や器楽との共演作品で、グレッグ・スミスは第1
集でも取り上げた作曲家。アメリカのニューヨーク派の詩人であり、ニューヨーク近代美術館の学芸員でもあったフランク・オハラの「ランチ・ポエム集」から「ステップス」を基に作曲されたソプラノとギターのための作品。
ロサンゼルスのディリジャン・コンサート・シリーズのために委嘱されたヴァイオリン、ヴィオラ、ギターのトリオによるポール・キアラの「エレバンからの少女」など収録。 |
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LYRINX
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LYR 2297
(SACD HYBRID)
\2500 →\2290
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ダニエル・ワイエンベルク(ピアノ)
リスト:超絶技巧練習曲集
第1番 ハ長調「前奏曲」/第2番 イ短調/
第3番 ヘ長調「風景」/第4番 ニ短調「マゼッパ」/
第5番 変ロ長調「鬼火」/第6番 ト短調「幻影」/
第7番 変ホ長調「英雄」/第8番 ハ短調「荒々しい狩り」/
第9番 変イ長調「回想」/第10番 ヘ短調/
第11番 変ニ長調「夕べの調べ」/第12番 変ロ短調「雪かき」 |
ダニエル・ワイエンベルク(ピアノ) |
フランスの大ベテラン、ワイエンベルクが弾く!リストの超絶技巧練習曲集!日本語解説付き!
録音:2015年5月28日-6月4日 マルセイユ [61'00]
ダニエル・ワイエンベルクは1929 年、パリの生まれ。
父はオランダ人、母はロシア人。
1949 年のロン=ティボー国際コンクールで第2
位を獲得しているのだが、この年の第1 位はアルド・チッコリーニ、第3
位はパウル・バドゥラ=スコダ、第5 位はピエール・バルビゼと、強力なライバルの中で得た第2
位だったことが分かる。
1950 年代から今日まで60 年以上第一線で活躍している一流のピアニストなのだが、その実力に比べてあまりにも録音が少なく、ことにCD
では数枚しか発売されていない(プレートルと共演のガーシュインなど)。
そんな知る人ぞ知る大ピアニストのワイエンベルクが、LYRINX
から突如として新録音を発売。
しかも録音当時85 歳と7 ヵ月半という高齢にもかかわらず、あえて難曲中の難曲、リストの超絶技巧練習曲集を録音。
もちろんただ弾きこなしているというだけではなく、普通のリスト弾きが見逃してしまいがちなところから奥深さを引き出した、老境の高みでなければ成し得ないコクのあるリスト。
またワインベルクが奏でる透明で繊細な高音の美しさをSACD
がしっかり捉えている。
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久しぶりにびっくり仰天した。
ダニエル・ワイエンベルクのアルバム。
ワイセンベルクではない。ワイエンベルク。
・・・しかも歴史的録音ではない・・・新録音である!
御歳85歳!
まさかの現役。
しかも曲がリスト「超絶技巧練習曲集」ときた。
今年最大の話題作のひとつになるのは間違いない。
LYRINX、すぐに廃盤になる。どうかどうかお気をつけて。
来年の今頃にはもうなくなっているような気がする。

「熱情」!最近(2012?)の演奏・・・。
演奏途中に頭がかゆくなってかいちゃうその余裕がすごい。
https://youtu.be/abL0VUARTWs
この年でここまで弾いてしまうのがすごいですが、もっと若い時の演奏が聞きたいという人は・・・
https://youtu.be/RsN3b4U_dl8
ブラームスのコンチェルト。
指が回らないところも何のその、この迫力、凄み。これを聴いたら惚れちゃいます。
え・・・もっと聴きたくなってしまった・・・??
仕方ないですね・・・じゃあ、これも!
https://youtu.be/tctfrvwV_lA
ラヴェル!
もうメロメロでしょう?ブールもすごいです。
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それにしても現役CDを探してみてもっとびっくりした。
ほとんど出てない・・・ワイエンベルク。10数年前にフランスEMIから出ていた2枚組も完全完売(今持ってる人はお宝)。
ワイエンベルク、幻のピアニストとなっていた。
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PIERRE VERANY
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PV 716021
(2CD)
\5200 →\4790
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シャーマン・プレスナー(ヴァイオリン)
バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ(全曲)
ソナタ第1番 ロ短調 BWV1014/ソナタ第2番
イ長調 BWV1015/
ソナタ第3番 ホ長調 BWV1016/ソナタ第4番
ハ短調 BWV1017/
ソナタ第5番 ヘ短調 BWV1018/ソナタ第6番
ト長調 BWV1019/
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903(チェンバロ独奏)/
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
ニ短調 BWV1004
(ヴァイオリン独奏) |
シャーマン・プレスナー (ヴァイオリン)
マリオ・ラスキン (チェンバロ) |
プレスナー&ラスキンによるバッハ:ヴァイオリン・ソナタ集
録音:2014年2月、フランス、ボワ=コロンブ、116'31
米国のヴァイオリニスト、シャーマン・プレスナーと、PIERRE
VERANY ではお馴染みのアルゼンチン生まれでフランスを拠点に活躍するチェンバリスト、マリオ・ラスキンが組んだバッハのヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ全曲。
シャーマン・プレスナーは米国、テキサス州の出身。4
歳でヒューストン交響楽団のヴァイオリン奏者だった母にヴァイオリンを習い始め、ヒューストンでは天才少女と騒がれた。15
歳でカーティス音楽院に入学、ディプロマを得た後、パリに移ってバロック音楽に傾倒し、ムジカ・アンティクワ・ケルン、シャンゼリゼ管弦楽団、レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルなど多くのバロック団体で活躍する。
マリオ・ラスキンとは長くコンビを組んでおり、新録音も予定されているという。
半音階的幻想曲とフーガはラスキンのみ、無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2
番はプレスナーのみの演奏。

BWV1015の第4楽章が観られます。淑女。
https://www.youtube.com/watch?v=eS7hHtjJsBE&feature=youtu.be
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
BONGIOVANNI
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GB 2569
(2CD)
\5000 →\4590
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ザンカナーロ、デヴィーア、バルトレッティ&フィレンツェ五月祭管
死をも恐れぬ愛。
初演と同じペルゴラ劇場でのライヴ録音1990年
ドニゼッティ:歌劇「パリジーナ」 |
アッツォ:ジョルジョ・ザンカナーロ(バリトン)
パリジーナ:マリエラ・デヴィーア(ソプラノ)
ウーゴ:ダルマシオ・ゴンザレス(テノール)
エルネスト:ディミトリ・カブラコス(バリトン)
イメルダ:ティツィアナ・トラモンティ(メゾソプラノ)
ブルーノ・バルトレッティ(指揮)
フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団 |
録音:1990年5月20日/フィレンツェ、ペルゴラ劇場(ライヴ)/79’59’’、79’57’’
[あらすじ]嫉妬深いフェラーラ公爵アッツォは妻である王妃パリジーナと、大臣エルネストの息子であるウーゴの関係を疑っています。そしてパリジーナが寝言でウーゴへの愛を口にするのを聞いた公爵は疑いを確信に変え、ふたりを厳しく問い詰めます。公爵は嫉妬のため前妃マチルデを手にかけた過去すらあるのですが、パリジーナとウーゴは正直にお互いの愛を告白します。そこへエルネストが、実はウーゴは公爵と前妃マチルデの息子であると打ち明け、まさかの事実に公爵と子は一瞬喜びを感じるものの、和解には至りません。公爵はやはり憎しみを抑えることができずウーゴを殺し、すでに死を覚悟しているパジリーナにウーゴの亡骸を見せます。パジリーナは大きな悲しみに包まれながらアリアを歌い、息絶え、幕となります。
原作はバイロンの「パリジーナ」(1816)で、15
世紀のフェッラーラ候、ニッコロ3 世の実話をもとに作られた物語。初演は1833
年、ペルゴラ劇場。悲劇的な内容を持ちながら、それぞれが愛を力強く歌い、物語に推進力を持たせるドラマティックかつ美しいオペラです。
ザンカナーロ、デヴィーアらの名唱に酔う1990
年ペルゴラ劇場でのライヴ録音。
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SUPRAPHON
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SU 4199
(3CD)
\5200 →\4790
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レスピーギに師事したペドロッティの情熱あふれるローマ3
部作!
