≪第95号アリアCD新譜紹介コーナー≫
その7 2018/1/1〜
1/5(金)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
RONDEAU
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ROP-6127
\2300 |
レーガー(1873-1916):混声合唱のための作品集
第2集
10の歌 Op.83
1.An das Meer 海で
2.Lieblich hat sich gesellet 愛らしい話
3.Abendstandchen 夕べのセレナード
4.Husarendurchmarsch 駆け抜ける軽騎兵
5.Hochsommernacht 真夏の夜
6.Eine gantz neu Schelmweys 全く新しい不正
7.Minnelied 愛の歌
8.Freude soll in deinen werken sein!
喜びはあなたの内にある!
9.Abschied 別れ
10.Requiem レクイエム
11.ツェッペリンへ WoO4 No.21(合唱編)
12のマドリガーレ
12.第1番:Ach Schatz, ich sing und lache
13.第2番:Feinslieb, du hast mich g'fangen
14.第3番:Gagliarda
15.第4番:Jungfrau, dein schon Gestalt
16.第5番:Villanella alla Napolitana
17.第6番:Altfranzosisches Tanzlied
18.第7番:Liebe droht auf allen Wegen
19.第8番:Tanz-Chor
20.第9番:Fruhling umstrahlt ihr Antlitz
zart
21.第10番:Tanzlied
22.第11番:Sie ist mir lieb
23.第12番:Herzlich tut mich erfreuen
24.Hoch lebe dies Haus-WoO8 No.7 |
トリスタン・マイスター(指揮)
アンサンブル・ヴォーカペラ・リンブルク |
ヒンデミットが「最後の音楽の巨人」と呼んだマックス・レーガー。彼は1898年から1900年にかけて民謡を元にした数多くの男声合唱のための作品を書いています。
これは重厚で晦渋なオルガン作品に比べ、とても洗練され、かつ軽やかで活気のあるものが多いのですが、残念ながら演奏される機会はあまりありません。
2007年に創設されたアンサンブル・ヴォーカル・リンブルクは、レーガーの合唱作品の全曲録音に取り組んでおり、2016年1月に発売された第1集(ROP-6126)でも高い評価を受けました。
この第2集でもユーモラスな表情を持つ曲から、趣味の良い曲まで多彩な作品を演奏、レーガー合唱作品の魅力を伝えています。
録音 2016年8月11-14日、2017年5月11-14日 St.
Nikolaus Dehrn, Germany |
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ROP-6139
\2300→\2090 |
数多くの世界初演曲
聖母マリアを讃えて〜アヴェ・マリア
1.サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870):サルヴェ・マリア
2.マウリツィオ G.ジァンネッティ(18743頃-1886)サルヴェ・レジーナ
3.ジョヴァンニ・バッティスタ・カンドッティ(1809-1876):シンフォニア
第22番 Op.142
4.エットーレ・バリリ(1828-1895):アヴェ・マリア
5.シャルル G.サン・クレール(1855頃-1875):アヴェ・マリア
6.ヴィンツェンツォ・ペトラーリ(1830-1889):Suonata
per la consumazione
7.ヴィンツェンツォ・ベッリーニ(1801-1835):サルヴェ・レジーナ
8.クラウディオ・コンティ(1836-1878):サルヴェ・マリア
9.アントニオ・ディアナ(1815-1876):ポロネーズ
10.ラニエリ・ヴィッラノーヴァ(1827-1913):アヴェ・マリア
11.ジュゼッペ・ニコラオ(1825-1905):アヴェ・マリア |
アンサンブル“ラルモニア・デル・ベルカント”
ハイデマリー・レティッヒ(ソプラノ)
アンゲラ・メッツガー(オルガン) |
イタリアの知られざる宗教作品を専門に演奏している「アンサンブル“ラルモニア・デル・ベルカント”」による19世紀のマリア讃歌集。
名前の通り、ロマン派時代のイタリア・オペラで主流を占めた「ベル・カント=美しい声」様式で書かれた作品を得意とするアンサンブルで、コンサートでは過去数年に渡って大きな成功を収めています。
新たなレパートリーを模索するという趣旨に則り、このアルバムにも数多くの世界初演曲が含まれており、まるでオペラの情景を見ているような色彩豊かな演奏が楽しめます。
録音 2016年11月9-11日 Wurzen Cathedral
(St.Mary) |
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ROP-6137
\2300 |
作風はむしろブラームスに似て
ヴィルヘルム・ベルガー(1861-1911):合唱作品集
1.祈り Op.22
6つの歌 Op.25より
2.第3番:ライラックの茂みに鳥がいた
3.第5番:セレナード
4.Wie bin ich krank! 私は病に伏している
Op.79
5.Zu stiller Liebe 静かな愛に Op.104-1
6.Niss Puk ニス・プクOp.44-3
7.Pharao ファラオ Op.101
8.Sehnsuchtあこがれ Op.98-1
9.Die Kapelle am Strande 海辺の教会
10.Dammrung senkte sich von oben 夕闇が上から降りてきた
Op.84-1
11.Mitten wir im Leben sind 人生の真っただ中
Op.54-1
12.Wie nun alles stirbt und endet 全てのものは死ぬ、そして終わる
Op.25-1
13.Die Trane fliest zum Staub 涙は屑に落ちる
Op.67-1
14.Gros ist der Herr 大いなる主よ Op.54-3
15.Karfreitag 聖金曜日 Op.103-1
16.Sturmesmythe 静かで動かず Op.103-2
17.From afar, bells sound 遠くから鐘が鳴る |
ニコラウス・ミュラー(指揮)
ザクセン・ユーゲント合唱団
アレハンドロ・ピコ=レオニス(ピアノ) |
ドイツ後期ロマン派に属する作曲家ベルガーの合唱作品集。不協和音や対位法の使い方が「レーガーを予見させる」とも言われるベルガーですが、作風はむしろブラームスに似ています。
作曲家、批評家として活躍したベルガーですが、作品は没後、急速に忘れられてしまい、最近、後期ロマン派の知られざる作曲家たちの復興に伴い、ようやく100曲以上残された作品を耳にする機会が増えてきました。
合唱作品も多く残されており、このアルバムには無伴奏の「祈り」をはじめとした美しく魅力的な曲が収録されています。
録音 2016年8月4-7日,2017年7月9日 Steintor
Variete Halle, Germany |
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ROP-6143
\2300 |
Awakening
バリトンのための歌曲集
ベルク(1885-1935):
1.遠方の歌
2.美しい恋人
3.夢
4.深い憧れ
5.憧れ I
6.彼は嘆く、花咲く春は短いと
7.静かな王国
ヴォルフ(1860-1903):
8.…に
9.悲しい道
10.春はきまじめだ
11.君は花のように
12.君の瞳を見つめると
リヒャルト・シュトラウス(1864-1949):
13.献呈 Op.10-1
14.夜 Op.10-3
15.ダリア Op.10-4
16.乙女よ、それが何の役に立つのいうのか
Op.19-1
17.たそがれの夢 Op.29-1
ウルマン(1898-1944):ハーフィスの詩による歌曲集
Op.30より
18.第1番:根回し
19.第2番:酔っ払い
20.第3番:魅力的で美しい
21.第4番:ワインの賞賛 |
エネアス・ヒュム(バリトン)
ユディト・ポルガー(ピアノ) |
「Awakening=目覚め」と題されたこのアルバムで美しい声を披露しているバリトン、エアネス・ヒュム。2014年にスイスのテレビ局が制作したドキュメンタリー「A“Wunderkind”Comes
of Age-神童は成長した」で彼の華麗な経歴が放送され、世界的な注目を浴びた若手歌手です。
数多くのオペラ、オペレッタに出演、ヨーロッパとアメリカで頻繁にリサイタルを行っているヒュム、このデビュー・アルバムでは、彼が愛するドイツ後期ロマン派の作品から、愛、美、夢、酒についての曲を選び、若者が女性に愛を捧げた末、夢破れ、酒に溺れてから立ち直るまでの姿を丁寧に描き出しています。
録音 2017年3月8-9日,12-13日 Friedrich-Ebert-Halle,
Hamburg, Germany |
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ROP-6149
\2300 |
Raunahcte
クリスマス後の十二夜の合唱作品集
1.伝承曲:ガブリエルのお告げ(J.ラターによる合唱編)
2.オラ・イェイロ(1978-):ツンドラ
3.作者不詳:マリアは茨の森を通って行った(W.ブッヘンベルクによる合唱編)
