≪第89号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その8 2016/10/25〜
10/28(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALTUS
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ノリントン指揮〜ウィーン・フィル・ライヴ・エディション24
(1)ウェーバー:歌劇『オイリアンテ』序曲
(2)ブラームス:
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調
Op.92
(3)シューマン:交響曲第2番ハ長調 Op.61 |
ロジャー・ノリントン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
フランツ・バルトロメイ(チェロ) |
ノリントンとウィーン・フィル、ミレニアムを騒がせた世紀の共演!異形の美しさを持った唯一無二のシューマン2番!!互いの持ち味が絶妙に溶け合った、美しくも刺激的な空前の演奏!
録音:2000年6月16日/ムジークフェラインザール、オーストリア放送協会によるライヴ録音/DDD
新世紀を迎えた2000 年、マリス・ヤンソンスのキャンセルを受けてノリントンがウィーン・フィルと共演した際のライヴ録音です。
この頃のウィーン・フィルは積極的に新しい演奏法に挑んでいた時期でもあり、ガーディナーやアーノンクールといった古楽系指揮者を良く迎えていました。
このノリントンとの共演でも指揮者の個性をウィーン・フィルが楽しみながら音楽に昇華しており、両者の持ち味が絶妙に溶け合った美しくも刺激的な空前の演奏が繰り広げられています。
異彩を放つのはシューマン2 番。各声部の分離が非常に良く、ヴィブラートを抑えた弦楽器と強調された木管楽器のバランスも特徴的。弦に管が塗り重ねられるのでなく、木管が主体となり弦が薄くヴェールをかけるようなシューマンです。特にピュア・トーンによる第3
楽章の美しさは絶品!加えて意外と大胆なテンポ設定が目を引き、第1
楽章の序奏はゆったりと始まり、その後も引きずるようなリズムで怪しく揺れ動きます。
また、終楽章のコーダ突入時の驚くほど濃厚なタメやクライマックスで大いに炸裂する金管も強烈。終始美しい音色でありながら最後まで予想の付かない怪演です。
ブラームスの二重協奏曲はウィーン・フィルの十八番であり、キュッヒル&バルトロメイのソロは死角なしの素晴らしさ。これぞウィーン・フィルという風情にあふれた技の応酬です。特にキュッヒルのこれでもかと言うほどのしたたる美音がたまりません。
一方ノリントンは、ソリストに十分花を持たせつつ、明るく見通しの良い得意のサウンドで音楽を盛り上げており、そのコントラストが鮮烈な効果を上げています。
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HMF
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英霊記念日(11月11日)のための音楽
・リチャード・ファラント(伝)(1525-80):Call
to remembrance
・トムキンズ(1572-1656):When David Heard
・Kontakion of the Dead(キエフの伝統音楽)
・ジョン・タヴァナー(1944-2013):Song
for Athene
・ロバート・ラムゼー(c.1590-1644):How
are the mighty fallen
・ウィリアム・ハリス(1883-1973):Bring
us, O Lord God
・ウィリアム・ヘンリー・モンク(1823-89)/グラハム・ロス編:
Abide with me*
・エルガー(1857-1934):They are at rest
・トマス・ウィールクス(1576-1623) :When
David heard
・デュリュフレ(1902-86):レクイエム Op.
9
・[BONUS TRACK]
ウィリアム・ハリス(1883-1973):
Holy is the true light |
グラハム・ロス(指揮)
ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団
マチュー・ジョリス
(オルガン/デュリュフレ) |
デュリュフレのレクイエム、オルガン版
録音:2015年3月
1918 年11 月11 日、第一次世界大戦は幕を閉じました。
11 月11 日は英霊記念日(Remembrance) として制定されています。このアルバムでは、伝統音楽から、16
世紀から20 世紀までに書かれた、亡くなった人々や大きな犠牲に捧げる音楽を集めた1
枚。
デュリュフレのレクイエムは1945 年、同年に亡くなったデュリュフレの父にささげる音楽として書かれました。1947
年11 月2 日の万霊節にフランスのラジオで初めて放送され、これを聴いた人々は深く感動しました。
フル・コーラスとオーケストラを伴う大規模作品ですが、教会でも演奏できるようにデュリュフレ自身によるオルガン版も存在しており、この録音では、このオルガン版を用いて演奏されています。終曲のソプラノの美しさはまさに死者を天国へを導く道を照らしているよう。名門合唱団の実力を見せつけられる演奏です。
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「公現節のための音楽」
オルランド・ディ・ラッソ:Omnes de Saba
venient
伝承曲(グラハム・ロス編):
O worship the Lord in the beauty of holiness!*
ジョン・シェパード:Reges Tharsis
ウィリアム・バード:Ecce advenit dominator
Dominus
パレストリーナ:Tribus miraculis ornatum
クレメンス・ノン・パパ:Magi veniunt ab
oriente
ジョン・ムトン:Nesciens Mater
プーランク:Videntes stellam
ヘルベルト・ハウエルズ:Long, long ago
ユディト・ビンガム:Epiphany
伝承曲(グラハム・ロス編):Hail to the
Lord’s Anointed!*
ペーター・ワーロック(デイヴィッド・ヒル編):
Bethlehem Down
ユディト・ワイル:Illuminare, Jerusalem
J.J.ナイルズ(グラハム・ロス編):I wonder
as I wander
ヘルベルト・ハウエルズ:Here is the little
door
ペーター・コルネリウス(アイヴォー・アトキンス編):
The Three Kings
レノックス・バークリー:I sing of a maiden
ペーター・ワーロック:Benedicamus Domino
伝承曲(グラハム・ロス編):As with gladness
men of old*
アーノルド・バックス:Mater ora filium |
グラハム・ロス(指揮)
ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団 |
おごそかな祝祭ムード満点の合唱作品
*世界初録音/録音:2016年1月
クリスマスに誕生した主イエスが洗礼を受けたことを祝う公現節のための音楽集。15
世紀から20 世紀までに書かれた音楽が集められています。
ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団の透明感のある歌声が祝祭気分を高らかに彩ります。 |
のすたるぢあ
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「幽玄」 佐藤豊彦作品集
佐藤豊彦:ねんね ころいち(奈良地方の子守唄)/
ずいずいずっころばし(東京地方のわらべうた)/
ねんにゃこ コロチャコ(秋田地方の子守唄/器楽曲)/
せんどのやんま(山形地方の子守唄)/
もし音楽と甘美なる詩が一つのものであるならば…
(シェイクスピア〜情熱の巡礼者)/
うつろい節(器楽曲)/
わたしの愛も愛人もことごとく(シェイクスピア〜ソネット40番)/
赤とバイ(長崎の正月唄)/
古代舞曲によるロンド風変奏曲(リュート・ソロ)/
蕗の曲(古謡)/あんたがたどこさ(熊本地方のわらべうた)/
君を夏の一日に譬えようか(シェイクスピア〜ソネット18番)/
コキリコ節(富山地方の神楽踊)/ようかい(種子島古調)/
コチャエ節(江戸民謡)/漂(ただよい)(リュート・ソロ) |
山田千代美(ソプラノ)
ワルター・ファン・ハウヴェ(リコーダー)
佐藤豊彦(リュート) |
佐藤豊彦新録音!「幽玄」をテーマにした佐藤豊彦の作品集!
リュート界の第一人者であり日本が誇る世界的巨匠、佐藤豊彦。エザイアス・ロイスナーのリュート音楽(Nostalgia
1501)で新たな境地に達した佐藤豊彦の新録音は、日本の古謡や能楽、わらべ歌、或いは子守唄などを題材に、西洋のものとしては主にシェイクスピアのテキストが使われた、佐藤豊彦自身の作品集。
編成は、佐藤豊彦が主宰するアンサンブル「アルバ・ムジカ・きょう」に中核メンバーとして参加した古楽声楽のスペシャリスト山田千代美と、「リトル・コンソート」などで共演してきたリコーダーの世界的名手、ワルター・ファン・ハウヴェを加えた小編成のアンサンブル。リュート・ソロ、歌とリュート、リコーダーとリュート、歌とリコーダーとリュートという4つの異なる組み合わせで、「幽玄」をテーマに東洋と西洋の混合を表現します。
※録音:2015年10月、霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」(鹿児島、日本)
※日本語解説、日本語歌詞、日本語歌詞訳(シェイクスピア)付き |
ONDINE
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ODE-1242
\2400 |
カイヤ・サーリアホ:弦楽のための室内楽作品集
第2 集
1.弦楽四重奏のための「Fleurs de Neige‐雪の花」(1998)/
2.ヴァイオリンとヴィオラのための「Aure」(2011)/
3.ソプラノとチェロのための「Du gick, flOg」/
4.ヴィオラのための「Nocturne‐夜想曲」(1994)/
5.ソプラノとヴァイオリンのための「チェンジング・ライト」(2002)/
6.ヴァイオリンとエレクトロニクスのための「…de
laTerre−大地について」(1991)/
7.ソプラノと弦楽四重奏のための「Die Aussicht‐景色」(1996)/
8.弦楽オーケストラのための「Terra Memoria‐大地のメモリー」(2006) |
META4(弦楽四重奏)
〈メンバー:
アンティ・ティカネン(ヴァイオリン)/
ミンナ・ペンソラ(ヴァイオリン)/
アッテ・キルペライネン(ヴィオラ)/
トーマス・デュプショバッカ(チェロ)〉/
ピア・フロイント(ソプラノ)/
マルコ・ミヨハネン(エレクトロニクス) |
録音 2015 年5 月4-5 日,2015 年12 月14-15
日 フィンランド カルヤー教会Executive Producer:
Reijo Kiilunen / Recording Producer: Meta4
/ Recording,Editing & Mastering: Matti
Heinonen, Pro Audile Oy
サーリアホ(1952-)は現代フィンランドにおける最も重要な作曲家の一人。日本でもたくさんの愛好家がいますが、2016
年の「サントリー芸術財団サマーフェスティヴァル」では、彼女に焦点を当て、インタビューや作品の日本初演を行うことで、更に注目が高まりました。
このアルバムには、弦とエレクトロニクスの響きに魅せられているというサーリアホの個性が活かされた8
つの曲が収録されており、中でも2 曲の「大地」にまつわる作品は、彼女の代表作ともいえる曲です。
第1 集(ODE-1222)で、サーリアホの複雑なスコアから斬新な響きを紡ぎ出した《META4》は2001
年に結成されたフィンランドの弦楽四重奏団。2010
年にエコー・クラシック賞を受賞し、その後も数々の賞を獲得、世界中で活躍するアンサンブルです。今作ではソプラノのピア・フロイントを交え、一層神秘的な音楽を奏でています。 |
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ODE-1298
(2CD)
\2400→\2190 |
パーヴァリ・ユンパネン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
第5集
〈CD1〉
1-4.ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 Op.7/
5-7.ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調「悲愴」Op.13/
〈CD2〉
1-3.ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109/
4-6.ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110/
7-8.ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 Op.111 |
パーヴァリ・ユンパネン(ピアノ) |
録音 2010年9月…CD1:5-7, 2011年6月…CD2,
2012年6月…CD1:1-4 フィンランド クフモ・アーツ・ハウス
レントゥア・ホール
フィンランドのピアニスト、パーヴァリ・ユンパネンが演奏するベートーヴェン・ツィクルスの最後を飾る第5集は、最後の3つのソナタと「悲愴ソナタ」、初期の第4番という組み合わせ。
「悲愴ソナタ」から「第30番」は、作曲年代におよそ20年の開きがあり、その間にベートーヴェンの音楽語法がどのように変化し、独自の路線を開拓したのかが理解できる選曲にユンパネンのセンスが反映されています。
ユンパネンはもともと「20世紀の作品」の良き解釈者として知られ、ピエール・ブーレーズ、アンリ・デュティユーはもとよりフィンランドの作曲家、他多くの現代作曲家たちの作品を初演し、普及に努めて来ました。それだけでなく、このベートーヴェンやモーツァルトと言った古典派の作品でも目覚しい演奏を行い、ボストンで開催された「ベートーヴェン・リサイタル」では地元の新聞紙上でも「彼の絶対的な音楽的才能、溢れるエネルギーは、印象的なパフォーマンスを通じて人々の注意を喚起し、ベートーヴェンの音楽がどれほどの道を切り開いたのかを思い起こさせるものでした」と絶賛されています。
パーヴァリ・ユンパネン/ベートーヴェン第1〜4弾
第1番でいきなりのけぞる |

ODE-1248
(2CD)
\2400 |
ユンパネン、個性派ベートーヴェン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
<CD1>
1-4.ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 Op.2-1/
5-8.ピアノ・ソナタ 第2番 イ長調 Op.2-2/
9-12.ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3/
<CD2>
1-4.ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 Op.101/
5-8.ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106 |
パーヴァリ・ユンパネン(ピアノ) |
録音 2011年6月…CD2:5-8, 2012年6月…CD1,CD2:1-4
フィンランド クーモ・アーツ・センター,レントゥア・ホール
第1番の第1楽章でいきなり「え、何それ、そんなことする?」という珍妙な装飾を聴かせてくれるユンパネン。その後も随所で才気あふれるやんちゃぶりを発揮。
なんか音が多いのだ。
でも頭のかたいベートーヴェン・ファンでも(店主のような)ついつい許しちゃう。
ところが後期では一転神妙に深遠な演奏を聴かせてくれる。
なかなかの鬼才です。ユンパネン。
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(以下、代理店コメント)
ジャケットの写真を見ながら「うんうん、さわやかなベートーヴェンだ……」と思って素直にこのアルバムに耳を傾けてみてください。ピアニスト、ユンパネンは第1番のソナタの提示部の繰り返しで、あっと思うような捻り技を繰り出してくるのには驚いてしまいました。
最近はモーツァルトなら自由に装飾を付けるのが当たり前ですが、あまりベートーヴェンではやらないのでは?
そんなこんなで、第1番だけでなく他のソナタも発見がたっぷり。くすくす笑いが聞こえてくるようなベートーヴェンです。
そしてCD2の後期の2曲は打って変って、荘厳、重厚。ハーマークラヴィーアの第3楽章での晦渋な表現も見事としか言いようがありません。初期と後期、2つの味が楽しめるソナタ集です。
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ODE-1268
(2CD)
\2400 |
第1集で反則技を繰り出してきたユンパネン
懲りずに出してきたベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
第2集
<CD1>
1-3.ピアノ・ソナタ 第5番 ハ短調 Op.10-1/
4-6.ピアノ・ソナタ 第6番 ヘ長調 Op.10-2/
7-10.ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調 Op.10-3/
<CD2>
1-4.ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53/
5-6.ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 Op.54/
7-9.ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調「熱情」Op.57 |
パーヴァリ・ユンパネン(ピアノ) |
録音 2010年9月…CD1,CD2:7-9, 2011年1月…CD2:1-6
フィンランド クーモ・アート・センター,レントゥア・ホール
第1集(ODE1248)のなかなか凝った演奏で、聴き手の耳に新鮮な風を届けたパーヴァリ・ユンパネンによるベートーヴェン(1770-1827)の第2集の登場。
彼はもともと現代音楽の演奏家としてブーレーズやディティユーらに信頼されている人ですが(ドイツ・グラモフォンからブーレーズのピアノ・ソナタをリリース)、最近はベートーヴェンやモーツァルトと言った古典的なレパートリーでも高く評価されています。今回のアルバムでは何と言っても中期の「ワルトシュタイン」と「熱情」が聴きもの。ワルトシュタインの終楽章の疾走感は半端なく、また「熱情」も何とも言えない独特の雰囲気を醸し出しています。
もちろん第5番から第7番の初期の作品も、斬新な感覚に満ちています。なんといっても音色の美しさが特徴的で、これこそが不思議な浮遊感の正体なのかもしれません。
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ODE-1280
(2CD)
\2400 |
ユンパネン、個性派ベートーヴェン
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第3集
<CD1>
1-3.ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1/
4-6.ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2/
7ー10.ピアノ・ソナタ第11番変□長調Op.22/
11-12.ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49-1/
13-14.ピアノ・ソナタ第20番ト長調Op.49-2
<CD2>
1-4.ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26/
5-8.ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1/
9-11.ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」Op.27-2/
12-15.ピアノ・ソナタ第15番ニ長調「田園」Op.28 |
パーヴァリ・ユンパネン(ピアノ) |
録音2010年7月…CD1:7ー10,CD2:1-4.5-8.12-15,2011年6月…CD1:1-6,2012年6月…CD1:11-14,CD2:9-11フィンランドクーモ・アート・センター,レントゥア・ホール
パーヴァリ・ユンパネンによるベートーヴェン(1770-1827)の第3集の登場です。
ブーレーズのソナタなどの現代音楽を得意とするピアニストとして知られていますが、ベートーヴェンでは実に自由で幻想的な音楽を構築することで、この作曲家に潜むロマンティックな面を最大に引き出しています。
今作には、比較的に演奏が容易とされる第19番と第20番、第9番と第10番が含まれていますが、ここでもユンパネンは驚くほどに凝った演奏を聴かせます。
これを聴いてしまったら、もうこれらのソナタを「学習用」とは言えなくなるかも知れません。
第11番から第13番までの、初期から中期への転換期に書かれたソナタでの説得力ある演奏、そしてメインとなる「月光」と「田園」の2曲のソナタと、見事な演奏による極めて充実した内容を持つ2枚組です。
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ODE-1290
(2CD)
\2400 |
パーヴァリ・ユンパネン(ピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 第4集
<CD1>
1-3.ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 Op.31-1/
4-6.ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調「テンペスト」Op.31-2/
7-10.ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 Op.31-3/
<CD2>
1-2.ピアノ・ソナタ 第24番 嬰ヘ長調「テレーゼ」Op.78/
3-5.ピアノ・ソナタ 第25番 ト長調 Op.79/
6-8.ピアノ・ソナタ 第26番 変ホ長調「告別」Op.81a/
9-10.ピアノ・ソナタ 第27番 ホ短調 Op.90 |
パーヴァリ・ユンパネン(ピアノ) |
録音 2010年9月…CD1, 2011年1月…CD2:3-5.9-10,
2012年6月…CD2:1-2.6-8 フィンランド クーモ・アーツ・センター,レントゥア・ホール
フィンランド出身のピアニスト、パーヴァリ・ユンパネンのベートーヴェン(1770-1827)・シリーズの第4集。
2004年に録音したブーレーズのピアノ・ソナタ(これはブーレーズ本人から推薦され録音した)が、フランスのディアパソン・ドール賞やドイツ批評家レコード賞を受賞したことで一躍有名になった彼ですが、このベートーヴェンのソナタ集も新譜が出るたびに高く評価されています。
今回は中期から後期の作品が7曲選ばれています。テンペストの終楽章の激しさ、テレーゼの優しさなど、ベートーヴェン作品の感情の振幅の大きさを丁寧に描きだした演奏です。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
ALTUS
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ALT 347/8
(2CD)
\4800 →\4390
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アルトゥスのブーレーズ追悼企画、
最終回はラモーの最高傑作『イポリトとアリシ』!
ラモー:歌劇『イポリトとアリシ』 |
イポリト:ジェラール・デュナン(オート・コントル)
アリシ:ラシェル・ヤカール(ソプラノ)
フェードル:リーズ・アルスゲ(メゾ・ソプラノ)
テゼ王:ルイ・モーラン(バス)
エノーヌ:シュザンヌ・ラファイエ(ソプラノ)
プリュトン/ネプトゥーヌ:ロジェ・ソワイエ(バス)
ディアーヌ:ベルト・カル(ソプラノ)
ティジフォヌ/メルキュール:ミシェル・ハメル(テノール)
女羊飼い:シルヴェンヌ・ジルマ(ソプラノ)
ピエール・ブーレーズ(指揮)
フランス国立放送管弦楽団
フランス国立合唱団 |
アルトゥスのブーレーズ追悼企画、最終回はラモーの最高傑作『イポリトとアリシ』!ブーレーズ盤歴初レパートリー、しかもクリアなステレオ録音。明晰で格調高く、モダン楽器でも全く違和感なし!むしろラモーの美しい魅力がダイレクトに伝わる名演!!
録音:1964年10月13日/シャンゼリゼ劇場(ライヴ)ステレオ録音/ADD、ステレオ
ブーレーズ追悼シリーズとして、ALTUS からまたまた貴重な音源が登場します。
何とバロック・オペラを振ったライヴが、クリアなステレオ録音でお聴き頂けます!
