≪第93号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2017/8/8〜
8/11(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AMBRONAY
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アララト山〜フランス=アルメニア、音楽の対話
[アルメニア] 作曲者不詳:
Aravod lousso、Adana i voghpe、Mogats
chouguen、
Alakyaz et kheng'i dzar、Sird im sasani、Daroni、
Gregoire De Narek: Havoun, havoun、Horovel
、
Tzernakhagh、Al Ayloughes、Khorourt khorin、
Tamzara、Karoun a、Khio khio
[フランス]
Don Adami、Tierce Estampie Royale、
Melodies du troubadour armenien Sayat-Nova、
Madres amargadas et La mujer de Moxe |
カンティクム・ノヴム
エマニュエル・バルドン |
13世紀のアルメニアとフランスの音楽の対話
録音:2016年10月
13世紀頃、フランスとアルメニアの間でもたれた音楽的対話を再現するもの。当時のアルメニアとフランスの音楽が交互に組まれたプログラムは、日本の我々が聴いても郷愁を誘う不思議な空気に満ちています。

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APARTE
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SOAVE E VIRTUOSO(愛らしさとヴィルトゥオーゾ)
タルティーニ:
フラント・トラヴェルソのための協奏曲
ト長調 Gimo 294、
ニ長調 Gimo291、ト長調 Gimo293
サンマルティーニ:
ソプラノ・リコーダーのための協奏曲 ヘ長調
ヴィヴァルディ:
リコーダーのための協奏曲 ハ短調 RV 441、
ソプラノ・リコーダーのための協奏曲 ト長調
RV 443 |
アレクシス・コセンコ(リコーダー)
レザンバサデュール |
イタリア・バロックの超絶技巧のリコーダー
録音:2017年1月
バロック時代のリコーダー作品集。レ・ザンバッサデュールのリーダーでフルート奏者でもあるアレクシス・コッセンコが、タルティーニやヴィヴァルディによる、アクロバティックともいえる超絶技巧のリコーダーパートを披露。
レザンバサデュールは2010 年フルートおよびリコーダーの名手アレクシス・コセンコによって設立された器楽アンサンブル。ドレスデンの音楽を取り上げたシリーズなども発表しており、演奏・プログラミングの両面で意欲的に活動を展開しています。
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ルクレールのコンチェルトを「吹き振り」してます。
https://youtu.be/Nr_BNPIWZ3Q
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HMF
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ベルトラン・キュイエ(指揮)
A Fancy〜英国のエアとテューンに基づくファンタジー(17世紀)
・マシュー・ロック(c.1621/23-1677):
カーテン・テューン/金星の降順(Psyche)
・パーセル(1659-1695):
序曲;第2の音楽;第1幕のテューン(The
Virtuous Wife Z.611より)
ホーンパイプ(妖精の女王Z.629 より)
おお、孤独よ!(シアター・オブ・ミュージックより)
Twas within a furlong of Edinboro’ town(TheMock
Marriage Z.605)
Ah me! To many deaths decreed(Regulus
Z.586)
See, even Night herself is here( TheFairy
Queen Z.629)
シンフォニー(アーサー王)
・ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラジ(c.1640-1708):
夢の神よ、あなたはどこに!
私は無駄にため息をつかなければならないのか?
・ジェイムズ・ハート(1647-1718):(テンペストより) |
ベルトラン・キュイエ(指揮)
カラヴァンセライル
レイチェル・レドモンド(ソプラノ) |
17世紀ロンドンの劇場の音楽
録音:2016年11月25-27日
17 世紀ロンドンの劇場の音楽集。1978 年ナント生まれのチェンバロの名手、ベルトラン・キュイエ、ハルモニアムンディ初登場盤となります。
キュイエはクリストフ・ルセ、ピエール・アンタイらに師事したほか、ホルンも学んでおり、古楽アンサンブルのメンバーとして、またソリストとして活躍しています。
スコットランドの歌姫レイチェル・レドモンドの美しい歌声が、雰囲気を一層盛り上げています。

ベルトラン・キュイエ(チェンバロ)
こんなアルバムもありました
イギリス・ルネサンスの巨匠達のアンソロジー |
MIRARE
MIR 137
\2800
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「トムキンズ氏の《価値のレッスンLessons of
Worthe》」
〜バード、ブル、トムキンズ、タイスのチェンバロ音楽
イ調の作品
ジョン・ブル:半音階的パヴァン、半音階的ガリアード
トムキンズ:奉献唱
ト調の作品
不詳(トマス・トムキンズ?):ロビン・フッド
バード:
ウィリアム・ピーター卿のパヴァン
ウィリアム・ピーター卿のガリアード
タリス:あなたは幸いな方
トムキンズ:初心者のための「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラで」
二調の作品
ブル:イン・ノミネ
トムキンズ:グラウンド MB40
ブル:ファンタジア MB11 |
ベルトラン・キュイエ(チェンバロ) |
フランス古楽界のサラブレッド、ベルトラン・キュイエ
録音:2010 年10 月28-31 日、クセイ城/ステレオ、58’16”
ベルトラン・キュイエは1978 年ナント生まれ。チェンバロ奏者の母ジョスリンに手ほどきを受け、その後ルセとピエール・アンタイに学びました。
ニケ指揮コンセール・スピリチュエル、クリスティ指揮レザール・フロリサンとオペラで共演するほか、レ・バス・レウニー、ラ・レヴーズの通奏低音奏者兼ソリストとしても活躍するフランス古楽界の期待のサラブレッドです。
今回のアルバムはイギリス・ルネサンスの作曲家トムキンズによる同時代の巨匠達と自作からなるアンソロジー。
この曲集にはトムキンズ自身による収録曲への評価がコメントとして遺されており、彼と当時の音楽界の「価値観」をうかがい知ることができる貴重な資料でもあります。
キュイエは三台のチェンバロの世界・・・まろやかで憂いのあるイングリッシュ(イ調の作品:トラック1-3)、開放的なイタリアン(ト調の作品:トラック4-8)、オルガンとチェンバロによる音色と対位法の絡みが楽しいクラヴィオルガン(ニ調の作品)・・・を鮮やかな技巧で描き分け、アルバム全体をあたかも物語のように聴かせ、その手腕には才能のきらめきが実感できます。
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PENTATONE
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PTC 5186597
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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ユロフスキが手兵ベルリン放送響とツァラトゥストラを録音!
(1)R.シュトラウス(1864-1949):
交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
Op.30
(2)マーラー(1860-1911):
交響詩「葬礼」【交響曲第2番ハ短調「復活」の第1楽章初稿】
(3)マーラー:
交響的前奏曲 ハ短調
【アルブレヒト・ギュルシンク校訂版】 |
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
ベルリン放送交響楽団
ライナー・ヴォルターズ
(コンサートマスター)
トビアス・ベルント(オルガン) |
実に感動的!世界が注目するユロフスキが手兵ベルリン放送響とツァラトゥストラを録音!
録音:2016年6月/ベルリン放送局本館【ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)】/マルチチャンネル、DSD、64’46”、輸入盤・日本語帯付/(1)32’53”、(2)22’49”、(3)8’54”
SACD ハイブリッド盤。
世界が注目する指揮者のひとりウラディーミル・ユロフスキ。数多くのディスクがリリースされる中、PENTATONE
レーベル通算6 枚目(うちベルリン放送交響楽団との共演は2
枚目)となる期待の新録音は、R. シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」、マーラーの交響詩「葬礼」と交響的前奏曲です!
1972 年モスクワ生まれのユロフスキは、1990
年18 歳のときに家族とともにドイツに移住。ドレスデンおよびベルリンで研鑽をつみ、95
年ウェクスフォード音楽祭におけるリムスキー=コルサコフの「5
月の夜」の演奏で世界的に注目されました。
翌年にはレコーディングを開始し、2007 年より首席指揮者に就任したロンドン・フィルをはじめ、ロシア・ナショナル管弦楽団と自国ロシアの作品を数多く録音をのこし、2017/18
シーズンからはベルリン放送交響楽団の首席指揮者兼芸術監督にも就任しており、当盤ではその最新録音を聴くことができます。
当ディスクではR. シュトラウスと得意のマーラーを収録。緊迫感と情熱に満ちた「ツァラトゥストラはかく語りき」、エイジ・オヴ・エンライトゥンメント管とも録音のある交響詩「葬礼」(交響曲第2
番ハ短調「復活」の第1 楽章の前身である初稿版)、そして交響的前奏曲(偽作説もあり)とこだわりのプログラムに挑んでおります。マーラーの作品に並々ならぬ思い入れのあるユロフスキの演奏に期待が高まります。
録音は2016 年6 月にベルリン放送局本館(ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)で行われましたが、オルガン・パートのみ、ベルリンの聖マティアス教会で収録され、ミキシングされているのも注目です。

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ET’CETERA
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タスミン・リトル&ズヴェーデン、
ロビン・デ・ラーフのヴァイオリン協奏曲!
ロビン・デ・ラーフ:
ヴァイオリン協奏曲*
交響曲第1番《タングルウッド物語》 |
タスミン・リトル(ヴァイオリン)*
ヤープ・ファン・ズヴェーデン(指揮)
マルクス・ステンツ(指揮/交響曲第3楽章)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団 |
☆タスミン・リトルが弾く、現代オランダのヴァイオリン協奏曲!
☆指揮はオランダの名匠、ヤープ・ファン・ズヴェーデン!
Et'ceteraのダッチ・コンポーザー・シリーズから、タスミン・リトルとヤープ・ファン・ズヴェーデンが登場!
数々の知られざるレパートリー、とりわけ協奏曲録音で高い評価を得るタスミン・リトルが弾くのは、現代オランダのリーディング・コンポーザーの1人、ロビン・デ・ラーフ(b.1968)のヴァイオリン協奏曲。
デ・ラーフはロッテルダム音楽院作曲科の教授を務め、2000年にはタングルウッド音楽センター(タングルウッド音楽祭の講習会)のシニア・コンポジション・フェローに招聘され、それをきっかけに、ボストン交響楽団とのパートナーシップを始めとする北米での活躍を拡げています。
ハーグ・レジデンティ管、オランダ放送フィル、ダラス響、ロイヤル・フランダース・フィル、ホンコン・フィルなどの首席指揮者、音楽監督等を歴任し、2018年シーズンからはニューヨーク・フィルへの音楽監督就任が決まっているオランダの名匠、ヤープ・ファン・ズヴェーデンの指揮にも注目!

これは交響曲第1番第2楽章。えらい大オーケストラによる演奏・・・静止画ですが。
https://youtu.be/ruFdFVd9wtc
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KTC 9005
(3CD/特別価格)
期間限定特価
\3200 →\2990
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Et'cetera創立35周年記念リリース!テレマン没後250周年記念BOX!
3つのテレマン名盤がお得なセットに
テレマン:
トリオ・ソナタ、無伴奏ファンタジア、協奏曲集 |
ヴィヴィアーヌ・スパノゲ(チェロ/CD1)、
ラ・プリマヴェーラ(CD2)、
イル・ガルデリーノ(CD3) |
CD1:
無伴奏チェロのための12のファンタジア
(原曲:無伴奏ヴァイオリンのための/編曲:グリュツバッハ)、
ソナタ ニ長調
(原曲:無伴奏ヴィオラダ・ガンバのための/編曲:スパノゲ)
CD2:
トリオ・ソナタ集〜トリオ・ソナタ変ロ長調
TWV42:B4(リコーダー、チェンバロと通奏低音)、
トリオ・ソナタ イ短調 TWV42:a4(ヴァイオリン、リコーダーと通奏低音)、
トリオ・ソナタ ト長調 TWV42:G6(ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロと通奏低音)、
トリオ・ソナタ イ短調 TWV42:a6(リコーダー、オーボエと通奏低音)、
トリオ・ソナタ ヘ長調 TWV42:F3(ヴィオラ・ダ・ガンバ、リコーダーと通奏低音)、
トリオ・ソナタ へ短調TWV:f2(リコーダー、ヴァイオリンと通奏低音)、
協奏曲イ短調TWV43:a3(リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音)
CD3:
管楽器のための協奏曲集 〜 協奏曲 TWV
52:e1
(リコーダー、トラヴェルソ、弦楽と通奏低音)、
協奏曲 TWV 52:e3(トラヴェルソ、ヴァイオリン、弦楽と通奏低音)、
協奏曲 TWV 52:a1(リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、弦楽と通奏低音)、
協奏曲 TWV 51:f1(トラヴェルソ、弦楽と通奏低音)、
七重奏曲 TWV 44:43(3本のオーボエ、3本のヴァイオリンと通奏低音のための) |
☆Et'cetera創立35周年とテレマン没後250周年を記念したスペシャルBOX!
☆3つのテレマンの名盤がお得なセットになって登場!
堀米ゆず子との共演でも知られるベルギーの女流チェリスト、ヴィヴィアーヌ・スパノゲが弾く、「無伴奏"チェロ"のためのファンタジア」(ヴァイオリン版からのトランスクリプション)。
オランダのピリオド楽器アンサンブル "ラ・プリマヴェーラ"による「トリオ・ソナタ集」。
そして、マルセル・ポンセール(ob)やペーター・ファン・ヘイヘン(rec)、寺神戸亮(vn)、ヤン・デ・ヴィネ(fl)、シャレフ・アド=エル(cemb)、ルネ・シファー(vc)ら一流古楽奏者たちが参加する
"イル・ガルデリーノ" による協奏曲集です。
※録音:2005年4月(CD1)、2005年11月(CD2)、2003年9月(CD3) |
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TACTUS
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様々な貴重な鍵盤楽器で弾く
1500年代フロットラ(世俗歌曲)の編曲集!
アンドレア・アンティーコ編纂:
フロットラの鍵盤楽器用編曲集(1517) |
マリア・ルイーザ・バルダッサーリ
(スピネッタ、クラヴィコード、
クラヴィシンバルム、
チェンバロ、オルガン) |
アンドレア・アンティーコ(1470/1480−1540
ca.)は、初期イタリア・ルネサンスの彫版師、出版家、作曲家。アンティーコが1517年に出版した「フロットラの鍵盤楽器用編曲集」は、15世紀〜16世紀のイタリアで流行した世俗歌曲「フロットラ」を、当時流行していたリュートではなく鍵盤楽器のために編曲したもので、イタリアで最初に印刷された鍵盤曲集とも言われています(原題は「オルガン」ですが、表紙にはチェンバロが描かれており、鍵盤楽器一般のことを指すようです)。
オルガン、チェンバロ奏者のマリア・ルイーザ・バルダッサーリが、スピネッタやクラヴィコード、クラヴィシンバルムなどを含む様々な歴史的楽器で、アンティーコのタブラチュア譜を演奏します。
※録音:2015年2月&6月
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レスピーギ:オルガン作品全集
3つの前奏曲/アリア/前奏曲 ニ短調/
エレヴァショーネ/5つの前奏曲/
アンダンテ/オルガンのための前奏曲/
組曲 ト長調* |
アンドレア・マシナンティ(オルガン)
ピエランジェロ・ペルッキ(指揮)*
ウーディネ・アカデミア・シンフォニカの弦楽器奏者* |
レスピーギの知られざるオルガン作品集。ボローニャ音楽院でオルガンとグレゴリオ聖歌を教えるアンドレア・マシナンティは、Tactusではマルコ・エンリコ・ボッシの体系的な録音(現在第12巻まで発売)に精力を注いでいるオルガニスト。
レスピーギの出版譜の校訂も行うなどレスピーギの専門家としても知られており、2002年にもレスピーギの「オルガン作品全集」(TC
871802)を発売しています。
このアルバムではそこから新しく「オルガンのための前奏曲(1916)」を加え、オルガンと弦楽オーケストラのための「組曲
ト長調」を再録音しています。
※録音:2001年3月&2015年2月 |
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TC 950390
(2CD)
\5000
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ディエゴ・コンティ:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲第1番/弦楽四重奏曲第2番/
弦楽四重奏曲第3番/弦楽四重奏曲第4番/
弦楽四重奏曲第5番/弦楽四重奏曲第6番 |
オフィチーナ・ムジカーレ |
ディエゴ・コンティ(b.1958)は、ザルツブルク・モーツァルテウム大学でシャーンドル・ヴェーグに学び、カメラータ・ザルツブルクを始めとする多くのオーケストラで演奏、現在はロッシーニ音楽院でヴァイオリンの教授も務めるヴァイオリニスト。2003年からは作曲家としての活動も拡げ、室内楽、オーケストラ、歌曲から劇場や映画のための音楽まで幅広い作品を書き、欧米やオーストラリアで演奏、出版されています。
2007年〜2012年にかけて書かれた6つの弦楽四重奏曲はこれが世界初録音。
※録音:2015年10月、イタリア |
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TC 591304
(CD + Bonus DVD/
PAL/特別価格)
\2500
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マリーニ:マドリガーレとシンフォニア集 Op.2 |
ファビオ・ミッサッジャ(ヴァイオリン&指揮)
イ・ムジカーリ・アッフェッティ
ワルター・テストリン(指揮)
ロッソ・ポルポラ・アンサンブル |
ヴァイオリン演奏の技術に大きく貢献したことで17世紀前半の重要なヴァイオリニスト&作曲家とされるビアージョ・マリーニ(1594−1663)。ピリオド楽器アンサンブル
"イ・ムジカーリ・アッフェッティ"と、ヴォーカル・アンサンブル
"ロッソ・ポルポラ"で、器楽演奏によるシンフォニアと1声から5声までの歌手によって歌われるマドリガーレが交互に配置されているマリーニの「マドリガーレとシンフォニア集
Op.2」を演奏します。
ボーナスDVDには、演奏者のコメントや演奏風景を収録。
※ボーナスDVDはPAL方式のため、PAL方式対応の再生機器のみで試聴可能です。予めご了承ください。
※録音:2016年7月、ヴェネツィア
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ビアージョ・マリーニ、ブレシア出身。
1615年からヴェネツィアでクラウディオ・モンテヴェルディが楽長を務めていたサン・マルコ寺院楽団のヴァイオリニストとなった。
1620年にブレシアに戻り、1621年にはパルマ公国でファルネーゼ家の宮廷音楽家となった。
その後1623年からノイブルク・アン・デア・ドナウのプファルツ=ノイブルク公ヴォルフガング・ヴィルヘルムに1649年まで仕えた。
その間、1624年にブリュッセルを、1631年から1632年にミラノとベルガモを、1640年と1644年から1645年にかけてデュッセルドルフを訪れている。
1649年にミラノの聖マリア・デッラ・スカーラ教会の楽長となり、1652年にフェラーラに渡り、1654年にミラノに戻った。
1655年か1656年のいずれかにヴィチェンツァに移り、最期はヴェネツィアで迎えた。
バロック初期の器楽曲の重要な作曲家とみなされていて、ヴァイオリン演奏に技術革新をもたらし、重音奏法やスコルダトゥーラを開発した。
またはじめて楽譜にトレモロの指示を書き残した。その17世紀における影響力の大きさは、同時代のドイツのハインリヒ・シュッツと比肩される。
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アンドルー・マンゼが残したマリーニ「ロマネスカ」。
この演奏が入ったマリーニ室内楽作品集のアルバムは、現在レギュラー盤も再発廉価盤も廃盤。
何とかもう一度出してほしい・・・
https://youtu.be/68kknaL6wS0

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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRIFFIN
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クラークス・オブ・オクセンフォード デビュー・オリジナルズ
ビザンチン聖歌(7世紀、聖ソフロニイの祝文):Pro
tis genniseos
不詳(14世紀イングランド):Angelus ad
Virginem
不詳(15世紀イングランド):Nowell, Tydynges
trew
不詳(チェスターの修道女たちの歌):Qui
creavit coelom
不詳(15世紀イングランド):Nowel, owt
of your slepe
不詳(15世紀イングランド):Nova, nova,
Ave fit ex Eva
トマス・ライト(確認できる活躍期:1550頃):Nesciens
Mater
リチャード・ピゴット(1485頃-1549):Quid
petis, O Fili?
