≪第90号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その11 2017/1/24〜
第90号
1/27(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
LINN
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スティーヴン・ハフが認めた
シーヤン・ウォン(ピアノ)
リスト・トランスフィギュアド 〜 ピアノのためのオペラティック・ファンタジー
リスト:
パチーニの歌劇《ニオベ》の主題による大幻想曲
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カヴァティーナ「高鳴る胸を」によるディベルティスマン
S.419
《ユダヤの女》の回想 − アレヴィの歌劇のモチーフによる華麗なる幻想曲
S.409a
モーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》の回想
− 大幻想曲 S.418
モーツァルトの《フィガロ》と《ドン・ジョヴァンニ》の主題による幻想曲
S.697 |
シーヤン・ウォン(ピアノ) |
スティーヴン・ハフが認めた新たな才能、超絶リスト・アルバムでデビュー!
☆スティーヴン・ハフが認めた若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト・デビュー!
☆自身で完成させた、リストのオペラティック・ファンタジー!
シーヤン・ウォンは、スティーヴン・ハフに才能を見出され英国王立音楽院(RAM)に入学、名教師クリストファー・エルトンにピアノを学んだ若きヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。フランスではナジ・ハキムに即興を学んでおり、ブゾーニとリストに特別な関心を寄せるシーヤン・ウォンのデビュー・レコーディングは、フランツ・リストが様々な歌劇からトランスクリプションしてきたオペラティック・ファンタジー集。
すべてシーヤン・ウォンによる改訂が加えられており、S.418の「ドン・ジョヴァンニの回想」はブゾーニ・エディションからの改訂、未完の作品であったS.697の「フィガロとドン・ジョヴァンニ」も自身で補筆完成させた、超絶なリスト・トランスクリプション・アルバムです。
録音:2014年3月2日−4日、ワイアストン・コンサート・ホール(ワイアストン・レイズ、モンマス)

リスト Les cloches de Gene?ve", S.160
No.7
https://youtu.be/MPHYrC5O3hU
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エリザベス・ケニー創設、シアター・オヴ・ジ・エア
ザ・マスク・オヴ・モメンツ
トマス・キャンピオン、ジョヴァンニ・コプラリオ、
アルフォンソ・フェッラボスコ2世、ロバート・ベイトマン、
ロバート・ジョンソン、チャールズ・コールマン、
ヘンリー・ローズ、ウィリアム・ローズ、マシュー・ロック、
ニコラス・ラニエ、作曲者不詳の作品を収録 |
エリザベス・ケニー
(リュート、テオルボ、ギター)
シアター・オヴ・ジ・エア
ソールズベリー大聖堂聖歌隊 |
レザール・フロリサンやOAE、ファンタズム、パメラ・トービーら世界の一流古楽奏者たちと共演してきたリューティスト、エリザベス・ケニーが2007年に創設したピリオド・アンサンブル、シアター・オヴ・ジ・エアがLinn
Recordsへ登場。
ロドルフォ・リヒター(vn)、デイヴィッド・ミラー(lute)、エミリア・ベンジャミン(vn,
va, viols)、市瀬礼子(viols)、リチャード・タニクリフ(bass
violin)など、錚々たる名手が集うアンサンブルで、17世紀の知られざる器楽と声楽作品に光をあててゆきます。
録音:2015年6月20日−22日、聖マーティン教会(ソールズベリー、イギリス)

ウィグモア・ホールでのライヴ。
https://vimeo.com/156711441

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オリヴァー・ナッセン指揮!
ストラヴィンスキー:兵士の物語
ストラヴィンスキー:新しい劇場のためのファンファーレ
マクスウェル・デイヴィス(ナッセン編):
イーゴリ・ストラヴィンスキーの栄誉のためのカノン
バートウィッスル:
イーゴリ・ストラヴィンスキーのための
トイ・ショップからのコラール
(管楽器のための2016年版&弦楽のための2016年版)
ストラヴィンスキー:
兵士の物語、二重カノン(ラウル・デュフィを偲んで)、
フュルステンベルクのマックス王子の墓碑銘
バートウィッスル:
トンボー 〜 イーゴリ・ストラヴィンスキーの思い出に
マクスウェル・デイヴィス:
カノン 〜 イーゴリ・ストラヴィンスキーの思い出に |
オリヴァー・ナッセン(指揮)
ハリエット・ウォルター(ナレーター)
ハリソン・バートウィッスル(兵士)
ジョージ・ベンジャミン(悪魔)
ロイヤル・アカデミー・オヴ・
ミュージック・マンソン・アンサンブル |
オリヴァー・ナッセン登場、ストラヴィンスキーの「兵士の物語」!
オールドバラ音楽祭の芸術監督、ハーグ・レジデンティ管の首席客演指揮者、ロンドン・シンフォニエッタの音楽監督などを歴任し、現在は英国王立音楽院(ロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージック/RAM)で作曲を教えるコンポーザー・コンダクター、オリヴァー・ナッセンと、RAMマンソン・アンサンブルのLinnデビュー盤。
イギリスの女優ハリエット・ウォルターが語り手、現代作曲家のハリソン・バートウィッスルとジョージ・ベンジャミンがキャストを務めるストラヴィンスキーの「兵士の物語」を中心に、ピーター・マクスウェル・デイヴィス(1934−2016)とハリソン・バートウィッスル(1934−)が書いたストラヴィンスキー・トリビュート作品を収録。

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バッハ・リイマジンズ・バッハ
J.S.バッハ:
ソナタ ト短調 BWV.1001
組曲 ホ長調 BWV.1006a
組曲 ト短調 BWV.995 |
ウィリアム・カーター(リュート) |
パラディアン・アンサンブル(現パラディアンズ)の創設メンバーの一人であり、現在はエンシェント室内管弦楽団、イングリッシュ・コンサート、パラディアンズのメンバーとして活躍する、ギターとリュートの名手ウィリアム・カーターが弾くバッハ・アルバム!
バッハ・リイマジンズ・バッハ(Bach Reimagines
Bach)と題されたニュー・アルバムは、無伴奏ヴァイオリンのための作品(BWV.1001、BWV.1006)や、無伴奏チェロのための作品(BWV.1011)から、リュート独奏版へとバッハ自身がトランスクリプションした作品で、バッハの音楽の再創造の可能性を描きます。
録音:2014年8月25日−27日、聖マーティン教会(イースト・ウッドヘイ、バークシャー、イギリス) |
TACTUS
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ヒストリカル・トランペットのための
オペラ・トランスクリプションズ |
ミケーレ・サンティ
(ヒストリカル・トランペット)
マルコ・アルロッティ(オルガン) |
ザニケッリ:ヴェルディの《リゴレット》の回想
〔B♭管トランペット/ウィンナヴァルヴ/ランポーネ&カッツァーニ20世紀前半製〕/
ロサッリ:ヴェルディの《椿姫》のモチーフによる幻想曲
〔B♭管コルネット/フランソワ・ペリネ式ピストンヴァルヴ/ベッソン1906年頃製〕/
カッチャマーニ:ベッリーニの《清教徒》の「いとしい乙女よ、あなたに愛を」によるポプリ
〔G管トランペット・コントラルト/ウィンナヴァルヴ/シャルル・マイヨン19世紀後半製〕/
フォレスティエ:ドニゼッティの《ドン・パスクアーレ》のモチーフによる幻想曲
〔A管コルネット/フランソワ・ペリネ式ピストンヴァルヴ/ベッソン19世紀後半製〕/
ヴェルディ:アダージョ〔E♭管キー・トランペット/クリスティアン・ボスク2014年製〕/
スピーガ:《セビリアの理髪師》によるヴァリエーションが付いたポプリ
〔A管コルネット/ハインリヒ・シュトルツァー式/ピストンヴァルヴ/ダグラス19世紀後半製〕/
フォレスティエ:
ベッリーニの《ノルマ》の主題による変奏曲
〔B♭管コルネット/フランソワ・ペリネ式ピストンヴァルヴ/ベッソン1906年頃製〕、
ロッシーニの《セビリアの理髪師》の主題による変奏曲
〔B♭管コルネット/フランソワ・ペリネ式ピストンヴァルヴ/ベッソン1906年頃製〕/
アーバン:ロッシーニの歌劇《チェネレントラ》のアリアによるエア・ヴァリエ
〔B♭管コルネット/フランソワ・ペリネ式ピストンヴァルヴ/アラリ19世紀後半製〕 |
7本のヒストリカル・トランペットによるイタリア・オペラの名旋律!
オリジナル楽器の四重奏団、アンサンブル・オットーニ・ロマンティチを主催するミケーレ・サンティは、イジノ・コンフォルツィ、ガブリエレ・カッソーネ、プロスペロ・グリセンディに師事し、2015年の「プレミオ・クラウディオ・アバド」コンクールで優秀な成績を収めた実績を持つイタリアのトランペット奏者。
ミケーレ・サンティはランポーネ&カッツァーニのB♭管トランペット(20世紀初頭)やベッソンのB♭管コルネット(1906年頃)など7本のヒストリカル・トランペット&コルネットを吹き分け、1874年製のヒストリカル・オルガンとのアンサンブル、華麗なテクニックとフレージングを披露してくれています。
2015年4月の録音。

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TC 921980
(3CD/特別価格)
¥5000
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サントゥッチ:宗教音楽集
フルートとオルガンのための《聖母マリアの生涯》
トランペット、弦楽とオルガンのための《子守歌》
ハープとオルガンのための《アレルヤ・モード?》
イングリッシュホルンとオルガンのための《預言者エレミアの哀歌》
オルガンのための《天国の門》
合唱、トランペットとオルガンのための《息子たちよ、娘たちよ》
メゾ・ソプラノと合唱、オルガンのための《アヴェ・マリア》
無伴奏合唱のための《アヴェ・マリア》
女声合唱のための《御身が庇護の下に》
トランペットとオルガンのための《コルトナのラウダ》
メゾ・ソプラノとオルガンのための《アヴェ・マリア》
テノールとオルガンのための《アヴェ・マリア》
メゾ・ソプラノ、テノールとオルガンのための《御身が庇護の下に》
ヴァイオリンとオルガンのための《小さな水彩画》
トランペットとオルガンのための《ヘブライ狂詩曲》
オルガンのための《コホーテク彗星》 |
コマーチ・ボスキ(フルート)
アントニオ・クエロ(トランペット)
ダニエラ・ヌッツォーリ
(メゾ・ソプラノ&ヴァイオリン)
ラウル・エルナンデス(テノール)
アガサ・ボセディ(ハープ)
ジュリアーノ・ジュリアーニ
(コール・アングレ)
イ・ソリスティ・ラウデンシ
スコラ・カントルム・パオロ・
グリエルメッティ
ジュゼッペ・モナーリ(オルガン) |
イタリア、モンテ・カステッロ出身の司祭で、ボローニャ、サンタ・マリア・デイ・セルヴィ教会のカペラ・ムジカーレのカペルマイスターを務め、作曲家としても活躍したペレグリーノ・サントゥッチ(1921−2010)が遺した宗教音楽の数々。
トランペットやフルートなどの管楽器を効果的に用いた作風が特徴的。
2015年−2016年の録音。 |
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19世紀のサルディーニャ島のオルガン音楽 |
フランチェスカ・アヨッサ(オルガン) |
ゴネーラ:サルデーニャの国歌/
フスコ:ソナタ変ロ長調、牧歌/
マサーラ:オルガン・ソナタ/
作曲者不詳:奉献唱のためのソナタ第1番/
ヴェーニ:主題と変奏/
作曲者不詳:奉献唱のためのソナタ第3番/
オネート:シンフォニア/
デシー:アヴェ・マリア/
ポルチレ:牧歌/
ガリセイ:4声のフーガ/
作曲者不詳:サルディーニャの踊り |
統一戦争をへてイタリア王国が樹立されるなど、激動の時代を過ごした19世紀のサルディーニャ島で誕生したオルガン作品に焦点をあてた好企画。
サルディーニャのオルガン作品を奏でる女流奏者フランチェスカ・アヨッラは州都カリアリの出身。地元のパレストリーナ音楽院で研鑽を積み、将来を嘱望されている。
2016年1月の録音。 |
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ジャルディーニ:室内楽作品集
弦楽四重奏曲第6番
チェンバロ、ヴァイオリン、
ヴィオラとチェロのための四重奏曲 Op.21-2
ヴァイオリン、2本のヴィオラとチェロのための
四重奏曲 Op.23-1
ヴァイオリン、フルート、ヴィオラとチェロのための
四重奏曲 Op.25-3
弦楽四重奏曲 Op.25-4 |
ミルス弦楽四重奏団
〔フェデリカ・ヴィニョーニ
(第1ヴァイオリン)、
マッシミリアーノ・カネット
(第2ヴァイオリン)、
リッカルド・サヴィネッリ
(ヴィオラ)、
ルカ・ヴァチェッリ(チェロ)〕
ジョルジオ・ボッティリオーニ(ヴィオラ)
ニコラ・カンピテッリ(フルート)
アッティリオ・カントーレ(チェンバロ) |
モーツァルト管で活躍した精鋭たちによるイタリアのSQ!
皇太子の音楽教師として招聘されるなど、18世紀のイギリスでヴァイオリニストとして目覚ましい活躍を繰り広げたイタリアの音楽家フェリーチェ・ジャルディーニ(1716−1796)の四重奏曲集。
ミルス弦楽四重奏団は、アバドが設立したボローニャのモーツァルト管弦楽団でも活躍した若手実力派操奏者たちにより、2008年9月に結成されたイタリアのアンサンブル。ハイドンからマデルナに至る幅広いレパートリーを誇り、クス弦楽四重奏団やマリオ・ブルネロから高い評価を受けるなど、イタリアの室内楽界の次代を担うアンサンブルとして期待されている。
2016年4月の録音。

