≪第88号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 2016/8/15〜
8/19(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
COVIELLO CLASSICS
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ユオン歌曲集
(1)思い出Op.13の2/(2)雨Op.21の1/
(3)青春Op.13の3/(4)三人姉妹Op.99の2/
(5)乙女Op.2の2/(6)見捨てられた乙女Op.2の1/(7)妻の不満Op.13の1/
(8)孤独な笛吹きOp.21の3/(9)楽園Op.99の1/
(10)おとぎ話Op.21 の2/(11)子守歌Op.13の4/
(12)ウクライナ民謡集
【コサックの愛/大河ドニエプルは轟く/
荷馬車よ優しく/乙女がいなくなった】
ロシア民謡集
【可愛い乙女たちが座っていた/別れ/いとしき人よ、どこに隠れる/
泡立て小川/用心せよ、命短き人生】
ユダヤ民謡集
【美しい乙女よ聞きなさい/アラ・ルラ・ルラ/子守歌/炉辺にて】
ドイツ語歌唱 |
マリア・リッカルダ・ヴェッセリング(メゾソプラノ)
クラウ・シャーラー(ピアノ) |
ロシア音楽の秘宝発見。ユオン歌曲集
録音:2015年6月2-5日/SRF放送スタジオ(チューリヒ)/58’
50”
パウル・ユオン(1872-1940) はスイス系ロシア人作曲家。モスクワ音楽院でアレンスキーとタネーエフに作曲を学び、革命後はドイツに、1934
年からはスイスに定住しました。
ユオンはラフマニノフと同世代・同門でしたが、いわゆるメロディ・メーカーでなく人気を得ることはできませんでした。しかし念入りな作曲技法と不思議なメランコリーは独特で、はまると草の根を分けてでも録音を探したくなる魅力があります。
歌手マリア・リッカルダ・ヴェッセリングもそのひとりで、ユオンの歌曲を探しスイスの図書館で自筆譜も検討し、このアルバムが実現しました。注目はウクライナ、ロシア、ユダヤ民謡の編曲集。これらはもともと魅力的なメロディを持っているためユオン芸術最良の形となっています。
マリア・リッカルダ・ヴェッセリングは1969
年生まれのスイスのメゾソプラノ。ヘンデルのオペラに定評があり、CD、DVD
に多数登場しています。
パウル・ユオン CPO 旧譜
クラシック優雅系ファンは、ユオンという名前を聞いただけで身もだえする。
わかります。
ユオンは、ロシアに生まれスイスの市民権を持ちながらも人生の大半をドイツで過ごした作曲家。タニェエフに学び、「ロシアのブラームス」と呼ばれ終始ロマンティックなスタイルで交響曲や室内楽に佳作を残した。
一般的認知度は低いものの、CDが少ないことと熱心なファンが多いことから、CDがリリースされると必ずちょっとしたベストセラーとなる。
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FIRST HAND
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ナズリン・ラシドヴァ
秋を先取り。ヴァイオリンとギターが奏でる絶美の世界
(1)ハルヴォルセン:ヘンデルの主題によるパッサカリア
(2)モーツァルト:アダージョ ホ長調K.261
(3)ビゼー:「カルメン組曲」より(全7曲)
(4)バッハ:コラール前奏曲
「主イエス・キリスト、われ汝に呼ばわる」BWV639
(5)伝承曲:ヴェネツィアの謝肉祭
(6)エルガー:愛のあいさつ |
ナズリン・ラシドヴァ(ヴァイオリン)
スタニスラフ・フヴァルチルコフ(ギター) |
アゼルバンジャン出身、ロンドンに住み活躍するヴァイオリニスト、ナズリン・ラシドヴァ。naxos
でゴドフスキやモシュコフスキのヴァイオリン曲のアルバムをリリースし注目されている若手女流。その彼女がギター伴奏で編曲集に挑戦。ハルヴォルセンのヴァイオリンとヴィオラのための「パッサカリア」やモーツァルトのヴァイオリンとオーケストラのためのアダージョでギターが表情豊かな伴奏を付けています。
またタルコフスキーの「惑星ソラリス」で有名なバッハの「主イエス・キリスト、われ汝を呼ばわる」やエルガーの「愛の挨拶」が驚愕の美演。秋の夜長にいつまでも聴いていたいアルバムです。

「ヴェネツィアの謝肉祭」のプロモーション映像です。
https://youtu.be/IP21PX0rAaY
ライヴ映像、こちらも。1分くらいまで真っ暗です。
https://youtu.be/X6M0uGLhO3Q
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インゴルシュタット・ジョージア(グルジア)室内管弦楽団自主製作盤
(GEORGISCHES KAMMERORCHESTER INGOLSTADT)
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ガザリヤン(指揮)&インゴルシュタット・ジョージア室内管
まるでハチャトゥリヤン カフカス風「カルメン」
ビゼー/シチェドリン:カルメン組曲 |
ルベン・ガザリヤン(指揮)
インゴルシュタット・ジョージア室内管弦楽団 |
録音:2015年10月15日/インゴルシュタット国立劇場祝祭ホール(ライヴ)/39’
46”
1990 年以来ドイツ、バイエルン州にある街インゴルシュタットを拠点とするジョージア(グルジア)室内管弦楽団。アルメニア出身の指揮者ルベン・ガザリヤンを音楽監督に旺盛な活動を繰り広げ知名度をあげています。
今回はビゼーの歌劇「カルメン」を旧ソ連の作曲家シチェドリンが愛妻で大バレリーナ・プリセツカヤの上演用に弦楽オーケストラと打楽器のための13
曲構成に仕立てた「カルメン組曲」。
ハチャトゥリヤンを産んだカフカスの血がたぎり、驚くほど情熱的なカルメンを聴かせてくれます。
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インゴルシュタット・ジョージア室内管弦楽団自主製作盤。
ARS PRODUKTION から2タイトルリリースされていたのにどういうわけか今回は自主製作盤。
なにかあったのか?・・・何にしても初回入荷だけで終わってしまいそうな匂いがぷんぷんする
もちろんそうならないで次々と新譜が出てくることを願うが、珍品系を集めている方には、ひとこと・・・「お早めに」。
ルーベン・ガザリアン&インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団
ARS PRODUKTIONからの2タイトル
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ARS 38177
(SACD Hybrid)
\2700 →\2490
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インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団
Vol.1
パウル・ユオン(1872-1940)/ファビアン・ミュラー編曲:
組曲 Op.89(1832;ヴァイオリン、チェロと弦楽合奏のための版)(*/+)
ファビアン・ミュラー(1964-):
クレーのための協奏曲(チェロ、弦楽合奏と2つのホルンのための;2007)(+)
エルネスト・ブロッホ(1880-1959)/ファビアン・ミュラー編曲:
バール・シェム(1923;ヴァイオリンと弦楽合奏のための版)(*)
オネゲル(1892-1955):交響曲第2番(弦楽合奏とトランペットのための;1941) |
カミラ・シャッツ(ヴァイオリン(*))
ピ=チン・チェン[簡碧青](チェロ(+))
インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団
ルーベン・ガザリアン(指揮)
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録音:2015年1月、ライヴ、フェストザール、インゴルシュタット、ドイツ
1964年にソヴィエト連邦グルジア共和国の首都トビリシに創設されたグルジア国立室内管弦楽団はソ連崩壊の影響で放浪の楽団となり、アウディ(自動車メーカー)とインゴルシュタット貯蓄銀行の支援を得てインゴルシュタット(バイエルン州、ドイツ)を新たな本拠と定め、インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団(Georgisches
Kammerorchester Ingolstadt、略称 GKO Ingolstadt)と改称。2014年に創設50周年、2015年に移転25周年を迎えました。
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ARS 38191
(SACD Hybrid)
\2700 →\2490
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ルーベン・ガザリアン&インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):
ピアノ三重奏と弦楽合奏のためのコンチェルティーノ
H.232(1933)
ピアノ三重奏と弦楽合奏のための協奏曲
H.231(1933)
弦楽合奏のためのパルティータ(組曲)第1番
H.212(1931) |
ストリオーニ三重奏団
バルト・ファン・デ・ルル(ピアノ)
ワウテル・フォッセン(ヴァイオリン)
マルク・フォッセン(チェロ)
インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団
ルーベン・ガザリアン(指揮) |
録音:2015年5月、フェストザール、インゴルシュタット、ドイツ
1964年にソヴィエト連邦グルジア共和国の首都トビリシに創設されたグルジア国立室内管弦楽団はソ連崩壊の影響で放浪の楽団となり、アウディ(自動車メーカー)とインゴルシュタット貯蓄銀行の支援を得てインゴルシュタット(バイエルン州、ドイツ)を新たな本拠と定め、インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団(Georgisches
Kammerorchester Ingolstadt、略称 GKO Ingolstadt)と改称。2014年に創設50周年、2015年に移転25周年を迎えました。
ルーベン・ガザリアンはアルメニア出身の指揮者。2015年1月インゴルシュタット・グルジア室内管弦楽団の首席指揮者に就任しました。ストリオーニ三重奏団は1995年に結成されたオランダのピアノ・トリオ。
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旧譜
ルーベン・ガザリアン
BAYERから一気のベートーヴェン交響曲全集 |
BAYER
BR 100381
(5SACD)
\7500
入りにくいので海外直輸入
在庫限り
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ルーベン・ガザリアン/
ベートーヴェン交響曲全集(5枚組) |
クラウディア・バラインスキー(ソプラノ)
クリスタ・マイヤー(アルト)
トーマス・マイケル・アレン(テノール)
コンラート・ヤルノット(バリトン)
ルートヴィヒスブルク・シュロス祝祭合唱団
ヴュルテンベルク室内管弦楽団
指揮:ルーベン・ガザリアン |
名門ヴュルテンベルク室内管の創立50周年記念演奏会における白熱のライヴ録音
録音:2010年
BAYERがいきなり若手の指揮者を登用してベートーヴェンの交響曲全集をリリースしてきた。しかもSACD。どこか有力な資本が入ったか。いずれにしても同レーベルにとって起死回生、生きるか死ぬかの大勝負的リリースなのは間違いない。(それかヴュルテンベルク室内管がリリース先を探していて、多くの資金を提供したか・・・もちろんそれでも嬉しいことだが)
さてその若手の指揮者とは1971年、アルメニア生まれのルーベン・ガザリアン。
ヴァイオリニストとして活躍した後、2002年よりヴュルテンベルク室内管弦楽団の指揮者を務め、ヨーロッパ各地のオーケストラにも客演。「ヤング・バーンスタイン」と評される期待の若手指揮者。
そんな彼らが満を持して贈るこのベートーヴェンの交響曲全集は、2010年6月に行われたヴュルテンベルク室内管の創立50周年記念演奏会における白熱のライヴ録音。
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LIMEN
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CDVD095 C095
(CD+DVD)
\3500 →\3190
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500 セット限定生産、シリアルナンバー付
「フィガロ序曲」への序曲・・・
2曲のみ残されたモーツァルトのピアノ四重奏曲
モーツァルト:
(1)ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 K.478
(2)ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K.493
(3)「フィガロの結婚」序曲(チェルニー編4手連弾版) |
アンドレア・パドヴァ(ピアノ)
カメラータRCO(RCOのメンバーによる)
マルチェッロ・マッツォーニ(ピアノ(3)) |
録音:2016年/リメン音楽スタジオ/74’57’’、500
セット限定盤
500 セット限定生産、シリアルナンバー付。
DVD(NTSC)にはCD 収録曲すべての演奏映像が収録されています。
1785 年、モーツァルトは「ハイドン・セット」の名で知られる6
曲の弦楽四重奏曲をハイドンに献呈します。そして翌年1786
年には「フィガロの結婚」を初演。このそれぞれの年に書かれたのが2
曲のピアノ四重奏曲です。
ホフマイスターの依頼により、当初3 曲作曲し出版する予定でしたが、次第に「フィガロ」の仕事に忙殺され、また第1
番(厳めしいト短調!)が一般的には難解で売れないと踏んだ出版社とのトラブルもあり、2
曲で中断となりました。
充実期に手加減なしで書かれた、本気の室内楽作品と言えるでしょう。
アンドレア・パドヴァは1995 年J.S. バッハ国際ピアノコンクール優勝の経歴を持つピアニスト。ロイヤル・コンセルトヘボウ管のメンバーからなる「カメラータRCO」との堂々たる演奏が聴けます。
「フィガロ」序曲のチェルニー編曲4 手版をカップリングしたのも技あり。華やかな連弾で、DVD
で見ると一層楽しめます。
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CDVD019 C019
(CD+DVD)
\3500
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「美の再構築 〜第一次世界大戦時代の音楽」
(1)E.A.マリオ(1884-1961):
ピアーヴェの伝説(ドメニコ・ソッサイ編)
(2)ピッツェッティ:ヴァイオリン・ソナタ
(3)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(4)ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
(5)作曲者不詳:Bandiera Nera - La Tradotta
(ドメニコ・ソッサイ編) |
ディーノ・ソッサイ(ヴァイオリン)
ミケーレ・ボッラ(ピアノ) |
戦争の記録と残された音楽
録音:2013年/リメン音楽スタジオ/67’01’’
1914 年から1918 年まで続いた第一次世界大戦に焦点を当て、ヤナーチェクやドビュッシーのソナタなど、この時代に生まれた音楽を集めて構成したアルバムです。
DVD(NTSC)にはCD 収録曲すべての演奏映像に加え、演奏者2
人のトークと、第一次世界大戦のドキュメンタリー・フィルムを収録しています(言語:イタリア語、字幕:英語)。 |
LIGIA DIGITAL
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ファンタスティクス ブルーンス、ハンフ、クネラー:オルガン作品集
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):
前奏曲(大前奏曲)ホ短調/コラール幻想曲「来たれ、異教徒の救い主よ」
前奏曲(小前奏曲)ホ短調/前奏曲ト長調
ヨハン・ニコラウス・ハンフ(1664-1711):
コラール「ああ神よ、天より見下ろしたまえ」/コラール「わが愛する神に」
コラール「われらの神は堅き砦」
コラール「われを憐みたまえ、おお主なる神よ」(1)
コラール「われを憐みたまえ、おお主なる神よ」(2)
コラール「われと共に神の慈悲を称えよ」
コラール「神もしこの時われらと共にいまさずば」
アンドレアス・クネラー(1649-1724):
前奏曲ヘ長調/前奏曲ト長調/コラール「来たれ、異教徒の救い主よ」
前奏曲ニ短調 |
オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン) |
録音:2015年10月26-28日、教区教会(マリエンミュンスター修道院)、マリエンミュンスター、
ノルトライン=ヴェストファーレン州、ドイツ
使用楽器:1736-1738年、ヨハン=パトロクロス・メラー製
(2011-2012年、クリスティアン・アーレンス修復)
北ドイツ・オルガン楽派の作品集。
名オルガン・ビルダー、ヨハン=パトロクルス・メラー(1698-1772)による楽曲に適した歴史的オルガンを使用。
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ガストン・リテーズ(1909-1991):室内楽作品集
2台のピアノのためのコンチェルティーノ(1937)(**)
前奏曲とフーガ(ピアノのための;1940)
オーボエとピアノのための3つの楽曲(1937)
前奏曲,メヌエット,フィナーレ
ピアノのための組曲第1番(1940)から
メヌエット
ピアノのための組曲第2番(1941)から
舞曲
ピアノのための組曲第1番 から メヌエット,聖ニコラのために
オーボエとピアノのためのカプセル(1987)(*)
ピアノのための組曲第2番 から 夜想曲
イングリッシュホルンとピアノのための講義用楽曲(+)
ピアノのための組曲第2番 から 子守歌
4かける5(ピアノのための;1990)
クラリネットとピアノのためのレチタティーヴォと主題変奏(1944)(#) |
フランシス・メイエ(オーボエ(*)、イングリッシュホルン(+))
ポール・メイエ(クラリネット(#))
ドニ・パスカル(ピアノ(*/+/#))
ロナルド・ノエルジャディ(ピアノ(**))
ジヘ・リー(ピアノ(*/+/#以外)) |
録音:データ記載なし
ガストン・リテーズは20世紀フランスを代表するオルガン奏者の一人であり、作曲家。生後間もなく病により失明し、パリ国立盲学校を経てパリ音楽院に進学、マルセル・デュプレ、アンリ・ビュッセル他に師事。1938年、ローマ賞作曲部門で第2位入賞(第1位は同行した友人アンリ・デュティーユ)。これは目の不自由な作曲家として初の入賞でした。
オルガン奏者として世界的に活躍した他教育にも携わり(当レーベルの創設者オリヴィエ・ヴェルネも彼の生徒)、オルガンやピアノのみならず管楽器や合唱を伴う音楽の作曲も続けました。
ダニエル・バレンボイムが指揮したサン=サーンス「交響曲第3番」の名盤(1975年、DG)のソリストとしてご記憶されている方もいらっしゃるかもしれません。
フランソワとポールのメイエ兄弟は木管楽器ファンにはおなじみ。ジヘ・リーは韓国、ロナルド・ノエルジャディはインドネシアに生まれたシンガポールの若手ピアニスト。
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メラニー・ボニ(1858-1937):ピアノのための舞曲集
ワルツ形式の組曲
バラード Op.35/間奏曲と緩やかなワルツ
Op.36/神聖な舞曲 Op.37
スケルツォ=ワルツ Op.38
マズルカ Op.26/マズルカ=バレエ Op.181
黒いダイアモンド(緩やかなワルツ)Op.posth.186
ぶらんこ(ワルツ)Op.52/東洋風(ワルツ)Op.32
古い様式による4つの楽曲
パヴァーヌ Op.81 No.1/メヌエット Op.14/サラバンド
Op.82 No.1
ブレー Op.62 No.1
去年の夜(緩やかなワルツ)Op.34/ウィーン風(ワルツ)Op.8
黒真珠(ハバネラ)Op.70/ジプシーたち(スペイン風大ワルツ)Op.15
No.2
楽しい春 Op.11 |
ローラン・マルタン(ピアノ) |
フランスの女性作曲家メラニー・ボニ(ボニス)。セザール・フランク(1822-1890)に才能を見出されるも学内での恋愛が元でパリ音楽院を中退。その後、親の意思による不本意な結婚、恋人と再会し不倫の子を産むなど波乱の生涯を送りながら作曲を続けました。
当時女性の作曲家という職業が受け容れられがたかったことからメル・ボニ(Mel
Bonis)という女性と悟られにくい名義で作曲を行いましたが、没後すぐに忘れ去られてしまいました。
20世紀末以来再評価の機運が著しく、録音が増えてきています。
ローラン・マルタンは1945年フランスのリヨンに生まれたピアニスト。アルカンをはじめ長らく顧みられることのなかったフランス作曲家のピアノ音楽の復興に取り組み、当レーベルへの録音の数々はいずれも高く評価されています。
すっかり人気作曲家メル・ボニス
メル・ボニス。
フランクに才能を認められ、ピエルネやドビュッシーとともにパリ音楽院で学び優秀な成績を収めるが、そこでアメデ・エティックという男性と恋に落ちてしまったために、両親に無理やり実家に連れ戻される。
実家に戻った彼女を待っていたのは、25歳も年上の実業家との強制的な結婚。
しかしその10年後再会した二人は激しい恋に落ちてしまう。
決して奔放な性格ではないが、湧き上がる恋に人生を翻弄されてしまったメル・ボニス。彼女は生涯自分の犯した罪に苦しんだという。
音楽界では長く忘れ去られていた存在だが、フランスのベルエポック期の最も重要な女性作曲家であり、ここへきてアルバムもどんどん増えてきた。
フランクの勧めで入学したパリ音楽院ではドビュッシーやピエルネの同窓生であった彼女の作風は、ひとくちにいって、おしゃれでセンスのよさが光る。
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入りますように・・・先日ご案内の珍しい管弦楽作品集 |
LE CHANT DE LINOS
CL 1287
\2500 →\2290
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メラニー・ボニ(メル・ボニス) (1858-1937):管弦楽作品集!
