≪第90号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その1 2016/11/15〜
11/18(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALTUS
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舘野泉/アルメニア・ライヴ 1999/2000
(1)ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲変ニ長調
(2)矢代秋雄:ピアノ協奏曲 |
舘野泉(ピアノ)
井上喜惟(指揮)
アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団 |
舘野泉80 歳記念リリース!ハチャトゥリアンと矢代秋雄、得意の2曲をアルメニアで披露!魂の熱演をとらえた貴重なドキュメントがついにCD
化!!
録音:(1)1999年2月5日/エレヴァン、アラム・ハチャトゥリアンホール (2)2000年9月17日/エレヴァン、アラム・ハチャトゥリアンホール/DDD
2002 年に病で右半身の自由を奪われたものの、2
年後には左手のピアニストとして復帰し今日まで活躍を続けている舘野泉。2016
年に80 歳を迎える彼の貴重なドキュメントが発売されます。
1999 年、2000 年のアルメニアでのライヴ録音で、ハチャトゥリアンと矢代秋雄のピアノ協奏曲はいずれも舘野の得意曲。強烈な打鍵が忘れられない、魂のこもった熱演です。
ハチャトゥリアンの協奏曲は恐らくこれまでCD
リリースがなかったレパートリー。指揮者の井上喜惟は、中学生時代に東京文化会館で舘野の弾くこの曲を聴いてその素晴らしさの虜になったといい、念願ともいえる共演です。
また矢代秋雄の協奏曲はこのライヴがアルメニア初演でしたが、アルメニア・フィルのメンバーも深い理解を持って見事に演奏しています。
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ANALEKTA
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シューベルト・セッションズ 〜
ギター伴奏のリート集
シューベルト:
水の上で歌う D.774, Op.72/
アリンデ D.904, Op.81-1/
君はわが憩い D.776, Op.59-3/シルヴィアに寄す
D.891, Op.106-4/
魔王 D.328, Op.1/音楽に寄す D.547, Op.88-4/
セレナード D.957-4/どこへ? D.795-2,
Op.25-2/
水車職人と小川 D.795-19, Op.25-19/
辻音楽師 D.911, Op.89-24/影法師 D.957-13/
菩提樹 D.911, Op.89-5/泉のほとりの若者
D.300/
あなたは私を愛していない D.756b, Op.59-1/
漁夫の愛の幸せ D.933/死と少女 D.531,
Op.7-3 |
フィリップ・スライ(バス・バリトン)
ジョン・チャールズ・ブリットン(ギター) |
カナダのスター・バス・バリトン、フィリップ・スライのシューベルト!
2012年第11回モントリオール国際音楽コンクール第1位、2011年METナショナル・カウンシル・オーディション大賞受賞の実績を誇るカナダのバス・バリトン、フィリップ・スライ。
得意とするシューベルトのリートの中から「魔王」などの名曲を集めた「シューベルト・セッションズ」では、アメリカのギタリストであり、歌曲伴奏のスペシャリストでもあるジョン・チャールズ・ブリットンとコンビを結成!
スライとブリットン、声楽とギターが紡ぐシューベルトのリートの世界は、演奏、録音ともに絶品です。
2016年1月の録音。 |
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ルフェーヴル:私はあなたを愛し 〜
ギリシャの旋律によるピアノ作品集
Sas Agapo/Elpida/Domino/Non retour/
Promenade a Kavouri/Premonition/
Le Bel Amour/Grand Carnaval |
アラン・ルフェーヴル(ピアノ) |
カナダの世界的コンポーザー=ピアニスト、アラン・ルフェーヴルの6作目となる自作自演集は、ギリシャの旋律を題材としたプログラム!
ギリシャの青い空や、エーゲ海、地中界の風景からインスピレーションを得てルフェーヴルが書いた美しい旋律の数々は、ピアノ・ファンはもちろんのこと、イージーリスニングやワールドミュージックなどの幅広いリスナーにおススメ。
2016年7月の録音。 |
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クリスマスの神秘
マーチン&ブレイン:メリー・リトル・クリスマス/
バーリン:ノエル・ブラン/
伝承曲:まきびとひつじを/
伝承曲:ナニータ・ナナ/
カーン&ヒューゼン:シークレット・オヴ・クリスマス/
聖アルフォンソ・デ・リゴリ:あなたは星から降りてくる/
デ・ローサ&オックスレー:ワールド・カムズ・トゥゲザー/
ヨン:幼子イエス/
アダン&カポー:さやかに星はきらめき/
フランク:天使の糧*/
シューベルト:アヴェ・マリア*/
ジマリーノ:幼子イエスの子守歌*/
ケーブル編:クリスマス・メドレー* |
ジーノ・キリコ(バリトン)
アンサンブル・トリオスフィア
ルイ・キリコ(バリトン)*
ジュディ・ロマン(ハープ)*
トロント交響楽団のメンバー*
トロント少年合唱団* |
METやスカラ座、ロイヤル・オペラ、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座など、世界中のオペラハウスで活躍するカナダのリリック・バリトン、ジーノ・キリコが歌うクリスマス・アルバム。
2000年に他界した父であり、同じくカナダを代表するバリトンだったルイ・キリコ(1925−2000)が歌うボーナス・トラックはオペラファン要注目の4曲。 |
GRAND PIANO
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GP618
\2300 |
メトネル:ピアノ・ソナタ全集 第2集
1-3.ソナタ 三部作 Op.11(1904-1908)
〈第1番:変イ長調/第2番:ニ短調「ソナタ・エレジー」/第3番:ハ長調〉
4-6.ピアノ・ソナタ ハ短調「おとぎ話」Op.25-1(1910-1911)
〈第1楽章:Allegro abbandonamente/
第2楽章:Andantino con moto/第3楽章:Allegro
con spirito〉
7-8.ピアノ・ソナタ ト長調「牧歌」Op.56(1935-1937)
〈第1楽章:パストラーレ Allegretto cantabile/
第2楽章:Allegro moderato e cantabile
(sempre al rigore di tempo)〉 |
ポール・スチュワート(ピアノ) |
録音 2015年3月4-6日…1-5, 2015年10月23日…7-8
カナダ ケベック、モントリオール サル・クロード・シャンパーニュ
ロシアの作曲家、ピアニストのニコライ・メトネル(1880-1951)。14曲のピアノ・ソナタをはじめ、3曲のピアノ協奏曲、室内楽曲、声楽曲とその作品ジャンルは多岐に渡り、そのどれもが「思考が感情で飽和する時にインスピレーションがやってきます。そして感情には感覚が吹き込まれています」と彼自身が語ったように、それはどれもが情感溢れる豊かなストーリー性を有しています。
ロシアで学び、将来を嘱望されたものの、1917年のロシア革命の折に演奏旅行のため出国、結局、そのまま祖国に戻ることはありませんでした。1925年、一旦パリに住むものの、当時のフランス音楽には馴染めず、1936年にイギリスに移動、定住しこの地で生涯を終えます。激動の人生でありながらも、イギリスでは多くの支援者を得て、彼の作品が次々に録音されるなど、かなり幸福な晩年を送ったようです。
このアルバムでは3つの時代の作品を収録。妻の弟アンドレイの死を悼み作曲された「三部作」ソナタ、短いながらも極めて雄弁なソナタ「おとぎ話」、そして最後のソナタである「牧歌」に見られるのどかで美しい曲想には、彼の祖国であるロシアの風景が封じ込められています。 |
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GP715
\2300→\2090 |
レバノンのピアノ作品集
1-4.アニス・フレイハーン(1900-1970):ピアノ・ソナタ
第9番(1970)
〈第1楽章:Calmo, con serenita/第2楽章:Lento/
第3楽章:Allegro, non troppo -/第4楽章:Presto〉/
5-7.ホウタフ・フーリー(1967-):ピアノ・ソナタ
第3番「失われた時間のための...」(2013)
〈第1楽章:Hasard -時機/
第2楽章:Le temps suspendu -中断された時間/
第3楽章:Quete 問い〉/
8-10.ボグホス・ゲラリアン(1927-):サイクル(1969)
〈第1楽章:Allegro con spirito/第2楽章:Adagio
malinconico/
第3楽章:Allegro con furia〉/
11-12.ゲラリアン:カンツォーナとトッカータ(1981)/
13-19.ゲオルゲス・バズ(1926-2012):エスキース(1959)
〈朝の市場/饗宴/私の友人マコト・シノハラ/3人の気取り屋/
短い宣言/ガイエの噴水/レバノンの夜〉/
20.トゥフィク・スッカール(1922-):創作主題による変奏曲(1947)
※1-12…世界初録音 |
タチアナ・プリマク=フーリー(ピアノ) |
録音 2013年3月22-23日 ドイツ ノイマルクト
日本では「戦争や危機に揺れる中東の小さな国」として報道されるレバノン。しかし2008年、シリアとの国交正常化に伴い、経済的回復を進め、今では旅行会社が「午前中に山でスキーをし、午後には海で泳ぐことができる楽園」というキャッチコピーを制作するほど観光客の誘致を図っています。
レバノンはもともと海からは西洋文化、山岳地帯からは東洋文化が入って来た「西洋と東洋の出会いの地」であり、ここで育まれた音楽も中東文化の伝統を守りつつ、20世紀初頭に占領されていたフランスとの繋がりから受けた西洋音楽の影響も受けたまさに独自のもの。
1947年に作曲されたスッカールの「変奏曲」はまるでベートーヴェンの作品のような佇まいを持つ古典的な作風で、レバノンにおける西洋音楽の出発点のような作品といえるでしょう。
少し後に書かれたバズの「エスキース」はもっと民謡風で、くせのあるメロディが面白い曲集です。年代を追うごとにユニークさが増す一連の作品をウクライナ出身で現在レバノン在住の女性ピアニスト、プリマク=フーリーが演奏しています。 |
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GP739
\2300 |
ヨハン・クヴァンダール:ピアノ独奏作品全集
1-3.3つのカントリー・ダンスによる幻想曲
Op.31(1969)
〈第1番:Skjeggeloppa, Munnharpeslatt/
第2番:Langeleikimprovisasjon/第3番:Vigstadmoen〉/
4-8.5つのピアノのための小品 Op.1(1940)
〈第1番:Moderato con moto/第2番:Moderato/
第3番:Allegretto/第4番:Risoluto/第5番:Andantino〉/
9.スキッパー・ワース:グロッケンシュピールのメヌエット(1968)/
10.情緒、古いスケッチブックから(1952)/
11-18.8つの民謡 Op.70(1986-1987)
〈第1番:Skjemtevise, "Kjetta sett'
opp veven sin/
第2番:Um morgon tidleg, "Um morgon
tidleg pa hogste nut"/
第3番:Bonden og reven, "Eg gjekk
meg i dalen og skaut meg ein rev"/
第4番:Kjarlighetssang, "Kvi ror
du so du fagre ungersvein"/
第5番:Dans, "Tak hardt uti hand,
tro lett utpa fot"/
第6番:Velkomstsang, "I vare velkommen
kong Albret"/
第7番:Vesle Ola Finndal/
第8番:A hanen han satt upp pa bjelken〉/
19.ロンド・グラツィオーソ Op.5-1(1942)/
20.歌劇「神秘」 Op.75 - 第2幕 ワルツ(ピアノ版)/
21.幻想曲 Op.8(1947)/22.ワルツ「ユダヤのハープ」(1980)/
23-26.抒情小曲集 Op.5より(1942-1947)
〈第4番:インテルメッツォ 第1番 Andante
sostenuto/
第5番:インテルメッツォ 第2番 Andante/
第6番:カプリッチョ Alleguro molto/
第7番:スケルツィーノ Allegro scherzando〉/
27-29. 3つのノルウェー民謡 Op.5-2(1948)
〈Lokk fra Lom/Sjung amen!/Da e’ va
liti〉/
30.モザイク 第1巻ー踊り(1998)/
31-33.ソナチネ Op.2(1940)
〈第1楽章:Allegro energico/第2楽章:Andante/第3楽章:Presto
non troppo〉
※4-10.20.22.23-26.27-29.31-33…世界初録音 |
ヨアヒム・クノップ(ピアノ) |
録音 2014年3月31日-4月3日 ノルウェー オスロ
Sofienberg Church
20世紀初頭のノルウェーに生まれた作曲家ヨハン・クヴァンダール。実は彼の父は、当時ドイツとノルウェーで活躍、その作品が高い評価を受けていたダーヴィド・モンラード・ヨハンセンですが、息子であるクヴァンダールは「親の七光り」で評価されることを嫌い、父方の姓を名乗らなかったという人です。
彼は1937年から1942年まではゲイル・トヴェイトに師事、1942年から44年までウィーンでヨーゼフ・マルクスから作曲を学びましたが、戦後はノルウェーに戻り、この地の音楽大学でオルガンを学びました。作曲家として活動を始めた初期の時代は、他の同時代の作曲家たちのように、古典的なフォームでノルウェーの民俗音楽を取り入れた明快な作品を書いていましたが、1952年から1954年に住んだパリで、ナディア・ブーランジェに師事、またバルトーク、ストラヴィンスキー、メシアンたちの音楽に触れることで、彼の作風も大きな転機を迎えます(とは言え、この時代の作品は無調の傾向が見られるものの、電子などの前衛的な手法は用いていません)。
晩年は独自の手法による調性感に基づく作品に、民俗的な要素を取り入れた神秘的な作品をいくつか作曲、最後の作品である「ピアノ協奏曲」は壮大な楽想が愛されています。
このアルバムには、彼のピアノ独奏曲を全て網羅。初期の「ソナチネ」から晩年の作品「モザイク」まで、面白い曲が並びます。
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NAXOS
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8.573343
\1100 |
ブームなのか!?