曲は50 歳を迎えたラモーがついに本腰を入れてオペラに挑んだその1
作目にして最高傑作の呼び声高い『イポリトとアリシ』。ブフォン論争を白熱させるほどに卓越した和声法と管弦楽法が駆使されたこのラモーの名作は、モダン楽器による力強い演奏にも十分耐えうる迫力と適応力を持っています。
収録されているのはラモー没後200 年にあたる1964
年に行われたシャンゼリゼ劇場でのライヴ。曖昧さのないブーレーズの指揮が巧みな情景描写や躍動的な舞曲をさらに引き締まったものにし、心地よい緊張感と推進力を生み出しています。物語後半の悲劇的な調子も媚びたところがなく高潔で堂々としていて迫真の出来。
歌手陣はヤカールを始めフランスの実力者ぞろい、美しいフランス語による朗々とした歌唱が胸に響きます。部分的なカットも物語や音楽の本質を見据えたもので、じっくりと音楽に集中できる形と言えましょう。
解説書にはあらすじの他トラック別の大意を掲載。2016
年に没したブーレーズ追悼の気分を高めつつ、ラモーの魅力再発見にもつながる大注目盤です。
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GRAND SLAM
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フルトヴェングラー/ルツェルンの第9、
驚きの音質で復刻!
ベートーヴェン:
交響曲第9番 ニ短調 Op.125「合唱」 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
ルツェルン祝祭合唱団
エリーザベト・シュワルツコップ(ソプラノ)
エルザ・カヴェルティ(アルト)
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
オットー・エーデルマン(バス) |
フルトヴェングラー/ルツェルンの第9、驚きの音質で復刻!2トラック、38
センチ、オープンリール・テープ復刻
ライヴ録音:1954年8月22日/ルツェルン、クンストハウウス(モノラル)/使用音源:Private
archive(2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)
■制作者より
フルトヴェングラーの生涯最後の“ルツェルンの第9”
は、これまで数多くのレーベルより発売されていました。それだけの競合盤があるのにも関わらず、発売する理由は「音質に自信があるから」にほかなりません。デジタル技術の発達にともない、単に機械的な原因によるものを始め、ライヴにありがちな種々のノイズなどは簡単に除去できるようになりました。しかし、いくら最新の技術であっても、ノイズを除去すればするほど、音楽成分を失っています。このようなお化粧を施した音を好むファンもいますが、特に歴史的音源を好んで聴くリスナーには、そうした操作に疑問を持つ人が多いです。
今回の第9 も従来通り、ノイズ除去などの操作は基本的に一切行っていません。その結果、より見通しの良い広がりのある空気感、瑞々しい音色、骨太で力強い音を得ることが出来ました。最も違いが明らかなのは第4
楽章で、その真に迫る圧倒的な響きは、間違いなく過去のディスク類を圧倒しています。(平林直哉) |
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GS 2084
※再発売
\2500→¥2290
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再発売“疑似ステレオ版”
復刻第2弾フルヴェン、バイロイトの第九!
ベートーヴェン:
交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱」 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
バイロイト祝祭管弦楽団、同合唱団
エリーザベト・シュワルツコップ(ソプラノ)
エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
ハンス・ホップ(テノール)
オットー・エーデルマン(バス) |
“疑似ステレオ版”のオープンリール・テープ復刻第2弾フルヴェン、1951年7月バイロイトの第九!
録音:1951 年7 月29 日、フェストシュピールハウス、バイロイト
使用音源:EMI (Japan) AXA 3044 ( オープンリール・テープ、4トラック、19
センチ)/録音方式:疑似ステレオ(ライヴ)
■制作者より
ベートーヴェンの「英雄」(GS 2070 廃盤)に続く、疑似ステレオ版によるオープンリール・テープ(4
トラック、19 センチ)復刻第2 弾です。フルトヴェングラーの主要な録音はドイツ・エレクトローラ社のブライト・クランクによって疑似ステレオ化され、特にLP
時代は広く普及していました。そのシリーズ中でもこの〈バイロイトの第九〉は、疑似ステレオの出来栄えとしてはそれほど良くないと言われていました。しかし、このオープンリールの音は解き放たれたかのような広がりがあり、今後、この疑似ステレオ版に対する評価が大きく変わってくる可能性があります。
■解説書の内容
周知のように、2007 年以来この第9 には同じ日付の別音源が存在します。その内容についてはこれまでに様々な意見が出されていますが、結論はいまだに出ていません。そこで、制作者自らがその周辺の事情を洗い直し、注意深く検証しています。(以上、平林 直哉) |
DIAPASON
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DIAP 06
(12CD/特別価格)
\6400→\4990
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ブラームス:室内楽作品集 |
●CD1
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調 Op.78《雨の歌》
〔ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)、ヨゼフ・ハーラ(ピアノ)/1956年録音/選定:ニコラ・デルニー〕
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
〔アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)、ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)/
1932年録音/選定:ガエタン・ノーロー〕
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
〔ジョコンダ・デ・ヴィート(ヴァイオリン)、エドウィン・フィッシャー(ピアノ)/
1954年録音/選定:ベルトラン・ボワサール〕
スケルツォ ハ短調 WoO.2
〔ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)、カルロ・ブソッティ(ピアノ)/
1954年録音/選定:ロラン・ムラロ〕
◇ボーナストラック
雨の歌 Op.59-3
〔エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)、ジェラルド・ムーア(ピアノ)/
1959年録音/選定:ガエタン・ノーロー〕
メロディのごとく、私のまどろみはいよいよ浅く
〔リーザ・デラ・カーザ(ソプラノ)、カール・フデーズ(ピアノ)/
1952年録音/選定:ガエタン・ノーロー〕
教会の庭で
〔ロッテ・レーマン(ソプラノ)、ポール・ウラノウスキー(ピアノ)/
1941年録音/選定:ガエタン・ノーロー〕
●CD2
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
〔グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)、アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)/
1936年録音/選定:ロラン・ムラロ〕
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
〔ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)、シェベーク・ジェルジ(ピアノ)/
1959年録音/選定:ロラン・ムラロ〕
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99
〔ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)、シェベーク・ジェルジ(ピアノ)/
1959年録音/選定:アラン・ロンペッシュ〕
●CD3
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
〔レジナルド・ケル(クラリネット)、ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)/
1949年録音/選定:ガエタン・ノーロー〕
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
〔レジナルド・ケル(クラリネット)、ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)/
1949年録音/選定:ガエタン・ノーロー〕
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.120-1
〔ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)、ヘスス・マリア・サンロマ(ピアノ)/
1939年録音/選定:ジャン=ミシェル・モルコー〕
ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
〔ウィリアム・プリムローズ(ヴィオラ)、ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)/
1958年録音/選定:ジャン=ミシェル・モルコー〕
●CD4
クラリネット五重奏曲ロ短調 Op.115
〔レオポルト・ウラッハ(クラリネット)、ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団/
1953年録音/選定:ジャン=クロード・ユロ〕
クラリネット三重奏曲イ短調 Op.114
〔レジナルド・ケル(クラリネット)、フランク・ミラー(チェロ)、
ミェチスワフ・ホルショフスキ(ピアノ)/1950年録音/選定:ジャン=クロード・ユロ〕
●CD5
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調 Op.8
〔エドウィン・フィッシャー(ピアノ)、ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)、
エンリコ・マイナルディ(チェロ)/1954年録音/選定:ニコラ・デルニー〕
ピアノ三重奏曲第2番ハ長調 Op.87
〔ゲイリー・グラフマン(ピアノ)、バール・セノフスキー(ヴァイオリン)、
シャーリー・トレペル(チェロ)/1959年録音/選定:ジャン=ミシェル・モルコー〕
◇ボーナストラック
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 Op.100
〔シモン・ゴールドベルク(ヴァイオリン)、アーサー・バルサム(ピアノ)/1953年録音〕
●CD6
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調 Op.101
〔ユージン・イストミン(ピアノ)、アイザック・スターン(ヴァイオリン)、
レナード・ローズ(チェロ)/1966年録音/選定:ジャン=シャルル・ホッフェル〕
ホルン三重奏曲変ホ長調 Op.40
〔ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)、マイケル・ツリー(ヴァイオリン)、
マイロン・ブルーム(ホルン)/1960年録音/選定:ジャン=シャルル・ホッフェル〕
ホルン三重奏曲変ホ長調 Op.40
〔ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)、アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)、
オードリー・ブレイン(ホルン)/1933年録音/選定:ジャン=シャルル・ホッフェル〕
●CD7
弦楽四重奏曲第1番ハ短調 Op.51-1
〔アマデウス弦楽四重奏団/1959年録音/選定:パトリック・セルスノヴィチ〕
弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.51-2
〔ハリウッド弦楽四重奏団/1952年録音/選定:ジャン=ミシェル・モルコー〕
●CD8
弦楽四重奏曲第3番変ロ長調 Op.67
〔ブダペスト弦楽四重奏団/1933年録音/選定:ジャン=シャルル・ホッフェル〕
ピアノ五重奏曲ヘ短調 Op.34
〔ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)、ブッシュ弦楽四重奏団/1938年録音/選定:ベルトラン・ボワサール〕
●CD9
ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25
〔ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)、ブッシュ弦楽四重奏団/1949年録音/選定:ベルトラン・ボワサール〕
ピアノ四重奏曲第1番ト短調 Op.25
〔アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)、プロ・アルテ弦楽四重奏団/
1932年録音/選定:ベルトラン・ボワサール〕
●CD10
ピアノ四重奏曲第2番イ長調 Op.26
〔クリフォード・カーゾン(ピアノ)、ブダペスト弦楽四重奏団/1952年録音/選定:ロラン・ムラロ〕
ピアノ四重奏曲第3番ハ短調 Op.60
〔アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)、グァルネリ弦楽四重奏団/
1967年録音/選定:アラン・ロンペッシュ〕
●CD11
弦楽五重奏曲第1番ヘ長調 Op.88
〔ブダペスト弦楽四重奏団、アルフレッド・ホブデイ(ヴィオラ)/
1937年録音/選定:ジャン=ミシェル・モルコー〕
弦楽五重奏曲第2番ト長調 Op.111
〔ブダペスト弦楽四重奏団、ハンス・マールケ(ヴィオラ)/
1932年録音/選定:パトリック・セルスノヴィチ〕
◇ボーナストラック
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108
〔ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)、エゴン・ペトリ(ピアノ)/1935年録音〕
●CD12
弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18
〔アカデミー・オヴ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ/
1992年録音/選定:ガエタン・ノーロー〕
弦楽六重奏曲第2番ト長調 Op.36
〔ピーナ・カルミレッリ(ヴァイオリン)、ヨーン・トース(ヴァイオリン)、
キャロライン・レヴァイン(ヴィオラ)、フィリップ・ネーゲル(ヴィオラ)、
ドロシー・ライヒェンベルガー(チェロ)、フォルトゥナート・アリコ(チェロ)
/1967年録音/選定:パトリック・セルスノヴィチ〕 |
仏ディアパゾン誌の自主製作BOX新譜!Vol.6はブラームス!
単純なヒストリカル録音集ではなく、ディアパゾン誌の批評家や音楽学者たちの推薦、選定によって収録曲を決定するというユニークなコンセプトが話題を呼んでいる大好評、仏ディアパゾン誌の自主製作BOXシリーズから、待望の新譜2タイトルが登場!
第6弾は、フランスの音楽評論家やディアパゾン誌の編集者、批評家たちが選んだ、ブラームスの室内楽作品のベスト・レコーディング集。
収録時間は約15時間21分。リマスタリングはイザベラ・デイヴィ(Les
Studios de Circe)が担当。 |
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DIAP 07
(15CD/特別価格)
\6400→\4990
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R・シュトラウス:オペラ集 |
●CD1-2
楽劇《サロメ》
クリステル・ゴルツ(サロメ)、ハンス・ブラウン(ヨハナーン)、ユリウス・パツァーク(ヘロデ)、
マルガレータ・ケニー(ヘロディアス)、アントン・デルモータ(ナラボート)、
エルゼ・シュルホフ(ヘロディアスの小姓)、クレメンス・クラウス(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、他
録音:1954年3月15日−21日、ウィーン/選定:エマニュエル・デュピュイ
●CD2-3
歌劇《エレクトラ》
インゲ・ボルク(エレクトラ)、リーザ・デラ・カーザ(クリュソテミス)、
ジーン・マデイラ(クリュテムネストラ)、クルト・ベーメ(オレスト)、
マックス・ロレンツ(エギスト)、アロイス・ペルネルシュトルファー(オレストの老僕)、
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
ウィーン国立歌劇場合唱団、他
録音:1957年8月7日、ザルツブルク/選定:ディディエ・ヴァン・モエレ
●CD4-6
楽劇《ばらの騎士》
リーザ・デラ・カーザ(元帥夫人)、セーナ・ユリナッチ(オクタヴィアン)、
ヒルデ・ギューデン(ゾフィー)、オットー・エーデルマン(オックス男爵)、
エーリッヒ・クンツ(ファニナル)、ヒルデ・レッセル=マイダン(アンニーナ)、
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
ウィーン国立歌劇場合唱団、他
録音:1960年7月26日、ザルツブルク/選定:クリスティアン・メルラン
●CD7-8
歌劇《ナクソス島のアリアドネ》
マリア・ライニング(アリアドネ)、マックス・ローレンツ(バッカス)、
エーリッヒ・クンツ(ハーレクイン)、パウル・シェフラー(音楽教師)、
イルムガルト・ゼーフリート(作曲家)、アルダ・ノーニ(ツェルビネッタ)、
カール・ベーム(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団、他
録音:1944年6月11日、ウィーン/定:ステファン・グラント
●CD9-11
歌劇《影のない女》
ハンス・ホップ(皇帝)、レオニー・リザネク(皇后)、エリーザベト・ヘンゲン(乳母)、
パウル・シェフラー(バラク)、クリステル・ゴルツ(その妻)、クルト・ベーメ(霊界の使者)、
カール・ベーム(指揮)、ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、他
録音:1955年12月、ウィーン/選定:アンドレ・トゥベウフ
●CD12-13
歌劇《アラベラ》
リーザ・デラ・カーザ(アラベラ)、アンネリーゼ・ローテンベルガー(ズデンカ)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(マンドリーカ)、
オットー・エーデルマン(ヴァルトナー伯爵)、
イーラ・マラニウク(アデライーデ)、ヨゼフ・カイルベルト(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団、他
録音:1958年7月29日、ザルツブルク/選定:ジャン=フィリップ・グロスぺラン
●CD14-15
歌劇《カプリッチョ》
エリーザベト・シュヴァルツコップ(伯爵夫人マドレーヌ)、エーベルハルト・ヴェヒター(伯爵)、
ニコライ・ゲッダ(作曲家フラマン)、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(詩人オリヴィエ)、
ハンス・ホッター(ラ・ローシュ)、クリスタ・ルートヴィヒ(クローレン)、
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団、他
録音:1957年9月&1958年3月/定:ジャン=シャルル・ホッフェル
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ディアパゾンBOX第7弾は、リヒャルト・シュトラウスの7つのオペラ集!
ディアパゾン誌のエマニュエル・デュピュイをはじめとする7人の音楽評論家、批評家たちが、7つのオペラのベスト・レコーディングを選定。
収録時間は約20時間10分。リマスタリングはイザベラ・デイヴィ(Les
Studios de Circe)が担当。 |
<国内盤>
INDESENS!
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INDE081
(国内仕様盤・日本語解説付)
\2500+税 |
パリのクリスマス
〜トランペットとオルガンの響き〜
①『テ・デウム』〜行進曲(シャルパンティエ)
②コラール「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ」(バッハ)
③コラール「主よ、人の望みの喜びよ」(バッハ)
④トランペット・ヴォランタリー(クラーク)
⑤ラルゴ(ヘンデル)
⑥アヴェ・マリア(グノー)
⑦アメイジング・グレイス(黒人霊歌)
⑧天使のパン(フランク)
⑨「アルルの女」間奏曲:アニュス・デイ(ビゼー)
⑩祈り(グノー)
⑪天使のお告げ(カミングズ)
⑫トランペット・チューンZ.697(パーセル)
⑬第1組曲〜ファンファーレ(ムーレ)
⑭きよしこの夜(グルーバー)
⑮牧人ひつじを(英国伝承歌)
⑯もみの木(アンシュッツ)
⑰おめでとうクリスマス(英国伝承歌)
⑱王の行進(南仏伝承歌)
⑲荒野の果てに(フランス伝承歌)
⑳神の御子は今宵しも(ウェイド)
(21)ジングル・ベル(ピアポント)
(22)アヴェ・マリア(シューベルト)
(23)神の子がお生まれになった(フランス伝承歌)
(24)クリスマスの讃歌(アダン)
(25)もろびとこぞりて(メイスン) |
ブノワ・ドー(トランペット)
ヴァンサン・リゴ、ピエール・カンブリアン(オルガン/
アンヴァリッド・サン・ルイ大聖堂&
サン=ヴァンサン=ド=ポール教会) |
管楽器の王国フランスの粋、IIIIndesens!の主宰者はオービエ門下の名手…優しいビストロ料理のように。
2009年からマーキュリー扱となったフランスのIndesens!は、ご存知の通り、管楽器奏者に世界的な名手の多い「管楽器の王国」フランスの粋を世界に伝えるレーベルとして、筋の通った名盤を続々と世に送り出してきました。
明敏な感覚ですぐれた奏者を見抜き、その才能が最大限に生きるレパートリーで、自然な音感を大切にした録音技術とともに名盤を続々世に送り出す——その「選球眼」はやはり、主宰者ブノワ・ドー氏が自ら、同レーベルに名盤の多い世界的名手エリック・オービエの門下で学んだフランス生粋のトランペット奏者だったがゆえのことでもあったのでしょう。
パリ管弦楽団のファゴット&コントラファゴット奏者イヴ・ドー氏の息子でもある彼は、少年時代は父のそばで飽くことなくパリ管のリハーサルを聴き、バレンボイムやカラヤン、ショルティ、ブーレーズ、デュティユー...といった巨匠たちのタクトつぶさに味わったそうです。
その彼がレーベルを起こす直前、別の自主制作盤として録音しクリスマスシーズンに大いに人気を博した「幻のアルバム」がこれ…演奏活動引退前のドー氏のしなやかな吹奏、風格と優しさを兼ね備えたパリのオルガンで、聖夜の季節を洒脱に彩ってくれること間違いなし…奏者へのインタビューもエピソード多々(訳付)です! |
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INDE090
(2CD)
(国内仕様盤・日本語解説付)
\4000+税 |
再登場
サン=サーンス:管楽器のための室内楽作品全集
①七重奏曲op.65(tp, p, 2vn, va, vc, cb)
②ロマンスop.36(hr, p)③タランテッラ
op.6(fl, cl, p)
④『動物の謝肉祭』より「象」と「白鳥」(c-fg,
p)
⑤ロマンスop.37(fl, p)⑥カヴァティーヌop.144(tb,
p)
⑦ロマンスop.67(hr, p)
⑧デンマークとロシアの俗謡による奇想曲op.79(fl,
ob, cl, p)
⑨歌劇『サムソンとダリラ』より「あなたの声にわたしの心は開く」(fg,
p)
⑩クラリネットとピアノのためのソナタ op.167
(cl, p)
⑪祈りop.158(fg, p)⑫オーボエとピアノのためのソナタop.168
(ob, p)
⑬小さな抒詩(オドレット)(fl, p*) ⑭バソンとピアノのためのソナタop.169
(fg, p)
*ピアノ:パスカル・ゴダール |
ローラン・ヴァグシャル(p)
パリ管弦楽団のソリストたち
ヴァンサン・リュカ(fl
アレクサンドル・ガッテ(ob)
オリヴィエ・デルベス(cl)
マルク・トレーネル(fg)
イヴ・ドー(コントラfg)
フレデリク・メラルディ(tp)
アンドレ・カザレ(hr)
ギヨーム・コテ=デュムラン(tb)
千々岩英一、アンジェリク・ロワイエ(vn)
アンナ・ベラ・シャーベ(va)
エマニュエル・ゴグ(vc)
ベルナール・カゾラン(cb) |
来日とあいまって、再登場出来!
パリ管弦楽団の稀代の名手たちによる、見過しがたい巨匠の逸品群をそんなIndesens!レーベルが弊社(代理店)扱になって間もなく、このレーベルならではの、圧倒的な管楽器サウンドの水準の高さを印象づけたのが、このアルバム!
うかつに欠番にしては勿体ない…と、当初フランス語解説だけだったものに英訳版解説を添えた解説2ヶ国語仕様盤になって再登場!