ワルツ形式の組曲 Op.35/クレオパトラの夢
Op.180/サロメ Op.100
オフェーリア Op.165(管弦楽版)/オリエンタル組曲
Op.48/サラバンド Op.82
パヴァーヌ Op.81/ブレー Op.62/ジプシーたち
Op.15(管弦楽版) |
ブカレスト交響楽団
ブノワ・フロマンジェ(指揮) |
フランスの女性作曲家メラニー・ボニ(メル・ボニス)。
20世紀末以来再評価の機運が著しく室内楽曲、鍵盤楽曲、声楽曲の録音が増えてきていますが、管弦楽作品をまとめて聴くことができる当盤は貴重です。
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LIDI 0109265-14
\2500 →\2290
【旧譜】
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ジャン=シャルル・アブリゼル(オルガン)
北の楽派 北ドイツ・バロック・オルガン音楽
スウェーリンク(1562-1621):トッカータ
イ短調
ヒエロニムス・プレトリウス(1560-1629)光にして日なるキリスト
ハインリヒ・シャイデマン(1395-1663):
前奏曲ニ短調/主よ、われ御身に依り頼む
イエスよ、御身はわれらに示そうとされた
心よりわれは御身を愛す、おお主よ
マティアス・ヴェックマン(1616-1674):ああ、哀れな罪びとなるわれを
フランツ・トゥンダー(1614-1667):
前奏曲ト短調/カンツォーナ/イエス・キリスト、われらの救い主
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):
甘き喜びのうちに BuxWV197/前奏曲ト短調
BuxWV149
ゲオルク・ベーム(1661-1733):
高き天よりわれは来たり/前奏曲ニ短調
「ああいかに儚き、いかに虚しき」によるパルティータ |
ジャン=シャルル・アブリゼル(オルガン) |
録音:2013年10月28-30日、サン=ジャン教会、ベルフォール、フランス
使用楽器:1984年、マルク・ガルニエ製 |
<メジャー・レーベル>
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オーストラリアELOQUENCE
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4825085
\1200 |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
《ブラームス:ヴァイオリン協奏曲, 二重協奏曲》
ブラームス:
1) ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77,
2) ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102 |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン),
ハインリヒ・シフ(チェロ),
クルト・マズア(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管 |
パガニーニの再来”と呼ばれたイタリアの超テクニシャン、アッカルド75歳記念
鮮烈なテクニックと甘いフレージングで、抒情と情熱をうたいあげて、ヴィルトゥオジティと豊かな美音を堪能させてくれる名盤です。
【録音】1978年9月, ライプツィヒ・ゲヴァントハウス |
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4825103
(2CD)
\1800 |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
《ロッシーニ:弦楽のためのソナタ集、他》
ロッシーニ:
1) 弦楽のためのソナタ第1〜6番,
2) チェロとコントラバスのための二重奏 ニ長調,
3) パガニーニに寄せるひと言,
4) 涙(コントラバスとピアノ編曲版),
5) ボッテジーニ:グランド・デュオ・コンチェルタント |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
シルヴィエ・ガゾー(ヴァイオリン),
アラン・ムニエ(チェロ),
フランチェスコ・ペトラッキ(コントラバス),
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)[1-4]/
ルチアーノ・ヴィカーリ(ヴァイオリン),
ルチオ・ブッカレッラ(コントラバス) 、
イ・ムジチ[5] |
パガニーニの再来”と呼ばれたイタリアの超テクニシャン、アッカルド75歳記念
アッカルドが彼の友人たちと組んでオリジナル編成で演奏したロッシーニの弦楽のためのソナタ集。ロッシーニ12歳の名作を、カンタービレと美音を駆使して闊達に描き上げた名盤です。
【録音】1978年[1-4], 1971年[6] |
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4825091
(2CD)
\1800 |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
《バッハ:ヴァイオリン協奏曲, ヴィヴァルディ:四季》
J.S.バッハ:
1) ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV.1041,
2) ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042,
3) 2台のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043,
4) オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ハ短調BWV.1060,
5) ヴァイオリン協奏曲ヘ短調BWB.1056,
6) ヴァイオリン協奏曲ニ短調BWV.1062(アッカルド編),
7) ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」 |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)/
マーガレット・バーチャー(ヴァイオリン:3),
ダグラス・ボイド(オーボエ:4),
ヨーロッパ室内管弦楽団(1-6)/
イ・ムジチ(7) |
パガニーニの再来”と呼ばれたイタリアの超テクニシャン、アッカルド75歳記念
アッカルドのヴァイオリンによってメロディが美しすぎるほどに歌い上げられた名演。
近年の古楽的表現とは異なりますが、ロマンティックでのびやかな旋律の魅力は格別。
第5回クレモナ・フェスティヴァルでの「四季」のライヴ演奏も収録。
【録音】1985年7月(1-6), 1987年9月(6:ライヴ) |
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4825073
\1200 |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
《メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集》
メンデルスゾーン:
1) ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64,
2) ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op. posth |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン),
シャルル・デュトワ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 |
パガニーニの再来”と呼ばれたイタリアの超テクニシャン、アッカルド75歳記念
見事なテクニックと細やかな表情、そしてコントラストをはっきりさせることによって、世界的名作にいっそうの輝きを付加しています。優美な情感があふれ出る名盤といえましょう。
【録音】1976年4月, ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール |
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4825097
\1200 |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
《シベリウス:ヴァイオリン協奏曲》
シベリウス:
1) ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47,
2) 6つのユモレスクOp.87&89ヴァイオリンと管弦楽のための) |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン),
コリン・デイヴィス(指揮)
ロンドン交響楽団 |
パガニーニの再来”と呼ばれたイタリアの超テクニシャン、アッカルド75歳記念
アッカルドの美音色による独特のシベリウス像を堪能できる演奏。
高い技術と知的な解釈が、この作品の輝かしさをいっそう際立たせています。
【録音】1976年4月, ロンドン、オール・セインツ教会 |
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4825079
(2CD)
\1800 |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
《タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集》
タルティーニ:
1) ヴァイオリン協奏曲イ長調 D.96,
2) ヴァイオリン協奏曲変ロ長調 D.117,
3) ヴァイオリン協奏曲ト長調 D.78,
4) ヴァイオリン協奏曲ホ短調 D.56,
5) ヴァイオリン協奏曲ト長調 D.83 |
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)/
イ・ムジチ(1-3)/
ヨーロッパ室内管弦楽団(4-5) |
パガニーニの再来”と呼ばれたイタリアの超テクニシャン、アッカルド75歳記念
イタリア・バロック後期から前古典派の時代に活躍したタルティーニ。
夢の中で悪魔の弾くヴァイオリンを聴いて霊感を得たというエピソードで有名な『悪魔のトリル』によって広く知られるタルティーニは、自身がヴァイオリンの名手であり、ヴァイオリン・ソナタのほかに、実に125曲ものヴァイオリン協奏曲を書き上げました。
アッカルドは、それまでほとんど演奏されなかった協奏曲を再演し、タルティーニの作品の評価をあげることに成功しました。
【録音】1973年9月, スイス(1-3), 1982年2月、ロンドン(4-5 |
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4806599
(2CD)
\1800 |
ショルティ&ロンドン・フィル
《コダーイ、バルトーク:管弦楽作品集》
コダーイ:
1) ハーリ・ヤーノシュ組曲,
2) ハンガリー民謡「孔雀は飛んだ」による変奏曲,
3) ハンガリー詩篇Op.13,
4) ガランタ舞曲,
バルトーク:
5) 舞踏組曲, 6) 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 |
ゲオルク・ショルティ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団,
ウィリアム・マカルパイン(テノール:3),
ロンドン・フィルハーモニー合唱団(3) |
作品の魅力を最大限に引き出した若かりしショルティの名演
オーケストラの機能性と各楽器群の音色の魅力を最大限に引き出したショルティの1950年代前半録音のコダーイとバルトーク。
色彩感豊かなこれらの作品が若かりしショルティによって徹底的に整理され、民俗様式と美しい響きのコントラストが付加されて、完璧なバランスで演奏されています。
【録音】1952年11月(4), 1952年11月(5),
1954年3〜4月(2, 3), 1955年2月(1, 6) |
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4825892
(4CD)
\4000 |
オーストラリアの名歌手たちの歴史
《メルバからサザーランドまで》
ネリー・メルバ(ソプラノ:1861-1931),
フランシス・サヴィル(テノール:1862-1935),
エイダ・クロスリー(コントラルト:1871-1929),
エイミー・キャッスル(ソプラノ:1880-1951),
アイリーン・エインズリー(コントラルト:1883-1968),
エヴリン・スコットニー(ソプラノ:1887-1967),
ステラ・パワー(ソプラノ:1896-1977),
ララ・ミランダ(ソプラノ:1871-1940),
ロシーナ・バックマン(ソプラノ:1881-1948),
ガートゥルード・ジョンソン(ソプラノ:1894-1973),
エラ・キャスパーズ(コントラルト:1887-1971),
ドロシー・ヘルメリック(メゾ・ソプラノ:1889-1984),
アイリーン・ボイド(コントラルト:1890-1975),
クララ・セレナ(コントラルト:1890-1972),
エッシー・アクランド(コントラルト:1896-1975),
アルフレッド・ヒル(テノール:1869-1960),
ウォーター・カービィ(テノール:1877-1934),
ブラウニング・ママリー(テノール:1888-1974),
アルフレッド・オシェイ(テノール:1889-1954),
ライオネル・セシル(テノール:1893-1957),
ホレース・スティーヴンス(バス・バリトン:1876-1950),
アンドリュー・ブラック(バリトン:1859-1920),
ピーター・ドーソン(バス・バリトン:1882-1962),
マルコム・マッキーチャン(バス:1883-1945),
ハロルド・ウィリアムズ(バリトン:1893-1976),
ジョン・ブラウンリー(バリトン:1900-1969),
リチャード・ワトソン(バス:1903-1968),
ランプリエール・プリングル(バス:1868-1914),
フローレンス・オーストラル(ソプラノ:1892-1968),
マルゲリータ・グランディ(ソプラノ:1894-1972),
マージョリー・ローレンス(ソプラノ:1907-1979),
シルヴィア・フィッシャー(ソプラノ:1910-1996),
シリア・ラモンテ(ソプラノ:1869-1935),
ハミルトン・ヒル(バリトン:1868-1910),
ヴィオレット・マウント(ソプラノ:1875-1972),
アルバート・ウィーラン(ヴォーカル:1875-1961),
フローリー・フォード(コントラルト:1876-1940),
ビリー・ウィリアムズ(コメディアン:1878-1915),
グラディス・モンクリーフ(ソプラノ:1892-1976),
ロバート・チゾルム(バリトン:1894-1960),
ステラ・ウィルソン(ソプラノ:1894-1989),
クレメント・Q・ウィルソン(バリトン:1898-1957),
ロジーナ・レイズベック(メゾ・ソプラノ:1916-2006),
ジューン・ブロンヒル(ソプラノ:1916-2005),
ジョアン・ハモンド(ソプラノ:1912-1996),
グレンダ・レイモンド(ソプラノ:1922-2003),
エルシー・モリソン(ソプラノ:1924-2016),
アンジェリーナ・エレーナ(ソプラノ:1926-),
マリー・コーリアー(ソプラノ:1927-1971),
ナンシー・グラント(ソプラノ:1931-),
リタ・ハンター(ソプラノ:1933-2001),
ローナ・シドニー(メゾ・ソプラノ:1910-1974),
イヴォンヌ・ミントン(メゾ・ソプラノ:1938-),
マックス・ウォートリー(テノール:1913-1999),
ドナルド・スミス(テノール:1922-1998),
ハロルド・ブレア(テノール:1924-1976),
ジョン・キャメロン(バリトン:1918-2002),
ロナルド・ダウド(テノール:1914-1990),
ケネス・ニート(テノール:1914-1997),
レイモンド・ニルソン(テノール:1920-1998),
ジョン・ラニガン(テノール:1921-1996),
アルバート・ランス(テノール:1925-2013),
ジョン・ショウ(バリトン:1924-2003),
アルバート・オールマン(バス・バリトン:1927-2013),
クリフォード・グラント(バス:1930-),
ジェフリー・チャード(テノール:1927-),
ロバート・ガード(テノール:1927-), ニール・ウォーレン・スミス(バス・バリトン:1930-1981),
ラウリス・エルムス(メゾ・ソプラノ:1931-),
マーグレータ・エルキンス(メゾ・ソプラノ:1930-2009),
ジョーン・サザーランド(ソプラノ:1926-2010),
ジョーン・ガーデン(ソプラノ:1937-),
イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ:1950-),
デボラ・リーデル(ソプラノ:1958-2009),
エマ・マシューズ(ソプラノ:1970-), 他 |
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オーストラリアの名歌手たちの歴史
この4枚組はネリー・メルバからジョーン・サザーランドまで、80人の「オーストラリアの名歌手たち」を包括的に紹介するセットです。
68ページに及ぶブックレットにはアーティストたちの貴重な写真とバイオグラフィが掲載されています。音楽史家ロジャー・ニールとレコード業界のエキスパート、トニー・ローカントロが13年にわたって研究を重ねた「オーストラリアの歌手たちの足跡」は、オペラからリート、コメディアンからミュージック・ホールのシンガーまで幅広いジャンルをカバーしています。
各方面で活躍した名歌手たちの経緯を詳細に調査し、すべての曲は現在入手し得る最上のオリジナル・ソースからリマスターされています。
1869年生まれの女性歌手シリア・ラモンテ(モーツァルト歌手として活躍)の1898年に録音された歴史的歌唱を始め、イギリスからオーストラリアに移住したアンドリュー・ブラック、戦争でその活動を中断してしまった歌手たち、など興味は尽きません。
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<国内盤>
<映像>
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BELAIR(映像)
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BAC107
(DVD)
\4200→\3790 |
ウラディーミル・ユロフスキ/ロシア国立交響楽団
〜エフゲニー・スヴェトラーノフに捧ぐ〜
1.ラフマニノフ(1873-1943):合唱交響曲「鐘」Op.35
タチアナ・パヴロフスカヤ(ソプラノ)
フセヴォロド・グリヴノフ(テノール)
セルゲイ・レイフェルクス(バリトン)
2.バルトーク(1881-1945):ピアノ協奏曲 第3番
ホ長調 Sz119 BB127
イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
3.プロコフィエフ(1891-1953):女声合唱と管弦楽のための「2つの詩」Op.7
4.プロコフィエフ:
テノール独唱、合唱と管弦楽のためのカンタータ「彼らは7人」Op.30
フセヴォロド・グリヴノフ(テノール) |
ユルロフ国立合唱団…1.3.4.
ロシア国立交響楽団
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮) |
20世紀を代表する指揮者の一人、エフゲニー・スヴェトラーノフ(1928-2002)。モスクワ出身、モスクワ音楽院で学び、1955年からボリショイ劇場で指揮、1962年には同歌劇場の首席指揮者に任命されます。1965年からはロシア国立交響楽団(旧ソ連国立交響楽団)の芸術監督、首席指揮者に就任し、35年間に渡ってこのオーケストラの発展に尽力しました。
モスクワ音楽院の壮麗なチャイコフスキー・ホールで開催された、スヴェトラーノフの85回目の誕生日を記念して行われたこの演奏会は、ピアノのブロンフマンやバリトンのレイフェルクス、テノールのグリヴノフなど素晴らしいソリストを迎え、2011年から芸術監督,首席指揮者を務めているユロフスキが全てをまとめています。
選ばれた作品はどれもスヴェトラーノフが愛したもので、中でもラフマニノフの「鐘」は、スヴェトラーノフがモスクワ音楽院での最終試験で選択した作品であり、また死の2週間前にも演奏したという、キャリアの最初と最後を飾る重要なレパートリー。
ユロフスキは先人への敬愛を込め、これらの曲を溌剌と演奏しています。
収録 2013年9月6日 モスクワ モスクワ音楽院
大ホール、収録時間:84分/音声:ステレオ2.0/DD5.1/字幕:英語,ドイツ語,フランス語/韓国語/画面:16:9/REGION
All(Code:0)/DVD…片面ニ層ディスク |
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BAC120
(2DVD)
\5300→\4890 |
ユロフスキ&ボリショイ劇場
ミハイル・グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」5幕
アレクサンドル・プーシキン原作
ヴァレリアン・シルコフ,ニェストル・クコリニク他共作による台本
ボーナス映像:
ドミートリ・チェルニャコフへのインタビュー |
リュドミラ:キエフの大公の娘…
アリビナ・シャギムラトワ(ソプラノ)
ルスラン:キエフ大公国の騎士でリュドミラの許婚…
ミハイル・ペトレンコ(バリトン)
ラトミール:ハザールの王子…
ユーリ・ミネンコ(カウンターテナー)
ファルラーフ:ヴァリャークの騎士…
アルマス・シュヴィルパ(バス)
ゴリスラーヴァ…
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(ソプラノ)
スヴェトザール:キエフの大公…
ウラディーミル・オグノヴェンコ(バス)
白魔術師フィン…チャールズ・ワークマン(テノール)
魔女ナイーナ…エレナ・ザレンバ(メゾ・ソプラノ)
他
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
ドミートリ・チェルニャコフ(演出)
エレーナ・ザイツェーヴァ(衣装)
グレブ・フィルシュティンスキー(照明)
ヴァレリー・ボリソフ(合唱) |
キエフ大公の娘リュドミラは、騎士ルスランとの婚礼の席で悪魔にさらわれてしまいます。大公は部下たちに探索を命じ「連れ戻した者には国の半分と娘を与える」と公約。もちろんルスランは名乗りを挙げますが、他にもハザールの王子やノルマン人騎士たちが追随し、3人でリュドミラを探しに出かけることになります。邪魔する魔女、彼らを助ける白魔術師らが入り乱れ、お話は混迷していきますが・・・。
“近代ロシア音楽の父”グリンカ(1804-1857)の代表作「ルスランとリュドミラ」の全曲映像の登場です。
勇壮な序曲はしばしば耳にしますが、全曲はというとほとんど目にする機会もなく、そもそもどのような物語かすらも知られていない歌劇です。
ボリショイ劇場はこの作品を非常に大切にしており、これまでに9種類の演出で700回以上も上演するという超ロングヒットを記録しています。
こちらは2011年、ボリショイ劇場改装後の新演出で、左右に置かれた2つの巨大なスクリーンを用い、登場人物たちは19世紀と21世紀を行き来しながら、ユロフスキのダイナミックな指揮とともに、このおとぎ話風の物語を絶妙に盛り上げていきます。
収録時間:197分(オペラ)+35分(ボーナス) 音声:ステレオ2.0/DD5.1 字幕:英語,ドイツ語,フランス語(オペラ)+フランス語,英語(ボーナス) 画面:16:9 REGION
All(Code:0) DVD…片面ニ層ディスク×2 |
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BAC128
(2DVD)
\5800→\5390 |
2015年バレンボイム
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
ワーグナー:楽劇「パルジファル」3幕
リヒャルト・ワーグナー台本 |
アンフォルタス…ヴォルフガンク・コッホ(バリトン)
グルネマンツ…ルネ・パーペ(バス)
パルジファル…アンドレアス・シャーガー(テノール)
クリングゾル…トーマス・トマソン(魔法使い)
クンドリー・・・アニャ・カンペ(メゾ・ソプラノ)
ティトゥレル…マティアス・ヘッレ(バス) 他
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
シュターツオーパー合唱団
シュターツオーパー・コンツェルト合唱団
ダニエル・バレンボイム(指揮)
ドミトリー・チェルニャコフ(演出)
エレナ・ザイツェーヴァ(衣装)
ドミトリー・チェルニアコフ(装置)
グレフ・フィルシュティンスキー(照明)
マーティン・ライト(合唱指揮)
イェンス・シュロート(ドラマトゥルギー) |


BAC428
(Blu-ray Disc)
\5800→\5390 |
ベルリン、シラー劇場で上演された新制作の「パルジファル」。
演出は最近急激に注目を集めているドミトリー・チェルニャコフで、しばしば過激な読み替えを行うため、今回のパルジファルも上演前から期待と不安が交錯していたという舞台でした。
簡素な舞台と現代的な衣装(パルジファルはリュックを背負って現れる)などは想定内ですが、何よりチェルニャコフが重視したのは「復讐」の感情で、様々な宗教観が渾然一体となった中世の叙事詩が、見事に現代人の不安と救済の物語に置き換えられているのはさすがと言うほかありません。
そのため、多少難解な舞台になっていますが、バレンボイムの音楽はいつものように清澄で神聖さを備えており、ワーグナー(1813-1883)が望んだ世界が完全に具現化されています。
ベテラン、ルネ・パーペを中心に、日本にも来日経験のあるテノール、アンドレアス・シャーガーら若手歌手を起用。フレッシュな歌唱にも注目です。
収録 2015年4月、ベルリン シュターツオーパー
シラー劇場
<DVD>
収録時間:252分 音声:ステレオ2.0/DD5.1 字幕:英語,ドイツ語,フランス語,韓国語 画面:16:9 REGION
All(Code:0) DVD…片面ニ層ディスク×2
<Blu-ray>
収録時間:252分 音声:ステレオ2.0/DTS
HD master Audio5.1 字幕:英語,ドイツ語,フランス語,韓国語 画面:16:9 REGION
free Blu-ray…二層50GB 1080i High Definition
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8/18(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ET’CETERA
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ベルギー国立管首席クラリネット奏者、ヘンドリックス
〜 フランスのクラリネット作品集
サン=サーンス:クラリネット・ソナタ Op.167
ショーソン:アンダンテとアレグロ
ウィドール:序奏とロンド Op.72
ドビュッシー:第1狂詩曲、小品
ゴーベール:幻想曲
プーランク:クラリネット・ソナタ |
ルーラント・ヘンドリックス(クラリネット)
リーブレヒト・ファンベッケフォールト(ピアノ) |
ベルギー国立管首席クラリネット奏者、ヘンドリックスが吹くフランス作品集!
ベルギー国立管弦楽団の首席奏者や、ベルギーが世界に誇る木管アンサンブル"イ・ソリスティ・デル・ヴェント"のメンバーなどを務める名手、ルーラント・ヘンドリックス。2014年に設立された"ルーラント・ヘンドリックス・アンサンブル"のメンバーでもあり、エリザベート王妃国際音楽コンクールで入賞歴を持つベルギーの新鋭ピアニスト、リーブレヒト・ファンベッケフォールトとのデュオ。サン=サーンスやプーランクのソナタ、ドビュッシーの第1狂詩曲などの重要レパートリーを含む、フランスのクラリネット作品集が登場。
ヘンドリックスの艷やかなクラリネットの音色とエレガンスでヒロイックなフランス作品の相性も抜群!
