≪第95号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その6 2017/12/26〜
12/28(木)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
AMBRONAY
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ラモーの楽曲から聴きどころを抜粋し、オルガンとアンサンブルによるシンフォニー組曲を再創造する試み
ラモーの遺産
・ラモー/レヒシュタイナー編:協奏曲「未開人」
〔1.アフリカの奴隷たちのエール 2. 優しいエール
3.未開人〕
(優雅なインドの国々)
・ルベル&フランクール:シンフォニー組曲
〔1.プレリュードとロンドー 2.サラバンド
3.ミュゼット 4.ファンファーレ〕
・ラモー/レヒシュタイナー編:
〔1. パルカのためのプレリュードとエール
2.わざとらしい悲しみ
3.コントルダンス〕(優雅なインドの国々)
・ルベル&フランクール:シンフォニー組曲
〔1.フォルラーヌ 2.行進曲 3.トリオとやさしいエール〕
・ラモー/レヒシュタイナー編:
〔1.リゴードンあるいはソローニュのおめでたい者
2.アモールのためのエール 3.ミュゼット
4.タンブーラン〕 |
アンサンブル・レ・シュルプリーズ
ルイ=ノエル・ベスティン・
ド・カンブーラ(指揮)
イヴ・レヒシュタイナー(オルガン) |
新鮮な響き!超絶技巧のオルガンがメインの「未開人」
録音:2016年9月25-27日
18 世紀、カトリックの国フランスでは、復活祭の前に、劇場などのエンタテインメント施設が休業となり、かわりに「コンセール・スピリチュエル」(宗教音楽のコンサート)とよばれる演奏会が催されていました。
フランスの作曲家バルバトルが、1768 年12月、コンセール・スピリチュエルの演奏会のために、ラモーの作品(必ずしも宗教的なものではない)の有名曲を抜粋したオーケストラとオルガンという編成によるシンフォニー組曲を編み、これが演奏されたという記録が残っています。しかしこの楽譜は残されていません。
このたび、ラモーの作品「アムールの嘆き(Les
Surprises l’ Amour)」からグループ名をとったアンサンブル・レ・シュルプリーズが、ラモーの楽曲から聴きどころを抜粋し、オルガンとアンサンブルによるシンフォニー組曲を再創造する試みを行いました。レヒシュタイナーの超絶技巧のオルガンが核となる「未開人」は実に新鮮にして、不思議と神聖に響きます。
フランスのオペラの巨匠が書いた珠玉の楽曲が、新たな色彩を帯びてよみがえります。
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殺された、あるいは殺した男たちのイタリア・バロック
ヴァイオリンとテオルボのデュオ、「レピッコ」
1. イグナツィオ・アルベルティーニ(1644-1685):ソナタ第1番 刺殺
2. ビアッジョ・マリーニ(1594-1663)(レピッコ編):カプリッチョ
3. ベッレーロフォンテ・カスタルディ(1581-1649):ソナタ第7番 殺人容疑
4. ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メーリ(1624-1669):
ソナタop.4-4「La Biancuccia」 カストラート殺害
5. テオルボの即興
6. アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):シンフォニア第2番 ジェノヴァで暗殺
7. G.A. パンドルフィ・メーリ:ソナタop.3-1「La
Stella」
8. A.ストラデッラ:シンフォニア第9番
9. I.アルベルティーニ:ソナタ第3番
10. ヴァイオリンの即興
11. A.ストラデッラ:シンフォニア第5番
12. B.カスタルディ:Furiosa corrente
13. G.A. パンドンルフィ・メーリ:ソナタop.3-5「La
Clemente」 |
REPICCO
〔キンガ・ウイスザスジ
(ヴァイオリン)&
ヤドラン・ドゥンクン
(テオルボ〕 |
【ヴァイオリン/アントニオ・グラニャーニ、1784年】【テオルボ/ブレンダン・ヒルスト、1989年】
録音:2017年3月1-4日、フランス
イタリア・バロックの作曲家たちの作品集。彼らの共通点は、殺された、あるいは殺人者、ということ。といっても、必ずしもこれらの作曲家達に具体的な事実があるというわけではありませんが、17
世紀のイタリア・バロックのきわめつけのパッションが感じられる作品が選りすぐられています。
ハンガリー出身のヴァイオリン奏者と、ノルウェー出身のテオルボ奏者によるデュオが、17
世紀イタリアの心の世界を照らし出します。
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美しく切ない17 世紀イタリアの弦楽作品。
めまぐるしくも甘く歌い狂うヴァイオリン、そしてそれを狂言回しのように一歩引いて支えるテオルボ。
なんとも秀逸、且つ印象的なアルバム。
しかしこのアルバムのタイトルを知ったとき、背筋がぞっと寒くなる。
「ASSASSINI, ASSASSINATI」
殺害・・・。
そうこのアルバムで取り上げられた作曲家は、みな殺害に絡んでいる。
イグナツィオ・アルベルティーニ 刺殺
アレッサンドロ・ストラデッラ 暗殺
は殺され、
ベッレーロフォンテ・カスタルディ 殺人容疑
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアーリ カストラート殺害
は殺害容疑、あるいは殺害犯。
ビアッジョ・マリーニ
だけはかろうじてその範疇から外れているか。
しかし、それなのに、ここに収められた音楽の美しく切ないこと。
禁じられた幽愁の美とでも言おうか。
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GLOSSA
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ボッケリーニ:アポクリファル・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
(G24/4, 原曲:三重奏曲 Op.14/4, G98,
1772)
ヴァイオリン・ソナタ ハ短調
(G43, 原曲:四重奏曲 Op.2/1, G159, 1761)
ヴァイオリン・ソナタ ト長調 《ラ・ティラーナ》
(原曲:小四重奏曲 Op.44/4, G223, 1792)
〔編曲:モレーノ&サピコ〕
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 《ラ・セギディーリャ》
(原曲:小四重奏曲 Op.50/5, G374, 1795)
〔編曲:モレーノ&サピコ〕 |
エミリオ・モレーノ(ヴァイオリン)
アーロン・サピコ(チェンバロ) |
エミリオ・モレーノのボッケリーニ!四重奏曲から編曲されたソナタ集!
☆18世紀オーケストラのヴィオラ・セクションのリーダーであり、指揮者、音楽学者としても名高いエミリオ・モレーノ。
☆三重奏曲、四重奏曲から「ヴァイオリンとチェンバロ」のために編曲された、ボッケリーニのヴァイオリン・ソナタ集!
18世紀オーケストラの首席ヴィオラ奏者であり、スペインを代表するバロック・ヴァイオリン&バロック・ヴィオラ奏者のエミリオ・モレーノ。これまで、ジャック・オッホとのヴァイオリン・ソナタ集Op.5やラ・レアル・カマラ名義での様々な弦楽三重奏曲集、ピアノ四重奏曲集など、ボッケリーニの名録音をいくつも生み出してきたエミリオ・モレーノの新たなボッケリーニ・アルバムは、三重奏曲、四重奏曲から「ヴァイオリンとチェンバロ」のために編曲されたソナタ集。
チェンバロは、前作「カストロ(GCD 920314)」でも共演したスペインのチェンバリスト&指揮者、アーロン・サピコ。4曲のうち2曲は、モレーノとサピコ自ら小弦楽四重奏曲(カルテッティーノ)から編曲し、イタリアからスペインへと渡り独自のスタイルを確立したボッケリーニの素晴らしき室内楽を披露します。
※録音:2017年9月、トレモチャ(マドリード)

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GCD 923513
(2CD/特別価格)
\3800
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ポルポラ:ラマート・ノーメ 〜 カンタータ集
Op.1
カンタータ第5番/カンタータ第10番/
カンタータ第8番/カンタータ第3番/
カンタータ第9番/カンタータ第6番/
カンタータ第11番/カンタータ第4番/
カンタータ第7番/カンタータ第2番/
カンタータ第1番/カンタータ第12番
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ステーファノ・アレージ(指揮)
スティーレ・ガランテ、
フランチェスカ・カッシナーリ(ソプラノ)
エマヌエラ・ガッリ(ソプラノ)
ジュゼッピーナ・ブリデッリ(アルト)
マリーナ・デ・リーソ(アルト)
アグニェシュカ・オシャンツァ(チェロ)
アンドレア・フリッジ(チェンバロ) |
イタリア後期バロックのスペシャリスト達!ウェールズ公に捧げられたポルポラのカンタータを歌う
☆イタリア音楽のスペシャリストたち、スティーレ・ガランテのGlossa第2弾!
☆イタリア古楽界の名歌手たちが歌う、ポルポラのカンタータ集。
後期バロック音楽の専門家、ステーファノ・アレージをディレクターとして2010年に結成された18世紀のイタリア音楽に特化したアンサンブル「スティーレ・ガランテ(ギャラント様式)」のGlossa第2弾。スティーレ・ガランテが特に得意とする、ニコラ・ポルポラ(1686−1768)のカンタータ集
Op.1が登場。
この12のカンタータは、おそらく故郷ナポリで書かれていましたが、ロンドンで活動していた1735年にウェールズ公フレデリック・ルイスの庇護のもとロンドンで出版されました。
フランチェスカ・カッシナーリやエマヌエラ・ガッリを始めとするイタリア古楽界の名歌手たちが歌う、ポルポラの優雅なるカンタータをどうぞ。
※録音:2016年10月&2017年8月、ロッカビアンカ(イタリア)

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殺された悲劇のカストラート、
ジョヴァンニ・フランチェスコ・グロッシ(1653−1697)の生涯
シファーチェ〜カストラートの愛 |
フィリッポ・ミネッチャ(カウンターテナー)、
ハビエル・ウリセス・イリャン(ディレクター)、
ネレイダス |
アレッサンドロ・ストラデッラ:《洗礼者ヨハネ》より〜
序曲、レチタティーヴォ 「親愛なる森よ」、アリア
「かつておまえはわたしを守ってくれた」/
カルロ・パッラヴィチーノ:《ヴェスパジアーノ(ウェスパシアヌス)》より〜アリア
「こう言えることが大切だ」/
アレッサンドロ・ストラデッラ:
《スザンナ》より〜アリア 「ご執心のあなたがた若い娘たちよ」、《洗礼者ヨハネ》より〜アリア
「激しく吹け」/
ベルナルド・パスクイーニ:《キリストの渇き》より〜序曲/
フランチェスコ・カヴァッリ:《アフリカのシピオーネ》より〜アリア
「今やわが苦しみはさらに増し」/
アレッサンドロ・ストラデッラ:《洗礼者ヨハネ》より〜アリア
「わたしとしては、交換しない」/
カルロ・パッラヴィチーノ:《バッシアーノ》より〜序曲/
ピエトロ・シモーネ・アゴスティーニ:《サビーネの強奪》より〜
レチタティーヴォ 「今や大地は深い眠りに就いて沈黙し」、アリア
「わが美しき人よ、ベッドから起き上がりなさい」/
カルロ・アンブロージョ・ロナーティ:
《かたきどうしのふたりの兄弟》より〜アリア
「星を震わし、崩し、天上から落とせ」/
ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ:《神の慈悲のらっぱ》より〜序曲/
アントニオ・ジャンネッティーニ:《クラウディオ・ネローネの青春時代の入り口》より〜
レチタティーヴォ 「恋にやつれ」、アリア
「口づけをもって」/
ベルナルド・パスクイーニ:《エジプトのモーセのできごと》より〜アリア
「真に熱心に信仰するものに対して」/
アレッサンドロ・ストラデッラ:
《スザンナ》より〜序曲、アリア 「気持ちを永遠に隠したいと思ったら気が狂ってしまう」/
ジョヴァンニ・バッティスタ・バッサーニ:《ヨナ》より〜アリア
「惨めな心よ」/
ピエトロ・シモーネ・アゴスティーニ:《サビーネの奪還》より|〜アリア
「わたしは戦争を望む」/
ヘンリー・パーセル:アンセム 「わが歌はとこしえに主の慈愛を歌わん」、セフォーチの別れ(ハープシコード曲)/
ベルナルド・パスクイーニ:《エジプトのモーセのできごと》より〜アリア
「だが、われらが弱き声が」/
アレッサンドロ・スカルラッティ:《ジュディッタ(ユーディット)》より〜アリア
「眠れ、戦争の雷鳴よ」 |
フィレンツェの太陽、フィリッポ・ミネッチャ!悲劇のカストラートの生涯を辿る。
☆フィレンツェの太陽! イタリアのカウンターテナー、フィリッポ・ミネッチャ。
☆ソロ・アルバム第2弾は、「シファーチェ」の名で知られる悲劇のカストラートの生涯を辿る。
ラ・ヴェネクシアーナやアントニオ・フローリオ&カペラ・ナポリターナ(旧イ・トゥルキーニ)、カルロ・イパタ&アウセル・ムジチなどの多くの録音・公演に参加し、現在のもっとも注目を浴びるカウンターテナーの一人であるフィリッポ・ミネッチャ。
Glossaから発売されるソロ・レコーディング第2弾は、「シファーチェ(セフォーチ)」の愛称で知られ、イタリアやイギリスで絶大な人気を誇りながらも愛憎劇のうえ殺されてしまったという悲劇のカストラート、ジョヴァンニ・フランチェスコ・グロッシ(1653−1697)の生涯を辿る架空のオペラというコンセプトのアルバムです。
※録音:2017年5月、グアダラマ(スペイン)

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NAXOS
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8.573576
\1200 |
ピアノ独奏版
ドビュッシー:海/
ストラヴィンスキー:春の祭典
ドビュッシー(1862-1918):
管弦楽のための3つの交響的素描「海」(1905)
ルシアン・ガルバンによるピアノ独奏編(1938)
1.第1曲:海の夜明けから真昼まで
2.第2曲:波の戯れ
3.第3曲:風と海の対話
ストラヴィンスキー(1882-1971):バレエ音楽「春の祭典」(1911-1913)
ウラディーミル・レイチキスによるピアノ独奏編(1985)
第1部:大地の礼賛
4.序奏
5.春のきざし(乙女たちの踊り)
6.誘拐
7.春の輪舞
8.敵の部族の遊戯
9.長老の行進
10.長老の大地への口づけ-大地の踊り
第2部:生贄の儀式
11.序奏
12.乙女の神秘的な踊り
13.選ばれし生贄への賛美
14.祖先の召喚
15.祖先の儀式
16.生贄の踊り |
ラルフ・ファン・ラート(ピアノ) |
印象主義音楽を代表するドビュッシーの「海」、暴力的な音響と複雑なリズムで聴衆を圧倒するストラヴィンスキーの「春の祭典」。どちらもオーケストラの性能を極限まで生かした"20世紀音楽に最も影響を与えた作品"として知られています。しかし、これらの作品をピアノ1台で演奏するとどうなるのでしょうか?