フェリーチェ・ジャルディーニ、たとえばこんな弦楽四重奏曲を書いてます。
優雅で気品ある音楽。
https://youtu.be/OG7sj9gmlRk
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TC 560380
(3CD/特別価格)
¥5000
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コルテッリーニ:ミサ曲全集
第1旋法によるミサ曲(4声)
〔コーロ・ポリフォニコ・ヒストリウム《ルパッキノ・ダル・ヴァスト》、
ルイージ・ディ・トゥリオ(指揮)〕/
第6旋法によるミサ曲(5声)
〔スーペル・パルテス・ヴォーカル・アンサンブル、カルミネ・レオンツィ(指揮)〕/
第2旋法によるミサ曲(6声)
〔コーロ・ダ・カメラ・ディ・ボローニャ、ピエール・パオロ・スカットリン(指揮)〕/
第5旋法によるミサ曲(8声)
〔コーロ・ダ・カメラ・エクレクティカ・ディ・ボローニャ、
クリスティアン・ジェンティリーニ&ミケーレ・ナポリターノ(指揮)〕/
第1旋法によるミサ曲(8声)
〔コーロ・ダ・カメラ・ディ・ボローニャ、ピエール・パオロ・スカットリン(指揮)〕/
ミサ・サルヴァトリス・ムンディ(8声)
〔コーロ・チッタ・ディ・ローマ、マウロ・マルケッティ(指揮)〕/
聖母マリアの祝日のためのミサ曲(8声)
〔ヴォカリア・コンソート・ローマ、マルコ・ベッリーニ(指揮)〕/
ミサ・アンジェリス・カストディス(8声)
〔ストゥディウム・カンティクム・カリアリ、ステファニア・ピネイダー(指揮)/
聖カルロのミサ(8声)
〔コーロ・エウリディーチェ・ボローニャ、ピエール・パオロ・スカットリン(指揮)〕/
ミサ曲《主を信ず》(8声)
〔コーロ・ダ・カメラ・エウリディーチェ・ボローニャ、ピエール・パオロ・スカットリン(指揮)〕/
ミサ・エクサウディ・メ・ドミネ(8声)
〔カペラ・ムジカーレ・アルチヴェスコヴィレ・デッラ・バシリカ・
ディ・サン・ピエトロ・ボローニャ、
ミケーレ・ヴァンネッリ(指揮)〕/
ミサ・サルヴァム・メ・ファク(8声)
〔コーロ・ポリフォニコ・サン・アントニオ・アバテ、モニカ・マラキン(指揮)〕 |
カミッロ・コルテッリーニ(1561−1630)は、コルネット、トロンボーン奏者としても活躍した16〜17世紀イタリアの作曲家。
コルテッリーには「協奏ミサ」形式の先駆者的存在でもあり、「聖カルロのミサ」のグローリアでは、ソプラノと金管楽器による協奏曲風のパッセージが登場する。コルテッリーニのミサ曲、しかも全集録音は非常に貴重。
当時の教会音楽、協奏ミサ曲を知る上でも重要な資料となることでしょう。
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TC 862790
(2CD)
¥5000
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ボッシ:オルガン作品全集 Vol.12
マルコ・エンリコ・ボッシ編曲 〜ツィポリ:カンツォーナ/
フレスコバルディ:フーガ/
ナルディス:ブレーヴェ・ペンシエロ・エレジアコ・コンポスト/
フレスコバルディ:聖体奉挙のためのトッカータ/
マルティーニ:変奏付きアリア/
ポルポラ:フーガ/
J.S.バッハ:フゲッタ、シンフォニア第9番/
A・ガブリエリ:カンツォーナ/
ヘンデル:ソナタ HWV.361/
J.S.バッハ:ひとよ、汝がつみの BWV.622/
パイジェッロ:ヴァイオリン、チェロとオルガンのためのソナタ/
バッサーニ:ラルゲット/
ポラローリ:フーガ/
フレスコバルディ:
前奏曲とフーガ、半音階トッカータ、トッカータ、カンツォン第6番/
パラフーティ:聖体奉挙/ツィポリ:聖体奉挙/
作曲者不詳:教会アリア/
ペシェッティ:アレグロ/
マルティーニ:アダージョ、前奏曲 |
アンドレア・マシナンティ
(オルガン)
ジョヴァンニ・バッティスタ・
ファブリス(ヴァイオリン)
エレーナ・ペレラ(チェロ) |
サンタ・チェチーリア音楽院などの校長を歴任し、当時を代表するオルガニストとしてその名を馳せたマルコ・エンリコ・ボッシ(1861−1925)。
タクトゥス・レーベルのライフワークとなったオルガン作品全集の第12集には、ボッシの編曲による大作曲家たちの鍵盤作品の数々を収録。イタリアはヴィチェンツァ、ティエーネ教会に設置されているカリード製のヒストリカル・オルガンによる演奏。
2013年&2015年の録音。
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GRAND PIANO
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GP708
\2300→\2190 |
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):ピアノ作品全集
1-8.ソナタ・アパッショナータ Op.6(1933)
3つのピアノ小品より(1935)
9.第1番:前奏曲
10.第2番:カニのキャノン
11.グロテスクなパッサカリア(1935)
ピアノのための5つのコンポジション(1931-32)
12.Maestoso
13.Cantabile-moderato
14.Andante con moto
15.Tempo di menuetto
16.Alla marcia funebre
4月の前奏曲 Op.13(1937)
17.Allegro ma non troppo
18.Andante
19.Andante semplice
20.Vivo
サンテティエンヌ・デュ・モン教会の鐘による変奏曲
Op.16(1838)
21.主題と第1変奏 Piu vivo
22.第2変奏 Allegretto
23.第3変奏 Lento, ma non troppo
24.第4変奏 Quasi etude-vivo
25.第5変奏 Choral
26.第6変奏 Allegro e coda
27.ピアノのための舞曲(1940 未出版・・・ジョルジオ・コウクルによる補筆復刻版)
2つの花束(1935)
28.スミレの小さな花束
29.秋の葉
30.小さな歌(1936)
31.オスティナート・フォックス(1937)
32.祝祭ファンファーレ(1940)
27-29.31.32・・・世界初録音 |
ジョルジオ・コウクル(ピアノ) |
1915年、当時オーストリア=ハンガリー帝国領であったブルノ(現在はチェコ共和国)に生まれたカプラーロヴァー。幼い頃より音楽の才能を発揮し、9歳で作曲を始めるなど天才少女として注目されました。
ブルノ音楽院からプラハ音楽院に進み、ターリヒとノヴァークに師事、22歳で奨学金を獲得し、パリのエコールノルマル音楽院に留学します。
パリを拠点としていた同郷のマルティヌーに師事した彼女の作品はヨーロッパ中で注目を集め、チェコだけでなくロンドンでも演奏され、数々の賞を受賞するなど将来を嘱望されます。しかし、1940年に病を得て、たった25歳の生涯を疎開先のモンペリエで閉じてしまいました。
このアルバムでは、若々しいエネルギーを発散する初期の「コンポジション」から、出版されることのなかった未完の作品「舞曲」まで、短い人生を駆け抜けた女性作曲家によるピアノ作品の全容を知ることができます。
演奏しているのはカプラーロヴァーの師、マルティヌーのピアノ曲全集をリリースしたコウクルです。
録音2016年1月5日・・・1-7.9.10.12-26.28-312016年3月25日・・・8.11.27.32Conservatorio
Lugano
ヴィチャスラヴァ・カプラーロヴァって誰?
VITEZSLAVA KAPRALOVA(1915-1940) チェコ

モーツァルト、ペルゴレージ、シューベルト、ルクー、アリアーガ、ロイプケ、そしてリリー・ブーランジェ・・・。若くして天に召された作曲家というのはまるで示し合わせたように神秘的な魅力を持つ。それは神から約束された使命を背負っていたからなのか。
ヴィチャスラヴァ・カプラーロヴァ。
彼女もまたそんな運命を背負った作曲家であったかもしれない。
もともと人並みはずれた音楽的才能に恵まれ、幼い頃は作曲家の父親の手ほどきなどでその才能を伸ばしていた。その後ターリヒやノヴァークなどに師事していたが、その才能が一気に花開いたのは1937年フランス政府給付生としてパリへ赴いてから。そこで彼女は指揮をミュンシュに、作曲をマルティヌーに学ぶ。
とくにマルティヌーとの関係は親密で、パリで同郷の師と出会ったことが彼女の作曲家としての人生を大きく変えることになる。マルティヌーもまた彼女のことを深く理解し、尊敬した。彼女の「パルティータ」、マルティヌーの「3つのリチェルカール」はそれぞれふたりの共作である。また彼女は「愛のキャロル」という歌曲集で「マルティヌー」、及び「カプラーロヴァー」という極めて個人的な作品を残している。
50歳に近いマルティヌーと、若く美しい20歳そこそこのカプラーロヴァの間になんらかの愛情関係があったかどうかは不明だが、もちろんそうであったとしてもなんの不思議もない。
彼女の作風は、マルティヌーと知り合うことで一気にその先鋭度を増す。もともと保守的なタイプではなかったが、彼女の作品の特徴である多調生、閉鎖的様式、激しいリズム感、非感傷主義、といった傾向はさらに過激になっていく。女性だからといって甘い抒情性などを望むと痛い目にあう。
その後も、もって生まれた恵まれた才能と、激しい感性、そして熟練した技能を持つことで彼女は次々と進歩的な作品を発表し、一躍有名になる。が、ときはすでに戦争の時代。彼女もまた自作の作曲よりも公の仕事を優先せざるを得なくなる。翌年には「軍隊シンフォニエッタ」を作曲、BBC響を指揮したりしている。
その後、国情不安のフランスからまるで逃げるようにモラヴィアへ帰郷、そこで有名な画家アルフォンヌ・ミュッシャ(最近よく百貨店の展覧会とかで見かける)の息子と結婚、新たな人生を歩むことになる。が、翌年には故郷モラヴィアもヒトラーによって占領され、すでにヨーロッパに平和の土地を見出すことはできなくなっていた。そんな彼女が新天地アメリカに夢を見出し、そこで自分の音楽的才能を解き放とうとしたのは当然のことである。
しかし、・・・・。
いよいよその計画を実行しようとした矢先、結核により、彼女の有望な未来は一気に閉ざされてしまった。
まだわずか25歳だった。
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彼女の貴重な管弦楽曲集
まだ入りますように・・・
チェコ放送
CR 0791-2
(2CD)
\4400
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ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):管弦楽作品集
[CD 1]
田舎風組曲 [Suita Rustica] Op.19
ピアノと弦楽合奏のためのパルティータ
Op.20(*)
ヴァイオリン、クラリネットと管弦楽のための小協奏曲
Op.21(+)
(作曲者のスケッチに基づきミロシュ・シュチェドロニュ(1942-)
&レオシュ・ファルトゥス(1937-)編曲)
[CD 2]
ピアノ協奏曲ニ短調 Op.7(#)
軍隊シンフォニエッタ Op.11 |
ルツィエ・チャイコフスカー(ピアノ(*))
パヴェル・ヴァルンゲル(ヴァイオリン(+))
ルカーシュ・ダニュヘル(クラリネット(+))
アリツェ・ライノホヴァー(ピアノ(#))
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
オルガ・マホノヴァー・パヴルー(指揮) |
録音:2015年2月19日、ライヴ、ヤナーチェク・オペラ・ハウス、ブルノ、チェコ
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァーはチェコの作曲家ヴァーツラフ・カプラール(1889-1947)の娘。パリに留学し父と同世代の同国人作曲家マルチヌーに作曲を師事。マルチヌーのカプラーロヴァーへの思いは師弟愛を超えていたようですが、彼女は1939年にチェコの画家アルフォンス・ムハ(ミュシャ)の息子と結婚、その翌年に結核を患い夭逝してしまいました。近年再評価の機運が高まり、チェコのレーベルが作品の録音に力を入れています。
オルガ・マホノヴァー・パヴルーはチェコのプラハに生まれ、プラハ音楽院、バーゼル音楽アカデミーで学んだオーケストラ指揮者・合唱指揮者・メゾソプラノ。
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GP710
\2300 |
アルメイダ・プラド(1943-2010):カルタス・セレステス
第2集
1.カルタス・セレステス 第4番(1981)
2.カルタス・セレステス 第5番(1982)
3.カルタス・セレステス 第6番(1982) |
アレイソン・スコペル(ピアノ) |
アルメイダ・プラドはブラジルの作曲家で、カマルゴ・グァルニエリとともに、ナディア・ブーランジェとオリヴィエ・メシアンに師事、やがてブラジルの「国民楽派」を形成した一人です。
彼の代表作、「カルタス・セレステス」とは日本語で「天体の図表」と言った意味を持ちます。その言葉通り、ここに収録された3つの作品は、各々1分程度の短い曲の集まりで、神話や天空、闇、色、宇宙へのアプローチなど多彩な要素が詰まった「音による星座」です。
第1集の4つの曲集も魅力的でしたが、この第2集で聴ける作品も、まさに銀河を形作る星々の煌きをそのまま音にしたかのような、神秘的な輝きを放っています。
第1集と同じく、ブラジルの若手ピアニスト、アレイソン・スコペルの見事な演奏で。
録音 2015年12月6-7日Sala Cecilia Meireles,
Rio de Janeiro, Brazil 第1集・・・GP709 |
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GP718
\2300→\2190 |
アルチュニアン(1920-2012):ピアノ作品全集
1.アルメニア舞曲(1935)
2.パストラル(1936)
3.主題と変奏(1937)
3つの前奏曲(1938)
4.第1番:Andante
5.第2番:Moderato assai
6.第3番:Maestoso. Allegro
7.前奏曲-詩曲(1943)
ポリフォニック・ソナタ(1946)
8.第1楽章:インヴェンション
9.第2楽章:コラール
10.第3楽章:フーガ
11.ユモレスク(1947)
3つの音画(1963)
12.第1番:山々を渡る風
13.アララト谷の夕べ
14.サスーン舞曲
ピアノのためのソナチネ(1967)
15.第1楽章:Moderato
16.第2楽章:Adagio
17.第3楽章:Allegro moderato
6つのムード(1976)
18.第1番:Adagio
19.第2番:Allegro agitato
20.第3番:Moderato
21.第4番:Adagio
22.第5番:Moderato
23.第6番:Allegro energico
子供のためのアルバム(2004)
24.冗談
25.秋のワルツ
26.陽気なプロムナード
27.悲しみの歌
28.叙情的なワルツ
29.いたずらな女の子
30.物語
31.春のムード
1-7.11.15-17・・・世界初録音 |
ハイク・メリキャン(ピアノ) |
アルメニアを代表する作曲家の一人、アルチュニアンのピアノ作品全集。
アルメニアの民族音楽の伝承に根ざした豊かな情感を持った彼の作品は、ショスタコーヴィチが絶賛したことでも知られ、日本でも近年人気が高まっています。
幼い頃から楽才を示したアルチュニアンは、アルメニアからモスクワに留学、じっくりと音楽を学んだ後、故郷エレバンに戻り、1954年にアルメニア・フィルハーモニー協会の芸術監督に就任、またエレバン音楽院で作曲の指導をはじめ、1977年には教授となり1990年までこの地位に留まり、数多くの後進を育て上げたことでも知られています。
彼の代表作である「トランペット協奏曲」は超絶技巧を駆使した華やかな曲想が人気ですが、アルチュニアン自身が優れたピアニストであったこともあり、そのピアノ曲も技巧的で、曲によってはショスタコーヴィチを思わせるようなシニカルな佇まいを持っています。
録音 2015年9月11-15日Alphasound Recording
Studio, Yerevan, Armenia

