≪第90号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 2016/12/20〜
12/23(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.
ACCENT
|
|
鬼才スホーンデルヴィルトによる
モーツァルト協奏曲シリーズ第6弾!
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K271「ジュノム」
ピアノ協奏曲第11番ヘ長調K413
ピアノ協奏曲第12番イ長調K414 |
アルテュール・スホーンデルヴィルト
(フォルテピアノ、指揮)
クリストフォリ・アンサンブル
ルイージ・デ・フィリッピ(ヴァイオリン)
コラード・レポーレ(ヴァイオリン)
マルテン・ボーケン(ヴィオラ)
フランソワ・ミシェル(チェロ)
シラールト・ケレイ(コントラバス)
ヴィヴィアン・ベルグ(オーボエ)
スン・キョン・リー=ブロンデル(オーボエ)
ペドロ・ブランコ・ゴンザレス(ホルン)
ハイロ・ヒメノ・ヴェセス(ホルン) |
異才スホーンデルヴィルトによるモーツァルト協奏曲シリーズ第6弾!楽曲に新鮮な響きを与える緻密な研究と解釈
フォルテピアノ/1782年製アントン・ワルターのレプリカ
69’57
オランダのフォルテピアノ奏者、アルテュール・スホーンデルヴィルトによるモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズ。従来の演奏とは一線を画した斬新なアプローチで聴かせ、音楽ファンを驚かせています。
モーツァルトがザルツブルク時代に書いたピアノ協奏曲で最も人気のある第9
番。フランス人ピアニストのヴィクトワール・ジュノミに依頼され作曲されたと言われていることから「ジュノム」の愛称がつけられました。
躍動感あふれる快活なスホーンデルヴィルトのピアノ独奏、そして1
パート一人のクリストフォリ・アンサンブルが見通し良く清々しい印象を与えます。
モーツァルトはウィーン移住後に「予約演奏会」を主催。そこで曲を披露した後に楽譜を出版して生計を立てることを始めました。その予約演奏会の為に作曲したのがピアノ協奏曲第11,12,13
番です。
モーツァルトがウィーンの聴衆に向けて「難しすぎず易しすぎず、音楽通はもちろん、そうでない人も満足できる曲」と語っている通り、格調高さと洗練された旋律が魅力の作品群です。
スホーンデルヴィルトの繊細な弱音や微妙な音色のニュアンスの変化、豊かな楽想はモーツァルトの響きに新鮮さを与えています。
旧譜
スホーンデルヴィルトとクリストフォリ・アンサンブルのモーツァルト |
|
スホーンデルヴィルト
モーツァルト第1弾!
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466
(2)同21番ハ長調K467 |
|
アルテュール・スホーンデルヴィルト
(フォルテピアノ、指揮)
クリストフォリ・アンサンブル |
DDD、57’45”
ベートーヴェンの「皇帝」で衝撃を与えたフォルテピアノのスホーンデルヴィルトとクリストフォリ・アンサンブルが、モーツァルトに挑戦しました。
今回もオーケストラは各パート1奏者!しかし物凄い迫力で独奏に全くひけをとらぬどころか、聴く者を終始圧倒します。
スホーンデルヴィルトの独奏も変幻自在、1782
年製アントン・ヴァルターのレプリカによるフォルテピアノはチェンバロを思わす銀色の音色が魅力です。もともとドラマティックな20
番協奏曲ながら、過去に類のない強烈さで迫ります。
|
|
|
スホーンデルヴィルト
モーツァルト第2弾!
モーツァルト:
ピアノ協奏曲
第18番変ロ長調K456
第19番ヘ長調K459 |
アルテュール・スホーンデルヴィルト
(フォルテピアノ:
アントン・ワルター、ウィーン1782年モデル、指揮)
クリストフォリ・アンサンブル |
異才スホーンデルヴィルトによるモーツァルト紛失パートを再現し当時の響きを追求
録音:2012 年5 月14-17日アル=ケ=スナン王立製塩所、フランス/58’29
オランダのフォルテピアノ奏者、アルテュール・スホーンデルヴィルトによるモーツァルト、ピアノ協奏曲シリーズ第2
弾。前作と同様にオケは極端に小規模な各パート1
人の編成とし、従来の演奏とは一線を画した斬新なアプローチで聴かせます。スホーンデルヴィルトが用いているフォルテピアノは1782
年製アントン・ワルターのレプリカで、軽快なタッチのチェンバロのような銀色の音色が魅力です。
第19 番の協奏曲では、紛失したティンパニとトランペットのパートを再現し、当時の華やかさが蘇ります。そして第18
番では緻密で親密な美しい演奏を披露しています。
|
|
|
スホーンデルヴルト
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.3
ピアノ協奏曲第5番ニ長調KV175
・1773年ザルツブルク版:ハープシコード
・1782年ウィーン版:フォルテピアノ
ソプラノのための演奏会用アリア集KV272
(ザルツブルク1777) |
アルテュール・スホーンデルヴルト
(ハープシコード:ジュスティ1720 年頃/
フォルテピアノ:シュペート&シュマール1770年、
指揮)
クリストフォリ・アンサンブル
ヨハネット・ゾマー(S) |
異なるヴァージョン&楽器を用いたスホーンデルヴルトのモーツァルトの協奏曲集第3弾
57’30
オランダのフォルテピアノ奏者、アルテュール・スホーンデルヴィルトによるモーツァルト、ピアノ協奏曲シリーズ第3
弾。従来の演奏とは一線を画した斬新なアプローチで聴かせ、音楽ファンを驚かせています。
このアルバムは、ピアノ協奏曲第5 番KV175 の異なる2
ヴァージョンをハープシコードとフォルテピアノで録音しました。
この作品はモーツァルト最初のオリジナルのピアノ協奏曲。1773
年にザルツブルクで作曲され、1782 年にはウィーンで演奏するために終楽章として新たに作曲したロンド(KV382)に差し替え改訂されています。
スホーンデルヴルトは、楽器制作技術の進歩も考慮に入れてこの2
つのヴァージョンを異なる楽器を用いて演奏しています。1773
年ザルツブルク版は、イタリアのハープシコードであるジュスティ製、1782
年ウィーン版はシュペート&シュマール製のフォルテピアノ。
そして本アルバムの最後はソプラノにヨハネット・ゾマーを迎えソプラノのための演奏会用アリア集KV272
を収録しています。
|
|
ACC 24296
(CD)
\2600
|
スホーンデルヴィルト
モーツァルト:ピアノ協奏曲集Vol.4/
ピアノ協奏曲第6番変ロ長調K238(2つの代替カデンツァを含む)
ピアノ協奏曲第8番ハ長調K246
テノールのためのアリア「運命は恋する者に」K209
テノールのためのアリア「尊み崇めて」K210 |
アルテュール・スホーンデルヴィルト
(フォルテピアノ、指揮)
クリストフォリ・アンサンブル
フランシスコ・フェルナンデス=ルエダ
(テノール) |
スホーンデルヴィルトの研究の成果が結実したモーツァルト協奏曲
使用楽器:シュペート&シュメール(1770年頃)/
ウィリアム・ユルゲンソンによるレプリカ
録音:2014 年5 月2-4 日ノートルダム教会、ブザンソン、フランス/59’15
古楽大国オランダが生んだ知性派フォルテピアノ奏者アルテュール・スホーンデルヴィルト。「1パート1人」という編成で衝撃を与えたベートーヴェンのピアノ協奏曲集、そして本作モーツァルトのピアノ協奏曲集、さらにはモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲を3
つの異なる時代楽器で演奏したアルバムなど、歴史的研究に裏付けされた斬新かつ刺激的な演奏で、聴くものの興味を引きつけてやみません。
モーツァルトは、ザルツブルク時代の1776
年から1777 年にかけて4 曲の協奏曲を続けて作曲しました。ギャラント様式に傾倒していた時期だけに、優美な旋律が随所にあらわれてきます。第6
番ではじめて5 オクターヴを超える作品を書き、従来よりも大きな楽器を必要としました。またカデンツァはモーツァルトの協奏曲の中でも華の一つですが、スホーンデルヴィルトは2
つのカデンツァを収録しています。
第8 番の協奏曲は、リュッツォウ伯爵夫人からの依頼で作曲され、生命力と美しさに溢れた作品です。スホーンデルヴィルトは、作曲された時代1770
年頃のシュペート&シュメールのフォルテピアノのレプリカを使用しています。繊細で優雅な響きが特徴的です。
さらにこのアルバムには、テノール歌手のフランシスコ・フェルナンデス=ルエダをむかえて同時代に作曲されたアリアを2
曲収録しています。 |
|
|
鬼才スホーンデルヴィルトによるモーツァルト協奏曲集第5弾
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第22番変ホ長調(ウィーン、1785)K482
演奏会用アリア「どうしてあなたが忘れられよう…恐れることはない恋人よ」
(ウィーン、1786)K505*
ピアノ協奏曲第24番ハ短調(ウィーン、1786)K491 |
ヴァネッサ・ガルシア・シモン(ソプラノ)*
アルテュール・スホーンデルヴィルト
(フォルテピアノ/1782年製アントン・ワルターのレプリカ、指揮)
クリストフォリ・アンサンブル |
65’52
オランダのフォルテピアノ奏者、アルテュール・スホーンデルヴィルトによるモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズ。従来の演奏とは一線を画した斬新なアプローチで聴かせ、音楽ファンを驚かせています。
このアルバムには、貴族や裕福な市民たちに名簿を回覧して予約を募る「予約演奏会」のために作曲された2
つの協奏曲が収録されています。当時は《フィガロの結婚》の創作に集中していましたが、モーツァルトにとって大事な収入源となるコンサートであったため、作曲をする必要がありました。ピアノ協奏曲は「予約演奏会」の中心的なプログラムで、聴衆は作曲者自身の華麗なピアノ演奏に魅了されていました。
第22 番は、はじめてクラリネットを用い、管楽器部隊が活躍する華やかな協奏曲。木管楽器の技巧的なパッセージが特徴的な第1
楽章、初演のアンコールにもなった抒情的な第2
楽章、軽快なロンドで開始され、クラリネットの甘美な旋律が印象的な中間部をもつ第3
楽章とモーツァルトの新しい試みが随所にちりばめられた作品。第24
番は、充実した管弦楽の大規模な編成と緊張感みなぎる傑作。大英図書館の王立音楽院が所有する自筆譜のピアノ・パートにはスケッチ風に加えられた箇所が残されていて、実際はモーツァルトが即興的に演奏されたと考えられています。
スホーンデルヴィルトの緻密な研究とひらめきが、モーツァルトの豊かな即興性を存分に表現しています。
そして協奏曲2 つの同時期に作曲された演奏会用アリア「どうしてあなたが忘れられよう…恐れることはない恋人よ」。当時ウィーンで活躍していたイギリスのソプラノ歌手ナンシー・ストーラスが帰国するにあたって開かれる演奏会のために書かれたと言われています。ストーラスは《フィガロの結婚》の初演でスザンナ役を務め、卓越した演技力と美貌でモーツァルトも大いに認めていた歌手だったようです。スペイン出身のソプラノ、ヴァネッサ・ガルシア・シモンがドラマティックな恋の物語をコケティッシュに歌います。
|
|
FIRST HAND RECORDS
|
|
「冗談で」〜コミック・アート・ソングス |
ジュリア・コーガン(ソプラノ)
タイソン・ディートン(ピアノ) |
1. ホイビー:蛇/
2. ブラームス:甲斐なきセレナーデ Op.84-4/
3. モーツァルト:老婆 KV517/
4. モーツァルト:魔法使い KV472/
5. ロザンタル:イギリスの鼠/
6. パーセル:What Can We Poor Females Do?
Z429/
7. ブリッジ:So Perverse H.61/
8. ボルコム:アモール/
9. アブルケル:L'Inconstante/
10. ヴォルフ:私はペンナに一人恋人を持っている/
11. ヴォルフ:私のかわいい恋人/
12. ボルコム:George/
13. アブルケル:ジュテーム/
14. プーランク:ヴィオロン/
15. ゴールディン:Lomir Singen/
16. ドビュッシー:操り人形/
17. バーンスタイン:ピッコラ・セレナータ/
18. ラヴェル:草の上で/
19. シューベルト:男なんてみな悪者 D.866-3/
20. ヴォルフ:駄目よ、若いお方/
21. サティ:青銅の像/
22. アブルケル:L'Archet/
23. サン=サーンス:死の舞踏/
24. ビゼー:てんとう虫 Op.20-16/
25. ガーシュイン:Blah, Blah, Blah |
コミカルに綴るバロックから現代までの洒落た歌曲集
64’21’’
古くはバロック時代の作曲家パーセルから、現代アメリカの作曲家ボルコムまで、カラフルで華やかな、そしてちょっぴり冗談めかした楽しい歌曲を集めたアルバム。
コロラトゥーラの芸術に彩られた技巧的な楽曲たちを見事に歌い上げるジュリア・コーガンの歌唱にも注目です。モーツァルトの『老婆』では実際に老婆の声を模してコミカルに歌うなど、随所に遊び心もたっぷり。 |
|
|
「フランクリン・エフェクト」 |
エレクトリック・ヴォイス・シアター |
1. フランシス・M・リンチ:Minerva Scientifica
Soundscape I (Franklin Mix 1)/
2. シェリル・フランシズ・ホード:Photo
51/
3. リン・プロウマン:K-Ras/
4. シャーリー・トンプソン:Life Sequences/
5. ケイト・ウィートリー:Theories of Quantum
Gravity/
6. フランシス・M・リンチ:Minerva Scientifica
Soundscape II (Franklin Mix 2)/
7. フランシス・M・リンチ:Golden Hand/
8. ケイト・ウィートリー:The brain is wider
than the sky/
9. フランシス・M・リンチ:Swallowtail/
10. フランシス・M・リンチ:DNA: Rosalind
Franklin/
11. フランシス・M・リンチ:Minerva Scientifica
Soundscape III
(The Franklin Effect at King's) |
DNA の構造を声のパフォーマンスで表現?
47’34’’
DNA の研究などで知られるイギリスの女性科学者ロザリンド・フランクリン(1920-1958)に焦点を当てた、声のための前衛作品集。
作曲家もすべて女性で、歌・音・言葉が隔たり無く発せられ形なき形を作る幻想的な作品が並びます。1985
年よりイギリス、ヨーロッパ、日本などでパフォーマンスを行っている声楽家&
ステージ・デザイナーの集団、「エレクトリック・ヴォイス・シアター」による刺激的なプロジェクトです。 |
ANALEKTA
|
旧譜紹介 |
AN 28762
【旧譜】
\2500
|
アルガマニヤンが奏でる
ラフマニノフ&リストのピアノ・ソナタ集
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調
Op.36
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178 |
ナレ・アルガマニヤン
(ピアノ/YAMAHA CF-III-S)
|
その実力と才能を認めた内田光子から、2012年の夏に行われたマールボロ音楽祭に招待されるなど、世界的に活躍するアルメニア出身の才女ナレ・アルガマニヤンが奏でるラフマニノフ&リストのピアノ・ソナタ集。
2008年モントリオール国際音楽コンクール優勝を記念して製作されたAnalekta時代の名盤。今作ではYAMAHA
CF-III-Sを使用。
2009年の録音。
|
|
AN 29834
【旧譜】
\2500
|
ピリオド・オーケストラによるモーツァルト
交響曲第40番と第41番
モーツァルト:
交響曲第40番ト短調 K.550
交響曲第41番ハ長調 K.551《ジュピター》
|
ブルーノ・ヴァイル(指揮)
ターフェルムジーク・バロック管弦楽団 |
北米カナダが誇る老舗ピリオド・オーケストラによるモーツァルトの交響曲第40番と第41番を収録したアルバム。
名匠ブルーノ・ヴァイルとターフェルムジーク・バロック管弦楽団は、ドイツの権威あるクラシック・レコード賞として知られるエコー賞を受賞するなど輝かしい実績を誇る名コンビ。
2006年の録音。 |
|
AN 29912
【旧譜】
\2500
|
ヴィヴァルディとバロック・ジプシーズ
作曲者不詳:ウフロフスカ・コレクション1730からのジプシー小品集
ヴィヴァルディ:
リコーダーと弦楽、通奏低音のための協奏曲変ロ長調
RV.375
2本のフルートと弦楽、通奏低音のための協奏曲ハ長調
RV.533
リコーダーと弦楽、通奏低音のための協奏曲ト短調
Op.10-2, RV.104
2本のリコーダーと2本のヴァイオリン、通奏低音のための協奏曲ハ長調
P.81 |
アンサンブル・カプリス
マティアス・マウテ(指揮) |
名匠マティアス・マウテ率いるアンサンブル・カプリスによるヴィヴァルディの作品集。ロマの音楽によるテンポや強弱の変化が白熱した演奏となっている。作曲家としても活躍するマウテのアレンジも必聴。
2007年の録音。
|
|
AN 29966
【旧譜】
\2500
|
フランチェスカ・カッチーニ:カンツォネッタ集 |
シャノン・メルセル(ソプラノ)
シルヴァン・バージェロン
(テオルボ、バロック・ギター)
アマンダ・キースマート(チェロ)
リュック・ボーセジュール
(チェンバロ、オルガン) |
シャノン・メルセルのAnalektaからのアルバム第6弾は、17世紀イタリアの女流音楽家フランチェスカ・カッチーニが遺したカンツォネッタ集。
メルセルの澄み切った歌声を支えるのは、バッハのペダル・チェンバロによる作品集で好評を博したカナダを代表する名チェンバリスト、リュック・ボーセジュール。
2009年の録音。 |
CHAMPS HILL RECORDS
|
|
バッハ・トゥ・ザ・フューチャー Vol.2
エイドリアン・サットン:アルペッジアーレ・ヴァリエーションズ
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調
Op.27-3 《バラード》
サリー・ビーミッシュ:イントラーダとフーガ
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調
BWV1005
マクスウェル・デイヴィス:無伴奏ヴァイオリンのためのソナティナ
Op.334
ストラヴィンスキー:無伴奏ヴァイオリンのためのエレジー
シベリウス:幸せな音楽家 JS70 |
フェネラ・ハンフリーズ(ヴァイオリン) |
バッハ・トゥ・ザ・フューチャーVol.2!衝撃の無伴奏プロジェクト第2弾!
ドイツ・カンマーアカデミーのコンサートマスターとしても活躍する女流ヴァイオリニスト、フェネラ・ハンフリーズの無伴奏プロジェクト「バッハ・トゥ・ザ・フューチャー(Bach2The
Future)」第2弾が登場!
「バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」から現在へと続く「無伴奏作品」の系譜を紡いでいくというユニークで独創的なプロジェクト。第2弾では、引き続きバッハとイザイの無伴奏ソナタ、ストラヴィンスキーとシベリウスの無伴奏作品、そして新たな3人のイギリスの作曲家による委嘱新作の組み合わせ。
新時代の女流ヴァイオリニストが華麗な技巧で贈る、注目の無伴奏アルバムです!
録音:2015年9月29日−30日&10月19日−21日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)

