≪第88号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3 2016/7/12〜
7/15(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HMF
|
|
ウィリアム・ロウズ(1602-1645):
リラ・ヴィオールのための独奏作品全集 |
リチャード・ブースビー(リラ・ヴィオール) |
前奏曲 Prelude(VdGS No. 435)/
カントリー・コール Country Co(ll VdGS
No. 421)/
ジーグ A Jigge(VdGS No. 422)/アルメインAlmain(VdGS
No. 491)/
コラント Coranto(VdGS No. 512)/アルメイン
Almain(VdGS No. 461)/
コラント Coranto(VdGS No. 423)/エアー
Air (VdGS No. 596)/
アルメインAlmain(VdGS No. 462)/コラント
Coranto(VdGS No. 424)/
アルメイン Almaine(VdGS No. 511)/コラント
Coranto(VdGS No. 513)/
サラバンド Saraband(VdGS No. 514)/アルメイン
Almain(VdGS No. 463)/
コラント Coranto(VdGS No. 465)/サラバンド
Saraband(VdGS No. 467)/
アルメイン Almain(VdGS No. 543)/コラント
Coranto( VdGS No. 541)/
アルメイン Almaine(VdGS No. 464)/コラント
Corrant (VdGS No. 425)/
サラバンド Saraband(VdGS No. 434)/アルメイン
Almain(VdGS No. 542)/
コラント Coranto(VdGS No. 544)/アルメイン
Almain(VdGS No. 430)/
コラント Corant (VdGS No. 426)/サラバンド
Sarabrand(VdGS No. 433)/
コラント Corant (VdGS No. 427)/サラバンド
Saraband(VdGS No. 591)/
コラント Corant (VdGS No. 428)/サラバンド
Saraband(VdGS No. 466)/
コラント Coranto(VdGS No. 545)/コラント
Coranto(VdGS No. 546)/
コラント Corant (VdGS No. 429)/コラント
Corant (VdGS No. 431)/
サラバンド Sarabrand(VdGS No. 432) |
貴重なリラ・ヴィオールを用いての珠玉のロウズ作品集
リラ・ヴィオール(リチャード・メアーズ製作、1690年頃)〔王立音楽院ケスラー・コレクション所蔵〕
録音:2015年1, 3, 6, 9月/王立音楽大学(ロンドン)
リュートと声楽のための常勤の音楽家としてチャールズ1
世の宮廷で勤めていたイギリスの作曲家、ウィリアム・ロウズ。ヴィオール・コンソート(3
〜6 名の奏者で演奏される)のための組曲で名をのこしていますが、リラ・ヴィオールの楽器のために、ソロ作品を34、トリオ作品を59
作曲しています(完全なかたちでのこっているトリオ作品は6
曲のみ)。
ほぼすべてが1630 年頃に集中的に書かれたとされていますが、どの作品も固有の気分をもつ珠玉の曲ばかり。このたび、王立音楽大学の博物館のケスラー・コレクションに所蔵されているリチャード・メアーズ(c.1647-1725)制作のリラ・ヴィオールを実際に用いて、ロウズのリラ・ヴィオールのためのソロ作品全曲が録音、リリースのはこびとなりました。
演奏しているのはフレットワークの創設メンバーにして、アーノンクールに師事し、パーセル四重奏団を創設した人物でもあるリチャード・ブースビー。17
世紀の音色に思いを馳せる1 枚です。
リラ・ヴィオール!!
|
MUSO
|
|
モーツァルト:ピアノ四重奏曲集
・ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 KV478(1785)
・ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 KV493(1786) |
ラ・プティット・サンフォニー
〔ダニエル・イゾワール(フォルテピアノ)、
ステファニー・ポーレ(Vn)、
ディアーヌ・シュメラ(Vla)、
マトゥリン・マタレル(Vc) |
まるでピアノ協奏曲のようなピアノ四重奏曲
録音:2015年9月1-3日
ラ・プティット・サンフォニーは、結成10
年を迎えるアンサンブルで、交響曲の演奏習慣と、室内楽の親密な雰囲気を融合させることをめざしています。
ここに収録されたピアノ四重奏曲も、4 名のみで奏でられているのに、ピアノ協奏曲のようなスケールの大きな世界が広がります。
|
.
AGLAE MUSICA
|
バルセロナに本拠を構える新進レーベル |
|
エチュード ピアノのための練習曲集
カール・チェルニー(1791-1857):
ピアノのための練習曲イ短調 Op.740 No.17
ピアノのための練習曲ト短調 Op.740 No.50
リスト(1811-1886):
ピアノのためのパガニーニ練習曲嬰ト短調「ラ・カンパネッラ」S.141
No.3
ピアノのためのパガニーニ練習曲変ニ長調「ため息」S.144
No.3
ピアノのための演奏会用練習曲「こびとの踊り」S.145
No.2
メンデルスゾーン(1809-1847):
ピアノのための練習曲ロ短調 Op.104b No.1
ピアノのための練習曲イ短調 Op.104b No.3
ショパン(1810-1849):
ピアノのための練習曲嬰ハ短調 Op.10 No.4
ピアノのための練習曲変イ長調 Op.25 No.1
ピアノのための練習曲ヘ短調 Op.25 No.2
ピアノのための練習曲ハ短調 Op.25 No.12
シベリウス(1865-1957):ピアノのための練習曲
Op.76 No.2
ドビュッシー(1862-1918):
半音階のための練習曲(ピアノのための練習曲集第2巻
から No.1)
反復音のための練習曲(ピアノのための練習曲集第2巻
から No.3)
スクリャービン(1872-1915):
ピアノのための練習曲ロ長調 Op.8 No.4
ピアノのための練習曲嬰ニ短調 Op.8 No.12 【録音セッションの動画】
プロコフィエフ(1891-1953):
ピアノのための練習曲ニ短調 Op.2 No.1
ピアノのための練習曲ハ短調 Op.2 No.4
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):
ピアノのための練習曲「四度」Op.42 No.4
ピアノのための練習曲「五度」Op.42 No.6 |
アルバ・ベントゥラ(ピアノ)
|
録音:2015年10月、アウディトリ、ジロナ、カタルーニャ、スペイン
アルバ・ベントゥラはドミトリー・バシキーロフ(マドリードのソフィア王妃高等音楽学校)、イリーナ・ザリツカヤ(ロンドンのパーセル・スクールおよび王立音楽学校)他に師事したスペインのピアニスト。
13歳にしてネヴィル・マリナー指揮カダケス管弦楽との共演でマドリードの国立音楽堂でコンサート・デビュー。世界的に演奏活動を展開すると共にバルセロナのリセウ音楽院教授も務めています。 |
|
AMC 103
\2600
【旧譜】
|
マッティナータ アリア、ロマンスと管弦楽曲集
レオンカヴァッロ(1858-1919):朝の歌 [Mattinata] 【試聴】(リンクOK)
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「アルジェのイタリア女」から
序曲
マスネ(1842-1912):
オペラ「ウェルテル」から 春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか?
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「イル・トロヴァトーレ」から
ああ、美しい人よ / 見よ、恐ろしい火を
ヴェルディ:オペラ「ラ・トラヴィアータ」から
女心の歌
マスカーニ(1863-1945):オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」から
間奏曲
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」から
おまえの投げたこの花は
プッチーニ(1858-1924):オペラ「トスカ」から
妙なる調和 / 星は光りぬ
プッチーニ:オペラ「トゥーランドット」から
誰も寝てはならぬ
ベートーヴェン(1770-1827):劇付随音楽「エグモント」Op.84
から 序曲
マルティネス・バリュス(1868-1946):サルスエラ「愛と戦いの歌」から
ピレネー
ホセ・セラノ(1873-1941):サルスエラ「ラ・ドロロサ」から
十字架の道に立つ冷たい岩
パブロ・ソロサバル(1897-1988):サルスエラ「港の居酒屋」から
それは有り得ない |
アレクス・ビセンス(テノール)
バルセロナ・フィラルモニア管弦楽団
ダニエル・アントニ・イ・プラザ(指揮) |
録音:2012年10月9日、アウディトリ、バルセロナ、カタルーニャ、スペイン
アレクス・ビセンスはバルセロナに生まれリセウ音楽院、インディアナ大学(アメリカ合衆国)で学んだテノール。ヨーロッパ各地でオペラの舞台に立つ他、サルスエラも得意としています。 |
|
AMC 104
\2600
【旧譜】
|
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ、ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための協奏曲(三重協奏曲)ハ長調
Op.56(*)
【ライブ演奏動画】
ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58 【ライブ演奏動画】 |
ルートヴィヒ三重奏団
イム・ヒョスン(ピアノ)
アベル・トマス(ヴァイオリン(*))
アルナウ・トマス(チェロ(*))
ガリシア交響楽団
ビクトル・パブロ・ペレス(指揮)
|
録音:2013年3月22-23、25-26日、オペラ劇場、ア・コルーニャ、スペイン
イム・ヒョスンは1981年韓国の全州に生まれたピアニスト。カーティス音楽院(フィラデルフィア、アメリカ合衆国)でゲイリー・グラフマンに師事。室内楽演奏家として頭角を現し、ミーシャ・マイスキー、ヒラリー・ハーンらと共演、2009年にはトマス兄弟とともにルートヴィヒ三重奏団を結成しました。 |
|
AMC 105
\2600
【旧譜】
|
J・S・バッハ(1685-1750):
ゴルトベルク変奏曲(チェンバロのための)BWV988(ピアノによる演奏)
【ライブ演奏動画 1】/
【ライブ演奏動画 2】 |
ミケル・ビリャルバ(ピアノ) |
録音:2014年7月28-30日、アウディトリ、ジロナ、カタルーニャ、スペイン
ミケル・ビリャルバはモンセラート修道院聖歌隊員としてイレネウ・セガラの指導を受けた後、バルセロナ市立音楽院でアントニ・ベサス(ベセス、1945-)に師事、さらにクロード・エルフェ(1922-2004)、フレデリク・ジュヴェール(1923-1997)に師事したカタルーニャ(スペイン)のピアニスト。
Naxosレーベルにカタルーニャ出身の作曲家マヌエル・ブランカフォルト(1897-1987)のピアノ作品全集(CD5枚)他の録音があります。
|
|
AMC 101
\2600
【旧譜 再入荷予定】
|
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調 Op.1 No.1
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調「大公」Op.97 |
ルートヴィヒ三重奏団
イム・ヒョソン(ピアノ)
アベル・トマス(ヴァイオリン)
アルナウ・トマス(チェロ) |
録音:2010年2月、アウディトリ・カン・ロチ・イ・トラス、サンタ・クロマ・ダ・グラマネト、カタルーニャ、スペイン |
|

AMC 106.07
(2CD)
\5000 →\4590
【旧譜 再入荷予定】
|
J・S・バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲(全曲)
無伴奏チェロ第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ第2番ニ短調 BWV1008
無伴奏チェロ第3番ハ長調 BWV1009
無伴奏チェロ第4番変ホ長調 BWV1010 【録音セッションの動画】
無伴奏チェロ第5番ハ短調 BWV1011
無伴奏チェロ第6番ニ長調 BWV1012 |
アルナウ・トマス(チェロ) |
録音:2014年7月、聖マルティ教区教会、グラネラ、カタルーニャ、スペイン
アルナウ・トマスは1973年スペインのバルセロナに生まれ、イヴァン・モニゲッティ、フランス・ヘルメルソンに師事したチェロ奏者。カザルス・クアルテット(弦楽四重奏、Harmona
Mundiレーベルに録音)およびルートヴィヒ・トリオ(ピアノ三重奏)の創設メンバー。
2014年現在カタルーニャ高等音楽学校教授およびケルン音楽大学客員教授。 |
.
SOLE RECORDINGS
|
バルセロナに本拠を構える新進レーベル、ソレ・レコーディングズの扱いを開始いたします。 |
|
見えないヴァイオリン 無伴奏ヴァイオリンのためのカタルーニャ音楽
ジョルディ・サルバリョ(1935-):
無伴奏ヴァイオリンのためのカプリッチ第2番
【試聴】
アルベルト・ギヌバルト(1962-):
見えないヴァイオリン (無伴奏ヴァイオリンのための)(*) 【試聴】
ジョルディ・サルバリョ:無伴奏ヴァイオリンのためのカプリッチ第4番
フランセスク・グズマン(1991-):無伴奏ヴァイオリンのための序曲
(*)
ペプ・マサーナ:パリ 2002
ジュゼプ・スレ(1935-):マティルダに (無伴奏ヴァイオリンのための)
サルバド・ブルトンス(1959-):地には平和(無伴奏ヴァイオリンのための)
ガスパル・カサド(1897-1966)/ジュゼプ・クルメ編曲:
間奏曲とフィナーレの踊り (無伴奏ヴァイオリンのための版) 【試聴】
J・S・バッハ(1685-1750):サラバンド
(無伴奏ヴァイオリンのための) |
ジュゼプ・クルメ(ヴァイオリン) |
録音:2013年12月2-3日、アウディトリ・ジュゼプ・カレラス、ビラ=セカ、カタルーニャ、スペイン
ジュゼプ・クルメは1979年カタルーニャのサバデイに生まれたヴァイオリニスト。4歳の時に父からヴァイオリンの手ほどきを受け、1988年から1998年までキューバ出身のヴァイオリニスト、エベリオ・ティエレス・フェレルに師事。18歳でバルセロナのリセウ音楽院を最優秀の成績で卒業。さらにフライブルク音楽大学でニコラス・チュマチェンコ(ヤッシャ・ハイフェッツの教え子)に、シカゴのノーザン・イリノイ大学でシュムエル・アシュケナジおよびフェルメール弦楽四重奏団に師事。16歳でのデビュー以来世界的に活躍。
当盤は地元カタルーニャの作曲家たちによる無伴奏リサイタル・アルバム。バッハのサラバンドがアンコール的に置かれています。(*)は世界初録音。 |
|
|
フランク・ブリッジ(1879-1941):チェロ・ソナタ
ニ短調 H.125
ショパン(1810-1849):チェロ・ソナタ ト短調
Op.65 【試聴PV】 |
アンパロ・ラクルス(チェロ)
アンドレウ・リエラ(ピアノ) |
録音:2014年4月4、6日、アウディトリ・ジュゼプ・カレラス、ビラ=セカ、カタルーニャ、スペイン
アンパロ・ラクルスは1999年以来カンディンスキー三重奏団のメンバー。 |
|
|
わが友サラサーテに 【メイキングPV】
サラサーテ(1844-1908):
無伴奏ヴァイオリンのための前奏曲ホ長調(1905;自筆譜による)(*)
サン=サーンス(1835-1921):
序奏とロンド・カプリチョーソ(ヴァイオリンとピアノのための版)
ラロ(1823-1892):
ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 Op.20 から ロマンス(ヴァイオリンとピアノのための版)
サラサーテ:
アンダルシアのロマンス(ヴァイオリンとピアノのための)
「カルメン」幻想曲(ヴァイオリンとピアノのための;1871)
テオドール・デュボワ(1837-1924):
宗教的アンダンテ(ヴァイオリンとピアノのための)(*)
無言のロマンス(ヴァイオリンとピアノのための)(*)
サラサーテ:ドン・フアン(ヴァイオリンとピアノのための協奏的幻想曲)(*)
ショパン(1810-1849)/サラサーテ編曲:
夜想曲変ホ長調 Op.9 No.2(ヴァイオリンとピアノのための版)
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン(ヴァイオリンとピアノのための) |
アナ・マリア・バルデラマ(ヴァイオリン)
ルイス・デル・バリェ(ピアノ)
|
録音:2015年2月21-22、28日、マドリード王立音楽院、マドリード、スペイン
サラサーテをテーマとしたアルバム。
サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチョーソ」とラロの「ヴァイオリン協奏曲ヘ長調」、デュボワの収録2曲はサラサーテに献呈された作品。(*)は世界初録音。
アナ・マリア・バルデラマはマドリードのソフィア王妃高等音楽学校でザハール・ブロンに師事した後、バルセロナのカタルーニャ高等音楽学校、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で学んだスペインのヴァイオリニスト。
2008年スペインのソフィア王妃70歳記念演奏会でズービン・メータの指揮によりデビューという恵まれた経験を経て、2011年第11回パブロ・サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクールでスペイン人として初の第1位を獲得しました。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
OTAKEN RECORDS
|
|
フルトヴェングラー復帰初日の「運命」&「田園」
ベートーヴェン
交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
オタケン・リマスターで格段に良くなった!フルトヴェングラー復帰初日の「運命」&「田園」
録音:1947 年5 月25 日ベルリン、ティタニア・パラスト,モノラル(ライブ)
レコーディングにおいて、完成度はともかく、鮮度に関しては、2回目以降のテイクが、初回録りを上回ることが、ついになかったということは、よくある話しです。
同様のことが、フルトヴェングラーの戦後復帰初日と3日目の「運命」にも言えます。これまで復帰の「運命」と言えば、3日目を指しておりましたが、昨今、初日演奏の音質向上により、初日の方をあげる方も少なくないようです。
こんにち、音響の悪さの代名詞のように言われるティタニア・パラストも、フルトヴェングラーによれば、ロンドンの某ホールよりはるかに良いとのことで、当時ドイツの録音技術も、戦中から世界のトップレベルにあったことを鑑みると、当録音は、相当良い音で録られていたにちがいありません。
今回当社のリマスターにおきまして、広大な周波数レンジをそのままに、聴衆の咳、客席あるいは舞台上の物音、指揮者のブレス等のすべてのアンビエントノイズを残し、歪むことを恐れて絞られていたダイナミックレンジを、想定されるレベルに設定いたしました。これにより音が締まって迫力の増したティンパニー、クッキリと音色豊かに浮かび上がる木管楽器等を、特に3楽章の4楽章にかけてのブリッジにおけるクレッシェンドにもご注目くださり、お楽しみください。是非、ご一聴くださいませ。
(オタケンレコード 太田憲志) |
<メジャー・レーベル>
.
DG
|


479 6549
(CD+DVD)
〔スーパー・デラックス版〕
\8000→\7390 |
《アンナ・ネトレプコ〜ヴェリズモ》
デラックス版(479 6549/479 5013)
【CD】
1) チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より「私は神の卑しいしもべです」,
2) ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より「亡くなった母を」,
3) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「ある晴れた日」,
4) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「お聞き下さい、王子様」,
5) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「氷のような姫君の心も」,
6) レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』より「大空を晴れやかに」,
7) カタラーニ:歌劇『ワリー』より「さようなら、ふるさとの家よ」,
8) ボイト:歌劇『メフィストフェレ』より「“いつかの夜、暗い海の底に」,
9) ポンキエッリ:歌劇『ジョコンダ』より「死のう!この恐ろしいときに」,
10) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「歌に生き、愛に生き」,
11) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「この宮殿の中で」,
12) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「このやわらかいレースの中に」,
13) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「私にしっかりともたれかかっておくれ」,
14) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「マノン、お聞き、僕の恋人」,
15) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「あなたなの、泣いているのは?」,
16) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「ただ一人荒野の中に捨てられて,
17) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「あなたの腕の中に」/
【録音】2016年6月、ローマ
【DVD】
1) チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より「私は神の卑しいしもべです」,
2) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「ある晴れた日」,
3) ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より「亡くなった母を」/
アンナ・ネトレプコ(ソプラノ).
ユシフ・エイヴァゾフ(テノール),
ヤデル・ビニャミーニ(指揮)
東京フィルハーモニー管弦楽団/
【収録】2016年3月、サントリーホール |
通常版CD&LP(479 5015/479 5016)
1) チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より「私は神の卑しいしもべです」,
2) ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より「亡くなった母を」,
3) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』より「ある晴れた日」,
4) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「お聞き下さい、王子様」,
5) レオンカヴァッロ:歌劇『道化師』より「大空を晴れやかに」,
6) カタラーニ:歌劇『ワリー』より「さようなら、ふるさとの家よ」,
7) ボイト:歌劇『メフィストフェレ』より「“いつかの夜、暗い海の底に」,
8) ポンキエッリ:歌劇『ジョコンダ』より「死のう!この恐ろしいときに」,
9) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「歌に生き、愛に生き」,
10) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より「この宮殿の中で」,
11) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「このやわらかいレースの中に」,
12) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「私にしっかりともたれかかっておくれ」,
13) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「マノン、お聞き、僕の恋人」,
14) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「あなたなの、泣いているのは?」,
15) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「ただ一人荒野の中に捨てられて,
16) プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「あなたの腕の中に」/
【録音】2016年6月、ローマ |
|
アンナ・ネトレプコ(ソプラノ).
ユシフ・エイヴァゾフ(テノール),
アントニオ・パッパーノ(指揮)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管 |
479 5013
(CD+DVD)
(デラックス版)
\4000→\3690 |