国内仕様としてはとくに変化はないのですが、品番・バーコードも変更になりますところ、改めて新譜として少しお安く提供できるように...19世紀、ドイツ語圏の音楽に強い刺激を受けながら「室内楽」という曲種が徐々に発展をみせていったこの国にあって、ピアノやヴァイオリン、チェロなどばかりが活躍するドイツ語圏の本格室内楽の世界に対し、すでに当時かなりの水準を誇っていたフランスならではの管楽器奏者たち・楽器製作家たちの腕前をたのみ、管楽器のための室内楽を積極的に書いてゆこう…!と作曲家たちが意気込みをみせたのが、この世紀の後半——
そのなかでも、特定の楽器によらず多くの傑作を書いたのがサン=サーンスでした。まとめて聴くと、名高い七重奏曲や「動物の謝肉祭」、晩年のソナタなど含め、以下にこの作曲家が周到かつ才気鮮やかに傑作を綴っていたか、あらためて実感されます。
コントラファゴットでの「象」もやさしくて泣ける名トラック!日本語解説付でじっくり聴きたい、棚に常備したい2枚組なのです
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LAUDA
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LAU016
(国内仕様盤)
\2900+税 |
ドゥロン 〜王家のための音楽〜
1. Dulce armonia (8声)
2. !Ay, infelice de aquel aggressor…!(4声)
3. Duerme, rosa, descansa,(2声)
4. !Ay, como cantan,…!(6声)
5. Cupidillo volante (独唱)
6. Dulcisimo dueno(5声)
7. Vaya, pues, rompiendo el aire,(独唱)
8. !Volcanes de amor,…!,(4声)
9.Corazon,que suspires atento(独唱)
10.!Ah, Senor embozado!(4声)
11. Dulce clarin sonoro(8声) |
ラ・グランド・シャペル(古楽演奏)
アルベルト・レカセンス(音楽監督) |
スペイン黄金末期にオルガニスト、作曲家としてし研鑽を積んだスペインバロックの作曲家ドゥロンの8声を中心とした声楽作品集。
スペインの歌の伝統を守りながらイタリア風の要素を取り入れ表現力豊かに軽やかな音楽を作り出したバロックの作曲家。
フィリペ5世の王室礼拝堂、親オーストリア派を疑われスペインを追放されたのちにはマリア・アンナ・フォン・デア・プファルツ=ノイブルクの宮廷に仕えるという生涯2つの宮廷に仕えた奇遇な作曲家の宗教音楽を、みずみずしい感性の演奏家達が没後300年を記念して今ここにリリース。 |
<映像>
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第89号
10/27(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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CAMJAZZ
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ブルーノ・カニーノとイタリアの国宝的ジャズ・ピアニスト
エンリコ・ピエラヌンツィのデュオ
アメリカス
(1)グアスタビーノ:
「3つのアルゼンチンのロマンス」〜フヘーニの子供たち
(2)コープランド:キューバ舞曲
(3)ピアソラ:「ブエノスアイレスのマリア」〜フーガと神秘
(4)ウィリアム・ボルコム:「エデンの園」〜昔のアダム
(5)グアスタビーノ:
「3つのアルゼンチンのロマンス」〜サンタフェの娘たち
(6)ピアソラ:天使のミロンガ
(7)ガーシュウィン:アイ・ガット・リズム変奏曲
(8)ピアソラ:天使の死
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エンリコ・ピエラヌンツィ、
ブルーノ・カニーノ(2台ピアノ)
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ビル・エヴァンスの正統的後継者エンリコ・ピエラヌンツィがブルーノ・カニーノとピアノ・デュオを披露!
録音:2015年12月8-10日 バウアー・スタジオ(ドイツ)/DDD、49’
00”
現代イタリアにおいて最高のリスペクトを受けるジャズピアノの巨匠エンリコ・ピエラヌンツィ(1949-)
が、同郷のクラシックの奇才ブルーノ・カニーノ(1935-)
とクラシックの2 台ピアノに挑戦しました。
繊細なタッチ、叙情性豊かな歌い回しと美しいタッチで世界のジャズ・ファンを魅了するピエラヌンツィ。彼は、かつてスカルラッティのソナタ・アルバムをリリースしましたが、ジャズならではのインプロヴィゼーションに満ちた素晴らしいものでした。今回は2
台ピアノということもあり、楽譜に忠実な演奏を披露。これも神業を聴かせてくれます。
共演のブルーノ・カニーノは日本でもおなじみのピアニストで、古典から現代まで明快かつ個性的な演奏を聴かせ、根強いファンを持っています。
アルバム・テーマは複数形の「アメリカ」。ピエラヌンツィが子供の頃、「アメリカ」と口にすると父から「それはアメリカ合衆国だ。アメリカといっても南北ふたつあるのだよ」と教えられ、ジャズからタンゴまですべて「アメリカなのだ」と意識するようになったといいます。ここにはピエラヌンツィの「アメリカ」観が詰まっています。
アルゼンチンの作曲家グアスタビーノ:「3
つのアルゼンチンのロマンス」はアルゲリッチも録音している魅力作ですが、ピエラヌンツィのジャズ的なタッチも新鮮。ピアソラ作品ともにラテンの香りが心地よく響きます。
コープランドの「キューバ舞曲」は作曲者とバーンスタインが初演し、作曲者とポール・ジェイコブスが録音している作品。2
台ピアノの効果を存分に発揮する技巧的作品となっています。
一番の興味はやはりガーシュウィンの「アイ・ガット・リズム変奏曲」。この語りの巧さはクラシック専門のピアニストには出来ないもので、興奮のひとときを味わえます。
エンリコ・ピエラヌンツィ.。映画『ニューシネマ・パラダイス』のピアノも演奏したイタリアの国民的アーティスト
こちらはおなじみブルーノ・カニーノ
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PROFIL
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ネゼ=セガン、シュターツカペレ・ドレスデン
ブルックナーの3番
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(1873年稿) |
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン |
33歳のネゼ=セガン、シュターツカペレ・ドレスデンとブルックナーの3番に挑戦
録音:2008年9月21日/ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)/72’
01”
Profil レーベル「エディション・シュターツカペレ・ドレスデン」シリーズ39
作は、2008 年9 月21 日に行われたネゼ=セガンのライヴ。当時33
歳の気鋭がブルックナーに挑戦しました。
ネゼ=セガンは、2014 年6 月にモントリオールのメトロポリタン管弦楽団と同曲を録音しています。ラテン的な明るい色彩のメトロポリタン管に比べ、シュターツカペレ・ドレスデンの渋くコクの深い音色の違いに驚かされますが、テンポも全体で5
分以上遅いのが特徴です。ことに第2 楽章アダージョは3
分近く遅く、ブルックナーならではの重厚さが満喫できます。
ブルックナーの伝統を血肉に持つドイツの伝統オーケストラと、伝統を打破し、純音楽としてのブルックナーを再現しようとしている若者のかけひきが刺激的です。
メトロポリタン管弦楽団との録音
こっちはこっちですばらしい!! |
ATMA
ACD2 2700
\2200
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ネゼ=セガン、2014年メトロポリタン管弦楽団とのブル3、
見事な構築力による精緻な音楽作りに脱帽!
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調「ワーグナー」
(1873 年初稿) |
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
メトロポリタン管弦楽団 |
録音:2014 年6 月メゾン・サンフォニック、モントリオール/65'
05
現在、飛ぶ鳥を落とす勢いのヤニック・ネゼ=セガン。世界の一流オーケストラから声がかかり、賞賛されている未来の巨匠指揮者。アメリカの名門オーケストラ、フィラデルフィア管弦楽団の音楽監督に就任し、2014
年6 月には来日公演を行い、日本の聴衆をあっと驚かせました。
そんな彼の地元カナダ、モントリオールのオーケストラ、メトロポリタン管弦楽団と録音を続けているブルックナー・シリーズ。メトロポリタン管弦楽団は、ケベック音楽院を卒業した優秀な音楽家たちによって、1981
年にモントリオールで創設。2000 年からヤニック・ネゼ=セガンが芸術監督に就任しメキメキと頭角を現すようになりました。
このブルックナーの交響曲第3 番は、2014
年6 月にモントリオールの新しいホール、メゾン・サンフォニックで録音されました。この作品は、ブルックナーが尊敬していたワーグナーに献呈されたことから「ワーグナー交響曲」と呼ばれることもあります。この作品も、ワーグナーに献呈された1873年初稿より改稿が重ねられ、一般的に知られているのは最終稿である第3
稿ですが、本盤は初稿で演奏されています。初稿は曲全体が長大で65
分の演奏時間を要します。しかし、そこは知的な構成力を持つネゼ=セガン、緻密に響きを積み重ね、さらに躍動感をもって音楽を作り上げています。そして、ネゼ=セガンの高度な要求にも瞬時に反応できるオケの力量も録音を重ねる毎に確かに上がっていると感じます。
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ONYX
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ONYX 4162
(2CD/特別価格)
\3800 →\3490
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ワシリーもがんばっている
ペトレンコ/チャイコフスキー交響曲全集完結!
チャイコフスキー:
交響曲第3番ニ長調 Op.29《ポーランド》
交響曲第4番ヘ短調 Op.36
交響曲第6番ロ短調 Op.74《悲愴》 |
ワシリー・ペトレンコ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・
フィルハーモニー管弦楽団 |
ワシリー・ペトレンコのチャイコフスキー!第2弾、「悲愴」を含む3曲で完結!
2006年9月にワシリー・ペトレンコを首席指揮者(Principal
Conductor。2009年9月からはChief Conductor)に迎え、世界を舞台に快進撃を続ける英国の名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団。絶好のスタートを切ったペトレンコ&RLPOによるチャイコフスキーの交響曲全集は、第3番「ポーランド」、第4番、第6番「悲愴」を収録した第2巻で完結!
交響曲の第1番、第2番、第5番を収録した第1巻(ONYX
4150)は、レコード芸術海外盤REVIEWで「今月の注目盤」&「今月の特選盤」に選ばれ絶賛されたほか、英グラモフォン誌ではEditor's
Choiceに選定、UKクラシカル・チャートのTOP10に7週連続でランクインするなど、世界中で大きな反響を得ているだけに、第2巻にかかる期待も相当なもの!
定評あるロシア音楽の評価をさらに高めるペトレンコと、充実した時を迎えるロイヤル・リヴァプール・フィルによる、大注目の交響曲新譜です!
ワシリー・ペトレンコ、いろいろ |
ONYX 4150
(2CD/特別価格)
\3800 →\3490
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ワシリー・ペトレンコ(指揮)
チャイコフスキー第1巻、第1番、第2番&第5番!
チャイコフスキー:
交響曲第1番ト短調 Op.13《冬の日の幻想》
交響曲第2番ハ短調 Op.17《小ロシア》
交響曲第5番ホ短調 Op.64 |
ワシリー・ペトレンコ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィル |
ワシリー・ペトレンコのタクトが冴える!チャイコフスキー・チクルスがスタート!ペトレンコのチャイコフスキー!第1巻は、第1番、第2番&第5番!
2006年9月にワシリー・ペトレンコを首席指揮者(Principal
Conductor。2009年9月からはChief Conductor)に迎え、世界を舞台に快進撃を続ける英国の名門オーケストラ、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団。
マケドニアの名ピアニスト、シモン・トルプチェスキとの共演「ピアノ協奏曲第1番&第2番」に続くペトレンコ&RLPOのチャイコフスキーは待望の「交響曲」!
第1巻には「第1番」、「第2番」、そして「第5番」を一挙収録!
オスロ・フィルとのスクリャービンが絶好のスタートを切り、定評あるロシア音楽の演奏の評価をさらに確固たるものとしたペトレンコ。
RLPOの創立175年周年アニヴァーサリー・シーズンを祝う、大注目新譜の登場です!

トルプチェスキとのチャイコフスキー「ピアノ協奏曲」
近頃嬉しい超重量級!だから第2楽章の抒情が胸にしみる・・・ |
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チャイコフスキーの協奏曲第1番&第2番!
チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44 |
シモン・トルプチェスキ(ピアノ)
ワシリー・ペトレンコ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 |
ペトレンコ&トルプチェスキ登場!最近の演奏にはなかった超重量級演奏。
ロシアの若獅子ワシリー・ペトレンコと創立175年を迎える名門ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(RLPO)がONYX初登場!
共演するのは、旧ユーゴスラビア、マケドニアが輩出したワールドクラスのピアニスト、シモン・トルプチェスキ。Avieに録音したラフマニノフ(AV
2290、AV 2291)が高い評価を得てきた同コンビの協奏曲新録音は、ロシアの大家チャイコフスキーというペトレンコ十八番のプログラム!
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ワシリー・ペトレンコの輝かしい出世作
ショスタコーヴィチ:交響曲全集 |

NAXOS
8.501111
(11CD)
\7700→\6990
すでに入手困難がささやかれている。
海外から直輸入 |
ワシリー・ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール・フィル/
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
《CD1…8.572396》
1-4.交響曲 第1番 ヘ短調 Op.10(1924-1925)/
5-10.交響曲 第3番 変ホ長調「メーデー」Op.20(1929)/
《CD2…8.572708》
1-3.交響曲 第2番 ロ長調「十月革命に捧ぐ」Op.14/
4-7.交響曲 第15番 イ長調 Op.141/
《CD3…8.573188》
1-3.交響曲 第4番 ハ短調 Op.43/
《CD4…8.572167》
1-4.交響曲 第5番 ニ短調 Op.47/
5-9.交響曲 第9番 変ホ長調 Op.70/
《CD5…8.572658》
1-3.交響曲 第6番 ロ短調 Op.54/
4-7.交響曲 第12番 ニ短調「1917年」Op.112/
《CD6…8.573057》
1-4.交響曲 第7番 ハ長調「レニングラード」Op.60/
《CD7…8.572392》
1-5.交響曲 第8番 ハ短調 Op.65/
《CD8…8.572461》
1-4.交響曲 第10番 ホ短調 Op.93/
《CD9…8.572082》
1-4.交響曲 第11番 ト短調「1905年」Op.103/
《CD10…8.573218》
1-5.交響曲 第13番 変ロ短調「バビ・ヤール」Op.113/
《CD11…8.573132》
1-11.交響曲 第14番 ト短調「死者の歌」Op.135 |
アレクサンドル・ヴィノグラードフ(バス)…CD10.11/
ガル・ジェイムズ(ソプラノ)…CD11/
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー合唱団…CD2.1-3/
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー合唱団男声セクション…CD10/
ハダースフィールド合唱協会…CD10/
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管/
ワシリー・ペトレンコ(指揮) |
すっかり「もうひとりのペトレンコ」になってしまったワシーリーだが、みなさんもご存知のようについこのあいだまではペトレンコといえばこの人だった。
そしてこのNAXOSのショスタコーヴィチで名を成したのである。
録音 2009年7月28-29日…CD1.1-4, 2008年6月22-23日…CD1.5-10,
2011年6月14日…CD2.1-3, 2010年10月26-27日…CD2.4-7,
2013年2月9-10日…CD3, 2008年7月7-8日…CD4.1-4,
2008年7月29-30日…CD4.5-9, 2010年6月23-24日…CD5.1-3,
2009年7月28-29日…CD5.4-7, 2012年6月1-3日…CD6,
2009年4月6-7日…CD7, 2009年9月11-12日…CD8,
2008年4月22-23日…CD9, 2013年9月27-29日…CD10,
2013年5月4-5日…CD11 UK リヴァプール フィルハーモニック・ホール
1976年、サンクトペテルブルクに生まれたワシリー・ペトレンコは、その地の音楽院でイリヤ・ムーシンをはじめ、ヤンソンス、テミルカーノフ、サロネンら錚々たる指揮者たちに指導を受け、その才能を伸び伸びと開花させました。
もちろんいくつものコンクール受賞歴を持ち、世界中のオーケストラを指揮し、喝采を浴びています。
そのペトレンコによるショスタコーヴィチ(1906-1975)の交響曲全集の登場です。
分売時から「多くの人がこれまで抱いていたショスタコーヴィチのイメージを覆す革新的な演奏」として高く評価されていた。
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ムターとエッシェンバッハに認められた
ドイツの逸材エルシェンブロイヒ
シュニトケ:ムジカ・ノスタルジカ
シュニトケ:
チェロ・ソナタ第1番、古い様式による組曲、
オレグ・カガンの思い出に、ムジカ・ノスタルジカ
エルシェンブロイヒ:
没後10周年におけるアルフレート・シュニトケの破片 |
レオナルト・エルシェンブロイヒ(チェロ)
ペトル・リモノフ(ピアノ) |
ドイツの若き盟主エルシェンブロイヒ!第3弾は、シュニトケの作品集!
☆今年も「ばんだい高原国際音楽祭」に出演!
☆ドイツの若き盟主、エルシェンブロイヒの第3弾は、シュニトケ!
1985年ドイツのフランクフルト生まれ、メニューイン・スクールのエリート・チェリスト、レオナルト・エルシェンブロイヒ。近年は続けて来日公演も果たしており、2016年10月には「ばんだい高原国際音楽祭」に出演、新潟だいしホールでのチェロ・リサイタルとともに好評を博しました。
アンネ=ゾフィー・ムターとクリストフ・エッシェンバッハに認められたドイツの逸材エルシェンブロイヒのアルバム第3弾は、20世紀ロシアの偉大なる作曲家、アルフレート・シュニトケの作品集。
アルバムの最後には、シュニトケの没後10周年に寄せた自作の作品も収録。「ショスタコーヴィチ以降のもっとも偉大なロシアの作曲家」と語り、若き頃からシュニトケの人物&作品に傾倒してきたエルシェンブロイヒが、満を持して贈るシュニトケ・アルバムに乞うご期待!

レオナルト・エルシェンブロイヒ
名前は覚えにくいが、一度聴くと、その知性と裏腹の野蛮さが頭に焼きついて離れない・・・
ヒンデミットの無伴奏弾いてます。
https://youtu.be/KGhgAJrzgsE
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レオナルト・エルシェンブロイヒ(チェロ)
ラフマニノフ:
チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
ヴォカリーズ Op.34-14(ローズ編)
ショスタコーヴィチ:
ヴィオラ・ソナタ Op.147(シャフラン編) |
レオナルト・エルシェンブロイヒ(チェロ)
アレクセイ・グリニュク(ピアノ) |
ムター&エッシェンバッハが絶賛する大器。レオナルト・エルシェンブロイヒ初登場!
1985年ドイツのフランクフルト生まれ、メニューイン・スクールのエリート・チェリスト、レオナルト・エルシェンブロイヒが、キエフ生まれの実力派アレクセイ・グリニュクとのデュオでONYX初登場!
アンネ=ゾフィー・ムター、クリストフ・エッシェンバッハにその才能を認められ、一躍注目の存在となったドイツ期待のチェリスト、エルシェンブロイヒ。
レナード・バーンスタイン賞やボルレッティ=ブイトーニ財団賞、ユージン・イストミン賞など数々の受賞歴を持ち、2012年にはニコラ・ベネデッティ、アレクセイ・グリニュクと共にBBCプロムスで大反響を得るなど、未来の巨匠候補として将来を嘱望される逸材である。
1693年製の銘器マッテオ・ゴフリラーで奏でるラフマニノフとショスタコーヴィチ。エルシェンブロイヒのサクセス・ストーリーにまた1つ栄誉が加わる!

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アンドルー・リットン&オランダ・フィル
プロコフィエフ&カバレフスキー
プロコフィエフ:
チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119*、ワルツ、行進曲、アダージョ
カバレフスキー:
チェロ協奏曲第2番ハ短調 Op.77、ノヴェレッテ |
レオナルト・エルシェンブロイヒ(チェロ)
アレクセイ・グリニュク(ピアノ)*
ペトル・リモノフ(ピアノ)
アンドルー・リットン(指揮)
オランダ・フィルハーモニー管弦楽団 |
ドイツの逸材、エルシェンブロイヒ!ONYX第2弾も強烈なロシアン・プロ!
1985年ドイツのフランクフルト生まれ、メニューイン・スクールのエリート・チェリスト、レオナルト・エルシェンブロイヒ。華々しくONYXデビューを飾った「ラフマニノフ&ショスタコーヴィチ(ONYX
4116)」に続き、第2弾もロシアン・プログラム!
