≪第93号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その9 2017/8/22〜
8/25(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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PENTATONE
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PTC 5186625
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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シュタインバッハー、ブリテンとヒンデミット!
指揮はユロフスキ!
(1)ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
ヴァイオリン協奏曲 Op.15
(2)パウル・ヒンデミット(1895-1963):
ヴァイオリン協奏曲
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アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
ベルリン放送交響楽団 |
注目盤。ユロフスキと共演!!シュタインバッハーがブリテンとヒンデミットのヴァイオリン協奏曲を録音!
ヴァイオリン;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与)
セッション録音:2017年4月/ベルリン放送局本館【ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)】/DSD、5.0
Surround sound、マルチチャンネル、65’47”、輸入盤・日本語帯付
(1)I.10’17” +II.9’12”+III.15’23”=34’52”、(2)I.9’56”+II.10’03”+III.10’44”=30’43”
SACD ハイブリッド盤。
目覚ましき活躍のヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。当アルバムではユロフスキ率いるベルリン放送交響楽団とブリテン&ヒンデミットのヴァイオリン協奏曲を収録しました!
20世紀イギリスの最大の作曲家ブリテン。ヴァイオリン協奏曲は1939年ケベック州サン・ジョヴィットで書き上げられ、翌40年3月にアントニオ・ブローサ独奏、バルビローリ指揮ニューヨーク・フィルハーモニックで初演されました。
なお、1958 年に一部改訂され、ブロニスワフ・ギンペル独奏、ビーチャム指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団により演奏されました。美しさと力強さを兼ね備えた高音域に及ぶ独奏ヴァイオリンが実に印象的です。超絶技巧の持ち主でもあるシュタインバッハーらしく実に堂々たる演奏を披露しております。
一方、ヒンデミットは作曲者としてだけでなくヴァイオリニスト、ヴィオリストとして活動していた関係から弦楽器の作品を多く残しました。1934
年、ナチスにより無調的作風など、その現代的傾向の音楽が腐敗した芸術であるとされ圧迫をうけたために翌35
年に休職、38 年にスイスに移り、大戦を避けて40-47
年にはアメリカに移り住みました。
ヴァイオリン協奏曲は指揮者メンゲルベルクの委嘱作品で初演は1940
年、メンゲルベルク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヴァイオリン独奏はコンサートマスターのフェルディナント・ヘルマンでした。
シュタインバッハーは持ち味である豊かな表現で歌い上げます。ユロフスキの絶妙な好サポートのもとシュタインバッハーの“今”
を知れる大注目盤のリリースです!
写真だとちょっときつい感じに写るアラベラ・美歩だが、実際はもっとキュートで「優雅な天使」という感じ。そしてCD屋がいうのもなんだが、実演のほうが鮮やかで華がある。そういう意味では前のORFEOレーベルよりも最近のPENTATONEのアルバムのほうがよりアラベラ・美歩の魅力をよりリアルに感じさせてくれる。
当然のことながら大ヒットしてます
アラベラ・美歩・シュタインバッハー
★メンデルスゾーン&チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲
★ヴァイオリン名曲集 |
PTC 5186504
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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シュタインバッハー
メンデルスゾーン&チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲!!!
しかもデュトワ&スイス・ロマンド管の好サポート
デュトワ&スイス・ロマンド管の好サポート
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調
Op.64
(2)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
Op.35 |
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)
シャルル・デュトワ(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団 |
大注目盤!!!シュタインバッハーがついにメン・チャイを録音!!!デュトワ&スイス・ロマンド管の好サポートによる万全の録音!
ヴァイオリン;1716年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与)
セッション録音:2014 年9 月22-24 日/ヴィクトリア・ホール(ジュネーヴ)/68’14”/68’14”、輸入盤・日本語解説付
SACD ハイブリッド盤。
近年、目覚ましき活躍の麗しきヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハー。またしても超ド級のアルバムが登場です。それは、不朽の名作メンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲です!シュタインバッハーはヴァイオリニストにとっての勝負アルバムをシャルル・デュトワ指揮、スイス・ロマンド管という好サポートのもと満を持して録音しました。この2
篇は実演にて何度も披露してきただけにファンならずとも期待せずにはいられない大注目盤と言えましょう。
一貫して落ち着いたテンポで一音一音雄弁に歌い上げます。カデンツァでは美しさと力強さを兼ね備え、近年の充実ぶりをうかがえる仕上がりと言えます。第2
楽章では女王の風格を感じる語り口で、一度聴いたら忘れがたき熱演です。第3
楽章はオーケストラとの対話も見事でデュトワとの相性のよさもさることながら、歯切れのよいメロディが立体的に聴こえる快演です!
一方、チャイコフスキーは2009 年12 月、NHK
交響楽団の定期演奏会に登場し、指揮はデュトワでした。メンデルスゾーン同様、朗々と歌い上げ毅然たるチャイコフスキーを聴かせてくれます。テンポのコントロールや豊かな音楽表情など、現在のシュタインバッハーの成熟した演奏を堪能できる名演です。
もちろん、今回もPentatone の技術チームによる高音質録音です。
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PTC 5186536
(SACD HYBRID)
\2700 →\2490
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アラベラ・美歩・シュタインバッハー、ヴァイオリン名曲集をリリース!
(1)ワックスマン:カルメン幻想曲(11’41”)
(2)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン Op.20(9’01”)
(3)ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり(14’40”)
(4)サン=サーンス:ハバネラ Op.83(11’06”)
(5)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
Op.28(9’51”)
(6)マスネ:タイスの瞑想曲(5’57”)
(7)ラヴェル:ツィガーヌ(10’52”) |
アラベラ・美歩・シュタインバッハー
(ヴァイオリン)
ローレンス・フォスター(指揮)
モンテ・カルロ・
フィルハーモニー管弦楽団 |
大注目盤。麗しのシュタインバッハーがツィゴイネルワイゼン、カルメン幻想曲、ツィガーヌなどのヴァイオリン名曲集をリリース!!
ヴァイオリン;1716 年ストラディヴァリウス「ブース」(日本音楽財団貸与)
セッション録音:2014 年10 月/レーニエ3
世オーディトリアム(モンテ・カルロ)/DSD、マルチチャンネル、73’
37”
SACD ハイブリッド盤。
世界的ヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッハーが、ローレンス・フォスター率いるモンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団とヴァイオリン名曲集を録音しました!
曲目はツィゴイネルワイゼン、カルメン幻想曲(ワックスマン)、序奏とロンド・カプリチオーソ、ハバネラ、タイスの瞑想曲、揚げひばり、そしてツィガーヌという超ド級の名曲が並びます。
ワックスマンはドイツ出身のアメリカ合衆国の作曲家で、ヤッシャ・ハイフェッツに献呈したこのカルメン幻想曲は彼の代表作です。オペラの第1
幕の前奏曲から取られた非常に華やかな「行進曲」ではじまり、その直後ソロ・ヴァイオリンが超絶的なアルペッジョで登場。そののち「ハバネラ」、「カルタの歌」、「アラゴネーズ」、「ジプシーの歌」などのカルメンで登場する煌びやかな旋律が続きます。シュタインバッハーはまるでオペラ歌手のように朗々と歌い上げております。
ツィゴイネルワイゼンやツィガーヌも圧巻です。左手による連続するピツィカートやフラジオレットも非常に優雅に奏しております。テクニックだけではなく、歌心にあふれた演奏が魅力のシュタインバッハー。揚げひばりやタイスの瞑想曲で聞かせる美しい演奏から近年の充実ぶりをうかがい知ることができます。
1853 年設立という長い歴史をもつモナコ公国のモンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団はパレー、マルケヴィッチ、マタチッチ、ヤノフスキ、クライツベルクなど、これまで名だたる指揮者が芸術監督を務めてきました。
当録音での指揮者ローレンス・フォスターも1980
年から10 年間芸術監督をつとめた一人で、現在も続く信頼関係からオーケストラの歌わせ方を熟知しており、確かなテクニックと豊かな表現力を持ち合わせたシュタインバッハーとエキサイティングな演奏を披露しております。
ペンタトーン・レーベルの高音質録音により味わい深く堪能することができるのも魅力と言えましょう。

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NIFC
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シモン・ネーリングがエラールで奏でるショパン!
ショパン:
4つのマズルカ Op.33/練習曲第19番嬰ハ短調
Op.25-7/
夜想曲第12番ト長調 Op.37-2/舟歌嬰へ長調
Op.60/
バラード第1番ト短調 Op.23/
ワルツ第2番変イ長調 Op.34-1《華麗なる円舞曲》/
夜想曲第10番変イ長調 Op.32-2/幻想曲ヘ短調
Op.49 |
シモン・ネーリング
(ピリオド・ピアノ/
エラール1858年製) |
ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール優勝!シモン・ネーリングがエラールで奏でるショパン!
☆第17回ショパン・コンクール、唯一のポーランド人ファイナリスト、シモン・ネーリング!
☆第15回ルービンシュタイン・コンクールを制覇し、勢いに乗る逸材がピリオド・ピアノでショパンを初録音!
2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでポーランド人唯一のファイナル出場、聴衆賞受賞を果たし、2017年4月〜5月に開催された第15回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールでは見事優勝を飾ったポーランド・ピアノ界のニュースター、シモン・ネーリング。
アックスやオピッツ、ガブリリュク、トリフォノフといった世界的名手たちを輩出してきたルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールを制覇しますます勢いに乗るネーリングが、ショパン・インスティテュート(NIFC)が所有するピリオド・ピアノの1つ、1858年製のエラールでショパンをレコーディング!
さらなる進化を遂げたネーリングの煌めくピアニズムとセンス、歴史的銘器の音色が紡ぐショパンは、ポーランドの巨匠たちの系譜に連なる逸材の登場を確信させてくれる快演です。
※録音:2016年10月24日−27日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)

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クシシュトフ・ヤブウォンスキ/
前回のスタインウェイに続いて、今回は1849年製エラール
ショパンの"24の練習曲"
ショパン:
12の練習曲 Op.10
12の練習曲 Op.25 |
クシシュトフ・ヤブウォンスキ
(ピリオド・ピアノ/エラール1849年製) |
ポーランドの名匠クシシュトフ・ヤブウォンスキ。1849年製エラールでのショパンの"24の練習曲"!
去る2月に行われた来日公演で多くの聴衆を魅了したポーランドの名匠クシシュトフ・ヤブウォンスキ。1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞を果たし、現在はワルシャワのショパン音楽大学で教鞭を執り、ショパン国際ピアノ・コンクールの審査員を務めるなど、名実ともにポーランドを代表するピアニストの1人であるヤブウォンスキが、2015年録音のスタインウェイでの「24の練習曲」(NIFCD
215)に続き、今回、早くもピリオド・ピアノで「24の練習曲」の録音!
ワルシャワのショパン・インスティテュート(NIFC)の歴史的銘器の1つである1849年製のエラールでヤブウォンスキが奏でてゆくショパンのエチュード。ポーランドが世界に誇るショパン演奏の権威の解釈と、ショパンの時代に製作されたピリオド・ピアノの音色との絶妙なブレンド感は特筆ものです。
※録音:2016年4月4日−7日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)

