≪第94号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その3 2017/9/26〜
9/29(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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LA DOLCE VOLTA
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プレスラー、モーツァルト第2弾!天上の響き、繊細な抑揚
モーツァルト:
・幻想曲 ハ短調 KV 475 [14’08]
・ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 KV 457
[26’59]
・ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 KV 333
[35’31] |
メナヘム・プレスラー(ピアノ) |
録音:2016年10月30、11月2日、パリ/輸入盤・日本語帯・解説付
1923 年12 月16 日生まれのプレスラー、2016
年録音のモーツァルトの登場。プレスラーの魅力である完全に脱力しきった、軽やかで優しい音色で、包み込まれるような演奏です。
「私にとって、モーツァルトのピアノ・ソナタは、天賦の才の産物に他なりません。ロマン派を先取りする劇的なソナタは、あらゆる感情を表出させます。そこで見出されるのは、遊び心やドラマ、軽快さ、ヴィルトゥオジティです。
すべての感情が、どこまでも繊細な抑揚をともなって展開されます。」(プレスラーの言葉)
幻想曲でのえもいわれぬ空気感、ハ短調ソナタでの真摯さには、ただただ聴きいるばかり。明るい第13
番のソナタでも、ひとつひとつのパッセージが美しく輝いています。プレスラーだからこそ到達できる境地のモーツァルトです。
来日予定! 10/16(月)19:00 サントリーホール リサイタル
モーツァルト:幻想曲 ハ短調 KV 475、ソナタ第14
番 ハ短調 KV 457、ほか
一時期入手困難だったLA DOLCE VOLTAのもう一枚のモーツァルト・アルバム、再入荷しそう! |
LA DOLCE VOLTA
LDV 19
\2600
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プレスラー
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第11番 イ長調「トルコ行進曲付き」K.331
ピアノ・ソナタ第17番 変ロ長調 K.570
ピアノ・ソナタ第18番 ニ長調 K.576 |
メナヘム・プレスラー(ピアノ) |
「ピアノ界の生ける伝説」メナヘム・プレスラーみずみずしい感性、愛情あふれる奇跡的なタッチ!
録音:2014 年9 月19-21 日
「ピアノ界の生ける伝説」、1923 年生まれの巨匠ピアニスト、メナヘム・プレスラー。1955
年、ボザール・トリオを結成し、世界でもっともすぐれた室内楽ピアニストとして世界で活躍を続けておりましたが、2007-08
のシーズンのトリオ解散後は、室内楽、ソロの両方でさらなる活動を展開しています。
2014 年4 月には、庄司紗矢香とのデュオ・リサイタルで来日、優しさあふれる演奏で会場を静かな感動が包み込みました。2014
年末には、ベルリン・フィルのジルベスター・コンサートでモーツァルトのピアノ協奏曲第23
番で出演するなど、世界が再注目している最高齢の巨匠のひとりです。
LA DOLCE VOLTA からの2 枚目のリリースとなる今回は、モーツァルトのソナタ集。トルコ行進曲に、第17、18
番という名曲ぞろいのプログラムです。なんとモーツァルトのソナタを全曲録音するプロジェクトの第1
弾、ということで、注目度も高まります。
「モーツァルトがこれらの音符を記したその時、その瞬間の気分を再現するのは非常に難しいことです。モーツァルトは、私たちに無限の喜びと悲しみを同時に与えることができるのですから。彼の音楽は決して皮相的な表現に陥りません。演奏家の使命は、モーツァルトが話す彼独自の音楽言語を、まるで自分の言語のように体得することです。これを“モーツァルト語”
と呼んでおきましょう—モーツァルト語は、フランス語や英語と同様に存在し話される言語なのです。」
とはプレスラーの言葉。豊かなイメージ、みずみずしい感性に満ち、些末な出来事や日常の緊張から解き放たれた、完全なる平静さに包まれたモーツァルト。音楽の慎ましやかな僕、プレスラー。澄み切ったポエジーと素朴さ、みずみずしい感性が裏打ちするイメージ、そして優しさが、聴く者の心を強く揺さぶります。
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そしてピアノ協奏曲のライヴ・アルバムも! |
CAVI
4260085533879
\2700 →\2490
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92歳プレスラー、出身地マグデブルクでのライヴ!
モーツァルト:ピアノ協奏曲
第23番イ長調K488
第27番変ロ長調K595 |
メナヘム・プレスラー(ピアノ)
マグデブルク・フィルハーモニー管弦楽団
キンボー・イシイ(指揮) |
プレスラーの出身地マグデブルク・ライヴ!至高のモーツァルト、ピアノ協奏曲第23、27番
録音:2016年5月15、20日(第23番)、12月15,16日(第27
番)、ライヴ/78’24
1923 年ドイツ・マグデブルクのユダヤ人家庭に生まれたメナヘム・プレスラー。ボザール・トリオのピアニストとして長年キャリアを積み、2008
年に解散するまで、その全歴史を通じてピアニストを務め続けました。
彼のソリストとしてのキャリアは、解散後彼が80
代半ばから始まりました。
この録音は、2016 年にプレスラーの出身地であるマグデブルクで行われたコンサートのライヴ。演目は、ソリスト、プレスラーの代名詞ともなっているモーツァルトのピアノ協奏曲です。
共演は、ドイツ・マグデブルク劇場音楽総監督のキンボー・イシイ指揮、マグデブルク・フィルハーモニー管弦楽団。
比類なき美しさをたたえる第23 番の第2 楽章。そしてモーツァルト最後の協奏曲である第27
番は、崇高な美しさを持った名曲として親しまれています。
プレスラーは作為的なものがまるで感じられない穏やかな演奏で、モーツァルト特有の天衣無縫な美しさを十二分に表現しています。
2015 年の来日は惜しくもキャンセルとなりましたが、2017
年秋には待望の来日が予定されています。
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WERGO
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ハイドンも驚愕の超精密ハーモニー!一休さんのお経も登場。
ハンス・ツェンダー(1936-):
(1)Dialog mit Haydn 〜
2台のピアノと3群のオーケストラのための(1982)
(2)Issei no kyo 〜ソプラノとオーケストラのための(2009)
(3)Nanzen no kyo - Canto VII 〜
四部合唱と器楽アンサンブルのための(1992) |
(1)ヘルマン・クレッチマー(ピアノ)
ウエリ・ヴィゲット(ピアノ)
ハンス・ツェンダー(指揮)
ドイツ連邦青少年管弦楽団
(2)クラロン・マクファデン(ソプラノ)
ヨハネス・カリツケ(指揮)
ケルンWDR 交響楽団
(3)ハンス・ツェンダー(指揮)
ケルンWDR交響楽団
ケルン放送合唱団 |
録音:(1)1993年1月17日/ライプツィヒ、ゲヴァントハウス (2)2010年9月29日/ケルン、フィルハーモニー (3)1993年6月8-10日/ケルン、フィルハーモニー/62’32’’
1936年ヴィースバーデン生まれ、フォルトナーに作曲を師事。作曲家、指揮者、さらには教育者、思想家、作家として芸術活動を続ける重鎮ハンス・ツェンダーの自演を含む作品集です。
1982年にハイドン生誕250年を記念して書かれドナウエッシンゲン音楽祭で演奏された『Dialog
mit Haydn(ハイドンとの対話)』は、ハイドンの『驚愕交響曲』を素材に用いています。ツェンダーの精妙なハーモニー感覚が遺憾なく発揮された怪作で、3群に分かれたオーケストラはそれぞれ11セントずつずれたチューニングを求められます。そして2台のピアノは「グループ1」と「グループ3」のオーケストラにそれぞれ調律を合わせるため、ピッチが22セント(半音の約1/5)ずれることになります。それらが重ね合わされ、うっすらとにじむようなクラスターを創出。その中からハイドンの素朴なメロディが超現実的に浮かび上がり、次第に勢いを増す打楽器に飲み込まれていきます。ツェンダー本人の見事な指揮ぶりにも注目です。
『Issei no kyo』『Nanzen no kyo』は室町時代の禅僧、一休宗純に題材を求めた声楽作品。前者はソプラノ独唱、後者は合唱になっており、お経をテキストに繰り広げられる摩訶不思議な哲学的世界は唯一無二。この2作は世界初録音の音源です!

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ジョン・ケージ(1912-1992)&トム・ジョンソン(1939-)作品集
(1)ケージ:Chess Pieces(1944)
(2)ジョンソン:Rational Melodies(1993)
(3)ケージ:Four Dances(1942-43)
(4)ジョンソン:Counting Duets(1982)より
第2 番 |
トリオ・オムファロス |
三人寄れば文殊の知恵。新感覚サウンドを創造!
録音:2016年10月25-29日/(1)(2)編曲:トリオ・オムファロス(世界初録音)/62’52’’
Stefan Hulsermann(クラリネット)、Olaf
Pyras(打楽器)、Ji-Youn Song(ピアノ)の3人からなるトリオ・オムファロスは2006年に結成されて以来、その編成のユニークさと独創的なプロムラミングで目を引く活躍を続けています。音色はプリペアドピアノの拡張版と言うべきか、単旋律をユニゾンで演奏することによって気の抜けた楽しいサウンドを作り出しています(ちょっとファミコンっぽい音)。簡潔な音像のケージ作品はうってつけのレパートリーと言えるでしょう。
1944年、ケージはデュシャンやイサム・ノグチらを含む多くの著名なアーティストと共に、ひとつの絵を展覧会に寄稿するように求められました。そのとき作られた絵画作品が『Chess
Pieces』です。その中には音符や五線も見られたため、のちにトイ・ピアノで有名なマーガレット・レン・タンがピアノ音楽として再構築、演奏したことで知られています。このアルバムに収録されているのは、そこからさらにカラフルなトリオ編成にアレンジしたもの。マニア心をくすぐる選曲です。
トム・ジョンソンは1939年アメリカ生まれで、1983年以降パリに在住する作曲家。作風は清々しいほどに徹底したミニマル音楽。ひとつのアルペジオを規則的にリズムを変えながらひたすら繰り返すとか、あるスケール中の音をひとつずつ増やしてメロディを伸ばしていくとか、単純極まりない世界で面白いことをやっています。
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「夏の終わり」
ヴィルヘルム・キルマイヤー(1927-2017):歌曲集
(1)Eichendorff-Lieder 〜テノールとピアノのための
(2)Holderlin-Lieder 〜テノールとピアノのための(抜粋)
(3)Trakl-Lieder I 〜テノールとピアノのための
(4)Schweigen und Kindheit 〜テノールとピアノのための |
マルクス・シェーファー(テノール)
ジークフリート・マウザー(ピアノ) |
穏やかな気分で美しく歌われる詩情。達観した音楽
録音:2016年10月14-16日((1)(3)(4)世界初録音)/79’45’’
ミュンヘン生まれの作曲家キルマイヤーは合唱や歌曲などの「うた」を創作の柱としました。2017年の8月21日に90歳を迎えるということで記念すべき年に発売されるアルバムだったのですが、惜しくも誕生日の前日8月20日に亡くなり、追悼盤となってしまいました。
ヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフ、フリードリヒ・ヘルダーリン、ゲオルク・トラークルのテキストを用いた歌曲集です。詩の世界を崩すことなく、そして余計なものを足すことなく、血の通った輝きのある音へと昇華しています。響きは完全な調性を持ち、シンプルな歌が胸にしみる、ほろりとする音楽が特徴です。ひとつの協和音が保続され、急激な変化はまったくありません。ピアノは和音を押さえたり点描的に単音を重ねたりしますが技術的にも平易で穏やか。肩肘張らないくつろいだ雰囲気のなかテノールの温かい歌が紡がれていきます。素朴ながらどこか達観した深みも感じる名品です。

交響曲第1番が聴けます。
https://youtu.be/eVGaOTBkrGo
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「沈黙」 ムジークファブリーク・エディション12
(1)ゲオルク・フリードリヒ・ハース(1953-):
“Ich suchte, aber ich fand ihn nicht.”
〜
アンサンブルのための(2011)
(2)エヴァン・ジョンソン(1980-):
Die Bewegung der Augen 〜
9つの楽器のための(2011-12、2013-14改訂)
(3)ヤニ・フリストウ(1926-1970):
Anaparastasis III “The Pianist” 〜
役者、指揮者、アンサンブルとcontinuumのための(1968)
(4)ゲオルク・フリードリヒ・ハース:
… Wie stille brannte das Licht 〜
ソプラノと室内管弦楽のための(2009) |
アンサンブル・ムジークファブリーク
(1)エミリオ・ポマリコ(指揮)
(2)クリスティアン・エッゲン(指揮)
(3)ルパート・フーバー(指揮)
(4)エンノ・ポッペ(指揮)
(5)サラ・ウェゲナー(ソプラノ) |
WERGOの名シリーズ、「沈黙」をテーマとした今作もハイレベル!
録音:(1)2012年6月30日 (2)2014年4月6日
(3)2010年2月27日 (4)2009年5月3日/ケルン、クラウス・フォン・ビスマルク・ザール(ライヴ、(1)(2)(4)世界初録音)/77’59’’
驚くほど高い演奏技術で知られざる優れた現代音楽を紹介し続ける「ムジークファブリーク・エディション」の第12集。現代音楽において無視出来ない大きなテーマとなった「沈黙」をアルバムタイトルに掲げ、新しい音楽の在り方を果敢に模索した4作品を収録しています。
ジョン・ケージは「沈黙を作り出すことは出来ない」と言いましたが、記譜された音楽の周囲には常に沈黙が存在しており、書かれた音のありようによって沈黙を感じることは可能です。例えば①は、巨視的にはひとつの旋律がグリッサンドでうねっていくようなヘテロフォニックな音楽ですが、不意に離れたところで別の意識下から出てきたような旋律が現れては消え、多層的な空間を感じさせます。新たな空間に耳をそばだたせることによって、そこに沈黙が残る、と言えなくもありません。静かな曲という訳ではなく、後半は雰囲気を変え爆発的な音響に盛り上がったりと一筋縄ではいかない楽曲構成も面白いです。