「海」を編曲したのはルシアン・ガルバン。彼はラヴェルの友人であり、「ラ・ヴァルス」など何曲かの編曲で知られ、一時期は出版社デュランの校正係を務めたほどスコアに精通していた人物で、この「海」も微妙な響きが見事にピアノへと置き換えられています。「春の祭典」はストラヴィンスキー自身のピアノ二重奏ヴァージョンをもとに、レイチキスが独奏版へと編曲したもの。ストラヴィンスキー自身のお墨付きももらったほどの見事な出来栄えです。
現代音楽を得意とするラルフ・ファン・ラートは難解な作品を完璧に弾き切っています。
録音 2016年8月16-18日 Sweelinckzaal,
Conservatorium van Amsterdam, The Netherlands
Total Playing Time:58'09" |
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8.573838
\1200 |
ジョアン・ファレッタ(指揮)&バッファロー・フィル
コダーイ(1882-1967):管弦楽のための協奏曲
他
1.ガランタ舞曲(1933)
2.管弦楽のための協奏曲(1940)
ハンガリー民謡「孔雀は飛んだ」による変奏曲(1939)
3.主題
4-19.第1変奏-第16変奏
20.終曲
21.マロシュセーク舞曲(1929) |
ジョアン・ファレッタ(指揮)
バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団 |
20世紀ハンガリーを代表する作曲家コダーイ。20代の頃に知り合ったバルトークとともにハンガリー民謡集を出版し、民謡の要素を取り入れた多彩な作品を数多く残しています。
このアルバムに収録された4作はその中でも良く知られた作品ばかり。ブダペスト・フィルハーモニー協会創立80周年を記念して作曲された「ガランタ組曲」は、当時忘れられていた民謡「ヴェルブンコシュ」が使われています。同じく民謡を主題にした“「孔雀は飛んだ」による変奏曲”も有名。最近では吹奏楽編曲版が広く人気を獲得している名曲です。
他にはもともとピアノ曲として書かれた「マロシュセーク舞曲」、シカゴ交響楽団の創立50周年記念のために書かれた「管弦楽のための協奏曲」を収録。ジョアン・ファレッタの活気ある演奏が作品を引き立てています。
録音 2017年4月23-24日 Kleinhans Music
Hall, Buffalo, New York, USA Total Playing
Time:77'17" |
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8.573679
\1200 |
グレインジャー(1882-1961):吹奏楽のための作品全集
第1集
1.浜辺のモリー
2.鐘の小品
3.民主主義の行進歌
4.J.S.バッハ:おお、人よ、汝の大いなる罪を嘆け(P.グレインジャー編)
5.緑の草原で楽しく踊ろう
6.カントリー・ガーデン(第2稿)
7.ウィリアム・ルイス:6部のファンタジーとエア
第1番(P.グレインジャー編)
8.丘の歌 第2番
9.ユージン・グーセンス:民謡の旋律(P.グレインジャー編)
10.羊飼いの踊り
11.歩く時の音楽
12.スプーン・リヴァー
13.キャサリン・パーカー:ダウン・ロングフォード・ウェイ(P.グレインジャー編)
14.フォーレ:トスカーナのセレナード(P.グレインジャー編)
15.フランク:コラール 第2番(P.グレインジャー編)
世界初録音…4.7.
グレインジャーのオリジナル・スコアによる世界初録音…5 |
マリウス・ロト・クリステンセン(テノール)…2
ビョルン・ボーゲヴェット(ユーフォニアム)…14
ビャルテ・エンゲセト(指揮)
王立ノルウェー海軍バンド |
オーストラリア出身の作曲家グレインジャーは、10代の頃にピアニストとして才能を開花させましたが、1907年の夏にノルウェーに出かけ、グリーグに会ったことで「民族音楽」への関心を抱きました。当時発明されたばかりの蝋管蓄音機を携え、イギリス中を回り各地の民謡を収集、積極的に自作に取り入れ、親しみやすい作品を次々と生み出したグレインジャーですが、興味の対象は民謡だけにとどまらず、当時の最新鋭の楽器を創り出したり、様々な楽器編成を試みたりと、常に好奇心に満ち溢れていたようです。
吹奏楽作品も多く残しており、アイルランドやイングランドの民謡を用いた作品や、アメリカ移住後に依頼された「リンカーンシャーの花束」など現在でも愛奏され続ける作品が数多くあり、NAXOSでの全曲録音は吹奏楽ファンにとっても大きな喜びとなることでしょう。
第1集では「浜辺のモリー」や「カントリー・ガーデン」など良く知られた曲や、J.S.バッハ、フランク作品の編曲など面白い作品を聴くことができます。
録音 Torpedoverkstedet, Karljohansvern
Horten, Norway 2014年11月17-21日…1.5.8.10.11 2015年4月20-24日…4.6.9.12.14.15 2016年1月25-29日…2.3.7.13 2016年6月2日…Nilento
Studios, Kallered, Sweden
Total Playing Time:67'59" |
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8.559845
\1200 |
ダニエルプール(1956-):弦楽四重奏曲 第5番-第7番
弦楽四重奏曲 第5番「In Search of La Vita
Nuova-新しい人生を求めて」(2004)
1.第1楽章:Maestoso
2.第2楽章:Relentlessly driven, sustained
3.第3楽章:Adagio, cantabile
弦楽四重奏曲 第6番「Addio-さようなら」(2009)
4.第1楽章:Moderato e triste
5.第2楽章:Presto giocoso
6.第3楽章:Cantabile e sostenuto
弦楽四重奏曲 第7番「Psalms of Solace-慰めの詩篇」
7.第1楽章:Misterioso e cantabile
8.第2楽章:Presto
9.第3楽章:Adagietto, simply flowing
10.第4楽章:Lento, solemn and prayerful
世界初録音 |
ヒラ・プリットマン(ソプラノ)…10
デルレイ弦楽四重奏団
【メンバー】
ルオ・メイメイ(第1ヴァイオリン)
トーマス・コティク(第2ヴァイオリン)
リチャード・フライシュマン(ヴィオラ)
クラウディオ・ヤッフェ(チェロ) |
アメリカで活躍する作曲家ダニエルプールの弦楽四重奏曲集。このアルバムに収録された3曲は、2004年から2014年までの11年間に渡って地中海で作曲されました。第5番と第6番のテーマは「棄てること」。
ダンテの詩句をタイトルにした第5番は、“彼がいつも人生に迷った時にはイタリアに旅行して、気持ちにリセットをかける”様子が描かれています。第6番はハイドンの「告別」のように、奏者が一人ずつ舞台を去っていくという趣向で書かれており、ベートーヴェンの「告別」のメロディもかすかに引用されています。
第7番には、過去作品の第3番を補完する意味合いが持たされており、第4楽章ではソプラノ独唱が詩篇の言葉を歌います。抒情的な作風で知られるダニエルプールらしい、ロマンティックで豊かな感情に満たされた3つの作品です。
録音 2015年5月20-23日 The Hit Factory,
Miami, Florida, USA Total Playing Time:75'55" |
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8.573604
\1200 |
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):鍵盤のためのソナタ集
第20集
1.ソナタ 変ロ長調 K503/L196/P447
2.ソナタ ト短調 K315/L235/P54
3.ソナタ ト長調 K539/L121/P543
4.ソナタ ホ長調 K530/L44/P534
5.ソナタ ハ長調 K385/L284/P220
6.ソナタ ヘ長調 K379/L73/P107
7.ソナタ ニ短調 K396/L110/P435
8.ソナタ ハ長調 K513/L.Supp.3/P176
9.ソナタ 嬰ヘ長調 K319/L35/P303
10.ソナタ 二長調 K358/L412/P457
11.ソナタ ホ長調 K495/L426/P384
12.ソナタ イ長調 K301/L493/P361
13.ソナタ ニ長調 K346/L60/P250
14.ソナタ ト長調 K520/L86/P362
15.ソナタ ハ長調 K460/L324/P378
16.ソナタ ト長調 K413/L125/P416
17.ソナタ ト長調 K431/L83/P365
18.ソナタ ニ長調 K484/L419/P428 |
アルテム・ヤスィンスキイ(ピアノ) |
初期のナポリ楽派において、オペラの発展に力を尽くしたアレッサンドロ・スカルラッティを父に持つドメニコ・スカルラッティ。スペイン王室に仕えた彼は、バルバラ王女のために555曲の練習曲=ソナタを作曲、この多彩な曲集は基本的にチェンバロの演奏技術を高めるためのものですが、現代のピアノで演奏すると、また違った魅力が開花することでも知られ、ホロヴィッツやリパッティら、20世紀のピアニストたちも好きな曲を選び、思い思いの演奏を繰り広げています。作品に付けられた番号は、K=(ラルフ・カークパトリック)、L=ロンゴ番号(音楽学者アレッサンドロ・ロンゴ)、P=ペステリ番号(音楽学者ジョルジョ・ペステリ)の3種類があり、現在ではカークパトリックの附番が一般的に使われています。
ピアニスト、ヤスィンスキイは技巧的な作品を得意とする若手ピアニスト。ここでも美しい音色で流麗な演奏を披露しています。
録音 2016年9月26-28日 Concert Hall of
the University of Arts Bremen, Germany
Total Playing Time:58'55"
録音 2017年6月5-7日 City Halls, Glasgow,
Scotland
Total Playing Time:67'44" |
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8.573677
\1200 |
トゥリーナ(1882-1949):ピアノ作品集 第13集
サンルーカル・デ・バラメダ(絵のようなソナタ)
Op.24(1921)
1.第1楽章:城の塔で
2.第2楽章:車道のシルエット
3.第3楽章:浜辺
4.第4楽章:バホ・ド・ギアの漁師
Trilogia-三部作(1933-1934)
5.第1部:永遠の詩 Op.77
第2部:捧げもの Op.85
6.Lento. Vivo
7.Ia Estrofa. Andante
8.2a Estrofa. Andantino quasi moderato
9.第3部:ヒポクラテス Op.86
聖母マリアの7つの痛み Op.102(未完)
10.第1景:シメオンの預言
11.第2景:エジプトからの逃亡 |
ホルディ・マソ(ピアノ)
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セビーリャ生まれのトゥリーナは、1905年から1914年まで留学したパリで洗練された作風を身に着けると同時に、印象主義の音楽から強い影響を受けました。そのためにアルベニスから「もっとスペイン人としての自覚を持つように」と諭されたというエピソードもあるほど、留学時には国籍不詳の作品を書いていました。
しかし、1914年に帰国してからはアンダルシア民謡を取り入れた情熱的な作品を発表、このアルバムに収録された「サンルーカル・デ・バラメダ」はその中でも傑作の一つとされています。アンダルシア地方のグァダルキビル川の河口近くにある魅力的な沿岸都市の風景が描写されており「絵のようなソナタ」と題されていますが、音楽はそれ以上に雄弁であり、また複雑な構造を持っています。「三部作」には幼くして亡くなったトゥリーナの娘への思いが秘められており、未完に終わった「聖母マリアの7つの痛み」は祈りの音楽です。
ホルディ・マソによるトゥリーナのピアノ作品全集はこの第13集で完結となります。
録音 2016年11月12,14日 the Auditorium,
Jafre, Spain Total Playing Time:62'06" |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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キング・インターナショナル
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N 響ライヴ・シリーズ2018
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たいへんお待たせしました。NHK交響楽団ライヴの新シリーズ開始となります。