好き勝手なことを書いたこの記事がヤブウォンスキ本人の目に入ってしまった。
てっきり怒られるかと思ったら、ファンの方を通じて、ヤブウォンスキが「誰かがそういうふうに書いてくれることがうれしい、これまで名声には恵まれなくても音楽は高みを目指して頑張ってきたつもりだから、それを認めてもらえて本当にうれしい。」と言っていたと。(後日、本人からも直接聞いた)
びっくり。
でも、才能ある人が努力を続ければいつかは認めてもらえるということだと思う・・・
ということでその記事をもう一度どうぞ。
不遇な人だと思う。
クシシュトフ・ヤブウォンスキ。
1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞。それはものすごいことである。
しかしあのときのドキュメンタリーを見た人は思っているはずである。
ヤブウォンスキ、影薄いな、と。
あのときの入賞者の顔ぶれ。
第1位が圧倒的なカリスマ性で世界を制圧したスタニスラフ・ブーニン。
第2位が甘いマスクと繊細柔軟なピアニズムで女性ファンを虜にしたマルク・ラフォレ。
第4位がわれらが小山実稚恵。
そして第5位が第4回の悲惨なトラウマを克服した
ジャン=マルク・ルイサダ。

それぞれに強烈な個性を放ち、しかも技巧的にも相当な腕前を持った連中が集結したまれに見る激戦の年。
そこにあってヤブウォンスキ。
ツィマーマン以来となる地元ポーランド人上位入賞を果たしたにもかかわらず、そして男前であるにもかかわらず、さらに技巧的にも音楽的にもとても良いものを持っていたにもかかわらず、・・・あまり注目されなかった。
ヤブウォンスキ、なにか不遇なのである。
そしてその後も大ブレイクということもなく、地味に活動していた。
そんなとき、そのヤブウォンスキが、なんと天下の大メジャー・レーベルDECCAからデビューするというニュースが飛び込んできた!
おお、見ている人は見ている、これで一気に大ブレイクか!?
でもジャケットの写真の顔がどうもちょっと違う。

ん??
ヤブウォンスキじゃない。ヤブロンスキー。
ペーテル・ヤブロンスキー。
スウェーデンのピアニスト。違う人。
でもこのヤブロンスキーがなかなかの人で、あっというまに大人気ピアニストに登りつめる。
そうなると似た名前のヤブウォンスキは「ヤブロンスキーってもうひとりいたよね」的扱いになっていく。
ヤブウォンスキ、なにか不遇なのである。
その後もヤブウォンスキは大きなレーベルから派手に登場するということはなかった。
そんなヤブウォンスキが、本当に久々にCDの世界に登場した。
店主は最近の動向をよく知らなかったので、引退寸前かと思っていたのだが、とんでもない、あのショパン協会自主製作レーベルNIFCから、堂々の「エチュード」最新録音で降臨してきたのである。
いまさらながら説明しておくと、このレーベルでリリースされるアルバムは、ショパン演奏の頂点に立つものが残した頂点に立つ録音だけ。
ヤブウォンスキは1998年にBEARTONレーベルから一度「エチュード」を出していて(作品10は、1989年に日本で録音された日本クラウン盤というのもあった)、これは素朴で実直な演奏でとても好感の持てるものだった。
あれから17年・・・。
果たしてその長い年月は、彼をどう変えたのか。
結論から言うと、これがまあ、目の覚めるようなショパンだった。
音色は豊かで、フレーズはなんとも自然、そしてひとつひとつのパッセージは明確。
確信に満ちた技巧と豊穣な音楽性から来る、立派な、それは立派な「エチュード」。
ショパンを愛するものも、ショパンを学ぶものも、いやショパンを知らないものすら惹きつけてしまうであろう魅力的な演奏。
ヤブウォンスキ、だてに年を取っていなかった。
店主が知らなかっただけで、ヤブウォンスキ、この20年という歳月の間にじわじわ音楽性を高め、じりじり頂点ににじり寄っていたのである。
いいではないか、こういうピアニストが。
もう不遇とは呼ばない。
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スタインウェイによるショパン/練習曲 |
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スタインウェイの輝かしく硬質な音色
クシシュトフ・ヤブウォンスキのショパン
ショパン:12の練習曲Op.10/12の練習曲Op.25 |
クシシュトフ・ヤブウォンスキ(ピアノ) |
2017年2月来日予定!クシシュトフ・ヤブウォンスキのショパン!
クシシュトフ・ヤブウォンスキは、ポーランドに生まれカトヴィツェ音楽院ではアンジェイ・ヤシンスキに師事。1985年の第11回ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位入賞を果たし、その後もミラノ、モンツァ、ダブリン、ニューヨーク、カルガリーなど各国際コンクールで入賞。現在はワルシャワのフレデリック・ショパン音楽大学で教鞭をとり、ショパン・コンクールの審査員も務めるなど、ポーランドを代表するショパン弾きの一人として活躍するピアニスト。
たびたび来日公演も行っており、2017年2月にもリサイタル&アントニ・ヴィット指揮、新日本フィルとの共演を予定しているクシシュトフ・ヤブウォンスキ。ポーランドの巨匠がスタインウェイの輝かしく硬質な音色で魅せる、極上の練習曲集です。
※録音:2015年5月6日−8日、10日&6月9日、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
ここで何曲か聞けます。
http://www.kjpianist.com/chopin-etudes/
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フランスの名手フィリップ・ジュジアーノ!
ショパン:
ポロネーズ ト短調(WN.2)/ポロネーズ変ロ長調(WN.1)/
ポロネーズ変イ長調(WN.3)/ポロネーズ嬰ト短調(WN.5)/
ポロネーズ変ロ短調《別れ》(WN.10)/
ポロネーズ変ト長調(WN.35)/
ピアノ・ソナタ第1番ハ短調 Op.4/
モーツァルトの歌劇《ドン・ジョヴァンニ》の「お手をどうぞ」の
主題による変奏曲変ロ長調 Op.2 |
フィリップ・ジュジアーノ
(ピアノ/スタインウェイ) |
第13回ショパン国際コンクール最高位受賞!フランスの名手フィリップ・ジュジアーノ!
☆ 第13回ショパン国際コンクールで最高位を受賞したフィリップ・ジュジアーノがNIFC初登場!決して録音に恵まれているとは言えないだけにこの新録音は要注目です!
1990年の第12回ショパン国際ピアノ・コンクールに初出場で入賞を果たし、1995年の第13回大会では見事最高位を受賞したマルセイユ生まれのフランスの名ピニスト、フィリップ・ジュジアーノがNIFC初登場!
パリ国立音楽院でジャック・ルヴィエにピアノを師事し、ショパン・コンクールで成功を収めた後、フランスのショパン弾きとしての名声を確立したフィリップ・ジュジアーノ。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンへの出演など、近年日本での活躍も多いフランスの名手が、丁寧なアプローチ、粒立ちの揃った美しく煌めく高音を存分に聴かせてくれるショパンの新録音が登場です。
※録音:2016年6月14日−16日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)
若いときに比べると随分貫禄出てきた。
フィリップ・ジュジアーノってショパン・コンクールで最高位(第2位)取ったんだっけ・・・と思われる方も多いと思うが、1995年の第13回大会は、暴れん坊スルタノフがジュジアーノと同じく最高位(第2位)になるも不満を表明して授賞式をボイコットするなど話題を独占してしまったため、結果ジュジアーノの影が薄くなってしまった。
しかしそれだけの実力がある人、もちろんその後も活躍を続けMIRAREからショパン・アルバムを出した。しかしどういうわけか録音活動にはまったく熱心でなく、現時点では彼の録音を楽しめるまともなアルバムはない。
そのジュジアーノの録音をショパン協会NIFCが敢行。
彼の才能をもう一度世に知らしめるために。
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ディナーラ・クリントン!ショパンの"ピアノ・ソナタ第2番"
ショパン:
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35《葬送》/
舟歌嬰ヘ長調 Op.60/
3つの新しい練習曲 Dbop.36
〔第1番ヘ短調、第2番変イ長調、第3番変ニ長調〕/
ポロネーズ第4番ハ短調 Op.40-2/
夜想曲第6番ト短調 Op.15-3/
ポロネーズ第5番嬰ヘ短調 Op.44 |
ディナーラ・クリントン
(ピアノ/スタインウェイ) |
ウクライナの才女ディナーラ・クリントン!NIFC第1弾はショパンの"ピアノ・ソナタ第2番"!
☆ ヴィルサラーゼ門下、ウクライナ出身の才女ディナーラ・クリントンがNIFC初登場!
第17回ショパン国際ピアノ・コンクールを沸かせたショパンに乞うご期待!
2007年のブゾーニ国際ピアノ・コンクール、2013年のパデレフスキ国際ピアノ・コンクールなど多くの世界的ピアノ・コンクールで上位入賞を果たし、2015年の第17回ショパン国際ピアノ・コンクールでもそのスケールの大きな演奏で聴衆を沸かせたウクライナ生まれの才女ディナーラ・クリントン。
モスクワ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼにピアノを師事した後、イギリスへと渡り英国王立音楽大学で研鑽を積んだディナーラ・クリントンのNIFCでの初のショパン・レコーディングは、「ピアノ・ソナタ第2番」をメインとしたプログラム。
ロシアン・ピアニズムと西欧のスタイルの両方を備え持つディナーラ・クリントン・その演奏からは、本格的な飛躍の予感が漂います!
※録音:2016年8月12日−14日、ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)