アルチュニアンって誰??
アレクサンドル・グリゴリエヴィチ・アルチュニアン(1920年-
2012年)は、ソビエト連邦およびアルメニアの作曲家。
幼時よりピアノを習い、1934年にエレバン音楽院に入学した。
1941年の独ソ戦開始で学業を中断したが、1944年にモスクワ音楽院に入学し、1946年に卒業。翌年にアルメニアに戻り、1948年に作曲したカンタータ「祖国」で、ソビエト連邦国家賞を受賞した。
1954年からエレバン音楽院で作曲を教えるようになり、1977年に教授となった。
アルチュニアンはアルメニアの民俗音楽を取り入れた作品を書き続け、内外で評価を受けた。
特に、1950年のトランペット協奏曲をはじめ、テューバ協奏曲、金管五重奏曲「アルメニアの風景」などを始めとするアルチュニアンの管楽器のための作品は国際的なレパートリーを確保した。
1987年のペレストロイカ期からは大規模作品を再び発表するようになっていた。
2012年3月28日、91歳で永眠。
それではCHANDOSが1900年代に出してくれていたアルチュニアンの重要なアルバム2枚を。
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GP731
\2300 |
レオポルト・コジェルフ(1747-1818):ピアノ・ソナタ全集
第7集
1-3.ピアノ・ソナタ 第25番 ニ長調 Op.26-1
P.XII:26(1785)
4-5.ピアノ・ソナタ 第26番 イ短調 Op.26-2
P.XII:27(1786)
6-8.ピアノ・ソナタ 第27番 変ホ長調 Op.26-3
P.XII:28(1786)
9-11.ピアノ・ソナタ 第28番 変ロ長調 Op.30-1
P.XII:29(1786)
1-5、9-11・・・世界初録音 |
ケンプ・イングリッシュ
フォルテピアノ・・・1795年製アントン・ヴァルター複製 |
ボヘミア出身の作曲家コジェルフのピアノ・ソナタ集の第7集。ここでは1788年から1789年に作曲された4曲のソナタが収録されています。
クレメンティやデュシークらが初期のフォルテピアノのために書いたソナタの中でも、50曲ほどあるコジェルフの作品の出来栄えは突出しており、ハイドンとベートーヴェン、シューベルトを繋ぐ橋渡しとしての役割も備えています。
この4曲のソナタは、どれも違う性格を持ち、優雅で快活な第1楽章で始まる第25番、悲痛な雰囲気を持つ第2楽章が印象的な第26番、ハイドンを思わせる第27番、モーツァルトに近い楽想による第28番と聴き所満載です。
既にコジェルフのソナタ全50曲の録音を終えたケンプ・イングリッシュ。後期作品の発売も楽しみです。
録音 2012年8月5-10日Mobbs Early Keyboard
Collection, Golden Bay, New Zealand コジェルフ:ピアノ・ソナタ集第1集・・・GP642第2集・・・GP643第3集・・・GP644第4集・・・GP645第5集・・・GP646第6集・・・GP731 |
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GP741
\2300 |
グリンカ(1804-1857):ピアノ作品全集 第1集
1.自作主題による変奏曲 ヘ長調(1824)
2.ケルビーニの歌劇《ファニスカ》の主題による変奏曲(1826-1827)
3.バレエ《チャオ=カン》の2つの主題による変奏曲
ニ長調(1831)
4.ドニゼッティの歌劇《アンナ・ボレーナ》の主題による華麗な変奏曲
イ長調(1832)
5.モーツァルトの歌劇《魔笛》の主題による変奏曲
変ホ長調(第2稿)(1856)
6.ロマンス「母よ祝福されてあれ」による変奏曲
ホ長調(1825)
7.ロシア民謡「なだらかな谷間に沿って」による変奏曲
イ短調(1826)
8.ベッリーニの歌劇《キャプレッティとモンテッキ家》の主題による変奏曲
ハ長調(1832)
9.アリャビエフの「ナイチンゲール」のによる変奏曲 ホ短調(1833) |
インガ・フィオーリア(ピアノ) |
19世紀、近代ロシア音楽の礎を作ったミハイル・グリンカ。裕福な貴族の家に生まれたグリンカは、幼い頃から音楽に興味を持ち、当時ロシアを訪れたジョン・フィールドにピアノを習うなど環境に恵まれていました
。しかし、彼は最初、音楽家になることはなく1824年に公務員として働き始めます。この時期の彼はサロンで演奏するために何曲かの華麗な変奏曲を作曲、3年間ほどサロンで演奏していました。
1930年、健康状態を懸念した彼はイタリアに移住。この地で当時流行していた様々な歌劇を耳にし、これらの主題を用いた変奏曲で人気を博すこととなります。
しかし、イタリアで3年間過ごしたグリンカはホームシックに陥り、ロシアに帰国。“アリャビエフの「ナイチンゲール」のによる変奏曲”はその頃に書かれた曲です。
それからのグリンカはロシアの民族意識に根ざした作品を次々と発表し、賞賛を得ることとなります。
録音 2016年4月20-22日Eden River Records
Studio, Neuss, Germany |
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GP730
(4CD)
\4100→\3890 |
フローラン・シュミット(1870-1958):
2台ピアノとピアノ・デュオのためのオリジナル作品全集
CD1・・・GP621
3つの狂詩曲 Op.53
1.フランス狂詩曲
2.ポーランド狂詩曲
3.ウィーン狂詩曲
7つの小品 Op.15
4.眠気
5.リボヴィレの思い出
6.きらめき
7.少女の願い
8.池辺の散歩
9.北部の祭り
10.通り過ぎる幸せ
11.パリジェンヌ・ラプソディ
2台ピアノ…1-3 連弾…4-11
録音 Wilson G. Chandler Recital Hall,
Old Dominion University, Norfolk, Virginia,USA
2010年1月3日…1-32010年1月5日…4-102011年6月3日…11 |
インヴェンシア・ピアノ・デュオ
(ピアノ…アンドレイ・カスパロフ
&オクサーナ・ルチシン) |
「3つの狂詩曲」は思いの他「親しげな風情」を見せる作品であり、彼の特徴とも言える粘っこい作風を期待した人は、ちょっと拍子抜けしてしまうかもしれません。
初期の「7つの小品」は、もっとわかりやすいもので、まるでサン=サーンスの粋な曲を聴いているかのようです。しかし、ところどころに現れる音の揺らぎは、確かにフローラン・シュミットならではのもの。
また使われている音の多さも群を抜くものです。エキサイティングかつ深淵な音楽を聴きたい人にぴったりと言えそうです。 |
【CD2】・・・GP622
5つの音で Op.34…世界初録音
1.ロンド2.舟歌
3.マズルカ4.ベースメント
5.ピレネー風舞曲6.メロディ7.田園曲
8.ファランドール
ドイツの思い出 Op.28
9.ハイデルベルク10.コブレンツ
11.リューベック12.ヴェルダー13.ウィーン
14.ドレスデン15.ニュルンベルク16.ミュンヘン
8つのやさしい小品 Op.41…世界初録音
17.序曲18.メヌエット19.シャンソン
20.セレナーデ21.ヴィルレー22.ボレロ23.哀歌24.行列
連弾…1-24
録音 Wilson G. Chandler Recital Hall,
Old Dominion University, Norfolk, Virginia,USA
2011年5月18日…1-82010年6月4日…9-162010年7月9日…17-24 |
ここで聴ける連弾の小品たちの何とも愛らしく親しみやすいこと。「5つの音で」は彼が追求した「五音階(全音階)」を極めた曲集で、シンプルな旋律線の中にユーモアや抒情性を詰め込んだ見事な音楽です。
「ドイツの思い出」はノスタルジックな美しさを持つ8つのワルツ集で、自由闊達さに溢れています。「8つのやさしい小品」は当時の現代音楽を学ぶ学生のために準備された作品で、こちらも「5つの音」の概念を根底においており、様々な時代の形式と技巧を取り入れながら、魅力的な世界を描き出すことに成功した精巧な作品群です。 |
【CD3】・・・GP623
1.第163歩兵連隊の行進 Op.48-
2旅のページ 第1集 Op.26
2.第1番:セレナーデ3.第2番:訪問4.第3番:あいさつ
5.第4番:さわやかな夜6.第5番:英国の舞曲
旅のページ 第2集 Op.26
7.第1番:子守歌8.第2番:マズルカ9.第3番:愉快な行進曲
10.第4番:慣れ親しむ家に戻る11.第5番:ワルツ
謝肉祭の音楽 Op.22
12.第1番:パレード13.第2番:ピエロのお話14.第3番:美しきファティマ
15.第4番:象の訓練16.第5番:占いの魔女17.第6番:回転木馬
連弾…2-17(1は本来連弾ですが、ここでは2台ピアノで演奏しています)
録音 Wilson G. Chandler Recital Hall, Old
Dominion University, Norfolk, Virginia,USA
2012年1月3日…12011年1月4日…2-112011年5月13日…12-17 |
もともとは、軍楽隊のために書かれた「第163歩兵連隊の行進」ですが、このスコアは現在失われており、シュミットによる連弾版のみが知られている作品です。
勇壮さの中にも戦いへの不安が刻み込まれた印象的な音楽です。「旅のページ」は音によるスケッチであり、精巧な音を用いながら、見事な絵画が描かれています。
「謝肉祭の音楽」はフランスの謝肉祭の光景を描いた組曲。この時期のフランスには、公園に移動遊園地が設置され、パレードやサーカス、見世物小屋などがやってきます。魅惑的で幻想的な光景は、やはり一抹の郷愁をともないつつも、ひと時の喧騒をもたらします。シュミットはそんな印象を見事な音にしています。 |
【CD4】・・・GP624
ユモレスク Op.43
1.軍隊行進曲2.ロンド3.ブコリーク
4.スケルツェット5.感傷的なワルツ6.グロテスクな踊り
7.歌とスケルツォ Op.54
3つの楽しい小品 Op.37
8.第1番:カドリーユ9.第2番:ガボット10.第3番:行進曲
小さな眠りの精の1週間 Op.58
11.第1番:二十日ネズミの婚礼12.第2番:疲れたコウノトリ
13.第3番:眠りの精の馬14.第4番:お人形ベルタの結婚
15.第5番:石板に書かれた文字のロンド
16.第6番:絵の中へ散歩17.第7番:中国の傘
7.8-10…世界初録音
連弾…1-6.8-17(7は本来連弾ですが、ここでは2台ピアノで演奏しています)
録音 Wilson G. Chandler Recital Hall,
Old Dominion University, Norfolk, Virginia,USA
2010年7月8日…1-62012年1月4日…72011年1月17日…8-102011年1月7日…11-17 |
「2台ピアノと連弾のためのシリーズ」の完結編。4つの作品集にはどれもユーモアと知性が溢れる見事なもの。難しい曲は一つもありません(なぜこのような曲を書く人が難解な管弦楽作品を残したのか探ってみたくなるほどです)。
「ユモレスク」はタイトル通り諧謔的な音楽。時として粘着系になるとはいえ、この心地良い音楽は聴いていて胸が躍ります。
「歌とスケルツォ」はモダンな雰囲気。冒頭の旋律は不安を煽りますが、それを取り巻く音が気分を晴らしてくれます。「3つの楽しい小品」はその名の通り。後にバレエ音楽に改編された「小さな眠りの精の1週間」はこのアルバムの白眉であり、フォーレの「ドリー」とドビュッシーの「おもちゃ箱」を繋ぐような物語を帯びた曲集です。 |
パリ音楽院に学び、シャブリエやドビュッシーの印象主義音楽の影響から出発、その後ロシア音楽にも傾倒するなど、その独特な音楽性で知られる作曲家フローラン・シュミット。
バレエ音楽や合唱作品が比較的知られていますが、ピアノ曲にも興味深い作品が多く存在します。2台ピアノと連弾のための作品が全曲収録されたこの4枚組は、管弦楽作品ばかりが知られるこの作曲家の秘曲を紹介したことで、単品での発売時から高く評価されています。
インヴェンシア・ピアノ・デュオの共感に満ちた洒落た演奏です。
←GRAND PIANOレーベルのセットものはすぐに完売する傾向があります。どうかお早めに。
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<国内盤>
<LP>
ALTUS(LP)
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ALTLP 108/9
(2LP)
\13600+税
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ヘッツェル、明るく躍動感あふれるムーティのよき味わい
[LP1-A]
ハイドン:
交響曲第48番ハ長調『マリア・テレジア』
Hob.I:48 全楽章
[LP1-B]
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調『英雄』 Op.55 第1楽章
[LP2-A]
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調『英雄』Op.55 第2楽章
[LP2-B]
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調『英雄』Op.55 第3・4楽章 |
リッカルド・ムーティ(指揮)
ウィーン・フィル |
何とも贅沢な聴き比べ!ヘッツェル時代と、その後。ふたつのウィーン・フィルの『エロイカ』を同時発売。ともに初LP
化、新リマスタリングによるアナログマスターテープを作成しての製盤。
ヘッツェル時代最後の輝き!明るく躍動感あふれるムーティのよき味わい。
録音:1992年6月21日/ムジークフェラインザール(オーストリア放送協会によるライヴ録音)/ステレオ、国内プレス、完全限定生産、日本語帯・解説付
ウィーン・フィル創立150 周年にあたる1992
年の、ウィーン音楽祭の千秋楽ライヴを収録。当時の第1
コンサートマスター、ヘッツェルは「1992 年に行われるコンサートは全て創立150
年記念コンサートだと考えて取り組んでいく」という意気込みであったといいます。
指揮は20 年以上にわたりオペラ、コンサートの両面において固い信頼関係を結んできた『事実上の首席指揮者』ムーティ。ウィーン・フィルの最も充実した瞬間がここにあります。
ムーティらしいヴァイオリン声部の輝かしい音色と美音。そして充実した低声部の躍動感!『英雄』はもちろん、『マリア・テレジア』も信じられないほど華麗。素晴らしい音質とともにヘッツェル時代最期のウィーン・フィルの音楽が楽しめます。
ヘッツェルはこの演奏会よりしばらくしてハイキング中に事故で亡くなってしまいます。
ライナーノートにはウィーン・フィル事情通の紺戸淳氏による『ヘッツェル入団秘話』を収録。あまり知られていない意外な事実も載っていて驚かされます。
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ALTLP 110/2
(3LP)
\18000+税
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ジュリーニ晩年、鬼の気迫!スケール豊かな大演奏。
[LP1-A]
ベートーヴェン:
交響曲第4番変ロ長調 Op.60 第1・2楽章
[LP1-B]
ベートーヴェン:
交響曲第4番変ロ長調 Op.60 第3・4楽章
[LP2-A]
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調『英雄』 Op.55第1楽章
[LP2-B]
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調『英雄』 Op.55第2楽章
[LP3-A]
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調『英雄』 Op.55第3楽章
[LP3-B]
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調『英雄』 Op.55第4楽章 |
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
ウィーン・フィル |
ジュリーニ晩年、鬼の気迫!重く遅く恐ろしいまでに巨大な音楽。スケール豊かな大演奏。
録音:1994年5月17日/ムジークフェラインザール(オーストリア放送協会によるライヴ録音)/ステレオ、国内プレス、完全限定生産、日本語帯・解説付
ジュリーニ晩年の、クレンペラーもかくやのテンポで繰り広げられる大河の如き重量級のベートーヴェン。このテンポだからこそ生きてくるウィーン・フィルの魅力というものを発見できる演奏です。
ティンパニの一打、分厚い低音部、味わいの木管などが、スケール豊かに広がり濃厚な美音となって聴く者の耳と心を満たします。まさにジュリーニとウィーン・フィルならでは、この組み合わせでしか成し得ない充実の名演奏!
ちなみにNHK FM 放送時、大変話題となった演奏なので、ご記憶の方も多いかと思われます。
名コンサートマスター、ヘッツェルが事故により1992
年に世を去り、キュッヒル& ヒンクによる新体制で歩みだしたウィーン・フィルにとって、ジュリーニとの出会いは貴重なものでした。
この1994 年の演奏をお聴き頂ければ、「ヘッツェル以後」のウィーン・フィルがそれまでとは一味違った魅力的なサウンドを手にしたことが分かるでしょう。
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<映像>
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第90号
1/26(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
CHANNEL CLASSICS
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ヨーロッパの一流オケ等で活躍する金管楽器のトップ・プレイヤー
ピッチ・ブラック
バロック音楽(S.フェルヘルスト編):プルチネラ組曲
2.0
(モンツァ、ペルゴレージ、ガロ、
ヴァッセナール、パリゾッティ)*
ベリオ:コール(セント・ルイス・ファンファーレ)
アルベニス(S.ラベリ編):スペイン組曲より
(アストゥリアス、カタルーニャ、セヴィーリャ)†
マクミラン:ア・ニュー・ソング§
ヤコブTV(S.フェルヘルスト編):
ゲット・ブラスターと金管五重奏のための
《ピッチ・ブラック》
バルトーク(S.ラベリ編):ルーマニア民俗舞曲 |
ブラス・ユナイテッド
〔ヴィム・ファン・ハッセルト
(トランペット)、
アレクサンドル・バティ
(トランペット)、
ヤスパー・デ・ワール(ホルン)、
ヨルゲン・ファン・ライエン
(トロンボーン)、
ステファン・ラベリ(テューバ)〕
シーベ・ヘンストラ(チェンバロ)*
コーエン・プレティンク&
ヤスパー・メルテンス
(パーカッション)†
ヤン・ヤンセン(オルガン)§ |
超豪華メンバーによる金管五重奏!"ブラス・ユナイテッド"
来日記念盤!
ヨーロッパの一流オケ等で活躍する金管楽器のトップ・プレイヤーが集い、2015年に結成したばかりの金管五重奏団、"ブラス・ユナイテッド"のファースト・アルバムが登場!
メンバーは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管のヨルゲン・ファン・ライエンをはじめ、フランス国立放送フィルのアレクサンドル・バティ、元ロイヤル・コンセルトヘボウ管のヴィム・ファン・ハッセルト、ヨーロッパ室内管のヤスパー・デ・ワール、そしてパリ管のステファン・ラベリといった超豪華メンバー。
2017年の初来日にも合わせてリリースされる「ピッチ・ブラック」は、様々なバロック音楽を素材とした「プルチネラ組曲」から、アルベニスやバルトークのトランスクリプション、チェット・ベイカーの声や演奏のテープに合わせて金管五重奏が演奏する、ヤコブTVの「ピッチ・ブラック」など、ブラス・ユナイテッドのために作曲・編曲された色とりどりの金管五重奏のための作品集。ブラス関係者必聴・必携!
<ブラス・ユナイテッド 2017年3月来日公演予定>
3月7日(火) 東京文化会館/3月8日(水)
宗次ホール/3月9日(木) 豊中市立ローズ文化ホール/3月12日(日)
佐賀市文化会館