今回の8 タイトルは歴史的名演のうちこれまで世に出ていなかったものを含めた貴重音源集。
*古い音源を使用している場合は、テープ劣化によるお聴き苦しい点もございます。予めご了承下さい。 |
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ストラヴィンスキーとN響伝説の共演
ストラヴィンスキー:
(1)交響詩「うぐいすの歌」
(2)バレエ組曲「火の鳥」(1945 年版)
(3)花火
(4)バレエ音楽「ペトルーシュカ」より |
イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)
NHK交響楽団 |
録音:1959年5月1日/大阪フェスティバルホール(1)-(3)、5月3日/日比谷公会堂(4)(ライヴ)/MONO、日本語帯・解説付
大作曲家ストラヴィンスキーは1959 年の4
月から5 月にかけ、一か月ほど日本に滞在しました。その間、NHK
交響楽団で自作を指揮したことは、日本音楽史の重大事として知られています。
その際に演奏した「火の鳥」は映像で残されていて、世紀の巨匠がN
響を振る感動的な光景を目にすることができます。それらがついにCD
化されました。「火の鳥」「うぐいすの歌」に加え、ペトルーシュカの抜粋が19
分ほどありました。黛敏郎や岩城宏之が団員として参加したといわれる伝説の演奏、永久保存の日本音楽史の宝と申せましょう。
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凄すぎる、シルヴェストリの「運命」!
(1)ベートーヴェン:レオノーレ序曲第3番72b
(2)同:交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
(3)ショスタコーヴィチ:交響曲第1番ヘ短調Op.10 |
コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)
NHK交響楽団 |
録音:1964年4月11日/東京文化会館(ライヴ)/MONO、日本語帯・解説付
熱心なファンを持つルーマニア出身の指揮者コンスタンティン・シルヴェストリ。彼が1964
年に来日し、NHK 交響楽団を指揮した公演のうち、4
月11 日の回をCD 化。
注目は他で聴くことのできないベートーヴェンの「運命」。シルヴェストリならではの自由な解釈が痛快です。また作曲者とも面識のあったショスタコーヴィチの交響曲第1
番も興味津々。作品の芯をえぐる名演です。
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シルヴェストリ入魂の「幻想交響曲」
(1)グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
(2)ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」Op.92
(3)ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14 |
コンスタンティン・シルヴェストリ(指揮)
NHK交響楽団 |
録音:1964年4月21日/東京文化会館(ライヴ)/MONO、日本語帯・解説付
熱心なファンを持つルーマニア出身の指揮者コンスタンティン・シルヴェストリ。彼が1964
年に来日し、NHK 交響楽団を指揮した公演のうち、4
月21 日の回をCD 化。
圧巻は幻想交響曲。第1 楽章の表情の濃さと熱い音、逆に即物的な第4
楽章、わざとらしさのない第5 楽章いずれも緻密。N
響がシルヴェストリに終始興じているのも聴きものです。
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KKC 2137/40
(4CD)
特別価格
\4300 →\3890
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東京文化会館がウィーンになった。。。。
ボスコフスキーの典雅な世界 |
ウィリー・ボスコフスキー(指揮)
NHK 交響楽団 |
Disc 1
(1)ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
(2)モーツァルト:交響曲第35番ニ長調「ハフナー」K.385
(3)ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調Op.93
Disc 2
ヨハン・シュトラウス:
「こうもり」序曲/ポルカ「クラップフェンの森で」/ワルツ「ウィーン気質」/
トリッチ・トラッチ・ポルカ/加速度円舞曲/ペルシャ行進曲/
チック・タック・ポルカ/ポルカ「浮気心」/皇帝円舞曲
ヨゼフ・シュトラウス:ワルツ「うわごと」/ポルカ・マズルカ「女心」
Disc 3
ヨハン・シュトラウス:
ポルカ「雷鳴と電光」/ワルツ「美しく青きドナウ」/ポルカ「狩り」(2
種)/
アンネン・ポルカ/ワルツ「千夜一夜物語」/ピチカート・ポルカ
ヨハン・シュトラウス(父):ラデツキー行進曲
ヨゼフ・シュトラウス:
かじやのポルカ/ワルツ「オーストリアの村つばめ」/ワルツ「わが人生は愛と喜び」/
ポルカ「憂いもなく」/マズルカ「とんぼ」/ポルカ「騎手」
エドゥアルト・シュトラウス:ポルカ「テープは切られた」
Disc 4
ヨハン・シュトラウス:
「くるまば草」序曲/ワルツ「愛の歌」/新ピチカート・ポルカ/
エジプト行進曲/ワルツ「ウィーンの森の物語」/ポルカ「ハンガリー万歳」/
常動曲/ワルツ「南国のばら」/ポルカ「観光列車」
ヨゼフ・シュトラウス:ポルカ「風車」
ヨハン・シュトラウス(父):ラデツキー行進曲 |
録音:1963年8月25/旧NHKホール、31日、9月10日/東京文化会館大ホール(すべてライヴ)/MONO、日本語帯・解説付
ウィリー・ボスコフスキー(1909-1991) は、ウィーン・フィルのコンサートマスターから指揮者となった生粋のウィーン子。そのボスコフスキーが1963
年に、NHK 交響楽団でシュトラウス一家の作品をふんだんに紹介したことは語り草となっています。そのすべてをCD
化。ウィーン風のリズムにN響が見事に応えているのも聴きものです。
「狩のポルカ」ではピストルで打ち合う演出に会場も大ウケ。さらに彼がモーツァルトやベートーヴェンの交響曲を指揮した珍しい音源も含め、残されたボスコフスキーとN
響の全記録を公開します。4 枚組ながら3 枚価格なのも嬉しい限りです。
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華やかな舞台を彷彿させるクルツのロシア・バレエ作品
(1)カバレフスキー:組曲「道化師」(全10曲)
(2)チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」より5曲
(3)リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲Op.34
(4)ハチャトゥリヤン:
バレエ組曲「ガイーヌ」〜ばらの乙女の踊り/子守歌/剣の舞
(5)同:付随音楽「仮面舞踏会」〜ワルツ
(6)プロコフィエフ:
「3つのオレンジへの恋」〜スケルツォ/行進曲
(7)バーバー:弦楽のためのアダージョ |
エフレム・クルツ(指揮)
NHK 交響楽団 |
録音:1962年5月5日(1)(2)、5月26日(3)(4)(5)/旧NHKホール(公開収録)、6月7日(6)(7)/東京厚生年金会館(公開収録)/MONO、日本語帯・解説付
エフレム・クルツ(1900-1995) はロシア出身、革命後は欧米で活躍した指揮者で、1962
年にN 響と共演しました。ここではクルツ十八番のロシア・バレエ及び劇音楽の小品を聴かせてくれます。いずれも華やかな舞台を彷彿させ、フィギュア・スケートでもお馴染みのハチャトゥリヤンの「仮面舞踏会」のワルツもロシアならではの濃厚な歌い回しが絶品。運動会の定番音楽「ギャロップ」を含むカバレフスキーの「道化師」も貴重。バーバーの名作「弦楽のためのアダージョ」も、クルツの手にかかるとまるでチャイコフスキーのようになるのに驚かされます。
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あのクルツがショスタコーヴィチの交響曲を振っていた!
ショスタコーヴィチ:
(1)交響曲第5番ニ短調Op.47
(2)交響曲第9番変ホ長調Op.70 |
エフレム・クルツ(指揮)
NHK交響楽団 |
録音:1962年4月14日/旧NHKホール(1)、5月15-17日/東京文化会館(2)(ライヴ)/MONO、日本語帯・解説付
エフレム・クルツ(1900-1995) はペテルブルグ音楽院でグラズノフに師事しているので、ショスタコーヴィチの兄弟子にあたります。同じ時代の空気を吸ったクルツのショスタコーヴィチは、さすがの説得力にあふれています。ことに名作第5
番は他に録音がなく貴重。第9 番は1949 年のニューヨーク・フィルとの録音がありますが、こちらの方が新しくクルツの解釈が堪能できます。
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N響が燃えた!クルツ爆演のチャイコフスキー
チャイコフスキー:
(1)交響曲第4番ヘ短調Op.36
(2)幻想序曲「ロミオとジュリエット」 |
エフレム・クルツ(指揮)
NHK交響楽団 |
録音:1962年5月21日(1)/杉並公会堂、6月7日(2)/東京厚生年金会館(公開収録)/MONO、日本語帯・解説付
エフレム・クルツのチャイコフスキーといえばバレエ音楽の名盤が有名ですが、交響曲はあまり聴く機会がありませんでした。クルツがN
響と共演したチャイコフスキーの交響曲第4 番が日の目を見ます。
クルツは同年代ロシアのムラヴィンスキーやアノーソフと共通する大きさと推進力に満ち、ロシアならではのチャイコフスキーを聴かせてくれます。「ロミオとジュリエット」の歌い回しも最高です。
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KKC 2150/51
(2CD)
\3000 →\2690
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マルケヴィチとN響の共演すべてがCD化
(1)チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
(2)ムソルグスキー:展覧会の絵 |
イーゴリ・マルケヴィチ(指揮)
NHK交響楽団 |
録音:1983年1月12日/NHKホール(ライヴ)/STEREO、日本語帯・解説付
ロシア出身のマルケヴィチは1983 年に一度だけN
響と共演しました。その時の名演は今日でも語り草となっています。今回すべてをCD
化。
最晩年のマルケヴィチが到達した凄みと深みに慄然とさせられる、まさに歴史に残る演奏と申せましょう。
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<国内盤>
<映像>
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EURO ARTS(映像)
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20 82334
(Blu-ray)
\5700
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偉大なる指揮者たちによる6時間におよぶ貴重なリハーサル映像
イン・リハーサル
【エピソード1】 サー・ジョン・エリオット・ガーディナー
J.S.バッハ:カンタータ第63番『キリストの徒よ、この日を彫り刻め』
BWV63
モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ/制作:1999年
【エピソード2】 ワレリー・ゲルギエフ
プロコフィエフ:スキタイ組曲Op.20/ストラヴィンスキー:花火Op.4/
ドビュッシー:: 聖セバスチャンの殉教/
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、アレクサンドル・トラーゼ(ピアノ)
制作:1997年
【エピソード3】 マリス・ヤンソンス
バルトーク:中国の不思議な役人/オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
制作:1997年
【エピソード4】 ズービン・メータ
R.シュトラウス:ティル オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団/制作:1996年
【エピソード5】 エサ=ペッカ・サロネン
ドビュッシー:海
ロサンジェルス・フィルハーモニック/制作:1997年
【エピソード6】 クリストフ・フォン・ドホナーニ
ハイドン:交響曲第88番「V 字」
フィルハーモニア管弦楽団/制作:1998年 |
ガーディナー、ゲルギエフ、ヤンソンス、メータ、サロネン、ドホナーニ、偉大なる指揮者たちによる6時間におよぶ貴重なリハーサル映像を1枚のブルーレイに収録!