「展覧会の絵」、メンデルスゾーン「イタリア」も |
CD 1
レスピーギ:交響詩「ローマ3部作」
(1)交響詩「ローマの松」(1925)
(2)交響詩「ローマの噴水」(1914-16)
(3)交響詩「ローマの祭」(1928)
(4)ラヴェル:マ・メール・ロワ(1911)
CD 2
(5)レスピーギ:バレエ音楽「風変りな店」
(6)ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」
(7)ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
(8)ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
Op.56a
CD 3
(9)ムソルグスキー(ラヴェル編曲):展覧会の絵
(10)ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲
(11)ドビュッシー:「牧神の午後」への前奏曲
(12)メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調
Op.90「イタリア」 |
アントニオ・ペドロッティ(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(6)ヤン・パネンカ(ピアノ) |
録音:(1)1971年9月20-24日 (2)(3)1961年9月13-19日 (4)1962年11月27日/ルドルフィヌム(プラハ) (5)1971年9月20-24日 (6)1962年11月28日-12月1日 (7)1962年11月24-26日 (8)1966
年2月4日/ ルドルフィヌム(プラハ) (9)1953年6月25-27日 (10)1956年5月26,27日 (11)1957年1月30日 (12)1951年2月26日/ルドルフィヌム(プラハ)/3h51’23”
当アルバムはローマのサンタ・チェチーリア音楽院にてレスピーギに作曲を学んだイタリアの指揮者、アントニオ・ペドロッティ(1901-1975)が、チェコ・フィルを振った3
枚組です。
ペドロッティは1929 年トレント・フィルハーモニーの指揮者に就任し、1932
年トレントのリチェオ・ムジカーレ教授に任命された逸材。以後サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団の副音楽監督も兼任し活躍しました。
戦後はチェコ・フィルを指揮し、「プラハの春」音楽祭にも度々出演しました。スプラフォンからの当録音集ではペドロッティの情熱あふれる演奏を聴くことができます。ことにレスピーギのローマ3
部作では師から学んだ直伝の音楽を表現しており、一聴の価値ありの熱演を披露しております。
名演の誉れ高いブラームスの交響曲第4番・・・復活させてください・・・
アントニオ・ペドロッティは1901年トレントの生まれ。
ローマ大学で文学を学ぶ傍らで聖チェチーリア音楽院でオットリーノ・レスピーギに作曲を師事した。
1924年に作曲学科を卒業後、ベルナルディーノ・モリナーリの下で指揮法を学び、1938年から1944年までサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団でモリナーリの助手を務めた。
1950年から故郷のトレントに戻り、地元の音楽学校やオーケストラの指導を任された。
トレントを活動の中心としながらも、スカラ座やミラノ・アンジェリクム合奏団等も指揮し、1970年代までチェコ・フィルハーモニー管弦楽団やプラハ交響楽団等にも頻繁に客演、「プラハの春」にも出演。
1975年、トレントにて死去。
1989年からペドロッティの名を冠した指揮者コンクールがトレントで行われている。人気の女性指揮者三ツ橋敬子は2008年第10回コンクールで史上最年少第1位を受賞した。
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WERGO
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モートン・サボトニック(b.1933):
「両生類の二重生活」のための音楽〜歴史的録音集
【第1部】両生類
1. axolot(l 独奏チェロと電子ゴースト・スコア)
2. ascent into ai
(r 2Vc、Cl、バス・クラリネット、
バス・トロンボーン、2Pf、
2打楽器奏者、コンピューター音)
【第2部】野獣
3. 野獣の最後の夢
(ソプラノ、2Vc、シンセサイザー、
電子ゴースト・スコア)
【第3部】天使
4. 風のはばたき(弦楽四重奏と電子ゴースト・スコア) |
ジョアン・ラ・バーバラ(ソプラノ)
ジョエル・クロスニク(チェロ)
カラーツ21世紀プレイヤーズ
エリカ・デューク(チェロ)
デイン・リトル(チェロ)
ジュリアード弦楽四重奏団
モートン・サボトニック(電子音)
ステファン・I・モスコ(指揮) |
電子音楽界のレジェンド、モートン・サボトニックNonesuch
盤がWERGOからCD 化!
オリジナルLP:Nonesuch Records(録音:1981-1985)/2016年CDマスタリング
電子音楽界のレジェンド、サボトニックのNonesuch
のLP 盤がWERGO レーベル(ライセンス)でCD
化されての復活。
サボトニックは楽器と他のメディアを組み合わせた作品で革新的な役割を果たしました。このアルバムは交響詩「両生類の二重生活のための音楽」からの抜粋から成っており、「両生類」とは、蛙が水中と空気中で生きているように、私たちが過去と未来、あるいは野獣と天使の心を持っていることの暗喩だと語るサボトニック。サボトニック特有の、電子ゴースト・スコア(振り子が左右に揺れる音や、何かが通過する音、あるいは加速するパルス音など、何か動き(ジェスチャー)を伴う音を収録したテープを用いる)と生の楽器が織りなす世界をお楽しみいただけます。

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<国内盤>
299MUSIC
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宮崎 明香(ピアノ)
■メシアン ピアノ作品全集1〜「鳥のカタログ第1,
2, 3, 5巻」
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):鳥のカタログ
●第5巻 5e Livre
第8番 ヒメコウテンシ(5:16)
第9番 ヨーロッパウグイス(11:32)
●第3巻 3e Livre
第5番 モリフクロウ(7:52)
第6番 モリヒバリ(8:17)
●第2巻 2e Livre
第4番 カオグロヒタキ(14:58)
●第1巻 1er Livre
第1番 キバシガラス(9:03)
第2番 キガシラコウライウグイス(9:20)
第3番 イソヒヨドリ(13:20) |
宮崎 明香(ピアノ) |
メシアン ピアノ・ソロ作品全曲録音プロジェクト第1弾!鳥たちの歌声が織りなす極彩色の音絵巻
録音:2016 年2 月16 日、4 月22 日 彩の国さいたま芸術劇場
音楽ホール DSD レコーディング Total time
79’58 製造・発売元:Recording Laboratory,
LLC.
※鳥たちの歌声が織りなす極彩色の音絵巻
メシアン ピアノ・ソロ作品全曲録音プロジェクト第1弾!