録音:2016年5月31日−6月2日、ベルギー |
QUINTONE
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キー・コネクションズ 〜
ピアノとオルガンのためのサロン&
シンフォニック・ミュージック
デマレスト:幻想曲ハ短調、大アリア
ギルマン:スケルツォ・カプリチオーソ
Op.36
ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45より
第1楽章
(ヴィム・ドーズ編/世界初録音)
シベリウス:アンダンテ・カンタービレ
フランク:前奏曲、フーガと変奏曲 Op.18
サン=サーンス:6つの二重奏曲 Op.8より
カヴァティーナ、スケルツォ
デュプレ:バラード Op.30 |
ヴィム・ドーズ
(オルガン/track 1-2, 7-9)
スザンナ・フェールマン
(オルガン/track 3-6)
ミルサ・アダミ(ピアノ)
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室内用の小型オルガン「ハーモニウム」のために書かれた作品や、ヴィム・ドーズ自身によるトランスクリプションなどによる、「オルガンとピアノのデュオ」という珍しい編成の作品集。
ヴィム・ドーズとスザンナ・フェールマンの夫婦が、ハールレム・フィルハーモニーのカヴァイエ=コル・オルガンを弾き、アルバニア出身のピアニスト、ミルサ・アダミと見事なデュオを披露。
録音:2016年1月14日−15日、オランダ |
<メジャー・レーベル>
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オーストラリアELOQUENCE
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4820113
\1200 |
《ザ・ヴォイス・オヴ・チェーザレ・シエピ》
1-2) モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より
「上出来ですよ、お殿様…もし踊りになりたければ」
「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」,
3-5) モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』より
「みんながワインで酔いしれる」「窓辺に寄っておいで」「カタログの歌」,
6) ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』より「さびしくも一人寝て」,
7) ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』より「来たれ レビよ」,
8) ヴェルディ:歌劇『エルナーニ』より「不幸な男だ!
…お前は信じていたのだ」,
9) アントーニョ・カルロス・ゴメス:歌劇『サルヴァトール・ローサ』より
「Di sposa, di padre le gioie serene」,
10) ヴェルディ:歌劇『シモン・ボッカネグラ』より「哀れなる父の胸は」,
11) マイアベーア:歌劇『ユグノー教徒』より「神はわがやぐら」,
12) マイアベーア:歌劇『悪魔のロベール』より
「冷たい石の下に横たわる修道女たち」,
13) アレヴィ:歌劇『ユダヤの女』より「Si
la rigeur et la vengeance」,
14) ポンキエッリ:歌劇『ジョコンダ』より「Si,
morir ella de!」,
15-16) ボイト:歌劇『メフィストフェレ』より
「めでたし、主よ」「私は悪魔の精」
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チェーザレ・シエピ(バス)/
アルベルト・エレーデ(指揮),
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮),
エーリヒ・クライバー(指揮),
ヨゼフ・クリップス(指揮),
トゥリオ・セラフィン(指揮) |
軽やかで柔軟な歌唱と、深い響きを持つ声。
そして、何より優れたテクニック
1950年代から60年代にかけてイタリア・オペラを中心に活躍したバス歌手チェーザレ・シエピのアリア集です。
軽やかで柔軟な歌唱と、深い響きを持つ声、何より優れたテクニックが愛されたシエピ。とりわけ「ドン・ジョヴァンニ」役では並ぶもののない理想的な歌唱が高く評価されています。
DECCAレーベルがヴェルディ作品をはじめとした数多くのオペラの完全録音のために彼を起用したため、このアルバムにも収録された「メフィストフェレ」の題名役、「ジョコンダ」のアルヴィーゼなど様々な役で彼の歌唱を聴く事ができるのは嬉しいところです。
【録音】1954〜1958年 |
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4806582
(2CD)
\1800 |
クーレンカンプ(1898年生まれ)&ショルティ(1912生まれ)
《モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ集》
[CD1]
1-3) モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番
変ロ長調K.454,
4-6) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番
イ長調Op.47「クロイツェル」/
[CD2]
ブラームス:
1-3) ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78,
4-6) ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100,
7-10) ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108 |
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン),
ゲオルク・ショルティ(ピアノ) |
クーレンカンプ&ショルティによる名盤が復活
リスト音楽院を卒業後、コレペティトール(歌劇場の練習ピアニスト)として活動していたショルティは、ザルツブルクでトスカニーニの目に留まり指揮者としての道を歩みだします。
しかし1942年にジュネーヴ国際コンクールのピアノ部門で優勝したため、まずはピアニストとしてデビュー、この1947年の録音もそんな「ピアニスト・ショルティ」の才能が発揮されたものです。
クーレンカンプの熱気溢れる演奏をしっかり支えるショルティの流麗なピアノをお楽しみください。
【録音】1947 & 1948年、チューリヒ放送スタジオ |
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4824899
\1200 |
ゴードン・ファーガス=トンプソン(ピアノ)
《J.S.バッハ・トランス・クリプションズ》
ブゾーニ:
1) シャコンヌ BWV.1004より, 2) 目覚めよと呼ぶ声が聞こえ,
3) いざ来ませ、異邦人の救い主よ, 4) 今ぞ喜べ、汝らキリストの徒よ,
5) 主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる,
6-7) リスト:前奏曲とフーガ イ短調BWV.543,
8) ロード・バーナーズ:もろびと声あげ,
9) マイラ・ヘス:主よ、人の望みの喜びよ,
10) ヴィルヘルム・ケンプ:シチリアーノ
BWV.1031より,
11) クリストファー・フレミング:羊は安らかに草を食み,
12-14) ラフマニノフ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番より,
15) ブゾーニ:トッカータとフーガ ニ短調BWV.565 |
ゴードン・ファーガス=トンプソン(ピアノ) |
クリスティーネ・ブラウンとデニス・マシューズからピアノを学び、王立ノーザン音楽大学でゴードン・グリーンに学んだファーガス=トンプソン。
その後アレクシス・ワイセンベルクとジョン・オグドンに師事し、王立音楽大学ではピーター・ケイティンなどの錚々たるピアニストからも教えを受けています。
1976年にウィグモア・ホールでデビューコンサートを開催して以来、世界中でコンサートを行い、このドビュッシーをはじめ数多くの作品を録音しています。
スクリャービンの一連の録音で高い評価を受けるなど、繊細で色彩的な作品を得意としました。
J.S.バッハは、多くの音楽家たちにインスピレーションを与えるとともに、その作品は様々な形に編曲され演奏され続けています。
このアルバムでは、マイラ・ヘスの「主よ、人の望みの喜びよ」の簡素ながらも美しいアレンジを始め、リスト、ラフマニノフ、ブゾーニらがピアノのために編曲したバッハの作品をイギリスのピアニスト、ファーガス=トンプソンが繊細なタッチで演奏しています。
【録音】1991年、イギリス、St. Dunstan’s,
Cheam

ファーガス=トンプソン
ドビュッシー:ソロ・ピアノ作品全集 |

480 5764
(4CD)
\4000 |
《ファーガス=トンプソン/ドビュッシー:ソロ・ピアノ作品全集》
ドビュッシー:
【CD1】
1) 夢想, 2) ベルガマスク組曲, 3) 忘れられた映像,
4) 組曲「ピアノのために」, 5) 「映像」第1巻,
6) 「映像」第2巻/
【CD2】
1) 2つのアラベスク, 2) ボヘミア風舞曲,
3) スラヴ風バラード,
4) スティリー風タランテラ, 5) ロマンティックなワルツ,
6) マズルカ,
7) ノクターン, 8) 前奏曲集第1巻/
【CD3】
1) 喜びの島, 2) 版画, 3) スケッチ帳より,
4) コンクール用小品,
5) 仮面, 6) 前奏曲集第2巻/
【CD4】
1) 組曲「子供の領分」, 2) ハイドンをたたえて,
3) 小さな黒人の子供,
4) レントより遅く, 5) 英雄的子守歌, 6)
エレジー,
7) アルバムの綴り, 8) 12のエチュード |
ゴードン・ファーガス=トンプソン(ピアノ) |
ファーガス=トンプソンの繊細で色彩的表現による名演
このドビュッシーも端正な表現と活気に満ちた名盤の誉れ高き録音です。
《録音》1989年、ロンドン、ヘンリー・ウッド・ホール(デジタル:セッション/旧ASV音源) |
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4806595
\1200 |
ショルティ(1912生まれ)vsエルマン(1891年生まれ)
《ベートーヴェン:交響曲第4番, ヴァイオリン協奏曲》
ベートーヴェン:
1-4) 交響曲第4番変ロ長調Op.60,
5-7) ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61 |
ゲオルク・ショルティ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団,
ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン) |
若きショルティの個性がぶつかり合う、スリリングな演奏
ショルティは生涯に渡ってベートーヴェンの第4交響曲を3回録音しています。
それはロンドン交響楽団との1950年の録音と、1974年、1987年のシカゴ交響楽団との録音で、このアルバムのロンドン交響楽団との録音は、DECCAの最初期のセッションの一つであり、当時革命的だった「ffrr」技術を用いたものとして、その音質が高く評価されています。
当時DECCAに移籍したばかりのエルマンと、若さ溢れるショルティの個性がぶつかり合う、スリリングな演奏として知られています。
【録音】1950年11月(交響曲)、1955年4月(協奏曲)、ロンドン、キングズウェイ・ホール |
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4822556
(2CD)
\1800 |
《フィンジ:合唱作品集》
ジェラルド・フィンジ:
[CD1]
1) 入祭曲Op.6, 2-6) 典礼頌歌「聖チェチーリアのために」Op.30,
7-11) ディエス・ナタリスOp.8, 12-13)
地に平和をOp.39,
14) マニフィカトOp.36(合唱と管弦楽版)/
[CD2]
1) 見よ、満ち足りた、最後の犠牲を Op.26(合唱と管弦楽版),
2-8) ブリッジズによる7つの詩Op.17, 9) 神は召されたOp.27-2,
10-12) 3つの短いエレジーOp.5, 13) この夜一晩Op.33,
14) 見よ、満ち足りた、最後の犠牲を Op.26(合唱とオルガン版),
15) マニフィカトOp.36(合唱とオルガン版) |
リチャード・ヒコックス(指揮)
ロンドン交響楽団&合唱団、
フィリップ・ラングリッジ(テノール),
サイモン・スタンデイジ(ヴァイオリン)[CD1:1-11]/
リチャード・ヒコックス(指揮)
ザ・リチャード・ヒコックス・シンガーズ,
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア,
ノーマ・バロウズ(ソプラノ),
ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)[CD1:12-14,
CD2:1]/
ギャレット・オブライエン(指揮)
エクスルターテ・シンガーズ,
ティモシー・ファレル(オルガン)[CD2:2-15] |
不屈の精神と神への感謝
近頃、日本でファンが急増しているイギリスの作曲家フィンジの合唱作品集です。
7歳の時に父親を亡くし、長じてからは3人の兄弟も亡くし、第1次世界大戦で親友を失うという手痛い経験をした彼の作品は、ただ美しいだけではなく、不屈の精神と神への感謝が見てとれ、現代に生きる我々にも心の安らぎを与えてくれます。
このアルバムは、まだフィンジがブームになる前に録音された感動的な合唱曲集で、優れたソリストを迎えた完璧な合唱を聴く事ができます。フィンジを愛する人にはぜひ聴いて頂きたい、至福の2枚組です
【録音】1978〜1979年 |
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4806592
(2CD)
\1800 |
若きショルティの名演
《ハイドン:交響曲100, 102, 103番,
モーツァルト:交響曲25&38番, アイネ・クライネ・ナハトムジーク》
[CD1]
ハイドン:
1-4) 交響曲第100番ト長調「軍隊」,
5-8) 交響曲第102番変ロ長調,
9-12) 交響曲第103番変ホ長調「太鼓連打」/
[CD2]
モーツァルト:
1-4) 交響曲第25番ト短調K.183,
5-7) 交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」,
8-11) アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525 |
ゲオルク・ショルティ(指揮)/
ロンドン・フィル[CD1]/
ロンドン交響楽団[CD2:1-7]/
イスラエル・フィル[CD2:8-11]、 |
細部を丁寧に描き出した若きショルティの名演
ショルティの初期録音の中でも、評判の高いハイドンとモーツァルトの交響曲集。
オーケストラの機能性を重視し、ガンガン鳴らすイメージのあるショルティですが、このロンドン・フィルとのハイドンはスピーディーではあるものの、細部を丁寧に描き出し、自然な流れを重視した演奏となっています。
イスラエル・フィルとの「アイネ・クライネ」はDECCAにとっても記念碑的な録音とされています。
【録音】1949年8月[ハイドン:103番], 1951年11月[ハイドン:102番],
1954年4月[モーツァルト:25&38番, ハイドン:100番],
1958年5月[アイネ・クライネ] |
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4824627
(2CD)
\1800 |
メータの80歳記念、デッカ・モーツァルト全録音集
《モーツァルト:交響曲34, 39, 40番, アイネ・クライネ・ナハトムジーク,
他》
モーツァルト:
[CD1]
1) 歌劇「フィガロの結婚」序曲,
2-4) 交響曲第34番ハ長調K.338,
5-8) 交響曲第39番変ホ長調K.543/
[CD2]
1-4) 交響曲第40番ト短調K.550,
5-8) アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525,
9) 歌劇「フィガロの結婚」よりアリア「恋とはどんなものかしら」,
10) ミサ曲ハ短調(大ミサ)K.427 より「われら主をほめ」 |
ズービン・メータ(指揮)/
ロサンジェルス・フィルハーモニック[CD1:1]/
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団[CD1:2-8,
CD2:1-8]/
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾ・ソプラノ),
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団[CD2:9-10]/ |
メータの80歳記念、デッカ・モーツァルト全録音集
1960年代から70年代にかけてDECCAレーベルのスター的存在であったメータは、主に19世紀から20世紀のレパートリーで高く評価されていました。
しかしメータ自身はモーツァルトに深い愛情を持っており、定期的に交響曲とオペラを演奏していたのです。
この2枚組はメータの80歳を記念して制作されたもので、DECCAにおける彼のモーツァルト録音が全て収録されています。
【録音】1976年4月[CD1:2-8]/1977年2月[CD2:1-8]/1973年3月[CD1:1]/1988年10月[CD2:9-10] |
<映像>
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MARIINSKY(映像)
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MAR 0592
(DVD+Blu-Ray)
\5400 →\4990
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ゲルギエフ(指揮)&マリインスキー劇場管
「セミヨン・コトコ」の真価がいま明らかに。
ロシア映画を観るような心理描写と演技力。
プロコフィエフ:歌劇「セミヨン・コトコ」Op.81 |
セミヨン・コトコ:
ヴィクトル・ルツューク(テノール)
ソフィヤ:タチヤナ・パヴロフスカヤ(ソプラノ)
ソフィヤの父:ゲンナジー・ベズズベンコフ(バス)
フローシャ:ワルワラ・ソロヴィヨワ(メゾソプラノ)
村長レメニュク:
エフゲニー・ニキーチン(バス)ほか
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
マリインスキー劇場管、合唱団 |
初の日本語字幕付き。「セミヨン・コトコ」の真価がいま明らかに。ゲルギエフの統率力光る、ロシア映画を観るような心理描写と演技力。
演出:ユーリ・アレクサンドロフ ロシア語上演/映像監督:アンナ・マティソン
録音:2013年/マリインスキー第2劇場/リージョン:All、NTSC
16:9、2.0 PCM STEREO、DTS 5.1 HD、24bit 48kHz、字幕:日露英仏独西、約148’
日本語字幕付。
ゲルギエフはプロコフィエフのオペラに並々ならぬ情熱を注いでいますが、不遇の作品「セミヨン・コトコ」を再録音しました。1999年にウェーン・コンツェルトハウスで録音されたフィリップスCD
とほぼ同じ歌手陣を起用しながら、今回はブルーレイ+DVD
各1 枚同封、日本語字幕付きと何から何までパワーアップしての発売です。
「セミヨン・コトコ」は1939 年、プロコフィエフのソ連帰国後の作で、初のソヴィエト・オペラ。当時プロコフィエフはソ連政府に請われて帰国しながら、期待と裏腹の微妙な立場となり、起死回生を狙い必死でした。
当時話題となっていたカターエフの小説「私は労働者の息子」を題材に、華やかな舞踏会や上流階級の優雅な生活といったオペラの定石を排し、労働者やパルチザンの汗臭い生活を描きます。イデオロギー色全開で、純真な人々と憎き敵との衝突が展開の軸となっていますが、プロコフィエフの個性的すぎる音楽が「ソヴィエト人民の英雄的闘争を描くのに不適切」と激しく批判され、結局演目からはずされ今日に至っています。
革命直後、ソ連内戦時のウクライナが舞台。前線から帰郷した若き砲兵セミヨン・コトコがソフィヤとの婚礼の最中、ドイツ兵が乱入して皆を捕えます。セミヨンは逃げてパルチザンとなります。ソフィヤの父は娘を地主に嫁がせますが、セミヨンは教会を襲撃しソフィヤを助けるもののドイツ兵に捕われてしまいます。処刑されそうになるものの、同志たちに救われます。
曲の素晴らしさを理解しようとせず、失敗作として採りあげられないことにゲルギエフは義憤を覚え、再評価に力を注いているとのこと。たしかに「戦争ソナタ」で知られるピアノ・ソナタ第6
番から8 番と同時期の作で、プロコフィエフの技法が頂点に達していた円熟期の確かな筆致は駄作であるはずなく、プロコフィエフならではの実験性と才気煥発ぶりを再認識できます。日本語字幕付なのもうれしい限り。
ゲルギエフ入魂の演奏は息をのむ充実感。歌手陣もロシア映画のような役者ぶりを見せ、プロパガンダ作品とわかりながら感動で涙を禁じえない世界を作り上げています。
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8/17(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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LINN
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CKD 499
(2CD/特別価格)
\3800 →\3490
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ダンディン・コンソートのバッハ第7弾!
「クリスマス・オラトリオ」
J.S.バッハ:
クリスマス・オラトリオ BWV.248 |
ダンディン・コンソート、ジョン・バット(指揮)
カンタータ 1, 3 and 6 〜
メアリー・ベヴァン(ソプラノ)
クレア・ウィルキンソン(メゾ・ソプラノ)
ニコラス・マルロイ(テノール)
マシュー・ブルック(バス・バリトン)
カンタータ 2, 4 and 5 〜
ジョアン・ラン(ソプラノ)
シアラ・ヘンドリク(メゾ・ソプラノ)
トーマス・ホッブス(テノール)
コンスタンティン・ヴォルフ(バス・バリトン) |
ダンディン・コンソートのバッハ第7弾!ついに「クリスマス・オラトリオ」登場!
「マタイ受難曲」の"1742年頃最終演奏版"(CKD
313)に始まり、「ミサ曲ロ短調」の"リフキン校訂ブライトコップ版2006"(CKD
354)、「ヨハネ受難曲」の"典礼において演奏されたバッハの受難曲の再現"(CKD
419)、「ブランデンブルク協奏曲」の"フレンチ・ピッチ版(A=392Hz)"(CKD
430)、そして"バッハの最初のクリスマスの晩課の再現"をした「マニフィカト&クリスマス・カンタータ」(CKD
469)など、綿密な時代考証、長年にわたるバッハ研究に基づく様々な異稿版の発掘や復元に取り組み続けているJ.S.バッハ演奏・研究の世界的権威、ジョン・バット。ジョン・バット率いるスコットランドのピリオド・アンサンブル、ダンディン・コンソート(ダニーデン・コンソート)によるJ.S.バッハ録音の第7弾は、バッハの四大宗教曲の最後の一つ「クリスマス・オラトリオ」が登場!
「マニフィカト&クリスマス・カンタータ」(CKD
469)は、英グラモフォン賞にノミネートしたほか、レコード芸術海外盤REVIEW、英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジン誌でいずれも「特選盤」に選ばれるなど絶賛を博し、ジョン・バットはこの録音の功績によって2015年にOBE(大英帝国勲章)を叙されています。それだけに、続編ともなるこの「クリスマス・オラトリオ」にも大きな期待がかかります。もちろん、フィリップ・ホッブスによる超優秀録音も健在です。今年のクリスマス・アルバムの最有力候補としても注目!