ロストロポーヴィチのために作曲されたプロコフィエフのチェロ・ソナタ。ダニール・シャフランに献呈されたカバレフスキーのチェロ協奏曲第2番。二人の偉大なるロシアのチェリストのために作られた2曲を、ムターとエッシェンバッハが見初めたドイツの逸材がパワフルに情熱的に描きます。
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NAXOS
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8.559805
\1100 |
超絶技巧ピアニスト、カルロ・グランテ(ピアノ)
ブルース・アドルフ:ピアノ作品集「ショパンの夢」
1-6.ショパンの夢(2014)
<ニューヨーク・ノクターン/ジャズルカ/ピアノ・ポッピング/
ブルックリン・バラード/クァリュード/ホーラ〉
7-13. 7つの思考-見做された音楽(2016)
〈隠されたハーモニーは明確なものよりも優れている(ヘラクレイトス)/
表面に惑わされてはいけない(リルケ)/
ある地点からは、もはや立ち帰ることはできない(カフカ)/
自然の中には、自然の全ての権限が含まれている(エマーソン)/
夢見ている時を夢見る時は、目覚めに近い(ノヴァーリス)/
我々の最後の男がこの地上から姿を消した時(酋長シアトル)/
月が超越した美しさで輝くとき(シャンカーラ)〉/
14-22.ピアノ・パズラーズ(2002-2016)
〈デッキホール(ウェールズの伝承キャロル)/ロンドン橋落ちる/
私のボニーは海を見る/聖者の行進/彼はいいヤツだ/
シャローム・アレーカム(ヘブライの伝承曲)/
ザ・ストリート・オブ・ラレード/ジェリコとジョシュアは戦った(黒人霊歌)/
ラブ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ(ガーシュウィン)〉
※1-6.7-13…世界初録音 |
カルロ・グランテ(ピアノ) |
録音 2015年11月27.28日, 2016年2月8日 ウィーン
ノイシュタット、ベーゼンドルファー・ファクトリー
ブルース・アドルフ(1955-)は現代アメリカの作曲家の中でも、とりわけピアノ音楽を愛する人。
このアルバムには“ピアノの詩人”ショパンがもし現代に生きていたら…という想像を巡らせて彼が作曲した一連の作品が収録されています。
「ショパンの夢」では、ジャズ・ピアニストとしてブルーノートを演奏するショパン、ウェールズの民謡と融合したショパン、ニューヨークの夜景にうっとりするショパン、そのほか、たくさんの「今世紀のショパン」の姿を見ることができます。
グランテに献呈された「7つの思考」は深遠な哲学的思考と音楽とを融合させた興味深い作品集。刺激的なフレーズが知的探究心に強く訴えかけてきます。
やはりショパンの前奏曲を中心にパラフレーズを施した「ピアノ・パズラーズ」は、聴いたことのあるメロディがショパンのメロディと絡み合い、不思議な世界を紡ぎだしています。前奏曲第13番が2回出現しますが、その扱いの違いも聴き所です。
演奏しているカルロ・グランテは、以前ゴドフスキー作曲の「ショパンの練習曲によるエチュード」全曲録音で大注目を浴びた名手。ここでもショパンに由来する数々の曲を軽妙、かつ楽しげに演奏しています。
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8.572798
\1100 |
ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番&第3番
1-4.ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 Op.25(1861)
5-8.ピアノ四重奏曲 第3番 ハ短調 Op.60(1856/1874改編) |
アントン・バラホフスキー(ヴァイオリン)/
アレクサンドル・ゼムツォフ(ヴィオラ)/
ヴォルフガンク・エマヌエル・シュミット(チェロ)/
エルダー・ネボルシン(ピアノ) |
録音 2012年10月25-28日 モンマス ウィアストン・コンサート・ホール
ブラームス(1833-1897)の3曲あるピアノ四重奏曲が最初に構想されたのは、どれも1855年頃。当時のブラームスは病身のシューマンを支援し、彼の妻クララと親しい友人関係にありました。
第1番はこの時機に着手されるも一旦放置され、その6年後の1861年に完成、1863年にジムロックによって出版されています。若さが漲るこの四重奏曲、シェーンベルクによってオーケストラ用に編曲された版も人気となっています。ここには収録されていませんが、第2番は第1番の翌年に完成され、その明るい曲調で当時最も人気を博しました。
ブラームスはこの2曲に先立って、まず嬰ハ短調の四重奏曲を完成させたのですが、結局これはほぼ20年を経て改訂され、最終的には「ハ短調」の第3番になりました。完成直後に試演されましたが、ブラームスは気に入らず、何度も改訂を繰り返し現在の形に落ち着いたのです。
この曲の第3楽章は、ずっと以前にNHK-FMの音楽番組「大作曲家の時間-ブラームス」のテーマとして使われるほど、ブラームスの音楽を象徴するにふさわしい美しさを持っています。
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8.573463
\1100 |
ドビュッシー:4手のためのピアノ作品集 第2集
1.牧神の午後への前奏曲(1894)(ラヴェルによる編曲
1910)/
2-4.海(1905)(ドビュッシー自身の編曲)
〈海の夜明けから真昼まで/波の戯れ/風と海の対話〉/
5.映像(カプレ編) 第1番:ジーグ(1912)/
6-8.映像(カプレ編) 第2番:イベリア(1908)
〈街の道と田舎の道/夜の薫り/祭りの日の朝〉/
9.映像(カプレ編) 第3番:春のロンド(1909) |
ジャン・ピエール・アルマンゴー(ピアノ)/
オリヴィエ・シャズ(ピアノ) |
録音 2013年10月14-15日 フランス イヴリー=シュル=セーヌ
ピエール・マルボス スタジオ「4'33”」…1.5.9./2013年7月14-17日
フランス ヴァレンジュヴィル=シュル=メール
メゾン・ドゥ・ボア・デ・ムティエ…2-4,6-8
第1集(8.572979)ではドビュッシー(1862-1918)の若き時代の知られざる作品に光を当てた「4手のためのピアノ作品集」、第2集では“印象派の始まり”を告げる名作「牧神の午後への前奏曲」を中心に、色彩豊かな作品が収録されています。ドビュッシーが敬愛していた象徴派の詩人マラルメの妖艶な詩に基づいて作曲された「牧神の午後への前奏曲」は、調性を離れた繊細なオーケストラの響きがけだるく美しい作品ですが、ラヴェルによるピアノ編曲は、その美しい響きは残しながらも、ピアノならではの「音の仕組み」が見えてくるような仕上がりです。
「海」はドビュッシー自身による編曲で、こちらも海面に映る日の光や砕け散る波の水の粒子一つ一つが見えてきます。
「映像」は管弦楽版の3つの作品をドビュッシーの親友カプレがピアノ連弾版にアレンジ。通常はピアノ曲をオーケストレーションすることの多かったカプレの“逆パターン”の編曲は、作品を完全に掌握している親友ならではの凝りに凝った出来栄えで、原曲とは全く違った味わいが魅力的です。
【第1集…8.572979】 |
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8.573595
\1100 |
ギタリスト福田進一
日本のギター作品集 第3集
1-3.武満徹(1930-1996):3つのアメリカの歌〜ギターのための12の歌(1974-1977)より
〈サマータイム Summertime (ジョージ・ガーシュウィン)/
シークレット・ラヴ Secret Love (サミー・フェイン)/
オーバー・ザ・レインボー Over the Rainbow
(ハロルド・アーレン)〉/
4.林光(1931-2012):映画「裸の島」-メイン・テーマ
(1960/2015…鈴木大介によるギター独奏編)/
5.林光:映画「裸の島」-メイン・テーマ(異稿)
(1960/2015…鈴木大介によるハーモニカとギター編)/
6.林光:ハーモニカとギターのための「ソングブック」
(1985)/
7.林光:波紋(1964)/
8.十河陽一(1959-):ハーモニカとギターのための「たまゆら」(1994)/
9.北爪道夫(1948-):オラショ(2015)/
10.二橋潤一(1950-):ハーモニカとギターのための「秋の歌」(2015)/
11-13.吉松隆(1953-):忘れっぽい天使 II
Op.8 〜
鈴を伴ったハーモニカとギターのための
(1979)
〈天使はぼくを見ているふりをして雲のかけらを数えている/
天使は虹の中でぼくを待ちながら光っている〉/
13.吉松隆:組曲「優しき玩具」より ベルベット・ワルツ/
14.三木稔(1930-2011):芽生え〜映画音楽「愛のコリーダ」
(1976/レオ・ブローウェル編)
※5.6.8.9.10…世界初録音 |
福田進一(ギター)/
和谷泰扶(ハーモニカ)…5-6.8.10-13 |
録音 2015年10月22-26日 カナダ オンタリオ
聖ジョン・クリソストム教会
NAXOSの数あるシリーズの中でも大人気を誇る、ギタリスト福田進一が演奏する「日本のギター作品集」の第3集。
このアルバムでは、独奏曲だけでなく、世界的にも珍しいハーモニカとギターのための日本人によるオリジナル作品を収録。美しい日本の秋への憧憬を描いています。
武満徹の創造的かつ見事な編曲によって、誰もが知っている旋律が現代的に生まれ変った「ギターのための12の歌」からの3曲、隠れキリシタンの伝承歌に基づく北爪道夫の「オラショ」、原始的な島で生活する家族の悲哀を描いた映画「裸の島」から林光による悲哀に満ちたメイン・テーマ、2つの楽器の可能性を極限まで追求した十河陽一の「たまゆら」と二橋潤一の「秋の歌」など、どれも張り詰めた緊張感の中に極上の美しさを有した音楽です。
特に、吉松隆の「忘れっぽい天使」は、作曲家本人がこの演奏を聴いて、「自分の曲ながら一瞬聞き惚れてしまった」(吉松隆:HPより引用)というほどの完成度の高さを誇ります。
【日本のギター作品集:既発リリース】
第1集…8.573153 第2集…8.573457 |
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8.660394
(4CD)
\4400→\3990 |
このチクルスにはNAXOSの大いなる野望を感じる。
NAXOSの本拠地香港のオケ、そしてズヴェーデン指揮
ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》
第1夜「ワルキューレ」 |
ジークムント…スチュアート・スケルトン(テノール)/
ジークリンデ…ハイディ・メルトン(ソプラノ)
/
フンディング…ファルク・シュトルックマン(バス・バリトン)/
ヴォータン…マティアス・ゲルネ(バリトン)/
ブリュンヒルデ…ペトラ・ラング(ソプラノ)/
フリッカ…ミシェル・デ・ヤング(メゾ・ソプラノ)/
ヴァルトラウテ…サラ・キャッスル(メゾ・ソプラノ)/
ゲルヒルデ…カレン・フォスター(ソプラノ)/
ヘルムヴィーゲ…カタリーネ・ブローデリック(ソプラノ)/
シュヴェルトライテ…アンナ・バーフォルド(メゾ・ソプラノ)/
オルトリンデ…エレイン・マックリル(ソプラノ)/
ジークルーネ…アウレリア・ヴァラク(メゾ・ソプラノ)/
グリムゲルデ…オッカ・フォン・デア・ダムラウ(メゾ・ソプラノ)/
ロスヴァイセ…ラウラ・ニケネン(メゾ・ソプラノ)/
香港フィルハーモニー管弦楽団/
ヤープ・ファン・ズヴェーデン(指揮) |
NBD-51
(Blu-ray Audio)
\2400→\2190 |
録音 2016年1月21.23日 香港カルチュアル・コンサート・ホール
ライヴ収録
2015年の「ラインの黄金」に続く香港フィルハーモニーとヤープ・ファン・ズヴェーデンの《ワーグナー:ニーベルングの指環》ツィクルス第2回目は、堂々たるキャストを揃えた第1夜「ワルキューレ」全曲です。前作と同じく演奏会形式で行われた全曲上演は、現代における最高の歌手を揃えた白熱の歌唱と、緊密なアンサンブルを誇る香港フィルハーモニーの見事なコラボレーションによる極上の名演となりました。登場人物は少ないながらも、緊迫感溢れる第1幕での若き恋人の濃密なやりとり、ゲルネが演ずるヴォータンの登場できりっと引き締まる第2幕、有名な「ワルキューレの騎行」で幕を開ける華やかな第3幕、そして幕切れでのヴェテラン歌手ペトラ・ラングが演じるブリュンヒルデとヴォータンの胸に迫る対話。どの場面でも安定した歌唱と重厚なオーケストラの響きが楽しめる。これぞ「21世紀の理想的なワーグナー」です。なお、ズヴェーデンは2018年のシーズンからニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督に就任することが決定しています。
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8.559796
\1100 |
バーナード・ハーマン/デル・トレディチ:クラリネット五重奏曲集
1-3.バーナード・ハーマン(1911-1975):旅のおみやげ(1967)
〈第1楽章:Lento: Molto tranquillo/第2楽章:子守歌
Andante/
第3楽章:Andantino: Canto amoroso〉/
4-6.ダヴィッド・デル・トレディチ(1937-):マジャールの狂気(2006)
〈第1曲:情熱的な騎士たち/第2曲:間奏曲:コンテントメント/
第3曲:マジャールの狂気“ハンガリー風
大ロンド”“〉
※4-6…世界初録音 |
ファイン・アーツ弦楽四重奏団
〈メンバー:
ラルフ・エヴァンス(第1ヴァイオリン)/
エフィム・ボイコ(第2ヴァイオリン)/
ホアン=ミゲル・ヘルナンデス(ヴィオラ)/
ロバート・コーエン(チェロ)〉/
ミシェル・ルティエク(クラリネット) |
録音 2013年8月3日…1-3, 2015年7月27日…4-6
フランス プラード・カザルス音楽祭 ライヴ収録
「めまい」「北北西に進路を取れ」「市民ケーン」など数多くの映画音楽で知られるバーナード・ハーマン。実はもともと優れたヴァイオリニストとしてジュリアード音楽院を卒業し、指揮者としても活躍していただけあって、その作品は映画音楽だけでなく、交響曲やオペラなどの純粋な演奏会のための曲までと多岐に渡っています。
このクラリネット五重奏曲は晩年に書かれた彼の最後の演奏会用の作品です。3楽章で構成された曲は、各楽章が異なるルーツを持っているという興味深い作品です。
もう一人の作曲家、デル・トレディチはルイス・キャロルに魅せられ、インスパイアされた曲を何曲も書いていますが、この「マジャールの狂気」は特定の文学作品によるものではありません。
「ハンガリー風大ロンド」という副題を持つ終楽章は情熱的でありながらもどこかユーモラスな雰囲気を持つ曲。
プラード・カザルス音楽祭の芸術監督で、パリ国立音楽院、ニース音楽院の教授で、室内楽奏者、ソリストとして活躍するフランスのクラリネット奏者ミシェル・ルティエによる渾身の演奏で。
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8.559816
\1100 |
ホセ・ルイス・グレコ:沈黙の地理学 他
1.沈黙の地理学(2004)/
2. In Passing-通過中(1993):
オーボエ/イングリッシュホルン、ヴァイオリン、チェロとピアノのための6つの小品/
3.つばめ(1992)/
4.その首をはねよ!(2002) ※世界初録音 |
ダンカン・ギフォード(ピアノ)…1/
チェコ国立交響楽団…1/
エイドリアン・リーパー(指揮)…1/
ヤン・コウエンホーフェン(オーボエ/イングリッシュ・ホルン)…2/
ピーター・ブラント(ヴァイオリン)…2/
アレン・ウイテンボハルド(チェロ)…2/
エレン・コルヴァー(ピアノ)…2/
オランダ・ウィンド・アンサンブル…3/
エニグマ・アンサンブル…4/
クラウス・サイモン(指揮)…4 |
録音 2007年11月13日 チェコ プラハ サイモン&ユダ教会
ライヴ収録…1/1993年5月31日 オランダ アムステルダム
スタジオ150…2/1992年11月8日 アムステルダム・コンセルトヘボウ
ライヴ収録…3/2011年2月22日 スペイン サラゴサ・アウディトリウム…4
アメリカに生まれたスペイン人作曲家グレコ(1953-)の作品集。彼の作品は様々な要素の折衷であり、それはポップ、ロック、ジャズも含む多岐に渡るものです。
若い頃、ピアノとギターを学び、また俳優、ダンサーとしても活躍したというグレコは、アメリカからオランダ、スペインに渡り、各地で活発な活動を続けています。
「沈黙の地理学」と題された最初の曲は、18世紀スペインの探検家マラスピーナのエピソードに基づく内容で、5年間に及ぶスペインへの遠征はジェームズ・クックの偉業を上回る発見をもたらしたのですが、政治的反逆者として7年間投獄されたことで、その探索結果は全て忘れられてしまったという事実を「沈黙」になぞらえたと作曲家が語っています。
このアイデアは、やがてグレコの第3作目の歌劇「マラスピーナ」で見事に結実することとなります。アムステルダムに滞在していた時期に書かれた2つの作品「In
Passing」と「つばめ」、グレコが幼い頃、テレビで見て目が釘付けとなったという「不思議な国のアリス」にインスパイアされた「Off
with its Head! (スペードの女王の言葉)」のユーモラスさの中に潜む緊迫感。
ブックレットに記された作曲家自身のノート(英語のみ)は、作品の成立プロセスや自身の音楽観などが綴られた興味深い内容です。
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8.572648
\1100 |
ロドリーゴ:ヴァイオリンを伴う室内楽作品集
1-3.ソナタ・ピンパンテ(1966)
4-10.7つのバレンシアの歌(1982)/
11.カプリッチョ(サラサーテに捧げる)(1944)/
12-13.暁へのセレナード(1982)
〈第1曲:Andante moderato/第2曲:Allegro〉/
14-15. 2つのスケッチ(1923)
〈第1番:小さな噴水の横にいる恋する少女/第2番:小さなロンド〉/
16.ルーマニアーナ(1943) |
エバ・レオン(ヴァイオリン)/
オルガ・ヴィノクール(ピアノ)…1-10.14-16/
ヴァージニア・ルケ(ギター)…12-13 |
録音 2015年5月11-13日 USA ニューヨーク,アダム・エイベスハウス・レコーディング・スタジオ
名作「アランフェス協奏曲」で知られるロドリーゴ(1901-1999)。ギター作品の作曲家と思われがちですが、実は彼は優れたピアニストでもあったため、ピアノ曲や室内楽作品も数多く作曲しています。
200曲以上もあるその作品の中では、ヴァイオリン曲はあまり多くありませんが、どの曲にも強い叙情性と独創性が満ち溢れています。「おしゃれな」といった意味を持つ「ピンパンテ」と名付けられたソナタは、作曲家の義理の息子であるセルクル・ゴロワーズに捧げられた曲で、第2楽章のアダージョは熱烈なラテンのリズムを持つ中間部が印象的。民俗風のメロディが美しい「バレンシアの7つの歌」は多彩なメロディが次々と現れる楽しい曲。無伴奏で奏される「カプリッチョ」はサラサーテの生誕100年を祝して作曲された躍動的な小品。ギターとの二重奏「暁へのセレナード」はギターの妙技もたっぷり楽しめます。
ロドリーゴ初期の作品「2つのスケッチ」の第1曲は、噴水の水の煌きがそのまま反映された前奏に導かれ、少女の恋心が切々と歌われます。第2曲目は活発なダンス。スペインのヴァイオリニスト、サルバトール・ジョセフィーナに捧げられた「ルーマニアーナ」も同じく情熱的なダンスです。トゥリーナ(8.570402)、モンサルバーチェ(8.572621)でその演奏が絶賛されたスペイン、カナリー諸島出身のヴァイオリニスト、エバ・レオンの演奏です。
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8.573514
\1100 |
ホルヘ・モレル:ギター作品集
1.ブラジル風舞曲/2.ミロンガ・デル・ビエント/
3.舞曲 ホ短調/4.オルト・タンゴ,ブエノスアイレス/
5-6.前奏曲と舞曲(セリル・レフィク・カヤへ)〈前奏曲/セリルのダンス〉/
7-9.ソナチネ
〈第1楽章:Allegretto/第2楽章:Andante
espressivo/第3楽章:Allegro〉/
10.ロマンス・クリオロ/
11.ラテン・ミュージックへのオマージュ(サルサ)/
12.小ラプソティ/13.パンペーロ/14.ギガ・クリオラ/
15.フェルナンド・ブスタマンテ(1915-1979):ミシオネラ(J.モレル編)
※4.5-6.14.15…世界初録音 |
セリル・レフィク・カヤ(ギター) |
録音 2015年9月13-14日 カナダ オンタリオ、聖ジョン・クリソストム教会
ブエノスアイレスに生まれたギタリスト、作曲家ホルヘ・モレル(1931-)の作品集。
彼はずっとファミリーネームである「Scibona」を名前に入れていましたが、イタリアの若手女優ロザリンダ・リカッチ(若くして亡くなった)のアドヴァイス“皆に知ってもらうためにはもっと簡単な名前にしたほうがよい”に従い、彼女の思い出のためにも、現在は短い名前“ホルヘ・モレル”を使っています。
7歳からギターを学び始めたモレルは16歳でプロデビューを飾り、カーネギー・ホール、ウィグモア・ホールといった名だたるホールでリサイタルを開催、また米国とラテン・アメリカで大規模なツアーを行うほどに、優れたギタリストとして活躍しています。