ヤニ・フリストウ(1926-1970): Anaparastasis
III
ここで観られます。狂ってます。でもカッコいいです。
https://youtu.be/kBHHeS2K0dY
44歳のときに交通事故で死んだギリシャの作曲家ヤニ・クリストウ。
「ギリシャの暗黒作曲家」、「戦慄の変態音楽家」などとすさまじい呼ばれ方をされているが、それは決して大げさではない。
不気味で俗悪で、間違っても聴いて幸せになるたぐいの音楽ではない。これを大音量で聴いていたら、おそらく家族の人が病院に電話するだろう。
だがそういう音楽も存在するのだ。
・・・そして・・・悪くない。
打楽器が炸裂し、弦が軋み、ノイズが蔓延し、もちろん人が絶叫し、のたうちまわる。
しかしそこに異常に劇的な、爆裂した精神の雄叫びを聴く。
アメリカのちょっとコマーシャリズムっぽい前衛でもなく、ドイツの難解な前衛でもなく、イタリアの電子音楽でもなく、剥き出しで破壊的で同時に今にも崩れ落ちそうな前衛。
まるで崩壊寸前の大遺跡のような不均衡な存在感。迫力が普通じゃないのだ。
誰でも楽しめるものでないことは間違いないが、人によってはおそろしく惹かれることになるだろう。
店主も怖いもの見たさで聴き始めたのについつい聴きこんでしまった。
ただし、スタッフのいないところで。
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AEOLUS
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AE-10087
(SACD HYBRID)
\2800 →\2590
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ハッキネン&ヘルシンキ・バロックのバッハ第3巻!
鬼才ピエール・アンタイが登場!
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集Vol.3 〜
2台のチェンバロのための協奏曲集
2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ短調
BWV.1060
2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調
BWV.1061
2台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ短調
BWV.1062
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ:
2台のチェンバロのための協奏曲ヘ長調
Fk.10 |
ピエール・アンタイ(チェンバロ)
アーポ・ハッキネン(チェンバロ)
ヘルシンキ・バロック・オーケストラ |
鬼才ピエール・アンタイが登場!ハッキネン&ヘルシンキ・バロックのバッハ第3巻!
☆ ハッキネン&ヘルシンキ・バロックのバッハ第3弾!
☆ レオンハルトの高弟であり、ハッキネンの師、ピエール・アンタイが登場!
北欧フィンランドが世界に誇るワールドクラスのチェンバリスト、アーポ・ハッキネンと、北欧屈指のピリオド・オーケストラとしての名声を確立しているヘルシンキ・バロック・オーケストラ。
第1集(AE-10057)、第2集(AE-10067)で清涼感と透明感にあふれる演奏を披露してくれた同コンビによるJ.S.バッハの協奏曲集第3集、「2台のチェンバロのための協奏曲集」でハッキネンと共演する"もう1人"のチェンバリストはなんとピエール・アンタイ!
レオンハルトの系譜を継ぐ師弟の"共演"、そしてフランスの鬼才とフィンランドの天才が繰り広げるチェンバロの"饗宴"は話題必至!古楽ファンの心を熱くしてくれるバッハ・アルバムの登場です。
※録音:2014年

アーポ・ハッキネンのアルバムをご紹介しておきましょう。 |
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耳の肥えた古楽ファンに絶賛された!
ハッキネン&ヘルシンキ・バロック・オーケストラ
アグレル:管弦楽作品集
シンフォニア イ長調/ヴァイオリン協奏曲ニ長調/
チェンバロとフルートのための二重協奏曲ロ短調/
シンフォニア ニ長調/オーボエ協奏曲変ロ長調/
シンフォニア変ホ長調 |
ヘルシンキ・バロック・オーケストラ
アーポ・ハッキネン(ディレクター&チェンバロ)
シルッカ=リーサ・カーキネン=ピルク(ヴァイオリン)
パウリーナ・フレッド(フルート)
ヤス・モイシオ(オーボエ) |
ユーハン・ユアキム・アグレル(1701−1765)は、マクシミリアン公からの招きを受けドイツのヘッセンに渡り、その後イギリス、フランス、イタリアなどを巡ったスウェーデン生まれの後期バロックの作曲家。
この管弦楽作品集で聴くことが出来るギャラント様式の華麗で優雅なパッセージは、故郷のスウェーデンを離れドイツを活躍の場としたアグレルの音楽の魅力である。
北欧フィンランドのヘルシンキが育んだバロック・オーケストラの巧さにも古楽ファン要注目。
2008年9月、エスポー(フィンランド)での録音。 |
AEOLUS
AE-10057
(SACD HYBRID)
\2800 →\2590
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ハッキネン&ヘルシンキ・バロック・オーケストラ
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集Vol.1
チェンバロ協奏曲第1番ニ短調BWV.1052
チェンバロ協奏曲第2番ホ長調BWV.1053
チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056
イタリア協奏曲ヘ長調BWV.971 |
アーポ・ハッキネン(チェンバロ)
ヘルシンキ・バロック・オーケストラ |
北欧の名手アーポ・ハッキネンのJ.S.バッハ!共演はヘルシンキ・バロック・オーケストラ!
ヘルシンキ出身の名手アーポ・ハッキネンとヘルシンキ・バロック・オーケストラのコンビによるJ.S.バッハの「チェンバロ協奏曲集Vol.1」!
アスペレン、アンタイ、ファン・デルフト、レオンハルトといった錚々たる名匠たちから古楽奏法を学んだハッキネンは、北欧フィンランドが誇るワールドクラスの古楽系鍵盤奏者。
イタリアの名ヴァイオリニスト、リッカルド・ミナージを擁するヘルシンキ・バロック・オーケストラとのバッハが、北欧の古楽の充実する"現在"を聴かせてくれる。
2010年5月の録音。
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AEOLUS
AE-10067
(SACD HYBRID)
\2800 →\2590
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天才ハッキネン、バッハ第2弾!
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集 Vol.2
チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV.1054
チェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV.1055
チェンバロ協奏曲第6番ヘ長調 BWV.1057
幻想曲ハ短調 BWV.906
W.F.バッハ:協奏曲ト長調 Fk.40
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アーポ・ハッキネン(チェンバロ)
ヘルシンキ・バロック・オーケストラ |
アスペレン、アンタイ、ファン・デルフト、レオンハルトといった錚々たる名匠たちから古楽奏法を学んだ、ヘルシンキ出身のチェンバロ奏者、アーポ・ハッキネン。
1998年にブルージュ国際チェンバロ・コンクール入賞、NDR特別賞などの受賞歴を誇り、北欧フィンランドが誇るワールドクラスの古楽系鍵盤奏者として輝かしいキャリアを歩んでいる。
共演は北欧随一のピリオド・オーケストラである、ヘルシンキ・バロック・オーケストラ。ハッキネン自身が芸術監督を努めており、大バッハと長男のヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710−1784)の協奏曲を披露。北欧古楽界の名手、ハッキネンの手腕が光る
J.S.バッハのチェンバロ協奏曲集!
2011年&2010年の録音。
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<昔のコメントより>
ようやく出た、ハッキネンのバッハ続編。
アグレルを聴いた段階でただものでないことはわかっていたが、バッハで確信に変わった。
突き刺すようにシャープで、痛いほどに繊細なバッハ。キリキリと脳髄を締め付けてくる、こんなバッハが存在するとは。
しかも今回の第2弾では今店主が密かに注目しているヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの作品を入れてきた!大バッハに最も期待されながらもっともその期待を裏切った放蕩息子。その隠れた才能をハッキネンなら再発見してくれるはず。
惜しむらくはレーベルがAEOLUS。このレーベル、とにかくすぐに入手不能になる。どうか後で後悔する事のないよう。
これは2013年スオメンリンナ音楽祭で7月に行われたときのバッハの映像。素人録画だが彼らの自由な感性が味わえると思う。
http://www.youtube.com/watch?v=vXElRtfTpT4

NAXOSのアルバムもご紹介しときますね。
アーポ・ハッキネンの特集でした。
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COBRA RECORDS
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リサ・ヤコブス(ヴァイオリン)
ハイドン:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIa:1
ヴァイオリン協奏曲第3番イ長調 Hob.VIIa:3
ヴァイオリン協奏曲第4番ト長調 Hob.VIIa:4
(全カデンツァ:リサ・ヤコブス) |
リサ・ヤコブス(ヴァイオリン)
ザ・ストリング・ソロイスツ |
オランダの美しきヴィルトゥオーゾ、リサ・ヤコブス第2弾はハイドン!
☆ハイフェッツ・コンクール最高位受賞、オランダのヴィルトゥオーゾ、リサ・ヤコブス!
17歳でリッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との共演でデビュー、2005年にリトアニアで行われた第2回ヤッシャ・ハイフェッツ国際ヴァイオリン・コンクールで最高位を受賞したオランダのヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニスト、リサ・ヤコブスのCobra
Records第2弾!
イギリスのClassic FMやオランダのLuister
magazineでBest Albumに選出されるなど高い評価を得た「ロカテッリのヴァイオリン協奏曲集(COBRA
0054)」に続くのは、ハイドンの偉大なヴァイオリン協奏曲。
豊富な魅力を備えながらも、現代ではコンサート・レパートリーとしてより若いヴァイオリニストのための教材として扱われることが多くなってしまったハイドンの協奏曲。
シンプルで優雅なこれらの傑作を、1683年製のルッジェーリ・ヴァイオリンを携えたオランダの美しきヴィルトゥオーゾが奏でます。