録音:2015年9月7日−12日、グレイフライアーズ教会(エジンバラ)

英グラモフォン賞ノミネート
レコード芸術海外盤REVIEW、英グラモフォン誌、英BBCミュージック・マガジン誌でいずれも「特選盤」に選ばれ、
ジョン・バットはこの録音の功績によって2015年にOBE(大英帝国勲章)を叙された |
CKD 469
(SACD HYBRID)
\2600
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J.S.バッハ:マニフィカト&クリスマス・カンタータ
〜
ライプツィヒにおけるバッハの最初のクリスマスの晩課の再現
1723年12月25日、バッハがトーマスカントールとしてケーテンからライプツィヒにやってきた最初の年のクリスマス、聖ニコライ教会での晩課
ガブリエリ:8声のモテット《今日キリストはお生まれになった》
J.S.バッハ:
コラール《神よ、汝の慈悲により》BWV.600、
カンタータ第63番《キリスト教徒らよ、この日を彫り刻め》BWV.63、
オルガン前奏曲《高き御空よりわれは来たれり》BWV.606、
コラール《高き天より》
(「新ライプツィヒ讃美歌集、
ゴットフリート・ヴォペーリウス1682年出版」より)、
コラール《わが魂は主をあがめ》BWV.733、
マニフィカト 変ホ長調 BWV.243a、
コラール《ベツレヘムに生まれし御子》BWV.603、
コラール《ベツレヘムに生まれし御子》
(「新ライプツィヒ讃美歌集、
ゴットフリート・ヴォペーリウス1682年出版」より) |
ダンディン・コンソート
ジョン・バット(指揮)
ジュリア・ドイル(ソプラノ)
ジョアン・ラン(ソプラノ)
クレア・ウィルキンソン(メゾ・ソプラノ)
ニコラス・マルロイ(テノール)
マシュー・ブルック(バス・バリトン) |
ダンディン・コンソートのバッハ"マニフィカト"!J.S.バッハのライプツィヒでの最初の晩課を再現!
「マタイ受難曲」の"1742年頃最終演奏版"(CKD
313)、「ミサ曲ロ短調」の"リフキン校訂ブライトコップ版2006"(CKD
354)、「ヨハネ受難曲」の"典礼において演奏されたバッハの受難曲の再現"(CKD
419)、そして「ブランデンブルク協奏曲」の"フレンチ・ピッチ版(A=392Hz)"(CKD
430)など、綿密な時代考証、長年にわたるバッハ研究に基づく様々な異稿版の発掘や復元に取り組み続け、新たな発見をもたらしてくれているスコットランドのピリオド・アンサンブル、ダンディン・コンソート(ダニーデン・コンソート)。
J.S.バッハの演奏、研究の世界的権威として高名なジョン・バットとダンディン・コンソートが送り出す"次なる成果"は「マニフィカト」と「クリスマス・カンタータ」!
ジョン・バットとダンディン・コンソートは、J.S.バッハがトーマスカントールとしてケーテンからライプツィヒにやってきた最初の年のクリスマス、1723年12月25日、聖ニコライ教会での晩課を再現。
ジョヴァンニ・ガブリエリのモテットで始まる晩課は、オルガン前奏曲や「クリスマス・カンタータ
BWV.63」と続き、変ホ長調で書かれた初稿版の「マニフィカト
BWV.243a」へと到達。
J.S.バッハが新天地ライプツィヒで迎えた最初のクリスマスの晩課の全容が、ジョン・バットの研究成果とダンディン・コンソートの見事な演奏で今、鮮明に蘇る。
※録音:2014年7月27日−31日、グレイフライアーズ教会(エジンバラ)
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CKD 521
(2CD/特別価格)
\4000 →\3590
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ロビン・ティチアーティのベルリオーズ第4弾!
「ロメオとジュリエット」全曲!
ベルリオーズ:
劇的交響曲《ロメオとジュリエット》Op.17 |
ロビン・ティチアーティ(指揮)
スウェーデン放送交響楽団&合唱団
カティア・ドラゴイェヴィチ(メゾ・ソプラノ)
アンドルー・ステイプルズ(テノール)
アラステア・マイルズ(バス) |
ティチアーティのベルリオーズ。第4弾は「ロメオとジュリエット」全曲!
ロンドン生まれ、イタリア系イギリス人の若き天才指揮者ロビン・ティチアーティ。
スコットランド室内管弦楽団とのシューマンやハイドンの交響曲集でも話題を呼んだ次代の巨匠候補が振るベルリオーズ・プロジェクト、第4弾は劇的交響曲「ロメオとジュリエット」が登場!
「オラトリオ《キリストの幼時》(CKD 430)」でも共演した北欧の雄、スウェーデン放送交響楽団&合唱団とともに、ベルリオーズの華麗なオーケストレーションの粋を集めた傑作を描きます。
2014年からはユロフスキの後任としてグラインドボーン音楽祭の音楽監督にも就任し、ますます活躍を広げるロビン・ティチアーティのベルリオーズにご期待ください!
録音:2014年11月3日−5日、ベルワルド・ホール(ストックホルム)

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SIGNUM
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クラシカル・オペラ&イアン・ペイジ!
最新作はモーツァルトの"ツァイーデ"!
モーツァルト:歌劇《ツァイーデ》K.344 |
クラシカル・オペラ、
イアン・ペイジ(指揮)
ソフィー・ベヴァン(ソプラノ)
アラン・クレイトン(テノール)
スチュアート・ジャクソン(テノール)
ジャック・インブライロ(バリトン)
ダレン・ジェフリー(バス・バリトン)
ジョナサン・マクガヴァン(バリトン) |
今、イギリスで最もエキサイティングと称されるピリオド楽器使用のオペラ・カンパニー、イアン・ペイジ率いるクラシカル・オペラ。
モーツァルトのオペラの全曲録音完成を目指すクラシカル・オペラのシリーズ第4弾は、未完のジングシュピール「ツァイーデ」!
ツァイーデのソフィー・ベヴァン、ゴーマッツのアラン・クレイトンに代表される期待の名歌手たちの歌声、イアン・ペイジ率いるクラシカル・オペラの洗練されたサウンドが、「後宮からの逃走」の3年前に作曲されながらも未完に終わり、モーツァルトの死後に遺品の中から発見された「ツァイーデ」の真価を教えてくれる。
※録音:2016年3月10日−13日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)

次々と名作を生み出す
クラシカル・オペラ&イアン・ペイジ
これまでのモーツァルト録音!
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SIGCD 343
(2CD/特別価格)
\3800 →\3490
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神童11歳のときのk.35
モーツァルト:
宗教的ジングシュピール《第1戒律の責務》K.35 |
クラシカル・オペラ・オーケストラ
イアン・ペイジ(指揮)
アラン・クレイトン(テノール)
アンドルー・ケネディ(テノール)
ソフィー・ビーヴァン(ソプラノ)
サラ・フォックス(ソプラノ)
コーラ・ブルグラーフ(メゾ・ソプラノ) |
クラシカル・オペラのSignum移籍第1弾!神童モーツァルトの宗教的ジングシュピール!
モーツァルトとその同世代の作曲家たちのスペシャリスト、いまイギリスで最もエキサイティングなピリオド楽器使用のオペラ・カンパニー、クラシカル・オペラがシグナム・クラシックス(Signum
Classics)に移籍!
移籍第1弾となるのは、リン・レコーズ(Linn
Records)時代の前作に続き、神童モーツァルト11歳の作品、宗教的ジングシュピール「第1戒律の責務」。
「第1戒律の責務」では、長いヨーロッパ旅行を終えた直後のモーツァルトが第1部の作曲を、第2部はミヒャエル・ハイドン(1737年
- 1806年)、第3部はアードゥルガッサー(Anton
Cajetan Adlgasser, 1729 - 1777)が担当。
唯一現存する第1部は、天才モーツァルトの才能が発揮された秀作であり、最初期の代表作の1つ。
モーツァルトはわずか11歳でベテランの実力者たちと共に作曲を依頼され、見事な作品を創り上げていたということになる・・・
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SIGCD 400
(4CD/特別価格)
\7200
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クラシカル・オペラのモーツァルト初期オペラ!
《ポントの王ミトリダーテ》
モーツァルト:歌劇《ポントの王ミトリダーテ》K.87(K.74a) |
クラシカル・オペラ、
イアン・ペイジ(指揮)
バリー・バンクス(ミトリダーテ/テノール)
ミア・パーション(アスパージア/ソプラノ)
ソフィー・ベヴァン(シーファレ/ソプラノ)
ローレンス・ザッツォ(ファルナーチェ/カウンターテナー)
クララ・エク(イズメーネ/クララ・エク)
ロバート・マレー(マルツィオ/テノール)
アンナ・デヴィン(アルバーテ/ソプラノ) |
クラシカル・オペラのモーツァルト初期オペラ!《ポントの王ミトリダーテ》にはミア・パーションも参加!
イギリスで最もエキサイティングと称され、中でもモーツァルトの初期オペラの演奏、録音が話題を呼んでいるピリオド楽器使用のオペラ・カンパニー、クラシカル・オペラ。
ジャン・ラシーヌの戯曲を題材とした「ポントの王ミトリダーテ」は、1770年に当時14歳のモーツァルトが作曲し、自らの指揮で初演したと伝わる最初のオペラ・セリアである。
ミトリダーテ役にはバリー・バンクス、ミトリダーテの婚約者アスパージア役にはミア・パーションが起用されるなど、ソリストの充実振りも期待以上。
併録された世界初録音となる初稿版の"7つのアリア"と"デュエット"も興味深い。ベーレンライターの新モーツァルト全集(NMA)による演奏。
※録音:2013年7月12日−26日、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会(ロンドン、イギリス) |
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SIGCD 433
(2CD/特別価格)
\3800 →\3490
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イアン・ペイジ率いるクラシカル・オペラ
モーツァルト:歌劇《羊飼いの王様》K.208 |
クラシカル・オペラ、
イアン・ペイジ(指揮)
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)
サラ・フォックス(ソプラノ)
アイリッシュ・タイナン(ソプラノ)
アンナ・デヴィン(ソプラノ)
ベンジャミン・ヒューレット(テノール) |
今、イギリスで最もエキサイティングと称されるピリオド楽器使用のオペラ・カンパニー、イアン・ペイジ率いるクラシカル・オペラ。
モーツァルトのオペラの全曲録音完成を目指すクラシカル・オペラが新たに取り上げたのは、1775年、若き日の秀作「羊飼いの王様」!ジョン・マーク・エインズリーを筆頭に、サラ・フォックスやアイリッシュ・タイナンなど、歌手陣の充実振りも大きな魅力。
2014年7月の録音。 |
ペイジ&クラシカル・オペラは
SIGNUMより前にLINNからこのアルバムを出していた。 |
LINN
CKD 398
(SACD HYBRID)
\2600
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ペイジ&クラシカル・オペラのモーツァルト!
モーツァルト:
歌劇《アポロとヒュアキントス》K.38 |
クラシカル・オペラ、イアン・ペイジ(指揮)
クララ・エク(メリア)
ソフィー・ビーヴァン(ヒュアキントス)
ローレンス・ザッツォ(アポロ)
クリストファー・エインズリー(ゼフィルス)
アンドルー・ケネディ(オエバルス)
マーカス・ファーンズワース(アポロの司祭)
デイヴィッド・シップレー(アポロの司祭) |
若きソリストたちとピリオド・オーケストラ。ペイジ&クラシカル・オペラのモーツァルト!
世界有数の高音質レーベル"Linn Records"の初のオペラ・レコーディング、アーンの「アルタクセルクセス」(CKD
358)で期待を上回る好演を披露してくれたイアン・ペイジとクラシカル・オペラ(・カンパニー)。
モーツァルトと同世代の作曲家たちのスペシャリストとして評価を確立したクラシカル・オペラの新録音は、当時11歳(!)だった神童モーツァルトが作曲した3幕のラテン語の叙事詩劇「アポロとヒュアキントス」!
クラシカル・オペラは、この若きモーツァルトが書いた2番目の舞台作品を1998年と2006年に上演しており、ヒュアキントスを歌うソフィー・ビーヴァンをはじめとしたソリストたち、あのマッケラスも称賛したピリオド・オーケストラがイギリス内外で高く評価されたという実績がある。
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そしてこんなユニークなアルバムも・・・ |
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モーツァルトのオペラのA〜Z
《アポロとヒュアキントゥス》より 息子が死んで神は
《見てくれの馬鹿娘》より 小さなキューピットたちが隠れていて
《バスティアンとバスティエンヌ》より ディッギ、ダッギ、シューリ、ムーリ
《ポントの王ミトリダーテ》より 私が生きることがかなわなくても(原典版)
《ルチオ・シルラ(ルーチョ・シッラ)》より
死のこの上ない不吉な思い
《にせの女庭師》より ああ、小鳥は嘆き
《羊飼いの王様》より 万歳、無敵の指導者よ
《ツァイーデ》より やすらかにお休み、私のいとしい命よ
《イドメネオ》より ひとりさすらいに赴こう
《後宮からの逃走》より コンスタンツェ、あなたに再び会えるとは!
《フィガロの結婚》より もし踊りたければ
《ドン・ジョヴァンニ》より おいで窓べに、可愛い娘
《コシ・ファン・トゥッテ》より 毎日私に手紙を下さいね
《皇帝ティートの慈悲》より かつての愛情に免じて
《魔笛》より フム、フム、フム |
クラシカル・オペラ
イアン・ペイジ(指揮)
スーザン・グリットン(ソプラノ)
マシュー・ローズ(バス)
アンナ・リーズ(ソプラノ)
マーク・ストーン(バリトン)、他 |
「クラシカル・オペラ」のデビュー・レコーディングが復活!
イギリスで最もエキサイティングと称され、中でもモーツァルトの初期オペラの演奏、録音が話題を呼んでいるピリオド楽器使用のオペラ・カンパニー、クラシカル・オペラのデビュー・レコーディングが復刻!
「アポロとヒュアキントス」の"A"から、「魔笛」の"Z"まで、モーツァルトの15のオペラから選りすぐられたアリアやアンサンブル。オペラ界に新たな風を呼び込んでいる注目のグループ、クラシカル・オペラの「A〜Z」が、天才モーツァルトの生涯を15のオペラで描いている。
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オリヴァー・デイヴィス:ダンス
ダンス/フロンティアーズ/ダンス・オデッセイ/
ミュージカル・ボックス/アルコ/
ダンシング・フォーク/ダンス・エピローグ |
ケレンザ・ピーコック(ヴァイオリン)
ヒュー・ワトキンス(ピアノ)
ポール・ベイトマン(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 |
王立音楽院で研鑽を積んだイギリスの若手作曲家オリヴァー・デイヴィス(1972−)。「フライト」(SIGCD
411)、「シーズンズ」(SIGCD 437)に続く3枚目の作品集は舞曲をテーマとした「ダンス」。
前2作でも"主役"を務めたヴァイオリニストのケレンザ・ピーコック、サラ・ブライトマンの指揮者としても知られるポール・ベイトマンが共演。
2016年6月の録音。 |
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DACAPO
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8.226098
(2CD)
\2500→\2290 |
ナチスにすりよったコペンハーゲン生まれの作曲家
パウル・フォン・クレナウ:交響曲 第9番(1945)
<CD1>
1.第1楽章:Allegro/
2.第2楽章:Requiem‐レクイエム/
3.第3楽章:Allegro molto vivace/
4.第4楽章:Andante「Estne haec vitae discrepantia
sempiterna‐
この矛盾は永遠の命である」/
<CD2>
1.第5楽章:Allegro/
2.第6楽章:Adagio/
3.第7楽章:Misericordia‐慈悲/
4.第8楽章:Ruhige Viertel‐星が空に輝く |
コルネリア・プタセク(ソプラノ)/
スサネ・レースマーク(アルト)/
ミヒャエル・ヴァイニウス(テノール)/
シュテフェン・ブルーン(バス)/
デンマーク国立コンサート合唱団/
デンマーク国立交響楽団/
ミハエル・シェンヴァント(指揮) |
録音 2014年3月20-21日 コペンハーゲン デンマーク放送,
Koncerthuset
コペンハーゲンに拠点を置くドイツ人の家系に生まれたクレナウ(1883-1946)は、最初はコペンハーゲン音楽院でヴァイオリンと作曲を学ぶも、20歳になる前にベルリンにわたり、マックス・ブルッフの門下に入ります。その後はルートヴィヒ・トゥイレ、マックス・シリングスに教えを受け、ドイツ音楽の伝統を身につけました。
指揮者として各地を回り、1919年にはフランクフルト・バッハ協会を設立し、第2次大戦時にはナチスにも重用され、ドイツで華々しく活躍しますが、1940年にはコペンハーゲンに戻り作曲に専念します。
そんな彼の作品は、ワーグナー、ブルックナー、リヒャルト・シュトラウスの影響が強く感じられ、この晩年の主要な作品である交響曲第9番も、当時の主流である十二音音楽の手法はほとんど使われることのない極めて長大で調性的な音楽です。
この大規模な編成を持つ交響曲は、彼の死後長らく行方不明になっていて、2001年まで発見されることはありませんでした。
そしてさらに13年の年月を経て(その間にコペンハーゲンの王立図書館で編集作業が施された)2014年、ようやくシェンヴァントとデンマーク国立交響楽団によって世界初演されたのです。このアルバムにはその記念碑的録音が収録されています。
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パウル・アウグスト・フォン・クレーナウは1883年、コペンハーゲン生まれの作曲家。
ドイツ人の家系に生まれ、1900年にコペンハーゲン音楽院に入学し、ヴァイオリンと作曲を専攻。
1902年にベルリンに渡り、マックス・ブルッフに入門。2年後にミュンヘンにてルートヴィヒ・トゥイレのもとで更なる研鑽を積む。
1907年にトゥイレが没するとフライブルク市立劇場の楽長に就任するかたわら、今度はさらにマックス・フォン・シリングスの薫陶を受けた。
交響曲 第1番のミュンヘン初演(1908年)は成功裡に終わる。
1919年にはフランクフルト・バッハ協会を指揮し、翌1920年にはヨーロッパ諸国を遍歴して指揮者としての場数を踏む(1920年には郷里コペンハーゲンにてデンマーク・フィルハーモニー協会を創設し、1922年にはウィーン演奏協会の合唱指
揮者に就任)。
ナチスの治世にあってクレーナウは権力者に摺り寄り、早くも1933年から1945年までのナチス・ドイツにおいてはとりわけ歌劇によって、指揮する作曲家として名を揚げた。
1940年には再びコペンハーゲンに移住し、ひたすら作曲に没頭する。
1946年に他界。
第2次大戦終了とともに死を迎えたというのは偶然なのか。63歳だった。

クレーナウの作品は多種多様な影響を受けているが、特にドイツ音楽からの影響が強い。
初期作品のうちは、時に旧師ブルッフやトゥイレの音楽語法が見出されるが、リヒャルト・ワーグナーやアントン・ブルックナー、リヒャルト・シュトラウスの音楽語法が顕著である。しかし早くから作曲家として個性を認められていた。
モダニストの作曲家でありながら、ナチスからの理解を得て1933年以降も上演演目から外されなかった。
なかなかの政治手腕の持ち主だったようだが、それが戦後にはアダとなったということか。
9つの交響曲と歌劇、バレエ音楽、歌曲の他に、ピアノ曲や室内楽曲もある。
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8.226110
\2500 |
クリストファー・ラウス:作品集
1.オーケストラのための「odna zhizn‐ある一生」(2008)/
2-7.交響曲 第3番(プロコフィエフによる)(2011)/
8-9.交響曲 第4番(2013)/
10.オーケストラのための「プロスペロの部屋」(2012) |
ニューヨーク・フィルハーモニック/
アラン・ギルバート(指揮) |
録音 2010年2月20日…1, 2013年6月20日…2-7,
2014年6月5日…8-9, 2013年4月17日…10 ニューヨーク、リンカーン・センター,デイヴィッド・ゲフィン・ホール/エヴリー・フィッシャー・ホール
このアルバムにはクリストファー・ラウス(1949-)が作曲した4つの世界初演作品が収録されています。
ラウスはアメリカ出身でニューヨーク・フィルハーモニーの「マリー=ジョゼ・クラヴィス記念コンポーザー・イン・レジデンス」を2012年から2015年まで務めており(前任者はマグヌス・リンドベルイ)このアルバムの「プロスペロの部屋」「交響曲第4番」「odna
zhizn」はオーケストラとの共同作業となります。
「現代における作曲家の中で最も重要な働きをするクリス・ラウスは、偉大な作曲家だけが成し得る方法で、音と音楽の流れを形づくります」とアラン・ギルバートも絶賛するラウスの刺激的な音楽、ぜひお楽しみください。 |
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8.226111
\2500→\2290 |
ゴスタウ・ヘルステズ:十重奏と弦楽四重奏曲
十重奏曲 ニ長調 Op.18(1891)
フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、
2台のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのための
弦楽四重奏曲 ヘ短調 Op.33(1917頃)
※世界初録音 |
デンマーク・シンフォニエッタ/
デイヴィッド・リデル(指揮…1-4) |
録音 2013年9月19-21日,10月7日…5-8, 2013年10月4-6日,8日…1-4
Musik- og teaterhuset Varket, Randers
同じく作曲家であったカール・アドルフ・ヘルステズを父に持つデンマークのオルガニスト、作曲家ゴスタウ・ヘルステズ(1857-1924)の作品は、彼がドイツ、フランス、イタリアで遭遇した「後期ロマン派」の様式が取り入れられていたため、当時のデンマークの聴衆たちからは「奇妙で近寄りがたい」と若干敬遠されていました。
しかし彼の作品はとても魅力的であり、現代の人々の耳には全く違和感を与えることがなく、ヨーロッパ大陸のインスピレーションの中にデンマーク特有の伝統と品格が感じられる独自の作品として評価され、その作風は彼の弟子でもあったランゴーらにも引き継がれて行きます。
このアルバムで紹介されている2つの作品は、半音階的な和声と充実した響き、そして横溢する民謡的要素が極めて魅力的です。
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8.226112
\2500→\2290 |
デンマーク勢、渾身のニールセン:合唱作品集
1.愛らしき国あり FS 110/2.素晴らしい夕べのそよ風/
3.2つの学校の歌 FS138‐第1番「花のがくから花粉が」/
4.マヒワの歌 FS40/5.セレナード FS300/
6.20のデンマークの歌 第1巻 FS70-第10曲「ほほえみながら重荷を背負う」/
7.来たれ、神の天使よ FS41/
8.2つの学校の歌 FS138‐第2番「今、過去から時間を積み重ね」/
9.喜びの瞬間、長年の痛み FS31/10.夕べの趣き
FS48/
11.水仙 FS59/12.子供の歌 FS72/
13.デンマークの歌 FS111‐春の生垣は緑/
14.デンマークの歌 FS111‐2羽のヒバリは巣で愛を育む/
15.デンマークの歌 FS111‐みて、おかあさん!陽が赤い/
16.劇音楽「母」Op.41 FS94‐いつでも出帆できる船のように/
17-18.オーフス市地方博覧会のためのカンタータより/
19.デンマークの男たちよ、強くあれ FS35/
20.シュナップスに FS53/
21.10の小さなデンマークの歌 FS114-
第10番「デンマークの歌は、若く美しい髪の娘」/
22.今、東から日が昇り /
23.デンマーク歌曲集 FS111-第2番「私は心地よい眠りにつく」/
24.素晴らしき夕べのそよ風/25.美しき国
FS110 |
デンマーク国立ヴォーカル・アンサンブル…1-11/
デンマーク国立コンサート合唱団…16-21/
ミハエル・シェンヴァント(指揮)/
デンマーク国立少女合唱団…22-25/
フィリップ・フェイバー(指揮)/
デンマーク国立青少年合唱団…13.15/
デンマーク国立少年合唱団…12.14/
スザンヌ・ヴェント(指揮) |
録音 2014年6月18-20日…1-11, 2015年5月7-8日…16-21,
2015年6月…12-15, 2015年8月24日…22-25 コペンハーゲン
ガリソン教会
重厚な交響曲や室内楽曲で知られるカール・ニールセン(1865-1931)。彼は合唱音楽の大家でもありました。およそ300曲の親しみ易い歌曲や合唱曲は、デンマーク国内の学校や家庭で愛唱され続けています。
ただし、このアルバムに収録された25の合唱曲はどれもデンマーク語で歌われるため、他の国ではほとんど歌われることがありません。
また、ニールセンは現在のデンマーク国歌「麗しき国」(作曲はHans
Ernst Kroyer)の別ヴァージョンも作曲しており、こちらは残念ながら普及することがありませんでしたが、独立した合唱曲として愛唱されることとなり、このアルバムの最終トラックに収録されています。
北欧の合唱レベルの高さも存分にお楽しみください。
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8.226582
\2000 |
ヨン・フランゼン:歌曲集
1.ソプラノとピアノのための「欲望の典礼」(1993)/
2-5.カウンターテナーとピアノのための歌曲集「冬の夜」(1989/2015年改編)/
6-14.ソプラノとギターのための歌曲集「無垢の歌」(1984)/
15-19.ソプラノとギターのための歌曲集「経験の歌」(1991)/
20-23.バリトンとピアノのための歌曲集「私がかつて住んでいた部屋」(1990)/
24-30.カウンターテナーとギターのための歌曲集「7つのシリーの歌」(1987) |
リーゼ・ダヴィドセン(ソプラノ)/
リヴ・オドヴェイグ・ミッドマデリ(ソプラノ)/
モルテン・グローヴェ・フランゼン(カウンターテナー)/
アレクサンダー・ノール(バリトン)/
イェスパー・シヴェベアク(ギター)/
ソフィア・ヴィルクマン(ピアノ)/
オルシ・ファイガー(ピアノ) |
録音 2015年9月…1-5,20-23, 2015年9月-10月…6-19.24-30
コペンハーゲン ロイヤル・オペラ・ハウス,リハーサル・ルーム
デンマークの現代作曲家フランゼン。彼の歌曲のテキストのほとんどは聖書やヘルマン・ヘッセ、あるいはウィリアム・ブレイクといった古典的な作品からの採取であり、繊細な音楽をつけることでその崇高な精神を表現しています。
このアルバムには5つの歌曲集が収録されていますが、どのテキストにもフランゼンの好みがしっかり現れており、哲学的な晦渋さを持ちながらも、カウンターテナーとギターが醸し出す音色のような、ほのかな妖艶さも感じられる音楽を聴くことができます。
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<メジャー・レーベル>
<国内盤>

8/16(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
APARTE
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トランペットの妙技が炸裂!ロマン・ルルー(トランペット)
「インスピレーションズ」
(1)ジョゼフ・コズマ:枯葉
(2)グリゴラシュ・ディニク:ホラ・スタッカート
(3)アストル・ピアソラ:フーガと神秘
(4)エンニオ&アンドレア・モリコーネ:シネマ・パラディーゾ
(5)ガブリエル・フォーレ:夢のあとで
(6)ジョルジュ・ビゼー/Manuel Doutrelant:カルメン幻想曲
(7)レイナルド・アーン:素敵な時
(8)ルイ=クロード・ダカン:かっこう
(9)アントニオ・カルロス・ジョビン:三月の雨
(10)アントニオ・カルロス・ジョビン:想いあふれて
(11)ヴィンセント・ペイラニ:ランダム・オブセッション
(12)J.S. バッハ:G線上のアリア
(13)パブロ・デ・サラサーテ:サパテアード
(14)クルト・ヴァイル:ユーカリ
(15)ルイス・ボンファ:カーニバルの朝 |
ロマン・ルルー(トランペット)
アンサンブル・コンヴェルジェンス
(弦楽五重奏) |
クラシックの名曲からボサノヴァまで。息のむアレンジ、トランペットの妙技が炸裂!