全13 曲からなる大作「鳥のカタログ」は、自然への帰結を追い求めたメシアンがたどり着いた、壮大な自然への叙事詩である。樹々の間や水辺を飛びまわる鳥たちのさえずり、そして日の光に照らされ黄金色に輝く翼の色彩を、作曲家は豊かな響きのなかに映し出す。パリに学び、メシアンに並々ならぬ情熱を傾ける実力派ピアニストによる渾身のデビュー盤。
※宮崎 明香(ピアノ)
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を卒業後渡仏し、パリ国立地方音楽院に入学。在学中よりピティナピアノコンペティション特級全国大会入選、メドック・アキテーヌ国際コンクール第2
位、フェルディ・リリ国際コンクール現代曲特別賞、現代音楽演奏コンクール「競楽IX」入選など、国内外のコンクールに多数入賞。同音楽院を1
等賞で卒業する。審査員満場一致の特別賞を得て、同音楽院研究科を首席で卒業後、さらにジュネーヴ音楽院をコンサートディプロマを得て卒業。
パリ日仏文化センターにおける定期的なリサイタルなど、フランスを中心にスイス、スペイン等欧州各国で演奏活動を展開。NHK
教育テレビ「スーパーピアノレッスン・フランス音楽の光彩
講師ミシェル・ベロフ」や湘南ケーブルテレビ等に出演。パリ国立地方音楽院オーケストラ、東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラと共演。
ピアノを山田朋子、竹内啓子、ジャンマリー・コテ、パスカル・ドゥヴァイヨンの各氏に師事。ジャック・ルヴィエ、ジャンマルク・ルイサダ両氏にも定期的に指導を受け研鑽を積む。
2011 年、10 年間に渡るパリでの生活から東京へ拠点を移し、王子ホール、浜離宮朝日ホールにてリサイタルを開催、各誌で好評を博す。ソロはもとより室内楽、現代アンサンブルとしてASEAN-China
フェスティバルに招かれるなど国内外で精力的に活動しながら、コンクール審査や、マスタークラス講師、東京成徳短期大学、桐朋学園大学付属子供のための音楽教室講師として後進の指導にも力を注いでいる。
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<映像>
EUROARTS(映像)
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アメリカン・オペラ・ボックス
DVD1&2 (142分)
ヘギー:歌劇『モビー=ディック』全曲
ジェイ・ハンター・モリス(テノール:
エイハブ船長)/
スティーヴン・コステロ(テノール:グリーンホルン)/
モーガン・スミス(バリトン:スターバック)/ジョナサン・レマル(バリトン:
クイークェグ)/
タリース・トレヴィーニュ(ソプラノ:ピップ)/ロバート・オース(バリトン:スタッブ)/
マシュー・オニール(テノール:フラスク)/カン・ジュウォン(バリトン:ガーディナー船長)/
カーマイケル・ブランケンシップ(バリトン:タシテゴ)/
ブラドリー・カイナード(バリトン:ダッグー)/チェスター・ピダック(テノール:ナンタケット)/
アンダース・フローリック(バリトン:スペイン人の船乗り)/
サンフランシスコ歌劇場バレエ団/サンフランシスコ歌劇場管弦楽団&合唱団/
パトリック・サマーズ(指揮)/
演出:レオナード・フォグリア/装置:ロバート・ブリル/衣装:ジェイン・グリーンウッド/
照明:ガヴァン・スウィフト/振付:ケチュラー・スティッカン/
収録時期:2012 年10月、サンフランシスコ歌劇場(ライヴ)、字幕:英、独、仏 |
DVD3&4(144分)
ミュージカル『ショウ・ボート』
音楽:ジェローム・カーン/脚本・作詞:オスカー・ハマースタイン2
世/
原作:エドナ・ファーバー/
オーケストレーション:ロバート・ラッセル・ベネット/
ハイディ・ストーバー(マグノリア)/マイケル・トッド・シンプソン(ゲイロード)/
ビル・アーウィン(アンディ船長)/パトリシア・レーセット(ジュリー)/
モーリス・ロビンソン(ジョー)/アンジェラ・レニー・シンプソン(クイーニー)/
ハリエット・ハリス(パーシー)/キルスティン・ワイアット(エリー)/
ジョン・ボルトン(フランク)/パトリック・カミング(スティーヴ)、他/
サンフランシスコ歌劇場合唱団、ダンサー/イアン・ロベルトソン(合唱指揮)/
ケイ・スターン(コンサートマスター)/サンフランシスコ歌劇場管弦楽団/
ジョン・デメイン(指揮)/
演出:フランチェスカ・ザンベロ/
収録時期:2014 年6月、サンフランシスコ歌劇場(ライヴ)、字幕:英独仏西伊韓 |
DVD5&6 (158分)
ガーシュウィン:歌劇『ポーギーとベス』全曲
ラキタ・ミッチェル(ソプラノ:ベス)/エリック・オウェンズ(バス=バリトン:ポーギー)/
チョンシー・パッカー(テノール:スポーティンライフ)/
レスター・リンチ(バリトン:クラウン)/エンジェル・ブルー(バス=バリトン:クララ)/
カレン・スラック(ソプラノ:セリナ)/アルテウイーズ・デヴォーン(メゾソプラノ:マリア)/
エリック・グリーン(バリトン:ジェイク)/マイケル・ブラグ(テノール:ミンゴ)/
マリシャ・ジェシー(メゾソプラノ:アニー)/サマンサ・マケルハニー(メゾソプラノ:苺売り)/
アンバー・マーカムズ(ソプラノ:リリー)/マイケル・オースティン(テノール:ロビンズ)/
アシュリー・ファートアリア(テノール:蟹売り)/カルヴィン・リー(テノール:ピーター)/
フレデリック・マシューズ(テノール:ネルソン)/アール・ヘイゼル(バリトン:ジム)/
ケニス・オヴァートン(バリトン:フレイジャー)、他/
サンフランシスコ歌劇場管弦楽団&合唱団/ジョン・デメイン(指揮)/
演出:フランチェスカ・ザンベロ/演出助手:リタ・ダンジェロ・ティカドー/
装置:ピーター・J.デイヴィソン/衣装:ポール・テイズウェル/
照明:マーク・マッカラー/振付:デニ・セイヤーズ/
収録時期:2009 年6月、サンフランシスコ歌劇場(ライヴ)、字幕:英独仏韓日 |
サンフランシスコ・オペラの傑作アメリカン・オペラ・ボックス
画面:16:9 NTSC、音声:PCM ステレオ、DD5.1、DTS5.1、リージョン:All
ユーロアーツとサンフランシスコ歌劇場とのコラボレーション企画「サンフランシスコ・オペラ」シリーズからこれまでに発売した現代アメリカを代表するオペラ作品3
つをまとめたボックス・セットが発売されます。
19 世紀の米国の作家ハーマン・メルヴィルの代表作「白鯨」を原作としたジェイク・ヘギーのオペラ『モビー=ディック』。エドナ・ファーバー作の同名のベストセラー小説をミュージカル化し、ブロードウェイでは572
回ものロングランを記録した記念碑的な作品『ショウ・ボート』。ガーシュウィンの傑作『ポーギーとベス』といった見逃せない内容です。
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7/5(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CHEMINS DU BAROQUE
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K617レーベルの設立者アラン・パスキエが芸術監督を務めるフランスのロレーヌ地方サールブールで行われるサールブール国際音楽祭。
シュマン・デュ・バロック(Chemins du Baroque)という文化センターで行われ、近郊の美しい聖ウルリヒ修道院などでもコンサートが開催されます。
このレーベルは音楽祭での録音を中心に、関係のアーティストたちの録音をリリースしていきます。
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イタリアン・バロックとは一味違う中欧バロックの響き
カスパー・フェルスター(1616-1673):作品集
私は心を尽くし主に感謝を捧げる/イエス、優しい思い出/
3声のソナタ2番/おお良きイエスよ/3声のソナタ3番/
我いかなる時も主をほめたたえん/
2本のコルネットのための作者不詳のソナタ/
私は信じる、贖い主は生きておられると/
いかに幸いか、主を畏れる人 |
レ・トラヴェルセ・バロック
エティエンヌ・メイヤー(指揮) |
ポーランド・バロック時代の作曲家カスパー・フェルスター華のある響きに心洗われるような作品集
録音:2014年11月17日〜20日
なかなか演奏されることのない17 世紀の中欧、東欧の作品の演奏をライフワークに活動するレ・トラヴェルセ・バロック。今回彼らが挑んだのは同じくポーランドのバロック時代の作曲家、カスパー・フェルスターです。
イタリアが音楽の最先端であった当時、フェルスターは当時の中欧の作曲家たちの例に漏れず、イタリアで勉強し、そこでの音楽様式を取り入れながらも独自の語法を織り交ぜ、豊かな音楽を生み出しました。自らが歌手でもあったフェルスターの声楽パートは、音域も広く技巧が凝らされ、彼が優れた歌手であったことを思わせます。
当時の慣習に従い、声楽の旋律から器楽パートが派生し発展していくこれらの曲では、歌と器楽の旋律がかみ合う緊密なアンサンブルや、華やかな響きが楽しめます。音楽の中心地ではなかったからこそ生まれた、イタリアンバロックとは一味違う中欧バロックの響きをどうぞご堪能ください。