4.シムコー(1957-):The Peace of Wild Things
5.ナゲル(1871-1955):美しい夜
6.M.V.セアンセン(1983-):Keep it Close
7.ツェザール・ブレスゲン(1913-1988):O
du stille Zeit(S.ヴァヴェルによる合唱編)
8.伝承曲:夕闇せまりて(F.ヘルツォークによる合唱編)
9.エルガー(1857-1934):雪 Op.26-1
10.スレリエン(1871-1972):イェンディーネの子守歌(G.エリクソンによる合唱編)
11.メンデルスゾーン(1809-1847):朝の祈り
Op.48-5
12-15.ショルド(1847-):マニフィカト |
エリーザベト・バウアー(ソプラノ)…2
アンサンブル・ラカペラ…6
ラカペラ2.0…1.2.3.7.9
ラカペラ・ヌオーヴァ…2.4.8.9.10.12-15
ラカペラ・ディーメンナー…5.8.10.11
ラカペラ・ドルチェ…12-15
ヴェロニカ・バウアー(指揮) |
「Raunachte=十二夜」-12月25日から12日目、一連のクリスマスのお祝いの最終日にあたる1月6日「公現祭」の夜を指します。
北ヨーロッパではこの夜には特別な意義があるとされ、「狩猟が始まる日」であったり、一年の気象や未来の結婚相手を占う日であったり、様々な位置づけがされています。また最も寒い時期であり、人々は十二夜に「裸の森」のイメージを抱いています。
このアルバムでは「十二夜」からインスピレーションを受けた、夜の神秘と静寂、雪、そして楽しい物語の始まりを予感させる作品を並べています。
録音 2017年1月7-8日,2017年2月4-5日 the
Schlosskirche Bad Homburg |
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ROP-6152
\2300 |
J.S.バッハ/サンドストレム:合唱作品集 第2集
1.J.S.バッハ(1685-1750):二重合唱による
モテット「来たれ、イエスよ、来たれ」BWV229
3-13.スヴェン=ダーヴィド・サンドストレム(1942-):
6部の合唱によるモテット「イエス、我が喜び」
J.S.バッハ:
二重合唱によるモテット「聖霊はわれらの弱きを助けたもう」BWV226
14.聖霊が私たちの弱さを助けてくださる
15.人々の心をお探りになる神は
16.主よ、心を燃え立たせる方、甘美な慰め主よ
17.サンドストレム:6部の合唱による
モテット「恐れることなかれ、われ汝とともにあり」
18.J.S.バッハ:4部の合唱による
モテット「全ての異邦人よ、主を褒め讃えよ」BWV230
サンドストレム:二重合唱によるモテット「主に向かって新しい歌を歌え」
19.主に向かって新しい歌を歌え
20.神よ、私たちをこれからずっと受け入れて下さい
21.主を賛美せよ そのみ業ゆえに |
シュテファン・ドールマン(指揮)
ハノーヴァー室内合唱団
ラ・フェスタ・ムジカーレ |
時代を超えて愛され続けるJ.S.バッハの作品。スウェーデンの作曲家S=D.サンドストレムもバッハ作品に魅了された一人です。
彼はバッハのモテットに着目。彼自身が作曲したモテットとバッハ作品を並べて演奏するという試みを行っています。第1集(ROP6105)でも研ぎ澄まされた響きを駆使した荘厳な作品を聴くことができましたが、第2集でも、サンドストレムの作品にはクラスターや複雑なリズムが用いられており、バッハ作品とは一線を画した独創的なモテットが楽しめます。
ドールマンは作風の違う2人の作品から共通項を見出し、一つの同じ世界として描き出しています。
録音 2017年8月19.20日,9月30日,10月1日 the
Stephansstift Hannover |
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ROP-6147
(2CD)
\3600 |
ニコ・ドスタル(1895-1981):喜歌劇《王妃ネフェルティティ》
【CD1】
1.序曲
2-19.第1幕
【CD2】
1-25.第1幕(続き)
26-37.第2幕 |
シュテファン・クリンゲーレ(指揮)
ミュージカル・コメディ管弦楽団&合唱団 |
紀元前14世紀、エジプト新王国時代第18王朝のファラオ、アクエアテンの王妃ネフェルティティ。謎めいた王妃であり、「彼女の埋葬室が発見された」というニュースは何度も世界を駆け巡っています。
ただし、このドスタルの喜歌劇は考古学に忠実なものではなく、ツアーガイドと歴史学者、泥棒、警備員らが古代エジプトにまつわる陰謀に巻き込まれるというお話。
全体がユーモアに満ちた対話とキャッチーなメロディに彩られた楽しい作品ですが、1936年の初演以降は全く演奏されることがなく、この2017年の上演が復活蘇演となります。
Rondeau Productionとドイツ放送、バイエルン放送、MDRの共同制作です。
録音 2017年3月28-29日 Oper Leipzig,
Germany |
モスクワ音楽院
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ロディオン・シチェドリン(1932-):
封印された天使[目隠しされた天使](無伴奏混声合唱とフルートのための;1988) |
マスターズ・オブ・コーラル・シンギング合唱団
エカテリーナ・グレベニュコヴァ(フルート)
レフ・コントロヴィチ(指揮) |
録音:2015年10月7日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア
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モスクワ音楽院室内合唱団創立20周年記念
ロディオン・シチェドリン(1932-):
ムノーガヤ・レータ [幾歳も]
(混声合唱、ピアノと3人の打楽器奏者のための;1991)
オペラ「左利き」(2013)から
トゥーラの郊外と左利きのいたずら書き
(テノール、2人のテノール、合唱とピアノのための)
トリブ・シャヒディ(1946-):
エクステンポーレ・アド・リビドゥム(ピアノと合唱のための)
ユーリ・ファリク(1936-2009):ロシアのための祈り(合唱のための)
エドゥアルト・アルテミエフ(1937-)/ミロスラフ・ゲオルギエフスキー編曲:
ラクリモーサ(ソプラノ、ヴァイオリンと合唱のための版)
モーツァルト(1756-1791)/クズマ・ボドロフ(1980-)編曲:
モーツァルトのオペラ「魔笛」より、夜の女王のアリア(ソプラノと合唱のための)
アルヴォ・ペルト(1935-):
平和を、主よ [Da Pacem, Domine] (合唱のための)
生神女マリア [Bogonoditse Devo] (合唱のための)
サミュエル・バーバー(1910-1981):アニュス・デイ(ソプラノと合唱のための)
アンドルー・ロイド・ウェッバー(1948-):
レクイエム から ピエ・イエズ(2人のソプラノ、合唱とオルガンのための)
セルゲイ・エキモフ(1974-):われらの父(ソプラノと合唱のための)
ユーリ・エヴグラーモフ(1949-):
愛と天国(ソプラノ、テノールと混声合唱のための二部作)
猫について/愛と天国
レオニート・デシャトニコフ(1955-):花束(ソプラノ、バリトンと合唱のための)
アレクサンドル・チャイコフスキー(1946-):
私はできない [I cannot...] (合唱のための)
アレクサンドラ・パフムートヴァ(1929-):
合唱団に栄光あれ!(ヴォカリーズ合唱とタンバリンのための)
ジョゼフ・コスマ(1905-1969)/アンドルー・カーター編曲:
枯葉(ジャズヴォーカル、バリトン、合唱とピアノのための版)
ゼキーニャ・ジ・アブレウ(1880-1935)/クズマ・ボドロフ編曲:
ティコ・ティコ(ジャズヴォーカル、合唱とピアノのための版)&ピアノ即興演奏 |
モスクワ音楽院室内合唱団
様々な共演者
アレクサンドル・ソロヴィヨフ(指揮) |
録音:2015年9月9、11、27日、10月30日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア |
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グリンカ、ルビンシテイン、グラズノフ、ショスタコーヴィチ:ピアノのための作品集
グリンカ(1804-1857):
モーツァルトの主題によるピアノのための変奏曲
変ホ長調(1822-1827)(*)
別れ(ピアノのための夜想曲)(*)
アントン・ルビンシテイン(1829-1894):
ピアノのための6つの国民舞曲 Op.82 から
ロシア舞曲とトレパーク(No.6)(+)
グラズノフ(1865-1936):
ピアノのための主題と変奏曲 嬰ヘ短調 Op.72(+)
ピアノのための練習曲 ハ長調 Op.31 No.1(+)
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
Op.134(#) |
パーヴェル・ミネフ(ヴァイオリン(#))
アレクサンドル・マルクス(ピアノ) |
録音:2001年(*)、1989年(+)、2007年(#)、場所の記載なし(おそらくモスクワ音楽院内)
※外装の規格番号表示が誤って「SMC CD 020」と印刷されております。恐縮ながら修正は成されずそのまま出荷されますのでご注意ください。(代理店)
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チャイコフスキー(1840-1893):
四季(ピアノのための12の性格的楽曲)Op.37bis
ショパン(1810-1849):