ボリス・ティシチェンコ:交響曲 第8番
1-4.ヴァイオリン、ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲(2006)
〈幻想曲/ロンド/インターリュード/ロマンス〉/
5-7.交響曲 第8番(2008)
〈Andantino - Allegro/Andante/Allegro〉/
8-10.マリーナ・ツヴェターエワの詩による3つの歌曲(1970/2014)
(レオニード・レゼジノフによる室内管弦楽伴奏版)
〈窓/落葉/鏡〉
※5-7.8-10…世界初録音 |
ミラ・シキルティル(メゾ・ソプラノ)…8-10/
チンギス・オスマノフ(ヴァイオリン)…1-4/
ニコライ・マザーラ(ピアノ)…1-4/
サンクトペテルブルク交響楽団/
ユーリ・セーロフ(指揮) |
録音 2015年6月15-19日 ロシア サンクトベテルブルク・ラジオ・ハウス・スタジオ
ロシアのレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)に生まれ、ショスタコーヴィチ、ウストヴォーリスカヤに学んだ作曲家ティシチェンコ(1939-2010)の作品集。ピアノの名手であった彼の演奏は、かなりアグレッシヴであったと言われています。このアルバムに収録されている協奏曲でも、ピアノは打楽器的な扱いが多く、しばしば音の固まりを叩きつけるかのような演奏法が見られます。加えてヴァイオリンとピアノの親密な語らいは、弦楽の伴奏がなくても成立するほどの完成度を持っています。
「交響曲第8番」はティシチェンコの晩年の作品で、最後に完成された作品群の中の1曲です。もともとシューベルトの「未完成」の後に演奏されることが目論まれており、全曲に渡ってシューベルトの作品が模され、最後は全てを完成させるかのように高らかなロ長調で幕を閉じます。
当時のソ連で人気が高かった女性詩人ツヴェターエワのテキストによる「3つの歌曲」は風刺的であり、またロマンティックです。
1993年にサンクトペテルブルク・リムスキー=コルサコフ国立音楽院を卒業後、ザルツブルクとウェールズで学び、指揮者、ピアニストとしてデビューしたユーリ・セーロフが全体をまとめています。

ティシチェンコ、先日ロジェストヴェンスキーの第4番リリースの告知が来たのでちょうど特集やってます! →コチラ
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8.573549
\1100 |
フランスのサクソフォン四重奏曲集
1-4.ピエール・マックス・デュボワ(1930-1995):
サクソフォン四重奏曲(1955)
〈第1楽章:Ouverture/第2楽章:Doloroso/
第3楽章:Spirituoso -/第4楽章:Andante
- Presto〉/
5.ピエルネ(1863-1937):《人気のロンド》による主題と変奏(1937)/
6-8.ジャン・フランセ(1912-1997):サクソフォンのための小四重奏曲(1935)
〈第1楽章:Gaguenardise/第2楽章:Cantilene/
第3楽章:Serenade comique〉/
9-11.アルフレッド・デザンクロ(1912-1971):サクソフォン四重奏曲(1964)
〈第1楽章:Allegro non troppo/
第2楽章:Andante/第3楽章:Poco largo,
ma risoluto〉/
12-13.ウジェーヌ・ボザ(1905-1991):アンダンテとスケルツォ(1943)/
14-17.フローラン・シュミット(1870-1958):サクソフォン四重奏曲
Op.102(1941-1943)
〈第1楽章:Avec une sage decision/第2楽章:Vif/
第3楽章:Assez lent/第4楽章: Anime
sans exces〉 |
ケナリ四重奏団
〈メンバー:
ボブ・イーソン(ソプラノ・サクソフォン)/
カイル・ボルドウィン(アルト・サクソフォン)/
コリー・ダンディー(テノール・サクソフォン)/
スティーヴン・バンクス(バリトン・サクソフォン)〉 |
録音 2015年9月9-11日、10月7-9日 Auer Hall.
Indiana University, Bloomington, Indiana
ベルギーの作曲家アドルフ・サックスによって1840年代に考案されたサクソフォンは、この新しい楽器に興味を抱いたフランスの作曲家を中心に擁護され、ジャンルを超えて広く伝播していきます。
このアルバムでは若手奏者たちのアンサンブル「ケナリ四重奏団」が、ユニークで多彩な音色を持つ楽器が醸し出すエスプリを探っていきます。
マックス・デュボアはトゥール高等音楽院で学び1955年にローマ賞を獲得した作曲家。この「四重奏曲」は1962年に初演されて以来、このジャンルの定番レパートリーとなっています。
ピエルネは1882年のローマ賞受賞者。数多くの遊び心溢れる作品で知られます。ナディア・ブーランジェに学んだフランセは1930年代半ばから1960年代初頭にかけて一連のサクソフォン作品を作曲。この小四重奏曲も気楽な雰囲気を持っています。デザンクロは1942年のローマ賞受賞者。叙情的で表現力豊かなこの作品はマルセル・ミュール四重奏団の委嘱作です。
イタリアの血をひき、ヴァイオリニストとしても才能豊かであったボザの作品は、やはりメロディアスで美しいもの。パリ四重奏団に捧げられています。
1900年ローマ賞の受賞者フローラン・シュミットは数々の管弦楽作品やピアノ曲が有名。この四重奏曲はテナー・サックスが導くフーガで始まる見事な曲。極めて独創的な世界を作り上げています。 |
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8.573725
\1100 |
7歳でウクライナ国立響と共演デビュー
ホロヴィッツ国際ピアノコンクール第1位
期待の新進演奏家シリーズ/アナスタシア・リジコフ
〜ピアノ・リサイタル
1-3.ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 Op.31-2「テンペスト」/
4.アルベニス(1860-1909):イベリア 第2巻-第3番:トゥリアーナ/
5.ホアン・クルス=ゲバラ(1972-):マグダラのマリアの夢/
6-9.グリーグ(1843-1907):ピアノ・ソナタ
ホ短調 Op.7 |
アナスタシア・リジコフ(ピアノ) |
録音 2015年4月20-21日 ’Infanta Leonor’
Theatre, Conservatory of Music, Jaen, Spain
2015年、スペインで開催された「第57回ハエン国際ピアノコンクール」で優勝したのは、カナダのピアニスト、アナスタシア・リジコフでした。ウクライナ生まれの彼女は7歳の時にウクライナ国立交響楽団と共演しデビュー。"ウラディミール・ホロヴィッツ国際ピアノコンクール"で第1位を獲得、その後も数多くの国際コンクールで入賞。現在では20曲を超える協奏曲のレパートリーを持ち、30以上のオーケストラと共演、世界中から注目を集めています。
この、ハエン国際ピアノコンクールの優勝記念として録音されたアルバムでは、ベートーヴェン、グリーグのソナタをメインに、スペインを代表するアルベニスを1曲、このコンクールで必須とされるスペイン現代作曲家の新作を1曲演奏しています。
力強いベートーヴェン、叙情的なグリーグはもちろんのこと、初めて耳にするクルス=ゲバラの作品に漂う神秘的な響きも余すところなく伝えています。

プロコフィエフの「トッカータ」、バリバリ弾いてます。
https://youtu.be/rrZPPc8PxGw
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8.555398
\1100 |
シュポア:交響曲 第4番 他
1-4.交響曲 第4番 ヘ長調「音の奉献」Op.86/
5.ファウスト序曲 Op.60/
6.歌劇「イェソンダ」Op.63 序曲 |
ブダペスト交響楽団/
アルフレート・ヴァルター(指揮) |
録音 1987年11月25-28日 ハンガリー ブダペスト
MARCO POLO 8.223122 移行盤
ベートーヴェンの親友でもあった作曲家ルイ・シュポア(1784-1859)。最近までは「学習者用のヴァイオリン協奏曲」の作曲家として重んじられることが多かったのですが、彼の交響曲は実はベートーヴェンの作品にも匹敵するほどの大作、力作です。古典的な形式を打破し、作品にタイトルを与えストーリー性を持たせるという試みは、ウェーバーを始めとした作曲家たちに受け継がれていきました。
この交響曲第4番は、後に彼の妻となるマリアンネ・プファイファーの兄で詩人カールの詩に基づいて書かれた作品です。「音の奉献(浄化とも訳される)」と題された作品は、もともとはカンタータとして想定されましたが、最終的にはテキストに密接に沿った4つの楽章に仕立て、それを交響曲として完成させました。
第1楽章では「音の創造」が描かれ、第2楽章はセレナード、第3楽章は"勇気へのインスピレーション"としての行進曲、終楽章では死者の埋葬、安息が祈られます。2つの序曲はシュポアの歌劇作曲家としての才能がはっきりと示されています。
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8.572445
\1100 |
マウロ・ジュリアーニ:2台ギターのための作品集
1.ロッシーニの歌劇《どろぼうかささぎ》より序曲/
2.大協奏的変奏曲 Op.35/
3.ロッシーニの歌劇《セヴィリアの理髪師》より序曲/
4.ロッシーニの歌劇《チェネレントラ》より序曲/
5.ロッシーニの歌劇《コリントの包囲》より序曲/
6.協奏的変奏曲 Op.130/
7-9. 3つの協奏的ポロネーズ Op.137
〈第1番/第2番/第3番〉 |
ジェフリー・マクファデン(ギター)/
マイケル・コルク(ギター) |
録音 2015年5月3-5日 カナダ オンタリオ 聖ジョン・クリソストム教会
ナポリ王国に生まれた19世紀における“クラシック・ギターのヴィルトゥオーゾ”マウロ・ジュリアーニ(1781-1829)。「ギターのベートーヴェン」とも称される彼は、25歳の時に家族を残したままウィーンに出向き、ここを地盤として活躍し、自作を出版、ヨーロッパ全土に演奏旅行に出かけるなど名声を博しました。
彼はハイドンの76歳の誕生日を祝うコンサートに出演し、またベートーヴェンの第7交響曲の初演時にはチェリストとして参加したとも言われています。
1819年には経済的な理由でウィーンを発ちイタリアに戻りましたが、この時にロッシーニとパガニーニに出会い、三人が共同でコンサートに出演したという記録もあり、この時の交友から4曲のロッシーニ作品の編曲が行われたようです。
ロッシーニのキャリアを形作った《どろぼうかささぎ》をはじめ、現代でも人気を獲得しているこれら歌劇の序曲が、余すことなくギターの音色に移し変えられているのには驚くばかりです。
オリジナル作品の「大協奏的変奏曲」はギターのテクニックを全て駆使した難曲。ポーランド舞曲を元にした「ポロネーズ」はエレガントなメロディと躍動的なリズムが漲る魅力的な作品です。
NAXOSお馴染みのギタリスト、マクファデンとコルクの2人が織り成す華やかな音色をお楽しみください。 |
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8.573424
\1100 |
C.P.E.バッハ:オルガン・ソナタ集 Wq.65/32&Wq.70/2-6
1-3.ソナタ イ長調 Wq.65/32 H.135
〈第1楽章:Allegro/第2楽章:Andante con
tenerezza/第3楽章:Allegretto〉/
4-6.ソナタ ト短調 Wq.70/6 H.87
〈第1楽章:Allegro moderato/第2楽章:Adagio/第3楽章:Allegro〉/
7-9.ソナタ ニ長調 Wq.70/5 H.86
〈第1楽章:Allegro di molto/第2楽章:Adagio
e mesto/第3楽章:Allegro〉/
10-12.ソナタ ヘ長調 Wq.70/3 H.84
〈第1楽章:Allegro/第2楽章:Largo/第3楽章:Allegretto〉/
13-15.ソナタ イ短調 Wq.70/4 H.85
〈第1楽章:Allegro assai/第2楽章:Adagio/15.第3楽章:Allegro〉/
16-18.ソナタ 変ロ長調 Wq.70/2 H.134
〈第1楽章:Allegro/第2楽章:Arioso/第3楽章:Allegro〉 |
イアン・クイン(オルガン) |
録音 2014年7月28-30日 Miller Chapel, Princeton
Theological Seminary, Princeton, New Jersey,
USA
偉大なJ.S.バッハの二男として生まれたカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788)。やはり音楽家として大成しましたが、彼は父バッハよりも父の友人テレマンの様式を受け継ぎ、より簡素でメロディを追求するギャラント様式を経て、古典派の礎を創り上げたことで知られています。
そのためか、彼はオルガンの演奏法にはあまり熟達してたとは言えず、時には「ペダルの使い方を見失った」と友人に告白するほどでした(同じ鍵盤楽器でもクラヴィコードは得意だった)。
しかし彼がオルガンのために作曲した一連の作品、中でも1755年にフリードリヒ2世の妹アンナ・アマーリアのために作曲したWq.70のソナタ集は、アンナからもフリードリヒ2世から大絶賛されたというほどに素晴らしい出来栄えを誇ります。
装飾性豊かなメロディに支えられた流麗な響きをお楽しみください。 |
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8.573564
\1100 |
ソレール:ピアノ・ソナタ集 第6集 第63番-第66番
1-3.ソナタ 第63番 ヘ長調/
4-6.ソナタ 第64番 ト長調/
7-9.ソナタ 第65番 イ短調/
10-12.ソナタ 第66番 ハ長調 |
スタニスラフ・フリステンコ(ピアノ) |
録音 2015年4月20-21日 Auditorium, Palau de
Congressos, Girona, Spain
カタルーニャのウロトに生まれたアントニオ・ソレール(1729-1783)は、6歳でオルガンと作曲の勉強をはじめ、モンセラート修道院の聖歌隊員に加わります。
わずか15歳でセオ・デ・ウルゲル大聖堂のオルガニストと副助祭に任命されるほどの才能を持ち、その後は23歳で叙階を受け聖職者となり、亡くなるまでの31年間はずっと禁欲的な生活を送った人です。
彼のソナタはスカルラッティの影響が感じられるとともに、18世紀ウィーンの音楽スタイルも反映されていて、時にはハイドンを思わせるエレガントで装飾的なフレーズに彩られた表情豊かな音楽です。演奏しているフリステンコは2013年に開催された第59回マリア・カナルス国際コンクールのピアノ部門の優勝者。ウクライナで生まれ、11歳で初のソロ・リサイタルを開催、世界中のメディアで賞賛される期待の若手ピアニストです。これまではクシェネクなどの後期ロマン派の作品の録音が中心でしたが、このソレールは新たな可能性を感じさせるすっきりとした演奏が魅力です。
【ソレール:ソナタ集】
8.572515…第1集 第1番-第15番(フィリャク)
8.572516…第2集 第16番-第27番(シムクス)
8.573084…第3集 第28番-第41番(ジダノフ)
8.573281…第4集 第42番-第56番(ボロヴィアク)
8.573544…第5集 第57番ー第62番(チョリチ) |
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8.573568
\1100 |
チマローザ:序曲集 第5集
1-2.カンタータ「アテネの建都」序曲
〈Molto allegro con brio/Allegro〉/
3-5.ベルニス枢機卿への劇的な構図
〈Allegro con spirito/Andantino/Allegro
vivace〉/
6-8.歌劇「美しいギリシャ」(予期せぬ結婚)
〈Allegro con molto brio/Adagio/Allegro
giusto〉/
9.歌劇「予想外の幸福」序曲/
10-11.「見い出された悪女」序曲
〈Allegro con spirito/Adagio〉/
12-14.劇「2人の偽伯爵」または「妻のない夫」
〈Largo staccato/Larghetto grazioso alla