ロカテッリのコンチェルト。典雅な音色を聴かせてくれてます。
https://youtu.be/C4Nm1FXuAN4

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モディーニャ 〜 オーボエとギターのためのアレンジ集
コルデロ:ギターと声の間(2つの感傷的な歌より)*/
ピアソラ:
タンゴ第2番(タンゴ組曲より)*、
アヴェ・マリア(タンティ・アンニ・プリマ)、カフェ1930/
バリオス=マンゴレ:バッハへのオマージュ/
ピアソラ:悲しみ(5つの小品より)*/
バリオス=マンゴレ:クリスマスの歌/
ヴィラ=ロボス:
ブラジル風バッハ第5番、アンダンティーノ(エチュード第5番)*、
モデレ(エチュード第8番)、モディーニャ*/
ジスモンチ:7つの指輪、水とワイン*/
モラ=ヒメネス:エコーズ/
コルデロ:あきらめ(2つの感傷的な歌より)*/
ピアソラ:リベルタンゴ/
モリコーネ:ガブリエルのオーボエ |
パウリーネ・オーステンレイク
(オーボエ、オーボエ・ダモーレ*)
エンノ・フォールホルスト(ギター) |
ハーグ・レジデンティ管弦楽団の首席オーボエ奏者、パウリーネ・オーステンレイクによる、オーボエ(&オーボエ・ダモーレ)とギターのためにアレンジされたラテン・レパートリー!
リベルタンゴを始めとする、ピアソラ、ヴィラ=ロボス、ジスモンチらの名曲を、憂愁なオーボエの音色、軽快なギターのリズムでどうぞ。オーステンレイクとフォールホルストのために書かれたホセ・モラ=ヒメネスの「Ehoces(2016)」のみ、この編成のためのオリジナル作品。
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アルベニス(イベリアからの6曲)と
ラヴェルという不思議な組み合わせ
エボカシオン 〜 アルベニス:イベリアより
(エル・アルバイシン、港、エボカシオン、
トゥリアーナ、アルメリーア、マラガ)
ラヴェル:クープランの墓 |
メンジー・ハン(ピアノ) |
メンジー・ハンは、2014年のリスト国際ピアノ・コンクール(オランダ、ユトレヒト)で第3位に入賞(オランダ人としては9年ぶりの入賞)したほか、スタインウェイ・ピアノ・コンクール、ポルトガルのマリア・カンピーナ国際コンクールなどで優勝。BBCニュー・ジェネレーション・アーティスト(2016-2018)とヨーロッパ・コンサート・ホール機構(ECHO)の"ライジング・スター"に選ばれ、2018/19年シーズンにはヨーロッパ中の重要コンサート・ホールでのツアーを予定しているオランダの注目ピアニスト。
このアルバムはアルベニス(イベリアからの6曲)とラヴェルという不思議な組み合わせがテーマ。意外にもスペイン的なラヴェルとフランス的なアルベニスの音楽を意識的にリンクさせています。
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NAXOS
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8.573608
\1200 |
クレメンティ(1752-1832):ピアノ・ソナタ集
Op.23,Op.34-1
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.23-1
1.第1楽章:Allegro molto
2.第2楽章:Rondo:Vivace
ピアノ・ソナタ へ長調 Op.23-2
3.第1楽章:Allegro con spirito
4.第2楽章:Adaigio
5.第3楽章:Rondo:Allegretto con spirito
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Op.23-3
6.第1楽章:Allegro con vivacita
7.第2楽章:arietta con varoazioni:Allegretto
vivace
ピアノ・ソナタ ハ長調 Op.34-1
8.第1楽章:Allegro con spirito
9.第2楽章:Un poco andante quasi allegretto
10.第3楽章:Finale:Allegro
11.「月の光」による変奏曲とファンタジー
Op.48 |
ホアン・カルロス・ロドリゲス(ピアノ) |
クレメンティと言えば学習者におなじみのソナチネ、もしくは指のための練習曲「グラドゥス・アド・パルナッスム」ばかりが知られる作曲家です。
しかし、彼の存命中は「優れたピアニスト」であり、同時に楽器製造者として、鍵盤楽器の発展と、その演奏技術向上に力を尽くしたことでも高く評価され、ウィーンでは、彼のソナタはハイドンのソナタにも負けないほどの絶大な人気を誇っていました。
このアルバムに収録されている4曲のソナタのうち、Op.23は1790年にロンドンで出版された曲集で、小規模ながら整っている第1番、幅広い音域を用いるメロディが特徴的な第2番、変奏曲の形式で書かれた優雅な第2楽章を持つ第3番と、品の良さが溢れています。
Op.34のソナタは明らかに規模が大きくなり、筆致も工夫されています。「月の光」による変奏曲とファンタジーは、大規模な前奏の後に「月の光」を主題とした美しい変奏曲が連なるというこの時期に多く見られる形式を用いて書かれており、変奏技術の高さが伺われる作品です。
録音 2017年2月18-19日 Auditori Pau Casals,
El Vendrell, Taragona, Catalonia, Spain Total
Playing Time:69'37" |
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8.573752
\1200 |
あのブライアンの交響曲最新録音!
ブライアン(1876-1972):交響曲 第8,21,26番
1.交響曲 第8番 変ロ短調(1949)
交響曲 第21番 変ホ長調(1963)
2.第1楽章:Adagio-Allegro e con anima
3.第2楽章:Adagio cantabile e sostenuto
4.第3楽章:Vivace
5.第4楽章:Allegro con fuoco
交響曲 第26番(1966)…世界初録音
6.第1楽章:Allegro risoluto
7.第2楽章:Allegro moderato e grazioso-Giocoso
8.第3楽章:Allegro assai |
アレクサンダー・ウォーカー(指揮)
新ロシア国立交響楽団 |
史上最大、最長の作品と言われる「交響曲第1番」で知られるイギリスの作曲家ハヴァーガル・ブライアン。敬愛するリヒャルト・シュトラウスに献呈された全六楽章で構成されたこの曲は、あまりの演奏困難さのため、完成された1927年から33年を経てようやく初演されたというエピソードを持っています。
しかしブライアンの真価が発揮されるのはこの曲を書き上げてから。まるで堰を切ったかのように、次々と交響曲を書き上げ、亡くなる4年前、1968年までの約40年間に合計32曲を世に送り出しました。
このアルバムでは世界初録音となる「第26番」を含めた3曲を収録。単一楽章で書かれた第8番の溢れ出るメロディ、荘厳なアダージョ楽章が印象的な第21番、爆発的なエネルギーによって苦悩を勝利へと昇華させる第26番。どれも未知の世界の扉を開く興味深い音楽です。
録音 2016年9月8-11日 Studio 5, Russian
State TV & Radio Company KULTURA, Moscow Total
Playing Time:70'26"
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8.573789
\1200 |
ピアソラ(1921-1992):Legacy-伝説
1.Escualo 鮫
2.Vardarito バルダリート
3.Milonga del angel 天使のミロンガ
Las cuatro estaciones portenas ブエノスアイレスの四季
4.ブエノスアイレスの春
5.ブエノスアイレスの夏
6.ブエノスアイレスの秋
7.ブエノスアイレスの冬
8.Adios Nonino アディオス・ノニーノ
9.Introduccion al angel 天使へのイントロダクション
10.Jeanne y Paul ジャンヌとポール
11.Balada para un loco ロコへのバラード
12.Revirado レビラード
13.Fracanapa フラカナーパ |
トマス・コティック(編曲)…1.2.4-7.9.10.11
オズバルド・カロ(アレンジ)…3.8.12.13
トマシュ・コーティク(ヴァイオリン)
リン・タオ(ピアノ)
ジェフェリー・キッパーマン(コントラバス)…2.3.9.11
アレックス・ウォンドラー(パーカッション)…2.4.10.13
ブラッドリー・ルーディス(パーカッション)…2.4.10.13
アルフレッド・レリダ(ヴォーカル)…11 |
2017年はアストル・ピアソラの没後25年の記念年。タンゴにクラシックやジャズ、現代音楽のイディオムを融合させた独特のスタイルを作り上げ、世界的なブームを巻き起こしたピアソラの業績は、近年ますます高く評価されています。
このアルバムは、今回と同じくコーティク、タオによって録音、2013年に発売されヒット作となった「Tango
Nuevo」の続編。コーティクとタオは様々な手段を用いて曲にアレンジを施しており、前作に比べ、曲によってはコントラバス、パーカッション、そしてヴォーカルを加えた一層多彩な音を楽しむことができます。耳にする機会の多い名曲「ブエノスアイレスの四季」もこのアレンジによって新たな雰囲気を纏っています。
録音:2014年12月18-21日 Gusman Concert
Hall, Coral Gables, USA Total Playing Time:64'01" |
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8.573793
\1200 |
フォイアーマン、ピアティゴルスキー、オネゲル、齋藤秀雄の師
ユリウス・クレンゲル(1859-1933):チェロ・コンチェルティーノ全集
チェロ・コンチェルティーノ 第2番 ト長調
Op.41(1904)
1.第1楽章:Allegro con moto
2.第2楽章:Andante
3.第3楽章:Finale: Vivace
チェロ・コンチェルティーノ 第1番 ハ長調
Op.7(1885)
4.第1楽章:Allegro
5.第2楽章:Andante
6.第3楽章:Rondo: Vivace
チェロ・コンチェルティーノ 第3番 イ短調
Op.46(1909)
7.第1楽章:Allegro non troppo
8.第2楽章:Andante
9.第3楽章:Finale-Vivace
10.コンチェルトシュトゥック ニ短調 Op.10(1885) |
マルティン・ルンメル(チェロ)
加藤麻里(ピアノ) |
ライプツィヒを拠点に、ゲヴァントハウス管弦楽団の首席チェロ奏者として長年活躍してきたユリウス・クレンゲル。曾祖父が教会のカントル、祖父がヴァイオリニストという音楽的な家庭に育ち、彼の兄パウルもヴァイオリニスト、作曲家、編曲家としてその功績を知られています。優れた教師でもあり、教え子の中にはフォイアーマン、ピアティゴルスキーなどの名チェリストだけでなく、オネゲルや齋藤秀雄の名前もあり、こちらでも素晴らしい活動をしたことが見てとれます。
このアルバムに収録されたコンチェルティーノは、どれも教会で演奏するために作られた作品で、伴奏にはピアノが用いられており、どの曲でもピアノはオーケストラに匹敵するほどの多彩な響きと表現力が要求されます。
ウィーンを代表する名チェリスト、マルティン・ルンメルのチェロ、ピアノ伴奏は帯広出身の加藤麻里が担当。スリリングな演奏が聴きものです。
録音 2013年11月14-15日 Schloss Weinberg,
Kefermarkt, Austria Total Playing Time:57'46" |
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8.579016
\1200 |
ラテンアメリカとはいえ、一言ではくくれないほどの多彩な音楽
Del Caribe Soy! -ラテンアメリカのフルート音楽集
1.タニア・レオン(1943-):Del Caribe Soy!-私はカリブの出身です!
ミゲル・デル・アグイラ(1957-):マイアミ・フルート組曲
Op.111
2.Seduccion 誘惑
3.Silencio 沈黙
4.Milonga ミロンガ
5.ネストル・トーレス(1957-):マルタとマリア
Op.4
ラファエル・フェルナンデス(1892-1965):「コフレシ」-2つのアリア
6.Padre Nuestro われらの父
7.Donde Tu Iras あなたはどこへ?
8.レオン:La Conga de Maggie Magalita マギー・マガリタのコンガ |
ネルトル・トーレス(フルート)
タニア・レオン(ピアノ)…1
ミゲル・デル・アグイラ(ピアノ)…2-4
ミア・バシレフ(ピアノ)…5
ポール・ポズナク(ピアノ)…6-7
ホルヘ・ルイス・ソーサ(ピアノ)…5.8
コンスタンティン・リトヴィネンコ(チェロ)…5.7
ヘルナン・マトゥテ(コントラバス)…5
ランセス・コロン(コントラバス)…5.8
レイニエル・グエッラ(ドラム)…5.8
エドウィン・ボニッラ(パーカッション)…5.8 |
ネストル・トーレスはプエルトリコ出身のフルート奏者。12歳からフルートのレッスンをはじめ、地元の大学に進学するも、18歳の時に家族とともにニューヨークへ移住。ジャズとクラシック音楽を学びました。
すでにジャズ・フルーティストとして高い名声を得た彼ですが、1990年に大事故に見舞われてしまい、生活が根本から覆されてしまったといいます。
しかしその不運を乗り越え、次々と作品を発表。西洋音楽とラテンアメリカの伝統音楽を融合させた彼の音楽は、グラミー賞を受賞するなど多くの人々を魅了し続けています。
このアルバムではトーレスの作品だけでなく、フェルナンデス、アグイラ、レオンの曲も収録。ラテンアメリカと一言ではくくれないほどの多彩な音楽を楽しめます。
録音 2015年 St Martha’s/Yamaha Concert
Series, Miami Shores, Florida Total Playing
Time:53'26" |
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8.579015
\1200 |
ハープのためのロマンティックな音楽
1.ジョン・トーマス(1826-1913):吟遊詩人の祖国への告別
2.スメタナ(1824-1884):「わが祖国」-モルダウ
(H.トレネチェク&P.ハースによるハープ編)…世界初録音
チャイコフスキー(1840-1893):四季 Op.37a(抜粋)
(P.ハースによるハープ編)
3.6月:舟歌…世界初録音
4.10月:秋の歌…世界初録音
5.アルベルト・ツァーベル(1834-1910):
グノー《ファウスト》の主題による変奏曲
Op.12
6-7.メンデルスゾーン(1809-1847):前奏曲とフーガ
ホ短調
(P.ハースによるハープ編)…世界初録音
8.ワーグナー(1813-1883)=リスト:楽劇《トリスタンとイゾルデ》-愛の死
(P.ハースによるハープ編)…世界初録音 |
パウリーネ・ハース(ハープ) |
夕暮れ、修道院の遺跡と思しき窓枠にもたれ思索にふける男。
ジャケットに使われている絵から多くのイマジネーションを得たというハープ奏者パウリーネ・ハース。そして生まれたこのアルバムには、たくさんの彼女の想いが詰まっています。
吟遊詩人がハープを弾きながら歌う歌。一滴の雫が大河になるまでの物語「モルダウ」。チャイコフスキーの抒情的な「四季」の中から2曲。時、死、愛をモティーフにした3つの作品など、ハース自身の編曲も含む、ハープのためのこの上なく美しい作品集です。
録音 2014年5月 Sonatine Hall, Gueberschwihr,
France, Total Playing Time:72'20" |
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8.660405
(2CD)
\2400 |
ロッシーニ(1792-1868):歌劇《デメトリオとポリビオ》2幕
ヴィンチェンツィーナ・ヴィンガーノ・モンベッリ台本
【CD1】
1.シンフォニア
2-20.第1幕
【CD2】
1-13.第2幕 |
リジンガ…ソフィア・ムチェドゥリシヴィリ(ソプラノ)
シヴェーノ…ヴィクトリア・ヤローヴァヤ(メゾ・ソプラノ)
エウメーネ…セサール・アリエータ(テノール)
ポリビオ…ルカ・ダッラーミコ(バス)
ルチアーノ・アコチェッラ(指揮)
ポズナン・カメラータ・バッハ合唱団
ヴィルトゥオージ・ブルネンシス |
この歌劇《デメトリオとポリビオ》はロッシーニの最初の作品とされていますが、成立については不明な点が多く、作曲年代もロッシーニが14歳の時、あるいは18歳の時、と諸説あり、はっきりとはわかっていません。しかし内容はとても成熟しており、ロッシーニの天才がはっきりと示された素晴らしいアリアも存分に楽しめます。
物語は、政治的な混乱の中、身元不明の青年シヴェーノが真の愛と家族の絆を手に入れるというもので、荒唐無稽な話の筋を流麗な音楽でまとめるという若きロッシーニの手腕が生かされた作品となっています。
トビリシ出身の若きソプラノ、ムチェドゥリシヴィリと、ロシア出身のメゾ・ソプラノ、ヤローヴァヤを中心としたまとまりのよいアンサンブルで、この知られざる作品を歌い上げています。
録音 2016年7月17.22日 ヴィルトバート 第28回ロッシーニ音楽祭
ライヴ録音 Konigliches Kurtheater, Bad Wildbad,
Germany Total Playing Time:102'29" |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
GRAND SLAM
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ワルター/コロンビア響のブルックナー第7、
望外の美しさで復刻!
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(原典版) |
ブルーノ・ワルター(指揮)
コロンビア交響楽団 |
ワルター/コロンビア響のブルックナー第7、望外の美しさで復刻!(2
トラック、38センチ、オープンリール・テープ復刻)
セッション録音:1961年3月11、13、19、22、27日/アメリカン・リージョン・ホール(カリフォルニア)/使用音源:Private
archive( 2トラック、38センチ、オープンリール・テープ)/ステレオ
■制作者より
この第7 番は、宇野功芳著『名指揮者ワルターの名盤駄盤』(講談社+α文庫/絶版)によると、「ワルターのブルックナーの中では、出来が一番悪い」「根本的な音楽性がブルックナーとは異質」とあります。むろん、これは従来の復刻盤によるコメントです。しかしながら、当復刻盤を一度聴けば、大半のワルター・ファンはこれらと全く反対のことを思うはずです。とにかく、音楽が始まって10
秒もしないうちに、誰もが別世界のような風景が眼前に現れのを認識するでしょう。空間的な広がりや瑞々しさは、とても1961
年録音とは思えず、その温かく偉大な響きは神々しいとさえ言えます。あまりにも素晴らしくて、制作者はこの「第7」を「世界最高のブルックナー」、「最も音の良いワルターのステレオ録音」と言い切ってしまいたいです。
解説書もまた、ワルター・ファンには驚きでしょう。ワルターが亡くなる約3
ヶ月半前、ある日本人がワルター宅を訪れ、その時の印象を雑誌に寄稿しています。分量はそれほど多くはありませんが、たいへんに貴重な文献です。また、この日本人が撮影したワルターの写真(カラー)も掲載していますが、これは知り得る限りにおいて、ワルターの最後の写真のひとつだと思われます。(平林直哉)
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<映像>

9/28(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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HAENSSLER
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HC 16062
(12CD)
特別価格\6400 →\5990
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ゲルハルト・オピッツ(ピアノ)
シューベルト:ピアノ作品集お買い得セット |
ゲルハルト・オピッツ(ピアノ) |
CD 1(63’34”)
ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D.894 Op.78「幻想ソナタ」、3つのピアノ曲
D.946
CD 2(68’17”)
ピアノ・ソナタ第20番 イ長調 D.959、ピアノ・ソナタ第1番
ホ長調 D.157
CD 3(79’20”)
ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960、楽興の時
D.780 Op.94
CD 4(71’36”)
2つのスケルツォ D.593、ピアノ・ソナタ第6番
ホ短調 D.566、4つの即興曲 D.935 Op.142
CD 5(66’38”)
ピアノ・ソナタ第9番 ロ長調 D.575 Op.147、ピアノ・ソナタ第16番
イ短調 D.845 Op.42
CD 6(78’41”)
ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840「レリーク」、アレグレット
ハ短調 D.915、
4つの即興曲 D.899 Op.90、12のドイツ舞曲(レントラー集)
D.790 Op.171
CD 7(65’51”)
ピアノ・ソナタ第2番 ハ長調 D.279、
アンダンテ ハ長調 D.29、アダージョ ト長調
D.178、
ピアノの小品 イ長調 D.604、アダージョ
ホ長調 D.612、
ピアノ・ソナタ第4番 イ短調 D.537 Op.164
CD 8(73’59”)
ピアノ・ソナタ第7番 変ホ長調 D.568 Op.122、
幻想曲 ハ短調 D.2E、メヌエット イ短調
D.277A、
メヌエット イ長調 D.334、スケルツォ ニ長調
D.570、ピアノ・ソナタ第13番 イ長調 D.664
CD 9(64’33”)
ピアノ・ソナタ第5番 変イ長調 D.557、6つのドイツ舞曲
D.820、メヌエット 嬰ハ短調 D.600、
行進曲 ロ短調 D.deest、行進曲 ホ長調
D.606、
ピアノ・ソナタ第3番 ホ長調 D.459、3つのピアノ曲
D.459A
CD 10(61’33”)
幻想曲 ハ長調 D.760 Op.15「さすらい人幻想曲」、
ディアベリのワルツの主題による変奏曲
ハ短調 D.718、
ヒュッテンブレンナーの主題による13 の変奏曲
イ短調 D.576、
ピアノ・ソナタ第14番 イ短調 D.784
CD 11(62’03”)
ピアノ・ソナタ第19番 ハ短調 D.958、アダージョ
変ニ長調 D.505、
ハンガリー風のメロディ ロ短調 D.817、
ギャロップと8つのエコセーズ D.735 Op.49、10の変奏曲
ヘ長調 D.156
CD 12(65’51”)
ピアノ・ソナタ第17番 ニ長調 D.850、ロンド
ホ長調 D.506、
12のワルツ集「高雅なワルツ」 D.969 Op.77 |
巨匠オピッツによるシューベルトのピアノ作品集がついにお買い得セットで登場!
セッション録音:207 年-2009 年/ライツターデル(ノイマルクト/ドイツ)/DDD
巨匠ゲルハルト・オピッツによるシューベルトのピアノ作品集がついに12
枚組のボックスで登場します!
当セットには断章、断片のソナタ第8、10、11、12
番を除くピアノ・ソナタ全曲を中心に、さすらい人幻想曲、楽興の時、4
つの即興曲などの傑作、さらにはオピッツが厳選した小品を収録。聴衆から絶大なる信頼を得ているオピッツならではのシューベルトを聴かせてくれます!
「シューベルトの音楽は人の一生のよう。ベートーヴェンのように劇的な何かが起こるわけではありませんが、一つ一つの音楽が宝石のように輝き大きな流れとなって作品が完成しています。
自分は作品を聴き手に手引きする案内人のようなもの」と語るオピッツ。傑作ソナタから知られざる名曲までシューベルトの新たな魅力を発見することができます。
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CHANDOS
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CHSA 5189
(SACD HYBRID)
\2800 →\2590
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エーネスも!
エドワード・ガードナー(指揮)&ベルゲン・フィル
バルトーク:管弦楽作品集 Vol.2
管弦楽のための協奏曲 BB.123
ヴァイオリンと管弦楽のためのラプソディ第1番
BB.94B*
ラプソディ第1番第2部(別エンディング版)*
ヴァイオリンと管弦楽のためのラプソディ第2番
BB.96B
舞踏組曲 BB.86A
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エドワード・ガードナー(指揮)
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)* |
ガードナー待望のバルトーク第2弾!"オケコン"&エーネスが弾く"ラプソディ"!
☆2015年からベルゲン・フィルの首席指揮者を務めるエドワード・ガードナー!
☆精彩な「中国の不思議な役人」で話題を呼んだガードナーのバルトーク第2弾は"オケコン"が登場!
☆ラプソディのソリストは、バルトークのソロやコンチェルト録音でも成功しているジェームズ・エーネス!
イングリッシュ・ナショナル・オペラの若き音楽監督として活躍し、2015年からはベルゲン・フィルの首席指揮者としてますます活躍を広げるイギリスの若きマエストロ、エドワード・ガードナー。2013年に発売され、その精彩なオーケストラが話題を呼んだバルトークの管弦楽作品集(CHSA
5130)から、約4年ぶりとなる待望の第2弾が登場!
第2巻のメイン・プログラムは、バルトーク晩年の傑作「管弦楽のための協奏曲」。そして、ヴァイオリンと管弦楽のための「ラプソディ」第1番&第2番でソリストを務めるのは、これまでもバルトークのソロや室内楽、協奏曲録音で高い評価を得てきたカナダの天才ジェームズ・エーネス!(第1番は、2バージョンあるエンディグを両方収録)
指揮者界の次代の盟主エドワード・ガードナーの実力が遺憾なく発揮される、華麗なるバルトークにご期待ください。