フェネラ・ハンフリーズ(ヴァイオリン)
バッハ・トゥ・ザ・フューチャー Vol.1 |
|
フェネラ・ハンフリーズ(ヴァイオリン)
バッハ・トゥ・ザ・フューチャー Vol.1
J.S.バッハ:パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
フランシズ=ホード:組曲第1番
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
Op.27
クロース:オークニー・ドリーミング
ビーバー:パッサカリア
ヘラウェル:バルコニーの情景
スコット:マルハナバチ |
フェネラ・ハンフリーズ(ヴァイオリン) |
バッハ・トゥ・ザ・フューチャーVol.1!フェネラ・ハンフリーズの無伴奏プロジェクト!
ドイツ・カンマーアカデミーのコンサートマスターとしても活躍する女流ヴァイオリニスト、フェネラ・ハンフリーズの無伴奏プロジェクト「バッハ・トゥ・ザ・フューチャー(Bach2The
Future)」の第1弾!
「バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」から現在へと続く「無伴奏作品」の系譜を紡いでいくというユニークで独創的なプロジェクト。
第1弾では、バッハ、イザイ、ビーバー、スコットに、イギリスの3曲の委嘱新作を組み合わせている。また1人、要注目の女流ヴァイオリニストが華麗に、そして圧巻の演奏で登場です!

どこかのサロンで演奏しているラヴェルです。なかなかの大家と見ました。
https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=aQEIGN9s_UY
|
|
|
|
ベター・エンジェルズ 〜 オーボエのための作品集
R・シュトラウス:オーボエ協奏曲ニ長調
バーバー:カンツォネッタ Op.48 posth.、夏の音楽
Op.31*
ヤナーチェク:青春 JW VII/10*
リチャード・ブラックフォード:
ザ・ベター・エンジェルズ・オヴ・アワー・ネイチャー |
エミリー・ペイルソープ(オーボエ)
マーティン・ブラビンズ(指揮)
BBC交響楽団
BBC交響楽団のソロイストたち* |
1989年のジレット国際オーボエ・コンクールの優勝者、エミリー・ペイルソープのコンチェルト・アルバム第2弾は、オーボエ作品の名作、リヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲と、2012年にリチャード・ブラックフォードへ委嘱したオーボエと弦楽のための協奏曲「ザ・ベター・エンジェルズ・オヴ・アワー・ネイチャー(The
Better Angels of our Nature)」を収録。
ロンドン・コンコード・アンサンブルを始め、夫のフルート奏者ダニエル・ペイルソープ(ロンドン・コンコード・アンサンブルの創設メンバー、BBC交響楽団の首席奏者)との共演でも活躍するエミリー・ペイルソープの高い技巧と艶やかな音色が存分に発揮された、オーボエ・アルバムです。ダブル・リード関係者要注目!
録音:2015年1月、&10月、BBCマイダ・ヴェール・スタジオ |
. |
|
ついに全集完結!
レントヘン:弦楽三重奏曲全集 Vol.4
弦楽三重奏曲第13番イ長調
弦楽三重奏曲第14番ハ短調
弦楽三重奏曲第15番ハ短調
弦楽三重奏曲第16番嬰ハ長調 |
レンドヴァイ弦楽三重奏団
〔ナディア・ヴィーゼンベーク
(ヴァイオリン)、
イルヴァリ・シリアクス
(ヴィオラ)、
マリー・マクラウド(チェロ)〕 |
ユリウス・レントヘンの弦楽三重奏曲、ついに全集完結!
19世紀から20世紀にかけて隆盛を誇ったオランダの音楽一族、レントヘン家を代表する大音楽家ユリウス・レントヘン(1855−1932)。
イギリスの女流弦楽器奏者たちによって結成されたアンサンブル、レンドヴァイ弦楽三重奏団が進めてきた「レントヘン:弦楽三重奏曲全集」の録音は、ハーグのオランダ音楽研究所に保管されていた手書きの未出版譜を発見したことによりスタートした歴史的プロジェクト。オランダの伝統的な舞曲や旋律が多用されているといった特徴を持つこの曲集も、第13番〜第16番を収録した第4集でついに全集完結!
録音:2015年6月17日−19日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)
第1巻のプロモーション映像。第2番の終楽章でしょうか。
https://youtu.be/JMrUXfjEjnk
レンドヴァイ弦楽三重奏団
レントヘン:弦楽三重奏曲全集Vol.1〜3 |
|
レントヘン:弦楽三重奏曲全集Vol.1
弦楽三重奏曲第1番ニ長調 Op.76
弦楽三重奏曲第2番イ短調《ドヴォルザーク》
弦楽三重奏曲第3番ホ短調
弦楽三重奏曲第4番ニ長調《ワルツ組曲》 |
レンドヴァイ弦楽三重奏団
〔ナディア・ヴィーゼンベーク(ヴァイオリン)、
イルヴァリ・シリアクス(ヴィオラ)、
マリー・マクラウド(チェロ)〕 |
オランダ・ロマンティシズム!レントヘンの弦楽三重奏曲!
19世紀から20世紀前半にかけてオランダで隆盛を誇った音楽一族レントヘン家。
レントヘン家を代表する音楽家であり、当時のオランダ・ロマンティシズムの体現者でもあったユリウス・レントヘン(1855−1932)の「弦楽三重奏曲全集」のリリースがスタート!
2007年からレントヘンの「ピアノ三重奏曲」に取り組んでいるレンドヴァイ弦楽三重奏団は、ハーグのオランダ音楽研究所(Netherlands
Music Institute)に保管されていた約15曲の手書きの未出版楽譜を発見し、今回の全集録音を決意したという。
オランダ・ロマンティシズムが息づくレントヘンの「弦楽三重奏曲」の知られざる魅力を、近年評価を高めているレンドヴァイ弦楽三重奏団の丁寧な演奏で。
※録音:2013年3月20日−22日、ミュージック・ルーム、チャンプス・ヒル(ウェスト・サセックス、イギリス) |
|
|
レントヘン:弦楽三重奏曲全集 Vol.2
弦楽三重奏曲第5番
弦楽三重奏曲第6番
弦楽三重奏曲第7番
弦楽三重奏曲第8番 |
レンドヴァイ弦楽三重奏団 |
※録音:2013年10月9日−11日、ミュージック・ルーム、チャンプス・ヒル(ウェスト・サセックス、イギリス) |
|
|
レントヘン:弦楽三重奏曲集 Vol.3
弦楽三重奏曲第9番変イ長調
弦楽三重奏曲第10番ヘ短調
弦楽三重奏曲第11番ト短調
弦楽三重奏曲第12番イ長調 |
レンドヴァイ弦楽三重奏団
〔ナディア・ヴィーゼンベーク(ヴァイオリン)、
イルヴァリ・シリアクス(ヴィオラ)、
マリー・マクラウド(チェロ)〕 |
オランダのロマンティシズム。レントヘンのトリオ集Vol.3!
19世紀から20世紀にかけて隆盛を誇ったオランダの音楽一族、レントヘン家を代表する大音楽家ユリウス・レントヘン(1855−1932)。
ハーグのオランダ音楽研究所に保管されていた約15曲の手書きの未出版譜を発見したことによりスタートした「弦楽三重奏曲」のレコーディング・プロジェクト第3弾!レンドヴァイ弦楽三重奏団が、オランダのロマンティシズムをドラマティックに奏でてゆく。
2014年3月19日−21日の録音。
|
|
. |
|
メンデルスゾーン、ヘンゼル、
スタンデイル・ベネット:
チェロ・ソナタ集
メンデルスゾーン:
チェロ・ソナタ第1番変ロ長調 Op.45
ファニー・ヘンゼル:
ファンタジア ト短調、カプリッチョ 変イ長調
スタンデイル・ベネット:
チェロとピアノのための二重奏ソナタ
イ長調Op.32
メンデルスゾーン:チェロ・ソナタ第2番ニ長調
Op.58 |
アリス・ニアリー(チェロ)
ベンジャミン・フリース(ピアノ) |
グールド・ピアノ・トリオのメンバー、アリス・ニアリーとベンジャミン・フリースによるチェロ・ソナタ集。
フェリックス・メンデルスゾーンとその姉、ファニー・ヘンゼル(ファニー・メンデルスゾーン)の作品、そしてイギリス・ロマン派、ウィリアム・スタンデイル・ベネットの二重奏曲(二重奏ソナタ)を組み合わせた意欲的なプログラム。
録音:2014年11月3日−5日、&10月、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス)
*****
ウィリアム・スタンデイル・ベネットって誰?
スタンデイル・ベネット(Sir William Sterndale
Bennett, 1816年4月13日 - 1875年2月1日)はメンデルスゾーンとシューマンから称賛を受け、イギリスのロマン派最大の作曲家と称される。
今回は珍しいベネットのチェロ・ソナタが収録されている。
美しく優雅な作品。
メンデルスゾーンが彼のことを絶賛したのもわかる。