francese/Allegro molto〉/
15-16.歌劇「欺かれた陰謀」または「陰謀の発覚」
〈Allegro vivace/Allegro〉/
17.歌劇「望みを失った亭主」(焼きもち焼きの亭主)序曲/
18.歌劇「オリンピアーデ」序曲/
19.歌劇「踊り子の恋人」序曲/
20.歌劇「からかわれた熱狂的な男」序曲 |
パルドゥビツェ・チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団/
パトリック・ガロワ(指揮) |
2015年10月7-10日 The House of Music Pardubice,
Pardubice, Czech Republic
貧しい家庭に生まれるも、その才能が認められ11歳でナポリ音楽院の前身「サンタ・マリア・ディ・ロレート音楽院」に入学、22歳の時に最初のオペラで成功を飾り、ローマ、ロシアを経てウィーンの宮廷楽長(サリエリの後任)に就任、代表作「秘密の結婚」を作曲後ナポリに帰国。数多くのオペラを発表するも、反逆罪に問われナポリから永久追放。失意のうちに52歳でこの世を去ったチマローザ(1749-1801)。ここには現在ではほとんど演奏されることのない彼の歌劇の序曲が収録されています。
オペラ以外の作品であるカンタータ「アテネの建都」はロシアに滞在した短い期間に書かれた作品ですが、詳細は失われてしまい、現在ではスコアのコピーがナポリの図書館に保存されているのみです。
ベルニス枢機卿はルイ15世と16世の顧問を務めた人物。このカンタータは恐らく私的な演奏会のために作曲されたと推測される曲です。
ロッシーニが出現するまでは、最も有名で成功したオペラ作曲家として賞賛されたチマローザの作品、更なる復興が待たれます。 |
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8.573602
\1100 |
美しく幻想的な雰囲気
ラモン・パウス:ヴィオラのための作品集
1.森の日の入り(2013)/
2.コバルト・ブルー、通過中に(2013)/
3.最初のエレジー、漂流(2013) |
ユヴァル・ゴトゥリボヴィチ(ヴィオラ)…1-3/
ラケル・カストロ(ヴァイオリン)…3/
エドゥアルド・フェルナンデス(ピアノ)…1/
ESMUC室内合唱団…3/
カタルーニャ室内管弦楽団…2.3/
ホアン・パミエス(指揮)…2.3 |
録音 2005年10月10日 Estudio Uno of Madrid,
Colmenar Viejo, Spain…1, 2015年11月16.17日
SGAE Auditorium, Sala Mompou, Barcelona,
Spain…2.3
スペインの作曲家ラモン・パウス(1956-)は映画音楽や劇場音楽など幅広い分野で成功を収めています。
このアルバムには3つのヴィオラのための作品が収録されていますが、冒頭の「森の日の入り」は、2013年に「コバルト・ブルー」の初演者としてパウスの家を訪れたヴィオラ奏者ゴトゥリボヴィチと、パウスの友人のピアニスト、フェルナンデスを共演させるために書かれた作品。2人の奏者の親密な対話が刻々と変化していく30分に及ぶ大作です。
「コバルト・ブルー」はヴィオラのモノローグで幕を開け、オーケストラが引継ぎ、時にはジャズ風のインプロヴィゼーションにも似た旋律が現れるなど、ドラマティックな内容を持つ曲です。
最後の「エレジー」はパウスの友人で、リセウ劇場管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者を務めていたエディト・マレツキの追悼として書かれた悲痛な曲。若くして亡くなった彼女を悼むかのように、柔らかい響きの合唱と鐘の音で彩られた美しく幻想的な雰囲気を持っています。 |
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8.573605
\1100 |
ドニゼッティ&マイール:グローリア・ミサとクレド
ニ長調
1.Kyrie あわれみたまえ ニ長調/
2.Gloria 栄光あれ ハ長調/
3.Laudamus e Gratias agimus 我らは主を讃え、主に感謝を捧げる
ト長調/
4.Domine Deus 神なる主 変ホ長調/
5.Qui tollis 世の罪を除きたもう者よ ホ長調/
6.Qui sedes 御父の右に座りたもう者よ ハ短調/
7.Cum sancto spiritu 聖霊とともに ハ短調/
8-10.クレド ニ長調
〈Credo ニケア信経/Et incarnates est
聖霊によりて/
Et resurrexit そして再び〉/
11.ドニゼッティ:アヴェ・マリア/
12-13.マイール:サンクトゥス/
14.マイール:アニュス・デイ |
シリ・カロリーネ・トルンヒル(第1ソプラノ)/
マリー=ゾフィー・ポラーク(第2ソプラノ)/
マリー=ザンデ・パペンマイアー(アルト)/
マルク・アドラー(テノール)/
マルティン・ベルナー(バス)/
ジモン・マイール合唱団/
バイエルン州立歌劇場合唱団のメンバー/
コンチェルト・デ・バッスス/
フランツ・ハウク(指揮) |
録音 2014年9月22-26日 Asamkirche Maria de
Victoria, Ingolstadt, Germany
ドイツの合唱音楽の伝統では「宗教的作品では楽しい旋律を避ける」と「世俗作品ではどんな旋律でも構わない」と各々を厳密に区別していましたが、19世紀のイタリアでは、ミサ曲がまるでオペラのように華やかな雰囲気を持ち、独唱も二重唱も、アリアのような美しい旋律で書かれたものが多く、あまり厳格な区別はなされていませんでした。
これら「ベルカントの教会音楽」は19世紀に南ドイツで起こった"セシリア運動=教会音楽を堕落から救い、グレゴリオ聖歌もしくはパレストリーナの音楽に立ち返ろう"により排斥されながらも、イタリアの作曲家たちは美しい宗教曲を作り続けていました。オペラ作曲家として知られるドニゼッティ(1797-1848)も、学生時代から数多くの宗教曲を書き、時には小品を組み立てて大きなミサにすることもあり、それらを全て合わせると150曲以上が数えられます。
この「グローリア・ミサとクレド」は1837年11月にナポリで初演された作品ですが、その後、自身で曲を組み替えたり、彼の師マイール(1763-1845)がその中の曲を自作に組み込んだりと、原曲は様々な形で素材として使われ、現在に至っています。
これらを研究者フランツ・ハウクが当時の状況を熟考し、復元して演奏しました。単なる研究結果を超えた普遍的な美しさが宿るミサ曲です。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<国内盤>
<LP>
ALTUS(LP)
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音質のよさで定評あるターラレーベルがアルトゥスによる新マスタリングで復活。鮮烈にして濃厚、録音の素晴らしさに驚愕!
フルトヴェングラーのライヴ録音の最高峰、伝説の戦後パリ公演の一夜を完全収録!
今回もアナログ・マスターテープをあえて制作して製盤しております。 |
TALTLP 021/2
(2LP)
\13600+税
※CD(別マスター)同時発売
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フルトヴェングラー・イン・パリ
[LP1/A]
ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲
ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
Op.56a
[LP1/B]
シューベルト:交響曲第8番ロ短調「未完成」
D.759
[LP2/A]
ベートーヴェン:
交響曲第5番ハ短調「運命」 Op.67 第1・2楽章
[LP2/B]
ベートーヴェン:
交響曲第5番ハ短調「運命」 Op.67 第3・4
楽章 |
ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
録音:1954 年5月4日/パリ・オペラ座/モノラル、国内プレス
「そのピアニッシモの秘儀、そのわずかな陰影、そのフレージングの気品によって、われわれはその音楽が、あたかも魂が呼吸するかのように、人間の最も奥深い場所から生まれてくるのを感じた」(ル・メネストレル誌/
1929 年5 月)
フルトヴェングラー最晩年のライヴであり、録音の良さもトップクラスとして知られる1954
年パリ・ライヴ。INA オリジナルの音を用いたTAHRA
盤からアナログ・マスターテープを作りLP 化しました。かつてない深みのある生々しい音像がお聴き頂けます。
あらゆる管弦楽法の効果を満喫できるウェーバー、偉大な構築力に圧倒されるブラームス、破滅的な暗さを持つシューベルト、異様な緊張感で突き進むベートーヴェン。フルヴェン得意のレパートリーで固め、一夜の演奏会とは思えぬ充実の完成度。全く衰えぬ逞しい指揮が実に感動的です。 |
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TALTLP 017/8
(2LP)
\13600+税
※CD(別マスター)同時発売
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ティボーの芸術1 ライヴ放送録音編
[LP1/A]
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61 第1
楽章
[LP1/B]
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61 第2・3楽章
[LP2/A]
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
第1楽章
[LP2/B]
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
第2・3楽章 |
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
[LP1]
ヴィクトル・テザルツェンス(指揮)
ローザンヌ室内管弦楽団
[LP2]
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
アムステルダム・
コンセルトヘボウ管弦楽団 |
音質のよさで定評あるターラレーベルがアルトゥスより復活、録音の素晴らしさに驚愕!とろける粋な美音、官能ヴァイオリン極北の至芸。ライヴ編とセッション編、2タイトル同時発売!
今回もアナログ・マスターテープをあえて制作して製盤しております。
録音:[LP1]1951年/ヌーシャテル [LP2]1949年/アムステルダム/モノラル、国内プレス
官能的な演奏がヴァイオリン愛好家にはたまらないティボー。ベートーヴェンの協奏曲はこれがおそらく唯一の録音であり、粋なカデンツァは必聴。そしてモーツァルトの協奏曲も大変面白い!テンポもリズムも崩れ落ち、オーケストラとは別次元でたゆたう極美のソロ。まるでとろけて無くなってしまいそうな、驚きのモーツァルトです。 |
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TALTLP 019/20
(2LP)
\13600+税
※CD(別マスター)同時発売
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ティボーの芸術2 スタジオ放送録音編
[LP1/A] ラロ:スペイン交響曲 第1・2楽章
[LP1/B] ラロ:スペイン交響曲 第4・5楽章
※第3楽章は当時の慣習によりカットされています。
[LP2/A] フランク:ヴァイオリン・ソナタ
第1・2楽章
[LP2/B] フランク:ヴァイオリン・ソナタ
第3・4楽章 |
ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
[LP1]
ヴィンフリート・ツィリッヒ(指揮)
ヘッセン放送交響楽団
[LP2]
ジャン・ラフォルジュ(ピアノ) |
録音:[LP1]1951年/フランクフルト [LP2]1952年/ザールブリュッケン/モノラル、国内プレス
スタジオ録音の良好な音質で堪能するティボーの至芸。高いピッチで張りのある音を響かせるヴァイオリンが強烈。「スペイン交響曲」の煌めく技巧には心が躍ります。フランクのソナタでのねっとりと妖艶な歌い回しもティボーならでは。興奮の演奏です。 |

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11/17(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
PARATY
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ひとつの声とふたつの楽器で奏でられる美しい音楽。
1. フランシス・ピルキントン:Rest, sweet
nymphs
2. ジョン・ダウランド:Prelude(ヴィオール独奏)
3. フランシス・ピルキントン:Music dear
solace
4. ウィリアム・コーキン:Come live with
me, and be my love
5. ジョン・ダンエル:Time, cruel Time
6. ウィリアム・コーキン:Almaine(ヴィオール独奏)
7. ウィリアム・コーキン:Truth, trying
time
8. ジョン・ダンエル:Like as the lute delights
9. アルフォンソ・フェッラボスコ:Pavin(リュート独奏)
10. ジョン・ダウランド:Come away, come
sweet love
11. ジョン・ダンエル:Can doleful notes
12. ジョン・ダンエル:No let chromatic
tunes
13. ジョン・ダンエル:Uncertain certain
turns
14. ウィリアム・コーキン:Prelude(ヴィオール独奏)
15. ウィリアム・コーキン:
Mounsiers Almaine(ヴィオール独奏)
16. ウィリアム・コーキン:Coranto(ヴィオール独奏)
17. トバイアス・ヒューム:
The virgines muse(ヴィオール&リュート)
18. トバイアス・ヒューム:Cease leaden
slumber
19. トバイアス・ヒューム:
Musickes delight(ヴィオール&リュート)
20. アントニー・ホルボーン:Prelude(リュート独奏)
21. トマス・キャンピオン:To music bent
is my retired mind
22. トバイアス・ヒューム:What greater
grief
23. ジョン・ダウランド:
Mr. Dowland’s Midnigh(t リュート独奏)
24. ジョン・ダウランド:Go nightly cares
25. ウィリアム・コーキン:Down, down, proud
mind |
トマス・ホッブズ(テノール)
ロミナ・リシュカ
(バス/リラ/
テノール・ヴィオール)
ソフィー・ヴァンデン・エインデ(リュート) |
ひとつの声とふたつの楽器で奏でられる美しい音楽。緩やかな時の流れに癒されます
録音:2016 年1月/ベルギー、シント=トロイデン/64’12’’
いわゆる「リュート歌曲」と呼ばれるイギリス・ルネサンスの歌曲は、時にヴィオールで伴奏されたり重唱で歌われたりと、比較的自由な編成で演奏されていました。
このアルバムではリュートとヴィオール、ふたつの伴奏楽器を従えて演奏。色彩感のある仕上がりになっています。また器楽曲も挟みながら構成されており、緩やかな流れの中で歌われていく美しい音楽に癒されます。
ヘレヴェッヘ、ベルニウス、エガーらと共演している名テノール、ホッブズの歌唱でお楽しみください。
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ルネサンス様式で歌われる、小編成のア・カペラ宗教曲
パレストリーナ:「汝はペテロなり」
A.スカルラッティ:「ミサ・クレメンティナ」
パレストリーナ:「よき牧者は蘇えりぬ」
A.スカルラッティ:「ミサ・クレメンティナ」(続き) |
ルイ・カストゥラン(指揮)
ル・パルナッス・フランセ |
録音:2014年11月/フランス、イヴリーヌ/51’06’’
1 パート1 人、最少人数で歌われるア・カペラによる声楽曲です。メインとなるA.