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ストラスブール大聖堂のオルガニスト
ヨハン・ゲオルグ・ラウホ(1658-1710):作品集
喉が渇いた全ての者よ/12度のソナタ/
おお我がイエス/ソナタ4番/
サルヴェ・レジーナ/
トッカータ1番(ゲオルグ・ムッファト)/
ソナタ1番/天の女王/ソナタ3番/
いと優れたる慰め主、来たり給え/他 |
アンサンブル・ドゥルチス・メロディア
ジャン=フランソワ・アベレ
(オルガン・指揮) |
ストラスブール大聖堂のオルガニスト、ラウホの作品集、大聖堂に響いていた調べがアンサンブル・ドゥルチス・メロディアの演奏で蘇る
録音: 2014年10月21日〜25日バエレンドルフ、サン=レミ教会
作曲家であり、ストラスブール大聖堂のオルガニストでもあったヨハン・ゲオルグ・ラウホ。彼の哀歌を中心とする作品群の全体が初めて録音された、貴重な一枚です。
演奏はイタリア、ドイツ・バロック音楽を中心に活動する演奏団体、アンサンブル・ドゥルチス・メロディアが手がけます。「自分の音楽を通して、倦怠を取り除き、闇を追い払い、衰えた魂に活気をもたらしたい」と望んでいたというラウホの、音楽を通した祈りが込められたCD
です。
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シギスヴァルト・クイケン&トロンハイム・バロック
大天使ミカエルとサタンの戦いを題材とした4つのカンタータ
J.S.バッハ:
カンタータ第19番「かくて戦おこれり」BWV
19
ブクステフーデ:カンタータ
「 天使に来たれと命じたまえ」 Bux WV
10
J.S.バッハ: カンタータ「主なる神よ、我らこぞりて汝を頌め」
クリスチャン・ガイスト: 天にいる敵は誰か |
トロンハイム・バロック
シギスヴァルト・クイケン
(指揮、ヴァイオリン) |
この世の終末が描かれた「ヨハネの黙示録」を題材とするカンタータ集、クイケン率いるトロンハイム・バロックが天と地を舞台とした壮大な戦いを描く
録音:2015年7月8日、サン=マルタン=デ=ホフ教会、サールブール音楽祭
神の国の到来とこの世の終末が書かれた新約聖書の最終章「ヨハネの黙示録」。中でも重要な場面である、大天使ミカエルとサタンの戦いを題材としたバッハ、ブクステフーデ、ガイストによる4
つのカンタータが、ここにおさめられています。演奏は古楽器界で名を馳せるクイケンが率いるノルウェーの若々しい古楽演奏集団、トロンハイム・バロック。
宇宙的なスケールで描かれる戦闘を、お聴きください。
トロンハイム・バロック
2009 年に設立されたノルウェーのバロック・アンサンブル。若々しいエネルギーと斬新なアプローチで、創設以来高い評価を得ています。
特に17 〜18 世紀の知られざる作品に取り組んでおり、特に17
世紀スウェーデン宮廷の音楽やノルウェーの伝統音楽、そして18
世紀後半のフランス音楽を得意としています。
また本拠地ノルウェーのトロンハイムの文化を発信することにも注力し、美しいステンドグラスで有名なニーダロス大聖堂で定期的にコンサートを行っています。
また主要な古楽フェスティヴァルにも度々招かれ、ヨーロッパを中心に精力的にツアーも行っています。さらにシギスヴァルト・クイケン、クリストフ・ルセ、エルヴェ・ニケといったバロック界の巨匠たちとも共演を重ねています。 |
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ガブリエル・ガリード(指揮)&アンサンブル・エリマ
没後350周年、知られざるイタリアの天才
ドメニコ・マッツォッキ(1592-1665):作品集
聖なる希望
世俗的な愛
マリー・マドレーヌ,希望と悲しみ
神聖なソネットとマドリガル |
アンサンブル・エリマ
ガブリエル・ガリード(指揮) |
宗教改革後のローマが迎えた「音楽の改革」の申し子、ドメニコ・マッツォッキ、ガブリエル・ガリード率いるアンサンブル・エリマが奏でる多様な作品群
録音:2015年6月27日〜7月2日、9月14日〜15日サールブール
時は16 世紀末、宗教改革を経たキリスト教の中心地ローマでは、音楽においても後のバロック音楽に繋がる改革が行われていました。
パレストリーナらによるポリフォニックな宗教音楽と、モンテヴェルディに代表されるモノディ様式による世俗曲という、2
つの対極にある音楽様式が1 つに絡み合い、新たな音楽表現が生み出されている時代でした。
そんな時代を代表するのが、昨年没後350 周年を迎えたイタリアの作曲家、ドメニコ・マッツォッキです。
このCD には、ジェズアルドとモンテヴェルディの系譜を引き継ぎながら独自の音楽を生み出しているマッツォッキの多様な作品が収められています。バッソオスティナートのような彼の先人たちの手法や、当時の新様式であったモノディ様式、イタリア語のみならずスペイン語やラテン語など様々な言語で書かれた声楽曲など、彼の多様な音楽表現が詰まっています。切々と歌い上げるものから心浮き立つような祝祭的な曲まで、多様な表情の音楽が詰まったこのCD
はマッツォッキの音楽の魅力を様々な角度から余す所なく伝えます。
彼はまた、強弱やテンポ表示など、音符以外の情報を楽譜に書き込み始めた作曲家の1
人としても知られています。
楽器の指定も行ったとされ、このCD の「世俗的な愛」の中では劇的な効果を高めるため、楽器本体を叩いて雑音を出すという現代顔負けの奏法を聴くことができます。
1 人でこれだけの幅広い様式に取り組み、成功を収めたにも関わらず、音楽史の中で取り上げられることの少ないマッツォッキの知られざる世界。
17世紀イタリア、ラテンアメリカバロックのエキスパート、ガブリエル・ガリードが率いるアンサンブル・エリマの輝きのある演奏で堪能できる1
枚です。
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LSO LIVE
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LSO 0762
(2SACD HYBRID)
\4000 →\3690
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シェイクスピア歿後400年企画
ゲルギエフ(指揮)&ロンドン響
10月に東京でも上演予定の「ロメオとジュリエット」
ベルリオーズ:
劇的交響曲「ロメオとジュリエット」Op.17 |
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
ロンドン交響楽団
ギルドホール・スクール・シンガーズ
オリガ・ボロディナ(メゾソプラノ)
ケネス・ターヴァー(テノール)
エフゲニー・ニキーチン(バス・バリトン) |
シェイクスピア歿後400年企画。10月に東京でも上演予定の「ロメオとジュリエット」
録音:2013 年11 月6、13 日/バービカン・ホール(ライヴ)/90’
25”、DSD 128fs、Audio 2.0 Stereo、Multi-channel
5.1
SACDハイブリッド盤。
ゲルギエフとロンドン交響楽団は2013年10月31日から11月17日にかけてベルリオーズの管弦楽曲を網羅的に上演しました。
すでに第1 弾として「幻想交響曲」(LSO 0757)
が、第2 弾「イタリアのハロルド」(LSO 0760)
がリリースされ話題となりました。
待望の第3 弾は劇的交響曲「ロメオとジュリエット」。交響曲の規模を拡大し、声楽まで動員した90
分を要することはマーラーの先取を思わせます。
オーケストレーションも凝りに凝り、これ以上ゲルギエフ向きの作品は珍しいと申せましょう。
劇的交響曲「ロメオとジュリエット」は1838
年、失意の中にいたベルリーズに、パガニーニが勇気を与えた結果生まれた作品といわれています。印象的なメロディも多く聴かせどころも多い作品で、ベルリオーズの最高傑作と評する向きもあります。
ゲルギエフは、チャイコフスキー、プロコフィエフが同じ題材で音楽化した作品の素晴らしい録音を残していますが、ベルリオーズは自身好きな作曲家として高く評価しているだけに興味津々。
この作品は描写音楽ではなく、あくまでベルリオーズの妄想上の「ロメオとジュリエット」で、聴き手を徐々におかしな世界へと誘います。
ゲルギエフはシェイクスピア歿後400 年にあたる今年(2016
年)10 月14 日(金)に、NHK ホールにてこの作品をマリインスキー・オペラと上演予定で期待できます。

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PENTATONE
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PTC 5186558
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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山田和樹&スイス・ロマンド管、第4弾!