不詳(16世紀ヨーロッパ大陸):I come from
Heaven high to tell
不詳(16世紀ヨーロッパ大陸):Gaudete,
gaudete, Christus est natus
ジョン・タヴァナー(1490頃-1545):Dum
Transisset Sabbatum(*)
ジョン・シェパード(1515頃-1559):Christ
our Paschal Lamb(*)
ロバート・ホワイト(1538-1574):Regina
coeli(*)
不詳(16世紀ヨーロッパ大陸):Quem Pastores
Laudavere
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):Make
we joy now in this fest
レノックス・バークリー(1903-1989):Sweet
was the song the Virgin sang
ピーター・ラシーン・フリッカー(1920-1990):A
Babe is born(1962) |
クラークス・オブ・オクセンフォード(合唱)
デイヴィッド・ウルスタン(指揮)
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録音:1966年以前(*未詳) 初出:Abbey, ABY
603、1966年(*未詳)
イギリスの音楽学者・合唱指揮者デイヴィッド・ウルスタン(1937-2017)の追悼企画として、彼が1961年に創設した合唱団クラークス・オブ・オクセンフォードのデビューLP『Christmas
Music』を初CD化。(*)はLPには収録されていなかった音源で詳細は未判明です。
デイヴィッド・ウルスタンはテューダー王朝期(15世紀終盤〜17世紀初頭)のイングランド教会音楽を記譜より短3度高く歌う、高声部に少年ではなく成人女性を動員する、声量を抑制する等の独自路線を提唱し賛否両論を巻き起こしました。
クラークス・オブ・オクセンフォードは1970年代に全盛期を迎え、その頃にはピーター・フィリップス(タリス・スコラーズ創設者)、ハリー・クリストファーズ(シックスティーン創設者)、フィリップ・ケイヴ(マニフィカト創設者)、サリー・ダンクリー(前述3団体で中心的に活躍)他そうそうたるメンバーを擁していました。
1960年代のウルスタン&クラークス・オブ・オクセンフォードの演奏を聴くことができる当盤は、イギリスにおけるアーリー・ヴォーカル・ミュージックの解釈史を知る上でも貴重と言えるでしょう。
また、20世紀のイギリスの作曲家ウォルトン、バークリー、フリッカーの作品の録音を彼らが残していたことも意外で、興味深いものがあります。
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<メジャー・レーベル>
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DG
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4796901
\2300→\2090 |
《ローランド・ビリャソン&イルダール・アブドラザコフ〜DUETS》
1)ビゼー:歌劇「真珠採り」〜聖なる神殿の奥深く
(ナディール&ズルガ)
2)ボーイト:歌劇「メフィストフェレ」〜私は全てを否定する
3)ボーイト:歌劇「メフィストフェレ」〜
カオスの奇妙な息子だな(ファウスト&メフィストフェレ)
4)ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」〜
おまえの頑固さは −奥さんをもらうですって?
5)ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」〜
甘く清らかな夢よ、さらば(エルネスト&ドン・パスクワーレ)
6)ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」〜気合だ! きっと神様が特別に
7)ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」〜つまり、その(ネモリーノ&ドゥルカマーラ)
8)ヴェルディ:歌劇「シモン・ボッカネグラ」〜ちょうど良い具合に
9)ヴェルディ:歌劇「シモン・ボッカネグラ」〜
わしのところに来なさい 君たちを祝福しよう(フィエスコ&ガブリエーレ)
10)グノー:歌劇「ファウスト」〜だが、神よ
11)グノー:歌劇「ファウスト」〜
私はここにおります!あなたはなぜ驚くのか?(メフィストフェレス&ファウスト)
12)ビゼー:歌劇「カルメン」〜エスカミーリョだ(エスカミーリョ&ホセ)
13)グラナダ(ララ)
14)黒い瞳(F.ヘルマン) |
ローランド・ビリャソン(テノール)、
イルダール・アブドラザコフ(バス・バリトン)
モントリオール交響楽団
指揮:ヤニック・ネゼ=セガン
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現代最高のテノール&バス・バリトンによる声の饗宴!
ローランド・ビリャソン(テノール)とイルダール・アブドラザコフ(バス・バリトン)の声の魅力をとことん堪能できる二重唱を集めたアルバム。
ビリャソンとアブドラザコフは2009年、METの「ランメルモールのルチア」で初共演して意気投合。今回はそれ以来の待望の共演盤となります。
今年アブドラザコフはザルツブルク音楽祭でドニゼッティ:歌劇「ルクレツィア・ボルジア」に出演、ビリャソンはバルトリとリサイタルをザルツブルク音楽祭で行います。
そしてビリャソンとアブドラザコフは11/15〜12/14まで ドイツ、ロシア、パリ、ウィーンにて全7公演で共演する予定です。
【録音】2016年11月 モントリオール |
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4828283
(2CD)
\2400 |
《EXPO 1》 2CD版
CD1
1. Richter: Vladimir's Blues (Piano: Max
Richter)
2. Johannsson: Flight From The City (Piano,
Electronics: Johann Johannsson,
Violin: Yuki Numata Resnick, Tarn Travers,
Viola: Ben Russell, Cello: Clarice Jensen)
3. Wanderlust (Joep Beving)
4. Glass: No. 5 [Etudes] (Piano: Vikingur
Olafsson)
5. Vivaldi/Richter: Spring 0
[Recomposed By Max Richter: Vivaldi,
The Four Seasons]
(Keyboards: Max Richter, Konzerthaus
Kammerorchester Berlin, Conductor: Andre
de Ridder)
6. Vivaldi/Richter: Spring 1 [Recomposed
By Max Richter: Vivaldi, The Four Seasons]
(Keyboards: Max Richter, Violin: Daniel
Hope,
Konzerthaus Kammerorchester Berlin,
Conductor: Andre de Ridder)
7.Hauschka: Clock Winder (Violin: Hilary
Hahn, Prepared Piano: Hauschka)
8.Cage: In A Landscape (Piano: Francesco
Tristano)
9.Dalur - Island Songs V (Olafur Arnalds,
Brasstrio Mosfellsdals)
10.Helbig: Am Abend
(Programming: Sven Helbig, Faure Quartett,
MDR Leipzig Radio Symphony, Conductor:
Kristjan Jarvi)
11.Richter: Mercy (Violin: Hilary Hahn,
Piano: Cory Smythe)
12.Baranowski: Musica Universalis
(Violin: Daniel Hope, Violin: Chie Peters,
Piano: Jacques Ammon,
Chamber Orchestra: Deutsches Kammerorchester
Berlin)
13.Letters Of A Traveller (Olafur Arnalds,
Alice Sara Ott)
14.Portrait Gallery (Luke Howard)
CD2
1.Rolling (Roedelius, Arnold Kasar)
2.Written On The Sky (Piano: Max Richter)
3.Marmont Overture - Excerpt (Chilly Gonzales,
Jarvis Cocker)
4.Ricordi (Tale Of Us)
5.Valsa (Rui Massena)
6.Einaudi: Divenire (Violin: Mari Samuelsen,
Cello: Hakon Samuelsen,
Royal Liverpool Philharmonic Orchestra,
Conductor: Clark Rundell)
7.Enhco: Eclipse (Piano: Thomas Enhco,
Marimba: Vassilena Serafimova)
8.Reich: Duet (Violin: Daniel Hope, Violin:
Simos Papanas, Chamber Orchestra: Kammerorchester
Basel)
9.Greenwood: 3. HW / Hope Of New Fields
[Suite From "There Will Be Blood"]
(Copenhagen Phil, Conductor: Andre
de Ridder)
10.Parry: VI French Guitars [Interruptions
(Heart And Breath Nonet)](YMusic)
11.Johannsson: Good Night, Day (Electronics:
Johann Johannsson,
Cello: Hildur Gudnadottir, Air Lyndhurst
String Orchestra, Conductor: Anthony Weeden)
12.Helbig: Schlaflied (Programming: Sven
Helbig, Faure Quartett, MDR Leipzig Radio |
マックス・リヒター、ヨハン・ヨハンソンからランバートまでをヒラリー・ハーン、ダニエル・ホープ他の磨き抜かれた美音で贈る!
現代人の心に優しく寄り添う音のサプリメント
今日のミュージックシーンのみならず様々なアート・シーンをリードするポストクラシカルのコンポーザーたちによる美しき作品を最善のバランスで集めたこの企画盤。
万華鏡のような透明感あふれる音が交差し、それぞれの曲から輝く光のように放射され、聴き手の心を静かに満たします。
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《ボストン交響楽団/ドイツ・グラモフォン録音全集》
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4797718
(57CD)
\23000→\21990 |
《ボストン交響楽団/ドイツ・グラモフォン録音全集》
《CD 1》
1) ドビュッシー:夜想曲、
ラヴェル:2) ダフニスとクロエ、3) 亡き王女のためのパヴァーヌ、
4) スクリャービン:法悦の詩
【演奏】クラウディオ・アバド(指揮)
【録音】1970年(1-3)、1971年(4) /
《CD 2》
チャイコフスキー:交響曲第1番『冬の日の幻想』
【演奏】マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
【録音】1970年 /
《CD 3》
1) R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りきOp.30、
2) ホルスト:惑星Op.32
【演奏】ウィリアム・スタインバーグ(指揮)
【録音】1971年(1)、1970年(2)
/
《CD 4》
1) ラッグルズ:太陽を踏む者、
2) W.シューマン:ヴァイオリン協奏曲、3)
ピストン:交響曲第2番
【演奏】ポール・ズーコフスキー(ヴァイオリン)(2)、マイケル・ティルソン・トーマス(指揮)
【録音】1970年 /
《CD 5》
ドビュッシー:1) 映像、2) 牧神の午後への前奏曲、
3) チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』
【演奏】マイケル・ティルソン・トーマス(1,
2)、クラウディオ・アバド(3)(指揮)
【録音】1971年 /
《CD 6》
スメタナ:わが祖国
【演奏】ラファエル・クーベリック(指揮) 【録音】1971年
/
《CD 7》
ストラヴィンスキー:1) 春の祭典、2) 星の王、
ヒンデミット:3) 交響曲『画家マティス』、4)
弦楽と金管のための協奏音楽Op.50
【演奏】マイケル・ティルソン・トーマス(1,
2)、ウィリアム・スタインバーグ(3, 4)(指揮)
【録音】1972年(1, 2)、1971年(3,
4) /
《CD 8》
1) モーツァルト:交響曲第41番『ジュピター』、
2) シューベルト:交響曲第8番『未完成』
【演奏】オイゲン・ヨッフム(指揮) 【録音】1973年
/
《CD 9》
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1973年
/
《CD 10》
ベートーヴェン:
1) 交響曲第5番『運命』、2) ピアノ協奏曲第5番『皇帝』
【演奏】クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)(2)、ラファエル・クーベリック(1)、小澤征爾(2)(指揮)
【録音】1973年 /
《CD 11-12》
ベルリオーズ:ファウストの劫罰Op.24
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1973年
/
《CD 13》
ラヴェル:
1) ボレロ、2) 海原の小舟、3) 古風なメヌエット、
4) 道化師の朝の歌、5) 亡き王女のためのパヴァーヌ、6)
ラ・ヴァルス
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1974年(1,
3-6)、1975年(2) /
《CD 14》
ラヴェル:1) クープランの墓、2) マ・メール・ロワ、3)
スペイン狂詩曲
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1974年
/
《CD 15》
ラヴェル:1) ダフニスとクロエ、2) 高雅で感傷的なワルツ
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1974年(1)、1975年(2)
/
《CD 16》
バルトーク:1) 中国の不思議な役人、2) 管弦楽のための協奏曲
【演奏】小澤征爾(1)、ラファエル・クーベリック(2)(指揮)
【録音】1975年(1)、1973年(2) /
《CD 17》
1) グラズノフ:吟遊詩人の歌Op.71、
2) ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番Op.126、
3) デ・ファリャ:三角帽子
【演奏】ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)(1,
2)、
テレサ・ベルガンサ(メッゾ・ソプラノ)(3)、小澤征爾(指揮)
【録音】1975年(1, 2)、1976年(3)
/
《CD 18-19》
ベルリオーズ:ロメオとジュリエットOp.17
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1975年
/
《CD 20》
アイヴズ:
1) ニュー・イングランドの3つの場所、2)
交響曲第4番、3) 宵闇のセントラル・パーク
【演奏】マイケル・ティルソン・トーマス(1)、小澤征爾(2,
3)
【録音】1970年(1)、1976年(2, 3)
/
《CD 21》
チャイコフスキー:交響曲第5番
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1977年
/
《CD 22》
ブラームス:交響曲第1番
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1977年
/
《CD 23》
レスピーギ:1) ローマの松、2) ローマの祭り、3)
ローマの噴水
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1977年
/
《CD 24》
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア
1) 第1組曲、2) 第2組曲、3) 第3組曲
【演奏】小澤征爾(指揮)【録音】1978年(1,
2)、1975年、1978年(3) /
《CD 25》
リスト:ファウスト交響曲S.108
【演奏】レナード・バーンスタイン(指揮)
【録音】1976年 /
《CD 26》
1) リムスキー=コルサコフ:シェエラザードOp.35、
2) バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽Sz.106
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1977年(1)、1976年(2)
/
《CD 27》
マーラー:交響曲第1番
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1977年
/
《CD 28》
1) ベルク:ヴァイオリン協奏曲『ある天使の思い出に』、
2) ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ調
【演奏】イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)、小澤征爾(指揮)
【録音】1978年 /
《CD 29-30》
白鳥の湖Op,20 【演奏】小澤征爾(指揮)
【録音】1978年 /
《CD 31》
モーツァルト:1) クラリネット協奏曲、2)
ファゴット協奏曲、
武満徹:3) カトレーン、4) 鳥は星形の庭に降りる
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1978年(1,
2, 4)、1977年(3) /
《CD 32》
フォーレ:
1) ペレアスとメリザンドOp.80、2) 夢のあとにOp.71
No.1、
3) パヴァーヌOp.50、4) エレジーOp.24、5)
組曲『ドリー』Op.56
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1986年
/
《CD 33-34》
プロコフィエフ:ロメオとジュリエットOp.64
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1986年
/
《CD 35》
リスト:ピアノ協奏曲1) 第1番S.124、2) 第2番S.125、3)
死の舞踏S.525
【演奏】クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ)、小澤征爾(指揮)
【録音】1987年 /
《CD 36》
1) シャブリエ:狂詩曲『スペイン』、
2) グノー:歌劇『ファウスト』よりバレエ音楽、
3) トマ:歌劇『ミニョン』序曲、
4) オッフェンバック/ロザンタール編: バレエ音楽『パリの喜び』(抜粋)
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1986年(1,
2)、1987年(3, 4) /
《CD 37》
プーランク:1) グローリア、2) スターバト・マーテル
【演奏】キャスリーン・バトル(ソプラノ)、小澤征爾(指揮)
【録音】1987年 /
《CD 38》
1) バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番、2)
モレ:夢に
【演奏】アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)、小澤征爾(指揮)
【録音】1991年 /
《CD 39》(レナード・バーンスタイン/最後の演奏会)
1) ブリテン:歌劇『ピーター・グライムズ』より「4つの海の間奏曲」、
2) ベートーヴェン:交響曲第7番
【演奏】レナード・バーンスタイン(指揮)
【録音】1990年(ライヴ) /
《CD 40》
プーランク:1) 協奏曲ト短調、2) 田園のコンセール、
3) グバイドゥーリナ:オッフェルトリウム
【演奏】サイモン・プレストル(オルガン)(1)、
トレヴァー・ピノック(チェンバロ)(2)、ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)(3)、
小澤征爾(1, 2)、シャルル・デュトワ(3)(指揮)
【録音】1991年(1, 2)(ライヴ)、1988年(3)
/
《CD 41》
メンデルスゾーン:真夏の夜の夢Op.21、Op61
【演奏】キャスリーン・バトル(ソプラノ)、
フレデリカ・フォン・シュターデ(メッゾ・ソプラノ)、
ジュディ・デンチ(ナレーション)、小澤征爾(指揮)
【録音】1992年 /
《CD 42-43》
チャイコフスキー:くるみ割り人形Op.71
【演奏】小澤征爾(指揮)【録音】1990年
/
《CD 44》
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲1) 第1番、2)
第2番
【演奏】クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ)、小澤征爾(指揮)
【録音】1997年(1)、2000年(2) /
《CD 45》
J.ウィリアムズ:
1) 木の歌、2) ヴァイオリン協奏曲、3)
『シンドラーのリスト』より3つの小品
【演奏】ギル・シャハム(ヴァイオリン)、ジョン・ウィリアムズ(指揮)
【録音】2000年(1)、1999年(2, 3)
/
《CD 46》
プレヴィン:1) ヴァイオリン協奏曲『アンネ=ゾフィー』、2)
二重協奏曲
【演奏】アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)、ロマン・パトコロ(コントラバス)(2)、
アンドレ・プレヴィン(指揮) /
《CD 47》
1) ショスタコーヴィチ:
歌劇『ムツェンスク郡のマクベス夫人』より「パッサカリア」、
2) 交響曲第10番
【演奏】アンドリス・ネルソンス(指揮)
【録音】2015年(ライヴ) /
《CD 48-49》
ショスタコーヴィチ:
交響曲1) 第9番、2) 第5番、
3) 組曲『ハムレット』Op.32a(抜粋)、4)
交響曲第8番
【演奏】アンドリス・ネルソンス(指揮)
【録音】2015年(1, 2)(ライヴ)、2016年(3,
4)(ライヴ)/
《CD 50》
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
【演奏】アンドリス・ネルソンス 【録音】2017年(ライヴ)*
/
《CD 51》
ドビュッシー:
1) 牧神の午後への前奏曲、2) ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ト短調、
3) チェロとピアノのためのソナタ ニ短調、
4) フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ
5) ソロ・フルートのためのシランクス
【演奏】ジョゼフ・シルヴァースタイン(ヴァイオリン)(2)、
マイケル・ティルソン・トーマス(ピアノ)(2,
3)、ジュールズ・エスキン(チェロ)(3)、
ドリオット・アンソニー・ドワイヤー(フルート)(4,
5)、
バートン・ファイン(ヴィオラ)(4)、アン・ホブソン(4)、ボストン交響楽団アンサンブル
/
《CD 52》
1) カーター:フルート、オーボエ、チェロとチェンバロのためのソナタ、
2) アイヴズ:ヴァイオリン、クラリネットとピアノのためのラルゴ、
3) Q.ポーター:オーボエと弦楽のための五重奏曲、
4) ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲第2番
【演奏】ボストン交響楽団アンサンブル
【録音】1970年(1-3)、1971年(4)**
/
《CD 53》
ストラヴィンスキー:1) 兵士の物語、2) 七重奏曲
【演奏】サー・ジョン・ギールグッド(ナレーション)(1)、
トム・コートネイ、ロン・ムーディ(語り手)(1)、ボストン交響楽団アンサンブル
【録音】1975年(1)、1974年(2) /
《CD 54》
J.シュトラウス2世:ワルツ集
【演奏】ボストン交響楽団アンサンブル
【録音】1977年、1974年 /
《CD 55》
1) シェーンベルク:室内交響曲第1番、
2) ベルク:室内協奏曲よりアダージョ
【演奏】ボストン交響楽団アンサンブル
【録音】1978年 /
《CD 56》
シェーンベルク:
1) 組曲Op.29、2) ヴァイオリンとピアノのための幻想曲Op.47
【演奏】ボストン交響楽団アンサンブル
【録音】1979年(1)、1978年(2)** /
《CD 57》
1) ブラームス:交響曲第2番、
2) ロッシーニ:『セミラーミデ』序曲、
3) パガニーニ:常動曲Op.11
【演奏】小澤征爾(指揮) 【録音】1975年(1)、1976年(2)、1978年(3)*
*初発売
**初CD化
【演奏】ボストン交響楽団 |
名指揮者たちによるボストン響のDG録音すべてを収録した57枚組BOX
半世紀にわたるボストン交響楽団とDGとの関わりの中から生み出されたディスコグラフィーには、小澤征爾、レナード・バーンスタイン、クラウディオ・アバドといったレーベルを代表する名指揮者たちが名を連ね、その録音はまさしく後世に残すべき貴重な「遺産」といえましょう。
今回そのすべてがCD57枚のBOXセットにまとめられました。既発売のものだけでなく、アンドリス・ネルソンスによるショスタコーヴィチの交響曲第6番、小澤征爾のいくつかの録音など今回初発売となる音源、また初CD化となるものも含まれています。
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<国内盤>
<LP>
DG(LP)
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4828491
(LP)
\3700 |
《EXPO 1》 1LP版
1. Richter: Vladimir's Blues (Piano: Max
Richter)
2. Helbig: Am Abend (Programming: Sven
Helbig, Faure Quartett,
MDR Leipzig Radio Symphony, Conductor:
Kristjan Jarvi)
3.Baranowski: Musica Universalis (Violin:
Daniel Hope, Violin: Chie Peters,
Piano: Jacques Ammon, Chamber Orchestra:
Deutsches Kammerorchester Berlin)
4.Johannsson: Good Night, Day (Electronics:
Johann Johannsson,
Cello: Hildur Gudnadottir, Air Lyndhurst
String Orchestra, Conductor: Anthony Weeden)
5.Portrait Gallery (Luke Howard)
6.Marmont Overture - Excerpt (Chilly Gonzales,
Jarvis Cocker)
7.Dalur - Island Songs V (Olafur Arnalds,
Brasstrio Mosfellsdals)
8.Greenwood: 3. HW / Hope Of New Fields
[Suite From "There Will Be Blood"]
(Copenhagen Phil, Conductor: Andre de Ridder)
9.Rolling (Roedelius, Arnold Kasar)
10. Signals (Lambert)
11. 432(Joep Beving)
12. Johannsson: Flight From The City
(Piano, Electronics: Johann Johannsson,
Violin: Yuki Numata Resnick
Violin: Tarn Travers, Viola: Ben Russell,
Cello: Clarice Jensen)
13. Glass: No. 9 [Etudes] (Piano: Vikingur
Olafsson)
14.Richter: Mercy (Violin: Hilary Hahn,
Piano: Cory Smythe) |
マックス・リヒター、ヨハン・ヨハンソンからランバートまでをヒラリー・ハーン、ダニエル・ホープ他の磨き抜かれた美音で贈る!