ピアノのための夜想曲 変ホ長調 Op.9 No.2
ピアノのためのワルツ 嬰ハ短調 Op.64 No.2
ピアノのための幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
ラフマニノフ(1873-1943):
メロディー ホ長調 Op.3 No.3 |
アンドレイ・ピサレフ(ピアノ)
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録音:2016年10月25日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア |
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SMCCD 0210-0211
(2CD)
\4800
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バッハの周辺 バロック・オルガン作品集
[CD 1]
J・S・バッハ(1685-1750):幻想曲 ト短調
BWV 572
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
音楽の花束(オルガンのための) から 聖母のミサ
より
前奏のトッカータ/使徒書簡朗読の後のカンツォーナ
ニコラ・ド・グリニー(1672-1703):
オルガン曲集 から ミサ より キリエ、グラン・ジュによるディアローグ
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):
前奏曲ニ短調(オルガンのための)P.407
アダムの罪によりすべては失われぬ(オルガンのための)P.103
アダムの罪によりすべては失われぬ(オルガンのための)P.104
ヨハン・アダム・ラインケン(1643-1722):オルガンのためのフーガ
ト短調
ゲオルク・ベーム(1661-1733):天におられるわれらの父(オルガンのための)
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):
オルガンのための前奏曲 ニ長調 BuxWV 139
汝らキリスト者よ、こぞりて主を称えよ(オルガンのための)BuxWV
202
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):オルガンのための前奏曲
ホ短調
ルイ・マルシャン(1669-1732):
オルガン曲集第2巻 から プラン・ジュ
オルガン曲集第1巻 から バス・ドゥ・トロンペット,ティエルス・アン・タイユ
フランソワ・クープラン(1668-1733):
教区のためのミサ(オルガンのための)から
グローリア より
そして地には平安あれ、プラン・ジュ/ティエルスによるデュオ
ディアローグ/グラン・ジュによるオフェルトリウム
[CD 2]
ヴィヴァルディ(1678-1741)/J・S・バッハ:
オルガンのための協奏曲 ハ長調 BWV 594
ヨハン・ミヒャエル・バッハ(1648-1694):
われらは苦難の極みにある時も(オルガンのためのパルティータ)
J・S・バッハ:オルガンのためのトッカータ
ハ長調 BWV 564
ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(1732-1795):
オルガンのための前奏曲 ホ短調
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):オルガンのためのフーガ
ハ短調
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ(1710-1784):オルガンのためのフーガ
ト短調
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
深き淵よりわれは呼ぶ(J・S・バッハの
BWV Anh.745とされていた作品)
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):
イエス、わが喜び(オルガンのための)
小前奏曲とフーガ(J・S・バッハの BWV
558とされていた作品)
J・S・バッハ:トッカータとフーガ ヘ長調
BWV 540 |
アレクセイ・パルシン(オルガン)
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録音:1997-2007年 |
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スヴィリドフ(1915-1998):天の川の丘を越えて 歌曲集
天の川の丘を越えて(S)/吹き鳴らせ、吹き鳴らせ、死を招く角笛を(S)
兄弟よ、人民よ(BB)/タバコ売り(BB)/たそがれざる光(BB)(*)
りんごのような頬紅(B)/フィンドレイ(B)/樺(T)
悔いはない、友が結婚したことに(T)/ああ、ふたたび私の心に苦痛が(T)
堤の下の、草ぼうぼうの堀で(MS)/追放(MS)/洗礼者イヴァンの夜(T/BB)
ロシアの歌(Br)/花嫁(Br)/ロシアの女の子(S)/部屋は暗く息苦しい(S)(+)
やあ、ロシアよ、わが母国よ!(S/MS/T/Br/BB/B) |
エレーナ・ゼレンスカヤ(ソプラノ(S))
アンナ・ヴィクトーロヴァ(メゾソプラノ(MS))
ニコライ・エローヒン(テノール(T))
ヴラディーミル・チェルノフ(バリトン(Br))
ヴラディーミル・バイコフ(バスバリトン(BB))
アレクセイ・チホミロフ(バス(B))
エレーナ・サヴェーリエヴァ(ピアノ) |
録音:2015年12月16日、ライヴ、モスクワ音楽院大ホール、モスクワ、ロシア
(*)世界初演・初録音。(+)ロシア初演・初録音。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
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モスクワ音楽院
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SMCCD 0001-0002
(2CD)
\4800 →\4490
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ロシアの歴史的ピアニストたちによる「平均律」第1巻
J・S・バッハ(1685-1750):平均律クラヴィーア曲集第1巻
リヒテル、ニコラーエヴァ、ユーディナ、フリエール、フェインベルク、ネイガウス
[CD 1]
前奏曲とフーガ第1番 ハ長調 BWV 846
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) 録音:1962年
前奏曲とフーガ第2番 ハ短調 BWV 847
前奏曲とフーガ第3番 嬰ハ長調 BWV 848
タチアナ・ニコラーエヴァ(ピアノ) 録音:1956年
前奏曲とフーガ第4番 嬰ハ短調 BWV 849
前奏曲とフーガ第5番 ニ長調 BWV 850
前奏曲とフーガ第6番 ニ短調 BWV 851
マリア・ユーディナ(ピアノ) 録音:1951年
前奏曲とフーガ第7番 変ホ長調 BWV 852
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) 録音:1962年
前奏曲とフーガ第8番 変ホ長調 BWV 853
ヤコフ・フリエール(ピアノ) 録音:1958年
前奏曲とフーガ第9番 ホ長調 BWV 854
前奏曲とフーガ第10番 ホ短調 BWV 855
サムイル・フェインベルク(ピアノ) 録音:1950年代
前奏曲とフーガ第11番 ヘ長調 BWV 856
前奏曲とフーガ第12番 ヘ短調 BWV 857
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ) 録音:1951年
[CD 2]
前奏曲とフーガ第13番 嬰ヘ長調 BWV 858
前奏曲とフーガ第14番 嬰ヘ短調 BWV 859
前奏曲とフーガ第15番 ト長調 BWV 860
ゲンリフ・ネイガウス(ピアノ) 録音:1951年
前奏曲とフーガ第16番 ト短調 BWV 861
サムイル・フェインベルク(ピアノ) 録音:1950年代
前奏曲とフーガ第17番 変イ長調 BWV 862
前奏曲とフーガ第18番 嬰ト短調 BWV 863
ゲンリフ・ネイガウス(ピアノ) 録音:1951年
前奏曲とフーガ第19番 イ長調 BWV 864
前奏曲とフーガ第20番 イ短調 BWV 865
タチアナ・ニコラーエヴァ(ピアノ) 録音:1956年
前奏曲とフーガ第21番 変ロ長調 BWV 866
前奏曲とフーガ第22番 変ロ長調 BWV 867
前奏曲とフーガ第23番 ロ長調 BWV 868
サムイル・フェインベルク(ピアノ) 録音:1950年代
前奏曲とフーガ第24番 ロ短調 BWV 869
タチアナ・ニコラーエヴァ(ピアノ)録音:1956年
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ソヴィエト時代の名ピアニストたちがモスクワ音楽院に残したアーカイヴ音源(録音場所はおそらくモスクワ音楽院内)をデジタル・リマスターし「平均律」第1巻を構成。
寄せ集めといわれればそうだが、ここまで壮絶なメンツだと、そんなこと畏れ多くていえない。
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セルゲイ・ディアギレフのロシア・バレエ団のための音楽
歴史的録音集 1916〜1930年代
1910、1920年代のディアギレフ・ロシア・バレエ管の録音が聴ける!