下記で紹介しているベネットの「ピアノ協奏曲(第1番
ニ短調 Op.1)」はウィリアム4世とアデレード王妃の御前で演奏された名曲。
1833年6月にロンドンで再度の公演が行われたときはメンデルスゾーンが聴いていて、ベネットをデュセルドルフのライン音楽祭に招待した。
そこでベネットが「あなたの弟子にしてもらえるだろうか」と問うたところ、メンデルスゾーンは「いやいや、君には私の友になってもらわないと。」と答えたという。
|
|
|
ソネット 〜
ブリテン、ブラームス、リスト、パリー、シューベルト:歌曲集
シューベルト:
ソネット第3作 D.630、ソネット第1作 D.628、宝掘り人の願い
D.761/
ブラームス:あるソネット Op.14-4/
リスト:3つのペトラルカのソネット/
ウィリアム・エイキン:君を夏の一日と比べてみようか/
パリー:
もう泣かないで、さようなら, きみは私のものにするには貴重すぎる、ブライト・スター/
ヴォーン=ウィリアムズ:静かな昼さがり/
デイヴィッド・バウアーマン:しっかりと目を閉じたとき/
アンドレ・カプレ:かくも甘き矢は/
アンリ・ソーゲ:夢の中であなたを見る/
ブリテン:仰向けに寝転んで、ミケランジェロの7つのソネット |
ベン・ジョンソン(テノール)
グレアム・ジョンソン(ピアノ) |
HyperionやSignum Classicsの歌曲レコーディングで実力を発揮してきたテノール、ベン・ジョンソン。若手オペラ歌手の登竜門、BBCカーディフ・シンガー・オブ・ザ・ワールド2013で聴衆賞を受賞した若きイギリスのテノールが、名盤奏者グレアム・ジョンソンとともに、イギリス、フランス、ドイツのソネット集を歌う。
録音:2014年8月18日−20日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス) |
CRD
|
CRD 3506
(CD-R)
【旧譜】
\2100
|
イアン・ファウンテンのベートーヴェン!
ベートーヴェン:
ディアベッリ変奏曲
創作主題による32の変奏曲 |
イアン・ファウンテン(ピアノ) |
ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール優勝者!イアン・ファウンテンのベートーヴェン!
アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールで優勝を果たしたイアン・ファウンテン。名チェリスト、ダーヴィド・ゲリンガスとのデュオで知られているファウンテンのソロ・アルバムはベートーヴェンの変奏曲集。
録音:1996年8月、ブリストル(イングランド)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
|
CRD 3504
(CD-R)
【旧譜】
\2100
|
パーセル:ヴァース・アンセム集 |
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
バンド・オヴ・インストゥルメンツ
エドワード・ヒギンボトム(指揮) |
1379年から現在まで続く長い伝統を誇る名門、オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊が歌うパーセルのヴァース・アンセム集。指揮は1976年から音楽監督を務めているエドワード・ヒギンボトム。
録音:1995年9月、ニュー・カレッジ教会(オックスフォード)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
|
CRD 3503
(CD-R)
【旧譜】
\2100
|
ダンツィのファゴットと弦楽器のための3つの四重奏曲
ダンツィ:
ファゴットと弦楽のための3つの四重奏曲
Op.40 |
ロバート・トンプソン(ファゴット)
ロジャー・クール(ヴァイオリン)
デイヴィッド・カーティス(ヴィオラ)
ジョン・トッド(チェロ) |
木管アンサンブルの作曲家としてよく知られているフランツ・ダンツィのファゴットと弦楽器のための3つの四重奏曲。
録音:1995年7月10−12日、オックスフォードシャー(イングランド)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
|
CRD 3502
(CD-R)
【旧譜】
\2100
|
エンデリオン弦楽四重奏団のチャイコフスキー
チャイコフスキー:
弦楽六重奏曲 ニ短調 Op.70《フィレンツェの思い出》
弦楽四重奏曲第3番 変ホ短調 Op.30、4つの初期の小品 |
エンデリオン弦楽四重奏団
ティム・ボールトン(ヴィオラ)
ロバート・コーエン(チェロ) |
1979年に結成され、世界最高峰の弦楽四重奏団として知られているエンデリオン弦楽四重奏団のチャイコフスキー。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
|
CRD 3501
(CD-R)
【旧譜】
\2100
|
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲
弦楽四重奏曲
第1番 ニ長調 Op.11
第2番 ヘ長調 Op.22
変ロ長調 |
エンデリオン弦楽四重奏団 |
当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
SIGNUM CLASSICS
|
|
バード&ブリテン
バード:おお主よ、御身のしもべエリザベスが/
ブリテン:聖コルンバ讃歌/
バード:今こそ汝は行かしめたもう/
ブリテン:神をたたえよ/
バード:アヴェ・ヴェルム・コルプス、聖なる讃美のうちに/
ブリテン:聖ペテロ讃歌/
バード:もろもろの国よ、主をほめ讃えよ/
ブリテン:アンティフォン/
バード:女王のアルマン/
ブリテン:ミサ・ブレヴィス/
バード:われらはいかに主の歌を歌わん/
ブリテン:テ・デウム ハ長調 |
ケンブリッジ・ジーザス・カレッジ合唱団
マーク・ウィリアムズ(指揮) |
英国の名門カレッジ合唱団、新譜2タイトル!
カトリック教徒という共通点を持つ2人のイギリス人作曲家、ルネサンス時代のウィリアム・バードと20世紀のベンジャミン・ブリテン。数世紀の時を越えて、バードとブリテンの祈りの音楽が、ケンブリッジ大学の名門合唱団のハーモニーによって、荘厳なる祈りのストーリーを紡ぐ。
1496年に創設され長い歴史と伝統を持つケンブリッジ大学のジーザス・カレッジ。カレッジ・クワイアーとチャペル・クワイアーの合同による合唱団が、母国イギリスの2人の偉大な音楽家の芸術を歌う。
2016年6月27日−30日の録音。

|
|
|
新たな天 〜 合唱作品集
マクミラン:アルファとオメガ/
ハリス:主なる神よ、われらを連れ去りたまえ/
デュブラ:天使が立った/
ベイントン:新しい天と新しい地を見た/
ヤング:7つのトランペット/
ハリス:天は美し/
ハウエルズ:天から響くのを聞いた/
レイトン:アレルヤ、アーメン/クック:大成功を収め/
ラッター:光の創造主への讃歌/
マクミラン:主なる神よ、われらを連れ去りたまえ/
ガルヴァーニ:もうひとりの御使いが/
マクドウォール:私は私の救い主が生きていることを知っている/
ジャクソン:見よ、私はすぐに来る/
ベドナル:第7の天使 |
オックスフォード・
クイーンズ・カレッジ合唱団
オーウェン・リース(指揮) |
OAEやブルック・ストリート・バンドと共演を重ねるなど、活躍の場を広げているオックスフォード・クイーンズ・カレッジ合唱団。
「啓示(レヴェレーション)」をコンセプトとするプログラムには、クイーンズ・カレッジに在籍していた3人の作曲家、フィリップ・クック、トビー・ヤング、マルコ・ガルヴァーニの委嘱作品を収録。
2016年1月4日−6日の録音。

|
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<メジャー・レーベル>
DG
|


482 7626
(8CD+DVD)
\6000→\5490 |
《グレース・バンブリーの芸術》
《CD1-2》
ヘンデル:オラトリオ『エジプトのイスラエル人』(全曲)〜
グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ),
ダーレ・ブラックバーン(テノール),
コルレーン・ビショフ(ソプラノ), ドン・ワッツ(バス),
他,
ユタ大学混声合唱団, ユタ交響楽団, モーリス・アブラヴァネル(指揮)
[録音]1957年/
《CD3-4》
ヘンデル:オラトリオ『ユダス・マカベウス』(全曲)〜
グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ),
マルティナ・アローヨ(ソプラノ),
ジョン・マッカラム(テノール), ドン・ワッツ(バス),
他,
ユタ大学混声合唱団, ユタ交響楽団, モーリス・アブラヴァネル(指揮)
[録音]1958年/
《CD5》
1-2) ヘンデル:オラトリオ『メサイア』より「見よ、おとめがみごもって」「彼は侮られて」〜
グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)
エイドリアン・ボールト(指揮)ロンドン交響楽団
[録音]1962年,
3-4) グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』より
「エウリディーチェを失って」「神よ、どうしたというのでしょう」,
5) マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「ママも知るとおり」,
6-8) ビゼー:歌劇『カルメン』より
「恋は野の鳥(ハバネラ)」「セビリャの砦近く(セギディーリャ)」
「何度やっても同じこと(カルタの歌)」,
9) グノー:歌劇『サッフォー』より「不滅のリラよ」,
10) サン=サーンス:歌劇『サムソンとデリラ』より「あなたの声に心は開く」,
11) チャイコフスキー:歌劇『オルレアンの少女(ジャンヌ・ダルク」』より
「さようなら、故郷の丘や畑よ」〜
グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)
ヤーノシュ・クルカ(指揮)ベルリン放送交響楽団
[録音]1962年,
12-15)ファリャ:『恋は魔術師』より
「悩ましい愛の歌」「火祭りの踊り」「きつね火の歌」「朝の鐘」〜
グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)
ロリン・マゼール(指揮)ベルリン放送交響楽団
[録音]1965年,
16-19) ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』より
「茂る数限りない樅の木の下」「美しい庭に」
「お慈悲を! おゆるしを! 犯した罪に苦しむ女を!」「ああ、死の贈り物よ」〜
グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)
ゲオルク・ショルティ(指揮)コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
[録音]1965年/
《CD6》
1) ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』より「地獄の王よ」,
2-3) ヴェルディ:歌劇『ドン・カルロ』より「おお、むごい運命よ」「世のむなしさを知る神」,
4-5) ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』より「炎は燃えて」「彼女は足枷を課せられ」,
6) ヴェルディ:歌劇『アイーダ』より「勝ちて帰れ」,
7-9) ヴェルディ:歌劇『マクベス』より
「この勝利の日に…さあ、早く来て」「日の光が薄らいで」
「消えてしまえ、いまわしい染みよ」,
10-12) ワーグナー:歌劇『タンホイザー』より
「いとしい人よ、こちらへおいで」「いつでも私の歌だけが」「行っておしまい、むごい人よ」,
13) ブラームス:『調べのように私を通り抜ける』Op.105-1,
14) ブラームス:『サッフォー風の頌歌』Op.94-4,
15) ブラームス:『エオリアンハープに寄せて』Op.19-5,
16) ブラームス:『おお涼しい森よ』Op.72-3,
17) ブラームス:『昔の恋』Op.72-1,
18) ブラームス:『別れ』Op.14-5 〜
グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ),
ヤーノシュ・クルカ(指揮)ベルリン放送交響楽団,
ハンス・レーヴライン(指揮)ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団,
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指揮)バイロイト祝祭管弦楽団,
エリック・ヴェルバ(ピアノ), セバスティアン・ペシュコ(ピアノ)
[録音]1962-1965年/
【CD7】
シューベルト:
1) 音楽に寄せて D.547, 2) 若い尼 D.828,
3) 万霊節の日のための連梼 D.343,
4) 憩いなき愛 D.138, 5) 影法師 D.957-13,
6) 冥府への旅 D.526,
7) さすらい人 D.493, 8) 夜と夢 D.827,
9) 解消 D.807, 10) 鱒 D.550,
ブラームス:
11-18) ジプシーの歌 Op. 103(抜粋8曲),
19) 死、それは清々しい夜 Op.96-1,
20) 甲斐なきセレナーデ Op.84-4, 21) リスト:それは素晴らしいこと
S.314,
ヴォルフ:
22) ヴァイラの歌, 23) 眠るみどり児イエス,
24) アナクレオンの墓, 25) ひめごと,
R.シュトラウス:
26) 献呈 Op.10-1, 27) ダリア Op.10-4,
28) あこがれ Op.32-2, 29) セレナード Op.17-2
〜
グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)エリック・ヴェルバ(ピアノ)
セバスティアン・ペシュコ(ピアノ)
[録音]1962-1963年/
【CD8】《フィーチャリング・ディオンヌ・ワーウィック》
1) Just Like A Woman, 2) Sometimes When
We Touch, 3) When I Fall In Love,
4) We Had This Time, 5) Smile, 6) Will
You Still Love Me Tomorrow, 7) Everytime,
8) Wee Small Hours Of The Morning, 9) Was
It A Dream, 10) My Way 〜
グレース・バンブリー(メゾ・ソプラノ)[録音]1995年/
【DVD】
ビゼー:歌劇『カルメン』全曲 〜
グレース・バンブリー(カルメン), ジョン・ヴィッカーズ(ドン・ホセ),
フスティーノ・ディアス(エスカミーリョ),
ミレッラ・フレーニ(ミカエラ),
オリヴェラ・ミリャコヴィッチ(フラスキータ),
ユリア・ハマリ(メルセデス), 他,
ウィーン国立歌劇場合唱団, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮, 芸術監督),
[収録]1967年 |
独特の哀調を帯びた歌唱で絶賛をあびたグレース・バンブリー80歳記念
米国のメゾ・ソプラノ歌手。ミズーリ州セント・ルイスに生まれ、大学卒業後、ロッテ・レーマンについて声楽の勉強を本格的に始め、奨学金を得てヨーロッパに留学。1960年パリ・オペラ座でビゼーの「カルメン」等を歌ってデビューし、大成功を収めました。1961年、黒人歌手として始めてバイロイト音楽祭で「タンホイザー」のヴェーヌスを歌い絶賛をあび、1962年にパリ・オペラ座の日本公演に参加して初来日。その後ザルツブルク音楽祭、メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座等で活躍。1967年、ザルツブルグ音楽祭中の祝祭劇場にて収録されたカラヤン(指揮&芸術監督)による映画版「カルメン」でも素晴らしい歌唱を聴かせています。
声量も豊かで艶のある輝かしい声質の持ち主として、世紀のメゾ・ソプラノとして活躍したバンブリー80歳を記念して、DGに録音したものを集大成しています(「エジプトのイスラエル人」は初CD化)。
ディオンヌ・ワーウィックを歌ったポピュラー・アルバム(ポリドール盤)も収録。全て新リマスターが行われています。
ボーナスDVDとして、1967年のカラヤン指揮&監督による「カルメン」の映像も収録されています。48ページのブックレットには、Bjorn
Woll氏によるインタビュー(欧文のみ)と写真などを掲載予定。 |
. |