現代人の心に優しく寄り添う音のサプリメント
今日のミュージックシーンのみならず様々なアート・シーンをリードするポストクラシカルのコンポーザーたちによる美しき作品を最善のバランスで集めたこの企画盤。
万華鏡のような透明感あふれる音が交差し、それぞれの曲から輝く光のように放射され、聴き手の心を静かに満たします。 |

8/10(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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CHALLENGE CLASSICS
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CC 72758
(SACD HYBRID)
\2600 →\2390
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クイケン・ファミリーが奏でる宿命のト短調!
古楽器演奏最高峰
モーツァルト:
ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K.493
ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 K.478 |
クイケン・ピアノ四重奏団
[ヴェロニカ・クイケン
(フォルテピアノ)、
シギスヴァルト・クイケン
(ヴァイオリン)、
サラ・クイケン(ヴィオラ)、
ミシェル・ブーランジェ(チェロ)] |
録音:2016年9月5-7日/ベルギー、ペータース教会/66’34’’、DSD、Multi-ch
/ Stereo
クイケン3 兄弟のひとりとして知られるシギスヴァルト・クイケンとその娘ヴェロニカ&サラ、そしてクイケン・ファミリーとシューベルトの弦楽五重奏曲で共演したブーランジェによるカルテットが奏でる極上のモーツァルト!
クイケン・ファミリーは少し前にモーツァルトのピアノ協奏曲の室内楽版(CC-72752)を録音したばかり。オリジナルの室内楽作品を収録したこのディスクも要注目。もちろんピアノも弦も古楽器を使用。かそけき音の美しさと、アンサンブルの巧さからくる表現の深まりは他の追随を許しません。
1785 年と1786 年に書かれた2 つのピアノ四重奏曲。もともと3
曲からなるセットを予定していたものの、第1
番の音楽的内容の厳しさに出版社が難色を示したこともあり結局2
曲しか作曲されず、その後この編成の曲が書かれることはありませんでした。
時代の流行よりも自身の音楽を優先させた作品であり、一聴すればその完成度の高さがうかがえる名作と言えます。モーツァルト宿命の調性「ト短調」で決然と始まる第1
楽章、優美にゆったりと語り合う第2 楽章、長調に転じ愉悦のロンドを繰り広げる第3
楽章からなる第1 番が特におすすめです。

クイケン・ファミリーのモーツァルト/ピアノ協奏曲 |
CC 72752
(SACD HYBRID)
\2600 →\2490
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クイケン・ファミリーが
モーツァルトのピアノ協奏曲を録音
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第11番ヘ長調 K.413/387a
(2)ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415/387b
(3)ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414/385p
(すべて作曲家編曲による室内楽版) |
マリー・クイケン((1)フォルテピアノ)
ヴェロニカ・クイケン
((2)(3)フォルテピアノ)
【ラ・プティット・バンド】
シギスヴァルト・クイケン
(第1ヴァイオリン)
サラ・クイケン(第2ヴァイオリン)
マーレーン・ティアース(ヴィオラ)
エリーズ・クリスティアンス
(コントラバス) |
クイケン・ファミリーがモーツァルトのピアノ協奏曲を録音。しかも作曲家編曲の室内楽版!
使用ピアノ:クロード・ケルコム1978年製作による、アンドレアス・シュタイン製フォルテピアノ(ca.1785)のレプリカ
録音:2016年5月15-17日/74’34’’、Stereo
/ Multi-ch
1782 年に書かれ、モーツァルト自身がソロを弾いたとされる3
曲のピアノ協奏曲。管弦楽伴奏による通常版の他、作曲家本人が編曲した弦楽四重奏伴奏による室内楽版が残されています。
クイケンはこの弦楽四重奏伴奏版を用い、かつチェロ・パートをコントラバスに変更して演奏。もともと室内楽のために書かれたピアノ三重奏、ピアノ四重奏のような作品ではチェロは独立した楽句も多く奏でますが、この作品でチェロ・パートとして書かれた音符は、オーケストラ書法からの置き換えゆえに本質的にバス声部であり、ピアノの左手とユニゾンで重なることも多いため、コントラバスで演奏した方が良い効果を生むという考えによっています。
フォルテピアノを奏でるマリー・クイケンとヴェロニカ・クイケン、及び第2
ヴァイオリンを務めるサラ・クイケンはシギスヴァルトの娘で、マリーはソプラノ歌手としても活躍しています。またヴィオラのマーレーン・ティアースはシギスヴァルトの奥さん。古楽器ピアノの繊細で愛らしい響きもさることながら、クイケン・ファミリーの自然で美しいアンサンブルがおおいに魅力的。少しメンバーは違いますがクイケン四重奏団のモーツァルト演奏が好きな方にも勿論お勧めできる1
枚です。
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「Kinship」
(1)J.S.バッハ:前奏曲 ハ短調 BWV999
(2)ラインケン:ソナタ ト長調
(3)J.S.バッハ:
カプリッチョ 変ロ長調『最愛の兄の旅立ちに寄せて』
BWV992、
平均律クラヴィーア曲集第2巻より ト長調BWV884
(4)W.F.バッハ/J.S.バッハ:前奏曲 ハ長調BWV924a
(W.F.バッハのためのクラヴィーア小曲集より)
(5)W.F.バッハ:幻想曲イ短調 F.23、ポロネーズ
ホ短調
(6)C.P.E.バッハ:ヴュルテンベルク・ソナタ第1番
イ短調 H.30 Wq49
(7)ミューテル:ソナタ第1番 ヘ長調 |
シグルン・ステファン(クラヴィコード) |
バッハ以前・バッハ以後をクラヴィコードで奏でる貴重盤!
使用楽器:(1)-(3)Clavichord after Johann
Heinrich Silbermann, Strasbourg, 1775, built
by Sander Ruys, A=415 Hz、(4)-(7)Clavichord
after Christian Gottfried Friederici, Gera,
October 1765, built by Martin Kather, A=392
Hz
録音:2017年1月3-6日/ドイツ、ライン・ルール、Campneuf-Studios/72’44’’
J.S. バッハと息子たち、またJ.S. バッハに大きな影響を与えた作曲家ラインケン、そしてJ.S.
バッハの最後の弟子ミューテルの鍵盤作品を集めて構成したアルバムです。
演奏にクラヴィコードを使用しているのが特徴で、強弱の付けられる楽器のため『最愛の兄の旅立ちに寄せて』のフーガなど立体的にいきいきと奏でられています。
また息子たちやミューテルの新時代を思わせる音楽の斬新さもより際立っており、とりわけミューテルのソナタ第2
楽章の不気味な半音階はクラヴィコードならではの効果が炸裂していてドキッとさせられます。
ミューテルは録音が少ないものの曲にハズレなしと言われる作曲家であり、この盤も古楽ファンにとって要チェックの1
枚です。
鍵盤楽器の中でも特に繊細で、微妙なタッチが深遠なニュアンスを生み出す扱いの難しい楽器クラヴィコード。この楽器が近年のお気に入りだというシグルン・ステファンによる心のこもった演奏でお聴きください。シグルン・ステファンはJ.S.
バッハと同じアイゼナハ生まれで、ロバート・ヒルやボブ・ファン・アスペレンといった名手にチェンバロを学びました。
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CORO
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ミエルチェフスキ:教会音楽集
ミサ・オ・グロリオザ・ドミナ(ミサ曲《おお、栄光の聖母よ》)/
ミサ・セルヴィエンシアナ/神よ、あなたの御名にかけて/
祝福と光栄と/来たれ、主よ/喜べ神の御母/
神を喜びたたえよ/大地、海、空/
2声のカンツォーナ第1番/2声のカンツォーナ第3番 |
ザ・シックスティーン
イーモン・ドゥーガン(指揮) |
ザ・シックスティーンのポーランド・バロック第5巻!17世紀ポーランドの巨匠ミエルチェフスキの芸術!
☆ ザ・シックスティーンのポーランド・バロック第5巻!
☆ マルチン・ミエルチェフスキは、17世紀のポーランドを代表する音楽家の1人。
☆ ハリー・クリストファーズの後継者と目されているイーモン・ドゥーガンの手腕が冴え渡ります!
ザ・シックスティーンとアソシエイト・コンダクター、イーモン・ドゥーガンのコンビによる"バロック時代のポーランド"における宗教合唱作品の探究の旅。
シリーズ第5弾は、ワルシャワ王室礼拝堂で活躍し、ペンキェルと共に当時のポーランド楽壇を牽引した作曲家の1人であるマルチン・ミエルチェフスキ(d.1651)の教会音楽集!
ワルシャワの王室礼拝堂の音楽家、ポーランド国王ヴワディスワフ4世の弟であるカロル・フェルディナンド・ヴァザの宮廷楽長として活躍するなど、その存在感を示したミエルチェフスキ。
コンチェルタート様式を積極的に用いたミエルチェフスキは、イタリア、ヴェネツィア楽派の伝統を受け継ぐと同時に、「ミサ・オ・グロリオザ・ドミナ(ミサ曲《おお、栄光の聖母よ》)」に代表されるように、ポーランドの民謡、旋律を自らの作品に採り入れたことでも知られています。
イタリアからの色濃い影響を感じさせる17世紀ポーランド、ミエルチェフスキの芸術の全貌が、ハリー・クリストファーズの後継者と目されるイーモン・ドゥーガンのタクトと、ザ・シックスティーンのハーモニーで明らかとなります。
※録音:2016年11月21日−24日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)

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GHA RECORDS
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コルプス 〜 ギター三重奏のための作品集
トゥリーナ:
饗宴(幻想的舞曲集より)、熱狂(幻想的舞曲集より)
ファリャ:はるかな踊り(スペインの庭の夜より)、歌
アルベニス:
セビーリャの聖体祭(組曲 《イベリア》
第1巻より)、
エボカシオン(組曲 《イベリア》 第1巻より)
トゥリーナ:夢想(幻想的舞曲集より)
グラナドス:スペイン奇想曲 Op.39
トゥリーナ:闘牛士の祈り Op.34
(全編曲:アルキ・ギター三重奏団) |
アルキ・ギター三重奏団 |
トゥリーナ、ファリャ、アルベニス、グラナドス!スペイン名曲のギター・トリオ版!
ベルギーのモンス王立音楽院でオダイル・アサドに学んだメンバーにより2008年に結成したアルキ・ギター三重奏団のセカンド・アルバム。
ホアキン・トゥリーナ、マヌエル・デ・ファリャ、イサーク・アルベニス、エンリケ・グラナドスといったスペインの重要作曲家たちによる作品(ピアノ曲や管弦楽曲)を、6弦、8弦、10弦の3本のギターによるトリオ編成にアレンジ!
※録音:ベルギー |
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バルカン・ミューズ
デューシャン・ボグダノヴィチ:6つのバルカンの小品
アタナス・ウルクズノフ:ソナタ第1番
ミロスラフ・タディチ:マケドニアの少女、ウォーク・ダンス
ヴォイスラフ・イヴァノヴィチ:ソナタ(世界初録音)
デューシャン・ボグダノヴィチ:
幻想曲(モーリス・オアナへのオマージュ)(世界初録音)
ボリス・パパンドプロ:3つの舞曲
アポストロス・パラスケヴァス:チェイス・ダンス |
ゾーラン・ドゥキッチ(ギター) |
ゾーラン・ドゥキッチは、ザグレブとケルンで学び、グラナダやパルマ・デ・マヨルカの「セゴビア国際ギター・コンクール」を含む多数のコンクールで優勝、現在はハーグとバルセロナの音楽院で教鞭を執るクロアチアのヴィルトゥオーゾ・ギタリスト。「バルカン・ミューズ」は、母国クロアチアを含む、セルビア、ブルガリア、旧ユーゴスラビア、ギリシャなどバルカン半島の現代のコンポーザー・ギタリストたちの作品集。イヴァノヴィチの「ソナタ」とボグダノヴィチの「幻想曲」は、ゾーラン・ドゥキッチに献呈されており、このアルバムが世界初録音。
※録音:2013年11月、ブリュッセル |
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ジスモンチアーナ
レオ・ブローウェル:トッカータ、ルンバとキューバの風景
エグベルト・ジスモンチ/レオ・ブローウェル:
水とワイン、バイオン・マランドロ
ブローウェル:
ルンバとキューバの風景(エレクトリック・ヴァージョン)
ジスモンチ/ブローウェル:フレーヴォ、情熱の声で
ブローウェル:
「空、空気、そして微笑み」、ジスモンチのカデンツァ
(*=ギター編曲:ルチオ・マタラッツォ) |
ギタート・クヮルテット |
世界でもっとも独創的なギター・アンサンブルの1つとして絶賛されるイタリアのギター四重奏団、ギタート・クヮルテット(GuitArt
Quartet)。
イタリアの名ヴォーカリスト、アントネッラ・ルッジェーロとの共演でも知られるGuitArt
Quartetは、キューバのレオ・ブローウェルとブラジルのエグベルト・ジスモンチ、二人の南米の作曲家に情熱を燃やしており、このアルバムでもブローウェルの作品やジスモンチの名曲のギター・アレンジを収録。 |
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セルジオ&オダイル・アサド、パキート・デリベラ/
ダンス・フロム・ザ・ニュー・ワールド
1. Um a Zero / 2. Alfonsina y el Mar
/ 3. Afro /
4. Malambo / 5. Vete de Mi / 6. La Conga
de Media Noche /
7. Dizzyness / 8. Nos e o Rio / 9. Aquarela
do Brasil /
10. El Chocio / 11. Trialogo / 12. Danza
Paraguaya /
13. Drume Negrita |
セルジオ・アサド(g)
オダイル・アサド(g)
パキート・デリベラ(cl) |
ラテン・ジャズの大御所、パキート・デリベラ、アサド兄弟と共演!
ベルギーのギター専門レーベル、GHA Recordsの取り扱いを開始いたします。
グラミー賞受賞歴も誇るラテン・ジャズの大御所クラリネット&サクソフォン奏者、パキート・デリベラ。セルジオ・アサドとオダイル・アサドによる当代最高のギター・デュオ「アサド兄弟」との豪華共演によるラテン・プログラム。
3人は2003年にアムステルダムで行われたヨーヨー・マの「オブリガード・ブラジル・プロジェクト」で出会い、このアルバムのレコーディングが実現。
クラリネットとギター2台という編成のためにセルジオ・アサドが編曲した、ラテンのよく知られたナンバーから知られざる作品まで。巨匠たちのさすがのテクニックで、ラテンの生きたリズムと陰影を見事に表現しています。

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カロリーナ・アサド/ケレーラス・ド・ブラジル
1. Querelas do Brasil / 2. Planeta agua
/
3. Passaredo / 4. Capitao / 5. Estrela
da terra /
6. Lua de Paris / 7. Ai, no coracao / 8.
Voce, voce |
カロリーナ・アサド(vo) |
アサド・ファミリーの歌姫、カロリーナ・アサド!