479 5015
(CDのみ)
\2300→\2090 |
479 5016
(2LP)
\4800 |
ネトレプコの最新オペラ・アリア・アルバムを4形態でリリース! デラックス版は東京ライブからの3曲を収録したDVD付き
今年3月、11年ぶりのリサイタル公演で来日を果たし、その圧倒的な表現力と音楽性で日本の聴衆を虜にした歌姫アンナ・ネトレプコ。
この3年ぶりの新しいアルバムは彼女の成熟度を示すとともに、新たなレパートリーを獲得した自信を見せつける素晴らしい1枚となっています。
一般的にヴェリズモ・オペラ・アリアは、怒りや悲しみ、嫉妬、喜びなどの感情表現の起伏が激しく、ベルカント・オペラよりも多彩な歌い方が要求されます。
歌い手は自身の技術を磨き、より一層感情表現をきめ細かくすることで作曲家の要求に応えなくてはいけません。
ネトレプコは2014年にヴェルディの「マクベス」「トロヴァトーレ」、プッチーニの「マノン・レスコー」などの新しい役に挑戦。時には残忍で恐ろしいヒロインを見事に歌い上げています。
無限の感情の放出、劇的な歌唱、そして自然で卓越した演技力。今の彼女にとっては悲劇のヒロイン、世紀の悪女も自由自在。現在最高の歌手としての貫禄をまざまざと見せつけています。
ボーナスDVDには2016年の来日公演での歌唱を3曲収録。現在の夫であるエイヴィゾフとの仲睦まじいデュエット姿も見ものです。
******
◆スーパー・デラックス版(479-6549)は縦:
263 mmx横: 198 mmx幅: 35 mmサイズの箱にスイスの高級ブランド、ショパールの美麗スカーフと3枚のアーティスト・カードを封入。
(CDおよびDVDの収録内容は479-5013と同じです。)
50cmx50cm 100%シルク
A special limited edition of “Verismo”
is being released thanks to the generous
support of
|
. |


479 4631
\2300→\2090 |
アリス=紗良・オット/ワンダーランド〜グリーグ:協奏曲
サロネン指揮&バイエルン放送響
グリーグ(1843-1907):
1)ピアノ協奏曲イ短調作品16
2)抒情小曲集から
(昔々、蝶々、アルバムの綴り、小人の行進、夜想曲、
妖精の踊り、小川、トロールハウゲンの婚礼の日、
バラード風に、春に寄す)
3)ペール・ギュントから
(作曲者自身によるピアノ編曲:
ソルヴェイグの歌、山の魔王の宮殿にて) |
アリス=紗良・オット(ピアノ)
バイエルン放送交響楽団
エサ=ペッカ・サロネン(指揮) |
アリス、待望のグリーグ:協奏曲録音!
2012年『ピクチャーズ』以来4年振りのソロ・アルバム。 アリス名義としては6枚目(ベスト、DUO、コラボ以外)。協奏曲録音としては2010年以来6年振りとなり、今回は地元ミュンヘンのバイエルン放送響との共演になります。(前回の協奏曲はミュンヘン・フィルとの共演でした)。
カップリングにはグリーグの豊かな抒情性が遺憾なく発揮された《抒情小曲集》からの数曲と作曲者自身によるピアノ・ソロ版の《ペール・ギュント》から2曲を収録しています。
【録音】2015年1月15-16日, ミュンヘン ヘラクレス・ザール(1)、2016年4月20-21日、ベルリン、マイスター・ザール(2,3) |
. |


479 6314
(42CD)
\15000→\13990 |
《オイゲン・ヨッフム〜DG管弦楽作品録音全集》
【CD1】
ベートーヴェン:交響曲第1番〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1959年,
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団[録音]1954年/
【CD2】
ベートーヴェン:交響曲第2番〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1958年,
ベートーヴェン:交響曲第4番〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1961年,
ベートーヴェン:フィデリオ序曲〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1959年/
【CD3】
ベートーヴェン:交響曲第5番〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1959年,
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1954年/
【CD4】
ベートーヴェン:交響曲第7番〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1952年,
ベートーヴェン:交響曲第8番「田園」〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1958年,
ベートーヴェン:レオノーレ序曲第2番〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1961年/
【CD5】
ベートーヴェン:交響曲第9番〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1952年,
ベートーヴェン:
アテノの廃墟序曲, プロメテウスの創造物序曲〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1958年/
【CD6-7】
ブラームス:交響曲第1-4番〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1951-1956年/
【CD8】
ブルックナー:交響曲第1番〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1965年/
【CD9-10】
ブルックナー:交響曲第2-3番〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1966-1967年/
【CD11】
ブルックナー:交響曲第4番〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1965年/
【CD12-13】
ブルックナー:交響曲第5-6番〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1958, 1966年/
【CD14-16】
ブルックナー:交響曲第7-9番〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1964年/
【CD17-20】
ハイドン:交響曲第93-104番〜
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1971-1973年/
【CD21】
ベートーヴェン:交響曲第4番〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1954年,
モーツァルト:
アイネ・クライネ・ナハトムジーク, フィガロの結婚序曲,
ウェーバー:オベロン序曲〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1950年/
【CD22】
ブルックナー:交響曲第4番〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1955年/
【CD23】
ブルックナー:交響曲第7番〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1952年/
【CD24-25】
ブルックナー:交響曲第9番〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1954年,
ブルックナー:交響曲第8番〜
ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1949年/
【CD26】
ハイドン:交響曲第88番〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1961年,
ハイドン:交響曲第91番〜
バイエルン放送交響楽団[録音]1958年,
ハイドン:交響曲第98番〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1962年/
【CD27】
ハイドン:交響曲第103番〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1958年,
モーツァルト:交響曲第40番〜
バイエルン放送交響楽団[録音]1957年/
【CD28】
モーツァルト:交響曲第36, 33, 39番〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1955, 1954年/
【CD29】
モーツァルト:グラン・パルティータ〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1962年,
ヘンデル:オルガン協奏曲第4番〜
ミヒャエル・シュナイダー(オルガン)
バイエルン放送交響楽団
[録音]1959年/
【CD30】
カール・ヘラー:
フレスコバルディの主題による交響的変奏曲Op.20,
スウェーリンク変奏曲Op.56〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1957, 1987年/
【CD31】
マーラー:大地の歌〜
ナン・メリマン(メゾ・ソプラノ)、エルンスト・ヘフリガー(テノール)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[録音]1963年/
【CD32】
シューベルト:交響曲第5&9番〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1957, 1958年/
【CD33】
モーツァルト:交響曲第41番,
シューベルト:交響曲第8番〜
ボストン交響楽団[録音]1973年/
【CD34】
シベリウス:
劇音楽「テンペスト」序曲, 交響詩「大洋の女神」,
交響詩「夜の騎行と日の出」〜バイエルン放送交響楽団
[録音]1955年,
ワーグナー:「ローエングリン」より
第1幕への前奏曲&第3幕への前奏曲〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1951年,
「パルジファル」より第1幕への前奏曲&聖金曜日の音楽〜
バイエルン放送交響楽団
[録音]1957年/
【CD35】
R.シュトラウス:
ドン・ファン, ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯〜
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
[録音]1952年,
「ばらの騎士」よりワルツ,
バレエ音楽「泡立ちクリーム」よりワルツ〜
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1953, 1954年/
【CD36】
エルガー:エニグマ変奏曲,
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲〜ロンドン交響楽団
[録音]1975年/
【CD37】
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番〜
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
バイエルン放送室内管弦楽団
[録音]1952年,
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調〜
モニク・アース(ピアノ)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1952年/
【CD38】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調〜
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1959年/
【CD39】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調〜
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1962年/
【CD40-41】
ブラームス:ピアノ協奏曲第1&2番〜
エミール・ギレリス(ピアノ)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1972年,
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調〜
ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1974年/
【CD42】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1&2番〜
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1982年 |
オイゲン・ヨッフム(指揮) |
2017年に没30年をむかえるヨッフムの集大成第1集
20世紀ドイツを代表する名匠オイゲン・ヨッフム(1902〜87)が、ドイツ・グラモフォンへ数多くの録音を特に1950、1960年代という壮年期に行っています。
ベートーヴェン、ブラームス、ブルックナーという三大Bの作品では、最も熱く、渋く、重厚、そしてロマンティックで熱情的な演奏は、現在においても名盤として言い続けられています。
そうしたDGへ録音した協奏曲のバックを含む管弦楽作品録音を全て収録したものです。各ディスクは、オリジナル・ジャケット・デザインによる紙ジャケットに収納。
ブックレットには、様々なクラシック音楽についての執筆家Nigel
Simeone氏による書き下ろしライナーノーツ(欧文のみ)とヨッフムのレアな写真などを収録予定です。 |
DECCA
|


483 0255
\2300→\2090 |
《ベンジャミン・グローヴナー〜オマージュ》
1) J.S.バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ,
2) メンデルスゾーン:6つの前奏曲とフーガ
Op.35より第1&5番,
3) フランク:前奏曲、コラールとフーガ,
4) ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60,
5) リスト:ヴェネツィアとナポリ S.162 |
ベンジャミン・グローヴナー(ピアノ) |
説得力あるプログラミングによる聴き応えのある演奏
英国の若手ピアニスト、ベンジャミン・グローヴナーの最新盤は「オマージュ」と題されたユニークなもの。
これまでの彼のアルバムも、どれもプログラミングに特徴があり、演奏でだけでなく、アルバム全体が一つの作品として強い主張を持っていたのですが、今回もそれに負けず劣らず興味深い作品が並んでいます。
今回のアルバムも、彼のコンセプトによると、メンデルスゾーンとフランクの作品はともにバッハへのオマージュであり、ショパンの舟歌はリストへのオマージュとのこと。確かに曲のスタイルは違いますが、根底に流れているものに目を向けると、彼の意図がはっきり浮かび上がってくるようです。聴き応えのある意義深い1枚です。
【録音】2015年12月, UK. モンマス、ウィアストン・コンサート・ホール |
. |


483 0835
\2300→\2090 |
《アリサ・ワイラースタイン(チェロ)
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲》
ショスタコーヴィチ:
1) チェロ協奏曲第1番変ホ長調Op.107,
2) チェロ協奏曲第2番ト長調Op.126 |
アリサ・ワイラースタイン(チェロ),
パブロ・エラス=カサド(指揮)
バイエルン放送交響楽団 |
ワイラースタイン&エラス=カサドが奏でる新時代の情熱
この協奏曲は第1番、第2番とも名手ロストロポーヴィチが初演しています。快活な第1番、陰鬱な第2番と曲の性格は違いますが、どちらもショスタコーヴィチが渾身の力を込めた作品であり、チェロの超絶技巧と多彩なオーケストレーションが際立つ名作として知られています。
今回この曲を演奏しているのは、バレンボイムの秘蔵っ子として華々しいデビューを飾り、今年11月に来日公演が予定されているアリサ・ワイラースタイン。
彼女の解釈は初演者ロストロポーヴィチ直伝のもので、彼女が初めてこの曲を演奏した22歳の時、ロストロポーヴィチから受けたアドヴァイスを元に今日まで演奏を練り上げてきました。
彼女はこの作品を完全に掌握し、ますます深みの加わった音色、冴えわたる技巧で聴き手の心を掴みます。
現代曲から古典まで幅広いレパートリーを持つ1977年スペイン生まれのパブロ・エラス=カサドの指揮が作品に深い陰影を与えています。 |
|

479 5681
\2300→\2090 |
《フランコ・ファジョーリ〜ロッシーニ:オペラ・アリア集》
ロッシーニ:
1) 歌劇『デメトリオとポリービオ』より「Pien
di contento in seno」,
2) 歌劇『マティルデ・ディ・シャブラン(美女と鉄の心)』(ナポリ版)より
「Sazia tu fossi alfine」「Ah, perch?,
perch? la morte」,
3) 歌劇『ブルゴーニュのアデライーデ』より
「Serti intrecciar le vergini」「Questi
che a me presenta」
「Vieni, tuo sposo e amante」「Al trono
tuo primiero」,
4) 歌劇『タンクレーディ』より「待ち望んだ岸辺よ」「愛の甘き言葉」,
5) 歌劇『ブルゴーニュのアデライーデ』より
「Salve, Italia」「O sacra alla virt?」
「Soffri la tua sventura...Amica speme」,
6) 歌劇『セミラーミデ』より
「バビロニアに帰ってきた・・・ああ!あの日を絶えず思い出す」,
7) 歌劇『エドゥアルドとクリスティーナ』より
「Nel misero tuo stato」「Ah! Chi
sa dirmi se la sposa」
「La piet? che in sen serbate」 |
フランコ・ファジョーリ(カウンターテナー),
ジョルジュ・ペトルー(指揮)
アルモニア・アテネア、 |
絶大なる超絶技巧と人気のカウンターテナー
1981年にアルゼンチンのトゥクマンで生まれ、ブエノスアイレスのテアトル・コロン付属芸術学校始まって以来、初のカウンターテナーの学生となったことで知られる歌手フランコ・ファジョーリ。
最近のバロック・オペラ・ブームに乗って各地の劇場で活躍を重ね、いくつものバロック・オペラの蘇演に尽力し、その超絶技巧とミステリアスな歌声で大人気を博しています。
2015年にはカウンターテナー歌手として、Deccaと初の専属契約を結び、その期待は更に高まっています。
このロッシーニは契約後初のデビュー・アルバムとなるもので、彼の魅力が存分に発揮された素晴らしい内容です。
【録音】2015年11月、アテネ、ディミトリ・ミトロプーロス・ホール |
<国内盤>
OTAKEN RECORDS
|
|
マイ・ハート弦楽四重奏団結成20年記念
「死と乙女&ラヴェル」
シューベルト:
弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」D810
ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調 |
マイ・ハート弦楽四重奏団:
【辻井 淳(第1ヴァイオリン)、
釋 伸司(第2ヴァイオリン)
沖田孝司(ヴィオラ)、
雨田一孝(チェロ)】 |
広島を本拠に名手辻井淳が率いるマイ・ハート弦楽四重奏団結成20年記念CD「死と乙女&ラヴェル」最新録音!
録音:2015 年9 月 ガリバーホール(滋賀県高島市)
ディレクター:太田憲志(オタケンレコード)/エンジニア:松田淳一(浜松レコーディングワークス)
今年、結成20 年を迎えた、マイ・ハート弦楽四重奏団の、渾身の一作。
この四重奏団の音楽的責任者は、確かに、第一ヴァイオリンを務める辻井
淳である。しかし、この四重奏団のキャラクターを決定づけているのは、この四重奏団の代表であり、ヴィオラを務める沖田孝司とチェロの雨田一孝である。特に沖田は、演奏行為そのものが、人格の表出に直結している、今日では稀有な存在である。第2ヴァイオリンの釋
伸司は、辻井と同じく、ソロ・コンマスの技量の持ち主であるが、ここでは、ぴったりと辻井に寄り添い、時に、情にさおさせがちになるアンサンブルを、技術的な側面より、引き締めている様は、将に尊敬に値する。
マイ・ハート弦楽四重奏団は、各人、それぞれの有り様を、的確に捉えている理想的な四重奏団と言えよう。これからも、誰一人欠けることなく、末長く活躍されんことを、祈るばかりである。
尚、この度、当四重奏団の発起人であり、「マイ・ハート倶楽部」顧問でもあられる岸田文雄外務大臣より、祝辞をいただき、ライナーノートに掲載させていただいた。
(オタケンレコード 太田憲志) |
<映像>
FUNDACIO VICTORIA DE LOS ANGELES(映像)(DVD PAL)
|
スペインのビクトリア・デ・ロス・アンヘレス財団の自主制作盤の扱いを開始いたします。 |

FVDA 13
( 1DVD PAL + 1CD)
\5000 →\4590
|
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス
ブラバ、ビクトリア!
[DVD]
「ブラバ、ビクトリア!」(マリア・ゴルゲス監督)
カタルーニャ・テレビ放送とスペイン国営テレビ放送の共同制作による、 ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス財団が管理するビデオ、写真等の資料から
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレスの生涯とキャリアをたどるドキュメンタリー
収録時間:60分/音声:カタルーニャ語、スペイン語、英語
字幕:カタルーニャ語、スペイン語、英語、フランス語
【番組制作会社PV】
[CD] 上記番組のサウンド・トラック
モンサルバーチェ(1913-2002):5つの黒人の歌
から 黒人の歌
パリ音楽院管弦楽団 ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮) 録音:1962年
レスピーギ(1879-1936):ストルネッロを歌う女
ポルトガル国立交響楽団 ペドロ・デ・フレイタス・ブランコ(指揮)
録音:1957年6月21日、ライヴ、リスボン、ポルトガル
ファリャ(1876-1946):オペラ「はかなき人生」から
Vivan los que rien
パリ音楽院管弦楽団 ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮) 録音:1962年
ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923):サルスエラ「ラ・テンプラニカ」から
タランチュラ
スペイン国立管弦楽団 ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮)
録音:1967年
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「ラ・トラヴィアータ」から
花から花へ
ローマ・オペラ劇場管弦楽団 ガブリエーレ・サンティーニ(指揮) 録音:1958年
ホセ・パロミノ(1755-1810)/アントニー・バーナード(1891-1963)編曲:長椅子
伴奏者名記載なし(器楽アンサンブル) 録音:1955年
ブラームス(1833-1897):甲斐なきセレナード
ジェラルド・ムーア(ピアノ) 録音:1960年
黒人霊歌/ハリー・タッカー(1866-1949)編曲:時には母のない子のように
ジェフリー・パーソンズ(ピアノ) 録音:1976年
カタルーニャ民謡/ホアキン・ニン・カステリャノス(1879-1949):鳥の歌
パウル・ベルト(ピアノ) 録音:1960年
カタルーニャ民謡/
マヌエル・ガルシア・ムランタ [モランテ]
(1937-)編曲:聖母の御子
ジェフリー・パーソンズ(ピアノ) 録音:1992年
ジャイミ・オヴァリ(1894-1955):青い鳥
シンフォニア・オブ・ロンドン ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮) 録音:1964年
マスネ(1842-1912):
オペラ「マノン」から 彼らの声が甘い恋に誘う時(マノンのガヴォット)
パリ・オペラ・コミーク合唱団&管弦楽団 ピエール・モントゥー(指揮) 録音:1955年
カタルーニャ民謡/マヌエル・ガルシア・ムランタ
[モランテ] (1937-)編曲:船乗り
ジェフリー・パーソンズ(ピアノ) 録音:1992年
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」から
ハバネラ
フランス国立放送管弦楽団 トマス・ビーチャム(指揮) 録音:1960年
プッチーニ(1858-1924):オペラ「ラ・ボエーム」から 私の名はミミ
ビクター合唱団&管弦楽団 トマス・ビーチャム(指揮) 録音:1956年
ワーグナー(1813-1883):オペラ「タンホイザー」から
厳かな殿堂よ
フィルハーモニア管弦楽団 ヴァルター・ジュスキント(指揮) 録音:1950年
ジェニ・サデーロ(1886-1961):エラ・ラ・ヴォ
シンフォニア・オブ・ロンドン ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指揮) 録音:1964年
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「セビリャの理髪師」から
今の歌声は
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 ヴィットリオ・グイ(指揮) 録音:1963年
ラファエル・カリェハ(1870-1938)&トマス・バレラ(1870-1938):さらばグラナダ
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ギター弾き語り) 録音:1961年
エドゥアルド・トゥルドラ [トルドラ] (1895-1962):五月
バルセロナ市パトロナート管弦楽団 アントニ・ロス・マルバ(指揮) 録音:1970年
エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ブラジル風バッハ第5番 から アリア(カンティレーナ)
フランス国立放送管弦楽団 エイトル・ヴィラ=ロボス(指揮) 録音:1957年 |
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ) |
初回限定生産商品につきお早目のオーダーを。当DVDの再生にはPAL対応のプレーヤーが必要です。ご了承ください。(代理店より) |