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NIMBUS
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NI 5967
(CD-R)
\2400
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ウィーン国立音楽大学教授
ハンスゲオルグ・シュマイザー(フルート)
ハイドン&シュターミッツ:
2本のフルートとチェロのためのロンドン・トリオ集
ハイドン:
ロンドン・トリオ第1番
(ディヴェルティメント ハ長調 Hob.IV:1)
ロンドン・トリオ第2番
(ディヴェルティメント ト長調 Hob.IV:2)
ロンドン・トリオ第4番
(ディヴェルティメント ト長調 Hob.IV:4)
ロンドン・トリオ第3番
(ディヴェルティメント ト長調 Hob.IV:3)
シュターミッツ:三重奏曲 ト長調、三重奏曲
ト長調 |
ハンスゲオルグ・シュマイザー(フルート)
ヤン・オストリー(フルート)
オトマール・ミュラー(チェロ) |
シュマイザーが吹くハイドン!2本のフルートとチェロのための、「ロンドン・トリオ集」!
ウィーン・フォルクスオーパーのソロ・フルート奏者、ウィーン国立音楽大学の教授として活躍するオーストリア・フルート界の名手ハンスゲオルグ・シュマイザーのニューアルバム。
ハイドンがロンドンで活躍した時代に作られた、2本のフルートとチェロのための4つのディヴェルティメント(ロンドン・トリオ)に、同編成によるカール・シュターミッツ(1745−1801)のフルート三重奏曲2曲をカップリング。
※録音:2016年6月19日−21日、ワイアストン・レイズ(モンマス、イギリス)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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NIMBUS ALLIANCE
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NI 6347
(CD-R)
\2400
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エリザベス・ウォルフィッシュ
フィリドール:6つのパリ四重奏曲集《転調の技法》
シンフォニア第1番ト短調
シンフォニア第2番ヘ長調
シンフォニア第3番ト長調
シンフォニア第4番変ロ長調
シンフォニア第5番ハ長調
シンフォニア第6番ニ長調
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アルス・アンティクア
〔エリザベス・ウォルフィッシュ
(バロック・ヴァイオリン)、
レイチェル・エヴァンス(バロック・ヴァイオリン)、
アン・ブリッグス(バロック・フルート)、
ジェフリー・バージェス(バロック・オーボエ)、
マーク・クレイマー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
シェリル・アン・フルトン(バロック・ハープ)、
レオン・シェルヘイス(チェンバロ)〕 |
18世紀フランスで活躍し、チェス・プレイヤーとしても名を残した音楽家、フランソワ=アンドレ・ダニカン・フィリドール(1726−1795)。『転調の技法(L’art
de La modulation)』とのタイトルが付けられたフィリドールの「パリ四重奏曲集」を、エリザベス・ウォルフィッシュを始めとしたピリオド楽器のスペシャリストたちによるアメリカのアンサンブル
"アルス・アンティクア"が色彩豊かに描きます。
※録音:2016年3月1日−3日、ニューヨーク
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。 |
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NI 6348
(CD-R)
\2400
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チャイコフスキー、ムソルグスキー、ラフマニノフ
チャイコフスキー:ドゥムカ Op.59
ムソルグスキー:展覧会の絵
ラフマニノフ:コレッリの主題による変奏曲
Op.42 |
イリヤ・ヤクシェフ(ピアノ) |
イリヤ・ヤクシェフは、1981年サンクト・ペテルブルグに生まれ、リムスキー=コルサコフ音楽院を卒業後アメリカへ渡り、ニューヨークのマネス音楽院でウラディミール・フェルツマンに学んだピアニスト。マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団と共演したプロコフィエフのピアノ協奏曲が、サンフランシスコ・クロニクル紙による「2007年のクラシック音楽イベントTOP10」に選ばれるなど、特にチャイコフスキーやプロコフィエフなどロシアン・ピアニズムに定評のあるヤクシェフが、チャイコフスキー、ムソルグスキー、ラフマニノフのそれぞれ違った特徴を持つロシアのピアノ名曲を重厚に弾く。
※録音:2017年5月ペテルブルグ・レコーディング・スタジオ(サンクト・ペテルブルグ)
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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LYRITA(ITTER BROADCAST COLLECTION)
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REAM.1135
(CD-R)
\2500 →\2290
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ジョージ・ロイド:交響曲第6番&第7番
交響曲第6番〔BBC放送日:1980年12月31日〕
交響曲第7番 《プロゼルピーヌ》
〔BBC放送日:1974年9月5日〕
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エドワード・ダウンズ(指揮)
BBCノーザン交響楽団 |
「Itter Broadcast Collection」は、リリタ(Lyrita)の創設者リチャード・イッターが所有していたBBCの放送録音を収録したテープ、アセテート盤からの復刻によるシリーズ。
療養のため故郷のイギリスからスイス、そしてアメリカへと渡ったジョージ・ロイド(1913−1998)は、苦難の人生を送りながらも作品を書き続け、その生涯で12曲の交響曲を生み出している。
ここでは、BBCノーザン交響楽団(現BBCフィルハーモニック)の首席指揮者を務めていた名匠エドワード・ダウンズが振った交響曲第6番、ギリシャ神話の女神「プロゼルピーヌ(プロサーパイン)」の名が冠された交響曲第7番を収録。どちらも放送初演となったBBCの録音を優れた音質で復刻している。
※当タイトルは、高品質メディア(SONY DADC/Diamond
Silver Discs)を使用した、レーベル・オフィシャルのCD-R盤となります。
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<メジャー・レーベル>
<国内盤>
CHANNEL CLASSICS(国内仕様盤)
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RCCSSA 39217
(SACD HYBRID)
\3238+税
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グランディッシマ・グラヴィタ 〜
18世紀のヴァイオリン・ソナタ集
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ
イ長調 Op.2-2
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ イ短調
Op.2-5
ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
Op.2-5
ピゼンデル:ヴァイオリン・ソナタ ハ短調
ヴェラチーニ:
ヴァイオリン・ソナタ第12番ニ短調 Op.2-12
(アカデミック・ソナタ)
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン・ソナタ ハ短調《ピゼンデル氏のために》より
アダージョ 変ホ長調 |
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
ブレコン・バロック
〔アリソン・マギリヴリー(チェロ)、
ダニエレ・カミニティ(テオルボ)、
マルツィン・シヴィオントキエヴィチ
(チェンバロ)〕 |
天女レイチェル・ポッジャー国内仕様盤!麗しき18世紀のヴァイオリン・ソナタ集!
1997年から2002年にかけてイングリッシュ・コンサートのリーダーを務め、2006年には自身が主宰するブレコン・バロック・フェスティヴァルの芸術監督に就任。オランダのChannel
Classicsレーベルより数々の伝説的名盤を生み出し、2015年に英国王立音楽アカデミー(RAM)のバッハ賞を受賞(歴代10番目、女性としては初受賞)したバロック・ヴァイオリンの天女レイチェル・ポッジャー。
アルカンジェロ・コレッリの偉大な作品(とりわけOp.5のヴァイオリン・ソナタ集)に敬意を表し、そこからイマジネーションを探求していった18世紀の4人のヴァイオリニスト=コンポーザーたちによる「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」。それぞれがライバルや師弟など、互いに関係のあったヴィヴァルディ、タルティーニ、ヴェラチーニ、ピゼンデルのヴァイオリン・ソナタを、ポッジャーの麗しく艷やかなヴァイオリンで描きます。

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GLOSSA(国内仕様盤)
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OGCD 920417
(2CD/特別価格)
\4000+税
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テレマン:
無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア
TWV.40:26-37
ファンタジア第1番ハ短調/ファンタジア第2番ニ長調/
ファンタジア第3番ホ短調/ファンタジア第4番ヘ長調/
ファンタジア第5番変ロ長調/ファンタジア第6番ト長調/
ファンタジア第7番ト短調/ファンタジア第8番イ長調/
ファンタジア第9番ハ長調/ファンタジア第10番ホ長調/
ファンタジア第11番ニ短調/ファンタジア第12番変ホ長調/
《忠実な音楽の師》より ソナタ ニ長調
TWV.40:1 |
パオロ・パンドルフォ
(ヴィオラ・ダ・ガンバ) |
Glossaのテレマン没後250周年記念盤!鬼才パンドルフォが奏でる12のファンタジア!
☆ 2015年に発見された"ヴィオラ・ダ・ガンバ"のためのファンタジア!
☆ テレマンのアニヴァーサリー・イヤーに相応しいビッグ・リリース!
サティをテーマとしたインプロヴィゼーション・アルバム「カインド・オヴ・サティ」(GCD
P30416)では、ジャンルの垣根を取り払った印象的かつ刺激的な演奏を繰り広げてくれた古楽界の鬼才パオロ・パンドルフォ。
イタリアが誇るヴィオラ・ダ・ガンバの世界的ヴォルトゥオーゾが、テレマンの没後250周年記念として「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア(幻想曲)
TWV.40:26-37」をレコーディング!
1735年頃に作曲され、楽譜が出版されていたことは知られていたものの、楽譜が消失してしまい謎に包まれていたが、2015年の春、作曲から約280年という歳月を経て発見された「ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア」。ヴァイオリン、フルート(・トラヴェルソ)、チェンバロのための傑作群と同じく、急成長するハンブルクのアマチュア市場に耳を傾けたテレマンが作曲したヴィオラ・ダ・ガンバのための12のファンタジアの真髄にパンドルフォが迫ります
——!
プログラムの追尾を飾る1728年の傑作、「無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ
TWV.40:1」にも要注目!
※録音:2017年1月、サン=レミ教会(フラン=ワレ、ベルギー)

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ONYX(国内仕様盤)
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ジェームズ・エーネス、マンゼ&RLPOとの
「ベトコン」国内仕様盤!
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61、
ロマンス第1番ト長調 Op.40、
ロマンス第2番ヘ長調 Op.50
シューベルト:ロンド イ長調 D.438 |
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)
アンドルー・マンゼ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィル |
カナダの天才ジェームズ・エーネス、マンゼ&RLPOとの「ベトコン」国内仕様盤!
☆NHKで放送され話題殺到中! カナダの天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス!
☆「クロイツェル・ソナタ」に続くベートーヴェン・アルバムは、「ベトコン」が登場!
「地球上に存在する完璧なヴァイオリニストの1人」(英デイリー・テレグラフ紙)など圧倒的評価を受けているカナダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネス。2017年7月23日に放送されたNHK
Eテレ「クラシック音楽館」のドキュメンタリーに出演し、話題殺到中のエーネスの最新アルバム国内仕様盤を緊急発売いたします!
2017年3月に発売され高く評価されたベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ(ONYX
4170)」に続くエーネスのベートーヴェン・アルバムは、古典派〜ロマン派を中心に幅広いコンチェルト・レパートリーを持つエーネスにとって、意外にも初の録音となるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。2002年にサントリーホールで行われたパーヴォ・ヤルヴィ&N響との共演でも披露されたベートーヴェンの傑作コンチェルトを、アンドルー・マンゼ&ロイヤル・リヴァプール・フィルという完璧な布陣で贈ります。
☆エーネスNHK放送予定! 9月21日(木)NHK
BSプレミアム クラシック倶楽部 ジェームス・エーネス
名曲集

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<映像>
<LP>

8/24(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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HAENSSLER
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HC 16015
(3CD)
\4200
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アントン・ウルシュプルフ(1850-1907):ピアノ独奏曲全集
Disc 1(46’56”)
・5つの幻想的小品 Op.2
Disc 2(73’34”)
・ドイツ舞曲 Op.7
・変奏曲 Op.10
Disc 3(51’54”)
・5つの小品 Op.19
・カヴァティーナ Op.20-1
・アラベスク Op.20-2
・前奏曲 Op.22-1
・奇想曲 Op.22-2 |
アナ=マリヤ・マルコヴィナ(ピアノ) |
知られざるドイツの作曲家、ラフに師事したウルシュプルフのピアノ独奏曲全集!
録音:2016年7月、9月/バイエルン放送—シュトゥーディオ・フランケン/Disc
1 46’56”、Disc 2 73’34”、Disc 3 51’54”
クロアチア生まれのアナ=マリヤ・マルコヴィナが力を注いで演奏してきたアントン・ウルシュプルフのピアノ作品全集が2016
年の最新録音で登場します。
1850 年フランクフルトに生まれのウルシュプルフは、ラフ、リストなどに師事した作曲家、ピアニスト、教育者。ピアノ独奏曲をはじめ、室内楽、声楽、合唱曲、オペラなど様々な作品を残しましたが、今日演奏される機会には恵まれず、知る人ぞ知る作曲といえる存在になっておりました。
マルコヴィナはウルシュプルフの音楽性に惚れ込み、2016
年に再録音を行いました。ラフの系譜を受け継ぐウルシュプルフの作品には美しさと気品に満ちた旋律が印象的です。