スカルラッティのミサはルネサンス風の古い様式を持つ音楽で、カップリングのパレストリーナと美しく響き合います。
2000 年にカストゥランにより結成された「ル・パルナッス・フランセ」は16
〜 18 世紀の古楽を専門とするグループ。小編成の合唱から、ソリスト・管弦楽付きの大規模な声楽曲まで流動的な編成をとり演奏しています。
忘れられた作品の復活初演に特に力を入れており、カストゥランは自らの手で手稿譜からスコアを再構成する学者肌。そうして実際に演奏された楽譜はヴェルサイユ・バロック音楽センターに彼らのコレクションとして保管されています。 |
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古雅なるヴィオール音楽
シャルル・ドレ:
(1)ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
第1組曲 ト長調
(2)ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
第2組曲 ハ短調
(3)ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のための
第3組曲 イ長調 |
ロビン・ファロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ロナルド・マルティン・アロンソ
(通奏低音ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ティボー・ルーセル
(テオルボ、バロックギター)
ロリス・バルカン(オルガン)
ロナン・カリル(チェンバロ) |
バロックが終焉に向かう時代に書かれた、古雅なるヴィオール音楽
録音:2016年4月/フランス、パリ/70’06’’
シャルル・ドレ(ca.1710-ca.1755)はバロック終焉の時代にフランス・ヴィオール音楽を残した作曲家。第2
組曲には「マラン・マレのトンボー」なる長大な楽章(約8
分)があります。
マレはドレより50 歳ちょっと年上。ヴィオールの大家にして名教師だったマレへのリスペクトが感じられる作品です。フランス古楽界の大物クリストフ・コワンに学んだ逸材、ロビン・ファロによる若々しく颯爽とした演奏が知られざる作品に光を当てます。 |
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軽やかに歌われる珠玉のモテ。
クレランボー:
(1)Motet pour la canonisation de Saint
Pie, C.150
(2)Panis angelicus, motet du Saint Sacrement,
C.131
(3)Motet a 3 voix tire du Psaume 76,
C.130
(4)Salve Regina, antienne a la Sainte
Vierge, C.114
(5)Monstra te esse matrem,
antienne a la Sainte Vierge, C.132
(6)Magnificat a 3 voix et basse continue,
C.136
(7)Sub tuum praesidium,
antienne a la Sainte Vierge, C.104
(8)O piissima, o sanctissima mater,
motet de la Sainte Vierge, C.135 |
ファビアン・アルマンゴー
(オルガン、チェンバロ、指揮)
アンサンブル・セバスティアン・
ド・ブロッサール |
録音:2016年1月/フランス/75’01’’
フランス語カンタータの創始者として知られるクレランボー、カンタータや鍵盤作品ばかりが注目されますが、ここに収録されたラテン語によるモテなどの宗教作品も聴き逃せません。
このディスクでは声楽パートもヴァイオリンやリコーダーなどの管弦楽も各パートひとりずつで演奏しており、非常にすっきりとした音響になっています。歌のメロディはかなり起伏が激しく器楽的。しかし難なく、とても軽やかに歌い上げており見事です。 |
TELOS
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TLS 203
(2CD)
\4600
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ヘンデル:メサイア |
ヴォルフガング・エンゲルス(指揮)
イスラエル祝祭管弦楽団
デブレツェン・コダーイ合唱団
マリアン・ボーデイ(ソプラノ)
ユディト・ネーメト(アルト)
ティモシー・ベンチ(テノール)
ダン・エッティンガー(バス) |
現在、東京フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者であるダン・エッティンガーが歌手として活動していた時期に出演したヘンデルの「メサイア」。
ヴォルフガング・エンゲルス率いるイスラエル祝祭管弦楽団とハンガリーを代表する合唱団、コダーイ合唱団による共演です。 |
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アリス四重奏団の2枚目のアルバム。
ツェムリンスキーとバルトーク
ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲第2番Op.15
バルトーク:弦楽四重奏曲第5番Sz.102 |
アリス四重奏団 |
2009 年フランクフルトで結成されたアリス四重奏団の2
枚目のアルバム。ツェムリンスキーの末期ロマン主義の薫り高い第2
番の四重奏曲とバルトークらしい音楽的要素と通俗性が見事に融合した傑作である弦楽四重奏曲第5
番という組み合わせ。アリス四重奏団の明晰な楽曲分析と、それを表現する確かなテクニックが感じられ、今後の活動に期待のもてる若手カルテットの登場といえるでしょう。 |
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ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会から
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト」
エロイカの主題による15の変奏曲とフーガ
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1「幻想風ソナタ」 |
エレーナ・コレスニチェンコ(ピアノ)
エフゲニー・ムルスキー(ピアノ) |
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ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会から
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101、
創作主題による32の変奏曲
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a「告別」
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op2-1 |
エレーナ・コレスニチェンコ(ピアノ)
ヤン・イラーチェク・フォン・アルニン(ピアノ)
アレクサンドラ・ノイマン(ピアノ) |
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ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会から
ベートーヴェン:
6つのバガテルOp.126、
ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54 |
エフゲニア・ルビノヴァ(ピアノ)
アレクサンドラ・ノイマン(ピアノ)
エフゲニー・ムルスキー(ピアノ) |
ヴュルテンベルグ・ザールで行われたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会からのライヴ録音。 |
AVIE
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ゴッズ&モンスターズ 〜 神話と伝説によるドイツ歌曲集
オリンポス山 〜
シューベルト:竪琴に、ガニュメート、アティス、ミューズの子/
騎士と王 〜
シューベルト:歌びと/ブラームス:ライン地方の辺境伯/
マーラー:ラインの小伝説、トランペットが美しく鳴るところ/
ベートーヴェン:ゲーテのファウストから/
夜中に聞こえる奇怪な物音 〜
シューベルト:こびと/
シューマン:森のささやき/
ヴォルフ:火の騎士/
メンデルスゾーン:魔女の歌/
おとぎ話 〜
シューマン:眠りの精/
ヴォルフ:ねずみ取りの男、妖精の歌、こうのとりの使い/
ポストリュード 〜
ブラームス:眠りの精 |
ニコラス・パーン(テノール)
マイラ・ホァン(ピアノ) |
バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演で話題のテノール!アメリカ古楽界のスター、ニコラス・パーン!
ブーレーズ&シカゴ響のストラヴィンスキー「プルチネッラ」でグラミー賞を受賞したアメリカのテノール、ニコラス・パーン。
2016年9月にバッハ・コレギウム・ジャパンに初登場し話題を呼び、12月にも共演を予定しているニコラス・パーンの新録音は、「Gods
& Monsters」と題された、神話と伝説に基づくテキストの歌曲集(2017年2月ウィグモア・ホール・リサイタル・デビューの演目)。
ニューヨーク・タイムズによって「アメリカ古楽界のスター」と称されたテノールが、ベートーヴェン、ブラームス、マーラー、メンデルスゾーン、シューベルト、シューマン、ヴォルフら、ドイツ&オーストリアの偉大な作曲家たちによるドイツ・リートを歌います。
録音:2016年8月8日−9日、スカイウォーカー・サウンド・スタジオ
☆ニコラス・パーン参加! バッハ・コレギウム・ジャパン公演スケジュール
2016年12月23日(金) サントリーホール
2016年12月24日(土) サントリーホール
2016年12月25日(日) 軽井沢大賀ホール |
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ブラームス:弦楽六重奏曲集
弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 Op.18
弦楽六重奏曲第2番ト長調 Op.36 |
サイプレス弦楽四重奏団
バリー・シフマン(ヴィオラ)
ズイル・ベイリー(チェロ) |
ドヴォルザークの「糸杉」をアンサンブル名として、アメリカ、サンフランシスコを拠点に活躍するサイプレス弦楽四重奏団。
2016年で創立20周年を迎え、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集(AV
2318、AV 2348、AV 2356)を完結させたサイプレス弦楽四重奏団のラスト・レコーディングは、バリー・シフマン、ズイル・ベイリーといった2人の強力アーティストを迎えて贈る、ブラームスの弦楽六重奏曲ライヴ!
録音:2016年3月26日−30日、スカイウォーカー・サウンド |
GLOSSA
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イタリア古楽界の才女エレーナ・サルトーリ
フランチェスカ・カッチーニ:
歌劇《アルチーナ島からのルッジェーロの救出》 |
アッラバストリナ、
ラ・ピファレスカ、
エレーナ・サルトーリ(チェンバロ&指揮)、
エレーナ・ビスクオーラ(メゾソプラノ)、
マウロ・ボルジョーニ(バリトン)、
ガブリエラ・マルテラッチ(コントラルト)、
フランチェスカ・ロンバルディ・マッズーリ(ソプラノ)、
エマヌエラ・ガッリ(ソプラノ)、
ラッファエレ・ジョルダーニ(テノール)、
ヤニス・ヴァシラキス(バリトン) |
F・カッチーニの重要作「ルッジェーロの救出」!イタリア古楽界の才女エレーナ・サルトーリ初登場!
ジュリオ・カッチーニの長女で、音楽史に大きな足跡を残した17世紀イタリアの女流音楽家フランチェスカ・カッチーニ(1587−c.1641)の代表作、歌劇「アルチーナ島からのルッジェーロの救出」の全曲録音!
作曲家、歌手、音楽教師、詩人、リュート奏者として、多彩な才能を発揮したカッチーニ。1625年にフィレンツェで初演された「アルチーナ島からのルッジェーロの救出」は、女流作曲家が書いた最初期のオペラ(初のオペラとも伝わる)であり、1628年にはポーランドで演奏されるなど、国外で初めて上演されたイタリア・オペラとも伝えられている重要な作品である。
女流音楽家カッチーニの「アルチーナ島からのルッジェーロの救出」を指揮するのは、イタリアの女流鍵盤奏者、指揮者であるエレーナ・サルトーリ。
ピリオド・オーケストラ&合唱団のアッラバストリナ、古楽系管打楽器アンサンブルのラ・ピファレスカ、そしてエマヌエラ・ガッリやエレーナ・ビスクオーラなど、世界屈指の古楽系歌手たちを率いて、母国イタリアの音楽史に輝くオペラの重要作の真価に迫る!
※録音:2016年8月&9月、フェッラーラ、イタリア

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GCD 924001
(3CD/特別価格)
\5100
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モンドンヴィル:英雄牧歌劇《イスベ》 |
オルフェオ管弦楽団、
パーセル合唱団、
ジェルジュ・ヴァシェジ(指揮)、
キャサリン・ワトソン(ソプラノ)、
レイナウト・ファン・メッヘレン(テノール)、
トーマス・ドリー(バリトン)、
シャンタル・サントン=ジェフリー(ソプラノ)、
アラン・ビュエ(バリトン)、
ブランディーヌ・フォリオ・ペレス(メゾ・ソプラノ)、
レイチェル・レッドモンド(ソプラノ)、
アルタヴァスト・サルキシャン(テノール)、
マールトン・コマーロミ(テノール) |
モンドンヴィル初期の大作!英雄的牧歌劇《イスベ》!ハンガリー古楽界の奇才ヴァシェジの手腕が冴える!
ラモーの「詩神ポリムニーの祭典」(GCD 923502)、モンドンヴィルの「グラン・モテ集」(GCD
923508)の優れた演奏が世界各国で高く評価された東欧ハンガリー古楽界の奇才ジェルジュ・ヴァシェジとオルフェオ管弦楽団&パーセル合唱団。
フランス・バロックを得意とする東欧屈指の古楽演奏家たちのグロッサ第3弾は、パリで絶大な人気を誇ったジャン=ジョゼフ・ド・モンドンヴィル(1711−1772)の英雄牧歌劇「イスベ」!
1742年にパリで初演された英雄牧歌劇「イスベ」は、「ヴァイオリン・ソナタ集
Op.1」や「トリオ・ソナタ集 Op.2」、「グラン・モテ」などで成功を収めたモンドンヴィルが初めて書いた舞台作品。
リュリが導入した「トラジェディ・リリック(抒情悲劇)」ではなく、「パストラル・エロイク(英雄牧歌劇)」の形式が用いられており、モンドンヴィルの初期の作風の変遷を知る上でも貴重な作品である。
ハンガリーのピリオド・オーケストラ&合唱団と、古楽界の世界的名歌手たちの共演によるフランス・バロックという組み合わせが今回も非常に興味深いところ。
※録音:2016年3月6日−8日、芸術宮殿(ブダペスト、ハンガリー)

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GLOSSA PLATINUM
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鬼才ファミ・アルカイ新録音
バッハ・アルバム
J.S.バッハ(ファミ・アルカイ編):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 BWV.1003
無伴奏チェロ組曲第4番 BWV.1010
無伴奏フルートのためのパルティータ BWV.1013
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
第2番 BWV.1004より シャコンヌ |
ファミ・アルカイ
(ヴィオラ・ダ・ガンバ) |
スペイン古楽界の鬼才ファミ・アルカイ新録音!ヴィオラ・ダ・ガンバによるバッハ・アルバム!