ルーセル:バッカスとアリアーヌ Op.43 第1組曲、第2組曲
ドビュッシー:6つの古代碑銘(アンセルメ編)
プーランク:組曲『牝鹿』 |
山田和樹(指揮)
ボグダン・ズヴォリステアヌ(コンサートマスター)
スイス・ロマンド管弦楽団 |
蜜月の関係から生まれた新時代の名演!山田和樹&スイス・ロマンド管、第4弾!
セッション録音:2015年10月/ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール/DSD、マルチチャンネル、75’
55”
SACD ハイブリッド盤。
2009 年第51 回ブザンソン国際指揮者コンクールでの優勝を皮切りに、とどまることなく躍進を続ける希代の指揮者、山田和樹。
世界の主要オーケストラに客演を重ね、国内のオーケストラや合唱団とも多く共演、各地で高い人気を獲得している若きマエストロ。2016
年よりモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督兼芸術監督に就任、さらなる活躍が期待されます。
また2012 年から現在に至るまでスイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者を務めており、当初の予定より2
年契約を延長するなど、蜜月の関係を続けています。
そんな名コンビの成熟ぶりが頼もしい、PENTATONE
レーベル第4 弾となるアルバムの登場です。
付随音楽「ビリティスの歌」から作曲家がピアノ連弾用に編曲したドビュッシーの「6
つの古代碑銘」は、エルネスト・アンセルメ編曲のオーケストラ版で収録。色彩豊かな木管の調べがたいへん美しいです。
アンセルメと言えばスイス・ロマンド管を創設し鍛え上げた20
世紀の名指揮者。山田&スイス・ロマンド管は偉大な先人の功績を称えつつも自信に満ち溢れた演奏を繰り広げ、新時代の音楽をしっかりと聴かせてくれます。
ルーセルの「バッカスとアリアーヌ」はもともと2
幕のバレエ音楽で、第1 幕を第1 組曲、第2 幕を第2
組曲として、そのまま演奏会用組曲としても演奏されます。それぞれ一続きの音楽になっており、流麗・華麗なオーケストレーションが施された作品。細やかな音色のコントロールが見事で、大管弦楽の魅力を余すことなく伝えています。
プーランクの『牝鹿』は作曲家が24 歳のときのバレエ作品。後年オーケストレーションを書き換えて組曲に編んだため、若々しい曲想が効果的な金管の使用などで巧みにパワーアップされており、聴き映えのする1
曲となっています。
PENTATONEレーベルの録音技術がまたすばらしく、音質も申し分ありません。
山田和樹&スイス・ロマンド響は第1 弾(PTC
5186358)、第2 弾(PTC5186518)、第3 弾(PTC
5186557)でも様々なバレエ音楽を取り上げ、好評を得ています。今作も話題盤となること間違いなし。
山田和樹 コンサート情報
■ 2016年9 月2 日(金)19:00、9月3 日(土)14:00 サントリーホール
日本フィル 第683 回東京定期
柴田南雄: コンソート・オブ・オーケストラ/R.シュトラウス:4
つの最後の歌/エルガー:交響曲第1 番
■ 2016年9 月6 日(火)14:00 神奈川県立音楽堂
東京混声合唱団
■ 2016年10月29 日(土)15:00 イズミティ21(仙台)
仙台フィル 第304 回定期
R.シュトラウス:4つの最後の歌/ブラームス:
交響曲第4番、他
■ 2016年11月2 日(水)19:00 よみうり大手町ホール
東京混声合唱団 わたしたちのうた<東京混声合唱団創立60周年> |
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PTC 5186572
(SACD HYBRID)
\2700
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アウト・オブ・ザ・シャドウズ 〜
再発見されたアメリカの歌曲集 |
リサ・デラン(ソプラノ)
ケヴィン・コース(ピアノ)
マット・ハイモヴィッツ(チェロ) |
ポール・ノードフ(1909-1977):
1. Serenade (Kathleen Millay)/2. Music
I heard with you (Conrad Aiken)/
3. Elegy (Elinor Wylie)/4. This is the
shape of the leaf (Conrad Aiken)/
5. Willow River (Marjorie Allen Seiffert)/6.
There shall be more joy (Ford Madox Ford)
ポール・ボウルズ(1910-1999):Blue Mountain
Ballads (Tennessee Williams)
7. Heavenly Grass/8. Lonesome Man/9.
Cabin/10. Sugar in the Cane
ステファン・パウルス(1949-2014):
Songs of Love and Longing (All poems
translated by Sam Hamill)
11. Endless Autumn Nights (Anonymous)/
12. The One Who Greets Me (Otomo no
Yakamachi)/
13. Dark Seed (Sosei)/14. Echoes (Mibu
no Tadamine)/
15. Moonless Nights (Ono no Komachi)/
16. The Bashful Moon (Anonymous)/17.
From This World (Anonymous)
デイヴィッド・ガーナー(1954-)編曲:
18. Auld Lang Syne (Traditional, poem
by Robert Burns)
ゴードン・ゲティー(1933-)編曲: 19.