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フロリレジウム
ヘンデル:ドイツ・アリア&トリオ・ソナタ集
トリオ・ソナタ ホ短調 Op.5-3, HWV.398/
来るべき日々の思いわずらい HWV.202/
たわむれる波のきらめきが HWV.203/
かわいい矢車草の花 HWV.204/
トリオ・ソナタ ハ短調Op.2-1, HWV.386a/
甘い静けさ, やさしい泉よ HWV.205/
霊よ, 神をほめ歌え HWV.206/
私の魂は見ながらにして聴く HWV.207/
4声の協奏曲ニ短調/薄暗い墓穴から来たお前たち
HWV.208/
心地好い茂みの中 HWV.209/燃えたつバラ
HWV.210 |
フロリレジウム、
ジリアン・キース(ソプラノ) |
フロリレジウム with ジリアン・キース、ヘンデルのアリアとトリオ・ソナタ集!
1991年に結成され、2016年には創立25週年を迎えたイギリス有数の古楽アンサンブル、フロリレジウム。
初期メンバーにはレイチェル・ポッジャーが在籍していたことでも知られるハイクオリティなアンサンブルで、ポッジャーの弟子でもあり、ポッジャー率いる「ブレコン・バロック」のメンバーでもあるボヤン・チチッチが第1ヴァイオリンを務め、イギリスの様々な古楽シーンで活躍する日本人ガンビスト市瀬礼子、ディレクター兼フルート奏者のアシュリー・ソロモンなど、ピリオド楽器の名手たちによって構成されています。
エマ・カークビーやヨハネッテ・ゾマー、エリン・マナハン・トーマスらの一流歌手との共演も高い評価を得ているフロリレジウムが新たにコラボレートするのは、カナダが生んだ輝かしきリリック・ソプラノ、ジリアン・キース。
キースが歌う9つのドイツ・アリア(HWV.202-210)と、フロリレジウムのスタイリッシュな演奏によるトリオ・ソナタを精妙に配置したヘンデル・アルバムです。

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MSR
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「モーツァルト:
弦楽、オーボエ、ピアノのための室内楽作品集」
(1)ピアノ四重奏曲変ホ長調K.493
(2)オーボエ四重奏団ヘ長調K.370/368b
(3)ケーゲルシュタット・トリオ変ホ長調K.498
(オーボエ、ヴィオラ、ピアノ版) |
(1)(2)アダスキン弦楽三重奏団:
【エミリン・ガイ(Vn)、
スティーヴ・ラーソン(Va)、
マーク・フレイザー(Vc)】
(1)サリー・ピンカス(Pf)
(2)トーマス・ギャラント(Ob)
(3)アンサンブル・シューマン:
【トーマス・ギャラント(Ob)、
スティーヴ・ラーソン(Va)、
サリー・ピンカス(Pf)】 |
モーツァルト:ケーゲルシュタット・トリオのクラリネットをオーボエに置き換えた版世界初録音!
録音:(1)(3)2012年6月ボストン、(2)2004年11月ニューヨーク、
62'02
モーツァルトの名作、ピアノ四重奏曲とオーボエ四重奏曲に加え、通常クラリネットとヴィオラ、ピアノで演奏されるケーゲルシュタット・トリオのクラリネットをオーボエに置き換えて演奏しています。この版による世界初録音になります。
四重奏曲ではアダスキン弦楽三重奏団にアンサンブル・シューマンのメンバーが加わって演奏しています。アダスキン弦楽三重奏団とサリー・ピンカスはフォーレのピアノ四重奏曲集(MS1293)をリリースしている。 |
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「カール・ヘラー(1907-1987):
ヴァイオリン、チェロ、オルガンのための作品集」
(1)ヴァイオリンとオルガンのための「幻想曲」Op.49
(2)オルガンのための「トリプティコン」Op.64〜
復活の主日のミサ『復活のいけにえに』
(3)チェロとオルガンのための「即興」Op.55〜
スピリチュアル・フォークソング『イエス、君はいとうるわし』 |
(1)-(3)バーバラ・ハーバック(Org)
(1)ウィリアム・プリュシル(Vn)
(3)ロイ・クリステンセン(Vc) |
録音:1989年、60’56
ドイツの作曲家カール・ヘラーはバイエルンのバンベルク出身。父のヴァレンティン・ヘラーは40
年にわたってバンベルク大聖堂のオルガン奏者を務め、祖父と曾祖父はヴュルツブルク大聖堂のオルガニストでした。カール・ヘラーはヴュルツブルク音楽大学でヘルマン・ツィルヒャーに作曲を学び、その後ミュンヘン音楽アカデミーで作曲をヨーゼフ・ハースに、指揮をジークムント・フォン・ハウゼッガーに師事。優れたオルガン奏者として、指揮者、そして指導者としても素晴らしい業績を残しました。1954
年から1972 年までミュンヘン音楽大学学長を務めています。このアルバムでは彼のルーツでもあるオルガンをメインにヴァイオリンとチェロとのデュオ作品を収録。後期ロマン派のような作風で、濃厚な情感が浮かびあがります。

カール・ヘラー・・・どこかで聞いたことある名前だな・・・と思った方は鋭い。
フルトヴェングラーがこの人のチェロ協奏曲を録音している。
こんな曲です。
https://youtu.be/fsUN1jvSkN0