ファミ・アルカイ自身のアレンジ!ヴィオラ・ダ・ガンバによるJ.S.バッハ作品集!
古楽新時代の風雲児であり、スペインが世界に誇るヴィオラ・ダ・ガンバの若き鬼才ファミ・アルカイ。
古楽界に旋風を巻き起こし続けるファミ・アルカイが満を持して繰り出す「バッハ・アルバム」は、5年の歳月を経て完成した自らのアレンジによるJ.S.バッハの"無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ"のための作品集!
レパートリーにジミ・ヘンドリックスやジョー・サトリアーニを組み込むなど、既存のジャンルやスタイルにとらわれず、斬新なアイディアを続々と実現させてきたファミ・アルカイ。
「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番」、「無伴奏チェロ組曲第4番」、「無伴奏フルート・パルティータ」、そしてあの「シャコンヌ」で掉尾を飾る「バッハ・アルバム」は、ヴィオラ・ダ・ガンバによる古楽革命の新たな象徴、そしてファミ・アルカイの代名詞となること必至!
ヴィオラ・ダ・ガンバの巨匠たちの系譜を受け継ぐと同時に、全く新しい道を切り開いてゆくファミ・アルカイのバッハに乞うご期待!
※録音:2016年3月&4月、エストゥディオス・スプートニク(セビーリャ、スペイン)

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MD+G
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308 19322
\2400→\2190 |
《14人のベルリンのフルーティストたち 〜 フルートの冬》
1) リヒャルト・アイレンベルク:ペーターのそり遊び,
2-3) サン=サーンス:『クリスマス・オラトリオ』より「プレリュード」「コラール」,
4) コレッリ:クリスマス協奏曲Op.6-8,
5) Hugh Martin/Ralph Blaneハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス,
6) ドビュッシー:雪は踊っている,
7-9) ヴィヴァルディ:協奏曲集『四季』より「冬」,
10) オーデルマット:ペルセウス,
11) J.S.バッハ:『クリスマス・オラトリオ』第2部より「シンフォニア」,
12) リャードフ:音楽の玉手箱,
13) フンパーディンク:歌劇『ヘンゼルとグレーテル』より「夕べの祈り」,
14) クリスマス・キャロル・メドレー |
14人のベルリンのフルーティストたち 〜
アンドレアス・ブラウ(アーティスティック・ディレクター),
Thomas Beyer, Kornelia Brandkamp,
Francesco Camuglia,
Wolfgang Dasbach, Rudolf Dobler,
Wolfgang Dunschede,
Egor Egorkin, Jochen Hoffmann,
Christiane Hupka,
Hiko Iizuka, Frauke Leopold, Robert Lerch,
Ulf-Dieter Schaaff, Beate-Gabriela Schmitt,
Klaus Schopp, Maurizio Simeoli,
Linda Zanetti (フルート),
Bjorn Matthiessen(パーカッション) |
様々なサイズのフルートによるアンサンブルの妙技
ベルリン・フィルの首席フルート奏者アンドレアス・ブラウの呼びかけで集まったベルリン在住、ベルリンのオーケストラに在籍するフルート奏者たちによって結成されたアンサンブル“14人のベルリンのフルート奏者たち”によるクリスマスを中心とした冬の夜にふさわしい作品を集めたアルバム。
コレッリから現代作品まで、およそ300年に渡って作曲された魅力的な曲をフルートのために編曲し、名手たちが心を込めて演奏しています。様々なサイズのフルートが醸し出す柔らかい音色と、絶妙なアンサンブルをお楽しみください。
【録音】2016年 |
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903 19846
(SACD Hybrid)
\3100 |
《キリル・トルソフ 〜 フランク&ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ》
フランク:
1) メランコリー ホ短調,
2) アンダンテ・クェイトーゾ 変ホ長調Op.6,
3-6) ヴァイオリン・ソナタ イ長調,
ラヴェル:
7-9) ヴァイオリン・ソナタ ト長調(第2番),
10) ツィガーヌ |
キリル・トルソフ(ヴァイオリン),
アレクサンドラ・トルソヴァ(ピアノ), |
激しい感情の起伏と豊かな表現
ロシアで生まれ、ドイツで活躍するヴァイオリニスト、キリル・トルソフと彼の姉であるピアニスト、アレクサンドラ・トルソヴァの共演によるフランクとラヴェルのヴァイオリン・ソナタ集です。
フランクのソナタでは激しい感情の起伏の表現が素晴らしく、また、ジャズ風味が楽しいラヴェルのソナタは即興的なフレーズが豊かに表現されています。あまり演奏されることのないフランクの2曲の小品も隅々まで心がこもった名演です。
【録音】2016年, SACDハイブリッド仕様 |
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904 19366
(SACD Hybrid)
\3100 |
《シュウ・ユーボー 〜 ショパン:ピアノ作品集》
ショパン:1) 24の前奏曲Op.28,
ピン・ガオ:2) Night Alley,
3) ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58 |
シュウ・ユーボー(ピアノ) |
ロマンティックで詩的な感情を盛り込んだ豊かな演奏
数々の国際コンクールに入賞し、室内楽の分野でも幅広く活躍している中国の女性ピアニスト、シュウ・ユーボーの演奏するショパンと、中国の現代作曲家ピン・ガオの作品集。
性格の違う24の小品で構成された「24の前奏曲」はピアニストの究極の表現力が試される作品ですが、彼女はロマンティックで詩的な感情を盛り込み、豊かな音楽を聴かせています。
壮大な第3番のソナタでは、堅固な構成の中に抒情性を感じさせる素晴らしい演奏です。彼女の母国中国を称える作品「Night
Alley」はダイナミックなコントラストと、魔法のように色彩が変化する魅力的な作品。彼女の冴えたテクニックが光る好演です。
【録音】2016年, SACDハイブリッド仕様 |
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937 19776
(SACD Hybrid)
\3100→\2890 |
《ステファン・ブルニエ 〜 ベートーヴェン:交響曲第2番,
序曲集》
ベートーヴェン:
1-4) 交響曲第2番ニ長調Op.35, 5) 「アテネの廃墟」序曲,
6) 「命名祝日」序曲, 7) 「プロメテウスの創造物」序曲,
8) 「コリオラン」序曲, 9) 「エグモント」序曲 |
ステファン・ブルニエ(指揮)
ボン・ベートーヴェン管弦楽団 |
躍動感に満ちた輝かしい交響曲第2番と序曲集
来年創立110年を迎える伝統あるボン・ベートーヴェン管弦楽団は、これまでにも錚々たる指揮者たちが指揮台に上り、熟成した響きを奏でて来ました。
好評のベートーヴェン・シリーズではピリオド奏法を取り入れながらも、考え抜かれたロマン的&濃厚なアプローチで申し分ないベートーヴェンを再現、好評を博しています。
今回は、素晴らしい躍動感に満ちた輝かしい交響曲第2番を聴かせてくれます。ギリシャ神話に基づくバレエ『プロメテウスの創造物』、終始悲劇的な気分の『コリオラン』、ゲーテの戯曲用の劇音楽『エグモント』、作曲家唯一のオペラ『フィデリオ』、その原型である『レオノーレ』のなどの序曲も聴きごたえのある演奏です。
MD+Gの素晴らしい録音をSACDの高音質でお楽しみください。
【録音】2016年, SACDハイブリッド仕様
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307 19832
(10CD)
\10300→\9390 |
要注意 MD+Gのセットものはあっさり完売する・・・
10年間の録音を全集としてセット化
《ライプツィヒ弦楽四重奏団
〜
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲,
弦楽五重奏曲全集》
ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第1〜16番,
大フーガOp.133, 弦楽五重奏曲Op.4 &
29 |
ライプツィヒ弦楽四重奏団,
バルバラ・ブントロック(ヴィオラ:弦楽五重奏曲) |
1988年に設立されたライプツィヒ弦楽四重奏団は、グラモフォン誌において「ドイツの最も優秀な弦楽四重奏団」と評価され、以来40カ国以上の国々の聴衆の心を釘付けにしています。
このベートーヴェンの弦楽四重奏曲は、約10年かけてじっくりと録音されたものです。ドイツの新聞、フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング誌上でも、「イントネーションの絶対の完璧さ」「細心の愛を込めた精密な演奏」と絶賛されています。
これまで10年間にわたり1枚ずつ発売されてきたものがここにセットとして完成しました。
【録音】1996-2006年(弦楽四重奏曲),
2011年(弦楽五重奏曲) |
QUANTUM
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QM 7081
(2CD)
\4000
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J・S・バッハ(1685-1750):ミサ ロ短調
BWV232 |
サンドリーヌ・カルパンティエ(ソプラノ)
アンヌ・モガール(メゾソプラノ)
クリストフ・アインホルン[エノルン](テノール)
クリストフ・ゴーティエ(バス)
シュチェチン・オペラ合唱団
マレ室内管弦楽団
パスカル・ヴィニュロン(指揮) |
パスカル・ヴィニュロンは1963年フランスのコメルシーに生まれたトランペット奏者・オルガン奏者・指揮者。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<国内盤>
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11/16(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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NAIVE
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アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
「So many things」
1. ケイト・ブッシュ:Pi
2. ジョン・アダムズ:Am I in Your Light?
3. キャロリーヌ・ショウ:Cant voi l’aube
4. コリン・ヤコブセン:For Sixty Cents
5. ビョーク:Cover Me
6. ニコ・ムーリー:So Many Things
7. アンデルス・ヒルボルイ:Kvall
8. ビョーク:Hunter
9. ブラッド・メルドー:Love Sublime
10. エルヴィス・コステロ:Speak Darkly,
My Angel
11. スティング:Practical Arrangement
12. ルーファス・ワインライト:
Les feux d’artifice t’appellent |
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(Ms)
ブルックリン・ライダー
〔ジョニー・ガンデルスマン(Vn)、
コリン・ヤコブセン(Vn)、
ニコラス・コーズ(Vla)、
エリク・ヤコブセン(Vc)〕 |
すでに活動停止していると思ったNAIVEから新譜案内が。
まだ生きているのかNAIVE???録音・製作済みのアイテムだけ出てくるのか?
ということで代理店に問い合わせたところ、「他の会社に買収されましたがレーベル名はそのままnaiveでこれからも新譜は出てくる予定です。旧譜については古い商品ですと廃盤になっている可能性は高いようです。」という回答。
新会社はデジタル配信会社らしいですが、新譜をCDで出してくれるとしたら本当にありがたいです。
ついでに廃盤になったアイテムを再プレスしてくれると最高なのですが・・・それは難しいかもしれません。
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世界のメッゾ、オッター最新盤
録音:2015年8月31-9月3日/64’00
世界のメッゾ、オッターの最新録音は、ジャンルを越えた大御所の作品を集めたもの。1990
年代から2015 年の間の音楽を集めたもので、オッターが近年あたためていたプロジェクトです。
きっかけとなったのはジョン・アダムズの「Am
I in Your Light?」、オペラ「ドクター・アトミック(原爆博士)」の楽曲。オッターはすぐにこれを気に入り、録音したいと考えていました。
オッターは、現代音楽で自分にフィットするものとそうでないものの違いを考えたとき、自分にフィットするのはリズムのドライヴ、いわゆる「グルーヴ感」があるものだと気付き、本アルバムではそうした作品を中心にプログラムを組んでいます。
ほかにもビョークから、「Love Songs (V 5421)」で共演もしたブラッド・メルドーなど、多岐にわたるアーティストの作品が収録されています。
ヨーヨー・マのシルクロード・プロジェクトのメンバーから生まれたグループで、クラシック、ワールド、ロックの世界で自在に活動を展開しているブルックリン・ライダーと共演しているのもポイント。
各曲で魅せるオッターの様々な表情は、円熟を迎えてなお進化を続ける一人のアーティストの姿そのもの。

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GEGA NEW
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エミール・タバコフ(指揮)
「ショスタコーヴィチ:交響曲全集Vol.5」
ショスタコーヴィチ(1906-75):
交響曲第13番変ロ短調「バビ・ヤール」Op.113 |
ウラディミール・ペトロフ(B)
エミール・タバコフ(指揮)
ブルガリア国立放送響、
同男声合唱団 |
お待たせしました!好評のタバコフ指揮、ショスタコーヴィチ交響曲全集チクルスVol.5は「バビ・ヤール」!