画面:SD NTSC 4:3/16:9、音声:PCM ステレオ、PCM
モノラル、リージョン:All、字幕:英独仏西、405分
ガーディナー、ゲルギエフ、ヤンソンス、メータ、サロネン、ドホナーニら偉大なる指揮者たちによるリハーサル映像を、合計6
時間分を1 枚のブルーレイに収録した貴重な映像集。
それぞれの指揮者たちが楽団と綿密なリハーサルを重ね、本番へと仕上げていく様子が臨場感たっぷりに収録されています。
またリハーサルで取り上げられている楽曲は、ガーディナーによるバッハのカンタータ、ゲルギエフによるプロコフィエフ、ドホナーニによるハイドンなど指揮者たちの得意のレパートリーばかり。また現在でも頻繁に取り上げられている楽曲でもあるので、新・旧のアプローチの違いなども新しい発見があります。
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<LP>
ALTUS(LP)
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MELOLP 005/6
(2LP)
\13600+税
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エンリコ・マイナルディ ヘッセン放送未発表スタジオ録音集
[LP1-A]
ブラームス:
チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38(第1
楽章)
[LP1-B]
ブラームス:
チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38(第2・3
楽章)
[LP2-A]
ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102-1
[LP2-B]
J.S.バッハ:
チェロ・ソナタ第2番 ニ長調 BWV1028
(グリュッツマッヒャー編) |
エンリコ・マイナルディ(チェロ)
カルロ・ゼッキ(ピアノ) |
チェロの貴族マイナルディ、盟友ゼッキとの偉大な遺産。驚愕の高音質で残されていた気品と滋味あふれる名演集を初LP
化!
録音:1956年4月3日/フランクフルト・ヘッセン放送協会
ルーム1/B(ブラームス、バッハ)、1956年3月17日/フランクフルト・ヘッセン放送協会
ゼンデザール(ベートーヴェン)/国内プレス、完全限定生産盤、モノラル、初LP
化、日本語帯・解説付
気品ある音色と滋味あふれる歌いこなしで「チェロの貴族」と讃えられたマイナルディと、盟友ゼッキによる「3
大B」の聴き応え満点ソナタ集。1956年に旧西ドイツ、フランクフルトのヘッセン放送協会のために放送用に収録した音源です。MELOCLASSIC
レーベルより完全初出としてCD で発売されたときに、その演奏と音質の素晴らしさに度肝を抜かれたヒストリカル・ファンも多いことでしょう。このたびレーベルよりライセンスを受けてALTUS
がLP 化を行いました。LP 用のアナログ・マスターテープを製作し製盤することによりCD
とはまた違った深い味わいを獲得しており、マイナルディのさらなる真価がお楽しみ頂けるかと思います。
ブラームスのソナタ冒頭、チェロで奏でられる主題は考えうる限りの暗さと侘しさを持っており、耳にしたが最後、瞬時にマイナルディの世界に引き込まれます。派手さはまったくありませんが、はっきり言って超名演。心にじわりと滲みこんでくる語り口、ゆったりと伸縮するテンポ、深い闇のような呼吸がたまりません。絶妙な間合いで対話するゼッキのピアノも見事。真摯にとことん音楽に没入したい方に捧ぐ、これぞアナログの本領発揮、LP
の醍醐味ここにありといった逸品です。
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WEITLP 009/10
(2LP)
\13600+税
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アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ
ベルン・リサイタルI
[LP1-A]
ドメニコ・スカルラッティ:
ソナタ イ長調 K.322、ソナタ ハ短調
K.11
シューマン:謝肉祭 Op.9(第1曲〜第8曲)
[LP1-B]
シューマン:謝肉祭 Op.9(第9曲〜第21曲)
[LP2-A]
ウィーンの謝肉祭の道化芝居「幻想的情景」
Op.26
(第1曲〜第3曲)
[LP2-B]
ウィーンの謝肉祭の道化芝居「幻想的情景」
Op.26
(第4曲、第5曲)
グリーグ:抒情小曲集 第9集Op.68より「ゆりかごの歌」 |
アルトゥーロ・ベネデッティ・
ミケランジェリ(ピアノ) |
輝くような鮮やかさを見事にとらえた、スイス放送正規ステレオ録音。音の魔術師ミケランジェリ、幻のベルン・リサイタル完全初出、初LP化第1弾!
録音:1972年11月2日/ベルン放送スタジオ6 ライヴ録音(ステレオ)/国内プレス、完全限定生産盤、ステレオ、初LP
化、日本語帯・解説付
スイス放送の良好なステレオ録音による完全初出音源としてWEITBLICK
レーベルからCD で発売され、大変な話題となっているタイトルをALTUSがLP
化いたしました。磨き上げられた宝石のような音をピアノから発し「音の魔術師」と形容された名人ミケランジェリはとにかく完璧主義者でコンサートのキャンセル魔としても有名で、残されたライヴ録音は大変貴重なドキュメントです。LP
化にあたってLP 用のアナログ・マスターテープを製作した上で製盤しており、CD
とはまた違った風情の音がお聴き頂けることと思います。CD
版に収録されている拍手についてはLP ではアンコール後のみ収録しており、他はカットいたしました。
このベルン・リサイタルではミケランジェリ得意のレパートリーが並び、その完璧すぎる完成度の高さに驚かされます。スカルラッティで魅せる万華鏡の如き音色と質感の綾。光り輝くクリスタルな純音楽として弾き切っているのに多様性がありまるで飽きないシューマン。ライヴにして、針に糸を通すような徹底的な指のコントロールには度肝を抜かれます。アンコールで弾かれたグリーグの『ゆりかごの歌』はこれまた絶品。すべての和音の綺麗なこと!ミケランジェリの魔法で充たされた極上のレコードです。
※ MELOCLASSIC およびWEITBLICK のCD は東武ランドシステム株式会社様がお取扱いをしています。LP
タイトルのみ、トーメイ電子株式会社(ALTUS)が製作・発売元となり、キングインターナショナルが販売いたします。
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12/27(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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ALTUS
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スクロヴァチェフスキ追悼盤。2017年2月に惜しくも世を去った大指揮者がN
響と残した名演!
完全初出、大注目の3タイトル同時リリース!!
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ALT 381/2
(2CD)
\3400 →\3090
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スクロヴァチェフスキ
ブルックナー全集完成直後、日本を沸かせた大熱演!
ブルックナー:
[CD1]交響曲第9番 ニ短調 WAB 109
[CD2]交響曲第4番 変ホ長調 WAB 104《ロマンティック》
(1878/80年稿) |
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
NHK交響楽団 |
やはりスクロヴァチェフスキは凄かった…!ブルックナー全集完成直後、日本を沸かせた大熱演!
録音:[CD1]2002年4月4日/NHKホール、[CD2]2002年4月10日/サントリーホール(NHKによる実況録音)/国内プレス、ステレオ、日本語帯・解説付
偉大なブルックナー指揮者として知られるスクロヴァチェフスキが2002
年にN 響を振ったときのライヴ録音です。有名なザールブリュッケン放送響とのブルックナー全集録音が完成したのが2001
年。その1 年後のN 響客演だけあって聴衆の期待も高かったと思われますが、実際の演奏は予想以上の素晴らしさで、日本のブルックナー・ファンを虜にしました。その時の感動が蘇る大注目のディスクです。
珍しくヴァイオリンは両翼配置を採用しており、立体感ある響き。両曲とも意外なほど濃密なロマンが香る気合十分の大熱演で驚かされます。弛緩することなく緊張感にあふれ、強靭な生命力がみなぎり、弦楽器の熾烈さも聴き逃せません。
第4 番のスコアは第2 稿に基づいていますが独自に手が加えられており、色彩とバランスが絶妙。第9
番はいわゆるブルックナー休止を過度に長くしすぎず、衝撃的な音楽の流れを大事にしており、掻き立てるような表現があります。そのためゆったりとした大胆なテンポを取っている第3
楽章も力強い構築性を失うことがなく、ブルックナーの大作を存分に楽しめます。
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ALT 383/4
(2CD)
\3400 →\3090
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スクロヴァチェフスキとN響の「最後のブルックナー」
[CD1]
モーツァルト:交響曲第35番 ニ長調 K.385《ハフナー》
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB
108
(ノヴァーク版1890年稿)第1・2楽章
[CD2]
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB
108
(ノヴァーク版1890年稿)第3・4楽章 |
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
NHK交響楽団 |
スクロヴァチェフスキとN 響の「最後のブルックナー」。両者の集大成となった圧倒的な第8
番を収録!
録音:[モーツァルト]2002年4月10日/サントリーホール、[ブルックナー]2006年5月12日/NHKホール(NHKによる実況録音)/国内プレス、ステレオ、日本語帯・解説付
ブルックナーを得意とするスクロヴァチェフスキですが、第8
番は特に思い入れのある曲のようで、いくつかのオーケストラとの「最後のブルックナー演奏」で第8
番を選んでいます。この2006 年の演奏はN 響との最後のブルックナーで、両者の集大成と言うべき凄まじい演奏が繰り広げられています。
その凄まじさは単純な熱気や勢いではなく、厳しい音造りによってコントロールされた客観性あるもの。とはいえもちろん冷たいわけではなく、完璧にコントロールされたバランスゆえに聴こえてくる美しい歌があり、この世ならぬ幽玄な世界が広がります。すべての瞬間に隙がなく、あらゆる音が連関して最後のクライマックスまで繋がっていく、晩年スクロヴァチェフスキの境地をうかがわせる圧巻の大名演です!
カップリングのモーツァルトももちろん素晴らしいです。颯爽として瑞々しく、モダン・ピリオドを超えた見事な彫琢。理路整然とした清らかな輝きが堪能できます。
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ALT 385/6
(2CD)
\3400 →\3090
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ベートーヴェン解釈の至芸。
完璧なポリフォニーと白熱の音響が同居!