まさかの交響曲全曲が聴けます。
https://youtu.be/q3PCt1CU5Fs
CDでは出てないかと。
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SUPRAPHON
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いま最も注目すべき四重奏団、パヴェル・ハースQ
新譜はドヴォルザークの2篇!
ドヴォルザーク(1841-1904):
(1)ピアノ五重奏曲 イ長調 Op.81 B.155(1887)
(2)弦楽五重奏曲第3番 変ホ長調 Op.97
B.180(1893) |
パヴェル・ハース四重奏団
【ヴェロニカ・ヤルツコヴァ(1stヴァイオリン)、
マレク・ツヴィーベル(2ndヴァイオリン)、
ラディム・セドミドブスキ(ヴィオラ)、
ペテル・ヤルシェク(チェロ)】、
(1)ボリス・ギルトブルク(ピアノ)、
(2)パヴェル・ニクル(ヴィオラ) |
若手実力派のギルトブルクも共演。世界が注目するパヴェル・ハース四重奏団、注目の新譜はドヴォルザークの2
篇!
セッション録音:(2)2017年5月18&19日、(1)2017年6月26&27日/ドモヴィナ・スタジオ、プラハ/74’44”
世界が注目する実力派クァルテット、パヴェル・ハース四重奏団。2016
年12 月の来日公演でも大きな話題となりました。
当団は英グラモフォン・アワード2011 ではドヴォルザークの「アメリカ」を収録したディスク(SU
4038 / KKC 5170)がレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、リリースの度に数々の著名な賞を総なめにしてきました。
前作のスメタナのアルバム(SU 4172 / KKC
5668)も話題の中、スプラフォン・レーベル通算7
枚目となる最新アルバムは、ドヴォルザークのピアノ五重奏曲と弦楽五重奏曲第3
番です!
ドヴォルザークの名作のひとつに数えられるピアノ五重奏曲は、旋律美と地方色と楽器法の巧みさとに円熟したドヴォルザークの長所が発揮されています。
この名作を2013 年にエリザベート王妃国際音楽コンクールで第1
位を獲得したピアニスト、ギルトブルクと息の合った演奏を聴かせてくれます。またカップリングの弦楽五重奏曲第3
番では創設メンバーのひとりパヴェル・ニクルと共演。同団ならではの密なアンサンブルでドヴォルザークの豊かな世界を表現しております。
今後の活躍に一層期待が高まる演奏を披露しております。
旧譜/パヴェル・ハース四重奏団
イギリス・グラモフォン誌2011年レコーディング・オヴ・ザ・イヤーはだてじゃない
ドイツ在住の知り合いが「パヴェル・ハースって知ってる?」と言ってきた。てっきり作曲家のことかと思ったら、どうやらその名を冠した弦楽四重奏団のことらしい。そのパヴェル・ハース弦楽四重奏団がリリースしたドヴォルザークがすごい人気だというのだ。本当か嘘か聴いてみるとするか・・・。
そうしたら、なるほど人気が出るのもうなずける、鮮烈でとても美しい演奏。現代的と言っていいのか、きわめてカッコいい。ノリノリなのである。なんだか「アメリカ」なんて、大好きな機関車を追いかけて大草原を踊りながら走っているドヴォルザークが目に見えるようである。しかしリズムの取り方が個性的で、聴きなれた旋律でさえいつもとちょっと違う。いい意味でギクシャクとして素直に終わらない。一筋縄でいかない連中なのである。
そうしたら、気づいたらイギリス・グラモフォン誌の2011年最高アルバム賞(レコーディング・オヴ・ザ・イヤー)を受賞してしまった!正確には2010年のリリース・アルバムなのだが、2011年に聴いた最高の1枚と言っていい。
ここで彼らの「わが生涯より」がちょっと聴けるのでもしよかったらどうぞ。
https://youtu.be/Re54b-xsQKk
スメタナの慟哭が聴こえる・・・。確かにこれはすごい。
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パヴェル・ハース四重奏団/ドヴォルザーク
ドヴォルザーク:
弦楽四重奏曲第 13 番ト長調 Op.106, B
192
弦楽四重奏曲第 12 番ヘ長調 Op.96, B 179「アメリカ」 |
パヴェル・ハース四重奏団 |
当代の旗手パヴェル=ハース・クァルテット最新録音ド
ヴ ォルザークの「アメリカ」&第13番
録音:2010年6月3、6、29 & 30日プラハ、ルドルフィヌム(デジタル・セッション)/DDD、ステレオ、63’14”
2004 年にフィレンツェでヴィットリオ・E・リムボッティ賞、翌年
5 月にはプラハの春の国際コンクールで優勝、さらにその翌月には世界三大弦楽四重奏コンクールのひとつパオロ・ボルチアーニ・コンクールでも優勝と、圧倒的な実力で次代を担うアンサンブルとしておおきな注目を集めるパヴェル=ハース・クァルテット。第
4 弾アルバムは 2010 年 6 月にセッション収録されたばかりの最新録音で、かれらのルーツ、ドヴォルザークを取り上げています。
「新世界交響曲「」チェロ協奏曲」と並ぶアメリカ時代の最良の成果で、親しみ易いメロディから当ジャンル屈指の人気曲「アメリカ」。そして、パヴェル=ハース・クァルテットが
2009 年秋のツアーを通じて完璧に仕上げてきた「第
13 番」は、ドヴォルザークのアメリカ帰還後に着手され、休養明けに完成させた最高傑作。いずれの演奏も、敬愛するドヴォルザークへの深い共感を背景に熱い意気込みを強く感じさせるもので、あらたな時代の到来を告げるにふさわしい内容といえるでしょう。 |
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パヴェル・ハース四重奏団が満を持してスメタナを録音!
スメタナ(1824‐1884):
(1)弦楽四重奏曲第1番 ホ短調「わが生涯より」(1876)(28’32”)
(2)弦楽四重奏曲第2番 ニ短調(1882‐83)(19’03”) |
パヴェル・ハース四重奏団
【ヴェロニカ・ヤルツコヴァ
(1st ヴァイオリン)、
マレク・ツヴィーベル
(2nd ヴァイオリン)、
パヴェル・ニクル(ヴィオラ)、
ペテル・ヤルシェク(チェロ) |
スメタナ四重奏団の名録音から半世紀。世界を魅了するパヴェル・ハース四重奏団が満を持してスメタナを録音!!
セッション録音:2014 年11 月29 & 30 日、12
月6 & 7 日/ドモヴィナ・スタジオ、プラハ/DDD、47’47”
チェコを代表する実力派クァルテット、パヴェル・ハース四重奏団。英グラモフォン・アワード2011
では、ドヴォルザークの「アメリカ」を収録したディスク(SU
4038 / KKC 5170)がレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、これまでに数々の著名な賞を総なめにしてきました。今や世界に活躍の場を広げ、ヤナーチェク、ハース、ドヴォルザークといった祖国の作曲家の作品を中心に精力的な演奏活動を行っております。
Supraphon レーベル通算6 枚目となる最新アルバムは満を持してスメタナを取り上げました。
スメタナの代表作のひとつに数えられる弦楽四重奏曲第1
番「わが生涯より」は聴力を失った1876 年10
月頃から作曲を開始し同年末頃に完成されるも、技術的難などにより初演の引き受け手がすぐにはみつからず、完成から約2
年後1879 年3 月26 日に友人のスルブ=デブルノフの家でようやく試演、その3
日後に公開初演されました(試演のみドヴォルザークがヴィオラを担当)。感情と主観のロマン派音楽の特徴を表したスメタナの傑作に数えられます。
一方、1882 年から翌83 年に作曲された弦楽四重奏曲第2
番は自由な形式の中に激しい衝動と悲愴感に満ちたドラマチックな作品です。なお、これら2
作品はスメタナ四重奏団が、今回の録音場所と同一のドモヴィナ・スタジオにて1962
年に3 月にセッション録音した名盤(SU 4003)がSupaphon
レーベルよりリリースされていますが、半世紀を過ぎた今、新時代を担うパヴェル・ハース四重奏団によって新たな名盤が誕生したと言えましょう!
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パヴェル・ハース四重奏団 プロフィール
2002 年に結成されたパヴェル・ハース四重奏団は、イタリア、モザイク、ボロディン、アマデウスといった名だたる弦楽四重奏団のメンバー、さらにミラン・シュカンパ(元スメタナ四重奏団)やワルター・レヴィン(元ラ・サール四重奏団)といった多くの著名な演奏者から指導を受けてきた。
2004 年にフィレンツェでヴィットリオ・E・リムボッティ賞を受賞。
翌年5 月にはプラハの春の国際コンクールで優勝、さらにその翌月には世界三大弦楽四重奏コンクールのひとつパオロ・ボルチアーニ・コンクールでも優勝。若手屈指の実力派団体としてデビュー当初から高い注目を集めてきた。
2009 年には初来日を果たし日本でも高い評価を得たが、それと同時期に、ヤナーチェクとハースの四重奏曲(SU
3877)を収録したアルバムでSupraohon レーベルからデビュー。2007
年にも同作曲家の四重奏曲(SU 3922)を録音し、「パヴェル・ハース」の名を冠すにふさわしい評価を確立した。
2010 年にはプロコフィエフ(SU 3957)、さらにドヴォルザーク(SU
4038)の四重奏曲集をリリースし、このディスクはイギリス、グラモフォン誌のグラモフォン・アワード2011
でレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞する。
また、2012 年から第2 ヴァイオリンにマレク・ツヴァイベルを加えての初録音となったシューベルトのアルバム(SU
4110)では、同誌グラモフォン・アワード2014
の室内楽部門を受賞し、結成10 年を過ぎ洗練されたアンサンブルでますます世界を魅了している。