479 6909
(25CD)
\12000→\10990 |
《ピエール・フルニエ〜DG, Decca, Philips録音全集》
【CD1】
1) ラロ:チェロ協奏曲ニ短調,
2) サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33,
3) ブロッホ:〜ジャン・マルティノン(指揮)ラムルー管弦楽団(録音:1960年),
4) ブロッホ:シェロモ〜
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(録音:1966年)/
【CD2】
ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調Op.56〜
ゲザ・アンダ(ピアノ) ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
フェレンツ・フリッチャイ(指揮)ベルリン放送交響楽団(録音:1960年)/
【CD3】
R.シュトラウス:ドン・キホーテOp.35〜
ジュスト・カッポーネ(ヴィオラ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(録音:1965年)/
【CD4】
1) ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104〜
ジョージ・セル(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(録音:1961年),
2) エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85〜
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(録音:1966年)/
【CD5】
1) ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ホ短調R.40,
2) クープラン:演奏会用小品集,
3) C.P.E.バッハ:チェロ協奏曲イ長調Wq172,
4) ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調G482〜
ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)ルツェルン音楽祭弦楽合奏団(録音:1961,
1963年)/
【CD6】
ハイドン:1) チェロ協奏曲第1番ハ長調,
2) チェロ協奏曲第2番ニ長調〜
ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)ルツェルン音楽祭弦楽合奏団(録音:1967,
1964年),
ストラヴィンスキー:3) イタリア組曲, 4)
ロシアの歌〜エルネスト・ルッツ(ピアノ)(録音:1965年)/
【CD7-10】
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 全11曲〜
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ) ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
カール・ライスター(クラリネット)(第4番)(録音:1969,
1970年)
【CD11-12】
ベートーヴェン:
1-5) チェロ・ソナタ第1-5番,
6) 『マカベウスのユダ』の主題による12の変奏曲
WoO45,
7) 『魔笛』の主題による7つの変奏曲 WoO46,
8) 『魔笛』の主題による12の変奏曲 Op.66〜
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)(録音:1959年)/
【CD13-14】
ベートーヴェン:
1-5) チェロ・ソナタ第1-5番,
6) 『マカベウスのユダ』の主題による12の変奏曲
WoO45,
7) 『魔笛』の主題による7つの変奏曲 WoO46,
8) 『魔笛』の主題による12の変奏曲 Op.66〜
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)(録音:1965年)/
【CD15】
ブラームス:
1) チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38,
2) チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99〜ルドルフ・フィルクスニー(ピアノ)(録音:1965年),
3) フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調(チェロ編曲版)〜
ジャン・フォンダ(ピアノ)(録音:1971年)/
【CD16】
1) シューベルト:アルペジョーネ・ソナタイ短調D.821,
2) メンデルスゾーン:協奏的変奏曲Op.17,
3) シューマン:幻想小曲集Op.73,
4) シューマン:民謡による5つの小品Op.102,
5) ショパン:チェロ・ソナタ ト短調Op.65〜ジャン・フォンダ(ピアノ)(録音:1967,
1971年)/
【CD17】
1) フランクール:ソナタ ホ長調〜アダージョ・カンタービレ(トローウェル編曲),
2) ハイドン:ソナタハ長調〜メヌエット(ピアッティ編曲),
3) ウェーバー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
Op.10-3〜
ラルゲット(クライスラー編曲),
4) ウェーバー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
Op.10-3〜
ロンド(ピアティゴルスキー編曲),
5) ショパン:夜想曲第2番変ホ長調 Op.9-2(フルニエ編曲),
6) リムスキー=コルサコフ:『金鶏』〜「太陽への讃歌」(クライスラー編曲),
7) リムスキー=コルサコフ:『サルタン皇帝の物語』〜「熊蜂の飛行」(ストライマー編曲),
8) シューマン:アダージョとアレグロ変イ長調(グリュツマッハー編曲),
9) バッハ=グノー:アヴェ・マリア,
10) チャイコフスキー感傷的なワルツOp.51-6,
11) ブラームス:野の寂しさOp.86-2,
12) ポッパー:妖精の踊りOp.39,
13) ドヴォルザーク:ロンド ト短調Op.94,
14) サン=サーンス:白鳥,
15) パガニーニ:ロッシーニ『エジプトのモーゼ』による幻想曲(シルヴァ編曲),
16) チャイコフスキー:奇想的小品 ロ短調
Op.62〜
ラマール・クラウソン(ピアノ)(録音:1969年)/
【CD18-19】
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1-6番BWV.1007-1012(録音:1960-1961年)/
【CD20】
1) ハイドン:チェロ第2番ニ長調〜
カール・ミュンヒンガー(指揮)シュトゥットガルト室内管弦楽団(録音:1953年),
2) ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調〜
ラファエル・クーベリック(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(録音:1954年)/
【CD21】
R.シュトラウス:ドン・キホーテOp.35〜
エルンスト・モラヴェッツ(ヴィオラ)
クレメンス・クラウス(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(録音:1953年)/
【CD22】
1) ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調G.482,
2) ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ホ短調R.40,
3) クープラン:演奏会用小品集〜
ルドルフ・バウムガルトナー(指揮)ルツェルン音楽祭弦楽合奏団(録音:1952年),
4) J.S.バッハ:われ心よりこがれ望む,
5) ブロッホ:ニグン,
6) クライスラー:クープランの様式によるルイ13世の歌とパヴァーヌ,
7) ドビュッシー:美しき夕暮れ,
8) フォーレ:糸を紡ぐ女,
9) ガーシュウィン:『3つの前奏曲』より第2曲Andante
con moto e poco rubato,
10) ホアキン・ニン:グラナディーナ〜
アーネスト・ラッシュ(ピアノ)(録音:1952年)/
【CD23】
ブラームス:
1) チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38,
2) チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99〜
ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)(録音:1955年),
3) J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番ト長調BWV.1027〜
アーネスト・ラッシュ(ピアノ)(録音:1952年)/
【CD24】
ブラームス:
1) チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38,
2) チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99〜
ジャン・フォンダ(ピアノ)(録音:1984年)/
【CD25】
1) ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.78(チェロ編曲版),
2) グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調Op.36〜
ジャン・フォンダ(ピアノ)(録音:1984年)、 |
ピエール・フルニエ(チェロ) |
フルニエの、気品のある容貌と格調の高い表現
端正かつ気品あふれる表現で「チェロの貴公子」と評されたフランス最高の名チェリスト、ピエール・フルニエ。わが国でも多くのファンに親しまれ、現在でも根強い人気を持ち続けており、限りない美音と常に音楽的な高貴さに溢れた、品位の高い演奏です。
彼のDG(Archiv), Decca, Philipsへの録音を全て収録した限定ボックスです。
各ディスクは、オリジナルジャケット・デザインによる紙ジャケットに封入。64ページのブックレットには書き下ろしライナーノーツ(欧文のみ)とレアな写真などが掲載される予定です。 |
DECCA
|


483 1486
(2CD+Blu-ray-Audio)
\4000→\3690 |
《レオンタイン・プライス, カラヤン 〜 プッチーニ:トスカ》
プッチーニ:歌劇『トスカ』(全曲) |
レオンタイン・プライス(トスカ),
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(マリオ・カヴァラドッシ),
ジュゼッペ・タデイ(スカルピア男爵),
カルロ・カーヴァ(アンジェロッティ),
フェルナンド・コレナ(堂守),
ピエロ・デ・パルマ(スポレッタ)、他,
ウィーン国立歌劇場合唱団,
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮) |
最新リマスター&Blu-ray-Audioディスクも同梱
20世紀を代表するプリマ、レオンティン・プライスとモナコと並ぶイタリア・オペラ黄金時代のテノール、ステーファノという夢の顔合わせによる名盤。Deccaエンジニア、Paschal
Byrne氏による24bit/96kHzリマスタリングが施され、さらにBlu-ray-Audioディスクも同梱いたしました。英語・ドイツ語・フランス語の歌詞対訳付きブックレット型ケース仕様。
【録音】1962年9月 ウィーン、ゾフィエンザール(ステレオ:セッション) |
|


483 1490
(2CD+Blu-ray-Audio)
\4000→\3690 |
《レオンタイン・プライス, ショルティ 〜 ヴェルディ:アイーダ》
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」(全曲) |
レオンタイン・プライス(アイーダ),
ジョン・ヴィッカーズ(ラダメス),
リタ・ゴール(アムネリス),
ロバート・メリル(アモナズロ),
ジョルジオ・トッツィ(ランフィス)、他,
ローマ歌劇場管弦楽団&合唱団,
ゲオルク・ショルティ(指揮) |
最新リマスター&Blu-ray-Audioディスクも同梱
ショルティの率直な表現がドラマの悲劇性を浮かびあがらせた『アイーダ』。ゴールやメリルが巧みな歌唱で脇を固めているのも聴きどころです。
Deccaエンジニア、Paschal Byrne氏による24bit/96kHzリマスタリングが施され、さらにBlu-ray-Audioディスクも同梱いたしました。英語・ドイツ語・フランス語の歌詞対訳付きブックレット型ケース仕様。
【録音】1961年7月, ローマ歌劇場(ステレオ:セッション) |
<映像>
C MAJOR
|
73 9908
(DVD)
\4000 →\3690
|
オペラ・ガラ〜ハイライツ・オブ・ザ・オペラ
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲
モーツァルト:「フィガロの結婚」より
“早くおいで、美しい喜びよ”(スザンナ)
グノー:「ロミオとジュリエット」より
“私は夢に生きたい”(ジュリエットのワルツ)
ベートーヴェン:「フィデリオ」より“私があなたと結ばれ”
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」より
“幸せでいるための秘密”(乾杯の歌)
ヴェルディ:「イエルサレム」より“おお、私の神よ”(合唱)
ロッシーニ:
「タンクレディ」よりレチタティーヴォ
“偉大な神様!ああ、守ってあげてください”と
アメナイーデのアリア“恭しく崇める正義の神様”
ヴェルディ:「ドン・カルロ」より
“私に最後の日が来ました〜私は死ぬでしょう”
ヴェルディ:「ドン・カルロ」より“呪わしき美貌”
ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」より“静寂の夜”
ドリーブ:「ラクメ」より“ジャスミンとばらの”(花の二重唱)
モーツァルト:アリア「あなたは今は忠実ね」
ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」より
“天使のように美しい娘”(マラテスタのアリア)
オッフェンバック:「ホフマン物語」より
“森の小鳥はあこがれを歌う”(オランピアのアリア)
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」より“私は町の何でも屋”
エルネスト・デ・クルティス:“忘れな草”
ヨハン・シュトラウスII:「こうもり」より
“私は客を招待するのが好きだ” |
ロベルト・デ・ビアージョ(テノール)
インゲボルグ・ギレボ(メゾソプラノ)
ロビン・ヨハンセン(ソプラノ)
ジモーネ・ケルメス(ソプラノ)
ダヴィデ・ルチアーノ(バリトン)
ユリア・ノヴィコヴァ(ソプラノ)
マリーナ・プルデンスカヤ(メゾソプラノ)
キアラ・スケラート(ソプラノ)
シュテファン・ブルニエ(指揮)
ベートーヴェン・オーケストラ・ボン
ボン歌劇場合唱団 |
ケルメス、デ・ビアージョ、ヨハンセンら注目の歌手が登場したドイツ・エイズ財団主催のオペラ・ガラ
収録:2016年5月21日、ボン・オペラ・ハウス(ライヴ)/画面:16:9、音声:DTS5.0、PCM
ステレオ、字幕なし、89分
ドイツ・エイズ財団が主催する第5 回オペラ・ガラ。2016
年5 月21 日にボンのオペラ・ハウスで行われたライヴ映像です。
鮮やかなコロラトゥーラの技巧でも有名なドイツのソプラノ、ジモーネ・ケルメスやフルート奏者から転身したシチリア、カターニャ出身のテノール、ロベルト・デ・ビアージョ、そしてリリック・ソプラノとして特にバロックから古典期のオペラで活躍しているアメリカのソプラノ歌手、ロビン・ヨハンセンなど今注目歌手たちが勢ぞろいした特別なオペラ・ガラ。
|
|

12/22(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.
EVIDENCE
|
EVCD 027
(2CD)
\4000 →\3690
|
ジャン=クロード・カサドシュ指揮&リール国立管
パリのテロ直後の録音、痛切な祈りに満ちた「復活」
マーラー:交響曲第2番「復活」 |
ジャン=クロード・カサドシュ(指揮)
リール国立管弦楽団 |
2015年11月のパリのテロ直後の録音、痛切な祈りに満ちた「復活」
録音:2015年11月/84’00
ジャン=クロード・カサドシュ(b.1935) と彼のオーケストラ、リール国立管弦楽団によるマーラーの復活の登場。カサドシュはピアニストのロベール・カサドシュの甥にあたり、ピエール・デルヴォー、ブーレーズらに指揮を師事した巨匠。
この録音は、2015 年11 月13 日のパリで起こったテロ事件の直後に行われたとあって、非常に重々しい空気が漂う第1
楽章に始まり、終楽章での救済はまさに「復活」を思わせます。痛切な祈りのこもった力演です。
|
.
HMF
|
|
エラス=カサド&手兵セントルークス管、
チャイコフスキーの登場
チャイコフスキー:
交響曲第1番「 冬の日の幻想」ト短調
op.13
幻想序曲「テンペスト」op.18 |
パブロ・エラス=カサド(指揮)
セントルークス管弦楽団 |
録音:2014年11月7日、2015年10月30-31日、DiMennaセンター、ニューヨーク
HMF レーベルでの、FBO とのメンデルスゾーン・プロジェクト、およびシューマン・プロジェクトでも高く評価されている指揮者エラス=カサド。オペラでの活躍もあり、世界が注目する若手の一人です。そんなエラス=カサドが現在首席指揮者を務めるセントルークス管弦楽団とのチャイコフスキーの登場です。
セントルークス管弦楽団は1974 年からの歴史をもつ室内管弦楽団。近年では、音楽監督としてノリントン(1990-94)、マッケラス(1998-2001)、ドナルド・ラニクルズ(2001-2007)らが歴任、エラス=カサドは4
代目の首席指揮者です。2011 年に楽団の首席指揮者に4
年の契約で就任、契約は更新され、2017 年の9
月まで、その関係はつづきます。
交響曲第1 番はチャイコフスキー最初期の作品。全曲を通してあらわれる民謡風旋律をエラス=カサドは熱っぽく響かせています。
カップリングは、海を舞台とした劇的な「テンペスト」。メック夫人もこの作品を聴いてチャイコフスキーを支援するようになったというこのドラマティックな作品にちりばめられた抒情的旋律の一つ一つを、エラス=カサドはたっぷりと歌わせています。
|
.
|
HMF
〜[Resonances] music&monuments シリーズ〜
仏ハルモニア・ムンディのこうしたブックレット系特別装丁アルバムはすごい。
採算度外視のヨーロッパ貴族的企画。
CDというよりすでに豪華装丁書籍。
もちろん限定盤で、たいていすぐに完売する。
誰かへのプレゼント用としても最適だが、自分が行ったことのある地方のアイテムだったら、何より自分へのプレゼントになると思う。
ときに「所有すること」に意味のあるアルバムというのが存在するのである。
|
|
ハルモニアムンディがお届けする、世界の名所旧跡にゆかりのある作品をあつめたシリーズ。美しい写真、作品当時の主な出来事などを記した年表やその場所のイラスト地図などもついた充実のブックレットは、英語とフランス語版で1
冊ずつ入っているという豪華さ。
歴史、世界の様々な場所に思いを馳せながら、美しい音楽(廃盤のものも含まれます)に浸れるシリーズとなっております。 |

HMX 2908546
(2CD)
\3200 →\2890
|
「サン・マルコ寺院&ヴェネツィア」ルネッサンス&バロック
[CD1]
(1)G.ガブリエーリ(c.1553/56-1612):
オルガンを含む合奏によるソナタとカンツォーナ集
(2)ハンス・レオ・ハスラー(1562-1612):
ミサ「マリアは言われた」
[CD2]
(1)G.ガブリエーリ:
主よ、ききたまえ(Exaudi me Domine)16声
(2)モンテヴェルディ:
聖マリアのための夕べの祈り(抜粋)
(3)倫理的宗教的森(抜粋)
(4)クラウディオ・メルロ(1533-1604):トッカータ
(5)モンテヴェルディ:
アリアンナの嘆きより聖母マリアの悲しみ |
[CD1]
(1)コンチェルト・パラティーノ、
ブルース・ディッキー
(2)アンサンブル・ヴォーカル・ヨーロピアン、
ヘレヴェッヘ(指揮)
[CD2]
(1)パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)、
ウエルガス・アンサンブル
(2)ルネ・ヤーコプス(指揮)、
コンチェルト・ヴォカーレ
(3)ウィリアム・クリスティ(指揮)、
レザール・フロリサン
(4)(5)マリー・クリスティーナ・キール
(ソプラノ)、
コンチェルト・ソアーヴェ、
ジャン=マルク・エメ(指揮) |
華やかなヴェネツィア
録音:1986-2005年/2h09’
「サン・マルコ寺院&ヴェネツィア」ルネッサンス&バロックと題した2
枚組。当時の音楽の聖地、サン・マルコ寺院で鳴り響いた音楽を集めており、美しい宗教作品の響きに魅了されます。 |
|

HMX 2908548
(2CD)
\3200 →\2890
|
修道院の聖歌〜中世の聖歌、およびポリフォニー
[CD1]
(1)ミラノ、ベネヴェント、ローマ、
古代ローマの教会でうたわれた聖歌
(2)グレゴリオ聖歌
(3)シトー会の聖歌
[CD2]
ローマ時代
(1)西暦1000年:
この世の終わりのためのミサ曲〜
キリスト昇天のための中世の単旋聖歌とポリフォニー
(2)巡礼〜聖ヨハネの奇跡
(3)修道院の歌、リモージュとアキテーヌの聖歌 |
[CD1]
アンサンブル・オルガヌム、
マルセル・ペレス(指揮)
デラー・コンソート、
アルフレート・デラー(指揮)
[CD2]
(1)(2)アノニマス4
(3)シアター・オブ・ヴォイセズ、
ポール・ヒリヤー(指揮) |
厳粛なる聖歌の世界
録音:1971-2009年
中世から13 世紀頃にかけて、各地の重要な修道院で歌われていた聖歌などをあつめたセット。単旋律聖歌から、ポリフォニーまで、濃密な祈りの音楽がつづきます。 |
|