このアルバムにはモレルの「作曲家」としての作品を紹介、その洗練された作風と名人芸、即興性を楽しめます。タンゴ風の躍動的な曲はもちろん、しっとりとした抒情的な作品も素晴らしい味わいを持っています。
演奏しているセリル・レフィク・カヤはトルコ出身の若手で、2012年のジョアン・ファレッタ国際ギターコンクールで最優秀賞を獲得しています。モレルは彼のために曲を作曲、それはこのアルバムのトラック5と6に収録されています。
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8.573530
\1100 |
ヴォーン・ウィリアムズ:「揚げひばり」-様々な作品集
1.ソレント海峡(1902-1903)/
2.ピアノと管弦楽のための幻想曲(1896-1902/1904改編)
3-8. 6つの小品によるピアノのための組曲(1920)
〈第1番:前奏曲/第2番:ゆっくりとした舞曲/
第3番:速い舞曲/第4番:ゆっくりとしたエア/
第5番:ロンド/第6番:オスティナートの小品〉/
9.揚げひばり(1914/1920改編)
※3-8…世界初録音 |
ジェニファー・パイク(ヴァイオリン)…9/
シナ・クローク(ピアノ)…2-8/
ニューヨーク室内管弦楽団…1.2.9/
サルヴァトーレ・ディ・ヴィットーリオ(指揮) |
録音 2015年5月16.17日,10月20日 USA ニューヨーク
アデルフィ・パフォーミング・アーツ・センター
コンサート・ホール
イギリス近代音楽の礎を築いた大作曲家、レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)。生涯に渡りホルストと親交を結び、またシベリウスを尊敬し、自身の第5交響曲を献呈したという彼の作品の多くは、田園風景を思わせる穏やかで優しい響きの中に、憂鬱さと神秘的な雰囲気を備えています。
彼が最初に自作の歌曲「Linden Lea」を出版したのは1902年、30歳になってからであり、それ以前の初期の作品の多くは破棄するか、もしくは出版せずにしまいこんでしまっていました。
しかしその中には、彼のその後を決定づける重要な作品も多数見受けられます。この「ソレント海峡」はもともと「4つのオーケストラのための印象」の第2曲として構想された作品で、スコアには詩人P.B.マークストンのことば「深い海の声にある情熱と悲哀、全ての風を悲しませる強力な謎」が添えられた10分程度の起伏に富んだ曲。これは同じ頃に構想された「海の交響曲」にも似た風景を備えています。
他には教育目的に書かれたと推測される「ピアノのための組曲」と、やはり初期に書かれ、その後に改編された「幻想曲」、そして彼の作品の中でも、最も有名なロマンス「揚げひばり」が収録されています。イギリス音楽入門にもふさわしい1枚です。
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8.573644
\1100 |
ラースロー・ライタ:交響曲 第2番
1-3.交響曲 第2番 Op.27
〈第1楽章:-/第2楽章:Molto vivace e
leggiero/第3楽章:-〉/
4.変奏曲 Op.44 |
ペーチ交響楽団/
ニコラ・パスケ(指揮) |
録音 1995年5月 ハンガリー ペーチ,フェレンツ・リスト・コンサート・ホール
MARCO POLO 8.223669 移行盤
以前MARCOPOLOレーベルで発売され、好評を得ていたハンガリーの近代作曲家、ライタ(1892-1963)の作品集第2集がNAXOSレーベルに登場。
交響曲第1番を含む第1集(8.573643)よりも深化した作品を聴くことができます。ブダペストに生まれ、若い頃はライプツィヒ、ジュネーヴ、パリで学び、当時の最先端の音楽語法を身に付けたライタですが、第一次世界大戦後にはハンガリーに戻り、民俗音楽の収集を始めます。ブダペスト国立音楽院の教授に任命され、第二次世界大戦の勃発までその地位に留まっていました。
作曲家としての彼は管弦楽曲からオペレッタ、映画音楽までと幅広いジャンルの作品を残しましたが、中でも交響曲という形式は、ライタのアイデアに満ちた豊かな想像力を表出するのに最も適した形であったのでしょう。
9曲ある交響曲はどれも魅力的な語り口を持っています。
この交響曲第2番は、彼の「第一次世界大戦」での経験が反映された陰気で重苦しい作品で、陽気な第1番とは正反対の雰囲気を有しています。ライタはこの曲を完成したものの、発表することはなく(そのためテンポ設定などが示されていない)、彼の死後である1988年にハンガリー国立交響楽団によってようやく初演された作品です。
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8.573715
\1100 |
ウィトボーン:Carolae-クリスマスのための音楽集
1.来て、照らしたまえ(2015)/
2.伝承曲:さまよいながら不思議に思う(S.ピルキントン編)(1994)/
3.ミサ・キャロレ:行進(2004)/
4.ミサ・キャロレ:キリエ(2004)/
5.ミサ・キャロレ:グローリア(2004)/
6.冬の待機(2010)/
7.ミサ・キャロレ:サンクトゥス(2004)/
8.ミサ・キャロレ:ベネディクトゥス(2004)/
9.東方の三博士の夢(2011)/
10.ミサ・キャロレ:アニュス・デイ(2004)/
11.伝承曲:コヴェントリー・キャロル(S.ピルキントン編)(2003)/
12.公平で聡明である人の(1992)/
13.ホディ(1999)/14.マニフィカート(2005)/
15.おお、大いなる神秘(2002)/16.ヌンク・ディミティス(2005)/
17.エドムンソン(1892-1971):「高き天」よりトッカータ(1937)
※1.9.15…世界初録音 |
エリック・リーガー(テノール)…14.16/
ダリル・ロビンソン(オルガン)…1.3-10.13.14.16.17/
ウェストミンスター・ウィリアムソン・ヴォイセズ/
ジェームズ・ジョルダン(指揮) |
録音 2016年5月16-19日 USA ニュージャージー、プリンストン大学礼拝堂
グラミー賞にもノミネートされた、現代イギリスを代表する合唱曲作曲家ウィトボーン(1963-)の《クリスマスのために》と題された合唱曲集。
このアルバムの中心を成す“ミサ・キャロレ”は2つの国、イギリスとアメリカの伝統の融合で、中世音楽にも大いなる興味を寄せるウィトボーンらしく、オリジナルのメロディと伝承曲、彼のお気に入りのクリスマス・キャロルが巧みなアレンジを施されて次々に登場するという、華やかで賑やかな作品です。
1920年頃からイギリスで行われている「Festival
of Nine Lessons and Carols」は世界中で大反響を巻き起こし、同じ頃、中世のフォームを意識した「オックスフォード・キャロル」が出版され、こちらも人気になっています。
このアルバムは、21世紀における新しい「キャロル」の形として、先ほどの「Festival
of Nine Lessons and Carols」の形式を踏襲し、現代的なアレンジによる伝承曲と、自作の声楽曲を繋ぎ、一つの感動的なミサ曲に仕上げています。
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8.573719
\1100 |
クリスマス with セプトゥーラ
1.シュッツ(1585-1672):言葉は肉となり/
2-5.J.S.バッハ(1685-1750):クリスマス組曲/
6.ハロルド・ダーク(1888-1976):暗い真冬で/
7.ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):エサイの根より/
8.ブラームス(1833-1897):エサイの根より/
9.チャイコフスキー(1840-1893):ばらの王冠/
10.レオンローヴィッチュ(1877-1921):鐘のキャロル/
11-13.ウォーロック(1894-1930):クリスマス・メドレー/
14.パレストリーナ(1525頃-1594):ラッパを鳴らせ/
15.パーソンズ(1535頃-1943):アヴェ・マリア/
16-17.ラフマニノフ(1873-1943):ヴェスペレ
Op.37 第6番-第7番/
18.ペーター・コルネリウス(1824-1874):3人の王/
19-21.ヘンデル(1685-1759):メサイアより
〈ラッパが鳴ると/罪をあがなう子羊/アーメン・コーラス〉/
22.グルーバー(1787-1863):きよしこの夜 |
セプトゥーラ〈メンバー:アラン・トーマス(B♭tp)/
サイモン・コックス(B♭tp)/
ヒュー・モーガン(E♭tp)/
サーシャ・クーシュク・ジャラーリ(tu)/
マシュー・ギー(tb)/
マシュー・ナイト(tb)/
ダニエル・ウェスト(B-tb)〉 |
録音 2016年6月4-6日 ロンドン ニューサウスゲート、セント・ポール教会
「セプトゥーラ」のメンバーは、ロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、BBC交響楽団、バーミンガム市交響楽団、スコットランド歌劇場、オーロラ・オーケストラで活躍する若手金管奏者たちによって構成されています。
これまでにリリースされた4枚のアルバムでも、その驚嘆すべき技術と音楽性で聴き手を魅了してきましたが、今回は、金管楽器の魅力が最も発揮される「クリスマス」の音楽集です。もとより金管楽器の音色は「神を賛美する」ための響きであり、キリストの誕生を祝すために、これ以上ふさわしい楽器はありません。このアルバムにはおよそ450年の広範囲に渡る年代の作品が収録されており、華やかな曲も、しっとりとした曲も、どれもが輝かしくも荘厳な音色で演奏されています。お馴染みの「きよしこの夜」がアルバムの最後を飾ります。
【セプトゥーラ 既発リリース】 第1集 メンデルスゾーン、シューマン作品集…8.573314
第2集 バロック作品集…8.573386
第3集 ロシア作品集…8.573475
第4集 ルネサンス作品集…8.573526 |
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8.578340
\1100 |
マイ・ファースト・クリスマス・アルバム
1.ガントレット:ダヴィデの村の厩の中に/
2.カーマイケル:スレドボ組曲:第3曲「スレドボのそり」(P.レーンによる管弦楽編)/
3.ホプキンス:われらは東方の三博士(A.ピッツによる声楽アンサンブル編)/
4.伝承:聖なる日のキャロル(J.ラッターによる合唱編)/
5.バーナード:ウィンター・ワンダーランド/
6.伝承:ヒイラギとツタ(H.A.デイヴィスによる合唱編)/
7.ヘンデル:メサイア HWN56-われらの御子が生まれた/
8.ガリアン:美しい夜に/
9.コレッリ:合奏協奏曲 ト短調 Op.6-8「クリスマス協奏曲」第2楽章/
10.伝承:王なるイエスは花園を/
11.ブリテン:キャロルの祭典 Op.28-この赤子が/
12.ダーク:わびしき真冬に/
13.伝承:ウェンスセラスは良い王様(R.ジャックによる合唱編)/
14.ピアポント:ジングルベル(P.ブレイナーによる管弦楽編)/
15.ウクライナのノエル:ベルのキャロル/
16.チャイコフスキー:組曲「くるみわり人形」Op.71a-金平糖のおどり/
17.ラッター:ダンシング・デイ 第8番:明日は私が踊りましょう/
18.伝承:喜べ、キリストが生まれたまえり/
19.マークス:赤鼻のトナカイ(R.ヘイマンによる管弦楽編)/
20.カークパトリック:まぶねの中で(D.ハントによる合唱編)/
21.ルトスワフスキー:20のポーランドのクリスマス・キャロルー第7番:ベツレヘムに急いで/
22.コティライネン:クリスマスがくると/
23.グルーバー:きよしこの夜/
24.シャルパンティエ:器楽のためのノエル
H534-汝、限りなく主を待ち望む/
25.伝承:やさしい乙女(A.カーターによる合唱編)/
26.ヴォーン・ウィリアムズ:四季の民謡集
冬-乾杯の歌/
27.チャイコフスキー:組曲「くるみわり人形」Op.71a-トレパーク/
28.伝承:われらの御子が生まれた(D.ウィルコックスによるオルガンと合唱編)/
29.伝承:ディン・ドン 空高く(D.ウィルコックスによるオルガンと合唱編)/
30.伝承:ゆりかご |
さまざまな演奏者 |
NAXOSの人気シリーズ「マイ・ファースト〜」は、初めてクラシック音楽に触れるお子様だけでなく、大人の方でも様々な発見ができる楽しいコンピレーションです。
この「クリスマス・アルバム」は、良く知られたクリスマス・ソングの他、、伝承曲(時には現代的なアレンジが施されています)や、北欧でひっそり歌われている曲など、バラエティ豊かな選曲が魅力。「音楽なしのクリスマス」なんて想像できない!そんな方にもおすすめします。
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8.579006
\1100 |
グリゴリー・スミルノフ:ドーソン歌曲集/シャコンヌ
1.シャコンヌ/
2-13.ドーソン歌曲集
〈第1番:私の心の中で滴る涙/第2番:コロナ/
第3番:移り変わり/第4番:亡命/
第5番:インターリュード/第6番:われらのばらが萎れるとき/
第7番:セラフィータ/弟8番:私は冷たい目を変えないだろう/
第9番:沈黙の贈り物/第10番:酒とばらの日々/
第11番:沈黙の国/第12番:ポストリュード〉 |
マーティン・ベーカリー(テノール)…2-13/
アドリアン・ダウロフ(チェロ)…1/
コンスタンティン・ヴァリアナトス(ピアノ) |
録音 2015年3月23.24.26日…2-13, 2015年4月25日…1
USA ニューヨーク、ヨンカーズ、オクターヴェン・オーディオ
ロシアのノボシビルスクに生まれ、同地の音楽大学で作曲とピアノを学び、プロコフィエフ国際コンクールで作曲賞を受賞した若き作曲家グリゴリー・スミルノフ(1982-)の作品集。アメリカに移ってからは、奨学金を得てジュリアード音楽院でクリストファー・ラウズに師事し、音楽の修士号を獲得しています。
彼の作品はアメリカで活躍する作曲家たち、コリリアーノ、ダニエルプール、オルドリッジらから注目され、とりわけコリリアーノは「彼の作風は時代を超越し、いかなる特定の影響も受けていない強力な独自性を放っています」と語るほどに、その作品を高く評価しています。
このアルバムには、美しいチェロの短いメロディがゆるやかに変奏されていく「シャコンヌ」と、イギリスのビクトリア期の詩人、アーネスト・ドーソンの詩による歌曲が収録されています。
バロック期の形式にインスパイアされたという「シャコンヌ」は、穏やかなメロディが、幾度も繰り返されながら少しずつ崩壊していきます。
「酒とばらの日々」で知られるイギリスの詩人ドーソンのテキストを用いた歌曲集は、詩人が探求した“愛の世界”と“絶望、諦念”を美しい語彙を活かし、丁寧に音に移し変えた意欲的な作品です。
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8.660377
\1100 |
国際的な人気を獲得した
A.E.M.グレトリ:歌劇《村の試練》
2幕のオペラ・ブフォン ピエール・デフォルジュ(1746-1806)台本/
オペラ・ラファイエット編集
1.第1幕:序曲/2-6.第1幕/7.第1幕:間奏曲/8-12.第2幕/
13-14.第2幕:バレエ/15.第2幕:コントルダンス
※世界初録音 |
デニス…ソフィー・ユンカー(S)/
マダム・ユベール…タリス・トレヴィーニェ(S)/
ラ・フランス…トーマ・ドリエ(Br)/
アンドレ…フランシスコ・フェルナンデス=ルエダ(T)/
オペラ・ラファイエット/
ライアン・ブラウン(指揮) |
録音 2015年1月25-26日 USA メリーランド大学
ザ・クラリス・Dekelboumホール
18世紀におけるオペラ・コミック座の最大の作曲家であったアンドレ・エルネスト・モデスト・グレトリ(1741-1813)。ベルギーで生まれ、イタリアに留学し、この地でオペラ作曲家への足がかりを掴み、後にパリで大成功。生涯に50曲ほどの歌劇を作曲し、当時のフランスの音楽界に君臨した人です。
NAXOSにはすでに喜劇「ル・マニフィーク」(8.660305)の録音がありますが、こちらの《村の試練》も、フランス人の気質を表す楽しい歌劇です。
裕福な未亡人ユベール夫人とその娘デニス、そして彼女らを巡る2人の男性が引き起こすいざこざが軽妙な音楽に乗って展開するこの物語は、初演からほぼ一世紀に渡り、パリの舞台で上演され続けたグレトリの人気作品です。パリだけでなく、アムステルダム、ベルン、サンクトペテルブルクからニューヨークに至るまで、各地で上演され、国際的な人気を獲得しました。
そのため、元のフランス語だけでなくドイツ語やオランダ語にも翻訳され、また曲中のアリアや最後に置かれたバレエは、家庭用に“小さな編成”の室内楽に編曲され、一層広まっていったのです。
しかし、その後はすっかり忘れ去られてしまった愛すべき歌劇を、ブラウン率いるオペラ・ラファイエットが現代に蘇らせた貴重な録音です。
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8.503289
(3CD)
\2200 |
ヴィラ=ロボス:ギターの写本
傑作集と失われた作品全集
〈8.573115…第1集〉
1-3.ギター協奏曲/4.シンプレス/5.ヴァルス・ショーロ/
6-7.シランダス(E.プホールによる2台のギター編)より/
8-9.アマゾンの森/10.詩人の歌 第18番/
11.セレスタス-第5番:モディーニャ/12.ワルツ/
13.ギリシャのモティーフ/
14.ブラジル風バッハ 第5番 第1楽章「アリア(カンティレーナ)」
※7.12.13…世界初録音 |
アンドレア・ビッソーリ(ギター)/
リサ・セラフィーニ(ソプラノ…8-11.14)/
フェデリカ・アルトゥオーソ(ギター…6.7.9)/
ステファノ・ブライト(フルート…13)/
スコラ・サン・ロッコ合唱団…13/
フランチェスコ・エルレ(指揮)…13/
ミナスジェライス・フィルハーモニック管弦楽団…1-3/
ファビオ・メケッティ(指揮)…1-3 |
録音 2012年10月5日 ブラジル ミナスジェライス,イビリテ
テアトロ・ド・チェントロ・エドゥカシオナル…1-3,
2009年12月11-14日 イタリア ヴィチェンツァ,キエサ・ディ・サンタ・マリア・デイ・カルミーニ…4.5,
2012年8月10-16日 イタリア ヴィチェンツァ,キエサ・ディ・サンタ・マリア・デイ・カルミーニ…6-11.14,
2010年3月17日 イタリア ヴィチェンツァ,キエサ・ディ・サンタ・マリア・デイ・カルミーニ…12,
2012年11月25日 イタリア ヴィチェンツァ,キエサ・ディ・サン・ロッコ…13 |
〈8.573116…第2集〉
1.私に話して(A.ビッソーリによる復元版)/
2.ワルツ協奏曲 第2番(A.ビッソーリによる補筆完成版)/
3.神秘的な六重奏曲/4.ショーロへの序奏/
5.ショーロ 第1番 /6.ショーロ 第6番/
7.アマゾンの森-愛の歌 |
アンドレア・ビッソーリ(ギター)…1-5.7/
ガブリエラ・パース(ソプラノ)…7/
アンサンブル・ムーサゲート
〈メンバー:
アンドレア・ビッソーリ(ギター)/
ファビオ・プピッロ(フルート)/
レモ・ペロナート(オーボエ)/
マウロ・リビチーニ(アルト・サクソフォン)/
アンナ・ピッターロ(チェレスタ)/
フランチェスカ・ティラーレ(ハープ)〉…3/
ミナスジェライス・フィルハーモニック管弦楽団…4.6.7/
ファビオ・メケッティ(指揮)…4.6.7 |
録音 2013年3月24日 イタリア ヴィチェンツァ,キエサ・ディ・クリストフォーロ…1.3,
2010年3月17日 イタリア ヴィチェンツァ,キエサ・ディ・サンタ・マリア・デイ・カルミーニ…2.5,
2012年10月4日 ブラジル ミナスジェライス,イビリテ
テアトロ・ド・チェントロ・エドゥカシオナル…4,
2013年5月1日 ブラジル ミナスジェライス,ベロ・ホリゾンテ,パラチオ・ダス・アルテス…6.7 |
〈8.573117…第3集〉
1.タランテッラ(A.ビッソーリによるギター編)/
2-13.12の練習曲/
14-27.「実用の手引き」から民謡編曲集(A.ビッソーリによる器楽編)
〈第71番:小さな斧/第112番:サンバ・レレ/
第15番:羊飼い/第108番:黄色いばら(第1稿)/
第31番:カルネイリンホ,カルネイラオ/
第45番:おお、クラーボ(第1稿)/第133番:ヴィツ/
第114番:セニョーラ・ドンナ・サンチャ(第1稿)/
第87番:フランシスコ様(第1稿)/
第35番:おお、シランダ、おお、シランディンハ、輪になって踊ろう/
第41番:信心深く/第137番:しーっ!小鳥さん/
第55番:私はイトローロへ行った(第2稿)/
第90番:パサラス、ナオ、パサラス〉/
28.O papagaio do moleque-少年の凧(1932)
※世界初録音…1.14-27 |
アンドレア・ビッソーリ(ギター・カバキーニョ)/
アンサンブル・シランジーニャ…14-27/
ミナスジェライス・フィルハーモニー管弦楽団/
ファビオ・メケッティ(指揮) |
録音 2014年7月1-5日 イタリア アルクナーノ,ヴィラ・カネラ・ディ・サラスコ…1-13,
2012年8月10-164日 イタリア ヴィチェンツァ,キエサ・ディ・サンタ・マリア・デイ・カルミーニ…14-27,
2013年5月2日 ブラジル ミナスジェライス,ベロ・ホリゾンテ,パラシオ・ダス・アルテス…28 |