アサド兄弟のオダイン・アサドを父に持つブラジルのシンガー、カロリーナ・アサド。ブラジルのリズムに対する先天的な感覚を備え、カラフルで豊かな表現力を内包するカロリーナが、MPBの名曲にジャズやブルースの味付けを加えて巧みに歌います。アンサンブルには、いとこのクラリッシ・アサド(セルジオ・アサドの娘)も参加。 |
LAWO CLASSICS
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戦場 〜 トロンボーンとオルガンのための音楽
スティーグ・ヌールハーゲン:黒色火薬(2002)
アルネ・ローヴェルト・オールセン:幻想曲(1999)
ラーシュ=トマス・ホルム:戦いの地のファンファーレ(2005/14)
ヨン・ラウクヴィーク:アラベスク(2010)
ペトル・エベン:2つの呪文(1988)
オールセン:イントラーダ(2005)、ミサ(2003) |
オムストリット・デュオ
〔マリウス・ヘスビ(トロンボーン)、
アンデシュ・アイステン・ダール(オルガン)〕 |
王立ノルウェー海軍音楽隊のトロンボーン奏者、トロンボーンとオルガンのデュオ!
王立ノルウェー海軍音楽隊のトロンボーン奏者であり、オスロ・フィルやベルゲン・フィル、トロンハイム交響楽団などのソリストも務めるマリウス・ヘスビ(1976−)と、ブラゲルネス教会のカントルを務め、ソリスト、室内楽奏者としても活動するアンデシュ・アイステン・ダール(1976−)の「オムストリット・デュオ
Omstridt Duo(『論争』デュオ)」。『戦場』と題したアルバムでは、彼らのレパートリーの核となっているペトル・エベンの《2つの呪文》と彼らのために作曲された作品が合わせて演奏されます。
クラリネット奏者のスティーグ・ヌールハーゲン(1966−)の「爆発的」に始まる《黒色火薬》。指揮者でもあるラーシュ=トマス・ホルム(1981−)が作曲した力強い「サウンドの大聖堂」《戦いの地のファンファーレ》。オルガニスト、ヨン・ラウクヴィーク(1952−)がジャズとブルースからインスピレーションを得て作曲した《アラベスク》。
アルネ・ローヴェルト・オールセン(1949−)は3曲。快活な気分の《イントラーダ》、風格があり変化に富んだ《幻想曲》。〈キリエ〉〈グローリア〉〈クレド〉〈サンクトゥス〉〈アニュス・デイ〉から構成され、広大な宇宙を思い描く《ミサ》は、オムストリット・デュオが、オスロ大聖堂、ロシアのアルハンゲリスク・フェスティヴァル、作曲者がオルガニストを務めるトンスベルグ大聖堂でも演奏した作品です。
※録音:2015年11月23日−25日&2016年2月22日−24日、ブラゲルネス教会(ドランメン、ノルウェー)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz |
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ノルウェーのフルート
エドヴァルド・フリフレート・ブレイン:
フルート小協奏曲 Op.10(1959)
ヨハン・クヴァンダール:
フルートと弦楽のための協奏曲 Op.22(1963)
エギル・ホーヴラン:
フルートと弦楽のための組曲 Op.31(1959)
フィン・モッテンセン:
フルート・ソロのためのソナタ Op.6(1953) |
トム・オッタル・アンドレーアセン(フルート)
ノルウェー放送管弦楽団
インガル・ベルグビ(指揮) |
トム・オッタル・アンドレーアセン(1963−)は、ノルウェー国立歌劇場とノルウェー放送のオーケストラを経て、現在オスロ・フィルの副首席フルート奏者とノルウェー室内管の首席フルート奏者を兼任。初のソロ・アルバム『ノルウェーのフルート』には、多様な個性とスタイルの作曲家たちが作品を発表しノルウェー音楽界が活気を呈していた1953年から1963年にかけての10年間の作品を収録。
フリフレート・ブレイン(1924−1976)は、おおらかなメロディが特徴的な《外海へむけて》で知られ、《フルート小協奏曲》は、第2楽章「ラルゲット」が彼の書いたもっとも美しい音楽のひとつ。クヴァンダール(1919−1999)の《フルート協奏曲》はネオクラシカルな作品で、20世紀ノルウェーを代表するフルート協奏曲のひとつ。
エギル・ホーヴラン(1924−2013)は、20世紀ノルウェーを代表する作曲家のひとり。《フルートと弦楽のための組曲》は1959年に作曲、アルフ・アンデシェンとフィルハーモニック協会(現オスロ・フィル)の共演で翌年初演。
フィン・モッテンセン(1922−1983)の《ソナタ》はアンデシェンが初演した作品です。
※録音:2014年12月8日−12日、NRK(ノルウェー放送)ラジオ・コンサートホール(オスロ)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
NORTHERN FLOWERS
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ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ(1919-2006):室内楽作品集
ピアノ・ソナタ第1番(1947)(*)
2つのオーボエ、4つのヴァイオリン、ティンパニとピアノのための八重奏曲(1949-1950)(+)
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(1952)(#)
ピアノとチェロのための大二重奏曲(1959)(**) |
オレク・マーロフ(ピアノ(*/**))
アレクサンドル・コソヤン、ハニャフィ・チナカーエフ(オーボエ(+))
アレクサンドル・スタンク、アルカディー・リスコヴィチ、
アブラモ・ドゥコール、フョードル・サーコフ(ヴァイオリン(+))
ヴァレリー・ズナメンスキー(ティンパニ(+))
マリア・カランダショヴァ(ピアノ(+/#))
ミハイル・ヴァイマン(ヴァイオリン(#))
オレク・ストルプネル(チェロ(**)) |
録音:1961年(#)、1976年(+)、1985年8月(*/**)、カペラ・コンサートホール、レニングラード、ロシア、
ソヴィエト ADD
ショスタコーヴィチ門下のウストヴォーリスカヤ(ウストヴォルスカヤ)が未だ「知られざる作曲家」だった時代の録音。
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QUARTZ
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トリビュート・トゥ・バルトーク・フロム・ウェールズ
2声または3声の無伴奏パートソング集
3つの村の情景 |
セシリア・ヴァイダ(指揮)
英国王立ウェールズ音楽大学のソリスト
ジャネット・マッソッキ(ピアノ) |
バルトークの生誕100周年記念として1981年に録音された、すべて英語で歌われるバルトークの合唱作品集という貴重な録音がQuartzより登場。
ハンガリー出身の音楽家セシリア・ヴァイダ(1923−2009)は、リスト音楽院ではゾルターン・コダーイに学び、その後ハンガリーの合唱界や楽壇で活躍。セシリア・ヴァイダが創設し監督を務める英国王立ウェールズ音楽大学(ロイヤル・ウェルシュ・カレッジ・オブ・ミュージック・アンド・ドラマ)の生徒たちによる合唱団で毎年コンサートを行っており、このCDはスクール合唱団やカレッジ・アンサンブル、大人のアマチュア合唱団などがバルトークへのアプローチに役立つよう作られています。
録音:1981年 |
<国内盤>
<映像>
OPUS ARTE(映像)
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トゥールーズ・キャピトル劇場カデル・ベラルビによる3つのバレエ |
1.《海賊》
【音楽】
アドルフ・アダン、アントン・アレンスキー、
デイヴィッド・コールマン、エドゥアルド・ラロ、
ジュール・マスネ、ジャン・シベリウス |
デイヴィッド・コールマン(指揮)
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
奴隷の娘…マリア・グティエレス
海賊…ダヴィット・ガルスティアンスルタン…渡邊峻郁
スルタンの愛人…ジュリエット・テラン
海賊の仲間…デミアン・ヴァルガス |
19世紀の古典バレエを大胆に書き換えたベラルビの手腕が生きるバレエ。プティバ版は3幕だったものを2幕にし、美しい奴隷の娘と海賊の悲恋の物語が生き生きと表現されています。
グティエレスとガルスティアンの生き生きとした踊りを彩る音楽は、オリジナルのアダンの他、シベリウス、マスネ、指揮者コールマンの作品が加えられており、こちらも聴きどころ。
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2.《美女と野獣》
【音楽】
ルイ=クロード・ダカン、
ヨーゼフ・ハイドン
ジェルジ・リゲティ、
モーリス・ラヴェル |
野獣…渡邊峻郁
美女…ジュリー・ロリア |
表面的な醜さを拒絶する心が、真の愛に気づくまでの心理的なドラマを鋭く描き出したこの物語は、シンプルでありながらも見事なセットと衣装、そしてバロックから近代に至るまでの音楽(特にリゲティの作品が効果的に使われています)を組み合わせ、印象的な舞踏によって表現されています。
ここで主役の野獣を踊るのは、日本のエース渡邊峻郁(わたなべたかふみ)氏。2011年に異例の2段階昇格でソリストになった期待のダンサーです。 |
3.《死せる王妃》
【音楽】チャイコフスキー |
コーエン・ケッセルス(指揮)
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
フェランテ王…アートム・マクサコフ
イネス・デ・カストロ…マリア・グティエレス
ドン・ペドロ…ダヴィット・ガルスティアン
ナヴァレ王の娘…ジュリエッテ・テリン |
2011年にトゥールーズ・キャピトル・バレエのために製作されたバレエ《死せる女王》は、14世紀に実在した女王イネス・デ・カストロを巡る物語です。
ポルトガルの王子ドン・ペドロとその恋人イネス・デ・カストロ、ドン・ペドロの父フェランテ王。この3人の確執と悲劇的な結末が夢幻的に描かれています。 |
特典映像…キャスト・ギャラリー
収録時間:100分(海賊)、105分(美女と野獣)、110分(死せる王妃)音声:ステレオ2.0/DDS5.1(DVD)
ステレオ2.0/dts-HDマスターオーディオ5.1(Blu-ray)字幕:なし画面:16:9REGION
All(Code:0)
DVD…片面2層ディスクBlu-ray・・・ニ層 50GB 1080i
High Definition |

8/9(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HAENSSLER
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ハッツォプロスが、ケンプへの敬愛をこめて
ベートーヴェン、バッハを録音!
ベートーヴェン:
(1)ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」
(2)ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
J.S.バッハ:
(3)「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659a(ケンプ編曲版)
(4)「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147(ケンプ編曲版)
(5)トッカータ ニ長調 BWV912 |
パヴロス・ハッツォプロス
(ピアノ) |
ケンプ編曲版のバッハ作品も収録!名手ハッツォプロスが、ケンプへの敬愛をこめてベートーヴェン、バッハを録音!
録音:2015年12月28-30日/シュトゥットガルト音楽演劇大学/62’42”
ドイツの名手パヴロス・ハッツォプロス、久々のリリースとなるヘンスラー・レーベル第3
弾は、ベートーヴェンとバッハに挑戦!「熱情」「月光」ソナタではハッツォプロスの情感豊かな演奏に驚かされます。また、バッハはヴィルヘルム・ケンプのピアノ編曲版の2
篇とトッカータを収録。「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV659
はブゾーニの編曲版、「主よ、人の望みの喜びよ」BWV147
はヘス編曲版が有名ですが、ハッツォプロスはケンプ版で演奏。オルガンも演奏したケンプならではの編曲で、オルガンのストップを意識した音色の変化を重音やオクターヴなど音の厚みで表現しており編曲者ケンプの個性があらわれた興味深い編曲作品です。ケンプが得意とした作品をハッツォプロスが敬愛を込めて奏でます。
ギリシャ系移民の両親のもと1964 年にシュトゥットガルト近郊に生まれたパヴロス・ハッツォプロスは3
歳よりピアノをはじめ10 歳でソロ・リサイタルを開いた逸材。ドイツ正統派と言える確かなピアニズムです。ヘンスラー・レーベルからシューベルト、ショパンのアルバムをリリースしております。
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HC 16065
(2CD)
\4100 →\3790
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ARTE NOVA レーベルのベストセラー名盤、復活!!
知性派ミヒャエル・リシェの「20世紀のピアノ協奏曲集」 |
ミヒャエル・リシェ(ピアノ) |
Disc 1(68’39”)
・シュルホフ(1894-1942):協奏曲 Op.43〜ピアノと小オーケストラのための(1923)
ガンサー・シュラー(指揮)、ケルンWDR交響楽団
録音:1993 年12月15-17日/フィルハーモニー、ケルン
・コープランド(1900-1990):ピアノ協奏曲(1926)
スティーヴン・スローン(指揮)、ケルンWDR
交響楽団
録音:1995 年9月/フィルハーモニー、ケルン
・オネゲル(1892-1955):ピアノ協奏曲(1924)
スティーヴン・スローン(指揮)、ケルンWDR
交響楽団
録音:1995 年9月/フィルハーモニー、ケルン
・ラヴェル(1875-1937):ピアノ協奏曲
ト長調(1930)
イスラエル・イノン(指揮)、ケルンWDR
交響楽団
録音:1999年9月/フィルハーモニー、ケルン
Disc 2(65’42”)
・アンタイル(1900-1959):ピアノ協奏曲第1
番(1922)
クリストフ・ポッペン(指揮)、バンベルク交響楽団
録音:2001年10月/ハンブルク
・アンタイル:ジャズ交響曲〜ピアノとオーケストラのための(1927)
ウェイン・マーシャル(指揮)、ベルリン放送交響楽団
録音:2002年12月/イエス・キリスト教会(ベルリン)
・ガーシュウィン(1898-1937):ピアノ協奏曲
ヘ調
ウェイン・マーシャル(指揮)、ベルリン放送交響楽団
録音:2003年2月/イエス・キリスト教会(ベルリン) |
ガーシュウィン、コープランド、ラヴェル・・・実力派ピアニスト、リシェが変幻自在に奏でる20
世紀のピアノ協奏曲集!
Disc 1 68’39”、Disc 2 65’42”
リシェが挑んだ「20 世紀のピアノ協奏曲集」はかつてARTE
NOVA レーベルからリリースされていた名盤で、ヘンスラー・レーベルから再登場です。
ドイツの知性派ピアニスト、ミヒャエル・リシェはヘンスラー・レーベルからC.P.E.
バッハのピアノ協奏曲集を、またProfil レーベルからはモーツァルトのピアノ協奏曲第20
番をリシェ自作を含む様々な作曲家のカデンツァを録音するなど、こだわりをもったピアニストとしても知られております。この20世紀のピアノ協奏曲集にはシュルホフ、コープランド、オネゲル、ラヴェル、アンタイル、ガーシュウィンと実に多彩な作曲家の作品が揃いました。
アメリカのアンタイルは未来派的、ジャズの手法を用いて実験的な作品も多く残した作曲家です。また、チェコのシュルホフは19
世紀のピアニスト、J. シュルホフの甥の子。ナチス政権下に作品は退廃芸術の烙印を押され、シュルホフもチェコ併合後逮捕され、ヴェルツブルク収容所で病死した悲劇の作曲家です。1990
年代に再評価が急速に進み、リシェもピアノと小オーケストラのための協奏曲を録音しました。
これがいまでも話題になるアルバム
10種のカデンツァ饗宴!
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
PROFIL PH 09006 (SACD Hybrid) \2500
純ドイツ風ピアニズムが味のミヒャエル・リッシェ。
今回はミルコ・ケレメン門下の作曲家でもある彼が、自作のカデンツァでモーツァルトのピアノ協奏曲第20番を披露。
そしてさらに自作以外でも、第1楽章では有名なベートーヴェンのものからブラームス、ブゾ−ニ、フンメル各種カデンツァを聴かせてくれる。
さらに第3楽章では自作、そしてベートーヴェン、ブゾーニ、クララ・シューマンのカデンツァのほかに、モーツァルトの令息フランツ・クサヴァー作が入っているのも注目。
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そしてこのシリーズも注目!
ミヒャエル・リシェ(P)
C.P.E.バッハプロジェクト |
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C. P. E. バッハ:ピアノ協奏曲集
ニ短調Wq.23 (1748)
ハ長調Wq.112-1〜ピアノ独奏のための (1765)
ハ短調Wq.31 (1753) |
ミヒャエル・リシェ(P)
ライプツィヒ室内管弦楽団
モッテン・シュルト=イェンセン(指揮) |
録音:2010 年6 月16 日(Wq. 112-1), 2010 年10
月21 日(Wq. 23), 2010 年10 月22 日(Wq. 31)MDR
ライプツィヒ/DDD、ステレオ、61’49”
当時絶大な人気を誇り、同時代のハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンらがみな高く評価していたC.
P. E. バッハはたいへんな多作家でしたが、クラヴィーア作品は長いキャリアのなかで常に中心であり続けたジャンルであり、少なくとも53
にもおよぶ鍵盤楽器のためのオリジナルの協奏曲を作曲しています。
記念すべき第1 弾リリースには、そのクラヴィーア協奏曲2
曲と、「コンチェルト」と題されたクラヴィーア独奏曲を収めています。
C. P. E. バッハの鍵盤作品は現代の演奏家たちを強く魅了してやまないようで、これまでにもシュタイアー、シュパーニらが意欲的なアルバムを発表しているように、新録音も増える傾向にあります。
過去にシュルホフやアンタイルの忘れられた作品に光を当て、また、さまざまなカデンツァを詰め込んだモーツァルトの「ピアノ協奏曲第20
番」のアルバムなどで注目を集めてきたリシェは、バッハに対しても同様の情熱と意気込みで取り組みをみせていますが、ここで使用楽器にチェンバロではなく、ピアノというのも注目されるところです。
なお、カデンツァについて、独奏ピアノのためのハ長調作品では第1、第2
楽章ともリシェの作、ハ短調作品の第2 楽章では作曲者自身によるものが採用されています。
ミヒャエル・リシェ…ドイツのレファークーゼン生まれのピアニスト。デュッセルドルフで、ミルコ・ケレメンに作曲を、マックス・マルティン・シュタインにピアノを師事したのち、ウィーンでルドルフ・ブッフビンダーに師事。また、ルドルフ・ゼルキンとピエール・ブーレーズから決定的な刺激を受ける。
1970 年より演奏活動を開始。これまで共演した指揮者には、シルヴァン・カンブルラン、ユーリ・シモノフらがおり、ケルンWDR
交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、BBC交響楽団といったオーケストラと共演、ヨーロッパ、イスラエル、アメリカ、中国ツアーに帯同している。
2007 年にデッサウで開催されたクルト・ヴァイル国際音楽祭のレジデンス・アーティストとなる。2001
年3 月ロンドンでシュルホフとアンタイルのピアノ協奏曲を初演。近現代作品の分野で活躍するのと並行して、バッハ、ベートーヴェン、ドビュッシー、ラヴェルの作品で高い評価を獲得する。現在、ケルン音楽大学ピアノ科で教鞭を取る。
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C.P.E.バッハプロジェクト、第2弾!