HMX 2908550
(2CD)
\3200 →\2890
|
ロワール川の城々〜ルネッサンスの宮廷音楽
[CD1]
戦争と王宮の晩餐
[CD2]
ラブレーの楽しい宴〜
16世紀前半のシャンソンと器楽音楽 |
[CD1]
ジェレミー・バーロウ(指揮)
ザ・ブロードサイド・バンド、
アンサンブル・クレマン・ジャヌカン&
ドミニク・ヴィス
[CD2]
アンサンブル・クレマン・ジャヌカン&
ドミニク・ヴィス |
フランス・ルネッサンスの音楽
録音:1984-1994年
ヴィス&アンサンブル・クレマン・ジャヌカンの名盤、ラブレーの楽しい宴などを含む、ルネッサンスの宮廷音楽を集めたセット。 |
|

HMX 2908552
(2CD)
\3200 →\2890
|
ウェストミンスター寺院の音楽と音楽家たち〜
タリスからブリテンまで
[CD1]
ロバート・ホワイト(c.1538-1574)、
ロバート・パーソンズ(c.153-1570)、
オルランド・ギボンズ(1583-1625)、
クリストファー・ギボンズ(1615-1676)、
パーセル(1659-1695)らの作品
[CD2]
ヴォーン=ウィリアムズ(1872-1958):
天上からの真実、神に祝福された息子
ブリテン:聖と俗ほか |
[CD1]
スティレ・アンティコ、
マギーガン、
ヘレヴェッヘ他
[CD2]
RIAS室内合唱団、
マルクス・クリード(指揮)
ほか |
イギリスの栄光
録音:1992-2012年
イギリスで戴冠式が行われるウェストミンスター寺院は英国の音楽の一大聖地。何世紀にもわたって、英国のオルガン奏者、歌手、作曲家たちはこの寺院とかかわりを持っていました。ギボンズからブリテンまで、5
世紀にわたる音楽が、寺院の回廊から本堂までのツアーを導いてくれるようです。 |
|

HMX 2908554
(2CD)
\3200 →\2890
|
「アルハンブラをたずねて」中世から20世紀までのグラナダ
[CD1] 異種族混合の象徴
・アラブ=アンダルシアの音楽より/アトリウム・ムジケー&パニアグワ
・スペインのセファルディの音楽より/アリア・ムジカ&ミゲル・サンチェス
・アルフォンソ賢王のための音楽/ザ・デュファイ・コレクティヴ
・カンシオンとエンサラーダ/アンサンブル・クレマン・ジャヌカン、ドミニク・ヴィス
・ハカラス!/アンドルー・ローレンス・キング
[CD2] 建築の夢
・ドビュッシー:「グラナダの夕べ」「ヴィーノの門」/アラン・プラネス
・トゥリーナ:5つのジプシーの踊りop.55/アルベルト・ギノヴァール
・ファリャ:歌曲/ベルナルダ・フィンク、アンソニー・シピリ
・ファリャ:アンダルーサ、夜想曲/ペリアネス(ピアノ)
・ファリャ:はかなき人生/ポンス、グラナダ市管弦楽団
・ファリャ:スペインの庭の夜/ペリアネス、ポンス、BBC
交響楽団 |
アルハンブラ宮殿に思いを馳せる2枚
録音:1976-2011年
グラナダは歴史的に重要な都市であるだけでなく、そのとりわけ有名なアルハンブラ宮殿や庭園は、西洋の多くの作曲家を魅了、音楽の題材とされてきました。異国情緒たっぷりな作品をお楽しみ頂けます。 |
|

HMX 2908556
(2CD)
\3200 →\2890
|
サンスーシ宮殿の音楽〜フリードリヒ大王の宮廷
[CD1]
・グラウン(1703-1771):序曲とアレグロ/ベルリン古楽アカデミー
・フリードリヒ大王(1712-1786):フルートと通奏低音のためのソナタ/
ベルリン古楽アカデミー、クリストフ・フントゲブルツ(Fl)、
アンティエ・シュロック(Fl)、ラファエル・アルパーマン(チェンバロ)
・C.P.E.バッハ:チェンバロ、弦と通奏低音のためのコンチェルト
Wq20 ハ長調、
交響曲変ホ長調 Wq179/
ベルリン古楽アカデミー
[CD2]
・J.S.バッハ:音楽の捧げもの/
モロニー(Cem)、スィー(Fl)、ハロウェイ(Vn)、リンデン(Vc)、クック(Cem) |
サンスーシ宮殿ゆかりの音楽
録音:[CD1]2000-2011 年 [CD2]1987年
フリードリヒ大王(2 世)は音楽を愛したことでも知られていますが、その居城であったサンスーシ宮殿にまつわる音楽を集めた2
枚。 |
|

HMX 2908558
(2CD)
\3200 →\2890
|
ウィーン古典派逍遥
[CD1] ウィーンの歴史的風景
・モーツァルト:「魔笛」より(抜粋)/ヤーコプス
・ハイドン:「天地創造」より(抜粋)/ヤーコプス
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番(全曲)/
ポール・ルイス(ピアノ)、ビエロフラーヴェク指揮、BBC
響
[CD2] サロンと家庭音楽
・モーツァルト:
グルックの『メッカの巡礼』の「愚かな民が思うには」による10の変奏曲
ト長調 K455/
アンドレアス・シュタイアー
・モーツァルト弦楽四重奏曲第19番 ハ長調
K465「不協和音」/カザルス弦楽四重奏団
・ベートーヴェン:遥かなる恋人にop.98/ヘンシェル、シェーファー
・シューベルト:踊りD826、人生の喜びD609/
ペーターセン、フォンドゥング、ギューラ、ヤルノット、クリストフ・ベルナー
・シューベルト:月に寄す、野ばら/ギューラ、ベルナー
・シューベルト:ますD550/ゲルネ、アンドレアス・ヘフリガー |
音楽の都ウィーンの音楽
録音:2002-2013年
音楽の聖地、ウィーン。ウィーンで生まれ、ウィーンで活躍した作曲家たちの作品を集めました。 |
|
HMX 2908560
(2CD)
\3200 →\2890
|
「パリ」ドビュッシー、ラヴェル、サン=サーンス、サティ
[CD1] 旧と新
・ドビュッシー:ラモー讃、ルーブルの思い出、金色の魚/アラン・プラネス(ピアノ)
・ラヴェル:古風なメヌエット、ソナチネ/アレクサンドル・タロー(ピアノ)
・ショーソン:詩曲/
イザベル・ファウスト(Vn)、ベルリン・ドイツ響、マルコ・レトーニャ(指揮)
・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲/
フィリップ・ベルノー(フルート)、アリアーヌ・ジャコブ(ピアノ)
・ラヴェル:シェエラザードより「魔法の笛」/
ベルナルダ・フィンク、ベルリン・ドイツ響、ケント・ナガノ
・サティ:グノシエンヌ第3番/アレクサンドル・タロー(
ピアノ)
・アーン:私の詩に翼があったなら/
コンスタンティン・ヴォルフ(バス=バリトン)、トルング・サム(ピアノ)
・サティ:シテール島への船出/ファウスト、タロー
[CD2] 想像とモダニズム
・ドビュッシー:「もう森へは行かない」/アラン・プラネス
・サティ:シネマ/タロー&ル・サージュ
・サン=サーンス:ギーズ公の暗殺/アンサンブル・ミュジク・オブリク
・クルト・ヴァイル:セーヌ哀歌/ファスベンダー(Ms)、コルド・ガーベン(Pf)
・マックス・ボネ:夢のための小さなワルツ/カリン・キュストナー(アコーディオン)
・プーランク:パリへの旅、モンパルナス、ホテル/
カルトホイザー(S)、ウジェーヌ・アスティ(Pf)
・サティ:彫刻再発見/ゲリエ(Trp)、タロー(Pf)
・サティ:エンパイア劇場の歌姫/ジュリエット、タロー(Pf)
・メサジェ:恋人は二人/ドゥラヴォー(Ms)、イヴ・プリン(Pf) |
パリの薫り
録音:1997-2013年
音楽の都、パリ。フランスの作曲家、そしてパリにあこがれた海外の作曲家の作品を集めた2
枚。現在入手困難なファウストのショーソン:詩曲が入っているのも見逃せません。 |
GLOSSA
|
GCD 923511
(2CD/特別価格)
\3800 →\3490
|
カルロ・イパタ&アウセル・ムジチ!
Glossa第2弾ヘンデルの「カトーネ」!
ヘンデル:歌劇《カトーネ》 |
アウセル・ムジチ、カルロ・イパタ(指揮)
ソニア・プリナ(カトーネ/アルト)
リッカルド・ナヴァーロ(チェーザレ/バリトン)
ロベルタ・インヴェルニッツィ(エミリア/ソプラノ)
クリスティーナ・ハンマシュトレム
(アルバーチェ/メゾ・ソプラノ)
ルチア・チリッロ(マルツィア/メゾ・ソプラノ) |
ソニア・プリナの好演が反響を呼んだハレ・ヘンデル音楽祭2016ライヴ!
バロック・フルート奏者カルロ・イパタが1997年に創設し、イタリア屈指の古楽アンサンブルとしての地位を確立したアウセル・ムジチ。
ガスパリーニの大作「バヤゼット」(GCD 923504)の録音でも話題を呼んだアウセル・ムジチのGlossa録音第2弾は、レオ、ハッセ、ヴィヴァルディ、ヴィンチ、ポルポラ、そしてヘンデル自身の作品を含む様々なアリアが用いられたパスティッチョ形式のオペラ、「カートネ」。
ソニア・プリナやロベルタ・インヴェルニッツィなどの名歌手陣の参加もポイント。カルロ・イパタとアウセル・ムジチによるイタリア・バロック・オペラ探究にご注目ください。
録音:2016年5月27日−28日、ウルリヒ教会コンサートホール(ハレ・ヘンデル音楽祭2016ライヴ/ドイツ)