アンセルメ(1916年)、コーツ、クルツ、アンリ・ドゥフォセ(1927年)、アルベール・ヴォルフ
シューマン(1810-1856):謝肉祭(管弦楽版)Op.9(*) |
セルゲイ・ディアギレフ・ロシア・バレエ管弦楽団
エルネスト・アンセルメ(指揮)
録音:1916年4月28日、ニューヨーク、アメリカ合衆国
原盤マトリックス・ナンバー:Columbia
48745, 48746 |
ストラヴィンスキー(1882-1971):
バレエ組曲「ペトルーシュカ」(管弦楽のための;1911年版)から
抜粋(2曲) |
セルゲイ・ディアギレフ・ロシア・バレエ管弦楽団
アンリ・ドゥフォセ(指揮)
録音:1927年6月前半
原盤マトリックス・ナンバー:Edison
Bell X503 & X504 |
プロコフィエフ(1891-1953):
バレエ組曲「道化師」(管弦楽のための)Op.21bis
から 抜粋(6曲) |
コンセール・ラムルー管弦楽団
アルベール・ヴォルフ(指揮)
録音:1930年代
原盤マトリックス・ナンバー:Polydor
67059-60 |
プロコフィエフ(1891-1953):
バレエ組曲「鋼鉄の歩み」(管弦楽のための)Op.41bis
から 抜粋(4曲) |
ロンドン交響楽団
アルバート・コーツ(指揮)
録音:1930年代
原盤マトリックス・ナンバー:His Master's
Voice D.B.1680 |
チャイコフスキー(1840-1893):
バレエ「オーロラ姫の結婚」(「眠れる森の美女」の短縮版) |
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
エフレム・クルツ(指揮)
録音:1930年代
原盤マトリックス・ナンバー:His Master's
Voice C 2853-2855 |
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クラシック史上最大のプロデューサー、のみならず20世紀最大の芸術貢献者セルゲイ・ディアギレフ。
そのディアギレフが立ち上げたロシア・バレエ団(バレエ・リュス)。「春の祭典」などを初演して音楽の歴史を変えたあの団体。
今回のアルバムはそのロシア・バレエ団関係曲の貴重な歴史的録音。SPレコードからの復刻。
とくに最初の2曲は、当時のロシア・バレエ管弦楽団(バレエ・リュス・オーケストラ)の演奏が聴けるという超お宝音源。
1916年のアンセルメによる「謝肉祭」はラッパ録音、1927年のアンリ・ドゥフォセによる「ペトルーシュカ組曲」抜粋はエジソン・ベルに電気録音したもの。
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<国内盤>

1/3(水)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
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MIRARE
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MIR 374
(3CD)
特別価格\4800 →\4390
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ジャン=フランソワ・エッセール弾き振り!
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲集(全曲)
[CD1]
・ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 op.15
・ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.19
[CD2]
・ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37
・ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
[CD3]
・ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調「皇帝」op.73 |
ジャン=フランソワ・エッセール(ピアノ&指揮)
新アキテーヌ室内管弦楽団 |
名手エッセールが弾き振りをしてのベートーヴェン
録音:2014年11月&2015年3月
フランス生まれ、ペルルミュテールらに師事した名ピアニストのジャン=フランソワ・エッセールが弾き振りをした、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集がリリースされます!管弦楽は1981
年設立、フランス西部のポワティエを本拠地とする新アキテーヌ室内管弦楽団。2000
年からエッセールが芸術監督を務めており、アンゲリッシュ、ルノー・カピュソン、シャマユ、デュメイ、ラドゥロヴィッチらをソリストに迎えて協奏曲を演奏しているほか、客演指揮者にはロト、メストレも登場しているなど、旬のアーティストとの仕事も多い楽団です。エッセールは、1950
年生まれで、ペルルミュテールやアンリエット・ピュイグ=ロジェ、マリア・クルチオらに師事、コンセルヴァトワールで20
年以上に渡り後進の指導にもあたったフランスの名手です。ベルトラン・シャマユやジャン=フレデリック・ヌーブルジェらもエッセール門下出身です。オーケストラの華麗にして細やかな響きと、エッセールの堅実なピアノが魅力です。

ジャン=フランソワ・エッセール
入手困難状態、2度目の「イベリア」 |
ACTES SUD
ASM 01
\4800
海外在庫のみ
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エッセール2度目の「イベリア」
アルベニス:組曲「イベリア」(全12曲) |
ジャン=フランソワ・エッセール(Pf)
写真:イサベル・ムニョス |
注文が殺到したフランスの名匠ジャン=フランソワ・エッセールによる2度目の「イベリア」録音。
現在入手困難で海外在庫のみ。
録音:2009 年6 月1-4 日/メジャン教会(アルル)/DDD、76’38”、A5
デジブック
ジャン=フランソワ・エッセール。
1950年、フランスのピアニスト。パリ音楽院でペルルミュテール、ピュイグ=ロジェに師事。1974年、スペインのハエン国際コンクールで第1位獲得、スペイン音楽演奏特別賞を受賞。古典派から現代音楽までレパートリーは広いが、特にスペインの音楽に造詣が深い。
アルベニスの「イベリア」はその複雑さ、身の毛のよだつ技巧ゆえピアノ音楽の頂点に位置する作品のひとつで、よほど自信がなければ手掛けない難物中の難物だが、エッセールはかつてエラートに全曲を録音していていたが、2009
年に満を持して再録音。今ちょっと話題のフランス
ACTES SUD からリリースしてきた。
これが予想以上に素晴らしい。
代理店も「技術的な不安や無理もないうえ、音の過剰ともいえるこれらの曲を実にすっきり再現、モーツァルトを想い起させさえする。さらに推進力とスピード感もあり、ピアノ好きをゾクゾクさせる魅力に満ちている。」と絶賛。
またスペインの女流写真家イサベル・ムニョスによる40
ページの写真集が付いている。フラメンコや闘牛など、アンダルシアの風物を雄弁なモノクロで描く。新世代のおしゃれなアルベニス・アルバムの筆頭。
ハードカバーA5 サイズの豪華デジブック仕様。
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PARATY
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ジョルジョ・アントニオット(1681-1766):
チェロと通奏低音のためのソナタ
第6番 ホ短調、第5番 イ長調、
第11番 イ短調、第2番 ヘ長調、
第3番 変ロ長調、第4番 ニ短調、
第10番 嬰ヘ短調 |
アンサンブル・ヘミオリア
〔クレール・ランケ(Vc)、
オード=マリー・ピロ(Gamb)、
ステファニー・プティボン
(テオルボ、ギター)、
フランソワ・グルニエ(Cem)〕 |
18世紀前半のチェロ作品
録音:2016年9月
ジョルジョ・アントニオットは、1681 年ミラノに生まれたチェロ奏者にして作曲家。ミラノの裕福な家庭に生まれ、数学や語学(ラテン語含む)に長け、音楽理論の本も出版(英訳もされた)するなど、マルチな才能の持ち主でした。
1733 年、アントニオッティの名前でアムステルダムで出版された12
のチェロあるいやヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ集(5
曲はチェロと通奏低音/ 7 曲は2 本のチェロ、あるいはヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ)からの抜粋。18
世紀、多くは残されていないチェロのための貴重な作品の録音の登場です。
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マンフレッド四重奏団によるシューマンとチャイコフスキー
シューマン(1810-1856):
弦楽四重奏曲 イ短調 op.41-1(1842)