知性派リシェ再び!
C.P.E.バッハ:鍵盤協奏曲集
(1)ニ短調Wq.17
(2)ハ短調Wq.43-4
(3)ホ長調Wq.14 |
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ミヒャエル・リシェ(ピアノ)
モッテン・シュルト=イェンセン(指揮)
ライプツィヒ室内管弦楽団 |
溌剌とした鍵盤協奏曲集
録音:(1)(3)2012 年7 月9-10 日、(2)2012
年4 月28 日、MDR スタジオ(シュトットガルト)/56’39”
MDR とhanssler が共同制作している話題のプロジェクト、C.P.E.
バッハシリーズから第2 弾がリリースされました!フリードリヒ大王の宮廷で活躍し、“ベルリンの大バッハ”
として当時絶大な人気を誇ったことで知られるC.P.E.
バッハ。近年はシュタイアーやシュパーニ、中野振一郎などをはじめとする演奏家たちの活動によって、他のバッハ一族と共に再評価の動きが非常に高まっている注目の作曲家でもあります。今回収録されているのは、1770
年代に作られた3 曲の鍵盤協奏曲。強弱のコントラスト鮮やかな旋律美、目まぐるしく変転していく曲調、刺激的なリズム…J.S.バッハともハイドンとも似て非なる、C.P.E.
バッハならではの刺激的な音楽世界をたっぷりと堪能できます。
第1 弾(98 639)に引き続き、演奏は知性派ピアニストのミヒャエル・リシェ&シュルト=イェンセン率いるライプツィヒ室内管。毅然とした演奏で、C.P.E.
バッハの鮮烈な音世界をセンセーショナルに聴かせてくれます。リシェといえば、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第20
番」の様々なカデンツァを同時収録したアルバムが一躍話題となるなど、近々は近現代レパートリーだけでなく古典派の演奏でも注目を集めるピアニスト。今回も明晰で理知的な演奏で、オーケストラと絶妙なアンサンブルを作り上げています。今回、カデンツァは全てC.P.E.
バッハ自作のものを使用。
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WERGO
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ドイツの重鎮作曲家リームの若き日と近年の作品を聴き比べ
ヴォルフガング・リーム(1952-):
(1)Geste zu Vedova 〜弦楽四重奏のための(2015)
(2)弦楽四重奏曲 ト調(1966)
(3)弦楽四重奏曲(1968)
(4)エピローグ 〜弦楽五重奏のための(2012/2013) |
ミンゲット弦楽四重奏団
イェンス=ペーター・マインツ
((4)チェロ) |
録音:2015年3月6-8日、2016年1月14-16日/47’04’’
早熟の天才であり多作家としても知られるリーム。彼はわずか11
歳の時に作曲を始めました。このCD には14 歳の時に書かれた『弦楽四重奏曲
ト調』から2015 年の作品『Geste zu Vedova』まで、4
曲の弦楽作品を収録しています。
『弦楽四重奏曲 ト調』ははっきりした主題提示に始まり、ハイドンの影響を受けていた初期ベートーヴェンの作品に近いものを感じます。2
年後の1968 年に書かれた『弦楽四重奏曲』も似た作風です。
時は流れ、2013 年に書かれた『エピローグ』はシューベルトのロマンティシズムを彷彿とさせるゆったりとした弦楽五重奏曲。無調の和声が薄い膜として持続される中、次第に強烈なピッチカートの応酬が始まります。『Geste
zu Vedova』はヴェネツィアの前衛画家エミリオ・ヴェドヴァへのオマージュで、けばけばしいパーカッシヴな作風が特徴的です。
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WER 7365
(2CD)
\3200
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カノンに魅せられた作曲家の挑戦
ブリス・ポゼ(1965-):
[CD1]
3つのカノン 〜ピアノのための(1989)
5つのカノン 〜ピアノのための(1990-2002)
7つのカノン 〜ピアノのための(2010)
9つのカノン 〜ピアノのための(2004-2010)
[CD2]
Perspectivae sintagma I( カノン)
〜
ピアノとライヴ・エレクトロニクスのための(1997) |
ニコラス・ハッジス(ピアノ)
ベンジャミン・レヴィ
(ライヴ・エレクトロニクス) |
録音:2016年8月16-19日/[CD1]66’03’’、[CD2]23’07’’
1965 年フランス生まれの作曲家ポゼによるピアノためのカノン集。すべて世界初録音です。作曲技術の最高峰であるカノンの神秘的な美しさに魅せられたポゼが、ルネサンスの多声声楽曲の大家オケゲムが創り上げたような「技法と美の統一」を1
台のピアノ上で試みます。
『9 つのカノン』では楽器の限界に挑み、ピアニストに「ペダルの超絶技巧」を要求します。ソステヌートペダルを駆使し、クラスターが鳴り響いたかと思えば亡霊のような響きが残り、新しい音が加わり、といった具合。また、伝統的なカノン書法を最も根本的に取り入れたという『Perspectivaesintagma
I』(それでも古典的なカノンにはほとんど聴こえない?)は、同時にライヴ・エレクトロニクスを取り入れており、「譜面の厳格性」と「音の演出性」の両方に光を当て、互いの相違を提示しつつ生かすという作品です。
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マウリツィオ・スクイッランテ:
歌劇『ダイダロスの翼』 |
エマヌエラ・ヌケッティ(アルト:運命)
フィリップ・ブラウン
(テノール:アポロン)
ダヴィッド・ハウトン(ミノス)
アレッサンドロ・カルミニャーニ
(カウンターテナー:ペルディクス)
他 |
電子音楽最先端の現場から生まれたオペラ
台本:ダヴィッド・ハウトン&ファビオ・スクイッランテ
74’40’’
ZKM エレクトロニック・シリーズ。ZKM(カールスルーエ・アンド・メディア・センター)は現代アート、メディアアートの研究所兼美術館です。このアルバムでは最先端の電子音響制作技術を用いたオペラ上演の録音がお楽しみ頂けます。神話の世界を歌う生身の声楽家の歌声と、ミュージック・コンクレートの巧妙な融合が何よりの特徴。ピッチのある音とノイズの混合物によって人間の内なる声を描きます。
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DANACORD
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ピアノ・ヴィルトゥオーゾの大名行列、変態技巧派の甲子園、天才ピアニストたちの華麗なる狂演
2016年フーズム城音楽祭ライヴ 〜 稀少ピアノ作品集
シャミナード:森の精 Op.60〔ヨハン・ブランシャール〕/
フォーレ:舟歌第8番 Op.96、カサドシュ:前奏曲
Op.5-2、
アナトーリー・アレクサンドロフ:幻影 Op.21-2、ロイプケ:スケルツォ
ニ短調、
ワーグナー(ブラッサン編):魔の炎の音楽(《ワルキューレ》より)
〔セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン〕/
リスト:夜の賛歌、メトネル:夕べの歌 Op.38-6〔ズラータ・チョチエヴァ〕/
ラフマニノフ(ワイルド編):乙女よ, もう歌わないでおくれ
Op.4-4、夏の夜 Op.14-5
〔マーティン・ジョーンズ〕/
モニューシュコ(フリードマン編):春 Op.28-1、パデレフスキ:夜想曲
Op.16-4
〔フベルト・ルトコフスキ〕/
キルヒナー:夜景 Op.25-2、夜景 Op.25-6〔フロリアン・ノアック〕/
レーガー:暖炉のそばの夢 Op.143-12、スカルラッティ(タウジヒ編):パストラーレ
〔ヨーゼフ・モーグ〕/
モーツァルト(ブゾーニ編):《魔笛》 序曲〔デュオ・グラウ&シューマッハー〕/
ブラームス:ハンガリー舞曲第11番(4手連弾)〔デュオ・メルシエ&カツァリス〕/
ブリテン:組曲 《休日の日記》 Op.5より
第2曲「帆走」、第3曲「遊園地」
〔アルテョム・ヤスィンスキイ〕/
ロジャー・サシェヴェレル・クック:前奏曲
Op.33-7、
ロジャース&ハマースタイン(ハフ編):私のお気に入り〔サイモン・キャラハン〕
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ヨハン・ブランシャール(ピアノ)、セヴェリン・フォン・エッカードシュタイン(ピアノ)、
ズラータ・チョチエヴァ(ピアノ)、マーティン・ジョーンズ(ピアノ)、
フベルト・ルトコフスキ(ピアノ)、フロリアン・ノアック(ピアノ)、
ヨーゼフ・モーグ(ピアノ)、アンドレアス・グラウ&ゲッツ・シューマッハー(ピアノ・デュオ)、
エレーヌ・メルシエ&シプリアン・カツァリス(ピアノ・デュオ)、
アルテョム・ヤスィンスキイ(ピアノ)、サイモン・キャラハン(ピアノ)
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フーズム城音楽祭ライヴ2016!カツァリス&メルシエの連弾!
北海に面した北ドイツの小さな港町、フーズムを舞台として1987年から毎年開催されているピアノのためのレア・レパートリーの祭典「フーズム城音楽祭」。
ピアノ・ファン必携の人気シリーズ、2016年度盤のポイントは、シプリアン・カツァリス&エレーヌ・メルシエの4手連弾によるブラームスのハンガリー舞曲! また、2003年エリザベート王妃国際コンクールで優勝したドイツのセヴェリン・フォン・エッカードシュタインはシリーズ初登場で5曲を収録。そのうち「フォーレ:舟歌第8番」と「ロイプケ:スケルツォ
ニ短調」は、2016年の来日公演でも披露された演目です。
その他、英グラモフォン賞2015で「ヤング・アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」を受賞したヨーゼフ・モーグや、第5回仙台国際音楽コンクール・ピアノ部門第3位を受賞したアルテョム・ヤスィンスキイなど、期待の若手アーティストが多数参加。
ヨハン・ブランシャールによるシャミナード、フベルト・ルトコフスキによるポーランド音楽、サイモン・キャラハンによるロジャー・サシェヴェレル・クックなど、それぞれの十八番レパートリーを披露しています。
スティーヴン・ハフ編曲による「私のお気に入り」(ミュージカル
《サウンド・オブ・ミュージック》より)にも注目!
録音:2016年8月19日−27日 |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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WEITBLICK
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ミケランジェリの完全初出音源!
「ミケランジェリ、1972年11月2日ベルン・リサイタル」
スカルラッティ:ソナタハ短調K.11、ソナタイ長調K.322
シューマン:「謝肉祭」、「ウィーンの謝肉祭の道化」
グリーグの抒情小曲集作品68より「ゆりかごの歌」 |
アルトゥーロ・ベネデッティ・
ミケランジェリ(ピアノ) |
またも大発見!ミケランジェリの完全初出音源!1972
年11 月2 日ベルン・リサイタル・ステレオ録音!!
録音:1972 年11 月2 日、スイス・ベルン放送スタジオ6(ライヴ・ステレオ録音)
このリサイタルはプライヴェート盤も含めて一切ソフト化されたことがありません。技術優秀なスイス放送による蔵出し音源。1972年というミケランジェリ全盛期。超絶技巧と表現力の多様さ、迫力を堪能できるアルバムの登場です。
スカルラッティのソナタハ短調K.11並びにソナタイ長調K.322はミケランジェリお得意のレパートリーです。しかしライヴ録音となるとモノラルや劣悪音質の物が多く、この煌くような艶やかさを誇る名演の登場は歓迎されましょう。特に憂いを含んだイ長調には、心打たれること必至。
ミケランジェリと言えばシューマンに最も適性を示したピアニストですが、「謝肉祭」、「ウィーンの謝肉祭の道化」が見事な録音で聴くことができるのも朗報です。「謝肉祭」は1973年の東京ライヴが絶美の演奏として広くしられておりますが、その一年前のライヴもかなり印象的。物語性を意識した上で、激情的な心情吐露を見せる独自の表現に感動します。音が消えゆく箇所の美しさはいつもの通り。「ウィーンの謝肉祭の道化」も超絶技巧がこれ見よがしでなく、さりげない程なのがミケランジェリの芸の高貴さの象徴です。
さらにミケランジェリを愛する方に捧げたいのが、アンコールであるグリーグの抒情小曲集より「ゆりかごの歌」。当リサイタルの9
日後に、チェリビダッケ指揮シュトウットガルト放送響とグリーグの協奏曲を共演した際にもアンコールとして演奏。演奏の見事さは伝説ですが、如何にせんARLECCHINOレーベルはモノラルな上に音が悪すぎました。他2種のスタジオ録音も1940
年代の古い演奏ばかりなので、当盤の名演は涙物です。
素朴な田舎の情緒よりも官能的ともいえる色気が妖しく光る危険な演奏です。
ジャケット写真は初来日時に辻修氏が撮影した貴重な物です。
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<メジャー・レーベル>
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DECCA
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《ショルティ&シカゴ交響楽団/デッカ録音全集》
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4831375
(108CD)
\37000→\35990 |
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《ショルティ&シカゴ交響楽団/デッカ録音全集》
《CD 1》
マーラー:1) 交響曲第5番、2) 歌曲集『子供の不思議な角笛』から
withイヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)
【録音】1970年 /
《CD 2-3》
マーラー:1) 交響曲第6番、2) さすらう若人の歌
withイヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)
【録音】1970年 /
《CD 4》
マーラー:交響曲第7番 【録音】1971年 /
《CD 5》
マーラー:交響曲第8番『千人の交響曲』
withヘザー・ハーパー(ソプラノ)、ルチア・ポップ(ソプラノ)、
アーリーン・オジェー(ソプラノ)、イヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)、
ヘレン・ワッツ(アルト)、ルネ・コロ(テノール)、ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)、
マルッティ・タルヴェラ(バス)、ウィーン少年合唱団、
ウィーン楽友協会合唱団、ウィーン国立歌劇場合唱団
【録音】1971年 /
《CD 6-8》
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲
1) 第1番、2) 第2番、3) 第3番、4) 第4番、5)
第5番『皇帝』
withヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
【録音】1972年(1, 2, 4)、1971年(3, 5)
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《CD 9-11》
ベートーヴェン:
交響曲1) 第1番、2) 第2番、3) 第3番『英雄』、4)
『エグモント』序曲、
5) 『コリオラン』序曲、交響曲6) 第4番、7)
第5番
【録音】1974年(1, 2, 5, 6)、1973年(3,
7)、1972年(4) /
《CD 12-13》
ベートーヴェン:1) 交響曲第6番、2) 『レオノーレ』序曲第3番、交響曲3)
第7番、4) 第8番
【録音】1974年(1, 3)、1972年(2)、1973年(4)
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《CD 14-15》
1) ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
withピラール・ローレンガー(ソプラノ)、イヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)、
スチュアート・バロウズ(テノール)、マルッティ・タルヴェラ(バス)、シカゴ交響合唱団、
2) ウィリアム・マンによるサー・ゲオルク・ショルティへのインタビュー
【録音】1972年(1)、1975年(2) /
《CD 16》
ベルリオーズ:1) 幻想交響曲、2) 序曲『宗教裁判官』、
3) ロッシーニ:『セビリアの理髪師』—序曲、
4) J.S.バッハ:組曲第3番、5) スーザ:星条旗よ永遠なれ、
6) スタッフォード・スミス:アメリカ国歌『星条旗』、
7) ダウンズ:がんばれ、シカゴ・ベアーズ
【録音】1972年(1, 3)、1974年(2, 4)、1986年(5-7)
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《CD 17》
マーラー:大地の歌 withイヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)、ルネ・コロ(テノール)
【録音】1972年 /
《CD 18》
エルガー:1) エニグマ変奏曲、2) 演奏会用序曲『コケイン』
【録音】1974年(1)、1976年(2) /
《CD 19》
ストラヴィンスキー:春の祭典 【録音】1974年
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《CD 20》
1) ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲、
2) シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲
【録音】1977年(1)、1975年(2) /
《CD 21》
R.シュトラウス:
1) ツァラトゥストラはかく語りき、
2) ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら、3)
ドン・ファン
【録音】1975年(1, 2)、1972年(3)
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《CD 22》
1) チャイコフスキー:交響曲第5番、
2) ウェーバー:『オベロン』序曲 【録音】1975年(1)、1974年(2)
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《CD 23》
ドビュッシー:1) 牧神の午後への前奏曲、2)
海、3) ボレロ 【録音】1976年 /
《CD 24》
チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』 【録音】1976年
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《CD 25-26》
ワーグナー:さまよえるオランダ人
withノーマン・ベイリー(バス)、ジャニス・マーティン(ソプラノ)、
ルネ・コロ(テノール)、マルッティ・タルヴェラ(バス)、ヴェルナー・クレン(テノール)、シカゴ交響合唱団
【録音】1976年 /
《CD 27》
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス
withルチア・ポップ(ソプラノ)、イヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)、
マロリー・ウォーカー(テノール)、グウィン・ハウエル(バス)、シカゴ交響合唱団
【録音】1977年 /
《CD 28》
ワーグナー:序曲と前奏曲集 【録音】1972年−1977年
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《CD 29》
ブラームス:1) 交響曲第3番、2) 大学祝典序曲
【録音】1978年 /
《CD 30》
ブラームス:交響曲第4番 【録音】1978年
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《CD 31》
ブラームス:ドイツ・レクイエム withキリ・テ・カナワ(ソプラノ)、ベルント・ヴァイクル(バリトン)、シカゴ交響合唱団
【録音】1978年 /
《CD 32》
ヴェルディ:聖歌四篇 withシカゴ交響合唱団
【録音】1978年 /
《CD 33-34》
ベートーヴェン:フィデリオ
withヒルデガルト・ベーレンス(ソプラノ)、ペーター・ホフマン(テノール)、
ハンス・ゾーティン(バス)、テオ・アダム(バス・バリトン)、シカゴ交響合唱団
【録音】1979年 /
《CD 35》
ブラームス:交響曲第1番 【録音】1979年
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《CD 36》
ブラームス:1) 交響曲第2番、2) 悲劇的序曲
【録音】1979年(1)、1978年(2) /
《CD 37》
ブルックナー:交響曲第6番 【録音】1979年
/
《CD 38》
ブルックナー:交響曲第5番 【録音】1980年
/
《CD 39》
マーラー:交響曲第2番『復活』
withイソベル・ブキャナン(ソプラノ)、ミラ・ザーカイ(アルト)、シカゴ交響合唱団
【録音】1980年 /
《CD 40》
1) ムソルグスキー:展覧会の絵、2) ラヴェル:クープランの墓 【録音】1980年
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《CD 41》
デル・トレディチ:最後のアリス withバーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
【録音】1980年 /
《CD 42》
バルトーク:1) 管弦楽のための協奏曲、2)
舞踏組曲 【録音】1981年 /
《CD 43-44》
ベルリオーズ:ファウストの劫罰
withフレデリカ・フォン・シュターデ(メッゾ・ソプラノ)、ケネス・リーゲル(テノール)、
ジョゼ・ヴァン・ダム(バス)、マルコム・キング(バス)、シカゴ交響合唱団
【録音】1981年 /
《CD 45》
ブルックナー:交響曲第4番『ロマンティック』
【録音】1981年 /
《CD 46-47》
ハイドン:天地創造
withノーマ・バロウズ(ソプラノ)、リュディガー・ヴォーラーズ(テノール)、
ジェイムズ・モリス(バス)、シルヴィア・グリーンバーグ(ソプラノ)、ジークムント・ニムスゲルン(バス)
【録音】1981年 /
《CD 48-49》
マーラー:交響曲第3番
withヘルガ・デルネシュ(ソプラノ)、グレン・エリン少年合唱団、シカゴ交響女声合唱団
【録音】1982年 /《CD 50》マーラー:交響曲第9番
【録音】1982年 /
《CD 51》
モーツァルト:交響曲1) 第38番、2) 第39番
【録音】1982年 /
《CD 52》
プロコフィエフ:1) ロメオとジュリエット(抜粋)、2)
交響曲第1番『古典』 【録音】1982年 /
《CD 53》
1) ベルグ:ヴァイオリン協奏曲、2) バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番
withチョン・キョンファ(ヴァイオリン)
【録音】1983年 /
《CD 54》
ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』
【録音】1983年 /
《CD 55》
マーラー:交響曲第1番『巨人』 【録音】1983年
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《CD 56》
マーラー:交響曲第4番 【録音】1983年 /
《CD 57-58》
ヘンデル:メサイア
withキリ・テ・カナワ(ソプラノ)、アンヌ・イェヴァング(アルト)、
キース・ルイス(テノール)、グウィン・ハウエル(バス)、シカゴ交響合唱団
