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NAXOS(映像)
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2.110368
(DVD)
\2700→\2490 |
ヘニング・クラッゲルード
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲
第3番-第5番 他
1.オープニング
2.ヴァイオリン協奏曲 第3番の紹介
ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K216
3.第1楽章:Allegro
4.第2楽章:Adagio
5.第3楽章:Rondeau:Allegro
6.ヴァイオリン協奏曲 第4番の紹介
ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K218
7.第1楽章:Allegro
8.第2楽章:Andante cantabile
9.第3楽章:Rondeau: Andante grazioso-Allegro
ma non troppo
10.ヴァイオリン協奏曲 第5番の紹介
ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K219
11.第1楽章:Allegro aperto
12.第2楽章:Adagio
13.第3楽章:Rondeau:Tempo di Menuetto
14.アダージョ ホ長調の紹介
15.アダージョ ホ長調 K261
ボーナス:バックステージより
※カデンツァはすべてヘニング・クラッゲルード作 |
ヘニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)
ノルウェー室内管弦楽団 |
このアルバムに収録された3曲のヴァイオリン協奏曲は、どれも19歳の若き天才モーツァルトの作品ですが、古今の数多いヴァイオリン協奏曲と比較しても全く遜色のない出来栄えを誇っています。
感情溢れる第2楽章の美しさで知られる「第3番」、ザルツブルクの宮廷ヴァイオリニスト、アントニオ・ブルネッテイのために書かれたとされる「第4番」、18世紀のヨーロッパで大流行していた“トルコ趣味”が取り入れられた「第5番」は、どれもエレガントで洗練されています。
オスロ生まれのヴァイオリニスト、クラッゲルードは、各々の曲の紹介を加えながら丁寧にかつ流麗に演奏。才能ある作曲家でもあるクラッゲルードらしく、カデンツァは全て自作というところにも、彼の強いモーツァルト愛が感じられます。
収録 2015年1月29日 ライヴ Akershus Castle
Church (Slottskirke),Oslo, Norway 収録時間:97'33" 音声:ステレオ2.0/DD5.1 画面:16:9 REGION
All(Code:0) DVD…片面2層ディスク
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2.110353
(DVD)
\2700→\2490 |
クラッゲルード・プレイズ・クライスラー
1.オープニング
2.愛の悲しみ
3.「本日のコンサートにようこそ」
4.軍隊行進曲
5.道化役者
6.「12歳の時に」
7.オーカッサンとニコレット
8.「クライスラーが最終的に彼のキャリアを始めたのは」
9.ルイ13世のシャンソンとパヴァーヌ
10.L.クープランの様式によるラ・プレシューズ
11.プロヴァンス風の朝の歌
12.「クライスラーは広い範囲で成功を収めました」
13.メヌエットのテンポで
14.前奏曲とアレグロ
15.「クライスラーが管理した理由の一つは」
16.羊飼いのマドリガル
17.「クライスラーが4歳だった時」
18.兵士の行進曲
19.「クライスラーはいくつもの違うタイプの音楽を作曲しました」
20.エピソード
21.シンコペーション
22.「シシリエンヌとリゴードンは有名な作品です」
23.シシリエンヌとミュゼット
24.シシリエンヌとリゴードン
25.「クライスラーはハリエットと結婚しました」
26.アンダンティーノ
27.プレギエラ-祈り
28.「私たちはプログラムの終わりに近づいています」
29.ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
30.美しきロスマリン
31.「ありがとうございました」
32.スケルツォ
33.愛の悲しみ(アンコール)
34.クレジット
ニルス・トーレ・ルスによる編曲
ペーター・ヴォルフによる編曲…10.24.30.32 |
ヘニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)
オスロ・カメラータ |
オスロ生まれのヴァイオリニスト、クラッゲルード。作曲家、編曲家として、またジャズ・アーティストとのコラボも聴かせるマルチなアーティストです。このコンサートでは、普段使っているグァルネリではなく、銘器「クライスラー・ベルゴンツィ」(1740年頃制作)を用いての登場。このヴァイオリンはもともとクライスラーが所持していた楽器で、クラッゲルードは強い共感と親しみを持って愛すべき小品を演奏しています。
また、曲間には彼自身のナレーションで、クライスラーの生涯と作風、そして「なぜクライスラーは自作を過去の作品と詐称したか」などの興味深い事象を紹介することで、クライスラーへの理解を深めることに成功しています。
収録 2011年11月1日 the‘Old Lodge’,
Oslo, Norway 収録時間:100'47" 音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1 画面:16:9 REGION
All(Code:0) DVD…片面2層ディスク |
何度でもご紹介します。
ヘンニング・クラッゲルードのシベリウス! |
(かれこれ12年も前のコメントから・・・)
NAXOSは毎月、3ヵ月後くらいにリリースされるCDのハイライトを収録したサンプルCDを送ってくる。
流し聴きして、印象に残ったものはチェックする。
わずか2、3分とはいえ、すごい演奏、すごい音楽というのはさすがにピピンとくる。しかし聴いた瞬間のけぞって、泡吹きそうになり、いきなり代理店に電話して未発売のCDを無理やりドイツから取り寄せてもらったのは今回が初めてである。
ヘンニング・クラッゲルードというヴァイオリニストのシベリウスのヴァイオリン協奏曲。
すごい。
ほんとにすごい。
この曲には数々の名演があり、最近ではCD−Rで紹介したブスタボやクレーメル、トゥルバン、CDならムター、ヘンデル、フリード、イグナティウス、ウィックスと恐るべき名演がひしめく。ちょっとやそっとの演奏ではなかなかそのすさまじい集団に入り込むことはできない。
ところが・・・。
ヘンニング・クラッゲルード。1973年オスロ生まれ。いかにも北欧系の美青年である。
ウィックスなどに師事したあと、1992年にデビュー。地元で活動しながらいくつかの賞を取りつつ、1998年にカーネギー・ホール・デビュー。2000年には北欧系のオケと数多く共演、翌年には全世界各地で公演している。協奏曲ではベルグルンド、ザンデルリンク、ヤンソンス、ドミトリエフ、I・フィッシャー、ラザレフ、室内楽ではアンズネス、アルゲリッチ、カプコン、コヴァセヴィチ、モルク、ウィスペルヴェイなど超一流と共演してきた。
クラッゲルードといえば、3、4年前に同じNAXOSから「ノルウェー・ヴァイオリン名曲集」というアルバムをリリースして、ベストセラーになった記憶がある。が、それ以来とくに名前は聞かなかったような気がする。そのアルバムはノルウェーの知られざる美しいヴァイオリン作品を集めたもので、北欧ファンばかりでなく一般ファンからも大いに受け容れられた。
そのアルバムはまさにクラッゲルードのためのアルバム。
超・超絶技巧となるシンディングの作品もすごいのだが、ブルやハルヴォルセン、スヴェンセンたちの作品に抒情と憂愁と激しい情熱をこんなにも心込めて音楽に注ぎ込めることができたのは、まさにクラッゲルードだったからこそ。美しい作品にも注目が集まったが、やはりクラッゲルードのヴァイオリンに話題が集中した。
・・・だが、20代半ばの青年らしい清潔で若々しさに満ちた素敵な演奏ではあったが、そこに人生を変えさせるようなおそるべき魔性は存在しなかった。
しかし、あれから6年。
クラッゲルードが放った最新作は、まさしく魔性というにふさわしい特別ななにかをまとっていた。
・・・今回のシベリウス。技巧は完璧。
しかしそんなことはどうでもいい。このヴァイオリニストの放つ強烈、且つ甘美なエネルギーに魅せられたのである。
ヴィオラ・ソリストとしても活躍しているからなのか、ヴァイオリンとは思えないような野太い音。一音一音に込めるずっしりとした思いのようなものが伝わってくる。それは早いパッセージでも同じで、決して安直に弾き流さない。
ジェラール・プーレも同じように一音一音を大事に弾くが、プーレが軽快なのに対してクラッゲルードは重い。
グルベルトも同じように一音一音を大事に弾くが、グルベルトが殺気立っているのに対してクラッゲルードはもっと颯爽としている。
そのずば抜けた存在感は単なるマッチョな太さや、根暗な鈍重さからくるものではない。なんだかスケールのでかさを感じさせる安心感。男が惚れる男気のようなものか?