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THE CHOIR OF KING'S COLLEGE
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TECCHLER’S CELLO〜from Cambridge to Rome
ケンブリッジからローマへ〜テヒラーのチェロ
1. オラ・イェイロ(b.1978):
Serenity (O Magnum Mysterium)
2. デイヴィッド・マシューズ(b.1943):
Ein Celloleben(無伴奏チェロ)
3. ベートーヴェン:
ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 op.70-1「幽霊」
4. マーク・シンプソン(b.1988):Un Regalo
5. バリエール(1705ca.-1747):
2台のチェロのためのソナタ第4番 ト長調
(6つのソナタ、第4巻より)
6. シャーロット・ブレイ(b.1982):Perseus
7. レスピーギ:アダージョと変奏 |
ガイ・ジョンストン(チェロ)
共演者:
1. スティーヴン・クレオベリー(指揮)&
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
3. トム・ポスター(ピアノ)、
マグヌス・ジョンストン(ヴァイオリン)
5. シェク・カンネ=メイソン
6. トム・ポスター(ピアノ)
7. カルロ・リッツァーリ(指揮)、
ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団 |
イギリスの俊英チェリスト、ガイ・ジョンストン
録音:2016年5月10日、2017年2月1日/76’26
1714 年製のテヒラーのチェロを演奏して活躍している、イギリスの俊英チェリスト、ガイ・ジョンストン。1981
年、英国の芸術的一家に生まれ、ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団で音楽のキャリアをスタート。
その後チェロでめきめきと頭角を現し、2000
年、BBC ヤング・ミュージシャン・オブ・ジ・イヤーを受賞。イッサーリスにも師事していました。
ジョンストンは、自分に課せられたチェリストとしての使命は何か、テヒラーが300
年前に作り上げた名器を演奏しながら自問するようになり、イギリス作曲家3
名に、「過去の3 世紀のチェロの役割を考えると同時に、彼らのイマジネーションをほとばしらせるような」作品を委嘱。
From Cambridge to Rome というタイトルのとおり、英国の現代の作曲家の作品に始まりレスピーギの作品で終わる、という時空を超えたプログラムを通して、ガイ・ジョンストンの魅力に耳を傾けるとともに、チェロという楽器が持つ無限の可能性にあらためて驚かされる1枚です。

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CHAMPS HILL RECORDS
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コントラスツ 〜 ハンガリーの印象
バルトーク:コントラスツ
ローザ:無伴奏クラリネットのためのソナチナ
シェルイ:チェンバー・フォーク・ミュージック(世界初録音)
クルターク:ロベルト・シューマンへのオマージュ
ヴェイネル:2つの楽章
ドホナーニ:六重奏曲ハ長調 Op.37 |
ロバート・プレーン(クラリネット)
ルーシー・グールド(ヴァイオリン)
デイヴィッド・アダムズ(ヴィオラ)
アリス・ニアリー(チェロ)
アレック・フランク=ゲミル(ホルン)
ベンジャミン・フリス(ピアノ) |
BBC NOWの首席Cl奏者ロバート・プレーン!熱きリズムのハンガリアン・プログラム!
1999年からBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団の首席クラリネット奏者を務めるロバート・プレーンが繰り広げる熱きハンガリアン・プログラムは、ベニー・グッドマンのために作曲されたバルトークの「コントラスツ」や、そのバルトークのヴィオラ協奏曲の補筆者としても有名なシェルイ・ティボールの世界初録音作品、そしてローザやヴェイネル、クルタークなど、ハンガリーの熱きパッションとリズムがほとばしる傑作揃い!
ロバート・プレーンのクラリネットはもちろんのこと、スコットランド室内管の首席ホルニスト、フランク=ゲミルや、ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団のリーダー、デイヴィッド・アダムズなど、実力者たちの妙技が、ハンガリーの室内楽作品の醍醐味をたっぷりと伝えてくれます。
※録音:2016年4月18日−19日&5月10日−11日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス) |
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ブラームス:チェロとピアノのための作品集
チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op.38
4つの厳粛な歌 Op.21(シャフラン編)
ハンガリー舞曲第20番ホ短調 WoO.1(ピアッティ編)
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op.99 |
バーソロミュー・ラフォレット(チェロ)
キャロライン・パーマー(ピアノ) |
フィラデルフィア出身のバーソロミュー・ラフォレット(1984−)は、メニューイン・スクール、ギルドホール音楽院で研鑽を積んだアルメニア系イギリス人チェリスト。
2011年には26歳の若さでメニューイン・スクールのプリンシパル・チェロ・ティーチャーに任命され、また、ドーリック弦楽四重奏団のコルンゴルトの「弦楽六重奏曲」(CHAN
10707)に参加し成功を収めるなど、着実にキャリアを築いているイギリス・チェロ界の有望株の1人です。
※録音:2015年11月24日−26日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス) |
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シューベルト:歌曲集
春の思い D.686/夜曲 D.672/あこがれ D.879/
羊飼いの嘆きの歌 D.121/ミューズの子 D.764/
満月は輝き D.797/3b/舟人 D.536/泉のほとりの若者
D.300/
ヴィルデマンの丘で D.884/夕星 D.806/竪琴弾き
D.478/
孤独な男 D.800/リュートに寄す D.905/夜と夢
D.827/
愛は裏切った D.751/憩いのない愛 D.138/白鳥の歌
D.744/
月に寄せて D.193/海の静けさ D.216/
流れのほとりに D.160/さすらい人の夜の歌
D.768 |
イルケル・アルカユレク(テノール)
サイモン・レッパー(ピアノ) |
シュトゥットガルトのフーゴ・ヴォルフ・アカデミーが主催した2016年のインターナショナル・アート・ソング・コンペティションで優勝し、ウィグモア・ホールへのデビュー、BBCラジオ3のニュー・ジェネレーション・アーティスト選出を果たしたテノール、イルケル・アルカユレクのシューベルト・アルバム。
イギリスのオペラ・ナウ・マガジン誌では、新世代のTOP10の1人に選出され、その歌声は「黄金の声」と激賞されているだけに、名手サイモン・レッパーのサポートを受けての本格的なデビュー・アルバムとなるこのシューベルトへの期待が大きい。
※録音:2017年1月3日&2月23日−25日、チャンプス・ヒル・ミュージック・ルーム(ウェスト・サセックス、イギリス) |
SIGNUM
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SIGCD 499
(2CD/特別価格)
\3800
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少年モーツァルトの秀作「シピオーネの夢」!
モーツァルト:
劇的セレナータ《シピオーネの夢》K.126
(ベーレンライター、新モーツァルト全集による演奏) |
クラシカル・オペラ
イアン・ペイジ(指揮)
クララ・エク(ソプラノ)
ソラヤ・マフィ(ソプラノ)
クリスティアン・アダム(テノール)
ロバート・マレー(テノール)
キアラ・スケラート(ソプラノ) |
クラシカル・オペラのモーツァルト新録音!少年モーツァルトの秀作「シピオーネの夢」!
モーツァルトとその同世代の作曲家たちの音楽のスペシャリスト、イアン・ペイジが1997年に設立し、今、イギリスで最もエキサイティングと称されるピリオド楽器使用のオペラ・カンパニー、クラシカル・オペラ。
1幕のセレナータ「シピオーネの夢」は、当時のザルツブルク大司教でありモーツァルトの理解者でもあったジギスムント・シュラッテンバッハの在位50年を記念して1771年に作曲されたものの、初演前に大司教が突然の他界。
1772年にモーツァルトの天敵として知られるヒエロニムス・コロレド伯の大司教着任の式典のために最後のレチタティーヴォ(アリア)が改作されたというエピソードを持っています。
また、クラシカル・オペラは、このレチタティーヴォ(アリア)の原典版と改訂版の両方を録音しており、聴き比べが出来るところもポイントです。
※録音:2016年10月16日−19日、聖オーガスティン教会(キルバーン、ロンドン)

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ヴォクソールのヘンデル Vol.2
ボイス:春の庭
ヘンデル:合奏協奏曲第4番イ短調 Op.6, HWV.322
スタンレー:
ザ・パワー・オヴ・ミュージック・アンド・ビューティ
ヘンデル:反乱抑圧の歌
グラッドウィン:
コリンズ・デスクリプション・オヴ・ヴォクソール
ヘンデル:ホーンパイプ ニ長調 HWV.356
ランプ:ヴォクソールへのさようなら
ヘンデル:コーマス HWV.44
グラッドウィン:ヴォクソール公園の婦人たち
ハッセ:ロジャーとスー
作曲者不詳:ロイヤル・ソング |
ロンドン・アーリー・オペラ
ブリジット・カニンガム(指揮)
ダニエル・モルト(オルガン)
クレア・ベサント(ソプラノ)
メアリー・ベヴァン(ソプラノ)
ベンジャミン・ベヴァン(バス)
エレアノール・デニス(ソプラノ)
チャールズ・マクドゥガル(テノール)
ニッキー・スペンス(テノール)
グレッグ・タッセル(テノール) |
ロンドン・アーリー・オペラのヘンデル・シリーズ最新作!
「イタリアのヘンデル」や「アイルランドのヘンデル」など、各地でのヘンデルの足跡をたどる好企画を続々と打ち出してきたイギリスの女流指揮者&チェンバリスト、ブリジット・カニンガムとロンドン・アーリー・オペラ。
ヘンデルの熱心な支持者だったジョナサン・タイヤーズが所有していたヴォクソール・ガーデンズ(ヴォクソール公演)で催された当時の音楽会の再現を目指したプロジェクトの第2集でも、メアリー・ベヴァンやニッキー・スペンスなど豪華な歌手陣の歌声が楽しみ。
※録音:2016年、セント・ジュード・オン・ザ・ヒル教会、聖オーガスティン教会(イギリス)
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<メジャー・レーベル>

8/23(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ARTE DELLA’ARCO JAPAN
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ラ・フォンテヴェルデ
モンテヴェルディ:マドリガーレ集第4巻(1603)
1.ああ、つらい別れ
2. 愛しい人よ、あなたを見つめていると
3. 僕の心よ、お前は死なないのか?死んでしまえ!
4. 星に向かって
5. 僕の愛する人は、優しく
6. 愛する人よ許して下さい—(第1部)
7.あなたが私の心なら—(第2部)
8. 明るく澄んだ瞳よ
9. 僕の心にある傷は
10.つれない人よ、あなたは私と別れても
11.あなたが、その美しく輝く瞳で見回すと
12.ああ、もし「ああ」という声を聞くのがそれほどお好きなら
13.わたしは若い娘
14.かくも甘く歌い
15.お願いだ、もう戦争はやめてくれ
16.そうなのだ、死にたいのだ
17.痛ましき魂よ、お前は生きながら
18.わたしの心を司る魂の人よ
19. 愛する人よ、君と別れてから
20.彼女が涙を流し溜息をついていると |
ラ・フォンテヴェルデ
【鈴木美登里・染谷熱子(ソプラノ)、
上杉清仁(カウンターテナー)、
谷口洋介・中嶋克彦(テノール)、
小笠原美敬(バス)】
金子浩(リュート)
上尾直毅(チェンバロ) |
心打ち震える不協和音、言葉の響きと陰影…マドリガルの金字塔がLFV
によってついに登場!
セッション録音:2014年9月23日、2015年3月2日、2015年8月30-9月2日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓)/DDD、65’18”
鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデ。現在進行中のモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音の「第4
巻」がリリースされます!
日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みであるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻を追って響きとなります!
モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家です。しかし彼がライフワークとしていたのは、16
世紀から17 世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレでした。1587
年に出版されたマドリガーレ第1 巻から1638
年の第8 巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けました。
「『5 声のマドリガーレ第4 巻』が出版されたのは1603
年。第4 巻はどの曲を取っても驚きと感動があり、モンテヴェルディのマドリガーレ集の中でも極めて完成度の高い曲集となっている。強烈な不協和音や多彩な表現方法など『声楽アンサンブル』というジャンルの醍醐味をこれほどまでに味わわせてくれる曲集は他に類を見ない。」(鈴木美登里〜ライナーノーツより)
現在、マドリガーレ集第3 巻(ADJ 053)、マドリガーレ集第2
巻(ADJ 048)、マドリガーレ集第1 巻(ADJ
046)がリリースされ好評を博しております。