7/14(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CONTINUO CLASSICS
|
CC777 001
【再発売】
\2400
|
名手ペランによるフランス・ハープ作品集
(1)グランジャニー:子供の時間
(2)ピエルネ:即興的奇想曲
(3)カプレ:フランス風ディヴェルティメント
(4)カプレ:スペイン風ディヴェルティメント
(5)フォーレ:塔の中の王妃 Op.11
(6)フォーレ:即興曲
(7)ルーセル:即興曲
(8)トゥルニエ:ソナチネ |
イザベル・ペラン(ハープ) |
録音:2007年5月21-25日/ベルギー/60’31”、日本語解説付
フランス国立管弦楽団のハープ奏者として活躍しているイザベル・ペランによる19
世紀後半から20 世紀前半のフランスのハープ作品集。
グランジャニー、ピエルネ、カプレ、フォーレ、ルーセル、トゥルニエを収録しました。柔らかく透明感ある音色が美しく響き渡ります。イザベル・ペランはニース音楽院を卒業後、渡米しジュリアード音楽院で研鑽を積みました。
サンフランシスコ交響楽団の団員を務めた後、フランス国立菅のハープ奏者として活躍。現在はエコール・ノルマル音楽院教授も務め後進の指導にも力を入れています。(INTEG
221159 の再発売商品)
|
LIMEN
|
CDVD026 C026
(CD+DVD)
\3100 →\2890
|
迷いのない明るい響き、みずみずしく奏でる女流ピアニスト
クレメンティ:ピアノ・ソナタ ヘ短調 Op.13-6
シューマン:幻想小曲集 Op.12
ワーグナー/リスト:イゾルデの愛の死 S.447
リスト:2つの伝説 S.175 より
第2番「水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」 |
エリザ・ダウリア(ピアノ) |
迷いのない明るい響き、みずみずしく奏でる女流ピアニスト
録音:2014年/ミラノ、リメン音楽スタジオ/限定盤、(DVD)NTSC
16:9、(CD)61’18’’
2013 年にカーネギー・ホールへのソロ・デビューを果たし、すぐに再演も決まった実力派ピアニストのダウリア。オーケストラとの共演も多く、最初にオーケストラと弾いたのは12
歳の時だそう。明快なタッチが作品本来の良さをストレートに伝える演奏で、安定した古典的佇まいが素晴らしいクレメンティ、迷いのないメロディの歌わせ方で詩情を表現するシューマン、明るく解放的な響きで胸のすくような盛り上がりを見せるリストと、どれも魅力的です。
当アルバムは500 セット限定生産で、シリアルナンバー付。DVD
にはCD 収録曲すべての演奏映像と、イタリア語によるインタビュー(字幕:英語)が収録されています。

さらりとモーツァルトのロンド K.511 を弾いてます。
https://youtu.be/gZk4KRU70qg
|
|
CDVD036 C036
(2CD+DVD)
\4400 →\3990
|
ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全曲をフルートで吹き切る!
フルートによるブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集
[CD1]
「F.A.E.ソナタ」より
第3楽章 スケルツォ ハ短調
ソナタ第1番 ト長調 Op.78
[CD2]
ソナタ第2番 イ長調 Op.100
ソナタ第3番 ニ短調 Op.108 |
クラウディオ・フェッラリーニ(フルート)
リッカルド・サンディフォルド(ピアノ) |
録音:2014年/ミラノ、リメン音楽スタジオ/限定盤、(DVD)NTSC
16:9、(CD1)37’42’’、(CD2)48’45’’
ブラームスのヴァイオリン・ソナタをすべてフルートで演奏!「F.A.E.
ソナタ」まで吹く徹底ぶり。ヴィブラートを駆使しメロディをたっぷりと味わいながらフルートで吹き切る、他に類を見ないアルバムです。
クラウディオ・フェッラリーニは1954 年スイス生まれ。モイーズやニコレに学び、数多くのCDをリリースしている世界的フルーティストです。
当アルバムは500 セット限定生産で、シリアルナンバー付。DVD
にはCD 収録曲すべての演奏映像と、イタリア語によるインタビュー(字幕:英語)が収録されています。
|
.
LSO LIVE
|
LSO 0784
(SACD HYBRID)
\2500 →\2290
|
やっぱりゲルギエフは凄い!
ラフマニノフの交響曲第1番の認識が変わる。
(1)ラフマニノフ:交響曲第1 番ニ短調Op.13
(2) バラキレフ:交響詩「タマーラ」 |
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
ロンドン交響楽団 |
録音:2015年2月19日 バービカン・ホール(ライヴ)/Audio
2.0 Stereo、Multi-channel 5.1、61’ 00”
SACD ハイブリッド盤。
ゲルギエフとロンドン交響楽団によるラフマニノフの交響曲シリーズがついに完成。交響的舞曲を含むラフマニノフの大作がゲルギエフの演奏で揃いました。
ゲルギエフの演奏は驚くべき凄さ。交響曲第1
番はラフマニノフの野心作でしたが、1897 年に行われた初演が未曾有の大失敗に終わり、ラフマニノフは重いノイローゼとなり作品は封印されました。
今日録音はかなりあるものの、交響曲第2 番などと比べ甘いメロディもなく、尖った作品のイメージがあります。しかしゲルギエフの演奏は、初めて聴くかのように新鮮。全体にいびつな感じはなく、むしろラフマニノフならではのしなやかで繊細なフレージングが息づいています。
ラフマニノフ独特な推進力に満ちたアレグロも絶妙。ピアノの難しいパッセージ風な楽句も、LSO
の名人芸で曖昧さ皆無の完璧さ。またしばしばゴージャスなサウンドが響き、ラフマニノフの優れたオーケストレーションを再認識させてくれます。
圧巻はフィナーレの長いコーダ。一切ダレることなく、かえって栄光さえ感じさせ感動的。この作品の先入観を一変させてくれます。
カップリングはバラキレフの交響詩「タマーラ」。ゲルギエフの故郷カフカスの音楽素材を用い、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」を先取りするようなオリエンタリズムの世界を描いています。バラキレフ独特のボルテージの高さがゲルギエフにぴったり。めくるめく極彩色の絵巻として楽しめます。

|
.
MUSO
|
|
天才バラーノフ率いる
ダヴィド・オイストラフ弦楽四重奏団CDデビュー
(1)チャイコフスキー:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調Op.22
(2)ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番ハ短調Op.110
(3)同:2つの小品 |
ダヴィド・オイストラフ弦楽四重奏団
【アンドレイ・バラーノフ、
ロディオン・ペトロフ(ヴァイオリン)、
ヒョードル・ベルギン(ヴィオラ)、
アレクセイ・ジーリン(チェロ)】 |
バラーノフ率いる新進団体ダヴィド・オイストラフ弦楽四重奏団、CD
デビュー
録音:2015年7月28-30日/スタジオ4(ブリュッセル)/65’
21”
チャイコフスキーとショスタコーヴィチは、秘密の感情を音楽に秘める共通点がありますが、前者の第2
番と後者の第8 番はそれぞれの特別な作品とされています。
ことにショスタコーヴィチの第8 番は、「ファシズムと戦争の犠牲者に」と捧げながら、実は遺書として書かれたとも言われています。2012
年エリザベート王妃国際コンクールで優勝して注目されたヴァイオリニスト、アンドレイ・バラーノフが同年に結成したダヴィド・オイストラフ弦楽四重奏団は、若手の集団ながら驚くほどの成熟と高い音楽性で要注目。
///////
3年ほど前、春日井でアンドレイ・バラーノフのサロン・コンサートを開いた。
上記ジャケットの右側の熊みたいな人。
年齢とは無関係にすでに大家の風格さえ漂わせる「ふてぶてしい」若者だった。
「すばらしいコンサートをありがとう」と言うと、「私のコンサートはいつもすばらしい」とニコリともせず言い切った。
実はクルレンツィスのすごさを聞いたのはこのバラーノフから。「ヤツは天才」と。・・・バラーノフは、クルレンツィスのムジカ・エテルナで客演コンサート・マスターをやっていたのである。
その後バラーノフ自身もアルゲリッチのルガーノ・フェスティヴァルに顔を出すようになり、次第に頭角を現しつつある。
まだ目立ったソロ・アルバムは出していないが、まずは今回のアルバムでその天才ぶりをじっくり味わいたい。
彼らのサイトはこちら。
http://www.oistrakhquartet.com/-/english/
ベートーヴェンの4番1楽章
https://youtu.be/_ZGv6fiaJAE

|
.
SUPRAPHON
|
|
ネトピル&プラハ放送交響
ヤナーチェクの名作オペラからの組曲集
ヤナーチェク:
(1)歌劇「イェヌーファ」からの交響的組曲
(マンフレート・ホーネック構想、トマーシュ・イレ編曲)
(22’44”)
(2)歌劇「カーチャ・カバノヴァー」からの管弦楽組曲
(ヤロスラフ・スモルカ編曲)(21’55”)
(3)歌劇「運命」からの管弦楽組曲
(フランティシェク・イーレク編曲)(17’09”) |
トマーシュ・ネトピル(指揮)
プラハ放送交響楽団 |
ヤナーチェクのエキスパート、ネトピルが名作オペラからの組曲集を録音!
セッション録音:2015年10月26,27日、11月9-11日/チェコ放送第1スタジオ(プラハ)/62’05”
「ヤナーチェクのエキスパート」の呼び声高いチェコを代表する指揮者のひとりトマーシュ・ネトピル。スプラフォン・レーベルよりグラゴル・ミサ(SU4150)、シンフォニエッタ&タラス・ブーリバ(SU
4131)など、ヤナーチェクの作品をリリースし、いずれも高い評価を得ております。当アルバムではヤナーチェクの名作オペラからの組曲として「イェヌーファ」「カーチャ・カバノヴァー」「運命」が収録されました。いわばハイライトを凝縮した作品ですが、これらの組曲でもチェコの民族色を色濃く感じさせつつも、他の作曲家にも類のないヤナーチェク独特のユニークな音響世界が広がります。
当組曲集ですが、指揮者のマンフレート・ホーネック、フランティシェク・イーレク、作曲家のトマーシュ・イレ、ヤロスラフ・スモルカによる編曲というのも注目で、スモルカ編の「カーチャ・カバノヴァー」は世界初録音となります。活き活きとしたネトピルの指揮に導かれたプラハ放送交響楽団が、これらの作品を鮮やかに演奏しております。
トマーシュ・ネトピル(指揮)
1975 年チェコ生まれ。2002 年フランクフルト・ショルティ国際指揮コンクールで優勝、さらに2010
年には急逝したサー・マッケラスの代役でベルリン・フィルを指揮。この大舞台で見事成功を収め、高い注目を集めました。2007
年に指揮者として初来日し、NHK 交響楽団と共演。また、2012
年3 月に新国で『さまよえるオランダ人』を指揮し日本でも着実に注目度を高めている指揮者の一人です。2009-2012
年までプラハ国民劇場の芸術監督を務め、現在もヨーロッパ各地のオーケストラや劇場に活躍の幅を広げているネトピル。次世代を担う実力派として世界中から注目と期待を集めている逸材です。
旧譜
ネトピル、スマッシュヒットのヤナーチェク管弦楽曲集 |
|
注目の俊英ネトピル
プラハ放送響とのヤナーチェク管弦楽曲集
ヤナーチェク:
(1)シンフォニエッタ
(2)バラード「ヴァイオリン弾きの子供」
(3)交響詩「ブラニークのバラード」
(4)狂詩曲「タラス・ブーリバ」 |
(1)プラハ城警護隊音楽隊
(2)ペテル・ズドヴィハル(Vn Solo)
トマーシュ・ネトピル(指揮)
プラハ放送交響楽団 |
録音:2012 年6 月22-24、29 日&9 月30
日、ルドルフィヌム(プラハ)/68’31”
2012 年3 月に新国で『さまよえるオランダ人』を指揮し、日本でもますますの注目を集めているチェコの俊英指揮者、ネトピルによるヤナーチェク管弦楽作品集。チェコが誇る名門プラハ交響楽団を率い、今回も力強いサウンドを聴かせてくれます。ヤナーチェクがオーケストラのために残した数少ない大規模な作品の中から、「シンフォニエッタ」、「タラス・ブーリバ」といった代表作を4
曲収録。チェコの民族色を色濃く感じさせつつも、他の作曲家にも類のないヤナーチェク独特のユニークな音響世界が、ネトピルの活き活きとした指揮に導かれ、鮮やかに表現されています。
|
|
.
TYXART
|
|
ナターリャ・プリシェペンコようやく登場
シリアス系ヴァイオリン・ソナタの逸品
フィリップ・シャルヴェンカ:
(1)ヴァイオリン・ソナタ ロ短調Op.110
(2)ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.114
(3)組曲Op.99 |
ナターリャ・プリシェペンコ(ヴァイオリン)
オリヴァー・トリェンドル(ピアノ) |
録音:2015年11月/プラネック銅の家(ミュンヘン)/65’
50”、日本語解説付き
フィリップ・シャルヴェンカ(1847-1917) は、魅力的なピアノ曲で知られるフランツ・クサヴァー・シャルヴェンカの実兄で、作曲家として多数の作品を残しています。弟に比べるとアカデミックな作風ながら、室内楽に優れたところを見せています。ヴァイオリン・ソナタは代表作で、嬉しい登場と申せましょう。ブラームスやフランクのヴァイオリン・ソナタの系譜上にある作品で、終始真摯な感情と熟達した書法で感動的。
1973 年シベリア生まれのヴァイオリニスト、ナターリャ・プリシェペンコは1990
年のパガニーニ国際コンクール優勝の実力派。
///////////////////////////////////
ナターリャ・プリシェペンコ・・・
今まで何をしていたのか。。。
ようやくソロ・アルバムで登場。
プリシェペンコ、・・・誰?
あのアルテミス四重奏団のヴァイオリニスト。
正確には「だった」ひと。
アルテミス四重奏団はベートーヴェンの弦楽四重奏曲を10年ほど前からポツポツとリリース。
ところがそいつがすごかった。
まるで気の狂った若者集団。狂犬かあるいは新世紀のパンクロックか。
しかしリリースを重ねるごとにその評価は急上昇。
その異常なキャラクターは一過性のものではないとして、新世紀を代表するクァルテットとして名を残すことになった。
そして彼らが登場したことで「最近の若い弦楽四重奏団は・・・」という年配の音楽ファンの口癖は封印され、彼らに続くハードなキャラクターのクァルテットが続々登場することになった。
彼らは、続く若手団体にとって「あそこまでやっていいんだ」という道標になり、目標となった。
彼らの存在が21世紀の室内楽界を変えたといってもいい。
その演奏は前世紀のものと比べるとその過激さがウリかもしれないが、その弾け飛びそうな生命感だけは20世紀の多くの優秀な演奏団体も敵わないと思う。
さてそのアルテミス四重奏団。
1989年、リューベック音楽大学の学生4人が
結成。
ラサール四重奏団のワルター・レヴィン、アルバン・ベルク四重奏団に師事、1995年にドイツ音楽コンクールで受賞したが、やはり一番大きかったのは第45回ミュンヘン国際音楽コンクール第1位。
このコンクールはなかなか1位を出さないことで知られる、まちがいなく世界最難関のコンクール。そこで彼らは1970年の東京SQ以来の優勝を果たしたわけである。
そんじょそこらの若手楽団でないことはそのエピソードだけでも納得していただけると思う。
で、そんな彼らの自由奔放で個性の塊のようなベートーヴェンの弦楽四重奏曲、・・・そこで圧倒的な存在感を見せ付けていたのが・・・ナターリャ・プリシェペンコだったわけである。
1990 年のパガニーニ国際コンクール優勝の女流奏者。

で、アルテミス(=女神)という名前、そして女将がデーンと居座る感じのこのジャケット・・・
当然店主はアルテミス四重奏団はプリシェペンコが率いている四重奏団だと思っていた。
だからこそのこの個性、この生命力。
ほかの男三人はプリシェペンコ(=女神)のハートを射止めようとがんばっていると勝手に思い込んでいた(ちなみに残念な話だがヴィオラのフリーデマン・ヴァイグレは昨年亡くなった)。
だからこそのこの闘争心、情熱!
ところが・・・
なんとプリシェペンコは、2012年、ラトヴィア出身の女流奏者ヴィネタ・サレイカに変わってしまったのである!
アルテミス四重奏団を抜けてしまったのである!
そんなばかな!!
その後アルテミス四重奏団はそれなりにがんばってはいる。でもプリシェペンコがいる間にアルテミス四重奏団はメンデルスゾーンの6番を録音してくれなかった。
新星アルテミス四重奏団のメンデルスゾーンはすばらしい演奏ではあったが、聴く者の心臓を掴んで握りつぶしてくれるようなことはなかった。
そしてその後プリシェペンコの消息はCDの世界ではまったく聞かなくなっていた。
そのプリシェペンコがドイツの超マイナー・レーベルTYXART
からソロ・アルバムで登場したわけである。
曲はフィリップ・シャルヴェンカ。フランツ・クサヴァー・シャルヴェンカの実兄。
またなんともマイナーなところで来たが、これが彼女のすばらしき復帰作となり、これからも彼女が偉大な活動を続けてくれることを願いたい。
|
|
|
リコーダーによるカンタータ
(1)ハッセ:アルト・リコーダーと通奏低音のためのカンタータ
(2)カリオペ・ツォウパキ (1963-):
夜明け〜無伴奏アルト・リコーダーのための
(3)ファン・エイク:
「またおいで、甘い愛が誘っている」による4つの変奏曲
(4)サッロ:フルート協奏曲ニ短調
(5)ヤジェンプスキ:詩篇17/同95
(6)トルステン・テップ (1965-):2つで
(7)テレマン:アルト・リコーダー協奏曲ハ長調
(8)パーセル:夕べの讃歌 |
タベア・デブス(リコーダー)&
アンサンブル |
デブスの清純な歌ごころに心洗われるひととき
録音:2015年4月/ノイマルクト/73’ 01”、日本語解説付き
1991 年生まれのドイツのリコーダー奏者タベア・デプスは、ロンドン王立音楽アカデミーでパメラ・ソービーに師事。2008
年12 月に来日公演も行っています。
ここではバロックから現代まで、リコーダーを主役としたカンタータ作品が集められています。特筆すべきはデブスの見事な歌ごころ。
資料的にも貴重ながら、ノン・ヴィブラートの清純な音色は一服の清涼剤のように心洗われます。 |
|
|
現代音楽じゃない!
18世紀のボヘミア弦楽音楽作品
(1)アントニーン・カンメル(1739-1784):弦楽四重奏曲変ロ長調Op.7の2
(2)フロリアン・レオポルト・ガスマン(1729-1774):弦楽四重奏曲ハ長調
(3)フランツ・コツワラ(1750-1791):
2つのヴィオラとチェロのためのソナタ ハ長調
(4)アントン・ツィンメルマン(1741-1781):弦楽四重奏曲ヘ長調Op.3の3 |
ソイカ弦楽四重奏団 |
ウィーンやロンドンで活躍したボヘミアの古典派作曲家たち
録音:2015年9月/オーバープファルツ行政管区祝祭ホール(レーゲンスブルク)/61’
30”、日本語解説付き
一見現代音楽のようですが、アントニーン・カンメル(1739-1784)、フロリアン・レオポルト・ガスマン(1729-1774)、フランツ・コツワラ(1750-1791)、アントン・ツィンメルマン(1741-1781)
という古典派。出身はボヘミアながら、ウィーンやロンドンで活躍しました。
プラハ芸術アカデミーの学生で結成されたソイカ弦楽四重奏団は、2015
年に日本公演も果たしています。
|
|
|
レジーナ・チェリ(天の女王)
(1)スリアーノ:ミサ曲「されど我らは」
(2)アイヒンガー:
マリアは昇天されたまいぬ/アレルヤ/
祝せられし胎からよ/主よ、強めたまえ/
突然天より/幸いなるかな天の女王/
天の女王/ミサ曲「祝福されし聖母」
(3)ハラー:聖餐の讃歌Op.16より/クレド
(4)パレストリーナ:ミサ・シネ・ノミネ〜クレド |
ヨーゼフ・ケールハウフル(指揮)
レーゲンスブルク・ヴォーカルゾリステン
レーゲンスブルク・モテット合唱団ほか |
高貴な祈りに感動、名門レーゲンスブルクの宗教合唱の粋を集めたアルバム
録音:2000年、1998年/ドレイファルティグケイツベルク教会(レーゲンスブルク)/68’
55”、日本語解説付き
千年以上の歴史を持つレーゲンスブルクの聖母聖堂参事会教会アルテ・カペレ。19
世紀にはグレゴリオ聖歌やパレストリーナ様式の復興や、それにならった新作創作を鼓舞する「セシリア運動」の拠点となりました。
その伝統を収めた貴重なアルバム。指揮者ヨーゼフ・ケールハウフル在任中の1984
年から2011 年に録音され、驚くほど高度な演奏を堪能できます。 |
|
|
バイエルンのジョージア(グルジア)人たち
(1)イーゴリ・ロボダ(1956-):ヴァイオリン協奏曲Op.126
(2)イムシェル・アスカネリ(1975):
思い出/感傷/ピアノ小協奏曲/ムヘドルリ
(3)フランツ・フンメル(1939-):
たどたどしいバスによる24 のダンス・エチュード |
(1)(2)イラクリ・ツァダヤ(ヴァイオリン)
(2)オリヴィア・フリーメル(ピアノ)
フアド・イブラヒモフ(指揮)
アンサンブル・デラルテ |
ドイツで花開いたジョージア(グルジア)の芸術
録音:2015年10月/ニュルンベルク城会議場/55’
25”、日本語解説付き
旧ソ連邦ジョージア(グルジア)出身の演奏家は、ヴァイオリンのバティアシヴィリやピアノのブニティアシヴィリが人気ですが、ドイツのバイエルン州インゴルシュタットではジョージア室内管弦楽団が人気となっています。
フアド・イブラヒモフの指揮のもと、アンサンブル・デラルテがジョージア出身の作曲家ロボタとアスカネリ、さらに地元出身のドイツ人フンメルの作品を活き活きと奏でています。 |
SIGNUM CLASSICS
|
|
アクセル! 〜
バッハ、ヘンデルとモーツァルトのアリア集 |
アクセル・リクヴィン(トレブル)
ナイジェル・ショート(指揮)
エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団 |
J.S.バッハ:全地よ, 神に向かいて歓呼せよ
BWV.51、私の信仰厚い心 BWV.68/
ヘンデル:
《ヨシュア》HWV.64より Happy, oh thrice
happy we、
《アルチーナ》HWV.34より Chi m'insegna
il caro padre?、Barbara! io ben lo so、
《リナルド》HWV.7より 私を泣かせてください/
J.S.バッハ:《ヨハネ受難曲》BWV.245より
われもまた汝に従い行かん/
ヘンデル:アン女王の誕生日のための頌歌
HWV.74/
J.S.バッハ:御身がそばにあるならば BWV.508/
ヘンデル:
《メサイア》HWV.56より How beautiful
are the feet of Them、Thou art gone up on
high、
《サムソン》HWV.57より Let the bright
Seraphim in burning row/
J.S.バッハ:
マニフィカト ニ長調 BWV.243より そのはしための卑しきをも、
《破れ、砕け、壊て》BWV.205より Angenehmer
Zephyrus/
ヘンデル:《ヨシュア》HWV.64より Oh! Had
I Jubal's lyre/
モーツァルト:
《フィガロの結婚》K.492より
Voi, che sapete che cosa e amor、Non
so piu cosa son, cosa faccio、
《踊れ、喜べ、幸いなる魂よ》K.165より
アレルヤ |
北欧ノルウェーのボーイ・ソプラノ。アクセル・リクヴィンがデビュー!
2003年生まれのノルウェーのボーイ・ソプラノ、アクセル・リクヴィンがナイジェル・ショート&エイジ・オヴ・インライトゥメント管弦楽団との共演でデビュー!
ノルウェー・ナショナル・オペラ&バレエの少年合唱団、オスロ大聖堂の少年聖歌隊で神童ぶりを発揮し、一躍注目を集めたアクセル・リクヴィン。
ナイジェル・ショート&OAEという心強いパートナーに支えられ、バッハ、ヘンデル、そしてモーツァルトの名旋律が純真無垢の歌声で響く。
※録音:2016年1月17日−20日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)