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CHSA 5188
(SACD HYBRID)
\2800 →\2590
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アンドルー・デイヴィス(指揮)&BBCフィル
エルガー:ファルスタッフ
交響的習作《ファルスタッフ》 Op.68/
歌曲集 Op.59*/歌曲集 Op.60*/
《グラーニアとディアーミッド》Op.42 より
2つの楽章/
夜明けの風*/パンの笛*/弁解 Op.48*/王道*/
カインドリー・ドゥ・ノット・スモーク(喫煙カンタータ)*
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アンドルー・デイヴィス(指揮)
BBCフィルハーモニック
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)* |
アンドルー・デイヴィスのエルガー!!「ファルスタッフ」と「オーケストラル・ソング」
☆「エルガー・メダル」受賞! "英国音楽の伝道師"
アンドルー・デイヴィス!
☆「ゲロンティアスの夢」、「オラフ王」に続くエルガー録音は、「ファルスタッフ」!
☆ロデリック・ウィリアムズが歌う、オーケストラル・ソング集!
故リチャード・ヒコックスよりタクトを受け継ぎヴォーン・ウィリアムズの交響曲全集を完結させるなど「英国音楽の伝道師」としての名声を確立したアンドルー・デイヴィスのエルガー新録音!
エルガー協会より「エルガー・メダル」を受賞し、2014年に英Gramophone誌が発表した「Top
10 Elgar recordings」に4枚のアルバムがランクイン。Chandosから発売した「ゲロンティアスの夢(CHSA
5140)」は、グラモフォン賞とBBCミュージック・マガジン賞の二冠(合唱部門)を達成するなど、エルガー指揮者として高く評価されているアンドルー・デイヴィス。
期待の新たなエルガー録音は、シェイクスピアの戯曲に登場する人物を描いた交響的習作(交響詩)「ファルスタッフ(フォルスタッフ)」が登場。2016年ロイヤル・フィルハーモニック協会賞を受賞したロデリック・ウィリアムズが歌う管弦楽伴奏付き歌曲集は、劇的な作品から「喫煙カンタータ」として知られる約50秒の風刺作品まで、エルガーの知られざる側面を描きます。

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CHSA 5202
(SACD HYBRID)
\2800
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リチャード・ロドニー・ベネット:管弦楽作品集
Vol.1
管弦楽のための 《セレブレーション》
マリンバと小管弦楽のための協奏曲*
交響曲第3番
フルートとピアノのための 《サマー・ミュージック》
(作曲者による小管弦楽のための編曲版/世界初録音)
管弦楽のための 《シンフォニエッタ》 |
ジョン・ウィルソン(指揮)
BBCスコティッシュ交響楽団
コリン・カリー(マリンバ)* |
ジョン・ウィルソンのR・R・ベネット始動!「交響曲第3番」&「マリンバ協奏曲」!
☆ライト・ミュージックのスペシャリストとして活躍するジョン・ウィルソン!
☆映画音楽やジャズ・アーティストとしても活躍した国民的作曲家、リチャード・ロドニー・ベネットの管弦楽作品集がスタート!
☆マリンバ協奏曲のソロは、イギリスを代表する俊英パーカッショニスト、コリン・カリー!
指揮者、編曲家、そしてライト・ミュージックやアメリカ音楽のスペシャリストとして活躍するジョン・ウィルソン。
コープランドの管弦楽作品集に続いて新たにスタートするのは、ジャズや映画音楽、ダンス・ミュージック、TVミュージックなど多彩な才能を魅せたイギリスの偉大な作曲家、リチャード・ロドニー・ベネット(1936−2012)の管弦楽作品集。
アメリカン・ソングブックと師ピエール・ブーレーズの両方に大きな影響を受けたR・R・ベネットの華麗な旋律と躍動を、ジョン・ウィルソンの手腕で表現します。
世界でもっとも偉大な、そして大胆なパーカッショニスト、コリン・カリーがソロを務める「マリンバ協奏曲」にも注目!

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CHSA 5211
(SACD HYBRID)
\2800
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RSNOの首席フルーティスト、キャスリン・ブライアン
銀の声 〜 フルートと管弦楽によるオペラ・アリア集
モーツァルト:《魔笛》によるファンタジー
プッチーニ:歌劇 《ジャンニ・スキッキ》より
「私のお父さん」
グノー:歌劇 《ファウスト》より 宝石の歌「なんと美しいこの姿」
モーツァルト:歌劇 《フィガロの結婚》より
「どこにあるの美しい時は」
ドヴォルザーク:歌劇 《ルサルカ》より
「月に寄せる歌」
グノー:歌劇 《ロメオとジュリエット》より
「私は夢に生きたい」
ガーシュウィン:歌劇 《ポーギーとベス》より
「サマータイム」
ドリーブ:歌劇 《ラクメ》より 「花の二重唱」
レハール:オペレッタ 《メリー・ウィドウ》より
「ヴィリアの歌」
プッチーニ:歌劇 《蝶々夫人》より 「ある晴れた日に」
ビゼー:カルメン・ファンタジー |
キャスリン・ブライアン(フルート)
ブラムウェル・トヴェイ(指揮)
オペラ・ノース管弦楽団 |
RSNOの首席フルーティスト、キャスリン・ブライアン、輝かしきフルートで歌う「オペラ・アリア」!
☆RSNOの首席フルーティスト、キャスリン・ブライアン!
☆「フィガロの結婚」、「蝶々夫人」、「サマータイム」、「花の二重唱」などの偉大なオペラ・アリアをフルートで!
21歳という若さでスコットランドの名門オーケストラ、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の首席フルート奏者に就任したフルーティスト、キャスリン・ブライアン。
"ヴァイオリン"のための名作を"フルート"で奏でた「銀の弓(Silver
Bow)」(CKD 520)の続編に位置づけられるであろうアルバムがChandosから登場。
今作では、人の声をフルートに例えた「銀の声(Silver
Voice)」というタイトルで、「フィガロの結婚」や、「蝶々夫人」などからの偉大なオペラ・アリア、「サマータイム」、「花の二重唱」などの"声"のための名作をフルートで歌います。

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NAXOS
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8.573620
\1200 |
マリン・オルソップ(指揮)&サンパウロ交響楽団
"プロコフィエフ交響曲全集"完結
プロコフィエフ(1891-1953):交響曲 第7番
他
交響曲 第7番 嬰ハ短調 Op.131(1952)
1.第1楽章:Moderato
2.第2楽章:Allegretto-Allegro
3.第3楽章:Andante espressivo
4.第4楽章:Vivace
5.第4楽章:Vivace(改定稿による終結部)
歌劇《三つのオレンジへの恋》組曲 Op.33b(抜粋)
6.行進曲
7.スケルツォ
交響組曲「キージェ中尉」Op.60
8.第1曲:キージェの誕生
9.第2曲:ロマンス
10.第3曲:キージェの結婚
11.第4曲:トロイカ
12.第5曲:キージェの葬送 |
マリン・オルソップ(指揮)
サンパウロ交響楽団 |
マリン・オルソップとサンパウロ交響楽団による"プロコフィエフ交響曲全集"を締めくくるのは、亡くなる前年に完成された「交響曲第7番」。56歳の時の事故が元で、絶え間なく起きる頭痛と不調に悩まされていたというプロコフィエフ、晩年は悪化する病状と戦いながら「ピアノ・ソナタ第9番」やチェロと管弦楽のための「交響的協奏曲」を書き上げています。
この「交響曲第7番」はプロコフィエフ自身が「青春交響曲」と呼んだノスタルジックな作品で、「ソヴィエトの青年」に捧げる目的とされていますが、自身の青春時代を振り返るかのような郷愁に満ちた旋律が印象的。第2楽章の甘いメロディが涙を誘います。
終結部は弱音で終わる場合もありますが、オルソップは後に追加された「強奏版」を選択、力強く全曲を締めくくっています。
他に「3つのオレンジへの恋」組曲と交響組曲「キージェ大尉」を収録。
録音 Sala Sao Paulo, Brazil 2016年4月20-25日…1-5 2016年4月25日…6-7 2016年4月25-29日…8-12 Total
Playing Time:55'42" |
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8.573737
\1200 |
絶好調!
スーストロのサン=サーンス・シリーズ
サン=サーンス(1835-1921):チェロと管弦楽のための作品集
1.チェロ協奏曲 第1番 イ短調 Op.33(1872)
2.ロマンス へ長調 Op.36(チェロと管弦楽版)(1874)
組曲 ニ短調 Op.16b(1919)
3.前奏曲
4.セレナード
5.ガヴォット
6.ロマンス
7.タランテッラ
8.アレグロ・アパッショナート ロ短調 Op.43(チェロと管弦楽版)(1873/1876)
チェロ協奏曲 第2番 ニ短調 Op.119(1902)
9.第1楽章:Allegro moderato e maestoso-Andante
sostenuto
10.第2楽章:Allegro non troppo-Cadenza-Molto
allegro
11.組曲「動物の謝肉祭」-第13曲「白鳥」
(P.ヴィダルによるチェロと管弦楽版)(1886/1903頃) |
ガブリエル・シュヴァーベ(チェロ)
マルク・スーストロ(指揮)
マルメ交響楽団 |
86年という長い生涯の間に、初期ロマン派から印象主義への変遷を目の当たりにし、晩年には映画音楽の作曲にも手を染めたというサン=サーンス。数多くの作品を残しながらも、現在演奏されるのは、その中の僅かな曲に過ぎません。
その理由の一つに「作風が保守的であった」ということがあり、確かに亡くなる年に相次いで作曲されたクラリネット、オーボエ、ファゴットの一連の独奏管楽器のためのソナタにも、極めてロマンティックな感情があふれています。
このアルバムに収録されたチェロ曲は、サン=サーンスの趣味の良さを端的に表すような情緒豊かな作品ばかりであり、チェロの技巧もくまなく活かされています。そして忘れてはいけないのが「白鳥」。揶揄や皮肉たっぷりの組曲「動物の謝肉祭」の中で、これだけが異彩を放つ名曲中の名曲。チェロの優雅なメロディは人々を強く引き付ける魅力を放っています。注目のチェリスト、シュヴァーベの演奏で。
録音 2016年8月8-13日 Malmo? Concert Hall,
Malmo, Sweden

マルク・スーストロ(1949年 - ) は、フランス、リヨン生まれの指揮者。
20歳で地元の音楽院でトロンボーンとピアノを学んだあと、パリ音楽院でマニュエル・ロザンタルに指揮法を学んだ。
1974年にロンドン交響楽団のアンドレ・プレヴィンのアシスタントを務め、1975年のブザンソン国際音楽祭の指揮者コンクールで優勝。
1976年から1994年までロワール・フィルハーモニー管弦楽団、1995年から2003年までボン・ベートーヴェン管弦楽団、1996年から2006年までブラバント管弦楽団のそれぞれの首席指揮者を歴任。
2011年からマルメ交響楽団の首席指揮者、2015年8月よりオーフス響の首席指揮者。
最近ではTIMPANIからゴーベールの管弦楽曲集をリリースしてフランス・ファンを歓喜させ、NAXOSからサン=サーンス交響曲全集をリリースして交響曲ファンを驚喜させた。
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8.573546
\1200 |
スペインの新鋭指揮者パブロ・ゴンザレスとバルセロナ響によるビゼー!
ビゼー(1838-1875):組曲「カルメン」/組曲「アルルの女」
カルメン:第1組曲(エルネスト・ギローによる管弦楽版)
1.第1曲:前奏曲
2.第2曲:アラゴネーズ
3.第3曲:間奏曲
4.第4曲:セギディーリャ
5.第5曲:アルカラの竜騎兵
6.第6曲:トレアドール(闘牛士)
カルメン:第2組曲(エルネスト・ギローによる管弦楽版)
7.第1曲:密輸入者の行進
8.第2曲:ハバネラ(恋は野の鳥)
9.第3曲:夜想曲
10.第4曲:闘牛士の歌
11.第5曲:衛兵の交代
12.第6曲:ジプシーの踊り
アルルの女:第1組曲
13.第1曲:序曲
14.第2曲:メヌエット
15.第3曲:アダージェット
16.第4曲:鐘
アルルの女:第2組曲(エルネスト・ギローによる管弦楽版)
17.第1曲:パストラーレ
18.第2曲:間奏曲
19.第3曲:メヌエット
20.第4曲:ファランドール |
パブロ・ゴンザレス(指揮)
バルセロナ交響楽団
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1875年3月3日の初演時には失敗だったというビゼーの歌劇《カルメン》。しかし現在では世界で最も人気のある歌劇の一つです。
初演後、ビゼーの元にはウィーン公演の依頼も舞い込んでいましたが、もともと病弱であったビゼーは同年6月4日に急逝。依頼がかなうことはありませんでした(彼の死後、友人エルネスト・ギローが改作を施し、ウィーン公演にこぎつけたことも知られています)。
この組曲もギローの手によるもので、美しいメロディ満載のオペラから縦横無尽に音楽を取り出し、印象的にまとめています。
ギローは「前奏曲」の有名な冒頭の部分を「闘牛士」として独立させ、第1組曲の最後に置くという独創的な方法を取り、これが「組曲」全体に良い緊張感をもたらしています。
「アルルの女」の組曲はもう少し複雑な成立過程があり、第1組曲はビゼー自身の手によるもの、第2組曲はやはりギローが、他の作品からの曲も加え組曲としたもの。とはいえ、どれも原曲の良さが際立つ編曲です。
録音 2015年5月12-15日 Pau Casals Hall,
L'Auditori, Barcelona, Spain Total Playing
Time:69'30"