1887年、リオデジャネイロで国立図書館員の父親の元に生まれたヴィラ=ロボス(1887-1959)。ブラジルの民俗音楽と現代音楽が見事に融合した「ブラジル風バッハ」や、民俗音楽に由来したショーロスなどが広く愛されていますが、実は、生涯で1000曲近くに及ぶ膨大な作品を残しており、現在知られているヴィラ=ロボスは、ほんの一部でしかないことはあまり意識されていないと言ってもよいでしょう。
彼は作曲を独学で学びながらブラジルの民謡を積極的に採取し、数々の名作を作り上げていきました。この3巻からなるシリーズは、そんな「知られざる作品」を発掘、収録することでヴィラ=ロボスの新たな魅力を探って行くことができます。
第1集には、セゴビアのために作曲した「ギター協奏曲」を始め、断片的な作品や、良く知られる「ブラジル風バッハ第5番」のアリアをギター伴奏にしたものなど興味深い作品が並んでいます。
第2集には一般にはほとんど知られることのないいくつかの作品を収録。彼の最も初期に書かれた「Dime
perche-理由を私に話して」は短いながらも充実した構成を持ち、めまぐるしくテンポが変わる面白い曲です。2014年に出版されたばかりの「ワルツ協奏曲
第2番」は未完成ではありますが、ビッソーリが補筆完成させており、タイトル通りショパンの面影を感じさせる名曲です。
チェレスタやハープまでを用いたユニークな音色が特色の「六重奏曲」には確かに熱帯地方の空気が漂っています。民俗舞曲に基づく「ショーロ」の数々は有名な作品。これを聴かずにはヴィラ=ロボスは語れません。
最後の「愛の歌」は、映画のサウンドトラック。と言っても、彼の曲が使われたのは映画の最後のカットのみですが、映画を見た人には強い印象を残したであろう美しい曲です。
第3集に収録されているのは「12の練習曲」と「実用の手引き」が中心となります。ヴィラ=ロボスが「12の練習曲」を書くきっかけとなったのは、あの伝説の名ギタリスト、アンドレス・セゴビアと出会ったことでした。セゴビアはヴィラ=ロボスに「練習曲」の作曲を依頼し、1928年に完成したのですが、なぜかヴィラ=ロボスは1953年、大幅な改訂(カット、追加、変更、運指法など)を加えてしまいました。ギタリスト、ビッソーリはこの失われた要素を研究し復元して演奏しています。また子ども向けの教材として書かれた「実用の手引き」はピアノで演奏されることが多いのですが、ここでは民族楽器とギターのアンサンブルでひたすら楽しく演奏されています。そして、壮大な交響的エピソード「少年の凧」がこのアルバムの最後、及びシリーズの最後を華々しく飾ります。少年の揚げる色鮮やかな凧が空気中を旋回しながら、風に乗って舞う姿が見事に捉えられた映画音楽のようなスリリングな作品です。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
PRAGA DIGITALS
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PRDDSD 350129
(SACD HYBRID)
\2900
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ムラヴィンスキーのグラズノフは別格の凄さ
グラズノフ:
(1)交響曲第5番変ロ長調Op.55
(2)交響曲第4番変ホ長調Op.48
(3)バレエ音楽「四季」Op.67より |
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィル |
SACDで実感。やはりムラヴィンスキーのグラズノフは別格の凄さだった。
録音:1968年9月28日(1)(ライヴ)、1948年3月2日(2)(セッション)、1969年9月28日(3)(ライヴ)/レニングラード・フィルハーモニーホール/Bi-channel
Stereo、79’ 23”
SACD ハイブリッド盤。限定盤。いずれもレニングラードでの放送録音からSACD
リマスタリングしたとのこと。
1948 年3 月2 日の交響曲第4 番は、かつてメロディアからLP、CD
で発売されていたセッション録音と同音源。1968
年9 月28 日の交響曲第5番は、ロシアン・ディスクから出ていたものと同じと思われます。奇妙なのがバレエ音楽「四季」。当ブックレットには「1969
年9 月28 日、バレエ・フェスティヴァル期間中にレニングラードでライヴ録音」とありますが、演奏記録には見当たりません。おそらくロシアン・ディスクから出ていた1969
年4 月20 日のものと同ソースと思われますが、16
分半の短縮版となっています。
とはいえ、SACD 化されムラヴィンスキーの凄さが倍増。名演の誉れ高い交響曲第4
番も微妙なニュアンスに満ちた演奏であることに気がつかされます。とりわけ「四季」は出だしの弦の高音から、ムラヴィンスキー独特のピンと張りつめた透明な音色に魅せられます。「秋」のバッカナールのリズム感と音楽の大きさ、すべて神業と申せましょう。 |
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PRDDSD 350076
(SACD HYBRID)
\2900
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リヒテル、ロシア音楽を弾く
(1)ムソルグスキー:展覧会の絵
(2)チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調Op.37a
(3)同:四季Op.37b〜白夜/舟歌/トロイカ/炉端にて |
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) |
入手困難な音源ばかり。リヒテルのロシア音楽集
録音:1956年11月14日プラハ(ライヴ)(1)、1954年12月6日モスクワ(2)、1960年10月25日ニューヨーク(3)/Mono、Bi-channel
Stereo、79’ 01”
SACD ハイブリッド盤。限定盤。ムソルグスキーの「展覧会の絵」は、1956
年11 月14 日プラハでのライヴ。有名なソフィア・リサイタルより少し前のものですが、丁寧かつ精神的な深みを感じさせる演奏で、リヒテルの凄さを改めて実感できます。SACD
化したことで、リヒテルの柔らかいタッチの美しさが際立ちます。
チャイコフスキーのピアノ・ソナタは演奏時間30
分、至難な技巧を要求する大作ですが、あまり人気がありません。しかしリヒテルの強靭な技巧と語り口の巧さで、いつの間にか引き込まれてしまいます。この作品の印象を変える演奏と申せましょう。
ソナタと同じ作品番号を持つ組曲「四季」をリヒテルが弾いているのも嬉しい限り。彼のディスコグラフィにないニューヨークの録音で、全曲ではなく4
篇のみですが人気の「舟歌」や「トロイカ」をリヒテルで聴くことが出来るのは超貴重。これが誰にも真似のできない巨匠芸で、あまりの素晴らしさに唸らされます。 |
<メジャー・レーベル>
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DHM
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8898536256-2
(2CD)
\3200→\2890 |
トーマス・ヘンゲルブロック新録音は独HMから!!
メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」Op.70
[歌唱:ドイツ語] |
ゲーニア・キューマイアー(ソプラノ),
アン・ハレンベリ(アルト),
ローター・オディニウス(テノール),
ミヒャエル・ナジ(バリトン),
バルタザール・ノイマン・アンサンブル&合唱団,
トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)
[ピリオド楽器使用] |
トーマス・ヘンゲルブロックの新録音はSONYではなく、独HMから。
手兵バルタザール・ノイマン・アンサンブルとのメンデルスゾーンの大作オラトリオ「エリヤ」でした!
北ドイツ放送響首席指揮者・パリ管弦楽団首席客演指揮者とヨーロッパの名門オケのポストを兼任し、その活動にますます注目が集まるトーマス・ヘンゲルブロック。
ヘンゲルブロックのもう一つの手兵、バルタザール・ノイマン・アンサンブルとの久しぶりの新録音は、何とメンデルスゾーンの大作オラトリオ「エリヤ」!待ちに待った新録音の登場です。
ヘンゲルブロックのメンデルスゾーンといえば、北ドイツ放送響との最初のレコーディングに含まれていた交響曲第1番が鮮烈な印象を残しています。北ドイツ放送響とはメンデルスゾーンの他のシンフォニーや「エリヤ」などを恒常的に演奏会で取り上げてきていますが、今回の新録音は、自らが結成し手塩にかけて育て上げてきたピリオド楽器オーケストラ「バルタザール・ノイマン・アンサンブル」と「バルタザール・ノイマン合唱団」によるもの。
ヘンゲルブロックの指揮のもと、軽快で色彩感豊かな木管、生き生きとしたアーティキュレーションの施された弦楽パート、繊細さと野趣的要素を従えた金管楽器群、見事な表現による声楽独唱と合唱によって、立体感と透明感のある壮大な響きがよみがえりました。現在ではピリオド楽器による「エリヤ」も複数発売されていますが、その中でも決定盤的位置づけになる演奏となることは間違いありません。
【録音】2016年1月, ドルトムント・コンツェルトハウス
こちらも完売する前に・・・
詳しくはこちらを〜トーマス・ヘンゲルブロック・エディション
最近新譜が出ないので心配していたヘンゲルブロック。
いま店主が中堅指揮者でもっとも愛する人。
これは、ここ数年は廃盤が相次ぎ手に入れようと思ってもできなかったヘンゲルブロックの独HMレーベルの16枚のアルバムを集成したアニヴァーサリー・ボックス。
ただ一度こういう形でボックスになってしまうと、廃盤アイテムが単体で復活する可能性は限りなく少なくなります。
古楽指揮者ヘンゲルブロックも愛するならこれはもっておいたほうがよいでしょう。
もちろんあのゼレンカの名盤も収録してます。

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8887514348-2
\2500→\2290 |
ウエルガス・アンサンブル/モンテヴェルディの鏡
1) クラウディオ・モンテヴェルディ:ミサ・イン・イッロ・テンポレ(そのときイエスは),
2) ニコラ・ヴィチェンティーノ:緑の月桂樹やあのひとの金色の髪を,
3) チェーザレ・トゥディノ:愛の神よ,私は何年も涙を流して来た,
4) ジャケス・デ・ヴェルト:慈悲に満ちた運命の女神,
5) ルカ・マレンツィオ:独り思いに沈んで |
ウエルガス・アンサンブル
パウル・ファン・ネーヴェル(指揮) |
モンテヴェルディの初期の作品は、厳格な対位法に基づくパレストリーナ風の合唱様式が主流でした。
時代はすすみ音楽的な芽吹きとして、フィレンツェのカメラータを中心とした、歌詞の鋭い表現を目指した音楽が試みられ、モンテヴェルディも徐々にこの新しい流れにのったのでした。
1605年の《マドリガーレ集第5巻》などでは、古い様式から脱却を試みています。「ミサ・イン・イッロ・テンポレ」は、ゴンベールの6声のモテットに基づいたミサ曲で、名曲「聖母マリアの夕べの祈り」と同時に出版されました。
このアルバムでは、「モンテヴェルディ:ミサ・イン・イッロ・テンポレ」の間に、モンテヴェルディが影響を受けた作曲家の作品をはさみながら演奏するというプログラム。
ネーヴェルによる見事なハーモニー作りによって、この作品の素晴らしさが感じられるはずです。
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<国内盤>
<映像>
SONY(映像)
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8898537162-9
(Blu-ray)
\5200→\4790 |
ヨナス・カウフマン、他/オペラ・ガラ〜ライヴ・フローム・バーデン=バーデン
1) ワーグナー:歌劇『タンホイザー』より「愛する殿堂よ、お久しぶり」〜
アニヤ・ハルテロス(ソプラノ),
2) グノー:歌劇『ファウスト』より「金の小牛はいつも生きてる」〜
ブリン・ターフェル(バス・バリトン),
3) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「母さんも知っているとおり」〜
エカテリーナ・グバノヴァ(メゾ・ソプラノ),
4) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「星は光りぬ」〜ヨナス・カウフマン(テノール),
5) ボイト:歌劇『メフィストーフェレ』より「私は悪魔の精」〜
ブリン・ターフェル(バス・バリトン),
6) ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』より
「死にましょう、でもその前に」アニヤ・ハルテロス(ソプラノ),
7) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より
「お前ここにいたのか、サントゥッツァ?」〜
エカテリーナ・グバノヴァ(メゾ・ソプラノ)&ヨナス・カウフマン(テノール),
8) チレア:歌劇『アドリアーナ・ルクヴルール』より「苦い喜び、甘い責め苦を」〜
エカテリーナ・グバノヴァ(メゾ・ソプラノ)&ヨナス・カウフマン(テノール),
9) プッチーニ:歌劇『トスカ』より「マリオ...
どうか一緒に」〜
アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)&ブリン・ターフェル(バス・バリトン),
10) ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』より「一人淋しくねむろう」〜
ブリン・ターフェル(バス・バリトン),
11) ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』より「呪わしき美貌」〜
エカテリーナ・グバノヴァ(メゾ・ソプラノ),
12) ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』より「世の空しさをお知りになり」〜
アニヤ・ハルテロス(ソプラノ),
13) ヴェルディ:歌劇『オテロ』より「暗い夜の深まりに」〜
アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)&ヨナス・カウフマン(テノール),
14) ビゼー:歌劇『カルメン』より「恋は野の鳥」〜
エカテリーナ・グバノヴァ(メゾ・ソプラノ),
15) マスカーニ:歌劇『友人フリッツ』より「わずかな花を」,
16) ジェリー・ボック:『屋根の上のバイオリン弾き』より「金持ちだったら」
ブリン・ターフェル(バス・バリトン),
17) ニーノ・ロータ:『ゴッドファーザー』より「もっと静かに話して」〜
ヨナス・カウフマン(テノール),
18) レハール:喜歌劇『ほほえみの国』より「君こそわが心の全て」〜
エカテリーナ・グバノヴァ(メゾ・ソプラノ)&ヨナス・カウフマン(テノール) |
マルコ・アルミリアート(指揮)
バーデン・シュターツカペレ |
8898537161-9
(DVD)
\4500→\4090 |
2016年7月のバーデン=バーデン、オペラ・ガラ・コンサートのライヴ映像。
アニヤ・ハルテロス、エカテリーナ・グバノヴァ、ヨナス・カウフマン、ブリン・ターフェルという錚々たる独唱陣を招いての演奏です。この4人の歌手による、名オペラ・アリアやデュエットからのナンバーを中心とした魅了の歌唱。
魅力的なハルテロス、劇的かつ深みのあるグバノヴァ、存在感抜群のターフェル、そして甘い美声を存分に聞かせるカウフマン。オペラの醍醐味を堪能できるコンサートです。
【収録】2016年7月22, 24日、バーデン=バーデン祝祭劇場でのライヴ |
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10/26(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
WIGMORE HALL LIVE
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クリスティアーネ・カルク
シューマン、ブラームス、クララを歌う |
クリスティアーネ・カルク(ソプラノ)
マルコム・マルティノー(ピアノ) |
ロベルト・シューマン:
『ミルテの花』より「献呈」Op.25-1、『女の愛と生涯』Op.42、
『3つの歌』より「ライオンの花嫁」Op.31-1
クララ・シューマン:
風雨の中を彼はやって来たOp.12-2、愛の魔法Op.13-3、
彼らは愛し合っていたOp.13-2、美しさゆえに愛するのならOp.12-4
ブラームス:
永遠の愛についてOp.43-1、湖上でOp.59-2、わたしの恋は緑にもえOp.63-5、
おお涼しい森よOp.72-3、ひばりの歌Op.70-2、
われらはさまよい歩いたOp.96-2、野の寂しさOp.86-2、月の夜WoO.21 |
最近メキメキ頭角を現すドイツの歌姫、クリスティアーネ・カルク。シューマン、ブラームス、クララを歌う
録音:2014年11月18日、ロンドン、ウィグモア・ホール(ライヴ)/64’51
瞬く間に世界のトップに躍り出たソプラノ歌手クリスティアーネ・カルク。日本では2016
年リサイタル・デビューし、安定した美しい歌唱で日本の聴衆を魅了しました。
カルクはバイエルンのフォイヒトヴァンゲン生まれ。ザルツブルクのモーツァルテウムで学び、バッハのオラトリオからモーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンまで幅広いレパートリーを持ち、高い評価を得ています。
2009 年ウィーン楽友協会で、アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスによるハイドンのオペラ『無人島』上演に参加。2010
年ザルツブルク音楽祭でムーティが指揮した『オルフェオとエウリディーチェ』に出演。2013
年にはグラインドボーン音楽祭にイポリートとアリシー》のアリシーでデビュー。翌年には、《偽の女庭師》のサンドリーナで、同音楽祭に再び出演。15
年8 月にはザルツブルク音楽祭にもリサイタルで登場している注目を集めているソプラノの一人です。
このアルバムは、2014 年11 月にロンドン、ウィグモア・ホールで行われたリサイタルのライヴ収録。伴奏は前回2012
年のライヴ(WHLIVE.0062)でも共演している現代を代表する歌曲伴奏者マルコム・マルティノー。
今回は、ロベルト・シューマン、ブラームス、そしてクララ・シューマンの歌曲集。シューマンの妻であり19
世紀最高のピアニストの一人でもあったクララ。素晴らしい音楽的才能に溢れた聡明な女性であり、シューマンを献身的に支え、一方ではブラームスの憧れの人でもありました。同時代に生きた3
人の音楽家の親密で稀有な関係の中から生まれた音楽をカルクが丁寧に歌い上げます。
カルクは音楽の流れだけではなく、言葉の持つ意味に重点を置いたアプローチで、細やかな表情付けが見事です。
クリスティアーネ・カルク、WHLIVE前作 |
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可憐なソプラノ、クリスティアーネ・カルク
R.シュトラウス:
目覚めたバラ、赤いバラ、乙女の花Op.22、夜Op.10-3、
たそがれの夢Op.29-1、白いジャスミンOp.31-3
フォーレ:ネルOp.18-1、イスファハーンのばらOp.39-4、薔薇Op.51-4
ドビュッシー:「忘れられたアリエッタ」より「グリーン」、「憂鬱」
プーランク:「偽りの婚約」より「花」
ヴォルフ:秘めた愛、夜、災難、夜の魔法
ベルク:初期の7つの歌曲
【夜/ 葦の歌/ 夜鳴きうぐいす/ 夢に見た栄光/
室内にて/
愛の讃歌/ 夏の日】
<アンコール>
ヴォルフ:私を花で覆って下さい
シューマン:君は花のようにOp.25-24 |
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クリスティアーネ・カルク(S)
マルコム・マルティヌー(P) |
注目の可憐なソプラノ歌手クリスティアーネ・カルク歌曲リサイタル
収録:2012 年7 月19 日ウィグモア・ホール、ロンドン、ライヴ/71’32
マリス・ヤンソンス&バイエルン放響の第9
で2012 年来日したソプラノ、クリスティアーネ・カルクによるロンドン、ウィグモア・ホールでの歌曲リサイタル。カルクはバイエルンのフォイヒトヴァンゲンに生まれ、ザルツブルクのモーツァルテウムで学ぶ。バッハのオラトリオからモーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンまで幅広いレパートリーを持ち、高い評価を得ています。2009
年ウィーン楽友協会で、アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスと共にハイドンのオペラ「無人島」を上演。2010
年ザルツブルク音楽祭でムーティが指揮した「オルフェオとエウリディーチェ」に出演。そして2013
年ザルツブルク・イースター音楽祭でティーレマンと共演するなど、今着実に実力をつけ、注目を集めているソプラノの一人です。
このアルバムの演目は、R. シュトラウス、ベルク、ヴォルフの後期ロマン派リート作品とフォーレ、ドビュッシー、プーランクのフランス歌曲という構成。気品のある凛とした歌声で聴かせるR.