【録音】1984年 /
《CD 59-60》
シェーンベルク:モーゼとアロン
withフランツ・マツーラ(バス・バリトン)、フィリップ・ラングリッジ(テノール)、
オーゲ・ハウグランド(バス)、バーバラ・ボニー(ソプラノ)、
シカゴ交響合唱団、グレン・エリン少年合唱団員
【録音】1984年 /
《CD 61》
チャイコフスキー:交響曲第4番 【録音】1984年
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《CD 62》
ブルックナー:交響曲第9番 【録音】1985年
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《CD 63》
1) チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、
2) ドホナーニ:童謡主題による変奏曲 withアンドラーシュ・シフ(ピアノ)
【録音】1985年 /
《CD 64》
メンデルスゾーン:
交響曲1) 第3番『スコットランド』、2)
第4番『イタリア』 【録音】1985年 /
《CD 65》
ベートーヴェン:交響曲1) 第5番『運命』、2)
第4番
【録音】1986年(1)、1987年(2) /
《CD 66》
ベートーヴェン:交響曲第9番『合唱』
withジェシー・ノーマン(ソプラノ)、ラインヒルト・ルンケル(アルト)、
ロベルト・シュンク(テノール)、ハンス・ゾーティン(バス)
【録音】1986年 /
《CD 67》
ブルックナー:交響曲第7番 【録音】1986年
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《CD 68》
リスト:ファウスト交響曲 【録音】1986年
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《CD 69》
チャイコフスキー:
1) 大序曲『1812年』、2) 幻想序曲『ロメオとジュリエット』、3)
組曲『くるみ割り人形』
【録音】1986年 /
《CD 70-72》
J.S.バッハ:マタイ受難曲
withキリ・テ・カナワ(ソプラノ)、アンネ・ソフィー・
フォン・オッター(アルト)
ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(テノール)、オラフ・ベーア(バス)、
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、トム・クラウゼ(バス)、シカゴ交響合唱団
【録音】1987年 /
《CD 73》
ベートーヴェン:
1) 交響曲第6番『田園』、2) 『レオノーレ』序曲第3番
【録音】1988年 /
《CD 74》
ベートーヴェン:交響曲1) 第7番、2) 第8番
【録音】1988年 /
《CD 75》
チャイコフスキー:1) 交響曲第5番、2) 組曲『白鳥の湖』
【録音】1987年(1)、1988年(2) /
《CD 76》
バルトーク:
1) 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽、2)
ディヴェルティメント、
3) 『中国の不思議な役人』組曲
【録音】1989年(1)、1990年(2, 3)
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《CD 77》
ベートーヴェン:交響曲1) 第1番、2) 第2番
【録音】1989年(1)、1990年(2) /
《CD 78》
ベートーヴェン:1) 交響曲第3番『英雄』、2)
『エグモント』序曲 【録音】1989年 /
《CD 79》
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 【録音】1989年
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《CD 80》
ヴェルディ:合唱曲集 withシカゴ交響合唱団
【録音】1989年 /
《CD 81-82》
J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調
withフェリシティ・ロット(ソプラノ)、アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)、
ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ(テノール)、ウィリアム・シメル(バリトン)、
グウィン・ハウエル(バス・バリトン)、シカゴ交響合唱団
【録音】1990年(ライヴ) /
《CD 83》
ブルックナー:交響曲第8番 【録音】1990年(ライヴ)/
《CD 84》
マーラー:交響曲第5番 【録音】1990年(ライヴ)
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《CD 85》
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 【録音】1990年(ライヴ)
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《CD 86》
ブルックナー:交響曲第2番 【録音】1991年
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《CD 87》
ドビュッシー:1) 夜想曲、2) 海、3) 牧神の午後への前奏曲
【録音】1990年(1, 3)、1991年(2)(3:ライヴ)
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《CD 88-89》
ヴェルディ:オテロ
withキリ・テ・カナワ(ソプラノ)、ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)、
アンソニー・ロルフ・ジョンソン(テノール)、レオ・ヌッチ(バリトン)、シカゴ交響合唱団
【録音】1991年 /
《CD 90》
1) ベルリオーズ:幻想交響曲、2) リスト:交響詩『前奏曲』
【録音】1992年(ライヴ) /
《CD 91》
ブルックナー:交響曲第3番 【録音】1992年
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《CD 92-93》
ハイドン:オラトリオ『四季』
withルート・ツィーザク(ソプラノ)、ウーヴェ・ハイルマン(テノール)、
ルネ・パーペ(バス)、シカゴ交響合唱団
【録音】1992年(ライヴ) /
《CD 94-95》
ハイドン:オラトリオ『天地創造』
withルート・ツィーザク(ソプラノ)、ヘルベルト・リッペルト(テノール)、
アントン・シャリンガー(バリトン)、ルネ・パーペ(バス)、シカゴ交響合唱団
【録音】1993年 /
《CD 96》
ハンガリー曲集 【録音】1993年(ライヴ)/
《CD 97》
ストラヴィンスキー:1) ペトルーシュカ、2)
カルタ遊び 【録音】1993年 /
《CD 98》
ブルックナー:交響曲第0番 【録音】1995年(ライヴ)
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《CD 99》
ブルックナー:交響曲第1番 【録音】1995年
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《CD 100》
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番『バビ・ヤール』
withセルゲイ・アレクサーシキン(バス)、アンソニー・ホプキンス(朗読)、シカゴ交響男声合唱団
【録音】1995年 /
《CD 101-104》
ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー
withジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン)、アラン・オピー(バス)、
ルネ・パーペ(バス)、ベン・ヘップナー(テノール)、カリタ・マッティラ(ソプラノ)、シカゴ交響合唱団
【録音】1995年(ライヴ) /
《CD 105》
ムソルグスキー:
1) 『ホヴァンシチナ』—前奏曲、2) 死の歌と踊り、
3) ショスタコーヴィチ:交響曲第15番 withセルゲイ・アレクサーシキン(バス)
【録音】1997年 /
《CD 106》
ストラヴィンスキー:
1) 3楽章の交響曲、2) 交響曲ハ調、3) 詩篇交響曲
【録音】1993年(1)、1997年(2, 3)/
《CD 107》
ティペット:1) 交響曲第4番、2) ビザンティウム、3)
チャールズ皇太子の誕生日のための組曲
【録音】1979年(1)、1991年(2)1981年(3)
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《CD 108》
ヴェルディ:レクイエム
withレオンティン・プライス(ソプラノ)、ジャネット・ベイカー(メッゾ・ソプラノ)、
ヴェリアーノ・ルケッティ(テノール)、ジョゼ・ヴァン・ダム(バス)、シカゴ交響合唱団
【録音】1977年 |
ショルティ没後20周年、シカゴ響結成125周年記念 108枚組CDボックス・セット
半世紀にわたりデッカの重要なアーティストであり続けたゲオルグ・ショルティ。シカゴ交響楽団との演奏は世界における最も有名な指揮者とオーケストラのパートナーシップと高く評価され、グラミー賞も数多く受賞しました。
ショルティは生涯にわたりグラミー賞を33回受賞しましたが、そのうち24回はシカゴ交響楽団とともに受賞しました。この豪華な108枚組のCDボックス・セットは、ショルティの没後20周年とシカゴ交響楽団の結成125周年を併せて記念しての発売となります。
1970年3月にシカゴのメディナ・テンプルで行われたマーラーの第5交響曲の初期録音から、1997年3月にシカゴのオーケストラ・ホールで行われたショスタコーヴィチの交響曲第15番まで、ショルティとシカゴ響の録音すべてが収められています。
豪華な200ページに及ぶハードカバーの解説書(英語、ドイツ語)付き。その内容はショルティ夫人による序文、新しい回顧録(メッゾ・ソプラノのイヴォンヌ・ミントンと司会者で作家のハンフリー・バートンによる)、ショルティの楽譜とショルティとシカゴ響のパンフレットの複製付き。
サー・ゲオルグ・ショルティは20世紀に最も活躍した指揮者の一人で、ヨーロッパ、アメリカの音楽文化をリードしてきました。ピアノ、作曲、指揮をバルトーク、ドホナーニ、コダーイに学び、ピアニストとしてコンサート・デビューを果たしました。1937年にはザルツブルク音楽祭でトスカニーニの助手を務めました。最初のデッカへのレコーディングは1947年、デッカの特別なアーティストとして半世紀にわたり250を超える膨大な録音を残し、そのうちの45はオペラの全曲です。ショルティのシカゴ響との注目すべきパートナーシップは1954年に始まり、その時ショルティはラヴィニア音楽祭で初めてこのオーケストラを指揮しました。
1956年リリック・オペラで客演のためにシカゴに戻り、1965年12月9日シカゴ、オーケストラ・ホールでデビューを果たしました。彼の音楽監督としての最初のコンサートは1969年9月でした。
ショルティは22年間(1969年‐1991年)、音楽監督を務め、その後桂冠指揮者として7年間(1991年‐1997年)、死の直前までその活動を続けました。1971年に最初のツアーをスタートさせ、世界中にこのオーケストラの存在を広めた功績を忘れることはできません。
ショルティの幅広いレパートリーには、ヘンデルの『メサイア』、ハイドンの『創造』、ベルリオーズの『ファウストの劫罰』、リストの『ファウスト交響曲』、そしてまたショスタコーヴィチの『モーゼとアロン』のような20世紀の傑作なども見られます。シカゴ響とともに新しい作品に取り組み、現代作曲家を擁護し、マルティヌーのヴァイオリン協奏曲第1番、デル・トレディチの『最後のアリス』、ティペットの交響曲第4番と『ビザンティウム』、ルトスワフスキの交響曲第3番などの初演も行いました。
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<国内盤>
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ヴァデメクム
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ヴァハン・マルディロシアンのブラームス作品集国内盤!
弦楽六重奏曲第1番の第2楽章ピアノ版も収録!
ブラームス:
ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調作品5
4つのバラード 作品10
主題と変奏曲 ニ短調
(弦楽六重奏曲第1番作品18の第2楽章;ピアノ版) |
ヴァハン・マルディロシアン
(ピアノ) |
2005 年 仏 Intrada より発売されていたヴァハン・マルディロシアンのブラームス作品集の国内盤発売!
有名な弦楽六重奏曲第1番の第2楽章ピアノ版も収録!
録音:2005 年5 月26-28 日、IRCAM(パリ)、72:06
ヴァハン・マルディロシアンのヴァデメクム・レーベル2
枚目になるこのアルバムには、二十歳前半のブラームスのピアノ曲の傑作が収められています。ピアノ・ソナタ第3
番へ短調はフランツ・リストの革新的な一楽章ソナタロ短調と同時期に作曲されたもので、リストのソナタと共にピアノ音楽史上に燦然と輝く優れたものです。作曲家としてブラームスはわずか二十歳にしピアノ・ソナタを完結させ二度と再びこのジャンルに戻ることはありませんでした。堂々としてパッショネットなブラームスの名曲の魅力をヴァハン・マルディロシアンがヴィルティオシティー溢れるピアニズムで複雑なテクスチャーの隅々まで謳いあげています。一方4曲のバラードではブラームスの作曲の特徴である「詩と音楽」が融合されたブラームスらしい歌に満ちた音楽が展開されています。自身の弦楽六重奏曲、第1
番の第2楽章をピアノ・ソロに編曲した主題と変奏曲は簡潔ながらも後み偉大な変奏曲を書くことになるブラームスの才能の萌芽が十分感じ取れる作品です。
ヴァハン・マルディロシアン(ピアノ、指揮、作曲)
アルメニア、エレヴァン生まれ。幼少よりピアノの勉強および作曲を始める。旧ソ連邦で数々のコンサートを行い、その後はパリ音楽院でジャック・ルヴィエに師事し1996
年にピアノのプルミェ・プリ獲得。その非凡な才能をフランスの著名な現代作曲家、エリック・タンギーとヴァイオリンの巨匠、イヴリー・ギトリスに見いだされ楽壇デビュー。タンギーからはピアノ・ソナタ第2番を献呈されCD
も録音。ル・モンド紙が「驚くべきピアニスト!」の見出しでその才能を絶賛。ギトリスとは最も信頼出来るピアニストとして10
年以上にわたり共演し、毎年のように日本で演奏を行う。指揮者としても優れた才能を示し、現在はフランス、ノルマンディーのカーン市交響楽団の常任指揮者・音楽監督を務める。パリを拠点にフランス国立管弦楽団、プラハ放送管弦楽団などをはじめヨーロッパ各地の有名なオーケストラで客演し、日本ではNHK
交響楽団などを指揮する。ピアノ・ソロ、室内楽、歌曲の伴奏と多忙な音楽活動を展開している。作曲家としても「アルメニア作品集」のCDの中で自らの作品を演奏している。現在迄にリリースしたCD
は10 枚以上。
ヴァハン・マルディロシアンのベートーヴェン |
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ヴァハン・マルディロシアン、フランスで発売された
好評のベートーヴェンが国内盤として登場!
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2
『月光』
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調 Op.28『田園』
ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31-2『テンペスト』 |
ヴァハン・マルディロシアン(ピアノ) |
N響も指揮したヴァハン・マルディロシアン、フランスで発売され好評のベートーヴェンが国内盤として登場!
録音:2009 年8 月22、23 日、サンボネ劇場,
ブールジュ(Maestria Records)、70:03
2009 年 仏 Maestria Records より発売されておりましたヴァハン・マルディロシアンのベートーヴェン・アルバム「Neuvieme
Vague」より日本国内盤として「月光」「田園」「テンペスト」を発売!
ベートーヴェンは同時代のハイドン、モーツァルト、クレメンティ、デュセック、ヴォルフルなどと相互に刺激、影響を受けながら生涯に32
曲のピアノ・ソナタを遺しました。その作曲の道程は一言で言えば改革と革新の連続で、一曲ごとに新たなピアノ・ソナタを創造していったといっても決して過言では無いでしょう。このCD
に収録されている1801 年から1802 年のこの時期は、『悲愴ソナタ』以降に新たなる道を求めて意欲的に創作活動を続けていた時期で、悪化する難聴により聴覚を失うという絶望の中で有名なハイリゲンシュタットの遺書を書いた時期とも重なっています。
このようなベートーヴェンの多彩な世界が広がるピアノ・ソナタを演奏するのは決して容易なことでありませんが、それに挑んだのがアルメニア出身でフランス在住のヴァハン・マルディロシアンです。
ピアニストしてはヘンデル、バッハから現代曲に至るまで膨大なレパートリーを有し、同時に作曲も指揮もこなすという本来あるべき音楽活動を展開しているヴァハン。指揮者、ピアニストとしてヨーロッパ各地を転々とする多忙な日々の中で、新たな解釈のヒントを求め譜読み没頭する彼は、常に最新の原点版と過去の様々な解釈版との比較に余念がありません。日頃の彼との対話の中でも中心を占めるのは過去の名演奏や解釈版のこと。筆者私蔵の膨大な量の初版譜や種々の解釈版の閲覧を求められ、その都度尽きることのない創造的な話が膨らみますが、そんなヴァハンのモットーは本来あるべき音楽の姿を楽譜を通じて再現すること。最もシンプルで同時に最も困難な営み。これこそが音楽のエネルギーを我々が生きている現代という時空間に解き放つことでしょう。(Itaru
Haba)

・・・おっと・・・いいじゃないですか・・・。
バッハ: 協奏曲 ニ短調BWV974 からアダージョ
https://youtu.be/84qlcINxQ9g
※ヴァハン・マルディロシアン(ピアノ、指揮、作曲):
アルメニア、エレヴァン生まれ。幼少よりピアノの勉強および作曲を始める。旧ソ連邦で数々のコンサートを行い、その後はパリ音楽院でジャック・ルヴィエに師事し1996
年にピアノのプルミェ・プリ獲得。その非凡な才能をフランスの著名な現代作曲家、エリック・タンギーとヴァイオリンの巨匠、イヴリー・ギトリスに見いだされ楽壇デビュー。
タンギーからはピアノ・ソナタ第2番を献呈されCD
も録音。ル・モンド紙が「驚くべきピアニスト!」の見出しでその才能を絶賛。
ギトリスとは最も信頼出来るピアニストとして10
年以上にわたり共演し、毎年のように日本で演奏を行う。
指揮者としても優れた才能を示し、現在はフランス、ノルマンディーのカーン市交響楽団の常任指揮者・音楽監督を務める。パリを拠点にフランス国立管弦楽団、プラハ放送管弦楽団などをはじめヨーロッパ各地の有名なオーケストラで客演し、日本ではNHK
交響楽団などを指揮する。
ピアノ・ソロ、室内楽、歌曲の伴奏と多忙な音楽活動を展開している。作曲家としても「アルメニア作品集」のCD
の中で自らの作品を演奏している。現在迄にリリースしたCD
は10 枚以上。
*****
さて、その鬼才マルディロシアン、実は10年前にご紹介したこのアルバムを製作していた。
当時世間ではまったく話題にならなかったにもかかわらず、アリアCDでは大ヒット。
この愛すべきアルバムでも、マルディロシアンの才能が遺憾なく発揮されていたわけである。
ということで当時のコメントをそのままご紹介しておきましょう。
廃盤みたいなので海外の在庫を取り寄せます。在庫があるうちに。
10年前にアリアCDではヒットした
ヴァハン・マルディロシアン
アルメニア音楽集
久々、1日に何回もかけたくなって、翌日も聴くのが楽しみ、というようなCDに出会えた。
内容は、いまさら紹介する必要もない、一目瞭然のアルメニア作品集。
ヴァイオリンとチェロとピアノが、自由に編成を変えて1曲1曲思い入れたっぷりに聴かせてくれる。
・・・そうか、これまでアルメニア音楽といえば大音響で爆裂的なものばかり好んで聴いてきたから、こうした編成で聴くととても新鮮に感じたわけだ・・・。
まあ、おまけに店主は辺境異端クラシック・マニアだからその心を刺激しないわけがない。
・・・とはいうもののこのエスニックでロマンティックな世界はどんな人にもお奨め。
サロン風だから軽く聴いてもいいし、でも選曲も編曲もとても奥が深いので真剣に聴いてもいい。
というのも、ハチャトゥリアンの名曲を随所で挟み込んでそれを主役のように思わせながら、天国的に美しいコミタスの作品や、ババジャニアンの本格派ピアノ・トリオや、前衛手法と民族的素材をミックスさせた幻想的なガスパロフの作品や、現代的でカッコいいマルディロシアンの作品など、実は「ハチャトゥリアン以外の作品」に比重がかけられている。
マニアックなふりをして、その実ポピュラーそうで、でもほんとのほんとは本格的なアルバムだったりする。
ちなみに「剣の舞」はハイフェッツの編曲とマルディロシアンの2種類が収録されている。
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<映像>

8/8(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
HAENSSLER
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HC 17013
(4CD)
\3400
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シトコヴェツキー/パッパーノ、リフシッツとの共演
「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ選集BOX」再登場
[CD1] 69'36"
・ヴァイオリン・ソナタ イ長調KV 305(293d)
・ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調KV 380(374f)
・ヴァイオリン・ソナタ ホ短調KV 304(300c)
・ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調KV 454
[CD2] 76'42"
・ヴァイオリン・ソナタ ト長調KV 301(293a)
・ヴァイオリン・ソナタ ニ長調KV 306(300l)
・ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調KV 376(374d)
・ヴァイオリン・ソナタ イ長調KV 526
[CD3)] 71'54"
・ヴァイオリン・ソナタ ハ長調KV 303(293c)
・ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調KV 377(374e)
・ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調KV 378(317d)
・ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調KV 481
[CD4] 75'49"
・ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調KV 302(293b)
・ヴァイオリン・ソナタ ト長調KV 379(373a)
・ヴァイオリン・ソナタ ハ長調KV 403(385c)
・ヴァイオリン・ソナタ ハ長調KV 296
・ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調KV 547 |
ドミトリー・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)
[CD1]
アントニオ・パッパーノ(ピアノ)
[CD2-4]
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ) |
パッパーノ、リフシッツとの共演!!シトコヴェツキーのモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ選集がさらにお求め安くなり再登場!!