|
|
|
イタリアのヘンデルVol.2
ヘンデル:
《アグリッピーナ》HWV.6より 序曲
《ニシ・ドミヌス》HWV.238より 力ある子らは
《時の悟りと勝利》HWV.46aより Pure del
Cielo
《愛を誓ったからは》HWV.148
ソナタ ト短調 HWV.580より ラルゲット
協奏曲ト長調 HWV.487より アレグロ、アンダンテ
《愛の戦から逃れよ》HWV.102a
《アーチ、ガラテアとポリフェーモ》HWV.72より
Precipitoso nel mar che freme
《夜明けに微笑むあの花を》HWV.200
《もしお前が愛を捨てないなら》HWV.201a |
ソフィー・ベヴァン(ソプラノ)
メアリー・ベヴァン(ソプラノ)
ベンジャミン・ベヴァン(バリトン)
ブリジット・カニンガム(指揮)
ロンドン・アーリー・オペラ |
英国のソプラノ姉妹ソフィー・ベヴァンとメアリー・ベヴァン、そして叔父のベンジャミン・ベヴァンの歌声、存在感が印象的な「イタリアのヘンデル」シリーズ第2巻。
100曲を超えるカンタータやオラトリオ、オペラ、ソナタなど、数多くの傑作を生んだイタリア時代のヘンデルの至芸を、今を輝くベヴァン姉妹の美しき歌声で。
音楽学者でもある鍵盤奏者、ブリジット・カニンガムが率いるロンドン・アーリー・オペラのサウンドと解釈に期待したい。続編が楽しみなシリーズです!
※録音:2013年1月14日−16日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン) |
|
|
ジョン・タヴナー(1944−2013)宗教合唱作品集。
タヴナー:
ミサ・ウェレンシス/主の祈り/愛はようこそと言った/
祈りと応唱(第1部/世界初録音)/詩篇121番/
マニフィカトとヌンク・ディミティス
《コレギウム・レガーレ》/
祈りと応唱(第2部/世界初録音)/アテネのための歌/
プライヤー・フォー・ザ・ヒーリング・オブ・ザ・シック/
ゼイ・アー・オール・ゴーン・イントゥ・ザ・
ワールド・オブ・ライト(世界初録音) |
ウェルズ大聖堂聖歌隊
マシュー・オーウェンス(指揮) |
イギリスの神秘主義者、ジョン・タヴナー(1944−2013)のミサ曲を中心とした、世界初録音を含む宗教合唱作品集。
マシュー・オーウェンスが指揮するウェルス大聖堂聖歌隊は、ボブ・チルコットやジェフリー・バーゴンなどイギリスの近現代作品を得意としており、中でもチルコットの「レクイエム」と「ヨハネ受難曲」は、それぞれの作品の代表盤として高い評価を受け続けている。
※録音:2015年4月29日−30日&5月6日−7日、ウェルズ大聖堂(イギリス) |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<メジャー・レーベル>
.
RCA
|


8887517731-2
(7CD)
\4000→\3690 |
【エミール・ギレリス生誕100年記念リリース】
エミール・ギレリス/
コンプリートRCA & コロンビア・アルバム・コレクション
【CD1】
チャイコフスキー:『ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23』〜
エミール・ギレリス(ピアノ) フリッツ・ライナー(指揮)
シカゴ交響楽団
《録音》1955年10月29日、シカゴ、オーケストラ・ホール
(ステレオ:セッション:音源:RCA)
【CD2】
ブラームス:『ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83』〜
エミール・ギレリス(ピアノ)
フリッツ・ライナー(指揮) シカゴ交響楽団 ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
《録音》1958年2月8日、シカゴ、オーケストラ・ホール
(ステレオ:セッション:音源:RCA)
【CD3】
シューベルト:『ピアノ・ソナタ第17番ニ長調D.850★』〜
エミール・ギレリス(ピアノ)
《録音》1960年1月16〜20日、ニューヨーク、タウン・ホール
(ステレオ:セッション:音源:RCA)
【CD4】
リスト:『ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178』〜
エミール・ギレリス(ピアノ)
《録音》1964年12月24日、ニューヨーク、タウン・ホール
(ステレオ:セッション:音源:RCA)
シューベルト:『ピアノ・ソナタ第14番イ短調
D.784』〜
エミール・ギレリス(ピアノ)
《録音》1964年12月22〜23日, 1965年1月8日
(ステレオ:セッション:音源:RCA)
【CD5】
ショスタコーヴィチ:『ピアノ・ソナタ第2番ロ短調Op.61』〜
エミール・ギレリス(ピアノ)
《録音》1965年1月8日、カーネギー・ホール
(ステレオ:セッション:音源:RCA)
J・S・バッハ:『フランス組曲第5番ト長調BWV816★』〜
エミール・ギレリス(ピアノ)
《録音》1960年2月25日(ステレオ:セッション:音源:RCA)
【CD6】
ショパン:『ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11』〜
エミール・ギレリス(ピアノ)
ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
《録音》1964年12月31日、フィラデルフィア、タウンホール
(ステレオ:セッション:音源:Columbia)
【CD7】
チャイコフスキー:『ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23』〜
エミール・ギレリス(ピアノ)
ズービン・メータ(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
《録音》1979年11月14日、ニューヨーク、リンカーン・センター
(デジタル:ライヴ:音源:CBS)
J・S・バッハ:『前奏曲ロ短調BWV.855』〜
エミール・ギレリス(ピアノ)
《録音》1979年11月14日、ニューヨーク、リンカーン・センター
(デジタル:ライヴ:音源:CBS) |
★ギレリスによる唯一の録音。
|
ダイナミックな打鍵とヴィルトゥオーゾぶりで「鋼鉄のタッチ」と形容されたロシアの巨匠エミール・ギレリス(1916-1985)。
非常に自由に、力強くも精緻で優雅な演奏で知られ、繊細なタッチでコントロールされた美しい弱音の描写、感情漂うロマンチシズムが持ち味です。
当ボックスセットは、ギレリスが1955年〜65年と1979年にRCAおよびコロンビア(CBS)に残した録音を集大成したもので、音楽の情景の流れを察知し、デリケートな柔軟性が特徴的な、ギレリスならではの個性的な演奏ばかりです。
協奏曲では、チャイコフスキーの第1番、ブラームスの第2番、ショパンの第1番というギレリスの十八番が収録されています。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は、最初期のステレオ録音となったライナー&シカゴ響との共演盤と、デジタル初期の1979年にライヴ収録されたメータ&NYPとの録音の2種類を収録しています。
当時シカゴ響の首席奏者だったシュタルケルが第3楽章のチェロ独奏を担ったブラームスのピアノ協奏曲第2番、そしてショパンではオーマンディ&フィラデルフィア管の豊麗なバクアップが光ります。
ソロでは、バッハのフランス組曲第5番、シューベルトのソナタ第14番(世界初CD化)と第17番、十八番だったリストのソナタ、そしてショスタコーヴィチのソナタ第2番など、ギレリスの緻密かつにごりのないピアノ・サウンドが当時のRCAリブン・ステレオの最高の技術によって捉えられています。
各ディスクは、当時のレーベル・デザインを採用し、初出LPのオリジナル・デザインによる紙ジャケットに封入され、クラムシェル・ボックスに収納されています。
オールカラーのブックレットには詳細なレコーディング・データ入りのトラックリストとエッセイが掲載される予定です。
 |
. |


8884307165-2
(12CD)
\4800→\4390 |
【クラウディ・アラウ没後25年リリース】
クラウディオ・アラウ/
コンプリートRCA&コロンビア・アルバム・コレクション
【CD1】
1) モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第5番ト長調K.283』
[録音]1941年2月27日、ニューヨーク,
2) モーツァルト:『ピアノ・ソナタ第18(17)番ニ長調K.576』
[録音]1941年2月25-27日、ニューヨーク,
3) モーツァルト:『幻想曲 ハ短調K.475[初発売]』
[録音]1941年12月15日、ニューヨーク、RCAビクター第2スタジオ,
4) J.S.バッハ:
『インヴェンション第8番ヘ長調 BWV779★』
『シンフォニア第6番ホ長調 BWV792★』
『シンフォニア第15番ロ短調BWV801★』
『インヴェンション第2番ハ短調 BWV773★』
『シンフォニア第2番ハ短調 BWV788★』
『インヴェンション第6番ホ長調 BWV777★』
[録音]1945年2月25日、ニューヨーク、ビクター第1スタジオ,
5) J.S.バッハ:『半音階的幻想曲とフーガ
ニ短調 BWV903★』
[録音]1945年2月25日、ニューヨーク、RCAビクター第1スタジオ(原盤:RCA)
【CD2】
1) ウェーバー:『ピアノ・ソナタ第1番ハ長調Op.24★』
[録音]1941年2月20日、ニューヨーク,
2) ベートーヴェン:『創作主題による6つの変奏曲ヘ長調Op.34』
[録音]1941年2月24-25日、ニューヨーク,
3) ベートーヴェン:『創作主題による15の変奏曲とフーガ
変ホ長調Op.35(エロイカ変奏曲)』
[録音]1941年2月24, 27日、1941年12月18日,ニューヨーク(原盤:RCA)/
【CD3】
シューマン:『ピアノ協奏曲イ短調Op.54』〜
カール・クリューガー(指揮)デトロイト交響楽団
[録音]1944年12月4日、デトロイト・メイソニック・テンプル(原盤:RCA)/
【CD4】
1) R.シュトラウス:『ブルレスケ ニ短調★』,
2) ウェーバー:『コンツェルトシュテュック
ヘ短調Op.79』〜
デジレ・デフォー(指揮)シカゴ交響楽団
[録音]1946年4月13日、シカゴ、シンフォニーホール(原盤:RCA)/
【CD5】
アルベニス:『イベリア第1&2巻★』
[録音]1946年12月18日、1947年8月12,
15, 28日(原盤:コロンビア)/
【CD6】
ドビュッシー:
1)『ピアノのために』L.95, 2)『版画』L.100,
3)『映像第1集』L.110,
4)『映像第2集』L.111
[録音]1949年3月29-31日、1949年7月19日(原盤:コロンビア)/
【CD7】
1) ベートーヴェン:『ピアノ協奏曲第3番ハ短調』Op.37〜
ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1947年12月24日, フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック,
2) ベートーヴェン:『ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」』
[録音]1949年2月17, 25日(原盤:コロンビア)/
【CD8】
ショパン:『24の前奏曲』Op.28(全曲)
[録音]1950年12月27日, 1951年2月5日(原盤:コロンビア)/
【CD9】
リスト:
1) 『ピアノ協奏曲第1番変ホ長調』S.124,
2)『ハンガリー民謡旋律に基づく幻想曲★』S.123〜
ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1952年2月17日, フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック(原盤:コロンビア)/
【CD10】
1) シューマン:『クライスレリアーナ』Op.16
[録音]1946年12月12,16,18日,
2)シューマン:『アラベスク』Op.18
[録音]1947年8月15日(原盤:コロンビア)/
【CD11】
1)ショパン:『アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
変ホ長調』Op.22
[録音]1947年11月8,14日,
2)ショパン:『ワルツ 変ホ長調「華麗なる大円舞曲」』Op.18
[録音]1947年11月14日,
3) ベートーヴェン:『バガテル「エリーゼのために」★』
[録音]1947年12月24日,
4) シューベルト:『アレグレット ハ短調』D.915
[録音]1949年2月25日,
5-6)ラヴェル:『夜のガスパール★』より「オンディーヌ」「絞首台」
[録音]1949年8月16日,
7-11)リスト:『ハンガリー狂詩曲第8, 9,
10, 11, 13番★』
[録音]1951年10月24日, 1951年1月24日,
1952年2月22日、
ニューヨーク、コロンビア30丁目スタジオ(原盤:コロンビア)/
【CD12】
J.S.バッハ:『ゴルトベルク変奏曲BWV988★』
[録音]1942年1&3月(原盤:コロンビア) |
★=アラウによる唯一のセッション録音であることを示す。 |
このボックスは、今年没後25年をむかえるチリ出身の名ピアニスト、クラウディオ・アラウ(1903-1991)が、1941年から1952年にかけて、アメリカのRCAとコロンビアに残した全録音をオリジナル・マスター(ディスクおよびアナログ・テープ)から24bit/96khzリマスターし、CD12枚に収録したものです。
アラウの録音は、何といっても1963年から亡くなるまで続いたフィリップス録音が質量ともに膨大であり、次いで1955年〜62年までのモノラル〜ステレオ初期のEMI録音もアラウ円熟期の姿を伝える名演として何度も再発売されていますが、この1941年〜52年のRCAとコロンビアへの録音はこれまで散発的にCD化されてきただけで、その全貌が伝えられるのは今回が初めてとなります。
これらの録音は、それまでベルリンを本拠に演奏活動を行なっていたアラウが、ナチスの台頭と戦局の悪化のためアメリカに移住し、1941年2月のニューヨーク・タウン・ホールとカーネギー・ホールでのリサイタルで大成功を収め、それ以後ニューヨークを本拠地にしていた時期に行われたもので、ちょうど30代後半から40代後半にかけての壮年期の颯爽たる演奏を聴くことが出来ます。
モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、シューマン、リスト、ドビュッシーなど、アラウの演奏レパートリーの根幹をなし、再録音もある作品では、単なる技巧や華麗さを超越した音楽の本質を見つめるアラウの演奏の特徴が十全に刻み込まれています。協奏曲では、オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団(ベートーヴェン、リスト)、クリューガー指揮デトロイト響(シューマン)、デフォー指揮シカゴ響(シュトラウス、ウェーバー)と共演しています。
またバッハの「インヴェンションとシンフォニア」からの抜粋、ウェーバーのソナタ第1番、シュトラウスの「ブルレスケ」、アルベニスの「イベリア」、なぜか終曲「スカルボ」が録音されなかったラヴェル「夜のガスパール」など、アラウにとって唯一のセッション録音となった作品が含まれているのもポイントです。
意外なところでは、ベートーヴェン「エリーゼのために」、リストのハンガリー狂詩曲5曲なども再録音がなく、貴重なドキュメントといえるでしょう。
また1942年録音のバッハ「ゴールドベルク変奏曲」は、ベルリン時代からバッハ作品をチクルスで取り上げていたアラウの重要なレパートリーであり、アラウ本人の強い希望で録音されました。
しかしアメリカに亡命したランドフスカがRCAに同曲を1945年に録音したため、アラウ本人の希望で発売が見合わされ、1988年になってアラウ承認のもと初めて発売されたといういわくつきの演奏です。
またモーツァルトの幻想曲K.475は初出音源です。
全てオリジナル・マスター(ディスクおよびアナログ・テープ)より、名手アンドレアス・K・マイヤーによって新たに24bit/96khzリマスターが行われています。
各ディスクは、当時のレーベル・デザインを採用し、初出LPのオリジナル・デザインによる紙ジャケットに封入され、クラムシェル・ボックスに収納されています。
オールカラーのブックレットには詳細なレコーディング・データ入りのトラックリストとエッセイが掲載される予定であり、これまでのソニー・クラシカルの「オリジナル・アルバム・コレクション」の高いクオリティでのリリースとなります。
全てモノラル録音、24bit/96khzリマスター
|

7/13(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.
SUPRAPHON
|
SU 4202
(4CD)
\5600 →\5190
|
ミロスラフ・カベラーチ(1908-1979):交響曲全集
CD 1
(1)交響曲第1番 ニ長調 Op.11〜
弦楽とパーカッションのための(1941-42)
(2)交響曲第2番 ハ長調 Op.15〜
大オーケストラのための(1942-46)
CD 2
(3)交響曲第3番 ヘ長調 Op.33〜
オルガン、ブラス、ティンパニのための(1948-57)
(4)交響曲第4番 イ長調 Op.36「カメラータ」(1954-58)
CD 3
(5)交響曲第5番変ロ短調 Op.41「ドラマティカ」〜
ソプラノとオーケストラのための(1960)
(6)交響曲第6番 Op.44「コンチェルタンテ」〜
クラリネットとオーケストラのための(1961-62)
CD 4
(7)交響曲第7番 Op.52(1967-68)
(8)交響曲第8番 Op.54「合唱詩歌.」〜
ソプラノ、混声合唱、パーカッション、オルガンのための
(1969-70) |
マルコ・イヴァノヴィチ(指揮)
プラハ放送交響楽団
プラハ・フィルハーモニー合唱団
パヴラ・ヴィコパロヴァー(ソプラノ)
ルツィエ・シルケノヴァー(ソプラノ)
カレル・ドーナル(クラリネット) |
楽器編成にすぐれたカベラーチの交響曲全集
録音:(3)2012年5月9,10日(I.6’14”+II.5’08”+III.4’46”+IV.4’53”
= 21’03”)、(8)2012年11月21,22日(28’31”)/ルドルフィヌム(プラハ)
(1)2011年3月23-25日(I.13’33” +II.10’37”+III.9’05”
= 33’21”)、(2)2011年3月28-31日(I.14’05”
+II.8’58” +III.14’12” = 37’23”)、(4)2011年9月7-9日(I.6’59”+II.4’21”
+III.7’59”+IV.6’45” = 26’11”)、(6)2011年9月19-23日(I.13’05”+II.7’22”+III.10’03”=30’36”)、(7)2012年5月2-4日(I.7’21”
+II.9’28”+III.5’32” = 22’23”)、(5)2014年12月10-13日(I.12’02”+II.7’30”+III.7’45”+IV.10’49”=
38’13”)/チェコ・ナショナル・シンフォニー・オーケストラ・スタジオ(プラハ)/DDD、3h58’23”
チェコ、プラハ生まれの作曲家、ミロスラフ・カベラーチ(1908-1979)の交響曲全集。
カベラーチはプラハ工科大学で学び、その後にプラハ音楽院で作曲、指揮を学びました。1932
年にチェコ放送の指揮者兼音楽制作のディレクターに就任して以来、長きに渡り同放送の仕事に携わってきました。
作曲家としての本格的な活動は1940 年代からで、1949
年にISCM 音楽祭で交響曲第2 番が演奏されたことにより国際的に知られるようになりました。熟考型ともいえるカラベーチは生涯8
つの交響曲を残しましたが、その多くは創作に時間をかけて仕上げました。
カラベーチの作品は広範な興味の対象から導き出され、チェコにおける古楽の再発見に尽力するとともに、日本、インド、中国の伝統音楽、さらには60
年代以降は電子音楽までおよび、交響曲でも独自の作風を呈し楽器編成もすぐれております。
全8 曲を収録したアルバムとしては世界初の当全集をマルコ・イヴァノヴィチ率いるプラハ放送交響楽団が完成させたのは非常に意義のあるものと言えましょう。