シュトラウス、また高貴な香りを漂わせるフォーレを繊細に透明感溢れる歌唱で魅了します。ピアノ伴奏は、歌曲伴奏の世界的名手マルコム・マルティヌーが務めています。
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WHLIVE 0085
(2CD)
\2100
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エリアス弦楽四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集Vol.2
CD1
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調Op.18-1
弦楽五重奏曲ハ長調Op.29*
CD2
弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132 |
エリアス弦楽四重奏団
【 サラ・ビトルロック(ヴァイオリン)、
ドナルド・グラント(ヴァイオリン)
マーティン・セイヴィング(ヴィオラ)、
マリー・ビトルロック(チェロ)】
マリン・ブロマン(ヴィオラ)* |
若手弦楽四重奏団、エリアスQ の弦楽四重奏曲の至宝ベートーヴェン・チクルス第2
弾!
録音:2014年5月19日、ロンドン、ウィグモア・ホール(ライヴ)/117’51
1998 年に結成された若手カルテット、エリアス弦楽四重奏団。メンデルスゾーンのオラトリオ「エリア」のドイツ語の呼び名から取られたカルテット名。マンチェスターにあるノーザン国立音楽大学に在籍中に結成され、クリストファー・ローランド博士に師事、ケルンの音楽学校ではアルバンベルク四重奏団にも師事しています。
BBC ラジオ3 のニュー・ジェネレーション・アーティストにも選ばれ、2010
年にはボレッティ・ブイトーニ・トラスト賞を受賞するなど、新時代のアーティストとして注目を集めています。
2010 年9 月にウィグモア・ホールで行われたリサイタルを収録したアルバム(シューマン/ハイドン:WHLIVE0051)は、BBC
ミュージックマガジンの新人賞に選ばれました。
このアルバムは、エリアス弦楽四重奏団が2012
年以来イギリス全土で行っている、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏会を受けて企画されたウィグモア・ホールでのチクルス第2
弾。
聴き慣れた楽曲を新鮮に、かつ正統的なアプローチの中にもドラマティックな解釈を取り入れ、ベートーヴェンの音楽性に正面から挑んでいます。
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SIGNUM CLASSICS
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LPO首席フルート奏者〜ジュリエット・ボウザー
ニールセン&モーツァルト:フルート協奏曲集
モーツァルト:
フルート協奏曲第1番ト長調 K.313
フルートのためのアンダンテ ハ長調 K.315
フルートのためのロンド ニ長調 K.373
ニールセン:フルート協奏曲 FS.119 |
ジュリエット・ボウザー(フルート)
ハイメ・マルティン(指揮)
ロイヤル・ノーザン・シンフォニア |
LPO首席フルート奏者のニールセン&モーツァルト!
2014年のECHOライジング・スターに選出され、2016年にはロンドン・フィルの首席フルート奏者に就任するなど、着実なステップアップを遂げているジュリエット・ボウザー。ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズの首席奏者を兼任するなど、いま最も勢いのある英国のフルーティストの1人である。
ジュリエット・ボウザー初の協奏曲録音は、古巣ロイヤル・ノーザン・シンフォニアとの共演によるニールセンとモーツァルト。LPO首席の座を射止めた英国の才女の美しき音色にご注目下さい!
2015年6月の録音。

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ジョナサン・ダヴ、
カンタータと室内楽作品をカップリング
ダヴ:
カンタータ《無名戦士のために》
2本のホルン、弦楽四重奏とピアノのための《モーツァルトからの手紙》 |
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
メルヴィン・タン(ピアノ)
ニッキー・スペンス(テノール)
ポーツマス・グラマー・スクール室内合唱団
オックスフォード・バッハ合唱団
ニコラス・クレオバリー(指揮) |
グラインドボーン音楽祭からの委嘱作品「フライト」(1998年)でブレイクを果たした現代イギリスのリーディング・コンポーザーの1人、ジョナサン・ダヴ(1959−)。
今回の新録音では、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズの委嘱作品となるカンタータと、名匠メルヴィン・タンの参加も要注目の室内楽作品をカップリング。
2015年9月の録音。 |
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SIGCD 476
(2CD/特別価格)
\3800
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レーガー:オルガン作品集
幻想曲とフーガ ハ短調 Op.29
バッハの名による幻想曲とフーガ Op.46
交響的幻想曲とフーガ Op.57
幻想曲とフーガ Op.135b |
デイヴィッド・グード(オルガン) |
デイヴィッド・グードは、オックスフォード・クライスト・チャーチの副オルガニスト、イートン・カレッジのオルガニストを歴任する英国のコンポーザー=オルガニスト。
レーガーのオルガン作品集第2巻は、バース寺院のクライス・オルガンでの演奏。
2003年7月の録音。 |
L’EMPREINTE DIGITALE
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リカルド・ニルニ(1960-):螺旋
二重螺旋 [Double Helice] (クラリネットとチェロのための;2007)(*)
服を着るチェロ [Dressing Cello] (チェロのための;2004)(+)
回旋上の [Involuta] (フルートとチェロのための;2011)(#)
波 [Undae] (ハープとチェロのための;2007)(**)
螺旋 [Helice] (チェロのための;2006)(++)
ハープ、チェロと14人の演奏者のための二重協奏曲;2008) |
アレクシス・デシャルム(チェロ)
ピエール・デュトリュー(クラリネット(*))
マッテオ・チェーザリ(フルート(#))
フレデリク・カンブルラン(ハープ(**))
サンドリーヌ・シャトロン(ハープ(##))
アンサンブル・ファ(##)
ドミニク・ミ(指揮(##)) |
録音:ライヴ(+/++/##)
リカルド・ニルニはアルゼンチンのブエノスアイレスに生まれた作曲家。1987年フランスに移住し1999年国籍を取得。アレクシス・デシャルム(1977年生まれ)はパリ音楽院でミシェル・ストロース、フィリップ・ミュレールに師事したフランスのチェリスト。
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PASSAVANT MUSIC
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東の道で ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲集
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第1番
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第2番
エルヴィン・シュルホフ(1894-1942):
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
コダーイ・ゾルターン(1882-1967):
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 |
ミシャエル・セグル(ヴァイオリン)
ニコラ・セグル(チェロ)
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録音:2016年1月13-15日、ステュディオ・アクースティク、パッサヴァン、フランス
フランスの兄弟デュオによる演奏。
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PAS 116190
\2600 |
パウル・ヒンデミット(1895-1963):ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ Op.17/小さなピアノ音楽/ピアノのための組曲
Op.26
われらは都市を造る(ピアノのための)/ピアノのための舞曲集
Op.19 |
ポール・モンターグ(ピアノ) |
ポール・モンターグはフランスのヌイイ=シュル=セーヌに生まれ、ブローニュ=ビヤンクール国立地方音楽院で学んだ後、音楽院でジャン=フランソワ・エッセールとマリエ・ジョゼフ・ジュードに、エコール・ノルマル音楽院でクリスティアン・イヴァルディとシャンタル・ドビュシーに師事したピアニスト。
妻であるピアニスト伊藤美織と共に度々来日しコンサートやスタークラスを開いています。 |
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アンリ・デュティユー(1916-2013):
ピアノ・ソナタ
アレグロ・コン・モルト/リート/コラールと変奏曲
ピアノのための3つの前奏曲
影と沈黙から/同じ1つの和音により/対比の遊び
カロル・シマノフスキ(1882-1937):仮面劇
Op.34
シェエラザード/道化師タントリス/ドン・フアンのセレナード |
マルシア・ジェンテ(ピアノ) |
マルシア・ジェンテ(1992年生まれ)はリヨン音楽院で学んだ後、パリ音楽院でクレール・デゼールに、エコール・ノルマル音楽院でレーナ・シェレシェフスカヤに師事したフランスのピアニスト。
2016年1月にフランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団が主催したデュティーユ生誕100年記念誕生日演奏会に招かれ「3つの前奏曲」を弾きました。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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BR KLASSIK
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900314
\2500→\2290 |
未発表音源!!
フリッツ・ヴンダーリヒ〜オペレッタ・アリア集
1.ミレッカー:喜歌劇《デュバリー》‐Wie
schon ist alles/
2.ミレッカー:喜歌劇《デュバリー》‐Mein
Weg fuhrt immer mich zu dir zuruck/
3.ロルツィング:喜歌劇《皇帝と船大工》‐Leb‘
wohl, mein flandrisch Madchen/
4.ロルツィング:歌劇《ウンディーネ》‐Vater,
Mutter, Schwestern, Bruder/
5.ロルツィング:喜歌劇《刀鍛冶》‐Man wird
ja einmal nur geboren/
6.ニコライ:喜歌劇《ウィンザーの陽気な女房たち》‐Horch,
die Lerche singt im Hain/
7.レハール:喜歌劇《この世は美しい》‐Schon
ist die Welt/
8.J.シュトラウス:喜歌劇《ヴェネツィアの一夜》‐Treu
sein, das liegt mir nicht/
9.J.シュトラウス:喜歌劇《ヴェネツィアの一夜》‐Sei
mir gegrust, du holdes Venezia/
10.ファル:喜歌劇《イスタンブールのばら》‐Zwei
Augen, die wollen mir nicht aus dem Sinn/
11.ファル:喜歌劇《イスタンブールのばら》‐Oh
Rose von Stambul/
12.キュネッケ:喜歌劇《夢の国》‐Ich traume
mit offenen Augen/
13.キュネッケ:歌劇《罪深き女》‐Das Lied
vom Leben des Schrenk/
14.シュトルツ:喜歌劇《女はみんな大好き》‐Ob
blond, ob braun, ich liebe alle Frau’n/
15.ミッシャ・スポリアンスキー:今夜は決してまた/
16.ウィリー・マッテス:情熱の旋律 |
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール)/
ミュンヘン放送管弦楽団/
ハンス・モルトカウ(指揮)…1.2.5-13/
クルト・アイヒホルン(指揮)…3/
マインハルト・フォン・ツァリンガー(指揮)…4/
ジークフリート・ケーラー(指揮)…14.15/
ウィリー・マッテス(指揮)…16 |
録音 1962年6月14日…1.2, 1965年4月11日…3,
1959年12月14日…4, 1962年3月8日…5, 1962年5月7日…6,
1962年6月13-15日…7-13, 1966年2月13日…14-15,
1962年5月5日…16 Remastering Producer: Johannes
Muller / Mastering: Christoph Stickel, msm-studios
Munich
不世出のテノール歌手フリッツ・ヴンダーリヒのオペレッタ・アリア集!
1930年ラインラント=プファルツ州クーゼルでチェロ奏者の父とヴァイオリン奏者の母を両親の下に生まれ、幼い頃から音楽に親しんできたフリッツ・ヴンダーリヒ。ナチスの侵攻と父の死を経て苦しい生活を強いられたため、正式な音楽の勉強をする機会はなかなか訪れず、20歳の時にようやくフライブルク大学でホルンと声楽を学ぶことができました。その頃にはすでに彼の美声は評判となっており、24歳の時に学内の公演で《魔笛》の主役タミーノを歌うチャンスに恵まれます。その翌年、大学を卒業する年には既にシュトゥットガルト州立歌劇場と契約を交わし、以降、バイエルン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場と契約し、ザルツブルク音楽祭などの多くの音楽祭に出演するほどにその才能は傑出していました。
しかし、1966年9月17日、友人の別荘の階段から転落、たった35歳という短い生涯を閉じてしまいます。
メトロポリタン歌劇場のデビューを目前に控えた歌手として絶頂期の最中で、世界中の人々が彼の死を惜しみ、その名声は彼の没後50年を経ても色褪せることがありません。
このアルバムは彼が1959年から1965年まで、バイエルン放送の人気番組「ミュンヘンの日曜日」に出演した際の録音と、いくつかのスタジオ録音のオペレッタからアリアを収録した1枚。
これら甘美で情熱的な歌唱の全てが未発表音源です。
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<国内盤>
<映像>
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10/25(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CENTAUR
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18世紀のマンドリンのためのソナタとトリオ・ソナタ
コッキ:2本のマンドリンと通奏低音のためのシンフォニア
ジェルヴァシオ:
2本のマンドリンと通奏低音のためのシンフォニア
バルベッラ:2本のマンドリンと通奏低音のためのソナタ
ジェルヴァシオ:
マンドリンと通奏低音のためのソナタ、
2本のマンドリンと通奏低音のための三重奏曲、
マンドリンと通奏低音のための室内ソナタ
作曲者不詳:2本のマンドリンと通奏低音のための三重奏曲
バルベッラ:マンドリンのための二重奏曲 |
デュオ・アクアヴェッラ
〔クリス・アクアヴェッラ
(マンドリン)、
ステファニー・アクアヴェッラ=
ラウチ(マンドリン)〕
バッハ・コレギウム・サン・ディエゴ
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18世紀のマンドリン作品集!!爽やかで哀愁のある美しい音色を聴かせる!
カルフォルニア出身のマンドリン奏者、クリス・アクアヴェッラが主宰するデュオ・アクアヴェッラ。18世紀から19世紀の作品を得意レパートリーとするデュオ・アクアヴェッラが、イタリアの作曲家、ジョアッキーノ・コッキ(1712−1796)など18世紀の作品を披露。息の合ったアンサンブル、通奏低音のチェンバロとのハーモニーが美しい。
2014年7月22日ー25日の録音。 |
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70分近い大作
ピアノ,クラリネット,ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロのための
フランツ・シュミット:
左手のためのピアノ五重奏曲 イ長調 |
カエ・ホソダ=エアー(ピアノ)
クリストファー・エアー(クラリネット)
ジェニファー・ダルマス(ヴァイオリン)
キャスリーン・スティーリー(ヴィオラ)
エフゲニー・ライチェフ(チェロ) |
後期ロマン派の作曲家、フランツ・シュミット(1874−1939)の左手のためのピアノ五重奏曲。左手のためのピアノ作品と言えば、ラヴェルの「左手のためのピアノ協奏曲」が有名であるが、フランツ・シュミットの「ピアノ五重奏曲」もラヴェルと同じく、第一次世界大戦で右腕を失ったピアニスト、パウル・ウィトゲンシュタイン(1887−1961)の委嘱作品。日本生まれのカエ・ホソダ=エアーが左手のみで見事に演奏する。
2014年6月2日−3日の録音。 |
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ピーター・カイロフ、シューベルトのピアノ作品集
シューベルト:
6つの楽興の時 D.780,Op.94
ヒュッテンブレンナーの主題による
13の変奏曲イ短調 D.576
3つの小品 D.946 |
ピーター・カイロフ(ピアノ) |
南カルフォルニア大学で修士・博士号を取得したアメリカのピアニスト、ピーター・カイロフ。前作のJ.S.バッハ:ピアノ作品集(CRC
3189)から4年ぶりとなるCentaurからのリリースはシューベルトのピアノ作品集。卓越した技術と深い表現力でシューベルトの世界観を演奏する。
2015年1月3日の録音。 |
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フランス・バロックの鍵盤作品集
J.S.バッハ:フランス風序曲 BWV.831
ダングルベール:
組曲第3番 ニ短調より前奏曲、
シャルボニエール氏のトンボー
ロワイエ:クーラント
クープラン:クラヴサン曲集より
《ロンドー形式のミュゼット》 、《タンブラン》
マレー:戯れ |
ダニエル・シュロスバーグ(ピアノ) |
ボストン・グローブ紙で「エキスパート・ピアニスト」と絶賛されたダニエル・シュロスバーグ。J.S.バッハの「フランス風序曲」を中心とした、フランス・バロックの鍵盤作品集を流麗に奏でる。
2014年5月21日−22日の録音。 |
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同年代の作曲家であるコダーイとラヴェルの作品
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
Op.7
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ |
カーステン・ヨン(ヴァイオリン)
ジェフリー・ノエル・ラストレイプス
(チェロ) |
チリのビニャ・デル・マル国際チェロ・コンクールなどで優秀な成績を収めてきたチェリストのジェフリー・ノエル・ラストレイプスと女流ヴァイオリニストのカーステン・ヨン。同年代の作曲家であるコダーイとラヴェルの作品を、迫力ある演奏で披露する。
2011年6月11日−12日の録音。 |
DAPHNE
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マレ:ヴィオール曲集第5巻(1725)
組曲ホ短調/組曲ト長調/組曲ト短調 |
ライフ・ヘンリクソン(バス・ヴィオール)
ラーシュ=エリク・ラーション(テオルボ) |
次世代のヴィオール奏者によるマラン・マレの組曲集!