パブロ・ゴンザレス
1975年スペインのオビエド生まれ。
ロンドンのギルドホール音楽演劇学校で学び、2006年カダケス国際指揮コンクールで優勝。
ロンドン交響楽団およびボーンマス交響楽団の副指揮者、グラナダ市立管弦楽団の首席客演指揮者を経て、2010年から5年間カタルーニャ国立バルセロナ交響楽団の音楽監督を務める。
「悲愴」終楽章。熱演です。途中までですが。
https://youtu.be/5GOeesvRYR4
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8.559804
\1200 |
アムラン登場!!
クロード・ベーカー(1948-):ピアノ協奏曲「真昼から星空へ」
他
ピアノ協奏曲「真昼から星空へ」(2010)…世界初録音
1.第1楽章:Drum Taps ドラム・タップス(for
M.V.)-
2.第2楽章:Silent Sun 沈黙の太陽(for J.D.)
3.第3楽章:Lilacs ライラック(for L.S.):
Ever-Returning Spring 永遠に戻る春-
Reprise 反復:Drum Taps ドラム・タップス-
Autumn Rivulets 秋の小川
4.第4楽章:Dalliance 戯れ(for T.B.)-
5.第5楽章:Ecstatic Ghost 恍惚の幽霊(for
M-A.H.)
白鳥の歌から(2001)
6.漁師の娘
7.海辺にて-都市
8.影法師-attacca
9.彼女の絵姿
10.アトラス |
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)…1-5
ギルバート・ヴァルガ(指揮)…1-5
ファンフォ・メナ(指揮)…6-10
インディアナポリス交響楽団 |
イーストマン音楽大学でサミュエル・アドラーに作曲を師事したというクロード・ベイカー。数多くの受賞歴を持ち、作品も高く評価されています。
2010年に作曲されたピアノ協奏曲「真昼から星空へ」は、現在、ベイカーが学長を務めるインディアナ大学音楽学部の創立100周年を祝して委嘱された作品。もともとは1998年に作曲されたピアノ独奏曲「Flights
of Passage」の改作で、4楽章を5楽章に拡大し、副題にウォルト・ホイットマンの詩を添えたものです。ピアノの可能性を極限まで引き出し、オーケストラと丁々発止のやりとりを繰り広げる劇的な協奏曲で、5つの楽章はそれぞれ違った表情を持ち、中でも第5楽章はアイヴズやメシアン作品からの引用が聞こえる興味深い音楽。超絶技巧ピアニストとして名高いマルク=アンドレ・アムランをソリストに迎え、見事世界初演を果たしました。
もう一つの曲集「白鳥の歌から」はシューベルトの名作をコラージュし、新しく造り変えた意欲的な作品です。
録音 2009年10月9-10日…6-10 ライヴ録音 2011年1月7-8日…1-5 Hilbert
Circle Theatre, Indianapolis, Indiana, USA Total
Playing Time:50'00" |
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8.503295
(3CD)
\2400→\2190 |
パブロ・ゴンザレス&バルセロナ響の知られざる偉業
世界初録音多数!
不遇な扱いを受けていたグラナドスの管弦楽作品集3枚組セットで登場
【CD1】…8.573263
グラナドス(1867-1916):管弦楽作品集 第1集
1.敗者の行進曲(1899)
劇音楽「トリホス」(1894)
2.情景1:前奏曲とコーラス
3.情景2:序奏とコーラス
4.情景3:行進曲
5.情景4:モルト・アレグロ
6.フィナーレ
ガリシア民謡による組曲(1899)
7.第1曲:朝の歌
8.第2曲:アレグロ・モデラート
9.第3曲:郷愁
10.第4曲:フィナーレ:祝祭
全て世界初録音 |
パブロ・ゴンザレス(指揮)
コル・マドリガル(ミレイア・バッレナ・・・合唱指揮)・・・2.3.5
バルセロナ交響楽団&
カタルーニャ管弦楽団
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2016年はグラナドス(1867-1916)の没後100年にあたります。今回のシリーズはグラナドスの「管弦楽作品」に光を当てるものとなります。
当時、最高のピアニストとして活躍したグラナドスの作品は、やはりピアノ曲が多く、ショパン、リスト、ラフマニノフのような雰囲気を持つロマンティックな作品は現在でも愛されています。一方、彼の管弦楽作品や舞台作品は、それらのピアノ曲に比べると人気も知名度も低く(三省堂の音楽辞典でも管弦楽作品は掲載されていません!)まるで「管弦楽作品は書いていない」かのような扱いを受けているのは残念でなりません。
例えばこのアルバムの冒頭に収録された「敗者の行進曲」はスペインの聖週間のために書かれた曲ですが、暗く謎めいた行進曲に、思わず痛みを感じるほどの描写力。まるで西部劇の音楽のようなメリハリのある作品です。
民俗的な香りを楽しみたい方は、「ガリシア民謡による組曲」をぜひ。野心的でぐいぐい来るこの音楽は、多くの人が抱いているグラナドスのイメージを大きく変えてしまうことでしょう。
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【CD2】…8.573264
グラナドス(1867-1916):管弦楽作品集 第2集
1.ゴイェスカス:間奏曲(1915)
2.緑の瞳の踊り(1916)・・・世界初録音
3.ジプシーの踊り(1915)・・・世界初録音
4.交響詩「死んだ男の夜」(1897)・・・世界初録音
交響詩「ダンテ」(1908)
5.第1楽章:ダンテとヴィルジリオ
6.第2楽章:パオロとフランチェスカ |
ジェンマ・コマ=アラベルト(メゾ・ソプラノ)・・・6
ヘスス・アルバレス・カリオン(テノール)・・・4
リーダー・カメラ(ハビエル・パストラーナ・・・合唱指揮)
パブロ・ゴンザレス(指揮)
バルセロナ交響楽団 |
スペインの作曲家、グラナドス(1867-1916)の管弦楽作品集第2集。
彼の没後100年を記念して制作されたこのシリーズ、第1集(8.573263)に続き、今回もいくつかの作品は世界初録音という珍しい作品ばかりを収録、スペイン音楽ファンにとっても嬉しいアルバムとなっています。
彼の代表作である歌劇「ゴイェスカス」からの間奏曲は、スペイン音楽の全てを象徴するような名作。通常はピアノ編曲版を聴く機会が多い曲ですが、管弦楽版はより一層鮮やかな色彩を有しています。
著名なフラメンコ・ダンサー、アントニア・メルセに捧げられた「緑の瞳の踊り」、別のダンサー、トルトラ・バレンシアに捧げられた「ジプシーの踊り」。この2つもかなり特徴的な作風で書かれた激しいリズムの応酬が聴きものです。
また、フランクやドビュッシーの影響が感じられる交響詩「死んだ男の夜」、このアルバム中最も大きな規模を持つ交響詩「ダンテ」は、グラナドスの最も野心的な作品であり、彼の死生観も垣間見える壮大な世界が表出されています。
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【CD3】…8.573265
グラナドス(1867-1916):管弦楽作品集 第3集
抒情詩曲「リリアーナ」(P.カザルス編)(1911/1921)・・・世界初録音
1.前奏曲と日曜の礼拝
2.リリアーナと土の精
3.カエルの歌
4.妖精たちとファランドゥーラの合唱
オリエンタル組曲(アラブ組曲)(1888-1889)・・・世界初録音
5.砂漠の前に
6.セレナータ
7.東洋風行進曲
8.踊り
エリセンダ(1912)(ダグラス・リーバによるクリティカル・エディション)
9.エリセンダの庭
10.トローバ
11.エリセンダ
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&カタルーニャ管弦楽団
パブロ・ゴンザレス指揮
ダニ・エスパーサ(ピアノ)・・・9-11
ダニ・エスパーサ(ピアノ)・・・9-11 |
グラナドス(1867-1916)の管弦楽作品集の完結編。
ここに収録された3つの作品からは、彼の作風がある時期に「オリエンタリズム」から「モダニズム」へと変化したことがはっきり感じられます。
「リリアーナ」は1911年に初演されたカタロニア語の台本を伴う音楽劇で、魅惑の森に住む魔法の存在を扱ったロマンティックな作品です。まるでリヒャルト・シュトラウス風の華麗な響きがふんだんに用いられていますが、残念なことに初演後、すぐに人々の記憶から消え去ってしまいました。わずかに残った断片をグラナドスの友人でもあったパブロ・カザルスが編曲し、4つの曲からなる組曲に仕上げています。
「オリエンタル組曲」はグラナドスの初期の作品で、こちらは中東/北アフリカ由来のメロディが印象的な異国情緒たっぷりの音楽です。
「エリセンダ」は「リリアーナ」と同じく、アペレス・メストレの詩に基づく劇音楽で、本来は4曲からなる組曲でしたが、最後の1曲「リフレイン」は紛失。残されたスコアも様々な編成に移し変えられるなど、定着の難しい作品です。今回の録音はピアノと室内オーケストラで演奏できる版を用い、ピアノが全体の背景を説明しながら、各々の楽器が語っていくという方法を取っています。牧歌的で美しい夢みるような世界が現れます。
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2016年の没後100年を記念して制作された3集からなるグラナドスの管弦楽作品集。
ピアニストとして高く評価されていたグラナドスは、やはりピアノ曲を多く作曲し、ショパンやリストを思わせるロマンティックな作品は現代でも多くの人々に愛されています。
しかし管弦楽作品はあまり顧みられることがなく、実演を聴くことはおろか、三省堂の音楽辞書にも管弦楽作品は掲載されていないほどの不遇な扱いを受けているのが実情です。
この3枚組では世界初録音も含めたグラナドスの管弦楽作品をたっぷり聴くことができます。
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8.572998
\1200 |
マルコ・アントニオ・カヴァッツォーニ(1490頃-1560頃):鍵盤音楽全集
他
1.作者不詳:リチェルカーレ 第34番-インタブラチュア・リュート
第1巻より
(グレン・ウィルソン編)
2.ジャコモ・フォリアーノ(1468頃-1548):リチェルカーレ
カヴァッツォーニ:ボローニャのマルカントーニオによる
リチェルカーリ・モテッティ・カンツォーニ
第1巻より
3.リチェルカーレ 第1番
4.Salve Virgo
5.リチェルカーレ 第2番
6.O Stella Maris
7.Perdone moi si je folie
8.ヴィラールト(1490頃-1562):
リチェルカーレ 第14番(ムジカ・ノーヴァ)
9.カヴァッツォーニ:Madame vous aves mon
cuor
10.ジュリオ・セーニ(1498-1561):
ムジカ・フィクタのためのリチェルカーレ
11.カヴァッツォーニ:Plus ne regres
12.ジローラモ・カヴァッツォーニ(1525頃-1577以降):
リチェルカーレ 第3番(1543)
13.カヴァッツォーニ:Lautre jor per un
matin
14.ジローラモ・カヴァッツォーニ:リチェルカーレ
第20番(ムジカ・ノーヴァ)
15.カヴァッツォーニ:リチェルカーダ((Castell’Arquato)
16.ブルネル(1564頃没):
リチェルカーレ・ソプラ「Cantai mentre
ch'i arsi」(Cipriano de Rore)
17.ヴェッジオ(1510頃-1543以降):第1旋法のリチェルカーダ
18.パラボスコ(1524頃-1557):Da pacem Domine(ムジカ・ノーヴァ)
19.メルーロ(1533-1604):第4旋法のリチェルカーレ(Libro
Primo,1567) |
グレン・ウィルソン(ハープシコード) |
16世紀イタリアは鍵盤音楽の発展が目覚ましく、数多くの重要な作曲家が鍵盤のための作品を書いています。しかし現存する多くはオルガンのための作品であり、ハープシコード作品はほとんど残されていません。
しかし演奏家ウィルソンが文献を注意深くあたったところ「オルガンのための」と記されていても、実はハープシコードで演奏するための曲集であったり、実際には楽器が指定されていない曲集も数多く含まれていたのだそうです。
このアルバムでは、15世紀から16世紀にかけて活躍した優れた鍵盤奏者、作曲家のカヴァッツォーニの作品を中心に収録。彼のリチェルカーレは即興的であり、そのほとんどが当時の流行歌に基づく「小さな主題」を展開していくという手法が用いられています。これらもオルガンで演奏されるのが常ですが、このアルバムでは原型であるチェンバロ用に復元されています。
録音 2017年2月20-23日 Schuttbau, Rugheim,
Unterfranken, Germany Total Playing Time:79'34" |
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8.573385
\1200 |
リスト(1811-1886):ピアノ作品全集 第47集
オラトリオ「キリスト」/「聖エリザベートの伝説」よりトランスクリプション集
オラトリオ「キリスト」-2つのオーケストラのための楽章
S498b/R478
1.揺りかごの傍の羊飼いの歌/牧歌
2.三人の王/行進曲
オラトリオ「聖エリザベートの伝説」-3つの小品
S498a/R477
3.オーケストラのための序奏
4.十字軍の騎士たちの行進曲
5.間奏曲
オラトリオ「キリスト」-2つの小品 S498b
6.奇跡
7-8.序奏と牧歌 |
ヘンリー・クラーマー(ピアノ) |
ピアニストとしての素晴らしい活躍、そして華やかな女性遍歴。若い頃から波乱万丈の人生を送ってきたフランツ・リストですが、人生の中盤を迎えた頃から宗教に傾倒し、それとともに作品も次第に深遠な雰囲気を帯び始め、また調性からの脱却も見られるようになります。
このアルバムに収録された2曲のオラトリオは、どちらもリストが50歳を越えた1860年代に作曲された“宗教曲”で、「聖エリザベートの伝説」(1862)はドイツの聖女の物語、「キリスト」(1866)はそのタイトル通りキリストの誕生から受難、復活までが描かれた壮大なオラトリオです。
ただ、どちらの作品も全曲演奏は稀であり、耳にする機会もあまりません。リストは各々の作品から美しい部分を取り出し、ピアノ独奏用の楽譜も準備しました。若い頃の作品に比べるとかなり落ち着いた雰囲気を持つ美しい曲集です。
録音 2015年1月8-9日 Morse Recital Hall,
Yale School of Music, New Haven, Connecticut,
USA Total Playing Time:76'40" |
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8.573435
\1200 |
プロコフィエフ(1891-1953):少年時代の手稿集
1-4.年老いた祖母の物語 Op.31(1918)
5-10.6つの小品 Op.52(1931)
少年時代の手稿集
11.タランテッラ ニ短調(1901)
12.小さな歌 第2集-第7番 メロディ 変ホ長調(1903)
13.小さな歌 第3集-第4番 Presto ハ長調(1904)
14.小さな歌 第3集-第7番 行進曲 第4番
へ長調(1904)
15.小さな歌 第3集-第8番 Vivo ト長調(1904)
16.小さな歌 第4集-第2番 ロマンス 第3番
ニ短調(1905)
17.小さな歌 第4集-第3番 Allegretto イ短調(1905)
18.小さな歌 第4集-第5番 Allegretto ハ短調(1905)
19.小さな歌 第4集-第6番 Allegro 変イ長調(1905)
20.小さな歌 第4集-第11番 メヌエット ヘ短調(1905)
21.小さな歌 第5集-第2番 スケルツォ ハ長調(1906)
22.小さな歌 第5集-第4番 Allegro non troppo
ニ短調(1906)
23.小さな歌 第5集-第5番 ワルツ ト短調(1906)
24.小さな歌 第5集-第6番 行進曲 ヘ短調(1906)
25.小さな歌 第5集-第7番 prestissimo ハ長調(1906)
26.小さな歌 第5集-第12番 エチュード・スケルツォ
ハ長調(1906)
27.試験用フーガ ニ長調(1908)
28.スケルツォ ニ長調 |
アレクサンダー・ドッシン(ピアノ) |
プロコフィエフが最初に曲を作ったのは5歳の時。そのヘ長調の小品は母親の手で譜面に書き起こされ「インドのギャロップ」を名付けられました。その後も才能を遺憾なく発揮。10歳になる前に2作のオペラを手掛けたとされています。
そして、プロコフィエフが本格的に作曲を学ぶのは11歳になってから。最初の師ポメランツェフは彼に何も有益な情報をもたらすことはありませんでしたが、次に師事したグリエールは、巧みな手さばきでプロコフィエフを指導。
このアルバムに収録されている楽しい一連の「手稿集」を書き上げ、この成果をもって13歳の若さでサンクトペテルブルク音楽院に入学を果たしました。
この曲集がいかに優れているかを知るには、青年時代に作曲した2つの曲集「年老いた祖母の物語」と「6つの小品」とを聴き比べてみてください。10代のプロコフィエフがどれほど自身の作風を確立していたのかを知ることができます。
録音 Moon Mountain Studios, Eugene, Oregon,
USA 2016年7月6-8日…1-10 2016年10月29日…11-28 Total
Playing Time:79'53" |
<メジャー・レーベル>
DG
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4828826
(2CD)
\2400 |
《ルネ・コロ〜フロム・メリー・ルー・トゥー・マイスタージンガー》
《CD 1》
1) ベートーヴェン:歌劇『フィデリオ』より
「神よ、ここは暗い——人生の春の日に」(フロレスタン)、
2) ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』より
「だめだ、もうこの苦しみに耐えられない——森を過ぎ、野を越えて」、
3) ブラームス:カンタータ『リナルド』Op.50より
「Stelle her der gold’nen Tage Paradiese
noch einmal」、
ワーグナー:
4) 歌劇『タンホイザー』より「心の情熱」(ローマ語り)、
5) 楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』より
「朝はバラ色に輝きて」(愛の歌)、
楽劇『トリスタンとイゾルデ』より
6)「Tristan!−Isolde!−Treuloser Holder!」、
7)「まだ船は見えません」、
8) 舞台神聖祝典劇『パルジファル』より「アンフォルタス! あの傷!」、
9) マーラー:交響曲『大地の歌』より「地上の悲しみを歌う酒宴の歌」/
《CD 2》
ヴァイル:三文オペラより
1)「ひものバラード」2) 「快適な生活のバラード」
3)「Grabschrift」、
4)カールマーン:喜歌劇『伯爵令嬢マリツァ』より
「Grus mir die susen, die reizenden
Frauen」、
5)「Auch ich war einst ein feiner Csardaskavalier
−Komm, Zigan」、
J.シュトラウス2世:
喜歌劇『ウィーン気質』より
6) 「Grus Gott, mein liebes Kind」、7)「Als
ich ward ihr Mann」、
8)「Du suses Zuckerauberl mein」、9)「Wiener
Blut」、
10) 喜歌劇『こうもり』より「Trinke, Liebchen,
trinke schnell」、
レハール:喜歌劇『微笑みの国』より
11)「Von Apfelbluten einen Kranz」、12)「Bei
einem Tee a deux」、
13)「君こそ我が心のすべて」
14)「Immer nur lacheln und immer vergnugt」、
15) オッフェンバック:喜歌劇『美しきエレーヌ』より「イダ山の上で」、
16) 民謡「ああ、どうしてそんなことができようか(Ach,
wie ist’s moglich dann)」、
17) 民謡「O Taler weit, o Hohen」、
18) ハロー・メリー・ルー |
ルネ・コロ(テノール)
《CD 1》
ヴィクトル・ブラウン(バリトン)(4)、
ノーマン・ベイリー(バス)(5)、
マーガレット・プライス(ソプラノ)、
ブリギッテ・ファスベンダー(コントラルト)(6)、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)(6,
7)、
クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)(8)、
ライプツィヒ放送合唱団(6)、
レナード・バーンスタイン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1)、
ラファエル・クーベリック(指揮)
バイエルン放送交響楽団(2)、
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(3)、
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(4, 5,
8)、
カルロス・クライバー(指揮)
シュターツカペレ・ドレスデン(6, 7)、
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
シカゴ交響楽団(9)
《CD 2》
ミルヴァ(ヴォーカル)(1)、
ロルフ・ボイセン(ナレーター)(3)、
ダグマー・コルラー(ソプラノ)(6)、
フェリー・グルーバー(テノール)(8)、
インゲボルグ・ハルシュタイン(ソプラノ)(9)、
ユリア・ヴァラディ(ソプラノ)(10)、
ビルギット・ピッチュ=サラータ(ソプラノ)(12)、
ジョン・マウチェリ(指揮)
RIAS ベルリン・シンフォニエッタ(1-3)、
ヴォルフガング・エーベルト(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(4, 5)、
アントン・パウリク(指揮)
クルト・クラウンケ交響楽団(6-9)、
カルロス・クライバー(指揮)
バイエルン国立管弦楽団(10)、
ヴォルフガング・エーベルト(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団(11-14)、
フランツ・アラーズ(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団(15)
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ポップ・シンガーからワーグナー・テノールへ
ルネ・コロ80歳記念アルバム
2017年11月に80歳を迎えるドイツのテノール歌手ルネ・コロ。40年を超えるそのキャリアは、クラシックの歌手でありながら、愛すべきエンターテイナーでもあった多彩なアーティストの記念盤です(デジパックCD2枚組)。
ルネ・コロは、厳粛な芸術や格調高い文化とエンターテインメントとの間の区別を決して認めていません。祖父と父親がオペレッタ作曲家だったこともあり、オペレッタに親しんでいたコロは、そこからディキシーランド・ジャズに興味を持ち、ポップ・ミュージックのジャンルにも挑んで成功し、その後オペラ歌手となりました。プッチーニやヴェルディのアリアだけではなく、レハールやコール・ポーターも歌い、そして伝説のワーグナー・テノールとなったのです。
1982年のプログラム解説の序文に彼は次のように書いています。「ローエングリンは聖杯を見守ることを望みませんでした。人間になることを望みました。私もドイツ芸術の聖杯を守ることのみに精神を集中させようとは思っていません」。
このコレクションはバーンスタイン、クライバー、ショルティといった指揮者との伝説のヘルデンテノールの役が並ぶ一方で、オペレッタ、民謡、そしてヴァイルの『三文オペラ』も含むコロの幅広いレパートリーを網羅しています。
そしてまた、コロが初期にポップ・シンガーとして大成功を収めた1961年の世界的ポップ・ヒット曲「ハロー・メリー・ルー(Hello
Mary Lou)」の魅力的なドイツ語ヴァージョンの歌唱も収録しています。
【録音】《CD 1》1978年(1)、1979年(2)、1982年(3)、1970年(4)、1975年(5)、1981年(6,
7)、1972年(8, 9)/《CD 2》1988年(1-3)、1975年(4-15)、1983年(16,
17)、1961年(18)
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<国内盤>
SONARE
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野田マリカによる香り高きショパン、シューマンの調べ
ショパン:
前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
夜想曲第7番 嬰ハ短調 Op.27-1
夜想曲第8番 変ニ長調 Op.27-2
シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17 |
野田マリカ(ピアノ) |
ペルルミュテールの系譜を継ぐ野田マリカによる香り高きショパン、シューマンの調べ。
セッション録音:2017年5月/リリスホール(横浜)/96k
Hz 24bit、53’26”
ペルルミュテールの系譜を継ぐ野田マリカ。ソナーレ・レーベルからリリースされた前作、ドビュッシーの前奏曲集I,I(I
SONARE 1026)がレコード芸術誌特選盤に選ばれ話題となりました。
期待の第2弾はショパンの舟歌、前奏曲 嬰ハ短調、夜想曲第7&8番、そしてシューマンの幻想曲を収録しました。洗練された美しいタッチで奏でられるショパンとシューマンをご堪能ください!
「そこはかとなく匂ってくるような、優れた感性のたたずまい」(濱田滋郎 ライナーノーツより)
野田マリカ(ピアノ):
桐朋学園大学卒業後、フランス政府給費留学生として、パリ国立高等音楽院で、巨匠ペルルミュテールに学ぶ。1970年代よりパリを中心に活躍。1980年代にはフランス文化省主催パリフェスティバルのソリストにも選ばれ、サル・ガヴォーでリサイタルを開催。
2012年まで、パリのコンセルヴァトワールで後進の指導にあたる。2010年、フランス政府内務省及びパリ市より、銀メダルの名誉賞を授賞。ラヴェル協会会員。 |
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ダヴィッド&梯 剛之 デュオ・リサイタル2016
(1)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調
K.481(第41番)
(2)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
K.305(293d)(第29番)
(3)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番
ト長調 Op.96 |
ヴォルフガング・ダヴィッド(ヴァイオリン)
梯剛之(ピアノ) |
この上なきエレガントな調べ。奇跡のヴォルフガング・ダヴィッド&梯剛之第4
弾は、モーツァルト、ドビュッシー、ベートーヴェン!
ライヴ録音:2016年12月13日/JTアートホール アフィニス/96k
Hz 24bit、72’49”
ピアニスト梯剛之とウィーンでともに学んだヴォルフガング・ダヴィッドによる奇跡のデュオ。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第6番と第8番(SONARE
1030)を収めたアルバムはレコード芸術特選盤となりました。
期待の第4弾は、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタ2篇、ドビュッシー、そしてベートーヴェンの第10番が収録されました。
紡ぎだされる一音一音に敬愛をこめ、この上なくエレガントに奏でる二人の演奏には定評があり、近年ますます充実した演奏を聴くことができます。二人が最も得意とするモーツァルトでは軽やかに、ドビュッシーでは色彩豊かに、そしてベートーヴェンでは端正でみずみずしい演奏を披露しております。
「キュッヒル門下のダヴィッドは柔軟で端麗な黥布の持ち主。きわ立って美しい梯剛之の音色と共に申しぶんのない演奏を聴かせた。」(濱田滋郎「音楽の友」2017年2月号より)
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<LP>
ECM(LP)
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4815766
(LP)
\3200
発売中止 |
《トマス・デメンガ〜J.S.バッハ:プレリュードとサラバンド》
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲
《Side 1》
第4番変ホ長調BWV1010
1) プレリュード、2) サラバンド、第1番ト長調BWV1007
3) プレリュード4)サラバンド、
第3番ハ長調BWV1009
5) プレリュード、6) サラバンド /
《Side 2》
第5番ハ短調BWV1011
1) プレリュード、2) サラバンド、
第2番ニ短調BWV1008
3) プレリュード、4)サラバンド、
第6番ニ長調BWV1012
5) プレリュード、6) サラバンド |
トマス・デメンガ(チェロ) |
チェロ組曲全曲盤のCDからプレリュードとサラバンドを収めたLPアルバム
バッハ:チェロ組曲全曲盤CD(481-3195)から、プレリュードとサラバンドを集めて収録したLPアルバムです。
原典の忠実な再現を目指すトマス・デメンガの演奏をLPのサウンドでもお楽しみください。
【録音】2014年2月、バーゼル、ハンス・フーバー・ザール |