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LSO LIVE
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LSO 0790
(3SACD HYBRID +
Blu-ray Disc Audio)
\3800 →\3490
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ラトル&LSO、コジェナー、ゲルハーヘルらが出演した
「ペレアスとメリザンド」
ドビュッシー:
歌劇「ペレアスとメリザンド」(全曲) |
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ロンドン交響楽団、
ロンドン交響楽団合唱団
メリザンド:マグダレーナ・コジェナー(ソプラノ)
ペレアス:クリスティアン・ゲルハーヘル(バリトン)
ゴロー:ジェラルド・フィンリー(バス=バリトン)
ジュヌヴィエーブ:ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)ほか |
ラトル&LSO、コジェナー、ゲルハーヘルらが出演した「ペレアスとメリザンド」待望の発売!
録音:2016年1月9-10日、バービカン・ホール(ライヴ)、DSD128fs/SACD:
2.0 stereo/ multi-channel 5.1、Blu-ray: 5.1
DTS -HD MA/ 2.0 LPCM 24bit 192kHz
ラトル&LSO の注目コンビが放つ、豪華キャストによる2016
年1 月の「ペレアスとメリザンド」ライヴの登場。バービカンで「ペレアスとメリザンド」が演奏されたのは20
年以上ぶりのことだったといいます。ラトルとLSO、そして豪華歌唱陣による繊細な色彩に満ちた演奏は絶賛され、現地では「LSOLive
からの(当ライヴの)発売が待ち遠しい」(The
Times 誌など)という評も出ていました。(当日はピーター・セラーズ演出によるセミ・ステージ形式で演奏されましたが、ここではSACD
Hybrid、およびブルーレイ・オーディオでの発売となります)
アルモンド国の王子ゴローは、迷い込んだ森で、メリザンドと名乗る不思議な女性に出会い、彼女に魅かれる。祖父である王アルケルの許しを得て、ゴローはメリザンドと結婚する。だが、メリザンドは同じ城に住んでいたゴローの弟ペレアスと次第に親交を深めていく。ゴローはペレアスとメリザンドの密会場面を目撃し嫉妬に狂ってペレアスを殺害してしまう。その時に負った、小鳥でも死なないような小さな傷によってメリザンドも死んでしまう。という物語につけたドビュッシーの官能的で繊細にしてミステリアスな音楽を、ラトルはあたたかみのあるLSO
のサウンドを存分に活かして響かせています。そして豪華キャスト陣による美しい歌唱も完璧。ラトル&LSO
の今後がますます楽しみでなりません。
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SIGNUM CLASSICS
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アシュケナージ&フィルハーモニア管弦楽団!
ラフマニノフ・チクルス
ラフマニノフ:交響曲第1番ニ短調 Op.13 |
ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団 |
アシュケナージ&フィルハーモニア管弦楽団!要注目のラフマニノフ・チクルスがスタート!
☆フィルハーモニア管弦楽団の新シリーズは、アシュケナージのラフマニノフ・チクルス!
☆ 第1弾は「交響曲第1番」の2016年11月ライヴ!
シグナム・クラシックス(Signum Classics)の「フィルハーモニア管弦楽団シリーズ」に、ウラディーミル・アシュケナージが久々の登場!
桂冠指揮者として良好な関係を継続しているフィルハーモニア管弦楽団とのプロジェクトとして、自身の指揮者としての代名詞でもあるラフマニノフの交響曲全集がスタート!
アシュケナージは80年代にコンセルトヘボウ管弦楽団と、また21世紀に入ってからはシドニー交響楽団と、いずれも名盤の誉れが高い全集録音を残しているだけでに、イギリスの名門オーケストラとのコンビによる"ラフマニノフ・チクルス"に懸かる期待は非常に大きい。
ロイヤル・フェスティヴァル・ホールの聴衆を沸かせた「第1番」で、アシュケナージの新たなラフマニノフが堂々のスタートです!
※録音(ライヴ):2016年11月17日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン、イギリス)

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キリエ 〜 プーランク、コダーイ、ヤナーチェク:合唱作品集
プーランク:ミサ曲ト長調 FP89
コダーイ:ミサ・ブレヴィス
ヤナーチェク:天にましますわれらの父よ |
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団
アンドルー・ネスシンガ(指揮)
ジョセフ・ヴィックス(オルガン)
グレン・デンプシー(オルガン)
アン・デンホルム(ハープ) |
ケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団!約40年振りとなるプーランクのミサ曲の新録音!
☆ケンブリッジの名門カレッジ合唱団が歌うプーランクの「ミサ曲ト長調」は約40年振りの新録音!
1670年代から礼拝での役目を担うなど歴史と伝統を誇り、現在では世界屈指のカレッジ合唱団として知られるケンブリッジ・セント・ジョンズ・カレッジ合唱団(聖歌隊)。
2007年の音楽監督就任後、数多くの名演を創り上げてきたアンドルー・ネスシンガが、20世紀のヨーロッパにおける教会音楽の傑作、プーランクの「ミサ曲」、コダーイの「ミサ・ブレヴィス」とヤナーチェクの「天にましますわれらの父よ(Otcenas/Our
Father)」を指揮!
特にプーランクのミサ曲は、ジョージ・ゲストの音楽監督時代以来、約40年振りの新録音となるだけに、その男声、トレブル(少年合唱)が紡ぐ名唱には、大きな注目が集まることでしょう!
※録音:2016年7月11日−14日、セント・ジョンズ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ、イギリス)

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BRIDGE
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「スペインの魂」〜歌とギターのための作品集 |
イザベル・レナード(メゾ・ソプラノ)
シャロン・イズビン(ギター) |
(1)-(3).フェデリコ・ガルシア・ロルカ(編曲:シャロン・イズビン):「13のスペイン古謡」より
“チニータスの酒場”、“ハエンのムーア娘たち”、“アンダ・ハレオ”
(4)エンリケ・グラナドス(編曲:リョベート):
「スペイン舞曲集」より第5番“アンダルーサ”【ギター・ソロ】
(5)-(10)フェデリコ・ガルシア・ロルカ(編曲:シャロン・イズビン):「13のスペイン古謡」より
“ドン・ボイソのロマンセ”、“ソロンゴ”、“セビーリャの子守歌”、“ラ・タララ”、
“モンレオンの若者たち”、“18 世紀のセビリャーナス”
(11)ホアキン・ロドリーゴ:わが心のアランフェス
(12)アグスティン・ララ(編曲:シャロン・イズビン):グラナダ
(13)フランシスコ・タレガ:アラブ風奇想曲【ギター・ソロ】
(14)-(20)マヌエル・デ・ファリャ(編曲:リョベート/改訂:プジョル/改訂:イズビン):
「7つのスペイン民謡」より
“ムーア人の織物”、“ムルシア地方のセギディーリャ”、“アストゥーリアス地方の歌”、
“ホタ”、“ナナ”、“歌”、“ポーロ”
(21)(22)ハビエル・モンサルバーチェ(編曲:シャロン・イズビン):「5つの黒人歌曲」より
“黒人の歌”、“黒人の子供のための子守歌” |
実力派ギタリスト、シャロン・イズビン久々の新録音!メトで注目のメゾ・ソプラノ、イザベル・レナードとの共演!
録音:2016 年6 月11-12、18-19 日アメリカン・アカデミー・オヴ・アーツ&レターズ・オーディトリアム,ニューヨーク,66’24
メトロポリタン歌劇場で活躍し、小澤征爾が振ったラヴェルの歌劇「子供と魔法」にも参加しているアメリカのメゾ・ソプラノ、イザベル・レナードと、グラミー賞を何度も受賞しているアメリカで絶大なる人気を誇るギタリスト、シャロン・イズビンによるメゾ・ソプラノとギターによるスペイン歌曲集。
20 世紀スペインの詩人・劇作家ロルカによるスペイン歌曲集「13
のスペイン古謡」は、13 曲の古いスペイン民謡からなる曲集で、オリジナルはピアノ伴奏曲として書かれたものです。今回はシャロン・イズビン編曲によるギター伴奏版。
ファリャ「7つのスペイン民謡」は、スペインの作曲家マヌエル・デ・ファリャによるスペイン民謡に基づいた歌曲集。リョベートがギター伴奏に編曲したものをプジョルとイズビンが改訂しています。
イズビンが編曲を手掛けたフェデリコ・ガルシア・ロルカ、アグスティン・ララ、モンサルバーチェの作品は世界初録音です。
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「ポール・チハラ(1938-):A列車で行こう」
(1)弦楽三重奏曲
(2)バガテル(ソロ・ピアノのための7つの俳句第1集・第2集)
(3)エレバンから来た少女
(4)エリントン・ファンタジー
(アイム・ビギニング・トゥ・シー・ザ・ライト/
ソフィスケイテッド・レディ/A 列車で行こう) |
(1)ジェシー・ミルズ(Vn)
マスミ・ロスタッド(Va)
ラマン・ラマクリシュナーン(Vc)
(2)ジェローム・ローウェンタール(Pf)
(3)デヴィッド・スタロビン(G)
モヴセス・ポゴシアン(Vn)
ポール・コレッティ(Va)
(4)ラーク弦楽四重奏団 |
日系アメリカ人作曲家ポール・チハラのA列車で行こう!
録音:2013年-2014年、64’40
日系アメリカ人の作曲家、ポール・チハラ。アメリカでも著名な存在で、テレビや映画の音楽なども手掛けています。
「エリントン・ファンタジー」はジャズ・ジャイアント、デューク・エリントンが残した名曲“アイム・ビギニング・トゥ・シー・ザ・ライト”、“ソフィスケイテッド・レディ”、“A列車で行こう”の3曲を弦楽四重奏にアレンジ。「バガテル」はピアノ・ソロ作品で、俳句などにインスパイアされた合計14曲が収録されています。“盆踊り”は、日本のお祭りのメロディが聴こえてきます。
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「フレッド・ラーダール(1943-):作品集Vol.5」
(1)エピソードとリフレイン
(2)クワイエット・ミュージック
(3)時間3
(4)タイム&アゲイン |
(1)タラ・ヘレン・オコナー(Fl)
ランダル・エリス(Ob)
アラン・R・ケイ(Cl)
フランク・モレッリ(Fg)
デヴィッド・ジョリー(Hr)
(2)スティーヴン・ベック&
スーザン・グレース(ピアノ4手連弾)
(3)ヴァイス・カプラン・スタンプ・トリオ
(4)ロベルト・アバド(指揮)
セント・ポール室内管弦楽団 |
録音:2015 年〜2016 年, 61’18
Bridge レーベルが進めているフレッド・ラーダール作品プロジェクト第5
弾。「ポスト・モダニズム」の作風で描かれた作品集。「エピソードとリフレイン」は木管五重奏曲、「クワイエット・ミュージック」はピアノ4
手連弾、「時間3」はピアノ三重奏曲、「タイム&アゲイン」は管弦楽作品。
フレッド・ラーダールはプリンストン大学でミルトン・バビット、ロジャー・セッションズらに師事、エリオット・カーター亡き後、アメリカ東海岸のアカデミズム派を代表する作曲家の一人。これまでに3
回ピューリッツァー賞にノミネートされている。
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GENUIN
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世界最難関ミュンヘン国際音楽コンクール第2位
若き弦楽四重奏団 アリス四重奏団 による新鮮なベートーヴェンが登場!
ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第9番 ハ長調 Op.59-3
「ラズモフスキー第3番」
弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131 |
アリス四重奏団:
【アンナ・カテリーナ・
ヴィルダームート(Vn)、
ノエミ・ツィッパーリング(Vn)
カスパー・フィンツェンス(Va)、
ルカス・ジーバー(Vc)】 |
録音:2017年4月5,6,11,12日 フランクフルト・アム・マイン、69'31
若い弦楽四重奏団によるたいへんに新鮮なベートーヴェンが登場。アリス四重奏団(Aris
Quartett)は2009年、フランクフルト音楽舞台芸術大学の室内楽教授、フーベルト・ブフベルガー(ブフベルガー四重奏団の第1ヴァイオリン奏者)の主導で結成された弦楽四重奏団。2016年のARD国際音楽コンクール(日本ではミュンヘン国際音楽コンクールの名で知られる)の弦楽四重奏団部門で第2位と聴衆賞を受賞。これはそれを記念してのCDである。
アリス四重奏団は、楽譜の深い読み込みを感じさせる感性の鋭さ、透明感のある音色、正確で緻密なアンサンブルなどいかにも現代的な四重奏団らしい新鮮な魅力を備えているが、一方で彼らには一昔前の弦楽四重奏団にありがちな神経質臭さがなく、力みや気負いのない伸びやかな音楽もまた素晴らしいもの。
このCDに収録されているベートーヴェンの2曲を聞けば、弦楽四重奏団の世代が確実に代わりつつあることを実感することだろう。
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そこまでいわれると聴きたくなる・・。
これは2016年のミュンヘン国際音楽コンクールでの演奏らしい。
36分から「ラズモフスキー第3番」が始まる。
https://youtu.be/3b3g2562xac