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「忘れ去られたリスト」〜テノールのための歌曲集
フランツ・リスト:
金色の髪の天使(第1版)/ローレライ(第1版)/
ローレライ(第3版)/ペトラルカの3つのソネット(全3曲)/
エレジー/お前が揺られて歌うとき/
火刑台上のジャンヌ・ダルク(第1版)/
最後の星たちが白む時/ぼくの歌には毒がある(第1版)/
死んだナイチンゲール |
ベンジャミン・ブレッチャー(テノール)
ロベルト・ケーニッヒ(ピアノ) |
録音:2013年12月、67’30
ピアノ曲の影に隠れ、リスト作品の中でもあまり知られていない歌曲をテノールで歌うアルバム。
ピアノ曲で有名な「ペトラルカのソネット」を歌曲で聴くと、また味わい深い抒情が感じられます。凛々しく繊細なリストの歌曲を堪能できる1
枚。 |
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「アメリカン・ヴォイセス」
〜クラリネット、ヴィオラ、ピアノのための作品集
ケンジ・バンチ(1973-):4 つのフラッシュバック
アンソニー・コンスタンティーノ(1995-):儀式のうた
ダナ・ウィルソン(1946-):幾千の渦巻く夢
マイケル・キンバー(1945-):消える森
リビー・ラーセン(1950-):ファーリングヘッティ |
ヴァルトラント・アンサンブル:
【ジェレミー・レイノルズ(クラリネット)、
ヒラリー・ハーンドン(Va)、
ウェイ=チュン・ベルナデット・ロー(Pf)] |
録音:2015年5月、70’54
すべて世界初録音。アメリカの現代音楽作曲家によるクラリネット、ヴィオラ、ピアノという編成の作品集。
作品の録音も多数ある人気作曲家ケンジ・バンチをはじめ、アメリカの気鋭の作曲家たちに委嘱。珍しい編成の興味深いアルバムです。 |
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「ストーリーズ・フォー・アワー・タイム」
〜女性作曲家によるトランペット作品集
(1)イダ・ゴトコフスキー(1933-):コンチェルティーノ(1969)
(2)エレーヌ・ファイン(1959-):トランペット・ソナタ(2002)
(3)アン・グッツォ(1968-):
トランペット/フリューゲルホルン独奏のための
「ジャズ・プロフェッサー・グラス」(2008)
(4)セシリア・マクダウォール(1951-):フレームド(2009)
(5)ヒラリー・タン(1947-):
ルック・リトル・ロウ・ヘヴンズ(1992)
(6)フェイ=エレン・シルバーマン(1947-):
ストーリーズ・フォー・アワー・タイム(2007) |
トーマス・フォテナウアー(Trp、フリューゲルHr)
ヴィンセント・フー(Pf) |
録音:2014年2月、65’25
カンザス・ブラス・クインテットのメンバー、現在はソリストそして指導者として活躍しているトランペット奏者トーマス・フォテナウアーによる女性現代音楽作曲家のトランペット作品集。 |
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「オブ・ラブ・オブ・ユー」〜エメリー・W・ハーパーへ捧ぐ
(1)ローウェル・リーバーマン(1961-):Music,When
Soft Voices Die
(2)バーナード・ランズ(1934-):即興曲第2番
(3)ジョアン・モリス(1943-)&ウィリアム・ボルコム(1938-):
オブ・ラブ・オブ・ユー
(4)スティーヴン・スタッキー(1949-2016):揺れやまぬゆりかごから
(5)デヴィッド・デル・トレディチ(1937-):
バンク・ストリート・プレリュード
(6)ジョン・イートン(1935-2015):リシダス
(7)ウィリアム・ボルコム:センチメンタル・ワルツ
(8)ポール・モラヴェッツ:ユー・レフト・ミー
(9)ユーディ・ワイナー(1929-):アモローソ
(10)タニア・レオン(1943-):ミ・アモール・エス
(11)ホルヘ・マルティン(1959-):ウィ・トゥー・ボーイズ |
(1)(3)(6)
シャロン・ハームズ(S)
(4)(8)(10)(11)
ロバート・オズボーン(B、Br)
(1)-(11)トッド・クロウ(Pf)
(1)(7)
ローウェル・リーバーマン(Pf)
(9)ユーディ・ワイナー(Pf) |
録音:2015年3月、41’10
アメリカの弁護士エメリー・W・ハーパー(1936-2009)に捧げられたアルバム。様々な作曲家に委嘱し、歌曲を中心にピアノ作品も収録。すべて世界初録音。 |
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CMEプレゼンツ「ピアノ・セレブレーション」Vol.2
ポール・リアル(1943-):2台ピアノ&4手連弾のための作品集
(1)ドロシー・マギー〜2台ピアノのための
(2)セルジュ・P〜2台ピアノのための
(3)ベンガルの子供の世界〜4手連弾のための
(4)CPE〜2台ピアノのための
(5)コラールII〜2台ピアノのための
(6)メヌエット・イン・ジー・ウィズ〜2台ピアノのための
(7)リトル・スクリーマーズ〜4手連弾のための
(8)警備員、夜を守る友よ:
ファンファーレ〜2台8手連弾のための |
(1)(5)(7)
カール・パトリック・ボレイア(Pf)
(1)(3)(4)(6)(8)ジャヤン・サン(Pf)
(2)(3)(5)(8)
エンリケッタ・ソマリーバ(Pf)
(2)(7)(8)パトリシオ・モリーナ(Pf)
(4)(6)(8)ミン・クウォン(Pf) |
録音:2016年6月、69’09
アメリカにあるザ・センター・フォー・ミュージカル・エクセレンス(CME)は、年齢、国籍など関係なく、才能のある学生や若手アーティストのための教育、指導、財政支援、数々の演奏会開催などを行い、育成している機関。
そのCME に在籍している若手ピアニストたちによるアルバムです。アメリカの現代音楽作曲家ポール・リアルによるピアノ連弾作品を収録した世界初録音盤。 |
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「稲妻の平原」〜トランペットのための新しい音楽
リチャード・ピースリー(1930-2016):カタロニア
ダニエル・シュナイダー(1961-):トランペット・ソナタ
マイケル・ドハティ(1954-):稲妻の平原
ケヴィン・マッキー(1980-):友達の歌
アンソニー・プログ(1947-):トランペット・ソナタ
ケヴィン・マッキー:ジ・アドヴェンチャーズ・オブ...
(無伴奏トランペットのための) |
ジェイソン・バーグマン
(Trp&フリューゲルHr)
スティーヴン・ハーロス(Pf&チェレスタ) |
録音:2016年7月、69’35
2000年代に書かれたトランペットとピアノのための作品集。いずれも新古典主義、新ロマン主義、というより時にジャズ、ロックの要素を兼ね備えた、現代音楽とは無縁のフュージョンを思わせる楽しい作品ばかり。トランペットのジェーソン・バーグマンはモバイル響、モバイル歌劇場管弦楽団の首席奏者でソリストとしてはカナディアン・ブラスと共演したこともある。ピースリー、シュナイダー、ドハティそしてマッキーの“ジ・アドヴェンチャーズ・オブ…”は世界初録音。 |
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ピエール・ド・マンシクール(c.1510-1564):
ミサ曲「地上の王らは」
(1)地上の王らは/(2)ミサ曲「地上の王らは」/
(3)わが肉体は/(4)覚えたもうな/
(5)わたしは美しいものを見た/(6)天の女王 |
セント・ルーク・イン・ザ・
フィールズ合唱団
デイヴィッド・シュラー(指揮) |
録音:2016年2月&3月、65’44
ピエール・ド・マンシクールは16 世紀に活躍したフランドル楽派の作曲家。主にミサ曲やモテット、シャンソンなどを残しています。
このアルバムで収録されているミサ通常分(“キリエ”“グローリア”“クレド”“サンクトゥス&ベネディクトゥス”“アニュス・デイ”)のミサ曲「地上の王ら」は世界初録音。美しい響きに癒されます。 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
<メジャー・レーベル>
DHM
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8898531559-2
\2600 |
バーゼル室内管弦楽団/ボローニャ1666
1) ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ:
最後のイスラエル王ゼデキアの治世における、イェルサレムの陥落,
2) ジュゼッペ・トレッリ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調P.A.2.3.10,
3) ジョヴァンニ・パオロ・コロンナ:5声のミサ〜シンフォニア,
4) ジュゼッペ・マッテオ・アルベルティ:
教会と室内のための協奏曲ホ短調Op.1-7,
5) ジャコモ・アントニオ・ペルティ:
サン・ガルガーノ・ギドッティ〜シンフォニア,
6) ロレンツォ・ガエタノ・ザヴァテッリ:
教会と室内のための協奏曲ホ短調Op.1-7「海の嵐」,
7) ジャコモ・アントニオ・ペルティ:
受難オラトリオ「イエスの墓前」〜シンフォニア,
8) ジュゼッペ・マッテオ・アルベルティ:
教会と室内のための協奏曲ト短調Op.1-9,
9) ジローラモ・ニコロ・ラウレンティ:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
Lau6,
10) ジャコモ・アントニオ・ペルティ:
パオラの奇跡の人、その予言〜シンフォニア,
11) 作者不詳:聖ペトロニウスへの敬意のためのヴァイオリン協奏曲, |
ユリア・シュレーダー(リーダー),
バーゼル室内管弦楽団 |
バーゼル室内管弦楽団は、ジョヴァンニ・アントニーニ指揮によるベートーヴェンの交響曲の録音(現在第8番までリリース)に代表されるように、時代様式を意識し、モダン楽器・ピリオド楽器をレパートリーによって使い分け、バロックから現代に至る幅広いレパートリーで斬新な演奏を披露し高い評価を得ています。
ドイツ・ハルモニア・ムンディ(DHM)には、これまでハイドンのオペラ「リチャード1世」「アターリア」、ヘンデルの合奏協奏曲、ファッシュのオーケストラ曲などをピリオド楽器で録音してきています。
DHMからの最新盤となるこの「ボローニャ1666」と題されたアルバムでは、17世紀イタリアで、最も重要な音楽の中心だったボローニャにリスナーを招待します。
1666年に創立されたイタリア最大のアカデミア音楽院の一つである「アカデミア・フィラモニカ・ディ・ボローニャ」は、イタリアという国境をはるかに超え、ヨーロッパのこの時代の音楽に影響を与えました。この録音のために、リーダー(バロック・ヴァイオリン)のユリア・シュレーダーとメンバーらは、知られざる名作を掘り起こしました。
ここには、17世紀のボローニャで独特に進化したヴァイオリンの芸術を垣間見ることができます。
【録音】2016年2月, スイス放送協会 |
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8898540541-2
\2600 |
カペラ・デ・ラ・トーレ/ダ・パーチェム 〜
改革のエコー
1) モーリッツ・フォン・ヘッセン:オランダのトランペット,
2) ルカ・マレンツィオ:12声のユビラーテ・デオ,
3) 作者不詳:主よ、平和をお与えください,
4)オルランド・ディ・ラッソ:主よ、平和をお与えください,
5) ハインリヒ・シュッツ:御恵み深く我らに平安を与えたまえSWV
372,
6) ミヒャエル・アルテンブルク:「われらが神は堅き砦」によるイントラーダ7番,
7) ジャック・ド・ケルル:ミサ曲「主よ、平和をお与えください」より「アニュス・デイ」,
8) オラィオ・ヴェッキ:良い麦で養ってくださる(8声),
9) ハインリヒ・シュッツ:優しく親しき主よ
SWV 285,
10) ジョヴァンニ・ガブリエーリ:Dulcis
Jesu patris imago(20声),
11) ヨハン・ヴァルター:われらに平安を与えたまえ,
12) ハインリヒ・シュッツ:我らの君SWV 373,
13) ジローラモ・パラボスコ:主よ、平和をお与えください,
14) ジョヴァンニ・ガブリエーリ:14声のマニフィカト,
15) クラウディオ・モンテヴェルディ:サルヴェ・レジナ
SV.285,
16) ミヒャエル・プレトリウス:わが魂は主をあがめ(19声) |
カペラ・デ・ラ・トーレ, RIAS室内合唱団,
フローリアン・ヘルガート(合唱指揮) |
中世〜ルネッサンス音楽を専門とするドイツのピリオド楽器管楽アンサンブル「カペラ・デ・ラ・トーレ」。2005年にミュンヘン生まれのオーボエ奏者カタリーナ・ボイムルによって創設され、16世紀スペインの作曲家フランシスコ・デ・ラ・トーレの名前と、中世の吟遊詩人が塔から音楽を奏でた故事にちなむスペイン語の「デ・ラ・トーレ(=塔の上から)」をかけて命名されました。
実際に当時のニュルンベルクで活躍した音楽隊とほぼ同じ編成で、歴史的な演奏を実践する専門集団として高い評価を得ています。彼らの新録音「ダ・パーチェム
〜 改革のエコー」に収録された作品は、エコー手法を用いた作品を紹介しています。
聖マルコ大寺院のジョヴァンニ・ガブリエーリに前後する作曲家たちは、大寺院の広大で響きのある空間を利用し、左右両陣で互いに向き合う場所に演奏者を配置することで、エコーやディレイなど現代における一種のステレオ効果を生み出したのです。
今回は、「カペラ・デ・ラ・トーレ」の管楽サンサンブルだけでなく、RIAS室内合唱団が加わり、壮大なる神への祈りの音楽を演奏していきます。
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8898541050-2
\2600 |
テリー・ヴァイ/平和と戦争(バロック・オペラ・アリア集)
1) ピエトロ・トッリ:歌劇『ルキウス・ウェルス』より「平和と戦争」,
2) ドメニコ・サッロ:歌劇『アルサーチェ』より「Quell'usignuolo」,
3-5) ヘンデル:歌劇『パルテノペ』より
「Rosmira, ove ti guida」「Ch'io parta」
「Furibondo spira il vento」,
6) ヨハン・アドルフ・ハッセ:歌劇『デメトリオ』より
「Dal mio ben chetanto amai」,
7) カルロ・フランチェスコ・ポッラローロ:歌劇『アリオダンテ』より「Gia
mi par」,
8) ヘンデル:歌劇『ロタリオ』より「Non
disperi peregrino」,
9-11) レオナルド・ヴィンチ:歌劇『メード』より
「Pria che sposarlo」「Taci o di morte」「Sento
scherzar」,
12) ピエトロ・トッリ:歌劇『ギリシャのアマディス』より
「La cara tua favella」,
13) フランチェスコ・ガスパリーニ:歌劇『バヤゼット』より
「A dispetto」,
14) ピエトロ・トッリ:歌劇『ヴェンチェスラオ』より
「Parto, non ha costanza」 |
テリー・ヴァイ(カウンターテナー),
バッハ・コンソート・ウィーン,
ルベン・ドゥブロフスキー(指揮) |
1985年スイス生まれで、かつてウィーン少年合唱団のソリストでもありスターでもあったテリー・ヴァイ。2007年以降カウンターテナー歌手としてバロック・オペラや宗教作品などで活躍しており、高い評価を得ています。
豊かな表情、そして怒涛の超絶技巧に満ちた華やかなテクニックは、テリー・ヴァイの比類なきヴィルトゥオジティにますます磨きがかかっており、どの曲も抜群の歌唱といえましょう。
彼のドイツ・ハルモニア・ムンディからのデビュー盤は、バロック・オペラ・アリア集。平和と戦争を題材とした作品からのアリアを選曲した、平和への祈りプロジェクトです。
現代の混沌とした世界に生きる私達が、平和のためにいったい何ができるのかを、ヘンデルや同時代のオペラ・アリアを通じて考えさせてくれるアルバムといえるでしょう。
【録音】2016年1月, ウィーン、カンマーオーパー |
<国内盤>
ミッテンヴァルト
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「武久夢二の新小唄集」「山田耕筰のセノオ楽譜選集」 |
東朝子(ソプラノ)、
塚田佳男(ピアノ) |
セノオ新小唄楽譜(武久夢二 作詞/妹尾幸陽
作曲/東朝子 編曲)
(1)忘れしこころ/(2)かえらぬひと/(3)草の夢/(4)やくそく/(5)晩餐/(6)きょう/
(7)やさしきもの/(8)岸辺にたちて/(9)みちとせ/(10)バルコン/(11)越後獅子/
(12)残れるもの/(13)カフェの卓/(14)心やり/(15)雪の夜/(16)青柳/(17)きぬぎぬ/ |
セノオ楽譜(山田耕筰 作曲)
(18)なみだ(武久夢二作詞)/(19)風がひとり(川路柳虹作詞)/
(20)行く春(長田幹彦作詞)/(21)日本の胡蝶(中内蝶二作詞)/
(22)花すみれの御歌(貞明皇后作詞)/(23)鐘が鳴る(小林一郎作詞)/
(24)鍛わるる若人の歌 (畑耕一作詞)/(25)建国歌
(北原白秋作詞)/
(26)カナカよいとこ (松島慶三作詞) |
セノオヤマダ楽譜(山田耕筰 作曲)
(27)マルーシャの歌 (小山内薫訳詞)/(28)夢の歌
(柳原白蓮作詞)/
(29)宵の春雨 (吉丸一昌作詞) |
大正ロマン「セノオ楽譜」の復曲に取り組む!ピアノは歌曲伴奏の第1人者、塚田佳男!「セノオ楽譜」シリーズ開始百周年記念、山田耕筰生誕百三十年記念、武久夢二の新小唄集・山田耕筰のセノオ楽譜選集
録音:2016 年4 月6 日、群馬県笠懸野文化ホールPAL
TT[59:36]
大正および昭和初期に音楽界を一世風靡した楽譜集がある。そのシリーズの名前は「セノオ楽譜」。大正11
年2 月発行の雑誌『月間楽譜』広告に「楽譜と云へばセノオ楽譜と、歌にまで唱はれた」とある。
武久夢二作詞の「宵待草」、成田為三作曲の「浜辺の歌」、瀧廉太郎作曲・山田耕筰編曲の「荒城の月」など日本の名歌や、シューマン作曲の「流浪の民」、ヴェルディ作曲の歌劇リゴレット「風の中の羽根のように」など外国の名曲を1曲(まれに数曲)1冊で出す、いわゆるピース楽譜である。
発行所はセノオ音楽出版社、社主は妹尾幸陽(本名は幸次郎
明治24 年〜昭和36 年/1891-1961)である。
体裁は拍子、楽譜(1ページから多いもので10
数ページ)、別掲歌詞または意訳、解説、奥付から大体なっている。(中略)装幀の多くを竹久夢二(本名は茂次郎
明治17〜昭和9 年/1884-1934)が担当したことにより、今日でも大変人気があり、その表紙画を収録した本が出版されるほどである。 |
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第90号
1/24(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
SUPRAPHON
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レクイエム好き注目、
18世紀プラハの知られざる音楽を発掘
ヤン・ザフ(ツァハ)Jan Zach (1699-1773):
荘厳レクイエム
ハ短調
聖母マリアの夕べの祈り ニ長調 |
ミハエラ・シュロモヴァー(ソプラノ)
シルヴァ・チムグロヴァー(アルト)
チェニェク・スヴォボダ(テノール)
ヤロミール・ノセク(バス)
マレク・シュトリンツル(指揮)
ムジカ・フローレア&
コレギウム・フロレウム
(古楽器使用) |
録音:2016年4月9-10日/プラハ/57’48’’
18 世紀プラハの知られざる作曲家、ヤン・ザフの宗教作品集です。バロックから古典派への移行期にあたる時代の音楽で、当時頻繁に演奏されていたとされる『荘厳レクイエム』は不気味とすら言える半音階の暗い響きが印象的。
終曲の「クム・サンクティス」ではモーツァルトのレクイエムのように「キリエ」のフーガが歌詞だけを変えて再現されます。
カップリングの『聖母マリアの夕べの祈り』は一転明るく祝典的な作風。古楽器による生き生きとした演奏でお楽しみください。

ヤン・ザフ(ツァハ)(1699-1773)はボヘミア中部のチェラーコヴィツェ出身。
1724年にプラハに出て、聖ガルス教会と聖マルティン教会でヴァイオリニストとして活動し、またボフスラフ・マチェイ・チェルノホルスキーにオルガンを師事した。
1737年ごろまでプラハの様々な教会でオルガニストとして活動したが、1745年にマインツ大司教ヨーハン・フリードリヒ・カール・フォン・オスタインの宮廷楽長に就任した。
しかしエキセントリックな性格が災いし、1750年に楽長を解任され、1756年には楽団も解雇された。
その後長期の職に就くことなく、ドイツ、オーストリア、イタリアを旅し、自作の販売や教育活動で生計を立てた。
エキセントリックな性格ってどんな性格だったのか・・・知りたい。
今回収録されているレクエイムの別録音が全曲聴ける。
https://youtu.be/R6H5atM81jU
ゼレンカ(1679年 - 1745年)と近いものを感じる。
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クリスティーナ・フィアロヴァ
郷愁を誘う響き。
微妙な味わいがクセになるヴィオラ・ソナタ集
(1)マルティヌー:ヴィオラ・ソナタ H355(1955)
(2)フサ:ヴィオラ・ソナタ Op.5(1945)
(3)カラビス:ヴィオラ・ソナタ Op.84(1997)
(4)フェルド:ヴィオラ・ソナタ(1955) |
クリスティーナ・フィアロヴァ(ヴィオラ)
イゴール・アルダシェフ(ピアノ)
(3)(4)世界初録音 |
録音:2016年4月9-10日、5月1日/プラハ/61’27’’
女流ヴィオラ奏者クリスティーナ・フィアロヴァのスプラフォン・デビュー盤。
ほのかに暗くかつ美しいヴィオラの音色を生かした、淡く微妙な表現力が問われる20
世紀チェコのソナタ集です。
晩年のマルティヌーが書いたソナタは朗々とした低音の響きで始まりますが、曲調としては物憂げな表情で郷愁を誘う音楽。またほぼ知られていない残りの3
作のソナタからも同様の香りが感じられます。
いずれも独特な和声感を持ち、先の読めない美しさ。楽器の個性にも改めて気付かされる1
枚です。