Shenandoah (Traditional)
ジャック・パーラ(1959-)編曲: 20 Home,
Sweet Home
(Original melody by Henry Bishop, poem
by John Howard Payne)
ジョン・デューク(1899-1984):
21. Just-Spring/22. hist…whist/23.
i carry your heart/
24. The Mountains Are Dancing(Poems by
e. e. cummings)
ノーマン・デロ・ジョイオ(1913-2008):Three
Songs of Adieu
25. After Love (Arthur Symons)/26. Fade,
Vison Bright (Anonymous)/
27. Farewell (John Addington Symonds)
ジョン・カンダー(1913-2008): 28. A
Letter From Sullivan Ballou
(Based on the letter written by Major
Sullivan Ballou on July 14, 1861)
ランドル・トンプソン(1899-1984):
29. My soul doth magnify the Lord (Magnificat)
(Luke 1: 46-55)/
30. Tapestry (William Douglas)/31. Velvet
Shoes (Elinor Wylie) |
鬼才チェリスト、ハイモヴィッツ参加!日本の短歌の英訳を用いた歌曲も
セッション録音:2015 年9-10 月、2016 年5
月/カリフォルニア、スカイウォーカー・サウンド/DSD、マルチチャンネル、76’
07’’
SACD ハイブリッド盤。
2016 年グラミー賞クラシック現代作品部門を受賞したステファン・パウルスを含む、アメリカのクラシック作曲家の歌曲を集めたアルバムです。
パウルスの作品は、大伴家持、壬生忠岑、小野小町といった日本の短歌の英訳をテキストに使った興味深い音楽。
リサ・デランはアメリカ生まれのソプラノ歌手。鬼才チェリストのマット・ハイモヴィッツやニューエイジ方面でも活躍するピアニストのクリストファー・オライリーと組んで、コリリアーノやグラスを始めとした現代アメリカの歌曲を演奏するなど、自国の歌曲を中心に据えた演奏活動を展開しています。「アメリカのクラシック」にこだわる彼女の心のこもった歌唱をお楽しみください。
1970 年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988
年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。
その後、1999 年に自身のレーベルOxingale
Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE
OXINGALE Series" から積極的なリリースが続いております。
マット・ハイモヴィッツ 来日公演情報
■ 2016年11月18 日(金)19:00、11月19 日(土)14:00 すみだトリフォニーホール
新日本フィル トパーズ「トリフォニー・シリーズ」第566回定期
ショスタコーヴィチ: チェロ協奏曲第1番、交響曲第15番、他
ガエタノ・デスピノーサ(指揮)、新日本フィルハーモニー交響楽団 |
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AEVEA
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まさかのマスネのピアノ曲
マスネ:ピアノ作品全集
狂ったワルツ/10の風俗的小品 Op.10/
小さな子を寝かしつける音楽/トッカータ/
2つの即興曲/非常にゆっくりしたワルツ/
2つの小品/楽興の時/即興曲集/聖母の御前で/
アラゴネーズ(バレエ音楽《ル・シッド》からの
トランスクリプション)/
瞑想曲(歌劇《タイス》からのトランスクリプション) |
マウリツィオ・ザッカリア(ピアノ) |
まさかのマスネのピアノ作品全集。
その趣はサティやドビュッシーを先取りした印象派的なもの。自由で繊細で優雅。
その個性がフランス作曲家の中でも特異で卓抜だったことを改めて思い知る。
ちなみに「トッカータ」など超・超絶技巧だがザッカリアはいとも簡単に弾ききる。
残念ながらマスネの動画はなかったがショパン、どうぞ。すごいです。
https://youtu.be/MPKIu7qaWJ8
チッコリーニが推薦するのも分かる。名前覚えておきましょうね。
オペラ作曲家として知られるジュール・マスネの、「タイスの瞑想曲」など編曲作品も含むピアノ作品全集。
イタリアのピアニスト、マウリツィオ・ザッカリアはスタインウェイの美麗な音色を活かし、マスネの素朴で美しいメロディーや幻想的な雰囲気の魅力的な小品を聴かせてくれる。
ディスクには、同じくマスネのピアノ作品集を録音してきたアルド・チッコリーニからも推薦文が寄せられている。
録音:2013年11月19日−20日、アトリ |
BGS
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セレナード 〜 ロマンティック・ギターのためのロマン派音楽
シューベルト(メルツ編):6つの歌
パガニーニ:グランド・ソナタ、Ghiribizzi
レゴンディ:イントロダクションとカプリース
Op.23
シューベルト(タレガ編):2つの小品
ショパン(タレガ編):3つの前奏曲 Op.28
タレガ:
5つの前奏曲、3つのマズルカ、パヴァーヌ、
セレナード、朝の歌 |
トム・カーステンズ(ギター) |
タレガとパガニーニのオリジナル、そしてシューベルトやショパンのギター・トランスクリプションを収録した、ロマンティック・ギター作品集。
録音:1992年11月、12月、1993年1月 |
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ダンスの音楽
ブローウェル:
高原の踊り、Guajira criolla、個性的な踊り
ピアソラ:ブエノスアイレスの夏
ヴィラ=ロボス:ショーロ第1番
ファリャ:ドビュッシー讃歌
タレガ:ペピータ、ヴァルス、グラン・ヴァウルス
J.シュトラウス:7つの小さなワルツ
様々な作曲家:新しい小品による組曲
キング:3つのダンス・ミニチュア/他 |
トム・カーステンズ(ギター) |
ピアソラ、ヴィラ=ロボス、ファリャ、タレガなどによるダンスのための魅力的なギター小品集。IGF(国際ギター財団)の委嘱による「Suite
of New Pieces」は、フィリップ・カシアン、ハワード・スケンプトン、グレアム・フィトキン、エドワード・マギーレ、エロリン・ウォーレンの5人の作曲家による作品。
録音:2003年2月、4月、6月 |
EUDORA
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EUD-SACD-1602
(2SACD HYBRID)
\2800 →\2590
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J.S.バッハ(デシュパリ編):
無伴奏チェロ組曲全曲(ギター独奏版)
組曲第1番ト長調 BWV.1007
組曲第2番ニ短調 BWV.1008
組曲第3番ハ長調 BWV.1009
組曲第4番変ホ長調 BWV.1010
組曲第5番ハ短調 BWV.1011
組曲第6番ニ長調 BWV.1012 |
ペトリト・チェク(ギター) |
J.S.バッハの"ギター版"無伴奏チェロ組曲!コソボの若き名手ペトリト・チェク!
J.S.バッハの"ギター独奏版"「無伴奏チェロ組曲」を奏でるのは、アメリカのパークニング国際ギター・コンクールや、イタリアのピッタルーガ国際クラシック・ギター・コンクールなどでの華々しい優勝歴を誇るコソボ出身のギタリスト、ペトリト・チェク(1985−)。
多くの優れたギタリストを輩出している東欧、旧ユーゴスラビア諸国の出身者の中でも、一際注目を集める名手ペトリト・チェクは、クロアチアの名チェリスト、ヴァルター・デシュパリ(1947−)によるバッハの「無伴奏チェロ組曲」のギター・アレンジをレコーディング!
コソボの若き名ギタリストの秀演、デュパリの優れたアレンジ、そしてスペインの高音質レーベルの優秀録音、。聴きどころ満載の"ギター版"J.S.バッハにご期待下さい!
※録音:2014年11月30日−12月2日&2015年3月23日−25日、アウディトリオ・サン・フランシスコ(アビラ、スペイン)

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QUARTZ
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シュニトケ:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヴァイオリン・ソナタ第3番
ヴァイオリン・ソナタ第2番《ソナタ風》
古い様式による組曲*
きよしこの夜
ヴァイオリン・ソナタ第1番
ポルカ |
ロマン・ミンツ
(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・モーレ*)
カーチャ・アペキシェワ(ピアノ)
オリガ・マルティノヴァ(チェンバロ)*
アンドレイ・ドイニコフ(パーカッション)*
ドミトリ・ヴラシク(パーカッション)* |
現代ヴァイオリン作品の申し子ロマン・ミンツが弾くシュニトケ!