セッション録音:[CD1]2006年2月5日、6日/サフォーク・ポットンホール(イギリス)/293’00
[CD2]2007年7月5-7日/ハイデルベルク、トンスタジオ・ヴァン・ゲースト
/ ザントハウゼン、クララ・ヴィーク・オーディトリアム
[CD3]2008年2月8-10日/ハイデルベルク、トンスタジオ・ヴァン・ゲースト
/ ザントハウゼン、クララ・ヴィーク・オーディトリアム
[CD4]2009年7月5-8日/ハイデルベルク、トンスタジオ・ヴァン・ゲースト
/ ザントハウゼン、クララ・ヴィーク・オーディトリアム
モーツァルト歿後25 年の2006 年にスタートした、シトコヴェツキーによるヴァイオリン・ソナタ選集BOX
がジャケット一新でさらにお求め安くなり再登場!
コレペティトール上がりの実力派指揮者パッパーノと、個性と知性のピアニスト、リフシッツとの共演という実に豪華な内容。
モーツァルトのヴァイオリン・ソナタは「ヴァイオリンつきのピアノ・ソナタ」ともよく云われるように、その意味で大家シトコヴェツキーとパッパーノ、リフシッツとの顔合わせはまことに的を射たキャスティングと言えましょう。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
PENTATONE
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PTC 5186248
(SACD HYBRID)
\2400
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クーベリックの名盤、ベートーヴェン交響曲第1&
4番
ベートーヴェン(1770-1827):
(1)交響曲第1番 ハ長調 Op.21
(2)交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
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ラファエル・クーベリック(指揮)
(1)ロンドン交響楽団
(2)イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 |
クーベリックの名盤、ベートーヴェン交響曲第1
& 4 番がPENTATONE のリマスタリング・シリーズからリリース!
録音:(1)1974年6月/ブレント・タウン・ホール(ロンドン)/I.9’13”+II.8’11”+III.4’02”+
IV.5’47”=27’13”、(2)1975年9月/ヘルクレスザール(ミュンヘン)/I.12’03”+II.9’56”+III.6’06”+IV.6’42”=34’47”
リマスタリング:ポリヒムニア・インターナショナル/マルチチャンネル、DSD、62’
00”、輸入盤・日本語帯付
SACD ハイブリッド盤。
チェコが生んだ巨匠ラファエル・クーベリック(1914-1996)が1971
年から75 年にかけて録音したベートーヴェンの交響曲全集。全9
作品を、それぞれオーケストラを変えて録音したユニークな企画としても有名な録音です。
当ディスクにはクーベリック60 代を迎えたときに録音したベートーヴェンの交響曲第1
番(ロンドン響/ 1974 年録音)と第4 番(イスラエル・フィル/
1975 年録音)を収録。PENTATONE のリマスタリング・シリーズからの注目のリリースです。
第1 番では瑞々しい響きを情感豊かに表現し、ロンドン響の力量を最大限引き出したエネルギッシュな演奏です(両端楽章の呈示部は反復実施しております)。
一方、イスラエル・フィルとの第4 番はとりわけ弦楽パートの美しさがあらわれた演奏。雄大に広がる豊かな響きが魅力です。両オーケストラの特色を導き出して演奏するクーベリックの確かな力量を再認識させられる名演です!
今回のリマスタリングもオランダのポリヒムニア・インターナショナル(1998
年にフィリップス・クラシックスの技術チームが独立して立ち上げた会社)が担当。オリジナル・マスターテープからの丁寧な復刻で見事なサウンドでよみがえりました。ヴァイオリン両翼型配置にも注目の立体的な演奏をお楽しみください。
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<メジャー・レーベル>
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SONY
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8898540406-2
(75CD)
\23000→\21990 |
ルドルフ・ゼルキン/
コンプリート・コロンビア・アルバム・コレクション
【CD1】
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15〜
フリッツ・ライナー(指揮)ピッツバーグ交響楽団
[録音]1946年2月2日、ピッツバーグ、シリア・モスク
【CD2】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番
嬰ハ短調 Op.27-2「月光」、
[録音]1941年9月3日&1942年4月30日、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール
2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番
ハ短調 Op.13「悲愴」、
[録音]1945年6月5日、ニューヨーク、コロンビア・スタジオ
【CD3】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調
Op.73「皇帝」〜
ブルーノ・ワルター(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音]1941年12月22日、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール
【CD4】
1) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番
イ長調 Op.47「クロイツェル」〜
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
[録音]1941年12月12日、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール
2) シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調
Op.44〜 ブッシュ四重奏団
[録音]1942年5月22日、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール
【CD5】
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調
Op.83〜
ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1945年3月15日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
【CD6】
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54〜
ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1946年1月21日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
【CD7】
1) ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 ニ長調
Op.70「幽霊」〜
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
ヘルマン・ブッシュ(チェロ)
[録音]1947年12月15日 & 1948年1月7日、マールボロ
2) ベートーヴェン:幻想曲 ト短調 Op.77
3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ長調
Op.78
4) メンデルスゾーン:無言歌 Op.62-1「5月のそよ風」
[録音]1947年12月1日、ニューヨーク、コロンビア・スタジオ
【CD8】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調
Op.73「皇帝」〜
ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1950年11月19日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
【CD9】
1) J.S.バッハ:チェロ・ソナタ第3番 ト短調
BWV.1029
2) J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガ ニ短調
BWV.903a
3) J.S.バッハ:イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
〜 パブロ・カザルス(チェロ:1)、パウル・バウムガルトナー(ピアノ:1)
[録音]1950年6月1-11日、プラード、サン=ピエール教会
4) J.S.バッハ:カプリッチョ 変ロ長調「最愛の兄の旅立ちに寄せて」BWV
.992
[録音]1957年4月5日、プエルトリコ大学
5) J.S.バッハ:トッカータ ホ短調 BWV.914
[録音]1942年5月1日、ニューヨーク、リーダークランツ・ホール
【CD10】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調
K.466
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1946年1月21日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調
K.482
〜 パブロ・カザルス(指揮)ペルピニャン音楽祭管弦楽団
[録音]1951年7月26日、ペルピニャン市劇場
【CD11】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番
嬰ハ短調 Op.27-2「月光」
[録音]1951年5月28-30日、バーモント州、ブラトルボロ
2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番
変ホ長調Op.81a「告別」
[録音]1951年5月1日 & 1951年5月28-30日、バーモント州、ブラトルボロ
3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番
ヘ短調 Op.57「熱情」
[録音]1947年7月24 & 29日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD12】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番
ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
[録音]1952年9月8-10日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番
ホ長調 Op.109
[録音]1952年7月22日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD13】 1) シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番
変ホ長調 Op.100 D.929
2) ブラームス:ピアノ三重奏曲 ハ長調 Op.87
〜 アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
ヘルマン・ブッシュ(チェロ)
[録音]1951年10月10-11日 、バーモント州、ブラトルボロ
【CD14】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調
Op.37
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1953年3月22日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
【CD15】
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15
〜 ジョージ・セル(指揮) クリーヴランド管弦楽団
[録音]1952年11月30日、クリーヴランド、セヴェランスホール
【CD16】
1) モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲
変ホ長調 K.452
2) ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲
変ホ長調 Op.16
〜 アンソニー・ギグリオッティ(クラリネット)、ジョン・デ・ランシー(オーボエ)、
メイソン・ジョーンズ(ホルン)、ソル・シェーンバッハ(ファゴット)
[録音]1953年9月22日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD17】
1) ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調
Op.5-1
2) ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番ニ長調
Op.102-2
〜 パブロ・カザルス(チェロ)
[録音]1953年5月17, 19, 20日、プラード音楽祭
【CD18】
1) ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調
Op.5-2
2) ベートーヴェン:『魔笛』の主題による7つの変奏曲変ホ長調
WoO.46
3) ベートーヴェン:『魔笛』の主題による12の変奏曲ヘ長調
Op.66
4) ベートーヴェン:ヘンデルの『マカベウスのユダ』の主題による変奏曲
WoO.45
〜 パブロ・カザルス(チェロ)
[録音]1951年7-8月、ペルピニャン
【CD19】
1) ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調
Op.69
2) ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調
Op.102-1
〜 パブロ・カザルス(チェロ)
[録音]1953年5月18, 19,
20日、プラード音楽祭
【CD20】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調
Op.15
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1954年2月14日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
【CD21】
1) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調
Op.58
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1955年3月11日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
2) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調
Op.19
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1954年2月14日 & 1955年4月24日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
【CD22】
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1956年3月11日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
【CD23】
1) シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1956年3月11日 & 12月19日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
2) R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調 Op.11
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1955年3月11日、フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック
【CD24】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調
K.467
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1955年11月8日 & 12月19日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調
K.595
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1955年11月11日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD25】
1) シューベルト:楽興の時 D.780 Op.94
[録音]1952年12月8日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
2) シューベルト:ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調
D.840
[録音]1955年3月23, 24日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD26】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調
K.453
〜 ジョージ・セル(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1955年11月20, 21日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番 ハ長調
K.503
〜 ジョージ・セル(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1955年11月20, 21日 & 1953年4月16日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ、クリーヴランド、セヴェランスホール
【CD27】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調
K.271「ジュノーム」
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調
K.414
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団
[録音]1956年8月29, 30日、マールボロ
【CD28】
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲 Op.120
[録音]1957年9月3-5日、マールボロ
【CD29】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調
K.488
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第16番 ニ長調
K.451
3) モーツァルト:ピアノと管弦楽のためのロンド
ニ長調 K.382
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1955年11月9, 10, 14日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD30】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調
K.466
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第11番 ヘ長調
K.413
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団
[録音]1957年8月27, 28日、マールボロ
【CD31】
1) メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番 ト短調
Op.25
2) メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第2番 ニ短調
Op.40
〜 ユージン・オーマンディ(指揮) フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1957年12月19日, 1959年11月8日、フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
【CD32】
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1960年3月4日、フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
【CD33】
レーガー:ピアノ協奏曲 ヘ短調 Op.114
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1959年3月30日、フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
【CD34】
1) ブラームス:ホルン三重奏曲 変ホ長調 Op.40
〜 マイロン・ブルーム(ホルン) マイケル・ツリー(ヴァイオリン)
[録音]1960年8月22-24日、マールボロ
2) シューベルト: 流れにて Op. 119, D. 943
〜 ベニータ・ヴァレンテ(ソプラノ) マイロン・ブルーム(ホルン)
[録音]1960年8月22-24日、マールボロ
【CD35】
1) ブラームス:愛の歌 Op.52
〜 ベニータ・ヴァレンテ(ソプラノ)、マーリーナ・クレインマン(アルト)、
ウェイン・コナー(テノール)、マルシアル・サンゲール(バス)
[録音]1960年8月19, 22日、マールボロ
2) シューベルト:岩の上の羊飼い D.965
〜 ベニータ・ヴァレンテ(ソプラノ) ハロルド・ライト(クラリネット)
[録音]1960年8月16、17、22日、マールボロ
【CD36】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調
Op.73「皇帝」
〜 レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音]1962年5月1日、マンハッタン・センター
【CD37】
1) バルトーク:ピアノ協奏曲第1番
〜 ジョージ・セル(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1962年4月20-21日、クリーヴランド、セヴェランスホール
2) プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第4番 変ロ長調Op.53
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1958年3月30日、フィラデルフィア、ブロードウッド・ホテル
【CD38】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調
Op.27-2「月光」
2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調
Op.13「悲愴」
3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調
Op.57「熱情」
4) メンデルスゾーン:無言歌「5月のそよ風」Op.62-1
5) メンデルスゾーン:無言歌「紡ぎ歌」Op.67-4
[録音]1962年12月8-15日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD39】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番 ヘ長調
K.459
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ニ短調
K.466
〜 ジョージ・セル(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1961年4月26-28日、クリーヴランド、セヴェランスホール
【CD40】
ベートーヴェン:三重協奏曲 ハ長調 Op.56
〜 ハイメ・ラレード(ヴァイオリン)、レスリー・パーナス(チェロ)、
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団
[録音]1962年5月23日、マールボロ
【CD41】
1) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調
Op.37
〜 レナード・バーンスタイン(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック
[録音]1962年1月20日、マンハッタン・センター
2) ベートーヴェン:合唱幻想曲 Op.80
[録音]1962年5月1日、マンハッタン・センター
【CD42】
1) ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
2) シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44
〜 ブダペスト弦楽四重奏団
[録音]1963年9月8-11日、ギルフォード
【CD43】
1) シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
2) シューマン:序奏とアレグロ・アパッショナート
ト長調 Op.92
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1964年3月17日、フィラデルフィア、タウンホール
【CD44】
1) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調
Op.58
〜 アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮) NBC交響楽団
[録音]1944年11月26日、ニューヨーク、NBCスタジオ8-H
2) シューベルト:万霊節の日のための連祷 D.