チャイコフスキー(1840-1893):
弦楽四重奏曲第2番 ヘ長調 op.22 |
マンフレッド四重奏団 |
結成30年を迎える名門マンフレッド四重奏団によるシューマンとチャイコフスキー
録音:2016年11、12月
1986 年、世界の名だたる音楽院を卒業したメンバーによって結成、1989
年にはバンフ(カナダ)、そしてエヴィアン(フランス)のコンクールで優勝、一躍世界での活躍の場を広げました。
バイロンの劇詩「マンフレッド」から名前をとっています。「マンフレッド」はロマン派の芸術家たちに大きな影響を与え、シューマンとチャイコフスキーもマンフレッドにちなんだ作品を残しています。結成30
年のマンフレッド四重奏団が、流麗な音楽運びで聴かせます。
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マラン・マレ(1656-1728):
スペインのフォリア&ヴィオール作品集
・組曲 ニ長調 第3巻(1711)
・組曲 ト短調 第5巻(1725)
・スペインのフォリアのクプレ 第2巻(1701) |
フオーコ・エ・チェーネレ
〔ジェイ・ベルンフェルト(Gamb、指揮)、
ロナルド・マルティン・アロンソ(Gamb)、
アンドレ・ヘンリッヒ(テオルホ)、
ベルトラン・キュイエ(チェンバロ)〕 |
ポエティックなマレ
録音:2016年6月
15 周年を迎えるアンサンブル、フオーコ・エ・チェーネレ。指揮者のジェイ・ベルンフェルトの声楽作品への強い愛もあり、声楽作品も中心に取り上げている団体ですが、このたびの彼らのアルバムは、マレの器楽作品集。
ニューヨーク出身でバーゼル音楽院で学んだ指揮のジェイ・ベルンヘルト、フランス系キューバ人のロナルド・マルティン・アロンソによるヴィオラ・ダ・ガンバ、ユングヘーネルに師事したリュート奏者のアンドレ・ヘンリッヒ、1978年ナント生まれ、ルセやアンタイらに師事したフランス古楽界のサラブレッド、ベルトラン・キュイエというメンバーが、豊かなサウンドで詩情豊かなマレの世界を展開しています。
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volts
・ファウスト・ロミテッリ:Matura Morte
Con Fiamme
・ホアン・アロヨ:Smaqra
・レミー・カネド:Clusterfuck
・ジルベール・ヌノ:Deejay
・クリストフ・ハヴェル:Dissidence 4 |
タナ四重奏団 |
エレクトロニクスと弦楽四重奏団のための音楽
録音:2017年3月
タナ四重奏団は現代音楽を広めるために結成され、作曲家と演奏家といった境界を超えた活動をめざしています。ライヒの弦楽四重奏のための全作品を録音、2016
年にショック・クラシカ賞を受賞しています。
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ANALEKTA
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OSMチェンバー・ソロイスツが堂々のデビュー!
ベートーヴェン&シュトラウス:
ベートーヴェン:七重奏曲変ホ長調 Op.20
R・シュトラウス(ハーゼンエール編):
もうひとりのティルオイレンシュピーゲル |
OSMチェンバー・ソロイスツ
(モントリオール交響楽団チェンバー・ソロイスツ)
〔アンドルー・ワン(ヴァイオリン)、
ニール・グリップ(ヴィオラ)、
ブライアン・マンカー(チェロ)、
アリ・ヤズダンファー(コントラバス)、
トッド・コープ(クラリネット)、
ステファン・レヴェック(バスーン)、
ジョン・ジルベル(ホルン)〕 |
モントリオール交響楽団の首席奏者たち。OSMチェンバー・ソロイスツが堂々のデビュー!
☆モントリオール交響楽団の弦楽、木管セクションを支える名手たちによる豪華アンサンブル!
☆ベートーヴェンの「七重奏曲」と、シュトラウスの「もうひとりのティル」をカップリング!
2008年からコンサートマスターを務めているアンドルー・ワンを中心に、モントリオール交響楽団の首席奏者たちによって結成されたアンサンブル、OSMチェンバー・ソロイスツ(モントリオール交響楽団チェンバー・ソロイスツ)のファースト・アルバムが登場!
初のレコーディングのプログラムに、「交響曲第1番」と同時期の作品で楽聖ベートーヴェンの初期を代表する傑作の1つである「七重奏曲」と、リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ティルオイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」を、オーストリアの作曲家フランツ・ハーゼンエール(1855‐1970)が室内楽用へと編曲した「もうひとりのティルオイレンシュピーゲル」を選んだOSMチェンバー・ソロイスツのメンバーたち。
モントリオール交響楽団の流麗かつ、透明感にあふれるサウンドと、その屈指の機動力を支える7人の名手たちによる豪華なアンサンブルが、弦楽器と木管楽器による室内楽の醍醐味をたっぷりと堪能させてくれることでしょう!
※録音:2017年4月、ピエール・メルキュール・ホール(ケベック、カナダ)

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花の終わり 〜
クラーク&ラヴェル:ピアノ三重奏曲集
クラーク:ピアノ三重奏曲
ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調 |
グリフォン・トリオ |
75曲を超える委嘱新作の初演を手掛けるなど、近現代作品への造詣も深いカナダのアンサンブル、グリフォン・トリオの結成25周年記念盤。
イギリス出身の女流コンポーザー=ヴィオリスト、レベッカ・クラーク(1886‐1979)の代表作の1つである「ピアノ三重奏曲」と、ラヴェルの傑作「ピアノ三重奏曲」をカップリングすることにより、ライオネル・ターティスに師事した優秀なヴィオラ奏者でもあったクラークの作品の知られざる魅力を引き立てています。
※録音:2017年6月、イザベル・ベイダー・センター(オンタリオ、カナダ) |
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ジョーダン・パル
「スターリング」と「イントゥ・ザ・ワンダー」
ジョーダン・パル:
イントゥ・ザ・ワンダー
ヴァイオリン、チェロ、ピアノと
オーケストラのための三重奏曲《スターリング》
(全曲世界初録音) |
サンダーベイ交響楽団
グリフォン・トリオ
アーサー・ポスト(指揮) |
「The Afer」が2016年のジュノー賞の年間最優秀クラシック作曲賞にノミネートされるなど、次代のカナダの名匠として大きな注目を集めているジョーダン・パル。
ピアノ・トリオとオーケストラのための「スターリング」と「イントゥ・ザ・ワンダー」は、大自然の美と地球の神秘からインスピレーションを得て作曲された作品で、両作品とも今回が世界初録音となります。
※録音:2016年3月、サンダーベイ・コミュニティー・オーディトリアム(オンタリオ、カナダ) |
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DREYER GAIDO
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CD 21105
(SACD HYBRID)
\2800 →\2590
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ガブリエル・フェルツ!ラフマニノフ第3弾は交響曲第3番!
ラフマニノフ:交響曲第3番イ短調 Op.44 |
ガブリエル・フェルツ(指揮)
ドルトムント・フィルハーモニー管弦楽団 |
絶好調ガブリエル・フェルツ!ラフマニノフ第3弾は入魂の交響曲第3番!
☆ドイツ期待のマエストロ、ガブリエル・フェルツとドルトムント・フィルのラフマニノフ第3弾!
☆録音は世界有数のレオーディング・チーム、トリトナスが担当!
リューベック市劇場、ブレーメン劇場のカペルマイスター、アルテンブルク・ゲラ市の管弦楽団および歌劇場の音楽総監督、シュトゥットガルト・フィルの首席指揮者、シュトゥットガルト市の音楽総監督、バーゼル歌劇場の首席客演指揮者という錚々たるポジションを歴任し、2013/14シーズンからは、ドルトムント市の音楽総監督、ドルトムント・フィルの首席指揮者として活躍するドイツ期待のマエストロ、ガブリエル・フェルツ。
独創的な解釈で多くの新たな発見をもたらしてくれたシュトゥットガルト・フィルのマーラーに続くプロジェクトとしてスタートしたラフマニノフもいよいよ第3弾、「交響曲第3番」が登場!
シュトゥットガルト・フィル時代の2007年にラフマニノフ財団からラフマニノフ賞を贈られた実績を持ち、「交響曲第3番」を20世紀のシンフォニーの中で最も興味深い作品の1つと位置付けているフェルツ。
圧倒的知名度の代表作「第2番」、初演失敗のエピソードを持つ「第1番」と比べると、今一つスポットライトが当たりにくい「第3番」の魅力をさらに広めるべく、フェルツが渾身のタクトを振るったドルトムントでのライヴ・レコーディングです!