録音:2012 年11 月ブルガリア国立放送スタジオ1(セッション)
62:29/演奏タイミング:[15:31] [8:25] [13:04]
[12:32] [12:54]/※日本語オビ・解説付き
GEGA NEW が進めるエミール・タバコフ指揮ブルガリア国立放送交響楽団によるショスタコーヴィチ交響曲全集シリーズの最新録音。これまでに第4、8、7、11
番の順でリリースされ、そのいずれもがコアなファンから熱烈に支持されてきました。
今回はショスタコーヴィチ後期の最高傑作との呼び声高い「バビ・ヤール」。自らが優れた作曲家でショスタコーヴィチやシュニトケの影響を受けた作品を精力的に発表するタバコフはここでも作品を緻密に分析した上で自らと作品を同一化させ、作曲者と共に泣き、吠えるといった熱狂的な演奏を繰り広げます。
ウィーンやシカゴ、ロンドンなどの一流オーケストラの洗練度には到底及ばないものの、東欧のオーケストラでしか表現できない、ゴリゴリとした手触り、土の香りを思わせる独特の音色はショスタコーヴィチの表したかったものに最も近いはずだ、と言っても言い過ぎではないでしょう。
指揮者、オーケストラ、声楽陣ともに作品に対する愛と共感にあふれた熱演です。これまでと同様、スタジオにおける丁寧なセッション録音。全てのショスタコーヴィチ・ファン必聴です。
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エウチャル・グラヴィーナ(b.1994):
「スターバト・マーテル」(2012)
〜ソプラノ、混声合唱とオーケストラのための |
アドリアーナ・ヨルダノヴァ(Sop)
クリストファー・ムスカート(指揮)
マルタ・フィルハーモニー管弦楽団
ベル・カント合唱団(Cho) |
録音:2015年11月ビルキルカラ、マルタ/Total
time:[61:57]
グラヴィーナはマルタ出身で現在はロンドンを拠点に活動する若手作曲家。宗教曲を得意としており、この作品は彼の代表作。調性で書かれており、アメリカの一部の作曲家に見られる、穏健でロマンティックな作風。親しみ易い内容。 |
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「夢の印象」
〜クラム、スクリャービン、ベリオ、ウストヴォルスカヤ |
スヴェトザール・イワノフ(Pf) |
ジョージ・クラム(b.1929):《雨/死》変奏曲/
スクリャービン(1872-1915):ピアノ・ソナタ第2番《幻想ソナタ》/
ベリオ(1925-2003):水のピアノ、地のピアノ/
スクリャービン:24 の前奏曲Op.11 より第10-12番/
ウストヴォルスカヤ(1919-2006):12 の前奏曲より第4、12、5番/
スクリャービン:24 の前奏曲Op.11より第17、13-14番/
ベリオ:ブリン、翼のピアノ/
ウストヴォルスカヤ:ピアノ・ソナタ第6番/
クラム:夢の印象(愛/死の音楽) |
録音:2016年3月/Total time:[46:36]
スヴェトザール・イワノフはブルガリア出身の中堅ピアニストでこれまでにも当GEGAより数種のディスクをリリースしている。近現代音楽を得意としており、ロスラヴェッツからスクリャービン、ベリオ、サティ、クラム、デル・トレディチまで、その守備範囲は広い。このディスクでは夢をテーマにしており、雨、水、死など象徴的なタイトルの作品が取り上げられている。ベリオの水のピアノ、地のピアノ、翼のピアノはイタリアの鬼才ベリオには珍しい印象派を思わせる美しいピアノ小品で演奏機会も少ないだけに貴重な録音。 |
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ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
ハンガリー舞曲集(ピアノ連弾版、全21曲) |
デシスラーヴァ・シュテレヴァ(Pf)
エフゲニア・シメオノヴァ(Pf) |
Total time:[50:06]
デシスラーヴァ・シュテレヴァはブルガリアで学んだ後、モスクワのチャイコフスキー音楽院でジナイーダ・イグナチエヴァに師事し、東欧のみならずヨーロッパで広く演奏活動をしている若手。
一方、エフゲニア・シメオノヴァはプラハ、パリで研鑽を積んだ後、やはりモスクワのチャイコフスキー音楽院で学んでいる。活き活きとしたリズムが印象的なハンガリー舞曲集であり、若いピアニストのみずみずしい感性があふれる。 |
ZKPスロヴェニア放送
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「クラリネット協奏曲集」
(1)フィンジ:クラリネット協奏曲 Op.31
(2)フランセ:
フルート、クラリネットと管弦楽のための二重協奏曲
(3)ウロシュ・クレク(1922-2008):
クラリネットと管弦楽のための協奏幻想曲
(4)ヴィト・ジュライ(b.1979):クラリネット協奏曲 |
ヨジェ・コタル(クラリネット)
スロヴェニア放送交響楽団
(1)シモン・クレチッチ(指揮)
(2)ミレナ・リポヴシェク(フルート)
ベノワ・フロマンジェ(指揮)
(3)マルコ・レトニャ(指揮)
(4)シモン・クレチッチ(指揮) |
スロヴェニアを代表するクラリネット奏者コタルによる協奏曲集。フィンジ、フランセに加えスロヴェニアの作品も収録!
録音:(1)2013 年11 月13 日 リュブリャナ(2)2012
年1 月13 日 リュブリャナ(3)2008 年11 月21
日 リュブリャナ(4)2012 年10 月26 日 リュブリャナ/[72'32]
スロヴェニアのクラリネット奏者、ヨジェ・コタルによる近現代のクラリネット協奏曲。コタルはスロヴェニア・フィルの主席クラリネット奏者を12
年間務めた後、現在はスロヴェニア放送交響楽団の主席クラリネット奏者。ジェラルド・フィンジ(1901-1956)のクラリネット協奏曲は比較的よく知られているだろう。ジャン・フランセ(1912-1997)の晩年近くの作品であるフルート、クラリネットと管弦楽のための二重協奏曲は、陽気でお洒落なパリの雰囲気が濃厚な素敵な作品。
ウロシュ・クレク(1922-2008)は20 世紀後半のスロヴェニアを代表する作曲家。クラリネットと管弦楽のための協奏幻想曲は重厚な作品。
ヴィト・ジュライは1979 年、マリボル生まれの作曲家。クラリネット協奏曲は、かつてのフランスの前衛音楽の影響を受けたような作品。 |
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ジガ・ブランクによる無伴奏作品集パガニーニ!
パガニーニ:24の奇想曲 Op.1 |
ジガ・ブランク(ヴァイオリン) |
スロヴェニアのヴァイオリニスト、ジガ・ブランクによるイザイに続く無伴奏作品集はパガニーニ!
録音:2015 年7 月-2016 年1 月 リュブリャナ/
[79'29]
スロヴェニアのヴァイオリニスト、ジガ・ブランクの演奏するパガニーニの24
の奇想曲。ジガ・ブランクはかつてスロヴェニア国立劇場交響楽団のコンサートマスターを務め、現在はソリストとして内外で活躍。また2015
年からリュブリャナ音楽アカデミーで指導をしている。ジュゼッペ・ダッラーリオが1834
年にマントヴァで制作したヴァイオリンを使用。 |
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「ブリナ・イェジュ・ブレザヴシュチェク(b.1957):作品集」
(1)心の中の月/(2)緑の景色/(3)青だけの小品/
(4)ウパニシャッドへの期待/(5)ガンジーのエピグラム/(6)鳥たち |
(1)アニャ・ブレザヴシュチェク(Fl)
(2)ミラン・コルブル(Vn)、
モイツァ・ズロブコ(Hrp)
(3)ブランコ・ブレザヴシュチェク(Vn)、
フルヴィオ・ドロソリーニ(Vc)、
ルカ・ユハルト(アコーディオン)
(4)フランツ・コゼム(Trp)、
トマジュ・セヴシェク(Org)
(5)アストリット・レーニヒ(役者)、
ブランコ・ブレザヴシュチェク(Vn)、
フランチ・クレヴ(Perc)、
ブレナ・イェジュ・ブレザヴシュチェク(Pf)
(6)マルシャ・ブレザヴシュチェク(リコーダー)、
マルティナ・オコリシュ(Cemb) |
録音:2013〜15年 リュブリャナ/[69:38]
ブレザヴシュチェクはスロヴェニアのベテラン作曲家で首都リュブリャナの音楽院で学んだ後、ダルムシュタットの講習会に参加、更にパリの電子音楽スタジオGRMおよびニースのCIRMで研鑽を積んだ。作品はヨーロッパの名立たる現代音楽祭で度々取り上げられている。作風は多様でやや政治的で描写性の強い「ガンジーの墓碑銘」では新ロマン主義的な傾向を、「心の中の月」では東洋的な影響を感じさせ、「鳥たち」では特殊奏法を含むリコーダーの可能性を追求し、鳥の声を模したユーモラスな音楽を聴かせてくれる。 |
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ZKP 114199
(2CD)
\4800
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「デュオからオーケストラまで」〜イゴル・デクレヴァ(b.1933):作品集
デクレヴァ:
(1)バラード(ピアノ二重奏)/
(2)20本の指と3つのペダルのための振動(ピアノ連弾)/
(3)ブリランテ(ヴァイオリン,チェロ)/
(4)変化の試合(クラリネット,ピアノ)/
(5)アマービレ(フルート,ハープ)/
(6)3つの歌【陽の光の向こうで,幸福,批評家たちへの蜂】(メッゾソプラノ,ピアノ)/
(7)4つの気質【鬱,躁,怠,怒】(メッゾソプラノ、ピアノ,伴奏声)/
(8)古典的序曲(3本のトランペット)/(9)3つの逸話(金管三重奏)/
(10)4つの愉快な小品(木管三重奏)/
(11)共鳴(メッゾソプラノ,ホルン,ピアノ)/
(12)愛の歌(フルート四重奏)/(13)ピッツィカート対アルコ(弦楽四重奏)/
(14)スケルツォ・ファンタスティコ(木管四重奏)/(15)張った弓(室内合奏)/
(16)スロヴェニアのバラード(交響楽団)/(17)ピアノ協奏曲/(18)熱情(ピアノ) |
(1)(2)アレンカ・デクレヴァ(Pf)、イゴル・デクレヴァ(Pf)
(3)アンドレイ・コパチュ(Vn)、ミラン・フドニク(Vc)
(4)ヨジェ・コタル(Cl)、ルカ・フェリーニ(Pf)
(5)ジェフリー・コーハン(Fl)、ティナ・イェルディン(Hrp)
(6)(7)ヌシュカ・ドラシュチェク・ロイコ(MS)、
アンドレヤ・コスマチュ(Pf)
(8)イェルネイ・ガンタール(Trp)、ウルバン・コラール(Trp)、
アンジェイ・ラムシャク(Trp)
(9)ミハイロ・ブライチュ(Hr)、ユレ・グラディシュニク(Trp)、
ウロシュ・ポランツ(Trb)
(10)ダミール・フミエフ(Fg)、
マテイ・ズパン(Fl)、ヨジェ・コタル(Cl)
(11)イレーナ・イェブアー(MS)、
ボシュチャン・リポヴシェク(Hr)、
クレメン・ゴルナー(Pf)
(12)マーシャ・ベルトク・ドゥー(Fl)、ヴェスナ・ヤン(Fl)、
アレンカ・ヤンチャール(Fl)、カロリーナ・シャンティ・ツパン(Fl)
(13)ネイツ・アヴベリ(Vn)、ウロシュ・ビチャニン(Vn)、
シュペラ・ピルナト(Va)、カタリーナ・コチエク(Vc)
(14)アレシュ・カチャン(Fl)、マテイ・シャルツ(Ob)、
ユーリイ・イェンコ(Cl)、メトド・トマツ(Hr)
(15)フランツ・アヴセネク(Va) 、マヤ・コイツ(Ob)、
ヴァシリイ・メリンコフ(Vn)、アンドレイ・ジュスト(Hr)
(16)(17)シモン・クレチッチ(指揮)
スロヴェニア放送交響楽団
(17)(18)イゴル・デクレヴァ(ピアノ) |
録音:1996〜2014年/[121'10]
イゴル・デクレヴァは1933 年、スロヴェニア、リュブリャナ生まれのピアニスト。1998
年からリュブリャナ音楽アカデミーの教授を務めており、また作曲家としても知られている。この2CD
は作曲家としてのデクレヴァの作品集。
総じて耳に優しい音楽で、ロマン派後期から20
世紀初頭のモダニズムくらいの作風だが、そこに東欧的な味わいがほんのり感じられる。 |
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「ユリイ・ミヘヴェツ(1805-82,別名ジョルジュ・ミシューズ):
特徴のある小品集」 |
マリーナ・ホラク(ピアノ) |
夕日 op. 212/失われた幸せ! op. 187/司祭館のツバメたち
op. 154/
揺りかごのねぐら op. 157/悪魔とその従者
op. 188/ロール op. 100-1/
カロリーヌ op. 100- 2/星空の夜 op. 218/鳥たちの讃歌
op. 156/
鳩たちの遊び op. 200/泣く泉 op. 186/マンドリン
op. 189/
ラ・トネッリ op. 102/リュシフェル op.