スイスのバーゼル・スコラ・カントルムでジョルディ・サヴァールに学んだスウェーデンのヴィオール奏者、ライフ・ヘンリクソン。
フランス・バロックにおけるヴィオールの巨匠、マラン・マレ(1656−1728)のヴィオール曲集より、1725年パリで発表された「第5巻」からの3つの組曲を、次世代のヴィオール奏者が豊かに表現。
録音:2014年8月24日ー27日、オスモ教会(スウェーデン) |
MATS BERGSTROM MUSIK
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MBCDBD 02
(CD+Blu-ray/
特別価格)
\5400
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Dadodado 〜 ギター作品集
ビョーン・ハルマン、アンデシュ・ヒルボリ、
アンデシュ・ニルソン、ユーハン・ベルケ、
ウッレ・オドルフソン、アナ・エリクソン、
他の作品 |
マッツ・ベリストレム(ギター)
ビョーン・ハルマン・ストリング・アンサンブル |
ライヒのエレクトリック・カウンターポイント(MBCDBD
01)が好評を博したスウェーデンの名ギタリスト、マッツ・ベリストレムの自主レーベル第2弾。Blu-ray
Discでは各作曲家のポートレイトを背景に演奏を聴くことができる。
録音:2011年−2013年 |
NILENTO
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クリスティーナ・スヴァンベリ・プレイズ・ブラームス、
ショパン、ラフマニノフ
ブラームス:シューマンの主題による変奏曲
Op.9
ラフマニノフ:
前奏曲ロ短調 Op.32-10、前奏曲ト長調
Op.32-5、
前奏曲嬰ハ短調 Op.3-2、前奏曲変ト長調
Op.23-10
ブラームス:間奏曲イ長調 Op.118-2
ショパン:幻想曲 Op.49 |
クリスティーナ・スヴァンベリ(ピアノ) |
スウェーデンのピアニスト、音楽教師として活躍するクリスティーナ・スヴァンベリ。スウェーデン放送においても多くのコンサートをこなしてきたベテラン女流ピアニストが弾く、ブラームス、ラフマニノフ、ショパンの幻想的な作品集。
録音:2015年6月、ニレント・スタジオ(スウェーデン) |
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Jubileumsjul 〜 クリスマス・アルバム |
ブルンスブー音楽学校 |
ヨーテボリでトップクラスの音楽学校、ブルンスブー音楽学校の30周年記念アルバム。
高いレベルの教育を受けた児童・青少年が、ジョン・ラッターやアドルフ・アダンなどの作品を含むクリスマス・キャロルを歌う。
ソリストとしてカロリーナ・サンドグレンやマルコ・ステラが歌うほか、ヨーテボリ歌劇場、ヨーテボリ交響楽団、ヨーテボリ・ウィンド・オーケストラのミュージシャンも参加。
録音:2015年9月、スウェーデン |
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カミラ・フォイクト:合唱作品集 |
ライフ・ストランズ女声合唱団
カミラ・フォイクト(ピアノ)
レナート・エスボーン(チェロ)
ラーシュ・ニルソン(フリューゲルホルン) |
現代スウェーデンの作曲家、カミラ・フォイクトの作品集。飾り気のない美しさで日常の悲しみと喜びを歌う神聖な音楽。
録音:2015年9月、ニレント・スタジオ(スウェーデン) |
1001NOTES
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ペンタグラム
エドゥアール・フェルレ(1971-):
突き返し [Riposte]
(ムソルグスキーの「展覧会の絵」の「鶏の足の上に建つ小屋」による)(*/+)
剣のスタンス [Les Stanses du Sabre] (ハチャトゥリアンの「剣の舞」による)(*/+)
プロコフィエフ(1891-1953)/
エドゥアール・フェルレ編曲:ピアノ・ソナタ第3番
Op.28(*/+)
エドゥアール・フェルレ:
城砦都市 [Oppidum] (ムソルグスキーの「展覧会の絵」の「古城」による)(*/+)
エドゥアール・フェルレ&ポール・ベネ:前口上
[Exorde] (即興演奏)(*/+)
エドゥアール・フェルレ:
スズメバチの飛行 [リムスキー=コルサコフの「熊蜂の飛行」による)(*/+)
エドゥアール・フェルレ&ポール・ベネ:第二の風
[Second Souffle] (即興演奏)(*/+)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番 Op.83
から 第2楽章(+)
エドゥアール・フェルレ:
センチメートルのワルツ [Valse Centimetrale]
(チャイコフスキーの「感傷的なワルツ」による)(*)
反乱 [Putsch](*/+)
ポール・ベネ:
ヴォカリール [Vocalyre] (ラフマニノフのヴォカリーズ
Op.34 No.14による)(*/+)
ハチャトゥリアン(1903-1978)/エドゥアール・フェルレ編曲:剣の舞(*/+) |
エドゥアール・フェルレ(ピアノ(*))
ポール・ベネ(ピアノ(+)) |
録音:2016年2月2-6日、スタジオ4.33、イヴリー=シュル=セーヌ、フランス
フランスのジャズ・ピアニストでジャン・フィリップ・ヴィレ・トリオのメンバーであるエドゥアール・フェルレとフランスの若きクラシカル・ピアニスト、ポール・ベネの共演による、ジャズ的手法によってロシアのクラシカル音楽作品からロシアの民族的ソウルを引き出そうという試み。
クラシックとジャズ、どちらのファンにとっても興味深く、かつ楽しめるアルバムです。ペンタグラムとは五芒星、一筆書きの星のことです。
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ARS PRODUKTION
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ARS 38206
(SACD Hybrid)
\2700 →\2490
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リリス弦楽四重奏団
内緒の手紙 + 4つの新作
ヤナーチェク(1854-1928):弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」
カート・ロード [クルト・ローデ] (1967-):
内なる声 [Inside Voice] (弦楽四重奏のための)(*)
ビリー・チャイルズ(1957-):報われない
[Unrequited](*)
ピーター・ネル(1970-):親密な声 [Intimate
Voices](*)
ブルース・ブロートン(1945-):空想 [Fancie](*)
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リリス弦楽四重奏団
アリッサ・パーク、シャリニ・ヴィジャヤン(ヴァイオリン)
ルーク・モーラー(ヴィオラ) ティモシー・ルー(チェロ)
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録音:2015年12月1-3日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
2008年にアメリカ合衆国ロサンゼルスで結成されたライリス弦楽四重奏団が、ヤナーチェクの「内緒の手紙」を核として合衆国で活躍する4人の作曲家に新作を委嘱し構成したプログラム。(*)世界初録音。

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ARS 38215
(SACD Hybrid)
\2700
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交差点 シュトラウスからシマノフスキへの旅
R・シュトラウス(1864-1949):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ変ホ長調
Op.18
ショーソン(1855-1899):ヴァイオリンとピアノのための詩曲
Op.25
メシアン(1908-1992):ヴァイオリンとピアノのための主題と変奏曲
シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリンとピアノのための夜想曲とタランテッラ
Op.28 |
ユーキ・ウォン(ヴァイオリン)
エリザヴェータ・トゥリアンキナ(ピアノ) |
録音:2016年3月29日-4月1日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
スイスのローザンヌを本拠に活躍しているユーキ・ウォンとエリザヴェータ・トゥリアンキナのデュオのデビューCD。ユーキ・ウォンはイギリスのユーディ・メニューイン音楽学校で学んだ後、アメリカ合衆国のオバーリン音楽院に史上最年少の15歳で入学。2000年から2009年までウィーン音楽大学でボリス・クシュニールに師事。さらにローザンヌ高等音楽学校でピエール・アモイヤルに師事し修士課程を修了。
エリザヴェータ・トゥリアンキナはロシアのモスクワに生まれ、フランスのナンシー音楽院、スイスのベルンおよびバーゼル高等音楽学校で学んだ後、ローザンヌ高等音楽学校でピアノ伴奏の修士課程を修了。 |
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ARS 38216
(SACD Hybrid)
\2700 →\2490
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アンサンブル・ラ・フェニーチェ
ルーベンスのアトリエ ベルギーの音楽
■ディーヴァ・グドゥラの教会 [Ecclesia
Divae Gudulae]
ニコロ・ア・ケンピス(1600頃-1676):
コルネット[ツィンク]、2つのヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンのためのシンフォニア
ジョン・ブル(1562/1563-1628):
前奏曲とコラール「清き心もて称えん」[Laet
ons met herten rijne]
コルネリス・デ・レーウ(1613-1665):
われらに御子が生まれたもう [Een kindeken
is ons gheboren]
ジョン・ブル:われらに御子が生まれたもう
[Een kindeken is ons gheboren]
ニコロ・ア・ケンピス:
聖フランシスコ・ザビエルを称えるシンフォニア
[Symphonia ad honorem Sancti Francisci
Xavieri]
■陽気な五月に [De lustelijcke Mey]
ヤコブス・クレメンス・ノン・パパ(1510/1515-1555/1556):
陽気な五月に [De lustelijcke Mey]
ヤコプ・ファン・エイク(1590頃-1657):陽気な五月に
[De lustelijcke Mey]
ニコロ・ア・ケンピス:
陽気な五月に [De lustelijcke Mey]
クック=クック(かっこう)によシンフォニア
[Symphonia supra cuc-cuc, vel Sol-Mi]
ラ・チャッコーナによるシンフォニア [Symphonia
sopra la ciaccona]
不詳:農民の踊り
ペーテル・フランツィスクス・ムニンクス(確認できる活躍期:1670頃):田舎のバッロ
■美しきダフネ [De schoone Daphne]
ヤコプ・ファン・エイク:美しき乙女ダフネが
[Doen Daphne d'over schoone maegd]
不詳:ダフネが [Doen Dafne]
不詳:フォイボスがダフネに恋した時 [When
Daphne from fair Phoebus did fly]
■道化師 [B(o)uffons]
ヤコプ・ファン・エイク:道化師 [Bouffons]
ジョン・ブル:道化師 [Les Boffons]
フィリップ・ファン・ウィヘル(1614-1675):ラ・チャコーニャ
[La Ciacogna] |
アンサンブル・ラ・フェニーチェ
ジャン・テュベリー(リコーダー、コルネット[ツィンク]、ディレクター)
カタリーナ・ホイティアー(ヴァイオリン、リコーダー)
ジャスミーヌ・ウドゥリーヌ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
マルタン・バウエル(ヴィオラ・ダ・ガンバ、リコーダー)
フィリップ・グリスヴァール(チェンバロ、オルガン)
ニコラ・アクテン(テオルボ、バロックギター、トリプルハープ、レガール) |
録音:2015年2月2-5日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
バロック期フランドルを代表する画家の一人ピーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)がアントウェルペン(アントワープ)にアトリエを構えていた時期(1609-1621)に同地で活躍していた作曲家たちの楽曲で構成されたプログラム。

アンサンブル・ラ・フェニーチェ
この知的で洗練されたアルバムをリリースしていたアンサンブルである |
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ナポリからヴェネツィアへの旅
ナポリから…
アンドレア・ファルコニエーリ(1585/1856-1656):
甘美な旋律 [La soave melodia]、とそのコッレンテ/コッレンテ「アヴェッリーナ」
…ローマへ
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
スピネットとヴァイオリンのためのトッカータ(チェンバロとコルネットによる演奏)
「かっこう」によるカプリッチョ
「ラ・カプリオーラ」によるカンツォン・ペル・カント&バッソ
…フィレンツェへ
ジョヴァンニ・バッティスタ・フェッリーニ(1601頃-1674):
フィレンツェのアリア(大公のバッロ)
タルクイニオ・メールラ(1594/1595-1655):2声のカンツォン「ラ・ピゲッタ」
ジュリオ・カッチーニ(1545/1551-1618)/ヤコブ・ファン・エイク(1590頃-1657):
わが麗しのアマリッリ [Amarilli mia bella]
…ミラノヘ
チプリアーノ・デ・ローレ(1515-1516-1565)/
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(1550頃-1594頃):
別れの時は [Ancor che col partire](ディミニューション)
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594)/
フランチェスコ・ロニョーニ(1570頃-1626以後):
シュザンヌはある日(ヴァイオリンのためのパセジャート)
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1594)/
フランチェスコ・ロニョーニ:あなたは美しい、わが恋人よ
[Pulchra es amica mea]
(ソプラノ楽器のためのパッセジャート)
…ヴェネツィアへ
ジョヴァンニ・ピッキ(1571/1572-1643):チェンバロのためのパッサメッツォ
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(1571頃-1630頃):
コルネットとファゴットのためのソナタ第9番
ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1651):
アーチリュートのためのトッカータ第6番
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ:
ヴァイオリンとコルネットのためのソナタ第2番 |
アンサンブル・ラ・フェニーチェ
ジャン・テュベリ(コルネット[ツィンク]、リコーダー)
ジェレミー・パパセルジョ(ファゴット)
ジェローム・ユイユ(チェロ、リラ・ダ・ガンバ)
マティアス・シュペーター、トマス・ダンフォード(アーチリュート)
ジャン=マルク・エメ、ルーカ・グリエルミ(チェンバロ、オルガン)
フィリップ・グリスヴァール(ポジティヴ・オルガン、チェンバロ)
ジャン・テュベリ(指揮) |
録音:2006年2月、ピーニャ、コルシカ、フランス/2013年8月、サリニー、ヨンヌ県、フランス
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ENCELADE
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ジョヴァンニ・バッサーノ(1558頃-1617頃):器楽アンサンブルのためのリチェルカーレ集
シュザンヌはある日 [Susanne un jour]/
リチェルカータ第1番 [Ricercata prima]
ファンタジア 8 [Fantaisie]/
私の甘美な恋人 [Caro dolce ben moi]
リチェルカータ第2番 [Ricercata secunda]
御身はすべてが美しい [Tota pulchra es]/
元気溌剌 [Frais et gaillard]
リチェルカータ第3番 [Ricercata terza]/
ファンタジア 5 [Fantaisie 5]
別れは死ぬほどつらくとも [Ancol che col
partire]
リチェルカータ第4番 [Ricercata quarta]/
ファンタジア 11 [Fantaisie 11]
恋は長くは続かない [Oncques Amour]/
リチェルカータ第5番 [Ricercata quinta]
陽気な羊飼い [Ung gay bergier]/
リチェルカータ第6番 [Ricercata sesta]
ファンタジア 20 [Fantaisie 20]/
祝されたり [Benedicta es]
ファンタジア 17 [Fantaisie 17]/
リチェルカータ第7番 [Ricercata settima]
ばら [La Rose]/ファンタジア 18 [Fantaisie
18]
リチェルカータ第8番 [Ricercata ottava] |
ラ・ギルド・デ・メルスネール・レユニ
エルザ・フランク(リコーダー、バッサネッロ、ドゥルツィアン)
アドリアン・マビール(リコーダー、コルネット[ツィンク]、ディレクター)
ジェレミー・パパセルジョ(リコーダー、ボンバルダ、ドゥルツィアン)
フランソワ・ラゼレヴィッチ(フラウト・トラヴェルソ)
サンドリーヌ・デュペ(ヴァイオリン)
カロリーナ・ヘルツィヒ(ハープ、チェンバロ、オルガン)
マルク・ヴォルフ(アートリュート)
ジャン=リュック・オー(チェンバロ、オルガン) |
ジョヴァンニ・バッサーノはヴェネツィア楽派の作曲家で、コルネット(ツィンク)をはじめとする木管楽器の演奏家。既存のポリフォニー声楽曲を器楽で演奏する際の即興的装飾法(ディミニューション)を確立したことで知られています。
ラ・ギルド・デ・メルスネール・レユニはフランスのコルネット(ツィンク)奏者アドリアン・マビール(1985年生まれ)が主宰するピリオド楽器アンサンブル。
バッサーノだけのアルバムというのはなかなかなかった
モントリオール・バロックによるこのアルバムでは
1600年代初頭に現れた音楽とは思えない、バッサーノの達者で優美な器楽曲を聴かせてくれる
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モントリオール・バロック
ヴェニスの商人
サラモーネ・ロッシ:
ルッジェーロのアリアによるソナタ、
ソロモンの雅歌になぞらえて、ラ・ヴィエネによる対話風ソナタ、
バレエのアリアによるソナタ、フランスのアリアによるソナタ、
四重奏のためのソナタ、ベルガマスカによるソナタ
ジョヴァンニ・バッサーノ:
8 声のリチェルカータ、3 声のリチェルカータ、
2 声のリチェルカータ、
ディミニューション「別れ の時」(チプリアーノ・デ・ローレ原曲)、
ディミニューション「陽気な羊飼い」(トーマス・クレキヨン原曲)、
ディミニューショ ン「元気溌剌」(クレメンス・ノン・パパ原曲)、
ディミニューション「恋は憔悴なしには」(トーマス・クレキヨン原曲)
アウグスティン・バッサーノ : 幻想曲第
2 番、パヴァンとガリアート |
モントリオール・バロック
エリック・ミルンズ(指) |
録音:2008 年 6 月 24-26 日ケベック、カナダ
モントリオール・バ ロック音楽祭とATMAレーベ
ルとの共同企画アルバ ム「ヴ ェニスの商人」。
イタリア・ルネサンス音楽から初期バロック音楽への過渡期に活躍した作曲家、サラモーネ・ロッシ、ジョヴァンニ・バッサーノ、アウグスティン・バッサーノの作品を収録。
サラモーネ・ロッシは 1570 年ころ学者一家に生まれ、名ヴァイオリニストとして名をはせ、1589
年にマントヴァの宮廷楽師として任命。ユダヤ教徒であり「ソロモンの雅歌になぞらえて」はユダヤ教の典礼音楽として作曲されました。
コルネットの名手として類い稀なる即興演奏をしたジョヴァンニ・バッサーノは
1585 年から 1617 年に亡くなるまでヴェネツィアのサン・マルコ寺院の主要な演奏者として活躍していました。即興の技法ディミニューションのための手引きを残したことでも知られています。
アウグスティン・バッサーノはイギリスの宮廷の音楽家として
54 年間務め、ヴィオールや舞曲などのための作品を残しています。
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LIGIA DIGITAL
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アントワーヌ=エスプリ・ブランシャール(1696-1770):
シャペル・ロワイヤルのマニフィカト
マニフィカト [Magnificat] (1741)
深き淵より [De profundis] (1740)
イスラエルの民がエジプトを出た時 [In
exitu Israel] (1749) |
アンヌ・マグエ(ソプラノ:ドゥシュ声部)
フランソワ=ニコラ・ジェスロ(テノール:オートコントル声部)
ブリュノ・ボテルフ(テノール:タイユ声部)
アラン・ビュエ(バリトン:バス=タイユ声部)
レゼルマン室内合唱団
ジョセル・シュービエット(合唱指揮)
レ・パッション(オーケストラ)
ジャン=マルク・アンドリュー(指揮)
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録音:2016年7月25日、ライヴ、ラジオ・フランス&モンペリエ・オクシタニー・ピレネー=メディテラネ音楽祭、フランス
アントワーヌ=エスプリ・ブランシャールはフランス、プロヴァンス地方のペルヌ=レ=フォンテーヌに生まれた作曲家。エクス=アン=プロヴァンスのサン・ソヴール大聖堂聖歌隊員、マルセイユ、トゥーロン、ブザンソン、アミアンの大聖堂楽長を歴任。
1737年に彼の作品を聴いた国王ルイ15世に気に入られ、1738年ヴェルサイユのシャペル・ロワイヤル(王宮礼拝堂)副学長に就任、1761年には楽長に昇進しました。
教会音楽の分野に優れた作品を残しましたが、現在では同時代人であるカンプラ、ラモー、モンドンヴィルらに比べて知名度が低い状況にあり、この録音がブランシャール再評価の一助となることが期待されます。
レ・パッションはリコーダー奏者ジャン=マルク・アンドリューにより1986年、フランス南部ミディ=ピレネー地域圏の都市モントーヴァンに創設されたピリオド楽器オーケストラ。2006年以来当レーベルから10タイトルを超えるCDをリリースしています。
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モスクワ音楽院
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ナジェジダ・セルゲーエヴァ(ハープ) モスクワ音楽院のコレクションから
グリンカ(1804-1857):モーツァルトの主題によるハープのための変奏曲変ホ長調
シュポア(1784-1859):ヴァイオリンとハープのための協奏的ソナタハ短調
WoO.23(*)
グリエール(1875-1956):ハープのための即興曲
フォーレ(1845-1924):夢の後に(ヴァイオリンとハープのための)(*)
フランツ・ドップラー(1821-1883)/アントニオ・サマラ(1823-1901)編曲:
カシルダ変奏曲(フルートとハープのための)(+)
ジャン=ミシェル・ダマーズ(1928-2013):
フルートとハープのためのソナタ第1番
から(+)
ドビュッシー(1862-1918):シリンクス(フルートのための)(+)(#)
ギヨーム・コンヌソン(1970-):ハープのためのトッカータ
イベール(1890-1962):フルート、ヴァイオリンとハープのための2つの間奏曲(*/+) |
ナジェジダ・セルゲーエヴァ(ハープ(#以外))
ナジェジダ・オスタピェンコ(ヴァイオリン(*))
エンリコ・サルトーリ(フルート(+)) |
録音:2015年1月30日、モスクワ音楽院ラフマニノフ・ホール、モスクワ、ロシア
ナジェジダ・セルゲーエヴァはモスクワ音楽院でイリーナ・パシンスカヤとエレーナ・イリンスカヤに師事し2013年に卒業したロシアのハープ奏者。 |
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エフゲニー・ペトロフ(クラリネット) モスクワ音楽院のコレクションから
プロコフィエフ(1891-1953)/ヴァレンチン・ウリューピン(1985)編曲:
フルートとピアノのためのソナタ Op.94(クラリネットとピアノのための版;1943/?)
ミェチスワフ・ヴァインベルク(1919-1996):
クラリネットとピアノのためのソナタ Op.28(1945)
ミハイル・ペトゥーホフ(1954-):
ルクレツィア・ボルジア
(ヴィクトル・ユゴーの戯曲による、クラリネットとピアノのための)Op.26(2012) |
エフゲニー・ペトロフ(クラリネット)
ミハイル・ペトゥーホフ(ピアノ) |
2015年1月15、17、22日、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア
エフゲニー・ペトロフは1972年ロシアのモスクワに生まれ、モスクワ音楽院でヴラディーミル・ソコロフに師事したクラリネット奏者。
1986年、14歳で演奏活動を開始し、ナタリア・グートマン、ニコライ・ペトロフ、ニコライ・ルガンスキー、ナウム・スタルクマン、ボロディン弦楽四重奏団他と共演を重ねました。2016年現在モスクワ音楽院教授。 |
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お早目のオーダーを
アレクセイ・リュビモフ&アレクセイ・ズーエフ
モスクワ音楽院のコレクションから
ストラヴィンスキー(1882-1971):2台のピアノのための作品集
春の祭典(1913;作曲者による2台のピアノのための編曲版)
ピアノ四手連弾のための3つの易しい楽曲(1914-1915)
花のワルツ(2台のピアノのための;1914)
ピアノ四手連弾のための5つの易しい楽曲(1917)
2台のピアノのためのソナタ(1943-1944)
弦楽四重奏のための3つの楽曲(1914;作曲者による2台のピアノのための編曲版)
ストラヴィンスキー/
スーリマ・ストラヴィンスキー(1910-1994)編曲:マドリード(2台のピアノのための) |
アレクセイ・リュビモフ、
アレクセイ・ズーエフ(ピアノ) |
録音:2015-2016年、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア
使用楽器:ヤマハ(リュビモフ)/スタインウェイ(ズーエフ)
アレクセイ・リュビモフ(1944年生まれ)とアレクセイ・ズーエフ(1982年生まれ)のロシア・ピアニスト師弟共演。
ズーエフはリュビモフから強い影響を受け、ピリオド楽器・奏法を習得し古楽から現代音楽まで幅広いレパートリーに取り組んでいます。
二人ともに相性の良いストラヴィンスキーの作品を共演した当盤、早々に完売することが予想されますのでお早目のオーダーをお勧めいたします。

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<国内盤>
<映像>
NOSAG(映像)(DVD−PAL)
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nosagCDVD 222
(DVD-PAL)
\4000
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ミッション・インポシブル・ツアー 〜
ライヴ・コンサート |
トリオ・プランキー |
フルート、チェロ、ドラムセットというユニークな編成からなる「トリオ・プランキー」のライヴDVD。
スパイ大作戦のテーマから、バッハ、スウェーデン民謡、チック・コリア、マイケル・ジャクソンまで、国境やスタイルを超えたエンターテイメント。
録音(ライヴ):2013年7月24日、スウェーデン
※当DVDはPAL方式対応のプレーヤーでのみ再生可能となります。予めご了承下さい。 |
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