アンチェル&チェコ・フィルによる交響曲第5番「ドラマティカ」第1楽章・・・なかなか熾烈な曲です。
https://youtu.be/-cVQcwexm3c
|
.
TELOS
|
TLS 139
(3CD)
\6900 →\6290
|
フェリクス・ドレーゼケ(1835-1913):ピアノ作品全集
[CD1]
ピアノ協奏曲 変ホ長調 Op.36、
ボイエルデューの「weiBe dame」による幻想曲
Op.8、
幻想的ソナタ 嬰ハ短調 Op.6
[CD2]
2つの演奏会ワルツ Op.4、2つの演奏会ワルツ
Op.5、
ワルツ形式の幻想的小品 Op.3、6つのフーガ
Op.15、
蜃気楼 Op.13、行進曲 WoO.40、
小さな物語 Op.9、ポロネーズ WoO.10
[CD3]
ミニアチュール Op.23、Dammerungstraume
Op.14、
Was die Schwalbe sang Op.21、
Scheidende Sonne Op.44、回想 Op.43 |
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ) |
録音:2002年〜2004年/72’16’、77’11’’、74’54’’
ドイツの作曲家ドレーゼケのピアノ作品を網羅した3
枚組。

|
|
|
ジューコフ・エディションVol.4。
J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第3番 ニ長調 BWV1054
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調
KV488
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 Op.35 |
イーゴリ・ジューコフ(ピアノ、指揮)
新モスクワ室内管弦楽団 |
録音年:記載なし(デジタル録音)/67’43’’
ジューコフ・エディションVol.4。ライヴ録音。 |
|
|
ジューコフ・エディションVol.5。
アレンスキー:チャイコフスキーの主題による変奏曲
Op.35a
チャイコフスキー:弦楽セレナーデ ハ長調
Op.48
ショスタコーヴィチ:室内交響曲 ハ短調 Op.110a |
イーゴリ・ジューコフ(ピアノ、指揮)
新モスクワ室内管弦楽団 |
録音年:記載なし(デジタル録音)/77’41’’
ジューコフ・エディションVol.5。ライヴ録音。 |
|
|
声楽とピアノ2 人ずつで構成されたケージ作品集。
ジョン・ケージ:
「ear for EAR」「3つの歌」「鯨のための連祷」
「18回目の春を迎えたすばらしい未亡人」
「Nowth upon nacht」「ASLSP」
「The Year Begins to Be Ripe」「Experiences
1+2」 |
ケージ・アンサンブル・ハンブルク |
録音年:記載なし(デジタル録音)/61’42’’
声楽とピアノ2 人ずつで構成されたアンサンブルによるケージ作品集。 |
|
|
「Architecture of Time」
ゲオルグ・カッツァー:Exkurs uber die Mechanik(2009)
ジャン=リュック・エルヴェ:4(2012)
シャルロッテ・ザイトヘル:Running Circles(2011)
オリヴァー・シュネラー:Cyan(2011/14)
レジ・カンポ:Eternal Sunshine.1(2009/12) |
ベルリン・ピアノパーカッション |
録音:2011年11月4・5日、2014年8月26・27日/66’15’’
ピアノ2 台とパーカッションを使った現代作品集。演奏者は6
人からなるグループ。 |
|
|
全曲世界初録音。知られざる20世紀音楽。
エゴン・コルナウト(1891-1959):
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.9
アーネスト・カニッツ(1894-1978):
ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 Op.10
フェリックス・ペティレク(1892-1951):
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 |
クリストフ・シッケダンツ(ヴァイオリン)
ベルンハルト・フォグラシュエル(ピアノ) |
録音:2011年/67’23’’
全曲世界初録音。知られざる20世紀音楽。 |
|
|
他の作曲家との共同制作であったとされる、
謎の多いシェルシ作品
ジャチント・シェルシ(1905-1988):
「Pranam I」、「Pranam II」、「Khoom」、
「Riti」、「Okanagon」 |
マリアンネ・シュッペ(声)
ユルグ・ヘンネベルガー(指揮)
アンサンブル・フェニックス・バーゼル |
録音:2004年(「Riti」のみ)、2011年/56’19’’
実は他の作曲家との共同制作であったとされる、謎の多いシェルシ作品。スペクトル楽派にも影響を与えた音世界。 |
|
TLS 195
(2CD)
\4600
|
ミヒャエル・クリスト、ブゾーニとレーガーなどを収録
[CD1]
(1)ブゾーニ:
ショパンの前奏曲ハ短調(Op.28-20)による
自由な変奏曲とフーガ Op.22
(2)レーガー:バッハの主題による変奏曲とフーガ
Op.81
[CD2]
(3)チャイコフスキー:グランド・ソナタ
ト長調 Op.37
(4)ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲
Op.35 |
ミヒャエル・クリスト(ピアノ) |
録音:(1)1972年3月、(2)1974年9月、(3)1974年4月、(4)1973年1月/62’20’’、59’58’’
ミヒャエル・クリストは1946 年リンツ生まれのピアニスト。ブゾーニとレーガーの厳しくも聴き応えのある重厚作などを収録。 |
|
TLS 197
(2CD)
\4600
|
チャイコフスキー「偉大な芸術家の思い出に」などを収録。
[CD1]
(1)メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第2番
ハ短調 Op.66
(2)アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番
ニ短調 Op.32
[CD2]
(3)チャイコフスキー:
ピアノ三重奏曲 イ短調「偉大な芸術家の思い出に」
Op.50
(4)ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番
ホ短調 Op.67 |
チョ・ピアノ・トリオ
〔チョ・ヨンバン(P)、
チョ・ヨンミ(Vn)、
チョ・ヨンチャン(Vc)〕 |
録音:(1)(3)1996年8月、(2)(4)1993年4月/59’41’’、69’50’’
第2 楽章に長大な変奏曲を持つチャイコフスキーの名作、「偉大な芸術家の思い出に」などを収録。韓国の兄弟姉妹トリオによる演奏です。 |
|
|
アンジェイ・モクリによるギター独奏曲集。
(1)ブローウェル:2つのキューバ民謡
(2)ヴィラ=ロボス:ブラジル民謡組曲
(3)ブローウェル:3つのスケッチ
(4)ヒナステラ:ギター・ソナタ Op.47
(5)ハイナー・ライツ:ギターのための12のカプリース |
アンジェイ・モクリ(ギター) |
録音:(1)-(4)1993年4月、(5)1999年5月
ポーランド生まれのギタリスト、アンジェイ・モクリによるギター独奏曲集。ヒナステラ唯一のギター曲にして高い人気を誇るソナタなど。 |
|
|
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
第29番 変ロ長調「ハンマークラヴィーア」
Op.106、
第30番 ホ長調 Op.109 |
エフゲニア・ルビノヴァ(ピアノ) |
録音:2014年/60’59’’ |
|
|
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会
ベートーヴェン:
(1)ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1、
第10番 ト長調 Op.14-2
(2)ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調「熱情」
Op.57 |
(1)エレーナ・コレスニチェンコ(ピアノ)
(2)エフゲニー・ムルスキー(ピアノ) |
録音:2014年/59’53’’ |
|
|
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第7番
ニ長調 Op.10-3
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番
ハ短調「悲愴」 Op.13
(3)タールベルク:ベートーヴェンの思い出
Op.39
|
(1)エレーナ・コレスニチェンコ(ピアノ)
(2)エフゲニー・ムルスキー(ピアノ)
(3)エレーナ・コレスニチェンコ(ピアノ) |
録音:2014年/61’27’’ |
|
|
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会
ベートーヴェン:
(1)ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 Op.7、
第18番 変ホ長調 Op.31-3
(2)ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調 Op.10-2
|
(1)ガヤーネ・サークヤナ(ピアノ)
(2)エフゲニア・ルビノヴァ(ピアノ) |
録音:2015年/65’12’’
※ジャケットの曲目表記に誤りがあります。ご了承下さい。 |
|
|
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会
ベートーヴェン:
(1)ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
(2)ピアノ・ソナタ第2番 イ長調 Op.2-2
(3)ピアノ・ソナタ第5番 ハ短調 Op.10-1
|
(1)ナターシャ・ヴラセンコ(ピアノ)
(2)アレクサンドラ・ノイマン(ピアノ)
(3)エフゲニア・ルビノヴァ(ピアノ) |
録音:2015年/65’55’’
以上5 タイトル、2013-2016 年にヴュルテンベルグ・ザールで行われたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会からのライヴ録音。 |
|
|
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調
「ハンマークラヴィーア」 Op.106、
第30番 ホ長調 Op.109 |
エフゲニア・ルビノヴァ(ピアノ) |
録音:2014年/60’59’’
TLS 188 と同内容。こちらはアーティスト写真を使った紙ジャケット仕様。 |
|
|
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
第7番 ニ長調 Op.10-3、第9番 ホ長調 Op.14-1、
第10番 ト長調 Op.14-2
タールベルク:ベートーヴェンの思い出 Op.39 |
エレーナ・コレスニチェンコ(ピアノ) |
録音:2014年/73’23’’
TLS 189、TLS 190 のコレスニチェンコの演奏をまとめたもの。アーティスト写真を使った紙ジャケット仕様。 |
|
|
ジョン・ウィリアムズ:映画音楽名曲集
「Harry’s Wondrous World」「Olympic Fanfare」
「Jaws Theme」「Fawkes the Phoenix」
「Theme from Superman」「Chamber of Secrets」
「Imperial March」「Gilderoy Lockhart」
「Fluffy’s Harp」「Liberty Fanfare」「Yoda’s
Theme」
「Nimbus 2000」「Hedwig’s Theme」
「Flying Theme from E.T.」「Dobby the House
Elf」
「Indiana Jones March from Raiders of the
Lost Ark」
「Star Wars Main Title」 |
イーヴァン・クライスト(指揮)
コトブス州立劇場フィルハーモニー管弦楽団 |
録音年:記載なし(デジタル録音)/66’58’’
ロサンゼルス生まれ、ラスベガス育ちの指揮者イーヴァン・クライストによるジョン・ウィリアムズの壮大な映画音楽集。コトブス州立劇場フィルは100年以上の歴史を持つドイツのオーケストラです。 |
|
|
3人の作曲家が書いたピアノ・トリオの「第1番」
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1番 ト長調
Op.1-2
ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番
ハ短調 Op.8
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調
Op.99 |
ヨハネス・クライスラー・トリオ
〔クリストフ・シッケダンツ
(ヴァイオリン)、
ホルガー・シュベック(ピアノ)、
マティアス・バイヤー=カルツホイ
(チェロ)〕 |
録音:2014年/78’42’’
3人の作曲家が書いたピアノ・トリオの「第1番」。張りのある音で引き締まった演奏を聴かせます。 |
|
|
20代の若き奏者たち、レーガーやヒンデミットの技巧的な作品
ハイドン:弦楽四重奏曲第76番 ニ短調「五度」
Op.76-2
レーガー:弦楽四重奏曲第2番 イ長調 Op.54-2
ヒンデミット:弦楽四重奏曲第2番 ヘ短調
Op.10 |
アリス四重奏団 |
録音:2015年5月/72’29’’
アリス四重奏団は2009 年結成のドイツのカルテット。20代の若き奏者たちがレーガーやヒンデミットの技巧的な作品をものともせず、嬉々として弾きこなしています。 |
|
|
ヘルマン・ゲッツ、歌うようなロマンティックな旋律
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73
(作曲者編曲によるピアノ4手版)
ヘルマン・ゲッツ:
4手のためのピアノ・ソナタ ト長調 Op.17
クララ・シューマン:4手のための行進曲 変ホ長調 |
ピアノ・デュオ
「アドリエンネ・ソーシュ&
イーヴォ・ハーグ」 |
録音:2015年2月/66’26’’
ヘルマン・ゲッツは1833年生まれ、1897年没。歌うようなロマンティックな旋律が印象的です。 |
CLAM RECORDS
|
|
月の光
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2
《月光》
ショパン:
夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2、
夜想曲第8番変ニ長調 Op.27-2
ブラームス:3つのインテルメッツォ Op.117
ドビュッシー:
アラベスク第1番ホ長調、アラベスク第2番ト長調、
ベルガマスク組曲より《月の光》
スクリャービン:
練習曲変イ長調 Op.8-8、練習曲嬰ヘ長調
Op.42-4
ラフマニノフ:練習曲 《音の絵》 より
ト短調 Op.33-7、前奏曲ニ長調 Op.23-4、
前奏曲変ホ長調 Op.23-6、前奏曲嬰ト短調
Op.32-12 |
ミーシャ・フォミン(ピアノ) |
ロシアのピアニスト、ミーシャ・フォミンはバロック作品からモダン作品まで幅広いレパートリーを持ち、特にロマン派作品の演奏には高い評価を得ている。
当アルバムではベートーヴェンやショパン、ラフマニノフなど、ピアノの主要レパートリーを収録。
アルバム・タイトルでもあるドビュッシーの「月の光」は、フォミンの美しいピアノの音色を堪能することができる。
録音2015年5月の録音。 |
|
|
フレデリック・ショパンから
「ソナタ第3番」と「12の練習曲」
ショパン:
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
12の練習曲 Op.10 |
ミーシャ・フォミン(ピアノ) |
ミーシャ・フォミンが得意とする、ロマン派音楽を代表するフレデリック・ショパンから「ソナタ第3番」と「12の練習曲」を収録。流れるような美しい演奏と解釈が光る。
2011年2月21日−24日の録音。 |
|
|
アトリウム弦楽四重奏団、ショスタコーヴィチ
ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲第9番変ホ長調 Op.117
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.122
ピアノ五重奏曲ト短調 Op.57 |
アトリウム弦楽四重奏団
ミーシャ・フォミン(ピアノ) |
ベルリンを拠点に活動しているアトリウム弦楽四重奏団。2003年にロンドン国際弦楽四重奏コンクール第1位と聴衆賞を獲得。2013年には来日し、チャイコフスキー弦楽四重奏曲全曲演奏会を行っている。
2011年11月17日−20日の録音。 |
LINDORO
|
|
カンタレス |
デル・エスコリアル聖歌隊 |
アストゥリアス民謡(アングロ編):高い所と低い所で/
レオン民謡(アイスプルア編):私の小屋の隣で/
カスティリャ民謡(パドロス編):君はのっぽでやせっぽち
/
コロンビア民謡(リンコン編):ブジェレンゲ/
ガルデル(アンドレオ編):わが懐かしのブエノスアイレス/
バンキエーリ:カプリッチャータと動物たちの対位法/
ジョスカン・デプレ:こおろぎ/
作者不詳:トゥールディオン/
ゲネー(サンチェス編):イタリア風サラダ/
アストゥリアス民謡(サンチェス編):三枚の葉,おかあさん/
ロルカ:四人の騾馬引き/
カスティリャ民謡(プジョル編):私のハンカチで拭いて
/他 |
長い伝統を継承するスペインの聖歌隊!スペインの子供のための民謡を歌う!
1567年創立の長い伝統を誇るスペインのデル・エスコリアル聖歌隊。現在は少年聖歌隊として活動しており、9歳から15歳までの少年たちが所属をしている。
今作はスペインの各所に伝わる子供のための民謡を、少年たちの美しいハーモニーで。 |
|
|
イリアルテの12人の音楽家たち
ホセ・デ・サン・ファン/トマス・ルイス・デ・ビクトリア/
マティアス・ファン・ベアナ/マティアス・ルイス/
ビセンテ・ガルシア・ベルカイル/
セバスティアン・ドゥロン/クリストバル・デ・モラレス/
カルロス・パティニョ/フランシスコ・ゲレーロ/
アントニオ・リテレス/ファン・ペレス・ロルダン/
ホセ・デ・ネブラ |
レヒナ・イベリカ、
ラウラ・カサノバ(指揮)
グラドゥアリア、
シモン・アンドゥエサ(指揮)
|
18世紀、啓蒙主義と新古典主義のスペインの詩人で自身もアマチュア音楽家として活動をしていたトマス・デ・イリアルテ(1750−1791)。彼の作品に登場する12人の音楽家たちの作品集。
イタリアの古楽アンサンブルのレヒナ・イベリカとグラドゥアリアの演奏で。
2015年8月10日−13日の録音。 |
PHAEDRA
|
|
イン・フランダース・フィールズ Vol.90 〜
イェフ・ファン・ホーフ:アート・ソングス |
ヴィルケ・テ・ブルメルストロート
(メゾ・ソプラノ)
ペーテル・ヒイステルツェン(テノール)
ヨゼフ・デ・ベーンハウアー(ピアノ)
アントヴェルピア弦楽アンサンブル
イヴォ・ヴェンコフ(指揮) |
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In
Flanders' Fields)の第90集は、後期ロマン派、またはポスト・モダン派に位置付けられているベルギー、フランドルの作曲家イェフ・ファン・ホーフの歌曲集。
2015年7月3日−4日の録音。 |
.
NAXOS
|

8.573523
\1100 |
ウィリアム・マサイアス:合唱作品集
1.城門よ、頭を上げよ Op.44-2(1969)/
2-5.王を讃えて Op.45(1969)
<天使の王を讃えて/ハレルヤ、わが手元の新たな仕事/
美徳のないバラはない/クリスマスさん>/
6.乾杯のキャロル Op.26-1(1964)/
7.真に神がわれらの父であるとして(1987)/
8-9.マニフィカートとヌンク・ディミティス
Op.53「イエスの礼拝」(1971)/
10.トッカータ・ジョコーサ Op.36-2(1967)/
11.全ての作品があなたを賞賛しなくてはならない
Op.17b(1961)/
12.主への祈り(1992)/13.ルーラへの訓戒(1969)/
14-20.サルヴァトール・ムンディ Op.89(1982)
<第1曲:われらは陽気に/第2曲:素晴らしき謎/
第3曲:この聖餐でわれらは楽しくなる/
第4曲:子守唄/第5曲:スサンニ/第6曲:救い主キリスト/
第7曲:ようこそ、クリスマス> |
ピーター・フォジット(第1ピアノ)…14-20/
マイケル・パパドプーロス(オルガン…1-9.11-13),(第2ピアノ…14-20)/
オーケストラ・ノーヴァ…14-20/
セント・オールバンズ・アビー修道院少女合唱団…1-9.11-20/
レイ・クラーク・オブ・セント・オールバンズ修道院合唱団…1-9.11-13/
トム・ウィンペニー(指揮),(オルガン独奏…10) |
録音 2015年7月20-23日 イングランド ハードフォードシャー,セント・オールバニー大聖堂
イギリス、ホウィットランドのカーマーゼンシャーで生まれたウィリアム・マサイアス(1934-1992)。3歳でピアノを始め、5歳で最初の曲を書き「神童」と呼ばれた彼は、王立音楽アカデミーでレノックス・バークリーに師事し、1968年にはハリエット・コーエン国際音楽賞と、バックス学会賞を受賞。1959年にはウェールズに戻りバンガー大学の講師を務め、1970年から1987年まではバンガー大学の教授を務めました。
オペラ、交響曲、協奏曲をはじめとする多くの作品を残しましたが、その中でも教会のための伝統的な合唱曲が知られており、1981年のチャールズ皇太子の御成婚の際に書いた曲は、テレビを見ていた推定10億人の人々の耳にも届いています。
このアルバムには、マサイアスの最初の作品である「全ての作品が〜」(トラック11)と最後の作品「主への祈り」(トラック12)を中心に、感動的な歌が収録されています。 |
|