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「インモータル・バッハ」〜シモーネ・ルビーノ(打楽器)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009—
プレリュード,アルマンド
ボッカ:聖書釈義
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009—クーラント
ボッカドーロ:発電所
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009—サラバンド
ニューステット:不滅のバッハ
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009—ブーレ1、2
クセナキス:リボンズB
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009—ジーグ
ケージ:第3コンストラクション(第3構成) |
シモーネ・ルビーノ(打楽器)
セルゲイ・ミハイレンコ
(打楽器; ニューステット,ケージ)
クリスティアン・フェリックス・ベンニング
(打楽器; ニューステット,ケージ)
パトリック・ステイプルトン(
打楽器; ニューステット,ケージ) |
マリンバによるバッハの無伴奏チェロ組曲第3番!
録音:2016年12月 ケルン、56'55
打楽器演奏によるバッハの無伴奏チェロ組曲第3番に現代の作品を混ぜ込んでいる。シモーネ・ルビーノは1993年生まれの打楽器奏者。バッハはマリンバによる演奏。マリンバがこれほど表情豊かなバッハを奏でるとは驚嘆するしかない。これだけ抜き出して聞いても満足しうる高水準な演奏だ。
その他ロベルト・ボッカ(1950-)、カルロ・ボッカドーロ(1963-)、クヌト・ニューステット(1915-2014)、ヤニス・クセナキス(1922-2001)、ジョン・ケージ(1912-1992)の作品を収録。ニューステットとケージには助演が入る。 |
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〜ドイツ音楽コンクール2016年優勝者〜
「コンスタンティン・ハートヴィヒ(チューバ)」
ロランド・セントパーリ(b.1977):真珠3
アリルド・プロ(1920-2005):協奏曲
ウィリアム・クラフト(b.1923):遭遇2
ジョン・スティーヴンス(b.1951):シーシュポスの解放
ジョン・ハーマン(b.1935):シルエット
ジョン・スティーヴンス:舞曲 |
コンスタンティン・ハートヴィヒ(チューバ)
マリア・レーベト(ピアノ)
弦楽合奏団、金管合奏団 |
録音:2016年11月24-26日,2017年1月25日
ハノーファー、58'24
ドイツ音楽コンクールの2016年の受賞者、チューバ奏者のコンスタンティン・ハートヴィヒの受賞記念CD。コンスタンティン・ハートヴィヒは1992年、ドイツ西部のノイシュタット・アン・デア・ヴァインシュトラーセの生まれ。チューバというと鈍重なイメージがあるかもしれないが、ハートヴィヒはチューバを軽々と操り高い音でも音色は柔らかい。ちょっと信じられないくらい極めて高い技量を備えている。
収録されている曲はクラフトの遭遇2(1964年)を除いてすべて1990年代以降の作品。 |
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「Heavy」〜エドゥア・ザードリに捧げられた作品集
ブルジンスカ:発火
アブラス:不変のタンギール
プラチディ:白い沈黙の…夜の限界に
サンド:雪の上の炎 Op.127
ハートル:スケルツィーノ・ディミヌイート
アブラス:アルノルト・ベックリンの隠者に基づく世捨て人
ダドラー:時の呼吸の中で |
エドゥア・ザードリ(ヴァイオリン) |
録音:2016年11月21-23日 オーストリア,ライディング、69'46 ※全曲世界初録音
ハンガリーのヴァイオリニスト、エドゥア・ザードリの弾く最新の作品。
ザードリは1974 年、ブダペストから南南西に下った町ケチュケメートの生まれ。ウィーンで学び、在学中から独奏に室内楽に活躍してきた。このCD
には Heavy というタイトルが付けられ、収録されている曲はどれもいわゆるトンガッているものばかりで、刺激を求める人向き。 |
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ラフマニノフ:晩祷 Op.37 |
リスト・ヨースト(指揮)
MDR放送合唱団
クラウディア・ツァイナー(A)
ファルク・ホフマン(T) |
録音:2016年12月5-9日 ライプツィヒ、58'11
エストニアの指揮者、リスト・ヨースト(1980
年生まれ)は、2015 年からライプツィヒのMDR
放送合唱団の音楽監督に就任。ボルトニャンスキーとシュニトのCD(GEN
17450)の次に満を持してリリースしたのはラフマニノフの大人気作、晩祷。現代ドイツの合唱団らしく透明感に優れているが、常にぬくもりがあり、聞いていて幸福感に満たされるようだ。ライプツィヒのパウル・ゲルハルト教会での録音も優秀。 |
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「ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ集」
ソナタ ハ長調 K200/ソナタ ヘ短調 K19/
ソナタ ニ短調 K1/ソナタ ニ短調 K9/
ソナタ ハ短調 K11/ソナタ ニ短調 K32/
ソナタ ヘ短調 K239/ソナタ ロ短調 K87/
ソナタ イ長調 K322/ソナタ ニ短調 K213/
ソナタ ヘ短調 K365/ソナタ イ長調 K208/
ソナタ ロ短調 K377/ソナタ ト短調 K426/
ソナタ ト長調 K449 |
カティア・ブラウンシュヴァイラー(ピアノ) |
録音:2016年9月1-2日 スイス,ライナウ、61'38
スイスのピアニスト、カティア・ブラウンシュヴァイラーによるドメニコ・スカルラッティのソナタ集。ブラウンシュヴァイラーはジュネーヴの生まれ。まだ国際的な活動を始めてそれほど経っていないが、しかし技術も表現も驚くほど高い水準にある。彼女のスカルラッティは知的に隅々まで整えられつつ、静かだがかなり熱い情熱が宿っており、彼女が只者ではないことをよく伝えてくれる演奏だ。
スカルラッティ:ソナタ K.531 in E Major
https://youtu.be/YiYjpEB2Dxk
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<国内盤>