161/ロメオの溜息 op. 158/
蜜蜂の羽音 op. 155/堂々とした闘牛士
op. 193 |
録音: 2015 年11 月4-8日 リュブリャナ/[56'56]
ピアノ秘曲好きは要チェック。ユリイ・ミヘヴェツ(Jurij
Mihevec,1805-1882)はリュブリャナに生まれたピアニスト、作曲家。法律を学びにウィーンに出たが、ピアニストとして有名になる。1845
年頃にパリに移り後半生を過ごしたためフランス名ジョルジュ・ミシューズ(Georges
Micheuz)でも知られる。華やかさがありつつ穏健で品の良い作風で、このCD
を聞けば19 世紀半ばのパリの上流階級から人気があったのも頷けるだろう。
ミヘヴェツの作品だけ集めたCD はこれが初ではないだろうか。マリーナ・ホラクはスロヴェニアのピアニスト。ミュンヘンやパリ、ロンドンなどで活躍した後、2003
年からリュブリャナ音楽アカデミーの教授を務めている。 |
<国内盤>
<映像>
VAI(映像)
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VAIDVD 4590
(DVD)
\4700
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往年の名女優アン・ジェフリーズによる
メリー・ウィドウ
レハール:メリー・ウィドウ |
アン・ジェフリーズ(ハンナ・グラヴァリ)
ブライアン・サリヴァン(ダニロ伯爵)
エドワード・エヴェレット・ホートン(ツェータ男爵)
ヘレナ・ブリス(ヴァランシエンヌ)
ジョン・コンテ(ジョーンズ) |
プロデューサー&監督:マックス・リーブマン
放映:1955年4月9日(ライヴ)/画面:4:3、モノクロ、NTSC、音声:モノラル、リージョン:All、字幕:なし、78分(+ボーナス11分)
人気ソプラノ、ヘレナ・ブリスなど当時人気の面々が出演した番組がDVD
で登場します。世界で最も愛されているオペレッタ『メリー・ウィドウ』。1940
年代から50 年代にかけて活躍した女優・歌手のアン・ジェフリーズが主役を務め、メトロポリタン歌劇場などで活躍したテノール歌手ブライアン・サリヴァン、伝説のコメディ俳優エドワード・エヴェレット・ホートン、ブロードウェイの人気ソプラノ、ヘレナ・ブリスなど当時人気の面々が出演した番組がDVD
で登場します。 |
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VAIDVD 4588
(DVD)
\4700
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アイラとワイルがタッグを組んだ名ミュージカル
「レディ・イン・ザ・ダーク」
レディ・イン・ザ・ダーク(闇の中の女) |
アン・サザーン(リザ)
ジェームズ・デイリー(チャーリー)
ルエラ・ギア(マギー)
ポール・マクグラス(ケンダル)
シェパード・ストルードウィック(ブルックス博士)
ロバート・フォーティアー(ランディ)
カールトン・カーペンター(ラッセル) |
放映:1954年9月25日(ライヴ)/画面:4:3、モノクロ、NTSC、音声:モノラル、リージョン:All、字幕:なし、79分
作曲:クルト・ワイル/作詞:アイラ・ガーシュイン/脚本:モス・ハート
クルト・ワイルが作曲を担当した1941 年のブロードウェイ・ミュージカル「レディ・イン・ザ・ダーク」。作詞は作曲家ガーシュウィンの兄で有名な作詞家のアイラ・ガーシュウィン。そして劇作家・脚本家・演出家としてブロードウェイやハリウッドでも活躍していたモス・ハートが脚本を担当しました。
このDVD は、同演目を1954 年にTV 放映された際の映像です。ハリウッドの大女優アン・サザーンをヒロインに迎え、放映直後も大反響があった番組。このミュージカルには美しい歌「マイ・シップ」や「ジェニー」「これは新しい」「チャイコフスキー」といったアイラとワイルの代表曲ともなっているナンバーが散りばめられています。
あらすじは、リザはファッション雑誌で活躍する編集者。しかし不安定な心をかかえ、精神分析医の元に通う。彼女の見る夢には既婚の愛人、ハンサムだけが売りの映画スター、過激な写真家、彼女の天敵であるシニカルな広告部長という4
人の男が登場する。彼女の夢の意味を探求していく過程が、ウィットに富んだスタイリッシュなミュージカル。 |
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VAIDVD 4591
(DVD)
\4700
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ドレッタ・モローの美しさ極まる
ヨーロッパでの休日を描いた恋のミュージカル
ホリデー |
ドレッタ・モロー(ネル・バレンタイン)
キース・アンデス(レイ・ブリントン)
キティー・カーライル(アデル・ブリントン) |
音楽:クレイ・ワルニック&メル・パール(J.シュトラウス2世の主題に基づく)/歌詞:エドワード・イーガー
脚本:ウィリアム・フリードバーグ&ニール・サイモン(エルマー・ライスの「ザ・グランド・ツアー」に基づく)
舞台:ロッド・アレクサンダー/プロデューサー&監督:マックス・リーブマン
放映:1956年6月9日(ライヴ)/画面:4:3、モノクロ、NTSC、音声:モノラル、リージョン:All、字幕:なし、78
分(+ボーナス11分)
マックス・リーブマンによって制作されたテレビ・オリジナルのジュージカル「ホリデー」。J.
シュトラウス2 世の音楽、エルマー・ライスの脚本を元にした内容。
ストーリーは、休暇をヨーロッパで過ごし、単調な日常生活から抜け出すことになった若い教師ネル・バレンタイン。ミステリアスな男性レイ・ブリントンに恋をする….。
ヒロイン役には大スター、ドレッタ・モローが起用され華やかな舞台に仕上がっています。 |
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11/15(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALIA VOX
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AVSA 9919
(SACD HYBRID(multichannel)+
DVD(PAL))
\3200 →\2890
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モンセラートの赤い写本(Llibre Vermell de
Montserrat)
1. O Virgo splendens (monodic) 2’11
2. O Virgo splendens (canon a 2 i a 3)
2’21
3. Improvisacio arpa 1’27
4. Stella splendens 7’08
5. Improvisacio duduk 0’51
6. Laudemus Virginem 2’46
7. Improvisacio santur 0’44
8. Los set gotxs 6’25
9. Improvisacio duduk & flauta 0’57
10. Splendens ceptigera 2’38
11. Improvisacio cistre 1’30
12. Polorum regina 6’58
13. Improvisacio rebab i arpa 0’46
14. Cuncti simus concanentes 4’21
15. Improvisacio llaut 0’53
16. Mariam matrem Virginem 8’09
17. Improvisacio viella 1’17
18. Imperayritz de la ciutat joyosa 5’14
19. Improvisacio cornamusa & xeremia
0’50
20. Ad mortem festinamus 5’21
21. O Virgo splendens (canon a 3 &
monodic) 4’39
22. Quant ai lo mont consirat (Bonus track)
4’07 |
ジョルディ・サヴァール
(指揮&レベック、
ラバーブ、ビウエラ)
エスペリオンXXI
ラ・カペラ・レイアル・
デ・カタルーニャ |
バルセロナ郊外の修道院にねむっていた写本からサヴァールがよみがえらせた中世の巡礼者のための美しき音楽
録音:2013年11月25日(ライヴ録音)、バルセロナ
サヴァール最新盤は、中世の写本からの音楽。中世の巡礼者のための音楽のライヴです。
タイトルのThe Llibre Vermell de Montserrat
(RedBook of Montserrat) は中世の写本で、中世末期の歌とダンスを含むテキストを中心としたコレクションで、バルセロナ郊外にある修道院に今も保管されています。
「赤」とは、実際の表紙の色からきています。
内容はカタロニア語やラテン語で書かれており、巡礼者が歌い踊るためのものでした。このライヴ録音は、聴き手を中世の美しい音楽の世界へといざなってくれます。
コンサートのもようをおさめた映像つきですが、PAL方式のため、一般的な日本製DVDプレーヤーでは再生できません。PAL対応のDVDプレーヤーが必要です。ご注意ください。

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CYBELE RECORDS
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CYBELE 031517S
(SACD HYBRID)
\2500
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フリッツ・ジーベルトのチェンバロを高音質で
J.S.バッハ:チェンバロ作品集
トッカータ ニ長調BWV912
組曲 ホ短調BWV996
前奏曲とフーガ BWV894
パルティータ第4番ニ長調BWV828 |
フリッツ・ジーベルト
(チェンバロ) |
フリッツ・ジーベルトの繊細かつ躍動的なチェンバロを高音質で聴く
チェンバロ:ブルクハルト・ツァンダー1999
年製/17世紀中期ルュッカースのレプリカ
Stereo、5.0 Surround sound、3D Binaural-Stereo、DSD
Recordingv、73’09
フリッツ・ジーベルトは、1979 年ハノーファー出身のチェンバロ奏者。ピアノ、クラリネット、トラヴェルソを地元の音楽学校で習得した後、マリーナ・ザゴルスキ、ウルフェルト・シュミットらにオルガンを師事、1997
年アウンドル国際オルガン音楽祭で優勝。その後チェンバロに興味を持ち、2000
年にはベルリンで行われたドイツ連邦選抜若い音楽家のためのコンクール、チェンバロ部門で優勝を果たした実力者。ジーベルトの使っている楽器は17
世紀フランドルの代表的な製作家であったルュッカースの楽器をベースにブルクハルト・ツァンダーが製作したもの。
フリッツ・ジーベルトの独特で的確な解釈に、楽器の自然でドラマティックな響き、さらに高音質録音という魅力的なアルバムに仕上がっています。 |
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CYBELE 131302S
(2SACD HYBRID)
\3300
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トーマス・ギュンターによるバッハの「平均律」
J.S.バッハ:
平均律クラヴィーア曲集第1集(BWV846-869)
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのための
クラヴィーア小曲集〜小プレリュード
(BWV846a,847,851,850,855a) |
トーマス・ギュンター
(ピアノ:スタインウェイD) |
トーマス・ギュンターによる豊かなインスピレーションがバッハのポリフォニックの透明性を見事に表現した「平均律」
Stereo、5.0 Surround sound、DSD Recording、57:19
(SACD 1)、68:02 (SACD 2)
平均律クラヴィーア曲集は、「ピアノ音楽の旧約聖書」と呼ばれるほど、ピアニストにとって大切な作品です。24
の調性を網羅する全曲を通しての演奏は、一流のピアニストにとっても、類まれな構築力と表現力が必要となります。
当ディスクで演奏するのはトーマス・ギュンター。彼はエッセン・フォルクヴァング音楽大学とベルリン芸術大学で学び、ロンドンで、アルトゥール・シュナーベルの弟子マリア・クルシオに、ニューヨークでコンラート・ヴォルフに師事。1980
年、ドイツの奨学金を得て、1981 年フォルクヴァングコンクールで優勝、1983
年にベルリン音楽祭で演奏をする。翌年には、ベートーヴェンの協奏曲第5
番「皇帝」をベルリン・フィルと共演し、国内外の音楽祭に出演。1980
年終わりからバッハの鍵盤楽器作品や解釈で高い評価を得ており、平均律曲集、ゴルトベルク変奏曲のコンサートを定期的に行っています。現在はエッセン・フォルクヴァング音楽大学教授として後進の指導にもあたっています。
当盤では、その確かな洞察力で熟達した技量が存分に生かされ、演奏を披露しています。 |
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CYBELE 131518S
(SACD HYBRID)
\2500
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バッハの構造美を重視した真摯な演奏
J.S.バッハ:
音楽の捧げものBWV1079
イタリア協奏曲BWV971
4つのデュエットBWV802-805
フランス風序曲BWV831 |
トーマス・ギュンター
(ピアノ:スタインウェイD) |
Stereo、5.0 Surround sound、3D Binaural-Stereo、DSD
Recording、71’57
ドイツのエッセンを拠点とするピアニスト、トーマス・ギュンターによるバッハ鍵盤作品集。フリードリヒ大王が与えたテーマをリチェルカーレ、カノンとさまざまに展開させてゆく「音楽の捧げ物」。バッハのライプチッヒ時代に書かれたヴィヴァルディなどの協奏曲様式を模倣して作られた「イタリア協奏曲」。「ドイツ・オルガン・ミサ」として知られるクラヴィーア練習曲集第3
部に含まれる「4 つのデュエット」。優美でエレガントな「フランス風序曲」を収録しています。
当時のヨーロッパで流行していた様式に則った音楽を作った一方で、王から与えられたひとつの主題の即興演奏をもとに発展させたりと、様々な形式を内包したバッハの鍵盤楽曲の魅力あふれる1
枚です。 |
HMF
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プロコフィエフのピアノ・ソナタから
音楽を引き出したメルニコフ
プロコフィエフ:
(1)ピアノ・ソナタ第2番ニ短調Op.14
(2)ピアノ・ソナタ第6番イ長調Op.82
(3)ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84 |
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ) |
録音:2014年7月8-10日、2015年8月3-5日/テルデックス・スタジオ(ベルリン)/68’
00”
ショスタコーヴィチの「24 の前奏曲とフーガ」や協奏曲で神業を聴かせたメルニコフがプロコフィエフのソナタに挑戦しました。ロシア・ピアノ音楽史上の名作だけに、メルニコフがどう解釈するのか興味が募ります。
もともとメルニコフの敬愛するリヒテルの十八番として、いくつか残る録音は今日も決定盤とされている作品ばかり。
メルニコフの解釈は、リヒテルゆずりの辛口な解釈ながら、リヒテルのような骨太さよりは繊細で、プロコフィエフのうつろいやすい気分を絶妙に表現しています。まさに21
世紀風プロコフィエフ演奏と申せましょう。
プロコフィエフが通称「戦争ソナタ」(ピアノ・ソナタ第6
〜第8 番)を作曲したのは第2 次世界大戦中の1939-44
年での厳しい状況下で、主に疎開先で書かれましたが、中央でない干渉のなさゆえか、プロコフィエフ本来の才気と天才性が輝きをみせています。
プロコフィエフの作曲当時、メルニコフの祖父母の作曲家ニコライ・チェンベルジとザーラ・レーヴィナはすぐ近くにおり、まさに誕生に立ち会っていました。そうした遺伝子上のつながりも、演奏に思い入れを増しているように思える凄さです。
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キング・インターナショナル
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KKC 4098
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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J.S.バッハ(1685-1750):オルガン作品集 Vol.2 |
鈴木雅明(オルガン;マルク・ガルニエ製作) |
1.-2.前奏曲とフーガ ト長調 BWV541(7’15”)
3.コラール「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV730(2’13”)
4.-6. 協奏曲 ニ短調 BWV596(10’39”)
7.-18. コラールと11 のパルティータ「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」/
「おおイエス、汝尊き賜物」BWV768(19’00”)
19.-21. 協奏曲 ハ長調 BWV594(17’38”)
22.コラール「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV731(2’40”)
23.-24.前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547(10’10”) |
鈴木雅明によるJ.S.バッハのオルガン作品集第2弾は神戸松蔭女子大学院大学チャペルのガルニエ・オルガンを演奏!