8.573528
\1100 |
スクリャービン:ピアノ作品集 第2集
1.演奏会用アレグロ Op.18(1896)/
2.アルバムの綴り 嬰ヘ長調 Op.posth.(1904頃)/
3.アルバムの綴り「モニヘッティ」変イ長調
Op.posth.(1889)/
4.3つの小品 Op.45-1「アルバムの綴り」(1905頃)/
5.4つの小品 Op.56-2「皮肉」(1908)/
6.アレグロ・アパッショナータ Op.4(1892頃)/
7.2つの即興曲 嬰へ短調 Op.10-1(1894)/
8.4つの小品 Op.51-1「たよりなさ」(1906)/
9.2つの即興曲 イ長調 Op.10-2(1894)/
10.4つの小品 Op.56-3「ニュアンス」(1908)/
11.2つの即興曲 ロ長調 Op.14-1(1895)/
12.4つの小品 Op.51-4「やつれの舞曲」(1906)/
13.2つの即興曲 嬰へ短調 Op.14-2(1895)/
14.ワルツ 嬰ト短調 Op.posth.(1886頃)/
15.幻想曲 ロ短調 Op.28(1900頃)/16.フーガ
ホ短調(1891頃) |
リ・ソヨン・ケイト(ピアノ) |
録音 2015年7月11.12日 カナダ オンタリオ,カントリー・デイ・スクール,パフォーミング・アーツ・センター
かの名ピアニスト、スヴャストラフ・リヒテルもこよなく愛した、表情豊かな旋律と洗練された独創性を持つスクリャービン(1872-1915)の数々のピアノ曲。
彼の初期の作品はショパンやシューマン、チャイコフスキーの影響もありますが、しだいに独自の雰囲気を湛えた神秘的な作風に移行、晩年の作品は哲学的な要素も兼ね備えた神聖な音楽へと変貌していきます。
このリ・ソヨンによるピアノ曲集第2集では、比較的初期に書かれたOp.18の「アレグロ」や作品番号を持たない幾つかの1900年以前の作品と、充実した和声を持つ中期のOp.51、Op.56の小品がバランスよく並べられています。
ほんの3分に満たない小品に込められた豊かな情感をお楽しみください。
第1集…8.573527 |
|

8.573529
\1100 |
ユージン・ザドール:聖書三部作
1.クリスマス序曲(1961) クリスマスの喜び‐そりすべり‐キリストの降誕‐憧憬/
2-4.聖書三部作(1943)トーマス・マンに捧ぐ
<ヨーゼフ/デヴィッド/パウル>/
5.大管弦楽のためのラプソディ(1930)/
6.フーガ幻想曲(1958)
※2-6…世界初録音 |
MAVブダペスト交響楽団/
マウリス・スモリジ(指揮) |
録音 2015年9月9-12日 ブダペスト ハンガリー放送
スタジオ22…1-5, 2014年9月11日 ブダペスト
ハンガリー放送 スタジオ6…6
ハンガリーのバータセクで生まれ、1940年代のアメリカで映画音楽の発展に著しく寄与したユージン・ザドール(1894-1977)。NAXOSでは、その民俗色豊かな作品を次々とリリースし、この知られざる作曲家の認知度を高めています。
今回のアルバムにはザドールの作品の中でも最も野心的で色彩的な管弦楽曲である「聖書三部作」と、厳粛な祝祭ムードを湛えた「クリスマス序曲」、他2曲が収録されています。
「聖書三部作」はトーマス・マンが1943年に出版した「ヨーゼフと彼の兄弟」に基づく第1部と、ダヴィデと使徒パウロの物語による第2部、第3部で構成されており、各々の登場人物がオーケストラで的確に描かれています。
比較的初期に作曲された「ラプソディ」はハンガリー風のメロディが満載のユニークな曲。1950年代に書かれた「フーガ幻想曲」は金管楽器とティンパニが活躍する力強い曲です。
【ユージン・ザドール既発アルバム】
8.572548…アリアとアレグロ、子供の交響曲
他/
8.572549…ディヴェルティメント、悲歌と踊り
他/
8.573274…舞踏交響曲、祝典序曲 他 |
|

8.573548
\1100 |
ロドリーゴ:ギター伴奏による歌曲集
1.祝福された羊飼いの少年(1952)/
2.ベツレヘムのキャロル(1952)/3.待機(1952)/
4-10.アントニオ・マチャードとともに(1971)
<第1曲:前奏曲/第2曲:わが心はあなたを待つ/
第3曲:あなたの声、あなたの手/第5曲:夢/
第6曲:子供たちが歌っていた/
第7曲:あなたは覚えていますか?/
第8曲:草原の祭り>/11.船乗りの少年(1938)/
12.小さな鳩(1951)/13.カナリアのフォリア(1958)/
14.ドゥランダルテのバラード(1955)/15.羊飼いの恋の歌(1935)/
16.サッラニッラ(1928)/17.アランフェス、わが思い出(1988)/
18-20.3つのスペインの歌(1951)
<第3曲:セレナーデ/第2曲:アデーラ/
第1曲:ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ>/
21-22. 4つのセファルディの歌(1965)より
<第1曲:われらに答えを/第2曲:私は羊飼いの娘が好き>/
23-24. 4つの恋のマドリガル(1947)より
<第2曲:あなたは私を殺してしまった/
第4曲:お母さん、私はポプラ並木から来ます>
※3-12,16,18,20-24…ギター伴奏編曲:マルコ・ソシアス
世界初録音 |
ホセ・フェレッロ(テノール)/
マルコ・ソシアス(ギター) |
録音 2015年5月9-10日 スペイン アルバセテ,アウディトリオ・デル・コンセルバトーリオ・プロフェッショナル・トマス・デ・トレホン&バラスコ
憂愁に満ちた「アランフェス協奏曲」で知られるスペインの大作曲家ロドリーゴ(1901-1999)。セゴビアやロメロなど数多くの名ギタリストたちからの委嘱作品を作曲し、ギター音楽の普及に貢献した彼ですが、実はギターよりもピアノが得意だったことはあまり知られていません。
このアルバムに収録された彼のキャリアの60年ほどに渡って作曲された美しい歌曲も、そのほとんどはピアノで伴奏するように書かれています。
今回のプロジェクトでは、ロドリーゴの娘セシリアの許諾を得て、そのピアノ伴奏が全てギター伴奏に編曲が施されています。それはまるで最初からギターのために作られたもののようなのには驚くばかり。
もちろんもともとギター伴奏の作品も僅かながらあり、こちらは驚くほど手の込んだ伴奏が付けられた表現力豊かな曲となっています。 |
|


8.573614
(2CD)
\2200 |
THE INTIMACY OF CREATIVITY‐
香港フィルハーモニー管弦楽団とブライト・シェン、5年間の回顧
<CD1>
1-4.シェーンベルク(1874-1951):浄められた夜
Op.4(弦楽合奏版)/
5.ブライト・シェン(1955-):深い赤(2014)/
<CD2>
1.イェン・ミンシュウ 顏名秀(1980-):レゴ・シティ(2011)/
2.マシュー・トマジーニ(1978-):山々…海…ビルディング…木々(2012)/
3.カルロ・マルゲティック(1987-):スヴィタック(2013)/
4.アンディ・アキホ(1979-):21(アコースティック・ヴァージョン)(2014)/
5.スコット・オルドウェイ(1984-):そこには暗闇ではなく光があることでしょう(2015)/
6.アルヴォ・ペルト(1935-):ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌(1977) |
ピウ・チェウン(マリンバ…CD1:2,チャイム…CD2:6)/
マリエル・ロバーツ(vc)…CD1:1-4,CD2:1.4.6/
ノーラン・ペールソン(p)…CD1:5/
アンディ・アキホ(スティール・パン…CD1:4,チャイム…CD2:6)/
ジン・ワン(vn)…CD1:1-4.5,CD2:6.8/
ツァオ・イングナ(vn)…CD1:1-4.5,CD2:5.6/
アンドリュー・リン(va)…CD1:1-4.5,CD2:6/
リチャード・バンピン(vc)…CD1:1-4.5,CD2:2.5.6/
ジアン・シンライ(cb)…CD1:1-4.5,CD2:6/
ミーガン・スターリング(fl)…CD1.5/
マイケル・ウィルソン(ob)…CD1:5/
シェウンファン=クァン(コーラングレ)…CD1:5/
アンドリュー・サイモン(cl)…CD1:5,CD2:1.3.5/
リン・ジアン(hr)…CD1:5/
ベンジャミン・メールモンド(fg)…CD1:5/
ブライト・シェン(指揮)…CD1:1-4.5,CD2:6/
香港フィルハーモニー管弦楽団…CD1:1-4.5,CD2:6 |
録音 2016年5月2-5日 香港サイエンス&テクノロジー大学
CMAレクチャー・シアター
2016年に開催された第44回香港芸術祭の一環として、香港サイエンス&テクノロジー大学で開催されたコンサート「THE
INTIMACY OF CREATIVITY」。中国系アメリカ人の作曲家ブライト・シェンを芸術監督に迎え、毎年斬新な音楽を提示するこのコンサートも5年目の開催となり、これまで毎年発表された「新作」を一挙演奏するというこの試みは、まずブライト・シェン自身の作品「深い赤」と、愛と償い、そして希望を具現化したシェーンベルクの「浄められた夜」が演奏されます。
そして若き作曲家たちの各々の作品が奏され、最後はペルトの「追悼歌」で締めくくられるというもの。香港市内で最も革新的な音楽体験ができる場所として、市民たちも一目置く注目のコンサートをぜひお楽しみください。 |
|

8.573624
\1100 |
フェルナンド・ソル:24の練習曲「進歩的なレッスン」Op.31/6つの小品
1-24. 24の練習曲「進歩的なレッスン」Op.31
<第1番:ハ長調 Andante/第2番:イ短調
Andante/
第3番:ニ長調 Alegretto/第4番:ロ短調
Andante/
第5番:ト長調 Andantino/第6番:ホ短調/
第7番:ホ長調/弟8番:イ長調 Andante/
第9番:ハ長調 Allegretto/第10番:ニ長調
Cantabile/
第11番:ヘ長調 Moderato/第12番:ニ短調
Andante/
第13番:ハ長調 Andante/第14番:ハ長調
Andantino/
第15番:ロ短調/第16番:ニ短調 Moderato/
第17番:ハ長調/第18番:ロ短調 Moderato/
第19番:イ長調 Andante/第20番:イ短調
Andante /
第21番:ヘ長調 Andantino cantabile/
第22番:変ロ長調 Tenpo di Marcia‐Moderato/
第23番:ホ長調「楽章‐宗教的な祈り」/
第24番:ホ長調 Allegretto moderato>/
25-30. 6つの小品 Op.32
<第1番:Andantino/第2番:Walzer/
第3番:Andante pastorale/第4番:Mazurka/
第5番:Andante/第6番:Galop> |
ノーバート・クラフト(ギター)…1-15.17-19/
ジェフリー・マックファーデン(ギター)…16.20-30 |
録音 2009年1月,2012年11月,2013年8月 カナダ
オンタリオ,オーロラ,オッフォード・ホール,グリーン・ルーム
フェルナンド・ソル(1778-1839)は当時の偉大なギタリストの一人であっただけでなく、ギター音楽の作曲家としても「魔笛の主題による変奏曲」を筆頭に優れた作品を書き、「ギターのベートーヴェン」と評されるほど、この楽器の普及のために力を尽くしました。
ソルはギターの演奏技術向上のために6つの練習曲集を遺していますが、現在広く使われているのは、セゴビアが任意に選択した「20の練習曲集」でしょうか。
このアルバムではソルのオリジナルの「24の練習曲」を、共に名手として知られるクラフトとマックファーデンが弾き分けています。もともと12曲ずつの2巻として出版されたこの練習曲は、難易度は初級〜中級程度とされていますが、実際に演奏してみるとかなりの手応えを感じさせるようです。
同時期に書かれた「6つの小品」も技術と音楽表現の向上を目的とした楽しい曲集です。 |
|


8.573628
\1100 |
リース:超絶技巧変奏曲、幻想曲とロンド
1.「ラ・センティネル」の主題による変奏曲
Op.105-1(1822)/
2.夢 Op.49(1813)/
3.「古い高地の若者」による変奏曲 Op.105-2(1822)/
4.シラーの「あきらめ」による幻想曲 Op.109(1822)/
5.コサックの踊りによる変奏曲 Op.40-1(1822)/
6.ロンド「ジプシー風」Op.184(1837頃) |
ミハエル・ツァルカ(フォルテピアノ a'= 430
Hz)
1824年頃 コンラート・グラーフ製(R.J.レジエ復元
NY)…2.4.6,
1815年 ナネッテ・シュトライヒナー製(T&B.ヴォルフ復元
ワシントンD.C.)…3.5,
1800年頃 ヨハン・シャンツ製(T&B.ヴォルフ復元
ワシントンD.C.)…1 |
録音 2014年8月1-2日 US ミネソタ 聖ポール教会
ベートーヴェンの弟子であり親友であったフェルディナント・リース(1784-1838)は、フォルテピアノの解釈と技術にも革新的なアプローチを確立したことで知られています。
1813年から1824年までの、彼がロンドンで過ごした約10年間は彼の最も成功した時代であり、このアルバムに収録された作品のほとんどはこの頃に作曲されたものです。
これらは、当時イギリスで全盛を誇っていた家庭用のフォルテピアノ、「スクエアピアノ」で演奏されることを想定しており、現代のピアノと違って「大きな音が出せない」「音を伸ばすことができない」などの演奏上の問題をカヴァーするための様々な工夫がなされていることも興味深いところです。
このアルバムは、当時の楽器の研究者でもあるミハイル・ツァルカが当時の復元楽器を演奏、シューマンも賞賛したというリースの本質に迫ります。 |
|

8.573658
\1100 |
ヴォーン=ウィリアムズ:映画音楽集
1. 49度線:組曲-第1曲 前奏曲(1940-1941)/
2-8.組曲「あるフランダース農場の物語」(1943)
<第1曲:風の中で旗が揺れる/第2曲:海での夜-旗との告別/
第3曲:古い納屋での夜明け-恋人たちの別れ/
第4曲:ベルギーのカフェ/第5曲:主は彼の運命に直面する/
第6曲:死す男の持ち物/第7曲:さまよえる旗>/
9-16.組曲「沿岸司令部」(1942)
<第1曲:前奏曲/第2曲:/第3曲:ヘブリディーズ諸島/
第4曲:Uボートのアラート/第5曲:夜の離陸/
第6曲:ハドソンのアイスランドからの離陸/
第7曲:雷撃機の戦い/第8曲:終曲>/
17-19.「エリザベスの英国」より3つの肖像(1955)
<探検家/詩/女王> |
RTEコンサート・オーケストラ/
アンドリュー・ペニー(指揮) |
録音 1993年11月16-17日 アイルランド共和国
ダブリン国立コンサートホール MARCO POLO8.223665からの移行盤
近代イギリスを代表する作曲家、ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)は9曲の交響曲を始め、数多くの牧歌的な作品を残し、イギリス市民だけでなく、世界中の聴き手から愛されています。
そんなヴォーン・ウィリアムズですが、映画音楽の分野でも素晴らしい功績を残しています。彼の生涯の後半における数十年は、映画音楽が重要な位置を占めており、なかでも最も知られているのは「南極のスコット」の音楽(後に「南極交響曲」として再編された)でしょう。
ここでは彼の4作の映画音楽を聴くことができます。最初の作品である「49度線」(邦題は「潜水艦轟沈す」)はカナダ海域で英国輸送船団を襲うUボートとの戦いを描いた戦争アクション映画で、迫力ある音楽が全編に渡って展開されます。ここでは前奏曲のみですが、ゴージャスな響きが堪能できます。
「フランダース(ベルギーとも)農場〜」は実際に起こった物語(農場に埋葬された空軍の旗を巡る人間模様)をベースに映画化された作品で、ヴォーン・ウィリアムズは絶妙な雰囲気の音楽を書いています。「沿岸司令部」「エリザベスの英国」、こちらも映像が目に浮かぶような鮮やかな作品です。 |
|

8.573665
\1100 |
マキシミリアン・シテインベルク:受難週間(1923)
1.アレルヤ/2.見よ、花婿がやってくる/
3.婚礼の部屋‐キエフ聖歌/4.婚礼の部屋/
5.栄光の使徒たちは/
6.主人のもてなし‐ズナメニ聖歌/7.主人のもてなし/
8.神秘の晩餐‐ズナメニ聖歌/9.神秘の晩餐/
10.高貴なるヨセフ/11.賢明なる盗賊/
12.お母様、私を嘆かないでください‐ズナメニ聖歌/
13.お母様、私を嘆かないでください/
14.立ちたまえ、おお神よ‐ズナメニ聖歌/
15.立ちたまえ、おお神よ/
16.全ての死を免れぬ肉よ、沈黙せよ |
クラリオン合唱団/
スティーヴン・フォックス(指揮) |
録音 2014年10月28-30日,2015年1月3日,2016年1月13日
USA ニューヨーク,ホリー・トリニティ大聖堂
ロシアの作曲家、音楽教師シテインベルク(1843-1946)はリムスキー=コルサコフの愛弟子であり、1908年には師の娘ナジェージダと結婚し、その作風を受け継いだ人です。
保守的な路線を貫いたため、ほとんどジダーノフ批判にさらされることもなく、1934年から1939年の間にはレニングラード音楽院の院長を務めるなど、近代ソ連の音楽発展に寄与しました。しかし、その穏健さが却って忘れられる原因となり、現在ではほとんどその作品を耳にする機会はありません。
この「受難週間」も長い間楽譜が散逸していた合唱曲で、作曲されたのは1920年から1923年頃と推測されています。スラブ聖歌に基づく無伴奏合唱は、ラフマニノフの「晩祷」を思わせる力強さを備えた感動的な典礼音楽になっています。 |
|

8.573670
\1100 |
期待の新進演奏家シリーズ/
ホアン・カルロス・ビクター(ギター) ギター・リサイタル
1.ダウランド(1563-1626):ファンタジア
P71/
2.ロドリーゴ(1901-1999):祈りと踊り(J.C.ビクター編)/
3.タルレガ(1852-1909):ヴェネツィアの舟歌/
4.タルレガ:マリア/
5.タルレガ:マリエタ/
6.タルレガ:マズルカ ト長調/
7.ダウランド:失われし望みのファンシー/
8.パウロ・リオス・フィリョ(1985-):Repeter‐リピート/
9-12.カステルヌオーヴォ・テデスコ(1985-1968):ソナタ「ボッケリーニの思い出に」
<第1楽章:Allegro con spirito/
第2楽章:Andantino quasi canzone/
第3楽章:Tempo di minuetto/第4楽章:Vivo
ed energico>/
13.ダウランド:告別のファンシー
※世界初録音…8/1.7.13…J.C.ビクターによるトランスクリプション |
ホアン・カルロス・ビクター(ギター) |
録音 2016年1月14-16日 スペイン カステロン・デ・ラ・プラーナ,ロッカウェイ・スタジオ
2015年に開催された「タルレガ国際ギター・コンクール」の優勝者ホアン・カルロス・ビクターのリサイタル・アルバム。彼はブラジルのサルヴァドール(バイーア)で生まれ、バイーア連邦大学のマリオ・ウリョーアのクラスで学士号を取得、2008年にはDAAD(ドイツ学術交流会)の奨学金を獲得し、ニュルンベルク音楽大学に留学。フランツ・ハラーシュに師事し、その後はスイスのルツェルンでも研鑽を積んでいます。
2014年7月にはスイスで最も重要な学術称号を得て、最高ランクの演奏家として認められています。この初アルバムでは、自らがギター用に編曲したダウランドから、ビクターが初演した現代の作曲家フィリョの作品までと多彩なレパートリーと技巧を存分に披露しています。 |
<映像>