8/22(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ALIA VOX
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AVSA 9922
(SACD HYBRID)
\2900
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ハインリヒ・イザーク(1450-1519)〜
ロレンツォ・デ・メディチとマクシミリアン1世の時代 |
エスペリオンXXI
ラ・カペラ・レイアル・デ・カタルーニャ
ジョルディ・サヴァール(指揮) |
1. メディチ家のファンファーレ:Palle,
palle (器楽曲)/
2. モテット/ 歌曲:Parce, Domine/
3. La morra (器楽曲)/
4. モテット(4声):Sustinuimus pacem/
5. 歌曲:Innsbruck, ich muss dich lassen(「インスブルックよ、さらば」)/
6. 祝いの歌:Hora e di maggio/
7. A la battaglia(器楽曲)/
8. アンジェロ・ポリツィアーノ:ラメント「Quis
dabit capiti meo aquan」/
9. モテット: Sancti spiritus assit nobis
gratia/
10. モテット(6 声):Angeli, Archangeli/
11. 器楽による歌: La Mi La Sol/
12. モテット(6 声):Optime Divino date
munere pastor ovili/
13. モテット:Circumdederunt me/
14. 歌曲(リート):O Welt, ich muss
dich lassen(作詞者不明)/
15. モテット(6 声) (Contrafactum de
Virgo prudentissima) : Christus, filius Dei |
サヴァール最新盤!15 世紀末〜16世紀初頭の最重要作曲家ハインリヒ・イザークの作品集
録音:2016年12月23日、2017年1月19日/スペイン/Multichannel
「インスルブルックよ、さらば」がとりわけ有名な、ハインリヒ・イザーク(1450-1517)。14
世紀の中頃から15 世紀中ごろまで続いた百年戦争が終わったころ、メディチ家が最盛期を誇り、宗教改革の機運が高まっていた時代に活躍しました。1485
年からはロレンツォ・デ・メディチの宮廷音楽家となり、宮廷楽長のほか、子供たちの音楽教師も務めていました。そして1490
年代の終わりには神聖ローマ帝国のローマ皇帝マクシミリアン1
世に仕え、ドイツ各地を旅し、当時のドイツの音楽界に多大な影響を及ぼしました。
いわば当時の最高権力者に仕えた、当時の音楽界の再重鎮といえます。サヴァールはこのアルバムで、イザークの生涯をたどるかたちで様々な楽曲を配し、「インスブルックよ、さらば」だけではないイザークの魅力と、当時の時代の空気を私たちに伝えてくれます。
【公演日程】
2017 年9 月14 日(木)王子ホール
2017 年9 月15 日(金)水戸芸術館
2017 年9 月16 日(土)三鷹市芸術文化センター
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COBRA RECORDS
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ヒェン・ハレヴィ(クラリネット)
クラリネットとピアノのためのドイツ・ロマン派音楽
ブラームス:クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調
Op.120-2
ベルク:4つの小品 Op.5
シューマン:幻想小曲集 Op.73
スヴェン=インゴ・コッホ:オマージュ(世界初録音)
ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番 Op.120-1 |
ヒェン・ハレヴィ(クラリネット)
ノーム・グリーンバーグ(ピアノ) |
イスラエルの名手、ヒェン・ハレヴィ、ブラームスを中心とするクラリネット作品集!
☆イスラエル出身の多才なヴィルトゥオーゾ・クラリネット奏者、ヒェン・ハレヴィ!
☆ブラームスのソナタにアルバン・ベルクの小品、そしてハレヴィのために書かれたコッホの作品を収録!
イスラエル出身のヒェン・ハレヴィは、ズービン・メータ指揮イスラエル・フィルとの共演でデビューし、日本や欧米の主要なオーケストラと共演しているクラリネットの名手。現在はドイツの名門トロッシンゲン音楽大学の教授を務め、2015年には今井信子との共演で来日、コンサート&マスター・クラスを行っています。
ブラームスとシューマンという19世紀ドイツ・ロマン派の傑作を中心に、20世紀初頭に書かれたアルバン・ベルクの「4つの小品」、そしてヒェン・ハレヴィに献呈されたドイツのスヴェン=インゴ・コッホによる「オマージュ」を収録し、ドイツ・ロマンティシズムを通じた音楽の旅を描きます。
※録音:2016年5月25日−27日、オランダ |
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テラ 〜 バルトーク、ヒナステラ、アルフテル:
弦楽四重奏のための作品集
バルトーク:弦楽四重奏曲第2番 Op.17,
Sz.67
ヒナステラ:弦楽四重奏曲第1番 Op.20
ロドルフォ・アルフテル:
弦楽四重奏のための8つのティエントス
Op.35 |
キロガ弦楽四重奏団 |
ガリシア地方の大ヴァイオリニスト、マヌエル・キロガ(1892−1961)の名を冠するスペインのクヮルテット、キロガ弦楽四重奏団(Cuarteto
Quiroga)。2007年にスペイン国営放送の文化賞を授与された新世代アンサンブルのCobra
Records第4弾は、「Terra(大地)」と題された弦楽四重奏曲集。
解説では冒頭に「All music
is folk music(すべての音楽はフォーク・ミュージック)」というルイ・アームストロングの言葉が引用されており、ハンガリーのバルトーク、カタルーニャ系アルゼンチンのヒナステラ、そしてスペインからメキシコへ亡命したロドルフォ・アルフテルといった3つの異なる世界の音楽を組み合わせ、共通点と対比を描きます。
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DREYER GAIDO
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母と娘の歌
モーツァルト:魔術師 K.472/
ハイドン:牧歌、遅すぎた母の到着/
フランツ:
お母さん,ああ静かに歌って、In meinen
Armen wieg ich dich/
ブラームス:
愛のまこと、夏の夕方、花の輪、
いちご畑で、お母さん, 欲しいものがある/
シューマン:花嫁の歌I、花嫁の歌II、トランプ占いの女/
レーガー:つつましい羊飼い、母の話/
ヴォルフ:少女、打ち明け話/
レーヴェ:ヴァルプルギスの夜/
ブリテン:おまじない/
ショパン:少女の願い/
ドヴォルザーク:わが母の教え給いし歌/
ユオン:Mortelweibs Tochter/
マーラー:この世の生/
シューベルト:アヴェ・マリア/
プフィッツナー:だから春の空はそんなに青いのか、わが娘との別れに/
ワーグナー:眠れ我が子よ/
R・シュトラウス:ひどい天気 |
ドローテ・インゲンフェルト(メゾ・ソプラノ)
アニタ・ケラー(ピアノ)、
カトリン・ダッシュ(ピアノ) |
ドローテ・インゲンフェルトは、ドイツとロンドンの音楽学校を卒業後ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウやエマ・カークビーらに学び、シュロス・ラインスベルクの室内オペラ・コンクールで受賞したドイツのメゾ・ソプラノ歌手。
ハイドンやモーツァルトからブリテンまで、古今の様々な歌曲のなかから「母と娘にまつわる作品」を選びぬいたというユニークなプログラムを歌います。
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FRA BERNARDO
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フローベルガーの足跡
トッカータ第2番/カプリッチョ第3番/
パルティータ 《Auff die Mayerin》/トッカータ第6番/
ブランシュローシュ氏の死に寄せるパリで作られたトンボー/
リチェルカール第1番/トッカータ第1番/
カンツォーナ第6番/組曲第30番/
ソ・ラ・レによるファンタジア |
ヨハネス・マリア・ボグナー
(クラヴィコード) |
クラヴィコードで聴くフローベルガー!
ウィーン国立音楽大学で講師を務め、これまでもクラヴィコードによる作品集を多数録音してきた鍵盤楽器奏者、ヨハネス・マリア・ボグナー。
2016年には生誕400周年を迎え再評価の進むヨハン・ヤーコプ・フローベルガー(1616−1667)は、J.S.バッハが登場する前の17世紀ドイツで活躍し、イタリア、フランス、ドイツの様式を採り入れるなど鍵盤音楽の発展に大きな足跡を残した作曲家。
18歳のときにフローベルガーの作品と出会いそれらに魅了されたボグナーが、クラヴィコードの素朴な音色でフローベルガーの鍵盤作品をお贈りします。
※使用楽器:トーマス・ヴィンセント・グリュック製作のクラヴィコード(バルトロメオ・クリストフォリによるレプリカ)
※録音:2016年2月、Kartause Mauerbach(オーストリア) |
GUILD
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コヴェントリー大聖堂のオルガン
ギルマン:グラン・クール ニ長調/
ヴィエルヌ:花火、ウェストミンスターの鐘/
サン=サーンス:ラプソディ第3番/
デュボワ:トッカータ ト長調/
ミュレ:ロザース/
デュリュフレ:シャン・ドンネ/
ジョンゲン:英雄的ソナタ/
メシアン:聖餐式/
ヴァイツ:オルガンのための交響曲第1番 |
デイヴィッド・M・パトリック(オルガン) |
イギリスのベテラン・オルガニスト、デイヴィッド・M・パトリック(b.1947)が、コヴェントリー大聖堂のオルガン(1962年ハリソン&ハリソン社製)を弾いたフランスのオルガン作品集。
パトリックはウェストミンスター大聖堂とウェストミンスター寺院の両方で演奏経験を持つ名手で、かつてASVレーベルより発売されていたデュリュフレのオルガン作品集はBBCミュージック・マガジンで「Critic's
Choice of the Year」にも選ばれています。
※録音:2015年2月27日、4月17日、5月1日、7月17日、コヴェントリー大聖堂(イギリス) |
<国内盤>
キング・インターナショナル(国内仕様盤)
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KKC 5775
(SACD HYBRID)
\3000+税
輸入盤発売済み
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才能をもった若きピアニスト、カントロフ。ロシアン・アルバム
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ・ソナタ第1番
ニ短調 作品28
チャイコフスキー(1840-1893):
18の小品 作品72 より 第5曲「瞑想曲」、
第17曲「遠い昔」
ストラヴィンスキー(1882-1971):
バレエ『火の鳥』(グイード・アゴスティ/
ピアノ編曲版)より
第1 曲「魔王カスチェイの凶悪な踊り」、
第2曲「子守歌」、第3曲「フィナーレ」
チャイコフスキー:
2つの小品 作品1 より 第1曲「ロシア風スケルツォ」変ロ長調
バラキレフ(1837-1910): イスラメイ 作品18 |
アレクサンドル・カントロフ
(ピアノ;YAMAHA) |
驚くべき才能をもった若きピアニスト、カントロフ。ロシアン・アルバム
録音:2016 年4月/スタジオ 4’ 33(イヴリー=シュル=セーヌ、フランス)/76’29、[BIS]
BIS SA.2150、輸入盤・日本語帯・解説付
名ヴァイオリニスト、ジャン=ジャック・カントロフを父にもつピアニスト、アレクサンドル・カントロフ。1997
年生まれのアレクサンドルは父親譲りの音楽的才能の持ち主。
フランスのレヴューで“リストの生まれ変わり”
と評されたその輝かしい才能が紡ぎだすBIS レーベル第2
弾は、ロシアの作曲家に焦点を当てました。
冒頭のラフマニノフのピアノ・ソナタ第1 番から10
代とは思えぬほど思慮深い演奏を披露。またアゴスティ編による『火の鳥』や超絶技巧作品のイスラメイで聴く圧倒的なテクニックには脱帽です。
さらにチャイコフスキーで聴く感受性豊かな表現も持ち合わせており、輝かしい才能に無限の可能性を感じさせます。
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KKC 5776
\3000+税
輸入盤発売済み
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ガーボル・ファルカシュによるシューマン・アルバム!
シューマン(1810-1856):
謝肉祭 Op.9
アラベスク ハ長調 Op.18
交響的練習曲 Op.13 |
ガーボル・ファルカシュ(ピアノ) |
東京音楽大学の若き教授、ガーボル・ファルカシュによるシューマン・アルバム!
録音:2016 年10月10-13日/フンガロトン・スタジオ/[HUNGAROTON]、HCD.32798、輸入盤・日本語帯・解説付
2017 年5 月より東京音楽大学の教授をつとめるガーボル・ファルカシュによるシューマン・アルバム。ファルカシュはリスト音楽院卒業後、修士課程、更に博士課程を故ゾールタン・コチシュ、タマーシュ・ヴァーシャーリをはじめとする演奏家の指導の元に修了。数々の国際コンクール歴を誇り、なかでも2009
年ワイマールで開催された第6 回国際リストコンクールにて第1
位、併せて聴衆賞、ハイドン・ソナタ・ベストパーフォーマンス賞を受賞し、世界的に注目されるようになりました。
2016 年10 月に収録された当ディスクは、オール・シューマン・プログラムに挑戦。謝肉祭、アラベスク、交響的練習曲の3
篇が収録されました。
高度なテクニックに裏付けされた明晰で確かなピアニズムを聴くことができます。正統的にしてロマン的なファルカシュの圧巻の演奏。今後大注目のピアニスト、ファルカシュの充実の演奏をご堪能ください!
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