ベートーヴェン:
[CD1]
(1)交響曲第3番 変ホ長調 Op. 55《英雄》
(2)《フィデリオ》序曲 Op. 72
(3)《コリオラン》序曲 Op. 62
(4)《エグモント》序曲 Op. 84
[CD2]
(5)交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60
(6)交響曲第7番 イ長調 Op. 92 |
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
NHK交響楽団 |
録音:(1)(2)2004年4月9日/NHKホール、(3)(5)(6)2004年4月15日/NHKホール、(4)2004年4月21日/サントリーホール(NHKによる実況録音)/国内プレス、ステレオ、日本語帯・解説付
2004 年にスクロヴァチェフスキがN 響と演奏したベートーヴェンをまとめてCD
化。どれも瑞々しく溌剌とした演奏で、かつライヴならではの熱気も十分に感じられます。かなり細かなコントロールが随所に現れますが、その解釈はまったく無駄がなく、繊細極まりない弱奏から引き締まった強奏まで、血の通った意志のある表現に貫かれています。
『英雄』の第1 楽章コーダで金管楽器を押さえつつも怒涛のクライマックスを築くあたりはスクロヴァチェフスキにしか成し得ない考え抜かれた芸当と言えます。終楽章の完璧にポリフォニックな造形がもたらす音楽的迫力も圧倒的です。
第7 番は一層白熱しており、マエストロが激して足を踏み鳴らしたと思しき音まで収録されています。それでいて一切の破綻なく音楽は突き進み、N
響の反応も素晴らしく、指揮者にもオケにも喝采を送りたくなる名演です。
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CHANDOS
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CHSA 5194
(SACD HYBRID)
\2800 →\2590
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ラモン・ガンバ&アイスランド響
ダーグ・ヴィレーン:管弦楽作品集
交響曲第3番 Op.20
弦楽のためのセレナード Op.11
ディヴェルティメント Op.29
シンフォニエッタ ハ長調 Op.7a |
ラモン・ガンバ(指揮)
アイスランド交響楽団 |
ラモン・ガンバ&アイスランド交響楽団再び!ダーグ・ヴィレーンの管弦楽作品集!
☆明るくユーモラス、華麗でパワフル! 20世紀スウェーデン、ダーグ・ヴィレーンの管弦楽作品集!
☆ダンディの管弦楽作品集でグラミー賞にノミネートしたガンバ&アイスランド饗の名コンビ再び!
代名詞となっている「シャンドス映画音楽集(Chandos
Moveis)」のほか、ヴァンサン・ダンディやミクロス・ローザ、マルコム・ウィリアムソンなど知られざる管弦楽作品の録音で名を馳せたシャンドスの中核指揮者の一人、ラモン・ガンバ。ダンディの管弦楽作品集(全5巻)ではグラミー賞にノミネートされたラモン・ガンバ&アイスランド交響楽団の名コンビより、20世紀スウェーデンの作曲家、ダーグ・ヴィレーン(1905−1986)の管弦楽作品集が登場!
伝統的な書法を基調としながら、明るくユーモラス、華麗でパワフルな管弦楽作品をいくつも残しているヴィレーン。ガンバはこれまで録音されてきたような小編成の室内オーケストラではなく、大編成のフル・シンフォニック・ストリング・セクションを用い、作曲者本人が「楽しく面白く(entertain
and amuse)」と書いたような、豊かなオーケストラの魅力を更に引き出しています。
※録音:2017年6月12日ー13日、ハルパ(レイキャヴィーク、アイスランド)

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CHSA 5191
(SACD HYBRID)
\2800
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ブリス:カンタータ 《ザ・ベアティテューズ》
ソプラノ、テノール、合唱、管弦楽とオルガンのための
カンタータ《ザ・ベアティテューズ》F.28*†
序章とアレグロ F.117
ブリス編曲:
フル・オーケストラと合唱のための《神よ女王を護り賜え》† |
アンドルー・デイヴィス(指揮)
BBC交響楽団
BBC交響合唱団†
エミリー・バーサン(ソプラノ)*
ベン・ジョンソン(テノール)* |
アンドルー・デイヴィスとBBC交響楽団&合唱団!ブリスの壮麗なる「ザ・ベアティテューズ」
故リチャード・ヒコックスより"英国音楽の伝道師"としてのタクトを受け継ぎ、エルガー、ディーリアス、ホルスト、バックスなど英国音楽の新たな名録音を生み出してきた名匠、サー・アンドルー・デイヴィス。BBC交響楽団&合唱団とともに贈るアーサー・ブリス(1891−1975)の壮麗な作品集第2弾が登場。
スタンフォードに師事し、エルガーからも大きな影響を受け、エルガーの後継者としての地位も得たイギリスの作曲家、アーサー・ブリス。合唱交響曲
《朝の英雄たち》(CHSA 5159)に続く第2弾は、1962年コヴェントリー大聖堂再建の際にブリテンの「戦争レクイエム」と共に初演されながらも、あまり陽の目を浴びることの少なかったカンタータ、「ザ・ベアティテューズ(The
Beatitudes/山上の垂訓)」を収録。「マタイによる福音書」におけるイエスの9つの教え(日本では「八福」などの邦題でも知られていますが、ここでは第5章第11節の「Ninth
Beatitude」まで含んでいるため、「九福」あるいは「真福九端」となります)を歌詞にしたカンタータで、強烈なコントラスト、壮大な管弦楽、そして情熱的な独唱と合唱による壮麗な作品が、Chandosのサラウンド・サウンドにより蘇ります。
ブリスがフル・オーケストラと合唱団のために編曲したイギリス国歌「神よ女王を護り賜え(女王陛下万歳)」の収録も嬉しいポイント。
※録音:2017年5月13日ー14日、ワトフォード・コロッセウム(イギリス)

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グラナドス:ピアノ作品集
ゴイェスカス(恋する若者たち)
サパテアード(スペイン民謡による6つの小品より)
8つの詩的なワルツ
演奏会用アレグロ ハ長調 Op.46 |
シャイン・ワン(ピアノ) |
アメリカの才女シャイン・ワン、詩情深く色彩豊かなグラナドス!
「アール・ワイルドへのトリビュート」(CHAN
10626)で華麗なシャンドス・デビューを飾り、ピーター・ウンジャン指揮、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団(RSNO)と共演した「アメリカのピアノ協奏曲集(CHSA
5128)」が大ヒットしたアメリカの女流ピアニスト、シャイン・ワン。上海音楽院で学んだあと1997年に渡米し、マンハッタン音楽院で学士、修士を取得。ニューヨークのカーネーギー・ホールやリンカーン・センターを始め、北米、南米、ヨーロッパ、アジアの各地で鋭い音楽性と傑出した才能を披露しています。
南米アルゼンチンのレパートリー、ヒナステラのピアノ協奏曲第2番(CHAN
10923)でも好演を聴かせてくれたシャイン・ワン。今度はスペインのエンリケ・グラナドスのソロ・アルバムが登場!
グラナドスの天才性を色濃く反映した代表作「ゴイェスカス」を中心に、高度な技術と複雑な語法が使われたグラナドスのピアノ作品を、詩情深く色彩豊かなピアノで描いてゆきます。
※録音:2017年9月8日−9日、アメリカ芸術文化アカデミー(ニューヨーク)

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CHSA 5223
(5SACD HYBRID)
\9100 →\6390確定!
現時点では締め切りなし
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ガードナー&BBC饗
ルトスワフスキ:声楽&管弦楽作品集
CD 1 〜 交響曲第3番/管弦楽のための 《チェーン3》/管弦楽のための協奏曲/
CD 2 〜
シロンスクの3章*/ラクリモサ*/織りなす言葉†/眠れ、眠れ*/眠りの空間‡/歌の花と歌のお話*/
CD 3 〜
交響的変奏曲/ピアノ協奏曲/ピアノと管弦楽のための《パガニーニの主題による変奏曲》/交響曲第4番/
CD 4 〜 小組曲/チェロ協奏曲/チェロと弦楽オーケストラのための変容
《グラーヴェ》/交響曲第2番/
CD 5 〜
交響曲第1番/ヴァイオリンと管弦楽、オブリガート・ピアノのための
《パルティータ》**/
ヴァイオリンと管弦楽のための対話 《チェーン2》/
クラリネット独奏、パーカッション、ハープ、ピアノと弦楽のための
《ダンス・プレリュード(舞踏前奏曲)》* |
エドワード・ガードナー(指揮)、BBC交響楽団、ルーシー・クローウェ(ソプラノ/CD2)、
トビー・スペンス(テノール/CD2)、クリストファー・パーヴェス(バリトン/CD2)、
ルイ・ロルティ(ピアノ/CD3)、ポール・ワトキンス(チェロ/CD4)、
マイケル・コリンズ(クラリネット/CD5)、タスミン・リトル(ヴァイオリン/CD5) |
ガードナー&BBC饗のルトスワフスキ!SACD5枚組セットになって登場!
☆エドワード・ガードナーとBBC饗の「ムジカ・ポルスカ」シリーズ。
☆ルトスワフスキの作品集が、SACD5枚組セットで登場!(声楽作品集は初SACD化!)
☆ロルティ、リトル、コリンズ、ワトキンスなどの豪華ソリスト達による協奏的作品にも注目!
ポーランドの音楽を開拓する新シリーズ "ムジカ・ポルスカ"の一環として、エドワード・ガードナーとBBC交響楽団が2010年にスタートしたルトスワフスキ・プロジェクト。4つの交響曲や各協奏曲を収録した管弦楽作品集全4巻と、管弦楽伴奏付き声楽作品集1巻の5つのアルバムが5枚組BOXセットとなって登場。オリジナル盤はノーマルCD(CHAN
10688)として発売されていた声楽作品集は初SACD化された、すべてSACDの5枚組セットです!
ロルティ、リトル、コリンズ、ワトキンスといった豪華ソリスト陣にも注目。戦後の東欧、ポーランドを代表する大作曲家、ヴィトルト・ルトスワフスキのオーケストラ・アルバムの決定盤誕生です!
※録音:2010年−2012年
☆オリジナル盤は、グラモフォン誌の「エディターズ・チョイス」を始め各誌で高い評価を得ています!