|
NEOS
|
NEOS 11611/12
(2SACD HYBRID)
\4800
|
「ドナウエッシンゲン音楽祭2015」
(1)ジョージ・フリードリヒ・ハース(b.1953):
8つのトロンボーンのための八重奏曲(2015)
(2)ヨハネス・ボリス・ボロウスキ(b.1979):
《シラク》(2014/15)〜管弦楽のための
(3)シュテファン・プリンス(b.1979):
《ミラー・ボックス・エクステンション》
(2014/15)〜
ライヴ・エレクトロニクス、
ライヴ・ヴィデオ、アンサンブルのための
(4)マーク・アンドレ(b.1964):
《…uber》(2015)〜
クラリネットと管弦楽、
ライヴ・エレクトロニクスのための
(5)フランチェスコ・フィリデイ(b.1973):
《バッハ殺害》(2015)〜管弦楽のための
(6)ヨアフ・パソフスキ(b.1980):
《プルスス・アルテルナンス(交互脈)》(2015)〜
管弦楽のための |
(1)トロンボーン・ユニット・
ハノーファー
(2)(4)-(6)
SWR バーデンバーデン=
フライブルク交響楽団
(2)ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
(3)ナダール・アンサンブル
(4)イェルク・ヴィトマン(Cl)
(4)(5)フランソワ=グザヴィエ・ロト
(指揮)
(4)SWR エクスペリメンタル・スタジオ
(6)ペーテル・エトヴェシュ&
グレゴル・マイアホファー(指揮) |
お待たせしました!現代音楽の祭典ドナウエッシンゲン音楽祭2015!
録音: 2015 年((2)(6)10 月16 日、(1)(3)10
月17 日、(4)(5)10 月18 日)ライヴ
Time:(1)[19:50]、(2)[24:55]、(3)[32:42]、(4)[38:10]、(5)[20:50]、(6)[12:12] ※全曲世界初録音
そもそもの発端から数えると実に90 年以上の歴史を持つドナウエッシンゲン音楽祭。戦後はヨーロッパ前衛音楽の牙城(?)
としてその名を轟かせてきました。
その後、前衛楽派の求心力が衰え、音楽の潮流が細分化された今日においても硬派なゲンダイ・オンガクの重要な発信源として毎年多くのファンを集めています。
近年は優秀な若手が台頭してきており、このアルバムでも40
代、30 代の作曲家の作品が大半を占めています。バッハの音楽が引用されたかと思うと強烈な打撃音で否定されてしまう、題名そのままの《バッハを殺します》(フィリディ)やミニマリズムのヨーロッパ的受容のひとつの在り方ともいうべき《プルスス・アルテルナンス(交互脈)》(パゾフスキ)など、若手作曲家のユニークな作品が目立ちます。 |
|
NEOS 11521
(SACD HYBRID)
\2400
|
「クロッシング・ザ・ボーダー」
〜ペーター・ルジツカ(b.1948):作品集
(1)「・・・私はより多くの事を外から得る以上に、
自分でアイディアを見つけることは出来ません・・・」
(2012)
(...je weiter ich komme um so mehr
finde
ich mich unfahig,die idee wiederzugeben...)
(2)「・・・歌を強打する」(1985)〜
パウル・ツェランの詩「時の屋敷」
によるバリトンと室内アンサンブルのための
(3)「・・・限度を越えて」(2010)〜
チェロと室内アンサンブルのための協奏曲
(4)弦楽四重奏曲第5番《秋》(2004) |
(1)-(3)ヨハネス・カリツケ(指揮)
オーストリア現代音楽アンサンブル
(oenm)
(2)ディートリヒ・ヘンシェル(Br)
(3)ペーター・ジーグル(Vc)
(4)oenm 弦楽四重奏団 |
録音:2015-16 年/Total time:[70:13]
ドイツの重鎮ペーター・ルジツカのアンサンブルのために書かれた近作を集成。ルジツカはハンブルグでヘンツェとハンス・オッテに作曲を師事した。
作品はゲルト・アルブレヒト、アシュケナージ、リッカルド・シャイーらクラシックを主なレパートリーとする音楽家によって好んで取り上げられている。
作風はポスト・セリー以後の音色、音群をいかに操作して新奇な音響を作り出すかという方向に関心が向けられており、ツェランの詩による《歌を強打する》では言葉の韻や音色が楽器と等しく扱われ緊密な密度の高い空間が展開する。 |
|
|
ヨハネス・X・シャフトナー(b.1985):
室内アンサンブルのための作品集
(1)交響的エッセイ(2008-16)〜
室内アンサンブルのための
(2)エア/サミュエルエアロフォンに(2013)〜
大管楽アンサンブルのための
(3)4つの風の絵(2013)〜
ソプラノと室内アンサンブルのための
(4)インヴェンションIII「石蹴り」(2013)〜
打楽器ソロのための
(5)インヴェンションIV
「カノン(ヨハンナ・M・バイヤーに捧げる)」(2016)
〜
打楽器とピアノ五重奏のための
(6)インヴェンションV「バッテリー」(2016)〜
打楽器と管楽奏者のための
(7)上昇(2010)〜
バリトンと室内アンサンブルのための |
マルクス・エルスナー(指揮)
アンサンブル・ツァイトシュプルング
(3)テレーゼ・ヴィンセント(Sop)
(7)ペーター・シェーネ(Br) |
録音:2016 年 [71:19]
シャフトナーは29 歳になるミュンヘン出身の若手作曲家、指揮者。この世代になると、いわゆる20
世紀後半を席捲した前衛音楽はもはや金科玉条のごとく崇め奉るものではなくなり、その他の音楽(クラシック、ポップスなど)と等価値になり、表現内容により自分の表現として自由に混ぜ合わせられるようになっている。
彼の音楽では調性、周期的リズム、ストリート・ミュージック風の音楽が独自の手法で巧みに取り入れられ、個性的な作品となっている。
(2)のサミュエルエアロフォンとは管楽器のロング・トーンを長く続かせるための補助装置で、シュトラウスのアルプス交響曲で使用を推奨されている。 |
|
NEOS 11604
(SACD HYBRID)
\2400
|
ホルスト・ローゼ(b.1943):
ヒエロニムス・ボッシュ3部作
(1)《7つの大罪》(1989)
(2)《最後の4つの出来事》(1996/97)
(3)《用心せよ、所有者が見ている》(2011/12) |
(1)-(3)
クリストフ・マリア・モースマン(Org)
(2)
ロベルト・フンガー=ビューラー(声)
(2)(3)
アルド・ブリッツィ(指揮)
バンベルク交響楽団 |
録音:(1)(3)2016年、(2)1997年 [61:05]
ホルスト・ローゼはヘルムート・エデル、ベルトルト・フンメルに作曲を師事した。ガルシカ・ロルカの詩による声楽作品、数々のダンスのための実験的作品を発表し、作品はバンベルク響、バイエルン放送より委嘱、演奏されている。
作風は現代ドイツの作曲界にありがちな極端な前衛主義には傾かず、神話、伝説にインスピレーションを得た幻想的なもの。
このアルバムではルネサンス期のオランダの画家で奇怪で超現実的な画風で知られるヒエロニムス・ボッシュ(ボス)の絵画にインスパイアされた3
つの作品を収録。オルガンと管弦楽、打楽器により鮮やかで壮麗な音の叙事詩を作り上げる大作「最後の4
つの出来事」が聴きもの。 |
|
|
「トリオ・トランスミッター/カメラ・オブスキュラ」
(1)フローリアン・ベルグマン
(Florian Bergmann,b.1984):
《ノッツ》(2014)
〜バス・クラリネット、ヴァイオリン、
ピアノ、サンプラーのための
(2)マルクス・ヴェットシュタイン
(Markus Wettstein,b.1963):
《フェンスター》(2014)
〜バス・クラリネット、ヴィオラ、ピアノのための
(3)ヌリア・ヌニェス・イエロ
(Maria nunez Hierro,b.1980):
《トレフプンクト》(2013)
〜バス・クラリネット、ヴィオラ、ピアノ、
2つのレコード・プレーヤーのための
(4)ハンナ・ハルトマン(Hanna Hartmann, b.1961):
《アプリコット》(2015)
〜バス・クラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための
(5)ベネディクト・ビンデヴァルト
(Benedikt Bindewald,b.1981):
《起動中のCCTV》(2014)
〜バス・クラリネット、ヴァイオリン、
ピアノ、双眼鏡のための |
トリオ・トランスミッター:
【フローリアン・ベルグマン(バスCl)
ベネディクト・ビンデヴァルト(Vn,Va)、
アルバ・ゲンティリ=テデシ(Pf)】
(1)ジョナサン・シェラッテ&
リリ・ウィロウ(声)、
サラ・サヴィエト&
ブノワ・ピトル(声)、
ゲオルグ・ボチョフ(C-T) |
録音:2015 年、[46:30]
トリオ・トランスミッターは作曲家フローリアン・ベルグマン、ベネディクト・ビンデヴァルト、アルバ・ゲンティリ=テデスチの3
人によって結成された実験音楽のアンサンブル。
このディスクでは若手から中堅世代の作曲家に作品を委嘱し演奏している。作曲家の国籍はドイツのみならずスペイン、スウェーデン、スイス、イタリアと様々。また音楽キャリアもジャズ出身者ありとアカデミックな現代音楽とは違った自由でユニークな作品が並んでいる。
なかでもひたすらピアノの内部をカリカリと鳴らし続ける(おそらくは小さな扇風機をピアノ線に触れさせて鳴らしていると思われる)ハルトマンの《アプリコット》、五線紙に音符で絵を描いて(こういうアイディアは他にも例はあるが)それを演奏するナンセンスなビンデヴァルトの《起動中のCCTV》が聴きもの。 |
.
TUDOR
|
TUDOR 7196
(SACD HYBRID)
\2400 →\2190
|
バンベルク交響楽団新音楽監督ヤクブ・フルシャ就任記念!
スメタナ「我が祖国」全曲!日本語解説付き! |
ヤクブ・フルシャ(指揮)
バンベルク交響楽団 |
バンベルク交響楽団新音楽監督ヤクブ・フルシャ就任記念!スメタナ「我が祖国」全曲!日本語解説付き!
録音:2015年9月7、8日,2016年3月21-23日
バンベルク, 81'11
2016 年9 月、チェコの有望な若手指揮者、ヤクブ・フルシャがドイツの名門オーケストラ、バンベルク交響楽団の首席指揮者に就任。そしてこの期待の組み合わせの初録音として、チェコ音楽の金字塔、スメタナの「わが祖国」全曲がSACD
hybrid で発売された。
東京都交響楽団の首席客演指揮者として日本でもお馴染みのフルシャは、まだ30代半ばだがチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の常任客演指揮者にも任じられており、21
世紀のチェコのクラシック音楽界を背負って立つ才能として大きな期待が寄せられている。
この録音はその期待に答えた素晴らしい演奏だ。チェコ人が持つ「わが祖国」への熱い思いが湧き上がりつつも、現代的な知性で楽譜の隅々にまで配慮を行き届かせた演奏である。
そして前身がプラハのドイツ人オーケストラであるバンベルク交響楽団が、フルシャの素晴らしい音楽にドイツのオーケストラの充実した音を加えている。
始まったばかりのフルシャとバンベルク交響楽団の時代だが、就任前のこの録音から既に素晴らしい一時代が築かれることが予見できるようだ。
定評あるTUDOR のSACD hybrid の優秀録音、SURROUND
SOUND 5.1。
|
<LP>
SPECTRUM SOUND(LP)
|
LPSMBA 011
(LP)
\9600
|
世界初LP化!オークレールの貴重な録音がLPで登場!
・バルトーク:ラプソディ第1番 Sz.87
・バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)、ジャン=クロード・アンブロジーニ(ピアノ)
セッション録音:1968年7月5日/シャンゼリゼ劇場(モノラル)
・サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
ロ短調 Op.61
ミシェル・オークレール(ヴァイオリン)、ロジェ・アルバン(指揮)、
ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団
ライヴ録音:1970年6月27日/ストラスブール(ステレオ) |
日本語解説付/24bit/192kHz、Direct digital
transfer、from the original Master tapes
驚きのリリースを続けているスペクトラム・サウンド・レーベルの好企画、フランス国立視聴覚研究所提供による音源を使用したコンサート・ライヴ・シリーズから、1968
年に収録されたバルトークのラプソディとルーマニア民俗舞曲、そして、オークレールの最後の演奏会となった1970
年のサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3
番の初LP が登場します。いずれもかつて正規録音なだけに非常に貴重な録音と言えます。全体の見通しの良さと安定した技巧をあわせもったオークレールの凄みを改めて感じることのできる充実の内容です。平林直哉氏による日本語解説付きです。 |
<映像>
|