世界有数のレコーディング・チーム、トリトナスによる優秀録音にも要注目です!
※録音(ライヴ):2017年5月9日−10日、コンツェルトハウス・ドルトムント(ドイツ)

ガブリエル・フェルツ特集
ガブリエル・フェルツ。
1971年にベルリンで生まれ、さまざまな指揮者コンクールを経ながらエリート街道を歩み、2001年には29歳の若さでアルテンベルク・ゲラ劇場の音楽監督になる。その若さについて聞かれたときに、彼は、「フルトヴェングラーは僕より2つ若いときにすでに音楽監督をやっていた」と言ったというから、やはりそうとうの自信家&野心家なのだろう。
しかしその音楽はギラギラしたものではない。
作品のツボを徹底的に知り尽くし、ひとつひとつの楽器をあたかもひとりひとりの歌手であるかのようにイイ感じで歌わせる。それがなんともうまいことはまっているのである。盛り上げ方も、なんとも品がよくて、しかもこれまたうまい。
・・・とにかく絶妙なのである。
フェルツと一緒に仕事をしていた日本人歌手の小森 輝彦氏が、自分のホームページで彼のことをこう語っていた。
「すごいと思うのはその新鮮さが彼の独りよがりの解釈から生まれたものでなく、楽譜に忠実に演奏するという志から生まれていて、しかも演奏として輝きがあることです。」
その言葉はまさに彼にぴったり。
そんなフェルツ、マーラーの新録音なども評判いいが、店主は10年以上前にリリースされたこのアルバムの衝撃がいまだに忘れられない。
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NAXOS
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8.573728
\1200 |
全てが世界初録音
レニャーニ(1790-1877):ギター作品集
1-9.テッレモートと変奏曲 Op.1(1820)
10.グラン・リチェルカリオ Op.3(1819)
11-19.ヨーゼフ・ヴァイグルの
「仕事の前に」の主題による変奏曲とトリオ
Op.4(1819)
20-22.グラン・カプリッチョ Op.6(1819)
23-28.スケルツォまたは4つの変奏曲 Op.10(1825)
29-30.ギターのためのロンド Op.11(1825)
31-45.チロルの主題による大変奏曲 Op.12(1825)
46-59.パイジェッロの「うつろな心」の主題による大変奏曲
Op.16(1824) |
マルチェッロ・ファントー二(ギター) |
イタリア、フェラーラ生まれのレニャーニは、若い頃オーケストラの弦楽器奏者として訓練を受けましたが、突然歌手デビューを果たし、ロッシーニ、ドニゼッティの歌劇で優れたテノール歌手として活躍。並行してギタリストとしても名声を博し、1822年にウィーンで開催されたコンサートでは大成功を収めたとされています。彼は鬼才ヴァイオリニスト、パガニーニの友人でもあり、「24のカプリース」に触発されて作曲した「ギターのための36のカプリース」はレニャーニの代表作の一つです。1850年代には歌の世界から引退し、ギター、ヴァイオリンの製造を始め、優れた楽器を何台も製造し、そのいくつかは現在でも大切に受け継がれています。
このように多才なレニャーニでしたが、前述の「36のカプリース」以外にはあまり作品が演奏されることがなく、このアルバムに収録されている曲も全てが世界初録音という貴重なものです。どれも歌心に恵まれたレニャーニらしい装飾的な旋律が特徴の美しい作品です。
録音 2017年1月4-5日 Spazio Sirin, Milan,
Italy Total Playing Time:73'23" |
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8.573730
\1200 |
ロマン派のヴィオラ・ソナタ集
オンスロウ(1784-1853):チェロ・ソナタ ヘ長調
Op.16-1(1826)
(ヴィオラとピアノ版)
1.第1楽章:Allegro
2.第2楽章:Andante
3.第3楽章:Allegretto
メンデルスゾーン(1809-1847):ヴィオラ・ソナタ
ハ短調(1824)
4.第1楽章:Adagio-Allegro
5.第2楽章:Menuetto-Allegro molto
6.第3楽章:Andante con variazioni
カリヴォダ(1801-1866):6つの夜想曲 Op.186
7.第1曲:Larghetto
8.第2曲:Allegretto, ma un poco vivo
9.第3曲:Poco adagio
10.第4曲:Allegretto, ma un poco vivo
11.第5曲:Adagio con molta espressione
12.第6曲:Allegro moderato |
戸川ひより(ヴィオラ)
リリト・グリゴリャン(ピアノ) |
オーケストラの中でも「地味な存在」と見做されてしまう楽器「ヴィオラ」。ソロ楽器として扱われることはほとんどなく、また響きもヴァイオリンとチェロの中間を担う役割であり、どうしても埋没してしまいがちです。
20世紀になってヒンデミットを筆頭に、バルトーク、ウォルトンたちがヴィオラのための作品を書いたことでようやく注目を浴びるようになりました。
しかし、19世紀にヴィオラのための名作がなかったわけではありません。15歳のメンデルスゾーンが書いた美しい「ヴィオラ・ソナタ」をはじめ、オンスロウのエレガントなチェロ・ソナタ(ヴィオラ用に編曲)、シンプルで落ち着いた旋律が魅力のカリヴォダの「夜想曲」。
これら3曲はヴィオラの持つ音色の特性を活かした素晴らしい作品です。演奏しているのは、オーストラリアと日本の血をひくヴィオラ奏者戸川ひより。2014年に開催されたブラームス国際コンクールに入賞した逸材です。
録音 2016年10月5-7日 Studio b-sharp,
Berlin, Germany Total Playing Time:76'02" |
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8.573753
\1200 |
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ヴァイオリン・ソナタ/24の前奏曲(ヴァイオリンとピアノ編)
ヴァイオリン・ソナタ Op.134(1968)
1.第1楽章:Andante
2.第2楽章:Allegretto
3.第3楽章:Largo-Andante
24の前奏曲 Op.34(1932-1933)(ヴァイオリンとピアノ編)
4.第1番:Andante
5.第2番:Allegretto
6.第3番:Andante
7.第4番:Moderato
8.第5番:Allegro
9.第6番:Allegretto
10.第7番:Andante
11.第8番:Allegretto
12.第9番:Presto
13.第10番:Moderato non troppo
14.第11番:Allegretto
15.第12番:Allegretto non troppo
16.第13番:Moderato
17.第14番:Adagio
18.第15番:Allegretto
19.第16番:Andantino
20.第17番:Largo
21.第18番:Allegretto
22.第19番:Andantino
23.第20番:Allegretto furioso
24.第21番:Allegretto poco moderato
25.第22番:Adagio
26.第23番:Moderato
27.第24番:Allegretto
ドミートリー・ツィガノフ:
1937年編曲…13.18.19.27/1961年編曲…5.9.15.16.20-25
1963年編曲…4.6.8.11.14.18
レーラ・アウエルバッハ:
2000年編曲…7.10.12.17.26 |
セルゲイ・ドガディン(ヴァイオリン)
ニコライ・トカレフ(ピアノ) |
ショスタコーヴィチの「24の前奏曲」はタイトルからわかる通り、ショパンの同名の作品からインスピレーションを受けて作曲されたピアノ独奏曲です。
1927年に“ショパン国際ピアノコンクール”に出場したほどの腕前を持つピアニストでもあったショスタコーヴィチにとってこの作品は特別な意味を持つものであり、全曲の初演も完成直後に彼自身が行っています。
この曲集をヴァイオリンとピアノ用に編曲を思い立ったのが、「ベートーヴェン弦楽四重奏団」の第1ヴァイオリン奏者で、ショスタコーヴィチの友人でもあったドミトリー・ツィガノフです。
彼はまず1937年に4曲、1961年と1963年に15曲を編曲し、軽快で機知に富む魅力的な作品に仕立てました。そして残りの5曲は2000年に女性作曲家アウエルバッハが編曲。全てが揃うことになり、演奏機会も増えています。