7/12(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HAENSSLER
|
|
佐藤俊介も登場!
名手が揃うミュンヘン・バロックゾリステンによる
バッハ作品集
J.S.バッハ:
(1)ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲
ハ短調 BWV1060
(2)合奏協奏曲 イ短調 BWV1044
(3)管弦楽組曲第2番 ロ短調 BWV1067
(4)オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調
BWV1055a |
ミュンヘン・バロックゾリステン
【佐藤俊介(ヴァイオリン)、
ロビン・ミハイル(チェロ)、
アンドレアス・ヘルム(オーボエ)、
カトリーン・ラザール
(ファゴット、オーボエ・ダモーレ)、
アンネ=マリー・ドラゴシツ(チェンバロ)、
ドロテア・ゼール
(指揮、フラウト・トラヴェルソ)、他】 |
俊英、ヴァイオリンの佐藤俊介も全作品に参加!名手が揃うミュンヘン・バロックゾリステンによるバッハ作品集
セッション録音:2015年7月11,12日/聖ベルナール/66’39”
時代楽器の名手が揃うミュンヘン・バロックゾリステンによる協奏曲集。ヴィヴァルディのアルバム(98
034)に続く第2 弾は、バッハを収録しました。
前作同様、今回も全曲に佐藤俊介が参加しております。佐藤俊介はモダン、バロック双方の楽器を弾きこなすヴァイオリニストとして、“多才な若き音楽家”と賞賛を浴びており、バロック・ヴァイオリン奏者としては、ソロはもちろんのことコンチェルト・ケルンおよびオランダ・バッハ協会のコンサートマスターを務めております。
また鈴木秀美率いるオーケストラ・リベラ・クラシカとのライヴ録音ではハイドンのヴァイオリン協奏曲第1
番(ADJ 030)、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第1
番(ADJ 045)をリリースしております。
今回のバッハ・アルバムでも名人集団であるミュンヘン・バロックゾリステンだからこその水準の高い演奏を楽しむことができます。ドロテア・ゼールの歯切れのよい管組、カトリーン・ラザールの雄弁なオーボエ・ダモーレ協奏曲など、美しいソロ・パートも楽しめる充実のアルバムです。 |
|
|
ヘンデル:フルート・ソナタ集
(1)ソナタ ホ短調 HWV359b
(2)ソナタ ト長調 HWV363b
(3)ソナタ ロ短調 HWV367b
(4)ソナタ ニ長調 HWV378
(5)ソナタ ホ短調 HWV379 |
ドロテア・ゼール(フラウト・トラヴェルソ)
ルカ・グリエルミ(チェンバロ) |
名手ドロテア・ゼールが色彩豊かにヘンデルを奏でる!
セッション録音:2009年1月21,22日/マウアーバッハ/48’07”
名手ドロテア・ゼールがヘンデルのフルート・ソナタを収録しました。バッハと並ぶバロック音楽最大の作曲家ヘンデルは、バロック様式の協奏曲、ソナタなど数多くの作品を残しました。これらのソナタは躍動感にあふれた旋律が魅力です。
ドロテア・ゼールはミュンヘン・バロックゾリステンのリーダーをつとめ、これまでにヴィヴァルティの協奏曲集(98
034)、バッハの協奏曲集(HC16006)などをリリースしております。当録音でも溌剌とした解釈が光る好演を披露しております。 |
|
HC 15048
(2CD)
\4100
|
リュート、フルート、チェロ!
アダム・ファルケンハーゲン(1697-1754):Opera
Nuova
[CD1]
協奏曲第1番 ホ長調
協奏曲第2番 イ長調
協奏曲第3番 ニ長調
[CD2]
協奏曲第4番 ト長調
協奏曲第5番 ト短調
協奏曲第6番 変ロ長調 |
ガランテリエ |
リュート、フルート、チェロという珍しい編成による三重奏曲
録音:2015年/カリフォルニア/45’19’’、58’50’’
作品番号もなく単に「新作(Opera Nuova)」というタイトルで伝わるこの曲集は、リュート、フルート、チェロの三重奏という珍しい編成を取っています。
ファルケンハーゲンはバッハと同時代のリュート作曲家。協奏曲となっていますがスッキリした響きの音楽で、ギャラント様式を思わせます。 |
|
|
ピアノと独唱による聴き応えたっぷりのカンタータ
シューベルト:
「若い尼僧」D828、「私のゆりかごの前で」D927、
「こびと」D771、「愛」D210、
「ミニョンの歌」D877よりno.2-4、
「エレンの歌」D837-839
ヴェルディ:
「墓に近寄るな」、「誘惑」、
「孤独な部屋で」、「ジプシー女」
ロッシーニ:
「古風なアリエッタ」、カンタータ「ジョヴァンナ・ダルコ」 |
コルネリア・ランツ(メゾソプラノ)
ステファン・ラウクス(ピアノ) |
ピアノと独唱による聴き応えたっぷりのカンタータ「ジョヴァンナ・ダルコ」も収録
録音:2015年1月9-14日/聖ガブリエル教会(ミュンヘン)/77’41’’
コルネリア・ランツはシュトゥットガルトとニューヨークで声楽を学んだドイツのメゾソプラノ。ソリストとし活躍し、M.
ホーネックやA. フィッシャーとも共演しています。
「アヴェマリア」D839 を含むシューベルトの美しい歌曲の数々や、20
分弱を要し、ピアノ伴奏とは言えまるでオペラの一幕を思わせるロッシーニのカンタータ「ジョヴァンナ・ダルコ」などを収録した、歌を聴く魅力にあふれた1
枚です。 |
|
|
多才なソプラノ歌手が聴かせる
美しいラフマニノフ |
ユリヤ・スクマノワ(ソプラノ)
エレーナ・スクマノワ(ピアノ) |
ラフマニノフ:歌曲集
「美しい人よ、私のために歌わないで」Op.4-4、「夢」Op.8-5、
「私は悲しい恋をした」Op.8-4、「わが子よ、お前は花のように美しい」Op.8-2、
「春の洪水」Op.14-11、「彼女は真昼のように美しい」Op.14-9、
「あなたは皆に愛される」Op.14-6、「私はあなたを待っている」Op.
14-1、
「私の胸のうちに」Op.14-10、「昔から恋には慰めは少なく」Op.14-3、
「私を信じるな、わが友よ」Op.14-7、「小鳥」Op.14-2、「私は彼女の家に行った」Op.14-4、
「おお悲しまないで」Op.14-8、「時は来た」Op.14-12、「私の窓辺に」Op.26-10、
「リラの花」Op.21-5、「ミュッセからの断片」Op.21-6、「夜は悲しい」Op.26-12、
「子供たちに」Op.26-7、「ひなぎく」Op.38-3、「ねずみ捕りの男」Op.38-4、
「すべては過ぎ去り」Op.26-15、「おーい!」
Op.38-6 |
録音:2015年/ハンブルク/57’37’’
ユリヤ・スクマノワはもともとピアノと作曲を学び、後に声楽家へ転向した経歴を持つドイツのソプラノ。ロシアの自然から多くのインスピレーションを受けて曲を書き、偉大なピアノ演奏家としても名を残したラフマニノフのロマン香る美しい歌曲集を幅広い視点から捉え巧みに歌います。 |
. |
|
激烈!醜悪!
ファイ&ハイオウ・チャン
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 KV.466
(2)ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 KV.467 |
ハイオウ・チャン(張海鴎)(ピアノ)
トーマス・ファイ(指揮)
ハイデルベルク交響楽団 |
鬼才ファイによるアグレッシブなモーツァルト!期待の星、ハイオウ・チャンを迎えた協奏曲アルバム
セッション録音:(1)2012年5月21日、(2)2010年7月7日/ルドルフ・ヴィルト・ハレ(エッペルハイム)/58’30”
アグレッシブな指揮ぶりが冴えわたるトーマス・ファイ&ハイデルベルク交響楽団。今回は若手期待の星ハイオウ・チャン(張海鴎)を迎えてモーツァルトのピアノ協奏曲第20
番と21 番を収録しました。
中国出身でヨーロッパの音楽ファンを虜にしつつある若手ピアニスト、ハイオウ・チャンは、北京中央音楽学院に学び、2002
年からはハノーファー高等音楽学校でベルント・ゲツケに就いて研鑽を積みました。キエフで行われたウラジーミル・ホロヴィッツ国際ピアノコンクールで銀メダル、中国国立ピアノデュオ・コンクール金メダルなど輝かしい受賞歴も誇ります。ヘンスラー・レーベルよりリリースされているリスト・アルバム(98
625)では圧倒的なテクニックを披露し話題となりました。
このアルバムではファイとハイオウ・チャンの火花散る掛け合いが魅力。エキサイティングなモーツァルトをお楽しみいただけます。
覚えているだろうか・・・2年前の「ハイデルベルク交響楽団自主製作盤」でオススメしたこのアルバムのことを・・・。
店主が煽ったこともあり大ベストセラーとなったあのアルバム。
激烈!醜悪!
ハイオウ・チャンのモーツァルト:ピアノ協奏曲第20,21番
そのハイオウ・チャンのアルバムがHaensslerから発売になった。
前回お見逃しの方はぜひこの機会に。
///////////////////
(そのときのコメントから)
「ひどい!」とか言ってCDをたたきつける人もいるだろうか。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20,21番。
おそらく過去に聴いたすべての同曲の演奏でもっとも過激で激烈。
人によっては狂喜乱舞、人によっては激昂昇天するかもしれない。
しかしここまでやってこそのファイ。
聴いたことのない旋律やテンポで聴くものを惑乱させ躊躇させ楽しませる。
オケの連中もそのあたりはよく分かっていて、というかやつらも間違いなく同じ穴のムジナで、ファイ同様の華麗で下品な技をソロ部分でも次々と繰り出してきて聴いてるこっちを仰天させる。
こいつらは田舎のチンドン屋か。最高の。
そしてピアノがまたすごい。
因縁のHAENSSLERからものすごいリストのソナタをリリースしたハイオウ・チャン。
ホロヴィッツ・コンクールで銀メダル獲ったのは伊達じゃない。
しかもテクニックも桁外れだが、ファイ&ハイデルベルク響に一歩も引けを取らない存在感。
たとえば第20番終楽章でファイ&ハイデルベルク響が「さーーー!!!いけよーーーー!」と煽りに煽ってピアノ部分にバトンを渡すも、チャンは「何勝手にやってんの、オレがテンポは決める」とでも言わんばかりにそれまでのテンポを無理やり変えてしまう。
まさに鬼才対決。
いいじゃないですか。
79号大型更新の目玉の中で最高に楽しませてもらった1枚。これは買いです。
その第20番終楽章がまるまる聴けます・・・どうぞ。https://soundcloud.com/haiou-zhang/mozart-piano-concerto-kv466-iii-allegro-assai すごいです。ムチャやってます。カッコいいです。
|
|
|
|
ドイツ俊英チェリスト、ラドゥティウの協奏曲アルバム
(1)ハイドン:チェロ協奏曲第1番 ハ長調Hob.VIIb-1
(2)モーツァルト(カサド編曲):チェロ協奏曲
ニ長調
(原曲:ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K.447)
(3)C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲 変ロ長調
Wq.171 H.436 |
ファレンティン・ラドゥティウ(チェロ)
ステファン・フルフト(指揮)
ミュンヘン室内管弦楽団 |
カサド編のモーツァルト作曲ホルン協奏曲のチェロ版も収録!ドイツ俊英チェリスト、ラドゥティウの協奏曲アルバム
セッション録音:2015年1月9-12日/ミュンヘン/68’38”
ドイツの俊英チェリスト、ファレンティン・ラドゥティウがハイドン、モーツァルト、C.P.E.
バッハの協奏曲を録音しました。ラドゥティウは1986
年ミュンヘン生まれ。6 歳よりチェロを始め、これまでにC.
ハーゲン、H. シフ、D. ゲリンガスら名手に師事。2008
年にはカール・ダヴィドフ国際コンクールで第1
位と特別賞を同時受賞したほか、国内外問わず数々のコンクールで輝かしい受賞歴を誇り、名実ともにドイツ屈指の実力派として注目を集めています。これまでにヘンスラー・レーベルよりチェロとピアノのための作品全集(98
021)やラロ、マニャール、ラヴェルのアルバム(98
654)など20 代にして意欲的なアルバムをリリースしてきました。このディスクではハイドン、C.P.E.
バッハというチェロ協奏曲の王道作品にガスパール・カサドが編曲したモーツァルトのホルン協奏曲第3
番のチェロ編曲版もも収録。雄弁な語り口でこれらの名作を演奏しております。
|
CLAM RECORDS
|
|
変奏曲集
バッハ=ブゾーニ:
シャコンヌ ニ短調
(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ
BWV.1004より)
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲 Op.35
シューマン:交響的練習曲 Op.13
バラキレフ:東洋的幻想曲 《イスラメイ》 |
ミーシャ・フォミン(ピアノ) |
ロシア出身の名ピアニスト、ミーシャ・フォミンは、伝説の教師ゲンリヒ・ネイガウスの系譜を受け継ぎ、ロシアからヨーロッパ、北米で活躍。バロックから現代音楽まで広いレパートリーを誇るが、特にロマン派のパフォーマンスに定評のあるヴィルトゥオーゾ。
フォミンの自主レーベル第3弾は、ブゾーニ、ベートーヴェン、シューマン、バラキレフの変奏曲集。
録音:2009年10月5日−12日、ロシア |
|
|
展覧会の絵
ラヴェル:水の戯れ(鏡)
ドビュッシー:
ヒースの茂る荒れ地(前奏曲集第2巻より)
月の光が降り注ぐテラス(前奏曲集第2巻より)
スクリャービン:
練習曲 Op.2-1、練習曲 Op.8-1、練習曲
Op.8-2、
練習曲 Op.8-4、練習曲 Op.8-5、練習曲
Op.8-11
ムソルグスキー:展覧会の絵 |
ミーシャ・フォミン(ピアノ) |
ミーシャ・フォミンの自主レーベル第2弾は、ムソルグスキーの「展覧会の絵」のほか、ラヴェルやドビュッシー、スクリャービンの美しい作品が並ぶ。
録音:2008年5月26日−29日、ロシア |
|
|
ラ・カンパネッラ
ベートーヴェン:
ロンド・ア・カプリッチョ ト長調 Op.129(失われた小銭への怒り)
ショパン:
練習曲第3番ホ長調 Op.10-3《別れの曲》、
練習曲第12番ハ短調 Op.10-12《革命》、
練習曲第19番嬰ハ短調 Op.25-7
ショパン=リスト:いとしい娘(6つポーランドの歌
Op.74より)
ヴェルディ=リスト:リゴレット(演奏会用パラフレーズ)
リスト:ジュネーヴの鐘
パガニーニ=リスト:ラ・カンパネッラ(パガニーニの主題による大練習曲より)
リスト:ハンガリー狂詩曲第13番/瞑想曲
Op.72-5
ドビュッシー:音と香りは夕暮れの大気に漂う
プロコフィエフ:伝説(ピアノ小品 Op.12より)
スクリャービン:練習曲変ニ長調 Op.8-10
ラフマニノフ:練習曲《音の絵》より Op.39-6(赤頭巾と狼) |
ミーシャ・フォミン(ピアノ) |
ミーシャ・フォミンの自主レーベル第1弾。「ラ・カンパネッラ」や「革命のエチュード」、「失われた小銭への怒り」、「リゴレット・パラフレーズ」など、華麗でヴィルトゥオージックなプログラム。
録音:12月3日−5日、オランダ |
HARP&COMPANY
|
|
フランスのハープ・スクール Vol.4
ガブリエル・フォワネ:
ハープとヴァイオリンのためのソナタ第1番ハ短調
ハープとヴァイオリンのためのソナタ第1番変ロ長調
Op.3
ジャン=ダヴィド・エルマン:
ハープ協奏曲第1番ヘ長調 Op.9
ハープ協奏曲第2番変ロ長調 Op.10 |
ラシェル・タリトマン(ハープ)
ダニエル・ルーベンシュタイン
(ヴァイオリン)
アンサンブル・アルペジオ |
フランスのハープ作品集の第4集は、マリー・アントワネットのピアノ教師として知られるフランスの音楽家、ジャン=ダヴィド・エルマン(ca.1760−1846)のハープ協奏曲。
ハープ奏者や教育者として活躍したガブリエル・フォワネ(1790−?)は、同じく音楽家のシャルル=ガブリエル・フォワネ(1750−1823)の息子。ここに収録された2つのソナタは、ハープが伴奏ではなく、ヴァイオリンと平等に活躍する作品。 |
LAWO CLASSICS
|
LWC 1096
(SACD HYBRID)
\2800→\2600
|
スイート・ライフ
フィリドール、マレ、オトテール、
シェドヴィル、クープランらの作品による組曲集 |
ベルゲン・バロック |
フランス王宮の優雅な音楽
リコーダーのフローデ・トゥーシェン、ヴィオールのマルック・ルオラヤン=ミッコラなどの実力者たちが名を連ねるベルゲン・バロックは、1994年に創設された北欧ノルウェーを代表するピリオド・アンサンブル。
ベルゲン・バロックのラウォ(LAWO)第2弾は、マラン・マレ、クープラン、フィリドール、オトテールなど、太陽王ルイ14世の宮廷に響いた優雅で洒脱な音楽を再現。
ベルゲン音楽院とストックホルム王立音楽アカデミーでリコーダーと作曲を学び、ベルゲン・バロックの創設メンバーとなったフローデ・トゥーシェンのリコーダーの優美な音色には一聴の価値あり。
録音:2014年2月7日−10日、ヴォクスダル教会(ノルウェー) |
SYRIUS
|
|
J.S.バッハ:オルガン作品集Vol.10
前奏曲とフーガ ト長調 BWV.541
コラール・パルティータ《ようこそ、慈悲あつきイエス》BW.768
前奏曲とフーガ ロ短調 BWV.544
コラール 《われ汝に別れを告げん》 BWV.736
コラール 《われ汝に別れを告げん》 BWV.415
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.548
コラール 《イエス、わが信頼》 BWV.728
コラール 《イエス、わが信頼》 BWV.365
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.547 |
ヘルガ・シャウエルテ(オルガン) |
パリでナディア・ブーランジェに学び、パリのドイツ・ルター派教会でオルガニストを務めてきた女流オルガニスト、ヘルガ・シャウエルテのバッハ第10巻。ドイツ、バルドヴィック大聖堂のシェッケ・オルガンを使用。
録音:2015年9月、ドイツ |
.
NAXOS
|


8.573518
\1100 |
マリン・オールソップ指揮&サンパウロ響
プロコフィエフ:交響曲 第6番&ワルツ組曲
1-3.交響曲 第6番 Op.111(1945-1947)
4-9.ワルツ組曲 Op.110(1946-1947)
<第1曲:出会った時から/第2曲:宮殿にて/
第3曲:メフィスト・ワルツ/第4曲:お伽話の終わり/
第5曲:大晦日の舞踏会/第6曲:幸福> |
サンパウロ交響楽団/
マリン・オールソップ(指揮) |
録音 2015年4月15.18.20日…1-3, 2015年4月24.25.27日…4-9
ブラジル サラ・サン・パウロ
オールソップ&サンパウロ交響楽団のプロコフィエフ・シリーズ第5弾。1947年に完成、初演された交響曲第6番は、1945年に初演された第5番における「勝利への賛歌」に対する反論のような作品で、戦争の犠牲を描いた極めて難解な内容を持っています。
当時、体調が悪化していたプロコフィエフ(1891-1953)の心情も反映されたこの曲、ムラヴィンスキーの指揮による初演翌年にはジダーノフ批判(当時の前衛芸術に対する統制)にさらされてしまい、結局、長期間に渡って演奏の機会を失ったことも、曲の理解を妨げる原因となっています。
オールソップの緻密な指揮は、抒情的な部分と攻撃的な部分をバランス良く表現しています。同じ年に初演された「ワルツ組曲」は、自身のオペラやバレエから採られた6つのワルツをまとめたもので、憂鬱な雰囲気を持ちながらも親しみやすい曲集です。 |
|


8.573351
\1100 |
ブルーノ・ワルター:ピアノ五重奏曲/ヴァイオリン・ソナタ
1-3.ヴァイオリン・ソナタ イ長調(1908)
<第1楽章:Allegro con espressione/第2楽章:Andante
serioso/
第3楽章:Moderato>/
4-7.ピアノ五重奏曲 嬰へ短調(1904)
<第1楽章:Mit gros Energie‐大いなる力を持って/
第2楽章:Ruhig und heiter‐静かに、穏やかに/
第3楽章:Geheimnisvoll bewegt‐神秘的に動いて/
第4楽章:Feurig‐炎のように> |
エカテリーナ・フロローヴァ(ヴァイオリン)…1-3/
佐藤麻理(ピアノ)…1-3/
パトリック・ヴィーダ(第1ヴァイオリン)…4-7/
リディア・ペールストルファー(第2ヴァイオリン)…4-7/
シビレ・ホイスル(ヴィオラ)…4-7/
ステファニー・フーバー(チェロ)…4-7/
レ・リュー(ピアノ)…4-7 |
録音 2013年5月10日…1-3, 2012年12月17日…4-7
オーストリア,ウィーン音楽・演劇大学 ヨーゼフ・ハイドン・ホール
20世紀を代表する名指揮者ワルター(1876-1962)は、ベルリンの音楽院を卒業後、ハンス・フォン・ビューローの演奏を聴いて指揮者になることを決意、ケルン市立歌劇場を経てハンブルク歌劇場に移った時に、生涯尊敬することになるマーラーと出会います。
作曲家としても極めて高い能力を持っていたワルターですが、その作品にも恩師の影響がはっきりと感じられます。
とりわけピアノ五重奏曲には、後期ロマン派特有の濃厚な和声が認められます。とは言え、1908年に作曲されたヴァイオリン・ソナタはワルターの最後の室内楽作品でもあり、独自の語法によるユニークな作品となっています。
『20世紀ウィーンで指揮者として活躍したブルーノ・ワルター。音楽の再創造者としてではなく創造者として、彼自身の言葉が音に込められた数少ない作品の一つです。
滅多に演奏される事のない曲ですが、当時の彼を取り巻く環境を感じることができ、繊細ながらも華やかでエネルギーに満ちたこの作品を、多くの人に聴いて頂きたいと思います。』
(ピアニスト:佐藤麻理) |
|