録音:2015年4月29日〜5月2日/フランス、リール、ヌーヴォーシエクル・ホール/68’10’’
洒落たアレンジの弦楽伴奏を背景に、颯爽と駆け抜けるトランペット!
シャンソン(1)、ヴァイオリン作品(2.13)、フランス歌曲(5.7)、クラヴサン音楽(8)、ボサノヴァ(9.16)などなど、あらゆるスタイルの楽曲を華麗に吹きこなします。
まばゆく煌めく超絶技巧、しっとりと柔らかなロングトーン。「ホラ・スタッカート」のスピード感に痺れ、「シネマ・パラディーゾ」や「G
線上のアリア」の美しさに涙。色とりどりの魅力を放つアルバムです。
ロマン・ルルーは1983 年生まれのトランペット奏者。15
歳でパリ国立音楽院に入学、卒業後カールスルーエ音楽大学でラインホルト・フリードリヒに師事しました。
リヨン国際室内楽コンクール3 位。2009 年にはフランス最大の音楽賞「ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジーク」クラシック音楽部門新人賞を受賞しています。
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PENTATONE
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PTC 5186554
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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若きチェコの英雄フルシャ&プラハ・フィルハーモニアとの
ドヴォルザーク管弦楽作品集第2弾!
ドヴォルザーク:
(1)-(8)交響的変奏曲 Op.78 B.70(21’29”)
(9)-(11)3つのスラヴ狂詩曲 Op.45 B.70
【第1番 ニ長調(12’39”)/第2番
ト短調(13’09”)/
第3番 変イ長調(13’19”)】 |
ヤクブ・フルシャ(指揮)
プラハ・フィルハーモニア
ヤン・フィシェル
(コンサートマスター) |
雄弁な語り口が魅力。フルシャ&プラハ・フィルハーモニアとのドヴォルザーク管弦楽作品集第2弾!
セッション録音:2015年1月/プラハ/DSD、マルチチャンネル、60’36”
SACD ハイブリッド盤。
人気・実力を兼ね備えた俊英指揮者のヤクブ・フルシャ。ドヴォルザークの管弦楽作品の集第2
弾では交響的変奏曲と3 つのスラヴ狂詩曲を収録しました。
フルシャは1981 年チェコに生まれ。プラハ芸術アカデミーにてビエロフラーヴェクに学び、2004
年の卒業以来、チェコの主なオーケストラでのデビューを皮きりにライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ロッテルダム・フィル、バーミンガム市響、フィルハーモニア管、クリーヴランド管などに登場。2016/2017
シーズンより、バンベルク交響楽団の首席指揮者に就任いたしました。
日本では2010 年より東京都交響楽団の首席客演指揮者を務め、名実ともにトップ指揮者として活躍しております。
現在音楽監督を務めるプラハ・フィルハーモニアとは2010
年5 月にプラハの春国際音楽祭65 周年記念となるオープニング公演に史上最も若い指揮者として招かれ、スメタナのわが祖国を演奏し世界から注目される指揮者となりました。そのライヴをおさめたディスク(SUPRAPHON:SU
4032 /KKC 5115)は高い評価を得ております。ビエロフラーヴェクより受け継いだ伝統とフルシャの新鮮な解釈により新時代のドヴォルザークを堪能することができます。
ドヴォルザークの管弦楽作品集第1 弾(PTC
5186532)とあわせてお楽しみください。
フルシャ&プラハ・フィルハーモニア
ドヴォルザーク管弦楽作品集第1弾! |
PTC 5186532
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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優秀録音フルシャが手兵プラハ・フィルハーモニアと
ドヴォルザークの管弦楽作品を収録!
ドヴォルザーク:
(1)序曲「自然と人生と愛」
【「自然の中で」Op.91(14’49” )
「謝肉祭」Op.92(9’38” )
「オセロ」Op.93(14’35”)】
(2)序曲「我が故郷」Op.62(10’07”)
(3)劇的序曲「フス教徒」Op.67(13’38”) |
ヤクブ・フルシャ(指揮)
プラハ・フィルハーモニア
ヤン・フィシェル(コンサートマスター) |
セッション録音:2015年1月/プラハ/63’14”、DSD
マルチチャンネル、5.0 Surround sound
SACDハイブリッド盤。
人気・実力を兼ね備えた俊英指揮者のヤクブ・フルシャ。34歳となった現在、既に充実のキャリアを誇りますが、PENTATONEレーベルからの期待の新譜は母国ドヴォルザークの管弦楽曲作品集です。
フルシャは1981 年チェコに生まれ。プラハ芸術アカデミーにてビエロフラーヴェクに学び、2004
年の卒業以来、チェコの主なオーケストラでのデビューを皮きりにライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ロッテルダム・フィル、バーミンガム市響、フィルハーモニア管、クリーヴランド管など、日本では新日本フィルなどに客演し、20
代にして将来を嘱望される若手指揮者として活躍。現在音楽監督を務める当プラハ・フィルハーモニアとは2010
年5 月にプラハの春国際音楽祭65 周年記念となるオープニング公演に史上最も若い指揮者として招かれ、スメタナのわが祖国を演奏し世界から注目される指揮者となりました。そのライヴをおさめたディスク(SUPRAPHON:SU
4032 / KKC5115)は高い評価を得ております。ビエロフラーヴェクより受け継いだ伝統とフルシャの新鮮な解釈により新時代のドヴォルザークを堪能することができます。
ドヴォルザークの「自然と生命と愛」は「自然の中で」「謝肉祭」「オセロ」からなる3
部作の序曲集で、初演は3 部作をまとめて1892
年4 月28 日プラハの芸術の家にてドヴォルザーク自身の指揮、国民劇場管弦楽団によって演奏されました。劇的序曲「フス教徒」は15
世紀ボヘミアにおける教会改革の運動を指導したヤン・フスとその時代を描いた作品で1883
年に作曲したエネルギッシュな作品です。 |
これがフルシャの「プラハの春音楽祭」ライヴ
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」( 全曲 )
SUPRAPHON SU 4032 1CD\2200
2010年の「プラハの春」音楽祭、オープニング・コンサート。演目はもちろん「わが祖国」。誰が指揮するのか興味津々だったが、ふたを開けてみると、ん?誰だ?
・・「ヤクブ・フルシャ」。
聞いたことあるようなないような。調べたらチェコの若手。29歳!若い!若すぎる!!憎いくらいに若い。
残念ながらオープニング・コンサートは世界中の旅行会社が買い占めてしまうので一般の人がチケットを取ることはまず不可能(昨年9月か10月ころサイトで発売になったが瞬時に完売になった)。店主もフルシャの「わが祖国」には興味があったが、プラハを訪れたのはオープニングから1週間後。結局フルシャは聴けなかった。でも気になったので現地のCDショップの人にフルシャのことを聞いたら、オープニング・コンサートは大盛況で、これからチェコを代表する指揮者になるのは間違いない、というようなことを言っていた。
ただそのフルシャ、SUPRAPHONからいくつかCDは出しているが、その「わが祖国」は出していなかった。しかし、さすがSUPRAPHON、ここで見逃すはずがない、フルシャの「プラハの春」公演(オープニングの日じゃないけど)のライヴをCD化。
聞いた話だと、なんだかすごく練習やリハーサルがしつこいらしい。いまどきここまで細かく指示する人はいないくらいという。ひょっとすると思わぬ大指揮者に成長していくかもしれない。フルシャ、注目。(発売当時のコメントから)
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Supraphon
SU 4032
\2200
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スメタナ:連作交響詩「わが祖国」( 全曲 ) |
プラハ・フィルハーモニア
ヤクブ・フルシャ(指) |
2010 年プラハの春音楽祭ライヴ、期待のフルシャ&
手兵プラハ・フィルハーモニア、スメタナの「わが祖国」
録音:2010 年 5 月 13-14 日プラハ、ルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホール
( デジタル・プラハの春国際音楽祭ライヴ )。DDD、ステレオ、78’58”
ことし 2010 年も恒例のスメタナの「わが祖国」全曲演奏で幕を開けた第
65 回プラハの春国際音楽祭。スメタナの命日である
5 月 12 日の市庁舎スメタナ・ホールでのオープニング・コンサートに引き続き、ルドルフィヌムにおいて
2 夜にわたり、この看板プログラムを指揮する大役を任されたのは、1981
年生まれ、チェコ期待のヤクブ・フルシャ。
新日本フィルほかへの客演を通じて、入念なリハーサルに裏付けられた音楽づくりが評判を呼び、日本のファンを着実に増やしているフルシャですが、ここでも由緒ある伝統に敬意を払いながらも、まず、忠実かつ練り上げた譜読みに集中する姿に好感が持てます。
若者らしいしなやかな感性の発露がすがすがしい「モルダウ」、すさまじい迫力で描かれる「ターボル」、「ブラニーク」など、圧倒的な成功を収めた内容からは、オープニング・コンサートにヴァーツラフ・ノイマンに匹敵する若さで抜擢されたのもおおいに首肯されるところです。 |

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NAXOS
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8.508017
(8CD)
\4800→\4390 |
ジェラルド・フィンジ:アンソロジー
<CD1…8.553566>
1-3.クラリネット協奏曲 Op.31/
4-8.5つのバガテル Op.23a(クラリネットと弦楽合奏編)/
9-11.組曲「恋の骨折り損」Op.28aから
<王の詩/ロングウィルのソネット/ドゥマインの詩>/
12.簡素な狂詩曲 Op.3/13.ロマンス 変ホ長調
Op.11/
14.入祭唱 へ長調 Op.6
演奏: ロバート・プレーン(クラリネット)…1-8/ノーザン・シンフォニア/ハワード・グリフィス(指揮)
録音 1995年9月3-6日 UK ニューカッスル |
<CD2…8.555766>
1-3.チェロ協奏曲 イ短調 Op.40/4.エクローグ
Op.10/
5.大幻想曲とトッカータ Op.38
演奏: ティム・ヒュー(チェロ)…1-3/ピーター・ドノホー(ピアノ)…4.5/
ノーザン・シンフォニア/ハワード・グリフィス(指揮)
録音 2001年1月14-26日 UK ニューカッスル・アポン・タイン
Jubilee Theatre, Gosforth |
<CD3…8.555792>
1.3つの讃歌 Op.27-2「神は召された」/2.マニフィカト
Op.36/
3.3つの讃歌 Op.27-1「私の愛しいもの」/
4.3つの讃歌 Op.27-3「甘美で神聖なる祝祭を迎えて」/
5.汝は我が眼を喜ばせた Op.32/6.高名なる彼らを讃え
Op.35/
7-13. 7つの無伴奏パート・ソング集 Op.17
<優しき花に賞賛を/愛した花は枯れて/わが魂は終日歌う/
澄んだ穏やかな流れ/夜うぐいす/急げ、わが喜び/
なぜに今宵は目が行き届き>/
14.見よ、満ち足りた、最後の犠牲を Op.26
演奏: クリストファー・ウィットン(オルガン)…1.2.3.4.6.14/
ケンブリッジ・セント・ジョンズカレッジ聖歌隊/クリストファー・ロビンソン(指揮)
録音 2001年3月17-19日 UK ケンブリッジ,聖ジョン・カレッジ教会 |
<CD4…8.557644>
1-6.歌曲集「私は恋人に言った」 Op.19b
<私は行かなくてよい/2月のミドル=フィールド・ゲートで/
2つの唇/百の夏に(瞑想)/人生を気にかけてこなかった/
私は恋人に言った>/
7-11.歌曲集「花輪をささげよう」Op.18
<来たれ、来たれ、死よ/シルヴィアは誰?/
太陽の熱をもう恐れるな/おお私の恋人よ/恋する若者と娘がいた>/
12-21.歌曲集「夏の始めと終わりに」Op.16
<シダの茂みの中の幼年時代/夏の前と後/自分を見ない人/
川の見晴らし/海峡砲撃/心の目の中に/みじかすぎる時/
エペイソディア/アマベル/彼は恋人に懇願する>
演奏: ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)/イアイン・バーンサイド(ピアノ)
録音 2004年8月12-14日 UK イングランド
サフォーク,ポットン・ホール |
<CD5…8.557863>
1-13.幼少時の回想から受ける霊魂不滅の啓示
Op.29
<アンダンテ・ソステヌート/かつては牧場も森も小川も/
虹は架かり、そして消え/今、鳥は喜びの歌をさえずり/
祝福されたすべての生命よ、私は聞いた/
何と不幸な日!もし私が沈むなら/
それなのに、数多い木々の中にただ一本の木と/
われわれの誕生はただ眠りと忘却のみ/
大地はみずからの歓喜でその膝を満たし/
おお喜べ!燃えさしの中/あの原初の感情、あの影のような記憶/
さあ歌え、鳥たちよ、高らかにさえずれ、喜びの歌/
そして、おお泉よ、牧場よ、丘よ、森よ>/
14-18.聖チェチーリアのために Op.30
<素晴らしき女神よ/時代は変わる/凄まじい殉教の淑女よ/
友たちの中で聖人は微笑んで/
それゆえにわれわれは聖セシリアの喜ばしい主張に>
演奏: ジェイムス・ギルクリスト(テノール)/ボーンマス交響楽団&合唱団/デイヴィッド・ヒル(指揮)
録音 2005年6月4-5日 UK プール,ライトハウス
コンサート・ホール |
<CD6…8.557963>
1-10.歌曲集「大地と大気と雨」Op.15
<夏の計画/リヨネーズに旅立つ時/お互いを待って/幻影/
だから私は出かけた/ローリクム=ロールム/
リズビー・ブラウンへ/時代の時計/教会の庭に/誇り高き歌鳥>/
11-16.歌曲集「詩人へ」Op.13a
<千年前の詩人に/親の膝の上で/イントラーダ/誕生の夜/
キャッスル・ヒルの6月/聖セシリアの拒絶のオード>/
17-22.歌曲集「小道と踏み段を通って」Op.2
<呼んでいるのに/ピクニックはどこだった/雄牛たち/
主人とその葉たち/教会の庭で育つものたちから聞こえる声/退場>
演奏: ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)/イアイン・バーンサイド(ピアノ)…1-16/サッコーニ四重奏団…17-22
録音 2005年8月27-28日…1-16, 2006年1月10日…17-22
UK サフォーク,ポットン・ホール |
<CD7…8.570414>
1-10.歌曲集「ある若者の訓戒」Op.14
<ある若者の訓戒/小歌/パドマウスの可愛い子ちゃんたち/
彼女の神殿/イェーラムの彗星/短縮された日々/ため息/
かつての美女たち/変化/途切れない踊り>/
11-17.歌曲集「地球が朽ちるまで」Op.19
<地球を楽しもう/長い年月の内に醜くなり/市場の少女/
鏡を覗きこんで/夏のようには見えない/月食にて/
人生は前に向かって笑う>/
18-24.歌曲集「おお眼にも美しい」Op.13b
<彼女のそばを探し求める、と私は言う/おお眼にも美しい/
朝日の中で横たわり/たださすらう者だけが/喜びに/収穫/私たちが愛し始めてから>
演奏: ジョン・マーク・エインズリー(テノール)/イアイン・バーンサイド(ピアノ)
録音 2006年11月27-28日 UK サフォーク,ポットン・ホール |
<CD8…8.570417>
1-5.ディエス・ナタリス Op.8
<イントゥラーダ/ラプソディ/歓喜/驚嘆/挨拶>/
6.前奏曲 ヘ短調 Op.25/7.落ち葉 Op.20/
8-9. 2つのソネット Op.12<私が考えるとき/時はすぐに>/
10.新年の音楽 Op.7/
11-12.武器よさらば Op.9<序奏/アリア:彼の黄金の髪の毛>
演奏: ジェイムス・ギルクリスト(テノール)…1-5.8-9.11-12/
ボーンマス交響楽団/デイヴィッド・ヒル(指揮)
録音 2007年6月5-6日 UK プール,ライトハウス
コンサート・ホール |
フィンジのクラリネット協奏曲はこれまで何回か取り上げてきたが、今回NAXOSが珍しいアンソロジー・ボックスをリリース。
何度も話してきたがここでもクラリネット協奏曲についてもう一度掲載しておきましょう。
気分がいいといつもこの曲の旋律が出てくる。
フィンジの代表作クラリネット協奏曲。
クラリネット協奏曲としては間違いなくモーツァルトと並ぶ名作。
都会生活を嫌い田園に暮らし、そこでリンゴを栽培しながら気の合う仲間たちと音楽界を開いていたフィンジ。
作曲も1年に1作か2作。そんな生活の中で生まれたのがこの傑作。
その美しさはもう言葉では説明できない。
ドラマティックで情熱的な冒頭にいきなり引き込まれる第1楽章、まったりとした午後のような第2楽章、・・・しかし天国のような第3楽章は人間が生み出した最も幸せな音楽の一つ。
まるで目が覚めたら背中に羽が生えていて、そのまま空を飛んで飛んで、気づいたら雲の上まで来てしまったような、そんな素敵な曲。
こんな夢想的なコンチェルト聴いたことがない。フィンジ、さすがリンゴ農園を経営していただけのことはある。そこには現実のつまらない悩みや不満など少しもない。
自分の生き方に満足し、それをきちんと守り抜いた心美しきフィンジだからこそ作り上げることができた、まさに夢の作品。
近代イギリスの作曲家の中でも、フィンジは日本人にとって特別の存在になりつつあります。
苦難に満ちた幼年時代、親友の死、そして戦争。これらを経て生み出されたフィンジの音楽の中には類い稀なる叙情性と、不屈の精神が宿っており、美しさの中に漂う深い懊悩が人々の心を強く捉えるのでしょう。
この「フィンジ・アンソロジー」BOXには人気のチェロ協奏曲、エクローグ(牧歌)、クラリネット協奏曲をはじめ、フィンジの真骨頂とも言える一連の声楽曲、宗教的合唱曲を収録。幅広くフィンジの音楽に触れることができる素晴らしい8枚組です。
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8.559806
\1100 |
スラットキン&デトロイト響
コープランド:バレエ音楽「聞け!汝ら!」/アパラチアの春
1-18.バレエ音楽「聞け!汝ら!」
<第1場:前奏曲/第2場:法廷/第3場:踊り/第4場/
第5場:ナイトクラブのホステスの宣誓/
第6場:コーラス・ガールの第1の踊り/第7場:第1のパ・ド・ドゥ/
第8場:パ・ド・ドゥの続き‐第1の殺人事件/第9場:法廷/
第10場:新婚旅行のカップル/第11場:コーラス・ガールの踊りと鳩/
第12場:第2のパ・ド・ドゥと殺人事件/第13場:法廷/
第14場:ウェイターの宣誓/第15場:コーラス・ガールの第3の踊り/
第16場:第3のパ・ド・ドゥと殺人事件/第17場:評決/第18場:法廷>/
19.バレエ音楽「アパラチアの春」(完全版)(1944) |
デトロイト交響楽団/
レナード・スラットキン(指揮) |
録音 2013年12月4-7日…1-18, 2014年5月14-18日…19
USA デトロイト マックスM&マージョリーS・フィッシャー・ミュージック・センター,オーケストラ・ホール
コープランド(1900-1990)の珍しいバレエ「聞け!汝ら!」。この作品は、才能ある女性ダンサー、ルース・ページ(1899-1991)のために書かれました。ルース・ページは1925年にアメリカ人ダンサーとして初めてディアギレフのバレエ・リュスで踊り、コープランドを含めた当時のアメリカの作曲家たちは、彼女のために競って曲を書くなど、20世紀アメリカのバレエ・ダンスの発展に寄与した人です。
「聞け!汝ら!」は地元のナイトクラブで発生した殺人事件を裁く法廷を舞台とした奇妙なお話で、目撃者はホステス、ウェイター、その時店にいた新婚夫婦。各々の食い違う証言から犯人を導き出すまでがバレエで描かれていきます。
同時収録の「アパラチアの春」はコープランドの最も有名な作品の一つ。1800年代のペンシルベニア州で、アメリカ開拓民達が新しいファームハウスを建てた後の春の祝典を描写したバレエで、タイトルはストーリーに直接の関係がないことでも知られているユニークな作品でもあります。
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8.573286
\1100 |
ラヴェル&ドビュッシー:2台ギターのための音楽集
1.ラヴェル(1875-1937):組曲「鏡」より
「道化師の朝の歌」(1905)(スティーヴン・ゴス編)/
2-7.ドビュッシー(1862-1918):組曲「子供の領分」(1908)
<グラドゥス・アド・パルナッスム博士/象の子守歌/
人形のセレナード/雪は踊る/小さな羊飼い/
ゴリウォッグのケークウォーク>/
8.ドビュッシー:月の光(1890)/
9-16.ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ/
17.ドビュッシー:レントよりも遅く(1910)/
18-19.ドビュッシー:2つのアラベスク(1888-1891) |
クロマ・デュオ(編曲…1を除く)
<メンバー:
トレイシー・アン・スミス(ギター)/
ロブ・マクドナルド(ギター)> |