- CD 1: EDITOR’S CHOICE Gramophone,
‘luxuriant’ Classical Music
- CD 2: EDITOR’S CHOICE, Gramophone,
‘Performance of riveting concentration’
BBC Music
- CD 3: ‘Vivid, finely detailed, and
grittily raw when needed’ The Strad
- CD 4: ‘Attractively varied’ BBC Music,
DISC OF THE WEEK Classic FM
- CD 5: ‘Vibrant’ Financial Times,
‘Excellent series’ The Observer |
<メジャー・レーベル>
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オーストラリアELOQUENCE
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4825175
(2CD)
\1800 |
《アルフレード・カンポリ〜『ベル・カント・ヴァイオリン』Vol.1》
《CD 1》
1) J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004、
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ
2) ト短調『悪魔のトリル』、3) ト短調Op.1
No.10『捨てられたディド』/
《CD 2》
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ
1) イ長調HWV361、2) ト短調HWV368、3)
ヘ長調HWV370、
4) ニ長調HWV371、5) イ長調HWV372、6)
ホ長調HWV373
DECCA初CD化 |
アルフレード・カンポリ(ヴァイオリン)、
ジョージ・マルコム(ピアノ/CD1: 2, 3、チェンバロ/CD
2) |
バロック・ソナタ集
イタリア出身のアルフレード・カンポリ(1906-1991)は蓄音機時代の最も重要なヴァイオリニストの一人で、軽音楽の伝え手として、自身のサロン・オーケストラのコンサートでもデッカでも1930年代に大きな成功を収めました。今回エロクァンスから発売される6タイトルの2枚組CDシリーズは戦後クラシック・ソリスト「カンポリ」として生まれ変わったこのヴァイオリニストの変化に焦点を当てています。このCDはその第1弾です。
カンポリは1948年から1955年、どの時代の音楽でも豊かで濃密な音、滑らかで表現力のあるフレージングが尊重されていたこの時期に、このCDのバロック・ソナタの録音を行いました。実際にデッカで1951年、最初に発売された時は片面にバッハのソロ・パルティータ
ニ短調、もう片面にブルッフのト短調協奏曲のLPでした。
カンポリはローマに生まれ、ヴァイオリン教師だった父親に学び、その時代の偉大な歌手のレコードを聴いてロンドンで育ちました。その影響もあってか彼特有の演奏は、メロディックなフレージングと名手であることを示す見せ場を作るというイタリア・バロックの基本にルーツを持つベルカント唱法にたとえられます。
タルティーニの2つのソナタはダブルトリップ、トリプルトリップが多く、派手なパッセージワークと精巧な装飾音が特徴の難易度の高い曲で、オペラ風の物語をほのめかす副題がついています。19世紀になってやっと一般に知られるようになった『捨てられたディド』と、悪魔が彼の手からヴァイオリンを奪ってソナタを弾いた夢を見て、そのあまりの美しさに目が覚めてすぐに書き取ったという体験から思いついたと言われる『悪魔のトリル』です。
「アルフレード・カンポリ:ベル・カント・ヴァイオリン」シリーズすべての録音がデッカ・オリジナル音源からの新規リマスタリングとなります。アーティストと演奏曲目については、カンポリの伝記作家デイヴィッド・タンリーによる新たなブックレットの中のエッセーで詳しく解説されています。
【録音】1948年(CD 1: 1)、1954年5月18、19日、1955年3月24日(CD
1: 2, 3)、1952年7月28、30日(CD 2)、ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ |
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4825171
(2CD)
\1800 |
《アルフレード・カンポリ〜『ベル・カント・ヴァイオリン』Vol.2》
《CD 1》
1) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64、
2) ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
/
《CD 2》
1) ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61、
2) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
DECCA初CD化 |
アルフレード・カンポリ(ヴァイオリン)、
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(CD 1:
1)、
ロイヤルトン・キッシュ(指揮)
ロンドン新交響楽団(CD 1: 2)、
ヨーゼフ・クリップス(指揮)
ロンドン交響楽団(CD 2: 1)、
サー・エイドリアン・ボールト(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(CD 2:
2) |
偉大な指揮者たちとの協奏曲集
イタリア出身のアルフレード・カンポリ(1906-1991)は蓄音機時代の最も重要なヴァイオリニストの一人で、軽音楽の伝え手として、自身のサロン・オーケストラのコンサートでもデッカでも1930年代に大きな成功を収めました。
今回エロクァンスから発売される6タイトルの2枚組CDシリーズは戦後クラシック・ソリスト「カンポリ」として生まれ変わったこのヴァイオリニストの変化に焦点を当てています。このCDはその第2弾です。
この変化にはデッカのアルヘンタ、ボールト、クリップスといった偉大な指揮者たちと行った録音の成功が大いに後押ししました。そしてカンポリをサロン・ミュージックの演奏者として非常に上品にしている完璧なテクニック、音の温かさと長くなめらかなフレージングを厳粛なレパートリーに取り入れたことが批評家から賞賛されました。
「アルフレード・カンポリ:ベル・カント・ヴァイオリン」シリーズすべての録音がデッカ・オリジナル音源からの新規リマスタリングとなります。アーティストと演奏曲目については、カンポリの伝記作家デイヴィッド・タンリーによる新たなブックレットの中のエッセーで詳しく解説されています。
【録音】1949年5月(CD 1: 1)、1951年4月17日(CD
1: 2)、1951年12月17日、1952年1月2‐4日(CD
2: 1)、1958年5月6‐8日(CD 2: 2)、ロンドン、キングズウェイ・ホール |
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4825159
(2CD)
\1800 |
《アルフレード・カンポリ〜『ベル・カント・ヴァイオリン』Vol.3》
《CD 1》
1-3) ドホナーニ:『ハンガリー牧歌』より3つの小品、
パガニーニ:4) 奇想曲第13番、5) 奇想曲第20番、6)
ラ・カンパネッラOp.7、
7) フィビヒ:詩曲Op.41 No.14、
8) ポンセ:小さな星、
9) ドルドラ:思い出、
10) フィオッコ:アレグロ
11) フランソワ・シューベルト:蜜蜂、
12) アルベニス:タンゴ、
13) ホイベルガー:真夜中の鐘、
14) メンデルスゾーン:歌の翼に、
15) ドリゴ:火花のワルツ、
16) エルガー:気まぐれな女、
17) ガードナー:ケインブレイクから、
18) 作者不詳:深い河(黒人霊歌)、
19) ドビュッシー:ミンストレル、
20) フォスター:故郷の人々 /
《CD 2》
クライスラー:
1前奏曲とアレグロ、2) 愛の悲しみ、3)
愛の喜び、
4) 道化役者(セレナード)、5) 美しきロスマリン、
6) ウィーン奇想曲Op.2、7) 中国の太鼓、
8) パデレフスキ:有名なメヌエット、
ヴィエニャフスキ:奇想曲9) 変ホ長調、10)
イ短調、
クライスラー:
11) ベートーヴェンの主題によるロンディーノ、12)
狩り、
13) ジプシーの女、
14) グラナドス:スペイン舞曲Op.37 No.5『アンダルーサ』、
15)タルティーニ:コレッリの主題による変奏曲
DECCA世界初CD化(CD 1) |
アルフレード・カンポリ(ヴァイオリン)、
ジョージ・マルコム(ピアノ)(CD 1: 1-6)、
エリック・グリットン(ピアノ)(CD 1:7-20,
CD 2) |
クライスラーに捧げた作品集
イタリア出身のアルフレード・カンポリ(1906-1991)は蓄音機時代の最も重要なヴァイオリニストの一人で、軽音楽の伝え手として、自身のサロン・オーケストラのコンサートでもデッカでも1930年代に大きな成功を収めました。
今回エロクァンスから発売される6タイトルの2枚組CDシリーズは戦後クラシック・ソリスト「カンポリ」として生まれ変わったこのヴァイオリニストの変化に焦点を当てています。このCDはその第3弾です。
変化してもなお、カンポリはポピュラー・タッチ、陽気な音楽への生まれつきの感覚を残し、それがこのアンコールと小品集に優美さと風格を添えています。
CD 2は1955年2月にカンポリの芸術の先駆者クライスラーの80歳の誕生日を記念してデッカよりリリースされたものです。
「アルフレード・カンポリ:ベル・カント・ヴァイオリン」シリーズすべての録音がデッカ・オリジナル音源からの新規リマスタリングとなります。アーティストと演奏曲目については、カンポリの伝記作家デイヴィッド・タンリーによる新たなブックレットの中のエッセーで詳しく解説されています。
【録音】1953年4月9日(CD 1: 1-6)、1954年10月4‐5日(CD
2)、10月4‐5日、12月10日(CD 1:7-13)、1956年1月18日(CD
1: 14-20)、ロンドン、ウェスト・ハムステッド、デッカ・スタジオ |
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4825151
(2CD)
\1800 |
《アルフレード・カンポリ〜『ベル・カント・ヴァイオリン』Vol.4》
《CD 1》
1) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35、
2) ラロ:スペイン交響曲ニ短調Op.21、
3) サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20*
/
《CD 2》
サン=サーンス:
1) 序奏とロンド・カプリチオーソOp.28*、2)
ハバネラOp.83*、
3) ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調Op.61*、
4) ヴィエニャフスキ:伝説Op.17*、
パガニーニ:5) ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6
(フリッツ・クライスラーによる1楽章版)*
*DECCA世界初CD化 |
アルフレード・カンポリ(ヴァイオリン)、
アタウルフォ・アルヘンタ(指揮)
ロンドン交響楽団(CD 1: 1)、
エドゥアルト・ファン・ベイヌム(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(CD 1:
2)、
ピエロ・ガンバ(指揮)
ロンドン交響楽団(CD 1: 3, CD 2: 3-5)、
アナトール・フィストゥラーリ(指揮)
ロンドン交響楽団(CD 2: 1, 2) |
名演ぞろいの協奏曲集
イタリア出身のアルフレード・カンポリ(1906-1991)は蓄音機時代の最も重要なヴァイオリニストの一人で、軽音楽の伝え手として、自身のサロン・オーケストラのコンサートでもデッカでも1930年代に大きな成功を収めました。
今回エロクァンスから発売される6タイトルの2枚組CDシリーズは戦後クラシック・ソリスト「カンポリ」として生まれ変わったこのヴァイオリニストの変化に焦点を当てています。このCDはその第4弾です。
カンポリが1956年12月の終わりにこのチャイコフスキーの協奏曲を録音した時、彼は冷戦状態が一時的に緩和していて可能になったソ連ツアーから戻ったばかりでしたが、ジェラルド・ムーアは後にそのツアーについて、ロシアでカンポリがまるでオイストラフのように語られていたと思い出しています。
カンポリはデッカ所属の指揮者たちと行った協奏曲形式の楽曲録音でも素晴らしい名演を残しています。ここではサン=サーンスの『序奏とロンド・カプリチオーソ』では洗練された陽気さを、サラサーテの『ツィゴイネルワイゼン』でジプシーの情熱を、ラロの『スペイン交響曲』では機敏さを、ヴィエニャフスキの『伝説』ではメロディの落ち着きといった特徴を見ることができます。
「アルフレード・カンポリ:ベル・カント・ヴァイオリン」シリーズすべての録音がデッカ・オリジナル音源からの新規リマスタリングとなります。アーティストと演奏曲目についての貴重な情報が、カンポリの伝記作家デイヴィッド・タンリーによる新たなブックレットの中のエッセーで詳しく明らかにされています。
【録音】1956年12月27-28日(CD 1: 1)、1953年3月3‐4日、(CD
1: 2)、1956年10月22-23日(CD 2: 3, 5)、25-26日(CD
1: 3, CD 2: 4)、1953年11月10日(CD 2: 1,
2)、ロンドン、キングズウェイ・ホール |
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4825143
(2CD)
\1800 |