343
3) ヘンデル:『エジプトのイスラエル人』より「ああ感謝せん」
〜 フルダ・ラシャンスカ(ソプラノ)、ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)、エマヌエル・フォイアマン(チェロ)
[録音]1939年1月14日、ニューヨーク、RCA第2スタジオ
【CD45】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調
Op.58
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1962年1月28日、フィラデルフィア、タウンホール
【CD46】
1) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調
Op.15
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1965年1月14日 & 3月24日、フィラデルフィア、タウンホール
2) ベートーヴェン:11のバガテル Op.119
[録音]1966年2月16, 18日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD47】
1) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調
Op.19〜
ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1965年1月13日、フィラデルフィア、タウンホール
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595〜
ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団[録音]1962年1月28日、フィラデルフィア、タウンホール
【CD48】
1) J.S.バッハ:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調
BWV.1063〜
アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団[録音]1964年7月7日、マールボロ
2) J.S.バッハ:3台のピアノ協奏曲第2番 ハ長調
BWV.1064〜
ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)、ピーター・ゼルキン(ピアノ)、
アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団[録音]1964年7月13日、マールボロ
3) モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲
変ホ長調 K.365〜
ピーター・ゼルキン(ピアノ) アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団
[録音]1962年10月3日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD49】
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番 イ長調
D.959
[録音]1966年2月16, 18日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD50】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第14番 変ホ長調
K.449
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番 ト長調
K.453〜
アレクサンダー・シュナイダー(指揮)コロンビア交響楽団
[録音]1962年10月8, 9日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD51】
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1961年12月10日、フィラデルフィア、タウンホール
【CD52】
1) J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番
ヘ長調 BWV.1046
2) J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番
ト長調 BWV.1049
3) J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番
ニ長調 BWV.1050
〜 パブロ・カザルス(指揮) マールボロ祝祭管弦楽団
(ルドルフ・ゼルキンは第5番の鍵盤パートと第4番のコンティヌオをピアノで弾いています。)
[録音]1964年7月6-9, 11, 12日、マールボロ
【CD53】
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83
〜 ジョージ・セル(指揮)クリーヴランド管弦楽団
[録音]1966年1月20-21日、クリーヴランド、セヴェランスホール
【CD54】
シューベルト:ピアノ五重奏曲 イ長調 D.667『ます』
〜 ハイメ・ラレード(ヴァイオリン)、フィリップ・ネーゲル(ヴィオラ)、
レスリー・パーナス(チェロ)、ジュリアス・レヴァイン(コントラバス)
[録音]1967年8月15日、マールボロ
【CD55】
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15
〜 ジョージ・セル(指揮)クリーヴランド管弦楽団
[録音]1968年4月19-20日、クリーヴランド、セヴェランスホール
【CD56】
1) メンデルスゾーン:華麗なカプリッチョ ロ短調
Op.22
2) シューマン:序奏と協奏的アレグロ Op.134
3) R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調 Op.11
〜 ユージン・オーマンディ(指揮)フィラデルフィア管弦楽団
[録音]1967年4月4日(1)、1968年4月10日(2)、1966年2月3日(3)、フィラデルフィア、タウンホール
【CD57】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調
Op.106『ハンマークラヴィーア』
[録音]1969年12月8-10日、1970年12月14-15日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD58】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 イ長調
Op.101
2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調
Op.110
[録音]1970年10月14-15日(1)、1971年1月12日(2)、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD59】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調
K.414
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団
[録音]1962年10月4日、マールボロ
2) モーツァルト:ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調
K.502
〜 ハイメ・ラレード(ヴァイオリン)、マドリーヌ・ファーリー(チェロ)
[録音]1968年7月11-12日、マールボロ
【CD60】
1) レーガー:ヴァイオリン・ソナタ第9番 Op.139
〜 ピーナ・カルミレッリ(ヴァイオリン)、ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
[録音]1972年8月12日、マールボロ
2) レーガー:チェロ・ソナタ第4番 Op.116
〜 ミッシャ・シュナイダー(チェロ)、ピーター・ゼルキン(ピアノ)
[録音]1963年9月10日、マールボロ
【CD61】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調
Op.22
2) ベートーヴェン:幻想曲 ト短調 Op.77
3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第24番 嬰ヘ短調
Op.78
[録音]1970年10月14-15日(1)、1970年10月15日(2)、
1973年4月28日&6月18日(3)、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD62】
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調
D.960
[録音]1975年9月24-25日、マールボロ
【CD63】
1) J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番
ホ短調 BWV.1016,
2) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番
ト長調 Op.30-3
〜 アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
[録音]1943年4月27日、ワシントンD.C、アメリカ議会図書館
3) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番
ニ長調 Op.12
〜 アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
[録音]1951年10月12日、ブラトルボロ
【CD64】
1) シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第1番
イ短調 Op.105
2) シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番
ニ短調 Op.121
〜 アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
[録音]1946年12月10日(1)、1943年4月27日(2)、ワシントンD.C、アメリカ議会図書館
3) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番
ト長調 Op.96
〜 アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
[録音]1951年10月13日、ブラトルボロ
【CD65】
1) ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:49
2) モーツァルト:ピアノのためのロンド イ短調
K.511
3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番 変ホ長調
Op.81a『告別』
[録音]1977年12月14-15日、カーネギー・ホール
【CD66】
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調
D.960
[録音]1977年12月14-15日、カーネギー・ホール
【CD67】
1) ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ
Op.24
2) ブラームス:4つの小品 Op.119
[録音]1979年1月(1)、1979年5月25-26日(2)、ギルフォード
【CD68】
シューベルト:4つの即興曲 D.935
[録音]1979年1月、ギルフォード
【CD69】
1) レーガー:バッハの主題による変奏曲とフーガ
Op.81
[録音]1984年6月19-20日、トロイ・ミュージック・ホール
2) ハイドン:ピアノ・ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50
[録音]1985年4月14日、1985年10月4日、ギルフォード
3) J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
より アリア
4) J.S.バッハ:14のカノン BWV.1087
[録音]1976年7月23日、マールボロ
【CD70】
1) ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第4番 変ロ長調『街の歌』
〜 リチャード・ストルツマン(クラリネット)、アラン・ムニエ(チェロ)
[録音]1974年7月21日、マールボロ
2) ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲
変ホ長調 Op.16
〜 リチャード・ストルツマン(クラリネット)、ルドルフ・ヴルブスキー(オーボエ)、
アレクサンダー・ヘラー(ファゴット)、ロバート・ラッチ(ホルン)、
[録音]1974年8月14、18日、マールボロ
3) ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第11番ト長調
Op. 121a『カカドゥ変奏曲』
〜 堀米ゆず子(ヴァイオリン)、ピーター・ウィリー(チェロ)
[録音]1983年7月23日、マールボロ
【CD71】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番 ヘ短調
Op.2-1
2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第6番 ヘ長調
Op.10-2
3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番 変イ長調
Op.26
[録音]1970年10月7, 14,
15日(1-2)、1970年12月8日(2)、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD72】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第13番 変ホ長調
Op.27-1『幻想曲風ソナタ』
2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番 ト長調
Op.31-1
[録音]1970年12月7日(1)、1970年12月8日(2)、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調
Op.53『ワルトシュタイン』
[録音]1975年9月24-26日、ギルフォード
【CD73】
1) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調
Op.109
[録音]1976年6月8日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
2) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調
Op.110
[録音]1960年8月25-26日、マールボロ
3) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調
Op.111
[録音]1967年3月15-16日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
【CD74】
1) ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調
Op.58
〜 アレクサンダー・シュナイダー(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団
[録音]1974年7月7日、マールボロ
2) ベートーヴェン:合唱幻想曲 Op.80
〜 ピーター・ゼルキン(指揮)マールボロ祝祭管弦楽団&合唱団
[録音]1981年8月9日、マールボロ
【CD75】
1) ショパン:24の前奏曲 Op.28
2) メンデルスゾーン:前奏曲とフーガ Op.35-1
[録音]1976年6月7-8日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ |
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ) |
20世紀ピアノ演奏史に聳え立つ巨人、ルドルフ・ゼルキンがCBS〜ソニー・クラシカル(およびRCA)に残した、全録音を世界で初めて集大成。
■息子ピーターが全面協力。CD75枚に刻み込まれた巨匠の足跡20世紀を代表する巨匠ピアニストの一人、ルドルフ・ゼルキン(1903-1911)。協奏曲・ソロ・室内楽を包含する幅広いレパートリーを持つ卓越したピアニストとしてだけでなく、カーティス音楽院やマールボロ音楽祭での教育者として数多くのピアニストを育てた活動も合わせると、20世紀アメリカの音楽史に残されたその巨大な足跡にもかかわらず、不思議なことに(生誕100年の2003年に仏ソニークラシカルで発売されたアンソロジーは別として)その録音の全貌が振りかえられることがこれまでありませんでした。今回の75枚組はそうしたルドルフ・ゼルキンのピアノを敬愛する全音楽ファンの渇を癒すであろう決定盤で、ゼルキンが1941年から1985年まで44年にわたってコロンビア・レコード〜ソニー・クラシカルに残した全録音を初めて集大成した、文字通り記念碑的なセットといえるでしょう。発売に当たっては今年70歳を迎える息子ピーター・ゼルキンが全面的に協力し、別冊解説書に一文を寄せています。
■「同じ演奏は一つもない」〜再録音を繰り返した苦闘の歴史ルドルフ・ゼルキンのディスコグラフィの特徴は、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスを要にした独襖レパートリーがメインであることですが、生前本人が「演奏は2度と同じものはありません。だから一人のアーティストによる同じ曲の録音でも、複数のレコードが発売されていていいと思います」と語っている通り、同一曲の再録音が多いことがあげられるでしょう。まさにカラヤンのように、録音技術の進化に伴って同じレパートリーを繰り返し録音し直しており(たとえば当ボックスには、ブラームスのピアノ協奏曲第1番が4種類[46年ライナー、52年セル、61年オーマンディ、68年セル]、ベートーヴェンの「皇帝」は3種類[41年ワルター、50年オーマンディ、62年バーンスタイン]の録音が収められています)、そうした複数の録音を比較することで、常に作品を検討し直し、その本質に迫ろうとするゼルキンの姿を辿ることができるのも、このボックスならではの面白味といえるでしょう。
■最新リマスターでこれまで以上に鮮明に聴きとれる不滅のピアニズムリマスターについては、デジタル・リマスターが複数ある場合は最新のものが用いられていますが、45曲が今回のボックスのために新規に24ビット/96kHzでトランスファー/リミックス/リマスターされた音源です。そのうち13曲が世界初CD化、15曲が原盤保有会社からの正規CD化となります。中でも、これまであまり網羅的にCD化されてこなかったSP〜モノラル期のコロンビア録音が、市販のSP/LP盤からの音取りではなく、ソニー・ミュージック・アーカイヴに保管されているSPの金属原盤や状態の良いアナログ・マスターを使って復刻されるのは朗報で、SPや初期LP盤の硬い音が払拭され、30代〜40代の血気盛んなゼルキンの演奏の本質をよりはっきりと聴きとることが可能となりました。
■全75枚はほぼLPでの発売順に並べられ、オリジナルLP/CDのジャケット・デザインを使用した紙ジャケットに封入されています。基本的にはオリジナルLPのカップリングが踏襲されていますが、一部収録曲が加えられている場合があります。ジャケットのスキャンのクオリティの高さは、これまでのアルバム・コレクションのシリーズで証明済みですし、CDレーベルにも初出時のLPのレーベル・デザインが用いられており、雰囲気のある仕上がりとなっています。基本的に最新のリマスター音源が使用されていますが、新規リマスター分に関しては、ディスク音源、アナログ・テープ音源とも、定評あるアンドレアス・マイヤーとベルリンのb-sharpスタジオのマルティン・キストナーらが分担して最善を期しています。168ページのオールカラー別冊解説書には、息子ピーター・ゼルキンの一文のほか、ドイツのユルゲン・ケスティングが文章を寄せており、発売日、各ディスクのマトリックス番号など詳細な録音データを含むトラックリストがジャケット写真とともに掲載されているほか、作曲家ごとのディスコグラフィもあって検索に便利です。
各ディスクの収録概要
■DISC1〜30:血気盛んな30代〜40代の演奏を刻み込んだSP〜モノラル録音
1941年9月3日に録音されたベートーヴェンの「月光」ソナタ(録音の完成は翌年4月)、12月のアドルフ・ブッシュとのベートーヴェン「クロイツェル」、ワルター指揮ニューヨーク・フィルとの共演になる「皇帝」をもってゼルキンのコロンビアへの録音が開始されました。協奏曲ではオーマンディ指揮フィラデルフィア管とベートーヴェン全曲、シューマン(2種)、ブラームスの第2番、ライナー指揮ピッツバーグ響とブラームス第1番、セル指揮クリーヴランド管とブラームス第1番を録音し、さらにセル、オーマンディ、シュナイダー、カザルスと多士済々の指揮者との共演になるモーツァルトの協奏曲の録音がスタートしています。室内楽ではアドルフ・ブッシュ、ブッシュ四重奏団、フィラデルフィア木管五重奏団との共演が記録され、中でもカザルスとのベートーヴェンのチェロ作品全曲録音はモノラル期の偉業の一つでした。ソロではやはりベートーヴェンのソナタ(第8番・第14番・第21番・第23番・第26番・第30番)が目立ちます。
■DISC31〜56:ステレオ録音の開始と充実した1960年代の名演
協奏曲ではメンデルスゾーン(第1番・第2番・華麗なるカプリッチョ)、レーガー、バルトーク(第1番)、プロコフィエフ(第4番)が新しくレパートリーに加わり、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマン、ブラームスでは再録音(しかもブラームスはステレオでも2回ずつ録音)が続きます。1951年に創設されたマールボロ音楽祭での成果では、カザルスとのブランデンブルク協奏曲第5番(時代錯誤といわれようが圧倒的に雄弁な第1楽章のカデンツァが聴きもの)、ホルショフスキや息子ピーターと共演したバッハとモーツァルトの複協奏曲、シューベルト「ます」、ブラームス「愛の歌」やホルン三重奏曲などが生み出されています。ヨーロッパ時代から共演を重ねてきた盟友ブダペスト四重奏団とはブラームスとシューマンのピアノ五重奏曲の名演が残されています。ソロではシューベルトの遺作のうち第20番D.959の歴史的名盤が光っています。ブッシュ直伝のレーガー作品では、上述の大作ピアノ協奏曲のほか、1973年の作曲者生誕100年を記念して発売されたピーナ・カルミレッリとの共演になるヴァイオリン・ソナタ(初CD化/日本未発売、カップリングはミッシャ・シュナイダー&ピーター・ゼルキンによるチェロ・ソナタ)が含まれています。またモノラル録音ながら、ゼルキン唯一のRCA発売音源として、トスカニーニ/NBC響との1944年のベートーヴェン第4番のほか、ソプラノのフルダ・ラシャンスカの伴奏でミッシャ・エルマン、エマニュエル・フォイアマンと共演したシューベルトの歌曲「万霊節の日のための連祷」と
ヘンデル『エジプトのイスラエル人』のアリア(1939年のSP録音)という貴重な録音が収録されています(DISC44)。
■DISC57〜69:圧倒的な深まりを見せる傑作ぞろいの1970年代のソロ録音
1970年代に入ると、協奏曲録音は途絶え、ソロの比重が高まります。ライフワークのベートーヴェンのソナタでは、ベートーヴェンの生誕200年となった1970年から73年にかけて大作「ハンマークラヴィーア」の歴史的名演のほか第11番・第24番・第28番・第31番が録音されています。1975年にはシューベルト最後のソナタ第21番変ロ長調D.960が録音されました。このシューベルトの変ロ長調ソナタは、2年後の1977年、75歳を記念するカーネギー・ホールのリサイタルでも取り上げられ、全米にTV中継されたその演奏会の全貌は、ゼルキンとしては珍しくライヴ盤として発売されました。マールボロの自宅で収録されたブラームスの間奏曲とヘンデル変奏曲、シューベルトの即興曲集に聴く音楽の深まりは圧倒的。コロンビアでの録音活動の掉尾を飾るのは、1984/85年に録音され、ゼルキンにとってコロンビアでの唯一のデジタル録音となったレーガーのバッハ変奏曲とハイドンのソナタ第50番でした。なおDISC63とDISC64のアドルフ・ブッシュとの共演はワシントンの国会図書館ホールでのリサイタルの放送用ライヴ録音から1975年にOdysseyレーベルで初めて発売されたものです。録音時期としては古いものですが発売が1975年ということでここに含まれています。
■DISC70〜75:ゼルキン没後に発売されたさまざまな音源
人一倍自らの演奏についての判断に厳しかったゼルキンゆえに、いったん彼が録音を完成させながらも発売を見送った演奏が残されていました。1994年にCD3枚組で発売されたベートーヴェンの9曲のソナタはその最も重要な存在で、息子ピーターの全面的賛同を得て発売されました。2005年に初発売されたゼルキン唯一のショパン録音となった「24の前奏曲」、メンデルスゾーンの「前奏曲とフーガ」も同様で、さらにマールボロ音楽祭でのライヴ録音からは、毎年音楽祭最終日に演奏されるベートーヴェンの「合唱幻想曲」(息子ピーター指揮)のほか、室内楽(ストツルマンや堀米ゆず子との共演)、協奏曲(シュナイダー指揮のベートーヴェン第4番)なども音楽祭の創立40周年・50周年を記念して日の目を見た音源です。
■ピーター・ゼルキン、父ルドルフを語る(2017年)
父がコロンビアに録音していた時期は、1947年に生まれた私がちょうど大きくなっていった時期と重なっているのです。
彼はヨーロッパではHMVにSPでの録音を行ない、いくつかの素晴らしい録音を残しています。ソロもいくつかありますが、その大部分は私の祖父でもあるアドルフ・ブッシュとの二重奏、三重奏、四重奏などの室内楽です。これらの多くは感興豊かで素晴らしい演奏揃いです。コロンビアへの録音は1940年代から始まるのですが、私は、父の友人で後にコロンビアの社長にもなったゴッダード・リーバーソンが、SPにつきものの5分おきの中断なしに1曲全部ないしは複数の楽章を聴き通せるLP(=長時間)レコードについて、熱弁をふるっていたのを今でも覚えています。
父がコロンビアに残した最初期の録音はとても好きです。私はこれらを聴きながら大きくなったようなものだからです。フリッツ・ライナー指揮ピッツバーグ交響楽団とのブラームスの第1番、ブルーノ・ワルター指揮ニューヨーク・フィルハーモニックとのベートーヴェン「皇帝」、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第21番「ワルトシュタイン」、第26番「告別」、第30番などですね。私が大きくなるにつれ、レコードも増えてきました。自宅で父がこれらの作品を練習し、演奏会で弾くのを聴いているうちに、しばらくしてレコードになったのです。ある日父にお昼ができたことを告げに行くと、ちょうどシュトラウスの「ブルレスケ」の最後の部分で、私が部屋に入るとちょうど最後のページ、弦楽器によるピッチカートの部分でした。そして父は曲の最後のティンパニの低いDの音を私に任せてくれたのです。これはとても楽しかった!レコードではオーマンディ指揮フィラデルフィア管との共演でしたが、シューマンのピアノ協奏曲とのカップリングで、ボウルに盛られたオレンジの絵がジャケットに使われていました。1950年代〜60年代の父のレコードの多くはたくさんの方に愛されていましたし、今でも大切に聴き継がれています。私もそのことを多くの方々から直接聞きました。オーマンディとのベートーヴェン、ブラームス、メンデルスゾーンなどの協奏曲は、今耳にしてもとても美しい演奏です。「サーシャ」(アレクサンダーの愛称)・シュナイダーが指揮するマールボロ音楽祭のオーケストラと音楽祭のダイニング・ホールで録音したモーツァルトのピアノ協奏曲もそうです。マールボロ音楽祭の黎明期、そこでの音楽作りは実に新鮮なものでした。
オーマンディ指揮フィラデルフィア管とのプロコフィエフの第4番、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管とのバルトークの第1番の録音では、私が譜めくりをしました。それだけでなくピアノでオーケストラ・パートを弾いて父の練習に付き合ったのです。これらのコロンビアへの録音からは、父の演奏の高いクオリティを聴きとることが出来ます。父はよくこう言っていたことを思い出しますーーある曲を徹底的に学び、真面目に練習を重ねた後、実際に演奏会で弾く時には、全てを忘れてしまうんだ、と。音楽に情熱的に取り組んだ父は作品や作曲者についてあらゆることを調べていました。ここには演奏家としてのエゴは微塵もなかったのですが、出来上がった演奏は無個性どころか、父らしいエネルギーと特徴に溢れたものでした。これらの録音でお聴きになれるのは、直接的で、推進力に富み、ダイナミックで集中力に溢れ、革新的で迷いのない演奏のお手本ばかりです。様式感を備えつつも作品をあるがままに、命を吹き込んで聴き手に届ける演奏です。
父の録音がこうして一つのボックスにまとめられ、再び世に出ることは何とありがたいことか。何度聴いても聴き飽きることなく、楽しむことが出来る演奏ばかりなのです。(ピーター・アドルフ・ゼルキン)[ライナーノーツに掲載された文章からの翻訳です。]
■初回生産限定盤 75CD
■仕様:
・各CDはアメリカ盤初出オリジナルLPのデザインによる紙ジャケットに収納
・詳細な録音データを含むトラックリスト、ディスコグラフィ、未発表写真を掲載したオールカラー全168ページのハードカヴァー別冊解説書付き
・収納用クラムシェル・ボックス
サイズ: 横 23.7cm x 縦 13.7 cm x 高さ
13.5 cm
重量:4.3キロ
・収録時間:63時間18分50秒 |
<国内盤>

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