セッション録音:2016 年1月/神戸松陰女子大学院大学チャペル/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、70’47”、輸入盤・日本語帯・解説付
SACD ハイブリッド盤。
鈴木雅明によるJ.S. バッハのオルガン作品集第2
弾は、現在客員教授を務める神戸松蔭女子学院大学のチャペルに据え付けられたマルク・ガルニエ製作のオルガンを用いての録音です。
1990 年にバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)を創設して以来、音楽監督として、またバッハ演奏の第一人者として名声を博した鈴木雅明。BCJ
とともに1995 年に開始し、18 年を経て2013
年に完結したJ.S. バッハの教会カンタータ全集は、まさに世界に誇る偉業として高く評価されました。その録音会場となったのがこのチャペルです。
当会場におけるオルガン演奏の録音は東日本大震災へのチャリティCD「バッハ・フォー・ジャパン」(BIS
2011)で3 篇のオルガン・コラールを録音している以外にはなく、オルガン作品だけを収録したものは今回がはじめてとなります。
収録作品は、喜ばしく輝かしい前奏曲とフーガ
ト長調 BWV541、バッハの名作「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV730&731、大曲コラール・パルティータ「おおイエス、汝尊き賜物」BWV768、すべての楽想が主題から導き出される快活な前奏曲とフーガ
ハ長調 BWV547、そして、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲をオルガン独奏に編曲した協奏曲
ニ短調 BWV596 とハ長調 BWV594 です。極めて高度な技術と表現力が要求される大曲を含む当録音ですが、長きに渡り演奏し続けてきたこのガルニエ・オルガンで見事な演奏を披露しております。日本語解説付ブックレット。
※国内品番のみのご案内となります。
神戸松蔭女子学院大学のオルガンについて
松蔭は、私とバッハ・コレギウム・ジャパンの原点です。1981
年にチャペルが完成、83 年にガルニエのオルガンが完成して後、今にいたるまで230
回以上にわたるチャペルコンサートが催されてきました。そのプロセスで、バッハ・コレギウム・ジャパンが生まれ、全教会カンタータが録音され、またあらゆるバロックオルガン作品が演奏されてきました。ここに、神戸松蔭女子学院の125
周年にあたって、このオルガンを用いたバッハの作品の初めてのCD
が上梓される運びに至ったことは、大きな喜びです。(鈴木雅明〜ライナーノートより)

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LIMEN
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CDVD038 C038
(CD+DVD)
\3500 →\3190
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ベートーヴェンの未出版作品を集めに集めた1枚
ベートーヴェン:
(1)6つのバガテル Op.126
(2)1783〜1800年の小曲、断片集(19曲)
(3)ピアノ・ソナタ第10番ハ短調 Op.10-1のための4つの間奏曲
(4)断片、小品とアングレーズ
(5)1802〜1810年の断片、作品集(15曲)
(6)1818〜1827年の小曲、断片集(11曲) |
グレゴリオ・ナルディ(ピアノ) |
マニア必携!知られざるベートーヴェンの未出版作品を集めに集めた1
枚
録音:2014年/リメン音楽スタジオ/75’02’’/500
セット限定盤
最後のバガテルを収録している以外は、ほとんど顧みられることのない作品番号なしの楽曲や断片を集めた希少なディスクです。
1 分に満たないトラックも多いですが和声などはしっかり書きこまれ、カノンやフーガといった対位法的楽曲もあり、まるでベートーヴェンのスケッチ帳を覗き込んだような世界が広がっています。
断片を含みすべて別トラックに分かれており、全56
トラック収録。ベートーヴェン・マニアには必須のアイテム!
500 セット限定生産、シリアルナンバー付。DVD(NTSC)にはCD
収録曲すべての演奏映像が収録されています。 |
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CDVD025 C025
(CD+DVD)
\3500 →\3190
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ピアノで奏でるワーグナー。
世界初録音を含む、多数の編曲者による好企画!
ワーグナー:
(1)エルザの大聖堂への行列(ローエングリン)リスト編
(2)温室にて(ヴェーゼンドンク歌曲集)ストラーダル編
(3)巡礼の合唱(タンホイザー)ゴドフスキ編
(4)ライントホターの歌(神々の黄昏)クリンドワース編
(5)ジークムントの愛の歌(ワルキューレ)タウジヒ編
(6)悩み(ヴェーゼンドンク歌曲集)ストラーダル編
(7)愛の二重唱(トリスタンとイゾルデ)ジャエル編
(8)第3幕への前奏曲(パルジファル)ブオナミーチ編
(9)エリザベートの祈り(タンホイザー)ゴドフスキ編
(10)ベティ・ショット夫人のためのアルバムの一葉
(11)黒鳥館に到着して
(12)M.W. 夫人のアルバムのためのソナタ
(13)エレジー
(14)エルザの夢(ローエングリン)リスト編 |
グレゴリオ・ナルディ(ピアノ) |
録音:2014年/リメン音楽スタジオ (4)(8)世界初録音/66’50’’/500
セット限定盤
さまざまな編曲者による「ピアノ版ワーグナー」が聴けます。リスト、ゴドフスキ、タウジヒなど名ピアニストの編曲が並び聴き応えあり。10
本の指で奏でられるフル・オーケストラの壮大な響きに打ちのめされます。そしてワーグナーのオリジナル・ピアノ作品も収録。こちらもあまり触れる機会のない音楽なので、併せて楽しめるのが魅力です。
500 セット限定生産、シリアルナンバー付。DVD(NTSC)にはCD
収録曲すべての演奏映像に加え、ナルディ自身がワーグナーとピアノについてイタリア語で語る映像(英語字幕あり)も収録。 |
WERGO
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ハンス・ツェンダー:作品集
(1)adonde? wohin?(どこ?)〜
ヴァイオリン、ソプラノ、器楽のための
(2)oh bosques (o Waelder)(森)〜
ソプラノ、混声合唱と小オーケストラのための
(3)por que? warum? (なぜ?)〜
無伴奏、2つの混声合唱グループのための
(4)oh chritalina…
歌い手と器楽奏者から構成される3つのグループのための |
(1)アンゲリカ・ルッツ(ソプラノ)
エルンスト・コヴァチッチ(Vn)
クラングフォーラム・ヴィーン
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
(2)アンゲリカ・ルッツ(ソプラノ)
バイエルン放送合唱団
バイエルン放送交響楽団
スザンナ・マルッキ(指揮)
(3)SWR 声楽アンサンブル・
シュトゥットガルト
マークス・クリード(指揮)
(4)SWRバーデン=バーデン&
フライブルク交響楽団
エミリオ・ポマリコ(指揮) |
オクターヴを72に分割した微分音の超絶世界ツェンダー作品集
録音:2010-2014 年/(2)-(4)世界初録音
ハンス・ツェンダーの作品集。
これらの4 作品は、異なる演奏形態ですが、歌詞がすべて16
世紀スペイン黄金時代に生み出された文学の中でも頂点とされるホアン・デ・ラ・クルスの「Cantico
spiritual」からとられている、というところが共通しています。
全部で40 行からなる作品の最初の14 行に付曲をしており、ダダのような世界の(1)やどこかシェーンベルクを思わせる(2)、声による突き刺すようなハーモニーが印象的な(3)、管楽器と声楽が不思議に響き合う中、ピアノの音色がかけめぐる大規模な(4)と、超絶の微分音が多用された世界を堪能できます。 |
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ペトリス・ヴァスクス(b.1946):作品集
協奏曲〜フルートとオーケストラのための
(2007/08、2011年改訂)
第3交響曲(2004/05) |
ディタ・クレンベルガ(フルート)
アトヴァルス・ラクスティガラ
(指揮)
リエパーヤ交響楽団 |
ヴァスクス独特の息の長い世界
録音:2016年
1946 年ラトビア生まれの作曲家、ペトリス・ヴァスクス。初期はバルトークやショスタコーヴィチ、そして「新ポーランド楽派」の影響を受けましたが、90
年代以降はエストニアのミニマリズムにインスピレーションを受けています。
2007/08 年に書かれた交響曲は、フィンランドの空気感が濃厚な、そして神が作りたもうたこの美しい土地への愛、闇と光の終わりなき闘いなどを描いた40
分にわたる息の長い作品。フルート協奏曲は、荒々しい中間楽章を静かで美しい楽章が挟むシンメトリックな構造。管楽器が奏でるコラール、息の長いパッセージが、瞑想や慰めの空気を作り上げています。 |
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W.ツィンマーマン(b.1949):ピアノ作品集
・Voces abandonadas*
・The Missing Nail at the River
・Blaupause*
・Bluepoint*
・Romanska Bagar*
・AIMIDEより「Cura」「Fuga」「Svara」*
* 世界初録音 |
ニコラス・ホッヂズ(ピアノ) |
W.ツィンマーマンのピアノ作品集
録音:2009年
内省的でありながらも親密な雰囲気をあわせもつ作風のW.
ツィンマーマンのピアノ作品集。514 のピアノの短いセンテンスから成る「Vocesabandonadas」は、散文詩的な印象で、禅にインスパイアされたピアノ曲「初心」(1975)とは対極に位置する作品。すべて作曲者立ち会いのもとで録音が行われています。 |
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バーバラ・ヘラー(b.1936):
作品集〜Herbstmus(ik 秋の音楽)
・パッチワーク(弦楽四重奏第3番)(2008)/
・ラ・カレータ(弦楽四重奏第2番)(2008)/
・弦楽四重奏 1958(1958)/
・二人のための一/・秋の音楽(2012)/
・Arriba!/・Zwiegespraeche/
・Minutentrios/・Lalai |
ヴェルディ弦楽四重奏団
スザンネ・シュトート(ヴァイオリン)
カタリーナ・デセルノ(チェロ)
ゲザ・リュッカー(ピアノ) |
バーバラ・ヘラーの強迫観念的な音世界
録音:2015,16 年
バーバラ・ヘラーは失われた音、あるいは今まで誰も気づかなかったような音を捜すことに命をかける作曲家。これらの作品からも、ピツィカートや交差する声部を多用して、独自の音を探求している様子がうかがわれます。 |
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ロルフ・リーム:作品集
(1)schifting〜ヴァイオリンと大オーケストラのための
(2)archipel remiex〜大オーケストラと電子音のための |
ギィ・ブラウンシュタイン(Vn)
WDRケルン交響楽団
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮(1))
ペーター・ルンデル(指揮(2)) |
ロルフ・リームの難解な世界
録音:1995年(1)、2000年(2)全曲世界初録音
川のように旋律がたゆたう大規模な作品「shifting」、様々な島から成る諸島のような「Archipel
remix」の2 作品が収録されています。 |
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SCHLAMM(泥)
ファーニホウ:Finis Terrae(6つの声と器楽アンサンブルのための)
クラウス・ラング:YesとNo の海(アンサンブルのための)
カローラ・バウクホルト:Schlammflocke(アンサンブルのための)
ホルヘ・E・ロペス:Gonzales the Earth Eater
(ワーグナー・チューバ、イングリッシュ・ホルン、
バス・クラリネット、ヴィオラとチェロのための) |
ムジークファブリーク |
全曲世界初録音、現代音楽のスペシャリスト、ムジークファブリーク最新盤
録音:2009-2013年(全曲世界初録音)
現代音楽の猛者アンサンブル、ムジークファブリーク最新盤。咆哮する管楽器の中、6
人の声楽家たちが声明のような世界を繰り広げるファーニホウ作品、はじまりも終わりも盛り上がりもオチもなにもないラングの作品、ジャングルに迷い込んだような気分になるバウクホルト作品、そしてワーグナー・チューバなどやや特殊な楽器のアンサンブルのために書かれたロペス作品と、色とりどりの作品が収録されています。 |
COBRA RECORDS
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フランチェスコ・スプリアーニ(1678−1753):チェロ作品集
チェロ・シンフォニア/
カンタータ《Il mio cor che sta in catene》(世界初録音)/
トッカータ第7番/トッカータ第7番とディミニューション/
トッカータ第12番/トッカータ第10番とディミニューション/
カンタータ《Chi m’invola da te, mio bel
tesoro?》(世界初録音)/
トッカータ第5番/トッカータ第5番とディミニューション/
トッカータ第9番とディミニューション/
トッカータ第11番とディミニューション/
カンタータ《Bella, se un di potessi》(世界初録音)/
チェロ・ソナタ(世界初録音) |
ギジェルモ・トゥリーナ(バロック・チェロ)
エウヘニア・ボイクス(ソプラノ)
松岡友子(チェンバロ) |
世界初!? スプリアーニのチェロ作品集!
イタリア出身、スペインとイタリアで活躍した知られざる作曲家、フランチェスコ・スプリアーニ(1678−1753)。音楽史上初めてチェロの教則本を書いたとされるスプリアーニがスペインで書いた教則本「Principles
to learn to play the cello」からのトッカータ集(12曲中6曲)と、シンフォニアとソナタを1曲ずつ、そしていずれも世界初録音となるカンタータ3曲を収録。
スペインのバロック・チェリスト、ギジェルモ・トゥリーナが手稿譜を求めて自らロンドンやナポリの図書館を巡り、ついに実現した貴重な録音です。チェンバロを務めるのは、スペイン在住の日本人チェンバリスト、松岡友子。
録音:2016年2月9日−11日、オランダ |
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アーリー・トランスクリプションズ
マルチェッロ=バッハ:協奏曲ニ短調 BWV.974
ヘンデル=リスト:サラバンドとシャコンヌ
(歌劇 《アルミーラ》より)
バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ
(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より)
モーツァルト=リスト=ハワード:
「フィガロの結婚」と「ドン・ジョヴァンニ」の主題による幻想曲 |
マリアム・バツァシュヴィリ(ピアノ) |
2014年の第10回フランツ・リスト国際ピアノ・コンクールで第1位(女性としては史上初!)を獲得したジョージア(グルジア)出身のピアニスト、マリアム・バツァシュヴィリがCobra
Recordsからデビュー!
バッハ=ブゾーニの「シャコンヌ」のを始めとした、マルチェッロ、ヘンデル、バッハ、モーツァルトの作品からのピアノ・トランスクリプション集。1993年生まれの若き才能ほとばしる、流麗なるトランスクリプションです。ピアノ・アレンジ・ファンには特にオススメ!
録音:2016年4月11日−13日、オランダ |
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レディース・オンリー 〜
シューベルト:愛と哀しみの歌曲集
糸を紡ぐグレートヒェン D.126/
グレートヒェンの祈り D.564/
クラウディーネのアリエッタ D.239/
コルマの嘆き D.217/イフィゲーニア D.573/
ズライカI D.720/ズライカII D.717/
すみれ D.786/ロマンス D.797(ロザムンデより)/
エレンの歌I D.837/エレンの歌II D.838/
エレンの歌III(アヴェ・マリア) D.839/
若い尼 D.828/アン・ライルの歌 D.830/
デルフィーネ D.857 |
ニーンケ・オーステンレイク(ソプラノ)
マリアンヌ・ボーア(ピアノ) |
オランダのソプラノ、ニーンケ・オーステンレイクが歌うシューベルト歌曲集は、「アヴェ・マリア」を含む、女性の様々な感情を描いた作品集。
オーステンレイクはテキストの理解を深めるため、シューベルト研究でも知られるイギリスの哲学者ロジャー・スクルートンとコンタクトを取るなど研究を重ねている。
録音:2015年11月24日−26日、オランダ |
<国内盤>
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