9/27(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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MAGGIO LIVE
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2018年よりフィレンツェ五月音楽祭歌劇場音楽監督に就任!
ファビオ・ルイージがMAGGIO LIVEレーベルに新登場。
(1)ベートーヴェン:合唱幻想曲ハ短調 Op.80
(2)ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98 |
(1)アンドレア・ルケシーニ(ピアノ)
フランチェスカ・ロンガリ(ソプラノ1)
キアラ・モジーニ(ソプラノ2)
ジャダ・フラスコーニ(コントラルト)
マヌエル・アマーティ(テノール1)
パトリック・カボンゴ・ムベンガ(テノール2)
リー・チャン・ヤング(バス)
ロレンツォ・フラティーニ(合唱指揮)
ファビオ・ルイージ(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、同合唱団
(2)ファビオ・ルイージ(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団 |
録音:(1)2017年2月25日/オペラ・ディ・フィレンツェ、(2)2011年12月28日/オペラ・ディ・フィレンツェ/STEREO、DDD、62’32’’
現在チューリッヒ歌劇場音楽総監督、メトロポリタン歌劇場首席指揮者、デンマーク国立交響楽団首席指揮者を務めるファビオ・ルイージ、2018年からはフィレンツェ五月音楽祭歌劇場音楽監督に就任する発表がなされています。
ルイージとフィレンツェ五月音楽祭歌劇場の初共演は1994年の『シモン・ボッカネグラ』、その後1997年には『アロルド』をレコーディング、2003年には『リゴレット』を上演しました。管弦楽の公演も行っており、2011年、2017年の録音を収めたのが今回のアルバムです。
ブラームスの交響曲第4番はファビオ・ルイージの美質にマッチした作品と言え、情熱を秘めつつも端正なコントロールで美しく盛り上がります。ルイージはこの曲を2017年4月のNHK交響楽団定期公演でも取り上げていました。
『合唱幻想曲』でピアノを弾くアンドレア・ルケシーニはマリア・ティーポの弟子で、10代でディノ・チアーニ国際ピアノコンクールに優勝、幅広いレパートリーを持ち、作曲家のルチアーノ・ベリオとも交流が深かったピアニストです。