録音 2015年8月13-16日 カナダ オンタリオ,聖ジョン・クリソストム教会
このアルバムでは、ドビュッシーとラヴェルの名作を(一部を除いて)演奏者たち自身がギター・デュオのために編曲したものが演奏されています。
これまでにも多くのギタリストがドビュッシーの音楽に惹かれてきました。セゴビアは自伝の中で「若い頃、アラベスクの第2番がお気に入りだった」と述べ、ジュリアン・ブリームも「ギターの音色はドビュッシーにふさわしい」と語り、またギタリスト、ジョン・ウィリアムズも「夢想」をはじめいくつかの作品をレパートリーにしています。
それに比べ、ラヴェルの音楽はあまりギター向きでないように思えるかもしれませんが、例えばこのアルバムの冒頭の「道化師の朝の歌」などは、道化師のよろめく足取りが見えてくるかのようで、編曲によっては素晴らしい効果をあげるものもあることが分かります。
いずれの作曲家の作品にも、複雑なハーモニーと豊かなソノリティで曲に新しい命が吹き込まれています。 |
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8.660398
\1100 |
マイケル・ナイマン:歌劇「妻を帽子とまちがえた男」(1986)
1.第1場:プロローグ:神経内科医のお気に入りの用語は『赤字』です/
2.第2場:まず検討:交通/
3.第2場:靴:私にお手伝いできますか?/
4.第2場:スライド:あなたはとてもはっきり見ることができます/
5.第2場:川:あなたは今何をみていますか?/
6.第2場:支度の儀式:帽子のための妻/
7.第3場:家庭訪問:ベーゼンドルファー/
8.第3場:私は恨まない/
9.第3場:スライド:しかし頭のてっぺんに/
10.第3場:写真:これは何?/
11.第3場:ばら…失う/
12.第3場:手袋:今、これは何?/
13.第3場:チェス・ゲーム:王4への駒/
14.第4場:視覚記憶のテスト:通り:われわれの終わりから/
15.第5場:絵を描くことは病理?議論:絵を描く:あなたの夫は画家です/
16.第6場:診断:妻:話してください、私は彼をどのようにしたらよいのですか?/
17.第7場:エピローグ:予測:
私は、何が間違っているかについて、あなたに話すことができません |
P教授…マシュー・トレヴィーニョ(バス)/
P夫人…レベッカ・ショーウォール(ソプラノ)/
神経内科医…ライアン・マックファーソン(テノール)/
ナッシュヴィル・オペラ/
ディーン・ウィリアムソン(指揮) |
録音 2014年5月23-25日 USA テネシー,ナッシュヴィル
オーシャン・ウェイ
脳神経科医オリヴァー・サックス博士が自身の体験を元に著した「妻を帽子とまちがえた男」(日本語訳も出版されています)。
なんとも奇妙なタイトルですが、この主人公P教授も実在していたのです。かつては大歌手であったP教授、現在は知覚障害を発症し様々な認知障害を抱えています。
このオペラが初演された1980年代は、まだまだこの症状について人々の認識は深いものではなく、日本では1970年代にブームになった「恍惚の人」という表現が知られていたように、アメリカにおいても、このようなオペラ形式で「認知症」を人々に知ってもらうという方法が取られたのです。
サックス氏の文章は、P教授の奇妙な症状を客観的に紹介しながらも、その根底には共感と優しさが感じられることでも知られ、これを観た人はP教授に賞賛を送ることになるのです。
ナイマン(1944-)がこの物語につけた音楽はお馴染みのミニマルですが、決していらだつような雰囲気ではなく、どんな状況でも温かく包み込むような美しさを備えています。人間の尊厳とはなにか・・・そんな主題を孕む問題作です。
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8.573265
\1100 |
グラナドス:管弦楽作品集 第3集
リリアーナ/オリエンタル組曲/エリセンダ
1-4.抒情詩曲「リリアーナ」(P.カザルス編)(1911/1921)
<前奏曲と日曜の礼拝/リリアーナと土の精/
カエルの歌/妖精たちとファランドゥーラの合唱>/
5-8.オリエンタル組曲(アラブ組曲)(1888-1889)
<砂漠の前に/セレナータ/東洋風行進曲/踊り>/
9-11.エリセンダ(1912)(ダグラス・リーバによるクリティカル・エディション)
<エリセンダの庭/トローバ/エリセンダ>
※1-8…世界初録音 |
ダニ・エスパーサ(ピアノ)…9-11/
バルセロナ交響楽団/
パブロ・ゴンザレス(指揮) |
録音 2013年9月16-19日…1-4, 2014年5月6-9日…5-8,
2013年7月9-13日…9-11 スペイン バルセロナ,アウディトリ・ホール
グラナドス(1867-1916)の管弦楽作品集の完結編。ここに収録された3つの作品からは、彼の作風がある時期に「オリエンタリズム」から「モダニズム」へと変化したことがはっきり感じられます。
「リリアーナ」は1911年に初演されたカタロニア語の台本を伴う音楽劇で、魅惑の森に住む魔法の存在を扱ったロマンティックな作品です。まるでリヒャルト・シュトラウス風の華麗な響きがふんだんに用いられていますが、残念なことに初演後、すぐに人々の記憶から消え去ってしまいました。わずかに残った断片をグラナドスの友人でもあったパブロ・カザルスが編曲し、4つの曲からなる組曲に仕上げています。
「オリエンタル組曲」はグラナドスの初期の作品で、こちらは中東/北アフリカ由来のメロディが印象的な異国情緒たっぷりの音楽です。「エリセンダ」は「リリアーナ」と同じく、アペレス・メストレの詩に基づく劇音楽で、本来は4曲からなる組曲でしたが、最後の1曲「リフレイン」は紛失。残されたスコアも様々な編成に移し変えられるなど、定着の難しい作品です。
今回の録音はピアノと室内オーケストラで演奏できる版を用い、ピアノが全体の背景を説明しながら、各々の楽器が語っていくという方法を取っています。牧歌的で美しい夢みるような世界が現れます。
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8.571375
(2CD)
\2200 |
マルコム・ウィリアムソン:オルガン音楽集
<CD1>
1-6.平和の小品(1970-1971)
<少年時代の平和/青年時代の平和/孤独の平和/
アメリカの平和/賢い男は平和の王子を訪ねる/
全ての理解に通じる神の平和>/
<CD2>
1.炎の復活(1959)/2-3.エディト・シトウェルの碑文(1966)<i/ii>/
4-8.聖なる小キャロル(1971-1972)
<庭のマグダレーネ/アッシジの聖フランシス/
スティーブンの平和/イグナティウスの兵士/
パウルはマルスの丘を通って>/
9.エレジー‐JFK(1964)/
10.「わが父の世界」による幻想曲(1975)/
11-15.中世の聖なるミサ(1973)
<入祭唱/昇階唱/奉献唱/聖体拝領唱/ソルティエ>
※CD2:1.10…世界初録音 |
トム・ウィンペニー(オルガン) |
録音 2016年2月17-18日 ロンドン イングランド
セント・ジョン・エヴァンゲリスト教会
オーストラリアの最も著名な音楽家の一人、マルコム・ウィリアムソン(1931-2003)。と言っても彼は20歳代でイギリスに移住、その後イギリスでオルガニスト、聖歌隊指揮者として活躍したこともあり(副業でナイトクラブでピアノを弾いていたこともある)、英国教会音楽の伝統もきっちり受け継いでいます。
大指揮者エイドリアン・ボールトも彼の作品を擁護し、強力な支援者となるなど、多くの音楽家たちからも支持され、1960年代には「英国で最も委嘱作品の多い作曲家」と賞賛を受けています。
1975年にはアーサー・ブリスの後任として王室音楽監督(女王の音楽師範)に任命、これは英国人以外の音楽家としての初の栄誉でもありました。
彼の作品はあらゆるジャンルに渡っていますが、なかでも、このアルバムに収録された一連の「オルガンのための宗教曲」が良く知られており、これらはどれもメシアンの影響も感じられるドラマティックで華麗な雰囲気を有しています。
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8.559798
\1100 |
ドアティ:ヘミングウェイの物語・アメリカン・ゴシック
他
1-4.チェロとオーケストラのための「ヘミングウェイの物語」(2015)
<二つの心臓の大きな川/誰がために鐘は鳴る/
老人と海/日はまた昇る>/
5-7.オーケストラのための「アメリカン・ゴシック」(2013)
<好調に/冬の夢/くまで>/
8-11.オルガンとオーケストラのための「いつか城で」(2015)
<サン・シメオンの曲がりくねった道/ネプチューン・プール/
ばらのつぼみ/ザナドゥ> ※世界初録音 |
ズィル・ベイリー(チェロ)…1-4/
ポール・ジェイコブス(オルガン)…8-11/
ナッシュヴィル交響楽団/
ジャンカルロ・ゲレーロ(指揮) |
録音 2015年4月17-18日…1-7, 2015年11月4-7日…8-11
USA テネシー,ナッシュヴィル シャーマーホーン・シンフォニー・センター
グラミー賞を受賞した現代アメリカの作曲家ドアティ(1954-)の最新作は、どれも20世紀を象徴するアメリカ文化からインスパイアされたもの。
文豪ヘミングウェイの名前をタイトルに掲げた4部作は「チェロ協奏曲」の形式を持ち、チェロと管弦楽との対話によって、そのストーリーを象徴的に描いています。
いずれも原作は1950年周辺に書かれたおなじみの作品ですが、不屈の精神と不変の愛は、永遠に語り継がれるべき内容であり、ドアティもこれを音楽で巧みに表現しています。
アイオワ管弦楽団から委嘱された「アメリカン・ゴシック」は、ドアティの父ウィリス(1929-2011)と、彼自身の子供時代の思い出が反映された作品で、故郷であるシーダー・ラピッズの風景が目に浮かぶような鮮やかな音楽です。
「いつか城で」はドアティが愛するカリフォルニアのハースト・キャッスルと、そこに続く太平洋沿岸のハイウェイの風景などが描かれた、まるで映画音楽のような壮大な響きを持つ作品。初演は2003年ですが、ここで録音された改訂版は世界初録音となります。
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8.573327
\1100 |
36歳でこの世を去った天才
ヘルマン・ゲッツ:ピアノ協奏曲 第1番&第2番
1-3.ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調(1861)
4-6.ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.18(1867)
7.春の序曲 Op.15(1864) |
ダヴィデ・カバッシ(ピアノ)…1-6/
マグデブルク・フィルハーモニー管弦楽団/
キンボー・イシイ(指揮) |
録音 2014年6月20-24日…1-6, 2014年6月26-28日…7
ドイツ,マグデブルク劇場 中央ステージ
ドイツで生まれ、ベルリンで学んだ作曲家ヘルマン・ゲッツ(1840-1876)。本格的な音楽教育を受け始めたのは17歳の時と、かなり遅かったものの、ピアノをハンス・フォン・ビューローに学び、またカール・ライネッケの後押しを受けることでヴィンタートゥール市のオルガニストに採用されるなど、その音楽的才能は多くの人から認められていました。
23歳の時にスイスに移り、この地で活発な演奏活動と創作活動を行いますが、病のため36歳で惜しまれながらこの世を去ってしまいました。
彼の作品は、マーラーが幾つかの作品を初演するなど一部の愛好家には大切にされていましたが、一般に広く行き渡ることはなく、一旦は忘れられてしまいました。
しかし最近の「知られざる作品の復興」ブームに乗って少しずつ注目を集め始めています。
このアルバムでは彼の2曲のピアノ協奏曲を収録。学生時代に書いた第1番は若干リストやワーグナー風であるものの、その6年後の第2番では、様々な試みがなされた独創的な作風を呈しています。
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8.573462
\1100 |
エルダー・ネボルシン(ピアノ)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第2番/協奏的幻想曲
1-3.ピアノ協奏曲 第2番 ト長調 Op.44
4-5.協奏的幻想曲 ト長調 Op.56 |
エルダー・ネボルシン(ピアノ)/
ニュージーランド交響楽団/
マイケル・スターン(指揮) |
録音 2014年11月10-12日 ニュージーランド
ウェリントン,マイケル・フォウラー・センター
チャイコフスキー(1840-1893)のピアノ協奏曲というと「第1番」ばかりが有名。その理由はわかりませんが、ともかく第2番や第3番を耳にする機会はほとんどありません。
この第2番は、チャイコフスキーの妹の嫁ぎ先であるカーメンカに滞在中の1879年から1880年にかけて書かれた作品で、その少し前に失敗した結婚生活のショックは微塵も感じさせないほどパワフルな雰囲気を持っています。
第1番をニコライ・ルビンシテインに献呈するも、激しく酷評されてしまったチャイコフスキー。今作も同じくルビンシテインに献呈したところ、今度は受け入れてもらい、初演も引き受けてもらったのですが、残念なことにルビンシテインは初演直前に死去、セルゲイ・タネーエフがピアノを担当したというエピソードもあります。
劇的な作品で、とりわけ第2楽章の冒頭、ヴァイオリンとチェロのたっぷりとした二重奏が感動的なのですが、弟子のジロティが「ここは不要」とカットしてしまい、戦前から大戦直後まで多くの演奏がこの版を用いていましたが、最近では原典版を用いた演奏が主流。このネボルシンの録音も改訂なしの版が使われています。
協奏的幻想曲は1884年の作品で、やはりタネーエフが初演しています。
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8.573493
(2CD)
\2200 |
フローベルガー:ハープシコードのための23の組曲
トンボー・哀悼歌
<CD1>
1-6.第1巻
<組曲 ロ短調「Kloeckhoff」/組曲 ト長調「Ihre/Bauyn」/
組曲(パルティータ) 第25番 ニ短調 FbWV
625/
組曲(パルティータ) 第23番 ホ短調 FbWV
623/
組曲(パルティータ) 第24番 ニ長調 FbWV
624/
組曲(パルティータ) 第28番 イ短調 FbWV
628>/
7-11.第2巻(1649)
<組曲(パルティータ) 第3番 ト長調 FbWV
603/
組曲(パルティータ) 第4番 ヘ長調 FbWV
604/
組曲(パルティータ) 第5番 ハ長調 FbWV
605/
組曲(パルティータ) 第1番 イ短調 FbWV
601/
組曲(パルティータ) 第2番 ニ短調 FbWV
602>/
12-13.第3巻
<組曲(パルティータ) 第16番 ト長調
FbWV 616/
組曲(パルティータ) 第30番 イ短調 FbWV
630>/
14.ブランシュローシュ氏の死に寄せるトンボー
FbWV 632/
15.組曲(パルティータ) 第28番 イ短調 FbWV
628‐ジグ(2つのヴァージョン)
(組曲15番にも使用)/
<CD2>
1-4.第3巻(続き)<組曲(パルティータ) 第17番
ヘ長調 FbWV 617/
組曲(パルティータ) 第13番 ニ短調 FbWV
613/
組曲(パルティータ) 第14番 ト短調 FbWV
614/
組曲(パルティータ) 第27番 ホ短調 FbWV
627>/
5-10.第4巻(1656)
<組曲(パルティータ) 第11番 ニ長調
FbWV 611/
組曲(パルティータ) 第12番 ハ長調 FbWV
612/
組曲(パルティータ) 第8番 イ長調 FbWV
608/
組曲(パルティータ) 第9番 ト短調 FbWV
609/
組曲(パルティータ) 第7番 ホ短調 FbWV
607/
組曲(パルティータ) 第10番 イ短調 FbWV
610>/
11.皇帝フェルディナント3世陛下の悲しい死に寄せる哀悼歌
FbWV 633 |
グレン・ウィルソン(ハープシコード) |
録音 2015年12月27-28日 ヴュルツブルク 高等音楽院…CD1:1-11,15a,
2016年3月14-16日 ドイツ リュークハイム,シュットバウ…CD11:12-14,15b,CD2:1-11
バッハに先行する重要な鍵盤作品の作曲家として知られる初期バロック時代に活躍したフローベルガー(1616-1667)。
若い頃イタリアに留学し、フレスコバルディの指導を受けた後、ハプスブルク皇帝フェルディナント3世のオルガニストに任命されます。そして外交官として各地を旅行し、フェルディナント3世の死後はアルザスに移住するなど、幅広い見識を身につけたことで知られています。
優れた鍵盤奏者であったフローベルガーは、その作品もほとんどは鍵盤楽器のためのもので、フレスコバルディから学んだ厳格なポリフォニーと、フランスのリュート音楽の形式を融合させた「組曲」を数多く創り上げました。
アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグの4つが組み込まれるという組曲の形式は後の作曲家たちにも多大な影響を与えています。
とは言え、フローベルガーの作品にはまだ研究の余地が残されており、これまでの総譜も決して完全なものではありません。グレン・ウィルソンは様々な研究を重ね、今回23の組曲を選び出し演奏。研究者にとっても極めて貴重なアルバムとなっています。
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8.573512
\1100 |
スタンフォード:合唱音楽集
1-5.スターバト・マーテル‐交響的カンタータ
Op.96(1906)
<前奏曲‐Largo/
四重唱と合唱:悲しみの聖母は‐
Andante molto espressivo/
間奏曲‐Allegro moderato/
四重唱と合唱:さあ御母よ‐Alegretto/
終曲‐Allegro>/
6.魂の歌 Op.97b(1913)/7.復活(1875) |
イェスパー・スヴェドベリ(チェロ)…7/
エリザベス・クラッグ(ソプラノ)…2.4.5/
キャスリーン・ホッパー(メゾ・ソプラノ)…2.4.5/
ロバート・マレイ(テノール)…2.4.5.7/
デイヴィッド・ソアー(バス)…2.4.5/
バッハ合唱団/
ボーンマス交響楽団/
デイヴィッド・ヒル(指揮) |
録音 2015年11月21.22日 UK ドーセット,ライトハウス,プールズ・センター・フォー・ジ・アーツ
アイルランド、ダブリンに生まれ、幼い頃から優れた音楽教育を受けたスタンフォード(1852-1924)。父の「法律の専門家になってほしい」という希望に沿うことはなく、音楽の道を志し、トリニティ・カレッジのオルガニストに任命されます。
その後、ライプツィヒに移りカール・ライネッケから作曲の指導を受け、彼が心魅かれていた合唱音楽を数多く書き始めます。
その一つが、クロプシュトックによる「Die
Auferstehung=復活」の短いカンタータで、ライネッケもその仕上がりに大層満足し「イギリスでの初演」を勧め、1875年に英語版での初演が行われました。
マーラーが同じ詩に出会うのは1894年、ハンス・フォン・ビューローの葬儀の時であり、この作品は「復活交響曲」を完全に先取りしたものとして評価されることでしょう。
1906年に完成された「スターバト・マーテル」は大規模な管弦楽と合唱、ソリストを要する作品で、劇的な描写はまるでオペラを思わせるほど。世紀末の退廃的な雰囲気を漂わせながらも、荘厳で颯爽とした佇まいが印象的な作品です。
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8.573522
\1100 |
まるで中世のゴシック様式の大聖堂
ヴァンサン・ダンディ:交響曲 第2番
1-4.交響曲 第2番 変ロ長調 Op.57(1902-1903)
<第1楽章:Extremement lent - Tres
vif/
第2楽章:Moderement lent/第3楽章:Modere
‐ Tres anime/
第4楽章:Introduction, Fugue, Finale>/
5.交響的詩曲「思い出」Op.62(1906)/
6.交響変奏曲「イシュタル」Op.42(1896)/
7.歌劇「フェルヴァール」‐第1幕への前奏曲(1889-1895) |
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団/
ジャン=リュック・タンゴー(指揮) |
録音 2015年7月28-30日 スコットランド グラスゴー,ヘンリー・ウッド・ホール
フランス音楽の伝統の中で、無視できない存在であるのがヴァンサン・ダンディ(1851-1931)です。
彼の作品自体は「フランスの山人の歌による交響曲=セヴェンヌ交響曲」をはじめとした何曲かのみが、現代のレパートリーに残っていますが、パリ音楽院や彼と仲間たちが創設した「スコラ・カントルム」からはたくさんの弟子たちが巣立ち、フランス音楽文化を盛り立てた功績は非常に大きなものと言えるでしょう。
そんなダンディの交響曲第2番は、ブルックナーやワーグナー作品のような緊密な構造を持つ大作。陰鬱な序奏に導かれた第1楽章は、まるで中世のゴシック様式の大聖堂を思わせる重厚で荘厳な雰囲気を持ち、ゆったりとした第2楽章は穏やかな牧歌的風景を感じさせます。第3楽章は民謡風のメロディが様々な楽器で歌い継がれていき、鮮やかな情景が目の前を通り過ぎ終わります。そしてそのまま終楽章に移行、見事なフーガを経て最後は勝利のコラールで終わるという曲。密接な動機の関連性やオーケストレーションなどが興味深い作品です。
他には、亡くした妻に捧げた「思い出」、古代アッシリアの叙事詩に基づく「イシュタル」、ダンディの初のオペラ「フェルヴァール」の第1幕への前奏曲の3曲が収録されています。 |