とにかくかっこいいのである。
こんなにも重厚で颯爽としていて、そしてセクシーなシベリウスは初めて。
この曲は男には弾けない、となんとなく思っていたが(クレーメルのライヴCD-Rやトゥルバンの演奏があってもなお)、今回完全に撤回する。
あのベストセラー・アルバム「ノルウェー・ヴァイオリン名曲集」から6年。クラッゲルードは音楽を愛する気持ちはそのままに、ひとまわりもふたまわりも大きくなって、男らしくなって我々の元に返ってきたのである。
ちなみに続くシンディングがまた美しく切ない作品。シベリウスやメンデルスゾーン、ブルッフなど古今の名作をひっくるめたような作品だが、もちろん独立した作品としても十分な傑作。なんとなく聴いたことがあると思って誰の演奏で聴いたんだろうとカタログを見たら、完全な錯覚だった・・・・なんと競合盤は1枚もなかった。ひょっとしたら初CD化なのか?クラッゲルードのヴァイオリンはここでももちろん縦横無尽。この無名の名作を華麗に美しく仕立て上げる。
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ジェラード・シュワルツ(指揮) オールスター・オーケストラ
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「オールスター・オーケストラ」は30以上のアメリカのオーケストラから選抜された奏者たちが、ジェラード・シュワルツの下で様々な音楽を演奏するというプロジェクト。
定番の有名曲から、アメリカの作曲家による新作の世界初演まで、あらゆる曲を完璧に演奏することで知られています。
ニューヨーク、マンハッタンセンターのグランドボールルームで、19台のカメラを駆使してハイヴィジョン撮影が行われるという彼らの演奏会「サミット」は1年に1回開催され、21世紀のシンフォニック・エクスペリエンスとして記録されています。
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2.110350
(DVD)
\2700→\2490 |
【プログラム5:音楽に見る絆】
1.ブラームス(1833-1897):大学祝典序曲 ハ短調
Op.80
2.シューマン(1810-1856):交響曲 第3番 変ホ長調「ライン」Op.97
【プログラム6:現代に息づく芸術】
1.ダニエルプール:ピアノ協奏曲 第4番「英雄の旅」-第3楽章
2.サミュエル・ジョーンズ:チェロ協奏曲
3.ヨーゼフ・シュワントナー:ヴァイオリンのための独白「詩人の時」
ワン・シャイン(ピアノ)…1
ジュリアン・シュワルツ(チェロ)…2
イェフゲニー・クティク(ヴァイオリン)…3 |
ジェラード・シュワルツ(指揮)
オールスター・オーケストラ |
プログラム5では、ロベルト・シューマンとブラームスの関係を、シューマンの妻クララの存在を通して探求します。クララは自ら優れたピアニストであると同時に、夫と若き友人それぞれに強いインスピレーションを与え、いくつもの優れた作品が生まれました。
プログラム6は、現代における「協奏曲」の誕生までのプロセスが描かれています。アメリカの3人の作曲家と、優れた若手ソリストのインタビューも収録されています。
収録 2012年8月 ライヴ the Grand Ballroom,
Manhattan Center, New York 収録時間:本編114分 音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1 画面:16:9 REGION
All(Code:0) DVD…片面2層ディスク |
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2.110351
(DVD)
\2700→\2490 |
【プログラム7:音楽の心への衝撃】
1.チャイコフスキー(1840-1893):交響曲 第4番
2.ディヴィッド・ストック(1939-2015):Blast!
【プログラム8:マーラー:愛、悲しみ、そして超越】
1.マーラー(1860-1911):歌曲集「若き日の歌」(抜粋)
ナンシー・モルツビー(メゾ・ソプラノ)
2.マーラー:交響曲 第2番 ハ短調「復活」-第1楽章
3.オーガスタ・リード・トーマス(1964-):Of
Paradise and Light 楽園と光
4.バーナード・ランズ(1934-):Adieu さようなら |
ジェラード・シュワルツ(指揮)
オールスター・オーケストラ |
プログラム7は、チャイコフスキーの「交響曲第4番」を通して、彼の激動の人生を探ります。また、ストックの「Blast!」は「交響曲第4番」の印象的なファンファーレにインスパイアされた小品です。
プログラム8はマーラーの情熱について。リュッケルトの詩による歌曲では、愛と自然が描かれ、「交響曲第2番」では、彼が終生取りつかれていた「死への概念」が表現されています。
これらの主題は、トーマスの「楽園と光」、ランズの「さようなら」でも聞き取ることができます。
収録 2012年8月 ライヴ the Grand Ballroom,
Manhattan Center, New York 収録時間:本編114分 音声:ステレオ2.0/DD5.1/DTS5.1 画面:16:9 REGION
All(Code:0) DVD…片面2層ディスク |