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のすたるぢあ
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佐藤豊彦(リュート)
せせらぎ 〜 フランスバロックのシャコンヌ集 |
佐藤豊彦(リュート) |
老ゴーティエ:シャコンヌまたはド・ローネ氏の「せせらぎ」/
ドニ・ゴーティエ:ランクロ女史に捧げるトンボー(アルマンド)/
老デュビュ:シャコンヌ・Aマイナー/
老デュビュ:シャコンヌ・Cメジャー/
メルキュール:アルマンド・Dマイナー/
老ガロ:シャコンヌ「ダイヤのネックレス」/
老ガロ:シャコンヌ「小さな後宮」/
老ガロ:シャコンヌ「ほうき星(キルヒ大彗星)」/
老ガロ:シャコンヌ「ハエ(乗合馬車とハエ)」/
デュフォー:アルマンド・Aマイナー/
ムートン:シャコンヌ・Gメジャー/
ロイスナー:アルマンド・Gマイナー/
サン・リュク:シャコンヌ「オイゲン公のご帰還」/
ド・ヴィゼー:デュ・ビュに捧げるトンボー(アルマンド)/
ド・ヴィゼー:道化師のシャコンヌ |
佐藤豊彦のソロ・アルバム!17世紀フランスの「シャコンヌ」と「トンボー」
リュート界の第一人者であり、日本が誇る世界的巨匠、佐藤豊彦の新録音は、17世紀フランスの「シャコンヌ」と「トンボー」を集めたリュート・ソロ・アルバム。
佐藤豊彦は、低音の動きが繰り返される「シャコンヌ」に、「せせらぎ」から海、雲、雨と移り変わる自然の水の循環、そして東洋の考えの基になっている無限に循環する自然界との共通点を見出し、先達や著名人に捧げられている「トンボー(アルマンド)」を「シャコンヌ」に捧げる曲として合間に演奏しています。
前作、愛弟子の櫻田亨、娘の佐藤美紀との三重奏曲集「ネーデルランドのリュート音楽(Nostalgia
1601)」がレコード芸術「特選盤」となるなど高い人気と評価を確立してきた佐藤豊彦。リュート界の神仙の域に達したとも表される佐藤豊彦が、深く豊かに織りなすフランスバロック境地をどうぞご堪能あれ。
使用楽器:カナダの製作家リチャード・バーグ氏による2014年作のフランス式リュート(11コースのバロックリュート)
使用弦:アメリカのガムート社とイタリアのユニヴァーサル社のガット弦
録音:2016年10月18日−21日、霧島国際音楽ホール「みやまコンセール」
日本語解説:佐藤豊彦
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
MAGGIO LIVE
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MAGGIO 018
(2CD)
\3800
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カバイヴァンスカの名唱が光る『蝶々夫人』!
プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』 |
蝶々夫人:ライナ・カバイヴァンスカ
スズキ:フローラ・ラファネッリ
ケイト・ピンカートン:ジュリアーナ・マッテイーニ
ベンジャミン・フランクリン・ピンカートン:
ジョルジョ・メリーギ
シャープレス:ジョルジョ・ザンカナーロ
ゴロー:フランコ・リッチャルディ
ヤマドリ公:ジョルジョ・ジョルゲッティ
ボンゾ:グラツィアーノ・デル・ヴィーヴォ
神官:アウグスト・フラーティ
役人:オッターヴィオ・タッデイ
ロベルト・ガッビアーニ(合唱指揮)
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、同合唱団 |
録音:1979年1月27日/フィレンツェ、コムナーレ劇場/STEREO、ADD、[CD1]58’13’’、[CD2]70’33’’
ガヴァッツェーニの『蝶々夫人』と言えば、ローマ歌劇場でロス・アンヘレスやディ・ステファノといった名歌手たちと1954年に録音した盤が有名です。今回リリースされるのはその25年後の録音。必要なメロディを誇張することなく丁寧に聴かせた『蝶々夫人』の模範的演奏であり、かつ抒情性にあふれ壮大さもある感動的な演奏です。
蝶々さんを歌うカバイヴァンスカは、1934年ブルガリア生まれのソプラノ。1959年に『外套』でイタリア・デビュー。1966年に『蝶々夫人』をレパートリーに加えました。イタリア・オペラを得意とし、音盤も多数。このアルバムでは卓越した歌唱力でもって蝶々夫人を演じており、見事な音程の跳躍や巧みなメッサ・ディ・ヴォーチェが聴きものです。
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PROFIL
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PH 17058
(12CD)
\6000 →\5590
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凝りに凝ったマリア・カラス・コレクション〜最良の演奏を年代順に配列
EMI音源ではないので最近発売の大全集と重複してない。
驚きのお宝音源入り!
マリア・カラス歿後40年BOX |
Disc 1-2
プッチーニ:歌劇「トスカ」
マリア・カラス(トスカ)、ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(カヴァラドッシ)、
ピエロ・カンポロンギ(スカルピア)、ジルベルト・チェルダ(アンジェロッティ)
グィード・ピッコ(指揮)メキシコ・ベラスアルテス劇場管弦楽団&合唱団
録音:1952年7月1日/ベラスアルテス劇場(モノラル。ライヴ)
Disc 3-5
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」
マリア・カラス(ノルマ)、マリオ・デル・モナコ(ポリオーネ)、
エベ・スティニャーニ(アダルジーサ)、ジュゼッペ・モデスティ(オロヴェーゾ)
トゥリオ・セラフィン(指揮)ローマRAI交響楽団&合唱団
録音:1955年6月29日/ローマ(モノラル。ライヴ)
Disc 6-7
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」
マリア・カラス(ルチア)、ジャンニ・ライモンディ(エドガルド)、
ローランド・パネライ(エンリコ)、アントニオ・ゼルビーニ(ライモンド)
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮)ナポリ・サン・カルロ劇場管弦楽団&合唱団
録音:1956年3月22日/ナポリ、サン・カルロ劇場(モノラル。ライヴ)
Disc 8-9
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
マリア・カラス(ヴィオレッタ)、チェーザレ・ヴァレッティ(アルフレード)、
マリオ・ザナージ(ジョルジョ)、マリー・コリアー(フローラ)、リー・ロバーツ(アンニーナ)
ニコラ・レッシーニョ(指揮)コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
録音:1958年6月/コヴェント・ガーデン王立歌劇場(モノラル。ライヴ)
Disc 10-11
ケルビーニ:歌劇「メデア」
マリア・カラス(メデア)、ジョン・ヴィッカーズ(ジャゾーネ)、
エリザベス・キャーロン(グラウチェ)、ニコラ・ザッカリア(クレオンテ)、テレサ・ベルガンサ(ネリス)
ニコラ・レッシーニョ(指揮)ダラス・シビック・オペラ・カンパニー管弦楽団&合唱団
録音:1958年11月8日/ダラス(モノラル。ライヴ)
Disc 12
(1)ベッリーニ:ノルマ〜「聖らかな女神よ」(テスト録音)
(2)モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ〜「私を不親切な女と思わないで」(テスト録音)
(3)ロッシーニ:イタリアのトルコ人〜「一人の男だけを愛するなんて」
(4)ポンキエッリ:ラ・ジョコンダ〜「自殺!」「だから約束を守って」【パオロ・シルヴェーリ(バリトン)】
(5)ヴェルディ:マクベス〜「早く来て、あかりをつけておくれ」
(6)同:運命の力〜「天使の中の聖処女よ」
(7)ロッシーニ:イタリアのトルコ人〜「一人の男だけを愛するなんて」
(8)モーツァルト:後宮からの誘拐〜「どんな拷問も」
(9)カタラーニ:ワリー〜「遠い所へ」
(10)ヴェルディ:シチリア島の夕べの祈り〜「ありがとう皆さん」
(11)スポンティーニ:ウェスタの巫女〜「神よ、怖れおののき祈りを捧げます」
(12)ワーグナー:トリスタンとイゾルデ〜イゾルデの愛の死
(13)カラス、愛犬のプードルとのデュエット【1968
年4月パリ。ヘアウッドのインタビューから】
(14)ヴェルディ:
運命の力〜「あわれみの聖母」【死の一か月前、1977年8月に自宅で行ったリハーサル。カラス最後の録音】
マリア・カラス(ソプラノ)、アルトゥーロ・バジーレ(1)、
アントニオ・ヴォット(4)(指揮) トリノ・イタリア放送交響楽団/
トゥリオ・セラフィン(指揮)フィオレンティーノ・マッジオ・ムジカーレ管弦楽団(2)/
ジャナドレア・ガヴァッツェーニ(3)、オリヴィエロ・デ・ファブリティイス(5)(指揮)
ローマ・イタリア放送交響楽団/
トゥリオ・セラフィン(6)、ジャナドレア・ガヴァッツェーニ(7)(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団/
アルフレッド・シモネット(指揮)イタリア放送管弦楽団(8)/
トゥリオ・セラフィン(指揮)フィルハーモニア管弦楽団(9)(10)/
ルフレッド・シモネット(指揮)ミラノ・イタリア放送交響楽団(11)/
アントニオ・ヴォットアテネ祝祭管弦楽団(12)、ヴァッソ・デヴェッツィ(ピアノ)(14)
録音:1949年11月8日(1)、1953年1月27日(2)、1950年10月19日(ライヴ)(3)、1952年9月6-10(4)、
1952年2月18日(ライヴ)(5)、1954年8月19-21,23-25,27日(6)、1954年8月31日-9月8日(7)、
1954 年12月27日(ライヴ)(8)、1954年9月17,18,20,21日(9)(10)、
1956年9月27日(ライヴ)(11)、1957年8月5日(ライヴ)(12) |
歿後40 年。Profilならではの凝りに凝ったマリア・カラス・コレクション。驚きのお宝音源入り!
マリア・カラス歿後40 周年を記念して、Profile
レーベルが12 枚組のBox をリリース。カラス研究の世界的権威ディーター・フオシュのセレクションによる最良の演奏を年代順に配列。
カラスの真骨頂といえばオペラ。このBox には5
篇の全曲版が収められています。いずれもEMI(現ワーナー)音源ではなく、最近発売された大全集と重複していません。絶頂期のカラスの凄すぎる神業を存分に堪能できます。
1952 年メキシコ・シティの「トスカ」、1956
年ナポリの「ルチア」、1958 年ダラスの「メデア」は現在入手困難なため大歓迎。
「メデア」には若き日のテレサ・ベルガンサが出演、カラスと夢の共演を果しているのも豪華のひとことにつきます。
注目はお宝音源を集めたDisc12。マリア・カラスのまさに最初の商業録音となるテスト録音から、カヴァッツェーニ指揮によるロッシーニの「イタリアのトルコ人」ローマ、エリセオ劇場でのライヴの一節、さらには1968
年4 月にパリで行われたインタビューの中で、愛犬のプードルとデュエットしているものなどファン狂喜のものが含まれています。
また死の一か月前に自宅で行った「運命の力」の「あわれみの聖母」リハーサルというカラス最後の録音も貴重。疑惑の人物ヴァッソ・デヴェッツィがピアノ伴奏を務めているのも意味深長です。
驚きの価格で新たなカラスの名盤の登場。
アニヴァーサリならではのプレゼントです。お買い逃しのないようにご注意ください。
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<国内盤>