8.573376
\1100 |
J.S.バッハ:フルートとハープシコードのためのソナタ集
1-3.フルート・ソナタ ロ短調 BWV1030
4-6.フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV1031
7-9.フルート・ソナタ イ長調 BWV1032
10-13.フルートと通奏低音のためのソナタ
ハ長調 BWV1033
14-17.フルートと通奏低音のためのソナタ
ホ短調 BWV1034
18-21.フルートと通奏低音のためのソナタ
ホ長調 BWV1035 |
パウリーナ・フレッド(フルート)/
アーポ・ハッキネン(ハープシコード…1-17.クラヴィコード…18-21) |
録音 2015年3月5-6日,5月4-5日 フィンランド,ヴィーチ教会
【この録音に使用された楽器】
フルート:
マーティン・ウェナー製(パランカ復元モデル)(2011年)…BWV1030-1034
クレア・スーベイラン製(ロッテンブルク復元モデル)(2006年)…BWV1035
ハープシコード:
フランク・ルトコフスキ&ロバート・ロビネッテ製(ハース復元モデル)(1970年)…BWV1030-1031.1034)
マーティン・ケイサー製(イタリア・オリジナルの復元モデル)(2011年)…BWV1032
リュート・ハープシコード:
ヨンテ・クニフ&ユッカ・オリッカ製(2014年)…BWV1033
クラヴィコード:
イルジ・ヴァイコウカル(シャイドマイヤー復元モデル)(2010年)…BWV1035
J.S.バッハ(1685-1750)の6曲の「フルートとハープシコードのためのソナタ」は非常に有名ですが、その起源については数多くの議論がなされています。
またBWV1032の第1楽章の一部は消失しているため、演奏する時には後世の人によって修復された楽譜が使われることになります。
さらに、現在ではBWV1031とBWV1033はバッハ以外の作曲家(恐らく彼の息子)の作品であると考えられており、すでに「バッハの作品」としてその位置を確立しているBWV1031の第2楽章のあの美しい「シチリアーノ」も、本当はバッハの作品ではないのです。
またBWV1033から1035までの3曲は、もともと無伴奏フルートに通奏低音が添えられたものとも言われていますが、こちらもフルートの華麗な旋律が広く愛されています。
どの曲も出典に謎の多い作品ではありますが、完成度は非常に高く、フルート奏者たちのこの上なく大切なレパートリーとなっています。曲によって変えられた楽器の響きの違いにも注目してください。
主役はパウリーナ・フレッドですが、
アーポ・ハッキネンについてご紹介しておきましょう。 |
|
ハッキネン&ヘルシンキ・バロック・オーケストラ
アグレル:管弦楽作品集
シンフォニア イ長調/ヴァイオリン協奏曲ニ長調/
チェンバロとフルートのための二重協奏曲ロ短調/
シンフォニア ニ長調/オーボエ協奏曲変ロ長調/
シンフォニア変ホ長調 |
ヘルシンキ・バロック・オーケストラ
アーポ・ハッキネン(ディレクター&チェンバロ)
シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(ヴァイオリン)
パウリーナ・フレッド(フルート)
ヤス・モイシオ(オーボエ) |
ユーハン・ユアキム・アグレル(1701−1765)は、マクシミリアン公からの招きを受けドイツのヘッセンに渡り、その後イギリス、フランス、イタリアなどを巡ったスウェーデン生まれの後期バロックの作曲家。
この管弦楽作品集で聴くことが出来るギャラント様式の華麗で優雅なパッセージは、故郷のスウェーデンを離れドイツを活躍の場としたアグレルの音楽の魅力である。北欧フィンランドのヘルシンキが育んだバロック・オーケストラの巧さにも古楽ファン要注目。2008年9月、エスポー(フィンランド)での録音。 |
AEOLUS
AE-10057
(SACD HYBRID)
\3100→\2790
|
ハッキネン&ヘルシンキ・バロック・オーケストラ
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集Vol.1
チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052
チェンバロ協奏曲第2番ホ長調BWV.1053
チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056
イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971 |
アーポ・ハッキネン(チェンバロ)
ヘルシンキ・バロック・オーケストラ |
北欧の名手アーポ・ハッキネンのJ.S.バッハ!共演はヘルシンキ・バロック・オーケストラ!
ヘルシンキ出身の名手アーポ・ハッキネンとヘルシンキ・バロック・オーケストラのコンビによるJ.S.バッハの「チェンバロ協奏曲集Vol.1」!
アスペレン、アンタイ、ファン・デルフト、レオンハルトといった錚々たる名匠たちから古楽奏法を学んだハッキネンは、北欧フィンランドが誇るワールドクラスの古楽系鍵盤奏者。
イタリアの名ヴァイオリニスト、リッカルド・ミナージを擁するヘルシンキ・バロック・オーケストラとのバッハが、北欧の古楽の充実する"現在"を聴かせてくれる。2010年5月の録音。 |
|
AEOLUS
AE-10067
(SACD HYBRID)
\3100→\2790
|
天才ハッキネン、バッハ第2弾ついに登場!
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集 Vol.2
チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV.1054
チェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV.1055
チェンバロ協奏曲第6番ヘ長調 BWV.1057
幻想曲ハ短調 BWV.906
W.F.バッハ:協奏曲ト長調 Fk.40
|
アーポ・ハッキネン(チェンバロ)
ヘルシンキ・バロック・オーケストラ |
北欧の名手アーポ・ハッキネン&ヘルシンキ・バロック・オーケストラのJ.S.バッハ第2弾!
アスペレン、アンタイ、ファン・デルフト、レオンハルトといった錚々たる名匠たちから古楽奏法を学んだ、ヘルシンキ出身のチェンバロ奏者、アーポ・ハッキネン。
1998年にブルージュ国際チェンバロ・コンクール入賞、NDR特別賞などの受賞歴を誇り、北欧フィンランドが誇るワールドクラスの古楽系鍵盤奏者として輝かしいキャリアを歩んでいる。
共演は北欧随一のピリオド・オーケストラである、ヘルシンキ・バロック・オーケストラ。ハッキネン自身が芸術監督を努めており、大バッハと長男のヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710−1784)の協奏曲を披露。北欧古楽界の名手、ハッキネンの手腕が光る
J.S.バッハのチェンバロ協奏曲集Vol.2の登場です!
2011年&2010年の録音。
|
<店主より>
ようやく出た、ハッキネンのバッハ続編。
アグレルを聴いた段階でただものでないことはわかっていたが、バッハで確信に変わった。
突き刺すようにシャープで、痛いほどに繊細なバッハ。キリキリと脳髄を締め付けてくる、こんなバッハが存在するとは。
しかも今回の第2弾では今店主が密かに注目しているヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの作品を入れてきた!大バッハに最も期待されながらもっともその期待を裏切った放蕩息子。その隠れた才能をハッキネンなら再発見してくれるはず。
惜しむらくはレーベルがAEOLUS。このレーベル、とにかくすぐに入手不能になる。どうか後で後悔する事のないよう。
これは2013年スオメンリンナ音楽祭で7月に行われたときのバッハの映像。素人録画だが彼らの自由な感性が味わえると思う。
http://www.youtube.com/watch?v=vXElRtfTpT4

NAXOSのアルバムもご紹介しときますね。
|
|
|


8.559728
\1100 |
ジョン・ケージ:2種の鍵盤楽器のための作品集
第3集
1.冬の音楽(1956-1957)/2.Two2(1989)/
3.エクスペリエンス 第1番(1945) |
ペストヴァ/マイヤー・ピアノ・デュオ
<メンバー:
クセーニャ・ペストヴァ/
パスカル・メイエ> |
録音 2013年6月17日 ルクセンブルク・フィルハーモニー
エスペース・デコウヴェルテ
20世紀に活躍した作曲家の中でも、最も特異な存在であるジョン・ケージ(1912-1992)。彼の思想は全ての前衛芸術に影響を与え、「4分33秒」などの作品では音楽の定義も極限まで広げることになったのです。
この「2種の鍵盤楽器のための作品集」シリーズを締めくくる第3集、収録作品は“不確実性”を具現化した「冬の音楽」、グバイドゥーリナに触発されたケージにおけるナンバー・ピース「Two2」、ケージの良きパートナーであったマース・カニンガムのダンスのために書かれた最初期の作品「エクスペリエンス」(驚くほどに旋律的!)の3曲です。
どの曲からもケージの特徴が強く滲み出ており、この作曲家の片鱗を知るにふさわしい1枚となっています。
|
|

8.555540
\1100 |
知られざる傑作交響曲
ルイ・シュポア:交響曲 第2番&第9番
1-4.交響曲 第2番 ニ長調 Op.49(1820)
5-7.交響曲 第9番 ロ短調「四季」Op.143(1850)
第1部
8-10.交響曲 第9番 ロ短調「四季」Op.143
第2部 |
スロヴァキア国立フィルハーモニー管弦楽団/
アルフレート・ヴァルター(指揮) |
録音 1992年10月26-30日 コシツェ 芸術の家
MARCO POLO 8.223454より移行盤
1820年のロンドンで作曲、初演されたシュポア(1784-1859)の交響曲第2番は、熱狂的な賛辞を持ってロンドン市民に迎え入れられました。
ハイドンの影響から脱した革新的な書法と、完璧なオーケストレーションで書かれたこの作品で「イングランドで最も成功した作曲家」として讃えられた彼は、以降指揮者、作曲家としてヨーロッパ全域で活躍することとなります。
それから30年、不慮の事故で怪我を負ったシュポアは、体調不良の中「第9」交響曲を書き上げます。この曲には、恐らく1824年に彼が指揮したシューマンの「春」の影響があると考えられていますが、シュポア自身は各楽章に詳細な説明を施してはいません。しかし曲の至るところから感じられる自然の息吹からは、シュポアの信念であった「生きる喜び」が感じられます。
|
|


8.559794
\1100 |
あの「9.11」に触発されて書かれた交響曲第2
番
ケヴィン・プッツ:作品集
1.交響曲 第2 番(2002)/
2.河の早瀬(2004)/
3-5.フルート協奏曲(2013/2014 改編)
<第1 楽章:偉大なる誠意と愛情を持って:柔軟に,動きを持って/
第2 楽章:アンダンテ/
第3 楽章:とても早く,途方もないエネルギーを持って>
※世界初録音 |
アダム・ウォーカー(フルート)/
ピーボディ交響楽団/
マリン・オールソップ(指揮) |
録音 2015 年10 月22.23 日…1, 2015 年10 月21
日…2, 2015 年4 月9.11 日…3-5 USA メリーランド,ボルティモア
ジョン・ホプキンス大学,ピーボディ研究所,ミリアム.A.フリードバーグ・コンサート・ホール
2012 年、ピューリッツァー賞を受賞した現代アメリカの作曲家ケヴィン・プッツ(1972-)の作品集。あの「9.11」に触発されて書かれた交響曲第2
番は、疑うことを知らない至福の時から暴力的な時へと激変する状況をトレースして行きます。最後に仄かな希望が見えるところが救いです。
ミシシッピ川の流れを模した「河の早瀬」はセントルイス交響楽団からの125
周年記念委嘱作品で、透明な響きと流れの描写が見事な作品です。モーツァルトのピアノ協奏曲のモティーフが用いられた「フルート協奏曲」はオールソップのために書かれた各楽器の自由な対話と感傷的なメロディが魅力的な曲。
初演時はオールソップが負傷していたため他の指揮者が指揮しましたが、今回はオールソップも万全の体調でこの録音に臨み、素晴らしい演奏が記録されました。 |
|

8.559815
\1100 |
ピーター・スコット・ルイス:4 つの歌曲集
1-3.純真な心はどこに(デュオ・ヴァージョン)(1993/2013)/
4-7.変わる光(2013)/8-12.5 つの愛のモテット(2014)/
13-15.イシュ川による3 つの歌(1976-1978) |
クリスティーネ・アブラハム(メゾ・ソプラノ)…1-3/
中越啓介(ピアノ)…1-3/
ニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズ・クァルテット…4-12/
ピーター・スコット・ルイス(指揮)…4-12/
スティーブン・ゴスリング(ピアノ)…4-7/
スーザン・ナルッキ(ソプラノ)…13-15/
コリン・マッカリスター(ギター)…13-15 |
録音 2014 年6 月2 日 カリフォルニア,バークリー
ファンタジー・スタジオ…1-3, 2014 年11 月11-14
日 ニューヨーク ヨンカーズ,オクタヴェン・オーディオ…4-12,
2014 年6 月4 日 カリフォルニア サンディエゴ,スタジオ・ウェスト…13-15
サンフランシスコに拠点を置く作曲家ルイス(1953-)のユニークな歌曲集。彼の深い表現力を見せつけるかのような音楽は世界中から需要があり、数多くのオーケストラ、室内アンサンブル、ソリストから作品を委嘱されています。このアルバムには4
つの歌曲集が収録されており、そのどれもがユニークな光を放っています。「純真な心はどこに」は彼の親友の詩人、ロバート・スンドの詩に基づく歌曲集で、もともとはメゾ・ソプラノと室内オーケストラのために書かれた曲ですが、ここではピアノと歌のデュオに作り替えたものが歌われます。「変わる光」はもともと24
人の歌手とマリンバ、弦楽四重奏のための作品。ここでは更に切り詰めた編成で歌われます。自身の詩による「5
つの愛のモテット」は最近の作品。「イシュ川による3
つの歌」はシアトルのインティ劇場の委嘱 作。ギターとソプラノによるシンプルでユニークな歌曲です。
|
|

8.570282
\1100 |
プラッティ:6 つのフルート・ソナタ Op.3
1-4.フルート・ソナタ ニ長調 Op.3-1/
5-8.フルート・ソナタ ト長調 Op.3-2/
9-12.フルート・ソナタ ホ短調 Op.3-3/
13-16.フルート・ソナタ イ長調 Op.3-4/
17-19.フルート・ソナタ ハ長調 Op.3-5/
20-23.フルート・ソナタ ト長調Op.3-6 |
パウル・ヴェールベルク(フルート)/
クヌート・エーリク・スンドクヴィスト(コントラバス)/
ハンス・クヌト・スヴェーン(チェンバロ) |
録音 2005 年5 月30 日-6 月1 日 ノルウェイ
ハスタード・クルトゥルフス
イタリア、パドヴァに生まれ、バイエルンのヴュルツブルクの司教の宮廷に仕えたジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1692-1763)。1711
年に当時発明されたばかりの楽器「フォルテピアノ」のために書いたソナタでその名が知られています。
1743 年に出版されたこの6 つのソナタは、当時のフルート奏者ピエトロ・フィリッポ・ディ・クルフトのために書かれた曲で、クルフト本人のことはほとんど知られていませんが、作品が極めて技巧的であることを考えても、クルフトが高い技術を持っていたことが推察されます。これらのソナタは後期バロックから初期の古典派への橋渡しとなる簡潔で革新的な形式で書かれており、第4
番のカデンツァなどは、同じ時期のクヴァンツ作品を思わせる華麗な音楽です。遊び心たっぷりの通奏低音も優雅な彩りを添えています。
|
|


8.573262
\1100 |
10 年をかけてようやく完成
ジョン・フィールド:ピアノ協奏曲全集 第4巻
1-2.ピアノ協奏曲 第7 番 ハ長調 H.58(1822-1832)
3.アイルランド風協奏曲:Allegro moderato(H.プリーグニツ編)(1816/1961)/
4-5.ピアノ・ソナタ 第4 番 変ロ長調H.17a |
ベンジャミン・フリス(ピアノ)/
ノーザン・シンフォニア…1.2/
ディヴィッド・ハスラム(指揮)…1.2/
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団…3/
アンドリュー・モグレリア(指揮)…3 |
録音 1996 年6 月11-12 日 イングランド タイン&ウィア,ゴスフォルス
ニコラウス・ホスピタル…1-2/2014 年8 月13日
スコットランド グラスゴー,ヘンリー・ウッド・ホール…3/2013
年6 月22 日 イングランド ウェスト・サセックス,チャンプヒル・ミュージック・ホール…4-5
アイルランド、ダブリンに生まれた天才ジョン・フィールド(1782-1837)は、「夜想曲」の形式を創った人として知られています。劇場でヴァイオリニストを務めていた父親から最初に音楽の手ほどきを受け、9
歳でピアニストとしてデビュー。またクレメンティの弟子として研鑽を積み、17
歳の時には自身のピアノ協奏曲第1 番を演奏、一躍人気者になりました。名声は勝ち得たものの、彼は決して折り目正しい生活を送ったわけでもなく、この最後の協奏曲である第7
番の作曲を始めた頃には、深酒に溺れ少しずつ体調を悪化させていきます。そして病と闘いながら10
年間かけて曲を修正し、1832 年のクリスマスにパリで初演。聴衆の中にはショパンとリストの姿もあったと言います。シューマンも賞賛したという力強く美しい作品は、フィールドが単なる「サロン音楽」の作曲家ではなかったことを証明しています。フィールドらしい優しさに満ちた「アイルランド協奏曲」は協奏曲第2
番、第1 楽章の改訂稿です。ベンジャミン・フリスによるピアノ協奏曲全集も10
年をかけてようやく完成となりました。
|
|


8.573498
\1100 |
パトリック・ガロワ(指揮)
ミヒャエル・ハイドン:交響曲集 第2 集
1-3.交響曲 ニ長調(Perger 42)
4-6.交響曲 変ロ長調(Perger 18)
7-9.交響曲 変ホ長調(Perger 17)
10-12.交響曲 ヘ長調(Perger 22) |
フィリップ・ドヴォルザーク(ハープシコード)/
パルドゥビツェ・チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団/
パトリック・ガロワ(指揮) |
録音 2015 年2 月17-22 日 チェコ共和国 パルドゥビツェ,音楽の家
パトリック・ガロワとチェコ室内フィルハーモニー管弦楽団による弟ハイドン(1737-1806)の交響曲集第2
集。素晴らしい才能を持っていたミヒャエルですが、偉大過ぎる兄を持ったせいか、ほとんどの作品も忘れ去られてしまいました。しかし、最近になってようやく数々の作品が演奏されるようになり、再評価も飛躍的に進んでいます。第2
集には、18 世紀古典派の典型的な作風を持つ4
つの作品を収録。優雅で活気のあるニ長調交響曲、第2
楽章で弱音器をつけたヴァイオリンが活躍する変ホ長調交響曲、愛らしいシチリエンヌが用いられた変ロ長調交響曲、独奏ヴァイオリンとコールアングレの音色が印象的なへ長調交響曲と、充実の作品が並びます。
|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
HAENSSLER
|
HC 16014
(2CD)
\4200 →\3890
|
ディースカウ指揮!95年シュヴェツィンゲン音楽祭ライヴ
ヒンデミット:管弦楽作品集
[CD1]
ダンス・パントマイム『悪魔』 Op.28
室内音楽第2番 Op.36-1
[CD2]
朗読とオーケストラのための『エロディアード』
室内音楽第1番 Op.24-1 |
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(指揮)
フローリアン・ヘンシェル(ピアノ)
ジゼラ・ゾッホ=ウェストファル(語り)
アンサンブル・ヴァリアンティ |
録音:1995年5月18日/ドイツ、ロココ劇場(シュヴェツィンゲン音楽祭ライヴ)/54’57’’、36’56’’
シュヴェツィンゲン城のロココ劇場をメイン会場として1952
年より続いているシュヴェツィンゲン音楽祭。95
年のこの録音はディースカウが指揮を振っているのが目を引きます。取り上げる作品がヒンデミットの渋い作品群というのも面白いところ。
『悪魔』は室内楽の堆積のような音楽で、指揮者は全体の響きをコントロールするよりも自由に弾かせながら場面を進めていく役まわり。細かく歯切れの良いパッセージが次々に駆け抜けていくヒンデミットらしい新古典的音楽です。
『室内音楽』もまた同様の構図を持つ軽快な音楽。『エロディアード』では弦楽がゆったり歌い、ディースカウ流カンタービレを感じることができます。演劇のような割と激しい朗読を伴い、音程のない声ゆえに楽器のメロディが際立っているとも言えます。
|
<映像>

|
|