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8.573538
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ジョアン・ファレッタ(指揮)
ストラヴィンスキー:兵士の物語-組曲 他
1-11.兵士の物語‐組曲(1920)
<兵士の行進/小川のほとりのアリア/パストラル/
王の行進曲/小コンサート/3つの舞曲:タンゴ/
3つの舞曲:ワルツ/3つの舞曲:ラグタイム/
悪魔の踊り/大きなコラール/悪魔の勝利の行進曲>/
12-14.八重奏曲(1923/1952改編)
<シンフォニア/主題と変奏/終曲>/
15-18.結婚(1923)
<お下げ髪(花嫁の家で)/花婿の家で/花嫁の出発/結婚の祝宴> |
ティアンワ・ヤン 楊天堝(ヴァイオリン)…1-11/
レベッカ・ナッシュ(ソプラノ)…15-18/
ロビンヌ・レドモン(メゾ・ソプラノ)…15-18/
ロバート・ブロー(テノール)…15-18/
デニス・セドフ(バス)…15-18/
レ・ノーチェ・パーカッション・アンサンブル…15-18/
ヴァージニア・シンフォニー・コーラス
(合唱指揮…ロバート・シャウプ)…15-18/
ヴァージニア・アーツ・フェスティヴァル・
チェンバー・プレイヤーズ/
ジョアン・ファレッタ(指揮) |
録音 2015年5月9日…1-11 USA クレイ・アンド・フェイ・バール・エデュケーション・センター,ヴァージニア,ロビン・ヒクソン劇場,
2013年5月12日…12-18 ノーフォーク,クライスラー・ホール
ストラヴィンスキー(1882-1971)の生涯の中で重要な役目を果たした3つの作品を収録した1枚。
1918年に完成した「兵士の物語」は全曲盤(8.57337)からの抜粋で、純粋に音楽のみを楽しめる“組曲”です。1923年に初演された「八重奏曲」は当時管楽器を重用していたストラヴィンスキーが、夢の中で聴いた“管楽器のみの八重奏曲”に感銘を受け、翌朝作曲に取り掛かったという曲。ムダのない引き締まった伝統的な形式が用いられています。作品は当時の恋人で後に妻となるヴェラに捧げられています。
「結婚」はバレエ・リュスのために作曲されたバレエ・カンタータ。ロシア民謡詩を元に台本を構成、最初は大編成の管弦楽伴奏を構想するも、様々な理由で断念。4台のピアノと打楽器アンサンブル、合唱、独唱という形に落ち着き、1923年にエルネスト・アンセルメの指揮で初演された名作です。
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8.573600
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ジョルジュ・オンスロウ:弦楽五重奏曲集 第1集
1-4.弦楽五重奏曲 第20番 ニ短調 Op.45(1831)
5-8.弦楽五重奏曲 第26番 ハ短調 Op.67(1845)
※1-4…世界初録音 |
エラン弦楽五重奏団
<メンバー:
ベンヤミン・シェラー・ケサダ(第1ヴァイオリン)/
レリア・イアンコヴィチ(第2ヴァイオリン)/
ジュリア・チューイン・フー(ヴィオラ)/
ドミトリィ・ツィリン(チェロ)/
マシュー・ベーカー(コントラバス)> |
録音 2015年12月12-15日 スペイン バルセロナ,アウディトリオ・ラフェルブニョール
同性愛のスキャンダルから逃れるために、フランスに亡命していたイングランドの貴族を父に持つ古典派の作曲家オンスロウ(1784-1853)。貴族のたしなみとして狩猟を好み、その際の事故で聴力を失うというアクシデントのためか「フランスのベートーヴェン」と呼ばれることもある彼ですが、生活に困窮していたわけではなく、作曲活動はあくまでも趣味としてのもの。とは言え、その格調高いメンデルスゾーンを思わせる作風は、同時代の人たちにも大変愛されていました。
この弦楽五重奏曲は、少し前の時代に活躍したボッケリーニの作品のようなチェロに重点を置いたものではなく、通常の弦楽四重奏にコントラバスを加えた「低音が際立つ」編成となっています。
そもそも彼自身は初期の作品ではヴィオラ、もしくはチェロが2台という編成を取っていたのでが、コントラバスの名手ドラゴネッティと出合ったことで、アンサンブルにコントラバスを加えることを決意し、充実した低音を持つ五重奏が完成したのです。
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8.573643
\1100 |
ライタの交響曲第1番が復活!
ラースロー・ライタ:管弦楽作品集 第1集
1-4.オーケストラのための組曲 Op.19
<前奏曲と讃歌/マーチ・ブルレスケ/ワルツ・レント/カン=カン>/
5.イン・メモリ アム Op.35/
6-8.交響曲 第1番 Op.24
<第1楽章:Allegro/第2楽章:Andante/第3楽章:Allegro
molto> |
ペーチ交響楽団/
ニコラ・パスケ(指揮) |
録音 1996年5月 ハンガリー ペーチ、フェレンツ・リスト・コンサート・ホール
MARCO POLO 8.223670からの移行盤
以前MARCOPOLOレーベルで発売され、好評を得ていたハンガリーの近代作曲家、ライタ(1892-1963)の作品集がNAXOSレーベルに再登場。
ブダペストに生まれ、ライプツィヒ、ジュネーヴ、パリで学び独自の作風を身につけながらも、第一次世界大戦後にはハンガリーの民族音楽の研究に力を尽くしたライタの作品は、どれも興味深い面を持っています。
このアルバムに収録されている3つの作品のうち、Op.19の組曲は、タイトルには表示されていないものの、元々は古代ギリシャの作家アリストパネスの戯曲「女の平和」をバレエにした作品から取られた組曲で、風刺的な内容が上手く音にされた楽しい作品です。
「イン・メモリアム」は第二次世界大戦の犠牲者に捧げられた作品であり、全編に渡って無力感と悲しみに包まれています。
交響曲第1番は、彼の本質が良く現れているとされる民族的な要素を持った作品ですが、当時の共産主義体制の抑圧の結果、残念ながら無視され続け、なかなか正当な評価が与えられることはありませんでした。
このアルバムが世に出たことがきっかけとなり、ライタの再評価が始まったとも言える記念碑的な演奏です。
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ICTUS
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2006年に創設されたスウェーデンのレーベル「イクトゥス。
プロプリウス・レーベルの「カンターテ・ドミノ」の名録音等で有名なサウンドエンジニア、ベッティル・アルヴィング(Bertil
Alving)が起用されています。 |
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冬の幻想 クリスマスの音楽と詩
ドイツ民謡:クリスマスの朝が輝くと
ロルフ・リンドブルム(ピアノ)
シベリウス(1865-1957)/バッカ・ハンス・エーリクソン、マルー・メイリンク:編曲
クリスマスの歌
パトリク・サンディーン(バリトン) バッカ・ハンス・エーリクソン(ベースギター)
マルー・メイリンク(テナーリコーダー)
伝承曲:来たれ、エマヌエル
ダーヴァイ(クレズマー・バンド)
ブー・ベリマン(1869-1967):クリスマス暦
I
アレクサンドラ・ラーパプット(朗読)
伝承曲(15世紀の旋律):一輪のばらが咲いた
ヤンネ・シャーフェル(エレクトリック・ギター) マルクス・ヴァルグ(オルガン)
ニルス・リンドベリ(1933-):夢安らかに
ヴォーカル・アンサンブル
ピーター・ウォーロック(1894-1930)/S・テイラー編曲:
ピエ・アン・レール [Pieds en l'air] (カプリオール組曲
より)
イル・フラウト・ドルチェ
トーヴェ・ヤンソン(1914-2001):クニットのためのクリスマスの歌
アレクサンドラ・ラーパプット(朗読)
アドルフ・アダン(1803-1856)/バッカ・ハンス・エーリクソン、マルー・メイリンク編曲:
クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」
パトリク・サンディーン(バリトン) バッカ・ハンス・エーリクソン(ベースギター)
マルー・メイリンク(バスリコーダー)
ウィリアム・J・カークパトリック(1838-1921):まぶねの中で
ヤンネ・シャーフェル(エレクトリック・ギター) マルクス・ヴァルグ(オルガン)
イギリス賛美歌/バッカ・ハンス・エーリクソン、マルー・メイリンク編曲:疲れたる者よ
バッカ・ハンス・エーリクソン(ベースギター) マルー・メイリンク(テナーリコーダー)
ヤルマル・グッルベリ(1898-1961):今日、御子が生まれた
アレクサンドラ・ラーパプット(朗読)
サド・ジョーンズ(1923-1986):御子が生まれた
ロルフ・リンドブルム(ピアノ)
伝承曲/バッカ・ハンス・エーリクソン、マルー・メイリンク編曲:トゥルディオン
イル・フラウト・ドルチェ
伝承曲:「スタファン」のポプリ
ダーヴァイ(クレズマー・バンド)
ユルヴァ・エッゲホーン(1950-):夜明け前に
アレクサンドラ・ラーパプット(朗読)
フランツ・クサヴァー・グルーバー(1787-1863)/
L・エーク、ダーヴィド・ヴィーカンデル編曲:きよしこの夜
ヴォーカル・アンサンブル パトリク・サンディーン(バリトン)
ロルフ・リンドブルム(ピアノ)
ジョージ・デイヴィッド・ワイス、ヒューゴ・ペレッティ&ルイージ・クレイトア:
好きにならずにいられない
ヤンネ・シャーフェル(エレクトリック・ギター) マルクス・ヴァルグ(オルガン) |
録音:2007年9月2日-5日 エーシュタ教会、ストックホルム、スウェーデン (C)(P)2007
ピアニストのリンドブルム、クレズマー・バンド「ダーヴァイ」、スウェーデン放送合唱団とエーリク・エーリクソン室内合唱団のメンバーによるヴォーカル・アンサンブル…
ジャンルを超えたミュージシャンが歌い演奏するクリスマス・キャロル。ストックホルムのジュニア・アカデミーの学生アンサンブル「イル・フラウト・ドルチェ」の演奏する舞曲。ストックホルム王立ドラマ劇場の女優アレクサンドラ・ラーパプットの朗読するブー・ベリマン、グッルベリ、「ムーミン」の作者トーヴェ・ヤンソンたちの詩。
プログラムの最後はエルヴィス・プレスリーやコリー・ハートの歌で知られる「好きにならずにいられない」。当アルバム「冬の幻想」は暴力被害に遭った女性を保護し支える活動に協力する目的で制作されました。
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ミステリウム
フレードリク・シクステン(1962-):合唱のための音楽
めでたし、まことのお体 [Ave Verum Corpus]
おお、大いなる秘跡 [O Magnum Mysterium]/主を称えよ
[Laudate Dominum]
おお、聖なる宴 [O Sacrum con vivium]/十字架に掛けられ
[Crucifixus]
慈愛深いイエスよ [Pie Jesu]/マリア賛歌
[Mariahymn]
シオンの娘よ、歓びの声をあげよ [Ropa
ut din gladje, dotter Sion]
死、私はそれを望んだ [Doden tankte jag
mig sa]
われらの父よ [Var Fader]/主に道を空けよ
[Bana vag for Herren]
われら暗闇を恐れず [Var inte radd for
morkret]
マリアの子守歌 [Marias Vaggvisa] (グルーバー原曲) |
ヨアンナ・ニューストレム、
ジェニー・オールソン(ソプラノ)
ラグナル・ブーリーン・ヴォーカル・アンサンブル
パトリク・サンディーン(ピアノ)
ヘンリク・アーリンデル(オルガン)
ラグナル・ブーリーン(指揮) |
録音:2008年2月、エーシュタ教会、ストックホルム、スウェーデン (C)(P)2008
フレードリク・シクステンはスウェーデンの作曲家・オルガン奏者・指揮者。ストックホルム王立音楽大学でスヴェン=ダーヴィド・サンドストレムに作曲法を学び、スウェーデンを代表する教会音楽家のひとりとして注目されています。
ラグナル・ブーリーン(1965-)はエーリク・エーリクソンに合唱指揮を学び、2016年現在サンフランシスコ交響楽団合唱団の指揮者を務めています。
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ドゥエンデ スペイン歌曲集
ハビエル・モンサルバーチェ(1912-2002):5つの黒人の歌
エンリケ・グラナドス(1867-1916):愛の歌曲集
ヘスス・グリディ(1886-1961):6つのカスティーリャ歌曲
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡 |
アンニカ・スクーグルンド (メゾソプラノ)
ルーヴェ・デルヴィンゲル(ピアノ) |
録音:2009年2月16-19日、文化ホール、Ytterjarna、スウェーデン (C)(P)2009
アンニカ・スクーグルンドはコンテンポラリーミュージック、オペラ、ジャズを主なレパートリーとするスウェーデンの歌手。
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ペーデル・ホフマン:スウェーデンの島々
サウンド・バイツ・オヴ・スウェーデン
Moja / Lilla Jolpan / Svartloga / Angodrommen
/ Gillioga
Tistronskar / St Nassa / Sandhamn /
Lilla Svedjeholmen / Bullero |
ペーデル・ホフマン(ピアノ)
ヤン・アーデフェルト(ベース) |
録音:2010年1月4日?6日 ストックホルム王立音楽大学
大ホール、ストックホルム、スウェーデン
(C)(P)2010
ピアニスト、作曲家のペーデル・ホフマンのファースト・アルバム。
ストックホルム群島の景色からインスピレーションを得て作曲した音楽をベーシストのヤン・アーデフェルトとデュオで演奏。折りたたみリーフレットには曲名となった10の島々の写真がデザインされています。
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ユビラーテ
フレードリク・シクステン(1962-):合唱のための音楽
マニフィカト [Magnificat] (混声合唱、オルガンと金管アンサンブルのための;2009)
めでたし海の星 [Ave Maris Stella] (無伴奏混声合唱のための;2009)
主に向かいて歓呼せよ [Jubilate Deo] (詩編100、無伴奏混声合唱のための;2008)
かくも大いなる秘跡を [Tantum ergo] (ソプラノと無伴奏混声合唱のための;2009)
手を打ち鳴らせ、すべての民よ [Klappa
hander alla folk]
(詩編47番、混声合唱、打楽器とオルガンのための;1998)
ソロモンの雅歌 [Song of Songs]
(バリトン、混声合唱、打楽器とオルガンのための;2009)
いと高きところにホサナ [Osanna in excelsis]
(無伴奏二重混声合唱のための;2009)
レクイエム(無伴奏混声合唱のための;2006)から
アニュス・デイ [Agnus Dei]
詩編98番「主に向かいて新しい歌を歌え」
[Psalm 98 "O Sing unto the Lord
a New Song"]
(ソプラノ、混声合唱とオルガンのための;2010)
そこに在れ [Let There Be] (混声合唱、打楽器とティンパニのための;2010) |
フリーダ・ヤンソン(ソプラノ)
パトリク・サンディーン(バリトン)
ミカエリ室内合唱団
ヘンリク・アリーンデル(オルガン)
ヨアシム・アイナス、
アクセル・シェーステット(トランペット)
ミケール・ニルソン(トランペット、打楽器)
ミケール・オスカション、オーケ・レンネルホルム(トロンボーン)
ミケール・ヴェリーン・ヴェッスベリ(バストロンボーン)
クリステル・パルム(テューバ)
マッティン・ラーション、
マッティン・ヴェーランデル(打楽器)
アンデシュ・エビ(指揮) |
録音:2010年9月3-5日、アードルフ・フレードリク教会、ストックホルム、スウェーデン (C)(P)2011 |
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ロルフ・リンドブルム、ベートーヴェンの作品31を弾く
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31 No.1
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調「テンペスト」Op.31
No.2
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 Op.31 No.3 |
ロルフ・リンドブルム(ピアノ) |
録音:2009年4月、ストックホルム王立音楽大学コンサートホール、ストックホルム、スウェーデン
(C)(P)2011
ロルフ・リンドブルム(前回のご案内ではリンドブロムと表記しておりましたがリンドブルムの方が近いそうです)は1944年ストックホルム生まれ。
同市の王立音楽大学でグレタ・エーリクソンにピアノを学び、ロンドン、ザルツブルク、シエナとニースに留学。歌手のエーリク・セデーン、ビルギット・ニルソン、ホーカン・ハーゲゴードたちとの共演、ソロ・コンサート、自身のトリオでジャズ演奏とさまざまな活動を行ってきました。
作曲家としてスウェーデン放送や映画のための音楽も手がけています。2016年現在ストックホルム王立音楽大学教授。
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フランソワ・クープラン(1668-1733):
教区のためのミサ(オルガンのための) |
ラルフ・グスタフソン(オルガン)
アンサンブル・アドホック(グレゴリオ聖歌斉唱) |
録音:2011年10月17-19日、マリア・マグダレーナ教会、ストックホルム、スウェーデン (C)(P)2012 |
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賛歌 オルガンのための交響楽
オット・オールソン(1897-1964):
コラール「われら御身を称えん、偉大なる神よ」によるオルガンのための
幻想曲とフーガ Op.29
ヒューゴ・アルヴェーン(1872-1960):
黙示録カンタータ Op.31 から オルガンのための前奏曲
マルセル・デュプレ(1886-1971):
聖母の晩課によるオルガンのための15の唱句
Op.18
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):オルガンのための三部作
Op.141 |
ユーハン・ハンマシュトレム(オルガン)
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録音:2010年8月16-17日、ヴェステロース大聖堂、ヴェステロース、スウェーデン |
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ロルフ・リンドブルム (1944-):クリスタル・ミュージック(ピアノのための)
Walk / Orange Crystal / Walk / Red
Crystal / Walk / Yellow Crystal
Walk / Green Crystal / Walk / White
Crystal / Walk / Light Blue Crystal
Walk / Grey Crystal / Walk / Black
Crystal / Walk / Blue Crystal |
ロルフ・リンドブルム(ピアノ)
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録音:2012年4月21日、ロルフ・リンドブルム・スタジオ、ヴァルムド、スウェーデン (C)(P)2012
スウェーデンのピアニスト、ロルフ・リンドブルムが上海のクリスタル照明販売会社の依頼を受けて書いた曲集。
オレンジ、赤、黄、緑、白、ライトブルー、灰色、黒、青の「クリスタル」と間奏曲にあたる「ウォーク
[Walk]」を交互に配した構成がとられています。
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バッハ作品の有名なオルガン編曲集
J・S・バッハ(1685-1750)/
マルセル・デュプレ(1886-1971)編曲:カンタータ第29番
BWV29 より シンフォニア
アレクサンドル・ギルマン(1837-1911)編曲:
カンタータ第106番 BWV106 より ソナティナ
ヴァージル・フォックス(1912-1980):カンタータ第156番
BWV156 より アリオーソ
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937)編曲:
フルート・ソナタ イ長調 BWV1032 より
シチリアーナ
(編曲者名記載なし):カンタータ第140番
BWV140 より 目覚めよ、と呼ぶ声あり
ヴァージル・フォックス編曲:
カンタータ第192番 BWV192 より いざもろびと神に感謝せよ
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933)編曲:
管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068 より アリア
ヴァージル・フォックス編曲:カンタータ第208番