12/21(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
BIS
|
BIS SA 2238
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
|
ハオチェン・チャン、BISレーベルより本格的デビュー!
1.-13.シューマン:子供の情景 Op.15(18’34”)
14.リスト:バラード第2番 ロ短調 S.171(13’52”)
15.-16.ヤナーチェク:
ピアノ・ソナタ 変ホ長調「1905年10月1日、街頭にて」
(13’55”)
17.-19.ブラームス:3つの間奏曲 Op.117(17’56”) |
ハオチェン・チャン
(ピアノ;Steinway D) |
世界的巨匠が激賞するハオチェン・チャン。BISレーベルより遂に本格的デビュー!
セッション録音:2016年2月/ノイマルクト/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、65’46”
SACD ハイブリッド盤。
世界が注目する中国出身のピアニスト、ハオチェン・チャンがBIS
レーベルより本格的デビュー・ディスクをリリース致します。「まるで巨匠の様な演奏だ!」と激賞した故ロリン・マゼールをはじめ、巨匠をもうならせるハオチェン・チャンは、繊細な叙情性と聴衆を魅了する力強さをあわせもつ、若手随一のピアニストです。
注目の選曲はシューマンの子供の情景にはじまり、リストのバラード第2
番、ヤナーチェクのピアノ・ソナタ第1 番「1905
年10 月1 日、街頭にて」、そしてブラームスの3
つの間奏曲という充実の構成。テクニックを前面に押し出すピアニスト若手が多い中、ハオチェン・チャンは既に成熟した音楽を紡ぎだしております。ヤナーチェクのピアノ・ソナタは、チェコ人のための大学創設を請願したデモに参加して殺された労働者を悼む作品で、10
月1 日はその日付です。3 楽章の作品でしたが、紛失により2
楽章の作品として残されました。詩的な表現力と卓越したハオチェン・チャンならではのこの選曲は若手にして既に成熟した音楽性の証明と言え、2015
年6 月の来日公演でも披露し絶賛されております。無限の可能性を感じさせる大型新人の演奏をお楽しみください。
ハオチェン・チャン(ピアノ)
2009 年、第13 回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて史上最年少優勝して以来、若き中国出身のピアニスト。アメリカ、ヨーロッパ、アジアでその深く繊細な音楽性と大胆な想像力、そして目を見張るほどのテクニックで聴衆を魅了しています。
2005 年、カーティス音楽院において、ゲイリー・グラフマンに師事。2010/11
シーズンにフォートワースで行われたクライバーン・コンサート・シリーズでは、ダラス・モーニング・ニュース紙及びフォート・ワース・スター・テレグラム紙で絶賛され、セレブリティシリーズ後援によるボストン・デビューでもボストン・フェニックス紙の2010
年、クラシック・コンサート年間トップ10 にランクインしたほどの逸材です。ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールのライヴ録音を収録したディスク(HMU
907506 / ハルモニアムンディ・フランス)は、批評家の称賛を浴びました。 |
|
BIS SA 2137
(SACD HYBRID)
\2700
|
ブラームス:ピアノ独奏曲全集 Vol.4
(1)パガニーニの主題による変奏曲 Op.35より第1部
(2)バラード集 Op.10
【I.ニ短調「エドワード」/II.ニ長調/
III.ロ短調/IV.ロ長調】
(3)2つの狂詩曲 Op.79【I.ロ短調/II.ト短調】
(4)4つの小品 Op.119
【I.間奏曲 ロ短調/II.間奏曲 ホ短調/
III. 間奏曲 ハ長調/IV. 狂詩曲 変ホ長調】
(5)パガニーニの主題による変奏曲 Op.35より第2部 |
ジョナサン・プロウライト
(ピアノ/Steinway D274) |
優しさと力強さを兼ね備えたピアニスト、プロウライトによる硬派なブラームス第4弾!
セッション録音:2016年1月/ポットン・ホール(サクスンダム)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、82’08”
SACD ハイブリッド盤。「優しさと力強さを兼ね備えたピアニスト」と称されるイギリスの名手、ジョナサン・プロウライト。BIS
レーベルで遂行中のブラームスのピアノ独奏曲全集、期待の第4
弾はパガニーニの主題による変奏曲を主軸にバラード集、2
つの狂詩曲、4 つの小品が収録されました。情緒の深みに加えてブラームスらしい威厳に満ちたパガニーニの主題による変奏曲は超絶技巧を要求されますが、プロウライトは卓越した技術と研ぎ澄まされた感性で表現しております。
当シリーズはこれまでに第1 集(ブラームス:ピアノ・ソナタ第3
番、ヘンデルの主題による変奏曲(BIS SA 2047))、第2
集(ブラームス:ピアノ・ソナタ第2 番、創作主題による変奏曲、3
つの間奏曲、スケルツォ 変ホ短調(BIS SA 2117))、第3
集(ハンガリーの歌の主題による変奏曲、8 つの小品、ワルツ集、6
つの小品(BIS SA 2127))がリリースされております。 |
|
BIS SA 1943
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
|
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集Vol.15
(1)ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲
(ディアベッリ変奏曲) ハ長調 Op.120(48’26”)
(2)6つの国歌による変奏曲 Op.105(18’18”) |
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ) |
鬼才ブラウティハムのベートーヴェン第15
弾はディアベッリ変奏曲!
セッション録音:2015年8月/エステローケル教会(スウェーデン)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、67’34”
SACD ハイブリッド盤。
鬼才フォルテピアノ奏者ロナルド・ブラウティハムによるベートーヴェンのピアノ独奏曲全曲シリーズの第15
弾のテーマは「変奏曲」。収録作品はディアベッリ変奏曲
Op.120 と6 つの国歌による変奏曲 Op.105 です。33
もの変奏からなる長大な作品であるベートーヴェンの晩年の傑作、ディアベッリ変奏曲ですがブラウティハムのきらめくタッチと情感豊かな演奏で、48
分半ほどの演奏はあっという間に感じられます。
楽器は1822 年代製作のレプリカでポール・マクナルティ製作によるフォルテピアノを使用しております。マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・録音していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でもなんか新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティハムがイメージする新しくも最善の状態の楽器を使用することで、ごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。
ロナルド・ブラウティハム 来日公演情報
2017年2月4日(土)14:00 開演 兵庫県立芸術文化センター(小ホール)
2017年2月5日(日)14:00 開演 宗次ホール
2017年2月7日(火)19:00 開演 トッパンホール |
|
BIS SA 2230
(SACD HYBRID
+DVD)
\2700 →\2490
|
リンドベルイによるペッテションの交響曲最新は第14番
アラン・ペッテション(1911-80):交響曲第14番(1978)
・特典DVD 「The Song of Life」
(1987年制作:スウェーデン・テレビ)
【ペッテションについてのドキュメンタリー】 |
クリスチャン・リンドベルイ(指揮)
ノールショピング交響楽団 |
特典DVD(ドキュメンタリー)付き!リンドベルイによるペッテションの交響曲最新録音は第14番
セッション録音:2016年1月/ルイス・デ・ギア・コンサートホール(ノールショピング)/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、52’38”、特典DVD
付(118 分)
SACD ハイブリッド盤。現代スウェーデンの作曲家アラン・ペッテション(1911-1980)の交響曲シリーズ最新盤は第14
番です。晩年、病魔に襲われながらも交響曲を中心に精力的に作曲したペッテション。1978
年には第14 番、15 番のふたつの交響曲を完成させております。
ペッテションの生い立ち、生活環境から彼から生み出される音楽は暴力的で、まるで暗黒に突き落とされたような、聴いているだけで寒気がするような旋律が多くふくまれます。この第14
番もペッテションの心の中の叫びや苦しみを感じさせるパッセージが随所に現れます。
特典DVD にはスウェーデン・テレビが1987
年に制作したペッテションの貴重なドキュメンタリー映像が収録されております(字幕:英語)。リンドベルイの熱意と強い希望により、この貴重なドキュメンタリーが特典として付けられることが実現しました。 |
PSALMUS
|
|
グレゴリオ聖歌の原点に迫る
グレゴリオ聖歌の大オッフェルトリウム集
Vol.2 |
レ・シャントレ・デュ・トロネ
ダミアン・ポワブロー(指揮) |
グレゴリオ聖歌のなかでももっとも古く、あまり知られていない傑作「大オッフェルトリウム集(Les
Grands Offertoires)」の第2巻。
鮮やかなコントラスト、豊かで自由な表現によるグレゴリオ聖歌を歌うのは、フランスのグレゴリオ聖歌歌手、ダミアン・ポワブローと、ル・トロネ修道院で毎週日曜日にグレゴリオ聖歌を歌っている聖歌隊、レ・シャントレ・デュ・トロネ。 |
|
PSAL 010
\2500
〔旧譜〕
|
グレゴリオ聖歌の大オッフェルトリウム集 Vol.1 |
レ・シャントレ・デュ・トロネ
ダミアン・ポワブロー(指揮) |
グレゴリオ聖歌のなかでももっとも古く、あまり知られていない傑作「大オッフェルトリウム集(Les
Grands Offertoires)」の第1巻。
録音:2009年7月、フランス |
|
PSAL 012
\2500
〔旧譜〕
|
ジョゼフ・ミシェル:ルソン・ド・テネブレ
ミシェル:
ルソン・ド・テネブレ第1番−第3番、
ミゼレーレ
ラモー:組曲イ短調より |
ムンド・コルデ
〔エルヴェ・ラミー(テノール)、
ユゲット・グレミー=ショーリャック
(チェンバロ)、
斎藤由香(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ミシェル・ソヴェ(ヴァイオリン)、
ソフィー・イワムラ(ヴァイオリン)〕 |
ラモーと同世代のフランス・バロックの作曲家、合唱指揮者、音楽教師のジョゼフ・ミシェル(1679−1736)。火災によって多くの作品が紛失しているためミシェルの代表作となっているルソン・ド・テネブレを、エルヴェ・ラミーが歌う。
スコット・ロスの師でもあるフランス古楽界の大御所ユゲット・グレミー=ショーリャックが弾くラモーの組曲が曲間に収録されている。
録音:2010年5月、パリ |
|
PSAL 011
\2500
〔旧譜〕
|
ピエール・セルトン:
ミサ曲《めでたし、いとど聖なるマリア》 |
ヴォクス・カントリス
ジャン=クリストフ・カンドウ(指揮) |
パリ、サント=シャペルの聖歌隊長を務め、シャンソンの発展に寄与したフランス・ルネサンスの音楽家、ピエール・セルトン(1510−1572)のミサ曲「めでたし、いとど聖なるマリア」(ミサ・アヴェ・サンクティッシマ・マリア)を、フランスのヴォーカル・アンサンブル、"ヴォクス・カントリス"の美しい歌声で。
録音:2010年9月、フランス |
|
PSAL 009
(2CD)
\5000
〔旧譜〕
|
アンドレ・レゾンの2つのオルガン・ミサ。
アンドレ・レゾン:
第3旋法によるオルガン・ミサ
第8旋法によるオルガン・ミサ |
ジャン=パトリス・ブロス(オルガン)
ヴォクス・カントリス |
フランスのオルガン楽派の発展に重要な功績を残したとされるフランス・バロックのオルガニスト&作曲家、アンドレ・レゾンの2つのオルガン・ミサ。
録音:2009年5月、7月&10月、フランス |
|
PSAL 008
\2500
〔旧譜〕
|
C.P.E.バッハ:聖歌集
朝の歌/詩篇第19篇/聖体の日に/詩篇第88篇/
クリスマスの歌/詩篇第25篇/願い/新年の歌/
春/神の慈しみ/驕りに逆らって/
プロイセン・ソナタ第4番ハ短調/最後の審判の日/
ゲッセマネのイエス/夕暮れの問い/夕べの歌/他 |
アンサンブル・プレシピタシオン
〔エルヴェ・ラミー(テノール)、
セバスティアン・アマデュー
(チェンバロ)〕 |
フィリップ・ヘレヴェッヘとの共演などで知られるフランスのテノール、エルヴェ・ラミーが歌うC.P.E.バッハの珍しい宗教的歌曲集。
録音:2009年4月 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
TAHRA(ALTUS)
|
TALT 011/6
(6CD)
\13400 →\12290
|
ヨッフム&コンセルトヘボウ円熟の壮絶ステレオ・ライヴ!
ブルックナー:
[CD1] 交響曲第4番変ホ長調『ロマンティック』WAB
104
[CD2] 交響曲第5番変ロ長調 WAB 105(第1・2楽章)
[CD3] 交響曲第5番変ロ長調 WAB 105(第3・4楽章)
[CD4] 交響曲第6番イ長調 WAB 106
[CD5] 交響曲第7番ホ長調 WAB 107
[CD6] 交響曲第8番ハ短調 WAB 108 |
オイゲン・ヨッフム(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管 |
黄金に輝く金管、ベルベットのごとき弦。ヨッフム&コンセルトヘボウ円熟の壮絶ステレオ・ライヴ!
ターラ・レーベルの名盤が新リマスタリングで復活。解説書にはヨッフム執筆のブルックナー論を貴重な新訳で掲載!
録音:1975年1月16日(第4番)、1986年12月4日(第5番)、1980年11月2日(第6番)、1970年3月15日(第7番)、1984年9月26日(第8番)/アムステルダム、コンセルトヘボウ/ステレオ、日本語帯・解説付
コンセルトヘボウの美しい響きに満たされ展開される理想的なブルックナー。味わいと迫力が見事に融合した、今や失われた美しいブルックナー演奏がよみがえります。
5 番は有名なフィリップス盤と比べ、ヨッフム翁最晩年の記録だけあってよりスケール感があり、ターラ・レーベルの中でも特に愛された名盤でした。
6 番はコンセルトヘボウ管も自薦の名演で、第2
楽章など無類の味があります。7 番は70 年の録音で晩年の東京ライヴとは別もので、力強さと雄渾さが素晴らしいです。
4 番は語り口のうまさにぐいぐいと引き込まれます。8
番も圧倒的なコーダが忘れがたい見事な大演奏。
どの曲も放送録音ということを考えても優秀な音質です。今回新たにリマスタリングを施し、CD6
枚組集成として復刻いたしました。愛蔵盤として永くお聴き頂けるセットとなりましょう。
解説書も充実、ヨッフム翁の有名な論文「ブルックナーの交響曲の解釈のために」を新訳(河原融氏訳)で収録しています。この論文はヨッフムがブルックナーについてわかりやすく語ったもので、曲の頂点はどこか?といった議論から5
番の金管増強の件に関する考察など、ブルックナーを聴く上で興味深く参考になる話題が満載です。
これまで不十分な訳でしか読めなかった文章でもあり、細かな注釈まで完備したこの新訳は大変貴重なものと言えます。
|
<国内盤>
|

第90号
12/20(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
.
CHALLENGE CLASSICS
|
CC 72748
(SACD HYBRID)
\2600 →\2390
|
情熱と軽やかさを兼ね備えた独特の巧さ!
名女流フェルシュトマンによるメンコン
メンデルスゾーン:
(1)ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
(2)弦楽八重奏曲変ホ長調 Op.20 |
リザ・フェルシュトマン(ヴァイオリン)
(1)キース・ベイクルス(指揮)
アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
(2)イタマール・ゾルマン、
エリナ・ヴァハラ、
コリーナ・ベルチャ(ヴァイオリン)
クシシュトフ・ホジェルスキー、
マルク・デモン(ヴィオラ)
セバスティアン・クリンガー、
アントワーヌ・ルデルラン(チェロ) |
録音:(1)2016年6月13、14日/コンセルトヘボウ・デ・フェリーニヒング(スタジオ録音)、(2)2016年7月28日/マンデレザール(ライヴ録音)/Stereo
/ Multi-ch、58’19’’
1979 年オランダ生まれのリザ・フェルシュトマンはステージ上での情熱的なパフォーマンスや興味深いプログラミングで人気を博す女流ヴァイオリニスト。2006
年にはオランダで最も権威ある『オランダ音楽賞』を受賞しています。
既に数々のCD をリリースしている彼女が、ここへ来て超名曲であるメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に挑みました。
フェルシュトマンのヴァイオリンは非常にニュアンス豊かな語り口で、かつ良い意味で脱力した軽やかさを兼ね備えています。メンデルスゾーンの協奏曲に対しても無理に構えることなく自分の方法論で自然に取り組んでおり、手際良くすいすいと進みながらも繊細な魅力を大いに炸裂させる独特の巧さが光っています。
カップリングの弦楽八重奏曲はベルチャ四重奏団のメンバーらと組んだライヴ演奏で、名手たちの切れ味鋭いアンサンブルに耳を奪われます。
詩人であり俳優であるラムゼイ・ナスルの目の前で「シャコンヌ」を弾くフェルシュトマン。
結構衝撃的なパフォーマンスです。
https://youtu.be/m_GJBDQegYk