《アルフレード・カンポリ〜『ベル・カント・ヴァイオリン』Vol.5》
《CD 1》
1) エルガー:ヴァイオリン協奏曲ロ短調Op.61、
2) ブルッフ:スコットランド幻想曲Op.46*
/
《CD 2》
ブリス:
1) ヴァイオリン協奏曲F.111、
2) ヴァイオリンとオーケストラのための主題とカデンツァF.120
*DECCA初CD化 |
アルフレード・カンポリ(ヴァイオリン)、
サー・エイドリアン・ボールト(CD 1)、
サー・アーサー・ブリス(CD 2)(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 |
クライスラーの後継者としてのカンポリ
イタリア出身のアルフレード・カンポリ(1906-1991)は蓄音機時代の最も重要なヴァイオリニストの一人で、軽音楽の伝え手として、自身のサロン・オーケストラのコンサートでもデッカでも1930年代に大きな成功を収めました。
今回エロクァンスから発売される6タイトルの2枚組CDシリーズは戦後クラシック・ソリスト「カンポリ」として生まれ変わったこのヴァイオリニストの変化に焦点を当てています。このCDはその第5弾です。
エドワード・エルガーはフリッツ・クライスラーにヴァイオリン協奏曲を献呈し、カンポリは比類のないテクニックとすべての聴衆が彼を慕う理由でもあるポピュラー・タッチを持つヴァイオリニストとして、クライスラーの極めて優れた後継者でした。1954年10月の協奏曲の録音は、究極の「エルガリアン」であるサー・エイドリアン・ボールトのサポートにより格別のものとなっています。1958年5月のブルッフの『スコットランド幻想曲』でも共演しています。
「アルフレード・カンポリ:ベル・カント・ヴァイオリン」シリーズすべての録音がデッカ・オリジナル音源からの新規リマスタリングとなります。アーティストと演奏曲目については、カンポリの伝記作家デイヴィッド・タンリーによる新たなブックレットの中のエッセーで詳しく解説されています。
【録音】1954年10月28、29日(CD 1: 1)、1955年11月(CD
2)、1958年5月6‐8日(CD 1: 2)、ロンドン、キングズウェイ・ホール |
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4825135
(2CD)
\1800 |
カンポリ最後の録音
《アルフレード・カンポリ〜『ベル・カント・ヴァイオリン』Vol.6》
《CD 1》
サラサーテ:
1-8) スペイン舞曲集より8曲、9) 2つのヴァイオリンのためのナヴァラ、
10) アルベニス:タンゴ(ドゥシュキン編)、
11) ブラームス:ワルツ変イ長調Op.39 No.15、
12) J.S.バッハ:アリオーソ(チェンバロ協奏曲BWV1056より)(フランコ編)、
13) シューベルト:アヴェ・マリア、
山田耕筰:14) 赤とんぼ(カンポリ編)、15)
城ヶ島の雨(カンポリ編)/
《CD 2》
1) モーツァルト:ロンド(アレグロ)(『ハフナー・セレナード』より)(クライスラー編)
パガニーニ:
2) ラ・カンパネッラOp.7(クライスラー編)*、
3) 奇想曲変ロ長調Op.1 No.13(クライスラー編)*、
4) 奇想曲ニ長調Op.1 No.20(クライスラー編)*、
5) バッジーニ:幻想的スケルツォOp.25『妖精の踊り』*、
ヴィエニャフスキ:
6) ポロネーズ第1番ニ長調Op.4*、7) 伝説Op.17*、
8) マズルカOp.19 No.1『オベルタス』*、
9) マズルカOp.19 No.2『バグパイプ吹き』*、
10) モスクワの思い出Op.6*、11) スケルツォ・タランテラOp.16、
12) ロマンス(ヴァイオリン協奏曲第2番より)*
13) カプリッチョ・ワルツOp.7*、14) 華麗なるポロネーズOp.21*
*DECCA世界初CD化 |
アルフレード・カンポリ(ヴァイオリン)、
Belinda Bunt(第2ヴァイオリン)(CD 1: 9)、
ダフネ・イボット(ピアノ)(CD 1:1-9, CD
2:6-14)、
和田則彦(ピアノ)(CD 1:10-15, CD 2:1-5) |
カンポリ最後の録音
イタリア出身のアルフレード・カンポリ(1906-1991)は蓄音機時代の最も重要なヴァイオリニストの一人で、軽音楽の伝え手として、自身のサロン・オーケストラのコンサートでもデッカでも1930年代に大きな成功を収めました。今回エロクァンスから発売される6タイトルの2枚組CDシリーズは戦後クラシック・ソリスト「カンポリ」として生まれ変わったこのヴァイオリニストの変化に焦点を当てています。このCDはその第6弾です。
この『ベル・カント・ヴァイオリン』第6弾は、ベストセラー・アルバムから半世紀を経て、このヴァイオリニストがデッカに行った最後の録音の世界初CD化となります。これはポーランドのヴァイオリニスト兼作曲家ヴィエニャフスキの音楽を特集していますが、ヴィエニャフスキの曲にはカンポリのようなロマン派様式のヴァイオリニストが欠かせません。
1978年8月にオワゾリールにこの録音を行った時、彼は72歳近くでしたが、一日7時間の練習をこなし、『伝説』のような悲しげな音詩に突如おどけてみせたり、『モスクワの思い出』のような傑作には堅苦しい態度で臨んだり、『華麗なるポロネーズ』ではずば抜けた妙技を披露したり、年齢を感じさせない快演です。
「アルフレード・カンポリ:ベル・カント・ヴァイオリン」シリーズすべての録音がデッカ・オリジナル音源からの新規リマスタリングとなります。
アーティストと演奏曲目については、カンポリの伝記作家デイヴィッド・タンリーによる新たなブックレットの中のエッセーで詳しく解説されています。
【録音】1976年11月8‐9日(CD 1: 1-9)、1978年8月9-11日(CD
2: 6-14)、ロンドン、ロスリン・ヒル教会、1966年頃、日本(アンコール:CD
1: 10-15, CD 2: 1-5) |
<映像>

12/26(火)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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CENTAUR
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スティーヴン・スターリク 〜 レトロスペクティヴ
Vol.10
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調
Op.22/
エチュード=カプリース Op.18/新しい手法
Op.10より/
ポロネーズ ニ長調 Op.4/マズルカ Op.19-2/伝説
Op.17/
スケルツォ=タランテラ Op.16
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スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)
ジャン・デローリエ(指揮)
カナダ放送管弦楽団
アデーラ・コトウスカ(ピアノ)
ヨーゼフ・シュワルツ(ピアノ) |
キング・オヴ・コンマス!スターリクの至芸第10集!
ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響のコンサートマスターを歴任したカナダの伝説的ヴァイオリニスト、スティーヴン・スターリク(1932−)。「キング・オヴ・コンサートマスター」と称された名匠の至芸を復刻する「レトロスペクティヴ」シリーズの第10巻。
スターリクが選曲した19世紀のポーランドを代表するコンポーザー=ヴァイオリニスト、ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835−1880)のヴァイオリン作品集では、"キング・オヴ・コンマス"の多重録音による「エチュード=カプリース」が特に聴きどころです!
※録音:1960年−1975年
ロイヤル・フィル、コンセルトヘボウ管、シカゴ響、トロント響のコンマスを歴任した男
スティーヴン・スターリク
血がほとばしり噴出し、止血しても効かない
スターリクの特集はこちら!!

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セバスティアン・ディ・ビンが奏でるショパンの「練習曲集」
ショパン:12の練習曲 Op.10/12の練習曲
Op.25 |
セバスティアン・ディ・ビン(ピアノ) |
アメリカ、カリフォルニア州のサンノゼ国際ピアノ・コンクール第1位など、数多くの受賞実績を持つイタリアのピアニスト 、セバスティアン・ディ・ビンが奏でるショパンの「練習曲集」。
使用ピアノは「ペダル・ピアノ」が印象的なイタリアのピアノ・メーカー、ボルガート社のコンサートグランドL282です。イタリアのピアニストとイタリアのピアノによるショパンの響きは、ピアノファン要チェックです!
ピアノ/ボルガート、コンサートグランドL282
※録音:2016年9月27日−30日、ロニーゴ(ヴィチェンツァ、イタリア) |
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フランス風、イタリア風のJ.S.バッハ
J.S.バッハ:
パルティータ ロ短調 BWV.831(フランス風序曲)
パルティータ第6番ホ短調 BWV.830 |
エリザベス・ライト(ハープシコード) |
グスタフ・レオンハルトの下で研鑽を積んだ、アメリカの古楽系鍵盤奏者、エリザベス・ライトによる、"フランス風"と"イタリア風"をテーマとしたバッハの作品集。
アメリカとアメリカの名工、デイヴィッド・ジャックス・ウェイとマルク・デュコルネが製作したハープシコードを使用しています。
※録音:2009年7月、ボヤカ(コロンビア) |
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ソナタと変奏
ジョンゲン:英雄ソナタ Op.94
ブラームス(ローリン編):
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
ロイプケ:詩篇94番によるソナタ |
ジョビー・ベル(オルガン) |
19世紀のヨーロッパ、ベルギーとドイツにおけるオルガン芸術の最高峰を、3人の作曲家、ジョンゲン、ブラームスとロイプケの作品で。レコーディングには、テキサス州ヒューストンの聖フィリップ長老派教会に設置されている、ポール・フリッツ&カンパニーのグランドオルガン「Op.29」を使用しています。
※録音:2015年7月20日−22日、ヒューストン(テキサス、アメリカ) |
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コイス:絶え間ない美
タトラ
イン・スキル・ネス
光りが降りかかるところ
光の先駆者たち |
ディーリング・エステイト・チェンバー・アンサンブル
キンバリー・ソビィ(ソプラノ) |
アメリカ、フロリダ州を拠点に活躍するスロヴァキア出身の作曲家、ユライ・コイス、母国の民謡と自然からインスピレーションを得て作曲した4つの作品を収録。
※録音:2015年6月、マイアミ大学(アメリカ) |
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夜の端に 〜 ジョン・ペッシェヴィチ作品集
ペッシェヴィチ:
オフェーリア
アメリカン・トランセンデンタル
隣人、愛の歌、夜の縁で |
エレオノーレ・マルゲール(ソプラノ)
ウーヴェ・シュティッケルト(テノール)
ゲルノート・ジュスムート(ヴァイリオン)
アンドレアス・コルン(ピアノ) |
2014年の作品「ハムレットとオフェーリア」でオペラ作曲家デビューを果たしたジョン・ペッシェヴィッチによる、声楽と器楽のための作品集。
※録音:2016年8月&2017年4月、ワイマール(ドイツ) |
DANACORD
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チボリ青年衛兵音楽隊 − 献身 |
チボリ青年衛兵音楽隊 |
デーヴィズ・M・A・P・パルムクヴィスト:チボリ青年衛兵音楽隊170周年記念行進曲/
H・C・ロンビュー:宵の明星ワルツ/
パルムクヴィスト:チボリ組曲
〔フルー・ニンブに敬礼、七面鳥の散歩、Rutsch!、夜のチボリ、チボリ花火ファンファーレ〕/
ロンビュー:国王ジョージ一世栄誉行進曲/
イプ・グリネマン:フェスティヴォリ(チボリ祭り)〔イントラーダ、陽気なパレード〕/
ロンビュー:テューラ王女ポルカ/ロバート・ファーノン:ファーノン・ファンタジー/
ロンビュー:シャンペン・ギャロップ/作者不詳:旗の行進曲/
パルムクヴィスト:チボリ青年衛兵音楽隊の信号/
ダン・グレーセル:晴れ着のチボリ青年衛兵音楽隊/ネル・クローウ・ラーセン:キャラバン/
アーネ・オーレ・スタイン:チボリ青年衛兵音楽隊敬礼行進曲/
ヘンリク・マセン:メリー・コーナー/
スティー・ノーエストゴー:ゲーオウ・カーステンセンの行進曲/
マーティン・ホルテゴー:噴水/パルムクヴィスト:千の行進曲/
作者不詳:ステップダウン/ロンビュー:ダウマ・ポルカ/
ベント・ファブリーシュス・ビェアア:コペンハーゲンで恋をして |
コペンハーゲンの人気観光名所チボリ公園の青年バンド!
コペンハーゲンのチボリ公園は、1843年、実業家のゲーオウ・カーステンセンが開園、世界でもっとも人気の高い観光地のひとつになりました。チボリ公園の音楽を担当するアンサンブルのひとつ、チボリ青年衛兵音楽隊(The
Tivoli Youth Guard)のアルバム『献身』。
チボリの音楽家として活躍、《シャンペン・ギャロップ》や《コペンハーゲン蒸気鉄道ギャロップ》で知られるハンス・クリスチャン・ロンビュー(ロンビ)(1810−1874)や、デンマーク国立交響楽団第一ホルン・ソロ奏者を務めるデーヴィズ・M・A・P・パルムクヴィスト(1979−)たちの作曲した、彼らが日常演奏する曲と特別な行事の曲が新しい録音で収録されています。
デンマークのエリート青少年バンドによるエネルギッシュで溌剌としたサウンド。吹奏楽、ブラスバンド、マーチング、軍楽隊ファンや関係者は要注目のアルバムです!