BWV208 より 羊は安らかに草をはみ
モーリス・デリュフレ(1902-1986)編曲:
カンタータ第147番 BWV147 より 主よ、人の望みの喜びよ
ジークフリート・カルク=エーレルト編曲:
クリスマス・オラトリオ BWV248 から シンフォニア
ヴァージル・フォックス編曲:
来たれ、甘き死よ BWV478
ヴァイオリン・ソナタ第2番 より アダージョ・カンタービレ
シャルル=マリー・ヴィドール編曲:マタイ受難曲
BWV244 より 終曲 |
ラルフ・グスタフソン(オルガン)
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録音:2012年11月18-20日、マリア・マグダレーナ教会、ストックホルム、スウェーデン (C)(P)2013 |
LINDORO
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世間は言う、愛は在ると
マヨルカの歌集およびその他の手写本(17世紀)所収のトノス・ウマノス(世俗歌)
フアン・イダルゴ(1614-1685):Perdone
el amor(*)
セバスティアン・ドゥロン(1660-1716):La
borrachita de amor
フアン・イダルゴ:Al poderoso ruego
フアン・デ・セリス:Ya no son mas de veinte
不詳:A un infeliz ausente
フアン・イダルゴ:Al ayre se entregue
不詳:Dicen que hay amor / Dejame, picarillo
traidor
ホセ・マリン(1619頃-1699):Ojos, pues
me desdenais
不詳:Si quieres que viva / Nina si encontrares
durmiendo a Cupido(*)
En pira de incendios
フアン・イダルゴ:La noche tenebrosa(*)
ホセ・マリン:Sepan todos que muero
フランシスコ・モンホ:Recelos, temed
フアン・イダルゴ:Ay amor, ay ausencia
ホセ・マリン:Tortolilla si no es por amor |
マリビ・ブラスコ(ソプラノ)
アルモニオージ・コンチェルティ
フアン・カルロス・リベラ(5弦ギター、ディレクター)
フアン・ミゲル・ニエト(5弦ギター、4弦ギター)
コンスエロ・ナバス(テオルボ)
サラ・ルイス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
テレサ・マルティネス(カスタネット) |
録音:データ記載なし
(*)以外はバルセロナのカタルーニャ博物館が所蔵するマヨルカの歌集
[Cancuinero Poetico-Musical de Mallorca]
所収の楽曲。
マリビ・ブラスコはスペインのバレンシアに生まれ、ファーミ・アルクアイ率いるアッカデーミア・デル・ピアチェーレとの共演で古楽ファンの注目を集めるソプラノ。
アルモニオージ・コンチェルティはスペイン随一のピリオド撥弦楽器奏者フアン・カルロス・リベラにより2001年に創設されたアンサンブル。
■ブックレットは簡易な仕様で、解説書・歌詞・英語訳はWEB上のPDFファイルをダウンロードするして入手する形となっております。
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ガエターノ・ブルネッティ(1743-1798):交響曲集
Vol.2
2つのヴァイオリンとオーケストラのための
協奏交響曲第3番変ロ長調 L.329(*)
交響曲第25番ニ長調 L.314
交響曲第8番ヘ長調 L.297 |
リナ・トゥル・ボネト、
イグナシオ・ラマル(ヴァイオリン(*))
カメラータ・アントニオ・ソレール
グスタボ・サンチェス(指揮) |
録音:データ記載なし
当レーベルが力を入れているガエターノ・ブルネッティのシリーズ第4弾(NL
3011:弦楽四重奏曲/NL 3021:弦楽三重奏のためのディヴェルティメント/NL
3030:交響曲集 Vol.1)。
全収録曲が世界初録音。ガエターノ・ブルネッティはイタリアのファーノに生まれ、ピエトロ・ナルディーニに師事した後1762年頃スペインのマドリードに移住。1770年に国王カルロス3世の王太子(アストゥリアス公)付き音楽教師に就任。1788年、王太子がカルロス4世として即位するとともに王の私設楽団のヴァイオリニストとなり、さらに1795年に王宮楽団が創設されるにあたってその指揮者に就任しました。
450を超える作品を残したとされていますが、生前・没後とも出版された作品は少なく、演奏・録音される機会も多くありません。
カメラータ・アントニオ・ソレールは主にスペインの古典派・ロマン派音楽レパートリーを開拓するため、2011年スペインのエル・エスコリアルに創設された弦楽主体のオーケストラ。
リナ・トゥル・ボネトはムジカ・アルケミカの創設者で
Pan Classics等に録音があります。イグナシオ・ラマルはカメラータ・アントニオ・ソレールのコンサートマスター。
ガエターノ・ブルネッティ:交響曲集 Vol.1 |
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ガエターノ・ブルネッティ(1743-1798):
交響曲第9番ニ長調 L.298
交響曲第21番変ホ長調 L.310
交響曲第29番ハ長調 L.318 |
カメラータ・アントニオ・ソレール
グスタボ・サンチェス(指揮) |
当レーベルが力を入れているガエターノ・ブルネッティの交響曲。
ガエターノ・ブルネッティはイタリアのファーノに生まれ、ピエトロ・ナルディーニに師事した後1762年頃スペインのマドリードに移住。1770年に国王カルロス3世の王太子(アストゥリアス公)付き音楽教師に就任。1788年、王太子がカルロス4世として即位するとともに王の私設楽団のヴァイオリニストとなり、さらに1795年に王宮楽団が創設されるにあたってその指揮者に就任しました。450を超える作品を残したとされていますが、生前・没後とも出版された作品は少なく、演奏・録音される機会も多くありません。
カメラータ・アントニオ・ソレールは主にスペインの古典派・ロマン派音楽レパートリーを開拓するため、2011年スペインのエル・エスコリアルに創設された弦楽主体のオーケストラ。当盤が彼らのデビューCDです。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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IDIS
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IDIS 6719
(CD)
\2000 →\1990
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1960年代、各地を賑わしたアルゲリッチの圧倒的リサイタル |
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) |
ショパン:
スケルツォ第3番 嬰ハ長調 Op.39、ポロネーズ第6番
変イ長調Op.53「英雄」、
練習曲 ハ長調 Op.10-1、練習曲 変イ長調
Op.10-10、マズルカ第36番 イ短調 Op.59-1、
マズルカ第37番 変イ長調 Op.59-2、マズルカ第38番
嬰へ短調 Op.59-3
録音:1965年/ワルシャワ(ライヴ)
ショパン:
スケルツォ第2番 変ロ長調 Op.31、マズルカ第15番
ハ長調 Op.24-2、
マズルカ第27番 ホ短調 Op.41-2
リスト:
3つの演奏会用練習曲 S.144 より 第2曲
ヘ短調「軽やかさ」
ハンガリー狂詩曲 第6番 変ニ長調 S.244
録音:1966年/ミュンヘン(ライヴ)
プロコフィエフ:
ピアノ・ソナタ第7番 変ロ長調 Op.83 より
第3楽章 Precipitato
録音:1966年/ケルン(ライヴ) |
55’03’’
アルゲリッチがショパン・コンクールを制した1965
年と、その翌年1966 年のライヴ録音を集めたアルバムです。
コンクールでも演奏し「マズルカ賞」を受賞したショパンのOp.59
で聴かせる濃密な表現や、プロコフィエフの7
番終楽章でのメカニックにして獰猛ですらある圧倒的な演奏がさすがです。
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PENTATONE
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REMASTERED PHILIPS QUADRAPHONIC RECORDINGS
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PTC 5186237
(SACD HYBRID)
\2400
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アッカルドの名盤、ベートーヴェン&ブルッフの協奏曲が
SACD Hybrid で登場!
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ニ長調 Op.61
(2)ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
ト短調 Op.26
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サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
クルト・マズア(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
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美音冴えわたるアッカルドの名盤、ベートーヴェン&ブルッフの協奏曲がSACD
Hybrid で登場!
セッション録音:1977年6月/パウル・ゲルハルト教会(ライプツィヒ)
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル(2016年6月/バールン、オランダ)
(1)I.25’47”+II.11’04”+III.10’00”=46’51” (2)I.8’35”
+II.8’34” +III.7’09”=24’19”/DSD、マルチチャンネル、71’22”
SACD ハイブリッド盤。
サルヴァトーレ・アッカルドの名盤、ベートーヴェンとブルッフの協奏曲がPENTATONE
のリマスタリング・シリーズに登場します。
1941 年ミラノ生まれのアッカルド。国際コンクール入賞歴は数多く、中でも17
歳で挑んだパガニーニ国際コンクールでの優勝はアッカルドの名を世界で知らしめることとなりました。
「パガニーニの再来」としてイタリアの期待を一身に背負う形となったこともあり、「アッカルド=パガニーニ」というイメージは現在もありますが、幅広いディスコグラフィーの中でもマズア率いるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との当録音はアッカルドの音楽性の豊かさを示した名録音です。現在は指揮活動に積極的なアッカルドなだけに輝かしい音色を奏した当録音は貴重な記録と言えましょう。
この録音をフィリップス・サウンドの継承してきたポリヒムニア・インターナショナルがDSD
リマスタリングしております。
なお、当シリーズは装丁にもこだわり、ディスクごとに種類の異なる鳥類のイメージをカバーに使用していきます。コレクターズ・アイテムとしてもお楽しみください。 |
<国内盤>
キング・インターナショナル(国内仕様盤)
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KKC 5657
(SACD HYBRID)
\3000+税
※輸入盤発売済
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こんなストラヴィンスキー聴いたことない。鈴木雅明の新境地
ストラヴィンスキー:
(1)バレエ組曲「プルチネッラ」(1949年版)
(2)バレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」(1947年版)
(3)弦楽のための協奏曲ニ調 (1946) |
鈴木雅明(指揮)
タピオラ・シンフォニエッタ |
録音:2015年4月/タピオラ・コンサートホール(フィンランド)/[BIS]
BISSA 2211、64’ 55”、輸入盤・日本語帯・解説付
SACD ハイブリッド盤。
鈴木雅明といえばバッハの世界的権威ですが、もともとは矢代秋雄門下の現代作曲家。その彼が指揮者としてストラヴィンスキーのオーケストラ曲に挑戦します。いずれもストラヴィンスキーが新古典派的作風を示していた時期のもので、バレエ音楽「プルチネッラ」はペルゴレージほかのバロック音楽を素材としているため、鈴木雅明独自の解釈が興味津々。
バレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」と「弦楽のための協奏曲」は、ストラヴィンスキーらしからぬ管楽器や打楽器を用いない音響世界。しかし協奏曲の第1
楽章には往年の急速なエネルギーを聴くことができます。鈴木雅明の過激な解釈が光ります。 |
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KKC 8663 / 74
(12CD)
\10000+税
※輸入盤発売済
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「マティアス・ゲルネ・シューベルト・エディション(12CD)」 |
マティアス・ゲルネ(バリトン) |
マティアス・ゲルネ・シューベルト・エディション第1集
冥府への旅 D.526,沈むよろこび D.700,涙する
D.926,漁夫の愛の幸せ D.933,
冬の夕べ D.938,メムノン D.541,双子座に寄せる舟人の歌
D.360,舟人 D.536,
あこがれ D.636,小川のほとりの若者 D.638,エンマに
D.113,巡礼者 D.794,
タルタルスの群れ D.583,希望 D.295,人間の限界
D.716
マティアス・ゲルネ(バリトン) エリザーベト・レオンスカヤ(ピアノ)
録音:2007 年2 −3月,ベルリン
マティアス・ゲルネ・シューベルト・エディション第2集(2CD)
[CD1]
若者と死 D.545,緑の中の歌 D.917,秋の夜
D.404,静かな国へD.403,秋の夕べ D.405,
遠くへの渇望 D.770,私の心へ D.860,さすらい人
D.649,ヴィルデマンの丘を越えて D.884,
嘆き D.371,春の小川のほとりで D.361,リュートに寄せて
D.905,娘の恋の立ち聞き D.698,
まなざしの歌 D.297,君はわが憩い D.776,音楽に寄せて
D.547,泉に寄せて D.530,
岩のそばの歌手 D.482,竪琴との別れ D.406,歌の終わり
D.473
[CD2]
郷愁 D.456,ドナウ河の上で D.553,ウルフルが釣りをする時
D.525,星の夜 D.670,
帰り道 D.476,秘密 D.491,ゴンドラの舟人
D.808,夕べの星 D.806,勝利 D.805,
夜の曲 D.672,解消 D.807,語らずともよい、黙っているがよい(ミニョンの歌)
D.877-2,
ただ憧れを知るひとだけが(ミニョンの歌)
D.877-4,ミニョンに D.161,
竪琴弾きの歌 D.480(孤独に身を委ねる者は,涙を流しながら,
パンを食べたことのない者は,家々の門辺に歩み寄り),
流れのほとりで D.160,恋人の近くに D.162,漁師
D.225,湖上にて D.543,
悲しみの喜び D.260,出会いと別れ D.767
マティアス・ゲルネ(バリトン) ヘルムート・ドイッチュ(P,CD1)
エリック・シュナイダー(P,CD2)
録音:[CD1]2008年1月 [CD2]2007年10月
マティアス・ゲルネ・シューベルト・エディション第3集
歌曲集「美しい水車小屋の娘」
マティアス・ゲルネ(バリトン) クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
録音:2008 年9月6-8日,ベルリン
マティアス・ゲルネ・シューベルト・エディション第4集
ギリシャの神々 D.677,フィロクテート
D.540,アイスキュロスからの断章 D.450b,
赦されたオレステス D.699,ヘリオポリス1
D.753,ヘリオポリス2D.754,
竪琴に寄す D.737,アティス D.585,海の静けさ
D.216,トゥーレの王 D.367,
ブロンデルからマリアへ D.626(,茂み D.646,羊飼い
D.490,巡
礼の歌 D.789,
さすらい人の夜の歌 D.224,春の想い D.686,郷愁
D.851,十字軍 D.932,別れ D.475
マティアス・ゲルネ(バリトン) インゴ・メッツマッハー(P)
録音:2008 年10,11月,2009年2月,ベルリン
マティアス・ゲルネ・シューベルト・エディション第5集
夜と夢 D.827,盲目の少年 D.833,あこがれ
D.637,墓堀人の歌 D.869,
私はすべての安らぎを奪われて D.876,老年の歌
D.778,墓掘り人の郷愁 D.842,
月に寄す D.193,5 月の夜 D.194,シルヴィアに
D.891,セレナード D.889,
羊飼と騎馬の人 D.517,夏の夜 D.289,収穫の歌
D.434,秋の歌 D.502,
愛らしい星 D.861,恋人に D.303
マティアス・ゲルネ(バリトン) アレクサンダー・シュマルツ(ピアノ)
録音:2008 年9月
マティアス・ゲルネ・シューベルト・エディション第6集(2CD)
[CD1] 「白鳥の歌」全15曲 D.957(「秋」D.945
追補版)
[CD2] ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調
D.960
マティアス・ゲルネ(バリトン)、クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
録音:2010 年2月、2011 年1月、ベルリン
マティアス・ゲルネ・シューベルト・エディション第7集
シューベルト:歌曲集〜「魔王」
夕映えの中でD.799/さすらい人D.493/
夜咲きすみれD.752/ 森にてD.834/
ノルマンの歌D.846/ 精霊の踊りD.116/宝堀り人の願いD.761/月に寄せてD.259/
魔王D.328/湖のほとりでD.746/アリンデD.904/反映D.949/鱒D.550/流れD.693/
夕焼けD.690/嘆きD.415/川D.565/漁夫の歌D.881/ブルックの丘にてD.853
マティアス・ゲルネ(バリトン) アンドレアス・ヘフリガー(ピアノ)
録音:2012 年1月、ベルリン
マティアス・ゲルネ・シューベルト・エディション第8集〜さすらい人の夜の歌(2CD)
[CD1]
沈みゆく太陽に寄せてD.457/死と乙女 D.531/ばらD.745/思い出「死者への捧げもの」D.101/
万霊節の日のための連?D.343/水の上で歌うD.774/夕べの光景D.650/雷雨ののちにD.561/
小人D.771/春にD.882/花言葉D.519/すみれD.786/遠く去った人にD.765/
ただあなたのそばにD.866-2/ガニュメートD.544
[CD2]
さすらい人の夜の歌「山々に憩いあり」D.768/羊飼いの嘆きの歌D.121/野ばらD.257/
たゆみなき愛D.138/月に寄すD.259/涙の慰め
D.120/最初の喪失D.226/
ミューズの息子D.764/秘めごとD.719/遊びにおぼれてD.715/御者クローノスにD.369/
心の近さD.100/それは私だったD.174/ばらの花冠D.280/恋する者の気がかりD.285/
あなたに寄すD.288/愛は裏切られD.751/笑いと涙D.777/
それらがここにいたことはD.775/孤独な人D.800/星D.684
マティアス・ゲルネ(バリトン) ヘルムート・ドイチュ(ピアノ[CD1])
エリック・シュナイダー(ピアノ[CD2])
録音:2011 年2,4月([CD1])、2012 年2月([CD2])/テルデックス・スタジオ(ベルリン)
マティアス・ゲルネ・シューベルト・エディション第9集
シューベルト:「冬の旅」(全曲)
マティアス・ゲルネ(バリトン) クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)
録音:2011 年1,5月/テルデックス・スタジオ(ベルリン) |
21世紀最高のシューベルト歌曲集の出現
[HMF] HMX 2908750、輸入盤・日本語帯・解説・対訳付
今やドイツ・バリトン界No.1 の実力を誇るマティアス・ゲルネ。その彼が2007
年から2012 年にかけてハルモニア・ムンディに録音したシューベルトの歌曲集。
残念ながら全集でないものの、三大歌曲集や魔王、鱒など聴きたい曲は網羅されています。
このシリーズの魅力はピアノ伴奏を超大物たちが担当していること。レオンスカヤ、ドイッチュ、エッシェンバッハから指揮者メッツマッハーらがゲルネを絶妙にサポート。これ以上ないシューベルトを聴かせてくれます。
今回は日本語解説および対訳付の初の国内盤化。お求めやすい価格となっております。各家庭に1セット必須の超オススメ品です。 |
<映像>

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