モスクワ生まれ、現代ヴァイオリン作品の申し子として知られ、ジョン・タヴナー、ジェームズ・マクミラン、ジャチント・シェルシなど、数多くのロシア初演を任されるヴィルトゥオーゾ、ロマン・ミンツ。
前作「影の踊り 〜 無伴奏ヴァイオリン作品集」でも話題を呼んだミンツの新録音は、3つのヴァイオリン・ソナタを含む、アルフレート・シュニトケの「ヴァイオリンとピアノのための作品集。
1685年頃製のヴァイオリン「フランシスコ・ルッジエーリ」で弾くシュニトケにご注目ください!
録音:2015年4月28日−30日、ポットン・ホール(イギリス)&2015年6月7日、モスクワ* |
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ピアノ・デュオ、4手連弾による
ストラヴィンスキーのバレエ!
ストラヴィンスキー:
ペトルーシュカ
春の祭典(ピアノ4手連弾版) |
カーチャ・アペキシェワ(ピアノ)
チャールズ・オーウェン(ピアノ) |
アペキシェワ&オーウェンのピアノ・デュオ、4手連弾によるストラヴィンスキーのバレエ!
ロシアの女流ピアニスト、カーチャ・アペキシェワとイギリスの名ピアニスト、チャールズ・オーウェン。現在共にギルドホール音楽院のピアノ科教授を務める二人は、2016年には新たにロンドン・ピアノ音楽祭を設立するなど、優れたピアノ・デュオとしても活躍中。
最近では、英BBCの人気TV番組「Andrew Marr
Show」にもデュオで出演し話題を呼んでいます。
華麗で息のあったピアノ連弾で聴く、ヴィルトゥオージックなストラヴィンスキーのバレエ音楽をご覧あれ。
録音:2014年1月11日−13日、メニューイン・ホール |
REGENT
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ホリンズと友人たち
ホリンズ:演奏会用序曲第3番ヘ短調/
ボンド:コーラス変ホ長調/
ホリンズ:演奏会用小品/
バーナード・ジョンソン:妖精の踊り/
ホリンズ:主題、変奏とフーガ/
ウォルステンホルム:セラフのストレイン/
ホリンズ:日光の歌/
アーネスト・マクミラン:コルテージュ・アカデミク/
レメア:西方より/
ウォルステンホルム:ル・カリヨン/
ホリンズ:演奏会用トッカータ変ロ長調 |
サイモン・ニーミンスキ(オルガン) |
19世紀後半〜20世紀前半のイギリスのコンポーザー=オルガニスト、アルフレッド・ホリンズ(1865−1942)と、その仲間たちのオルガン作品集。
2015年2月の録音。 |
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J.S.バッハ:オルガン作品集Vol.9
8つの小前奏曲とフーガ BWV.553〜560/
幻想曲ト短調 BWV.917/バビロン河のほとりに
BWV.635b/
幻想曲ハ短調 BWV.1121/トリオ ト短調 BWV.584/
前奏曲、トリオとフーガ変ロ長調 BWV.545b/
3声のリチェルカーレ BWV.1079i/
主なる神、われらがもとにあらずば BWV.1128/
6声のリチェルカーレ BWV.1079 |
マーガレット・フィリップス(オルガン) |
2005年から2009年にかけてレコーディングが行われたリージェント(Regent)・レーベルのJ.S.バッハのオルガン作品集第9巻には偽作などの珍しい作品を収録。
2014年6月の録音。 |
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エターナル・エクスタシー
トンプソン:アレルヤ/
タヴナー:母なる神への讃歌/
マクドウォール:天の女王/
ウィテカー:黄金の光/
クイン:秘跡を永遠に崇め奉らん/
クック:永遠の恍惚/
ベッドナル:主のおきてをよろこび/
ブラード:涯しも知られぬ/
マクミラン:キリストは勝ち/
ダッガン:永続するものは/
ローリゼン:おお、大いなる神秘/
ミーラー:いま深紅の花びらは眠り/
ハリス:主なる神よ、我らを導きたまえ |
ケンブリッジ・セルウィン・カレッジ合唱団
サラ・マクドナルド(指揮) |
ケンブリッジ大学のセルウィン・カレッジ合唱団が歌う近現代の合唱作品集。
ローリゼンやウィテカーなど、現代の合唱界にその名を知られる重要作曲家たちの作品を収録。
2013年6月の録音。 |
RESONUS
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バルトーク&クルターグ:無伴奏ヴァイオリン作品集
クルターグ:サイン、ゲーム&メッセージ
バルトーク:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ
Sz.117
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サイモン・スミス(ヴァイオリン) |
アカデミー室内管弦楽団との全米ツアー、バーミンガム大学での教鞭、アングリア室内オーケストラの芸術監督など、ソリスト、室内楽奏者、教師として国際的に活躍するヴァイオリニスト、サイモン・スミスが弾く、バルトーク&クルターグの無伴奏作品集。
録音:2015年7月27日−29日、イギリス |
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モーツァルト:ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲変ロ長調 K.502
ピアノ三重奏曲ホ長調 K.542
ピアノ三重奏曲ト長調 K.564 |
ラウティオ・ピアノ三重奏団 |
ロシア生まれ、イギリスの王立音楽アカデミーで学んだピアニスト、ヤン・ラウティオ率いるピリオド楽器アンサンブル、ラウティオ・ピアノ三重奏団のデビュー・アルバム。
同じく王立音楽アカデミーで学ぶアーティスト達とともに在学中に結成し多くの奨学金を得ながら活動。2013年にはイギリスのセント・ジョージズ・ブリストルとイスラエルのテルアビブ美術館でフォルテピアノによるモーツァルトのピアノ三重奏全曲演奏会を行っており、その成功を受けこのアルバムが録音された。
フォルテピアノは、デレク・アドラムが1987年に製作した、アントン・ワルター1795年頃製のレプリカを使用。
録音:2014年、ポットン・ホール |
STONE RECORDS
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シューベルト:歌曲集 《美しき水車小屋の娘》 |
ロバート・マレー(テノール)
アンドルー・ウェスト(ピアノ) |
英国王立音楽大学とナショナル・オペラ・スタジオで学び、2003年のキャスリーン・フェリアー賞で第2位を受賞したイギリスのテノール、ロバート・マレー。
これまで、ザ・シックスティーンの「ヘンデル:サウル」、ポール・マクリーシュの「メンデルスゾーン:エリヤ」、エドワード・ガードナーの「ブリテン:グロリアーナより」など、多くの名盤に参加してきたロバート・マレーがリートの名曲「美しき水車小屋の娘」でもその実力を発揮します。
録音:2014年10月6日−9日、ブリテン・スタジオ(イギリス) |
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マンデーズ・チャイルド 〜 オーストラリアン・アート・ソングス
サザーランド:5つの歌、オレンジの木
アレン:9つの子守歌 Op.7
サザーランド:声とクラリネットのための3つの歌
ガリエンヌ:4つの童謡
サザーランド:ジェントル・ウォーター・バード
アレン:スタイル・アンド・スタンプ Op.68
ガリエンヌ:2つの歌
アイリク:ザ・ヴェイズ
アレン:4つの歌 Op.64 |
カーチャ・ウェッブ(ソプラノ)
デイヴィッド・ウィッカム(ピアノ)
アラン・メイヤー(クラリネット)
ピーター・フェイサー(オーボエ) |
名伴奏としても知られるデイヴィッド・ウィッカムによるオーストラリアン・プログラム第3弾。
マーガレット・サザーランドを含む20世紀オーストラリアの知られざる魅力的な作品に触れることができる。
録音:2015年7月−9月、オーストラリア |
WILLOWHAYNE RECORDS
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バッハ、ショパン、ヤナーチェク、カプースチン:
ピアノ作品集
J.S.バッハ:パルティータ第2弾ハ短調 BWV.826
ショパン:
夜想曲嬰ハ短調 Op.posth.、練習曲第19番嬰ハ短調
Op.25-7、
夜想曲第13番ハ短調 Op.48-1、練習曲第8番ヘ長調
Op.10-8、
バラード第4番ヘ短調 Op.52
ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ《1905年10月1日
街頭にて》