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DELPHIAN
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クレスウェル:弦楽四重奏のための音楽
カプリッチ
ヴァイオリンとチェロのためのリチェルカーリ
弦楽四重奏曲
コテテテテ(kotetetete)(第1楽章)
(全曲世界初録音) |
レッド・ノート・アンサンブル
〔ジャクリーヌ・シェイヴ(ヴァイオリン)、
トム・ハンキー(ヴァイオリン)、
ポール・キャシディ(ヴィオラ)、
ロバート・アーヴァイン)〕 |
ニュージーランドからスコットランドへ、ライエル・クレスウェルの弦楽四重奏曲集
ライエル・クレスウェルは、1944年ニュージーランド生まれ、カナダやオランダで学び、1970年以降はスコットランドを拠点に活動する作曲家。スコティッシュ・ナショナル管弦楽団協会によるイアン・ホワイト賞やユネスコの国際作曲家奨励賞の受賞歴を誇るクレスウェルの作品は、母国ニュージーランドとスコットランドの文化を繋ぐ独創的なもので、ここでは全曲世界初録音となる弦楽四重奏のための3作品とヴァイオリンとチェロのため作品を収録。
レッド・ノート・アンサンブルは、2008年に結成されたスコットランドのコンテンポラリー・ミュージック・アンサンブル。様々な編成に対応するアンサンブルですが、このアルバムでは、フィルハーモニア管、ASMF、スコティッシュ・オペラの首席奏者を歴任したロバート・アーヴァインを始め、ブリテン・シンフォニアのアポインテッド・リーダーを務めるジャクリーヌ・シェイヴ、ブロドスキー弦楽四重奏団のポール・キャシディ、カリーノ弦楽四重奏団のトム・ハンキーの名手4人による演奏です。
※録音:2017年3月14日−16日、セント・メリー教区教会(ハーディントン)

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北アイルランドの歌曲集
ジョアン・トリンブル:
緑の雨、少女の歌、マイ・グリーフ・オン・ザ・シー
ハミルトン・ハーティ:
子守歌、鎌の歌、空の炎、イースターにて、
ザ・フィドラー・オヴ・ドゥーニー、
海のジプシー、青い丘
ハワード・ファーガソン:アイルランド民謡集
チャールズ・ウッド:
真夜中に、海で、シャル・アイ・フォゲット、
レネ湖の無法者、ケイルのためのクレドの嘆き
ハーティ:3つの海の祈り |
キャロリン・ドビン(メゾ・ソプラノ)
イアン・バーンサイド(ピアノ) |
北アイルランドの叙情豊かな伝統を歌う
名伴奏者イアン・バーンサイドが支えるDelphianの歌曲シリーズより、北アイルランドのメゾ・ソプラノ、キャロリン・ドビンが登場。
スコットランドの王立音楽院でオペラを学び、既にロイヤル・オペラ・ハウス、エジンバラ・ナショナル・オペラ、グレンジ・パーク・オペラ、オペラ・ホーランド・パーク、ベルン州立劇場などの舞台に立っているキャロリン・ドビンのソロ・デビュー・アルバムは、彼女のホームランドである北アイルランドの叙情豊かな歌曲を歌います。

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GUILD
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GM3CD 7808
(3CD/特別価格)
\7600 →\4590確定!
現時点では締め切りなし
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世界初録音
マルタン後のスイス楽壇を牽引した
ディートヘルム:交響的作品集(全曲世界初録音)
交響的組曲《サートゥルナーリア祭》Op.200
交響曲第5番《曼荼羅》Op.180
交響的プロローグ Op.125
交響曲第1番 Op.35
交響曲第3番 Op.76
交響曲第4番《ヨーゼフ・ハイドンへのオマージュ》Op.100 |
ライナー・ヘルト(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ・
ナショナル管弦楽団 |
マルタン後のスイスを代表するシンフォニスト!カスパー・ディートヘルムの交響曲集が登場!
20世紀スイスのシンフォニストであり、フランク・マルタン以降の同国を代表する作曲家の1人、カスパー・ディートヘルム(1926−1997)の世界初録音となる交響曲、管弦楽作品集がギルド(Guild)から登場!
ヨハン・バプティスト・ヒブラ—、アルベール・ジェニーに作曲を師事し、ヒンデミットやオネゲル、シュトックハウゼン、ノーノからも作曲を学んだディートヘルムは、十二音技法や無調音楽、セリー音楽、偶発性の音楽に携わりながらも、前出のヒンデミットやオネゲルの影響を感じさせる独自の作風を確立し、マルタン後のスイス楽壇を牽引した音楽家の1人です。
その生涯で340を超える作品、8曲の交響曲を遺しながらも、録音と再評価の機会に恵まれてこなかったディートヘルムの音楽ですが、スイスの指揮者ライナー・ヘルトと、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団の好演によって、その色彩に富み、壮大なスケールを持つオーケストラ作品の魅力が明らかとなります!
※録音:2016年9月5日−6日&8日−9日、グラスゴー・ロイヤル・コンサート・ホール

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LAWO CLASSICS
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リヒャルト・シュトラウスとリュリ!
2人の大作曲家によるそれぞれの「町人貴族」!
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ノルウェー室内管弦楽団
テリエ・トンネセン(芸術監督) |
R・シュトラウス:《町人貴族》 組曲 Op.60
〔序曲、メヌエット、剣術の教師、仕立屋の入場と踊り、リュリのメヌエット、
クラント、クレオントの登場、第2幕の前奏曲、晩餐〉
リュリ:《町人貴族》
〔序曲、リトルネッロ、第1間奏曲:アリア−サランバンド−ブレ−ガイヤルド−カナリー、
仕立屋の小僧たちの第1のアリア−第2のアリア−トルコ人の儀式の行進曲、
第3のアリア、バレエ本の配布−
スペイン人たちのリトルネッロ−スペイン人たちの第2のアリア、
イタリアのリトルネッロ、スカラムーシュ,
トリヴォリーノ,
アルレッキーノの入場−スカラムーシュ,
トリヴォリーノ, アルレッキーノのシャコンヌ〕 |
オスロを本拠とするプロジェクト・オーケストラ、ノルウェー室内管弦楽団は、2017年に創設40周年を迎えました。アイオナ・ブラウン、レイフ・オヴェ・アンスネス、イザベル・ファン・クーレン、マッティン・フローストたちが音楽監督や客演コンサートマスターを務め、創設時の芸術監督でカメラータ・ノルディカの芸術監督でもあるテリエ・トンネセンが現在オーケストラを率いています。
モリエールの戯曲『町人貴族(Le bourgeois
gentihomme)』のための2つの音楽。ジャン=バティスト・リュリの作品は、ルイ14世の宮廷で行われた初演のために作曲されました。全曲から抜粋された8曲が収録されています。
リヒャルト・シュトラウスの《町人貴族》組曲は、ホーフマンスタールがモリエールの戯曲を改作、上演した際に作曲した劇付随音楽から選んだ9曲を演奏会用の音楽とした作品です。〈リュリのメヌエット〉と〈クレオントの登場〉はリュリの音楽の編曲です。
※録音:2016年4月18日−23日、ヤール教会(ベールム、ノルウェー)/Recorded
in DXD 24bit/352.8kHz |
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LWC 1147
(2CD)
\5000
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フランク:オルガン作品集
アンダンティーノ ト短調
6つの小品
〔幻想曲 ハ長調 Op.16/交響的大作品 Op.17
パストラール ホ長調 Op.19/祈り Op.20/
終曲 変ロ長調 Op.21〕
前奏曲、フーガと変奏曲 嬰ヘ短調 Op.18
3つの小品〔幻想曲 イ長調/カンタービレ/英雄的作品〕
3つのコラール〔第1番 ホ長調/第2番 ロ短調/第3番
イ短調〕 |
ビョルン・ボイセン(オルガン) |
ベルギー出身の音楽家セザール・フランクは、オルガニスト、作曲家、パリ音楽院のオルガン科教授として活躍、フランスの音楽生活に大きな役割を果たしました。ビョルン・ボイセン(1943ー)はオスロ生まれ。アーリル・サンヴォルに学び、1966年にデビュー。コペンハーゲンのフィン・ヴィーザウーにも師事、ノルウェーとヨーロッパを舞台にソリストとして活動しながら、教師として多くのオルガニストを育ててきました。アーリル・サンヴォルのオルガン作品集(Euridice
EUCD36)、『トーテン、ホフ教会の1723年のオルガン』(EUCD42)、J・S・バッハの《オルガン小曲集》(EUCD47)、ヴィドールのオルガン交響曲第9番・第10番などの録音が知られています。この新しいアルバムは、クーン(Kuhn)オルガンの設置されたウラニエンボルグ教会でセッションが行われ、ベテランのアルネ・アクセルベルグがエンジニアリングにあたりました。
※録音:ウラニエンボルグ教会(オスロ、ノルウェー) |
PAVANE
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ピクチャーズ 〜 リスト、ドビュッシー、ムソルグスキー
リスト:巡礼の年より「エステ荘の噴水」
ドビュッシー:映像第1集、映像第2集、喜びの島
ムソルグスキー:展覧会の絵 |
ユリアーナ・シュタインバッハ(ピアノ) |
ブラジル生まれ、フランスやニューヨークで学んび、モロッコ、イスラエル、ブラジルなどの国際コンクールで入賞歴を持つ女流ピアニスト、ユリアーナ・シュタインバッハのライヴ・レコーディング。
「ピクチャー」をテーマに、リスト、ドビュッシー、ムソルグスキーの映像的作品を独特の抒情性で色彩豊かに描きます。
※録音(ライヴ):2011年4月8日、リヨン(フランス) |
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PHAEDRA
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イン・フランダース・フィールズVol.96 〜
フランドルの管弦楽作品集
アルベール・グリザール:《ブリュージュのカリヨン奏者》
序曲
シャルル=ルイ・ハンセンス:ヴァイオリン協奏曲
アウフスト・ドゥ・ブック:管弦楽のための「サバトのロンド」
ジェフ・マース:ヴァイオリンと管弦楽のための瞑想曲
ブック:チェロと管弦楽のためのカンティレーヌ
ローデヴェイク・モルテルマンス:
管弦楽のためのエレジー第4番、
ホルンと管弦楽のための抒情的パストラーレ、
ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス
ブック:ヴァルス・ドレンテ |
ミラーナ・パーラ(ヴァイオリン)
ディーシェ・ミンネ(ホルン)
ディディエ・ポスキン(チェロ)
ヘルマン・エンヘルス(指揮)
フラデツ・クラーロヴェー・フィル |
歴史に埋もれたフランドル地方の音楽を発掘するイン・フランダース・フィールズ(In
Flanders' Fields)の第96集。19世紀〜20世紀前半ベルギーの作曲家たちによる室内オーケストラのための作品、協奏的作品、オペラの序曲などを集めたまばゆき管弦楽作品集。
※録音:2017年6月12日−16日、(コンサート・ホール)フラデツ・クラーロヴェー・フィルハーモニー |
<国内盤>
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若林工房
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イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
京都リサイタル2017〜ベートーヴェン後期3大ソナタ
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調作品109
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調作品110
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調作品111
J.S.バッハ:
平均律クラヴィーア曲集第1巻より プレリュードヘ短調BWV857 |
イリーナ・メジューエワ(ピアノ) |
日本デビュー20周年記念リサイタル。確信に満ちた解釈でベートーヴェン晩年の傑作に迫る!京都リサイタル2017(ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30〜32番)、イリーナ・メジューエワ
ピアノ-1967年製ニューヨーク・スタインウェイ
録音:2017年6月9日、京都コンサートホール〈アンサンブルホールムラタ〉におけるライヴ録音/STEREO
/ 24-Bit & 96kHz録音、発売元:若林工房
恒例となったメジューエワの京都リサイタル・ライヴ録音シリーズ。2017年は日本コンサートデビュー20周年を記念したオール・ベートーヴェン・プログラム。楽聖最後のピアノ・ソナタ三曲を確信に満ちた解釈で聞かせます。
徹底的に細部まで明瞭な音とリズム。均整のとれた構成感と巨大なスケール感に、即興性や思い切りの良さが加わった、メジューエワの近年の一層の成熟ぶりを伝える一枚です。
余白にはアンコールとして演奏されたバッハのプレリュードを収録。1967年製ニューヨーク・スタインウェイの輝かしく格調高いサウンドも魅力です。
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