|
|
CC 72745
(SACD HYBRID)
\2600
|
29歳の俊英、ソロ・デビュー。
ロマン派ホルンの名作を吹く!
(1)ブラームス:ホルン・トリオ Op.40
(2)シューマン:アダージョとアレグロ Op.70
(3)シューベルト:流れの上で D.943
(4)ピルス:ソナタ形式による3 つの小品 |
ロブ・ファン・デ・ラール
(フレンチホルン)
トーマス・ベイヤー(ピアノ)
マシュー・ファン・ベーレン
((1)ヴァイオリン)
カリン・ストローボス
((3)メゾソプラノ) |
録音:2016年6月4、5、11、12日/ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ/Stereo
/ Multi-ch、72’31’’
ロブ・ファン・デ・ラールはヘルマン・ユーリセンやヴォルフガング・ヴラダーに学んだ1987
年オランダ生まれのホルン奏者。アーネム・フィル首席、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団首席の他、ロイヤル・コンセルトヘボウやロッテルダム・フィル、ヨーロッパ室内管、ソウル・フィルなど多くのオーケストラで客演首席として演奏、ハイティンク、ヤンソンス、アーノンクールらとの共演経験を持ち、ソリストとしても活躍しています。その若き才能が鮮やかに刻まれた、ホルンの魅力たっぷりのソロ・デビュー・アルバムが登場しました。
シューベルトの『流れの上で』は珍しいホルンのオブリガート付き歌曲。歌とは別のメロディをホルンが終始吹き続け、大変美しい効果を上げます。歌
カール・ピルス(1902-1979)はブラス奏者には有名な作曲家で、各管楽器のコンチェルトやブラス・アンサンブルの作品を書いています。作風は師であるフランツ・シュミットを思わせるもの。R.
シュトラウスにも近いロマン派音楽です。 |
.
CENTAUR
|
CRC 3493/94/95/96
(4CD/特別価格)
\7200 →\6590
|
歴史的偉業
17,18世紀ヴァイオリン音楽を愛する人に
ヨハン・ヤコプ・ヴァルター
代表作「ケリュスの園」全曲 |
ショーン・ヤン=シャン・ワン
(バロック・ヴァイオリン)
マシュー・ダースト
(チェンバロ、オルガン)
バレット・シルズ
(バロック・チェロ) |
ザクセン選帝侯に宮廷首席ヴァイオリニストとして仕えたヨハン・ヤーコプ・ヴァルター(1650−1717)の代表作、ヴァイオリンと通奏低音のための「ケリュスの園」の全曲。
アメリカやアジア、ヨーロッパで活躍をするヴァイオリニスト、ショーン・ヤン=シャン・ワンを中心とするピリオド楽器のトリオの偉業。
2012年、2013年の録音。
******
おお、ひさしぶりにヨハン・ヤコプ・ヴァルターのアルバムが。
・・・と思ったら彼の代表作「ケリュスの園」全曲ではないか!
いつか出たzigzagの名盤や、下記ARS PRODUKTIONの名盤でその音楽に魅了された方もいるかもしれない。
しかしその代表作「ケリュスの園」28曲の全曲はこれまで聴いたことがなかった。
流れてくるのは17世紀後半のヨーロッパでひっそりしっかり受け継がれていた流麗洒脱なヴァイオリン音楽。
そこには、イタリア・ヴァイオリン音楽の技巧的な華やかさも、ちょっとおすましの優雅さもあれば、チェコから流れてきた朴訥なメロディーもあれば、ドイツの崇高で神秘的な味わいも、逆に下町的諧謔性も全部ある。
きわめてコスモポリタンな音楽なのである。
同時代のビーバーやヴェストホフ、ニコラ・マッテイスなどとのいい意味での類似性を楽しんでもいいし、ヴァルター独特の品のよい娯楽性を楽しんでもいいと思う。
なんにしてもCD4枚分、たっぷりとヨハン・ヤコプ・ヴァルターのヴァイオリンを堪能できる。
これは偉業だと思う。
ヴァルターの旧譜
ARS PRODUKTIONの1枚 |
ARS PRODUKTION
ARS 38126
(SACD Hybrid)
\2700
|
ヴァルター、ヴェストホフ、J・S・バッハ:ヴァイオリンのための音楽
ヨハン・ヤコプ・ヴァルター(1650-1717):「ケリュスの園」[Hortus
Chelicus]から
ソナタ第2番イ長調(*)/ソナティナ形式のアリア第14番ト短調(*)
ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフ(1656-1705):
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第2番イ短調(*)
無伴奏ヴァイオリン組曲第5番ニ短調
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調
BWV1004 |
ウタ・パーペ(ヴァイオリン)
クラウス・マーダー(テオルボ(*))
オラーフ・ライマース(チェロ(*))
ヴォルフ=エッカルト・ディートリヒ(チェンバロ(*)) |
録音:2012年7月11-15日、インマヌエル教会、ヴッパータール、ドイツ
ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・ビーバー(1644-1704)とともに17世紀ドイツにおける最も重要なコンポーザー・ヴァイオリニストに挙げられるJ・J・ヴァルターとヴェストホフの作品、そして「シャコンヌ」を含むJ・S・バッハのパルティータ第2番というたいへん意欲的なプログラム。
ヨハン・ヤコプ・ヴァルターはエルフルト近郊のヴィッテルダに生まれ、フィレンツェのメディチ家コージモ3世のオーケストラのヴァイオリニスト、ドレスデン宮廷楽団のコンサートマスター、マインツ選帝侯宮廷の「イタリア人」書記官を務めました。
ヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフはドレスデンに生まれ、ハインリヒ・シュッツ(1585-1672)に師事、ドレスデン宮廷楽団員、ヴァイマール宮廷の秘書、室内楽奏者、フランス語・イタリア語教師を務めました。
ウタ・パーペはマインツの音楽一家に生まれたドイツのヴァイオリン奏者。モダーン・ヴァイオリン奏者として活躍するうちにピリオド楽器に興味を抱き、ブレーメン古楽アカデミーでトーマス・アルベルトに師事、2004年にバロック・ヴァイオリンのディプロマを取得しました。2001年よりビーレフェルト・フィルハーモニー管弦楽団に在団(2012年現在)しながら数々のバロック・アンサンブルに参加、またマスタークラスにおけるモダーンとピリオド両方のヴァイオリン講師として活躍しています。
|
|
|
|
ベートーヴェン:民謡と変奏曲集
25のスコットランド民謡 Op.108より
《ジェミーはやさしい若者だった》、
《インヴァネスのかわいい娘》、《日暮れ》/
ヘンデルのオラトリオ 《ユダス・マカベウス》
の
「見よ勇者は帰る」の主題による12の変奏曲
WoO.45/
《ルール・ブリタニア》 による変奏曲 WoO.79/
26のウェールズ民謡 WoO.155より
《モナの美しい娘たち》、
《エオリアン・ハープに寄せて》、《クルイドの谷》/
イギリス国歌による変奏曲 WoO.78/主題と6つの変奏曲より/
25のアイルランド民謡 WoO.152より
《私たちは輪を作ろう》、《ダーモットとシェラー》/
20のアイルランド民謡 WoO.153より
《私のすべてはパトリックのもの》/
12のアイルランド民謡 WoO.154より《小人の妖精たち》 |
リンダ・ツァツァニス(ソプラノ)
イングリッド・マシューズ(ヴァイオリン)
ネイサン・ウィテカー(チェロ)
バイロン・シェンクマン(フォルテピアノ) |
1989年のアーウィン・ボドキー国際コンクールの古楽部門で優勝を果たした女流ヴァイオリニスト、イングリッド・マシューズが参加するベートーヴェンの「民謡と変奏曲集」。日本では表彰式のBGMでも馴染みのある、ヘンデルの「見よ勇者は帰る」の変奏曲も収録。ヴァイオリンとチェロ、フォルテピアノはベートーヴェンの生きた時代に現存した、18世紀の楽器を使用した貴重な録音。
2013年8月27日−30日の録音。
使用楽器:ジョセフ・カークマン1799年製(フォルテピアノ)、ヘンドリック・ヤコブス1703年製(ヴァイオリン)、ジョン・ベッツ1790年頃製(チェロ) |
|
|
ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.7
ピアノ三重奏曲第2番ヘ長調 Hob.XV-2
ピアノ三重奏曲第16番ニ長調 Hob.XV-16
ピアノ三重奏曲第5番ト長調 Hob.XV-5
ピアノ三重奏曲第31番変ホ短調 Hob.XV-31 |
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオ |
ワシントン・ポストやファンファーレ・マガジンなどで、高評価を獲得しているハイドンのピアノ三重奏曲集の第7弾。
メンデルスゾーン・ピアノ・トリオは、1997年に結成されたイギリス、ウクライナ、台湾の音楽家たちによる多国籍アンサンブルである。
2014年5月25日−27日の録音。 |
|
|
モーメンツ・オブ・アライヴァル
ルーサノヴァ:モーメンツ・オブ・アライヴァル
マクイラン:詩人の詩、ロング・グッバイ
ウィリアムズ:InEquities in a Society
クォリオティン:セレスティアル・ナイツ
バーンズ:ヴォヤージュ |
プラハ放送交響楽団
ジュリアス・P・ウィリアムズ(指揮)、他 |
アメリカ出身のコンポーザー=コンダクターのジュリアス・P・ウィリアムズは、アメリカ国内を中心に活躍し、1998よりバークリー音楽大学の教授として後進の育成にも力を入れている。
当タイトルでは、ウィリアムズの自作自演を含む現代の作曲家たちの作品を披露している。
2014年5月−6月の録音。 |
FRA BERNARDO
|
FB 1615566
(2CD/特別価格)
【旧譜】
\3800
|
ミリアム・フォイエルジンガーが歌う
ヘンデルの「アレクサンダーの饗宴」!
ヘンデル:アレクサンダーの饗宴 HWV.75 |
ミリアム・フォイエルジンガー(ソプラノ)
ダニエル・ヨハンセン(テノール)
マティアス・ヘルム(バリトン)
ベンヤミン・ラック(指揮)
フェルトキルヒ室内合唱団
コンチェルト・ステラ・マトゥティナ |
ジョン・ドライデン(1631−1700)が書いた聖セシリアを讃えるオードに、ヘンデルが音楽を書いた「アレクサンダーの饗宴」。
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやイングリッシュ・コンサート、オルフェオ・バロック管弦楽団など、世界有数のバロック・アンサンブルで活躍してきたメンバーたちによって2005年に創設されたオーストリアのピリオド・オーケストラ、"コンチェルト・ステラ・マトゥティナ"による2015年のライヴ録音。若き古楽系ソプラノ、ミリアム・フォイエルジンガーやバリトンのマティアス・ヘルムなど、オーストリアの有力歌手陣の参加もポイント。
録音:2015年1月5日、Montforthaus Feldkirch(オーストリア) |
|
FB 1611782
【旧譜】
\2500
|
多感様式 〜
C.P.E.バッハ、クヴァンツ、キルンベルガー、ベンダ:
フルート・ソナタ集
キルンベルガー:フルート・ソナタ ト長調
クヴァンツ:
フルート・ソナタ ト長調 Nr.273, QV
I:109
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ イ短調
Wq 128
フランツ・ベンダ:フルート・ソナタ
イ短調
クヴァンツ:アダージョ ハ長調
(「フラウト・トラヴェルソの演奏試論
〔1752〕」より)
C.P.E.バッハ:フルート・ソナタ ニ長調
Wq 131 |
リンデ・ブルンマイア=トゥッツ(フラウト・トラヴェルソ)
ラース・ウルリク・モーテンセン(チェンバロ) |
これまでBCJや18世紀オーケストラ、フライブルク・バロック・オーケストラなどと共演してきたオーストリア出身のフラウト・トラヴェルソ奏者、リンデ・ブルンマイア=トゥッツ。コンチェルト・コペンハーゲンの指揮も務めるデンマークを代表するチェンバリスト、ラース・ウルリク・モーテンセン。J.S.バッハのフルート・ソナタ集でも共演したこのデュオによる新録音は、C.P.E.バッハを始めとする18世紀ドイツの「多感様式」の作曲家たちによるソナタ集。
録音:2015年10月27日−29日、オーストリア |
|
FB 1609113
【旧譜】
\2500
|
フローベルガー氏の旅
フローベルガー:
トッカータ イ短調 FbWV 101/組曲第29番イ短調/
ローマ皇帝フェルディナンド4世の悲しき死に捧げる哀歌
(組曲第6番より)/
パルティータ第6番《Auff die Mayerin》FbWV
606/
パルティータ第2番ニ短調 FbWV 602/
ファンタジア第8番/
トッカータ第19番ニ短調 FbWV 119/
カンツォン第5番 FbWV 305/
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラによる
ファンタジア FbWV 201 |
ヴォルフガング・グリュクサム
(チェンバロ、オルガン) |
J.S.バッハが登場する前の17世紀ドイツで活躍し、イタリア、フランス、ドイツの様式を採り入れるなど鍵盤音楽の発展に大きな足跡を残したヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616−1667)。
近年再評価が進んでおり、特に生誕400周年となる2016年に改めて注目を浴びたフローベルガーの華麗なる鍵盤楽器作品を、ヒロ・クロサキとの録音でも知られるオーストリアのチェンバリスト、ヴォルフガング・グリュクサムが弾く。
録音:2016年2月&3月、オーストリア
使用楽器: チェンバロ - Willem Kroesbergen,
Utrecht 1981、オルガン - Johann Wockherl,
1642(ウィーン、フランチスカン教会) |
|
|
ダウランド:ラクリメ、または7つの涙 |
ガンベ・ディ・レーニョ |
ガンベ・ディ・レーニョは、アンサンブル・アウローラやエウローパ・ガランテ、ヴェニス・バロック・オーケストラ、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、アンサンブル・ゼフィロなど、世界有数の古楽アンサンブル、オーケストラで活躍してきた名手たちによるヴィオール・コンソート。 |
|
FB 1305182
【旧譜】
\2500
|
イタリア! 〜 17世紀イタリア・スタイルの鍵盤音楽
ロッシ:トッカータ第7番
ランディーノ:ガリアルダ第2番
フレスコバルディ:パッサカリアによるパルティータ
ピッキ:トデスカ、パッサメッツォ
フローベルガー:パルティータ第2番
ランディーノ:ガリアルダ第1番
ストラーチェ:チャコーナ
ケルル:トッカータ第1番、カンツォーナ第1番
作曲者不詳(17世紀):アルペッジョ前奏曲
パスクィーニ:フォリアによるパルティー
カプスベルガー:Giunto il sole in Occidente
フローベルガー:トッカータ
ゲオルク・ムファット:パッサカリア |
アンヌ・マリー・ドラゴシッツ
(スピネット、チェンバロ) |
イタリアからヨーロッパ全土を魅了した、実に多様で多彩な17世紀の鍵盤音楽集を、ヴォルフガング・グリュクサムやトン・コープマンに学んだチェンバリストが弾く。 |
|
FB 1211132
【旧譜】
\2500
|
ウン・ソロ・カミーノ 〜
ラテン・アメリカのハープ音楽 |
リンカーン・アルマーダ
(パラグアイ・ハープ)
エバンヘリナ・マスカルディ
(バロック・ギター) |
パラグアイ出身のハープ奏者、リンカーン・アルマーダがパラグアイ・ハープ(アルパ・パラグァージャ)を弾いた、20世紀ラテン・アメリカのハープ音楽。2曲で、アルゼンチン出身のバロック・ギタリスト、エバンヘリナ・マスカルディが参加。 |
|
|
ベネデット・マルチェッロ:デュエット・ダ・カメラ
Piagarmi non puo il cor/ソナタ第3番/
O fortunato quel fiumicello/
Col pensiero vi bacio/ソナタ第6番/
Vaghe calme d’amor/
Ahi quanto e fiero e doloroso passo/
ソナタ第2番/Ah che non puo piu vivere/
Al cielo occhi simili ben siete |
シルヴィア・フリガート(ソプラノ)
サラ・ミンガルド(アルト)
ガンベ・ディ・レーニョ |
シルヴィア・フリガートとサラ・ミンガルドが歌う、ベネデット・マルチェッロの「二重唱曲(デュエット・ダ・カメラ)」と、ヴィオール・コンソート"ガンベ・ディ・レーニョ"による「ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ」を収録。 |
<メジャー・レーベル>
<国内盤>
<映像>
VAI(映像)
|
VAIDVD 4594
(DVD)
\4700 →\4290
|
最高のソプラノ歌手たち
ビルギット・ニルソン
プッチーニ「トゥーランドット」より“この宮殿の中で”(1967)
アイリーン・ファーレル
ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」より“イゾルデの愛の死”(1959)
レナータ・テバルディ
プッチーニ「蝶々夫人」より“ある晴れた日に”、“名誉のために死なん”(1961)
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス
プッチーニ「ボエーム」より“私の名はミミ”、“ああ、麗しの乙女”(1960)
ブライアン・サリヴァン(テノール)
レナータ・スコット
プッチーニ「ジャンニ・スキッキ」より“私のお父さん”(1991)
ビヴァリー・シルズ
ドニゼッティ「連隊の娘」より“フランス万歳”[英語歌唱](1974)
ロバータ・ピータース
ロッシーニ「セビリアの理髪師」より“今の歌声は”(1962)
モンセラート・カバリェ
ベルリーニ「ノルマ」より“清らかな女神”(1971)
リーザ・デラ・カーザ
グノー「ファウスト」より第5幕(1963)
ニコライ・ゲッダ(テノール) チェーザレ・シエピ(バス)
ジョーン・サザーランド
トマ「ハムレット」より狂乱の場(1961)/ヴェルディ「オテロ」より柳の歌(1961)
アンナ・モッフォ
ヴェルディ「トラヴィアータ」第1幕(1962)
ミレッラ・フレーニ
ヴェルディ「ドン・カルロ」より“世のむなしさを知る神”(1985)
レオンタイン・プライス
ヴェルディ「アイーダ」より“勝ちて帰れ”(1966)
ヴェルディ「運命の力」より“神よ平和を与えたまえ”(1967) |
世紀の名ソプラノたちの貴重な映像集
画面:4:3 B&W、音声:モノ/ステレオ、字幕:英語、リージョン:All、100
分
20 世紀を彩った偉大なソプラノ歌手の貴重な映像集。オーストラリアの名ソプラノ、ジョーン・サザーランドが1961
年にアメリカのテレビ・デビューの際に歌った「ハムレット」と「オテロ」のアリアを収録。
今回のリリースのためにリマスターされ、カラー映像となって初登場します。
|
|
VAIDVD 4589
(DVD)
\4700 →\4290
|
テノールの巨人たち
ユッシ・ビョルリング
プッチーニ「ボエーム」より第1幕(1956)/レナータ・テバルディ(ソプラノ)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ
マスネ「マノン」よりサン・シュルピスにて(1963)/テレサ・ストラータス(ソプラノ)
リチャード・タッカー
ヴェルディ「運命の力」より“最期の願い”(1965)/ロバート・メリル(バリトン)
リチャード・タッカー
レオンカヴァッロ「道化師」より第2幕(1965)/リュシーン・アマラ(ソプラノ)
フランコ・コレッリ
プッチーニ「トスカ」より“星も光りぬ”(1962)/リーザ・デラ・カーサ(ソプラノ)
フランコ・コレッリ
ヴェルディ「仮面舞踏会」より“私はお前のそばにいるぞ”(1964)
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)
ジョン・ヴィッカーズ
ヴェルディ「アイーダ」より“あなたの運命を左右する”(1964)
ジュリエッタ・シミオナート(メゾソプラノ)
ジェームス・マクラッケ
ヴェルディ「オテロ」より“そして今は!…そして永遠にさらば,神聖な思い出よ”(1964)
ロバート・メリル(バリトン)
ニコライ・ゲッダ
グノー「ファウスト」より第5 幕(1960)
リュシーン・アマラ(ソプラノ)ジェローム・ハインス(バス) |
20 世紀最も重要なテノール歌手たちの名映像集
画面:4:3 B&W、音声:モノ/ステレオ、字幕:英語、リージョン:All、94
分
20 世紀を代表するテノール歌手たちによるライヴ・テレビ・プログラム映像集。世紀の名テノール。ニコライ・ゲッダとリュシーン・アマラ、ジェローム・ハインスによる三重唱は初出映像です。
|

|
|
|