カプースチン:8つの演奏会用練習曲より
第6番「パストラーレ」 |
ヤスミン・ロウ(P) |
イギリスの女流ピアニスト、ヤスミン・ロウのデビュー・アルバムは、バッハ、ショパンの名曲に加えて、ヤナーチェクのソナタ、そしてカプースチンの練習曲を収録した極めて意欲的なプログラム。
バックインレイにはジャン=エフラム・バヴゼから称賛のコメントが寄せられている。
録音:2015年12月18日−21日、イギリス |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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SUPRAPHON
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SU 4203
(4CD)
\7000 →\6490
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誰だ、ヨゼフ・ヴラフ
チェコ伝説の指揮者、ヨゼフ・ヴラフの名演集
CD 1
(1)ドヴォルザーク:セレナード ホ長調
Op.22
(2)スーク:セレナード 変ホ長調 Op.6(1892)
(3)ドヴォルザーク:チェコ組曲 ニ長調
Op.39(B.93;1879)
CD 2
(4)モーツァルト:ディヴェルティメント
ニ長調 K.136
(5)モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調
K.546
(6)モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
K.525
(7)チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調Op.48
CD 3
(8)ブリテン:フランク・ブリッジの主題による変奏曲
(9)ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
(10)フルニーク:
オーボエ、ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲
(11)イルジー・パウエル:弦楽のための交響曲
CD 4
(12)パーセル:組曲「アーサー王」
(13)レスピーギ:組曲「鳥」
(14)ストラヴィンスキー:ミューズを率いるアポロ |
(1)(2)(4)-(12)(14)
チェコ室内管弦楽団
(3)(13)プラハ室内管弦楽団
(9)カレル・パトラス(ハープ)
(10)スタニスラフ・ドゥホン(オーボエ)
イリヤ・フルニーク(ピアノ)
以上、ヨゼフ・ヴラフ(指揮) |
チェコの伝統を継承したヨゼフ・ヴラフの伝説的名演集
録音:(1)1966 年12 月27,28 日 (2)1961
年9 月23-25 日/ルドルフィヌム(プラハ) (3)1976
年11 月9-17 日/スプラフォン・ディヴィツェ・スタジオ(プラハ) (4)1960
年2 月23 日 (5)1960 年9 月11日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
(6)1960 年3 月3 日 (7)1964 年10 月1,2,4
日/ルドルフィヌム(プラハ) (8)1965 年6
月24,28,29 日/ルドルフィヌム(プラハ) (9)1961
年9 月17 日 (10)1961 年9 月3,4 日 (11)1981
年11 月27,28 日/チェコ・ラジオ (12)1978
年2 月5-19 日 (13)1965 年12 月17-21日/ルドルフィヌム(プラハ) (14)1974
年2 月4-8 日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
チェコの伝統を継承したヴァイオリニスト、指揮者のヨゼフ・ヴラフ。当セットでは指揮者としての録音を集めました。
1923 年生まれのヴラフは、プラハ音楽院にてスタニスラフ・ノヴァークなどの薫陶を受けのち、ヤロスラフ・ペケルスキーにヴァイオリンを師事しました。
その後、ヴァイオリニストとしての活躍はヴァーツラフ・ターリヒの率いる室内管弦楽団のコンサートマスター(1946-1948
年)を務め、1950 年にヴラフ自身の弦楽四重奏団結成後は室内楽作品に力を入れてきました。その後1958
年にチェコ室内管弦楽団を再興して音楽監督に就任しました。
ターリヒをはじめとしたチェコの伝統を受け継ぐヴラフは、アンサンブルの調和を大事にした美しい響きが魅力。
当セットではモーツァルト、チャイコフスキーをはじめ、自国ドヴォルザーク、スーク、フルニーク、パウエル、さらにストラヴィンスキーとレパートリーの広さも誇ります。

ヨゼフ・ヴラフ。
1923年生まれなのでサヴァリッシュやスウィトナーと同じ世代。
チェコでいくと、クーベリックより10歳年下で、ノイマンとほぼ同世代。
指揮者というよりも弦楽四重奏団の名前で覚えている方もおいかもしれないが、その弦楽四重奏団の録音も今はほとんど全滅。
唯一見つかったのがこれだった。人によっては(大木正興氏、幸松肇氏)壮絶な褒め方をしている。
おそらくこのあとSUPRAPHONは室内楽アルバムも出してくれるのではないか・・・
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<国内盤>
<LP>
ALTUS(LP)
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仏ターラ・レーベルがアルトゥスよりLPで復活! |
TALTLP 001/2
(2LP)
\13600+税
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ヌヴーが理想的なカッティングでLP化
ブラームス:
(1)ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.77
ライヴ録音:1948年5月3日
(2)ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
ライヴ録音:1949年9月21日 |
ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
(1)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
北西ドイツ放送交響楽団
(2)ジャン=ポール・ヌヴー(ピアノ)
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TALTLP 003/4
(2LP)
\13600+税
|
ヌヴーが理想的なカッティングでLP化
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
Op.61
ライヴ録音:1949年9月25日
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
Op.77
ライヴ録音:1948年4月25日 |
ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
(1)ハンス・ロスバウト(指揮)
南西ドイツ放送交響楽団
(2)ロジェ・デゾルミエール(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
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音質の良さで定評ある仏ターラ・レーベルがアルトゥスより復活!高音質の呼び声高いターラ・レーベルのヌヴーが理想的なカッティングでLP
化されました。貴重な写真も多数掲載!
飛行機事故で僅か30 歳の生涯をとじた悲劇の天才ヴァイオリニスト・ヌヴー最晩年の録音を集めた2
タイトル。
イッセルシュテットとのブラームスはいくつかのレーベルからでていた天下の有名演奏。今回ついに高音質で世評高いターラ盤がはじめてLP
化されました。
昔からヌヴーの真骨頂が存分に味わえる名演としてしられライヴ大変によいLP
の仕上がりです。貴重なブラームスのソナタ3
番が絶品で必聴LP。
もう一方のベートーヴェンも抜群の音質、ロスバウトの品格あふれる伴奏も聴きものですがヌヴーの音そのものの魅力がダイレクトに伝わってきます。
デゾルミエールのブラームスも貴重なLP 化で第1、第2
楽章のエレガントな味わいが一転、終楽章の熱烈な白熱ぶりも忘れがたいものがございます。
イッセルシュテット盤との聴き比べも楽しいものがございます。まさにLP
でヌヴーを聴く喜び!
また解説に貴重な写真が多数掲載させており充実の内容です。
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