オイストラフの誕生日のために書かれたソナタは、前奏曲とは対照的な作風を持つ深遠な作品。最終楽章はパッサカリア形式で書かれており、最後は静かに消え入るように終わります。ロシアの名手2人による演奏です。
録音 2016年12月28-30日 the Jakobysaal,
Musikhochschule, Hannover, Germany Total
Playing Time:74'44”
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8.573788
\1200 |
アルネセン(1980-):無限に…
合唱作品集
1.Even When He Is Silent 彼が沈黙している時さえ(2011)
2.Flight Song 飛翔の歌(2014)
3.O Sacrum Convivium おお、聖なる饗宴よ(2014)…世界初録音
4.Child of Song 歌の子供(2014)…世界初録音
5.The gift I’ll leave you 私があなたに残す贈り物(2015)…世界初録音
6.Dormi, Jesu おやすみ、イエス(2012)
7.Making or Breaking 創る、もしくは壊す(2015)…世界初録音
8.Cradle Hymn ゆりかごの賛歌(2010)
9.The Lamb 子羊(2015)
10.Pie Jesu ピェ・イェズス(2013)…世界初録音
11.Infinity 無限に(2016)…世界初録音
12.There We Shall Rest われらはそこに残る(2015)…世界初録音 |
ベリル・ファンスロウ(ソプラノ)…4
サラ・マイケル(ソプラノ)…5.6
ジュリアン・ドゥウェル(ソプラノ)…6
ウェンディ・スー・グローヴァー(ソプラノ)…7
クリスティアンナ・サリンズ(ソプラノ)…10
ジョン・ガンサー(ソプラノ・サクソフォン)…7
アリシア・リグスビー(ピアノ…2.5.8.10),(ソプラノ…11)
ジョエル・リンスマ(指揮)
カントライ(合唱) |
現代のノルウェーで高い人気を獲得している作曲家、アルネセンの合唱曲集。1980年トロントハイムに生まれ、6歳でピアノを始め、10歳でニダロス大聖堂少年合唱団に参加。以降も優れた音楽教育を受けてきました。
バロック音楽とポピュラー音楽、奏法の様式を取り入れた作風で知られますが、彼が最も情熱を傾けているのは幼い頃から親しんだ合唱作品です。18歳の時に出身合唱団によって自作を初演し、その後も次々と作品を発表しているアルネセンですが、このアルバムでは2010年以降に作曲した最新作を披露しています。
美しい響きを縦横無尽に駆使した繊細な作品を歌うのは、コロラド州デンバーに拠点を置く合唱団「カントライ」。芸術監督ジョエル・リンスマの指揮のもと、ボランティア歌手で構成された初の合唱団ですが、世界中の作曲家がこの合唱団のために曲を作るほどに優れた能力を持っており、2015/16のシーズンにはアルネセンを「コンポーザー・イン・レジデンス」として招待しています。
録音 2016年5月20-27日 First Plymouth Congregational Church, Denver,
Colorado, USA Total Playing Time:66'33" |
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8.573804
\1200 |
エヴェリン・グレニー(パーカッション)
CORE-TET PROJECT-インプロヴィゼーション集
1.Steel-Ribbed Dance
2.The Calling
3.Grotesque Fantasy
4.Walk of Intensity
5.Iron Stars
6.Flutter Gaze
7.Silver Shore
8.The Wake
9.Unseen Fires
10.Crystal Splash
11.Breath of Validation
12.Black Box Thinking
13.Scissor Shower
14.Rusty Locks |
インプロヴィゼーション…The Core-tet Project(アンサンブル)
【メンバー】
エヴェリン・グレニー(パーカッション)
ヨン・ヘメルサム(ギター)
シラード・メゼイ(ヴィオラ)
マイケル・ジェフリー・スティーヴンス(ピアノ) |
世界的パーカッション奏者、エヴェリン・グレニーを中心にしたプロジェクト「Core-tet」による14の即興演奏。ジャズ界でよく知られたギタリスト、ヘメルサム、映画音楽作曲家としても知られ、自身でもユニークなアンサンブルを結成しているメゼイ、ジャズ・ピアニストとして不動の地位を誇るスティーヴンス、このスコットランド、セルビア、アメリカ、デンマークの4か国を出身とするメンバーは、異なる音の文化を見事に融合させ、前衛音楽でもなく、ヒーリング音楽でもない“新しい音楽”を作り上げました。
10代でほとんど聴覚を失うというハンディキャップをものともせず、体全体で音を感じ、常に新しい音楽を作り上げているグレニーならではの湧き出るような思いをぜひ感じてください。
録音 2016年11月28-29日 Real World Studios,
Box, Wiltshire, UK Total Playing Time:72'07" |
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8.573814
\1200 |
INNER CHAMBERS-インナー・チェンバーズ
ルイ14世の宮廷音楽集
1.ジャック・オットテール(1674-1763):前奏曲
ニ長調(1719)
フランソワ・クープラン(1668-1733):王宮のコンセール
第1曲 ト長調
2.第1曲:前奏曲
3.第2曲:アルマンド
4.第3曲:サラバンド
5.第4曲:ガヴォット
6.第5曲:ジーグ
7.第6曲:メヌエットとトリオ
8.オットテール:エアとブリュネット「Rochers,
je ne veux point」
マラン・マレ(1656-1728):ヴィオールのための小品集
第3巻「組曲ト長調」(抜粋)
9.第1曲:前奏曲
10.第5曲:アルマンド・デ・マニフィーク
11.第7曲:クーラント
12.第8曲:サラバンド・グラーヴェ
13.第16曲:ラ・ギターレ
14.モンテクレール(1667-1737):古風なブルネットと現代的なブルネット
組曲第2曲-第2曲:Je sens naitre en mon
coeur
モンテクレール:フルートと通奏低音のためのコンセール
第2曲(抜粋)
15.第1曲:前奏曲
16.第2曲:アルマンド
17.第3曲:イタリア風クーラント
18.第4曲:優しいロンド
19.第5曲:嘆き
20.第6曲:サラバンド
21.第8曲:軽いロンド
22.第7曲:レムラー
23.第10曲:エア
24.リュリ:王を眠らせるためのトリオ LWV
35-シャコンヌ |
レ・オルディネール(アンサンブル)
【メンバー】
レーラ・ブライトハウプト(指揮)(トラヴェルソ…1-8.14-24)
エリカ・ルビス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
デヴィッド・ウォーカー(テオルボ)
アリソン・ナイキスト(バロック・ヴァイオリン)…24 |
“太陽王”ルイ14世(1638-1715)。72年間王位に就き、フランス王朝の最盛期を築いた王として知られています。最も影響力の大きかったのは1680年代であり、巨大な富を投じて建立したヴェルサイユ宮殿では毎夜瀟洒な舞踏会が開催され、多くの貴族たちが踊りに明け暮れました。
王自身も「芸術の庇護者」としてリュリをはじめとした多くの音楽家たちを擁護していました。また舞踏も巧みで、メヌエットを宮廷舞踊に取り入れたことでも知られています。
このアルバムは、ルイ14世の王宮で活躍していた音楽家たちの作品を集め、バロック様式の芸術が表現しようとしていた人間の感情の深みを探求、親密な世界の音を再現します。
17世紀後半から18世紀前半の雰囲気を伝えるトラヴェルソ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボの柔らかい音色も魅力的です。
録音 2016年2月13-14日 Primary Sound
Studios, Bloomington, Indiana, USA Total
Playing Time:53'09" |
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8.579023
\1200 |
イラン・クラシック!!