9/26(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ACCENT
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シュテファン・テミング(リコーダー)
ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲
・J.S.バッハ:「最愛のイエスよ、我らに集いて」BWV731
・ヴィヴァルディ:協奏曲ト長調RV312
・J.S.バッハ:プレリュード ヘ長調BWV854
・ヴィヴァルディ:協奏曲ヘ長調RV442
・J.S.バッハ:
「ああ罪人なるわれ、 何をなすべきか」BWV770
・ヴィヴァルディ:協奏曲ホ短調RV445
・J.S.バッハ:
「イエスよ、汝いまぞ天より下りたまい」BWV650
・ヴィヴァルディ:協奏曲ハ長調RV444
・J.S.バッハ:
「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」BWV639
・ヴィヴァルディ:協奏曲ハ短調RV441
・J.S.バッハ:「人はみな死すべきもの」BWV643
・ヴィヴァルディ:協奏曲ト長調RV443 |
シュテファン・テミング(リコーダー)
カプリコルナス・コンソート・バーゼル |
リコーダー界屈指のヴィルトゥオーゾ、テミングによるヴィヴァルディ
録音:2017年5月セーヴェン、スイスァルディ/68’40
リコーダー界屈指のヴィルトゥオーゾであるシュテファン・テミングによるヴィヴァルディのリコーダー協奏曲集。リコーダーのシンプルな構造から豊かな表情を引き出すのは非常に難しいなか、テミングは超絶技巧であることはもちろん、リコーダーから多彩な音色を引き出し、かつ軽快に明確に吹きこなしています。ヨーロッパでは、かつての名手フランス・ブリュッヘンの再来と絶賛されています。
このアルバムでは、ヴィヴァルディの協奏曲の間にバッハのプレリュードを挟み込み、ヴィヴァルディならではの明快な曲想、そして繊細な美しさを管弦楽と見事にマッチさせています。
シュテファン・テミング:
マルクス・ツァーンハウゼン、ミヒャエル・シュナイダー両氏にリコーダーを学ぶ。バロック奏者として様々な古楽アンサンブルと共演を重ね、ライプツィヒ・バロック・フェスティバル、モーゼル音楽祭、テューリンゲン・バッハ週間といった数々の音楽祭をはじめ世界各地のコンサートツアーに参加。また、ソリストとしても、シュトゥットガルト室内管弦楽団、ブランデンブルク交響楽団、香港シンフォニエッタ、ケープタウン・フィルハーモニー管弦楽団、南西ドイツ室内管弦楽団、エッセン・フォルクヴァンク室内管弦楽団といった数々のオーケストラと共演を果たし、古典から現代作品まで幅広く取り組んでいる。
彼はリコーダーの可能性を拡げたいと強く思っており、レパートリーの拡充に積極的に取り組んでいる。定期的に開催している演奏会では、現代作曲家によるソロ作品の初演に取り組むなど精力的な活動を展開。2010年からはミュンヘン音楽大学で講師を務めている。
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ACC 26408
(3CD)
\5500
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ゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭ライヴ2017
「ロターリオ」を上演
ヘンデル:歌劇「ロターリオ」HWV26(全3幕) |
ゾフィー・レナート
(ロターリオ/メゾ・ソプラノ)
マリー・リス(アデライデ/ソプラノ)
ウルズラ・ヘッセ・フォン・デン・シュタイネン
(マティルデ/メゾ・ソプラノ)
ホルヘ・ナバーロ・コロラド
(ベレンガーリオ/テノール)
ジャド・ペリー
(イデルベルト/カウンターテナー)
トッド・ボイス(クロドミーロ/バリトン)
ゲッティンゲン・ヘンデル祝祭管弦楽団
ローレンス・カミングズ(指揮) |
ドイツのゲッティンゲンで行われている1920年から続く歴史ある音楽祭ヘンデル国際音楽祭。ヘンデルの音楽を再発見させる重要な役割を担っています。このアルバムは2017年の音楽のライヴで歌劇「ロターリオ」を収録しています。ゲッティンゲン・ヘンデル音楽祭とACCENTレーベルの素晴らしいコラボレーションによって、これまでにも貴重な上演がディスク化されています。
「ロターリオ」、1729年第2次王室音楽アカデミーのために作曲されたオペラ。
あらすじは、スポレート公のベレンガーリオとその妻マティルデは、王位継承権をもった美貌の王女アデライデと息子のイデルベルトを結婚させようとアデライデの夫を殺害する。しかしアデライデはイデルベルトとの結婚を拒否。怒ったベレンガーリオはアデライデの城を攻撃するが、それを知った誇り高きドイツの王ロターリオが助けにイタリアまで来る。そして権力闘争が始まる。
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超絶技巧ドンゴワによるシュメルツァー
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(c1623-1680)
2声のソナタ(ストレート・コルネット、オルガン)
3声のソナタ
(トランペット、ヴァイオリン、サックバット、オルガン)
ソナタ「ラ・カロリエッタ」
(コルネッティーノ、ヴァイオリン、ドゥルシアン、
サックバット、オルガン)
ソナタ第2番(ヴァイオリン、ミュート・コルネット、オルガン)
ソナタ第5番(ヴァイオリン、オルガン)
ソナタ第8番
(ストレート・コルネット、サックバット、オルガン)
2声のソナタ(ヴァイオリン、ドゥルシアン、オルガン)
3声のソナタ第12番
(ヴァイオリン、コルネッティーノ、トロンボーン、オルガン)
5声のソナタ
(トランペット、ヴァイオリン、ストレート・コルネット、
ドゥルシアン、サックバット、オルガン)
2声のパストレッラ
(ヴァイオリン、ストレート・コルネット、オルガン) |
ル・コンセール・ブリゼ
アリス・ジュリアン=ラファリエール
(ヴァイオリン)
ジャン=フランソワ・マドゥフ
(ナチュラル・トランペット)
ステファン・ルゲ(サックバット)
モニ・フィシャレック(ドゥルシアン)
アドリアン・ジュルダン(オルガン)
ウィリアム・ドンゴワ(コルネット、指揮) |
録音:2016年9,10月、タランジュ、フランス/69’21
コルネットの名手にして、ブルース・ディッキーの「コンチェルト・パラティーノ」のメンバーとして活躍したウィリアム・ドンゴワが率いる古楽器団体、ル・コンセール・ブリセによるシュメルツァーのソナタ集。
シュメルツァーはバロック期のオーストリアの作曲家。当時イタリア趣向の強いウィーンで、オーストリア人としてはじめて宮廷楽長に就任した人物。ヴァイオリンの名人として知られ、ビーバーの師だったと言われています。
またヴァイオリン以外にもコルネットを演奏し、コルネットを含む楽曲を作曲しています。ここに収録されているのは、コルネットを中心とし、ヴァイオリン、トランペット、サックバット(トロンボーンの原型)、ドゥルシアン(ファゴットの祖先)などの楽器のアンサンブル。シュメルツァーのコルネットの腕前を感じさせる超絶技巧の楽曲です。
ウィリアム・ドンゴワの卓越した技巧はもちろんのこと、ナチュラル・トランペットのジャン=フランソワ・マドゥフ、サックバットのステファン・ルゲ、ドクルシアンのモニ・フィシャレックと現代の名手が揃い見事な演奏を繰り広げています。
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ARTE DELL’ARCO JAPAN
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ADJ 055
(2CD)
\4800 →\4390
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日本の古楽界を牽引してきた若松夏美がついに
J.S.バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
BWV1001-1006
[Disc1]
(1)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番
ト短調 BWV1001
(2)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番
ロ短調 BWV1002
(3)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
イ短調 BWV1003
[Disc2]
(4)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
ニ短調 BWV1004
(5)無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番
ハ長調 BWV1005
(6)無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番
ホ長調 BWV1006 |
若松夏美
(ヴァイオリン;
Carlo Tononi,
Bologna 1700) |
己に向き合い、対話する、無伴奏の真骨頂。日本の古楽界を牽引してきた若松夏美がついにバッハの無伴奏全曲を録音!
セッション録音:2014年3月18-20日、2015年8月12-15日、2015年10月9-11日/コピスみよし(埼玉)/Disc
1 71’23”、Disc 2 74’49”
長年日本の古楽界を牽引してきた若松夏美がついにバッハの無伴奏全曲録音をリリースします!
若松夏美はバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のリーダーとしてカンタータ全曲録音の殆ど全てに参加。現在BCJ
およびオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)のコンサート・マスターをつとめる傍ら、鈴木秀美を中心とする室内楽など積極的な演奏活動を展開しております。バッハのあらゆる作品を弾いてきた若松だからこそ表現できる唯一無二の世界。己に向き合い、対話する、若松夏美によるバッハ無伴奏をご堪能ください。
「『6曲のヴァイオリン・ソロ』はヴァイオリンひとつだけでバスも旋律も同時に鳴らし、フーガを構築し、それぞれの舞曲に様々な表情を与え、1
曲また1 曲と違う趣向をもって作曲された。(中略)バッハがこの曲集を誰に献呈するでもなく浄書したのは、自身の到達した想像力の高みを、見た目にも美しいセットにしておこうという気持ちになったからかもしれない。そして、それが300
年後の私たちの譜面台の上に置かれるとは思いもしなかっただろう。」若松夏美〜ライナーノーツより
【公演情報】
10月12日(木)19:00開演 HAKUJU HALL
若松夏美 バッハを弾く
J.S.バッハ: 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番、他

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COVIELLO CLASSICS
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COV 91726
(SACD HYBRID)
\2600
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ヴォロディーミル・ラヴリネンコによるラヴェル
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
ドビュッシー:映像第1集[水の反映、ラモーを讃えて、運動]
ラヴェル:高貴で感傷的なワルツ |
ヴォロディーミル・ラヴリネンコ(ピアノ)
アールガウ交響楽団
ルネ・ベルグマン(指揮) |
ウクライナ出身のピアニスト、ヴォロディーミル・ラヴリネンコによるラヴェル
録音:2016年ライヴ/55’36
1984年ウクライナ出身のピアニスト、ヴォロディーミル・ラヴリネンコによるラヴェルのピアノ協奏曲。2017年有能な芸術家に与えられるハンブルクのベレンバーグ文化賞を受けた逸材です。
このアルバムは、アールガウ交響楽団とのコンサートのライヴ録音。ラヴェルのピアノ協奏曲は、繊細なピアノと華麗なオーケストレーションが混じりあう人気の高い楽曲。ラヴリネンコの見事な色彩感に圧倒されます。特に第2楽章の美しさは白眉。
そしてラヴェルの「水の戯れ」に触発され書かれたというドビュッシーの「水の反映」を含む映像第1集。煌めきを感じるピアノの音色、波紋のように広がるリズムなどを丁寧に表現しています。
最後に7つのワルツとエピローグの8曲からなるラヴェルの「高貴で感傷的なワルツ」。ラヴリネンコのピアノは複雑な響きを繊細に描いています。
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CORO
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J.S.バッハ:オルガン作品集 Vol.4
コラール《来たれ、聖霊、主なる神》によるファンタジア
BWV.651
コラール《来たれ、聖霊、主なる神》BWV.652
オルガン協奏曲第5番ニ短調 BWV.596
コラール《バビロンの流れのほとりに》BWV.653
コラール《おお愛する魂よ、装いせよ》BWV.654
パルティータ《喜び迎えん、慈しみ深きイエス》BWV.768
コラール《バビロンの流れのほとりに》BWV.653b
前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.548 |
ロバート・クィンニー(オルガン) |
ザ・シックスティーンの首席オルガニスト!ロバート・クィンニーのJ.S.バッハVol.4!
ザ・シックスティーン(オーケストラ)のプリンシパル・メンバー(オルガニスト)であり、ウェストミンスター寺院の副オルガニスト、ピーターバラ大聖堂の音楽監督を経て、現在はオックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団の音楽監督として活躍するロバート・クィンニー。
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、プロムスへのデビューを果たしたいま注目のオルガニストによるバッハのオルガン作品集第4巻には、コラールとそのコラールを主題とした11のパルティータからなる「BWV.768」など、コラールを題材とした作品を収録。使用楽器は第3巻と同じくケンブリッジ・トリニティ・カレッジに設置されているメッツラー・オルガン(1976年製作)。
※録音:2016年9月12日−14日、トリニティ・カレッジ・チャペル(ケンブリッジ、イギリス)
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TOCCATA
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TOCC-17
\2300 |
アントワーヌ・ライヒャ(1770-1836):ピアノ作品全集
第2集
6つのフーガ Op.81(1810年頃出版)
1.第1番:ハ短調
2.第2番:ホ長調
3.第3番:ハ長調
4.第4番:変ホ長調
5.第5番:ホ短調
6.第6番:ヘ短調
グレトリーのロンドの主題によるピアノのための練習曲、または57の変奏曲(1824年頃出版)
7.主題
8-66.変奏 1-57
67.ロンド
世界初録音 |
ヘンリク・レーヴェンマルク(ピアノ) |
チェコに生まれ、ドイツ、フランスで活躍したライヒャ(レイハ)。同じ年に生まれたベートーヴェンとは少年時代に知り合い、生涯友情を結んでいたことでも知られています。マンハイム楽派からの影響を受けた管楽器のための作品が有名ですが、様々な趣向が凝らされたピアノ曲はほとんど知られていません。
このアルバムでは、作曲技法の習得を目的としたバロック様式の「6つのフーガ」と、驚くほど多彩な変奏技術が発揮された「57の変奏曲とロンド」の2作品を収録。知られざるライヒャを楽しむことができます。
録音2007年4月12-13日,2015年12月21-22日 Hurstwood
Farm, Borough Green, Kent / Llandaf Cathedral
School, Cardif, England, UK |
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TOCC-336
\2300 |
ジェラルド・シュルマン(1924-):室内楽作品集
第3集
ピアノ四重奏曲 第1番(1986)
1.第1楽章:Ricercare
2.第2楽章:Capriccio
3.第3楽章:Corale
4-12.セレナード(1969)…世界初録音
ピアノ四重奏曲 第2番(1997-1998)
13.第1楽章:Allegro moderato
14.第2楽章:Scorrevole - Adagio cantabile
15.第3楽章:Allegro molto
16-21.Two Violins-2台のヴァイオリン(2015)…世界初録音 |
リリス弦楽四重奏団
【メンバー】
アリッサ・パーク(ヴァイオリン)…1-3.13-15.16-21
シャリーニ・ヴィジャヤン(ヴァイオリン)…16-21
リューク・マウラー(ヴィオラ)…1-3.13-15
ティモシー・ルー(チェロ)…1-3.13-15
ミハイル・コルジェフ(ピアノ)…1-3.13-15
マーティン・ビーヴァー(ヴァイオリン)…4-12 |
東インド諸島に生まれ、1981年からはアメリカを拠点に活躍しているイギリス系オランダの作曲家シュルマン。
これまで2枚の室内楽作品がTOCCATAレーベルからリリースされており人気を博しています。第3集では2曲のピアノ四重奏曲と、初期の作品「セレナード」そして最新作の「Two
Violins」を収録。
ヴァイオリン独奏による「セレナード」はブリテンを思わせる抒情性を携えた意欲的な作品。その抒情性は最新作にも変わらず発揮されており、不思議な美しさを醸し出しています。
録音
2017年3月27-28日 Allegro Recordings,
Burbank, California, USA…1-3.13-15
2016年8月19日 Meng Concert Hall of the
Department of Music…4-12
2015年8月22日 Meng Concert Hall of the
Department of Music…16-21 |
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TOCC-343
\2300 |
ジョエル・エンゲル(1868-1927):室内楽作品と民謡集
1.ヴァイオリン、ハープとハルモニウムのための「ユダヤのメロディ」(1912)…世界初録音
2.神秘的なアダージョ Op.22…世界初録音
3-5.3つのユダヤの歌(L.H.ダント編)
6-11.クラリネット、弦楽とパーカッションのための「Dybbuk」-組曲「悪霊」Op.35
12.Hen hu hivtiach li(1923)…世界初録音
2つのヴァイオリン小品 Op.20
13.第1番:ハバドのメロディ
14.第2番:Freilechs
50の子どもの歌(抜粋)(1923)
15.第9番:In der Suke
16.第8番:Shavues
17.第1番:Morgengebet…世界初録音
11の子どもの歌 Op.36(抜粋)
18.第10番:Zumerfeygele…世界初録音
19.ジトミルスキー(1881-1937):Az ikh volt
gehat dem keysers oystres Op.4, No.2 |
レイチェル・キャロウェイ(メゾ・ソプラノ)…3-5.12.15-18.19
【ピッツバーグ・ユダヤ音楽祭の演奏家たち】
シンシア・コレド・デアルメイダ(オーボエ)…3-5.18
ロン・サムエルス(クラリネット)…3-5.12.15-19
グレッチェン・ファン・ホエセン(ハープ)…1.2
ジョージ・ウィリス(パーカッション)…7-9
ダニエル・アンダイ(ヴァイオリン)…1.2.6-11
ローラ・モチャロフ(ヴァイオリン)…6-11
ヌリト・パヒト(ヴァイオリン)…12.14
マリリン・ジングラス=ロイ(ヴィオラ)…6-11
アーロン・ゼルコヴィツ(チェロ)…2.6-11.13
ジョン・ムーア(コントラバス)…7-11
ルッツ・マンリケス(ピアノ)…13(ハルモニウム)…1.2
ロドリーゴ・オヘダ(ピアノ)…3-5.14.15-18.19 |
19世紀末、イディッシュ語とヘブライ語による民謡を「芸術音楽」の域に高め、人々から「ユダヤ音楽の父」と賞賛された作曲家ジョエル・エンゲル。ハンガリーにおけるバルトークやコダーイのように、エンゲルも東ヨーロッパの各地に出かけ、村人の歌を直接聞き取り、これらからインスピレーションを受けて数多くの作品を書き上げました。
このエンゲルの作品集は、何世紀に渡るユダヤの人々が伝えてきた文化と情熱をしっかりと捉えています。
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TOCC-430
\2300 |
ヘレン・ホープカーク(1856-1945):ピアノ作品集
アイノナの思い出集(1902-1907)
1.Wandering 放浪
2.Cronan: A Hushing Song コーラン:沈黙の歌
3.In the Ruins 遺跡にて
4.A Twilight Tale 黄昏の物語
5.ロマンス イ短調(1885)
6.セレナード 嬰へ長調(1891)
7-9.5つのスコットランド民謡(抜粋)(1919)
10.Sundown 日没(1905)
11.セレナータ組曲-第1曲 Maestoso(1918)
ピアノのための組曲(1917)
12.第1曲:Sarabande
13.第2曲:Minuet
14.第3曲:Air
15.ワルツ嬰へ長調(1915-1920頃)
16.ピアノのための2つのコンポジション-第1曲「影」(1924)
17.Robin Good-Fellow(1922)
18-19.2つの音画(1929-1930) |
ゲイリー・スティーガーウォルト(ピアノ) |
19世紀末のスコットランドを代表する女性ピアニストの一人、ヘレン・ホープカーク。1897年にはボストンに移住し、優れたピアノ教師として後進の指導にあたると共に、数多くのサロン風の上品な作品を遺しました。
初期の作品はブラームスの影響が感じられるものの、彼女の創作の源は常に母国スコットランドにあり、後期になるに従って印象派風の作風とスコットランドの民族音楽が融合された独自の音楽を聴く事ができます。
ピアニスト、スティーガーウォルトは妻であるダナ・ミュラーとともにホープカークの研究者で、これまでに伝記を執筆、また積極的にコンサートでホープカークの作品を演奏し、作品の普及に努めています。
録音 2016年6月20-22日 McCulloch Auditorium,
Pratt Music Hall, Mount Holyoke College,
South Hadley, Massachusetts
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