ストラヴィンスキーの「エレジー」。
フィアロヴァ、写真で見るより高貴な人です。
https://youtu.be/kwdU5xSJm0M

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CHRISTOPHORUS
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テレマン:神はわがやぐら 〜
宗教改革記念日と聖ミカエルの祝日のための祝祭
カンタータ集 |
バート・ホンブルク室内合唱団
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブル
アルノ・パドゥフ(指揮)、他 |
宗教改革500周年記念リリース第2弾!テレマンの《神はわがやぐら》世界初録音!
ハイクオリティな古楽、宗教音楽を世界に送り出しているドイツ最古のレーベル、クリストフォルス(Christohorus)。
マルティン・ルターと宗教改革の音楽を集成したBOXセット「ルターと音楽(CHR
77403)」に続く、宗教改革500周年記念リリース第2弾は、《神はわがやぐら(Ein'
feste Burg ist unser Gott)》をはじめとする、テレマンが宗教改革記念日と聖ミカエルの祝日のために作曲した祝祭カンタータ集。
ルターが作詞作曲した讃美歌「神はわがやぐら」と言えば、J.S.バッハのコラールや、メンデルスゾーンの交響曲第5番
《宗教改革》など、様々な作曲家によって使用されていますが、ここでは世界初録音となる、テレマンが壮麗なオーケストレーションを施した祝祭カンタータが収録されています。
ヨハン・ローゼンミュラー・アンサンブルは、ドイツのコルネット奏者アルノ・パドゥフが1995年に設立したピリオド・アンサンブル。これまで、アンサンブル名の元となったヨハン・ローゼンミュラーをはじめ、ヨハン・カスパル・ケール、アルブレヒト・フォン・ブランデンブルク、ヨハン・パッヘルベル、ダニエル・ボリウス、セバスティアン・クヌッファーなど、17世紀〜18世紀の知られざる音楽を歴史的資料に基づき演奏・録音してきました。
録音:2016年4月13日−16日、ドイツ |
FOOTPRINT
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ソー・フェア・アンド・ブライト |
スウェーデン室内合唱団
ヨーテボリ交響楽団金管五重奏団
サイモン・フィップス(指揮) |
作曲者不詳(ピエ・カンツィオーネスより/
マッツ・オーベリ編):おお、何という神の喜び/
スウェーリンク(フィップス編):今日キリストは生まれた/
グリーグ:アヴェ・マリス・ステラ/
ブリテン:聖母讃歌/
ルンディン:まだ私の心のなかで/
ペルト:神の母/
ニールセン: 語るもふしぎな/
ラッター:降誕のキャロル/
ルーセンベリ:星/
ペルト:おお暁の星よ/
伝承曲(オーバネル編):La lune est levee/
J.S.バッハ:おおイエス神の子よ/
G.ガブリエリ(フィップス編):神をたたえよ/
アルヴェーン:クリスマスの歌/
プーランク:おお大いなる神秘/
ブリテン:木枯らしの風、ほえたけり/
ヌードクヴィスト:クリスマス、輝くクリスマス/
フレチャ:リウ・リウ/
ランゲ=ミュラー:古いクリスマスの歌/
フィップス(トロルフィ編):ヨーマンのキャロル |
スウェーデン室内合唱団は、イギリス生まれ、1994年からスウェーデンで活躍するサイモン・フィップスが、1997年に創設したサイモン・フィップス・ヴォーカル・アンサンブルを母体に2007年に発足した合唱団。
ヨーテボリ響のブラス・クインテットを交え、華やかに祝祭的にクリスマスの音楽を彩ります。
録音:2016年5月7日−8日&9月3日−4日、スウェーデン |
FRA BERNARDO
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FB 1302202
(2CD/特別価格)
【旧譜】
\3800
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ヨハネス・オケゲムの傑作ミサ
オケゲム:
任意の旋法によるミサ曲
種々の比率によるミサ曲 |
ザ・サウンド・アンド・ザ・フューリー
〔アレッサンドロ・カルミニャーニ
(カウンターテナー)、
ジョン・ポッター(テノール)、
クリスティアン・ヴェークマン(テノール)、
ハンス・イェルク・マンメル(テノール)、
ミヒャエル・マンタイ(バス)〕 |
ヒリアード・アンサンブルの元メンバー、ジョン・ポッター、ハンス・イェルク・マンメルなどイギリス、ドイツの名歌手たちを擁する男声ヴォーカル・アンサンブル、ザ・サウンド・アンド・ザ・フューリーが、ヨハネス・オケゲムの傑作ミサを歌う。 |
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FB 1207302
(3CD/特別価格)
【旧譜】
\5100
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フィルミヌス・カロン:
ミサ曲&シャンソン集 |
ザ・サウンド・アンド・ザ・フューリー
〔ダヴィド・エーラー(カウンターテナー)、
ジョン・ポッター(テノール)、
クリスティアン・ヴェークマン(テノール)、
コリン・メイソン(バス)、
ミヒャエル・マンタイ(バス)〕
ゲスト:スヴェン・シュヴァンベルガー(リュート) |
フランスのシャンソン作家として、15世紀後半に高い評価を得ていたフィルミヌス・カロン(ca.1440−ca.1475)。ギヨーム・デュファイの影響を受け、独自に発展させたとされる5つミサ曲と7つのシャンソン(歌曲)を収録。 |
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オーストリアのバロック・トランペット |
コンチェルト・ステラ・マトゥティナ |
作曲者不詳(17世紀後半):9声のソナタ/
ビーバー:5声のソナタ第7番/
リットラー:18声のソナタ/
ポリエッティ:ソナタ第7番/
ビーバー:6声のソナタ 《Die Pauern Kirchfahrt
genandt》/
ヴェイヴァノフスキー:8声のソナタ・サンクティ・マウリティ/
リットラー:7声のチャッコーナ、17声のソナタ/
シュメルツァー:3声のソナタ/
トラール(ドラー):10声のソナタ/
ビーバー:4声の《Trombett- undt musikalischer
Taffeldienst》/
リットラー:17声のソナタ・サンクティ・カロリ |
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスやイングリッシュ・コンサート、オルフェオ・バロック管弦楽団など、世界有数のバロック・アンサンブルで活躍してきたメンバーたちによって2005年に創設されたオーストリアのピリオド・オーケストラ、"コンチェルト・ステラ・マトゥティナ"による、バロック・トランペットの饗宴。 |
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クーラウ:フルート・ソナタ集
フルートとピアノのための
グランド・ソナタ・コンチェルタンテ Op.85
ピアノフォルテとオブリガート・フルートのための
グランド・ソナタ Op.83-1
ピアノフォルテとフルートのための
グランド・ソナタ Op.69 |
チャールズ・ゼブリー(フルート)
リンダ・ニコルソン(ピアノ) |
「フルートのベートーヴェン」と呼ばれた18世紀ドイツ生まれの作曲家、フリードリヒ・クーラウ(1786−1832)のグランド・ソナタ(フルート・ソナタ)集をピリオド楽器で演奏。Op.85のソナタでは、モーツァルトの「魔笛」からの音楽が引用されています。 |
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FB 1208982
【旧譜】
\2500
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ブルネンタール1715 〜
ドイツ、オーストリア、イタリアの
コルネットとオルガンのための音楽 |
フランシスコ・チェーラ(オルガン)
ウィリアム・ドンゴワ(コルネット) |
フレスコバルディ:トッカータ第5番/
シャイデマン:モテット《De ore prudentis
procedit mel》/
ケルル:パッサカリア/メアッリ:ソナタ
《ラ・クレメンテ》/
フレスコバルディ:アルトロ・リチェルカール/
シャイデマン:ソナタ第10番/ケルル:シャコンヌ
ハ長調/
フローベルガー:聖体奉挙のためのトッカータ
ト短調 FbWV.106/
シュメルツァー:ソナタ第2番/
ゲオルク・ムファット:チャコーナ、トッカータ第7番 |
ドイツのオルガン職人一家に名を連ねるレオポルト・フレウンドが1715年にブルネンタールで製作した歴史的オルガンを使用した、オルガンとコルネットのための音楽。ブルネンタールで行われる音楽祭"Brunnenthaler
Konzertsommer"のライヴ録音。
録音:2011年5月19日、ブルネンタール巡礼教会(ドイツ) |
LAWO CLASSICS
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ヴェネツィアを思い出してくれ |
インゲボルグ・クリストフェシェン(リコーダー)
バロッカネルネ |
ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲ニ長調
Op.10-3, RV.428 《ごしきひわ》/
マリーニ:4声のパッサカリオ ト長調 Op.22/
ウッチェリーニ:《ラ・ベルガメスカ》 によるアリア/
カステッロ:ソナタ第9番 ト長調/
レグレンツィ:4声のソナタ第2番 Op.10-2/
ヴィヴァルディ:リコーダーとファゴットのためのソナタ
RV.86/
ガルッピ:協奏曲第1番ト長調/
パレストリーナ/バッサーノ:美しきかな,
愛する者/
ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲ハ長調
RV.444 |
オスロ有数のピリオド・アンサンブル、バロッカネルネによる「ごしきひわ」!
これまで、アルフレード・ベルナルディーニやカティ・デブレツェニ、ロドルフォ・リヒターなどの名手がゲスト指揮者、ソリストとして参加してきた1989年創設のオスロの古楽アンサンブル、バロッカネルネ。C.P.E.バッハ(LWC
1038)、テレマン(LWC 1074)につづくLAWO
Classics第3弾は、ノルウェーの若きリコーダー奏者、インゲボルグ・クリストフェシェンを主役に聴き手を「アドリア海の真珠」ヴェネツィアへの旅に誘う趣向のアルバム。
今作では、ダンディン・コンソートやキングズ・コンソート、OAEなどのメンバーとして活躍するヴァイオリニスト、ヒュー・ダニエルが参加。
録音:2016年5月27日−30日、ヤール教会(ノルウェー)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz |
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ソルヴグッテネ愛唱歌集 |
ソルヴグッテネ少年合唱団
フレードリク・オッテシュタ(指揮) |
ヘンデル:司祭ザドク/作者不詳(15世紀イタリアの聖歌):荘厳、至福の三位一体/
メンデルスゾーン:われらに平安をあたえたまえ/
伝承曲(ウィルコックス編):A, kom na med
lovsang/
タイ:主の御名を賛美せよ/
ヴィラ=ロボス:Aeanan(ヴォカリーズ)/
フォーレ:聖なるかな(《レクイエム》 Op.48より)/
グリーグ:美しきかな神の子よ(《4つの詩篇》
Op.74 より)/
J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ BWV.147-7/
ニューステット:主を賛美せよ/
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
K.618/
フォーレ:ラシーヌの頌歌 Op.11/
ヘンデル:ハレルヤ・コーラス(《メサイア》より)/
メンデルスゾーン:詩篇第42篇 涸れた谷に鹿が水を求めるように/
シュレジェン民謡(ステーンベルグ編):この世はうるわし |
ルウェー放送(NRK)の少年合唱団「ソルヴグッテネ少年合唱団」は、1940年、トシュタイン・グリューテにより創設。コンサート、ビジネスフェアのアトラクション、結婚式や葬儀など、一年に約150の演奏に参加し、なかでもノルウェー放送のクリスマス・コンサートは、国内だけでなく北欧の各国にも放送され、「光の季節」に彩りを添えています。
録音:2015年9月11日−13日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz |
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アクシオム 〜
スカンジナヴィアの若い作曲家による新しい音楽
ユーハン・スヴェンソン(b.1983):Shiver
リサ・ストレイク(b.1985):Papirosn
オイヴィン・メラン(b.1985):tude ralentissante
マッティン・ラーネ・バウク(b.1988):Misantropi
IIIb |
アクシオム
〔リネッタ・テイラー・ハンセン(フルート)、
フレードリク・ブランストルプ・オールセン(サクソフォーン)、
ヘンリク・ムンケビュー・ノシュテボー(トロンボーン)、
アンデシュ・クレーグネス・ハンセン(打楽器)、ヨーナス・カムビエン(ピアノ)、
オーレ・マッティン・フーセル=オールセン(ギター、バロックギター)、
ヴィルデ・サンヴェ・アルネス(ヴァイオリン)、
イーヴァン・ヴァレンティン・ホルルプ・ロアール(チェロ)、
クリスチャン・メオース・スヴェンセン(コントラバス)、カイ・グリンデ・ミュラン(指揮)〕 |
「アクシオム(Aksiom)」(公理、自明の理)は、作曲家で指揮者のカイ・グリンデ・ミュラン(b.1987)が2010年に創設した「若い音楽家」のアンサンブル。
現代音楽、とりわけ北欧の新しい作品と即興音楽を中心に演奏活動を行っています。デビューアルバム「アクシオム」では、スウェーデンとノルウェーの若き作曲家の作品を2曲ずつ演奏しています。
録音:2015年8月11日−14日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz
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オスロ・フィル第1コンマス エリセ・ボートネス
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリンソナタ第2番ニ長調 Op.94
5つのメロディ Op.35
ヴァイオリンソナタ第1番ヘ短調 Op.80 |
エリセ・ボートネス(ヴァイオリン)
ホーヴァル・ギムセ(ピアノ) |
オスロ・フィルのコンマス!エリセ・ボートネスが弾くプロコフィエフ!
オスロ・フィルの第1コンサートマスターを務めるノルウェーの女流ヴァイオリニスト、エリセ・ボートネス。
ノルウェーの伝統的スタイルのピアニストとして第一に名前が挙げられ、ソロと室内楽のコンサートやフェスティヴァルへの出演で忙しいホーヴァル・ギムセとの共演によるプロコフィエフのソナタ集が登場。
録音:2014年12月18日−20日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz

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艶なる宴 〜 ドビュッシー&フォーレ:歌曲集
ドビュッシー:ビリティスの3つの歌
フォーレ:5つのヴェネツィアの歌
ドビュッシー:
艶なる宴 第2集、ステファヌ・マラルメの3つの詩
フォーレ:イヴの歌 |
ベッティーナ・スミス(メゾ・ソプラノ)
アイナル・ロッティンゲン(ピアノ) |
ベルゲン生まれのメゾソプラノ、ベッティーナ・スミスとベルゲン大学グリーグ・アカデミー音楽演奏科教授のアイナル・ロッティンゲンのデュオ。
ショーソン、フォーレ、サン=サーンスの歌曲を集めた『温室(Serres
chaudes)』(LWC1008)、ヴァーレンの《ゲーテの3つの詩》などを歌った『女たちの声(Voices
of Women)』(LWC1067)につづく LAWO Classics
第3作は、ふたたびフランスの歌曲のよるプログラムです。
録音:2012年4月23日−27日、ソフィエンベルグ教会(オスロ)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz |
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シェティル・ヴォスレフ:室内楽作品集 Vol.3
インヴェンション I〜III(ヴァイオリンとピアノのための)
Kvartoni
(ソプラノ、リコーダー、ギターとピアノのための)
ベル・カント(ヴァイオリンとピアノのための)
教会デュオ(ギターとオルガンのための)
六重奏曲 《ポスト》
(フルート、クラリネット、ホルン、
ヴァイオリン、ピアノとギターのための) |
リカルド・オドリオソーラ(ヴァイオリン)
アイナル・ロッティンゲン(ピアノ)
ヒルデ・ハーラルセン・スヴェーン(ソプラノ)
フローデ・トゥーシェン(リコーダー)
ス タイン=エーリク・オールセン(ギター)
エギル・ハウグラン(ギター)
カシュタイン・アスケラン(オルガン)
グロー・サンヴィーク(フルート)
ディエゴ・ルッケージ(クラリネット)
アイリーン・シャノン(ホルン) |
ベルゲン在住の作曲家シェティル・ヴォスレフは、父ハーラル・セーヴェルーの家「シーリューストル」を本拠に、多才で多作、「教義」にとらわれることなく作曲活動をつづけています。
彼の室内楽作品38曲をリカルド・オドリオソーラとアイナル・ロッティンゲンを中心とするベルゲンの音楽家たちが演奏するシリーズ。
ヴァイオリンとピアノのための作品が2曲。「モーツァルトの亡霊」と「ガラス瓶がバスの床を転がり、ついにはステップを落ちていく」3つの《インヴェンション》と、調子のいいメロディの《ベルカント》。1647年に「郵便システム」として創設されたノルウェー・ポストの委嘱による六重奏曲。「ギターとオルガン」に「ダビデとゴリアト」がイメージされた《教会デュオ》。
「四重奏」「四度の音程」「(リコーダーの)四分音」の「4」に関係する曲名の《Kvartoni》は、ベルゲン音楽院の「個性的な」学生たちが演奏することを念頭に書かれた作品です。
録音:2014年6月18日−21日、グリーグ・アカデミー、グンナル・セーヴィグ・ホール(ベルゲン)&2014年1月11日−12日、聖ヨハネ教会(ベルゲン)(教会デュオ)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz |
LYRITA
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SRCD.358
(CD-R)
\2500
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1968年大英帝国勲章受章
ダニエル・ジョーンズの交響曲集第3弾
ダニエル・ジョーンズ:
交響曲第1番(BBC放送日:1990年1月12日)
交響曲第10番(BBC放送日:1990年3月16日) |
BBCウェールズ交響楽団
ブライデン・トムソン(指揮) |
複合拍子の考案者、ダニエル・ジョーンズの交響曲集第3弾。一連の交響曲はジョーンズの作品の中でも高く評価されている。
第3弾の指揮者は、前2作に続き、Chandosにおいてヴォーン・ウィリアムズやアーノルド・バックスの交響曲全集など数多くの名盤を遺しているイギリスの指揮者、ブライデン・トムソン。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。

ダニエル・ジョーンズはペンブローク出身の作曲家。
ウェールズ大学と王立音楽アカデミーで学び、ヘンリー・ウッドに師事した。
メンデルスゾーン奨学金を得て、チェコスロバキア、フランス、オランダ、ドイツに留学し、語学に精通したという。その能力は第二次世界大戦中にブレッチレー・パークで暗号解読の専門家として生かされることとなった。
多くのウェールズの芸術家と交流をもっていたが、特筆すべきは幼なじみであったディラン・トーマスとの友情であろう。1954年には彼のラジオ劇の『Under
Milk Wood』に曲を付けている。
さらにジョーンズの交響曲第4番はトーマスとの思い出に捧げられており、トーマスの伝記も執筆している。
1968年に大英帝国勲章を受章した。1993年にスウォンジで死去。
作品には12曲の番号付き交響曲と、番号なしの「ジョン・ファシルの思い出への交響曲」、8つの弦楽四重奏曲を含む室内楽曲、合唱曲、オペラなどがある。
太っ腹な話だが60分近い交響曲第1番が全曲聴ける。
おそらく今回のCDと同じ演奏。
https://youtu.be/27qamIkz_CA
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NIMBUS
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NI 1713
(6CD-R/特別価格)
\7600 →\7390
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ヨンダニ・バット指揮&ロンドン交響楽団
ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集
交響曲第1番ハ長調 Op.21/交響曲第2番ニ長調
Op.36/
交響曲第3番変ホ長調 Op.55《英雄》/
《プロメテウスの創造物》序曲 Op.43/
《フィデリオ》 序曲 Op.72/《シュテファン王》
序曲 Op.117/
《献堂式》 序曲 Op.124/交響曲第4番変ロ長調
Op.60/
交響曲第5番ハ短調 Op.67《運命》/
交響曲第6番ヘ長調 Op.68《田園》/交響曲第7番イ長調
Op.92/
交響曲第8番ヘ長調 Op.93/《エグモント》序曲
Op.84/
《コリオラン》序曲 Op.62/《アテネの廃墟》序曲
Op.113/
《レオノーレ》 序曲第3番 Op.72/
交響曲第9番ニ短調 Op.125《合唱付き》* |
ヨンダニ・バット(指揮)
ロンドン交響楽団
ロンドン交響合唱団*
レベッカ・エヴァンス(ソプラノ)*
ウィルケ・テ・ブルンメルストローテ
(メゾ・ソプラノ)*
スティーヴ・デイヴィスリム
(テノール)*
ニール・デイヴィス(バス)* |
ヨンダニ・バットがタクトを振るベートーベン交響曲全集!
イギリスの名門オーケストラ、ロンドン交響楽団と旧ASVレーベルでおなじみのマカオ人指揮者、ヨンダニ・バットのタッグによるベートーヴェンの交響曲シリーズが遂に全集で登場!
マニアックな人気を誇っていたヨンダーニ・バット(ブット)。
惜しくも2014年に亡くなったが、その直前まで行われていたベートーベン交響曲全集。
バットはシンガポール出身の指揮者。化学の博士号も持つ。
マカオ在住の中国人の家に生まれ、インディアナ大学とミシガン大学で音楽を学び、1983年にシンフォニー・カナディアーナを設立して指揮者を務め、ビクトリア国際映画祭の常任指揮者となった。
1986年と1995年にMRAグラモフォン・アワードを受賞している。
珠海市にて没。
録音:2010年ー2014年
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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NIMBUS ALLIANCE
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NI 6331
(2CD-R/特別価格)
\3800 →\3690
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ウィハン弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン
レオシュ・チェピツキー
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(全曲)
ソナタ第1番ト短調 BWV.1001
パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002
ソナタ第2番イ短調 BWV.1003
パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004
ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006 |
レオシュ・チェピツキー
(ヴァイオリン) |
チェコの実力派クヮルテット、ウィハン弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンとしても活躍中のレオシュ・チェピツキーによるバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ。名工ヤン・バプティスタ・シュピードレン製作、グァルネリ・デル・ジェス1741
《ヴュータン》 のレプリカによる哀愁を帯びた美しい音色は必聴です。
ウィハン弦楽四重奏団は、1995年の初来日以来、度々来日公演を行っており、2016年にも結成30周年記念来日ツアーを成功させています。