タフレシプール(1974-):ペルシアン・エコーズ
ハープとオーケストラのための協奏曲「ペルシアン・エコーズ」
1.第1楽章:Andante, Allegro
2.第2楽章:Tranquillo
3.第3楽章:Allegro
オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンとピアノのための五重奏曲「Alas」
4.第1楽章:Allegro
5.第2楽章:Mourning
6.ハープ、ヴァイオリンとチェロのための「Lucid
Dreams‐明晰夢」
7.イヤーニング・イン・C
世界初録音 |
クリストファー・オニール(オーボエ)…4-5
ヘレン・ピアス(クラリネット)…4-5
リチャード・スキナー(ファゴット)…4-5
ケティ・プライス(ホルン)…4-5
アディ・タル(チェロ)…6
ガブリエラ・ダッロリオ(ハープ)…1-3.6
メアリー・ドゥレア(ピアノ)…4-5
クレシュ・アンサンブル…7
ダラ・モーガン(ヴァイオリン…6),(指揮…4-5.7)
アレクサンダー・ラハバリ(指揮)
イギリス室内管弦楽団 |
イランを代表する作曲家、タフレシプールの作品集。エキゾチックな旋律が持ち味の彼の作品は、西ヨーロッパの音楽文化とイランの魅力的な音楽を融合させ、時にはシューマンのように夢幻的で、バルトークのように闊達な雰囲気を持っています。
イランにとっても初となる「ハープ協奏曲:ペルシアン・エコーズ」はタイトルの通り、西洋と東洋の伝統を受け継いだもので、風が鳴らすような繊細なハープの調べを包み込むオーケストラの不思議な音色はとても魅惑的です。
広大な砂漠の中に舞う音が描写された「エイラス」、ハープの即興演奏を伴う「Lucid
Dreams」、タフレシプールの子供時代の思い出が反映されているという「イヤーニング・イン・C」。儚くも美しい音楽集です。
録音
2016年4月12日 Henry Wood Hall, London…1-3
2014年12月16日 The Forge, London…4-5
2015年6月28日 Saints Church, London…6
2016年9月2日 St Peter’s Church, Drogheda…7
Total Playing Time:59'26" |
<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
OLYMPIA
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プロコフィエフ(1891-1953):
ピーターと狼(管弦楽のための子供向け交響的物語)Op.67(ロシア語版;1936)(*)
サン=サーンス(1835-1921):
動物の謝肉祭(2台のピアノと管弦楽のための動物学的大幻想曲)R.125(1886)(+) |
ニコライ・リトヴィノフ(朗読(*))
エミール・ギレリス、ヤコフ・ザーク(ピアノ(+))
ダニール・シャフラン(チェロ(+))
ソヴィエト国立交響楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮(*))
カルル・エリアスベルク(指揮(+)) |
録音:1956年(*)、1951年(+)、モノラル、ADD |
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グリーグ(1843-1907):
劇付随音楽「ペール・ギュント」Op.23(1875)から(*)
前奏曲/朝/オーセの死/アニトラの踊り/
山の魔王の宮殿で/イングリの略奪と嘆き
アラビアの踊り/ペール・ギュントの帰郷/
ソルヴェイの歌/山の魔王の娘たちの踊り
ピアノ協奏曲イ短調 Op.16(1868)(+) |
クリフォード・カーゾン(ピアノ(+))
ロンドン交響楽団(*)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(+)
オイヴィン・フィエルスタ[エイヴィン・フィエルスタード](指揮)
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録音:1958年(*)、1959年(+)、ADD 原盤:Decca |
<国内盤>

1/1(月)紹介新譜
マイナー・レーベル新譜
ATMA CLASSIQUE
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オットー・エルンスト・グレゴリウス・シーファーライン
知られざるバロック作曲家による技ありのソナタ
シーファーライン:3声のソナタ第1番 ホ短調
(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
テレマン:トリオ・ソナタ ト短調 TWV42:g7
(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
シーファーライン:3声のソナタ第2番 ヘ長調
(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音)
C.P.E.バッハ:幻想曲 ニ長調 Wq.117/14,
H.160
(チェンバロ独奏)
C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ ト長調 Wq.150,
H.574
(フルート、ヴァイオリン、通奏低音)
シーファーライン:3声のソナタ 第3番 イ長調
(ヴァイオリン、チェロ、通奏低音) |
パッラーデ・ムジカ |
録音:2016年8月/64’15’’
ほとんど知られていない作曲家であるオットー・エルンスト・グレゴリウス・シーファーライン(1704-1787)のソナタ集。トリオ・ソナタの基本形であるヴィオリン2
本ではなく、ヴァイオリンとチェロが歌い交わす珍しい編成です。
同様の編成によるテレマンのソナタやC.P.E.
バッハのフルートを伴うソナタをカップリング。
音楽の完成度に差が無く自然に聴ける、知られざる作曲家の技量を知るにもってこいのプログラミング。
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OBSIDIAN
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キャサリン・パーと宗教改革の歌〜トマス・タリス作品集
1. Gaude Gloriosa Dei Mater/
2. When Jesus Went, [Salvator Mundi II]/
3. O Lord, Give Thy Holy Spirit/
4. Hear the Voice and Prayer/5. Purge
Me, O Lord/
6. Solfaing Song/7. Verily, Verily, I
Say Unto You/
8. If Ye Love Me/9. O Lord, in Thee Is
All My Trust/
10. Libera Nos/11. The Litany/
12. Fantasia [O Sacrum Convivium]/
13. Se Lord and Behold |
アラミレ
フレットワーク
デイヴィッド・スキナー(指揮) |
名手ぞろいの声楽とヴィオール
75’36’’
超一流の古楽演奏!
声楽アンサンブルの「アラミレ」とヴィオール・アンサンブル「フレットワーク」が共演した、トマス・タリスの作品集です。タリスが仕えていたイングランド王ヘンリー8
世の6 番目にして最後の王妃、キャサリン・パーをテーマに掲げ、悠久の音楽を聴かせます。
OBSCD 176 から訂正 2018/2/2 |
TYXART
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現代チェコの弦楽四重奏曲
ローランド・ライストナー=マイヤー(1945-):
弦楽四重奏曲第5番 Op.147
弦楽四重奏曲第6番『7つの臆病なバガテル』
Op.148
弦楽四重奏曲第7番『アリアドネ四重奏』
Op.151 |
ソイカ弦楽四重奏団 |
録音:2016年9月/77’15’’
世界初録音。1945 年生まれのチェコの作曲家、ローランド・ライストナー=マイヤーの弦楽四重奏曲を第5
番から第7 番まで収録。無調ながら美しい響きを模索するアダージョや、バルトークのような軽快なアレグロも登場。
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日本人のエコー 〜ドビュッシーへのオマージュ
1. ドビュッシー:前奏曲集第1 巻より 第11曲『パックの踊り』
2. 南聡(1955-):Soundprint No.4
3. ドビュッシー:前奏曲集第1 巻より 第6曲『雪の上の足跡』
4. 山口恭子(1969-):Die Entdeckung der
Freude im Schnee
5. ドビュッシー:前奏曲集第2巻より 第10曲『カノープ』
6. 藤井喬梓(1959-):Annotation on a Japanese
Lullaby
7. ドビュッシー:前奏曲集第2巻より 第1曲『霧』
8. 大村久美子(1970-):A travers le brouillard
9. ドビュッシー:前奏曲集第2巻より 第2曲『枯葉』
10. 莱孝之(1954-):Misty Stillness
11. ドビュッシー:前奏曲集第1巻より 第14曲『夕べの大気に漂う音と香り』
12. 宮木朝子(1967-):The Garden of Afterimage
II (Butterfly Pattern) |
デュオ・イマジナーレ |
色彩豊かにこだまするドビュッシー
録音:2016年10-11月/57’28’’
クラリネットとハープからなる「デュオ・イマジナーレ」によるアルバム。
自らアレンジしたドビュッシーの前奏曲と、6
人の日本人作曲家が手がけたドビュッシーへのオマージュ作品を収録。世界初録音。さまざまな色彩感覚が味わえます。
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<マイナー・レーベル歴史的録音・旧録音>
RELIEF
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CR 1926
(2CD)
\4400
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30歳のマズアによる快演。
ベルリン放送響との『オイリアンテ』
ウェーバー:歌劇『オイリアンテ』 |
ヘルベルト・ロスラー(ルートヴィヒ6 世:バス)
ゲルト・ルッツェ(アドラール:テノール)
インゲボルク・ヴェングロル
(オイリアンテ・フォン・サヴォイエン:ソプラノ)
シグリド・エックハルト
(エグランティーネ・フォン・ピュイゼ:メゾソプラノ)
ルドルフ・ゴンスツァール(リジアルト:バリトン)
ヒルベルト・カール(ルドルフ:テノール)
マーゴット・ドア(ベルタ:ソプラノ)
クルト・マズア(指揮)
ベルリン放送交響楽団、ベルリン放送大合唱団 |
録音:1957年/72’30’’、73’16’’
序曲こそ有名なものの、全曲盤はあまり数の無いオペラ『オイリアンテ』。
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<メジャー・レーベル>

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