録音:2001年ー2002年
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
ソリストとしての前作
ピアノはチェコ・ピアノ界の重鎮クランスキー |
NI 6265
(CD-R)
\2400
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モーツァルト、ブラームス、マルティヌー:
ヴァイオリン・ソナタ集
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調K.304
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.100
クッカル:独奏ヴァイオリンのための《レイト・アワー》
フィシェル:ヴァイオリン・ソナタ《ザ・ハンズ》
マルティヌー:ヴァイオリン・ソナタ第3番 |
レオシュ・チェピツキー(ヴァイオリン)
イヴァン・クランスキー(ピアノ) |
プラハ音楽院を卒業し、ヤロスラフ・コチアン国際ヴァイオリン・コンクールで優勝し10代前半からキャリアをスタートさせたチェコのヴァイオリニストで、現在では、チェコを代表するクヮルテット、ウィハン弦楽四重奏団の第1ヴァイオリニストとして知られる、レオシュ・チェピツキー。
同じくチェコのピアニストで、プラハ・グァルネリ・トリオのメンバーとしても知られるイヴァン・クランスキーとのヴァイオリン・ソナタ集。
言わずと知れた名曲であるモーツァルトとブラームスのソナタに加え、20世紀チェコを代表する作曲家、ボフスラフ・マルティヌー(1890−1959)、チェコの現代作曲家オンジェイ・クッカル(1964−)、ルボシュ・フィシェル(1935−1999)のチェコ作品たちの収録もポイント。実はこの3曲がすごかったりする。
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NOSAG
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ストックホルム大聖堂聖歌隊による
モーツァルトのレクイエム
モーツァルト:
レクイエム ニ短調 K.626
アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618 |
ストックホルム大聖堂聖歌隊
スウェーデン王立管弦楽団
ミケール・ヴァルデンビュー(指揮)
レーナ・ヌーディン(ソプラノ)
イングリッド・トビアッソン(アルト)
クラース・ヘードルンド(テノール)
ユーハン・ウォールベリ(バス) |
ストックホルム大聖堂聖歌隊によるモーツァルトのレクイエム、ライヴ!
2011年からストックホルム大聖堂のオルガニストを務めるミケール・ヴァルデンビューとストックホルム大聖堂聖歌隊。ブラームスのドイツ・レクイエム(nosagCD
211)や、ヴァルデンビューの自作自演集(nosagCD
229)などの録音に続くのは、スウェーデンの名シンガーたちをソリストに迎え、スウェーデンの王立管弦楽団(Kgl
Hovkapellet)とともに歌うモーツァルトのレクイエム。
録音:2015年11月22日、ストックホルム大聖堂(ライヴ) |
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ミケール・ヴァルデンビュー
クリスマスのためのオラトリオとカンタータ
ヴァルデンビュー:
クリスマス・オラトリオ 《光と闇》 Op.17
古いスウェーデンのクリスマス・カンタータ
《残忍なカテドラル・スクール》 Op.37 |
ストックホルム大聖堂聖歌隊
ミケール・ヴァルデンビュー(指揮) |
スウェーデンの作曲家、指揮者、オルガニストのミケール・ヴァルデンビューがストックホルム大聖堂聖歌隊と共に贈る自作自演集。第2弾は、クリスマスのためのオラトリオとカンタータを収録。
録音:2015年12月&2016年6月、ストックホルム大聖堂(ライヴ) |
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ACTE PREALABLE
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AP 0360
\2500→\2390 |
アウグスト・ドゥラノフスキ(1770-1834):
ヴァイオリンと第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための幻想曲
Op.11(*)
ピアノのための幻想曲 Op.9(**)
ヴァイオリン協奏曲 Op.8(+)
3つの主題によるヴァイオリンとチェロのための変奏曲
Op.4(#) |
パヴェウ・ヴァイラク(ヴァイオリン(*/#))
アンゲリナ・キェロンスカ(ヴァイオリン(*))
カロリナ・スタショフスカ(ヴィオラ(*))
アンナ・ポトコシチェルナ=チシ(チェロ(*/#))
エヴェリナ・パノハ(ピアノ(**))
タルヌフ室内管弦楽団(+)
ピョトル・ヴァイラク(指揮) |
録音:2016年4月26日(*/**)、2015年6月25日(+)、2015年10月3日(#)、
クシュシュトフ・ペンデレツキ・ヨーロッパ音楽センター、ザクリチン、ポーランド
アウグスト・ドゥラノフスキはフランスで活躍したポーランドのヴァイオリニスト・作曲家。
パリでヴィオッティにヴァイオリンを師事。当代随一のヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとして一世を風靡し、あのパガニーニも彼の秘技を取り入れたと言われています。
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ヘンリク・パフルスキ(1859-1921):ピアノ作品集
Vol.2
2台のピアノのための幻想曲イ長調 Op.17
2台のピアノのためのポロネーズ Op.5
ピアノ四手連弾のための組曲 Op.13
瞑想(ピアノ四手連弾のための)Op.25
ヘンリク・パフルスキ/アントン・アレンスキー(1861-1906)編曲:
弦楽四重奏曲ト長調 Op.11(ピアノ四手連弾のための版) |
ヴァ・イ・ヴィ・ピアノ・デュオ
ヴァレンティーナ・セフェリノヴァ、
ヴェレーナ・ボイコヴァ(ピアノ) |
録音:2016年4月5-6日、ポーランド放送スタジオS1、ワルシャワ、ポーランド
ヘンリク・パフルスキはワルシャワでスタニスワフ・モニュシュコ、ウワディスワフ・ジェレンスキらに、モスクワでニコライ・ルビンシテイン、パウル・パプストに師事したポーランドのピアニスト・作曲家。
ブルガリアのピアノ・デュオによる演奏です。
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ルネ・ド・ボワデッフル(1838-1906):
ヴァイオリンとピアノのための作品集 Vol.1
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第2番
Op.50
オリエンタル組曲(ヴァイオリンとピアノのための)Op.42
詩的組曲(ヴァイオリンとピアノのための)Op.19
ヴァイオリンとピアノのための2つの牧歌
Op.75 |
デヤン・ボグダノヴィチ(ヴァイオリン)
ヤクプ・トホジェフスキ(ピアノ) |
録音:2016年2月17日、ブローアウトスタジオ、トレヴィーゾ、イタリア
忘れられたフランス・ロマン派の作曲家ルネ・ド・ボワデッフル。作風は器楽曲ではサン=サーンスとラロ、声楽曲ではグノーとマスネに追随していたと言われています。
セルビアのヴァイオリニストとポーランドのピアニストによる演奏。ボワデッフルの再評価につながる一枚になることでしょう。
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ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):世俗合唱作品集
狩人の歌(*/H)/海(*)/春(*)/前奏曲(*)/おやすみなさい(*/P)
ユモレスク(+)/われらのハンカ(S/A/T/B/+)/白衣の姫(S/T/B/+)
五月の夜 Op.49(S/A/T/B/P/+)
コシチュシコを称えて(カンタータ)(B/+/P)/水夫の歌
Op.34 No.1(#)
起床ラッパ(#)/ヴィリヤの歌 Op.34 No.2(#)
ユゼフ・シュイスキを称えて(カンタータ)(#)/仕事へ(#/p) |
アンナ・ファブレッロ(ソプラノ(S))
ベアタ・コスカ(アルト(A))
ヤツェク・シマンスキ(テノール(T))
ロベルト・カチョロフスキ(バス(B))
マルチン・レンボフスキ、
バルトゥオミェイ・スクロボト(ホルン(H))
エヴァ・リテル(ピアノ(P))
アネタ・チャフ(ピアノ(p))
シムルタネオ声楽アンサンブル(*)
カロル・キシェル(指揮(*))
アートン・ヴォイシズ(+)
ポトカルパチェ男声合唱団(#)
グジェゴシュ・オリヴァ(指揮(#))
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録音:
2016年2月10-11日、グダンスク音楽アカデミー・ホールS2、グダンスク、ポーランド(*/+)
2016年5月23-24日、8月1日、教育センター、ジェシュフ、ポーランド(#)
ヴワディスワフ・ジェレンスキはポーランド盛期ロマン派を代表する作曲家の一人。1888年、クラクフ音楽院の初代院長に就任しました。
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エミル・ピエール・ラテーズ(1851-1934):展示会
2
フルート、ヴィオラ、ピアノのための作品集
ピアノとヴィオラのためのソナタ Op.18(+)
奇想ワルツ(フルート、ヴィオラとピアノのための二重奏曲)Op.13(*/+)
フルートとピアノのための2つの楽曲 Op.42(*)
フルートとピアノのための間奏曲 Op.50(*)
フルートとピアノのためのソナティネ Op.61(*)
アイギパン(ピアノのための)Op.72
イベリア幻想曲(ヴィオラとピアノのための)Op.51(+)
日本趣味(ヴィオラとピアノのための)Op.57(+)
ヴィオラとピアノのためのロマン的楽曲
Op.70(+) |
エヴァ・ムラフスカ(フルート(*))
マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ(+))
ハンナ・ホレスカ(ピアノ) |
録音:2016年6月14、18-19日、I・J・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド
エミル・ピエール・ラテーズはフランスのブザンソンに生まれパリ音楽院でマスネ他に師事した作曲家。1891年パリ音楽院リール分院長に就任。室内楽作品を数多く書きました。
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ヨアンナ・ブルズドヴィチ(1943-):
世俗オラトリオ「レッラ」(クリスティアーヌ・シャピラのテキストによる) |
リリアナ・グルスカ(メゾソプラノ)
アリーヌ・リコ(ソプラノ)
エマ・フェットミ(オーボエ)
シリル・ボド=コワゼ(打楽器)
ネオクアルテット(弦楽四重奏)
ラ・コラール・オスモーズ(女声合唱)
ヨアンナ・ブルズドヴィチ(指揮) |
録音:2015年8月20日、Salle de l'Union de
la Ville de Ceret、セレ、フランス
ヨアンナ・ブルズドヴィチはポーランドのワルシャワに生まれ、ショパン音楽アカデミーを卒業後フランス政府給費留学生としてパリでナディア・ブーランジェ、オリヴィエ・メシアン、ピエール・シェフェールに師事、その後ベルギーを本拠に活躍している作曲家。
アニエス・ヴァルダ(1928-)監督作品をはじめとする映画音楽の分野でも知られています。
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オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキ(1867-1931):
教会音楽全集 Vol.5 クリスマス・キャロル
天使は羊飼いたちに告げた(b)/ああ、美しき御子よ(B)
みどり児に何が起きたか(t)/天使の合唱(T)/昨夜(S)
ああ、飼葉桶の中で何といたわしく(T)/神は生まれぬ(B)
さあ歓喜せん(T)/兄弟たちよ、見よ(B)/今日ベツレヘムで(b)
キリストが生まれし時(t)/兄弟たちよ、眠っているのか(B)
生誕の日に(b)/どんな星が(S)/小さきイエス(T)
イエスは生まれぬ(t)/永遠なる栄光の王(T)/おやすみ、イエス(S)
賢者たち(b)/救い主は来たれり(S)/干し草の山の上で(B) |
マルタ・ヴルブレフスカ(ソプラノ(S))
パヴェウ・ペツショク(テノール(t))
ミコワイ・ズグトカ(テノール(T))
ロベルト・カチョロフスキ(バリトン(b))
プシェミスワフ・クンメル(バスバリトン(B))
ウルシュラ・イジビツカ(ピアノ) |
録音:2016年7月4-6日、イグナツィ・ヤン・パデレフスキ総合音楽学校コンサートホール、ヴャウィストク、ポーランド
オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキはポーランドのウクナイナ国境の町ベウツ(現ウクライナ)に生まれた作曲家・教師。
チェルニウツィー(ウクライナ)で音楽教育を受けた後、リヴィウ(ウクライナ)とおそらくウィーンで学び、ポーランド語の教師を務めながら作曲家、編曲家、合唱指揮者、ピアニストとして活躍しました。
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オットン・ミェチスワフ・ジュコフスキ(1867-1931):
教会音楽全集 Vol.6 クリスマス・キャロル
イエス・キリストは生まれたまいぬ(T)/ベツレヘムの星(t)
主は天より、そして墓より(T)/親愛なる羊飼いたち(S/t/b/B)
羊飼いらは目覚めぬ(t)/羊飼いよ(S/B)/みな集わん(b)
急げ、羊飼いたちよ(S/b/B)/ベツレヘムへ走り来たり(T)
あの丘に(t)/天から音楽が聴こえる(S)/麗しき乙女(t/B)
王の勝利(T)/神の生まれし日に(b)/良き知らせ(t)
ようこそ御子よ(b)/今日を生き長らえよ(S)/夜の静寂の中で(t)
飼葉桶に寝かされ(b)/主の降誕(T)/われらは見ぬ(B) |
マルタ・ヴルブレフスカ(ソプラノ(S))
パヴェウ・ペツショク(テノール(t))
ミコワイ・ズグトカ(テノール(T))
ロベルト・カチョロフスキ(バリトン(b))
プシェミスワフ・クンメル(バスバリトン(B))
ウルシュラ・イジビツカ(ピアノ) |
録音:2016年7月4-6日、イグナツィ・ヤン・パデレフスキ総合音楽学校コンサートホール、ヴャウィストク、ポーランド |
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ドリーム・ウィズ・ミー ソプラノ、ホルンとピアノ
ラフマニノフ(1873-1943)/シュテファン・ヨハネス・ヴァルター編曲:
私のために歌わないで、美しい人よ Op.4
No.4
ハリエット・ウェア(1799-1847):マーガレット
チャールズ・ギルバート・スプロス(1874-1961):集められたばら
マスネ(1842-1912):悲歌
グノー(1818-1893):わが愛する者は語った
ガエターノ・ブラーガ(1829-1907):天使の歌(*)
ヨセフ・ミスリヴェチェク(1737-1781)/ペーター・シュマルフス(1937-2008)編曲:
オペラ「ベッレフォンテ」から アリア
キャリー・ジェイコブス・ボンド(1862-1946):すばらしい一日
グスタフ・レーブリング(1821-1902):森の憧れ
グリーグ(1843-1907):ソールヴェイの歌
フランツ・ラハナー(1803-1890):女の愛と生涯
オットー・ニコライ(1810-1849):協奏的変奏曲
ラフマニノフ/シュテファン・ヨハネス・ヴァルター編曲:ヴォカリーズ
フランツ・グローテ(1908-1982):
映画「スウェーデンのナイチンゲール」から
馭者の歌
マスネ/エリック・ラスク(1963-)編曲:タイスの瞑想曲(+)
シュテファン・ヨハネス・ヴァルター(1968-):
ヴォカリーズ/イタリアのテーマ
バーンスタイン(1918-1990):ドリーム・ウィズ・ミー |
カタジナ・ドンダルスカ(ソプラノ(+以外)、ヴァイオリン(*))
ミシェル・ペリー(ホルン)
チムール・エニケーエフ(ピアノ) |
録音:2016年8月4-7日、フィルハルモニア・コシャリンスカ、コシャリン、ポーランド
ソプラノとホルンの共演というユニークなソング・アルバム。カタジナ・ドンダルスカはドイツのヴュルツブルク音楽アカデミーで声楽とヴァイオリンを学びマイスタークラス・ディプロマを取得、さらにグダンスク音楽アカデミーで博士号を取得したポーランドのコロラトゥーラ・ソプラノ。
ここではヴァイオリンの腕前も披露しています。ミシェル・ペリーはエンパイア・ブラスのメンバーを務めたこともあるフランスのホルン奏者で、2016年現在ドイツのベルリンに在住。チムール・エニケーエフはウズベキスタン出身のピアニスト。
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ゲーザ・ジチ(1849-1924):ピアノ作品全集
左手のためのピアノ・ソナタ
左手のための2つのピアノ小品
左手のための4つのピアノ練習曲
左手のための6つのピアノ練習曲 |
アルトゥール・シミホ(ピアノ)
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録音:2016年7月22日、オプス・ディソヌス・スタジオ、ブラジル
ゲーザ・ジチはハンガリーの作曲家・ピアニスト。スターラ(現スロヴァキア)の貴族の家に生まれ、少年時代からリストにピアノを師事。14歳の時に猟銃の暴発事故により右腕を失うという不幸に見舞われましたが、諦めずに訓練を続け、世界で最初の「片腕のコンサート・ピアニスト」として大成し、作曲・編曲も行いました。
アルトゥール・シミホ(1982年生まれ)はブラジルのピアニスト。レコーディング・スタジオを所有しており、当録音のエンジニアリング、解説書の執筆も自身で行っています。
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ゲーザ・ジチ(1849-1924):ピアノ編曲作品全集
J・S・バッハ(1685-1750)/ゲーザ・ジチ編曲:
シャコンヌ(BWV1004 より、左手によるピアノのための版)
ショパン(1810-1849)/ゲーザ・ジチ編曲:
ポロネーズ イ長調 Op.40 No.1(左手によるピアノのための版)
リスト(1811-1886)/ゲーザ・ジチ編曲:
夜想曲「愛の夢」第3番(左手によるピアノのための版)
ゲーザ・ジチ:
ワーグナーの「タンホイザー」の動機による幻想曲(左手によるピアノのための)
リスト行進曲(ピアノのための)/牧歌(ピアノのための)
ナーシ=ガヴォット(ピアノのための)
オペラ「アラール」より 入場曲と王の賛歌(ピアノのための)(*)
「愛の夢」幻想曲(左手によるピアノのための)
ラコッツィ行進曲(左手によるピアノのための) |
アルトゥール・シミホ(ピアノ) |
録音:2016年7月23-24日、9月8、17日、オプス・ディソヌス・スタジオ、ブラジル
(*)はジチのオペラより、おそらくデジェーリ・バチョー・イシュトヴァーン(1858-1915)が編曲した版。
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グラウプナー、ヴィヴァルディ:
ヴィオラ・ダモーレ、ギター、ヴィオラのための協奏曲集
ヴィヴァルディ(1678-1741):
ヴィオラ・ダモーレ、ギター、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調
RV540(*/+)
クリストフ・グラウプナー(1863-1760):
ヴィオラ・ダモーレ、ヴィオラ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調
GWV317(*/#)
ヴィヴァルディ:ギター、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調
RV93(+)
クリストフ・グラウプナー:
ヴィオラ・ダモーレとヴィオラ、弦楽と通奏低音のための協奏曲イ長調
GWV339(*/#)
ヴィヴァルディ:
ヴィオラ・ダモーレ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ長調
RV392(*) |
ドナルド・モーリス(ヴィオラ・ダモーレ(*))
ジェーン・カリー(ギター(+))
マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ(#))
アルス・ロンガ・オーケストラ
エウゲニュシュ・ドンブロフスキ(指揮) |
録音:2016年6月11日、9月20日、I・J・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド
ドナルド・モーリスはニュージーランドのヴィオラ奏者。ジェーン・カリーは英国生まれで2016現在ニュージーランド在住のギター奏者。
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パッサカリアス ヴィオラのためのパッサカリア集
ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704):
ヴィオラのためのパッサカリア(1674)(*)
ヨハン・ハルヴォルセン(1864-1935):
ヴァイオリンとヴィオラのためのパッサカリア(1893)(#/+)
パウル・ヒンデミット(1895-1963):
パッサカリアの形式とテンポで(ヴィオラのための;1919)(+)
レベッカ・クラーク(1886-1979):
古いイングランドの旋律によるパッサカリア(ヴィオラとピアノのための;1941)(*/**)
アルフレッド・ポション(1878-1959):
ヴィオラのためのパッサカリア(1942)(*)
ゴードン・ジェイコブ(1895-1984):
ヴァイオリンとヴィオラのための前奏曲、パッサカリアとフーガ(1948)(#/+)
パヴェウ・ミハウォフスキ(1990-):
ヴィオラのためのパッサカリア子守歌(2016)(*)
サミュエル・ビッソン(1984-):
ヴィオラとループのためのパッサカリア(2007/2015)(*) |
マルチン・ムラフスキ(ヴィオラ(*))
カミル・バプカ(ヴィオラ(+))
ヤクブ・グトフスキ(ヴァイオリン(#))
ハンナ・ホレスカ(ピアノ(**)) |
録音:2015年12月18、20日、2016年4月30-31日、I・J・パデレフスキ音楽アカデミー、ポズナン、ポーランド
パッサカリア形式で書かれたヴィオラのための作品をほぼ年代順に収めたアルバム。
ゴードン・ジェイコブはイギリス、パヴェウ・ミハウォフスキはポーランドの作曲家。アルフレッド・ポションはスイスのヴァイオリン奏者・作曲家。サミュエル・ビッソンはカナダのチェロ奏者・作曲家。
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メンデルスゾーン(1809-1847):
ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲ニ短調
MWV.O 4(*)
ショーソン(1855-1899):
ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための協奏曲(+) |
ロベルト・クフャトコフスキ(ヴァイオリン)
ドミニカ・グラピャク(ピアノ)
プログレス室内管弦楽団(*)
シモン・モルス(指揮(*))
メッセージズ・クアルテット(弦楽四重奏(+)) |
録音:データ未詳
ポーランドの演奏家による、当レーベルにしては珍しい一般的クラシカル・レパートリー。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAND SLAM
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フルトヴェングラー秘蔵テープ復刻シリーズ。
シューベルト「未完成」「グレート」
シューベルト:
(1)交響曲第8番 ロ短調 D.759「未完成」
(2)交響曲第9番 ハ長調 D.944「ザ・グレート」 |
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
フルトヴェングラー秘蔵テープ復刻シリーズ。シューベルト「未完成」「グレート」(1953、BPO)幻のプログラム付き!
ライヴ録音:1953年9月15日/ティタニア・パラスト(ベルリン)/使用音源:
Private archive(2トラック、19センチ、オープンリール・テープ)/モノラル
■制作者より
1953 年9 月15 日、ベルリンのティタニア・パラストで行われたライヴです。音源としては従来から知られているものですが、今回使用したテープ(2トラック、19
センチ、オープンリール・テープ)は、ベルリン・フィルの渋く重厚な音を見事に捉えたものです。これぞ、フルトヴェングラー&
BPO の真髄でしょう。
フルトヴェングラーは1952 年夏以降、何度か体調を崩したため、多くの演奏会がキャンセルされました。さいきん、1953
/ 54 のシーズンにおいて予定されていた“幻のプログラム”
をいくつか手に入れましたので、それを解説書に掲載しまいた。最も注目されるのは、「え?」と思われる、ある大物作曲家のベルリン初演です。この作品が、どのような経緯で予定に上がったのか、その謎については解明出来ませんでしたが、まことに興味深いものです。また、もしも演奏されていたならば戦後唯一となっただろうと思われる“超有名曲”
が2 曲あります。音と解説と、両方で楽しんでいただけるディスクです。(平林 直哉)
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